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2004年米国大統領選スレ

146さむらい:2005/02/24(木) 01:36:30
>>145
「大学で何を専攻してるんだ?」と訊かれて
「政治を専攻してる」と言ったんで
「ブッシュは好きなのか?」と訊かれたんだと思います。
別にそんなに平気で訊いたりはしないですよ。
信仰する宗教は訊かれてないです。

147とはずがたり:2005/02/24(木) 03:50:41
>>146
なるほど。
流石にそんなに平気で訊いたりはしないんですねぇ。

148杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2005/02/24(木) 09:04:44
>>147
早大のChutorial Englishでネイティブの方に言われたんですけど、アメリカでは政治的スタンスを人に聞くのは一種のタブーになっているみたいです。
保守とリベラルで極端に走り易く、たびたび"激論"になるからでして。

[My HP] http://politics.mtcedar.com/

149名無しさん:2005/03/12(土) 19:42:28
今から考えるとこの事件が大統領選を左右しましたね。
いわゆる同性愛、児童虐待という社会問題に対して保守側が道徳的価値観の重視を訴えて支持を広げたのに対して
リベラル側がなにもできなかったですから。

ジャクソン裁判、原告少年が虐待経験を証言
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050311-00000949-reu-ent

 [サンタマリア(米カリフォルニア州) 10日 ロイター] 少年への性的虐待罪などに問われている米歌手マイケル・ジャクソン(46)の公判で10日、被害者とされる原告の少年(15)が、裁判の核心である性的虐待経験について証言した。
 少年は少なくとも2度にわたって、ジャクソン被告から性的虐待を受けたと主張。
 最初は2003年2月、ジャクソン被告に密着取材した英ドキュメンタリー番組の放送から数週間後のことで、2度目はその数日後だった。少年は当時、被告の自宅兼遊戯施設「ネバーランド」に滞在中で、ワインや強い酒を飲まされたという。
 ジャクソン被告はこの日の開廷に1時間近く遅刻し、カリフォルニア州サンタバーバラ郡地裁のメルビル判事が一時逮捕状を用意する一幕があった。
 ジャクソン被告は白いTシャツに青いパジャマ、上に黒のジャケットを羽織った姿で被告席に着いた。
 被告側弁護士は遅刻の理由について、ジャクソン被告が着替えの最中に誤って転倒し、腰を痛めて病院で治療を受けたためと説明している。
(ロイター) - 3月11日14時17分更新

150片言丸 </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/03/13(日) 18:56:39
>>149
>今から考えるとこの事件が大統領選を左右しましたね。

ホントですか?

151名無しさん:2005/03/14(月) 22:38:39
>>150
この事件だけで左右したというのは言い過ぎかもしれませんが、
例えばケリー候補(カトリック信者)は同性婚(シビルユニオン方式)を支持していますが、
ちょうどこの時期にカトリック教会で神父による少年への性的虐待が次々に明らかになって
反同性愛の気運が高まっていた(ローマ法王も同姓婚を批判)というのも
大統領選の結果につながったと思います。

ちなみにこんな分析をしていた人もいます
http://www.akashic-record.com/y2003/mj.html

153名無しさん:2005/03/18(金) 01:00:01
>>152
ボルトン国務次官 → 国連大使
ウォルフォビッツ国防副長官 → 世界銀行総裁
フェイス国防次官 → 夏で辞職を公表
ラムズフェルド国防長官 → 秋の国防計画見直し報告で引退?

うまい具合に彼らを一丁上がりにさせるなどいい人事ですね
ワシントンからネオコンを追い出すことで、
ブッシュ2期目は現実主義外交になりそうですね。

154名無しさん:2005/03/18(金) 01:01:06
リベラルな土地柄ですね

同性婚禁止は州憲法違反 サンフランシスコ市勝訴
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050315-00000069-kyodo-soci

 【ロサンゼルス14日共同】米カリフォルニア州法が同性結婚を認めないのは平等の原則を定めた州憲法に違反するとして、サンフランシスコ市が同州を訴えた裁判で、州サンフランシスコ郡地裁は14日、市側の主張を全面的に支持する判決を下した。州側が上訴するのは必至だが、同性結婚の推進派は「記念碑的な判決だ」と歓迎している。
 同地裁は判決で「同性愛者にも州憲法の平等原則が適用されるべきで、同性愛者の結婚を認めない伝統が存在し続ける合理的理由はない」との判断を示した。
 同様の判断は、2003年11月にマサチューセッツ州最高裁が示して以来、各地で出されている。ただ今回は、全米で初めて同性結婚を公的に認めたサンフランシスコ市が州と正面から対決して勝利した格好で、推進派は権利拡大に向けた運動の弾みとしたい考えだ。
(共同通信) - 3月15日11時54分更新

155さむらい:2005/03/18(金) 04:36:49
>>154
本当、カリフォルニアは民主党が強いですよ。
ブッシュが嫌いでクリントンが好きな人が多いようです。
俺は政治的に本当に四面楚歌(笑)な状態でした。

156とはずがたり:2005/03/18(金) 13:48:47
>>153
なるほどそういう考えもできるのか
>一丁上がりにさせる

158片言丸 </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/02(土) 16:11:56
尊厳死で大論議、植物状態の米女性が死亡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050331-00000217-yom-int

 【ピネラスパーク(米フロリダ州)=笹沢教一】尊厳死の是非をめぐり米国で大きな論議を巻き起こしていた植物状態の女性テリ・シャイボさん(41)が31日午前(日本時間31日夜)、米フロリダ州のホスピスで死亡した。

 延命を求める両親の支援者が記者団に同日発表した。

 シャイボさんは18日に、尊厳死を求める夫の訴えを認めた州裁判所の決定を受け、栄養と水分を補給するチューブを外された。

 ブッシュ大統領と連邦議会は21日に裁判所の決定を再審理するよう求める法案を成立させたが、司法判断は覆せず、宗教右派を意識した緊急立法については世論の支持も十分得られなかった。

 シャイボさんがチューブを外された状態で生命を保てるのは1〜2週とされ、最近では水分補給を絶たれたことによる腎機能障害が指摘されていた。

 シャイボさんは心臓発作に伴う脳の酸素欠乏で15年前に植物状態になった。

 その後、尊厳死を主張する夫と「娘は死を望んでいない」とする両親の間で7年越しの法廷闘争が続いていた。過去2度にわたり、今回と同様に栄養補給装置が外されたが、両親の訴えで再装着され、米国の尊厳死論争の象徴的存在となっていた。
(読売新聞) - 4月1日1時47分更新

159片言丸 </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/02(土) 16:12:46
尊厳死問題 シャイボさんが死亡 生と死、揺れる米 「政治介入」で議論過熱
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050401-00000010-san-int

 【ワシントン=近藤豊和】脳の重度障害で「植物状態」になり、延命用の栄養注入チューブが取り外されていた米フロリダ州の女性、テリ・シャイボさんが三十一日、同州内の医療施設で衰弱して死亡した。四十一歳だった。シャイボさんの遺体は司法解剖されることがすでに決まっている。
     ◇
 十五年間にわたり「植物状態」にあった米フロリダ州の女性、テリ・シャイボさん(41)は生命維持の栄養チューブが外されて十四日目となった三十一日、最期を迎えた。尊厳死を求める夫とあくまで延命を望む両親との法廷闘争の末に、ブッシュ大統領や議会が介入するという事態に発展、国民に生と死の問題を考えさせる契機にもなっている。(ワシントン 近藤豊和、外信部 杉浦美香)
≪法廷闘争≫
 「子供に生きるチャンスを与えてください」。テリさんが入院中のホスピスの前で両親は支持者らにこう訴えていた。
 テリさんが寝たきりになったのは一九九〇年、二十六歳の時だ。心拍の一時停止で重度の酸欠状態に陥った。回復することはない植物状態という診断を受け、夫のマイケルさんは九八年、尊厳死を申し立てた。両親は延命を求め、双方の主張は法廷で争われてきた。マイケルさんが、テリさんの最初の入院先の病院を相手取って起こした医療過誤訴訟で、総額約百万ドルに上る賠償金を獲得して両親との関係がこじれたことも、混迷を深める要因となった。
≪大統領も動く≫
 テリさんのケースが、過去の尊厳死訴訟と違って、連日、報道され全米の注目を集めるようになったのは、大統領の実弟のジェブ・ブッシュ・フロリダ州知事や連邦議会、そして大統領自身が延命へと動いたからだ。
 知事は二〇〇三年に、通称「テリ法」を発効させ、いったんは外されたテリさんの栄養チューブの再装着を命じた。この法はしかし、州最高裁で昨年、三権分立の観点から違憲と認定される。
 州裁判所の裁定で尊厳死が認められたため、テリさんの栄養チューブが三月十八日に外されたのを受け、連邦議会は週末の十九−二十日の夜を徹して開会、共和党議員だけではなく民主党の一部も賛成に回り、二〇三対五八で判決の再考を求める法案を通した。休暇でテキサスに滞在していた大統領も急遽(きゅうきょ)ワシントンに戻って署名、法律を発効させた。
 迅速な対応の背景に、「神から与えられた命を奪ってはならない」として中絶や先端技術による生命操作などに強く反対してきたキリスト教右派など共和党支持勢力の声があったとみられる。テリさんを「生命の象徴」ととらえた延命運動は過激化、マイケルさん殺害に懸賞金を出すとした男性が逮捕されたほどだ。
≪バランス感覚≫
 栄養チューブによる延命より自然な死を選ぶ尊厳死に関しては、米国の全州で「リビング・ウィル(尊厳死の宣言書)」が法制化されている。テリさんの場合、このリビング・ウィルを残しておらず、それも状況を複雑化させる要因となった。尊厳死問題を扱うウェブサイトでは今回のケースを教訓とし、事態の泥沼化を避けるためにもリビング・ウィルを作成しておくよう呼びかけている。
 ただ、書面がなくても「明白で説得力をもって証明できる」場合は、尊厳死の申し立ては可能だ。実際、親の情で延命を訴えてきた両親に対し、州の裁判所は夫の親族の証言などからテリさんに尊厳死の意思があったと認定、差し戻された連邦控訴審、連邦最高裁ともその判決を支持しており、その後の訴えもすべて退けられている。
 米国では一九七〇、八〇年代の人権運動の高まりの中で、自らの命にかかわることは自ら決めるとの考え方が定着している。米誌、タイムなどの世論調査で七割が今回の大統領の介入を「好ましくない」とした理由の一つもそこにあるようだ。米社会が全般的に保守化する中、一種のバランス感覚が働いたといえる。
(産経新聞) - 4月1日2時41分更新

160名無しさん:2005/04/02(土) 16:32:00
カルキン君の名前を久しぶりに聞いた。もう24なのか。

「ホーム・アローン」主演の証人採用認める マイケル裁判
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050329-00000028-san-int

 【ロサンゼルス=岡田敏一】少年への性的虐待などの罪に問われている米歌手、マイケル・ジャクソン被告(46)、ロイター=の裁判で、米カリフォルニア州サンタマリアの地裁の判事は二十八日、今回の裁判とは別の虐待疑惑に絡む被害少年やその家族を証人として呼ぶことを認めた。証人の中には人気コメディー映画「ホーム・アローン」のシリーズで主役を演じた元子役スター、マコーレ・カルキンさん(24)もいるという。
(産経新聞) - 3月29日15時45分更新

162名無しさん:2005/04/06(水) 01:17:14
「オーラルセックスはセックスに入らない」米10代の性意識調査
http://www.excite.co.jp/News/odd/00081112646091.html

[シカゴ 4日 ロイター] アメリカの10代の若者のうち5人に1人はオーラルセックスの経験がある。また、若者の一部は、オーラルセックスはセックスのうちに入らず、性器の挿入よりも危険が少ないと考えていることが調査でわかった。
14歳の若者580人を対象にした調査で、20%がオーラルセックスの経験があると答えた。性交の経験があると答えたのは14%である。
さらに、調査の対象となった多民族の9年生(日本の中学3年生にあたる)のうち3分の1がいまから6ヶ月以内にオーラルセックスを、4分の1が同期間内に性交をする意志があると答えた。これまでに行われた調査や10代のセックスを牽制するキャンペーンの数々は性交に焦点を定めていたが、半数もの子どもたちがオーラルセックスを最初に経験するということが明らかになった。
オーラルセックスによるHIVなどの感染の危険は、性交よりも著しく少ないが、それにしても10代の若者たちに軽く見られているようだと、小児科医療誌に発表された報告書は述べる。
オーラルセックスをする若者たちはコンドームやデンタルダムを滅多に使わない。エイズウイルスだけに限らず、ヘルペス、肝炎、淋病、クラミジア、梅毒なども、オーラルセックスから感染する可能性がある。
「彼らはオーラルセックスをセックスに入れず、処女性を守ったまま性的な喜びと親密さを得る方法として考えている。若者たちは性と健康に関するメッセージは性器性交についてのものであると理解しているようだ」カリフォルニア大学の小児科医ボニー・ハルパーン・フェルシャーは述べる。
「若者たちはまた、自分たちの年齢にはオーラルセックスは性器による性交よりも受け入れられやすいと考えている。オーラルセックスは彼らの価値や信条を傷つける危険が少なく、近い将来、より多くの子どもたちの間で性交以上にオーラルセックスが行われるようになるだろう」

163片言丸 </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/06(水) 15:12:01
保守派が司法改革求める=植物女性めぐる議論で思わぬ展開−米
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050406-00000404-jij-int

 【ワシントン6日時事】全米の注目を集める中、植物状態のまま死亡したフロリダ州の女性、テリ・シャイボさんをめぐる議論が米国の司法制度改革を求める動きに結び付いてきた。延命を求めるシャイボさんの両親の訴えが裁判所ですべて退けられたためで、保守派を中心に「人命を軽視するような司法は変わるべきだ」との声が大きくなっている。 
(時事通信) - 4月6日15時1分更新

164とはずがたり:2005/04/09(土) 11:46:56
<米加州知事>シュワちゃん人気急落、イメージ戦略に反発
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050409-00000029-mai-int&amp;kz=int

[ロサンゼルス國枝すみれ] 米カリフォルニア州のシュワルツェネッガー知事の人気が急落している。「すべての州民を代表する政治家になる」と約束して03年10月に知事に当選。一時は支持率は6割を超えたが、就任から1年半で逆風が吹き始めた。
 同州立大サンノゼ校の研究所が7日発表した世論調査によれば、「議員と協力し、知事として良い仕事をしている」と回答した州民の割合は、今年1月調査の59%から43%に低下した。「州は正しい方向に進んでいる」と回答した州民も52%からは39%に激減した。一方、「悪い方向に進んでいる」との回答は49%。
 また、「知事は広報、イメージ戦略に興味を持ち過ぎている」という質問に同意する州民は49%で、同意しない州民は41%だった。
 共和党の知事は今まで、民主党が過半数を占める州議会で提案を反対される度に「住民投票を行い、州民の信任を得て強行する」という態度に出ていた。ところが、今回の調査で、議会軽視の手法に対して「正しい」と回答した州民は38%で、48%が反対。「もっと議員と協力すべきだ」という回答も62%に達した。支持急落は女性、マイノリティー、民主党支持者で目立つ。教育、医療分野の予算削減に対する不満の高まりが背景にあるとみられる。
(毎日新聞) - 4月9日10時44分更新

166とはずがたり:2005/05/18(水) 22:16:30
歴史のない国アメリカですが,133年ぶりとか聞くとなんとなく微笑ましく笑えてしまう

2005年05月18日(水)
ロスに133年ぶりヒスパニックの市長 ビヤライゴサ氏
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/kokusai/20050518/K2005051802620.html

 米国第2の都市ロサンゼルスで17日、市長選挙の決選投票があり、ヒスパニックでカリフォルニア州下院元議長、アントニオ・ビヤライゴサ氏(52)が、現職のジェームズ・ハーン市長(54)を破った。ヒスパニックの市長誕生は同市では133年ぶり。19世紀半ばにメキシコ領から編入されたころにはいたが、大都市になってからは初めてだ。

 ヒスパニックは市の人口のほぼ半数を占めるが、有権者登録した人の中での割合は2割にすぎない。ビヤライゴサ氏の当選は、ヒスパニックが白人層や黒人層の有権者からも多くの支持をえるだけの政治力をつけてきた一例と言えそうだ。

 市選管によると、ビヤライゴサ氏の得票率は59%、ハーン市長は41%。前回選挙に続く2度目の対決だったが、高い交渉能力を評価されたビヤライゴサ氏が雪辱を果たした。

 ビヤライゴサ氏はメキシコ系移民の息子。ロサンゼルス・タイムズ紙によると、家庭内暴力を振るっていた父親が5歳のときに家を出て、母親の手で育てられた。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)を卒業後、州下院議員となり、組合問題の解決などで活躍した。就任は7月。

167とはずがたり:2005/05/18(水) 22:25:59

2005年05月18日(水)
133年ぶり、米ロサンゼルスにヒスパニック系市長
http://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/kokusai/20050518/20050518i112-yol.html

[ロサンゼルス=古沢由紀子] 米ロサンゼルス市長選の決選投票が17日行われ、開票の結果、民主党の同市議アントニオ・ビヤライゴーサ氏(52)が初当選し、同市では133年ぶりのヒスパニック(中南米)系市長が誕生した。

 全米第2の都市での市長当選は、メキシコなどからの移民急増を背景に、ヒスパニック系の政治的発言力が着実に高まっていることを浮き彫りにした。

 2度目の挑戦で現職を破ったビヤライゴーサ氏は、元カリフォルニア州下院議長。父親と母方の祖父母がメキシコ移民だった。選挙戦では、公共交通や教育の充実などを訴え、ヒスパニック系のほか、黒人層などからも幅広く支持を集めたのが、勝利のカギになったと見られる。

 17日深夜、支持者の前で勝利宣言した同氏は、スペイン語でも「グラシアス(ありがとう)」と声を張り上げ喝采(かっさい)を浴びた。同じ民主党で白人の現職ジム・ハーン氏(54)は、黒人の警察幹部を更迭したことなどが反発を招いた。

 米国では、ヒスパニック系住民が10年間で約1・5倍に増え、2003年の調査では、人口の14%を占める。ロサンゼルスのヒスパニック系人口は、住民の48%にあたる約180万人。30%の白人層(非ヒスパニック系)、各11%の黒人、アジア系を引き離している。

 これまで、ヒスパニック系住民は、若年層や不法移民が多いことから、人口に比べ政治的影響力は小さいと見られてきた。

 今回の選挙について、カリフォルニア大アーバイン校のルイス・デシピオ教授は、「ヒスパニック系の米国社会への定着と成熟を示す象徴的な結果。米国で育ち、技術も経験も豊富な新世代が成長してきた」と指摘する。この日、ビヤライゴーサ氏に投票したという24歳の販売員は「彼の勝利は、私たちヒスパニックが米国社会で成功したことを示す」と興奮気味に話した。

 米国の都市ではこれまで、フロリダ州マイアミ、テキサス州サンアントニオなどで、ヒスパニック系市長が選出されている。

 ロサンゼルスは1848年にメキシコ領から米国領になり、1872年までに計3人のヒスパニック系市長が誕生した。当時の人口は5000人余りだった。

168とはずがたり:2005/05/18(水) 22:31:04
まぁ最低限身内も切らなきゃね。

2005年05月18日(水)
米潜入の大物テロリスト身柄拘束 対キューバで事件次々
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/kokusai/20050518/K2005051802850.html

 米国に潜入して政治亡命を求めていた大物テロリスト、ルイス・ポサダ元被告(77)が17日、フロリダ州マイアミで米国土安全保障省に身柄を拘束された。宿敵キューバのカストロ政権転覆を狙った数々の事件を起こしたとされ、かつては米中央情報局(CIA)工作員としても働いた武闘派の亡命キューバ人だが、テロに厳しくなった内外の世論の移り変わりを読み誤った形だ。

 米国土安全保障省によると、メキシコから潜入したとされる元被告は移民関税取締局の係官によって拘束された。米政府は当初、所在確認ができないとの立場だった。

 17日のマイアミ・ヘラルド紙(電子版)によると、元被告は同日、当局に呼び出しを受けたが出頭せず、秘密の場所で記者会見を開いて「亡命申請を取り下げて出国する」と表明。再び逃亡生活に戻る用意を始めた矢先に、拘束されたという。

 元被告は76年にベネズエラのカラカスから出発したキューバ航空機を爆破、スポーツ選手ら73人を死亡させたとされ、ベネズエラ政府は米国に身柄引き渡しを求めている。また、キューバ政府はこの日、ハバナの米利益代表部ビルの周辺で100万人規模の抗議デモを開き、カストロ議長も「テロと戦う、という米国の偽善」と批判した。

169名無しさん:2005/05/23(月) 22:03:15
男子生徒「強姦」で服役終えた元教師、相手の元生徒と結婚
http://cnn.co.jp/usa/CNN200505220010.html

(CNN) 当時12歳だった男子生徒と性的関係を持ったとして、強姦罪などで2回の有罪判決を受けて計8年間服役した元女性教師(43)と、相手の元生徒の男性(22)が20日、ワシントン州シアトル郊外で結婚した。2人には、すでに2人の娘がいる。

元教師のメアリー・ケイ・ルトーノーさんは34歳だった1996年、当時小学6年生で12歳だったヴィリ・フアラアウさんと、性的関係を含む親密な関係となった。ルトーノーさんはフアラアウさんの担任教師で、当時の夫との間には4人の子どもがあった。翌97年に逮捕され、第2級児童強姦の罪で有罪となった。

実刑6月の判決を受けて服役後、フアラアウさんとの間にできた娘を出産。その後、接近禁止命令を受けていたにも関わらず、フアラアウさんと車内で性的関係をもっていたところを発見され、再逮捕された。

再び児童強姦罪で起訴されたルトーノーさんさんは、7年6月の実刑判決を受けた。服役中に、フアラアウさんと2人目の娘を出産。2人の娘は、フアラアウさんの母親が面倒を見ていた。

ルトーノーさんは昨年8月、刑期を終えて出所。裁判所が2人に出していた接近禁止命令の解除が認められ、2人は結婚を決めた。

昨年、CNNのトーク番組「ラリー・キング・ライブ」に出演したルトーノーさんは、フアラアウさんとの2人の娘が服役中によく面会に来てくれたと話し、前夫との間の4人の子ども達とは、そんなに親密ではなかったと告白。

また、当時12歳だったフアラアウさんとの性的関係について、重罪だとは知らなかったとして、「普通じゃないとは思っていた。重罪だと知って、やっていたわけではない」と語った。

同番組でルトーノーさんは、投獄された女性を援助するボランティアを始める計画があるほか、法律関係の仕事か、コミュニティ・カレッジで教える仕事を探したいと話していた。

170とはずがたり:2005/05/26(木) 00:18:16
ユダヤ人に尻尾ふるってのもねぇ。。

ライス長官とヒラリー議員、親イスラエルロビーで競演
2005年05月25日17時20分
http://www.asahi.com/international/update/0525/010.html?t

 「イスラエルにとって米国ほど強固な支援者はいない」(ライス国務長官)

 「米国とイスラエルの強固で永続的な関係は、平和で安全な世界を築くために必要不可欠だ」(ヒラリー・クリントン上院議員)

 08年の米大統領選でともに出馬が取りざたされるライス国務長官とクリントン上院議員が、全米最大の親イスラエル・ロビー団体「アメリカ・イスラエル広報委員会(AIPAC)」の年次総会で演説し、イスラエルとの「連帯」を競い合った。

 先陣を切ったのは23日のライス氏。パレスチナ側に民主化とテロ根絶を要求し、テロ対策の不備を理由に和平交渉再開に難色を示すイスラエルのシャロン政権に一定の理解を示した。

 24日に演壇に立ったクリントン氏は、パレスチナ自治政府やアラブ諸国が教科書で反ユダヤ主義をあおっていると指摘した。

 2人は、イスラエルによる「占領」やパレスチナ民間人の殺傷には一言もふれなかった。

171とはずがたり:2005/06/02(木) 21:08:23
英雄?それとも裏切り者? ディープスロート論議続く
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050602-00000033-kyodo-int
[ワシントン1日共同] 「国を救った英雄か、それとも政府を裏切った反逆者か」−−。ニクソン米大統領を辞任に追い込んだウォーターゲート事件で、「ディープスロート」と呼ばれた情報源が当時の連邦捜査局(FBI)副長官マーク・フェルト氏(91)だったという衝撃のニュースは、最初の報道から一夜明けた1日も米メディアをにぎわせた。
 政府高官という立場にありながらワシントン・ポスト紙に極秘情報を提供したフェルト氏をめぐる論議は当分収まりそうもない。
(共同通信) - 6月2日8時26分更新

172とはずがたり:2005/06/02(木) 21:20:42
<ウォーターゲート事件>極秘情報源の詳細報じる 米誌
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050602-00000108-mai-int

[ワシントン和田浩明] 米紙ワシントン・ポストは2日、ニクソン元大統領を失脚させたウォーターゲート事件報道で、マーク・フェルト米連邦捜査局(FBI)元副長官(91)がどのようにして極秘情報源「ディープ・スロート」となったのかを詳細につづった異例の記事を1面トップで報じた。
 執筆者はフェルト氏から情報を入手したボブ・ウッドワード記者(62)。ウッドワード記者が同紙入社前にフェルト氏と会って友人関係となり、夜に関係者宅を回る「夜討ち」取材で取材拒否を受けて落ち込んだ同記者にフェルト氏が「くよくよするな」と励ましたエピソードなどを披露。世紀のスクープが双方の友情と信頼関係から生まれたことを明らかにした。
 2人の出会いは70年。当時、除隊間近の海軍士官だった同記者がホワイトハウスに資料を届けた際、偶然フェルト氏と会い、除隊後の進路など身の上話をしたのがきっかけで交友が始まった。
 ウォーターゲート事件の端緒となったニクソン陣営関係者の民主党本部侵入事件では、フェルト氏は「大事件になる」と同記者に打ち明けた。
 その後、両者は関係の露見を恐れて深夜の密会を重ねた。(1)ウッドワード記者が会いたい時は自宅ベランダの赤い旗を立てた花瓶の位置を変える(2)フェルト氏から連絡がある場合は、同記者宅に配達されるニューヨーク・タイムズ紙の中面のページに面会時間を示す時計の針を書き込む――などの手法をとった。同記者は接触場所に行く際、尾行を警戒してタクシーを乗り継いだ。
 スパイ映画まがいの取材方法だが、これは第二次大戦中に敵スパイの監視担当だったフェルト氏が、自らの体験に基づいて同記者に伝授した。
 ウッドワード記者によると、フェルト氏はFBIの捜査について「政治の圧力は大きい。私はFBIを守る壁だ」と打ち明けていた。フェルト氏が情報源として協力した理由について、同記者は「彼にとって私は(ニクソン政権の干渉を防ぐ)工作員の一人だったのかもしれない」とも述べている。
(毎日新聞) - 6月2日20時34分更新

173とはずがたり:2005/06/05(日) 11:15:14

全然ピンと来ないんですが,アメリカ人(の一定以上の歳の人)にとっては非常に感慨深い事件のようですねぇ

ディープスロートたたえ決議案=民主党が提出へ−米議会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050604-00000795-jij-int

[ワシントン3日時事] 米下院司法委員会の民主党筆頭議員であるカニヤーズ議員がウォーターゲート事件でワシントン・ポスト紙の情報源となったフェルト元連邦捜査局(FBI)副長官をたたえる決議案を提出する。同議員のスポークスマンが3日明らかにした。 
(時事通信) - 6月4日7時2分更新

ディープスロートの情報源判明は「残念」=映画出演のR・レッドフォード
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050604-00000798-jij-int

[ロサンゼルス3日時事] ウォーターゲート事件報道で謎の情報源だった「ディープスロート」の正体が明らかになったことについて、事件を描いた1976年の映画「大統領の陰謀」に主演した俳優ロバート・レッドフォード氏は米CNNテレビのインタビュー番組で、「謎を楽しんでいた部分もあり、郷愁の点では残念」と感慨深げに語った。 
(時事通信) - 6月4日7時1分更新

174とはずがたり:2005/06/07(火) 22:10:37

米で新たな進化論争 「神」ではなく「知的計画」?
2005年06月07日17時08分
http://www.asahi.com/international/update/0607/013.html?t5

 「生命の誕生や進化の背景には知的な計画があった」という「Intelligent Design(知的計画=ID)」説を学校で教えようという主張が、米国で頭をもたげている。米国では、旧約聖書の創世記に基づき、天地と人類は神がつくったとするキリスト教右派が勢力を保つ。そうした宗教右派の「進化論を学校で教えるな」という主張とは表向き一線を画しているのがID推進派の特徴だ。

 米東部ペンシルベニア州ドーバーで5月17日、日本の教育委員会にあたる学校区の公選委員の予備選挙があり、争点はIDの扱いをどうするかになった。なぜ生命は誕生したのか、生物がいかにしていまの形を得たかは、進化論だけでは説明しきれず、そこに知的な計画が働いているというのがIDの主張だ。「神がつくった」とは言わない。

 米国では州や学校区に教育内容を決める権限がゆだねられ、委員の構成で教育内容が左右される。ドーバーの学校区は昨年、高校の科学でIDに触れられるようになった。今のところ全米唯一とされる。予備選では7人の委員の枠に18人が名乗りを上げた。ID推進派7人と、反対派7人が残り、11月の本選挙に決着は持ち越された。

 カンザス州教育委員会でも5月、科学教育のカリキュラム見直し提案が議論された。IDを科学の授業で教えるべきだと主張する同州に全米本部を置く非営利組織「IDネットワーク」が提案した。同州では99年に進化論がカリキュラムから外れ、委員の構成が変わった01年に復活するなど、進化論教育は政治的綱引きの標的となってきた。

 IDネットのジョン・カルバート共同代表は「進化は事実だとしても、推し進める何らかの仕組みがあるはず。それがIDだ。特に地球誕生や生命誕生は、進化論では説明できず、現在の自然界を見ても、知的な計画の存在を多くの科学者が認めている」と言う。進化論を教えるな、とは主張しない。

 これに対し、進化論教育の維持を訴える非営利組織「全米科学教育センター」のユージニー・スコット代表は「憲法の政教分離原則によって公立学校で天地創造説を教えられないため、宗教色を薄めたIDを持ち出しただけ。科学で説明できない『穴』があると、それを『神』で説明しようとする、天地創造説を唱える人たちの手段だ」と話す。

 CBSテレビが昨年11月に行った世論調査によると、米国人の55%は、神が人間をつくったと信じ、27%は進化の過程に神が関与したとし、全く神がかかわっていないとする人は13%にとどまった。

175名無しさん:2005/06/11(土) 20:03:50
学生時代のケリー議員、成績はブッシュ大統領と互角
http://cnn.co.jp/fringe/CNN200506080025.html

ボストン──昨年の米大統領選で、現職のブッシュ大統領よりも「知性的」とされていた民主党候補ケリー上院議員の大学時代の成績は、ブッシュ大統領のものとほとんど変わらなかった──。ケリー議員の成績記録を入手した米紙ボストン・グローブが、ケリー議員の許可を得て7日に公表し、明らかになった。

ケリー議員は1966年、ブッシュ大統領は68年に、米名門イェール大学を卒業している。

公表された成績表によると、ケリー議員の1年生時の平均点は71点で、4科目に単位取得がぎりぎりの評価「D」がついていた。

評価がDだったのは、地質学61点、歴史学の2科目が63点と68点、政治学の1科目が69点。逆に成績が良かったのは、政治学の1科目79点と、フランス語の77点だった。

ケリー議員の成績は、学年が上がるごとに上昇。最終学年時の平均点は81点で、最高点は政治学の89点だった。

ケリー議員は、成績が芳しくなかったことについて、学生時代は学問よりも(空軍で)飛ぶことに取り組んでいたと回答。空軍への志願書には、学生時代は勉強よりも課外活動に力を入れていたと記入している。

一方、ブッシュ大統領の成績については、米誌ニューヨーカーが99年に公表している。

これによると、ブッシュ大統領の1年生時の平均点は77点で、4年間で評価Dを受けたのは、69点の天文学だけだった。また、人類学と歴史学、哲学の3科目で、最高点の88点を受けている。ケリー議員と同様、学年が上がるにつれて、成績も上がっていた。

176名無しさん:2005/06/21(火) 22:07:06
米民主党重鎮が出馬表明 次回大統領選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050620-00000055-kyodo-int

 【ワシントン19日共同】米野党、民主党の重鎮バイデン上院議員(62)は19日、CBSテレビとのインタビューで、2008年の次回大統領選に出馬する意向を表明した。昨年11月の前回選挙で共和党現職のブッシュ大統領に敗れ、雪辱を期す民主党内で次回選挙に出馬表明したのは初めて。
 民主党の次回大統領候補としては、クリントン前大統領の夫人のヒラリー上院議員、前回選挙で正副大統領候補のコンビを組んだケリー上院議員、エドワーズ氏の名前が挙がっている。
 バイデン議員は1942年10月、ペンシルベニア州生まれ。65年、デラウェア大学を卒業。72年にデラウェア州から初当選して以降、6期連続当選。
(共同通信) - 6月20日10時32分更新

177とはずがたり:2005/06/22(水) 12:39:06
時効とかどうなってるんですかね?
経済的な敗者が人種的マイノリティをなんであいつらに負けるんだと思って攻撃的になる構図は現代の日本でも出てきている。気をつけねばなるまい。

41年ぶりKKK元幹部断罪 公民権活動家殺人で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050622-00000099-kyodo-int

[ニューヨーク21日共同] 米ミシシッピ州で1964年、公民権運動活動家3人が殺害された事件で、同州ネショバ郡巡回裁判所陪審は21日、白人優越主義者の秘密結社クー・クラックス・クラン(KKK)元幹部エドガー・レイ・キレン被告(80)に殺人の有罪評決を下した。同日は、事件発生からちょうど41年後に当たっていた。
 同事件は、米南部の人種差別の根深さを如実に示した出来事として米社会に衝撃を与え、映画「ミシシッピー・バーニング」(88年)の題材ともなった。
 巡回裁の事務官によると、判決は23日に言い渡される予定。有罪の場合、キレン被告は3つの罪状で最大計60年の禁固刑を言い渡される可能性がある。
(共同通信) - 6月22日12時9分更新

178とはずがたり:2005/06/22(水) 13:00:19
>>177

80歳のKKK元メンバーに有罪評決=「ミシシッピー・バーニング」のモデル
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1226596/detail

http://kgy999.com/gazoulink.php?s=business_and_society_and_economy&amp;url=tohazugatali/1470205062135/1411305062208.jpg

[ライブドア・ニュース 06月22日]− AP通信によると、1964年に米ミシシッピー州で3人の公民権運動活動家が惨殺された事件で、白人至上主義結社KKK(クー・クラックス・クラン)の元メンバーだったエドガー・レイ・キレン被告(80)に対し、ミシシッピー地裁陪審は21日、有罪とする評決を言い渡した。評決が下された瞬間、車椅子に乗り、酸素チューブを鼻につけた同被告は、冷静に評決を聞いた。妻のベティー・ジョーさんはキレン被告に歩み寄り、抱きしめた。3件の殺人罪容疑については、それぞれ最高20年の禁固刑が言い渡される可能性があるが、同被告は高齢であることから、事実上の終身刑となる。マーカス・ゴードン判事は、23日に判決を下すとした。

  同事件は1964年6月21日、黒人の公民権を求めて、同州で活動していたアンドリュー・グッドマン氏、マイケル・シュワーナー氏の2人の白人と黒人のジェームズ・チェイニー氏が、キレン被告らによって、車に押し込められて連れ去られ、激しく殴られた上、銃で殺害されたもの。3人の遺体は44日後に、土堤の中から見つかった。後に映画「ミシシッピー・バーニング」(1988)のモデルにもなった。キレン被告ら容疑者は1967年に一度は逮捕され、公民権侵害で起訴されたが、白人で占められた陪審により、全員が6年未満の禁固刑となっている。同事件で、殺人容疑で起訴されたのはキレン被告だけだった。

  シュワーナー氏の未亡人、リタ・シュワーナー・ベンダーさんは、「我々全員にとって非常に重要な日になりました」と語ったが、「キレンはひとりで犯罪を起こしたわけではない」と、他の犯人らの起訴を希望する談話を発した。また、同州唯一の黒人州議会議員のベニー・トンプソンさんは、「忌まわしい事件から41年がたち、ついにミシシッピーに正義が舞い降りた。我々は、昨日の教訓を明日に生かさなければならない」と語った。

  判決後、キレン被告は十数人の警護に囲まれ、刑務所に護送された。退廷時、被告はテレビマイクとテレビカメラをたたいた。陪審員代表のウォーレン・パプロツキ氏は、白人9人と黒人3人で構成された陪審が当初、有罪派と証拠不十分派に分かれていたことを明かした。

179片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/06/22(水) 20:21:11
ナチスの犯罪を裁くために、ドイツではその類の犯罪の時効が無いか、すごく長くなっていたという記憶があります。

180とはずがたり:2005/06/22(水) 20:26:12
なるほど。そういえば時効がないとかだったような気がします。
しかしこの場合,一回判決は出てる訳ですよね。
申し立てによって再審(この場合無罪を求める再審とは逆ですが)が開始できたりするんでしょうかね?

181片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/06/22(水) 20:34:02
>同事件で、殺人容疑で起訴されたのはキレン被告だけだった。
ってところが、いつの話なのかよくわかりませんし、
公民権侵害の罪と殺人の罪がどれくらいかぶってるかにもよるんでしょうね。
さすがに、同じような意味の罪を二度負わなければならない(公民権運動迫害の際に命を奪うことについても既に罰せられていたとか)ということはないと思うんですが。
日本でも、一連の事件のうちだとしても、後から起訴されることもあるとは思うんですが。

182片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/06/22(水) 22:37:15
日経の夕刊の共同配信記事ではもう少し詳しく載っていて、67年の人権侵害罪での起訴・裁判の時にはキレン被告について、陪審の一人が有罪に異議を唱え、全会一致とならず、釈放されていたようです(十数人が起訴され、7人が有罪服役)。
その後、別の事件で服役中のKKK幹部が殺人事件との関与を認めたため、99年に捜査再開、今年1月キレン被告逮捕、ということだそうで、
67年の他の被告とのバランスとかいろいろ気になりますね。

183とはずがたり:2005/06/22(水) 22:50:01
情報提供,有り難うございます。
詰まり,67年の時点で殺人罪で起訴されたのはキレン被告だけで,殺人罪については罪を問われず犯行グループは全員軽い罪を問われただけで済んだと。
で,不問というか評決一致せず問われなかった殺人罪について新たな証言がでて評決をやり直したら有罪となったと,こんな流れですかね?
なんかアメリカの司法制度は不公正というか,罪状を事実に基づいて正確に判断する場所というより,みんなの印象で有罪かどうか決めたり,スーパースター弁護士のショー劇場で大金積めば無実になる場所の様な感じがしてならんです。。

185名無しさん:2005/06/24(金) 12:34:18
日本は中国が嫌いな人75%だけどw

186名無しさん:2005/06/24(金) 12:37:44
日本の国民

アメリカについて…良い印象73% 
中国について…悪い印象76%

187とはずがたり:2005/06/30(木) 20:29:07
シュワ知事、「再選望まず」過半数 対決姿勢で人気急落
http://www.asahi.com/international/update/0630/008.html
2005年06月30日19時02分

 米カリフォルニア州のシュワルツェネッガー知事の再選を望まない有権者が急増し、過半数の57%に達していることが29日、民間の世論調査で明らかになった。今年2月には「望む」が56%だったので、この4カ月で形勢がすっかり逆転した。このところ知事は民主党や労働組合との対決色を強めており、映画スターの魅力だった「超党派」の人気が急速に色あせているようだ。

 フィールド・ポール社の調査では、知事の再選を「望む」有権者は今年2月に比べ17ポイント落ちて39%、「望まない」は15ポイント増えて57%だった。

 知事選は来秋に予定され、共和党のシュワルツェネッガー知事はまだ出馬の意向を明らかにしていないが、民主党の有力候補と今争えば敗れる、という結果も出た。

 同社が今月発表した別の調査でも、一時は60%を超えた支持率が37%に下落。リコール選挙で引きずり降ろしたデービス前知事当時の人気のなさにほぼ並んだ。

 同社は「地理的にも人種的にも、幅広い層で人気が急速に落ちている。変わらないのは保守・共和党支持層だけで、注目すべき変化だ」(調査部長)と分析する。

 知事は今年を「改革の年」と位置づけて、財政支出を削減、州議会の選挙区の線引きを見直し、教師の終身雇用を難しくするなどの行財政改革に取り組んでいる。しかし、民主党が多数を握る州議会の反対で成果が上がらず、今月に入って住民の直接投票で諸改革を進める「特別住民投票」を今年11月に実施することを決めた。

 アクション俳優時代からの根強い人気を背に、議会の頭越しに「改革」を進めようという狙いだったが、「特別投票のコストこそ問題だ」「立法府を軽視している」などの批判が広がり、労働組合はテレビで知事への批判広告を始めている。

 共和党支持の学者からは「思い切った改革は人気のないものだ」との擁護論も出ているが、再選への道は厳しくなってきた。

188とはずがたり:2005/07/07(木) 23:09:15

どんだけ自転車でとばしとんねん。やることがやはり中学生レベルw

ブッシュ大統領、また自転車で転倒 衝突された警官けが
http://www.asahi.com/international/update/0707/005.html
2005年07月07日11時05分

 ブッシュ米大統領は6日、主要国首脳会議(G8サミット)会場の英グレンイーグルズで自転車に乗っていて警官に衝突、転倒し、手や腕に擦り傷を負った。大統領は同夜、エリザベス英女王主催の夕食会に予定通りローラ夫人と一緒に出席したが、ぶつけられた警官は病院に運ばれた。この日は大統領の59歳の誕生日だった。

 マクレラン大統領報道官によると、同日午後にグレンイーグルズ入りしたブッシュ大統領は宿泊するホテルの敷地内で自転車に乗り、「かなりの速度」(同報道官)で走っていた。小雨が降っていたことから、タイヤがスリップ。皮肉にも大統領の安全を守るために配置についていた警官にけがを負わせてしまった。

 警官のけがの程度は明らかでないが、同報道官は「念のため」に病院に搬送されたと説明。ブッシュ大統領はあとから見舞いの電話をかける予定だと説明した。

 大統領は昨年5月にもテキサス州クロフォードで自転車に乗っていて転倒し、顔などに擦り傷を負っている。

189とはずがたり:2005/07/10(日) 01:54:49
米地方紙、機密文書に基づく特ダネボツに
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050709-00000011-yom-int
[ニューヨーク=大塚隆一] 米オハイオ州の有力紙プレーン・ディーラーは8日、機密文書を入手して書いた特ダネ2本の掲載を見合わせることを明らかにした。

 捜査当局に情報源の開示を迫られる恐れがあるためという。同紙の編集局長がメディア業界誌エディター・アンド・パブリッシャーなどに語った。

 米国では中央情報局(CIA)工作員情報漏えい疑惑をめぐり、情報源を明かさなかったニューヨーク・タイムズ紙記者が収監されたばかり。その波紋が他のメディアの報道姿勢にも及んだ形だ。

 ダグラス・クリフトン編集局長によると、2本の原稿は公共の利益に資する「極めて重要」な情報を含んでいる。ただ、外部に漏らすことが禁じられている文書をもとにしている。このため、掲載に踏み切れば、入手先の開示を求められ、それを拒んだ場合は記者が収監される恐れがある。

 記者たちは「収監されてもかまわない」と主張したが、同紙を所有する会社と弁護士は掲載に強く反対したという。局長は「情報源の開示は我々の選択肢にない。記者の収監も犠牲が大きすぎる」としている。

 プレーン・ディーラー紙はオハイオ州最大の新聞で発行部数は約40万部。
(読売新聞) - 7月9日19時18分更新

190とはずがたり:2005/07/11(月) 03:43:45
http://www.sankei.co.jp/databox/route66/index.html
ルート66 保守のアメリカ

191とはずがたり:2005/07/31(日) 02:23:45
PL法の精神は何処いっちまったのか?拳銃への思いはアメリカの国粋主義みたいなもんだね。。

米上院、「銃メーカー責任免除」法案を可決
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050730-00000413-yom-int

 米上院は29日、銃の不法使用で被害が出た場合に、武器メーカーと小売店を損害賠償を求める民事訴訟から免除する法案を賛成65、反対31で可決した。

 下院も夏季休会後に同様の法案を採択し、成立の見込み。

 法案は、「銃による事件の責任はあくまで犯罪者に負わせ、法律を守る業者を巨額の負担から守る」(起草者のラリー・クレイグ議員=共和)趣旨とされ、「銃の不法使用の結果生じた損害について、民事責任を問う行動を禁止する」と明記している。

 ブッシュ大統領の再選に貢献したロビー団体、全米ライフル協会(NRA)が立法措置を働きかけていたもので、共和党議員だけでなく民主党の主要議員も賛成に回った。(ワシントン支局)
(読売新聞) - 7月30日23時18分更新

192片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/08/02(火) 00:17:21
国連改革真っ盛りだが、どんな手腕を発揮するか。

米国連大使、大統領がボルトン氏任命…上院承認を回避
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050801-00000115-yom-int

 【ワシントン=貞広貴志】ブッシュ米大統領は1日、上院による承認が遅れていたジョン・ボルトン前国務次官の国連大使指名について、休会任命の形で発令すると発表した。

 議会が夏季休会に入ったのを利用して、上院承認を回避したもので、憲法規定により任期は次の議会が発足する2007年1月までに限定される。

 マクレラン大統領報道官は、休会任命に踏み切った理由について、「国連改革が重要な節目を迎えている」ことを挙げた。

 大統領は今年3月にボルトン氏を次期国連大使に指名したが、指名承認公聴会などで見解の異なる情報分析官を解雇しようとしたり、部下をいじめたりの疑惑が発覚、大使としての適格性を問う声が上がっていた。

 同氏は国連への懐疑論で知られ、日本の常任理入りについても「楽観視できない」との見解を示している。
(読売新聞) - 8月2日0時0分更新

193とはずがたり:2005/08/12(金) 05:40:48
財政赤字→ドル暴落→アメリカ発世界恐慌とかなしにしてくれよ・・。

米、道路整備法が成立 2800億ドルの新たな負担 (共同通信)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/highway.html?d=11kyodo2005081101002691&amp;cat=38&amp;typ=t

[ワシントン11日共同] ブッシュ米大統領は10日、高速道路の整備などに総額2864億ドル(約31兆5000億円)を投じる道路整備法案に署名し、法律が成立した。目的は都市圏の渋滞解消や交通事故死の防止・低減だが、上下両院議員による地元への利益誘導で予算規模が膨らみ、財政に大きな負担となる見通しだ。

 新法による整備計画は2009会計年度(08年10月−09年9月)までが対象。前計画は03年度に終了したが、予算配分や規模をめぐる議会の意見対立やホワイトハウスとの調整難航で、次期法案の取りまとめと可決が大幅に遅れていた。両院は先月末通過した。

 新計画は総額の約80%を高速道路の整備・管理に振り向ける予定で、人口集中により渋滞が深刻化している都市圏の問題解消を目指す。


[ 2005年8月11日16時27分 ]

195とはずがたり:2005/09/02(金) 12:47:12
米ニューオーリンズ混乱拡大、市長「SOS」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050902-00000005-yom-int

[バトンルージュ(米ルイジアナ州)=白川義和] 超大型ハリケーン「カトリーナ」による浸水が続く米ルイジアナ州ニューオーリンズは1日、救援物資の不足などに被災者が怒りを募らせ、混乱がさらに拡大した。

 避難施設では銃を持った若者が歩き回るなど治安も悪化している。レイ・ネーギン市長は同日、米CNNテレビに「必死のSOS」とする声明を寄せ、食料や水の早急な支援を改めて要請した。

 不穏な状況になっているのは、1万5000〜2万人が身を寄せている市内のコンベンションセンター。水、食料、医薬品も、市外への退避用のバスも足りず、被災者の間からは「動物扱いされている」などの不満が噴出している。軍がヘリコプターで食料を投下したが、焼け石に水の状態だという。

 センターで死亡する避難民も出始め、AP通信によると、少なくとも7人の遺体が放置されていた。この中には車いすに座ったままの高齢の女性や長いすに横たわった年老いた男性もいた。

 銃で武装した十代の若者が少女をレイプしたとの証言もある。

 ネーギン市長は声明で「センターでは支援物資が底をついた。衛生状態や治安も悪くなっている」と訴えた。同市の被災者支援責任者は「(インド洋の)津波の被災者には大量の援助物資を送れて、ニューオーリンズは助けられないのか」と連邦政府の対応を批判した。

 市街地ではこの日も商店などの略奪が続いた。州警察は市内に臨時の刑務所をつくることを検討している。

 一方、同州のブランコ知事は州内の死者数について「数千人とみられる」と述べた。
(読売新聞) - 9月2日11時36分更新

<米ハリケーン>米政府、外国の支援すべての受け入れ表明 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050902-00000027-mai-int

 米政府は1日、大型ハリケーン「カトリーナ」の被害に対する外国からの支援をすべて受け入れる方針を表明し、同日午後現在、日本を含む二十数カ国から支援の申し出があることを明かした。米国と敵対することの多い南米ベネズエラからは原油提供の申し出がきているという。日本政府は現在、米政府と支援内容を調整中。
(毎日新聞) - 9月2日11時45分更新

196名無しさん:2005/09/17(土) 01:26:19
シュワルツェネッガー知事、高校での炭酸飲料販売を禁止
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050916-00000899-reu-int

 [サクラメント 15日 ロイター] シュワルツェネッガー米カリフォルニア州知事は15日、10代の肥満を食い止める対策の一環として、州立高校での炭酸飲料水の販売を禁止する法案に署名した。
 「健康」信奉者として知られる同知事は当地で開催された健康と肥満に関するサミットの冒頭で法案に署名し、「加州は肥満の蔓延に直面している。きょうわれわれは、カリフォルニアの健康的な未来を創造するための第一歩を踏み出した」と述べた。
 同知事はまた、全米で最も人口の多い同州で3人に1人の子供が肥満である点を指摘し、「肥満に関連した健康問題に年280億ドルを費やしている。これを機にカリフォルニアの肥満を撲滅する」と語った。
 新法では牛乳、最低50%の果汁・野菜入りジュース、甘味料の入っていない飲料水は販売できる。2007年から段階的に実施する。
 現在、炭酸飲料は州内のほとんどの公立高校の自動販売機、カフェテリアで販売されている。同知事はさらに、学校給食における果物と野菜に対する支出を増やす法案にも署名した。
(ロイター) - 9月16日17時24分更新

197とはずがたり:2005/11/10(木) 18:04:10
市長は高校生! 米・ヒルズデール市 51歳現職破り当選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051110-00000035-san-soci

[ニューヨーク=長戸雅子] 米ABCテレビなどは九日、ミシガン州ヒルズデール市で八日に行われた市長選で、十八歳の高校生、マイケル・セッションズ君が五十一歳の現職市長を破り、初当選したと報じた。
 セッションズ君は出馬した動機について「この街に変化をもたらすことができると思った」と述べた。「新鮮なアイデアを実行したい」と抱負を語り、優先課題として失業対策をあげた。
 約八千人の人口の同市は十八歳以上に被選挙権があり、セッションズ君は非公式の集計で七百三十二票を獲得、現職市長に六十票の差をつけて当選した。
 選挙資金は夏休みのアルバイトでためた七百ドル(約八万二千円)で、住宅を一軒ずつ回る「ドブ板選挙」を展開。地元の消防局幹部は「この街には変化が必要」とセッションズ君の「政策」に賛同、全面支持を買って出た。
(産経新聞) - 11月10日15時9分更新

198とはずがたり:2005/12/13(火) 11:23:22
シュワルツェネッガー知事:元ギャング死刑囚の恩赦拒否
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20051213k0000e030025000c.html
 【ロサンゼルス國枝すみれ】米カリフォルニア州のシュワルツェネッガー知事は12日、ノーベル平和賞候補にもなり、恩赦の嘆願が出されていた元ギャングのスタンリー・ウィリアムズ死刑囚(51)に対し、恩赦を発令しないことを決めた。死刑執行の予定時間は13日午前0時1分(日本時間同日午後5時1分)。

 ウィリアムズ死刑囚が71年に設立したギャング団「クリップス」は、全米で最も凶暴なギャングとして知られ、対立するギャング団「ブラッド」などとの抗争で、数百人が死亡した。

 同死刑囚は79年のコンビニ店員殺害事件、同年のホテル経営者夫婦ら3人を殺害した強盗殺人事件の2件で有罪となり、81年に死刑判決を受けた。しかし、その後、刑務所の中で児童書を執筆してギャング撲滅運動を推進した功績が認められ、ノーベル平和賞に5回、ノーベル文学賞に4回、ノミネートされた。

 死刑反対派は、同死刑囚がギャング時代の犯罪を後悔し改心したと主張し、恩赦を要求。一方、死刑支持派は、同死刑囚が2件の殺人事件について犯行を否認したままであることなどを理由に恩赦に反対していた。

 シュワルツェネッガー知事は「証拠を検討したが、恩赦を出す余地は見いだせなかった」との声明文を発表した。

毎日新聞 2005年12月13日 10時37分 (最終更新時間 12月13日 10時47分)

200とはずがたり:2006/01/08(日) 23:52:57

【スカル・アンド・ボーンズ】
http://www.google.com/search?client=opera&amp;rls=ja&amp;q=%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%BA&amp;sourceid=opera&amp;ie=utf-8&amp;oe=utf-8

アイヴィー・リーグのアメリカン・フットボール最終戦は、伝統的にハーバード対イェールであり、The Gameと呼ばれている。教育・研究においても両校のライバル関係が語られることがある。2004年大統領選の主要候補6名の内、4名がイェール出身であるなど、近年の政治家の輩出においては全米で最も脚光を浴びている。ただ、理数系分野の研究においてはハーバード大学の方が規模が大きい。ハーバードが「学問研究の中枢」として語られる事に対し、イェールは「国家権力の中枢」として語られる事が多い。その迷信がかった象徴として、秘密結社「スカル・アンド・ボーンズ」が頻繁に引き合いに出される。学生数は学部、大学院合わせて約11,000人。
(Wikiのイェール大学より)

201とはずがたり:2006/02/15(水) 21:47:56
知的計画派に打撃、進化論批判の授業見直し 米オハイオ
http://www.asahi.com/international/update/0215/014.html
2006年02月15日18時52分

 米オハイオ州の教育委員会は14日、一昨年に採用した「進化論を批判的に分析する科学者の動きについて理解する」という項目を、高校の生物授業の基準から落とす案を11対4で可決した。AP通信などが伝えた。米国では進化論と、「生物の誕生の背景には何らかの知的計画があった」とするインテリジェント・デザイン(ID)の対立が続いているが、今回の動きはID推進派にとって手痛い打撃になりそうだ。

 IDは、旧約聖書に基づく天地創造説と同根だと反対派から攻撃されている。こうした背景もあり、オハイオではIDについて直接言及せず、進化論について批判的な分析がなされていることを生徒に理解させるにとどめた。

 IDを推進してきたシンクタンクのディスカバリー研究所(シアトル)は、オハイオでの取り組みを高く評価していただけに「進化論しか許さないという活動家が、進化論教育を沈黙させ、科学学習を停止させた」と今回の動きを批判した。

202とはずがたり:2006/02/26(日) 14:20:37
妻3人、判事を重婚で解任 「慣習」残る米ユタ州
http://www.asahi.com/international/update/0225/009.html
2006年02月25日18時21分

 AP通信によると、米ユタ州最高裁は24日、同州南部ヒルデール地区の判事を解任した。判事には妻が3人いると認定され、重婚を禁止する州法に背くとされた。

 同通信によると、判事は65年に結婚したが、宗教的な儀式にのっとり、後に妻の2人の姉妹とも「結婚」したという。ユタ州の一部には、宗教に根ざした慣習として、多重婚が残っている。

204とはずがたり:2006/03/14(火) 17:10:24
>>202

少女誘拐犯は重婚主義者―米
自らを神と名乗り7人の妻求める
http://www.worldtimes.co.jp/w/usa/news/030316-143924.html

[ロサンゼルス15日宮城武文] ユタ州の裕福な家庭から誘拐された少女が九カ月ぶりに救出される事件が最近起きたが、ソルトレーク警察当局が十四日明らかにしたところによると、この誘拐犯は重婚主義であることが分かった。

 誘拐されたのは当時十四歳だったエリザベス・スマートさんで、夜中に寝室に忍び込んできた男、ブライアン・デービッド・ミッチェル(当時49)にナイフを突き付けられ、誘拐された。

 警察当局によると、ミッチェルはエリザベスさんだけでなく、仲の良い従姉妹であるジェシカ・ライトさん(当時18)も誘拐するために家屋に忍び込んだ形跡があるという。

 警察当局は、ミッチェルが自筆で書いた「エマヌエル・ダビデ・イザヤ書」と題した「マニフェスト(宣言)」を収集、その内容によると、ポリグラム(重婚)は「失われた祝福」であり、「汝七人の姉妹を最良の友として永遠に慈しむべし」などと書いてあるという。ミッチェルは自らを「エマヌエル」と呼び、神と称している。

 こうしたことから、重婚主義に詳しい関係者は、エリザベスさんの誘拐は、重婚に関連したものではないかと事件当初から疑っていたという。ユタ州はもともと十八世紀に重婚主義を唱えるモルモン教徒の入植者によって開発されたところだが、連邦政府の圧力で重婚を一八九〇年に廃止したものの、古いモルモン教の教えを守る五万人程度のコミュニティがユタ州及び周辺州の僻地に散在している。

 重婚を守るコミュニティから逃げ出した女性たちは、少女が親の強制で重婚主義者に嫁がされる現状を打破すべく救出活動を展開しており、エリザベスさんの年齢はちょうど重婚主義者が「標的にする年齢」に当たるという。身体的には子どもを産める年齢に達しているが、精神的にはまだ幼く、不安と恐怖を抱かせて重婚から逃れられないように教育していける年齢だからだとしている。

 エリザベスさんも誘拐後、何度も逃げるチャンスがあったにも関わらず、白いローブを纏ってミッチェルの妻、ワンダ・バージーとともに放浪生活を続けていた。エリザベスさんの両親は「洗脳された」としているが、宗教学者や心理学の専門家らは、「極度の恐怖にさらされると、生存しようとの思いから、思い切った行動を取らなくなる」(児童心理学者のダグラス・ゴールドスミス博士)ことがあるとして、一般に流布されている洗脳理論には否定的見方をしている。

205とはずがたり:2006/03/14(火) 17:18:28

ユタ準州開拓史
http://garyo.or.tv/utah/history_utah.htm

モルモン教徒脱退を支援するページの一部のようだ。

206とはずがたり:2006/03/28(火) 23:42:20
ファンの「聖地」、プレスリー邸が米の国定史跡に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060328-00000215-yom-ent

[ロサンゼルス=古沢由紀子] 「ロックンロールの王様」と呼ばれた米歌手、故エルビス・プレスリーが1977年に42歳で亡くなるまで20年間過ごした米テネシー州メンフィスの大邸宅「グレースランド」が27日、米政府の国定史跡の指定を受け、娘のリサ・マリーさんらが出席して現地で式典が行われた。

 広大な邸宅は一般公開されており、ファンの「聖地」として年間60万人以上が訪れているという。

 米国の国定史跡には、ホワイトハウスなども指定されており、邸宅は、米国を代表する大スターの住んだ場所として、歴史的な価値が認められた。指定を発表したゲール・ノートン内務長官は「この伝説的なアーティストの多大な功績抜きに、20世紀を語ることはできない」と述べた。
(読売新聞) - 3月28日21時48分更新

208とはずがたり:2006/04/15(土) 11:01:07

米ウォルマート:1000店で銃の販売を取りやめ
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060415k0000e020017000c.html

[ワシントン木村旬] 世界小売り最大手で銃店舗網でも全米最大のウォルマート・ストアーズは14日、米国の全約3800店のうち約1000店で銃の販売を取りやめると発表した。販売中止は「銃の売り上げが落ちている地域での措置」と説明しているが、消費者に身近なスーパーで銃を売る同社への批判をかわす狙いもあるとみられる。

 ウォルマートでは既に販売を中止する店舗で銃の撤去を始めているといい、銃規制の強化を求める団体からは「一歩前進」との声が出ている。ただ、それ以外の店では販売を継続するため、なお2000店以上で銃が買える状態が続く。

 米メディアによると、90年代に銃乱射事件が多発したため銃を販売する小売店への批判が強まり、販売を取りやめる店舗が相次いだ。しかし、ウォルマートは創業者が狩猟好きだったこともあり、大半の店舗で販売を続けてきた。

毎日新聞 2006年4月15日 10時44分

210名無しさん:2006/05/24(水) 23:32:01
ロイド・ベンツェン元米財務長官が死去
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060524-00000497-reu-bus_all

ダン・クエール
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%83%AB

 [ヒューストン 23日 ロイター] 米上院議員を経て1988年に民主党の副大統領候補となり、90年代にクリントン政権下で財務長官を務めたロイド・ベンツェン氏が当地で死去した。85歳だった。一族の広報担当者が23日明らかにした。
 ベンツェン氏は、穏健派の民主党政治家で、87─92年に上院財政委員会の委員長を務め、翌年クリントン大統領就任とともに財務長官となった。
 88年の大統領選では討論で、当時41歳だった共和党のクエール副大統領候補が故ジョン・ケネディ大統領を引き合いに出し、議会での経験は十分あると主張したことに対し、「私はジャック・ケネディを知っている。ジャックとは共に仕事をし、彼は友人であった。あなたはケネディではない」とやり込めたことでも知られている。
(ロイター) - 5月24日11時57分更新

211名無しさん:2006/05/26(金) 23:02:01
キッシンジャー氏、田中元首相をジャップ
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20060526-37344.html

 ニクソン米大統領の中国訪問など70年代の米外交政策を主導したキッシンジャー大統領補佐官(後に国務長官)が72年夏、田中角栄首相が訪中して日中国交正常化を図る計画を知り「ジャップ(日本人への蔑称(べっしょう))」との表現を使って日本を「最悪の裏切り者」と非難していたことが、26日までに解禁された米公文書で分かった。

 キッシンジャー氏の懐疑的な対日観は解禁済みの公文書から既に明らかになっているが、戦略性の高い外交案件をめぐり、同氏が日本に露骨な敵がい心を抱いていたことを明確に伝えている。日米繊維交渉などで険悪化した当時の両国関係を反映しており、70年代の日米関係史をひもとく重要資料といえる。

 文書はシンクタンク「国家安全保障公文書館」が国立公文書館から入手。26日の公表前に共同通信に閲覧を認めた。

 ハワイで日米首脳会談が行われた72年8月31日付の部内協議メモ(極秘)によると、キッシンジャー氏は部内協議の冒頭で「あらゆる裏切り者の中でも、ジャップが最悪だ」と発言した。

 続けて、中国との国交正常化を伝えてきた日本の外交方針を「品のない拙速さ」と批判し、日中共同声明調印のために田中首相が中国の建国記念日に合わせ訪中する計画を非難。首相訪中に関する日本からの高官協議の申し入れを拒否したという。

 またフォード大統領訪日を直前に控えた74年11月12日付の国務省会議録(秘密)によると、国務長官も兼務していた同氏は省内会議で田中首相について「日本の標準に照らしてみてもうそつきだ」と言明した。

 今回判明した発言内容に関し、キッシンジャー氏は共同通信の取材に応じていない。

[2006年5月26日18時35分]

212片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/29(月) 11:52:50
出し抜かれたら即ジャップ扱いかい・・・。

72年にキッシンジャー氏 日中国交正常化に不快感 米極秘文書
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060528-00000010-san-int
「ジャップは信頼できぬ」
 【ワシントン=有元隆志】一九七二年の日本と中国の国交正常化をめぐり、当時、ニクソン米政権の大統領補佐官だったキッシンジャー氏が、政権内の会合で不快感を示していたことが二十六日、米民間シンクタンク「ナショナル・セキュリティー・アーカイブ」(NSA)が情報公開法に基づき入手したホワイトハウスの極秘文書で明らかになった。
 「あらゆる信頼できない者の中でも、ジャップ(日本人の卑称)が他に抜きんでている」。キッシンジャー氏は七二年八月三十一日、滞在中のハワイ・オアフ島のホテルで行われた会合の席上、日中国交正常化交渉について、こう発言。さらに「彼らは中国との国交正常化を急ぐだけでなく、国慶節(十月一日の中国の建国記念の日)を選んだ」とも指摘した。
 キッシンジャー氏は七二年二月に行われたニクソン大統領の中国訪問準備のため、七一年にひそかに訪中し、周恩来首相と会談するなど、米国の対中外交で主導的役割を果たしていた。
 日本政府には事前に連絡せず、頭越しに交渉を進めたが、その日本政府がニクソン訪中からわずか七カ月後に、米国より先に国交を結ぶところまできていることに驚きを隠せなかったようだ。
 実際には、日中共同声明が発表されたのは七二年九月二十九日。米国が中国と国交を樹立したのは七九年一月になってからだった。
 キッシンジャー氏は「鶴見清彦外務審議官が私にひそかに会いたいと言ってきたが、会わないと伝えた」とも語り、日本政府への不信感をあらわにした。
 同氏は「情報報告によると、中国人はその時(国慶節)には日本人どころか、いかなる外国人も招かなかったということだ」と述べ、中国側の対応にも意外感を抱いていることをうかがわせた。会合にはバンカー駐ベトナム大使らが同席した。キッシンジャー氏はこれだけ話すと「本題」であるベトナム情勢などに話題を移したという。
(産経新聞) - 5月28日3時1分更新

213片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/10(土) 07:55:46
>>152-153>>156-157
一丁あがり感よりも、国際的な場でアメリカの立場をボルトンが代弁してるな、という感じの現状ではあります。
とりあえず突っ張っておかないと、押されたところで妥協することになりかねないというところなのかもしれない。
アメリカの現実的な判断とはむしろそういうパワーゲーム的な意味で現実的なのでは、と思った。

米国連大使:ブラウン副事務総長発言を批判
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20060610k0000m030018000c.html

 【ニューヨーク坂東賢治】国連ナンバー2のブラウン副事務総長が「米国は国連をひそかに外交の道具に使いながら、国連を守ろうとしない」と米国の国連政策を批判し、ボルトン米国連大使が7日、「最悪の誤りだ」として発言撤回を求めた。ブッシュ米政権と国連事務局の関係険悪化につながりかねない状況になっている。

 ブラウン氏は6日、ニューヨークでの講演で「国連の平和維持活動は米国の作戦よりも効率がいい」「(保守的な)FOXニューズなどの中傷のせいで、米国と国連の建設的な関係が知られていない」などと辛口の表現を交えて、米国内の国連批判に反論した。さらに国連予算や国連人権理事会をめぐる米国の非協力的な姿勢を列挙、「穏健な国でさえ『米国が国連を弱体化させようとしているのではないか』と疑っている」と指摘、このままでは「国連が失われる」と危機感をあらわにした。

 ボルトン大使は7日朝、アナン国連事務総長に対して「89年にあなたと知り合って以来、国連高官として最悪の誤りだ」と抗議し、発言否定を要求。記者団に「米国民への批判であり、国際公務員として規則違反だ」とブラウン氏を批判した。マコーマック国務省報道官によると、ライス国務長官も同日、アナン事務総長に電話で「失望した」と伝え、ブッシュ政権の反発が強まっている。

 しかし、国連報道官は「アナン氏は(ブラウン氏の)演説を支持している」と説明、ブラウン氏も「極めて親米的な演説だ」と反発をかわした。

 下半期の国連予算執行をめぐり、6月末には再び米国と途上国との対立が予想される。このため、事務局があえて米国に苦言を呈したとの見方もあるが、米国の態度が硬化すれば対立激化につながる危険性もある。

 ブラウン氏は国連経験の長い英国人。米政府からの信頼も厚いといわれ、今年4月にアナン事務総長の官房長から副事務総長に昇格した際には米国寄りの人事との見方もあった。

毎日新聞 2006年6月9日 17時50分

214名無しさん:2006/08/09(水) 23:44:44
予備選で勝てる候補と本選で勝てる候補が一致するのかという問題

イラク早期撤退派の新人が勝利=政権寄りの大物破る−米民主党上院予備選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060809-00000047-jij-int

 [ワシントン8日時事]11月の米中間選挙を前に、民主党のコネティカット州上院選候補を決める予備選挙が8日、投開票され、イラク駐留米軍の早期撤退を訴える新人の実業家ネッド・レイモント氏(52)が勝利を収めた。民主党内で今後、イラクからの早期撤退論が強まるのは必至だ。
 イラク駐留継続に理解を示している対抗馬の現職で元副大統領候補のジョゼフ・リーバーマン氏(64)は、敗北を認めるとともに、11月の上院選に無所属で出馬することを表明した。
(時事通信) - 8月9日15時0分更新

215とはずがたり:2006/08/09(水) 23:59:41
>>214
無所属で出馬しても共和党候補の票を喰うんですかねぇ?

216名無しさん:2006/08/18(金) 00:16:16
中道派をとりこむ共和党とリベラルに傾倒する民主党

ブッシュ大統領、コネティカット州の共和候補支援せず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060816-00000112-yom-int

 [ワシントン=五十嵐文]米ホワイトハウスのスノー報道官は15日の記者会見で、ブッシュ大統領が11月の米中間選挙の一環として行われるコネティカット州の上院議員選挙で共和党の公認候補を支援しない、と明言した。

 同州では、野党・民主党ながらブッシュ政権のイラク政策に理解のあるジョゼフ・リーバーマン上院議員が無所属で再選を目指す方針を決めており、大統領自らリーバーマン氏の“側面支援”に回ったとの憶測を呼んでいる。

 大統領が、支持政党の公認候補の「不支持」をあえて打ち出すのは異例。同州の上院選は、今月8日の予備選でリーバーマン氏を破って民主党の公認候補となった新人ネッド・ラモント氏と、リーバーマン氏の事実上の一騎打ちとなる公算が高く、共和党候補のアラン・シュレシンジャー氏は大きく遅れを取っている。
(読売新聞) - 8月17日9時18分更新

217片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/11(月) 14:17:57
東京三菱のワシントン事務所の中間選挙レポートがno.53に。
https://reports.us.bk.mufg.jp/portal/site/menuitem.a896743d8f3a013a2afaaee493ca16a0/

>>216
中道派を取り込んでるという評価は正当でないと思うのですが。
イラク派兵問題でブッシュ政権に親和的だったリーバーマン氏を民主党支持者が排除して,逆に共和党支持層が自分の公認候補を忘れて支持してるところ,なんとかそのチャンスを逃すまいと候補を乗り換えた。そんな感じに見えます。
いまさらアレですけど,>>137なんかも,本当にディーンの登用はリベラル傾斜=支持縮小といえるのか(いえたのか),ずっと気になってます。

218片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/13(水) 17:25:50
中道寄りに対する不満が激化しているが、ロードアイランドで保守派は厳しい。なんとか本選に望みをつないだ。

米東部州の共和党予備選 イラク戦争反対の現職辛勝
http://www.sankei.co.jp/news/060913/kok006.htm

 11月の米中間選挙を前に12日、東部ロードアイランド州の共和党予備選が行われ、イラク戦争に反対するなどし、保守派の反発を招き再選が危ぶまれた穏健派のチェイフィー上院議員が保守派の新人候補に辛勝した。同日は同州を含めた9つの州と首都ワシントンで共和、民主両党の予備選が実施された。

 中間選挙では与党共和党の苦戦が予想されており、同党はリベラル色の強い同州で民主党候補に対抗できるチェイフィー議員を選んだことで、同州の共和党議席維持に望みをつないだ。

 チェイフィー議員はブッシュ大統領の減税にも反対したほか、妊娠中絶を支持、2004年の前回大統領選ではブッシュ氏再選を支持しなかった。

 こうした同議員の政治姿勢を非難する減税推進の政治団体が、地元で市長を務める保守派のラフィー氏を応援。有権者に蔓延(まんえん)する「反現職」ムードを追い風に、同氏が大接戦を演じた。

 米政界では近年、イラク戦争などをめぐる保守とリベラルの党派対立が先鋭化。戦争反対の共和党穏健派議員が、党派色の強い保守派の標的となったことで、選挙戦は全米の関心を集めた。

 共和党全国委員会は穏健派のチェイフィー氏でなければ議席維持は困難と判断、マケイン上院議員などの大物も動員し、同氏を支援した。(共同)
(09/13 15:30)

219とはずがたり:2006/09/16(土) 14:02:14
>>214>>216-217

米国:ネオコン好みのリーバーマン、予備選で敗北
2006/08/17
[ワシントンIPS=ジム・ローブ、8月9日]
http://www.janjan.jp/world/0608/0608169628/1.php

 8月8日にコネチカット州の民主党が開いた上院議会選候補者の予備選挙で、現職のジョー・リーバーマン氏がネッド・ラモント氏に敗れた。得票率は、ラモント52%、リーバーマン48%であった。リーバーマン氏は、ラモント氏、および共和党候補のアラン・シュレジンジャー氏に対抗して、独立派として選挙に立つことをすでに表明している。

 たいていの人々は、リーバーマン氏がイラク戦争に関してブッシュ政権よりの立場を取り過ぎたことが敗北の原因だと見ている。

 2000年大統領選挙の際に民主党の副大統領候補でもあったリーバーマン氏の敗北に衝撃を受けたのは民主党関係者だけではない。主に中東政策で同氏と意見を同じくするいわゆるネオコン勢力もそうであった。

 リーバーマン氏は、ヘンリー・ジャクソン上院議員(ワシントン州)の正統な継承者と見られる人物であるが、このジャクソン議員の元からは、リチャード・パール(元防衛政策委員会議長)、エリオット・アダムズ(中東政策に関する大統領補佐官)、フランク・ガフニー(安全保障政策センター代表)、ウィリアム・クリストル(「新しいアメリカの世紀のためのプロジェクト」共同創設者)などのネオコン人脈が巣立っている。

 ジャクソン議員は、民主党内のネオコン派の創始者ともいう人物であり、親イスラエル、防衛予算の増額、武力による平和構築などの政策の信奉者である。

 また、リーバーマン氏は、米軍をイラクから早期撤退させることに長らく反対していた。しかし、同氏の敗北により、同氏と同じような意見をとっていたヒラリー・クリントン上院議員やジョセフ・バイデン上院議員といった民主党の大物も立場を再考せざるをえないものと見られる。

 さらにリーバーマン氏は、4月、イランの核施設に対する空爆を支持する意向を表明するなど、ネオコンと近い立場を取り続けていた。(原文へ)

翻訳/サマリー=山口響/IPS Japan浅霧勝浩

220名無しさん:2006/09/16(土) 19:13:48
>>219
> リーバーマン氏は、ヘンリー・ジャクソン上院議員(ワシントン州)の正統な継承者と見られる人物であるが

さらりと書いてあるけど初めて聞いた。
83年死去のジャクソンと88年上院初当選で中央に出てきたリ−バーマン(*1)にどんな関係があったのかな?
一般的にジャクソンの後継者は政策スタッフを務めたリチャード・パールだよなと思ってリンク先の原文(*2)を読んでみた。

To them, Lieberman is the lineal descendant of Washington State Sen. Henry M. "Scoop" Jackson in whose office some of today's most influential neo-conservatives, including former Defence Policy Board chairman Richard Perle; Bush's top Middle East advisor, Elliot Abrams; Centre for Security Policy president Frank Gaffney; and Kristol himself got their start.

原文を書いた人もちょっと偏った人だと思うが翻訳もちょっと強引な気がする。

(*1) http://bioguide.congress.gov/scripts/biodisplay.pl?index=L000304
(*2) http://ipsnews.net/news.asp?idnews=34294

221片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/16(土) 19:47:41
>>220
なるほど、リンク先のホームを見渡すと、偏りが見える気がする。

訳は、「直系の後継者」でいいでしょうか?

実際どういう関係なのか全く知らないんですが、コネティカットの州検事総長をリーバーマンがやってたってことなんで、薫陶を受けたというのはありうるんじゃないでしょうか?

223名無しさん:2006/10/02(月) 01:56:41
YOU、議員付添人(ページ)プログラムに来ちゃいなよ

少年にわいせつメール送信? 米下院議員が辞職
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200610010025.html
2006.10.01 Web posted at: 18:35 JST - CNN

ワシントン(CNN) 米下院のマーク・フォリー議員(53)が、元議員付添人の10代の少年にわいせつなメールを送っていた疑いが濃厚になり、同議員は29日、辞職した。他議員たちからは、辞職では不十分だとして、刑事捜査を求める声があがっている。

ABCテレビによると、フォリー氏はメールで、少年に対して服を脱ぐよう呼びかけたり、下着しか着ていないという少年に「脱がしたい」と伝えたりした。

「君を興奮させたかい」などとたずねたこともあったという。ABCテレビは、これ以外のメッセージは生々し過ぎて公表できないとしている。

フォリー氏は、フロリダ州選出の共和党議員で、6期つとめた。「家族やフロリダの人々をがっかりさせた」として、29日に突然、辞職した。フォリー氏は独身。

下院は同日、全会一致で独自調査の開始を決めた。

米議会は、全国の若者に議会で働く機会を与えようと、議員付添人(ページ)プログラムと呼ばれる制度を導入している。1983年には、下院議員2人が17歳の付添人と合意のうえで性的関係をもったことを認め、制度が問題視された。

224片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/02(木) 16:31:12
オバマ議員のことは前回大統領選挙後からなんとなく注目しているんですが、どうなんでしょ?
ヒラリーだと民主党は大統領選挙負けると思いますが、オバマだと勝てるんでないか?

ところで、中間選挙近くていろんな予想が飛び交ってますがどうなるんでしょ。
民主党が地すべり的に両院逆転、あるいは共和党が地力を見せて両院踏みとどまり、どっちもありそうで難しい。

オバマ氏の支持急上昇 次期米大統領選でCNN
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&amp;PG=STORY&amp;NGID=intl&amp;NWID=2006110201000200

 ワシントン1日共同】米CNNテレビは1日、2008年の米大統領選への出馬検討を先月表明した民主党の若手黒人政治家、オバマ上院議員が最新の世論調査で、次期大統領にしたい政治家として民主党内で2位につけたと報じた。
 1位は前回調査に続きヒラリー・クリントン上院議員だが、前回の9月時点での調査で獲得した38%から28%に下落。クリントン議員と、13%で3位に入ったゴア前副大統領の支持層を浸食する格好で、オバマ氏は17%を獲得した。
 オバマ氏本人は中間選挙後に出馬の可否を最終判断する予定。出馬検討表明で急速に同氏への支持と期待が強まっていることが数字で裏付けられた。共和党ではジュリアーニ前ニューヨーク市長がトップで、2位はマケイン上院議員。

225片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/02(木) 20:17:36
http://www.cqpolitics.com/2006/11/lamont_needs_another_rally_to.html

斜め読みだけど、リーバーマンは当選したら民主党につくようだ。

226片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/03(金) 01:31:27
作ってみました。

アメリカ上院選(計100議席(欠員1)・改選33議席)
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃共和党非改選 36議席                     ┃
┠───────────────────────┨
┃共和党で安定 NV UT AZ WY TX IN MS ME 8議席  ..┃
┠───────────────────────┨
┃共和党に傾斜 TN 1議席                  ┃
┠───────────────────────┨
┃シーソーゲーム MO VA 2議席              ..┃
┠───────────────────────┨
┃民主党に傾斜 MT NJ RI MD 4議席            ┃
┠───────────────────────┨
┃民主党で安定 WA CA ND NE NM MN WI MI OH NY  ...┃
┃           PA WV VT MA DE FL HI CT 18議席 ┃
┠───────────────────────┨
┃民主党非改選 29議席                    ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
http://www.realclearpolitics.com/epolls/2006/senate/
http://www.electoral-vote.com/

http://www.redcruise.com/nakaoka/index.php?p=190

227片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/03(金) 07:25:31
上に貼った中岡の記述は非改選数について違うのかも。ということで訂正。素人丸出しですが。

(2001-2007) 共15 民17 他1
(2003-2009) 共21 民12
(2005-2011) 共19 民15
計 共55 民45 他1
http://www.senate.gov/

アメリカ上院選(計100議席・改選33議席)
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃共和党非改選 40議席                     ┃
┠───────────────────────┨
┃共和党で安定 NV UT AZ WY TX IN MS ME 8議席  ..┃
┠───────────────────────┨
┃共和党に傾斜 TN 1議席                  ┃
┠───────────────────────┨
┃シーソーゲーム MO VA 2議席              ..┃
┠───────────────────────┨
┃民主党に傾斜 MT NJ RI MD 4議席            ┃
┠───────────────────────┨
┃民主党で安定 WA CA ND NE NM MN WI MI OH NY  ...┃
┃           PA WV VT MA DE FL HI CT 18議席 ┃
┠───────────────────────┨
┃民主党非改選 27議席                    ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
http://www.realclearpolitics.com/epolls/2006/senate/
http://www.electoral-vote.com/

228とはずがたり:2006/11/03(金) 08:35:34
あざーす。えらく白熱してるみたいですねぇ。
上院の改選・非改選ってのはなんでずれてるんですかね?
任期途中で現職が死んだりすると時期的に近い中間選挙で選挙?

229片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/04(土) 21:12:56
>>228
私は詳しくなかったりするので、誰かいないかな・・・。

米中間選挙 民主が有利な戦い
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/11/04/k20061104000100.html

7日に投票が行われるアメリカの中間選挙は、ブッシュ政権のイラク政策を批判する野党・民主党が終盤に入っても有利に戦いを進めており、議会下院で多数を奪還する可能性が高いのに加え、上院でも奪還の可能性があるとする見方が出ています。
アメリカの中間選挙は、議会上院の3分の1にあたる33議席、下院の435の全議席が改選されるほか、これにあわせて全米50の州のうち36の州知事の投票が行われます。選挙はイラク政策が最大の争点となっており、イラクをテロとの主戦場と位置づけるブッシュ・共和党と、軍の撤退の道筋を明らかにすべきだとする野党・民主党が、激戦を繰り広げています。最新の世論調査によりますと、民主党に投票するという人は、共和党を10ポイント以上上回っており、民主党有利の展開となっています。劣勢に立つブッシュ大統領は、3日の演説で、先月の失業率が5年半ぶりの低い水準となったことを取り上げ、「われわれの減税政策が強い経済の原動力となった。失業率の改善はその証拠だ」と述べ、底堅い経済運営の実績を強調しました。しかし、各種の調査では、終盤に入っても民主党が勢いを維持していることを示しており、世論調査の専門家はNHKに対し、「下院で民主党は多数奪還に必要な15議席以上を上積みしそうだ」と述べました。また、ほかの専門家からも、下院に加え上院でも奪還の可能性があるとする見方が出ており、共和党がどこまで巻き返すことができるかが焦点となっています。

230とはずがたり:2006/11/06(月) 22:06:39
アメリカが民主主義国でないことの証左

’06米中間選挙:黒人票、監視合戦−−投票直前、メリーランド州
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/archive/news/2006/11/06/20061106dde007030043000c.html

 <’06.11.7米中間選挙>

 ◇共和「不正防止」/民主「選挙妨害」

 7日に迫った米中間選挙を前に、激戦区での黒人票の行方が注目されている。民主党支持の黒人票を警戒する共和党は、党の選挙監視員を黒人居住区にはり付け「不正防止のため」投票所で身元確認を行う方針だ。これに民主党は「選挙妨害だ」と反発し、全米で7000人の弁護士を動員して投票所などで監視員の「監視」にあたる。共和党も弁護士を派遣する方針を固め、投票所ではかつてない「法律闘争(リーガル・ファイト)」が繰り広げられそうだ。【ボルティモア(米メリーランド州)大治朋子】

 4日、有権者の30%を黒人が占めるメリーランド州に入った。州最大の都市ボルティモアから車で約40分ほどのコロンビア地区で民主党の知事選候補者が集会を開いていた。息子3人を連れた母親、ハリスさん(47)は「政治を考える良い機会なので子供と一緒に来ました」とほほ笑んだ。この地区は人種が混在するが、ハリスさんら黒人は参加者250人の1割にも満たなかった。

 同地区で買い物をしていた黒人の運転手、ジェロームさん(39)は「投票? 行かないよ。長時間並ぶから」と足早に去った。法律事務所で働くルースさん(53)は「投票する」が、多くの黒人の友人は「選挙のたびに奇妙なチラシが出回るので、『面倒はごめんだ』と選挙に行かなくなっている」という。

 ボルティモアの民主党州本部で選挙の統括にあたるジョー・ホワイト氏によると、02年の知事選で黒人居住区に悪質な手紙が出回った。「混雑回避のため民主党支持者の投票は翌日に変更」「家賃や駐車場代を滞納している人は投票所で拘束される」との内容だった。

 さらに共和党は「監視員」を黒人居住区の投票所に送り込み、投票者の身元確認も行った。しかし「不正は見つからず」(ホワイト氏)、投票所は長蛇の列ができて苦情が相次いだ。

 手紙や監視員をめぐる同様のトラブルは04年11月の大統領選でもカリフォルニア州やオハイオ州などで起きた。ピュー・リサーチ・センターの調査では、04年10月「自分の投票が正確に反映されていない」と訴えた黒人は15%だったが、06年10月には29%と倍増した。危機感を強めるメリーランド州民主党は黒人票を固めるため、4日までに400人の弁護士を配置している。

 一方、同州の共和党本部は「不正発見のため、ためらわず果敢に(投票者に)挑むこと」と徹底的に争う構えだ。

 ◇法や制度の整備必要−−ジョージワシントン大学ロースクールのスペンサー・オバートン教授(選挙権・選挙資金法)の話

 共和党は激戦区の黒人居住区に集中的に監視員を投入してきた。身元の確認は本来は投票所の審判員の業務だが、全米で統一した規定がなく、州によっては政党の監視員による身元確認が認められている。この問題はこれまで放置されてきたが、最近監視の内容が過激になり、民主党も対策に本腰を入れ始めた。

 投票所や投票機械の割り振りも全米統一の基準はなく、自治体で異なる。オハイオ州では04年、白人地区に投票機械を厚く配備し、白人地区では15分前後で投票できたが、黒人地区では4時間かかった。批判を受け同州は有権者数に応じて割り振る規定を作ったが、大半の州はこうした規定すらない。

 いずれも適切な法や制度の整備による対応が必要な問題だ。国民の平等な選挙権が侵されてはならない。(談)

毎日新聞 2006年11月6日 東京夕刊

231とはずがたり:2006/11/13(月) 01:57:05

「ブッシュ勝利の女神」も落選報道 大統領「側近」苦戦
2006年11月08日13時17分
http://www.asahi.com/international/update/1108/011.html

 7日に投開票の行われた米中間選挙では、ブッシュ大統領の不人気のあおりで、大統領「側近」の共和党候補の苦戦が目立った。

 フロリダ州の上院選では、共和党のキャサリン・ハリス候補が落選と早々と報じられた。州務長官だった00年、集計をめぐる大統領選の混乱をブッシュ候補に有利な形で収め、共和党陣営から「勝利の女神」ともてはやされた。02年の下院選で大勝して上院を目指したが、逆風で民主党現職に歯が立たなかった。

 選挙戦は、民主党のビル・ネルソン上院議員が終始、優位。最終日にはブッシュ大統領がフロリダ入りして州西部の集会にハリス氏も出席した。だが、大統領から壇上に招かれることもなく、客席に座ったままだった。

 地元紙によると、ハリス氏は地盤の州中部からほとんど足を踏み出さず、もっぱら少人数の支持者向けに遊説を続けた。共和党の知事候補らも距離をおいていたという。

 激戦区のペンシルベニア州の上院選では「ブッシュ氏支持」を一貫して訴えた共和党現職のリック・サントラム議員が民主党新顔ボブ・ケーシー候補に敗北した。

 午後10時40分すぎ、地元スクラントンで支持者の前に姿を見せたケーシー氏は、サントラム氏から祝福の電話があったことを報告。「今夜、ペンシルベニアから変革が始まる」と勝利宣言した。

232とはずがたり:2006/11/13(月) 01:57:43

米国初のイスラム教徒下院議員 ミネソタ5区で当選
2006年11月09日01時04分
http://www.asahi.com/international/update/1109/003.html

 米下院選ミネソタ5区で、イスラム教徒のキース・エリソン氏(民主)がイラクからの米軍の即時撤退などを訴えて当選した。イスラム教徒の連邦議員は米国史上初めてという。01年の米同時多発テロ後、肩身の狭い思いを余儀なくされた米国在住のイスラム教徒の間で朗報として受け止められている。

 アフリカ系米国人のエリソン氏は学生時代にイスラム教に改宗したが、選挙戦では強硬派の黒人ムスリム団体「ネーション・オブ・イスラム」との関係が問われるなどした。このため、イスラム教を前面に出さない戦術をとったが、同区に多く住むソマリア移民のイスラム教徒らから強い支持を集めたとされる。

233とはずがたり:2006/11/13(月) 01:58:49

史上2人目の黒人州知事誕生 米中間選挙
2006年11月08日15時37分
http://www.asahi.com/international/update/1108/016.html

 米北東部マサチューセッツ州知事選挙で7日、民主党の黒人候補で弁護士のデバル・パトリック氏(50)が当選を確実にした。選挙で選ばれる黒人知事は、1990〜94年にバージニア州知事を務めたワイルダー氏以来で、米史上2人目。(時事)

234とはずがたり:2006/11/13(月) 02:00:51

米国防長官を更迭 大統領は敗北宣言 米中間選挙
2006年11月09日13時24分
http://www.asahi.com/international/update/1109/004.html

 ブッシュ米大統領は8日、前日投票の中間選挙を受けて記者会見し、ラムズフェルド国防長官の辞任を発表した。好転しないイラク情勢の責任を取らせた事実上の更迭。後任にはロバート・ゲーツ元中央情報局(CIA)長官を指名した。中間選挙について「共和党を代表する者として大きな責任がある」と述べ、同党の敗北を認めた。注目の上院選(定数100)の開票は、未確定だった2議席のうち、民主党がモンタナ州を制し、同党系無所属を合わせ50議席を確保した。残るバージニア州についても、AP通信など米主要メディアは、民主党候補が勝利したと報道。上下院で民主党が多数派を獲得することが確実な見通しになった。

 ホワイトハウスでの会見で大統領は、中間選挙では「国民の多くが、イラク情勢が進展しないことに不満を表明した」と述べ、今後は民主党とも協力してイラク問題に「超党派的な手法」で取り組む姿勢を強調した。

 こうした情勢を踏まえてラムズフェルド長官と協議した結果、「国防総省には新しい指導者が必要だということで合意した」と語った。

 ゲーツ氏は91年から93年までCIA長官、現在はテキサス州で大学学長を務めている。上院の承認を得て正式に就任する見通しで、ラムズフェルド長官はそれまで引き続き職務にとどまる。

 ラムズフェルド氏は01年のブッシュ政権発足時から現職にあり、同年9月11日の同時多発テロを受け、アフガニスタンの旧タリバーン政権と国際テロ組織アルカイダに対する対テロ戦争、03年からのイラク戦争を指揮してきた。米軍を現代のハイテクを取り入れてより身軽に、迅速化する「軍の再編・変革(トランスフォーメーション)」路線も主導してきた。

 だがイラク戦争では、反米勢力の抵抗を楽観し、駐留米軍の兵力規模についても軍内部の異論を退けてきた。おごりともとれる指導ぶりは、米兵死者が増えるにつれて、国防総省・米軍内部でのあつれきを広げる結果となった。

235とはずがたり:2006/11/13(月) 02:01:06

民主、上院も過半数へ 米中間選挙
2006年11月09日21時42分
http://www.asahi.com/international/update/1109/013.html
 米中間選挙の開票作業は8日も続き、米主要メディアによると、上院で接戦を繰り広げていたモンタナ州で、民主党新顔のジョン・テスター候補が当選を確実にした。最後の1議席となったバージニア州について、AP通信など複数のメディアは同日夜、民主党新顔のジム・ウェッブ候補が集計の再点検で、共和党現職のジョージ・アレン候補を上回ったと報じた。アレン氏が9日夜にも敗北を表明すると伝えており、94年以来12年ぶりに民主党が上下院で過半数を得る見通しとなった。

 バージニア州の州法によれば、アレン氏が再集計を要求することは可能だが、CNNによるとアレン氏本人が「(結果を)長引かせることはない」との意向を示しているという。

 この結果、上院は非改選を合わせて共和党49、民主党51(民主党系無所属2を含む)となり、民主党が上院でも過半数を確保、94年以来12年ぶりに上下両院が逆転する。民主党が過半数をとった下院(定数435)では、9日朝までに共和党196、民主党229となっている。

 上院で民主党が多数派になることで、閣僚や連邦裁判事など大統領が指名する人事や条約批准の承認が滞る事態も予想されている。

米政権、超党派連携図る 大統領、民主議員と会談
2006年11月10日01時23分
http://www.asahi.com/international/update/1110/001.html

 ブッシュ米大統領は9日、中間選挙で与党共和党が上下院で敗北したことを受け、野党民主党との超党派の連携に向けて動き始めた。同日昼には、初の女性下院議長となるペロシ院内総務(民主)らとホワイトハウスで会談する予定だ。

 スノー大統領報道官は9日午前、記者団に対し、「両党が足並みをそろえて取り組むことができるテーマがいくつかある」と述べ、上下院で多数派となる民主党との連携に前向きな姿勢を示した。

 ブッシュ氏は、ラムズフェルド国防長官の更迭を発表した8日の記者会見で、イラク問題に「超党派的な手法」で取り組む姿勢を強調。格差是正を掲げて民主党が引き上げを公約してきた最低賃金についても、一定の理解を示した。

 一方、民主党のペロシ氏もCNNに対し「共和党に報復する考えはない」と述べ、連携に応じる姿勢を示している。

 接戦で民主党候補の勝利の集計結果が出た上院最後の議席バージニア州では、集計の点検が9日中にもまとまる。これを受けて、共和党現職のアレン候補が敗北を正式に認める公算が大きい。

236片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/17(金) 14:50:43
民主党の政策自体が明確に意識された上で信任を得たのではなく,今回の選挙は米国保守の堕落・失墜を受けたものであると思う。
マケインが「常識のない保守主義」をなんとかすれば,共和党の挽回も可能ではないだろうか。

マケイン氏も準備委設立=「常識ある保守主義」目指す−米大統領選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061117-00000035-jij-int

 ワシントン16日時事】米共和党のマケイン上院議員(70)は16日、2008年の次期大統領選挙出馬に向けた資金集めを可能にする準備委員会の設立を連邦選挙委員会に届け出た。また、ワシントン市内で行った講演で、歳出の抑制を基調とする「常識ある保守主義」の実現を目指す考えを表明し、気勢を上げた。
 マケイン氏は先の中間選挙では非改選だったが、共和党候補の応援で各地を回り、大統領選出馬に向けた布石と受け止められてきた。年末のクリスマス休暇後にも出馬の最終判断を下す考えだ。同氏は2000年の大統領選の党指名争いで現職のブッシュ氏に敗れており、再起を狙う。 
(時事通信) - 11月17日11時1分更新

237とはずがたり:2006/11/18(土) 14:02:44
大中華スレが適切かなぁ。。

米中間選挙 韓国系が大躍進…議員や判事に14人2006-11-15
http://mindan.org/shinbun/news_bk_view.php?page=2&amp;subpage=2218&amp;corner=2

 米国中間選挙(7日)に出馬した在米コリアン17人のうち、過去最多の14人が中央・地方議員や判事、教育委員などに当選したことが中央日報の報道で分かった。

 当選者のほとんどはカリフォルニア州、ニュージャージー州、ワシントン州、ハワイ州など在米コリアンの密集地域。

 カリフォルニア州の下院議員に立候補したメアリー・チョン・ハヤシや、同州の最高官ポストに挑戦した女性のミッシェル・パク候補(共和党、租税衡平局委員)などカリフォルニア州で出馬したコリアン系4人は全員が当選した。サンフランシスコではジェイン・キム候補が14人の中から最年少で教育委員に当選した。

 いずれの当選者も「在米同胞コミュニティーの支援のたまもの」と深い感謝の意を示した。

 このほか、ワシントン州の上院議員と地裁判事、ネバダ州、オレゴン州の下院議員などに当選する躍進ぶりだった。

(2006.11.15 民団新聞)

238片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/05(火) 09:43:00
米国:ボルトン国連大使が辞任へ 来年1月3日任期切れ
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20061205k0000m030149000c.html

 【ワシントン和田浩明】ホワイトハウスは4日、来年1月3日に任期切れを迎えるボルトン国連大使(58)から辞任の申し出があり、ブッシュ大統領が受け入れたとの声明を発表した。ブッシュ政権にとっては、中間選挙(11月7日)での与党・共和党の敗北を受けたラムズフェルド国防長官の事実上の解任に続く、ネオコン(新保守主義者)の退場。

 ブッシュ大統領は昨年8月、上院の指名承認を得られないまま、議会休会中にボルトン大使を暫定的に任命。先月、指名承認を改めて上院に求めたが、中間選挙で野党・民主党が議会過半数を制したため、承認は困難が予想されていた。

 大統領は声明の中で、ボルトン大使が北朝鮮の核実験やイランの核開発を非難する国連安保理決議採択に貢献したと評価し、辞任は「非常に残念だ」と述べた。

毎日新聞 2006年12月5日 1時06分 (最終更新時間 12月5日 1時10分)

239とはずがたり:2006/12/07(木) 06:38:23

訴訟社会やねぇ。

カメハメハ学校:先住民族優先入学制度は合法 米連邦高裁
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20061207k0000m030034000c.html

 【ロサンゼルス國枝すみれ】米カリフォルニア州サンフランシスコの連邦高裁は5日、ハワイ州にある私立カメハメハ学校が採用している先住民族優先入学制度を合法と認める決定を下し、これを違法だとして反対していた原告白人の主張を退けた。原告側は最高裁に上告する方針。

 同校は1883年、ハワイ王国を建国したカメハメハ大王のひ孫に当たるバニース・パウアヒ・ビショップ王女の遺志で設立された。王女はハワイ先住民族の教育のため財産を使うよう遺言を残していた。このため同校は先住民族が歴史的に受けた不利益を是正することを目的とし、先住民族の子どもたちを優先して受け入れ、格安の学費で教育してきた。

 地元紙ホノルル・アドバタイザーによると、同高裁の3人制小法廷は先に、入試で人種を考慮することは米国の公民権法に違反するとして原告勝利を言い渡したが、被告側が再審理を求めていた。5日の15人制大法廷は8対7で同校の方針を支持し、小法廷の結論を覆した。

毎日新聞 2006年12月6日 19時10分

240片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/09(土) 01:40:44
この人、民主党から寝返ったネオ・コンサヴァティヴの源流みたいな人じゃなかったっけ・・・?

元米国連大使、カークパトリックさん死去
2006年12月09日01時01分
http://www.asahi.com/international/update/1209/001.html?ref=rss

 ジーン・カークパトリックさん(元米国連大使)は、米シンクタンクのアメリカン・エンタープライズ公共政策研究所によると、7日死去、80歳。

 米オクラホマ州生まれ、コロンビア大学で政治学博士号をとり、ジョージタウン大学教授を務めた。民主党の活動家だったが、カーター大統領の外交政策を批判。共和党のレーガン政権で米国初の女性の国連大使に任命された。安保理でソ連批判を展開したタカ派の論客として知られた。

242名無しさん:2006/12/29(金) 05:35:03
ラムズフェルドやチェイニーはフォード政権の一員だったわけですが…

フォード元大統領“遺言”「イラク戦争は過ち」…米紙
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20061228i114.htm

 【ワシントン=坂元隆】米ワシントン・ポスト紙(電子版)は28日、故フォード元大統領が生前、同紙のボブ・ウッドワード記者のインタビューで、イラク戦争は「正当化できない」と反対意見を述べていたと報じた。

 元大統領の首席補佐官を相次いで務め、ブッシュ政権ではイラク戦争推進の原動力となったラムズフェルド国防長官(当時)とチェイニー副大統領に対しても厳しく批判したという。

 インタビューはフォード元大統領の死後に発表するという条件で対イラク開戦の翌年にあたる2004年7月に行われた。

 元大統領は、サダム・フセイン政権が大量破壊兵器を開発しているという理由でブッシュ大統領が進攻に踏み切ったことに関して、大統領とラムズフェルド、チェイニー両氏を名指しし「大きな過ちを犯した」と述べた。また、チェイニー副大統領については、「すばらしい首席補佐官だったが、好戦的になったと思う」とも話した。

 世界を民主化するというブッシュ政権の構想についても、「国家の利益が第一だ」として批判した。
(2006年12月28日23時19分 読売新聞)

243名無しさん:2007/01/10(水) 19:34:44
>>241
上院多数の再逆転は取り敢えず遠のきましたが、ジョンソン上院議員が改選(ちなみに08年です)を乗り越えるのは困難でしょう。保守地盤の議席を巡って民主党と共和党の激しい攻防が予想されます。

重体の米上院議員の容体が改善、上院勢力図は変化ない公算
http://today.reuters.co.jp/news/articlenews.aspx?type=worldNews&amp;storyID=2007-01-10T170244Z_01_NOOTR_RTRJONC_0_JAPAN-242143-1.xml
[ワシントン 9日 ロイター] 昨年12月に脳の手術を受けたティム・ジョンソン米上院議員(民主党、サウスダコタ州)の事務所は9日、重体だった同議員の症状が改善して落ち着いている、と発表した。 同議員が死亡または辞任した場合、僅差で過半数を獲得した民主党の優位が逆転する恐れがあったが、上院の勢力図に変化は生じない公算が高まった。

事務所によると、同議員は今週、集中治療室から入院患者向けリハビリ施設に移る見込み。

上院では、昨年11月の中間選挙で民主党が51対49で過半数を獲得。サウスダコタ州では上院議員が辞職または死亡した場合、知事が後任を指名するが、同州知事は共和党のため、共和党が議席を獲得することは必至だった。そうなれば、両党の議席数が同じになるが、賛否同数の場合、上院議長を兼ねるチェイニー副大統領がキャスティングボートを握り、主導権が共和党に移る可能性がある。

245片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/05(木) 10:08:28
>>224
ここまで順調に来てるんだなー。
オバマ大統領、と予想をしても今さらなら希少価値はないかなぁ。オバマにとってのハードルはなんだろう。本人の喋り(機転)はクリントンが上だろう。資金もクリントンが上。それを何らかで補ったうえでのハードルがまだ残存しているか?

オバマ氏の選挙資金30億円 ヒラリー氏と互角の集金力 '07/4/5
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200704050214.html

 【ワシントン4日共同】次期米大統領選の民主党有力候補、オバマ上院議員の陣営は四日、一月から三月までに二千五百万ドル(約三十億円)の選挙資金を集めたことを明らかにした。同党候補者の中で支持率トップのヒラリー・クリントン上院議員が同時期に集めた二千六百万ドルに匹敵する集金力を見せつけた形で、クリントン氏にとっては「重大な脅威」(AP通信)になりそうだ。

 オバマ陣営の選挙資金担当者は「草の根レベルの有権者が政治に変化を渇望していることの表れ」と、今後の選挙戦に自信を示した。

 黒人初の米大統領を目指すオバマ氏は、全米で知名度抜群のクリントン氏と違って大規模で組織的な資金集めは困難とみられていたが、ハリウッドの大物らが資金調達パーティーを相次いで開くなどして協力した。

 最近のタイム誌の世論調査では支持率もクリントン氏に7ポイント差まで迫っている。

246名無しさん:2007/04/07(土) 22:09:19
クリントン大統領の時代は通信の規制緩和などで民主党との関係が良好だったけど。

同性愛カップルもミッキーが祝福=米ディズニーランドが方針転換
4月7日9時1分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070407-00000017-jij-int

 [ロサンゼルス6日時事]米ウォルト・ディズニー社はこのほど、ディズニーランドで開催する挙式「フェアリーテイル・ウェディング」について、同性愛カップルからの受け付けも開始した。従来は婚姻証明提示を求めていたため、法的に認められていない同性カップルはディズニーでも挙式ができなかった。
 ディズニー関係者はロイター通信などに対し、「同性愛者による誓約式も可能になるよう、規則を変更した」と説明。挙式サービスはカリフォルニア州やフロリダ州内の施設で提供されており、価格は8000ドル(約95万円)から。シンデレラ城の前で、正装したミッキーマウスらに祝福してもらえるプランもある。
 同社はこれまでも、目立たない会場を貸し出すなど、同性愛者に比較的寛容な立場を取ってきた。これに対し一部宗教団体は「伝統的な家族の価値観を踏みにじっている」と抗議。そうした逆風をはねのけ、今回の方針転換に踏み切った。

最終更新:4月7日9時1分

247名無しさん:2007/04/18(水) 02:03:21
同じ銃撃事件でも日本とスケールが違いすぎ。ご冥福をお祈りします

米銃乱射:容疑者は同大在籍の韓国出身学生 計画的犯行か
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070417-00000135-mai-int

 [ブラックスバーグ(米バージニア州西部)和田浩明]米バージニア工科大学で32人が射殺され15人以上が負傷した銃乱射事件で、同大は17日記者会見し容疑者が同大に4年生として編入した韓国出身のチョ・スンヒ(23)という男だったと明らかにした。また講義棟の銃撃で使われた2丁の拳銃のうち1丁が、寮で使われたものと同じだと判明した。米捜査当局は動機の解明を急ぐ一方、犯行に使用された銃の出所を追及している。(9、29面に関連記事)
 同大は17日午後、犠牲者の追悼式を行う。ホワイトハウスは同日、ブッシュ大統領が式に出席すると発表した。
 同大によるとチョ容疑者は同大キャンパス内の寮に住み、英語を専攻していた。1人でいることが多かったという。韓国の非公式情報によると、チョ容疑者は84年生まれ。8歳の時(92年)に渡米し、その後米国に住み、永住権を持っている。
 州警察によると講義棟の被害者の多くは2階の教室4カ所や階段などで見つかった。チョ容疑者は犠牲者の中に倒れていたという。
 目撃者の証言によると、同容疑者は講義棟での犯行前に各教室をのぞき「誰かを探しているようだった」という。またドイツ語のクラスを2回見に来た後、銃を乱射した。弾倉を何度も取り換え犠牲者を複数回撃つなど「冷静で徹底していた」との証言もある。
 ニューヨーク・タイムズ紙によると、1度目の銃撃で男女2人が射殺された学生寮で、以前の女友達を探して各部屋を回った。
 講義棟での乱射事件で、同容疑者は玄関を内側から南京錠や鎖で閉鎖しており、犯行が計画的だった可能性も指摘されている。
 FBI(米連邦捜査局)などによると、講義棟での犯行に使用された銃は22口径拳銃など。製造番号が消し去られていた。
毎日新聞 2007年4月17日 21時58分 (最終更新時間 4月18日 1時25分)

248片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/24(火) 19:38:29
オバマきたでー。ジュリアーニが共和党候補になる感じの昨今、オバマの上昇は「神の見えざる手」?

世論調査支持率でオバマ、ヒラリー両氏並ぶ…米大統領選
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070424it11.htm?from=top

 【ワシントン=五十嵐文】世論調査会社ラスムッセン社の最新の世論調査(16―19日実施)によると、2008年の次期米大統領に出馬を表明している民主党のバラク・オバマ上院議員が、同党で支持率32%を記録、これまで同党トップの人気だったヒラリー・クリントン上院議員に初めて並んだ。

 当選すれば初の黒人大統領となるオバマ氏が党内で急速に支持を伸ばし、初の女性大統領との呼び声も高いクリントン氏に肉薄していることが数字で裏づけられた。

 3位は、2004年大統領選で民主党副大統領候補だったジョン・エドワーズ元上院議員の17%。トップ2人に大きく水を空けられている。

 同社の3月末の調査では、オバマ氏25%、クリントン氏37%で、クリントン氏が12ポイントリードしていた。

 オバマ氏は今年1―3月の大統領選用の資金集めでも、クリントン氏の2604万ドルに匹敵する2566万ドルを集めている。

(2007年4月24日18時57分 読売新聞)

249やおよろず:2007/04/24(火) 20:41:36
>>248

 最悪のヒラリーが民主党候補選で消えてくれれば、本選はゆとりを持って見てられる。
 ジュリアーニのスキャンダル報道は、有権者の投票行動に、どれくらい影響するのか?

250片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/06(日) 14:37:47
オバマが勝ったほうがクリントンより人脈作りが難しい気がする。

共和 本命ジュリアーニvs対抗トンプソン
民主 本命オバマvs対抗クリントン
本選では、オバマなら◎

251とはずがたり:2007/05/06(日) 15:28:40
次は普通にクリントンではと思ってましたがオバマとなれば普段は投票に行きもしない黒人達が大挙して投票所に押し掛けるやも知れず民主に有利なんですかねぇ??

オバマがクリントンより先になるのはスタートレックでボイジャー(主人公は艦長キャサリン(白人女性))シリーズよりもディープスペースナイン(主人公は司令官シスコ[黒人男性])シリーズが先に作成されてた(それまではカークにせよピカードにせよ主人公は白人男性)ので順序通りやなぁと思うばかりですw
まぁ細かいこと云うとカーク船長は多分WASPでしょうけどピカードはフランス系だった様に記憶してるけど。

252片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/07(月) 19:36:25
映画・エンタメ系の話題はわかんないー。
いまんとこ、クリントンvsジュリアーニで問うとジュリアーニのほうが好かれてるという調査も多いですが、党対党の針の触れ方を考えるとクリントンでもいけるかもしれない。
でも、アメリカ大統領選って、接戦の場合、基本的に相手方の得意地盤を崩せる候補が強いですね。前回選挙である程度研究してわかりました。
クリントンよりオバマ、エドワーズ、リチャードソンのほうが対共和党では強いでしょう。
他方で、私が民主党候補のところの本命をオバマと言ってるのは、一般には順当じゃない予想だと思います。やや奇を衒った予想。

共和党候補はジュリアーニもマケインも宗教系の強硬派とは一線を画す。特に妊娠中絶の話題で、ジュリアーニが他との違いを強調しすぎるとどうなるか。対民主党ではいい気がするが。

253名無しさん:2007/05/20(日) 22:05:06
米不法移民対策、超党派で合意 少数派1億人突破
2007年05月18日10時21分
http://www.asahi.com/international/update/0518/TKY200705180040.html

 米上院の民主、共和両党の有力議員が17日、ヒスパニック(中南米系)などの不法移民対策で合意に達した。不法移民を一時労働者として認め、永住権獲得にも道を開く内容で、立法を目指す。移民問題では保守派とリベラル派が対立してきたが、昨秋の中間選挙をへて上下両院が民主党優位となり、双方が歩み寄った。

 合意は、全米で1200万人とも言われる不法移民に一定の条件下で一時滞在の資格を与えるとしている。新たな移民は就労期間を1回の滞在につき2年間、計6年間に限定。その後、永住権の申請も認めている。保守派の反対に配慮し、メキシコ国境でのフェンス建設の促進や国境警備隊の増強を盛り込んだほか、連邦レベルで公用語の規定がない米国の言語を「英語」と宣言し、英語を学ぶ重要性を強調している。

 共和党のマケイン上院議員、民主党のケネディ上院議員ら超党派議員による発表を受け、ブッシュ大統領は「包括的な移民法案への重要な第一歩だ。国境を強化し、人々を尊厳を持って処遇する合意だ」と合意を歓迎する声明を発表した。

 グラム上院議員(共和)は、合意を盛り込んだ法案が上院(定数100)で75票の賛成票を得ると自信を示した。下院も「超党派の包括的な移民法案を通す責任がある」(ペロシ議長)とし、今年後半には議論に入る見通しだ。

 一方、米国勢調査局は17日、米国の人口3億人のうち、ヒスパニック系などのマイノリティー(少数派)の人口が1億人を突破したと発表した。少数派で最大のヒスパニック系は4430万人にのぼり、総人口の約15%を占めている。

254名無しさん:2007/05/20(日) 22:58:05
オバマ失速しましたね。
日本にとってはいいことだけど。

255片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/22(火) 09:02:44
>>254
それってラスムッセンの話ですか?
確かに一本調子で上がり続けてるわけではなさそう。

256名無しさん:2007/05/28(月) 00:08:55
薬物注射の死刑執行に異例の「2時間」、血管探しで
2007.05.26Web posted at: 18:34 JST- CNN/AP
http://cnn.co.jp/usa/CNN200705260017.html

オハイオ州ルーカスビル――殺人罪に問われた男性受刑者の死刑が24日、オハイオ州の刑務所で執行されたが、薬物注射に適する血管の確保に手間取り、少なくとも10回刺した後に終了する異例の事態となっていたことが25日分かった。

注射による執行は通例、約20分で終わるが、今回は約2時間掛かったという。死刑となったのはクリストファー・ニュートン受刑者(37)で、執行の間、刑務官と言葉を交わし、笑みさえ浮かべたという。休憩時間も与えられたとしている。

執行に手間取った原因について、刑務所側は約120キロあった体重を要因に挙げている。

薬物注射による死刑執行に時間がかかる例は他州でも報告され、フロリダ州では昨年12月、執行が一時差し止められる事態ともなった。同州当局が現在、執行の方法などを見直している。また、薬物利用の常習者の執行に約90分掛かった例もある。

ニュートン受刑者の執行に時間がかかったことを受け、死刑反対団体は「拷問なしに死亡に導くとの州政府の主張が誤りであることを示すもの」「憲法に反する残虐行為」などと主張している。

同受刑者はただ、犯行を後悔し、自分への処罰として死刑を求めていたとされる。執行後に弁護士が発表した声明では、被害者の遺族へ謝罪を表明していた。

257名無しさん:2007/06/06(水) 23:31:18
トーマス氏死去に伴いワイオミング州は08年に上院議員選挙(クラス2、任期6年)に加え、上院議員特別選挙(クラス1、任期は残りの4年)を別に行います。ただでさえ大統領選挙、下院選挙と同日なのに4重選挙となり共和、民主両党も有権者も大変です。
同州は長年共和党のセーフシートですが、代替わりの時は波乱も起こり得るので要注目です。

米上院:ワイオミング州の共和党議員死去 議席配分は不変
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20070607k0000m030047000c.html
 【マンチェスター(米東部ニューハンプシャー州)和田浩明】米連邦上院(100議席)に西部ワイオミング州から選出されているクレイグ・トーマス共和党議員(74)が4日夕(日本時間5日朝)、白血病のため死去した。同州では現職上院議員が死去した場合、同一政党が推薦した候補者3人から知事が後任を暫定的に任命するため、上院の議席配分は民主51議席、共和49議席のままとなる。後任者の任期は08年11月の次回選挙まで。

 米連邦議会は06年11月の中間選挙で民主党が12年ぶりに上下両院で多数派となった。上院は議席数の差がわずかで、同年12月には民主党議員が脳内出血で倒れ、一時的に共和党の多数派維持の可能性が浮上した。

 トーマス氏は89年、当時下院議員だったチェイニー現副大統領の国防長官就任に伴う補選で中央政界に進出。94年に上院初当選、昨年の中間選挙で3選を果たしたが、白血病で療養中だった。

毎日新聞 2007年6月6日 19時10分

258名無しさん:2007/06/06(水) 23:56:04
ヒラリーとかオバマとか アメリカも指導者が小粒になったな( ´−`)

259名無しさん:2007/06/21(木) 00:33:08
ブルームバーグNY市長、共和党離党し無所属に
6月20日13時2分配信 ロイター
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070620-00000173-reu-int

 [ニューヨーク 19日 ロイター] ニューヨークのマイケル・ブルームバーグ市長は19日、共和党を離党し、政治的立場を無所属に変更すると発表した。
 市長は「将来の計画に変更はないが、今回の立場の変更により、これまでと今後の市政のあり方が統一される」と述べた。
 ブルームバーグ氏は、2001年に民主党から共和党に鞍替えして市長選に出馬。05年に共和党員として再選されたが、3選は禁止されている。
 また同市長は、2008年の大統領選で民主両党に属さない「第3の候補」として出馬する可能性が取りざたされているが、出馬の計画はないとしている。

260とはずがたり:2007/06/24(日) 18:47:31
ひでぇなぁ〜。
けどまぁ利用者が居たってことだよなぁ。
そういう利用者は判ってて使ってるんだから兎も角事故のまきぞいになる第三者はたまったもんじゃないね。

暴走ストップ「中国系バス会社」 低料金で低安全を改善へ 
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/america/54569/
05/31 15:39

 運転手は長時間勤務、おまけにスピード狂で英語はできず、事故処理の仕方も知らない−と評判が悪かったバス会社がようやく悪評一掃に取り組み始めた。

 このバス会社はニューヨークの中華街からボストンまで運行する中国系のファン・ワー・バスライン。料金は15ドル(約1800円)と、他のバス会社の最低料金並み。鉄道(アムトラック)の普通運賃の4分の1だ。だが、2006年1年間だけで交通違反による罰金4万4000ドルを科せられた。

 05年4月には高速道路91号で火災を起こした際、乗客より先に運転手が逃げた。

 06年9月には高速道路の出口で横転、34人の乗客に軽傷を負わせた。原因はスピードの出し過ぎ。

 07年に入ってからも後輪の脱落、ガードレールへの衝突、料金徴収所で大型専用車線に入って天井をぶつけるなどの事故を相次いで起こした。

 うどんの配達人だった中国人ペイ・リン・リャン社長が1998年に創業、指定のバスターミナルを使わず、整備工場も持たず、運転手の経験は不問、労組にも加盟させないことで低料金を打ち出した。

 しかし、相次ぐ事故で連邦自動車運輸安全協会が業務改善命令を出した。これに従い、マサチューセッツ州の運輸コンサルタントであるジョー・マクリスキーさんを雇い、運転手の英会話、安全運転の特訓を始めた。

 マクリスキーさんは時々、バスの後ろを車でつけて安全運転を確認している。

 「当面の目標は標準的なバス会社並みにすること。成績がFだった学生がBを目指すようなものだが、段階を追う必要がある」と話している。(ボストンへ向かう道路上で リック・ハンプソン)

261名無しさん:2007/06/28(木) 02:27:10
ブルームバーグNY市長 大統領選に影響力 世論調査で高支持率獲得
6月27日15時49分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070627-00000033-san-int

 [ニューヨーク=長戸雅子]米CNNは米大統領選に関する世論調査で、共和党を離党したばかりのブルームバーグ・ニューヨーク市長が出馬すれば、共和・民主の2大政党に属さない独立系候補として選挙戦にかなりの影響を与える可能性があるとの見方を公表した。

 過去の大統領選での独立候補は得票率が1%に満たない泡まつ候補がほとんどだったなかで、1992年の米大統領選では保護貿易を主張した実業家のロス・ペロー氏が「ペロー旋風」を起こし、19%の得票率を獲得。ブッシュ元大統領の支持層から集票し、元大統領の再選を阻む一因になったとされている。CNNはブルームバーグ氏の潜在的な影響力をペロー氏になぞらえている。

 世論調査はブルームバーグ市長の離党公表後、初めて行われたもの。ともにニューヨーク州を地盤とするヒラリー・クリントン上院議員(民主)、ジュリアーニ前ニューヨーク市長(共和)、ブルームバーグ氏の3候補による選挙の場合の支持率はヒラリー氏41%、ジュリアーニ氏38%、ブルームバーグ氏は17%だった。

 大統領選がアフリカ系のオバマ上院議員(民主)、ベテランのマケイン上院議員(共和)、ブルームバーグ氏の3者で争われた場合は、それぞれ40、34、21%の支持率だった。

 また独立候補に投票する可能性については33%が肯定的な回答をした。

 ブルームバーグ氏自身は現時点で大統領選への出馬を否定しており、世論調査の支持率でも2大政党の有力候補に離されているが、50億ドルを超える個人資産があるうえ、もともと民主党員だった経歴から、両党の支持者からの集票も期待できるとの見方もあり、時期を見て出馬宣言するのではないかとの憶測が強まっている。

262名無しさん:2007/07/05(木) 20:54:26
身内の「不都合な真実」 ゴア元副大統領の息子、マリファナ所持で逮捕
7月5日16時10分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070705-00000040-san-int

 [ロサンゼルス=松尾理也]AP通信などによると、民主党候補として大統領選への出馬に期待の声が根強く残っているゴア元米副大統領の息子で、ロサンゼルス在住の雑誌編集者、アルバート・ゴア3世容疑者(24)が4日、マリフアナなどの不法所持容疑で逮捕された。

 ゴア3世容疑者はこの日午前2時すぎ、南カリフォルニア・オレンジ郡内の高速道路を、制限速度を大幅に超過した時速100マイル(約160キロ)で走行中、警察にスピード違反で停止させられた。不審なにおいに気付いた警官が車内を調べたところ、マリフアナと数種類の精神安定剤が見つかった。

 ゴア3世容疑者は2002年に飲酒運転容疑で、03年にはマリフアナの不法所持容疑で逮捕されている。

 地球温暖化防止をテーマにしたドキュメンタリー映画「不都合な真実」などで環境問題への積極的な取り組みを提唱するゴア元副大統領の息子とあって、この日運転していたクルマはハイブリッド車のトヨタ・プリウスだった。

最終更新:7月5日16時10分

263名無しさん:2007/07/23(月) 23:51:34
黒人大統領、86%が容認=米調査
7月23日17時1分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070723-00000089-jij-int

 [ワシントン23日時事]米紙ワシントン・ポストとABCテレビが23日発表した合同世論調査結果によると、黒人(アフリカ系米国人)が大統領に選出されることを容認すると答えた人は86%に上った。女性大統領の容認意見はやや少ない79%だった。
 次期米大統領選には、民主党から女性のヒラリー・クリントン、黒人のオバマ両上院議員が出馬。同党支持層の支持率はヒラリー氏が45%でトップ。次点のオバマ氏は30%で、エドワーズ元上院議員は12%と引き離されている。
 調査は18〜21日、全米の成人1125人を対象に電話で行われた。

264やおよろず:2007/08/02(木) 05:47:00
<08米大統領選挙>クリントン候補が大きくリード
2007年08月02日 05:33 発信地:ニューヨーク/米国
http://www.afpbb.com/article/politics/2262577/1997186

【8月2日 AFP】1日に発表された2008年米大統領選挙に関する最新の世論調査によると、ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)民主党上院議員が他の候補を引き離しているとの結果があらわれた。テレビ討論会でうまく対応したことが奏功した。

 米ウォールストリート・ジャーナル(Wall Street Journal)紙と米NBC(NBC)テレビが合同で行った世論調査によると、クリントン上院議員の支持率は43%となり、最も有力なライバル候補のバラク・オバマ(Barack Obama)上院議員が22%でそれに続く。ジョン・エドワーズ(John Edwards)元上院議員は13%で3位につけた。
 
 クリントン議員とオバマ議員の差は6月の世論調査では14ポイントだったが、今回の調査では21ポイントと大きく差が開いた。

 ウォールストリート・ジャーナル紙は、この調査結果に関して、民主党候補による一連の討論会におけるクリントン議員の対応に言及、年下のオバマ議員に対して経験の差を見せつけたとの見解を示した。さらに、クリントン議員が2002年のイラク開戦決議へ賛成票を投じたことで受けた激しい批判も、イラク戦争に反対の意思を強めることでうまくかわしているともしている。

 一方の共和党の大統領候補では、ルドルフ・ジュリアーニ(Rudolph Giuliani)前ニューヨーク(New York)市長が優位に立つ。(c)AFP

265とはずがたり:2007/09/22(土) 11:42:16
米上院:イラク駐留軍の撤退法案否決 民主党苦戦続く
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20070922k0000e030003000c.html

 【ワシントン及川正也】米上院は21日の本会議で、イラク駐留米軍の大部分を9カ月以内に撤退させる法案を否決した。ブッシュ政権のイラク政策変更を迫るため民主党が主導した法案は共和党の反対で立て続けに否決されたり、採決を阻止されており、民主党は議会戦術の転換を迫られている。

 法案は08会計年度国防権限法案に対する修正案として民主党のレビン軍事委員長らが提出した。採決の結果は賛成47、反対47で、可決に必要な賛成60に届かなかった。

 ブッシュ大統領は来年夏までに現在16万人超のイラク駐留米軍を増派前の13万人規模に戻す方針を表明したが、民主党は「引き続き大規模駐留が続く」として、早期の本格的な撤退と米軍の任務変更を求めている。

毎日新聞 2007年9月22日 10時04分

266とはずがり:2007/09/22(土) 22:44:30
アメリカの闇は深いね。

>故キング牧師の息子も参加
キング牧師の子息となるとカリスマなんでしょうかねぇ。

「白人の木」きっかけ、米で大規模な黒人抗議デモ
http://www.asahi.com/international/update/0921/TKY200709210297.html
2007年09月21日20時30分

 きっかけは「白人の木」と呼ばれた1本の木だった。米南部ルイジアナ州の小さな町、ジーナで20日、アフリカ系米国人(黒人)が参加する大規模なデモがあった。高校での人種差別的事件に端を発して黒人生徒6人が逮捕され、それに対する抗議が大きく広がった。事件は、人種対立の火種が米国社会に根深く残っていることをさらけ出した。

 人口約3000人の町は、それ以上の人数のデモ隊で埋め尽くされ、学校や商店は臨時休業になった。参加者数は1万5000人以上との報道もある。デモ隊は、きっかけとなったジーナ高校の校庭に集まり、「6人を自由に」「ブラック・パワー」と口々に叫んだ。

 参加者はバスで全米から集まり、故キング牧師の息子も参加した。黒人指導者のジェシー・ジャクソン師は「政府は口をつぐんでいる。ジーナはどこにでもある」と群衆に語った。

 地元紙などによると事態の流れはこうだ。

 ジーナ高校の校庭には、白人生徒が集まることから「ホワイト・ツリー」(白人の木)と呼ばれる1本の木があった。昨年夏、ここに座る許可を学校に求めた黒人生徒がいた。翌日、この木に「首つり縄」がつるされているのが見つかった。かつての白人による黒人リンチを思い起こさせる人種差別的意味がある。

 首つり縄は、学校の調査で白人生徒3人の「いたずら」とされ、軽い処罰が下されたが、これが生徒の間で人種対立へと発展。昨年12月、白人のクラスメートに暴力をふるったとして6人の黒人生徒が殺人未遂の罪などで訴追された。

 地元市民団体は「人種差別による不公正な裁判だ」「昔の南部に先祖返りしたよう」と検察当局を非難。ネットでもキャンペーン活動を繰り広げ、抗議の輪が全米に広がった。全米有色人地位向上協会(NAACP)などがデモに協力。この6人は「ジーナ6」と呼ばれ、事件の象徴的存在となった。

 同州の隣のアーカンソー州で人種共学の黒人生徒を守るために連邦軍が出動したリトルロック事件から、今月でちょうど50年。ジーナでの出来事は、人種対立がまだ過去の歴史ではないことを全米に知らしめた。

 NAACPのジュリアン・ボンド会長は「このデモは、人種対立という恥が今も続いていることに対する米国全体の怒りだ」と話す。

 ブッシュ大統領は記者会見で「米連邦捜査局(FBI)と司法省が事態を注視している。(6人の)裁判は継続しており、正義が行われるよう強く願っている」と語った。

267とはずがたり:2007/10/08(月) 15:37:15
オバマ氏失速、土壇場に ヒラリー氏の独走止まらず '07/10/7
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200710070366.html

 次期米大統領選で注目を集める民主党候補指名争いで、黒人初の大統領を目指すオバマ上院議員の勢いが失速、ライバルのヒラリー・クリントン上院議員の独走を止められなくなってきた。期待の黒人層を取り込めず、政治献金レースでもクリントン氏の逆転を許した。各州の予備選、党員集会本番まであと三カ月余り。逆転への妙案は見いだせず、オバマ氏は土壇場に立たされている。

 ▽負けるな

 九月下旬。オバマ陣営のスタッフは政治資金集めに奔走していた。合言葉は「ヒラリーに負けるな」。七―九月期の資金集計報告締め切りを控え、支持率で水をあけられるクリントン氏に資金レースでも敗れれば、予備選本番への勢いを維持できなくなるとの危機感があった。

 「プレーヤーを代えるだけではなく、ゲームそのものを変える運動です。ぜひあなたの献金を」。九月末にはオバマ氏の妻ミシェルさんが支持者に電子メールを送り、ワシントン政治の変革へ立ち上がろうと呼び掛けた。

 最終的にオバマ氏への献金額は二千万ドル(約二十三億円)に達した。しかしクリントン氏はこれを上回る二千七百万ドル。オバマ氏にとって痛かったのは、新たな献金者の数でもクリントン氏が十万人を超え、九万三千人のオバマ氏を上回ったことだった。

 ▽さえない

 「世界を変えよう」「米国の抜本的変革」「変化へのカウントダウン」―。クリントン氏の「経験」に「変化」という対抗軸を打ち出すオバマ氏。

 しかし頻繁に開かれる候補者討論会では、海千山千の他候補に攻撃され、答えに窮する場面もあるなどさえがない。同氏が彗星すいせいのように登場した二〇〇四年の党大会の演説を知る者にとっては「地味な話しぶり」(タイム誌)と期待を裏切られたように受け止められ、その結果「変化を期待できる候補者」としてもクリントン氏のリードを許すようになった。

 頼みの黒人票をクリントン氏に奪われていることも致命的だ。USAトゥデー紙の世論調査では黒人の62%がクリントン氏を支持。オバマ氏は34%にとどまっている。

 背景にあるのはクリントン氏の夫、ビル・クリントン前大統領への高い人気とみられている。圧倒的に民主党支持が多い黒人の間では、貧しい生い立ちやスター性などから前大統領の人気が今も高く、クリントン時代を懐かしむ声がヒラリー氏待望論を後押ししている。

 ▽勝負あり

 クリントン氏の選挙参謀を務めるマーク・ペン氏は「オバマ氏は大統領になる準備ができているのか?」が有権者の問いだと指摘。「そして多くの人がこの夏、準備はできていないと結論づけた」と断言、既に勝負はついたと主張する。

 しかしオバマ陣営が描くのは、前回〇四年の選挙でディーン前バーモント州知事に支持率で引き離されながら、緒戦のアイオワ州党員集会、ニューハンプシャー州予備選を制して波に乗り、とうとう党候補に指名されたケリー上院議員のシナリオ再現だ。

 オバマ氏の選挙参謀、デビッド・アクセルロッド氏はタイム誌で「アイオワで成功し、そこから波に乗る戦略を追求している」と語り、現時点での劣勢は織り込み済みと強調している。(ワシントン共同=有田司)

268やおよろず:2007/10/08(月) 17:27:53
http://www.afpbb.com/middlelist/22/2294045?pageID=1
AFPの大統領選関連記事の一覧です

269とはずがたり:2007/11/18(日) 12:10:24
勿体ない。州法が古いんじゃないのか?

1914年産ジャックダニエル、廃棄処分へ ファン嘆く
http://www.asahi.com/food/news/JJT200711170001.html
2007年11月17日

 米テネシー州でこのほど、盗まれるなどした2400本に上るウイスキー「ジャックダニエル」が地元警察に押収された。1914年産など、愛好者垂涎(すいぜん)の年代物ばかりだが、廃棄処分される可能性が高く、ファンからは嘆きの声が上がっている。

 米メディアによると、警察は10月末、ジャックダニエル蒸留所がある同州リンチバーグ市内の倉庫などを捜査し、大量のウイスキーを発見。一部は蒸留所から盗み出されたとみられる。

 同州法では、不正に販売、流通されたウイスキーは廃棄処分される。全体で推定100万ドル(約1億1000万円)以上の価値がある逸品だけに、愛好者らは「罰すべきは犯人で、ウイスキーに罪はない」と反発しているという。(時事)

270とはずがたり:2007/11/29(木) 21:24:16
ヒラリー氏、共和党候補に完敗=大統領選「大本命」の見立て危うく−米調査
11月27日17時2分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071127-00000097-jij-int

 【ワシントン27日時事】米ゾグビー社が27日までに発表した世論調査結果によると、次期大統領選の民主党有力候補ヒラリー・クリントン上院議員が、ジュリアーニ前ニューヨーク市長ら共和党の主要5候補との「1対1」の仮想対決で完敗した。今夏以降、上げ潮だったクリントン氏の人気に陰りが出てきたことをうかがわせる結果で、「大本命」との見立ては危うくなってきた。
 調査は21〜26日、インターネットを通じて約9200人を対象に実施された。
 クリントン氏と共和党各候補との対決別に支持率を見ると、ジュリアーニ氏とロムニー前マサチューセッツ州知事は43%対40%でそれぞれクリントン氏をリード。最近支持率が急伸しているハカビー前アーカンソー州知事は44%対39%と5ポイントの差を付けた。マケイン上院議員とトンプソン元上院議員も4ポイント差でクリントン氏を上回った。
 これに対し、クリントン氏の最大のライバル、民主党のオバマ上院議員は、共和党5氏に5〜7ポイント差を付けて完勝。民主党で支持率3位のエドワーズ元上院議員はマケイン氏との対決では42%で同率だったが、その他4氏よりも1〜3ポイント高かった。民主党内の争いでは劣勢にある男性2氏のほうが、本選挙で強さを発揮する可能性を秘めていることが示された形だ。

271とはずがたり:2008/01/05(土) 00:28:13
ジュリアーニーvsヒラリーの戦いが早くも消えた!?

2008/01/04-13:33
笑顔で敗北の弁=「変革」訴え、巻き返し決意−ヒラリー候補・米大統領選
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200801/2008010400465&amp;rel=j&amp;g=int

 【デモイン3日時事】米大統領選の開幕戦アイオワ州の民主党党員集会で、「大本命」とされながら敗北したヒラリー・クリントン上院議員は3日夜、夫のビル・クリントン前大統領とオルブライト元国務長官を従えて支持者の前に現れ、敗北の弁を語った。しかし、敗れたとはいえ、笑みを満面に浮かべ、打ちひしがれた表情はみじんもない堂々とした態度。元ファーストレディーとして気丈な姿をしっかりと見せた。
 「きょう、はっきりしたメッセージが届いた。米国には新たなスタートが必要だということ」−。クリントン候補は敗戦の弁で、何度も「変革」という言葉を口にし、勝利したオバマ上院議員や、クリントン候補と2位争いを演じたエドワーズ元上院議員の「お株」を奪うような口ぶり。「経験」を前面に出した選挙戦術にも修正を加え、仕切り直す構えをのぞかせた。
 「11月の大統領本選で勝利するまでは長い道のりを進まなければならない」とも強調し、戦いは始まったばかりと訴え、巻き返しの決意を宣言した。

2008/01/04-13:25
民主オバマ氏、共和ハッカビー氏=アイオワ党員集会で勝利−米大統領選がスタート
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200801/2008010400063&amp;rel=j&amp;g=int

 【デモイン(米アイオワ州)3日時事】11月4日投票の米大統領選の開幕戦となる共和、民主両党のアイオワ州党員集会が3日夜(日本時間4日午前)、州内約1800地区で一斉に開かれた。CNNテレビなどによれば、民主党では初の黒人大統領の座を目指すオバマ上院議員、共和党では牧師出身のハッカビー前アーカンソー州知事が勝利した。
 オバマ氏は大本命とされるヒラリー・クリントン上院議員を抑え、支持を伸ばした。ABCテレビの速報によれば、開票率96%でオバマ氏の得票率は38%。エドワーズ元上院議員が30%で、クリントン氏(29%)と激しい2位争いを演じる展開となった。クリントン氏は3位にとどまる可能性もある。
 一方、序盤に勢いの鈍かったハッカビー氏はキリスト教保守勢力の支持を得て飛躍。開票率78%の時点でハッカビー氏が34%と、ロムニー前マサチューセッツ州知事の25%を引き離した。

272とはずがたり:2008/01/07(月) 13:46:48
ニューハンプシャー州世論調査、クリントン・オバマ両氏互角
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200801060015.html

米ニューハンプシャー州マンチェスター(CNN) 米大統領予備選が8日に行われるニューハンプシャー州では、民主党の有力候補であるヒラリー・ロダム・クリントン上院議員とバラク・オバマ上院議員の2人が支持率33%で並んでいる。CNN/WMURとニューハンプシャー大学による世論調査で、5日午後明らかになった。

調査はアイオワ州の民主党党員集会が終了した後の4─5日に行われた(誤差5%)。その結果、クリントン氏とオバマ氏の後を追って3位につけたのはジョン・エドワーズ元上院議員(20%)、4位はビル・リチャードソン・ニューメキシコ州知事(4%)。アイオワ州の結果を受けて、オバマ氏とエドワーズ氏は前回の調査から支持率を3ポイント伸ばした一方、クリントン氏の支持率は1ポイント後退した。

また、クリントン氏が共和党候補に勝つ可能性があるとの回答は、昨年12月27─30日に行われた前回の世論調査より9ポイント後退して36%。一方、オバマ氏が共和党候補に勝てるとの回答は13ポイント上昇して35%となり、クリントン氏に1ポイント差まで詰め寄った。


一方、共和党の候補者の中では、ジョン・マケイン上院議員が33%で支持率首位。2位は先月まで首位に立っていたミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(27%)、3位はルディ・ジュリアーニ前ニューヨーク市長(14%)、4位はアイオワ州の党員集会で勝利したマイク・ハッカビー前アーカンソー州知事(11%)だった。

また、民主党の予備選で投票すると答えたニューハンプシャー州住民は359人、共和党の予備選で投票すると答えた住民は313人だった。

273小説吉田学校読者:2008/01/10(木) 07:07:16
「破顔一勝」

オバマ氏破って喜ぶクリントン氏
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080109-00000029-jijp-int.view-000

民主クリントン氏が接戦制す=共和はマケイン氏−米ニューハンプシャー予備選
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200801/2008010900445&amp;rel=y&amp;g=int

 米大統領選序盤のヤマ場、ニューハンプシャー州予備選が8日行われた。開票の結果、民主党では、3日のアイオワ州党員集会で敗北したヒラリー・クリントン上院議員(60)が巻き返して接戦に勝利した。同集会を制したオバマ上院議員(46)は連勝を果たせなかった。共和党ではマケイン上院議員(71)が勝利した。
 CNNテレビなどによると、開票率80%の段階で、クリントン氏が得票率39%、オバマ氏が37%で接戦を制した。
 クリントン氏は「この勝利は全国に届いていく」と宣言。アイオワ州の敗北で苦戦も伝えられたが、「変革には実行力が必要」と訴えて挽回(ばんかい)に成功した。
 変革を掲げて躍進してきたオバマ氏は、無党派層や若い世代を中心に支持を集めたものの、アイオワ州勝利の勢いを生かし切れなかった。同氏は敗北を認め、「米国では変化が起きている。われわれはやればできる」と述べ、巻き返しへの決意を示した。アイオワ党員集会で2位だったエドワーズ元上院議員(54)は17%と振るわなかった。
 共和党候補の得票率は開票率77%で、マケイン氏が37%と首位に立ち、ロムニー前マサチューセッツ州知事(60)が33%、ハッカビー前アーカンソー州知事(52)が11%。ジュリアーニ前ニューヨーク市長は9%と惨敗だった。
 マケイン氏は昨年後半には失速したが、予備選の勝利を受けて「復活」を宣言。ブッシュ大統領を破った2000年のニューハンプシャー州予備選に続く勝利を収めた。ただ、今後の予備選・党員集会で勢いを保てるかどうかは微妙で、アイオワ州の勝者、ハッカビー氏を含む主要候補による混戦が続くとみられる。

274とはずがたり:2008/02/10(日) 12:44:05
民主2強、3州で対決 オバマ、クリントン氏
2008.2.10 09:41
http://sankei.jp.msn.com/world/america/080210/amr0802100941001-n1.htm

 クリントン、オバマ両上院議員のデッドヒートが続く米大統領選の民主党候補指名争いは9日、ルイジアナ、ネブラスカ、ワシントンの3州で予備選・党員集会を開催、即日開票される。同日夜(日本時間10日昼ごろ)には大勢判明の見通し。

 米メディアは、黒人票の多いルイジアナなどでオバマ氏の優勢を伝えている。

 9日は、マケイン上院議員が指名獲得を確実にしている共和党もルイジアナ、ワシントン、カンザスの3州で予備選・党員集会を開催。米主要メディアによると、カンザス州の党員集会は即日開票の結果、保守派の支持を集めたハッカビー前アーカンソー州知事がマケイン氏を抑え勝利した。(共同)

275とはずがたり:2008/02/24(日) 21:12:35
小浜の流れですねぇ

選挙資金浪費で火の車 クリントン陣営、米紙報道
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008022301000207.html
2008年2月23日 11時04分

 【ニューヨーク22日共同】米ニューヨーク・タイムズ紙は22日、大統領選の民主党候補クリントン上院議員の選挙資金の使い方をめぐり、陣営内部や支援者から無駄遣いを追及する声が上がっていると報じた。

 指名争いで、激しく追い上げてきたオバマ上院議員に逆転され、土俵際に追い詰められたクリントン候補だが、台所事情をめぐる「内部告発」まで表面化、陣営に末期的な様相さえ漂い始めた。

 クリントン陣営の選挙資金収支報告書を入手した同紙によると、党員集会・予備選が各州で始まったことし1月、同陣営は1900万ドル(約20億4000万円)の資金を用意、オバマ陣営の1300万ドルを上回っていた。

 しかし、大口献金に頼る資金集めは、インターネットで草の根の小口献金を広く集めるオバマ陣営に圧倒され、1月は支出に追い付かず赤字に転落。

 また、集票のための選挙広告に重点的に使わず、選挙戦略・顧問の事務所に1月だけで500万ドルも払うなど、根強いクリントン支持者の大口献金者からも「誤った戦略を続ける顧問に払うために献金したわけじゃない」と非難されている。

276とはずがたり:2008/02/24(日) 21:14:17

士気低いクリントン選対 NY紙が内情伝える
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008022401000058.html
2008年2月24日 09時36分

 【ニューヨーク23日共同】米大統領選の民主党候補指名争いでがけっぷちに立たされているヒラリー・クリントン上院議員の選対本部の内情について23日付のニューヨーク・タイムズ紙は「士気が低い。戦略をめぐって怒鳴り合いもあり、疲れきっている」などと、極めて暗い様子だと伝えた。

 同紙によると、選対幹部は3月4日のテキサス、オハイオ両州での予備選で選挙戦の終わりを迎える可能性を直視し始め、複数の幹部は夫のクリントン前大統領を多用したことが有権者の「クリントン疲れ」を招いたと「敗因分析」しているという。

 また、クリントン上院議員にもかつてのようにあふれるような自信は消え、親しい支持者への最近の電話では「これ(指名争い)が終わって会えるのを楽しみにしている」と話すなど「いつになく『哲学的な』」口調だったという。

277とはずがたり:2008/03/12(水) 21:09:51

オバマ氏、ミシシッピ州で勝利…黒人の9割が支持
2008年3月12日(水)13:16
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20080312-567-OYT1T00267.html

 【ワシントン=五十嵐文】米大統領選の民主党候補選びは11日、南部ミシシッピ州で予備選を行い、バラク・オバマ上院議員(46)がヒラリー・クリントン上院議員(60)に勝利した。

 オバマ氏は8日の西部ワイオミング州党員集会に続く2連勝で、夏の党大会で候補を正式に指名する代議員の数を順当に増やした。

 CNNテレビによると、開票率98%時点の得票率はオバマ氏60%、クリントン氏38%。

 ただ、ミシシッピ州への代議員の割り当ては33人と少なく、今回の予備選以前のクリントン氏との代議員数の差124人(CNNテレビ集計)を大きく広げることにはならない。次の決戦となる4月22日の大票田ペンシルベニア州予備選(代議員数158人)まで6週間の空白が生じるうえ、同州ではクリントン氏が優位な戦いを進めており、指名争いの長期化は避けられない見通しだ。

 米メディアの出口調査によると、予備選参加者の5割を占めた黒人のうち9割がオバマ氏を支持し、勝利の決め手となった。一方、残る参加者の大半を占める白人は7割がクリントン氏に投票したとされ、人種による支持傾向の違いが改めて鮮明となった。

 ただ、ペンシルベニアなど残る8州での予備選が6月初旬に終了しても、両氏とも指名獲得に必要な代議員数2025人を確保できない公算が大きい。

 オバマ氏は4日のオハイオ、テキサスなど4州予備選で1勝3敗と振るわなかったが、その後の2連勝で一定の勢いを取り戻した。

278とはずがたり:2008/03/12(水) 21:11:59

米大統領選 民主党、特別代議員票で決着か 両氏、過半数獲得は困難
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/m20080306005.html?C=S
2008年3月6日(木)11:59

 【ワシントン=有元隆志】米大統領選の民主党指名候補争いは4日、クリントン上院議員が大票田テキサス、オハイオ両州で勝利したことで勢いを盛り返したものの、勝敗の行方を決める獲得代議員数では依然オバマ上院議員が有利な状況に変わりはない。ただ、両候補ともに過半数(2025人)を獲得する可能性は低く、上下両院議員らで構成する特別代議員(795人)が勝敗を左右するとの見方が強まってきている。
 米オンラインマガジン「スレート」の代議員数計算表を使うと、この日の勝利を踏まえたうえで、クリントン氏が特別代議員を除く獲得代議員数でオバマ氏を上回るためには、8日のワイオミング州党員集会を皮切りに12の選挙で全勝するだけでなく、得票率で6対4の大差をつける必要がある。
 民主党は得票率で代議員数を割り当てる比例配分方式を採用しているためだが、両者の戦いぶりをみると、このシナリオは現実的ではない。
 オバマ陣営から2月にブルームバーグ社に流れた内部資料によると、陣営では2月5日のスーパーチューズデー後、同月中はメーン州を除く全州で勝利すると予測。結果的にはメーン州も勝利した。4日についてもバーモント州を除く3州で敗北するとの正確な見通しをたてていた。
 同陣営では、3月中は8日のワイオミング州と、11日のミシシッピ州予備選で勝利し、大票田である4月22日のペンシルベニア州予備選では敗北。その後、インディアナ州など5州とグアムで勝利。ケンタッキー、ウェストバージニア両州とプエルトリコでは敗北すると予測している。
 米誌ニューズウィークは「2月後半に連勝したおかげで、オバマ氏は九分九厘獲得代議員数では勝利するだろう」と指摘する。
 そこで焦点となるのが、1月に予備選を前倒ししたため、民主党全国委員会から代議員数を取り上げられたフロリダ、ミシガン両州の扱いだ。両陣営とも選挙運動はしなかったが、クリントン氏は勝利したとして、両州も獲得代議員数に含めるべきだと主張している。
 フロリダ州のクリスト知事(共和党)は2日、予備選やり直しを支援すると表明した。民主党全国委員会のディーン委員長は議論の余地があるとの考えを示しているが、オバマ陣営からの反発は必至だ。
 一方、特別代議員数(CNNテレビ調べ)では、クリントン氏が44人上回っている。オバマ氏はスーパーチューズデー後連勝したことで、差を縮めている。特別代議員はすでに支持表明をしていても、8月の党大会で変更することは可能。クリントン氏がテキサス、オハイオ両州で勝利したことで、特別代議員の票の行方にどの程度の影響を与えるかが注目される。
                   ◇
 ≪民主党の今後の選挙日程≫
3月 8日 ワイオミング州党員集会
  11日 ミシシッピ州予備選
4月22日 ペンシルベニア州予備選
5月 3日 グアム党員集会
   6日 インディアナ州予備選、ノースカロライナ州予備選
  13日 ウェストバージニア州予備選
  20日 ケンタッキー州予備選、オレゴン州予備選
6月 3日 モンタナ州予備選、サウスダコタ州予備選
   7日 プエルトリコ党員集会

279とはずがたり:2008/03/12(水) 21:12:25

オバマと空っぽなレトリックという技――フィナンシャル・タイムズ
http://news.goo.ne.jp/article/ft/world/ft-20080228-01.html
2008年2月28日(木)16:30
(フィナンシャル・タイムズ 2008年2月25日初出 翻訳gooニュース)
FT国際担当コラムニスト、ギデオン・ラックマン

彼に激しく敵対する政敵でも、バラク・オバマについてはひとつ、認めざるを得ないことがある。ともかくも、素晴らしく演説がうまい、という点だ。イリノイ州選出の上院議員は討論上手で、聴衆を感動させることに長けた雄弁術の持ち主だと、広く見られている。

オバマ氏が現代のデモステネスだという評判は、大西洋をさえも東に渡った。BBCラジオがこのほど、レトリック(弁論術)の技について延々と話し合ったのだが、例として挙げていたのが、まさに「ベスト・オブ・バラク」的なビデオクリップの諸々だった。英紙タイムズの元名編集長として各界から尊敬されるウィリアム・リース=モッグ氏は、オバマ議員のことを、ジョン・F・ケネディ元米大統領以来の、希望と期待に満ちた大統領候補だと絶賛。「彼の弁論術はケネディよりも優れていると、私は思う」とほめ称えている。

バラク・オバマ氏に対するこうした絶賛の嵐に、私はひたすら当惑している。私は、オバマ氏の演説を生で見た。彼がテレビでしゃべるのも見た。有名人支持者たちが彼の演説をミュージックビデオにしたものさえ、観てみた。しかし、にもかかわらず、私は妙に感動できずにいる。なかなか居心地が悪い。それはまるでウィンストン・チャーチルが第2次世界大戦のさなかに、いかに英国が不撓不屈にナチス・ドイツと戦うかを宣言したあの有名な「海辺でも戦う」演説の最中に、眠りこけてしまったと認めるようなもので、自分がそんな人間だと認めるのはかなり気まずいのだ。

これだけは認めよう。オバマ氏の声は、低いハスキーボイスで、それは確かに魅力的だ。ちょっといがらっぽい彼のハスキーボイスはおそらく、ヘビースモーカーだったころの遺産なんだろう。しかしながら、彼が発したいくつかの有名フレーズは、実は空疎だ。「Audacity of hope(希望の大胆不敵)」とはいったい何なんだ?(訳注・これはオバマ候補の著書タイトル。邦題は「合衆国再生―大いなる希望を抱いて」)。それよりもむしろ、絶望を掲げてホワイトハウス入りを目指す方が、本当に大胆不敵すぎるのではないか? 希望を約束するというのはただ単に当たり前のこと、常識なのではないか? オバマ語録にはもうひとつ、「今、という強烈に切迫したもの」というのがあるが、何を言いたいのか意味がよく分からない。敢えて言うならば、彼の内なる声が「大統領選に出馬しなさい」と言ったという、それ以上の意味があるのかどうか。

そしてさらに、例の「Yes we can(私たちにはできる)」というあれだが。あまりに感動的だったため、ヒップホップ・グループ「ブラック・アイド・ピーズ」のwill.i.amがあの有名な(悪名高い?)ミュージック・ビデオを作るきっかけとなった、あの演説だ。スカーレット・ヨハンソンやハービー・ハンコックといった映画スターやミュージシャンが集まったあのビデオだ。

ビデオでは、ギターの音色や、アーティストたちの歌声に隠れて、オバマ氏の演説がよく聞こえない。なので私は、オバマ氏が具体的に何について「私たちにはできる」と言っているのか正確に知るために、演説のテキストを読むことになった。それによると彼が「できる」と言っているのは、「正義と平等を。私たちにはできる。機会と繁栄を。私たちにはできる。この国を癒し。私たちにはできる。この世界を修復することを。私たちにはできる」ということだった。

280とはずがたり:2008/03/12(水) 21:12:54
>>279-280

私に言わせればこれは、「偉大な演説はこういうものだと頭の中で考えたものを、なぞっている人」を浮き彫りにした演説だ。いつもなら、まさにこういう空疎な大言壮語こそ、良くない政治家の象徴のはずだ。1960年代英国のコメディアン、ピーター・セラーズは、政治家の演説をパロディにして、こうした政治家の空っぽさをよくからかった。セラーズ的「いかにもな政治家のスピーチ」はたとえばこうだ。「果敢に挑戦して、共に果敢に前進しようではありませんか。無知に対する戦いを、世界の四隅にひろげましょう。なぜならそれは、私たち全員にかかわる戦いだからです」と。

オバマ氏もまったく同じような演説をしかねない。というか彼ならこれに輪をかけてさらに、具体的なディテールを省いたりするかもしれない。

言葉によって聴衆を鼓舞する。それは演説としては、実にワクワクする感動的なものになるだろう。しかしオバマ氏はチャーチルやケネディやマーティン・ルーサー・キング牧師と比べられているのだ。そしてオバマ氏と先人たちとの違いは、内容のリアリティの違いだ。

チャーチルもケネディもキング牧師も、本当に、真剣に、聴衆に覚悟や行動を要求していた。1940年の英国民にとっては、ドイツへの降伏はありうる現実的な選択肢だったかもしれない。にもかかわらずチャーチルは、「海辺でも」戦い続けなくてはいけないと、国民に求めた。キング師の「I have a dream(私には夢がある)」演説は、米国南部でまだ人種分離政策が実際に行われていた時代のものだ。キング師が「今、という強烈に切迫したもの」と言ったのは(オバマ氏は出典を認めて拝借している)、なぜ自分がベトナム戦争に反対するのか説明する必要があったからだ。JFKの「国が自分のために何をしてくれるかと訊くのではなく、自分が国のために何をできるのか自問しよう」でさえ、聴衆に行動を要求していた。

一方のオバマ氏は比べると、もっと曖昧で、もっと大人しい。時にはリスクをとることもあるが(たとえば彼はよく聴衆を前に、デトロイトの自動車メーカーたちに向かって厳しい省エネ水準を求めたことがあるという武勇伝を披露する)。

しかし全般的にオバマ氏は、米国政治の用語集のなかでも特に使い古された大人しいスローガンを多用することで、選挙戦を戦っている。たとえば、「分断でなく団結を」とか。「過去ではなく未来を」、「停滞よりも変化を」など。あるいは、「通常業務」を止めようとか、ロビイストは悪で、国民は善だとか。さらには本人が言うように、「われわれは恐怖よりも希望を選ぶ。分断よりも団結を選ぶ。そしてアメリカに変化が訪れていると、強力なメッセージを発しているのだ」などと。

この手のこういう物言いはどうして、こんなに人をひきつけるのだろう? 現代アメリカでは、「希望」と「団結」のために立つというのは、思った以上に当たり前のことではないのかもしれない。経済が不況にさしかかり、イラク戦争でがんじがらめになっている今の米国には、希望があふれているとは言いがたい。そしてブッシュ時代は文字通り、赤い州と青い州、保守的な州とリベラルな州に、激しく国が分断された時代だった。そろそろ共和党の指名獲得を確実にするだろうジョン・マケイン上院議員と、オバマ氏が共に、自分ならば政党間の対立を超えて国をまとめることができると訴えているのは、なかなか興味深いことだ。

さらに、オバマ氏の最も「感動的」なフレーズは、まったく空っぽと言っていいほど曖昧なわけだが、その一方でオバマ氏は数々のテレビ討論会で、真面目な議論を十分に展開できる優れた論客として存在感を示している。詳細な事実関係について議論ができないでは、ハーバード・ロー・レビューの編集長に選ばれるわけがないのだ。

つまりオバマ氏は別に、空疎なレトリックを振りまくしか能がないから、そうしているわけではない。彼は政治戦略として、わざとそうしているのだし、その判断はまともだ。候補が細かなディテールにこだわりはじめると、聴いていてつまらないし、有権者の反感を買いやすくなる。人々の感情に訴えかけるほうが危険は少ないし、はるかに効果的なのだ。

しかしクリントン氏は鼻で笑うかのようにオバマ氏のこうした弁舌を批判し、「レトリックよりも行動の方が大事だと思う」と言った。オバマ氏の演説が見事だからといって、見事な大統領になるとは限らない――これがヒラリー・クリントン陣営の主張だ。

私はその逆を主張してみる。オバマ氏が中身からっぽなひどい演説をするからといって、彼が中身からっぽなひどい大統領になるとは限らないのだ、と。

281とはずがたり:2008/03/14(金) 11:25:26
いやぁ,あるんですねぇ,こういう高級売春クラブ。
あるんですねぇ,と云う程のものでもなくちゃんと摘発されるんですねぇ,と云うべきか。
日本はどうなんだ?

NY州知事:買春疑惑で辞任 「ミスタークリーン」転落
http://mainichi.jp/select/world/news/20080313k0000e030009000c.html

 【ワシントン坂東賢治】高級売春組織の顧客となっていたことが発覚した米ニューヨーク州のエリオット・スピッツァー知事(48)=民主党=は12日、夫人と共に会見し、17日付で辞任すると発表した。州司法長官時代に「ミスター・クリーン」と呼ばれた敏腕検事だったが、連邦捜査局(FBI)の網にかかり、名声を失うことになった。

 知事は民主党の若手ホープで、同州を地盤とするクリントン上院議員の資金調達にも協力してきた有力な支援者。辞任は大統領選でオバマ上院議員と民主党指名候補の座を争うクリントン氏に打撃との見方も出ている。

 知事は会見で「私の個人的な失敗で行政を停滞させることはできない」と辞任の理由を説明したが、質問は受け付けなかった。後任には黒人のデビッド・パターソン副知事が昇格する。同州での黒人知事誕生は初めて。

 AP通信など米メディアの報道によると、知事はバレンタインデー前日の2月13日夜、出張先のワシントンのホテルにニューヨークの高級売春組織「エンペラーズクラブVIP」に所属する女性を呼び寄せた疑いがもたれている。

 同クラブの料金は1時間当たり1000ドル(約10万円)〜5500ドル(約55万円)。知事は常連客で当日、4300ドル(約43万円)を払ったほか、総額8万ドル(約800万円)を使っていたという。

 FBIなど捜査当局が今月6日に同クラブのオーナーら4人を逮捕。その後、ニューヨークタイムズ紙が知事が顧客だったと報じ、辞任は不可避との観測が高まっていた。

 AP通信などによると、捜査当局は知事の捜査を続けており、訴追される可能性もある。知事側は司法取引を進めたい意向という。

 スピッツァー知事は98年に州司法長官に当選し、大手企業がかかわった証券スキャンダルなどの捜査を指揮して注目された。06年秋の知事選に民主党から立候補し、当選した。

毎日新聞 2008年3月13日 9時43分 (最終更新時間 3月13日 11時06分)

282とはずがたり:2008/04/02(水) 11:47:34
完全に負けパターンの罠に落ち込んでいるねぇ。

更新2008年04月01日 10:55米国東部時間
選挙資金でも苦境 クリントン陣営
http://www.usfl.com/Daily/News/08/04/0401_002.asp?id=59818

 大統領選の民主党候補指名争いで、ヒラリー・クリントン上院議員がオバマ上院議員と比べて資金集めで苦戦、選挙活動をめぐる借入金や支払いの滞納も膨らんでいると伝えられ、選挙戦継続への疑問符がちらついている。

 予備選・党員集会で勝利した州の数、獲得代議員数、総得票数でオバマ氏の後塵(こうじん)を拝し、資金面でも苦境に陥った格好だ。

 連邦選挙委員会への報告によると、2月に集めた選挙資金はオバマ氏が約5700万ドルだったのに対し、クリントン氏は3600万ドルで、こうした構図は3月も続いた。(共同)

283小説吉田学校読者(ただいま当たらない議席予想中):2008/05/04(日) 13:22:14
いやあいいですねえ、こういうの。86年の「京都1区、永末氏辛勝」みたいだ。

オバマ氏、グアムで辛勝=クリントン氏と7票差−米民主党員集会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080504-00000009-jij-int

 【ワシントン3日時事】3日に米領グアム島で行われた民主党の大統領候補指名の党員集会は、代議員獲得数で優位に立つバラク・オバマ上院議員が勝利した。ヒラリー・クリントン上院議員との票差はわずか7票だった。4人の代議員は両候補が2人ずつ分け合うため、指名争い全体の形勢に影響はない。
 米メディアによると、開票結果はオバマ氏が2264票(得票率50.1%)、クリントン氏が2257票(同49.9%)だった。票差が小さい上、無効票も相当数あるとされ、結果の最終確定が遅れる可能性もある。

284とはずがたり:2008/05/08(木) 10:26:08
オバマ氏、南部で圧勝 クリントン氏一層厳しく '08/5/7
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200805070171.html

 【インディアナポリス(米インディアナ州)6日共同=有田司】米大統領選の民主党指名争いで、中西部インディアナ、南部ノースカロライナ両州予備選の投票が六日行われた。米主要メディアによると、黒人有権者が多いノースカロライナ州でオバマ上院議員(46)が得票率で10ポイント以上の差をつけて圧勝。インディアナ州は接戦で、ヒラリー・クリントン上院議員(60)がわずかにリードしている。

 クリントン氏は同日、インディアナ州での勝利を宣言したが、大規模州のノースカロライナでオバマ氏に大差の勝利を許したため、指名に必要な累計獲得代議員数でオバマ氏との差は拡大する見込みだ。

 両州予備選は大詰めを迎えた指名争いのヤマ場で、残る予備選は十三日のウェストバージニアなど五州と自治領プエルトリコのみ。形勢逆転を狙うクリントン氏を取り巻く状況はさらに厳しくなりそうだ。

 CNNテレビによると、ノースカロライナ州でオバマ氏の得票率は56%、クリントン氏は42%。インディアナ州では開票率91%の段階で、オバマ氏は49%、クリントン氏は51%。

 両州予備選で選出される代議員数は計百八十七人。六月三日まで続く残りの予備選で獲得できる代議員の半数近くを占めるため、オバマ、クリントン両氏とも二州を往復して精力的に選挙運動を展開してきた。

 選挙戦終盤では、ガソリン価格高騰を背景に、ガソリン税の一時減免を訴えるクリントン氏と、これを「選挙に勝つための人気取り」と批判するオバマ氏が舌戦を繰り広げた。

クリントン氏 厳しい状況に
http://www3.nhk.or.jp/news/t10014426661000.html
5月7日 17時10分

アメリカ大統領選挙、民主党の候補者選びは、2つの州で予備選挙が行われ、南部ノースカロライナ州ではオバマ上院議員がクリントン上院議員に大差をつけて勝利を収めました。中西部インディアナ州はクリントン氏が制したものの、獲得代議員数ではオバマ氏がその差を広げ、クリントン氏の指名獲得はさらに厳しい状況となりました。

285とはずがたり:2008/05/08(木) 10:27:18
クリントン候補、さらに7億円近く投入
配信:08/05/08 08:16
http://tuf.co.jp/i/news/mori/Auto/200805080816357.htm

 アメリカ大統領選挙で民主党の指名を争うクリントン候補の陣営は7日、さらに7億円近い私財を選挙資金に投じていたことを明らかにしました。  陣営によれば、クリントン候補は先月11日以降、3回にわたり合計640万ドル(およそ6億7000万円)の個人マネーを選挙資金として拠出しました。

 クリントン候補は1月にも500万ドルの私財を投じていて、劣勢の選挙戦を反映して、選挙資金集めでも苦境に立たされています。

 こうした中で、これまでクリントン支持を表明していたマクガバン元上院議員が7日、オバマ候補支持に転じ、クリントン候補に対し、「勝ち目はない」として選挙戦からの撤退を促しました。

 しかしクリントン候補は、来週の予備選挙が行われるウエストバージニア州で早々と遊説をスタートさせ、選挙戦から撤退しないと改めて強調しました。(08日06:20)

クリントン氏資金難 選挙継続「自転車操業」に
2008年5月8日 00:32 カテゴリー:アジア・世界
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/20997

 【インディアナポリス(米インディアナ州)7日田端良成】米大統領選の民主党候補者選びは、ヒラリー・クリントン上院議員が6日に行われたノースカロライナ、インディアナ両州予備選でオバマ上院議員と勝利を分け合い、選挙戦に踏みとどまった。ただ、クリントン氏は選挙資金不足に陥っており、残る5州一自治領の予備選でも厳しい戦いを強いられそうだ。

 ニューヨーク・タイムズ紙によると、両氏がこれまで一般市民の献金などで集めた選挙資金は、日本円でオバマ氏が約240億円、クリントン氏は約195億円。支出項目は選挙活動費、スタッフの給料などだが、クリントン陣営は3月末時点でテレビ広告費など約10億円が未払いの状態で、手持ち資金は約9億円にまで減っていた。

 クリントン氏は4月22日のペンシルベニア州予備選の勝利演説で「今後の戦いの成否は皆さんにかかっている」と献金を呼び掛けた。その際は一晩で10億円が集まり一息ついた格好だが、6日夜のインディアナ州予備選勝利集会でも献金を訴え、「自転車操業の選挙戦」(CNNテレビ)が続いている。

 1個人が献金できる限度額は最高2300ドル(約24万円)。オバマ陣営への献金はその43%が「200ドル以下」で、広く薄く集めているのが特徴だ。一方のクリントン陣営は最大枠の「2300ドル」が全体の36%を占めている。オバマ陣営は同1の寄付者からさらなる献金を募れる余地があるのに対し、クリントン陣営は寄付者の3分の1以上が限度額に達しており、献金不足解消のめどは立っていない。

 タイムズ紙によると、現在の手持ち資金はオバマ陣営が51億円、クリントン陣営は31億円。オバマ陣営は3月の1カ月間で42億円を集めるなど高い献金収集能力を誇っているが、クリントン陣営はそれに遠く及ばない。「残る予備選では、5000万ドル(約52億円)の費用がかかる」(米メディア)との指摘もあり、今後の予備選段階でクリントン陣営の選挙資金が底をつくことも予想される。

=2008/05/08付 西日本新聞朝刊=

286片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/09(金) 12:58:58
ロバさんチームはオバマでほぼ確定ですね。
巷間ではロバさんチームの予備選が長引いたせいでゾウさんチームのマケインが有利ともいわれていますが、党に勢いのあるのはロバさんチームなので、よほどのイメージダウンか分裂がなければ大統領も取れそうに思いますけど。

287とはずがたり:2008/05/09(金) 13:42:34
民主党の話題しか流れて来ないないので流れは完全に民主なのかなぁと思ってるんですけどどうでしょうねぇ。
白人層の大規模な離叛を如何に防ぐかが今後のオバマの課題という感じでは?

288とはずがたり:2008/05/15(木) 00:23:54

副大統領狙い?借金返済? クリントン氏に飛び交う憶測
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008051490185236.html?ref=rank
2008年5月14日 18時58分

 【チャールストン(米ウェストバージニア州)14日共同】米大統領選の民主党候補指名争いでヒラリー・クリントン上院議員は13日、ウェストバージニア州予備選の圧勝を受け、獲得代議員数ではオバマ上院議員を逆転することが困難視される中、残る5つの予備選を戦い抜くと宣言した。

 党内融和のための撤退勧告に耳を貸そうとしないのは、副大統領狙いの“条件闘争”に入ったのではとの説や、2000万ドル(約20億円)に及ぶ選挙運動資金の借金返済のためなど、さまざまな憶測も飛び交う。

 最も大胆な見方は、4年後の大統領選に照準を定め直したという解釈。民主党指名争いが長引けば、共和党のマケイン候補に有利と言われる。11月の本選でオバマ氏が敗れ共和党政権が続けば、「2012年の民主党候補として敗者復活戦に臨める」(CNNテレビ)という皮算用だ。しかし、その場合オバマ氏も再挑戦の機会を得るため、両者が再び相まみえる事態も想定される。

289とはずがたり:2008/05/15(木) 21:39:13

エドワーズ氏 オバマ氏支持表明
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20080515013.html

 米大統領選の民主党候補指名争いから撤退したジョン・エドワーズ元上院議員が14日、オバマ上院議員支持を表明した。エドワーズ氏は2004年大統領選の副大統領候補で、党内に影響力を持つため動向が注目されていた。オバマ氏にとっては指名への強力な追い風となりそうだ。

 予備選の全日程が終わる6月3日の前に、指名の鍵を握る特別代議員の間でオバマ氏への支持拡大が加速する可能性もあり、ヒラリー・クリントン上院議員はさらに苦しい戦いを強いられることになる。

 エドワーズ氏は14日、ミシガン州で開かれたオバマ氏の集会に登場し「民主党支持者は既に選択を済ませた」と宣言。「指名争いは間もなく終わる。民主党員は結束しなければならない」と訴え、11月の本選に向けオバマ氏支持で団結するよう呼び掛けた。

 支持の理由としては、貧困層の半減など自らの主張をオバマ氏が理解し、ブッシュ政権下で分断された米国を「一つの米国」にまとめる指導力があると強調した。一方クリントン氏についても「鉄でできた女性だ」と、その強い意志に敬意を表し、これまでの貢献をたたえた。

 エドワーズ氏は初戦のアイオワ州党員集会でオバマ氏に次ぐ2位につけ、米メディアによると19人の代議員を獲得。オバマ、クリントン両氏の激戦に絡んだが、1月30日に選挙戦撤退を表明した。

 その後は態度表明を控えてきたが、ゴア前副大統領らと並ぶ大物として両陣営が水面下で激しい支持獲得競争を繰り広げてきた。 (共同)

[ 2008年05月15日 09:39 ]

290とはずがたり:2008/05/22(木) 12:54:48
クリントン氏、最後の抵抗 党規委員会期待も望み薄 '08/5/21
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200805210346.html

 【ワシントン21日共同】米大統領選の民主党候補指名争いは二十日、オバマ上院議員(46)が予備選で得る一般代議員の過半数を確保し、指名獲得への足場を固めた。残る予備選は六月初めの三つだけ。最後の抵抗を試みるヒラリー・クリントン上院議員(60)が望みをかけるのは、党全国委員会が五月三十一日に開く党規委員会だが、奇跡の逆転が実現する可能性は極めて低い。

 「わたしは決してあなたたちを見捨てない」。二十日のケンタッキー州予備選の勝利演説で、クリントン氏は支持者を前に六月一日の米領プエルトリコ、三日のモンタナ、サウスダコタ両州予備選を戦い抜く決意を示した。だが、三日の二州では苦戦が予想されるなど、代議員数の大幅な上積みは期待できない。

 ワシントンで開かれる党規委員会では、予備選日程を勝手に前倒ししたとして党全国委員会の制裁を受け、資格をはく奪されたミシガン、フロリダ両州の代議員の扱いが協議される。

 無効が既に決まっていた一月の両州予備選では、クリントン氏がオバマ氏に大差で“勝利”。両州の有権者の声を無視すべきではないとして、この結果を獲得代議員数に反映させるよう求めている。

 しかし、その場合でもクリントン氏が一般代議員数でオバマ氏を逆転するのは不可能。投票総数ではクリントン氏が上回ることになるため、特別代議員に支持を促す上で貴重な説得材料になるとの計算が働いている。

 ただ、ミシガンではオバマ氏の名前すら投票用紙になかったことなどもあり、クリントン氏の訴えがそのまま通る可能性は低い。多くの党幹部は、予備選の結果を覆すような結論にはならないとの見通しを示している。

291とはずがたり:2008/05/24(土) 01:32:02
今更ですけどこのスレタイがアメリカではなく米国となってたのが少々残念ですなぁ。いっつもアメリカとスレ検索掛けそうになる。段々馴れてきたからまぁ無問題だけど。。

2008/05/22-11:03
「オバマ氏の中傷できぬ」=マケイン陣営幹部、抗議の辞任−米大統領選
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200805/2008052200347&amp;rel=j&amp;g=int

 【ワシントン21日時事】米共和党の大統領候補指名が確定したマケイン上院議員の陣営で広告戦略を担当していた幹部、マーク・マッキノン氏は21日までに、同陣営が民主党の候補指名争いで優勢なオバマ上院議員への中傷攻撃を強めていることに反発し、辞任した。米主要メディアが報じた。
 マケイン氏は最近、オバマ氏が敵性国家のイランやキューバなどの首脳との直接対話に前向きな姿勢を示していることを激しく攻撃。マッキノン氏は対立候補の中傷攻撃を行わないことを誓約していたため、辞任で抗議の意思を示した。

2008/05/23-10:02
軍歴ないオバマ氏を批判=「兵役を責務と感じない人」−マケイン氏
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200805/2008052300225&amp;rel=j&amp;g=int

 【ワシントン22日時事】米共和党の大統領選候補指名が確定したマケイン上院議員は22日、民主党の候補指名争いで優勢なオバマ上院議員に軍歴がないことに言及し、「兵役に就くことを責務と感じなかった人物」と批判した。ベトナム戦争に従軍した経験を持つマケイン氏のこの発言には、軍歴の有無を対比することで、オバマ氏が最高司令官としてふさわしくないと訴える狙いがありそうだ。
 マケイン氏は、同日の上院本会議で可決された退役兵向けの奨学金拡充法案に関する声明の中で、軍歴問題を取り上げた。3年以上兵役に就いた人への大学の学費支給を定めた同法案に、オバマ氏は賛成、マケイン氏は反対の立場で、全面的に対立している。
 オバマ氏は本会議で賛成討論に立ち、イラク戦争から帰還した兵士に大学教育の機会が増えると主張。「マケイン氏が反対なのは理解に苦しむ」と名指しで批判した。
 これに対し、マケイン氏は声明で、イラク戦争で兵員確保が必要であるにもかかわらず、兵士の減少を招くとの懸念を表明。「オバマ氏は問題を全く理解していない。票目当ての安易な行動だ」と非難した。

292小説吉田学校読者:2008/05/24(土) 14:10:39
撤退表明秒読み。おまけに失言まで飛ぶし。。
♪(オバマの)指名を待つ間に、涙を拭くわ、知ってる誰かに見られたら、オバマが傷つく。
何を取り上げても、メディアが悪い、過ち償うその前に、別れが来たのね。どうぞ口を開かないで(失言するから)。強気な言葉言わせないで(メディアが飛びつくから)。一人で帰る道がとてもつらいわ。
指名を待つ間に気持ちを変える、繋いだ支持者の温もりを忘れるためにも〜

「6月に暗殺」と失言 クリントン氏すぐ謝罪
http://www.47news.jp/CN/200805/CN2008052401000139.html

【ニューヨーク23日共同】米大統領選の民主党指名争いで最後の抵抗を続けているヒラリー・クリントン上院議員は23日、選挙キャンペーンを続けている理由について「ボビー・ケネディ(ロバート・ケネディ元司法長官)が暗殺されたのも6月だったわ」と発言した。

 指名が確実視されているオバマ上院議員の不測の事態を期待していると受け取られかねない失言で、すぐに「歴史的事実に言及しただけでケネディ家を傷つける意図は一切なかった」と謝罪した。
 オバマ陣営は「不幸な発言」とだけコメントし無視する構えだが、米メディアは一斉に「不穏当な発言」と大きく報道しており、失言はクリントン氏のイメージを低下させそうだ。
 クリントン議員はサウスダコタ州の地元メディアとのインタビューの中で語った。

293とはずがたり:2008/05/24(土) 15:10:37
>>292
内輪でならにやりとみんなが嗤えるアメリカ風の気の効いたジョークなんでしょうけどねぇ。。
全米に向けては決して放ってはいけない類の発言である。焦りとは恐いものである。。

295とはずがたり:2008/06/04(水) 00:40:11
何処迄粘るのだろうかね。

クリントン氏、さあどうする? 本拠地NYで集会、撤退宣言は可能性薄
2008.6.3 20:28
http://sankei.jp.msn.com/world/america/080603/amr0806032032015-n1.htm

2日、米サウスダコタ州ラピッドシティーで支持者と握手するクリントン上院議員(ロイター) 【ワシントン=山本秀也】米民主党の大統領候補争いで、敗色濃厚のまま終盤を迎えたヒラリー・クリントン上院議員は3日夜、予備選の全日程を終えての総括集会を地元ニューヨークで開く。候補指名に必要な代議員の過半数(2118)獲得に向け、オバマ上院議員が秒読みを迎えるなか、クリントン氏は「(3日の予備選では)オバマ氏も私も指名の所要数に届かない」と強気の姿勢を崩さない。「撤退宣言」を拒む同氏はどんなシナリオを描いているのか。

 クリントン氏は2日の声明で、「みなさんの一票が、11月の本選で私こそが党最強の候補であることを裏付ける」として、サウスダコタなど2州予備選での支持を訴えた。米メディアは、同氏に近い複数筋などの話として、3日の予備選で敗れても「撤退宣言はない」との感触を伝えた。

 ここで浮上する最初のシナリオが、文字通り選挙戦の継続だ。不可能に近い状況だが、(1)オバマ氏支持を表明した特別代議員を狙った切り崩し工作(2)「5割復活」にとどまったミシガン、フロリダ両州の代議員裁定に異議を唱え、「全面復活」を党資格委員会に訴える−との戦術が浮かぶ。

 選挙戦の継続で実力を十分誇示した上で、タイミングを図って撤退を表明するシナリオもある。この場合、(1)オバマ氏とペアを組み、副大統領候補にまわる(2)2012年の大統領選で再挑戦を図る−などの含みが出てくる。

 両氏の正副大統領候補という構想には、その是非や可否をめぐる議論が絶えないが、クリントン氏自身は、ワシントン・ポスト紙(2日付)に対して、「(ペア構想は)留意していない」と述べた。

 クリントン氏の周囲で敗色が日増しに濃くなっていることは、明白だ。選挙活動につぎ込んだ自腹資金が、すでに2000万ドルに達したとも伝えられ、予備選日程の終了を境に選対スタッフや参謀が陣営離脱を準備しているとの情報も絶えない。

 民主党首脳部にとり、クリントン氏の徹底抗戦で、本選に向けた挙党態勢の構築が難しくなることはほとんど悪夢だ。ディーン全国委員長、ペロシ下院議長らは、「予備選が終われば、特別代議員の態度表明が相次ぐ」として、オバマ氏支持の「なだれ現象」を示唆しつつ、クリントン氏が引かなければ圧力を高める構えもみせている。

296とはずがたり:2008/06/04(水) 09:33:07
こう割れた時はクリントン女史を副大統領候補とするのが良いと思うんだけど,最後まで撤退しなかった事に加えて暗殺の可能性を口にしたりと彼女を氏名はしにくいはな。

オバマ氏 民主党大統領候補指名確定 米メディア報道
2008.6.4 08:49
http://sankei.jp.msn.com/world/america/080604/amr0806040853003-n1.htm

 【ワシントン支局】米大統領選の民主党候補指名争いで、AP通信などは3日、オバマ上院議員が代議員の過半数を獲得、ヒラリー・クリントン上院議員を抑えて指名を確定させたと伝えた。クリントン氏との間で5カ月間にわたり繰り広げられた激しい指名争いは終了した。

 特別代議員であるカーター元大統領がオバマ氏支持を正式に表明、意志を表明していないほかの特別代議員を合わせれば、オバマ氏は指名獲得に必要な2118人に達したもようだ。

 オバマ氏は3日夜、ミネソタ州セントポールで勝利集会を開く予定。この地で共和党は9月に党全国大会を開いて、マケイン上院議員を正式に大統領候補に選出するとしており、オバマ氏はマケイン氏に挑戦状をたたきつける形だ。

オバマ氏に「暗殺の懸念」 支持者や陣営に募る不安、米紙報道
2008.2.26 13:45
http://sankei.jp.msn.com/world/america/080226/amr0802261349010-n1.htm

 米大統領選で民主党候補指名を争うオバマ上院議員が指名争いで勢いづくにつれ、支持者や陣営内部にはオバマ氏暗殺の危険性に対する懸念が高まっている。25日付のニューヨーク・タイムズ紙が、全米でささやかれながらも公然と語られることがなかった陣営スタッフらの不安を伝えた。

 通常、党内の指名争いの段階ではシークレット・サービス(大統領警護)が候補者を警護することはないが、クリントン上院議員には前大統領夫人として派遣され、オバマ上院議員にはイリノイ州選出のダービン上院議員(民主)らの要請を受けた異例の形で2007年5月から警護が付いている。

 陣営内部には、黒人が大統領になる可能性が高まるほど暗殺の懸念も高まるとの見方がある。当初、黒人層の支持者が上院議員の身を案じ、予備選ではわざと勝たせないのではないかとの憶測もあったが、今ではクリントン上院議員をしのぐ勢いの候補になったため、暗殺の懸念も現実的なものになったという。

 1月には米下院国土安全保障委員会のトンプソン委員長が国土安全保障省に「(暗殺に対し)特別の注意を払うよう」念を押す手紙を送った。委員長はタイムズ紙の取材に、具体的な暗殺計画情報の有無については明らかにしなかったという(共同)

297ホッシュジエンの国内ニュース解説:2008/06/17(火) 17:39:56
ことし11月に行われるアメリカ大統領選挙で、民主党の候補者
指名を確実にしているオバマ上院議員は、前の副大統領で環境問
題への取り組みでノーベル平和賞も受賞したゴア氏から支持を取
り付け、党内の結束を目指すうえで弾みとなりそうです。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 彡ミ    ___  __    クリントン氏の場合だが、本命と競い、一定の
  |ヽ  /|  ,,,,,,,,l /  /    支持者を獲得した議員が本命支持に転ずれば、
  |ヽ   | | ミ ・д・ミ/_/旦~~   彼らの票はすべてオバマ氏のものになる訳だ。
  ⊥   |  ̄| ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 
  凵    `TT | ̄l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l 彼らの役割は投票率を上げながらシナリオ通りという事ですね。(・A・ )

08.6.17 NHK「ゴア氏 オバマ氏の支持表明」
http://www.nhk.or.jp/news/k10015296571000.html

298とはずがたり:2008/06/17(火) 18:38:15
>>297
今回はホッシュジエンの国際ニュース解説,ですね。

299とはずがたり:2008/06/29(日) 15:58:55
ライバルから一転、盟友へ オバマ、ヒラリー氏が集会
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/06/2008062801000175.htm

 【ワシントン27日共同】ライバルから盟友へ−。米大統領選の民主党候補となるオバマ上院議員は27日、指名争いで激戦を演じたヒラリー・クリントン上院議員と東部ニューハンプシャー州ユニティで開いた集会に並んで姿を見せ、それぞれの支持者に本選に向けた結束を呼び掛けた。
 2人がそろって公開の場で選挙運動をするのは、今月初めのクリントン氏の撤退表明後初めて。選挙戦で両陣営の間に生じた亀裂の修復をアピールする狙い。8年ぶりのホワイトハウス奪還を目指す民主党にとって、今後の2人の協力の成否が本選の行方を左右することになりそうだ。
 約4000人の支持者の前で最初に演説したクリントン氏は「私の支持者で、共和党のマケイン上院議員への投票を考えている人がいるなら考え直してほしい。変革を期待するならオバマ氏に投票しよう」と訴えた。
 オバマ氏も「これまではライバルとして舞台に並んできたが、きょうからは盟友になる。米国民に団結をもたらすにはクリントン氏の支援が必要だ」と息を合わせた。
2008年06月28日土曜日

301ホッシュジエンの国内ニュース解説:2008/07/21(月) 11:57:59
 アメリカ大統領選挙で民主党の候補に内定しているオバマ上院
議員は、初めての訪問となるアフガニスタンで、アフガンに駐留
するアメリカ軍を早急に増派する必要があるという考えを改めて
示しました。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 彡ミ    ___  __    財界向けの予告編らしい。しかし政党が
  |ヽ  /|  ,,,,,,,,l /  /    代わっても、米は相変わらず軍事優先だ。
  |ヽ   | | ミ#・д・ミ/_/旦~~ 
  ⊥   |  ̄| ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  米も政策立案は官僚。投票で国民の意思が
  凵    `TT | ̄l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l 反映された事など今までに一度もありませんね。(・A・#)

08.7.21 TBS「オバマ氏、アフガンへ米軍増派必要」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3904884.html
08.7.21 日テレ「治安支援部隊が誤爆、9人死亡 アフガン」
http://www.ntv.co.jp/news/114321.html

302とはずがたり:2008/08/28(木) 12:52:24
ヒラリーのひと声で…オハ゛マ氏を大統領候補に指名
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/index7.html?now=20080828124029

 米大統領選の民主党候補にバラク・オバマ上院議員が正式に選ばれました。党内の亀裂を隠すため、投票の途中でヒラリー・クリントン議員が身を引くという、苦しまぎれの演出でした。

 大統領候補を決める指名投票は、途中まで2割近くの代議員がヒラリー議員に票を投じていましたが、その造反票を覆い隠したのはヒラリー議員本人でした。
 ヒラリー・クリントン上院議員:「(州ごとの開票をやめて)拍手と歓声で、オバマ議員を民主党の候補者として指名するよう私は提案します!」
 投票結果の内容次第では、党内の亀裂がさらに深まる恐れがあったため、ヒラリー議員自らが幕を引いた形です。また、予備選の時はさんざんオバマ候補への悪口を繰り返したクリントン前大統領もオバマ候補を応援すると断言しました。
 ビル・クリントン氏:「ヒラリー、チェルシー、そして、私と一緒にオバマ候補を次期大統領にしましょう!」
 オバマ候補は、クリントン夫妻を使って「結束」を演出してみせましたが、ヒラリー議員の打ち切り動議は党内の亀裂の深さを浮き彫りにしました。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2008

303とはずがたり:2008/09/02(火) 19:46:57

共和党副大統領候補ペイリン氏「選ばれて名誉」
http://www.asahi.com/international/update/0830/TKY200808300118.html?ref=reca
2008年8月30日13時53分

 【デイトン(米オハイオ州)=勝田敏彦】米共和党の大統領候補指名が確定しているジョン・マケイン上院議員(72)は29日昼(日本時間同日夜)、オハイオ州デイトンで集会を開き、副大統領候補にアラスカ州の女性知事、サラ・ペイリン氏(44)を選んだと発表した。ペイリン氏は家族とともに姿をみせ「選ばれたことを名誉に思う」と語った。

 ミネソタ州で9月1日から開かれる同党全国大会で指名を受け正式な副大統領候補となるが、2大政党としては84年のジェラルディン・フェラーロ氏(民主党)以来2人目の女性の副大統領候補になる。これで今回の米大統領選は共和、民主両党の正副大統領候補が出そろった。

 この日、72歳の誕生日を迎えたマケイン氏は集会で「ぴったりのパートナー」と28歳年下のペイリン氏を紹介。「『自分が大切で、国は二の次』というワシントン政治を変えようとしている私を助けてくれる人」と語り、改革への意欲を共有する人物であることを強調した。

 ペイリン氏は夫と4人の子供とともに登壇した。1人だけ欠席した長男について「昨年の9・11に陸軍に入り、今年の9・11にイラクに派遣される」と説明すると、会場を埋めた約1万5千人の支持者から喝采を浴びた。

 ペイリン氏はまた、民主党の候補者指名レースに敗れたヒラリー・クリントン上院議員を称賛。「ヒラリーは(女性の昇進を阻む)ガラスの天井に1800万(票)のひびを入れたが、私たちは今回を最後にそれを打ち砕くことができる」と訴え、早速、女性有権者にアピールしてみせた。


マケイン氏への献金、1日で7億6千万円 ペイリン効果
http://www.asahi.com/international/update/0831/JJT200808310003.html?ref=reca
2008年8月31日12時16分

 米紙ワシントン・ポスト(電子版)によると、共和党大統領候補の指名を受けるマケイン上院議員は、女性のペイリン・アラスカ州知事を副大統領候補に起用すると発表した29日から30日までの1日間で、700万ドル(約7億6000万円)の献金を受けた。

 ペイリン知事は、妊娠中絶に強硬に反対する保守派であるため、キリスト教右派など保守層が同知事を好感し、マケイン氏への献金が急増したとみられている。(時事)

304とはずがたり:2008/09/02(火) 19:48:36
>>303-304
マケインもなかなか強力な布陣で来ましたねぇ。。
しかしダウン症の長男に17歳の長女が妊娠か。

副大統領候補ペイリン氏の17歳長女が妊娠、出産へ
http://www.asahi.com/international/update/0902/TKY200809020131.html
2008年9月2日12時14分

 【セントポール(米ミネソタ州)=小村田義之】米大統領選で、共和党の副大統領候補になる女性アラスカ州知事、サラ・ペイリン氏(44)は1日、17歳になる長女のブリストルさんが妊娠5カ月で、結婚して出産すると発表した。保守派の新星が抱えていた家族の内輪話に、米メディアは大騒ぎしている。

 ペイリン氏は4月にダウン症の男児を出産したが、ここ数日、インターネット上で「男児は本当は長女の子どもではないか」とのうわさが飛び交った。このため、保守派が問題視しかねない10代の長女の妊娠をあえて公表し、うわさの打ち消しを図った。共和党の大統領候補になるマケイン上院議員は、ペイリン氏の擁立発表前にこの情報を知っていたが、特に問題視しなかったという。

 一方、このうわさについて「オバマ上院議員の陣営が流した」との見方も流れ、オバマ氏は「私の陣営にうわさを流した者がいたらクビにする」「母は私を18歳の時に産んだ。政治問題にすべきでない」などと語った。

 保守派に人気のペイリン氏への支持が揺らぐ懸念も。ただ、複数のキリスト教右派の指導者は長女の出産を歓迎するコメントを発表。保守派の論客、ビル・クリストル氏も「問題にはならない」と擁護する姿勢をとっている。

305ホッシュジエンの国内ニュース解説:2008/09/07(日) 07:15:02
アメリカ大統領選では、未婚の長女の妊娠発覚から疑惑が
取りざたされている共和党初の女性副大統領候補、サラ・
ペイリン氏をめぐり党内外での反響がさらに広がっています。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 彡ミ    ___  __    まあ、あの手この手で国民に大統領選を注目
  |ヽ  /|  ,,,,,,,,l /  /    させ、投票率を上げるのが目的なんだろう。
  |ヽ   | | ミ ・д・ミ/_/旦~~ 
  ⊥   |  ̄| ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| でもアメリカも選挙は公的機関が監視する国。国民が投票所
  凵    `TT | ̄l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l へ向かったという既成事実さえあれば、あとはどうにでもなる。(・A・ )

08.9.7 TBS「ペイリン候補、反響がさらに広がる」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3942023.html

* そしてブッシュを支持していた米支配階級は今度は
 次の有力候補者に巨大資本を『投資』するのでしょう。
 その繰り返しだと思われます。

306とはずがたり:2008/09/08(月) 20:41:17
マケイン氏が支持率で逆転=米大統領選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080908-00000058-jij-int
9月8日12時25分配信 時事通信

 【ワシントン7日時事】米紙USAトゥデー(電子版)が7日に公表したギャラップ社との共同世論調査によると、共和党大統領候補のマケイン上院議員の支持率が50%に上昇、民主党候補のオバマ上院議員の46%を4ポイント上回った。
 1〜4日の共和党大会の開催直前に実施された調査では、マケイン氏がオバマ氏に7ポイントリードされていたが、共和党大会でマケイン陣営が勢いをつけていることが裏付けられた。
 また、調査対象を投票に行く可能性の最も高い人々に限ると、マケイン氏の支持率が54%、オバマ氏は44%だった。調査は5、6の両日、全米の成人1022人を対象に行われた。 

最終更新:9月8日12時33分

ペイリン氏が好感度トップ=マケイン、オバマ両氏上回る−米調査
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200809/2008090600100&amp;rel=y&amp;g=int

 【ワシントン5日時事】米ラスムセン社が5日公表した世論調査によると、共和党副大統領候補に指名されたペイリン・アラスカ州知事に好感を抱いている有権者は58%に上り、共和、民主両党の正副大統領候補4人の中でトップに立った。指名受諾演説前の好感度52%から上昇した。
 共和党のマケイン、民主党のオバマ両大統領候補の好感度はともに57%。ペイリン氏が10月のテレビ討論などで対決する民主党のバイデン副大統領候補は48%にとどまっている。共和党員に限るとペイリン氏の好感度は89%で、同氏の起用でマケイン氏の好感度も12ポイント上がったという。(2008/09/06-09:50)

視聴者数、マケイン氏に軍配=受諾演説に3890万人−米
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200809/2008090600073&amp;rel=y&amp;g=int

 【ワシントン5日時事】米共和党大会最終日の4日、マケイン大統領候補の指名受諾演説をテレビで視聴した人は全米で3890万人に上り、オバマ民主党大統領候補の受諾演説の視聴者数3830万人をわずかに上回ったことが、メディア調査会社の調べで明らかになった。
 また、マケイン演説の視聴者数は、話題の集中している共和党副大統領候補ペイリン・アラスカ州知事の演説視聴者数3720万人にも差をつけ、面目を保つ形となった。(2008/09/06-06:58)

307とはずがたり:2008/09/11(木) 07:28:26
ちょいとオバマ氏焦りも見えますかね。

「口紅つけても豚は豚」、オバマ氏発言に波紋
http://www.asahi.com/international/update/0910/TKY200809100244.html?ref=goo
2008年9月10日19時26分

 【ワシントン=小村田義之】米民主党の大統領候補オバマ上院議員が9日、共和党の正副大統領候補のマケイン上院議員とペイリン・アラスカ州知事が掲げる政治の「変革」について「口紅をつけても豚は豚だ」と切り捨てた。ペイリン氏への侮辱ではないかと物議を醸している。

 米メディアによると、オバマ氏はバージニア州での遊説で、マケイン氏を「ブッシュ大統領と同じだ」と攻撃。その変革は表面だけだとして「豚に口紅」「腐った魚を紙に包んでも(ブッシュ政権の)8年の後では、やっぱりくさい」と決めつけた。

 ペイリン氏は3日の指名受諾演説で「私は(子どもをアイスホッケーに通わせる)ホッケーママで、ピットブル(闘犬の一種)との違いは口紅だけ」と自己紹介した。オバマ氏の発言はこれを踏まえたものと見られ、マケイン陣営は即座に電話会見で「候補の中で口紅をつけるのは1人しかいない。オバマ氏はペイリン氏を豚と呼んだ」と激怒、謝罪を求めた。

 だがオバマ陣営は「よくある例え話」と涼しい顔。昨年、民主党のヒラリー・クリントン上院議員の新たな医療保険改革案についてマケイン氏が「豚に少し口紅を塗ったところで、豚は豚だ」と発言していた、と反論している。

308名無しさん:2008/09/23(火) 20:10:35
すばらしい。
>オバマ陣営「日本が世界でどの程度の役割を果たすのかは、
>ワシントンにいる人間ではなく、日本国民自身が決めることだ」

日本の役割拡大で温度差=両大統領候補の外交顧問が討論−米
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2008092300264

 【ワシントン23日時事】米大統領選候補の共和党マケイン、民主党オバマ両上院議員のアジア外交顧問による公開討論が22日、ワシントン市内で行われた。両陣営とも日米同盟重視の方針では一致したが、マケイン陣営が安全保障面での日本の役割拡大を促していく考えを強調したのに対し、オバマ陣営は日本の民意を尊重すべきだと訴え、温度差が見られた。
 マケイン陣営のグリーン前国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長は、日本が経済力に見合った役割を安全保障面でも果たす必要があるとの認識を示した上で、「マケイン氏が大統領になれば、日本に役割拡大の道を進むよう促していく」と明言。日本の国連安保理常任理事国入りも後押しする考えを示した。
 これに対し、オバマ陣営のジャヌージ上院外交委員会事務局幹部は「日本が世界でどの程度の役割を果たすのかは、ワシントンにいる人間ではなく、日本国民自身が決めることだ」と指摘。「日本国民が望まない領域もあるかもしれない」と述べ、憲法改正や自衛隊派遣について米側の意向を押し付けるべきではないとの立場を示した。 
 対北朝鮮外交では、オバマ陣営は「核問題の検証が履行されるまで制裁を解除すべきではない」としながらも、米朝2国間と多国間の対話を通じた解決を追求すべきだと主張。マケイン陣営側は「圧力を掛けなければ、外交はうまくいかない」として、ブッシュ政権以上に圧力を重視する考えを示した。(了)(2008/09/23-14:58)

309とはずがたり:2008/10/09(木) 18:17:50

知らん間にペイリン旋風も凪いできましたかねぇ。。

ペイリン候補の資質に「?」 ブートキャンプで猛特訓
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/america/183755/
10/03 01:32更新
 《副大統領候補討論会に臨む》

 米共和党の副大統領候補、サラ・ペイリン氏(44)の副大統領としての資質に対する疑問の声が高まっている。10月2日にはミズーリ州セントルイスで副大統領候補の討論会が行われる。米メディアは、ペイリン氏が3日間の「ブート・キャンプ」(新兵の訓練)で討論会に備えたと伝えた。討論会のできばえは、大統領選挙の行方にも影響を与えそうだ。

 米ニューヨーカー誌は表紙絵で、窓から双眼鏡を突きだして何かを探しているペイリン氏の戯画を載せた。山並みの向こうに小さく、「RUSSIA」と書かれた山がある。

 バラエティー番組でペイリン氏のそっくりさんが「わたしの家からはロシアが見えるのよ」と言った揶揄(やゆ)を借用した戯画だ。ペイリン氏は実際には「アラスカからはロシアが見える」と言っただけで、バラエティー番組のセリフは明らかな脚色。それをニューヨーカー誌が戯画化したことに、基本的な知識を含めた資質にまつわるペイリン氏のイメージの一端が現れている 

 ■身内からも不安の声
 資質についての批判は民主党支持者からだけにとどまらない。共和党内でペイリン氏に対する不安が強まったのが、先週のCBSテレビのインタビューだ。ロシアに隣接するアラスカで暮らすことで、外交政策の経験を培ったというペイリン氏について説明を求めたところ、「(ロシア首相の)プーチン氏が米国の領空を侵犯しようとするとき、向かう先はどこか。アラスカだ。国境はすぐそこにある。ロシアを見張るために、アラスカから貿易使節を送っている」と、要領を得ない回答をした。

310名無しさん:2008/10/11(土) 18:49:18
共和にまた打撃
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081011-00000055-jij-int

311とはずがたり:2008/10/13(月) 02:45:17

日本だけじゃなくてアメリカの財政赤字も大変なことになってますな〜。

米国の「借金時計」が桁不足、応急処置で表示
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081011-00000000-wvn-sci
10月11日16時0分配信 WIRED VISION

写真: WIRED VISION

これは、米国経済がどん底の状態に陥っていることを示す掲示板だ。

米国政府の公的債務額を表示するこのデジタル・カウンターは、ニューヨークのタイムズスクエアの近くに設置されているが、財政赤字が10兆ドルの大台を超えたため、桁が足りなくなった。

応急措置として、デジタルのドルマークを、より安価な、デジタルでない表示にして、余計な「1」を詰め込めるようにした。

APの記事によると、この「借金時計」を造ったダースト機関(Durst Organization)は、近い将来、桁を2つ増やして、1000兆ドルまで表示できるようにすることを計画しているという。

困ったことだ。

この掲示板は、2兆7000億ドルという当時の公的債務額を市民に警告するために、1989年に[マンハッタンの不動産業者だった故シーモア・ダースト氏によって]設置された。

[後を継いだ息子のダグラス・ダースト氏は、政府財政が単年度で黒字化し、債務が減っていた2000年9月に時計のスイッチを一時切った(当時の債務額は約5兆5000億ドル)が、2002年に再開されていた(当時は約6兆1200億ドル)。2002年の報道では、「1秒で30ドルずつ増えている」とされている]



最終更新:10月11日16時0分

312小説吉田学校読者:2008/10/13(月) 17:58:41
じわりオバマ支持拡大。

オバマ氏、2けたのリード 米紙世論調査で支持率53%
http://www.47news.jp/CN/200810/CN2008101301000207.html

 【ワシントン13日共同】13日付の米紙ワシントン・ポストによると、同紙とABCテレビが合同で実施した米大統領選の世論調査で、民主党オバマ上院議員(47)の支持率が53%と、共和党マケイン上院議員(72)の43%を10ポイント上回り、同紙の調査では過去最高となる2けたの差をつけた。
 一方、同日公表されたロイター通信などの調査ではオバマ氏48%、マケイン氏44%と4ポイント差にとどまり、ロイターは「11月4日の本選に向けて、まだ接戦が続いている」と分析した。
 オバマ氏は金融危機をブッシュ共和党政権の失政の結果と批判し、危機感を強めたマケイン陣営は、オバマ氏に対する中傷キャンペーンを展開している。
 ポスト紙の調査では、両候補が「対立候補への攻撃」と「諸課題への取り組み」のどちらに重点を置いているかも質問。マケイン氏については59%が「対立候補への攻撃」と回答し、対照的にオバマ氏については68%が「諸課題への取り組み」と答えた。
 中傷合戦に力を入れすぎた結果か、マケイン氏の好感度は9月下旬の前回調査から7ポイント下がって52%に。対するオバマ氏は6ポイント上がって64%。

314ホッシュジエンの国内ニュース解説:2008/10/22(水) 09:31:57
ロシア国連代表部は20日、声明を発表し、米大統領選の共和党候補、
ジョン・マケイン上院議員(72)から献金要請を受けたことを明らか
にしたうえで、「ロシア政府は外国の政治活動に資金提供しないことを
強調したい」とし、拒否したことを表明した。
 ロシア側は、マケイン氏がチュルキン露国連大使あてに送った9月29日
付の書簡を公表。マケイン氏はこのなかで「民主党のワシントン支配を阻止
する」ため最大5000ドル(約51万円)の献金を求めている。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 彡ミ    ___  __    東西冷戦時代なら、こんな風に世論支持率の
  |ヽ  /|  ,,,,,,,,l /  /    調整に使われる事もなかったろう。
  |ヽ   | | ミ ・д・ミ/_/旦~~ 
  ⊥   |  ̄| ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| マケイン氏が献金要請を持ちかけたのは
  凵    `TT | ̄l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l 当然、昔からそうした前例があるからでしょう。(・A・ )

08.10.22 Yahoo「マケイン氏、露に51万円の献金要請…『単純ミス』と釈明」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081021-00000016-yom-int

315とはずがたり:2008/10/24(金) 01:06:56

衣装代1500万円!ペイリン氏「選挙が終わったら寄付」
2008年10月23日(木)21:04
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20081023-567-OYT1T00630.html

 【ワシントン=貞広貴志】米大統領選で、共和党全国委員会が副大統領候補サラ・ペイリン・アラスカ州知事(44)の衣装やアクセサリー代として今年9月の1か月間に15万ドル(約1500万円)も拠出していたことが発覚。「ぜいたく」「公私混同」といった批判を受け、ペイリン陣営は22日、「選挙戦が終わったら慈善目的で寄付する」とする声明を出した。

 この出費は、9月の選挙資金報告書に記載されていたもの。高級百貨店「サックス・フィフス・アベニュー」の2店舗で計4万9425ドル購入していたのをはじめ、ヘアメークと化粧費用4716ドル、ペイリン氏の子供用と見られる赤ちゃん用遊び着92ドルまで計上されていた。

 ペイリン氏は、子供のスポーツ観戦に熱狂する「ホッケー・マム」の庶民性を売り物にしているが、選挙集会ではヴァレンティノなど高級ブランドを愛用することで知られていた。

316千葉9区:2008/10/27(月) 23:49:18
民主主義とは即ち多様性を認めることだと思います。

http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200810270012.html
同姓婚めぐる住民投票に全米注目、ハリウッドもアップルも
サンフランシスコ(AP) 米カリフォルニア州で同姓婚禁止の是非を問う住民投票が行われるのを前に、賛成、反対それぞれの運動を支援する多額の寄付金が寄せられている。AP通信の集計では、これまでに全米50州と20カ国から6万4000人以上が寄付を寄せ、この問題に対する関心の高さをうかがわせている。


焦点になっているのは「プロポジション8」と呼ばれる同姓婚禁止条項。カリフォルニア州は現在、最高裁判決に基づき同姓婚を認めているが、もし今回の禁止条項が住民投票で支持された場合、州憲法が改正され、結婚は男女間に限られることになる。


AP通信の集計によると、賛成、反対それぞれの運動を展開する団体に寄せられた寄付金は、投票日を10日後に控えた25日現在で総額6000万ドル(約57億円)を超えた。米国で大統領選に次いで重要な投票になるとの声もある。


集めた寄付金は同姓婚禁止条項支持派が2820万ドル、反対派が3230万ドル。1カ月に比べて両陣営の差は縮まりつつある。


賛成派には米カトリック宗教団体コロンブス騎士会の140万ドルを筆頭に、大物銀行家や投資家が資金を提供。一方反対派には、俳優のブラッド・ピットさん、映画監督のジョージ・ルーカスさん、スティーブン・スピルバーグさんなどが大口寄付者に名を連ねる。米アップルも公開企業としては珍しく、10万ドルの寄付を発表した。

317ホッシュジエンの国内ニュース解説:2008/10/28(火) 17:59:34
 アメリカの捜査当局は先週、初の黒人大統領を目指す民主党・
オバマ候補の暗殺を計画したなどとして、南部・テネシー州で20歳
と18歳の男2人を逮捕した。投票日直前の暗殺計画の発覚を受け、
市民からは不安の声が上がっている。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 彡ミ    ___  __    投票日直前に発覚というのが
  |ヽ  /|  ,,,,,,,,l /  /    ウサン臭い。
  |ヽ   | | ミ ・д・ミ/_/旦~~ 
  ⊥   |  ̄| ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 国民を投票所へ向かわせようと
  凵    `TT | ̄l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l いう当局のヤラセっぽいですね。(・A・ )

08.10.28 日テレ「オバマ候補の暗殺計画発覚、市民に不安の声」
http://www.ntv.co.jp/news/121884.html

318千葉9区:2008/11/04(火) 21:19:36
490 :無党派さん:2008/11/04(火) 16:07:29 ID:5ARbLcbt
二大政党以外の主な大統領選立候補者

マスコミは泡沫候補扱いだけど…

* チャック・ボールドウィン(憲法党)
* シンシア・マッキニー(アメリカ緑の党)
* ボブ・バー(リバタリアン党)
* チャールズ・ジェイ(ボストン茶党)
* ジーン・アマンドソン(禁酒党)
* グロリア・ラ・リヴァ(社会主義解放党)
* ブライアン・ムーア(アメリカ合衆国社会党)
* ロジャー・カレーロ(社会主義労働者党)
* アラン・キーズ(無所属)
* ラルフ・ネーダー(無所属)

319千葉9区:2008/11/04(火) 21:45:14
米民主党、上院で安定多数確保の勢い
(CNN) 米大統領選と同時に4日行われる上下両院選の投票で、最新の世論調査によれば上院は民主党が安定多数を確保する勢いだ。


民主党は現在、上院で100議席中51議席(民主党49議席、共闘を組む無所属議員2議席)を制しており、あと9議席増やせば100議席のうち60議席を確保して、対立陣営の発言を封じ込める討論終結動議を通すことが可能になる。


今回の選挙で改選される上院35議席のうち、共和党は23議席を占めている。引退予定の共和党上院議員は5人。バージニア大学のラリー・サバト政治研究所長は、民主党が60議席の安定多数を制する公算は大きいとみる。


CNNの政治アナリスト、ステュアート・ローゼンバーグ氏によると、民主党はアラスカ、コロラド、ミシシッピ、ニューハンプシャー、ニューメキシコ、ノースカロライナ、オレゴン、バージニアの8州で共和党から議席を奪う見通し。ミネソタ州とジョージア州の動向が鍵を握ることになりそうだ。


また、コネティカット州の無所属上院議員ジョー・リーバーマン氏の動向も注目される。民主党と組んでいながら共和党のマケイン候補支持を表明している同氏がもし共和党支持に鞍替えすれば、民主党が制するのは59議席にとどまり、討論終結動議の発動はできなくなる可能性がある。

http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200811040044.html

320千葉9区:2008/11/05(水) 20:51:48
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200811050042.html
「米国に変化が訪れた」 オバマ氏が地元シカゴで勝利演説

12万5000人の聴衆を前に演説するバラク・オバマ候補=4日深夜、シカゴ(CNN) 米大統領選で次期大統領に確定した民主党のバラク・オバマ氏は地元イリノイ州シカゴで、推定12万5000人の支持者らを前に演説した。オバマ氏は「きょうこの日、米国に変化が訪れた」と宣言したうえで、米国が直面する課題に真摯(しんし)に取り組む姿勢を示し、国民の協力を求めた。

オバマ氏は演説の冒頭で、「米国の可能性を疑い、建国者たちの夢や民主主義はまだ生きているのかと問う人たちがまだいるとしたら、今夜がその答えだ」と語りかけた。落ち着いた、真剣な表情で「この国は単なる個人の集団でも、民主党と共和党の寄せ集めでもなく、アメリカという合衆国なのだ」「希望へ向けて、歴史の舵をとる日がやって来た」と話し、支持者らは涙と拍手で受け入れた。

オバマ氏は続いて、共和党候補のジョン・マケイン氏から勝利を祝う電話を受けたことを報告し、「マケイン氏の国への貢献を祝福し、米国の約束を再生させるために今後も協力していきたい」と表明。家族や選挙スタッフに謝意を示したうえで、「これは皆さんの勝利だ」と述べた。さらに、リンカーン大統領の演説の言葉を借りて「人民の、人民による、人民のための政治は滅びていなかったのです」と力を込めた。

同氏はここで、米国が直面する戦争、経済危機などの課題を挙げた。「解決には時間がかかる。1年、いや1期をかけてもたどり着かないかもしれない。だが約束しよう、われわれは1つの国民として、必ずそこへ到達すると」と語り、選挙戦のスローガンともなった「Yes, we can(私たちにはできる)」の言葉で会場に呼びかけた。続いて、国民の愛国心や責任感、党派間の分断をいやす精神がなければ、変化は実現しないと強調。「私に投票しなかった人々にも言いたい。皆さんの声に耳を傾けたい。皆さんの助けが必要です。私は皆さんの大統領にもなる」と語った。同氏はさらに、建国者らが「丘の上の輝く町」と表現した米国の理想を、世界にもう一度示そうと訴えた。

オバマ氏はまた、ジョージア州アトランタで投票した106歳のアフリカ系米国人女性がいる、と紹介。「この国のいい日も悪い日も見てきた彼女は、知っているのだ。米国は変われるということを」と語った。そして「われわれの子どもたちが彼女のように長生きできたら、その時米国はどんな変化を、どんな進歩を遂げているだろう」と問いかけ、「懐疑の声にはYes, we canの精神で答えよう」と演説を締めくくった。

321千葉9区:2008/11/05(水) 21:02:29
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080115-899563/news/20081105-OYT1T00572.htm
人種の壁乗り越えオバマ氏勝利、「国民融和」なるか
 米大統領選で民主党のバラク・オバマ上院議員(47)が初の黒人大統領実現を決めたことは、米国の黒人史に新たなページを開くものだ。

 国際的な威信失墜と金融危機のなかで、「変革」や「統合」を訴え続けたオバマ氏が、国民に希望を与え、人種の壁を乗り越えた結果といえる。だが、「国民融和」の道は平坦(へいたん)ではない。

 米黒人文化の中心地ともいわれるニューヨークのハーレム。125丁目の目抜き通りに設置された大型画面にオバマ氏の勝利演説が映し出されると、詰めかけた住民ら数千人の歓喜は絶頂に達した。コルディ・ベーカーさん(56)は「黒人の多くは、何をやっても成功できないと思いこんできたが、オバマは障害を克服できることを示してくれた」と興奮気味に語った。

 建国時の黒人奴隷制に始まる人種問題は米社会を悩ませ続けてきた。公民権運動の指導者マーチン・ルーサー・キング牧師らが1965年、アラバマ州のセルマからモンゴメリーまで警官隊の暴行を受けながら流血の行進を行い、投票権の平等を勝ち取ってから43年。

 行進の主導者の一人、フレドリック・リース牧師(78)は「ここまでたどり着くとは想像もしなかった」と語る。多くの黒人支持者に共通の感慨だろう。

 オバマ氏勝利の背景には、公民権運動による制度的な差別撤廃や黒人の社会進出があるが、この間の人種・民族構成の変化による国民意識の変化も大きな要因だ。中南米系やアジア系移民の流入で、白人の人口比率は60年の88・6%から66%になった。

 逆に、ヒスパニック(中南米系)や黒人、アジア系などのマイノリティー(人種・民族的少数派)は着実に存在感を増し、異人種・民族間の結婚も進んだ。

 黒人のケニア人を父親に、白人の米国人を母親に持つオバマ氏は、こうした米社会の変容が生み出した存在といえる。

 キング牧師の元側近でジョージア州アトランタ市長などを歴任した黒人のアンドリュー・ヤング氏(76)は、「オバマ氏は(母方の)白人中流階級に育った生粋の米国人。黒人たらしめているのはケニア人の父親の血だけだ」と言い切る。

 事実、オバマ氏は、黒人隔離政策や絶望的な貧困など、米黒人が背負う歴史的な重荷とは無縁。インドネシアで子ども時代を過ごし、多様な環境で育った点でも、従来の黒人政治家とは異質だ。

 問題は、選挙戦で浮き彫りになった人種・民族間の分断状況が「オバマ大統領」の下で一気に改善に向かうかどうかだ。

 共和党のジョン・マケイン上院議員(72)陣営は、過激な白人批判発言で非難を浴びた黒人牧師との関係を最後まで攻撃材料に使い、人種問題を劣勢克服の切り札に使った。

 2047年にはマイノリティーが総人口の半数を超える見通しだが、現状では、教育や収入など社会生活関連のほとんどの指標で、白人層と黒人、ヒスパニックの間の格差は大きい。

 オバマ氏は勝利演説で、マケイン氏支持者に向け、「私は、みなさんの声に耳を傾ける。みなさんの大統領でもある」と呼びかけたが、今後、マイノリティーの期待感と白人保守層の警戒感との間で、難しい政権の舵(かじ)取りを迫られる可能性は否定できない。(ニューヨーク 佐々木良寿、シカゴ 白川義和)

(2008年11月5日20時43分 読売新聞)

322ホッシュジエンの国内ニュース解:2008/11/06(木) 09:33:12
 「歴史に残る瞬間です。私にはオバマ上院議員と何度も話す
機会がありましたが、彼が真にイギリスの友であると信じています」
(イギリス・ブラウン首相)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 彡ミ    ___  __    各国首脳が、その役回りに応じて巨大軍事
  |ヽ  /|  ,,,,,,,,l /  /   利権を共有する現体制に同意している限り、
  |ヽ   | | ミ ・д・ミ/_/旦~~  米大統領を拒否する事はないだろう。
  ⊥   |  ̄| ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 
  凵    `TT | ̄l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l 同意しているから大統領に選任された訳ですからね。(・A・ )

08.11.6 TBS「オバマ氏勝利、各国の反応は」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3987494.html

323千葉9区:2008/11/06(木) 22:48:22
http://sankei.jp.msn.com/world/america/081106/amr0811060919017-n1.htm
同性婚禁止、予想外の可決 オバマ勝利も米社会の保守化進む?
2008.11.6 09:18

このニュースのトピックス:米国

カリフォルニア州で、同性婚禁止をめぐる住民投票が賛成多数で可決されたのを受け、記者会見するサンフランシスコ市のニューソム市長。市長は同性愛者への婚姻差別を撤廃を表明していた=5日(ロイター) 【フェニックス(米アリゾナ州)=松尾理也】米大統領選と同時にカリフォルニア州で行われた同性婚禁止をめぐる住民投票は5日、小差ながら賛成多数で可決された。民主党のオバマ大統領の誕生で米社会が大きくリベラル寄りに振れた印象が強まる一方、リベラル色がきわめて強いカリフォルニアで否決が確実視されていた同提案が可決されたことは、米社会に着実に進行する保守化の波がやんでいないことを示すものともいえそうだ。

 「オバマ氏に圧倒的な支持が集まったこのカリフォルニア州でも、われわれの同性婚禁止のメッセージは明確に伝わった。同性婚が社会にどんな影響をもたらすか、住民が熟考した結果だ」。予想に反する勝利に同提案のジェフ・フリント事務局長はこう述べた。

 同性婚禁止の是非をめぐる住民投票はフロリダ、アリゾナ両州でも同様に行われ、可決された。

 カリフォルニア州最高裁は今年5月、結婚を男女間に限定した州法を違憲と判断した。これに対し、憲法そのものに同性婚禁止条項を盛り込もうとするのが今回の提案。初期の段階では反対派が20ポイント近い差をつけてリードしており、否決は確実とみられていた。

 同性婚を認めた今夏の州最高裁判決に基づき、カリフォルニア州ではこれまでに約1万8000組の同性カップルに結婚が認められている。同性婚反対派は結婚の無効、取り消しを求める訴訟が起こす見通しだ。

 市民団体「人権キャンペーン」(ワシントン)のジョー・ソルモニーズ代表はロサンゼルス・タイムズ紙に、「今回の住民投票はここ数十年で最大規模の公民権運動だった。それに敗北したという事実は非常に深刻だ」と、衝撃をあらわにした。

