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北海道 国政・地方政治スレ
320
:
チバQ
:2010/10/09(土) 20:56:12
http://mainichi.jp/hokkaido/jichisaiko/news/20100929ddr041010005000c.html
自治再考:道議会の実像/2 答弁調整 演出された「議論」
◇質問内容の「丸投げ」も
開会中の第3回定例道議会の本会議場。道議の一般質問に、高橋はるみ知事はペーパーを見ながら、流暢(りゅうちょう)に答える。知事が答弁に窮する場面はない。「答弁調整」で、道議の質問と知事の答弁の内容を事前にすり合わせているからだ。
答弁調整は知事が答弁に立つ本会議だけではない。道の部長や課長らが答弁する各種委員会でも常態化している。道議にとっては、道側から前向きな回答を引き出し、有権者にアピールできるというメリットがあるが、道側も道議の質問の詳細を知り、対処することが容易になる。
与党の中堅道議は07年12月の道議会で先輩議員の質問を聴き、驚いたことがある。中堅道議は道教委の施策を批判する質問を予定していた。質問の再考を求める道教委の要求を断り、着々と準備していた時、一般質問に立った先輩議員が同じ施策を褒め上げる質問を行った。同じ会派の自分が180度異なる質問はしづらい。「批判をつぶすため、先輩議員に泣きついたな」。中堅道議は自身の質問を取り下げざるを得なかった。
◇ ◇
答弁調整は83年、革新系の横路孝弘氏(現衆院議長)の知事就任後に始まったとされる。議会多数派の保守系対策が理由で、一字一句まですり合わせた。その後、政策決定や議論過程の透明化が求められる時代となり、高橋知事は03年の初当選時に答弁調整の廃止を公約した。一字一句の調整はなくなったものの、双方ともにメリットのある慣習は続いた。
道議や道幹部によると、道職員に質問の文面を書かせたり、「○○部で何か(質問は)ないか」と質問内容さえも道職員に丸投げする道議がいる。
ある道幹部は「本来は議員が持つ『調査権』を使って情報を集めて質問を作るべきだが、実際にそうしている道議は少ない」と指摘した上で、「有権者が選んだ『先生』だから大事にしなきゃいけないけど、道側の方が圧倒的に情報を持ち、優位な立場だ」と、余裕の表情で話した。
◇ ◇
100年続いた支庁制度を再編する条例改正案が可決された09年3月の道議会。道側と議会側の意見が合わず、5日間にわたって会期を延長したが、実質審議はわずか2日間。大半の時間は答弁調整に費やされた。
北海道大公共政策大学院の元教授(公共経営・地方行財政改革)で地方公共団体金融機構の木幡浩資金部長は「密室での答弁調整で、議会議論が有権者に分かりづらくなっている。政策の問題点や思いを率直にぶつけることで、生きた政治が行われるようになる。答弁調整せず、真剣勝負の議論をしなければダメだ」と指摘する。
菅改造内閣の総務相に就任した片山善博・前鳥取県知事に07年、「ほとんどの地方議会で八百長と学芸会が行われている。一番ひどいのは道議会」と名指しで批判された道議会は今も、議員控室などで道議と道職員の密談が続いている。=つづく
毎日新聞 2010年9月29日 北海道朝刊
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