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北海道 国政・地方政治スレ

426チバQ:2011/03/09(水) 23:38:39
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110305/elc11030500310000-n1.htm
【地方異変シリーズ3・「自治力」とは】
(上)「維新」から取り残された街の教訓
2011.3.5 00:29 (1/4ページ)
 「減税を応援したい」

 2日夜、電話から聞こえる国会議員の声に、名古屋市長の河村たかしは大きな前進を感じ取っていた。

 相手は民主党衆院議員の佐藤夕子。河村の元秘書で“子飼い”とはいうが現職国会議員の参加は、河村率いる「減税日本」に大きな力を与えた。電話の翌日に、佐藤は離党届を提出した。

 「党を除名になった方が、選挙が戦いやすい」

 都内の民主党区議は、党が処分をちらつかせるのを喜ぶかのように、河村と並ぶ選挙ポスターを狙う。

 大阪府知事、橋下徹のもとに駆け寄る政治家も後を絶たない。橋下の「大阪維新の会」にあやかろうと、「維新」を名乗るグループが林立する。

 4月の統一地方選、そして衆院解散を見据え、生き残りをかけた戦いが続く。


喧噪から遠く


 東京から北に800キロ。北海道夕張市には永田町の喧噪(けんそう)は届いていない。

 表通りの飲食店。客待ちをする経営者の男性(76)はポツポツと愚痴をこぼした。「上下水道代が高い。夫婦2人なのに月1万円近くかかる」

 夕張は平成19年に財政破綻した。市税収入は年9億円だが、今後15年間に返済する借金は約322億円。

 そのために市民税と固定資産税は増税。下水道料は値上げ、小学校は7校から1校に統合し、除雪回数は減り、市営トイレは廃止。職員も5割以上減った。

 男性は5年前を思いだしていた。破綻を告げる住民説明会。罵声の中で「孫や子に責任を負わせるのはかわいそう」との声が出た。

 夕張には「減税」も「維新」もなく、負担を先送りしないための究極の行政サービス削減だけが残っていた。

 夕張の教訓から何を学ぶべきなのか。自治体運営に本当に必要な力は何なのか。まず「財政均衡力」から検証する。


なかった財政均衡


 JR夕張駅から小高い丘に車を走らせると、テーマパーク「石炭の歴史村」が見えてくる。

 石炭とともに栄えた。最盛期の鉱山は24カ所、人口10万人超。市民の8、9割が何らかのかたちで鉱山に関わっていた。

 石炭産業が斜陽になると観光に活路を求めた。昭和54年から平成15年まで、市長を6期務めた中田鉄治(故人)は「石炭の歴史村」整備のほか、2年に映画祭「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」に着手。自治省(当時)から「活力あるまちづくり優良自治体」と表彰された。

 「大半の職員は財政状態を知らなかった。もちろん市民も知らされていなかった」。夕張の財政担当者が話すように、当時の夕張に財政均衡力は皆無だった。

 なぜそうなったのか。


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