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北海道 国政・地方政治スレ

1559OS5:2023/04/19(水) 22:11:46
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/98233.html
2023年4月18日特集記事
13回連続無投票の村長選「選挙はこりごり」二分された村の禍根
半世紀“無風”
4年に一度の政治決戦、統一地方選挙。
北海道初山別村の村長選挙は今回で13回連続の無投票となり、半世紀近くにわたって無投票が続いている。
なぜここまで長く無投票が続くのか。
調べてみると、最後に行われた52年前の村長選挙が地域社会に深い禍根を残したようで…
(海野律人、土田史世)

最後の村長選は52年前
写真:日本海に面した初山別村
札幌市から北へおよそ200キロ。
北海道の北西部に位置する初山別村は、日本海に面した漁業と酪農が基幹産業の村だ。
かつてはニシン漁で栄えた村も過疎が進み、ピーク時に6000人近くあった人口は約1100人にまで減った。北海道内の市町村の中で4番目に少ない。
この初山別村の村長選挙が選挙戦となったのは、今から52年前の昭和46年(1971年)で、以来、半世紀近く無投票が続いている。

表:無投票の村長は江良重太郎5期20年(2期目から無投票)、阿部稔4期16年、宮本憲幸5期目へ
村を二分した選挙戦
現地に足を運び、村民に無投票が続いている理由を尋ねると「村には和を乱す選挙を避けようとする傾向がある」と多くの人が口をそろえる。

選挙戦で何があったのか。
“直近”の選挙であっても、行われたのは52年前。投票した経験がある村民は最年少でも72歳になっている。
当時を知る、初山別村の元村議会議員、成田邦好(87)に話を聞くと、選挙は村の教育長と地元農協の幹部の新人どうしの一騎打ちだったという。村民の関心は高く、投票率は97パーセントにも上った。
選挙戦は苛烈を極めたという。

元村議会議員 成田邦好さん
(元村議会議員 成田邦好)
「選挙当日はすごかったよ。お祭り以上だった。村人全員が出てきたんじゃないかな。相手候補の地盤の集落に入ろうとしても、門番みたいな人がいてなかなか入れてもらなかった。誰がどちらに票を入れようとしているのか、情報をつかむために随分張り込みをしたよ。“相手方に寝返ろうとしている”なんて情報が入ったら、見張りに行ったもんだ」
選挙が終わるやいなや、村には多くの刑事が訪れ、連日、捜査が行われたという。

写真「羽幌タイムス」選挙違反ついに候補も組合長も逮捕十人に
地元紙「羽幌タイムス」(2021年廃刊)は、公職選挙法違反の疑いで候補者本人やその兄弟、陣営の幹部など、選挙関係者が相次いで逮捕されたと伝えている。
(元村議会議員 成田邦好)
「村の人はみんなびっくりしたのでは。逮捕者があんなに出るなんて考えてもいなかったからね。激しい選挙戦で小さな村が二分されてしまった。その反動から“もう選挙はこりごりだ”という空気が村全体を覆い、今日まで無投票が続いていると思うね」

今日まで残る禍根
「無難に」「地域の和を乱さないように」
そうした村の“空気”が反映されてか、選挙戦はそれきり行われていない。
無投票は昭和から平成を飛び越えて令和の時代まで。


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