 住民投票には賛否双方から、この種の投票としては史上最高とみられる7400万ドル(約74億円)に上る資金が寄せられ、リベラル派と保守派の文化戦争の様相を呈していた。

324千葉9区:2008/11/06(木) 23:18:01
 やあ、シカゴのみなさん。

 ここにもし、米国では何でも可能だということを疑い、建国者の夢が生き続けていることに疑問を持ち、私たちの民主主義の力に疑念を抱く人がいるなら、今夜がその「答え」だ。

 その「答え」を示したのは(投票所の)学校や教会にできた、3時間、4時間も(投票を)待った人々の列だ。彼らの多くには人生で初めての経験だったが、「今回は違うだろう、今回は私たちの声によって変えられる」と信じて票を投じた。

 「答え」を出したのは若者や高齢者、裕福な人や貧しい人、民主党員や共和党員、黒人、白人、ヒスパニック、アジア系、ネイティブアメリカン、同性愛者とそうでない人、身体障害者やそうでない人たちだ。米国人は、我々が決して個人の寄せ集めや、単なる赤色の州(共和党)と青色の州(民主党)の集まりではないというメッセージを世界に発信した。

 我々は今も、そしてこれからも、アメリカ合衆国そのものだ。

 その「答え」は、何かを達成できることなど冷笑し、恐れ、疑えとあまりにも長い間、言われ続けてきた人々を、歴史の円弧に手をかけて向きを変え、もう一度、より良い明日のための希望へと導くものだ。

 ここまで来るのに長い時間がかかった。しかし今夜、我々がこの日の選挙で成し遂げたこの瞬間、米国に変革が訪れた。

 今朝早く、マケイン上院議員から、たいへんな丁重な電話をもらった。

 マケイン氏は、長く苦しい選挙戦を戦ってきた。しかし彼は愛する国のため、もっと長く苦しい戦いを続けてきた。米国のため、にわかには想像できないほどの自己犠牲に耐えてきた。彼のような勇敢で私心のない指導者のおかげで、我々はよりよい暮らしを享受している。

 私は彼と、(副大統領候補だった)ペイリン(アラスカ州)知事のこれまでの業績を祝福する。この国の新たな約束を果たすため、私は彼らと共に働くことを楽しみにしている。

 私は、この選挙を心底から共に戦ったパートナーに感謝したい。彼は、スクラントン通りで育ち、デラウエアの自宅へ帰る電車に揺られるような普通の人々のために演説をしてきた。合衆国副大統領に選ばれたジョー・バイデン氏だ。

 そして、16年間私に献身し、友情をはぐくみ、家族の要となり、愛情を惜しみなく与えてくれた彼女なしにはここにいられなかった。次のファーストレディーとなるミシェル・オバマだ。サーシャ、マリア。想像できないほど君たちを愛している。君たちは、手に入れたかわいらしい子犬と一緒に新しいホワイトハウスに行くことになる。

 そして、もはやこの世にいないものの、私を今日あるように育ててくれた祖母が、家族とともに見つめていることを知っている。今夜、彼女たちの姿を見られないのは寂しく、計り知れないほど恩を感じている。マヤとアルマをはじめとする兄弟姉妹たちへ。私に与えてくれた支援をありがとう。彼らには本当に感謝している。

 この選挙戦を縁の下から支えてくれた陰の英雄、マネジャーのデビッド・プロフ氏。彼はこの国の歴史に残る、最高の政治キャンペーンを張ってくれた。そして、最高戦略責任者のデビッド・アクセルロッド氏。あらゆる場面で私とともにいてくれた。史上最高の選挙チームがこの日の勝利をもたらした。私は、彼らがこの日のために身を粉にして働いてきたことに対してずっと感謝する。

325千葉9区:2008/11/06(木) 23:18:42
 しかし何よりも、私はこの勝利が本当は誰のものなのか決して忘れない。それはあなたたち。あなたたち国民だ。

 私は、有力候補ではなかった。資金も支持もあまりないところから始めた。選挙戦は、ワシントンのホールから始まったのではない。デモインの裏庭、コンコルドの居間、チャールストンの玄関からだった。労働者のみなさんが決して多くない貯金の中から5ドル、10ドル、20ドルと、資金を工面してくれた。

 運動は若い人たちが加わってうねりとなって行った。「無関心な若者」という迷信を拒否し、家と家族から離れ、睡眠時間を削り、わずかな報酬で働いてくれた。さらに、決して若くはないが、ひどい寒さや焼けるように暑い日、勇気を持って見ず知らずの家のドアをノックし続けた人々もいた。さらに、自発的に組織を作り、「人民の、人民による、人民のため政治」(リンカーン大統領の言葉)が決して地球上から滅びていないことを、2世紀後に実証した何百万人ものアメリカ人が力を与えてくれた。

 これは、あなたたちの勝利だ。

 あなたたちが選挙に勝つためだけに行動したのではないことを私は知っている。私のためでもないことも。あなたたちは、これからの仕事の大変さを理解しているために行動をしてくれた。今夜は祝うにしても、明日からの課題は、私たちの生涯のうちでとてつもなく大きなものであることを私たちは知っている。それは2つの戦争であり、危機的状況にある地球であり、今世紀で最悪の金融危機である。

 私たちが今夜ここに立つ一方で、イラクの砂漠やアフガニスタンの山地で起床し、私たちのために自らの命を危険にさらす勇敢な米国人がいることを知っている。ローンや医療費、子どもたちを大学に進学させる学費をどうひねり出そうかと、子どもたちが眠りについた後も、横たわったまま起きて考えている父母がいる。

 新しいエネルギーを活用し、新たな雇用を創出し、新しい学校を建設し、恐れに立ち向かわなければならない。同盟関係を修復しなければならない。

 目の前に続く道は長い道のりだろう。私たちが直面する坂は急だろう。1年間、いや1期では、そこまでたどり着けないかもしれない。しかし、アメリカよ、私たちがそこにたどり着くため、今夜ほど大きな希望を持ったことはない。

 私は約束する。私たちは国民としてそこに到達できることを。

 妨げや、フライングもあるかもしれない。また、私の大統領としての決定や政策に賛同できない人も多くいるだろう。また、政府があらゆる問題を解決することはできないことも私たちは知っている。しかし、直面する困難な課題について、私は常に、あなたたちに正直でいる。意見が食い違った時こそ、私はあなたたちの声に耳を傾ける。

 とりわけ、国を立て直す仕事への参加をお願いしたい。そのための唯一の方法は、221年間やってきたように、こわばる手でブロックやレンガを1枚1枚積み上げていくしかない。

 21カ月前、冬の最中に始まったことは、この秋の夜に終わることはない。

 我々は、この勝利だけを求めていたのではない。この勝利は、我々が求める変革を成し遂げるための一つの機会に過ぎない。そしてその変革は、かつての道に戻っては遂げることができない。

 あなたたちがいなければ、また新たな奉仕や犠牲の精神なくしては、変革をもたらすことはできない。だから、新たな愛国心を呼び起こし、我々一人一人が自分のことだけでなく互いを気遣い、懸命に努力する責任精神を呼び起こそう。

 覚えておこう。もしこの金融危機から学ぶことがあるとすれば、「大通り」が苦しんでいる間は、ウォールストリートの繁栄もあり得ないということだ。

 この国では、我々は一つの国家、一つの国民として高揚し、凋落もする。我々の政治を長い間、毒してきた党派主義や、狭量さや、未熟さに退行しようとする誘惑にあらがおう。

 思い出そう。自己信頼と個人の自由、国家の融和という価値に基づいた党である共和党の旗を最初にホワイトハウスに掲げたのは、この州出身の人物だった。これらは、我々すべてが分かち合う価値観だ。民主党が偉大な勝利を収めた今夜、我々もまた謙遜と決意を持って、我々の前進を妨げてきた隔たりを解消するために、その価値観を共有しよう。リンカーン(元大統領)が今よりずっと分裂していた国家に語ったように、我々は敵ではなく、友人同士だ。情熱が緊迫しても、我々の感情の結びつきを破壊させてはならない。

326千葉9区:2008/11/06(木) 23:19:59
米大統領選:バラク・オバマ氏勝利演説全文(5/6ページ)
 私を支持してくれなかった米国の人々の票を、私は今夜、得られなかったかもしれない。しかし、私はあなたたちの声も聞く。私には、あなたたちの助けが必要だ。私は、あなたたちのための大統領にもなる。

 そして、海外や、議会や宮殿で今夜の様子を見守る人々、世界の忘れられた街角でラジオの周りに集まって聴いている人々へ。我々の物語は個々のものだが、我々は運命を共有している。米国の新しい指導力の夜明けは、すぐそこだ。

 世界を引き裂こうとする人々へ。我々はあなたたちに勝つ。平和と安全を求める人々へ。我々はあなたたちを支援する。そして、米国のかがり火は、まだ明るく輝いているのだろうかと考えているすべての人々へ。我々の国家の真の強さは武力でも富の力でもなく、永続的な理想の力にあることを今夜、我々は改めて証明した。それは民主主義であり、自由であり、機会であり、確かな希望である。

 これが本当の米国の英知だ。米国は変われる。我々は完全に団結できる。既に我々が成し遂げたことが、我々が明日できること、やらなければならないことへの希望を示している。

 今回の選挙では、何世代にもわたって語り継がれるだろう初めての出来事や物語がたくさんあった。しかし今夜、私の頭に浮かんでいるのは、アトランタで投票したある女性のことだ。彼女は、ある一つのことを除いて、自分たちの声を届けようと投票所で並んだほかの数百万の人々と変わらない。彼女−−アン・ニクソン・クーパーさんは106歳だ。

 彼女は奴隷制度時代のわずか一世代後に生まれた。道に車はなく、空に飛行機はない時代。彼女のような人が二つの理由で投票することができなかった時代。その理由は、女性であるということと、肌の色だった。

 そして今夜私は、米国の1世紀の間に彼女が見てきたすべてのことに思いをはせる。その心痛と希望、戦いと進展、「我々にはできない」と言われていた時代、そして米国の信念を断行した人々のこと。そう、「我々にはできる」ということを。

 女性が声を上げられず、希望が打ち砕かれた時代を彼女は生き抜き、女性が立ち上がって声を上げ、投票によって自分たちの声を届けようとする姿を見た。そう、我々にはできる。

 彼女は(1930年代に米国を襲った)砂嵐や、大恐慌(1929〜)で国中が絶望した時にも、ニューディール政策で新たな雇用や新たな共通の目標を作り出し、国が恐怖に打ち勝つ姿を見てきた。そう、我々にはできる。

 爆弾が我々の湾に落ち、専制政治が世界を脅かしたが、ある世代が立ち上がり、民主主義が守られるのを彼女は目撃した。そう、我々にはできる。

 (黒人解放の契機となったアラバマ州)モンゴメリのバス(ボイコット運動)も、(警察がデモ隊を消火ホースによる散水で抑圧しようとした同州)バーミンガムも、(参政権を求める黒人が州警察などに暴行を受けた同州)セルマの橋も、彼女は知っている。アトランタから来た(キング)牧師の「我々は勝利する」という言葉も彼女は聞いた。そう、我々にはできる。

 人類が月に到達し、ベルリンの壁が崩壊し、世界は我々の科学と想像力によって結ばれた。そして今年、この選挙で、彼女は(電子投票機の)画面に指が届き、1票を投じた。なぜなら106年後の米国で、一番良い時と一番悪い時を通じ、米国は変われると知っているからだ。そう、我々にはできる。

 アメリカよ、私たちはここまで来た。多くのものを見てきた。しかし、やるべきことはまだたくさんある。だから今夜、自分たちに問いかけよう。我々の子どもたちが来世紀を見、私の娘たちがアン・ニクソン・クーパーさんのように長生き出来たら、彼女らはどんな変革を見るだろうか。我々は、どんな進歩を遂げているだろうか。

 今は、その問いに答える機会だ。これは私たちの瞬間だ。

 人々を仕事場へと戻し、子どもたちのための機会の扉を開ける時だ。繁栄を取り戻し、平和の大義を促進し、アメリカンドリームを再生し、我々は一つであり、息をするように希望を持つのだという基本的な真実を再確認する時だ。そして、我々にはできっこないと皮肉を言い、疑う人に出会ったら、人々の精神を集めた不朽の教義で答えよう、「我々にはできる」と。

 ありがとう。あなたたちに神の加護がありますように。そして、アメリカ合衆国に神の加護がありますように。

http://mainichi.jp/select/world/presidential/news/20081106mog00m030056000c.html
2008年11月6日毎日新聞

327小説吉田学校読者:2008/11/08(土) 11:01:03
たぶん、ベルルスコーニにはパスタ大好き、サルコジにはフランスパン好きとか言っているんだろうな。ただ、英ブラウンには何も言うんだろ。

オバマ氏、首相に小浜市「行ってみたい」
http://www.sanspo.com/shakai/news/081108/sha0811080504004-n1.htm

 オバマ次期米大統領(47)は7日、麻生太郎首相(68)と韓国の李明博大統領(66)と相次いで電話会談。「CHANGE(変革)」を訴えるオバマ氏のアジア外交第1弾は、福井県小浜市やプルコギの“ヨイショ”だった。
 麻生氏とオバマ氏は、日米同盟を強化するとともに、金融危機や北朝鮮、アフガニスタン問題などへの対応で、緊密な連携を図ることで一致。早期の会談実現に向け調整することも確認した。
 その際、オバマ氏は「日本には強い親しみを感じている」とした上で、名前の発音が同じ縁から、米大統領選の話題で盛り上がった小浜(おばま)市に触れ「よく知っており、行ってみたい」と言及。麻生氏も地元・福岡のある九州を意識してか、「小浜温泉(長崎)もある」と総選挙に向けた(!?)アピールも忘れなかった。
 一方、李大統領との会談では、自身がハワイで育った際、韓国系米国人と多く触れ合ったとし「プルコギとキムチは一番好きな昼食メニューの一つ」などと、韓国への親近感も表した。

328ホッシュジエンの国内ニュース解:2008/11/13(木) 09:18:35
イランは、新型の地対地ミサイルの発射実験に成功したと
発表し、軍事力を誇示することで、対話外交を掲げるアメ
リカのオバマ次期政権に対しても一方的な譲歩はしないと
いう強気の立場を示すねらいがあるとみられます。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 彡ミ    ___  __    このミサイル実験にアメリカへのメッセージがある
  |ヽ  /|  ,,,,,,,,l /  /    とすれば、イランは新政権に対しても変わらず
  |ヽ   | | ミ ・д・ミ/_/旦~~  米の対テロ政策に協力する意思があるという事だろう。
  ⊥   |  ̄| ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 
  凵    `TT | ̄l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l また情報機関が動いてるようですね。 (・A・ )

08.11.13 NHK「イラン 新型ミサイル発射実験」
http://www.nhk.or.jp/news/k10015345541000.html
08.11.12 NHK「北朝鮮 軍事境界線の通行制限」
http://www.nhk.or.jp/news/k10015330841000.html

329千葉9区:2008/11/15(土) 00:54:11
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200811140014.html
オバマ氏、「クリントン国務長官」を検討か 打診はまだなしと
ワシントン――オバマ米次期大統領が、新政権の国務長官の人選で、大統領選の民主党指名候補争いで異例の接戦を演じたヒラリー・クリントン上院議員を候補者の一人としていることが14日分かった。オバマ陣営の政権移行チームに近い筋が明らかにした。


同上院議員の近い筋によると、オバマ氏陣営から就任についての打診は今だない。しかし、あった場合、拒否せず、検討するとの方針を示した。クリントン議員自身は10日、オバマ政権でポストを引き受けるかとの記者の質問に、上院議員としての職務に全力を注ぎたいとの考えを表明した。


その上で、オバマ政権の課題遂行のため出来る限りの協力をしたいとも述べている。


オバマ氏が、クリントン前大統領の側近らを政権移行チームに迎えていることも、クリントン議員を何らかの要職に迎え入れることの布石とも受け止められている。クリントン氏の国務長官説は以前にも浮上していたが、オバマ氏陣営内に異論があり、立ち消えとなっていた。クリントン氏は指名候補争いで敗れた後、有力な副大統領候補としても取りざたされていた。


AP通信によると、政権移行チームはクリントン氏起用説にコメントしていない。オバマ新政権での国務長官候補にはこのほか、ヘーゲル上院議員(共和党)、ケリー上院議員(民主)やリチャードソン・ニューメキシコ州知事らの名前も浮上している。

330千葉9区:2008/11/17(月) 00:46:42
オバマ新政権はクリントン回帰?閣僚候補で目立つ名前
 【ワシントン=黒瀬悦成】オバマ次期米大統領が進める、来年1月発足の新政権の陣容固めが具体化し始めた。

 しかし、オバマ氏が「ワシントン政治の変革」を掲げて大統領選を勝ち抜いたのとは裏腹に、閣僚や政権幹部の候補として名前が浮上しているのは、オバマ氏から国務長官就任の打診を受けたとされるヒラリー・クリントン上院議員を筆頭に、クリントン前民主党政権(1993〜2001)の関係者が目立ち、「事実上のクリントン回帰だ」との指摘さえ出始めている。

 クリントン上院議員は14日、ニューヨーク市内で行った演説の中で、就任打診をめぐる米メディアの報道について、「オバマ陣営に聞いてほしい」として明言を避けたが、実現すれば、政権の目玉として多大な存在感を発揮するのは確実。また、夫のクリントン前大統領も民間外交などの分野で政権に参画すると見られているほか、ノーベル平和賞受賞者のゴア前副大統領も環境政策の「元締」的な役割を務める可能性が高いと目されている。

 さらにオバマ氏は、ブッシュ政権からの業務引き継ぎや閣僚・高官人事を取り仕切る政権移行チームの実質的トップに、クリントン前大統領の首席補佐官だったジョン・ポデスタ氏を起用。選挙から2日後の今月6日にオバマ氏の首席補佐官に指名されたラーム・エマニュエル氏も前大統領の上級顧問を務めていた。

 また、バイデン次期副大統領の首席補佐官には、ゴア前副大統領にも首席補佐官として仕えたロン・クライン氏が最有力視され、次期正副大統領は「懐刀」をクリントン・ゴア組から引き継ぐ公算が大きい。

 金融危機への対応をめぐっても、クリントン時代の財務長官だったローレンス・サマーズ氏の返り咲きを予想する声が広がっている。

 民主党は過去28年間のうち、クリントン政権時代を除き計20年間も政権から遠ざかっていたため即戦力の人材に乏しく、新政権を円滑に始動させるにはクリントン時代の人脈に頼らざるを得ない事情がある。しかし、こうした人々を登用し過ぎれば、オバマ氏が選挙戦で唱えていた、新鮮な発想や人材を駆使しての「ワシントン刷新」の理想からは遠ざかりかねず、オバマ氏は今後、難しい判断を迫られそうだ。

(2008年11月16日03時03分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20081107-5171446/news/20081116-OYT1T00123.htm

331とはずがたり:2008/11/19(水) 12:28:26
米連邦議会選:両院、民主勝利確実に 上院「60議席」焦点
http://mainichi.jp/select/world/news/20081101ddm007030066000c.html

 【ワシントン草野和彦】11月4日の米大統領選と同時に投開票される連邦議会選挙は、上下両院とも民主党の勝利が確実視されている。大統領選でオバマ上院議員が勝ち、民主党によるホワイトハウス、議会の完全支配が実現すれば、クリントン大統領が誕生した92年の選挙以来。特に上院(定数100)では、60議席を達成するかが焦点だ。少数党の議事妨害を阻止するための「安定多数」で、「オバマ大統領」のよりスムーズな政権運営が可能になるからだ。

 上院の現在の構成は民主党51(民主系無所属2人を含む)、共和党49。今回は35議席(補選2を含む)が改選され、内訳は民主党12、共和党23だ。

 選挙分析機関「クック・ポリティカル・リポート」の分析では、民主党は現有議席の維持を確実にし、共和党の議席がある4州で優位、6州で接戦に持ち込み、60議席獲得も視野に入れている。

 下院は全435議席が改選される。現有議席は民主党235、共和党199、欠員1で、民主党が20〜25議席を上積みするとの予想もある。

毎日新聞 2008年11月1日 東京朝刊

米連邦議会選:民主、上院60議席可否 来月まで持ち越し
http://mainichi.jp/select/world/america/news/20081107k0000m030110000c.html

 【ワシントン草野和彦】米連邦議会選は5日も開票作業が続き、上院(定数100)はジョージア州で過半数に達した候補者がいなかったため、州法に基づき12月2日に決選投票が行われる見通しになった。民主党が少数党の議事妨害を阻止できる60議席に到達するかどうかはそれまで持ち越される。

 CNNテレビによると、上院の獲得議席は民主党56、共和党40。アラスカ、オレゴン、ミネソタの3州も接戦が続いている。下院(定数435)は同時点で民主党254、共和党173。残り8議席が決まっていない。

333とはずがたり:2008/11/20(木) 16:06:51
米連邦議会選:オバマ効果で民主順調 共和は現職引退響く
http://mainichi.jp/select/world/america/news/20081105k0000e030073000c.html
 【ワシントン草野和彦】米連邦議会選挙は、民主党が上下両院で現有議席を上回り大勝する勢いだ。上院で目標としていた安定多数の60議席は届くかどうか微妙だが、ブッシュ政権の不人気と経済危機に加え、大統領選でのオバマ人気との相乗効果もあり、順調に議席数を伸ばした。

 現職が圧倒的に有利とされる議会選で、共和党現職の引退・辞職に伴い、改選23議席中5議席分が空いたことも民主党有利に働いた。勝利したバージニアやニューメキシコ、勝利確実なコロラドがそうした選挙区だ。民主党は、改選12議席のすべてに現職が立候補したのも強みだった。

 防戦の共和党は「オバマ大統領になれば『防火壁』が必要」(全国党上院委員会のランドール報道担当官)と「単独支配」の危険性を訴え、現職議席の死守に傾注。それでも、オバマ人気で民主寄りの有権者が増えたニューハンプシャーで共和現職のスヌヌ氏が、ノースカロライナで同じくドール氏が敗れた。

 資金力の差も大きく、ナショナルジャーナル誌によると、下院選挙で9月第2週〜10月第3週のテレビ・ラジオ広告に投じた額は民主党が49選挙区で約31億円に対し、共和党は15選挙区で約3.6億円。民主党はフロリダ24区などで共和党議席を次々に奪取した。

 民主党は06年の中間選挙に続き、保守色の濃い南部などでは、党の理念より地元の価値観を反映した「勝てる候補」をリクルート。そのため民主党が勝利しても、リベラル化ではなく、保守・中道化が進むとみられる。

 一方、知事選も4日、全米50州のうち11州で行われた。改選前は民主6州、共和5州だったが、共和党現職が引退したミズーリ州で民主党が勝利。他がそれぞれ現有州で勝てば、全米の知事勢力は民主党が1増の29州、共和党が1減の21州となる見通しだ。

米大統領選:全集計終了 ミズーリ州はマケイン氏勝利 
http://mainichi.jp/select/world/america/news/20081120k0000e030020000c.html
 【ワシントン及川正也】4日の米大統領選で勝敗が唯一未決着だった中西部ミズーリ州の集計が19日終了し、共和党のマケイン上院議員が、大統領選を制した民主党のオバマ上院議員を破って勝利した。これで全米50州と首都での全集計が終わり、獲得選挙人数(計538)はオバマ氏が365、マケイン氏は173で確定した。

 同州では両氏の票差が接近し、指定された投票所とは別の場所で投票した「暫定投票」の集計作業が続いていた。同州選管によると、19日の最終集計では、マケイン氏が3632票差(0.12ポイント差)で勝利した。

 同州では1956年以降、大統領選に当選した候補が常に勝利し全米的な先行指標とされてきたが、覆された。

 一方、3州が未決着の上院選では19日までにアラスカ州で現職の共和党候補が落選。民主党は非改選を含め58議席(同党系無所属含む)に伸ばした。残る2州のうちミネソタ州では極めて小差のため再集計を開始した。

 また、ジョージア州では投票総数の過半数を獲得した候補がなく、州法に基づき12月2日に決選投票が行われる。民主党が両州で勝利すれば、共和党の議事妨害を阻止できる60議席に達するため、総力戦で臨む方針。


米大統領選:民主、ネブラスカ州で選挙人1人獲得 64年以来
http://mainichi.jp/select/world/america/archive/news/2008/11/16/20081116ddm007030081000c.html
 【ワシントン草野和彦】AP通信は14日、米中西部ネブラスカ州で大統領選の開票作業が終わり、民主党のオバマ次期大統領が選挙人5人のうち1人を獲得したと報じた。

 ネブラスカ州での民主党の選挙人獲得は、1964年以来。残る4人は共和党のマケイン上院議員が獲得した。

 14日現在の獲得選挙人数はオバマ氏365人、マケイン氏162人で、未決定はミズーリ州(選挙人11人)のみ。

毎日新聞 2008年11月16日 東京朝刊

334千葉9区:2008/11/25(火) 22:22:37
http://www.asahi.com/international/update/1125/TKY200811250001.html
経済閣僚に大物2人 オバマ人事異例の早さ
2008年11月25日12時15分
 【シカゴ=都留悦史、ワシントン=西崎香】オバマ米次期大統領は24日、シカゴで記者会見し、政権運営で最も重視する経済分野の閣僚級人事を発表した。危機対策の要となる財務長官にニューヨーク連邦準備銀行のティモシー・ガイトナー総裁(47)を指名。関連省庁を束ねるホワイトハウスの国家経済会議(NEC)議長に、元財務長官のローレンス・サマーズ氏(53)を起用する。大統領選直後の異例の早さで大物の起用を公表し、来年1月20日の就任直後に景気対策を打ち出す構えだ。

 他の閣僚に先駆けて経済チームを発表したオバマ氏は「経済は苦境に陥っており、我々は一瞬たりとも立ち止まることが出来ない。私は立ち直りが早い米国の気迫を深く信じている」と述べ、経済力の回復を最重視する考えを強調した。

 財務長官に指名されたガイトナー氏は、オバマ氏と同じ47歳。金融危機対応では、米中央銀行の連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長の副官として、証券大手ベアー・スターンズなどの救済などを主導した。

 全体的な経済政策の立案では、オバマ氏の片腕となるNEC議長に、クリントン政権後半に財務長官を務めたサマーズ・ハーバード大教授を起用した。

 同氏は米屈指の経済学者で、財務長官退任後は母校のハーバード大学長も務めた。女性軽視と受け止められる発言などで辞任に追い込まれたが、90年代後半のアジア経済危機対応での実務経験のほか、オバマ氏と同様に格差是正を重視する姿勢なども評価された。

 経済政策を助言する大統領経済諮問委員会(CEA)の委員長には、カリフォルニア大バークリー校のクリスティーナ・ローマー教授を、国民皆保険に向けた医療制度改革などを進める内政会議(DPC)の議長にメロディ・バーンズ氏を起用する。

 オバマ氏が大統領就任直後に危機対策を実施できるよう、経済チームは議会やブッシュ政権、FRBなどと連携し、抜本的な景気回復案作りに着手する。失業保険の申請者数が18年ぶりの高水準に達したことを指摘したオバマ氏は、「まず経済を立て直すことに焦点を合わせる」と決意を示し、雇用創出・維持に力を入れる構えだ。

 金融危機対策では、市場の混乱を防ぐため、資金供給の拡大や金融機関の救済、超低金利策など、ブッシュ政権の路線を基本的に受け継ぐ方針。一方、実体経済悪化に歯止めをかける景気刺激策では、規模、速さともに違いを強調する戦略だ。急増する住宅差し押さえの防止や自動車業界の支援に取り組むほか、会見では「道路や橋を建て直し、学校を近代化し、クリーンエネルギーを供給する21世紀の社会基盤を構築する」と訴えた。

335千葉9区:2008/12/09(火) 01:02:54
http://mainichi.jp/select/world/news/20081208ddm012030024000c.html
米大統領選:現地メディアは/上 「黒人」「女性」にどう切り込んだ
 米大統領選(11月4日)では、従来「主役」を務めてきた白人男性にかわり、民主党のバラク・オバマ次期米大統領(47)やヒラリー・クリントン次期米国務長官(61)が、注目を集めた。本格候補として初めて登場した「黒人」と「女性」。選挙戦では、メディアがその人種や性差をどう報じるかも問われた。メディアの直面した課題を2回に分けて報告する。【ワシントン大治朋子】

 ●「差別」恐れ及び腰に

 「米国社会に根深く残る人種差別の実態を深く掘り下げるチャンスだったが、そうはならなかった」。民間ジャーナリズム研究機関「ポインター協会」のケース・ウッズ代表は、一連の報道をこう振り返る。

 米MSNBCテレビは今年4月、生放送番組「人種を語る」を放送。人種差別の現状を市民レベルで議論し、注目を集めた。だがこうした報道はむしろ珍しく「オバマ氏と人種問題を安易に結びつけると差別と言われかねず、メディアは及び腰だった」(ウッズ氏)といわれる。オバマ氏は恩師の黒人牧師が白人を敵視しているとの批判を受け、今年3月、人種をテーマに演説。だがそれを機に人種問題を掘り下げた報道も少なかった。

 AP通信が今年8〜9月にかけて行った調査によると、日常生活に人種差別は多数残されていると答えた黒人は57%。米社会に根強く残る差別の現状を浮き彫りにしている。

 一方で、人種問題をオープンに議論したいという市民の希望はあるようだ。今年6月、新聞折り込み用の週刊誌「ライズ・アップ」は「人種を語る」をテーマに創刊された。日常の差別に切り込む内容で注目を集め、契約を希望する新聞社が殺到。当初400万部だった部数は半年で倍増した。

 「人種」が注目される選挙で、米メディアは独自の報道を控える一方で「きっかけ」を探した。その一つが投票傾向の問題だ。オバマ氏は本選で黒人層の95%から支持を受け、メディアはこの事実を強調した。だが民主党の大統領候補はこれまでも黒人の約9割の支持を受けており、特別視する根拠は薄かった。

 ●オバマ氏に好意的

 世論調査で黒人候補を支持すると答えながら、実際には白人に投票する「ブラッドリー効果」への懸念も報じられた。だが、オバマ氏の選挙に同効果が見られたと証明するデータは最後まで確認されていない。

 オバマ氏自身についての報道でも、公平さを欠いたとの指摘がある。本選前の2カ月で、オバマ氏に好意的だった報道は全体の65%。ライバルの共和党候補の倍以上だった。また、米ギャラップ社が今年5月に行った世論調査によると、クリントン氏への報道が「厳し過ぎる」と答えた人は3割。逆にオバマ氏に「甘すぎる」という声は4割近くを占めた。

 メディアの記者の大半は白人男性で、コルゲート大のジェイ・マンドル教授は好意的な報道の背後に「オバマ氏を当選させることで人種問題を『解決』した気持ちになりたいという白人特有の意識が感じられた」と振り返る。

 黒人のメディア評論家、エリック・ディガンズ氏は「米国では白人の多くは白人地区に住み、黒人を理解せずに暮らせる。人種をめぐる報道がぎこちなく表面的だったのは、日ごろの人種問題への問題意識や知識の欠如の表れだ」と話す。

336千葉9区:2008/12/09(火) 01:03:25
 ●「うそ泣き」報道に怒り

 「性差の壁は、なぜ人種の壁ほど深刻に扱われないのか」。米国の著名な女性解放運動家、グロリア・スタイネム氏は今年1月8日、米紙ニューヨーク・タイムズのコラムでこう書いた。報道や世論が黒人のオバマ氏に甘く、女性のクリントン氏に厳しいという内容で、賛否両論を招いた。

 コラムを書いたきっかけは、ニューハンプシャー州の予備選(1月8日)だった。前日の7日、選挙で劣勢が伝えられたクリントン氏は集会で突然涙ぐみ、一部メディアが「うそ泣き」「最高司令官が務まるのか」と激しく批判したからだ。

 事前の世論調査に反し、クリントン氏はオバマ氏に小差で勝利した。今年1月からのすべての選挙を分析したウィスコンシン・マディソン大のチャールズ・フランクリン教授は、同州予備選で「クリントン氏が過小評価された」と結論付けた。

 「女性有権者からメディアへの怒りの声が殺到し、直前に一気に追い上げたのが勝因だった」。クリントン氏の大統領夫人時代のスピーチライターで、今回の選挙で広報担当を務めたリサ・マスカティン氏は取材に、そう明かしている。

 クリントン氏に対しては、このほかにも選挙中「米国民は毎日女性が老いていくのを(テレビの)目の前で見たいか」といった個人攻撃的な報道が目立った。米NBCテレビのディレクター、チャック・トッド氏は「批判はクリントン氏が招いたもので、米メディアが公平さを欠いているとは思わない」と話す。クリントン氏は選挙中、ボスニア・ヘルツェゴビナを訪れた(96年)際に「銃火をかいくぐった」と発言。後日ウソと分かるなど、資質が問われたこともあったからだ。

 ●「女性問題」控えた

 一方で、選挙を機に米社会における女性差別の現状や課題を論じる報道はわずかだった。米国の女性労働者の平均賃金は男性の8割程度に過ぎず、女性の「不公平感」は強い。

 コラムニストのニコラス・クリストフ氏は米紙ニューヨーク・タイムズで「クリントン氏が女性の問題について演説すれば議論を深めるきっかけになる」と提唱。だがクリントン陣営は「女性であることを利用していると批判されると考えて控えた」(マスカティン氏)という。

 ◇「白人男性」記者、問題提起にためらい−−トッド・ギトリン・コロンビア大教授(ジャーナリズム、社会学)
 コロンビア大のトッド・ギトリン教授(ジャーナリズム、社会学)に、大統領選報道について聞いた。

 今回もこれまでの大統領選報道と変わらず、大半は陣営の戦術や誰がレースに勝つかといった内容に終始した。

 初めて黒人や女性の本格候補を迎え、報道ぶりも注目されたが、米メディアは「黒人」や「女性」をどう扱うべきか確信が持てなかった。候補者について黒人だとか女性だと言及すること自体歓迎されないという雰囲気があり、自ら問題提起することがメディアの義務かどうかも判然としなかった。

 大半のメディアは従来通り、陣営がきっかけを作らない限り、自ら問題を提起しない方針を取った。つまりオバマ氏の人種にもクリントン氏の性別にもメディアとして独自にはこだわらなかった。オバマ氏はそれで得をした。彼も人種の違いを強調されたくなかったからだ。クリントン氏も戦争をしている米国の大統領として、女性であることは不利と考えた。だが一部メディアは服装や声のトーンなど、男性なら話題にもならないことで攻撃した。クリントン氏と個人的に敵対する記者がいるせいもあるが、総じて米メディアは人種問題を扱う時のような注意深さで女性の問題を扱っていない。

 メディアは米社会の「黒人」「女性」の問題にも自ら切り込まなかったが、記者らの多くが白人男性であることと無縁ではない。例えば今回、もっと記者や編集者の中に黒人や女性が多く、会社の中で有力な立場にあれば、彼らの感性が結集され、黒人や女性の問題を積極的に取り上げただろう。

毎日新聞 2008年12月8日 東京朝刊

337千葉9区:2008/12/17(水) 00:11:22
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-35465120081216
 [15日 ロイター] オバマ次期米大統領は15日、新政権のエネルギー長官にノーベル賞受賞者のスティーブン・チュー氏、ホワイトハウスのエネルギー・環境政策を調整する新組織のトップにキャロル・ブラウナー元環境保護局(EPA)長官をそれぞれ指名した。

 また、EPA長官にリサ・ジャクソン・ニュージャージー州知事首席補佐官、ホワイトハウスの環境評議会議長にナンシー・サトリー・ロサンゼルス市助役を指名した。

 次期政権の主要ポストに起用されたか、あるいは起用が取りざたされている候補者は以下の通り。閣僚人事は上院の承認が必要。 

 <国務長官>

 大統領選の民主党候補者選びで戦ったヒラリー・クリントン上院議員(ニューヨーク州)を指名。海外での米国の評判を立て直す戦略の一環とみられる。側近らによると、オバマ次期大統領はクリントン氏の職業倫理を高く評価し、元大統領夫人のスター性が世界における米国の地位向上というビジョンの実現を後押しすると考えている。 

 <国防長官>

 共和党現政権のロバート・ゲーツ国防長官に留任を要請。ゲーツ氏は2006年後半にブッシュ大統領によって指名された。国家安全保障会議(NSC)では穏健派とされ、現政権の国防政策継続を強く示唆する人事。オバマ氏は共和党からの政権参加を求める意向をかねてから表明しており、ゲーツ氏はラムズフェルド前国防長官の後任となって以来、民主・共和両党のメンバーから高い評価を得ている。 

 <財務長官>

 経済危機に対応するキーパーソンとしてニューヨーク連銀のティモシー・ガイトナー総裁を起用。ガイトナー氏は、金融市場安定化対策の立案で中心的な役割を担ってきた。世界の金融システムで重要な役割を占める銀行は、統一された規制の枠組みの下で業務を行うべきとの見解を持つ 

 <国土安全保障長官>

 ジャネット・ナポリターノ・アリゾナ州知事を指名。同省は2001年9月11日の同時多発攻撃事件を受けて新設された。

 <国家経済会議委員長>

 ローレンス・サマーズ元財務長官の起用が正式に発表された。サマーズ氏は、クリントン政権で財務長官を1年半務めた。同氏はオバマ氏の顧問として数カ月間、選挙戦を共にし、金融危機対策の策定で助言している。

338千葉9区:2008/12/17(水) 00:11:38
 <国家安全保障問題担当大統領補佐官>

 ジェームズ・ジョーンズ元北大西洋条約機構(NATO)作戦連合軍最高司令官を指名。民主・共和双方の議員から広く尊敬を集めているが、自身はいずれの党にも属していない。イラク戦争をめぐってブッシュ政権の対応を強く批判したことで知られる。

 <司法長官>

 エリック・ホルダー元司法副長官が就任を受諾。同氏はクリントン政権時代に司法副長官を務め、大統領選ではオバマ陣営の法律アドバイザーを務めた。オバマ氏が選んだ副大統領候補の人物調査にも関与した。 

 <エネルギー長官>

 ノーベル賞受賞者のスティーブン・チュー氏を指名。チュー氏は1997年にノーベル物理学賞を受賞し、現在はローレンス・バークリー国立研究所(カリフォルニア州)の所長を務めている。気候変動に対して早くから科学的手法による解決を提唱、同研究所を代替・再生可能エネルギー研究における世界的リーダーに育て上げた。 

 <内務長官>

 民主党関係者によると、ケン・サラザール上院議員(コロラド州)が指名される見通し。起用が決まれば、石油・天然ガス開発用にリースする国有地の管理などを担当することになる。サラザール氏は環境問題専門の弁護士として開業した経歴の持ち主。オバマ次期政権で2人目のヒスパニック系閣僚となる。 

 <商務長官>

 ニューメキシコ州のビル・リチャードソン知事を起用。同氏は国連大使、エネルギー長官を歴任。今回の大統領選に出馬し民主党の候補指名を争ったが、撤退後は早い段階でオバマ氏支持を表明した。オバマ次期政権で初めて指名を受けたヒスパニック系閣僚。 

 <エネルギー・気候変動・環境政策調整官>

 ホワイトハウスに新設するエネルギー・気候変動・環境政策調整官にキャロル・ブラウナー元環境保護局(EPA)長官を指名した。クリントン政権ではEPA長官だった。 

 <環境保護局長官>

 ニュージャージー州知事首席補佐官のリサ・ジャクソン氏を指名。同氏はワシントンとニューヨーク市のEPA本部で16年間働き、ニュージャージー州環境保護局長を務めた。

 <住宅都市開発長官>

 ショーン・ドノバン・ニューヨーク市住宅保全開発局長を指名。ドノバン氏はクリントン政権でも住宅都市開発省で数十億ドルの住宅助成金プログラムの実施を主導した経験がある。 

 <厚生長官>

 早くからオバマ氏支持を表明していたトム・ダシュル元上院民主党院内総務を起用。厚生長官に大物を起用し、オバマ氏が公約に掲げる医療保険制度改革を進めることになる。重鎮の起用は、オバマ氏が約4600万人に上る無保険者の解消を最優先課題に据えていることを示している。 

 <教育長官>

 ニューヨーク・タイムズ紙によると、シカゴ市教育長のアーン・ダンカン氏を教育長官に選んだ。ダンカン氏はオバマ氏の長年の友人で、規模が国内3番目のシカゴ公立学校システムの最高経営責任者として、教師の質向上などへの取り組みで高い評価を得ている。

339千葉9区:2008/12/20(土) 11:28:56
オバマ政権の閣僚指名、性別・人種・党派の多様性に配慮
オバマ新政権


19日、米シカゴでの記者会見でカーク元ダラス市長(中央)の肩を抱くオバマ次期大統領。左はソリス下院議員=ロイター 【ワシントン=本間圭一】オバマ次期米大統領は19日、シカゴで記者会見し、カリフォルニア州選出のヒルダ・ソリス下院議員(51)を労働長官に、ロン・カーク元ダラス市長(54)を通商代表部(USTR)代表に、イリノイ州選出のレイ・ラフッド下院議員(63)を運輸長官に起用する人事を発表した。

 これにより、次期政権の閣僚15人の指名は終わり、今後は上院での承認や次官級人事などに焦点が移る。

 閣僚の内訳を見ると、15人のうち、ヒスパニック(中南米)系が3人、アジア系が2人など人種的少数派(マイノリティー)が計7人に上る。女性は3人、共和党が2人と、性別、人種、党派の多様性に配慮した布陣となった。

 ソリス氏は、メキシコ移民の父と、ニカラグア移民の母の間に生まれた。下院では移民問題などに取り組み、次期長官に承認されれば、失業対策や労働者の待遇改善などの懸案にあたる。

 カーク氏は1995年に黒人として初のダラス市長となり、現在は法律事務所の共同経営者。世界貿易機関(WTO)新多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)の交渉に臨む。

(2008年12月20日10時39分 読売新聞)

340千葉9区:2008/12/20(土) 11:31:49
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-35549120081219
情報BOX:数字で見るオバマ氏の大統領就任式
2008年 12月 19日 19:00 JST
 <輸送>

 米国バス協会とワシントン当局は、最多1万台の観光バスの流入に備えている。これらのバスをずらりと並べたとすると、137キロにもなる。1万台のバスは50万人を運ぶことが可能だ。

 航空会社は臨時便を飛ばし、大きめの航空機を使用する。全米鉄道旅客輸送公社(アムトラック)は就任式当日、通常よりも運行本数を増やす予定。

 ワシントンのメトロ・レール・サービスは、850車両を運行、午前4時から午後7時まで毎時12万人が利用できるようにする。

 <観衆の規模>

 ワシントンのエイドリアン・フェンティ市長は最大400万人が就任式のためにワシントンの中心に集中するとみている。シークレットサービスはこの推計は高すぎるとしているが、ワシントン当局は就任式の観衆は、これまでで最高の1965年、リンドン・ジョンソン大統領の就任時に集まった120万人を上回ると予想する。

 約24万人が就任宣誓式を見守る予定で、残りの観衆は3キロ余りのナショナル・モールに押し込められる見通しだ。ナショナル・モールは、ポトマック川沿いの米連邦議会議事堂からリンカーン記念館までの、ペンシルバニア通りに沿った3キロの地域だ。

 <宿泊施設>

 ワシントンの観光協会は、先週の時点で区内にあるホテルの総部屋数2万9000室うち、少なくとも900室がまだ空いていると述べた。ワシントン首都圏では、少なくとも1700室が利用可能だという。

 <保安>

 警察当局は、約4000人の警察官が国内の96自治体から派遣される4000人の警察官とともに警備すると述べた。

 米軍当局によると、7500人の米国軍人と4000人の州兵が式典に直接関わるか、行政当局を支援する形で投入される。

 シークレットサービスや米連邦捜査局(FBI)の職員、米連邦議会議事堂の警察官らも就任式当日は任務に就く。

 就任式に実際に参加する24万人は、すべての人が通り抜ける設置式か携帯式の金属探知機によって検査される。

341ホッシュジエンの国内ニュース解説:2009/01/03(土) 23:18:23
アメリカのオバマ次期大統領は、ことし初めてとなる国民向けの
演説で、大規模な景気対策を速やかに実行しなければならないと
強調し、民主・共和両党に対して超党派での協力を呼びかけました。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ()     ____   __    どのような政策で景気回復を
  ()()   /|  ,,,,,,,,l  /  /    図るのかが問題だろう。
  | | |   |  | ミ ・д・ミ/_/ 旦~~ 
  | | |   |  ̄| ̄|| ̄ ̄賀正 ̄| 軍需政策は止めて欲しいですね。
 |||||||||  `TT | ̄l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l    もう既に兆候があるし。(・A・ )

09.1.3 NHK「オバマ氏 超党派で景気対策を」
http://www.nhk.or.jp/news/k10013343431000.html
09.1.3 TBS「ガザ地区 空爆と報復やまず」
http://www.nhk.or.jp/news/k10013343081000.html
09.1.3 TBS「バグダッド近郊で自爆テロ、23人死亡」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4030745.html

342千葉9区:2009/01/04(日) 22:22:45
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090103-OYT1T00639.htm
オバマ新大統領の就任式に200万人…空前の人出予想

 【ワシントン=本間圭一】バラク・オバマ次期米大統領(47)の就任宣誓式まで2週間余となり、首都ワシントン挙げての準備作業が本格化している。

 米国初の黒人大統領誕生を見ようと、史上最多の200万人が集まる見込みで、演出も歴史的行事を意識したものになりそうだ。ただ、受け入れ態勢の不備を懸念する声も上がっている。

 ◆リンカーン

 一連の行事を最初に盛り上げるのは、オバマ氏自身だ。今月17日には、独立宣言が起草されたフィラデルフィアから鉄道でワシントン入りする。リンカーン元大統領が1861年の就任式に際し、鉄道でワシントン入りした史実を踏まえたもので、敬愛する英雄と自身をだぶらせる。

 注目の20日の演説内容は不明だが、式典のテーマは、リンカーンの有名な「ゲティスバーグ演説」(1863年)の一節から取った「自由の再生」とした。ジョージ・メイソン大学のジェームズ・フィフナー教授は、「人種間の団結という合衆国の理念を訴え、歴史に残る言葉を発するはず」と予測する。式典ではソウル歌手アレサ・フランクリンさんが美声を披露する。

 ◆終日ラッシュアワー

 観衆の規模にも、関心が集まっている。米メディアはワシントン市長の予測や独自調査などとして、200万〜500万人の幅で伝えている。近年の就任式で最多は1965年のジョンソン大統領の約120万人、ブッシュ大統領2期目の2005年は約30万人だった。未曽有の人出に、航空会社は増便を予定し、地下鉄も終日ラッシュアワー並みに運行する。

 だが、ワシントンの居住人口は約60万人に過ぎない。主要ホテルは中心部から車で約2時間の郊外まで満室。簡易トイレは設置不足が指摘される。交通機関のまひも想定され、就任式実行委員会などは、徒歩での移動を呼びかけている。

 ◆国民が主役

 同委員会が今回の就任式で目指すのは「歴史上最も開かれた式典」。オバマ氏が宣誓する連邦議会議事堂近くの緑地帯「ナショナル・モール」を一般に開放、大型テレビを設置して市民を迎える。また、過去の就任式のように、企業や労組、ロビイストからの献金は求めず、少額の個人献金で経費をまかなう方針だ。

 「式典は国民が主役」という宣伝が効いたためか、交通費や滞在費は自己負担で無給のボランティアに、必要数の4倍近い約6万人もの応募があった。選挙戦の熱狂が、再現されることになりそうだ。

(2009年1月4日13時24分 読売新聞)

343千葉9区:2009/01/04(日) 22:23:31
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20081107-5171446/news/20081224-OYT1T00294.htm
クリントン長官のもと、国務副長官2人体制で強化
 【ワシントン=本間圭一】オバマ次期米大統領は23日、クリントン前政権で国家安全保障担当の大統領副補佐官を務めたジェームズ・スタインバーグ氏(55)と、行政管理予算局(OMB)局長だったジャコブ・ルー氏(53)を国務副長官に起用すると発表した。

 国務副長官の2人体制は異例で、国務長官に指名されたクリントン上院議員が目指す、国務省の権限強化の一環となりそうだ。

 スタインバーグ氏は、クリントン政権下で、国務省政策企画局長なども務め、現在は米テキサス大学公共政策大学院長。イラク駐留米軍の撤退期限設定に前向きで、オバマ政権では外交に集中するとみられる。ルー氏はクリントン政権下で予算の議会折衝などの実績があり、今後は国務省の予算増額や事務管理にあたると伝えられる。

(2008年12月24日11時14分 読売新聞)

344千葉9区:2009/01/09(金) 00:27:43
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2009010801000826.html
駐日米大使にナイ氏 元国防次官補の知日派
2009年1月8日 22時26分

 オバマ次期米政権で就任する次期駐日大使にジョセフ・ナイ元国防次官補(71)が起用されることが8日、固まった。ナイ氏はクリントン前政権の国防次官補として日米同盟を「アジア太平洋の平和、安定のかなめ」と再定義するなど日米安全保障に深く関与した米国有数の知日派で知られる。政権移行チームの関係者が明らかにした。

 次期駐日大使の人選をめぐっては日系のノーマン・ミネタ前運輸長官らが有力候補として取りざたされていた。ナイ氏の起用方針はクリントン次期国務長官の意向が影響した可能性もある。

 ナイ氏はプリンストン大卒業後、ハーバード大で政治学博士号を取得。2000年には、日本に集団的自衛権の行使容認を提言した通称「アーミテージ報告」の作成にかかわった。

 シーファー現駐日大使はオバマ政権発足前の来週中に離任する予定。

345千葉9区:2009/01/09(金) 00:28:50
http://mainichi.jp/select/world/news/20090109k0000m030091000c.html
米上院:オバマ氏後継を一転承認へ 「黒人議席」存続
 【ワシントン大治朋子】オバマ次期米大統領は7日の記者会見で、上院議員だった自身の後継として、イリノイ州のブラゴエビッチ知事(後継指名をめぐる汚職事件で逮捕・保釈中)に指名された元同州司法長官のローランド・バリス氏(71)の就任を支持する考えを示した。上院も承認に必要な手続きを開始した。

 オバマ氏は会見で「バリス氏は素晴らしい公僕だ」と述べた。バリス氏は汚職事件で逮捕された知事に指名されたため、米上院などは当初、承認の手続きを拒否する意向を表明。オバマ氏もこれを支持していた。

 だが、バリス氏は「事件とは無関係」と主張。黒人のバリス氏はオバマ氏が確保していた、上院で唯一の「黒人議席」を存続する立場にもあり、米下院の黒人議員団は7日、バリス氏の就任を支持する決議をまとめた。

 オバマ氏や上院幹部はこうした情勢を踏まえ、議会の円滑な運営を優先し、方針転換を図ったとみられる。上院はバリス氏の就任に際し「事件とは無関係」との宣誓を求める方針という。

346千葉9区:2009/01/12(月) 00:10:46
http://www.cnn.co.jp/fringe/CNN200901070013.html
オバマ氏の大統領専用リムジン、マニア間では不評

新たな大統領専用リムジン。車体は黒一色に塗装される(CNN) 選挙運動期間中にハイブリッド車の台数増加を掲げていたオバマ次期米大統領が、就任式の20日から乗るリムジンの画像が流出した。


リムジンは乗用車とトラックを融合した作りで、見た目は戦車に似ている部分もある。大統領護衛官は20日、オバマをリムジンに乗せ、ワシントン市内のホワイトハウスに近いペンシルバニア大通りを、約3キロにわたってパレードする。


ネット上では早くも、リムジンの外見をめぐって自動車マニアの間から「ダサイ」「大統領を戦車に乗せる方がまし」などの批判が続出。ある通信社は、ドアの厚さが20センチもある点を「小惑星の直撃にも耐えられる」と揶揄(やゆ)した。


リムジンは米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)のキャデラック車。GM関係者によると、リムジンは既存車種の延長上にない特別仕様車で、厳しい試験や開発を経て生産された。ただし設計や内装などには、通常車種の優れた点も取り入れている。


クリントン元大統領の運転手だった元護衛官のジョー・ファンク氏は、リムジン車内で外部の雑音が一切遮断されるため、オバマ氏が保護された密室空間の中で孤立感を味わうと予想。ただ、オバマ氏が電話や衛星、インターネットなどで、世界中と瞬時に通信できることに驚くだろうとしている。


環境活動家らの中には、リムジン車体が緑に塗装されることを期待する向きもある。ただし自動車マニアは、リムジンがディーゼル燃料を使用し、燃費は悪いと見ている。ディーゼル燃料が1ガロン2.4ドル(約224円)、ガソリンが同1.67ドル(約156円)となっている状況では、リムジンが経済的車両とは言い難い。アンバサダー・リムジン社の関係者は「文字通り走る燃料庫」だとコメントした。

347千葉9区:2009/01/14(水) 21:42:47
http://mainichi.jp/select/opinion/ooji/news/20081117dde012070002000c.html
グッド・イブニングAmerica:テフロン大統領=大治朋子
 「オバマは新世紀のテフロン・マン」。米ニューズウィーク誌(11月17日号)の指摘である。テフロンは米デュポン社が開発したフッ素樹脂加工技術の登録商標。次期大統領に決まった民主党のバラク・オバマ氏はテフロン加工されたフライパンのように、批判を受けてもダメージ、つまり傷が残りにくいという意味だ。

 もとは共和党のレーガン元大統領の異名だった。民主党女性下院議員(当時)、シュローダーさんは83年、料理がこびりつかないフライパンを使い、卵焼きを作りながら、「テフロン大統領」という呼び名を思いついたという。

 レーガン氏は失政や失言で何度か窮地に立たされていたが、批判は長引かなかった。それどころかいつの間にか支持率が回復する。そのワケを考えているうちに「グレートコミュニケーター(偉大なる伝達者)」と呼ばれた話術や、それを生かした政権の戦術がテフロン加工のように同氏を守っているのだという結論に達したそうだ。

 シュローダーさんはこの呼び名をキャッチフレーズに「失政の責任を取らない大統領」と批判をするつもりだったが、国民は「なるほど。私もダメージに強くなりたい」と好意的に受け止め、がっかりしたという。

 オバマ氏が「テフロン加工」といわれるのは、安定した好感度からだ。選挙中はスキャンダルや失言もあったが、米メディアが今年1月から11月までに行った調査96回のうち、オバマ氏に「好感を抱かない」と答えた人が4割以上になったのは12回だけ。好感度が高いとされた共和党の大統領候補、ジョン・マケイン上院議員ですら98回中31回で、その差は歴然としていた。

 メディアの報道も、背景にはある。選挙直前2カ月のニュース番組は、オバマ氏に好意的なものがマケイン氏の2倍だったというデータもある。

 だが選挙に強くても、政権末期の支持率はガタガタ、ということもある。民主党のジョンソン大統領は選挙では圧勝したが、国民の不満が高まり、引退時の支持率は5割を切った。

 逆に同党のクリントン前大統領は初出馬で圧勝したわけではないが、2期8年の任務を終えた時の支持率は過去50年の大統領で最高の65%(レーガン氏は64%で2位)。不倫疑惑など数々のスキャンダルをものともせず、2人目の「テフロン大統領」と呼ばれた。

 オバマ氏は3人目となるのか。これからの4年で、それはおのずと分かるはずだ。(北米総局)

毎日新聞 2008年11月17日 東京夕刊

348千葉9区:2009/01/18(日) 17:10:10
http://sankei.jp.msn.com/world/america/081113/amr0811132354012-n1.htm

 【ワシントン=有元隆志】米共和党副大統領候補だったアラスカ州のサラ・ペイリン知事(44)が、2012年の大統領選を見据えた動きを始めている。大統領候補だったマケイン上院議員の陣営からは、ペイリン氏には外交問題などで国を率いるための基礎知識が足りなかったと、敗北の“戦犯”扱いされているが、選挙期間中は失言を恐れ極力少なくした米メディアとのインタビューにも積極的に応じて反論するなど、反転攻勢に出ている。

 ペイリン氏をめぐっては選挙後に、マケイン陣営から「アフリカを大陸ではなく、国だと思っていた」、「米、カナダ、メキシコによる北米自由貿易協定(NAFTA)締結国を知らなかった」との暴露情報が米メディアに流された。

 ペイリン氏は11日、NBCテレビ番組で、これらを否定するとともに、情報を流した陣営スタッフを「実名で発言しないなんて臆(おく)病(びよう)者」と非難した。

 共和党全国委員会が選挙運動のためにペイリン氏に提供した15万ドル(約1400万円)相当の衣装についても、「すべて箱に入れて、本部に送った」と主張した。

 10日のFOXテレビ番組では、4年後は先のことすぎるとしながらも、「もし4年後にドアが開いていて国のためになるとすれば、私はドアに向かって進む」と述べ、大統領選出馬の意欲をにじませた。

 ペイリン氏は今後、大統領選、上下両院選で敗れた党の再生に取り組むことになる。当面知事職にとどまるとみられているが、共和党内で取りざたされているのが上院選への出馬だ。

 アラスカ州選出のテッド・スティーブンズ上院議員(共和党)は石油会社から利益供与を受けながら、義務付けられた議会への資産報告を行わなかったなどとして、政治倫理法違反などの罪で有罪評決を受けた。同議員は今月4日投票の選挙に再選を目指して出馬、接戦のためまだ勝敗は確定していないが、当選しても失職に追い込まれる可能性が指摘されている。共和党関係者は「同議員が失職した場合、補欠選挙で勝つには人気の高いペイリン氏が最適だ」と語る。

 首都ワシントンの空気に染まっていない新鮮さを売り物にしてきたペイリン氏が、国政経験を積むために上院選出馬に踏み切るか、その動向は引き続き注目を集めそうだ。

349とはずがたり:2009/01/20(火) 14:12:47
【鼓動】カリフォルニア州破産? 「財政赤字」許容なき地方政府
2009.1.19 17:48
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1038805069/1804-1805

350千葉9区:2009/01/20(火) 21:14:05
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090120/amr0901201805008-n1.htm
「夫に国務長官のポストも提示」 バイデン副大統領夫人が“暴露”
2009.1.20 18:06


 バイデン次期米副大統領のジル夫人は19日、バイデン氏とともに、テレビ番組に出演した際、バイデン氏がオバマ次期大統領から副大統領候補と国務長官候補の2つのポストを提示されていたことを明らかにした。

 ジル夫人は外交担当の国務長官は海外に出かける機会が多いため、副大統領の方が家族にとっては望ましいともらした。「失言癖」で知られるバイデン氏だが、夫人の思わぬ発言に、「シーッ(しゃべるな)」とあわてて口止めに走った。

 バイデン氏の広報担当者は番組収録後、「オバマ氏が提示したのは副大統領候補のポストだけで、バイデン氏は喜んで申し出を受け入れた」との声明を出した。(ワシントン 有元隆志)

351千葉9区:2009/01/20(火) 22:34:57
http://mainichi.jp/select/world/news/20090120k0000e030041000c.html
米国:不測の事態に備えゲーツ長官「隔離」
 【ワシントン及川正也】ブッシュ米大統領は19日、20日のオバマ次期大統領就任式中にテロ攻撃や大災害などによる不測の事態が発生した場合の後継大統領に、ゲーツ国防長官を指名した。オバマ氏も同意している。米メディアによると、ゲーツ長官は就任式には出席せず、首都圏外の軍事施設に「隔離」されるという。

 就任式には新旧の正副大統領に加え、継承順位の高位にあたる議会幹部や新旧閣僚が一堂に会するため、緊急時を想定した危機管理措置。新旧大統領は20日正午で交代するが、閣僚ではゲーツ長官のみ留任する。毎年恒例の大統領による連邦議会での一般教書演説でも同様の措置が取られている。

352とはずがたり:2009/01/21(水) 19:11:39
ブッシュ一族がケネディ家的な地位を狙ってるとするならば悪い冗談であるなぁ。。

ブッシュ元米大統領、次男ジェブ氏の大統領就任を希望
http://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/JAPAN-357039.html?C=S
2009年1月5日(月)14:25
(トムソンロイター)

 [ワシントン 4日 ロイター] ジョージ・H・W・ブッシュ元米大統領(1989─1993年在職)は、次男のジェブ・ブッシュ前フロリダ州知事(55)が、いつの日か米国大統領になることを望んでいることを明らかにした。

 ブッシュ元大統領は4日、フォックス・ニュースのインタビューでジェブ氏について語り、同氏が大統領職に就くためのすべての資質を備えていると語った。

 ジェブ・ブッシュ氏は、2010年の上院選でフロリダ州からの出馬を検討していると表明している。

 元大統領は「彼に出馬してもらいたい。いつの日か大統領になってもらいたい。あるいは、上院議員になるにせよ出馬することを希望する」とコメント。その上で「今はおそらく時期が悪い」と付け加えた。

 合衆国大統領に親子で就任したのは、第2代ジョン・アダムズ大統領と第6代ジョン・クインシー・アダムズ大統領親子に続き、ブッシュ元大統領と現大統領が歴代2例目となるが、息子2人が大統領に就任した例はない。

 多くの世論調査で歴代大統領中最も低い水準の30%未満の支持率が続いている現大統領は、任期満了にともない、1月20日、ホワイトハウスを後にする。

353千葉9区:2009/01/21(水) 23:44:00
http://mainichi.jp/select/world/news/20090121k0000m030048000c.html
米新大統領:出馬表明、指名受諾…世界を魅了した名演説
 オバマ米新大統領は「チェンジ(改革)」や「試練の中で希望を抱き続ける」ことを説き続け、米国だけでなく世界の人々を魅了してきた。20日の就任式を迎え、過去の演説からオバマ氏の言葉の軌跡を振り返る。

 ■出馬表明演説(07年2月10日、イリノイ州の州都スプリングフィールドで)

 皆さんがここに集まったのは私のためではない。この国の将来を信じているからだ。戦争に直面していても、皆さんは平和の到来を信じている。絶望の中にあっても、皆さんは希望が生まれることを信じている。政治が皆さんを疎外し、私たちをあまりにも長い間分裂させてきたのにかかわらず、私たちは一つの国民になれることを信じている。私たちは今、その旅路を進もうとしている。

 私がイリノイ州に来たのは二十数年前。大学を卒業したばかりの若者だった。教会グループから地域活動の仕事を与えられた。アメリカをよりよくするため、ささやかながら役割を果たせるかもしれないと思って引き受けた。その後、弁護士になり、選挙民の積極的な政治参加次第で自由や平等という私たちの大切な権利が守られることに気付いた。私はその思いをもって上院議員としてこの州都に来た。米国の東西南北が交差するこの地で、私は米国民の特質である寛大さを知った。寛大さによってこそ、希望あるアメリカを建設できると私は信じるにいたった。

 だからこそ、私は(スプリングフィールドの)この旧州議事堂の下で、(奴隷解放宣言で知られる第16代大統領)リンカーンが、かつて分裂した議会に結束を呼びかけたこの地で、共通の希望と共通の夢がたたずむこの場所で、皆さんの前に立ち、米大統領への立候補を表明する。

 ■大統領候補指名受諾演説(08年8月28日、コロラド州デンバーで開かれた民主党全国大会で)

 4年前、私は皆さんの前に立ち、私自身の話をした。裕福でもなく、無名だったケニヤから来た若い男性とカンザス州出身の若い女性(オバマ氏の両親)の話だ。彼らは、自分たちの息子が望むことを実現できるのがアメリカだと信じていた。この約束こそ、米国を特別な国にしている。勤勉さと犠牲を通じて私たち一人ひとりが自分の夢を追求できる。それと同時にアメリカという一つの家族として団結し、次の世代も夢を追えるようにするのだ。

 その約束が今、破られようとしている。多くの人が失業し、家を失い、借金に苦しんでいる。破たんしたワシントンの政治、ブッシュ政権の失策が原因だ。私は、すべての米国人にも訴えたい。(本選投票日の08年)11月4日に我々は立ち上がって言わねばならない。「(共和党政権の失政は)8年でたくさんだ」と。

 私はアメリカの約束を守るため変革(チェンジ)を公約する。国内で雇用創出する企業への優遇税制や、全勤労世帯の95%を対象とした減税だ。中東の石油依存から10年で脱却する。風力、太陽光など再生可能エネルギーの開発に投資し、500万人の雇用を創出する。すべての国民が利用できる医療保険制度を約束する。男女の給与格差もなくす時だ。

 責任ある形でイラク戦争を終結し、アフガニスタンでの国際テロ組織アルカイダと、旧支配勢力タリバンとの戦いを完遂する。テロと核拡散、貧困と虐殺、気候変動と疾病という21世紀の脅威を打ち負かす、新しい国際協調関係を築く。

 この8年間で失われたのは、共通の目標に取り組む国民の意識だ。これを取り戻さなければならない。私の選挙ではない。あなた方の選挙だ。みなさんがワシントンを変えるのだ。

 45年前のこの日、全国から人々がワシントンに結集し、若い(黒人公民権運動指導者マーチン・ルーサー・キング)牧師が語る夢を聞いた。あらゆる信条、人種、階層の人々の運命はつながっており、協力すれば、私たちの夢を一つにできるとの訴えだった。牧師は「後戻りはできない」と叫んだ。

 私たちは後戻りできない。子どもたちを教育し、帰還兵を世話し、経済を立て直し、都市を再生し、家族を守らなければならない。この選挙で我々はもう一度、未来へ向かって行進することを誓約しなければならない。

354千葉9区:2009/01/21(水) 23:44:23
 ■大統領選勝利宣言(08年11月4日、イリノイ州シカゴのグラント公園で)

 長い道のりだった。だが今夜、今日の決戦を経てアメリカに変革が訪れた。この勝利は皆さんのものだ。私は最初から当選確実の候補者だったわけではない。金もなかったが、労働者たちが5ドル、10ドル、20ドルと献金してくれた。極寒の日もうだるような暑さの日も見知らぬ人の家のドアをたたいて回った人々のおかげで選挙運動は力を得た。人民の、人民による、人民のための政治は滅んでいなかった。

 我々の前には大きな仕事が待っている。道は長く険しい。だが、私は今夜ほど希望に満ちたことはない。私は約束する。我々は一つの国民として目標に到達するのだ。

 今夜我々は、この国の真の力は武力ではなく、民主主義、自由、不屈の希望に由来することを証明した。

 今こそ我々の時代だ。子供たちに機会の扉を開き、豊かさを取り戻し、アメリカンドリームを唱える時だ。皮肉や疑いに直面した時、「できない」と私たちに語る人がいる時、変わることのない信念で答えるのだ。私たちはできる、と。

355千葉9区:2009/01/21(水) 23:56:38
http://mainichi.jp/select/world/news/20090121dde001030003000c.html
オバマ米新大統領:就任演説 「責任果たす新時代」 対決より共生を
 ◇米国再建の仕事に着手しよう
 【ワシントン及川正也】バラク・オバマ米新大統領(47)は20日正午(日本時間21日午前2時)過ぎ、連邦議会議事堂前での就任式で宣誓し、第44代大統領に就任した。18分間の就任演説でオバマ氏は、経済危機などを乗り切るため「アメリカ再建に取りかかる」と表明。国民にも「責任を果たすべき新たな時代」に立ち向かうよう呼び掛けた。米国民は「国家や世界に義務を負っている」と強調、対決よりも共生の道を探る考えを示した。=一部地域既報

 国難ともいえる対テロ戦争と経済対策の2大課題の克服に決意を示すことで経済不安の拡大を阻止する一方、孤立主義や保護主義を排し、米国が今後も国際的な問題に積極的に関与していく姿勢を色濃く打ち出した。

 オバマ氏はこの後、ホワイトハウスまでパレード。同夜にはミシェル夫人とともに舞踏会に臨んだ。一方、上院では20日、オバマ氏が指名したナポリターノ国土安全保障長官ら6閣僚を承認。オバマ政権が発足した。ただ、予定されていたヒラリー・クリントン新国務長官の承認はこの日は見送られた。税金不払い問題が発覚したガイトナー新財務長官の承認審議は21日に予定されており、主要閣僚不在での船出となった。

 オバマ氏は演説でイラク、アフガニスタンでの対テロ戦争や深刻な経済低迷について「試練は現実だ」と指摘したうえで、「短期間では解決できないが、米国は克服する」と断言。「恐れではなく希望、争いのかわりに団結」を訴えた。また、独立戦争の「建国の父たち」に触れ「希望と美徳をもって(困難に)勇敢に立ち向かおう」と国民を鼓舞した。

 「アメリカ再建」に向け(1)雇用創出や成長を促す新たな基盤整備(2)太陽光や風力など代替エネルギー活用(3)学校教育システム改革を重視、「大胆で迅速」な行動の必要性を強調した。これら施策は最大400万人の雇用創出を目指す8000億ドル(約72兆円)超の経済対策に盛り込まれており、速やかな実現への意欲を示したものだ。

 対テロ戦争では「我々は(敵を)打ち負かす」と強調。イラク駐留米軍の撤退を開始し、アフガンでの戦いに全力を挙げる意向を表明。核軍縮や地球温暖化対策に取り組む考えも示した。また、特にイスラム世界との関係に言及。「何を壊すかではなく、何を築けるかで評価されることを知るべきだ」と対話外交を呼び掛けた。

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 ■就任演説のポイント■

・困難な選択を避け、次世代の準備に失敗してきた

・過去に固執し、狭い利益しか守らない時代は終わった

・恐れより希望、争いのかわりに団結を

・不朽の精神を再確認

・アメリカ再建の仕事に取りかかる

・政府の大小ではなく、機能しているかが問題

・米国は再び指導力を発揮する

・我々(米国人)の生き方を断固守る

・多様な出自は強みで、弱みではない

・イスラム世界と相互の利益と敬意を基本に共に歩む

・貧しい国々の人々と一緒に汗を流す

・政府の能力や義務は国民の信念と決意が決定する

・責任を果たすべき新たな時代だ

・希望と美徳で(困難に)勇敢に立ち向かう

毎日新聞 2009年1月21日 東京夕刊

356千葉9区:2009/01/21(水) 23:57:15
http://mainichi.jp/select/world/news/20090122k0000m030072000c.html
オバマ大統領:首席スピーチライターはジーンズ姿、27歳
 童顔、坊主頭、ジーンズ姿−−。20日に就任したオバマ米大統領の就任演説原稿の責任者だった首席スピーチライター、ジョン・ファブロー氏は弱冠27歳。その重責とは対照的に書生っぽさを漂わせる。演説草稿はワシントンの人気コーヒーチェーン店などで書き上げたという。

 「スピーチ巧者」である米史上初の黒人大統領の誕生を陰で支えてきた。オバマ氏の思考や発言、書籍などを研究し尽くし、「心が読める」といわれるほどだ。

 東部マサチューセッツ州出身。地元の小さな大学を03年に卒業後、ジョン・ケリー民主党上院議員の陣営に参加し、04年大統領選に出馬したケリー氏の演説草稿を担当したのが政界とのなれそめだ。

 米メディアによると、オバマ氏との出会いは同年夏の民主党大会。基調演説を練習していたオバマ氏に言い回しを具申したのがきっかけだ。オバマ氏は「多様の統一」を訴えたこの演説で全国的に知名度を高め、大統領選の階段を駆け上ることになった。

 05年にオバマ陣営に参加。自らを「ホームランバッターの打撃コーチ」と謙遜(けんそん)しながら、「簡潔で力強い」と評判の「オバマ節」を陰で支えてきた。「変革」のメッセージのつむぎ手として注目が集まっている。【和田浩明】

357千葉9区:2009/01/21(水) 23:58:02
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090121-OYT1T00605.htm
人種・言語超え「新たな自由の誕生」へ…オバマ氏の旅始まる

 【ワシントン=岡本道郎】第16代リンカーン大統領が奴隷解放宣言を行って146年。オバマ大統領の就任演説は、様々な記念碑が立ち並び、アメリカの歴史が凝縮された首都ワシントンの緑地帯ナショナル・モールに響き渡った。

 「これが我々が続けている旅なのだ」――。冬の陽光に包まれたオバマ氏が真剣な表情で語りかけた言葉を聞いたのは、厳寒の中、全米から詰めかけた180万人の大群衆だけではない。

 モールの一角には200年ほど前まで米国有数の黒人奴隷市場があった。演壇が設けられた連邦議会議事堂の土台は、奴隷たちの血と汗で作られた。

 議事堂から約3キロ離れたモール西端の白亜の記念館からは、今年生誕200周年を迎えたリンカーンの座像がオバマ氏をじっと見つめた。46年前、その像を背に、公民権運動の黒人指導者、マーチン・ルーサー・キング牧師が「私には夢がある」と人種差別撤廃の悲願を訴えた。

 自由と平等を建国理念に掲げながら奴隷制、有色人種への差別という「原罪」と格闘してきた、そんな米国の歴史と先人がこの日、「米国再生」を掲げ、人種も言語も超えたすべての人間を包み込もうとするオバマ氏のメッセージを聞いた。白人、黒人、アジア系、ヒスパニック(中南米系)。地響きのようにモール全体を揺るがせた大歓声は、歴史に選ばれたオバマ氏と、アメリカそのものとの幸福な共鳴に聞こえた。

 「新たな自由の誕生」――。オバマ大統領は、二つの戦争、経済危機という未曽有の荒波に立ち向かうとき、あえて南北戦争中のリンカーンのゲティスバーグ演説にキーワードを求めた。歴史を踏まえると同時に、経済運営や外交理念、独裁国家やテロとの戦いに関する考え方、そして、国家、国民の責任のあり方を訴え、世界を導く米国の責任も明らかにした。前途が険しいことはオバマ氏も国民も理解している。アメリカの輝きを取り戻すオバマ氏の旅が、いよいよ始まった。

(2009年1月21日15時10分 読売新聞)

358千葉9区:2009/01/23(金) 00:58:39
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2009012102000129.html
まだ厚い人種の壁 黒人の政治参加 苦難の道 
2009年1月21日 朝刊

 【ワシントン=岩田仲弘】人種差別との長く、厳しい格闘の歴史を経て二十日、米国初の黒人大統領が誕生した。だが、最高権力者の地位を極めたとはいえ、黒人の政治参加が浸透しているとはまだまだ言えない。

 オバマ新大統領は、奴隷解放を宣言し、南北戦争により米国統合を進めた第十六代大統領リンカーンをこよなく尊敬する。だが人種差別はその後も絶えず、黒人の本格的な政治参加は一九六〇年代の故キング牧師による差別撤廃を求めた公民権運動の展開まで、待たなければならなかった。

 主要政党で初めての黒人大統領候補は故シャーリー・チザム氏。チザム氏は六八年にニューヨーク州から黒人女性として初めて下院議員に当選。以来、七期十四年間務めた。

 七二年の大統領選で民主党指名候補争いに出馬。獲得代議員数は二十八人にとどまったが、党大会では百五十二票を獲得した。

 同選挙でチザム氏を応援したのが、キング牧師の下で黒人地位向上運動に取り組んだジェシー・ジャクソン師(67)だ。

 ジャクソン師は八四、八八両年の大統領選の民主党指名候補争いに出馬。八四年には党大会で三位、八八年にはマイケル・デュカキス候補に次ぐ二位の得票数を獲得するほど善戦し、副大統領候補に取りざたされた。

 二〇〇四年選挙では黒人女性初の上院議員(一九九三−九九年)となったキャロル・モズリーブローン氏(61)、黒人市民運動家のアル・シャープトン師(54)がそれぞれ民主党の候補指名争いに名乗りを上げたものの目立った活躍はなかった。

 閣僚では、ジョンソン政権で初代住宅都市開発長官を務めた故ロバート・ウィーバー氏が初めてとなる。女性ではカーター政権で同長官を務めた故パトリシア・ハリス氏が最初。同氏は黒人女性初の大使でもある。

 その後、「政権ナンバー3」といわれる国務長官にブッシュ政権一期目でコリン・パウエル氏(71)が就任。同二期目で、女性のコンドリーザ・ライス氏(54)が続いた。

 黒人の政界進出が極めて限られているのは、黒人上院議員が米史上、六人しか輩出されていない現実からも明らかだ。

 上院議員だったオバマ氏の後継には、黒人のローランド・バリス元イリノイ州司法長官(71)が就任した。だが、オバマ氏の後継議席を“競り”にかけたとの汚職容疑で逮捕された州知事が強行指名したとして、大騒ぎになった。

 それでも指名が承認された背景には、上院に黒人議員が一人もいなくなることへの懸念もあったとされる。それだけ人種の壁は厚いと言えそうだ。

359千葉9区:2009/01/23(金) 01:04:34
http://mainichi.jp/select/world/news/20090123k0000m030075000c.html
米国:ケネディ元大統領の長女、上院議員候補を辞退
 【ニューヨーク小倉孝保】ヒラリー・クリントン氏の米国務長官就任で空席になったニューヨーク州の上院議員枠を巡り有力候補の一人だった故ケネディ元大統領の長女、キャロライン・ケネディさん(51)が21日、パターソン州知事に候補辞退を伝えた。

 現地メディアによると、ケネディさんは「本日、州知事に対し一身上の都合により、上院議員の候補から外れることを伝えた」との短い声明を発表した。叔父のエドワード・ケネディ上院議員(マサチューセッツ州)の体調がよくないことが辞退理由になったのではとの報道がある一方、州知事が別の候補を指名することを知ったケネディさんが自ら辞退を表明したとの観測も出ている。

 州知事は早ければ今週中にも、新たな上院議員を指名するとみられていた。他の候補には、アンドリュー・クオモ州司法長官などの名前が挙がっている。

360千葉9区:2009/01/23(金) 19:49:54
http://mainichi.jp/select/world/news/20090122ddm007030101000c.html
オバマ米新大統領:就任 そのとき世界は 声なき声、届くか
 オバマ米大統領が20日、米国民の熱烈な歓迎の渦の中、就任した。世界の人々は新たなリーダーの誕生をどう見たか。イスラエル軍の侵攻の傷が癒えないパレスチナ自治区ガザ地区、米軍の空爆で多くの民間人が犠牲になっているアフガニスタンなどでは、冷めた反応も目立った。

 ◇ベルギー
 ブリュッセルの高級ホテルでは在ベルギー米国人団体の主催で就任式を祝うパーティーが開かれ、巨大スクリーンに映し出されたオバマ大統領の姿に数百人が歓声を上げた。

 米国人の夫と連れ立って参加したフランス人心理学者のワンダ・エニーさん(56)。「歴史的瞬間に立ち会い、興奮している。前大統領より知的で開放的だ」とグラスを手に新大統領誕生を歓迎した。

 ブッシュ前政権時代、フランスを筆頭とする欧州諸国と米国の関係はイラク戦争開戦の是非を巡り、深く傷ついた。米仏カップルのエニーさんは「オバマ大統領の対話路線は評価できる。欧米関係はきっと改善すると思う」と期待を寄せた。【ブリュッセル福島良典】

 ◇ガザ
 「この惨状に一言も触れないなんて……」。パレスチナ自治区ガザ市東部の小学校教師、アハマド・バッバさん(27)はオバマ大統領の演説を聴いて正直、落胆した。大統領が中東和平の実現に尽力すると言いながら、演説の中で、1300人超の死者を出したイスラエル軍のガザ攻撃に言及しなかったからだ。

 イスラエル軍戦車は自宅近くの同国境界のカルニ検問所からガザに侵攻してきた。飲料水の調達で外出した親類は足を撃たれ、自宅も被弾した。「23日間に及んだ攻撃は言い表せないほど、本当に恐ろしかった」。ただ、大統領はイスラムとの新たな関係を約束した。「我々にとって歴代よりはいい大統領になると期待したい」【ガザ市・前田英司】

 ◇アフガニスタン
 武装勢力タリバンが国土の7割以上を支配するアフガニスタン。首都カブールの食堂には、オバマ氏の演説と表情をテレビで一目見ようと市民500人以上が詰め掛けた。月給50ドルの教師ザビウッラーさん(55)は「オバマ氏はイスラム世界に相互利益と尊重を訴えたが抽象的で、これからの言動に期待したい。イスラムを理解せず我々の生活を破壊した前大統領の過ちを正してほしい」と語った。

 一方、昨年10月の米軍の越境ミサイル攻撃でおいが死んだパキスタン部族地域のジャウィドさん(35)は「反米勢力に『こぶしをほどけば手を差し伸べる』と言ったが、それは米国は正しいと主張しただけ」と憤った。【ニューデリー栗田慎一】

 ◇ジンバブエ
 昨年3月の大統領選以降、与野党対立による政治混乱が続くアフリカ南部ジンバブエ。

 19日の与野党協議も進展はなく、年率2億%超のインフレによる経済悪化に加え、コレラ禍で8月以降、2200人以上が死亡するなど市民生活は困窮を深めている。

 首都ハラレ郊外に住む会社員タピュア・マクモさん(32)は3歳の長男、8歳の長女がコレラに感染するが治療のすべがない。苦労して入手した米ドルで、ペットボトル入りの安全な飲料水を購入するのがやっと。

 20日、オバマ氏の演説を聴き「ブッシュ氏のような高慢さは感じられず、この国を変革へと導く外交政策に期待したい。このままではジリ貧だ」と訴えた。【ヨハネスブルク高尾具成】

 ◇イラク
 「やっとイラクのことをイラク人に任せてもらえそうだ」。バグダッドのエンジニア、アフマド・サイフさん(29)は、オバマ大統領が対テロ戦争の軸足をアフガニスタンに移す考えを改めて強調したことで、米軍の早期イラク撤退が現実味を増したと喜んだ。

 「間違いだらけのブッシュ前大統領」(サイフさん)への反動から、イラク人の多くがオバマ大統領に期待をかける一方で、歴代米政権の対イラク政策を振り返り「変化は期待できない」という冷めた見方も少なくない。

 大学生のバシム・カマルさん(20)は「米国にとって大切なのは国益であって、イラク人の利益じゃない」と切り捨てた。【エルサレム高橋宗男】

毎日新聞 2009年1月22日 東京朝刊

361千葉9区:2009/01/23(金) 19:53:07
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090121-OYT1T01153.htm?from=navr
「黒人初」の次元超えて…アメリカ総局長・岡本道郎

 1967年、ハリウッド社会派のスタンリー・クレイマー監督は、黒人エリート医師と白人女性との結婚話を描いた映画「招かれざる客」(邦題)で、米社会の人種差別に強烈な問題提起を行った。

 新聞社主でリベラルを自任する娘の父親が苦悩の末、結局結婚を認める物語なのだが、白人と黒人の結婚がなお全米16州で禁止されていた時代に、異人種間の初キスシーンも含め大きな衝撃を呼んだ。

 劇中、黒人俳優の草分け的存在、シドニー・ポワチエ演ずる医師が父親に子供について聞かれ答える場面がある。「彼女は、子供はみんな大統領になって、多人種の政権を作るって考えています」

 42年後、このセリフは現実となった。ケニア人の黒人男性とカンザス州の白人女性との間に生まれたエリート政治家バラク・オバマ氏が、一気に権力の頂点ホワイトハウスの主(あるじ)となった。

 初の黒人大統領。公民権運動の究極の到達点であり、米国の民主主義の輝きを示す人類史的出来事であることは論をまたない。だが、むしろ、わずか40年程度の時間の流れの中で、かつての不可能が可能になる――そんな米国のダイナミズムにこそ、凄(すご)みを感じる。

 今後、オバマ氏の言葉、行動すべてが「歴史」になる。では、歴史はオバマ大統領に何をさせようとしているのか。混迷のブッシュ政権2期8年を経て、米国一極支配の終焉(しゅうえん)、多極化世界の到来が言われて久しい。世界では今、米国はなおナンバー1の大国であり続け、国際社会をリードするとの米国健在論と、米国の力の凋落(ちょうらく)は止めようがないとする衰退論がたたかわされている。オバマ氏の責任は、この相反する潮流の狭間(はざま)に漂う米国に適切な羅針盤を取り付け、その健全な再生に着手することだ。失敗はそのまま、衰退論の定着につながる。

 オバマ氏の最大の武器は、異論を持つ他者の意見に耳を傾け、「Yes We Can(我々はできるんだ)」の「We(我々)」の中に取り込んでいくマジックにも似た包容力にある。米国と世界の双方に役立つ、オバマ大統領の「We」をどこまで広げられるか。「黒人初」の次元を超え、真の偉大な大統領として歴史に刻まれるかどうかはそこにかかる。

(2009年1月22日03時10分 読売新聞)

362千葉9区:2009/01/24(土) 19:44:05
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090123-OYT1T00826.htm?from=navr
“ケータイ中毒”オバマさん良かった!警備当局使用にOK
オバマ新政権
 【ワシントン=宮崎健雄】ギブス米大統領報道官は22日、オバマ大統領が、パソコン並みの高機能携帯電話「ブラックベリー」の使用を警備当局から認められたことを明らかにした。

 情報漏えいの懸念もあって、歴代大統領は在任中、携帯やメールを使っておらず、オバマ大統領は、自らメールを使用する初の現職大統領となる。

 端末は、安全対策が強化され、メールの相手も政権高官や友人ら少人数に限定された。退任後は情報公開されるが、ごく個人的な内容は対象外になる可能性もあるという。

 オバマ氏は「ケータイ中毒」で知られ、娘のサッカーの観戦中にメールを読んでいて、ミシェル夫人(45)に手をたたかれたこともある。ホワイトハウス入り後は使用をやめるかどうかが注目されていたが、オバマ氏は「外の世界とつながっているのに効果的」と主張、シークレットサービスなどを説得した。

(2009年1月23日20時23分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/feature/20081107-5171446/news/20090124-OYT1T00352.htm
オバマ大統領、妊娠中絶を容認…政権交代で政府方針転換
 【ワシントン=本間圭一】オバマ米大統領は23日、人工妊娠中絶を支援する国際団体に対する公的資金援助規制を解除する大統領令に署名した。

 中絶容認派の同大統領が、中絶反対派のブッシュ前大統領の方針を転換したもので、これに伴い、保守派が「中絶に使われている」と主張し、前政権時代に中止された国連人口基金への予算拠出も再開される見通しとなった。

 オバマ大統領は「規制は途上国での家族計画に悪影響を与えた」と述べ、今回の決定の意義を強調した。しかし、中絶反対派への配慮からか、署名の様子を公開しなかった。

 米連邦最高裁は1973年に中絶を合法化したが、共和党のレーガン大統領は84年、主に米国外で中絶を行ったり、相談業務を行う団体に対し、米国の税金などによる資金援助を制限することを決めた。

 民主党のクリントン元大統領が93年、この規制を解除したが、キリスト教右派の支持を得たブッシュ前大統領が2001年にこれを復活させた。米国で中絶は、反対派の保守と、賛成派のリベラルとの間で論争となり、大統領選のたびに党派に分かれた主要争点となってきた。オバマ氏は妊娠に関し、女性の選択権を尊重する立場を取る一方、望まない妊娠を防ぐため、性教育の徹底などを訴えている。

(2009年1月24日13時45分 読売新聞)

364千葉9区:2009/01/27(火) 00:02:50
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090126-OYT1T00366.htm
「私は腹心」バイデン米副大統領、助言者の役割強調

 【ワシントン=本間圭一】バイデン米副大統領は、25日放映された米CBSテレビとのインタビューで自身の役割について、「大統領の代理ではなく、大統領の腹心だ」と述べ、オバマ大統領が信頼を置く「助言者」を目指す考えを示した。

 ブッシュ前政権で時に政策決定を主導し、影響力を行使したチェイニー前副大統領との違いを強調した発言で、バイデン氏は「最高の助言を行う」と言明した。

 副大統領は大統領の陰に隠れた存在になりがちだが、バイデン氏は、「私は大統領の政策形成を手助けすることができる」とした上で、「大統領が重要な決定を下す際には常に、その部屋に最後まで残りたい」と主張した。

(2009年1月26日11時05分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090126-OYT1T00814.htm
たばこは“公約破り”…オバマさん、今度は禁煙できますか

 【ワシントン=本間圭一】オバマ米大統領が、喫煙全面禁止のホワイトハウス入りに伴い、これまで失敗してきた禁煙を今度こそ実行するかに注目が集まっている。

 大統領は昨年12月、NBCテレビのインタビューで、選挙中の“公約”にもかかわらず、たばこをやめていないことを認めた。米紙ニューヨーク・タイムズなどによると、オバマ氏の喫煙本数は1日10本以内で、やめるためにニコチンガムをかんでいるという。

 たばこ専門誌によると、大統領の喫煙は以前は当たり前だったが、カーター大統領以降たばこを毎日吸う大統領はいなくなった。ヒラリー・クリントン現国務長官が、ファーストレディー時代の1993年に、健康への配慮からホワイトハウスの全館禁煙令を導入した。

 米国では現在、喫煙者は全成人の約2割まで減少し、たばこを吸うと管理職としての資質を問われる場合もある。オバマ大統領は、「ホワイトハウスでは(禁煙の)規則が破られることはない」と公言。禁煙運動を進める米レガシー財団(本部・米ワシントン)のジュリア・カートライト副代表は、「人気の高い大統領が禁煙に成功すれば、たばこをやめたい国民への励みになる」と期待を寄せた。

(2009年1月26日20時05分 読売新聞)

365千葉9区:2009/02/01(日) 00:10:09
>>345
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090131-OYT1T00621.htm
オバマ大統領の後継巡る汚職事件、イリノイ州知事を罷免
 【ワシントン=黒瀬悦成】米イリノイ州上院は29日、オバマ大統領の後継の上院議員指名をめぐる汚職事件で、昨年末に逮捕・保釈されたロッド・ブラゴジェビッチ知事(民主党)の罷免を59対0の全会一致で決議した。

 同知事は直ちに失職し、州内で政治活動を行うことも禁じられた。

 後任知事にはパトリック・クイン副知事が昇格した。

(2009年1月31日18時38分 読売新聞)

366千葉9区:2009/02/01(日) 00:11:02
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090131-OYT1T00641.htm
米共和党に初の黒人全国委員長、少数派の支持拡大狙う?
 【ワシントン=黒瀬悦成】米共和党は30日、党の選挙戦略や資金集めを統括する全国委員長に、黒人のマイケル・スティール元メリーランド州副知事(50)を選出した。

 同委員長に黒人が就くのは1856年に委員会が設置されて以来初めて。

 スティール氏は、昨年11月の大統領選と連邦議員選挙で大敗した同党を立て直し、2010年の中間選挙で民主党からの上下両院議席の過半数奪回を目指す。黒人のスティール氏が選ばれたのは、「白人政党」の印象が強い党のイメージ刷新と黒人など民族的少数派からの支持拡大が、党勢回復に不可欠との思惑が党内で強まったためと見られる。

 民主党は先に、昨年の選挙で共和党の牙城バージニア州で、民主党の大勝に貢献したティム・ケイン同州知事を全国委員長に選出している。

(2009年1月31日19時03分 読売新聞)

367千葉9区:2009/02/03(火) 21:56:45
過去記事シリーズ 2008年2月の記事〜ちょうど1年前〜
http://72.14.235.132/search?q=cache:UOq3W_vMqEgJ:mainichi.jp/select/world/presidential/archive/news/2008/02/20080203ddm007030029000c.html+%E7%81%AB%E6%9B%9C%E6%B1%BA%E6%88%A6&amp;hl=ja&amp;ct=clnk&amp;cd=2&amp;gl=jp
アメリカの選択:「火曜決戦」激戦州ルポ カリフォルニア州 鍵握る移民向上策
 「支持するのは不法移民を合法化してくれる候補だ」。ヒスパニック(中南米系移民とその子孫)が多数を占めるロサンゼルスのボイル・ハイツ地区。先月28日のヒスパニック系人権団体「マーチ25連合」の集会では、参加者が「民主党は1300万人の移民に何をしてくれるの?」などと声を上げた。全米100万人デモを成功させたこともある組織力を背景に有力候補に圧力をかけるのが狙いだ。

 予備選最多の代議員を選ぶカリフォルニア州で、ヒスパニックは人口の36%を占める。6割近くが民主党支持のため、ヒラリー・クリントン上院議員(60)とバラク・オバマ上院議員(46)にとってヒスパニック票は極めて重要だ。

 先月30日のロサンゼルス民主党討論会でも「失業者の増加が移民のせいだとは思わない」(オバマ氏)、「包括的改革による移民問題の解決が必要」(クリントン氏)など、ヒスパニック票を意識した発言が目立った。

 ヒスパニックの間では、初の黒人大統領を目指すオバマ氏よりも、かつて好景気をもたらしたビル・クリントン前大統領の妻であるクリントン氏の方が人気が高い。背景には、職を奪い合う関係にある黒人とヒスパニックの対立もある。

 ヒスパニックと黒人が混住するロサンゼルス南部コンプトン。低所得者向け高金利住宅ローン(サブプライムローン)問題の影響からか、「差し押さえ」「売り家」の看板が目立つ。ヒスパニックの女性、マンリケさん(25)は「友人はみなクリントン派。オバマは口先だけ。黒人が優秀だと示したいのよ」と反黒人感情を隠さない。

 向かいの主婦、サンチェスさん(54)はヒスパニックだがオバマ派。人種対立を心配している。車の屋根に飛び乗り騒いでいる黒人の若者に注意したら「黒人が大統領になったら何でもできる」と言い返されたという。

 だが、オバマ氏の知名度が上がるにつれ、ヒスパニックの間でも同氏への支持者は増えている。オバマ氏は若年層やリベラル派の支持も集め、同州トップのクリントン氏に数ポイント差まで迫っている。

 共和党はシュワルツェネッガー州知事が1月31日、ジョン・マケイン上院議員(71)の支持を表明。ギャラップ社の支持率調査(1月23〜26日)によるとマケイン氏35%、ロムニー氏27%だが、マケイン氏がリードを広げそうだ。【ロサンゼルス國枝すみれ】

毎日新聞 2008年2月3日 東京朝刊

368千葉9区:2009/02/03(火) 21:57:13
同じく過去記事
http://mainichi.jp/select/world/presidential/archive/news/2008/02/20080204ddm007030153000c.html
アメリカの選択:「火曜決戦」激戦州ルポ ジョージア州 黒人票巡り攻防
 「黒人が大統領になれる稀有(けう)の機会に我々は直面している」。米南部ジョージア州アトランタ。40年前に暗殺された黒人運動指導者キング牧師の拠点だったエベネザー教会で、ワーノック主任牧師(38)は民主党の黒人候補、バラク・オバマ上院議員(46)への期待感をこう語った。

 オバマ氏は1月20日、今も黒人社会で強い求心力を持つこの教会でキング師の言葉を引用し、「分裂した米国の統合」を訴えた。

 アトランタ市内のオバマ事務所には黒人だけでなく、白人やアジア系の姿も目立つ。黒人女性のスタンリーさん(45)は「ケニア人の父と白人の米国人を母に持つオバマ氏は、文化的多様性を代表している。低下した米国の国際的評価の改善に役立つはずだ」と語る。

 ジョージア州は南部最大の票田で、黒人が人口の約3割を占める。かつて奴隷制が盛んだった土地柄だが、世論調査によると黒人の7割強、白人の3割がオバマ氏を支持している。最新の複数の調査ではオバマ氏がライバルのヒラリー・クリントン上院議員(60)を10ポイント以上リードした。

 両候補とも同州を重点地域と位置付け、一時はクリントン氏が優勢だった。ジョージア大のフライシュマン准教授は、先月30日に指名候補レースから撤退したジョン・エドワーズ元上院議員(54)の支持票の多くが、オバマ陣営に流れたと見る。それでも「接戦で予断は禁物だ」と言う。

 クリントン氏の夫ビル・クリントン前大統領は、92年大統領選で予備選、本選とも同州で勝利した実績がある。クリントン氏は1月30日にアトランタで講演。前大統領も今月1日にキリスト教系団体の集会に登場するなどテコ入れに懸命だ。

 「改革」を掲げ支持層の拡大を図るオバマ氏に対し、アトランタ近郊でヒラリー陣営の集会に参加していた元教師、ロッカーさん(43)は「実績があるのはクリントン議員。オバマ陣営は理想論ばかり」と批判した。

 共和党の指名候補争いでは、元牧師のマイク・ハッカビー前アーカンソー州知事(52)がキリスト教右派の後押しで1月下旬まで先行していた。

 だが、大票田の南部フロリダ州などで勝利し、勢いに乗るジョン・マケイン上院議員(71)が「民主党に勝てる候補」として急浮上している。【アトランタ(米ジョージア州)和田浩明】

369千葉9区:2009/02/03(火) 21:57:35
http://mainichi.jp/select/world/presidential/archive/news/2008/02/20080205ddm007030103000c.html
アメリカの選択:「火曜決戦」激戦州ルポ イリノイ州 若者支持、追い風に
 「電話で投票を呼びかけて」。シカゴ中心部にある民主党候補、オバマ氏のボランティア本部。統括のバナジさん(23)は集まった100人以上にあて先の名簿を配った。選挙権のない高校生の姿が目立つ。電話が足りないと、女子高生アレキサンダーさん(15)は自分の携帯電話で「アメリカにはオバマ氏が必要よ」と支持を求めた。

 オバマ氏はニューヨークのコロンビア大学卒業後、85年にシカゴに移り住み、04年にイリノイ州から上院議員に当選した。最新の世論調査によると、支持率でライバルのクリントン氏を大きくリードしている。一方、クリントン氏にとってもイリノイ州は政治家としての原点だ。

 高校までシカゴ郊外で過ごし、貧困地区で黒人や移民の支援活動に参加した。地元のジョーンズ牧師は「幼いころから弱い立場の人を助けたいと言っていた」と振り返る。

 州内で13回余りのイベントを開催、シカゴ事務所では大がかりな電話作戦が行われていた。ただ、オバマ陣営に比べて若者は少なく、中年女性が目立った。

 クリントン陣営にはオバマ氏に「黒人のための黒人候補」とレッテルを張る動きもある。しかし、シカゴで黒人向け週刊誌を発行するハーマンさんは「差別意識を利用して白人票を減らす古典的手法だが、オバマ氏支援の若者には通用しない」と見る。

 イリノイ州では92年上院選でシカゴの弁護士、キャロル・ブラウン氏が全米初の黒人女性上院議員になった。当時シカゴで弁護士をしていたオバマ氏は、ブラウン陣営で最多の資金と白人票を集めて周囲を驚かせた。

 地元の政治評論家、ローズ氏は「黒人差別の歴史があるイリノイ州で、白人の支援で黒人政治家が生まれた歴史的瞬間だった」と振り返る。オバマ氏は上院議員に選出された04年の選挙で、ブラウン氏を上回る圧倒的な白人の支持を集めた。同州で「人種の壁」を打ち砕いた力を原点に、今回の大統領選では全国制覇を狙っている。

 共和党では、全国的に支持を伸ばすマケイン氏がイリノイ州でも優勢。2位につけるロムニー氏を大きく引き離し首位に立っている。=おわり【シカゴ(米イリノイ州)大治朋子】

毎日新聞 2008年2月5日 東京朝刊

370千葉9区:2009/02/04(水) 19:31:22
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090204-OYT1T00312.htm?from=top
相次ぐ閣僚指名辞退、オバマ政権に打撃
 【ワシントン=黒瀬悦成】オバマ米政権の厚生長官に指名されていたトム・ダシュル前民主党上院院内総務(61)が3日、先に発覚した納税漏れの責任をとって指名を辞退した。

 各省庁の予算執行の効率性を監視する新設の業務評価官に指名されたナンシー・キルファー元財務次官補(55)も同日、同様の理由で辞退。いずれも重要懸案である医療保険制度改革と財政改革を担う注目人事で、相次ぐ頓挫がオバマ大統領にとって痛手となるのは確実だ。

 ダシュル氏は医療保険問題に詳しく、1995年から10年間、上院トップの院内総務を務めた元大物議員。上院で厚生長官就任の承認を得られた場合、ホワイトハウスに新設される医療保険改革本部の本部長を兼務することも内定しており、医療保険改革の中心人物として大統領が大きな期待をかけていた。

 しかし、議員落選後の2005年から07年にかけ、計約12万8000ドル(約1150万円)以上の納税漏れがあったと発覚。上院の指名公聴会で集中砲火を浴び、審議中の景気対策法案の行方にも影響が出かねないとの恐れから、本人が指名辞退を申し出て幕引きを図った格好だ。

 オバマ大統領は3日、CNNテレビの報道番組に出演し、「私のミスだ。責任も自分にある」と述べた。

(2009年2月4日13時51分 読売新聞)

371とはずがたり:2009/02/06(金) 13:14:43
オバマ政権:財務長官にガイトナー氏承認 上院財政委
http://mainichi.jp/select/world/news/20090123k0000e030022000c.html

 【ワシントン斉藤信宏】米上院財政委員会は22日、オバマ新政権の財務長官にガイトナー・ニューヨーク連銀総裁を充てる人事を賛成多数で承認した。ガイトナー氏は上院本会議での採決を経て正式に財務長官に就任する。ただ本会議の採決の日取りは流動的で、週明けにずれ込む可能性も残されている。

 ガイトナー氏はオバマ政権での即戦力として期待されているが、国際通貨基金(IMF)勤務時代の納税漏れなどが発覚し、議会承認が遅れている。

毎日新聞 2009年1月23日 10時52分(最終更新 1月23日 12時27分)

372とはずがたり:2009/02/06(金) 13:15:39

どうしてこんなに納税逃れな連中ばかりなんだ!?

オバマ米政権:労働長官の承認採決見送り 夫の納税漏れで
http://mainichi.jp/select/world/america/news/20090206k0000e030037000c.html
 【ワシントン及川正也】オバマ米政権の労働長官に指名されたヒルダ・ソリス下院議員の夫の税金未納問題が5日発覚し、上院労働委員会は同日、「精査が必要」として予定していた指名承認の採決を見送った。指名高官絡みの税金未納問題は4人目。ただ、本人の問題ではなく、議会側も承認を前提に審議を継続する方針。

 米メディアによると、自動車修理会社を経営している夫の納税漏れが分かり、夫は4日、6400ドルを納付した。

 納税漏れを指摘されたダシュル前民主党上院院内総務が厚生長官指名を辞退したばかりで、ソリス氏指名を審議している上院労働委は5日、「(指名関連の)提出書類を検討する時間がなお必要」との声明を出した。

毎日新聞 2009年2月6日 11時28分

オバマ政権:ダシュル氏、厚生長官指名を辞退
http://mainichi.jp/select/world/news/20090204k0000e030046000c.html

 【ワシントン及川正也】オバマ米大統領から厚生長官に指名されていたトム・ダシュル前民主党上院院内総務(61)は3日、納税漏れ問題の責任を取り、指名を辞退した。また、ホワイトハウスで予算執行の効率化を担う準閣僚級の新ポストである業績評価官に指名されたナンシー・キルファー元財務次官補も同日、税金未納を認め指名を辞退した。

 オバマ政権での指名辞退者は、商務長官に指名されたリチャードソン・ニューメキシコ州知事をはじめ計3人となった。ガイトナー財務長官も税金未納問題で承認が遅れた経緯があり、政治倫理を重視する新政権に大きな打撃となりそうだ。

 新たに辞退したダシュル氏をめぐっては、約12万8000ドル(約1150万円)の納税漏れが発覚し、指名審議が難航していた。キルファー氏も家政婦の失業保険税未納が指摘され、3日に事実を認めた。両氏ともすでに納付している。

 オバマ大統領は税金未納問題発覚後もダシュル氏を一貫して擁護していたが、ダシュル氏の指名辞退を求める世論が強まり、最優先の景気対策法案審議にも影響を与えかねないと判断。指名辞退で早期決着を図った。

 ダシュル氏は声明で「議会と国民が完全に信頼を置くリーダーが必要だ」と辞退を表明。オバマ大統領は米CNNテレビにダシュル氏の責任を指摘した上で「(ダシュル氏指名で)私も失敗した」と自身の責任も認めた。

 ダシュル氏は1995年から05年まで民主党上院のトップの院内総務を務めた有力者。医療保険改革での共著もあり、大統領は医療保険改革の推進役として同氏の政治力を期待していた。

毎日新聞 2009年2月4日 12時10分(最終更新 2月4日 13時06分)

373とはずがたり:2009/02/06(金) 13:16:31

オバマ米大統領:宗教事務所新設 「特定宗派こだわらず」
http://mainichi.jp/select/world/america/news/20090206k0000e030060000c.html

 【ワシントン大治朋子】オバマ大統領は5日、地域の経済活性化や貧困、教育対策を目指す「宗教地域協力事務所」をホワイトハウスに新設するよう命じる大統領令に署名した。同様の組織はブッシュ前大統領も設置したが、大統領を支持する一部キリスト教右派らが活動の中心となり、「政教分離」を求める批判が絶えなかった。

 AP通信などによると、各種宗教団体のリーダーら25人が同事務所の顧問を務める。地域の宗教団体や非営利法人の活動を支援し、貧困対策や就職支援などに取り組む。また、海外の宗教団体とも連携し、異教派間の対話促進に努めるという。

 オバマ大統領は設置にあたり、特定の宗派にこだわらない方針を強調。「米国が求めている変化は政府だけではなしえない」と述べ、宗教界の協力の必要性を訴えた。

 ブッシュ前大統領が設置した組織も公費で運営されたが、スタッフが特定の宗派に限られ、オバマ大統領は選挙中「政教分離」の必要性を訴えた。

毎日新聞 2009年2月6日 12時49分(最終更新 2月6日 13時04分)

375千葉9区:2009/02/07(土) 23:42:31
http://www.47news.jp/CN/200902/CN2009020501000647.html
「謝る大統領」賛否両論 米国民に新鮮な感覚
 【ワシントン5日共同】オバマ米大統領が厚生長官人事の混乱をめぐり「わたしの大失敗」と非を認めたことについて、米国内で賛否両論の論議が起きている。国民の目には、最高指導者の大統領が就任早々率直に謝る姿が新鮮に映ったようだ。

 「アイ・スクリュード・アップ(I screwed up)」。大統領は3日、主要テレビ各局とのインタビューで、ダシュル元民主党上院院内総務が納税漏れの責任を取って厚生長官の指名を辞退したことを追及され、「へまをして台無しになった」という語感の、大統領らしからぬくだけた表現で任命責任を認めた。

 大統領の謝罪は政治的なリスクを伴うというのが一般的な見方。特にブッシュ前大統領は、2003年5月にイラク戦争の「任務完了」を宣言したことを、今年1月のお別れ記者会見でようやく失敗だったと認めるなど、徹底して自分の非を認めなかった。

 米メディアは「ブッシュ氏が8年かかったことを、オバマ氏は14日でやり遂げた」(政治専門サイトのポリティコ)と、驚きを込めながら新旧大統領の違いを報道。「新たな大統領像をつくった」と好意的な評価が目につく。

 しかし共和党系の政治評論家からは「謝るべきなのは人事プロセスにかかわった側近で、トップの大統領は簡単に謝るべきではない」との指摘が出ている。就任演説で「責任の時代」を声高に宣言した大統領が早々と失態を認める事態になったことへの批判も混じり、格好の攻撃材料となっている。

2009/02/05 18:09 【共同通信】

376千葉9区:2009/02/07(土) 23:44:21
http://www.cnn.co.jp/fringe/CNN200902070010.html
ホワイトハウスでアライグマ騒動、捕獲の攻防も今だ戦果なし

米ホワイトハウスの敷地内に「アライグマ」の一群が出没、米国立公園局が2月に入ってからワナを仕掛け、駆除を試みているが今だ1匹も捕獲されていないことが7日までに分かった。ギブズ大統領報道官が認めた。


大型の1匹と小型の数匹で、ウエストウイング(執務棟)周辺をうろついている。ピーナツバターやリンゴを使ったワナを使っているが、効果がないという。捕獲に成功すれば、野生に戻す予定。


ギブズ報道官は、捕まっていないばかりか、他所へ移動した形跡もない、とコメントしている。

377とはずがたり:2009/02/08(日) 02:23:38
米、住宅対策に最大9兆円 金融安定化策発表へ
02/07 18:41
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/national_eco/2009020701000503.htm

 【ワシントン7日共同】米政府は9日、包括的な金融安定化策を発表する。金融機関の不良資産から発生する損失の一部を政府が肩代わりする保証制度や、最大1000億ドル(約9兆2000億円)の公的資金を活用した住宅ローンの借り手支援策が柱。財務省は7日、消費者や中小企業に資金が回るようにして、経済を活性化するのが狙いと説明した。
 ガイトナー財務長官が9日午後(日本時間10日未明)、記者会見して発表する。
 ブッシュ前政権は、金融対策の公的資金枠7000億ドル(約64兆4000億円)のうち半分を金融機関などに直接資本注入した。しかし信用収縮は緩和されず、市場安定の効果が薄いため、オバマ大統領は前政権の政策を見直し、追加対策を打ち出す。
 米政府と議会は住宅対策に500億−1000億ドルを充てることで合意済み。連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)と連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)が焦げ付いた住宅ローン債権を購入。元本削減や返済条件の緩和で、借り手を支援する案が有力になっている。
 損失保証制度は、損失の拡大に伴い銀行の自己資本が目減りするのを防ぎ、貸し渋りを改善する狙いがある。一方で、巨額の財政負担が必要になる不良資産買い取り機関(バッドバンク)構想は当面、見送られる見通しになった。

379千葉9区:2009/02/12(木) 19:13:04
http://mainichi.jp/select/world/news/20090212ddm007030061000c.html
米国:カリフォルニア州知事選 「最強」後も「最強」で イーベイ元CEO立候補表明
 【ロサンゼルス吉富裕倫】インターネット競売大手「イーベイ」の最高経営責任者(CEO)だったメグ・ホイットマンさん(52)は9日、10年の米カリフォルニア州知事選に共和党の候補者指名を求め立候補する意向を表明した。

 自身のウェブサイト上で「カリフォルニアは未曽有の経済危機に直面しており、傍観できない」と語った。

 ホイットマンさんは昨年3月、CEOを退任。「史上最速の成長を遂げた企業創設者」として米経済誌フォーチュンで04年「米最強のビジネス・ウーマン」に選ばれた。アーノルド・シュワルツェネッガー知事(共和党)は州法で現在の2期目限りで退任する。

毎日新聞 2009年2月12日 東京朝刊

http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200902100031.html
イーベイ前CEO、カリフォルニア州知事選に出馬準備

 米インターネット競売大手イーベイのメグ・ウィットマン前CEO(最高経営責任者)が9日、2010年に行われるカリフォルニア州知事選への出馬意欲を表明した。


ウィットマン氏はウェブサイトで出馬の前段階となる準備委員会の設立を発表。経済手腕と実績を生かして不況を乗り切る決意を示し、「カリフォルニアは景気悪化、大量の失業、財政赤字激増というかつてない試練に直面している。その衰退を黙って見ているわけにはいかない」と言明した。


ウィットマン氏は共和党員で、昨年の大統領選ではジョン・マケイン候補を支持し、副大統領候補と目されたこともある。


カリフォルニア州知事選は、現職のシュワルツェネッガー知事が任期制限のため出馬できない。共和党からはウィットマン氏のほかにトム・キャンベル元議員ら2人が出馬意欲を示しており、激戦が予想される。

380千葉9区:2009/02/12(木) 19:14:24
http://www.chunichi.co.jp/article/world/news/CK2009020702000222.html
米州知事選に出馬検討 バットマンなど好演バル・キルマーさん
2009年2月7日 夕刊

 【ニューヨーク=加藤美喜】AP通信は6日、米国の俳優バル・キルマーさん(49)が次期ニューメキシコ州知事選の出馬を検討していると報じた。

 同州は現在ヒスパニック系のビル・リチャードソン知事(民主党)が2期目を務めており、2010年に知事選が行われる。

 キルマーさんは「複数の重要人物から出馬の打診を受けている」と認めた上で「まだ決断はしていないが、最終的に自分が貢献できると判断したら出馬するだろう」と述べた。

 キルマーさんは「トップガン」(1986年)のアイスマン役で人気を博し、「ドアーズ」(91年)、「バットマン フォーエヴァー」(95年)で主役を演じた。同州には20年以上居を構えている。

381千葉9区:2009/02/12(木) 19:21:05
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090212-OYT1T00562.htm
オバマ夫人・ミシェルさん「ヴォーグ」の表紙飾る


米国の高級ファッション誌「ヴォーグ」3月号の表紙を飾ったミシェル・オバマ米大統領夫人=AP ミシェル・オバマ米大統領夫人が米国の高級ファッション誌「ヴォーグ」3月号の表紙を飾った。

 ファーストレディーで同誌の表紙モデルに選ばれたのは、クリントン元大統領の夫人で現国務長官のヒラリー氏に次いで2人目。ミシェル夫人は、「とにかく着たいものを着る」と話している

(2009年2月12日12時54分 読売新聞)

382千葉9区:2009/02/12(木) 21:44:40
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200902120037.html
米下院在任53年2カ月、ディンジェル議員が記録達成

 ミシガン州出身の民主党下院議員ジョン・ディンジェル氏(82)が11日、米下院史上最長となる在任53年2カ月の記録を達成した。在院日数は1万9420日となる。


ディンジェル氏はアイゼンハワー大統領時代の1955年12月13日に議員に就任した。オバマ大統領は生まれてさえおらず、南部ではまだ黒人差別があった時代。アラバマ州モンゴメリでローザ・パークスさんがバスの後部座席に移るのを拒否し、公民権運動の発端となる事件が起きたのは、わずか2週間前のことだった。


その後時代は大きく変わったが、ディンジェル議員は一貫して地元ミシガン州の自動車労組を支持。時に環境保護派と対立し、下院エネルギー商務委員会の委員長を降板するなど役職も減ったが、ナショナルジャーナル誌のインタビューに「毎年少しずつガタが来てはいるが、これからも歩み続ける」と答えるなど意気軒昂だ。


ただし上下両院を通じた議員在任の記録では、まだウェストバージニア州選出のロバート・バード上院議員(91)に追いついていない。バード議員は1953年に下院議員に就任し、1959年に上院議員に転身。在任日数は2万493日となり、まだ引退する気配はない。

383とはずがたり:2009/02/13(金) 14:18:50

米商務長官指名また辞退 / 景気対策で意見の相違
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=5501&amp;mode=0&amp;classId=0&amp;blockId=1175954&amp;newsMode=article

 【ワシントン12日共同】オバマ米大統領が商務長官に指名した共和党のジャド・グレッグ上院議員(61)が12日、景気対策など政策上の意見の相違を理由に指名を辞退した。商務長官の指名辞退は2人目で、厚生長官に指名されたダシュル元民主党上院院内総務も3日に辞退したばかり。新政権の基盤がなかなか固まらないことに加え、閣僚人選の妥当性が問われるのは確実で、大統領には痛手となる。

 ギブズ大統領報道官は、経済の優先課題をめぐる意見の相違が明らかになり、グレッグ氏と「たもとを分かつ必要」が生じたと説明。「彼の心変わりは残念だ」と批判を込めた声明を発表した。

 グレッグ氏は、ニューメキシコ州のリチャードソン知事がスキャンダルを理由に商務長官指名を辞退した後、共和党3人目の閣僚として指名され、大統領は自らの掲げる「超党派政治」の一翼として期待をかけていた。

 グレッグ氏は声明で、景気対策などをめぐって政権側と「解決不可能なあつれき」が生じたと指摘。このままでは「重要政策で異なった意見を抱えながら働くことになる」と指名辞退の理由を説明した。

2009年02月13日 11時00分

384千葉9区:2009/02/14(土) 15:37:31
>>378の>エドワード・ケネディ上院議員(民主)が体調が思わしくなく欠席。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090214-OYT1T00504.htm?from=main2
1票確保に政府専用機!オバマ大統領、景気対策法案に執念

 【ワシントン=岡田章裕】景気対策法案の早期成立に必要な「1票」を確保するため、政府専用機をオハイオ州へ――。

 オバマ大統領は、母親の葬式で帰郷していた民主党のシェロッド・ブラウン上院議員(オハイオ州)を呼び戻すため13日午後、政府専用機をオハイオ州に派遣した。

 ブラウン議員が民間の航空機では13日中に戻れないため、16日までの法案成立に執念を燃やすオバマ大統領が異例の措置をとった。米メディアが一斉に伝えた。

 オバマ大統領は13日も演説で、「きょう採決が行われると期待する」と早期可決を強く訴えていた。

 上院で民主党が共和党の議事妨害を防いで早期成立を図るためには60票が必要だ。民主党(56人)は民主党系独立派(2人)を合わせても58票しかなく、2票足りなかった。10日の採決では共和党の穏健派3人を取り込んだが、13日の採決ではエドワード・ケネディ上院議員(民主)が体調が思わしくなく欠席。ワシントンから西におよそ500キロ・メートル離れているオハイオ州にいたブラウン議員を呼び戻した。

(2009年2月14日14時15分 読売新聞)

387千葉9区:2009/02/17(火) 21:47:05
http://mainichi.jp/select/today/news/20090218k0000m040043000c.html
皇后さま:「元大統領夫人」と懇談 皇居・御所
2009年2月17日 19時16分 更新:2月17日 19時26分

皇后さまのお迎えを受けるクリントン米国務長官(左)=皇居・御所で2009年2月17日午後3時(代表撮影) 皇后さまは17日、来日したクリントン米国務長官とお住まいの皇居・御所で約1時間、懇談した。皇后さまはこれまで、大統領夫人当時のクリントン氏に3回会っている。宮内庁によると、今回は国務長官ではなく「元大統領夫人としてお会いしたい」との願い出があったという。

 青いコートを着たクリントン氏は午後3時、車で皇居・御所に到着。皇后さまは玄関で出迎え、クリントン氏と抱擁してキスをした。【真鍋光之】

388とはずがたり:2009/02/19(木) 11:50:44
どうも色々起きますねぇ。

オバマ氏後任議員が窮地に 偽証で調査、辞職要求も
2009年2月19日 11:10
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/78177

【ワシントン18日共同】オバマ米大統領から上院のイリノイ州選出議席を引き継いだバリス民主党議員が、汚職事件で罷免された前州知事の政治資金集めに協力を約束していたことが新たに分かり、過去の証言と食い違い偽証の疑いがあるとして上院政治倫理委員会は18日、事実関係の調査に乗り出した。

 連邦議会上院民主党のダービン副院内総務が同日、記者団に「疑惑は厳正に吟味しなければいけない」と述べた。イリノイ州議会では民主、共和両党から議員辞職を促す声が沸き上がっている。バリス氏は「調査には応じる。やましいことはない」と釈明したが、窮地に立った。

 バリス氏が州議会に提出した宣誓供述書が14日公表されたのが発覚のきっかけ。罷免されたブラゴジェビッチ前知事の親族から政治資金援助を求められ資金集めに動いたが、献金者が集まらず立ち消えになった、などと記していた。

389千葉9区:2009/02/22(日) 13:57:36
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090221-OYT1T00739.htm
クリントン家のペット「米国一有名な猫」逝く、享年18歳

1994年3月、ホワイトハウスの記者会見場に姿を見せたソックス=AP
 クリントン元米大統領一家がホワイトハウスで飼っていた猫「ソックス」が20日、死んだ。

 18歳前後だったという。

 一家が97年にラブラドール・レトリバー犬を飼い始めてからは、ペット同士の不仲がたびたび話題に上り、「米国一有名な猫」と呼ばれた。

 クリントン氏退任後は、秘書が自宅で飼っていた。一家は「我々に多大な幸せを与えてくれた」と愛猫の死を惜しんでいる。(ワシントン支局)

(2009年2月21日19時33分 読売新聞)

391千葉9区:2009/02/24(火) 22:52:33
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200902240015.html
共和党ホープのインド系知事が対抗演説、大統領選も視野
ワシントン(CNN) 24日に米議会で行われるオバマ大統領の初演説に対抗して、共和党からボビー・ジンダル・ルイジアナ州知事(37)がテレビ演説することになった。2012年の大統領選も視野に、共和党のホープとして事実上のデビューを飾る。


ジンダル知事の本名はピユシュ・ジンダル氏。インド出身の両親を持ち、ルイジアナ州の州都バトンルージュで生まれた。2004年に33歳で下院議員に当選、2007年には史上最年少の州知事に選ばれた。インド系米国人の州知事就任は初めて。昨年の大統領選ではマケイン候補の副大統領候補になる可能性も取り沙汰された。


大統領に対抗する演説は、これまで院内総務ら党の指導部が行うのが通例だったが、ジンダル知事が抜擢されたことで、同氏の党内での立場は急浮上する。演説はテレビ中継され、知名度も一気に上がる見通し。


ジンダル知事は、オバマ大統領の演説の直後に共和党の対抗演説ができるのは光栄であり、大統領の演説を楽しみにしているとの談話を発表。「ルイジアナ州は、政府改革と景気刺激のための減税を経験している。全米にわが州のことを知ってもらうまたとないチャンスだ」と表明した。


ジンダル知事の存在に注目してきたルイジアナ大学のピアソン・クロス政治科学部長は「この演説は非常に重要だ。彼のデビュー演説となるだろう」と解説する。


2006年と2008年の選挙で破れた共和党は、州レベルでの巻き返しと若者の支持拡大が大きな課題。ジンダル知事にはそれが期待できると専門家は言う。本人も、州知事の仕事に専念すると言いながら、大統領選に向けた野心を隠していない。


ただしCNNとオピニオンリサーチが最近実施した調査では、2012年の大統領選に向けた共和党候補としてはマイク・ハッカビー前アーカンソー州知事とサラ・ペイリン・アラスカ州知事がそれぞれ約30%の支持を獲得。ジンダル氏の支持は19%にとどまっている。今後の展開はまだ分からないが、専門家はジンダル氏の浮上を予想している。

392とはずがたり:2009/03/01(日) 01:20:27

オバマ米大統領、麻生首相よりもTVキャスター優先
2009.2.26 18:30
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090226/amr0902261833015-n1.htm

 【ワシントン=有元隆志】麻生太郎首相との昼食よりも米テレビ・キャスターを優先−。オバマ米大統領が24日の昼、麻生太郎首相との会談後、米有力テレビのキャスターと昼食をともにしていたことが25日、明らかになった。米紙ワシントン・ポスト(電子版)が報じた。

 24日の日米首脳会談は、近年の首脳会談では異例の昼食会なしだった。首相よりも米メディア対策を重視した格好だ。

 昼食懇談会に参加したのはABCテレビなど3大ネットとCNN、FOXの夕方と日曜日のニュース番組のキャスター。大統領の発言として引用しないことが参加の条件だったという。

 同紙によると、昼食ではロブスターのスープ、スズキの料理が出された。ワシントンの政治文化の変革を掲げるオバマ大統領だが、議会演説前にテレビキャスターと昼食をともにするという「伝統」(ペリーノ前大統領報道官)は守ったようだ。

 麻生首相はアーミテージ元国務副長官、スコウクロフト、ブレジンスキー両元大統領補佐官(国家安全保障問題担当)らと昼食をともにした。

393千葉9区:2009/03/15(日) 10:35:54
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009031590070511.html
『ママ司令官』フル回転 米新政権50日 止まらぬ注目
2009年3月15日 07時05分

 米国のオバマ新政権が誕生して50日余り。大統領だけでなく、ミシェル夫人もファーストレディーとして精力的に活動し、大胆なファッションと動向が注目を集めている。 (ワシントン・岩田仲弘)

 「ママ司令官」。ミシェルさんは自らを好んでこう呼ぶ。夫の大統領就任当初は、二人の娘の世話を最優先にしてきたが、生活が軌道に乗ると、公務の数が一気に増えた。

 最も力を入れているのが、軍人や退役軍人の家族への支援だ。

 十二日にはノースカロライナ州の陸軍基地を慰問。その後のABCテレビのインタビューで「(イラクやアフガニスタンで)究極の犠牲を払いながら帰国後、食糧切符の支給に頼らなければならない家族がいる。これは間違っており、あってはならないことだ」と強調。オバマ一家だけでなく、国民全体の「ママ司令官」としての存在感を印象づけた。

 活動的なファーストレディーとしては、クリントン政権で医療保険制度改革の全責任を負ったクリントン現国務長官も有名だ。

 ファーストレディーの歴史に詳しいエクステロウィッツ・ジェームズマディソン大教授(政治学)はミシェルさんについて「今は大統領の政策を広める役割に徹しているが、大統領から求められれば何でもこなすだろう」と、大統領の後方支援から政策立案に至るまで、活動の幅が広がる可能性を指摘する。

◆着こなし型破り “二の腕論争”も

 ママ司令官はそのファッションも注目の的だ。大統領就任式で絶賛された黄色いドレスはキューバ系米国人デザイナー、イザベル・トレド氏のデザイン。昨年八月の民主党大会で披露した鮮やかなグリーンのドレスは、ミシェルさんの地元シカゴのデザイナーだったマリア・ピントさんの製品だ。その一方、大衆向けの量産品も着こなす。

 そのほとんどが米国ブランド服で、ミシェルさんは「バイ・アメリカン」を自ら体現しているともいえる。ファッション誌「ヴォーグ」のボウルズ編集長は、ファッション業界への影響について、ニューヨーク・タイムズ紙に「すでに大きなビジネス効果が出ている」と指摘。「マリア・ピント」は全米進出を果たした。

 型破りな着こなしは物議も醸している。ミシェルさんはノースリーブを愛用するため、筋力トレーニングで鍛えた筋骨隆々の「ファーストアームズ」はいやが応でも目立つ。

 二月下旬の寒いさなか、連邦議会で大統領の施政方針演説をノースリーブのドレスで傍聴した際は「場違いだ」、「立派な二の腕は誇りだ」とメディア上で大論争が繰り広げられた。

 身長が一八〇センチ以上と高いこともあり、靴はフォーマルからカジュアルまでヒールのない「ぺたんこ靴」を愛用し、これも話題に。その一挙手一投足から目が離せない。 

(東京新聞)

394千葉9区:2009/03/29(日) 00:24:26
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090328/amr0903281801012-n1.htm
【音楽の政治学】ヒラリー・クリントン氏の歌声 視聴者100万人、売りは「音痴」 (1/2ページ)
2009.3.28 18:00

このニュースのトピックス:音楽の政治学

 ヒラリー・クリントン米国務長官ほど「音痴」を逆手にとり、“売り物”にしている政治家は珍しい。2月にインドネシアを訪れ、地元バラエティー番組に出演した際、司会者から「音楽番組でもあるので、ちょっとでも歌っていただけませんか」と頼まれると、「問題があります。ここにきているみなさんは私が歌い始めたら、出ていってしまうでしょう」と答え、爆笑に包まれた。

 ヒラリー氏は昨年の米大統領選の民主党予備選に出馬したときにも、勝利したら公の前で米国歌を歌うと「宣言」するなど、選挙運動を盛り上げるために「音痴」を利用した。

 ヒラリー氏の「音痴」が発覚したのは、2007年1月に選挙運動を開始したときだった。アイオワ州デモインでの遊説で、米国歌を歌っているヒラリー氏の声をMSNBCテレビのマイクがとらえた。「音程がはずれている」(米紙ニューヨーク・タイムズ)映像がインターネット上の動画投稿サイト・YouTube(ユーチューブ)に載ると、わずかな期間で100万人以上が視聴した。

 陣営では当初選挙戦に影響が出るのではと懸念したが、ヒラリー氏の「人間らしさ」をみせることに活用することにしたという。国務長官となってからもこの手を使ったというわけだ。

 ヒラリー氏はジャカルタでは見事に切り抜けて歌うのを逃れたが、7月にバンコクで開催される東南アジア諸国連合(ASEAN)拡大外相会議では、恒例の外相による「隠し芸大会」に直面する可能性がある。就任後初の外遊先に日本などを選びアジア重視を打ち出したヒラリー氏は、会議への出席を表明した。

 過去の女性国務長官の例をみると、オルブライト元国務長官はマドンナが歌った「泣かないでアルゼンティーナ」の替え歌を歌いあげたほか、ライス前国務長官は自慢のピアノの腕前を披露するなど、音楽の素養をみせてきた。

 昨年の議長国シンガポールは「実務を優先させたい」と、夕食会のときに開かれる「隠し芸大会」を中止したが、各国外相の素顔がかいま見えるこの大会の復活を望む声は多い。大会が復活された場合、ヒラリー氏がどうするか注目される。ヒラリー氏には夫のビル・クリントン元大統領を連れてきて、得意のサックスを演奏してもらうとの「奥の手」もあるのだが。(ワシントン 有元隆志)

395千葉9区:2009/04/12(日) 10:55:18
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090411-OYT1T00663.htm
オバマ大統領、サウジ国王に“おきて破り”のお辞儀?


G20金融サミットの記念撮影前、サウジアラビアのアブドラ国王(中央)にあいさつするオバマ米大統領(中央後ろ姿)。深々とお辞儀しているようにも見える=1日、AP 【ワシントン=黒瀬悦成】今月初めロンドンで開かれた主要20か国・地域(G20)金融サミットの場で、オバマ米大統領がサウジアラビアのアブドラ国王の前で見せた、深くお辞儀するようなしぐさをめぐり、米国内の保守勢力が「米国の権威を損なう」と猛反発している。

 米大統領は外交儀典上、外国元首に一切お辞儀してはならないと定められており、波紋が広がりそうだ。

 米テレビで放映され問題になっているのは、1日にあった記念撮影に際してのシーン。オバマ大統領がアブドラ国王の右手を両手で握り、頭を90度近く下げてお辞儀しているように見える。米ワシントン・タイムズ紙(7日付)は社説で、「国王の支配下にある者が行うような振る舞いで、前代未聞だ」と痛烈に批判した。大統領は英エリザベス女王と面会した際はお辞儀をしなかった。

 ギブス米大統領報道官は、「大統領は国王より背が高いので、握手をした際にお辞儀したように見えただけだ」と説明している。

 ブッシュ前大統領も2005年、当時皇太子だったアブドラ国王をテキサス州クロフォードの私邸に招いた際、皇太子と手をつないで記念撮影に応じ、「女々しい態度だ」と批判を浴びたことがある。

(2009年4月11日18時41分 読売新聞)

396千葉9区:2009/04/16(木) 21:45:59
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090415-OYT1T00770.htm
オバマ家の飼い犬「ボー」デビュー…名付け親は2人の娘


飼い犬のボーとホワイトハウスの南庭を散歩するオバマ大統領一家=AP 【ワシントン=黒瀬悦成】オバマ大統領一家の飼い犬となる「ボー(Bo)」が14日、一家に正式に引き渡され、ホワイトハウスの南庭で報道陣に披露された。

 「我が家の新しい一員です」と大統領に紹介されたボーは、ミシェル夫人や長女マリアさん、次女サーシャさんと芝生の上でじゃれ合い、愛嬌(あいきょう)を振りまいた。

 オバマ大統領は、かつてトルーマン元大統領がホワイトハウスで犬を飼った際に述べた、「これでやっと(ワシントンで)友達ができた」とのセリフを冗談めかして使い、報道陣を笑わせた。

 米メディアによると、「ボー」の名付け親は大統領の娘2人とされ、ミシェル夫人の父親のあだ名が大物黒人ロック歌手のボ・ディドリー(昨年6月死去)と同じ「ディドリー」だったことにあやかったという。

(2009年4月15日19時55分 読売新聞)

397千葉9区:2009/04/22(水) 22:49:25
>>379
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200904220013.html
来年の加州知事選、サンフランシスコ市長が出馬表明

 来年に予定される米カリフォルニア州の知事選で、サンフランシスコ市のギャビン・ニューソム市長(民主党)が21日、出馬を正式表明した。動画サイトのユーチューブや会員制サイトで発表した。


現職のシュワルツェネッガー知事(共和党)は現在、2期目で、規定により3選出馬は出来ない。ニューソム市長は、旧式のアイデアで運営されている現在の州行政では異なった結果を生み出すことは出来ないと主張、自らが当選した場合は変革をもたらすと約束した。オバマ大統領の選挙戦術を意識しているとみられる。


知事選の出馬には、民主党から州司法長官らが意欲を見せており、同市長が勝ち抜けるかは不明。司法長官はヒスパニック系から強い支持を得ているとされる。


一方、共和党からはネット競売大手イーベイの社長だったメグ・ホイットマン氏が今年2月、立候補を表明している。

398千葉9区:2009/05/06(水) 23:09:55
http://www.cnn.co.jp/fringe/CNN200905060014.html
オバマ、バイデン両氏、突じょバーガー店訪問 店内で賞味
(CNN) 米ホワイトハウスによると、オバマ、バイデン正副大統領は5日、ワシントンに近いバージニア州アーリントンのハンバーガー店に突じょ立ち寄り、チーズーバーガーなどを注文、店内のテーブルに座り、味を楽しんだ。


車で出掛けたもので、訪問の「動機」は不明。普通のバーガー店の味を突然、堪能したくなったのかも分かっていない。2人は店に入ると、カウンターに行き、それぞれ注文。他の客同様、自らの番号が呼ばれるまで立って待ち、受け取った後、テーブルに行ったという。


オバマ氏が注文したのは、チェダーチーズを使ったバーガーと、ペットボトルの水。フレンチフライがないことを残念がったという。追い掛けていた記者団に「誰かバーガーが欲しい人は?」とも尋ねていた。バイデン副大統領は、スイスチーズのバーガーとルートビールだった。


それぞれ、ポケットマネーから支払った。バーガーの値段は6.95ドル(約688円)だった。店側は無料を申し出たが、オバマ氏は「いや払うよ。そうでないと記者団にただで食べたと書かれるからね」と応じたという。


この間、店の駐車場や通りは2人を見物するためか、多数の住民らが集まった。

399千葉9区:2009/05/11(月) 22:28:44
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090510-OYT1T00699.htm
「クリントン長官と熱いキスした」オバマさん、危ないジョーク
 【ワシントン=黒瀬悦成】オバマ米大統領は9日夜、ワシントン市内で開かれたホワイトハウス記者協会主催の毎年恒例の夕食会で演説し、クリントン国務長官ら政権高官、チェイニー前副大統領ら共和党の有力者などを片っ端からジョークのネタにし、出席した記者たちを爆笑させた。


 大統領はまず、「本当はここに来たくなかった。前任のブッシュ氏から継承した問題の一つだ」と述べ、記者団にジャブを繰り出した。昨年の大統領選で激烈な民主党候補の指名争いを展開したクリントン国務長官との関係については、「良好だ。(新型インフルエンザが猛威を振るう)メキシコ訪問から戻ってきたら、私に思い切り抱きついて、熱くキスしてきた」と親密度をアピールした。

 また、この日欠席したチェイニー前副大統領については、「自伝を書くのに忙しいらしい。本の題名は、『友人を撃ち、人々を尋問する方法』だ」と述べ、同氏が狩猟中に誤って友人を撃って大けがをさせたことや、テロ容疑者への「過酷な尋問」を支持したことを皮肉った。

(2009年5月10日21時55分 読売新聞)

400千葉9区:2009/05/11(月) 23:19:38
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090510/amr0905101646005-n1.htm
「あなたもメキシコへ行ってらっしゃい」オバマ大統領、毒舌ジョーク連発
2009.5.10 16:41
 オバマ米大統領は9日、大統領のユーモアのセンスを試す場となるホワイトハウス記者会恒例の夕食会に出席し、政権高官などをネタに“毒気”を含んだジョークを連発した。

 民主党内で昨年、大統領候補指名を争ったクリントン国務長官については、「彼女は(新型インフルエンザが流行する)メキシコから戻ったとたん、私を熱く抱きしめてこう言うんだ。『あなたも行ってらっしゃい』ってね」

 テロ容疑者への「水責め」を容認した前政権の高官で、狩猟中に銃の暴発事故を起こしたチェイニー前副大統領も取り上げ、「チェイニー氏は欠席だ。家で『友人の撃ち方と尋問のやり方』という回顧録を執筆中だから」と、際どいジョークを放った。(ワシントン 山本秀也)

401千葉9区:2009/05/17(日) 21:57:46
http://mainichi.jp/select/world/news/20090428ddm002030026000c.html
検証・オバマ100日:/上 「変革」に差す影
 ◇地元利益誘導、議会に譲歩
 「欠陥のある法案に署名する」。政権発足100日の中間点を折り返した3月11日、オバマ米大統領が初めて「敗北」を認めた。ワシントンの旧行政府ビルで演説する大統領の表情は厳しかった。

 「欠陥法案」とは、未決だった今年9月までの総額4100億ドルの一括歳出法案(予算案)だ。そこから昨年の大統領選で「ワシントン政治の旧弊」と指弾した「地元利益誘導型歳出項目(イヤマーク)」を排除できなかったのだ。

 大統領は「旧弊政治はこれで最後にする」と釈明した。だが、大統領選のライバルで、イヤマーク全廃を主張する共和党のマケイン上院議員は「旧態依然の政治継続を宣言したようなものだ」と皮肉を込めて批判した。

 「未曽有の経済危機」と言われる中、着任したオバマ大統領。史上最大規模の7872億ドルの景気対策法を成立させたが、巨額の財政出動は09会計年度の財政赤字を2兆ドル近くに膨張させ、政権に重くのし掛かっている。

 大統領は13年1月の1期目末までの赤字半減を打ち出した。そのターゲットが「無駄遣いと不正の温床」(大統領)とされるイヤマークで、排除は「ワシントン政治の変革」の旗印になるはずだった。

 しかし、議会の「壁」は厚い。イヤマークは特定の公共事業などに拠出される連邦予算の事業項目。地元の要請を受けた議員が予算を獲得し、見返りに票や資金を得るという「もたれ合い」の権益構図が根っこにある。

 一括歳出法でイヤマークは総額の2%弱の77億ドルだが、うち民主党提案分は46億ドル、共和党提案分は31億ドル。党派を問わず「権力維持装置」の役割を果たしている。

 民間団体「政府の浪費を監視する市民連合」によると、イヤマークは09会計年度で約1万件、総額196億ドルに上り、増加傾向にある。オバマ氏は昨年、共和党が議会の多数派を占める前の94年レベル(78億ドル)まで削減する公約を立てた。だが、現在の半分以下ともなれば、共和党どころか身内の民主党議員も抵抗し、政権の足元を揺るがしかねない。

 4月2日夜の上院本会議。アイダホ州選出のクラポ上院議員(共和党)が提案した原発関連企業への補助金増額の修正案が可決された。同州は米国で初めて原子力施設が建設された地。補助金は「核イヤマーク」と呼ばれる利益誘導予算だ。

 「米国の安全保障を弱める」。4月7日には民主党のドッド上院議員らコネティカット州選出議員全員が、最新鋭戦闘機F22の生産中止撤回を求める書簡を大統領に送った。同州にはF22のエンジン工場があり、地元権益を死守しようとする動きだった。

 大統領は「イヤマークの不正利用を阻止する」と表明、議会との全面対決を避け、「撤廃」には触れずに「悪い」案件のみ抽出して外すシナリオを描く。だが、既に妥協を強いられた。議員への譲歩が過ぎれば、「変革」の旗は色あせてしまう。【ワシントン及川正也】

   ◇   ◇

 オバマ米大統領が1月20日に就任してから29日で100日となる。「変革」の訴えに、反動もかすかに見え始めた政権の滑り出しを振り返る。

402千葉9区:2009/05/17(日) 21:58:26
http://mainichi.jp/select/world/news/20090429ddm002030080000c.html
検証・オバマ100日:/中 対話・協調外交
 ◇前政権延長上の「新機軸」
 カリブ海に浮かぶトリニダード・トバゴ。今月19日まで米州首脳会議が開かれた小国の街角では今も、レゲエ音楽の神様、ボブ・マーリーの写真と一緒に張られたオバマ米大統領の選挙中のポスターを見かける。「世界を変えようとする指導者だ」。ホテル従業員の黒人男性は、心酔しきった様子で語る。

 「米国のイメージを変えた」。ギブス米大統領報道官は政権発足後の外交を総括する。

 米州首脳会議でオバマ大統領は、ブッシュ前大統領を「悪魔」と呼んだベネズエラのチャベス大統領と握手し、米国の行動を縛ってきた「古い観念」を軽やかに飛び越えたように見える。今月初め、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議が開かれたフランスでは「米国はごう慢だった時もあった」と市民に語りかけ、前政権からの決別を改めて伝えた。

 「軍事と単独行動」から「外交と国際協調」へ。イランや北朝鮮、キューバなど対立してきた国への対話の呼びかけは、オバマ外交の新機軸のひとつだ。

 だが、上院外交委員会上級政策スタッフの一人は「大統領選の手法を続けているだけ」と辛口だ。国民の人気を失った前政権との違いを強調することで、批判を吸収していった戦略をそのまま取り入れているためだ。

 実際には、イラク開戦に代表される前政権の単独行動主義は1期目こそ顕著だったが、2期目には対話・協調路線にシフトしていた。ジョンズ・ホプキンス大高等国際問題研究大学院のガットマン特別研究員は「オバマの外交政策は、ブッシュ政権の2期目とよく似ている」とみる。

 その典型が北朝鮮核問題を巡る6カ国協議だ。オバマ政権は前政権と同様、米朝協議での事態打開も探るが、北朝鮮が交渉カードを増やすため長距離弾道ミサイルを発射し、事態は早くもこう着の様相をみせる。

 オバマ政権が命運をかけるアフガニスタン戦争。大統領と民主党はイラク戦争を「誤った戦争」と切り捨て、国際テロ組織アルカイダの掃討を目的とするアフガン戦争こそ「正しい戦争」だと主張する。だが、イラクからアフガンへの筋道は前政権時代につけられていた。オバマ政権が模索するアフガンの武装勢力タリバンのうち、穏健派との対話はブッシュ政権下でも検討されていた。

 オバマ大統領は先のNATO首脳会議で、軍民両面の包括的なアフガン新戦略の承認を得た。2万1000人の米軍増派を率先して発表することで、欧州諸国から計約5000人の増派を取り付けたが、うち3000人は今夏のアフガン大統領選向けの短期派遣。兵員不足の解消にはほど遠い状況だ。

 「欧州で私の人気があるからといって、各国が軍隊を出すのが困難なことに変わりはない」。オバマ大統領も現状は認識している。

 「種はまかれた」(アクセルロッド大統領上級顧問)というオバマ外交。「脱ブッシュ」の真価が問われるのはこれからだ。【ワシントン草野和彦】

403千葉9区:2009/05/17(日) 22:01:46
http://mainichi.jp/select/world/news/20090430ddm002030028000c.html
検証・オバマ100日:/下 同性婚・中絶
 ◇「リベラル化」どこまで
 キリストの復活を記念する復活祭の恒例行事「イースター・エッグハント(卵探し)」が今月13日、ホワイトハウス南庭で約3万人を招いて開かれた。この中には子供連れの同性愛「家族」100人以上が含まれていた。

 「子供たちが遊ぶ姿は、すべての家族を喜びに満たしてくれる」。バルコニーからあいさつをしたオバマ大統領にとっては、「同性愛者に寛容な大統領」という演出を狙ったものだった。同性愛者の招待は06年のブッシュ前大統領が最初だが、保守派が猛反発した。ホワイトハウスは今回、「米国の家族の重要な一員だ」と招いたという。イベントは歓迎ムードに包まれ、出席者は感謝の言葉を口にした。

 オバマ政権誕生で「米国の分裂」を象徴する社会的価値観をめぐる論争も一変した。ブッシュ前大統領は同性婚禁止の憲法改正を後押ししたが、オバマ大統領は反対だ。「変革の芽」は社会の潮流も変えつつある。

 今月7日、東部バーモント州議会が全米で初めて議会主導で同性婚を認めた。直前には保守的な中西部アイオワ州最高裁が同性婚を合法化。このほかニューヨーク州など9州で州法による合法化を目指す動きがある。

 04年以降、全米26州が次々と州憲法により同性婚禁止を規定し、同性婚容認の流れは後退。その揺り戻しからリベラルな東部を中心に、オバマ政権下で一気に噴き出した形だ。

 「オバマ変革」はこれだけではない。凍結されていた中絶を支援する国際団体への連邦資金助成を再開し、制限されていた胚(はい)性幹細胞(ES細胞)研究助成も解禁。これには「イデオロギーではなく科学を重視した」という点で評価が高い。

 宗教観から同性婚に反対する共和党に反撃の勢いは弱く、むしろ政策転換を迫る声すら出始めている。

 「共和党が反同性愛の党という目で見られると、選挙戦でも不利になる。共和党の価値観を見直すべきだ」

 昨年の大統領選で共和党マケイン陣営の上級顧問を務めたスティーブ・シュミット氏は17日の講演でこう語り、同性婚を認めなければ共和党は「宗教に固執した政党になる危険がある」と警告した。

 世論調査によると、同性婚反対は依然過半数を占めるが、30歳未満の若年層のほぼ半数が容認。シュミット氏は大統領選で若年層の得票で大差を付けられ敗れたことを指摘した。10年の中間選挙、12年の大統領選をにらみ、共和党は流れにあらがうか、新たな支持層へとすそ野を広げるかの岐路に立っている。

 だが、オバマ大統領も決して安泰ではない。社会的価値観の「リベラル化」は、宗教層の4分の1を占め、中絶などに厳格なカトリック層の急激な離反を招いているとの調査もあり、「変革」の反動を生んでいる。

 3月の記者会見で大統領は「ES細胞も中絶も難しい問題だ。私はこうした課題と日々格闘している」と本音をのぞかせた。「オバマ変革」が米国社会で行き着く先はまだ見えてこない。【ワシントン及川正也】

404千葉9区:2009/05/18(月) 23:15:32
http://www.cnn.co.jp/fringe/CNN200905140030.html
会見で携帯音、1個没収 2個目は記者「逃亡」 大統領報道官
ワシントン(CNN) 米ホワイトハウスでの定例会見で13日、出席の記者の携帯電話が何度も鳴り、ギブズ報道官がこれを取り上げて隣室に投げ込み、会見室が笑いに包まれる一幕があった。


会見での携帯利用規則に違反したとの行動で、放った携帯については「誰かが拾うから心配しないで」と付け加えていた。


携帯の呼び出し音が鳴った際、報道官は後列にいた記者に対し、手を差し伸べて「その携帯を渡して」と促し、記者は応じていた。


この後、質疑応答に再び戻ったが、今度は最前列にいた記者の携帯の呼び出し音が響いた。報道官は「同じ事をして欲しい?」と述べ、記者の方に近付き、これも手を差し出していた。しかし、この記者は携帯をしっかりと手に持ち、話しながら会見室を抜け出したという。


この日の会見では、米国防総省が予定していた収容所での虐待を撮影した画像の公表について、オバマ米大統領が中止に転じたことについて質疑が集中していた。

405千葉9区:2009/05/18(月) 23:16:05
http://www.cnn.co.jp/fringe/CNN200905110012.html
米国議会で「ベビーブーム」、現職議員の出産が増加

息子ヘンリーちゃん(11カ月)を抱くジルブランド上院議員ワシントン(CNN) 午前8時半。キルスティン・ジルブランドさんはミニバンに子供たちを乗せて1人を保育所に、もう1人を学校に連れて行く。そしてその1時間後には、米連邦議会で法案を審議している。


ジルブランドさんはニューヨーク州出身の民主党上院議員。議会では同議員らが先頭に立つ形で、オバマ大統領が言うのとは別の「チェンジ」が起きている。


ジルブランド議員の次男ヘンリー君が生まれたのは11カ月前。「私も同僚女性議員たちも、出産によってもっといい議員になれると思う。ほかの母親やほかの家庭の大変さが本当に分かるから」と同議員は言う。


下院議員のステファニー・ハーセス・サンドリンさん(民主党)は5カ月前に第一子のザッカリーちゃんが生まれた。連邦議会議事堂の保育所は職員らの子供で満杯。順番待ちの間、子供はベビーシッターや家族に面倒を見てもらっている。時には授乳しながら法案を審議することもあるという。


米連邦議会の現職議員による出産は、ジルブランドさんが6人目、ハーセス・サンドリンさんが7人目になる。これまで女性議員はナンシー・ペロシ下院議長を筆頭に、出産した後に出馬するケースがほとんどだった。しかしここ数年で民主、共和両党とも若手女性議員の登用を促す傾向が強まり、現職議員の出産が増えている。


議員は会社員などに比べて時間が自由になりやすい面もあるが、採決が深夜に及んだり、選挙運動に追われることも多い。ジルブランド、ハーセス・サンドリン両議員とも、自分の両親や祖父母など家族が頼りだと話す。


女性議員仲間で助け合ったり、アドバイスし合うこともある。両議員は最近、リンダ・サンチェス下院議員(民主党)の妊娠祝いに出席した。サンチェス議員は今月、現職で出産する8人目の議員になる予定だ。


ペロシ議長もこうした風潮を歓迎し、「議員が新米ママになるのは夢がかなうこと。全米のワーキングマザーや若い母親たちに、同じ経験を持つ人たちの声を議会で代弁しますというメッセージを発信できる」と記者会見で語った。

406千葉9区:2009/05/21(木) 00:06:01
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2009052000722
大使人事で主導権=選挙戦略、論功行賞の一面も−米大統領
 【ワシントン20日時事】オバマ米大統領が中国や日本など、主要国の大使人事で主導権を発揮している。その背景には、2012年の次期大統領選をにらんだ選挙戦略や選挙戦での貢献に報いる論功行賞の一面もある。さわやかなイメージの強い大統領だが、したたかさものぞかせる。
 オバマ大統領は、次期中国大使にユタ州のジョン・ハンツマン知事を指名。同知事は野党・共和党のホープで、次期大統領選への出馬も取りざたされていた。議会関係者は「ハンツマン氏が中国大使を受けたことで、12年の選挙に出馬する可能性は低くなった」と指摘する。共和党に中国大使という要職を回すことで、有力ライバルの出馬を封じ込めると同時に、超党派の協力を重視する姿勢を示すこともできるわけだ。
 一方、駐日大使に指名される見込みの弁護士ジョン・ルース氏は大統領選の際、インターネットを通じた草の根の献金活動で重要な役割を果たした。また、オバマ大統領をシリコンバレーの有力企業に紹介して多額の選挙資金獲得に協力、勝利に貢献した。
 駐日大使については、モンデール元副大統領やベーカー元上院院内総務ら日本でも知られる大物政治家が起用されることが多かったが、ルース氏は無名に近い。日本政府へのルース氏起用の通知が今週に入って急に行われたことから、大統領主導で決まったとの見方が強い。
 中国語が堪能で政治家としても有望視されるハンツマン氏の中国大使起用に比べると、ルース氏の駐日大使人事は見劣り感が否めない。しかし、シーファー前大使がブッシュ前大統領とのパイプの太さを武器に拉致問題などで大活躍したように、ルース氏もオバマ大統領との親密な関係を生かして日米関係強化に貢献できると、期待する声も上がっている。(2009/05/20-16:49)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2009052000966
想定外の人選に驚き=米駐日大使、大統領側近に期待も−政府
 次期駐日米大使に弁護士のジョン・ルース氏の起用が内定したことについて、政府は同氏が日本でほとんど知られていないことから、「想定外の人選」(外務省幹部)と驚きを持って受け止めている。ただ、同氏がオバマ大統領の側近だけに、「日本の意向が伝わりやすい」(同)との期待もある。正式に指名されれば、北朝鮮の拉致問題を含め日本の立場に理解を求めていく方針だ。
 オバマ政権の駐日大使人事をめぐり、日本側は知日派として知られるハーバード大教授のジョセフ・ナイ氏らの指名を想定。ルース氏は予想リストに入っておらず、政府高官は「外務省関係者は誰も面識がない人物ではないか」と語った。
 政府内には、ルース氏がこれまで対日外交に関与した経験がなく、手腕が未知数なことを不安視する向きもある。このため、外務省は在米大使館などを通じ、同氏の対アジア外交についての基本的な考え方などについて情報収集を急ぐ方針だ。
 一方、シーファー前大使はブッシュ前大統領との太いパイプを生かし、拉致被害者家族と同大統領との面会実現などに尽力した経緯がある。「シーファー氏は、上院の大物だったベーカー元大使以上に活躍してくれた」(外務省幹部)との声もあり、ルース氏にも同様の役割を期待している。(2009/05/20-19:51)

407千葉9区:2009/05/21(木) 21:16:10
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090521/amr0905211904009-n1.htm
ペロシ米下院議長守勢に テロ容疑者水責め問題で
2009.5.21 19:03
 【ワシントン=有元隆志】米中央情報局(CIA)がブッシュ前政権時代にテロ容疑者に対し、「水責め」などの過酷の尋問を行っていた問題で、議会多数派民主党のペロシ下院議長が、当時CIAから尋問について説明を受けていたにもかかわらず、中止するよう求めなかったとして批判を浴びている。

 ペロシ氏は「水責め」問題で、前政権高官の責任追及をしていた中心人物だった。

 CIAがこのほど公表した文書によると、ペロシ氏は下院情報特別委員会民主党筆頭理事だった2002年9月4日にCIAから極秘情報に関する説明を受けた。ペロシ氏は14日の記者会見で、「尋問方法の強化は合法といわれただけで、水責めは行われていないとのことだった」と述べ、事実と異なる説明を行っていたとして逆にCIAや前政権を批判した。そのうえで、過酷な尋問が行われた経緯を調査する独立調査委員会の設置を支持する考えを強調した。

 これに対し、パネッタCIA長官は「CIAが議会を誤った方向に誘導することはない」と反論する声明を出した。

 共和党のベイナー下院院内総務は「CIAを非難するなら証拠を示すか、さもなければ謝罪すべきだ」と述べ、議長を強く牽制(けんせい)した。同党のギングリッジ元下院議長は「下院議長として失格だ」と述べ、辞任するよう求めた。

 民主党は議長を支える方針だが、調査委設置に向けた動きが鈍るとの見方も出ている。

408千葉9区:2009/05/25(月) 21:05:50
http://www.47news.jp/CN/200905/CN2009052301000580.html
前駐日大使、テキサス州知事選に 民主党から出馬検討
 【ワシントン23日共同】ブッシュ前米政権下で駐日大使を務めたトーマス・シーファー氏(61)が、来年11月の地元テキサス州知事選に民主党からの出馬を検討していることが23日、分かった。既に正式立候補に備えた準備委員会を立ち上げ、州内各地を回るなど事実上の選挙運動を始めている。

 シーファー氏は共和党のブッシュ前大統領の親友として知られるが、1970年代には州下院議員を務めた経歴もある民主党員。駐オーストラリア大使を経て、2005年から今年1月まで駐日大使を務めた。日本政府内では「拉致問題解決の重要性を米本国に訴えてくれた」との評価が高い。

 準備委員会発足時の声明でシーファー氏は、同州が「指導力の危機」に陥っていると危機感を表明。長い大使経験を踏まえ「外国でのテキサスのイメージは、われわれが望むようなものではない」と訴え、超党派政治で州を変革する必要性を強調した。

 地元関係者によると、民主党内でシーファー氏の有力な対抗馬は見当たらず、同党候補となる可能性は十分という。

2009/05/23 16:07 【共同通信】

409とはずがたり:2009/06/02(火) 20:39:37
中絶医殺害事件の波紋 オバマ大統領、敏感に反応
2009.6.2 18:38
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090602/amr0906021838010-n1.htm

 【ニューヨーク=松尾理也】米カンザス州ウィチタで5月31日に起きた中絶医殺害事件は、中絶の是非など社会的価値観をめぐる米国の分裂の根深さを改めて浮き彫りにした。「ひとつの米国」を掲げるオバマ大統領は、事件直後に「いかなる深刻な立場の違いも、暴力によって解決することはできない」との声明を出し、敏感に反応している。

 事件は、ウィチタの中絶医、ジョージ・ティラー氏(67)が5月31日、市内の教会で礼拝中に射殺されたというもの。ティラー氏は全米で3カ所しかない妊娠後期中絶手術施設のうちの一つの責任者だった。

 逮捕されたカンザスシティーに住むスコット・ローダー容疑者(51)は、過去に中絶反対団体のウェブサイトへの書き込みなどで、中絶に対する激しい敵意を示していた。

 こうした展開に、主要な中絶反対団体は一斉にローダー容疑者を非難する声明を発表。狂信的で暴力に訴える勢力との印象が中絶反対運動全体に広がることに強い懸念を示している。

 5月の米ギャラップ社の世論調査では、自らを「中絶反対派」と見る国民が、1995年の調査開始以後初めて中絶容認を上回って過半数に達した。

 こうした形で論争が激化するのは、「ひとつの米国」をキャッチフレーズに超党派的立場を旗印とするオバマ大統領にとっては好ましくない。大統領は昨年の選挙戦中、中絶の権利を容認する立場を表明したものの、反対派を攻撃することは避けてきた。

 しかし、ここにきて中絶問題が再燃しかねない事件が発生したほか、カリフォルニア州での同性婚の是非をめぐる論争の激化など、社会的価値観をめぐる分裂が表舞台に再登場しつつあり、大統領にとっては懸念材料となっている。

410千葉9区:2009/06/04(木) 22:58:34
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090604-OYT1T00915.htm
「イスラムは米国の一部」オバマ大統領、エジプトで演説

 【カイロ=宮明敬】中東・欧州歴訪中のオバマ米大統領は4日、エジプトのカイロ大学で演説し、米国とイスラム世界との新たな関係構築を訴えた。

 オバマ氏は大統領就任以来、アラブのメディアやトルコ国会での演説を通じて、ブッシュ前政権時代に悪化したイスラム世界との関係修復を目指しており、カイロ大での演説は修復努力の総仕上げと言える。

 オバマ大統領は、イスラム教徒が米国史の中で果たした役割などを指摘し、「イスラムは米国の不可欠な一部だ」と強調した。さらに、過去の相互不信やさい疑心を捨て、「新たな始まり」を迎えようと呼びかけた。

 新関係構築の課題としては、国際テロ組織「アル・カーイダ」などイスラム過激派のテロ活動や、頓挫した中東和平プロセスなどを挙げた。このうち、中東和平プロセスの核であるイスラエル―パレスチナ関係については「2国家共存以外に解決策はない」と語り、パレスチナ国家樹立を目指す姿勢を明確にした。

 また、パレスチナのイスラム原理主義組織ハマスの武装闘争を非難すると同時に、将来のパレスチナ領土と想定されるヨルダン川西岸へのユダヤ人入植地建設の凍結も求め、和平プロセスの「調停者」として公平な姿勢を示した。

 今回の演説には、エジプトの野党指導者らから「(ムバラク大統領の)独裁を認知するものだ」との批判も出ていたが、演説会場には、米側の配慮で批判勢力も招かれた。

(2009年6月4日21時18分 読売新聞)

411千葉9区:2009/06/06(土) 21:14:21
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090605/amr0906052332007-n1.htm
オバマ大統領「ミドルネームは”フセイン”」  (1/4ページ)
2009.6.5 23:30

 「新しい始まり」を訴えたオバマ米大統領の4日のカイロ演説は、イスラム世界に対する米政権の従来の姿勢の殻を打ち破ろうとした点で、極めて特徴的である。(カイロ 村上大介)

 大統領は演説前半で、「私はキリスト教徒だ」としながらも、「私の父親は何世代にもわたりイスラム教徒を含むケニヤの家系だ」「バラク・フセイン・オバマというアフリカ系米人が大統領に当選できた事実は多くを物語っている」などと述べ、同教徒に多い「フセイン」というミドルネームを持つことをも強調してイスラム世界の心をつかもうとした。

 「米大統領としてイスラムに対する否定的な固定観念と戦う」と誓う一方で、「同じ原則がイスラム教徒の米国に対する見方にも適用されなければならない」とイスラム側にも相応の態度変更を求めた。

 演説で最も注目されるのは、イスラエルが占領地ヨルダン川西岸で進め中東和平の障害となっている入植地建設について、「米国は(建設が)継続されているユダヤ人入植地の正当性を受け入れられない。この建設は過去の合意に背き、平和を達成する努力を損なう。今、これらの入植地を止めるときがきた」と直言したことだろう。

 交渉のたたき台となるパレスチナ新和平案「ロードマップ(行程表)」ではイスラエルの「新規入植地建設=入植地拡大」の停止を求めているため、イスラエルは「人口の自然増加」を理由に「既存入植地の拡大は合法」との立場を取る。

 1989年に、ブッシュ元米政権のベーカー国務長官が「イスラエルは大イスラエル(ヨルダン川西岸とガザ地区を含む聖書時代のイスラエルの領土)という非現実的な夢を捨てるときだ。入植活動を止めなければならない」と言明しているものの、オバマ演説は正当性にまで言及、さらに踏み込んだ観がある。

 次に、イランである。大統領は「冷戦の最中、米国は民主的に選ばれたイラン政府の転覆で役割を果たした」と、石油国有化を宣言したモサデク同国首相に対する53年のクーデターに米国が関与していたことを認めて、和解へのジェスチャーを示し、イランに改めて対話を呼びかけた。

 クリントン元米政権下の2000年、オルブライト国務長官が同クーデターへの関与を認め、「明らかにイランの発展への妨げになった」と“自己批判”したが、大統領が公式に関与を認めたのは初めてである。

 オバマ大統領はイランの核開発に対しては、核兵器保有は認められないとクギを刺しつつ、「核拡散防止条約の義務を順守すれば、イランを含むすべての国に原子力平和利用の権利がある」と諭している。

 このオバマ演説を、中東はどう受け止めたのか。

 アラブ・イスラム世界では、おおむね好意的にとらえながらも、「言葉だけでは信用できない」(エジプト独立系紙)と、行方を見守るという反応が多い。

 オバマ政権は、山積する中東の難問をどう具体的な解決に導くのか、今後は、行動を求められていくだろう。だが、今回の演説で、何かが動き出したと感じた市民は少なくなかろう。

 一方、イスラエルのネタニヤフ政権は、演説がイランに融和的過ぎる点に強い危機感を抱いていると、5日付の同国紙は伝えた。

 同政権は、イスラエル・パレスチナの「2国家共存案」に消極的な姿勢を示し入植活動継続を明言している。同国有力紙マーリブのコラムニストはこの点については、「ネタニヤフ首相は遠からず、イエスかノーかの返事を迫られることになった」と指摘している。

412千葉9区:2009/06/11(木) 23:49:31
http://newsweekjapan.jp/stories/us/2009/04/post-17.php
超党派を拒む「抵抗勢力」ナンシー・ペロシ
Obama's Pelosi Problem

身内のはずなのに、議会を牛耳る民主党のペロシ下院議長が共和党よりも手ごわいオバマ大統領の敵に

2009年04月24日(金)02時11分
ホリー・ベイリー(ワシントン支局)
[2009年3月11日号掲載]

 共和党の下院議員チャーリー・デントは、バラク・オバマ大統領の景気対策法案に賛成票を投じたかった。オバマも、デントの一票を本気で欲しがっていた。しかし下院議長のナンシー・ペロシ(民主党)はそうでもなかったらしい。

 デントの選挙区はペンシルベニア州アレンタウン。民主党支持者が多く、大統領選ではオバマを支持した地区だ。そんな町で、デントは共和党のお偉方よりも自分の良心と有権者の声に耳を傾ける姿勢を貫き、議席を守ってきた。そのせいで、頭の固い共和党幹部を怒らせたことが何度もある。

 だから、オバマが1兆ドル近くの景気刺激策に賛成してくれそうな共和党議員を探したとき、デントはその候補者リストの筆頭にあがった。オバマは就任早々、デント夫妻とその子供たちをホワイトハウスに招待し、一緒にスーパーボウルを観戦した(ほかにも数人の共和党議員が招かれていた)。

 腹ごしらえにはハンバーガーとホットドッグを用意し、オバマ夫妻はデントに精いっぱいの接待攻勢をかけた。ミシェル・オバマはデントの夫人と仲良くおしゃべり。オバマ自身も、みんなにクッキーを配って回った。オバマの娘たちは、デントの子供たちと任天堂のゲーム機Wiiで遊んだ。

 デントのような一介の下院議員にとって、合衆国大統領にちやほやされるのは舞い上がるような経験だ。デントは本誌に語っている。「わかるだろう。あれは一生忘れられない出来事だ」

 それでも、最終的にデントが賛成票を投じることはなかった。1月28日に行われた採決で、下院共和党は全員そろって反対票を投じた。デント自身、この法案ではカネがかかわりすぎるし、教育や医療など民主党お得意の分野を詰め込みすぎだと考えていた。それでもまだ、彼にはオバマの説得に応じる余地があった ----そこにナンシー・ペロシがいなければ。

 オバマがデントら共和党議員にラブコールを送っている間、ぺロシは正反対の行動を取っていた。デントに言わせると、彼が民主党幹部と話そうとしても拒否された。オバマは議会に超党派の兄弟愛を生み出す夢を追っていたが、あいにくペロシは違った。議会は私のもの、下院に法案が来た以上、仕切るのは私。そう考えていた。

 ペロシはこの法案を緊急の立法プロセスに乗せ、議論を手短に切り上げ、共和党側の声を聞かなかった。当然、共和党は腹を立てる。「大統領は本心から超党派による結果を出したがっていた」とデントは言う。「だが法案がペロシの手に渡ると、ホワイトハウスはコントロールを失った」

 もちろん、ホワイトハウスと議会の関係には摩擦がつきものだ。一つの党が両方を支配しているときでもそれは変わらない。厳しい大統領選を乗り切ってきたオバマは、自分ならこの摩擦を解消できると信じているかもしれない。

野党時代の仕打ちに恨み
 だがペロシも、これまでにオバマと同じくらいの苦労をしてきた。サンフランシスコを地盤とする大金持ちとはいえ、いまだ男性上位の議会でトップにのぼり詰めるために闘ってきた女性である。当然、オバマの言いなりにはならない。

 ペロシには06年の中間選挙で民主党を勝利に導いたという自負がある。野党側への配慮など二の次だ。ある記者会見では「私たちが法案を書いた」、なぜなら「選挙に勝ったのは私たちだから」と語り、それからおもむろに「大統領は超党派政治の実現に尽力している」とつけ加えた(今回は本誌による取材に応じなかった)。

 一定の摩擦はあるにせよ、オバマとペロシは互いを尊敬し合っている。2月24日の大統領施政方針演説では、ペロシは何度も立ち上がって称賛を送った。政治的に互いを必要としているのも事実だ。

413千葉9区:2009/06/11(木) 23:50:18
 それでも、2人は互いの神経を逆なですることがある。ホワイトハウスの一部では、早くもオバマの「ペロシ問題」がささやかれている。他の情報源と同様、匿名を条件に取材に応じた政権幹部の一人は、いろいろな意味で「民主党とのつき合いは共和党とのつき合い以上にむずかしい」と言う。

 下院民主党は、野党時代に共和党から受けた仕打ちを今でも根にもっている。それはオバマも承知している。共和党は景気対策法案に一致団結して反対し、超党派志向のオバマに恥をかかせた。そんなペロシ側の言い分も、決して的外れではない。

 だが、そうした党派的争いに終止符を打つことこそ、オバマの重要な選挙公約の一つだった。共和党を鼻であしらうことによって、ペロシは公の場で大統領の意思を無視したことになる。

 一方で、ペロシの強気の姿勢がオバマを助けている面もある。彼女が頑迷なリベラル派を演じているかぎり、大統領は「ものわかりのいい中道派」に徹することができるからだ。

 ペロシは前政権による富裕層減税の即時廃止を求めたが、オバマは来年の期限切れによる自然消滅を待つことにした。イラク駐留米軍の速やかな全面撤退を主張するペロシに対し、オバマは軍部と協議のうえ、当面は非戦闘任務に従事する3万5000〜5万人の部隊を残す決断を下した。

 ペロシは「共和党の目のかたき」という役割を積極的に受け入れている。共和党としても、70%前後の支持率を維持するオバマは攻めにくい。だが支持率35%前後(ラスムッセン社調べ)のペロシなら攻めやすいだろう。ある民主党幹部の側近によれば、ペロシは「大統領のためなら、どんなパンチでも喜んで受けるつもり」だ。

 ただし、これには交換条件がある。自分は痛い思いをして悪役を引き受ける、だから大統領も、下院に口を出したくなったら必ず自分を通せ。そんな条件だ。
オバマ側にペロシが激怒
 ペロシ周辺は否定しているが、ある政権筋によると、ペロシはホワイトハウスが民主党下院議員に接触する際は必ず自分に知らせるよう求めたという。彼女は会話の内容まで知りたがり、ホワイトハウスもこれに応じたらしい。

 ペロシが仕切る下院とホワイトハウスを調整する役目を担うのは、かつてペロシの下で民主党下院議員団長を務めたラーム・エマニュエルだ。オバマがエマニュエルを首席補佐官に起用したのも、下院時代の彼がペロシに立ち向かえる数少ない議員の一人だったからだ、という説もある。

 だがある民主党スタッフによると、エマニュエルはさっそくペロシの怒りを買った。エマニュエルは景気対策法案への共和党の支持を得るため、教育関係の支出を一部削ることで総額を圧縮してはどうかと、民主党上院院内総務のハリー・リードと内々に相談していた。これをかぎつけたときのペロシの怒りは相当なもので、オバマ自身が彼女に電話し、議長(と下院)を無視するつもりはないと釈明したほどだ。

 今のところ、オバマがペロシを必要とする以上に、ペロシはオバマを必要としている。だがオバマ人気が長続きしないことは、本人が最もよく承知している。今後の予算編成や医療制度改革の闘いでは、ペロシの協力が不可欠だ。

 2月23日にホワイトハウスで開かれた超党派議員らによる「財政責任サミット」では、テキサス州選出の共和党下院議員ジョー・バートンが立ち上がって、オバマに注文をつけた。本当に超党派の支持を得たいのなら、議会をもっと「開かれた」場にするよう、ペロシに指示するべきだ、と。

 心の底では同感だと思っただろうが、オバマはあえてぺロシを擁護した。「多数派は野党に寛大でなければならないが」と彼は言った。「野党も建設的である必要がある」

 後にこのオバマ発言を聞いたペロシは大喜びしたという。民主党幹部の側近によれば、最近のペロシは景気対策法案の扱いで自分がさらし者になっていると感じはじめていた。そこへ、思いがけない大統領からの援護射撃。

 ワシントンで「友達の輪」を広げるすべを、早くもオバマは身につけたようだ。

414とはずがたり:2009/06/18(木) 19:26:50
米、「消費者金融保護庁」設立へ 規制改革の大枠発表
http://www.asahi.com/business/update/0617/TKY200906170133.html
2009年6月17日13時41分

 【ワシントン=尾形聡彦】米政府は16日、金融危機の再発を防ぐための金融規制改革の大枠を発表した。複雑な金融商品から消費者を守るため、「消費者金融保護庁」を創設するほか、米連邦準備制度理事会(FRB)に大手金融機関の監督を一元的に任せる。改革の詳細は、オバマ大統領が17日正式に発表する。

 米政府高官が16日夜、明らかにした。オバマ大統領も同日、米経済専門テレビCNBCなどのインタビューで「消費者や投資家の保護の機能を統合する」と表明した。

 米国では、住宅ローンの金利が数年後に急に跳ね上がったりする商品が横行。返済が滞るケースが増加した。保護庁が金融機関に十分な説明を行うよう促し、消費者保護を強化する。

 金融業界の監督体制も強化する。米国では銀行、証券、保険など様々な大手金融機関を統一的に監督する機関がなかったが、金融大手の監督機能をFRBにもたせる。貯蓄貸付組合(S&L)の監督を行ってきた貯蓄金融機関監督局(OTS)を廃止して、銀行の監督を行ってきた通貨監督局(OCC)に機能を統合する。監督機関の連携強化のため、財務省を議長役とする「金融サービス監督協議会」も設立する。

 これまで監督の対象外だったヘッジファンドなどにも規制の網を広げる。

 金融機関の財務の健全性を確保するため、自己資本の量や質を引き上げる。証券化商品の無秩序な発行を抑えるため、金融機関などに発行額の信用リスクのうち5%の保持を義務づける。

 アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)が経営危機に陥った際、処理する仕組みがなかった反省を踏まえ、大手金融機関の破綻(はたん)処理の仕組みも整備する。米政府は一連の改善策を年内にも導入する方針だ。

415千葉9区:2009/06/19(金) 22:56:24
http://www.afpbb.com/article/politics/2612844/4271545
オバマ米軍最高司令官、「ハエたたき」で手腕見せつける
2009年06月18日 22:58 発信地:ワシントンD.C./米国
【6月18日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領が16日、米テレビ局とのインタビュー中に、ホワイトハウスの厳重な警戒態勢をすり抜けて頭上に飛んできたハエをたたきつぶし、米軍最高司令官として「侵入者」を屈服させる破壊的な力を見せつけた。

 米経済専門テレビCNBCとのインタビューのさなか、オバマ大統領は自分の頭が一匹のハエの「標的」になっていることに気づくと、米国の経済システムに関する質問に対する答えを中断し「向こうに行け」と怒鳴った。

 そしてハエが大統領の左手首に着地すると、「世界最高の権力者」たる米大統領は気を鎮め、下唇をかんで精神統一してから、右手で一気にハエをはたき殺した。

 じゅうたんに落ちたハエが微動だもしなくなると、大統領はにっこりと「それで、話はどのへんだった?」とインタビューに戻った。そして、撮影スタッフに大統領の「犠牲者」をアップで映すよう勧めながら「今のはすごかっただろう?完璧にやつをしとめたよ」と冗談めかして言った。

 このインタビュー放映直後からインターネットやケーブルテレビ上には、大統領の「一撃」のパロディがあふれかえった。

 一方で、国際動物愛護団体「動物の倫理的扱いを求める人々の会(People for the Ethical Treatment of Animals、PETA)」は、虫を殺さずにとらえて戸外に出す「人道的」虫取り器「キャッチャ・バグ(Katcha Bug)」を、次回虫に悩まされたときのためにと、大統領に進呈したと発表した。(c)AFP

416千葉9区:2009/06/22(月) 20:51:24
http://www.asahi.com/international/update/0620/TKY200906200158.html
米で人種・民族憎悪犯罪目立つ オバマ政権や不況影響か(1/2ページ)

 【ニューヨーク=田中光】米国で、人種や出身地、民族などを理由に少数派を標的にする「ヘイトクライム」(憎悪犯罪)が今年に入って目立ちつつある。初めてのアフリカ系(黒人)大統領が誕生したことや、経済危機が影響しているとの指摘も聞かれる。

 「オバマは、ユダヤ人によってつくられた。オバマはユダヤ人の言われた通りに動いているだけだ」。米メディアによると、今月10日、首都ワシントンのホロコースト(ユダヤ人大虐殺)博物館で警備の黒人男性を射殺したとして逮捕された男(88)は、こんなメモを車に残していた。

 男は「米国がユダヤ人に支配されている」と妄信し、ホロコーストも実際は起きていないと主張するなど、典型的な白人至上主義者で、憎悪犯罪での逮捕歴もあった。

 このほかにも最近は、コネティカット州の大学で、女子学生がユダヤ人であることを理由に射殺されたり、ニューヨーク市でユダヤ教施設の爆破未遂事件があったりした。

 米連邦捜査局(FBI)によると、07年の憎悪犯罪総数7624件のうち、「対黒人」が2658件、「対ユダヤ人」は969件だった。

 アラバマ州に拠点を置く人権団体によると、極右グループは08年現在で、926団体にのぼり、最近は増加傾向にあるという。「非白人移民の増加が主な理由」というが、「黒人大統領の登場も影響している」と分析する。

 極右勢力が昔から「ユダヤ人支配だ」と主張してきた金融界が今の不況の発端となったことが、こうした勢力の動きを活発化させているとの指摘もある。ノートルダム大のマクベイ教授は、大恐慌時代も排斥主義者が増えたといい、「極右思想でもなんでもない人が『誰かのせい』にしたくなる土壌ができつつある」と分析する。

 水面下の勢力も懸念される。米国土安全保障省はこの春、「極右思想を持った一匹おおかみや、小さな秘密結社による国内テロは、我が国にとって最も危険な脅威だ」とする報告書をまとめた。

 ホロコースト博物館での事件も単独犯とみられている。ピッツバーグ大のブリー教授は「昔の極右は組織に属していたが、今は違う。思想でつながるだけで、明確な指示系統はない」と指摘する。

417千葉9区:2009/06/24(水) 23:13:02
>>364

http://www.asahi.com/international/update/0624/TKY200906240155.html
オバマ大統領、禁煙失敗 「必死の努力続けている」
2009年6月24日12時36分

 「必死の努力を続けている。ただ、時々手を出すかと聞かれれば、イエスだ」。オバマ米大統領は23日の記者会見で、自らが前日に署名した「たばこ規制法」に関連して禁煙への取り組みを聞かれ、「失敗」を認めた。

 オバマ大統領は、大統領選にあたって禁煙を表明したものの、昨年12月に完全に禁煙できていないことを告白。この日も、なかなか禁煙できないことについて「たばこの常習者かと聞かれればノーだ。家族の前では吸わない。95%は治っているが、時々失敗する」と釈明に追われた。

 大統領は、若者の喫煙防止のため甘い風味の添加を禁じたり、広告を規制したりする新法の署名の際、改めて禁煙の重要性を説いたばかり。それだけにばつが悪そうで、最後は「子供たちには初めから喫煙の道に行ってほしくない。だから、私が署名した法律はとても重要だ。この辺でいいですか」と切り上げた。(ワシントン=伊藤宏)

418千葉9区:2009/06/25(木) 21:21:24
>>408
http://www.asahi.com/international/update/0625/TKY200906250171.html
シーファー前大使、民主党に宗旨替え?州知事選出馬へ
2009年6月25日15時10分

 【ワシントン=伊藤宏】米国のシーファー前駐日大使が24日、地元テキサス州フォートワースで、2010年に行われる同州知事選に立候補する考えを表明した。共和党のブッシュ前政権下で駐豪・駐日大使を歴任したシーファー氏だが、知事選には民主党から立候補するという。

 シーファー氏は、ブッシュ前大統領とは大リーグ球団の共同出資者となって以来の親密な関係で知られていたが、民主党選出の州下院議員を務めるなど、もともとは同党との関係が深かったといい、自らのホームページでも「生涯民主党員」と強調している。

 シーファー氏は、民主党からの出馬表明にあたって、地元メディアに対し、ブッシュ氏には大統領選で2度投票したが、それ以外で共和党候補には投票したことはない、と強調。24日の立候補表明の演説の際にも「皆さんはアメリカンドリームを信じており、子供たちによりよい暮らしをさせたいと思っている。民主党は、その夢を実現する最高の機会を提供する」などと訴えた。

419千葉9区:2009/06/25(木) 22:07:46
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090625/amr0906250824000-n1.htm
ハイキング?のはずがアルゼンチンで不倫 米有力知事、大統領候補遠のく (1/2ページ)
2009.6.25 08:21

 【ワシントン=山本秀也】米共和党の次期大統領候補の一人とみられていた南部サウスカロライナ州のマーク・サンフォード知事(49)は24日、地元での記者会見で、前週末から隠密で南米アルゼンチンに渡航し、現地の知人女性と密会していたことを認めた。

 知事は「私のしたことは誤りだった」と不倫行為を認め、兼務してきた共和党知事会の会長を辞任する意向を表明した。

 サンフォード知事は今月18日、州議会の日程を終えた後、公用車で出かけたまま行方が分からなくなっていた。知事事務所は22日、「(州西部に近い)アパラチア山脈でハイキング中だ」と発表して幕引きを図ったが、24日にアトランタ(ジョージア州)の国際空港に到着したことが発覚していた。

 記者会見でサンフォード知事は、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで、女性と密会してきたことを公表。「多くの方々を失望させてしまった」と語った。相手の女性とは1年ほど前に不倫関係となり、これまで3回にわたり密会を重ねていたという。

 約20分の記者会見には、ジェニー夫人ら家族が同席せず、政治的ダメージの大きさをにじませた。サンフォード知事は2002年に初当選し、現在2期目。知事職の去就には言及を避けたが、12年の大統領選で共和党の候補者指名を獲得する道は険しくなった。

 米政界では、共和党のエンサイン上院議員(ネバダ州選出)と女性スタッフの不倫が発覚したばかり。民主党でも、ノースカロライナ州出身のエドワーズ元上院議員が、昨年の大統領選中に女性スキャンダルを暴露され、手厚く迎えられたオバマ陣営から排除されていた。

420千葉9区:2009/06/28(日) 15:23:12
http://www.asahi.com/international/update/0627/TKY200906260383.html
オバマ政権アジア布陣「対日重視、対北朝鮮圧力」(1/2ページ)
2009年6月27日1時57分

 【ワシントン=伊藤宏、村山祐介】オバマ米大統領が東アジア太平洋担当の国務次官補に指名したカート・キャンベル氏が25日、米上院で正式に承認され、オバマ政権のアジア外交を担う顔ぶれが出そろった。「日本重視」の布陣を敷くとともに、北朝鮮政策では、対話から圧力に軸足を移し始めたことが鮮明になった。

 「日本との強固な協力関係は、譲ることができない基盤だ」。キャンベル氏は上院外交委員会で10日に開かれた公聴会で、日本重視の姿勢を鮮明にした。中国との関係についても「日本との協力関係を最大限強化することが最善の方法だ」と、日米関係を軸にする考えを強調した。

 オバマ政権の人選には、日本重視の姿勢が表れている。中でもカギを握るのは、キャンベル氏と、国防総省で「相方」になるウォレス・グレッグソン次官補のラインだ。

 キャンベル氏は、クリントン政権で国防次官補代理を務め、96年の日米安保の「再定義」を担当するなど、民主党を代表する知日派。グレッグソン氏は、海兵隊出身の元軍人で沖縄駐留が長い。国防総省でキャンベル氏のもとで東アジア・太平洋政策に取り組んだこともある。「2人は頻繁に連絡を取りあっており、対日政策の要になる」というのが、米国の日本専門家の一致した見方だ。

 ただ「対日重視」は、ゲーツ国防長官が日本や韓国との関係について「保護者からパートナーへと転換しつつある」と指摘したように、国際的な問題に取り組むにあたって日本に応分の役割を求めるという意味もありそうだ。グレッグソン氏は4月、上院軍事委員会の公聴会に提出した書面で「日本が地域問題と地球規模の問題の双方で、貢献を増やすよう働きかけたい」としている。

 一方、政策調整の要を担うホワイトハウスの国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長には、著名な中国専門家のジェフリー・ベーダー氏を配置している。

 キャンベル氏の政権入りで北朝鮮政策も立て直しが進みそうだ。

 オバマ政権は2月、「北朝鮮政策特別代表」職を新設し、ボズワース元駐韓大使を起用。北朝鮮に対話を呼びかけてきた。だが、東アジア政策全般を担う国務次官補のポストは、6者協議首席代表を務めた前任のヒル氏が駐イラク大使に転出し、2カ月余り空席に。北朝鮮がミサイル発射、核実験と行動をエスカレートさせるなか、対応が後手に回った感は否めない。ボズワース氏が大学院学長を兼任していることから、米メディアからは「パートタイムで対応できるのか」との批判も出ていた。

 こうした中、オバマ大統領は核実験直後に「行動で応えなければならない」と表明。対話の旗を掲げつつも、制裁を含めた圧力重視に軸足を移した。国防総省、財務省といった制裁の「実動部隊」を含む代表団編成を自ら指示。アジア政策全般に詳しいスタインバーグ国務副長官に日中韓歴訪を率いさせている。

 キャンベル氏も10日の公聴会で、軍事面も含めたあらゆる政策を総動員して北朝鮮に対応する考えを強調した。

421とはずがたり:2009/07/01(水) 10:13:21
伝統的に保護主義的な民主党が議会を完全支配はあんま世界の為にも宜しくないかも。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1116784031/802-806

802 名前:名無しさん[] 投稿日:2009/07/01(水) 08:33:27
まだ決まってなかったんですね…

米上院、民主党の安定多数が確定=ミネソタ州の勝利、裁判で決着
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&amp;k=2009070100073

 【ワシントン30日時事】昨年11月に行われた米上院選で、結果が小差のため訴訟に持ち込まれていたミネソタ州の議席について、同州最高裁は30日、民主党の新人候補を勝者と認める判決を下した。原告の共和党前議員も敗北を宣言し、約8カ月に及んだ争いが決着。この結果、上院(定数100)の民主党の勢力は安定多数の60議席(系列無所属含む)となることが確定した。(2009/07/01-06:40)

803 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/01(水) 08:43:02
古い記事ですが、>802関連で

【ウィークリーワールド】米上院の行方は 民主の60議席を水際で共和が阻止
http://sankei.jp.msn.com/world/america/081207/amr0812071703002-n1.htm

 大統領選挙でバラク・オバマ上院議員が勝利し、次期政権への基礎固めが進む米国で、白熱した選挙の余韻に隠れて、もう一つの“激戦”が展開されていた。異例の2回目の投票に持ち込まれた米南東部ジョージア州の上院選挙だ。2日に行われた決選投票でようやく共和党の現職、サクスビー・シャンブリス議員の勝利が確定し、民主党が制覇した米政界で共和党が一矢を報いた。

 この決選投票が注目された理由は大接戦になったことだけではない。ジョージア州はミネソタ州とともに、11月4日の大統領選と同時に行われた上院選で議席未確定の2州に残った。両方とも民主党が勝利すると、上院(定数100)での民主党の勢力は60議席に達し、議事妨害を阻止できる安定多数(定数の5分の3以上)に届くところだったからだ。それを水際で押し返したシャンブリス氏の勝利は共和党に貴重な1勝となった。

 シャンブリス氏は11月4日の投票では3候補の中で得票率は最高だったものの、過半数に届かず、州法に基づきジョージア州では1992年以来となる決選投票が行われることになった。ここで敗れると、民主党が上院での安定多数に“王手”をかけるとあって、1日に行われた州内4カ所での遊説には共和党の副大統領候補だったアラスカ州のサラ・ペイリン知事まで大統領選での奮闘ぶりを再現するかのように応援に駆けつけた。

 1回目の投票から1カ月遅れでなんとか当確を手にし、上院での共和党の勢力を41議席としたシャンブリス氏。2日にアトランタで勝利宣言し、オバマ次期政権に協力する用意があることや、税率引き上げ、銃規制見直し、健康保険といった問題で「起立してノーと言う41人目の上院議員」を声高に宣言した。ミネソタ州では11月4日の投票をめぐり再集計という事態になったが、これに民主党が勝利しても安定多数はなくなった。

 民主党にとっては、安定多数を目指してクリントン元大統領やゴア元副大統領らがジョージア州入りして民主党のジム・マーティン候補を応援した。共和党ほど大統領選さながらに援軍を送り込むことはなかったとはいえ、落胆は隠せないようだ。

422とはずがたり:2009/07/01(水) 10:13:56
>>421-422
 一方、今回の大統領選は上院議員による戦いが展開され、上院は有力議員の入れ替えが行われる。「ひとつの旅路を終え、新たな旅路を開始する。私は大統領の責任を果たす準備のため、上院議員を辞任する」と述べて上院議員を辞したオバマ次期大統領。後任は地元イリノイ州の知事が指名する。有力候補者は、黒人指導者、ジェシー・ジャクソン師の子息のジェシー・ジャクソン・ジュニア下院議員(民主党)といわれる。次期副大統領のジョゼフ・バイデン上院議員も同様で、こちらはすでに元側近が後継の上院議員として指名された。

 ところが、今回の大統領選の“後遺症”は上院を舞台に思わぬところにも波及している。オバマ氏が次期国務長官に、民主党の大統領候補指名争いで米史上まれなる大熱戦を繰り広げたライバル、ヒラリー・クリントン上院議員を任命したからだ。1日にオバマ氏とともに、国務長官就任の受諾会見に臨んだヒラリー氏も上院議員を辞することになった。問題はその後任で、候補に夫のビル・クリントン元大統領の名まで飛び出した。

 ヒラリー氏の地元、ニューヨーク州でも州知事が後任を指名する。デビッド・パターソン州知事は1日、ヒラリー氏の次期国務長官を受けて、記者会見で後任指名に触れたものの、後任をめぐる憶測を打ち消し、指名の日程も答えることを拒否した。クリントン元大統領以外にも大物、著名人の名が取りざたされ、ヒラリー氏の抜けた穴をどう埋めるかは難題だ。買春事件で辞任した前任者の後任として格上げされたパターソン州知事にはなんとも荷の重い話にみえる。

 ただ、ヒラリー氏は後ろ髪を引かれる思いも、気持ちはすっかり国務長官に向いているようだ。米国の国務長官といえば、大統領に何かあって誰かが執務を引き継ぐことになった場合、その執務継承権は、上院議長を兼ねる副大統領、下院議長ら両議会議長に次ぐ。実際には副大統領以外に大統領の執務を引き継ぐことは現実的ではないとはいえ、ヒラリー氏はバイデン次期副大統領、ナンシー・ペロシ下院議長に次いで、民主党だけでなく米政界の大物ともなる。4年後もにらんでの決断なのだろうか。(蔭山実)

804 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/01(水) 08:45:24
>802-803関連
鞍替えなんてあったんですねぇ。
民主党から無所属になったリーバーマンもいますが。

米共和党上院議員が民主党にくら替え、民主党は絶対多数まであと1議席に
http://jp.reuters.com/article/usPresidentialElections/idJPJAPAN-37763320090429

 [ワシントン 28日 ロイター] 米上院のアーレン・スペクター議員が28日、共和党から民主党にくら替えした。その結果、民主党の議席数は59(総議席は100)となり、共和党の議事妨害(フィリバスター)を阻止できる60議席まであと1議席に迫った。

 スペクター議員は79歳。共和党では穏健派で、1980年に上院議員に当選する前は民主党に所属していた。同議員は議会で共和党よりも民主党寄りの投票行動を取ることが多かったことから、5年前から民主党指導者がくら替えを働きかけていたという。

 スペクター議員は記者団に対し「とてもつらい決断だった」とした上で、「1980年に当選して以来、共和党は右に傾きすぎた。自分の政治哲学は、共和党よりも民主党に近いことが分かった」と述べた。

 上院ではまだミネソタ州の議席をめぐって法廷で争われており、同州で民主党候補の勝利が確定すれば、民主党は絶対多数の60議席を手に入れることになる。

 ミネソタ州では先の選挙で民主党のフランケン候補が共和党のコールマン候補を上回る得票を獲得したが、コールマン候補が異議を申し立てている。

423とはずがたり:2009/07/06(月) 17:52:15

米副大統領、経済「読み違え」 高失業率で
07/06 08:41
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/national_eco/2009070601000098.htm

 【ワシントン5日共同】バイデン米副大統領は5日放映の米ABCテレビで、6月の失業率が9・5%に悪化し、8%程度とされた大型景気対策法案可決前の見通しを超えたことについて「高すぎる」と述べ、前政権から引き継いだ経済の深刻さをオバマ政権が「読み違えていた」と語った。
 一方でバイデン副大統領は、7870億ドル(約76兆円)の景気刺激策が実施段階に入ってまだ約4カ月だと強調。雇用情勢はいずれ回復に向かうとの認識を示し、追加刺激策の是非について「判断するのは時期尚早だ」と語った。
 副大統領は、インターネットのブロードバンド化事業や高速鉄道の整備など9月以降に実施される大型案件を例示し、効果が表れるのはこれからだと説明。オバマ政権の景気対策は「現状に見合った正しい計画だ」と訴えた。

424千葉9区:2009/07/06(月) 21:55:45
http://www.asahi.com/international/update/0704/TKY200907040237.html
「自由の女神」王冠展望台 9.11来の閉鎖を解除
2009年7月5日8時5分
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展望台が再公開される「自由の女神」の王冠部=AP
 【ニューヨーク=山中季広】「自由の女神」の王冠部にある展望台が米国の独立記念日の4日から、約8年ぶりに見学できるようになった。01年の同時多発テロ以降、立ち入りが禁じられてきたが、住民らの働きかけで米国立公園局が再公開を決めた。

 自由の女神は、19世紀末に仏から贈られた。移民の玄関だったニューヨーク湾にあり、米国の象徴として親しまれてきた。ユネスコの世界遺産にも指定されたが、同時多発テロ直後、爆破などを警戒して全面立ち入り禁止に。台座部分への立ち入りは04年夏に再開されたが、頂上の王冠まではのぼれなかった。

 再公開前から米市民の関心は高く、王冠部への入場券は約2カ月先まで売り切れ。国立公園局のダレン・バーク広報官は朝日新聞の取材に対し「自由の女神は自由のシンボル。王冠まで自由にのぼれることで、同時テロで失ったものをようやくすべて取り戻したと実感できる」と話した。

426とはずがたり:2009/07/14(火) 12:07:03

中国はアメリカの赤字に文句云う前に自分の元を切り上げえや。
日本はアメリカ国債を買わされ続ける現状をなんとかせえや。

米財政赤字が1兆ドル突破 史上初、前年比3・8倍 (07/14 09:38)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/177125.html

 【ワシントン13日共同】米財務省が13日発表した6月の財政収支によると、2009会計年度(08年10月〜09年9月)の財政赤字は、当初9カ月間の合計で前年同期比3・8倍の1兆862億6300万ドル(約101兆円)となり、初めて1兆ドルを突破した。景気後退による税収減に加え、経営破綻した自動車大手2社への支援などで支出が膨らんだ。

 年間の財政赤字額では08年度の4585億5500万ドルがこれまでの最大だった。米政府は最終的に1兆8千億ドルを超えると見込むが、議会内には追加の景気刺激策を求める声もあり、赤字額はさらに拡大する可能性もある。

 財政赤字拡大は米国債やドルの信用低下に直結するため、最大の米国債保有国である中国は米国に財政健全化を強く求めており、米政府は今後、厳しい財政運営を迫られそうだ。

 6月単月の財政赤字は943億1800万ドルで、6月として過去最大を記録。歳入が前年同月比17・1%減の2153億6400万ドル、歳出は36・8%増の3096億8200万ドルだった。

427とはずがたり:2009/07/18(土) 00:14:56
米国務次官補:外務省、民主幹部らと会談
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090718k0000m010116000c.html

 米国のキャンベル国務次官補(東アジア・太平洋担当)は17日、外務省で総合外交政策、アジア大洋州、北米の3局長と会談した。北朝鮮の核実験を踏まえ、オバマ政権の核抑止政策や6カ国協議を有効に機能させる「新アプローチ」などについて協議したとみられる。キャンベル氏は民主党の岡田克也幹事長とも会談した。

 外務省の局長との会談では、北朝鮮の核・ミサイル開発について「日米両国への安全保障上の脅威で容認できない」との認識で一致した。

 一方、岡田氏は、キャンベル氏との会談で、日米地位協定改定などを念頭に「いろいろな懸案を一度に交渉のテーブルに並べることはしない」と述べ、オバマ米大統領と鳩山由紀夫代表の信頼関係構築を優先する考えを示した。【中澤雄大、野口武則】

毎日新聞 2009年7月17日 23時07分

428千葉9区:2009/08/02(日) 19:32:33
http://www.afpbb.com/article/politics/2626263/4409886
過激な米右派、オバマ氏の出生地と大統領資格に難癖
2009年07月30日 18:34 発信地:ワシントンD.C./米国
【7月30日 AFP】米保守派の少数の非主流派が、バラク・オバマ(Barack Obama)大統領の大統領資格に異議を申し立てている。彼らの多くは、基本的にアフリカ系米国人が大統領になるという考えに反対する者たちだ。

■右派や人種差別主義者の巣窟「バーサーズ」

 彼らは「バーサーズ(Birthers)」と名乗るグループで、インターネット上のブログから果ては裁判所でまで、「米国生まれの合衆国市民でなければ、大統領となることはできない」と規定している合衆国憲法を引き合いに出して、オバマ大統領がホワイトハウスにいる資格はないと糾弾している。

 オバマ氏の出生に関わるうわさは、米ハワイ(Hawai)州生まれだとの事実を示す出生証明書などの証拠があるにもかかわらず、広がり続けている。煽っているのは、右派の過激派や人種差別主義者(レイシスト)、ホロコースト否定論者などが集まるグループだ。

 過激派を研究する南部貧困法律センター(Southern Poverty Law Center)のマーク・ポトック(Mark Potok)氏は、「彼らは基本的にレイシストか極右の集まり。ここから今回の運動全体が起こっている」と分析する。同氏によると、運動を率いている人びとの構成は「オバマ氏に大統領であってほしくないと強く考える者たち」で、その理由は「主にオバマ氏が黒人だから、また確実に彼がリベラルだから」だという。

■「オバマ氏はケニア生まれ」の証明に躍起

 独立系インターネット新聞「ワールドネットデイリー(WorldNetDaily)」は、オバマ氏の出生地に疑義を申し立てる署名に40万を超える電子「署名」を集めた。こうしたサイト上で「バーサーズ」は日々、「オバマ出生のストーリーに関する新たな疑惑」を持ち出している。

「バーサーズ」の1人はこれまでに3回、インターネットオークション大手イーベイ(eBay)にオバマ氏がケニアで生まれたとする「出生証明書」を出品しようとしたが、失敗した。また、バーサーズはすでに数か所で、オバマ氏は米国内の生まれではないと主張する裁判を起こし、却下されている。中には最高裁への提訴もあったが、最高裁は聞く耳を持たなかった。

■政府や議会は「ハワイ生まれ」を再三保証

 オバマ氏の本名はバラク・フセイン・オバマ(Barack Hussein Obama)、1961年8月4日ハワイ時間午後7時24分、ホノルル(Honolulu)のカピオラニ(Kapiolani)にある産婦人科専門病院で誕生――今週初め、ハワイ州当局はオバマ大統領がハワイ生まれだとの出生証明を余儀なくされた。大統領就任からすでに2回目だ。

 一方、米下院は27日、ハワイの州への昇格50周年の機に、「第44代アメリカ合衆国大統領はハワイで生まれた」ことを確認する法的拘束力のない決議を採択した。

■反体制勢力の闇の伝統、陰謀説も影響

「米国には陰謀説の歴史がある。反体制の伝統の一部ともいえる」と、シンクタンク「ポリティカル・リサーチ・アソシエイツ(Political Research Associates)」の米右派運動の専門家、チップ・バーレット(Chip Berlet)氏は指摘する。

 バーレット氏によれば米国には、全国民人口に比べればわずかながら、米国政府はフリーメーソンやカトリック教会、ユダヤ人銀行家などの「秘密のエリート集団」に乗っ取られてきたと信じる人びとがいる。ビル・クリントン(Bill Clinton)元大統領もこの陰謀説の標的にされ、米国内のすべての武器を押収するために国連の助けを求めていると糾弾されたことがあるという。(c)AFP/Virginie Montet

429チバQ:2009/08/30(日) 00:30:51
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090829-OYT1T00720.htm
「ケネディ家の最後の大物」29日に葬儀
 【ワシントン=本間圭一】脳腫瘍(しゅよう)で25日死去したエドワード・ケネディ米上院議員の葬儀が29日、米マサチューセッツ州ボストンのカトリック教会で営まれる。


 ケネディ氏が2003年、肺がんと闘病していた娘カラさんの回復を連日祈った教会で、葬儀にはオバマ大統領も参列、追悼の言葉を送るほか、ブッシュ前大統領やクリントン元大統領ら大統領経験者も出席する。米政界の名門「ケネディ家」の最後の大物を見送るため、一般市民約3万人が28日、遺体の安置されたボストンのジョン・F・ケネディ記念図書館に弔問に訪れた。遺体は葬儀の後、兄のジョン・F・ケネディ元大統領、ロバート・ケネディ元司法長官が眠るワシントン郊外のアーリントン国立墓地に埋葬される。

(2009年8月29日20時01分 読売新聞)

430チバQ:2009/09/14(月) 23:28:52
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2009091402000069.html
オバマ大統領に『うそつき』 共和党議員やじ波紋
2009年9月14日 朝刊

 【ワシントン=岩田仲弘】「うそつき」−。オバマ米大統領が連邦議会の上下両院合同会議で行った医療保険改革の演説中、共和党のウィルソン下院議員が大統領に放ったひと言が米議会で波紋を広げている。

 やじは、大統領が九日の演説で「不法移民に保険は適用されない」と指摘した直後に飛ばされた。米議会では、大統領に侮辱的な発言を行うことは厳しく禁じられており、身内である共和党からも「全く失礼で、即刻謝るべきだ」(マケイン上院議員)と非難が続出した。ウィルソン氏も非を認め、エマニュエル大統領首席補佐官を通じ大統領に謝罪した。

 大統領は謝罪を受け入れたが、下院民主党の怒りは収まらず本会議での正式な謝罪を要請。ウィルソン氏が拒んでいるため非難決議や懲戒決議を行う構えを示している。

 ウィルソン氏には高くついたひと言とも思われたが、そうでもなさそうだ。同氏が「政府が管理・運営する医療保険制度に反対したかった」とウェブ上で寄付を呼び掛けたところ、七十五万ドルをかき集めたという。

431とはずがたり:2009/10/23(金) 21:08:17
オバマ政権も結構焦ってる感じですな。

オバマ政権、FOXテレビを「正当な報道機関ではない」と敵視
2009.10.23 18:14
http://sankei.jp.msn.com/world/america/091023/amr0910231818008-n1.htm

 【ワシントン=古森義久】オバマ米政権が視聴率を伸ばすFOXニュース・テレビの政権への批判的な論調に反発し、正面から「政敵」と位置づけ、「正当な報道機関ではない」とまで断ずるようになった。ホワイトハウスは22日、主要テレビ各局の合同取材からFOXだけを排除しようとした。政権のこうした姿勢を言論抑圧だと非難する声も広がってきた。

 ホワイトハウスでは、ケネス・ファインバーグ大統領特別顧問に主要テレビ局6社の代表がインタビューする予定となったが、ホワイトハウス側が突然、FOX記者を入れないと言明した。残る5社が一致して抗議し、ホワイトハウスは結局、FOX記者も含めて合同インタビューを行った。

 オバマ政権がこうした奇妙な態度をとった背景には、保守系の立場から同政権のリベラル政策に反対の論調を示すことの多いFOXに対し、ホワイトハウスのアニタ・ダン・メディア担当部長が「FOXはオバマ大統領とホワイトハウスに戦いを挑んでおり、正当な報道機関とはみなさない」と述べ、過激な敵視策を打ち出した経緯がある。ラム・エマニュエル大統領首席補佐官やデービッド・アクセルロッド上級顧問も「FOXはニュース報道よりも意見の表明が多く、当政権にとっては政敵に等しい」と述べるにいたった。

 FOXの親会社のルパート・マードック代表は偏向を否定し、政権に非難されてからも視聴率が急上昇したことを明らかにした。

 対立は米国議会でも反響を呼び、共和党有力メンバーのエリック・カンター下院議員は22日、「FOXはアフガニスタンでの戦争その他、ニュース報道でも実績があり、論調を理由に標的として迫害することは報道の自由の抑圧だ」とオバマ政権を非難している。

432チバQ:2009/10/26(月) 22:59:43
>>259
http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009102601000507.html
ブルームバーグ氏3選か NY市長選まで1週間
 【ニューヨーク共同】11月3日に投開票の米ニューヨーク市長選まで1週間。圧倒的な資金力を誇る現職マイケル・ブルームバーグ氏(67)=無所属=が、資金面、知名度で劣る市会計検査官のウィリアム・トンプソン氏(56)=民主党=をリードしており、3選はほぼ確実な勢いだ。

 政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、今月21日時点での各種世論調査の平均は、ブルームバーグ氏支持52・3%で、トンプソン氏を14・6ポイントリード。この傾向は9月中旬から変わっていない。行政手腕の高さ、2001年の米中枢同時テロからの復興、犯罪発生率低下など実績への評価の表れとみられる。

 ニューヨーク・タイムズ紙によると、トンプソン氏はこれまでに約600万ドルの選挙資金を使ったが、ブルームバーグ氏はその14倍を超える約8500万ドル。1日100万ドルのペースで、主にトンプソン氏の攻撃、自分の宣伝のためのテレビ広告に支出。01、05年の選挙で使った資金と合わせて2億5千万ドル以上に達する見込みで、同紙は「米政治史で最高額の選挙資金」と指摘している。


2009/10/26 17:27 【共同通信】

433名無しさん:2009/10/28(水) 20:47:31
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20091027-OYT1T01187.htm

米主要紙、日米同盟の行方憂慮の論調
 【ワシントン支局】沖縄の米海兵隊普天間飛行場移設問題に関する鳩山政権の姿勢などをめぐり、日米同盟の行方を案ずる論調が米主要紙で目立っている。


 22日付ウォール・ストリート・ジャーナルは、ブッシュ前政権で国家安全保障会議の拡散防止戦略部長を務めたカロリン・レディ氏の、「広がる日米安全保障の裂け目」と題した論文を掲載した。レディ氏は、「鳩山政権の姿勢は東アジア安全保障の礎石である日米同盟を損なう恐れがある」と憂慮。岡田外相が「核の先制不使用」を議論したいと主張していることについて、日本のこれまでの政権が米国の「核の傘」の抑止力を維持するため、先制不使用の約束に反対してきたことを指摘し、「民主党の考えは意味をなさない」と切り捨てた。

 東アジア共同体構想に関しては、「中国の増大する軍事力や北朝鮮の弾道ミサイルの脅威にどう対抗するのか」と疑問を投げかけた。日米の安保関係で、米国が財政的にも作戦的にも日本より多くを負担してきたと強調し、日米の対等な同盟関係を掲げる鳩山首相に対し、「この不平等な関係を是正したいなら、大衆迎合の政策より防衛に予算を回すことから始めるのがよい」と皮肉った。

 同紙が26日に掲載した社説は、普天間飛行場の移設問題で「鳩山政権内に意見の不一致が見られる」と、閣内の混乱を懸念した。

 ワシントン・ポストは22日掲載の記事で、「最もやっかいな国は中国でなく日本だ」とする国務省高官の発言を紹介。鳩山政権は中国の軍事力増強にしっかり対応していくことに関心が薄いと指摘した。さらに、民主党の谷岡郁子参院議員が、普天間飛行場移設問題をめぐってワシントンで国務省高官と面会した際、米側が「民主党幹部の一人が合意通り進めることに賛同した」と述べたところ、「私はその幹部より頭がいい」と反発した逸話に言及。「『合意している』と言えば『ああそうですか』と納得してもらえた時代は終わった」という米国の元外交官のコメントを取り上げ、米国側の戸惑いを示した。

(2009年10月27日22時27分 読売新聞)

434チバQ:2009/10/28(水) 22:34:22
>>432選挙中なのに余裕だな
http://www.sponichi.co.jp/baseball/flash/KFullFlash20091028037.html
負けたら…NY、フィラデルフィア両市長が“懸け”
 ワールドシリーズで対戦するフィリーズとヤンキースの本拠地の両市長が、シリーズの勝敗に地域奉仕活動を賭けている。27日、AP通信が伝えた。

 ヤンキースが敗れた場合はニューヨークのブルームバーグ市長がフィラデルフィアに出向き、フィリーズのユニホームを着てレクリエーション施設の壁絵を描く作業に参加する。フィリーズが敗れた場合には、フィラデルフィアのナッター市長がジーターのユニホームを着てニューヨークでの奉仕活動に加わる。

 負けた側の市長は、勝った側の市長やボランティア全員の昼食を用意するという。 (共同)

[ 2009年10月28日 11:54 ]

435チバQ:2009/10/31(土) 12:08:18
ちなみに、リンク元にある写真がひどい・・・嫌がらせだ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091030-00000518-san-int
ヒラリー氏を副大統領候補に…オバマ氏、真剣に検討していた
10月30日9時16分配信 産経新聞

 【ワシントン=有元隆志】オバマ米大統領が昨年の米大統領選で、ヒラリー・クリントン現国務長官を副大統領候補に起用しようと真剣に検討していたことが29日明らかになった。オバマ氏の選挙対策責任者を務めたデービット・プラフ氏が著書で選考過程を披露したもので、同書を出版する米誌タイムが電子版に抄録を掲載した。

  [表で見る]オバマ米大統領の支持率と主な動き

 オバマ氏とヒラリー氏は民主党大統領候補の座をめぐって激しく争った。このため「ドリームチケット」と言われたヒラリー氏の副大統領候補起用の可能性は低いとみられていた。

 しかし、候補者を絞り込む過程で、オバマ氏はヒラリー氏について「有能で、議会対策もでき、国際的に信頼性もある」として候補者に加えるよう求めた。

 プラフ氏らが候補者をさらに絞り込む際にも、オバマ氏はヒラリー氏起用に興味を示した。オバマ氏は会議の席上、「ヒラリー氏は副大統領に私が欲するものを多くもっている。知性が高く、自制心があり、信念がある」と評価した。

 プラフ氏はヒラリー氏を起用すると、ビル・クリントン元大統領が政権に深く関与するようになり、「非常にやっかいな問題を抱える」と難色を示した。

 結局、昨年8月上旬、候補者はヒラリー氏を除く3人に絞られ、最終的にジョゼフ・バイデン現副大統領が選ばれた。オバマ氏は大統領に当選すると、ヒラリー氏を国務長官に起用することを決めた

436チバQ:2009/10/31(土) 19:42:17
http://sankei.jp.msn.com/world/america/091031/amr0910311929012-n1.htm
なぜモテる?ブルームバーグ氏 圧勝の勢い 11月3日にNY市長選
2009.10.31 19:27
 11月3日に投開票が行われるニューヨーク市長選で、現職のマイケル・ブルームバーグ市長(67)=無所属=の3選が確実視されている。徹底してイデオロギー臭を消し、経済、教育、公衆衛生といった実務面での取り組みを強調する一方、自らの資産を惜しみなく投入して選挙戦を展開する。その手法は、ニューヨークという街の個性とあいまって、米国政治史に独特な1ページを記しつつある。(ニューヨーク 松尾理也)

 ■保守もリベラルも

 「LGBT(同性愛者、両性愛者、性転換者)はブルームバーグを支持する!」。壇上で、同性愛者の権利運動でも知られる人気歌手のシンディ・ローパーさんが声を張り上げた。10月26日、マンハッタンで開かれた女性支持者の集いの一コマだ。

 だが聴衆はローパーさんのような「先鋭的リベラル」一色、というわけでもない。市内で教師を務めるボニー・リックさん(51)は「ブルームバーグ市長のおかげで公立学校が立ち直った。それが支持の一番の理由」という。別の60代の白人女性は、「共和党支持だけど現実に仕事をする人物を選ぶ」と話した。

 保守とリベラルの対立が先鋭化する最近の米国の政治状況からすれば、奇異にさえみえるこの光景こそ、ブルームバーグ氏の強みを端的に物語っている。

 ■世界17位の大富豪

 10月26日付世論調査によるとブルームバーグ氏への支持は53%。民主党から立候補しているウィリアム・トンプソン市会計検査官に18ポイントの大差をつけている。

 2001年、それまで民主党員だったブルームバーグ氏は突然共和党にくら替えし、市長に当選した。

 ブルームバーグ氏が勝利をつかむことができた一因は、自らの資産から自由に繰り出せる潤沢な選挙資金だった。ニューヨーク・タイムズ紙によると、今回もブルームバーグ氏は最大1億4千万ドル(約125億円)を使う見通しだ。ブルームバーグ氏の資産総額は推計160億ドル(1兆4500億円)で、痛くもかゆくもない。

 ブルームバーグ氏は証券会社ソロモン・ブラザーズの共同経営者などを経て、1981年に金融情報を扱う通信社ブルームバーグを設立した。フォーブズ誌の09年度世界長者番付では17位にランクされる。

 ■有能なビジネスマン

 ブルームバーグ氏のスタイルは徹底した実務型政治。教育改革のほか、24時間体制での苦情受付電話の設置や、レストランでの全面禁煙など大衆受けする施策を次々と実現させてきた。

 過去にブルームバーグ氏の選挙対策顧問を務めたエスター・フックス・コロンビア大教授(政治学)は、「市民は彼を政治家でも官僚でもなく、有能なビジネスマンとしてみている」と分析する。

 市長としての報酬はすべて辞退し、受け取るのは年間1ドルだけという清潔イメージも手伝い、選挙での懸念は低投票率くらいと、圧勝の形勢となっている。

437チバQ:2009/10/31(土) 19:52:14
>>397
http://sankei.jp.msn.com/world/america/091031/amr0910311135007-n1.htm
加州知事選から撤退 サンフランシスコ市長 
2009.10.31 11:33
 来年11月の米カリフォルニア州知事選に民主党候補として出馬を目指していたサンフランシスコ市のギャビン・ニューソム市長が30日、撤退を表明した。元知事のブラウン州司法長官の立候補が見込まれており、党候補指名争いで苦戦が予想されることや選挙資金難が理由とみられる。

 ネット競売大手イーベイの女性社長だったメグ・ホイットマン氏が共和党からの立候補を目指している。現職のシュワルツェネッガー知事(共和党)は規定で3選出馬ができない。(共同)

438チバQ:2009/10/31(土) 20:11:17

http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200910290025.html
オバマ大統領が憎悪犯罪法案を承認 対象を同性愛者などに拡大

憎悪犯罪の適用対象拡大を盛り込んだ法案に署名したオバマ米大統領(中央)ワシントン(CNN) オバマ米大統領は28日、憎悪犯罪の適用対象に同性愛者や性同一障害者への攻撃を加える条項を盛り込んだ6800億ドル(約62兆4300億円)の国防権限法案に署名した。


主要連邦法に同性愛者の権利保護が盛り込まれたのは初めて。1998年に同性愛を理由に殺害された白人マシュー・シェパードさんや黒人ジェームズ・バードさんの事件が、法整備の契機となった。ブッシュ前米大統領は拒否権発動を警告していたが、オバマ大統領は前政権の方針を転換した。


ホワイトハウスで開かれた署名式には、バイデン米副大統領やホルダー米司法長官、シェパードさんの母親ジュディさんらが立ち会った。オバマ大統領は席上で、故エドワード・ケネディ上院議員らが法整備に尽力したことを指摘した。


式典に続いて開かれた記念行事では、シェパードさんやバードさんの遺族らと登場したオバマ大統領が、「人権保護の新たな1歩」を実現した遺族らの努力に言及。大統領は喜びの涙を流す遺族らと抱き合い、出席者らの拍手喝さいを浴びた。


法案をめぐっては一部の宗教団体が、妊娠中絶や同性愛に反対する保守派の言論封じ込めに利用されるのではないかとして懸念を表明したが、ホルダー長官はこれを全面否定している。


http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200910310017.html
HIV感染者に対する入国制限を来年から撤廃と、オバマ氏発表
ワシントン(CNN) オバマ米大統領は30日、エイズウイルス(HIV)感染者に対して過去22年間打ち出していた入国制限を来年1月1日から撤廃すると発表した。来週にも関連法規を発表する。


オバマ氏はホワイトハウスで、入国制限の撤廃を発表するに当たり、米国がエイズとの闘いで世界の先導者になりたいのなら、撤廃のような行動が必要だと強調した。また、撤廃は感染者に検査、治療を受けることを励まし、家族の連帯感を高めるものだとも述べた。


大統領は制限撤廃の発表前、低所得のエイズ患者向けに治療費補助などを実施する法案延長にも署名した。


米疾病対策センター(CDC)によると、米国内のエイズウイルス感染者は推定で約100万人。うち4分の1は感染の事実を知らない可能性があるとしている。

439チバQ:2009/11/01(日) 13:57:35
>>436
http://www.asahi.com/international/update/1031/TKY200910310412.html
超セレブ選挙戦 77億円投入、ブルームバーグNY市長(1/2ページ)2009年11月1日4時51分

 【ニューヨーク=山中季広】今月3日に投票が迫った米ニューヨーク市長選で、3選確実とみられている現職ブルームバーグ市長(67)の財力が話題を集めている。投じた自己資金は8500万ドル(約77億円)。米選挙史上、これほどの額を自費でまかなった候補者は他にいない。

 ブルームバーグ氏が選挙戦で最も資金を注いだのは広告だ。テレビ広告に3050万ドル、ダイレクトメールに1280万ドル。今年4月から早々とテレビ広告を流し始め、最終盤の今は連日、視聴率の高いCM枠に登場する。

 世論調査など各種のコンサルタントを雇うのに1100万ドル。選挙事務所の一つで取った出前のピザ代だけで8892ドル(約81万円)。近所のピザ屋は大喜びだ。

 米国の選挙制度では原則として、自費で選挙運動をする限り、使う額に制限はない。

 「過去の大統領選や連邦議員選、知事選でこれほどの自己資金を投じた候補はいない」とニューヨーク市立大学のダグラス・ムツィオ教授(政治学)は話す。「米国の政治は金なしでは動かないが、ここまで金にあかせた選挙は空前。市民の政治参加意欲をなえさせ、民主政治を傷つけてしまった」

 過去2回の市長選でのブルームバーグ氏の得票は平均75万票。今回も同水準なら、1票を113ドル(約1万300円)で買った計算になる。

 市長は3選禁止規定があったが、ブルームバーグ氏は2期目途中の昨秋、条例を改正し、3選を合法化してしまった。対立候補はその点を盛んに攻めたが、過去2期の実績は悪くなく、世論調査でも3選は揺るがない情勢だ。

 これほどの大金を投じられるのは、ブルームバーグ氏が全米屈指の資産家だからだ。もともとはウォール街の投資銀行で働く勤め人だった。金融情報配信のブルームバーグ社を81年に起こし、東京を含め世界中に130以上の拠点を置く高収益企業に育て上げた。

 持ち家が7軒あり、フォーブス誌の推定では総資産160億ドル(1兆4500億円)と言われる。全米8位、世界でも17位の富豪だ。

 一方で、月々に受け取る報酬はゼロに等しい。「市長は年間1ドルしか給与をもらっておりません。うち7セントが社会保険と税金で差し引かれるので、厳密な手取りは年額93セント(約85円)です」と市長報道官室は言う。初当選時に公約したからだ。ブルームバーグ社の広報担当も、「市長となって以降、報酬は払っていません。会社の大方針を決める時を除けば、経営にはタッチしていませんので」と話した。

440とはずがたり:2009/11/01(日) 14:58:30
ここんところの日米安保なんかの動き
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1043205301/1999-2001

忍耐から強硬へ=対日批判の論調噴出−米
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2009102300485

 【ワシントン時事】先のゲーツ米国防長官訪日を機に、米国内で鳩山政権の外交・安全保障政策に対する批判的な論調が吹き出した。普天間飛行場移設問題などをめぐりいら立ちを強めるオバマ政権が、対日政策の基本を忍耐から強硬路線に転換しつつあるのを反映した形だ。
 「今や最も困難なのは中国(との関係)ではない。それは日本だ」。22日付の米紙ワシントン・ポストは国務省高官の発言を引用、米政府内の不満の高まりを伝えた。
 同日付のウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)も、鳩山政権の姿勢を「東アジア安保の要である日米同盟をむしばむ」と酷評した国家安全保障会議(NSC)元高官の論文を掲載した。
 オバマ政権は当初、日本の民主党の政策に不安を持ちつつも、期待する方向に転換するのを数カ月間は待つ構えだった。対日政策を統括するキャンベル国務次官補(東アジア・太平洋担当)は9月上旬、それまで「忍耐が必要だ」と強調した。
 しかし、普天間問題をめぐり鳩山由紀夫首相は決着先送りを表明。与党内には県外・海外移設の主張がなお根強い。米国が継続を望んだインド洋での給油活動の代わりとなる新たなアフガニスタン支援策も不明確だ。
 これに対し、米側では「日本への甘い姿勢が混乱を招いたとの批判が広がっている」(日米関係筋)のが実情。ゲーツ長官は日本での一連の会談で、現行移設計画をほごにすれば沖縄海兵隊のグアム移転なども白紙に戻ると断言、来月の大統領訪日までの決着も迫った。こうした変化は、難航するアフガン戦略見直しなどでオバマ政権が余裕を失っているのが背景にある。ポスト紙は「アジアの最も緊密な同盟国とのもめ事が新たな困難を生んだ」と指摘した。(2009/10/23-14:59)

441チバQ:2009/11/03(火) 02:12:06
http://mainichi.jp/select/world/news/20091102dde007010006000c.html
米国:NY市長とニュージャージー州知事、億万長者の選挙戦
 ◇3選へ盤石/再選に苦戦…不況で様変わり
 【ニューヨーク小倉孝保】米東部で3日投開票されるニューヨーク市長、ニュージャージー州知事の各選挙に、ウォール街で巨万の富を築いた2人の現職が立候補している。それぞれ3選と再選を目指すブルームバーグ市長(67)とコーザイン知事(62)。不況でウォール街への不満が高まる中、実業界で作った資金で選挙を戦う2人に関心が集まるが、市長が3選を確実にする一方、知事選は激戦。「億万長者の戦い」の様相は大きく異なっている。

 ブルームバーグ市長は証券大手ソロモン・ブラザーズの共同経営者から81年、経済情報を扱う通信社を設立した。資産は約160億ドル(約1兆5400億円)。過去2回の市長選は共和党から出馬したが、選挙費用(推定計1億4000万〜1億5900万ドル)は自身の資産から拠出した。今回は連続2期までとされていた市条例を改正し無所属で出馬。市会計検査員のトンプソン候補(民主)との選挙戦には、8500万ドルをつぎ込んだ。最終的な選挙費用は計1億1000万〜1億4000万ドルと見積もられ、地元紙は「独立系(無所属)候補としては米史上最大の選挙費」と報じる。

 一方、トンプソン候補の選挙費は約600万ドルと同市長の10分の1以下。知名度の高い市長が各種世論調査で20ポイント近く差を広げる。

 コーザイン知事(民主)は証券大手ゴールドマン・サックスでトレーダーから社長に上り詰めた。資産は1億5000万ドル。前回知事選では自身の資産から4300万ドルの選挙費用を使った。今回は6月以降、既にテレビCM費860万ドルを含め約1680万ドルを使い、大半を自己資産でまかなった。

 一方、相手の元検察官、クリスティ候補(共和)はこれまでに使った約540万ドルのほとんどが小口献金。選挙を監視する非政府組織(NGO)は地元紙に「経営に成功したのだから行政もやれるという思いがあったが、それだけでは不十分だと分かった」と指摘。不況が知事に重くのしかかっているようだ。

442チバQ:2009/11/04(水) 12:42:42
http://mainichi.jp/select/world/news/20091104k0000e030062000c.html
米国:3選挙で民主が大苦戦 オバマ政権に陰り?
 【ワシントン小松健一】米東部ニュージャージー州と南部バージニア州の知事選、ニューヨーク州選出の連邦下院議員補欠選挙の投票が3日行われ、即日開票が始まった。新人同士の一騎打ちとなったバージニア州では共和党の前州検事総長、ボブ・マクドネル候補(55)が民主党の州上院議員、クレイ・ディーズ候補(51)を大きく引き離し、当選を確実にした。その他の選挙でも共和党がリードしている。

 オバマ政権の景気・雇用対策や医療保険制度改革を巡り、与党・民主党と野党・共和党の対立が深まり、オバマ大統領の指導力と求心力にも陰りが見え始めている。民主党が全敗する事態になれば、10年秋の連邦議会中間選挙と37州の知事選に向けて大統領の政権運営にも影響しそうだ。

 オバマ大統領が当選して4日でちょうど1年になる。今回の選挙は、これまでのオバマ政権の政策評価や、カリスマ性を政策の推進力としてきた「オバマ効果」を占うものとして注目されている。

 08年の大統領選と連邦議会選挙では、オバマ大統領と民主党が無党派層や保守層の取り込みに成功した。米メディアの出口調査によると、今回は保守層が共和党に戻ったうえ、無党派層も共和党に流れる傾向が出ており、オバマ効果の揺り戻しが起きている。

 民主党の地盤とされるニュージャージー州ではオバマ大統領が5回、現職で再選を目指すジョン・コーザイン候補(62)の応援に駆けつけた。だが、共和党新人の前州検事、クリス・クリスティ候補(47)の勢いをそぐことができず、開票速報ではクリスティ候補が票を伸ばしている。ニューヨーク州第23選挙区の下院補選では、共和党保守派が支援する保守系のダグ・ホフマン候補(56)が直前の世論調査で民主党のビル・オーウェンズ候補(50)をリードしている。

 有権者の関心は経済や雇用、税金問題などにあり、NBCテレビなどの世論調査でオバマ政権の経済政策に関し、不支持が支持を上回っている。今回の選挙はそうした不満も反映しているといえる。

443チバQ:2009/11/04(水) 19:38:20
>ニューヨーク市は、民主党員と共和党員の比率が約5対1と、民主が圧倒的に有利な地域
http://www.47news.jp/CN/200911/CN2009110401000381.html
ブルームバーグ氏3選 NY市長選、予想外の接戦
 【ニューヨーク共同】任期満了に伴うニューヨーク市長選(任期4年)の投開票が3日行われ、複数の米メディアによると、現職のマイケル・ブルームバーグ氏(67)=無所属=が当選し、3選を決めた。市会計検査官のウィリアム・トンプソン氏(56)=民主党=も善戦したが、圧倒的な資金力、知名度を誇るブルームバーグ氏に及ばなかった。

 地元テレビ局ニューヨーク1によると、開票率95%での得票率は、ブルームバーグ氏50%、トンプソン氏46%。

 事前の世論調査では、ブルームバーグ氏が終始、10ポイント前後リードしていた。ブルームバーグ氏が選挙戦で1億ドル(約90億円)といわれる破格の資金を使い、条例改正で任期制限を3期12年に延ばしたことへの批判票が、トンプソン氏に流れた可能性がある。

 ニューヨーク市は、民主党員と共和党員の比率が約5対1と、民主が圧倒的に有利な地域だが、ブルームバーグ氏の楽勝ムードで民主党側の支援の動きが鈍く、トンプソン氏の苦戦が伝えられていた。

2009/11/04 13:27 【共同通信】

444名無しさん:2009/11/04(水) 19:43:39
面白ネタ。画像も御覧ください。

http://sankei.jp.msn.com/world/america/091104/amr0911041302006-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/photos/world/america/091104/amr0911041302006-p1.jpg

シュワ知事 公式書簡に隠し文字で怒りの「Fuck You」
2009.11.4 12:58

このニュースのトピックス:米州

シュワルツェネッガー知事が出した文書。縦読みするとたしかに… 米カリフォルニア州のアーノルド・シュワルツェネッガー知事が議会にあてた書簡が、物議をかもしている。重要案件の扱いをめぐって州議会の対応を批判する内容だが、文面自体は常識的で穏当なもの。ところが、この文章をよーく眺めてみると…。

 シュワルツェネッガー知事は今月7日、州議会に対し、水道や刑務所問題の改革、保健行政に関する重要法案が棚上げされている一方で、緊急を要しないと考える財政改革法案が議決されたことに不快感を表明。同法案に対し、拒否権を発動したことを写真のような文面で議会に通達した。

 知事がこうした文書を出すこと自体が異例というが、それ以上に関係者を仰天させるメッセージが文章中に隠されていた。公式書簡の定型文である書き出しと終わりの2行を除いた、各段落の文頭の文字をつなぎ合わせて縦読みすると、「I Fuck You」となるのだ。

 シュワルツェネッガー知事と州議会との仲の悪さは周知の事実。しかも、この書簡は知事から議会への“抗議文書”だけに、米国で最も忌み嫌われるNGワードで議会を中傷したとの憶測が広まるのも不思議ではない。

 知事報道官は「単なる偶然だ」と弁明しているが、26あるアルファベットのうち特定の8文字が一定の法則で規則正しく並ぶ可能性は天文学的確率。「I」「F」「Y」が、きちんと大文字になっている点も、できすぎの印象だ。

 地元紙の取材に、サクラメント州立大のバーバラ・オコーナ教授(政治学)は「あまりにも辛辣で市民の反感も深いが、この文章を知事自身が作ったかどうかは疑問。ひそかにほくそ笑んでいるスタッフがいるかもしれない」と話している。

445チバQ:2009/11/04(水) 20:48:11
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200911040033.html
アトランタ市長選は決選投票へ 30年ぶり白人市長なるか
アトランタ(CNN) 3日に投開票が行われた米ジョージア州アトランタの市長選は、約30年ぶりとなる白人市長を目指していたメアリー・ノーウッド市議の得票が過半数に達せず、決着は12月2日の決選投票に持ち越された。


地元紙の報道によると、ノーウッド候補の得票率は45%、次点のカシム・リード元同州上院議員は37%だった。当選のためには過半数を獲得する必要がある。


アトランタはアフリカ系アメリカ人の住民が多数を占めており、もしノーウッド候補が当選すれば、1973年以来の白人市長となる。リード候補はアフリカ系アメリカ人。

446チバQ:2009/11/04(水) 20:50:39
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200911040017.html
NY州下院補選、民主党候補当確 共和党内の亀裂露呈のなか
(CNN) 米ニューヨーク州下院補選(改選数一)は3日に投開票され、開票率88%の段階で49%の得票率を記録した民主党のビル・オーウェンズ候補が、共和党のダグラス・ホフマン候補(46%)を小差で抑え、当選確実となった。


補選では共和党内の亀裂が明らかになった。地元の共和党幹部らは中道派のディエドラ・スコッザファーバ氏を擁立し、無党派層や一部民主党支持者の取り込みを図った。しかし同性婚や妊娠中絶、連邦政府の景気対策に寛容なスコッザファーバ候補に党内の保守派が強く反発し、会計士のホフマン氏を擁立した。


スコッザファーバ候補は世論調査の支持率急落や、保守派の支持と献金がホフマン候補に集中している状況を受けて、先月31日に選挙運動を停止し、民主党のオーウェンズ候補の支持に回った。直近の世論調査では、オーウェンズ候補とホフマン候補の支持率が小差で競り合っていた。

447チバQ:2009/11/04(水) 20:52:27
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200911040017.html
NY州下院補選、民主党候補当確 共和党内の亀裂露呈のなか
(CNN) 米ニューヨーク州下院補選(改選数一)は3日に投開票され、開票率88%の段階で49%の得票率を記録した民主党のビル・オーウェンズ候補が、共和党のダグラス・ホフマン候補(46%)を小差で抑え、当選確実となった。


補選では共和党内の亀裂が明らかになった。地元の共和党幹部らは中道派のディエドラ・スコッザファーバ氏を擁立し、無党派層や一部民主党支持者の取り込みを図った。しかし同性婚や妊娠中絶、連邦政府の景気対策に寛容なスコッザファーバ候補に党内の保守派が強く反発し、会計士のホフマン氏を擁立した。


スコッザファーバ候補は世論調査の支持率急落や、保守派の支持と献金がホフマン候補に集中している状況を受けて、先月31日に選挙運動を停止し、民主党のオーウェンズ候補の支持に回った。直近の世論調査では、オーウェンズ候補とホフマン候補の支持率が小差で競り合っていた。

448名無しさん:2009/11/05(木) 06:29:44
>>444
産経・・・放送禁止用語を伏せ字にしないでそのまま見出しにするとは・・・( ゚д゚)ポカーン

449チバQ:2009/11/05(木) 19:07:31
>>447
http://www.47news.jp/CN/200911/CN2009110501000175.html
米共和党、価値観めぐり内紛 下院補選で民主党勝利
 【ワシントン共同】米国で2州知事選と同時に実施されたニューヨーク州第23選挙区の下院補選は、4日までの開票で民主党のビル・オーエンズ氏が勝利した。同選挙区では共和党保守派が党公認候補を「リベラル過ぎる」と批判して出馬辞退に追い込み、党外の保守系候補ダグラス・ホフマン氏を支援する異例の展開となった。

 来年の中間選挙を控え、支持低迷に苦しむ共和党では、保守派としての「中核的な価値観」を共有する候補者を求める声が高まり、穏健派を排除する動きがさらに強まりそうだ。

 共和党が当初擁立した女性候補のディーディー・スコザフォバ氏は、同性愛者の権利や中絶の自由を支持し、オバマ政権の景気刺激策も容認。昨年の大統領選で副大統領候補だったペイリン前アラスカ州知事やポーレンティー・ミネソタ州知事ら共和党保守派の有力者が反発してホフマン氏支持を打ち出し、スコザフォバ氏は投票日直前に出馬を辞退した。

 同選挙区は伝統的に共和党の地盤で、民主党オーエンズ氏は漁夫の利を得た形。

2009/11/05 09:55 【共同通信】

450とはずがたり:2009/11/06(金) 11:38:56

おお,ふぃおりーなが出てくる様だ。

「最強の女性」HPの元CEOが米上院選へ
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp1-20091105-563072.html

 米コンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)の最高経営責任者(CEO)をかつて務め、「最強の女性経営者」と呼ばれたカーリー・フィオリーナ氏(55)が4日、来年の米中間選挙で行われる上院選にカリフォルニア州から出馬する意向を表明した。

 共和党候補の指名獲得を目指すとみられる。フィオリーナ氏は声明で「(雇用問題などに関する)カリフォルニア州民のための解決策を軸にした選挙運動をする」と強調した。

 フィオリーナ氏は1999年、40代でHPのCEOに抜てきされた。米経済誌フォーチュンの米ビジネス界「最強の女性」番付で6年連続で首位に選ばれるなど評価を受けたが、2005年に取締役会との経営方針をめぐる対立で事実上解任された。AP通信によると、乳がんにかかり、最近治療を終えたという。(共同)

 [2009年11月5日12時40分]

451名無しさん:2009/11/16(月) 19:09:44
いいじゃない。

http://www.47news.jp/CN/200911/CN2009111601000125.html
http://img.47news.jp/PN/200911/PN2009111601000142.-.-.CI0003.jpg

オバマ氏の天皇にお辞儀は不適切 米保守派が批判
 【ワシントン共同】初訪日したオバマ米大統領が14日に皇居で天皇、皇后両陛下と面会した際、深々とお辞儀したことが「低姿勢過ぎる」と米ニュースサイトで物議を醸している。保守系FOXテレビは15日、外国の要人に頭を下げるのは「米国の大統領として不適切」と批判した。

 同テレビは、2007年2月に天皇陛下と面会したチェイニー副大統領(当時)は、握手だけでお辞儀はしなかったと比較。「オバマ氏は(お辞儀が)日本人受けすると考えたのだろう」と皮肉った。一部サイトは、オバマ氏が「ぺこぺこと頭を下げた」と非難した。

 政治専門サイト「ポリティコ」によると、米政府高官は、お辞儀は外交儀礼だとして「政治問題化するのは的外れもいいところ」と一蹴した。

 保守系メディアは今年4月にも、オバマ氏がサウジアラビアのアブドラ国王にお辞儀したとして問題視したことがある。

2009/11/16 09:35 【共同通信】

452とはずがたり:2009/11/16(月) 19:21:31
>>451
おお,相手が天皇とは言えなかなか深々としたお辞儀ですね〜。

453チバQ:2009/11/23(月) 09:16:38
>>434
http://www.daily.co.jp/mlb/2009/11/21/0002531154.shtml
フィラデルフィア市長罰ゲーム… ワールドシリーズ制覇をかけ、ニューヨークとフィラデルフィア両市長の間で争われていた“賭け”の罰ゲームが20日、ヤンキースタジアムのあるブロンクス地区で行われた。罰ゲームは勝者の都市でのボランティア活動で、今回は中学校校舎のペンキ塗り。敗れたナッター・フィラデルフィア市長はMVPとなった松井秀のユニホームを着て作業を行う屈辱を味わわされ、「今年1年、優勝トロフィーの面倒を見てくれ。来年、引き取りに来る」と話していた。

(2009年11月21日)

454チバQ:2009/12/02(水) 00:47:43
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200912010018.html
クリントン夫妻の1人娘チェルシーさんが婚約、来夏に挙式と

婚約したクリントン元大統領夫妻の1人娘のチェルシーさんワシントン(CNN) クリントン元大統領夫妻の1人娘チェルシーさん(29)が長年付き合っているボーイフレンドと婚約したことが11月30日分かった。クリントン一家の広報担当が明らかにした。


チェルシーさんと将来の夫は感謝祭の日に友人や家族にメールを出し、婚約の事実を明かしたという。米メディアは2人は今年の夏、挙式したとも報じていたが、広報担当はこの事実を否定していた。結婚式は来年夏に予定しているという。


ボーイフレンドのマーク・メズビンスキーさん(31)の母親は、ペンシルベニア州選出の元連邦下院議員。1994年の選挙で再選を阻まれたが、当時のクリントン大統領の経済政策には批判的だったという。


メズビンスキーさんは大手投資銀行に勤務。2人はスタンフォード大学で共に学んでいる。チェルシーさんの母親はクリントン国務長官。

455名無しさん:2009/12/02(水) 02:52:49
>>454
大統領の娘時代が信じられないくらいに老けたな…。

456チバQ:2009/12/06(日) 19:39:00
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20091206-OYT1T00354.htm
米失業率10%、大統領へ怒りの声「ペテン師だ」


金属加工工場で労働者の話を聞くオバマ大統領(4日、米ペンシルベニア州アレンタウンで)=ロイター アメリカの失業率が10%を超えた。1983年以来、26年ぶりの危機的水準だ。

 オバマ大統領は4日、雇用問題について国民の声を聞く全国行脚を始めたが、最初に訪れた米産業革命の発祥地、ペンシルベニア州のアレンタウンで待ち受けていたのは、冷ややかな「歓待」だった。

 「大統領、小さな企業が資金を借りられるよう、何をしてくれますか。みんなそれが知りたいのです」

 社会人の就職を支援する地元のコミュニティー大学。質疑の時間になると、厳しい質問が飛んだ。

 「約束する。銀行の人に年内に会う」と大統領。だが、聴衆には不信が渦巻く。

 地元の労組代表、フレッド・シェフさん(61)は「質問できたら、『本当にやれるのか』って言ってやりたかった」。5月にリストラされたジェフ・デュークさん(37)は、「仕事は簡単には見つからない。妻が働いているので一息ついているが」と浮かぬ顔だ。

 工場、大学、レストラン。駆け足で巡った先々で、オバマ批判のプラカードが待ち受けた。キャスリーン・ティーさん(48)は、「彼はペテン師。この国を間違った方向に向かわせている。雇用なんて戻って来ないわ」と吐き捨てた。

 昨秋の「リーマン・ショック」を発火点に、米東海岸のニューヨークの金融街から始まった解雇の波は、全米を覆っている。4日に発表された11月の失業率は10%ちょうど。2けたに乗った10月(10・2%)からは改善したが、就業者数は23か月連続で減っている。(米東北部アレンタウンで、岡田章裕)

(2009年12月6日11時20分 読売新聞)

457とは:2009/12/06(日) 20:07:09
取り敢えず失業率なんとかしないと命取りになりそうな。。

オバマの経済政策どうなってましたっけ?あんま体系的な感じがしないですが、アメリカの経済政策はベルナンケの役割大か?

