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北海道 国政・地方政治スレ

758チバQ:2015/01/09(金) 01:07:45
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150106ddlk01010109000c.html
選択の構図:’15知事選/上 自民との駆け引き 慎重論くすぶった道連 /北海道
毎日新聞 2015年01月06日 地方版

 ◇幹事長と会談、地ならし
 昨年11月26日夜。札幌市中心部の新名所「赤れんがテラス」のイタリア料理店で、個室のテーブル席に向かい合う男女がいた。緊張した面持ちで口火を切ったのは、自民党道連の柿木克弘幹事長(46)=道議=だった。

 「4選に批判的な一部の道議や国会議員の思いも背負い、この会談に臨んでいる。北海道の特性を踏まえた独自政策の発信、国に対して力強く訴える提案力、地域重視の視点に立った大胆な発想の転換。4選を目指すからにはこういう姿勢で取り組んでいただきたい」

 会談を持ちかけたのは高橋はるみ知事(61)だった。公の場で自らの4選出馬への明言を避けてきた高橋知事が、きっぱり言った。

 「3期12年が一つの区切りで、若い人に託すことも考えた。だが、やり残した課題や道半ばのものがいろいろあり、今バトンタッチするのは無責任。私の手で成し遂げて次の方に引き継ぎたい」

   ◇  ◇

 高橋知事の4選出馬を巡っては、知事を支える自民党道連内で慎重論がくすぶってきた。道連が3期にわたる高橋道政を検証した「公約検証・作成特別委員会」の報告書は、公表されていないものの「知事に相当厳しい内容」(道連幹部)とされる。一部の幹部の間では「知事は何もやっていないから批判も少ない」「議会で知事の答弁を聞いていても、将来展望が何も感じられない」など、高橋知事の4選出馬を疑問視する声も根強かった。

 昨年5月には、道連の吉川貴盛会長代行(64)=衆院議員=が党支部の集会で「首長というのは3期12年がベストだと思っている」と発言。柿木幹事長も6月に自身の後援会の会合で「4期は長いのではないか。知事の将来ビジョンを聞いて(4選支持を)慎重に判断したい」と述べて高橋知事をけん制した。

 「慎重派」の間では一時、高橋知事に代わって道連の伊東良孝会長(66)=同=の擁立を模索する動きもあった。だが、7月に伊東会長が記者団に高橋知事の4選支持を明言すると、道連内で容認論の動きが一気に加速。知事の「後見人役」とされる町村信孝衆院議長(70)も、公の場で4選出馬への期待感をたびたび表明した。

 そんな中、高橋知事は柿木幹事長との会談で「知事の道政や道民に対する思いを感じ取ることができた。4選を支援する方向で道連内を取りまとめたい」との言葉を引き出すことに成功。昨年12月の衆院選では、吉川会長代行が出馬した道2区(札幌市北・東区)を含む道内全小選挙区で自民・公明候補の応援演説を行い、連携ぶりをアピール。4選出馬に向けた地ならしを着実に進めていった。

   ◇  ◇

 当初、知事の4選支持に慎重な構えを見せていた柿木幹事長は「会談では知事に相当厳しいことも言ったが、(4選支持の判断に)時間をかけたことで、我々の思いが知事にしっかり伝わった」と成果を強調。高橋知事は4日の出馬表明会見で自民との連携について問われ、「他県と違い、広大な北海道では政党との連携がないとポスター一つ全道の有権者に示すことができない。推薦なり支援をいただける皆さまとはしっかり連携したい」と答えた。

 自民党との駆け引きの末、4選に向けた出馬環境を整えた高橋知事。ある自民道議は「自民党が推薦してきた知事なので、知事本人が出るか出ないかを言わない限り慎重派は動きを取れない。意思表示を遅らせたのは知事の戦略」と見る。

 自民党の対応についてはこう解説した。

 「(4選支持への)慎重論が消えたわけではない。ただ知事は道民に人気があり、ツーショットのポスターを作って道議選を戦えば自分たちに有利になる。心の中で思うところはあっても、大人の対応をするのが自民党だ」

  × × ×

 道政史上初の4選に挑む高橋知事を軸に、知事選(3月26日告示、4月12日投開票)へ向けた動きが本格化してきた。北海道の進路を決める4年に1度の選挙戦を前に「選択の構図」を描く。


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