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北海道 国政・地方政治スレ
756
:
チバQ
:2015/01/06(火) 06:10:58
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141225ddm041010118000c.html
自治はどこへ:2015年統一選 定数減り負担増で拍車 「欠員無投票」昨年4件
毎日新聞 2014年12月25日 東京朝刊
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自治体議員選の無投票増加問題で、立候補人数が定数を下回り、欠員を抱えたまま無投票となる事態(欠員無投票)が、昨年3月の長野県野沢温泉村議選(定数8)を含め昨年1年間に4件起きていたことが分かった。取材すると、議員のなり手がいないため定数を減らし、1人当たりの負担が増え、ますますなり手がいなくなる−−という悪循環が浮かんだ。欠員無投票は地域の衰退が進めばさらに広がる可能性がある。【和田浩幸、長田舞子】
他に欠員無投票だったのは、北海道の積丹町議選(定数9、昨年9月)と剣淵町議選(定数10、同11月)、長野県高山村議選(定数12、同9月)。公職選挙法は、欠員が定数の6分の1を超すと補充の再選挙を課すが、3件は野沢温泉村議選と同様、いずれも欠員1で再選挙は免れた。
「1人でも欠席すると常任委員会で話し合いができない」。定員に1人足りない9人でスタートした剣淵町議会の大河邦晃議長(71)は、ため息交じりに言う。
町議会では二つの常任委員会を5人と4人で分担。4人の委員会では、欠席者が出ると正副委員長以外の委員が1人となる。
大河議長は昨年11月告示の選挙に出ず身を引くつもりだったが、町選管委員長に「再選挙は避けたい」と引き留められた。欠員2なら再選挙になる。自身も4〜5人に出馬を促したが断られ、やむなく立候補を決断した。定数が減ってなり手が見つけにくくなる悪循環を指摘するのは、4期目の高橋毅町議(67)。初当選時の定数は16だったが、どんどん削減され、昨年の選挙では40〜60代の比較的若い世代も議会を去っていったという。
野沢温泉村議の一人も「欠員1で、議長を除くと議員は6人。責任が重い。採決を欠席すれば賛否が逆転してしまうこともある。熱が出ても行かなければならない」と言う。
こうした悪循環に加え、議員報酬の低さも担い手不足を加速させる要因だ。
全国町村議会議長会によると、役職のない町村議の報酬の全国平均(昨年7月現在)は月額約21万円。積丹町議会は月の手取りが約14万円で、議員の一人は「議員報酬だけでは暮らせない。そんな状況で若い人に『出てくれ』とはとても言えない」と打ち明けた。
一方、昨年9月の北海道士別市議補選(改選数1)では、告示されたが時間内に立候補者が現れなかった。欠員1は市議会の定数20の6分の1を超えず、再選挙にならないまま現状維持となった。この補選を含めると、昨年1年間に無投票となった選挙計71件の7%が定数や改選数を下回ったことになる。
◇議員、軽視され苦悩
無投票それ自体が地方自治に及ぼす影響も深刻だ。有権者が1票を行使する機会を奪うだけでなく、議員の側も「住民から選ばれた代表」という正統性を手にすることができず、苦しんでいる。
欠員無投票となった高山村の畔上(あぜがみ)孝一村議(70)は、「無投票だから村民に何を言っても響かず、何もできない」と危機感を募らせる。野沢温泉村議の一人も「無投票なら『誰がやっても同じ』『あんな議員いらない』と言われる。自分自身も村民の負託がどれほどか知ることができず、目標も分からなくなる」と話す。
前回の統一地方選があった2011年から直近の13年までの間にあった市区町村議選の結果を都道府県別に調べたところ、無投票の割合は長野県が全国トップの35・5%(76選挙のうち無投票は27)だった。2位は北海道の30・9%(191のうち59)。欠員無投票は、両道県で昨年相次ぎ、3位以下への波及が懸念される。
一方、無投票ゼロは東京(選挙数64)と大分(19)、香川(13)。無投票の割合は全体に農村部で高く、政令市などを抱える都市部で低い。【和田浩幸】
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