458チバQ:2009/12/13(日) 18:13:19
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200912130012.html
同性愛者の市長が誕生、米テキサス州ヒューストン市
テキサス州ダラス(CNN) 米テキサス州ヒューストンで12日、市長選の決選投票の結果、同性愛を公言しているアニス・パーカー氏(53、民主党)が当選した。ヒューストン市で女性市長の当選は2人目、同性愛者としては初めてとなる。就任は来年1月。


米国でこれまで、同性愛者の市長が誕生しているのはロードアイランド州プロビデンスやオレゴン州ポートランドなど。米国第4の都市ヒューストンのような大都市でも同性愛者の市長が登場するのは初めて。


過去5年間、同市の会計監査役を務めたパーカー氏は、11月3日の市長選で対立候補のひとり、ジーン・ロック市顧問弁護士(民主党)と接戦となり、決選投票となった。


パーカー氏は同性パートナーと19年間、生活をともにしており、2人の養子を引き取っている。また、同性愛者であることを隠したことはなかった。


ヒューストン市は数年前、同性カップルの権利を認める法案が住民投票で否決されているほか、同性結婚が違法となっている。同性愛に対する偏見が根強い南部州のテキサスでのパーカー氏の当選は、同性愛者に対する大きな追い風となる可能性が高い。


パーカー氏が決選投票に残った際、一部の保守派や同性愛に反対する人々が反パーカー氏の活動を実施していた。しかし、53%を超える支持を得て当選したパーカー氏は、「ヒューストンには、性的指向に対する偏見が残っているが、市民は私を選んでくれた」と勝利宣言を出している。

459とはずがたり:2009/12/15(火) 23:58:21
家系図総研でもあんのかねぇ?
>オバマ大統領の家計図とバフェット氏の親族についての調査を同じチームが行っていたところ、偶然発見したという。

世界の雑記帳:オバマ大統領とバフェット氏、17世紀に共通の祖先=米サイト
http://mainichi.jp/select/world/newsinbrief/news/20091215reu00m030004000c.html

 12月15日、家系専門サイトの調査チームは、オバマ米大統領と米著名投資家のウォーレン・バフェット氏が遠縁の親戚に当たると発表。写真は11月、ニューヨークでのイベントで壇上にあがるバフェット氏(2009年 ロイター/Mike Segar)
 12月15日、家系専門サイトの調査チームは、オバマ米大統領と米著名投資家のウォーレン・バフェット氏が遠縁の親戚に当たると発表。写真は11月、ニューヨークでのイベントで壇上にあがるバフェット氏(2009年 ロイター/Mike Segar)

 [ワシントン 15日 ロイター] 家系専門サイト、Ancestry.comの調査チームは15日、オバマ米大統領と米著名投資家のウォーレン・バフェット氏が遠縁の親戚に当たると発表した。

 同サイトが2人の共通の祖先としているのは、1650年代にフランスから米国に移民したマレン・デュバル氏。同氏はオバマ大統領にとって9代前、バフェット氏にとって6代前の祖先だという。

 この発見は、オバマ大統領の家計図とバフェット氏の親族についての調査を同じチームが行っていたところ、偶然発見したという。

 2人の祖先であるデュバル氏は当初、契約使用人として渡米したが、1659年までにメリーランド州に土地を購入。農場を経営する商人となり、資産を築いたと考えられると、調査チームは話している。

2009年12月15日 17時51分

460チバQ:2009/12/23(水) 17:41:52
http://www.47news.jp/CN/200912/CN2009122301000122.html
米民主党下院議員、共和党に移籍 財政支出拡大路線を批判
 【ワシントン共同】米民主党のグリフィス下院議員(アラバマ州選出)は22日、民主党の財政支出拡大路線を批判し、共和党に党籍を変更すると発表した。同議員は昨年の選挙で、共和党の強い選挙区から初当選した。

 地元での記者会見で同議員は、民主党指導部が医療保険改革法案など「大規模な支出拡大と増税」を進めていると非難し「もう一緒にはいられない」と述べた。

2009/12/23 10:04 【共同通信】

461チバQ:2009/12/26(土) 22:29:33
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20091227k0000m030027000c.html
NY市長選:マイノリティー票が白人票上回る
 【ニューヨーク小倉孝保】少数派が多数派に−−。先月3日行われたニューヨーク市長選挙で、黒人やヒスパニック系住民のマイノリティー(少数派)票が同市の選挙で初めて白人票を上回った可能性が高いことが25日、わかった。ニューヨーク・タイムズ紙が伝えた。

 今後、同市の運営にマイノリティーの意見が強く反映されるのは確実だ。

 公式には人種別投票動向は明らかになっていないが、調査会社「エジソン・メディア・リサーチ」の出口調査の結果では、市長選で自らを白人と認識する住民の投票は全体の46%。黒人(23%)、ヒスパニック(21%)、アジア系(7%)の合計でマイノリティー票が白人票を上回った。

 過去の市長選出口調査では、白人票は56%(89年)、55%(93年)、53%(97年)、52%(01年)で常に多数派だった。特にアジア系住民で増加が著しく、アジア系の01年の投票は全体の3%だった。

 マイノリティー住民の投票増加は少しずつ、結果にも表れている。01年には市会計検査員選挙で黒人のトンプソン氏が当選したほか、クイーンズ区長選でも黒人女性のマーシャルさんが当選。先月の市会計検査員選では中国系のリウ氏が当選した。

毎日新聞 2009年12月26日 19時41分

462名無しさん:2010/01/05(火) 21:11:48
http://www.47news.jp/CN/201001/CN2010010501000217.html
今年の十大リスク5位に「日本」 米調査会社、普天間影響か
 【ワシントン共同】米ニューヨークに本部を置く調査分析会社ユーラシア・グループは4日、今年の十大リスクを公表、トップに米中関係、5番目に「日本」を挙げた。鳩山政権の財政政策や米軍普天間飛行場移設問題をめぐる迷走が影響したとみられる。

 同社のイアン・ブレマー会長らは鳩山政権について「小泉政権後に続く脆弱な政権の一つになりそうだが、今回は官僚の支援がなく、深刻な経済状況も伴う」と悲観した。今年夏の参院選に関しては「鳩山由紀夫首相はその地位にないかもしれないが、民主党が勝利するだろう」と予想した。

 米中関係に関しては、通商政策で摩擦が増幅すると指摘。「中国から見て米国との経済関係は魅力が少なくなり、米国は環境問題などでの中国の指導力に失望するだろう」と見通した。2番目のリスクはイラン問題で、欧州の財政政策不一致、米国の金融規制問題が続いた。

 ユーラシア・グループは地政学的なリスク分析を専門とするコンサルティング会社。

2010/01/05 10:57 【共同通信】

463チバQ:2010/01/07(木) 22:35:00
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100107-OYT1T01228.htm
米民主ベテラン上院2議員引退、党内に衝撃
 【ワシントン=黒瀬悦成】米民主党のベテラン上院議員2人が、11月の中間選挙への不出馬と政界引退を表明し、党内に衝撃が広がっている。


 中間選挙では、民主党が上院(定数100)で野党の議事妨害を阻止できる60議席を維持できるかどうかが焦点だが、2人の不出馬でこのラインを割り込みかねない事態となっている。

 不出馬を表明したのは、コネティカット州選出のクリストファー・ドッド上院銀行住宅都市委員長(65)と、ノースダコタ州選出のバイロン・ドーガン上院議員(67)。ドッド氏は現在5期目だが、健康問題に加え、金融業者との癒着が発覚し、6選が絶望視されていた。ドーガン氏も、出馬が取りざたされる共和党のジョン・ホーベン同州知事に世論調査で大きく引き離されていた。

 ドッド氏の引退で、同議員が策定にかかわってきた金融規制改革法案や医療保険制度改革法案の審議の行方にも、微妙な影響を及ぼす可能性がある。共和党のマイケル・スティール全国委員長は、「彼らは国民の審判を受けることを拒否した。オバマ大統領がリベラル的な政策を追求しているお陰で、共和党が過半数を奪回できる可能性が高まった」と強調した。

(2010年1月7日22時05分 読売新聞)

464とはずがたり:2010/01/20(水) 12:49:02
米上院補選:民主敗れ、オバマ政権に打撃 安定多数割れ
http://mainichi.jp/select/today/news/20100120k0000e030056000c.html
2010年1月20日 11時54分 更新:1月20日 12時20分

 【ワシントン小松健一】米東部マサチューセッツ州選出の連邦上院議員の補欠選挙が19日に投票、即日開票され、共和党のスコット・ブラウン州上院議員(50)が民主党のマーサ・コークリー州司法長官(56)を制して当選を確実にした。米メディアが一斉に報じた。民主党は上院(定数100)で59議席となり、共和党のフィリバスター(議事妨害)を阻止できる安定多数の60議席を失った。20日で就任1周年となるオバマ大統領が厳しい政権運営に直面するのは必至で、11月の中間選挙の行方にも影響しそうだ。

 今回の補選はオバマ政権の医療保険制度改革や経済政策の是非が争点で、オバマ政権1年間の信任投票と位置づけられていた。医療保険改革阻止を主張したブラウン氏の勝利は、オバマ大統領の求心力低下を裏付けることとなった。

 AP通信によると、開票率87%で得票率はブラウン氏52%、コークリー氏47%。

 マサチューセッツ州は民主党の牙城で、共和党が同州から上院議員(定数2)に選出されるのは67年以来。

 議会では大詰めを迎えた医療保険改革法案のみならず、金融規制改革、気候変動対策などオバマ政権の「変革」を支える重要法案が行き詰まることが予想される。共和党との対決を前提に政策を推し進めてきたホワイトハウスと民主党は戦略の練り直しを迫られる。

 補選は民主党の重鎮、エドワード・ケネディ議員の死去(昨年8月)に伴うもので、補選までの間、州知事に任命された暫定議員が民主党議席を埋めていた。

 【ことば】フィリバスター

 米上院本会議における議事妨害。徹底討論や少数意見の尊重を伝統とする上院では原則的に発言時間に制限がなく、長時間にわたり演説することで議事進行を妨害できる。演説をやめさせるには、討議終了の動議の成立が必要で、そのために全上院議員の5分の3にあたる60人の賛成が必要。近年の上院ではフィリバスターの利用が常態化している。語源はオランダ語の「略奪者」。

465チバQ:2010/01/20(水) 21:37:33
>>464
http://mainichi.jp/select/world/news/20100120dde007030004000c.html
米国:マサチューセッツ州上院補選 民主、歴史的敗北 オバマ政権に「無党派の反乱」
 ◇政策と世論、乖離
 【ワシントン小松健一】民主党の金城湯池と言われた米東部マサチューセッツ州で、有権者はオバマ政権の政策に「ノー」を突きつけた。19日に投開票された同州選出の上院補欠選挙で共和党のスコット・ブラウン候補(50)が医療保険制度改革反対を訴えて勝利した。08年の大統領選でオバマ大統領勝利に貢献した無党派層が共和党に流れたことが最大の要因だ。

 昨年11月のニュージャージー、バージニア両州知事選でも無党派層が共和党候補者を勝利に導いた。マサチューセッツ州でも同様の「無党派の反乱」が起きたことは民主党とホワイトハウスに大きな衝撃となっている。

 医療保険改革に心血を注ぎ47年間議席を維持したエドワード・ケネディ議員の死去に伴う今回の補選では、民主党のコークリー候補が有権者に敬愛されているケネディ家の支援を受け、医療保険改革実現を強調した。オバマ大統領も応援演説に駆けつけた。それでも民主党は歴史的な敗北を喫した。

 オバマ政権発足から1年間で、世論は変革への「期待」から「失望」へと大きく振り子が揺れた。

 7872億ドルの景気対策法を成立させたが、失業率は10%で高止まりしている。金融機関や自動車産業に公的資金を投入したが、銀行の貸し渋りは続き、生活の逼迫(ひっぱく)を訴える声が相次ぐ。巨額のコストを伴う医療保険改革の必要性が実感できないのが実情だ。

 米紙ワシントン・ポストとABCテレビが実施した全米の世論調査では、雇用と経済の回復が重要課題と考える人が最も多く、医療保険改革は24%にすぎない。オバマ政権で顕著となった財政赤字を拡大する「大きな政府」への拒否反応も高まる。オバマ大統領の政権運営と世論の乖離(かいり)は開くばかりだ。

 マサチューセッツ州の登録有権者は410万人。党派別では民主支持37・1%、共和支持11・4%、無党派51・2%など。同州の無党派は08年大統領選で共和党のマケイン氏に26ポイントの大差を付けたオバマ氏を勝利に導いた。

 オバマ政権下で保守回帰が進む無党派の不満への対応を誤れば、「変革」の実現は極めて難しくなる。

466とはずがたり:2010/01/21(木) 10:05:22
>>463
>共和党のマイケル・スティール全国委員長は、「オバマ大統領がリベラル的な政策を追求しているお陰で、共和党が過半数を奪回できる可能性が高まった」と強調した。
補選の結果を見ても民主党大敗するかも知れませんなぁ。。

467チバQ:2010/01/24(日) 10:21:56
http://mainichi.jp/select/world/news/20100122ddm007030180000c.html
オバマのアメリカ:揺らぐ変革/上 演説戦術に陰り 「旗振りだけ」批判も
 ワシントン郊外のバージニア州アーリントンのウェイクフィールド高校。夏休みが明けた昨年9月8日、教育の重要性についてオバマ米大統領が生徒たちに語りかけた。

 「これからの未来、我々が国家として大きな難題を乗り越えていけるかどうか。いま君たちが学んでいることがそれを決定する」

 オバマ大統領が国民に直接、話しかける際には決まったスピーチの型がある。「必ずしも私は熱心な生徒ではなかった」「私の妻ミシェルは家計的に恵まれない家庭環境で育ったが努力して成功した」など個人的なドラマを紹介する。そのうえで、「We(我々)」を多用し、聞き手を共通のビジョンに引き込み、共感を得る。ユタ大学の東照二教授(社会言語学)がオバマ大統領の演説で使われた語彙(ごい)を分析したところ、「人々」「共通」「すべて」など聞き手を統合する言葉が多用されていた。東教授は「分かりやすい言葉でつながりを作るスタイルで、訴えているのは政策ではなく価値観だ」と解説する。

 強い支持基盤を持たないオバマ大統領にとって演説は、大統領選挙中の一番の武器だった。就任後も政策への支持を訴える手段として、市民との直接対話の場であるタウンホール集会などで語り続けてきた。

 だが、その開催場所を見てみると次期大統領選をにらんだ「パーマネント・キャンペーン」(終わらない選挙戦)という側面も浮かび上がる。ホワイトハウスが、大統領の発言を公表しているタウンホール集会のうち、国内出張先で開催されたのは14回。うち08年大統領選で序盤から民主党優位といわれていたのはカリフォルニア州の2回のみ。オハイオ、コロラド両州など激戦州で7回、インディアナ州など共和党優位州で5回開催され、戦略的に遊説先を選んでいると推測できる。

 最近、「しゃべっているだけで何もしていない」という厳しい評価が聞かれるようになった。政権の「チアリーダー・イン・チーフ」(チアリーダーの代表)と呼ばれることもある。応援団のリーダーに過ぎず、自ら問題を処理する「選手」ではないという批判的な意味合いで使われている。

 オバマ大統領はこの1年、雇用や景気の回復など山積する課題に、国民が満足する処方せんを示せなかった。オバマ流の演説だけでは、困難な政権運営を埋め合わせることはできていない。

  ◇  ◇

 熱狂的な歓迎を受けながら、ここのところ支持率低迷に悩むオバマ大統領。就任1年で見えてきた実像に迫った。【ワシントン古本陽荘】

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 ■ことば

 ◇パーマネント・キャンペーン
 1976年に当選したカーター大統領に世論調査専門家のパトリック・キャデル氏が「世論の支持を得ながら行政運営するには、ずっと選挙キャンペーンを続ける必要がある」と進言したメモが言葉の由来とされる。近年の米国政治の特徴とされ、有権者の声に耳を傾けることができる半面、長期的な視野から政治判断できなくなるとの批判がある。

468チバQ:2010/01/24(日) 10:22:22
http://mainichi.jp/select/world/news/20100123ddm007030096000c.html
オバマのアメリカ:揺らぐ変革/中 意見聞けども主導せず 議会に法案「丸投げ」
 「(20世紀初頭の)セオドア・ルーズベルト大統領以来、7人の大統領が改革の重要性を訴えてきた。そこには民主党、共和党の区別はなかった」

 クリスマスイブの昨年12月24日、米上院で医療保険制度改革法案が可決されたのを受け、オバマ米大統領は超党派での改革の必要性を訴えた。

 実際の採決結果は、賛成60、反対39(欠席1)。賛成はすべて民主党会派で、共和党は全員が反対に回った。委員会採決時、共和党からただ一人賛成したスノー上院議員(メーン州)も「恣意(しい)的にクリスマスを締め切りとするやり方は、重要な法案を不当に扱うものだ」と民主党の議会運営を批判し反対した。

 法案策定は当初から議会指導部に委ねられた。クリントン政権時代に議会をないがしろにして同様の法案が廃案となった反省を踏まえた。ホワイトハウスから具体案を提示すれば、押し付けたと受け取られ法案成立が困難になると計算した。

 だが、法案審議が長引くにつれ、オバマ大統領が議会に法案策定を「丸投げ」したとの印象を与えるようになる。議員らが夏季休暇中に地元で開いた医療保険に関する住民集会。賛否の議論を超え、住民同士がつかみ合いのケンカをし、議員をののしる映像がテレビで次々と流された。60%台だった大統領の支持率が50%台前半に急降下したのはこの時期だ。国民の一定層が、混乱は大統領の指導力不足によるものと受け止めた。

 ブッシュ前大統領とは対照的に、関係者の話を聞いてじっくり着地点を模索するのがオバマ大統領の決断スタイルといわれる。アフガニスタンへの米軍3万人の追加増派も現地司令官や閣僚から意見を聴取し決断した。だがその姿勢は「優柔不断」(チェイニー前副大統領)との批判も生んだ。

 上院議員時代の大統領を知るアメリカン大のサーバー教授(米政治)は「意思決定の前にあらゆる意見に耳を傾ける指導スタイルは、コミュニティー・オーガナイザーだった経験が生んでいる」と語る。大統領はシカゴで3年間、オーガナイザーに携わった。

 だが、サーバー教授は「議会指導部に権限を与えすぎたのは失敗。もっとタフになる必要がある」と指摘する。19日のマサチューセッツ州上院補選では上院の安定多数の60議席を失った。議会に対し指導力を発揮する機会は遠のいている。【ワシントン古本陽荘】

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 ■ことば

 ◇コミュニティー・オーガナイザー
 米国で住民運動を支援する組織や個人。貧困や生活環境の改善のため、地域住民を組織化し、地方政府や企業に対し問題解決を要求する手助けをする。住民の中から指導者を探す手法を取り、オーガナイザーが運動を主導することはない。シカゴで活動を始めたソール・アリンスキー氏が40〜60年代に理論化したとされる。

469チバQ:2010/01/24(日) 10:22:50
http://mainichi.jp/select/world/news/20100124ddm007030056000c.html
オバマのアメリカ:揺らぐ変革/下 保守系草の根、台頭 「国民の怒り」逆風に
 「私を当選させたのと同じものが、スコット・ブラウンを当選させた。米国民は怒っている。不満を感じている」

 就任1年を迎えた20日、オバマ米大統領は米ABCテレビのインタビューで、民主党の牙城と言われてきたマサチューセッツ州の連邦上院補選で共和党のブラウン氏が当選した原因を「米国民の怒りと不満」と分析した。

 強固な地盤を持たない若い上院議員だったオバマ氏が一昨年、「変革」を掲げて大統領に当選できたのは、閉塞(へいそく)感を打ち破る人物との期待が広がり、無党派層の風が吹いたからと言われる。だがその風は今、逆風となって自分に吹きすさぶ。

 世論調査を見る限り、共和党全体に追い風は吹いていない。先月のウォールストリート・ジャーナル紙とNBCテレビの調査では、民主党に対する好感度が35%なのに対し、共和党は28%と低迷。一方で「大きな政府」に反対する保守系の草の根団体の運動「ティー・パーティー」への好感度は41%と出た。

 ティー・パーティーは昨年9月、首都ワシントンで数万人規模の「納税者の行進」を行い注目を集めた。厳しい経済状況を受け、やり場のない米国民の怒りや不満の受け皿となり、政治を大きく左右する存在になっている。

 ティー・パーティーに賛同する組織はマサチューセッツ州の補選にも参加し、ブラウン氏を支援。その一つ「米国自由同盟」のエリック・オダム理事長は勝利の後、「ブラウン氏がどうこういう話ではなかった。我々が大衆運動としてまとまり、議席を獲得できるかどうかが焦点だった」と総括した。減税や緊縮財政など保守的な政策目標を掲げるが、必ずしも共和党と歩調を共にしてはいない。昨年11月のニューヨーク州の連邦下院補選では、ティー・パーティー側が共和党候補を「リベラルすぎる」として、別の保守系候補を応援、共和党候補は出馬辞退に追い込まれた。

 22日にオハイオ州で開かれたタウンホール集会。オバマ大統領は「これからも戦いが続く。今はウォールストリートから納税者にささやかな金を戻す戦いを行っている」と訴えた。

 その姿は、米国民の怒りを金融界に誘導し、逆風を再び追い風に変える戦略に出たかのようにも見える。【ワシントン古本陽荘】

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 ■ことば

 ◇ティー・パーティー
 オバマ政権発足後の09年に始まった。ティーは、Taxed Enough Already(すでに十分課税されている)の頭文字で、英国からの印紙税に反対して紅茶を海に投げ捨てた植民地時代のボストン茶会事件(1773年)も念頭に置いて名付けられた。インターネットを駆使して賛同者を拡大してきた。

毎日新聞 2010年1月24日 東京朝刊

470チバQ:2010/01/24(日) 16:46:52
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20100124042.html
実は昨年やるはずだった 町議選「忘れていた」
 米ジョージア州の町デソトが、昨年行われるはずだった町議会選挙を忘れていると指摘された。

 町議2議席の選挙が行われるはずだったが、町当局は「昨年の議会では誰も選挙のことを話題にせず、州から指摘されるまで気付かなかった」。女性町議の1人は「私たちは忘れていたの。ただそれだけ」。

 州側は新たに設けられた3月の期限までに選挙が行われない場合、処罰すると警告した。 (共同)

[ 2010年01月24日 14:24 ]

471とはずがたり:2010/01/28(木) 01:42:07
>>470
ちょっww
任期の算出とかややこしい決まりでもあるんすかね?

472チバQ:2010/02/08(月) 21:33:35
>>469
http://mainichi.jp/select/world/news/20100209k0000m030077000c.html
米国:「ティー・パーティー」存在感 中間選挙予備選で
 【ワシントン古本陽荘】11月の米中間選挙に向けた予備選が本格化する中、減税や財政規律重視を訴える保守系草の根団体の運動「ティー・パーティー」の動向に注目が集まっている。保守系とはいえ、既存の政党とは一線を画しており、保守政党である共和党候補を選ぶ予備選では、大きな影響力を持つとみられている。2月4〜6日には南部テネシー州ナッシュビルで初の全国大会が開かれ、存在感をアピールした。

 全国大会最終日のメーンイベントは、ティー・パーティーの象徴的存在となっているペイリン前アラスカ州知事の基調講演。ペイリン氏が「アメリカは次の革命の準備ができている。皆さんはその一部なのです」と気勢を上げると、全国から集まった約600団体の代表者が大きな歓声を上げた。

 ティー・パーティーが注目を集めたのは、民主党の牙城と言われてきたマサチューセッツ州の連邦上院補選で共和党のブラウン候補が当選した先月。昨年12月の段階では各種調査で劣勢だったブラウン氏を、州外からもメンバーが応援に駆け付けて勝利に導いたとみられているからだ。

 もともとは各地で活動する団体の緩やかな連合体だ。オバマ大統領が選挙戦で駆使したように、インターネットを利用して横の連携を広げてきた。失業率の悪化などを背景とする国民の不満の受け皿という側面も強い。

 基本的には共和党支持だが、昨年11月のニューヨーク州の連邦下院補選では、「リベラルすぎる」として共和党候補を支援せず、別の保守系候補を応援。保守分裂の結果、民主党が議席を獲得するという事態が起きた。このため、中間選挙へ向けた予備選では、ティー・パーティーに配慮して主張を修正する共和党候補も出ている。

 全国大会では、中間選挙に向けて資金援助の受け皿となる政治活動委員会(PAC)を創設し、「規律ある財政」など運動の趣旨にあった候補者だけを支援する方針を確認した。ただ、中間選挙は、人材や資金を集中投入できる補選とは違う戦略が求められるため、ティー・パーティーの影響力がどこまで広がるかは不透明だ。

 また、「大きな政府」に反対することでは意見が一致しているものの、他の政策では、参加団体間に路線の違いがある。全国大会では、ケニア人の父親を持つオバマ大統領の国籍に疑問を呈したり、キリスト教に基づく宗教的価値観についての演説もあったが、「趣旨が違う」として反発の声が上がった。

 大会への参加自体も、チケット代が549ドル(約4万9000円)と高額だったため、「平均的米国人に払える額ではない」とボイコットを表明する団体が相次いだ。ペイリン氏に支払われた演説の報酬も10万ドル(約900万円)と報じられて批判を浴びた。

毎日新聞 2010年2月8日 20時25分

473とはずがたり:2010/02/09(火) 04:23:21

ペイリン前アラスカ州知事、大統領選出馬に意欲
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100208-OYT1T00929.htm

 【ワシントン=黒瀬悦成】2008年の米大統領選で共和党副大統領候補だったサラ・ペイリン前アラスカ州知事は7日、米FOXニュースの報道番組に出演し、自身の12年大統領選への立候補に関し、「祖国のために正しい行為だと判断すれば出馬する」と述べ、出馬に意欲をにじませた。

 オバマ大統領については、「現在のような政策を続けている限り、再選はない」と批判した。
(2010年2月8日23時15分 読売新聞)

474チバQ:2010/02/11(木) 09:17:12
http://sankei.jp.msn.com/world/america/100209/amr1002092116007-n1.htm
ペイリン氏、左手のひらにカンニングメモ?
2010.2.9 21:15
 【ワシントン=犬塚陽介】米共和党の前副大統領候補、サラ・ペイリン氏が6日に行われた政治集会で演説した際、左の手のひらに書きとめていた政策をチラチラ見ていたことがちょっとした騒動になっている。演説では、「テレプロンプター」(原稿表示装置)を多用するオバマ大統領を皮肉っただけに「フェアではない」との声も出ている。

 ペイリン氏の左手には黒いペンで、「エネルギー、税金、米国精神の高揚」などと書かれ、「予算削減」のような文字も見える。ネット上ではこの問題について、「自分の政策も覚えられないのか」との批判や、「子供のカンニング」と揶揄する声も出ている。

 もっとも、ペイリン氏はこんな騒動にもどこ吹く風。演説の翌日には同じ左手に、「ハイ、マム(こんにちは、おかあさん)」と書いて公の場に登場、騒動を逆手にとる“大物ぶり”も発揮している。

475チバQ:2010/02/11(木) 09:19:06
http://sankei.jp.msn.com/world/america/100210/amr1002101133010-n1.htm
米大統領報道官が左手に“メモ” ペイリン氏を揶揄
2010.2.10 11:31
 ロバート・ギブズ米大統領報道官が9日、左の手のひらに「卵、ミルク、希望、チェンジ」と書いてホワイトハウスの定例記者会見に臨んだ。

 6日、テネシー州で行われた米保守系の政治集会で、左の手のひらに書き留めた“政策メモ”を見ながら演説し、「子供のカンニングのようだ」などと言われた共和党の前大統領候補、サラ・ペイリン氏を揶揄したものだ。報道官のウイットに富む“攻撃”に、ペイリン氏はどう反撃するのか−。

 ペイリン氏は6日、「エネルギー、税金、米国精神の高揚」などと書いた左手のメモを見ながら演説した。ペイリン氏はその際、「テレプロンプター」(原稿表示装置)を多様するオバマ大統領を皮肉っただけに、その後、インターネット上では「自身の政策も覚えられないのか」「カンニングのようだ」などの声が相次いだ。

 とはいっても、ペイリン氏にこうした批判はどこ吹く風といった感じで、翌日には同じ左手に、「ハイ、マム(こんにちは、おかあさん)」と書いて公の場に登場し、騒動を逆手にとる“大物”ぶりを発揮した。

 報道官の今回のいたずらに、ペイリン氏はどんな“手”を見せるのか。中間選挙を11月に控え、熱き「政治バトル」が本格化しそうだ。

476チバQ:2010/02/13(土) 01:13:15
http://sankei.jp.msn.com/world/america/100208/amr1002080917003-n1.htm
同性愛容認 理想と現実に揺れる米軍 (1/3ページ)
2010.2.8 09:01
 同性愛者を米軍が公式に受け入れるか否かの議論が米国で沸騰している。一義的には同性愛者の権利をどこまで拡大するかの議論なのだが、その核心にはアフガニスタンとイラクでの戦争を前に「理想」と「現実」の優先順位をどう位置づけるかに揺れる米国の苦悩がある。


「問わず、語らず」

 2日に開かれた米上院軍事委員会の公聴会。マイク・マレン統合参謀本部議長(63)が米軍制服組のトップとして初めて、同性愛者を米軍として公式に受け入れるとの見解を示すと、会場には動揺とため息、興奮が入り乱れた。マレン統合参謀本部議長は個人的な見解としながらも、公聴会に出席した指揮官として米軍のあるべき理想を以下のように語った。

 「あくまで個人的見解だが、ゲイやレズビアンが隠し立てすることなく、軍務を果たすことが正しい道と信じている。どのようにこの問題を検討しようと、米国民を守るため、自分自身にウソをつくことを若者たちに強いる政策が存在することに私は悩まされる。個人的には、これは誠実さの問題に集約される。個人としての誠実さ、組織としての誠実さだ」


 法的には同性愛者は軍務を禁じられている。ただ、1993年以降、同性愛者であることを自ら公言しなければ、軍務に着くことが事実上、黙認されているのだ。米国では「Don’t ask,don’t tell(問わず、語らず)」の方針として問題視されてきた。

 大統領選では同性愛者団体の支持も得たバラク・オバマ大統領(48)も、1月27日の一般教書演説で「同性愛者の米国民が国に奉仕することを拒否してきた法律の撤廃に取り組む」と表明。1964年の大統領選を戦った共和党保守派の大物、バリー・ゴールドウォーター氏(1909〜98年)も「真っすぐに銃撃するために(性的に)真っすぐである必要はない」との言葉を残している。


命以外の「心配事」

 「開けっぴろげな同性愛者が艦船や部隊の閉じこめられた空間にいることは、『戦友』の意識ではなく、個人的、独占的な『情欲』の意識をその環境に解き放つ可能性がある」

 自身もベトナム戦争の帰還兵で、同性愛者を米軍として公式認定することを否定する立場のマック・オーウェンズ氏は、2日付の米紙ウォールストリート・ジャーナルで、「否定派」の主張を要約した。


 米軍はいま、イラクやアフガニスタンで対テロ戦争を続けており、毎日のように戦死者は増え続けている。死線をさまよう兵士たちに命以外の“心配事”を抱えさせるのかということが否定派の主張の根幹にある。

 ベトナム戦争の英雄で、オバマ大統領と選挙を争った共和党のジョン・マケイン上院議員(73)は「米軍が計り知れない苦難にある中、『問わず、語らず』の方針を覆すことを求めてはならない」と語り、現行の政策は「不完全だが、効果的」と語っている。


受け入れが国際的潮流

 国際的には、同性愛者の軍人・軍属を認める国は増えている。最近でも英国やイスラエル、カナダなどが同性愛者の軍人・軍属受け入れを決めており、その後の調査でも“心配事”は杞憂(きゆう)に終わった例が少なくないという。

 民間団体によると、約 147万人とされる米軍兵士の約 4.4%に当たる6万5000人が同性愛者。これまで、1万3000人以上の往々にして有能な兵士が「問わず、語らず」に反して除隊しており、13億ドル(約1162億円)以上がこうした除隊者の訓練に浪費されたとの指摘もある。

 米国はどこに向かうのか。11月の中間選挙も絡んだ議会側との攻防も予想される中、国防総省はハイレベルの作業チームを設置して、規定緩和の作業を進める方針だ。(ワシントン支局 犬塚陽介)

477チバQ:2010/02/13(土) 01:13:52
http://sankei.jp.msn.com/world/america/100204/amr1002041104004-n1.htm
米軍の同性愛者受け入れに強力な援軍 パウエル氏「時代は変わった」
2010.2.4 11:03
 【ワシントン=佐々木類】軍への採用基準を変更し、同性愛者の入隊を認める方向に大きく舵を切ったオバマ政権に、強力な“援軍”が現れた。コリン・パウエル元国務長官だ。

 パウエル氏は3日に出した声明の中で、「17年前に比べて時代は変わった。大事なことは、(同性愛者が軍隊にいるかどうかに関係なく)軍隊がきちんと訓練され十分に機能するかどうかだ」と述べ、オバマ政権の決定を支持する考えを示した。

 17年前の1993年はパウエル氏が統合参謀本部議長を務めていた年で、入隊志願にあたっては同性愛者かどうかを「問わず、語らず」という方針の採用を決めていた。しかしパウエル氏は、もともとは同性愛者の入隊に反対だった。

 下院軍事委員会のハワード・マケイオン議員(共和党)はすでに政府の方針に反対する考えを述べており、2日に方針を示したゲーツ国防長官や米軍制服組トップ、マレン統合参謀本部議長にとって、議会を説得していく上で、パウエル氏の支持表明は大きな後ろ盾になりそうだ。

478チバQ:2010/02/13(土) 01:15:17
http://mainichi.jp/select/world/news/20100203dde007030074000c.html
米国:同性愛を公言後も軍勤務可能 国防総省、組織見直し検討
 【ワシントン古本陽荘】米国のゲーツ国防長官とマレン統合参謀本部議長は2日、上院軍事委員会の公聴会で、同性愛を公言しても軍に勤務できるよう、組織見直しの検討を始めると明らかにした。国防総省内に検討委員会を設置し、年内に履行計画を作成する。だが、軍内部や退職者には反対論も根強く、政策変更には紆余(うよ)曲折が予想される。

 米軍では同性愛に関し、93年から「ドント・アスク、ドント・テル」(聞くな、言うな)を基本とする「黙認政策」がとられ、自ら同性愛者であると公言した場合は退職を余儀なくされてきた。オバマ大統領は先月27日の一般教書演説で、この政策の見直しを表明していた。

 米軍制服組トップのマレン議長は「同性愛者だと公言しても任務に就けるようにすることは正しいことだと、私個人は考えている」と証言。ゲーツ長官は「できる限り軍人たちが政治に巻き込まれないようお願いする」と要請した。

 しかし、野党・共和党のマケイン上院議員は「(黙認政策は)20年近く成功しており、政策変更は必要ない」と早くも反発。11月に中間選挙を控えるなか、米国の世論を二分する大議論になるのは避けられない情勢だ。

 政策変更に賛意を示した民主党のレビン軍事委員長によると、現在も推定で約6万6000人の同性愛者が米軍に勤務中。黙認政策が施行されてから、推定1万3000人が同性愛者であることを理由に退職を強いられてきたという。


http://www.cnn.co.jp/usa/CNN201001270027.html
2010.01.27 Web posted at: 20:29 JST Updated - CNN
USA
米兵の同性愛認める政策変更に公式言及か、教書演説でオバマ氏
ワシントン(CNN) 米上院軍事委員会のレビン委員長は26日、オバマ大統領が27日に行う一般教書演説で、米軍兵士の「同性愛問題」に触れることを明らかにした。記者会見で述べたが、具体的な言及の仕方は知らないとしている。


米軍では長年、同性愛者を排除する規定があったが、クリントン政権の1993年、同性愛者であっても、そのことを公言しない限り軍務に就くことを容認する「言わない、聞かない」と呼ばれる政策方針に変更していた。


オバマ大統領は昨年1月の就任後、この政策に終止符を打つ考えを示していた。レビン委員長も同政策廃止を支持しており、軍事委は今年1月下旬か2月上旬に公聴会を開く予定。


米軍制服組トップのペース統合参謀本部議長は2007年、メディアのインタビューで「同性愛は不道徳だと思う」と発言、同性愛者の権利擁護団体が差別と反発し、釈明に追い込まれる騒ぎもあった。


ギャラップ社が昨年6月に実施した世論調査によると、米国人成人の69%が同性愛者であることを公に宣言しても軍入隊を認めるべきだとしていた。04年11月の同様調査と比べ6ポイント増えていた。反対論者は、同性愛者の入隊を認めた場合、軍部隊の結束が乱れ、士気が低下するなどと主張している。

479チバQ:2010/02/13(土) 01:39:13
http://sankei.jp.msn.com/world/america/100212/amr1002122239015-n1.htm
クリントン元米大統領、入院で注目される仕事量 
2010.2.12 22:35
 【ワシントン=犬塚陽介】クリントン元米大統領(63)が11日、胸の不調を訴えてニューヨーク市内の病院に運ばれ、冠状動脈閉塞を防ぐ手術を受けた。すでに歩ける状態まで回復しており、12日にも退院するという。

 入院先の病院などによると、手術では、冠状動脈を広げる器具が2カ所に取り付けられたという。担当医は11日の記者会見で、「心臓発作を起こした形跡はない」などと述べ、週明けの15日には執務に復帰できるとの見通しを示した。

 今回の入院騒ぎで改めて注目されたのが、元大統領の驚異的な活動内容だ。

 米テレビ各局は大統領現職当時の担当記者や関係者を出演させ、精力的な元大統領の横顔を競うように紹介。元担当記者の一人は、大統領専用機エアフォース・ワンで外遊に出た際、元大統領が機内の記者席を訪れて延々と話し込み、一部の記者が寝たふりをするまで席を離れようとしなかった裏話を披露した。別の記者も、2〜3時間の睡眠で仕事をこなす元大統領の驚異的な体力を回想した。

 1993年から2期8年を全うした元大統領は、退任後に慈善団体のクリントン財団を設立。温室効果ガス削減やエイズ問題に取り組む一方で、中央アジアのカザフスタンをめぐる特定企業への口利き的な行為も取りざたされるなど、メディアをにぎわしてきた。

 昨夏には、平壌を訪問して金正日総書記とも会談し、米国の記者2人を解放。10月には、米サンフランシスコで開催された男子ゴルフ対抗戦の合同練習を見学、石川遼選手を激励した。

 妻のクリントン国務長官と新婚旅行に訪れたハイチへの支援にも力を注ぎ、昨年半ばには国連ハイチ担当特使に就任、地震発生などもあってこの1カ月間に2回もハイチを訪問した。

 その合間を縫うように、米プロバスケットボールNBAの試合や、スイスの世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)などの場でハイチ支援を訴えるなど、“超人的”ともいえる活動を続けている。

480とはずがたり:2010/02/14(日) 12:26:15
最後の「ケネディ」引退へ 米政界名門の60年に幕

 【ワシントン共同】ケネディ元米大統領のおいにあたる民主党のパトリック・ケネディ下院議員(42)が今年11月の選挙に出馬せず、引退することが明らかになった。元大統領が下院議員に当選した1946年以来、60年以上も存在感を発揮し続けた名門ケネディ家の名前が、米政界から消えることになる。

 パトリック氏は薬物服用中の自動車事故や、薬物依存などで騒ぎを起こしてきたが、11月の選挙では出馬すれば当選が有力視されていた。同氏はAP通信に対し「肩の荷が下りた気分。個人的な時間や生活が楽しみだ」と名門の重圧から解放される心境を語り、父のエドワード・ケネディ上院議員が昨年8月に死亡したことが引退の決断を後押ししたと述べた。

 63年にケネディ元大統領が暗殺された後、司法長官を務めた実弟のロバート・ケネディ上院議員も68年、大統領選挙の渦中に暗殺された。末弟のエドワード氏は上院の重鎮として影響力を維持し、2008年の大統領選ではいち早くオバマ氏支持を表明、当選に一役買った。

2010/02/13 20:26 【共同通信】

481とはずがたり:2010/02/14(日) 12:26:36
>>480-481
url
http://www.47news.jp/CN/201002/CN2010021301000130.html

482名無しさん:2010/02/14(日) 16:09:49
この子すさまじいヤリマンだな
http://tr.im/KPSz

483チバQ:2010/02/14(日) 21:41:24
http://newsweekjapan.jp/stories/us/2010/02/post-997.php
カンニング疑惑より重いペイリンの罪
Forget the Crib Notes, It's Palin's Unsavvy That Really Worries Republicans

ティーパーティーでの演説で喝采を浴びた「次期大統領候補」は、自己PRだけの個人プレーで共和党の足を引っ張っている

2010年02月09日(火)17時46分
ダニエル・ストーン(ワシントン支局)

「ティーパーティー」は、最近アメリカで急速に存在感を増している保守系政治団体の草の根ネットワーク。オバマ政権の医療保険改革や財政政策への抗議運動を展開する彼らのけん引役が、前アラスカ州知事のサラ・ペイリンだ。

 2月初旬にテネシー州ナッシュビルで開催されたティーパーティー初の全国大会でペイリンが力強いスピーチを行うと、2012年の大統領選に出馬するのではないかという憶測が再び浮上した。

 スピーチへの反応は予想どおりだった。左派は次期大統領選でペイリンが本当に脅威になるのか見極めようと躍起になり、彼女の支持基盤である右派は一段と結束を強めている。

 もっとも、ケーブルテレビやウェブの世界で注目されているのは、ペイリンの「カンニング疑惑」。全国大会のスピーチの際に、手の平に話の要点をメモ書きしていたという疑惑だ。

 これには、ペイリンも赤面しているはずだ。なにしろ彼女はスピーチの中で、オバマが演説の際にテレプロンプター(透明な板に原稿を映し出す装置)を使い、率直な人間という印象を植えつけようとしていると批判していたのだから。

 もっとも、実際にはこんなことは大した失態ではない。本当に致命的なミスは彼女の演説と自己PR戦略にあり、共和党の政治家はペイリンのすべてを苦々しく思っている。

 国政の舞台に登場して以来、ペイリンの戦略は常に「私が第一」。党全体の利害を考慮することなく、自身を売り込み、自分の支持者を盛り上げることに注力してきた。

 ほとんどの共和党議員はペイリンが支持を表明し、集会に顔を出してくれれば助かると思っているが、ペイリンは一握りの候補者しか応援しない。また、中央政界(連邦議会の共和党議員を含む)を攻撃することも多い。大統領選に向けて幅広い党内支持を得るには、そうした党の重鎮の存在が不可欠なのだが。

党のイメージアップにも貢献できず
 中道路線に軸足を移そうとしない姿勢もマイナス材料だ。おかげで共和党は、今年の知事選や中間選挙に向けて単独候補を擁立したり、共通の理念を掲げて一致団結できないでいる。

 共和党が11月の中間選挙で議会の過半数を獲得する可能性が高まっているが、ある共和党議員の秘書2人によれば、彼らの上司はペイリンの言動に懸念をいだいているという。「ツイッターやフェイスブックは自己PRに役立つツールだが、党のイメージアップにはつながらない」と、秘書は言う。

 ペイリンは6日のスピーチで、さらに大きなミスも犯している。今回の全国大会は、怒りに燃えた活動家による非主流派による活動というティーパーティーのイメージを打ち破り、民主党の政策に代わる具体的な対案をもち、急成長を遂げている勢力としてアピールする絶好の機会だった。だが、ペイリンはそのチャンスを逃した。彼女のスピーチは拍手を浴びるための台詞や短いジョークを羅列しただけで、共和党が前進するための具体策を挙げたロードマップとは程遠かった。

 政治の世界では、急に方向転換することは無理だ。ペイリンは共和党員に、真の希望と団結への現実的な道を提示している。そして今のところ、次期大統領選レースで先頭を走っている。

 だが、共和党の面々はペイリンがいつになったらチームのためにヒットを打ってくれるのかと不安を募らせており、彼女が個人プレーを楽しめなくなる日は刻々と迫っている。

484チバQ:2010/02/14(日) 21:47:16
http://newsweekjapan.jp/foreignpolicy/2010/02/post-93.php
大雪より迷惑、天気ニュースの大氾濫
2010年02月10日(水)17時17分
 今週のワシントンの一番の話題は、医療保険改革でも対テロ政策でもなく、サラ・ペイリンでさえない。雪だ。雪が降っている、ということだ。

 そうだ、雪黙示録やユキマゲドン、雪破壊兵器が迫っている。そうなると、政府機関が閉鎖され、雪合戦をしていたツイーターたちがワシントンD.C.首都警察と武装対立する羽目に陥るぐらいではすまない。信じられないことに、新聞の記事が天気だらけになるのだ!

 私は以前、うだるように暑いジャージーシティーの歩道で通行人に「この暑さをどう思いますか」と聞いて歩く仕事をさせられたことがある。その恨みもあるのかもしれないが、とにかく天気のニュースは昔から嫌いだ。天気のニュースはたいてい、パンダのニュースより役に立たないし、商品市況より退屈だから。

 もちろん雪の怖さをバカにするつもりはない。ワシントンのように降雪に慣れていない街であれば尚更だ。だがそうだとしても、伝えるべきことがそれほどあるとは思えない。吹雪の予報にしても、読者が知るべきことは数えるほどだ。いつ降るのか、どれだけ積もるのか、どの学校が休校になるのか?

■ワシントン・ポストも水増し記事

 それなのに、ワシントン・ポスト紙は長文の特集記事を掲載した。当局からの有益な情報(「われわれは火曜の夜と水曜の朝も天候を注視する必要がある」)が盛りだくさんで、そう、水増しもいいところだ。

 さらに電子版の丸1ページを割いて詳細なデータやブログ中継、ユーザーからのコンテンツなどを紹介している。ついさっきもこんな見出しが出た。「雪が降り始めた」。私が窓の外を見て得た情報をご丁寧にも確認してくれたわけだ。

 天気のニュースに膨大かつ無駄な時間を費やすのは、テレビやラジオも含め大半のメディアに共通する傾向だ。インターネットを見れば、誰でも3秒で得られる情報なのに。

 雪が降れば何が起こるかは誰でも知っている。寒くて濡れて不便だが、最後はみんな何とかする。それとも私のほうが異常で、他の人は天気情報に飽くなき欲求を抱いているのだろうか。

 普通私たちが天気について話すのは、礼儀正しく振る舞うためか、他に面白い話題がないときだ。天気ニュースを垂れ流すメディアにはどんな言い訳があるのだろう?

──ジョシュア・キーティング
[米国東部時間2010年02月09日(火)16時45分更新]

Reprinted with permission from FP Passport, 10/2/2010. &copy; 2010 by Washingtonpost.Newsweek Interactive, LLC.

485チバQ:2010/02/23(火) 00:24:54
http://sankei.jp.msn.com/world/america/100222/amr1002221843004-n1.htm
「4人組」がホワイトハウスを占拠 身内からも批判噴出 (1/2ページ)
2010.2.22 18:42

 【ワシントン=佐々木類】11月の米中間選挙で民主党の苦戦が予想される中、オバマ大統領に人事刷新を求める声が身内の民主党支持者の間から出始めている。大統領が「恐怖の4人組」と呼ばれる側近に政権運営を委ねるケースが目立ち、政権のイメージ悪化の一因とみているためだ。中間選挙は2012年の大統領選の行方を占うだけに「4人組」への批判は、党勢立て直しに向けた期待感の裏返しともいえそうだ。

 「大統領は特定の人たちばかりでなく、もっといろいろな人たちの話にも耳を傾けるべきだ」

 オバマ大統領がまだ知名度のなかったころからの支持者として知られるダグラス・ワイルダー元バージニア州知事は15日、米ABCテレビのインタビューでこう語った。ワイルダー氏は「今のホワイトハウスは有毒な政治環境にある。それを取り除くためには劇的な変革が必要だ」とも語り、一部側近だけを重宝する大統領の政治手法に「警鐘を乱打した」(ABCテレビ)と報じられた。

 ワイルダー氏に限らず米英メディアに「4人組」と名指しで批判されるなど、すこぶる評判が悪いのは、ラム・エマニュエル大統領首席補佐官(50)、デービッド・アクセルロッド(55)、バレリー・ジャレット(53)の両大統領上級顧問、ギブズ大統領報道官(38)だ。

 英紙フィナンシャル・タイムズは、エマニュエル氏から順番に「ストリート・ファイター」(けんかっ早い男)、賢人のような風貌(ふうぼう)から「フクロウ博士」、誠実な人柄から「歩く良心」、記者らの鋭い質問をかわし続けることから「人間の楯」−とあだ名をつけ、4人組が政権運営に与える弊害をかき立てている。

 南部アラバマ州出身のギブズ氏以外はオバマ大統領の支持基盤であるシカゴの出身ということもあり「シカゴ・マフィアのような排他的かつ強権的な手法で、政敵を片っ端から追いつめている」(米紙ウォールストリート・ジャーナル)と批判されることもある。

 政権に大きな影響力を持つ民主党系のシンクタンク「アメリカン進歩センター」総裁で、クリントン政権時代のジョン・ポデスタ元首席補佐官は「大統領自身は幅広い意見を聞く耳を持っているが、4人組が自分たちとは違う反対意見を大統領の耳に入れようとせず、世論を敵に回している」と指摘する。

486チバQ:2010/02/24(水) 22:19:23
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2010022402000088.html
草の根“茶会党” 無党派支持拡大 ペイリン旋風再び?
2010年2月24日 朝刊

 二〇〇八年米大統領選の共和党副大統領候補として注目を浴び、次期大統領選への出馬が取りざたされるサラ・ペイリン前アラスカ州知事が共和党と一線を画し、「ティーパーティー」と呼ばれる草の根運動など無党派層を意識した政治活動を繰り広げている。ペイリン氏の“活躍”は、オバマ大統領への批判勢力を吸い上げきれない共和党のお寒い党内事情も露呈している。(ワシントン・岩田仲弘)

 ◆「ならず者」復活
 ペイリン氏は昨年七月、アラスカ州知事を突如退任。十一月には回顧録「ならず者で行く」を出版し、全国を宣伝行脚した。タイトルには大統領選で共和党陣営から「ならず者」扱いされたことへの皮肉が込められている。一月にはメディアで大統領の“天敵”とされる保守系ニュース専門局FOXニュースの解説者に就任した。

 この間、激しく大統領批判を展開。今月六日には、テネシー州ナッシュビルで開かれたティーパーティーの初の全米集会で基調演説し「日本はアジアの重要な同盟国なのに(日米関係は)最悪だ」「大統領とペロシ下院議長の政策は、負債を増やし、国を危険にさらしている」と徹底的にこき下ろした。

 ◆大きな政府嫌気
 ペイリン氏が共和党と一線を画すのは、無党派層への浸透を図る方が支持拡大に向けて得策と判断しているためだ。ニュージャージー、バージニア両州の知事選、マサチューセッツ州の連邦上院議員補選で共和党が相次ぎ勝てたのも、ティーパーティーなど無党派層が「反オバマ」で結束したからにほかならない。

 米誌ニューズウィークの直近の世論調査でも、連邦議会選挙が今行われたらどちらの政党に投票するか、との問いに共和党と答えたのは43%で民主党を2ポイント下回った。

 歳出削減、減税といったティーパーティーの主張は、民主党より共和党にはるかに近いが、ブッシュ前政権も未曾有の金融危機対策として税金を投入して大手銀行を救済。党の現状に不満は根強い。

 ペンシルベニア州でティーパーティー運動に参加するナンシー・ゴッドフレイさん(57)は「大きな政府に飽き飽きしている私たちの主張に、とにかく耳を貸してほしいだけ。党派なんて関係ない」と訴える。

 ◆独立ブランド?
 こうした声に配慮し、下院共和党のベイナー院内総務は「共和党がティーパーティーを取り込むなど、そんなばかげたことはしない。尊敬し、意見を聞いていく」と強調。だが十一月の中間選挙に向け、保守路線を徹底させるのか、中道寄りにも視野を広げるのか、腰が定まっていないのが実情だ。

 一方、ペイリン氏が本気で大統領選に出馬するのなら、共和党から立候補する他に選択肢はない。しかし、同党が「ならず者」を受け入れる展望は、開けているわけではない。

 ブッシュ前政権のホワイトハウス上級スタッフを務めた共和党有力アドバイザーのブラッドリー・ブレークマン氏は「ペイリン氏は一つの独立したブランド商品。政策通でもなく、人気がどれだけ続くかも分からない。共和党候補として成功するとも思えない」と厳しい見方を示している。

 <ティーパーティー> 「大きな政府」路線に反対する草の根抗議運動。昨年2月、オバマ米大統領が総額7870億ドルの景気対策法を成立させたことをきっかけに始まった。保守派の白人が主導し、インターネットを通じて急速に広まった。

 植民地時代の1773年、英国による紅茶税に反発した市民が茶箱を海に投げ捨て、独立運動につながった「ボストン茶会事件」に由来する。冒頭の「TEA」は「Taxed Enough Already(すでに十分課税されている)」の頭文字でもある。

487チバQ:2010/02/24(水) 22:36:17
http://mainichi.jp/select/world/news/20100225k0000m030118000c.html
中南米カリブ首脳会議:チャベス氏とウリベ氏ののしり合い
 【プラヤデルカルメン(メキシコ東部)庭田学】メキシコ東部プラヤデルカルメンで行われた中南米・カリブ海諸国の首脳会議で、ベネズエラの左派、チャベス大統領とコロンビアの右派、ウリベ大統領がののしり合いをしたことが波紋を広げている。両者を仲裁する「アミーゴ(友達)グループ」が23日結成され、地域統合を目指す首脳会議の「初仕事」は、2人を仲直りさせることになりそう?

 対米関係の違いやコロンビアの左翼ゲリラなどを巡る問題などから、隣接するベネズエラ、コロンビアの両大統領の関係は近年悪化していた。

 AP通信などによると、会議初日の22日、昼食の席でウリベ大統領が「男になれ!」と批判すると、チャベス大統領が「出て行け!」などと激しく応酬。キューバのラウル・カストロ国家評議会議長やメキシコのカルデロン大統領らがとりなしたという。

 会議開催国のカルデロン大統領は23日の会議閉幕後、「アミーゴ・グループ」の代表にドミニカ共和国のフェルナンデス大統領を指名したと発表した。チャベス、ウリベ両大統領は、仲裁に応じる姿勢を見せている。

488チバQ:2010/02/25(木) 22:35:39
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100225-OYT1T00137.htm
「トヨタたたき」政治の影、秋の中間選挙意識


 トヨタ自動車の大規模リコール(回収・無償修理)問題で、23日から米議会の公聴会が始まった。

 8日間にトヨタ問題を上下両院で計3回も審議する計画で、人命にかかわる問題とはいえ、異例の過熱ぶりだ。背景には、秋の中間選挙を見据えた公聴会の「政治ショー」化など米国の事情もある。

 ◆雇用問題◆

 23日に公聴会を開いた下院エネルギー商業委員会の調査小委員会では、出身地域による議員の意見の違いが鮮明となった。

 「我々は魔女狩りをすべきではない。トヨタが悪事を働き、隠蔽(いんぺい)したと決めつけるべきでもない」

 テキサス州選出のジョー・バートン議員(共和党)は、過剰なトヨタ批判は控えるべきだとけん制、テネシー州のマーシャ・ブラックバーン議員(共和)も「政治的な意図で誤った情報が発せられないことを望む」と同調した。両州ともトヨタの生産拠点がある南部地域だ。


 一方、ビッグスリー(米3大自動車メーカー)の拠点が集中する中西部の民主党議員はトヨタ批判を先導した。ミシガン州のバート・ステューパック小委員長は「これまでの対策ではトヨタ車所有者の不安を払拭(ふっしょく)できない」と批判。イリノイ州のボビー・ラッシュ議員は「(暴走したトヨタ車は)殺人マシンとなった」とまでののしった。

 米議会のトヨタたたきの裏には、失業率が10%前後で高止まりしていらだつ米国民の雇用問題の影がちらつく。一方、トヨタは米国内で販売店も合わせると17万人以上も雇用しており、地元議員は擁護に懸命だ。

 ◆政治ショー◆

 テレビ中継され、議員の顔がアップで映る公聴会は有権者を意識した絶好のパフォーマンスの舞台だ。

 中間選挙の前哨戦として1月19日に民主党の地盤マサチューセッツ州で行われた上院補選では共和党候補が当選し、全米の民主党議員に激震が走った。その直後にトヨタが大規模リコールを発表、トヨタ問題への米国民の関心が一気に高まったことから公聴会が相次いで決まり、「トヨタたたき」が過熱した側面もある。

 昨年オバマ政権がゼネラル・モーターズ(GM)やクライスラーの救済に動いた時は、民主党支持が強い中西部の民主党議員が支援を支え、トヨタなど日系メーカーが進出する南部議員が政権を批判した。

 今回は議員たちの攻守が替わり、トヨタの生産拠点がある6州の知事もトヨタ擁護を表明、公聴会が「奇妙な政治的駆け引きの場にまで発展している」(米ウォール・ストリート・ジャーナル紙)状況だ。

 ◆環境変化◆

 トヨタたたきの過熱は、昨秋以降、急速に高まった米国民の不安や不満に敏感に対応してこなかったトヨタの不手際もある。

 トヨタは共和党の地盤の南部を中心に生産拠点を増やしてきた。政界に強いパイプを持つGMともカリフォルニア州の合弁工場「NUMMI」などで関係を結び、GMが米政府・議会とのパイプ役になってきた。

 しかし、昨年のオバマ政権誕生とGMの経営破綻(はたん)で環境は大きく変わった。

 トヨタも昨年7月の内部文書で「オバマ政権は産業界に友好的ではない」などと指摘、懸念を認識していたが、豊田章男社長の新体制が発足、北米の体制も変わったばかりだったため、変化への対応が遅れた。

 ただ、米消費者雑誌コンシューマー・リポーツは23日、最も推薦できる環境対応車として、リコール問題に揺れたハイブリッド車「プリウス」を挙げた。米国民のトヨタ車への評価はなお根強く、信頼回復のチャンスはまだありそうだ。(ワシントン 池松洋、本間圭一)

(2010年2月25日05時00分 読売新聞)

489チバQ:2010/02/25(木) 22:38:15
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100225-OYT1T00137.htm
「トヨタたたき」政治の影、秋の中間選挙意識


 トヨタ自動車の大規模リコール(回収・無償修理)問題で、23日から米議会の公聴会が始まった。

 8日間にトヨタ問題を上下両院で計3回も審議する計画で、人命にかかわる問題とはいえ、異例の過熱ぶりだ。背景には、秋の中間選挙を見据えた公聴会の「政治ショー」化など米国の事情もある。

 ◆雇用問題◆

 23日に公聴会を開いた下院エネルギー商業委員会の調査小委員会では、出身地域による議員の意見の違いが鮮明となった。

 「我々は魔女狩りをすべきではない。トヨタが悪事を働き、隠蔽(いんぺい)したと決めつけるべきでもない」

 テキサス州選出のジョー・バートン議員(共和党)は、過剰なトヨタ批判は控えるべきだとけん制、テネシー州のマーシャ・ブラックバーン議員(共和)も「政治的な意図で誤った情報が発せられないことを望む」と同調した。両州ともトヨタの生産拠点がある南部地域だ。


 一方、ビッグスリー(米3大自動車メーカー)の拠点が集中する中西部の民主党議員はトヨタ批判を先導した。ミシガン州のバート・ステューパック小委員長は「これまでの対策ではトヨタ車所有者の不安を払拭(ふっしょく)できない」と批判。イリノイ州のボビー・ラッシュ議員は「(暴走したトヨタ車は)殺人マシンとなった」とまでののしった。

 米議会のトヨタたたきの裏には、失業率が10%前後で高止まりしていらだつ米国民の雇用問題の影がちらつく。一方、トヨタは米国内で販売店も合わせると17万人以上も雇用しており、地元議員は擁護に懸命だ。

 ◆政治ショー◆

 テレビ中継され、議員の顔がアップで映る公聴会は有権者を意識した絶好のパフォーマンスの舞台だ。

 中間選挙の前哨戦として1月19日に民主党の地盤マサチューセッツ州で行われた上院補選では共和党候補が当選し、全米の民主党議員に激震が走った。その直後にトヨタが大規模リコールを発表、トヨタ問題への米国民の関心が一気に高まったことから公聴会が相次いで決まり、「トヨタたたき」が過熱した側面もある。

 昨年オバマ政権がゼネラル・モーターズ(GM)やクライスラーの救済に動いた時は、民主党支持が強い中西部の民主党議員が支援を支え、トヨタなど日系メーカーが進出する南部議員が政権を批判した。

 今回は議員たちの攻守が替わり、トヨタの生産拠点がある6州の知事もトヨタ擁護を表明、公聴会が「奇妙な政治的駆け引きの場にまで発展している」(米ウォール・ストリート・ジャーナル紙)状況だ。

 ◆環境変化◆

 トヨタたたきの過熱は、昨秋以降、急速に高まった米国民の不安や不満に敏感に対応してこなかったトヨタの不手際もある。

 トヨタは共和党の地盤の南部を中心に生産拠点を増やしてきた。政界に強いパイプを持つGMともカリフォルニア州の合弁工場「NUMMI」などで関係を結び、GMが米政府・議会とのパイプ役になってきた。

 しかし、昨年のオバマ政権誕生とGMの経営破綻(はたん)で環境は大きく変わった。

 トヨタも昨年7月の内部文書で「オバマ政権は産業界に友好的ではない」などと指摘、懸念を認識していたが、豊田章男社長の新体制が発足、北米の体制も変わったばかりだったため、変化への対応が遅れた。

 ただ、米消費者雑誌コンシューマー・リポーツは23日、最も推薦できる環境対応車として、リコール問題に揺れたハイブリッド車「プリウス」を挙げた。米国民のトヨタ車への評価はなお根強く、信頼回復のチャンスはまだありそうだ。(ワシントン 池松洋、本間圭一)

(2010年2月25日05時00分 読売新聞)

490チバQ:2010/02/25(木) 22:40:15
http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20100225ddn003020023000c.html
クローズアップ2010:トヨタ社長、米公聴会出席 批判の嵐「針のむしろ」
 <世の中ナビ NEWS NAVIGATOR>

 トヨタ自動車の米国での大規模リコール(回収・無償修理)問題は、豊田章男社長が証言する24日の米公聴会で一つの山場を迎えた。議会側は「問題は世界最大の自動車メーカーになりながら、安全・品質管理の情報・権限を日本に過度に集中させてきた経営姿勢そのものにある」と強硬。集団訴訟が絡む電子制御システムの欠陥問題も長期化の様相を見せており、社長登板の成否は予断を許さない。【大久保渉、ワシントン斉藤信宏】

 ◇「安全に無頓着だ」 「魔女狩り」懸念の声
 「責任の所在は一体どこにあるんだ」。23日、約8時間にわたって続いたトヨタ自動車の大規模リコール問題に関する米下院エネルギー・商業委員会の公聴会。アクセルペダルの不具合の苦情を把握した時期などを問われた米国トヨタ自動車販売のレンツ社長が「私は(販売担当で)技術者ではないので答えられない」と詰まると、議会側からトヨタの経営体質を問う声が沸き上がった。

 さらに「製造や品質管理は日本のトヨタ本社が全面的に管轄していた」と述べる社長に対し、批判の矛先は国際企業としてのトヨタの企業統治(ガバナンス)の欠如に集中。米国のドライバーの安全にかかわる重大な情報をトヨタ本社が独占したことが、昨夏のカリフォルニア州でのレクサス車の急加速による4人死亡事故などを招いたとの構図が形成された。

 ワクスマン委員長は「トヨタは経営陣のリーダーシップを根本的に改革すべきだ」と強調。米道路交通安全局(NHTSA)を管轄するラフード運輸長官も「トヨタは北米では極めて良い人材を抱えるが、日本の経営陣は安全に少し無頓着だと感じる」と痛烈に皮肉った。

 そんな激しい議会の批判の嵐の中、豊田社長は24日午前(日本時間25日未明)開会の下院監視・政府改革委員会の公聴会に臨む。

 豊田社長は大規模リコールを「真に遺憾(deeply sorry)」と謝罪したうえ、トヨタ本社が米国など海外現地法人との意思疎通に欠けていた非も甘受。「事業の急拡大で顧客の声をおろそかにした」との反省の弁や、「私は創業者の孫で、自分の名前が入った車が傷つくことは私自身が傷つくこと」と感情面にも訴える戦術を描く。そのうえで「ごまかさないのがトヨタの伝統」と欠陥隠し疑惑は強く否定し、米世論の沈静化につなげたい考えだ。

 今秋の中間選挙を意識して“トヨタたたき”を過熱させる議員の動きには、「議会内で『魔女狩り』を懸念する声も出ている」(米紙ウォールストリート・ジャーナル)。しかし、同委員会のアイサ筆頭理事(共和)らは米国トヨタが07年のリコールを限定的にして「1億ドル以上の費用を節約した」とする社内資料も根拠に「トヨタの欠陥隠しの有無をしっかり確認する」と強硬姿勢を示しており、信頼回復を目指す豊田社長が「針のむしろ」に立たされるのは必至だ。

491チバQ:2010/02/25(木) 22:40:52
 ◇電子制御問題、長期化の恐れ
 23日の公聴会で焦点となったのは、車の加減速をコンピューターで制御する電子制御スロットルシステム(ETCS)の欠陥疑惑だ。欠陥を否定するトヨタ側に対し、議会側はレクサス車で急加速を体験したというユーザーの証言などを駆使して、この問題を追及。さらに調査を進める意向だ。

 ETCSは、アクセルペダルの踏み加減を感知したセンサーが、コンピューター(エンジン・コントロール・ユニット=ECU)に電気信号で情報を伝達し、ECUがエンジン内に流し込む空気のスロットル(絞り弁)の動きを最適に調整するシステム。燃費向上などの効果があり、トヨタなど国内外の多くの大手メーカーが00年ごろから採用している。しかし、米メディアや一部議員から「電波干渉やコンピューターの不具合などで誤作動が起きる危険がある」との指摘があり、意図しない急加速につながる疑惑が浮上した。

 トヨタは一貫して「仮に誤作動しても速度が落ちるフェールセーフシステム(安全措置)を講じている」と主張し、外部の調査会社の試験でも「問題は見つかっていない」とする。しかし、議会側は「調査はサンプル数が6件と少な過ぎる」と批判。公聴会に出席した米調査会社「セーフティー・リサーチ・アンド・ストラテジーズ」のケイン社長や米南イリノイ大学のギルバート教授は「フェールセーフシステムにも不具合が発生するリスクがある」と証言した。

 ETCSの欠陥を示す新事実が出たわけではないが、ワクスマン委員長に「マットの交換とペダルの改修で急加速問題が解決すると思うか」と迫られたレンツ社長が「言い切れない」と答えたため、米メディアは「トヨタは安全対策に確信を持っていない」(ワシントン・ポスト紙電子版)などと報じている。

 一方、セーフティー社の社長がトヨタを集団提訴している弁護士から多額の資金供与を受け、同社長からギルバート教授に資金援助があったことが判明するなど、ETCS問題はスキャンダル的な側面も出ている。

492チバQ:2010/02/26(金) 21:21:30
http://mainichi.jp/enta/car/news/20100226ddm008020005000c.html
エコナビ2010:米公聴会、トヨタ社長を追及 議員「活躍」アピール
 <世の中ナビ NEWS NAVIGATOR>

 【ワシントン斉藤信宏】全米の注目を集める中開かれた、トヨタ自動車の大規模リコール(回収・無償修理)問題に関する米下院公聴会。長引く不況と雇用の低迷で米国民の不満が政治に向かう中、豊田章男社長への厳しい追及は、議員にとって、自らの活躍ぶりをアピールする絶好の機会になった。一方、地元にトヨタの工場を抱える議員からは冷静な議論を求める声も。11月の中間選挙を控え、各議員の思惑が交錯する公聴会となった。

 ◇票田に配慮
 「豊田社長は米国民にきちんと説明すべきだ」−−。豊田社長の公聴会招致の先頭に立ったのは、カリフォルニア州選出のアイサ下院監視・政府改革委員会筆頭理事(共和)。昨年8月、トヨタの高級車「レクサス」の暴走により一家4人が死亡する事故があったサンディエゴはアイサ氏の票田だ。

 23日の公聴会でトヨタ車の暴走ぶりを証言したスミス夫人はテネシー州に住んでいる。同州選出のダンカン議員(共和)は24日、「なぜ欠陥車への対応にこんなに時間がかかったんだ」と豊田社長を厳しく問い詰めた。

 ゼネラル・モーターズ(GM)など米自動車大手3社の本拠地、ミシガン州選出のディンゲル議員(民主)も、23日の公聴会で米国トヨタ自動車販売のレンツ社長を「責任の所在はどこにあるんだ」と批判。「責任は日本にある」との答弁をレンツ社長から引き出した。

 ◇地元に工場
 一方、トヨタの工場があるケンタッキー州のデービス議員(共和)は、トヨタがいかに州内の雇用創出に貢献しているかを話した上で「政治ショーではなく事実に基づく議論の場にすべきだ」と注文をつけた。テキサス州のケラー議員(民主)も、州内のトヨタ工場を「この不況下でも工場労働者を解雇しない」と高く評価。「消費者の信頼を一日も早く取り戻してほしい」とトヨタ側を励ました。

 だが、多くはトヨタ追及のスタンスをとる。オバマ大統領の支持率低下に歯止めがかからない中、厳しい姿勢を示すことで世論の支持を得ようとの動きが米政府、民主党を中心に強まっていることが背景にある。中間選挙が近づくにつれ、トヨタは米国政治の動向に揺さぶられそうだ。

493チバQ:2010/02/26(金) 21:22:22
http://www.asahi.com/business/update/0226/TKY201002250557.html
トヨタ、「政治ショー」乗り切ったが…米国内なお不信感(1/2ページ)2010年2月26日2時11分

 トヨタ自動車の大規模リコール(回収・無償修理)を巡る2日間の米下院公聴会が終わった。異例の数の報道陣に囲まれ、証言に臨んだ豊田章男社長。米国の議員やメディアは敬意を表し、信頼回復に向けたハードルをひとつ乗り越えた。だが、今秋に中間選挙を控えた議員たちの「政治ショー」をこなしても、トヨタ車の安全が保証されたわけではない。リコール問題は長期化する様相だ。

 豊田社長の招致をいち早く求め、追及の急先鋒(きゅうせんぽう)だった共和党の有力議員、アイサ氏(カリフォルニア州)。24日の公聴会では「ミスター・トヨダ、米当局に率先して情報提供することに同意しますか」と丁寧なもの言いで、攻撃的な姿勢は影をひそめた。

 タウンズ委員長は公聴会終了後、「彼らは問題解決のために全力を尽くすだろう」と証言に一定の評価を与えた。リコール対策の遅れに批判的だったカプチャー議員(オハイオ州)も「企業体質が今後、変わるかどうか分からないが、変わろうとしている兆候は見て取れた」。

 ニューヨーク・タイムズ紙は「豊田社長が責任を果たすことを約束した」と報じ、ワシントン・ポスト紙も「謝罪を通じて、豊田氏は(米議会の)怒りをいくらか鎮めたようだ」とした。

 米国で強い批判が巻き起こる中で決断した訪米。過熱する一方だった米世論を鎮める「切り札」を投入した効果はあったようだ。豊田社長の訪米が「ゲームチェンジャー(ゲームの流れを変える)」となる可能性がある、とラフッド米運輸長官は24日指摘した。

 だが、大規模リコールで高まった不信を、簡単に振り払うことはできない。

 トヨタ車の急加速問題は平行線に終わり、エンジンの電子制御システムへの疑念は結局、晴れなかった。トヨタが外部のコンサルタント会社に委託している調査は、結論が出るまで数カ月かかるとみられている。米ゼネラル・モーターズ(GM)などはトヨタから顧客の引き抜きにかかり、すでに1月の米新車販売でトヨタは一人負けした。

 全米でトヨタ車のオーナーらが起こしている集団訴訟の広がりも追い打ちをかける。

 リコール問題の影響でトヨタ車の価値が下落したことへの補償や、電子制御システムの改修などを求めて、集団訴訟が昨秋から活発化。2月中旬までに40件以上にのぼる。トヨタ車による事故の損害賠償訴訟を担当するトッド・トレーシー弁護士は「『被害者数』は最大1500万人に膨らむ」と勢いづく。

 トヨタは優秀な弁護士を多く抱え、これまで横転事故や衝突などでの訴訟では、ほとんど敗訴したことがなかったという。だが、それもトヨタへの信頼の裏付けがあってのこと。集団訴訟は1件あたりの被害は少額でも、全体の請求額は巨額になる。

 米ニューヨーク州南部連邦地裁の連邦大陪審からは、一部のリコール対象車に関する資料の提出を求める召喚状が出され、刑事事件に発展する可能性も出ている。

 米運輸省も苦情急増を受け、トヨタの主力車「カローラ」のパワーステアリングの不具合について本格調査に入った。リコールに踏み切れば、米国だけで約50万台が対象になる。

 3月2日には上院でも公聴会が予定され、再び社長が招致される可能性がある。自動車業界のシニア・ストラテジストのジョン・ブランク氏は「土俵に上がるのが遅すぎた。うまくやれば、トヨタはリコールを品質改善へのPRに使うこともできたはずだ」と厳しい。(ワシントン=尾形聡彦、中川仁樹、丸石伸一)

494チバQ:2010/02/27(土) 12:55:08
http://mainichi.jp/select/world/news/20100227k0000e030051000c.html
米国:NY州知事「再出馬せず」 党、政権が圧力か
 【ワシントン古本陽荘】米ニューヨーク州のパターソン知事(民主)は26日、ニューヨーク市内の事務所で記者会見し、11月の知事選に出馬しない意向を表明した。不出馬の直接の理由は、側近の暴力事件の捜査に介入した疑惑とみられているが、支持率が低迷していることから、再選を不安視する身内の民主党やオバマ政権の圧力で引きずり降ろされたという側面もあるようだ。

 発端は、パターソン氏の側近が、女性に暴力を振るったとされる事件。被害女性が、訴えを取り下げるよう州警察に要求されたと主張し、パターソン氏が介入した疑いが浮上していた。

 パターソン氏は捜査への介入を否定したものの、「いくつもの障害が重なり公職に就くことをためらわざるを得なくなった」と出馬断念の理由を説明した。

 しかし、出馬断念の背景には、オバマ政権側からの働きかけがあったという見方が強い。

 昨年11月には、パターソン氏の支持率が20%前後に低迷していたことから、ホワイトハウスが知事選出馬を見送るよう異例の要請をしていたことが発覚。パターソン氏はこれを拒否して、選挙準備に突入したという背景があるからだ。

 不出馬表明には民主党側から歓迎の意向が表明されており、捜査介入疑惑を使った圧力があったのは間違いなさそうだ。

 パターソン氏は08年、スピッツァー前知事(民主)が高級買春クラブの顧客だったことが発覚し辞任したことを受け、副知事から昇格。11月の州知事選に立候補すると先週末に正式表明したばかりだった。

495チバQ:2010/03/03(水) 23:16:34
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN201003030020.html
ジェリー・ブラウン氏が出馬表明、11月の加州知事選

カリフォルニア州知事選への出馬を表明したブラウン同州司法長官。知事をかつて2期務めた。(CNN) 今年11月に予定される米カリフォルニア州知事選で、同州のジェリー・ブラウン司法長官は2日、出馬を正式表明した。民主党の大物政治家で、1975年から83年まで同州知事を2期務め、米大統領選にも立候補したことがある。


同氏はCNNの取材に応じ、同州が深刻な財政危機に直面していることなどを踏まえ、新たな知事は問題を解決する知恵、知識や経験を必要としていると出馬の動機を説明した。シュワルツェネッガー現知事は2期目で、3選は禁止されている。


民主党からは他の大物政治家の出馬は予想されておらず、ブラウン氏が同党候補に決まる可能性が強い。同氏は既に豊富な政治資金も集めたとされる。


共和党では、ネット競売大手イーベイの女性社長だったメグ・ホイットマン氏などが立候補を準備している。ただ、世論調査機関が今年1月中旬に発表した有力候補の支持率調査では、ブラウン氏が共和党候補を押さえ、首位に立っていた。

496チバQ:2010/03/06(土) 19:15:50
http://newsweekjapan.jp/stories/us/2010/03/post-1057.php
「銃を持ってスタバに行こう」の波紋
Starbucks Responds to Silly Gun Debate

「リベラルの巣窟」というイメージが祟って、銃を持ち歩きたい保守派の示威の場に

2010年03月04日(木)16時34分
ダン・ミッチェル

 スターバックスには気の毒と言うほかない。アメリカの銃権利擁護派と反対派が、スターバックスの店舗を舞台にいかれたイデオロギー戦争に突入したのだ。

 銃権利擁護派は、たとえ私企業の所有地であっても大っぴらに銃を持ち歩く権利が彼らにはあるという狂った理論を、スタバで証明してみようと思い立った。当然ながら彼らにそんな権利はない。スターバックスには、銃権利派だけでなく他の誰をも店に入れない権利がある。だが実際には、人に見えるように銃を携帯することが法律で認められている州では、大っぴらな持ち込みも認めている。

 スターバックスが標的に選ばれたのは偶然ではない。保守系の草の根ネットワーク「ティーパーティー」のメンバーやそれに類する人々にとっては、スターバックスこそアメリカのリベラルの象徴であり「ラテをすするエリート主義者ども」の巣窟だからだ。

 これはもちろん、たわ言に過ぎない。むしろ、スターバックスほど中流階級的なものはない。もしティーパーティーのメンバーがわずかでも理解力をもっていれば、多くの「進歩派」も、中流階級的なスターバックスを現状維持の象徴として嫌悪していることに気づいただろう。

店員にも危険が及びかねない
 銃規制派は、おそらく使命感に駆られてこの騒ぎに参戦し、銃をひけらかすならず者たちを店に入れないようスターバックスに要求した。

 だが、スターバックスはただお客にコーヒーを売りたいだけ。だから両者に、どうか矛を収めて欲しいと頼んだ。そしてわれわれを放っておいてくれ、と。

 スターバックスは今後も、それが違法でない州では銃の持ち込みを認める方針。「もし我が社が、人に見える形での銃の携帯を認める法律と異なるルールを採用すれば、パートナー(店員)は違法行為を犯したわけでもない顧客に店から出て行ってもらわなければならなくなる。それは不公平であると同時に、店員が危険な立場に置かれる可能性もある」と、スターバックスは書面で発表した。

 銃規制をめぐって争う両当事者に対しては切実にこう訴えた。「スターバックスや店員たちをこんな危ない対立に巻き込むのはやめてほしい」

497チバQ:2010/03/06(土) 19:21:32
コーヒーが好きな保守派や、紅茶が好きなリベラル派はどうすれば良いのだ?
次はコーラパーティーかな
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN201003040026.html
2010.03.04 Web posted at: 18:40 JST Updated - CNN
USA
米で「コーヒーパーティー」提唱、保守政治運動に対抗
ワシントン(CNN) 米国で台頭している保守派の政治運動「ティーパーティー」に対抗して、1人の女性が「コーヒーパーティー」運動を提唱、ネットなどで反響を呼び、支持者を増やしている。


ティーパーティー運動は新たな保守勢力として米国政治の中で存在感が高まっているが、ドキュメンタリー映画制作者のアナベル・パークさん(41)はこの運動に対するメディアの過剰反応に苛立ち、新たな運動の提唱を思い立ったという。


大手ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)のフェイスブックでコーヒーパーティーを提唱し、運動への参加を呼びかけるサイトも開設。米有力紙で紹介されたこともあり、これまでに約6万8000人のファンが集まった。


運動の目的についてパークさんは「今の政府はわれわれを代弁しておらず、メディアもうまく代弁してくれているとは言いがたい。未来の決定権を握り、自分たちの声を届けるために、行動を促す狙いがあった」と説明する。ティーパーティー運動については「目標は共通する部分もあるかもしれないが、やり方には反対」だと述べた。


パークさんは2008年の大統領選でオバマ陣営のボランティアを経験したが、コーヒーパーティーは既存の政党には組しないといい、2大政党制は時代遅れだと批判。現在の政治の仕組みには大きな問題があると指摘した。


コーヒーパーティー運動は過去5週間にわたり各地で集会を開いており、パークさんによれば参加者は徐々に増加。次回は13日に全米規模の集会を予定しているという。

498チバQ:2010/03/06(土) 19:23:17
http://jp.wsj.com/Business-Companies/Autos/node_38765
【ワシントン雑記帳】ためになった上院公聴会 やっぱりショーだった下院公聴会
【日本版コラム】-津山恵子
2010年 3月 4日 17:35 JST
 2日、トヨタ自動車幹部を再度公聴会に呼んだ上院商業・科学・運輸委員会委員長は、私が一度だけ握手をしたことがあるジェイ・ロックフェラー議員(民主、ウェスト・バージニア州選出)。午後の部でこう切り出した。

Bloomberg


 「こちら(米国)のシステムには、私たち(=連邦議員)に監視という役割が持たされています」

 「大統領の政権がすべて監視することはできないからです。だから、私たちが、問題を明らかにするために介入する場合があります」

 学生時代に日本で過ごしたというロックフェラー委員長が、日本と異なる連邦議会公聴会の機能を、トヨタ幹部に親切に説明してくれた、という場面だ。

 日本の国会証人喚問は、汚職事件など犯罪に絡んで、議員や企業幹部が呼ばれることが圧倒的に多く、「証人」になると、かなりネガティブなイメージがつきまとう。米議会公聴会も、「捜査」的な意味で開かれる場合もある。例えば、ロッキード事件捜査のきっかけとなった上院委員会は、ロッキード社が各国政治家に賄賂をばらまいていたことを暴き出した。

 しかし、米議会の公聴会は基本的に、議員が政策や法律を作る場合に、関係者を証人に呼び、予備的な知識や情報を集めるためのもの。ロックフェラー委員長は今回、自動車業界の「監視・監督」のために開いた、と釘を刺したわけだ。

 証人にも、内山田竹志トヨタ自動車副社長(技術・商品企画担当)、 佐々木真一同副社長(品質保証担当)の二人を呼び、前週の豊田章男社長に対するよりも、より専門的な質問に答える体制だった。このため、メディア・業界関係者だけでなく、消費者にとっても貴重な情報が詰まっていた。

 次のやり取りがその例だ。

 「事故前後のデータを記録するEDR(イベント・データ・レコーダー)の内容を公開する計画はあるか」(マリア・カントウェル議員、民主、ワシントン州選出)

 「EDRリーダーを1台から150台に増やす計画です」(内山田氏)

 「警察や裁判所に提出したEDRのデータを北米トヨタが保存しているかどうか」(ビル・ネルソン議員、民主、フロリダ州選出)

 「分からない」(内山田氏)

 2問目は、トヨタにとって課題の一つが浮き彫りになる貴重な質疑だ。

 ためになる情報が多く発掘された上院公聴会に比べ、改選が2年ごとという下院が先月末に開いた公聴会は、完全にテレビの向こうにいる有権者向けのものだった。「地元のディーラーに行ってみたが」という前置きが多く、「激励」訪問を多くの議員がアピールした。同じような質問が多く、「糾弾」姿勢も目立った。逆に、トヨタの工場がある州選出で、トヨタの地元貢献ぶりを紹介して、質問もせずに制限時間を使い切った議員もいた。

 豊田社長は、ワシントンに来るべきだったが、下院公聴会という場は残念ながら、政治ショーだった。

 ロックフェラー委員長は、上院公聴会をこう締めくくった。これを聞いて、議員らの高度な質問の意味が分かった。

 「私たちは今後、以下の立法の行動を取らなくてはなりません。その一つは、(有事の際にアクセルよりブレーキが優先される)ブレーキ優先装置の装備を自動車メーカーに対し義務付ける法律作りです」

 「監視」から「立法」への道筋がついた。議員の仕事をみせつけた瞬間だった。

499名無しさん:2010/03/20(土) 00:40:42
>>497(`・ω・´)このティーパーティーの記事と、コーヒーパーティーの関連記事は結構おもしろいですよね。

500とはずがたり(1/4):2010/03/23(火) 00:02:00

ついにアメリカが「常識」の国にCHANGE 医療保険改革がついに
gooニュース・ニュースな英語2010 年3月22日(月)15:00
http://news.goo.ne.jp/article/newsengm/world/newsengm-20100322-01.html

■本日の言葉「common sense」(常識)■
アメリカ東部時間21日夜(日本時間22日午前)、アメリカで「常識が勝利」し、「普通の国」に向かって、歴史的な一歩を踏み出しました。ここで言う「普通」とは、国民の健康を国が守るという先進国としては当たり前の状態を意味します。日本で生まれ育った私が当たり前のものと思っていた国民医療保険がいよいよアメリカでも実現するのです。これぞ「オバマのアメリカ」です。そしてそれを可能にしたのは他でもない、ヒラリー方式でした。(gooニュース 加藤祐子)

○「Yes, we can」 から「Yes, we did」に

今日22日のコラムはお休みする予定で、前回わざわざ告知までしたのですが、「まさか」と思っていたことがあれよあれよと実現したので、書かずにはいられません。「反対していた民主党の下院議員をオバマが説得したらしい」というニュースをあちこちで目にしてからというもの、今日は朝からCNNとBBCに釘付けでした。これが実現すれば、無保険状態にある3200万人ものアメリカ人が救われるのですから。そして100年近くかかった議論が、やっと一里塚を超えるのですから。

米下院は21日夜、医療保険制度改革の関連法案を219対212の賛成多数で可決しました。民主党議員たちが「Yes, we can!」と唱える中で。諸手続きとオバマ大統領の署名を経て、3月中には医療改革法案が医療改革法として成立します。オバマ大統領はこれを「This is what change looks like(変化というのはこういうものなんだよ)」と「勝利宣言」し、「victory for common sense(常識にとっての勝利)」だと呼びました。

「オバマ候補」が大統領選でアメリカ国民に公約した最大・最重要の「CHANGE」が、実現する。この意味の大きさは、いくら強調しすぎても強調しきれません。「Yes, we can」の約束がようやく「Yes, we did」に変わったのです。「そうだ、できる」から「そうだ、やった」に。

オバマ大統領は当選した瞬間から、「歴史的な大統領」と呼ばれていました。「初の黒人大統領」だと(母親も、彼を育てた祖父母も白人なのに)。しかし国民全員に医療保険を提供するという 100年越しのこの改革法案可決によって、オバマ大統領は初めて「歴史的」な業績を形にした歴史的な大統領になったと言えます。

そしてそこに至るまでの対立の激しさも、強調しすぎるということはありません。医療保険改革をめぐる論争が去年の夏、アメリカでどれだけ大騒ぎになったかは何度か書きました。「219対212」という票差と、共和党議員全員に加えて民主党議員も34人が反対したという数字は、この対立が今でも、そして今後も、続くことを示しています。

501とはずがたり(2/4):2010/03/23(火) 00:02:12

○日本のお手本になるか

対立の焦点は概ね三つ。
(1) 政府は小さくあるべきだ、大きい政府反対。自分や自分の家族が病気になったらどうすべきか国が決めるなんて、そんなのは社会主義だ、ファシズムだ。
(2) 政府は小さくあるべきだ。財政赤字をこれ以上、悪化させるつもりか。
(3) 中絶に連邦予算を使うな。

──という三つです。ここに、あらゆる冷静な論議も感情的な論議も巻き付いて、渾然一体となって、訳が分からなくなっていたのを、オバマ政権と上下両院は議論をひとつひとつ切り離して、細かく譲歩を重ねて行った。

その結果、オバマ大統領が選挙中から公約していた公的医療保険制度の創設は見送られました。なので、「アメリカに国民医療保険が実現した」と言っても、日本の国民健康保険のようなものが出来るわけではありません。代わりに、国民全員が民間保険に加入できるように、(i) 加入条件を緩和し、(ii) 必要に応じて加入を政府が補助し、そして (iii) 既往症のある人の保険加入を認めず、加入後に病気になった人を除外し、必要な治療に支払いを渋る民間保険会社に対して監督を強化する??ことになりました(強大な保険業界のロビイストを屈服させたというだけでも、その偉業に私は呆然とします)。

アメリカで100年近く議論され続けてきた国民医療保険が、あくまでも民間を使って実現する。これはいかにもアメリカ的な、民主党と共和党の譲歩の産物です。リベラルな福祉を、自由主義経済と市場原理と小さい政府主義で実現しようとする。福祉は国にやらせようという欧州型の社会民主主義とはあまりに違う。もしこの方式で国民全員が本当にきちんと医療保険を使えるようになるなら、疲弊する医療保険制度を抱えて苦しむ国(たとえば日本)にとっても、興味深いお手本になり得るのかもしれません。日本にも、保険料が払えないなどの理由から国民健康保険が使えなくなる人たちがいるのですから(こちらによると、2007年時点で35万人)。

もっとも、この譲歩案に共和党は全員反対したのですが。

502とはずがたり(3/4):2010/03/23(火) 00:02:25

○結局は中絶問題だった

日本では35万人。安い公的保険のないアメリカでは3200万人。国民の実に2割です。国民の2割が基本的な医療さえ受けられない状態を何とかしようという議決のギリギリまで(そしてその後も)、下院議員たちが議論していたのは「中絶」についてでした。「protect the unborn(生まれていない命を守れ)」と。中絶処置に連邦予算が使われることを法案は禁止していないから、こんな法案には賛成できないと。そこでオバマ大統領は「中絶関連に連邦予算の支出を制限する」と大統領命令を発すると約束。これでようやく必要な数の民主党議員を説得できたわけですが、それでも中絶反対派の議員たちは怒っていました。オバマ大統領の説得に応じた(中絶反対派の)民主党議員に向かって「baby killer(赤ちゃん殺しめ)!」と怒鳴るほどに。

米保守派の、中絶に対するこの感情の高ぶりを、私はどうしても理解することができません。もう長年考え続けてきて、その主張の論拠はあらかた分かっているつもりなのですが、それでも。彼らは「中絶=殺人」だと言う。けれども「生まれていない命」を守るために、なぜすでに生まれて生きている3200万人の健康を犠牲にして許されるのか、その方程式が理解できません。それに、まだ生まれていない命が生まれる権利だけはやたらと守るのに、生まれたが最後、その先の福祉については「どうぞ自助努力でがんばってください」と言いがちなのも、理解できません。

○結局はヒラリーだった

前述したように、この法案が成立しても、アメリカに、日本の国民健康保険やイギリスのNHSみたいな公的保険が創設されるわけではありません。それはあまりに「社会主義だ」などの反対が激しかったため、途中で撤回されました。結局のところ、民間保険への加入条件を緩和し、保険加入を国が補助することで、全国民の保険加入を目指すことになりました。保険加入条件の緩和義務化は2014年から。これによって現在83%に過ぎない米国民の医療保険加入率は、95%まで上がる見通し。逆に言うと、国民ひとりひとりに保険加入が義務づけられることになり、政府助成などが得られるにもかかわらず保険に入らない人(たとえば育児放棄などで子供を保険に入れない親など)には罰金が課せられる。

医療保険加入は国民ひとりひとりの義務となる。この一点が実に興味深い。ある意味で皮肉だとさえ言えます。なぜならこれはまさに大統領選の中でオバマ氏が批判していた、ヒラリー・クリントン案だからです。オバマが掲げた最大・最重要の公約をついに実現するには、ヒラリーが必要だったと解釈するなら、歴史というのはどこまで皮肉になれるのでしょうか。

503とはずがたり(4/4):2010/03/23(火) 00:02:45
>>500-503
……という皮肉で斜めな見方をついしたくなるほど、この法案は妥協と譲歩の産物です。でも、それでもワクワクします。アメリカに、国民保険(のようなもの)が導入されるんだ! この意味するところは、『ER』を観たことのある人なら何となく分かるのではないでしょうか。保険がないから病院にかかれないという人が、(うまくいけば)いなくなるかもしれないのです。保険会社が支払いを認めないから、必要な治療が受けられないという悲劇が減るかもしれないのです。アメリカで!

思い切り私事ですが、実は私は先日、風邪だと思っていた微熱がいきなり39度台に跳ね上がり、我ながら恐くなるという思いをしました。検査の結果、風邪でもインフルエンザでもない細菌感染で、医者に処方された抗生物質がてきめんに効いたのですが、その時つくづく思いました。「保険に感謝」と。自分で勝手に判断して飲んでいた市販薬が、ことごとく効かなかったので。ありがたいことに健康保険が使えるので、私は病院に行けました。でも日本では35万人以上、そしてアメリカでは3200万人以上いる「無保険」の状態になってしまったら、どんなに熱が出ても、検査も診察もないまま市販薬を飲み続けるしかない。ましてもっと深刻な病気やけがに至っては……。

オバマ大統領は可決後の記者会見で、これを「victory for common sense(常識の勝利)」と呼びました。10カ年で9400億ドル(約94兆円)がその値札です。ちなみに1946-1996年の間のアメリカの核兵器開発の年間予算が約980億ドルと言われます。つまり、10カ年で 9800億ドル。国民の医療保険に9400億ドル。核兵器に9800億ドル。あるいは一部の民間推計によると、イラク戦争の米側戦費は2010年2月までの時点で推計7040億ドルだとか。7 年間で7040億ドル。どれが高くて、どれが高すぎるのか。こういう時に英語では、こういう言い方をします。「You do the math」と。意味するところは、あなたが自分で計算してみて、と。

余談です。「You do the math」と言えば、1月にこちらで書いたように、やっぱりジョン・スチュワートが正しかった。民主党の牙城マサチューセッツで上院議席を失ったショックから、民主党系のコメンテーターたちが「60議席が59議席になってしまった。もうおしまいだー!」と悲憤慷慨していたのを、ジョン・スチュワートは「まだ共和党より多いじゃないか!」と叱責した。その通りになりました。やっぱりジョン・スチュワートは正しい。

◇筆者について…加藤祐子 東京生まれ。シブがき隊と同い年。8歳からニューヨーク英語を話すも、「ビートルズ」と「モンティ・パイソン」の洗礼を受け、イギリス英語も体得。怪しい関西弁も少しできる。オックスフォード大学、全国紙社会部と経済部、国際機関本部を経て、CNN日本語版サイトで米大統領選の日本語報道を担当。2006年2月よりgooニュース編集者。米大統領選コラム、「オバマのアメリカ」コラム、フィナンシャル・タイムズ翻訳も担当。英語屋のニュース屋。

504チバQ:2010/03/26(金) 22:27:26
>>478とか
http://www.asahi.com/international/update/0326/TKY201003260443.html
米軍、同性愛者除隊法の運用を緩和2010年3月26日20時53分


 【ワシントン=望月洋嗣】ゲーツ米国防長官は25日、同性愛者の米軍勤務を禁じた法律の運用を緩和すると発表した。調査や除隊手続きをより厳密に進め、同性愛者の特定にうわさなどを利用することもやめる。オバマ大統領はこの法律を廃止する方針を示しており、現実には除隊させることを困難にし、現職の同性愛者を保護する狙いがある。

 兵士が同性愛を公言せず、上官もせんさくしないことを義務づけた「聞かない、言わない」と呼ばれる現在の法律は、米軍での同性愛者差別撤廃を目指したクリントン政権が1993年に妥協策として導入した。だが、同性愛が発覚すれば除隊処分となるのは従来通りで、導入後、約1万3千人が同性愛を理由に除隊になったとされる。

 ゲーツ長官は、米軍制服組トップのマレン統合参謀本部議長との記者会見で、「法律をより公正で適切に運用する」と表明。同性愛的な行動についての事実調査を始める権限を将官以上のみに限定するうえ、医師や聖職者、心理療法士らが職務上得た個人情報を、同性愛者の特定に使わないなどの措置を取ると明らかにした。

 国防総省は法律の撤廃をいかに実施するかを検討する作業部会を設置して、12月までに報告書をまとめる。ゲーツ長官は「(撤廃に向けて)兵士や家族らの態度や感情を知る必要がある」などと、法律撤廃を慎重に進める考えを示した。

505チバQ:2010/03/28(日) 22:01:01
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/america/373011/
【今、何が問題なのか】ティーパーティーの逆襲
配信元:
2010/03/26 10:39更新
 バラク・オバマ米大統領(48)の内政上の公約の目玉である医療保険改革法が成立した。国民に医療保険への加入を義務づけるもので、実現には10年で9400億ドル(約84兆6000億円)を要する。法案への反発で盛り上がった保守の草の根運動、ティーパーティーにとってこれは敗北なのか、それとも…。きょうのテーマは「ティーパーティーの逆襲」とした。

 ティーパーティーは1年余り前から米国各地で始まったオバマ政権への抗議運動で、呼称は米国独立を象徴する出来事である1773年のボストン茶会事件(ボストン・ティーパーティー)に由来する。SNSなどを通じて広がった。

 参加者に共通するのは「大きな政府」への反対である。2年で7870億ドル(約70兆8000億円)の大型景気対策を批判し、医療保険改革法の成立に抵抗した。これらの施策は課税強化をもたらす。ボストン茶会事件は英国による茶税徴収への抗議だった。

 ■足で稼いだ大統領

 米国は先進国で唯一、国民皆保険の制度がない。個人または企業で、民間の保険に加入する必要がある。低所得者にはメディケイド、高齢者にはメディアケアと呼ばれる公的保険があり、政府の手が差し伸べられる。

 メディケイドのお世話になるほど貧しくないが、民間の保険に加入する余裕がないという人たちが無保険者になる。無保険者は現在、約4600万人に上るが、オバマ政権の医療保険改革で、このうち約3200万人に医療保険加入の道が開けるという。

 それでも、政府が医療に介入することに反対する人は少なくなかった。3月21日の下院での採決を前に、オバマ大統領は予定していた外遊をキャンセルし、法案に反対する意向を表明していた議員の地元に出向いて住民らに直接、医療保険改革の重要性を訴えた。これにより翻意する議員が現れた。採決の結果は賛成219票、反対212票だった。

 ■燃える草の根運動

 採決の数日前に米メディアが伝えた票読みでは、賛成・反対は拮抗(きっこう)していた。オバマ大統領が最後の数票を足で稼いだのだ。草の根運動で反対してきたティーパーティーは完敗の印象だが、敗北をきっかけに燃えているメンバーも少なくない、とAP通信は伝えている。

 ボストン地区でティーパーティーを組織するクリステン・バーリーさんは「法案が下院で可決されたときはがっかりしたけれど、一夜明けて仲間と連絡を交わし、やる気になっている人が多いことを知った」と語る。広報コンサルタントでもあるマイケル・カプトさんは「ティーパーティーはそもそも、医療保険改革への反対で一致した人たちの集まり。下院での敗北で再び運動に火がつくだろう」と話した。

 医療保険改革法を無効にする、あるいは、医療保険改革のために予算がつくのを阻止ことを目指し、11月の中間選挙で、法案に賛成した議員を落選させることが、ティーパーティーの目標となる。

 ■地方の反乱と連携?

 医療保険改革法の成立を受け、フロリダ州など14州の司法長官が23日、改革法は個人と州の主権を侵害しており違憲だとして、連邦政府を相手取って、法の無効を求める訴えを連邦地裁に起こした。買いたくもない「保険」を無理やり国に買わされる筋合いはないというのだ。

 フロリダ州タラハシーからの報道によると、取りまとめ役のビル・マクラム・フロリダ州司法長官(共和党)は「フロリダは個人と州の権利の軽視を許さない」と語った。マクラム長官は11月の選挙で知事選に出馬するとみられている。

 ティーパーティーは当面、こうした州の抵抗とも連携しながら、オバマ政権への“逆襲”を試みることになる。いまは、ただの草の根運動だが、11月の中間選挙を視野に、今後政治運動へと進化する可能性もある。

 (内畠嗣雅(うちはた・つぐまさ)/SANKEI EXPRESS)

506チバQ:2010/04/05(月) 21:25:43
http://sankei.jp.msn.com/world/america/100404/amr1004042201002-n1.htm
目立つ有力議員の苦戦 米中間選挙 (1/4ページ)
2010.4.4 21:55
 11月の米中間選挙は、2012年の大統領選の行方を占う試金石となるだけでなく、内政、外交両面で、米国のあり方を根底から問い直す激しい選挙となりそうだ。世論を2分した医療保険改革の影響も取り沙汰される。ベテラン議員の引退表明が相次ぎ、指名争いは熱を帯びる。民主党の苦戦が予想され、共和党では選挙区事情から、再選を狙う現職の有力議員が党予備選で落選の危機にさらされている。上院の注目選挙区の現状を探った。

 (ワシントン 佐々木類)

 ■瀬戸際のマケイン氏

 「彼こそが米国の真の英雄だ。米国ため、アリゾナ州のため、どうか再び、彼を上院に送り込んでいただきたい」

 5選を狙う共和党のマケイン上院議員(73)の地元、アリゾナ州で3月27日に開かれた集会に、ペイリン前アラスカ州知事(46)が姿を見せた。2年前の大統領選で正副大統領候補だった2人が同じ壇上に並ぶのは、大統領選以後、初めてだ。

 支持者約2500人を前にオバマ大統領の医療保険改革を「撤回せよ、差し戻せ」と連呼したマケイン氏は、民主党との争い以前に、8月24日の共和党予備選で敗退しかねない瀬戸際にいる。米政府の歳出削減や減税などを訴え、反オバマ色を強める保守派運動「ティーパーティー」に人気のあるペイリン氏をかつぎ出さねばならないほど、がけっぷちにたたされているのだ。

 最大の理由は、ヘイワース元下院議員がマケイン氏に挑戦状をたたきつけたためだ。メキシコと国境を接するアリゾナ州にとって不法移民対策は頭痛のタネ。ヘイワース氏はこうした問題でマケイン氏は寛容であり「マケイン氏こそ連邦議会の問題児だ」と批判し、ティーパーティーの支持を集めている。

 米紙ワシントン・ポスト(3月28日付)は「マケイン氏は右派からの脅威にさらされている」と報じている。米世論調査会社ラスムセンが3月18日に発表した結果では、支持率はマケイン氏48%、ヘイワース氏41%と7ポイント差だ。

507チバQ:2010/04/05(月) 21:26:20
 ■現職知事vs無名新人

 アリゾナ州の他でも、共和党内では保守派と穏健派の対立が顕在化している。

 フロリダ州では、上院への転出を目指すクリスト知事(53)が、全米ではほぼ無名でティーパーティーの支持を集めるキューバ系米国人、ルビオ元州下院議長(38)に10ポイント以上のリードを許す。

 ルビオ氏は、共和党穏健派とされるクリスト氏を「経済無策のオバマ大統領がフロリダを訪れたとき、壇上で大統領に抱きついて理解を示した」(フロリダ・トゥデー紙)と批判。クリスト氏の上院への転出願望は「風前のともしび」(マイアミ・ヘラルド紙)とも報じられている。

 ■民主党も大物が…

 民主党はどうか。5選を目指す重鎮で、院内総務のネバダ州選出、リード上院議員(70)は党予備選こそ盤石だ。だが、医療保険改革を推進したリード氏は、共和党候補の一角で州の元共和党委員長、ローデン女史に10ポイント以上離され苦戦。2月にはオバマ大統領がリード氏の対話集会に駆けつけ、支持を訴えた。

 リード氏が仮に落選すれば、2004年に、院内総務だったダシュル元上院議員が敗北して以来の「番狂わせ」になりそうだ。

 4選を狙うカリフォルニア州選出のボクサー女史(69)も、苦しい状況にある。同州の失業率は12・5%と全米で最も高く、逆風を受け、複数の共和党候補から、いずれも5〜6ポイント差に詰め寄られている。

508チバQ:2010/04/14(水) 23:31:49
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100410-OYT1T00659.htm
リベラル派、米連邦最高裁の89歳判事退任へ
 【ワシントン=本間圭一】米連邦最高裁のジョン・スティーブンズ判事(89)が9日、オバマ大統領に対する書簡で、今夏をめどに退任する意向を伝えた。


 スティーブンズ判事は、判事9人の中で最高齢で、周辺に引退の意向を示していた。

 1975年、フォード大統領(当時)に指名され、9人の中で在任期間は最長で、中絶や同性愛を容認するリベラル派として知られる。

 米メディアによると、オバマ大統領は9日、約10人の候補者の中から後任の検討に入ったが、同じリベラル派を指名するとみられ、保守派とリベラル派が拮抗する連邦最高裁判事の構成に変化はないとみられている。

(2010年4月10日19時11分 読売新聞)

http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJS866742720100412
米最高裁のスティーブンズ判事が6月で退任、後任めぐり民主・共和党の攻防激化へ
2010年 04月 12日 10:32 JST
[ワシントン 9日 ロイター] 米最高裁のジョン・スティーブンズ判事(89歳)は9日、6月末で退任する意向を表明した。オバマ米大統領は後任指名を急ぐ方針を示したが、上院での承認をめぐり共和党との激しい攻防が予想される。
 米政府高官によると、大統領は後任候補者約10名について検討している。


 スティーブンズ判事は1975年にフォード大統領が指名。妊娠中絶や同性愛者の権利および銃規制を支持し、死刑反対の姿勢を示していた。オバマ大統領は、同判事に似た法信条を持つ候補者を指名する見込みで、保守派5人、リベラル派4人の構成に変化はない見通し。

 

 民主党は11月の中間選挙をにらみ、経済回復や雇用創出への対策に注力したい考えだが、共和党は候補者を徹底的に精査する構えをみせており、上院での承認が長引けば、民主党の思惑通りには進まない可能性がある。

 

原文参照番号[nN09104454](3000Xtraをご利用の場合、配信後24時間以上経過した記事でも380日以内であれば[ID:nN09104454]でご覧になれます。なお、契約の内容によっては、原文がご覧いただけない場合もあります)

509チバQ:2010/04/16(金) 22:02:51
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2718794/5619836
市長選で「死者」が当選、米テネシー州
2010年04月16日 15:13 発信地:シカゴ/米国
【4月16日 AFP】米テネシー州(Tennessee)の小さな町で行われた市長選で「死者」が当選したと、地元紙チャタヌーガ・タイムズ(Chattanooga Times)が16日報じた。

 人口1652人のトレーシーシティー(Tracy City)で13日に行われた市長選は、歯に衣着せぬ発言と常にオーバーオール(つなぎ)を着ていることで知られる市会議員のカール・ロビン・ギアリー・シニア(Carl Robin Geary Sr.)氏が、現職の女性候補バーバラ・ブロック(Barbara Brock)氏に268票対85票で勝利した。

 ただし、ギアリー氏は故人。立候補した後の前月10日に心臓発作で死亡している。

「来週また選挙が行われても、また彼に投票するよ」と語ったのは、地元でレストランを経営するクリス・ロジャース(Chris Roger)さんだ。「彼がこの世にいないことは知っている。ばかげていることも承知だ。でも、僕たちは、市長を彼女(現職のブロック氏)以外の誰かにやってもらいたいんだ」
 
 選挙管理委員会は、市長を「欠員」扱いとし、市会議員4人が新しい市長を選定すると発表した。

 死人に敗れた感想を求められたブロック氏は、「わたしは生き続けるわ」と答えた。(c)AFP

510チバQ:2010/04/22(木) 23:37:12
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100419-OYT1T00152.htm
保守派が「茶会」で反オバマ、米で急拡大


オバマ大統領の「大きな政府」路線を批判したプラカードを掲げる参加者=黒瀬悦成撮影 【ワシントン=黒瀬悦成】草の根の保守派市民が反オバマ政権を訴える「ティー・パーティー・ムーブメント(茶会運動)」が米国で急速に拡大している。

 税金による銀行救済や医療保険制度改革など、オバマ民主党政権の「大きな政府」志向の経済政策に怒りをたぎらせる市民がネットなどを通じて連帯し、全米で大規模集会を開いているもので、民主党不利がささやかれる11月の中間選挙の動向を左右する「台風の目」となりそうだ。

 米国の確定申告の提出期限に当たる15日、ホワイトハウスから数百メートル離れた広場に、星条旗やプラカードを手にした市民約1万人が結集した。「茶会」に共鳴する複数の市民団体による全米バスツアー「ティー・パーティー・エキスプレス」。

 ツアーは先月27日にネバダ州を出発し、44都市を回った後、ワシントンに到着。参加者は、「個人に対する国家の介入を強める社会主義者のオバマには我慢できない」「中間選挙では民主党を議会から追い出そう」などと訴え、気勢を上げた。

 「茶会」は、かつて米東部が英植民地だった時代に英国の重税政策に反旗を翻した「ボストン茶会事件」にちなんでおり、昨年2月、7870億ドル(約72兆円)規模の景気対策法が成立したのを機に、各地で同時発生的に抗議集会が起きたことが始まりとされる。

 運動の特徴は、インターネットや会員制交流サイト「ツイッター」、電話会議による情報交換など、従来の保守運動では見られなかった手段を駆使する点だ。市民同士のネットワーク化に取り組む保守系団体「フリーダムワークス」のブレンダン・スタインハウザー氏は「新規賛同者の掘り起こしや集会参加呼びかけなど、我々の活動はネットに大きく頼っている」と話す。

 ニューヨーク・タイムズ紙とCBSテレビが15日発表した世論調査では、回答者の18%が「茶会」支持者と回答し、この支持者の89%が白人。また、88%がオバマ大統領を「支持しない」と答えている。

 財政規律を重んじる「財政保守」にとどまらず、人工妊娠中絶反対派やキリスト教福音派など「社会保守」の合流も目立ち始めた。

 「茶会」の一部団体は、中間選挙で民主党の有力議員の再選阻止を図ることに加え、「真正保守」を標榜(ひょうぼう)する立場から、2008年大統領選の共和党候補だったジョン・マケイン上院議員など、中道穏健派の共和党有力議員を落選させる取り組みまで進めている。

 共和党としては、せっかく盛り上がった保守系の運動を、いかに党勢回復につなげるかが課題となっている。

 ◆ボストン茶会事件=米東部が英植民地だった1773年、英本国が課した重い茶税に反対し、住民がボストン港に停泊中の東インド会社の船から茶箱を海に投げ捨てた事件。米国の独立戦争の引き金となった。現代の「茶会運動」の「茶(TEA)」には、「もう税金はたくさん(Taxed Enough Already)」の意味も込められている。

(2010年4月19日01時23分 読売新聞)

511名無しさん:2010/04/22(木) 23:56:10
>>510チバさん茶会記事ありがとございます♪
ティーパーティーから茶会に名称が統一されそうな予感(日本で)
( ^ω^)っ

512名無しさん:2010/04/25(日) 14:16:21
ゴールドマン 公聴会で証言へ
4月25日 10時59分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100425/t10014067531000.html

アメリカの証券取引委員会に詐欺の疑いで提訴された大手証券会社「ゴールドマン・サックス」の経営陣が、今週27日にアメリカ議会上院の公聴会に出席することになり、オバマ政権が金融規制改革法案の早期成立を目指すなか、議会でも大手金融機関への追及が強まりそうです。

アメリカ議会上院の常任調査小委員会は27日に公聴会を開き、ゴールドマン・サックスのブランクファインCEO=最高経営責任者をはじめとする首脳陣や元経営幹部が証言すると発表しました。そして、小委員会のレビン委員長は、これまでの調査で入手した資料の一部として、ブランクファインCEOが書いた電子メールなどを公表しました。2007年11月に出された電子メールでは、サブプライムローン=低所得者向けの住宅ローン問題による市場の混乱で損失を出したものの、「空売りのおかげで、それ以上にもうけることができた」などと記されています。空売りは金融商品が下がることを見込んで売り注文を出してもうける手法で、別の首脳陣のメールでは、空売りによって1日で5000万ドル以上、日本円で47億円以上の利益を上げたことが記載されています。これについて、レビン委員長は「ゴールドマンサックスがサブプライムローンの関連商品などを販売し、金融危機を拡大する一方で、巨額の利益を上げていたことを示している」とコメントし、公聴会で厳しく追及する姿勢を見せています。

513チバQ:2010/04/25(日) 21:48:27
日本だって同じじゃん?
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100424-OYT1T00807.htm
不法移民っぽければ職質・逮捕も…米アリゾナ州
 【ロサンゼルス=飯田達人】米アリゾナ州で23日、不法移民と疑われる人物に対して警察官が職務質問し、身分証明書の提示によって合法的滞在が証明できない場合は逮捕も可能とする移民法が成立した。

 米メディアによると、全米で最も厳しい移民法で、今夏に施行される。人権団体などは「人種差別を招く」と猛反発している。

 これまで職務質問は、何らかの犯罪への関与が疑われる場合のみ可能だったが、同法は外見だけで不法移民と疑われる場合にも可能とした。

 オバマ大統領は同日行った演説で、不法移民に対する連邦政府の取り組みが不十分だったことを認めながらも、同法については「公平性を損なうもので、見当違いだ」と非難し、「公民権上問題がないか厳密に監視する」と述べた。

 メキシコと国境を接するアリゾナ州には推定46万人の不法移民が居住。麻薬密輸など多くの問題を引き起こしており、反移民感情が高まっていた。

(2010年4月24日21時01分 読売新聞)

514チバQ:2010/04/29(木) 12:34:59
http://www.47news.jp/CN/201004/CN2010042901000174.html
上院選で保守派が穏健派“追放” 米中間選挙
 【ワシントン共同】11月の米中間選挙で、上院議員選にフロリダ州から出馬表明している共和党穏健派のクリスト同州知事は、同党保守派の新人候補に圧倒されて8月の党予備選での勝利が絶望的となり、無所属候補に転じる方針を固めた。米CNNなどが28日報じた。保守派の新人が有力穏健派を“追放”した形となった。

 オバマ大統領を非難する保守派市民運動「ティーパーティー」の熱狂的支持を集めるルビオ元州下院議長が事実上、共和党候補に決まった。中間選挙に向け保守派市民運動の政治力が示された。ただ共和党の分裂は民主党を利する結果につながる可能性もあり、全米への影響は不透明だ。

 クリスト氏はオバマ大統領の大型景気刺激策などに超党派の立場で賛成し、共和党保守派の非難を浴びた。ルビオ氏は妊娠中絶反対や「小さな政府」を訴えてオバマ政権との対決姿勢を鮮明にし、保守派の代表格として注目を集めている。

2010/04/29 09:33 【共同通信

515名無しさん:2010/05/02(日) 01:48:14
米が核兵器保有数公表の見通し…米紙
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100501-OYT1T00700.htm
 【ワシントン=黒瀬悦成】5月1日付の米紙ワシントン・ポスト(電子版)は、オバマ政権が、3日から国連本部で開幕する核拡散防止条約(NPT)再検討会議で、米国の核兵器保有数を公表する見通しだと報じた。

 クリントン国務長官が同日行う演説で発表する可能性がある。米国の核兵器保有数はこれまで最高機密事項とされてきたが、公表に踏み切ることで、非核保有国に対し、核不拡散の義務履行を迫り、NPT体制の強化を図る狙いがある。

 米民間団体の推計では、米国の核保有数の総計は約9000に上るとみられている。

 再検討会議では、クリントン長官の前にイランのアフマディネジャド大統領が演説し、核保有国がNPTにうたわれた核軍縮義務を果たしていないと批判すると見られている。

 このため、イランの核計画阻止に向けて、NPT加盟国の結束を目指す米国としては、核保有数の公表によってイランの動きをけん制する狙いも持つようだ。

(2010年5月1日19時38分 読売新聞)

516チバQ:2010/05/03(月) 20:37:37
http://sankei.jp.msn.com/world/america/100502/amr1005022307006-n1.htm
「現代のゲシュタポ」 波紋広げる移民法強化 背景に不法入国者の増加 (1/2ページ)
2010.5.2 23:06

 【ワシントン=佐々木類】米西部アリゾナ州で、不法移民の摘発強化を目的とした移民法が成立し、全米に波紋を広げている。警官が外見などから不法移民と疑うに足る合理的理由があれば逮捕ができるとした州法にヒスパニック系市民から「人種差別だ」と批判の声が上がり、ホワイトハウスや連邦議会を巻き込む動きに発展しているためだ。オバマ政権の対応次第では11月の中間選挙に影響を与える可能性もある。

 ■広がる反発

 メーデーの1日、移民法をめぐり、全米各地で移民による反対デモや集会が開催された。集会では連邦議会に移民の地位向上をはかる法律の制定を求める主張が打ち出された。

 警察当局や集会主催者などによると、ロサンゼルスの5万人をはじめ、全米各地で10万人以上がデモに参加したという。

 「州法はまったくばかげたものだ。警察官がその気になれば、何だって疑わしくなる」

 メキシコと国境を接することから多くのヒスパニック系住民を抱えるアリゾナ州フェニックス市のゴードン市長(民主党)は4月30日、米メディアに州法に反対する考えを表明した。  同じくヒスパニック系住民の多いフロリダ州のマック下院議員(共和党)は、「(ナチス・ドイツの秘密警察である)ゲシュタポを連想させるひどい法律だ」とこきおろした。

 メキシコのカルデロン大統領も「憎しみや差別を助長するだけ」と批判し、近く予定しているオバマ大統領との会談で問題提起する意向だ。 

 ■麻薬密輸の増加

 「(不法移民による)犯罪の取り締まりに追われる日々で、それは想像を絶するほどの忙しさだ」。

 23日に同法に署名したブリューワー知事(共和党)は、州法の正当性と必要性をこう主張している。

 国土安全保障省や司法省によると、米国全土にいるとみられる不法滞在者は約1100万人。このうちアリゾナ、テキサスなど3州だけで全体の約42%に当たる4700万人を占める。麻薬密輸事件に絡んだ誘拐事件は昨年1年間で267件発生。国境警備警察に対する襲撃件数も2008年は前年に比べ46%増の1097件に上った。

 こうした事情から同州選出のマケイン上院議員(共和党)も、「不法移民問題を解決するのに重要な一歩だ」と州法に一定の評価を与えている。

 しかし、「不法」ではあっても移民が米社会の労働力を担っているのは事実。 州法を「見当違いの努力」と批判したオバマ大統領は11月の中間選挙をにらみ、国境管理強化と不法移民への人道的配慮を備えた「良識的な法」を連邦議会が早期に可決するよう要請した。

 民主党内では「移民に関する連邦法の改正は、国境警備の強化が先決だ」(ネバダ州選出の民主党上院議員、リード院内総務)との考えを軸にしながら、すでに米国内にいる不法移民には滞在資格などで配慮するという政策も検討されている。

517チバQ:2010/05/03(月) 22:59:07
http://jp.wsj.com/US/Politics/node_56670
共和党、郊外の奪還に党勢巻き返しの期待かける
2010年 4月 30日 17:15 JST
 バージニア州フェアファックス郡にあるもの。スターバックスが59店、ゴルフコースが32カ所、シナゴーグが8つ、モスクが4つ。そして今年の中間選挙の前哨戦となる下院議員選がある。

 共和党は2008年、それまで7期にわたって制してきたフェアファックスの第11選挙区で議席を失った。郊外を席巻した民主党支持の波――バラク・オバマをホワイトハウスに送り、議会での民主党の勢力を強固にした波――に押し流されてしまったのだった。勝利した民主党は、郊外こそが自分たちをこの国の多数党にしてくれるという「新しい地理論」を盛んに口にするようになった。

 一方、共和党員たちは、有権者の反動を足がかりにして、フェアファックスや元々共和党の牙城であった他の23選挙区を含む郊外で、勢力を盛り返そうと戦いに挑んでいる。共和党が狙いを定めているのは、前回民主党に投票したが、新しい医療保険改革法や経済の現状、国債の増大に不安を抱いている無党派層だ。

 2008年に引退するまで14年間にわたってこの選挙区で勝利してきた元共和党議員トム・デイヴィスは、「簡単ではないと思いますよ。でも、共和党が郊外で議席を取り戻すことができれば、下院でも多数党の座を取り戻すことができます」と言う。

 2008年に大差で勝利したリベラルな民主党議員ゲリー・コノリーも同意する。「郊外の票が再び共和党に流れたら、それは大問題ですよ」。しかし、すかさず付け加える。「そんなことが起こるとは思えませんがね」。

 バージニア州の第11選挙区は、共和党にとって郊外居住者の動向を知る最高の指標だ。高速道路が縦横に走り、小規模なショッピングセンターがあちこちにちらばるこの選挙区には、ジョージ・ワシントン邸も巨大なタイソンズコーナー・ショッピングセンターもある。ここはフェアファックス郡のほとんどと、もう少し田園的なプリンス・ウィリアム郡の一部も含んでいる。平均年収は8万ドルを超え、国内で最も豊かな選挙区の1つである。住民の教育程度も高い。

 最近では郊外の選挙区の票が議会の勢力図を決め、たいていは大統領選の行方も決める。郊外に暮らす人口の比率は、1980年には全人口の3分の1程度だったが、現在ではおよそ半分。『Congressional Quarterly』が2005年に行った調査によると、郊外が大部分を占める選挙区は、全国435選挙区のうち220に上っている。

 2年前、ノースカロライナ州シャーロット郊外のメックレンバーグ郡とインディアナ州インディアナポリス郊外のハミルトン郡で民主党支持のうねりが起きたことが両州を青(=民主党支持)に傾けた。そして、フェアファックス郡やその他のバージニア州北部の有権者たちがオバマ氏を大統領の座に押し上げたのだ。この州で民主党の候補者が大統領選を制したのは、1964年のリンドン・ジョンソンのとき以来。ラスベガスやデンバーの郊外で起きた民主党支持の動きも、それまで共和党の地盤だったネバダ州とコロラド州を青に塗り替えた。

518チバQ:2010/05/03(月) 22:59:32
 さらに共和党を不安に陥れたのは、テキサス州のような共和党の拠点でもオバマ氏が優勢だったことだ。ダラス、ヒューストン、オースティン地域での勝利は、1960年代半ば以降、民主党候補者が誰も成し遂げたことのない快挙だった。

 「郊外で勝てなければ与党にはなれない。単純なことです」と言うのは、下院での勢力回復を目指して候補者のスカウトに力を注いでいるカリフォルニア州選出の共和党議員、ケヴィン・マッカーシー氏。現在、民主党は下院で254議席を占め、37議席差で多数党の地位についている。

 最近、民主党に勢力がシフトした一因は、民主党支持の傾向がある移民やマイノリティの郊外居住者が増えたことと、リベラルな大卒の白人が郊外に流入していることである。現在、フェアファックス郡には、防衛産業大手のゼネラル・ダイナミクスや、新聞大手のガネットなど、フォーチュン誌が選ぶ全米上位500社のうちの6社がある。また、120万の人口の3分の1近くが外国生まれだ。

 両党とも郊外の有権者の獲得は一筋縄ではいかないことを認識している。有権者たちが党派的な争いや経済的な混乱に当惑している今年は、いっそうその傾向が強いように思われる。両党の戦略家たちは、過激主義への嫌悪や財政赤字など、他のテーマが郊外の票を獲得するために重要だと位置付けている。

 つきつめれば、郊外の有権者たちが政治家に求めるのは能力の高さと信頼性だ。政治人口統計学とアメリカ郊外研究を専門にするネバダ大学ラスベガス校のロバート・ラング氏は、「政府の運営がまずければ、郊外居住者たちは真正面から担当者の責任を問う。そして、その担当者に非があるという結論が出たならば、それはその人にとって非常に大きな痛手になります」と言う。

 全国的な世論調査は、政府の経済政策に対して郊外の有権者たちが不満を強めていることを示している。昨年10月、ホフストラ大学の郊外研究センターによって行われた世論調査では、政府の政策のせいで家計が苦しくなっていると感じる人が郊外の有権者の31%に上った。1年前にはこの数字は15%にすぎなかった。また、政府の政策は自分たちの家計にプラスになっていないと答えた人が半数近い。

 フェアファックス郡に暮らす43才のコンピュータ技師、ロドニー・ギブソンも、民主党への支持を考え直している郊外有権者の1人だ。大統領選ではオバマ氏、下院議員選ではコノリー氏に投票した「ときどき共和党」のギブソンは、今、民主党の政策に疑念を抱いている。「政府がじゃんじゃん発行している赤字国債を見てくださいよ。それなのに雇用も医療もまだめちゃくちゃだ」。

 共和党はかつて都市の郊外で優位に立っていた。1970年代後半まで、流行の先端を行くカリフォルニア州マリン郡でさえ、共和党が支配していた。しかし、近年、多様で高学歴の郊外の有権者たちが共和党のメッセージに背を向けるようになり、勢力が弱まっている。

519チバQ:2010/05/03(月) 22:59:54
 ところが今、郊外に共和党復活の兆しが見られる。ペンシルバニア州の司法関係の公職選挙で、フィラデルフィア郊外の4つの郡のうちの3つで共和党候補者が勝利した。そのため、共和党の間では、民主党のジョー・セスタク議員が上院に立候補するために辞職したあとの議席を奪えるのではないかとの期待が高まっている。共和党は、ニューヨーク市の郊外、ウェストチェスター郡とナッソー郡でも影響力の強い郡の要職の選挙で勝利したことから、郊外が大部分を占めるこれらの地域で民主党を打倒できるという希望を抱いている。

 民主党は、11月の中間選挙で失う議席もあるだろうと認めている。しかし、大恐慌を防ぎ、医療保険制度の歴史的な改革を成し遂げたことを主張していけば、過半数を維持できると考えている。また、気候変動と環境に関する同党の立場も、郊外居住者たちの共感を得ていると彼らは主張する。

 フェアファックスは、ブッシュ時代に心情が変化するまで、何十年にもわたって信頼できる共和党の地盤だった。2004年、民主党の上院議員ジョン・ケリーが僅差(きんさ)でこの選挙区を制した。4年後、同郡選出の下院議員で元フェアファックス郡管理委員会(Board of Supervisors)委員長も務めた穏健派共和党員のデイビス氏が、1994年以来維持してきた議席を手放して引退することにした。

 「ここの人々はブッシュ(前大統領)に愛想を尽かしたんです。文化的な問題――同性婚、妊娠中絶、移民――こうした問題はフェアファックスのような選挙区では致命的です」と彼は言う。

 フェアファックス郡で、オバマ氏は21%の差をつけてジョン・マケイン氏を破った。有権者は、デイヴィス氏に代わって、イラク戦争に反対し、中絶権を認めるコノリー氏を選んだ。地元のビジネスマンで政治的な経歴のないキース・フィミアン氏を相手にしたコノリー氏にとって、この選挙は楽勝だった。

 生粋のボストンっ子であるコノリー氏は、現在、財政面では保守主義であると主張する一方、道路や鉄道の建設を進めるなど郊外居住者に有利な政策を強調することによって、この議席を守ろうと奮闘している。コノリー氏は、もともとカトリックの神父になるための勉強をしていたが、教会がベトナム戦争を支持したことに幻滅し、政治家に転身した。そして、元修道女と結婚し、数年にわたって上院対外関係委員会で外国援助の専門家として活動した後、地方政治の世界に飛び込み、フェアファックス監督委員会の職務を果たした。

 彼は、今も選挙区の細々とした問題に気を配っている。先ごろ、コノリー氏とともに選挙区を車で回ったとき、自分が監督委員会の委員を務めている間に建設にかかわった運動場、公園、交差点、図書館、ショッピングモールを一つ一つチェックした。

 地下鉄のある駅のそばに林立するマンション群を指さしながら、「ここの建物はみんな、私が再開発計画を立てたんですよ」と言い、草木の植わった広場のそばを通り過ぎながら、「私がこの郡で最初のドッグランを作ったんです」と自慢する。彼によると、100万人の有権者うちの4分の1が犬を飼っているのだという。

 コノリー氏は、7870億ドルの景気刺激策、温室効果ガス排出抑制のためのキャップ・アンド・トレード法案、そして最近では医療保険改革法案に賛成票を投じた。それに対する有権者の賛否は分かれている。特に、選挙区内の多くの中小企業経営者、学生、定年後の人々に影響を及ぼす医療保険改革は大きな争点となっている。

 地元の商店街のレストラン「Silverado」で食事をしているときにコノリー氏に出会った地元のコンサルタント、トーマス・キングは「賛成票を投じるしかなかったでしょう。そうでなきゃ有権者に見切りをつけられていた」と言った。

 コノリー氏のテーブルそばで立ち止まり、「投票をしてくれてありがとうございました」と言ってコノリー氏と握手をした女性もいた。一方、レストランのオーナー、マイク・ラニーは、コノリー氏に近づいて苦言を呈した。彼に医療保険改革についてたずねたところ、「あれはだめです」と評し、コノリー氏を指さして、「私はもう彼に投票しませんからね。彼は終わりですよ」と話した。もっとも、コノリー氏はコメントせずに笑い飛ばし、後からラニーは自分をからかっただけだと言い張った。

 その後、コノリー氏はソロー中学校に集まった30人ほどの老人たちとの話し合いに顔を出し、典型的な郊外の問題について論じた。まずはいつもの選挙トーク、すなわちオバマ氏が政権を引き継いだとき、経済は崩壊寸前の状態にあったが、民主党の政策によって好転しているという演説をした。

520チバQ:2010/05/03(月) 23:00:15
 次いで、混雑する高速道路や交差点を拡張するためにこの地区のために何億ドルも獲得したと宣伝した。大統領の景気刺激策を擁護し、そのうちの7700万ドルでフェアファックス郡にも一部かかっているダレス空港への鉄道が建設されると述べた。

 それから、医療保険改革がいかにすぐれたものかを細かく説明した。「私はこれに賛成票を投じました。それを誇りに思っていますよ」。しかし、その後にやってきたのは否定的な意見や疑問の集中砲火だった。

 あなたは本当に法案を全部読んだんですか。今まで私の主治医は心臓ペースメーカーを毎月チェックしてくれていたのに、これからは年4回にすると言っているのはどうしてですか。憲法のどこに、政府には健康保険の費用を国民に払わせる権限があると書いてありますか――。

 コノリー氏は20分で質問を打ち切り、妻が待っているから家に帰ると言った。有権者たちは彼のまわりに集まり、握手をして、いろいろな催しに彼を誘った。コノリー氏の大学生の娘が元気かどうかをたずねた人もいた。

 外に出ると同氏はこういった。「ああ、批判もありましたね。だけど、彼らとは長年つきあっているんですよ。うちの娘が元気かって尋ねた人もいたのを君も見たでしょう。私はこの投票区で勝ちますよ」。

 今、2人の共和党の党員が総選挙でコノリー氏に戦いを挑もうとしている。2008年以来のライバル、フィミアン氏と、地元の郡政執行委員、パット・ヘリティ氏だ。

 どちらも新しい医療保険改革法の廃止を約束している。どちらも保守派層が始めたティーパーティー(茶会党)運動(大きな政府に反対する運動。18世紀に英国の植民地だった米国の住民が重税に抗議して起こした「ボストンティーパー ティー事件」から命名)に刺激された、政府の支出と財政赤字増大への怒りを利用しようとしている。そしてどちらも、ナンシー・ペロシ下院議長を都市リベラルの極端な例とみなし、コノリー氏をその弟子と位置づけようとしている。

 ヘリティ氏は、ウェスト・スプリングフィールド高校の体育館で不満の声を上げる数百人の熱心な共和党員たちに向かってこう呼びかけた。「コノリー氏はナンシー・ペロシの個人的な副官みたいなものです。私は彼をゲリー・ペロシとよんでるんです」。

記者: Neil King Jr. and Greg Hitt

521チバQ:2010/05/03(月) 23:11:08
http://newsweekjapan.jp/stories/2010/04/post-1195.php
台風の目「ティーパーティー」の正念場
Is the Tea Party Over?

共和党の上院補選勝利で反オバマの機運が高まるが、保守派の新しい政治勢力は自滅の危機に瀕している

2010年04月19日(月)12時10分
ジョー・スカーボロー(元共和党下院議員、MSNBC『モーニング・ジョー』司会者)
[2010年2月 3日号掲載]

 1月19日、マサチューセッツ州の連邦上院補欠選挙の開票経過がホワイトハウスに伝えられ、若い大統領は衝撃を受けた。革新政治の最後の偉大なとりでであるこの州で、無名の共和党候補が勝っただと? 国民の不満が大統領と民主党を権力の座に押し上げてからたった1年で、似たような不満が大統領の野心的な医療保険制度改革を破滅させようとしているのか。

 ビル・クリントンも、長い夜となった94年11月8日に同じ疑問を繰り返していたに違いない。92年の大統領選で民主党候補のクリントンを大勝させたミネソタ州の有権者が、わずか2年後に、筋金入りの保守派のロッド・グラムスを連邦上院議員に選んだのだ。

 この94年の中間選挙で共和党は多くの議席を獲得した。グラムスたち共和党候補は、今回の「マサチューセッツの奇跡」を起こした共和党候補スコット・ブラウン(州上院議員)と同じように、政府主導の医療保険に固執する「リベラル過ぎる」ホワイトハウスを止めると約束して勝利した。

 当時、共和党を勝たせた政治勢力は不安定な有権者層で、米史上最も揺れた92年の大統領選の流れを受けていた。この大統領選にテキサスの富豪ロス・ペローが無所属で出馬し、その後に草の根組織「ユナイテッド・ウィー・スタンド・アメリカ」が生まれた。

 奇抜なポピュリスト(大衆迎合主義者)であるペローが率いる保守連合は、多様な有権者の寄せ集め集団だった。工場労働者、敬虔なキリスト教徒、銃所持の権利を訴える活動家、ラジオのトーク番組のファン、退役軍人、人工妊娠中絶反対派、財政赤字に関する強硬派、連邦政府を敵と見なして不満を募らせる有権者などだ。

 昨年夏に医療保険改革の対話集会を取材した私は、反対派のなかに当時の見慣れた顔触れがたくさんいることに気が付いた。

 若くてリベラルなバラク・オバマ大統領に強い警戒心を抱く退役軍人。政府の医療保険で生涯面倒を見てもらえるという約束を、議会が破ろうとしていると憤る低所得者や高齢者。憲法で保障されている武器を持つ権利が大統領に脅かされているとする銃規制反対派。

 そして、世界の終末が来るかのように警告する保守派のラジオパーソナリティーにあおられたリスナーもいた。なかでも保守派キャスターとして知られるラッシュ・リンボーとグレン・ベックはこの1年、民主党の新しい大統領は人種差別主義者で、実はナチスで共産主義者だと言い続けてきた。

劇的勝利でも仲間割れ
 最近、民主党主導の医療保険改革に対する攻勢を強めているこうした草の根の保守連合は、「ティーパーティー」と呼ばれる。名前の由来はイギリスの植民地だったアメリカが増税に反対して起こした「ボストン茶会事件」。増税や政府支出拡大に反対する保守派たちの集まりで、「党」を意味する「パーティー」という言葉を掲げているものの、実際には緩やかな抗議運動にすぎない。

 進歩的なエリート層の反応は最悪だ。この新しい政治運動が全米に広まるにつれて、リベラル派の論客は、彼らは人種差別主義者や反動主義者、無教養な愚か者の集まりだと嘲笑した。

 多くのリベラル派がこの全国的な抗議活動が意味するもの──国民の不満を物語る強力な兆候──を理解していない。リベラル系雑誌ネーションの発行人カトリーナ・バンデンヒューベルはABCテレビの『ジス・ウイーク』に出演した際、彼らは無知だと切り捨てた。しかし実際はティーパーティーが見事な組織運動を展開し、今回の補選の勝利を導いたのだ。

522チバQ:2010/05/03(月) 23:11:38
 とはいえ、民主党でも一部の人は、オバマ政権やメディアのリベラル派より前に、ティーパーティーの重要性に気付いていた。サンフランシスコ市長のギャビン・ニューサムは、補選で民主党が敗れる前から党内に警告していた。

 「(マサチューセッツには)本物の熱気がある」と、ニューサムはサンフランシスコ・クロニクル紙に語った。「ティーパーティーを孤立した過激主義か何かのように軽視するのは危険だ。彼らはそんなものではない」
 その警告に民主党とホワイトハウスが聞く耳を持たなかったとしても、今なら理解できるはずだ。「マサチューセッツの奇跡」から1週間、ティーパーティーは医療保険改革の破滅、そして上院で民主党が共和党の議事妨害を回避できる絶対多数を割り込んだことに、祝杯を挙げているに違いない。

 ところが奇妙なことに、ティーパーティーの幹部の間には祝勝ムードはない。それどころか自分たちが無視できない政治勢力であることを実証したその瞬間から、分裂の危機にさらされているのだ。

大衆運動が持つ「限界」
 2月初めに開かれるティーパーティー全国集会(基調演説にはサラ・ペイリン前アラスカ州知事が招かれている)の準備が進むにつれて、内輪もめによる訴訟や反対集会の動きが全米に広まりそうだ。保守派の著名なブロガー、エリック・エリクソンは、全国集会は金集めの詐欺だと退けた。

 マサチューセッツで民主党の重鎮だった故エドワード・ケネディの議席を共和党が奪うという劇的な勝利も、ティーパーティー内部の亀裂をさらに深めただけのようだ。補選の翌朝、運動の精神的リーダーでもあるグレン・ベックは司会を務めるFOXニュースの番組で、勝利して一躍スターとなったブラウンを口汚く攻撃した。

 「彼に貞操帯を着けてほしい」と、ベックは笑いながら言った。「ワシントンで彼のあらゆる行動を監視しないと。私はこの男を信用していない。女子実習生の死体と共に政治生命を絶たれかねないような男です」
 念を押すかのように、ベックは最後の部分を繰り返した。政府機関の実習生と不倫をした揚げ句に彼女を殺してもおかしくない、前にもそんな男がいただろう──。

 いったい何が起きているのか。なぜ内部でいがみ合うのか。どんな大衆運動の草創期もそうであるように、ティーパーティーは根深い懐疑論と現状への不満から生まれた。最も熱心で声高に主張するメンバーの多くが、結局は、政府に対する不信感と同じくらい仲間を信用していない。

 大衆運動のこうした現実は、アメリカがジョージ・ワシントン初代大統領の時代から長年にわたって2大政党制に縛られてきた理由でもある。永続的な政治組織をつくることは難しい。新しい運動の大半は、90年代のペローによるポピュリスト旋風のように、早いうちに崩壊する。

 内紛で分裂し、明確な組織もないティーパーティーにとって最大の問題は、成功した後にどうするかということかもしれない。今秋の中間選挙で、彼らの推す候補者たちが当選することはほぼ確実だ。

 オバマが立候補しないのだから、投票に行く有権者は08年の大統領選より年齢層が高く、白人が多く、全体の票数は少なくなる。ジョージ・W・ブッシュ前大統領の破滅的な2期目に行われた中間選挙で、共和党が強い地域で議席に滑り込んだ民主党候補にとっては、うれしくない話だろう。

 それ以上に重要なのは、この緩やかな組織の政治運動が、2大政党制に挑戦できるほど勢いを持続できるかどうか。歴史が何かを暗示するのなら、ティーパーティーが長期的に繁栄することは「マサチューセッツの奇跡」と同じくらい想定外だ。

523チバQ:2010/05/08(土) 11:39:22
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100508-OYT1T00258.htm
「アリゾナよ恥を知れ」移民新法に渦巻く非難


6日、米ロサンゼルスの移民税関当局の前で、新移民法の成立に抗議する活動家ら=AP

 【ロサンゼルス=飯田達人】米西部アリゾナ州で成立した不法移民を厳しく取り締まる新法が波紋を広げている。一部の自治体などが同州との業務契約を打ち切る「ボイコット」の動きを示し、新法の無効を求める訴訟も提起された。米メディアは連日、新法の是非について報じており、11月の中間選挙では、全米人口の15%に達するヒスパニック(中南米系)票を左右する争点に浮上しそうだ。

 中南米系移民が人口の約半数を占めるロサンゼルスでは6日、新法に抗議するグループが不法移民の収容施設前で4時間以上にわたり交通を妨害し10人以上が警察に逮捕された。1日には約5万人が市庁舎前に集結。「アリゾナは恥を知れ」などと書いたプラカードを掲げ、デモ行進した。

 同市やサンフランシスコ市はアリゾナ州や同州企業との業務契約を打ち切る方針を打ち出した。中南米でも反発が広がり、エルサルバドルは同国出身の約280万人の米国在住者に同州への旅行中止を呼び掛けた。

 反発の声はアリゾナ州内にもあり、アルフレッド・グティエレス元州上院議員は「(第2次世界大戦時の)日系人強制収容以来のひどい人種差別的問題だ」と非難。同州の警察官らは「連邦憲法に違反し無効だ」と連邦地裁に提訴した。

 ◆州民は6割支持

 新法成立の背景には、メキシコと国境を接するアリゾナ州が不法移民流入の「主要ルート」となり、州内に推定46万人の不法移民が居住し、麻薬密売などの問題を引き起こしている実態がある。また、州民に「不法移民が職を奪っている」との不満もうっ積。最新の世論調査では州民の64%が移民新法を支持している。

 移民対策は本来、連邦政府の管轄。ジャン・ブルーワー同州知事は「ワシントンが適切な処置を怠ってきた」と連邦政府を非難する。

 アリゾナ州の新法をきっかけに連邦レベルでも移民法を見直す動きが出ている。ハリー・リード民主党上院院内総務らは4月末、「納税義務などを果たせば8年間居住した後に永住権を付与する」とした寛大な移民法改正案の骨子を発表した。オバマ大統領も「重要な一歩」と評価。しかし、共和党の保守派議員は「中間選挙でのヒスパニック票狙いの策略だ」と反発している。

(2010年5月8日08時53分 読売新聞)

524チバQ:2010/05/11(火) 20:52:54
http://mainichi.jp/select/world/news/20100511dde007030003000c.html
米連邦最高裁:判事に女性局長を指名 思想バランス変わらず
 【ワシントン古本陽荘】オバマ米大統領は10日、新しい連邦最高裁の判事に、最高裁における政府側代理人である連邦法務局長のエレーナ・ケイガン氏(50)を充てる人事を発表した。退任を表明したスティーブンズ判事の後任で、大統領の指名後、上院の承認を経て就任する。

 承認されれば9人いる最高裁判事のうち、女性が史上最多の3人となる。裁判官経験のない最高裁判事の就任は約40年ぶり。現職では最年少となる。

 退任するスティーブンズ氏と同じリベラル派で、保守派とリベラル派がそれぞれ4人、中間派が1人といわれる現在の最高裁のバランスに大きな変化はないとみられる。ただ、スティーブンズ氏が最もリベラルとみられていたのに対し、ケイガン氏は保守派に一定の配慮をするとの観測もある。

 裁判官としての記録がないため、承認に向けた上院公聴会での発言に注目が集まっている。

 ケイガン氏は、オバマ大統領がシカゴ大法科大学院で教えていた際の同僚で、女性初のハーバード大法科大学院学長。米議会では11月の中間選挙を前に党派対立が激しさを増しており、上院承認は難航が予想される。

525チバQ:2010/05/12(水) 22:58:45
http://www.47news.jp/CN/201005/CN2010051201000364.html
在日米軍司令官が交代へ 国防総省からフィールド氏
 【ワシントン共同】在日米軍司令部は11日、オバマ米大統領がバートン・フィールド空軍少将を次期在日米軍司令官に指名したと発表した。中将への昇進と合わせ、上院の承認を経て決定する。就任時期は未定。

 フィールド少将は現在、国防総省で米アフガニスタン・パキスタン特別代表の上級顧問を務めている。空軍士官学校卒業後、F16戦闘機のパイロットを経て、イラク中部バラドの駐留米軍基地司令官などを歴任した。

 現司令官のエドワード・ライス中将は上院で大将昇進が認められ、テキサス州にあるランドルフ空軍基地の航空教育・訓練軍団司令官に異動が決まった。

 ライス氏はブッシュ前大統領に指名され、2008年2月に在日米軍史上初の黒人司令官として着任した。

2010/05/12 12:28 【共同通信

526チバQ:2010/05/14(金) 22:52:06
http://mainichi.jp/select/world/news/20100514dde007030008000c.html
米国:保守系草の根組織「ティー・パーティー」が存在感 中間選挙、候補選びに影響
 【ワシントン古本陽荘】11月の中間選挙に向け準備が進む米国で、高い失業率などを背景に国民の怒りを代弁し勢いに乗る保守系草の根団体の連合体「ティー・パーティー」が候補者選考に影響を与えるなど“猛威”をふるっている。ユタ州では8日、上院議員選の候補者を選ぶ州共和党大会で、3期18年務めた現職のベネット上院議員(76)が3位に終わり、上位2人に与えられる6月の予備選に進む権利を失う波乱が起きた。「ティー・パーティー」が新人2人の支持に回り、ベネット氏を追いやったとみられている。

 「ティー・パーティー」の影響力の高まりは、与党・民主党だけではなく、共和党現職にも「反ワシントン」の逆風が吹いていることを印象付け、ワシントン政界には激震が走っている。

 事実上、引退に追い込まれたベネット氏は記者団に「有毒な政治環境だった。そして私の(議会での)投票行動がそこに拍車をかけた」と語った。ベネット氏が、「ティー・パーティー」の攻撃対象となったのは、公的資金を投入し銀行などの企業を救済する法案に賛成したことや民主党議員と医療保険制度改革の法案作りにかかわったことが、国民に負担を押し付ける「ワシントンのインサイダー」との印象を強めたためだ。

 草の根団体フリーダム・ワークスのステインハウザー氏はワシントン・ポスト紙に「ティー・パーティー運動や小さな政府というテーマがとても大きなものになっていることの象徴だ」と語った。

 アリゾナ州でも08年の大統領選候補だったマケイン上院議員が、ティー・パーティーから支持を受けている別の共和党候補と競り合うなど、予備選段階で共和党現職が苦戦する異例の事態が全米各地で起きている。

527チバQ:2010/05/14(金) 22:57:01
http://sankei.jp.msn.com/world/america/100514/amr1005141016004-n1.htm
ニクソン元大統領の孫が出馬へ 新たな名門誕生なるか 米中間選挙
2010.5.14 10:10

米下院選に出馬表明したクリストファー・ニクソン・コックス氏(AP) 【ワシントン=佐々木類】ケネディ家やブッシュ家に比肩するような米政界の名門一族が誕生か!?

 リチャード・ニクソン元大統領(共和党)の孫で、弁護士のクリストファー・ニクソン・コックス氏(30)が13日までに、11月の中間選挙でニューヨーク州ロングアイランドから下院選に出馬することを表明した。対抗馬は現在4期目のティム・ビショップ下院議員(民主党)になるとみられる。

 ニクソン元大統領は1972年、民主党全国委員会事務所への不法侵入事件である「ウォーターゲート事件」の責任をとり任期途中で大統領を辞任した。

 こうした“負の遺産”を引き継ぐ中での出馬表明となるが、クリストファー氏はAP通信に対し「ウォーターゲート事件で祖父が残した悪い印象の影響は自分の選挙キャンペーンに出ていない」と明言。環境や麻薬対策といった内政や、旧ソ連とのデタント(緊張緩和)という外交など、「祖父の残した良い面を訴えていきたい」と語る。

 挑戦を受ける形のビショップ陣営の広報担当は、「(孫の)ニクソン氏はつい数週間前にこの選挙区に引っ越してきたばかりで何が分かるのか」と一笑に付す。

 ホフストラ大全国研究センターのレビー所長は「“ニクソン”という名前は有権者に決して良い印象を与えない。多くの有権者にとって、ニクソンといえばウォーターゲート事件、ウォーターゲート事件といえば不名誉を意味する」と語った。

528チバQ:2010/05/18(火) 22:53:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100518-00000009-wsj-int
米エリート層「WASP」の凋落
5月18日14時19分配信 ウォール・ストリート・ジャーナル

 最近のある朝、ニューヨークのリンクス・クラブでは白髪の小グループが朝食を取っていた。ポーチドエッグやトーストを食べながらの話題は欧州であり、国債市場だった。静かに取引の交渉をする人たちもいた。40代か50代の人もいたが、ほとんどは高齢者だった。

 中南米やアジアの人もいるこのグループは明らかに上流階級のものだったが、仕事の話しが禁止され、プロテスタントのエリートがゴルフのスコアや別荘の話しをしていた20年前のクラブとはかけ離れている。ある元会員は「時間とともに変化してきた」とし、「それはプラスでもありマイナスでもある」と述べた。

 米国のプロテスタント・エスタブリッシュメントの長期的な落ち目にはいくつかの重要な節目がある。プロテスタント系のハーバード大学の戦後の門戸開放、1980年代の企業国家米国(コーポレート・アメリカ)での多様な役員構成、最初のアフリカ系米国人大統領としてのバラク・オバマ氏の就任などだ。

 歴史はもう一つの節目を見せてくれるかもしれない。ケーガン氏の最高裁判事指名だ。これが承認されると、9人の連邦最高裁判事はカトリックかユダヤ教徒で、初めてプロテスタントはゼロとなる。(ケーガン氏はユダヤ教徒)

 これまでの111人の最高裁判事のうち35人はエピスコパリアン(米国聖公会会員)で、最大の宗教グループとなる。最初の非プロテスタント判事はジャクソン大統領(第7代大統領)が1836年に指名したロジャー・タニー氏だった。

 最高裁判事の宗教別構成が今日の法曹界で問題になるかどうかは熱い議論のテーマになっている。しかし、プロテスタント・ゼロの最高裁をもたらすことによって、ケーガン氏は米国の政治、富、それに文化を米歴史の相当な部分にわたって支配してきた一派の最後の痕跡が一部消えるのを手助けすることになる。

 ノートルダム大学の社会学准教授のデービッド・キャンベル氏は「最高裁判事にプロテスタントがいなくなるという事実は、彼女の指名がWASP(アングロサクソン系プロテスタント)エスタブリッシュメントが米国で凋落(ちょうらく)していることを完璧に反映しているという事実ほど重要ではないかもしれない」と述べた。

 時間の経過から見ると変化は驚くほどだ。E・ディグビー・バルツェルの1964年の有名な著書「プロテスタント・エスタブリッシュメント」によると、60年代の大半の米企業の経営者はプロテスタントだった。

 米調査機関ピュー・フォーラムによれば、連邦議員のうちプロテスタントの比率は61年には74%だったが、現在は55%にまで低下した。一時ロックフェラー家やベーカー家が支配していた大手銀行の役員には、最近ではインド系米国人やギリシャ移民の孫もいる。

 ピュー・リサーチの調査によれば、10万ドル(約920万円)以上の年収があるプロテスタントはわずか21%で、ユダヤ教徒の46%、ヒンズー教徒の42%を大きく下回っている。

 新しい富が米国のエリートの民主化を始めた80年代までは、米国での権力と地位への道はまっすぐで狭かった。それは通常、グリニッチやボストン、ニューヨーク、あるいはフィラデルフィアのぜいたくな住まいで保守的な家庭の中で始まり、ニューイングランドの寄宿学校からハーバードやエール大学に行き、北東部の弁護士事務所や銀行に勤め、あるいはワシントンへの道を歩むことだった。

 プロテスタントの凋落の原因は市場の規制緩和、グローバリゼーション、テクノロジーの発展、教育、さらに家族などを通じた人脈よりも実力の重視など多くのことが考えられる。

 しかし、多くの人が指摘するのが、信仰そのもののダイナミクスの変化で、プロテスタンティズムはここ何十年か、より激しい信仰を特徴とする福音主義にくじけてしまったというのだ。通常エスタブリッシュメントの教会と目される聖公会派教会は、過去数年間顕著な信者減少を記録してるという。

529チバQ:2010/05/19(水) 22:02:46
http://sankei.jp.msn.com/world/america/100519/amr1005191854008-n1.htm
米4州で上院予備選、既存勢力への拒否反応が浮き彫り
2010.5.19 18:54

18日、ペンシルベニア州予備選で勝利し、家族と支持者に手を振るセスタク下院議員(ロイター) 【ワシントン=犬塚陽介】11月の米中間選挙の候補者指名を争う民主、共和両党の上院議員の予備選投票が18日、ペンシルベニアなど4州で実施された。党派対立から、実効性のある政策を打ち出せないオバマ米政権と民主、共和両党への失望感を反映し、注目選挙区で大統領や共和党幹部が支援する候補者が敗北。既存勢力に嫌悪感を示す米国民の姿勢が浮き彫りとなった。

 民主党のペンシルベニア州予備選では、現職のスペクター議員がセスタク下院議員に敗れた。スペクター議員は昨春、共和党から転籍し、再選を目指していた。同議員を支援したオバマ大統領にとっては大きな痛手といえる。

 アーカンソー州の民主党予備選でも、3期目を目指すリンカーン議員が指名に必要な50パーセントの票を得られず、6月の決選投票での決着を余儀なくされた。リンカーン議員は医療保険改革法案成立に尽力し、オバマ大統領から信頼を寄せられていた。

 一方、ケンタッキー州の共和党予備選では、草の根の保守派政治運動「ティーパーティー」の全面支援を受けた医師のランド・ポール氏がグレイソン州務長官を大差で退けた。

 グレイソン氏は上院共和党の院内総務、ミッチ・マコーネル議員やチェイニー前副大統領らの支援を取り付けていた共和党の本流候補だった。ポール氏の勝利は、オバマ政権の「大きな政府」を批判するティーパーティー運動が共和党内でも広く共感を生んでいることを示している。11月の中間選挙でも、ティーパーティーの動向が情勢を左右することを改めて印象づけた形だ。

530チバQ:2010/05/19(水) 22:07:15
http://mainichi.jp/select/world/news/20100520k0000m030055000c.html
米国:「反ワシントン」の風…現職苦戦 中間選挙予備選
 【ワシントン古本陽荘】11月の米中間選挙の民主、共和両党の上院議員候補者などを選ぶ予備選挙が18日、ペンシルベニア州など4州で行われた。激戦区が集中し、ミニ「スーパー・チューズデー」として注目を集めたが、両党ともベテラン現職が強い逆風を受けて苦戦。厳しい経済情勢を背景に、全米各地に「反ワシントン」感情が広がっていることが浮き彫りになった。

 ペンシルベニア州では、民主党上院予備選で6期目を狙ったスペクター上院議員が、同州選出のセスタック下院議員に敗れた。セスタック氏は勝利宣言で「これは既成の権力組織、ワシントンに対する人々の勝利だ」と気勢をあげた。

 スペクター氏は元共和党で、民主党にくら替えしたことへの批判もあったが、オバマ大統領の強い支持があったにもかかわらず、事実上の政界引退に追い込まれた。

 また、アーカンソー州の民主党予備選では、現職のリンカーン上院議員が、労組などの支持を受けたホルター同州副知事と接戦となり、規定で定められた得票率50%に届かず、結論は6月8日の決選投票に持ち越された。

 一方、共和党もケンタッキー州で、保守系草の根団体「ティー・パーティー」の活動家のポール氏が、同州選出で共和党院内総務のマコーネル上院議員が支持するグレイソン同州務局長に大差で勝利。ポール氏は大企業救済のための財政支出に反対し「小さな政府」を目指すティー・パーティー系の典型的な候補者とみられているだけに、共和党指導部に対する保守層の反発が根強いことが証明された形だ。

 今月既に行われた予備選では、ユタ州共和党のベネット上院議員(3期)、ウェストバージニア州民主党のモロハン下院議員(14期)といったベテラン議員が敗れており、現職への逆風は全米規模の様相となっている。

 【ことば】中間選挙

 米国で4年ごとの大統領選の中間年に一斉に行われる連邦議会、州知事などの選挙の総称。投票日は11月の第1月曜日の週の火曜日と決められ、今年は11月2日。小選挙区の下院(定数435、任期2年)全議席と、各州2人の上院(同100、同6年)の約3分の1を改選。州知事選は37州で行われる。一般的に大統領選の反動があるといわれ、政権与党側が苦戦する傾向が強い。

531チバQ:2010/05/19(水) 22:07:58
http://jp.wsj.com/US/Politics/node_62197
2州の上院予備選、ベテラン議員らが落選
2010年 5月 19日 18:49 JST
 米ペンシルベニア州とケンタッキー州で18日行われた上院議員候補を決める予備選で、民主、共和各党の投票者は新鮮な顔を選んだ。

 AP通信によると、ペンシルベニア州の民主党予備選では、議員歴30年超のベテラン、アーレン・スペクター議員が敗れた。同議員は昨年、共和党の予備選で形勢不利とみて、民主党にくら替えしていた。

 同通信によると、同議員を破ったのは下院で2期目を務めるジョー・セスタク議員。民主党員歴は短いが、オバマ大統領やペンシルベニア州知事などの後押しを受けている。

 ケンタッキー州の共和党予備選では、上院共和党院内総務ミッチ・マコネル議員などが推した同州総務長官トレイ・グレイソン氏が、政界では新顔のランド・ポール氏に破れた。

 ポール氏の勝利は、共和、民主両党を痛烈に批判している茶会党運動の高まりを示す。47歳のポール氏は眼科医で、共和党の大統領候補を目指したこともあるロン・ポール議員を父に持つ。

 両州の予備選で投票者は、政権や党主導部に近すぎるとみられる候補者との関係を断つ用意があることを示した。

 ペンシルベニア州では今年に入り死去したジョン・マーサ下院議員(民主)の補欠選挙も行われたが、同議員の側近だった民主党のマーク・クリッツ氏が共和党の実業家ティム・バーンズ氏を破った。

 クリッツ氏は同日の民主党の予備選でも勝利しており、バーンズ氏は共和党の予備選を突破している。このため、両氏は11月の中間選挙で再び対決することになる。

 この日行われた選挙のうち、両党が対決したのはペンシルベニア州の補選のみ。両党とも、11月の結果を占う試金石とされるこの補選に資金を投じてきた。クリントン元大統領はクリッツ氏を、スコット・ブラウン上院議員(共和、マサチューセッツ州)はバーンズ氏を応援していた。

 下院の議席数は民主党が254議席であるのに対し、共和党は177議席。民主党が中間選挙で議席を減らすことはほぼ確実だ。しかし、今回補選のあったペンシルベニア州西部地区は、共和、民主のどちらに転ぶかわからない選挙区で、中間選挙で共和党が下院の過半数を奪うとの見方を覆して民主党が勝つために取らねばならない地区の典型だ。

記者: PETER WALLSTEN And NAFTALI BENDAVID

532チバQ:2010/05/24(月) 18:53:36
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100523-OYT1T00621.htm
有力現職が相次ぎ落選…米中間選挙の予備選


米ペンシルベニア州の民主党予備選に敗れたアーレン・スペクター氏(右)=AP 【ワシントン=黒瀬悦成】米中間選挙(11月2日投票)の民主、共和両党候補者を選ぶ予備選挙で、有力現職議員が相次いで落選する現象が起きている。

 景気・雇用の低迷を背景に「ワシントン政治」への不満が広がっているためで、オバマ大統領が懸命にテコ入れしたベテラン議員も敗退するなど、大統領の「神通力」の衰えも指摘されている。

 大統領周辺が特に衝撃を受けたのが、18日のペンシルベニア州民主党予備選。6選を目指したアーレン・スペクター上院議員が新人候補に敗北を喫したが、スペクター氏は昨春、オバマ大統領の働きかけで共和党からくら替えした大物議員。だが、地元の民主党有権者はスペクター氏を「変節者」と見なして退けた。

 18日には、アーカンソー州の民主党上院予備選でも、オバマ大統領が内政上の最重要懸案とした医療保険制度改革法成立に奔走したブランシュ・リンカーン議員が、指名に必要な5割の得票率に到達せず、6月の決選投票に臨むことになった。予備選で、改革法が公的医療保険の導入を見送ったことに反発するリベラル派が、対立候補の同州副知事支持に回ったのが苦戦の原因だ。

 予備選では、知名度や実績を武器とする現職の有利が常識。それだけに、今年相次ぐ現職の苦戦は、民主党支持者の間での反オバマ・反中央政界機運の広がりを浮き彫りにした。

 民主党の予備選は次回、6月8日に11州で実施され、9月まで順次行われる。オバマ大統領や民主党議会指導部が推す候補の敗退が続けば、大統領の求心力に深刻な打撃となりかねない。

 ギブス大統領報道官は20日、「今回は現職に厳しい選挙となる」と述べ、強い危機感を表明した。

 ウォール・ストリート・ジャーナル紙とNBCが5月上旬発表した世論調査では民主・共和両党の支持率が各44%と伯仲。民主党は、2006年の中間選挙と08年の議会選で上下両院を制したのとは一転して苦戦ぶりが目立っている。

 ただ、共和党の予備選でも、草の根保守の「ティー・パーティー・ムーブメント(茶会運動)」に象徴される、反ワシントン・反現職ムードが鮮明だ。

 共和党のケンタッキー州上院予備選では、「茶会」の支援を受けて「小さな政府」徹底を主張するランド・ポール候補が、党重鎮のマコネル上院院内総務肝いりの候補を圧倒した。共和党現指導部を「穏健過ぎる」と見なす保守派の不満を吸収したのが勝因とされる。

 東部コネティカット州でも、21日の共和党上院選候補選びの代議員大会で、世界最大のプロレス団体WWE元最高経営責任者のリンダ・マクマホン氏が、党議会指導部の推す元下院議員に勝利している。

(2010年5月23日21時48分 読売新聞)

533チバQ:2010/05/24(月) 19:27:35
http://mainichi.jp/select/world/news/20100524dde007030013000c.html
米国:ハワイ州下院補選 オバマ氏地元で、共和党議席奪取
 【ワシントン古本陽荘】オバマ米大統領の地元のハワイ州で22日、知事選出馬のための民主党現職辞任にともなう連邦下院議員補選(ハワイ1区)が行われ、共和党のドゥジュウ・ホノルル市議会議員が民主党候補2人を抑え、議席を奪った。同州で共和党の連邦議員が誕生するのは約20年ぶり。ドゥジュウ氏の得票率は39%にとどまり、民主党が候補者の一本化に失敗したことで「漁夫の利」を得た。

534チバQ:2010/05/25(火) 19:46:55
http://sankei.jp.msn.com/world/america/100525/amr1005251912012-n1.htm
現職に“TSUNAMI” 米中間選予備選で波乱続出 (1/2ページ)
2010.5.25 19:04

20日に記者会見のためワシントンの国会議事堂に到着した共和党ベネット上院議員(ユタ州=AP 【ワシントン=佐々木類】11月の米中間選挙に向け、民主、共和両党の候補者選びが本格化し始めた。2012年の大統領選を占う試金石となるが、上院では民主、共和両党ともに現職に逆風が吹き、新人有利の構図ができつつある。医療保険改革審議に象徴される党派色を強めた議会への不信感や、オバマ大統領の経済政策への反発が背景にあるようだ。減税などを訴える保守派運動「ティーパーティー」の動向も選挙戦に影響を与えそうだ。

 「大きな“Tsunami”がやってくる。現職議員にとって、かつてないほどの修羅場となるだろう」米テレビNBCの政治アナリストは18日、ワシントン市内でのシンポジウムで、こう“予言”してみせた。

 津波の第一派はさっそく有力議員たちを襲った。米4州で予備選が行われたこの日、オバマ大統領が支援した民主党ペンシルベニア州の現職上院議員スペクター氏が敗北、与党内でも政権批判が高まっていることをうかがわせた。

 民主党のある上院議員事務所によると、「1日数万通ものメールや手紙が届く。100人ほどですべてに返事を書く」というが、こうした努力も、先鋭化する党派政治への有権者の反発で「どこまで理解が得られるか分からない」(スタッフ)とのぼやきも出ている。

 一方の共和党も、4選を目指したユタ州のベネット上院議員が今月8日の州共和党大会で新人2人に敗退した。公的資金を投入して銀行を救済する法案に賛成し、医療保険改革でも民主党に歩み寄った姿勢が反発を呼んだとみられる。

 予備選での影響力を強めつつあるのが保守派運動の「ティーパーティー」だ。

 18日のケンタッキー州の共和党予備選では新人候補が同運動の支持を受けて、中道派の対抗馬に圧勝。4月には、フロリダ州から上院への転出を狙う知事が、共和党の指名候補獲得争いで同運動の支持を集める元州下院議長に敗れる可能性があったため、同党からの出馬断念に追い込まれた。

 8月には新移民法の成立で揺れるアリゾナ州で共和党予備選がある。08年に大統領候補だったマケイン上院議員に対し、ティーパーティーの支持を集める元下院議員が「不法移民に寛容過ぎる」と批判しており、選挙の行方が注目される。

 下院も455議席すべてが改選となるが、専門家は「地元選挙区事情に左右されるため、上院に比べて議会への不信感が選挙結果に直結しない」と指摘する。

535チバQ:2010/06/09(水) 22:07:06
>>379
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100609-OYT1T00980.htm
カリフォルニア州、初の女性知事誕生も
 【ロサンゼルス=飯田達人】米中間選挙(11月2日投票)の民主、共和両党の候補者を選ぶ予備選が8日、11州で行われた。


 カリフォルニア州では、シュワルツェネッガー知事の後継を決める共和党予備選で、インターネット競売最大手イーベイの元最高経営責任者(CEO)、メグ・ホイットマン氏(53)が勝利した。加州初の女性知事をめざす。

 ホイットマン氏は、同社を急成長させた経営者としての経験を生かし、雇用創出に取り組むと公約。選挙キャンペーンに7000万ドル(約64億円)の自己資金をつぎ込んだ。

 加州では連邦上院議員選の共和党予備選も行われ、コンピューター大手ヒューレット・パッカードの元CEOのカーリー・フィオリーナ氏(55)が当選した。同氏は経済誌フォーチュンの「最強の女性経営者」番付でトップに選ばれた経歴を持つ。

 乳がんを克服して出馬し、元共和党副大統領候補のサラ・ペイリン元アラスカ州知事らの支援を受けた。

 各州の共和党予備選では、オバマ政権の「大きな政府」路線に反対する「ティー・パーティー・ムーブメント(茶会運動)」の支援候補が躍進し、ネバダ州上院選では「茶会」の支援を受けたシャロン・アングル氏が勝利した。サウスカロライナ州知事選でも、同会支援のニッキー・ヘイリー氏が最多得票で22日の決戦投票に進んだ。

(2010年6月9日21時25分 読売新聞)

536チバQ:2010/06/09(水) 22:08:04
http://mainichi.jp/select/world/news/20100610k0000m030070000c.html
米国:元CEOの女性2人候補者に 民主、共和党の予備選
 【ワシントン古本陽荘】米連邦議会議員や州知事を選ぶ11月の中間選挙の候補者を決める民主、共和両党の予備選挙が8日、カリフォルニアやニュージャージーなど全米12州で行われ、即日開票された。

 カリフォルニア州では、コンピューター大手ヒューレット・パッカードの元最高経営責任者(CEO)で女性のフィオリーナ氏が共和党の上院議員候補に、また、インターネットオークションのベンチャー企業「イーベイ」のCEOを務めた女性のホイットマン氏が共和党の知事候補にそれぞれ選出された。

537チバQ:2010/06/09(水) 22:10:52
http://sankei.jp.msn.com/world/america/100609/amr1006091421013-n1.htm
ネバダ州で現職知事が敗退 共和党予備選
2010.6.9 14:20

ネバダ州知事の共和党予備選で敗北した現職のジム・ギボンズ知事=8日、カーソンシティ(AP) 11月の米中間選挙で実施される州知事、連邦上下両院選の民主、共和両党予備選が8日、各州で実施され、西部ネバダ州の現職ギボンズ知事(共和党)が新人候補に敗退した。

 米国では高失業率がなかなか改善しないことなどから、今回の中間選挙では多くの現職候補が逆風にさらされている。

 この日の予備選で敗退の可能性があるとして注目されていた南部アーカンソー州選出の現職リンカーン上院議員は、民主党予備選の決選投票で52%対48%で対立候補に辛勝、秋の本選に駒を進めた。(共同)

538チバQ:2010/06/10(木) 21:03:42
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2010061002000067.html
米上院予備選 アーカンソー州 反現職ムードに一矢
2010年6月10日 朝刊

8日、米アーカンソー州リトルロックで、夫(左)とともに勝利を喜ぶリンカーン上院議員=岩田仲弘撮影


 【リトルロック=岩田仲弘】今年十一月の中間選挙の民主党指名候補を選ぶ米南部アーカンソー州の上院予備選(決選投票)は八日、三期目を目指すブランチ・リンカーン上院議員が新人のビル・ハルター副知事に競り勝った。

 全米で「反現職」の動きが強まる中、上院ではこれまでユタ州(共和党)とペンシルベニア州(民主党)の現職が相次いで指名争いで敗北。民主党有力者であるリンカーン氏の動向も注目されていたが、本選挙まで何とか踏みとどまった。

 リンカーン氏は医療保険改革では政府が運営する新たな公的保険導入に反対。このためリベラル層から批判を受け、労働組合がハルター氏に多額の資金を投入するなど苦戦を強いられたが終盤に同州知事を務めたクリントン元大統領の積極支援を受け、盛り返した。

 ただ、オバマ政権の“大きな政府”路線の担い手として保守派の草の根抗議運動「ティーパーティー(茶会)」からも激しく攻撃を受けており、本選ではさらに苦戦を強いられそうだ。

 この日は、ネバダ州の共和党上院予備選で「茶会」の全面支援を受けた元州議会議員が勝ち、カリフォルニア州では、米コンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)の最高経営責任者(CEO)を務めたカーリー・フィオリーナ氏が圧勝。民主党は両州でも現職上院議員が厳しい戦いを強いられる。

539チバQ:2010/06/13(日) 01:05:08
http://mainichi.jp/select/world/news/20100612dde007030048000c.html
米上院選:無名男性が民主党候補に 共和党の陰謀説も浮上
 【ワシントン古本陽荘】米南部サウスカロライナ州の連邦上院議員選挙の候補者を選ぶ民主党の予備選挙の結果が波紋を広げている。選挙活動をほとんどしなかった無名候補者が勝利し、党関係者は当惑。本命候補の本選進出を阻止しようと、共和党員が大量の票を投じたとの陰謀説も浮上している。

 8日の民主党予備選で勝ったのは、失業中の黒人退役軍人のグリーン氏(32)。州議会議員や判事を務め勝利確実と見られていたロール氏(64)を、9万9970票対6万9572票で破った。11月の中間選挙で、共和党現職のデミント上院議員と議席を争う。

 ところが、グリーン氏は予備選中に演説をした形跡がなく、当選後のメディアの取材に対しても政策について意見を述べることができない状態。さらに、昨年11月にポルノ画像を女性に無理やり見せたわいせつ容疑で告訴されていたことも発覚。予備選出馬に必要だった1万440ドル(約96万円)の手続き料をどうやって工面したかも不明だ。同州は、共和党員であっても民主党の選挙に参加できる「オープン・プライマリー」方式。醜い選挙戦が繰り広げられる土地柄で知られていることから、相当数の共和党員が参加し、有力民主党候補の追い落としを図ったとの疑惑が出ている。

540チバQ:2010/06/13(日) 18:18:45
http://sankei.jp.msn.com/world/america/100613/amr1006131040001-n1.htm
上院選めぐりスキャンダル続々浮上 民主、共和がさや当て (1/2ページ)
2010.6.13 10:37

 民主党の上院指名選挙をめぐるスキャンダルが相次いで浮上し、11月の中間選挙への影響が取りざたされている。いずれも、現職議員の再選を支持するホワイトハウスが、対立候補に対して政権内部の重要ポストへの起用をちらつかせて出馬断念工作を行った、というものだ。仲介役にクリントン元大統領も登場、イメージダウンを恐れるホワイトハウスは沈静化に躍起だ。だが、共和党は連邦政府による徹底捜査を求めるなど、事態は拡大の兆しをみせている。

 米紙によると、スキャンダルの第一弾は、ペンシルベニア州で5月下旬に行われた民主党指名選挙に絡む出来事だ。オバマ大統領が推す民主党現職、スペクター陣営が政治の腐敗防止を定めた連邦法に違反し、対抗馬のセスタック氏に出馬断念工作を行った。

 結局、指名選挙は、昨年共和党から民主党へくら替えしたスペクター氏が、元海軍中将で同党下院現職のセスタック氏に敗れた。

 出馬断念工作を主導したのはエマニュエル大統領首席補佐官。クリントン元大統領にセスタック氏の出馬断念工作を依頼。セスタック氏に、「出馬を断念すれば、海軍長官や大統領諮問機関の要職で処遇する」と働きかけた、との疑惑がもたれている。

 説得役としてクリントン元大統領に白羽の矢が立ったのは、セスタック氏がクリントン政権時代、米国家安全保障会議(NSC)に在籍していたためだ。

 これに対し、ホワイトハウスは法律顧問のロバート・バウアー氏の名前で覚書を発表。報道や共和党サイドが指摘する一連の問題提起は、事実誤認と法への基本的な理解不足に基づくもので、違法行為はなかったと反論している。

 具体的には、セスタック氏が出馬を断念すれば海軍長官などに抜擢(ばってき)すると持ちかけた疑惑について、クリントン元大統領の仲介を認めたが、「スペクター氏が民主党へくら替えする前の昨年3月の時点ですでにメイバス氏(現海軍長官)に内定していた」と否定した。

 共和党は連邦捜査局(FBI)に捜査を求める書類を提出しており、「出馬断念のために行ったいかなる役職の提示も連邦法に違反する」(イサ下院議員)と批判を強めている。

 さらに、6月になって新たな裏工作が発覚した。

 8月10日に行われる上院選での民主党指名獲得を目指すコロラド州の元下院議長、アンドリュー・ロマノフ氏に対し、今度はジム・メッシーナ大統領次席補佐官が接触。ホワイトハウスは現職のベネット上院議員の再選を支持しており、ロマノフ氏に国際開発庁長官など3つの主要ポストを提示して出馬断念を働きかけてきた。ロマノフ氏自身が声明で明らかにした。

 ホワイトハウスは「この種の話は政党を問わず掃いて捨てるほどある」(バウアー氏)としているが、ロマノフ氏の暴露に対し、4日時点で公式のコメントを避けている。

 民主党内の“暗闘”について、共和党全国委員会のマイケル・スチール委員長は米メディアに「独立捜査官による事実の検証が必要だ」と語っている。(佐々木類)

541チバQ:2010/06/15(火) 00:29:31
http://newsweekjapan.jp/stories/us/2010/06/post-1357.php
シュワちゃん知事引退後はどうするの?
Will Arnold be Back?

