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北海道 国政・地方政治スレ

1584OS5:2023/04/25(火) 21:38:35
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/837342/
<誕生大泉市政 函館市長選 圧勝の先に>下 目を引く公約 実現に責任
2023年4月25日 21:21
 「16年前の市長選と似ている。すごく危機感を抱いている。あの時は経済界の支援を得た現職に新人が圧勝した」。函館市長選の告示翌日、現職の工藤寿樹氏の集会で自民党の応援弁士はこう述べ、工藤氏への投票を訴えた。
 2007年の市長選は政党や経済界の支援を受けた現職の井上博司氏と、前助役の西尾正範氏の師弟対決だった。西尾氏は井上氏が市内有力者と癒着していると批判し、草の根選挙を掲げて大勝。自民、公明両党や経済界が支援した工藤氏に大泉潤氏が圧勝した今回と、確かに共通点がある。
 西尾氏は就任後、経済界との関係修復に時間がかかり、市議会でも公約などを巡り厳しい追及を受けた。市民には市政が停滞していると映り、西尾氏は4年後の選挙で工藤氏に敗れた。
 大泉氏にも、いばらの道が待ち受けているのか。市職員として西尾市政の姿を見てきた大泉氏は「当初から選挙後にしこりが残らないよう留意してきた」(周辺)という。工藤氏を批判する際も感情的にならないよう努め、選挙戦では「分断を繰り返す時代は終わった」と融和を強調してきた。
■強みは市民の支持
 大泉氏にとって強みは、過去最多9万8174票に上る市民の支持だ。高い求心力を得た中での船出となり、陣営幹部は「工藤氏を支持した勢力とも、すぐにうまくいく」とみる。実際、経済団体幹部は「市とは一体で連携してやっていくものだ」と協力姿勢を示す。
 自民、公明も対決路線を取らないとの観測がある。北海道新聞の出口調査によると自民、公明支持層の7割超が大泉氏に流れた。投開票の翌朝には、市議選でトップ当選した自民市議が大泉氏の事務所を訪れ「良かったですね」とあいさつした。公明党函館総支部の茂木修支部長は取材に対し「公明支持層にも市政を変えたいと思った人が多かったのだろう」と語った。
■「乗り入れ」高い壁
 関係者の関心は、むしろ大泉氏の公約の行方に向いている。注目を浴びるのが新幹線の函館駅乗り入れだ。新函館北斗―函館駅の線路にレールを1本加え、新幹線が走行できる線路幅とし、東京発のミニ新幹線を新函館北斗から函館に走らせる方式を想定。経費は75億円との試算を示す。
 だが市役所内にはハードルは高いとの見方が多い。レールの敷設工事中、貨物を含む列車を運休せざるを得ないという問題がある。工藤氏も選挙戦で、大泉氏は車両製造費や運行にかかるJR北海道の赤字に触れていないとし、国や道の協力は得られないと指摘。大泉氏を支持した立憲民主党の道議も否定的で、自民の国会議員も「大泉氏に無理だと伝えたい」と話す。
 大泉氏は課題や経費、ニーズについて、年度内に調査結果を発表する意向だ。公約はあくまで「乗り入れに関する調査実施」であり、「乗り入れ実現」ではないが、「目玉公約なのだから『調査したけど無理でした』では済まされない」(有力経済人)との声もある。
 公約では、ふるさと納税を年間100億円に増やし、五稜郭の世界遺産登録を目指すとも訴えた。目を引くものを並べた形だが、市民の多くの負託を受けただけに責任は重い。市幹部は西尾市政も念頭に「函館の人はすぐ飽きる。大泉市政も支持されるのは1、2年だろう」と漏らす。大泉氏はこうした見立てを、政策の実現で覆せるだろうか。(宮木友美子)


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