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北海道 国政・地方政治スレ

379チバQ:2010/12/26(日) 18:43:26
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20101226ddlk01010099000c.html
自治再考:札幌市政の検証/5止 上田市長、単独インタビュー /北海道
 ◇「市民自治」成果を強調 ごみ有料化で370億円節約
 来年4月に行われる札幌市長選で、3選を目指して立候補を表明した上田文雄市長が毎日新聞の単独インタビューに応じ、2期目の市政運営を振り返った。上田市長はごみ減量化の成功などを挙げ、自身が掲げてきた「市民自治」の成果を強調した。反対から容認に方針転換した都心部と札樽道を結ぶ「都心アクセス強化道路」については「札幌の都市機能を生かすためだ。経済界にスタンスを移しているわけではない」と説明した。

 −−基本理念に掲げている「市民自治」は実現できましたか。

 ◆(09年7月から始まった)家庭ごみ収集の有料化で、市民が廃棄物処理に責任を感じるようになり、ごみの減量につながった。新しい清掃工場が不必要になり、建設費用370億円が浮いたのは市民の力だ。改革の出発点として、市民自治はまず考えるべき理念だと思っている。

 −−市民が参加した札幌版事業仕分けには批判もありました。

 ◆廃止判定は一つの意見であり、最終判断ではない。(廃止判定された)市保養センター駒岡の存続を求める意見があっていい。仕分け対象の事業を選定した職員と、選定された事業の担当職員は対立関係にあり、内部的な議論で真剣なバトルがある。「役人自治」でもなんでもない。事業が必要であれば、運営の仕方など存続のあり方を議論すればいい。

 −−都心アクセス強化道路は前回市長選で自民系候補が掲げた公約でした。なぜ容認に転じたのですか。

 ◆当時反対したのは、建設費用を安くするため乗用車しか通れない道路を造るという案だったからだ。観光バスなどが通れる道路なら必要だ。また、札幌には経済、金融、知的財産の拠点が集中している。道民全体で札幌の都市機能を生かすには、札幌の都心部と高速道路を接続することが大事だ。(選挙のために)経済界にスタンスを移しているということではない。

 −−市長政策室を新設し、職員との溝は埋まりましたか。

 ◆市長政策室に指示しておけば各部局に伝わるし、情報も集まってくるので、気分的にはかなり楽になった。就任1年目は話もしたくないという職員も何人かいたが、やめてもらった。今は根本的な発想の違いで職員と私が対立することはない。

 −−生活保護世帯が急増し、財政を圧迫しています。

 ◆生活保護世帯が増えた背景には、高齢化問題などさまざまな要素がある。私の経済対策が失敗したから増えたという一部の指摘は誠に乱暴だ。働ける能力があっても仕事がない人も多い。新産業を興して仕事を提供していくことが解決策の一つだ。

 −−財政が硬直化している中で、今後どのような経済対策をお考えですか。

 ◆成熟した都市で大型公共事業をどんどんやっていくことはおかしい。ただし、特別養護老人ホームの建設など小規模な公共工事を行えば、経済対策と福祉対策になる。少子高齢化社会の中、経済対策も総合的に判断していかなければならない。=おわり(この企画は田中裕之、木村光則、高山純二が担当しました)


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