8日の共和党予備選でカリフォルニア州知事の後継候補が決まり、シュワルツェネッガーの「進路」に注目が集まるが

2010年06月14日(月)14時28分
ダニエル・ストーン(ワシントン支局)
 州の財政難などで苦境に立つが、「ラストスパートをかけたい」と言う Jason Reed-Reuters

 アーノルド・シュワルツェネッガーは最初、政治に向いていないように見えた。この「ターミネーター」男は、映画1本で1000万ドルを稼いでハリウッドでキャビアでも食べているほうが、カリフォルニア州の財政収支を均衡させるよりよほど楽しいということに気付くはず──2003年の時点で州民はそう思っていた。

 ところが、どうだ。シュワルツェネッガーは踏ん張った。知事公邸に7年も住み続け、途中で再選もされている。

 しかし、ハリウッドのセレブが政界でも華々しく成功したわけではない。(3選禁止のため)今年で引退する彼の州全域での支持率は23%と低迷。当初の公約の大半は頓挫した。党派的な行動を取る代わりに妥協を試みるたび、しっぺ返しを食らった。これは党派心を奨励するアメリカの政治システムの欠点だと彼は嘆く。

 6月9日のABCの番組で、人々が自分に怒る理由は分かっていると彼は率直に語った。「別に構わない。このムードは分かっているし、現状に怒る人々を責めるつもりはない」

 苦境に立つ知事にとって、引退後のプライベートな生活は待ち遠しいはずだ。しかし彼は、知事職で「本領を発揮できる」し、ラストスパートをかけたいと述べた。

「引退の日まで考えない」
 たくましい筋肉と高い知名度を持つこの男にとっての大問題は、次に何をするかということ。番組ではその質問には答えなかった。知事を引退する日まで考えるつもりはないという。とはいえ、ひそかに考えを巡らせたことはあるはずだ。

 ボディービルと銀幕の世界を制し、憲法上許される範囲で最高位の政治職にも就いた。次にどんな活動を始めるかを予測するのは難しい。大学の講師か、莫大な講演料を稼ぐ「元老」か、それともオーディション番組「アメリカン・アイドル」の次期審査員か。

 上記のすべてをこなして自身のブランドを再構築することもできるだろう。だがひょっとすると、彼は家でのんびり過ごしながら歴史の審判を仰ぎたいのかもしれない。

542チバQ:2010/06/20(日) 01:49:38
http://sankei.jp.msn.com/world/america/100620/amr1006200115000-n1.htm
オバマ米大統領、クリントン国務長官を副大統領に起用? 2016年大統領選にらみ急浮上
2010.6.20 01:14

 【ワシントン=佐々木類】オバマ米大統領が、11月の中間選挙後、クリントン国務長官を副大統領に起用する可能性が取りざたされている。代わりに外交に意欲を示すバイデン副大統領を国務長官にすえる“超大型人事”で、クリントン氏が副大統領になれば、2016年の大統領選を狙う絶好のポストになる。

 18日付の米紙ワシントン・ポストによると、バイデン、クリントン両氏の交代説は、両氏がそれぞれ互いのポストに意欲を示していることが背景にある。

 クリントン氏は国務長官就任以降、米外交の顔として、「予想以上の働きをみせている」(同紙)という評価が定着。副大統領への起用に関し、オバマ大統領周辺でくすぶっていた反対論も今ではすっかり下火になっているという。

 2016年の大統領選に立候補したとしても、現在62歳のクリントン氏はまだ60代後半。70歳で就任式に臨んだレーガン大統領や、2年前に72歳で大統領候補となった共和党のマケイン上院議員よりも若い。

 16年の大統領選には、全米的な人気を誇る共和党のペイリン元アラスカ州知事の出馬が取りざたされている。この際、減税や財政規律を求めて影響力を強めている保守派運動「ティー・パーティー」が同氏を支持する可能性がある。ただ、「ペイリン氏に勝てるのは、実績のあるクリントン氏だけだ」(米政府関係者)ともいわれており、こうした見方もクリントン氏の副大統領起用説がささやかれる背景にありそうだ。

543チバQ:2010/07/04(日) 00:02:27
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2010070302000064.html
オバマ大統領 逆風続く 米移民改革 道筋見えず
2010年7月3日 朝刊

 【ワシントン=岩田仲弘】オバマ米大統領が一日の演説で、一定の条件下で不法移民に在留資格を取得させる包括的な移民制度改革法の成立に強い意欲をみせた。だが、大統領の協力要請に野党・共和党は冷ややか。不法移民摘発強化を主眼としたアリゾナ州法も、大統領の批判とは裏腹に支持を集めており、改革実現の道筋はまったく見えない。

 オバマ大統領は就任後、医療保険改革を内政の最優先課題に掲げ移民制度改革は後回しにしていた。

 このため、中南米(ヒスパニック)系の有権者を中心に不満が募り、六月のワシントン・ポスト紙とABCテレビの合同世論調査では、改革に対する大統領の手腕を認めないとする回答が51%と半数を上回った。

 支持率が伸び悩み、中間選挙は苦戦必至の情勢の中、オバマ大統領としては自身の当選の原動力になったヒスパニック票を逃すわけにはいかなかった。

 法案成立には、上院(定数一〇〇)で議事妨害を防ぐ六十票が必要で、共和党の協力が不可欠。大統領はブッシュ前政権下で同党の一部議員と改革に取り組んだことを振り返りつつ、「当時改革に賛成した十一人の共和党上院議員の多くが、中間選挙年という重圧を受け、背を向けている」と非難し、超党派の協力を呼び掛けた。

 これに対し、共和党側は「医療保険改革などは民主党で進めるだけ進め、移民法改革は共和党の協力がなければ提案さえできないなんて、茶番もいいかげんにしてほしい」(コーニン上院議員)と一蹴(いっしゅう)。中間選挙前の法案成立は困難な情勢だ。

 大統領にとっては、アリゾナ州法が治安への危機感から予想以上に支持を集めていることも頭が痛い。先の世論調査では58%が州法を支持した。同州のブリューワー知事(共和党)は一日、同党の会合で「大統領がやるべきことは国境警備だ」と厳しく批判した。

544チバQ:2010/07/12(月) 22:27:00
http://sankei.jp.msn.com/world/america/100629/amr1006290908002-n1.htm
日系のイノウエ上院議員、米大統領継承順位3位に 上院仮議長職に就任 (1/2ページ)
2010.6.29 09:05

ダニエル・イノウエ上院議員(右)=16日、ワシントン(AP) 【ワシントン=佐々木類】日系で民主党のダニエル・イノウエ上院議員(ハワイ州選出、85歳)は28日、上院で宣誓を行い、大統領継承順位3位である上院仮議長職に就任した。日系議員が米大統領継承の高順位に就くのは初めて。

 大統領が死亡するなど職務を遂行できない事態が起き、継承順位1位の副大統領兼上院議長、2位の下院議長が不在である場合、大統領となる。

 民主党のロバート・バード上院議員(ウェストバージニア州選出)が同日未明に死去したのに伴い、上院の慣例に従って最長老のイノウエ氏がバード氏の跡を継ぐことになった。

 合衆国憲法の規定では、上院議長は副大統領が兼務する。その副大統領、そして下院議長が空席の場合、上院仮議長として多数党の最長老議員が大統領職を継承する。

 ただ、仮議長職はあくまで名誉職であり、実際には若手上院議員が上院議長や仮議長に代わってローテーションで議会を切り盛りし、議院運営の仕組みを学ぶ習わしとなっている。

 ちなみに、4位以下はクリントン国務長官、ガイトナー財務長官、ゲーツ国防長官の順。継承順位は合衆国憲法第2条のほか、修正第20、25条と大統領継承法が定めている。

 上院事務局によると、物故者と現職を含めて上院の最長在職者は51年5カ月と26日のバード氏で、次いで47年5カ月と26日のイノウエ氏。そのあとは、2003年1月に死去したストロム・サーモンド氏(47年5カ月と8日)、昨年8月に死去したエドワード・ケネディ氏(46年9カ月と19日)となっている。

 大統領職の継承では、民主党本部への盗聴などで、ニクソン大統領の辞任につながったウォーターゲート事件後、フォード副大統領が1974年に大統領に昇格したケースがある。

 81年、レーガン大統領が暗殺未遂事件で倒れた際には、ヘイグ国務長官が「副大統領の帰りを待つ間、私がホワイトハウスを指揮する」と述べ、国家の非常事態時に権力欲を表したとして批判を浴びたこともあった。

546チバQ:2010/07/21(水) 22:23:54
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/worldtown/CK2010072102000212.html
コロンビア 無名勝利の“怪現象”
2010年7月21日

 秋の米中間選挙に向けた民主党上院議員指名争いで“怪現象”が起きた南部サウスカロライナ州コロンビアを訪ねた。予備選で選挙運動した形跡がない失業中の黒人退役軍人、アルビン・グリーン氏(32)が有力候補とされた元判事に勝ってしまったのだ。しかも昨秋わいせつ容疑で告訴されたことが発覚していた。

 同州は共和党員でも民主党予備選に投票できるため共和党が民主党の有力候補追い落としを狙った陰謀説や超有名ソウル歌手(アル・グリーン)に名前が似ていることから有権者の勘違い説まで飛び交った。

 「当初はあり得ない話と思ったが、時々起こりうる話だと思うようになった」とオルデンディック・サウスカロライナ大教授。元判事も有権者の八割に知られていなかったことが後で分かったからだ。共和党が圧倒的に強い州とはいえ、民主党の対応はお粗末過ぎた。 (岩田仲弘)

547チバQ:2010/07/28(水) 20:49:38
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2010072802000055.html
9・11跡にモスク計画 反発、保守派が利用も
2010年7月28日 朝刊

モスク建設計画が持ち上がっているビル=26日、ニューヨークで(加藤美喜撮影)


 2001年9月11日の米中枢同時テロで崩壊したニューヨークの世界貿易センタービル跡地「グラウンド・ゼロ」近くにモスク(イスラム教の礼拝所)を建てる計画が持ち上がり「不適切だ」との反対運動が起こっている。秋の中間選挙を控え、保守派政治家らも論争に参戦。建設問題は「9・11後」の米社会の寛容性をあらためて問い掛けている。 (ニューヨーク・加藤美喜)

 イスラム教原理主義者のテロリストにハイジャックされた民間機二機が世界貿易センタービルに突入し、約三千人が犠牲となった悲劇から九年。再建工事の続く「グラウンド・ゼロ」から真北に二ブロック離れた通りに、放置された元縫製工場のビルがある。ここにイスラム教普及団体「コルドバ・イニシアチブ」が、礼拝所やプール、劇場などを含む十三階建てビルの建設を新たに計画している。

 同団体は「西洋とイスラムの懸け橋」をうたい、ニューヨークのイマーム(イスラム教指導者)のフェイサル・アブドゥル・ラウフ師(62)が〇四年に設立。礼拝所の入る新ビル建設には一億ドル(約八十七億円)を投入、「地域のコミュニティーセンター」として活用したいとしている。

     ◆

 計画に対し、一部の「9・11」遺族や消防士、地元市民らが「無神経だ」「不適切だ」と反発。建設を阻止するため、築百五十二年の現在のビルを歴史的建造物として保存するよう求めている。

 遺族らと運動に参加している元消防士のティム・ブラウンさん(48)は「偏狭や偏見と決め付けないで。遺族の気持ちを想像してほしい」と話す。自身も「9・11」で九十三人の消防士仲間を失った。「テロリストは『アラーは偉大なり』と叫んで私たちの家族や友人を殺した。グラウンド・ゼロは墓地であり、静かに祈りをささげに行く場所だ。そんな時に目と鼻の先のモスクから、事件を思い起こさせる詠唱が聞こえてきたらどんな気持ちになるか」と懸念する。

 歴史的建造物保存委の公聴会は今月十三日に開かれ、礼拝所建設反対の意見が続出。秋のニューヨーク州知事選の共和党候補者であるラツィオ氏も出席、現在のビルの保存を訴えた。

 ラツィオ氏は先に、知事選の対抗馬である民主党候補のクオモ同州司法長官に対し「ラウフ師らの資金源を調査すべきだ」と要求。一方、クオモ長官は「宗教の自由は尊重されるべきだ」と静観の構えで、ブルームバーグ市長も「政府が個人の信仰に介入すべきではない」としている。

 中間選挙を控え、保守派の草の根政治運動「ティーパーティー」をけん引するペイリン前アラスカ州知事やギングリッチ元下院議長も今月、礼拝所建設に「反対」を呼び掛けるなど、建設問題を政治利用しようとする動きが出ている。

 公聴会で、礼拝所建設に理解を求めたイスラム教徒のジアド・ラマダンさん(43)は「私たちも同じ米国人だ。イスラム教徒すべてを9・11と結び付けないでほしい」と主張。「保守派の政治家たちは『イスラム嫌い』をあおって国民を対立させようとしている」と批判する。

     ◆

 遺族の中でも、意見は分かれている。9・11でおいを亡くしたバレリー・ルースニカウスカさん(71)は「イスラム教への無知が恐怖を増長している」と指摘。「新しい施設は地域の文化的な貢献になる」と歓迎する。

 地元ローワー・マンハッタン地区の住民代表らは五月、現在のビルは歴史的建造物の指定に値しないとの勧告を出している。保存委の結論は八月中に出る見込みで、その行方が注目されている。

548チバQ:2010/08/03(火) 23:23:19
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20100804k0000m030012000c.html
米国:オバマ支持率低迷 下院で民主敗北予測も 中間選挙
 【ワシントン古本陽荘】11月2日の米中間選挙まで3カ月を切った。財政赤字が膨らむ一方、失業率は改善せず、オバマ大統領の支持率は低迷している。経済政策に対する評価がそのまま投票行動に反映されれば、民主党の議席大幅減は避けられず、下院では与野党が逆転する可能性も出ている。

 「私に選挙区に来てほしくないかもしれないが……」

 ホワイトハウスで先週開かれた昼食会。民主党議員9人を前に、再選のために協力を申し出たオバマ大統領が、そう言及したとニューヨーク・タイムズ紙が報じた。就任直後は大統領の高い支持率が政策推進の原動力とみられていた。しかし、各種世論調査で支持率が40%台と低迷する大統領は、民主党の足手まといになりかねないことを自嘲(じちょう)気味に語ったことになる。

 連邦議会の現有議席は、上院が民主系59、共和41、下院(欠員2)が民主255、共和178で両院で与党が過半数を握る。

 同紙の選挙区分析では、下院では民主が168、共和が163選挙区で優勢。事実上、残る104選挙区の争奪戦となっている。全議席が改選される下院では与野党逆転の可能性は十分ある。

 一方、上院では非改選議席で民主系が40と共和の23を大きく上回っているため、今回改選される37選挙区のうち、接戦となっている18選挙区の大部分で勝利しないと共和党が過半数を握るのは難しい情勢だ。

 選挙分析で定評があるクック・ポリティカル・リポートは、下院の共和党議席は211〜221議席で過半数の218議席獲得が可能とする一方、上院は非改選を含め46〜48議席で5〜7議席上積みするものの過半数には届かないと予測している。

 共和党の選挙参謀は、民主党の政策への対案を示すより、オバマ政権批判を中心とした選挙戦術を展開している。これに対し、民主党側は、共和党議会指導部に対する世論調査の支持率が大統領支持率よりも低いことから、選挙戦を大統領と共和党指導部の対決構図に持ち込む戦略を描いている。

 【ことば】米中間選挙 米国で4年ごとの大統領選の中間年に一斉に行われる連邦議会、州知事などの選挙の総称。投票日は大統領選と同様に「11月の第1月曜日の週の火曜日」と決められ、今年は11月2日。小選挙区の下院(定数435、任期2年)全議席と、各州2人の上院(同100、同6年)の約3分の1が改選になる。今年の上院選は補選3議席を含む37議席、州知事選は37州で行われる。一般的に政権与党側が苦戦する傾向が強い。

549チバQ:2010/08/03(火) 23:24:27
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2010080202000047.html
下院で与野党逆転か 米中間選挙まで3カ月
2010年8月2日 朝刊

 【ワシントン=岩田仲弘】米国の中間選挙は二日、投開票(十一月二日)まで残り三カ月になった。選挙はオバマ大統領に対する事実上の信任投票。各種世論調査で、大統領の支持率が軒並み50%を割り込む中、与党民主党は伸び悩み、現段階では上下両院とも野党共和党が議席数を伸ばしそうな勢いだ。

 上院(定数一〇〇)は民主党が現有五十九議席(同党系無所属の二議席含む)と過半数を八議席、下院(定数四三五)は現有二百五十五議席で過半数を三十七議席それぞれ上回っている。

 米キニピアック大学(コネティカット州)の最新調査によると、下院選がいま実施された場合、共和党候補に投票すると答えた有権者は43%と民主党候補の38%に5ポイント差をつけた。大統領が最優先課題とした医療保険改革などをめぐる党派政治の駆け引きに失望した有権者の“反現職”の風潮が民主党劣勢の一因とみられる。

 上院での民主党の改選議席は十九だが、政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、現段階では九議席の獲得にとどまる。ただ、ネバダなど九州で接戦が予想され、過半数維持に必要な十一議席は何とか確保できる見通しだ。

 下院で共和党が過半数を制するには現有百七十八議席に四十議席の上積みが求められる。同サイトは二百一議席の獲得を予測し、三十二選挙区は接戦と指摘。与野党逆転は「十分可能」との分析が広がりつつある。

550チバQ:2010/08/03(火) 23:27:37
http://www.47news.jp/CN/201008/CN2010080301000415.html
ガガさん、移民論争に“参戦” 米アリゾナ州新法に抗議

 米ニューヨークでテレビ番組に出演するレディー・ガガさん=7月9日(AP=共同)
 【ワシントン共同】奇抜な衣装とパフォーマンスで人気の米女性歌手レディー・ガガさん(24)が、米アリゾナ州フェニックスで開いたコンサートで不法移民の摘発強化を目指した同州の新法に抗議するようファンに呼び掛けた。米メディアは2日、「ガガさんも論争に参戦」と報じた。

 米国では、同州の新法の是非をめぐって大論争が続いている。ガガさんは同性愛者の権利向上を訴えるなど、政治的な発言でも注目されている。

 コンサートが開かれたのは7月31日。左腕に「新法を止めろ」と書いたガガさんは中盤、複数の大物スターから新法に抗議してコンサートをボイコットするよう求められたと説明。中止よりも「いつもより大声で叫び、平和的に反対する」ことにしたと語り「積極的な抗議」を呼び掛けた。

551チバQ:2010/08/04(水) 19:45:55
>>547
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2010080402000194.html
モスク建設にゴーサイン 『9・11』跡地近く
2010年8月4日 夕刊

 【ニューヨーク=加藤美喜】二〇〇一年の米中枢同時テロで崩壊したニューヨークの世界貿易センタービル跡地「グラウンド・ゼロ」近くにモスク(イスラム教礼拝所)建設計画が持ち上がり、反対運動が起きている問題で、市の歴史的建造物保存委員会は三日、建設予定地の古いビルの取り壊しを認め、モスク建設に「ゴーサイン」を出した。

 問題となっていたのは、グラウンド・ゼロから二ブロック北に立つ築百五十二年のビル。ここに、イスラム教普及団体が約一億ドル(約八十六億円)をかけ、モスクやプール、講堂などを含む十三階建ての新しいビルの建設を計画している。

 建設計画に対し、テロの遺族の一部や消防士、地元市民らが「イスラム過激派のテロで家族を失った遺族の感情を逆なでするもの」と反発。秋の中間選挙をにらんだ保守派政治家らも「団体の資金の出どころを調査すべきだ」などと反対を呼び掛けた。これに対し、容認派は宗教の自由や寛容性を主張し、一大論争となっていた。

 ブルームバーグ市長は三日会見し、「テロでは多くのイスラム教徒も犠牲になった。彼らは同じニューヨーク市民であり、米国民だ」と強調。建設を認めないのは「米国の価値に反する」と決定を歓迎した。

552チバQ:2010/08/05(木) 22:52:24
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100804-OYT1T01086.htm
200mの拒否…同時テロ現場「近くに」モスク
 【ニューヨーク=吉形祐司】米国のイスラム団体が、2001年の米同時テロの現場、ニューヨークの世界貿易センタービル跡地「グラウンド・ゼロ」近くにモスク(イスラム教礼拝所)を備えたコミュニティー施設の建設を計画、その是非を巡って大きな論争となっている。


 反対派はモスク建設を阻む目的で、予定地にある19世紀以来のビルを歴史建造物に指定するよう求めたが、市の担当委員会は3日、これを却下したため、事実上、モスク建設に道が開かれた。

 建設を計画しているのは、イスラム教と西洋文化の相互理解を目標に掲げる「コルドバ・イニシアチブ」。グラウンド・ゼロの北約200メートルにあるイタリア様式のビルを取り壊し、500人収容の講堂やプール、レストランを備えた施設にする予定で、AP通信は13階建てと報じている。

 この施設内にモスクが建つことを巡り、テロ犠牲者の遺族などから異論が噴出。同市のブルームバーグ市長らが建設に賛成する一方で、08年大統領選で共和党副大統領候補だった保守派のサラ・ペイリン氏らが反対するなど、政治家も巻き込んだ論争となり、「イスラム教=テロ」の構図が多くの米国民の脳裏に刻まれている現実を浮かび上がらせた。調査会社ラスムッセンが7月22日に発表した調査結果では、モスク建設に54%が反対し、賛成は20%にとどまった。

 反対派は委員会の決定を不服として、法廷闘争に持ち込む構えだ。

(2010年8月5日16時49分 読売新聞)

553チバQ:2010/08/10(火) 22:00:26
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100810-OYT1T00945.htm
「まるでマリー…」米大統領夫人らの「豪遊」に批判
 【ワシントン=黒瀬悦成】ミシェル・オバマ米大統領夫人(46)と次女サーシャさん(9)が4〜8日、スペインの超高級リゾートで休暇を過ごしたことに対し、米メディアから「失業などで国民が苦しんでいるのに不謹慎だ」との批判が噴出。


 その「豪遊」ぶりを「まるで(フランス革命当時の)マリー・アントワネット妃のようだ」と揶揄(やゆ)する報道まで飛び出し、支持率低下に悩む大統領にとって頭痛の種となっている。

 夫人らは、スペイン南部の海辺の町マルベリャに滞在したが、米メディアによると、1泊の宿泊費が6500ドル(約56万円)の超高級リゾートホテルもあった。ホワイトハウスは、「個人的な休暇なので、ホテル代や食事代はすべて自己負担」としているが、往復に使用した政府専用機は、運航費用が約18万ドル(1550万円)に上ったにもかかわらず、夫人らの負担額は民間機のファーストクラスの運賃相当額のみ。シークレットサービスなどによる身辺警護も公費で賄われた。

(2010年8月10日21時32分 読売新聞)

554チバQ:2010/08/12(木) 18:45:22
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100811-OYT1T00809.htm
プロレス団体「WWE」元CEO、上院選候補に
 【ワシントン=黒瀬悦成】米中間選挙(11月2日実施)の民主、共和両党の候補者を選ぶ予備選が10日、コロラド、ミネソタ、ジョージア、コネティカットの4州で行われた。


 コネティカット州では、上院選の共和党候補に世界最大のプロレス団体WWEの元最高経営責任者(CEO)で女性のリンダ・マクマホン氏(61)が選ばれた。

 マクマホン氏は選挙運動に2200万ドルの巨費を投下し、その「金満選挙」ぶりが話題を呼んだ。

 6月にカリフォルニア州で行われた共和党の予備選では、コンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)社元CEOのカーリー・フィオリーナ氏が上院選の候補に、インターネット競売大手イーベイのメグ・ホイットマン元CEOが知事選の候補にそれぞれ選ばれた。ビジネス界で実績があり、資金力のある同党女性候補が民主党に挑む構図に注目が集まっている。

(2010年8月11日17時59分 読売新聞)

555チバQ:2010/08/17(火) 21:56:56
http://sankei.jp.msn.com/world/america/100817/amr1008171828006-n1.htm
モスク建設問題、全米レベルの争点に拡大 (1/2ページ)
2010.8.17 18:23

16日、ニューヨーク・マンハッタンのグランドゼロに近いモスク建設予定地(AP) 【ニューヨーク=松尾理也】米中枢同時テロで崩壊した世界貿易センタービル跡地近くにモスク(イスラム教礼拝所)を建設する計画について、オバマ大統領が信教の自由を強調し擁護する姿勢を示したことをめぐって共和党側から一斉に批判の声が挙がり、論議は一気に全米レベルの広がりを見せ始めた。こうした流れを受け、米民主党のハリー・リード上院院内総務も建設反対の立場を明らかにするなど、オバマ大統領は苦しい立場に追い込まれつつある。

 フロリダ州では、共和党のリック・スコット同州知事候補がこの問題で16日、オバマ大統領を批判するテレビCMの放送を開始。「大統領は、モスク建設は寛容さの問題だと言っている。しかし、それは間違っている。狂信的イスラム教徒が何の罪もない多くの米国市民を殺害したというのが真実であり、それこそが問題なのだ」と、強い調子で建設反対を訴えた。

 同じく共和党のジョン・コーニン上院議員もテレビで「大統領がいかに国民の主流から乖離(かいり)しているかを示すできごとだ」と批判した。

 こうした流れに、民主党のリード上院院内総務は16日声明を出し、「信教の自由は尊重するが、モスクはどこか別の場所に建てられるべきだと考える」と、大統領と反対の姿勢を打ち出した。11月の中間選挙で再選を目指すリード氏は、民主党への支持が低迷する中で苦戦が伝えられており、選挙対策の面で大統領と一線を画すのが得策と判断した可能性もある。

 オバマ氏は先週末、イスラム教の断食月(ラマダン)にちなんだ夕食会でイスラム各国からの外交官らを前に、「信教の自由をめぐる米国の決意を揺るがせてはならない」として建設を支持する姿勢を明らかにした。

 だが直後から批判を呼んだため、大統領は「あくまで一般論を述べたもの」と釈明。共和党側はこれを前言撤回ととらえ、さらに批判を強めている。

 一方、ニューヨークでの建設計画そのものについて、イスラエル紙ハアレツは「精神的指導者が建設断念を検討している」と伝えたが、建設業者は即座に否定。「すべては順調に進んでいる」として断念の意思がないことを強調した。

 建設を強く支持しているニューヨークのブルームバーグ市長はオバマ大統領の一連の発言の後、「建設計画が阻止されれば、米国にとって悲しい日となる」と述べ、「ぶれない指導者」ぶりを発揮している。

556チバQ:2010/08/17(火) 22:01:59
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/100816/mcb1008160503013-n1.htm
「9.11」とモスク建設、揺れるNY (1/3ページ)2010.8.16 05:00

再建工事が進む世界貿易センター(WTC)跡地。付近に予定されているイスラム文化センター建設計画が議論を巻き起こしている(ブルームバーグ)【拡大】
 世界貿易センター(WTC)跡地に近いパークプレイスにイスラム文化センターの建設が予定されているが、ニューヨーク市歴史的建造物指定委員会がここに建つ築152年の建築物取り壊しを認めたことで、計画が前進した。

 百貨店のバーリントン・コート・ファクトリーの店舗だったこの建物は、長期間使用されておらず、委員会は歴史的建造物への指定を却下した。

 ◆計画大きく前進

 委員会の決定は無記名の投票で行われた。跡地にはモスク、レクリエーションおよび文化センターが建設される。

 これについて元アラスカ州知事のサラ・ペイリン氏と元下院議長のニュート・ギングリッチ氏は「米国史上、最も激しいテロ攻撃を受けた場所の近くにモスクを建てることは適切ではない」として反対を表明した。ブルームバーグ市長とクイン市議会議長は計画を支持している。

 市長は記者会見で「国民感情に配慮して建設を止めることはテロリストに勝利を手渡すことだ」と述べた。

 建設計画のスポンサーであるイスラム団体のコルドバ・イニシアチブはイスラム・コミュニティーとその他の宗教団体との関係改善を望んでいる。建設計画には500席のホール、プール、レストラン、書店、芸術作品展示スペースも盛り込まれている。

 ユダヤ教の司祭(ラビ)であるロバート・レヴァイン氏は今回の決定に賛同し、「委員会の決定を喜んでいる。計画の責任者が述べているとおり、新しいモスクはすべての人々を尊重し、宗教を超えた協力を行うために利用されるだろう。それはこの国とニューヨーク市が望んでやまないものだ」と語った。

 2001年9月11日、世界貿易センターを狙ったアルカーイダのテロ攻撃では2600人以上が死亡している。

 ◆分かれる意見

 「テロで死亡した人の中にはイスラム教徒もいたことを忘れないでほしい。イスラム教徒もほかのニューヨーク市民同様、悲しみにうちひしがれた。イスラム教徒を差別するようなことになれば、自らの信念を裏切り敵の術中にはまることになる」と市長は語っている。

 ユダヤ人団体の名誉棄損防止同盟(ADL)、エイブラハム・フォクスマン氏は「市は建設代替地を見つけるべきだ。今回の計画はテロの犠牲者家族に不要な痛みをもたらしかねない。しかも誰が建設資金を提供しているのか、資金提供者は私たちの価値観と矛盾するイデオロギーの持ち主とかかわりがあるのではないか、という疑問が持ち上がっている」と語った。

 ペイリン氏は7月下旬、フェースブックで「計画されているモスクはテロ犠牲者家族の心を傷つけるものだ。また、コルドバ・イニシアチブの指導者(イマム)で議長のフェイサル・アブドゥル・ラウフ氏は『米国の政策がテロを招いた』と示唆している」と述べた。

 ラウフ氏は、ハマスがテロ組織であることを認めようとせず、複合施設の財務に関する情報提供も拒んでいるという。

 モスク建設の財務状況を調査するよう問われたブルームバーグ市長は「発言したい人が発言の自由を行使しているに過ぎない。宗教団体はどのようなものであれ寄付があれば受けるもので、いちいち誰が提供したのか調べる必要はない」と反論した。

 キニピアック大学が7月に発表した世論調査によると、ニューヨーク市の有権者は52%対31%で建設に反対している。調査は6月21〜28日に1183人の登録有権者を対象に行われた。

557チバQ:2010/08/17(火) 22:02:42
◆「市民の声聴け」

 マンハッタン区のスコット・ストリンガー区長は委員会の決定を支持するとの声明を発表。この中で「計画が前進した今、ニューヨーク市民の声を聴くことが必要だ。もちろんテロで愛する家族を失った人たちも含まれる。私の望みは、みんなが協力して本当に重要な事柄に向き合うことだ。テロの第一対応者に対する医療サービス実現、街の安全を守るためのテロ対策費確保、宗教の自由の促進。これらを実現する超党派的な解決策を求めたい」と表明した。

 ロバート・ギブズ米大統領報道官は8月3日の記者会見で「モスク建設計画はニューヨーク市の問題で、決定権は自治体にある。ホワイトハウスが決定に口を出すことはない」と述べた。オバマ大統領は13日「イスラム教徒にもその宗教を営む権利があると信じている。これにはマンハッタン南部の私有地に礼拝所を建設する権利も含まれる」と発言。これが「建設支持」と報道されると翌14日、「支持を表明したものではなく、米国建国以来、人々が持つ権利について述べたもの」とトーンダウンした。

 歴史的建造物指定委員会のロバート・ティアニー議長は3日の会合で、店と住居が一体となった建築物を含む歴史的地区はほかにも例があると指摘。「今回、取り壊し対象となっている建物の建築的、社会的、歴史的、文化的意義を熟考したが、歴史的建造物に指定する理由は見あたらなかった」と述べた。(ブルームバーグ Henry Goldman、Kate Andersen Brower)

558チバQ:2010/08/17(火) 22:16:37
http://www.asahi.com/international/update/0817/TKY201008160410.html
米国防長官、来年中に辞任の意向 外交専門誌に明かす2010年8月17日1時56分
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 【ワシントン=望月洋嗣】ゲーツ米国防長官は、外交専門誌「フォーリン・ポリシー」(電子版)が16日に掲載したインタビューの中で、2011年中に辞任する意向を明らかにした。オバマ政権が進めるアフガニスタンへの米軍増派が一段落することや、大統領選挙がある12年の国防長官交代は望ましくないことを理由に挙げている。

 ゲーツ氏は、アフガンへの米軍増派がこの秋に終わり、今年12月にはアフガン政策の見直しが行われることを指摘し、「11年のいずれかの時点が、(ポストを)譲り渡すには理にかなっている。12年の1月まで待つのは誤りだ」と述べた。ゲーツ氏は「(長官職は)大統領選の年の春に決めるたぐいの職ではない」とも語り、11年中に交代しないと「後任者の任期は1年に満たず、適切な人材登用が難しくなる」との見方も示した。

 ゲーツ長官はブッシュ政権下の06年12月に就任。08年の大統領選後に続投する可能性について「想像できない」と発言していた。だが、オバマ大統領の要請を受けて異例の留任をしていた。


http://www.asahi.com/international/update/0817/TKY201008170162.html
米国防長官の辞意表明「驚きではない」 大統領副報道官2010年8月17日12時44分

 【ワシントン=望月洋嗣】ゲーツ米国防長官(66)が来年中に辞任する意向を表明したことについて、バートン米大統領副報道官は16日、「長官が自らの進退について語ることは驚きではない」と述べた。オバマ大統領が訪れている米ウィスコンシン州で記者団に語った。

 ブッシュ政権下の2006年12月に就任したゲーツ長官は、08年の大統領選後は留任しない方針を表明していたが、オバマ大統領の要請を受けて異例の続投をした経緯がある。同副報道官は、ゲーツ長官が本人の意向より長く現職を続けていることに「大統領は非常に感謝している」とも述べた。

 ゲーツ長官は、16日に外交専門誌「フォーリン・ポリシー」(電子版)に掲載されたインタビューで、オバマ政権が進めるアフガニスタンへの米軍増派が一段落することや、大統領選挙がある12年の国防長官交代は望ましくないことを理由に、11年中に辞任する意向を示していた。

559チバQ:2010/08/20(金) 00:18:21
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100819-OYT1T00967.htm
米ディズニー勤務の女性、ヘジャブで接客禁止に

【ロサンゼルス支局】米カリフォルニア州アナハイムにあるディズニーランドのレストランで働くイスラム教徒の女性(26)が、「ヘジャブ」と呼ばれるベールを着けての勤務を禁じられたとして18日、米政府の雇用機会均等委員会に苦情を申し立てた。

 AP通信によると、女性はモロッコ出身で、2年半前から接客係として勤務していた。イスラム教の断食月「ラマダン」を祝うため、15日、初めてヘジャブを着けて出勤したところ、上司から、ヘジャブを脱ぐよう求められた。女性が拒否すると、「客に見えない所で働くか、どちらも嫌なら帰れ」と命じられたという。

 ディズニーランドの広報担当者は「接客時は、制服以外は身に着けないのが決まり」と説明した。女性に対しては、制服に合ったデザインのスカーフの支給が決まっていたが、女性は待ちきれず自前のヘジャブを使ったという。

(2010年8月19日19時40分 読売新聞)

560チバQ:2010/08/21(土) 22:56:04
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2010082102000027.html
NYテロ跡近くにモスク『容認』 オバマ発言で波紋
2010年8月21日 朝刊

 【ワシントン=嶋田昭浩】2001年の米中枢同時テロで崩壊したニューヨークの世界貿易センタービル跡地「グラウンド・ゼロ」近くにモスク(イスラム教礼拝所)を建設する計画について、オバマ大統領が計画を擁護する発言をし、テロ犠牲者の遺族らから反発を受けている。野党共和党議員は、さっそく11月の中間選挙に向け民主党攻撃に利用。一方、米国のイスラム教団体などは宗教問題を選挙運動に持ち出さぬよう呼びかけた。

 モスク建設計画をめぐっては、地元で反対運動が起きたが、ニューヨーク市の歴史的建造物保存委員会が今月三日、建設を容認。

 オバマ大統領は十三日、ホワイトハウスでのイスラム教のラマダン(断食月)の関連行事で「イスラム教徒は米国の他の人々と同等に宗教を実践する権利を持っており(ニューヨークの)マンハッタン南部の私有地に礼拝場所を建設する権利も含まれる」と発言。波紋が広がるや、翌日、米CNNテレビに「国民の権利についてコメントしたのであり、建設の是非についてではない」と釈明した。

 一部の共和党議員は「米国民は同時テロの非常な苦しみを忘れない」とするメールを支持者へ送り、同じ選挙区で争う民主党候補には立場を鮮明にするよう迫っている。

 CNNが十一日に公表した世論調査では68%が建設反対。民主党議員も沈黙のままではおられず、五選を狙うリード上院院内総務も「モスクは別の場所に造るべきだ」とした。

561名無しさん:2010/08/22(日) 11:25:54
http://www.newsweekjapan.jp/stories/us/2010/08/post-1523.php
共和党「人種政治」のブーメラン
A Season of Fear

移民問題やモスク建設問題で攻勢を強める共和党だが、保守層受けする主張だけを展開する戦略には落とし穴がある

2010年08月16日(月)16時46分
ハワード・ファインマン(ワシントン支局)


 アメリカ人が理性を持ち合わせていれば、11月の中間選挙の争点は経済問題に絞られるはずだ。しかし、アメリカ人にはその理性がないらしい。中間選挙の選挙戦は、3つの波乱要因に翻弄されそうだ。選挙を前に、社会を分裂させかねない3つの火種を共和党が利用しようとしているのである。

 1つは、不法移民問題。焦点は、アメリカ国内で生まれた子供に自動的に市民権を認める合衆国憲法修正第14条。この条項の修正論が共和党内で浮上している。

 もう1つは、アメリカにおけるイスラムの問題。9.11テロで崩壊したニューヨークの世界貿易センタービル跡地の近くに、イスラム団体がモスク(イスラム礼拝堂)とコミュニティーセンターを建設する計画がある。共和党内には、これを阻止すべきだとの声が強い。

 3つめは、人種問題。金銭スキャンダルで非難を浴びている民主党下院議員2人は、アフリカ系アメリカ人だ。たとえ共和党にその意図がなくても、スキャンダル批判を展開すれば、人種の問題がどうしてもクローズアップされる。

 これに対抗して民主党は、排外主義的で非寛容(実際にはもっと過激な言葉で非難している場合も少なくない)というレッテルを共和党に張ろうとしている。バラク・オバマの大統領就任式――1年半前の出来事とは思えないほど、大昔のことに思える――がアメリカに誇りをもたらしたとすれば、いまアメリカには、社会の一体感を瓦解させる「不安の季節」が訪れている。

ヒスパニック系有権者の憂鬱
 共和党がどこを目指しているのか知るために、私はアフリカ系アメリカ人の共和党有力者に取材しようと考えた。11月の中間選挙で下馬評どおり共和党が大勝して議会の過半数を制すれば、共和党の針路がアメリカの針路になるかもしれない。

 私が話を聞いたのは、03年まで10年近くにわたり下院議員を務めたJ・C・ワッツ。08年の大統領選では共和党のジョン・マケイン上院議員を支持したが、オバマが大統領に就任したときは誇らしく感じたという。ただし私と違って、幻想は抱いていなかった。「さまざまな歴史を経験し、数々の差別を目の当たりにしてきたので、(オバマの就任式を)新しい世界の幕開けとは思わなかった」と、ワッツは言う。

 その後の出来事を見れば、ワッツの冷めた見方が正しかったことが分かる。「ワシントンを中心とする政治やメディアの世界では誰も、発言する前に物事をよく勉強しようとしない。自分の支持層に迎合した発言ばかりだ。この点は、いま起きていることのすべてに共通する」

 移民問題はその典型だ。保守派は不法移民の取り締り強化を主張するだけでは満足できずに、憲法修正第14条の変更を唱え始めた。この主張は、勢いを増す保守系の草の根市民運動「ティーパーティー」の心の琴線に触れる。

 さしあたり共和党が主に問題にしているのは、中国系の「アンカー・ベビー」(家族のアメリカ在留許可を得るために、母親がアメリカに渡航して産む赤ん坊)だが、ヒスパニック系(中南米系)有権者は根底に流れるメッセージを敏感に感じ取っている。数千万人上るヒスパニック系有権者は、いまや選挙で無視できない存在だ。

 共和党は移民規制強化を訴えて今回の選挙で勝っても、将来そのツケを払わされかねないと、ワッツは指摘する。「共和党の未来を担う存在であるヒスパニック系の実力者たちは、心外に感じている。味方に足をすくわれた気分でいる」

562名無しさん:2010/08/22(日) 11:26:52
最優先課題は「経済」のはず
 一方、「異質なもの」を恐れる人々の心理を背景に、共和党はモスク建設問題にこだわり続けている。特に、08年大統領選の共和党副大統領候補だった前アラスカ州知事のサラ・ペイリンや元下院議長のニュート・ギングリッチなどの保守派の有力者は、モスク建設反対を声高に主張している。

 民主党議員の金銭スキャンダルに関して、共和党は人種差別的な言葉遣いを避けるよう留意する半面、渦中のチャールズ・ランゲルとマクシーン・ウォーターズの両下院議員の疑惑を大々的に宣伝している。民主党にとっては折悪しく、中間選挙直前に下院で両議員が事情を聞かれる予定になっている。

 こうした要素は、共和党にとって有利に働くのか。そうはいかないかもしれない。アメリカの景気が再び大きく落ち込む懸念が指摘される今、共和党としてはオバマ政権の経済政策を批判したほうが得策だろう。

 それに、この戦略にあまり頼り過ぎると、共和党は社会の一部の層だけを支持基盤にする政党に逆戻りしかねない。今や、(非ヒスパニック系の)白人有権者の顔色だけうかがっていれば共和党が政権を手できる時代ではない(非ヒスパニック系白人がアメリカの人口に占める割合は、ますます小さくなっていく)。その点では、民主党が対立勢力に片っ端から人種差別主義者の烙印を押してさえいれば済む時代も終った。

「発言する前に、じっくり考えて思考を整理することが大切」だと、ワッツは言う。いまアメリカに必要なのは、このような精神だ。

563名無しさん:2010/08/22(日) 11:29:45
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2010/08/post-185.php
「グラウンド・ゼロ」の「モスク」論争はどうして政治問題化したのか?
2010年08月18日(水)10時38分

 穏健イスラム教グループによる、マンハッタン島の南部、トライベッカ地区に「イスラム・コミュニティ・センター・パーク51」を建設する計画が明らかになると、一気に全米での論争に火がつきました。9・11のテロで世界貿易センターが倒壊した、いわゆる「グラウンドゼロ」から2ブロック離れただけの場所に、イスラム教のモスクが建設されるのは「テロ攻撃によってこの地がイスラムに支配される」ことになり、「敵の勝利を許すもの」というのが反対論者の主張です。

 これに対して、ニューヨークの地元は冷静です。ニューヨーク市のマイケル・ブルームバーク市長は「私有地に宗教施設を建設するのは憲法に認められた自由」だとして、反対論に対抗していますし、全国レベルでの調査では反対論が70%(今週に入って加速しているようです)という数字もある一方で、マンハッタン島内の世論は、48%が賛成、36%が反対と賛成論が多数になっています。

 この建設予定地は「コルドバハウス」という古いビルが建っている場所なのですが、反対派は、この「コルドバハウス」を歴史的建造物に指定して「パーク51」の建設を阻止しようとしました。歴史的建造物に指定する権限は、地元の委員会にあるのですが、このダウンタウン地区の委員会では、29対1の大差で、指定は却下されています。とにかく、マンハッタンの地元としては、「問題なし」としているのです。

564名無しさん:2010/08/22(日) 11:30:31
 一方で、反対派は全国レベルになっており、それこそ保守系のFOXニュースなどでは毎日のようにコメンテーター達が入れ替わり立ち代り、反対論を繰り広げています。その背後にいるのは、サラ・ペイリンで、そもそもは彼女がツイッターで「敵の勝利を許すものだ」と言い始めたのが反対論が拡大するキッカケでした。

 では、基本的に個人所有の土地に宗教施設を建てる、その場合に信教の自由は合衆国憲法で保証されている、こうした条件の下では、討論をやればボロが出るのが分かっているのに、どうしてペイリン以下の共和党は、連日のように感情論丸出しの反対キャンペーンを張っているのでしょうか? 彼等には、彼等なりの計算があるようです。1つは、オバマ以下の民主党のリベラルは、こうした「信教の自由」といった理念的な問題になると「モスクに賛成」せざるを得ないわけで、そこへどんどん追い込んでいこうという戦略です。そうすれば、真ん中やや右寄りの無党派の票をオバマの民主党から「剥ぎ取る」ことが可能というわけです。

 先週末にオバマ大統領が、「憲法上はモスクを建設する権利がある」と声明を出して、これが保守派からの「大統領はもはや国の多数派を代表してない」という「炎上」に近い非難を浴びると、翌日には「自分はこのモスク建設の主旨に賛同するわけではない」と取り消しに近いコメントを出さざるを得なくなった、このドラマについてはどう見たら良いのでしょう。一見すると「別にオバマは悪くない」ように思えるのですが、上記のような「共和党のワナ」に「まんまと引っ掛かった」という点では、政治的にはかなりダメージが効いているという見方もできるのです。

 オバマの迷走を受けて、民主党も浮き足立ってきました。何と言っても、全国調査で70%が反対という数字は、中間選挙を目前にした時点では刺激的で、これに耐えられる政治家は少ないのです。そんな中、民主党内では「何もあそこに作らなくても」という声が出入するようになり、これを受けて、本稿の時点ではニューヨーク州のピーターソン知事が、問題のモスクを含む「パーク51」プロジェクトの責任者と直接会談して、どこか別の場所への自発的移転を説得するらしいという報道も出ています。

 この辺には、「人種のるつぼ」として信教の自由を絶対視しなくては「やっていけない」マンハッタン島内と、保守的な草の根リベラルを抱えた「アッパーステート」というニューヨーク州でもニューヨーク市からはるか北にある、州都オールバニとの「温度差」という問題もあるようです。ですが、仮に民主党のピーターソン知事の努力で「自主的な移転」などが実現してしまった場合には、それこそペイリン以下の反対派は「聖地グラウンドゼロを守った」とか「憎いイスラムを追放した勝利」などと雄叫びを上げる可能性が濃いわけで、そうなったらそうなったで、オバマ以下の民主党のリベラルは立場を失うことになります。

 マンハッタンのそれこそ、問題の場所に近い人々からは「特別なのはあの場所だけでしょ。俺達は別にグラウンド・ゼロに住んでいるわけじゃないのに」とか「2ブロック以内がダメと言ったって、もう2ブロック以内にはモスクは2軒あるぜ」などという声もあるのですが、問題はもうそれどころではなくなりました。では、今度の問題は「中間選挙へ向けて民主党の大失点」なのか、あるいは「2012年のオバマ再選」へ向けて決定的なダメージなのかというと、そんなことはないと思います。まだまだ挽回は可能で、特に今週から経済が妙に明るいので、そのまま行けば政権に支持は戻る可能性はあります。

 そうは言っても、論争としては不毛なこのエピソードも、明らかに政治的なゲームとしては意味を持ってしまいました。次に同じような「ひっかけ」があった場合に、同じようなミスを犯してしまうとオバマも民主党も相当苦しいことになります。今回のドタバタで、「オバマは法科大学院あたりの先生としては立派だが、合衆国大統領としてはまだまだ」というような評価が語られるのはそのためです。いきなり飛躍するようですが、そんな情勢下ですから「今年11月のオバマ広島献花」などという話は、残念ながら実現可能性は限りなく低いと考えるべきでしょう

565チバQ:2010/08/29(日) 19:43:46
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20100830k0000m030028000c.html
アメリカ:保守系「ティーパーティー」 数万人規模の集会

保守系草の根団体「ティーパーティー」の集会に、建国時の衣装で参加する市民=ワシントンで2010年8月28日、古本陽荘撮影 【ワシントン古本陽荘】全米の保守系草の根運動「ティーパーティー」の賛同者らが28日、ワシントンで数万人規模の集会を開いた。保守派勢力の台頭ぶりを見せつけ、11月の中間選挙の弾みにする狙いがあるものとみられる。

 集会は保守系トーク番組の司会者、グレン・ベック氏が呼びかけた。ベック氏は事前に「政治的な集会ではない」と主張。退役軍人らの栄誉をたたえるのが集会の趣旨で、プラカードの持ち込みは禁じられた。

 08年大統領選の共和党副大統領候補のサラ・ペイリン前アラスカ州知事が、「米国の名誉を回復しましょう」と気勢を上げると聴衆から、大きな拍手と歓声がわき起こった。参加したメリーランド州のクリス・ヘキミアン氏(49)は、「この国で進行している社会主義が米国人を幸せにするとは思えない」と語った。

 一方、集会があったリンカーン記念堂前は47年前のこの日、公民権運動指導者の故キング牧師が人種差別撤廃を訴える演説を行った場所。ベック氏らの集会を批判する黒人の公民権運動活動家、アル・シャープトン牧師は近くの高校でキング師をたたえる集会を開き、「彼らはモール(と呼ばれる公園)を占拠したかもしれないが、我々にはメッセージがある」などと語った。

毎日新聞 2010年8月29日 18時56分(最終更新 8月29日 19時00分)

567チバQ:2010/09/01(水) 22:52:28
http://sankei.jp.msn.com/world/america/100901/amr1009012105012-n1.htm
米中間選挙、州知事選は隠れた焦点 (1/2ページ)
2010.9.1 21:04
 【ワシントン=佐々木類】米中間選挙では、下院選とともに共和党の優勢が伝えられる州知事選も焦点だ。今春実施した10年に1度の国勢調査を受け、多くの州が知事主導のもとで下院の選挙区割りの見直しに着手するためだ。米紙ニューヨーク・タイムズは「州知事は自分の所属政党が有利になるよう区割りを進める」と指摘しており、2012年以降の下院選や大統領選にも影響を与えそうだ。

 全米州議会議員連盟(NCSL)によると、50州のうち30州以上で、知事に区割りの見直し権限が与えられている。知事が区割りを見直すことで、より多くの下院議員獲得を目指すことが可能になる。

 一方、大統領選における各州の選挙人の数は、各州共通に割り当てられた上院議員2人と下院議員の定数をもとに算出される。国勢調査の結果、州によっては下院議員の定数が増減するため、これに伴う選挙人の数も変動する。

 知事と同政党の下院議員が増えればそれだけ、大統領選で支持票や選挙資金集めを有利に展開でき、大統領選の行方を左右する選挙人の獲得に影響を与えることが可能となる。

 例えば、人口の少ないワイオミング州の下院議員の定数は1。大統領選での選挙人は、上院議員2人を合わせて3人だ。人口の多いカリフォルニア州の下院議員の定数は53で、選挙人は55人となっている。

 マサチューセッツ州など米北東部や、かつては製鉄業などで栄えたものの、最近は不景気で人口が減少しているラスト・ベルト(さびた帯)周辺のオハイオ州などが下院議員の定数を減らす可能性が高いという。

 NCSLのストレイ研究員は「これらの州はもともと民主党が強い地盤。人口減少で下院議員の定数が減らされ、それに伴って大統領選での選挙人が減れば、民主党候補にとって大きなダメージになる」と語る。

 政治会報誌「ローゼンバーグ・ポリティカルレポート」のゴンザレス編集長は産経新聞に対し、「知事選はカリフォルニアなど下院議員数が多い州をどれだけ制するかが鍵だ。選挙区割り見直し権限を持つ知事が中央政界に与える影響は大きい」と指摘した。

568チバQ:2010/09/01(水) 22:57:43
http://sankei.jp.msn.com/world/america/100901/amr1009012007011-n1.htm
【米中間選挙】民主党苦戦で共和党が下院で多数派の予測  (1/3ページ)
2010.9.1 20:06

このニュースのトピックス:民主党
 11月2日の中間選挙まで2カ月となる中、苦戦中の民主党と勢いに乗る共和党の支持率差が過去最大の10ポイントに拡大した。米議会は上下院とも民主党が多数派だが、共和党は上院で民主党に肉薄し、下院では多数派になる可能性が高くなっている。共和党が躍進した場合、景気対策や医療保険制度改革はどうなるのかを探ってみた。

 (ワシントン 渡辺浩生、佐々木類)

 ■下院議長は共和党に

 米ギャラップ社が8月30日に発表した世論調査によると、民主党の支持率は41%、共和党は51%という差は、中間選挙の年の共和党のリードとしては1942年の調査開始以来最大だ。

 共和党が、民主党に対して過去に最も差を広げたのは、94年と2002年の5ポイント。この時の下院選はいずれも同党が勝利した。

 下院(定数435)は現在、民主党が255議席と過半数(218)を大きく上回っている。

 米選挙の動向に詳しい政治アナリストのチャーリー・クック氏は「共和党が35〜45議席を上積みする可能性がある」とし、同党の過半数奪取が射程に入ると分析している。

 共和党が下院で多数派となれば、医療保険制度改革など反オバマ政権の急(きゅう)先(せん)鋒(ぽう)であるベイナー院内総務が議長となる可能性もあり、大統領にとって議会対策がいっそう難しくなりそうだ。

 ■景気対策は…

 「大統領は二者択一の選択を迫られる」と指摘するのは、レーガン政権の経済諮問委員会(CEA)委員だったメルツァー米カーネギーメロン大教授だ。

 共和党は、オバマ政権の大型景気対策や金融規制改革が「将来の増税や規制強化という不安感を民間に与えている」(ライアン下院議員)と攻撃する。

 経済政策のかじ取りを政府介入の強い大きな政府路線から中道にシフトさせるのか、それとも妥協を拒んで対立を深めるのか。

 後者の場合なら、オバマ政権が1期目の残り任期で、財政支出や増税を伴う新たな法案を議会で通過させられる可能性はほぼなくなる。

 共和党の勝利が民主党政権の経済政策に修正を迫った前例は、クリントン政権1期目の1994年の中間選挙だ。

 民主党は、財政均衡などの公約を掲げた共和党に大敗し、これを契機にクリントン大統領は規制緩和など市場志向に転換。96年の一般教書演説で、「大きな政府の時代は終わった」と表明したほどだ。

 ■医療保険は廃案も

 ただ、内政運営をめぐるオバマ政権と共和党との開きは当時の比ではない。

 共和党は、オバマ政権が最大の業績と自負する医療保険改革について「国民負担を増やす」と廃案を叫んでいる。大統領には拒否権はあるが、共和党が議会の主導権を奪還した場合、2012年の次期大統領選の勝利も目指し、廃案キャンペーンを激化させるだろう。法案の部分修正など両者が歩み寄れる余地は少ない。

 ただ、米国民は雇用問題に不安感を深める一方で、主要世論調査で8割が「財政赤字削減は重要」と答えており、政権が財政規律の重視を迫られるのは間違いない。景気浮揚は米連邦準備制度理事会(FRB)の金融緩和策への依存を一段と強めるだろう。

 米中間選挙 4年ごとの大統領選の中間の年に行われる上下両院議員や州知事選などの選挙の総称。現職大統領の2年間の政策に「国民が審判を下す場」と位置付けられる。任期2年の下院(定数435)の全議席と、任期6年の上院(定数100)の約3分の1が改選される。

569チバQ:2010/09/06(月) 20:04:40
http://sankei.jp.msn.com/world/america/100905/amr1009052019006-n1.htm
【米中間選挙】過熱する“女の戦い” オバマ政権の経済政策めぐり激突 米中間選挙 (1/2ページ)
2010.9.5 20:17
 【ワシントン=佐々木類】11月の米中間選挙は民主、共和両党の予備選を通じた候補者選びが佳境に入り、多くの選挙区で対決の構図が固まってきた。熱を帯びているのが、コネティカット州とカリフォルニア州上院選におけるやり手の“女性元経営者の戦い”だ。オバマ政権の経済政策を最大の争点に、共和党候補が民主党候補に挑む象徴的な選挙戦となっている。

 米「ギャラップ」社が3日発表した世論調査結果によると、11月の中間選挙で投票したい候補者像として共和党の新人に最多の38%の支持が集まり、民主党の現職は24%にとどまった。

 こうした潮流を利用して選挙を戦うのが、コネティカット州の共和党予備選で勝利したリンダ・マクマホン氏(61)だ。

 「アメリカンドリームが脅かされている。オバマ政権はむちゃな浪費をし、巨額の増税を課している」。9月に入り、マクマホン氏は州内各地の遊説でこう力説し、反オバマを強調しながら、集会だけでなく飲食店や住宅街を回る「どぶ板選挙」で庶民派を印象付けるのに躍起だ。

 マクマホン氏は米プロレス興行大手WWE前最高経営責任者(CEO)で、その経営手腕と知名度からくる集金力は抜群。選挙運動にすでに2200万ドル(約18億円)を投入して話題を呼んだ。

 対抗馬は、民主党のリチャード・ブルーメンソール州司法長官(64)。今回の選挙で引退を表明したベテラン、ドッド上院議員の後継候補で、民主党の地盤はもともと強固だ。

 だが、今春、ベトナム戦争に従軍した経験があるかのような発言が軍歴詐称ではないかと米紙ニューヨーク・タイムズにすっぱ抜かれ、釈明に追われた。

 一方、カリフォルニア州上院選では2人の女性候補が接戦を演じている。

 こちらは、共和党でコンピューター大手、ヒューレット・パッカード(HP)元CEOのカーリー・フィオリーナ氏(55)が、現職のバーバラ・ボクサー氏(69)に挑む構図だ。

 争点は、全米の平均を大きく上回る12%以上の失業率対策と史上最悪の債務を抱えた州財政の再建だ。

 カリフォルニア州は2008年の大統領選でオバマ大統領が61%を獲得するなど、民主党の強力な地盤とされてきたが、選挙専門サイトによると、ボクサー氏45・8%、フィオリーナ氏41・5%と激烈な選挙戦となっている。

570チバQ:2010/09/09(木) 21:31:43
http://jp.wsj.com/US/Politics/node_100796
米大統領首席補佐官、辞任間近か−後任人事に注目
2010年 9月 9日 21:08 JST
 米大統領首席補佐官のラーム・エマニュエル氏がシカゴ市長に立候補するとの憶測が広がっている。それが現実となれば、オバマ大統領は、対決姿勢を強める共和党と政治的難題に直面するなかでの後任捜しを強いられることになる。


Associated Press

ラーム・エマニュエル首席補佐官
 11月2日の中間選挙で共和党が大幅に議席を増やし、上下両院、あるいはそのいずれかの支配権を勝ち取るという予想が現実となれば、オバマ政権は任期後半の計画を立て直す必要が生じる。現在エマニュエル氏が担当する首席補佐官の役割は、大統領が新たな境地を切り開くうえで極めて重要なものとなるだろう。

 任期前半の2年間、オバマ大統領は重要法案の成立に注力してきたが、その大半は民主党内部の調整が中心だった。共和党が議会で勢力を増すことになれば、超党派の取り組みが必要になる。あるいは議会審議の停滞を共和党のせいにする戦略がとられるかもしれない。いずれにせよ、オバマ大統領は、2012年の再選に向けて、準備を進めなければならない。

 多くの民主党議員は、エマニュエル氏が、まもなく自らの出身地であるシカゴの市長選に出馬する意向を明らかにするとみている。シカゴの現職市長であるリチャード・デイリー氏は7日、次期市長選に出馬しないことを表明している。首席補佐官職の今後が明確でないことはホワイトハウスにとって問題だが、政府関係者は8日、エマニュエル氏は市長選への出馬について決断を急ぐ必要はないと発言し、同氏に時間的猶予を与える考えを示した。立候補の届け出期限は11月 22日だ。

 ホワイトハウスのロバート・ギブズ報道官は8日、複数の閣僚が中間選挙以降にホワイトハウスを去る予定であることに言及し、「それぞれの生活や家族の元に戻るメンバーがいることは明らかだ」と述べた。

 シカゴでは8日、市議50人のうち10人以上が市長職への関心を示唆し、デイリー市長の後任をめぐって激しく火花を散らせた。エマニュエル氏を最有力候補とする考えに憤慨し反論する市議もいた。

 ワシントンでのエマニュエル氏は、極端なほどに強い党派心を貫いてきた人物だ。ホワイトハウス内では中道政治を勧めることが多かった。医療保険改革法案をめぐっては、決定的な瞬間で少なくとも2度、民主党案の規模を縮小するよう助言している。また、同時多発テロの容疑者を民事法廷で裁くことに強硬に反対した。

 オバマ大統領は、重要法案の多くが片付いた今、エマニュエル氏と同様に議会対策にたけた人物を首席補佐官に選ぶのか。あるいは、2012年の大統領選に備え、選挙経験を重視することになるのか。

 候補者となるのは、ホワイトハウスの内部にいて、大統領と結びつきのある人物だろう。国家安全保障担当のトム・ドニロン次席補佐官は大統領への安全保障関係の報告に参加し、毎日のように顔を合わせている。ピート・ラウズ上級顧問は、上院議員当時のオバマ大統領の首席補佐官を務めた経験があり、議会との強いつながりで大統領から信頼を得ている。バイデン副大統領の首席補佐官を務めるロン・クライン氏は議会交渉のベテランだ。

 オバマ大統領が、こうした部内者や、友人でもあるバレリー・ジャレット上級顧問を選任すれば、「継続性」を重視し、「心機一転」の必要性を感じていないと解釈される可能性がある。

 しかし、大統領が、4年間助言を受けてきた閣僚に占められているホワイトハウスに、外部から新たな風を吹き込みたいと考えても不思議ではない。

 そうした外部候補のひとり、民主党の元上院院内総務トム・ダシュル氏は、経験豊富な議員だが、その強引な政治手法はいずれ問題を引き起こす可能性がある。クリントン政権で首席補佐官を務めたジョン・ポデスタ氏も候補となるだろう。同氏はこれまで政権に加わることを辞退してきたが、オバマ大統領に要請されれば、応じるかもしれない。

記者: LAURA MECKLER And DOUGLAS BELKIN

571チバQ:2010/09/09(木) 21:33:20
http://sankei.jp.msn.com/world/america/100909/amr1009091711012-n1.htm
日本、韓国より格下扱い クリントン長官の演説
2010.9.9 17:07

 「韓国や日本、オーストラリアのような同盟国とのきずなを再確認し、中国やインドとの関係を深めた」−。クリントン米国務長官は8日のワシントンでの演説で、アジア太平洋地域の同盟国を列挙する際に韓国を日本より先に呼んだ。

 米政府高官による講演や演説で日本が韓国の“格下”となるのは異例。「米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題などをめぐり冷却化した日米同盟の現状が反映された」(日本政府筋)との懸念が日本政府内に膨らんでいる。

 演説はオバマ外交の成果や展望を概観、日本の対イラン追加制裁を称賛する場面もあった。だが、アジア太平洋地域の文脈では、アフガニスタン支援を強化するなど対米関係を重視した韓国の李明博政権の姿勢を評価したとみられる。(共同)

572チバQ:2010/09/09(木) 21:48:01
http://sankei.jp.msn.com/world/america/100909/amr1009092101015-n1.htm
【米中間選挙】激戦州オハイオ 熱烈な大統領支持の気運今はなく (1/3ページ)
2010.9.9 21:00
 オバマ米大統領は8日、11月に行われる中間選挙の激戦州の一つ、オハイオ州を訪れ、追加景気対策を発表するなど、民主党が全国的に苦戦している状況を跳ね返そうと躍起だ。だが、厳しい雇用情勢などを背景に、会場は熱気に欠き、2008年の大統領選挙でオバマ氏を選んだ同州には、もはや熱烈な支持の気運はなかった。(クリーブランド=米中西部オハイオ州 渡辺浩生)

 「何も良くなっていない」。オバマ大統領を迎えたクリーブランド郊外の会場の外で、ブラッド・フォーロックさんはこう吐き捨てた。2児の父。だが、2年間定職がない。「大学も卒業しているのに安定した働き口は見つからない。大統領の雇用対策にはがっかりだ」と表情を曇らせた。彼のところへ突然、2人の警官が「身分証明書をみせろ」と近づいた。不審者だと思ったらしい。一瞬、緊張した空気が流れた。

 会場のコミュニティー・カレッジの体育館には、支持者約1千人が集まった。登壇し、2千億ドル規模の投資減税などを内容とする追加景気対策を発表した大統領も演説の冒頭、「実際のところ、(景気、雇用対策の)進展は痛々しいほどゆっくりだ」と認めた。

 オハイオ州は製造業の海外への移転が激しい。7月の失業率は10・3%と、同月の全米平均9・5%よりも高い。州は巨額の財政赤字を抱え、住宅ローンの焦げ付き率も全米で最悪の水準にある。住宅街は空き家が目立つ。米経済の今日の苦悩が凝縮されている州だといえるだろう。

 このため、オバマ大統領もオハイオ州に頻繁に足を運び、訪れるのは8日で10回目。ニューヨーク州に次いで多い。キニピアック大世論調査研究所のピーター・ブラウン副所長は「オハイオは人種構成をみても“米国の縮図”で、12年の大統領選で再選を狙うオバマ氏には最も重要な州の一つ。前哨戦の中間選挙でも落とせない」と解説する。

   □ □ □

 だが、州知事選、上院議員選ともに、最新の世論調査では共和党候補が優勢に立ち、下院議員選でも民主党の新人が苦戦している。

 演説で大統領は、オハイオ州を選挙区とする共和党のベイナー下院院内総務を標的にした。ベイナー氏は8月24日、クリーブランドでの演説で、オバマ政権の景気対策を「雇用喪失策」と批判し、経済閣僚の更迭を迫った。大統領にはそれに対する“意趣返し”の意味もあった。

 大統領は「ベイナー氏は私の提案に『ノー』を言うだけで、政策が見あたらない」と反撃し、中間選挙は「前進と後退、過去と未来の選択だ」と訴えた。

 会場には「これまで聞いた中で最高のスピーチ」と絶賛した女性支持者もいた。また、大学職員の黒人男性、デニス・ハリスさんは「大統領の支持率が低いのは、国民に忍耐がないからだ。失業率は簡単には改善しない。われわれには我慢が必要だ」と、大統領を擁護した。しかし、会場では全員が総立ちとなる場面はなく、かつてのオバマ演説の熱気はなかった。

 8日夕、クリーブランドから南東約130キロのハノバートン。「ストップ・オバマ」をスローガンに、州知事選を争う共和党新人のケイシック元下院議員の集会が開かれていた。同氏は、民主党現職のストリックランド知事と激戦を繰り広げており「12年の大統領選でオバマ氏再選を阻止するためにも、私が勝つ」と訴えた。

 支持者の一人、会社を経営するベン・ファンダーバーグさんは、08年の大統領選ではオバマ氏に投票したという。だが、いまや「大統領が言い続けた『希望』は色あせた」と話した。

573とはずがたり(1/4):2010/09/11(土) 16:10:12

日本、韓国より格下扱い クリントン長官の演説
http://sankei.jp.msn.com/world/america/100909/amr1009091711012-n1.htm
2010.9.9 17:07

 「韓国や日本、オーストラリアのような同盟国とのきずなを再確認し、中国やインドとの関係を深めた」−。クリントン米国務長官は8日のワシントンでの演説で、アジア太平洋地域の同盟国を列挙する際に韓国を日本より先に呼んだ。

 米政府高官による講演や演説で日本が韓国の“格下”となるのは異例。「米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題などをめぐり冷却化した日米同盟の現状が反映された」(日本政府筋)との懸念が日本政府内に膨らんでいる。

 演説はオバマ外交の成果や展望を概観、日本の対イラン追加制裁を称賛する場面もあった。だが、アジア太平洋地域の文脈では、アフガニスタン支援を強化するなど対米関係を重視した韓国の李明博政権の姿勢を評価したとみられる。(共同)

574チバQ:2010/09/11(土) 16:12:22
もう9年経つんですねー(主語不要)

575名無しさん:2010/09/12(日) 18:56:24
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2010091202000045.html
「イスラム教と戦争しない」 オバマ大統領、団結訴え
2010年9月12日 朝刊

 【ニューヨーク=嶋田昭浩】米国は二〇〇一年の米中枢同時テロから十一日で丸九年を迎えた。テロで崩壊したニューヨークの世界貿易センタービル跡地「グラウンド・ゼロ」近くにモスク(イスラム教礼拝所)を建設する計画などをきっかけに、イスラムをめぐる議論が沸騰。オバマ大統領は「イスラム教と決して戦争をしない」と訴えた。一方で、テロ掃討が目的のアフガニスタン戦争を激化させ、泥沼に陥る危険を膨らませている。

 「九月のあの日にわれわれを攻撃したのは宗教ではない。宗教を悪用した気の毒な集団(国際テロ組織)アルカイダだ」。オバマ大統領は十一日に国防総省で行われた追悼式典で、米国の敵はアルカイダであり、イスラム教ではないことを強調し、国民に団結を呼び掛けた。

 世論調査では国民の約三分の二がモスク建設計画に反対との結果が出た上、主要メディアに連日、「イスラーモフォービア(イスラムへの嫌悪)」に関連する報道が流れるのを意識してのことだ。

 同時テロ後、ブッシュ前政権は「対テロ戦争」を掲げ、アフガンとイラクでの戦闘を開始した。

 〇八年の大統領選でブッシュ戦略を否定し、当選したオバマ大統領は「対テロ戦」という言葉を避けようとしてきた。だが、基本戦略は、イラク駐留米軍の早期撤退と表裏一体になるアフガンへの兵力集中。就任以来、アフガン駐留米軍を三倍増にした。アルカイダ拠点に特化して、むしろ対テロ戦を深化させる方向だ。

 オバマ大統領は、前政権が「テロ容疑者」に行った拷問を批判したが、公約のグアンタナモ収容施設の一年以内閉鎖は実現できず、問題が指摘された同施設での軍事法廷の審理も再開している。

576名無しさん:2010/09/12(日) 19:00:42
http://mainichi.jp/select/world/news/20100911dde001030024000c.html
知りたい!:コーラン焼却騒動の牧師 悪霊唱え体罰、独追われ米へ
 【ニューヨーク山科武司】米同時多発テロ(01年)から9年となる11日にイスラム教の聖典コーランを「焼く」か「中止する」かで世界中のメディアを振り回した米フロリダ州のテリー・ジョーンズ牧師(58)。活動歴を伝える報道からは、「悪霊論」を唱えるなど特異な人物像が浮かび上がる。

 独シュピーゲル誌(電子版)などによると、ジョーンズ牧師は元ホテルのマネジャー。80年代にドイツ西部ケルンに住み着き約30年間、福音派教会「ケルン・クリスチャン・コミュニティー」の牧師として活動した。

 妻シルビアさんと自分を「神に指名された者」と称し、「暴君ネロの母に建設された地獄の都市」ケルンの救済を説いた。

 「悪霊」が存在するとの独自の論を展開し、異論を唱える者を「神の敵」と攻撃した。同性愛者やイスラム教徒を糾弾し、子供を棒で打つ体罰も説いた。

 精神的に追い詰められ、入院する信者もいた。信者に寄付をしつこく強要したこともあったという。教会資金を不正使用した疑いが強まり、ジョーンズ牧師は07年末、教会を追われた。今も教会は残るが、最盛期に約1000人いた信者は約80人にまで減っている。

 米国に戻ったジョーンズ牧師は08年、フロリダ州の人口約10万人の田舎町ゲーンズビル市で現在の教会「ダブ・ワールド・アウトリーチ・センター」を設立した。約50人の信者には、米中西部カンザス州で同性愛者やユダヤ教に抗議する原理主義活動で知られる別の教会の会員もいる。

 09年夏、胸に「イスラム教は悪魔だ」と赤字で記したTシャツを着た子供の信者7人を市内の学校に登校させ、子供たちは登校禁止処分を受けた。同性愛者を公言する同市市長への抗議運動も展開した。地元紙に教会の不正経理を追及された。

 ジョーンズ牧師に批判的な地元の別の教会関係者は、ブルームバーグ通信に「報道すればするほど元気づく。関心を引くため何度も騒ぎを起こす。店先でアメを欲しがるだだっ子のようだ」と語った。

 同市の警察・消防当局は「焼却を実行しようとすれば断固阻止する」と明言。ジョーンズ牧師の当初の決意にかかわらず、コーランが焼かれる可能性は低くなっている。

http://mainichi.jp/select/world/news/20100910k0000e030008000c.html
米国:コーラン焼却中止発表…やっぱり「再考する」
 【ニューヨーク山科武司】今月11日にイスラム教の聖典コーランを焼却するイベントを計画していた米南部フロリダ州の教会は9日午後、イベントの中止を発表した。だが同日夜になって「再考する」と前言を修正した。オバマ米大統領が同日午前、テレビ番組で「焼却は国際テロ組織アルカイダを利するだけ」と批判し、ゲーツ国防長官が電話で教会側に中止を求めていた。

 米CNNなどによると、同州北部ゲーンズビルの教会「ダブ・ワールド・アウトリーチ・センター」のテリー・ジョーンズ牧師は同日午後、記者会見で焼却の中止を発表した。

 さらに牧師は、米同時多発テロ(01年9月11日)で崩壊したニューヨーク・世界貿易センタービル跡地近くに建設予定のイスラム教モスク(礼拝所)を含む施設について「我々(教会とイスラム側)は、移転に同意した。11日に会談する」とも述べた。

 だが建設を進めるイスラム団体の代表、ファイサル・ラウフ師は声明を発表し、焼却中止を歓迎しながらも「彼(牧師)と話したこともなく、驚いている。我々は、宗教をもてあそぶことも取引もしない」と移転合意を否定。これを聞いたジョーンズ牧師は、一転して「焼却中止を再考する」と述べた。とりあえず11日の焼却は延期されそう。

 米国務省は9日午前、在外米国人に反米活動を警戒するよう勧告し、世界中の在外米公館で緊急会議を開いて対応を協議していた。

577名無しさん:2010/09/12(日) 19:08:33
http://mainichi.jp/select/world/news/20100912k0000m030067000c.html
9.11:テロから9年 宗教対立、今もなお

世界貿易センター跡地付近のキャンドルライト行進に参加する人々=米ニューヨークで2010年9月10日、AP 【ニューヨーク山科武司、ワシントン古本陽荘】01年の米同時多発テロから9年を迎えた11日、ニューヨークやワシントンでは追悼式典が行われた。今年はニューヨークの世界貿易センター跡地(グラウンド・ゼロ)近くのイスラム教モスク(礼拝所)建設を巡り世論が二分され、キリスト教牧師がイスラム教の聖典コーランを焼く行事を企画(その後中止発表)する中での追悼となり、会場周辺は厳戒態勢が敷かれた。

 オバマ大統領はこの日、航空機が突入したワシントンの国防総省の追悼施設を訪問。献花後、大統領は「我々はイスラムと戦っているのではないし、これからも戦うことはない。多様で寛容な国家という米国の伝統に忠実であり続ける」と国民に語りかけた。

 また、グラウンド・ゼロではバイデン副大統領が献花した。その後、跡地近くの公園で遺族が犠牲者の名を読み上げ、航空機2機の突入時刻と南北両タワーの崩壊時刻に黙とうをささげた。

 午後には跡地近くで、モスク建設に賛成、反対両派がデモ行進を予定。このため、モスク予定地周辺は封鎖され、グラウンド・ゼロ近くでは警察による警備が例年以上に強化された。

 ニューヨークのモスク建設予定地近くでは前日夜、建設支持者2000人以上が手に持ったキャンドルライトを揺らして、宗教間の対立解消を訴えた。支持者の中には、同時テロで娘を失った母の姿もあった。

 一方、フロリダ州でコーラン焼却を企画し、後に中止したジョーンズ牧師は11日、テレビに出演し、コーランを焼くことはないと改めて述べた。

578チバQ:2010/09/13(月) 21:11:52
http://mainichi.jp/select/world/news/20100913dde007030122000c.html
米国:コーラン焼却計画 別の牧師が焼く−−テネシー州
 【ニューヨーク山科武司】米南部フロリダ州の牧師が米同時多発テロから9年の11日にイスラム教の聖典コーランを焼く計画を立てた問題で、南部テネシー州の別の牧師が11日、「これは憎しみの書だ」などとコーラン数冊を焼いた。またテロの現場のニューヨーク・世界貿易センタービル跡地近くにモスク(礼拝所)を含むコミュニティー施設を建設する問題について賛成・反対派が同日、抗議デモを行った。反対デモの参加者にはコーランを破り、一部に火を付けた者もいた。

 フロリダ州の牧師はこのモスク計画地の移転を条件にコーラン焼却を中止するとの意向を示し、同日、テロ跡地を訪ねた。牧師は同日、米テレビでコーランを焼くことは「決してない」と明言。マスコミに注目され、イスラム教が「危険」だと伝える目的が達成されたからだという。

 モスク計画を巡るデモには賛成派が約2000人、反対派が約1500人参加。施設の建設予定地を挟んで別々の場所で行われ、逮捕者はなかった。ロイター通信によると反対派の中にはコーランを破り捨てる者が、少なくとも2人はいた。ホワイトハウス周辺でもコーランを破る者がいたという。

 ◇アフガンでデモ、発砲で2人死亡
 一方、アフガニスタン中部ロガール州で12日、コーラン焼却計画に抗議するデモに治安部隊が発砲、2人が死亡した。10日には北東部バダフシャン州での抗議デモで1人が死亡しており、この問題を巡るアフガンでの死者は3人となった。

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100913-OYT1T00765.htm
アフガンでコーラン焼却抗議デモ、2人死亡
 【イスラマバード支局】AP通信によると、アフガニスタン東部ロガール州で12日、米フロリダ州のキリスト教会によるコーラン焼却計画に抗議するデモ隊が暴徒化し、治安部隊の発砲を受け2人が死亡、4人が負傷した。

 地元当局者によると、デモ参加者は「米国に死を」と叫び、タイヤを燃やしたり、店舗を襲撃。数百人が州政府庁舎を襲おうとしたため、治安部隊が発砲したという。アフガニスタンでは10日、北東部バダクシャン州でもデモ隊への発砲で1人が死亡している。

(2010年9月13日20時31分 読売新聞)

579チバQ:2010/09/13(月) 21:13:34
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100913-OYT1T00728.htm
「茶会」3都市で反オバマ集会、中間選挙へ気勢
 【ワシントン=黒瀬悦成】米国の草の根保守派「ティー・パーティー・ムーブメント(茶会運動)」支持者が12日、首都ワシントンとカリフォルニア州サクラメント、ミズーリ州セントルイスの3都市で、オバマ政権の「大きな政府」路線への抗議集会を開いた。


 茶会運動は、11月の中間選挙を前に各地で共和党候補を後押ししており、集会は選挙向けの「決起集会」の様相となった。ワシントンでは雨の中を数千人がホワイトハウスや議会議事堂周辺を行進し、「オバマ大統領をホワイトハウスから追い出そう」「議会の大掃除が必要」などと叫んでいた。

(2010年9月13日20時43分 読売新聞)

580チバQ:2010/09/14(火) 00:11:42
>>570

581チバQ:2010/09/14(火) 00:12:15
>>570
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100913-OYT1T00707.htm

実は更迭?米首席補佐官が市長選出馬の観測
 【ワシントン=黒瀬悦成】米ホワイトハウスで議会対策などを取り仕切るラーム・エマニュエル大統領首席補佐官(50)が、地元シカゴ市長選に出馬するとの観測が強まっている。

 エマニュエル氏の出馬は、7日にデイリー現市長が、来年2月の次期市長選に出馬しないと発表して、急浮上した。立候補の届け出期限は11月22日だが、オバマ大統領は9日、米ABCテレビで、「素晴らしい市長になると思う」と語ってエマニュエル氏の出馬を支持する考えを示した。

 エマニュエル氏は、政権が内政上の最重要懸案に掲げてきた医療保険制度改革法案の成立に向け、反対論も根強い中で民主党内をまとめ上げるなどホワイトハウスと議会の強力なパイプ役となってきた。

 だが、その医療保険制度改革法が成立後不人気なこともあり、大統領の支持率も低迷気味。政権としては、エマニュエル氏の市長選転出で、「更迭」の印象を与えずに人心刷新ができるとの計算もある模様だ。

(2010年9月13日18時58分 読売新聞)

582チバQ:2010/09/15(水) 22:11:10
http://mainichi.jp/select/world/news/20100916k0000m030031000c.html
米中間選挙:共和党優勢の流れ 茶会運動が勢い見せつける

米デラウェア州の共和党予備選で勝利宣言したオドネル氏=2010年9月14日、AP 【ワシントン古本陽荘】11月2日投開票の米中間選挙は14日、ニューヨーク州など7州で民主、共和両党の候補者を決める予備選挙が行われた。予備選の集中する最終日で、この結果、両党の候補者がほぼ出そろった。共和党優勢の流れは揺るがず、下院で多数党となり、上院でもほぼ勢力が並ぶとの見方が強まっている。

 東部デラウェア州の共和党予備選では、「小さな政府」を求める保守系草の根運動ティーパーティー(茶会運動)の支援する候補者が、共和党指導部の推す候補を破る番狂わせがあり、予備選期間中、「猛威」を振るった茶会運動の勢いを改めて見せつけた。

 「(民主党との)本選挙では勝てないと多くの人が言うが、イエス・ウィ・キャン」

 同州の共和党予備選で、オバマ大統領(民主党)の大統領選挙中のキャッチフレーズを使って勝利宣言したのは、茶会運動系団体やペイリン前アラスカ州知事らの支援を受けた女性候補のオドネル氏(41)だ。デラウェア州知事も務めたベテランのキャッスル下院議員(71)を破った。政治評論家や市場コンサルタントなどの経歴を持つ。

 既に、ユタ州やアラスカ州の共和党予備選では、現職の上院議員が茶会運動が支援する新人候補に敗れており、共和党に対する茶会運動の影響力は無視できないものとなっている。だが、「大きな政府」に反対し、教育省の廃止など極端な主張を公約に掲げる茶会運動の推す候補者らが、民主党候補相手の本選挙で勝ち残れるかどうかについては、否定的な見方も少なくない。

 デラウェア州の議席も、もともと民主党のバイデン副大統領の議席で、共和党指導部は、穏健派の候補以外は勝ち目がないと分析してきた。ロイター通信は「茶会運動の勝利で共和党の上院議席獲得のチャンスは遠のいた」と報じた。

 投票日まで残る約1カ月半、オバマ大統領はウィスコンシン州やオハイオ州などの重点選挙区に入り、てこ入れする予定。だが、高い失業率への不満などから民主党への逆風を和らげられるかは不透明だ。現時点では、民主党は下院(定数435)で現有255議席を40議席以上減らして過半数を失い、上院(定数100)でも、現有59議席(無所属2含む)を数議席減らすとの分析が多い。

 ◇ティーパーティー(茶会運動)とは
 オバマ政権に不満を抱き、対決姿勢を強める米国の保守系市民らによる運動。多額の公的資金投入による企業救済や景気対策など、オバマ政権の政策を「大きな政府」と徹底的に批判、「小さな政府」を目指して運動する。昨年から徐々に広がり、今年2月の全米集会で注目を集めた。野党・共和党に対しても「ワシントンのインサイダー」と批判を強めている。米独立前、英国からのお茶の輸入課税に反対し、独立戦争につながった「ボストン茶会事件」にちなんで名付けられた。

583チバQ:2010/09/15(水) 22:11:41
http://www.yomiuri.co.jp/column/kenkyu/20100915-OYT8T00763.htm?from=navlc
アメリカ選挙のトリビア
調査研究本部主任研究員 飯山 雅史
 アメリカでは、9月の第1月曜日はレイバーデー(労働者の日)の祝日で、夏の終わりを告げる日とされている。学校では新学期が始まり、選挙の年には最終盤の"秋の陣"開始の号砲が響く日でもある。

 アメリカの選挙は面白い。建国以来のイデオロギー対立に基づいた政策論争が行われる一方で、数百人はいると言われる共和党、民主党両陣営の選挙プロが、心理学や政治学、あるいはマーケッティングの理論で武装して選挙戦略を組み立てる。終盤になると毎日のように世論調査結果が出てくるから、単純な競馬レースのように観戦するのも悪くない。そこで今回は、知っているようで知らないアメリカ選挙のトリビア知識を少し。

 日本と大きく違うのが毎年1回、11月に定められている「選挙日」という日だ。日本では国会議員選挙や県知事選挙などがばらばらに行われるが、アメリカでは「選挙日」にほとんどの公職選挙を行い、ほかの日にはめったにしない。毎年の選挙日のうち、4年に一度は大統領選挙の投票を行い、2年に一度は連邦議会選挙をする。それ以外の年でも、町や郡の公職選挙などが行われている。大統領選挙後2年目の選挙日は大統領任期の真ん中になるので、俗に「中間選挙」と呼ばれている。今年がその年であるのはご承知の通り。

 例えば大統領選挙年の選挙日には、大統領から上下両院議員、州知事、州議会だけでなくて、市長や市議会、市の教育委員会などたくさんの選挙が重なる。投票ブースでは20ぐらいの投票をいっぺんにやらなくてはいけないので、いちいち選ぶのが面倒な人のためには「全部共和党/民主党候補に投票する」という選択肢も用意されていることがある。選挙は民主主義の"お祭り"で、多くの州では国民の祝日だ。投票所のまわりには風船があがって、カーニバルのような雰囲気になることも少なくない。

 選挙日は、1845年に下院が定めた法律で「11月の最初の月曜日の次の火曜日」と指定された。「11月」と決めたのは秋の収穫が終わって、冬将軍がくる前というのが理由だ。当時のアメリカは農業国だったのである。選挙日を農繁期や寒い冬にしたら誰も投票に来なくなるのではないかと、下院は恐れていた。一方で、「火曜日」にしたのは、キリスト教の安息日が日曜日だからである。広大なアメリカでは投票所は遠く道路もぬかるみの泥道だ。安息日が終わって月曜日に馬車で出発しても、火曜日にならないと到着しない人が多いのを考慮したのである。アメリカは、世界で最も信心深い人が集まる宗教国家でもあった。

 最も複雑なのが「最初の月曜日の次の火曜日」というところ。これは、選挙日に選ばれた大統領選挙人は、33日以内に実際の大統領選挙投票をしなくてはいけないという規定に関係する。大統領選挙投票は12月の第一水曜日。暦を調べたら、「最初の火曜日」が選挙日だと33日を超えて規定違反となる年が出てくることが分かったのだ。例えば、来年は11月の第一火曜日が1日、12月の第一水曜日は7日なので33日を超えてしまうのである。

 ずいぶん細かな規定だけれども、世界で初めて民主主義を導入したアメリカが、農民や信仰者に配慮しながら、時代を超えて生き残る選挙制度確立に真剣に取り組んでいたことがよく分かる。

(2010年9月15日 読売新聞)

584チバQ:2010/09/15(水) 22:13:27
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/worldtown/CK2010091502000197.html
フェニックス 移民置き去りの論戦
2010年9月15日

 州独自の移民法制定で、不法入国者取り締まり強化を目指す米南西部アリゾナ州。州都フェニックスを訪ねると、相変わらず街角のそこかしこで「不法移民」と名乗る人たちが職探しをしていた。

 「アリゾナから出ないのか」と聞くと「検問は高速道路でやっている。下手に車で動いたらその方が危ない」とのこと。この時期に逃げ出す人はほとんどいないそうだ。「別の州への移住は、金融危機による不況で二年前からとっくに始まっている」ともいう。

 この現実は、米主要メディアでは報じられない。出てくるのは「移民法の必要性」を訴える地元保安官や州知事と、「合法移民にまで偏見が広がる」と非難する反対派の論客。熱い論戦の後に出てきたのは「メキシコ系がアリゾナ脱出を開始」という取材実感とまったく違うニュースだ。

 米国では中間選挙が迫る。過激な言論や政策が飛び出し、テレビは対立をあおる。肝心の現場を置き去りにして。(阿部伸哉)

585チバQ:2010/09/17(金) 00:55:27
http://sankei.jp.msn.com/world/america/100916/amr1009161137004-n1.htm
「ティーパーティー候補」相次ぎ勝利 米共和党予備選
2010.9.16 11:35

14日、米デラウェア州で行われた中間選挙の共和党予備選に勝利し喜ぶクリスティン・オドネル氏。増税に反対する保守派市民運動「ティーパーティー」の支援を受けた(ロイター) 【ワシントン=犬塚陽介】11月の米中間選挙の候補者指名を争う共和党の予備選が14日、デラウェア州など計7州と首都ワシントンで実施され、同州のほかウィスコンシン州の上院選とニューヨークの州知事選で、保守派市民運動「ティーパーティー」が支持する候補が勝利した。いずれも無名に近い候補者が事前予想を覆して勝利を収めており、予備選の終盤でティーパーティーが改めて勢いをみせつけた格好だ。

 デラウェア州では、女性候補のクリスティン・オドネル氏(41)が、元州知事で共和党の主流派が支持するマイケル・キャッスル下院議員(71)に競り勝った。

 選挙戦序盤は知名度の高いキャッスル氏が優位だったが、オドネル氏が、ティーパーティーに人気の高いペイリン前アラスカ州知事の支援を受けると差が縮まり、終盤で一気に劣勢を巻き返した。

 AP通信によると、共和党上院選では7州でティーパーティーが支持する候補者が勝利している。ただ、この勢いを11月の本選でも維持できるかは不透明だ。

586名無しさん:2010/09/19(日) 15:34:17

日系イノウエ氏が予備選圧勝=大統領継承3位の上院最長老−米ハワイ
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2010091900064

 【ワシントン時事】米ハワイ州で18日、11月の中間選挙に向けた民主党の予備選が行われ、連続9期目の当選を目指す日系のダニエル・イノウエ上院議員(86)が危なげなく指名を獲得した。本選でも当選が確実視されている。
 イノウエ氏は1962年初当選の上院最長老。今年6月からは、多数党の最長老議員が慣例的に就く「上院議長代行」を務める。同ポストは大統領が死亡などで欠けた場合の継承順位で副大統領(上院議長を兼務)、下院議長に次ぐ3位と定められている。(2010/09/19-15:20)

587チバQ:2010/09/19(日) 17:36:09
http://www.afpbb.com/article/politics/2756916/6197131
ペイリン氏が次期米大統領選に関心、「手ごわい」とホワイトハウス
2010年09月18日 13:33 発信地:ワシントンD.C./米国
【9月18日 AFP】米ホワイトハウス(White House)報道官は17日、2012年米大統領選の共和党候補として出馬に関心を示しているサラ・ペイリン(Sarah Palin)元アラスカ(Alaska)州知事について、共和党内で「手ごわい勢力」になっていると発言した。

 ペイリン氏は17日、米大統領選で伝統的に予備選挙の開幕地となってきたアイオワ(Iowa)州を訪問し、大統領選への出馬をにおわせる発言をした。

 これを受け、ホワイトハウスのロバート・ギブズ(Robert Gibbs)米大統領報道官は、2008年の米大統領選ではペイリン氏が、共和党の副大統領候補として多くの有権者を集める力を示し、さらに最近の中間選挙の共和党予備選でも存在感を示したと述べ、「共和党内の手ごわい政治勢力であることに疑いはないし、率直に言って、現在の共和党内で最も手ごわい勢力だ」と記者団に語った。

 大統領選の火ぶたを切るアイオワ州予備選での勝利は、候補者の認知度を非常に高めるため、どの候補者もアイオワ州の有権者たちの支持を得ようと努める。バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領も、2008年の大統領選の始めにアイオワ州で勝利を収めた。

 ギブス報道官は「新しいことに挑戦したくなるのが、だいたいこの時期だ。(ペイリン氏は)おそらく行動するとわたしはみている」と語った。

■ペイリン氏、出馬にはまだ条件

 一方、ペイリン氏本人も米FOXニュース(Fox News)に対し、「やってみる」気はあるが、それにはいくつか条件があり「もしも米国民が、大改革をやってやるという人物を望んでいるのなら、時の試練を経た真実に立ち返りたいと思っているのなら、そして、わたしこそがその人物であると人びとが思っているのなら、それがわたしの家族やわが国にとって最善なのであれば、もちろん、わたしはやってみるつもり」だと語った。

 さらにペイリン氏は「しかし、その人物がわたしだと言うつもりはない。わたしは肩書きなんてなくても間違いなく変化をもたらせる。それをまさに今やっているところだし、良い日々を過ごしているわ」と付け加えた。(c)AFP

588チバQ:2010/09/22(水) 23:48:52
>>504
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100922-OYT1T00900.htm
同性愛者の公然入隊法案、米上院で採決動議否決
 【ワシントン=本間圭一】米上院は21日、同性愛者が公然と軍に入隊することを可能とする法案について、審議を打ち切って採決を求める動議を否決した。


 共和党などが反対に回った。下院はすでに、同性愛者の軍務に道を開く法案を可決しており、ギブス大統領報道官は21日、失望を表明し、引き続き法案可決を目指す方針を表明した。

 米軍は同性愛者の入隊を原則禁じているが、クリントン政権は1993年、同性愛者であることを公言しなければ入隊可能とする政策を導入。オバマ政権は、自ら同性愛者と公言している場合も入隊可能とする方針を示していた。11月の中間選挙では共和党の議席増が予想され、大統領が目指す法案成立は今後、さらに困難になる可能性がある。

(2010年9月22日20時44分 読売新聞)

589チバQ:2010/09/26(日) 23:26:40
http://sankei.jp.msn.com/world/america/100926/amr1009262317005-n1.htm
米政権、人事大幅刷新へ 首席補佐官はラウス上級顧問有力視 (1/2ページ)
2010.9.26 23:16
 【ワシントン=佐々木類】オバマ米大統領が11月2日の米中間選挙前と選挙後の2段階に分けて、大幅な人事刷新に着手する見通しとなった。最大の焦点はシカゴ市長選への転出が決まっているエマニュエル大統領首席補佐官の後任人事で、ラウス上級顧問が有力視されている。

 大統領首席補佐官は、日本でいえば官房長官など重要閣僚に匹敵するか、それ以上の政権の要。米メディアによると、エマニュエル氏は、シカゴのデーリー市長が次期市長選への不出馬を表明したのを受け、10月中にも辞任し来年2月の市長選の出馬準備に入る。

 オバマ政権では、下院議員出身のエマニュエル氏が中心となって議会経験の少ないオバマ大統領を支えた。大統領にとってもエマニュエル氏の辞任は痛手だが、医療保険改革など重要法案をめぐる議会対策などで豪腕ぶりを発揮して民主党内からも批判が出ていたのも事実だ。

 それだけに、40%台前半という低支持率が続くオバマ政権にとって、人事を刷新し、「新たなメッセージを発信することができる」(米紙ワシントン・ポスト)という利点もある。

 21日には、サマーズ国家経済会議(NEC)委員長の退任が決まり、オバマ経済チームが相次ぎ政権を離脱し始めた。このため、オバマ大統領は中間選挙前にホワイトハウスの主要人事、選挙後に閣僚人事に乗り出すとみられる。閣僚人事では、副大統領にヒラリー国務長官を、国務長官にバイデン副大統領を起用するとの見方も浮上している。

590チバQ:2010/10/02(土) 00:05:53
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20101001-OYT1T01005.htm
米大統領選、民主党内にクリントン待望論浮上も
 【ワシントン=黒瀬悦成】米ギャラップ社は9月30日、2012年の大統領選に関し、民主党支持層の52%がオバマ大統領を、37%がクリントン国務長官を民主党候補としてふさわしいと考えているとの調査結果を発表した。


 クリントン長官は、08年大統領選でオバマ氏と同党候補指名を巡り、激しく争った。民主党敗北が予想される11月の中間選挙を経て、大統領の支持率が一層低下する事態となれば、党内から「クリントン待望論」が高まる可能性はある。

 一方、共和党支持層を対象にした同社の調査では、「共和党大統領候補にふさわしい」人物として、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事が19%でトップ。以下、サラ・ペイリン前アラスカ州知事16%、マイク・ハッカビー前アーカンソー州知事12%、ニュート・ギングリッチ元下院議長9%と続いた。

(2010年10月1日20時59分 読売新聞)

591チバQ:2010/10/03(日) 10:28:49
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20101003-OYT1T00104.htm
米民主、両院過半数割れも…中間選挙まで1か月

 【ワシントン=黒瀬悦成】米中間選挙は11月2日の投票日まで1か月。

 景気・雇用の低迷などを背景に与党・民主党への逆風は強く、共和党は下院(定数435)で多数派を奪回して上院(同100)でも過半数をうかがう勢いだ。オバマ大統領は自ら全米を積極的に遊説して支持を訴えるが、巻き返しは微妙だ。

 有力政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、上院選では民主党が非改選分と合わせて48議席をほぼ固めているのに対し、共和党は46議席で、残る接戦州の結果次第で過半数到達の可能性が十分ある。下院選では、共和党が207議席をほぼ固め、過半数の218議席獲得は確実視されている。

 民主党が下院だけでも過半数を割れば、共和党は攻勢を強め、医療保険制度改革法や金融規制法など、オバマ大統領が進めてきた一連の「チェンジ(変革)」の骨抜きをはかるのは確実。2年後の再選戦略にも影響は避けられない。

(2010年10月3日01時39分 読売新聞)

592チバQ:2010/10/03(日) 10:30:10
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/201002008.html
米大統領女房役交代 日系人母のラウス氏に(10/02 08:19)
 中間選挙を目前にして、オバマ大統領の女房役が交代です。2年間務めたラーム・エマニュエル氏に代わり、大統領の腹心で、日系人の母親を持つピート・ラウス氏が首席補佐官に就任しました。

 エマニュエル氏はオバマ政権の要としてホワイトハウスを仕切ってきましたが、その豪腕ぶりが、時には共和党との対立をあおったなどとの批判も出ていました。このタイミングでの辞任表明は、以前から希望していた地元のシカゴの市長選に立候補するためで、代わって登場したのは、オバマ大統領がシカゴで議員をしていた時からの側近のラウル氏です。ラウル氏は日系2世の母親を持ち、議会に非常に強い人脈を持っていますが、エマニュエル氏と違って穏やかな人柄で知られ、これまで表に立つことはありませんでした。この人事は一時的なものとみられ、オバマ大統領は、中間選挙後に2年後の再選に向けて新しいホワイトハウスの態勢を発表するものとみられます。

593チバQ:2010/10/06(水) 22:20:56
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/worldtown/CK2010100602000195.html
サクラメント 実態謎めく「お茶会」
2010年10月6日

 米中間選挙で台風の目となっている保守派の草の根運動「ティーパーティー(茶会)」の実態を把握するのはなかなか難しい。全国組織「ティーパーティー・エクスプレス」の元広報担当マーク・ウィリアムズ氏(54)をカリフォルニア州サクラメントに訪ねて、ますますそう感じた。

 ウィリアムズ氏は、「茶会には人種差別的側面がある」と指摘した全米黒人地位向上協会に強く反発。奴隷解放を否定するような風刺文をブログに掲載したため、全国八十五の茶会グループが加盟する「全米茶会連盟」から“追放”された。

 ところが本人は「茶会連盟なんて聞いたことないし、加盟していたことも知らなかった」と見知らぬ組織からの処分に困惑。今はエクスプレスを離れ新たなグループを立ち上げ平然と活動している。

 指導者不在の草の根運動の限界を垣間見たと同時に、気づかないところで運動がじわじわ広がる不気味さも感じた。(岩田仲弘)

594チバQ:2010/10/06(水) 22:30:54
http://www.cnn.co.jp/fringe/30000435.html
「ヒラリー・クリントン副大統領」構想、現実に?
2010.10.06 Wed posted at: 10:57 JST

(CNN) 2012年の次期米大統領選挙で、オバマ大統領が現国務長官のヒラリー・クリントン氏を副大統領候補に選ぶのではないかとの観測が現実味を帯びてきた。

米ワシントンポストのベテラン記者、ボブ・ウッドワード氏は5日放送のCNNの番組で、オバマ大統領とクリントン副大統領という組み合わせは「実際に検討されている」と述べ、「クリントン氏の側近は、2012年に現実に起こり得ることとみなしている」と語った。

バイデン副大統領とクリントン国務長官が役職を交換するという筋書きは、政界で何カ月も前から取りざたされてきた。民主党の支持率落ち込みが懸念される中、熱狂を巻き起こすための戦術になり得るとの見方もある。

しかし、その構想が実際にホワイトハウスで検討されているかどうかについては、これまで明らかになっていなかった。

ウッドワード氏はさらに、「もう1つ興味深いこととして、クリントン氏は2016年(の大統領選)に自ら出馬する可能性がある。もし大統領に選出されればロナルド・レーガン元大統領よりは若い」と指摘した。

クリントン氏は2017年1月の時点で69歳と3ヶ月になっている。レーガン氏は1980年に大統領に就任した時点で70歳の誕生日が目前だった。

「現時点でクリントン氏本人や側近は否定するが、同氏が欧州やアジアを歴訪して世界各国に強い影響力を持っているのは、国務長官であり元大統領夫人であるというだけでなく、将来大統領になる可能性があるとみなされているからだ」とウッドワード氏は話す。

オバマ大統領とクリントン副大統領という組み合わせについては、ブッシュ前大統領の首席補佐官だったアンディ・カード氏も先にCNNの取材に対し、予想外のことではないと述べ、「そうなれば旋風が起きるだろう」と話していた。

595チバQ:2010/10/07(木) 21:01:16
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2010100601000593.html
民主、盛り返すも依然劣勢 米ポスト紙の1カ月前調査
2010年10月6日 16時31分

 【ワシントン共同】米紙ワシントン・ポストは5日、11月2日の中間選挙まで約1カ月のタイミングで同紙とABCテレビが実施した共同世論調査の結果を公表、厳しい選挙戦を強いられている与党民主党が、野党共和党との支持率の差を前回調査の13ポイントから6ポイントに縮めたものの、「依然として劣勢」と分析した。

 調査結果では、「もし下院選が今日実施されたら」との質問に対し、共和党候補に投票するとしたのは49%、民主党候補と答えたのは43%だった。9月に発表した前回調査では53%対40%で、民主党支持が盛り返した格好だが、共和党の優位は変わらなかった。

 オバマ大統領の支持率は50%、不支持率は47%。前回調査では、支持率は就任以来最低の46%、不支持率は最高の52%を記録しており、やや持ち直した。

 連邦議会全体に対する支持率は24%と低調。議会民主党への不支持率は61%に上り、ポスト紙とABCテレビの共同世論調査では過去最高を記録。ただ、議会共和党への不支持率はこれを上回る67%だった。議会共和党への不支持率の最高はブッシュ前政権下の2008年7月の69%。

596チバQ:2010/10/07(木) 22:27:25
http://sankei.jp.msn.com/world/america/101006/amr1010060857002-n1.htm
米不動産王のトランプ氏が大統領選出馬を検討 中国の台頭に懸念
2010.10.6 08:57

ドナルド・トランプ氏(AP) 【ワシントン=犬塚陽介】ニューヨークの不動産王として知られる大富豪のドナルド・トランプ氏(64)が5日、複数の米メディアに出演し、2012年の米大統領選への出馬を検討していることを明らかにした。

 トランプ氏はFOXテレビのインタビューで「人生で初めて(出馬を)真剣に考えている」とした上で、国際社会での米国の地位は低下しており、「10〜12年もすれば簡単に中国に抜かれてしまうだろう」と出馬を検討するに至った理由を説明した。

 トランプ氏は会社経営に加え、テレビ番組の司会者を務めるなど“セレブ”の一人として知られる。

 米誌フォーブスによると、トランプ氏の2009年の年収は約5千万ドル(約42億円)。トランプ氏もFOXテレビに対し、大統領になれば「大きな減収になる」と冗談めかした。

597チバQ:2010/10/08(金) 12:17:28
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2010100802000030.html
クリントン長官を副大統領に!?
2010年10月8日 朝刊

 【ワシントン=岩田仲弘】2012年米大統領選挙でオバマ大統領はクリントン国務長官を副大統領候補に起用し、バイデン副大統領は国務長官に転任する−。こんなうわさがワシントンで駆け巡り、クリントン氏本人が打ち消しに躍起になる騒ぎに発展している。

 クリントン氏は〇八年大統領選の民主党指名候補選びで、オバマ氏と激しい争いを演じた。その時も党内融和に向けた「ドリーム・チケット」(夢の組み合わせ)としてオバマ氏自らクリントン氏の副大統領候補起用を一時検討したといわれる。

 大統領の支持率が低迷を続ける中、うわさは再び浮上。政権内部の事情に詳しい著名ジャーナリストのボブ・ウッドワード氏が五日、CNNテレビで「検討されている」と語ったことで、一気に火が付いた。

 ウッドワード氏は、「ドリーム・チケット」が一六年の大統領選でのクリントン氏出馬の布石となる点も指摘したが、クリントン氏本人は六日、ワシントン市内での講演で「私は(副大統領に)まったく関心がないし、やるべきことがたくさんある」と強く否定。

 ギブズ大統領報道官も記者団に「まったくのでたらめだ。政権内で議論もされていない」と切り捨てた。

 ただ、十一月の中間選挙で与党・民主党の苦戦は必至で、大統領はすでにエマニュエル大統領首席補佐官の交代など政権中枢の人事刷新に着手。選挙後は、政権浮揚に向けて閣僚人事に手を付ける可能性が高く、うわさはくすぶり続けそうだ。

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20101008-OYT1T00052.htm
オバマ再選の切り札?クリントン「副大統領」説

 【ワシントン=黒瀬悦成】支持率低下に悩むオバマ米大統領が、2012年の大統領選で再選を図るため、クリントン国務長官(62)を副大統領候補に起用してバイデン副大統領(67)は国務長官に回す、とのうわさがワシントンを駆け巡った。

 クリントン長官は6日、「信じがたい話だ」と強く否定したが、共和党躍進が予想される11月の中間選挙を目前に、こうした話が取りざたされること自体、オバマ政権と民主党の苦境を物語っていると言えそうだ。

 一連の騒ぎは、ワシントン・ポスト紙の大物記者ボブ・ウッドワード氏が5日、CNNテレビで、クリントン氏起用が「選択肢として検討されている」と述べたのが発端。ウッドワード氏の新著「オバマの戦争」(仮訳)によると、クリントン氏は08年にオバマ氏から国務長官就任を打診された際、元選対幹部から、12年大統領選で副大統領候補に選ばれる可能性も考慮して長官を受けるよう進言された。クリントン氏が16年の大統領選で再び大統領の座を目指す場合も、副大統領になっておけば好都合といえる。

(2010年10月8日00時40分 読売新聞)

598チバQ:2010/10/10(日) 09:29:20
http://www.newsweekjapan.jp/column/ikegami/2010/09/post-229.php
「ティーパーティー」とは何者か
2010年09月28日(火)15時51分

 一時は人気のあった民主党が支持を失っているのは、日本ばかりではありません。アメリカも同じこと。今年11月にはアメリカの中間選挙(4年ごとの大統領選挙の中間の年に実施される連邦議会選挙なので、こう呼ばれる)があり、民主党の大幅退潮が予想されています。

 9月24日に発表されたCNNテレビの世論調査によれば、オバマ大統領の支持率は42%と過去最低。中間選挙での民主党の支持率は44%、共和党は53%と、民主党の苦戦ぶりが鮮明になっています。

 この調査で注目されるのは、保守系の草の根運動である「ティーパーティー」系の候補者を支持すると答えた人が5割にも上ったことです。

 ティーパーティーという言葉でアメリカ人が思い出すのは、「ボストン・ティーパーティー」。アメリカが植民地時代、イギリスが課した茶への重税に抗議する人たちが、ボストン湾に茶を投げ捨て、「ティーパーティー」(茶会)と称した事件です。ティーパーティーは、重税に反対して独立運動のきっかけになった重大な事件。アメリカ建国の理念を示す言葉でもあります。

 オバマ政権成立後、オバマ政権に反対する保守派の人たちが、「大きな政府」に反対する集会を開く際、集会を「ティーパーティー」と呼びました。この言葉が、多くのアメリカ人の心をつかみました。

 パーティーには政党という意味もあるのが、この運動のネーミングの妙です。最初はパーティーつまり集会を開いていただけなのに、いつしか政党化し、11月の中間選挙に向けて、自分たちの候補擁立に動き出したのです。

 民主党も共和党も、各地で候補者を決める予備選挙を実施しています。ここで、共和党の予備選挙にティーパーティー運動の活動家を立て、共和党の本命候補を次々に破っているのです。

 本誌日本版9月29日号は、「ティーパーティーの正体」という記事で、このグループの解明を試みています。

 この記事によると、運動の中心になっているのは、「社会の変化に敵意を抱く中流層で中年の白人男性」だとか。「ティーパーティーの特徴は、そのアナーキーな性格だ。彼らはあらゆる権威に敵意を示し、いつもけんか腰の言動を取り、自分たちが非難する政策に対して建設的な代替案を示すことはない」のだそうです。そもそも野党というのは、そういうものではないのか、という突っ込みを入れたくなるような分析ですが。

 でも、自分たちより社会階層が上のエリートに反感を持ち、自分たちより下の社会階層によって自分たちが脅かされていると危機感を抱く。これではまるで、現代版ファシズムの萌芽ではありませんか。

「デラウェア州の共和党上院議員候補に決まったクリスティン・オドネルは、進化論より天地創造のほうが証拠は多いと言う」のだそうです。

 もはやアメリカは、オバマ大統領を誕生させた頃の国とは大きく変わってしまいました。常に左右に大きく揺れる。これが、かの大国の実相なのだということを、改めて認識しておいた方がいいでしょう。ティーパーティーは、もはや茶会ではないのですから。

599チバQ:2010/10/10(日) 09:40:21
http://mainichi.jp/select/world/news/20101007ddm007030134000c.html
米国:中間選挙まで1カ月 大きな政府VS小さな政府
 ◇オバマ政権苦戦、財政赤字拡大/共和党に追い風、理念闘争奏功
 オバマ米大統領の事実上の信任投票となる11月2日の中間選挙まで1カ月を切った。野党・共和党の下院での過半数獲得は確実で、上院を奪還できるかが焦点だ。大統領は「公約の70%を達成した。誇りを持とう」と鼓舞するが、共和党が仕掛ける「大きな政府(オバマ政権)」対「小さな政府」の理念闘争に埋没している。保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会運動)」の台頭で、2年前の大統領選とは状況が一変している。【ワシントン小松健一、古本陽荘】

 「力仕事は終わりよ。難題はこれから少なくなると思う」。連邦議会の休会で選挙戦が本格化した1日、ペロシ下院議長(民主党)は親しい米国人記者たちに語った。

 議会民主党は景気対策法や医療保険、金融規制の改革法をまとめる「力仕事」で大統領の実績づくりに貢献したにもかかわらず、逆風は強まるばかり。一方の共和党は政権に「ノー」と言うだけでポイントを稼ぐ。これが今選挙戦の構図だ。

 各種世論調査を分析する政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、5日現在、下院(定数435)選では民主党が190、共和党が207議席をほぼ固めた。一方、37議席が改選される上院(定数100)で、共和党は非改選議席と合わせ50議席をうかがい、過半数に達する可能性もある。

 大統領は「政府が介入しないと米国は良くならない」との考えに立ち、連邦政府の役割を拡大。代替エネルギー開発、医療保険改革、教育改革を柱に米国再生を目指してきた。

 だが、米国民は伝統的に連邦政府をあまり信頼せず、不況下で財政赤字を拡大させる現政権については「政府の肥大化が最大の成果」(ベイナー共和党下院院内総務)と受け止める人が多い。議会民主党の政策スタッフは「中間選挙に大敗した94年のクリントン政権に似ている」と言う。

 さらに、アフガニスタンへの増派、若年層の歴史的な高失業率(19・1%)が、2年前の大統領選で変革を熱望したリベラル派や若者を失望させている。「民主党の味方が先細っている」(同党スタッフ)状況で、支持層の低投票率が懸念される。2年後の大統領選を視野に支持層を取り戻す足元固めが喫緊の課題だ。

 ホワイトハウスは(1)支持層の投票率を上げて議席減をできるだけ食い止めること(2)オバマ氏の地元イリノイ州など重要選挙区のてこ入れ−−を重視。2年前の大統領選で選挙運動に携わった全米1300万人の草の根の「オバマサポーター」の活性化を図る。オバマ氏も集会などで「不満を口にして選挙を座視するのは無責任だ。今が行動の時だ」と繰り返し呼びかけ、支持層に投票所へ足を運ぶよう呼びかけている。

 ◇原動力はティーパーティー 「社会主義的」批判拡大
 中間選挙の「小さな政府」のうねりの原動力は「ティーパーティー(茶会運動)」だ。運動名は、米国が英国植民地だった1773年、英政府の重税に抗議した「ボストン茶会事件」に由来する。

 各地で同時多発的に運動が始まったのは昨年2月、CNBCテレビのコメンテーター、リック・サンテリ氏の発言がきっかけとされる。同氏は政府の住宅ローンの借り手救済策を「なぜ隣家のローンに税金を払わなくてはならないのか」と批判し、茶会運動を呼びかけた。

 各運動体は、現政権の政策は「社会主義的」で、連邦政府権限を制限した憲法理念に反するとの考えで一致する。プロの政策集団が各地の運動を支え、ワシントンの「フリーダム・ワークス」は選挙戦のノウハウを伝授するセミナーを開催。同団体の議長は元共和党下院院内総務のディック・アーミー氏だ。

 ABCテレビによると、共和党現職や有力者を予備選で破ったジョー・ミラー氏(アラスカ州)ら11人の上院選共和党候補が、茶会運動の支援を受けている。米紙ウォールストリート・ジャーナルの世論調査では、共和党支持者の71%が茶会運動に賛同している。

 フィラデルフィアのドイルズタウンで運動団体を設立した主婦、アナスタシア・パーベルスキさん(38)は「米国は『努力すれば成功できる』と人々を魅了してきた。『成功したら(政府が)富をいただきます』という政策は反米的」と批判。共同設立者のアナ・プイグさん(38)は「米国に押しつけられているのは21世紀のマルクス主義」と言う。

 パーベルスキさんたちは電話調査システムを利用し、「医療保険改革に賛成か」などの質問に対する有権者の電話での回答をデータベース化して登録。これに基づきボランティアが戸別訪問し、支持層を広げている。

600チバQ:2010/10/10(日) 18:25:27
http://www.asahi.com/international/update/1007/TKY201010070527.html
「クリントン副大統領」案浮上? 当事者否定も話題沸騰(1/2ページ)2010年10月10日7時45分


 【ワシントン=伊藤宏】オバマ米大統領がヒラリー・クリントン国務長官を副大統領に起用するのでは――。11月の中間選挙が佳境を迎える中、米政界やマスコミでこんなうわさが飛び交っている。支持率が低迷するオバマ氏への強力なてこ入れ戦略となりうる。当事者たちは否定するが、大物記者が構想の存在を認め、話題が沸騰している。

 中間選挙後に、バイデン副大統領とクリントン国務長官が職務を交代するという説だ。2012年の大統領選は、民主党の「ドリームチケット」(夢の組み合わせ)と呼ばれた「オバマ・クリントン」組で戦うことになる。

 クリントン氏は、オバマ氏の基盤が弱い労働者層に強く、女性票も見込める。何より抜群の知名度と実績を誇るクリントン氏は、オバマ氏にとって強力な援軍となる。

 一方、クリントン氏にとっても、副大統領を経験すれば、オバマ氏の「次」を狙う芽が出る。バイデン氏は上院議員時代、外交をライフワークとし、もともと国務長官を希望していたとされ、3者とも得する、という計算だ。

 うわさに火を付けたのはワシントン・ポスト紙のボブ・ウッドワード氏。ニクソン政権崩壊につながったウォーターゲート事件の調査報道で知られるベテラン記者の同氏は、5日の米CNNのインタビューで、この案について「(オバマ政権内部で)検討されている。クリントン氏の助言者たちは、次の大統領選に向けて現実の可能性があると見ている」と発言した。

 ウッドワード氏は、新著「オバマの戦争」で、オバマ政権の内部を克明に記したばかり。それだけに、うわさが一気に真実味を帯びた。

 背景にはクリントン氏の根強い人気もある。

 米ギャラップ社が9月下旬に行った世論調査で、「もし2012年の次期大統領選で、クリントン氏がオバマ氏に民主党の大統領候補指名争いで挑戦したら、どちらを支持するか」を、民主党員や同党支持層に聞いたところ、「オバマ氏」と答えた人は52%。本来なら現職のオバマ氏が再選を目指すのが当たり前のところだが、クリントン氏は37%と迫った。それならば2人をあわせれば安泰、というのが同党内の空気だ。

 次期大統領選では、共和党の有力候補の1人に、保守派の市民運動ティーパーティー(茶会)に絶大な人気を誇るペイリン・元アラスカ州知事が挙げられる。共和党が女性の大統領候補をぶつけてきても、クリントン氏なら対抗できるとの計算もある。

 ただ、当のクリントン氏は6日、ワシントン市内で開かれた会合の席で、このうわさに「何の興味も、理由もない」などと否定。ギブズ大統領報道官も同日、「全く事実ではない」と述べた。

 米国では大統領の任期中に副大統領が辞職した場合、後任は大統領が指名し、上下両院が承認すれば、選挙を経なくてもポストに就ける。

601チバQ:2010/10/10(日) 18:26:16
http://mainichi.jp/select/world/news/20101008ddm007030030000c.html
茶会の乱:11・2米中間選挙/上 「超党派」共和と一線
 <茶会(ティーパーティー)の乱>

 11月2日の米中間選挙を前に、保守系の草の根運動「ティーパーティー」(茶会運動)が勢いを増している。連邦政府の役割の縮小を求め、オバマ政権が進めてきた主要政策にことごとく反発し、「乱」を起こしつつある。全米各地に広がる小さな茶会の現場で何が起きているのか−−。【シンシナティで古本陽荘】

 ◇「アメリカンドリーム、守りたいだけ」
 米中西部オハイオ州の南部シンシナティ郊外で「東ヒルズ・コミュニティー・ティーパーティー」のリーダーを務めるジーナ・ベルさん(49)は、この地域で生まれ育ち、以前はフラワーデザイナーとして働いていた。

 公的資金を使った金融機関や大手自動車会社の救済が相次ぎ、膨らんだ財政赤字に懸念が募るようになった。昨年3月にシンシナティの中心街で開かれた茶会集会に参加。直後に友人と茶会団体を設立し、リーダーに就任した。今では電子メールのリストに約200人が名を連ね、月1回「医療保険改革」などをテーマに集会を開く。中間選挙では、支援するケイシック州知事候補(共和党)の陣営などにボランティアを送り込む。政治活動にかかわるのは人生で初めての経験だ。

 「米国には成功する自由も失敗する自由もあり、企業が失敗したなら破綻(はたん)させるべきだ。私が育った米国はこんな国ではなかった」と、政府による企業救済を批判する。

 同じ地域で「フェアフィールド・ティーパーティー」を運営するアドリアーナ・インマンさん(45)。5歳の息子ダニエル君の世代が「生まれながらに膨大な借金を抱えている」ことが心配になり、茶会運動を始めた。化学者だった父は28歳でコロンビアから米国に移住。「父はすべてを捨てて米国にチャンスを求めてきた。私が守りたいのはアメリカンドリーム。それを息子に引き継ぎたいだけ」と語る。

 茶会運動は特定の共和党候補の支援に回ることで知られるが、ベルさんもインマンさんも政党登録していない無党派だ。実際、多くの茶会団体は「超党派」を掲げ共和党とは一線を画し、民主党員のメンバーも抱える。各地の予備選では、共和党指導部の推す候補や現職上院議員が、茶会運動が支援する候補者に敗れる波乱が起きた。

 運動は本来、草の根レベルでは地方選挙を重視。州より小さな行政組織である郡の議会や教育委員会などの選挙運動に積極的にかかわる。オハイオ州北部の工業都市クリーブランド郊外の「ウエスト・ショア・ティーパーティー」は、地方政治にほぼ特化した活動を続ける。リーダーのデーブ・センタさん(53)は「連邦政府が市民を愛せるはずがない。地域の人が周囲の人を助けるというのが建国以来の原則で、我々はそこに立ち戻るべきだ」と強調する。

 保守派とはいうものの人工妊娠中絶や同性愛など社会的な問題にはほとんど触れないのも特徴だ。ある団体のリーダーは「触れたとたんに分裂する」と明かす。

 運動では「アウエークニング(目覚め)」という言葉を使い、運動の歴史的な意義が語られる。新しい民主主義の胎動か、一時的な保守派の反動に過ぎないのか、評価が定まるのはこれからだ。

 茶会を支える財政規律重視の団体「フリーダム・ワークス」のマット・キベ代表は「11月2日より11月3日の方がもっと重要だ」と語り、選挙後の運動拡大に意欲を示す。

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 ■ことば

 ◇ティーパーティー(茶会運動)
 オバマ政権に不満を抱き、対決姿勢を強める米国の保守系市民らによる運動。多額の公的資金投入による企業救済などの政策を「大きな政府」と批判し、税金の無駄遣いをなくして「小さな政府」を目指す。一方で野党・共和党指導部に対しても「ワシントンのインサイダー」と批判を強める。米独立前の1773年、当時の宗主国英国による紅茶の輸入課税に反発し、市民らが英国船に乗り込んで積み荷の紅茶箱をボストン湾に投げ捨てた「ボストン茶会事件」にちなんで名付けられた。

602チバQ:2010/10/10(日) 18:27:17
http://mainichi.jp/select/world/news/20101009ddm007030141000c.html
茶会の乱:11・2米中間選挙/中 経済的苦境、運動に共感(1/2ページ)

失業が長引き自宅を売却。引っ越しのため荷造りするロバート・ガルシアさん=2010年10月1日、米ネバダ州ラスベガスで吉富裕倫撮影 <茶会(ティーパーティー)の乱>

 米西部ネバダ州ラスベガスのフリーのビデオ制作者、ロバート・ガルシアさん(58)は今月1日、持ち家の一戸建て住宅からの引っ越し作業に追われていた。

 4年前に妻と離婚して売った家の代金を元に、07年に自宅を30万ドル(約2500万円)で買った。だが08年6月、勤務していた大手ホテルを解雇され、ローンを払えなくなった。住宅バブル崩壊で家の価格は12万9000ドル(約1100万円)にまで下落した。

 ローンは残っているが、家を手放して売却代金を銀行に納めることで残りの支払いは棚上げされた。だが別れた妻も今年3月、大手航空会社を解雇された。高校生になった2人の子供の養育費をどうすればいいか。定職に就くため全米の企業に200通応募の手紙を書いたが、返事は来なかった。「もう手紙を書く気力を失った」。ガルシアさんは賃貸アパートに移った。

 ネバダ州は家屋差し押さえ率、失業率ともに全米ワースト1。ガルシアさんのケースは珍しくない。カジノの華やかなイメージのラスベガスだが、資金繰りがつかず工事が中断したままのビルがあちこちにある。

 ネバダ州選出の上院選では、共和党候補で茶会運動の支援を受ける新人女性のシャロン・アングル氏(61)が上院民主党を統括するハリー・リード院内総務(70)を脅かす。アングル氏は社会保障の廃止、一部政府機関の解体を訴える保守急進派だが、世論調査では両氏の支持率は拮抗(きっこう)しており、リード氏敗退もささやかれる。

 現在の経済的苦境は共和党のブッシュ前政権時代の住宅バブル崩壊、ウォール街の金融危機が引き起こした。ラスベガスの電気技術者のスティーブ・エッシュさん(65)は共和党支持者だが、財政赤字を拡大し続け危機を招いたブッシュ前政権もオバマ政権も変わらないと見ている。政府が大きくなり、「(政治家は)米国の原点を見失った」と茶会運動に共鳴する。

 全米各州では税収減が続き、警官や学校教員らのレイオフ(一時解雇)、住民サービスの削減を強いられている。赤字を垂れ流すことのできる連邦政府とは違って、州政府は均衡財政に縛られる。

 全米州知事協会によると、歳入不足を補うため昨年以降、50州のうち29州が州税を引き上げた。総額約240億ドルの増税は過去30年で最高レベルという。不況下の大増税も茶会運動の「小さな政府」を勢いづかせる。

 「民主党も共和党も政治家は信念に基づいた政策を実現しようとしない。この2年間、地元に雇用を持ってこなかった。政府は何もしていない」。ガルシアさんはもともと民主党支持ながら、リード氏に投票するかどうか決めかねている。「政治家に行動を求めるという点では茶会運動に共感できる」【ラスベガスで吉富裕倫】

603チバQ:2010/10/10(日) 18:28:12
http://mainichi.jp/select/world/news/20101010ddm007030097000c.html
茶会の乱:11・2米中間選挙/下 人種間の亀裂あらわに
 <茶会(ティーパーティー)の乱>

 ワシントンの観光名所として知られるリンカーン記念堂前の広場は、米国社会の分断ぶりを物語る舞台となっている。

 今月2日、労働組合や全米黒人地位向上協会(NAACP)など民主党を支える左派系団体が主催する集会が開かれた。劣勢が伝えられる中間選挙が1カ月後に迫ったのを機に、巻き返しを図るイベントだった。

 盛り上がったのは左派系トーク番組のホストを務めるエド・シュルツ氏の登壇時。「邪悪な勢力、保守派と戦わなくてはならない。彼らは合衆国憲法に言及するが、憲法にのっとって生きてはいない。望んでいるのは差別だ」とがなり声で訴え、歓声を浴びた。

 念頭に置いているのは、保守系の草の根運動・ティーパーティー(茶会運動)だ。約1カ月前の8月28日、ライバルの保守系トーク番組のホスト、グレン・ベック氏が呼びかけた「栄誉の回復」と題した集会が同じ場で開かれた。表向きは退役軍人の表彰などが名目のイベントだったが、実際に集まったのは茶会運動に賛同する人々。数万人から十万人を超えたとも言われる集会では、参加者の圧倒的多数が白人だったことにも焦点が当たった。

 茶会運動は、連邦政府の役割の縮小や財政規律の厳格な維持を求める経済政策中心の運動で、人種差別を含めた社会問題にはタッチしないのが原則だ。だが、これまで各地で行われた集会の参加者の大多数が白人だったことや「オバマをケニアに送還しろ」などのプラカードを持ち込む人の姿が目撃されてきたことから、「人種差別的な要素が背景にあるのでは」と疑惑の目で見られてきた。

 元共和党下院院内総務で茶会運動を支援するディック・アーミー氏は「茶会運動の参加者は最も非排他的な人々だ。人種差別批判はばかげている」と強調する。一方で、黒人が多数を占めるハワード大学のNAACP学生支部長のブレンダン・フランシスさん(19)は「特定の人々を対象にした運動であるのは明白で偽善を感じている」と語り、議論はかみ合わない。

 世論調査会社ラスムセンが6日発表した調査では「白人と黒人の関係」について、「良くなっている」と答えたのは36%にとどまった。昨年7月調査では62%が同様の回答をしており、悲観論が広がっていることが浮き彫りになった。オバマ大統領の支持率に関しても、ギャラップ社の9月調査平均で、黒人の支持が91%と高かったのに対し、白人の支持は36%と低迷し、人種間の態度の違いは明白だ。

 人種間の融和を訴え就任したオバマ大統領だったが、皮肉にもその後の米国社会は人種間の亀裂を浮き彫りにしている。【ワシントン古本陽荘】

604チバQ:2010/10/10(日) 18:47:04
http://sankei.jp.msn.com/world/america/101010/amr1010101801005-n1.htm
【世界おもしろ法律事典】米忠誠の誓い 「神のもと」論争絶えず
2010.10.10 18:00
 米国のほとんどの公立学校では、毎朝子供たちが星条旗に向かい「忠誠の誓い」を朗唱する。誓いには「one nation under God」(神のもとのひとつの国)という言葉がある。このため、米国憲法の「教会と国家の分離」との整合性をめぐり、論争も続いている。

 「忠誠の誓い」は1892年、キリスト教バプテスト派の牧師、フランシス・ベラミー氏によって起草され、1942年、連邦議会が正式な国の誓いとして認定したが、「神のもと」の表現はなかった。

 「under God」はもともとリンカーン大統領のゲティズバーグの演説(1863年)に盛り込まれた言葉で、1954年、アイゼンハワー大統領が米国を特徴づける言葉として誓いへの挿入を指示し、上下両院の合同決議で承認された。背景には、宗教を否定した共産主義への宗教界と政界の危機感があったという。

 以来、学校だけでなく、地方の政治的な集いやスポーツイベントなどで、米国民が右手を胸にあてて誓いを述べる光景は、多様な背景をもつ国民がひとつの国家という意識に統合される“象徴”といえる。

 半面、国教の樹立を禁じ、信教の自由を保障した憲法修正第1条に違反するのではないか、という訴えも絶えなかった。

 43年、連邦最高裁は「公立学校は子供たちに誓いを強要することはできない」との判決を下した。最近では、公立学校における誓いの奨励は違憲だとするカリフォルニア州の無神論者の訴えに対し、サンフランシスコの控訴裁判所が今年3月、「愛国心を養う儀式」として、合憲との判決を下している。

 多様性を尊重しつつ、「神のもと」の結束を追求する米国。「神」が何を指すのか、反イスラム感情が広がる中、その問いかけに終わりはなさそうだ。

 (ワシントン 渡辺浩生)

605チバQ:2010/10/13(水) 21:21:49
http://www.chunichi.co.jp/article/world/worldtown/CK2010101302000203.html
ドーバー 女神…それとも魔女
2010年10月13日

 「私は魔女ではありません」−。米中間選挙は前代未聞のテレビ選挙広告の話で持ち切りだ。米デラウェア州の共和党上院予備選で保守派の草の根運動「ティーパーティー(茶会)」の支援を受けて劇的な勝利を収めたクリスティン・オドネル氏。テレビ番組で若いころ「私は魔術をかじったの」と発言した映像が出回り収拾がつかなくなったため、こう宣言することを余儀なくされた。

 同州は建国当初の十三植民地の中で最初に合衆国憲法を批准。今でもそれは州民の誇りで、州都ドーバーで茶会を率いるジョナサン・シャーマンさんも「今こそ建国の父たちの精神に立ち返る時だ」と鼻息荒かった。

 シャーマンさんらにとってオドネル氏は民衆を導く「自由の女神」だったに違いない。それが「魔女」だと分かった時のショックはいかほどか。人間を宣言した同氏に「勝利の女神」はほほ笑むのか。 (岩田仲弘)

607チバQ:2010/10/15(金) 20:57:05
http://mainichi.jp/select/world/news/20101016k0000m030045000c.html
米中間選挙:「ティーパーティー」支えは「左派」組織論
 【ドイルズタウン(米東部ペンシルベニア州)で古本陽荘】米国の中間選挙で民主、共和両党の勢力が伯仲し接戦の様相のペンシルベニア州・下院第8選挙区では、保守派の草の根運動「ティーパーティー」(茶会運動)が、共和党候補者の支援に熱を入れている。「米国が誤った方向に進んでいる」と考える無党派層に照準を定め、政党さながらの組織選挙を展開。効率的な運動を支えるのは、意外にも左派運動から導入した組織論だった。

 同区は民主党現職のマーフィー氏に共和党元職のフィッツパトリック氏が挑む構図。フィッツパトリック氏は毎日新聞の取材に「次の連邦議会には難しい政治決断が待っているが、茶会運動は難しい決断の後押しをしてくれるものと考えている」と述べ、運動との連携を重視する姿勢を強調した。

 支援する茶会運動の団体「キッチン・テーブル・ペイトリオッツ」は、運動の組織化に最も成功したモデルケースとして全米で知られる。設立者の主婦、アナスタシア・パーベルスキさん(38)は、今月9日の集会でボランティアらを前に「戸別訪問が一番大事。人的な触れ合いで人々は投票する」と訴えかけた。

 この日、集まった約80人のボランティアらは2人一組に分かれ「米国の将来を心配している地元の茶会のメンバーです」と自己紹介しながら投票を呼びかけ、住宅街を歩いた。手にするのは「標的リスト」と呼ばれる住所録。公開されている選挙人登録名簿を基に事前に電話調査を実施。医療保険制度改革に「反対」し、米国が誤った方向に向かっていると「思う」と回答した無党派層を中心にリストアップしたものだ。

 政治活動をしたことがなかったパーベルスキさんが組織作りで参考にしたのが左派系の住民運動の理論家、ソール・アリンスキー氏の「過激派のルール」だ。パーベルスキさんは左派系の思想的内容は無視し、「相手が経験したことのない領域に入れ」「あざけりは効果的な武器」など、技術論だけを導入してきた。茶会運動を支援する団体フリーダムワークスも、指導者らを集めた研修会でアリンスキー理論を紹介し、茶会運動指導者の間で「必読書」と言われている。

 アリンスキー氏はオバマ大統領が過去にシカゴでアリンスキー系の住民運動に携わっていたことから注目を集めた人物。パーベルスキさんは「今年1月からアリンスキー氏の技術を広めてきた。左派はもう40年もやってきたというのに」と語る。

608チバQ:2010/10/15(金) 21:07:20
http://mainichi.jp/select/world/news/20101015dde007030018000c.html
米中間選挙:大統領支持率低迷で民主苦戦 ミシェル夫人「好感度」頼み
 【ワシントン古本陽荘】米中間選挙で与党・民主党の苦戦が伝えられるなか、ミシェル・オバマ大統領夫人が候補者応援のための全国遊説を開始した。政権発足後は、子育てを優先し、子供の肥満対策など特定の政策課題以外は政治活動から距離を置いていた。しかし、大統領の支持率が低迷する一方で、ミシェル夫人の好感度は依然として高いことから、頼らざるを得なくなったのが実態だ。

 13日、現職のファインゴールド上院議員(民主)が共和党のジョンソン候補を追っている中西部ウィスコンシン州のミルウォーキーを訪れたミシェル夫人は「中間選挙はこの2年で成し遂げたことについてだけではなく、これからやらなくてはならないことについての選挙なのです」と協力を要請。そのうえで、「一度(大統領選に)投票しただけで、変化が起きると期待してはいけません」と語り、投票を呼びかけた。

 各種の世論調査で大統領の支持率は40%台で低迷しているが、AP通信などの9月調査では、ミシェル夫人に「好感を持っている」と答えた人は68%と高率だった。

 ミルウォーキーでの演説は自分の生い立ちや子供に関する話が中心で、共和党批判を強めているオバマ大統領とは一線を画した。自ら指揮を執る肥満対策には共和党も協力しており、攻撃的な選挙活動は得策ではないとの計算があったようだ。

 11月2日の中間選挙までコロラド州やカリフォルニア州など各地を回る予定だ。

609チバQ:2010/10/16(土) 00:10:52
http://mainichi.jp/select/world/news/20101016k0000m030064000c.html
米大統領:「MTV」に生出演 若者票奪還に躍起
 【ワシントン古本陽荘】オバマ米大統領は14日、音楽専門チャンネル「MTV」が放映した若者対象のタウンホール集会に生出演した。スタジオで質問を受けただけでなく、簡易型ブログ「ツイッター」で全米中の若者から質問を受け、中間選挙で若者の票を呼び戻そうと躍起になっていた。

 大統領の声に力が入ったのは、米軍の同性愛に関する「ドント・アスク、ドント・テル」(聞くな、言うな)と呼ばれる黙認政策をなぜすぐ廃止しないか質問された時だった。

 「私の任期内で廃止する。ただ、現在ある法律を無視するわけにもいかない」

 黙認政策は、同性愛者であることを公言しない限り軍入隊が認められるというもの。連邦地裁は12日、憲法違反との判断を下し、即時撤廃を命じた。これに対し、オバマ政権は米軍内での政策見直し作業が終わっていないとして控訴する方針。だが、選挙前にリベラル派の支持を失わないよう、近い将来の撤廃方針に揺らぎがないことを強調したわけだ。

 質問と回答はほかに、医療保険制度改革や若者の雇用、移民政策など多岐にわたった。

 オバマ大統領率いる民主党は、若者の投票率が上がれば有利になると計算し、対策に取り組んでいる。大統領は音楽雑誌ローリングストーンにも登場。12日のジョージ・ワシントン大学の集会では、インターネット通話サービス「スカイプ」を使って受け答えするなど、若者対象のイベントが続いている。

610チバQ:2010/10/16(土) 12:23:26
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2010101602000037.html
『ママ司令官』 前線入り
2010年10月16日 朝刊

 【デンバー=岩田仲弘】ミシェル・オバマ米大統領夫人が、支持率低迷中のオバマ氏の「代役」として、中間選挙で苦戦する民主党候補の応援に本腰を入れ始めた。

 ミシェルさんは十四日、西部コロラド州デンバー市郊外で開かれたベネット上院議員の支援者による昼食会に出席。二年前の八月、同市で開かれた民主党大会で熱狂の中、オバマ氏が党大統領候補に指名されたことを振り返りつつ、「変革を実現するため、(二年前の)情熱を持ち続けてほしい」と訴えた。

 CNNテレビによる最新の調査によると、ミシェルさんの支持率は65%と大統領より20ポイントも高率。ミシェルさんは自ら「ママ司令官」と称して、娘二人の子育てを最優先にしつつ、海外に派兵された軍人の家族支援や教育改革、子どもの肥満防止などに力を入れている。民主党は、応援が特に女性や無党派の支持拡大につながると期待を寄せている。

 ミシェルさんは前日にウィスコンシン、イリノイ両州で政治資金集めの会合に出席し、その足でコロラド州入り。チケット代が一人二百五十〜二千四百ドルの昼食会には約三百人が出席し、計二十七万ドル(約二千二百万円)を集めた。

611チバQ:2010/10/18(月) 19:12:32
>>582>>605など
http://sankei.jp.msn.com/world/america/101018/amr1010181439006-n1.htm
過去に「魔術を少々…」→変人扱いされ火消し躍起 米女性候補のオドネル氏 (1/2ページ)
2010.10.18 14:34

米デラウェア州ウィルミントンで開かれた上院選候補者討論会で、民主党のクリス・クーンズ候補に答える共和党のクリスティン・オドネル候補=14日(AP) 「わたしは魔女じゃありません」。11月2日に中間選挙を控えた米国で、こんなひと言で始まる選挙CMが話題を集めている。有権者に語りかけるのは、東部デラウェア州から上院議員を目指す共和党のクリスティン・オドネル候補(41)。過去に「魔術をかじった」と発言、これに飛び付いた米メディアが“変わり者”扱いしたため、火消しに迫られた。

 テレビコメンテーターなどの経歴を持つオドネル氏は党候補を選ぶ9月の予備選で、オバマ政権に猛反発する草の根保守派市民運動「ティーパーティー」の支持を集め、元州知事のベテラン下院議員にまさかの勝利。一躍、時の人となった。

 1999年のテレビ番組で、魔術仲間と深夜に悪魔崇拝をしたと告白したほか「進化論が事実との証拠はない」「神の声を聞いた」などの発言でニュースを独占。今月15日発表のラスムセン社の世論調査では、地方自治体幹部のクリス・クーンズ民主党候補(47)に11ポイント差をつけられ劣勢だが、注目度は抜群だ。

 CNNテレビは13日、デラウェア州ニューアークの大学での1時間半の候補者討論会をノーカットで生中継。大統領選挙並みの破格の扱いだった。

 テレビCMは討論会でも話題になり、なぜ自ら魔女発言を蒸し返したのかと司会者が聞くと、オドネル氏は「話題に片を付けるためよ」とうんざりした表情。進化論について問われると、しどろもどろになり「わたしが何を信じるかは重要じゃないわ」と逃げて聴衆の失笑を買った。

 討論会を見ていた女子大生はオドネル氏の言動に「信じられない」とあきれ顔。会場の外にいた60代のジョン・ウインターさんはオドネル氏を「教養や道徳に欠ける」と批判。自身は共和党員だが、クーンズ氏に投票するつもりだ。

 「若い時は誰でもばかげたことをしたり言ったりするわよ」。一方、シャロン・ウォードさん(57)はオドネル氏を擁護。61歳の男性はオドネル氏を当選させて「上から目線で王様気分のオバマを変革してやりたい」と力説した。2人はティーパーティーのメンバーだ。

 15日にはバラク・オバマ大統領(49)と、1973年から昨年までデラウェア州選出の上院議員を務めていたジョセフ・バイデン副大統領(67)がクーンズ氏のてこ入れのためそろって現地入り。オバマ氏は聴衆に「困難な選挙だ。共和党に任せて国を後退させるわけにはいかない」と引き締めを訴えた。(共同)

612チバQ:2010/10/18(月) 22:13:15
http://mainichi.jp/life/money/kabu/eco/worldwatch/news/20101017org00m020007000c.html
WASHINGTON D.C. 選挙運動より職探し… オバマから離れる若者層
 ◇小松健一(こまつ・けんいち=毎日新聞北米総局長)
 「2年前の選挙に参加してくれてありがとう。今回も一緒にやらないか」。11月2日に投開票される米国の中間選挙のキャンペーンは終盤に入り、大学生たちにそんなメールが頻繁に届いている。

 メールの発信元は、2008年大統領選でオバマ氏勝利に貢献した草の根の選挙運動支援団体「オーガナイジング・フォー・アメリカ」。全米に約1300万人のメンバーがいる。20歳代が大半だ。

 しかし、反応はあまり芳しくないようだ。若年層の失業率が記録のある1947年以降、最悪の19.1%を記録し、「選挙運動どころではない。職探しが先決」との声が寄せられているという。

 米世論調査機関「ピュー・リサーチセンター」によると、30歳未満の若者で選挙に大きな関心を持っているのは31%に過ぎない。前回(06年)の中間選挙当時は39%だった。政党支持別に見ると、選挙に大きな関心を持つ民主党支持の若者は前回の47%から27%へと急減。その半面、共和党支持層の若者に関しては31%から39%へと増加した。30歳以上でも共和党支持層は民主党支持層に比べて、「今回の選挙は重要だ」「必ず投票に行く」と回答する割合は顕著に高くなっている。

 「若者が民主党の選挙運動からごっそり抜けた影響は大きい」と言うのは、明治大学の海野素央教授(異文化コミュニケーション論)。海野教授は08年の大統領選ではバージニア州のオバマ選挙対策事務所にボランティア運動員として参加し、1200軒以上の戸別訪問を行った。今年も同州で民主党下院議員の選挙を手伝い、有権者意識の変化を調査している。

 ◇大統領選では立役者
 海野教授によると、2年前は18〜24歳の若者が選挙事務所の責任者を務めていた。大学を休学してまで選挙運動に参加する人も多かった。若者が主導することで事務所は常に活気にあふれていた。多様性を受け入れやすい若者たちはアジア系、ラテンアメリカ系などマイノリティーを容易に引き込むことができた。戸別訪問やミニ集会でも「しっかりと意見を聞く」ことを重視し、中高年の有権者も政治の変革を熱望する若いボランティア運動員との対話を楽しんだ。そうして瞬く間に広まった「若い力」のネットワークを海野教授はつぶさに見てきた。

 オバマ氏の選挙運動を統括したデビッド・プラウフ氏も著書などで、各地の州議会議員、市長など有力者のネットワークに基づいた従来の選挙運動に依存せず、若者主体の運動にこだわったことが支持層の拡大につながったと分析している。その若者が今は選挙運動を冷ややかに見ている。

 オバマ氏は若者を呼び戻すため9月28日、ウィスコンシン大で演説し、「君たちには(2年前と同様に)燃えたままでいてほしい。今度の選挙は君たちの未来にも大きな影響を与えるからだ」と檄を飛ばした。リベラル色の強い大学だが、演説会場を離れるとオバマ氏への不満も多く聞かれた。大統領選でオバマ氏に投票した男子学生(20歳)は「変革への期待はあったが、2年たっても何も変わらない」と失望をあらわにした。

 中間層や中高年層が保守化傾向を強め、共和党寄りになっている。選挙で敗北の見通しが伝えられる民主党の上下両院の議席減をできるだけ食い止めるには、若者の支持率を引き上げねばならない。海野教授は「2年後の大統領選でも若者が重要になる。彼らのモチベーションをどう高めて草の根のネットワークを復活させるか。それがオバマ氏再選のポイントになる」と指摘する。

2010年10月18日

613チバQ:2010/10/19(火) 12:18:45
http://mainichi.jp/select/world/news/20101019ddm007030058000c.html
オバマ米大統領:久々の夫婦ツーショット 民主党の苦戦が続き
 【ワシントン古本陽荘】オバマ米大統領は17日、ミシェル夫人とともにオハイオ州知事選の応援のため同州コロンバスのオハイオ州立大学で演説した。

 選挙キャンペーンで夫婦そろって登壇するのは08年の大統領選挙以来。与党・民主党の苦戦が伝えられるなか、2年前の大統領選の熱狂を呼び起こすための演出とみられる。

 先に登場したミシェル夫人が「あんまり普段こういうことはやっていなくて」と自己紹介すると、会場からは笑い声が上がった。

 そのうえで、「問題や不満が募るなか、人々が前に進むことができるかどうかがかかった選挙」と述べ、民主党への支持を訴えた。

 また、夫人に紹介され登壇したオバマ大統領は「共和党は誰がこの悲惨な経済状況を作ったか忘れろと言っている」などと共和党批判を繰り広げた。

614チバQ:2010/10/20(水) 12:30:25
http://www.yomiuri.co.jp/column/kenkyu/20101020-OYT8T00329.htm?from=navlc
善戦する茶会系候補−アメリカ中間選挙終盤戦
調査研究本部主任研究員 飯山 雅史
 アメリカの中間選挙では、そろそろメディアによる結果予想が出そろってきた。下院(定数435)における共和党の優勢は揺るがず、激しいつばぜり合いの上院(定数100)でも、場合によっては共和党過半数もありうべしというところだが、その中でも注目を集めているのは、旋風を巻き起こしているティーパーティー(茶会)系候補である。

 過激な保守派で無名の新人が中心の茶会系候補は、共和党予備選を勝ち抜いても本選挙では穏健派の支持が得られず勝ち目はないという見方が強かった。しかし、ニューヨークタイムズが10月14日に出した選挙情勢調査結果では、茶会系候補は意外に善戦し、下院では33人、上院では8人に当選のチャンスが出てきているという。これは、決して共和党を乗っ取るほどの数字ではないが、「それなりの族議員グループを形成して、上下両院で影響力を行使する」勢力になるだろうというのが同紙の見通しだ。

 同紙によれば、地域の茶会団体やペイリン元アラスカ州知事らの推薦を受けた茶会系候補は上下両院で合計138人。共和党予備選で党幹部が推薦した主流派の大物を打ち負かした草の根候補が多い。デラウエア州共和党予備選では、茶会系のクリスティン・オドネル氏が、人気絶頂でベテランのマイケル・キャッスル元同州知事を破った。しかし、オドネル氏はマスターベーションさえ非難するような過激な性倫理活動をやってきた以外、ほとんど政治経験がない新人候補だ。キャッスル元知事なら敗北必至と踏んでいた民主党陣営は、一転して勝機が出てきたと喜んだ。ほかの州でも過激なアマチュア政治家が茶会旋風に乗って共和党候補に並んだので、茶会は共和党にとって大きな痛手だという見方さえ広がっていた。それだけに、ニューヨークタイムズ紙の調査が注目を集めたのである。

 茶会系が共和党の一大勢力になったらどうなるか。茶会は各地域の草の根運動の集まりで中央司令塔は存在せず、当然、綱領などはない。だが、共通しているのは急進的な財政保守主義で小さな政府の理念を極限まで追求するところ。当面の課題は、オバマ大統領が実現した健康保険改革を振り出しに戻し、ブッシュ減税を恒久化することなどだが、そもそも税金があるから政府の無駄遣いが生まれると考えて、内国歳入庁(国税庁)自体を廃止してしまえという主張をする人も少なくない。

 連邦憲法の厳格な解釈も茶会系候補の大きな主張だ。独立後に制定された連邦憲法は州権の維持を前提にしており、連邦政府には外交や戦争などを行うわずかな権限しか認めていない。だから、教育省も農業省も運輸省もエネルギー省も、すべて違憲な存在で廃止すべきだと主張する人も出てきている。

 今のところ、ここまでの過激な主張は共和党の主流にはなっていないが、茶会が今回の選挙で成功すれば、次の選挙からは茶会の主張に合わない候補が徐々に排除されていく傾向が生まれるかもしれない。アメリカの予備選制度は、党候補を選出する段階で草の根組織が大きな威力を発揮するようにできている。1980年代、90年代に宗教右派がやったように、共和党予備選で茶会系の草の根運動が「十分に保守的でない」候補の落選運動を展開すれば、多くの共和党候補は、茶会に攻撃される恐怖から、その主張にすり寄って行かざるを得なくなるだろう。宗教右派はそうやって力を伸ばしてきた。今回の中間選挙は、茶会に同じような力があるかどうかのテストになる。

(2010年10月20日 読売新聞)

615チバQ:2010/10/22(金) 20:08:44
>>611
http://sankei.jp.msn.com/world/america/101021/amr1010212253010-n1.htm
【米中間選挙】オドネル候補に高い注目 「普通の女性」で茶会支持、「魔術発言」で資質に疑問?
2010.10.21 22:49


米東部デラウェア州ドーバーで共和党予備選の勝利を祝うクリスティン・オドネル氏(ロイター=共同) 【ワシントン=犬塚陽介】中間選挙まで残り2週間を切る中、草の根の保守運動「ティーパーティー(茶会)」が支持するデラウェア州の共和党上院候補、クリスティン・オドネル氏(41)に注目が集まっている。

 政治色の薄い「普通の女性」を強調するオドネル氏には、反現職意識の強い茶会を中心に支持者が多い。一方で、過去に「魔術にはまっていた」と発言していたことをきっかけに政治家としての資質を疑問視する声が浮上。13日に行なわれた討論会は大統領選並みに全米に生中継されるなど注目度は増すばかりだ。

 オドネル氏は今年9月の共和党予備選で、劣勢を跳ね返して共和党執行部が推す元州知事の下院議員、マイク・キャッスル氏(71)に勝利し、一気に知名度を高めた。

 共和党の前副大統領候補で茶会の人気が高いサラ・ペイリン前アラスカ州知事(46)の支持を取り付け、選挙戦のアドバイスを受ける“師弟関係”を築くなど話題には事欠かない。

 過去の素行がメディアに取り上げられ、学費滞納で何年も大学を卒業できなかったことが発覚。約10年前に出演したテレビ番組で「魔術に手を突っ込んだことがある」と発言し、風変わりな候補としてメディアが連日取り上げ始めた。

 特にデラウェア州南部は敬虔(けいけん)なキリスト教徒が多い共和党の地盤。魔術発言は熱心な共和党支持者を失いかねないだけにブッシュ大統領の選挙参謀だったカール・ローブ氏も「オドネル氏はしっかり説明すべきだ」と苦言を呈した。

 13日の上院選候補者の討論会はCNNテレビが全米に中継。オドネル氏は異論がある最近の最高裁判決を尋ねられて答えにつまり、「今度、ウェブサイトに載せます」と返答して失笑を買う場面もあった。

 ただ、思慮深さには欠ける一方で率直、明快な語り口はペイリン氏とも重なり、茶会の支持は高い。予備選後に全米から約400万ドル(約3億2千万円)の寄付を集め、選挙戦終盤でも資金面の不安は少ない。

 今回改選されるのはバイデン副大統領の就任で空席となった議席。民主党からは地方自治体幹部のクリス・クーンズ候補(47)が出馬、オドネル氏とは対照的な堅実さが売りだ。

 15日に発表されたラスムセン社の支持率調査では、クーンズ氏がオドネル氏を11ポイント引き離しており、メディアへの露出度が圧倒的に高いオドネル氏が、どこまで差を詰められるかに注目が集まっている。

616チバQ:2010/10/24(日) 08:38:36
http://mainichi.jp/select/world/news/20101024ddm007030055000c.html
’10.11.2米中間選挙:共和党・コネティカット上院 戦うプロレス界の女傑
 ◇WWE元CEO、必殺技は「雇用創出」
 【ワシントン草野和彦】11月2日投開票の米中間選挙で、コネティカット州上院選の共和党の女性候補、リンダ・マクマホン氏(62)の戦いぶりが話題を集めている。世界最大のプロレス団体「WWE」の元最高経営責任者(CEO)という抜群の知名度と資金力。党の集票力に頼らず、自らの経営実績などを前面に打ち出した選挙戦を展開中だ。

 「どうやって雇用を創出するの?」。今月上旬、民主党候補のリチャード・ブルーメンタル氏(64)との公開討論会で、マクマホン氏は切り込んだ。

 高失業率は選挙の最大の争点だ。ブルーメンタル氏が挙げた政府の企業支援策などをマクマホン氏は切って捨てた。「政府、政府、政府って、政府は雇用を創出しない。(雇用創出の)リスクは企業が負うものなの」

 破産状態だったマクマホン氏がプロレス業界に参入したのは82年。夫ビンス氏の父が経営していた小さなプロレス団体を引き継いだ。97年から09年までCEOを務め、ペイ・パー・ビュー導入などの新機軸を打ち出し、当初、13人だった社員は今では500人にまで増えた。

 マクマホン氏自身もしばしばリングに登場し、レスラーにパイルドライバーを食らって失神するなど、体を張って会社の成長を支えてきた。来年は100〜140人を新規採用する予定で、雇用創出に貢献しているという自負がある。

 選挙戦に5000万ドル(40億円)をつぎ込むと豪語するマクマホン氏。共和党からは著名女性候補として、カリフォルニア州上院選にコンピューター大手ヒューレット・パッカードの元CEO、カーリー・フィオリーナ氏、同州知事選にインターネット競売大手イーベイの元CEO、メグ・ホイットマン氏も出馬しており、米メディアは3人を「保守的な女性候補」の象徴として取り上げている。

 ただ、マクマホン氏はやや苦戦中だ。意外にも「敵」は女性有権者で、マクマホン氏支持は34%、ブルーメンタル氏支持が61%という世論調査もある。保守系米FOXテレビは「女性は女性らしく振る舞うべきだ」との考えや、自分以上に脚光を浴びる同性を嫌う傾向が女性の中にある、という専門家の分析を紹介している。

617チバQ:2010/10/24(日) 08:45:47
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2010102302000030.html
米メディアが中国たたき 大統領の『弱腰』あらわに
2010年10月23日 朝刊

 【ニューヨーク=阿部伸哉】十一月の米中間選挙に向け、米メディアで「中国たたき」が厳しさを増している。景気が上向かない中、人民元の為替操作やレアアース(希土類)の輸出制限など、経済成長をてこに強硬姿勢を見せる中国へのいら立ちが、左右両派から噴出。オバマ政権の「弱腰」ぶりを浮き立たせる結果となり、大統領の立場を難しくしている。

 十八日付ニューヨーク・タイムズ紙は、論説面に中国関連の記事二本を掲載。一本はオハイオ州選出の与党・民主党上院議員の寄稿、もう一本はノーベル経済学賞受賞者のポール・クルーグマン氏のコラムだ。

 上院議員が、中国が自国製造業を不正に補助して対米輸出を増やしていると主張し「言葉での説得はむだ。関税で対抗を」と政府に注文。クルーグマン氏は尖閣諸島問題をめぐり、中国が資源輸出規制で日本に揺さぶりをかけたと批判し「国際ルールを守らないならずものの経済超大国」と切り捨てた。

 リベラルな論調の同紙だけでなく、保守系のウォールストリート・ジャーナル紙も連日、中国関連の記事を一面に掲載。八日付紙面では「中国たたきは民主、共和両党が支持」との見出しで選挙情勢を報じた。

 選挙戦では、両党候補がお互いを「親中派」とレッテル張りをする中傷合戦を、中国風音楽とともにテレビ広告で放送。ウェストバージニア州では共和党候補が民主党現職を「中国で職づくりに励んでいる」と批判。ペンシルベニア州では民主党候補が「中国で立候補しろ」と共和党候補を攻撃している。

618チバQ:2010/10/24(日) 08:46:19
http://mainichi.jp/select/world/news/20101023ddm007030067000c.html
’10.11.2米中間選挙:南部バージニア州 「対オバマ」で二分
 ◇民主議員、保守地盤で大苦戦
 【シャーロッツビル(米南部バージニア州)で古本陽荘】オバマ大統領の支持率が低迷し逆風が吹くなか、オバマ政権への姿勢をめぐり、与党・民主党の候補者たちの対応が真っ二つに分かれている。バージニア州の下院第5選挙区では、08年の「オバマ旋風」に乗り初当選した「オバマ・チルドレン」の筆頭格、トム・ペリエーロ下院議員(民主)が医療保険制度改革などオバマ政権の主要政策を擁護し苦戦。一方で、同州下院2区では別の当選1回議員が、公然とオバマ政権批判を繰り広げて生き残りを目指している。

 ◇公然と政権批判も
 短大のホールで19日にあった下院5区の討論会は終始、激しいやりとりになった。

 「医療保険改革法でコストは上昇すると分かっていた。選挙区の人々があれほど賛成するなと言っていたのにペリエーロ氏は賛成した。ペロシ下院議長に言われたからだ」

 挑戦者のロバート・ハート候補(共和)が挑発的な言葉で攻めると会場からは大歓声が上がり、司会者が制止せざるをえなくなった。

 同州は、一部の都市部を除けば強固な保守地盤。オバマ大統領が絶大な支持を受けていた2年前の下院選でさえ、ペリエーロ氏は共和党候補に700票強しか差をつけていない。景気対策、地球温暖化対策などオバマ政権の政策を強く支えてきたことが、選挙戦では弱点とみなされ攻撃にさらされた。

 守るペリエーロ氏は「法案成立によって、病気の6歳の子が医療保険に入れるか心配しないで初めて寝られるようになったと言われた。そういう話がいくらでもある」と反論し、医療保険改革の意義を力説した。

 だが、会場内はハート氏を応援するステッカーを胸に張った聴衆の姿が目立つ。周辺に置かれた選挙用看板もハート氏のものばかりだ。討論会が終わった直後は、会場から「ハート」コールがわき起こり、ペリエーロ氏は居所を探すようにステージから去った。

 一方、同じ当選1回でも同州2区選出のグレン・ナイ下院議員(民主)は政権と距離を置く道を選択した。地元テレビでは「医療保険改革、地球温暖化対策、金融機関救済の各法案に反対した」との広告を流し、選挙用ホームページでも「選挙資金の出所が不明確だ」とオバマ大統領が批判する米商工会議所からの推薦を大々的に宣伝する。だが、実際にはナイ氏も共和党候補にリードを許しており、政権批判の戦術は必ずしも奏功していない。

619チバQ:2010/10/24(日) 08:48:28
http://www.cnn.co.jp/usa/30000638.html
米中間選挙、民主党にとって苦難の展開に
2010.10.22 Fri posted at: 12:09 JST

ワシントン(CNN) 2010年11月の米中間選挙は現職と現政権に逆風が吹き、与党民主党に不利な情勢だと言われてきた。景気低迷、9.6%の失業率、住宅危機、雇用不安などの問題を抱え、民主党は守勢に立たされている。

下院では過半数を割り込む公算が大きく、11月2日に逆風が吹き荒れれば上院も過半数割れするかもしれない。

知事選でも、共和党知事協会が資金集めに奔走している。アイオワ、ミシガン、ペンシルベニアなど08年の大統領選でオバマ大統領が大差で勝利した数州で、共和党が知事を奪還しそうな勢いを見せている。

CNNとタイム、オピニオンリサーチが15日から19日にかけて実施し、20日に発表した世論調査によれば、上院議員選では鍵となる4州で民主党が窮地に陥っている。アラスカ、アーカンソー、フロリダ、オハイオの4州とも、オバマ大統領の実績に対する支持率は33%(アーカンソー州)〜42%(オハイオ州)と低迷。選挙戦では現政権と民主党に対する批判が際立っている。
.
共和党の「ゴム印」戦術も、真偽はともかく有権者に受けているようだ。例えばアーカンソー州ではブランチ・リンカーン上院議員が再選されればオバマ大統領の言いなり(ゴム印)になる――と訴える戦術だ。リンカーン氏は共和党のジョン・ブーズマン氏に対し14ポイントの遅れを取っている。

オハイオ州では上院議員選でリー・フィッシャー候補(民主党)がロブ・ポートマン候補(共和党)に15ポイントの差をつけられ、フロリダ州ではマルコ・ルビオ候補(共和党)がケンドリック・ミーク候補(民主党)を26ポイントリードする展開になっている。

しかし、この4州のうち3州では、知事選では民主党が優位または接戦に持ち込んでいる。アーカンソー州の現職マイク・ビーブ知事は共和党の対立候補ジム・キート氏を27ポイントの差でリード、オハイオ州のテッド・ストリックランド知事は共和党のジョン・ケイシック候補を1ポイント差でリードしている。フロリダ州では民主党のアレックス・シンク氏が共和党のリック・スコット氏を3ポイント差で追う展開だ。

アラスカ州を除けば、この3州の知事選で民主党は、上院議員選ほどの劣勢には立たされていないと言える。ただし、民主党に対する全国的な逆風の影響は否定できない情勢だ。

620チバQ:2010/10/24(日) 08:49:02
http://mainichi.jp/select/world/news/20101022k0000e030015000c.html
米国:オバマ政権、女性票掘り起こし 中間選挙終盤戦
 【ワシントン小松健一】米国の中間選挙(来月2日投票)は終盤戦に入り、オバマ政権と民主党は女性票の確保に力を入れている。過去の中間選挙では、投票した女性の過半数が民主党に票を投じており、民主党の重要な支持基盤だ。しかし各種世論調査で、今回は民主党への女性票が半数を割り込むと予想されている。劣勢の民主党が議席減をできるだけ食い止める上で、女性票の動向が鍵を握っている。

 オバマ大統領は21日、接戦が続く西海岸ワシントン、カリフォルニア両州の民主党女性上院議員候補の応援のため、女性票掘り起こしを主眼とした遊説を開始した。

 「今や労働者人口の半数は女性だ。中小の会社の経営者も女性が増えている。しかも私の家庭もそうだが、女性は景気が家計に及ぼす影響に敏感だ」

 オバマ氏はこの日、ワシントン州シアトルで働く女性たちを集めたミニ集会でそう語り、昨年1月の大統領就任以来、女性の雇用促進、男女間の給与格差是正などに取り組んでいる実績を強調した。

 同州選出の上院選では民主党現職のパティ・マーリー候補(60)が、保守系草の根運動「ティーパーティー」(茶会運動)の支援を受けた共和党候補と接戦を演じている。

 オバマ氏は集会後、地元の大学でマーリー候補の応援演説を行い、「(マーリー氏は)人々の雇用を守り、皆さんのことを常に考えているリーダーだ」と支持を訴えた。

 オバマ氏は22日にカリフォルニア州選出の民主党現職、バーバラ・ボクサー候補(69)応援の遊説を行う。

 ジャレット大統領上級顧問は「医療保険改革法の撤廃などを掲げる共和党の政策は、女性に壊滅的な打撃を与える」と強調し、今後も女性有権者への訴えを強化していく方針を示した。

621チバQ:2010/10/24(日) 21:20:00
>>611>>615
http://mainichi.jp/select/world/news/20101025k0000m030076000c.html
米中間選挙:失言連発の「魔女」勢いに陰り
 「私は魔女ではありません」。米中間選挙で米東部デラウェア州から上院議員を目指す共和党新人候補、クリスティン・オドネル氏(41)の選挙CMが全米で話題になっている。高校時代に魔術に凝ったことが話題になり、それを逆手に取った。保守系草の根運動「ティーパーティー」(茶会運動)の推薦を受けた上院選の共和党新人候補9人の中では注目度は抜群だ。しかし、普通の女性をアピールして既成政治への反発世論に乗った勢いは失速しつつある。【ウィルミントン(デラウェア州)で小松健一】

 「いくら頼んでも共和党は私を助けようとしない。民主党候補と差が開くばかりじゃないの」。オドネル氏は17日、ABCテレビのインタビューで不満をぶつけた。

 オドネル氏はテレビコメンテーターとして「進化論はでっち上げの神話」と主張して進化論を教える教育省解体を訴えたり、「神の声を聞いた」などの奇抜な発言が目立ち、これまで上院選に2回出馬したが、泡沫(ほうまつ)候補扱いだった。

 今回の上院選はバイデン副大統領がホワイトハウス入りする前に36年間守った議席が対象。共和党執行部は元州知事のベテランの現職下院議員をくら替えさせた。だが9月の共和党予備選でオドネル氏にまさかの敗北を喫した。

 「州外の茶会運動が多額の選挙資金を投入して『オドネル旋風』を巻き起こした。茶会運動が遠隔操作した無人攻撃機によって共和党の意中の候補が駆逐されたようなものだ」。デラウェア大政治コミュニケーションセンターのベグライター所長は指摘する。

 しかも討論会を重ねるごとに失言が飛び出す。CNNテレビが全米中継した13日の討論会では、質問に答えられず「明日、ホームページに掲載する」と答え、18日には法律を学ぶ学生を前に「憲法は宗教と政府の分離を規定しているの?」と聞き返して、場内から失笑とため息が漏れた。

 各種世論調査で、オドネル氏は民主党のクリス・クーンズ候補(47)に20ポイント近い差を付けられている。オドネル氏の支援集会に参加した女性のレイ・シュテイボーズさん(60)は「彼女が人工妊娠中絶反対だから支持している。それ以外の政策? 支持できるものはないかな。茶会運動の訴えも皮相的で好きじゃない。そんな保守層は結構いるわよ」と打ち明けた。

622チバQ:2010/10/24(日) 21:22:48
http://sankei.jp.msn.com/world/america/101016/amr1010161924010-n1.htm
【米中間選挙 試練のオバマ】「親オバマ」が売りの共和ガオ氏 (1/3ページ)
2010.10.16 19:22

 「大統領は私に会うと、『ジョー、元気かい』『こいつは僕のお気に入りだ』と言ってくれます」

 12日、米南部ルイジアナ州ニューオーリンズ。下院選のルイジアナ第2区の候補者討論会で、共和党現職、ジョセフ・ガオ氏(43)が胸を張ると、9割以上が黒人の聴衆から笑いと歓声がどっと上がった。

 ガオ議員は米政界異色の存在だ。

 1975年、ベトナム戦争終結の直前に米国へ脱出。カトリックの修道士や弁護士を経て、2008年、汚職で起訴された民主党現職を破り、ベトナム系初の連邦議会議員となった。

 昨年11月、オバマ大統領の最大の公約である医療保険改革法案の採決で、共和党としてただ一人賛成票を投じるなど、「オバマ関連法案」の68%に賛成。政権への敵対姿勢を強める共和党で、「一匹おおかみ」の地位を築いている。

 しかし、全米を見渡せば、オバマ離れの動きのほうが、はるかに顕著だ。

 共和党では、草の根保守運動「ティーパーティー」の影響によって、マケイン上院議員ら、かつて超党派的な行動で知られた現職が“右傾化”を強めている。

 民主党内でさえ、規制強化や増税への有権者の不安感を背景に、医療保険改革に賛成した現職が苦戦し、逆に反対議員が支持を伸ばしている。

 一方、ニューオーリンズは、有権者の70%以上が民主党支持者で、約3分の2が黒人。人種と党派いずれも少数派のガオ氏にとり、オバマ氏との緊密な関係は最大の武器だ。議会オフィスには「君の友情に感謝する」というオバマ氏のサイン入りの写真も飾られているという。

 しかし、大統領は今月に入り、民主党候補、セドリック・リッチモンド州議会議員(37)の支持を表明。「ニューオーリンズはリッチモンド氏を必要としている。私もだ」。大統領が登場するコマーシャルが3日、全米プロフットボールリーグ(NFL)の地元セインツの試合中にテレビで初めて流れた。

 両党候補者が“親オバマ”を競う異質の選挙戦は、経済危機に加えて5年間で2度の大災害を経験した街の苦境抜きには語れない。05年のハリケーン「カトリーナ」のつめ跡が残るうえに、英メジャー(国際石油資本)BPの原油流出事故の影響で失業者が急増している。4人に1人が医療保険をもたない。

 「ガオ氏への一票は、ブッシュ時代への逆戻り」。リッチモンド氏はオバマ氏をほうふつとさせる容姿と弁術でガオ氏をこう批判する。ガオ氏の強みのはずの医療保険改革への賛成も、「助成金が人工中絶に流用される恐れがある」と指摘された上院案の採決(今年3月)ではカトリック信者という立場から反対に回ったことを挙げ、「信用に値しない」とこき下ろした。

 が、ガオ氏には「地域回復のため、過去2年間、党派を超えて大統領とともに働いてきた」という自負がある。

 「すべてを支持するわけではないが、住民の利益を最優先させている点では信頼できる」とは民主党員の黒人女性。「デモクラッツ・フォー・ガオ(ガオ氏を支持する民主党)」という有志運動も広がっている。

 しかし、オバマ氏の支持が効いたのか、選挙戦最終盤の世論調査では、当初劣勢だったリッチモンド氏がガオ氏をリードしている。 奇跡は再び起きるか。ガオ氏の選挙戦は、オバマ氏が自らの大統領選で掲げながら急速に色あせた「超党派」の価値を問い直す闘いでもある。(ルイジアナ州ニューオーリンズ 渡辺浩生)

623チバQ:2010/10/24(日) 21:23:34
http://sankei.jp.msn.com/world/america/101018/amr1010180804004-n1.htm
【米中間選挙 試練のオバマ】茶会の勢い、本選でどこまで (1/3ページ)
2010.10.18 08:03

14日、ネバダ州ラスベガスで、テレビ中継された上院議員選の候補者討論会を視聴し、ハリー・リード上院議員の主張に歓声をあげる支持者ら 「米国は『選択』の国家であり、必要ないものの購入を人々に無理強いする国家ではない」

 カジノや高級ホテルが立ち並ぶ世界有数の歓楽街、ラスベガス。そのラスベガスのテレビ局で14日夜に行われたネバダ州の上院議員選候補者の討論会で、草の根の保守運動「ティーパーティー(茶会)」が支持する共和党の新人、シャロン・アングル候補(61)はきっぱりと言い切った。

 批判の対象はオバマ政権の医療保険制度改革。アングル氏は保険の適用範囲を最小限に抑え、あとは国民一人一人の判断に任せるべきだと主張した。国家の介入をできるだけ排除し、自ら下した判断には責任を負うという茶会の理念を代弁したのだった。


全米随一の激戦区

 ネバダ州は、茶会の「小さな政府」と、オバマ政権の「大きな政府」路線が正面から激突する全米随一の激戦区だ。民主党の候補者は、上院トップとしてオバマ政権を支えたハリー・リード院内総務(70)。最新のラスムセン社の支持率調査では、アングル氏49%、リード氏48%と互角だ。アングル氏が勝利すれば「躍進の象徴」となるだけに、共和党は最重点区のひとつに位置づけている。しかし、アングル氏への支持をめぐって地元の共和党は分裂、事実上の“内戦”状態に陥っているという。

 小さな政府を支持するアングル氏は、低所得者層への学費補助撤廃につながりかねない「教育省の解体」などに言及。あまりに極端な政治姿勢が煙たがられ、一部の共和党員がライバルであるはずのリード氏支持に回っている。

 「共和党員を含む他人との協力に拒絶や抵抗を示すことや、非現実的な政策を見過ごすことはできない」

 ネバダ州の共和党重鎮として知られるビル・ラッジオ州上院院内総務(83)は、アングル氏の政治姿勢をこう批判した。

 茶会は「大きな政府」の推進など、左傾化するオバマ政権に反発する市民運動として勢いをつけてきた。共和党支持者の7割近くが茶会に賛同しているともいわれるが、茶会の勢いにのって勝ち上がってきた一部の新人候補が打ち出す極端な政策が、共和党の中道系の拒否反応を招いている。“次善の選択”としてリード氏支持に転じた共和党員はラッジオ氏を含め州内ですでに200人以上いるという。


失望とため息

 ネバダ州では経済や雇用を牽引(けんいん)してきたカジノなどの観光業や建設業が世界的不況で失速。失業率は14.4%と4年前の3.2倍に達したとされている

 3週間前、半年ほど働いたホテル建設現場を解雇された電気技術者、ジョゼフ・ハイさん(34)は「ほんの数年前まで、この街は希望にあふれていた。いまは失望が広がるばかりだ」とため息をもらした。

 5千ドル(約41万円)の月収は、失業保険で手にする1200ドル(9万8千円)に替わった。車のローンや離婚で生じた子供2人の養育費は、わずかな貯蓄を切り崩して捻出(ねんしゅつ)する。

 自らを「普通の女性」と称するアングル氏はテレビCMで「首都での生活が長すぎるリード氏は、ネバダの現実を把握できていない」と繰り返し批判した。ベテラン政治家として数々の修羅場をくぐり抜けてきたリード氏は討論会で、「父は炭鉱で働き、給与の支払いが遅れることもあった。不況でもがき苦しむ経験は私もよく知っている」とかわした。

 中間選挙の予備選で勢いを見せつけた茶会が本選でもそれを再び発揮できるのかどうか。ネバダ上院選はそれを見極める重要な舞台となりそうだ。(ネバダ州ラスベガス 犬塚陽介)=おわり

624チバQ:2010/10/24(日) 21:24:27
http://sankei.jp.msn.com/world/america/101014/amr1010142208016-n1.htm
【米中間選挙 試練のオバマ】カリフォルニア州ルポ 苦戦のベテラン 挑む元CEO (1/2ページ)
2010.10.14 22:01
 12・4%と全米で最も失業率の高いカリフォルニア州の上院選は「親オバマVS反オバマ」という激戦の象徴となっている。「ビジネス分野の世界最強の女性」(米経済誌)に選ばれたこともある米コンピューター大手元CEO(最高経営責任者)の共和党新人候補が、民主党のベテラン女性議員を追い上げる展開で、景気・雇用対策を焦点に「過去最大の戦い」(民主候補)が繰り広げられている。(ロサンゼルス 佐々木類)

 ロサンゼルス市中心部から車で南に約1時間の太平洋に面したハンチントンビーチ市。6日、金属掘削機械が並ぶ部品製造工場内で、共和党候補のカーリー・フィオリーナ氏(56)が従業員らを前に支持を訴えていた。

 「28年も連邦議会で政治家をやっているのに、雇用創出に有効な手を打てないでいる。(同州選出の上院議員)バーバラ・ボクサー氏(69)に引退を勧告する」

 フィオリーナ氏は、コンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)の元CEOで海外での知名度も高い。

 選挙戦ではこの経歴を前面に打ち出し、製造業を中心とした中小企業への優遇措置や中流層への減税を柱とする景気対策を訴えている。

 数年前に離婚後、2人の子供を育てているという会社員、ランス・バックさん(49)は昔からの共和党支持者。「景気対策で何もしてくれなかったボクサー氏が続投すれば人災が続く」と酷評する。

 主婦のベティ・バードさん(62)も、「政治家は結果責任を負うべきで、フィオリーナ氏に期待したい」と語る。

 カリフォルニア州は、伝統的に民主党支持者が多く、上院選で共和党候補が当選すれば1988年以来となる。

 世論調査会社「リアル・クリア・ポリティクス」によると、9月末現在の支持率はボクサー氏48・3%、フィオリーナ氏41・4%とフィオリーナ氏が追い上げている。

 フィオリーナ氏の支持がここまで伸びてきた要因のひとつは、一部のティーパーティー参加者から強い支持を得たことだ。

 もっとも、フィオリーナ氏は集会後の記者会見で、「(ティーパーティーという)政党はない。あるのは支持者とその集まりだけ」と自身への強い支持はティーパーティーにとどまらないことを強調した。

 一方、下院10年、上院18年の計28年間という実績を持つボクサー氏は、オバマ氏批判に端を発する全米的な「反現職」ムードと多選批判に悩まされている。2008年の大統領選で、ボクサー氏は資金集めでオバマ氏当選に貢献したとされている。

 7日、ロサンザルス市郊外で記者会見を開いたボクサー氏は、「今度ばかりは非常に厳しい選挙戦だ。雇用創出を最優先課題として取り組んでいる」と強調した。

 ボクサー陣営はテレビCMで、「フィオリーナ氏は在職中に3万人の従業員を一時解雇しながら、自分は巨額の退職金を手にしている」と繰り返すネガティブキャンペーンを展開、猛追をかわそうとしている。

 しかし、両候補とも中流層の減税や中小企業支援を訴える政策が共通していることも事実。

 ボクサー陣営のカポロツェンスキー選挙対策責任者は、産経新聞に「フィオリーナ氏は結局、金持ちを優遇するだろう。中流層に寄り添った対策が実行できるのはボクサー氏だけだ」と語り、再選に自信をみせた。

625チバQ:2010/10/24(日) 21:25:12
http://sankei.jp.msn.com/world/america/101016/amr1010161529008-n1.htm
【米中間選挙 試練のオバマ】政府支出すべてに猛反対 逆風示す因縁対決 (1/2ページ)
2010.10.16 15:24

 秋晴れの13日午後、ペンシルベニア州フィラデルフィア市の演説集会で上院選の共和党候補パット・ツーミィ氏(48)が熱弁をふるっていた。

 独立宣言や自由の鐘で知られる米国東部の由緒ある大都市、フィラデルフィアを抱えるこの州では同氏と民主党候補のジョー・セスタック氏(58)が激しく議席を争っている。

 「リベラルのセスタック氏は下院議員として連邦住宅公社のファニーメイとフレディマックの監督強化に反対し、両公社の破綻(はたん)後もその救済のための巨額の公的資金投入を求めました。オバマ政権の典型的な『大きな政府』政策を推進してきたのです」

 ツーミィ氏は住宅市場危機からさらに大きな金融危機への引き金となった両公社への放漫な施策を政府の間違った過剰介入と断じ、大型景気対策などオバマ政権の一連の民間分野介入と重ねて対抗馬をたたいたのだった。セスタック氏は民主党下院議員としてオバマ氏の政策を支持してきた。

 ペンシルベニア州の上院選は全米レベルでも熱い関心を集めている。契機は同州選出の上院議員を30年近く務めた共和党のアーレン・スペクター氏が昨年4月に民主党へと転籍したことだった。転籍の最大の理由は同じ共和党のツーミィ氏から政策が「保守らしくなく、オバマ政権にも近い」として上院予備選での挑戦を予告され、世論調査でも大きくリードされたことだとされた。

 ◆転籍実らず

 しかし、スペクター氏は今年4月の民主党予備選で下院からの転進を図るセスタック氏に敗れた。その過程でスペクター氏を推すオバマ政権がセスタック氏の立候補を止めようと圧力をかけたことが明るみに出て論議を呼んだ。

 そんな大物政治家の興亡とオバマ政権の複雑な動きを背景とする因縁の対決がこの上院選なのである。 

 ビジネスマン出身のツーミィ氏は共和党でも最も保守的、最も反オバマ志向の強い政治家とされ、大幅減税、政府支出削減など「小さな政府」策を徹底して主張してきた。今回の選挙でもオバマ政権の医療保険改革、温暖化対策での排出量取引制など大型の政府支出をともなう措置には、すべて猛反対を表明する。

 ◆「中国の友人」

 こうした姿勢をセスタック氏の報道官、ジョナサン・ドーキン氏は「ウォール街の代弁者で弱者の切り捨て策の推進者」と非難する。セスタック氏自身も、ツーミィ氏が中国の人民元切り上げを促す民主党主導の対中制裁法案に反対することから「ペンシルベニアの労働者の利益よりも中国の利益を優先する中国の友人」とまで断じる。

 だが世論調査の支持率ではツーミィ氏が一貫して先行し、14日発表のラスムセン社の調査では49%対39%という大差をつけた。

 ペンシルベニアは民主党の党員数が共和党を大幅に上回り、前回の大統領選でもオバマ氏が大勝した州であることを考えれば、オバマ政権や民主党への逆風がいかに強いかがわかる。

 ツーミィ陣営のティム・ケリー運動員は「一般有権者はオバマ大統領と民主党議会の支出、支出、支出という政策に怒りを高め、その政策に反対してきたツーミィ候補を支持するのです」と語る。

 フィラデルフィアの集会でツーミィ氏と直接、話す機会を得た。「中国の友人だと評されていますが」と問うと、同氏は即座に「セスタック陣営の絶望的なレッテルはりですよ」と真剣な語調で答えた。この選挙の激しい対立をうかがわせる反応だった。(ペンシルベニア州フィラデルフィア 古森義久)

626チバQ:2010/10/24(日) 21:26:11
http://sankei.jp.msn.com/world/america/101014/amr1010142157015-n1.htm
【米中間選挙 試練のオバマ】民主惨敗の可能性 雇用、景気の逆風強く
2010.10.14 21:55

 【ワシントン=佐々木類】11月2日の米中間選挙まで3週間を切り、各陣営とも必死の追い込みをかけている。失業率が全米平均で9・6%と高止まりするなど、雇用不安や景気低迷からオバマ政権と与党の民主党候補への逆風は強く、共和党の優位が続いている。

 共和党復調の背景にあるのが、全米的な広がりで旋風を巻き起こしている保守系草の根運動「ティーパーティー」だ。

 「ティーパーティー」は医療保険改革に象徴される「大きな政府」を嫌う市民らが集まって自然発生的に生まれた数千に上る地域グループの集まりで、特定の指導者もいなければ独自候補も擁立していない。

 だが、一部は共和党の新人候補を強力に支援し、9月に行われたデラウェア州の共和党上院予備選では新人の女性候補がベテランの現職を破り、その影響力を見せつけた。

 ネバダ州では民主党の重鎮、リード上院院内総務が「ティーパーティー」が支援する共和党新人と議席を争うが、世論調査ではリード氏の苦戦が伝えられる。

 上院では、両党あわせた改選議席37のうち、共和党が28議席獲得できれば、過半数を奪還できる。米政治情報サイトなどによれば、共和党はすでに23議席ほどを固めているとされ、オバマ大統領の地元のイリノイ州など接戦となっている6州の行方に注目が集まっている。

 下院では255議席を占める民主党が38議席ほど減らすと予想され、すでに与野党逆転が濃厚になっている。

 ■中間選挙 4年ごとの大統領選の中間の年に行われる上下両院議員や州知事選などの選挙の総称。現職大統領の2年間の政策に対し「国民が審判を下す場」と位置付けられる。任期2年の下院(定数435)の全議席と、任期6年の上院(定数100)の約3分の1(今回は37)が改選される。上下両院とも現在は民主党が多数を占めている。

627チバQ:2010/10/24(日) 21:27:44
http://sankei.jp.msn.com/world/america/101024/amr1010241842005-n1.htm
【米中間選挙】「ママ・グリズリー」ペイリン氏が総仕上げの全米行脚 茶会色強く批判も (1/2ページ)
2010.10.24 18:41

集会で演説するサラ・ペイリン氏=16日、アナハイム(AP) 【ワシントン=佐々木類】2008年の米大統領選で共和党の副大統領候補となり、知名度抜群のサラ・ペイリン元アラスカ州知事が、中間選挙の候補者支援のため大陸横断の全米行脚に乗りだした。共和党の顔ともいえるペイリン氏だが、「旬は過ぎた」(米メディア)との批判的な見方もある。

 「共和党有力議員らの腰が引けている。おどおどせずに、正々堂々、茶会候補を応援しようではありませんか」

 ペイリン氏は15日間にわたる全米行脚初日にあたる18日、ネバタ州リノの集会でこう演説し、 保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」候補への支援をさらに強めていくよう呼びかけた。

 茶会に対しては、「人種差別主義者の集まり」などの批判がくすぶり、民主党支持者だけでなく無党派層からも距離を置く動きが出ている。ペイリン氏の発言は、茶会との連携を表明したがらない共和党候補が少なくないことを念頭に置いた発言だ。

 かくいうペイリン氏は茶会が最も好む共和党の象徴であり、台頭著しい保守系女性政治家として米メディアから「ママ・グリズリー」に例えられている。グリズリーは米国で「地上最強」とされる野生のハイイログマ。ペイリン氏がグリズリーが多く生息するアラスカ出身であることから、命名された。

 ペイリン氏が初日の集会場所に選んだのも、上院選で民主党のリード院内総務に挑む共和党候補アングル氏の地元だ。医療保険改革などオバマノミクスを上院で主導してきたオバマ大統領の右腕を倒すことで、中間選挙での象徴的な勝利とするのが狙いだ。

 ペイリン氏は選挙前日の11月1日までの間、テキサス、アリゾナなど南西部でテコ入れを強化。オハイオ州など製造業の多い民主党の地盤で切り崩しを図る。

 一方、米CBSテレビの最近の世論調査だと、2012年の大統領選への立候補を示唆するペイリンに対し、民主党が強いカリフォルニア州では、58%が「嫌い」だと回答している。

 こうした選挙区事情を考慮してか、共和党候補の中でも大手企業の元最高経営責任者(CEO)、フィオリーナ上院議員候補やウィットマン州知事候補はともに、日程上の都合を理由にペイリン氏が参加するカリフォルニア州での集会への出席を断っている。

628チバQ:2010/10/24(日) 21:29:50
http://sankei.jp.msn.com/world/america/101024/amr1010240058000-n1.htm
穏健VS強硬 オバマ政権、対中政策めぐり二分
2010.10.24 00:55

14日、米フィラデルフィアで講演するオバマ大統領(ロイター) 【ワシントン=古森義久】オバマ米政権が対中国政策をめぐって二分し、激しいやりとりが交わされていることが21日、米紙ワシントン・タイムズの報道で明らかになった。中国関連の取材で定評のあるビル・ガーツ記者が報じた。

 報道によると、オバマ大統領の11月のアジア訪問で中国に立ち寄らないことが中国政府をさらに硬化させ、米政権内部の従来からの意見対立を増幅させた。

 米政権内で一貫して中国への和解や譲歩を説くグループは「叩頭派」と呼ばれ、スタインバーグ国務副長官、ベーダー国家安全保障会議アジア部長、中央情報局(CIA)の実務者たちが主体という。

 これに対し、中国の対米態度に反発し、現実的で強固な対中政策を求めるグループは「失望派」と呼ばれ、クリントン国務長官、パネタCIA長官、キャンベル国務次官補、グレグソン国防次官補らがいる。オバマ大統領とバイデン副大統領はこの対中政策論議には加わっていないが、ゲーツ国防長官は「失望派」に傾いているとされる。

 報道はさらに「叩頭派」主体のオバマ政権のこれまでの対中政策では、イランや北朝鮮の核開発、人民元交換レート、貿易政策、気候変化、韓国哨戒艦沈没など、一連の重要案件で中国の協力を得られなかったことが失敗と指摘している。

 スタインバーグ国務副長官は中国に対し、現在の勢力拡大があくまで平和的であることを「戦略的に再確認」するよう求めたが断られ、和解や譲歩によるアプローチの失敗を印象付けているという。

629チバQ:2010/10/25(月) 22:29:18
http://sankei.jp.msn.com/world/america/101025/amr1010252148005-n1.htm
【米中間選挙】「茶会候補」の爆発力ともろさ NY知事選でも (1/2ページ)
2010.10.25 21:48

21日、ロイター通信のインタビューに答える共和党知事選候補カール・パラディノ氏(ロイター) 【ニューヨーク=松尾理也】米中間選挙まで1週間となり、与党民主党の劣勢が伝えられる中、ニューヨーク州知事の座をめぐる選挙戦が、ここに来て、民主党候補が共和党候補に大差をつける予想外の展開を見せている。理由は、民主党候補への評価というよりも、草の根の保守運動「ティーパーティー(茶会)」支援を受け共和党候補に選ばれたカール・パラディノ氏(64)の急激な失速だ。

 パラディノ氏は、州北部バファロー生まれで、現在は同地を地盤に、不動産開発業などを営む富豪。財政改革や教育改革を叫ぶその主張に加え、州政界ではほとんど知られていなかったその存在が逆に、既成の政治家への不満を募らせていた有権者からの興味を呼び、茶会の支援に乗る形で9月の党予備選で意表をつく勝利を果たした。

 だが、その勝利により全米の注目を集めたことで、以前からくすぶり続けながらも勢いにまぎれていたさまざまなスキャンダルが、本格的にパラディノ氏の足を引っ張ることになった。

 同氏が友人たちに流していた電子メールの内容もそのひとつ。「オバマ氏の大統領就任式リハーサル」と題したアフリカの部族民の踊りのビデオや、「走れ、ニガー(黒人の蔑(べっ)称(しょう))」とキャプションをつけた黒人の写真、さらには性行為のビデオなどの送信が暴露され、「人種主義者」「性差別者」などとの非難が殺到するはめになった。

 思わぬ恩恵をこうむったのが民主党陣営。そもそも、2008年に当時のスピッツァー知事が買春スキャンダルで辞任し、後任のパターソン知事も再選を狙おうとしたものの、あまりの不人気にホワイトハウスから横やりが入り、出馬を断念するというドタバタ続きで、今回の知事選でも苦戦が予想されていた。

 しかしパラディノ氏の失態に助けられたかのように、最新の世論調査では民主党のアンドリュー・クオモ候補が60%の支持を集め、37%にとどまったパラディノ氏を大差でリードしている。

 パラディノ氏は、茶会候補の爆発力ともろさの両方をさらけ出したともいえ、ニューヨーク・ポスト紙は「多くの共和党幹部はパラディノ氏の登場が党のイメージ全体を傷つけたと苦々しく思っている」と伝えている。

630チバQ:2010/10/26(火) 23:09:36
>>504>>588
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2010102602000025.html
同性愛者 差別解消進まぬ政権
2010年10月26日 朝刊

 【ワシントン=岩田仲弘】同性愛者であることを公言し、軍務に就くことを禁止した米軍規定の執行中止を命じた連邦地裁の判断が、オバマ米大統領を悩ませている。

 米軍には現在、入隊審査で同性愛者と公言しない限り入隊を認める「聞かない、言わない」の暗黙の了解がある。だが、カリフォルニア州の連邦地裁は今月中旬、この軍務規定が憲法が定めた言論の自由に違反するとして執行中止を命じた。

 大統領は、同性愛を隠さずに軍務に就けるよう、「規定撤廃」を今回の中間選挙で訴え続ける。連邦地裁の判断は“追い風”になりそうだが、あくまでも下級審の判断。大統領は司法ではなく立法措置による撤廃を重視してきた経緯もある。

 連邦議会では、下院が規定の撤廃条項を盛り込んだ国防権限法案を既に可決。ただ、上院は共和党の猛反発で、採決を中間選挙後に先送りしている。

 司法省は、混乱を避けるため、執行中止命令を「不服」とし、連邦控訴裁に差し止めを申し立てた。これを受け、控訴裁は執行中止命令の仮差し止めを言い渡した。

 規定撤廃を目指しながら、裁判所の中止命令に異議を唱えるという政府の方針に、同性愛者の入隊希望者には怒りや失望の声が上がる。

 その一方、保守派の団体が仮差し止めを評価する“ねじれ現象”が起きている。

631チバQ:2010/10/26(火) 23:28:55
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20101027k0000m030101000c.html
米国:景気低迷で政権に不満蓄積…中間選挙まで1週間

米財政収支の推移 【ワシントン斉藤信宏】投票まであと1週間となった米議会の中間選挙は、野党・共和党の下院での過半数獲得が確実視されるなど、与党・民主党の劣勢が続いている。背景には、オバマ政権の経済政策に対して、多くの米国民が強い拒否反応を抱いていることがある。草の根保守の「ティーパーティー(茶会運動)」は、08年秋のリーマン・ショック以降の政策を「社会主義的な大きな政府を目指すものだ」と批判して勢力を拡大してきた。雇用改善の遅れなどで生活不安に苦しむ米国民の間には、オバマ政権への不満が蓄積されており、保守派の運動を活気づかせている。

 「議会が無理やり成立させた8000億ドル(約64兆8000億円)規模の景気対策は、財政赤字と失業者を増やしただけだ」−−。コロラド州上院の共和党候補ケン・バック氏は、オバマ政権の「大きな政府路線」を徹底的に批判することで支持を拡大してきた。「財政赤字反対」「医療保険の国有化反対」「自由市場の政府統制反対」。小さな政府を目指す公約が多くの有権者に支持され、民主党現職との選挙戦で優位に立っている。

 共和党系候補は、他の州でもバック候補と同様に、徹底して「大きな政府」批判を繰り返して支持を拡大してきた。長引く景気低迷と家計のバランスシート調整の影響で、多くの米国民が苦しい生活を強いられており、10会計年度(09年10月〜10年9月)も2年連続で1兆ドルを超える財政赤字を出しても景気を好転させられないオバマ政権への不満が、「小さな政府」への支持につながっている。

 米国では、住宅バブルがはじけた影響で住宅価格が低迷し続け、多くの住宅保有者が住宅の値上がりを見込んで負った借金の返済に苦しんでいる。ローン残高が住宅価格を上回る「ネガティブ・エクイティ」に悩む国民が減らず、住宅市場の低迷が個人消費を冷やし、さらにそれが景気回復の足かせになって雇用の改善を遅らせるという悪循環が続いている。

 また、景気回復のカギを握る企業の反応も鈍い。多くの企業はオバマ政権の医療保険制度改革や金融規制改革でどんな影響を受けるのか測りかねており、「多額の現金を内部留保として抱えたまま新規雇用や設備投資に慎重な姿勢を崩していない」(ピーターソン国際経済研究所、トルーマン氏)という状況が続いている。失業率が9%台後半で高止まりする中で、財政赤字だけが積み上がる現状を大きく変える政策は見当たらず、オバマ政権は強い逆風にさらされたまま、中間選挙の投票日を迎えることになりそうだ。

632チバQ:2010/10/26(火) 23:29:24
http://mainichi.jp/select/world/news/20101007k0000e030056000c.html
米中間選挙:アフガン戦争、争点外れ 景気低迷が影響
 【ワシントン草野和彦】アフガニスタン戦争は7日、01年10月の開戦から丸9年を迎える。米国史上で最長の戦争となり、戦況は悪化するばかりだが、来月の中間選挙に向けた主要な争点にはなっていない。前回06年の中間選挙で、イラク戦争が最大の争点だったのとは対照的だ。今回の選挙では、景気低迷への対応を巡ってオバマ政権与党の民主党が苦戦している。経済など国内問題一色の今回の選挙は、米国が「内向き」な傾向を強めていることを示す一つの象徴と言える。

 「オバマの戦争」と形容されるアフガン戦争は、3万人の米軍増派が完了し、反政府武装勢力タリバンの発祥の地カンダハル州での攻撃も今月、始まった。一方で、開戦以来最悪のペースで増加する米軍死者数は1300人を超えた。

 だが「米国が直面する最大の課題」を問う米ギャラップ社の先月の世論調査では、「経済全般」が33%、「雇用」が28%、「政府への不満」が11%で上位を占め、3%の「戦争」は同率7位だった。

 06年選挙当時は、景気は堅調だったが、イラクを「内戦」状態にしたブッシュ前政権への批判が高まり、与党・共和党への逆風となった。直前のギャ社の調査では、投票で最重視するのは「イラク戦況」「テロ」「政府の腐敗」が48%で同率1位。選挙の結果、上下両院で民主党が勝利し、多数派となった。

 二つの選挙を巡る状況について、米スタンフォード大フーバー研究所のトーマス・ヘンリクソン上級研究員は経済以外に、米国の政治的状況や、戦争の質の違いを挙げる。

 アフガン戦争は、01年9月の米同時多発テロを実行した国際テロ組織アルカイダの指導者、ウサマ・ビンラディン容疑者の身柄の引き渡しを、当時のタリバン政権が拒んだことで始まった。

 上級研究員によると、共和党議員だけでなく、イラク戦争には反対した民主党議員もアフガン戦争は「正しい戦争」とみなしており、そもそも争点になりにくいという。米軍死者数も過去の戦争よりは少なく、国民やメディアからは、4400人を突破したイラク戦争ほどの批判はない。

 さらにオバマ大統領は来年7月までに米軍撤退を開始するとしている。上級研究員は「来夏には何かが変わる、と多くの米国民が考えている」と述べ、大統領の「出口戦略」の効用を指摘する。

 アフガン戦争を争点化させないことには成功した大統領だが、高止まりする失業率などを背景に民主党は上下両院とも苦戦。今回は、大統領の経済政策への信任投票の色合いが濃くなっている。

毎日新聞 2010年10月7日 13時34分(最終更新 10月7日 15時38分)

633チバQ:2010/10/26(火) 23:30:33
http://www.47news.jp/CN/201010/CN2010102501000493.html
“クリントン株”が急上昇 白人票獲得へ元大統領頼み


 米フロリダ州オーランドで民主党候補者の応援のため演説するビル・クリントン元大統領(右)=20日(AP=共同)
 【ワシントン共同】ビル・クリントン元米大統領が11月2日に迫った中間選挙の与党民主党候補の応援で、旗振り役を務めている。民主党の支持基盤でありながら、オバマ大統領の支持率が低迷している州を中心にてこ入れに奔走。白人低所得者層からの根強い人気を武器に積極的な選挙活動を展開しており、“クリントン株”が急上昇している。

 今月19日にギャラップ社が発表した世論調査では、民主党支持者のうちオバマ氏が応援する候補に投票すると答えたのは48%。これに対し、クリントン氏が推す候補を選ぶとしたのは53%で、調査は「クリントン氏の方がオバマ氏よりも選挙戦に好影響を与える」と分析している。

 興味深いのは、この傾向が民主党支持者だけに当てはまるわけではなく、無党派層や共和党支持者の間でもクリントン氏が応援する候補に投票するとの回答が多かったことだ。

 深刻な雇用不安が消えない中、低迷するオバマ氏の人気とは対照的に、1990年代に米社会を空前の好景気に導いたクリントン氏に愛着を感じる国民は多い。


2010/10/25 16:43 【共同通信

634チバQ:2010/10/27(水) 23:11:18
http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20101027ddm003030067000c.html
クローズアップ2010:米中間選挙まで1週間 民主、不和が表面化
 ◇共和党優位変わらず
 【ワシントン小松健一、古本陽荘】オバマ米政権で初めての中間選挙(11月2日投票)まで1週間となった。10%近い失業率が高止まりし、経済政策への国民の失望は深まるばかりで、オバマ大統領の「変革」への期待は色あせた。過去3カ月間のオバマ氏の平均支持率は44・7%と低迷を続け、野党・共和党優位の情勢は変わらない。敗北が確実な情勢の与党・民主党内の不和も表面化し、選挙後の政権運営は一段と厳しさを増しそうだ。

 「2年前の大統領選ではオバマ氏にではなく、共和党候補だったマケイン上院議員に投票した」。ミシシッピ州選出の民主党ベテラン下院議員、ジーン・テイラー氏は先週、地元新聞に告白をした。

 テイラー氏ら保守層を地盤とし、「ブルードッグ」と呼ばれる下院の民主党保守派議員は54人。情勢によって票は民主党と共和党の間を行き来しやすく、54議席のうち35議席前後が共和党に奪われる可能性がある。

 保守層に不人気な医療保険改革などオバマ政権主要政策を批判する民主党保守派は多いが「オバマ氏に投票しなかった」との告白は異例。民主党内の「オバマ離れ」を象徴する。

 各種世論調査を分析する政治ニュースサイト「リアル・クリア・ポリティクス」の25日現在の予測では、共和党は既に過半数の222議席をほぼ確実にしている。ブッシュ前政権(共和党)の選挙参謀、カール・ローブ氏は24日、CBSテレビに出演し、共和党が現在の178議席に60議席前後を上積みするとの見通しを示した。

 民主党内では、オバマ政権と二人三脚で改革に取り組んだリベラル派のナンシー・ペロシ下院議長への反発も強まる。

 一方、上院選は改選37議席のうち8議席が接戦となっており、過半数をどちらが制するか、ぎりぎりの攻防が続いている。ネバダ州では民主党のハリー・リード院内総務が保守系の草の根運動「ティーパーティー(茶会運動)」系の共和党新人に大苦戦。リード氏の支援団体は保守票の分裂を狙って、別の茶会運動系の無所属候補をてこ入れする選挙CMを流している。

 08年大統領選でオバマ氏当選に大きな役割を果たしたフェースブックなどのソーシャルメディアの選挙活用は今や、共和党にお株を奪われた。民間調査団体によると、上院選候補者1人につきフェースブックのファンは民主党の8260人に対して、共和党は3万8718人に上る。

 大統領選でオバマ氏の選挙参謀を務めたデビッド・プラウフ氏によると、オバマ氏は知事など有力者に頼らず、若者を中心とした「下から盛り上がる」草の根の選挙運動にこだわった。民主党のソーシャルメディア利用者の頭打ちは2年後の大統領選にも影響する。

 米政治・社会の動向に詳しいジャーナリスト、レン・ブラッケン氏は「民主党内の不和、支持者の政治への参加意欲の低下が選挙戦で露呈した。これを克服しなければ、オバマ政権の機動力は回復しないだろう」と指摘する。

635チバQ:2010/10/27(水) 23:11:39
◇政策より批判 「オバマ離れ」加速
 中間選挙は終盤戦に入っても政策論争は深まらず、民主、共和両党が互いを批判し合う泥仕合の様相を呈している。

 オバマ大統領は、2年前の大統領選で支持基盤となった若者、人種的少数派、女性の票を呼び戻すことに照準を定め、支持層を固めることに重点を置いた。だが、大統領選で見られた将来ビジョンを語る演説スタイルは影を潜め、共和党批判に終始する姿には支持者や身内の民主党からも冷ややかな声が漏れている。

 オバマ大統領は、先週1週間で、カリフォルニア州やネバダ州などの接戦区7州を訪問。各地の演説で十八番になっているのが、経済対策をめぐる状況を「溝にはまった車」になぞらえる例え話だ。

 「我々が溝にはまった車を一生懸命引き上げようとしている。共和党は見ているだけ。ようやく車が引き上がると、車のカギをよこせという。だが、運転の仕方も知らない連中にカギを渡すわけにはいかない」(23日のミネソタ大学での演説)

 一方の共和党はオバマ政権発足時から、「オバマ大統領が提示するすべての主要政策に党内が一致して反対することを戦略としてきた」(ブルッキングス研究所のトーマス・マン上級研究員)と言われ、選挙戦でも具体的な対案の提示を避け、膨らむ財政赤字などでオバマ政権を批判することに集中してきた。

 「批判ばかりの野党に対し、野党批判を展開する大統領」という構図に対しては、嫌気ムードも漂う。ウィスコンシン大学で演説を聞いた学生、アレックス・エルマンさん(20)は「共和党批判ではなく政策演説を期待していた。大統領から聞きたかったのはこの国をどこに向かわせるかだ」と語る。また、ワシントン・ポスト紙は、民主党候補の応援のため各地を回っているクリントン元大統領が友人らに、「民主党は経済政策で筋の通ったメッセージを提示できていない」と語り、「当惑している」と報じた。

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 ■ことば

 ◇米中間選挙
 米国で4年ごとの大統領選の中間の年に一斉に行われる連邦議会や州知事などの選挙の総称。小選挙区の下院(定数435、任期2年)全議席と、各州2人の上院(同100、同6年)の約3分の1が改選になる。今年の上院選は補選3議席を含む37議席、州知事選は37州で行われる。現職大統領の過去2年間の実績に対する国民の「信任投票」の色彩が強く、2年後の大統領選を占うものとして注目される。

636チバQ:2010/10/27(水) 23:13:51
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20101027-OYT1T00173.htm
シュワ知事後任選に115億円金満女性候補


25日、米カリフォルニア州サウザンドオークスで、支持者にサインをするメグ・ホイットマン氏(AP)

 【ロサンゼルス=西島太郎】アーノルド・シュワルツェネッガー知事(63)の後任を決めるカリフォルニア州知事選は、共和党候補のインターネット競売大手イーベイ元最高経営責任者(CEO)メグ・ホイットマン氏(54)が全米選挙史上最高となる約1億4200万ドル(約115億円)の個人資産を投入し、空前の「金満選挙」となっている。

 大半はテレビ広告に費やされ、1週間後の投票を前に、激しい宣伝戦が続く。

 「経験はあっても展望のない政治家。そして政治経験のない億万長者。有権者の皆さんは、不幸にも、どちらかを(知事に)選ばなければならない」

 最近、当地で繰り返し流れているテレビCMだ。ホイットマン氏自らが語り、「私はキャリアもなく、ハリウッドスターでもない。しかしシリコンバレーで何千もの雇用を生み出した」と結ぶ。自分の経営手腕こそ財政難、雇用難にあえぐ加州には必要と訴える。

 ホイットマン氏は、米ハーバード大ビジネススクールを卒業後、コンサルタント会社などの勤務を経て、1998年にイーベイCEOに就任。従業員30人だった同社を10年間で1万5000人の大企業に育て上げた。当選すれば、同州史上初の女性知事となる。

 AP通信などによると、ホイットマン氏の選挙資金総額は約1億6200万ドル(約131億円)。選挙に投入した個人資産は、昨年のニューヨーク市長選で1億800万ドルを投じたブルームバーグ氏を抜いて史上最高となった。10月上旬までに、テレビCMなどの広告対策費だけで約9500万ドル(約77億円)を投入した。調査会社などによると、「ロサンゼルスでは、プライムタイムの30秒のスポットCMに6万7000ドル(約540万円)の広告費用がかかる」とみられる。

 一方、対抗する民主党候補ジェリー・ブラウン州司法長官(72)は、1975年から加州知事を2期務めたベテラン。今年支出した選挙資金は約2500万ドル(約20億円)にとどまるが、24日のロサンゼルス・タイムズ紙の世論調査で支持率は52%で、ホイットマン氏を13ポイント上回った。ホイットマン氏をめぐっては先月、ヒスパニック系の不法移民を家政婦として9年間雇っていた疑惑が発覚。同氏は「私は知らなかった」と弁明したが、それが痛手となり、支持率は下がり続けている。

 ロサンゼルスにある無党派の非営利研究機関「政府研究センター(CGS)」のロバート・スターン代表は、「カリフォルニアの選挙戦では、これまでも大富豪が候補者として名乗りを上げてきたが、多くは苦戦を強いられた。カネだけで選挙が決まるわけではない」と話している。

(2010年10月27日09時03分 読売新聞)

637チバQ:2010/10/27(水) 23:24:12
http://sankei.jp.msn.com/world/america/101027/amr1010272004009-n1.htm
【米中間選挙】大統領に民主党候補が「くそくらえ」
2010.10.27 20:03
 【ニューヨーク=松尾理也】米東部ロードアイランド州知事選で苦戦を続ける民主党候補、フランク・カプリオ氏がオバマ大統領に対し、「くそくらえ(Shove it)」とののしったことが、話題を呼んでいる。大統領が自らへの支持表明を行わなかったことへの怒りが直接の原因だが、背景には、オバマ大統領の不人気に巻き込まれる形となった民主党全体の不振に対するいらだちもありそうだ。

 同州知事選は、元共和党上院議員で現在は無所属のリンカーン・チェイフィー氏とカプリオ氏、さらに共和党候補の三つどもえの激戦となっている。チェイフィー氏は元共和党とはいえ、さきの大統領選ではいちはやくオバマ氏を支持。一方、カプリオ氏はクリントン氏支持だった。こうした事情もあり、ホワイトハウスは同州知事選で大統領としての支持候補を明らかにしないとの方針を明らかにした。

 これに激怒したのがカプリオ氏。地元ラジオ局に出演し、「大統領に支持なんて頼んだことはない。そんなものはくそくらえだ」と、口を極めてののしった上で、25日に同州を訪れた大統領への随行をすっぽかしてしまった。

 大統領は同州での演説でカプリオ氏について直接言及しなかったが、地元では「もしこれでカプリオ氏が勝利したら、オバマ氏の面目は丸つぶれだ」との声もちらほら。同州は民主党支持の傾向が強いことで知られる。

638とはずがたり:2010/10/28(木) 00:29:56
>>636
一瞬金満女性が金髪豊満美女に見えたw

639チバQ:2010/10/28(木) 23:03:24
>>497
http://www.afpbb.com/article/politics/2770051/6356394?utm_source=afpbb&amp;utm_medium=topics&amp;utm_campaign=txt_topics
保守派の「茶会」に対抗、無党派層が「コーヒーパーティー」結成 米国
2010年10月28日 17:38 発信地:ウッドブリッジ/米国
【10月28日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)政権の政策に反対する米保守派の市民運動「ティーパーティー(Tea Party)」が来月2日の米中間選挙を前に注目を集める中、これに真っ向から対抗する草の根運動「コーヒーパーティー(Coffee Party)」がじわじわと支持を広げている。
 
 ティーパーティー運動とは、2008年のオバマ大統領の当選直後に発足したオバマ政権批判の急先鋒で、「押し付けがましい」政府を阻止し「良識があり憲法を順守した保守的な自己統治」を目指している。名称は、1773年に当時の宗主国・英国の紅茶税に怒った米市民が紅茶を海に投げ捨て、米国の独立につながった「ボストン茶会事件」にちなむ。

■うんざりした一市民がウェブ上で立ち上げ

 これに対しコーヒーパーティー運動は、オバマ政権の医療保険改革が議会やメディアで激しく叩かれているのを見かねたアナベル・パーク(Annabel Park)さんが、今年1月に米SNS「フェースブック(Facebook)」上に立ち上げたグループが発端だ。

「ティーパーティーにほとほとうんざりして、自分の考えを表したいと思って。反応してくれる人たちが結構いて、『よし、こっちも自前の運動を起こそう』という流れになったんです」。小柄で物腰の柔らかいパークさんは、それまでウェブ上の交流ページを作ろうと思ったことなどなかったと話した。

■無党派層の声反映し急成長

 米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)で紹介されたのを機に、コーヒーパーティー運動は一躍有名になり、今ではフェースブックのグループ参加者は30万人を超えた。パークさんの個人的な運動が、無党派層の政治運動に発展したのだ。

 コーヒーパーティーの目標は、「政府への協力を願う米国市民に発言権を与えること」。来る中間選挙では、ミズーリ(Missouri)州に独自の候補者を立てた。 

 パークさんはこの急成長ぶりを次のように分析した。「つまりこれこそが、一般市民のティーパーティー運動に対するリアクションということです。ティーパーティーの人びとは、あらゆるメディアで『自分たちこそ真のアメリカだ』と豪語しています。でも、彼らの変革の仕方は危険なんです」(c)AFP/Edouard Guihaire

640チバQ:2010/10/28(木) 23:04:27
>>496 リベラル派はスターバックスパ−ティーって手もある

641チバQ:2010/10/28(木) 23:05:27
http://jp.wsj.com/US/Politics/node_140888
米中間選挙、WSJ日本版が注目する7レース
2010年 10月 28日 16:47 JST
  2012年の米大統領選の行方を占う試金石となる中間選挙は、11月2日の投票日まで残すところ数日となった。下院は野党の共和党が過半数を奪回する可能性が高く、 上院でも両党が接戦を演じている。WSJ日本版が上下院選、および同日に実施される州知事選から注目すべき7レースを選び、見どころを解説する。

■州知事選
【カリフォルニア州】 巨費を投じる元イーベイCEOと元州知事の戦い
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Reuters

民主党:ジェリー・ブラウン(州司法長官)/共和党:メグ・ホイットマン(元イーベイCEO)

 今年の米国の選挙で最も多額の資金が投入されるとみられている。ホイットマン氏はこれまでに同国の選挙史で最高の8100万ドルを費やしている。このうちの大半が自己資金だ。ブラウン氏は、かつて同州知事を務めた。争点の1つは同州の財政問題。


■上院選
【カリフォルニア州】 女性候補が対決
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Getty Images/Reauters

民主党:バーバラ・ボクサー(現職)/共和党:カーリー・フィオリーナ(元ヒューレット・パッカードCEO)

  リベラルな風土を持つ同州で、中絶賛成といった政策を掲げるボクサー氏は前回の選挙で圧勝した。しかし、遅々として進まない景気回復が、フィオリーナ氏の追い風になる可能性がある。女性候補の対決。

【デラウエア州】 体制派を打破した茶会党候補に注目
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Getty Images/Reauters

民主党:クリストファー・クーンズ(地方自治体幹部)/共和党:クリスティーン・オドネル(コンサルタント)

  「茶会党」の支持を集めるオドネル氏は、共和党予備選で執行部が推す体制派のマイク・キャッスル氏を打ち破り、知名度を高めた。改選されるのはジョー・バイデン氏の副大統領就任で空席となった議席。クーンズ氏はニューキャッスル郡の幹部。

【ネバダ州】 保守派が民主党院内総務に挑む
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Getty Images

民主党:ハリー・リード(現職)/共和党:シャロン・アングル(元州下院議員)

  リード氏は上院の民主党院内総務を務める。アングル氏は共和党予備選で複数の体制派に勝利し、指名を得た。

642チバQ:2010/10/28(木) 23:05:48
【コネティカット州】 WWEの前CEOが資金力で州司法長官をKOか?
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AP

民主党:リチャード・ブルーメンタール(州司法長官)/共和党:リンダ・マクマホン(前プロレス興行団体CEO)

   ブルーメンタール氏は5月に軍歴詐称を認め、上院選への出馬が一時、危ぶまれた。マクマホン氏はWWE(World Wrestling Entertainment)の前CEOで、最高5000万ドルの自己資金を選挙に投じると公言している。引退する民主党の重鎮、クリス・ドッド議員の議 席をめぐる戦い。


■下院選
【サウスカロライナ州1区】 黒人共和党議員が復活か?
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Associated Press

民主党:ベン・フレイジャー(下院議員の元側近)/共和党:ティム・スコット(州下院議員)

  黒人候補者の対決。人種隔離政策をかつて支持した同州の政治家ストロム・サーモンド氏の息子ポール氏を共和党予備選で破ったスコット氏に勢いがあるとみら れている。現在、共和党には黒人議員がいない。マイノリティー・グループは民主党を支持する傾向が強いが、スコット氏が当選すれば、共和党に対する同グ ループの支持が拡大する可能性がある。

【アリゾナ州7区】 圧勝を続けたベテランを脅かす28歳の茶会党候補
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Associated Press/Ruth McClung for Congress

民主党:ラウル・グリジャルバ(現職)/共和党:ルース・マクラング(物理学者)

 ベテランのグリジャルバ氏と、「茶会党」の支持を得て波に乗る28歳のマクラング氏の対決。グリジャルバ氏は、同州移民法を支持すると発言したことが痛手か。後に同法への支持を取り下げている。同選挙区は民主党色が強く、ヒスパニック系市民が多く住む。

643チバQ:2010/10/28(木) 23:06:37
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20101028-OYT1T00197.htm
エコは票削る?米民主劣勢…保守「景気に悪い」

 【ワシントン=山田哲朗】オバマ米政権が政策の柱に掲げてきた地球温暖化対策が、11月2日に迫る中間選挙で、与党・民主党不利の状況を増幅させている。

 温暖化対策は選挙の隠れた争点と言えるが、保守派は経済への悪影響を追及しており、同対策を支持してきた民主党議員は防戦一方だ。選挙で共和党が躍進すれば、当面、温暖化対策が停滞するのは必至とみられる。

 オバマ大統領は、温暖化対策に消極的だったブッシュ前政権から一転、化石燃料依存からの脱却や、新たな環境産業の育成による雇用創出などを唱え、温暖化対策を進めてきた。

 昨年6月には、民主党が過半数を占める下院で、初めて温室効果ガスの大幅削減などを盛り込んだ温暖化対策法案を可決した。しかし、この問題では、産業界寄りの共和党議員だけでなく、石炭産出州選出の民主党議員ら身内にも反対勢力を抱えており、安定多数の60議席を割り込んだ上院では審議が頓挫し、包括法案の成立は絶望的だ。

 こうした流れを受けて中間選挙でも、「人間の活動が気候変動の原因とは断定できない」(共和党のサラ・ペイリン前アラスカ州知事)などと、温暖化否定論を蒸し返す論調が勢いを得ており、温暖化対策を推進してきた実績は候補者にとってセールスポイントどころか「弱点」にさえなっている。

 温暖化対策の先進地だったカリフォルニア州でも揺り戻しがみられる。同州は2006年に独自の地球温暖化解決法を制定したものの、中間選挙に合わせて同法の凍結が住民投票にかけられる。凍結解除の条件は「失業率が4四半期連続で5・5%を下回る」という厳しいもので、失業率が12%以上の同州で、この条件を満たす見通しは立たない。

 景気回復の遅れも政権の足を引っ張る。オバマ政権は今年、原発建設の資金調達に苦しむ電力会社を後押しするため、政府の債務保証枠を3倍に拡大した。しかし、電力大手コンステレーション・エナジーは今月、メリーランド州の原発建設計画から撤退する意向を表明した。安い石炭や天然ガスとの競合で支援を受けても採算が合わないためだ。

 地球温暖化対策の追い風で、二酸化炭素を排出しない原発業界は一時、「原子力ルネサンス」に沸いたが、現在は「もう誰も原子力ルネサンスという言葉は使わない」(電力会社)と様変わりした。オバマ政権は、もともと温暖化対策の支持をとりつけるための取引として原発推進を打ち出した。しかし、今やその原発推進さえままならない状況だ。

 逆に、環境保護団体からは、温暖化の懐疑派が議会運営の主導権を握ることになれば、「地球が平らだと思う船頭がコロンブスの航海を担うかのようだ」と懸念する声も出始めた。

 ◆オバマ政権の温暖化政策=オバマ大統領は、京都議定書からの離脱を表明したブッシュ前政権の政策を大きく転換。温室効果ガス削減を目指す温暖化対策法案には、2020年までに排出量を対05年比で17%削減する目標が盛り込まれた。しかし、産業界や石油・石炭の産地選出の議員らは強硬に反対している。

(2010年10月28日09時07分 読売新聞)

644チバQ:2010/10/28(木) 23:07:18
http://jp.wsj.com/US/Politics/node_140324
 【ミシャウォーカー(インディアナ州)】11月2日の米中間選挙で、共和党はどの程度まで票を伸ばすのだろうか。選挙当日の全般的な行方を占うには、インディアナ州に目を向けるのが一番だろう。全米の中でも出口調査の結果が早めに報じられるほか、2006年の選挙で民主党が獲得した下院3議席をめぐる争いが拮抗(きっこう)しているからだ。

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Associated Press

米インディアナ州第2選挙区の共和党候補ジョー・ドネリー氏

 この注目の3区、インディアナ州第2、8、9選挙区すべてで共和党が勝利した場合は、共和・民主両党関係者も認めるとおり、全米規模で広がる共和党支持の波は本物ということになる。中間選挙まで約1週間となった今、民主党は正念場を迎えている。

 街頭世論調査やインタビューによると、問題の3区のうち第2、9区は基本的にデッドヒートが予想される。残りのインディアナ州西端をカバーする第8区は、「血の第8区」として知られ、頻繁に支配政党が入れ替わっているが、票は既に共和党のラリー・ブション氏に大きく傾いている。

 インディアナ州エバンズビル郊外出身の心臓外科医、ブション氏に対抗するのは、州議会議員で元検察官のトレント・ヴァン=ハーフテン氏だ。民主党は、保守的な農村地域の票獲得において、まじめな穏健派として知られるヴァン=ハーフテン氏に大きな期待をかけている。同氏は、第2区の共和党候補、ジョー・ドネリー氏と第9区の共和党候補、バロン・ヒル氏を支持している全米ライフル協会からさえもお墨付きを得ている。

 だが、3区の民主党候補者はいずれも、他の同党候補と同様に、強力な反民主党の向かい風を受けている。

 バラク・オバマ氏は08年の選挙でインディアナ州で辛くも勝利を収めたが、その気候変動と経済にかかわる断固とした政策(特に医療保険制度改革と景気対策)は、一部の郡で失業率が13%を上回っていることなどが影響し、州全体で共感を得るには至っていない。

 共和党のミッチ・ダニエルズ州知事の人気も、共和党候補への支持を増やす上で一役買っている。ダニエルズ州知事は、支出削減と人員合理化を断行し、インディアナを中西部で最も財政的に健全な州へと変貌させたことで、共和党の評価を押し上げた。

 共和党にとって最も厳しいレースが展開されているのが、ノートルダム大学キャンパスから自動車部品工場が集積するココモに至るまでの州北部をカバーする第2区だ。

 サウスベンド出身の民主党の現職下院議員ジョー・ドネリー氏は、06年の選挙でイラク戦争に対する不満の高まりに乗じて第2区で勝利を収めた。その2年後の選挙で再び立候補し、やすやすと再選を果たした。

 だが今回は手ごわい相手を迎えている。インディアナ州下院議員で保守的な福音主義キリスト教徒のジャッキー・ウォロースキー氏だ。同氏は、地元の茶会党グループ(保守系の草の根運動)や、共和党復活をもたらした1994年の選挙戦を主導したニュート・ギングリッチ氏、元アラスカ州知事のサラ・ペイリン氏、ジョン・ベイナー下院院内総務らからも支持を獲得している。

 ブルーミントンからオハイオ川にかけて放射状に広がる第9区でも、同様の戦いが繰り広げられている。ここでは、地元バスケットボールチームのかつてのスター選手、共和党の下院議員バロン・ヒル氏が現職続行をめざして争っている。

 ヒル氏に対抗するのは、地元の弁護士で海軍出身のトッド・ヤング氏だ。同氏は、社会保障制度改革と歳出削減を訴えている。ヒル氏は、昨年キャップ・アンド・トレード方式の温暖化防止法案を支持したことが響いて大敗を喫する公算が大きい。

 第8区については、共和党のブション氏の勝利がほぼ確実であることから、両党とも今月初めに既に戦い放棄している状態だ。

 だが、ほかの2区については、全米共和党選挙運動委員会(NRCC)は何としても勝ちに行く構えだ。ヒル氏の選挙区だけでも、既に宣伝広告費に65万ドル(約5320万円)を費やしており、必要とあらば、さらに32万ドルを投じる計画だ。

645チバQ:2010/10/29(金) 22:32:02
http://mainichi.jp/select/world/news/20101030k0000m030065000c.html
米中間選挙:アラスカ州共和党 現職対新人が異例の激戦
 米中間選挙(11月2日投票)のアラスカ州上院選で、保守系草の根運動ティーパーティー(茶会運動)の支援を受ける共和党公認の新人で弁護士のジョー・ミラー氏(43)に、今年8月の同党予備選で敗れた現職、リサ・マカウスキ氏(53)が党非公認のまま挑み、異例の激戦を繰り広げている。アラスカ州は共和党の強固な地盤。すでに民主党候補は大きく引き離されており、保守色を鮮明にする共和党新人と、同党穏健派の現職による事実上の一騎打ちとなっている。【アンカレジ(アラスカ州)で山科武司】

 「私の名前のつづりはMurkowskiです。間違えないでください」。選挙を目前に控え、マカウスキ氏はそんな選挙CMをテレビで繰り返し流している。同氏は共和党の公認候補ではないため、投票用紙に名前は印刷されない。有権者が正確にその名前を記載しなければ、投票は無効になる可能性がある。記名による投票で当選した上院議員は、全米で1954年以来、誰もいない。各種世論調査の平均値を出す政治ニュースサイト「リアル・クリア・ポリティクス」(29日現在)によると、マカウスキ氏はミラー氏を1ポイント差で追い上げている。

 今年8月の共和党予備選は当初、現職のマカウスキ氏が有利とされていた。だが08年の共和党副大統領候補で保守系に人気のサラ・ペイリン前同州知事(46)が、茶会運動と共闘してミラー氏を支援。ミラー氏は勢いに乗り、マカウスキ氏をわずかな差で追い落とした。

 だがマカウスキ氏は先月中旬、共和党の公認がないまま、本選への立候補を表明。人工妊娠中絶に理解を示すなど共和党穏健派として浮動票も取り込み、激しく追い上げている。マカウスキ氏の父フランク氏は元同州知事で、06年の知事選でペイリン氏に敗れた。マカウスキ家とペイリン氏との「骨肉の争い」としても、話題を集めている。

 「私は8年間、(上院議員として)アラスカ州を導いてきた。培った経験、職業倫理、アラスカへの愛情を今後も役立てる。ミラー氏にはその資格がない」。アンカレジ郊外で24日夜に行われた討論会で、マカウスキ氏はそう訴えた。陣営は同氏の名前を記した腕輪やボールペンを有権者に配布。集会では「ミッキーマウス・マーチ」のメロディーでつづりを歌う替え歌を披露した。

646チバQ:2010/10/29(金) 22:33:27
>>554>>616
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20101029-OYT1T00832.htm
プロレスの何が悪い…上院選出馬のマクマホン氏
 【ワシントン=黒瀬悦成】米中間選挙で、共和党から上院選に出馬した世界最大のプロレス団体WWEのリンダ・マクマホン前最高経営責任者(CEO)(62)に、民主党が執拗(しつよう)な「プロレスたたき」広告を展開。


 マクマホン氏側は逆に、「プロレスの何が悪い」と反撃に出ている。

 マクマホン氏は、1980年代まで中小団体だったWWE(当時はWWF)を、夫で現CEOのビンス・マクマホン・ジュニア氏との二人三脚で成長させた。今では全米で毎週1400万人以上がWWEのテレビ中継を視聴しているという。

 上院選に東部コネティカット州から出馬したマクマホン氏のイメージを落とそうと、民主党のリチャード・ブルメンソール候補(64)の陣営はテレビ広告などで、「WWEの選手は違法な筋肉増強剤を使っている」「中継は女性レスラーのお色気が売り物の低俗番組」といったWWE攻撃を展開。怒ったビンスCEOの呼びかけで、会員制交流サイト「フェースブック」などには100万件以上、民主党広告に反論してWWEを擁護する書き込みが集まったという。

(2010年10月29日18時41分 読売新聞)

647チバQ:2010/10/29(金) 23:03:14
http://www.47news.jp/CN/201010/CN2010102901000180.html
ペイリン氏、次期大統領選に意欲 米保守派から絶大な人気


 米ネバダ州で演説するペイリン前アラスカ州知事=18日(AP=共同)
 【ワシントン共同】2008年米大統領選の共和党副大統領候補で、保守派から絶大な人気を誇るペイリン前アラスカ州知事(46)は28日、12年の次期大統領選出馬について、米テレビの情報番組とのインタビューで「ほかに誰もいないなら、私が出るべきだ」と述べて意欲を示した。

 ペイリン氏は以前から次期大統領選に共和党候補として挑戦することを示唆していたが、明確に語ったのは初めて。

 妊娠中絶や銃規制に断固反対する立場や、5人の子どもを育てる母親としての姿が保守派や女性の共感を呼ぶペイリン氏だが、ブッシュ前政権で上級顧問を務めたカール・ローブ氏は、英紙デーリー・テレグラフにペイリン氏の「実直さ」を疑問視し、大統領の責務を果たせる人物ではないと否定的な見方を示した。

 ペイリン氏は11月2日に迫った中間選挙で共和党躍進の原動力となっている草の根保守派運動「ティーパーティー(茶会)」が好む保守政治家の筆頭格。

648チバQ:2010/10/29(金) 23:08:24
http://sankei.jp.msn.com/world/america/101029/amr1010290009000-n1.htm
【米中間選挙】クリントン元大統領が応援奔走 過去の「繁栄を象徴」 (1/2ページ)
2010.10.29 00:08
 【ワシントン=犬塚陽介】米中間選挙を目前に控え、民主党のクリントン元大統領(64)が存在感を高めている。雇用不安などを背景にオバマ大統領の支持率が低迷する中、好景気にわいた1990年代の米国を象徴する大統領としてクリントン氏の人気が上昇。劣勢が予想される民主党の候補者がこぞってクリントン氏に応援演説を依頼しており、全米を奔走しながらオバマ政権への支持を訴えている。

 「今回投票しなければ、2年前の(オバマ大統領への)投票で込めたもののすべてが危険にさらされる。それを周囲の人々に伝えてほしい」

 クリントン氏は26日、オバマ大統領の地元イリノイ州で演説し、「変革」の芽を摘んではならないと述べ、民主党の支持者に投票を呼びかけた。

 AP通信によると、クリントン氏は今年に入って約70人の候補者応援のため、すでに100カ所以上で遊説。医療保険制度改革や総額約8千億ドルを投入した景気刺激策などオバマ政権の経済政策を擁護し、「変革」には時間がかかると強調した。

 98年には不倫スキャンダルが発覚し、2000年の大統領選に立候補した当時のアル・ゴア副大統領が距離を置くほど人気が低落したクリントン氏だが、退任から約10年で支持を復活させた。

 経済が好調だったクリントン時代に愛着を感じる支持層は多く、米紙ウォールストリート・ジャーナルとNBCテレビが先月実施した世論調査では、米国民の55%がクリントン氏を好意的に見ており、オバマ大統領を8ポイントも上回った。

 26日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、民主党員にとってクリントン氏は「平和と繁栄の時期の象徴であり、大統領時代には傷となったスキャンダルや政争が大目にみられている」と解説する。

 妻のヒラリー・クリントン国務長官が無党派層を中心に高い人気を保持していることも元大統領に応援依頼が相次ぐ要因になっている。

 しかし、劣勢が続くオバマ政権と同様、クリントン氏も1期目の1994年の中間選挙では共和党に上下両院で過半数を奪われる「歴史的大敗」を喫した。もっとも、その後の政策修正でクリントン氏は2期目の大統領選を制している。

 こうした経験から、クリントン氏は最近、オバマ大統領に電話で「大丈夫だ」とアドバイスをしたことを公表。ヒラリー氏が出馬した2008年大統領選の民主党予備選でオバマ氏を激しく批判して以来、ぎくしゃくしていた現元大統領の関係には“変化”が訪れている。

649チバQ:2010/10/30(土) 08:29:23
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2010103002000049.html
“新旧”下院議長泣き笑い 米中間選挙
2010年10月30日 朝刊

 【ワシントン=岩田仲弘】11月2日に投票される米中間選挙で、野党共和党による連邦議会下院(定数435)の過半数獲得が有力になる中、与党民主党との勢いの差が“新旧”下院議長の動向にも表れている。

 四年前の中間選挙で与野党が逆転し、米史上初めて女性として三権の長に就任した民主党のナンシー・ペロシ下院議長(70)。大統領に緊急事態があった場合、職務代理の順位はバイデン副大統領(68)に次ぎ、「最も大統領に近づいた女性」でもある。

 だが、「大きな政府」の路線を進めるリベラル派の筆頭格としてオバマ大統領(49)とともに共和党からの批判のターゲットになり、民主党の中にペロシ氏と距離を置く候補者が続出している。ジョージア州選出のマーシャル下院議員(62)に至っては、テレビ広告で「マーシャルはペロシを支持しない」と堂々と訴えるが、ペロシ氏は「彼らに勝ってほしい」と党優先だ。

 共和党が下院を制した場合、議長就任が確実視されるのがオハイオ州選出のジョン・ベイナー院内総務(60)で、“抵抗勢力”の中心として、ペロシ氏とは対照的に選挙応援に引っ張りだこ。

 オバマ大統領はオハイオ州を特に重視し、今年は七回遊説、月末の最後の遊説先にも同州を選んだ。大統領が危機感を募らせるほど、ベイナー氏の知名度は上昇している。

 そのベイナー氏が若手議員の時代に薫陶を受けたのが保守派の重鎮、ニュート・ギングリッチ元下院議長(67)だ。

 ギングリッチ氏は一九九四年の中間選挙で、減税などを盛り込んだ公約「米国との契約」を発表。徹底して「小さな政府」を求める保守思想が共感を呼び、共和党を四十年ぶりに下院多数派に導いて議長に就任した。

 ベイナー氏ら共和党指導部は、当時の再現を狙い「米国との誓約」と題した公約を発表。存在感をあらためて発揮したギングリッチ氏は、二〇一二年の大統領選挙への出馬を真剣に検討している。

650チバQ:2010/10/30(土) 09:03:03
http://www.newsweekjapan.jp/stories/us/2010/10/post-1755.php
度しがたい共和党の妄想
GOP 'Pledge to America' Looks Unlikely to Inspire

選挙での勝利は確実かもしれないが、金持ち減税と赤字削減を誓う「アメリカへの誓約」はあまりにお粗末

2010年10月28日(木)14時59分
ベン・アドラー、デービッド・グレアム

[2010年10月 6日号掲載]

 94年の中間選挙では、共和党の掲げた公約「アメリカとの契約」が同党の歴史的勝利に大きく貢献したと言われている。だが現実はもう少し複雑だ。民主党の牙城だった南部の票が94年に大挙して共和党へ流れた原因はいくつもある。そもそも中間選挙で政権政党が議席を減らすのは米政界の常識だ。

 当時の共和党は「契約」など書かずとも楽勝ペースだったし、もちろん契約の中身のほとんどは実現しなかった。アメリカでは権限が分散されていて、野党が上院で総議席数の5分の3(60議席)の安定多数を占め、事実上どんな法案を通すことができる場合でも、別な政党に属する大統領が拒否権を発動できるからだ。

 だが政治の世界では、具体的な政策目標の達成と政治的な成功は直接には結び付かない。そういう意味では、94年の「契約」は立派に成功だったと言える。

 ではアメリカの有権者は、9月23日に発表された共和党の「アメリカへの誓約」をどう考えるべきだろうか? かつての「契約」は、増税案の採択には5分の3の多数を必要とするなどの手続き的な内容がほとんどだったが、「誓約」の内容はもっと具体的だ。

 中には、グアンタナモのテロ容疑者収容施設を維持すべきだといった、やけに具体的で意図不明な項目もある。グアンタナモについては、既に外国人テロ容疑者の収容場所として不適当ということで超党派的な合意ができている。一度も有罪を宣告されていない容疑者を永遠に拘束し続けることなど、共和党員も本気で願ってはいないだろう。ましてや無党派系の有権者は望まない。

 政府への監視を強めるための立法手続きに関する提案が後に続く。例えば、政治ニュースサイト「ポリティコ」が指摘するように「議員なら誰でも歳出削減法案に対する修正を求めることができる」との項目は「およそ実現しそうもないスタンドプレー」であり、まあ大した害はない。

 だが、法案を議会で通す際に、それが合憲である具体的根拠の提出を求めるというのは穏やかではない。アメリカには法案の合憲性を判断する独立した司法という仕組みがある。それに輪を掛けて立法府の権限を制約しようというのは憲法違反であり、単なる提案としても危険過ぎ、司法権の侵害にも当たる。

 そして最大の疑問は、向こう10年間で4兆ドルの資金を連邦政府から取り戻すという部分だ。今年末に期限が切れる「ブッシュ減税」を恒久化した上で、小規模企業への減税も行い、それでいて財政赤字を減らし、一方で国家ミサイル防衛の予算は増やすというが、どうすればそんな芸当が可能なのか。

 それには裁量支出の制限などといった生易しいものではなく、もっと具体的かつ大胆な予算削減が必要だろう。共和党のシナリオでは、「初年度だけで1000億ドル」の削減が可能と言うが、そんな程度ではパンクしそうなほど肥大した他分野への支出を捻出することはできない。

651チバQ:2010/10/30(土) 09:03:25
負の側面には口をつぐむ
 都合の良いことに「誓約」にはどれだけ予算を削減すれば政府が救われ、どれほどの減税が納税者を助けるという数字は示されているが、減税や予算削減が政府にどれだけの犠牲を強いるかは書かれていない。ジョージ・W・ブッシュ前米大統領なら、きっとこう言ったことだろう。これぞ「ワシントン流数字のごまかし」だと。

 当然のことながら、「誓約」は左派に向けたものではない。リベラル派は当然のように、共和党の主張は昔も今も代わり映えしないと批判し、財政赤字の削減や解消を語る共和党が実際には赤字を増やしそうな提案をしていると非難するだろう。

 では、右派ならば新しい「誓約」に納得するだろうか。そうはいかない。保守系ブログサイト「レッドステイト」のエリック・エリクソンは、これは「ジョージ・マクレラン以来最大のワシントンの茶番劇だ」とこき下ろし、かつて南北戦争で自軍を動かそうとしないマクレラン司令官に対してエイブラハム・リンカーンが放った有名な言葉をもじって、共和党幹部のジョン・ベーナー下院院内総務やエリック・カンター下院院内幹事が「共和党を指導しないのなら、しばらく貸してほしいものだ」とかみついている。
 
 保守派の中で対極に位置する穏健派でブッシュのスピーチライターだったデービッド・フラムは、エリクソンの非難を笑い飛ばす。共和党の執行部は党の支持基盤をしっかり握っているから心配ない、とフラムは言う。だから、エリクソンを含む草の根保守派連合ティーパーティーが求めるような大変革には乗らない。年金給付を減らすようなことをして、高齢化しつつある白人支持層を失っては元も子もないからだ。

 要するに、偉そうな文言を並べた「誓約」には何の新味もなく、小さな政府を目指す方法も基本的に94年と同じで実効性はない、ということだ。実際、民主党以上に予算を膨張させたのは共和党政権だ。ちなみにエリクソンは、「11月の選挙では共和党に票を投じるが、『十年一日のごとし』の彼らにくみするものではない」と結んでいる。

 一方のフラムも、個々の問題への場当たり的対応ばかりで明確な政策課題を欠く「誓約」が気に入らない。「ティーパーティーの改革精神を保ちながら、国家が必要としていることにもっとうまく対処できる近代的な共和党の政策が見てみたい。心配なのは最悪のケースだ。共和党が議会で多数派を占め、極端な法案を葬るだけでなく、何でもかんでも片っ端から反対するような事態だ」

「党隠し」に走る身内も
「誓約」提案のうち、立法的な観点からみて一番混乱しているのは、オバマの医療保険制度改革法をほごにして、代わりに医療過誤訴訟における賠償額の制限を導入し、医療費の支払いに充てる専用の貯蓄口座を設け(一部は非課税扱いとする)、居住地以外の州でも医療保険に加入できるようにするなど、以前から共和党が唱えてきた雑多な仕組みを導入するというものだ。

 興味深いことに、「誓約」が挙げた提案にはオバマ改革の主要な条項の1つが残っている。既往症があっても、保険会社は保険加入を拒否してはならないという条項だ。しかし、オバマ改革に盛り込まれた保険加入の義務化と切り離したら、こんな条項に意味はない。もし若い人や健康な人の保険加入を義務化せずに、保険会社に既往症のある人の加入を引き受けさせれば保険料の上昇を招くだけだ。だが「誓約」にはこの難問への答えが用意されていない。あるのは「高リスク者の保険加入を増やし、再保険を充実させ、保険コストを減らす」という文言だけだ。

 共和党の現職議員は不人気で、「誓約」が痛罵している「傲慢で国民の現実を知らない自称エリートから成る政府」と同類と見られている。だから前アラスカ州知事のサラ・ペイリンは、共和党にはひとことも触れず、ひたすらティーパーティーの活動だけを売り込むビデオを作り、党幹部のひんしゅくを買ったのだった。
共和党の中には、「誓約」には社会保障費削減についての記述がなく、長期的な財政再建について十分に対処しようとしていないと批判する者も既に現れている。

 前向きで実現可能な提案を共和党が行おうとしても、課題や矛盾だらけになるのがオチ。ただ共和党にとって幸いなのは、そんな提案などしなくても、今秋の中間選挙では大勝できそうなことだ。

652チバQ:2010/10/30(土) 09:04:06
http://www.newsweekjapan.jp/stories/us/2010/10/post-1759.php
母グマたちの乱はアメリカ政治を変えるか
Hear Them Glowl

子を守る母熊を自称する政治家が台頭しているが、ペイリンを筆頭とする彼女たちの主張は粗暴そのもの

2010年10月29日(金)16時47分
リサ・ミラー

[2010年10月 6日号掲載]

ママ・グリズリー[名詞]
①雌の大型ハイイログマ。北米に生息。大きく鋭い爪が特徴。
②アメリカの女性政治家の一種。その政治的な主張は......?

