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北海道 国政・地方政治スレ

979チバQ:2015/05/10(日) 20:53:31
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/s_mayor_akimotoshiseinoshinro/2-0025563.html
秋元市政の針路 12年ぶり新市長
<中>継承どこまで 経済界や道と協調狙う
04/16


札幌市長選で当選が確実になり、上田文雄市長(右)から祝福を受ける秋元克広氏
 「市民とともにまちづくりをしていくことと、人を大事にする市政はしっかり引き継ぎたい」。15日、札幌市役所で市長選の当選証書を受け取った秋元克広氏(59)は、記者団に上田文雄市政から継承する点を問われ、こう答えた。

■上田氏に「感謝」

 秋元氏は12日夜、当選が確実になった後、選挙事務所で「上田市長にあらためて感謝を申し上げ、しっかり次につないでいきます」と述べ、駆け付けた上田氏に頭を下げた。あいさつで名前を挙げて謝意を示したのは、上田氏だけだった。

 秋元氏は1月、上田氏から事実上の後継指名を受けた。陣営の経済人にはリベラル色が強い上田氏が前面に出ることに慎重な意見もあったが、無党派層の取り込みが課題に浮上すると、上田氏は連日、秋元氏の遊説に同行。陣営内で「どっちの選挙か分からない」とささやかれるほどの熱の入れようだった。

 秋元氏は2003年、初当選した上田氏の初登庁を秘書課長として出迎えた。44年ぶりの民間出身市長として「市役所改革」を掲げた上田氏は、市職員とたびたび対立。秋元氏は両者の間に入って、調整役を務めた。

 上田氏は09年に市長政策室を新設した際、1年前に南区長に送り出した秋元氏を呼び戻し、室長に任命。12年には副市長に指名し、秋元氏は上田市政を中枢で支えてきた。

 秋元氏は財政規律の重視や、市民が市政に参加する「市民自治」の推進など、上田市政の基本政策の多くを踏襲する姿勢を見せている。一方で、理念型と評される上田氏と、調整型とされる秋元氏の政治姿勢には、違いもにじむ。

 上田氏が反対の立場を明確にしてきた北海道電力泊原発(後志管内泊村)の再稼働では、秋元氏は「安全性が確保されるまではすべきではない」と微妙な言い回しにとどめている。

 さらに秋元氏は、経済界や道との関係改善を狙う。

 上田氏は、市発注事業の受注業者で働く労働者の賃金下限額を定める公契約条例の制定を目指したが、経済界の反発を受け、市議会で否決された。4選を決めた高橋はるみ知事とも、震災被災地のがれき受け入れや、北海道エアシステム(HAC)への共同出資問題でたびたび対立した。

 これに対し、秋元氏は公契約条例制定にこだわらない姿勢を見せており、17日には市長選で本間奈々氏(45)の支援に回った札幌商工会議所の高向巌会頭にあいさつに出向く。高橋知事にも「いつでも連絡が取り合える関係を築きたい」と呼びかけている。

■市職員は「歓迎」

 上田氏が就任するまで44年間、市職員OBが務めてきた札幌市長の座。12年ぶりの市職員出身市長の「復活」に、市幹部は「上田市長は役所の論理を理解してもらうのが大変だったが、秋元氏なら安心感がある」。

 豊富な行政経験が役所の論理の横行や、なれ合いにつながらないか。秋元氏が強調する「市民の目線」が問われることになる。


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