 一見すると、米政界の「ママ・グリズリー」の特徴は明快だ。サラ・ペイリン前アラスカ州知事の表現を借りれば、それは「常識」のある保守派女性のこと。ワシントンの悪い政策により子供たちが脅かされていると思えば、彼女たちは毅然と立ち上がる。肉食獣よろしく、敵と見なせば誰にでも襲い掛かり、ずたずたに引き裂く。

 ペイリンが「ママ・グリズリー」を自称し始めたのは、共和党副大統領候補として臨んだ08年大統領選のとき。1つの政治運動の呼称としてこの言葉を初めて用いたのは、今年5月に人工妊娠中絶反対派団体で行った講演だった。

 手応えをつかんだペイリン陣営は6月後半、「ママ・グリズリー」と題したインターネットCMを公開。「良くないことが起きていれば、母親には分かる」と訴え、仲間に加わるよう女性たちに呼び掛けた。このネットCMの視聴件数は、既に50万近くに到達した。

 そのうちにメディアは、11月の中間選挙でペイリンが支持する共和党の女性候補者たちをママ・グリズリーと呼び始めた。サウスカロライナ州知事選のニッキー・ヘイリー、ニューメキシコ州知事選のスザンナ・マルティネス、カリフォルニア州選出の上院議員を目指すカーリー・フィオリーナなどがそうだ。

 このほかにも、ネバダ州から上院選に立候補しているシャロン・アングル、ミネソタ州選出の現職下院議員ミシェル・バックマン、デラウェア州から上院議員を目指すクリスティン・オドネルなどがママ・グリズリーと呼ばれている(オドネルには子供はいない)。

 中間選挙を前に、ママ・グリズリーへの注目はますます高まっている。しかし、彼女たちはどういう政治を目指すのか。過激な主張は単なる選挙戦術にすぎないのではないかという見方が共和党内にもある。「(子供たちのために)国を取り戻したいと言うが、どこに取り戻すのかがはっきりしない」と、共和党の元下院議員コニー・モレラは言う。

財政規律を訴える割には
 母親としての不安に駆られて立ち上がったのだと言うのなら、これまで子供たちのためにどのような行動を取ってきたのか。自分の子供だけでなく、アメリカの子供たちと子供を持つ家族のために、何をしてきたのか。

 リベラル派が推し進めようとする政策に対し、ママ・グリズリーたちは子供たちのためとして、一部の例外を除いて冷ややかな態度を取ってきた。いま彼女たちは、オバマ政権の医療保険制度改革(低所得世帯の子供に医療保険を提供することも含まれている)を葬り去ろうと息巻いている。

 アングルは01年にネバダ州議会で、ドメスティックバイオレンスの加害者が被害者に近づくことを禁じる他州の命令の効力を州内で認めるための州法案に反対。ヘイリーは07年にサウスカロライナ州議会で、非行のリスクがある子供のための幼稚園設置に反対した。

 ペイリンはアラスカ州知事時代の08年、10代の母親の支援活動などに取り組む施設の予算を大幅に削減。バックマンは09年に下院で、連邦政府職員に4週間の有給育児休暇を認める法案に反対した。

 ペイリン、ヘイリー、バックマン、アングルはいずれも、この記事の取材に応じていない(彼女たちは概して、既存メディアを敵視している)。それでもこれまでの言動から判断すると、政府が家族の生活に介入することが子供を最も危険にさらすと、ママ・グリズリーたちは感じているらしい。

653チバQ:2010/10/30(土) 09:04:25
「大きな政府の触角が私たちの生活のあらゆる場所に入り込もうとしている」と、オドネルは保守派の政治集会で語った。「ワシントンの官僚と政治家は、私たちがどの電球やトイレを使い、どの車に乗るべきか指図しようとしている......あなたの10代の娘が中絶手術を受ける費用は提供するのに、学校の自動販売機で炭酸飲料を買うことは禁じようとする」

 小さな政府こそ、子供たちに幸せをもたらすと、ママ・グリズリーたちはきっぱり主張する。政府の財政出動や規制は市場の活力を奪い、雇用創出の足を引っ張ると考える。「家族を食べさせられなければ、自尊心が失われてしまう」と、アングルの友人でネバダ州ワシュー郡の共和党委員長を務めるハイジ・スミスは言う。

 ママ・グリズリーたちがとりわけ重んじるのは財政の規律だ。昔ながらの倹約の精神を説く。

 もっともヘイリー夫妻は、過去5年連続して税金の納入期限に遅れている。オドネルに至っては、学生ローンと住宅ローンの返済を怠ったことがあると、地元紙ニューズ・ジャーナルは書いている。しかも、2万ドルの選挙資金を私的に流用した上に、それを所得として申告せず脱税したと、独立系市民団体「ワシントンの責任と倫理のための市民」によって検察と連邦選挙委員会に告発されている。

 ママ・グリズリーたちは、「生まれる前の子供」ほど弱い存在はないとの理由で中絶に反対する。アングルはとりわけ過激な主張をしている。6月にラジオのインタビューで、父親にレイプされて妊娠した少女にも中絶を認めないのかと問われて、こう答えた。「過ちを2つ足しても、物事は正しくならない」。その少女は「レモン(のようなつらい状況)をレモネードに変える」よう努めるべきだと、アングルは言った。

 オドネルは、ここまで物事を単純化しない。以前、オドネルの姉妹が自分自身の命を救うために中絶の処置を受けざるを得なかったことがあった。2つの命のうちのどちらを救うかという選択になった場合は、「それぞれの家族の判断を尊重すべき」だと、オドネルは述べている。

マーケティングの道具?
 ママ・グリズリーたちは、先輩の女性政治家たちが訴えてきた男女同一賃金の徹底、育児休暇制度の普及、託児施設の整備などの論点にはほとんど関心を示さない。それでも彼女たちの大半は、「母親であること」が選挙運動の武器になると思っているようだ。

 ペイリンも最近の演説では、母親であることを前面に押し出している(もっとも少なくとも今のところ、いかなる選挙にも名乗りを上げていないのだが)。

 アングルの政治的な主張には、2人の子供の母親としての経験が強く反映されている。ポルノ規制はその典型だ。アングルは以前、コンビニエンスストアのコミック売り場の隣に公然とポルノ雑誌が陳列されていることを問題にし、司法当局に働き掛けて、ポルノ雑誌を見えない場所に隠すよう義務付けさせることに成功した。

 一方、ヘイリーは母親の立場より、ビジネスウーマンの立場を強調している。いまヘイリーが知事選で接戦を繰り広げているサウスカロライナ州は、選挙で当選して公職に就いている女性の数が全米で50位という州。母親であることをアピールし過ぎないほうが得策と考えたのだろう。

 最も迷走しているのは、オドネルだ。05年には、性差別を理由に勤務先の保守系シンクタン
クを告発し、700万ドルの損害賠償を求めた。右派政治家としては極めて異例の行動だ。ところがそれに先立つ98年には、妻は「しく(夫に)従う」べきであるという南部バプテスト連盟の方針を支持する発言をテレビでしている。

 ママ・グリズリー現象の本質は政治運動でもなければ、一貫した政治理念ですらない。政治や社会の現状に不満を抱く層に注目を引き寄せるためのマーケティングの道具とほぼ見なしていい。

 確かに、不満を感じ、怒りのはけ口を欲し、ワシントンを変えたがっている国民は多い。しかし、いまアメリカが直面している数々の問題は、粗暴なクマのような振る舞いによって解決できるほど単純ではない。

654チバQ:2010/10/31(日) 11:10:01
http://www.47news.jp/CN/201010/CN2010103101000064.html
米首都でリベラル派大集会 コメディアンが保守に対抗


 30日、米ワシントンでの集会で演説するジョン・スチュワート氏(ロイター=共同)
 【ワシントン共同】米中間選挙が11月2日に迫る中、勢いづく保守派に対抗しようと人気コメディアンのジョン・スチュワート氏(47)が呼び掛けたリベラル派の大規模集会が30日、首都ワシントンで開かれた。政治集会ではなく「お笑いイベント」と位置付けたスチュワート氏は、特定の政治的立場を取ることを控え、得意の政治風刺ジョークで会場を沸かせた。

 ワシントンでは8月下旬、保守派論客でテレビ・ラジオの人気司会者グレン・ベック氏(46)が「栄誉の回復」と題した集会を主催、全米各地からオバマ政権に反発する草の根保守派運動「ティーパーティー(茶会)」のメンバーが参加した。

 30日のリベラル派集会は「正気の回復」と名付けられ、極端な保守思想に傾倒する運動への批判をにじませた。

 民主党支持者や無党派層にファンが多いスチュワート氏は終盤のあいさつで、中傷合戦を繰り広げている与野党を念頭に「相手に反感を持ったとしても、敵対する必要はない」と訴えた。

 スチュワート氏はこの日の参加者を「10万人」と発表し、多様な人種の市民が集まったと強調した。

2010/10/31 09:09 【共同通信

655チバQ:2010/10/31(日) 11:18:29
http://www.47news.jp/CN/201010/CN2010103001000414.html
米中間選挙、非難合戦が過熱 最後の週末、裏工作も
 【ワシントン共同】米中間選挙は30日、来月2日の投開票日前最後の週末を迎え、民主、共和両党による非難合戦が熱を帯びた。保守強硬派のティーパーティー(茶会)の勢いを背に各地で民主党候補たたきを続ける共和党に対し、民主党陣営は共和党の無責任さを批判。南部フロリダ州では、劣勢の民主党上院選候補に対する裏工作が頓挫していたことも発覚した。

 「共和党が財政への責任を語ったら、もう笑うしかない」。バイデン副大統領は29日のアイオワ州の集会で巨額の財政赤字をつくったのは共和党政権と指摘。中間選挙で共和党が掲げる政策を「愚か」とまで言い放った。

 オバマ大統領は30日の国民向けビデオ演説で、選挙後に共和党と協力する必要性を強調したが、共和党幹部の無責任さをあげつらうことも忘れなかった。政権による超党派協力の要請も、現時点では選挙パフォーマンスの域を越えない。

 フロリダ州での工作を仕掛けたのはクリントン元大統領。ルビオ候補(共和党)優勢の状況をひっくり返そうと、最下位とされる旧知のミーク候補(民主党)に対し、選挙戦から退き、2位のクリスト候補(無所属)を支持する「2、3位連合」を持ち掛けていた。

2010/10/30 19:02 【共同通信

656チバQ:2010/10/31(日) 21:12:23
http://sankei.jp.msn.com/world/america/101031/amr1010312059008-n1.htm
米中間選挙 将来への不安と怒り 二極化進む国民意識 (1/2ページ)
2010.10.31 20:57
 【ワシントン=渡辺浩生】中間選挙を直前に控えた米国を覆うのは、先行きの見えない経済状況や将来に対する怒りや不安だ。高失業率や住宅危機のあおりをまともに受けるミドルクラス(中間層)の苦悩は特に深く、オバマ政権の任期前半の経済政策に厳しい審判が下るのは間違いない。一方で、景気回復のため、政権により強い関与を求める声も少なくない。2年前の選挙で「融和」を説いたオバマ大統領だが、国民意識は二極化している。

 ■描けないドリーム

 大恐慌以来の経済危機は大半の米国民に影響を与え、ある調査では有権者の3人に2人は失業した人を身近に知っていると回答している。しかし、国民の不安は、現在の苦境よりも将来にある。米誌ニューズウィークの9月の世論調査によると、63%は現在の生活水準を維持できないと考えている。「『キャン・ドゥ(やればできる)』の国がそれを信じられなくなった」と同誌。6カ月以上の長期失業者は全失業者の4割以上を占める。

 オハイオ州クリーブランドの失業者、ブラッド・フォーロックさん(46)は「家が売れないので、職のある地域に移り住みたくても移れない」と嘆く。

 4人に1人は住宅価格の低下によって持ち家の担保割れを起こし、売却やローン借り換えを阻まれている。

 「失業と住宅危機は米国民の心理をかつてないほど悲観的にしている」と米シンクタンク「アメリカン・エンタープライズ研究所」のカーリン・ボウマン上級研究員は指摘する。

 ■二極化する国民

 クリーブランドでクリーニング業を営むリチャード・シャペンスキさん(63)は「無駄が多い景気対策に怒りを覚える」と声を震わせた。

 約8千億ドルを投じた大型景気対策は財政赤字を過去最大規模に膨らませたにもかかわらず、9%台後半に高止まりする失業率の改善に効果を発揮できず、今や政権の「経済失政」の象徴だ。

 経済だけではない。ルイジアナ州ニューオーリンズの高校教師、ウィルバート・ローリンズさん(38)は「結局、ワシントンの目はわれわれに届かない」と肩を落とした。大統領は「教育再興」を叫ぶが、職も夢も持てない黒人の若者が銃や麻薬に手を染めていくのが街の現実だからだ。

 一方で「政権のやり方を批判するだけの保守派の主張はもう聞きたくない」との声もある。10月30日に首都ワシントンで行われたリベラル派の集会は「正気の回復」と名付けられ、約20万人とされる参加者が茶会批判などに気勢をあげた。

 こうした状況を米ブルッキングス研究所のピエトロ・ニボラ上級研究員は「米国民の意識は以前にも増して二極化している」と描写した。

657チバQ:2010/11/01(月) 23:40:25
http://mainichi.jp/select/world/news/20101102k0000m030047000c.html
米中間選挙:勢い衰えぬ共和党 下院逆転が濃厚
 【ワシントン古本陽荘】2日に投開票される米中間選挙は、最終盤の世論調査でも共和党の勢いが衰えず、連邦議会下院での与野党逆転の可能性が濃厚だ。オバマ大統領が選挙期間中に指摘した、民主党員よりも共和党員の方が投票に意欲を示しているという「熱意のギャップ」を最後まで克服できなかった情勢となっている。

 調査会社ギャラップ社が10月31日に発表した世論調査(28〜31日実施)結果によると、有権者登録している人の投票予定先は、共和党が48%、民主党が44%と4ポイントの差。だが「実際に投票する」と答えた有権者の間だけで見ると、共和党55%、民主党40%とその差は15ポイントに大きく開いた。

 オバマ大統領は約1カ月前、民主党関係者の前で「我々にとっての大きな課題は、民主党員と共和党員との間にある『熱意のギャップ』をいかに縮めるかだ」と語ったが、課題の克服に失敗したことが浮き彫りになった。

 ◇無党派層も「オバマ離れ」
 一方、08年大統領選でオバマ氏を強く支持した無党派層の間でも「オバマ離れ」の傾向が進んでいる。「支持政党がない」と答えた無党派層で「投票する」と答えた人の投票予定先は、共和党が59%で、民主党の31%を28ポイントの大差で上回った。オバマ大統領は全米各地の大学を回り、若者票の掘り起こしに熱を入れてきたが、若者の低投票率が予想され、この戦略も奏功しなかったようだ。

 最後の日曜となった31日、オバマ大統領は最後の遊説先としてオハイオ州を選び、「経済不況の原因を作ったのは共和党」と鋭く批判した。知事選、上院選ともに苦戦するオハイオ州は最重点選挙区で、共和党が勝った場合、同州選出のベイナー下院院内総務が下院議長に就任する見通しとなっている。

 共和党関係者は31日、テレビ番組に相次いで出演。共和党知事協会会長のミシシッピ州のバーバー知事はNBCテレビで「共和党が勝てば、それはオバマ政権の政策が拒絶されたことを意味する」と言明し、選挙後に政策の大幅な見直しを求める考えを示した。

 中間選挙では任期6年、定数100の上院のうち37議席と、任期2年の下院全435議席が改選される。37州の知事選も同時に行われる。

毎日新聞 2010年11月1日 20時34分(最終更新 11月1日 21時32分)

658チバQ:2010/11/01(月) 23:58:22
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2010110102000025.html?ref=rank
オバマ大統領 必死の遊説
2010年11月1日 朝刊

 【フィラデルフィア(米東部ペンシルベニア州)=岩田仲弘】米中間選挙は十一月二日の投票日を間近に控え、民主、共和両党ともラストスパートに入った。劣勢の民主党はオバマ大統領が三十日、最後の週末を利用してペンシルベニア、コネティカット、イリノイの各接戦州で相次ぎ遊説し、候補者のてこ入れを図った。

 三州とも二年前の大統領選ではいずれもオバマ大統領が勝利しており、議席減を最小限に抑えようという「守りの姿勢」が目立つ。

 大統領は特に、大統領当選の原動力となった若者票の掘り起こしを重視し、ペンシルベニア州ではフィラデルフィア市内のテンプル大学で演説。学生ら約千六百人(主催者発表)に、「厳しい選挙だ。ここにいる一人一人が投票し、家族、友人を投票所に連れて行ってほしい」と呼び掛けた。

 同大工学部二年のアレックス・ブラッチオさん(19)は演説後、「私が選挙人登録したのは、オバマ大統領に触発されたから。自分にとっては初めての選挙。友だちにも投票するよう呼び掛けたい」と興奮気味に話した。

 同大学院建築学専攻のクローディア・ケーシーさん(27)は「確かに、多くの人たちが政治の現状にいら立っているけど、今後の二年間で大統領は支持を回復すると思う」と、民主党の劣勢を認めつつ、大統領の今後の政権運営に期待感を示した。

 大統領はこの日、地元イリノイ州シカゴでも演説。知事選、上院選ともに大苦戦で、負ければ大統領にとって大打撃となるだけに、「それぞれの一票は今回の選挙のためだけではなく、経済再建や次世代がアメリカンドリームを再現するために必要なのだ」と必死に訴えた。

659名無しさん:2010/11/02(火) 01:26:05
大阪二区の公募が10/1-10/10で締め切られ、現在四人が選考に残っている。この中には郵政民営化で造反した左藤章氏も含まれている。
あまりにも短い公募期間に何かあると思ったら、ドロドロだった。川条しか前衆議院議員は、次期総選挙に立候補する意向を示しているが、
今回の左藤章公認への出来レースには、愛層を尽かし応募していない。
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/e/43998347a2f98aa8d2dcd5c3b1f134a6
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/e/f7295a03a54d72c9466a409b439ebe71
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/e/579decda4c44ce58fce61eb8a53474ec
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/e/6a27125a939e66ed40d7d6c5cc25cdce

660チバQ:2010/11/02(火) 20:54:48
http://mainichi.jp/select/world/news/20101102ddm007030097000c.html
米中間選挙:州知事と上院に立候補、最強女性元CEO2人は苦戦−−カリフォルニア
 【ロサンゼルス吉富裕倫】財政赤字に悩む米カリフォルニア州では、共和党から2人の大物ビジネスウーマンが州知事選と上院選に立候補。経営者の実績を背景に、女性票も取り込もうと必死だが、同州では民主党支持層が厚いだけに苦戦を強いられている。

 知事選を戦っているのは、インターネット競売会社「イーベイ」元CEO(最高経営責任者)のメグ・ホイットマン氏(54)。従業員30人だったイーベイを1万5000人の世界的な企業に育て上げた。テレビ宣伝などにかけた選挙費用は少なくとも1億6200万ドル(約130億円)といわれ、知事選の新記録。うち1億4200万ドル(約114億円)は自己資金で、政治家が選挙に投じた私費としては米史上最高額だ。

 上院選ではコンピューター機器大手メーカー「HP(ヒューレット・パッカード)」元CEOのカーリー・フィオリーナ氏(56)が出馬。不動産会社受付から大企業トップに上り詰めた異色の経歴の持ち主で、2人とも経済誌「フォーブス」の選ぶ「最強の女性」トップ10に選ばれている。民主党の対立候補は、知事選が、過去に知事を2期務めた男性のジェリー・ブラウン氏(72)、上院選が女性現職のベテラン、バーバラ・ボクサー氏(69)。ホイットマン、フィオリーナ両氏は既成政治の改革や雇用促進を訴える。

 しかしホイットマン氏は、不法移民に厳しい姿勢を訴えながら家事手伝いに不法移民の女性を雇っていたスキャンダルが発覚。また、フィオリーナ氏もCEO時代に約3万人のHP従業員を解雇し海外に工場移転したことなどを突かれた。ホイットマン氏は最新世論調査でブラウン氏に10%の差をつけられた。南カリフォルニア大学のジェーン・ジュン教授(政治学)は、「カリフォルニアでは女性が有権者の53%を占めるが、女性候補というだけでは進歩的で民主党支持者の多い女性票を獲得できない」と分析している。

661チバQ:2010/11/03(水) 10:53:49
http://www.afpbb.com/article/politics/2772139/6401272?utm_source=afpbb&amp;utm_medium=topics&amp;utm_campaign=txt_topics
連邦議員?銀幕復帰?シュワルツェネッガー知事の今後に注目
2010年11月02日 20:40 発信地:ロサンゼルス/米国

【11月2日 AFP】ボディビルチャンピオンからハリウッドの映画スター、そして米カリフォルニア(California)州知事へと転身したアーノルド・シュワルツェネッガー(Arnold Schwarzenegger)知事(63)の任期も、残すところわずかとなった。2日には米中間選挙と合わせて知事選が行われ、新たなカリフォルニア州知事が決まる。来年1月には、米国で最大の人口を持つ同州の知事職を退く。

 現在、世間の関心は、シュワルツェネッガー氏が次に何をするのかに集まっている。

 シュワルツェネッガー氏自身は前月、訪問先のモスクワ(Moscow)で、「映画の制作とか、本を書くとか、選択肢はいろいろある」と語りながらも、当面は知事職に専念するつもりだと強調した。

■連邦議員?オバマ政権で環境ポスト?

 知事を意味する「ガバナー」と出世作となった『ターミネーター(Terminator)』を掛け合わせて「ガバネーター」の愛称でも知られるシュワルツェネッガー氏は7年間、カリフォルニア州知事を務めた。

 2006年の知事選で、環境政策を訴えるなどリベラル寄りの姿勢を見せて再選を果たしたが、カリフォルニア州が抱える膨大な赤字を解消することはできず、最近では支持率が低下していた。

 それでも、シュワルツェネッガー氏が持つカリスマは依然として強力な輝きを放ち、セレブ政治家としての地位に揺るぎはない。

 シュワルツェネッガー氏が次回の総選挙に立候補し、米連邦議会入りを狙っているとの憶測も出ている。だが、自意識が強いシュワルツェネッガー氏が、大勢の連邦議員のひとりでいることに満足するだろうかと疑問視する向きもある。

 その一方では、同氏がオバマ政権でなんらかの環境関連のポストを得るのではないかとも噂されている。

■映画への復帰は?

 こうしたなかで、ただ1つ明らかなのは、シュワルツェネッガー氏がいくら国政への野望を抱こうと、2012年の大統領選に立候補することは不可能だということだ。

 米国憲法は、米国生まれでない人間が大統領候補になることを禁じている。シュワルツェネッガー氏は米国民ではあるが、オーストリア生まれであるため、米国で最高の地位にある米大統領職に就くことは、かなわないのだ。

 では、米映画界へのカムバックは、あり得るのだろうか。

 映画『トゥルーライズ(True Lies)』でシュワルツェネッガー氏と共演したトム・アーノルド(Tom Arnold)氏が前年、米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)に「ジェームズ・キャメロン(James Cameron)監督が撮っている映画に、ぼくとアーノルド(シュワルツェネッガー氏)が出ることになっていて、撮影はアーノルドが知事を辞めた翌日から始まると聞いている」と語ったことで、映画界復帰への期待が高まった。

■任期中は知事職に尽力

 だが、シュワルツェネッガー氏は、当面は政界に身を置くことを楽しんできた。カリフォルニア州での政治家としての栄光は多少失われたとはいえ、同氏は今でも外遊先ではスター政治家だ。

 今年初頭のインタビューで、知事引退後の計画について尋ねられたシュワルツェネッガー氏は、「(知事の)仕事を続けるのみだ。ゴールを超えるまで全力疾走するよ」と答えている。

 さらに、米テレビABCでも、次のように語っている。「(任期後の)来年や将来については、考えないことにしている。大切なのは現在だ。今、やるべきことがある。カリフォルニアに尽くすことだ」(c)AFP/Michael Thurston

662チバQ:2010/11/04(木) 12:23:38
http://mainichi.jp/select/world/news/20101104ddm007030091000c.html
米中間選挙:上院、注目選挙区は
 米中間選挙・上院選は激戦となったネバダ、ウェストバージニア両州で民主党が議席を死守し、非改選(同党系無所属も含む)も合わせて過半数の51議席を確保した。だがオバマ大統領の地元、イリノイ州で議席を奪われるなど、民主党は各地で厳しい戦いを強いられた。【ニューヨーク山科武司、ラスベガス(米ネバダ州)吉富裕倫】

 ◇HP元CEOが民主現職に苦杯−−カリフォルニア
 カリフォルニア州では、民主党現職のバーバラ・ボクサー候補(69)が女性同士の戦いを制して4選を決めた。共和党新人でコンピューター機器大手メーカー「ヒューレット・パッカード(HP)」元CEO(最高経営責任者)、カーリー・フィオリーナ候補(56)は及ばなかった。同州は失業率が12%と全米で3番目に高い。両候補は雇用対策を強調し、女性の浮動票をめぐり激しく争った。

 ◇民主院内総務、予想覆し勝利−−ネバダ
 ネバダ州では、民主党上院トップの院内総務、ハリー・リード候補(70)が、事前世論調査で優勢が伝えられていた共和党新人の女性、シャロン・アングル候補(61)に逆転勝ちした。同州は失業率、家屋の差し押さえ率が全米最悪。生活不安を背景に、「ティーパーティー」がアングル氏を支援した。同氏は勢いを伸ばしたが、不法移民対策の強化も提唱。地元紙によると、これに中南米系移民が反発したという。

 ◇共和系分裂選挙、現職が勝利宣言−−アラスカ
 共和党系の現職と新人が対決したアラスカ州では、共和党非公認で出馬した現職のリサ・マカウスキ候補(53)が、「ティーパーティー」の支援を受けた同党公認のジョー・ミラー候補(43)と大接戦を繰り広げた。

 マカウスキ氏は党公認でないため、投票用紙に名前が印刷されない。有権者が記名しなければならず不利だった。2日夜、マカウスキ氏は勝利宣言したが、ミラー陣営は記名の最終確認まで敗北を認めないという。同州選管は18日から疑問票について最終確認し確定には数週間かかりそう。

 ◇オバマ大統領の地元で議席失う−−イリノイ
 オバマ大統領の地元、イリノイ州では、共和党のマーク・カーク候補(51)が民主党のアレクシ・ジャヌーリアス候補(34)を破った。民主党はかつてオバマ大統領が得ていた議席を失うことになった。同州は上院選では長らく民主党の金城湯池だった。

663チバQ:2010/11/04(木) 12:25:15
http://mainichi.jp/select/world/news/20101104ddm007030088000c.html
米中間選挙:共和、知事も過半数に 大統領選に影響も 下院の区割り改定、有利
 【ワシントン小松健一】2日の米中間選挙は知事選でも共和党候補が躍進し、非改選も合わせると民主党を抑えて半数(25州)を超えることになった。知事は大統領選で州内の票を取りまとめる役割を担い、2年後のオバマ大統領の再選にも微妙な影響を与えそうだ。

 知事選は全米50州のうち37州で行われた。現有は共和党24州、民主党26州で両党が拮抗(きっこう)していた。今回、共和党候補は各地で民主党候補を降し、勢力を伸ばした。

 ニューメキシコ州では共和党のスサナ・マルティネス候補(51)が当選。女性ヒスパニック系としては全米初の知事となった。サウスカロライナ州では保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会運動)」の支援を受けたインド系の共和党新人の女性、ニッキ・ヘイリー候補(38)が勝利した。

 また、アリゾナ州では不法移民摘発強化の州法を制定し、オバマ政権との対立を鮮明にしていた女性現職、ジャニス・ブリューワー候補(66)が再選を果たした。

 一方、2年後の大統領選を前に、米国では来年、10年に1度の国勢調査に基づき、下院議員選挙区の区割りが知事主導の下で実施される。多数派となった共和党知事が、下院選で大勝した共和党候補に有利に線引きするとみられる。

 オバマ大統領は08年の大統領選では、知事など地元有力者に頼る「トップダウン」方式の集票を避け、若者を中心とした草の根運動による「ボトムアップ」選挙を志向した。若者の熱意が薄れた今、知事選の敗北でトップダウン選挙の選択も難しくなったことは、オバマ大統領にとって痛手となりそうだ。

http://mainichi.jp/select/world/news/20101104ddm007030135000c.html
米国混迷・中間選挙:共和、新たな苦悩 「何でも反対」困難 茶会運動、一転離反も
 2日の米中間選挙で共和党が下院多数派に返り咲き、上院でも民主党に拮抗(きっこう)する勢力となった。2年後の大統領選に向け党派対立は激化するのか、それともオバマ政権と共和党が歩み寄るのか。米国の政治は予測のつかない混とんとした状況に入った。   ◇

 「今こそ、団結に向けて歩もう。ティーパーティーと共和党はより小さな政府を実現させようという共通の使命を持っている」。2年前の共和党副大統領候補、ペイリン前アラスカ州知事はこの日、保守系のFOXニュースに出演し宣言した。

 ペイリン氏は保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会運動)」を全米で盛り上げ、茶会運動の広告塔のような存在として脚光を浴びる。「団結」を強調したのは、共和党執行部が新たに共和党議員となる茶会運動推薦候補との距離の取り方に苦悩しているからだ。

 共和党執行部には94年の中間選挙で上下両院を民主党から奪いながらも、議会運営の足並みの乱れで2年後のクリントン大統領(民主党)の再選を阻止できなかったトラウマがある。「歴史を繰り返さないため、我々はよりスマートに議会を運営しなければならない」。上院のマコネル院内総務は今年夏ごろから下院のベイナー院内総務と頻繁に会い、下院奪還後の戦略について協議を重ねてきた。

 オバマ政権で成立した医療保険改革法の撤廃、政府支出の大幅削減、減税を柱とする「小さな政府」路線では共和党と茶会運動は合意している。だが現実には、下院では数の力で押し通せるが、民主党が過半数を維持している上院では民主党との協議が必要だ。

 中間選挙に勝ったものの、成果を出さなければ民主党と同様、追い風があっという間に逆風に変わる恐れがある。ベイナー氏は3日朝、医療保険改革法撤廃を改めて表明しながらも「その前に(医療保険改革の)新しい土台を築くことが重要だ」と述べ、民主党との交渉に含みを持たせた。

 オバマ政権の政策を軌道修正させるリーダーシップをどう発揮するか。政権の出方をうかがいながら、一定の妥協を視野に入れる局面も予想される。

 とはいえ、茶会運動の支援を受けたり、「反現職」ムードに乗った新人議員は「妥協」をワシントン政治の悪弊と見る傾向が強い。茶会運動系候補を束ねる現職のデミント上院議員は3日、ウォールストリート・ジャーナル紙(電子版)に寄稿し、「執行部は(茶会運動系議員の)哲学を取り入れるよりも、(議員の)買収をするだろう」と執行部をけん制した。下院のマッカーシー筆頭幹事長代理は不安な心情を吐露した。「新人議員たちはベテラン議員や党の方針に関心を払わないだろう。執行部が理解できないような力を振るうのではないだろうか」【ワシントン小松健一】

664チバQ:2010/11/04(木) 12:25:56
http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20101104ddm003030055000c.html
クローズアップ2010:米中間選挙、民主大敗(その1) 変革の期待、霧散
 民主党の歴史的大敗となった米中間選挙で米国民は、オバマ大統領の政権運営に明確な「ノー」を突きつけた。国民融和を訴え、熱狂的な支持を得て登場したオバマ大統領だが、就任後2年足らずで期待はしぼみ、米国には大きな失望感や怒りが広がっている。オバマ政権と共和党議会指導部との対決はさらに先鋭化し、米国の政治は混迷を極めるとの指摘も出ている。【ワシントン古本陽荘】

 ◇医療保険改革、社会に亀裂
 「米国民は今夜、大統領に明確なメッセージを送った。それはチェンジ・コース(針路を変えろ)だ」

 下院議長への就任が確実視される共和党のべイナー下院院内総務は、共和党議席の大幅増が確定した2日深夜、オバマ大統領に政権運営の方向性を改めるよう要求した。

 これに対し大統領はべイナー氏に電話し「共和党と一致点を探り、米国民のために働くことを心待ちにしている」と低姿勢で伝えた。

 民主党大敗の原因が大統領のかじ取りにあったとしたら、どこで何を間違えたのか。

 10%近い水準で失業率は高止まりし、経済回復の実感もない。生活に苦しむ米国民は経済政策でオバマ大統領の指導力に期待を寄せたが、大統領が1期目の最優先課題に掲げたのは医療保険制度改革。今年3月の関連法成立時には「歴史的成果」だとして、政権内には高揚感が漂った。

 だが、ワシントン・ポスト紙の出口調査(暫定値)によると、今回の選挙の最重要課題を「経済」と答えた人は6割を超えたのに対し、「医療保険」と答えた人は約2割にとどまった。

 大統領支持率が明確に下がり始めたのは昨年夏。民主党議員らが医療保険改革の説明のため各地でタウンホール集会を開いた時期だ。保険料上昇につながると受け止められた改革に反対意見は根強く、市民らは議員らを突き上げた。医療保険改革でほぼ一色となったワシントン政界は、雇用対策や景気回復をなおざりにしている、と受け止められた。

 一方、保守派にとって、国民に加入を義務付ける医療保険改革は「社会主義化」の象徴と映った。保守派は当時既に、総額8000億ドル超の大型景気対策法について「雇用を生まない税金の無駄遣い」と反発。怒りの声は、「大きな政府」を批判し全米に広がった保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会運動)」のうねりに吸収され、オバマ政権を激しく揺さぶった。

 他方、リベラル派も離反した。医療保険改革では、目玉政策と言われた政府運営による公的保険が削除されたことに失望が広がった。さらにアフガニスタン戦争への米兵3万人の増派など保守派の意向を受け入れた政策の発表が相次ぎ、「裏切られた」との思いが深まった。

 ◇大統領再選へ正念場
 2012年の大統領選でのオバマ大統領の再選は危うくなったのか。過去の例は中間選挙の敗北と大統領再選は直接結びつかないことを示している。だが、党派対立が激化する中、再選の道筋には不透明感が漂う。

 「我々にとって唯一の最優先課題は、オバマ大統領を1期だけに終わらせることだ」

 共和党上院のマコネル院内総務は先週、そう語りオバマ政権の弱体化を至上命令とする考えを示した。

 しかし、過去には94年に下院で52議席減らしたクリントン大統領(民主)、82年に26議席減らしたレーガン大統領(共和)がともに2年後に再選を果たした。

 選挙後の米政界の行方について、見方は真っ二つに割れている。一つは「クリントン・モデル」。94年に大敗したクリントン大統領は、福祉政策を重視する姿勢を改め、雇用や消費者物価の安定に軸足を置く中道派に変容した。妥協を覚悟し、大統領の方から共和党に歩み寄る戦術で支持層を広げる手だ。

 もう一つは民主、共和両党が溝を埋められず対決姿勢を強め、大統領選まで混乱が続くという見方だ。バージニア大政治センターのラリー・サバト教授は「政争は激しくなり、法案は何も通らないだろう」と予測する。

 一方、調査会社ピュー・リサーチ・センターが先月25日に公表した調査では、オバマ大統領の「再選を望む」と回答したのは47%で、「望まない」の42%を上回った。クリントン、レーガン両氏とも同時期の調査で「望まない」が「望む」を上回り、オバマ大統領に対する期待が完全にしぼんだと判断するのは早計だ。

 共和党に強力な大統領候補がいないのもオバマ大統領には好材料。茶会運動が、共和党の候補選びにどう絡むかにも注目が集まりそうだ。

665チバQ:2010/11/04(木) 12:27:00
http://mainichi.jp/select/world/news/20101104ddm002030052000c.html
クローズアップ2010:米中間選挙、民主大敗(その2止) 核なき世界に陰り
 ◇揺らぐ「対話外交」 新START批准困難
 【ワシントン草野和彦】米中間選挙での共和党の躍進は、オバマ大統領の核軍縮・不拡散政策に深刻な影響を及ぼす可能性がある。ロシアと今年4月に調印した新戦略兵器削減条約(新START)を巡り、発効に必要な上院の批准に困難が予想されるためだ。新STARTは、大統領の「核兵器のない世界」構想の推進力であり、その停滞は、国際社会に協力を求めてイランや北朝鮮に核放棄を迫る説得力を、失いかねない恐れがある。

 上院(定数100)での批准には3分の2以上の67人の賛成が必要だが、民主党は改選前の59人(無所属2を含む)から議席を減らした。共和党内には核戦力低下などへの懸念も根強く、大統領は選挙前「5〜7人なら取り込めるが、20人は無理だ」と発言。選挙結果が反映される来年1月からの新会期前の批准を逃せば、批准の困難さは増す。

 大統領は、今年5月の核拡散防止条約再検討会議などで、新STARTを米国の核軍縮義務履行の象徴とアピールしてきた。その批准後には、核実験全面禁止条約の批准や、ロシアとの更なる核削減交渉などに取り組むと公言してきた。

 新STARTが批准されなければ、こうした政策が滞るだけではない。米シンクタンク・軍備管理協会のキンボール事務局長は「新STARTは控えめな核削減条約だ。それを批准できないでどうやって核不拡散を主導できるのか、という疑念を同盟国でさえ持ちかねない」と懸念する。

 一方、新たな下院外交委員長に共和党の強硬派、ロスレーティネン氏の名前が挙がるなど、米議会はタカ派色が強まるとみられ、大統領の「対話外交」にも異論を唱えると予想される。

 議会での共和党の影響力が強まることで、複雑な様相を見せることになるのは、アフガニスタン戦略だ。

 大統領が決定した米軍のアフガン増派について、積極的に支持したのは共和党だった。一方で共和党は、来年7月の米軍撤退開始という出口戦略には異議を唱えている。いずれにせよ大統領は、共和党に撤退開始を納得させ、また駐留長期化に伴う民主党の反発を抑える両方の意味で、来年夏までに一定の成果を出す必要がある。

 ただ外交全般に関する選挙の影響について専門家の分析は分かれる。大統領は再選に向けて国内問題に集中する必要があり新機軸を打ち出す余裕がないという見方や、国内の閉塞(へいそく)状態を打開するために外交に成果を見いだそうとするとの見方に加え、選挙結果にかかわらず外交方針を維持するとの推測もある。

 ◇日本、冷静に受け止め 前原氏「きずな変わらない」
 米中間選挙の結果について、日本政府は「日米関係にはあまり大きな影響はない」(外務省幹部)と冷静に受け止めている。躍進した共和党は伝統的に日米同盟を重視しており、オバマ政権の弱体化に伴う日米同盟への影響は限定的との見方が強いからだ。中国の積極的な海洋進出への警戒感から日米同盟を重視する姿勢が米政府内で強まっているとの判断もある。

 「選挙結果がどうなろうと、両国間のきずな、国際社会での協力は全く変わらない。これからもオバマ政権と日米関係の強化とグローバルな問題についての協力をしっかり進めていきたい」。前原誠司外相は3日、外務省内で記者団に対し、選挙結果が日米関係に与える影響は小さいとの見解を示した。

 現在の日米間の懸案は、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題や在日米軍駐留経費の日本側負担(思いやり予算)の裏付けとなる特別協定の改定交渉などだ。選挙結果が大きな影響を与えるとの見方は少ない一方で、「議会の突き上げで予算などの面で日本側に強く出ざるを得なくなるのでは」(日米外交筋)との意見もある。普天間問題と絡む在沖縄米海兵隊のグアム移転費などが米国議会で大幅に減額されれば、しわ寄せがきかねない。

 こうした観点から、日米関係に詳しい東京財団の渡部恒雄上席研究員は「対日政策の大きな変化はないだろうが、普天間問題など中途半端になっている問題について、日本の民主党政権が日米同盟重視の行動を起こすことが大事」と指摘する。

 ただ、共和党も含めた米国とのパイプが太い前原氏の外相就任や沖縄県・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件を機に日米間の連携が深まっているのも事実だ。ハワイで10月27日夕(日本時間28日午後)に開かれた日米外相会談は、当初1時間を想定していたが、「米側が終わりの時間は気にしなくていいからじっくりやろうとの姿勢だった」(同行筋)ことから、約2時間に延長。クリントン長官が日本側の随行員数十人を握手して見送るなど、米側の「配慮」がうかがえる。【西田進一郎】

666チバQ:2010/11/04(木) 12:27:23
◇条約の審議やり直しも−−露
 ロシアでは4月に米国との間で調印した新戦略兵器削減条約の議会での批准が確実視されているが、核軍縮に積極的なオバマ大統領率いる米民主党の中間選挙での大敗を受け、条約の早期発効に懐疑的な見方が浮上している。ロシア下院のコサチョフ国際問題委員長は3日、「米上院で核軍縮条約が批准されるチャンスが大幅に低下する」と述べ、ロシア下院で批准審議をやり直す方針を示した。一方、米民主党がかろうじて上院で過半数を維持したことに期待する向きもある。ロシア上院のマルゲロフ国際問題委員長は「米議会と同時期に批准する」との方針を掲げており、今後の米議会の動向を注視する構えだ。【モスクワ大前仁】

 ◇人民元批判の拡大懸念−−中
 中国は、人民元切り上げを促す中国に対する制裁法案などが米議会で次々に審議され、来年初めで調整されている胡錦濤国家主席の訪米に向けて、圧力が強まることを懸念している模様だ。

 中国主要メディアは中間選挙期間中に「突然、中国バッシング(たたき)が始まった」(新華社)などと報道。自分の対立候補と中国とのつながりを批判する選挙戦術が、党派を問わず広がったことに注目していた。不況下の米国では「中国に仕事を奪われている」との批判が票につながりやすい状況が生まれている。「中国たたき」を続けた候補が当選したかなど、中国は結果を詳細に分析し、対米外交の練り直しを進めるとみられる。【北京・浦松丈二】

 ◇大統領への幻滅と分析−−英
 英国のメディアは、民主党の大敗を「ホープ(希望)」と「チェンジ(変革)」を掲げて就任したオバマ大統領への幻滅と絡めて報じている。

 BBC放送のワシントン特派員は、2年前の大統領選を振り返り「(米世論はオバマ氏)個人やその政策ではなく、変革の概念など抽象的な言葉を支持しただけだったのではないか」と分析した上で、米国の有権者は「当時の強い希望から一転、強い不安を覚えている」と伝えている。保守系デーリー・テレグラフ紙(電子版)は「弱い経済と(大統領への)幻滅」と分析。リベラル系ガーディアン紙(同)は選挙結果が「オバマ氏の無敵のオーラを取り去った」と指摘している。【ロンドン笠原敏彦】

 ◇政権の求心力低下を憂慮−−韓
 韓国メディアは3日、米民主党が「最悪の惨敗」(聯合ニュース)を喫したと報じ、オバマ政権の外交政策にも影響を与える可能性があると展望する。

 聯合ニュースは「過去、米政府は中間選挙を境に対外政策を変化させてきた」と指摘。健保政策など内政での失点を外交で取り返そうとするため、「対北朝鮮制裁より協議に重点を置き、(米政府内に)6カ国協議に積極的に参加する雰囲気が出てくる可能性がある」と分析した。また、「主要20カ国・地域(G20)」首脳会議を11日から主催する韓国は、世界経済を巡る困難な協議で米国の指導力発揮を期待してきただけにオバマ政権の求心力低下を憂慮しているとみられる。【ソウル大澤文護】

667チバQ:2010/11/04(木) 20:44:52
http://sankei.jp.msn.com/world/america/101103/amr1011032052022-n1.htm
【米中間選挙】最激戦区で民主上院トップが辛勝 反オバマで苦戦 影響力低下は必至
2010.11.3 20:52

 【ラスベガス(米ネバダ州)=犬塚陽介】中間選挙の上院選で最大の激戦区として注目されたネバダ州の上院選は、民主党のハリー・リード上院院内総務が茶会の支援を受けたシャロン・アングル候補を辛くも退けた。民主党の上院トップとしてオバマ政権の医療保険制度改革を主導してきたリード院内総務は「反オバマ政権」のうねりで苦戦を強いられ、影響力の低下は避けられない情勢だ。

 複数の米メディアが当確を伝えた2日、リード氏は数百人の支持者を前に「ネバダ州民は(茶会がもたらす)恐怖よりも希望を選んだ」と勝利を宣言した。

 ネバダ州では世界的な不況でカジノなどの娯楽・観光業や建設業が失速し、失業率は全米最高の14・4%。4年前との比較で3・2倍に跳ね上がった。

 土壇場での逆転劇にリード陣営幹部のスティーブン・クウォン氏(70)は「リード氏の長年の実績」を勝因にあげたが、上院の議席減で院内総務の交代案も浮上している。

http://sankei.jp.msn.com/world/america/101103/amr1011031243011-n1.htm
【米中間選挙】03年以来の黒人議員誕生へ 共和、下院のスコット氏
2010.11.3 12:39

2日、支持者と抱き合って喜ぶ南部サウスカロライナ州から下院選に出馬、勝利した共和党の黒人候補、ティム・スコット氏(AP) 米メディアによると、2日投開票の中間選挙で、南部サウスカロライナ州から下院選に出馬した共和党の黒人候補、ティム・スコット氏(45)が勝利した。共和党は、ワッツ下院議員(オクラホマ州)が引退した2003年以降、連邦上下両院に黒人議員が一人もいなかった。(共同)

668チバQ:2010/11/04(木) 20:47:14
http://sankei.jp.msn.com/world/america/101104/amr1011042036012-n1.htm
【米中間選挙】ティーパーティーは諸刃の剣? 共和党躍進の原動力も重点地区で敗退 (1/2ページ)
2010.11.4 20:31

 【ラスベガス(米ネバダ州)=犬塚陽介】米中間選挙で、オバマ政権の経済政策に反発するティーパーティー(茶会)の支持を受けた多くの共和党候補が当選を果たした。米メディアの調査では実際に投票した有権者の4割が茶会に賛同、共和党の躍進を支えたことが数字からも裏付けられたが、ネバダ州など共和党が重点選挙区としたところでは相次いで敗退した。極端な主張で無党派層が離反、“もろ刃の剣”となったのではとの指摘も出ている。

 米メディアの3日までの集計を総合すると、中間選挙で茶会が支援を表明した候補者のうち、上院で5人、下院で20〜25人が当選した。

 全米で実施された出口調査によると、有権者の8割が経済問題を選挙戦の最大争点ととらえ、約4割が財政支出の削減などを訴える茶会への支持を表明した。

 茶会の影響力について次期下院議長への就任が有力視されている共和党のベイナー下院院内総務も、「(茶会を支持した有権者は)支出削減と雇用創出を求めている」と分析し、茶会の主張を共和党として吸収することは可能との認識を示した。

 一方、上院選の茶会系共和党候補はネバダ、デラウェア、コロラド、カリフォルニアの4州で敗退。この4議席を確保していれば、定数100の上院で共和党は半数に達することができていた。

 特に民主党のリード上院院内総務の地盤であるネバダ州とバイデン副大統領の就任で空席となったデラウェア州は、共和党の議席獲得が有力視された選挙区だった。

 しかし、選挙戦が進む中で茶会系の候補者の主張に違和感を覚える無党派層が距離を置く現象もみられていた。

 リード院内総務の陣営幹部も「移民問題などで極端な主張を掲げる茶会の候補者が出てきたことで、ごく一般的な有権者が民主支持に傾いたのは間違いない。共和党の穏健派が出ていれば、結果は違っていたかもしれない」と勝因を解説する。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は、茶会が議会での勢力を確実なものにするためには「選挙で示した(反体制の)エネルギーを政策に結びつける課題に直面している」と分析、無党派層にも受け入れやすい政策への軌道修正が必要との認識を示した。

669チバQ:2010/11/05(金) 22:50:48
http://mainichi.jp/select/world/news/20101106k0000m030115000c.html
米大統領選:候補者選び本格化 「予備軍」すでに活動開始
 【ワシントン古本陽荘】米中間選挙が民主党の大敗に終わったことを受け、共和党内で2012年大統領選の候補者選びが本格化し始めた。各党が大統領候補を選ぶ予備選・党員集会まで1年以上あるが、意欲を持つ「候補者予備軍」はすでに中間選挙中に知名度アップのため、選挙応援で各地を回っていたというのが実態だ。

 オバマ大統領とハッカビー前アーカンソー州知事(08年大統領選候補)が対戦した場合、ハッカビー氏の勝利。大統領とペイリン前アラスカ州知事(08年副大統領候補)の対戦では大統領が再選−−。

 米CNNテレビは4日、世論調査に基づく「架空の大統領選」の対戦結果を発表した。

 中間選挙では、前回の大統領選に名乗りを上げたハッカビー氏やロムニー前マサチューセッツ州知事らが各地の共和党候補の応援に駆け付ける姿が目に付いた。

 各地で旋風を巻き起こした「大きな政府」に反対する保守系の草の根運動「ティーパーティー(茶会運動)」がどう絡むかも注目されている。その象徴的な存在となっているペイリン氏は、中間選挙の予備選段階から、共和党指導部の推す候補に対抗した茶会系の新人候補の応援に回った。抜群の知名度で各地の議員や知事に「貸し」を作り、大統領選に向けた足場を作った。

 ただ、茶会運動関係者の間で、ペイリン氏を大統領候補として推す声は意外にもそう強くはない。ある指導者は「運動の支援は助かるが、本気で大統領になると思われたら心配」と語る。ペイリン氏は副大統領候補時、ロシア情勢について聞かれ「彼らは我々の隣人。アラスカからは実際にロシアが見えるのよ」と答えるなど資質を疑う声が上がっていたからだ。

 茶会運動の中では、財政規律重視派のニュージャージー州のクリスティー知事、インディアナ州のペンス下院議員、サウスカロライナ州のデミント上院議員らの名前が挙がる。

 他には、ブッシュ前大統領の弟のジェブ・ブッシュ前フロリダ州知事の名前も取りざたされたが、本人は否定している。

 民主党内ではオバマ大統領の再選を阻もうとの動きはないが、クリントン国務長官に期待する声は消えていない。

670名無しさん:2010/11/07(日) 17:28:28
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20101106-OYT1T00634.htm
民主ペロシ氏、業績後退させぬと院内総務立候補
 【ワシントン=小川聡】ナンシー・ペロシ米下院議長は5日、中間選挙の結果、所属する民主党が来年1月招集の新議会で少数党に転落するのにともない、下院民主党トップの院内総務に立候補すると発表した。

 リベラル色の強いペロシ氏が民主党下院トップにとどまる見通しとなったことで、「わずかにあった超党派による協力の可能性がゼロになった」(ジャーナリストのクリス・ネルソン氏)との見方も浮上。政治的波紋が広がっている。

 ペロシ氏は声明で、「我々の素晴らしい業績を後退させるつもりはない」と述べ、新議会ではオバマ政権下で達成された医療保険制度改革や金融規制改革、社会保障、高齢者向け公的保険などを擁護していく決意を表明。共和党への対抗意識をうかがわせた。

 ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、ペロシ氏の院内総務選出は「ほぼ間違いない」と報じている。民主党内では財政支出拡大を嫌う保守穏健派が中間選挙で大きく後退し、議員団のリベラル色が今まで以上に強まっているという。

(2010年11月6日19時19分 読売新聞)

671名無しさん:2010/11/07(日) 17:29:29
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201011060204.html
茶会と主流派が主導権争い 共和党、民主も党内抗争 '10/11/6

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 【ワシントン共同】米中間選挙で野党共和党躍進の原動力となった草の根保守派運動「ティーパーティー(茶会)」に近い同党のミシェル・バックマン下院議員(ミネソタ州選出)は6日までに、下院の同党指導部ポストである議員総会会長を目指すと宣言した。党指導部は別の議員を会長に推しており、早くも党内で主流派と茶会系との主導権争いが始まった。

 一方の民主党では、ペロシ下院議長が5日、下院の同党議員を率いる院内総務に立候補。だが中間選挙の下院選で同党が歴史的大敗を喫した責任を問う声も強く、指導部から身を引くよう主張する議員との間で党内抗争に発展する可能性も浮上。両党ともに党指導部の新体制選びが今後を占う試金石となる。

 バックマン氏は、地球温暖化は「でっち上げ」と言い放ったり、オバマ大統領のアジア歴訪について米社会で流れるうわさを受け売りし「1日当たり2億ドル(約160億円)の血税が使われている」と発言して注目を集めている人物。

 米メディアによると、下院選で当選した茶会系の共和党候補は20〜25人。2年後の大統領選で政権奪還を目指す共和党指導部が、議会で一定の影響力を持つことになる茶会系勢力とどこまで協力関係を築けるかが焦点となっている。

 バックマン氏は7月、ほかの下院議員20人以上と「茶会議員連盟」を結成しており、茶会の事実上の指導者の一人。だが共和党下院トップのベイナー同党院内総務ら党指導部はヘンサリング下院議員(テキサス州)を支持している。

 米議会の今会期は今年末に事実上終了。来年1月には、今回の中間選挙の結果を反映した新会期(2年間)が始まる。

672チバQ:2010/11/11(木) 21:53:13
>>645
http://mainichi.jp/select/world/news/20101112k0000m030098000c.html
米中間選挙:勝者未決定のアラスカ州「記名票」の開票作業
 【ワシントン古本陽荘】現職と新人の共和党系候補による接戦で勝者が決まっていない米アラスカ州の連邦上院議員選(2日投開票)で、印刷されていなかった候補者名を記入した投票用紙の開票作業が10日、始まった。

 投票用紙に共和党候補として名前が印刷されていたのは保守系草の根運動「ティーパーティー」の支援を受けた新人の弁護士、ジョー・ミラー氏。これに対し、予備選で敗れた現職のリサ・マカウスキ上院議員が公認なしで立候補していた。公認候補ではないため、投票用紙に名前を書き込んでもらわねばならないというハンディを背負ったが、開票の結果、ミラー氏の8万1195票に対し、マカウスキ氏の名前が多いとみられる「記名票」が9万2528票と上回っていた。

 地元紙の報道によると、10日に記名票を約8000票開票した段階で、約98%がマカウスキ氏の名前を記していた。記名票で当選すれば1954年以来の快挙となる。

 ただ、ミラー氏は9日、「スペルを間違えたらすべて無効票」にするよう求める訴えを連邦地裁に起こしており、最終決着まで時間がかかる事態も想定される。

673名無しさん:2010/11/14(日) 12:07:14
http://www.asahi.com/business/topics/economy/TKY201011130402.html

「運命を共有」雇用増へアジア重視 オバマ米大統領演説
2010年11月14日1時41分

 「我々は運命を共有している」――。オバマ米大統領は13日の横浜市での演説で、アジア・太平洋地域との経済関係の深化に全力を注ぐ姿勢を示した。「米国にとって、これは雇用(創出)戦略だ」として、アジアへの輸出拡大を通じて、雇用情勢を改善する考えを前面に掲げた。オバマ氏のアジア重視は、2日の米中間選挙で歴史的な敗北を喫した苦境の裏返しでもある。

■輸出狙い「内需」促す――「対米輸出、繁栄の道ではない」

 オバマ大統領は13日朝、日本経団連によるアジア太平洋経済協力会議(APEC)の関連行事「CEOサミット」で演説し、アジアの経済界に輸出増に向けた意欲を直接話した。

 大統領は、米国が今後5年で輸出を倍増させる「国家輸出戦略」を進めていることを説明。「それが、今週アジアを訪れた理由の大きな部分だ。この地域で、輸出を増やすことに米国は大きな機会を見いだしている」と指摘。中国やインドなどの新興国の存在で、世界経済を引っ張るアジア地域を重視していることを率直に語った。

 米国がここまで輸出増にこだわるのは、金融危機以降の米経済は、以前のように「米国人の旺盛な消費」に経済のエンジン役を期待できなくなっているからだ。米国の失業率は9.6%と高水準が続く。米国民は住宅価値の下落に伴う逆資産効果と、借金の返済に苦しんでいる。実質国内総生産(GDP)は5四半期連続でプラス成長を記録しているものの、GDPの7割を占める個人消費は力強さを欠いたままだ。

 それだけに、オバマ大統領は「今後は、どの国も、米国への輸出が繁栄への道だと、思うべきではない」と訴え、中国や日本などの輸出国に、内需拡大に注力するよう強く促した。危機を招いた世界経済のバランスの悪さを改善すると同時に、中国などの内需が拡大すれば、米国からの輸出が増えるとの期待がにじむ。

 さらに、大統領は「輸出が10億ドル増えるごとに、米国では5千人分の雇用が支えられる」と説明。輸出増で、雇用情勢を改善させたい考えをあらわにした。APECや、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)への参加に力を入れている理由も、「米国で新たな雇用を生み出す機会を失いたくない」からだという。

 米国民の間では、雇用・経済問題が最大の関心事だ。雇用情勢がなかなか好転しないことが、中間選挙での大きな敗北につながっている。大統領の「アジア重視」「輸出増の訴え」は、自らを取り巻く厳しい政治状況を映し出すものといえそうだ。(尾形聡彦)

674チバQ:2010/11/18(木) 21:02:36
http://mainichi.jp/select/world/news/20101118dde007030015000c.html
米下院:ペロシ氏、院内総務内定 対抗馬に大勝−−民主指導部
 【ワシントン古本陽荘】米下院民主党の指導部を決める選挙が17日に行われ、ペロシ下院議長(70)が、少数派に転落する来年1月の新議会で民主党下院トップの院内総務に就任することが内定した。対抗馬に大勝したものの、党内に不満分子がいることを内外に示し、民主党の分断ぶりを印象づけた。

 ペロシ議長に対しては、党内保守派から中間選挙で60議席以上減らした責任を問う声が消えず、シューラー下院議員(38)が立候補。ペロシ議長が150対43で勝利し、下院民主党トップの立場を維持した。

 記者会見したペロシ議長は、なぜ指導部にとどまるのか聞かれ「私が有能な指導者で、医療保険制度改革や金融市場改革など実績を上げてきたからだ」と強調した。

 ペロシ氏に不満を持つ保守派は、中間選挙の結果、大きく勢力が後退。保守系議連のメンバーは54人から26人に縮小する見通し。ペロシ氏が自らの基盤であるリベラル派の政策を推進するのではないかと危機感を募らせている。

 シューラー氏は選挙後、記者団に「我々の意見を伝えるためで、勝つための選挙ではなかった。中間選挙で米国民は中道寄りの政策を求めていることを示した」と語り、ペロシ氏をけん制した。

 指導部の選挙に先立ち、選挙の12月8日までの延期を求める動議が出されたが、反対129、賛成68で否決された。延期に賛成した議員にはリベラル派も含まれており、中間選挙敗北の総括が済まないまま、強引に指導部選挙に踏み切ったペロシ議長の姿勢にも不満の声が出ている。

675チバQ:2010/11/18(木) 21:03:31
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2010111800328
アラスカ上院選は共和現職=「手書き候補」56年ぶり勝利−米中間選挙
 【ワシントン時事】米中間選挙の上院選で最後まで結果が判明していなかったアラスカ州は、共和党の現職マカウスキ氏の当選が確実になった。米メディアが17日、一斉に報じた。
 マカウスキ氏は党予備選で保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」が支持する新人に敗北。本選出馬を強行したが、投票用紙に候補者名が印刷される期限に間に合わず、有権者が自分で記入しなければならない方式が取られた。
 氏名の表記を間違うと無効とされ、不利なこの方式の候補が上院選で勝つのは56年ぶり。マカウスキ氏は同日、支持者に「歴史をつくった」と勝利宣言した。(2010/11/18-11:48)

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676チバQ:2010/11/19(金) 12:27:36
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2010/11/post-219.php
オバマだけでなくペイリンも「負けた」中間選挙
2010年11月05日(金)13時36分
 前回のエントリの時点では開票途中だった中間選挙ですが、その後の推移を見ますと、予想に反して上院内総務のハリー・リード候補(民主、ネバダ)が議席を守った一方で、下院では61議席を上乗せした共和党が予想以上の圧勝となるなど、様々なドラマが生まれています。いずれにしても、その共和党を勝利を牽引したのは保守ポピュリズムの「ティーパーティー」だった、表面的にはそう見えます。また解説として間違ってはいないと思います。ですが、その「ティーパーティー」の大姉御であるサラ・ペイリンに関しては、決して「勝利」とは言えない、そんな見方も可能です。それどころか、今回の選挙を契機にして、ペイリン自身が大統領候補に擬せられる動きは、下火になってゆく可能性も出てきたように思うのです。

 確かにケンタッキー州の「リバタリアン(政府極小主義者)」ランド・ポール候補や、三つ巴の戦いを制して圧勝したフロリダのマルコ・ルビオ候補など「ティーパーティー系」の上院議員はかなり当選しています。知事や下院を入れると、それは旋風と言ってよく、その推薦人としてペイリンの力もあったとは言えるでしょう。ですが、ペイリン個人の戦いということになると、今回の選挙結果によってかなり疑問符がついた、そこには3つの理由があります。

 まず1つめは、自分の「お膝元」であるアラスカ州での意外な苦戦です。ペイリンの作戦は順調に見えました。穏健保守の現職上院議員であるリサ・ムコウスキー女史を「潰す」ために、軍人出身で「ティーパーティー直系」のジョー・ミラーという新人を擁立、共和党予備選でムコウスキーを破ったのです。実はその背景には、ペイリン女史がアラスカ州知事になった際に、現職知事だったムコウスキー議員の父親と熾烈な予備選を戦った経緯があり、その遺恨が今回の予備選の泥仕合になったのですが、何と予備選の結果を不服としたムコウスキー候補は「非公認候補」として上院議員選挙に出てきたのです。

 実は、非公認のために「投票用紙に候補者名が印刷されない」という条件でしか立候補できず、そのために支持者には「手書き(ライトイン)」投票を呼びかけるという苦しい選挙になったのですが、本稿の時点でムコウスキー候補が41%に対してミラー候補は34%と大差がついています。手書き投票に関しては州法によって再集計をしなくてはならないので、結果が出るのは来週に持ち越すようですが、ペイリンとしては地元で負けるとなると、これは痛い敗北と言わざるを得ません。

677チバQ:2010/11/19(金) 12:27:50

 2点目は、ペイリン人気にあやかった「ティーパーティー系女性候補」が上院で「勝てる選挙」を2つも落としたということです。1人は、私も予測を誤ったネバダ州で、リード院内総務への「刺客」として放ったはずのシャロン・アングル候補は出口調査でも把握できなかった大差(50%対45%)で敗北しています。もう1人はデラウェアのクリス・オドネル候補で、こちらは予想通りの大敗でした。この2人の敗因ですが、まず「候補者の資質」が有権者に疑問視されたこと、そして「女性票が全くダメだった」ことが挙げられます。共和党はペイリン人気に幻惑されたことで、勝てる候補を選ぶことができずにこの2議席を失ったと言っても良いでしょう。そして、この2人の惨敗のイメージは、否が応でもペイリンの資質への疑問という動きへと連なって行く、私はそのように見ています。

 ちなみに、サウス・カロライナ州で「ティーパーティー系」女性知事を目指した、ニッキ・ヘイリー候補はしっかり勝っています。ただ、彼女の場合は「初のインド系女性知事」というユニークさもさることながら、演説も上手で切れ味の良いイメージで勝ってきており、資質という点ではアングル、オドネルの2人とは違いますし、ペイリンとも似て非なるところがあります。というよりも、ヘイリー候補がペイリンの推薦を上手く引き出して勝ったという見方が正しいでしょう。

 今回の中間選挙でペイリンが「公式に推薦」した候補は、64人中当選したのは半数に過ぎなかったという報道もあります。仮にそうであるならば、結局のところ「極端な保守でなくては予備選に勝てない。極端な保守では本選に勝てない」というここ数年の共和党が陥っているジレンマの中で、ペイリン人気というのはあくまで「予備選限定」だった、そんな辛口の見方も可能です。

 3点目はもっと重要な話です。選挙結果は確かに衝撃的ですが、ではこの後の政局は衝撃的に推移するのかというと、どうも違うようなのです。「ティーパーティー」系の候補たちは「医療保険改革の全面撤回」であるとか「一切の公的資金注入の禁止」などという、それこそ過激な公約を掲げて当選してきました。ですが、そもそもそんなことは実現不可能なのです。そうした過激な行動ではなく、実現可能性のあるような穏健で現実的な意思決定に収束してゆく、選挙戦が終わって出てきた政局の雰囲気はそんなムードが支配しています。そんな中、彼らが「集票パワーの根源」にしてきた「怒りのエネルギー」は一晩で沈静化しています。

 例えば恐らくは下院議長に就任して年明け以降の新議会を主導してゆくであろう、ジョン・ベイナー共和党下院院内総務などは、投開票の進む中で行った勝利宣言のトーンは極めて落ち着いたもので、少数党として「大声で反対」をしていたのとは、全く違う「政治への責任感」が感じられました。こうしたムードを受けて、オバマ大統領は3日の水曜日には会見を開いて率直に敗北の責任を認めるとともに、対話の姿勢、妥協の姿勢を見せています。

 もしもペイリンに「野望」があるのであれば、オバマやベイナーというような「当事者」と同じように、ここでトーンを下げて実務的な合意形成の輪に入るべきでしょう。しかし、そうした動きにはならないように思います。それはペイリンに役職が無いからだからではありません。あくまで政界の「噛ませ犬」として、オバマ就任直後の2年間にひたすら反ホワイトハウスの絶叫姿勢を続けて、中間選挙での共和党の躍進に貢献した、その先のストーリーが続かない、見えないからです。

 そのペイリンは「勝利の勢いを駆って」ということでしょうか、選挙の2日後の11月4日には「大統領候補への野心」を匂わせるウェブビデオを発表しています。選挙での勝利を誇示しつつ、最後は「グリズリーの雄叫び」で終わるビデオは「いかにもペイリン」というイメージですが、慌てて発表したところを見ると、周囲が「賞味期限」を意識し始めているという見方もできそうです。「ペイリン大統領候補構想」なるものが「まぼろし」であったことに気づくことで、共和党は意外に早い時期に、真剣に次世代のリーダーシップを探し始めるのかもしれません。

678チバQ:2010/12/13(月) 23:48:42
>>261>>436とか
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2010121300018
次期大統領選出馬せず=ブルームバーグNY市長
 【ワシントン時事】米ニューヨークのブルームバーグ市長は12日のNBCテレビの番組で、2012年の次期大統領選に出馬する考えがないことを強調した。
 ブルームバーグ氏は「大統領選には出馬しない。市長として高い評価を得て去りたい」と述べた。(2010/12/13-06:13)

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679チバQ:2010/12/14(火) 22:53:38
http://www.cnn.co.jp/usa/30001216.html
米で超党派グループ結成 ブルームバーグNY市長などが参加
2010.12.14 Tue posted at: 13:52 JST

ワシントン(CNN) 米国で民主党と共和党の二極化が深刻化するなか、無所属のブルームバーグ・ニューヨーク市長らを中心とする超党派グループ「No Labels」が13日、ニューヨークで結成された。選挙制度改革など国内の政治問題を検討する各種委員会を設置し、党派を超えた共通の利益を見いだしたいとしている。

メンバーにはブルームバーグ氏に加え、インディアナ州選出のエバン・バイ上院議員(民主党)、コネティカット州選出のジョー・リーバーマン上院議員(無所属)、共和党員ながら今年の中間選挙で無所属として上院選に立候補したチャーリー・クリスト・フロリダ州知事などの政治家のほか、コラムニストや政治コンサルタントなどがいる。

2012年の次期大統領選への出馬が取りざたされるブルームバーグ氏が参加していることで、同グループの結成は無所属候補の存在感を高めるための動きではないかとみる向きもある。ただ、当のブルームバーグ氏は12日のテレビ番組で、出馬の意向を否定している。

米国では中間選挙後、政党の垣根を越えて物事を進められる政治リーダーが求められるようになった。USAトゥデイ紙とギャロップが先月行った調査によると、47%の国民が、信条にこだわるより妥協して物事を進めるほうが重要だと答えている。

また、選挙登録に関する統計によると、自分を無党派層と考える人は全国平均で約4分の1に達するとされ、アラスカ、コネティカット、アイオワ、マサチューセッツ、ニュージャージー、ロードアイランドの各州では無党派層の数が民主・共和両党の支持者より多いという。

680とはずがたり:2010/12/15(水) 19:53:33

6割以上が「オバマは弱い指導者」=野党に譲歩、民主支持者離反―米調査
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101215-00000076-jij-int
時事通信 12月15日(水)14時39分配信

 【ワシントン時事】米世論調査会社ゾグビーが14日に発表した調査結果によると、オバマ大統領を「弱い指導者」と見ている人が63%に上り、「強い指導者」と考える19%の3倍以上となった。
 与党民主党支持者の間で「強い指導者」(41%)と「弱い指導者」(35%)の評価が分かれたのが要因。共和党支持者は88%が「弱い指導者」と見なし、「強い指導者」との回答はわずか2%だった。
 調査は、大型減税延長をめぐり、大統領が共和党に大きく譲歩した直後の8〜10日に全米の有権者1914人を対象に行われた。
 ゾクビー社は「大統領は共和党に簡単に屈したと民主党支持者は考えており、(野党の協力を得なければならない)ホワイトハウスにとって悩ましい状況」と分析している。

最終更新:12月15日(水)14時44分

681とはずがたり:2010/12/15(水) 21:05:53

「優良な不法移民に永住権」 オバマ氏肝いり法案に暗雲
http://www.asahi.com/international/update/1211/TKY201012110182.html
2010年12月12日21時24分

 【ロサンゼルス=堀内隆】オバマ米大統領と民主党が進める新移民法案の行く手に暗雲が立ちこめている。「優良な不法移民」に永住権を与える同法案は8日に下院で可決されたが、共和党の反対で上院での可決の見通しは立っていない。中間選挙の結果を反映した来年1月からの議会では、下院の過半数を共和党に奪われる。年内に可決できなければ、オバマ政権下で移民制度改革が実現する可能性はかなり低くなる。 

 正式名称の頭文字を取って「DREAM(夢)法」と呼ばれる。対象は16歳までに米国に入り、高卒か同等の学歴を持つ不法移民で、幼少時に親に連れられて入国したなど本人に不法滞在の責任を問えない場合だ。最低2年間、大学に通うか米軍に入隊し、かつ罪を犯さないなど「素行善良」であれば永住権を申請することができる。

 下院本会議で8日に可決され、9日に上院で採決されるはずだったが、共和党の反対で可決に必要な票数を確保する見通しが立たず、13日以降に先送りになった。

 オバマ氏はもともと、対象を限らず、不法移民一般に条件つきで合法滞在への道を開く包括的な移民制度改革を目指していた。しかし、医療保険制度改革などオバマ氏が手がけた他の政策をめぐって共和党の反オバマ色が濃くなり、手つかずのままに。代わりに「当面の策」として浮上したのが今回の法案だ。

 2年前の大統領選でオバマ氏の当選を後押ししたヒスパニック(中南米系)の支持をつなぎとめるため、オバマ氏は2年後の大統領選までに移民問題で一定の成果を上げる必要がある。今回の法案は包括改革と違い「優良な不法移民」だけが対象で、不法移民の取り締まり強化を訴える共和党にも受け入れられやすいとの読みがあった。

 オバマ政権は反対派の説得に手を尽くしたが、下院では共和党のほぼ全員が反対に回った。来年1月に始まる新会期では民主党に代わり共和党が下院の過半数を占める。カリフォルニア州で移民問題を専門にするジェシカ・ボバディーヤ弁護士は「年内がこの法律を成立させられる最後の機会だ」と話す。

 ■対象の移民「事業起こす夢、かなえたい」

 この法律ができれば対象になる不法移民の一人、カリフォルニア州のペドロ・ラミレスさん(22)は「僕らは米国の一部。この国で学び、身につけた技能をこの国で生かす機会が欲しい」と話した。

 両親とメキシコから来たのは3歳半の時。生まれた街の名も覚えていない。「僕はずっとここ(米国)で育ってきた」

 高校生の時に、進路を両親に相談した。「軍に入ろうかな」。軍は不法移民を受け入れない。自分を米国人と思いこんでいたラミレスさんは初めて、一家全員が不法移民だと両親から知らされた。

 軍をあきらめカリフォルニア州立大フレズノ校へ。政治学と農業経済学を学び、学生会長にも選ばれた。不法移民と知っているのは周囲の数人だけだったが、今年11月に大学新聞に匿名のメールが送られ、紙面で暴露された。「強制送還されるのでは」とおびえたが、「DREAM法」を支持する学内集会に参加を求められ、意を決して出た。

 「不法移民の父が果たせなかった、事業を起こす夢を実現させたい。MBA(経営学修士)を取ってワイナリーを持つのが目標」とラミレスさんは話すが、現状では不法移民に合法就労の道はない。ボバディーヤ弁護士は「彼のように、高等教育を受けたのに仕事に就けない不法移民はたくさんいる。米国にとっても大きな損失だ」と語った。

682チバQ:2010/12/22(水) 23:38:00
http://sankei.jp.msn.com/world/america/101222/amr1012222110009-n1.htm
共和党に有利?大統領選に影響も 下院議員の割り当て変更 (1/2ページ)
2010.12.22 21:08
 【ワシントン=佐々木類】21日発表された米国の国勢調査結果は、2012年の大統領選で再選を目指すオバマ大統領の選挙戦略に影響を与えそうだ。人口の増減に伴い、各州に割り当てられる下院の議席数(定数435)が見直され、大統領選を決定付ける選挙人の数に変動が生じるためだ。

 調査によると、人口が増えたのは、08年の大統領選で共和党候補だったマケイン上院議員が制したテキサス、アリゾナ州など伝統的に同党支持者が多い地域。

 人口増に伴う下院の議席割り当ては、人口が最も増えたテキサス州が4議席増やし36議席。フロリダ州が2議席増の27議席。このほか、アリゾナ、ジョージアなど6州が1議席ずつ議席数を増やした。

 逆に、「オバマ州」(米紙ロールコール)と呼ばれる州のうち、ニューヨークとオハイオ両州が、2議席減らし、27議席と16議席になった。マサチューセッツ、ペンシルベニア、ミシガン州など、民主党支持者の多い北東部や五大湖周辺のラストベルト(さび付いた帯)が議席減と、全体で10州が議席を減らした。

 国勢調査結果に基づく下院議員の割当数が、大統領選に影響を与えるとされるのは、各州の選挙人の数が、上院議員2人と下院議員の数をもとに算出されるからだ。

 大統領選で実動部隊となる下院議員の数が増えれば、それだけ支持票の掘り起こしや選挙資金集めを有利に展開できる。

 国勢調査結果を受けて下院議員の数が増減するだけでなく、各州では知事が主導して下院の選挙区割りを進める。州知事は、自分の所属政党が有利になるよう区割りを進めるとされ、11月の中間選挙の知事選で躍進した共和党がこの点でも有利とみられている。

 ギブズ大統領報道官は20日の記者会見で、国勢調査結果を見越して「議席割り当ての増減が、大統領選に劇的な影響を与えるとは思わない」と懸念の払拭に努めた。だが、主要メディアは「共和党の地盤が強い州が政治的影響力を増すだろう」(ワシントン・ポスト)などと伝えている。

683チバQ:2010/12/22(水) 23:38:34
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20101222-OYT1T00350.htm?from=navr
全米人口3億人を突破…ヒスパニック流入?


. 【ワシントン=黒瀬悦成】米商務省国勢調査局は21日、2010年の国勢調査の結果を発表した。


 4月1日現在の全米の人口は3億874万5538人で、10年ごとに実施される同調査で初めて3億人を突破した。00年の前回調査(2億8142万1906人)に比べ9・7%増。ヒスパニック(中南米系)などの移民の流入が要因とみられる。

 全米50州中、人口の伸び率が最高だったのは、ネバダで35・1%。アリゾナが24・6%で続いた。一方、「自動車の街」と呼ばれるデトロイトを擁するミシガンは0・6%減で、50州中、唯一減少した。人口が最多の州はカリフォルニアで3725万3956人。

 国勢調査の結果は、大統領選の選挙人や下院(定数435)の州ごとの議席配分を見直す際の指標となる。今回の調査では、共和党が強い南部で人口が増え、民主党の地盤である北東部で減っており、12年の大統領選などの選挙では、共和党に有利な議席配分となることが確実となった。

(2010年12月22日20時30分 読売新聞)

684チバQ:2010/12/24(金) 22:45:36
http://mainichi.jp/select/today/news/20101225k0000m030011000c.html
米国:勢い取り戻すオバマ大統領 「実利型」鮮明に
2010年12月24日 17時41分

 【ワシントン古本陽荘】11月の中間選挙で大敗し、求心力を失ったかとみられたオバマ大統領が22日に休会した議会で、米露の新戦略兵器削減条約(新START)の批准承認など公約を次々と達成し勢いを取り戻してきた。共和党の一定の議員から協力を得ながら成果を上げる「実利型大統領」を目指す姿勢がはっきりしてきた。

 「ワシントンの多くの人は中間選挙の後、党派対立が激化して足踏み状態に陥ると予想していた。しかし、実際には米国民にとって進展の時期となった」

 22日に記者会見したオバマ大統領はそう語り、超党派協力が結果を生んだとの考えを強調した。

 新START批准、同性愛者の米軍への勤務制限の撤廃、ブッシュ政権時代の減税措置の延長など、オバマ大統領が公約として掲げてきた課題が会期末になり実現した。いずれも一時は達成困難とみられた案件だ。

 大統領は共和党議員を説得。政権側が強気の姿勢で臨んだのは、世論調査でこれら重要政策について国民が高い支持を示していたからだ。両党の対立が先鋭化するなか、政権側は「オバマ大統領こそが国民世論に近い常識的な立場」との印象付けを狙った。

 米CNNテレビが22日に公表した世論調査では、会期末における重要案件への対応についてオバマ大統領の仕事ぶりを「評価する」と答えた有権者は56%で、議会共和党(42%)、議会民主党(44%)を上回る結果が出ており、大統領の姿勢が評価されていることが裏付けられている。

 来月開会する新議会の下院では与党の民主党が少数党に転落。政策実現のためには、共和党から協力を得る必要性がますます高まる。今後は政策ごとに、協力を得られそうな共和党議員との関係を重視する一方、民主党議員と距離を置く場面が出てきそうだ。

685チバQ:2010/12/24(金) 22:59:20
http://www.asahi.com/international/update/1223/TKY201012230384.html
核なき世界、なお遠く 揺らぐオバマ政権、課題は山積(1/2ページ)2010年12月24日0時16分
 「この条約で我々はより安全になる」。米上院が新START批准を承認してまもない22日午後。米ホワイトハウスでの記者会見冒頭、オバマ大統領は誇らしげに語った。

 「核兵器のない世界を目指す」とチェコ・プラハで世界に表明してから、約1年8カ月。START1が提唱から発効まで10年以上要したのに比べ、オバマ氏は、自ら主導した条約をかなりのスピードで批准にこぎつけた。

 「米国では安全保障分野では与野党が協力する、という力強いシグナルを世界に送った」。オバマ氏は、野党共和党の穏健派長老で「核なき世界」路線で協調を保ってきたルーガー上院議員の名前を挙げ、核軍縮など安全保障政策では超党派で一致する米国の指導力の強さも強調した。

 しかし、実際にはオバマ氏の足元は揺らいでいる。

 共和党が大勝した11月の中間選挙を受けて、共和党主流派はオバマ政権への対決姿勢を強めた。上院トップのマコネル院内総務らは、新STARTが米国のミサイル防衛(MD)システムを縛りかねないと反対。審議終盤で、条文修正決議を9回も提出して批准承認に抵抗した。

 22日の採決で、賛成票は共和党の13を含む71。可決要件である出席議員の3分の2相当(67票)を、4票上回っただけ。START1では93人と圧倒的多数が賛成していたのに比べ、反対が多い。大統領は、クリントン国務長官と共に休暇を先延ばしにして、自ら電話で説得にあたり、必要な票を議会閉会直前にやっと確保した。

 一方、「核超大国」である米ロ両国は、核不拡散条約(NPT)で義務づけられた核軍縮義務を、新条約で一応果たす形だ。だが、履行されても、米ロ合わせて3千発以上の核弾頭が配備される。弾頭数の計算に保管分を含まず、爆撃機1機を一つの核弾頭と数えるなど、「核ゼロ」にはほど遠い。最低限の宿題をこなした段階に過ぎない。

 このため、オバマ政権は、次の一歩として、非核保有国の多くから期待される包括的核実験禁止条約(CTBT)の早期批准や、米ロの戦略核をさらに減らし、戦術核や未配備の核の削減交渉にも入る意向を示している。

 ただ、米国内の政争は、そこにも影を投げかける。

 1月に始まる新議会で、共和党は上下両院で議席を増やす。だが、新STARTを支持したルーガー氏に代表される同党穏健派は、保守強硬派の「ティーパーティー(茶会)」から標的にされ、党内基盤は弱まるばかりだ。一方で茶会の精神的支柱、ペイリン・元アラスカ州知事は「米国を弱体化する」と核軍縮に公然と反対。12年大統領選を視野に、共和党が核政策で対決姿勢を強めるのは確実だ。

 北朝鮮やイランの核開発問題の解決や、核テロ対策、中国やインドなど、ほかの核保有国に対する軍縮努力の要請など、「核なき世界」に向けて米国が取り組むべき課題も山積している。オバマ氏はそのために、国内政治との相克をどう乗り越えるのか。(ワシントン=望月洋嗣)

686チバQ:2010/12/24(金) 23:00:22
http://sankei.jp.msn.com/world/america/101223/amr1012232026013-n1.htm
オバマ米大統領の1年、対立から妥協へ 内憂外患続く (1/2ページ)
2010.12.23 20:22

22日、ワシントンで同性愛者の軍務禁止規定撤廃法案に署名するオバマ大統領(中央)(ロイター) 【ワシントン=佐々木類】オバマ大統領の今年1年が終わろうとしている。11月の中間選挙で民主党の歴史的な敗北を喫しながらも、ここにきて公約を着実に実現しつつある。だが、来年は下院で共和党が多数派の「ねじれ議会」となる。2012年の大統領選に向け、景気回復策や財政再建など課題が山積しており、政権運営はこれからが正念場だ。

 ■対立から妥協へ

 米大統領は22日の記者会見で、「ブッシュ減税」を2年延長する包括減税法や、同性愛者の軍務禁止規定撤廃法案の可決などを強調し、「過去数十年で最も生産的だった」と自賛した。同時に「来年は厳しい戦いが続く。だが、党派対立を乗り越えた超党派協力の機運が生まれている」と語り、ねじれ議会という現実を踏まえ、とりわけ財政再建をめぐる審議への協力を共和党に求めた。

 大統領は中間選以前は、次期下院議長に内定した共和党のベイナー院内総務らを相手に、個人攻撃に血道を挙げたこともあった。だが、選挙後は身内の民主党からも反発を招くほど、妥協を重ねる現実主義者ぶりをみせた。

 特に、ブッシュ減税では、上下両院で多数派だった民主党の数を頼りに党派対立に傾きがちだった政治手法を転換。共和党の主張を取り入れ、自身の公約であった富裕層への打ち切りを取り下げ、「すべての所得層で2年間延長」という妥協で決着させる変わり身の早さをみせた。

 一方、年内の批准が危ぶまれていたロシアとの新核軍縮条約(新START)は、正面突破で上院での批准承認を勝ち取り、土壇場で公約を実現させた。

 ■内向き志向?

 就任2年目となった今年は、失業率が高止まりし、景気対策への激しい批判を浴びるなど、イバラの道の連続だったといえる。来年は大統領選に向け、政権浮揚をいかに図るかという観点が、今後打ち出す施策に反映されることになる。

 だが、内政、外交ともに大きな懸案が立ちはだかる。内政では、09年に過去最大の1・4兆ドルに上る赤字を記録した財政の再建、金融規制改革、不法移民対策など共和党との妥協点が難しい案件がめじろ押しだ。総額1500億ドル以上の巨費を投入した追加雇用対策も、顕著な効果を挙げていない。「内向き志向」は今後も続くとみられる。

 外交では、来月19日に訪米する中国の胡錦濤国家主席との間で、中国の人民元問題や人権、不透明な軍拡に加え、韓国を砲撃し核開発を続ける北朝鮮に対する働きかけをめぐり、どこまで中国側から言質をとることができるかが焦点だ。

 来年7月から米軍撤退が開始される予定のアフガニスタン情勢や、来年中の完全撤退を打ち出したイラク情勢、イランの核問題も引き続き重大な懸案だ。米国は、来秋ハワイで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)の議長国。景気回復への特効薬を見いだせない中、オバマ大統領は環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)での成果を狙い、外交攻勢を仕掛ける可能性もある。

687チバQ:2011/01/03(月) 18:32:34
http://www.asahi.com/international/update/1228/TKY201012280140.html
炭酸飲料は肥満のもと? NYソーダ戦争、市長VS業界2011年1月2日11時26分

. 【ニューヨーク=田中光】肥満の原因とされる砂糖入り炭酸飲料などの消費量を抑えて、医療費を抑制しよう――。ニューヨークのブルームバーグ市長が、そんな試みを打ち出した。一方、飲料業界は「無用な干渉でしかない」と猛反発し、「ソーダ戦争」の様相を呈している。

 市の提案は、月当たりの世帯収入が2400ドル(約20万円、4人家族の場合)未満の低所得者層に配られる米政府の食糧クーポン券で、炭酸飲料などの砂糖入り清涼飲料水を買えなくするというもの。市によると、人口当たりの糖尿病患者は、低所得者が住む地域では、高所得者層地域の4倍。1日に1回以上炭酸飲料を飲む人が38%以上いる地域は、クーポン券利用者が多い地域と重なり、肥満率が30%以上に達するという。

 このため市長は、クーポン券で炭酸飲料を買えなくすれば、より栄養価が高い食料品にお金がまわるようになり、肥満や糖尿病を抑えられると訴えている。

 これに対し、米国飲料協会は「砂糖入り飲料水のカロリーだけが特別なわけではない」として、狙い撃ちに反発するコメントを発表。「恵まれない人たちにとって不公平な措置だ」と主張し、一歩も引かない考えだ。

 バーなどの屋内施設からたばこを追放し、ファストフード店にカロリー表示を義務づけるなど、次々と健康政策を打ち出してきたブルームバーグ市長にとって、肥満対策は負けられない戦いだ。

 しかし、飲料業界は大きな政治力を持っており、今後、市の提案が米政府に認められるかどうかは、不透明だ。

 買い物客の8割前後が、クーポン券利用者だというブルックリン区のスーパーで働くスタンリー・パンフィールさん(27)は「市長の考えは面白いかもしれないけど、どっちにせよ、みんなソーダを買うよ」と効果に懐疑的だ。
.

688チバQ:2011/01/04(火) 20:02:31
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110104-OYT1T00289.htm
シュワちゃん退任、中央政界?映画界復帰?




. 【ロサンゼルス=西島太郎】米カリフォルニア州のアーノルド・シュワルツェネッガー知事(63)(共和党)は3日、2期約7年の任期を終えて退任した。


 今後は講演や自叙伝の執筆などを行う予定だが、映画「ターミネーター」の主演などで知られる元有名俳優だけに、ハリウッド復帰や中央政界への進出なども取りざたされている。

 シュワルツェネッガー氏は2003年10月、グレイ・デービス前知事に対するリコール運動に伴う選挙に共和党から出馬。「民主党の牙城」と言われる加州ながら、抜群の知名度を生かして知事に初当選した。

 就任後は、地球温暖化対策に消極的だった当時のブッシュ政権に反して、先進的な環境対策に取り組んだ。しかし、06年11月の再選後、巨額赤字に苦しむ州財政を立て直せず、直近の支持率は20%台で低迷。同氏は、2日付ロサンゼルス・タイムズ紙が掲載したインタビューでも、「早期に別の方策を模索するべきだった」と悔やんだ。

(2011年1月4日13時31分 読売新聞)

689チバQ:2011/01/04(火) 20:36:35
http://sankei.jp.msn.com/world/america/110104/amr1101041834012-n1.htm
米大統領首席補佐官に金融大手幹部が浮上
2011.1.4 18:33
 【ワシントン=佐々木類】5日に始まる新議会を前に、ホワイトハウスの人事刷新を検討中のオバマ米大統領が、大統領首席補佐官に金融大手JPモルガン・チェース幹部で、元商務長官のウィリアム・デーリー氏を起用する人事を検討中であることが分かった。米メディアのブルームバーグが3日報じた。

 金融規制改革をめぐりウォール街を中心に金融業界との溝が深まっていたオバマ政権は、業界に通じた人材の起用で関係を修復させる必要があるとの判断に傾いているようだ。

 デーリー氏はクリントン政権で商務長官。オバマ大統領の出身地、シカゴのデーリー市長は実兄。

 オバマ政権発足から首席補佐官を務めていたラーム・エマニュエル氏は、今春のシカゴ市長選に出馬するためすでに辞任しており、現在は暫定的に、白人の父親と日系人の母親を持つピート・ラウス上級顧問が後任を務めている。

690チバQ:2011/01/05(水) 23:05:03
http://sankei.jp.msn.com/world/america/110105/amr1101051850011-n1.htm
苦労人ベイナーvs試練のオバマ 米「ねじれ議会」で対決 (1/2ページ)
2011.1.5 18:49

4日、議会ビルに到着した下院新議長に選出されたジョン・ベイナー共和党院内総務(ロイター) 【ワシントン=佐々木類】5日にスタートする米新議会は、下院で共和党が多数派の「ねじれ」議会となり、オバマ大統領にとって新たな試練の幕開けとなる。ジョン・ベイナー共和党院内総務(61)は同日、正式に下院新議長に選出され、医療保険改革法の廃止など2012年の大統領選をにらんで対決姿勢を強めるとみられる。「ベイナーvsオバマ」の対決の行方は、来年の大統領選を左右する気配だ。

 米議会の顔として急浮上したベイナー氏は、オハイオ州選出で当選10回。1949年に同州で生まれ、12人兄弟の2番目。8歳のときすでに家業の居酒屋を手伝ったとされ、苦学して大学を卒業後、同州下院議員を経て連邦下院議員に当選した。たたき上げの「苦労人」として知られる。

 ニュート・ギングリッチ元共和党下院議長に師事して頭角を現したが、99年の中間選挙で敗北後は無役となり、政治家としても辛酸をなめた。

 そんなベイナー氏は昨年11月3日、中間選挙で勝利した後の記者会見で、職探しに苦労した自身の生い立ちに触れ、涙を流したことも。米メディアからは「泣き虫ベイナー」と揶(や)揄(ゆ)されたが、「大きな政府」を志向するオバマ政権の巨額財政支出を真っ向から批判して骨太なところをみせた。

 オバマ氏の決めぜりふ「イエス・ウィー・キャン」(われわれはできる)に対抗し、「ヘル、ノー・ユー・キャント」(まさか! できやしないよ)が口ぐせだ。

 象徴的なのは、昨夏、オバマ氏と繰り広げた「アリ論争」だ。ベイナー氏がオバマ政権の金融規制策を「核兵器でアリを殺すようなものだ」と批判し、「未曾有の金融危機をアリに例えるとは何事か」と大統領を熱くさせた。

 ベイナー氏は5日、下院議長として、大統領と議会民主党に対話を呼びかけるという。だが、議長就任決定後の昨年11月17日、ベイナー氏は「経済の自由、個人の自由という価値観を擁護する」と明言。5日の提案を額面通り受け止める議会関係者は少ない。

 「次世代にわたって雇用を創出し、競争力のある経済を構築するのがわれわれの仕事だ」。オバマ大統領は4日、休養先のハワイからワシントンに戻る途中、大統領専用機内で記者団に新議会を乗り切る意欲をみせた。同時に、「われわれがすべきことは景気回復だ。ベイナー氏も理解してくれるだろう」と共和党の協力に期待感を込めた。

 超党派政治は2008年の大統領選で訴えたオバマ大統領の公約の柱。だが、政権前半の2年間は、医療保険改革で、よくいえばリーダーシップの発揮、悪くいえば強引な政治手法で対立が激化した。大統領にとり実現したくてもできない“鬼門”となっていた。

 ただ、頭が痛いのは、政策実現のために共和党との妥協を重ねて中道寄りにシフトすればするほど、自身の支持基盤である民主党リベラル派からの反発を招きかねないことだ。

 オバマ氏は休暇中、今でも米国民の人気が高い故レーガン元大統領の自伝を読破した。1982年の中間選挙で敗北した後、大統領再選を果たしたレーガン氏に「再選戦略の糸口を探っている」(政府関係者)との見方も出ている。

691チバQ:2011/01/06(木) 22:32:50
http://sankei.jp.msn.com/world/china/110106/chn1101061742003-n1.htm
米国議会、対中姿勢より厳しく 主要ポストに強硬派続々 (1/2ページ)
2011.1.6 17:36

5日、ワシントンで就任式に参加するベイナー新下院議長(AP) 5日に開幕した米国新議会で、下院の中国への姿勢がこれまでより大幅に批判的になることが確実となってきた。昨年11月の米中間選挙で下院の圧倒的多数を占めた共和党が外交委員会でも主導権を握り、中国関連の課題を審議する同委員会の主要ポストに中国の人権抑圧や軍拡、不公正貿易などを非難してきた有力議員が次々と就任したからだ。(ワシントン 古森義久)

 5日からの第112議会の外交政策面では中国関連テーマの頻繁な審議が確実視される。その審議では、まず外交委員会が主体となり、下院全体の声となる。これまでは与党の民主党が多数党として委員長や小委員長ポストをすべて占め、オバマ政権への姿勢も抑制してきた。ところが共和党が下院を制したことで外交委員会も同党議員が運営することになった。

 まず、委員長にはキューバ出身で共産主義のカストロ政権への批判で知られるイリアナ・ロスレイティネン議員(フロリダ州)が就任した。中国の人権弾圧にも遠慮のない非難を表明してきた同議員は委員長就任が決まった際にも「無法国家や独裁国家の責任を追及し、同盟諸国との連携を強める」との声明を出し、中国への批判を明確にした。

 今後は、法案や決議案の提出、公聴会のテーマや証人の選択、行政府の予算への決定権など、すべての面で主導権を発揮できるため、同議員らの批判的意見がオバマ外交に対しても議会全体の意向としてぶつけられることになる。

 ロスレイティネン議員は外交委員会の副委員長に、中国の軍拡を批判し、台湾海峡の軍事均衡のために台湾の軍事力強化を求めてきた共和党のエルトン・ギャレグリー議員(カリフォルニア州)を任命した。同議員は昨年11月、台湾訪問から帰るとすぐ、台湾へのF16戦闘機の追加供与を提案する声明を出した。

 中国や日本についての具体的案件を審議する同外交委の東アジア・太平洋・地球環境小委員会では、中国の貿易規制や人権弾圧を非難し、オバマ政権の対応についても軟弱だと批判してきた共和党のドナルド・マンズロ議員(イリノイ州)が小委員長に就任した。同議員は、安全保障面でも同盟国との連帯強化を説く。

 さらに、人権問題を扱うアフリカ・地球規模保健・人権小委員会小委員長には同じ共和党のクリス・スミス議員(ニュージャージー州)が、監視・調査小委員会小委員長にはデーナ・ローラバッカー議員(カリフォルニア州)がそれぞれ就任した。

 スミス議員は議会全体でも中国の人権弾圧を最も活発に非難してきた実績があり、中国側のハッカー攻撃の標的にもなった。ローラバッカー議員も、中国共産党首脳たちのチベットや法輪功の弾圧を非難して「殺害者」と呼ぶほどの対中強硬派として知られている。

692チバQ:2011/01/07(金) 23:53:39
http://mainichi.jp/select/world/news/20110107ddm007030047000c.html
米国:ホワイトハウス刷新本格化 首席補佐官焦点に 「身内固め」批判かわす
 【ワシントン古本陽荘】米ホワイトハウスの主要ポストの人事刷新が本格化してきた。5日、来月上旬に辞任する意向を表明したギブス大統領報道官の交代は想定されてはいたものの、大統領側近の一人だっただけに今回の一連の人事が大規模なものになることを印象づけた。

 昨年11月の中間選挙での大敗を受け、オバマ大統領が人事刷新を行うとの観測は早くから出ていた。08年大統領選時からの側近で周囲を固めたことが国民意識からの隔たりを招いたとの分析があったためだ。

 焦点はシカゴ市長選出馬のため辞任したエマニュエル前首席補佐官の後任人事だ。上級顧問だったピート・ラウス氏が暫定的に就いており、そのまま指名されるとの見方もあったが、シカゴ市のデーリー市長の弟で、クリントン政権で商務長官を務めたウィリアム・デーリー氏の名前が浮上。金融大手JPモルガン・チェースの中西部支部会長の職にあり、オバマ政権との関係が悪いビジネス界との橋渡し役を期待する声もある。

 一方、昨年末に退任したサマーズ国家経済会議(NEC)委員長の後任人事は7日に発表される予定だが、米メディアはクリントン政権で同職にあったジーン・スパーリング財務省顧問が最有力と伝えている。

 ホワイトハウスの日常的な顔となるギブス氏の後任にはバートン副報道官やバイデン副大統領のコミュニケーション・ディレクターで元タイム誌ワシントン支局長のジェイ・カーネイ氏らの名前が挙がっている。

693チバQ:2011/01/07(金) 23:54:01
http://mainichi.jp/select/world/news/20110107ddm007030045000c.html
米国:下院「茶会」にらみ 共和党、主張見つつの運営に
 【ワシントン古本陽荘】5日の米議会で、下院で多数党となった野党・共和党のジョン・ベイナー氏(61)が下院議長に就任した。連邦政府の役割縮小を求める保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会運動)」の意向を受け、憲法重視の姿勢を示す下院規則改正に着手したが、「1000億ドル(約8・3兆円)の歳出削減」などの実質的な公約実現は困難とみられている。オバマ大統領や上院で多数党の民主党指導部との政策協議抜きでは成果を見込めないが、安易に妥協すれば茶会運動から突き上げられる可能性があり、難しい議会運営を強いられることになる。

 べイナー議長は就任あいさつで、「まずは規則改正から始めよう。透明性や説明責任、憲法重視の姿勢を新たにするもので、下院の運営方法を変えることになる」と提案した。

 直後に可決された下院の新規則では、提出される法案に憲法上のどの条文を根拠としたか明記することが義務付けられた。

 実は、この憲法規定は、昨年11月の中間選挙前、茶会運動の全国組織「フリーダム・ワークス」が掲げた10提案の第1項目だ。「小さな政府」の実現のため「憲法上、規定がない権限を連邦政府から取り上げる」というのが茶会運動の基本政策。

 茶会運動の主張を重視し議会運営を進めるとのべイナー議長の決意表明だったと言える。さらに、下院では史上初めて議場で憲法全文を読み上げる行事を6日に予定している。

 ただ、こうした意思表示は象徴的なものに過ぎず、茶会運動が目指してきた連邦政府の極端な権限縮小の実現は容易ではない。

 共和党が中間選挙の公約として掲げた「少なくとも1000億ドルの年間歳出削減」は、もともと具体的な提案ではなく、早くも共和党内で目標の下方修正の動きが出ている。

 オバマ大統領の最優先課題、医療保険制度改革法についても、共和党は廃止法案を提出し12日に下院で採決する予定。だが、上院で否決され廃案になるのは織り込み済みで、茶会運動に姿勢を示すパフォーマンスに過ぎない。関連予算を凍結することで医療保険改革を骨抜きにすることを検討しているが、オバマ政権側はすでに改革の意義を国民に売り込むキャンペーンに乗り出しており、成算があるわけではない。

694チバQ:2011/01/09(日) 11:19:44
アリゾナで銃撃事件 死者6人、下院議員らが重体
2011.01.09 Sun posted at: 09:44 JST
(CNN) 警察と政府当局者らによると、米アリゾナ州トゥーソンの食品スーパー前で8日、男が銃を乱射し、連邦地裁判事ら6人が死亡、連邦下院の民主党女性議員、ガブリエル・ギフォーズさん(40)ら12人が負傷した。現場では当時、ギフォーズ議員が支持者らと集会を開いていた。

オバマ米大統領によると、死者の中には同州の連邦地裁のジョン・ロール判事が含まれている。また当局によると、9歳の少女も病院で死亡が確認された。

病院の担当医によると、ギフォーズ議員は弾丸1発が頭部を貫通して重傷を負い、手術を受けた。

容疑者は22歳の男とされ、連邦議会警察によればすでに拘束された。

警察は警戒措置として、一部の連邦当局者らの自宅、事務所の安全を確保し、下院議員らに注意を呼び掛けた。オバマ大統領の指示により、米連邦捜査局(FBI)のチームが現場へ向かっている。

ギフォーズ議員は2006年に初当選。昨年の中間選挙では、保守派の草の根市民運動、ティーパーティー(茶会)の候補者と激しく争った。
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http://www.cnn.co.jp/usa/30001449.html

695チバQ:2011/01/09(日) 11:22:12
http://mainichi.jp/select/biz/news/20110109ddm008030115000c.html
米国:オバマ政権、経済界と関係重視 「中道」人事次々 浮揚狙い、路線変更鮮明に
 【ワシントン斉藤信宏】オバマ米大統領が、ホワイトハウスの経済チームの顔ぶれを大幅に入れ替えた背景には、人心一新を図ることで経済政策の路線変更を米国民に印象付け、政権浮揚を図りたいとの狙いがある。経済チーム以外でも、大統領首席補佐官に金融大手JPモルガン・チェースの現職幹部、ウィリアム・デーリー氏を起用するなど、経済界との関係修復にも配慮。昨年12月のブッシュ減税の延長(包括減税法案)での野党・共和党との妥協に続き、リベラル路線から中道路線へと軌道修正する姿勢を鮮明にした。

 サマーズ氏の後任の国家経済会議(NEC)委員長に決まったジーン・スパーリング氏(52)は、クリントン政権時代の96年から00年までNEC委員長を務めた経験があり、今回は再登板。現在、ガイトナー財務長官の顧問を務めているが、08年の大統領予備選では、民主党でオバマ大統領の対抗馬だったヒラリー・クリントン氏(現国務長官)の経済アドバイザーとして、経済政策立案にも関わった。ウォール街にも太い人脈を持つとされている。

 下院で野党・共和党が多数を占め、議会対策に頭が痛いオバマ大統領にとって、ブッシュ減税の延長で野党との交渉をまとめあげたスパーリング氏の評価は高い。7日、メリーランド州の窓ガラス工場でスパーリング氏の起用を発表した大統領は、「クリントン政権下で赤字だった財政を黒字に転換させた功績を評価した。素晴らしい仕事をしてくれるはずだ」と強い期待を表明した。

 7日までに決まった経済チームの新たな顔ぶれでは、ジェイコブ・ルー行政管理予算局(OMB)長官も、クリントン政権下で98〜01年にOMB長官を務め、財政の黒字転換を果たした実績を持つ。

 米国では、雇用改善の遅れで政府の経済政策に対する国民の不満が高まっている。また、オバマ政権が打ち出した医療改革や金融規制改革などに対して、経済界から「ビジネスに悪影響をもたらす」と反対意見が噴出し、政権と経済界の関係も悪化した。これらの要因が重なり、昨年11月の議会中間選挙では、与党・民主党が敗北。野党・共和党が財政再建を求める動きを強める中、オバマ大統領は民主党リベラル派と決別し、中道路線にかじを切って共和党と協調せざるを得なくなった。

 また、クリントン元大統領時代の経済スタッフを積極的に起用したことは、94年の中間選挙での敗北後に支持率を回復して96年に再選を果たしたクリントン氏の親ビジネス路線を踏襲することで、1年10カ月後の大統領選再選に結び付けたいとの思惑もありそうだ。

696チバQ:2011/01/10(月) 14:06:54
http://www.asahi.com/international/update/0109/TKY201101090281.html
穏健派政治家への凶弾なぜ 銃規制論も 米アリゾナ(1/2ページ)2011年1月10日0時50分
 【トゥーソン(米アリゾナ州)=田中光】米国西部アリゾナ州トゥーソンで8日に起きた銃撃事件は、銃社会・米国でも異例の、政治家を狙ったものだった。政治的背景があるのか、なぜ銃を――動機はまだ不明だが、衝撃の波紋が広がった。

 事件があったのは、同州選出のガブリエル・ギフォーズ下院議員(40)=民主党=の政治集会。現場となった郊外の大型スーパーの敷地は一転して混乱状態に陥った。「一瞬、何が起きたのか分からなかった」。現場にいた目撃者たちは米メディアに語った。

 オバマ政権が登場した2009年から民主党と共和党の与野党対立は激化傾向にある。そうした中で、ギフォーズ議員は、穏健派だっただけに、地元の支持者らは「なぜ」と問い続けた。

 米国で賛否が揺れた医療改革法の議論が過熱していた09年8月、ギフォーズ議員の地元集会では銃が持ち込まれるという騒動があった。法案が下院で通過した昨年3月には、地元事務所の窓が割られる事件も起きた。

 アリゾナ州では昨年、不法移民を取り締まる州法が強化され、米国社会でも論争が起きた。ギフォーズ議員は反対論者として知られるが、今回の事件との関連はまだ分かっていない。

 重体となったギフォーズ議員の地元事務所前には数百人の支持者たちが駆けつけた。「暴力は許せない」「よくなって」。様々なメッセージを書き込んだ手製のプラカードが無数のろうそくに照らされていた。

 議員を支持する男性(28)は、「彼女は有権者の声に耳を傾けようとし、身近な存在だった。衝撃とともに怒りがこみあげてくる」と話した。選挙運動を手伝ってきたというリジー・グリフィンさん(65)は「保守とリベラルの政治対立がどんどん激しくなるなか、彼女は標的になるような存在から最も遠い。事件を機に、米国政治を考え直さないといけない」。

 捜査当局の調べでは、ジャレッド・ロフナー容疑者(22)は精神的な問題があったとされながら、銃を入手していた。ノーマ・マケイさん(56)は、「アリゾナ州ではその人物の背景に関係なく銃が簡単に手にできるようになった。銃の購入方法を見直すべきだ」と話した。

 AP通信などによると、同容疑者は現場近くに両親と同居。昨年12月、動画投稿サイト「ユーチューブ」で「軍隊の新兵」と名乗り、愛読書にヒトラーの「我が闘争」などを挙げていた。事件直前、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「マイスペース」の自身のページに「さようなら友人たち」「僕に怒らないでください」などと書き込んでいたという。

697チバQ:2011/01/10(月) 16:57:35
http://www.afpbb.com/article/politics/2782044/6649627?utm_source=afpbb&amp;utm_medium=topics&amp;utm_campaign=txt_topics
過激化した米政治風土、米議員銃撃でペイリン陣営が矢面に
2011年01月10日 15:39 発信地:ワシントンD.C./米国
【1月10日 AFP】米アリゾナ(Arizona)州で8日起きた、民主党のガブリエル・ギフォーズ(Gabrielle Giffords)下院議員(40)ら20人が死傷した銃乱射事件をめぐり、政治風土の過激化が引き起こした事件だとする批判や反省の声が米国内で広がっている。

 保守・リベラルの立場を問わず、政治家もコメンテーターらもこぞってこの事件を取り上げ、背景に扇動的な保守派によってたきつけられた情熱があったのか、それとも錯乱した精神異常者による事件だったのか、激論が交わされている。

■標的に十字線――「ペイリン流政治」が批判の矢面に

 リベラル派は、サラ・ペイリン(Sarah Palin)元アラスカ(Alaska)州知事の選挙事務所が前年11月の中間選挙の際、接戦が予想される選挙区にライフルの「照準線」を記した米国地図をウェブ上で公開していたとして、非難している。ギフォーズ議員の選挙区にも「照準線」が合わせられていた。

 また、ペイリン氏の政治スローガン「Don't Retreat, Reload(撤退せずに再装填しろ)」も批判を浴びている。

「これらは、精神的に不安定な人びとが(銃の乱射などについて)容認される行動だと思いこみかねない、中毒性の表現だ」と、民主党上院ナンバー2のディック・ダービン(Dick Durbin)議員は米CNNテレビの番組「State of the Union」のインタビューに語った。

 これに対し、やはり同番組に出演した共和党のラマー・アレクサンダー(Lamar Alexander)下院議員(テネシー州選出)は、「まるでペイリン氏に責任があるかのような物言いだ」と反論。その上で、政治論議はもう少していねいな言葉で行われるべきだと論じた。「われわれは落ち着いて、トーンダウンして、相手にもその考え方にも敬意を払わなければならない。移民や税金、医療保険制度改革法などの難しい議題でもそうすべきだ。感情をあおるようなことはできるだけ避けよう」

 一方、ペイリン陣営で選挙運動にたずさわったレベッカ・マンソール(Rebecca Mansour)氏も、ラジオ番組に出演。「われわれは事件とは全く無関係だ。地図に十字線を入れるのはよくある手法で、照準器のつもりなんてこれっぽっちもなかった」と反論した。

698チバQ:2011/01/10(月) 16:58:17
■ギフォーズ氏、過去に何度も脅迫

 アリゾナ州は伝統的に保守党の地盤。同州南東部のギフォーズ氏の選挙区も前年の中間選挙で接戦区の1つとなったが、ギフォーズ氏が辛くも勝利し、3期目の議席を獲得した。

 ギフォーズ氏は、不法移民の取り締まりを強化するアリゾナ州移民法に強く反対していたほか、オバマ政権の医療保険改革法案に賛成票を投じたことで、保守派の草の根運動「ティーパーティー(茶会)」から標的とされていた。

 選挙期間中に何度も脅迫を受けただけでなく、医療保険改革法案が下院で採決された直後の2010年3月には、ギフォーズ氏の事務所のガラスドアが何者かに割られるという事件が発生。また、2009年8月にもギフォーズ氏の選挙集会に銃を持った男が入り込み、強制排除される事件があった。

 しかし、ギフォーズ氏は「わたしはグロック9mm(拳銃)を持っているし、撃つのもうまいのよ」と脅迫を取り合わなかったという。

■過激化した政治風土の「中毒症状」が背景か

 アリゾナ州の緩い銃規制に反対する民主党支持者のピマ(Pima)郡保安官、クラレンス・ダップニク(Clarence Dupnik)氏は、政治家に対する脅迫は珍しいことではないが、近年は敵意や被害妄想、政府への不信が高まっていると指摘する。「24時間365日、休みなく公衆をあおり続ければ、人々への影響は避けられない。まず感化されるのは情緒不安定な人々だ」

 こうした指摘に、事件の起きた地元トゥーソン(Tucson)でティーパーティー運動を立ち上げたアリソン・ミラー(Allyson Miller)氏は、ニュースサイトTPMの取材に「とんでもない事件だ」と関連を否定。反ティーパーティー派について「選挙と関連があるに違いないとの結論に飛びついている」と批判した。

 ただ、ギフォーズ氏と同じアリゾナ州選出の民主党のラウル・グリハルバ(Raul Grijalva)下院議員は、政治風土の中毒症状が長く続きすぎたことが、8日の銃撃事件の背景にあるとの見方を示している。同議員は、「この怪物を育てることに力を貸した人々は、冷静になって考え、こうした中毒症状が米国の政治制度を脅かしているのだということに気づいて欲しい」と呼びかけている。(c)AFP/Jim Mannion

699名無しさん:2011/01/10(月) 17:12:56
河嶋海科〜昼間から公園のベンチでイケメンと抱き合いながら濃厚キスの光景を
一般人にフォーカスされる。。。事務所サイドは、完全否定〜
だが、数枚の写真で認めざるを得ないか?まだ〜子供なのに、体は、大人の女を
感じさせる。。。http://speed01.heteml.jp/

700チバQ:2011/01/11(火) 20:52:27
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110111-OYT1T00316.htm
「偏屈・偏見の中心地に」保安官嘆く…銃乱射

 【トゥーソン(米アリゾナ州南部)=西島太郎】トゥーソン近郊で8日起きた乱射事件で、ジャレド・ロフナー容疑者(22)は具体的動機を供述していないが、保守派とリベラル派の対立が深まる地域の政治環境が影響しているのではないかという指摘が出ている。


 銃撃されたガブリエル・ギフォーズ下院議員(40)は、昨年11月の中間選挙で、僅差で3選を果たした。民主党に属しながら、銃所持の権利は擁護するなど、元々保守勢力の強いアリゾナ南部の事情に配慮した「バランス感覚」で支持を獲得していた。

 それでも、中間選挙では、草の根保守の「茶会運動」が後押しする対立陣営の激しい攻撃を受けた。共和党のサラ・ペイリン前アラスカ州知事は、ギフォーズ氏を「落選させたい議員」の一人に挙げ、地図上で同議員の選挙区に銃の照準マークを付けてみせた。

 ギフォーズ氏の相手候補陣営は、「M16(自動小銃)でギフォーズを追い出せ」とインターネット上で盛んに呼びかけていたという。

 昨年春、保守派が反対する医療保険制度改革法案が議会を通過した前後には、ギフォーズ氏の事務所が荒らされる事件もあった。

 こうした風潮がロフナー容疑者にも影響を与えたとの見方が出ている。地元有力紙アリゾナ・デイリー・スターは9日、「ここ数か月、何か恐ろしいことが起こるような兆候があった」と指摘。地元保安官も8日の記者会見で、「アリゾナは偏屈・偏見の中心地となってしまった」と嘆いた。

 広がる分断。9日、ギフォーズ議員の回復を祈って事務所を訪れた大学生キャシー・ルイスさん(21)は、「アメリカは厳しい経済情勢から抜け出せないでいる。政治的争いの溝を埋めて、今こそ国民が一致団結する時だと思う」と訴えていた。

(2011年1月11日10時49分 読売新聞)

701チバQ:2011/01/14(金) 22:10:42
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-18995820110113
オバマ大統領が国民に結束訴え、米乱射追悼式で演説
2011年 01月 13日 15:37 JST
 [トゥーソン(米アリゾナ州) 12日 ロイター] オバマ米大統領は12日、6人が死亡した銃乱射事件が起きた米アリゾナ州トゥーソンで追悼式に出席し、「この悲劇を非難をぶつけ合う政争の具にしてはならない」と、結束の必要性を訴えた。
 オバマ大統領は追悼式に集まった1万人以上を前に演説。犯人が銃を乱射するに至った理由は誰にも分からないと述べ、事件を単純に解決するために、米国民は非難をなすり付け合うべきではないと強調した。

 この事件では、ガブリエル・ギフォーズ下院議員(40)の対話集会に集まっていた連邦判事や少女ら6人を殺害した上、同議員らにも発砲し負傷させたとして殺人罪などでジャレド・ロフナー容疑者(22)が訴追された。

 犠牲者の中には、米同時多発攻撃が起きた2001年9月11日に生まれたクリスティーナ・テイラー・グリーンさん(9)も含まれていた。

 演説の中でオバマ大統領は、政治に興味があったというクリスティーナさんを引き合いに出し、「彼女の期待に応えたい。われわれの民主主義は彼女が想像するものと同じくらい、立派なものでなければならない」と呼びかけた。

 オバマ大統領は追悼式に先立ち、頭部を撃たれ重体のギフォーズ議員らが入院する病院を訪問。議員の様子については「彼女は目を開けた。彼女はわれわれが応援していることを分かっている」と述べた。

702名無しさん:2011/01/21(金) 22:19:07
http://www.asahi.com/international/reuters/RTR201101210046.html
米カリフォルニア州知事、財政の非常事態を宣言
2011年1月21日
 [サンフランシスコ 20日 ロイター] 米カリフォルニア州のブラウン知事は20日、州財政をめぐり非常事態を宣言し、州議会議員に対し、254億ドルにのぼる財政不足への対応を求めた。

 今月退任したシュワルツェネッガー前知事も先月、同様に非常事態を宣言していたが、州議会の過半数を占める民主党議員は、共和党出身の前知事が出した非常事態宣言への対応を拒否。民主党出身のブラウン知事の就任を待って予算問題に取り組む方針を示していた。

 ブラウン知事はすでに、125億ドルの支出削減と増税延長での歳入増による財政健全化計画を議会に提示。3月までの計画実行を望むとしていた。

 知事の非常事態宣言を受け、議員には財政問題への対応に45日間が与えられる。

 ブラウン知事は議会に対し、年末に期限切れを迎える増税措置の延長について有権者に問う特別選挙を6月に実施するための法案を支持することも求めている。

 ブラウン知事(72)は、1970年代から80年代にかけて2期にわたりカリフォルニア州知事を務めた。

703名無しさん:2011/01/25(火) 22:17:13
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110125/amr11012521500129-n1.htm
ホワイトハウスで反米ソング 米政権が大恥
2011.1.25 21:47
 【ワシントン=佐々木類】中国の胡錦濤国家主席を招いて19日夜、ホワイトハウスで行われた公式晩(ばん)餐(さん)会で、国際的な中国人男性ピアニスト、ラン・ラン(郎朗)氏(28)が演奏した曲が、反米宣伝映画の主題曲だったと分かり、米国内で波紋を広げている。

 ラン・ラン氏は、中国生まれでニューヨーク在住。演奏したのは、朝鮮戦争(1950〜53年)を舞台にした中国共産党の反米映画「上甘嶺(じょうかんれい)」(56年)の主題曲「わが祖国」だ。

 「わが祖国」は中国人に広く知られており、共産党が数十年の間、反米宣伝曲として利用してきた。映画は、中国人民解放軍「義勇軍」と米軍の激戦の様子を残虐に描いている。

 米CBSニュースによると、ラン・ラン氏は、この曲を選んだ理由について、晩餐会の前に収録した香港のフェニックステレビに、「この曲をホワイトハウスの晩餐会で演奏することは、中国人にとって大変な誇りになると思った」と語っていた。

 だが、演奏後に波紋が広がると「子供のころから好きな曲の一つだった。メロディーが美しいという以外の選曲理由はない」とのコメントを出した。

 演目などは通常、ホワイトハウスの国家安全保障会議(NSC)のスタッフが事前にチェックするはずだが、ギブズ大統領報道官はコメントを避けている。

 一方、米メディアによると、中国系ブログには「米国人は曲に酔っていた。本当に間抜けだ」といった書き込みがあふれている。

704チバQ:2011/01/28(金) 22:45:02
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110128/amr11012812390038-n1.htm
元首席補佐官の出馬認める シカゴ市長選で州最高裁
2011.1.28 12:39
 米イリノイ州の最高裁は27日、2月22日の同州シカゴ市長選で最有力候補となっているエマニュエル元大統領首席補佐官(民主党)について、同市での居住実績がなく立候補は認められないとした今月24日の州高裁の判断を覆し、出馬資格を認めた。米メディアが伝えた。

 シカゴ市長選の立候補には、選挙前の1年間、同市に居住することが必要で、エマニュエル氏は昨年10月まで首都ワシントンで首席補佐官を務めていた間もシカゴに自宅を維持し居住の実態があったと主張していた。

 一審はこれを認めたが、州高裁が認めなかったためエマニュエル氏側が上訴していた。(共同)

705チバQ:2011/01/28(金) 22:56:01
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-19254620110128
カーニー副大統領補佐官、次期大統領報道官に就任へ
2011年 01月 28日 10:09 JST
 [ワシントン 27日 ロイター] 米ホワイトハウスのギブズ大統領報道官は27日、自身の後任にジェイ・カーニー副大統領補佐官(報道担当)が就任することを明らかにした。
 ギブズ報道官は、先に辞任を表明。今後は2012年のオバマ大統領再選に向け、政権外部からアドバイザーとして活動するとしている。数週間以内に引き継ぎを行うという。

 カーニー氏は、元タイム誌記者。記者時代は、ホワイトハウスや政治、議会を主にカバーした。同じホワイトハウス詰め記者だったABCニュースのクレア・シップマン氏と結婚している。副大統領補佐官としては、2009年の就任以来、失言の目立つバイデン副大統領の印象改善に尽力してきた。

706チバQ:2011/01/30(日) 21:21:59
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20110127-OHT1T00331.htm
「サンドイッチで歯痛めた」…大統領目指した大物議員が珍提訴
 米大統領選の民主党指名争いに2度出馬したこともあるベテラン議員のデニス・クシニッチ下院議員(64)が、サンドイッチに入っていたオリーブの種をかんで歯を痛めたとして、連邦議会で営業する食堂運営会社を相手取り15万ドル(約1230万円)の損害賠償を求め、提訴した。26日、複数の米メディアが報じた。

 訴状などによると、クシニッチ氏は2008年4月17日、ロングワース議員会館に入っている食堂でサンドイッチを購入。具材のひとつだったオリーブに種が残っていたため、歯を痛めた。同氏側は「有害なサンドイッチ」で口腔(こうくう)外科手術など複数回の治療が必要となり「痛みに苦しみ、楽しみを奪われた」として損害賠償を求めた。同議員の事務所では「プライベートな問題なのでコメントできない」としている。

 クシニッチ氏は96年に初当選。民主党左派として知られ、イラク戦争に反対した。2006年に大統領選への立候補を表明したが、支持が広がらず、2008年1月に撤退。オバマ大統領の支持に回った。

(2011年1月28日06時02分 スポーツ報知)

707チバQ:2011/02/01(火) 22:32:54
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110201-OYT1T00883.htm
駐中国米大使が辞表、共和党から大統領選出馬か

 【ワシントン=黒瀬悦成】複数の米メディアは1月31日、ジョン・ハンツマン駐中国米大使(50)がオバマ大統領に辞表を提出したと報じた。

 同大使は2012年の大統領選に共和党から立候補を目指す見通し。ハンツマン氏は元ユタ州知事で、09年に中国大使に指名された。移民受け入れや同性愛者の権利などに寛容な穏健派として知られる。

 大統領は、先に同氏について、「私と一緒に素晴らしい仕事をした。共和党の予備選でも有力候補となると確信している」と冗談交じりに発言した。こうした大統領との関係の近さは、共和党内で反発を呼びかねない。末日生聖徒イエス・キリスト教会(モルモン教)の信徒であるため、キリスト教保守派から支持を得にくいとの見方もある。

(2011年2月1日21時54分 読売新聞)

708チバQ:2011/02/02(水) 00:27:41
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110120/amr11012020450069-n1.htm
やはり影の主役だった!駐中国大使
2011.1.20 20:43
 【ワシントン=佐々木類】オバマ米大統領は19日の米中共同記者会見で、米代表団の一人として目の前に座るハンツマン駐中国大使(50)について、「何であれ、彼が将来やろうとしていることは成功するだろう」と述べ、記者会見場が笑いに包まれた。

 米記者から「ハンツマン大使が2012年の大統領選に出馬するかもしれないがどう思うか」と聞かれ、とっさに答えたものだ。

 ハンツマン氏は共和党穏健派の元ユタ州知事。超党派人事の目玉として駐中国大使に起用され、来年の大統領選出馬が取り沙汰されている。

 オバマ氏は「中国大使として頑張ってくれることが、彼にとって共和党予備選に大いに役立つと思う」と付け加え、ハンツマン氏の大統領選出馬は織り込み済みとの見方もある。

http://www.afpbb.com/article/politics/2784076/6759807?utm_source=afpbb&amp;utm_medium=topics&amp;utm_campaign=txt_topics
駐中国米大使が辞任へ、大統領選出馬の準備か
2011年02月01日 11:54 発信地:ワシントンD.C./米国

【2月1日 AFP】米国のジョン・ハンツマン(Jon Huntsman)駐中国大使は1月31日、4月末での辞任を願い出る書簡をバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領に提出した。ロバート・ギブズ(Robert Gibbs)米大統領報道官が31日、記者会見で明らかにした。

 オバマ大統領は2009年、元ユタ(Utah)州知事で共和党・穏健派のハンツマン氏を駐中国大使という重要ポストに起用。2012年の大統領選で自身のライバルとなりうる政敵を味方に取り入れた政治手腕が評価された。

 ホワイトハウスによると、ハンツマン氏は以前から、2011年前半にも辞任する意志を複数の高官に語っており、12年の大統領選で再選を目指すオバマ大統領の対抗馬として立候補する狙いがあるのではとも取りざたされている。

 だが、ギブズ報道官は、ハンツマン氏の政治的意図に関する質問は回避し、「ホワイトハウス内の何人かと話しをしたが、ハンツマン氏の今後について知る者はいなかった」とのみ答えた。

 ハンツマン氏は前年末、米誌ニューズウィーク(Newsweek)とのインタビューでワシントンD.C.(Washington D.C.)に自宅を購入したことを明かし、自分の政治人生において、まだ1つやり遂げることがあると述べたことから、同氏の大統領選出馬への観測が一気に高まった。(c)AFP/Stephen Collinson

709チバQ:2011/02/13(日) 12:48:42
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110211/amr11021117560009-n1.htm
不出馬表明相次ぐ 知日派の米大物議員ら
2011.2.11 17:52
 米議会で数少ない知日派の一人、ジム・ウェブ上院議員(民主党)や中国軍の動向に詳しいジョン・カイル上院議員(共和党)らベテラン議員の引退表明が相次いでいる。

 ウェブ氏はアジア外交や安全保障に詳しく、日米同盟深化を議会側から米政府に働きかけることへの期待が高かっただけに、日本側には「残念だ」(藤崎一郎駐米大使)との声が広がっている。ウェブ氏は10日、「熟慮の末、民間に戻ることに決めた。2012年の上院選に出馬しない」との声明を発表した。詳しい理由は明かさなかった。

 ウェブ氏は、バージニア州選出の元海軍長官で上院外交委員会東アジア・太平洋小委員長。オバマ大統領に近く、アジア関係の外交指南役とされる。

 一方、10日にはアリゾナ州選出のカイル院内幹事が来年の上院選に出馬しないと表明した。カイル氏はウェブ氏と並んで、中国の軍拡に懸念を示す中国ウォッチャーでもあった。上院では両氏を含め、元副大統領候補のジョー・リーバーマン氏ら計5人が不出馬を表明している。(ワシントン 佐々木類)

710チバQ:2011/02/13(日) 22:49:28
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4649239.html
米大統領選、共和党の候補者選び難航
 アメリカでは来年、大統領選挙が行われます。その予備選挙のスタートまで1年を切ったにもかかわらず、ホワイトハウス奪還を狙う野党・共和党では、いまだに誰も正式な出馬表明をしないなど、候補者選びが遅れています。

 来年の共和党の大統領候補になり得る人物を品定めしようと、ワシントン市内のホテルには共和党の活動家およそ1万人が集まりました。

 「国民の雇用を回復するためには理屈を重ねてもダメなんです。新しい大統領が必要なのです」(共和党 ロムニー前マサチューセッツ州知事)

 この時期恒例の保守系の会議には、前回の予備選にも出馬したロムニー氏ら大統領選に意欲を示す共和党の面々が相次いで登場しました。

 「オバマ政権は雇用や中小企業に対峙し、官僚や財政支出と増税に熱心なのです」(共和党 ギングリッジ元下院議長)

 去年、中間選挙で大勝し勢いに乗る共和党ですが、通常なら有力候補者がほぼ出揃う季節になりながら、今回はいまだに誰も正式な出馬表明をしないというスローペース。取り沙汰される候補者は、このイベントには出なかったペイリン前アラスカ州知事らを含め、なお10人以上にのぼります。

 「ロムニーは保守でありながら穏健派や無党派もひきつける中道だと思います。彼はホワイトハウスを共和党に取り戻す最適な候補でしょう」
 「ペイリンはもちろん候補となるでしょうが両極端に分かれますよね。彼女をすごく好きか本当に嫌いか」(共和党員)

 そもそも、現職のオバマ大統領に対抗できる強い候補がなかなかいないうえに、共和党内でティーパーティの力が強くなり党内の対立が深くなったことから、何を言っても保守派・穏健派のどちらかから批判されてしまうという状況が、先陣を切って立候補表明することを躊躇(ちゅうちょ)させているのです。

 共和党の候補者選びの遅れは、いわゆる「右バネ」が強く働くようになった共和党を一つにとりまとめることがいかに難しいかを示すものになっています。(13日16:26)

711チバQ:2011/02/14(月) 21:34:06
http://mainichi.jp/select/today/news/20110215k0000m030043000c.html
米国:共和党、本命不在 大統領選の候補者選び本格化
2011年2月14日 19時33分

 【ワシントン古本陽荘】来年の米大統領選挙の共和党の候補者選びが本格化してきた。ワシントンで10〜12日に行われた保守系団体の集会には出馬に意欲を示す「候補者予備軍」の多くが参加し、全米各地から集まった共和党支持者らに自らを売り込んだ。本命不在と言われる中、予備選への立候補者は乱立しそうな様相で、候補者一本化までの道のりは平たんでない。

 CPACと呼ばれる保守系団体が集まる年次総会の初日の基調講演を務めたのは、ミネソタ州選出のバックマン下院議員。「オバマ大統領を1期だけの大統領に終わらせよう」と呼びかけると、立ち上がった聴衆から拍手と喝采を浴びた。

 バックマン氏は、昨年の中間選挙で共和党躍進の原動力となった保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会運動)」と連携する下院の議連会長。ペイリン前アラスカ州知事が出馬しない場合、茶会運動の支持を受け立候補するのではないかとみられている。

 茶会運動が目指す「連邦政府の役割縮小による財政削減」の総論については、共和党内に異論はない。だが「人工妊娠中絶反対」など社会的な保守課題については党内に温度差がある。さらに、CPACで最も意見対立が露呈したのが安全保障政策だった。ボルトン元国連大使が「強いアメリカ」を目指し国防費削減に反対したのに対し、ポール下院議員は、アフガニスタンなどにとどまらず世界的な駐留米軍の撤退を求め、学生支持者らから大きな拍手を浴びた。

 前回大統領選にも名乗りを上げたロムニー前マサチューセッツ州知事は知名度も資金力もあるが、知事時代に手掛けた医療保険改革が、共和党支持者が反発するオバマ政権の同改革の参考モデルだったことが「致命傷」との声がある。CPACの演説では、その釈明をしなかった。

 一方、確実に評価を高めたのがダニエルズ・インディアナ州知事だ。露骨なオバマ政権批判はさけ、ユーモアを交えた演説を行い、「インテリ層から茶会運動まで幅広く支持を集められる共和党候補は他にいない」(オハイオ州の茶会運動指導者)などの声が聞かれた。

 前回より各候補者の立候補表明はかなり遅くなる見通し。早く手を挙げればそれだけ選挙資金がかかるという理由に加え、CPACに欠席したペイリン氏が出馬するかどうかを見極めたいとの判断もあるようだ。

712チバQ:2011/02/20(日) 19:14:24
http://www.newsweekjapan.jp/stories/business/2011/02/post-1961.php
観光大国を悩ますビザ地獄
America's Looming Tourism Crisis

PR下手と煩雑なビザ取得手続きがアメリカの「巨大輸出産業」の足かせに

2011年02月10日(木)13時43分
マーサ・ホワイト
アメリカ離れ? アメリカを訪れる外国人観光客は2000年に比べて240万人減った Brendan McDermid-Reuters
[2011年1月12日号掲載]

 歩道にたむろして通行の邪魔! くだらない写真を撮って喜んで、ばかみたい! けちけちしていて、チップもろくに払わない!

 観光客の悪口を言うのは自由だが、アメリカにとって外国からの観光客は欠かせない存在だ。外国人観光客相手の旅行産業は、単に大きなビジネスというだけでなく、巨大な「輸出産業」でもある。国際観光による収入は、旅行先の国にとって観光サービスの「輸出」と見なせる。

 09年、外国人観光客がアメリカに落とした金は1200億ドル。観光業が総輸出高に占める割合は8%で、サービス部門の総輸出高に占める割合は24%に達している。観光業はアメリカが貿易黒字を計上している産業の1つで、09年は210億ドルの輸出超過だった。

 しかし、いまアメリカの観光産業は危機の瀬戸際に立たされている。世界の観光客が訪れる旅行先のうち、アメリカが占める割合が下落傾向にあるのだ。全米旅行協会によると、09年のシェアは00年の7割足らずの水準に落ち込んだ。この9年間で、アメリカを訪れる外国人観光客の数が240万人減った計算になる。

 アメリカの観光産業が抱える問題の1つは、マーケティングだ。州や都市レベルはともかくとして、外国人観光客の呼び込みに努める全国レベルのPR機関がこれまでなかった。

 それでも、10年3月に新しい法律が成立し、ようやく観光振興公社という半官半民の組織が設立されることになった。

「世界の人々はアメリカに対して、保護主義的で、傲慢で、もてなしが悪いという印象を持っている。そのイメージを変えなくてはならない」と、同公社の理事長を務めるダイヤモンド・リゾーツ・インターナショナルのスティーブン・クルーベック会長兼CEOは言う。「アメリカを売り込むためのマーケティングを活性化する必要がある」

ビザ面談まで3カ月待ち
 旅行で訪れる土地に何を求めるかは、国民性によってまちまちだ。観光振興公社は、売り込み先に合わせたマーケティングを行わなければならない。例えば中国市場に対してはアメリカの文化をアピールし、ブラジル市場に対してはエンターテインメントとナイトライフを強調する必要があるかもしれない。

 マーケティングは確かに骨の折れる仕事だが、観光振興公社にとって最大の課題はほかにある。せっかく外国人観光客がアメリカを訪れる気になっても、あまりに不便なビザ発給システムが大きな障害になるのだ。

 現在、アメリカがビザを免除している国は36カ国。それ以外の国の国民は、アメリカに入国するためにビザの取得が義務付けられている。しかも9.11テロ以降、ビザ取得には多大な時間と労力とコストが掛かるようになった。観光旅行をしたいだけなのに、個人面談まで受けなくてはならない。

713チバQ:2011/02/20(日) 19:14:43
 850万平方キロの広大な国土を持つブラジルに、アメリカのビザ発給手続きを受けられる大使館・領事館は何と4カ所しかない。しかも、申請してから面談にこぎ着けるまでに、ひどい場合は3カ月かかる。

 全米旅行協会の試算によれば、アメリカ大使館がある首都ブラジリアから3000キロ余り離れたマナウスに暮らす一家がアメリカに旅行しようと思えば、ビザ取得のために2600ドルもの費用が掛かる。その上、面談の後、ビザが発給されるまでに2、3週間待たされる。

 アメリカの観光産業にとって手痛いのは、特に有力な市場として期待される中国、ブラジル、チリ、アルゼンチン、インドがビザ免除国でないことだ。

 国土安全保障省と国務省がビザ免除国を決める際に基準にしているのは、ビザ申請の却下率だ。これまではその国の国民の却下率が3%以下であることが前提条件とされていたが、07年の法律により基準の緩和が決まった。ほかの基準をすべて満たしていることが条件だが、却下率が10%以下であればよしとされたのである。

 中国は16%、インドは29%なので差し当たり対象外だが、ブラジルは7%。全米旅行協会は、ブラジルがビザ免除国になることを期待している。ホテル大手マリオット・インターナショナルのメリッサ・フローリッチ・フラッド副社長(政府関係担当)によると、ビザの状況が改善すれば、アメリカを訪れるブラジル人観光客は2.2倍に増えるだろうという。

テロ対策との両立が課題
 問題は、07年の法律により、ビザ免除国を追加する前提として新たな出入国記録管理システムの導入が必要になること。アメリカ出国時に渡航者の指紋などの生体認証記録を採取するシステムが導入されるまでは、ビザ免除国を増やせないのだ。

 ところがコスト面の問題が不安視され、この新システムはまだ導入に至っていない。しかも人権団体は、プライバシー侵害だとして生体認証記録の採取に反対している。

 観光振興公社も全米旅行協会も、ビジネスのためにテロ対策を犠牲にしているとは思われたくない。ビザ手続きの簡素化を訴えていく上では、慎重に振る舞わなくてはならない。

 技術的には、指紋読み取り装置とセットでテレビ会議システムを導入すれば、領事が遠隔地の人を面談してビザを発給できるようになる。ただし、この種のシステムを整備するには莫大な費用が掛かるし、試験プログラムを始めるだけでも議会の承認が必要だ。

 ハードルは高い。だがこの問題を克服すれば、2015年には外国人観光客が09年に比べて2790万人増加し、観光収入が1000億ドル以上増える可能性があると、米商務省は試算している。あっさり諦めるには、あまりに大きな金額だ。

(Slate.com特約)

714チバQ:2011/02/24(木) 00:17:40
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110223-OYT1T00941.htm
オバマ大統領元首席補佐官、シカゴ市長選で圧勝

 【ワシントン=黒瀬悦成】オバマ米大統領の地元であるイリノイ州シカゴで22日、任期満了に伴う市長選が行われ、大統領の首席補佐官を務めたラーム・エマニュエル氏(51)が勝利した。

 同氏は、選挙戦で大統領との親密な関係をアピールし、対立候補に大差をつけて圧勝。大統領は地元での人気の根強さを印象づけた形だ。

 大統領は同日、「ラームは素晴らしい市長になるだろう」との声明を出し、当選を祝福した。

(2011年2月23日23時47分 読売新聞)

715チバQ:2011/02/24(木) 23:57:55
http://www.asahi.com/showbiz/enews/RTR201102240048.html
G・クルーニーが政界入り否定、女性関係と薬物が理由2011年2月24日15時19分

 [ロサンゼルス 23日 ロイター] 選挙戦の裏側を描く映画「The Ides of March(原題)」で監督を務め、大統領候補者を演じる米俳優ジョージ・クルーニー(49)が、実生活で政界入りする可能性をあらためて否定した。

 クルーニーは、スーダンでの人道的活動に関する米ニューズウィーク誌の記事で、「政治ができるような正しい生活はしてこなかった」とコメント。「多くの女性と関係を持ちすぎたし、薬物も使いすぎている。それが事実だ」と語った。

 2006年に映画「シリアナ」で米アカデミー助演男優賞を獲得したクルーニーは、2007年に共和党のミッチ・マコネル氏の対抗馬として米上院議員に立候補することを提案された際も、同様の返答をしていた。

 スーダンのダルフール紛争に世界中の人の注意を向ける活動などを行い、2008年に国連の平和大使に任命されたクルーニーは、自身の使命について「妻や子どもたちが殺されるかもしれないという不安を抱えるこの地域の男性たちの声を広めることだ」と語った。

716チバQ:2011/03/07(月) 00:38:49
>>669とか
http://www.chunichi.co.jp/article/world/news/CK2011030502000187.html
「婚外子を美化」発言が波紋 米ハッカビー前知事また失言
2011年3月5日 夕刊

 【ニューヨーク=加藤美喜】来年の米大統領選に共和党候補として出馬が取り沙汰されている牧師のマイク・ハッカビー前アーカンソー州知事が、今年のアカデミー賞主演女優賞に輝いたナタリー・ポートマンさん(29)について、シングルマザーであることを「鼻にかけている」などと発言し物議を醸している。

 ポートマンさんは先月27日、映画「ブラック・スワン」で同賞主演女優賞を受賞。授賞式には妊娠7カ月のマタニティードレス姿で登場した。ハッカビー氏は翌28日、米ラジオでポートマンさんを名指しし「彼女のようなハリウッドの若手女優たちは『私たちは結婚していないけど子どもを産むし、それで何も問題ない』と鼻にかけている」などと批判。続けて、シングルマザーの多くは貧しく無教養で、仕事に就けない現状があるなどと言い「婚外子を美化するのは不幸なことだ」とも述べた。

 ただ、ポートマンさんは子どもの父親で、バレリーナを演じた受賞作品での振付師と婚約しており、近く結婚予定。米メディアやツイッター上でハッカビー発言は的外れだとの批判が沸騰した。反響を受け、ハッカビー氏は4日、「多くのシングルマザーが職に就けないという統計上の現実を指摘したまでで、ポートマンさんを攻撃するものではない」と釈明に追われた。

 ハッカビー氏は先月末、オバマ大統領を「ケニア育ち」などと事実に反する発言をし、批判を受けている。

717チバQ:2011/03/07(月) 22:37:40
http://www.asahi.com/business/topics/economy/TKY201103040683.html
米、歳出削減で攻防 オバマ政権と共和党、暫定予算巡り2011年3月5日1時39分
 【ワシントン=尾形聡彦】米国の財政再建をどう進めるか。2011会計年度(10年10月〜11年9月)の暫定予算を巡り、オバマ米政権と野党共和党の攻防が激しさを増している。3日には米ホワイトハウスがさらなる歳出削減に応じる意向を示したが、暫定予算が切れる18日までに合意できなければ、連邦政府機関が1995年以来の「閉鎖」に追い込まれかねない。

■期限延長し妥協点探る

 「我々はすでに(双方の意見の隔たりの)中間地点近くまで譲歩しており、さらに前進する用意がある。共通理解を得るのが大事だ」

 米ホワイトハウスで3日午後、テレビカメラや写真撮影なしの記者会見に応じたスパーリング米国家経済会議(NEC)議長は、言葉を選びながらこう訴えた。

 直後の同日夕、バイデン副大統領は米議会に出向き、上下両院の幹部と会談。「政府閉鎖」が現実味を帯びるなか、オバマ政権の調整が本格化したことを印象づけた。

 対立が深刻化したのは、昨年11月の米中間選挙で下院を制した共和党が、公約だった「歳出の即時カット」に動き出したためだ。

 オバマ大統領が提案した11会計年度の政策的経費の歳出総額は1兆1283億ドル(約93兆円)。米議会は昨年末、これより約410億ドル少ない水準の暫定予算を設定した。

 だが、共和党はさらなる歳出削減を求め、多数派を占める米下院で2月、国内事業や対外援助の削減などにより、暫定予算をさらに約600億ドル削減する法案を可決した。

 大統領提案と比べると、政策的経費は約1千億ドル(約8.2兆円)削減されることになる。米上院を制する民主党は「景気に悪影響が出る」と猛反発して対立が深まった。

 昨年末に決めた暫定予算の期限である3月4日までに上下両院が折り合わなければ、その後の予算を執行できない「政府閉鎖」に陥る可能性があった。与野党はとりあえず、歳出削減額を40億ドル積み増す暫定予算の2週間延長で合意。18日までの「延長戦」に突入している。

 スパーリングNEC議長は3日の記者会見で、オバマ大統領がすでに譲歩した約450億ドルの削減に加えて、さらに65億ドルをカットする用意があることを表明した。双方の「痛み分け」で、事態を収拾したい考えがにじむ。

718チバQ:2011/03/07(月) 22:38:03
■政府閉鎖の懸念なお

 とはいえ、今後2週間で与野党協議が決着するかどうかは分からない。

 共和党の顔であるベイナー下院議長は2日の記者会見で「米国民は我々に歳出カットを求めている。だから我々はそれを実現しようとしているのだ」と強調。大幅削減を訴え続ける構えだ。

 米国でこれだけ歳出削減論議が過熱しているのは、巨額の財政赤字が背景にある。08年秋の金融危機後の景気底割れを防ぐため、オバマ政権は09年初めに総額7870億ドル(約65兆円)の史上最大の景気対策を打ち出した。

 このため、09会計年度の米財政赤字は過去最大の約1.4兆ドルに膨れあがった。10会計年度は景気回復もあって赤字額が約1.3兆ドルまで改善したが、11会計年度には減税延長などの影響で約1.6兆ドルに達し、過去最悪を更新する見通しだ。

 オバマ政権側は歳出削減に前向きな姿勢を見せるが、共和党の求める1千億ドルの削減は「やりすぎで、景気にかえってマイナスだ」(オバマ政権高官)との見方が根強い。1千億ドル削減が実行されれば、米国内総生産(GDP)成長率は4〜6月期から2四半期にわたり、年率換算で1.5〜2.0%幅押し下げられるとの試算もある。

 ただ、オバマ政権側は3日の記者会見で、実際にカットする事業内容については何度聞かれても「とにかく見ていて欲しい」(高官)というばかりで明らかにされなかった。削減される事業が表に出れば、身内の民主党議員から反発が出て、共和党との溝が埋まらなくなることを懸念しているとみられる。

 米国では過去に、与野党対立で「政府閉鎖」に陥ったことがある。95年の民主党のクリントン政権時代のことだ。財政赤字削減を求める共和党との対立で、暫定予算が期限切れとなり、連邦政府機関の一部閉鎖や、多くの国立公園の閉鎖、連邦職員の給料の遅配などが起こった。このときは共和党側に批判が集まり、結局、政権への歩み寄りを迫られた経緯がある。

 それだけに共和党も「米国民は政府閉鎖を求めていない」(ベイナー下院議長)と慎重だ。景気回復と財政再建をにらみながら、与野党がどの水準の歳出削減で折り合うかが今後の焦点になる。
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719チバQ:2011/03/08(火) 23:37:27
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110308/amr11030822540012-n1.htm
本命不在…動きにぶい共和党候補 2012年米大統領選
2011.3.8 22:50 (1/2ページ)

 【ワシントン=佐々木類】2012年の大統領選に向けた党指名獲得の緒戦、アイオワ州党員集会まで1年を切ったが、共和党は“本命不在”で候補の動きが鈍い。長引いた不景気で先立つ選挙資金集めに苦労しているほか、医療保険改革などオバマ政権の一連の改革をめぐり、共和党内で保守派と穏健派の二極化が進み、立ち位置が難しくなっているためだ。

 「オバマ大統領になってからガソリン代が2倍以上になった。今の政権に強い経済回復は期待できない。オバマ氏の再選を断固阻止しなければならない」

 保守派草の根運動「ティーパーティー」の連邦下院議員連盟代表、バックマン氏(共和党)は6日、NBCテレビに出演し、オバマ政権をこき下ろした。

 バックマン氏はミネソタ州選出の当選3回で、大統領選出馬が取り沙汰される1人。政権を「ゴロツキ政権」と呼ぶなど歯にきぬ着せぬ発言が売りだ。失速気味のペイリン前アラスカ州知事の出馬見送りが噂される中、にわかに注目を集めるが、過激発言ゆえに支持に広がりは見られない。

 大統領選は民主、共和両党の候補者指名争い(予備選)と本選挙の2本立て。

 共和党で正式に立候補表明した人物はまだいない。茶会の台頭を受け、徹底した「反オバマ」と「小さな政府」路線を叫ぶ右派と、政権との妥協も排除しない穏健派の二極化が党内で進み、指名獲得に必要な双方からの支持が集めにくいという事情がある。

 そうした中、ギングリッチ元下院議長(67)が共和党予備選に向け、献金を募るウェブサイトを開設し、一歩前に出た。共和党が躍進した1994年の中間選挙を主導して知名度は抜群だが、新鮮味に欠けるうえに、女性問題を抱えていることが難点だ。先月の集会では「同性婚はダメなのに浮気はいいのか」と会場の学生に詰め寄られた。

 このほか、08年の大統領選で党指名を争ったロムニー前マサチューセッツ州知事とハッカビー前アーカンソー州知事や、州財政再建で発揮した指導力に評価が高いインディアナ州のダニエル知事、4月末に退任するハンツマン駐中国大使らの名が挙がる。

 選挙分析に定評のある政治評論家、チャーリー・クック氏は、「失業率が9%以上なら、ペイリン氏はともかく、共和党候補にも十分勝機がある」と述べ、失業率の動向が選挙戦の鍵を握るとの見方を示した。

720チバQ:2011/03/08(火) 23:43:53
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-19872520110308
米富豪トランプ氏が大統領選出馬に関心、6月に是非判断へ
2011年 03月 8日 14:16 JST
 [デモイン(米アイオワ州) 7日 ロイター] 米富豪のドナルド・トランプ氏の側近が7日、米大統領選挙の予備選が全米で最初に行われるアイオワ州で保守系の会合に出席し、2012年の大統領選に同氏が出馬するとの観測について、「アイオワについてよく学び、トランプ氏に報告したい」と慎重な姿勢を示した。
 アイオワ州ウォーキーで開催された保守系会合には、ギングリッチ元米下院議長ら共和党の大統領候補と目される5人が参加。この会合に、トランプ氏の関連企業で副社長を務めるマイケル・コーエン氏も出席した。

 トランプ氏は先月、ワシントンで開かれた保守系の集会でスピーチし、次期大統領選に出馬するのではとの憶測が広まっている。しかし、共和党内では懐疑的な見方が大勢を占めている。

 コーエン氏は「大統領選に関心がある者なら、最初に立ち寄る場所はアイオワだということはよく分かっている」と話し、同州についてよく研究した上で、トランプ氏が6月に出馬の是非を決められるよう報告したいと語った。

721とはずがたり(1/4):2011/03/18(金) 10:58:10

クリントン国務長官「1期で引退」 大統領選出馬も否定
http://www.asahi.com/international/update/0318/TKY201103170575.html
2011年3月18日1時42分

 【ワシントン=村山祐介】副大統領、国務長官、国防長官、どれも受けません――。クリントン米国務長官は16日、オバマ大統領が来年の大統領選で再選されても入閣する考えはないことを明言した。訪問先のカイロでCNNのインタビューに答えた。

 クリントン氏はオバマ政権2期目で国務長官を続けるか問われ、「ノー」と即答。国防長官や副大統領への就任、自らの大統領選出馬についても否定した。理由として「息をつく暇もないほどの歴史のまっただ中にいる」と現在の業務の充実ぶりを挙げ、「もっとやりがいのある仕事は想像もつかない」と話した。

722チバQ:2011/03/22(火) 20:56:39
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011032201000208.html
米大統領選に“初名乗り” 前ミネソタ州知事が検討委
2011年3月22日 10時48分

 7日、米アイオワ州の集会で発言するティム・ポーレンティー前ミネソタ州知事(ロイター=共同)


 【ワシントン共同】米共和党のティム・ポーレンティー前ミネソタ州知事(50)は21日、2012年11月の次期大統領選への立候補をにらみ、必要な支持や資金を得られるかを探る検討委員会を立ち上げると発表した。正式な出馬表明ではないが、立候補に意欲を示す政治家ら10人以上が様子見を続ける中、具体的な動きで最初に名乗りを上げた格好だ。

 民主党のオバマ大統領が再選を目指す次期大統領選への出馬を正式表明した人物はまだおらず、今後ほかの政治家らも動きを加速させそうだ。

 ポーレンティー氏は連邦政府の役割や歳出規模の抑制を目指す保守派。伝統的に民主党地盤のミネソタ州で2003年から今年1月まで知事を務め、増税なしに州の財政赤字を43億ドル(約3500億円)削減した。米専門家の間では有力候補として頭角を現す可能性があるとの見方もある。

 同氏はインターネットの交流サイト「フェイスブック」に21日、検討委の発足を宣言する動画声明を掲載し「米国を再建しよう」と訴えた。

 ほかに大統領選への出馬が取り沙汰されているのは、ロムニー前マサチューセッツ州知事、ギングリッチ元下院議長、今春に退任するハンツマン駐中国大使ら。

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724チバQ:2011/04/07(木) 00:18:19
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2011040600478
民主全国委員長に女性議員=12年再選へ異例の起用−米大統領
 【ワシントン時事】オバマ米大統領は5日、2012年の次期大統領選に向け、与党民主党の国政選挙を取り仕切る全国委員長にフロリダ州選出の女性下院議員デビー・ワッサーマンシュルツ氏(44)を指名した。近く承認される。米メディアが一斉に報じた。
 フロリダ州は大統領選の勝敗を左右する「スイング・ステート(揺れる州)」と呼ばれる激戦区。全国委員長への女性の起用は異例で、前回大統領選勝利の要因となった女性票獲得を再び狙う大統領陣営の戦略の一環ともみられる。
 ワッサーマンシュルツ氏は当選4回。これまでテレビの討論番組にたびたび登場し、知名度が高いことが強みだ。(2011/04/06-14:24

725チバQ:2011/04/07(木) 00:29:15
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011040601000136.html
民主委員長が米上院選出馬 鍵握るバージニア州
2011年4月6日 09時43分

 米民主党のティム・ケーン氏(右)とオバマ大統領=2009年3月25日(ロイター=共同)


 【ワシントン共同】米民主党のティム・ケーン全国委員長は5日、2012年秋の大統領選挙と同時に行われる南部バージニア州の連邦上院議員選挙に出馬すると表明した。

 同州は08年大統領選でオバマ大統領が勝利したが、歴史的に共和党色も強い州。1期のみで引退するウェッブ民主党上院議員の後の空席をめぐり民主、共和のどちらが勝つかは、大統領選の結果にも影響するのは間違いなく「オバマ再選」に向け同州が鍵を握る可能性もある。

 共和党から名乗りを上げているのはジョージ・アレン元同州知事。前同州知事のケーン氏はオバマ大統領の盟友として知られ、08年大統領選では有力な副大統領候補の一人と目された。アレン、ケーン両氏が共和、民主両党の候補となれば、州内で知名度の高い知事経験者同士の選挙戦となり激戦は必至。

 党全国委員長は大統領選や上下両院議員選を組織面で率いる要職。オバマ大統領は5日、ケーン氏の後任に、フロリダ州選出の女性下院議員デビー・ワッサーマンシュルツ氏を選んだ。

 アレン氏は共和党内で将来の有力な大統領候補とも嘱望されたが、06年上院選では選挙運動中の人種差別的な失言がたたり、ウェッブ氏に小差で敗れた。

726チバQ:2011/04/10(日) 23:14:00
http://www.asahi.com/international/update/0409/TKY201104090531.html
政府閉鎖まで1時間…オバマ氏と下院議長、土壇場の合意2011年4月10日3時23分
8日夜、予算を巡り合意に達したあと演説するオバマ大統領=ロイター
 米政府が約15年ぶりの「政府閉鎖」に直面する瀬戸際だった8日夜、米オバマ政権・民主党と野党・共和党との間で歳出カットを巡る大枠合意が成立し、閉鎖が回避された。交渉に携わった複数の米政府高官はオバマ大統領と共和党のベイナー下院議長の間の攻防を朝日新聞に明かした。

 「これは歳出削減のための法案だ。社会問題を議論するための法案ではない」

 オバマ大統領は7日夜、ホワイトハウスにベイナー下院議長らを招いたトップ会談でそう訴えた。米国内で激しく意見が対立する中絶問題を絡ませるのではなく、純粋に歳出カットを議論すべきだという主張だ。

 2011会計年度予算の歳出カットを巡る与野党の議論には懸案が拡大していた。共和党側は女性向けガン検診などの助成費3億ドルの削減を要求。「助成費用が中絶に転用されている」というのが理由だった。「中絶」を巡る議論は、米世論を真っ二つに分ける大きな課題だ。予算カット交渉が、社会問題を巡る激論に変質するおそれが強まっていたが、大統領の言葉が流れを食い止めたという。

 7日夜のトップ会談で、与野党間では合意に向けた道筋が見えていたが、8日朝に事態が一変。共和党側の事務方の間で前夜より大きな歳出削減幅を求めたり、中絶問題を重視したりする声が再び強まったという。背景には、昨年11月の中間選挙で共和党躍進の原動力となった草の根保守「ティーパーティー」(茶会)の存在があったとみられる。歳出の大幅カット、中絶反対など、保守派内でもより強硬なグループを形成するだけに、その意向が強くにじんだとみられる。

 オバマ大統領は8日午前、ベイナー議長に電話を入れ、「スタッフは大事だが、これは我々の問題だ。昨夜の議論が交渉に反映されるべきだ」と訴え、流れを引き戻した。結局、歳出削減は大統領の当初提案と比べて785億ドル減と大きな幅にする一方、助成費削減は盛り込まれなかった。合意成立は、政府閉鎖に陥る約1時間前だった。(ワシントン=尾形聡彦、伊藤宏)

727女の子との付き合いビギナーのビギナーズラック:2011/04/11(月) 19:28:11
X#k(gAaH, speak.ginzamoonlight.com, 女の子との付き合いビギナーのビギナーズラック, http://speak.ginzamoonlight.com/saitama/32.html

728チバQ:2011/04/12(火) 19:53:12
>>710
http://www.asahi.com/international/update/0412/TKY201104120416.html
前マサチューセッツ州知事、米大統領の予備選に名乗り
2011年4月12日19時4分

 共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事(64)が11日、来年の米大統領選の同党予備選に向け、選挙資金やスタッフを集め、支持を探るための検討委員会を立ち上げた。正式な立候補表明はしていないが、予備選に向けて事実上、活動を始めたことになる。

 ロムニー氏は2003年から1期4年、マサチューセッツ州知事を務め、前回08年の大統領選では、マケイン上院議員と同党の候補指名を争った。次期大統領選をめぐる米メディアの世論調査でも、同党の候補としてトップグループに名を連ねる。

 検討委を設立したのはポーレンティー前ミネソタ州知事に続き、主要候補では2人目。(ワシントン=伊藤宏)

729チバQ:2011/04/14(木) 00:22:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110413-00000098-jij-int
不動産王トランプ氏が支持率トップ=共和党候補者競争に波乱―米大統領選
時事通信 4月13日(水)16時46分配信

 【ワシントン時事】米CNNテレビが12日発表した世論調査結果によると、共和党支持者を対象に2012年の大統領選候補として誰を支持するか尋ねたところ、不動産王のドナルド・トランプ氏が19%で、ハッカビー前アーカンソー州知事と並ぶトップとなった。
 調査は9、10両日に全米の385人を対象に行われた。トランプ氏の支持率は3月中旬の前回調査では10%(5位)。急速に支持を増やし、低調な候補者指名競争をかき回しつつある。
 3位は12%のペイリン前アラスカ州知事。ギングリッチ元下院議長とロムニー前マサチューセッツ州知事が11%で4位だった。

730チバQ:2011/04/15(金) 23:57:32
http://www.asahi.com/international/update/0414/TKY201104140185.html
アジア上級部長に知日派ラッセル氏 ホワイトハウス2011年4月14日15時14分
 米政府当局者は13日、ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)のアジア上級部長ジェフリー・ベーダー氏が15日付で退任し、同日本・朝鮮部長ダニエル・ラッセル氏が昇格することを明らかにした。オバマ政権1期目後半のアジア政策の要は、知中派から知日派に交代することになった。

 ラッセル氏は職業外交官で、2005年〜08年、在大阪・神戸米国総領事を務め、その後、国務省日本部長に就任。オバマ政権発足とともに09年からNSC日本・朝鮮部長に起用され、日韓両国との外交に加え、北朝鮮の核問題を巡る6者協議も担当してきた。

 東京の米大使館や名古屋の領事館、在ソウルの米大使館にも勤務経験があり、滑らかな日本語を話す。

 一方、ベーダー氏は著名な中国専門家。退任後はかつて在籍していた米シンクタンクに戻るとの見方が出ている。

 オバマ政権内でアジア外交に絡む主要ポストでは、グレッグソン国防次官補が3月末に退任、スタインバーグ国務副長官も退任が決まるなど入れ替えが進んでいる。(ワシントン=村山祐介)

731チバQ:2011/04/17(日) 23:11:25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110416-00000565-san-int
クリントン長官、歴代最高の外遊40回 大統領選出馬待望論が再燃
産経新聞 4月16日(土)21時34分配信

 【ワシントン=犬塚陽介】内政に重点を置くオバマ米大統領に代わる米外交の顔として、クリントン国務長官が精力的に外遊を重ねている。就任2年で計40回、165日間に達する外遊は、ブッシュ前政権下のライス長官を超えて歴代最高を記録。17日にも訪日し、菅直人首相らと東日本大震災の支援などについて協議する。メディアへの露出の高さから支持率も政権内でトップを維持。長官自身は強く否定しているが、大統領選への出馬待望論も再燃している。

 国務長官は外遊の多さや交渉の重圧、時差との戦いなどから「最も激務な閣僚」とされるが、63歳になるクリントン長官の多忙さは際立っている。

 米誌ピープルによると、長官は過去15カ月で計80カ国を訪問、1075時間を移動の機内で過ごした。先月中旬には、わずか7日間でワシントン→パリ→カイロ→チュニス(チュニジア)→ワシントン→パリ→ワシントンを行き来。月末にはロンドンから深夜に帰国し、数時間後には米議会の公聴会で証言に立った。今回も13〜15日にベルリンで北大西洋条約機構(NATO)外相理事会に出席し、16日からの訪韓を経て訪日する。

 クリントン長官は唐辛子が大好物。外遊に持ち歩くバッグに肌の乾燥を防ぐミネラルウオーターのスプレーとともに瓶詰の唐辛子を忍ばせ、激務を乗り切っているという。

 「大統領は内政に比べて外交への関心が低い」(外交筋)との指摘もあり、特にリビア情勢ではクリントン長官が前面に出る場面が少なくない。メディアへの露出の多さと連動するように支持率も上昇している。

 米ギャラップ社の世論調査によると、3月のクリントン長官の支持率は、就任後最高の66%。同じ調査でオバマ大統領の支持率は54%、ゲーツ国防長官は52%、バイデン副大統領は46%。党派間対立が国民の批判を生んでいる内政問題に関与しなくて済むことも高支持率につながっている。

 大統領選への出馬も取り沙汰され始めたが、クリントン長官は先月16日、米CNNのインタビューにオバマ政権1期目満了で国務長官を退くことを表明。2016年の大統領選出馬も強く否定し、女性や子供の権利を支援する活動に力を入れる意向を示した。

 だが、CNNのインタビューを担当し、クリントン夫妻を20年以上にわたって取材してきたウルフ・ブリッツァー記者は、発言後に考えを変えるのは個人の自由であり、長官も「そうするのではないかと怪しんでいる」と語っている。

732チバQ:2011/04/18(月) 23:50:26
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110418/amr11041818290008-n1.htm
米大統領選 オバマ再選のカギ握る4人衆
2011.4.18 18:28 (1/2ページ)
 【ワシントン=佐々木類】2012年米大統領選への出馬を正式表明したオバマ大統領。14日には地元シカゴで資金集め集会を相次いで開催、本格的な再選運動に乗り出した。経済政策の不評など、前回とは異なる問題を抱える今回の選挙戦のカギを握るのは、前大統領次席補佐官のジム・メッシーナ選対委員長(41)ら平均年齢43・5歳という若さが売り物の“4人衆”だ。

 ■滑り出し順調

 2期目を狙う今回は、現職有利の強みがあるとはいえ、前回08年選挙と違って清新さを売り物にできないうえ、有権者の最大の関心事である経済を好転させる特効薬はなく、景気回復頼みという側面がある。

 米ギャラップ社が15日発表した世論調査では、オバマ大統領の支持率は過去最低に並ぶ41%まで下落、不支持率は50%で、大敗を喫した昨秋の中間選挙直前のレベルまで逆戻りした。

 同社は「失業率は改善しつつあるが、景気回復のペースは緩慢で、原油価格高騰も一因」と分析する。

 肝心の資金集めだが、14日は学生料金44ドルの若者向け集会から法定上限の3万5800ドルの夕食会を開いた。この日だけで約200万ドル集めたとみられ、滑り出しはまずまずとみられる。

 オバマ陣営は前回選挙で、米大統領選史上最高の約7億5千万ドル(約630億円)を集めており、今回は10億ドルが目標。フェイスブックなどソーシャルネットワーク(SNS)を駆使してボランティアを組織化する集票・集金作戦を今回も展開する。

 ■オバマ「4人衆」

 選対本部の司令塔はメッシーナ氏のほか、参謀役のデービッド・アクセルロッド元大統領上級顧問(56)、ジュリアナ・スムート(43)、ジェニファー・ディロン(34)両副委員長だ。

 メッシーナ氏はモンタナ州選出のマークス・ボーカス上院議員スタッフとして活動。ボーカス氏の難敵だった対立候補を攻撃するネガティブ・キャンペーンの成功で頭角を現し、前回大統領選でオバマ選対に移籍した。

 シカゴ・トリビューン紙元政治担当記者のアクセルロッド氏は「ふくろう博士」のニックネーム通り、オバマ大統領の知恵袋。選対では若いメッシーナ氏のもり立て役だ。

 一方、2人の女性選対副委員長は「金と票」集めのプロで、前回大統領選での実績が買われて選対本部入りした。

 スムート氏は、前回選挙で民主党有力上院議員の資金調達担当者をオバマ氏に紹介するなど、多くの助言を行ったとされる。

 選対本部で最年少のディロン氏は前回選挙で、1300万人分の電子メールアドレスを集めて多数のボランティア獲得に成功した。

 盤石の体制を整えたといえそうだが、メッシーナ氏は米メディアに「今回は現職で知名度もあり、08年選挙と置かれた状況は違う。勢いだけでは勝てない。違った戦い方を考えていかねばらない」と語っている。

733片言丸:2011/04/21(木) 11:57:01
米国:共和党の大統領選候補にトランプ氏急浮上
2011年4月21日 11時4分 更新:4月21日 11時11分
http://mainichi.jp/select/today/news/20110421k0000e030030000c.html

 【ワシントン古本陽荘】来年予定の米大統領選に向けた共和党の候補者選びで、不動産王として知られる実業家、ドナルド・トランプ氏(64)への注目が集まっている。同党からは誰も正式に立候補を表明しておらず、いわば本命不在。そんな中、トランプ氏は「オバマ大統領は米国生まれではなく、大統領資格はない」などと「バーサー(birther)」と呼ばれる陰謀論を展開し物議を醸しながらも、各種世論調査で支持率を伸ばしているのだ。

 トランプ氏は、19日のABCテレビの番組で「(オバマ氏の)市民権には本物の疑惑がある」と大統領に出生証明書を示すよう要求。「ハワイ生まれの証明があり問題ない」と反論した司会者に、「あなたは取り込まれている」とかみついた。

 トランプ氏は、ニューヨークのトランプ・タワーなどを所有し、フォーブス誌(電子版)によると総資産額は27億ドル(約2227億円)。娯楽番組のレギュラーを務め、米国民の間では芸能人的存在として広く知られる。

 2月に「大統領選に出馬するかは6月までに決める」と宣言。当時は冷ややかに受け止められたが、オバマ氏の「出生地問題」を取り上げ、テレビでの露出が急増。CNNテレビが12日に発表した共和党の候補者に関する世論調査では、ハッカビー前アーカンソー州知事と同率の19%でトップに立った。

 支持率上昇を受け、20日のウォールストリート・ジャーナル紙は「トランプ氏の出馬の検討が本格化している」と報道。19日のニューヨーク・タイムズ紙も「なぜトランプ人気か」と題するコラムを掲載したうえで、トランプ氏の発言の誇張ぶりなどを批判した。

 一方、共和党内にはトランプ氏の言動が党全体の信頼を失墜させるとの懸念も出ている。ブッシュ前大統領の上級顧問だったローブ氏が「ジョーク(冗談)の候補者」と呼び、「出生地問題」を取り上げたことは致命的な戦略ミスだとして批判した。

734チバQ:2011/04/24(日) 18:24:54
http://www.asahi.com/international/update/0423/TKY201104230088.html
「反体制派に軍事支援を」マケイン米上院議員リビア訪問2011年4月23日10時21分
. 米共和党の重鎮、マケイン上院議員が22日、内戦状態になっているリビアの東部ベンガジを訪問し、反体制派の「国民評議会」幹部と会談した。マケイン氏は会談後の会見で「(米国を含む同盟諸国は)反体制派にあらゆる軍事支援をするべきだ」と述べ、米オバマ政権にさらなる軍事介入を求めた。

 マケイン氏は、オバマ政権がリビアに攻撃能力がある無人偵察機の投入を決めたことを評価。同国西部ミスラタでカダフィ政府軍の攻撃により多数の死者が出ていることを挙げ、北大西洋条約機構(NATO)に「政府軍に対する空爆を強めるべきだ」と求めた。

 さらに、反体制派と国際テロ組織アルカイダは無関係だとしたうえで、「すべての国、特に米国は国民評議会がリビア国民の声を代表している(組織だ)と承認するべきだ」と強調。リビア問題への深入りに慎重なオバマ政権との違いを際だたせた。

 同評議会をリビアの代表として承認したフランスのサルコジ大統領もベンガジ訪問の意向を示している。(ベンガジ=奥寺淳)
.
http://www.cnn.co.jp/world/30002532.html
リビア訪問し軍事介入拡大を主張、マケイン米上院議員
2011.04.23 Sat posted at: 14:16 JST
ベンガジ(CNN) 内戦状態にあるリビア情勢で、米議会の重鎮で2008年米大統領選の共和党指名候補だったマケイン上院議員が22日、リビア東部のベンガジを訪問し、カダフィ政権打倒の戦いを続ける反体制派組織「国民評議会」幹部らと会談した。

同議員は会見し、米地上部隊の派遣には反対しながらも反体制派とカダフィ派の戦闘が膠着(こうちゃく)状態にあることを踏まえ、欧米諸国は反体制派に武器を供給し、訓練強化に当たるべきだと軍事介入の拡大を求めた。

リビア騒乱が始まった今年2月以降、マケイン議員は同国を訪れた最高位の米高官となっている。米上院軍事委員会のメンバーでもある同議員は、外交や軍事政策で一定の影響力を持っている。

オバマ大統領は21日、無人武装偵察機「プレデター」のリビアへの投入を発表しているが、地上部隊の派遣は一貫して否定、対リビア軍事行動では北大西洋条約機構(NATO)に指揮権も移譲している。オバマ政権は20日、リビアの反体制派勢力に最大で2500万ドル相当の非軍事支援を実施することも発表している。

マケイン議員は会見で、プレデター投入はNATOの軍事作戦を補強するとしながらも、戦況の手詰まり状態を打破するには十分な措置ではないとの認識を示した。米国のリビア政策の目標については、リビアとの関係が深い欧州諸国と協力してカダフィ大佐を退任させ、リビア国民自らによる政権樹立を実現することだと強調した。

735チバQ:2011/04/27(水) 12:03:12
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011042701000247.html
米大統領選にポール氏出馬の動き 共和党、検討委立ち上げ
2011年4月27日 11時00分

 アイオワ州デモインで26日、演説した共和党のロン・ポール下院議員(AP=共同)


 【ワシントン共同】米共和党のロン・ポール下院議員(75)=テキサス州選出=は26日、アイオワ州デモインで演説し、来年の大統領選への立候補に向け、必要な支持や資金を得られるかを探る検討委員会を立ち上げると発表した。正式な出馬表明ではないが、立候補に備えた動きとなる。

 本命視はされていないが、小さな政府を主張するリバタリアン(自由至上主義者)として知られるポール氏は、草の根保守派運動「ティーパーティー(茶会)」など一部から熱狂的な支持を集め、知名度は高い。 出馬すれば「旋風」を起こす可能性があるとして米メディアは注目。過去に1988年と2008年の大統領選に挑戦したことがある。

 民主党は現職のオバマ大統領が再選出馬を表明済み。共和党で正式な出馬表明をした候補はまだいない。

736名無しさん:2011/04/29(金) 00:18:04
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110428/amr11042821110013-n1.htm
米大統領選 注目集めるトランプ氏 共和党のエースかジョーカーか
2011.4.28 21:08
 【ワシントン=佐々木類】2012年の米大統領選に向け、「不動産王」のドナルド・トランプ氏が共和党から立候補する意欲を示し、にわかに注目を集めている。有力候補が正式な立候補表明のタイミングを見極めきれない中、同党候補者選びの前哨戦で盛り上げ役となっているが、冷ややかな見方もある。

 「こんな愚かなことに割く時間はない」

 オバマ大統領は27日、ハワイ州が発行した出生証明書の原本コピーを公表した後、ホワイトハウスで記者団にこう語った。父親がケニア人のオバマ大統領の出生地疑惑を言い立てているトランプ氏への反証だ。トランプ氏は同日、大統領に出生証明書を公表させるという「重要なことを成し遂げた」と自賛した。

 米CBSテレビの世論調査結果(21日)だと、オバマ大統領が米国以外の生まれと考えている人は全体の25%で、共和党支持者だと45%に上る。こうした誤解を利用して出生地疑惑をあおり一定の支持を集めたトランプ氏だが、オバマ陣営の明確な反証で論争に終止符が打たれた形だ。

 「トランプ氏が大統領選に立候補する? 冗談はやめてくれ」

 ブッシュ前政権で大統領上級顧問だったカール・ローブ氏が最近、FOXテレビに出演し、メディアの寵児(ちょうじ)となっているトランプ氏をこうこき下ろした。一方のトランプ氏は、「ローブ氏こそ恥を知るべきだ。だれのせいでオバマ政権になってしまったのか」と怪気炎を上げ、オバマ政権の誕生は前政権の失政といわんばかりに反撃した。

 トランプ氏は不動産業のほか、テレビ番組での「お前はクビだ!」の決めゼリフで人気だが、政治経験は未知数だ。ただ、景気低迷の中で好業績を挙げる最高経営責任者(CEO)としての実績が、有権者の目を引いてもいるようだ。

 オバマ大統領は今年、米電子機器大手アップル社のジョブズCEO、インターネット交流サイト「フェイスブック」のザッカーバーグCEOと会談。IT企業のCEO人気にあやかる戦略を前面に押し出したもので、CEOへの注目度を選挙戦に利用するトランプ氏に対抗した格好だ。

 もっとも、トランプ氏に注目が集まるのは、ロムニー前マサチューセッツ州知事といった共和党の有力候補が出馬表明を行うまでとの冷めた見方もある。

737チバQ:2011/05/05(木) 00:00:48
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110504/amr11050419290007-n1.htm
ハンツマン前駐中国大使が出馬準備 来年の米大統領選にらみ
2011.5.4 19:28
 ロイター通信によると、ジョン・ハンツマン前駐中国米大使は3日、献金の窓口となる政治活動委員会を設立した。来年11月の大統領選の共和党予備選をにらんだ動きで、出馬するかどうかを近く正式に判断する見通し。

 ハンツマン氏はユタ州知事も務めた共和党穏健派で、オバマ大統領が駐中国大使に任命した。オバマ政権の重要大使ポストに就いた後、野党共和党の大統領候補になるのは難しいとの指摘もある。1月に辞表を提出、4月末に大使を退任し、北京から米国に戻っていた。

 共和党保守強硬派のリック・サントラム元上院議員も3日、党予備選に向け支持や集金力を探る検討委員会の立ち上げを発表した。正式な出馬表明ではないが、事実上選挙活動を始めた格好。

 民主党は現職のオバマ大統領が出馬を表明済み。共和党で正式な出馬表明をした人はまだいない。(共同)

738チバQ:2011/05/06(金) 20:22:11
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011050601000338.html
野党共和党、主役不在で始動 米大統領選へ初討論会
2011年5月6日 12時44分

 【ワシントン共同】2012年11月の米大統領選に向け、野党共和党の初の候補者討論会が5日、南部サウスカロライナ州グリーンビルで行われた。既に再選出馬を表明した民主党のオバマ大統領に対し、共和党からの正式な出馬表明はまだなく、世論調査で高い支持を集める候補予定者はそろって出席を見合わせ。主役不在の低調な論戦スタートとなった。

 出席者は、出馬に向け検討委員会を設置したポーレンティー前ミネソタ州知事と、草の根保守運動「ティーパーティー」の強い支持を受けるポール下院議員ら5人。オバマ大統領に対する歯切れの良い批判を展開したサントラム元上院議員が高い評価を受けた。

 世論調査でトップを争うロムニー前マサチューセッツ州知事や、ハッカビー前アーカンソー州知事、08年の副大統領候補で高い人気を誇るペイリン前アラスカ州知事らは欠席した。

 ハッカビー氏は最近のインタビューで、与野党とも党内予備選が長期化した08年の「マラソン選挙」の反省から、夏までは出馬を決定しないと述べている。

 選挙戦の皮切りとなる来年2月のアイオワ州党員集会まで約9カ月。米紙ワシントン・ポストはこの時期になっても主要候補が定まらない現状が共和党の「乱れぶりと不安定さ」を示していると指摘した。

739チバQ:2011/05/07(土) 23:35:58
http://www.cnn.co.jp/usa/30002672.html
大統領選への出馬改めて示唆、ジュリアーニ元NY市長
2011.05.07 Sat posted at: 16:03 JST

ワシントン(CNN) ニューヨーク市のルドルフ・ジュリアーニ元市長は6日、2012年の米大統領選に関連し、出馬する可能性があることを改めて示唆した。ワシントンの記者協会である「ナショナル・プレスクラブ」で行われた共和党系の弁護士組織の会合で述べた。

元市長は次期大統領選での去就に関する質問に対し、出馬の可能性を考慮するのは確実としながらも、現段階では最終結論に至っていないと述べた。12年大統領選では、共和党が政権を奪回するのが最大の目標ともした。

ジュリアーニ氏はニューヨーク市長として2001年の米同時多発テロ事件に遭遇、現場となった世界貿易センタービルなどでの救援活動で指導力を発揮し、評価を高めた。08年の米大統領選にも共和党から出馬し当初は本命視されていた、途中で撤退していた。12年の大統領選についても出馬を検討する考えをこれまで示していた。

次期大統領選では、共和党の有力候補としてハッカビー前アーカンソー州知事、ロムニー前マサチューセッツ州知事、ペイリン前アラスカ州知事や「不動産王」として知られるドナルド・トランプ氏らの名前が浮上している。

741トリーバーチ:2011/05/11(水) 17:15:29
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742杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2011/05/12(木) 21:38:23
ギングリッチ元下院議長、大統領選出馬を正式表明
http://www.asahi.com/international/update/0512/TKY201105120430.html
2011年5月12日17時46分

 米共和党のニュート・ギングリッチ元下院議長(67)は11日、来年の米大統領選に立候補する考えを正式に表明した。民主党のオバマ大統領はすでに再選出馬を表明しているが、共和党の主要候補が正式表明したのは初めて。
 ギングリッチ氏は1978年に下院に初当選し、94年の中間選挙で「保守革命」を掲げて共和党を大勝に導き、下院議長に就いた。予算案をめぐって、クリントン元大統領と激しく対立し、政府閉鎖に追い込んだこともある。ただ、こうした強硬な姿勢が世論の反発を招いたこともあってクリントン氏の再選を許し、98年には中間選挙で共和党が敗北した責任をとって下院議長を辞任した。
 最近はFOXテレビのコメンテーターを務めるなど、保守派の論客として知られている。共和党の大統領候補を聞く各種世論調査では、上位の4〜5位につけている。(ワシントン=伊藤宏)

743チバQ:2011/05/17(火) 21:22:25
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110517/amr11051720470013-n1.htm
米大統領選 本命不在で共和党混沌 トランプ氏も出馬辞退
2011.5.17 20:45 (1/3ページ)
 【ワシントン=佐々木類】2012年の米大統領選に向け、オバマ大統領の再選阻止を目指す共和党の動きが混沌(こんとん)としてきた。下馬評で1、2位を争う人気だったマイク・ハッカビー前アーカンソー州知事や不動産経営、ドナルド・トランプ氏が相次いで立候補辞退を表明したためだ。本命不在の中、指名獲得争いの行方は“視界不良”だ。

 トランプ氏は16日に声明を発表し、立候補を辞退した理由について「ビジネスへの情熱は捨てがたく、生半可な気持ちでは大統領選を戦えないと思った」などと説明した。

 14日にはハッカビー氏も立候補を辞退したが、両者とも選挙資金や支持率の伸びを検討した結果、党で指名を獲得できても本選ではオバマ氏に勝てないとの判断があったとみられる。

 16日時点で、立候補を正式表明した共和党候補は、ニュート・ギングリッチ元下院議長とロン・ポール下院議員。ティム・ポーレンティー前ミネソタ州知事も出馬が確実視されている。

 オバマ大統領の最有力対抗馬とみられるミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事は立候補の可能性を探る検討委員会を発足させた。だが、オバマ氏が参考にしたとされる知事時代の医療保険改革が不評で、党内の批判をどうかわすかが焦点となりそうだ。

 共和党の指名獲得に向けた動きで無視できないのは、「反オバマ」と「小さな政府」路線を掲げる保守派草の根運動「ティーパーティー」(茶会)の存在だ。茶会の台頭で共和党内は保守派と穏健派の両極化が進み、どの候補も指名獲得に必要な、双方からの支持を集めにくくなっている。

 さらに共和党で特徴的なのは、各候補とも知名度不足という点だ。サラ・ペイリン前アラスカ州知事の場合、例外的に知名度は高いが、同氏に「絶対投票しない」との回答は全体の58%(米キニピアック大調査)に上る。

 ただし1976年の大統領選で、「ジミー・フー?(ジミーって誰だ)」と言われながら、民主党のジミー・カーター氏が現職のジェラルド・フォード大統領を破ったケースもある。

 カーター氏はジョージア州知事を務めたものの中央政界での経験はゼロだっただけに、今回も、ジョン・ハンツマン前駐中国大使など無名に近い候補が「大化けする可能性はある」(バージニア大のサバト教授)との見方も出ている。

    ◇

 オバマ陣営は、大統領選史上最高額の10億ドル(約816億円)を目標に、交流サイトのフェイスブックなどを利用し本格的な選挙資金集めを行っている。

 2008年選挙では総額5億1300万ドルを集めて約7千万票を獲得。単純計算だと1票当たり約7ドル30セント(約600円)をつぎ込んだ。今回はその倍近くを投入する。

 オバマ大統領は最近、国際テロ組織アルカーイダの指導者、ウサマ・ビンラーディン容疑者殺害で支持率を10ポイント近く上げた。だが政治評論家のチャーリー・クック氏は「この高い評価は投票日までは続かない」と指摘する。中東情勢も先行き不透明で、オバマ政権が対応を誤れば風向きが一気に変わる可能性もある。

 内政では、9・0%と高止まりした失業率、1兆ドルを上回る財政赤字の削減などで有効な手を打てなければ、共和党候補に足をすくわれる可能性もある。(佐々木類)

744チバQ:2011/05/17(火) 21:24:57
http://www.asahi.com/international/update/0517/TKY201105170088.html
米大統領選、トランプ氏も不出馬へ 共和党候補選び波乱2011年5月17日10時54分
 来年の米大統領選に共和党からの出馬を模索していた実業家のドナルド・トランプ氏が16日、声明を発表し、同党の指名獲得を目指さない考えを表明した。

 米CNNが今月初め、同党の大統領候補を聞いた世論調査では、トランプ氏はハッカビー元アーカンソー州知事に続き、2位だった。ハッカビー氏が14日に不出馬を正式に表明し、トランプ氏も続いたことで、同党の大統領候補選びは序盤から波乱含みの展開となっている。

 トランプ氏は声明で、世論調査で比較的高い支持率を得ていることを引き合いに「立候補すれば、共和党の予備選、究極的には大統領選にも勝てると信じている」と強調する一方で、「私はビジネスに最も情熱を傾けており、事業から離れるつもりはない」とした。

 トランプ氏は、オバマ氏が米国生まれであることに疑問を呈するなど、激しいオバマ氏批判を展開。ここ2〜3カ月で、保守派草の根運動「ティーパーティー(茶会)」など党内保守派の支持を急速に集めた。

 だがオバマ氏が先月27日に米国の出生証明書を公表すると、極端な発言の多いトランプ氏に批判の矛先が向かうようになり、人気は急速に落ちていた。(ワシントン=伊藤宏)

745チバQ:2011/05/21(土) 09:53:46
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2011051900204
「出生証明書Tシャツ」販売=資金集めにちゃっかり利用−オバマ陣営
 【ワシントン時事】来年11月の米大統領選に向けたオバマ大統領の選挙対策本部は18日、資金集めの一環として、ハワイ州発行の大統領の出生証明書と「メード・イン・USA(米国産)」の文字をプリントしたTシャツとマグカップの販売を開始した。
 先に共和党予備選への不出馬を表明した富豪トランプ氏が「オバマ氏は外国生まれで大統領になる資格がない」と執拗(しつよう)に攻撃していたのをちゃっかり利用した形。値段は、Tシャツが25ドル以上、マグカップは15ドル以上に設定されている。(2011/05/19-10:29)

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746チバQ:2011/05/23(月) 23:09:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110523-00000102-mai-int
<米大統領選>ポーレンティー氏出馬表明 共和党の有力候補
毎日新聞 5月23日(月)20時29分配信

 【ワシントン古本陽荘】来年の米大統領選挙の共和党候補者指名争いで、本命候補の一人とみられているティム・ポーレンティー前ミネソタ州知事(50)が22日、ビデオメッセージで出馬を正式表明した。

 ポーレンティー氏は同州議会議員などを経て今年1月まで2期8年、同州知事を務めた。大統領選出馬は昨年から見込まれ、知事辞任直後に著書を出版し州財政を立て直した実績を訴えてきた。08年の大統領選では一時、共和党の候補者だったマケイン上院議員が同氏を副大統領候補として指名するとの観測もあった。

 一方、共和党指導部から出馬への期待の声があったダニエルズ・インディアナ州知事は同日未明、支持者らに大統領選に出馬しないことを伝えるメールを送った。

747チバQ:2011/05/23(月) 23:10:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110523-00000395-reu-int
米大統領選、元ピザチェーンCEOが共和党予備選に出馬表明
ロイター 5月23日(月)13時47分配信

 5月21日、2012年の米大統領選挙に向け、元ピザチェーンCEOでラジオのトーク番組の司会者を務めるハーマン・ケイン氏が共和党の予備選に出馬すると表明。4月撮影(2011年 ロイター/Brian Snyder)

 [アトランタ 21日 ロイター] 2012年の米大統領選挙に向け、元ピザチェーン最高経営責任者(CEO)でラジオのトーク番組の司会者を務めるハーマン・ケイン氏(65歳)が共和党の予備選に出馬すると表明した。

 ケイン氏は21日、アトランタで支持者らに「われわれは、この国を取り戻す」と表明した。

 同氏は2004年にジョージア州から上院選に立候補したものの落選。政治経験はない。

749チバQ:2011/05/27(金) 00:25:20
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110525-00000098-mai-int
<米大統領選>不出馬表明に翻意促す動きも 共和候補者指名
毎日新聞 5月25日(水)20時39分配信

 【ワシントン古本陽荘】来年の米大統領選挙の共和党候補者指名争いが迷走している。本命候補の一人とみられているポーレンティー前ミネソタ州知事(50)が正式に名乗りを上げる一方、期待を集めていた候補が続々と不出馬を表明。これを受け不出馬を明言してきた知事らに、翻意を促す動きも出ている。

 23日のアイオワ州での集会で正式に出馬表明したポーレンティー氏は、「私の主張に憤慨する人も出てくるかもしれない」と述べ、財政支出削減のため年金支給年齢の引き上げなども訴えていくとの姿勢を強調した。

 同氏は著書出版、テレビ出演、全国遊説と大統領選に向け準備を重ねてきたにもかかわらず、全米規模での知名度は高まっていない。

 一方、知名度や資金力で他の候補より先んじているのが、前回選挙にも名乗りを上げたロムニー前マサチューセッツ州知事(64)だ。共和党内で、最も中道寄りの政策を掲げており、財界などに期待が高い。ただ、保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会運動)」がオバマ政権に対し、最も強く反対してきた医療保険制度改革は、ロムニー知事の下で進められたマサチューセッツ州がモデル。このため、茶会運動内にはロムニー氏に対する「アレルギー反応」が起きている。

 ロムニー氏に代わって中道派から支持を集められる候補として共和党指導部が出馬を促してきたダニエルズ・インディアナ州知事は家族の反対を理由に不出馬を表明。これを受けて、ユタ州知事などを歴任したハンツマン前駐中国大使(51)の出方が注目されているが、オバマ大統領の指名で中国大使を務めたことについて早くも釈明に追われている。

 ハンツマン氏もポーレンティー氏同様、知名度では、不出馬を表明した不動産王のトランプ氏、レギュラーテレビ番組を持つハッカビー前アーカンソー州知事らに及ばない。

 そうした中、共和党内には、民主党のオバマ大統領との勝負にも勝てる候補者として実績のある人物の擁立を模索する動きが再燃。財政規律重視派のクリスティー・ニュージャージー州知事(48)やブッシュ前大統領の弟、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(58)らの名前が再び取りざたされている。

 一方、茶会運動に支持基盤を持つ候補者としては、元ピザ・チェーン経営者のハーマン・ケイン氏(65)に続き、バックマン下院議員(55)も出馬するとの観測が高まっている。

750チバQ:2011/05/27(金) 22:14:54
http://www.cnn.co.jp/usa/30002882.html
ペイリン氏が全米ツアー始動、大統領選出馬の観測一気に高まる
2011.05.27 Fri posted at: 11:07 JST

サラ・ペイリン前アラスカ州知事
(CNN) 2012年の次期米大統領選は不出馬と見られていた共和党のサラ・ペイリン前アラスカ州知事が全米ツアーの日程をウェブサイトで発表し、一転、出馬の観測が高まった。共和党はミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事も6月2日に出馬を正式表明する意向を明らかにしている。

ペイリン氏は08年の大統領選挙で共和党の副大統領候補として一躍脚光を浴び、保守の草の根運動「ティーパーティー」で存在感を増していた。ウェブサイトでこのほど、「ワンネーション」ツアーと銘打った全米ツアーに乗り出すと表明。この週末の首都ワシントンを皮切りに、1週間かけて南北戦争の舞台となったゲティズバーグのほか、フィラデルフィア、ニューハンプシャーといった米建国ゆかりの地を訪問するとみられる。

主要メディアや共和党関係者はこれまでペイリン氏に目立った動きがなかったことなどから、同党の候補者指名争いからはほぼ消えた存在とみなしていた。しかし最近になって、かつてのアドバイザーと再契約するなどの動きが浮上。今後は正式に名乗りを上げるかどうかが焦点となり、メディアに注目されるのは必至だ。

751チバQ:2011/05/30(月) 22:15:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110530-00000066-mai-int
<米大統領選>ペイリン氏始動?…北東部でバスツアー開始
毎日新聞 5月30日(月)19時49分配信

バイクの後部座席から手を振るペイリン氏=ワシントンで2011年5月29日、AP

 【ワシントン古本陽荘】来年秋の米大統領選挙への出馬について明言を避けているサラ・ペイリン前アラスカ州知事(47)が29日、首都ワシントンなど米北東部をバスで回る「ワン・ネーション・ツアー」を始め、注目を集めている。北東部といえば民主党支持の傾向が根強い。保守色の強いペイリン氏の人気は極めて低い地域でもあり、出馬に向けた「足固めか」との臆測も広がっている。

 ペイリン氏はバスツアーを自身のウェブサイト上で発表したが、行き先や日程は公表していない。初日の29日には、退役軍人らが大型バイクでワシントン周辺を走るイベントに参加。娘のウィローさんの運転するバイクの後部座席に乗り、革ジャン、ヘルメット姿で市民らに手を振った。多数の記者らが駆けつけたが、演説や会見はしなかった。

 共和党の大統領選候補者指名争いをめぐっては、知名度の高いハッカビー前アーカンソー州知事(55)らが不出馬を表明。出馬の意向を示すロムニー前マサチューセッツ州知事(64)らではオバマ大統領には勝てないとの見方が有力で、新たな候補者を探す動きが活発化している。

 ただ、共和党内には、ペイリン氏の目的は昨年の中間選挙同様、各地を応援に回り、政治的影響力を行使するのが狙いで実際には大統領選には出馬しないとの見方も根強い。

752チバQ:2011/05/31(火) 12:46:52
http://www.afpbb.com/article/politics/2803233/7282971?utm_source=afpbb&amp;utm_medium=topics&amp;utm_campaign=txt_topics
米軍制服組トップにデンプシー陸軍参謀総長、大統領が指名
2011年05月31日 08:59 発信地:ワシントンD.C./米国
【5月31日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は30日、9月末で退任する米軍制服組トップのマイケル・マレン(Mike Mullen)統合参謀本部議長の後任に、マーチン・デンプシー(Martin Dempsey)陸軍参謀総長(59)を指名すると発表した。

 デンプシー氏は、2003〜04年にイラク駐留米軍の機甲師団を指揮したのち、イラク軍の訓練任務の陣頭指揮を執った。

 統合参謀本部議長に就任後は、国防費削減への圧力が高まる中、アフガニスタンで9年間続いている軍事作戦の収拾や、中東の混乱などに対処することになる。

 6月末に退任するロバート・ゲーツ(Robert Gates)国防長官の後任にはレオン・パネッタ(Leon Panetta)中央情報局(CIA)長官が、次期CIA長官にはデービッド・ペトレアス(David Petraeus)アフガニスタン駐留米軍司令官が、それぞれ指名されており、今回の発表でオバマ政権の新たな安全保障チームの陣容が整った。(c)AFP/Tangi Quemener

http://www.afpbb.com/article/politics/2797452/7142750
次期米国防長官にパネッタCIA長官
2011年04月28日 11:53 発信地:ワシントンD.C./米国
【4月28日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は28日、6月末に退任するロバート・ゲーツ(Robert Gates)国防長官の後任にレオン・パネッタ(Leon Panetta)中央情報局(CIA)長官(72)を指名する。米政府高官が明らかにした。

 次期CIA長官には、デービッド・ペトレアス(David Petraeus)アフガニスタン駐留米軍司令官を充てる。

 パネッタ氏はカリフォルニア州選出の下院議員、ビル・クリントン(Bill Clinton)元大統領の首席補佐官などを経て、CIA長官に就任。民主党員が国防長官を務めるのは10年ぶり。就任時の年齢は歴代最高齢となる。(c)AFP/Stephen Collinson

754チバQ:2011/06/01(水) 23:18:00
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110601/amr11060121070004-n1.htm
米大統領選で「共闘」呼びかけ? ペイリン氏がトランプ氏とピザで会食
2011.6.1 21:05

ニューヨークのカフェでピザ会談を行うドナルド・トランプ氏(左)とサラ・ペイリン氏(右)。ペイリン氏が頼んだのはダイエットペプシ=31日(松浦肇撮影)
 2012年の米大統領選出馬が取り沙汰されているペイリン前アラスカ州知事が5月31日、同大統領選への出馬を撤回した実業家のトランプ氏とニューヨーク市内のピザ屋で食事するパフォーマンスを演じた。

 ニューヨーク州をはじめとする米北東部はリベラル色が強く、共和党人気が低いだけに、ペイリン氏は、「不動産王」の異名で知名度の高いトランプ氏に、共闘に向けた秋波を送ったとの見方が出ている。

 ニューヨーク市訪問は、同月29日から開始した米北東部をめぐるバスツアーの一環。ペイリン氏はトランプ氏と家族同伴で観光客がにぎわうタイムズ・スクエア近くのピザ屋に入り、ペパロニ・ピザを注文した。

 トランプ氏本人は「大統領選で(副大統領候補として)伴走してくれとは頼まれなかった」と話したが、ニューヨーカーの間のペイリン氏の知名度アップには貢献したかったようだ。

 テレビ番組への出演でも知られるトランプ氏はニューヨークの有名人。自身が経営する不動産会社は、金色で派手な「トランプタワー」と呼ばれる商業・住居ビルなど複数のビルを市内に保有している。

 (ニューヨーク 松浦肇、写真も)

755チバQ:2011/06/03(金) 22:44:20
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-21523020110603
共和党ロムニー氏が出馬表明、「オバマ大統領は米国裏切った」
2011年 06月 3日 17:56 JST
 [ストラサム(米ニューハンプシャー州) 2日 ロイター] 米共和党のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事が2日、ニューハンプシャー州で開いた集会で、来年の大統領選への出馬を正式に表明した。
 共和党候補の中で支持率トップを誇るロムニー氏は「オバマ大統領は米国を裏切った」と述べ、高い失業率などを招いたオバマ政権の経済政策を厳しく批判した。

 その上でロムニー氏は、「大統領職に就いた初日から、真っ先に米国を再びナンバー1の雇用創出国にする取り組みに取り掛かる」と強調した。

 ロムニー氏は2008年の大統領選にも出馬したが、党の候補指名争いでジョン・マケイン上院議員に敗れた。

756チバQ:2011/06/03(金) 22:57:04
http://www.afpbb.com/article/politics/2803763/7291563?utm_source=afpbb&amp;utm_medium=topics&amp;utm_campaign=txt_topics
ペイリンvsバックマン、注目集める2人の共和党女性 米国
2011年06月03日 11:14 発信地:ワシントンD.C./米国

【6月3日 AFP】次期大統領選を翌年に控えた米国で今、保守派の女性政治家2人に注目が集まっている。聴衆を熱狂させる力を持つスター性を兼ね備え、来年の米大統領選への出馬をほのめかしている2人の女性とは、サラ・ペイリン(Sarah Palin)前アラスカ州知事(47)とミシェル・バックマン(Michele Bachmann)下院議員(55)だ。

 だが、民主党、共和党のいずれの党も、これまで大統領選の指名候補に女性を選んだことはない。女性が大統領を目指すだけでも珍しい米政界にあって、共和党の中に2人の女性候補を抱える余地はあるのだろうか。

 2012年の大統領選で民主党は現職のバラク・オバマ(Barack Obama)大統領を指名候補に選ぶ公算が高い。米政界ウォッチャーは、2人の女性政治家、それも政治的な背景も似通った2人が、オバマ氏の対立候補の座を争うことになれば、これは驚くべきことだと語る。

 ともに美人であり、保守的な家族観やキリスト教右派的な信仰の持ち主といった類似点を持つ2人が争えば、選挙運動のなかで互いを打ち消しあう結果になると予想する専門家もいる。

 しかし、ベテラン政治評論家でバージニア大学(University of Virginia)政治センターのラリー・サバト(Larry Sabato)所長は、流動的な状況を考えれば、2人が立候補する可能性も捨てきれないと指摘する。

■ 似た者どうしの2人、ダブル立候補の可能性は?

 大統領指名候補選をめぐってバックマン氏は、米テレビCNNに対し、6月中に訪れる予定のアイオワ(Iowa)州で大統領選出馬についての考えを発表すると語っている。「私が出馬を選択するなら、それは勝つため」と言い切り、アイオワ、サウスカロライナ(South Carolina)、ニューハンプシャー(New Hampshire)の各州をまわるバックマン氏のスケジュールは、まるで正式な大統領候補者のようだ。

 5児の母で、23人の養子を育て、連邦税法の弁護士を経て夫とともに小さな会社を経営しているバックマン氏は、ビジネスの経験が低迷する経済の舵取りに役立つと言う。

 一方のペイリン氏は、米国では独立記念日にならぶ大きな祝日で、愛国心も高揚する戦没者追悼記念日(メモリアルデー)の週末だった5月29日、米退役軍人のモーターサイクル・イベントに登場。マスコミの注目を集め、大統領選出馬を表明するのではないかとの憶測を呼んだ。

 また、ペイリン氏が最近アリゾナ(Arizona)州に購入した住宅についても、2012年の大統領選の運動拠点とする目的ではないかとの見方が、政治アナリストの間で出ている。ペイリン氏が、この週末から始めた米東海岸をまわるバスツアー「ワン・ネイション(One Nation)」も、マスコミの関心を集めるためではないかと見られている。

 もっとも、ペイリン氏は大統領選出馬を意識しているのではなく、単にマスコミの注目を集めたいだけだと指摘する声もある。サバト氏も、「私には今回のツアーは、サラ・ペイリンが『あたしは、まだここにいるわよ!』と言っているだけのように思える」と語っている。

 共和党のストラテジスト、アレックス・カステラノス(Alex Castellanos)氏も、「ペイリン氏のブランドイメージを刷新したいのだろう。目立っていないと我慢できないタイプだ」と話す。
 
 一方、バックマン氏は、ペイリン氏との関係について、政治的ライバルであるからといって友情が壊れることはないという。米テレビABCでも、「私はサラ・ペイリンが大好き。彼女を競争相手だと思ったことはありません。友人だと思っています」と話している。

(c)AFP/Stephanie Griffith

757チバQ:2011/06/03(金) 22:57:56
http://www.afpbb.com/article/politics/2803857/7293179
共和党ロムニー氏、米大統領選に立候補
2011年06月03日 10:58 発信地:ストラサム/米国

【6月3日 AFP】米共和党のミット・ロムニー(Mitt Romney)前マサチューセッツ(Massachusetts)州知事(64)が2日、来年の大統領選挙への出馬を正式に表明した。

 共和党予備選序盤戦の鍵を握るニューハンプシャー(New Hampshire)州で正式表明したロムニー氏は、早速、バラク・オバマ(Barack Obama)大統領が米国経済を低迷させたと大統領批判を展開。実業界で豊富な経験を持つ自分こそ失業対策や住宅市場の改善で手腕を発揮できると述べた。

「2008年、有権者は、長らく知られておらず実績もないのに『良い国にする』と約束した人物に主導権を与えた。米国は今や、約束やスローガンでは済まない状況に陥っている」「わたしは、大統領就任第1日目から、米国を雇用創出で再びナンバー1の国にする」

 ロムニー氏はボストン(Boston)出身で、投資家として経営コンサルタント会社を設立。1994年の中間選挙に立候補し、民主党の重鎮エドワード・ケネディ(Edward Kennedy)氏に僅差で敗れたことがきっかけで、政界で初めて名前が知られるようになった。1999年、汚職問題に揺れていたソルトレークシティー冬季五輪組織委員会の会長に就任し、資金集めに奔走して財政難を切り抜けた。知名度を生かして02年のサチューセッツ州知事選で当選。08年の大統領選にも出馬したが、指名争いでジョン・マケイン(John McCain)氏に敗れた。今回の指名争いでは、出馬を表明する有力者が少ないこともあり、これまでのところ最有力と見られている。(c)AFP

758チバQ:2011/06/04(土) 10:49:58
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110604/amr11060410270005-n1.htm
エドワーズ元米副大統領候補を起訴 選挙献金で不倫隠蔽か
2011.6.4 10:25

 米連邦大陪審は3日、2008年の米大統領選出馬中に法定上限額を超える献金を受け、支援者だった女性との不倫関係を隠蔽するために使ったとして、虚偽報告の罪などで04年大統領選の民主党副大統領候補だったジョン・エドワーズ元上院議員(57)を起訴した。

 エドワーズ被告は同日、ノースカロライナ州の連邦裁判所での罪状認否手続きで無罪を主張。裁判所前で報道陣に「決して法律は破っていない」と強調した。

 起訴状によると、エドワーズ氏は06年2月から続けていた不倫関係が発覚すれば、自身の選挙戦に悪影響を与えると懸念。07年6月から08年1月にかけ、支援者2人から計92万5千ドル(約7400万円)以上の献金を受け、女性を世間の目から隠すための旅費や生活費のほか、妊娠に絡む医療費に使った。(共同)

759チバQ:2011/06/04(土) 10:51:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110603-00000078-mai-int
<米大統領選>共和党指名争いロムニー氏軸に…出馬正式表明
毎日新聞 6月3日(金)19時59分配信

 【ワシントン古本陽荘】来年の米大統領選の共和党候補者指名争いで、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)が2日、東部ニューハンプシャー州で出馬を正式表明した。ロムニー氏は、各種世論調査で高い支持率を得ているほか、抜群の集金力を誇っており、指名争いはロムニー氏を軸とした展開となる見込みだ。

 ロムニー氏は支持者らを集めた演説で「オバマ大統領は景気後退期に就任したが、経済はさらに悪くなった。3年たっても、1600万人以上が失業し、失業率は8%を超えている」とオバマ政権の経済政策を批判。「オバマ大統領は米国を失望させた」と強調し、雇用創出や景気回復を中心に訴えていく考えを示した。

 ロムニー氏は、経営コンサルタントなどを経て03年からマサチューセッツ州知事を1期務めた。02年のソルトレークシティー冬季五輪では組織委員長。前回大統領選にも出馬したが候補者指名を逃した。熱心なモルモン教徒であることも知られている。

 ただ、昨年の中間選挙で共和党の標的となったオバマ政権の医療保険改革は、ロムニー氏が知事時代に手がけたマサチューセッツ州の改革がモデルで、ロムニー氏が釈明に追われる場面が当面、続きそうだ。

 共和党ではこのほか、ポーレンティー前ミネソタ州知事(50)、ギングリッチ元下院議長(67)、ポール下院議員(75)らが立候補の意向を表明している。

760チバQ:2011/06/05(日) 12:06:27
>>756
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110604-00000073-mai-int
<米大統領選>茶会支援の筆頭格議員、共和党指名争い参戦へ
毎日新聞 6月4日(土)20時10分配信

キリスト教右派団体が主催する集会で演説するミシェル・バックマン下院議員=ワシントン市内のホテルで2011年6月3日、古本陽荘撮影

 【ワシントン古本陽荘】来年の米大統領選挙の共和党候補者指名争いで、ミネソタ州選出のミシェル・バックマン下院議員(55)の出馬が確実となった。保守系の草の根運動「ティーパーティー(茶会運動)」が支援する連邦議員の筆頭格で、茶会運動の間でどこまで支持が広がるか注目される。

 バックマン氏は3日、ワシントンでキリスト教右派が主催した集会で、「(共和党が)下院の議席を維持し、上院も奪還する。そしてオバマ大統領を1期だけの大統領に終わらせる。私たちは、3冠を目指してるんでしょ?」と訴えかけ、聴衆から大歓声を浴びた。

 出馬は表明していないが、米CNNテレビは同日、東部ニューハンプシャー州で行う共和党の指名争いに向けた候補者討論会(13日予定)にバックマン氏が出席することを発表した。

 昨年11月の中間選挙前には、茶会運動が推す全米の新人候補者の応援に飛び回り、共和党躍進に一役買った。ただ、すでに立候補を表明している元ピザ・チェーン経営のハーマン・ケイン氏(65)も「茶会運動の候補者」を自称。さらに、ティム・ポーレンティー前ミネソタ州知事(50)も茶会運動の間に一定の支持があり、茶会運動が候補者を一本化するのは難しいとの見方が一般的だ。

 3日の集会に出席したペンシルバニア州の茶会運動「キッチン・テーブル愛国者」共同代表のアナ・プイグさんは「当選できる候補でなければならない。まだ、見極めている段階で、候補者らに質問状を送ることも検討している」と語った。

761チバQ:2011/06/07(火) 23:17:13
http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/210607045.html
オバマ氏に挑む共和党は混戦模様 次期米大統領選(06/07 17:02)
 来年行われるアメリカの大統領選挙で、オバマ大統領に挑む野党・共和党の候補者が次々と名乗りを上げています。しかし、有力候補は現れず、混戦模様となっています。

 6日に正式に立候補を表明したのは、共和党の上院議員を2期務めたリック・サントラム氏です。地元のペンシルバニアで支持者を前に演説し、「オバマ大統領がドルの価値を切り下げ、アメリカ文化の価値も下げた」とオバマ大統領への厳しい批判を繰り広げました。CNNの最新の世論調査(先月24日から26日実施)では、共和党の候補者でトップを走るのはまだ出馬を表明していないジュリアーニ前ニューヨーク市長(16%)で、続いて今月2日に正式に立候補を表明したばかりのロムニー前マサチューセッツ州知事(15%)、2008年の大統領選挙の共和党副大統領候補で、出馬するのか依然として態度を明らかにしていないペイリン前アラスカ州知事(13%)と続いています。ただ、各候補ともほぼ横並び状態で、混戦模様となっています。

762チバQ:2011/06/07(火) 23:18:23
http://www.afpbb.com/article/politics/2804402/7309934?utm_source=afpbb&amp;utm_medium=topics&amp;utm_campaign=txt_topics
共和党のサントラム元議員が出馬表明、米大統領選
2011年06月07日 15:39 発信地:ワシントンD.C./米国

【6月7日 AFP】米共和党のリック・サントラム(Rick Santorum)元上院議員(53)が6日、2012年米大統領選挙の共和党候補者指名争いで立候補を正式に表明し、選挙運動を開始した。民主党のバラク・オバマ(Barack Obama)大統領を退陣させる「戦いに参加」しようと呼びかけた。

 サントラム氏は、オバマ大統領の米景気回復策を厳しく批判するとともに、中絶の権利や同性愛者の結婚などの社会政策を通じて「われわれの文化をおとしめた」と主張した。

 サントラム氏は、予備選挙の模擬戦で、投票日の早い重要州の一部でそれなりの成績を収めたものの、共和党候補者指名争いに名乗りを挙げている他の候補者たちと比べると後れを取っている。

 地元ペンシルベニア(Pennsylvania)州サマセット(Somerset)で集会を開いたサントラム氏は、「国民のみなさん、われわれのときが来た」と支持者に呼びかけた。

 サントラム氏は7人の子どもがいる。祖父がイタリアからサマセット近郊に移住した。

■依然不透明な共和党立候補者の顔ぶれ

 共和党候補者の指名争いには、すでに有力候補のミット・ロムニー(Mitt Romney)前マサチューセッツ(Massachusetts)州知事やティム・ポーレンティー(Tim Pawlenty)前ミネソタ(Minnesota)州知事らが立候補を表明している。だが、2008年米大統領選で共和党副大統領候補だったサラ・ペイリン(Sarah Palin)前アラスカ(Alaska)州知事など有力政治家の中には、まだ態度を明らかにしていない人もいる。

 緊縮財政を求める保守派や宗教右派にとっては、草の根保守派運動「ティーパーティー(Tea Party)」が支持するミシェル・バックマン(Michele Bachmann)下院議員が、ペイリン氏に代わる選択肢になるかもしれない。ジョン・ハンツマン(Jon Huntsman)元駐中国大使も立候補を検討している。

 伏兵候補としては、ニュート・ギングリッチ(Newt Gingrich)元下院議長などがいる。さらには、08年大統領選に出馬しなかったルドルフ・ジュリアーニ(Rudolph Giuliani)元ニューヨーク(New York)市長も出馬する可能性がある。(c)AFP

763チバQ:2011/06/10(金) 19:54:15
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110610-OYT1T00930.htm
妻の役割巡り?ギングリッチ氏陣営幹部一斉辞任

 【ワシントン=中島健太郎】来年11月の米大統領選に出馬予定のニュート・ギングリッチ元下院議長(共和党)の複数の選対幹部が9日、一斉に辞任した。


 同氏は指名争いに残る意向だが、苦戦は必至との観測が強まっている。

 同氏は長年連れ添った妻を捨てて若い女性と再婚。これが共和党の有力支持層である保守派の反発を買った。辞任したのは選対本部長や運動の責任者らで、選挙戦での妻の役割などをめぐって対立していたという。

(2011年6月10日19時40分 読売新聞)

http://www.cnn.co.jp/usa/30003027.html
米大統領選出馬表明ギングリッチ氏の陣営で幹部が大量辞任
2011.06.10 Fri posted at: 13:15 JST

ワシントン(CNN) 2012年米大統領選の共和党候補指名選挙への出馬を表明していたニュート・ギングリッチ元下院議長の選挙対策本部から、少なくとも幹部7人が辞任したことがCNNの取材で分かった。

これ以外に、選対本部の共同本部長の1人が対抗馬であるポーレンティー前ミネソタ州知事の陣営にくら替え。ギングリッチ氏の地元ジョージア州のパーデュー前知事もポーレンティー陣営に加わったという。

辞任した幹部の1人で選挙戦の戦術面を担当していたデーブ・カーニー氏はCNNに対し、「スタッフが選挙のプロとして考えていた選挙戦の方向と、ニュート(・ギングリッチ氏)のビジョンが相容れないことに気づいた」と述べた。

ギングリッチ氏はこの2週間ほど「以前から予定されていた休暇」を取り、選挙戦を行っていなかった。

やはり陣営を去ったアイオワ州の選対本部長はこの休暇が辞任の直接のきっかけではないとしながらも、「選挙戦を続けるのに必要なカネや人を確保するための努力や、選挙運動に時間を捧げる覚悟」をめぐる見解の相違が大量辞任劇の理由であることを認めた。

ギングリッチ氏は9日、交流サイト(SNS)のフェースブック上で「12日にロサンゼルスで選挙戦を仕切り直す」と表明した。

関係者によれば、13日にニューハンプシャー州で予定されている討論会には予定通り出席するという。

764チバQ:2011/06/11(土) 10:07:44
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011061101000204.html
クリントン米長官、報道を否定 世銀転身のうわさ
2011年6月11日 09時22分

 10日、ザンビアの首都ルサカで演説するクリントン米国務長官(AP=共同)


 【ワシントン共同】クリントン米国務長官は10日、世界銀行総裁への転身をホワイトハウスと協議中だと報じられたことについて「誰かと協議したことも興味を示したこともないし、(総裁職を)追い求めてはいない」と述べ、報道を明確に否定した。訪問先のザンビアで記者団に語った。

 トナー国務省副報道官は長官の発言を受け、同日の記者会見で「長官はうわさを完全に否定した」と述べた。

 ロイター通信は9日、複数の消息筋の話として、クリントン長官が来年夏に辞任し、世銀総裁に転じることをホワイトハウスと協議していると報じた。

 クリントン氏は、2013年1月のオバマ政権1期目満了と同時に国務長官を引退する意向を表明している。

765チバQ:2011/06/13(月) 21:05:24
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-21660420110613
前駐中国米大使、共和党大統領候補指名争いに出馬へ
2011年 06月 13日 10:21 JST
 [マンチェスター(米ニューハンプシャー州) 11日 ロイター] ジョン・ハンツマン前駐中国米大使(共和党、51)は11日、2012年の次期大統領選に出馬を表明する考えを明らかにした。ハンツマン氏は、ユタ州知事を務めた経験も持つ。
 ハンツマン氏は当地を訪れた際、資金調達、組織、人員など、選挙運動に必要な主な条件はそろっていると発言。「最後の家族会議を行って家族の意思を確認する必要がある。(その後)近く何らかの発表を行う」と述べた。

 13日には、大統領選に向けた共和党候補7人による全国放映のテレビ討論会が当地で行われるが、ハンツマン氏は欠席の予定。これは選挙戦に向けた最初の主要な討論会。

 ハンツマン氏にとって、共和党候補としての指名を獲得するには、共和党員でありながら民主党のオバマ政権で中国大使を務めたことに関する明確な説明を求められることになる。

 ハンツマン氏は11日、中国大使を務めたのは愛国心の面からだとするとともに、対中問題での豊富な経験を売り込んだ。

 ニューハンプシャー州では、共和党候補指名に向けた予備選が、12年2月14日に行われる。

766チバQ:2011/06/14(火) 21:00:35
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110614/amr11061420130010-n1.htm
米大統領選 共和党指名候補争い ロムニー氏が軸 ダークホースも
2011.6.14 20:12
 【ワシントン=佐々木類】大統領選の共和党の指名候補争いは、各種世論調査でトップを走るミット・ロムニー氏に他候補がどこまで差を詰めることができるかが序盤戦の焦点だ。現時点では頭ひとつリードするロムニー氏だが、マサチューセッツ州知事時代に手がけた医療保険改革が「オバマ大統領の政策のモデルにもなった」との批判もくすぶり、指名獲得の道のりは必ずしも盤石とはいえない。景気や政治状況の成り行き次第では、ダークホースが現れる可能性もある。

 全米にテレビ中継された13日の討論会は、知名度で後れをとる候補にとって自らをアピールする格好の舞台となった。だが、討論会は互いの腹を探り合う慎重な言い回しに終始し、双方の批判は封印された。

 有力候補の一人と目されるティム・ポーレンティー前ミネソタ州知事は討論会前日の12日、ロムニー氏の医療保険改革について、ロムニー氏とオバマ氏の名前をもじって「オバムニ・ケア」と批判していた。

 それだけに、13日の討論会で、この批判に関する説明を司会者から求められた際、けむに巻いたような態度が有権者に好感しなかったようだ。政治専門誌ナショナル・ジャーナルが討論会直後に共和党の選挙ブレーンらに「だれが最大の勝者か」と尋ねた調査では、ロムニー氏が51%だったのに比べ、ポーレンティー氏はわずかに9%だった。

 当のロムニー氏は「州の事情と米国全体の事情は違う。私が大統領になったらオバマ氏の導入した医療保険改革は廃止する」「私の改革は増税を伴わない」と述べ、追及を見事にかわした。

 もっとも、現時点では各候補ともオバマ政権への経済政策批判にとどまり、独自の政策や主張を展開できずにいる。このため、ニューハンプシャー大学のスカラ教授は「他候補との違いをどう打ち出すかが今後の鍵」と指摘する。

 また、2008年の大統領選の共和党副大統領候補として高い知名度を持つ、ペイリン前アラスカ州知事と、ロムニー氏と同じモルモン教徒のジョン・ハンツマン前駐中国大使も正式に名乗りを上げていないこともレースの不確定要素となっている。

767チバQ:2011/06/14(火) 21:14:47
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-21690520110614
2012年米大統領選、共和党の指名獲得目指す7人が討論会
2011年 06月 14日 12:38
 [マンチェスター(米ニューハンプシャー州) 13日 ロイター] 2012年の米大統領選で共和党の指名獲得を目指す候補者7人の討論会が13日開催され、全米にテレビ中継された。討論会に参加した候補者からはオバマ大統領の政策運営に対する批判が相次いだものの、候補者同士が激しく非難しあう場面はみられなかった。
 今回の討論会は2012年の大統領選キャンペーンのなかで最初の重要な討論会となる。候補者はオバマ大統領の経済政策や医療保険改革を厳しく批判した。 

 共和党候補者指名レースで先頭に立つミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事は「米国民が大統領に、雇用創出や経済成長という点で期待を寄せていた時にこの大統領は失敗した」と述べた。

 ロムニー氏がマサチューセッツ州知事時代に推進した医療保険改革を12日に厳しく批判したティム・ポーレンティー前ミネソタ州知事は、ロムニー氏に対する直接の批判を展開することをこの日は避けた。ポーレンティー氏は、ロムニー氏の医療保険改革がオバマ大統領の医療保険改革のようだ、と指摘している。

 共和党の保守派からはロムニー氏の医療保険改革について批判が集中している。一方、同氏は、改革が増税を伴わず、州の制度であるという点でオバマ大統領の医療保険改革とは異なると主張している。同氏は「われわれの州で医療保険制度に不満があるのなら、それを変えることができる」とし、州ごとに医療保険制度の責任を任されることの正当性を主張した。 

 討論会にはこのほか、ミシェル・バックマン下院議員、ニュート・ギングリッチ元下院議長、リック・サントラム元上院議員、元ピザチェーン経営者のハーマン・ケイン氏、ロン・ポール下院議員が参加した。

 ロムニー氏、ギングリッチ氏、バックマン氏の3人は、先月開かれた最初の討論会には参加しなかった。 

 バックマン氏はまだ大統領選への出馬を正式表明していないものの、討論会中に、出馬に向けた手続きを終えたと述べ、出馬の意向を明らかにした。

768チバQ:2011/06/15(水) 22:59:11
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110615-OYT1T00198.htm
共和党「オバマ恐慌」を批判…米大統領選討論会
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米ニューハンプシャー州で、大統領選共和党指名を争う7人が参加した討論会=ロイター 【マンチェスター(米ニューハンプシャー州)=黒瀬悦成】2012年米大統領選の共和党候補者指名を争う政策討論会(CNNテレビなど主催)が13日、ニューハンプシャー州マンチェスターで行われ、オバマ大統領の再選阻止を図る共和党の指名争いが本格的に始動した。

 支持率でトップを走るミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)を軸に指名争いが進みそうだが、新たな候補の参入も取りざたされ、今後の展開は波乱含みだ。

 ニューハンプシャーは来年2月に全米最初の予備選が行われる重要な州。同党討論会は先月に続き2回目だが、今回初めて主要候補7人が顔をそろえ、全米に生中継された。

 共和党が「勝機」の糸口と見定めるのが、政権の景気・雇用対策に対する国民の不満。5月の失業率は9・1%と2か月連続で悪化。討論会では「オバマは景気後退を一層深刻化させた」(ロムニー氏)、「オバマ恐慌を終わらせよう」(ニュート・ギングリッチ元下院議長)など厳しい大統領批判が相次いだ。

(2011年6月15日11時41分 読売新聞)

http://sankei.jp.msn.com/world/news/110614/amr11061420120009-n1.htm
米大統領選 共和党の「指名争い」に向け本格討論始まる
2011.6.14 20:11

13日、米北東部ニューハンプシャー州での共和党討論会でロムニー前マサチューセッツ州知事(右)の発言を聞くギングリッチ元下院議長(ロイター)
 【マンチェスター(ニューハンプシャー州)=佐々木類】2012年の米大統領選に向け、野党共和党の指名を争う候補者による討論会が13日、北東部のニューハンプシャー州マンチェスター市内で行われた。有力候補が初めて一堂に会し、オバマ大統領への“挑戦権”をめぐる本格的な論戦の火ぶたを切った。

 13日の討論会に参加したのは、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)、ニュート・ギングリッチ元下院議長(67)、保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」に支持されるミシェル・バックマン下院議員(55)ら7人。

 討論会では、冒頭からオバマ大統領の経済政策に批判が集中。口火を切ったギングリッチ氏は、「米国には1400万人の失業者がおり、“オバマ不況”を終わらせるためにも、新しい大統領が必要だ」と断言した。

 各種の世論調査で指名争いをリードするロムニー氏は、25年間の経営者としての実績を踏まえ「米国を長引く不況から脱出させることができる」と語った。

 注目株のバックマン氏は討論会の場で、大統領選出馬の正式な届け出をしたことを明らかにした。自らを「税金に詳しい弁護士」とアピールし、同様に茶会の支持を集めながら、態度表明していないサラ・ペイリン前アラスカ州知事との違いを強調した。

 ニューハンプシャー州はアイオワ州の党員集会に続き、全米で最初の予備選が実施されるため、各候補は同州を重点区として選挙運動を行っている。

769チバQ:2011/06/15(水) 23:00:10
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110615-00000000-mai-int
<米大統領選>重要選挙区ニューハンプシャー州の動向は?
毎日新聞 6月15日(水)0時10分配信

 米大統領選で毎回、各党の候補者を選ぶ予備選が最初に行われる北東部ニューハンプシャー州。候補者指名争いの流れを決めることもあり、各陣営が最も重視する選挙区の一つだ。ニューハンプシャー大学のアンドリュー・スミス世論調査センター所長に同州予備選の展望を聞いた。

 ニューハンプシャー州は白人が約95%を占め、貧困層が少なく、中産階級が圧倒的に多い州だ。こうした背景から、共和党支持者の多くは中道寄りの姿勢を示している。調査の仕方にもよるが、60〜67%ぐらいの共和党支持層が中道派、33〜40%ぐらいが保守派とみていいだろう。

 マサチューセッツ州は隣州であり、その州知事だったロムニー氏は、穏健な「北東部共和党員」として知られている。最新の調査ではニューハンプシャー州の共和党支持層のロムニー氏の支持率は43%。過去2年、最も高い支持率を保ってきた。

 共和党のうち60%以上を占める中道派をロムニー氏が独占し、残りを5〜6人の保守派候補が奪い合っているというのが現在の構図だ。ジュリアーニ前ニューヨーク市長も支持率が高く、出馬を決断した場合、ロムニー氏の最大のライバルになるだろう。

 ただ、過去の調査からは、予備選では投票先を直前に決める傾向が顕著だ。08年選挙では投票2日前、投票先を決めていた共和党支持者は半数以下だった。現時点で誰に投票するか決めている共和党支持層は8%しかいないというのが実態だ。【聞き手・古本陽荘】

770チバQ:2011/06/15(水) 23:01:40
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011061502000187.html?ref=rank
オバマ大統領 プエルトリコ訪問
2011年6月15日 夕刊

 【ワシントン=久留信一】オバマ米大統領は十四日、カリブ海の米自治領プエルトリコを公式訪問した。ホワイトハウスによると、大統領の公式訪問はケネディ大統領以来五十年ぶり。米メディアは訪問について「来年の大統領選をにらんだ支持拡大策の一環」と報じている。

 現地からの報道によると、大統領は自治領首都のサンフアンで演説。米国の五十一番目の州になるか、自治を続けるかという論争に触れて「プエルトリコの人々がはっきりと決断すれば、私の政権はあなた方の味方だ」と述べると、集まった数千人の市民から大きな歓声が上がった。

 自治領のプエルトリコ市民には大統領選での選挙権は認められていないが、AP通信によると、米本土には約四百六十万人のプエルトリコ系住民が住む。

 中でも、過去の大統領選で激戦区となったフロリダ州に住むプエルトリコ系米国人は八十万人以上。同州の一大勢力であるキューバ系住民は共和党の支持基盤で、民主党陣営は対抗勢力としてプエルトリコ系住民に期待を寄せているという。

771チバQ:2011/06/15(水) 23:02:23
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110615/amr11061518290014-n1.htm
米下院議員「ネット不倫」 大統領からも辞職要求、そのとき妻は
2011.6.15 18:24 (1/2ページ)

アフリカ南部ザンビアの首都ルサカを訪問したクリントン米国務長官(右)に同行するアベディンさん。夫のセックススキャンダルに悩まされた“先輩”から何をアドバイスされたのだろうか=11日(ロイター)
 自分の下半身の写真を女性に送ろうとし、誤って短文投稿サイト「ツイッター」に掲載した米与党民主党のアンソニー・ウィーナー下院議員(46)について、バラク・オバマ大統領は13日、「自分だったら辞める」と述べ、議員辞職を迫った。ウィーナー議員の妻はヒラリー・クリントン国務長官の側近で、オバマ政権も無視できないスキャンダルに発展している。


民主党内からも不快感


 ウィーナー議員は1998年にニューヨーク州から下院議員に選出。次期ニューヨーク市長の候補とも目されていた。

 ウィーナー議員のツイッターに先月投稿されたリンク先をクリックすると、股間が膨らんだボクサーパンツの写真が表示された。ウィーナー議員は「ハッカー攻撃に遭った」と主張していたが、今月6日になって、自分の写真を米北西部シアトルに住む女子学生(21)に送ろうとして間違って投稿したと認め、涙ながらに謝罪した。

 記者会見でウィーナー議員は、6人の女性とツイッターやメール、電話などでわいせつなやり取りをしたと明らかにしたが、いずれも会ったことはなく性的関係はなかったとして辞任を否定していた。

 米メディアは「ネット不倫だ」と問題視。また、ウィーナー(Weiner)の発音が男性性器の俗語であるwienerと同じであることから、興味本位の報道も盛り上がっている。

 オバマ大統領はNBCテレビとのインタビューで「国民が仕事や借金、支払いについて心配しているときに、個人的な悩みで務めを果たせないなら辞任すべきだ」と語った。

 ジェイ・カーニー大統領補佐官もこの日、大統領にとって「distraction」(気が散る問題)と表現して、ウィーナー議員に不快感をあらわにした。

 民主党のナンシー・ペロシ下院院内総務ら有力議員からも議員辞職を求める圧力が高まっている。下院は13日、ウィーナー議員が求めた2週間の休職を認めた。


「先輩」の助言は


 ウィーナー議員の妻はクリントン国務長官の補佐官のフマ・アベディンさん(34)。昨年7月に式を挙げたばかりの新婚ホヤホヤで、フマさんは現在、妊娠初期だという。

 米メディアによると、フマさんはインド人のイスラム学者の父とパキスタン人の社会学者の母との間に米ミシガン州で生まれた。2歳のときに父親の仕事の関係でサウジアラビアのジッダに移り、高校卒業後、ジョージ・ワシントン大に入学するため米国に帰国。1996年にホワイトハウスの実習生になった。

 くしくも、クリントン国務長官の夫、ビル・クリントン氏(64)と不倫関係にあったモニカ・ルインスキーさん(37)と同じころホワイトハウスに在籍していたことになる。

 フマさんは現在、クリントン国務長官のアフリカ歴訪に同行してエチオピアに滞在中。夫のスキャンダルについて既に長官に相談しているという。

 自分の夫のときは「プライベートな問題」として乗り切ったクリントン長官だが、何とアドバイスしているだろうか。

772チバQ:2011/06/18(土) 08:27:02
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011061702000199.html
下着画像の米議員辞意 NY市長有力候補 ネット掲載で引責
2011年6月17日 夕刊

 【ニューヨーク=長田弘己】インターネット上でみだらな写真やメッセージを女子学生らとやりとりしていたことが発覚し、非難が高まっていた米民主党のアンソニー・ウィーナー下院議員(46)が十六日、地元ニューヨーク市内で記者会見を開き、辞意を表明した。米メディアが伝えた。

 議員は次期ニューヨーク市長の有力候補とも目され、夫人がクリントン国務長官の側近だったこともあり報道が過熱。民主党内からも辞任要求が高まり、オバマ大統領も「自分だったら辞職する」と辞任を迫っていた。

 米紙ニューヨーク・タイムズによると、議員は自分の下着姿の画像を女子学生に送ろうとして、誤って短文投稿サイト「ツイッター」に掲載。今月六日の記者会見で、少なくとも六人の女性とネットでの不適切なやりとりをしたと認めた。

773チバQ:2011/06/19(日) 15:59:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110619-00000010-mai-int
<米大統領選>バックマン氏、急上昇…共和指名争い
毎日新聞 6月19日(日)13時9分配信

共和党系集会で演説するバックマン下院議員=米南部ルイジアナ州ニューオーリンズのホテルで2011年6月17日、古本陽荘撮影

 【ニューオーリンズ(米南部ルイジアナ州)古本陽荘】来年の米大統領選挙の共和党候補者指名争いで、ニューハンプシャー州の討論会(13日)後、バックマン下院議員(55)の注目度が増している。討論会での歯切れのいい受け答えで評価を上げた後、米メディアへの露出は圧倒的だ。ただ、オバマ大統領に対する批判一辺倒で人気を博してきただけに、今後、「政策的な底の浅さが露呈する」(議会筋)との指摘もある。

【バックマン氏の別の写真入り記事】他の発言なども

 ◇オバマ氏批判で人気…手腕は未知数

 「オバマ・ケア(オバマ大統領の医療保険改革)は経済失政や財政赤字の象徴。廃止するまで闘います」

 大統領指名候補が順に登壇した17日のルイジアナ州の共和党系集会。白いスーツ姿のバックマン氏が登壇すると聴衆は立ち上がって大拍手で歓迎した。

 同改革を批判した後、「オバマ大統領を1期だけの大統領に終わらせましょう」と呼びかけるのがバックマン氏演説の定番だ。外交では、オバマ政権のイスラエル政策とリビア政策を批判。語り口は明快でも、他の候補と比べ、具体的な政策提言は少ない。

 もともと、極端な財政支出削減を求める保守系の草の根運動「ティーパーティー(茶会)」と連動し、オバマ大統領のみならず、共和党指導部を批判して名を売ってきた。

 今後はメディアの視線も厳しくなりそうだ。17日の演説後の記者会見では、「23人の養子を育てた」と自ら語った経歴について、「生活実態はあったのか」と聞かれ、「プライバシーを守りたいので子供の話はしたくない」とかわした。

774チバQ:2011/06/19(日) 19:30:20
共和党候補を整理してみた
出馬表明済
>>766
ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事  (穏健派)
共和党のうち60%以上を占める中道派をロムニー氏が独占し、残りを5〜6人の保守派候補が奪い合っているというのが現在の構図
マサチューセッツ州知事時代に手がけた医療保険改革が「オバマ大統領の政策のモデルにもなった」との批判もくすぶり、指名獲得の道のりは必ずしも盤石とはいえない
熱心なモルモン教徒
08年の大統領選にも出馬したが、指名争いでジョン・マケイン(John McCain)氏に敗れた

>>765
ジョン・ハンツマン前駐中国米大使  (穏健派)
共和党員でありながら民主党のオバマ政権で中国大使を務めた
モルモン教徒

>>722>>749
ティム・ポーレンティー前ミネソタ州知事  (保守派)
政府の役割や歳出規模の抑制を目指す保守派
財政支出削減のため年金支給年齢の引き上げなども訴えていくとの姿勢を強調した。
茶会運動の間に一定の支持があり

>>762
リック・サントラム(Rick Santorum)元上院議員   (保守派)
中絶の権利や同性愛者の結婚などの社会政策を通じて「われわれの文化をおとしめた」と主張した。

>>763
ニュート・ギングリッチ(Newt Gingrich)元下院議長  (保守派)
米大統領選出馬表明ギングリッチ氏の陣営で幹部が大量辞任
同氏は長年連れ添った妻を捨てて若い女性と再婚。これが共和党の有力支持層である保守派の反発を買った

>>747
元ピザ・チェーン経営者のハーマン・ケイン  (茶会党)
茶会運動に支持基盤を持つ候補者

>>762>>756
ミシェル・バックマン下院議員       (茶会党)
緊縮財政を求める保守派や宗教右派にとっては、草の根保守派運動「ティーパーティー(Tea Party)」が支持するミシェル・バックマン(Michele Bachmann)下院議員が、ペイリン氏に代わる選択肢になるかもしれない

>>735
ロン・ポール下院議員          (茶会党)
本命視はされていないが、小さな政府を主張するリバタリアン(自由至上主義者)として知られるポール氏は、草の根保守派運動「ティーパーティー(茶会)」など一部から熱狂的な支持を集め、知名度は高い。

775チバQ:2011/06/19(日) 19:30:31

■不出馬
>>749
ダニエルズ・インディアナ州知事
中道派から支持を集められる候補として共和党指導部が出馬を促してきたダニエルズ・インディアナ州知事は家族の反対を理由に不出馬を表明
>>743>>729
ハッカビー前アーカンソー州知事
下馬評で1、2位を争う人気だったマイク・ハッカビー前アーカンソー州知事や不動産経営、ドナルド・トランプ氏が相次いで立候補辞退を表明した
>>743>>729
不動産経営、ドナルド・トランプ氏
下馬評で1、2位を争う人気だったマイク・ハッカビー前アーカンソー州知事や不動産経営、ドナルド・トランプ氏が相次いで立候補辞退を表明した


■ダークホース
>>749
クリスティー・ニュージャージー州知事
財政規律重視派

>>749
ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事

>>756
サラ・ペイリン前アラスカ州知事

>>761
ルドルフ・ジュリアーニ元ニューヨーク市長
共和党の候補者でトップを走るのはまだ出馬を表明していないジュリアーニ前ニューヨーク市長(16%)

776チバQ:2011/06/20(月) 18:43:06
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110620/amr11062013330007-n1.htm
対抗馬に「驚き」と皮肉 前駐中国大使出馬でオバマ氏側近
2011.6.20 13:27

 オバマ米大統領の側近中の側近、アクセルロッド前大統領上級顧問は19日放送のCNNテレビで、来年の大統領選に野党共和党から出馬予定のジョン・ハンツマン前駐中国米大使について、医療保険改革などオバマ氏の政策を支持していたと述べ、対抗馬となるのは「驚きだ」と皮肉を込めた。

 共和党員のハンツマン氏は前ユタ州知事で、同性婚や地球温暖化の問題などで保守派とは一線を画す穏健派。21日に出馬を正式表明する。

 民主党のオバマ政権で重要大使ポストに就いた後、共和党の大統領候補になるのは難しいとの見方もある。(共同)

777チバQ:2011/06/20(月) 18:58:25
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2011/06/20/20110620ddm007030151000c.html
米国:バーモント原発、混乱拡大 州の稼働延長否決訴訟、マサチューセッツ州が支援
 【ニューヨーク山科武司】東京電力福島第1原発事故の事態収束の道が見えないなか、同原発と同型の原子炉格納容器「マーク1」がある米東部バーモント州のバーモント・ヤンキー(VY)原発をめぐる混乱が急速に広がり始めた。VY原発を運営するエンタジー社が、稼働延長を否決した同州の決定差し止めを求めた訴訟が23日に始まるのを前に、南隣のマサチューセッツ州はバーモント州の決定に支援を表明。州を超えた「反原発」のうねりが広がっている。

 一方でVY原発の20年間稼働延長を決めた原子力規制委員会(NRC)は、重大事故対応ガイドラインについて「基準に合致している」との報告書をまとめた。

 VY原発を巡っては昨年2月、バーモント州上院が、12年3月で期限切れとなる運転免許の更新を否決した。同州は全米で唯一、州憲法で原発の稼働への否決権を規定しており、1972年から稼働し、近年は事故が続くVY原発に「ノー」を突きつけた。

 だが今年3月、NRCは免許の20年間延長を裁決・承認。エン社は4月に同州ブラテルボロの連邦地裁に提訴した。地元紙によると、州は法廷に(1)02年にエン社はVY原発を購入した際には、免許の12年失効を了解していた(2)放射性物質の安全性に懸念がある(3)稼働が続くと、使用済み核燃料の保管問題が深刻化する−−などと主張。エン社側は(1)02年の州との覚書は状況が変わり無効(2)原発の安全性は連邦政府の管轄(3)廃炉は地域経済に深刻な影響−−などとしている。

 今月13日、マサチューセッツ州の司法長官が法廷助言者として書証を提出。VY原発の廃止には踏み込まなかったが「州境の原発の管理能力に非常に関心がある。核に関する独自の法律は守られるべきだ」などと述べ、NRCの決定より州の決定が優先されるべきだと指摘した。

 地元紙によると、バーモント州のシャムリン知事はNRCから、「法的権限を超えたことはしない」と伝えられたという。

 一方でNRCは今月6日、VY原発の重大事故対応ガイドラインが「基準に合致」との報告書を公表。10年の運転状況の査定も合格点だったとした。この結果に関する公聴会が22日、ブラテルボロで開かれる。VY原発の停止を求める州民たちは裁判が始まる23日夜、同州北西部バーリントンで原発停止を訴える集会を開く。

毎日新聞 2011年6月20日 東京朝刊

778チバQ:2011/06/26(日) 20:54:56
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011062501000866.html
テキサス州知事に待望論 12年米大統領選で共和党
2011年6月25日 18時47分

 23日、米テキサス州サンアントニオで演説するリック・ペリー同州知事(AP=共同)


 【ワシントン共同】来年の米大統領選に向けた野党共和党の候補指名争いで、先頭を走るロムニー前マサチューセッツ州知事ら既存候補に不満を持つ有権者から、「反ワシントン」を旗印に掲げるテキサス州のリック・ペリー知事(61)への待望論が高まっている。米メディアは24日、出馬すれば幅広い層から支持を集める「有力な候補になる可能性がある」などと指摘した。

 ペリー氏は、テキサス州下院議員や同州副知事を経て、同州知事だったブッシュ前大統領の後任として2000年12月から現職。同州知事の在任最長記録を打ち立て、好調な同州経済を背景に安定した人気を得ている。

 1989年まで民主党員だったことから、保守的な民主党員や無党派層にも一定の訴求力がある。オバマ大統領が医療保険改革を進めた際、「テキサス州の合衆国離脱もありだ」と厳しく批判するなど連邦政府の権力を嫌う姿勢から、草の根保守派運動「ティーパーティー(茶会)」支持者ら極端な勢力の受けもいい。

 保守系コラムニストのケビン・マッカロフ氏は24日、「レーガン元大統領は共和党候補として幅広い保守層をまとめることができた。ペリー氏もその能力を持っている」と期待感を示した。

779チバQ:2011/06/27(月) 19:16:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110627-00000017-mai-int
<米大統領候補>バックマン氏支持率、ロムニー氏と拮抗
毎日新聞 6月27日(月)11時11分配信

 【ワシントン古本陽荘】米中西部アイオワ州のデモイン・レジスター紙は26日、共和党の大統領候補に関する同州の世論調査の結果を発表した。23%でトップだったロムニー前マサチューセッツ州知事(64)と、22%のバックマン下院議員(55)がほぼ拮抗(きっこう)。同下院議員は、保守系の草の根運動「ティーパーティー(茶会運動)」の支持者の間で絶大な人気を誇り、支持の広がりを裏付けた。

 アイオワ州は来年2月、全米に先駆けて党内の大統領候補を選ぶ党員集会(話し合い方式)が行われる州。最初の予備選(投票方式)が行われるニューハンプシャー州と並びアイオワ州の結果は、選挙戦全体の行方に大きな影響を与えるとされる。

 3位は同じく茶会運動の支持を受ける実業家で黒人のケイン氏(10%)。ギングリッチ元下院議長(7%)、ポール下院議員(7%)、ポーレンティー前ミネソタ州知事(6%)、サントラム前上院議員(4%)が続いた。

 調査は同州の共和党支持者約400人を対象に電話で19〜22日に実施された。

780チバQ:2011/06/27(月) 22:51:29
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110627/amr11062720500009-n1.htm
前中国大使が参戦、熱帯びる米大統領選
2011.6.27 20:49
 【ワシントン=佐々木類】2012年の米大統領選でダーク・ホースと目される共和党穏健派のジョン・ハンツマン前駐中国大使(51)が正式に立候補を表明、同党の指名候補争いが熱を帯びてきた。同氏は各種世論調査でトップを走るミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事と同じ末日聖徒イエス・キリスト教会(モルモン教)の信者として知られる。大統領選は中間層の支持が鍵とみられ、穏健派のハンツマン氏がオバマ大統領に「勝てる候補」として急浮上する可能性もある。

 ハンツマン氏は21日、ニュージャージー州で立候補を正式表明した際、「われわれが持っている競争力や信用力を発揮しないまま、次世代に米国を委ねるのは容認できない」と述べ、オバマ政権を暗に批判した。

 ハンツマン氏は05年〜09年までユタ州知事を務めた後、オバマ大統領の指名で4月まで駐中国米大使。学生時代に台湾で布教活動した際に中国語を習得し、中国人の養女がいる。

 08年の大統領選に立候補し、各種世論調査で先頭を走るロムニー氏に比べ、ハンツマン氏の支持率は2%以下。だが、知事として州財政を立て直した実績や駐中国大使としての経歴が、米メディアの関心を集めている。

 オバマ大統領が共和党のハンツマン氏を中国大使に起用したのは、「12年の大統領選で自分を脅かす最有力候補になり得る」(政治専門誌ポリティコ)との判断から、ライバルを自らの政権に取り込むことで立候補の芽を摘む作戦があったからともいわれる。

 実際、「ハンツマン氏の最大の弱点は最近までオバマ政権の一員で、オバマ政権批判で歯切れの悪さが目立つ」(政治専門誌ザ・ヒル)との指摘もある。

 一方、外交の争点となりそうな対中政策に関し、ハンツマン氏の対中観を物語るエピソードがある。

 昨年12月、内部告発サイト「ウィキリークス」で公表された外交公電だ。ハンツマン氏は「中国はけんか早く世界中で友人を失っている」と打電していた。

 同氏が米国で長年、異端扱いされてきたモルモン教徒である点も大きな影響はなさそうだ。米世論調査会社「ギャラップ社」が6月20日発表した結果だと、共和党支持者の80%が「問題ない」と回答した。

 オバマ陣営はハンツマン氏を「超党派で人気が出る可能性があり、陣営の懸念材料となっている」(ロイター通信)という。

781名無しさん:2011/06/28(火) 12:48:53
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2011/06/22/20110622ddm007030133000c.html
きしむ多人種国家アメリカ:/1 「肌の色」への憎悪
 ◇「不法移民うんざり」9歳女児まで殺害
 「どうしてパパとママを撃ったの? お願い、私を撃たないで」。9歳の少女の声が震える。押し入った男は冷酷に無視し、そのあどけない顔に銃弾を撃ち込んだ。

 メキシコとの国境に近い米アリゾナ州アリバカ。09年5月、ヒスパニック(中南米系)のラウル・ジュニア・フローレスさん(当時29歳)と妻ジーナさん(同31歳)、次女ブリセニアちゃんの3人が自宅で襲われた。ジーナさんは床に倒れ、死んだふりをした。娘の「最後の言葉」を聞いたのは、その時だった。

 生き残ったジーナさんの証言に基づき、反移民を訴える民間の国境監視グループ「ミニットマン・アメリカン・ディフェンス」の女性事務局長(当時)、ショーナ・フォルデ被告(43)=2月に死刑判決=とその男性幹部ら3人が逮捕された。

 「ミニットマン」とは、アメリカ独立戦争を戦った民間義勇兵の呼び名だ。有事には、即座(1分=ワンミニット)に駆け付けるという意味。その名を冠した民兵組織は全米各地にある。政府の国境警備隊とは別に、独自に国境付近をパトロールし、メキシコからの不法移民を探して当局に引き渡している。公民権団体からは、白人至上主義の移民排斥団体とも分類される。

 フォルデ被告らは、フローレスさんが麻薬取引に関与しているとの誤った情報を得て、強奪して活動資金に充てようと計画した。「ヒスパニックだから、偏見を持たれているんだ」。フローレスさんの父ラウルさんが、悔しそうに語る。フローレスさんは不法移民ではない。米国生まれのメキシコ系3世であり、れっきとした米国市民だ。だが「肌の色」で偏見を持たれ、9歳の娘まで殺害されたという。ラウルさんはこれまで、白人記者の取材には応じていない。

 その10カ月後、同じアリゾナ州で白人の牧場主が殺害された。警察は確たる証拠もなく「不法移民による犯行の可能性」を指摘。同州議会は、全米で最も厳しい不法移民取締法を制定した。

 生き延びた妻、ジーナさんの自宅を訪ねた。取材に応じた父親は「(フォルデ被告は)白人至上主義者だ。動機は憎悪だよ。おれたちヒスパニックが嫌いなんだ。君たち(アジア人)もな」と語った。

 米メディアによると、フォルデ被告は5歳の時に養子縁組で親元を離れ、心理的、性的な虐待を受けた。少女時代は盗みや売春を繰り返した。4回結婚し、若者カウンセラーや美容師など職を転々として、07年、地元の市議選に出馬。落選したが、このころから社会的な「活動」に傾倒していった。

 フォルデ被告の警察における取り調べ調書がある。「ミニットマン運動の全国ディレクター」を自任。運動を始めた理由は「不法移民にはうんざり。経済に悪影響を及ぼし(米国の)コミュニティーを壊滅させるから」。仲間との連絡には「ホワイト(白)」という呼び名を使っていた。

782名無しさん:2011/06/28(火) 12:49:03
   ◇  ◇

 黒人というマイノリティー(民族的少数派)出身の大統領が初めて生まれた米国。世界に「人種の壁を超えた」イメージを発信したが、過激な白人至上主義が、勢いを増している。米国が抱える人種差別という「闇」。その現場を報告する。【アリバカ(米アリゾナ州)で吉富裕倫】=つづく

 ◇白人至上主義が過激化
 米国内の人種差別問題を調べる非営利組織「南部貧困法律センター」(本部・アラバマ州)によると、人種や信仰などへの偏見から、差別的な活動をする団体の数は00年から増え続けている。特にオバマ大統領が就任した09年から翌10年にかけ、70団体も急増。初めて1000団体を超えた。

 背景には、08年秋からの景気の悪化がある。失業率が急激に高まり、白人の中・低産層は、ヒスパニック系移民や黒人と激しく「職」を奪い合った。特に低賃金で働く不法移民への反感は強く、白人たちは、全米各地で国境監視のための民兵組織を結成した。さらに同年11月には、米国初の黒人大統領が誕生。「人種をめぐるあつれきが高まり、白人至上主義者の過激化が進んでいる」(同法律センター)という。

 米連邦捜査局(FBI)によると、人種や信仰を理由とする「ヘイトクライム(憎悪犯罪)」の数は、オバマ政権が発足した09年は6604件で、07年(7624件)から減少している。だが「統計は捜査機関の自発的な申告に基づく」(FBI)もので、必ずしも現状を反映していない。米国では、そもそも憎悪犯罪を明記していない州法があるうえ、規定があっても差別意識が動機かどうかの立証は難しい。さらに「半数以上は警察に報告すらされていない」(同法律センター)のが現状だからだ。

 人種に対する偏見が動機とみられる事件は、オバマ政権下で相次いでいる。南部ルイジアナ州では昨年9月、「オバマ(米大統領)はムスリム(イスラム教徒)」などと書かれたチラシがイスラム教センターにまかれた。西部ワシントン州では今年1月、黒人公民権運動指導者の故マーチン・ルーサー・キング牧師の記念日のデモ行進に合わせ、そのルートに爆弾が仕掛けられた。男性被告(36)は、白人至上主義団体との接点が指摘されている。

毎日新聞 2011年6月22日 東京朝刊

783名無しさん:2011/06/28(火) 12:49:39
http://mainichi.jp/select/world/news/20110623ddm007030168000c.html
きしむ多人種国家アメリカ:/2 茶会運動「白人主義」色濃く

「米国は白人の国であるべきだ」と語るケビン・マクドナルド教授=2011年2月21日、米カリフォルニア州の同州立大学ロングビーチ校で吉富裕倫撮影 ◇「国奪われる」と危機感
 「白人が税金を払っているのに、(その恩恵で、非白人の)不法移民が教育や福祉などの公共サービスを受けている。街はどこも移民であふれ、白人が安心して住めるような場所がなくなってしまった」。白人利益の保護を求める政治団体「アメリカン・サード・ポジション」理事で、カリフォルニア州立大ロングビーチ校のケビン・マクドナルド教授(67)=心理学専攻=は、不法移民への反感をあらわにする。

 同団体は昨年1月、本部を西海岸のカリフォルニア州に置き、わずか30人でスタート。米経済の悪化を背景に、低賃金で雇用を確保する不法移民を批判し、即時国外退去や米国への新たな移民の禁止を提唱した。1年余りでニューヨークなど全米各地に7支部を設置し、会員は2500人に達した。

 マクドナルド教授は「反ユダヤ」で知られる。代表のウィリアム・ジョンソン弁護士は「米国はヨーロッパ移民の子孫の白人の国であるべきだ」と主張してはばからない。最近では、保守系の草の根運動「ティーパーティー(茶会運動)」メンバーのうち、特に人種問題に関心の強い保守的な層を積極的に取り込み、さらにその勢いを拡大させている。

 茶会運動は昨年11月の中間選挙で、歴史的な盛り上がりを見せた。オバマ政権が無保険者を減らすために推進した医療保険改革は財政支出を肥大化させ、次世代に巨額の借金をもたらす「大きな政府」と批判した。オバマ大統領の民主党は下院で大幅に議席を減らして少数派に転落した。

 茶会運動の参加者の中には、有色人種もいる。だがマクドナルド教授は「集会に参加したこともあるが、大半は白人だった。何人かの黒人はいたが、お飾りだ」と指摘。中間選挙で茶会運動をけん引し共和党候補を躍進させたのは、異なる人種に対する「白人の怒りだ」と主張する。

 選挙当時、茶会運動の参加者の一部は、オバマ大統領をアフリカの原住民族や動物に見立てた写真やプラカードを掲げた。これに対し、黒人の地位向上を訴える人権団体は「人種差別を排除すべきだ」と訴えたが、茶会運動側は反発。あくまでもオバマ政権の政策批判だとして、人種との関わりを否定した。

 だがマクドナルド教授は「本音を言えば人種差別と言われるから、否定しただけ。茶会運動の実態は、白人の中・低産層によるもの」と言い切る。「白人主義」を鮮明にするマクドナルド教授と、それを批判する黒人団体。皮肉にも、その両者の見方は一致する。

 アメリカン・サード・ポジションのような過激な白人至上主義団体と茶会運動。両者に通底するのは、非白人に「米国が奪われてしまう」という強い危機感だ。米国では現在、ヒスパニック(中南米系)は国民の6人に1人にまで増加。政府推計によると、2042年には、白人は民族的少数派の合計を下回り、多数派としての地位を失うとされている。【ロングビーチ(米カリフォルニア州)で吉富裕倫】=つづく

毎日新聞 2011年6月23日 東京朝刊

784名無しさん:2011/06/28(火) 12:49:57
http://mainichi.jp/select/world/news/20110624ddm007030184000c.html
きしむ多人種国家アメリカ:/3 司法保守化で「混合政策」後退
 ◇教育現場、進む「再隔離」
 09年秋、米テネシー州ナッシュビル。中学生だった黒人のレン・スパーロックさん(12)はある日突然、地元の教育委員会から「校区が変わった」と告げられ、転校を命じられた。バス通学していた白人地区の学校から、自宅近くの黒人の多い中学へ。新しい級友には「白人みたい」といじめられた。白人のような標準的な英語を使い、「黒人なまり」で話す習慣がなかったからだ。スパーロックさんは訴訟を起こし、2週間後、もとの学校に戻った。

 校区変更の理由について、当時の市教委幹部は取材に対し「白人の親が校区を変更するよう求めた。当時の教育委員長は、『応じなければ、次の選挙で教育委員に再選されないかもしれない』と話していた」と明かす。


市教委に訴訟を起こして元の学校に戻ったレン・スパーロックさん(中央)と両親=2011年1月17日、米テネシー州ナッシュビルで吉富裕倫撮影 米国では1960年代、黒人のキング牧師が率いる公民権運動が拡大。64年、人種や信仰による差別を禁じる公民権法が成立した。教育現場でも、異なる人種の子どもたちが共に学べる環境を作る「人種混合政策」が始まり、各校区に白人と非白人の居住区を含めるよう義務づけた。

 だがこの政策は、さまざまな「壁」に阻まれ、形骸化していった。その一つが、連邦最高裁の司法判断の保守化だ。最高裁は71年、離れた地区の公立校へのバス通学を合憲とし、黒人らが白人地区の学校で学べるよう促した。しかし保守的なブッシュ政権(共和党)時代の91年、最高裁はバス通学を行わない自治体に対し「連邦裁判所がそれを強制的に命じることまではできない」と判断。多くの自治体はこれを「強制されない」と受け止め、教育現場の人種融合を後退させた。

 白人地区の不動産業者が、有色人種の入居を違法に拒む「住宅差別」も事実上、放置されている。カリフォルニア大ロサンゼルス校(UCLA)の公民権プロジェクト(CRP)によると、住宅差別は年間400万件以上報告されているが、不動産業者が処罰されることはほとんどないという。

 子どもの住所を、白人地区に住む知人の住所に登録し、越境入学を試みる親もいる。オハイオ州アクロンの黒人女性、ケリー・ウィリアムズボラーさん(40)は、別居する実父の自宅を娘2人の住所として届け出て、白人地区の学校へと越境入学させた。だが今年1月、学校への提出文書に虚偽記載をしたとして、裁判で有罪判決を受けた。「裁判にかけられ、見せしめにされた」。そんな悔しさをかみしめている。

 なぜ白人地区の学校に通わせたがるのか。米国では公立校の運営費の多くは、その地区の税収でまかなわれる。白人の多く住む地区の学校ほど、教材の種類は豊富でコンピューター設備も整う。「最善の教育を受けさせたい」。親を突き動かすのは、そんな切実な思いだ。

 CRPによると、米国でほぼ単一人種の学校に通う生徒は、09年に黒人で39%、ヒスパニック(中南米系)で40%。「40年前よりむしろ再隔離が進み、同じ人種が同じ学校に集まる傾向が再び強まっている」(オーフィールドUCLA教授)【ナッシュビル(米テネシー州)で吉富裕倫】=つづく

毎日新聞 2011年6月24日 東京朝刊

785名無しさん:2011/06/28(火) 12:50:39
http://mainichi.jp/select/world/news/20110625ddm007030157000c.html
きしむ多人種国家アメリカ:/4 「逆差別」判決で非白人採用激減
 ◇「少数派優遇」に批判
 「違法に昇進のチャンスを奪われた。白人に対する逆差別だ」。米コネティカット州ニューヘブン市の白人消防士らが市消防局を訴えた裁判で、連邦最高裁は09年6月、その主張を大幅に認める判断を下した。

 判決などによると、白人消防士たちは試験で合格基準を満たしたが、昇進できなかった。黒人の消防士もテストを受けたが合格ラインにいたらず、市消防局は「白人だけを昇進させると、故意に人種差別をしたと誤解されかねない」と懸念し、試験結果そのものを破棄したという。

 米国は、60年代の黒人公民権運動を受けて「積極的差別是正措置(アファーマティブ・アクション)」を始めた。かつて差別された黒人らに、入学や就職、昇進のチャンスを積極的に与えるよう公的機関に促す措置だ。具体的には、その地域の人種比率などを参考に、黒人やヒスパニック(中南米系)のための「少数派の枠」をあらかじめ設定する。

 これにより60〜70年代にかけて、ニューヘブン市消防局をはじめ、多くの公的機関で黒人が積極的に採用された。だが一方で、白人側からは、個人の努力や能力を無視した「逆差別」という批判が絶えなかった。連邦最高裁は78年、特に州立学校での入試について「人種的少数派のために優先枠を確保するのは違憲」とし、一定の歯止めをかけた。

 今回のニューヘブン市消防局に対する判決は、さらにこの優遇措置を限定的にした形だ。「テストの結果を無視することは許されない」と判断し、少数派人種への配慮は、テスト成績とは別に検討されるべきものだとした。

 だが黒人消防士グループ「ファイアバード」代表のゲリー・ティニーさん(47)は「心配した通りの事態になった」と、まゆをひそめる。判決の影響で、同市消防局の採用する非白人の割合が激減しているという。

 判決からこれまでに、ニューヘブン市消防局が採用した消防士は25人。うち白人は23人、黒人とヒスパニックはいずれも1人だった。現在の同市の消防士は白人が60%、黒人は26%、ヒスパニックは14%。同市(人口約12万人)全体の人口比率(白人44%、黒人37%、ヒスパニック21%・複数回答含む)と比べても、白人の割合が突出している。ティニーさんは「全米の消防局で同様の傾向が広がっている。判決は、自治体に人種バランスを無視する口実を与えた」と批判する。

 ティニーさんたちは、優先枠を求めているわけではない。現在の試験は筆記の評価が60%で、面接が40%。「白人に特に有利な内容」で、消防士の資質を測るのに有効な心理テストなどを加えた、より多角的な試験が必要だと訴えている。

 少数派を守るための優遇措置。だがその「少数派」からも、特に保守的勢力を中心に最近、批判が強まっている。白人と黒人、インディアンという複数の人種の血を引くウォード・コネリーさん(72)=カリフォルニア州在住=らは、優遇措置がすべての人々の平等を定めた州憲法に違反すると批判。住民投票を呼びかけて可決し、州内での優遇措置を撤廃させた。ワシントン、ネブラスカなど4州でも同様の運動が広がり、住民投票で撤廃を決めている。

 人種的少数派である黒人のオバマ氏が、大統領という最高権力者の座に就いた米国。コネリーさんは「この優遇措置はもはや時代遅れ。必要ではない」と力を込めた。【ニューヘブン(米コネティカット州)で吉富裕倫】=つづく

毎日新聞 2011年6月25日 東京朝刊

786名無しさん:2011/06/28(火) 12:51:16
http://mainichi.jp/select/world/news/20110626ddm007030082000c.html
きしむ多人種国家アメリカ:/5止 異なるコミュニティーつなぐ存在に
 ◇多様性選ぶ若者たち
 黒人の父親と白人の母親を持つオバマ米大統領。その肌の色から「初の黒人大統領」と呼ばれるが、むしろ、異なる人種の両親から生まれた初の「多人種(マルチレイシャル)大統領」だと訴える若者たちがいる。

 米メリーランド州カレッジパークのメリーランド大で結成された「多人種学生協会」。会長のミシェル・ロペスさん(20)が評価するのは「多人種のオバマ大統領が、あえて黒人として生きる道を選んだ」ことだという。「我々は自分が何者であるかを自ら選び取ることができる。それを物語る完璧な例だと思う」と話す。

 米国では67年まで、バージニアなど17州で異人種間の結婚を法律で禁じていた。だが多数の移民を受け入れ「人種のるつぼ」と化すにつれ、規制は撤廃され、「多人種」の子供たちが増えた。プロゴルファーのタイガー・ウッズ選手も、黒人の父親とタイ人の母親を持ち、多人種を象徴する存在となっている。

 米国は00年から、人口統計で自分の人種を「白人と黒人」などと複数選べるようにした。昨年の統計によると、自らの人種を複数選択した人は約900万人(人口の約2・9%)で、00年当時から、1・3倍に増えた。

 メリーランド大は多人種の学生への理解を広めようと、今年から3月を「多人種学生月間」に決めた。「多人種学生協会」も、これに合わせてシンポジウムを開催。その会場で、ある男子学生がこんな発言をした。

 「米国の人種の多様性を紹介する時、白人や黒人、ヒスパニックの写真を並べることが多い。でも本当にアメリカの多様性を体現するのは、異なる人種の両親を持つ人々ではないだろうか」。多様な人種を抱えていても、その間に「壁」がある限り、多様性を受け入れた社会とは言い難い。異なる人種の男女が愛し合い、その間に生まれた子孫たちこそ、多様性の確かなあらわれではないか、という意味だ。

 オバマ大統領の誕生という時代の流れを背景に、米国では、「多人種」を肯定的に受け止める人々が増えている。シンポジウムに参加した白人の女子学生は「違う人種の人との結婚? 刺激的よね」と目を輝かせた。

 だが、偏見がなくなったわけではない。ロペスさんたちが大学に多人種の学生サークルを作ったのも、学内で多くの学生がそれぞれの人種グループに分かれ、疎外感を感じていたからだ。

 多人種問題の啓発に取り組む市民団体「スワール」のジェン・チャウ事務局長(34)は「米国社会を構成するのは、同じ人種や信仰の人々が作るコミュニティーだ」と指摘する。ユダヤ系と中国系を両親に持つチャウ事務局長は学生時代、ユダヤ系の市民団体に行っても、アジア系に行っても「あなた、友達の付き添い? 誰が入るの?」と聞かれた。チャウさんの外見の印象が、いずれの人種とも異なることから「仲間」と見られなかったのだ。

 「人種の多様性がいくら広がっても、人種別にコミュニティーが形成される限り、何も変わらない。だが多人種の我々は、異なるコミュニティーに橋をかけられる存在だ」。チャウさんらが目指すのは、人種にとらわれない社会の実現だ。【カレッジパーク(米メリーランド州)で吉富裕倫】=おわり

毎日新聞 2011年6月26日 東京朝刊

787チバQ:2011/06/29(水) 23:12:36
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-21824420110622
米上院がパネッタ国防長官を承認、戦費圧縮とアフガン撤退が課題
2011年 06月 22日 10:27 JST
[ワシントン 21日 ロイター] 米上院本会議は21日、次期国防長官をレオン・パネッタ中央情報局(CIA)長官(72)とする人事を全会一致で承認した。ゲーツ現国防長官は今月末に退任し、パネッタ氏は7月1日から国防トップに就任する。
 パネッタ次期国防長官にとっては、戦費削減やアフガニスタンの駐留米軍撤退がまずは重要な使命となる。オバマ米大統領は22日夜にテレビ演説し、7月に始まるアフガニスタン駐留米軍の撤退をめぐる青写真を明らかにする見通し。

 ゲーツ現国防長官は性急なアフガン撤退には警戒感を示しているが、パネッタ氏もCIA長官時代に多くの問題でゲーツ氏と「歩調を合わせる」ことが多かったとし、前任者に同調する姿勢を示唆した。

 パネッタ氏は、クリントン政権では行政管理予算局(OMB)局長と大統領補佐官を歴任。下院予算委員長を務めたこともある。

788チバQ:2011/07/03(日) 14:41:32
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110701/amr11070120230014-n1.htm
米財務長官の辞意報道 経済チームの離脱続くオバマ政権に波紋
2011.7.1 20:22

6月27日、ワシントンで開かれたフォーラムで話を聞くガイトナー米財務長官(AP)
 【ワシントン=柿内公輔】米メディアは6月30日、ガイトナー米財務長官が、連邦債務の法定上限引き上げ問題で米政府と議会が合意した後に辞任することを検討していると報じた。ガイトナー氏は早期辞任を否定したが、オバマ政権は主要な経済スタッフの離脱が相次いでおり、波紋を広げそうだ。

 米金融・経済情報サービスのブルームバーグは、ガイトナー氏はこれまでにも、金融危機への対応後に政府関係の職を離れたいと周囲に語っていたと伝えた。

 米紙ワシントン・ポスト(電子版)は、「長官が辞任を検討していることを大統領に申し出た」と報道。債務上限に関する議会交渉の終了後、ガイトナー氏が最終的に判断するという。

 一方、米財務省関係者は「債務上限引き上げ問題を含め、長官は仕事に集中しており、何も決めていない」とコメントした。

 ガイトナー氏本人はシカゴ市内での講演で、「この仕事のために生きており、予見できる将来の間は当面続ける」として早期辞任は否定したが、離職する可能性には含みも持たせた。

 オバマ政権の経済チームでは、国家経済会議(NEC)委員長だったサマーズ氏、米経済再生諮問会議議長だったボルカー氏らが辞任。昨年退任した大統領経済諮問委員会のローマー前委員長の後任となったグールズビー委員長も今夏に辞任することを表明済みで、主要メンバーの離脱が相次いでいる。

 ガイトナー氏とすれば、自身の職を賭すことも辞さない姿勢を示すことで、連邦債務の上限引き上げ問題に進展を期す意向もあるともみられるが、クリントン国務長官と並ぶ大統領の右腕が去れば政権には大きな痛手となる。

 8月2日が期限とされる債務上限(14兆2900億ドル)の引き上げをめぐっては、野党共和党がオバマ政権の増税案に反発して、与野党交渉が一時休止するなど協議が難航。「宿題を済ませ、デフォルト(債務不履行)を避けよ」との大統領の呼びかけに応じ、リード上院民主党院内総務が、7月4日の独立記念日に伴う来週の上院の休会をキャンセルすると発表するなど、状況は緊迫している。

789チバQ:2011/07/03(日) 14:42:23
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920021&amp;sid=ayJLRJ4hsL2U
ガイトナー長官に退任観測、オバマ政権経済チームの再構築必要か
7月1日(ブルームバーグ):ガイトナー米財務長官の退任観測が浮上した。長官退任となれば、オバマ大統領は有権者の雇用不安が最大の争点とみられる来年の大統領選に向けて、経済チームの再構築を迫られることになりそうだ。

  事情に詳しい関係者3人が明らかにしたところによると、ガイトナー長官(49)は米国の債務上限の引き上げでオバマ大統領と議会が合意に達した後、政権を離れることを検討している旨をホワイトハウス関係者に示唆した。

  長官は6月30日に退任をめぐる憶測について、息子がニューヨークで高校生活最後の年を終えられるようニューヨークから通勤することを決めたことが引き金だと指摘。現職にとどまる意向を表明したが、期間については言及しなかった。

  シカゴで開かれた「クリントン・グローバル・イニシアチブ」会議で長官は、「私はこの仕事一筋で生きている」と述べ、「われわれには国として多くの課題を抱えている。この仕事を当面は続けるつもりだ」と言明した。

  関係者の1人によると、長官は債務上限問題が解決するまでは退任するかどうか最終的な決断は下さない考え。関係者3人は全て匿名を条件に語った。

  ガイトナー氏が退任すれば、オバマ政権の発足当初の経済チームの顔触れが一変することになる。グールズビー米経済諮問委員会(CEA)委員長も8月前半に退任してシカゴ大学に戻る予定で、オバマ政権では2つの主要ポストが空席となる。米失業率は5月に9.1%に上昇し、1−3月(第1四半期)の米経済成長率は前期比年率1.9%にとどまり、景気回復は鈍化している。

           「新たな活力」

  オバマ政権の経済チームからは既に3人が退任している。グールズビーCEA委員長の前任のクリスティーナ・ローマー氏とローレンス・サマーズ前国家経済会議(NEC)委員長、ピーター・オルザグ前米行政管理予算局(OMB)局長はいずれも昨年、政権を去った。

  元財務省当局者で現在はワシントンの投資調査会社ACGアナリティクスに勤めるスティーブン・マイロー氏は「退任していい時期というのは決してないが、政策立案過程に新たな活力を吹き込む価値はある」と指摘。「仮にガイトナー長官が退任を発表する場合、大統領がウィリアム・デーリー氏を大統領首席補佐官に指名した時と同様、後継者の金融界での信任の高さを強調するのか、それともワシントンでの経験や規制上の見識を最も重視するのか、興味深いところだ」と語った。

  ガイトナー氏はニューヨーク連銀総裁、その後はオバマ政権下で財務長官として、ベアー・スターンズやリーマン・ブラザーズ・ホールディングスなどウォール街の金融機関の破たんに伴う金融市場の混乱を処理してきたが、親しい友人には公務から離れて休養が必要だと述べていた。

  長官は債務上限問題について、8月2日までに議会が上限引き上げに同意しなければ、米国は債務を履行できないリスクがあると訴えてきた。オバマ政権と議会共和党との債務上限の引き上げをめぐる協議は行き詰まりを打開できないでいる。

  米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは2日、債務上限をめぐる問題が7月半ばまでに進展しなければ米国の格付けを引き下げ方向で見直すと発表。格付け会社フィッチ・レーティングスも、8月2日までに何の行動もなければ、米国の格付けを引き下げ方向で見直すレーティングウオッチ・ネガティブに指定すると警告した。

  ユナイテッド・ネーションズ・フェデラル・クレジット・ユニオン(ニューヨーク)の最高投資責任者(CIO)、クリストファー・サリバン氏は、「ガイトナー長官の退任は経済政策の方向性に関する不確実性の水準を高めるかもしれない。これは市場や景気回復に決してプラスにはならない」と指摘。ただ、「最大の差し迫った問題である」債務上限問題が解決されるまで長官が財務省にとどまるのならそれほど大きな衝撃ではないと付け加えた。

790チバQ:2011/07/07(木) 19:16:16
http://www.asahi.com/international/jiji/JJT201107070093.html
ロムニー氏、資金集めもリード=共和党大統領候補レース―米2011年7月7日18時6分

 【ワシントン時事】来年11月の米大統領選に名乗りを上げている共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事は6日、今年第2四半期(4〜6月)に集めた選挙資金が1825万ドル(約14億8000万円)に上ったと発表した。同党の他候補の4倍以上と大きく引き離しており、支持率に加え、資金面でも優位に立っていることが明らかになった。

 米メディアによると、これまで集金額を明らかにした候補のうち、2番手は450万ドルのポール下院議員。以下、ポーレンティー前ミネソタ州知事(420万ドル)、ハンツマン前駐中国大使(410万ドル)と続いている。

 これに対し、ロムニー氏は5月にネバダ州で開いた1回の政治資金パーティーで1000万ドルを荒稼ぎ。現在も手元に1260万ドル残しているという。 


[時事通信社]

791チバQ:2011/07/13(水) 19:11:40
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2011071300125
ポール氏、下院選に不出馬=大統領選へ背水の陣−米
 【ワシントン時事】来年11月の米大統領選に向けた共和党予備選に名乗りを上げているロン・ポール下院議員(75)は12日、党の候補者指名を獲得できなくても、大統領選と同時に行われる下院選に出馬しない意向を表明した。大統領選に向け「背水の陣」を敷くことで、支持拡大を狙う戦術とみられる。
 ポール氏はインターネット交流サイト「フェイスブック」で、「すべてのエネルギーを大統領選勝利に注ぐ」と語った。(2011/07/13-08:59)

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792チバQ:2011/07/14(木) 20:43:02
http://www.asahi.com/international/update/0713/TKY201107130509.html
米で新州設立の動き カリフォルニア、財政再建策に反発

 米カリフォルニア州の南部13郡を分離して米51番目の「南カリフォルニア州」設立を目指す提案が12日、同州南部のリバーサイド郡議会で承認された。同州では最近、一部の市の財政を犠牲にして州の財政を立て直す施策が成立、これに反発しての動きだ。

 共和党のストーン議員が同日、同郡やサンディエゴ郡、オレンジ郡など13郡が分離して新州をつくるための方策を探る会議を9〜10月に開く提案をし、承認された。

 きっかけは、財政赤字が深刻な同州のブラウン知事が最近署名した財政再建策だ。米メディアによると、州の徴収を経て各市の財源となってきた自動車登録料を、2004年以降にできた市には交付しないことに。リバーサイド郡には該当する市が四つあり、このままでは各市の財源の3〜4分の1が失われるといい、同議員は声明で「泥棒」と反発。「カリフォルニアは大きすぎて統治できなくなっている」と述べた。

793チバQ:2011/07/17(日) 23:38:17
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110717/amr11071718450004-n1.htm
オバマ大統領 集金力は抜群なのに人気は劣勢
2011.7.17 18:39 (1/2ページ)
 【ワシントン=佐々木類】2012年の米大統領選に向け抜群の集金力を誇るオバマ米大統領だが、人気面で共和党候補に後れをとる“ねじれ現象”が起きている。現職の強みと草の根選挙による組織力で勝るものの、高い失業率と財政悪化が支持率の足を引っ張っているためだ。

 歯切れの良い言動から共和党指名争いのトップグループに躍り出た共和党候補のミシェル・バックマン下院議員は15日、今年第2四半期(4〜6月)の資金額は400万ドル(約3億2000万円)と発表した。

 これでオバマ氏はじめ主な共和党候補の選挙資金額が初めて出そろった。序盤戦とはいえ、支持率以外で候補者の実力と本気度を測る重要な指標の一つだ。

 群を抜くのが、8600万ドル(約69億円)を集めたオバマ大統領。2008年の大統領選ではフェイスブックなどソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を駆使。ボランティアを組織化し、草の根選挙で大統領選史上最高の7億5000万ドルを集めたノウハウは今回も健在だ。

 ワシントン・ポスト紙によると、8600万ドルの内訳は、支持者からの寄付金が4700万ドル、民主党からが3800万ドル。

 寄付金だけだと、前回大統領選の前年に当たる07年の同時期、オバマ陣営は3500万ドル、クリントン上院議員(当時)が2700万ドル、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事は2100万ドルだった。

 現時点で集金力はオバマ陣営の断トツぶりが際だつが、興味深いのは集金力とは反対に、支持率で共和党候補に初めて逆転を許してしまっている点だ。

 米世論調査会社「ギャラップ」が14日に発表した結果によると、共和党候補とオバマ大統領のどちらに投票するか聞いたところ、共和党候補が47%、オバマ氏は39%と共和党候補が8ポイント差で大きくリードした。

 5月に国際テロ組織アルカーイダ指導者、ウサマ・ビンラーディンを殺害した後に9ポイント上げ一時的に56%を示した大統領個人への支持率も、現在は殺害前と同様46%前後に戻った。

 高い失業率9・2%に加え、14兆ドルを超える連邦債務の法定上限をめぐる共和党との協議は出口が見えないまま。経済・財政政策で有効な手を打てないと、共和党候補らの批判の矛先が莫大(ばくだい)な資金集めに躍起となるオバマ陣営の選挙手法に向かう可能性もある。

794チバQ:2011/07/18(月) 19:28:07
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110718/amr11071817510003-n1.htm
政局混迷で、どうなる米副大統領来日 菅首相訪米にも影響
2011.7.18 17:47
 【ワシントン=佐々木類】バイデン米副大統領の8月の訪日計画をめぐり、日程調整が難航している。米側は「日本の政局を見極めたいとの意向が強い」(日米関係筋)とされ、副大統領の来日が延期されれば、9月前半の菅直人首相の訪米計画に影響するのは確実だ。

 バイデン副大統領の夏の訪日は、5月26日にフランスで行われた日米首脳会談で確認され、両国で日程調整が進められている。

 しかし、日本側は菅首相の進退問題で政局が8月に向けて不透明感を増しており、日程を固められずにいる。

 一方、米側は、昨年11月の日米首脳会談で合意していた「今年前半の菅首相の訪米」を遅ればせながらも実現するため、5月の首脳会談で9月上旬の訪米を招請した経緯がある。

 だが、「衆院で不信任案が可決される可能性のある中で、菅首相への訪米招請は踏み込み過ぎだ。日本の政局を読み違えた」(日米関係筋)との指摘が米政府内外にある。

 菅首相の訪米予定は6月21日の日米安全保障協議委員会(2プラス2)で「隠れた最大の焦点」(別の日米関係筋)ともなり、米側から訪米再考を非公式に打診される可能性もあった。

 イラクやアフガンを訪問するなど外交を得意とするバイデン副大統領は、日米関係では影が薄い印象があるが「米中関係は東京を通じて以外はあり得ない」(同筋)という知る人ぞ知る日米関係重視論者だ。

 バイデン氏の訪日が延期されれば、菅首相の9月訪米は危うくなる。逆に、訪日が実現すれば、日米同盟の強化につながる半面、菅首相の訪米を改めて確認する場ともなり、菅政権の延命につながる可能性もある。

795チバQ:2011/07/18(月) 19:42:05
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110715/amr11071511400011-n1.htm
同性愛者に異性愛「治療」 米大統領選共和党候補者のクリニック波紋
2011.7.15 11:37 (1/2ページ)

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6月27日、出生地である米アイオワ州ウォータールーで大統領選への出馬を正式に表明し、夫のマーカス氏と抱き合うミシェル・バックマン氏。台風の目になるかとみられたが…(AP)
 米国の草の根保守派運動「ティーパーティー(茶会)」の支持を背景に、来年11月の米大統領選に共和党から出馬を表明したミシェル・バックマン下院議員(55)=ミネソタ州選出=が夫と共同所有するクリニックで、同性愛の受診者を異性愛にするための“治療”が行われていると報道され、物議を醸している。超保守派のバックマン氏は、かねて同性愛擁護に反対する姿勢を鮮明にしているが、権利意識に敏感な米国社会では同性愛は政治的に微妙な問題。共和党の新たなホープとして急浮上したバックマン氏だが、報道が事実なら有権者の強い反発を招く可能性があり、候補指名争いにも影響が及ぶのは必至だ。(SANKEI EXPRESS)


院長の夫「しつけ必要」


 先月27日に「オバマ(大統領)は1期限りの大統領で終わらせる」と大統領選への出馬を正式に表明したバックマン氏は、夫のマーカス氏とキリスト教保守派団体系の心理カウンセリング施設をミネソタ州内で共同所有している。

 この施設の元受診者で同性愛者の男性は12日、AP通信に対し、2004年に施設で祈りと聖書を通じた性的指向の転換“治療”を受けたと証言した。

 また、同性愛団体「トゥルース・ウィンズ・アウト」の活動家は先月、受診者を装って施設内で治療内容を隠し撮りし、セラピストが「神は人間を異性愛者として創造した。祈りと回復療法で異性を愛せるようになれる」などと話す場面を公表した。

 院長を務めるマーカス氏は臨床心理学の博士号を有し、クリニックは感情コントロールから摂食障害の改善まで、広範囲の治療項目を掲げている。

 マーカス氏は昨年5月、保守系のラジオ番組に出演し、同性愛について「野蛮人(同性愛者)は教育しなければならない。しつけが必要だ」などと発言、リベラル派から強い批判を受けたことがある。

 バックマン夫妻は、報道についてコメントせず、メディアの取材にも応じていない。わずかにバックマン氏の選挙事務所のスポークスマンが書面で「受診者のプライバシーは保護されなくてはならず、治療内容は明かせない。バックマン氏は、倫理的にも法的にも道徳的にもコメントする立場にない」などと、メディアの問い合わせに答えただけだ。


「あるがまま」が主流


 米国心理学協会は09年、同性愛についての統一見解を公表し、「個人の性的指向を治療によって換えられるという証しは存在しない。その種の“治療”を強要すれば、鬱病と自殺を誘発する」と警告している。

 米国では、同性愛はあるがままに受け入れるというのが社会認識として主流になっており、昨年12月にはバラク・オバマ大統領(49)が同性愛者であることを公言して軍務に就くことを禁じた米軍規定を撤廃する法案に署名している。

 すでに大統領選への出馬を表明している共和党の候補者の中で、当初、バックマン氏は泡沫候補とみられていたが、この1カ月で支持率が急上昇。来年2月に最初の党員集会が予定されているアイオワ州のデモイン・レジスター紙が6月下旬に行った調査では、バックマン氏はトップを走るミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)の支持率23%に迫る22%を獲得している。だが、その信念にもかかわる「同性愛治療」が、躍進にブレーキをかけかねない情勢だ。

796チバQ:2011/07/23(土) 12:56:40
>>630


216 :チバQ:2011/07/23(土) 09:55:41
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2011072300102
同性愛者規制、9月に撤廃=「米軍さらに強くなる」−オバマ大統領
 【ワシントン時事】オバマ米大統領は22日、声明を出し、昨年末に成立した同性愛者軍務禁止規定撤廃法を施行する準備が整い、議会に通知したと発表した。軍の受け入れ準備完了の認定・通知から60日後に効力を発するとの同法の規定に基づき、9月20日以降、同性愛者であることを公言しても軍務に就くことができる。
 大統領は声明で、同性愛者に対するこれまでの対応は「公正と平等という米国の精神に反する」と指摘。同法施行により「米軍はさらに強くなり、世界最強の戦う軍隊でいられる」と強調した。(2011/07/23-09:25)

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797チバQ:2011/07/24(日) 20:51:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110723-00000106-mai-int
<米国の債務上限>引き上げめぐり与野党協議が迷走
毎日新聞 7月23日(土)22時18分配信


米連邦債務残高と債務上限の推移※債務残高は会計年度(10月〜翌9月)。債務上限は年度途中に変更される場合がある

 【ワシントン斉藤信宏】米連邦政府が抱える累積債務の法定上限14.3兆ドル(約1130兆円)の引き上げをめぐり、米議会の与野党協議が迷走を続けている。上限引き上げの期限とされる8月2日が迫る中、22日にはオバマ米大統領と野党共和党のベイナー下院議長が3兆ドル(約235兆円)の財政赤字削減策について水面下で協議したが決裂した。オバマ大統領は、23日も協議を続けるが、事態打開の道筋は見えない。交渉がまとまらない最悪の場合、米国債が債務不履行(デフォルト)に陥る可能性もあり、金融市場では次第に緊張が高まっている。

 ◇「茶会」支援の共和党議員、増税に反対

 「なぜベイナー議長が財政赤字削減の協議を放棄したのか理解できない」。22日夕、オバマ大統領は共和党との協議が物別れに終わったと発表。ベイナー議長も「大統領は最初から増税ありきの姿勢で話し合いにならない」とオバマ大統領を批判し、与野党の溝が依然として深いことが示された。

 米政府債務は、イラクやアフガニスタンでの戦費がかさみ始めた00年代半ばから急速に膨らみ、リーマン・ショック後の09会計年度(08年10月〜09年9月)には初めて10兆ドルを突破。今年9月までの11年度には15兆ドル超えがほぼ確実になっている。特にオバマ大統領就任後は、不況に伴う税収不足と大規模な景気対策による歳出増などで、毎年1兆ドルを超える財政赤字を計上し、共和党は再三、オバマ政権の姿勢を問題視してきた。

 債務上限を引き上げるには、中長期的に財政赤字をどう減らすかをセットで示す必要がある。このため、政府と与党民主党は増税策を示しているが、共和党の反発は強い。とりわけ強硬なのは、昨年の米議会中間選挙で保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会運動)」の支援を受けて当選した共和党議員だ。総勢87人の1年生議員が「断固増税反対」の姿勢を崩しておらず、民主党だけでなく、共和党幹部も対応に苦慮している。

 民主党議員からは「彼らが何を求めているのか全く理解できない」(カーディン上院議員)といった声すら漏れる。

 極端な歳出削減を通じた小さな政府の実現を目指すティーパーティーは「財政赤字を膨らませた」とオバマ政権を厳しく批判。昨年の中間選挙で共和党の大勝に貢献した。今も米国民の間には財政赤字拡大への不満が根強くあり、「政府債務の上限引き上げは、オバマ政権の野放図な歳出拡大を助長することになる」(カンター共和党下院院内総務)との指摘に賛同する声は少なくない。

798チバQ:2011/07/24(日) 20:51:41
 ◇市場の不安高まる

 米議会の迷走ぶりに、市場の不安は増している。市場関係者の間では、米下院が08年のリーマン・ショック直後に、金融機関への税金投入を可能にする金融安定化法案を否決し、ニューヨーク市場での株価暴落を招いた記憶が悪夢として残っている。米格付け大手スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は「政府債務の上限引き上げ失敗で、米国債がデフォルトに陥った場合、金融市場は08年の金融危機のような混乱状態になる可能性がある」と繰り返し警告。「債務上限の引き上げを巡る議会の機能不全は米国経済に暗い影を落としている」(IHSグローバル・インサイト、ベラベシュ氏)と米景気への悪影響を懸念する声も強まっている。

 こうした状況を受けて、米財務省も混乱回避に向けた方策の検討に入った。22日にはガイトナー財務長官がバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長、ダドリー・ニューヨーク連銀総裁らと会談。債務上限の引き上げが実現しなかった際の米国経済への影響などについて意見を交わした。

 ガイトナー長官らは会談後に発表した声明で「議会が間もなく債務上限を引き上げると確信している」と期待を表明。与野党に改めて妥協を促したが、その一方で、デフォルトを避けるための手だてが残されていないかについても検討を急いでいる模様だ。

 与野党とも、市場に大きな影響を与えるデフォルトは回避したいとの意向は一致している。

 オバマ大統領が22日、「最低でも法定債務上限は引き上げなくてはならない」と述べたこともあって、関係者の間では「財政赤字削減策はとりあえず棚上げして、緊急避難的に上限引き上げだけで与野党が合意し、デフォルトを回避する」との観測もある。

 ◇米政府の債務上限問題

 米国では、財政赤字の拡大に歯止めをかけるため、連邦政府の総債務残高の上限が決められている。上限を引き上げるには、政府が法案を提出し、上下両院での可決が必要だ。1962年以降、74回引き上げられた。現在の上限は10年2月に決まった14兆2940億ドルで、既に達したとされる。

 8月2日までに上限が引き上げられなければ、新たな国債を発行できなくなるため、国債償還などに必要な資金を賄えなくなり、債務不履行(デフォルト)に陥る恐れが極めて高くなる。

799チバQ:2011/07/27(水) 22:55:20
http://www.cnn.co.jp/usa/30003497.html
米民主党のウー下院議員辞意表明、女性スキャンダル受け
2011.07.27 Wed posted at: 11:34 JST
辞意を表明したデービッド・ウー下院議員(民主、オレゴン)
ワシントン(CNN) 米民主党のデービッド・ウー下院議員(56)は26日、女性絡みのスキャンダルを報じられたことを受け、辞意を表明した。

ウー議員はオレゴン州選出で、現在7期目。債務上限引き上げをめぐる議会とホワイトハウスの交渉が決着した段階で辞任する意向。ウー議員は「議員をしながら極めて深刻な問題に直面している状況では、思うように自分の家族の面倒が見られない」と話している。

同州ポートランドの地元紙オレゴニアンは22日、ウー議員の資金集めに協力していた支持者の娘が、同議員に強引に言い寄られたと訴えていると報じていた。同紙によると、問題が起きたのは昨年11月で、当時この女性は18歳だった。警察には届けていないという。この報道を受けて、民主党のペロシ下院院内総務は倫理委員会に調査を求め、地元では辞任を求める声が高まっていた。

ウー議員は2009年に妻と離婚したが、今年2月、選挙運動によるストレスが原因で「専門的な治療」を受けていることを明らかにした。オレゴニアン紙によれば、側近は、10年の選挙活動中に、同議員のとっぴな行動や薬の使用を目撃していたという。

オレゴン州のキッツハーバー知事は、ウー議員が正式に辞職した後、補欠選挙の実施を求める方針を明らかにしている。同州は伝統的に民主党の支持基盤が強く、党関係者は補選でも民主党候補の当選は確実と見ている。

800チバQ:2011/07/27(水) 23:11:58
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-22349820110725
米債務上限引き上げで両党が代替策検討、合意なお見通し難しく
2011年 07月 25日 15:19 JS
 [ワシントン 24日 ロイター] 米民主党と共和党は、連邦債務上限の引き上げと財政赤字削減について、それぞれの代替策を検討、25日中(米国時間)の決着を目指して土壇場の調整が続いている。
 しかし、両党間の溝はむしろ深まっているとみられ、合意の兆しは出ていない。米国の債務返済に支障が生じるとされる8月2日の期限が迫る中、債務不履行(デフォルト)となる可能性が高まっている。

 連邦債務の上限として議会が設定している14兆3000億ドルの引き上げについて、共和党は、財政的に保守的な立場をとる草の根運動・茶会党などとともに、増税の動きには強硬に反対。一方、民主党は、共和党などが要求している社会保障の削減案に反対している。 

 上院民主党は、新たな増税は盛り込まず、歳出削減を中心とする提案をまとめ、オバマ米大統領にその詳細を説明した。同党のリード上院院内総務は同案を今週初めにも上院に送り、通過を目指したい意向だ。

 リード院内総務がオバマ米大統領に説明した案は、10年間にわたって2兆7000億ドル規模の歳出を削減するという内容で、共和党の主張に配慮して増税は盛り込んでいない。側近によると、メディケア(高齢者医療保険)やメディケイド(低所得層向け医療保険)といった給付制度の大半には手を付けず、農業関連のプログラムを一部、縮小する。 

 一方、共和党のベイナー下院議長は、共和党議員に民主党との協議の状況を説明。同議長は、債務上限をまず1兆ドルだけ引き上げたうえで、歳出削減についてはあらためて協議するという2段階の戦略への支持を表明するとともに、党内の団結を呼びかけた。

 議長は、大統領が「2兆4000億ドル以上の歳出を削減するという保証なしに」、債務上限をいっきに引き上げて2012年の選挙までの資金を確保することを望んでいることが協議の進展を阻んでいる主な障害だと非難。一方で、かなりの歳出削減が必要になるという点では両党は一致していると述べた。

 ベイナー議長案では、上限を約1兆ドル引き上げると同時に年間の裁量的歳出を同額分削減。議会はその後約7カ月かけて税制を見直し、メディケアなど福祉プログラムへの一段の支出削減を議論する、という。

ベイナー議長は、25日米東部夏時間午後2時(1800GMT、26日日本時間午前3時)から、自身の提案について説明する見通し。 

 オバマ大統領は、債務上限の引き上げに向けた協議について民主党のリード上院院内総務とペロシ下院院内総務と会談した。ホワイトハウス高官によると、3人は共和党が主張する段階的な債務上限引き上げへの反対を確認した。

 格付け会社はすでに、債務上限の段階的な引き上げには反対する姿勢を示している。民主党のリード上院院内総務は、共和党のベイナー下院議長の案を「合意への1歩にはならない」との見方を示した。  

 たとえ上下両院がそれぞれの法案を可決したとしても、本会議で一本化してオバマ米大統領が署名できる状態になるのか、予断を許さない。 

 シティグループのG10為替戦略責任者スティーブン・イングランダー氏は「案がまとまらず、1つの案から別の案に飛んだりしているとみられることが、市場に不安感を与え始めている」との見方を示した。 

 8月2日の引き上げ期限が近づく中で、金融市場には米国がデフォルトに陥るとの懸念も出ているが、ガイトナー財務長官は24日、複数のテレビ番組に出演し、米国がデフォルトすることはないと強調。また、ホワイトハウスのデーリー首席補佐官もCBSテレビの番組で、米国はデフォルトしないとの見方を示した。

801チバQ:2011/07/28(木) 20:52:25
http://mainichi.jp/select/world/news/20110729k0000m030052000c.html
米大統領選:共和党候補ペリー氏、8月にも出馬
 【ワシントン古本陽荘】来年の米大統領選挙の共和党の候補者選びで、出馬を検討しているテキサス州のリック・ペリー知事への期待の声が高まっている。保守派と穏健派との間で深刻な路線対立を抱える共和党を束ねられる唯一の候補者との見方が出ているからだ。世論調査会社ギャラップが27日に発表した調査では、投票先として15%の回答者がペリー氏を挙げ、17%でトップだったロムニー前マサチューセッツ州知事(64)と拮抗(きっこう)する結果が出た。

 ペリー氏は今月中旬のデモイン・レジスター紙の取材に「まだ言う段階にはないが、日を追うごとに、それ(大統領選出馬)が自分の使命と考えることに違和感がなくなってきた」と出馬を強く示唆した。8月後半に出馬表明するとみられている。

 大統領選では経済回復が最大の争点になりそうだが、ペリー氏の最大の強みは、テキサス州の雇用創出実績だ。ダラス連邦準備銀行によると、09年6月から11年5月の2年間で米国全体の雇用増は55万人で、うちテキサス州が23万6000人で42.9%を占めた。

 また、財政規律重視派として知られていることから、保守系草の根運動「ティーパーティー」の間で人気が高いうえ、宗教的にはキリスト教右派とされ、社会的な保守層からも支持を受ける。

 ただ、出遅れ感は否めず、年明けから始まる各州の予備選までに、どこまで知名度を上げられるかが課題となりそうだ。

 ギャラップ社調査は、出馬表明していないペリー氏、ペイリン前アラスカ州知事(47)、ジュリアーニ前ニューヨーク市長(67)を含めた11人から名前を選ぶ形式。3位は12%のペイリン氏で、ジュリアーニ氏とバックマン下院議員(55)が11%で続いた。

 【略歴】リック・ペリー知事 61歳。テキサス州の農家の出身。テキサスA&M大卒業後、空軍で輸送機パイロットとして働いた後、家業の綿花栽培など農業経営に従事。テキサス州議会議員などを経て、ブッシュ前大統領の後継者として00年からテキサス州知事を務めている。

毎日新聞 2011年7月28日 20時06分

802チバQ:2011/07/28(木) 20:53:01
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2011/07/28/20110728ddm007030038000c.html
米国:不況、少数派を直撃 人種間経済格差が最大
 【ワシントン共同】世界的な金融危機を経て、米国内で人種間の経済格差が過去最大となったことが26日、米調査機関ピュー・リサーチ・センターの分析で明らかになった。長引く不況が人種的少数派を直撃している実情があらためて浮き彫りになった。

 09年の政府調査を基に、世帯当たりの資産から債務を差し引いた純資産の中央値を人種ごとに分析。白人の11万3149ドル(約880万円)に対し、ヒスパニックは6325ドル、黒人は5677ドルで、白人はヒスパニックの18倍、黒人の20倍に当たる。人種別統計が公表された1984年以降、最大となった。

 同センターは、白人に比べ少数派は住宅資産に依拠する傾向が強いため、住宅バブル崩壊の直撃を受けたと指摘。金融危機前の05年から09年にかけ、白人世帯の純資産減少幅は16%だが、黒人は53%、ヒスパニックは66%に上った。

 04年は、白人との格差が黒人は11倍、ヒスパニックが7倍にとどまっていた。

毎日新聞 2011年7月28日 東京朝刊

803チバQ:2011/07/28(木) 20:53:27
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2011/07/28/20110728ddm008030064000c.html
米国:債務上限問題 与野党歩み寄りなく 大統領選控え「政治ゲーム」
 【ワシントン斉藤信宏】米政府債務の上限引き上げ問題は、8月2日の期限まで1週間を切ったが、26日も米議会の与野党間に歩み寄りの動きは見られなかった。民主・共和両党の対立の背景には、来年11月の大統領選に向けた政治的な思惑がある。オバマ米大統領の放漫財政や経済失政を攻撃材料として温存したい共和党と、大統領の再選に不利な材料を事前に摘み取りたい民主党は、米国経済と世界の市場を人質に取る形で「危険な政治ゲーム」(オバマ大統領)を続けている。

 「極めて政治的な演説だった」(マッカーシー議員)「なんの提案もない演説で、とても国民向けとは思えない内容」(ヘンサーリング議員)−−。オバマ大統領の国民向け演説から一夜明けた26日、共和党議員からは批判が噴出した。ベイナー下院議長は、前日に共和党が公表した「2段階方式」の債務上限引き上げ案について「十分に債務不履行(デフォルト)を回避できる」と強調し、28日にも下院で採決する方針を示した。

 一方、民主党のリード上院院内総務は、10年間で2・7兆ドルの歳出を削減する一方で、オバマ米大統領の13年1月までの任期中の資金調達を賄える幅で債務上限を引き上げる方針を示した。リード院内総務は共和党が提案した法案について「妥協の姿勢がまったく見られない」と批判した。

 両党の提案内容で違う点は、本格的な上限引き上げの時期だ。オバマ大統領の歳出拡大路線に対する国民の批判が強いことを受け、共和党は本格的な引き上げ時期を大統領選のある来年に遅らせて、歳出削減の議論と選挙をリンクさせようと狙っている。一方の民主党は、債務上限問題が注目され始めた6月以降のオバマ大統領の支持率低下に危機感を強めており、歳出削減の議論を大統領選後に先送りしたい考えだ。

 ただ、両党の法案の中身には大きな違いはない。ホワイトハウス高官は「両党の案には多くの類似点がある」と妥協に向けた協議に期待を表明。複数の米メディアは「数日のうちに歩み寄りを模索する動きが本格化するだろう」と伝えている。

毎日新聞 2011年7月28日 東京朝刊

804チバQ:2011/07/29(金) 22:00:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110727-00000489-yom-bus_all
米債務問題、採決先送り…下院共和党内部分裂
読売新聞 7月27日(水)11時55分配信

 【ワシントン=岡田章裕】米連邦政府債務の上限引き上げ問題が一段と混迷を深めている。共和党のベイナー下院議長の主導で作成した下院案について26日、身内の共和党保守系議員から反対が浮上した。

 同案に対しては米ホワイトハウスもオバマ大統領による拒否権発動を示唆しており、問題解決の「入り口」となる下院での採決の行方が不透明になった。下院は27日に予定していた採決を28日に先送りすることも決めた。8月2日に迫る米国債のデフォルト(債務不履行)危機を目前に事態は緊迫度を強めている。

 米議会の予算ルールでは、下院が法案を可決して上院に送付する。上院が可決した法案が下院と異なれば、両院がそれぞれ協議して一本化し、大統領の署名を経て成立する。

 しかし、債務問題を巡っては下院で多数派を占める共和党案についても、草の根保守派「茶会運動」の支援を受けた保守系議員らが、「歳出の削減規模が不十分」と反対し、可決できるかどうか不透明な情勢だ。

 一方、ホワイトハウスも26日、下院案が可決されても、大統領は拒否権を発動するだろうと警告した。

805チバQ:2011/07/29(金) 22:01:02
http://www.asahi.com/business/update/0729/TKY201107290317.html
債務上限問題、米共和党案採決できず 「茶会」が反対関連トピックスティーパーティー[PR]

 米債務上限引き上げ問題を巡り、米下院で多数派を占める野党・共和党は28日、独自法案の採決を目指したが、党内の強硬派が反対する動きが強まって可決に必要な賛成票を確保できず、同日の採決を中止した。翌29日の採決を目指すが、共和党内の分裂は深刻だ。上限引き上げ論議は混迷を深めているが、オバマ政権側は超党派合意を目指す動きを強めている。

 米下院本会議は28日、債務上限を「2012年末までに2段階で引き上げる」ことを柱とした共和党案を審議し、同日夕に可決する予定だった。

 ところが、関係者によると、党内の強硬派グループ「茶会(ティーパーティー)」メンバーらの反対が増えていることが採決の直前に判明。共和党側は反対派を説得して28日夜中の採決を目指した。しかし必要な票数が確保できないことがわかり、同党指導部関係者は28日午後10時すぎ、朝日新聞などに同日の採決を断念したことを明かした。

806チバQ:2011/08/05(金) 00:00:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110804-00000081-mai-int
<米大統領50歳>デフォルト回避したが…再選へ課題山積
毎日新聞 8月4日(木)20時27分配信

 【ワシントン古本陽荘】オバマ米大統領は4日、50歳の誕生日を迎えた。誕生日の2日前、米政府の債務上限引き上げ法が成立し、米国債のデフォルト(債務不履行)という最悪の事態は脱したが、大統領の支持率は一時、就任以来最低の40%を記録。来年11月の大統領選に向け再スタートを切ったものの、取り巻く環境は依然として厳しいままだ。

 大統領は3日、地元イリノイ州シカゴであった民主党の集会に参加。かつての側近のエマニュエル・シカゴ市長や、歌手のジェニファー・ハドソンさんらに誕生日を祝福された大統領は「あなたたちは、たとえ時間がかかっても、タフで大きな仕事を成し遂げるために私を大統領に選んだ」と語った。

 支持率40%は、米世論調査会社ギャラップが先月29日に発表したもので、調査は債務上限引き上げをめぐる議会の法案審議が大詰めを迎えた26〜28日に行われた。与野党の調整が難航するなか、大統領の指導力が疑問視されたものとみられる。

 支持率はその後、42%へとわずかに上昇したが、高止まりしたままの失業率の回復や財政赤字削減など、対処を誤れば大統領選の結果に直結しかねない課題が待ち構えている。

807チバQ:2011/08/07(日) 10:15:32
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110806/amr11080622240015-n1.htm
同性婚、NY州で合法化 経済効果「220億円」 大統領選の争点にも 
2011.8.6 22:22 (1/3ページ)
 米ニューヨーク州で同性婚を認める法律が施行された。国内では6州目で、同性カップルが多い同州では、法施行に伴う経済効果を期待する声も出ている。今回、法律制定に際して議論が盛り上がりを見せたことで、2012年の米大統領選でも同性婚の合法化問題が争点の1つになりそうだ。(ニューヨーク 黒沢潤)

 同性カップルが多数集まることで知られるマンハッタン・クリストファー通りの酒場「ストーンウォール・イン」。この店では1969年、警察の踏み込み捜査が行われた後、同性愛者の暴動が起きた。米国内ではこの後、同性愛者の権利獲得運動が本格化した。

 今回の法施行(7月24日)を前に、パートナーと同店を訪れていた同性愛の男性(34)は「同性婚の合法化をずっと待ち望んでいた」と結婚指輪をうれしそうにそっと見せてくれた。

 ニューヨーク州には現在、約4万3千組の同性カップルが住んでいるといわれ、州議員によれば、今後3年間で半数が結婚する見通しという。州外からはそれを上回るカップルが流れ込むと予想されている。

 ニューヨーク州で同性婚合法化法案が成立したのは6月下旬。法案通過までには曲折があったが、宗教団体が結婚式を拒否しても提訴されないよう法案が修正されたこともあり、一部共和党議員が賛成に回った。

 米金融大手モルガン・スタンレーのジョン・マック会長は「経済において世界の指導者であり続けるためにニューヨークは戦わなければならない。結婚の平等は、性的志向にかかわらず優秀な人材を引きつける手段だ」と指摘する。

 同性カップルの増加は、州経済への起爆剤にもなりそうだ。花束や衣装の購入、結婚式場や宿泊施設の利用などによる経済効果は2億8千万ドル(約220億円)とも試算されている。

 09年の米国勢調査によれば、結婚していない同性カップルの平均年収は10万4千ドルと、通常の夫婦の年収を上回る。相対的に裕福なカップルが州内に増えれば州経済は活性化し、税金も地元に落ちることになる。

 ナイアガラの滝でも観光収入の増加を狙う。滝にかかる虹の色が、多様な文化の象徴として同性愛者が使う旗の色と同じであるためで、地元では同性カップル来訪を期待する声が強い。

 観光関係者は「ナイアガラは1800年代から、米東海岸に住む人々の新婚旅行先だったが、今は(ディズニーワールドのある)フロリダ州オーランドやネバダ州ラスベガスに取って代わられている。失地回復を目指す」と意気込む。

 ニューヨーク州での合法化は他州にどう影響するのか。次に容認されるのはニュージャージー州やデラウェア州などといわれる。ただ、ニューヨーク州のカトリック組織が「私たちは同性愛者には尊敬と愛情をもって接するが、結婚は男と女がするものだ」と語るように、国内では同性婚に反対する声が根強い。

 オバマ大統領はニューヨーク州での合法化決定後、「良いことだ」と語った。しかし、連邦レベルでの合法化には依然、懐疑的な姿勢を見せている。オバマ氏は08年の米大統領選で同性婚支持者の票も取り込んで当選しており、12年の大統領選でも支持が不可欠だ。オバマ氏の姿勢がどう評価されるのか注目される。

808チバQ:2011/08/07(日) 20:56:40
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110807/amr11080712010004-n1.htm
ずっと家にいるよ。仕事がないんだから
2011.8.7 12:00
 「連日の猛暑で政府当局が、『家にとどまるように』と警告したんだ。すると、多くの米国人から答えが返ってきた。『家にいるよ。そもそも仕事がないんだから』ってね」

 米国は7月上旬から、猛暑に襲われている。テキサス州ダラスでは、7月1日からの3週間で華氏100度(摂氏約37・7度)を下回ったのはわずか1日。すでに全米で30人以上が死亡している。

 人気コメディアンで、トークショー司会者のコナン・オブライエン氏は、猛威を振るう天候に国民最大の関心事である高い失業率をかけて笑いを誘った。

 失業率は9%台、失業者数は約1400万人で推移しており、暗く長いトンネルの出口は見えない。国民生活に直結する問題は選挙にも直結する。フランクリン・ルーズベルト大統領(在職1933〜45年)以降、投票当日の失業率が7・2%超で再選した現職大統領はいない。

 ある選挙対策の専門家も「2012年の大統領選の争点を3つに絞るなら、失業対策と失業対策、それに失業対策だ」と強調するなど、米政界は呪文のように失業対策を唱える。

 そんな来年の大統領選の前哨戦となったのが、2日に成立した米連邦債務の上限引き上げ法案をめぐる与野党攻防だった。金利上昇など、国民への影響も確実な米政府の債務不履行を“人質”にした民主、共和両党の政争に対し、国民の72%は「ばかげている」などと否定的な見解を示した。

 「債務上限が引き上げられなければ、米政府は機能停止に陥ると民主党は警告した。恐ろしいのは機能停止じゃない。政府は問題なく機能していると彼らが思っていることだ」

 人気トークショー司会者のジェイ・レノ氏は、珍しく辛口のジョークで国民不在の論争を切り捨てた。(ワシントン 犬塚陽介)

809チバQ:2011/08/08(月) 23:26:00
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2011080800018
米財務長官、留任決める=「難問に取り組む」、国債格下げも背景
 【ワシントン時事】米財務省は7日、ガイトナー長官が現在のポストにとどまることを決め、オバマ大統領に通知したと発表した。懸案の政府債務の上限引き上げ交渉は難航の末、ようやく妥結したものの、米国債の初の格下げで金融、経済情勢の先行きに不透明感が強まったことが留任決定の背景にありそうだ。
 財務省は「長官は、米国が直面する難問に取り組む覚悟だ」と指摘した。
 ガイトナー長官は、債務上限引き上げ決着後に辞任を検討すると6月末に報じられた際には「予見可能な将来にわたり職務を続ける」としていたが、最近では大統領が長官を慰留していた。(2011/08/08-04:59)

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810チバQ:2011/08/11(木) 01:44:32
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110810/amr11081021490006-n1.htm
テキサス州知事、出馬の可能性強まる 保守派に支持 米大統領選
2011.8.10 21:48 (1/2ページ)

 【ワシントン=佐々木類】2012年の米大統領選に向けた共和党候補者レースで、南部テキサス州のリック・ペリー知事(61)の動向が注目されている。共和党の有力支持基盤のひとつ、キリスト教保守派から支持を受けるペリー氏が立候補すれば「選挙の形勢が一変する」(米CNNテレビ)と指摘されているためで、11日にアイオワ州で行われる共和党の候補者討論会も熱を帯びそうだ。

 「だれがわれわれをつくりたもうたか。だれが祝福してくれるのか。われわれはそれを忘れている」

 ペリー氏は6日、テキサス州ヒューストンの集会で3万人の聴衆を前に神に祈りをささげた。

 米メディアは、ブッシュ前大統領再選の原動力となったとされるキリスト教福音派の信者に「支持を求めるメッセージを送った」(AP通信)と伝えた。

 11日には、福音派の多いアイオワ州で共和党候補者による討論会、13日に今後の候補者レースを占う初めての模擬投票が行われる予定だ。

 ペリー氏の発言はこうした動きを強く意識したものとみられており、アイオワ州や全米で最初に予備選を行うニューハンプシャー州の共和党関係者に「頻繁に連絡をとっている」(AP通信)とされることから、月内にも出馬表明するのではないかとの観測が強まっている。

 中絶や同性婚に反対で「小さな政府」を志向する政治姿勢は保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」にも好感されている。米世論調査会社「ギャラップ社」が2日に発表した調査結果では、各種世論調査で首位を維持しているロムニー前マサチューセッツ州知事への支持が17%だったのに対して、ペリー氏は15%と検討、目の離せない存在となりつつある。

 ただ、ペリー氏はブッシュ前大統領がテキサス州知事を務めていた当時の副知事で「ブッシュ色の強さ」が清新さを欠くとの指摘もある。

811チバQ:2011/08/14(日) 17:58:54
http://www.cnn.co.jp/usa/30003678.html
共和党のペリー・テキサス州知事、米大統領選出馬を表明
2011.08.14 Sun posted at: 10:43 JST

ニューハンプシャー州グリーンランド(CNN) 米テキサス州のリック・ペリー知事は13日、来年11月の米大統領選に向けた共和党候補者指名争いに出馬する意向を正式に表明した。

ペリー氏は同日、サウスカロライナ州チャールストンでの集会で「米国が進んでいる道に同意できない。新たな国には新たな大統領が必要だ」と立候補の理由を説明。オバマ政権を「リーダー不在」と批判した。またニューハンプシャー州グリーンランドでも、有権者らを前に「米国を動かすときが来た」と演説して歓声を浴びた。

ペリー氏は2000年にブッシュ前大統領の後任としてテキサス州知事に就任し、同州史上最長の在任期間を記録。バックマン下院議員らとともに党内保守派の有力候補となることが予想される。

共和党の候補者指名争いでは、アイオワ州で同日、模擬投票が行われ、バックマン氏が首位を獲得した。ペリー氏は正式な候補となっていなかったものの、6位に入った。

CNNと世論調査機関ORCが11日、共和党員や同党寄りの無党派層を対象に実施した調査では、ペリー氏の支持率は15%と、首位の穏健派、ロムニー前マサチューセッツ州知事とわずか2%差に迫っていた。


http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2011081400017
テキサス知事が出馬表明=共和党候補者争いの軸に−米大統領選
 【ワシントン時事】米テキサス州のリック・ペリー知事(61)は13日、サウスカロライナ州で演説し、2012年11月の米大統領選に向けた野党共和党の予備選に出馬する意向を表明した。同氏は各種世論調査で既に2番手に付けており、候補者レースの軸になりそうだ。
 演説でペリー氏は、現在の高失業率や過去最大の財政赤字について、オバマ大統領の失政による「経済的な大災害」と指摘。「この国を変えるには新たな指導者が必要だ」と訴えた。(2011/08/14-05:33)

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812名無しさん:2011/08/14(日) 20:45:00
http://www.asahi.com/international/jiji/JJT201108130018.html
日系3世アダチ氏が立候補=11月のサンフランシスコ市長選―米2011年8月13日10時6分
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 【サンフランシスコ時事】11月8日に投開票予定の米サンフランシスコ市長選に、日系3世で同市弁護局長のジェフ・アダチ氏(51)が12日、立候補を届け出た。市選挙管理委員会によると、1850年の現市制施行以来、日系人の市長候補は初めて。

 報道によれば、ニューサム前市長のカリフォルニア州副知事転出に伴う今回の市長選は、締め切りの同日までにアダチ氏を含め16人が立候補し乱戦模様。有力対抗馬の中国系エド・リー臨時市長(59)らとの論戦では、アダチ氏は年金制度改革などを訴えていくという。 


[時事通信社]

813チバQ:2011/08/15(月) 09:48:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110814-00000550-san-int
前ミネソタ州知事が撤退表明 脱落者第1号 米大統領選
産経新聞 8月14日(日)22時28分配信

 【エイムズ(米中西部アイオワ州)=佐々木類】2012年の米大統領選に向けた共和党の候補者指名争いで、ティム・ポーレンティー前ミネソタ州知事が選挙戦からの撤退を決め、14日に支持者に表明した。米メディアが一斉に伝えた。

 始まったばかりの指名候補者レースで撤退第1号。

 ポーレンティー氏は13日にエイムズで行われた模擬投票で3位。ライバルで1位となったミネソタ州選出のミシェル・バックマン下院議員の後塵を拝し、“同郷対決”に敗れた。

814チバQ:2011/08/15(月) 20:00:10
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110815/amr11081519230006-n1.htm
「2強」軸に展開へ 米大統領選の共和党候補者選び
2011.8.15 19:22 (1/2ページ)
聴衆にサムアップしてみせるペリー氏=14日、ウォータールー(ロイター)
 【エイムズ(米中西部アイオワ州)=佐々木類】2012年の米大統領選に向けた共和党の候補者指名争いで、米南部テキサス州のリック・ペリー知事(61)が13日、立候補を正式表明した。党内で待望論が出ていたペリー氏の出馬により、世論調査でトップを走るミット・ロムニー(64)前マサチューセッツ州知事との“2強”を軸にした選挙戦の構図が鮮明になってきた。

 共和党候補の指名争いの模擬投票が行われた13日に出馬宣言したペリー氏は14日には、模擬投票で1位となったミシェル・バックマン下院議員の生まれ故郷であるアイオワ州ウォータールーに乗り込んだ。

 「勝負のときが来た。経済が混迷しているときに無為無策の大統領では、国内が混乱するだけだ」

 ペリー氏は、オバマ大統領を批判したが、バックマン氏を直接批判することはなかった。ただ、狙いは、ロムニー氏との対決を前に保守系右派を支持基盤とするライバル陣営の切り崩しであり、バックマン氏に挑戦状を直接たたきつけたのに等しい。

 妊娠中絶や同性婚に反対で、小さな政府を志向するペリー氏の姿勢は、バックマン氏の支持基盤、保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」にも好感されており、キリスト教右派の支持も広げつつある。

 米CNNテレビの調査によるとロムニー氏が17%、次いでペリー氏が15%と2番手に付けており、指名候補争いが両候補を軸に、バックマン氏ら他候補が追う展開となっている。

 ペリー氏はブッシュ前大統領がテキサス州知事を務めていた当時の副知事。現在4期目で、全50州の最古参知事として企業優遇の経済政策で雇用を創出した手腕への評価が高い。

 だが、ペリー氏のもうひとつの顔は、元民主党員の「転向組」。民主党のアル・ゴア元副大統領が最初に大統領選に挑んだ1988年にはテキサス州選対委員長を務めた。アイオワ州茶会幹部ライアン・ローデス氏は「経歴はペリー氏のアキレス腱(けん)になる」との見方を示している。

 ペリー氏は89年に共和党にくら替えしたが、「ブッシュ色」(ワシントン・ポスト紙)が強く、清新さを欠くとの指摘もある。

 一方、ロムニー氏は、知事時代の行政手腕と企業経営者としての実績への評価が高い。だが、知事時代に導入した医療保険改革が「オバマ大統領の手本になった」と共和党の他候補から批判されている。

815チバQ:2011/08/16(火) 22:45:35
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011081602000028.html
米大統領選 主張かぶる保守両氏 共和党候補三つどもえ
2011年8月16日 朝刊

 【ワシントン=竹内洋一】来年十一月の米大統領選に向けた共和党候補指名争いは、本命の呼び声も高いテキサス州知事リック・ペリー氏の参戦で一気に熱を帯びた。まずは党内で支持層が重なるミシェル・バックマン下院議員との保守派対決が焦点になる。

 ペリー氏は出馬表明の翌十四日、共和党の資金集めの夕食会に参加するため、バックマン氏の出生地アイオワ州ウオータールーに乗り込んだ。前日に同州エイムズの模擬投票で首位を獲得したバックマン氏も、故郷でさらに勢いを増すべく駆け付け、同じ集会に参加することになった。

 両氏は、政治的な主張や背景が似通う。いずれも保守派の草の根運動「ティーパーティー(茶会)」に支持され、保守的なキリスト教福音派に属する。AP通信によると、二人はこの日、そろって「雇用」を力説した。失業率が9%前後で高止まりする中、再選を狙うオバマ大統領の最大の急所だからだ。

 「この国を稼働させる大統領が必要だ。私には実績がある」。ペリー氏は二〇〇八年秋のリーマン・ショック後、テキサス州が全米の新規雇用の四割近くを生み出した点を指摘した。バックマン氏は家族で中小企業を経営した経験に触れ、「ビジネスの始め方を知っている。人々に職を提供できる」と訴えた。

 二人は互いへの批判は避けたものの、いずれは保守派の雄を決しなければならない。指名レースは当面、現時点で各種世論調査のトップに立つ党内穏健派のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事と両氏を中心に展開するとみられる。

 一方、民主党のオバマ大統領は十五日、中西部への「経済バスツアー」を開始。三日間の日程で、大統領選で接戦が予想されるミネソタ、アイオワ、イリノイ各州を回り、雇用創出策を訴える事実上の選挙遊説になる。

816チバQ:2011/08/17(水) 00:19:39
http://www.asahi.com/international/update/0816/TKY201108160172.html
スパイダーマン、白人以外にチェンジ 「現実を反映」

 新しいスパイダーマンは、黒人とヒスパニック(中南米系)のハーフだった――。今月、米国の書店などに並んだコミック誌「スパイダーマン」のリメーク版で、素性が明らかにされた。オバマ大統領も、ケニア出身の父と白人の母を持つハーフ。出版元のマーベル社は「現実を反映したかった」としている。

 マーベル社によると、新しい主人公の名前はマイルス・モラレス。10代の青年だ。これまで主役だった白人のピーター・パーカーが死亡したことを受け、後継者として登場させた。最新号では、マスクを外し、初めて素顔を見せた。

 マーベル社は、スパイダーマンや、キャプテン・アメリカなど長い歴史を誇り、米国のコミック界を代表する数々のヒーローものを扱ってきた。しかし、マンネリを打破するために、2000年から本編は維持しながらも、現代の社会背景を反映したリメーク版を出版してきた。

http://jp.reuters.com/article/entertainmentNews/idJPJAPAN-22554420110805
新スパイダーマン、黒人とヒスパニックのハーフに
2011年 08月 5日 10:35 JS
 [ニューヨーク 3日 ロイター] 米漫画大手マーベル・コミックは3日発売した「Ultimate Fallout Issue 4」で、人気コミック「スパイダーマン」の新主人公として、黒人とヒスパニックのハーフ、マイルズ・モラレスをお披露目した。これまでの主人公ピーター・パーカーは、6月発売の号で死亡している。
 白人で孤児だったピーターに代わり、マイルズは母親が黒人、父親がヒスパニックで共に存命。ストーリーでも重要な役割を果たすという。

 また、ピーターがクイーンズの白人居住区で叔父と叔母に育てられていたのと異なり、マイルズは異なる人種が混在するブルックリンに住んでいる。一方、ピーターもマイルズもともに「オタク系」で、労働者階級の家庭出身という。

 マーベル・コミックのアクセル・アロンソ編集長は、自身も英国人の母親とメキシコ人の父親のハーフであると告白。「混血として育つことがどのようなものか自分は覚えている。(ハーフとしての存在は)米国でより広く受け入れられつつあり、われわれの豊かな文化的背景を示すものだ」と述べた。

 アロンソ編集長は「どんな人種、社会階級、信条であっても、読者はピーターを愛したようにマイルズに夢中になると確信している」と語った。

http://www.cnn.co.jp/showbiz/30003585.html
新スパイダーマンは黒人とヒスパニックのハーフ 「多様性」を反映
2011.08.04 Thu posted at: 14:27 JST

ニューヨーク(CNN) 米人気コミック「スパイダーマン」シリーズで、宿敵と戦って死んだ主人公のピーター・パーカー少年に代わり、アフリカ系アメリカ人とヒスパニックの血を引く少年が新スパイダーマンとしてデビューした。

新しい主人公のマイルズ・モラレスは3日に発売された予告シリーズに登場する。パーカーと同様にオタク系で数学を得意とし、米ニューヨークのブルックリンに両親とともに住んでいるという設定。9月から始まる新シリーズで、モラレスがパーカーを引き継いだ経緯や家族構成が明らかになるという。

スパイダーマンを発行する米マーベルコミックスのアクセル・アロンソ編集長はキャラクター設定の背景について「新しいスパイダーマンは21世紀の多様性を反映したキャラクターでなければいけないと考えた」と語り、「大統領は多様性を受け継ぎ、私も多様性を受け継いでいる。われわれが生きているのはそういう世界だ」と指摘。モラレスは長年のファンにも愛されると同時に、新しい読者層も開拓できると期待する。

これまでの主人公パーカーは、スパイダーマン・シリーズの第160話で最大の敵グリーンゴブリンと戦って死んだ。コミックの世界では死んだはずの登場人物がよみがえることもよくあるが、アロンソ編集長は「彼はヒーローとして死んだ。もう生き返ることはない」と強調している。

817チバQ:2011/08/17(水) 23:36:47
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110817/amr11081710160004-n1.htm
プレスリーの命日と誕生日を勘違い 米大統領候補指名目指すバックマン氏
2011.8.17 10:15

16日、米南部サウスカロライナ州で演説するミシェル・バックマン氏(ロイター)
 米共和党の大統領候補指名を目指すミシェル・バックマン下院議員は16日、南部サウスカロライナ州での選挙運動中に「ロックの王様」エルビス・プレスリーの命日を誕生日と勘違いし「誕生日おめでとう、プレスリー」と声を張り上げた。

 聴衆から即座に「今日は命日だ」と声が上がったが、バックマン氏は反応せず演説を開始。その後記者団に誤りを認めた上で「(プレスリーは)今も私たちの心に生きている」と言い繕った。(共同)

818チバQ:2011/08/19(金) 23:42:22
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110819-00000011-wsj-int
【肥田美佐子のNYリポート】消えゆくアメリカンドリーム―加速する“超格差”の実態
ウォール・ストリート・ジャーナル 8月19日(金)11時8分配信

 「オマハの賢人」の異名をとる米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が、持論である高額所得者への増税を米メディアで訴え、論争を巻き起こしている。世界屈指の大富豪である同氏の昨年の所得税率は17.4%で、バフェット氏と同じオフィスで働く20人(33~41%)よりはるかに少ないというのだ。

 政府債務上限引き上げ問題では共和党が増税阻止を死守したが、米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスも、かねてから「ブッシュ減税(ブッシュ前大統領時代の、特に富裕層を対象にした減税)」の延長は財政赤字にとってマイナスと分析していた。8月2日、同社が米国債の格付け維持を発表した際にも、来年末で失効する同減税の行方を格下げ判断の基準のひとつにすると警告している。

 こうした状況下だけに、バフェット氏の発言は大きな話題を集めている。バフェット氏の所得税率が低いからくりは、収入の多くが配当やキャピタルゲインだからだが、富裕層への増税は、財政赤字解消に期待するほどの効果をもたらさないという指摘もある。

 とはいえ、ブッシュ減税延長の是非はともかく、長引く不況のせいで、米国の「格差大国」度に拍車がかかっていることだけは確かである。ニューヨークに本拠を置く世界最大の会計事務所デロイトが今後10年にわたる世界の富の成長を予測した調査結果(今年5月発表)によれば、世界25カ国・地域の富豪世帯が所有する92.26兆ドルのうち38.6兆ドルを米国の大富豪が占めている。

 英ジャーナリストで、ベストセラー『Treasure Islands: Uncovering the Damage of Offshore Banking and Tax Havens』(宝島――オフショア金融とタックスヘイブンによる損害を暴く)の著者としても知られるニコラス・シャクソン氏は、現在、世界の富裕層などがタックスヘイブン(租税回避地)を利用してオフショアに保有する資産を10~20兆ドルとみるが、米独立系調査報道ジャーナリスト兼作家のデービッド・デグロウ氏は、上記38.6兆ドルを所有する米富裕層が、全オフショア資金のうち6.3兆ドルを占めると、自身のオンラインリポート(8月10日付)で指摘する。つまり、米国トップ0.1%の超富裕層が、国内外に約46兆ドルの富を抱えている計算だ。

819名無しさん:2011/08/19(金) 23:42:48
 これだけでも驚嘆する額だが、デロイトは、米富裕層の富が2020年までに225%アップし、87.11兆ドルに達すると分析する。オフショア資金のほうは、今後10年間で100兆ドルを超える見込みだ。ちなみにデロイトの調査結果では、日本の富裕層が米国に続いており、現在、10兆ドルの資産は2020年までに約19兆ドルに膨らむものと予想される。目下、1.67兆ドルで12位につける中国富裕層は、20年までに8.24兆ドルを手にし、7位に浮上するとみられている。

 米経済誌『フォーブス』(7月25日付電子版)によると、米国の富豪トップ400人は、1995年の時点で、年収の30%に相当する所得税を米国税庁(IRS)に納めていたが、今では平均18%にダウンしたという。主な理由は、言わずもがな、03年のブッシュ減税導入によるものだ。長期キャピタルゲイン税率が20%から15%に、配当税率が35%から15%にカットされたことが追い風となり、03年秋から4年にわたって、米株式市場では上げ相場が続いた。

 米国の台所事情が悪化している背景には、不況による税収減や大型景気刺激対策があるのはもちろんだが、大企業からの税収減も影響しているかもしれない。米会計検査院(GAO)によれば、米企業の3分の2が、1998年から2005年にかけて連邦所得税を納めていないという。タックスヘイブンへの資本移転や生産拠点の海外への移動などのせいである。また、1955年に連邦政府の歳入の27%以上を占めていた法人税は、昨年には9%以下に激減した。

 翻って、米国の中流層や低所得層の苦境ぶりは鮮明だ。米民間世論調査機関ピュー・リサーチ・センターが7月26日に発表した調査結果では、米国の全世帯の2割に当たる約6200万人が、09年時点で、資産ゼロか負債を抱えていることが明らかになった(05年には15%)。

 フードスタンプ(低所得者層向けの食料配給券)受給者も依然として増え続けており、今年5月時点での受給者数は全米で約4580万人と、前年同月比で12.1%増を記録した。ニューヨーク州では、約302万人が、政府の援助なしには食事にも事欠く状況だ。わずか6年前には、全米で2570万人しか助けを必要としていなかったことを考えると、貧困化が急ピッチで進んでいることが分かる。8月2日に成立した財政赤字削減策の下で社会保障費がカットされると、貧困率(09年時点で14.3%)が倍になるという調査結果も出ている。

 「車社会」米国の庶民にとって、08年末以来125%急騰したガソリン代も大きな負担だ。人事担当者を対象とした米キャリア情報誌『ワークフォース』によれば、運転の頻度を減らした人が63.4%もいるという。伸び悩む年収と物価高を乗り切るために「必要な物しか買わなくなった」米国人が70.5%、複数の店を比べて少しでも安い物を買うよう努めている人が53.1%、家計の予算を死守する人が50%、食費を抑える人も42%という高率に達している。

 米国では、いまだに、誰でも頑張ればいつかは成功できるという「アメリカンドリーム」の神話が根強い。以前、知り合いの米男性知識人に、米国は理想と現実で成り立っている国だと言ったら、「たとえ数パーセントでも希望があるかぎり、米国人は夢を見続ける」と反論され、たじろいたことがある。

 失業保険も失効し、家賃をクレジットカードで支払い、医療保険にも入れず、膨らむ借金と背中合わせに生きる人たちには、はたして彼の言葉がどう響くだろうか。

820チバQ:2011/08/24(水) 00:26:06
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110823/amr11082308040000-n1.htm
強硬派のペリー氏相手ならオバマ氏有利
2011.8.23 08:03 (1/2ページ)
 2012年の米大統領選に向けた共和党候補者の指名争いに、テキサス州のリック・ペリー知事が立候補を表明し、指名争いはミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事の2氏を軸に展開される見通しとなってきた。支持率が低下するオバマ大統領の選挙戦にどのような影響を及ぼすのか。

 「米国史の他ならぬこのときに党利党略に走ってドルを増刷するのは、不誠実か反逆も同然だ」

 ペリー氏は15日、アイオワ州での選挙活動中、バーナンキ連邦準備制度理事会(FRB)議長が量的緩和策でオバマ大統領の財政政策を助けているとやり玉に挙げた。歯にきぬ着せぬ物言いで知られるペリー氏らしい発言だが、米紙ワシントン・ポストは17日付の社説(電子版)で、共和党のブッシュ前政権に指名された議長が「今、党利党略に走ると信じる理由はない。これに反する証拠があるなら示すべきであり、そうでないなら謝罪すべきだ」と迫った。

 さっそく物議を醸したペリー氏だが、最古参知事として企業重視の経済政策で雇用創出を果たした手腕への評価は高い。

 草の根保守派運動「ティーパーティー(茶会)」の台頭により、共和党内部では、「反オバマ」「小さな政府」を強く主張する保守派が、政権との妥協も排除しない穏健派を圧倒した。世論調査で安定的な支持を集めながらも知事時代の医療保険改革がオバマ政権の参考となったと批判を浴びるロムニー氏に対し、増税や医療保険改革だけでなく妊娠中絶や同性婚にも断固反対するペリー氏の頑固な姿勢は、「保守本流」としてキリスト教右派や茶会の支持者にも好感されている。

 茶会を支持基盤にするミシェル・バックマン下院議員も有力候補だが、「多くの共和党員は強硬でもっとしっかりした候補を求めていた。これがペリー氏に機会を与えた」と米紙ニューヨーク・タイムズ(15日付社説、電子版)は分析した。

 一方、英紙フィナンシャル・タイムズは14日付の社説(電子版)でペリー氏出馬はオバマ氏にとり「決して悪いニュースではない」と明言する。ペリー氏の「率直な保守主義は中間派の有権者の好みではない」ためで、「ロムニー氏のような退屈で恐れるに足りない穏健派よりも、刺激的な強硬派の方がオバマ氏は負かしやすいはずだ」との見解を示した。

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821チバQ:2011/09/03(土) 13:00:18
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110903/amr11090310310004-n1.htm
米大統領、大気汚染対策の導入見送り 産業界などに配慮
2011.9.3 10:27
末娘のサーシャと歩くオバマ米大統領=2日、ホワイトハウス(AP)
 オバマ米大統領は2日、環境保護局(EPA)が検討を進めてきた新たな大気汚染対策の導入を見送るとする声明を発表した。

 景気への悪影響を懸念する産業界や野党共和党に配慮した形。オバマ氏は「住民の健康と環境を守るという政府の約束に揺るぎはない」としているが、環境保護団体からは「オバマ政権は公害をもたらす組織に屈した」などと反発しており、リベラル層のオバマ支持離れが進む可能性もある。

 EPAが検討してきたのは、光化学スモッグの主成分である地表付近のオゾンを減らすための対策。規制案では、工場や発電所から出るオゾンや窒素酸化物(NOx)、揮発性有機化合物(VOC)などの化学物質の削減を義務付ける内容となっていた。(共同)

822チバQ:2011/09/03(土) 13:01:58
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110902-00000047-mai-int
<ブッシュ前政権>回想録で前副大統領と前国務長官ら泥仕合
毎日新聞 9月2日(金)17時43分配信


 【ワシントン白戸圭一】ブッシュ前政権時代のチェイニー副大統領が先月30日に出版した回想録「イン・マイ・タイム」が、米国内で波紋を広げている。チェイニー氏が同政権時代に国務長官を務めたパウエル、ライス両氏を批判したのに対し、両氏は猛然と反論。ブッシュ政権内部では、イラク戦争当時からその政策を巡る激しい対立があったが、全員が政権を去った今も怨念(おんねん)は消えていないようだ。

 チェイニー氏は出版直前、米メディアの取材に対し、回想録が関係者の頭を「爆発させる」ような衝撃的な内容だと宣伝していた。回想録では、政権1期目の国務長官だったパウエル氏が大統領に適切な助言をせず、陰で大統領を批判していたなどと記載した。

 回想録は出版前に一部関係者の間に出回り、これを読んだパウエル氏は先月28日、米CBSテレビの番組に出演。「(当時のブッシュ)大統領は、私が日々のあらゆる事柄について、自分なりの考えを伝えていたことをご存じだ」と反論。「私の頭は爆発していないし、ワシントンで誰かの頭が爆発したのを見たこともない」とチェイニー氏の「宣言」を皮肉るように述べて、「卑劣な行為」と切り捨てた。

 一方、政権2期目の国務長官だったライス氏は回想録で、対北朝鮮外交について「大統領を誤った方向に導いた」などと批判された。ライス氏は先月31日、ロイター通信の電話インタビューで「私の品位を傷つけようとする攻撃」と怒りをあらわにした。

823チバQ:2011/09/03(土) 13:02:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110902-00000102-san-int
チェイニー前米副大統領の回顧録波紋 かつての「意趣返し」
産経新聞 9月2日(金)7時55分配信

 【ワシントン=犬塚陽介】チェイニー前米副大統領が8月30日に発売した回顧録「イン・マイ・タイム」でライス前国務長官とパウエル元国務長官を批判的に論じ、両者が反論を繰り広げるなど、かつての同僚の“内輪もめ”が表面化している。チェイニー氏はライス、パウエル両氏の在職中から確執があったとされ、ロイター通信は「回顧録を通じた意趣返し」などと報じている。

 チェイニー氏は回顧録で、ライス氏が2008年に北朝鮮を訪れ、金正日総書記と会談する計画を立てていたことを暴露。北朝鮮を6カ国協議につなぎ止める見返りとして、テロ支援国家指定を解除するなど、北に弱腰な外交政策を推し進め、ブッシュ前大統領の「判断を誤らせた」と批判的に論じた。パウエル氏についても、前大統領に直言せず、政権の外部で意見を吹聴する傾向があったとし、05年の辞任も実質的には解雇に等しいなどと指摘していた。

 ライス氏は31日、ロイター通信の電話取材で、大統領の判断を誤らせたとの批判は「私の(職務に対する)誠実さへの攻撃」と憤りを示し、「北朝鮮との交渉内容のすべてを大統領には報告していた」とチェイニー氏に強く反論した。

 パウエル氏も出演したテレビ番組で、当時からチェイニー氏と見解の相違があったことは認めながらも、「すべての問題で意見を伝えていたことを大統領は知っている」と述べ、同氏の主張を「不当な当てつけだ」と批判している。

824チバQ:2011/09/04(日) 17:41:14
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110903/amr11090316280007-n1.htm
史上空前“金権選挙”に 来年の米大統領選
2011.9.3 16:27

米ミネアポリスで、市民と握手するオバマ大統領(右端)=8月30日(ロイター)
 来年の米大統領選・議会選は長引く不況をよそに、米史上空前の資金が飛び交う「金権選挙」となりそうだ。専門家は、民主、共和両党の候補や外部団体がテレビ広告などに巨額の資金を注ぎ込むのは必至と口をそろえ、総額は過去最高の60億ドル(約4600億円)に達すると予想している。

 米国でこれまで最も資金が高額とされる選挙は、2008年の前回大統領選・議会選。連邦選挙委員会に届けられた資金を分析している政治資金監視団体センター・フォー・レスポンシブ・ポリティクスによると、総額50億ドル以上が使われた。

 同団体のシーラ・クラムホルツ氏は、来年の選挙で「60億ドルを超えるのは必至」と予想し「米経済の状況を考えると仰天すべき額だ」と話す。(共同)

825チバQ:2011/09/04(日) 17:42:44
http://www.cnn.co.jp/business/30003875.html
米国の黒人失業率16.7%、84年以降で最悪 白人の倍
2011.09.03 Sat posted at: 16:17 JST
ニューヨーク(CNNMoney) 米労働省は2日、今年8月の雇用統計を発表し、アフリカ系(黒人)の失業率が16.7%に増え、1984年以来の高水準を記録したと報告した。白人の失業率は若干減り、8%だった。

雇用統計の作成が1972年に開始されて以降、黒人の失業率が白人のほぼ倍となる傾向が続いている。エコノミストはこの背景要因について、黒人の労働人口の年齢が白人より若く、黒人の大卒者が白人より少なく、黒人が不況の直撃を受けている地域により多く住んでいることなどを指摘している。

一方でシンクタンク「米経済政策研究所」の責任者は、同一の年齢層、同じ学歴の面から黒人と白人の就職率を見た場合、やはり顕著な差異が見受けられると指摘し、黒人の高失業率には人種問題が絡んでいると分析している。同時に政府による雇用創出の政策が失業率を相当程度下げる割合で実施されていないことを示すとも指摘している。

労働省の雇用統計によると、8月に職を得た黒人は約15万5000人。同月に失業率がさらに上昇したことについては職の数よりも新たな求職活動を始めた黒人がより多かったことに原因があるとしている。一方、就職した白人の数は21万1000人だったが、失業率を押し下げるのに十分な数字だったことを示した。

黒人の失業率を性別に見ると、男性が19.1%、女性が14.5%だった。黒人の失業率が10%超となるのはここ4年続いている。米景気の停滞が長引いており、今後4年間も10%を超える比率が続くとの見方がある。

雇用統計によると、ヒスパニックの失業率は11.3%と前月と変わらなかった。全体の失業率は9.1%でこれも前月と同じだった。

来年の大統領選で再選を狙うオバマ大統領にとって、雇用の改善や景気回復は最重要課題となっており、今月8日に米議会上下両院の合同会議で演説し新たな経済対策を発表する予定だ。

826チバQ:2011/09/04(日) 18:39:47
http://www.newsweekjapan.jp/column/ikegami/2011/08/post-377.php
共和党はヘンな候補が続出!?
2011年08月31日(水)11時46分
 来年のアメリカ大統領選挙に向け、共和党の候補者選びが始まりました。現職のオバマ大統領に挑戦する候補者を正式に選出するのは来年夏の共和党大会ですが、その前に各地で開かれる党員集会や予備選挙で大会代議員を獲得する必要があります。

 その党員集会が全米で最初に開かれるのが、アイオワ州。来年2月です。でも、それを前に、共和党の正式候補になろうと意欲(野心?)を燃やす政治家たちが、続々と名乗りを上げ、早くもアイオワ州で支持を固めようとしています。

 8月14日にアイオワ州に姿を現したのが、現テキサス州知事のリック・ペイリー。その様子を、本誌日本版8月31日号は、こう表現しています(「大統領の座を狙うペリーの超単純思考」)。

「ペリーが勢いを得る可能性は十分にありそうだ。14日のパーティーでの態度は、選挙の戦い方を熟知した政治家の振る舞いだった。彼は出席者たちの顔をしっかり見ながら、時に抱きつかんばかりの様子で話をした」。

 おっと、ちょっとした政治家なら、誰だってする態度ですよ。日本の国会議員だって、この程度のことはするのだから。

 それはともかく、ペリーの言い分を聞いていると、不安になるのは確かです。FRBのバーナンキ議長の金融緩和政策を非難し、教育問題に関しては、「あなたの子供の教育に、連邦政府が口を挟むべきでないと思う」と言い切ったそうですから。どうも教育政策は存在しないらしい。みんな勝手にわが子を教育すればいい、というわけです。

 ここには書いてありませんが、ペリーは、「進化論」を否定する発言もしています。この世は神が創造し、人間も神が創ったのだから、サルの仲間が進化したなどという理論はたわごとだ、という立場です。

 ペリーの前に立ちはだかるのは、ミッシェル・バックマン下院議員。やはりアイオワ州で遊説を展開しました。オバマ政権で成立した医療保険制度を撤回することを求めています。「人々が汗水流して稼いだカネは、愚かな官僚たちの手に委ねられるのではなく、働いた人々の手許にもっとたくさん残るようになる----」(同誌「茶会の女王バックマンの実力」)。

 つまりは、連邦政府を縮小し、支出も削減。減税すべきだというわけです。

 こんな簡単な処方箋で世の中が解決すれば、苦労はいらないのですが、ひたすら単純で明快な発言(迷言?)で、有権者の心を掴む。ポピュリストぶりの競争になっています。

 でもねえ、こんな候補ばかりでは、アメリカの政治はどうなってしまうのでしょうかねえ。なに? アメリカの心配をする前に日本の政治を心配しろって? おっしゃる通りです・・・。

827チバQ:2011/09/08(木) 12:16:52
http://mainichi.jp/select/world/news/20110908k0000e030040000c.html
米同時テロ10年:「グラウンド・ゼロ」の呼称巡り論争
 【ニューヨーク山科武司】米同時多発テロで航空機が突っ込んだニューヨークの世界貿易センタービルの跡地の呼称を、核爆発の爆心地を意味する「グラウンド・ゼロ」から、元の「世界貿易センター」に戻そうとの動きが出ている。

 「もはや『グラウンド・ゼロ』と呼ぶべきではない」。「『グラウンド・ゼロ』で起きたことを忘れることは絶対にないが、『世界貿易センターと国立9・11追悼博物館』と呼ぶ時期が来た」。ニューヨークのブルームバーグ市長は6日朝、マンハッタン南部(ロウアーマンハッタン)の再生計画に触れた演説でそう訴えた。

 発言の背景にはロウアーマンハッタン地区のめざましい復興を受け、過去を払拭(ふっしょく)して再開発を促進したい実業界の思惑もある。01年に3万人を割った地区住民数は現在5万6000人に増え、1920年以来最大となった。03年に7500社にまで減った企業の数は8400社を超えるまでに回復した。

 ブルームバーグ市長は7日の会見でも「地区の復興には10年以上かかり、ビジネスはもう戻らないと言われた。だが、我々は復興を成し遂げつつある」と胸を張った。しかし、一部の遺族らを中心に「グラウンド・ゼロ」にこだわる人々はいる。大衆紙ニューヨーク・ポストは「英雄的な活動で殉職した警察官や消防士の居場所をなくすものだ」と批判した。

毎日新聞 2011年9月8日 12時05分

828チバQ:2011/09/08(木) 22:22:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110908-00000109-mai-int
<米大統領選>野党共和党の候補者討論会 「手腕」競争白熱
毎日新聞 9月8日(木)20時49分配信

 【シミバレー(米カリフォルニア州)堀山明子】来年11月の米大統領選に向けた野党共和党の候補者討論会が7日、米ロサンゼルス郊外のレーガン財団で開かれた。8月に出馬表明したペリー・テキサス州知事(61)が討論会に初登場し、雇用創出で成功した「テキサスの奇跡」を掲げ議論をリード。これに対しロムニー前マサチューセッツ州知事(64)とユタ州知事経験のあるハンツマン前駐中国大使(51)が火花を散らし、3氏の「行政手腕」競争が白熱した。

 討論会には、出馬表明をした8氏が勢ぞろいした。ロムニー氏は、討論会前日に法人税引き下げや対中経済制裁を盛り込んだ経済対策を発表し、ペリー氏に政策論争を仕掛けた。

 ペリー氏は00年の知事就任以降、100万人以上の雇用を創出したと力説したうえで「マサチューセッツの4年間より、この3カ月間のテキサスのほうが多く雇用創出した」と挑発した。ロムニー氏は「(ペリー氏の前のテキサス州知事だった)ブッシュ(前大統領)のほうが、雇用創出の速度が速かった」と反撃し、ペリー氏が「事実と違う」と声を荒らげる場面もあった。

 これにハンツマン氏も参戦し「(05〜09年の)ユタ州知事在任中、全米で最も雇用を創出した」と発言。ロムニー氏が発表した対中経済制裁案について「米中関係をどう立て直すか理解していない」とこきおろした。

 一方、保守系の草の根運動「ティーパーティー(茶会運動)」の支持を受けるバックマン下院議員(55)は行政実績がないため3氏の論争に加われず、存在がかすんだ。「エネルギー問題(の解決)が雇用を生み出す」として、高騰するガソリン代をオバマ大統領就任前の水準に引き下げるという持論を展開したが、ハンツマン氏に「価格操作」と一蹴された。

 ワシントン・ポスト紙などが6日に発表した世論調査結果によると、ペリー氏の支持率は27%で、一気にトップに躍り出た。7月までは10%台半ばだったバックマン氏は6%に落ち込み、党内右派の支持基盤をペリー氏に切り崩されている。

 ◇歯に衣着せぬ率直な言葉…人気のペリー氏

 「社会保障制度は、ねずみ講だ。保険料を支払う若者に、将来年金がもらえると言うと、ウソになる」

 共和党候補者討論会に初参加したペリー・テキサス州知事の歯に衣(きぬ)着せぬ率直な批判は、人気を集める理由の一つであるとともに、その粗野な言葉遣いには、大統領としての資質を疑う声が上がっている。

 立候補表明からまだ約3週間。だが、各種世論調査ではあっという間にロムニー前マサチューセッツ州知事を追い抜き、支持率トップになった。

 一方で、知事としての実績はよく知られていない。ペリー氏の最大の売りはテキサス州の雇用創出実績だ。「政府の関与を排除し規制を緩和することが雇用創出につながる」と主張する。

 しかし、テキサス州の民間企業の雇用はこの数年、下降傾向にあり、実際には公的部門の雇用増が全体の雇用を支えてきたという指摘が出ている。

 ジョギング中に遭遇したコヨーテが飼い犬に近づいたため、持っていた拳銃でコヨーテを1発で仕留めたことを自ら公表。

 地球温暖化が「人的要因によるもの」との説に真っ向から反論するなど、これまでの言動からペリー氏が保守派を超え、無党派層に支持を広げるのは困難との見方もある。

 ブッシュ前大統領の後を受けテキサス州知事に就任したが、ブッシュ氏の目玉政策だった連邦政府の補助金による教育改革を批判した。前回知事選では、ブッシュ氏に近い共和党関係者は予備選で対抗馬を推したという経緯もある。【ワシントン古本陽荘】

829チバQ:2011/09/14(水) 12:07:15
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011091402000034.html
茶会支持狙い舌戦 米共和党討論会 一番人気ペリー氏に矛先
2011年9月14日 朝刊


 【タンパ(米フロリダ州)=竹内洋一】来年十一月の米大統領選に向けた野党・共和党の候補者討論会が十二日夜(日本時間十三日午前)、南部フロリダ州タンパで開かれた。討論会は、保守派の草の根運動「ティーパーティー(茶会)」が初めて共催者に名を連ねた。昨秋の中間選挙で共和党大勝の原動力になった茶会の支持獲得を狙い、候補者の舌戦は激しさを増した。

 討論は、世論調査でトップを走り、茶会からの人気も高いペリー・テキサス州知事に対し、各候補が矛先を向ける展開になった。

 まずはペリー氏が七日の討論会で、現行の老齢年金など社会保障制度を「ねずみ講」に例えたことがやり玉に挙がった。「言葉が過ぎ、高齢者を不安にさせる」とロムニー前マサチューセッツ州知事がかみつき、連邦政府は社会保障から手を引いて各州に任せる考えなのかと迫った。

 これに対し、ペリー氏は「制度が破綻しないようにどう改めるのか、正しく議論すべき時だ」と述べ、全米で二番目に高齢有権者の割合が高いフロリダ州の地域事情に配慮を示した。

 茶会の支持をペリー氏にさらわれ、影の薄くなったバックマン下院議員も反撃に出た。ペリー氏が二〇〇七年、テキサス州の女子生徒に性感染症の予防接種を求める行政命令を出したことを「まったく間違っている」と批判。

 さらに「この命令で大手製薬会社が何百万ドルももうけ、ペリー氏に献金した」と「癒着」を指摘。「私がわずか五千ドル(四十万円弱)で買収されると言うのか」とペリー氏を怒らせた。

 ただ、討論会に集まった茶会のメンバーには、時に粗野なペリー氏の言葉遣いも「正直さ」と映っているようだ。ケンタッキー州の無職ボビー・アレキサンダーさん(62)は「米国には国民に正直な大統領が必要だ。その点でペリー氏はリーダーの資質を持っている」と話した。

830チバQ:2011/09/14(水) 12:08:45
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110913/amr11091310480001-n1.htm
【米大統領選】
「2強」激しさ増す ペリー氏「ねずみ講」発言を修正 共和党討論会
2011.9.13 10:46 (1/2ページ)

12日、米フロリダ州タンパで行われた大統領選に向けた討論会で、意見を交わすテキサス州のペリー知事(右)とロムニー前マサチューセッツ州知事(ロイター=共同)
 【ワシントン=佐々木類】2012年の米大統領選に向けた共和党候補の討論会が12日、フロリダ州タンパで行われた。現行の社会保障制度を「ねずみ講」と批判したテキサス州のリック・ペリー知事(61)の挑発的な発言ぶりを、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)が追及、ペリー氏が軌道修正を図るなど、“2強”の争いが激しさを増してきた。

 候補者討論会は通常、2つのメディアが持ち回りで共催するが 今回はCNNテレビと草の根保守運動「ティーパーティー(茶会)」が共催する異例の形式となった。小さな政府や減税、財政再建を訴える茶会の大統領選に与える影響力が増している現れだ。

 世論調査で首位に立つペリー氏はこれまで、高齢者年金など現行の社会保障制度は破綻しており、年金保険料を払う人をだます「ねずみ講」と断じてきた。

 しかし、この日の討論会では、2位に付けるロムニー氏が「『ねずみ講』という批判は度が過ぎる。年金高齢者を脅かす言葉だ」と追及。

 これに対し、ペリー氏は「私が批判する前から『ねずみ講』といわれてきたが、破綻しないよう整備する必要がある」と述べ、年金制度を廃止する考えはないと強調、これまでの批判をトーンダウンさせた。

 ペリー氏の軌道修正は、保守派からも「挑発的な発言は(選挙戦にとって)有毒だ」(ブッシュ前大統領の次席補佐官を務めたカール・ローブ氏)と否定的な見方が広がったためだ。

 フロリダは茶会の影響力が強い半面、米北東部から移住してきた定年退職者が多い。このため「ねずみ講」発言は、年金に頼る高齢者の反発を招く恐れがあり、早い段階で修正しておく方が得策との判断があったようだ。

 7日、シミバレー(カリフォルニア州)で討論会デビューを果たした際は、ねずみ講発言のほか、「温暖化現象は科学的に証明されていない」と述べるなど、威勢の良い“ペリー節”を全開させた。だが、長丁場の大統領選を戦う候補者として、米メディアはその発言の危うさを指摘していた。

831チバQ:2011/09/14(水) 12:10:59
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110914-OYT1T00394.htm
年収170万円以下4人家族、米で4618万人

 【ワシントン=山口香子】米国勢調査局は13日、2010年の米国の貧困者の数が全人口の15・1%にあたる4618万人となり、1959年に統計を取り始めて以来、過去最多になったと発表した。


 前年より260万人増えており、4年連続の増加となった。全人口に占める貧困者の割合も3年連続の上昇となった。経済の低迷を反映した形だ。

 米国では、政府が毎年収入の基準を定め、それを下回る収入の世帯を貧困層と定義しており、10年は、子供2人の4人家族で年収2万2113ドル(約170万円)が基準とされた。

(2011年9月14日10時48分 読売新聞)

832チバQ:2011/09/14(水) 20:32:47
http://jp.wsj.com/US/Politics/node_306381
【NewsBrief】米下院NY補選で共和党候補が勝利
2011年 9月 14日 18:51 JST
 米ニューヨーク州で13日、ネットで知り合った女性に性的なメッセージを送っていたことが発覚して辞職した民主党のアンソニー・ウィーナー下院議員の後任を決める補欠選挙が行われ、共和党候補のボブ・ターナー氏が民主党候補のデビッド・ウェップリン氏を破って当選した。

 補選が行われたニューヨーク市の選挙区は民主党が100年近く議席を維持してきた。同党にとって、今回の敗北は大きな痛手だ。

 ターナー氏の得票率は53%、ウェップリン氏は47%だった。総票数の3分の2はクーンズやブルックリンといった地区を含む選挙区で投じられた。

 元テレビ業界の経営者で、政治経験のないターナー氏は、今回の選挙戦をオバマ大統領の政策に対する国民投票の場として有権者に訴えかけることで、民主党支持者が共和党支持者を圧倒的に上回る選挙区で勝利をものにした。

833チバQ:2011/09/18(日) 21:08:43
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110917/amr11091718180003-n1.htm
米民主、牙城の選挙区で90年ぶり敗北 「オバマ要因」説で論議
2011.9.17 18:17 (1/2ページ)
 【ワシントン=古森義久】90年間も民主党が議席を保ち続けた米国下院選挙区で共和党が勝利を飾ったことがオバマ大統領の不人気のせいなのかどうか、ワシントンで活発な議論が展開された。

 ニューヨーク州9区では現職の民主党下院議員のアンソニー・ウィーナー氏が性的な写真をインターネットで流すというスキャンダルで辞任したことから13日に補欠選挙が実施された。同選挙区は登録党員が民主党3、共和党1という比率で1920年ごろから90年以上も民主党議員が一貫して当選してきた。

 ところが今回の補選では共和党のボブ・ターナー候補が民主党のデービッド・ウェプリン候補を53%対47%の差で破った。

 この結果についてカーニー大統領報道官は「この種の特別な選挙はそれぞれ異色であり、全米的な傾向を反映しない」と「大統領への信任投票」論を否定した。同報道官はこの選挙区にユダヤ系の住民が多いことから「オバマ政権の最近のイスラエル政策への反発、あるいはワシントンでの与野党の争いへの忌避があったかもしれない」とまでは認めたが、オバマ大統領の経済や財政政策への不満は無関係だと強調した。

 下院議員として同選挙区を18年間、代表していたチャールズ・シューマー上院議員(民主党)も「この選挙区が全米の政治動向を象徴することなど決してない」と述べた。シューマー議員はウェプリン候補が同性婚への承認を表明したことがユダヤ系有権者の反発を買ったのだとも説いた。

 しかし同じ民主党でもニューヨークの元市長エド・コッチ氏はターナー候補を支援した。コッチ氏はオバマ大統領がイスラエルに不当に厳しいと述べて、少なくとも「オバマ要因」が有権者を動かしたとの見解を明らかにした。

 一方、民主党系政治評論家のジェームズ・カービル氏は「この結果は有権者側のオバマ大統領の政治全般への不満の表れだ」と、大統領側にさらに厳しい見解を述べ、この補選の信任投票としての意味づけに同意を表した。

 共和党側では「選挙結果は全米でいま顕著なオバマ大統領の『大きな政府』策への強い反対の反映だ」(共和党全国下院委員会のセッションズ議長)という「オバマ不信任」説が一致して表明された。この認識に同調するようにカービル氏は「民主党側は来年の大統領選挙で勝利を望むなら、オバマ大統領に大幅な政策やイメージの変更を求めるべきだ」と論評した。

834チバQ:2011/09/19(月) 19:32:10
http://jp.wsj.com/US/Politics/node_308505
オバマ再選陣営のサイト、逆効果か−政権に対する揶揄が満載
Political Diary
2011年 9月 19日 13:24 JST
 2008年、記者たちは、インターネットやソーシャル・メディアを駆使したオバマ大統領候補陣営の選挙戦術を大々的に取り上げた。2012年大統領選挙に向かい、オバマ再選運動陣営は、新たなウェブサイト「AttackWatch.com」を鳴り物入りで立ち上げ、オバマ批判に対する反撃を試みようとしている。だが実際には、オバマ大統領を狙った揶揄(やゆ)や冗談を掲載する電子掲示板と化しているようだ。 

 オバマ再選対策本部「アメリカのためのオバマ」は最近、AttackWatch.comを立ち上げた。誰かがオバマ大統領ないし彼の政策を批判した場合に、それを報告してもらい、こうした「中傷」に対抗する「事実」を提供するのが狙いだ。同サイトのツイッター・コーナーには、多くの報告が寄せられているが、その内容は必ずしもオバマ再選対策本部関係者が期待するものではない。

 ジョン・Gという名前の投稿者は「オバマ大統領を気味の悪い権威主義的な狂人のように思わせる新しいツイッターアカウントがある。AttackWatchだ」と書いた。マット・カバーと称する別の投稿者は「(オバマの)景気刺激策は失業を8%未満に抑えなかったと聞いたけど、それは本当ではないよね?」と、低下しない高失業率を皮肉った。 

 AttackWatch.comサイトのツイッター・コーナーは最近、このようにオバマ大統領を標的にした辛辣な文言が極めて多い。このため、真のオバマ支持者が大統領批判論者についての報告しているのを見付けるのが難しいほどだ。

「下院のニューヨーク、ネバダ両州の補欠選挙で野党共和党候補が議席を獲得した。正気な人々が乗り出してきたのでは、と思う。どうか調べてみてください」とか、「子供たちよ、ママやパパがオバマの悪口を言っていないかい? 必ずそれをAttackWatchにリポートするんだよ」といった書き込みもみられた。 

 またある映画ファンは、破綻前に政府保証融資を得ていた太陽光発電パネルメーカー、ソリンドラをめぐるオバマ政権のスキャンダルを取り上げ、「ソリンドラ・グリーンの原料は人間だ!」と書いた。映画「ソイレント・グリーン(人口増加により資源が枯渇した未来社会で起こる制度化された殺人とその背景を描いたSF映画)」の中の登場人物の有名なせりふ「ソイレント・グリーン(人工食料)の原料は人間だ」のもじりだ。 

 こうしたオバマ政権攻撃を読むのが保守派にとって格好の暇つぶしとなっている。オバマ再選陣営には笑い事ではないだろう。

835チバQ:2011/09/20(火) 22:56:55
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110920/amr11092019210010-n1.htm
オバマ大統領 再選は困難? 政権発足以来最大の危機
2011.9.20 19:14 (1/3ページ)

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オバマ米大統領(ロイター)
 【ワシントン=古森義久】米国のオバマ大統領の「再選の難しさ」が民主、共和両党で広範に語られるようになった。同大統領の支持率の顕著な低下に加え、議会の補選での民主党の連敗が「オバマ大統領はこのままでは再選を果たせない」という予測となり、政権内外でも同大統領就任以来の最大の危機感を生みだしたようだ。

 オバマ大統領の再選はこのままでは難しいという予測は9月中旬に入って、一気に噴き出す形となった。その明白な実例は11日にシカゴで開かれた民主党全国委員会での同党幹部たちの一連の発言だった。オレゴン州選出のピーター・デファジオ下院議員は「私の州では、前回の大統領選でオバマ氏が11ポイントもの大差で勝ったが、いまは同氏への熱い支持は蒸発し、多数の民主党員が次回はオバマ氏には投票したくないと公言するようになった」と述べた。他の民主党幹部もオバマ氏の支持のここ数カ月間の急落を報告した。

 17日に公表されたニューヨーク・タイムズ紙とCBSテレビの共同世論調査でも、オバマ大統領の不支持率が就任以来、同調査では初めて50%を超え、とくに大統領選で決定的に重要となる無党派層の不支持が59%にも達した。

 ニューヨーク・タイムズはこうした動きをとらえ、「民主党員たちはオバマ再選を声高に心配する」という見出しの長文の記事で、全米各地の民主党幹部がオバマ氏への支持の大幅な減少を訴えており、現状のままだと同氏の再選が難しいという予測を打ち出した。

 ウォールストリート・ジャーナル紙も「もしオバマ氏が1期だけの大統領となれば」という題の論文を掲載した。筆者の歴史政治学者ジュリアン・ゼリザー・米プリンストン大学教授はオバマ氏が再選されない可能性を前提に「1期だけの大統領」のオバマ氏の功罪を論じ、オバマ氏自身が「私は凡庸な再選大統領よりはすぐれた1期大統領となりたい」と述べた言葉を引用した。

 こうした「オバマ再選困難論」は13日の下院補選でニューヨーク州とネバダ州でいずれも共和党候補が勝ち、とくにニューヨーク州第9区では民主党が90年間も独占してきた議席を失ったことで、さらに勢いを増した。

 民主党側でもこの現状を同党への重大な危機ととらえ、「この2年8カ月の政策とその手法が国民多数派から支持されなかったのだから大統領は側近や閣僚を解任し、政策も大幅修正すべきだ」(クリントン政権高官だったジェームズ・カービル氏)という過激な主張も出始めた。

 共和党側では一般にオバマ大統領の失政の結果だとされる9・1%という高失業率も、同大統領の医療保険改革など「大きな政府」策の帰結だとして、オバマ氏のリベラル政策自体が破綻したための支持率低下の主因だと主張している。

 もちろん大統領選の投票まで1年2カ月もあるが、

現職大統領にとって歴史的にみても、この時点からの支持率の大幅挽回も容易ではないという。

836チバQ:2011/09/23(金) 17:28:46
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&amp;k=2011092300259
候補者からルイス氏除外=ニュージャージー州議選
 【フィラデルフィアAFP=時事】米連邦控訴裁判所は22日、陸上男子短距離などで五輪通算9個の金メダルを獲得したカール・ルイス氏(50)=米国=を、ニュージャージー州議会選挙の候補者リストから除外する裁定を下したと発表した。同州内の居住年数4年以上の立候補条件を満たしていないとした。
 4月に出馬を表明したルイス氏はニュージャージー州で育ち、2005年と07年に同州内に自宅を購入。しかし、近年の生活拠点はカリフォルニア州で、09年5月には選挙で投票するなどした。 (2011/09/23-12:58)

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837pipi:2011/09/24(土) 04:44:18
働きたくないでごじゃる(;・ω・)☆ http://nn7.biz/watch?v=fIjX4vH

838チバQ:2011/09/25(日) 11:32:20
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011092501000174.html?ref=rank
共和党の模擬投票で泡沫候補勝利 米大統領選
2011年9月25日 10時21分

 共和党指名候補選出の模擬投票集会で演説する、元ピザチェーン経営のハーマン・ケイン氏=24日、オーランド(ロイター=共同)


 【ワシントン共同】来年11月の米大統領選で勝敗の鍵を握るフロリダ州で24日、野党共和党の党員ら約2600人による指名候補選出の模擬投票が行われ、元ピザチェーン経営のハーマン・ケイン氏が37・1%の得票で勝利した。ケイン氏は保守的な主張で人気を集めているが、政治経験は皆無。“泡沫候補”が番狂わせを演じた。

 全米の世論調査で首位に立つペリー・テキサス州知事は得票15・4%で次点にとどまった。模擬投票への本格参戦を見合わせたロムニー前マサチューセッツ州知事が14・0%で3位につけた。

 投票結果は、候補指名争いに大きな影響は与えないとみられる。

839チバQ:2011/09/25(日) 13:14:13
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2011092300455
共和党首位のペリー氏に包囲網=支持率低下、苦しい展開−米大統領選
 【ニューヨーク時事】来年11月の米大統領選に向けた野党共和党の候補者討論会が22日、フロリダ州オーランドで行われた。支持率で首位のペリー・テキサス州知事に対し、2番手のロムニー前マサチューセッツ州知事らが攻撃を集中。包囲網を築かれた形のペリー氏にとり、苦しいレース展開となってきた。
 先月中旬に出馬表明したペリー氏は、一気にロムニー氏を支持率で15ポイント程度引き離した。ところが、この1週間に行われた世論調査では同氏に平均6ポイント差まで詰め寄られ、参戦後の「ご祝儀相場」が落ち着きつつある。(2011/09/23-18:40)

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840チバQ:2011/09/26(月) 21:47:34
http://jp.wsj.com/US/Politics/node_313973
【NewsBrief】中西部州で勝てる候補探しあぐねる米共和党
2011年 9月 26日 17:14 JST
 【ミシガン州マキナック島】米共和党幹部や中西部諸州のアクティビストは2008年の大統領選でバラク・オバマ氏が勝った一帯のスイングステート(民主、共和に対する支持が固まっていない州)について、来年の選挙では自党候補が勝てるとの考えを示した。ただ、誰が最適な候補かいまだ決めかねている。

 ミシガン州元知事を父に持つミット・ロムニー氏には地元出身である点が有利なほか、一部党幹部が好きだと語る中西部の政治的文化の香りがするという。一帯の雇用減少のため、ロムニー氏の対立候補のテキサス州のリック・ペリー知事にチャンスがあるとの声も聞かれる。同知事は自州の力強い雇用の伸びを売りに選挙活動を展開中だ。

 ただ、ペリー氏は24日にフロリダ州オーランドで行われた共和党大統領候補の模擬投票の結果がさえなかったことから、懸念を口にする共和党候補もいる。ほんの1カ月前に選挙戦を開始した同氏については、党や国民の「検査」が始まったばかり。当地で24日に行われた党幹部やアクティビストの会合などではこの点に関する懸念が聞かれた。

841チバQ:2011/09/27(火) 23:40:16
http://jp.wsj.com/US/Economy/node_314739
【コラム】選挙地図が示すオバマ氏再選の行方─米大統領選
Capital Journal─政治コラム
2011年 9月 27日 15:21 JST
 大統領再選の雲行きが怪しくなってきたとはいえ、オバマ米大統領にはまだ希望が残されている。選挙地図は相変わらずオバマ大統領と民主党に有利なためだ。

 これは拮抗した大統領選においては、見落とされがちだが重要な基本原理である。そして2012年の大統領選はまず間違いなく接戦になる。選挙地図は今後の民主・共和両党の選挙戦略を左右する。実際、選挙地図の様相は既に今年の動向に影響を与えているようだ。また、来年の選挙戦で軸になりそうな州も見えてきた。


 米国の大統領選挙で忘れてはならない重要な点は、単に全国の一般投票で勝敗が決まるわけではないという点だ。米国では、各州を代表する選挙人の投票で過半数の270票を獲得した候補者が大統領に選出される。各州には一定数の選挙人が割り振られており、一般投票で勝利した候補者がその州の全選挙人数を獲得する。獲得した選挙人数の合計が270に達した者が勝者となる。

 ここに民主党の本質的な強みがある。民主党を支持することがほぼ確実な一連の“青い州”は、共和党支持の“赤い州”に比べて規模が大きく、選挙人数も格段に多い。民主党の大統領候補は重要なこれらの青い州を確保しさえすれば、その先に勝利が見えてくる。

 具体的に言うと、18の州とコロンビア特別区では1992年以降5度の大統領選すべてで民主党が勝利している。選挙人数の合計は242となり、これだけで大統領選出に必要な票数の90%に達する。

 共和党がほぼ確実に獲得できる選挙人数はこれより大幅に少ない。過去5度の選挙すべてで共和党を支持したのは13州のみ。選挙人数は計102と、必要数の半分にも満たない。

 従って、オバマ大統領勝利の鍵は支持基盤となる青い州を確保することにある。それができたら、あとは支持基盤のやや弱いいくつかの州に狙いを定め、勝利に必要な選挙人数を集めるだけでよい。

 民主党支持に回る確率が最も高いのは、アイオワ、ニューハンプシャー、ニューメキシコ、ネバダ、オハイオの5州だ。これらの州では、過去5度の選挙のうち3度か4度、民主党が勝っている。オバマ大統領が真っ青な民主党支持州をすべて確保したうえで、これらのやや青い州すべてをものにした場合、獲得する選挙人数は必要数を11上回る281に達する。

 さらに注目すべき点として、この筋書きには、巨大な激戦区であるフロリダ州や、2008年の選挙でオバマ大統領が共和党から支持基盤を奪ったバージニア、ノースカロライナ両州での勝利は含まれていない。

 従って、共和党にとって問題は極めて単純だ。真っ青な州とやや青い州のどこで勝利を手にできるか、である。この問いへの答えが分かれば、2012年の選挙戦がどこで繰り広げられるかが見えてくる。

 実際、オバマ大統領は真っ青な州の一部で問題に直面しており、共和党が壁を崩す可能性はありそうだ。政治アナリストのローズ・クック氏は、選挙地図を検証した最近のニュースレターにこう記している。「最近の歴史は別として、オバマ氏は2012年に民主党の支持基盤を守るために懸命に努力しなければならないだろう。これには東西の海岸沿いの諸州だけでなく、ミシガン、ペンシルベニア、ウィスコンシンなど工業地帯の激戦州も含まれる」

 例えば最近の調査では、カリフォルニア、ペンシルベニアの両州で大統領の支持率が50%を下回っている。

842チバQ:2011/09/27(火) 23:40:38

 また、特に困難な州として浮上しているのがウィスコンシン州だ。2010年の州知事選挙では共和党のスコット・ウォーカー氏が勝利した。同知事が公務員労働組合と真っ向から対立していることは保守派を勢いづかせ、リベラル派に刺激を与えている。これが大統領選にどう反映するかは極めて重要だ。

 やや青い州としては、アイオワとニューハンプシャーの両州で共和党に勝機がある。しかし、やや青い州のなかで共和党にとって最もうまみのある標的は、18の選挙人を有する巨大なオハイオ州だ。夏に行われたキニピアック大学の調査で同州の大統領支持率が50%を割ったことは注目に値する。

 仮にオバマ大統領が真っ青な州をすべて制覇し、オハイオ以外のやや青い州をすべてものにしたとしても、オハイオで敗北した場合、合計選挙人数は7票の不足となる。

 この不足分をどこで補えばいいか。予想としては、それまで4度の大統領選で3度共和党が勝利していたにもかかわらず2008年にオバマ氏になびいた激戦州、コロラドが有力だ。同州の選挙人数は9人。オハイオで負けてもコロラドで勝てれば、なんとか再選にこぎ着けることができる。

 こうした選挙人数の計算が既に重視されていることは、民主党員がどこにエネルギーを注ぎ、オバマ大統領がどこに時間を費やしているかをみれば容易に分かる。オバマ大統領とバイデン副大統領がともに最近、やや青い州のオハイオを訪れたのは偶然ではない。そして27日、大統領は非常に重要な激戦州となる可能性のあるコロラドを訪問し、支持基盤の強化を図る。

843とはずがたり:2011/09/28(水) 00:55:20
>>841-843
地図添付しておきます。
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/politics/110927_map.jpg.jpg

今更ですがイギリスの二大政党制が(自由党の後継たる自民党が躍進するまえから)幻想だと云う指摘が,保守・労働党それぞれ牙城があって全国的に2大政党が拮抗している訳ではない事を以て議論している文章をみて成る程なと思ったけど,考えたらアメリカも青い州とか赤い州とかいってるので,国内で普遍的な勢力持って無くても綜合して二大政党になっていれば二大政党制といってしまっても良いですよね。

日本では衆院では都市部の風が大勢を決して政権交代を実現する感じにはなってきたけど,自民党の地盤の地方に較べて民主には地盤なんてあんまあるとは云えないなぁ。。北海道と岩手くらいか。次点が三重・滋賀辺り?

844チバQ:2011/09/28(水) 22:30:13
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110928/amr11092808510004-n1.htm
レディー・ガガ オバマ大統領に「いじめ防止対策」要望
2011.9.28 08:46

 米人気歌手、レディー・ガガさん(25)が25日、カリフォニア州アサートンで開催されたバラク・オバマ大統領(50)の選挙資金集めのパーティーに出席し、オバマ氏といじめ問題について話し合った。26日、ロイター通信が伝えた。(SANKEI EXPRESS)

 パーティーが開かれたのは米インターネット交流サイト大手フェイスブックのシェリル・サンドバーグ最高執行責任者(COO)の自宅で、参加費は2人で3万5800ドル(約270万円)。ガガさんは大統領にさらなるいじめ防止対策を要望したという。

845チバQ:2011/09/29(木) 22:54:25
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110929/amr11092919430008-n1.htm
共和党予備選、年明け熱気 州同士の日程バトル
2011.9.29 19:42
 【ワシントン=佐々木類】2012年の米大統領選での共和党候補の指名争いに向けたもう一つの“バトル”、州同士の日程争いが火ぶたを切る。人口も多く激戦州として注目を集めるフロリダ州が、どこよりも早い来年1月31日の予備選実施を計画しているためだ。これまで先行実施してきたアイオワ、ニューハンプシャー両州がフロリダ州の動きを受けて日程を前倒しするのは必至。指名争いは年明け早々から熱を帯びそうだ。

 共和党候補の指名争いは来年2月6日のアイオワ州の党員集会を手始めに、ニューハンプシャーでの予備選を14日、ネバダ州の党員集会を18日とする予定が組まれていた。アイオワ州などは各州に先駆けて党員集会や予備選を行うことが州法などで認められている。

 しかし、フロリダ州は28日、予備選を1月31日に行う方向だと発表した。日程が早まることで結果が他州の有権者にも影響するとみられることから、各候補がフロリダ州を重点区と位置づけて多額の選挙資金を投入するとの期待がある。

 前回の大統領選でもミシガン州が1月15日の予備選実施を発表したため、アイオワ州は1月3日、ニューハンプシャー州は8日に前倒しした。この結果、共和党は3月にマケイン上院議員が早々と勝利。一方の民主党はオバマ氏とクリントン氏(現国務長官)が6月まで接戦を展開、注目を集めたことで本選でも同党が有利になったといわれている。

 このため共和党全国委員会は昨年夏、アイオワ、ニューハンプシャー州など3州以外は3月5日以前に予備選などを行ってはならないと規定していた。 

 米FOXニュースは「1月2日にアイオワ党員集会が開かれるだろう」と報じており、12年の選挙も前回並みの早いスケジュールで進みそうだ。

846チバQ:2011/09/29(木) 23:18:05
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110929/amr11092914240006-n1.htm
【米大統領選】
ペリー候補、首位転落 討論会の不調響く 共和党候補争い 
2011.9.29 14:23
 米保守系FOXテレビは28日、来年11月の大統領選に向けた共和党の候補指名争いで、テキサス州のペリー知事が2位に転落、ロムニー前マサチューセッツ州知事が首位に返り咲いたとする世論調査結果を発表した。

 ペリー氏の支持率は8月末の29%から19%に急落。逆にロムニー氏は1ポイント増えて23%となった。

 ペリー氏は8月の出馬表明後、知事としての雇用創出実績と保守的な主張で人気を集めた。だが9月に3回行われた候補者討論会で、社会保障や移民政策をめぐり他候補に追及される場面が目立ち、「討論下手」との印象が強まっていた。

 フロリダ州で24日に行われた模擬投票では、ペリー氏有利との下馬評を覆し、元ピザチェーン経営のケイン氏が勝利。同氏は今回調査でも支持率17%で3位に浮上した。(共同)

847チバQ:2011/10/01(土) 17:48:22
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011100102000190.html
共和党 フロリダ予備選前倒し 年明け、指名争い本格化
2011年10月1日 夕刊

 【ワシントン=竹内洋一】来年十一月の米大統領選に向けた野党・共和党の候補者を選ぶ予備選について、南部フロリダ州は三十日、当初予定を大幅に前倒しして来年一月三十一日に実施すると発表した。伝統的に最初に党員集会を行ってきたアイオワ州も日程の変更を発表するなど、年明け早々から選挙戦が本格化することになりそうだ。

 両州のほか、ニューハンプシャー州も予備選の日程の大幅な前倒しをすることを検討している。

 各州が一定の間隔を空けて日程を組めば、アイオワ州とニューハンプシャー州が一月初旬に党員集会・予備選を開くとみられる。

 前回二〇〇八年の大統領選では、共和党が三月上旬にマケイン上院議員を候補者に選出。民主党はオバマ、クリントンの両氏が六月まで指名競争を繰り広げ、注目を集めた。

 共和党全国委員会は候補者選びが早かったことが敗因の一つと分析し、今回は選出レースを長期化させることを決めている。当初は二月六日のアイオワ州を皮切りに全米各州で始まる日程だった。

 選挙戦の行方を大きく左右する最初の党員集会や予備選は全米の注目を集めるため、各州の先陣争いは年々激しさを増している。

 フロリダ州には共和党から「制裁」が科されるが、各陣営が重点地区に位置付けて多額の選挙資金を投入すれば、州経済の活性化につながるとの計算もありそうだ。

<党員集会と予備選挙> 党員集会は原則として、民主、共和の二大政党に登録した党員が各党の集会に出席、話し合いや投票によって各党の大統領候補を選出する代議員を決める。予備選挙は政党に登録した有権者だけが参加できる方法と無登録の有権者も参加できる方法があり、いずれも投票所で直接投票する。来年の本選挙は11月6日。

848チバQ:2011/10/04(火) 00:04:41
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111003/amr11100310170000-n1.htm
黒人の差別用語を放置? 米共和党候補狙うペリー氏、父親の別荘に「ニガー」
2011.10.3 10:15 [米国]

1日、米ニューハンプシャー州での経済フォーラムで話すペリー・テキサス州知事(ロイター)
 2日付の米紙ワシントン・ポストは、来年の米大統領選に向けて共和党候補指名の獲得を目指すテキサス州のペリー知事が、利用していた父親の別荘に黒人に対して最も差別的とされる言葉「ニガー」の文字が書かれていたにもかかわらず、自身が政界入り後も放置していた疑いがあると報じた。ペリー氏側は否定している。

 同党の候補指名を争う黒人で元ピザチェーン経営のケイン氏は2日、ペリー氏を「無神経だ」と批判した。黒人有権者が反発するのは必至だ。

 別荘は同州の牧場の一角にあり、門に置かれた岩に別荘の呼び名だった「ニガーヘッド」の文字が大書きされていた。ペリー氏は仲間と狩猟に出掛ける際、別荘を利用していたという。

 ペリー氏は同紙に対し「不快な名前だ」とした上で、父親が別荘を借り始めた1983年か翌84年に両親がペンキを上塗りして消したと説明した。(共同)

849名無しさん:2011/10/05(水) 20:14:23
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111005-00001203-yom-int
クリスティー知事、大統領選出馬断念
読売新聞 10月5日(水)19時48分配信

 【ワシントン=黒瀬悦成】米ニュージャージー州のクリス・クリスティー知事(49)は4日、同州内で記者会見し、来年の大統領選での共和党候補者指名争いに出馬しないと発表した。

 クリスティー氏をめぐっては、党内の穏健派などから出馬を期待する声が広がっていた。同氏は、「今は私が出る時ではない。この州でやるべきことがある」と述べ、当面は知事の仕事に専念すると強調。一方で、「将来については、あらゆる可能性を排除しない」と語り、2016年大統領選への出馬に含みを残した。

 同氏が出馬を断念したのは、同党候補を決める各州の予備選・党員集会が、当初予定されていた2月以降から年明け早々にも繰り上げ実施される見通しとなり、選挙に向けた資金集めなどの時間的余裕が少ないと判断した模様だ。

最終更新:10月5日(水)19時48分

850チバQ:2011/10/05(水) 21:26:18
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2011100500553
「非オバマ」の与党候補勝利=補選連敗ストップも喜べず−米大統領
 【ワシントン時事】オバマ米大統領の政権運営への評価が最大の争点となったウェストバージニア州知事補選が4日、投開票され、与党民主党のトンブリン知事臨時代理が共和党の企業経営者マロニー氏を僅差で下した。
 民主党は大型補選の連敗を食い止めたが、トンブリン氏は選挙戦で大統領に距離を置く姿勢をアピールしており、苦境にある大統領には手放しで喜べない結果となった。
 同州知事補選は来年11月の大統領選に向けた前哨戦の一つと位置付けられ、民主、共和両党が巨額の資金をつぎ込み総力戦を展開した。
 CNNテレビなどによると、共和党側はオバマ政権の医療保険改革は増税と雇用喪失を招くと指摘し、「トンブリン氏に勝つことは打倒オバマの第一歩」と主張するテレビCMを連日放映。これに対し、トンブリン氏は大統領と意見が異なる問題は多いと反論、「同じ党であろうと(その分野では)戦い続ける」と訴えた。(2011/10/05-17:03)

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851チバQ:2011/10/06(木) 20:39:23
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20111006-OYT1T00360.htm?from=main6
サラ・ペイリン前知事、米大統領選に不出馬

 【ワシントン=中島健太郎】米共和党のサラ・ペイリン前アラスカ州知事(47)が5日、2012年大統領選に出馬しないと表明した。


 支持者宛ての手紙形式の声明で「私は、真の公共への奉仕者が大統領に選ばれるよう支援することで、より重要な役割を果たせる」と述べた。

 ペイリン氏は08年大統領選で副大統領候補になり注目され、草の根保守派の「茶会運動」を中心に大統領選出馬を求める声が強かった。ペイリン氏の不出馬で、共和党の候補者指名争いは、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)、テキサス州のリック・ペリー知事(61)らが軸となる構図がほぼ固まった。

(2011年10月6日13時54分 読売新聞)

852チバQ:2011/10/06(木) 20:44:49
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111006/amr11100615570011-n1.htm
1万人超がNYでデモ 格差抗議、最大規模 労組、NGOも合流
2011.10.6 15:55

 5日、米ニューヨークで、反格差社会デモ「オキュパイ・ウォールストリート」に合流した労働組合のメンバーら(AP)
 世界経済の中心地、米ニューヨークのウォール街で始まった反格差社会デモ「オキュパイ・ウォールストリート(ウォール街を占拠せよ)」は5日、労働組合、学生組織、非政府組織(NGO)などと合同で大規模集会を開き、米メディアによると、1万〜2万人がマンハッタンの市役所からウォール街に向け行進した。

 これまでで最大規模の動員数とみられる。AP通信によると、ニューヨーク以外でもボストンなど数都市で、大学などで運動に連帯を示す集会が開かれた。6日にはワシントンでも大規模デモが計画されており、デモは拡大を続けている。

 ニューヨークの集会では参加者が「富める1%」と呼ぶ富裕層や大企業との対比で、「われわれは99%だ」とメガホンで叫ぶと大勢の参加者から大きな歓声が上がった。(共同)

http://sankei.jp.msn.com/world/news/111002/amr11100216590004-n1.htm
NYブルックリン橋でデモ隊700人逮捕 オバマ政権批判を警察が「力」で封じ込め
2011.10.2 16:51 [オバマ米大統領]

1日、ニューヨークのブルックリン橋に詰めかけたデモ参加者(AP)
 【ニューヨーク=黒沢潤】ニューヨークのマンハッタンに架かるブルックリン橋で1日、高失業や貧困、少数民族への差別反対などを訴えるデモ隊約700人が、警官隊に一斉逮捕された。社会の不均衡を是正できないオバマ政権への市民の不満を警察が「力」によって封じ込めた。

 AP通信などによれば、このデモ隊は、マンハッタンの金融街ウォールストリート付近で、約2週間にわたって抗議行動をしていた「ウォールストリートを占拠しよう」のメンバーら。

 互いに腕を組み、橋の車道を行進していた際、車両の通行を妨害したなどとして、オレンジ色の網で“一網打尽”にされた。

 ウォールストリート周辺では約1週間前、同デモ隊のメンバー約80人が公務執行妨害容疑などで逮捕された。その際、警官がトウガラシ・スプレーなどを使った光景がネットで流れたため、これに同情したグループがデモ隊に合流。マンハッタンの警察施設前では9月30日夕、約1千人の市民が抗議行動を行った。

 約2週間続いたデモには、ニューヨーク出身の女優スーザン・サランドンさんや、映画監督のマイケル・ムーア氏も支援した。

853チバQ:2011/10/06(木) 22:12:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111005-00000031-mai-int
<米下院>オバマ政権の台湾への戦闘機売却見送り 批判続出
毎日新聞 10月5日(水)10時56分配信

 【ワシントン古本陽荘】米下院外交委員会は4日、台湾に関する公聴会を開いた。新型F16戦闘機の台湾への売却を見送ったオバマ政権の決定を与野党の議員が次々と批判。これに対し、キャンベル国務次官補(東アジア・太平洋担当)は、決定は「現時点では適切」と強調する一方、中国の対台湾軍備拡張の動きについて「中台の信頼関係構築を阻害するもの」とけん制した。

 ロスレーティネン委員長(共和)は「中国に対し、なぜそんなにおどおどしなければならないのか」と発言。「ますます好戦的になる中国におどおどしていることが同盟国である日本、韓国、フィリピン、豪州にどういうメッセージになるのか」と語気を強めた。

 与党の民主党からも「なぜ新型F16を売却できないのか」(コノリー議員)などと批判が続き、政府側は終始、防戦に立たされた。

 オバマ政権は先月、台湾が求めていた新型F16売却を見送る代わりに、配備済みのF16に新型レーダーを搭載することなどで能力を高めることを柱とする対台湾武器売却方針を決定した。

854チバQ:2011/10/08(土) 13:29:46
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111008/amr11100813090009-n1.htm

【米大統領選】
1月3日に最初の党員集会 アイオワ州
2011.10.8 13:08
 AP通信は7日、来年11月の米大統領選に向けた野党共和党の候補指名争いで、中西部アイオワ州の党員集会が全米に先駆けて1月3日に開催される見通しだと報じた。

 アイオワ州の共和党委員会が暫定的に決定した。今月10日にも正式発表される見込み。前回の2008年大統領選でも同州党員集会が1月3日に開かれており、今回も年明け早々の開幕となりそうだ。(共同)

855チバQ:2011/10/08(土) 18:03:13
http://www.newsweekjapan.jp/stories/us/2011/09/post-2281.php
支持率ガタ落ちでもオバマ指名は確実
Why No Democrat Will Challenge Obama

「極右」が影響力をもつ共和党に政権を奪われる危険は冒せない、その危機感で民主党は結束している

2011年09月30日(金)15時20分
エレノア・クリフト

[2011年9月 7日号掲載]

 不況と支持率低下は現職大統領にとって致命的な組み合わせ。大統領選で苦戦を強いられる前に、党内で厳しい予備選にさらされるのが一般的だ。ところが米民主党では、今のところオバマ大統領に対抗して出馬の名乗りを上げた人物はいない。

 党内でオバマ人気が抜群だから、ではない。むしろティーパーティー主導の共和党に融和的なアプローチを取るオバマを批判する声は多い。8月初めに合意がまとまった連邦債務の上限引き上げも、憲法修正第14条に基づき大統領が単独で決められたはずだという指摘もある。

 中には08年にオバマと民主党指名を争ったヒラリー・クリントン国務長官が大統領になっていたほうが良かった、と言いだすやからまでいる。それでも今回、クリントンをオバマの対抗馬に担ぎ出そうという声はない。

 一般党員と民主党系無党派層を対象とした世論調査でも、予備選を求める声はわずか32%で、対立候補が登場してほしくないという人は59%に上った。

 現実的な判断と言えるだろう。「再選の現実的な可能性という意味では、オバマがヘマをすることはまずない。それは党内の誰にとっても明白だ」と、ベテラン政治アナリストのチャールズ・クックは言う。

 民主党関係者にとって、共和党内で影響力を強めるティーパーティーは極右も同然だ。「共和党の大統領が誕生すれば、ティーパーティーがアメリカを動かすことになる」と、中道左派のシンクタンク「第三の道」のビル・シュナイダーは言う。民主党は「そんな危険を冒すわけにはいかない」。

「初心に戻ってほしい」
 民主党は公民権運動の立役者でもある。「初のアフリカ系大統領の再選を阻みたい人間はいない」と、クックは指摘する。オバマに挑戦状をたたき付ける人物は、政治家としての自分の将来を危険にさらすことにもなりかねない。

 「対抗馬が出てくれば、黒人有権者は激怒するだろう。これは民主党にとってまったくいいことではない」と、シュナイダーは言う。アフリカ系アメリカ人は民主党の最も忠実な支持層であり、オバマの仕事ぶりに落胆しているとはいえ、彼を見捨てることはないだろう。

 そんななか消費者運動家で過去に自ら大統領選に立候補してきたラルフ・ネーダーは、オバマの対抗馬になりそうな人物に声を掛けている。ただし「予備選で(オバマを)倒せる人間はいない」と言う。「対抗馬を立てる目的は、オバマに08年の公約に立ち返らせることだ」

 対抗馬を立てれば、最低賃金や労働者の権利、金融機関に対する税率引き上げと低所得層の税率引き下げといった民主的な争点について、オバマの考えを問いただすことができる。「さもなければオバマの選挙運動は、共和党の極端な発言に対処するだけで終わってしまう」

 環境活動家のビル・マッキベンも、オバマに初心に戻ってほしいと考えている1人だ。マッキベンは、アルバータ州(カナダ)からテキサス州まで石油パイプラインを敷設する計画に反対して、8月20日からホワイトハウス前で抗議行動を組織した。

 前回の大統領選でオバマは、「自分が大統領になれば、『海面上昇のペースは遅くなり、地球は癒やされ始める』と言った。(パイプライン問題は)その男が今もいるかどうかを確かめる格好の試金石だ」と、マッキベンは言う。

 マッキベンと仲間は、08年の大統領選のときの選挙グッズを身に着けてホワイトハウス前に集まった。オバマに初心を思い出してもらうためにだ。

856チバQ:2011/10/09(日) 14:30:19
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20111008-00000135-fnn-int
2012年のアメリカ大統領選挙に向けた共和党の候補者指名争い、混戦状態続く
フジテレビ系(FNN) 10月8日(土)12時32分配信

2012年に行われるアメリカ大統領選挙へ向けた共和党の候補者指名争いは、泡沫(ほうまつ)候補扱いをされていた実業家が一部の世論調査で支持率トップに躍り出るなど、混戦状態となっている。
ハーマン・ケイン氏は「今『イエス・ウィ・ケイン』って言ったのかい?」と述べた。
7日、首都ワシントンで行われた保守層の集会で、オバマ大統領のスローガン「イエス・ウィ・キャン」を皮肉った大手ピザチェーンの元経営者・ケイン氏は、高い失業率の原因はホワイトハウスにあると断言した。
ケイン氏は「経済の失策はウォール街のせいじゃない。ホワイトハウスがやったんだ。デモ隊は、ウォール街ではなくホワイトハウスに行くべきだ」と述べた。
ケイン氏が一部の世論調査で支持率トップに躍進した一方、当初、支持率トップを走っていたテキサス州のリック・ペリー知事が3位に転落するなど、共和党の候補者指名争いは激しさを増している。

857チバQ:2011/10/10(月) 13:49:19
http://www.cnn.co.jp/usa/30004226.html
ウォール街デモ、米首都で逮捕者 民主は支持、共和は批判
2011.10.10 Mon posted at: 10:54 JST
ワシントン(CNN) ウォール街の占拠を呼びかけてニューヨークで始まった抗議デモは首都ワシントンにも飛び火し、9日にホワイトハウス前で行われた集会では1人が逮捕された。この日のトーク番組には民主、共和両党の有力議員が出演し、デモに対して民主党議員は支持を表明、共和党議員は「階級闘争」と位置付けて批判を強めている。

ホワイトハウス前にはこの日、約100人が集まり、大統領の警護を担当するシークレットサービスによれば、警官に向かって靴を投げつけたとして1人が逮捕された。デモ主催者の話では、この男性はホワイトハウスの中に靴を投げ込もうとして失敗したという。

参加者の多くは戦争反対を訴え、オバマ大統領に対して「ビールサミット」への参加を求める横断幕を掲げた参加者もいた。

9日で23日目に入ったデモについて、民主党のペロシ下院院内総務はABCテレビの番組で「それがウォール街であろうと確立された政治的秩序であろうと、変革を起こす必要がある。彼らの生活にとって無意味な振る舞いを続けることはできない。国民は怒っている」と一定の理解を示した。

民主党議会選挙対策委員会(DCCC)のウェブサイトにも、抗議デモを支持し、「議会共和党指導部の横暴」に対して声を上げるよう呼びかける嘆願書が掲載された。

一方、次期大統領選の共和党候補者指名争いに名乗りを上げているハーマン・ケイン氏はCBSの番組で、抗議デモは「反資本主義的、反自由市場的」であり「反アメリカ的」だと批判。同じく指名争いをしているニュート・ギングリッチ元下院議員も「オバマ大統領の階級闘争の産物」と位置付け、大統領の政策に対する攻勢を強めた。

858チバQ:2011/10/11(火) 21:13:06
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111010/amr11101012490004-n1.htm
格差是正デモ ホワイトハウス前で逮捕者も 過激化に懸念
2011.10.10 12:47 [オバマ米大統領]

9日、ホワイトハウスでデモに参加する市民ら(AP)
 【ワシントン=犬塚陽介】米国に広がる格差是正を求める抗議デモは9日、首都ワシントンやニューヨークで引き続き、失業や経済格差の解消を訴えた。米メディアによると、ホワイトハウス前で抗議活動をしていた男が、警備中の警察官に靴を投げつけて逮捕されるなど、過激化も懸念されている。

 前日の8日には抗議デモに参加していた反戦グループの一部が、米軍の無人機による攻撃反対を掲げてワシントンのスミソニアン国立航空宇宙博物館へ突入し、警備員と衝突して1人が拘束された。

 抗議デモの拡大で、米政界の反応も分かれている。民主党のペロシ下院院内総務は9日、ABCテレビのインタビューで、デモ参加者が発信する「メッセージを支持する。変革が起きねばならない」と述べ、失業や経済格差の解消を求める抗議行動に理解を示した。

 一方、来年の米大統領選の共和党候補の1人、ハーマン・ケイン氏はCBSテレビに出演し、デモは資本主義や自由な市場経済に反対する「反米主義」と批判。リベラル勢力が「国民の関心をオバマ政権の失政から反らすために連携している」と切り捨てた。

860チバQ:2011/10/12(水) 12:41:33
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20111012-OYT1T00354.htm
米有力知事、ロムニー氏支持を表明

 【レバノン(米ニューハンプシャー州)=中島健太郎】2012年米大統領選の共和党候補指名争いで、ニュージャージー州のクリス・クリスティー知事が11日当地で記者会見し、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)への支持を表明した。


 クリスティー氏は「ロムニー氏こそ米国を引っ張っていく人物」と述べた。

 クリスティー氏は、共和党の大口献金者らを中心に大統領選出馬待望論が高まっていたが、4日に不出馬を正式表明した。有力知事の支持表明は、ロムニー氏には追い風となりそうだ。

 ロムニー氏は11日夜、テキサス州のリック・ペリー知事(61)ら候補指名を争う7氏と、ニューハンプシャー州の大学で経済問題を巡る討論会に臨んだ。

(2011年10月12日11時01分 読売新聞)

861チバQ:2011/10/12(水) 23:41:23
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2011101200199
ジュリアーニ氏も不出馬=米大統領選
 【ワシントン時事】米共和党のルディ・ジュリアーニ前ニューヨーク市長(67)は11日、ニューヨーク州内で開かれた集会で、来年11月の大統領選に向けた党の候補者レースに参戦しない意向を表明した。米政治専門紙「ポリティコ」などが報じた。
 ジュリアーニ氏はニューヨーク市の治安回復に実績を残し、前回大統領選の候補者レースに出馬。しかし、序盤戦に出遅れ、あっさり敗退した。今回も一時、出馬に意欲を示したが、従来の支持者の多くがレースの先頭に立つロムニー前マサチューセッツ州知事らに流れ、苦戦は必至とみられていた。(2011/10/12-10:12)

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862名無しさん:2011/10/13(木) 21:51:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111013-00001033-yom-int
米大統領選の共和党指名争い、8氏の構図固まる
読売新聞 10月13日(木)19時10分配信

 2012年米大統領選の共和党候補者指名争いで、党内主流派はミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)支持でまとまりつつある。

 ただ、「茶会運動」など保守派は支持する候補を探しあぐねており、情勢はなお流動的だ。

 共和党では、10月に入り、大統領選出馬が取り沙汰されていたニュージャージー州のクリス・クリスティー知事と、サラ・ペイリン前アラスカ州知事が相次ぎ不出馬を明言し、年明けから始まる党員集会と予備選は、すでに出馬表明した8氏の争いが事実上固まった。オバマ大統領の支持率が41%(10月9〜11日ギャラップ社調査)と低迷する中、共和党の8氏中誰が抜け出すかに注目が高まっている。

 ギャラップ社調査(3〜7日)では、支持率1位はロムニー氏(20%)。本格候補の呼び声が高かったテキサス州のリック・ペリー知事(61)は15%で、元ピザ・チェーン経営者のハーマン・ケーン氏(65)(18%)を下回った。

最終更新:10月13日(木)19時10分

863名無しさん:2011/10/13(木) 22:02:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111013-00000009-wsj-int
米大統領選の共和党候補選び、元実業家ケイン氏が首位に=WSJ/NBC調査
ウォール・ストリート・ジャーナル 10月13日(木)9時51分配信

 【コンコード(米ニューハンプシャー州)】2012年米大統領選の共和党候補の指名争いで、元外食チェーン経営者のハーマン・ケイン氏がにわかに首位に躍り出た。共和党支持者のリック・ペリーテキサス州知事に対する幻滅感の高まりや、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事への根強い警戒感が影響したようだ。ウォール・ストリート・ジャーナルとNBCが共同で実施した最新の世論調査で明らかになった。

 最近の討論会でみせたケイン氏の率直で飾らない態度が共和党支持者の多くを引きつけ、共和党の候補者選びでケイン氏を支持すると回答した人は27%と最も多かった。6週間前に行われた調査で獲得した22%の支持率から大きく票を伸ばした。

 2位に付けたのは23%の票を集めたロムニー氏で、8月後半に実施された調査で得た数字と変わらなかった。一方、ペリー氏は16%と、8月に獲得した38%から大きく票を減らした。

 調査は1000人の成人を対象に、10月6日~10日にかけて行われた。共和党の献金者や関係者の多くがロムニー氏を最有力候補とみて支持を表明し始めるなか、最新の調査結果は同氏に対する有権者の支持は依然いまひとつであることを示している。

864名無しさん:2011/10/13(木) 22:06:54
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111013-00000100-san-int
米大統領選共和党候補 「時の人」ケイン氏、ブームどこまで
産経新聞 10月13日(木)7時55分配信

 【ワシントン=佐々木類】来年の米大統領選に向けた共和党候補による討論会が11日、ニューハンプシャー州ハノーバーのダートマス大学で開かれた。9月にフロリダ州で行われた模擬投票で、トップに躍り出た会社経営者で黒人のハーマン・ケイン氏(65)がネガティブ・キャンペーンをかわしながら、どこまで波に乗れるかが焦点だ。

 ケイン氏が突如としてトップグループに躍り出た人気の秘密は、ラジオのパーソナリティーも務めた話術のうまさに加え、「999TAX(ナイン・ナイン・ナイン・タックス)」政策という広告のような減税案を打ち出したためだ。ピザ・チェーン店を成功させたオーナーらしい戦術だ。

 999TAXとは、連邦所得税、同法人税、同消費税をすべて9%に統一する案。連邦所得税は現在、所得額によって10〜35%、同法人税は最大35%となっている。そこで所得税、法人税を9%に統一して事実上減税する代わり、連邦消費税を新設し税率を9%にしようというものだ。

 だが、この政策にかみついたのが、ミシェル・バックマン下院議員だ。11日の討論会で「999は裏返せば、悪魔の数字666ではないか。ただの税政策であり、雇用対策になっていない」と酷評した。

 しかし、ケイン氏は反論せずに軽く受け流すなど、支持率に支えられた余裕すら漂わせていた。

 11日の討論会で中央に陣取ったのもケイン氏で、すっかり“時の人”だ。7日の模擬投票でも2位をキープしたケイン氏に死角はないのか。

 ブッシュ前大統領の顧問だったブラッドリー・ブレイクマン氏はFOXニュースで、「減税政策は分かりやすいが、国際情勢や通商問題に疎い。“ケイン・ブーム”はそのうちしぼむのではないか」と指摘する。

 資金力も、世論調査の支持率でトップを走るミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)や、凋落(ちょうらく)が著しいテキサス州のリック・ペリー知事(61)に比べて弱い。

 四半期ごとに連邦選挙管理委員会に提出する政治資金収支報告によると、ペリー氏1710万ドル(約13億円)、ロムニー氏1400万ドルに対し、ケイン氏はわずか200万ドル。長丁場の選挙戦を戦い抜くことができるかどうか不安は残る。

865チバQ:2011/10/13(木) 22:28:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111013-00000009-wsj-int
米大統領選の共和党候補選び、元実業家ケイン氏が首位に=WSJ/NBC調査
ウォール・ストリート・ジャーナル 10月13日(木)9時51分配信

 【コンコード(米ニューハンプシャー州)】2012年米大統領選の共和党候補の指名争いで、元外食チェーン経営者のハーマン・ケイン氏がにわかに首位に躍り出た。共和党支持者のリック・ペリーテキサス州知事に対する幻滅感の高まりや、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事への根強い警戒感が影響したようだ。ウォール・ストリート・ジャーナルとNBCが共同で実施した最新の世論調査で明らかになった。

 最近の討論会でみせたケイン氏の率直で飾らない態度が共和党支持者の多くを引きつけ、共和党の候補者選びでケイン氏を支持すると回答した人は27%と最も多かった。6週間前に行われた調査で獲得した22%の支持率から大きく票を伸ばした。

 2位に付けたのは23%の票を集めたロムニー氏で、8月後半に実施された調査で得た数字と変わらなかった。一方、ペリー氏は16%と、8月に獲得した38%から大きく票を減らした。

 調査は1000人の成人を対象に、10月6日~10日にかけて行われた。共和党の献金者や関係者の多くがロムニー氏を最有力候補とみて支持を表明し始めるなか、最新の調査結果は同氏に対する有権者の支持は依然いまひとつであることを示している。

866チバQ:2011/10/14(金) 22:31:58
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20111013-OYT1T01033.htm
米大統領選の共和党指名争い、8氏の構図固まる




 2012年米大統領選の共和党候補者指名争いで、党内主流派はミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)支持でまとまりつつある。

 ただ、「茶会運動」など保守派は支持する候補を探しあぐねており、情勢はなお流動的だ。

 共和党では、10月に入り、大統領選出馬が取り沙汰されていたニュージャージー州のクリス・クリスティー知事と、サラ・ペイリン前アラスカ州知事が相次ぎ不出馬を明言し、年明けから始まる党員集会と予備選は、すでに出馬表明した8氏の争いが事実上固まった。オバマ大統領の支持率が41%(10月9〜11日ギャラップ社調査)と低迷する中、共和党の8氏中誰が抜け出すかに注目が高まっている。

 ギャラップ社調査(3〜7日)では、支持率1位はロムニー氏(20%)。本格候補の呼び声が高かったテキサス州のリック・ペリー知事(61)は15%で、元ピザ・チェーン経営者のハーマン・ケーン氏(65)(18%)を下回った。

(2011年10月13日19時10分 読売新聞)

868チバQ:2011/10/16(日) 19:45:34
http://www.asahi.com/international/update/1015/TKY201110140757.html
ウォール街、水に流す? 清掃したい市、デモ隊と対立
 経済格差に怒った若者たちが1カ月近く占拠しているニューヨーク・ウォール街そばの公園で、清掃しようとする市当局とデモ参加者が対立している。市は14日朝にデモ参加者を強制排除して大量放水する計画だったが、「追い出す口実」との反発が高まり、予定時間の直前に延期を決めた。

 デモ参加者は清掃係を選び、ゴミ処理に努めてはいるものの、前月17日から続く占拠でさすがに一帯の汚れが目立ってきた。何日も入浴しない参加者の体臭や食べ残しの発する悪臭もひどい。住民や通勤者から苦情が相次ぎ、「デモは大事だが、いくら何でも不潔すぎる」と公園の土地所有者が市に助けを求めた。

 「デモの自由は尊重する」と確約してきたブルームバーグ市長は「清掃さえ終われば占拠に戻ってよい」と説得したが、デモ参加者たちは「清掃を口実にして我々を追い払う気だ」と猛反発。夜を徹して自力でゴミを拾い、よごれを洗い落とす作業を展開した。(ニューヨーク=山中季広)

869チバQ:2011/10/18(火) 21:30:08
http://jp.wsj.com/US/Politics/node_326515
オバマ大統領、再選に重要な州へ遊説の旅に出発
2011年 10月 18日 6:47 JST

 オバマ米大統領は17日から3日間、ノースカロライナ、バージニア両州に遊説バスツアーを行う。このことは、来年の大統領選で選挙人の過半数票を確保するために、大統領陣営がどのような有権者を重視しているかを浮き彫りにしている。

 この2州では過去何十年も民主党の大統領候補が選ばれることはなかった。だが、マイノリティが多く専門職の白人人口が増加増えていることから2008年にはオバマ大統領が勝った。来年の大統領選では接戦が予想されるが、両州が再び当選の鍵を握るものとして注目されている。

 大統領は来週、コロラド、ネバダ、ニューメキシコなど西部山岳地帯に広がる諸州を訪問する予定だ。これらの州のヒスパニック票が08年にオバマ氏を勝利に導いたからだ。

 こうした大統領陣営の動きには、大票田のオハイオ州とフロリダ州への依存を減らして勝利への道を複数確保しようとする戦略が見え隠れしている。両州は選挙人の数が多く、過去の大統領選の結果を大きく左右してきた。大統領陣営は両州での勝利を目指しているが、世論調査によると大統領は労働者階級の白人の支持を失っており、情勢は厳しさを増している。 

 今回の戦略は、2000年、04年の民主党の戦略とは対照的だ。民主党はどちらの選挙でもオハイオ州またはフロリダ州の票が必要だったが、両州で敗北した。

 オバマ大統領の再選本部を指揮するジム・メシナ氏は、「民主党としては、2000年、04年の選挙地図に戻るわけにはいかない。これまで目にしたデータから、それは明らかだ」と述べた。

 再選本部は、ジョン・ケリー候補が04年に票を獲得した州すべてで大統領が勝利すると仮定すると、ノースカロライナ、バージニア両州、あるいはどちらか一方に加えてコロラド、ネバダ両州で勝利すれば過半数票を獲得できるとみている。民主党はこれら4州で2000年も04年も敗北しているが、08年は4州すべてでオバマ氏が勝利した。

 ノースカロライナ、バージニア両州がいかに重要かは、大統領が3日もかけて遊説することで明らかだ。リベラルな白人が多いノースカロライナ州アッシュビルを皮切りに、大統領は共和党寄りの農村部や、バージニア州南部のエンポリアなど、黒人票の多い町を訪問する予定だ。

 両州とも北部からの移住者やハイテク業界などの専門職の人口が増えている。こうした階層は民主党に投票する傾向が強い。それに加えて黒人人口も多いため、ノースカロライナ州ローリーを拠点に民主党の世論調査を行うトム・ジェンソン氏によれば、両州は激戦区となっている。

 ノースカロライナ州の「リサーチ・トライアングル」とよばれる地区やバージニア州北部の都市部の人口は増えているが、保守層が強い農村部の人口は停滞あるいは減少している。

 ジェンソン氏は、「これらの州では、大統領選で共和党に投票する農村部から民主党に投票する都市部へと勢力バランスが大きくシフトしている」と指摘した。

 また、ノースカロライナ州民主党のスコット・フォルムレン前委員長は、「人口統計的にいって、ノースカロライナ州は非常に都市化が進んでいる」と述べている。

 ヒスパニック人口の増加も、両州の激戦化に一役買っており、コロラド、ネバダ、ニューメキシコの3州で民主党はヒスパニック票を伸ばしている。一方で、2010年にはネバダ州とニューメキシコ州で共和党の州知事が当選した。

870チバQ:2011/10/18(火) 21:30:29
 野党共和党全国委員会のエド・ギルスピー前委員長は、08年に大統領に投票した若い無党派有権者の間で大統領支持率が下がっているため、大統領がバージニア、ノースカロライナ両州で再び勝利するのは、難しいだろうと考えている。

 バージニア州で共和党委員長を務め、02年のノースカロライナ州上院議員選挙ではエリザベス・ドール氏の選挙対策委員会を指揮したギルスピー氏は、「若い無党派有権者の多くが共和党候補に投票するだろう。また、棄権する有権者もいるだろう」と述べた。

 共和党は、ミシガン州、ペンシルベニア州、ウィスコンシン州など、04年にケリー候補が、2000年にはゴア候補が勝利を収めた五大湖州で新たに勝利の機会があると考えている。

 共和党のロムニー大統領候補のため、世論調査を担当するニール・ニューハウス氏は、「オバマ大統領の支持率低下によって、今回の大統領選ではこれまでほとんど共和党に望みのなかった州にもチャンスが生まれている」と指摘する。

 共和党が大統領候補を決定すれば、同党の優位は一段と明らかになるとみられる。例えば、08年の選挙でオバマ大統領が勝ったミシガン、ニューハンプシャー両州だが、ロムニー候補はミシガン州で父が知事を務め、ニューハンプシャー州には自宅がある。

画像を拡大する


過去2回の大統領選の勢力図(赤:2回とも共和党が勝利、青:2回とも民主党が勝利、白:04年に共和党、08年に民主党が勝利)

 08年に接戦となったインディアナ州とミズーリ州では、おそらくオバマ氏が敗北する。08年はインディアナ州ではオバマ氏が僅差で勝ったが、ミズーリ州では僅差でマケイン候補に敗れた。

 もう1つ共和党にとって明るい材料は、2010年の国勢調査で共和党寄りの州の選挙人の数が増えたことだ。大統領が08年のときと全く同じ州で勝利したと仮定すると、来年の選挙人による得票数は6票減ることになる。08年、オバマ大統領は必要な270票を大幅に上回る365票を獲得した。

 来年の選挙では、どの州でも経済問題が注目を浴びるとみられ、特にオハイオ州など製造業主体の州では主要な争点となるとみられる。

オバマ陣営は、州ごとに戦略を変え、世論調査を詳細に行って地元に密着したキャンペーンを展開するなど、知事選を重ねるような戦略で臨む予定だ。例えばミシガン州では自動車産業の復興に、差し押さえが多発して住宅市場が落ち込んでいるフロリダ州などでは住宅市場に焦点を当てることになる。

メシナ氏は、「きわめて地元密着型の選挙活動を行う予定だ。例えばフロリダ州とネバダ州では選挙運動の内容はまったく異なるだろう」としている。

記者: Laura Meckler and Carol E. Lee

871チバQ:2011/10/19(水) 20:46:44
http://mainichi.jp/select/world/news/20111020k0000m030037000c.html
米大統領選:支持急上昇ケイン氏に集中砲火 共和党討論会

共和党大統領候補のハーマン・ケイン氏=ワシントン市内で2011年10月7日、古本陽荘撮影 【ワシントン古本陽荘】来年の米大統領選に向けた共和党の候補者による討論会が18日、西部ネバダ州ラスベガスで行われた。連邦税制の抜本改革を掲げ支持率が急上昇している実業家で黒人のケイン氏(65)に対し、他候補は「増税につながる」などとして集中砲火を浴びせた。

 ケイン氏は、現行の連邦税を一掃して、連邦所得税、法人税、消費税を一律9%課す「999政策」の導入を提唱している。これに対し、ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)は「つまり州消費税を払っている人にさらに9%の連邦消費税を上乗せするということだろう」と挑発した。ケイン氏は「それはオレンジとリンゴ(連邦税と州税)をごちゃ混ぜにした議論だ」として、連邦消費税の増税分は他の連邦税の減税で相殺されると反論。そのうえで「私の提案が攻撃されるのはロビイストや公認会計士が現行税制を守りたいからだ」と主張した。

 サントラム前上院議員(53)は調査機関のデータを使い「84%の国民の負担が増える大増税だ」と批判。バックマン下院議員(55)も「いったん消費税を導入したら、やがてリベラル派の大統領や議会が税率を上げるに違いない」と指摘した。

 一方、最有力候補と見られているロムニー氏に対しては、ペリー・テキサス州知事(61)が「不法移民を家で雇っていた」と繰り返し追及。ロムニー氏は「芝刈り業者が不法移民を雇用していただけで自分は知らなかった」などと弁明したが、激しい言い合いになり、険悪な雰囲気に陥った。

 CNNテレビの最新世論調査(10月14〜16日)の支持率では、26%のロムニー氏と25%のケイン氏がほぼ並び、13%のペリー氏が追う構図。ただ、「誰が共和党の候補になると思うか」との質問に対しては、51%が「ロムニー氏」と回答。一方で、「好感の持てる候補」「重要案件で共感できる候補」を尋ねた設問では、いずれもケイン氏がトップでロムニー氏を上回った。

毎日新聞 2011年10月19日 20時01分(最終更新 10月19日 20時06分)

872チバQ:2011/10/20(木) 00:01:14
>>847
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111019/amr11101920450010-n1.htm
予備選前倒しネバダに批判集中 候補者にボイコットの動き
2011.10.19 20:40

18日、米大統領選に向けラスベガスで開かれた共和党の候補者討論会に臨むハーマン・ケイン氏(左)、ミット・ロムニー氏(中央)、リック・ペリー氏(ロイター)
 【ワシントン=佐々木類】共和党候補の指名争いで、ネバダ州の予備選実施時期をめぐって混乱が起きている。同州はアイオワ、ニューハンプシャーに次ぐ予備選(党員集会を含む)の3番手が定位置だが、このほど1月14日への前倒しを発表。選挙戦術の練り直しを迫られた候補者らがネバダ州での予備選ボイコットを表明しているためだ。

 会社経営者のハーマン・ケイン氏(65)ら、候補者8人のうち5人がすでに辞退を表明。アイオワ、ニューハンプシャー両州での緒戦に照準を合わせて選挙戦を組み立てており、日程の変更は資金集めを含めた陣営の選挙戦術の見直しを余儀なくされる。

 最初に日程前倒しを仕掛けたのはフロリダ州。予備選を1月31日に設定したのを受け、アイオワ州が同3日の党員集会を決め、4番目が定位置のサウスカロライナ州も同21日に前倒し。2番手ニューハンプシャー州のガードナー州長官は「12月上旬の予備選実施もあり得る」と述べ、ネバダ州に日程変更を迫った。

873チバQ:2011/10/20(木) 00:49:22
http://www.cnn.co.jp/usa/30004316.html
超富裕層の住む街、ニューヨークが断然トップ 米調査
2011.10.19 Wed posted at: 09:55 JST
ニューヨーク(CNNMoney) 不動産王ドナルド・トランプ氏に代表されるように、ニューヨークには米国内の超富裕層が集中している。シンガポールの情報サービス大手ウェルス・エックスが18日明らかにした。

同社が国勢調査や税金のデータを基に初めて実施した調査によると、米国内には株式や不動産、美術品などを含めて3000万ドル(約23億円)以上の資産を保有する超富裕層が5万7860人いる。ニューヨーク周辺には、その約13%に相当する7720人が住んでいるという。

米国勢調査局によれば、一方でニューヨーク市民の20.1%は貧困レベルを下回る生活を送っている。

超富裕層の住民が多い都市としては、ニューヨークに大きく引き離されて2位がロサンゼルスの4350人。3位がサンフランシスコ(4230人)、4位シカゴ(2550人)、5位ワシントン(2300人)と続く。米長者番付のトップに君臨する米ソフトウエア大手マイクロソフトの創業者、ビル・ゲイツ氏が住むシアトルは、885人で10位だった。

874チバQ:2011/10/23(日) 18:15:02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111023-00000012-cnn-int
2016年大統領選への出馬を示唆、バイデン米副大統領
CNN.co.jp 10月23日(日)14時51分配信

(CNN) バイデン米副大統領は23日までに、2016年の大統領選に立候補することも有り得るとの考えを示した。CNNとの会見で述べた。

デラウェア州選出の前上院議員のバイデン氏は08年の大統領選に出馬したものの、予備選で敗北し、撤退していた。

バイデン氏はCNNとの会見で、来年の大統領選ではオバマ氏再選に注力すると述べながらも、16年の大統領選については出馬の是非について後で決断を下すと表明した。また、副大統領としての活動などに触れ、「うまくやっている」「今やっていることを楽しんでいる。出来うる限り、この気持ちを今後も維持したい」などと述べた。

CNNとの会見の模様は23日の番組「ステート・オブ・ザ・ユニオン」で放映される。

875チバQ:2011/10/23(日) 19:35:05
>>872
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111023/amr11102318570004-n1.htm
党員集会を2月に繰り下げ ネバダ州共和党、米大統領選
2011.10.23 18:55
 来年11月の米大統領選に向けた野党共和党の候補指名争いで、西部ネバダ州共和党は22日、同州党員集会を来年2月4日に開くことを決めた。米メディアが報じた。

 同州は、党員集会を1月14日に開く予定だったが、伝統的にネバダ州より早く予備選を実施している東部ニューハンプシャー州や候補者らが反発したため、時期繰り下げを迫られた。

 これにより、党候補指名争いは1月3日の中西部アイオワ州の党員集会が皮切りになることがほぼ確定。ニューハンプシャー州では1月10日に予備選が開かれる可能性が高い。(共同)

876チバQ:2011/10/25(火) 22:57:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111025-00000108-mai-int
米国>オバマ氏、再選戦略着々 住宅ローンで救済策
毎日新聞 10月25日(火)22時13分配信

 【ワシントン古本陽荘】オバマ米大統領は24日、遊説先の西部ネバダ州ラスベガスで住宅ローンの借り換え条件を緩和する借り手救済策を発表した。

 議会では野党・共和党の反対で雇用対策法案が暗礁に乗り上げる中、新たな景気浮揚策を掲げることで「国民のために働く大統領」との印象付けを図る選挙キャンペーンだ。週内には学生ローンの返済負担軽減策も打ち出す予定で、1年後に迫った大統領選での勝利を狙った再選戦略が着々と動き始めた。

 「ウィー・キャント・ウェイト(もう待てない)」

 大統領はラスベガスの住宅の前で10分強演説し、3回そう呼びかけた。

 「オバマ再選阻止」を最優先課題と位置づける共和党が雇用対策法案の審議入りを妨害したことを逆手に取り、大統領は共和党批判を強めている。この日の演説でも「議会が行動しないなら、私が行動する」と訴えた。

 新たな住宅ローンの借り換え緩和策は、住宅の差し押さえを減らすことを狙ったもの。これまでは、ローン額が住宅価値の125%を超えると借り換えができなかったが、これを緩和する。

 ネバダ州は全米で最も差し押さえ率が高く住宅ローン対策を求める声が強かった。08年の大統領選ではオバマ大統領が勝利したが、昨年の中間選挙では民主党のリード上院院内総務が辛勝。失業率も全米最悪で、来年の大統領選では接戦が予想されている。

877とはずがたり:2011/10/26(水) 14:16:59

ケイン氏が支持率首位=勢い持続−米大統領選
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2011102600121

 【ワシントン時事】米紙ニューヨーク・タイムズとCBSテレビが25日発表した合同世論調査結果によると、来年11月の米大統領選に名乗りを上げた共和党候補者の党内支持率は、実業家ケイン氏が25%でトップとなった。2位は21%のロムニー前マサチューセッツ州知事。
 調査は19〜24日に行われた。ケイン氏の支持率は9月末から10月初旬実施の前回調査から8ポイント増加。同氏は候補者討論会でライバルに集中砲火を浴びているが、今のところ勢いを維持している形だ。(2011/10/26-08:04)

878チバQ:2011/10/27(木) 21:18:25
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111027/amr11102700170000-n1.htm
米大統領選共和党候補、税制論議が加速
2011.10.27 00:15 (1/2ページ)[米国]
 【ワシントン=柿内公輔】米大統領選に向けた共和党候補の税制論議が加速してきた。キーワードは「フラット・タックス(一律税率)」。火付け役は会社経営者のハーマン・ケイン氏(65)で、テキサス州のリック・ペリー知事(61)も追随した。複雑な米税制の簡素化を景気浮揚や自身への支持拡大に結びつけるのが狙いだが、民主党は「税収が減る」と批判を強めている。

 「税制をシンプルにすれば、富裕層が節税対策に苦慮する必要がなくなる。結果として税収は増える」

 ケイン氏は、所得税と法人税、消費税(新設)の税率を原則9%にそろえる「999(ナイン・ナイン・ナイン)」政策の効果を強調する。現行は所得税が所得額に応じて10〜35%、法人税が最大35%となっているのを事実上減税し、日欧など先進国の多くが採用する消費税を連邦政府レベルで導入するものだ。

 米紙ウォールストリート・ジャーナルは「税制改革を刺激し、成長を後押しする可能性がある」と評価する。語呂の良さも手伝い、米メディアで紹介される機会も増え、今やちょっとした流行語の感がある。

 これにあおられた格好なのが、有力候補だが人気の凋落(ちょうらく)が著しいペリー氏だ。25日に発表した経済政策にフラット・タックスを盛り込み、所得税と法人税を原則として一律20%にすると表明。「これこそ米国民が望む税制だ」と訴え、経済成長と雇用創出に貢献できると自信をみせた。

 世論調査でトップを走るミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)も、法人税を25%に引き下げる考えを示している。

 一方、共和党に広がるフラット・タックスや税制簡素化の動きに、民主党は経済効果への疑問や、「税収が減る」との批判を強めている。ワッサーマン・シュルツ下院議員は「共和党は単純化し過ぎる解決策で、かえって問題を複雑にするのが得意だ」と皮肉る。

 オバマ政権は、富裕層や大企業を標的とした課税強化を主張しており、税制改革が大統領選での重要争点となる可能性も出てきた。

879チバQ:2011/10/27(木) 22:34:57
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201110270081.html
ロムニー氏、序盤州で優勢 米共和党候補指名争い 【ワシントン共同】次期米大統領選に向けた共和党の候補指名争いで、結果を大きく左右する序盤4州でいずれもロムニー前マサチューセッツ州知事が首位に立ち、元ピザチェーン経営者ケイン氏が2位につけていることが26日、CNNテレビなどが実施した世論調査で判明した。

 出馬表明直後に首位を快走したペリー・テキサス州知事はロムニー氏に引き離され、各州で4位以下に沈んだ。

 ただ各州とも「今後意見を変えるかもしれない」と答えた有権者が5〜6割おり、支持は安定していない。初戦のアイオワ州党員集会まで2カ月余りとなり、ロムニー氏を軸とした激しい選挙戦が続きそうだ。

 アイオワ州ではロムニー氏が24%、ケイン氏が21%で競り合い、ペリー氏は10%で5位。次に予備選が行われるニューハンプシャー州では、ロムニー氏が40%と他候補を圧倒している。

 サウスカロライナ州ではロムニー氏とケイン氏が25%対23%の大接戦。大票田のフロリダ州ではロムニー氏30%、ケイン氏18%となった。

 各州とも3候補に加え、ポール下院議員、ギングリッチ元下院議長らが上位に入った。

880チバQ:2011/11/01(火) 22:11:24
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00210682.html
米大統領選共和党候補者指名争い ハーマン・ケイン氏にセクハラ疑惑、示談金支払いも

2012年のアメリカ大統領選挙に向けた共和党候補の指名争いで、支持率を伸ばしているハーマン・ケイン氏に、セクハラ疑惑が浮上した。ケイン氏は否定したものの、示談金を支払っていたことも明らかになり、波紋を呼んでいる。
大手ピザチェーンの元経営者、ハーマン・ケイン氏は、共和党候補者指名争いで人気が急上昇しているが、全米レストラン協会会長を務めていた1990年代、女性職員2人に対してセクハラを行っていた疑惑が浮上した。
ハーマン・ケイン氏は「人生の中で、セクハラなどしたことはありません。示談が成立したようですが、わたしは中身すら知りません」と話した。
この女性2人は、すでに退職しているが、その際、退職の経緯を口外しないことを条件に示談金が支払われたと、アメリカのメディアは報じていて、今後の共和党候補の指名争いに影響が出ることも予想される。
(11/01 17:18)


http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2011110100127&amp;google_editors_picks=true
共和ケイン氏にセクハラ疑惑=本人は「魔女狩り」と否定−米大統領選
 【ワシントン時事】来年11月の米大統領選に名乗りを上げている実業家ハーマン・ケイン氏(65)に、かつて部下の女性に対するセクハラ行為があったとの疑いが浮上、同氏は31日、疑惑を全面否定した上で、「魔女狩りだ」と反論した。
 ケイン氏は野党共和党の候補者レースで先頭集団につけているが、現在の高い支持率に陰りが出る可能性もある。
 セクハラ疑惑は米政治専門紙「ポリティコ」が報じた。それによると、ケイン氏が全米レストラン協会の会長を務めていた1990年代に、協会の女性職員2人に性的な発言をするなどした。2人は退職したが、その際、退職の経緯を口外しないことを条件に金銭が支払われたという。(2011/11/01-08:10

881チバQ:2011/11/01(火) 22:22:50
http://jp.wsj.com/US/Politics/node_335026
アイオワ州の重要性が急上昇―共和党の米大統領候補者指名
2011年 11月 1日 13:28 JST

 2012年の共和党大統領候補者指名において、アイオワ州は数カ月前まで、取るに足らない州だと思われていた。しかし、いまや同州は最有力候補が決まる可能性がある州としてみられている。

アイオワ州での演説の前に、サインをするロムニー氏

 同州の重要性は先週末に浮き彫りとなった。世論調査で、共に元ビジネスマンであるハーマン・ケイン氏とミット・ロムニー氏が、党員集会に参加する見込みのある人のあいだでデッドヒートを繰り広げていることが分かったからだ。

 デモイン・レジスター紙によるアイオワ世論調査で、ケイン氏は23%の支持を獲得。ロムニー氏は22%だった。このほかに2けたの支持を得たのは、ロン・ポール下院議員のみで、支持率は12%だった。

 この結果が示すのは、強い支持を得ている州の投票を前にしたケイン氏とロムニー氏にとり、アイオワ州が重要な跳躍台になる可能性があるということだ。1月3日のアイオワ州での党員集会直後に、ニューハンプシャー州で最初の予備選挙が行われる。同州ではロムニー氏がここ数カ月大きくリードしている。一方で候補者指名で3番目の州となるサウスカロライナ州では、ケイン氏がわずかにリードしている。

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Associated Press

ケイン氏(写真)もロムニー氏も、ここ数カ月はアイオワであまり時間を使っていなかった

 わずか数カ月前まで、共和党のストラテジストの多くは、アイオワ州を同党の社会保守主義派の戦いの場と見ており、アイオワ州での勝者が指名選挙で強い位置につけるとは考えられていなかった。

 だが、夏以降この状況は変わった。共和党のストラテジストで、過去の大統領選挙でも豊富な経験を持つキース・アッペル氏は「アイオワ州はさまざまな点で、候補者指名選挙全体を形作ると思われる」とし、「重要性が劇的に高まった」と述べた。

 アイオワ州の調査では、ミシェル・バックマン下院議員(ミネソタ州)に対する支持の低下も見られた。8月の模擬投票では社会保守派の支持を集めてトップだったが、レジスター紙の調査では支持率はわずか8%で4位だった。

 バックマン氏が低迷しているために、ロムニー氏ら主力の候補者が、アイオワ州に再び注目している。

 問題は、2人の有力候補がいつ、どの程度積極的にアイオワ州で選挙運動を展開するかだ。ロムニー氏は先週、8月以来初めてアイオワ州に姿を見せ、今後数週間「繰り返し」同州で選挙活動を行うと述べた。

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デモイン・レジスター紙が調査した支持率。上からケイン氏、ロムニー氏、ポール氏、バックマン氏、ギングリッチ氏、ペリー氏、サントラム氏、ハンツマン氏

 ケイン氏は、選挙運動への寄付が10月現在で500万ドルと順調に集まっていることから、「アイオワに集中的に取り組む」準備をすると述べ、同州で広範囲のバスツアーと最初のテレビ広告を計画している。

 レジスター紙の世論調査によると、アイオワ州でのケイン氏への支持はロムニー氏の支持より深く根付いているとみられる。19%の人が、2番目に支持する候補としてケイン氏を挙げたが、ロムニー氏を挙げた人は11%だった。したがって、他の候補者が支持率を落としたとき、ケイン氏のほうがより伸びる余地があるといえる。

 アイオワ州が2012年の選挙戦で中心的な位置を占めるようになったのは、同州に多くいる福音派の有権者から支持を得られる候補者が、現在まで出てきていないからかもしれない。これにより、ロムニー氏にチャンスが生まれる。

 候補者の1人、テキサス州知事のリック・ペリー氏は、不法移民に寛容であるというレッテルを保守派に貼られてから苦労している。だが最近、同氏はアイオワ州での活動を拡大し、12人の有給のスタッフを雇うなどしている。また、テキサス州での雇用の拡大を宣伝したテレビ広告も立ち上げた。

 共和党ストラテジストの一部は、元上院議員のサントラム氏が最もよい位置におり、突然伸びてくるかもしれないと言う。同氏は最近のディベートでも好調で、他のどの候補者にも負けない支持者とボランティアのネットワークを築いている。

記者: Neil King Jr. and Danny Yadron

882とはずがたり:2011/11/04(金) 09:51:38
そろそろアメリカでも労働党なり社会党なり結成する時なんちゃうの?

米西部の港でデモ、機能停止 「反格差」叫び4千人
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011110301000275.html
2011年11月3日 20時43分

 2日、米オークランドで、抗議活動に参加した人々(ロイター=共同)
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 【ロサンゼルス共同】米西部カリフォルニア州オークランドの港などで2日、ニューヨークで始まった反格差社会デモ「ウォール街を占拠せよ」に呼応した抗議行動があり、米メディアによると約4500人が参加、港湾機能は停止に追い込まれた。

 オークランド中心部ではデモ参加者の一部が銀行の支店やスーパーの窓ガラスを割り、建物に落書きをするなどした。ロイター通信によると、3日未明、催涙弾を使って排除しようとした警官隊とデモ隊が衝突、少なくとも1人が負傷、数十人が逮捕された。

 主催団体は、貧しい人々を置き去りにした資本主義の象徴として、米西部有数の物流拠点であるオークランド港に集まるよう呼び掛けた。

883とはずがたり:2011/11/04(金) 11:10:43

米国で貧困地区が急拡大 白人、高学歴者にも広がる
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011110401000028.html
2011年11月4日 05時44分

 【ワシントン共同】貧困人口の拡大が続く米国で、低所得層が集中する「貧困地区」の人口が過去10年間に32・9%増加し、大都市から郊外に拡散。白人や高学歴の貧困地区住民も増加したことが3日、米ブルッキングズ研究所の調査で明らかになった。

 同研究所は、犯罪発生率の増加や教育の質低下などで、貧富の差の固定化が進む恐れがあると警告している。

 調査は「貧困地区」を、4人家族で年収2万2314ドル(約174万円)など一定の基準を下回る住民が40%以上を占める地域と定義。2000〜09年の国勢調査などの分析では、貧困地区の人口は00年の約657万人から09年には約874万人に増えた。

884チバQ:2011/11/05(土) 13:37:50
http://www.newsweekjapan.jp/stories/business/2011/11/post-2323.php
アメリカ貧困層、急拡大の新事実
Report: America's Poor at Historic High

わずか10年間で3倍以上に増加し、都市部だけでなく郊外でも拡大が止まらない

2011年11月04日(金)15時21分
カイル・キム

 アメリカ全土で貧困層が記録的な数に膨れ上がっている――米ブルッキングス研究所の最新調査でそんな事実が明らかになった。

 アメリカの貧困層の数は90年代には1230万人だったが、10年で4620万人に増加。低所得者層が集まる「貧困地区」の人口は同期間に33%増えたという。

 今回の調査は2000年〜09年の国勢調査を分析したもので、「貧困地区」は4人家族で年収が2万2300ドルを下回る住民が40%以上を占める地域と定義。アメリカの貧困層のおよそ10%がこの貧困地区に住んでいると推定される。

都市部の倍以上の速さで郊外に拡大
「今のままでは、貧困地区の住民は公共教育の質の低下や失業問題、高い犯罪率など数多くの問題に直面する」と、ブルッキングス研究所のアラン・ベルーブは語る。

 貧困地区が最も急拡大したのはデトロイト、トリード、ヤングスタウンなど中西部の都市圏。昔から都市部では貧困地区が他の地域よりもはるかに多かった。しかし近年、貧困地区の人口が急増しているのはむしろ郊外だと、ベルーブは語る。

 今回の調査によれば、郊外の貧困地区は過去10年間で都市部の倍以上のスピードで拡大した。住民の中ではアフリカ系アメリカ人が最も多く、45%近くを占めている。

885チバQ:2011/11/06(日) 10:28:55
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20111106-OYT1T00226.htm
「草の根」離反…オバマ大統領、再選に黄信号


 2012年米大統領選まで6日でちょうど1年。再選を目指すオバマ大統領(50)に挑む共和党候補者選びの幕開けとなるアイオワ州党員集会までは残り2か月を切った。

 大統領は、好転しない景気・雇用状況に足を取られ、再選には黄信号がともっている。

 「接戦になるのは間違いない」――。オバマ大統領は10月のテレビ番組で率直に危機感を述べた。

 ギャラップ社の最新世論調査によると、オバマ大統領の支持率は42%。歴代大統領で1期目のこの時期、これより低かったのは1979年のカーター氏(31%)しかいない。

 苦戦の最大要因は「景気と雇用」だ。10月の失業率は9・0%。政権が景気テコ入れの切り札と銘打つ、社会基盤整備や減税を柱とする4470億ドル(約35兆円)の「米国雇用創出法案」は、下院で多数を握る共和党の反対で採決のめどすら立っていない。

 さらに深刻なのが、08年選挙で「オバマ旋風」の原動力となった若者層や草の根有権者の離反だ。

 民主党系の調査機関によると、30歳未満の有権者の大統領支持率は、オバマ氏の就任直後は84%だったのが、今年10月中旬には「40%を下回った」という。4年前、オバマ氏が連呼した「チェンジ(変革)」への期待が裏切られたと感じる層の多さがうかがえる。

(2011年11月6日09時41分 読売新聞)

886チバQ:2011/11/06(日) 10:33:29
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2011110400473
イラク撤退75%が支持=大統領決断、無党派層も−米
 【ワシントン時事】米国民の75%がイラク駐留米軍を年末までに全面撤退させるオバマ大統領の決断を支持していることが3日までに、ギャラップ社の世論調査で分かった。
 調査は大統領の全面撤退発表後の10月末に実施された。民主党支持者は96%、大統領選の行方を左右する無党派層でも77%が支持しており、開戦から9年近くに及ぶ戦争に疲弊した世論を反映した形だ。共和党支持者は過半数が全面撤退に反対した。(2011/11/04-14:30)

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887チバQ:2011/11/06(日) 10:36:01
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/111104/fnc11110414100013-n1.htm
歳入見直しに「限界」 赤字削減で米下院議長 大幅増税はダメ
2011.11.4 14:07
 米議会のベイナー下院議長(共和党)は3日、連邦財政の赤字追加削減策を協議する議会特別委員会の取り組みについて「確かに歳入(見直し)の余地はあると思うが、明らかに限界もある」と述べ、大幅な増税は受け入れられないとの立場をあらためて示した。ロイター通信が伝えた。

 議長は、特別委で民主党が増税にこだわるのに社会保障給付の削減に抵抗していると批判。赤字拡大の主因となる高齢者向け医療制度などを改革しないと、共和党が歳入見直しに応じるのは難しいと指摘した。(共同)

888チバQ:2011/11/06(日) 10:39:55
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111103/t10013698451000.html
米大統領選 無党派候補擁立へ
11月3日 9時41分
来年秋のアメリカ大統領選挙まで、まもなく1年を迎えるのを前に、無党派の市民グループが、オバマ大統領でも共和党候補でもない第3の候補を擁立する方針を明らかにしました。

これは、無党派のビジネスマンらの呼びかけで組織された市民グループ「アメリカンズ・エレクト」が2日、ワシントンで記者会見して明らかにしたものです。それによりますと、グループでは全米50州で独自の候補を登録するため、これまでに190万人の署名を集めたということで、代表のアカマン氏は「アメリカの有権者は二大政党制に不満を強めており、ほかの選択肢を提供したい」と述べました。そして、具体的に誰を第3の候補にするかについて、幅広く候補者を募ったうえで、インターネットによる投票で決めるということです。アメリカでは、1992年の大統領選挙で実業家のロス・ペロー氏が第3の候補として立候補し、18%余りの票を獲得しましたが、市民グループが第3の候補を擁立するのは今回が初めてです。アメリカでは、政治の現状に不満を持つ人が世論調査で81%に上っており、こうした動きが広がることで、オバマ大統領が再選を目指す来年秋の大統領選挙の行方に影響を及ぼす可能性も指摘されています。

889チバQ:2011/11/06(日) 16:22:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111106-00000007-mai-int
<米大統領選>共和党を「抵抗勢力」に オバマ氏が反転攻勢
毎日新聞 11月6日(日)12時14分配信

ワシントン・ジョージタウン地区で雇用促進策を発表するオバマ大統領=2011年11月2日、AP

 【ワシントン古本陽荘】来年11月6日の米大統領選が1年後に迫った。今後1年間で失業率改善や景気の大幅な回復は望み薄で、国民が選挙を経済政策への「信任投票」と位置付ける場合、オバマ大統領(50)の再選に黄信号がともる。だが、「再選阻止」を狙う共和党は有力候補の実業家、ハーマン・ケイン氏(65)のセクハラ疑惑をきっかけに候補者選びが泥仕合の様相を呈している。こうした状況を尻目にオバマ大統領は共和党を「抵抗勢力」と印象付け、反転攻勢に乗り出している。

【前回大統領選の熱気を振りかえる】写真特集・米大統領選2008 アメリカの選択

 「もはや議会を待つわけにはいかない。彼らが動かないなら、私が動く」。オバマ大統領が2日、ワシントンの繁華街ジョージタウン地区にある広場で訴えると、聴衆から歓声がわき上がった。この日、大統領は橋や高速道路など老朽化した公共施設の改修によって雇用創出を促進する政策を披露した。

 支持率が40%台半ばで低迷する大統領は先月下旬から、住宅・学生ローンの負担軽減や退役軍人支援などを矢継ぎ早に発表している。決まり文句が「ウィー・キャント・ウエート(もう待てない)」だ。08年大統領選のキャッチフレーズ「イエス・ウィー・キャン」にリズムを合わせたもので、オバマ政権の雇用促進法案の採決をかたくなに拒み続けている議会共和党を批判するために考案された。

 「オバマ再選阻止」を最優先課題と位置づける議会共和党の「サボタージュ」を逆手に取り、国民のために働くのは大統領だけだとアピールするのが狙い。発表する政策が小粒なのは、議会に予算承認を得る必要がない大統領令の範囲で打ち出しているためだ。経済効果は大きくないが、国民にオバマ政権の活動的な印象を与える政治キャンペーンだ。

 ただ、こうしたイメージ戦略は共和党の大統領候補が決まるまでの「一時しのぎ」に過ぎず、本格的な経済再建に向けた指針を示せない限り、再選への環境が厳しさを増すのは必至だ。連邦準備制度理事会(FRB)が2日発表した経済見通しでは、12年末の失業率は8.5〜8.7%と高止まりのままで、来年の経済成長率も2%台にとどまる見込み。

 ニューヨーク・タイムズ紙で政治分析を担当するネイト・シルバー記者は過去の大統領選と経済などから来年の大統領選についての予測を発表。共和党候補がミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)の場合、「来年がゼロ成長ならロムニー氏が83%の確率で当選する」「逆に経済成長率4%ならオバマ大統領が60%の確率で再選を果たす」との結果が出た。実際にはその間の成長率になる可能性が高く、接戦となることが予想される。

 ◇大統領が最近発表した政策

・住宅ローンの借り換え条件の緩和

・公的医療機関での退役軍人の雇用促進

・学生ローンの返済負担の軽減

・薬価高騰を抑えるための処方薬不足解消

・政府研究機関と民間企業との情報共有の迅速化

・公共事業の連邦補助金拠出手続き迅速化

890チバQ:2011/11/07(月) 22:32:12
http://www.asahi.com/international/jiji/JJT201111070099.html
米大統領選、税制改革が争点に=背景に経済の閉塞感2011年11月7日20時6分
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 【ワシントン時事】来年11月の投開票まで残り1年を切った米大統領選で、税制改革論議が大きな争点に浮上している。背景にあるのは、低迷する米経済をめぐる閉塞(へいそく)感。各候補とも選挙ではお決まりの耳当たりの良い「減税策」だけでなく、有権者に現状打破の期待を抱かせる、簡潔で力強いスローガンを打ち出そうと腐心している。

 税制改革をめぐる論争の火付け役となったのは、共和党の大統領選候補者で実業家のケイン氏。法人税と所得税を一律9%に引き下げる一方、9%の連邦消費税を新設する「999プラン」を打ち出すと、語呂の良さもあって連日米メディアで取り上げられ、一躍「時の人」となった。

 現在最大35%の法人税や10〜35%の所得税の大幅な税率引き下げは、「小さな政府」と減税を志向する共和党支持者好みだが、消費税導入は同党の大統領選候補としては極めて大胆。中所得層の大半が負担増になると指摘されているのを尻目に、各種世論調査で泡沫(ほうまつ)候補から一気に首位を争うポジションに躍り出た。

 これに続き、人気低下に悩むペリー・テキサス州知事は先月、法人税と所得税を原則一律20%にする案を発表した。ケイン、ペリー両氏の提案はいずれも「フラット・タックス」と呼ばれ、税率を一律に引き下げる一方で、各種控除を廃止して課税ベースを広げることで、いわば税金を「広く浅く」徴収する仕組み。ただ、累進課税と比べ大企業や富裕層が優遇される側面がある。

 オバマ大統領は、これに対し高所得層へのブッシュ減税の打ち切りや、著名投資家ウォーレン・バフェット氏の名前を冠した年収100万ドルを超える富裕層への増税策「バフェット・ルール」の導入を目指すなど、格差是正を旗印に対決していく姿勢だ。 


[時事通信社]

891チバQ:2011/11/09(水) 23:05:09
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111109/amr11110908240001-n1.htm
激戦州を重点遊説 再選狙うオバマ氏「最後は自分が勝つ」 
2011.11.9 08:21 (1/2ページ)

 失業率が9%台に高止まりし、V字回復の兆しが見えないオバマ大統領。激戦州をこまめに回り直接支持を訴える一方、前回2008年の大統領選で築いた強力な組織力と草の根選挙で再選を狙う。

 「ウィー、キャント、ウェイト!(われわれは待てない)」

 オバマ氏は10月下旬、コロラド州のデンバーを訪れた際にこう連呼し、財政再建策をめぐって対立を深める共和党を強く批判した。

 前回選挙では「イエス・ウィー・キャン(われわれはできる)」が決めぜりふだったが、今回は共和党批判を目的としたフレーズを多用。同月中旬以降、ミシガン、ノースカロライナ、バージニア、ネバダ、フロリダ、ペンシルベニアと激戦州を重点的に遊説した。

 富裕層への増税などリベラル色の強い政策を掲げるオバマ陣営は、本選では共和党のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事との一騎打ちになるとにらんでいる。大統領上級顧問のデービッド・プラフ氏は、ロムニー氏を「芯のない男」とこき下ろした。

 オバマ陣営の選挙戦術について、政治専門紙「ポリティコ」は、「激戦州を中心とした遊説で景気対策に熱心に取り組む大統領のイメージ定着を図る一方、資金集めとロムニー氏のネガティブキャンペーンに励んでいる」と指摘する。

 オバマ政権は09年1月の発足後、世界的な金融危機に大型景気対策や米自動車大手の救済などを講じたものの、茶会や保守層の反発にあい、昨秋の中間選挙で大敗した。

 激戦州遊説と共和党批判に集中する現在の選挙戦は、焦りの裏返しともいえるが、実際、就任時に60%台あった支持率も40%台前半に低下。第二次大戦後、失業率が7%以上で再選したのは1984年のレーガン大統領だけだ。

 「勝ち目は薄いが、最後は自分が勝つ」。オバマ氏の発言からは、強気と弱気が交錯する。ただ、資金力は抜群だ。9月末時点で、共和党候補全員の集金額を上回り、最終的に10億ドル(約780億円)以上を目標に掲げる。

 ブッシュ前大統領の次席補佐官を務めたカール・ローブ氏は、「オバマ氏の再選は危険水域にあるが、それ以上に共和党候補の支持が伸びず、再選の可能性はまだまだある」と語る。

892チバQ:2011/11/10(木) 22:43:12
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111110/amr11111009380003-n1.htm
「無駄な出張やグッズはダメ」 米大統領が公務員に節約令 「細かすぎ」とのぼやきも
2011.11.10 09:37 [オバマ米大統領]

9日、公費の無駄遣いをなくすよう命じる大統領令に署名するオバマ米大統領(AP)
【ワシントン=柿内公輔】「無駄な出張やグッズは認めません」。オバマ米大統領は9日、連邦政府の各機関に対して公費の無駄遣いを減らすよう求める大統領令に署名した。米国民が不景気に苦しむ中、行政改革で公僕も身をただすのが狙いだ。

 具体的には、(1)出張や会議を削減して電話会議などを活用(2)不必要な文書の印刷をやめて電子化(3)衣類やマグカップなど省庁が購入する記念グッズの削減−などが求められている。

 「ウィー・キャント・ウエイト(もう待てない)」がキャッチフレーズの経済政策の一環で、議会の反対で進まない景気対策が多い中、これは議会の承認を必要としない。大統領は「国民が家計を節約する中、政府もむだ遣いを改めるのは当たり前」と、公務員に呼びかけている。

 カーニー大統領報道官も記者会見で、「年間約40億ドル(約3100億円)を削減する効果がある」と強調したが、ある政府関係者は「何もここまで細かく言われなくても…」とぼやいていた。

893チバQ:2011/11/10(木) 22:44:27
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111109/amr11110909250003-n1.htm
決め手欠ける共和候補 さまよう保守・茶会票
2011.11.9 09:22 (1/2ページ)[オバマ米大統領]

 昨年11月の中間選挙で圧勝し、下院で多数派となった共和党。リベラル系メディアや労組が背後で支援する反格差社会デモと違い、連邦議会に議員を送り込んだ茶会の影響力は大きい。

 だが、その茶会は候補を絞りきれず、それが討論会ごとに行われる支持率に反映しているとみられる。

 8月にアイオワ州で行われた模擬投票では茶会系のミシェル・バックマン下院議員(55)が1位。だが、「保守本流」を唱えたテキサス州のリック・ペリー知事(61)が出馬すると失速。ペリー氏も移民政策などで集中砲火を浴び、会社経営者のハーマン・ケイン氏(65)がトップグループに躍り出る猫の目状態で、保守層が漂流していることを裏付ける。

 こうした中、指名争いを引っ張るのがミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)。実業家出身の経済通が売りだ。経済・財政政策に加え、外交・安保政策もいち早く発表。前回選挙にも出馬した経験があり、安定感は抜群だ。

 ただ、知事時代に導入した医療保険制度が、オバマ政権が導入した医療保険改革のモデルとなったとの批判がくすぶるほか、「言うことがコロコロ変わる」という評価がつきまとう。

 オバマ政権が成立させた医療保険改革法に反対したかと思えば、知事時代に賛成していた妊娠中絶に反対。こうした政治姿勢と少数派のモルモン教徒という点に、キリスト教右派や保守層の抵抗感は根強い。

 ただ、一連の討論会を通じ、共和党候補の指名獲得と本選で鍵を握るとみられる中間層や穏健保守層の支持をまとめつつある。資金力も抜群で、党献金を除く個人比較ではオバマ氏を上回る。オバマ陣営も、ロムニー氏へのネガティブ・キャンペーンを目的にインターネットサイトを立ち上げるなど警戒を強めている。

 一方、9月に茶会運動の盛んなフロリダ州の模擬投票で1位となり、一躍“時の人”となったケイン氏だが、組織力もなく、政治手腕も未知数。「共和党の統一候補になるとはだれも本気で考えていない」(ナショナル・ジャーナル紙)との評がもっぱらだ。

894チバQ:2011/11/10(木) 22:44:54
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111109/amr11110908260002-n1.htm
オバマ政権小出しの景気対策、迫力不足 
2011.11.9 08:25 (1/2ページ)[オバマ米大統領]
 【ワシントン=柿内公輔】オバマ米政権が矢継ぎ早に景気対策を打ち出している。住宅ローン借り換えや退役軍人雇用の促進策などで、雇用創出法案を拒む議会に業を煮やした大統領が議会措置を必要としない行政措置を積み上げ、野党共和党を牽制(けんせい)している。ただ小出しの政策対応の効果を疑問視する声もある。

 「(景気浮揚へ)動くつもりがないなら、私がやる」

 7日にホワイトハウスで演説した大統領は、インターネットを活用した求職支援など退役軍人の追加雇用促進策を発表し、総額4470億ドル(約35兆円)の雇用創出法案をたなざらしにする議会を痛烈に批判した。

 大統領は先月24日には、低金利住宅ローンへの借り換えのための担保条件の緩和を発表。翌日には、公的医療機関に退役軍人の積極雇用を要請し、教育ローンの年間返済額の上限設定を2014年から2年前倒しすると発表した。いずれも議会措置は不用で、「国民のため私の力のあらん限りを尽くす」と強調する。

 雇用創出法案の発表直後は、「パス・ディス・ビル(法案の可決を)!」が決まり文句だった大統領だが、法案の財源としての増税に共和党が反発し、上院は審議入りも否決。大統領は法案を細分化しての審議を提案しているが望み薄で、ホームランをあきらめ、内野安打を積み重ねる戦術に転換した格好だ。

 議会筋では、政権側が1年後に迫る大統領選をにらみ、景気浮揚へ共和党が消極的との印象を植え付ける狙いともささやかれるが、共和党のカンター下院院内総務は「お互いの相違を解決するための努力こそ、待ったなしだと大統領に言っている」と切り返す。

 大統領が繰り出す景気対策は、既存政策の運用の見直しが中心で、ムーディーズ・アナリティクスのエコノミスト、マーク・ザンディ氏は住宅市場の下支えには「追加措置が必要」と指摘する。雇用創出法案に比べれば小粒で、景気浮揚へ迫力不足なのは否めない。

895チバQ:2011/11/11(金) 20:19:14
http://mainichi.jp/select/world/news/20111111ddm007030100000c.html
軋む米国:12年大統領選 茶会、ケイン氏を批判 セクハラ疑惑、選挙戦正念場に
 <軋(きし)む米国>

 【ワシントン古本陽荘】米共和党の大統領候補者選びで、セクハラ疑惑が浮上している実業家のハーマン・ケイン氏(65)が選挙戦を続行できるか正念場を迎えている。

 ミシガン州で9日に行われた共和党候補者の経済政策中心の討論会。司会者が「4人の女性がセクハラ被害を訴えている。人格に問題があると感じる人物を米国民が大統領に選ぶと思うか」と質問した。ケイン氏は「根拠のない訴えに(影響された)世論で裁かれるのではなく、もっとましな扱いを受けてしかるべきだ」と反論した。

 聴衆は、経済政策とは無関係のセクハラ疑惑をただした司会者にブーイングを浴びせ、ケイン氏の反論には拍手で応えた。

 だが、茶会運動で全米最大規模の「ティーパーティー・ネーション」は9日、疑惑に対する対応のずさんさを批判。「選挙キャンペーンを運営できないのに、どうやって国家を運営するのか」と選挙戦からの離脱を初めて求めた。

 ギャラップ社などの世論調査(2〜6日実施)では、ケイン氏はロムニー前マサチューセッツ州知事(64)とともに支持率21%でトップを争っているが、好感度は下落傾向にある。

毎日新聞 2011年11月11日 東京朝刊

896チバQ:2011/11/13(日) 12:58:13
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20111112/frn1111121441000-n1.htm
死んでも人気者!他界した前市長が選挙で“当選”2011.11.12
 米ミシガン州モンタギューの市長選で、すでに亡くなっている前市長が“トップ当選”し、14票差で次点だった男性が新市長に就任した。前市長は20年間、市のトップを務めたが、選挙の約1週間前にがんのため死去。市の担当者は法律を調べ、前市長への投票は無効と判断した。新市長は「前市長をとても尊敬している。彼が示した方向に市は進んでいくだろう」と話している。(共同)

897チバQ:2011/11/13(日) 13:04:09
>>774
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111112/amr11111213400004-n1.htm
ギングリッチ氏の支持率上昇 米大統領選共和党候補指名争い
2011.11.12 13:39

米大統領撰の共和党候補指名争いで、じわじわと支持を伸ばす元下院議長のギングリッチ氏=9日、オークランド大学(AP)
 米CBSテレビが11日発表した世論調査によると、来年の米大統領選挙の共和党候補指名争いで、元下院議長のギングリッチ氏が15%と支持率をじわりと伸ばし2位につけ、18%の黒人実業家ケイン氏と15%の前マサチューセッツ州知事ロムニー氏とともに、先頭集団の一角に食い込んだ。

 トップのケイン氏は、セクハラ疑惑で女性の支持がやや低下したが首位を維持した。4位は討論下手が目立つテキサス州知事ペリー氏で8%。

 しかし回答者の7割が最終的に支持を決めたわけではないとしており、ギングリッチ氏の上昇は本命がおらず混迷状態にある表れとみられる。(共同)

898チバQ:2011/11/13(日) 13:05:31
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111030/amr11103020050006-n1.htm
見えてきた共和党候補の対中政策 オバマに対抗し強硬論目立つ
2011.10.30 20:04 (1/2ページ)[オバマ米大統領]
 【ワシントン=佐々木類】来年11月の米大統領選に向けた共和党候補の指名争いが激化する中、これまで税制や景気対策に隠れて見えにくかった対中観はどうなっているのか。各候補の発言を拾ってみると、中国への融和路線に大きく傾いていたこともあったオバマ政権との対立軸を狙い、対中強硬論が目立つ。

 「中国は、米国の『友人と敵の間』に位置する」

 トップグループを走る会社経営者、ハーマン・ケイン氏(65)は13日の米CNNテレビのトークショーでこう述べ、軍事、経済で急成長を遂げる中国に警戒感をあらわにした。

 また、立候補を正式表明する前の今年5月3日、電子新聞デーリー・コーラーへの寄稿で「私の対中政策はいたって簡単だ。『中国より経済成長する』。これに尽きる」と述べた。

 政治経験がなく、「外交・安全保障が弱点」(ブレイクマン元ブッシュ政権顧問)との指摘を意識し、対中キャッチフレーズをひねり出したものとみられる。

 今月中旬、正式に外交政策を発表したミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)は中国の軍拡や人民元安問題に言及しつつ、「中国が自由と繁栄を目指すのか、独裁国家同士で同盟関係を強めて暗黒社会に落ちていくのかどうか」と、激しい表現で中国への懸念を表明した。

 移民や地球温暖化、税制に関し、討論会での失点が目立つテキサス州のリック・ペリー知事は23日、米雑誌のインタビューで、「米国の重要な外交政策は、中国が影響力を強めるアジアにおいて、日本、韓国、台湾、インドとともにあるということだ」と述べた。

 共和党候補が外交政策をめぐって日本に直接言及したのはペリー氏が初めて。

 ただ、ペリー氏は、「軍事情報流出の懸念がある中国企業をテキサス州に誘致するなど、中国との関係が深い」(ワシントン・ポスト紙)との指摘もある。

 これに対し、ミシェル・バックマン下院議員(55)は今年9月、テレビのトークショーに出演、「中国は米国の衛星による情報収集活動を妨害し、(アフガニスタンの)反政府武装勢力タリバンに武器を供給した」と強調した。

 下院情報特別委員会の委員でもあるバックマン氏は、「イランの核開発を支援するなど中国は悪の常習犯だ」とも批判している。

 だが、ワシントン・ポスト紙のコラムニスト、グレン・ケスラー氏は、「彼女がどこまで機密情報に接することができるかは分からないが、根拠に乏しい情報で発言した」と断じた。

899とはずがたり:2011/11/14(月) 19:36:04

パイプライン:米がカナダと結ぶ計画凍結 大統領選念頭か
http://mainichi.jp/select/world/news/20111111k0000e030011000c.html

 【ワシントン古本陽荘】米国務省は10日、カナダ・アルバータ州の原油を米南部テキサス州などの製油所に運ぶパイプライン計画「キーストーンXL」を凍結すると発表した。この計画を巡っては、中西部ネブラスカ州の水源地帯を経由することなどから環境団体が計画中止を要求しており、オバマ政権は新ルートの検討も進める。

 来年11月の大統領選を念頭に、オバマ大統領の支持基盤である民主党リベラル派の支持を固める狙いがあるとみられる。

 今後の計画は13年以降に決定される。大統領は「米国民の健康や安全、環境への影響に懸念があり、これらの疑問に答える時間が必要だ」などとした声明を発表した。また、ジョーンズ国務次官補(海洋・国際環境担当)は記者団に「国務省内の政策決定プロセスを経た決定であり、政治的な判断ではない」と述べ、大統領選との関係を否定した。

 一方、国内石油産業との関係が深い共和党は反発しており、ベイナー下院議長は声明で「政治的なご都合主義により2万人の新たな雇用が犠牲になった」と批判した。

毎日新聞 2011年11月11日 10時51分(最終更新 11月11日 11時10分)

900チバQ:2011/11/14(月) 20:10:00
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111114/amr11111414400003-n1.htm
敵失のおかげでロムニー氏、差を広げる 米共和党候補指名争い
2011.11.14 14:39 [米国]
 ロイター通信が13日発表した次期米大統領選の共和党候補指名争いに関する世論調査で、ロムニー前マサチューセッツ州知事が28%の支持率を獲得、2位の黒人実業家ケイン氏(20%)との差を8ポイントに広げた。他候補の敵失が続いたことで、ロムニー氏が先頭走者の地位を固めつつある。

 支持を急拡大させてきたケイン氏は、セクハラ疑惑が報じられたことで勢いにブレーキがかかった。一方、ギングリッチ元下院議長が16%に支持を伸ばし3位に浮上。ギングリッチ氏は他の世論調査でも上昇傾向が鮮明で、保守票の行方が依然流動的であることをうかがわせている。

 9日の討論会で自分の公約を忘れ「歴史的な大失態」とメディアに酷評されたペリー・テキサス州知事は12%で4位。(共同)

901名無し:2011/11/18(金) 18:37:35
べっ、べつにアンタのために教えるんじゃないからね!(*´ω`)★ http://gffz.biz/index.html

902チバQ:2011/11/19(土) 15:11:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111119-00000495-yom-bus_all
米赤字削減の協議、決裂寸前…共和案、民主拒否
読売新聞 11月19日(土)14時35分配信

 【ワシントン=岡田章裕】米財政赤字の削減に取り組んでいる米議会の超党派特別委員会に対し、共和党のベイナー下院議長が示した提案内容が18日、明らかになった。

 赤字削減幅は目標の1・2兆ドル(約92兆円)に届かず、トリガー(引き金)条項の発動を容認して国防費などを強制的に削減する内容だ。民主党は提案を拒否したが、トリガー条項の発動回避を目指してきた協議は決裂寸前の状態だ。

 特別委は23日に削減策を採決するが、議会予算局が内容を試算する時間を確保するため、実質的には21日が削減策を固めるタイムリミットとなっている。

 提案によると、10年間で6437億ドル(約49兆5000億円)の赤字を削減するが、目標に届かない5563億ドルの歳出をトリガー条項に基づき、強制的に削減する。強制削減される歳出の半分は、国防費が対象となる。

903チバQ:2011/11/20(日) 21:18:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111120-00000526-san-soci
同性婚の米総領事は「正直に生きたい」と言った
産経新聞 11月20日(日)18時23分配信

 【大阪から世界を読む】

 来秋の米大統領選で同性婚が争点のひとつになりそうだ。結婚を男女に限った連邦法についてオバマ米大統領が憲法違反との判断を示したからだ。実は、今年9月に着任した大阪・北区の米国総領事館でパトリック・リネハン総領事(58)は、日系ブラジル人のエマーソン・カネグスケ氏(39)と同性結婚していることを公にし、総領事館のホームページでも紹介している。同性婚について、そのリネハン氏にインタビューした。

 色眼鏡がなかったといえば嘘になる。

 「繊細な問題でインタビューを受けていただき、ありがとうございます」。遠回しに切り出したら「いえいえこれは繊細な問題じゃなくて、生活なんです」と答えが返ってきた。

 「ハズバンド(夫)」として紹介されたカネグスケ氏は、リネハン氏と同じような落ちついた男性だった。ブラジル空軍の航空管制官をやめて来日し、2002年、当時は大使館報道官だったリネハン氏と東京のスポーツバーで出会った。

 大使館官舎で一緒に暮らしはじめ、次の勤務地のブラジルに同伴、さらに次に赴任したカナダで2007年に結婚した。大阪には在ソウル大使館を経て、今年9月に着任した。

 これまでの総領事が夫人を同伴していた場面でリネハン氏は、カネグスケ氏を伴う。広島市の平和記念公園を訪れた際には、二人並んで原爆慰霊碑に花をささげた。

 そもそも取材の興味は同性婚を公表している総領事という珍しさだ。米国では大統領選の争点にもなるテーマだ。よし1本記事になるぞ。興味本位、そんな不純な動機があったかもしれない。

 こんな記者にリネハン総領事は「オネストでありたい」と何度も言った。「自分に正直に生きること」と理解した。同性愛者であることは生まれ持ったものであり、嘘をついたり隠したりすることは正直ではないのだ。

 米国社会は長く同性愛者に「正直」に生きることを許さなかった。同性愛の公表は社会的に抹殺されることを意味した。総領事が政府職員になった1984年でさえ、同性愛とわかると職を奪われたのだという。

 オバマ大統領は今年2月、結婚は男女間に限るとした1996年成立の連邦法は憲法違反だとの判断を示した。連邦レベルの合法化に向けた動きに、共和党支持層の中から強い反発が出てくることは必至だ。来年秋の大統領選挙で、大きな争点に浮上する可能性もある。

 もっとも、米国全体としては急速に同性愛者を受け入れる方向に変化している。リネハン氏の立場にたてば、「正直に生きる」ことを許す社会になりつつあるのだ。全米に同性カップルは約65万世帯もある。

 今年6月、ニューヨークが全米で6番目の同性婚を認める州になった。2004年のマサチューセッツ州が最初。50州のうちたった6つかと思うが、人々の意識の部分では大変動が起こっていた。

 世論調査会社ギャラップによる数字。1996年は「賛成27%、反対68%」で、反対が圧倒的多数派だった。しかし、反対がこの時が最高であり逆に賛成はこの時が最低。15年後の今年は「賛成53%、反対45%」。反比例を続けてきた賛否は逆転した。

 若い世代に賛成派が多い。遠からず賛成が反対を圧倒するであろう傾向はデータから読み取れる。数十年後に振り返ってみると、賛成派と反対派が均衡していたのが現代、ということになるのかもしれない。

 均衡を象徴的に現すのがカリフォルニア州の例だ。2008年に州最高裁判所が認めた同性婚が同年の住民投票によって覆された。その後は連邦レベルの法廷に持ち込まれ、賛否両派の熾烈(しれつ)な争いが続いている。

 米コロンビア大学のアレキサンダー・スティーレ教授がニューヨークタイムズ紙に寄せたエッセーに、こんな記述を見つけた。

 「黒人、女性、ヒスパニックそして同性愛者…。排他されてきたグループは次々と米国に受け入れられ、平等な権利を与えられ、主流に取り込まれてきた」

904チバQ:2011/11/20(日) 21:18:45
 同性愛者への権利付与を歴史の流れに位置づけた説明は、わかりやすい。

 米国はかつて奴隷にしていた黒人を大統領に擁するまでになった。そのオバマ大統領が「キリスト教徒としては同性婚に抵抗がある」吐露している。一方で「同性愛者へ権利付与については、人後に落ちない唱道者だ」とも主張した。

 アダムとイブから世界ができたと信じるクリスチャンにとって、同性婚には複雑な思いもあるのだろう。大統領も自らの「色眼鏡」を、理性で取り払おうとしているのだ。

 そんな強い信心は記者にはない。ただ慣れていないだけなのかもしれない。

 日本での同性愛者としての生活についてリネハン氏は「とても受け入れられやすい国だ」という。「マイハズバンド(私の夫)」とカネグスケ氏を紹介すると相手の驚きや戸惑いが伝わってくることがあるが、それは一瞬。「日本人はあまり表情には出さずすぐ理解してくれる。否定的な反応は全くない」と言った。

 カネグスケ氏、リネハン氏と向き合って1時間ほど話すうちに、色眼鏡を取ることなど、簡単なことに思えてきた。

 リネハン総領事はフェイスブックで活動を公表している。訪れてみてほしい。http://www.facebook.com/ConsulGeneralOK

(坂本英彰)

905チバQ:2011/11/22(火) 12:15:19
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20111122k0000e030059000c.html
米議会:財政赤字削減協議が決裂 金融市場に影響懸念
 【ワシントン平地修】財政赤字削減策を協議してきた米議会の超党派特別委員会(民主党6人、共和党6人)は21日夕、「合意は不可能」とする声明を発表し、協議が決裂したことを明らかにした。オバマ大統領は引き続き協議を続けるよう議会に求めたが、来年11月の大統領選を前にした与野党の対立は深刻で、金融市場や米経済への影響が懸念される。

 委員会の最終期限は23日だが、法律上は21日に10年間で最低1.2兆ドルの財政赤字削減策を提示する必要があった。しかし、富裕層向けの増税を主張する民主党と、増税に反対し社会保障給付などの削減を重視する共和党の対立は最後まで解けなかった。委員会の共同委員長2人は21日夕、「数カ月の厳しい作業と集中的な協議の結果、期限までに有効な両党の合意を得るのは不可能との結論に至った」との声明を発表した。

 特別委員会は今年8月、政府の債務上限引き上げ法の策定に伴い設置された。財政赤字削減策で議会の合意ができなかった場合、13年1月から1.2兆ドルの歳出を強制的に削減するトリガー(拳銃の引き金)条項が設定されている。削減分の半分は国防・安全保障費が占めており、パネッタ米国防長官は21日、「巨額の国防費の強制削減は国防をあやうくする」との声名を出した。

 共和党の一部には強制削減の回避を画策する動きもあるが、オバマ大統領は協議決裂を受けて「自動的な歳出削減を回避するいかなる試みも拒否する」と発言。12年中に議会が赤字削減計画をまとめる努力を続けるよう求めた。

906チバQ:2011/11/22(火) 22:58:29
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111122/amr11112220480011-n1.htm
世界最強から「張り子の虎」に 米軍弱体化に懸念 同盟国負担増も
2011.11.22 20:46 (1/2ページ)[米国]
 【ワシントン=犬塚陽介】米財政赤字の削減に関する超党派協議の決裂で、国防総省は決定済みの10年間で4500億ドルの歳出削減に加え、2013年からの10年で6000億ドル(約46兆円)の追加削減を突きつけられた。米軍再編に伴う人員整理や次世代ステルス戦闘機F35の調達、ミサイル防衛(MD)など国防政策の根幹を成す計画の見直しを迫られるのは確実。中国の軍事的台頭、北朝鮮、イランの核問題を抱える中、世界最強を誇る米軍が「張り子の虎になりかねない」(パネッタ国防長官)との懸念も広がる。

 「国家防衛を切り裂く破滅的で機械的、全面的な予算削減に国防総省は直面してしまう」

 超党派協議の決裂を受けた21日、パネッタ国防長官は緊急声明で国防予算の強制削減は米軍の「空洞化」を招くと述べ、機能不全に陥った議会への不信感をあらわにした。

 国防総省は連邦債務上限引き上げ法で、すでに4500億ドルの歳出削減を義務づけられており、15年までに陸軍で5万人、海兵隊で約2万人の人員削減計画を打ち出している。

 これに加え、さらに6000億ドルの削減が上乗せされれば「米軍は第二次世界大戦後で最小規模になる」(政府高官)との危機感が国防総省内には強い。

 米軍の装備面で影響を受けそうなのが、日本も次期主力戦闘機(FX)の最有力候補にするF35の調達だ。

 国防総省は今後20年で開発費3820億ドルを投入、計2477機を導入する計画を描いているが、予算削減で調達総数は「半減を余儀なくされる」との試算もあり、1機あたりのコスト増が他の調達予定国に跳ね返る可能性も指摘されている。

 コスト削減策の一環として、イランの中距離ミサイルの脅威を念頭に欧州で主導するMD計画の見直しの可能性も浮上。大陸間弾道ミサイル(ICBM)や潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の削減も避けられない。パネッタ長官は今月10日の記者会見で、米軍が「張り子の虎」となれば、他国による「敵対的行動を誘発する」と警告した。

 米軍の機能低下を懸念する上院のジョン・マケイン(共和)議員らは、国防費の強制削減を回避する法案提出を模索しているが、オバマ大統領は、包括的な削減を阻止する法案には拒否権を行使する方針で、国防費をめぐる駆け引きが続きそうだ。

907チバQ:2011/11/23(水) 20:52:47
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111123/amr11112319580010-n1.htm
ギングリッチ氏、敵失で急浮上 共和党候補者レース
2011.11.23 19:56 (1/2ページ)

 【ワシントン=犬塚陽介】2012年の米大統領選に向けた共和党の候補者レースで、ニュート・ギングリッチ元下院議長(68)が有力候補の一人に急浮上している。保守系右派の期待を背負った候補者がスキャンダルなどで次々と失速する中、かつては「保守革命」を掲げて共和党を先導した実績による安定感から支持を拡大しており、直近の世論調査では本命視されるミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事を抑えて首位に躍り出た。

 「愛国者法(反テロ法)の強化を検討したい。それほどまでに危険は大きい」

 首都ワシントンで22日開かれた共和党候補者の討論会。ギングリッチ氏がテロ対策強化の方針を打ち出すと会場は割れんばかりの拍手に包まれた。テロ組織掃討に非協力的なパキスタンへの援助削減にも言及。「米国が真剣になれば、イランの政権は1年で倒せる」と語るなど、随所に「強い米国」を押し出して、安定感をアピールした。

 中道寄りのロムニー候補を警戒する保守派層は、テキサス州のリック・ペリー知事に期待をかけたが、討論会での弱々しい対応で失速。続いて登場した会社経営者のハーマン・ケイン氏もセクハラ疑惑で支持を急落させた。

 CNNテレビが21日に発表した世論調査で、ギングリッチ氏の支持率は24%と、ロムニー氏の20%を抑えて首位。この2カ月で支持率を15ポイントも引き上げた。

 保守派の論客として知られるギングリッチ氏は、クリントン政権下の1994年の中間選挙では福祉予算の削減など「保守革命」を掲げて共和党に歴史的勝利を呼び込んだ。

 一方、過去に不倫の発覚などで2度の離婚を経験。6月には3人目の妻とエーゲ海クルーズに出かけ、選挙スタッフが集団で辞任した。経営危機で国有化された連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)から多額のコンサルティング料を受け取っていた疑惑が浮上するなど、不安材料にも事欠かない。

 ただ、経験に裏付けられた知名度は本物。2008年大統領選では、有力候補の失速で支持を拡大させた共和党の重鎮、マケイン上院議員が候補者に指名されており、保守層はギングリッチ氏の大躍進に期待をふくらませている。

908チバQ:2011/11/23(水) 20:53:27
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2011112300317
 ギングリッチ氏に安定感=外交・安保めぐり論戦−米大統領選
 【ワシントン時事】来年11月の米大統領選に向けた共和党の候補者討論会が22日、ワシントン市内で開かれ、外交・安全保障政策を中心に論戦が行われた。穏健派のロムニー前マサチューセッツ州知事が党内で大きな勢力を持つ保守派を意識し、強硬路線を際立たせたのに対し、同氏と先頭集団に並んだベテランのギングリッチ元下院議長は冷静に持論を展開し、安定感を見せた。
 ロムニー氏はイランの核問題について制裁強化を主張。同国からの原油供給が減り、価格高騰を招く可能性に触れつつ、「イランが核兵器を持つことに比べれば大したことはない」と断言した。
 ギングリッチ氏はこれに対し、制裁という戦術的な議論一辺倒ではなく「最小限の力の行使によりイランの体制崩壊を図る戦略が重要だ」と強調。イランの原油に頼る欧州の需要も満たせるエネルギー政策を打ち出さなければいけないと述べた。(2011/11/23-17:29

909チバQ:2011/11/28(月) 22:25:10
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111128/amr11112812250000-n1.htm
有力紙が元下院議長支持 共和党の混戦ぶり浮き彫りに
2011.11.28 12:24
 来年11月の米大統領選に向けた共和党の候補指名争いをめぐり、全米で最初の予備選が行われるニューハンプシャー州の地元有力紙ユニオン・リーダーは27日付の社説で、支持率トップに躍り出たギングリッチ元下院議長を同党の大統領候補として支持すると表明した。

 選挙戦の流れを左右する来年1月10日の同州予備選では、ロムニー前マサチューセッツ州知事が依然優位とされるが、米メディアは、ギングリッチ氏にとって大きな追い風になると注目。

 同紙の支持表明はまた、本命視されるロムニー氏の決定力のなさや指名争いの混戦ぶりをあらためて浮き彫りにした。

 ギングリッチ氏は過去の不倫歴など弱点も抱えているが、社説は「米国を導く経験と指導力、洞察力を持つ」と評価した。(共同)

910チバQ:2011/11/29(火) 22:48:14
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111129/amr11112920350007-n1.htm
低下する米の存在感 EU首脳会談でも見る影なし
2011.11.29 20:34
 【ワシントン=柿内公輔】欧州債務危機をめぐり、米国の存在感の低下が際立つ。オバマ米大統領は28日、訪米した欧州連合(EU)のファンロンパイ大統領と会談したが、具体策は示せなかった。米国自身が財政や景気の悪化で身動きできないためだ。

 「欧州の問題解決を手助けするため、米国は役割を果たす用意がある」

 会談後そう語ったオバマ大統領だが、市場に安心感を与える具体策には言及せず。出席した米政府高官によると、国際通貨基金(IMF)への米国の出資拡大や、欧州への金融支援に関する協議もなかった。

 ギリシャ支援をめぐり欧州が紛糾した今年9月。ガイトナー米財務長官がEU財務相会議に押しかけ、「欧州を壊す気か」とタンカを切り、議論を収束させた「リーダーシップ」(米金融筋)は見る影もない。

 背景には、袋小路に陥った米国自身の財政問題がある。超党派の財政赤字削減協議が決裂。欧州格付け会社フィッチ・レーティングスは28日、米国債の格付け見通しを引き下げた。米国も欧州に劣らぬ世界経済のリスクとみられている。

 オバマ政権が欧州に手をこまぬくうちに、影響はウォール街に及んでいる。

 保有する欧州国債の損失懸念から金融大手MFグローバル・ホールディングスが10月末に経営破綻。バンク・オブ・アメリカなど金融株全般が連日売りを浴びている。米金融界は、政権のしりごみにしびれを切らしている状況だ。

911チバQ:2011/12/04(日) 10:07:12
http://www.asahi.com/international/update/1204/TKY201112040002.html
2011年12月4日4時19分


ケイン氏、共和党指名争いから撤退表明 米大統領選
 来年11月の米大統領選に向けた共和党の指名獲得争いで、実業家のケイン氏が3日にジョージア州アトランタで開いた集会で、「選挙運動を中断する」と表明し、選挙戦から事実上撤退した。

 ケイン氏は、今回の共和党候補のなかで唯一のアフリカ系(黒人)。ピザチェーン店などの経営で手腕を発揮した実績に加え、経済再生への道筋をわかりやすく説く語り口で人気が出て、一時は世論調査でトップに立った。

 だが、ケイン氏が全米レストラン協会長だった1990年代、同協会で働いていた計4人の女性がケイン氏からセクハラを受けたと訴えた。さらに、ジョージア州の女性がケイン氏と約13年にわたり不倫関係にあったと証言。最近は支持率が3番手まで落ちていた。

 ケイン氏は集会で、こうした疑惑を改めて否定する一方で、疑惑を向けられ続けて家族が傷つき、選挙運動を続けることができなくなった、などと説明した。(ワシントン=伊藤宏)

912チバQ:2011/12/05(月) 12:14:32
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2011/12/05/20111205ddm007030142000c.html
軋む米国:12年大統領選 共和指名争い、ケイン氏が撤退 ギングリッチ氏支持表明か
 <軋(きし)む米国>

 【ワシントン古本陽荘】来年11月の米大統領選に向け共和党の候補者指名を争ってきた黒人実業家のハーマン・ケイン氏(65)が3日、地元ジョージア州アトランタで演説し、「選挙活動を停止する」と選挙戦からの撤退を表明した。一時は支持率トップの座にあったケイン氏だが、複数の女性から過去のセクハラに関する訴えがあったことなどから支持率が下落、選挙資金も先細ってきたことで撤退を余儀なくされた。

 ケイン氏の撤退で来月3日、全米で最初に実施されるアイオワ州の党員集会は7人の候補で争われることになった。ケイン氏は、「小さな政府」を求める保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会運動)」の賛同者を中心に党内保守派の支持を集めていただけに、こうした支持層の票がどの候補に流れるかが焦点になりそうだ。

 ケイン氏は近く別の候補への支持を表明する考えを明らかにしており、同じジョージア州出身のギングリッチ元下院議長(68)の支持に回る可能性が高い。両氏は先月、テキサス州の茶会支持者を前に2人だけで対話集会を開くなど、関係も良好だ。

 ケイン氏は貧しい家庭の生まれながら、ピザチェーンの経営者として成功した。選挙戦では所得税、法人税、消費税をすべて9%に簡素化する「999税制」を公約に掲げ、税制改正論議を主導。だが、全米レストラン協会の会長だった90年代に4人の女性にセクハラを働いた疑惑が浮上し、13年間にわたり愛人関係にあったという女性も現れた。ケイン氏は演説で、これらの疑惑を全面否定した上で、撤退理由については「家族が傷つけられたため」と説明した。

毎日新聞 2011年12月5日 東京朝刊

913チバQ:2011/12/07(水) 23:00:12
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1265929046/225
225 :チバQ:2011/12/07(水) 22:59:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111207-00000054-reut-int
「米国外でも同性愛者の権利向上を」、オバマ大統領が訴え
ロイター 12月7日(水)12時10分配信
 12月6日、オバマ米大統領は、米外交官と海外援助団体の職員らにスピーチし、海外でも同性愛者の権利向上に向けた活動を推進するよう訴えた。カンザス州で撮影(2011年 ロイター/Kevin Lamarque)

[ワシントン 6日 ロイター] オバマ米大統領は6日、米外交官と海外援助団体の職員らにスピーチし、海外でも同性愛者の権利向上に向けた活動を推進するよう訴えた。

ホワイトハウスが発表したメモによると、オバマ大統領は海外の同性愛者や性転換者が受けている暴力や差別に深い憂慮を示し、こうした被害を食い止める努力が必要だと述べた。

オバマ大統領は2008年の大統領選で同性愛者らの大きな支持を受け、再選を狙う来年の選挙でも支持を得たい考え。米国では同性婚の合法化をめぐり各地で裁判も行われているが、同大統領はこの問題について、決定を下すのは連邦政府ではなく州政府だとの立場を示している。

一方、米人気歌手のレディー・ガガさんはこの日、ホワイトハウスを訪問。オバマ大統領とは面会しなかったが、同性愛者であることを理由にしたいじめの禁止などについて政策担当者と意見を交わした。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111207-00000082-jij-int
「同性愛者の権利は人権」=国際社会に擁護推進訴え―米長官
時事通信 12月7日(水)14時18分配信

 【ワシントン時事】クリントン米国務長官は6日、ジュネーブの国連欧州本部で10日の世界人権デーを前に演説し、「同性愛者の権利は人権であり、人権は同性愛者の権利だ」と宣言、同性愛者など性的少数者の権利擁護に向けた国際協調を呼び掛けた。
 一方、オバマ大統領は6日、米政府の関係省庁に対し、外交政策や対外援助を通じて性的少数者の人権擁護の推進を指示する覚書を出した。人権問題を外交の柱に掲げるオバマ政権が、性的少数者を迫害する国々に改善を迫っていく姿勢を鮮明に打ち出した形だ。
 クリントン長官は演説で、同性・両性愛者や身体的な性と自身の性認識が異なるトランスジェンダーなど「LGBT」と呼ばれる性的少数者の保護が「今日残された人権課題の一つ」と言明。世界中でLGBTが違法な存在として逮捕・処刑されたり、暴行を受けて殺害されたりしていると懸念を示した。
 また、宗教や政治上の理由で多くの国にとって繊細な問題である点に理解を示しつつ、「LGBT市民の人権を認める地球規模の合意を達成するため、努力しなければならない」と訴えた。 

http://www.cnn.co.jp/showbiz/30004848.html
レディー・ガガさん、ホワイトハウスでいじめ問題を語る
2011.12.07 Wed posted at: 14:01 JST
(CNN) 米人気歌手レディー・ガガさんは6日、ホワイトハウスを訪問し、市民参加窓口の担当者らといじめ対策について語り合った。

政権当局者によると、オバマ大統領はカンザス州を訪問中で会談できなかった。

ガガさんは今年、14歳のファンの少年がいじめを苦に自殺したことに衝撃を受け、ツイッターに心情を書き込んだ。数日後、カリフォルニア州シリコンバレーにあるシェリル・サンドバーグ・フェイスブック最高執行責任者(COO)の邸宅で開かれた非公開のパーティーでは、オバマ大統領との会話でいじめ問題を取り上げ、大統領の進める対策に感謝の意を表していた。

ホワイトハウスでは今年、教師や生徒、保護者、政策担当者らを招いていじめ対策を協議する会議も開かれている。

914チバQ:2011/12/07(水) 23:02:16
http://www.afpbb.com/article/politics/2844454/8171534?utm_source=afpbb&amp;utm_medium=topics&amp;utm_campaign=txt_topics
共和党指名争い、ギングリッチ氏がリード広げる 2012米大統領選
2011年12月07日 15:23 発信地:ワシントンD.C./米国

【12月7日 AFP】2012年米大統領選挙の共和党候補者指名争いで、6日に発表された最新の調査によると、ニュート・ギングリッチ(Newt Gingrich)元下院議長が党内支持率でリードを広げている。

 レースの火ぶたを切る1月3日のアイオワ(Iowa)州の党員集会での候補者選出に参加すると思われる人びとを対象としたふたつの調査によると、ギングリッチ氏への支持率は、保守を基盤とする党内で支持固めに苦心している2位のミット・ロムニー(Mitt Romney)前マサチューセッツ(Massachusetts)州知事を大きくしのいでいた。

 有力候補だった元ピザチェーン経営者のハーマン・ケイン(Herman Cain)氏が前週3日、セクハラ疑惑や不倫問題などの影響で共和党指名候補争いから撤退したことも、ギングリッチ氏の支持率の後押しとなったようだ。

 アイオワ党員集会へ参加を予定している858人を対象にした米ワシントンポスト(Washington Post)紙とABCニュース(ABC News)の共同調査では、ギングリッチ氏の支持率が33%でトップ、次いでロムニー氏とロン・ポール(Ron Paul)下院議員が同率18%で2位に並んだ。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)の調査は、共和党員と支持政党のない住民でアイオワの党員集会に参加する予定の642人を対象にしているが、こちらもギングリッチ氏の支持率が31%でトップで、ロムニー氏が17%、ポール氏が16%だった。(c)AFP

915名無しさん:2011/12/08(木) 19:55:46
>>365>>388
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPTYE7B704F20111208
前イリノイ州知事に汚職で禁錮14年、オバマ氏後任議員指名めぐり
2011年 12月 8日 17:04 JST
[シカゴ 7日 ロイター] 米イリノイ州選出の上院議員だったオバマ大統領の後任選出をめぐる汚職事件で、シカゴの連邦地裁は7日、前知事のロッド・ブラゴジェビッチ被告(54)に禁錮14年の判決を下した。
ブラゴジェビッチ被告は、オバマ氏の大統領選勝利で空席となった上院議員の指名に当たり、見返りに金銭などを要求したなどとして2008年12月に逮捕され、翌年に罷免されていた。

同被告は公判で情状酌量を求めたが、裁判官は「被告は自らのスタッフを扇動し、何人かの経歴を台無しにした」と断罪した。

ブラゴジェビッチ被告は判決後、「罪を認め、当然ながら信じられないくらい反省している」と語った。

916チバQ:2011/12/08(木) 20:52:48
http://www.asahi.com/international/update/1208/TKY201112080236.html
2011年12月8日12時46分
イリノイ州知事、2代続けて有罪 オバマ氏後継指名汚職
 米イリノイ州選出の上院議員だったオバマ大統領の後継選びをめぐる汚職事件で、同州の連邦地裁は7日、ブラゴエビッチ前同州知事(54)に対し、禁錮14年を言い渡した。米メディアが報じた。ライアン元知事も受刑中で、知事が2代続けて刑務所に収監される異例の事態になった。

 前知事は、州選出の上院議員に空席が出た場合、州知事が後継者を指名できる仕組みを悪用し、見返りに金銭や退任後のポストを得ようとしたとして、現職だった2008年12月に米連邦捜査局(FBI)に逮捕された。近年にない政治スキャンダルとして全米の注目を集め、09年1月には同州での弾劾(だんがい)裁判で知事職を解任。今年6月までに、連邦地裁で賄賂罪など18件の罪について有罪の評決を受けていた。

 オバマ大統領側は汚職事件への関与を否定している。(ニューヨーク=田中光)

917とはずがたり:2011/12/12(月) 14:46:13

ギングリッチ氏、パレスチナ人は「創作された」民族で「テロリスト」と発言
2011年12月11日 19:09 発信地:デモイン/米国
http://www.afpbb.com/article/politics/2845285/8189139

【12月11日 AFP】2012年の米大統領選で共和党の指名獲得を目指す候補者たちの討論会が10日、米アイオワ(Iowa)州デモイン(Des Moines)で行われ、パレスチナ人が「創作された」民族であると述べたことについて問われたニュート・ギングリッチ(Newt Gingrich)元下院議長は、発言を撤回せずに、パレスチナ人は「テロリスト」でありイスラエルを破壊しようとしていると主張した。

「私の発言は事実だろうか?イエスだ。私の発言は歴史的真実だろうか?イエスだ」と、ギングリッチ氏は語った。

 世論調査で急伸したギングリッチ氏は、9日に公開されたインタビューで、「創作されたパレスチナ人という人びとは、実際はアラブ人であり、歴史的にもアラブ社会の一部だった人びとだ」と語ったことで、激しい批判にさらされている。

 討論会でこの発言を問われたギングリッチ氏は、発言を撤回せずに、「彼らはテロリストだ。学校でテロリズムを教えている」と語った。

「彼らの教科書には、『ユダヤ人13人がいてユダヤ人9人が死にました。ユダヤ人は何人残ってるでしょう?』と書かれている。私たちは、支援金を通じて、それらの教科書に金を出しているのだ。『中東について嘘をつくのはもう十分だ』と誰かが言うべきときが来たのだ」(ニュート・ギングリッチ氏)

■ロムニー氏、発言批判しつつイスラエル支持表明

 この発言に、他の候補者たちは飛びついた。

 一時は最有力候補だったこともあり、ギングリッチ氏の最大のライバルと目されるミット・ロムニー(Mitt Romney)前マサチューセッツ(Massachusetts)州知事は、ギングリッチ氏のパレスチナ人理解を「間違いである」と指摘。

 その上でロムニー氏は、「私たちはイスラエルの人びとを支持する。イスラエルの人びとに同意できないときは、今の大統領のように繰り返し公の場所で不賛成であることを表明するのではなく、プライベートで発言するのだ」と述べ、バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領とイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相の、度重なる公の場での衝突について批判した。

「われわれが真実を語るつもりであることは明確にしておきたいが、だが、煮えたぎる鍋のようになっているところへ扇動的な言葉を投げてはいけない。そんなことをすれば、私たちの友人であるイスラエルの人びとも、『いったい全体何をしてるんだ?』と言うだろう」

■ポール氏「問題を引き起こすだけ」と批判

 一方、ロン・ポール(Ron Paul)下院議員は、ギングリッチ氏のコメントを「問題を引き起こすだけ」と非難。「オスマン帝国のもとでパレスチナ人は国家を持っていなかったが、イスラエルも同じく持っていなかった」と述べ、「われわれはこのようにして多くの面倒に巻き込まれるのだ」と批判した。(c)AFP

918チバQ:2011/12/12(月) 19:07:44
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111211-00000041-jij-int
「不誠実」「権力の権化」=ギングリッチ氏に攻撃集中―米大統領選の共和党討論会
時事通信 12月11日(日)17時4分配信

 【ワシントン時事】米共和党の大統領選候補者による討論会が10日、中西部アイオワ州で開かれた。指名獲得レースをリードするギングリッチ元下院議長に対し、ライバルが攻撃を集中。開幕戦となる同州党員集会を3週間余り先に控え、激しい舌戦が展開された。
 ギングリッチ氏に2度の離婚歴があることに関し、ペリー・テキサス州知事は「貞節というのは大事な問題だ」と指摘。「人生において不誠実だった者は仕事でも不誠実だ」と語り、ギングリッチ氏の大統領としての適格性に疑問を呈した。
 アイオワ州はキリスト教右派の多い保守的な土地柄。保守系党員の期待が高かったものの、討論会での失言が重なり支持者をギングリッチ氏に奪われたペリー氏が、巻き返しに出た形だ。
 同様に保守派でアイオワ州生まれのバックマン下院議員も、ギングリッチ氏が連邦住宅貸し付け抵当公社から多額の顧問料を取り、違法にロビー活動していた疑いがあることに触れ、「議会に影響力を行使する見返りにカネをもらったのなら、権力の権化だ」と断じた。

919チバQ:2011/12/12(月) 19:35:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111209-00000062-mai-int
<米国>大統領提案の人事案を上院が否決 党派対立激化
毎日新聞 12月9日(金)18時17分配信

 【ワシントン古本陽荘】米上院は8日、オバマ政権が新設した金融業界監督のための「消費者金融保護局」の初代局長にオハイオ州司法長官だったリチャード・コードレイ氏を充てる人事承認案を否決した。オバマ大統領が野党・共和党から異論が出ていた最初の人事案を断念し、賛成を得られる案に差し替えたうえで承認を要請していた。しかし、共和党は今度は保護局の組織改編を求めて人事案を拒否。来年の大統領選を前に、党派対立が激しくなっていることを改めて裏付けた。

 否決を受け、オバマ大統領はホワイトハウスで緊急会見し「全く理解できない。この件で我々はあきらめない」と対決姿勢を鮮明にした。

 共和党側には、コードレイ氏の業績に異論はないものの、局長の代わりに5人の監視委員会を設置するよう組織を抜本的に改めることを要求し、人事案を拒絶した。

 実際には、米国でウォール街批判が高まる中、金融業界監視の消費者保護局が動き出し、オバマ大統領の業績となることを警戒したとみられる。

 人事案は討議を打ち切り採決に進むための手続き段階で否決された。賛成53票、反対45票で賛成が多数だったが討議打ち切りに必要な60票に満たなかった。47人の共和党議員のうち賛成票を投じたのは2人だけだった。

920チバQ:2011/12/13(火) 12:14:20
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2011/12/12/20111212dde007030059000c.html
軋む米国:12年大統領選 アイオワ州共和討論会、保守色競う 余裕のギングリッチ氏
 【ワシントン古本陽荘】米大統領選の共和党候補による討論会が10日、中西部アイオワ州デモインの大学で開かれた。アイオワ州で支持率トップに立つギングリッチ元下院議長(68)が集中的に他候補の批判にさらされたが、余裕のある受け答えでかわし、大きな失点なく逃げ切った。

 アイオワ州は、キリスト教右派が多い保守的な州とされ、自らの保守色を競い合う場面が何度もあった。

 ペリー・テキサス州知事(61)は「妻を裏切るものは、同僚も裏切る」と指摘し、3度の結婚歴があるギングリッチ氏と自らを対比した。これに対しギングリッチ氏は「時には過ちを犯し、神に許しを請うこともあった。だが人々が今の私を見ようとしていることをうれしく思う」と率直に語った。

 また、ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)は、反ワシントン世論が高まるなか、ギングリッチ氏を「職業政治家」として批判しようとしたが、逆にギングリッチ氏から「あなたが職業政治家じゃないのは94年選挙で(当時の)ケネディ上院議員に負けたからだろ」と反論され、ロムニー氏は苦笑いせざるをえなかった。

 アイオワ州では全米に先駆けて来月3日に党員集会が開かれる。

毎日新聞 2011年12月12日 東京夕刊

921チバQ:2011/12/17(土) 13:28:48
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011121702000024.html
ギングリッチ氏標的 予備選前、最後の舌戦
2011年12月17日 朝刊

 【ワシントン=竹内洋一】来年十一月の米大統領選に向けた野党共和党の候補者討論会が十五日、中西部アイオワ州で開かれ、各種世論調査で首位を走るギングリッチ元下院議長(68)に各候補からの攻撃が集中した。討論会は初の予備選挙となる来月三日の同州の党員集会を前にした最後の舌戦になった。

 まず標的になったのは、金融危機の元凶とされる連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)から二〇〇八年まで受け取っていた顧問料問題だ。バックマン下院議員(55)は「百六十万ドル(約一億二千五百万円)もらった見返りに共和党幹部を動かし(公社の)悪徳商法を続けさせた」とギングリッチ氏を追及した。

 これに対し、同氏は「全く違う」と完全否定。「私はいかなる場合もロビー活動をしたことはない」と述べ、下院議長を退任した一九九八年以降、ロビイストとして暗躍したとの批判に反論した。

 サントラム元上院議員(53)は、ギングリッチ氏に二度の離婚歴や不倫の過去があることを念頭に「政治と個人生活の両面で強い人物が(候補者として)必要だ」と指摘。だが、豊富な政治経験がある同氏は、厳しい攻撃を巧妙にかわした。これまでの討論会で大きな失点はなく、「私は討論でオバマ氏に負けない」と自信満々だった。

 支持率二位で追うロムニー前マサチューセッツ州知事(64)は、ギングリッチ氏への直接的な批判は控えた。ロムニー陣営は既に同氏の人格攻撃を含めたネガティブキャンペーンを展開しており、討論会での非難は避けた。

922チバQ:2011/12/17(土) 13:29:40
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/111217/cpd1112170502003-n1.htm
オバマ氏支持、若年層で減少 大統領選、36%が敗北予想2011.12.17 05:00
 オバマ米大統領の初当選に大きな役割を果たした若者の支持率が46%まで低下し、再選を阻まれるとの見方が再選可能とする予想を上回っていることが、最新の世論調査で明らかになった。

 ハーバード大学インスティチュート・オブ・ポリティクスが発表した今回の世論調査は18歳から29歳までの2028人を対象に11月23日から12月3日に実施された。

 それによると、オバマ大統領に対する支持率は46%と、2月の調査時点での55%から落ち込んだ。これは2009年から始めたオバマ政権に対する調査としては最低水準。不支持率は50%を超えた。

 また、回答者の36%がオバマ大統領は来年の選挙で敗北すると予想する一方、勝利するとしたのは30%にとどまった。大学生に限れば支持率は48%で、2月の調査時点の60%から大幅に低下した。調査担当のジョン・ボルプ氏は、4年前に比べて大統領選挙に対する若年層有権者の「熱気が全体として冷めている」と指摘した。

 同インスティチュートのディレクター、トレイ・グレイソン氏は「この世代を取り込めるチャンスはどの政党、どの陣営にもある。このグループを最大限に生かした者が12年に結果を残すだろう」と述べた。(ブルームバーグ Catherine Dodge)

923チバQ:2011/12/17(土) 13:30:18
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2011121600779
勢い持続へ「経験」アピール=ギングリッチ氏、支持率に陰りも−米大統領選
 【ワシントン時事】米共和党の大統領選候補による討論会が15日、中西部アイオワ州で行われた。レースを引っ張るものの、支持率に陰りも見えるギングリッチ元下院議長は豊富な政治経験をアピール。開幕戦となる来年1月3日の同州党員集会前の最後の討論会だけに、勢いを持続させようと躍起になった。
 「私が相手なら、オバマ大統領は討論会で立っていられないだろう」。1990年代に党を率い、20年に及んだ議員歴を誇るギングリッチ氏はオバマ氏との一騎打ちとなる11月の本選挙での当選可能性について、自身が最も高いと訴えた。
 討論の出来栄え次第で支持率が乱高下する今回の候補者レース。非難合戦を展開し、結果的につぶし合いを演じる他候補に「党の結束」を諭す冷静さが売りだったギングリッチ氏にしては異例の発言だ。(2011/12/16-19:23)

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924チバQ:2011/12/21(水) 22:23:14
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2011122100712
ギングリッチ氏の支持率下落=ロムニー氏と並ぶ−米大統領選
 【ワシントン時事】来年11月の米大統領選に向けた野党共和党の候補者レースで、他を大きくリードしていたギングリッチ元下院議長の支持率が落ち、ロムニー前マサチューセッツ州知事に並ばれた。
 同党の登録済み有権者を対象にしたワシントン・ポスト紙とABCテレビの合同世論調査結果(15〜18日実施)によると、ギングリッチ氏とロムニー氏の支持率はともに30%。CNNテレビの調査(16〜18日実施)でも、両氏は28%でトップに並んだ。両調査とも3番手はポール下院議員で、それぞれ15%と14%。(2011/12/21-15:52)

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925チバQ:2011/12/26(月) 22:34:23
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LWSGOI1A74E901.html
ギングリッチ氏、地元で予備選参加できず−今回の失敗は真珠湾攻撃
 12月25日(ブルームバーグ):米大統領選挙の共和党候補指名争いでトップに立つニュート・ギングリッチ元下院議長(共和、バージニア州)は、来年3月6日の同州予備選挙に参加するのに必要な署名を集めることができなかった。

  バージニア州共和党本部は24日、ギングリッチ氏とリック・ペリー・テキサス州知事が予備選出馬に必要な有権者1万人(州内全11選挙区から最低400人)の署名を獲得できなかったと発表した。一方で、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事とロン・ポール下院議員(共和、テキサス州)の2人は必要署名を集めてスーパーチューズデーに行われる同州予備選への出馬資格を得た。

  リッチモンド大学のカール・トビアス教授(法律)は「どうして彼らが予備選出馬機会を逸したのか、理解できない」と指摘。これに対し、ギングリッチ氏の選挙対策本部長を務めるマイケル・クルル氏は声明で「有権者は最有力候補者に投票する権利をなお有している」と述べるとともに、ギングリッチ氏のフェイスブックのページでは今回の失敗を1941年12月の日本軍による真珠湾奇襲になぞらえ、「われわれは想定外の打撃を経験したが、態勢を立て直して反転攻勢に転じ、最後には勝つ」と宣言した。

926チバQ:2011/12/26(月) 23:39:32
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011122502000025.html
米大統領選・共和党予備選 序盤4州 混戦必至
2011年12月25日 朝刊


 来年11月の米大統領選に向けた野党共和党の候補者選びは、開幕戦となるアイオワ州党員集会が1月3日に開催される。11月に世論調査で首位に立ったギングリッチ元下院議長は、ここへ来て失速気味。決定的な候補者は現れておらず、序盤は混戦必至の情勢だ。 (ワシントン・竹内洋一)

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計した主要メディアや調査機関の最新世論調査の平均値では、ギングリッチ氏の全米での支持率は27・8%。今月中旬の35%から後退した。首位は守っているが、二位のロムニー前マサチューセッツ州知事との差は12・7ポイントから3・4ポイントに縮まっている。

 ギングリッチ氏は、金融危機の元凶と批判される連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)から多額の相談料を受け取っていた問題に加え、二回の離婚歴や不倫の過去がある。こうした弱点を討論会などで他候補から批判され続け、支持率に響いたとみられる。

 開幕戦の舞台となるアイオワ州では中傷合戦が激しく、ロムニー陣営は十二月上旬からギングリッチ氏を攻撃するテレビCMを集中的に放映。同州では、ギングリッチ氏の支持率は今月中旬の31%から17・3%に急落。20・3%のロムニー氏を下回った。

 ギングリッチ氏は「前向きな選挙をすべきだ」とCMの中止を要求しているが、ロムニー氏は「この程度のことに耐えられないなら、オバマ大統領とは戦えない」と拒否。ロムニー氏の支持団体は、アイオワ州党員集会までに二百八十万ドル(約二億二千万円)をCMに投じる予定だ。

 だが、穏健派のロムニー氏にとって最大の課題である党内保守派への支持拡大にはつながっていない。ギングリッチ氏に代わってアイオワ州でトップに立ったのは、ポール下院議員だ。今月に入って徐々に支持率を上げ、23・8%に達した。

 ポール氏は保守派の草の根運動「ティーパーティー(茶会)」の理論的指導者ともいわれ、連邦政府の役割を極端に縮小する主張で保守層の一部から熱烈な支持がある。ほかの保守派候補が次々に勢いを失う中、保守的な土地柄のアイオワ州でポール氏に人気が集まり始めたとみられる。ポール氏が三つどもえの初戦を制した場合、指名レースはさらに混迷を深めかねない。

 続くニューハンプシャー州では、今のところロムニー氏が盤石の形勢。同州はロムニー氏が知事を務めたマサチューセッツ州に隣接し、リベラル色が濃い。ロムニー氏は33・8%の支持を集め、他候補を10ポイント以上引き離している。

 その後、サウスカロライナ州では一九八〇年のレーガン元大統領以来、予備選の勝者が必ず共和党の指名を獲得してきた。フロリダ州は序盤四州で最も代議員数が多い。両州ともギングリッチ氏が優位を保っているものの、先行二州の結果次第で情勢は大きく変わる可能性がある。

 党員集会、予備選挙を開くペースが前回二〇〇八年より遅いことも、混戦の誘因になりそうだ。前回は二十一州が集中開催した二月五日の「スーパーチューズデー」で、マケイン上院議員の指名獲得が確実になった。今回の集中開催は一カ月遅い三月六日。しかも、約六割の州はそれ以降に党員集会、予備選挙を行う。指名レースは三月以降までもつれ込みそうな雲行きだ。

927チバQ:2011/12/28(水) 23:30:51
http://www.asahi.com/international/jiji/JJT201112270061.html
混迷のまま予備選突入へ=アイオワ党員集会まで1週間―米共和党大統領候補争い2011年12月27日15時6分
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 【ワシントン時事】来年11月の米大統領選挙の野党・共和党候補を決める予備選は、来年1月3日に中西部アイオワ州の党員集会で火ぶたが切って落とされる。支持率調査では、トップが激しく入れ替わる「本命なき戦い」が続いており、選挙結果に少なからぬ影響を及ぼすアイオワ党員集会の行方に関心が集まっている。

 CNNテレビの支持率調査では、ロムニー前マサチューセッツ州知事とギングリッチ元下院議長がいずれも28%で並び、他の候補を大きく引き離している。ABCテレビの調査でも、両候補は30%で並んでいる。

 一方、保守的傾向が強いアイオワ州に絞った調査では、政府の役割の極小化を求め、保守派市民運動「ティーパーティー(茶会)」の支持を集めるロン・ポール下院議員が僅差で首位に立ち、ロムニー氏が2位、ギングリッチ氏が3位で追う展開となっている。 


[時事通信社]

928チバQ:2011/12/29(木) 17:55:34
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LWXV4L0YHQ0X01.html
ギングリッチ氏の支持率急落、ロムニー氏首位に−アイオワ州直前調査
  12月28日(ブルームバーグ):米大統領選挙の最初の予備選挙となるアイオワ州の党員集会を6日後に控え、共和党候補ギングリッチ元下院議長の支持率が急低下している。

  28日発表されたCNN/タイム/ORCインターナショナル共同世論調査(21−27日実施)結果によると、党員集会に参加する予定の有権者の中で、ギングリッチ氏の支持率は14%で4位にとどまった。これに対しロムニー前マサチューセッツ州知事は25%でトップ、ロン・ポール下院議員(テキサス州)が22%、リック・サントラム前上院議員(ペンシルベニア州)が16%で続いている。1カ月前にCNNがアイオワ州で行った世論調査では、ギングリッチ氏は33%の支持を集め、ロムニー氏の22%を上回っていた。

  ロムニー陣営は今週に入りアイオワ州内での遊説活動を強化しており、同州で善戦して早期指名獲得への道筋を付けたいとしている。ロムニー候補は記者団に、党員集会の見通しについては語らなかったが、楽観的な様子をみせた。

929チバQ:2011/12/29(木) 17:56:07
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPJT806933520111228
ジョンソン元ニューメキシコ州知事、リバタリアン党から米大統領選に出馬へ
2011年 12月 29日 03:31 JST
 [サンタフェ(ニューメキシコ) 28日 ロイター] 2012年米大統領選挙の共和党の指名獲得を目指していたゲーリー・ジョンソン元ニューメキシコ州知事は28日、リバタリアン党から立候補すると表明した。
 1995年から2003年までニューメキシコ州知事を務めたジョンソン氏は、政府支出の削減、減税、マリファナの合法化などの政策を掲げている。

 同氏が共和党の指名を獲得する可能性は低いとみられていた。

930チバQ:2011/12/29(木) 17:57:01
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/279585
【米大統領選2012年】「伏兵」ポール氏急浮上 共和党候補指名争い
2011年12月27日 01:06 カテゴリー:アジア・世界
 【ワシントン宮崎昌治】来年11月6日投開票の米大統領選は、野党・共和党候補指名争いの初戦となる1月3日のアイオワ州党員集会まで1週間となった。ロムニー前マサチューセッツ州知事、ギングリッチ元下院議長の「2強」が軸だが、最終盤で極端な自由主義者で知られるポール下院議員が急浮上。アイオワ州に限った現象とみられるが、大番狂わせの可能性も出てきた。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた各種世論調査平均値によると、25日現在でアイオワ州ではポール氏が23・8%で首位に立ち、ロムニー氏20・3%、ギングリッチ氏が17・3%で続いた。2週間前はギングリッチ氏31・0%、ロムニー氏17・8%、ポール氏は17・3%で、ギングリッチ氏への支持がポール氏に流れた格好だ。

 ただ、全国の世論調査平均値ではギングリッチ氏27・8%、ロムニー氏24・4%の2人が接戦で、ポール氏は12・6%にとどまる。

 予備選初戦のアイオワ州は全米の注目度が高く、混戦を抜け出す勢いだったギングリッチ氏に対し、各候補ともテレビ広告を使い徹底した中傷キャンペーンを展開。米広告調査会社によると、ロムニー氏の支持団体は今月中旬の1週間だけで放送585回分に当たる38万5千ドル(約3千万円)を投入。ペリー・テキサス州知事と支持団体も32万3千ドルを投じた。

 ギングリッチ氏は、議員辞職後に住宅バブルの元凶とされる連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)から約160万ドルの顧問料を受け取っていたことが発覚。不倫の末に3度目の結婚をした点も格好の攻撃材料となっている。

 一方、ポール氏は徹底した「小さな政府」を主張しており、ギングリッチ氏を支持していた草の根保守派運動「ティーパーティー(茶会)」の一部が乗り換えたとみられる。ポール氏は財政赤字削減のため在日米軍を含めたすべての在外駐留米軍を撤退させ、小さな政府実現のため米中央情報局(CIA)をはじめ多くの政府機関の廃止を求めるなど主張はあまりに過激。本命視されることはほとんどない。

 ただ、アイオワ州で勝利し勢いをつければ、共和党以外の「第三の党」から本選に出馬する可能性がある。保守分裂となり結果的にオバマ大統領を利するため、ポール氏の動向が注目を集めている。

=2011/12/27付 西日本新聞朝刊=

931チバQ:2011/12/29(木) 19:27:52
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111229/t10014982401000.html
アイオワ州 政治に不満の市民抗議
12月29日 19時5分
来年秋のアメリカ大統領選挙に向けた、野党共和党の候補者選びが、全米のトップを切って来年1月3日に行われるアイオワ州では、対立を繰り返すワシントンの政治に不満を抱く市民による抗議行動が始まりました。

アイオワ州で行われる最初の党員集会は、その後の候補者選びに大きな影響を与えることから、全米が注目していて、抗議行動は、この機を捉えて、自分たちの声に耳を傾けてもらおうと、学生や主婦らが始めました。州都デモインの中心部で27日開かれた、「市民のための党員集会」と銘打った集会には、市民300人余りが参加しました。そして、参加者は順番に演壇に立ち、「貧富の格差が広がるなかで、政治家たちは政争に明け暮れている」などと述べ、オバマ政権と野党・共和党が対立を先鋭化させている、ワシントンの政治に強く反発する声が相次ぎました。アメリカでは、最近の世論調査で、有権者の半分近くが現職のオバマ大統領、共和党の大統領候補者のいずれもが「よい大統領になるとは思えない」と答えるなど、強い政治不信が広がっていると指摘されています。今回、アイオワ州で始まった抗議行動は、ニューヨークから全米に広がった若者らによる抗議デモとも連携しながら、党員集会が行われる1月3日まで続けられることになっていて、こうした有権者の声が大統領選挙にどう影響するのか注目されています。

932チバQ:2011/12/31(土) 14:04:59
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPJT807136720111230
米共和党候補アイオワ州支持率、ロムニー氏僅差で首位 2位ポール氏の政策に疑問の声=調査
2011年 12月 31日 02:01 JST
 [30日 ロイター] 米NBC/マリスト大学が30日発表した、アイオワ州で実施した世論調査の結果によると、2012年米大統領選挙の共和党候補指名争いで、ロムニー前マサチューセッツ州知事がかろうじて首位を維持した。
 ポール下院議員(テキサス州)が僅差で2位につけたものの、共和党候補としての適性が疑問視されていることが明らかになった。

 ロムニー氏の支持率は23%、ポール氏は21%だった。

 しかし、有権者の41%がポール氏の「リバタリアン」としての姿勢や孤立主義的な政策は共和党候補者としてふさわしくないと考えていることが分かった。

 

 アイオワ州で追い上げを見せるサントラム元上院議員(ペンシルベニア州)は15%の支持率を獲得し3位となった。

 4位はテキサス州のペリー知事で14%、ギングリッチ元下院議長は13%で5位となった。

 調査は27日と28日に、共和党員集会に出席する予定の425名を対象に実施された。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/111230/amr11123019040005-n1.htm
アイオワで火ぶた 共和党指名争い ロムニー氏が地力
2011.12.30 19:03 (1/2ページ)

29日、アイオア州で演説するロムニー前マサチューセッツ州知事(ロイター)
 来年11月6日の米大統領選に先立ち、共和党は1月3日、アイオワ州の党員集会で指名争いをかけた緒戦の火ぶたを切る。「本命なき戦い」を続ける共和党は政権を奪還できるのか。それともオバマ大統領が再選されるのか。両陣営の戦略を探った。(ワシントン 佐々木類 犬塚陽介)

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス(RCP)」が、アイオワ州限定で行った最近の支持率調査結果によると、ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)とポール下院議員(75)が21・3%で、ギングリッチ元下院議長(68)は14・3%。

 米国で少数派の末日聖徒イエス・キリスト教会(モルモン教)であるロムニー氏。プロテスタント非主流派で保守的なエバンジェリカル(福音派)の多いアイオワ州でトップグループにつけたのは、同氏の教養や経営者としての指導力を地元有力紙のデモイン・レジスターが高く評価、支持を表明したのが大きい。

 実際、ロムニー氏は、オバマ大統領が手本にしたとされる医療保険制度をマサチューセッツ州知事時代に導入、共和党保守派から批判がくすぶり続ける。

 だが、本選挙で勝敗を左右するとみられる無党派層を取り込めるのは保守穏健派のロムニー氏との評もあり、オバマ大統領に勝てる有力候補とされる。

 一方、所得税廃止を主張し小さな政府を掲げるポール氏は、エバンジェリカルや保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」の支持を得て支持率が上昇中だ。過去の政治スキャンダルやタカ派的な言動で大統領としての資質を問う声が高まるギングリッチ氏に代わり、反ロムニー票の受け皿になっているようだ。

 そのロムニー氏だが、1週間後に予備選が行われるニューハンプシャー州に強い支持基盤がある。アイオワ州を制すれば、共和党の指名争いは短期決戦になる可能性もある。

 緒戦のアイオワ、ニューハンプシャー両州は続く指名争いに大きな影響を与えるとされる。今後、指名争いの投票権を持つ代表の多い州でどれだけ勝てるかが大きな焦点だ。

933チバQ:2011/12/31(土) 14:05:29
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2011123000369
ロムニー氏軸も「伏兵」続々=共和候補争い、前例なき大混戦に−米大統領選
 【ワシントン時事】来年11月の米大統領選に向けた野党共和党の候補者争いは、1月3日のアイオワ州党員集会で正式にスタートする。安定した支持を集めるロムニー前マサチューセッツ州知事が軸になるが、同氏を脅かす「伏兵」が次々に現れ、過去に例のない混戦。決着時期もはっきり見通せなくなっている。
 アイオワ州党員集会に続き、1月中にニューハンプシャー、サウスカロライナ、フロリダ各州で予備選が実施される。11州の予備選・党員集会が集中する3月6日の「スーパーチューズデー」でヤマ場を迎える。
 前回も出馬したロムニー氏は一貫して20%台の支持を得て、常に首位かトップ集団に付けてきた。地元マサチューセッツ州の隣、ニューハンプシャー州で他を引き離しており、初戦に勝てば資金力で勝る同氏は断然有利になる。
 ただ、党内で穏健派に位置付けられるロムニー氏には保守系を中心に反発も根強い。同氏の対抗馬として、一時は選対幹部の一斉辞任で撤退もささやかれたギングリッチ元下院議長まで浮上した。(2011/12/30-17:18

934チバQ:2011/12/31(土) 14:09:14
http://www.asahi.com/international/update/1229/TKY201112290158.html
2011年12月29日14時15分
米太平洋軍司令官にロックリアー大将 大統領が指名

 パネッタ米国防長官は28日、オバマ大統領が、太平洋軍(ハワイ州)の次期司令官に欧州海軍司令官などを務めるサミュエル・ロックリアー海軍大将を指名したと発表した。米議会上院での承認を経て就任する見通し。ロックリアー大将は東太平洋を管轄する第3艦隊司令官などを歴任し、昨年10月から現職。今年3月、対リビア軍事作戦の指揮を執った。

 ウィラード司令官の後任として、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題や、海軍力を増強する中国軍への対応などを担うことになる。(ワシントン)

935チバQ:2012/01/02(月) 07:46:30
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012010100068
アイオワ州でロムニー氏首位=サントラム氏3位に浮上−米大統領選
 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補者争いが3日のアイオワ州党員集会で正式にスタートするのを前に、地元紙デモイン・レジスターは12月31日、州内の同党支持者を対象に行った世論調査結果を発表した。それによると、ロムニー前マサチューセッツ州知事が支持率24%で首位に立ち、22%のポール下院議員が2位。3位には15%に伸ばしたサントラム元上院議員が食い込んだ。
 調査は27〜30日、党員集会に参加すると答えた602人を対象に実施。調査期間の後半2日間に限ればサントラム氏は21%の支持を集めてロムニー氏(24%)に迫る2番手となり、ポール氏(18%、3位)を上回る。サントラム氏は12月上旬まで各種調査で支持率は一桁にとどまっていた。(2012/01/01-14:20)

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937チバQ:2012/01/02(月) 15:35:09
03日アイオワ州:21〜27日にCNNが実施した世論調査の順位はロムニー氏(25%)、ポール氏(22%)、サントラム氏(16%)、ギングリッチ氏(14%)の順 >>936
10日ニューハンプシャー州:ニューハンプシャー州では、今のところロムニー氏が盤石の形勢。同州はロムニー氏が知事を務めたマサチューセッツ州に隣接し、リベラル色が濃い。ロムニー氏は33・8%の支持を集め、他候補を10ポイント以上引き離している。>>926
21日サウスカロライナ州:サウスカロライナ州では一九八〇年のレーガン元大統領以来、予備選の勝者が必ず共和党の指名を獲得してきた。>>926
31日フロリダ州:
2/4ネバタ州:>>875

939チバQ:2012/01/03(火) 19:04:03
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120103/amr12010307000000-n1.htm
【2012選挙イヤー(1)】
米国 オバマ氏再選有力 アジア太平洋で対中包囲強化
2012.1.3 07:00 (1/2ページ)[オバマ米大統領]

続投を狙うオバマ大統領(ロイター)
 2012年はリーダーの年だ。昨年末、北朝鮮は金正日総書記の死去で三男、金正恩氏の世襲体制に進み出し、今年は主要国・地域で指導者の選挙や政権移行がめじろ押しだ。誰が内外の課題にどう対処するか。その行方は世界の構図をも左右する。担当特派員が展望した。

 米国では昨年下半期に入り景気が回復、失業率も定位置の9%台から8%半ばまで下がった。今年も予想通り緩やかな回復基調を維持すれば、バラク・オバマ大統領(50)が再選を果たす公算は大きいといえる。

 戦後、失業率が7%以上で再選したのはレーガン元大統領(共和党)だけというジンクスがある。

 だが、共和党候補がニュート・ギングリッチ元下院議長(68)、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)のどちらであれ、新鮮味のなさと大統領としての資質への疑問を払拭できていない。

 共和党は支持率トップ候補が月替わりという猫の目状態で、保守系を中心とした共和党支持票の漂流が止まらない。有力候補を生み出せない共和党の敵失で、オバマ氏が再選というシナリオが現時点では有力だ。

 外交・安全保障政策に変化はあるのか。オバマ政権は昨年、イラク、アフガニスタン戦争に区切りをつけ、アジア太平洋地域に戦略的な軸足を移す大転換に踏み出した。西太平洋、インド洋、アラビア海など海洋覇権を目指す中国を牽(けん)制(せい)するためだ。

 米国に代わり、経済、軍事両面で国際秩序の再構築を狙う「ゲームチェンジャー」として台頭してきた中国。2期目のオバマ政権はアジア太平洋の同盟国や友好国との関係強化だけでなく、ミャンマーやカンボジア、ラオスといった中国寄りの国にも経済支援などでテコ入れし、対中包囲網を形成を目指す。

 軍事上もオーストラリアやフィリピン、ベトナムとの連携を強化し、南シナ海の内海化を狙う中国の冒険心の芽を早い段階で摘みとる方策を進めるはずだ。

 一方、北朝鮮の体制移行はオバマ政権のアジア戦略に大きな影響を与えかねない。特に中国は、北朝鮮を対米牽制の“緩衝地帯”と位置づけ、内部の混乱が非常事態に発展した場合、介入に躊(ちゅう)躇(ちょ)しないはずだ。最悪の場合、北朝鮮をめぐり米中の軍事的対立のリスクが高まる可能性もあり、戦略の強化が急がれる。

 イラクからの米軍撤退で、イランの影響力拡大など中東の不安定化も懸念される。力の空白で起きる不測の事態に、多方面作戦を強いられる可能性もある。

 続投をうかがうオバマ氏に死角がないわけではない。支持率トップのギングリッチ氏は、下院議長時代の経験から「ワシントン政界」の力学を誰よりも知り尽くし、議会での根回しなど政策実現能力は人後に落ちないとされる。

 中東政策では「パレスチナ人はテロリスト」と呼ぶなど、共和党保守派からも「火に油を注ぐ」(レビン上院軍事委員長)と批判された。ギングリッチ氏が勝利すれば、対外政策は強硬路線を強めるだろう。(ワシントン 佐々木類)

940チバQ:2012/01/03(火) 19:10:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120103-00000014-mai-int
<米大統領選>ロムニー氏好発進か
毎日新聞 1月3日(火)13時35分配信

共和党の大統領候補、ロムニー前マサチューセッツ州知事=米アイオワ州アトランティックで2012年1月1日、古本陽荘撮影

 【デモイン(米アイオワ州)古本陽荘】米大統領選(11月6日投開票)に向け、全米の先陣を切って共和党の大統領候補を選ぶ中西部アイオワ州の党員集会が3日(日本時間4日朝)、行われる。12月31日に発表された地元紙の世論調査で支持率トップに立ち、組織力もある穏健派、ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)が優勢だが、有権者の多くは投票先を最終決定していない模様で、情勢はいまだ流動的。保守派では、サントラム前上院議員(53)の支持が急上昇しており、上位をうかがう勢いだ。

 共和党の党員集会参加予定者を対象とした地元紙「デモイン・レジシター」の調査(12月27〜30日実施)によると、ロムニー氏が支持率24%でトップに立ち、22%のポール下院議員(76)、15%のサントラム氏、12%のギングリッチ元下院議長(68)が追う展開。ただ約4割が「投票先を変える可能性がある」と答え、予断を許さない。

 1日、州西部アトランティックのレストランでの集会後、記者団に世論調査の結果について聞かれたロムニー氏は「勇気づけられている。(アイオワで)誰が勝つかは分からないが、これから各州での選挙戦を続けていくうえで、十分な支持は得られていると思う」と自信をのぞかせた。

 一方、ポール氏は年末年始は地元テキサス州で過ごし、2日から選挙戦を再開予定。反戦姿勢や海外駐留米軍の即時撤退などを提案していることから、無党派層や一部の民主党員が一時的に党籍を共和党に移し、ポール氏に投票するとみられている。高投票率となった場合、ポール氏の勝算が高まる。

 また、保守派のなかで勢いづくサントラム氏は、アイオワ州で100日以上を費やし、360回以上の対話集会を重ねている。ただ、選挙運動の大半をアイオワに集中しており、選挙スタッフがほとんどいない他州で善戦できる見込みはないとの見方が大勢だ。

 民主党も3日、アイオワ州で党員集会を開くが、オバマ大統領(50)の対抗馬はいないため、形式的に大統領候補として承認し、再選を目指す「儀式」となる。大統領はビデオメッセージを送り、支持を訴える予定だ。

941チバQ:2012/01/04(水) 16:38:45
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPTYE80302X20120104
米大統領選の共和党指名争い、アイオワ州でロムニー氏とサントラム氏が接戦
2012年 01月 4日 16:27 JST
[デモイン(米アイオワ州)/ワシントン 3日 ロイター] 米大統領選で共和党の候補者指名争いの幕開けとなるアイオワ州党員集会が3日夜開かれた。報道によると、開票率98%の時点で前マサチューセッツ州知事のロムニー氏とサントラム元上院議員の得票率が25%で並び、大接戦を繰り広げている。 こうした中、オバマ大統領も、民主党支持者に再選への支持をあらためて呼び掛けた。
共和党アイオワ州党員集会の得票率は、ポール下院議員が21%で3位、4位がギングリッチ元下院議長で、5位はペリー・テキサス州知事となっている。

ロムニー氏は経済界の支持が厚く、サントラム氏はキリスト教保守派の支持を固めているとされる。ポール氏はリベラル、若年層に人気だ。

ロムニー氏は潤沢な資金と組織力で知られ、1週間後のニューハンプシャー州予備選でも優位とされている。サントラム氏はこれまで目立っていなかったが、ロムニー氏に代わる保守派として勢いをつけている。

サントラム元上院議員は支持者に対し「勝負は続いている」と訴えた。同氏はアイオワ州党員集会での躍進に賭けていたが、資金力に乏しく、選挙キャンペーンもぎりぎりの状態で行っているため、他州での予備選で戦い続けることが困難になる可能性もある。

ペリー知事はアイオワ州党員集会で5位に低迷したことを受け、選挙運動を継続すべきか決めるため、いったん地元のテキサス州に戻る考えを示した。ペリー氏は支持者に対し「テキサスに戻ることを決めた。今夜の党員集会の結果を分析し、候補者指名レースで私に展望があるかどうかを見極めたい」と述べた。

ギングリッチ元下院議長はアイオワ州党員集会では4位に終わったが、候補者指名レースを続行する方針で巻き返しを図っている。このところ支持率を大きく下げているギングリッチ氏だが、1月21日にサウスカロライナ州で行われる予備選までは選挙戦にとどまる可能性が高く、同州の保守派層の支持に期待をかけている。

1月10日に行われるニューハンプシャー州の予備選ではロムニー前マサチューセッツ州知事の楽勝が予想されており、共和党の候補者選びの序盤の主戦場はサウスカロライナになるとみられる。

オバマ大統領は3日、民主党支持者に対し、自らが多くの公約を果たしてきたことを強調した上で、まだやるべきことは残っているとし、大統領再選への支持をあらためて呼び掛けた。

大統領は、有権者とのビデオチャットで、2008年の選挙戦を振り返り、今年も当時と同じ活力と熱意が必要だと指摘。「大きな戦いになる。みなさんの態勢が整っていることを望んでいる」と語った。 また、イラク戦争の終結や医療制度改革、金融規制改革などを、果たしてきた公約として挙げた上で、「われわれにはまだやるべき仕事が多く残っている」と述べた。 08年の選挙戦でのスローガンだった「希望と変革」を依然として確信しているかとの支持者からの質問には「私は実際、当時よりも楽観的な考えを持っている。なぜならすでに変革を目にしているからだ」と答えた。

オバマ大統領は4年前の大統領選の民主党候補者指名争いで、アイオワ州党員集会での勝利をきっかけに躍進し、それまで世論調査でリードしていたクリントン氏を打ち負かした。

942チバQ:2012/01/04(水) 16:39:17
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120104/amr12010415160002-n1.htm
ペリー氏、撤退へ 地元に戻り検討
2012.1.4 15:15

3日、アイオワ州デモインでの共和党党員集会で演説するペリー・テキサス州知事(AP)
 米アイオワ州で行われた大統領選の共和党党員集会で下位に低迷したペリー・テキサス州知事は3日夜「地元テキサスに戻り、選挙戦を継続するかどうか検討する」と支持者に述べた。米メディアは事実上の撤退表明としている。

 ペリー氏は昨年8月に出馬を宣言し、当初は穏健派のロムニー前マサチューセッツ州知事に対抗する保守派の有力候補とみなされた。しかし討論会で自分の公約を思い出せない失態を演じたことなどで、支持率が急降下した。(共同)

943チバQ:2012/01/04(水) 16:43:32
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/280340
【米大統領選2012年】漂流する保守票 アイオワ州共和党員集会直前ルポ
2012年1月4日 00:05 カテゴリー:アジア・世界

「景気回復」を前面に出すロムニー氏だが、保守層の支持が広がらない=2日、米アイオワ州 米大統領選で政権奪還を目指す共和党。経済の不調でオバマ大統領の再選が危ぶまれる中、候補者は決め手を欠き、なお混戦が続く。最有力と言われながら伸び悩むロムニー前マサチューセッツ州知事、支持を急伸させているポール下院議員とサントラム元上院議員。漂流する保守票はどこへ向かうのか−。予備選初戦のアイオワ州で2日、有力3氏の集会を追った。(アイオワ州デモイン宮崎昌治、写真も)

 映画「マディソン郡の橋」の舞台で知られ、広大なトウモロコシ畑が広がる同州。白人比率が9割に上り、保守色が強い。人口305万人にすぎないが、大統領選の初戦を飾る4年に1度、全米の注目を集める。

 州都デモイン中心部のホテル。筋金入りの自由主義者で知られるポール氏が約200人の支持者を前に持論を展開した。「連邦政府の役割は世界の警察官でも、福祉国家を造ることでもない。自由を守ることだけだ」

 ポール氏は「小さな政府」を目指し、在外駐留米軍の完全撤退や連邦準備制度理事会(FRB)の廃止など極端な主張を長年貫く。

 会場にいた女性のバーニングさん(61)は「ポール氏は正直で隠し事がなく、主張が一貫している」。トラック運転手のデイさん(66)は「ロムニー氏は主張をころころ変える風見鶏。ギングリッチ元下院議長も離婚を繰り返している。信用できるのはポール氏だけだ」と語った。

 共和党の候補指名争いは昨年8月以降、月ごとに最有力候補が入れ替わる異常事態となった。穏健派のロムニー氏を嫌う保守票が、行き場を探し漂流した結果だ。

 最終盤で急浮上したのが、これまで注目を集めることがなかったポール氏とサントラム氏。保守派が一本化できずに足を引っ張り合った結果、消去法で残った2人といえる。保守派同士の消耗戦が結果的にロムニー氏を押し上げる構図にもなっている。

 同性婚や人工中絶反対を主張するサントラム氏は、デモインから約80キロ離れた同州ブーン市のピザ店でミニ集会を開いていた。

 「共和党穏健派が大統領選で勝ったことはない。米国民は、強い信念をもったリーダーを求めているからだ」。約30人の客と倍以上の報道陣でもみくちゃの店内で、同氏はロムニー氏を強く意識する発言を繰り返した。

 退役軍人のミックロックリンさん(61)は2週間ほど前に他候補から同氏に支持を変えた。「サントラム氏以外に本物の保守候補がいなくなったからだ。ポール氏は、あまりに孤立主義だ」

 一方、ロムニー氏はデモイン近郊の大型倉庫で千人を超える支持者を前に登壇。「オバマ大統領は景気を悪化させただけだ」と力を込めた。支持者の調理師クックさん(50)は「ビジネスの経験があるロムニー氏こそ、景気を回復できる」。経済を前面に出す戦略で他候補との差異化を図る。

 保守の価値観か経済か。混戦のまま3日の投開票日を迎える同州の選挙戦は、分裂する同党の現状を色濃く反映する。

=2012/01/04付 西日本新聞朝刊=

945チバQ:2012/01/04(水) 20:40:26
http://www.afpbb.com/article/politics/2848581/8250386
アイオワ共和党員集会、ロムニー氏が8票差で勝利 米大統領選
2012年01月04日 19:01 発信地:デモイン/米国
【1月4日 AFP】11月の米大統領選で民主党のバラク・オバマ(Barack Obama)大統領に挑戦する野党・共和党指名候補争いの幕開けとなる米アイオワ(Iowa)州党員集会が3日行われ、ミット・ロムニー(Mitt Romney)前マサチューセッツ(Massachusetts)州知事がわずか8票差で接戦を制した。

 4日未明(日本時間4日午後)の州党委員会の発表によると、ロムニー氏は3万15票を獲得し、3万7票を集めたリック・サントラム(Rick Santorum)元上院議員を破った。

 敗れたとはいえサントラム氏は、数週間前には政治生命が終わったも同然だった人物で、今回の目覚ましい返り咲きは事実上の勝利といえる。敬虔(けいけん)なカトリック信者で妊娠中絶や避妊に反対の立場を取り、タカ派の外交政策を掲げるサントラム氏は、熱狂する支援者を前に「皆さんはこの国を取り戻す第一歩を踏み出した」と発言。「米国では、大胆な発想と対比の明確な主張こそが勝利につながる」と、ロムニー氏の中道寄りの姿勢を攻撃した。

 一方のロムニー氏は、自身とサントラム氏は互いに「偉大な勝利」を得たと述べるとともに、3位に終わったロン・ポール(Ron Paul)下院議員の健闘をたたえた。ポール氏は小さな政府と対外援助や外国への軍事介入に反対の立場を示している。

 各候補の得票率は、ロムニー氏とサントラム氏が約25%、ロン・ポール氏が約21%、ニュート・ギングリッチ(Newt Gingrich)元下院議長が約13%だった。

 主にロムニー陣営によるネガティブ・キャンペーンでアイオワ州での支持を落としたギングリッチ氏は、10日にニューハンプシャー(New Hampshire)州で行われる予備選挙に雪辱を期すと表明した。リック・ぺリー(Rick Perry)テキサス(Texas)州知事は、地元に戻って指名候補レースにとどまるか検討すると発表。ミシェル・バックマン(Michele Bachmann)下院議員は6位に終わったが、今後も戦いを続けると表明した。(c)AFP/Olivier Knox

946チバQ:2012/01/05(木) 12:47:44
http://mainichi.jp/select/world/news/20120105ddm003030110000c.html
クローズアップ2012:米大統領選、指名争い 共和党員、揺れる胸中
 ◇「勝てる」「保守」票分散
 米大統領選の幕開けを告げる3日(日本時間4日)の共和党アイオワ州党員集会は穏健派のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)が8票差の大接戦を制した。保守派地盤のアイオワでも、オバマ大統領に「勝てる候補」として一定の支持を得ていることを示した。今後の共和党の指名候補争いは、組織力や資金力で他候補に勝るロムニー氏を軸とした展開になる見通しだ。一方、リック・サントラム前上院議員(53)は保守派やキリスト教右派の支持を集めて予想以上に健闘した。無党派層の支持も期待できる穏健派候補か、「家族の価値」に忠実な保守派候補か。アイオワ集会は選択を迫られた共和党支持者の胸中を反映する結果となった。【デモイン(米アイオワ州)古本陽荘、海保真人】

 ロムニー、サントラム両氏は最終結果を待たず3日深夜、支持者の前に姿を現した。サントラム氏は大健闘に沸く支持者に「立ち上がり、妥協しないでいてくれて、ありがとう、アイオワ」と語り、拍手を浴びた。別のホテルで待機していたロムニー氏も「ホワイトハウスを変える。そして米国を再び軌道に戻す」と気勢を上げた。両者とも事実上の「勝利宣言」だった。

 米CNNテレビが党員集会に参加する直前の党員を対象に実施した「入り口調査」によると、候補者として最も重視する資質について「オバマ大統領に勝てること」との回答が31%で最多だった。その「勝てる候補」を選んだ人のうち48%がロムニー氏に票を投じた。オバマ氏との対決となる本選挙(11月6日)で無党派層を取り込むには中道寄りのロムニー氏が最適との判断だ。

 一方、「勝てる候補」よりも「強い道徳観」を重視したのは24%。その投票先としては、保守的な「家族の価値」を前面に打ち出したサントラム氏が40%で最も多かった。両者伯仲は「勝てる候補」と「保守派候補」の間で揺れる共和党の亀裂を象徴している。

 ただ、ロムニー氏の約25%の得票率は08年のアイオワ党員集会で2位で終わった時とほぼ同じ数字だ。今回、アイオワでは資金投入を控え選挙運動を抑制していたとはいえ、保守派地盤で支持が広がりにくいことがロムニー氏の課題であることを裏付けた格好だ。アイオワ同様に保守派の影響力が強いサウスカロライナ州の予備選(21日)などで厳しい戦いを強いられることが予想される。

 また、今回は保守派の候補が乱立したことが、ロムニー氏に有利に働いた。CNN調査で自らをキリスト教右派の「福音派」と名乗った人の投票先はサントラム氏が32%とトップだったが、ロン・ポール下院議員(18%)、ニュート・ギングリッチ元下院議長(14%)らにも分散。08年のアイオワ党員集会でキリスト教右派の支持を集めたマイク・ハッカビー前アーカンソー州知事のような「保守派統一候補」がいなかったことに救われた形だ。

947チバQ:2012/01/05(木) 12:47:59
 ◇ロムニー氏、軸に 「次戦」勝利も確実視
 次の焦点は10日に予備選が実施される東部ニューハンプシャー州だ。保守派地盤のアイオワで勝利したロムニー氏はニューハンプシャーも制して連勝する公算が大きい。前回08年大統領選の共和党指名候補、ジョン・マケイン上院議員は4日に支持を表明する見通し。指名候補争いはロムニー氏を軸に進む流れができつつある。

 ただ、アイオワで急浮上したサントラム氏が保守派の間で「反ロムニー」の統一候補として認知された場合、ロムニー氏にとっては脅威となる。今後のテレビ討論会などはロムニー氏とサントラム氏の一騎打ちの場面も想定される。

 ニューハンプシャーはロムニー氏が知事を務めたマサチューセッツ州の隣で、経済的な結びつきも強い。ロムニー氏はアイオワよりもニューハンプシャーに照準を据えてきた。米サフォーク大学の世論調査(1、2両日実施)によると、ロムニー氏に投票するとの回答は43%で、2位のポール氏の16%を引き離し、圧勝の勢いだ。88年以降、アイオワ、ニューハンプシャー両州を制した候補は党を問わずに指名候補となっている。

 一方、サントラム氏はアイオワ最重視の選挙運動を展開してきたため他州に組織をほとんど持たない。サフォーク大学の調査でも支持率はわずか5%だ。

 また、アイオワでロムニー陣営などからテレビCMを通じたネガティブキャンペーンを受け、失速したギングリッチ氏がこのまま勢いを失うかも注目される。南部ジョージア州出身で、先月中旬段階の各種世論調査によれば同じ南部のサウスカロライナ州予備選やフロリダ州予備選(31日)で善戦する見通しだ。

 アイオワで3位となったポール氏、ギングリッチ氏、サントラム氏らに保守派の票が分裂する局面が続いた場合、ロムニー氏が優勢を維持できる可能性が高まる。

毎日新聞 2012年1月5日 東京朝刊

948チバQ:2012/01/05(木) 12:48:26
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20120105k0000m030064000c.html
米大統領選:“伏兵”サントラム氏大善戦 保守気風に合致

サントラム前上院議員=2011年12月、古本陽荘撮影 【デモイン(米アイオワ州)海保真人】米大統領選への第一関門となった3日の共和党アイオワ州党員集会で、ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)と大接戦を演じたのは伏兵のサントラム前上院議員(53)だった。「社会的保守派」を標ぼうするサントラム氏が大健闘した陰には、キリスト教と家庭の大切さを重んじる伝統的なアイオワの風土と、そこを「どぶ板戦術」のように地道に回った執念があった。

 「私こそ共和党をまとめられる真の熱烈な保守派だと思う」。サントラム氏がそう語ると、3日深夜、デモイン郊外のホテルに集まった約1200人の支持者は沸いた。この時点でロムニー氏の得票とは一進一退を繰り返していた。

 結局は8票差の2位となったが、支持者の不動産業、ジム・ダガーさん(46)は「サントラム氏にとっては偉大な勝利といえる。何しろ他候補より資金力で劣りながら、ほぼ1位に近い結果を得たのだから」と話した。

 サントラム氏は敬虔(けいけん)なキリスト教徒として知られ、家庭の価値を重視し、妊娠中絶や同性婚に断固として反対する。弁護士出身で、06年の上院選で落選した後、今回、起死回生を狙って大統領選に名乗りを上げていた。

 会場の支持者の中には、幼い子のいる家族連れも目立った。主婦のダイアン・デサニエーさん(50)は「私にとっての最大の関心事は家族と家庭。その意味で結婚の重要性などを説くサントラム氏こそ本物の保守の人だった」と称賛した。

 サントラム氏は過去9カ月余り、アイオワ州で住民との対話を381回繰り返した。飲食店経営のジョー・グランダネットさん(57)は「彼は州内の99郡すべてを回り、1カ所に1時間以上いて我々の質問に真摯(しんし)に答えてくれた。演説して、ちょっと握手して次を回る他候補とは違った。だからこそ我々は感動した」と語った。

 質疑応答の内容は、家族や中絶問題から経済・失業対策、外交・国防問題など多岐にわたったという。他候補がテレビ広告などに巨費を投じたのに対し、サントラム氏は「アイオワを金では買えない」と言い、徹底した足での選挙戦を展開。人口わずか約300万人の州だからできた、との見方もあるが、選挙の原点を示した戦いぶりでもあった。

949チバQ:2012/01/05(木) 12:49:09
http://mainichi.jp/select/world/news/20120105k0000e030122000c.html
米大統領選:共和党・バックマン下院議員が撤退宣言

記者会見で米大統領選からの撤退を宣言した共和党のバックマン下院議員=2012年1月4日、AP 【デモイン(米アイオワ州)古本陽荘】米大統領選の共和党候補として名乗りを上げていたバックマン下院議員(55)は4日、デモイン郊外のホテルで記者会見し、「昨晩、アイオワの人々は明確に意思を表明し、私は退く決定を下した」と大統領選から撤退することを宣言した。

 バックマン氏は、今回の大統領選で唯一の女性候補。保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会運動)」の支持を受け、昨年8月のアイオワ州の大統領選の模擬投票で1位となったことから一時は脚光を浴びた。だが、発言に事実関係の誤りが多いことなどから、大統領としての資質を疑う声が徐々に高まり、事実上6人で争われた3日のアイオワ州党員集会では、得票率5%と最下位に終わった。アイオワ生まれで、アイオワで重点的に活動していただけに、これ以上の選挙戦継続は困難と判断した。

 一方、アイオワ党員集会で5位に終わったペリー・テキサス州知事(61)は4日、簡易ブログ上で「サウスカロライナに行く」と表明した。「選挙戦を続けるか検討する」と戦線離脱を示唆していたが、保守派の地盤であるサウスカロライナ州の予備選(21日)で捲土(けんど)重来を期す考えだ。

毎日新聞 2012年1月5日 10時45分(最終更新 1月5日 12時35分)

950チバQ:2012/01/05(木) 20:25:05
http://www.afpbb.com/article/politics/2848585/8250056
共和党の重鎮マケイン氏がロムニー氏支持を表明、バックマン氏は撤退
2012年01月05日 09:08 発信地:マンチェスター/米国
【1月5日 AFP】2008年に共和党候補として米大統領選を戦ったジョン・マケイン(John McCain)上院議員が4日、共和党指名候補争いの幕開けとなる米アイオワ(Iowa)州党員集会で接戦を制したミット・ロムニー(Mitt Romney)前マサチューセッツ(Massachusetts)州知事への支持を表明した。

 大統領選で民主党のバラク・オバマ(Barack Obama)候補に敗れたマケイン氏は、ニューハンプシャー(New Hampshire)州マンチェスター(Manchester)で演説し、ロムニー氏をホワイトハウスに送り込むよう支持者に訴えるとともに、オバマ大統領批判を展開した。「(大統領は)国家安全保障を破壊した張本人」「オバマに対するわれわれのメッセージはこうだ。君は立候補はできるが、(過去の)記録から隠れることはできない」

 ロムニー氏は、アイオワ州の党員集会で勝利したものの、2位のリック・サントラム(Rick Santorum)元上院議員とはわずか8票差だった。このことは、共和党の保守派の間で穏健派ロムニー氏への懐疑がなお根強いことを示している。共和党の重鎮マケイン氏の支持表明は、指名候補争いが熾烈を極めて最終候補の力が損なわれる事態を避けたいという共和党上層部の思惑を反映していると言える。

 戦いの舞台は10日に初の予備選挙が行われるニューハンプシャー州に移るが、マケイン氏は同州で今も絶大な人気を誇っている。

■バックマン氏が撤退

 なお、アイオワ州の党員集会で6位という不本意な結果に終わったミシェル・バックマン(Michele Bachmann)下院議員は4日、指名候補争いからの撤退を表明した。(c)AFP/Olivier Knox

951チバQ:2012/01/05(木) 20:29:32
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120105/amr12010500380000-n1.htm
風雲児登場 ぶれない保守、サントラム元上院議員
2012.1.5 00:37 (1/2ページ)[米国]

リック・サントラム元上院議員(ロイター)
 【デモイン=佐々木類】米共和党候補の指名争いで重要な鍵を握る初戦のアイオワ州党員集会は、本命不在で混迷を深める共和党を象徴する結果となった。大接戦の主役を演じたのは、無名に近いサントラム元上院議員だ。“横綱”格のロムニー前マサチューセッツ州知事を土俵際まで追い込んだ勢いは本物なのか。突然スポットライトを浴びた風雲児の登場に全米が注目している。

 「やってやるぞ。次はニューハンプシャーだ」

 選挙の大勢が判明した3日深夜、支持者らを前に顔を紅潮させながら雄たけびを上げたサントラム氏。昨年の出馬表明後、アイオワ州に100日以上入り、300回以上の集会などをこなしてきた地道な努力が予想以上という得票数をもたらした。陣営も「アイオワから全米に大きな波を送ろう」(幹部)と上げ潮ムードに酔いしれた。

 バージニア州出身のサントラム氏は、「思いやりのある保守主義」を掲げる。経済・財政政策は、財政出動を抑え、効率のよい「小さな政府」を目指す。

 人工中絶や同性婚にも反対で、こうした「ぶれない保守」を有権者に印象付けたことが、保守的な土地柄のアイオワ州の有権者の心をつかんだようだ。

 アイオワ州は、人口の約24%が聖書の教義を忠実に守ることで知られるキリスト教福音派(エバンジェリカル)だ。2008年の共和党党員集会では、福音派の牧師でもあるマイク・ハッカビー前アーカンソー州知事を1位に押し上げる原動力となった。

 しかし宗派ではなく、中絶反対などの価値観に重きを置くアイオワ州の有権者が選んだのは、エバンジェリカルを自任するミシェル・バックマン下院議員(55)らではなく、カトリック教徒のサントラム氏だった。

 共和党アイオワ州委員会によると、サントラム氏は今回、ハッカビー氏の票が多かった州中央の農村部で圧倒的な強さを見せた。昨年12月に地元有力紙デモイン・レジスターが行った世論調査だと、エバンジェリカルの支持が最も高かったのがサントラム氏で23%。ロムニー氏は18%だった。

 保守分散型となった今回の選挙で、直前まで候補者を絞りきれなかった保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」の票が、ニュート・ギングリッチ元下院議長(68)らの失速で、サントラム氏に流れたことも、アイオワ旋風の一因となったようだ。

952チバQ:2012/01/05(木) 20:31:12
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/280473
【米大統領選2012年】穏健派ロムニー氏“鬼門”の初戦制す
2012年1月5日 00:03 カテゴリー:アジア・世界
 オバマ大統領の再選阻止を目指す共和党の候補指名レースは、穏健派と保守派が党を二分し、初戦からがっぷり四つで激突した。3日投開票のアイオワ州党員集会で、ロムニー前マサチューセッツ州知事とサントラム元上院議員の票差はわずか8。歴史的接戦となったが、僅差ながら保守色の強いアイオワ州で勝利した穏健派のロムニー氏にとっては予想以上の好発進といえる。保守派は複数の候補が撤退を示唆するなど、「反ロムニー」で早くも一本化の動きが出てきた。

 「最終結果はまだ分からないが、サントラム氏にとっても、われわれにとっても勝利だ」

 3日深夜、ロムニー氏は州都デモインで支持者を前に事実上の勝利宣言をした。2人の激戦は、開票率が上がるたびに首位が目まぐるしく入れ替わり、デモインのメディアセンターでは世界中の報道陣が固唾(かたず)をのんで行方を見守った。

 2戦目のニューハンプシャー州ではロムニー氏の勝利が確実視される。共和党予備選で序盤両州を2連勝した候補は過去に例がなく、指名獲得に向け大きく前進した。

 ロムニー氏は2008年の大統領選でアイオワ州の勝利に全力を挙げながら、ハッカビー前アーカンソー州知事(当時)にまさかの敗北。初戦のつまずきが響き、予備選撤退を余儀なくされた因縁の州だ。

 今回はアイオワ州での勝機は薄いとみて、昨年8月の模擬投票も回避。選挙運動もほとんどせず、リベラル色の強い2戦目のニューハンプシャー州に資金と組織を集中する戦略を取った。

 だが、乱立した保守派の候補が互いの批判合戦で次々と支持率を落とした。勝機を見いだしたロムニー陣営は昨年12月に入り、当時支持率1位だったギングリッチ元下院議長への集中的な中傷広告を展開。

 ロムニー氏自身は演説で選挙戦最大の争点である景気回復を訴え、「オバマ氏に勝てる候補」を全面的にアピールした。こうした作戦が有権者に響き、鬼門のアイオワを制したといえる。

   ◇   ◇

 保守派にとっては、「ロムニー氏以外」を求めたはずの保守票が分散し、ロムニー氏勝利を許す皮肉な結果となった。サントラム氏、ポール下院議員が最後に急伸したのも、有力候補が沈んだことによる消極的選択だ。

 極端な自由主義者(リバタリアン)のポール氏に比べサントラム氏は若く、「常識的」だったことが、最後の1週間で保守派内での大逆転を可能にした。

 1カ月前は泡沫(ほうまつ)候補だった2人の急伸は、保守派に根強い「嫌ロムニー」の裏返しでもある。今回、保守系候補5人の得票を合わせれば、ロムニー氏の約3倍に上る。今後一本化できればロムニー氏阻止は十分可能だ。ペリー・テキサス州知事とバックマン下院議員陣営は3日夜、早くも撤退を示唆し、支持票の行方に関心が集まっている。

 焦点は、勢いづくサントラム氏と、全国支持率でロムニー氏に次ぐ2位を維持するギングリッチ氏が一本化できるか、否か。保守色が強い3戦目のサウスカロライナ州と4戦目の大票田フロリダ州が、保守派にとって巻き返しのチャンスとなる。(米アイオワ州デモイン宮崎昌治)

=2012/01/05付 西日本新聞朝刊=

953チバQ:2012/01/05(木) 22:36:37
このことがアイオワの結果につながった(保守票がまとまらない→ロムニーの漁夫の利)んだと思うんだけど、
それっぽいこと書いてる記事ないですねえ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120105-00000083-san-int
2012米大統領選、勝者総取りから比例配分方式に
産経新聞 1月5日(木)7時55分配信

 【ワシントン=犬塚陽介】共和党は今回の大統領選から、党員集会や予備選の結果に基づいて決まる各候補への代議員の配分方法を変更。4月1日以前に実施される党員集会や予備選では、多くの州が採用してきた「勝者の総取り方式」を「比例配分方式」に基本的に改め、一定の条件を満たせば得票数に応じて2位以下の候補者でも代議員を獲得できるようにした。

 変更の背景には、代議員配分の公平化を図る狙いがあるが、候補者が競り合った場合に差が付きにくく、指名争いがいたずらに長期化する懸念もある。民主党は大半の州で「比例配分方式」を採用している。

954チバQ:2012/01/05(木) 22:49:31
>>947
>ニューハンプシャーはロムニー氏が知事を務めたマサチューセッツ州の隣で、経済的な結びつきも強い。ロムニー氏はアイオワよりもニューハンプシャーに照準を据えてきた。米サフォーク大学の世論調査(1、2両日実施)によると、ロムニー氏に投票するとの回答は43%で、2位のポール氏の16%を引き離し、圧勝の勢いだ。88年以降、アイオワ、ニューハンプシャー両州を制した候補は党を問わずに指名候補となっている。
>>952
>焦点は、勢いづくサントラム氏と、全国支持率でロムニー氏に次ぐ2位を維持するギングリッチ氏が一本化できるか、否か。保守色が強い3戦目のサウスカロライナ州と4戦目の大票田フロリダ州が、保守派にとって巻き返しのチャンスとなる。(

ニューハンプシャーでサントラムが2位につければ、保守・反ロムニー連合ってのもありえるんでしょうが、
資金力のないサントラムでは厳しいか?
すると、サントラム・ポール・キングリッチの3つどもえが続くか?
結局、保守派の課題の「これといった候補がいない」にたどり着いちゃいますね・・・

955チバQ:2012/01/05(木) 23:09:03
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120105/amr12010518370010-n1.htm
第2ラウンド 早くも「ゴング」
2012.1.5 18:36
 【デモイン(米中西部アイオワ州)=佐々木類】8票差の大接戦となった米大統領選のアイオワ州共和党党員集会から一夜明けた4日、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)とリック・サントラム元上院議員(53)は、10日に第2ラウンドの党予備選が行われるニューハンプシャー州に入った。

 ロムニー氏は昼過ぎに、州最大の都市マンチェスターを訪問。2008年の党予備選で苦杯を喫したジョン・マケイン上院議員とともに、訪問先の高校で共闘をアピールした。マケイン氏は「圧倒的な勝利でロムニー氏を大統領にしよう」と気勢を挙げた。

 地元サフォーク大が、アイオワ州党員集会の結果が出る前の2、3両日に行った世論調査では、隣接するマサチューセッツ州が地元のロムニー氏は43%、アイオワで3位に終わったロン・ポール下院議員(76)が14%、2位だったサントラム氏は6%。前回予備選で1位だったマケイン氏の支持表明で、ロムニー氏の勝利はほぼ確実な情勢だ。

 すでに「ニューハンプシャー後」を見据え、次の予備選が行われる保守地盤の南部サウスカロライナ、フロリダ両州で「『オバマ大統領に勝てる候補』をどこまで浸透させるか組織をフル回転させている」(陣営幹部)という。ただ、「アイオワ州党員集会で得票率28%を上回らなければ党内の支持を固めるのは難しい」(政治専門誌ポリティコ)とする分析もある。

 一方、10日の予備選で苦戦必至のサントラム氏は4日夜、ニューハンプシャー州に入った。ミニ集会に出席後、地元ラジオ番組に生出演し支持を訴えた。アイオワ州党員集会で6位に終わったミシェル・バックマン下院議員(55)は、この日、記者会見で選挙戦からの撤退を表明した。

956チバQ:2012/01/05(木) 23:09:27
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120105/amr12010517280009-n1.htm
米大統領と議会の対立激化 新設機関の人事めぐり
2012.1.5 17:24 [米国]

12月25日、休暇先のハワイで訪れた海兵隊基地で、抱き上げた幼児に口に手を入れられて笑顔を見せるオバマ米大統領。野党・共和党の混戦を横目に余裕?(AP)
 【ワシントン=柿内公輔】米消費者金融保護局(CFPB)の局長人事をめぐり、オバマ大統領と議会の対立が深まっている。大統領は4日、前オハイオ州司法長官のリチャード・コードレイ氏を指名通り任命すると発表。議会承認が不要となる休会中の特例を利用した強行突破だが、野党共和党は「休会していない」と猛反発し、法的措置も辞さない構えだ。

 CFPBは昨年7月に成立した金融規制改革法に基づき、消費者保護を目的とする監視機関として新設されたが、局長人事は上院の承認が必要。金融規制に批判的な共和党の抵抗で、上院は昨年12月にコードレイ氏の承認を拒み、局長は空席状態が続いていた。

 そこで大統領が目をつけたのが、上院休会中に大統領への任命権を付与している米憲法の規定だ。年末年始の休暇に入っている議員らの“間隙”を突いた形だが、大統領は声明で「消費者を守るためで、もう待てない」と強調。コードレイ氏も「私は局長となった。任務に全力を挙げる」と米メディアに語った。

 共和党は「大統領は国民をだました」(マコネル上院院内総務)と痛烈に批判したが、実はそれなりの理由と戦術もある。大統領の特例行使を阻止するため、今も共和党の上院議員は3日ごとに形式的に議会に足を運んでおり、休会決議も拒否しているためだ。

 米メディアによると、今回の人事をめぐり、オバマ政権と議会が法廷で争う可能性も出てきたとしており、波紋は広がりそうだ。

957チバQ:2012/01/06(金) 22:45:21
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPTK805660620120106
再送:〔焦点〕共和党の米大統領候補指名、サウスカロライナ州で実質決着か
2012年 01月 6日 15:25 JS
 [マンチェスター(米ニューハンプシャー州) 5日 ロイター] 今年11月の米大統領選でオバマ大統領と対決する共和党の候補者選びでは、次の展開は今月10日のニューハンプシャー州予備選だが、関心はすでに21日に行われるサウスカロライナ州の予備選に移っている。

 3日のアイオワ州党員集会では、穏健派のロムニー前マサチューセッツ州知事が大接戦を僅差で制し、ニューハンプシャー州でも勝利が予想されている。こうしたなか、ロムニー氏の快進撃を食い止めたい保守派にとって、サウスカロライナ州が最後のチャンスとなる可能性がある。

 もしロムニー氏がサウスカロライナ州で勝利すれば、米大統領選の共和党候補が事実上、決まる可能性が高いと見られている。逆に、サントラム元上院議員らをはじめとする保守派が勝利するなら、フロリダ州などでの今後の予備選に向けて、共和党の右派陣営が勢いづく見通しだ。

 共和党の戦略担当者、タッカー・エスクー氏は「サウスカロライナ州では、『ロムニー氏以外なら誰でも』と考える保守派が待ち受けている」と指摘。「候補者にとって生死が決定される場所だ」としている。

 

 ロムニー氏は5日、ニューハンプシャー州を離れ、サウスカロライナ州を24時間の予定で訪問。同氏への支持を表明している同州のハーレー知事や、アリゾナ州選出のマケイン上院議員らと選挙運動を展開した。このことからもサウスカロライナ州の戦略的な重要性が明らかだ。

 1980年の予備選開始以来、共和党の大統領は全員、サウスカロライナ州で勝利している。2000年にはブッシュ氏とマケイン氏が同州で激しく衝突。勝利したブッシュ氏が大統領選も制することとなった。
 

 <ロムニー氏、2008年サウスカロライナ州予備選では4位>

 

 ロムニー氏は、2008年のサウスカロライナ州予備選では、得票率が15%で4位にとどまった。同氏が過去、中絶の権利を支持したことなどが、保守派の反感を買っており、今回も厳しい戦いが予想される。

 ただ、投票する党員数はアイオワ州の12万2000人に対して、サウスカロライナ州では最大で50万人とされる。投票にはさまざまな層が参加することになり、結果がどう出るのかは、まだ予断を許さない。

 また、サウスカロライナ州の失業率は9.9%と、全国平均を上回り、全国の州のなかでは8番目に高い。そのため、雇用創出への期待感から、ビジネスの経験が豊富なロムニー氏に票が集まる可能性もある。

 テキサス州のペリー知事が、米共和党の大統領候補指名に向けた選挙運動を継続する意向を表明したことも、ロムニー氏に対して有利に働く、とみられている。ペリー氏、サントラム氏、ギングリッチ元下院議長、ポール下院議員の間で、保守派の票が割れる可能性があるからだ。

 

 (John Whitesides記者;翻訳 吉川彩;編集 吉瀬邦彦)

959チバQ:2012/01/06(金) 23:03:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120106-00000001-mai-int
<米新国防戦略>「二正面作戦」見直し アジア重視を明確化
毎日新聞 1月6日(金)1時8分配信

 【ワシントン白戸圭一】オバマ米大統領は5日午前(日本時間6日未明)、国防総省で演説し、国防費削減に対応するための新国防戦略を発表した。米軍が約20年間にわたり維持してきた二つの紛争に同時対処する「二正面作戦」遂行の態勢を見直し、イラク駐留米軍の完全撤収とアフガニスタンからの段階的撤収を受けて大幅に地上戦力を削減。地域別では、安全保障上の脅威が軽減している欧州や中南米の戦力を削減し、中国の軍事的台頭を見据えたアジア・太平洋地域重視の方針を改めて明確化した。

 大統領が国防総省へ出向いて演説するのは異例。米国家安全保障会議のビーター報道官は「大統領が(新戦略策定の)過程に個人的に関与してきたことを示す」と述べた。11月の大統領選で再選を目指すオバマ氏は、米経済低迷の元凶とされる戦費削減に真剣に取り組む姿を国民にアピールする狙いとみられる。

 米議会は昨年8月、総額2兆5000億ドル(約192兆円)の財政赤字削減を目指す法律を成立させた。今後10年で国防費約4900億ドルを削減する必要が生じ、国防戦略見直しが進められてきた。

 新国防戦略ではこのほか米軍の接近を阻止する能力を持つ国家に対抗する「ジョイント・エア・シー・バトル」(空海統合戦略)構想を推進するため、空、海軍の大幅削減は避ける。

 ★米軍の二正面作戦 東西冷戦終結後、朝鮮半島と中東有事を想定した戦力配置。しかし、01年の米同時多発テロ以降、国家間の戦争だけを念頭に置くのは時代に合わないとされ、米国防総省は10年2月発表の「4年ごとの国防政策の見直し」(QDR)で見直す方針を示した。

960チバQ:2012/01/06(金) 23:05:14
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120106/amr12010617360008-n1.htm
名門ケネディ家復活か 元司法長官の孫、下院選出馬を検討
2012.1.6 17:35

2010年1月7日、マサチューセッツ州メドフォードで、会合に出席したジョゼフ・ケネディ氏(AP)
 故ロバート・ケネディ元米司法長官の孫に当たるジョゼフ・ケネディ氏(31)=民主党=は5日、11月の次期下院議員選への出馬を「真剣に検討する」と表明した。今後数週間で結論を出す方針。ウォールストリート・ジャーナル紙(電子版)は「ケネディ家が政界復帰しそうだ」と報じた。

 ケネディ元大統領のおいで下院議員を務めていたパトリック・ケネディ氏が2010年の下院選に出馬せず引退し、元大統領が下院議員に当選した1946年から60年以上も存在感を保った名門ケネディ家の名前は米政界から消えていた。

 ジョゼフ氏は、引退を表明しているマサチューセッツ州選出のバーニー・フランク議員(民主党)の議席獲得を目指す構え。ジョゼフ氏は同州で検察官を務めているが、近く辞職する考えも明らかにした。

 ジョゼフ氏の父親で同名のジョゼフ・ケネディ氏も下院議員を務めた。(共同)

961とはずがたり:2012/01/08(日) 00:02:37
オバマに追い風?

米雇用統計:識者はこうみる
2012年 01月 7日 01:48 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTJE80500Q20120106

[ワシントン/ニューヨーク 6日 ロイター] 米労働省が発表した12月の雇用統計は、失業率が 8.5%に改善し、2009年2月以来、約3年ぶりの低水準とな った。 非農業部門雇用者数も20万人増と、ここ3カ月で最も大きな伸びを記録し、市場予想 の15万人増を上回った。

市場関係者のコメントは以下の通り。

●予想以上に強い、失業率の改善に注目

<FTNフィナンシャル(ニューヨーク)の首席エコノミスト、クリストファー・ロウ氏>

予想以上に強い内容となった。向こう1年の雇用の伸び見通しは、以前に比べ一層上向いているため、過去分が一部下方修正されたことは必ずしも悪材料とはいえない。

雇用者数が20万人増加したのも久しぶりだが、それ以上に失業率の改善が目を引いた。8.5%という数字は今年末時点での下限予想であり、われわれはすでにそこに到達したことになる。

家計調査における雇用の伸びは、雇用統計の伸びをさらに上回っており、失業率の改善が単に労働人口の減少によるものではないことを示している。●雇用環境の改善示す明確な兆候、季節要因で誇張の可能性も

<ノムラ証券の首席エコノミスト、デイビッド・レスラー氏>
11月から3月ごろにかけ発表される統計は季節要因が影響しているようにみられる。そのため、さまざま基準で示されている労働市場の改善が誇張されている可能性がある。

そうは言っても、今回の結果を統計上のかく乱要因によるものとして片付けてしまうことは望ましくない。失業率、雇用がともに改善の兆候を示していることは明確だからだ。ここ数カ月、消費者信頼感を示す指標は上向いており、消費者は雇用情勢の改善をしっかりと認識している。

ただ、雇用市場が健全かつ正常な状況に近付くには依然として極めて長い道のりを要するという事実を見失うべきではない。

●適正な方向、QE3の可能性低下も

<ピアポント・セキュリティーズ(コネティカット州)の首席エコノミスト、スティーブン・スタンレー氏>

主要指標のすべてが適正な方向に向かっている。その一つが失業率の改善で、過去数カ月で低下しているが、労働力の減少が一部要因とみられている。これについては、後ろ向きに捉える向きもあるが、家計調査で雇用者数が急激に増加していることも事実だ。

失業率の動きは、ここにきて重要度が増している。米連邦準備理事会(FRB)は以前から注視しており、失業率の改善で量的緩和第3弾(QE3)実施の可能性は低下することになる。さらに今年の大統領選挙の行方にも大きな影響を及ぼすだろう。

962チバQ:2012/01/09(月) 12:27:02
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012010800099
正念場のギングリッチ氏=予備選惨敗なら撤退の危機−米大統領選
 【マンチェスター時事】米共和党の大統領候補指名を目指すギングリッチ元下院議長にとって、10日のニューハンプシャー州予備選は大きな正念場となる。予備選ではロムニー前マサチューセッツ州知事の勝利が確実視されているが、可能な限り上位に食い込まない限り、選挙戦からの早期撤退を余儀なくされる。
 3日のアイオワ州党員集会で惨敗したギングリッチ氏は、4日からニューハンプシャー州で選挙活動を開始。4日以降、各候補の中で最も多くの対話集会を開いて支持を訴えた。
 ギングリッチ氏は1994年の中間選挙で、減税などをうたった共和党公約を打ち出し、同党を大勝に導いた。対話集会では、共和党で最も尊敬されている大統領の一人である「レーガン氏の保守主義を受け継ぐのは自分だけだ」と繰り返し強調。7日の討論会前にも退役軍人との対話集会を開き、「議員時代に財政均衡を実現した」と胸を張った。(2012/01/08-16:55)

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963チバQ:2012/01/09(月) 12:36:25
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120108-OYT1T00414.htm
米共和党候補指名争い、テレビ討論で非難合戦

米ニューハンプシャー州で7日、テレビ討論会に臨む(左から)ポール、ロムニー、サントラムの各氏=ロイター 【ワシントン=中島健太郎】米大統領選の共和党候補者指名に向けたテレビ討論会が7日夜、東部ニューハンプシャー州で開かれた。

 同州では10日、同党初の予備選が行われる。3日のアイオワ州党員集会勝利でミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)にリードを許した候補たちは、互いに激しい非難合戦を展開した。

 まず矛先が向けられたのは、当初は泡沫(ほうまつ)候補扱いだったものの、アイオワ州党員集会で8票差の2位と善戦したリック・サントラム元上院議員(53)。米メディアはここ数日、サントラム氏が2006年上院選で敗れた後、企業の顧問料などとして、年100万ドル(約8000万円)以上の報酬を得ていたと報じている。

 党員集会で3位のロン・ポール下院議員(76)は、この報道を念頭に、「彼はロビイストから多額のカネを受け取っている。最も堕落した人物の一人だと明らかになった」などと主張した。サントラム氏は「私を堕落したと言っているのは左翼団体だけだ」などと反論した。

(2012年1月8日18時13分 読売新聞)

964チバQ:2012/01/09(月) 12:58:15
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120108/amr12010818570003-n1.htm
注目の共和党候補ロン・ポール氏 所得税廃止など特異な主張で若者の支持急騰
2012.1.8 18:55 (1/2ページ)

共和党の候補者討論会で質問に答えるロン・ポール氏=7日、マンチェスター(AP)
 【ワシントン=犬塚陽介】米大統領選の共和党指名候補争いで、アイオワ州党員集会で3位に食い込んだロン・ポール下院議員(76)の掲げる「リバタリアニズム」に注目が集まっている。個人の自由を最大限に尊重し、小さな政府を主張する政治姿勢で、所得税の廃止や海外駐留米軍の全面撤退などの極端な主張には保守派からの反発も強い。だが、既成政治に不満を持つ若者に熱狂的な支持が広がり、存在感を高めている。

 10日に予備選が行われるニューハンプシャー州の各種世論調査で、ポール氏は17〜22%の支持率で2位に浮上。首位のロムニー前マサチューセッツ州知事を追っており、アイオワでロムニー氏と接戦を展開したサントラム元上院議員に勝っている。

 米メディアによると、ポール氏が6日にニューハンプシャー入りした際には若者の支持者が空港で熱狂的な「ロン・ポール」コールを繰り返したという。

 政府を国民の自由に干渉する存在と位置づけるポール氏は、「自由な経済活動を妨げる」と連邦準備制度理事会(FRB)や商務省などの撤廃を主張。福祉政策の削減も訴える。

 米下院による慰安婦問題に関する対日非難決議など自らの信条に反する法案には一貫して反対票を投じ、「ドクター・ノー」の異名をとる。

 外交面では海外に展開する米軍の存在が紛争を生んでいるとの立場から、日本を含む海外駐留米軍の全面撤退や援助活動の停止を主張し、徹底した孤立主義を貫く。前回の大統領選ではイラクからの即時撤退を掲げていた。

 大きな政府を嫌う保守思想と反戦などのリベラル色が混在しているのがポール氏の特色で、格差是正を訴えて全米に広がったデモ「ウォール街を占拠せよ」の主張と共通する部分も多い。

 実際、景気低迷が続いて仕事に就けず、現状への不満を募らせている若者に支持が広がっており、アイオワ州党員集会の際の調査では、30歳以下の有権者の48%がポール氏に投票した。

965チバQ:2012/01/09(月) 12:59:04
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120107/amr12010722070005-n1.htm
“ロムニー効果”で注目集まるモルモン教 福音派からは反発も
2012.1.7 22:06 (1/3ページ)

モルモン教の指導者ブリガム・ヤングの銅像前を歩く若者たち=米ソルトレークシティー(黒沢潤撮影)
 米国で少数派の末日聖徒イエス・キリスト教会(モルモン教)が注目を集めている。大統領選の共和党候補指名を争う3日のアイオワ州党員集会では、信者のロムニー前マサチューセッツ州知事が接戦を制し、好スタートを切った。モルモン教を題材にしたミュージカルが大ヒットし、有力誌も相次いで特集記事を組む中、教会側はこれを機に存在感を高めたい考えだ。ただ、聖書の教義に忠実なキリスト教福音派(エバンジェリカル)から批判の声が上がるなど、注目とともに反発も強くなっている。

 モルモン教は1830年にニューヨーク州でジョセフ・スミスが創設。厳格な教義で知られ、信者は米国で約600万人とされる。

 モルモン教の本部があるユタ州ソルトレークシティーの中心部。約165年前に米国内で迫害された信者らを引き連れ、この地一帯にたどり着いた指導者ブリガム・ヤングの銅像前を歩く若い信者たちの足取りは軽やかだ。

 「今まさに『モルモンのとき』と言っていい」。教会研究財団代表のスコット・ゴードン氏(53)が胸を張るように、米国内ではモルモン教がさまざまな場面で話題になっている。

 ニューヨークのブロードウェーでは、アフリカのウガンダに派遣されたモルモン教宣教師たちの奮闘を描いたミュージカル「ブック・オブ・モルモン(モルモン書)」が大人気を博している。昨年、米演劇界最高の栄誉とされるトニー賞の9部門を獲得した同作品では、モルモン教がかつて一夫多妻制だったことや、アルコールやコーヒーを飲むことを禁じた教義を笑い飛ばしている。

 年配の信者には不評だが、若い信者はあまり気にしていないといい、モルモン教広報のマイケル・パーディー氏(49)も「(モルモン教の聖典である)モルモン書を読んで夜を過ごしてもいいし、(ミュージカルの)モルモン書をみて娯楽の夜を過ごしてもいい」と寛容だ。

 トニー賞受賞に合わせ、ニューズウィークなど米2誌は6〜8ページのモルモン教の特集を組み、米経済界などで活躍する信者を紹介。教会側もこの機に乗じて広告キャンペーンを全米22都市で展開している。

 19世紀に大統領選への出馬を表明した後に暗殺された創設者スミスに焦点を当てた映画「モルモンの大統領」も最近公開された。

 映画を制作したアダム・クリスティング監督(47)は、「ロムニー氏の大統領当選は信者にとって『アメリカン・ドリーム』。同氏は黒人にとってのオバマ氏のような存在だ」と指摘する。

 ただ、モルモン教には「福音派」の存在が大きく立ちはだかる。米国の全宗教の信者のうち、20%強を占める福音派の一部は2%弱のモルモン教を異端視し、昨年10月には福音派の牧師が「モルモン教はカルト集団だ」と発言、物議を醸した。

 その後、和解の動きもあったが、同11月にはアイオワ州の福音派幹部が「ロムニー氏以外の候補」を支持する方針を決定。実際、同州の共和党党員集会では、ロムニー氏と保守派サントラム元上院議員の差はわずか8票と、反ロムニー機運をみせつけた。(米ユタ州ソルトレークシティー 黒沢潤)

966チバQ:2012/01/09(月) 13:10:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120107-00000088-mai-bus_all
<米失業率改善>依然8%台、先行き不透明なまま
毎日新聞 1月7日(土)23時22分配信

 【ワシントン平地修】高止まりが続く失業率が改善に向かい、米経済に底堅さが見え始めている。今年11月に予定される米大統領選では雇用など経済が大きな焦点となっており、改善は再選を目指すオバマ大統領にとって追い風となる。しかし、失業率は依然高水準にあることに変わりないうえ、欧州債務危機や大統領選を前にした政治の混乱などのリスクが米経済を脅かしており、先行き不透明感は強いままだ。

 「われわれは前進し、正しい方向に向かっている」。オバマ大統領は6日、昨年12月の失業率が8.5%と2年10カ月ぶりの水準まで低下し、民間雇用が21万2000人の大幅増となった改善ぶりをことさら強調した。

 金融危機に伴う景気の急激な落ち込みで失業率は09年10月に10%台を記録。その後もほぼ9%台で推移していたが、昨夏以降に徐々に改善に向かっている。このところ、他の景気指標も改善が目立ち、年末商戦も好調で米経済に明るい兆しが見え始めた。

 こうした中、オバマ大統領の対抗馬となる共和党の候補者レースの皮切りとなった今月3日のアイオワ州党員集会で、米CNNテレビが参加者を対象に実施した「入り口調査」では、選挙の最重要項目に「経済」を挙げた回答者が最多の42%を占めた。集会で勝利を収めたロムニー氏は「大統領は国民を仕事に戻すことに失敗した」と、オバマ大統領の経済政策への批判を繰り広げた。

 今後も雇用の改善が続けばオバマ大統領に有利に働くが、市場では「それほどの景気回復の勢いはない」(米エコノミスト)との見方も根強い。11年に失速した米経済の回復は、12年も実質成長率が1%台の低水準にとどまるとの予測が目立つ。

 米連邦準備制度理事会(FRB)のデューク理事は6日の講演で「労働市場は今後数カ月の間に、際だった改善をしそうもない」と指摘。ニューヨーク連銀のダドリー総裁は同日、いまだ8%台の失業率について「受け入れ難いほど高い」と表現した。

 また、欧州債務危機が大きなリスクとして米経済を脅かしているうえ、大統領選を前に政治的な混乱も懸念される。米議会では財政赤字削減や景気・雇用対策の財源を巡り、それぞれの支持者を意識した与野党の深刻な対立が政治の機能不全を招いており、大統領選そのものが景気の下押し要因になりかねない状況だ。

967チバQ:2012/01/09(月) 13:12:20
http://www.jiji.com/jc/a?g=afp_soc&amp;rel=j7&amp;k=20120107028166a
【こぼれ話】選挙運動は目障り、レストランが「政治家お断り」の表示=米
【マンチェスター(米ニューハンプシャー州)AFP=時事】11月の米大統領選に向けた野党共和党の候補者指名獲得レースで、第2戦となる予備選を10日に控えたニューハンプシャー州は選挙運動がたけなわ。そんな中、支持を得ようとひっきりなしに訪れる政治家たちが目障りだとの常連客の苦情を受け、小さなレストランが「政治家お断り」の表示を掲げた。(写真はアイオワ州内で選挙運動をするテキサス州のリック・ペリー知事。昨年12月撮影)
 ポーツマス市内にある客席28席のこのレストランの入り口ドアには、赤白青の3色で「政治家お断り。例外は認めず」と書かれた手書きの表示がある。
 地元紙によると、店のマネジャー、ジェシカ・ラブリエさんが表示を作って掲げたのは今月3日。ラブリエさんは「政治家たちが店に来ると大騒ぎになる。そんな騒ぎはテレビニュースで見られるけれど、ここで食事をしているときは聞きたくもないわよね」と話している。
 この店には過去数カ月の間に、指名獲得を目指してテキサス州のリック・ペリー知事、ミシェル・バックマン下院議員、元ルイジアナ州知事のバディ・ローマー氏が訪れたという。 〔AFP=時事〕(2012/01/07-17:26

968チバQ:2012/01/10(火) 12:22:36
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/01/09/20120109ddm007030051000c.html
軋む米国:12年大統領選 共和指名争い ロムニー氏、連勝の勢い 保守牙城、第3戦も優勢
 <軋(きし)む米国>

 米大統領選(11月6日投開票)で、共和党候補者選びの第2戦となる東部ニューハンプシャー州予備選(今月10日)を前に7日、候補者による討論会が開かれた。世論調査で大きくリードしているミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)が他候補から相次いで攻撃されたが、終始落ち着いて応答。ロムニー氏優位は揺らがないものとみられ、辛勝したアイオワ州党員集会に続き2連勝となるのはほぼ間違いない情勢だ。【マンチェスター(ニューハンプシャー州)古本陽荘】

 他方、アイオワで2位となり脚光を浴びたリック・サントラム前上院議員(53)はニューハンプシャーでも注目されており、「反ロムニー」候補を絞り込む保守派の争いも激化してきた。

 「大統領は経営者とは違う。国を導き、やる気を起こさせるのが大統領だ」

 サントラム氏は、企業経営の経験を売り物にするロムニー氏の大統領としての資質に疑問を呈した。これに対し、ロムニー氏は「ワシントンの人たちは本当のビジネスを分かってない。私の経験はリーダーシップそのものだ」と反論した。

 また、ニュート・ギングリッチ元下院議長(68)は、企業投資をしていたロムニー氏を「金もうけだけして、労働者を見捨てることに夢中になっていた」と批判。ロムニー氏は「延べ数では何十万という雇用を創出してきた」と弁明した。

 キリスト教右派の影響力の大きいアイオワ州とは一転し、ニューハンプシャーは全米でも最も宗教色の薄い州の一つと言われ、保守派の力は限定的だ。米国経済の立て直しを掲げ、無党派層の支持も集める穏健派のロムニー氏が各種世論調査で40%前後と、圧倒的な強さをみせている。

 保守派では、アイオワで8票差の2位だったサントラム氏が勢いに乗る。連日、州内各地で開く対話集会には大勢の人が集まっている。6日のレストランの対話集会には300人以上が集まって消防法違反と指摘され、会場を急きょ駐車場に切り替えたほどだ。ただ、興味本位な有権者も多く、妊娠中絶反対などを訴えるサントラム氏への支持が広がるかは不透明だ。

 また、レーガン大統領の継承者を名乗るギングリッチ氏や、「小さな政府」を求め若者から支持されるロン・ポール下院議員(76)の根強い支持者もいて、保守派候補の一本化は難航しそうな気配だ。

 こうした保守派の分裂を背景に、21日に第3戦となる予備選がある南部サウスカロライナ州でも異変が起きている。本来は保守派の牙城のはずだが、ロムニー氏がやや優勢という世論調査の結果が出ているのだ。アイオワに続き保守派の地盤で勝利し、その勢いで31日のフロリダ州予備選も勝てば、4連勝となり、ロムニー氏の候補者指名はほぼ確実となりそうだ。

毎日新聞 2012年1月9日 東京朝刊

969チバQ:2012/01/10(火) 22:07:16
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120110/amr12011020230008-n1.htm
NH州勝利確実のロムニー氏 南部でも有利な戦い 指名獲得へ加速
2012.1.10 20:17 (1/2ページ)

9日、ニューハンプシャー州で妻のアン氏(左)と話すロムニー氏(ロイター)
 【マンチェスター(米ニューハンプシャー州)=佐々木類】米大統領選の共和党候補指名争いの予備選が10日、北東部ニューハンプシャー州で始まった。大勢判明は同日夜(日本時間11日昼)の見通しで、穏健派のロムニー前マサチューセッツ州知事(64)の勝利が確実視されている。ロムニー氏は保守地盤の南部サウスカロライナ州(21日に予備選)などでも有利に戦いを進めており、指名獲得の流れを一気に引き寄せる可能性が出てきた。

 ニューハンプシャー州のサフォーク大が9日に発表した世論調査結果によると、ロムニー氏の支持率は33%でトップ、ポール下院議員(76)が20%、ハンツマン前中国大使(51)が13%で続いている。

 ロムニー氏は9日、同州ハドソンなどを遊説し「オバマ政権を止めなければ財政赤字は止まらない」と強調、オバマ氏に「勝てる候補」であることをアピールした。

 アイオワ州の党員集会で善戦し、主要候補に急浮上したサントラム氏は同夜、マンチェスターの居酒屋で支持者らを前に「米国の変革は1980年にレーガン元大統領が勝利したニューハンプシャー州で始まった。私にも勝たせてほしい」と保守層に根強いレーガン人気にあやかる形で支持を訴えた。

 一方、米クイニピアック大が9日発表した世論調査結果によると、南部の大票田であるフロリダ州におけるロムニー氏の支持率は36%、ギングリッチ元下院議長(68)が24%、サントラム氏が16%だった。

 サウスカロライナ州に限定した政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の最新調査でも、ロムニー氏31・3%、サントラム氏20・7%とロムニー氏が2位以下に10ポイント以上の差をつけている。

 また米ギャラップ社が9日、共和党支持者を対象に現在支持する人とは別に「最後に勝つのはだれだと思うか」と尋ねたところ、ロムニー氏の勝利を予測した人が60%に上った。

 ロムニー氏はサントラム氏支持者の48%、ギングリッチ氏支持者の58%からも「最終的な勝者はロムニー氏」との評価を得ている。

 党候補指名争いでは、ニューハンプシャー州予備選か、アイオワ州党員集会を制した候補が指名獲得するケースが多く、共和、民主各党の歴代候補も最重点州として力を入れてきた。

 共和党の場合、1980年以降行われた8回の予備選で、ニューハンプシャー州で勝利し、党候補に指名された例は80年のレーガン大統領ら6回ある。

970チバQ:2012/01/10(火) 22:07:48
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120110/amr12011000370000-n1.htm
NH州はロムニー氏濃厚 連勝でも予断許さぬ展開
2012.1.10 00:36

米ニューハンプシャー州での集会で、壇上に上ったロムニー前マサチューセッツ州知事=8日(ロイター)
 【エクセター(米ニューハンプシャー州)=佐々木類】米大統領選の共和党候補指名争いの予備選挙が10日、北東部ニューハンプシャー州で行われる。初戦のアイオワ州党員集会で1位となった穏健派のロムニー前マサチューセッツ州知事(64)が支持率を30%台に落としているが、他候補を10ポイント程度引き離しており、連勝を確実にする勢いだ。

 ニューハンプシャー州での最新の世論調査では、2位のポール下院議員(76)の支持率は約20%、サントラム元上院議員(53)、ハンツマン前中国大使(51)が約11%で続いている。

 ロムニー氏が連勝すれば指名獲得に向け大きな一歩となるが、保守地盤のサウスカロライナ州予備選(21日)は接戦必至。今後を占う「重要な一戦」(米メディア)になりそうだ。

 ロムニー氏を支持するニュージャージー州のクリスティ知事は8日夜、エクセターの集会で「オバマ大統領に、この国をさらに4年間も任せられない」と支持を訴えた。

971チバQ:2012/01/10(火) 22:11:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120110-00000984-yom-int
米大統領の首席補佐官、ルー氏に交代
読売新聞 1月10日(火)17時52分配信

 【ワシントン=黒瀬悦成】オバマ米大統領は9日、ウィリアム・デーリー首席補佐官(63)が退任し、ジェイコブ・ルー行政管理予算局(OMB)長官(56)を後任に起用すると発表した。

 米メディアによると、デーリー氏は、今年の大統領選で再選を目指すオバマ氏の選挙対策本部の共同責任者に就任する。

 大統領選の年に入ってから、政権運営の要である首席補佐官を交代させるのは異例。ルー氏の起用は、再選に向け、政権最大の懸案となっている財政再建での手腕発揮に期待した人事とみられる。

 デーリー氏は、クリントン政権下で商務長官を務め、金融会社役員などを経て昨年1月に首席補佐官に就任した。しかし、共和党が勢力を増した議会との関係構築で苦しみ、昨年夏、オバマ政権と議会共和党の対立でデフォルト(債務不履行)寸前となった危機の際にも存在感を発揮できなかった。このため、更迭論がささやかれるようになっていた。

972チバQ:2012/01/11(水) 23:42:01
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120111/amr12011118300013-n1.htm
抜群の知名度、豊富な資金力、組織力…ロムニー流で他候補圧倒 ニューハンプシャー州予備選
2012.1.11 18:26

米ニューハンプシャー州マンチェスターの集会で10日夜、家族とともに演壇に立ち、笑顔で支持者を指さすロムニー氏(ロイター)
 【ワシントン=犬塚陽介】共和党のニューハンプシャー州予備選で、抜群の知名度と豊富な資金力、組織力をフル回転させたロムニー流の選挙戦術。アイオワ、ニューハンプシャー両州が指名争いの序盤戦として定着した1976年以降、再選出馬した現職大統領を除き、共和党候補が両州で連勝した例はなく、一気に決着をつけそうな展開だ。

 「多額の資金があり、各州の選挙態勢が組織化されているのはロムニー陣営だけ」。ニューハンプシャー大学のアンドリュー・スミス准教授は、準備不足の他陣営は正面からの選挙戦を挑めず、ロムニー氏の独走を許したと解説した。

 ロムニー陣営は2008年の大統領選で構築した選挙組織をアイオワ、ニューハンプシャーの両州で積極的に再活用した。ボランティアが戸別訪問や電話で投票を働きかけ、当日には投票所までの車の乗り合いを呼びかけるなど最後まで支持者の背中を押し続けた。

 また、他候補が反ロムニー票を狙って「足の引っ張り合い」を演じる中、あくまでも「オバマ大統領に勝てる候補」を強調。地元の共和党長老の支持を得たことも、有権者の関心を引きつけた。突出した組織力には民主党の選挙戦略の専門家、アニル・マメン氏も「驚くべきものだった」と舌を巻いたほどだ。

 共和党では1980年以降8回の大統領選のうち、ニューハンプシャー州で勝利し、そのまま党指名を勝ち取った例は80年のレーガン元大統領など実に6回。アイオワを含めれば、どちらかを制した候補が必ず指名を得ている。

 AP通信は「まだロムニー氏は敗れる可能性はあるが、それには反ロムニー票がひとつにまとまらねばならない」と指摘。今後も候補の乱立状態が続けば、ロムニー氏独走が早期に固まる公算が大きい。

973チバQ:2012/01/11(水) 23:43:55
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120111/amr12011123270016-n1.htm
2位のポール氏 頭打ち? サントラム氏は背水の陣 
2012.1.11 23:25

10日、米ニューハンプシャー州マンチェスターでの集会で、支持者に語り掛けるポール下院議員(AP)
 【マンチェスター(米ニューハンプシャー州)=佐々木類】共和党のニューハンプシャー州予備選で2位となったポール下院議員(76)は10日、「ロムニー氏を追う資格があるのは私だけだ」と語った。

 リバタリアン(自由至上主義者)のポール氏は、在外駐留米軍の全面撤退や米中央情報局(CIA)の廃止を主張。個人の自由を最大限に尊重する考えや反戦思想などが、既成政治に不満を持つ若者らを中心に支持を広げている。

 だが、「ポール氏の硬直した持論は特異というより実に危険な考え方」(USA TODAY紙)との指摘があり、支持拡大は頭打ちとの見方が一般的だ。

 資金力はロムニー氏に次ぐが、「金のかかる」(ポール氏の選対幹部)フロリダ州予備選を捨て、ネバダ州など2月の予備選・党員集会に専念する方針だ。

 ロムニー氏とアイオワ州で8票差という大接戦を演じた保守強硬派のサントラム元上院議員(53)は、ニューハンプシャー州での完敗は想定内。キリスト教福音派や保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」の影響力が強いサウスカロライナやフロリダ両州で、巻き返しを期す。ただ、緒戦の連勝でロムニー氏に大きく傾いた流れを引き戻すのは容易ではなさそうだ。

974チバQ:2012/01/12(木) 12:37:16
http://mainichi.jp/select/world/news/20120112ddm002030130000c.html
米大統領選:予備選、ロムニー氏連勝 党内融和、課題に 保守派、攻撃激化
 米大統領選(11月6日投開票)で共和党の指名候補争いの第2戦となった10日の東部ニューハンプシャー州予備選は穏健派のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)が2位の保守派、ロン・ポール下院議員(76)に大差を付けて圧勝した。保守派地盤・中西部アイオワ州の党員集会(3日)に続く連勝で、党指名の獲得に向けて勢いに乗った。序盤戦のヤマ場となる21日の南部サウスカロライナ州予備選での3連覇を狙う。だが、他候補陣営の攻撃が激しさを増しており、保守派との対立を鎮めていかに党内融和を実現するかが課題として大きくのしかかってきた。

 「ここ数日、共和党員が(民主党の)オバマ大統領に加担している姿を目にしてきた。我が党にとって大きな過ちだ」。10日夜、ロムニー氏は「大統領はアイデアも、言い訳も枯渇した」とオバマ政権批判を展開した後、険しい表情でいさめるように語った。

 ロムニー氏が警告したのは、自らが創業者の一人である投資会社「ベイン・キャピタル」に対する他候補の批判だ。投資会社は投資先の企業を整理・合理化して利益を上げた実績がある。保守派、ニュート・ギングリッチ元下院議長(68)の支援団体は合理化で解雇された労働者が登場するビデオを作製して「家を奪われた」などと語らせ、ロムニー氏への攻撃を始めたのだ。

 初戦アイオワでロムニー氏の支援団体がギングリッチ氏を個人攻撃する「ネガティブキャンペーン」を展開した経緯があり、ギングリッチ陣営が保守派地盤サウスカロライナを前に「復讐(ふくしゅう)」に乗り出した形だ。リック・ペリー・テキサス州知事(61)も「(投資会社は)企業が病むことを待っているハゲタカのようなもの」と批判に便乗した。

 再選を目指すオバマ大統領の選対も、ロムニー氏が共和党候補になることを見越して、同じような選挙戦術を考えている。金融の中心地・ウォール街への国民の反発が強いことを利用して、ロムニー氏を「金融界の仲間」と印象付けるイメージ戦だ。共和党内の「ロムニーたたき」はその先駆けとなった形で、保守派論客からは「オバマ大統領を利するだけ」との声も上がる。

 共和党の指名争いは、人工妊娠中絶や同性愛者同士の結婚に反対したり、連邦政府の権限縮小による「小さな政府」を訴える保守派の各候補がロムニー氏と対決する構図で、党内亀裂を露呈した。カリスマ性を欠くロムニー氏が保守派支持層も取り込んで「共和党候補」として脱皮できるかどうか。末日聖徒イエス・キリスト教会(モルモン教)の信徒で穏健派のロムニー氏にとって、キリスト教右派・福音派などの保守層が多いサウスカロライナが決戦場となりそうだ。

 ◇無党派層への浸透カギ
 ニューハンプシャー州の共和党予備選は無党派でも投票できる方式を採用しており、無党派の投票動向も明らかになる。ロムニー氏が「オバマ大統領の再選を阻止できる唯一の候補」として指名を獲得して11月の本選に進むには、勝敗のカギを握る無党派層への浸透が必要であることも浮かび上がった。

 米CNNテレビなどが実施した出口調査によると、候補者の資質として「オバマ大統領に勝てること」を重視する人は35%で最も多く、そのうちの62%がロムニー氏に投票。「勝てる候補」としての位置づけが定着しつつあることをうかがわせた。だが、投票者の約半数を占めた無党派層の投票行動を見ると、「小さな政府」や反戦を訴えるポール氏が32%の得票率でトップ。ロムニー氏は29%の2位で、ジョン・ハンツマン前駐中国大使(51)が23%で続き、票を分け合う構図だった。

 ロムニー氏は08年の前回予備選でも無党派層の支持が伸びずに苦戦した。共和党支持層では、最終的に指名を得たジョン・マケイン上院議員を若干リードしたものの、無党派層ではマケイン氏40%、ロムニー氏27%と水をあけられた。

 大統領選の本選で共和、民主両党が競り合う激戦州「スイング・ステート」(揺れる州)では無党派層の動向がカギを握る。「勝てる候補」として共和党の指名を獲得できたとしても、無党派層の不人気という弱点を克服しない限り、本選でロムニー氏が勝つのは容易ではなさそうだ。【マンチェスター(米ニューハンプシャー州)古本陽荘】

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 ◆予備選開票結果

 得票率(%)

ロムニー氏   39.3

ポール氏    22.8

ハンツマン氏  16.8

ギングリッチ氏  9.4

サントラム氏   9.4

ペリー氏     0.7

 ※NYタイムズ(電子版)より、集計率96%

毎日新聞 2012年1月12日 東京朝刊

975チバQ:2012/01/12(木) 12:41:56
http://mainichi.jp/select/world/news/20120112ddm007030123000c.html
軋む米国:12年大統領選 ポール氏が存在感 共和指名争い、反戦に賛同で2位
 <軋(きし)む米国>

 【マンチェスター(米ニューハンプシャー州)海保真人】11月の米大統領選に向けた10日の共和党ニューハンプシャー州予備選で、連邦政府の斬新な改革や、在日米軍を含む海外駐留米軍の全面撤収を唱えるロン・ポール下院議員(76)が2位に食い込み、存在感を示した。アイオワ州党員集会の3位に続く善戦。アフガニスタン、イラクでの戦争で米国の負った傷が癒えぬ中、海外派兵や膨大な国防費支出に対する若者や無党派層の不満を吸収した形となった。

 ポール氏は10日夜の支持者集会で「我々は今夜、自由という名の勝利をつかんだ。メディアや対抗陣営は我々を『現状維持に対する危険分子』と言うが、その通りだ」と語り、大勢の若者らから拍手喝采を浴びた。

 ポール氏は議員を12期務めるベテランで、候補者の中で最高齢。リバタリアン(自由至上主義者)として知られ、破天荒な主張は常に共和党主流派から異端視されてきた。今回も、財政赤字解消と支出削減のため、教育、商務、エネルギー各省などの廃止を掲げ、中東やアジアを含む世界中からの米軍部隊撤収を唱えている。

 支持者で運動員の小売業者、カイル・スコーフィールドさん(26)は「僕は無党派で、4年前の大統領選ではオバマ大統領に投票したが、あまりにもチェンジ(変革)がなかったことに幻滅した。人々は経済にも海外派兵にもうんざりしている」と話した。海外駐留米軍の撤収に賛同する支持者からは「他国を踏みにじるような『世界の警察官』であるべきでない」など平和志向の意見が聞かれた。

 ポール氏は前回08年の出馬時に比べ、アイオワで支持率を約2倍とし、無党派層が多いニューハンプシャーでは約3倍に増やした。資金力や組織力は十分でなく、今後、苦戦が続くとみられるが、ポール氏が掲げる反戦のメッセージは選挙戦に一石を投じている。

毎日新聞 2012年1月12日 東京朝刊

976チバQ:2012/01/12(木) 22:29:00
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120111-OYT1T01279.htm
ロムニー氏、他候補圧倒…3連勝なら独走も

 【マンチェスター(米ニューハンプシャー州)=柴田岳】米大統領選の共和党候補者指名争いは、穏健派のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)が3日のアイオワ州党員集会に続き、10日のニューハンプシャー州予備選では大差で勝利した。


 保守層が多い南部サウスカロライナ州の21日の予備選でも勝ち、ロムニー氏3連勝となれば、他の候補は失速し、各州の共和党支持者が地滑り的に同氏に流れ出す可能性がある。

 「オバマ大統領はアイデアが枯渇し、言い訳も底をついている」

 ロムニー氏は10日の勝利演説の大半をオバマ氏批判に充て、自らをオバマ氏と対決する「本命」と印象づける戦術を強めている。

 サウスカロライナ州は、家族の価値など社会道徳を重視し、人工妊娠中絶や同性結婚に反対する福音派キリスト教徒や、退役軍人など共和党の有力支持基盤である保守派が大きな影響力を持つ。1980年に同州に予備選が導入されて以降、同州で勝利した候補は全員、共和党の候補者指名を獲得している。

(2012年1月12日08時55分 読売新聞)

977チバQ:2012/01/12(木) 22:43:17
http://www.cnn.co.jp/fringe/30005202.html
米ピザ店のレシートにアジア系蔑視表現、パパ・ジョンズ謝罪
2012.01.09 Mon posted at: 10:40 JST

(CNN) 米ピザ宅配チェーン大手パパ・ジョンズ・ピザのニューヨーク店が、アジア系の女性客に対する蔑視表現をレシートに印刷していたことが分かり、この女性客に謝罪するとともに、問題を起こした店員を解雇したことを明らかにした。

問題のレシートを受け取ったのは、ジャーナリストでつくる非営利組織(NPO)の広報担当をしているチョー・ミンヒ(趙敏姫)さん。6日夜、マンハッタンにあるパパ・ジョンズのチェーン店で発行されたレシートには、客の氏名の欄に「lady chinky eyes」と印刷されていた。「chinky eye」はアジア系の顔立ちをからかった蔑視表現。

チョーさんはこのレシートの写真に「ちなみに私の名前は『lady chinky eyes』ではありません」とのコメントを添えて、7日に自身のツイッターで公開。写真は8日午後までに20万回以上閲覧され、地元の新聞にも取り上げられた。

この騒ぎを受けてパパ・ジョンズは交流サイトのフェイスブックに7日、「ニューヨークで発行されたレシートのことを知り、深く憂慮しています」との談話を掲載。「こうした行為は当社の価値観に反する」として問題を起こした店員を解雇したことを明らかにし、「お客様に心からお詫びします」と謝罪した。

チョーさん本人からコメントは得られなかったが、上司のマイク・ウェッブさんは電子メールで取材に応じ、「本人の予想を超す騒ぎになった。(チョーさんは)自宅まで報道陣に押しかけられて迷惑しており、騒ぎが収まることを望んでいる。それ以外に言うことはない」と説明している。

978チバQ:2012/01/14(土) 18:40:01
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/01/14/20120114dde007030018000c.html
米国:政府機関を再編 大統領、商務省廃止など提案
 【ワシントン平地修】オバマ米大統領は13日、政府機関の本格的な再編・統合に乗り出すことを明らかにした。第1段階として商務省を廃止し、米通商代表部(USTR)など商業や貿易を担当する6政府機関を一つに統合することを提案した。行政のスリム化により歳出を削減するとともに、行政機能の強化を図る狙いで、約半世紀ぶりの本格再編となる。

 オバマ大統領は会見で、「経済や市民の要望が時代とともに変化しているのに、政府は変わらずにより複雑になっている。私たちの政府は、私たちが必要とする政府ではない」と、再編の理由を説明。議会に、行政機関の改革のための大統領権限を付与するよう求めた。

 提案では、商務省の予算の半分以上を占める海洋大気局を内務省に移管。商業・貿易に関する残りの部局と、中小企業局、USTR、輸出入銀行、海外民間投資公社、貿易開発局を統合する。10年間で30億ドル(約2300億円)の経費圧縮が見込まれるという。

毎日新聞 2012年1月14日 東京夕刊

979チバQ:2012/01/14(土) 18:41:36
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/01/13/20120113dde007030016000c.html
アフガン:遺体に放尿 米高官、相次いで批判 和平交渉への悪影響懸念
 【ワシントン白戸圭一】アフガニスタン駐留米軍兵士とみられる男たちが旧支配勢力タリバン戦闘員の遺体に放尿する映像が流出した問題で、オバマ米政権の高官から12日、兵士らの行為を非難する発言が相次いだ。アフガン安定化に向けタリバンとの和平交渉再開を準備している米政権は、反米感情の悪化に危機感を強めている。

 AP通信によると、米海兵隊当局は4兵士が当時、第2海兵隊遠征軍(司令部・ノースカロライナ州)第3海兵遠征旅団に所属していたと確認した。パネッタ米国防長官は12日、声明で「最大級の表現で、この行為を非難する」と表明。放尿した兵士の特定をアフガン駐留米軍司令官に命じたことを明らかにした。

 米国務省は12日、グロスマン特別代表が15〜27日にアフガンなど5カ国を訪れ、タリバンとの和平交渉に向け関係者と協議すると発表した。アフガン駐留米軍の撤退を加速したいオバマ政権にとって、治安の安定は最重要課題。「不祥事」に出はなをくじかれた格好で、カーニー米大統領報道官は会見で「大統領はパネッタ長官と同じ気持ちでいる」と述べた。

毎日新聞 2012年1月13日 東京夕刊

980チバQ:2012/01/15(日) 18:08:34
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/281912
【米大統領選2012年】異端のポール氏じわり人気上昇
2012年1月14日 00:06 カテゴリー:アジア・世界
 【ワシントン宮崎昌治】米大統領選の共和党候補指名レースは、序盤2戦で自由至上主義者(リバタリアン)のポール下院議員(76)が支持を伸ばし、今後の動向に注目が集まり始めた。指名獲得の可能性はほとんどないが、民主、共和党以外の「第3党」から本選に出馬する可能性があるからだ。

 ポール氏の得票率は、初戦アイオワ州が3位の21%、2戦目のニューハンプシャー州も2位の23%。徹底した小さな政府を訴えるリバタリアンとして強固な支持者がいるが、支持率はこれまで常に10%未満で、2割超えは予想以上の善戦だ。

 米メディアが実施したニューハンプシャー州の出口調査によると、29歳以下の若者では1位の46%を獲得。無党派層からも最多の31%を得た。「チェンジ」を誓ったオバマ大統領に不満を抱く若者や無党派が、より過激な「チェンジ」を求めポール氏支持に流れている構図が浮かび上がる。

 ポール氏は党内で異端視される一匹おおかみ。連邦政府の役割は「自由を守ることのみ」と言い切り、在外駐留米軍の完全撤退、米連邦準備制度理事会(FRB)や5省庁の廃止を主張。大統領就任1年で1兆ドル(約78兆円)の支出を減らす、と訴えている。

 予備選は今後、21日のサウスカロライナ州、31日のフロリダ州でロムニー前マサチューセッツ州知事が勝利すれば、ほとんどの候補は選挙戦から撤退するとみられる。だが、「ポール氏は継続する可能性がある」(米紙ワシントン・ポスト)。

 大統領選3度目の挑戦だが、1回目の1988年には第3党のリバタリアン党から出馬。今回も共和党以外から本選に臨む可能性がくすぶる。同紙の昨年12月の調査で、本選でオバマ、ロムニー両氏の一騎打ちとなった場合の支持率は47%で同率だったが、ポール氏が出馬した場合はオバマ氏42%、ロムニー氏32%、ポール氏20%。共和党主流派にとっては無視できない「危険な存在」といえる。

=2012/01/14付 西日本新聞朝刊=

981名無しさん:2012/01/16(月) 12:40:22
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120115-00000028-mai-int
<米大統領選>サントラム氏に一本化 共和保守系団体支持へ
毎日新聞 1月15日(日)20時36分配信


拡大写真
リック・サントラム前上院議員=古本陽荘撮影
 【ワシントン古本陽荘】米大統領選(11月6日投開票)の共和党の候補者選びで、キリスト教右派を中心とした保守系団体の指導者ら約150人が14日、テキサス州で会合を開き、リック・サントラム前上院議員(53)を保守系の統一候補として支持する方針を決めた。乱立する保守系候補を一本化する動きが表面化したのは初めてで、21日のサウスカロライナ州予備選に与える影響が注目される。

【写真で振り返る08年米大統領選挙】

 キリスト教系保守団体の多くは、妊娠中絶や同性婚を容認した穏健派のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)の支持を拒否している。

 だが、保守系団体の支持はサントラム氏、ニュート・ギングリッチ元下院議長(68)、リック・ペリー・テキサス州知事(61)の3氏に分裂。このままではロムニー氏が指名を獲得する可能性が高いことから、一本化に向けた動きが急速に出てきた。

 会合を主導した非営利団体「ファミリー・リサーチ・カウンセル」のトニー・パキンス代表は「サウスカロライナの結果に影響を与えるものと期待する」と強調した。

 だが、サウスカロライナ州での複数の世論調査では、ロムニー氏とギングリッチ氏がトップを競っており、保守系候補がサントラム氏で一本化される見通しは立っていない。

982チバQ:2012/01/16(月) 22:29:41
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012011600330
ハンツマン氏が撤退=ロムニー氏支持を表明へ−米共和党候補争い
 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補者争いに加わっているジョン・ハンツマン前駐中国大使(51)は15日、選挙戦から撤退する意向を固めた。米主要メディアが同氏の選対幹部の話として一斉に報じた。16日に正式に発表し、併せてロムニー前マサチューセッツ州知事(64)への支持を表明する見通し。
 ハンツマン氏は10日の候補者レース第2戦、ニューハンプシャー州予備選で3位に入る健闘を見せた。しかし、全米レベルの党内支持率は一貫して数%にとどまり、全候補者の最下位に甘んじていた。(2012/01/16-13:11

983とはずがたり:2012/01/17(火) 17:51:45

米カリフォルニア州のGDP、世界9位に後退 かつて5位
2012.01.15 Sun posted at: 15:49 JST
http://www.cnn.co.jp/usa/30005280.html

カリフォルニア州のベイエリアは2010年調査では経済力でスイスを上回っていた

(CNN) 米カリフォルニア州の経済動向や人口動態などを調べる民間研究機関CCSCEは15日までに、2010年の世界各国の国内総生産(GDP)の比較で同州がブラジルに抜かれ前回調査の世界8位から9位に後退したとの報告書を発表した。

カリフォルニア州の10年のGDPは、米商務省の推定で1兆9010億ドル(約146兆円)。ブラジルは世界銀行の調査で2兆1000億ドルだった。10位はインドの1兆7000億ドル。

同州は2000年代初期、世界で5位の座を占めていた。2000年以降、年率1.7%の低成長が続き、高成長を記録するほかの国に追い抜かれた格好。CCSCE幹部は、ブラジルの8位浮上について1億9000万人の人口規模や輸出産品の価格上昇が要因と分析した。カリフォルニア州の人口は3700万人。ブラジルとカリフォルニア州の順位が入れ替わった要因については、カリフォルニア州の後退というよりもブラジルの躍進が大きかったとの見方を示した。

ただ、イタリアが景気後退や欧州単一通貨ユーロの価値減退に直面しているためカリフォルニア州のGDPが世界7位の同国を間もなく抜くとも予想した。

世銀によると10年のGDPの首位はカリフォルニア州を含む米国の14兆5000億ドル。中国の5兆9000億ドル、日本5兆5000億ドル、ドイツ3兆3000億ドル、フランス2兆6000億ドル、英国2兆2000億ドル、イタリア2兆1000億ドルと続いた。

米国の州別ではカリフォルニア州が最大の経済力を持ち、テキサス州の1兆2070億ドル、ニューヨーク州の1兆1600億ドルなどが続いている。

984チバQ:2012/01/18(水) 22:18:57
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120118/amr12011819140005-n1.htm
「辣腕経営者」がやり玉に 共和党候補指名争いでロムニー氏
2012.1.18 19:10 (1/2ページ)

ロムニー前米マサチューセッツ州知事(ロイター)
 【ワシントン=柿内公輔】米大統領選の共和党候補指名争いで優位に立つミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事をめぐり、投資ファンドの辣腕(らつわん)経営者としての経歴がやり玉に挙がっている。投資先に人員削減を迫るなど企業再建の経験が「拝金主義」などと他候補から批判され、ロムニー氏は「米経済を再生できるのは私だ」と反論。論争は21日に迫るサウスカロライナ州の予備選など今後の選挙戦も左右しそうだ。

 「倒産した投資先は数多い」。予備選を前に16日に同州で開かれた共和党候補の討論会で、ギングリッチ元下院議長は、ロムニー氏がかつて率いた投資会社「ベイン・キャピタル」の“罪状”を責め立てた。

 ロムニー氏は1984年に同社を創業。99年まで最高経営責任者(CEO)を務め、世界有数のファンドに育てた。だが、その過程で解体されたり、社員が解雇されたりした企業もある。このため、他候補から「企業を食い物にした」(ギングリッチ氏)「大統領は国家の最高司令官であり、CEOではない」(サントラム元上院議員)など集中砲火を浴びている。

 ペリー・テキサス州知事は、ロムニー氏が会社経営を通じて築いた個人資産が約2億5千万ドル(約192億円)に迫ることから、「確定申告書を予備選までに公開せよ」と迫った。

 ロムニー氏も「100を超す企業に投資し、10万人以上の雇用を生み出してきた」と反論。説得力ある経済政策を示せない他候補の焦りを見透かすように、「経済運営に熟知した候補を選ぶなら私だ」と主張し、「経済通」の看板を下ろすつもりはない。

 とはいえ、所得内容については4月をめどに公開するとし、11州の予備選・党員集会が集中する「スーパーチューズデー(3月6日)」以降に自身の「火種」を先送りした格好だ。

 オバマ大統領は11日に、米国内で雇用を増やす企業への優遇税制の導入を発表した。共和党の論争につけ込み、ロムニー氏が国内雇用に消極的との印象を植え付ける狙いとみられる。

 識者やメディアの見方はさまざまだ。米ワシントン大のジャクソン・ニッカーソン教授は「批判は公正を欠く」と擁護するが、米誌ウイークリー・スタンダードは「投資会社の経験が大統領の資格証明になると本気で思っているのか」と手厳しい。米紙ウォールストリート・ジャーナルは、ロムニー氏が関わった投資案件を追跡調査し、「評価は分かれる」と悩ましげだ。

 サウスカロライナ州と次の予備選が行われるフロリダ州(31日)は、ともに高失業率にあえいでおり、論争は、大統領に求められる経済運営の資質とも絡み、一段と過熱しそうだ。

985チバQ:2012/01/19(木) 21:50:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120119-00000057-reut-int
米大統領選共和党指名争い、ロムニー氏の勢いに陰り
ロイター 1月19日(木)13時46分配信


拡大写真
1月18日、米共和党の大統領選候補指名争いの予備選を21日に控えた南部サウスカロライナ州で、有力候補のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事の勢いに陰りが出てきた。写真は同州で支持者に囲まれるロムニー氏(2012年 ロイター/Jim Young)

[スパータンバーグ(米サウスカロライナ州) 18日 ロイター] 米共和党の大統領選候補指名争いの予備選を21日に控えた南部サウスカロライナ州で、有力候補のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事の勢いに陰りが出てきた。ニュート・ギングリッチ元下院議長が支持率で、ロムニー氏を猛追している。

ロムニー氏はアイオワ、ニューハンプシャーの2州での予備選で連勝し、共和党の候補指名争いのフロントランナーと目されていた。

米CNNがサウスカロライナ州で行った最新の世論調査によると、ロムニー氏の支持率が33%で首位だったのに対し、2位のギングリッチ氏は23%だった。両者の差は2週間前の調査では19ポイント開いていたが、ほぼ半分の10ポイントに縮まった。

ギングリッチ氏が富豪のロムニー氏に確定申告書の公開を要求するなどして「庶民感覚とずれた東部エリート」の印象植え付けを狙ったキャンペーンを展開していることもあり、失業率が10%近い同州で、有権者のロムニー氏に対する目が厳しくなりつつある実態が浮き彫りになった。

同調査によると、支持率3位はリック・サントラム元上院議員で16%、4位はロン・ポール下院議員で13%、リック・ペリー・テキサス州知事は6%で5位だった。

986チバQ:2012/01/20(金) 12:14:47
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/01/20/20120120ddm007030148000c.html
軋む米国:12年大統領選 アイオワ州共和党、ロムニー氏勝利撤回 サントラム氏票が上回る
 <軋(きし)む米国>

 【チャールストン(米サウスカロライナ州)古本陽荘】米アイオワ州共和党は19日、大統領選の指名候補争いの初戦だった同州党員集会(3日)の最終集計結果を発表し、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)が8票差でリック・サントラム前上院議員(53)に競り勝ったとの当初発表を撤回、サントラム氏が34票上回っていたと修正した。ただ、計1774投票区のうち8カ所の投票結果が確認できない状態で、州共和党はどちらが勝者か宣言しなかった。

 州共和党はこの日、サントラム氏が2万9839票、ロムニー氏が2万9805票と発表した。3日の結果ではロムニー氏が3万15票、サントラム氏が3万7票としていた。

 今回の結果を受け、州共和党代表は両氏の健闘をたたえるにとどめ、ロムニー氏も「事実上の同着」との声明を出した。

 一方、サントラム氏は18日の時点で「接戦だったので誤差によって勝敗が左右されてしまう」として、州共和党が早い段階でロムニー氏が勝者と宣言したことを批判していた。

 集会直後の集計は、各投票区の結果を電話で集めたものだった。しかし、有権者からクレームがついたのに加え、票差がわずかだったため、文書による集計も実施した。各投票区は2週間以内に集計文書を送付することになっており、州共和党は到着分の合計票数を発表した。

 アイオワは、キリスト教右派の影響力が強い保守地盤。米経済の立て直しを訴えた穏健派のロムニー氏にとっては、支持が広がりにくい土地柄だったが、そこで「勝利」したことで、一気に勢いづいた経緯がある。ロムニー氏は地元に近いニューハンプシャー予備選(10日)で連勝し、ロムニー氏の指名獲得に向けた流れが徐々にできつつあった。だが、「保守地盤での勝利」が幻となったことで、勢いを失う事態も想定され、今後の選挙戦に影響を与えるのは必至とみられる。

毎日新聞 2012年1月20日 東京朝刊

987チバQ:2012/01/20(金) 12:15:19
http://mainichi.jp/photo/archive/news/2012/01/20/20120120k0000m030173000c.html
米大統領選:共和党指名選挙からペリー氏が撤退へ

リック・ぺリー・テキサス州知事=アイオワ州デモインで2011年10月22日、古本陽荘撮影 【チャールストン(米サウスカロライナ州)古本陽荘】米大統領選の共和党の指名候補を目指していたリック・ペリー・テキサス州知事(61)は19日、選挙戦から撤退する意向を固めた。同日午前、支持者らに対し発表する。米メディアが一斉に伝えた。保守派の支持がニュート・ギングリッチ元下院議長(68)、リック・サントラム前上院議員(53)とペリー氏の3氏に分散し、穏健派のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)に有利な環境を生み出している。ロムニー氏の勢いを止めたい保守系の評論家らからペリー氏に対し、21日のサウスカロライナ州予備選前に撤退するよう促す声が上がっていた。

988チバQ:2012/01/20(金) 20:05:48
http://mainichi.jp/select/world/news/20120120k0000e030259000c.html
米大統領選:ギングリッチ氏に勢い…共和の保守一本化加速

米南部サウスカロライナ州チャールストンで、共和党大統領候補指名争いからの撤退を表明するペリー氏(中央)=2012年1月19日、AP 【チャールストン(米サウスカロライナ州)古本陽荘】米大統領選(11月6日投開票)で共和党の指名候補を目指していたリック・ペリー・テキサス州知事(61)は19日、選挙戦から撤退し、ニュート・ギングリッチ元下院議長(68)を支持する意向を表明した。最右翼とみられている穏健派のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)の指名獲得を阻むため、保守派の支持をギングリッチ氏に一本化しようとの動きが加速していることを踏まえた決断で、ギングリッチ陣営は勢い付いている。

 ただ、アイオワ州党員集会(3日)の最終集計で「勝者」と認定されたリック・サントラム前上院議員(53)は、19日の集会で「明確な勝利だ」と強調するなど一歩も引かない構えで、ギングリッチ氏でまとまる見通しは立っていない。

 ◇「保守派の予見者」
 「ニュート(ギングリッチ氏)はこの国を変えることができる保守派の予見者だ」

 ペリー氏は19日、予備選を2日後にひかえたサウスカロライナ州でこう語り、指名争いからの撤退を表明した。最後の候補者討論会が開かれる直前だった。ペリー氏は昨年8月に大統領選出馬を表明した直後は人気を集め、支持率で一時トップに躍り出たが、その後の討論会で失言が相次ぎ、失速した。

 現在の各種世論調査では、ロムニー氏の支持率が下落傾向を示す一方、ギングリッチ氏は上昇。ペリー氏は、自らが選挙戦に残ることで、政治的な立場が遠いロムニー氏が有利になる事態は避けるべきだと判断したものとみられる。

 ペリー氏とギングリッチ氏は長年の友人。政治専門サイト「ポリティコ」によると、2人は18日夜に密会しており、撤退表明の段取りなども含めて話し合われたという。

 ◇過去の行状暴露も
 一方で、ギングリッチ氏の勢いを止めようとの動きも出てきた。ギングリッチ氏の前妻、マリアンヌさんが19日、ABCテレビのインタビューに登場し、離婚前にギングリッチ氏から「配偶者以外との性的な関係を認めるよう求められた」と暴露した。だが、ギングリッチ氏はすでに過去の不倫関係などを認めていることから、影響は限定的との見方もある。

毎日新聞 2012年1月20日 12時53分(最終更新 1月20日 14時17分)

990チバQ:2012/01/20(金) 22:20:53
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120120/amr12012019500012-n1.htm
ギングリッチ氏が猛追 南部初戦サウスカロライナ州予備選
2012.1.20 19:48 (1/2ページ)

19日、米サウスカロライナ州で行われた共和党予備選の選挙集会で、オバマ政権を風刺した本にサインするギングリッチ元下院議長(ロイター=共同)
 【コロンビア(サウスカロライナ州)=佐々木類】米大統領選の共和党候補指名争いの3戦目となる南部サウスカロライナ州予備選が21日に行われる。ニューハンプシャー州予備選(10日)で圧勝したロムニー前マサチューセッツ州知事(64)を保守派の論客、ギングリッチ元下院議長(68)が猛追している。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、保守地盤のサウスカロライナ州でのロムニー氏の支持率は31・8%、ギングリッチ氏は30・6%。19日に公表された米世論調査会社ラスムセンの調査ではギングリッチ氏が33%で31%のロムニー氏を上回った。

 指名争いからの撤退を19日に表明したテキサス州のペリー知事(61)がギングリッチ氏支持に回ったことも同氏には追い風だ。 ただ、19日付の米有力紙が、ギングリッチ氏の前妻が同氏の女性問題を批判するインタビュー記事を掲載したことが、どう影響するかも注目されている。

 一方、共和党アイオワ州委員会は3日に行われた党員集会の再集計結果を発表。ロムニー氏が8票差でサントラム元上院議員(53)を破ったとされた当初の結果を翻してサントラム氏が34票差でロムニー氏を上回ったことを明らかにした。

 同州に割り当てられた代議員数は得票に応じて比例配分されるため、両氏の獲得代議員数は変わらない見通しだが、ロムニー氏は、現職大統領を除けば同党で初の「『開幕2連勝』を果たした候補」とされていただけに、これまでの勢いに陰りが出る可能性もある。

 予備選で南部の先陣を切るサウスカロライナ州は同州に予備選が導入された1980年以降、ここで勝利した候補全員が党指名を獲得しており、「候補指名への玄関口」とされている。

 聖書の教義に忠実なキリスト教福音派や小さな政府を掲げる保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」が影響力を持つが、同州ファーマン大のダニエル・ビンソン教授は、「州の有権者がすべて信心深い保守派というわけではない。どの候補がオバマ大統領に勝てるかを見極めている」と話している。

991チバQ:2012/01/22(日) 00:42:43
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/283286
【米大統領選2012年】ロムニー氏かギングリッチ氏か 天王山、共和党予備選3戦目ルポ
 米大統領選の共和党指名争いでヤマ場となる南部サウスカロライナ州予備選の投開票が21日始まった。穏健派ロムニー前マサチューセッツ州知事が3戦目の同州を制すれば、指名獲得をほぼ確実にする。だが、ここ数日で保守派ギングリッチ元下院議長が支持を急伸させ、両者は拮抗(きっこう)する。ロムニー氏が逃げ切るか、ギングリッチ氏が勢いを止めるか。決戦前日の両氏を追った。(サウスカロライナ州チャールストン宮崎昌治、写真も)

 南北戦争発端の地として知られる港町チャールストン。20日午後8時、ギングリッチ氏は港に浮かぶ退役軍艦で最後の集会を開いた。

 「穏健派ではオバマ大統領を倒せない。保守派が一つになれば、ホワイトハウスを奪還できる」。数百人の支持者が歓声を上げる。

 民主党クリントン政権下の1990年代、共和党が多数を握る下院の議長として政界を動かした豪腕。議員辞職から10年以上がたち、「昔の顔」の印象は拭えない。初戦アイオワ州、2戦目のニューハンプシャー州とも下位に沈んだ。

 だが、長い政治経験に裏打ちされた討論の強さは抜群。「打倒ロムニー」で保守派一本化を模索し、草の根保守派運動「ティーパーティー(茶会)」の支持が厚いペイリン前アラスカ州知事が17日に支持を表明。19日には、選挙戦から撤退した保守派ペリー・テキサス州知事の支持も得て一気に勢いを付けた。「もしここで勝てば(4戦目の)フロリダ州で、もう一つの大きな勝利を呼び込める」。長期戦に持ち込むことで勝機をにらむ。

   ■   ■


 対するロムニー氏の戦略は短期決戦だ。実業界で成功した経験から「経済」を前面に出し、高失業率にあえぐオバマ氏に「勝てる候補」として求心力を高める。「USA」の歓声が湧くチャールストン郊外の会場でロムニー氏は「米国に職を取り戻す」と声を上げた。

 隣には地元州知事のヘイリー氏。インド系の女性で、2010年中間選挙で当選した茶会の象徴的人物だ。「この地で重要なことは職と経済。それにオバマ氏を1期で終わらせることだけだ」

 茶会ら多くの保守票は長く「反ロムニー」で漂流を続けたが、徐々にロムニー氏への流れが出ている。会場には、保守色の強いキリスト教福音派の姿も多く見られた。

 だが、ギングリッチ氏の猛追に焦りの色は隠せない。演説を終えたロムニー氏は、長い時間をかけ汗だくで支持者と握手を続けた。

=2012/01/22付 西日本新聞朝刊=

992チバQ:2012/01/22(日) 00:49:15
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012012100190
ギングリッチ、ロムニー両氏が接戦=序盤戦ヤマ場の予備選開始−米大統領選
 【チャールストン(米サウスカロライナ州)時事】米大統領選の共和党候補者争い序盤戦でヤマ場となる南部サウスカロライナ州予備選が21日午前7時(日本時間同日午後9時)に始まった。ギングリッチ元下院議長とロムニー前マサチューセッツ州知事が接戦を展開。態度未定の有権者も多く、結果は予断を許さない状況だ。同日深夜(同22日午後)に大勢が判明する見通し。
 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、サウスカロライナ州での最近の各種世論調査の支持率平均値はギングリッチ氏32.4%、ロムニー氏30.4%。この2人がポール下院議員とサントラム元上院議員に差をつけ、一騎打ちを演じている。(2012/01/21-21:14

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120121-00000032-jij-int
ギングリッチ氏が逆転、首位に=サウスカロライナ予備選目前―米大統領選
時事通信 1月21日(土)9時51分配信

 【チャールストン(米サウスカロライナ州)時事】米大統領選の共和党候補指名争いのヤマ場、南部サウスカロライナ州予備選を翌日に控えた20日、同州でのギングリッチ元下院議長の支持率がロムニー前マサチューセッツ州知事に逆転し、首位に立った。ただ、流動的な要素はなお残っており、各候補は最後の訴えに声をからした。
 同日発表のクレムソン大学(サウスカロライナ州)の世論調査結果(18、19日実施)によると、ギングリッチ氏の支持率は32%で、26%のロムニー氏をリード。パブリック・ポリシー・ポーリング社の調査(18、19日実施)でも、ギングリッチ氏(35%)はロムニー氏(29%)に6ポイント差をつけた。

993チバQ:2012/01/22(日) 12:49:47
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120122-00000015-jij-int
ギングリッチ氏が勝利=序盤決戦、ロムニー氏下す―共和候補指名争い・米大統領選
時事通信 1月22日(日)9時11分配信

 【チャールストン(米サウスカロライナ州)時事】米大統領選の共和党候補者争いで序盤戦のヤマ場となる南部サウスカロライナ州予備選は21日行われ、ギングリッチ元下院議長(68)がロムニー前マサチューセッツ州知事(64)らを下し、勝利した。米メディアが一斉に報じた。
 ギングリッチ氏は開幕戦のアイオワ州党員集会(3日)と第2戦のニューハンプシャー州予備選(10日)でともに4位に終わった。第3戦となった今回の初勝利で、挽回に向け大きな足掛かりをつかんだ。同氏は21日夜、簡易ブログ「ツイッター」上で「(次戦の)フロリダ州で(ロムニーらを)打ち負かす力を与えてほしい」と呼び掛けた。
 穏健派のロムニー氏は今年に入り、保守色の濃いサウスカロライナ州でも他をリードしていた。しかし、最近になって巨額の財産や投資ファンド経営者時代に進めた大量解雇に批判が集まり、ギングリッチ氏に支持を奪われた。
 ロムニー氏は大勢判明を受け、支持者に向かい「(指名獲得まで)長い道のりと多くの課題がある」と語り、態勢立て直しの必要性を訴えた。
 ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)によると、開票率54%の段階で、得票率はギングリッチ氏40.3%、ロムニー氏26.4%。サントラム元上院議員(53)が18.0%で3番手となり、最下位の4位は13.5%のポール下院議員(76)。

994チバQ:2012/01/23(月) 12:43:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120123-00000066-san-int
米大統領選 共和党候補指名争い 勝者入れ替わり「方程式」崩壊
産経新聞 1月23日(月)7時55分配信

 【チャールストン=犬塚陽介】米大統領選の共和党候補指名争いは、前例のない大混戦の様相を呈している。

 1980年以降、共和党の最終的な候補(現職大統領を除く)は、開幕戦のアイオワ州党員集会か次戦のニューハンプシャー州予備選のどちらかを制した上で、サウスカロライナ州の予備選で必ず勝利してきた。

 今回、サウスカロライナ州を制したのが、初戦のサントラム氏、次戦のロムニー氏ではなく、第三の男のギングリッチ氏だったことで、誰が候補に指名されても30年以上に及んだ共和党の“勝利の方程式”が崩れることが決定した。民主党を含めても開幕後2戦を落として指名を獲得したのは、92年のクリントン元大統領のみだ。

 今後の指名争いの焦点となる予備選が31日に行われるフロリダ州は、これまでの3州に比べて面積や人口の規模が大きい南部の大票田だ。テレビ広告の費用も桁違いで、組織力と資金力がカギを握る。老後を過ごす富裕層の白人が多く、価値観や人種も多様だ。

 ロムニー陣営は組織力と資金力で他陣営を圧倒しており、CNNテレビなどが17日までに実施した同州での調査でも支持率43%を獲得。サントラム氏の19%、ギングリッチ氏の18%を大きく引き離している。

 ただ、ギングリッチ氏のサウスカロライナ州での圧勝が保守票の動向に影響を与える可能性もあり、情勢は不透明。各候補は現時点で、フロリダ州の結果にかかわらず、指名争いを継続する方針を示している。

995チバQ:2012/01/23(月) 21:07:46
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/120123/cpd1201230503001-n1.htm
ギングリッチ氏が初勝利 共和党予備選、ロムニー陣営に痛手2012.1.23 05:00

 米大統領選の共和党候補選びの第3戦となる21日のサウスカロライナ州予備選で、ギングリッチ元下院議長が勝利した。同氏は党員集会・予備選での初の勝利で、早期の党指名を確実にしようとしたロムニー前マサチューセッツ州知事にとって痛手となった。候補者指名争いは混迷のまま31日のフロリダ州予備選に突入する。

 米メディアによると、開票率99%の段階で得票率はギングリッチ氏が40%。2位はロムニー氏で28%。サントラム元上院議員は17%、ポール下院議員は13%だった。1980年以降の選挙では、サウスカロライナ州予備選での勝者が最終的に共和党指名を獲得している。

 3日に行われた初戦のアイオワ州では、当初ロムニー氏が8票差の僅差でサントラム氏に勝利と伝えられていたが、同州共和党は先週、再集計でサントラム氏が34票差でロムニー氏を上回っていたと発表した。ニューハンプシャー州戦ではロムニー氏が勝利しており、今回のギングリッチ氏の勝利により、3戦までの勝者がすべて異なる異例の展開となっている。

 ギングリッチ氏はツイッターに「サウスカロライナ州に感謝する。フロリダでのKOパンチに向けた支援をお願いしたい」との声明を発表した。

 一方、ロムニー氏はサウスカロライナ州の支持者へのスピーチで、指名を獲得すると断言し、「選挙戦はますます面白くなってきた」と自信を見せた。 指名争いは長期戦の様相を帯びてきたが、ロムニー陣営はすでにフロリダ州でライバル候補を批判するテレビ広告の放送を開始している。(ブルームバーグ Lisa Lerer、Julie Hirschfeld Davis)

997チバQ:2012/01/23(月) 21:32:09
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120123-OYT1T00402.htm
銃乱射で重傷、米下院議員が辞職へ…回復専念

 【ロサンゼルス=西島太郎】昨年1月、米アリゾナ州トゥーソンで起きた銃乱射事件で、頭部に銃弾を受け重傷を負ったガブリエル・ギフォーズ下院議員(41)(民主党)は22日、回復に専念するため、今週中に議員辞職すると表明した。


 ギフォーズ氏は、辞職を明らかにしたビデオメッセージの中で、「あの恐ろしい日からのことはよく思い出せないが、私に寄せてくれた信頼は決して忘れない」などと支持者らに感謝した。

 事件はギフォーズ氏が開いた集会中に発生し、6人が死亡。同氏は、奇跡的な回復を果たした後、発声や歩行などのリハビリを重ねている。

(2012年1月23日11時25分 読売新聞)

998チバQ:2012/01/24(火) 21:32:08
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120124/amr12012420540007-n1.htm
ロムニー氏が納税申告書を公開、優遇税制“活用”
2012.1.24 20:52 (1/2ページ)

ロムニー前マサチューセッツ州知事(AP)
 【ワシントン=柿内公輔】大統領選の共和党候補指名を争うロムニー前マサチューセッツ州知事は24日、所得の実態を示す納税申告書の2010、11年分を公開した。ロイター通信が報じた。投資会社経営時代に出資先の人員を削減する一方、自らは高額収入を得たことに他候補から批判が集中し、公開を前倒しした。しかし、優遇税制の活用による低水準の課税率が裏付けられ、支持率の挽回につながるかは微妙。格差論争の的となりそうだ。

 ロムニー氏の10年の年収は約2160万ドル(約16億7千万円)。11年も推定約2090万ドルに上る。2年間の納税額は計620万ドルに上るが、妻アンさんを合わせた10年の実効課税率は13・9%。11年は15・4%になる見通し。

 ロムニー氏は自身が創業した投資会社「ベイン・キャピタル」の経営などを通じ、推定2億7千万ドルの資産を築いた。賃金への最高税率は35%だが、ファンド経営者の成功報酬には15%の税率しかかからない。ロムニー氏がこの優遇税制を最大限活用した実態が、明らかになった格好だ。

 ロムニー氏は4月以降に申告書を公開するとしてきたが、21日のサウスカロライナ州予備選で逆転勝利したギングリッチ元下院議長ら対立候補は、庶民を犠牲にして巨万の富を築いたなどと攻撃を続けている。

 米世論調査会社ラスムセンの最新調査でも、ギングリッチ氏の支持率が33%とロムニー氏の31%を上回った。ロムニー氏も「公開を引き延ばしたのは失敗」と認め、公開を前倒しした。

 ロムニー氏のファンド問題が関心を集めるのは、高失業率が続く中、中間層を中心に「米国型資本主義」への不信が覆っている現状とも無関係ではない。「利潤追求は何ら悪いことでない」(ロムニー氏)との経済モデルが金融危機で揺らぎ、「一握りの富裕層が富を独占している」と反格差デモのやり玉に挙がる。

 「責められるべきはロムニー氏や私ではなく、政策や法律だ」。著名投資家のウォーレン・バフェット氏は訴えるが、論争はにわかに収まりそうもない。

999チバQ:2012/01/24(火) 21:37:28
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012012400739
ギングリッチ氏が支持率首位=ロムニー氏抜く−米大統領選
 【ワシントン時事】米調査機関パブリック・ポリシー・ポーリング社は23日、大統領選の共和党候補争いで次の予備選が行われるフロリダ州の同党支持者を対象にした世論調査結果を発表した。それによると、ギングリッチ元下院議長の支持率は38%で、33%のロムニー前マサチューセッツ州知事を上回り、トップに立った。
 調査は22、23両日に実施された。14〜16日実施の前回調査と比べ、ギングリッチ氏の支持率は12ポイント上昇し、ロムニー氏は8ポイント落とした。サントラム元上院議員とポール下院議員の2人は10%程度にとどまった。(2012/01/24-18:19)

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1000チバQ:2012/01/24(火) 22:00:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120124-00000065-mai-int
<米大統領選>共和党指名争い ロムニー氏から余裕消える
毎日新聞 1月24日(火)20時11分配信
ミット・ロムニー氏=米アイオワ州アトランティスで2012年1月1日、古本陽荘撮影

 【ワシントン古本陽荘】米大統領選の共和党指名候補争いは24日、序盤戦の最大のヤマ場となるフロリダ州予備選(31日)を前に、4人の候補による討論会が開かれた。サウスカロライナ州予備選(21日)で2位に終わったミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)が覇者のニュート・ギングリッチ元下院議長(68)に対し、破綻した住宅ローン公社から顧問料を受け取っていた問題などを追及した。全米的な世論調査でも両者の支持率に差はなくなり、ロムニー氏からは先頭走者の余裕は消えた。

 「連邦住宅金融抵当公庫(フレディー・マック)からギングリッチ氏が多額の支払いを受けている。一方で、公庫は(公的資金投入により)フロリダの人々に多額の負担をさせた。そんな人にホワイトハウスが奪還できるとは思えない」

 住宅バブルがはじけ、ローンが払えないまま住宅を差し押さえられた人が多いフロリダ州。ロムニー氏は、住宅バブルの元凶と言われる公社からギングリッチ氏が多額の顧問料を受け取っていたことを批判した。

 ギングリッチ氏は批判を先取りし、討論会前に公社との契約書を公開。ロムニー氏に対しては「一切のロビー活動はしていない」として、受け取ったのはあくまでもアドバイスに対する顧問料と主張した。

 ロムニー氏は他にもギングリッチ氏の下院議長時代の指導力の欠如など立て続けに指摘。ギングリッチ氏は「この(予備選の)過程では、必要以上に個人攻撃になり、不快な戦いになる時期がある。悲しいことだ」と語り、ロムニー氏の姿勢を批判した。

 一方、ロムニー氏は討論会後に、確定申告を米メディアに公表。ワシントン・ポスト紙によると、夫妻の昨年の所得は約2090万ドル(約16億円)、一昨年は約2170万ドルと、他候補より桁違いに多かった。

1001名無しさん:2012/01/25(水) 18:52:38
http://mainichi.jp/select/world/news/20120125dde007030034000c.html
オバマ米大統領:再選にらみ、中間層重視 経済・雇用アピール
 【ワシントン平地修】11月の米大統領選で再選を目指すオバマ大統領は24日の一般教書演説で、中間所得層の支援を重視する経済・雇用対策を強調し、富裕層にも配慮する野党・共和党との政策路線の違いを鮮明にした。米経済停滞に国民の不満が高まる中、製造業やエネルギー産業の活性化による「経済再生」への指導力をアピールした形で、再選戦略の一環としての演説となった。

 オバマ大統領は演説で、一部の富裕層が富を積み上げる経済ではなく、中間層の努力が報われる「本来の米国の価値観」を取り戻す姿勢を示した。富裕層向けの増税などで確保した財源を教育や職業訓練、研究・開発に充てることで米国の競争力を高めるとともに、米国内で雇用を増やした企業の優遇などで中間層を中心に国内の雇用拡大を目指すものだ。

 オバマ大統領が金融危機のまっただ中の09年1月に就任してから3年。この間、米経済の回復の足取りは重く、失業率は最近になって改善がみられるものの8・5%となお高い水準にとどまっている。政府支援を受けた大手金融機関などの業績回復に比べ、借金返済や失業に苦しむ中間層は不満を募らせており、オバマ大統領の支持率は50%を切る水準で低迷している。

 共和党の大統領候補は指名争いで「オバマ大統領の経済政策の失敗」を厳しく追及し、減税や歳出削減、規制撤廃による「小さな政府」の下で企業の自由な競争環境をつくることが米経済の再生につながると主張している。

 これに対し、オバマ大統領は今回、共和党が反対する富裕層向けの増税による「公平な負担」や、金融機関の規制強化など「共通のルール」を掲げ、政府のリーダーシップの下に経済の立て直しを図る「大きな政府」寄りの姿勢を明確にした。

 だが、米議会下院で共和党が多数を占める「ねじれ状態」にある中、オバマ大統領が政策の違いを強調するほど実現性は薄れるのが現状だ。昨年は議会の対立で、喫緊の課題である財政赤字削減策や、大統領が提案した景気・雇用対策は実現に至らなかった。政治の機能不全が米経済のリスク要因になっており、大統領選までに雇用や経済に大きな改善がみられなければ再選への「逆風」となる。

毎日新聞 2012年1月25日 東京夕刊

1002チバQ:2012/01/25(水) 21:54:02
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120122/amr12012220520004-n1.htm
混沌の共和党 底流に路線対立と党の質的変化
2012.1.22 20:51 (1/2ページ)[米国]

米大統領選に向けた共和党候補の指名争いで、サウスカロライナ州の予備選に勝利したギングリッチ元下院議長(中央)=21日(ロイター)
 【コロンビア(サウスカロライナ州)=佐々木類】保守的な土地柄の南部サウスカロライナ州の有権者が21日の共和党予備選で選んだのは、経験と知名度の高さを売りにする保守派の論客ギングリッチ氏だった。勝者が猫の目のように入れ替わる共和党の内部で何が起きているのか。予備選などを通じて浮かび上がってきたのは、政策をめぐる路線対立と党の質的変化だ。

 米CNNテレビの出口調査によると、最重要政策について景気回復と答えた人が61%、次いで財政再建(23%)などが続く。景気回復の重要性は有権者も候補者も認識しているが、政策の優先順位が必ずしも候補者選びに結びついていないのが今選挙戦の特徴だ。

 その底流には、日増しに険悪化する共和党内の複雑な路線対立がある。一連の討論会や予備選などで明らかになってきたのは、(1)景気重視派(2)財政再建派(3)社会問題派(4)安全保障重視派−の4つの路線が存在し、それぞれが糸のように絡み合っている現状といえる。

 景気重視派の番頭格はロムニー氏だ。経営者の実務経験をアピールし、法人税率の引き下げや年収20万ドル(約1540万円)以下の国民の利子・配当税の廃止を主張。景気拡大と雇用創出を掲げ、高い失業率にあえぐオバマ大統領に「勝てる候補」を前面に押し出す戦略を立てている。

 これに異を唱えるのが財政再建派のポール氏。政府機関の極端な縮小や廃止が先だというリバタリアン(自由至上主義者)だ。

 次に、同性婚や人工中絶などの社会問題。双方に反対するサントラム氏は、聖書の教義に忠実なキリスト教福音派や保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」の支持が厚い。これに関してロムニー氏は中絶に理解を示したことがあり、福音派や茶会の反発を招いている。

 さらに党内事情を複雑にしているのが、安保問題に対する各候補の異なるアプローチだ。社会問題では穏健的なロムニー氏だが、核開発疑惑のあるイランについては「いずれ核武装する」とし、軍事攻撃も示唆。「米国の敵は殺すだけ」(ギングリッチ氏)という保守派と足並みをそろえる。ポール氏は逆に、米軍撤退など外交的な孤立主義と左派色を漂わせており、安保政策に敏感な保守層が反発しているようだ。

 こうした路線対立とは別に、共和党内で進む“化学反応”を指摘する向きもある。米紙ウォールストリート・ジャーナルは、アイオワとニューハンプシャー両州での出口調査をもとに、共和党支持層が「比較的裕福なホワイトカラー」だけでなく、ブルーカラー色も強まり、党が「大衆政党化」していると分析。これが個人資産約2億5千万ドル(約192億円)を誇るロムニー氏の伸び悩みにつながっていると指摘している。

 サントラム氏が集会などで炭鉱労働者だった祖父の苦労話をたびたび引用しているが、これも、共和党の質的変化をとらえて、ブルーカラー色を出して選挙戦を有利に運ぶ狙いがあるとみられている。

1003チバQ:2012/01/26(木) 22:32:58
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120125-00000035-mai-int
<米大統領>一般教書演説「経済再生に全力、中間層重視」
毎日新聞 1月25日(水)11時42分配信


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米上下両院合同会議で一般教書演説を行うオバマ大統領=2012年1月24日、AP

 【ワシントン白戸圭一】オバマ米大統領は24日午後9時(日本時間25日午前11時)過ぎから、米上下両院合同会議で一般教書演説を行い、政権4年目の施政方針を示した。11月の大統領選で再選を目指す大統領は、働く者が報われる「米国の価値観」の復活を訴え、不況下で経済的苦境に立たされている中間所得層に公平な機会を与えることを通じて、経済再生に全力を挙げる決意を示した。

 大統領は演説の大半を経済政策を中心とする内政問題に割き、少数の富裕層が豊かさを増す中で、中間所得層の生活が危機にひんしていることを指摘。中間所得層重視の経済・雇用政策により大統領選に向けて支持獲得を目指す再選戦略を鮮明にした。米国の価値観の復活、製造業・エネルギーの振興、労働者の技術向上を、持続可能な米経済構築のための「青写真」として提示した。

 米国内では、長引く不況下での経済格差拡大で富裕層に対する国民の反発が拡大しており、大統領は「皆が公平な機会、負担、同じルールの下にある経済を取り戻すことができる」と強調。08年のリーマン・ショックで破綻した大手金融機関などが公的支援を受けたことを念頭に、経営者など一部の富裕層が優遇される政策との決別を宣言した。富裕層の増税に反対する野党・共和党を「富裕層の代弁者」と位置付けて対決姿勢を示した。

 また、海外へ雇用を移した企業に増税する一方、雇用増に貢献した企業に対する減税措置を含む法人税改革を打ち出し、米国内の雇用促進を訴えた。さらに「不公正な貿易を行っている国」として中国を名指しで批判、不公正貿易に関する調査機関を設置することを宣言した。クリーン・エネルギー産業の振興などに取り組む考えも示した。

1004チバQ:2012/01/27(金) 19:38:59
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120127-OYT1T00797.htm
お前はクビ、スイス銀に口座…米共和党中傷合戦

 【ワシントン=中島健太郎】米大統領選の共和党候補指名に向けたテレビ討論会が26日夜、フロリダ州ジャクソンビルで行われた。


 31日の同州予備選を前に、支持率で先頭を争うミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)とニュート・ギングリッチ元下院議長(68)は、政策論議そっちのけで中傷合戦を展開した。

 スペースシャトルの打ち上げ基地があるフロリダ州の景気刺激策として、「月に有人基地を作る」というギングリッチ氏の構想にかみついたのはロムニー氏。「私は25年間、ビジネスの世界にいた。もし役員が月に有人基地を作るため何千億ドルも使いたいと言ったとすれば、『お前はクビだ』で終わりだ」と切り捨てた。

 一方、ギングリッチ氏はロムニー氏が投資会社経営者として巨額の資産を築いた点を取り上げ、「スイスの銀行に口座がある大統領なんて聞いたことがない」と攻撃した。スイスの銀行は顧客の秘密保持が徹底しており、富豪らが口座を持つことで知られる。ロムニー氏は「やましいことは何もない」と反論した。

(2012年1月27日17時29分 読売新聞)

1005チバQ:2012/01/29(日) 14:07:13
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120128/amr12012821560007-n1.htm
フロリダ州31日予備選 流れ左右する大票田、6人に1人高齢者
2012.1.28 21:53 (1/2ページ)

米フロリダ州ジャクソンビルで25日、高齢者向け居住施設の敷地内を犬と散歩するお年寄り。同州は全米で最も高齢者の割合が高い(柿内公輔撮影)
 【ジャクソンビル(米フロリダ州)=柿内公輔】米大統領選の共和党候補指名争いで、31日に予備選が行われるフロリダ州は全米で最も高齢者の割合が高い州だ。年金や福祉に頼る高齢者は社会保障政策の動向に敏感で、大統領選全体に影響を与えるとの見方もある。投票が迫る大票田を歩いた。

 フロリダ州最大都市ジャクソンビルの中心から車で20分。ビーチ周辺に豪華な高齢者向けの居住施設が立ち並ぶ。ミシガン州の自動車関連の会社で働いていたマーク・スペンサーさん(82)とナスティアさん(68)も十数年前にフロリダに移った。

 1年中温暖なフロリダには、退職後の余生を過ごそうと全米から高齢者が集まる。人口約1880万人のうち65歳以上の高齢者は17・3%で6人に1人。全米で最も高い比率だ。

 米国全体で8%台半ばまで持ち直した失業率も、フロリダ州では9・9%。野党共和党を支持するスペンサー夫妻の関心もおのずと雇用問題に向かい、「オバマ大統領では失業問題を解決できない」と手厳しい。

 犬と散歩していたアンディ・トンプソンさん(75)はジョージア州から移り住んだ。共和党支持の年金生活者だが、「政府は無駄遣いをやめるべきだが、福祉を犠牲にしないで」と不安を口にする。徹底した歳出削減のため、共和党は高齢者向け医療保険など社会保障の見直しを掲げており、この点では各候補の主張に大差はない。

 全米退職者協会の調査によると、フロリダ州予備選の有権者の約9割が「退職後の生活に社会保障が重要」と回答。地元有力紙マイアミ・ヘラルドは「社会保障を切り捨てるなというのが共和党を支持する州民の意思」と指摘する。

 前回サウスカロライナ州の予備選は、共和党でも穏健派とされるロムニー前マサチューセッツ州知事(64)が、投資会社の経営者時代に投資先の人員削減を進めたと批判を浴び、保守派の期待を集めるギングリッチ元下院議長(68)が逆転した。

 だが、同じ南部でも穏健派の支持者が少なくないフロリダ州で、同じ構図が再現されるかどうかは流動的だ。マークさんも「アメリカは自由と資本主義の国。ロムニー氏の経済センスは買える。だが、指導力を期待するならギングリッチ氏だ」と悩ましげだ。

 フロリダ大のリチャード・シェア教授(政治学)は「今回は共和党の予備選だが、フロリダには無党派層も多く、予備選の結果に注目している。この投票の行方は大統領選全体にも影響するだろう」と予測する。

 ただ、高齢層の動向に関心が集まることに反発も聞かれる。候補者討論会が26日開かれた北フロリダ大のキャンパス。男子学生(21)は「フロリダでめぼしい産業は観光だけ。産業を興し若者を呼び込まなければ」と語気を強める。

 見て回った高齢者施設でも、「売り出し中」の看板が目についた。米国のシニアは株や不動産で資産を持つ割合が多いが、金融危機以降の値崩れで打撃を受けた高齢者は少なくない。

 フロリダ入りした候補者も票固めに走り回る。ロムニー氏は26日、印刷会社で集会を開き、「フロリダでも雇用を増やせるのは、ビジネスの経験がある私だけだ」と熱弁をふるった。

 まれに見る激戦となった共和党候補の指名争い。これまでも予備選や本選挙の流れを左右してきたフロリダに全米の視線が集まる。

 世論調査(24〜26日実施)によると、フロリダ州でのロムニー氏の支持率は38%で、ギングリッチ氏が29%。32%が「変更の可能性がある」と回答している。

1006チバQ:2012/01/29(日) 20:41:05
ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)が40%で、ニュート・ギングリッチ元下院議長(68)の32%を上回り、優勢
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120129-00000028-mai-int
<米大統領選>ロムニー氏優勢 共和党フロリダ予備選
毎日新聞 1月29日(日)19時50分配信


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ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事=古本陽荘撮影

 【マイアミ(米フロリダ州)古本陽荘】米大統領選(11月6日)の共和党指名候補争いで序盤戦最大のヤマ場となる南部フロリダ州予備選(31日)を控え、世論調査会社PPPは28日、最後の候補者討論会後の調査結果を公表した。ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)が40%で、ニュート・ギングリッチ元下院議長(68)の32%を上回り、優勢。一方で、巻き返しを狙うギングリッチ氏には、選挙戦から撤退した黒人実業家のハーマン・ケイン氏(66)が支持を表明するなど、「反共和党指導部」を掲げる援軍の動きが活発化している。

 サウスカロライナ州予備選(21日)の後、実施されたPPP社のフロリダ調査(22〜23日)では、ギングリッチ氏が38%でロムニー氏を5ポイント、リードしていた。ギングリッチ氏が経営破綻した住宅ローン公社から多額の顧問料を受け取っていたことなどが、住宅差し押さえで苦しむ人が多いフロリダでは、逆風となったようだ。

 ただ、今回調査でも21%が「投票先を変えるかもしれない」と答えており情勢はまだ流動的だ。

 そんななか、9月のフロリダ模擬投票で圧勝したケイン氏が28日、共和党の地域集会で「共和党はオバマ大統領を倒すという究極の任務に再び集中すべきで、ギングリッチ氏はその任務にふさわしい大胆な指導者だ」と支持を表明した。また、サラ・ペイリン前アラスカ州知事(47)も正式に支持表明はしていないものの、テレビで「共和党指導部がギングリッチ氏を苦しめ、彼の主義主張を書き換えようとしている」とギングリッチ氏を擁護する姿勢を示した。

1007チバQ:2012/01/29(日) 20:41:37
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120129-00000009-mai-int
<米大統領選>共和党の反移民傾向に懸念 フロリダ指名争い
毎日新聞 1月29日(日)10時28分配信

 米大統領選(11月6日投開票)の共和党指名候補争いで、序盤戦最大のヤマ場となる南部フロリダ州予備選(今月31日)を前に、候補らはヒスパニック(中南米系米国人)の支持獲得に躍起になっている。だが、米国社会の保守化や景気低迷を受け、共和党が移民政策で厳しい姿勢を取ってきたことへの反発もある。移民が多いマイアミでヒスパニック系共和党員らの話を聞くと、優先すべき課題が「移民」か「経済」かで揺れる胸中が浮き彫りになった。【マイアミ(米フロリダ州)古本陽荘】

 「移民政策に魔法はない。複雑な問題だが必ず超党派で解決できる道があるはずだ」

 マイアミのホテルであったヒスパニック系の共和党支持者による集会で、副大統領候補に取りざたされるマルコ・ルビオ上院議員(フロリダ州選出)が訴えると、聴衆の中にいた2人の若者が突然立ち上がり、こう叫んだ。「あなたは移民制度改革法案に反対したじゃないか」

 2人の掲げるプラカードには「マルコ・ルビオはヒスパニックかティーパーティーか」と書かれていた。

 ヒスパニック系の間には、共和党内で「移民排斥」とも受け取られるような空気が広がっていることに懸念が深まる。特に「小さな政府」を求める草の根保守運動「ティーパーティー(茶会運動)」の一部が移民政策に厳しい対応を求めていることが、共和党全体の「反移民」の雰囲気を生んだと考える人が多い。

 医薬品販売業のオマール・フェルナンデスさん(42)は「共和党候補の反移民の論調は何とかしないといけない。このままなら民主党の思うつぼだ。少数だが影響力の大きい茶会運動の一部に政治家が擦り寄っている」と指摘した。懸念から、移民政策を推進する共和党のためのホームページを設立。「不法移民でも地域に溶け込んだ年配者には滞在を認める」と主張しているニュート・ギングリッチ元下院議長(68)に投票する予定だ。

 不動産業のジョン・パプブリーさん(51)は、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)が「例外なく不法移民は退去すべきだ」と訴えていることに納得はしていないが、ロムニー氏に投票するという。「ビジネスの経験から経済を立て直してくれさえすれば、他のことには目をつぶる」と語った。

 一方で、ヒスパニック系が厳格な移民政策に反発一辺倒かというとそうでもない。不動産管理業のアマンダ・ロペスさん(62)はキューバからの移民。だが、「法律に基づいて移住すべきで、共和党のタフなスタンスは全く気にならない」と主張。大統領選の争点は「経済だけ」で、起業経験のあるロムニー氏を支持している。

 フロリダのヒスパニック系は州人口の22.5%で、全国平均の16.3%を上回る。ヒスパニック系の過半数は、04年大統領選ではブッシュ大統領(共和)に投票したが、08年にはオバマ大統領(民主)に投票しており、11月の本選ではヒスパニック票の奪い合いが過熱するものとみられる。

1009チバQ:2012/01/31(火) 12:33:32
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/01/31/20120131ddm007030136000c.html
軋む米国:12年大統領選 フロリダ予備選 ロムニー氏、圧勝の勢い 資金・組織力で圧倒
 <軋(きし)む米国>

 【ハイアリア(米フロリダ州)古本陽荘】米大統領選(11月6日)の共和党指名候補争いで序盤戦最大のヤマ場となる南部フロリダ州予備選(31日)で、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)が最終盤で支持を伸ばし、圧勝する可能性が高まっている。ニュート・ギングリッチ元下院議長(68)の陣営との間で、双方が相手の印象をおとしめようと激しいネガティブキャンペーンを展開しているが、組織力と資金力で勝るロムニー氏が有利な戦いを進めている。

 「ギングリッチ元議長はフロリダで浸透できない理由を探している。それは、ワシントンでフレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)のようなところの仕事をしていたからだ」

 29日、ヒスパニック(中南米系米国人)が多い大都市マイアミの郊外ハイアリアで、ロムニー氏はあいさつ早々、ギングリッチ氏の批判を始めた。フロリダには住宅バブル崩壊後、家を失ったり過重なローン負担を抱える住民が多い。ギングリッチ氏が、安易な住宅ローン融資で住宅バブルの原因を作ったと言われるフレディマックから多額の顧問料を受け取っていたことを批判した場面で、支持者らは最も沸いた。

 これまで選挙戦を戦った3州では、演説の柱は「オバマ批判」だった。だが、21日のサウスカロライナ州予備選でギングリッチ氏が勝利し、フロリダでの照準は完全にギングリッチ氏に定めている。

 フロリダはこれまでの3州とは違い広大な面積を持ち、有権者に直接訴える機会よりもメディア戦略が重視される。ロムニー、ギングリッチ両陣営とも、テレビやラジオの広告を使って英語とスペイン語でネガティブキャンペーンを繰り広げている。

 フロリダ州予備選を当初から重視し、州内に広く組織を張り巡らせているロムニー氏は、相手陣営の出方に合わせて戦略的に発言し、広告を出している。ニューヨーク・タイムズ紙によると、ロムニー陣営はギングリッチ氏のすべての集会にスタッフを潜り込ませ、ギングリッチ氏の発言をチェックしている。発言内容を精査する調査班が別にあり、ギングリッチ氏への反論を即座に準備する態勢が整っているという。

 世論調査会社ラスムセンの調査(28日実施)でロムニー氏の支持率は44%とギングリッチ氏の28%を16ポイント上回った。25日実施の調査ではロムニー氏は39%で差は8ポイントだったことから、ロムニー氏の勢いが明白になっている。

毎日新聞 2012年1月31日 東京朝刊

1010チバQ:2012/02/01(水) 20:50:33
http://mainichi.jp/select/world/news/20120201k0000e030193000c.html
米大統領選:共和党予備選 中傷合戦に有権者うんざり

米フロリダ州タンパで開かれたロムニー氏陣営の集会で歓声をあげる支持者ら=2012年1月31日、AP 【タンパ(米フロリダ州)海保真人】米大統領選の共和党フロリダ州予備選は31日、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)が勝利し、指名候補争いで再び優位な位置に立った。だが、しのぎを削るニュート・ギングリッチ元下院議長(68)との間で、互いに中傷し合う「ネガティブキャンペーン」がエスカレートしたことに有権者はうんざりし始めており、今後の戦いにしこりを残す形となった。

 南部フロリダ州はヒスパニック(中南米系米国人)も多く人種的に多様で、思想的にも偏りがないことから、「全米の縮図」とも言われる。住宅バブル崩壊の後遺症を抱え、経済、失業に対する不満も大きい。ここで広範な層の支持を得て勝つ意義は大きく、フロリダ州選出のマルコ・ルビオ上院議員(共和党)はCNNテレビで「フロリダの勝利者は指名候補となる可能性が高い」と話した。

 AP通信によると、ロムニー氏陣営と支持派団体は1400万ドル(約10億8000万円)以上の巨費をテレビ広告に費やした。CMの多くは、ギングリッチ氏が過去に住宅ローン公社から顧問料を受け取っていたことなどを非難する内容だった。ロムニー氏は南部サウスカロライナ州予備選(1月21日)でギングリッチ氏側によるネガティブ広告で劣勢になったことを挙げ、「攻撃されたら、それ以上にやり返さねばならない」と語った。

 一方のギングリッチ氏陣営と支持派団体がフロリダでテレビ広告に費やした額は約300万ドル(約2億3000万円)。ロムニー氏の州知事時代の医療保険改革などを批判する内容だったが、放映回数では劣った。ギングリッチ氏はロムニー氏陣営を「短期間で(自分より)4〜6倍の金をかけて私を葬ることができるということだ」と皮肉っている。

 ギングリッチ氏の支持者の多くは「毎日繰り返し流れるネガティブ広告が支持率低下に大きく影響した」=不動産業の女性(55)=と語った。ロムニー氏に投票した人からも「ギングリッチ氏を悪く言うCMの後に、ロムニー氏をののしるCMが放映される。中傷合戦はいいかげんにしてほしい」=コンサルタント業の男性(55)=などの声が聞かれた。

毎日新聞 2012年2月1日 15時23分(最終更新 2月1日 15時27分)

1011チバQ:2012/02/01(水) 20:51:14
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/02/01/20120201dde001030040000c.html
米大統領選:共和予備選 ロムニー氏、フロリダ圧勝 指名へ再び主導権

フロリダ州予備選で圧勝したロムニー氏=2012年1月31日、AP 【タンパ(米フロリダ州)古本陽荘】米大統領選(11月6日)の共和党指名候補争いで序盤戦最大のヤマ場となった第4戦・南部フロリダ州予備選は1月31日、即日開票の結果、穏健派のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)が圧勝した。第3戦・南部サウスカロライナ州予備選(1月21日)で勝利した保守派のニュート・ギングリッチ元下院議長(68)は2位。ロムニー氏は大票田フロリダを制したことで勢いを盛り返し、民主党のオバマ大統領への挑戦者を決める候補選びで主導権を握った。

 ロムニー氏は第2戦・東部ニューハンプシャー州予備選(1月10日)に続き2勝目。組織的な選挙戦を展開して保守派からも支持を得た。ギングリッチ氏の経歴や人格を攻撃する戦術が奏功した模様だ。ロムニー氏は31日夜の集会で勝利宣言し、「オバマ大統領の時代を終わらせる」と指名獲得に意欲を示した。

 ギングリッチ氏はフロリダの支持率世論調査で一時トップに躍り出たが、資金力と組織力で勝るロムニー陣営がフロリダのような大規模州でフル稼働した場合、容易には対抗できないことを見せつけられた。

 3位のリック・サントラム前上院議員(53)、4位のロン・ポール下院議員(76)を含め保守派3候補は選挙戦を続ける意思を表明した。11州で一斉に予備選・党員集会が実施される3月6日の「スーパーチューズデー」に向けて巻き返しを狙う。

==============

 ◆予備選開票結果

        得票率(%)

ロムニー氏   46

ギングリッチ氏 32

サントラム氏  13

ポール氏     7

 ※米CNNテレビの報道など、集計率95%

1012チバQ:2012/02/01(水) 22:51:28
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120201/amr12020122330008-n1.htm
フロリダ予備選圧勝 ロムニー氏「変身」のワケ
2012.2.1 22:26 (1/2ページ)

1月31日、米フロリダ州タンパで支持者に手を振るロムニー氏(ロイター)
 【マイアミ(米フロリダ州)=犬塚陽介】フロリダ州の共和党予備選を制したロムニー前マサチューセッツ州知事は、豊富な資金力を駆使した徹底的な“イメージ戦略”を展開した。

 1万本以上の中傷CMでライバル候補を批判したかと思えば、討論会ではトレードマークの冷静さを封印。かつてない攻撃的な姿勢が有権者に「強さ」を印象づけ、女性や高齢者、保守層などの幅広い支持につながったようだ。

 ロムニー氏は全米4位の人口があり、人種構成も多様なフロリダ州を「米国の縮図」と位置づけ、11月の本選を占う試金石にもなるとして大盤振る舞いの選挙戦を展開してきた。

 その具体例が、全体の9割を占めたとされるライバルのギングリッチ元下院議長を標的にしたテレビの中傷CMだ。

 ロムニー陣営とロムニー氏を支持する特別政治活動委員会(スーパーPAC)は、計1万3千本のCMを放映。投じた金額はギングリッチ陣営の実に6倍以上となる計1900万ドル(約14億円)に達した。

 CNNテレビの出口調査では、有権者の72%が意中の候補を決める要因の一つにCMを挙げており、その影響力は計り知れない。

 ロムニー氏はフロリダ州のカギとなる高齢者票や女性票でギングリッチ氏を17ポイント以上引き離したが、共和党関係者は「CM効果が大きかった」と分析する。

 ロムニー陣営は、ギングリッチ氏が得意とする討論会に関しても専門家を雇って準備を行った。26日の討論会ではギングリッチ氏の「移民に敵対的」との批判に「事実と異なり、容認できない」と強い口調で謝罪を要求し、ギングリッチ氏を押し黙らせるなど、明らかな変貌を遂げた。

 そんな「強さ」が好感されたのか、予備選では保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」支持者の40%がロムニー氏に投票。ギングリッチ氏の38%をわずかながら上回っており、ロムニー氏の課題となる保守層への浸透にも一定の成果を示した形だ。

 共和党有力者に広がるギングリッチ氏への不信も追い風。保守色の強いギングリッチ氏では無党派層の支持を得られず、大統領選と同時実施される下院選に悪影響が出るとの懸念もある。

 1996年大統領選の共和党候補だったドール元上院議員は予備選前、ほとんどの議会時代の同僚がギングリッチ氏を「支持していないことが事実を物語っている」と批判した。

1013チバQ:2012/02/01(水) 22:52:48
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120201/amr12020120200007-n1.htm
【米大統領選】
無党派層離れ どう防ぐ 保守層の支持拡大にジレンマ
2012.2.1 20:19 (1/3ページ)

1月31日、米フロリダ州タンパで支持者に手を振るロムニー氏(ロイター)
 【タンパ(米フロリダ州)=佐々木類】フロリダ州を舞台とした今回の戦いは、ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)がサウスカロライナ州での敗北の“借り”を返し、共和党の最有力候補であることを改めて印象づけた。党内の支持拡大に向け保守層に秋波を送るロムニー氏は、11月の本選をにらんで無党派層をどうつなぎ留めていくかが課題。一方、ロムニー氏に大差をつけられたギングリッチ元下院議長(68)は、党内の保守派をいかに早く一本化できるかがカギとなる。 

■「オバマに勝てる候補」

 「われわれの指名争いが共和党を分断し、弱体化させると期待しているようだが、そうはならない」

 ロムニー氏は1月31日夜、州中部のタンパ市内で「指名を獲得し、民主党と戦う共和党候補」(AP通信)のような物言いで今後の戦いに意欲を示した。

 混戦模様の今回の予備選で2勝を果たしたのは現時点でロムニー氏のみで、「オバマ大統領に勝てる候補」をアピールした格好。

 フロリダ州は、過去の大統領選でも民主、共和両党がしのぎを削ってきた大票田の激戦州だ。2000年の本選では、共和党のブッシュ前大統領と民主党のゴア元副大統領が死闘を展開したことで知られる。

 このため、党予備選とはいえ、この州を制する意味は小さくない。また、ロムニー氏は、前回の予備選で今月に党員集会が行われる7州のうち5州で勝利した実績もあり、有利な戦いを進めそうだ。

 だが、死角もある。“ジレンマ”の存在だ。

 党の指名獲得を狙って保守層への支持拡大に傾きすぎれば、11月の本選で無党派層の支持離れを招く。逆に、無党派層を意識しすぎれば、保守層に強いギングリッチ氏に足をすくわれる恐れがある。

 ロムニー氏は今回、移民政策などでギングリッチ氏に比べ強硬論を展開、「右寄りにシフトした」(クリスチャン・サイエンス・モニター紙)と評された。

 保守強硬論に傾くロムニー氏の姿勢について、オバマ陣営は「共和党の激戦はわれわれに好都合だ。保守派にすり寄るロムニー氏は無党派層の離反を招いている」(アクセルロッド選対幹部)と挑発している。

■あと46州 

保守系米大手紙から「ブルーカラー色を強め大衆政党化しつつある」と党の質的変化を指摘され始めた共和党。投資会社の成功で巨富を築いたロムニー氏に対する有権者の反感は、資金力には乏しいが筋金入りの保守派を看板とするギングリッチ氏の追い風にもなっている。

 ギングリッチ氏は開票後の31日夜、オーランド市内で「指名争いは穏健派のロムニー氏と保守派の私の2人に絞られた。あと46州あり戦い抜く」と述べた。

 ギングリッチ氏が期待を寄せるのが保守派の一本化だ。とくに今回3位だったサントラム元上院議員(53)には撤退と自身への支持を再三呼びかけている。

 ただ、オバマ大統領に勝てる候補という点では、ロムニー氏に比べて旗色が悪い。USA TODAYとギャラップ社の世論調査結果によると、支持率はオバマ、ロムニー両氏の組み合わせでは48%と拮(きっ)抗(こう)するが、オバマ氏とギングリッチ氏の組み合わせではオバマ氏が10ポイント以上リードする結果になっている。

1014チバQ:2012/02/01(水) 23:11:49
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/284911
【米大統領選2012年】鍵握る移民票 経済注視 序盤のヤマ フロリダ州予備選
2012年2月1日 00:16 カテゴリー:アジア・世界

キューバの地図が入った額を手にする、キューバ移民のガルシアさん(左) 【マイアミ(米フロリダ州)宮崎昌治】米大統領選の共和党候補指名争いは31日、序盤の決戦となる南部フロリダ州で予備選の投票が始まった。人口約1900万人の大票田で、大統領選本選では民主、共和両党の勢力が伯仲し、勝者が入れ替わる「揺れる州(スイングステート)」。勝敗の鍵を握る中南米系ヒスパニックの移民たちは、厳しさを増す移民政策と不況のはざまで、選挙戦を複雑な思いで見詰めていた。

 マイアミ市中心部に近いキューバ人街「リトル・ハバナ」。大通りには、米政府の支援を受けた亡命キューバ人部隊がキューバのカストロ政権打倒を試みた1961年の「ピッグス湾事件」の記念塔が立ち、先端からは今も炎が上がり続ける。

 青果店を経営するヘルナンデスさん(71)は60年、政治犯として投獄されていたキューバから5日かけ、ボートで米国にたどり着いた。6年前に米国の市民権を得た。「アメリカは移民に開かれた国であるべきだ。移民政策は、党派を超え政治が解決すべき問題だ」

 全米で1100万人を超える不法移民。不況の中、低賃金の移民に職を奪われる不満や犯罪多発への不安を背景に、移民政策は厳しさを増す。特に共和党は強硬姿勢を強め、全米州議会協議会によると2009年だけで対策を強化する約220本の州法が成立。今回の指名争いでも、各候補は競うように対策強化を打ち出す。

 通りで幼子を乳母車に乗せ歩いていたダニエルズさん(17)は、両親が中米ニカラグアからきた移民2世。「景気が悪いから、私たち移民への視線が厳しくなっているのを感じる」

 寛容さをなくす米国の移民政策に、全米のヒスパニックが不安や不満を募らせる。

   □   □

 一方でフロリダ州の移民には特種な事情もある。ヒスパニックは州人口の22・5%を占め、全米平均の16・3%を大きく上回る。うち6割を占めるのは、海を隔てたキューバや米自治領プエルトリコの人たちだ。

 一般にヒスパニックは民主党支持が多いが、カストロ政権と対決する米国は同州を窓口にキューバからの政治難民を合法移民として受け入れてきたため、キューバ系は保守的で共和党支持者が多い。

 米サフォーク大の世論調査(1月28、29日)によると、ヒスパニックの支持率は、穏健派ロムニー前マサチューセッツ州知事が56%で、保守派ギングリッチ元下院議長の23%を大きく引き離す。

 主力の観光産業を不況が直撃し、失業率は9・9%と全米でも最悪水準。移民政策より経済を重視するキューバ系の民意が、同州でロムニー氏を優位に押し上げているとの分析が多い。

 キューバから移民して55年になる元建築技師のガルシアさん(74)が、複雑な民意を代弁した。「金や仕事がないから移民を排斥したがるんだ。景気が回復すれば移民問題も解決する。だから、選挙では経済が一番の争点だ」

=2012/02/01付 西日本新聞朝刊=

1015名無しさん:2012/02/02(木) 14:55:22
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120202-00000071-reut-int
金融界からの米大統領選向け献金、ロムニー氏が首位
ロイター 2月2日(木)14時28分配信

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2月1日、米大統領選に向けた金融業界からの献金額は、共和党から出馬しているロムニー前マサチューセッツ州知事がトップだったことが明らかに。写真は米ミネソタで演説する同氏(2012年 ロイター/Craig Lassig)

[1日 ロイター] 31日に公表された資料によると、米大統領選に向けた金融業界からの献金額は、共和党から出馬しているロムニー前マサチューセッツ州知事がトップで、オバマ大統領を大幅に上回った。

政治献金の監視団体である責任政治センター(CRP)によると、2011年のロムニー氏への献金元上位6は、ゴールドマン・サックス、JPモルガン・チェース、モルガン・スタンレー、クレディ・スイス、シティグループ、バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)各社それぞれの幹部、家族、系列の政治活動委員会。6社首脳の献金は計180万ドルだった。

オバマ大統領への献金では、2011年の上位20のうち大手金融機関はゴールドマン・サックス1社で、6万4000ドルだった。ゴールドマンは、ロムニー氏に対しては49万6000ドルを献金している。

一方、共和党のギングリッチ元下院議長、サントラム元上院議員、ポール下院議員への金融業界からの献金は、非常に限られた額という。

献金額をセクター別にみると、通例どおり金融/保険/不動産セクターが首位。CRPによると、12月5日時点で、2300万ドル以上を献金した。

1016名無しさん:2012/02/02(木) 15:01:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120202-00000026-reut-int
情報BOX:米大統領選、オバマ氏と共和党候補者の資金力
ロイター 2月2日(木)9時18分配信

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1月31日、米大統領選に向けた各陣営の集金状況などをまとめた報告書が提出され、再選を目指すオバマ大統領と共和党指名獲得を狙う候補者の資金の内訳が明らかに(2012年 ロイター/Shannon Stapleton)
[ワシントン 31日 ロイター] 米大統領選に向けた各陣営の集金状況などをまとめた報告書が31日、連邦選挙委員会(FEC)に提出され、再選を目指すオバマ大統領と共和党指名獲得を狙う候補者の資金の内訳が明らかになった。

以下は、昨年12月31日時点のオバマ大統領や共和党候補者の政治資金の詳細。

◎バラク・オバマ大統領(民主党)

資金調達額:9690万ドル

大統領選と民主党への献金からの資金:3290万ドル

支出額:1億0590万ドル

手元現金:8180万ドル

借入額:300万ドル

◎ミット・ロムニー候補(共和党)

資金調達額:5680万ドル

支出額:3660万ドル

手元資金:1990万ドル

◎ニュート・ギングリッチ候補(共和党)

資金調達額:1270万ドル

支出額:1070万ドル

手元資金:210万ドル

借入額:120万ドル

◎リック・サントラム候補(共和党)

資金調達額:220万ドル

支出額:190万ドル

手元資金:27万8934ドル

借入額:20万4836ドル

1017チバQ:2012/02/02(木) 22:17:47
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/220202051.html
「貧しい人は気にしてない」ロムニー氏発言で物議(02/02 17:39)
「貧しい人は気にしてない」ロムニー氏発言で物議(02/02 17:39)


 アメリカ大統領選挙の共和党フロリダ州予備選で勝利したばかりのロムニー候補が、「貧しい人たちのことは気にしていない」と発言して、物議をかもしています。

 ロムニー候補:「私はとても貧しい人たちのことは気にしていない。彼らには救済手段がある」
 前日に圧勝し、勢いあまったのかこう語ってしまったロムニー候補は、後で記者団に「前後の文脈をちゃんと理解してほしい」などと釈明しました。しかし、超大金持ちで知られるロムニー候補の発言だけに大きな波紋を広げ、ライバルのギングリッチ候補は「私はすべてのアメリカ人を気にかけている」と、早速、批判しています。そのギングリッチ候補は、映画「ロッキー3」のテーマ曲を政治イベントなどで無断で使用したとして裁判沙汰になっています。著作権を持つ音楽会社は先月、使用の差し止めと損害賠償を求めて訴えを起こしました。ギングリッチ候補側はこの問題についてコメントしていません。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2012

1018チバQ:2012/02/02(木) 22:40:43
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/285127
【米大統領選2012年】追い込まれたギングリッチ氏 再逆転へ壁厚く
2012年2月2日 00:42 カテゴリー:アジア・世界
 穏健派と保守派のシーソーゲームは4戦目で再び穏健派が逆転した。米大統領選の共和党候補指名争いは1月31日、序盤のヤマ場となったフロリダ州の予備選で、穏健派ロムニー前マサチューセッツ州知事が圧勝し、再び勢いを取り戻した。対する保守派ギングリッチ元下院議長は、大統領候補を正式に決める8月の党大会まで「戦い抜く」と再逆転を狙う。だが、消耗戦を続けるにはいくつもの「厚い壁」が立ちはだかる。 (米フロリダ州マイアミ宮崎昌治)

 フロリダ州中部の都市タンパ。同日夜、ロムニー氏はあえてこの地を選び勝利宣言し、「7カ月後、勝利のチケットを手に再びここに集まろう」と指名獲得への決意を示した。同州中部の別の都市で敗北宣言したギングリッチ氏も「残る全ての州で戦い、勝ち抜き、8月にタンパにいるのはわれわれだ」。

 タンパは、指名争いの勝者が壇上に上がる8月の党大会が開かれる地。だが、フロリダの勝敗は両者にとって、タンパへ続く道の大きな岐路となる可能性がある。

   ◇   ◇

 2月に投開票される予備選・党員集会は4日にネバダ、メーン、7日にコロラド、ミネソタ、ミズーリ、28日にミシガン、アリゾナの計7州。うち5州は、2008年の共和党指名争いでロムニー氏が勝利した場所だ。

 下位に沈んだアリゾナ、ミズーリ両州も当時勝利したマケイン上院議員が今回はロムニー氏を支持。「地の利」は圧倒的にロムニー氏にある。

 さらに、2−3州が同時選挙となる日程も資金・組織力で勝るロムニー氏に有利に働く。フロリダで投じた資金もロムニー氏はギングリッチ氏の4倍。ロムニー氏はフロリダの勝利を見越しネバダでも活発なテレビCMを展開している。二正面、三正面の戦いはギングリッチ氏にとって苦しい。

 同氏が得意とし、有権者への影響が大きいテレビ討論も22日まで予定がなく、逆転への「見せ場」がない状態が続く。壁に阻まれ連敗すれば、資金も支持も失う悪循環に陥りかねない。

   ◇   ◇

 ギングリッチ氏はサントラム元上院議員ら保守派を自らに一本化するとともに、選挙戦を「特権階級と草の根保守の戦い」の構図とすることで逆転への望みをつなぐ。

 東部出身エリートで億万長者のロムニー氏と対比し、自らをレーガン大統領の後継で、「ティーパーティー(茶会)」に象徴される草の根保守の代表と位置付ける戦略。

 「今回の選挙戦は、保守派代表の私と、東部穏健派の2人の戦いだということが明確になった」。31日、ギングリッチ氏はこう力を込めた。

 下院議長の栄光と議員辞職の転落。これまでの政治経歴で常に権力闘争に身を置き、激しい浮沈を繰り返してきたギングリッチ氏。その政治スタイルを、氏をよく知る人物は「政治を常に(政敵との)戦争とみなすことだ」と評する。

 再び復活するか、このまま沈むのか。「この選挙に人生を懸ける」。ギングリッチ氏にとっておそらく最後の「戦い」は、正念場を迎えた。

=2012/02/02付 西日本新聞朝刊=

1019チバQ:2012/02/04(土) 22:26:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120204-00000053-jij-int
ロムニー氏大勝の勢い=西部で初戦―米大統領選
時事通信 2月4日(土)16時5分配信

 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補争いは4日、西部ネバダ州で党員集会が開かれる。固い支持基盤を持つロムニー前マサチューセッツ州知事が大勝の勢い。順当に勝てば、先のフロリダ州予備選勝利でつかんだ勢いを一段と広げる。同日夜(日本時間5日午前)に大勢判明の見通し。
 ネバダ州党員集会は西部では最初の戦いの舞台となる。パブリック・ポリシー・ポーリング社が州内で1、2両日に党員集会参加予定者を対象に行った世論調査結果によると、支持率はロムニー氏50%、ギングリッチ元下院議長25%。

1020チバQ:2012/02/05(日) 20:00:45
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012020500019
ロムニー氏が大勝=ネバダ州党員集会−米大統領選
 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補指名争いで、西部ネバダ州の党員集会が4日行われ、ロムニー前マサチューセッツ州知事が大勝した。同氏は先月末のフロリダ州予備選に続き2連勝。ニューハンプシャー州予備選と合わせ、これまでの5戦で3勝し、指名獲得へさらに弾みをつけた。
 ネバダ州ラスベガスでの集会で同氏は勝利を宣言。「米国は経済を理解し、再生できる大統領を必要としている」と訴え、11月の本選挙に向け気勢を上げた。
 米メディアによると、開票率45%の段階でロムニー氏の得票率は43%。ギングリッチ元下院議長が26%で2番手、ポール下院議員が18%で続き、サントラム元上院議員は13%にとどまっている。
 失業率が全米最悪など経済が低迷するネバダ州で、ロムニー氏は経営者や知事時代の実績をアピール。ライバルのギングリッチ氏の基盤である保守層にも食い込んだ。
 4日は北東部メーン州でも党員集会がスタート。郡単位で投票が続き、11日に結果が発表される。(2012/02/05-18:10)

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1021チバQ:2012/02/05(日) 21:22:40
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120205/amr12020520580007-n1.htm
ロムニー氏着々 威力発揮した組織票 
2012.2.5 20:55 (1/2ページ)

党員集会で圧勝後に支持者らに演説するロムニー前マサチューセッツ州知事=12年2月4日、米ネバダ州ラスベガス(AP)
 「勝利宣言するのは何度目かな。私はオバマ大統領にこう言いたい。『米国に謝罪すべきだ』。4年前にここで約束した景気回復で無策ではないか」

 フロリダ州に続く圧勝に気をよくしたのか、4日夜の集会で、余裕の表情を浮かべながらロムニー氏はこう述べ、オバマ氏への挑戦権を得るのは自分だと言わんばかりに大統領に批判の矛先を向けた。

 ロムニー氏は末日聖徒イエス・キリスト教会(モルモン教)の信徒で、総本山のあるユタ州に隣接するネバダ州は地元同然。組織力を動員し予想通り圧倒的な勝利を収めた。

 こうした展開に、他候補も開票結果を待たずに早々とネバダ州を離脱。ポール下院議員は7日の党員集会に向けミネソタ州、サントラム元上院議員はコロラド州で開票結果を見守った。

 ロムニー氏圧勝の舞台となったネバダ州は、州人口の約7%に相当する約17万5千人がモルモン教徒。その上、ネバダ州では党員集会への参加者は少なく、約5万人の参加者のうち25%をモルモン教徒が占め、有権者の動員力が鍵を握った。

 米CNNテレビによる入り口調査だと、モルモン教徒の90%がロムニー氏に投票すると回答。保守系草の根運動「茶会」支持者でもロムニー氏50%、ギングリッチ氏23%、キリスト教福音派でもそれぞれ、46%、26%と保守派のギングリッチ氏に大差をつけた。

 共和党のライバルであるはずのネバダ州議会のリー上院議員(民主党)は「黒人がオバマ大統領に親近感を抱くように、モルモン教徒もロムニー氏に親近感を持っている」と口外してはばからない。ネバダ州選出で連邦議会のリード上院院内総務(民主党)もモルモン教徒として知られる。

 一方、南部フロリダ州に続いて大敗を喫したギングリッチ氏。11州の予備選などが集中するスーパーチューズデー(3月6日)で行われるテネシー、ジョージア両州といった南部諸州の予備選に期待を寄せるが、反ロムニー票をどこまで集められるかは不明だ。

 保守票を一本化させてロムニー氏に対抗するためにも、ポール、サントラム両氏の撤退時期が指名争いの行方を左右しそうだ。(佐々木類)

1022チバQ:2012/02/06(月) 12:05:15
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/02/06/20120206ddm007030162000c.html
軋む米国:12年大統領選 共和指名争い、ロムニー氏3勝目 他候補「敵失」生かせず
 <軋(きし)む米国>

 【ラスベガス(米ネバダ州)堀山明子】米大統領選の共和党指名候補争いで、穏健派のロムニー前マサチューセッツ州知事(64)は2月初戦のネバダ州党員集会を制し、幸先のよいスタートを切った。今月はロムニー氏の優位が伝えられる州での戦いが続くため、陣営は連勝で勢いを加速し、天王山となる3月6日の「スーパーチューズデー」になだれ込む戦略を描いているとみられる。

 「みなさんの信任はホワイトハウスまでもって行く。約束を守らなかった4年前のオバマ候補とは違う」

 勝利後の集会でロムニー氏は、ネバダ州の深刻な失業率を挙げながら雇用創出に努める考えを力説した。ギングリッチ元下院議長(68)ら指名候補を争うライバルにはほとんど触れず、戦う相手はオバマ大統領だけ、と言わんばかりだった。

 ギングリッチ氏は開票後の記者会見で「この州はモルモン教徒が強いから」と敗因を分析した。確かに米CNNテレビの投票直前の調査によると、モルモン教徒と回答した有権者が26%で、このうち9割がロムニー氏に投票する意思を示した。

 今回の得票率は08年のネバダ州党員集会の51・1%から下落したものの、他の候補を寄せ付けなかった。ロムニー氏は今月1日、「救済策があるから、最貧困層は気にかけない」と発言。翌日に失言だったと認めたが、ギングリッチ氏らが「敵失」を生かすことができなかった格好だ。

 また、今後予備選や党員集会が行われるコロラド、ミネソタ(いずれも7日)やミシガン(28日)では、ロムニー氏は08年の指名争いで勝利しており、今回も有利な戦いを展開している、と米メディアは伝えている。

 ギングリッチ氏は「オハイオ(3月6日)、テキサス(4月3日)の戦いがある」と大票田での巻き返しを図る姿勢を示した。ただ、08年の民主党指名候補争いでは、オバマ候補が小規模州で連勝を重ねて勢いを加速し、大本命とされたクリントン候補(現国務長官)を破っており、他の候補にとっては厳しい戦いが想定される。

毎日新聞 2012年2月6日 東京朝刊

1023チバQ:2012/02/07(火) 21:21:30
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012020700630
サントラム氏再浮上も=コロラド、ミネソタで党員集会−米大統領選
 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補争いで、中西部ミネソタ、西部コロラド両州の党員集会が7日夜(日本時間8日午前)にそれぞれ開かれる。低迷が続いていたサントラム元上院議員がここにきて上り調子で、ミネソタ州で他をリード、コロラド州でも追い上げており、再浮上を狙う。
 7日発表のパブリック・ポリシー・ポーリング社の世論調査結果によると、サントラム氏のミネソタ州での党内支持率は33%。20%台前半にとどまるロムニー前マサチューセッツ州知事らを引き離しつつある。
 ミネソタ州はキリスト教右派の影響力が強く、保守派のサントラム氏に地の利がある。同氏は似た土地柄のアイオワ州で開かれた開幕戦の党員集会に勝って以降、上位に入ったことがないだけに、「ミネソタでレースを振り出しに戻す」と巻き返しを目指す。(2012/02/07-16:22)

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1024名無しさん:2012/02/07(火) 21:26:07
ABCの世論調査で、オバマ対ロムニーは
51%対43%くらいだったけな?どっかのニュースに出てたな

1025チバQ:2012/02/08(水) 18:08:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120208-00000057-jij-int
サントラム氏、2州で勝利=2番手争いリード―米大統領選
時事通信 2月8日(水)12時20分配信

 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補争いで、中西部ミネソタ、西部コロラド両州の党員集会と中西部ミズーリ州の予備選が7日、それぞれ行われた。米メディアによると、サントラム元上院議員がミネソタ州で勝利を確実にし、ミズーリ州でも圧勝。ロムニー前マサチューセッツ州知事を追う2番手集団をリードすることになった。
 サントラム氏の勝利は1月3日の開幕戦、アイオワ州党員集会以来。この日の3州のうち2州で勝ち、穏健派ロムニー氏に対抗する保守派の代表の座を確保するサントラム陣営の狙いが実現した形だ。同氏はミズーリ州で演説し、「保守の声はきょう、全米を駆け巡った」と勝利宣言した。
 CNNテレビによると、7日夜(日本時間8日昼)現在、サントラム氏の得票率はミネソタ州で45%、ミズーリ州で55%。それぞれ2位に18、30ポイントの大差をつけた。ミネソタ、ミズーリ両州はキリスト教右派など保守系有権者が共和党に多く、こうした層に人気の同氏が確実に票を伸ばした。
 一方、コロラド州ではロムニー、サントラム両氏が接戦を展開中。レース全体では、人口の多いフロリダ州などで既に3勝を挙げたロムニー氏の優位は変わらないが、力を入れたミネソタ州で、ポール下院議員にも及ばない3位に終わる見通しとなり、保守層への食い込みに課題を残した。

1026チバQ:2012/02/08(水) 18:13:37
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/02/08/20120208ddm007030137000c.html
軋む米国:12年大統領選 きょう共和党員集会 化石燃料か再生エネか 揺れる州・コロラド、本選にらみオバマ批判
 <軋(きし)む米国>

 【デンバー(コロラド州)堀山明子】米大統領選の共和党指名候補争いは7日、西部コロラド州と中西部ミネソタ州で党員集会が開かれる。このうち、民主、共和両党が競り合う「スイング・ステート(揺れる州)」と呼ばれるコロラド州では6日、指名を争う4人のうち3人が演説。11月の本選をにらみオバマ大統領のエネルギー政策批判を展開した。

 焦点になっているのは、環境悪化を理由にオバマ大統領が認可を拒否したカナダから南部テキサス州を結ぶ石油パイプライン計画。コロラドではなく、隣接するネブラスカ州などを通るが、エネルギー問題に熱心な住民の関心を集めている。

 エネルギー関連企業などがデンバー郊外で開いた「エネルギーサミット」で、ニュート・ギングリッチ元下院議長(68)は「私が大統領になったら真っ先に計画を再始動する」と力説。リック・サントラム前上院議員(53)も「化石燃料を巡るオバマ大統領との戦いが続いている」と大統領の計画中断を批判した。別の集会に参加したミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)も計画を推進する姿勢を示した。

 共和党支持の男子大学生(21)は「ギングリッチ氏が計画反対派住民をどう説得するのか、もっと聞きたかった」と興奮気味。一方でコロラド鉱山大学の研究者、ベンジャミン・カビンさん(30)は「パイプラインは雇用を生むだろうが、環境を破壊してまで金もうけする必要があるのか」と述べ、住民の間でも賛否が分かれている。

 オバマ大統領は先月末のコロラド州での演説で、再生エネルギーを雇用創出につなげる政策を訴えた。

毎日新聞 2012年2月8日 東京朝刊

1027とはずがたり:2012/02/08(水) 22:17:25

コロラドもサントラム氏勝つ ロムニー氏抑え3州制す
http://www.47news.jp/CN/201202/CN2012020801001660.html

 【ミネアポリス(米ミネソタ州)共同】11月の米大統領選に向け、西部コロラド州で7日開かれた共和党党員集会で、保守強硬派のサントラム元上院議員(53)が穏健派のロムニー前マサチューセッツ州知事(64)を抑えて勝利した。サントラム氏はミネソタ州党員集会、非公式のミズーリ州予備選と合わせ、この日3州全てを制した。

 指名争い独走を狙っていたロムニー氏は予想外の惨敗を喫し、11州の党員集会と予備選が集中する3月6日の天王山「スーパーチューズデー」に向け、態勢立て直しを迫られることになった。
2012/02/08 18:25 【共同通信】

1028チバQ:2012/02/09(木) 12:19:30
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/02/09/20120209ddm007030109000c.html
軋む米国:12年大統領選 共和党員集会 サントラム氏が2州勝利 保守派代表に再浮上
 <軋(きし)む米国>

 ◇「非公式」でミズーリも
 【デンバー(米コロラド州)堀山明子、ワシントン古本陽荘】米大統領選(11月6日)の共和党指名候補争いは7日、保守派のリック・サントラム前上院議員(53)が西部コロラド州と中西部ミネソタ州の党員集会で勝利した。中西部ミズーリ州の非公式予備選でも圧勝し、穏健派のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)に対抗する保守派の代表候補として再浮上する可能性が出てきた。指名候補レースで先頭を走ってきたロムニー氏は伸び悩み、11州で予備選・党員集会が実施される3月6日の天王山「スーパーチューズデー」に向けて巻き返しを図る。

 サントラム氏は初戦・中西部アイオワ州党員集会(1月3日)の勝利後、低迷していたが、キリスト教右派や保守派草の根運動「ティーパーティー(茶会運動)」賛同者などの支持を取り付けた。フロリダ州予備選(1月31日)、ネバダ州党員集会(2月4日)の連勝で勢いに乗っていたロムニー氏だが保守派支持層の取り込みという課題が浮き彫りになった。

 サントラム氏はミズーリで「保守派と茶会が共和党の基礎となる」「私は(民主党の)オバマ大統領に取って代わる保守派だ」と勝利宣言した。ミズーリは非公式の「模擬投票」だが、保守派のニュート・ギングリッチ元下院議長(68)の不参加に乗じ、サントラム氏はロムニー氏を嫌う保守派の代弁者として自らを印象付けた。

 コロラド、ミネソタとも前回08年大統領選の党員集会での勝者はロムニー氏だった。だが、10年上院選のコロラド予備選で茶会派候補が党指導部の推薦候補を破るなど保守派が勢力を拡大。他候補に資金力で劣るサントラム氏が「復活」した背景には、コロラドなどで進む有権者の保守化と、党員や草の根組織に直接、支持を訴えて回るサントラム氏の地道な「どぶ板選挙」戦術がある。

 これまで保守派支持層はサントラム、ギングリッチ両氏で割れていたが、コロラド地元紙によると、サントラム氏は「ロムニー氏が3月中に指名を決めないよう力を貸してほしい」と茶会に依頼したという。茶会の一部組織は「我々の支援を生かしていない」とギングリッチ陣営を批判しており、サントラム氏は茶会にくすぶる不満と危機感の受け皿となったとみられる。

 サントラム氏は非公式のミズーリを除き、勝ち星3でロムニー氏と並んだ。ただ、大規模州やスーパーチューズデーでこれまでの選挙戦術が通用するかは疑問符が付く。AP通信による推定獲得代議員数はロムニー氏が107人で、2位のサントラム氏(45人)を依然、リードしている。資金力、組織力で他を圧倒し、大票田フロリダを制したロムニー氏が本命候補であることに変わりはない。

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 ◇コロラド州
州都:デンバー

人口:502万9196人(10年)

面積:約26万9000平方キロ

人種:白人約81%、黒人約4%、アジア人約3%(ヒスパニック・ラテン系は全体の2割)

特徴:南北にロッキー山脈が走り、州全体の標準高度は全米一。農業や畜産業が中心だったが、近年はハイテク産業が発展している。

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 ◇ミネソタ州
州都:セントポール

人口:530万3925人(10年)

面積:約22万5000平方キロ

人種:白人約85%、黒人約5%、アジア人約4%(ヒスパニック・ラテン系は全体の約5%)

特徴:「アメリカの冷蔵庫」とも称される寒冷地。豊かな自然に恵まれ、1万5000以上の湖があるとされる。

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 ◇リック・サントラム前上院議員
 弁護士出身で、上下院議員を務めたが06年選挙で落選。敬虔(けいけん)なキリスト教徒として知られ、妊娠中絶や同性婚に断固として反対しており、キリスト教右派を中心に保守派から支持を受ける。共和党指名候補争いの初戦アイオワ州で勝ち星を収めている。

毎日新聞 2012年2月9日 東京朝刊

1029チバQ:2012/02/09(木) 21:55:32
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/286290
【米大統領選2012年】ロムニー氏「必勝の地」まさか 保守派の「内紛」激化も
2012年2月9日 00:03 カテゴリー:アジア・世界
 【ワシントン宮崎昌治】米大統領選の共和党候補指名争いは7日、独走の勢いだった穏健派ロムニー前マサチューセッツ州知事がコロラド、ミネソタ両州で敗北を喫し、選挙戦が長期化する可能性が出てきた。11州の党員集会や予備選が集中する3月6日の「スーパーチューズデー」に向け保守派は攻勢を強めるとみられ、選挙戦は再び先が見えない展開となった。

 ロムニー氏にとって両州は、2008年の指名争いで2位の2−3倍の票を集めて圧勝した「必勝の地」。今回は先月31日のフロリダ州、今月4日のネバダ州で連勝した勢いに加え、「最有力候補」として万全の態勢で臨んだはずだった。

 だが、ロムニー氏独走に危機感を強める保守派の「逆ばね」が働き、両州とも落とすまさかの事態に。代議員獲得に関係しない「人気投票」の位置付けとはいえ、ミズーリ州でも敗北。3州全敗の衝撃は大きく、勢いに陰りが出ることは否めない。

 今月28日のミシガン、アリゾナ両州はロムニー氏の優位が伝えられる。だが、3月のスーパーチューズデーではジョージア州など保守地盤が複数含まれる。続く13日には同じく保守地盤のアラバマ州、ミシシッピ州で予備選があり、4月3日には保守の牙城で大票田のテキサス州が控える。勢いを失ったロムニー氏にとって厳しい戦いが予想される。

 ただ、保守派もサントラム氏が勢いを取り戻したことで、ギングリッチ元下院議長との一本化は遠のき、「内紛」が激化しかねない。選挙戦が長期化し、互いの中傷合戦が続くほど11月の本選で戦うオバマ大統領を利するジレンマを抱えながら、共和党指名争いは消耗戦の様相を深めている。

=2012/02/09付 西日本新聞朝刊=

1030チバQ:2012/02/11(土) 11:19:21
http://www.cnn.co.jp/special/us_election/30005528.html
C・イーストウッド出演のTVCMが物議 オバマ大統領への援護射撃?
2012.02.07 Tue posted at: 15:20 JST
ワシントン(CNN) 5日に開催された米プロフットボールリーグ(NFL)の王者決定戦「スーパーボウル」でハーフタイム時に放送されたテレビコマーシャル(CM)が、政治的だとして物議を醸している。

スーパーボウルは米国で最も視聴者数が多いスポーツイベントの一つとして知られており、前半と後半の間のハーフタイム中に流されるCMも人々の注目を集める。

今回、物議を醸しているCMは、自動車メーカー、クライスラーが人気俳優のクリント・イーストウッド(81)を起用したもの。CMは、「モーターシティー(自動車の街)」として知られるデトロイトの労働者やその家族の真剣な表情、老朽化した工場、自動車産業の落ち込みで疲弊した町が復活しようとする様子を映し出すなか、イーストウッドが「ハーフタイムだ。両チームはロッカールームに戻り、試合に勝つために後半で何が出来るか話し合っている」とナレーションをかぶせる。

ナレーションはさらに続き、「米国もハーフタイムだ。人々は休職中で、傷ついている。彼らは皆、カムバックするために何をしようか考えている。私たちは皆、恐れている。なぜなら、これは試合ではないからだ。デトロイトの人々は、そのことについて少しは理解している。彼らはほとんど全てを失った。しかし、私たちは皆、一つになった。今、モーターシティーは再び戦っている」。

このCMが、共和党が批判していたオバマ政権による自動車業界救済を支持しているかのようだとして、一部の政治アナリストから非難の声が上がっている。今秋にはオバマ大統領が2期目を狙う大統領選が控える。
保守派のコラムニスト、ミシェル・マルキン氏は短文投稿サイト「ツイッター」で「いったい何だ? 今見たものはクリント・イーストウッドが自動車産業救済の広告の前面に立っている姿なのか?」とつぶやいた。

2010年当時、米国はまだリセッション(景気後退)のただ中にあり、自動車業界は05年以降30万人分以上の雇用を失っていた。デトロイトの失業率は09年には16.6%の水準にまで達していた。ブッシュ前政権が08年に自動車業界の支援に動きだした。その後、オバマ政権が業界救済のために600億ドル規模の拠出を行ったが、この動きは政治的、社会的に大きな論争を引き起こした。

当時、ビッグスリー(米自動車大手3社)のうち、クライスラーとゼネラル・モーターズ(GM)は米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)を申請。米政府はクライスラーとGMに対しそれぞれ125億ドルと500億ドルの資金援助を行っている。クライスラーはその後、イタリアの自動車メーカー大手フィアットの傘下に入った。

クライスラーもGMもこの時に支払われた公的融資は返済している。

今秋の米大統領選では、この自動車業界救済も論点の一つとなっている。例えば、共和党候補者指名争いのトップをいくミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事は、オバマ大統領による救済を批判。ロムニー氏は08年、米紙ニューヨーク・タイムズに、自動車業界は公的資金を受け取るのではなく、破産すべきだとの論説を載せていた。
クライスラーとフィアットの最高経営責任者(CEO)を兼ねるセルジオ・マルキオンネ氏は米メディアの取材に対し、政治的な文脈は一切ないと答えている。しかし、一部の批評家は、オバマ大統領がCMの恩恵を得られると見る。

ブッシュ政権の政治顧問を務めたカール・ローブ氏はFOXテレビの番組で「率直に言って憤慨した」と語り、税金が企業広告を買うために使われたと批判。保守派の草の根運動「ティーパーティー(茶会)」を支援する団体ティー・パーティー・エキスプレスのエーミー・クレマー会長はCNNの番組で「クライスラーは公的救済を受け、今や、こういったCMを流している。多くの人にとって受け入れがたい」との見方を示した。

1031チバQ:2012/02/12(日) 10:53:19

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012021201001256.html
ロムニー氏、東部メーン州で勝利 大接戦で4連敗回避
2012年2月12日 10時32分

 11日、米東部メーン州ポートランドで、支援者にあいさつするロムニー前マサチューセッツ州知事(AP=共同)


 【ワシントン共同】米大統領選の共和党候補指名争いは11日、東部メーン州で党員集会の結果が発表され、最有力候補の穏健派ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)が勝利した。前回7日のミネソタ、コロラド、ミズーリ各州で敗北したロムニー氏は、大接戦の末に4連敗を回避した。保守派のポール下院議員(76)が2位。

 党員集会と予備選が集中する3月6日の天王山「スーパーチューズデー」を前に、当面はロムニー氏が今月28日の中西部ミシガン、西部アリゾナ両州の予備選で勝利し、態勢を立て直せるかが焦点となる。

 開票率95%の時点で、ロムニー氏が39%を得票し、ポール氏は36%。

1032チバQ:2012/02/12(日) 18:49:25
http://www.afpbb.com/article/politics/2857316/8453347
ロムニー氏、メーン州で勝利 米共和党指名争い
2012年02月12日 12:14 発信地:ワシントンD.C./米国

【2月12日 AFP】2012年米大統領選に向けた共和党候補指名争いは11日、米北東部メーン( Maine)州で党員集会が開かれ、ミット・ロムニー(Mitt Romney)前マサチューセッツ(Massachusetts)州知事が得票率39%で勝利した。

 同州での選挙運動に多くの時間を注いだロン・ポール(Ron Paul)下院議員は得票率36%の僅差で2位だった。3位は得票率18%でリック・サントラム(Rick Santorum)元上院議員、ニュート・ギングリッチ(Newt Gingrich)元下院議長は8%で最下位だった。

 メーン州党員集会の投票は代議員への拘束力がなく「人気投票」的なものとみなされている。結果を発表したチャーリー・ウェブスター(Charlie Webster)同州共和党代表は「非公式で拘束力がない投票なので単にメーン州全体でどの候補が最も支持を集めているかという勢いを示す目安でしかない」と述べた。

 しかし、前週サントラム氏に3州で敗北したロムニー氏にとっては、アピール力不足の懸念を払しょくし、指名争いのトップランナーとしての地位を再確認するために同州での勝利が重要視されていた。(c)AFP

1033チバQ:2012/02/14(火) 23:50:35
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120214/amr12021409410004-n1.htm
米ワシントン州でも同性婚 知事が署名、6月発効へ 「キリストへの裏切り」とやじも
2012.2.14 09:40 [米国]

13日、同性同士による法律上の結婚を認める州法案に署名する米ワシントン州のグレゴワール知事(ロイター)
 米ワシントン州のグレゴワール知事は13日、同性同士による法律上の結婚を認める州法案に署名した。6月に発効する。

 米国では既にニューヨークなど6州と首都ワシントンで同性婚が認められており、同性愛カップルの権利を認める動きは徐々に広がっている。

 しかし、保守派を中心に同性婚への反発も根強く、ワシントン州でも13日に署名された同州法を住民投票で無効にしようとする動きが出ている。

 グレゴワール知事は署名式で「7年以上、知事を務めてきた中で最も誇らしい瞬間の一つだ。私たちは正しいことを成し遂げた」と強調。AP通信によると、集まった多くの同性愛者や支援者らから拍手を浴びた。ただ「キリストへの裏切りだ」とのやじも飛んだ。(共同)

1034チバQ:2012/02/14(火) 23:51:01
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120121/amr12012108380003-n1.htm
米で同性婚支持の市長会〜NYなど90人参加
2012.1.21 08:37 [米国]
 ブルームバーグ・ニューヨーク市長ら全米の市長約90人が20日、同性同士の結婚を支持する市長の組織「結婚する自由のための市長会」を結成した。

 記者会見でブルームバーグ市長は、同性婚を認めることは「未来志向の都市にとって賢明なことだ」と強調。ニューヨーク市では同性婚の届け出が毎月約700件あると紹介し「より多くの市長に参加してほしい」と呼び掛けた。

 市長会にはニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴ、ヒューストンなどの大都市のほか、保守的傾向が強い中西部の小さな町も含め約90の自治体の首長が参加している。(共同)

1035チバQ:2012/02/15(水) 12:34:58
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/02/15/20120215ddm008020009000c.html
米予算教書:「景気」「財政」両にらみ 増税に共和党反発、実現不透明
 【ワシントン平地修】オバマ米大統領が13日に議会に提出した13会計年度(12年10月〜13年9月)の予算教書は、短期的に雇用促進策などを打ち出す一方、長期的には富裕層増税や歳出削減の断行を盛り込み、「景気刺激と財政再建」の両立を目指す内容となった。欧州債務危機による米経済の先行き懸念と膨大な財政赤字という「内憂外患」に同時対応を迫られた形だ。

 「景気回復を軌道に乗せるために、あらゆる手を打たなければならない」。オバマ大統領は13日、バージニア州での演説で、6年間で4760億ドルのインフラ投資をはじめ、雇用促進策や研究・開発投資の拡大策などで景気の底上げを図る姿勢をアピールした。歳出総額は3兆8033億ドルと歳入総額の2兆9019億ドルを大幅に上回り、3年連続で過去最大となった。

 米経済は足元ではやや明るさが見える。1月の失業率は8・3%に改善。民間企業の活動も堅調で、株価も最近は08年のリーマン・ショック前の水準に回復している。だが、歳出の増加に伴う深刻な財政赤字からはなかなか脱却できずにいる。

 08〜09年の金融危機の影響で米国の財政は急激に悪化し、09年度には1兆4126億ドルと過去最大の財政赤字を記録。12年度も1兆3269億ドルと4年連続で1兆ドル超の財政赤字が続いた。13年度の財政赤字は9014億ドルと1兆ドルを下回る見通しだが、09年にオバマ大統領が公約した「13年度までに財政赤字を半減させる」との公約は達成できない。

 財政改善が進まないのは、欧州危機で新興国市場に陰りがみえ、輸出が伸び悩むなど、景気回復の勢いがなお鈍く、先行きへの不安が根強いためだ。

 一方、国際通貨基金(IMF)は米国に、長期的な財政健全化計画の策定を求めている。米政府は10年間で4兆ドルの赤字削減を目指す方針で、そのための財源拡大策が1・5兆ドル規模の富裕層対象の増税策だ。増税に批判的な野党・共和党は「予算ではなく、選挙用の文書だ」(マコネル上院院内総務)と強く反発。歳出削減の徹底を求めており、米メディアは「予算教書のほとんどは実現しないだろう」などと伝えている。

 財政赤字を巡る与野党の対立は、米国債の格付けの引き下げを招いたほか、赤字削減策の策定を目指した超党派の特別委員会の協議も決裂した。米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長は「長期的な財政の持続性を示さなければ、市場の信頼を失う」と警鐘を鳴らしている。

毎日新聞 2012年2月15日 東京朝刊

1036チバQ:2012/02/16(木) 12:09:06
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/02/16/20120216ddm007030158000c.html
米大統領選:共和党候補争い ロムニー氏「ルーツ」メキシコに モルモン教徒迫害で曽祖父移住
 米大統領選(11月6日)の共和党指名候補争いで先頭を走るミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)はメキシコにもルーツを持っている。かつて一夫多妻制を容認していた末日聖徒イエス・キリスト教会(モルモン教)への迫害から逃れるため、信徒の曽祖父が19世紀後半に米国からメキシコに移住したのだ。父親がメキシコ生まれのロムニー氏は米国最大のマイノリティーであるヒスパニック(中南米系米国人)の支持を得ようと、メキシコとのつながりを強調する。メキシコ北部チワワ州に残るモルモン教徒の開拓村にロムニー氏の親族を訪ねた。【ヌエボカサスグランデス(メキシコ北部)で國枝すみれ】

 米国とメキシコの国境から約100キロ南下すると国境の町ヌエボカサスグランデスが姿を現す。町を後にして南西に約30キロ行くと、約1000人のモルモン教徒が暮らすフアレス村にたどり着く。モルモン教の神殿が建ち、白人の住民は英語を話す。一瞬、米国に紛れ込んだような錯覚に陥る。

 村は1885年にロムニー氏の曽祖父マイルス・P・ロムニー氏ら米国のモルモン教徒が開拓した。米国では1880年代、モルモン教徒の一夫多妻制容認への反発が強まり、逮捕者も出た。一方、メキシコ政府は北部の荒れ地を開拓する移民を欲し、高い農業技術を持つモルモン教徒の受け入れに積極的だった。メキシコに逃れたモルモン教徒はフアレス村で牛を飼い、リンゴやモモの木を植えた。

 マイルス氏は5人の妻を持ち、30人の子どもがいたという。そのうちの一人がロムニー氏の祖父のガスケル氏だ。農地改革要求を掲げる自由主義者によるメキシコ革命が1910年に起きたため、ガスケル氏は12年、後にミシガン州知事となる息子のジョージ氏(ロムニー氏の父親)らを連れて米国に渡った。そしてロムニー氏はミシガン州デトロイトで生を受けた。

 一方、ガスケル氏の兄マイルス・A・ロムニー氏は革命後間もなくメキシコに戻った。フアレス村に暮らすロムニー氏の親族17家族は彼の子孫だ。「モルモン教徒とメキシコ人の交流はほとんどないから、摩擦もない」とヌエボカサスグランデス日刊紙エルデアリオのグスタボ・バルデス編集長(44)。村民の多くは米国籍を持っており、米大統領選で投票することができる。

 ◇先細る村「希望」託し
 ロムニー氏のはとこのケリー・ロムニー氏(69)は「ミットを応援している。メキシコ不法移民に厳しいのは不満だが、いい大統領になる」と太鼓判を押す。夫がはとこのバージニア・ロムニーさん(64)も「わくわくしている。私はミットと誕生日が一緒なの」と、一族からの米大統領候補誕生に期待を寄せる。

 モルモン教会は1890年に一夫多妻制の容認を廃止し、1998年に多妻結婚者を破門にする公式見解を発表した。それ以降、フアレス村でも多妻結婚は行われていない。だが、米大統領選に絡めて一夫多妻制の話を取り上げる米メディアは後を絶たず、バージニアさんは「(ロムニー氏の)あら探しに来るメディアには話をしたくない」という。

 モルモン教徒は酒もコーヒーも飲まないのでフアレス村には酒場も喫茶店もない。村民は「子どもを育てるのに良い場所」と口をそろえる。だが、メキシコ北部では麻薬犯罪組織による誘拐や犯罪が多発。モルモン教の学校で小中高と英語教育を受けた子どもたちは米国の大学に進学後、米国に住み続ける者が多く、村の人口は減少傾向にある。将来に先細り感が漂う中、住民は会ったことのないロムニー氏に希望を託しているように見える。

毎日新聞 2012年2月16日 東京朝刊

1037チバQ:2012/02/16(木) 21:01:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120215-00000012-cnn-int
サントラム、ロムニー両氏互角も性別や階層で差 米世論調査
CNN.co.jp 2月15日(水)10時12分配信

(CNN) 今秋の米大統領選に向けた共和党候補者指名レースは、リック・サントラム元上院議員とミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事がほぼ互角の争いを展開していることがCNNとORCインターナショナルの共同世論調査で15日までに分かった。ただ両氏の支持率には男女間、出身階層間で大きな差がみられる。

発表された結果によると、サントラム氏を支持する人は34%、ロムニー氏を支持する人は32%だった。統計上の誤差はプラスマイナス4.5ポイントで、両氏の差はこの範囲内にとどまっている。

残る2人の候補の支持率は、ロン・ポール下院議員が16%、ニュート・ギングリッチ元下院議長が15%だった。

調査は7日にサントラム氏がコロラド州などで3勝を果たし、穏健派のロムニー氏が保守派票の取り込みに苦戦しているとの認識が広がる中で実施された。

男女別にみると、サントラム氏が男性からの支持率でロムニー氏に10ポイントの差をつけているのに対し、ロムニー氏は女性からの支持率で9ポイント上回っている。また、自身をブルーカラー出身と位置付けた回答者の中ではサントラム派が11ポイント、ホワイトカラー出身者ではロムニー派が10ポイントそれぞれ上回った。

ただし、最終的に指名を獲得するのはだれかという質問には、圧倒的多数の回答者がロムニー氏と答えた。また本選でオバマ大統領に勝てる可能性が最も高い候補としても、半数以上が同氏の名を挙げている。

調査は10〜13日、共和党員と同党寄りの無党派層の計478人を対象に電話で実施した。

1038チバQ:2012/02/17(金) 21:34:55
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012021700595
ケネディ家の31歳、下院選に挑戦=「王朝復活」の期待も−米
 【ワシントン時事】ジョン・F・ケネディ元米大統領の弟で、1968年に暗殺されたロバート・ケネディ元司法長官の孫に当たるジョセフ・ケネディ氏(31)が16日、11月の連邦下院議員選出馬を表明した。政界随一の名門を看板にするだけに、早くも当選確実との見方が出ている。
 立候補は元大統領ら一族の政治家が所属した民主党から。選挙区も一族ゆかりの北東部マサチューセッツ州の第4区を選んだ。ジョセフ氏はハーバード大法科大学院修了で、最近まで同州検事。元司法長官の長男である父も、80〜90年代に下院議員を12年務めた。
 ケネディ家は元大統領が最初に下院議員に就任した47年以降、常に連邦議会に議席を得てきた。しかし、2009年に元大統領の末弟エドワード・ケネディ上院議員が死去。昨年1月にエドワード氏の次男パトリック・ケネディ下院議員が引退し、64年ぶりに議会から姿を消した。ジョセフ氏には「王朝復活」の期待もかかる。(2012/02/17-15:29

1039チバQ:2012/02/19(日) 00:15:20
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120218/amr12021813420011-n1.htm
同性婚合法化法案を拒否 米ニュージャージー州知事
2012.2.18 13:42 [米国]
 米ニュージャージー州上下両院は17日までに、同性カップルの結婚を合法化する法案を採択したが、クリスティー州知事(共和党)は同日、法案への署名を拒否し、議会に送り返す手続きを取った。AP通信が報じた。

 米国ではニューヨークなど6州と首都ワシントンで既に同性婚が合法化され、ワシントン州でも6月に合法化される予定。しかしAPによると、これまでに30州が同性婚を事実上禁じる州憲法修正を行っており、抵抗感はまだ強いようだ。(共同)

1040チバQ:2012/02/21(火) 22:57:31
http://www.newsweekjapan.jp/column/ikegami/2012/02/post-455.php
不人気ロムニーに波乱の兆し
2012年02月12日(日)11時42分

 アメリカの大統領選挙は、この夏の共和党全国大会で誰を選ぶか、州ごとに党員集会や予備選挙を実施して、党大会に出席する代議員を選出しています。

 いまのところミット・ロムニー候補が頭ひとつ抜き出ているのですが、外国人記者には評判が悪いのです。

 党員集会や予備選挙の投開票の夜、各候補は「祝勝会」を開きます。実際には敗北宣言を出すことになっても、当初は一応、祝勝会を予定します。各候補の集会には当然のことながらメディアが殺到します。その際、多くの候補が誰でもウエルカムの方針をとっているのに、ロムニー候補の事務所だけは、「外国メディアお断り」なのです。

 これを評して、フロリダの集会場の外で会った日本の新聞記者は、「さすが元投資会社のCEO。利益にならないことはやらないんだね」。

 そう、国内のメディアにはどんどん報道してもらいたいが、海外のメディアに便宜をはかったところで、票にはつながらない、というわけです。

 私もアイオワでもフロリダでもシャットアウトされました。フロリダでは、集会が大きく盛り上がったどさくさに紛れて会場に入ることができましたが、気分のいいものではありません。

 ロムニー候補を好きではないのは、外国メディアだけではないようです。本誌日本版2月15日号の「ロムニーが醸し出す負け犬の資質」という記事は、「米大統領選の共和党予備選では今、かなりおかしなことが起きている。自分たちが好きでもない人物を、候補者に選ぼうとしているのだ」と書き出しています。

 ロムニー候補がフロリダ州予備選で圧勝したのは、「彼が好かれているからではなく、多くの人が11月の本選でオバマ大統領に勝てる可能性があるのはロムニーだけだと考えたからだ」

「だがロムニーという人物そのものに魅力を感じている人はほとんどいない。面白味のない人間で、主張や信念をコロコロ変える政治家とみられているからだ。ロムニーは、民主党の大統領だったアル・ゴアとジョン・ケリーにそっくりだ」

 なるほどねえ。そういえば、投票した共和党員の多くが、「ほんとはサントラムがグッドガイで好きなんだけど、オバマに勝てる候補となると、結局はロムニー」と答えていましたっけ。

 ところがその後、サントラムが3連勝という結果を残しました。さらに世論調査の中には、サントラムがオバマに本選で勝てるという結果も出始めました。

 こうなると、ロムニー候補は旗色悪いですね。意外な波乱が起きるかも...。

 いくら立派な演説をして、パフォーマンスを繰り広げても、人々は、その人物の資質を見抜くことができます。短期間の運動では見抜くことができないかもしれませんが、アメリカ大統領選挙の候補選びは1年近く続きますから、おのずと候補が絞られてきます。政治家の資質を見抜くには、これだけの時間が必要なのかもしれないですね。

1041チバQ:2012/02/21(火) 23:00:14
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012022101051
サントラム氏が浮上=エリート臭なく保守派好み−米大統領選
 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補指名争いで、サントラム元上院議員(53)が急速に支持を伸ばしている。保守派としてのオーソドックスな主張やエリート臭のない「普通の人」らしさが保守層に受けているのが背景。28日の中西部ミシガン州予備選が、この流れを確実にできるかの勝負どころとなる。
 サントラム氏は、7日の西部コロラド州党員集会など3戦に全勝。独走態勢を築こうとしていた穏健派のロムニー前マサチューセッツ州知事に保守層が「待った」をかけたのが要因の一つとみられる。
 勢いに乗ったサントラム氏は、それまで世論調査の支持率で10ポイント以上リードされていたロムニー氏との差を詰め、逆転。ギャラップ社が15〜19日に実施した世論調査結果によると、サントラム氏の支持率は36%で、ロムニー氏に10ポイント差をつけた。
 サントラム氏の主張は人工中絶反対や「家族の価値」の重視、無駄を排した「小さな政府」の実現など保守派好み。各地の集会では参加者から「常識的」「堅実な政治家」との声が上がる。(2012/02/21-17:36

1042チバQ:2012/02/24(金) 12:45:20
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/02/24/20120224ddm007030153000c.html
軋む米国:12年大統領選 候補者討論 ロムニー氏、激しい攻撃 サントラム氏に「利益誘導」
 <軋(きし)む米国>

 【ワシントン古本陽荘】米大統領選(11月6日)の共和党指名候補争いで、3月6日の天王山「スーパーチューズデー」前では最後となる候補者討論会が22日、アリゾナ州メサで開かれた。

 保守派の筆頭候補として勢いに乗るリック・サントラム前上院議員(53)に対し、穏健派のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)が、利益誘導型予算を擁護する姿勢を批判し、サントラム氏は弁明に追われた。

 「(父)ブッシュ大統領がやめようとした海兵隊の垂直離着陸機MV22オスプレイは、我々議員が予算付けしなければ開発されていなかったはずだ」

 司会者から「利益誘導型予算にも良いものがある」との過去の発言の真意を問われたサントラム氏は、オスプレイ開発を例に挙げ、議員による予算付けを擁護した。

 これに対し、ロムニー氏は「私が大統領になれば利益誘導型の予算付けはすべて禁止する。財政支出を拡大するばかりだからだ」と真っ向から反論。さらに、サントラム氏に対し「あなたは何の役にも立たない橋の建設予算に賛成票を投じた」と語りかけた。

 ロムニー氏の狙いは明確だった。議員歴の長いサントラム氏を「ワシントン・インサイダー」として印象付け、「小さな政府」を求める保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会運動)」のサントラム氏支持者に対し、再考を促す戦術だ。

 西部コロラド州党員集会(今月7日)などで予想外の勝利を収め、脚光を浴びたサントラム氏だが、この日の討論会ではしばしば防戦を強いられた。

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 ◆2月に予備選がある2州での共和党候補者支持率◆

                アリゾナ ミシガン

ロムニー氏             43   37

サントラム氏            27   35

ギングリッチ元下院議長(68)   16    8

ポール下院議員(76)       11   13

 ※NBCニュースなどの調査(19〜20日実施)から作成

毎日新聞 2012年2月24日 東京朝刊

1043チバQ:2012/02/28(火) 20:58:48
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012022800638
オハイオでサントラム氏リード=スーパーチューズデー注目州−米大統領選
 【ワシントン時事】米キニピアック大学が27日発表した世論調査結果によると、大統領選の共和党各候補の中西部オハイオ州での支持率は、サントラム元上院議員が36%で1位になった。2位は29%のロムニー前マサチューセッツ州知事。
 オハイオ州は、3月6日の「スーパーチューズデー」に予備選・党員集会を行う11州の一つ。これまでに予備選などが行われた州より多い66の代議員が割り当てられているほか、過去、同州の勝者が指名獲得したケースが多く、注目度が高い。
 3番手はギングリッチ元下院議長で17%、最下位の4位は11%のポール下院議員だった。ただ、回答者の45%が「投票先を変える可能性がある」としており、情勢は流動的だ。(2012/02/28-15:53)

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1044チバQ:2012/02/28(火) 21:07:11
http://www.47news.jp/CN/201202/CN2012022801001279.html
共和2候補、非難合戦 ミシガン州予備選控え


 ロムニー前マサチューセッツ州知事、サントラム元上院議員(いずれもAP=共同)
 【ランシング共同】米大統領選の共和党候補指名を争う穏健派ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)と、保守強硬派サントラム元上院議員(53)は27日、大接戦の予備選を翌日に控えた中西部ミシガン州各地を遊説し、互いの批判を展開した。

 ロムニー陣営による中傷攻撃の効果で、サントラム氏の勢いには陰りも見える。サントラム氏は同州ランシングでの集会で、ロムニー氏が医療保険改革や気候変動に対する立場を二転三転させていると強調。

 一方のロムニー氏は、同州アルビオンの工場に集まった数百人の支持者を前に「ワシントンで人生を過ごしてきた人物」は信頼できないとサントラム氏を攻撃。

2012/02/28 10:08 【共同通信】

1045チバQ:2012/02/28(火) 21:07:42
http://www.afpbb.com/article/politics/2860520/8531452
大富豪5人が変えた米大統領戦、長引く共和党指名争いの裏事情
2012年02月24日 19:51 発信地:ワシントンD.C./米国

【2月23日 AFP】2012年米大統領選に向けて過熱する共和党候補指名争いで、各候補の選挙資金の4分の1を、わずか5人の大富豪が支えている。

 彼らが資金を注ぎ込む先は「特別政治活動委員会(スーパーPAC)」と呼ばれる組織。特定候補の公認支援団体ではないが、それよりも大きな特徴として実質、献金額に制限がない。このスーパーPACが、共和党候補同士の中傷合戦の資金源となり、再選を狙う民主党バラク・オバマ(Barack Obama)大統領と対決する党公認候補選びを長引かせていると、専門家は指摘する。

■自らの「目的」のため巨額献金する富豪たち

 さまざまなスーパーPACに集まった資金はこれまでに約1億2600万ドル(約101億円)だが、その4分の1を拠出しているのは5人の大富豪だ。

 テキサス(Texas)州の実業家ハロルド・シモンズ(Harold Simmons)氏、ラスベガス(Las Vegas)のカジノ王シェルドン・アデルソン(Sheldon Adelson)氏、ワイオミング(Wyoming)州の投資家フォスター・フリース(Foster Friess)氏、米オンライン決済サービス「ペイパル(PayPal)」の共同創業者ピーター・ティール(Peter Thiel)氏、ヒューストン(Houston)の建設王ボブ・ペリー(Bob Perry)氏。――ただし、献金の方法や目的はそれぞれ異なる。

 現在、献金額トップは1420万ドル(約11億4000万円)のシモンズ氏で、1000万ドル(約8億500万円)を拠出したアデルソン氏が続く。しかし、2人の献金の仕方は対照的だ。

 シモンズ氏の最大の目標は、とにかく11月6日の大統領選本番で民主党のオバマ大統領を負かすこと。そのため、「オバマ氏の政策から米経済を救う」ことを掲げるスーパーPAC「アメリカン・クロスローズ(American Crossroads)」に1200万ドル(約9億6600万円)の大口献金をしたほか、ミット・ロムニー(Mitt Romney)前マサチューセッツ(Massachusetts)州知事とニュート・ギングリッチ(Newt Gingrich)元下院議長を支持するスーパーPACや、既に撤退したリック・ぺリー(Rick Perry)テキサス(Texas)州知事まで、比較的まんべんなく資金を投入している。

 対してアデルソン氏は、夫人や娘と家族ぐるみで献金をギングリッチ氏に集中させ、ギングリッチ氏を支持するスーパーPACに500万ドル(約4億円)の献金を2回している。「非常に裕福な人びとが選挙に影響力を奮うのには反対だが、それが実行可能な限り、私はやる」と米誌フォーブス(Forbes)に語っているアデルソン氏の推計純資産額は250億ドル(約2兆円)相当。ギングリッチ氏や他の共和党候補に最高1億ドル(約80億円)まで献金するだろうと公言している。

 一方、現時点で指名争いをリードするロムニー氏の有力対抗馬と見られているリック・サントラム(Rick Santorum)元上院議員は、一時期最下位に落ち込んだ後、今月になってキリスト教保守派が強いミネソタ(Minnesota)、ミズーリ(Missouri)、コロラド(Colorado)の3州で全勝し、形勢を逆転させた。その復活を支えたのが、投資家フリース氏の献金をはじめとするサントラム氏支持のスーパーPACだと注目されている。

■スーパーPACが変えた選挙戦、中傷合戦も

 米シンクタンク「アメリカンエンタープライズ研究所(American Enterprise Institute、AEI)」のノーマン・オーンスタイン(Norman Ornstein)氏は、次のように指摘する。「候補者争いは出だしにつまずけば、普通は資金が尽きて続けることができない。しかし、そうした候補の寿命を(スーパーPACが)長引かせている。何人かの富豪がいなければ、サントラム氏もギングリッチ氏も既に撤退している」

 米コルビー大(Colby College)教授で選挙資金研究が専門のアンソニー・コラド(Anthony Corrado)氏も、スーパーPACが指名候補選びの過程を長引かせている点に同意する。「共和党の候補者選びは本来、今頃にはもう終わっているはずだ。だが、裕福な資金ドナーたちが基本的に広報合戦の資金を提供している。それがギングリッチ氏にサウスカロライナ(South Carolina)州で勝利をもたらし、サントラム氏をいまだ参戦させている」

 さらに、スーパーPACは2次的な影響ももたらした。候補者選びでの極端な対決姿勢だ。「そうしたグループ(スーパーPAC)による選挙広告の72%は、他の候補者を中傷するものだ。ネガティブなトーンの大きな責任は彼らにある」と、コラド氏は指摘している。(c)AFP/Arthur MacMillan and Emmanuel Parisse

1046チバQ:2012/02/28(火) 22:38:04
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120228/mcb1202281406038-n1.htm

ガソリン高がオバマ政権直撃、イラン制裁と板挟み、大統領選争点に2012.2.28 14:05
 【ワシントン=柿内公輔】イランの核兵器開発疑惑をめぐり、米欧がイランへの追加制裁に踏み切る中、米国でガソリン価格が上げ足を速めている。回復基調だった景気が逆戻りしかねず、野党共和党はオバマ政権を突き上げている。11月の大統領選に向け、ガソリン価格対策が主要な争点の一つになりそうだ。

 「遅かれ早かれ、“大台”を超えるだろうさ」

 メリーランド州ベセスダの幹線道路沿いのガソリンスタンド。肩をすくめた男性のレシートには「1ガロン=3・89ドル」の表示が。今月20日時点の全米平均ガソリン小売価格は1ガロン=3・59ドルで、昨年末からすでに1割上昇し、早晩節目の4ドルを突破すると予想するエコノミストも増えている。

 イラン情勢の緊迫化で、1月のエネルギー価格は4カ月ぶりにプラスに転じ、消費者物価も上昇。失業率が8%台半ばに下がり、消費も上向いていたが、「原油高が景気回復の芽を危険にさらす」(米紙ウォールストリート・ジャーナル)懸念が強まっている。

 敏感に反応したのが、大統領選の共和党候補者たちだ。太陽光発電など新エネルギー産業の育成に取り組むオバマ政権を、サントラム元上院議員は「地球温暖化防止と称してガソリン高を放置し、ドライバーを失望させている」と批判。ギングリッチ元下院議長も「米国のためにならない政策だ」とこき下ろす。

 大統領も応戦し、25日の週末恒例の国民向けビデオ演説で、「この問題を政治的な好機とみている政治家がいる」と共和党候補者らを非難。油田開発を続ければガソリン価格は下がるとの主張にも、「選挙のための戦略」と切り捨てた。

 大統領は「特効薬はないが、消費者を助ける方法を探るよう指示した」とし、原油高対策が近く発表される可能性がある。ガイトナー米財務長官が参加したG20財務相・中央銀行総裁会議も26日、原油高のリスクに強い懸念を表明した。

 とはいえ、米国はイラン産原油の輸入規制で国際包囲網を主導しており、オバマ政権は国内の不満との板挟みで苦慮しそうだ。

1047チバQ:2012/02/28(火) 22:57:36
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012022800596
ロムニー、サントラム氏が接戦=ミシガン予備選開始−米大統領選
 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補指名争いで、中西部ミシガン州の予備選が28日朝(日本時間同日夜)に始まった。同州はロムニー前マサチューセッツ州知事の出身地だが、ライバルのサントラム元上院議員が激しく攻勢をかけており、予断を許さない状況だ。
 この日はロムニー氏が優位に立つ西部アリゾナ州も予備選を実施。両州とも、同日夜(同29日昼ごろ)に大勢が判明する見通し。
 両予備選は、11州の予備選・党員集会が集中する3月6日の天王山「スーパーチューズデー」の前哨戦。一貫して本命視されながら抜け出し切れないロムニー氏としては、ここで確実に2勝しておきたいところ。逆に、同氏がミシガン州で敗れると、混戦ぶりに一段と拍車がかかる。(2012/02/28-22:01)

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1048チバQ:2012/02/28(火) 23:28:35
>>676>>1007
http://www.cnn.co.jp/special/us_election/30005684.html
米共和党副大統領候補はルビオ氏首位、サントラム氏躍進
2012.02.21 Tue posted at: 14:19 JST

ワシントン(CNN) 米共和党の大統領候補者指名レースで筆頭に立つリック・サントラム元上院議員が、副大統領候補としても支持を伸ばしていることが、最新の世論調査で分かった。

調査は米フェアリー・ディキンソン大学が2月6日〜12日にかけて共和党支持者799人を対象に電話で実施、副大統領候補になってもらいたい人物を自由回答形式で挙げてもらった。その結果、マルコ・ルビオ上院議員が最多の66人票を獲得し、サントラム氏は56票で2位に浮上した。

続いてクリス・クリスティー・ニュージャージー州知事が47票、2008年の副大統領候補だったサラ・ペイリン前アラスカ州知事が35票を獲得。大統領候補にも名乗りを上げているニュート・ギングリッチ元下院議長は32票、ロン・ポール下院議員は30票とわずかな差で続いた。

2カ月前に実施された前回調査と比較すると、ルビオ氏が5票の上乗せだったのに対し、サントラム氏はわずか19票から大きく躍進した。

1月に大統領候補争いから脱落したミシェル・バックマン下院議員は、前回の60票から16票に激減し、副大統領候補者レースからも事実上姿を消した。調査は候補者の名を提示しない方式で実施したため、故ロナルド・レーガン元大統領を挙げた回答者も1人いたという。

1049チバQ:2012/02/29(水) 21:28:41
http://www.asahi.com/international/update/0229/TKY201202290230.html
2012年2月29日13時9分
ロムニー氏、ミシガン・アリゾナで勝利 米共和党予備選28日夜、ミシガン州ノビで演壇に立ったロムニー氏(右)=ロイター

 11月の米大統領選に向けた共和党の候補者選びのための予備選が28日、ミシガン、アリゾナ両州であり、ロムニー前マサチューセッツ州知事が両州で勝利を確実にした。

 予備選・党員集会は両州を含め、これまで11州で開かれ、ロムニー氏が6州、サントラム氏が4州を制したことになる。10州の予備選・党員集会が集中する「スーパーチューズデー」を1週間後に控え、アリゾナ、ミシガン両州は、その行方を左右する前哨戦として位置づけられていた。

 特にミシガン州はロムニー氏が生まれ育ち、同氏の父親が州知事を務めたこともある地元だ。ロムニー氏が2008年の共和党の大統領候補指名獲得争いに立候補した際には、同州で2位に約10ポイントの差をつけて勝利した実績もあった。最終的に勝利したとはいえ、サントラム氏にわずかな差まで迫られたことで、スーパーチューズデーに向けて、苦手とする保守派の獲得に課題を残した。

1051チバQ:2012/02/29(水) 21:34:29
http://www.afpbb.com/article/politics/2861695/8567506?ctm_campaign=txt_topics
米共和党予備選、ロムニー氏がミシガンとアリゾナで勝利
2012年02月29日 15:42 発信地:フェニックス/米国
【2月29日 AFP】2012年米大統領選の共和党候補指名争いは28日、アリゾナ(Arizona)、ミシガン(Michigan)両州で予備選の投開票が行われ、ミット・ロムニー(Mitt Romney)前マサチューセッツ(Massachusetts)州知事が両州で勝利した。

 ミシガン州では保守派のリック・サントラム(Rick Santorum)元上院議員と接戦となったが、同氏を抑えて辛勝した。

 ロムニー氏は、ミシガン州ノーバイ(Novi)の選挙対策本部で、歓声をあげる支持者を前に「ありがとう、アリゾナ。今夜、我々はアリゾナで偉大な勝利を手にした」と述べ、ミシガン、アリゾナ両州での予備選勝利を宣言した。

 猛追するサントラム氏をミシガン、アリゾナ両州で制したことで共和党の予備選はロムニー氏が優位に立った。これを追い風として、ロムニー氏が10州で予備選・党員集会が行われる3月6日の「スーパーチューズデー」に向けて弾みをつけた形だ。(c)AFP/Romain Raynaldy

1052チバQ:2012/03/01(木) 23:36:07
http://www.asahi.com/international/update/0301/TKY201203010598.html
2012年3月1日21時13分
ロムニー氏、ワイオミング州で勝利 共和党候補者選び
 11月の米大統領選に向けた共和党の候補者選びで、ロムニー前マサチューセッツ州知事がワイオミング州の党員集会で勝利した。米メディアが29日、一斉に伝えた。

 ワイオミング州では2月中、地区ごとに党員集会が順次開催され、29日に全体の結果がまとまった。米CNNによると、各候補の得票率は、ロムニー氏39%、サントラム元上院議員32%、ポール下院議員21%、ギングリッチ元下院議長8%だった。(ワシントン=伊藤宏)

1053チバQ:2012/03/02(金) 00:17:11
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120229-00000098-jij-int
米共和党各候補の代議員獲得状況(2月28日現在)
時事通信 2月29日(水)17時14分配信

【ロムニー】    145                   
【サントラム】    82                   
【ギングリッチ】   29                   
【ポール】      18                   
(注)敬称略。ニューヨーク・タイムズ紙の算定に基づく。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120229-00000099-jij-int
予備選・党員集会の勝者=米大統領選
時事通信 2月29日(水)17時24分配信

【アイオワ(1/3)】       サントラム  
【ニューハンプシャー(1/10)】 ロムニー   
【サウスカロライナ(1/21)】  ギングリッチ 
【フロリダ(1/31)】      ロムニー   
【ネバダ(2/4)】        ロムニー   
【コロラド(2/7)】       サントラム  
【ミネソタ(同)】         サントラム  
【ミズーリ(同)】         サントラム  
【メーン(2/4〜11)】     ロムニー   
【アリゾナ(2/28)】      ロムニー   
【ミシガン(同)】         ロムニー   
(注)州名の後の( )内は実施日。敬称略。

1054チバQ:2012/03/04(日) 20:44:06
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012030400054
ワシントン州でロムニー氏勝利=6日、スーパーチューズデー−共和党候補争い
 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補指名争いは6日にヤマ場の「スーパーチューズデー」を迎える。これに先立ち、北西部ワシントン州の党員集会が3日開かれ、ロムニー前マサチューセッツ州知事が勝利。2月28日の中西部ミシガン、西部アリゾナ両州予備選と合わせて最近の3戦に全勝し、一段と弾みをつけた。
 11州で同時開催のスーパーチューズデー前に、予備選・党員集会が行われるのはワシントン州が最後。ロムニー氏はこの日までの12戦で7勝し、代議員獲得数でも他をリードしている。
 ロムニー氏は3日夜に声明を出し、「オバマ大統領がホワイトハウスにとどまる限り、米国の経済危機からの回復は遅れる」と強調、11月の本選挙に向け気勢を上げた。
 一方、ライバルのサントラム元上院議員は3日、スーパーチューズデーで各陣営が重視する中西部オハイオ州で遊説。ロムニー氏が知事時代に手掛けた医療保険改革がオバマ大統領の制度改正のモデルになったことに触れ、「オバマ氏に挑戦する資格は(政策が同じ)ロムニー氏にはない」と批判した。
 米メディアによると、ワシントン州党員集会でのロムニー氏の得票率は38%。ポール下院議員が25%、サントラム氏が24%で続き、10%のギングリッチ元下院議長は最下位の4番手に沈んだ。(2012/03/04-16:22)

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1055名無しさん:2012/03/06(火) 12:55:45
http://mainichi.jp/photo/archive/news/2012/02/28/20120229k0000m030056000c.html
米大統領選:移民排斥、保守も分裂 共和党アリゾナ予備選

ミシガン、アリゾナ両州の位置 【フェニックス(米アリゾナ州)堀山明子】11月の米大統領選に向けて共和党の候補者指名を争う予備選が28日、ミシガン、アリゾナ両州で行われた。アリゾナ州は不法移民摘発のための州法を10年4月に強化し、これを違憲として差し止めを求めるオバマ政権と州が最高裁で係争中だ。全米で最も厳しくなったとされる州法の影響でヒスパニック系住民が離れ、経済的に打撃を受けている。共和党保守派内でも移民排除派と経済重視派の間で意見が対立し、予備選でも最大の争点になっている。

 フェニックス空港から車で10分の距離にあるショッピングモール。100台以上の駐車スペースに車は5、6台しかなく、雑貨店が数店残るだけだ。

 案内してくれた、州法強化に反対する非営利団体「移民改革のためのアリゾナ経営者会」のトッド・ランドフリードさんは「こんなふうに廃虚と化したモールがあちこちにある。働き手であり、消費者でもあったヒスパニック系住民がいなくなった結果だ。移民問題は保革対立ではなく、経済問題だ」と語った。

 フェニックス市内で50年不動産業を続けるヒスパニック系の業者は「家賃収入は3割減った。商業施設は半分が空き家状態だ」と言う。「自分は共和党支持者だが、乱暴な移民排斥論はやめてほしい」と訴えた。

 強化された州移民法には、不法移民と疑われる者に令状なしの捜査、逮捕を認める項目などが盛り込まれた。係争中のため、この項目など一部はまだ施行されていないが、不法移民だと知りながら雇用した業者を摘発できるという項目は施行された。

 アリゾナ州は人口の3割がヒスパニック系住民で、人口の7%にあたる約45万人が不法移民とみられている。米FOXニュースの調査によると、州法強化後、約10万人が他州などへ移住したと推計されている。

 ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)は22日の討論会で「私が大統領になったら(州移民法をめぐる)訴訟をやめ、国境に壁を造る」と断言。リック・サントラム前上院議員(53)も取り締まり強化の方向だ。これに対し、ニュート・ギングリッチ元下院議長(68)は慎重な姿勢をとっており、ロン・ポール下院議員(76)は「壁を造るのは金の無駄遣い」と経済的観点を重視する立場を強調している。

 メキシコ国境付近のパトロール活動を続けるグレン・スペンダーさん(74)は22日の討論会後、「ロムニー氏が一番立場がはっきりしていた。個人的に応援したい」と話し、移民政策が支持者選びの決め手となっていることをうかがわせた。

 ◇ロムニー氏先行…アリゾナ
 28日の予備選をめぐる米世論調査などによると、アリゾナ州では穏健派のロムニー氏がリード。一方、ロムニー氏の出身地であるミシガン州では保守派のサントラム氏との接戦になっている。11州の予備選や党員集会が集中する3月6日の「スーパーチューズデー」を前に、指名獲得争いで先頭に立つロムニー氏が2勝できるかが焦点。大勢判明は28日深夜(日本時間29日昼ごろ)の見込み。

1056名無しさん:2012/03/06(火) 22:46:22
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120306/amr12030620520012-n1.htm
オハイオ州が焦点に ロムニー氏、サントラム氏が互角
2012.3.6 20:48 (1/2ページ)

5日、米オハイオ州ヤングスタウンで、支持者と握手するロムニー前マサチューセッツ州知事(AP=共同)
 【ワシントン=佐々木類】米大統領選の共和党候補指名争いは6日、オハイオ州など10州の予備選、党員集会が集中するスーパーチューズデーを迎え、各地で投票が始まった。

 11月の本選でも激戦になることが多く、予備選の行方を大きく左右するとみられる焦点のオハイオ州は、ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)とサントラム元上院議員(53)が激しく競り合っている。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」(4日現在)によると、同州での支持率はロムニー氏33・0%、サントラム氏32・9%とほぼ互角。CNNテレビ(同)は、両者とも32%となっている。

 ロムニー氏が勝利すれば指名獲得に向け大きく前進するが、他の9州でどれだけ勝ち抜けるかも焦点だ。選挙地盤の弱い南部諸州で敗北が重なれば、オハイオ州で勝利してもサントラム氏ら他候補が戦いを継続するとみられるからだ。

 その場合、大統領候補の一本化は、8月の党大会で投票権を有する代議員を155人擁する大票田のテキサス州予備選(4月3日から5月29日に変更)や、同172人のカリフォルニア州予備選(6月5日)までずれ込む可能性もある。

 決め手を欠くまま長引く気配をみせる指名争いに嫌気を起こし、「長期化は金の無駄遣い。オバマ大統領を利するだけだ」(マクドネル・バージニア州知事)と早期の候補一本化を求める声も共和党の一部から出始めている。

 ロムニー氏が圧勝し、逆にサントラム氏がオハイオ州以外でも惨敗するようだと、サントラム氏に対する撤退圧力が党内で高まる可能性もある。

1057名無しさん:2012/03/07(水) 22:07:58
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120307/amr12030714570006-n1.htm
スーパーチューズデー ロムニー氏がオハイオなど6州で勝利
2012.3.7 18:53

6日、マサチューセッツ州ボストンの集会で、支持者と握手するロムニー前同州知事(ロイター)
 【ワシントン=犬塚陽介】米大統領選の共和党候補指名争いは6日、10州の予備選と党員集会が集中する「スーパーチューズデー」を迎え、ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)が焦点の中西部オハイオ州など6州で勝利した。本選の行方を大きく左右するオハイオ州を制したことで、指名獲得の流れを大きく引き寄せた。

 サントラム元上院議員(53)も保守色の強い南部テネシーとオクラホマ、中西部ノースダコタの3州を制したが、主戦場と位置づけられたオハイオ州で苦杯を喫し、情勢は厳しくなった。

 ただ、1988年以降、スーパーチューズデーで共和党の候補者が絞り込まれなかったのは初めて。各候補に撤退の意思はなく、候補の一本化は長期化する可能性が高まっている。

 ロムニー氏は地盤の北東部マサチューセッツやバーモント、南部バージニア、西部アイダホ、アラスカでも勝利し、これで通算13勝。地元マサチューセッツ州ボストンで支持者を前に「オバマ大統領は2012年には執務室を離れるだろう」と勝利宣言した。

 サントラム氏もオハイオ州で「全国で勝利する準備はできている」と強調。南部ジョージア州では、地元のギングリッチ元下院議長(68)が勝利した。

 指名争いは3月中にカンザス、アラバマ州などで予備選や党員集会を実施。5月には大票田の南部テキサス、6月には西部カリフォルニアで予備選を控え、8月下旬の全国党大会で候補者が正式指名される。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/120307/amr12030718120009-n1.htm
「ロムニー氏優位」「指名争い長期化」 米メディア分析
2012.3.7 18:10

マサチューセッツ州ボストンの集会で支持者と握手するロムニー前同州知事=6日(ロイター)
 【ワシントン=柿内公輔】スーパーチューズデーの結果を受け、多くの米メディアは、注目のオハイオ州を制したロムニー氏が優位に立ったが、共和党候補の指名争いはなお長引きそうだとの見方を伝えた。

 CNNやFOXなどテレビ各局は特番を組み、各候補の得票状況を刻々と伝えた。とくにロムニー氏とサントラム氏がデッドヒートを繰り広げたオハイオ州に着目し、CNNのキャスターは「ロムニー氏には大きな勝利だ」と伝えた。

 ワシントン・ポスト紙(電子版)も「オハイオでの勝利は、ロムニー氏が必然の候補者であることを示す何よりの証拠となりそうだ」とするが、得票状況の分析などから、「ロムニー氏とサントラム氏は、意中の候補がいない有権者を含め票を分け合っている」との見方も示している。

 ウォールストリート・ジャーナル紙(同)も、「ロムニー氏は獲得代議員数を伸ばしたが、有権者はレースを終わらせる決定打も与えなかった」と指摘。政治専門サイト「ポリティコ」(同)も「サントラム氏は屈する様子がない」とし、他候補の巻き返しの余地は残されているとしている。

1058チバQ:2012/03/07(水) 22:08:28
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120307/amr12030719000011-n1.htm
「金持ち臭さ」がネック 引導渡せないロムニー氏 
2012.3.7 18:57

6日、米ボストンでの集会で演説するロムニー前マサチューセッツ州知事(AP=共同)
 【ワシントン=佐々木類】米大統領選のスーパーチューズデーで、サントラム元上院議員(53)との接戦の末に焦点のオハイオ州を制したロムニー前マサチューセッツ州知事(64)だが、共和党候補に本命視されながら混戦を抜け出せないでいる。妊娠中絶など社会的な重要争点での「変節ぶり」が批判されるほか、金にまつわる失言癖がボディーブローとなっているようだ。

 華麗なビジネス経験と州知事の経歴から「恐ろしいほど完璧な大統領候補」(エコノミスト誌)と評されたロムニー氏が他候補になかなか引導を渡せない理由のひとつが、かつての穏健的な政治姿勢に対する保守派の根強い批判だ。

 2002年のマサチューセッツ州知事選で妊娠中絶に賛成し、08年の米大統領選を前に反対派へ転向。オバマ大統領の医療保険改革の参考にもなった制度を同州に導入したことも、聖書の教えに忠実なキリスト教福音派を中心とした保守派の不信感を募らせている。

 こうした中で最近取り沙汰されるのが、庶民感覚とかけ離れた「金持ち臭い」(ナショナル・ジャーナル紙)ロムニー氏の発言だ。

 選挙戦に直接ダメージを与えたのが2月28日のミシガン州予備選だ。同州デトロイトはロムニー氏の出生地であり、大勝してもおかしくなかったが、得票率3ポイント差の辛勝だった。

 その2日前、フロリダ州のモータースポーツ「NASCAR(ナスカー)」レース場で、「私はマスタングとトラック、妻は(米国産高級車の)キャデラックを2台所有している」と発言したことが響いたとみられる。

 デトロイトは長期低迷を続けた自動車産業の拠点であり、国産車の購入と、妻が自分より高級車に乗っているというレディーファーストぶりの両方をアピールしたかったらしい。しかし、「ナスカー」のファン層は南部の中低所得者層が多いとされ、発言は裏目に出てしまったようだ。

 ロムニー氏の2011年の所得は2170万ドル(約17億3600万円)。カリフォルニア大バークレー校のサエズ教授(経済学)の試算だと、ロムニー氏は米国の高額所得者の最上位0・0025%に入るという。

 反格差運動「ウォール街を占拠せよ」から批判された高額所得者の「1%」が「逆に99%に見えてくる」(ウォールストリート・ジャーナル紙)ほどの資産家で、推定資産額は2億5千万ドル(約200億円)に上るという。

 11月の本選を見据えるロムニー氏だが、“カネ”をめぐる失言癖は今後、共和党の他候補だけでなく、2期目を狙って本選で手ぐすねを引くオバマ陣営に攻撃材料を与えかねない。

1059チバQ:2012/03/07(水) 22:08:59
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120307/amr12030721160014-n1.htm
【米大統領選】
オハイオ死闘で長期化へ サントラム氏、反ロムニーの受け皿で善戦
2012.3.7 21:14 (1/2ページ)

6日、米オハイオ州の高校で開かれた集会で、こぶしをあげるサントラム元上院議員(AP)
 「素晴らしい夜だ。明日からまた一歩一歩、大統領への道を目指したい」

 ロムニー氏は6日夜、地元マサチューセッツ州ボストンで支持者らを前に、オハイオ州での死闘をこう振り返った。他州の取りこぼしもあって圧勝とはいえない出来だったが、党指名獲得に向けて「大きくジャンプした」(米紙ザ・ヒル)のは間違いない。

 同州は、大統領選のたびに民主、共和と支持政党が振れる「スイング・ステート(揺れる州)」の代表格。本選で割り当てられる選挙人の数も多い。

 過去、同州で負けた共和党候補が大統領になったケースはゼロ。

 民主党でも1900年以降、28回の大統領選で、同州で負けながら当選したのは、F・ルーズベルト元大統領とケネディ元大統領の2人だけ。ジンクスにならえば、ロムニー氏が圧倒的に有利な情勢だ。

 一方、“2強”の一角、保守派のサントラム氏は、「下馬評を覆す大接戦だった」と戦い継続を宣言した。知名度、組織力、資金力と選挙戦における「三種の神器」でロムニー氏に劣る。だが、キリスト教福音派の多いミシシッピ流域の南部テネシー州などでの善戦は、1月3日のアイオワ州、2月7日のミネソタ州での勝利に続く“ミシシッピの奇跡”の再現といえる。

 サントラム氏が善戦を続けることができるのは「反ロムニー票」の受け皿となっているためだ。妊娠中絶に賛成したかつての穏健的な政治姿勢や高額所得者としてのロムニー氏の一面に保守層の多くが批判的となっている。

 また、長引く不景気で共和党の支持層が裕福なホワイトカラーから中所得以下のブルーカラー層に裾野を広げる「大衆政党化」した党の質的変化がある。

 大接戦のオハイオ州は不況で大打撃を受けた「ラストベルト(さび付いた帯)」と呼ばれる地域だ。サントラム氏は、米国移民の祖父がデトロイトの自動車工だったエピソードをことあるごとに紹介し、ブルーカラー層に支持拡大を訴えたのが奏功している。

 党の意見を集約できる強力なリーダーが見当たらなくなり、緩やかな連合体となった党指導部が大統領候補を一本化できないでいることも迷走の一因だ。

 下院のカンター院内総務こそロムニー氏支持を表明しているが、実力者のベイナー議長はどの候補への支持表明も控えている。

 ロムニー氏がスーパーチューズデーを圧勝できず、指名争いの長期化は必至。「泥仕合はオバマ陣営を利するだけ」(バージニア州知事)と厭戦(えんせん)ムードも広がりつつある。

 オバマ大統領とクリントン国務長官の対決で長期化し、有権者の関心を集めた2008年の民主党指名争いにならって、今回代議員の比例配分方式を導入した共和党。だが、想定内だったはずの長期戦が本選で「吉と出るか、凶と出るか分からなくなった」(グラハム上院議員)ことが、党にとって悩ましいところだ。(ワシントン 佐々木類)

1060チバQ:2012/03/07(水) 22:09:32
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120307/amr12030721180015-n1.htm
共和党候補、外交・安全保障で目立つ強硬姿勢
2012.3.7 21:16

マサチューセッツ州ボストンの集会で支持者と握手するロムニー前同州知事=6日(ロイター)
 【ワシントン=犬塚陽介】米大統領選の共和党指名を争う候補者は外交・安全保障で、イランへの軍事攻撃も辞さない強硬姿勢を示すなど、「外交圧力」を主軸にするオバマ大統領との差別化を図っている。

 保守層の人気が高いレーガン元大統領の「強いアメリカ」を意識した外交政策だが、この時期に特有の「選挙戦略」との見方も強く、本選ではより現実的な路線への「軌道修正」を迫られるとの指摘もある。

 経済問題や同性婚・中絶などの社会的価値観に有権者の関心が集中する中、外交・安保ではイスラエルが単独攻撃をちらつかせるイラン核問題が最大の焦点だ。

 ロムニー前マサチューセッツ州知事は6日、親イスラエル団体の総会で選挙戦の合間を縫ってビデオ演説し、現政権の「イラン問題の先延ばし政策を終わらせる」と主張。イランに「米軍の威力」を見せつけるとして、軍事衝突も辞さない姿勢を明確にした。

 海外駐留米軍の全面撤退など「孤立主義」を掲げるポール下院議員を除けば他候補の主張に大差はない。サントラム元上院議員は6日、「イランが核施設を処分しないなら、われわれが取り壊す」と語気を強め、ギングリッチ元下院議長も「すでにイランは一線を越えている」と訴えた。

 ただ、強硬論が際立つ主張には「空疎なレトリック」(民主党のシューマー上院議員)との批判も絶えず、外交専門家も「部分的な修正を余儀なくされるだろう」と指摘する。

 各候補者は対中政策でも強硬論を展開。ロムニー氏は「就任1日目に中国を為替操作国に指定する」と表明しており、サントラム氏も「貿易戦争は欲していない。中国を打ち負かしたいだけだ」と敵対心をあらわにしている。

1061チバQ:2012/03/07(水) 22:37:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120307-00000096-mai-int
<米共和党予備選>ロムニー氏抜け出せず 指名争い長期化へ
毎日新聞 3月7日(水)22時29分配信

 【ワシントン古本陽荘】米大統領選(11月6日)の共和党候補指名争いで、穏健派のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)は予備選・党員集会が集中した6日の「スーパーチューズデー」の10州中6州で勝利し、獲得代議員数を大きく上積みした。だが、キリスト教右派の多い南部の保守地盤では惨敗し、焦点の中西部オハイオ州も辛勝だった。最有力候補と言われながらロムニー氏は突破力を欠き、早期決着への流れを作り切れていないのが実態で、指名争いの長期化は避けられない情勢だ。

 「スーパーチューズデーまで長い道だった。正直に言おう、私の競争相手は本当によくやっている」。オハイオ州勝利前、地元マサチューセッツ州ボストンで支持者の前に姿を現したロムニー氏は指名争いが想定以上の厳しい道のりとなっていることを素直に認めた。

 突出した候補が出にくい背景には、今回から選挙の仕組みが変わった事情がある。共和党本部は3月までに予備選を実施する州に対して、代議員の「勝者総取り」方式を改め、得票率に応じて各候補に割り振る「比例配分」方式とするよう指示した。また、政治資金規制を受けない「スーパーPAC」と呼ばれる選対の別動隊が認められ、大口支援者がいれば選挙戦を継続できるようになった。

 ただ、組織力、資金力で他候補を圧倒するロムニー氏が混戦をなかなか抜け出せない理由としては、共和党本来の支持層に浸透できないという個人的な弱点がある。

 米CNNテレビなどがオハイオ州で実施した出口調査によると、白人のキリスト教右派・福音派は47%がサントラム氏に投票しており、ロムニー氏よりも17ポイント多かった。「大学を出ていない」と答えた労働者階級は39%がサントラム氏に票を投じ、ロムニー氏を5ポイント上回った。オハイオ州でロムニー氏がサントラム氏を上回ったのはクリーブランド、コロンバス、シンシナティの大都市部に偏り、広範な支持を取り付けているとは言いがたい。

 3月中は中西部カンザス(10日)、南部アラバマ、ミシシッピ両州(13日)などキリスト教右派の多い保守地盤での選挙が続き、ロムニー氏は「苦手克服」の試練の時期を迎える。混戦が続けばロムニー氏が正式指名に必要な過半数の代議員1144人を獲得できるかも不透明になる。

 ◇サントラム氏…低所得層に照準

 【ストゥーベンビル(米オハイオ州)白戸圭一】米大統領選の共和党予備選・党員集会が集中した6日の「スーパーチューズデー」で中西部オハイオ州を大接戦に持ち込んだ保守派のリック・サントラム前上院議員(53)。陣営には「大善戦」への満足感すら漂う。米経済の現状に不満を抱く保守系の低所得者層に狙いを定めた戦略が奏功した格好だ。

 「西部、南部、中西部で勝った。オハイオでは大接戦だ。米国の保守派が『ロムニーと一騎打ちできる候補はサントラムだ』と言うべき時が来た」。6日夜、オハイオ州東部ストゥーベンビルで開かれた集会で、サントラム陣営の広報担当、ジョン・ブラベンダー氏は自信に満ちた表情で記者団に語った。

 ストゥーベンビルはオハイオ川沿いの山間部にある旧工業都市だ。かつて栄えた製鉄業の撤退・縮小で町はさびれ、1960年代には3万人を超えていた人口は現在約1万8000人。中心部は廃屋と空き地が目立ち、製造業の海外流出にあえぐ米社会を象徴するような光景が広がる。

 スーパーチューズデー当日にマサチューセッツ州に帰郷したロムニー氏とは対照的に、サントラム氏は失業と人口流出に苦しむこの町で集会を開き、集まった約500人の聴衆に「長い間、米国を造ってきたのはこの地域だ」と語りかけた。

 オバマ大統領の政治を「大きな政府によるトップダウン」と批判し、「米国は家族と地域で造られる」と主張。減税や規制緩和などを通じて「小さな政府」を作ることが経済再生につながると訴え、喝采を浴びた。

 演説を聞いていた主婦、デビー・バウザーさん(49)は「この地域の経済はご覧の通り大変厳しい。でも、彼が言うようにビジネスの規制を緩め、人々が自由に起業できるようにすれば経済は再生すると思う」と語り、サントラム氏に再生への希望を託した。

 米経済の低迷と格差拡大が深刻化する中、サントラム氏は保守的な価値観を前面に打ち出し、低所得者層の共感と支持を取り付けている。こうした層の投票動向が指名争いの行方に影響を与える可能性が出てきた。

1062チバQ:2012/03/08(木) 23:02:21
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120308/amr12030820520004-n1.htm
【米大統領選】
浮上するオバマ大統領再選の可能性
2012.3.8 20:49 (1/2ページ)
 【ワシントン=古森義久】米大統領選の共和党側の乱戦が長引くにつれ、オバマ大統領の再選確実説が浮上してきた。共和党側の大物評論家が「大統領選はこのままでは勝てないから議会選挙に比重を移すべきだ」と大胆な提言をした一方、有力紙はオバマ第2期政権がどんな政策を実行するかという特集記事を掲げた。

 共和党側ではミット・ロムニー候補が先行するものの、なおリック・サントラム候補やニュート・ギングリッチ候補が激しく挑み、相互の非難をもエスカレートさせている。6日の10州での予備選・党員集会でも決定的な結果が出ず、乱戦が続くこととなった。

 そんな状況のなかで保守派の長老政治評論家のジョージ・ウィル氏は3日付のワシントン・ポストほか各紙に「オバマ氏を阻むB計画」と題する評論を発表し、「ロムニー氏もサントラム氏も本番選挙で全米的な支持を盛り上げる資質がなく、当選はできないだろう」との予測を述べた。年来の共和党支持で反オバマ色を鮮明にしてきたウィル氏の予測だけに、広い関心を集めた。

 同氏は共和党支持者に、大統領選よりも連邦議会選に力を入れ、共和党のいまの下院での多数議席を増やし、民主党がなお多数を制する上院での逆転を図って、2期目のオバマ大統領のリベラル施策を阻むことがより重要だと訴えた。

 事実、共和党側の乱戦のせいか、3月に入っての全米世論調査では、本番選挙で最重要な役割を果たす無党派層や中間派の間で、共和党候補たちへの失望を表明する人が増え、逆にオバマ大統領の支持率が50%に達するという結果が出た。同大統領への支持は同じ調査でもこの数カ月、40%台前半に落ち、50%に達したのは昨年5月以来、初めてだという。

 潮流のこんな変化を反映して、4日付のワシントン・ポストは「オバマ政権2期目の予定」と題する特集記事を載せ、オバマ氏が再選されれば、どんな政策を進めるかの予測を詳しく報じた。同記事は、もう再選のために過激な政策を抑制する必要がなくなるオバマ大統領は本来のリベラリズム信奉を前面に出し、医療保険の公的拡大を徹底させるほか、同性結婚への支持、温暖化防止の大胆な推進、産業界規制の強化、黒人優遇策の拡大など諸策を取るという識者たちの見解を紹介した。

 共和党側ではこの段階でのオバマ大統領の優位を認めながらも、投票前8カ月の時点での優劣の情勢が激変した過去の実例は多々ある、と反論している。

1063チバQ:2012/03/08(木) 23:06:52
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012030800740

「保守一本化」呼び掛け=焦るサントラム陣営−米大統領選
 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補指名争いで、保守派のサントラム元上院議員の陣営が7日、ギングリッチ元下院議長に撤退と保守勢力一本化を求めた。ヤマ場となった6日の「スーパーチューズデー」で躍進した穏健派ロムニー前マサチューセッツ州知事に対抗するにはこれしか手がないという焦りが背景にある。ただ、ギングリッチ氏は呼び掛けを拒否した。
 サントラム選対の別動隊としてテレビCMなどを流している政治資金団体「愛国心」はこの日、声明を発表し、「これまでの不調を考えれば、ギングリッチ氏はレースを降りるべきだ」と訴えた。
 スーパーチューズデーに予備選・党員集会が行われた10州のうち、ロムニー氏は6州を制し、通算13勝。一方の保守系は、サントラム氏が保守地盤の南部中心に3勝し、通算7勝と粘ったのに対し、ギングリッチ氏は地元ジョージア州での1勝にとどまり、計2勝と低迷している。(2012/03/08-16:59

1064チバQ:2012/03/08(木) 23:30:47
http://www.asahi.com/international/intro/TKY201203070805.html
景気復調、薄れる強み 「経済に強い」ロムニー氏共和党候補者選び州ごとの勝者


 緩やかな回復傾向にある米国経済が、大統領選に影響を与えている。6日のスーパーチューズデーでロムニー前マサチューセッツ州知事がサントラム元上院議員らを突き放せなかった背景には、「経済に強い」という看板が「打倒オバマ」の決め手にならなくなった事情もある。

 「選挙戦はまだ続くが、本当の変化はもうすぐ実現する」。ロムニー氏は6日夜、マサチューセッツ州ボストンの集会で、勝利が近いと強調した。しかし現実には、サントラム氏に猛追を許した。米経済が上向いてきたことが響いている。

 ロムニー氏は投資ファンド経営や州知事の実績から「経済に強い」が売り文句。高止まりする米失業率をやり玉に挙げ、「オバマ大統領は経済政策に失敗した」と訴えてきた。

1065チバQ:2012/03/09(金) 22:26:05
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPTYE82705620120308
米市長選で「被告」が当選、対立候補のストリップバー映像で脅迫
2012年 03月 8日 17:01 JST
[サンタフェ(ニューメキシコ州) 7日 ロイター] 米ニューメキシコ州サンランドパークで6日に行われた市長選で、対立候補への脅迫などで訴追されているダニエル・サリナス被告が当選した。
地元警察によると、サリナス被告は対立候補ヘラルド・ヘルナンデス氏を市長選から撤退させようとして、同氏がストリップバーでダンサーと絡んでいる様子を映したビデオテープで脅迫し、先月に逮捕された。市職員との接触と市庁舎への立ち入り禁止を条件に、同被告は5万ドル(約410万円)を支払って保釈された。

重い判決が下れば、サリナス被告は公職に就けないことになる。また、同市長選では不正投票があったとされており、警察は現在捜査中だとしている。

1066チバQ:2012/03/11(日) 10:47:17
http://www.cnn.co.jp/usa/30005877.html
サントラム氏がカンザスで圧勝、保守掌握 共和党指名争い
2012.03.11 Sun posted at: 09:26 JST

カンザス州党員集会で勝利を収めたサントラム氏
カンザスシティー(CNN) 今秋行われる米大統領選の共和党候補者を決める指名争いは10日、カンザス州で党員集会が開かれ、リック・サントラム元上院議員が圧勝することが確実となった。サントラム陣営は、同州での勝利が保守派からの支持を集めている証左だと今後の選挙戦に自信を見せた。

開票率99%の時点で、サントラム氏は52%の票を獲得。ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事が21%で続き、ニュート・ギングリッチ元下院議長は14%、ロン・ポール下院議員は13%にとどまった。

カンザス州は社会的保守派が強く、「妊娠中絶反対」「同性婚反対」などを掲げるサントラム氏の立場が支持された。ロムニー、ギングリッチ両氏は積極的な選挙運動を展開していなかった。サントラム陣営の報道担当者は、保守層や草の根保守運動「ティーパーティー(茶会)」の支持者らが同氏の下に結束していることを示す結果だと述べた。同州割り当ての代議員40人は、得票率に応じて比例配分される。

一方、ロムニー氏は同日、自治領の北マリアナ諸島の党員集会で87%の票を獲得。米領グアムでも9人の代議員を全員獲得した。

ギングリッチ氏は13日に予定されるアラバマ、ミシシッピ両州の予備選に焦点を絞った運動を続けている。

CNNの推計によると、候補指名に必要な代議員数1144人に対し、9日までの時点でロムニー氏は429人、サントラム氏は169人の代議員をそれぞれ獲得。ギングリッチ氏は118人、ポール氏は67人を獲得していた。

1067チバQ:2012/03/11(日) 10:48:09
http://www.cnn.co.jp/special/us_election/30005841.html
米共和党の長い1日、「スーパーチューズデー」で分かった5つのこと
2012.03.07 Wed posted at: 19:59 JST

(CNN) 11月の米大統領選に向けた共和党候補者指名争いのヤマ場「スーパーチューズデー」は、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事が注目のオハイオ州をはじめ、バージニア、バーモント、マサチューセッツ、アイダホ、アラスカの計6州を制した。リック・サントラム元上院議員はテネシー、オクラホマ、ノースダコタの3州で勝利し、ニュート・ギングリッチ元下院議長がジョージア州で勝利を収めた。レースの結果とともに、この日明らかになったことを5点挙げる。

1.2008年大統領選の副大統領候補でアラスカ州前知事のサラ・ペイリン氏が、土壇場で大統領候補に名乗りを上げる可能性を示唆した。

このところ自身の将来について沈黙を守っていた同氏だが、アラスカ州党員集会の会場でCNNとのインタビューに応じ、指名レースの決着が8月の全国党大会までもつれこんだ場合に立候補する可能性はあるかとの質問に、「扉を閉ざすつもりはない」と答えた。


2.オバマ大統領はこの日にあえて記者会見を開き、改めて存在感を示した。

指名レースで傷だらけになる共和党候補を横目に、大統領は本選へ向けて準備を進めている。現職の強みはなんといっても、ホワイトハウスの権威を背に本選に臨めることだ。

3.サントラム陣営の問題点が浮き彫りとなった。

レースがスタートした時点で、サントラム氏がここまで健闘するとはだれも予想していなかった。それだけに組織力の弱さは否定できない。居住地のバージニアで規定数の署名を集められず、オハイオでも一部選挙区で代議員獲得のための文書を提出しなかったことで、手痛い取りこぼしを重ねた。


4.ロムニー氏はアパラチア地方が弱点だった。

穏健派のロムニー氏はテネシー、ジョージアなど保守的な風土で知られるアパラチア地方で苦戦を強いられ、保守派のサントラム、ギングリッチ両氏に敗北。唯一勝てたのは、サントラム氏が不参加となったバージニアだった。


5.ギングリッチ氏は期待した成果を残せなかった。

起死回生を期してスーパーチューズデーに臨んだギングリッチ氏は、地元ジョージア州で勝利を収めたものの、保守地盤のテネシー、オクラホマ両州でサントラム氏はおろか、ロムニー氏にも及ばず大敗を喫した。本人は党大会までレースに残る意向を示しているが、資金が続くかどうか危ぶまれる展開となっている。

1069チバQ:2012/03/14(水) 21:58:44
http://www.afpbb.com/article/politics/2865173/8641621
南部2州でサントラム氏が勝利、ロムニー氏に打撃
2012年03月14日 16:39 発信地:バーミンガム/米国

【3月14日 AFP】米大統領選挙に向けた共和党の候補者指名争いは13日、保守派のリック・サントラム(Rick Santorum)元上院議員が米南部のアラバマ(Alabama)州とミシシッピ(Mississippi)州で勝利するという劇的な展開を迎えた。

 サントラム氏はこの勝利によって大きく勢いをつけることとなり、11月の大統領選でバラク・オバマ(Barack Obama)大統領と対峙する共和党候補として現在トップを走るミット・ロムニー(Mitt Romney)前マサチューセッツ(Massachusetts)州知事に対抗する最有力の保守派候補としての立場をより強固なものとした。

 サントラム氏の勝利は、同2州を死守したかった南部出身の候補、ニュート・ギングリッチ(Newt Gingrich)元下院議長にとって大きな痛手となった。また、もう何か月も他の候補者を蹴落とせないままのロムニー氏も、自身が最も強力な共和党候補であるという印象を決定付けられずにおり、屈辱的な敗北を喫することとなった。

 米CNNによると、アラバマ州では開票率99%の時点でサントラム氏が35%でトップ、ギングリッチ氏とロムニー氏はともに29%であった。

 また、隣のミシシッピ州では開票率99%の時点で33%を獲得したサントラム氏が勝利確実となり、ギングリッチ氏が31%、ロムニー氏が29%であった。(c)AFP/Donna Francavilla

1070チバQ:2012/03/14(水) 22:00:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120314-00000051-reut-int
サントラム氏が南部2州で勝利、共和党「保守派候補」の地位固める
ロイター 3月14日(水)12時22分配信


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3月13日、米大統領選の共和党ミシシッピ州予備選について、FOXなどのメディアは、サントラム元上院議員が勝利するとの予想を伝えた。米ルイジアナ州で撮影(2012年 ロイター/Mike Stone)

[バーミングハム(米アラバマ州) 13日 ロイター] 13日に南部のアラバマ州とミシシッピ州で行われた米共和党の大統領候補指名を争う予備選で、どちらもサントラム元上院議員が勝利を収めた。

保守色の強い両州では、「保守派候補」の地位をサントラム氏とギングリッチ元下院議長が争う構図だったため、今回の結果はギングリッチ氏にとって大きな打撃となった一方、サントラム氏にとっては保守派の支持を一段と固めるものとなった。

米TVネットワークの報道によると、これまでの戦いでトップを走っているロムニー前マサチューセッツ州知事も加え、三つどもえの戦いとなった両州では、サントラム候補がかろうじてギングリッチ、ロムニー両候補を下した。両州とも2位はギングリッチ氏、3位がロムニー氏。

一方、ハワイ州と米領サモアでも党員集会が開かれた。ワシントン・ポストによると、ハワイではロムニー氏が勝利、サントラム氏が2位となった。CNNによると、サモアでもロムニー氏は勝利し、9人の代議員を獲得した。

多くのメディア集計によると、13日の予備選などを控えてロムニー氏の代議員獲得数は450人と、サントラム氏の倍以上、ギングリッチ氏の100人を大幅に上回っていた。

代議員の割り当てはアラバマ州が50人、ミシシッピ州が40人、ハワイ州が17人。これらの州では、各候補の得票数に応じて比例配分する方式を取る。

サントラム氏との「保守派候補」争いでこれまで劣勢に立っていたギングリッチ氏にとって、どちらかの州での勝利は不可欠だったが、両州で敗れたことで、ギングリッチ氏は選挙戦からの撤退を強いられる可能性がある。

しかし、ギングリッチ氏のスポークスマンは記者団に対し、8月にフロリダ州タンパで開かれる党大会まで選挙戦を続ける考えを強調した。

一方、サントラム氏は、24日に次の南部州における予備選が行われるルイジアナ州で、支持者らを前に「われわれはふたたび勝利した。保守派が結束する時がやってきた。保守派が指名を獲得すれば、バラク・オバマ(大統領)を倒すことができる」と演説した。

両州の結果は、保守派の支持獲得を目指していたロムニー氏にとっても打撃となった。アラバマ州とミシシッピ州はもともと保守派の強い地域だが、今回の敗北は、同氏が保守派の支持を得られないことを裏付ける形となった。

*内容を追加して再送します。

1071チバQ:2012/03/14(水) 22:00:50
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&amp;k=2012031400355&amp;j4
南部決戦、サントラム氏完勝=ロムニー氏追撃の態勢−米大統領選
 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補指名争いで、アラバマ、ミシシッピの南部2州の予備選が13日行われ、サントラム元上院議員がともに制した。これにより、同氏はレース全体の先頭を走るロムニー前マサチューセッツ州知事を追撃する態勢を整えた。
 2州は「ディープ・サウス」と呼ばれる米本土の最南部に位置し、保守色が濃い。保守派のサントラム氏は、地の利を生かして完勝。これに対し、保守州ではこれまでほとんど勝てなかった穏健派ロムニー氏は、支持に広がりを欠く弱点を改めて露呈した。
 サントラム氏は同日夜の支持者との集会で、「草の根選挙運動の勝利だ」と強調。多額の資金を投じるロムニー氏を批判した。
 一方、低迷続きのギングリッチ元下院議長は、地盤の南部を舞台とする今回の2戦に敗れ、苦しい状況に追い込まれた。ただ、同氏は選挙戦続行を表明した。(2012/03/14-13:13)

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1072チバQ:2012/03/14(水) 22:09:46
http://www.asahi.com/international/update/0314/TKY201203140600.html
2012年3月14日21時20分
保守派候補一本化が焦点 米大統領選共和党候補者選び
 11月の米大統領選に向けた共和党の候補者選びで、保守派のサントラム元上院議員がアラバマ、ミシシッピの南部2州を制した。サントラム氏は保守派候補の一本化を求めており、得意とする南部でもふるわなかったギングリッチ元下院議長の態度が焦点だ。

 「今こそ保守派がまとまるときだ。保守派をオバマ大統領の対立候補に指名することが、勝利の絶好のチャンスになる」。サントラム氏は13日の集会で、こう語った。

 保守派がサントラム、ギングリッチ両氏に分かれているのは、CNNがアラバマ州で行った出口調査でも明らかだ。保守草の根運動「ティーパーティー(茶会)」を「強く支持する」とした人の36%がサントラム氏、35%がギングリッチ氏に投票した。また、自らを「キリスト教福音派」と考える人の36%がサントラム氏、30%がギングリッチ氏だった。ギングリッチ氏は13日夜の集会で、8月末の党大会まで戦いを続ける考えを強調したが、保守派の一本化のために撤退を求める声は強まりそうだ。

1073名無しさん:2012/03/15(木) 12:42:03
http://mainichi.jp/select/world/news/20120315ddm007030193000c.html
2012米国大統領選:共和指名争い、ハワイ州はロムニー氏
 【ワシントン古本陽荘】米大統領選(11月6日)の共和党候補指名争いで13日、ハワイ州の党員集会が行われた。AP通信によると、最終集計で、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)が得票率45%で勝利。同州の代議員20人の多くを獲得した。リック・サントラム前上院議員(53)は25%、ロン・ポール下院議員(76)は18%、ニュート・ギングリッチ元下院議長(68)は11%だった。また、米領サモアでも党員集会があり、ロムニー氏が勝利し、9人の代議員全員分を獲得した。AP通信の推計によると獲得代議員数は、ロムニー氏495人▽サントラム氏252人▽ギングリッチ氏131人▽ポール氏48人。指名獲得に必要な代議員数は1144人。

毎日新聞 2012年3月15日 東京朝刊

1074チバQ:2012/03/15(木) 21:56:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120315-00000054-mai-int
<共和予備選>ギングリッチ氏、大逆転狙う 南部2州で2敗
毎日新聞 3月15日(木)17時14分配信


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ニュート・ギングリッチ元下院議長=米フロリダ州マイアミで2012年1月27日、古本陽荘撮影

 【ワシントン古本陽荘】米大統領選(11月6日)の共和党候補指名争いで14日、地盤だった南部アラバマ、ミシシッピ両州の予備選(13日)でいずれも2位に終わったニュート・ギングリッチ元下院議長(68)が選挙戦を続行する姿勢を鮮明にした。過半数の代議員数を確保するのは事実上不可能な情勢だが、先頭を走る穏健派のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)の過半数を阻止し、共和党大会の指名投票で「大逆転」を狙う戦略だ。

 選対幹部が「勝たなければならない戦い」と公言していた南部2州で2敗した翌日。ギングリッチ氏は20日に予備選がある中西部イリノイ州ローズモントで集会を開き、「私はこの戦いを続行する」と明言した。15日もイリノイ州で集会を続ける予定だ。

 ギングリッチ陣営が狙っているのは、今後の予備選でできるだけ獲得代議員数を増やし、8月下旬にある党大会の最初の投票で、誰も過半数に達しない状況を作ることだ。

 各州の代議員は、最初の投票では各州の予備選結果に従い事前に割り当てられた候補に投票する。だが、過半数に達しなかった場合、代議員の「縛り」はなくなり自由に投票できる。そのため状況は一気に流動化する。

 ただ現在は、アラバマ、ミシシッピ両州で勝利したリック・サントラム前上院議員(53)に保守派の支持が集まる流れができた。ギングリッチ氏の選挙戦続行にはサントラム氏の支持者を中心に保守派から反発の声が上がっている。

 こうしたことから保守派の大口献金者らがギングリッチ氏に対し、資金協力を打ち切り、活動停止に追い込む事態も想定される。

 指名獲得に必要な過半数の代議員数は1144人。AP通信の推計によると、獲得数はロムニー氏が495人でトップ。サントラム氏が252人、ギングリッチ氏が131人、ロン・ポール下院議員(76)が46人となっている。

1075チバQ:2012/03/15(木) 22:03:56
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012031502000032.html
米大統領選2012 保守一本化なら波乱も
2012年3月15日 朝刊


 【ワシントン=竹内洋一】米大統領選の共和党候補選びは、十三日のアラバマ、ミシシッピの南部二州予備選で保守派のサントラム元上院議員が勝利したことで、同じ保守派のギングリッチ元下院議長の進退が焦点に浮上した。穏健派のロムニー前マサチューセッツ州知事が保守層への浸透不足を再び露呈しただけに、保守派候補が一本化されれば、レースの流れが変わる可能性もある。

 サントラム氏は十三日夜の勝利宣言で「今こそ保守勢力が結集すべき時だ」と呼び掛けた。だが、ギングリッチ氏は「徹底的に戦う」と選挙戦にとどまる考えを表明。今後は党内から撤退圧力を受ける可能性が出てきた。

 一方、ロムニー氏は支持者の前に姿を見せず、両州で得票率に応じて配分される代議員を獲得して「候補者指名にさらに近づいた」との声明を出した。保守派二氏が競合して有利な状況だったのに、一勝もできなかったのは、ロムニー氏がいかに保守層から敬遠されているかを物語る。

 米CNNテレビの出口調査では、アラバマ州で投票した共和党員の36%が「自分はとても保守的」と答え、このうち41%はサントラム氏に投票。ロムニー氏に投じたのは18%にとどまった。ミシシッピ州でも、同様に保守票で大差がついた。

 二十日の中西部イリノイ州予備選では、ロムニー氏が支持率でややリードしているが、波に乗るサントラム氏に追い上げられるのは確実。続く二十四日の南部ルイジアナ州予備選では、ロムニー氏の勝利は望み薄だ。

 ただ、現時点では、代議員獲得数でロムニー氏の優位が揺らぐ可能性は低い。

 四月にはロムニー氏の地盤、リベラルな東部州の予備選が続く。波乱があり得るとすれば、指名獲得の目が事実上なくなったギングリッチ氏が、早期にレースから撤退した場合だ。

 いずれにせよ、共和党は身内の消耗戦がさらに続く状況だ。オバマ大統領の陣営は十三日、支持率急落を受け「きょう大統領選があれば、ロムニーに負ける」と危機感を訴えるメールを支持者に配信したが、共和党の結束した攻撃を受ける心配は当面なさそうだ。

1076チバQ:2012/03/16(金) 22:38:13
副大統領ってたいてい地味なもんだけどバイデンの地味さは歴代でも抜きんでてるな
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120316-00000015-cnn-int
オバマ陣営、本格的な選挙戦開始 バイデン副大統領が演説
CNN.co.jp 3月16日(金)12時33分配信

(CNN) 11月の米大統領選挙で再選を目指すオバマ大統領とバイデン副大統領は15日、本格的な選挙戦を開始した。

バイデン副大統領は、11月の大統領選挙で激戦が予想されるオハイオ州を訪問。同州トレドの全米自動車労組(UAW)のホールで演説し、オバマ政権下で自動車産業が復活を遂げたことを訴えた。

バイデン副大統領はライバル共和党の大統領候補指名を争っている候補者たちがかつて、政府による自動車業界の救済に反対したことを取り上げて名指しで批判。「オバマ大統領は正しかったが、共和党の候補者たちは完全に間違っていた」と述べた。

また15日夜には、オバマ政権の成果をまとめた17分のドキュメンタリービデオも公開された。

民主党幹部によれば、バイデン副大統領は今後フロリダ州、アイオワ州、ニューハンプシャー州、バージニア州での遊説を予定している。自動車産業の復活のほか、メディケア(高齢者医療保険制度)問題や税制改革などをテーマに演説を行うという。

1077チバQ:2012/03/20(火) 12:17:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120319-00000015-cnn-int
ロムニー氏、プエルトリコで圧勝し優位維持 米共和党予備選
CNN.co.jp 3月19日(月)12時12分配信

サンフアン(CNN) 米自治領のプエルトリコで18日、今秋の大統領選に向けた共和党予備選が行われ、CNNの予想によると、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事が勝利する見通しとなった。

開票率52%の時点で、ロムニー氏の得票数は6万1000票を超え得票率は83%に上り、指名争いをしている他候補を大きく引き離している。今のところ最大のライバルとみられているリック・サントラム元上院議員の得票数は5000票超で得票率は8%。ニュート・ギングリッチ元下院議長とロン・ポール下院議員の得票率はそれぞれ2%と1%。

ロムニー氏は18日夜、イリノイ州で開かれた集会で、プエルトリコの人々が4人の中から最も彼らの気持ちを代弁してくれる候補者を選んだと指摘。特に米経済を上向かせ、小さな政府を実現出来る人物を指名したいと望んだのだと強調した。

プエルトリコの予備選に割り当てられた代議員の数は20人。得票率などに比例して代議員を分配する方式を採用しているが、このままいけば、ロムニー氏が20人全員を獲得する見込み。

CNNの最新の推計によると、候補指名に必要な代議員数1144人に対し、ロムニー氏が518人、サントラム氏は239人、ギングリッチ氏は139人、ポール氏は69人をそれぞれ獲得している。

プエルトリコでは今秋、州への昇格をめぐる住民投票が実施される。サントラム氏が先週、昇格を実現するためには英語を主要言語とする必要があると発言したのに対し、ロムニー氏は「言語は州昇格の前提条件ではない」と主張していた。

共和党候補指名争いはこの後、20日に中西部イリノイ、24日に南部ルイジアナの各州で予備選が実施される予定。イリノイ州には代議員54人が割り当てられ、各候補の得票数に応じて比例配分される。ロムニー、サントラム両氏がほぼ互角の争いを展開しているが、世論調査によるとロムニー氏がやや優勢。一方、ルイジアナ州ではサントラム氏の優位が伝えられている。

1078名無しさん:2012/03/22(木) 00:01:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120321-00000060-mai-int
<共和予備選>ロムニー氏の過半数確保焦点に
毎日新聞 3月21日(水)19時0分配信


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ロムニー前マサチューセッツ州知事=古本陽荘撮影

 【ワシントン古本陽荘】米大統領選(11月6日)の共和党候補指名争いは、20日の中西部イリノイ州予備選で穏健派のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)が快勝し、指名獲得に向け前進した。だが、保守派の共和党支持者になかなか食い込めず指名獲得の流れを作りあぐねているのが実情。

【2012米大統領選】共和予備選:プエルトリコはロムニー氏勝利

 イリノイでの勝利の後、ロムニー陣営が支持者に送ったメールのタイトルは「終わりにする時」。指名獲得が「もうすぐそこまで来た」と呼びかけ、党内を結束する段階に入ったと訴えた。

 だが、保守派の代表候補として認知されるようになったリック・サントラム前上院議員(53)、出身の南部で根強い人気を持つニュート・ギングリッチ元下院議長(68)、若者の固定支持者が多いロン・ポール下院議員(76)の3候補とも、選挙戦を続行する姿勢を崩していない。

 指名に必要な過半数の代議員数は1144人。AP通信によると、指名争いトップのロムニー氏の獲得代議員数は563人。サントラム氏は263人、ギングリッチ氏は135人、ポール氏は50人。

 サントラム氏がロムニー氏に追いつくためには今後のレースで7割程度の代議員数を獲得する必要があり、達成は事実上、不可能だ。そのためサントラム氏やギングリッチ氏は、ロムニー氏の過半数到達を防ぎ、8月の党大会での決着を目指す考えを示すようになった。ロムニー氏が指名に必要な過半数の代議員1144人を党大会までに確保できるかが焦点だ。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120321-00000031-jij-int
ロムニー氏、大票田で圧勝=イリノイ州共和予備選―米大統領選
時事通信 3月21日(水)9時48分配信

 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補指名争いで、中西部イリノイ州の予備選が20日行われ、ロムニー前マサチューセッツ州知事がライバルのサントラム元上院議員らに圧勝した。
 イリノイ州は中西部最大の票田で、民主党のオバマ大統領の地元。ロムニー氏は今回の勝利により、反攻を目指すサントラム氏の勢いをそぎ、今後のレースを一段と有利に運ぶ態勢を整えた。

1079チバQ:2012/03/22(木) 23:03:36
http://news.walkerplus.com/2012/0322/11/
ロバート・デ・ニーロの白人差別発言で大統領選に波紋!?
2012年3月22日 MovieWalker
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白人差別発言で大統領選に波紋か?

[c]GLOBE PHOTOS/AFLO
徐々に熱を帯びている米国大統領選挙戦で、民主党を支持しているロバート・デ・ニーロが、オバマ大統領の選挙資金集めのパーティーで白人差別的な発言をして物議を醸していると米CNNなどのメディアが一斉に伝えている。

ミシェル・オバマ大統領夫人も出席したこのパーティーは、3月19日にデ・ニーロが経営するニューヨークのホテルで行われたそうで、デ・ニーロは集まった人々を前に、共和党の大統領候補指名を争っている候補者の白人妻たちを名指しして、「キャリスタ・ギングリッチ、カレン・サントラム、アン・ロムニー。アメリカは、まだ白人のファーストレディーを迎える準備ができていない」と皮肉っぽいジョークを飛ばしたという。

これを受け、妻を名指しされた共和党のニュート・ギングリッチは、「ロバート・デ・ニーロは間違っている。この国は新たなファーストレディーを迎える準備ができている。彼はそこで人種を持ち出す必要はなかった。自分のイベントでデ・ニーロの発言のような不適切な失言があった場合には、大統領は謝罪すべきだ」と反論。オバマ大統領は謝罪はしなかったが、ミシェル・オバマ夫人の広報担当者が、速攻で「あのジョークは不適切でした」という声明を発表した。

ここまで騒ぎが大きくなってはデ・ニーロ本人も沈黙できなくなったようで、「自分の発言は、それが風刺的なジョークとして発した言葉だったとはいえ、他者の気分を害したり、恥をかかせたりするためのものではありませんでした」という謝罪声明を発表したとCBSニュースのサイトが伝えている。【UK在住/ブレイディみかこ】

1080チバQ:2012/03/25(日) 12:16:41
http://www.afpbb.com/article/politics/2867658/8696171?ctm_campaign=txt_topics
サントラム氏、ルイジアナ州での勝利確実
2012年03月25日 10:54 発信地:ニューオリンズ/米国
【3月25日 AFP】米大統領選挙に向けた共和党の候補者指名争いは24日、ルイジアナ(Louisiana)州で予備選が行われ、米メディアの予測によると、リック・サントラム(Rick Santorum)元上院議員の勝利が確実となった。

 投票終了直後の開票速報でサントラム氏が得票率39%を獲得し、30%のミット・ロムニー(Mitt Romney)前マサチューセッツ(Massachusetts)州知事を大きく引き離したことを受け、米テレビ局のCNN、FOXニュース(Fox News)、MSNBCは、サントラム氏が勝利するとの予想を伝えた。(c)AFP

1081チバQ:2012/03/25(日) 12:28:48
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120325/amr12032512010002-n1.htm

【ジョークは語る】
「ギングリッチ氏は裏返されたら、起きあがれない」 米コメディアン
2012.3.25 12:00 (1/2ページ)
 米大統領選の共和党候補指名争いで、苦戦を強いられるギングリッチ元下院議長が、米国のコメディアンのジョークの標的となっている。

 これまでの勝利はサウスカロライナとジョージアの2州のみ。ロムニー前マサチューセッツ州知事やサントラム元上院議員から大きく後れを取った。

 それでも、先行する2人をイソップ童話のウサギにたとえ、ギングリッチ氏は「私はカメだ。一歩ずつ歩を進める」と強気の姿勢を崩さなかった。

 これを茶(ちゃ)化(か)したのが、人気バラエティー番組「サタデーナイトライブ」のセス・マイヤーズ氏だ。カメだけに「ゴロリと裏返されたら、自分では絶対に起きあがれない」と冗談を飛ばし、ギングリッチ氏の“立ち往生”を笑いに変えた。

 ロムニー氏に批判的な保守層の取り込みを狙った指名戦略は、サントラム氏の躍進で暗礁に乗り上げた。保守票の分散はロムニー氏を利するとして撤退圧力も高まっている。

 だが、ギングリッチ氏の読みは違う。撤退しても全てのギングリッチ票がサントラム氏に流れるわけではなく、ロムニー氏の有利な状況は変わらない。逆に混戦で8月の党大会まで指名候補が決まらなければ、「有力候補」として勝ちきれなかったロムニー氏の求心力は低下しかねない。

 ギングリッチ氏がロムニー氏の勝利阻止を優先し、「私とサントラム氏のどちらが候補者にふさわしいかの議論は後でもできる」と訴えたのはこのためだ。

 だが、勝利よりも勝者不在を目指すような戦略に批判は噴出。コメディアンのジェイ・レノ氏は、ギングリッチ氏がガソリン値下げを公約したのを引き合いに「ガソリンスタンドの経営こそ、彼がすべきことだろう」と皮肉を放った。(ワシントン 犬塚陽介)

1082チバQ:2012/03/27(火) 22:09:21
http://www.afpbb.com/article/politics/2868114/8706317?ctm_campaign=txt_topics
マイクが拾った米露大統領の会話、共和党が一斉に非難
2012年03月27日 17:02 発信地:ワシントンD.C./米国

【3月27日 AFP】韓国ソウル(Seoul)で開かれている核安全保障サミット(Nuclear Security Summit)で、バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領とドミトリー・メドべージェフ(Dmitry Medvedev)露大統領が小声で交わした会話を、米テレビのマイクが拾い、その内容がオバマ大統領がミサイル防衛問題で柔軟に対応できるとメドべージェフ大統領に語りかけたものだったことから、米共和党は26日、一斉にオバマ大統領非難を開始した。

 意図せずマイクに拾われたのは、米露が対立しているミサイル防衛問題について、激戦が予想される米大統領選を控えた現段階では米側の対応は限られるというオバマ大統領の発言。オバマ大統領は「(私にとっては)今回が最後の選挙だ。選挙が終われば、もっと柔軟に対応できる」とメドべージェフ大統領に語りかけている。

 この発言に、共和党の大統領選指名候補争いで首位を走るミット・ロムニー(Mitt Romney)前マサチューセッツ(Massachusetts)州知事が「リスク含みの警戒すべき展開だ」と非難を表明するなど、共和党員らが米国内で一斉にオバマ攻撃を始めた。

 米カリフォルニア(California)州で選挙活動中のロムニー前知事は、「ミサイル防衛問題に関して、オバマ大統領はロシアに譲歩を示唆した。オバマ大統領が2期目を務めるなら、他にも、どの分野で『柔軟』になる計画なのか、米国民は知る権利がある」と主張した。

 これに対し米政府は、ロシアが抗議しようともミサイル防衛システムの配備は実施していくが、長年の対立事項であるがゆえ合意に至るには時間を要すると説明。ベン・ローズ(Ben Rhodes)大統領副補佐官(国家安全保障問題担当)は、「2012年には米露両国で選挙が行われ、ロシアでは政権交代もある。そのため飛躍的な進展が望める年ではない」としたうえで、ミサイル防衛については「専門家にも委ねながら両国間の協議を進展させることが最善だとの認識で、オバマ大統領とメドベージェフ大統領は合意している」と語った。(c)AFP

1083チバQ:2012/03/28(水) 21:51:22
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012032800651
ギングリッチ陣営が大リストラ=レース続行の構えに撤退圧力も−米
 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補指名争いで低迷が続くギングリッチ元下院議長の陣営は27日、常勤スタッフを約3分の2に減らすリストラを断行すると決めた。資金難の中、選挙戦を続行するのが狙い。ただ、レースを早期に収拾させるため、撤退を求める圧力が高まっている。
 米メディアによると、同陣営はギングリッチ氏自身が各州に出向く選挙活動を縮小し、主にインターネットを通じ支持を訴える「資金温存作戦」に転換。既に選対責任者を交代させた。
 ギングリッチ氏はこれまでの34戦でわずか2勝。代議員獲得数はトップのロムニー前マサチューセッツ州知事の4分の1以下となっている。(2012/03/28-15:35)

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1084チバQ:2012/03/29(木) 23:04:25
>>507>>514>>1007>>1048
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012032900955
共和ホープがロムニー氏支持=副大統領候補の1人−米大統領選
 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補指名争いで、同党のマルコ・ルビオ上院議員(40)が28日、ロムニー前マサチューセッツ州知事への支持を表明した。ルビオ氏は党内保守派に人気があり、副大統領候補にも名前が挙がる若手のホープ。レース全体をリードしながら、保守層への食い込みに課題を残すロムニー氏にとり朗報だ。(2012/03/29-19:32)

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1085チバQ:2012/04/01(日) 13:38:43
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120401/waf12040112010004-n1.htm
妊娠中絶、同性婚… 宗教が問われる米大統領選
2012.4.1 12:00 (1/7ページ)[大阪から世界を読む]

米テキサス州の教会で、支持者を前に演説するサントラム元上院議員(中央)。米大統領選の共和党指名争いでは各候補の宗教観も問われている=2012年2月(AP)
 「日本は神の国」と発言して物議をかもした首相がいたが、大統領選の共和党指名争いは信仰をめぐる戦いの様相を呈している。泡沫(ほうまつ)から有力候補に躍進したカトリック教徒のサントラム元上院議員(53)は「ローマ法王より法王的」と揶揄(やゆ)され、宗教的な価値観を前面に出して有権者の心をつかむ。一方、最有力のロムニー前マサチューセッツ州知事(65)の信仰も強固だが、少数派のモルモン教であるがゆえに宗教色を極力薄めた戦いを強いられている。米国こそ「神の国」なのか−。(坂本英彰)



「神のもとなる国」


 いまは大阪府民だが、10年ほど前、1年余り米国に住んだときにこんなことがあった。現地の小学校に放り込んだ2年生の娘がある日、全く何気ない感じで難しい英語の一説をそらんじはじめたのだ。

 「神のもとなる国家に対して忠誠を誓います」

 およそ小さな子供が話すとは思えない堅い言葉の羅列の最後は、こんな言葉で締めくくられていた。娘はほとんど英語ができなかったのだ。何が起こったのか理解できず混乱してしまったが、聞けば毎朝教室で、星条旗に向かって唱和しているのだという。

 繰り返し聞くうちに頭にこびりつき、まるでオウムのように口から出てくるようになったようだ。それにしても、意味もわからず「神のもとなる米国」に忠誠を誓っている娘を想像し、奇妙な気分にとらわれた。この忘れられない体験をして以来、米国と宗教の関係は気になって仕方がない。

 そこで今回の米大統領選共和党の指名争いをみると、やはりというべきか、宗教に色濃く覆われていたのだ。


政教分離に「吐き気」


 「宗教と国家の分離は絶対的なものとは思わない」

 日本の選挙でこんな発言をする候補者がいたら、かなり厳しい戦いを覚悟する必要があるだろう。サントラム氏は非プロテスタントとして初めて大統領に就任したケネディ氏の政教分離の演説にかみついたのだ。

 ケネディ氏は民主党大統領候補だった1960年9月、カトリック教徒である自分に向けられた疑念を払拭(ふっしょく)するため「いかなる宗教的権威にも命令されない」と、政教分離の原則を改めて確認する演説を行った。

 これに対し、サントラム氏は「吐き気がする」と上品とはいえない言葉で批判し、「信教の自由を定めた憲法修正第一条の目的に反する」と主張したのだ。

1086名無しさん:2012/04/01(日) 13:39:09

家族愛をアピール


 7人の子供の父親であり、「イタリア移民の炭鉱労働者の孫」を繰り返すサントラム氏は、州知事の息子で大資産家のロムニー氏とは対照的なイメージで売る。目立った実績がなく予備選・党大会が始まる昨年まで泡沫扱いだったが、先天的な障害を抱える幼い娘の看病を選挙運動に優先させたエピソードなどで家族を重んじる共和党保守派の心をとらえた。

 自らと同じカトリックより、人工妊娠中絶や同性婚への反対など保守志向が強いプロテスタント福音派(エバンジェリカル)が支持したのだ。福音派とは特定の宗教教団ではなく、信仰による生まれ変わり(ボーン・アゲイン)体験や聖書に忠実であろうとする人々のことをいう。自分は福音派だという人は米国人口の26%(米世論調査機関ピュー・リサーチセンター調べ)を占め、共和党の強固な支持層だ。

 サントラム氏の政教分離批判は、宗教的価値観の政治への反映を望む福音派に向けたメッセージだ。テキサス大学のジェレミ・スーリ教授(政治史)が、地元テレビ局にこう答えている。

 「宗教の政治への影響に対する懸念が強かった1960年と今は状況が違う。政治に宗教色が少なすぎると考えているひとがとくに共和党支持者に多く、モラルや愛国心の確証として宗教を求めているのだ」


50%が「宗教は非常に重要」


 米国の宗教的な土壌は独特だ。日本ではおよそ選挙に出てきそうもない人工妊娠中絶や同性婚といったテーマが国政選挙の争点になる。同じ西洋でもヨーロッパともかなり違う。

 ピュー・リサーチセンターによると、「宗教は生活のなかで非常に重要だと思うか?」との問いに米国では50%がイエスと答えた。フランス13%、英国17%、ドイツ21%、スペイン22%という数字と比べると、宗教心の強さが際立つ。

 1620年に英国から信仰の自由を求めて清教徒が渡り、東北部のプリマスに礎を築いた。メイフラワー号による移民が建国神話のように繰り返し語られてきたことも、宗教と米国の密接な関係に果たした役割は大きいだろう。

 フランスの政治思想家トクヴィルは1830年代に米国を訪れて著した「アメリカの民主主義」で、こう記した。「まず注意をひいたのは宗教的様相であった。フランス人の間では、宗教的精神と自由精神はほとんど常に逆の方向に進んでいるがアメリカでは緊密に結合している」

 西洋の民主主義は教会の権威から個人が離脱する過程で生まれたが、米国で再び寄り添っている有様(ありさま)に驚いたのだった。

 180年たっても状況は変わらない。まして今回の共和党指名争いは、共和党内で意見が大きく割れる外交や内政の問題がなく、戦いの長期化で中傷合戦の様相を呈した。個人の資質がクローズアップされ、必然的に宗教が絡むという展開になったのだ。

1087名無しさん:2012/04/01(日) 13:39:58

ロムニー氏、逆風の理由


 サントラム氏は宗教を追い風にしたが、ロムニー氏にとっては風向きが悪いことになった。米ギャラップ社の世論調査によると、22%の米国民はモルモン教徒の大統領候補には投票したくないと答えている。

 これはユダヤ教徒の場合(9%)の2倍以上で、女性候補の場合(6%)の4倍近い。女性であることよりモルモン教徒であることの方が、大統領への道は厳しい条件なのだ。

 モルモン教は1830年にニューヨーク州で創設されたが、迫害を受けて西部に移住した。創設期には一夫多妻を認め、いまもカフェインを含むコーヒーや茶を飲まないといった独特の教義を持つ。

 一般的にも偏見が残るのに、異端視すらする福音派のなかには敵対的な感情を抱く人も多い。ミシシッピ川に沿ったアイオワ、ミネソタ、ミズーリ各州など中西部や南部でサントラム氏に連敗したのは、これらの地域に多い福音派の票が逃げたからだ。

 福音派の人々は、ロムニー氏はマサチューセッツ州知事時代には妊娠中絶や同性婚についてむしろ賛成派だったと批判する。大統領を目指すために転向するような人物は信用できないというのだ。


本質を隠した選挙戦


 前回の2008年大統領選の共和党候補の指名を争った際、ロムニー氏は自らの立場をケネディ大統領になぞらえる演説を行った。

 「信仰で大統領が選ばれるべきではなく、信仰ゆえに拒否されるべきでもない」

 しかし、前回にも増して宗教への関心が高まった今回、ロムニー氏は信仰への言及を避けている。公の場で「モルモン」という固有名詞を口にすることはまずない。

 「モルモン教のつながりから関心をそらす狙いだ」と、ある政治学者は選挙戦術を解説した。ロムニー氏の強みは州知事、会社経営、ソルトレークシティー冬季五輪の運営といった華麗なキャリアで、訴えの主力はあくまで米国経済の回復に注がれている。

 こうした戦術が奏功していることは、データにもはっきり表れてきた。「一言で候補者を表現したら?」というピュー・リサーチセンターの調査で、昨年12月には「モルモン」が47%と圧倒的に多かったが、3月には18%まで下がった。代わって「金持ち」が6%から30%に増えたが、許容範囲の副作用だろう。

 また宗教に対する世論の風向きも変わりつつある。同センターの3月21日の発表によると、政治家の信仰についての表明が「多すぎる」と考える人が38%と過去12年で最も多かった。それでも30%は「少なすぎる」と考えているが、共和党の宗教をめぐる争いに対する忌避感も出てきているようだ。

 AP通信の集計によると、これまでの代議員獲得数はロムニー氏が568人、サントラム氏273人、ギングリッチ元下院議長135人。オバマ大統領に対抗しうる唯一の候補という計算も働き、ロムニー氏の首位独走が固まりつつあるようだ。

1088名無しさん:2012/04/01(日) 13:40:21
 しかし、伝道生活まで送ったモルモン教についてまるで語らないロムニー氏は、果たして本当のロムニー氏なのか。そんな疑念もまた、有権者の間で渦巻く。

 ニューヨーク・タイムズのコラムニストはロムニー氏をさしてこう書いた。

 「自分が自分である、本質的な部分を隠さなくてはいけないと感じている」

 信仰という心の奥底まで問われる米国の選挙とは、じつに過酷なレースである。

1089チバQ:2012/04/01(日) 14:41:46
http://mainichi.jp/select/world/news/20120329ddm007030098000c.html
米保守革命:第3部・最高裁VSオバマ政権/1 医療保険改革法、「違憲」なら打撃
 ◇看板政策、司法に命運
 米連邦最高裁は26日、オバマ政権の歴史的業績とされる医療保険改革法(10年3月成立)が合衆国憲法に抵触しているか否かを判断するための審理に入った。ジョン・ロバーツ長官率いる現最高裁は保守色が強く、国民皆保険を目指す改革法を違憲と判断する可能性もある。最高裁は人種政策や移民に関する州法についても憲法判断を出す予定で、「保守的な判断を次々に下すのではないか」との観測が流れている。11月の大統領選でオバマ大統領の再選を阻止したい野党・共和党にとって、最高裁が「最強の援軍」になりつつある。【ワシントン古本陽荘】

 審理開始を前に24日、連邦政府の役割縮小を求める保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会運動)」の団体が最高裁近くの広場に集った。国歌斉唱や国旗への忠誠の誓いに続き、女性司会者が壇上で、医療保険改革法の条文が印刷された紙の束を破りながら「オバマ・ケア(医療保険改革)を廃止に追い込もう」と気勢を上げ拍手を浴びた。


24日、ワシントンで「オバマ政権の医療保険改革法は憲法違反」と訴える茶会運動の集会参加者ら=古本陽荘撮影 雨の中、集まった賛同者たちは「国家への依存を押し付けるな」「廃止しなければ国家は破綻する」と記されたプラカードを掲げた。東部ニューヨーク州キングストンから参加したジュディ・ニーバーさん(67)は「改革法は国民が望みもしないのに無理やり喉に押し込まれたような感じ。憲法違反だ」と憤る。

 大統領選が迫る中、オバマ大統領の医療保険改革は共和党や茶会運動にとって「大きな政府」の象徴になった。国家財政を圧迫するという財政面での懸念だけでなく、「国家が国民の生活にどこまで関与すべきか」という国家像の問題と受け止められている。

 米国民にとって、医療保険加入は車や家を買うのと同じような「商品の購入」と一般に考えられてきた。国民に保険加入を義務付ける医療保険改革法は「米国史上初めて国家が商品の購入を国民に強制するもの」と受け止められた。法律の一部はすでに施行済みで、仮に「違憲」とされた場合の混乱は必至だ。

 中西部のネブラスカ大学で政治学とコミュニケーション学を専攻するエミリー・シュリクティングさん(22)は全身に症状の出る難病「ベーチェット病」の患者だ。高熱や、リウマチ患者のように関節が痛む症状が出る。

 医療保険改革法の成立で「人生が変わった」。病歴を理由に保険会社が患者の加入を拒否することが禁じられ、26歳までは両親の保険に入ることもできるようになったからだ。「病気に人生を支配されているようだったが、この法律で、選択する自由を手にすることができた」と語る。

 最高裁が国民への加入義務付けを「違憲」と判断した場合、病歴を理由とする加入拒否を禁じる条項がどうなるかは不明だ。だが、強制加入がなくなれば、医療保険改革の枠組み全体が崩壊すると考える専門家が多い。シュリクティングさんのような難病患者が保険加入を拒否される事態も想定される。

 大統領選の共和党候補は全員、「オバマ・ケアを廃止する」と訴えてきた。非営利組織(NPO)「ファミリーズUSA」のキャサリン・ストール健康政策部長は「医療保険改革法には共和党が長年支持してきた政策も盛り込まれており、共和党候補らは『オバマ大統領だから』という理由だけで反対しているのだ」と指摘する。

 全米が固唾(かたず)をのんで見守る最高裁判断は6月に下される見通しだ。9人の最高裁判事のうち、「大きな政府」に否定的な保守派判事はロバーツ長官を含め5人と多数派だ。大統領選を控えるオバマ政権の看板政策に違憲判断が下されれば、政権への打撃は必至だ。

1090チバQ:2012/04/01(日) 14:42:06
◇米最高裁判事9人 現在は保守派5、リベラル派4
 世界最古の成文憲法である米合衆国憲法(1787年制定)は多様な背景、歴史を持つ50州を束ねる米国の屋台骨だ。連邦最高裁は法律の合憲、違憲判断を下すことから「憲法の番人」と呼ばれる。

 米法曹界のトップエリートである最高裁の判事は計9人。首席判事(長官)が1人置かれ、時の最高裁は長官の名前で呼ばれる。例えば現在はジョン・ロバーツ長官の名前から「ロバーツ法廷」と呼ばれることが多い。

 最高裁判事は大統領が指名し、上院が承認する。指名から承認までの過程は広く報道され、国民の関心事となる。終身制のため、急死の場合を除き、原則として、本人が高齢などを理由に辞職を申し出ない限り、務め続けることになる。50歳代で就任することが多く、20年以上、最高裁判事の職にあることは珍しくない。

 現在、9人のうち、エレーナ・ケイガン判事を除く8人が連邦控訴裁判事からの昇格組だ。

 憲法判断は9人の最高裁判事間の保守派とリベラル派の勢力バランスを反映して決まることが多い。現在は保守派が5人、リベラル派が4人との解釈が一般的だ。=つづく

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 ■ことば

 ◇医療保険改革法
 国民皆保険を目指したオバマ米政権による医療保険制度改革の法律。公的保険制度の創設には至らなかったものの、米国史上初めて国民に医療保険加入を原則として義務付けた。未加入者や保険の提供を拒否する企業は罰金を科される。一部は施行済みだが、主要事業は14年に始まる。

毎日新聞 2012年3月29日 東京朝刊

1091名無しさん:2012/04/01(日) 14:42:27
http://mainichi.jp/select/world/news/20120330ddm007030177000c.html
米保守革命:第3部・最高裁VSオバマ政権/2 「差別是正は差別」 全面撤廃判決の可能性
 米南部の名門州立大学、テキサス大オースティン校。テキサス州ヒューストンに住んでいたアビゲイル・フィッシャーさん(22)にとって憧れの大学だった。4年前に入学を希望し、願書を出したが、不合格だった。やむを得ず、隣の州にあるルイジアナ州立大学に入学し、財政学を専攻。近く卒業する。

 フィッシャーさんは、テキサス大に入学できなかった理由を「自分が白人だから」と考えている。黒人ら人種的な少数派を優遇するアファーマティブ・アクション(積極的差別是正措置)により、大学から締め出されたと主張している。

 大学1年の時、テキサス大を相手取り裁判を起こした。1審、2審とも敗訴したが、今年秋に審理を始める最高裁がフィッシャーさんの主張を支持し、アファーマティブ・アクションの全面撤廃という歴史的な判決を下す可能性が高まっている。


アファーマティブ・アクションの是非について今年秋に審理に入る米連邦最高裁判所=古本撮影 現在の最高裁9人の判事のうち保守派は5人、リベラル派は4人。保守派全員が過去、差別是正措置に否定的な見解を示している上、リベラル派のエレーナ・ケイガン判事はオバマ政権法務局長としてこの裁判に関与したことから、最高裁の審理に加わらない可能性があり、フィッシャーさんに有利な環境が整っているからだ。

 カリフォルニア大のように「人種」を選考要因とすることを既に禁じたところもあり、差別是正措置の現状は各州でさまざまだ。テキサス大でも人種を不問にした時期もあったが、今では「高校の成績が上位10%以内の生徒については人種を問わず自動的に入学を許可。それ以外の生徒の選考時に人種を考慮する」という妥協策を採用している。フィッシャーさんは上位10%にわずかに届いていなかった。

 フィッシャーさんの代理人で、最高裁で弁護にあたるバート・レイン弁護士は語る。「公民権運動の第1段階は人種差別を撤廃することだった。それが平等を確保するために埋め合わせをする次の段階に移行した。問題はいつまでそれを続けるかということだ。誰かを救おうとすれば結局、誰かが犠牲になる」

 一方、非営利団体「アファーマティブ・アクション全米連盟」のグレゴリー・チャンバー代表は「現実の米国社会から目をそらしてはいけない。問題なのは今でも人種。米国人の人種に関する意識が完全に中立的になるまで、この制度は維持されるべきだ」と主張する。

 最高裁が審理を始めるのは11月の大統領選の直前になる見通しで、制度の存続が大統領選でも議論となるのは必至だ。黒人初の米国大統領となったオバマ大統領は過去、「差別是正措置を強く支持する」と明確にする一方、「恵まれない白人の子供もいる」とも指摘した経緯がある。支持基盤の黒人に理解を示しつつも、白人支持者からも反発を招かないよういかにバランスを取るか腐心することになりそうだ。【ワシントン古本陽荘】=つづく

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 ■ことば

 ◇アファーマティブ・アクション
 大学入試などで黒人など人種的少数者(マイノリティー)を優遇する措置。「積極的差別是正措置」と訳されることが多い。黒人らが歴史的に差別を受け、社会進出が遅れたことから、格差を是正するため導入された。60年代の公民権運動で、米国社会に広く浸透した。

毎日新聞 2012年3月30日 東京朝刊

1092名無しさん:2012/04/01(日) 14:43:04
http://mainichi.jp/select/world/news/20120331ddm007030048000c.html

米保守革命:第3部・最高裁VSオバマ政権/3 中傷合戦に巨費 献金規制なし「選対の別動隊」
 米国の首都ワシントンを流れるポトマック川。対岸のバージニア州側に、かつてタバコ貿易で栄えた町アレクサンドリアがある。港町の面影を求めて訪れる観光客が絶えない。

 町のはずれに大統領選の共和党候補指名争いで先頭を走るミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事の政治顧問の事務所がある。ガラス張りのビルの入り口にも、5階の事務所前にも表札はない。会社は「ターゲットポイント・コンサルティング」。社長はアレキサンダー・ゲージ氏。08年の大統領選でロムニー選対の幹部だった人物だ。連邦選挙委員会に届けられた収支報告書によると、ロムニー選対は予備選を控えた昨年後半、コンサルタント料として少なくとも19万2900ドル(約1600万円)支払った。

 選対とは別に、同じ「ターゲットポイント・コンサルティング」にほぼ同時期、約16万5000ドルの顧問料を支払っている政治団体がある。ロムニー氏を支援する「我々の未来を取り戻す」。予備選で他候補を中傷するネガティブキャンペーンを繰り広げるスーパーPACだ。

 スーパーPACは候補者の公式な選対とは一線を画していることになっており、両者が連絡したり協議したりすることは禁止だ。しかし、実際には、ロムニー選対とスーパーPACが共にゲージ氏を政治顧問として雇うことで「一心同体」のチームを形成している事情がうかがえる。

 「常識的な人であれば、候補者とスーパーPACが連絡を取っていると結論付けるはずだ。すべてのスーパーPACは非公式な形で候補者の許可を得て設立されたと考えている」。「政治とカネ」の研究の第一人者である非営利組織(NPO)「デモクラシー21」のフレッド・ワーセイマー代表が指摘する。

 そのスーパーPACの活動に道を開いたのが10年1月の連邦最高裁判決だ。特定候補者への投票を呼びかける「選挙活動」と、業界団体などが主義、主張を表明する「政治活動」は区別されるべきだと判断したのだ。「政治活動」を行うスーパーPACを通じて、政治資金規制法の縛りを受けない大口献金者の莫大(ばくだい)な資金が選挙戦に投入されることになった。

 判決は「企業活動の自由」を重んじる保守派のジョン・ロバーツ最高裁長官の意向を反映した内容と一般に受け止められている。スーパーPACを容認した判決の直後、オバマ大統領は「企業の影響力を抑えようという我々の努力を踏みにじるものだ。判決は民主主義を破壊しようとしている」と非難した。

 だが、そのオバマ大統領の陣営もスーパーPAC「プライオリティーズUSAアクション」を設立するに至った。代表者はホワイトハウスを去った大統領の元部下2人。既にロムニー氏を中傷するCMを製作した。「民主主義」の理念を捨て、選挙戦優先の対応を強いられた形だ。

 ロムニー氏以上の集金力を持つオバマ大統領の陣営。ネガティブキャンペーンに本格参入すれば、「史上最悪の中傷合戦」と言われる今回の大統領選の泥仕合がさらに激しさを増すことになる。【ワシントン古本陽荘】=つづく

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 ■ことば

 ◇スーパーPAC
 政治献金の受け皿となる資金管理団体が政治行動委員会(PAC、Political Action Committee)。資金調達額に上限があるPACに対して、スーパーPAC(特別政治行動委員会)は業界団体や労働組合からも無制限に献金を集めることができる。PACとは異なり、献金者名を明らかにする法的義務はない。資金の大半がテレビCMを通じて他候補を中傷するネガティブキャンペーンに投入される。

毎日新聞 2012年3月31日 東京朝刊

1093名無しさん:2012/04/01(日) 14:43:31
http://mainichi.jp/select/world/news/20120401ddm007030153000c.html
米保守革命:第3部・最高裁VSオバマ政権/4止 州権限、どこまで 移民取り締まり強化、国と対立
 メキシコ国境に接する米西部アリゾナ州のミラクルバレー。不法移民の流入を防ぐ高さ約5メートルの鉄壁が8キロにわたって砂漠地帯に立つ。壁は高さ1メートル弱のフェンスに変わり、国境を流れる小川に針金のフェンスだけしかない場所もある。ブッシュ前政権は06年、両国国境の3分の1に相当する1100キロ余に壁を作る構想に着手したが、オバマ政権は約1割足らずの状態で「非現実的」と断念した。

 「不法侵入者は越えやすいフェンスを探して入ってくる。中途半端では意味がない。法律も同じだ。最高裁は(取り締まりを強化する)州移民法の完全実施を命じてほしい」。警備機器開発会社を営みつつ国境警備ボランティアを続けるグレン・スペンサーさん(74)はオバマ政権への不信感をあらわにした。

 スペンサーさんは州移民法を巡り4月25日に始まる最高裁の審理に注目している。州議会は10年4月、令状なしで不審者を逮捕できる条項を盛り込んだ移民法を議員立法で成立させた。だが、施行直前、「移民対策は連邦政府の権限」とオバマ政権に差し止めを求めて提訴されたため、主要部分を除く「骨抜き施行」になった。

 最高裁は昨年5月、不法移民と知りながら雇う企業の事業認可取り消しを認める州法を支持しており、州移民法も合憲と判断する可能性がある。州議会は国境監視ボランティアの武装を認める新たな州法も準備中で、最高裁が州の権限を認めれば、州立法による取り締まり強化の流れが加速しそうだ。スペンサーさんは「国境警備を強めようとの機運が高まる」と期待し、新型監視カメラの開発に力を入れる。

 州移民法に署名したブリューワー・アリゾナ州知事(共和党)もオバマ政権と全面対決の構えだ。知事は2月、最高裁に提出する意見書を発表した声明で、アリゾナに続いて州移民法を制定したアラバマなど4州を挙げ「最高裁の闘いは移民法だけではない。連邦政府が国民を守る責任を果たさない状況で、州政府が責任を持つという憲法理念の問題だ」と権限獲得を目指す地方政府の闘争との立場を鮮明にした。

 ただ、州内が移民法強化でまとまっているわけではない。移民法提案者のラッセル・ピアス州上院議員は反対派住民にリコール運動を起こされ、昨年11月の選挙で議席を失った。ピアス氏は保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会運動)」の支持を受けて移民法強化の旗を振ったが、民主党支持者の反発に加え、低賃金の移民労働者を必要とする経済界の支持離れも招いたといえる。

 今年11月の大統領選の同日選となる州上院議員選でピアス氏は選挙区をくら替えして返り咲きを目指す。これに対して、ヒスパニック(中南米)系有権者の登録拡大を目指す政治団体「テキーラ・パーティー」のディディ・ブラス共同代表は「ピアス氏の当選はヒスパニック票を集めて阻止する」と意気込む。

 最高裁は6月にも憲法判断を下す見通しだ。移民法に反対する市民団体「より良いアリゾナのための市民」代表のランディー・パラズさん(44)は「合憲判断が出れば保守派は勢いづくだろうが、(対立点が鮮明になり)オバマ大統領にとっても戦いやすくなる」と解説する。移民対策にどこまで州政府が直接関与できるのか。大統領選は「国の形」を問う場でもある。【米アリゾナ州で堀山明子】=おわり

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 ■ことば

 ◇アリゾナ州移民法
 州治安当局職員に、連邦政府の移民法施行を補助する権限を認める州法。州当局者は不法移民との「合理的疑い」のある外国人に査証など在留資格の提示を求め、「違法行為の疑い」がある場合、令状なしに逮捕できるとの条項が盛り込まれている。連邦地裁は10年7月、オバマ政権の主張に沿って逮捕条項など主要部分の差し止めを命じ、11年4月に連邦高裁も支持。州が上訴していた。

毎日新聞 2012年4月1日 東京朝刊

1094チバQ:2012/04/02(月) 20:58:36
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2869130/8733484?utm_source=afpbb&amp;utm_medium=detail&amp;utm_campaign=must_read
抗議の象徴になった「フーディー」、米黒人少年射殺事件
2012年04月02日 20:45 発信地:ワシントンD.C./米国
【4月2日 AFP】ほんの数週間前まで、「フーディー(フード付きパーカー)」は米国の若者や休暇中の人々が好む衣料品の一種にすぎなかった。だが、2月末にフーディー姿のアフリカ系米国人の少年が白人自警団員に射殺された事件を受け、このありふれた衣類は今や議論の的と化し、抗議と怒りの象徴となった。

 米フロリダ(Florida)州サンフォード(Sanford)で起きたトレイボン・マーティン(Trayvon Martin)さん(17)射殺事件後、全米各地では正義の実現を訴える抗議行動が相次ぎ、自警団員ジョージ・ジマーマン(George Zimmerman)氏(28)の逮捕と起訴を求めている。このデモ参加者の多くがフーディーを着用している。

 前週には米下院の議場内で、ボビー・ラッシュ(Bobby Rush)議員がスーツの上着を脱ぎ捨て、中に着ていたフーディーのフードをかぶるとサングラスをかけて、「人種プロファイリング(人種による選別)はやめなければならない」と宣言。抗議行動としてこれまでで最大級の注目を集めた。

 ラッシュ議員は「誰かがフーディーを着ているからといって、その人がフードラム(ごろつき)であるとは言えない」と訴えた後、議事堂内で議員が帽子を着用することを禁止した服装規定違反で退席させられた。

 米カリフォルニア(California)州議員らも、州都サクラメント(Sacramento)でフーディーをかぶり、連邦政府に事件の徹底調査を行うよう要求した。

 マーティンさんの事件によって、これまでにも繰り返されてきた米刑事司法制度内の人種問題をめぐる議論が再び活発になっている。

■フーディーが固定観念を刺激した?

 ジマーマン氏は事件の際の警察への通報で、フーディー姿の黒人男性が「とても不審」に見えると述べているが、これについて多くのアフリカ系米国人や市民権運動指導者らは「人種プロファイリング」だと批判している。

 米FOXニュース(Fox News)のコメンテーター、ジェラルド・リベラ(Geraldo Rivera)氏は、「ジョージ・ジマーマン氏がトレイボン・マーティンさんを殺したのが確かな事実であるのと同様に、フーディーがマーティンさんを殺したことに疑いはない」と述べ、マーティンさんの死は服装が原因だと主張。「有色人種の子ども」がフーディーを着ていると、ある種の「軽蔑」と「脅威」の感情を刺激するのだと論じた。

 また、プリンストン大学(Princeton University)のエンジェル・ハリス(Angel Harris)准教授(社会学)は、マーティンさんが特に警戒された理由は肌の色だった可能性が高いが、フーディーも要因だったかもしれないと分析。AFPの取材に対し、「(フーディーは)都市部の黒人の若者を連想させるものになった」「黒人の若者がそういう服装をしていると、貧困率の高さや犯罪といった固定観念を呼び覚ます引き金になる」と説明した。

「固定観念や無意識の偏見をめぐるもっと大きな議論が必要だ」(ハリス氏)

1095名無しさん:2012/04/02(月) 20:58:49
■フーディーでなく「黒人」が原因

 一方、ジョンズホプキンス大学(Johns Hopkins University)のレスター・スペンス(Lester Spence)助教は、フーディーが良い意味でも悪い意味でも世論の注目を集めているのは、視覚に訴えるアイテムなうえ、簡単に手に入るシンボルだからだと見る。

 その上で、マーティンさんの事件において人種問題よりもフーディーに注目するのは短絡的に過ぎると指摘。「この事件は、そもそも服装の問題ではなかった。(ジマーマン氏が警察に)不審人物の通報をした際、問題にされていたのは黒人だという点だったのだ。その事実の後で、人種とフーディーの結びつけたのはわれわれだ」

 スペンス氏は、「服装や様式面での特徴を取り上げ、何らかの意味付けをする行為には長い歴史があり、これもその中の1つだ」と述べ、1960年代のアフロ・ヘアや最近の腰ばきズボンなど、黒人と関連付けられたファッションやヘアスタイルが繰り返し攻撃されてきた例を挙げた。

■「フードは雨除け」

 事件後、米国では多くのセレブたちが人種を問わず、フーディー姿で公の場に姿を現し、写真を撮影することによってジマーマン氏の逮捕を求める抗議運動への連帯を表明している。

 米紙マイアミ・ヘラルド(Miami Herald)のコラムニスト、レオナルド・ピッツ(Leonard Pitts)氏は、フーディーに黒人を特徴付ける要素を見付けることはできなかったとして、次のように疑問を呈した。

「黒人も白人も、男性も女性も、若者から高齢者まで、大学生だってストリートキッズだって(フーディーを)着ている。マーティンさんはセブンイレブンから自宅への帰り道、小雨に降られたからフードを被ったんだ。今後は、傘以外を使うなと禁止するべきかい?」 (c)AFP/Stephanie Griffith

1096名無しさん:2012/04/02(月) 20:59:20
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2867108/8681788
白人自警団員が黒人少年を射殺、全米に波紋
2012年03月22日 14:34 発信地:マイアミ/米国
【3月22日 AFP】米フロリダ(Florida)州の「ゲートコミュニティー(自衛居住区)」で前月末、自警団員が黒人少年を射殺する事件があった。地元警察は、武器を持たない少年の射殺に「正当防衛」を主張する団員の言い分を認め、無罪放免としたが、この事件処理に全米各地から非難の声が上がっている。このため、司法省と米連邦捜査局(FBI)が捜査に乗り出した。

 不審人物の立ち入りを厳重警戒している、同州サンフォード(Sanford)の自衛居住区で2月26日、買い物帰りのトレイボン・マーティン(Trayvon Martin)さん(当時17)が、ヒスパニック系の白人男性で居住区自警団のジョージ・ジマーマン(George Zimmerman)さん(28)に射殺された。

 ジマーマンさんはマーティンさんを射殺する前、フードをかぶった不審な人物がコミュニティー内を歩いていると警察に緊急通報していた。緊急通報電話のオペレーターが不審人物の人種を尋ねると、ジマーマンさんは黒人だと答えた。オペレーターは不審人物を追わずに警察の到着を待つよう伝えたが、ジマーマンさんはその後すぐにマーティンさんを撃ったとみられる。事件当夜は雨が降っていた。

 だが、マーティンさんの遺族の代理人は20日、会見を開き、買い物帰りだったマーティンさんは雨にぬれないようにフードをかぶっていただけだと主張した。また、事件当時、携帯電話でマーティンさんと話していたガールフレンド(16)の証言が、ジマーマンさんの主張と矛盾しているとしてジマーマンさんの逮捕を求めた。 

 マーティンさんのガールフレンドは米ABCテレビに対し、当時マーティンさんはジマーマンさんに「見られていたのでフードを被った」と話していたと証言。その後、ジマーマンさんを見失ったと言ったため、走って逃げるように告げたがマーティンさんは走らずに「早足で歩く」と答えたと述べている。

 サンフォードのゲートコミュニティー前では、事件後から人権活動家やNGO団体などがジマーマンさんの逮捕を求める抗議行動を展開している。人種、性別、障がいの有無、宗教、出身国などに基づく差別を調査する司法省公民権局は、「あらゆる証拠について徹底的かつ独立したレビューを行う」と発表。FBIも人種差別の疑いがあるとして事件の捜査を始めた。

 4月10日に収入や人種などを考慮して選ばれた市民による大陪審が開かれ、ジマーマンさんを起訴するかどうかを決める。(c)AFP

1097チバQ:2012/04/02(月) 21:00:26
http://mainichi.jp/select/world/news/20120326ddm007030165000c.html
米国:黒人少年射殺し放免 「差別だ」逮捕求める抗議集会
 【ニューヨーク山科武司】米南部フロリダ州の路上で2月末、黒人少年(17)を射殺した自警団の男性(28)が「正当防衛」として逮捕されなかった事件があり、これに抗議する集会が24日、ワシントンやイリノイ州シカゴで開かれた。インターネット上では「警察の対応は人種差別ではないか」と批判する声が高まっており、オバマ大統領や共和党の大統領選各候補者が徹底捜査を支持するなど波紋が広がっている。

 事件は2月26日、フロリダ州サンフォード郊外で、高校生のトレイボン・マーティンさんが帰宅途中、男性に胸を撃たれて死亡したもの。トレイボンさんは銃などを所持していなかった。米メディアによると男性は父が白人、母がヒスパニック。男性が「争いになったので自衛のために撃った」などと主張したため地元警察は逮捕しなかったが、事態を重く見た司法省と米連邦捜査局(FBI)は22日、捜査を開始した。

 これに対し、ワシントンでは24日、参加者らが「正義の実現」を求め、シカゴでは中心部に約400人が集まって「彼の死を無駄にするな」と訴えた。ネット上では男性の逮捕、起訴を求める請願に150万人以上が賛同している。

 AP通信によるとオバマ大統領は23日、「悲劇だ。私に息子がいたらトレイボンに似ていただろう」と述べ、徹底捜査を求めた。共和党の大統領選候補者のミット・ロムニー氏やリック・サントラム氏なども地元警察の判断に疑問を示している。

毎日新聞 2012年3月26日 東京朝刊

http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20120326k0000m030035000c.html
米黒人少年射殺:抗議集会各地で 大統領らも徹底捜査支持
 【ニューヨーク山科武司】米南部フロリダ州の路上で2月末、黒人少年(17)を射殺した自警団の男性(28)が「正当防衛」として逮捕されなかった事件があり、これに抗議する集会が24日、ワシントンやイリノイ州シカゴで開かれた。インターネット上では「警察の対応は人種差別ではないか」と批判する声が高まっており、オバマ大統領や共和党の大統領選各候補者が相次いで徹底捜査を支持するなど波紋が広がっている。

 事件は2月26日、フロリダ州サンフォード郊外で、高校生のトレイボン・マーティンさんが帰宅途中、男性に胸を撃たれて死亡したもの。トレイボンさんは銃などを所持していなかった。米メディアによると男性は父が白人、母がヒスパニック。男性が「争いになったので自衛のために撃った」などと主張したため地元警察は逮捕しなかったが、事態を重く見た司法省と米連邦捜査局(FBI)は22日、捜査を開始した。

 これに対し、ワシントンでは24日、参加者らが「正義の実現」を求め、シカゴでは中心部に約400人が集まって「彼の死を無駄にするな」と訴えた。ネット上では男性の逮捕、起訴を求める請願に150万人以上が賛同している。

 AP通信によるとオバマ大統領は23日、「悲劇だ。私に息子がいたらトレイボンに似ていただろう」と述べ、徹底捜査を求めた。共和党の大統領選候補者のミット・ロムニー氏やリック・サントラム氏なども地元警察の判断に疑問を示している。

1098チバQ:2012/04/02(月) 21:01:16
http://www.newsweekjapan.jp/headlines/world/2012/03/69165.php
米黒人少年射殺の波紋広がる、「人種差別の兆候」と抗議も
2012年03月26日(月)17時34分

[サンフォード(米フロリダ州) 25日 ロイター] 米南部フロリダ州で2月末に黒人少年が自警団の男性に射殺された事件をめぐり、全米各地で抗議集会が開かれるなど波紋が広がっている。

事件は2月26日に発生。黒人のトレイボン・マーティンさん(17)が徒歩で帰宅途中、自警団のジョージ・ジマーマン氏(28)に胸を撃たれて死亡した。ジマーマン氏は、マーティンさんが挙動不審だったため後をつけ、争いになったと主張。地元当局は、正当防衛を主張するジマーマン氏を逮捕しなかった。

これに対し、フロリダ州サンフォードの教会では25日、マーティンさんが射殺された時の服装と同じ格好をした人が集まって抗議活動を展開。ニューヨーク市でも同様の活動が行われ、逮捕しないのは人種差別の兆候だという声も上がった。

また、オバマ大統領が23日、「自分に息子がいたらトレイボンと似ていただろう」と発言したほか、ジマーマン氏の身柄拘束に1万ドル(約83万円)の懸賞金をかけた政治団体も現れるなど、事件は全米で物議を醸している。

ジマーマン氏の居所は明らかなっていないが、同氏の友人によれば、非常に動揺した状態で、「事件をとても後悔している」という。

1099チバQ:2012/04/04(水) 23:04:17
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012040400076
ロムニー氏、3予備選に全勝=指名獲得へ弾み−米大統領選
 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補指名争いで、中西部ウィスコンシン、東部メリーランド両州と首都ワシントンの予備選が3日行われ、ロムニー前マサチューセッツ州知事が全勝した。代議員獲得数で他を引き離す同氏は、指名獲得に向け大きく弾みをつけた。
 候補者レースはこの日で4カ月目に入り、異例の長期戦となった。陣営同士による激しい中傷合戦を早期に終結させようと、共和党内では既に2番手のサントラム元上院議員らに撤退を促す声が拡大。今回の3戦を受け、こうした圧力が一層強まりそうだ。(2012/04/04-12:59)

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012040400670
共和候補争い、収拾へ動きも=撤退交渉は難航か−米大統領選
 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補指名争いは、3日のウィスコンシン州予備選など3戦にロムニー前マサチューセッツ州知事が完勝したのを受け、収拾に向けた党内の動きが本格化する。ただ、選挙戦続行を明言するサントラム元上院議員らに撤退を求める水面下の交渉は難航しそうだ。
 「オバマ大統領は政府主導の社会を築くことに4年間を費やした。私なら次の4年間、自由な企業活動を保障し、チャンスに満ちた米国社会を創り上げる」。3日夜、ウィスコンシン州で演説したロムニー氏はライバルに一切言及せず、11月の本選挙を意識した発言に終始した。
 今回の3戦の結果に基づき、振り分けが決まる全国党大会の代議員は約100人。ロムニー氏はそのほとんどを確保し、指名獲得に必要な1144票の6割近くを固めた。
 今月24日にニューヨーク州、6月上旬にはカリフォルニア州と、ロムニー氏の金城湯池である二つの大票田の予備選も控える。サントラム氏が代議員数で追い付くのはもはや不可能だ。(2012/04/04-17:01

1100名無しさん:2012/04/04(水) 23:33:35
http://mainichi.jp/select/world/news/20120405k0000m030099000c.html
米大統領選:本選にらみ前しょう戦「オバマ対ロムニー」
 【ワシントン古本陽荘】米大統領選(11月6日)は、オバマ大統領(民主)と共和党の候補者指名争いでトップに立つミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)が争う構図がほぼ固まってきた。3日に実施された中西部ウィスコンシン州などの3予備選でロムニー氏が全勝し、リードを拡大した一方、オバマ大統領は同じ日の演説で初めてロムニー氏の名前を挙げて批判。共和党の候補者指名争いはまだ当面続くものの、実際には「オバマ対ロムニー」の本選挙をにらんだ前しょう戦が始まっている。

 「私の潜在的な敵、ロムニー氏は、この案が驚くべきほどすばらしいと言っている」

 ワシントン市内のホテルで演説したオバマ大統領は、共和党の提案する大胆な財政削減策を「弱者の切り捨て」と批判し、それをロムニー氏が支持していることをやり玉に挙げた。実名を挙げた共和党候補はロムニー氏だけだ。

 オバマ陣営は、ロムニー氏が石油業界と癒着していることを印象付けるテレビCMを製作したばかり。フロリダ州など接戦となりそうな州でこのCMを大々的に流す計画に着手するなど、ロムニー氏に照準を定めている。

 一方のロムニー氏もウィスコンシンでの勝利演説では、ライバルの共和党候補には言及せず、オバマ大統領を「政府中心の社会を作ろうとしている」などと批判した。

 これまではロムニー氏に対し、「共和党指導部の選んだ候補」だとして「小さな政府」を求める草の根保守運動「ティーパーティー(茶会運動)」の賛同者らの間に反発があった。だが、茶会運動の間で絶大な人気があるポール・ライアン下院予算委員長(ウィスコンシン州)やマルコ・ルビオ上院議員(フロリダ州)らもすでにロムニー氏支持を表明。もはや、支持表明は共和党の一部エリートに限ったものとは言えなくなっている。

 だが、保守派のリック・サントラム前上院議員(53)ら他の3候補はいずれも8月の党大会まで選挙戦を続行する構えを崩していない。ロムニー氏がオバマ大統領との対決に専念できない状況を作り出していることから、サントラム氏らに選挙戦からの撤退を促す圧力が強まっている。今月24日にサントラム氏の地元・東部ペンシルベニア州の予備選でロムニー氏が勝利した場合、サントラム氏が選挙戦からの撤退を余儀なくされ、ロムニー氏の指名獲得の流れが決まる可能性がある。

 AP通信の推計によると、これまでの獲得代議員数はロムニー氏が655人、サントラム氏が278人。ニュート・ギングリッチ元下院議長(68)が135人、ロン・ポール下院議員(76)が51人。

毎日新聞 2012年4月4日 22時00分

1101チバQ:2012/04/04(水) 23:43:31
http://www.asahi.com/international/reuters/RTR201204040108.html
焦点:米共和党本命候補にロムニー氏、本選は「いばらの道」2012年4月4日
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4月4日、米大統領選の共和党候補者指名争いは、3日行われた3つの予備選で、ロムニー氏がすべて勝利。共和党の本命候補として抜け出した格好となり、オバマ大統領と戦う11月の本選に向け火ぶたが切って落とされた。ウィスコンシン州で3日撮影(2012年 ロイター/Darren Hauck)
 [ワシントン 4日 ロイター] 米大統領選の共和党候補者指名争いは、3日行われた3つの予備選で、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事がすべて勝利。共和党の本命候補として抜け出した格好となり、オバマ大統領と戦う11月の本選に向け火ぶたが切って落とされた。

 中西部ウィスコンシン州と東部メリーランド州、首都ワシントンDCでの予備選を制したことで、アナリストの間では、共和党候補者指名争いはロムニー氏の独走態勢に入り、2番手につけるサントラム元上院議員に実質的に引導を渡したとの見方が出ている。ロムニー氏はこれから、選挙活動の移動に大統領専用機エアフォース・ワンを使うことができ豊富な資金力を誇る現職オバマ大統領との厳しい戦いを迎える。

 2人の論戦はすでに始まっている。

 オバマ大統領は3日、共和党の予算案に言及する中で、ロムニー氏も同案を支持していると名指しで批判。一方のロムニー氏は、3日のウィスコンシン州予備選での勝利宣言で、サントラム氏など対立候補には一切言及せず、攻撃の矛先をオバマ大統領に集中させた。

 ロムニー氏はミルウォーキーで支持者に向け「オバマの政府中心社会では、経済の役割が小さくなるため、政府の役割は大きくならなざるを得ない」と現政権を批判した。

 オバマ大統領の再選阻止に照準を移すロムニー氏の前には、やるべき仕事のリストが山積みになっている。

 共和党内に根強く残る亀裂を修復しなければならず、自身に懐疑的な見方を投げかける保守派の党活動家たちを焚き付けなくてはならない。過去4年間で活動に磨きがかけられたオバマ陣営との資金力の差も埋めなくてはならない。

 また、女性有権者のほか、異例の長期戦になった共和党の候補者指名争いにうんざりしている無党派層からの支持を集めることもロムニー氏の課題だ。

 ロムニー氏はこれまで、自身が得意とする経済問題ではなく、妊娠中絶や避妊問題など世論を2分する社会問題の議論にたびたび引きずり込まれてきた。そこは、中絶や同性婚に強く反対するサントラム氏の土俵だ。

 南メソジスト大学の政治学教授、カル・ジルソン氏は「ロムニー氏が女性や無党派層の支持を失ったのは、明らかにサントラム氏の失敗だ」と指摘。「彼はロムニー氏を社会問題に引きずり出したが、そこではロムニー氏は不安気で説得力がなかった」と述べた。

 最近の世論調査でも、ロムニー氏には課題山積であることが示されている。

 USAトゥデー紙とギャラップが2日発表した世論調査の結果では、オバマ大統領が支持率でロムニー氏を4ポイント上回り、1月に同世論調査が始まってから最大の差がついた。無党派層では、この差は8ポイントに広がっている。

1102チバQ:2012/04/04(水) 23:43:56
<本選の幕開け>

 ロムニー氏はすでに、指名獲得に必要な代議員数1144人の半分以上を獲得した。1144人全員分を確保するのは6月までもつれ込む可能性があるが、専門家は共和党予備選は事実上終わり、オバマ大統領との1対1の対決がすでに始まったとみている。

 共和党予備選でロムニー氏と争うギングリッチ元下院議長の側近だったリッチ・ガレン氏も「幕は切って落とされた」とし、本選に向けて全勢力の結集を呼び掛けた。

 オバマ陣営も受けて立つ構えを見せている。オバマ大統領が共和党の予算案でロムニー氏を名指し攻撃した3日、陣営はロムニー氏を批判するテレビCMも開始した。

 オバマ大統領が共和党予算案に向けた批判は、ロムニー氏が不安定な足場に置かれていることをよく物語っている。

 ロムニー陣営はウィスコンシン州で、同予算案をまとめたポール・ライアン下院予算委員長と大々的な選挙活動を展開。小さな政府を求め、ロムニー氏に懐疑的な目を向ける保守派の草の根運動「ティーパーティー(茶会)」からポイントを稼ぐ狙いがあったとみられる。しかし、ライアン下院予算委員長への賛同は同時に、穏健派から嫌気される可能性もある。

 民主党はライアン予算案について、共和党がメディケアなど社会保障プログラムを骨抜きにする動きの「証拠として採用」することを計画している。ロムニー氏とライアン氏の共同戦線は今後、民主党の中傷キャンペーンで攻撃対象として再浮上する可能性がある。

 ロムニー陣営にとって、オバマ陣営と渡り合えるだけの資金を集めるのは問題ないだろう。ロムニー氏を支持する特別政治活動委員会(スーパーPAC)は、2月末時点で4320万ドル(約35億5000万円)を集めている。一方、オバマ大統領を支持するスーパーPACの資金は630万ドルに過ぎない。ただ、オバマ陣営の総合的な資金力は2月末時点で3億2200万ドルに上っている。

 ロムニー氏は、連邦政府の莫大なリソースを使うこともできない。オバマ大統領は命令1つで、勝敗の鍵を握る州の洪水対策に連邦職員を送り込むことも、地球の反対側でアルカイダ掃討作戦を遂行することもできる。

 一方で、オバマ大統領とは違ってロムニー氏には、ガソリン価格高騰や米経済失速の責任を負う必要はない。本選が近づくにつれ、どんなイベントも形勢を逆転させる可能性が出てくる。

 メーン大学の政治学教授、マーク・ブリューワー氏は「米国政治の4月から11月は非常に長い時間だ」と語った。

 (原文:Andy Sullivan記者、翻訳:宮井伸明、編集:本田ももこ)

1103チバQ:2012/04/04(水) 23:45:09
http://www.asahi.com/international/update/0404/TKY201204040132.html
2012年4月4日10時18分


韓国出身の容疑者「英語力ばかにされた」 米銃乱射事件

 米カリフォルニア州オークランドのキリスト教系のオイコス大学で7人が死亡した銃乱射事件で、容疑者(43)は大学側や学生に「英語力をばかにされた」と感じ、大学の特定の女性幹部を狙っていたと供述したことがわかった。地元の警察署長が3日、明らかにした。

 容疑者は韓国生まれで米市民権を取得。韓国メディアは氏名をコ・ウォインイル容疑者と報じている。大学で看護を学んでいたが、今年1月に退学した。米メディアによると、態度などが問題視されていたという。警察署長は、容疑者が「大学で軽蔑され笑われたとして、疎外感を抱いていた」と説明。事件の数週間前に銃を購入、計画を練ったとしている。

 ただ、容疑者が狙った女性幹部は当時学内に不在で、死亡した7人は、いじめに加わっていなかったという。6人が学生で、1人は大学の受付係のフィリピン出身の女性。韓国のほかネパールやナイジェリアの出身者もいた。(ロサンゼルス=藤えりか)


http://www.asahi.com/international/update/0404/TKY201204040557.html
米オークランド銃乱射、追悼の祈り 凶器は見つからず元学生による銃乱射事件が起きた米オークランドのオイコス大学。警察車両が警戒を続ける入り口に、追悼の花やろうそくが手向けられた=藤えりか撮影


 米オークランド市のキリスト教系のオイコス大学で起きた銃乱射事件から一夜明けた3日、市内の教会に大学関係者や遺族、地域の人々が集まり、犠牲者を悼む祈りを捧げた。大学前では、追悼の花やろうそくが手向けられている。

 地元警察によると、コ・ウォンイル容疑者(43)は凶器に使った半自動式の拳銃をサンフランシスコ湾の入り江に捨てたと供述しているが、見つかっていない。警察は超音波探知機つきのロボットで捜索を続けている。(オークランド=藤えりか)

1104チバQ:2012/04/04(水) 23:46:37
>>1094-1098
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120404/amr12040409310005-n1.htm
米警察の「人種差別」 もう一つの黒人青年射殺事件
2012.4.4 09:28 (1/3ページ)[米国]

通報者の逮捕を受け、記者会見する(左から)マクデードさんの母親、父親、弁護士、NAACPの支部長=3月28日、パサデナ(AP)
 米カリフォルニア州でバックパックを盗んだ黒人(アフリカ系)の大学生が警察官に射殺される事件があった。被害者の男性が「銃を持っていた」とウソの通報をしたことが銃撃を招いたとして、警察はこの男性を過失致死容疑で逮捕した。自警団の男性による黒人少年射殺(フロリダ州)を契機に米国では、「警察の人種差別」が連日の議論となっている。きょうのテーマは「もう一つの黒人青年射殺事件」とした。(SANKEI EXPRESS)


「銃を所持」とウソ


 カリフォルニア州ロサンゼルス近郊のパサデナ市で3月24日夜、「タコスを買おうと車から降りたスキにパソコンとバックパックを盗まれた」との911番(日本の110番に相当)通報があった。通報によると、犯人は2人組で、2人とも拳銃を所持していた。駆けつけた警察官らが1人を路地に追い詰めた。地元シトラス大の学生、ケンドレック・マクデードさん(19)だった。

 パサデナ市警によると、マクデードさんはパトカーの方に向かいながら、ベルトに手をかけようとした。拳銃を取り出すとみたパトカーの警察官が約3メートルの距離からただちに発砲。徒歩で駆けつけた警察官も続いて発砲した。マクデードさんは撃たれ、近くの病院に運ばれたが、まもなく死亡した。

 市警はマクデードさんの仲間の少年(17)を窃盗の疑いで逮捕した。少年が実行犯で、マクデードさんは見張り役だった。監視カメラが犯行の様子をとらえていた。ただし、2人とも武器は持っていなかった。


警察の人種差別


 今回、「警察の人種差別」の議論が活発になったきっかけは、2月下旬、フロリダ州オーランド近郊で、自警団の男性(28)が黒人少年(17)を射殺した事件だった。少年は武器を持っていなかったが、地元警察は正当防衛だとしてこの男性を逮捕しなかった。

 撃たれたのが「白人少年」でも、警察はやはり逮捕しなかったのか−。「警察は人種差別的」との批判が黒人層を中心に広がり、自警団男性の逮捕を求める抗議集会がフロリダ州の地元だけでなく、首都ワシントンをはじめ全米主要都市で行われた。バラク・オバマ大統領(50)も事件に言及し、「悲劇だ」と述べた。地元警察への不信感の高まりを受け、連邦政府の司法省が異例の捜査に乗り出した。

 マクデードさん射殺事件で、パサデナ市警に対しても同種の非難が浴びせられ、市では人種間の緊張が高まった。全米黒人地位向上協会(NAACP)の地元支部長は「黒人をみなギャングの一員だとみなしている」と市警を批判した。


通報者に過失致死容疑


 米メディアによると、パサデナ市警は3月28日、通報で「犯人は銃を持っている」とウソをついたとして、窃盗の被害者のオスカー・カリーヨ容疑者(26)を過失致死の疑いで逮捕した。警察の捜査で、バックパックの窃盗は確認されたが、拳銃もパソコンも見つからなかった。カリーヨ容疑者は「犯人が銃を持っていると言えば、警察が素早く動いてくれると思った」と自供しているという。

 市警は「マクデードさんらを追跡した警察官は彼らが拳銃を所持しているとの前提に立って行動した。そうした状況を生じさせた責任の一部はカリーヨ容疑者にある」と指摘した。31日にはパサデナの教会で、住民らに対する事件の説明会が開かれ、フィリップ・サンチェス市警本部長が住民らの質問に応じて「警察官が発砲を前に『動くな』と言うとはかぎらない」などと説明した。警察官の銃撃の正当性についてはロサンゼルス郡の保安官事務所が調べているという。

(編集委員 内畠嗣雅(うちはた・つぐまさ))/SANKEI EXPRESS

1105チバQ:2012/04/05(木) 00:11:13
http://www.cnn.co.jp/usa/30006107.html
「フード付きスエット」は犯罪の象徴なのか 黒人射殺事件に全米で抗議運動
2012.04.03 Tue posted at: 15:10 JST

(CNN) 快適な着心地から年代や職業を問わずあらゆる層に親しまれているフード付きスエット。米国で今、公正な社会の実現を求める運動の象徴として、その服装が波紋を広げている。

きっかけは、今年2月にフロリダ州で17歳の少年が射殺された事件だった。被害者のトレイボン・マーティンさん(17)は、フードをかぶって歩いていたというだけの理由で不審者とみなされたと伝えられる。

警察の調べによると、近隣の治安に目を光らせていたジョージ・ジマーマンさんは、「黒っぽいフード」をかぶった「不審」な人物を見たとして緊急ダイヤルの911に通報。その直後、自衛のためにマーティンさんを撃ったと話している。

マーティンさんが黒人だったことから、この事件には人種問題が絡んでいると遺族や支援者は主張。フードをかぶった姿でジマーマンさんの訴追を要求する抗議運動が全米各地に広がった。

抗議運動の参加者は、人種に基づくプロファイリングに反対し、身の危険を感じた場合は自衛のために銃を使用できるとしたフロリダ州の法律に反対する連帯の証しとしてフードを着用。フードをかぶっていれば誰でも「不審者」と見なされかねないと訴える。

この運動は米上院や教会にも広がり、著名人もテレビ番組にフード姿で出演したり、ツイッターにフード姿の写真を投稿したりして声を上げ始めた。

フード付きスエットは1930年代に登場し、20世紀にかけてスポーツウェアや普段着として定着。特に黒人やラテン系の若者に人気を呼んだ。1980年代にはヒップホップと結び付き、ラップ歌手のエミネムは2008年の映画「8マイル」でフード姿を印象付けた。フェイスブック創業者のマーク・ザッカーバーグ氏も初期のころはフード付きスエットが定番スタイルだった。

一方で犯罪や不正と結び付けられることも多く、英国ではかつて当時のブレア首相も加わって、公共の場でのフードやベースボールキャップ禁止を訴えるキャンペーンが展開されたこともある。

こうした背景には人種にまつわる根深い偏見があると解説するのは、アフリカ系米国人研究を専門とする米プリンストン大学のイマーニ・ペリー氏。「このスタイルは若い黒人男性に対する人種的ステレオタイプと結び付き、犯罪や不正の兆候としてことさら批判にさらされてきた。これは実際のところ、その服装を身に着けている人物に対する偏見の一形態に過ぎず、服装との関係は表面的なものに過ぎない」と話す。

カリフォルニア大学デービス校のハリフ・オスメア氏も、「人々はフードをかぶった黒人男性を街で見かけると、悪党やギャングのステレオタイプ的イメージを思い浮かべるようになった。抗議運動の理由はそこにある。今回の事件は突発的な出来事ではなく、歴史的な傾向とみなされている」と指摘している。

1106名無しさん:2012/04/05(木) 00:11:49
http://www.cnn.co.jp/fringe/30005318.html
米国で横行するアジア系いじめ、うつや自殺も突出
2012.01.18 Wed posted at: 14:33 JST
CNN) 米軍に入隊したアジア系の若い兵士がいじめを苦に自殺したことをきっかけに、米国で横行するアジア系へのいじめの問題が浮き彫りになっている。コラムニストのジェフ・ヤン氏がCNNへの寄稿で指摘した。

ニューヨーク市出身のダニー・チェンさんとカリフォルニア州出身のハリー・リュウさんは家族の反対を押し切って米軍に入隊し、アフガニスタンに派遣された。しかし同僚の執拗ないじめに遭い、昨年、それを苦に自殺したと報じられている。ヤン氏によれば、チェンさんは白人の同僚から仲間外れにされ、アジア系に対する差別用語を浴びせられていたという。

軍に限らず、米国でアジア系に対するいじめが深刻化している現実は最近の調査にも示されているとヤン氏は言う。

米司法省などが昨年実施した調査によれば、10代のアジア系米国人のうち、半数以上が学校でいじめられた経験があると回答。これに対して黒人やヒスパニック、白人では3分の1程度にとどまった。

フィラデルフィアの学校では2009年にアジア系の生徒に対する集団暴行事件が発生、被害者は1日で26人に上り、うち13人が重傷を負って集中治療室で手当てを受けた。

同校ではアジア系の生徒に対して差別用語を浴びせたり、移民を中傷したり、発音をからかったりするいじめが続いたことから、ついに生徒がストライキを組織。アジア系の生徒80人が、身の安全が保証されるまで登校しないと宣言する事態に発展したという。

数日前にはシカゴでアジア系の10代の少年が覆面をした集団に暴行を受ける映像がユーチューブに投稿されて問題になった。

こうした現実の中、うつ状態に陥るアジア系米国人は過去10年で急増している。特にアジア系の女性は、うつ状態と診断される割合がほかのどの人種よりも多いという。さらに、アジア系米国人の死因の5位に自殺が浮上。これは米国人全体の9位に比べると突出して高いとヤン氏は伝えている。

1107チバQ:2012/04/05(木) 22:59:12
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120405/amr12040500030000-n1.htm
オバマ陣営「敵はロムニー氏」 楽観論と警戒論が交錯
2012.4.5 00:01

ミット・ロムニー氏(AP)
 【ワシントン=佐々木類】「ロムニー氏はピントがズレている」。バイデン米副大統領は1日の米テレビCBSのインタビューでロムニー前マサチューセッツ州知事をこう評した。

 11月の大統領選でオバマ大統領と対決する共和党候補がロムニー氏になることを念頭に語ったもので、「彼は中間所得層の気持ちを理解できず、理解しようともしない」と付け加えた。

 中間所得層からいかに支持を集めることができるかが勝敗の分かれ目になるとの見方を示し、オバマ氏の再選に自信を示した。

 ただ、オバマ陣営には共和党予備選が長期化して中傷合戦に陥ったことによる敵失を歓迎する楽観論がある一方、警戒感も強い。

 失業率は高止まりしていた9%台から8.3%まで下がったものの、景気の回復感にはほど遠く、ガソリン価格高騰にも妙薬が見つからない。さらにオバマ政権の金看板である医療保険改革法に対し、最高裁で違憲判決が出れば大打撃だ。

 選対幹部のアクセルロッド元大統領上級顧問は「黒人や中絶賛成派などのオバマ支持は確実だが、不利な材料も多い。共和党の相手がどんな間抜けな候補でも、再選はたやすくない」と語り、新たな選挙戦略を早急に打ち出す考えを示した。

1108チバQ:2012/04/05(木) 22:59:51
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120404/amr12040423540014-n1.htm
共和予備選が最終段階 「副大統領」人選も急ピッチ
2012.4.4 23:53 (1/2ページ)
 【ワシントン=佐々木類】米共和党内では、副大統領候補として急浮上しているルビオ上院議員(40)やライアン下院予算委員長(42)をはじめ、ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)への支持を表明する有力者が相次いでいる。

 共和党上院トップのマコネル院内総務は今月1日、支持候補について直接の言及は避けたものの、「候補者レースを終結させるべき最終段階に来た」と述べた。

 前大統領の父で党長老のブッシュ元大統領が、ロムニー氏への支持を表明したのが3月29日。ルビオ氏は同28日に、ベイナー下院議長の懐刀のライアン氏は同30日にそれぞれ支持を表明した。ルビオ氏は「ロムニー氏の下に結束すべきだ」と訴え、ライアン氏は「雇用創出、小さな政府を実現できるのはロムニー氏以外にいない」と語った。

 また、カンター下院院内総務のほか、インディアナ州のダニエル知事、ニュージャージー州のクリスティ知事(49)ら、2016年の大統領選を見据える有力政治家も支持を表明。支持者レベルでは「勝負あった」(米CNNテレビ)という見方が大勢だ。

 こうした動きを追い風にロムニー陣営は、すでにリストアップした約20人の副大統領候補の絞り込みを急いでいる。穏健派とされる同氏とのバランスを考慮し、保守派が中心だ。

 米メディアによると、最有力のルビオ氏やライアン氏に加え、スーン上院議員(51)、ポートマン上院議員(56)の名前も取り沙汰されている。

 州知事ではクリスティ氏のほか、マクドネル・バージニア州知事(57)、インド系のジンダル・ルイジアナ州知事(40)、女性でヒスパニック系のマルティネス・ニューメキシコ州知事(52)の名前も挙がっている。

1109チバQ:2012/04/06(金) 23:13:37
http://www.newsweekjapan.jp/headlines/world/2012/04/70135.php
米大統領選、共和党ロムニー氏の副大統領候補選びに注目
2012年04月06日(金)16時01分
[ワシントン 6日 ロイター] 米大統領選の共和党候補指名レースで優位に立つミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事が、副大統領候補の本格的な絞り込み作業に入っている。

同氏の副大統領候補リストには、ポール・ライアン下院議員(ウィスコンシン州)、ロブ・ポートマン上院議員(オハイオ州)、マルコ・ルビオ上院議員(フロリダ州)のほか、ルイジアナ州のボビー・ジンダル知事、ニューメキシコ州のスサナ・マルティネス知事、ニュージャージー州のクリス・クリスティ知事、バージニア州のボブ・マクドネル知事、ネバダ州のブライアン・サンドバル知事が入っている。

ロムニー氏が秋に現職で民主党のオバマ大統領との戦いに勝つため、大票田の州での勝利につながる人を選ぶか、ヒスパニック層の支持を狙ってラテン系の人物を選ぶか、あるいは女性を選ぶのか、注目が高まっている。

ロムニー氏のアドバイザーの1人は「私は(ロムニー氏が)大統領になれるような人物を求めていると確信している。第1に求める要素は行政能力、政治は二の次だ」と述べた。

また、ロムニー氏の非公式アドバイザーを務める共和党ストラテジスト、チャーリー・ブラック氏は「政治的には無害な人が求められるはずだ」との見方を示した。

2008年には、共和党の大統領候補となったジョン・マケイン氏が全国的には無名だったサラ・ペイリン・アラスカ州知事(当時)を副大統領候補に抜擢し、一躍話題をさらった。しかし、ペイリン氏についてはその後スキャンダルや政治的知識の不足が露呈し、結局はマケイン氏の選挙キャンペーンにマイナスに作用した経緯がある。

1110チバQ:2012/04/06(金) 23:56:34
http://www.cnn.co.jp/usa/30006147.html?google_editors_picks=true
住民1人の町、ベトナムの実業家が7400万円で落札 米国
2012.04.06 Fri posted at: 11:54 JST
ワイオミング州バフォード(CNN) 米ワイオミング州にある人口わずか1人の過疎の町が5日の競売で売りに出され、ベトナムから来た実業家2人が90万ドル(約7400万円)で落札した。

同州バフォードは約4ヘクタールの土地にガソリンスタンドが1軒と住宅が1軒、小屋が数件あるだけの町。競売には10数人が集まり、10万ドルから始まった入札価格はたちまち競り上がった。

落札した2人の男性は主催者に伴われてすぐに姿を消し、取材には応じてもらえなかった。代理人を務める不動産業者によれば、2人はインターネットで競売のことを知ってベトナムからやって来たという。身元は明らかにせず、町の今後の計画についてもコメントを避けた。

競売の様子を見守っていた唯一の住民、ドン・サモンズさんは1980年に転入してきて90年に町を買い取った。95年に妻を亡くし、息子は2007年に転出。町が売れたと告げられると涙を流し、「生涯の半分をここで暮らしてきた」と振り返った。今後はコロラド州ウィンザーに転居し、バフォードで過ごした32年間について著書を執筆予定だという。

転出した後もバフォードを懐かしく思うだろうとサモンズさんは言う。ただし道路沿いに立てられた自分の写真入りの屋外広告だけは、「自分の顔を見たくなったらいつでもどこかを借りられる」と笑顔を見せた。

1111チバQ:2012/04/08(日) 18:59:33
http://mainichi.jp/select/news/20120409k0000m040014000c.html
黒人撃たれる:米南部で3人死亡、2人重傷 憎悪犯罪か
毎日新聞 2012年04月08日 18時33分

 【ワシントン白戸圭一】米南部オクラホマ州の第2の都市タルサで6日、黒人の市民5人が相次いで何者かに銃撃される事件があり、3人が死亡、2人が重傷を負った。被害者が全員黒人で、現場付近で目撃された容疑者とみられる人物が白人であることから、米連邦捜査局(FBI)と地元警察は人種差別に基づく「ヘイトクライム(憎悪犯罪)」の可能性を視野に捜査している。

 地元メディアによると、銃撃はタルサ北部の半径数キロ圏内で発生。5人のうち4人は6日午前1〜2時ごろの間、それぞれ別の場所で銃撃され、5人目は同日午前8時半ごろ銃撃されているのが見つかった。死者の1人は女性で、他の死傷者は男性。いずれも歩行中に銃撃され、現場から白人が運転する小型トラックが走り去るのが目撃されたという。

1112チバQ:2012/04/09(月) 21:38:14
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012040900449
ルビオ、ポートマン氏軸に=共和党の副大統領候補−ロムニー氏が人選着手
 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補レースは、ロムニー前マサチューセッツ州知事が指名獲得に近づく中、副大統領候補に注目が集まり始めた。同氏は既に人選に着手。若手のルビオ(40)、安定感のあるポートマン(56)両上院議員が軸になる見通し。オバマ政権批判で名を売ったマクドネル・バージニア州知事(57)とライアン下院予算委員長(42)も有力視される。
 副大統領候補は通常7、8月に決まるが、ロムニー陣営は、早くも選考に入ったことを明らかにした。レース終結を見越すとともに、人事を通じて求心力を高める狙いだ。
 65歳の穏健派ロムニー氏は企業経営者出身。知事を1期務めただけで、中央での政治歴はない。泥沼化した候補者レースの後遺症で、無党派層の支持率が下がっている。
 こうした事情もあり、「女房役」候補は、(1)一般有権者に人気の若手ホープら(2)中央政界のベテラン(3)女性や中南米系などのマイノリティー(少数派)−に大別される。前回の副大統領候補ペイリン前アラスカ州知事が物議を醸す言動を攻撃された経緯から、ロムニー氏は「正統派から選ぶ」方針という。(2012/04/09-14:2

1113とはずがたり:2012/04/10(火) 16:56:46

更新2012年04月09日 10:38米国東部時間
指名獲得断念を示唆 ギングリッチ氏
http://www.usfl.com/Daily/News/12/04/0409_013.asp?id=94832

 大統領選の共和党候補指名争いで低迷している保守派のギングリッチ元下院議長は8日、FOXテレビに出演し、穏健派のロムニー前マサチューセッツ州知事が指名を獲得し「候補者になる可能性が非常に高い」と述べ、指名獲得を断念する考えを示唆した。

 ただ支持者などから活動継続の要望が強いとして、現時点でレースからの撤退表明はしないと強調。「候補者になれなくても、オバマ大統領を倒すために努力したい」と語った。

 ギングリッチ氏は各州で続く予備選を通じた勝利を断念し、選挙組織を大幅に縮小。8月の党大会での逆転に懸ける戦略に転換している。(共同)

1114チバQ:2012/04/11(水) 07:32:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120411-00000015-jij-int
ロムニー氏、指名獲得へ=サントラム氏が撤退―共和党候補争い・米大統領選
時事通信 4月11日(水)4時10分配信

 【ワシントン時事】サントラム元米上院議員は10日、共和党の大統領候補指名争いからの撤退を表明した。2番手のサントラム氏が脱落したことで、トップを走るロムニー前マサチューセッツ州知事の指名獲得が確実となった。共和党は11月の本戦勝利に向け、長期にわたった候補者争いで生じた亀裂の修復が急務となる。
 サントラム氏はこの日、地元ペンシルベニア州のゲティスバーグで家族と共に壇上に立ち「大統領レースは終わったが、戦いを終えるわけではない」と述べ、オバマ大統領を打倒し、民主党から政権を奪還するため戦い続けると訴えた。
 ロムニー氏は声明で、サントラム氏を「有能で立派な競争相手」とたたえた上で、「米国を繁栄の道」に戻すため、共闘していく考えを表明した。

1115チバQ:2012/04/11(水) 22:14:10
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120411-00000099-jij-int
カギ握る経済・雇用情勢=オバマ対ロムニーの構図固まる―米大統領選
時事通信 4月11日(水)16時26分配信

 【ワシントン時事】米大統領選は野党共和党の候補争いが事実上決着し、オバマ大統領にロムニー前マサチューセッツ州知事が挑む構図が固まった。主要な争点となるのは、依然として回復に力強さを欠く経済・雇用問題。主張が真っ向から対立する両氏はともに決め手を欠き、11月6日の投票日の景気情勢がカギを握りそうだ。
 「知れば知るほど、米国民はロムニー氏を嫌い、不信感を募らせる」。オバマ大統領の選対本部は10日、サントラム元上院議員が候補者レースからの撤退を表明すると、間髪入れず声明を発表。ロムニー氏の経済政策は庶民無視だと断じ、11月の本選挙に向け対決姿勢を一段と強めた。
 大統領は今年1月の一般教書演説で「公平な経済」の実現を提唱。富裕層への増税と中間所得層への減税をセットで掲げ、公共事業による雇用創出にも積極的だ。
 一方のロムニー氏は自由主義経済を重視し、富裕層を含む減税と規制緩和を主張。選挙戦で「民間主導によるチャンスに満ちた米国社会をつくり上げる」と公約した。
 両者の立場は民主、共和両党の伝統的な経済政策をそのまま体現。政界入り前は人権派弁護士だったオバマ氏と、投資ファンド経営者だったロムニー氏のそれぞれの歩みも色濃く反映している。

1116チバQ:2012/04/12(木) 22:26:28
>>1094-1098
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120412/amr12041212420004-n1.htm
黒人少年射殺男を逮捕訴追 米、正当防衛に批判相次ぎ
2012.4.12 12:40
 今年2月、米南部フロリダ州の路上で、黒人少年トレイボン・マーティンさん=当時(17)=が射殺された事件で、同州の特別検察官は11日に記者会見し、自警団リーダーのジョージ・ジマーマン容疑者を殺人容疑で逮捕、訴追したと発表した。当初、捜査当局が「正当防衛」として、同容疑者を逮捕しなかったことについて、各地に「人種差別ではないか」との批判が広がっていた。

 事件は同州サンフォード市で発生。高校生のマーティンさんがコンビニから歩いて帰る途中、ヒスパニック系の同容疑者に胸を撃たれ死亡。同容疑者は「挙動不審だったので後をつけたが争いになり、自衛のために撃った」などと正当防衛を主張した。マーティンさんは銃などの武器を所持していなかった。

 事件後、首都ワシントンやシカゴなどで黒人権利擁護団体などが抗議集会を開き、同容疑者の逮捕を要求した。(共同)

1117チバQ:2012/04/13(金) 22:43:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120413-00000079-reut-int
米黒人少年射殺事件で世論調査、人種間に大きな差
ロイター 4月13日(金)13時57分配信


拡大写真
4月12日、米南部フロリダ州サンフォードで黒人少年が射殺された事件についての世論調査で、人種によって反応が大きく分かれていることが明らかとなった。写真は少年の家族。ニューヨークで撮影(2012年 ロイター/Mike Segar)

[ワシントン 12日 ロイター] 米南部フロリダ州サンフォードで黒人少年が射殺された事件について12日に発表された世論調査で、人種によって反応が大きく分かれていることが明らかとなった。

【写真】米黒人少年射殺事件の容疑者が初出廷

ロイターとイプソスが9─12日に1922人の米国人を対象に実施した調査によると、少年が不当に殺害されたと感じている人は、アフリカ系米国人で91%だったのに対し、ヒスパニック系は59%、白人は35%にとどまった。また、事件のことを知っていると答えたのは全体の93%だった。

イプソスの世論調査員クリス・ジャクソン氏は、「白人と黒人の間で最もはっきりと意見が分かれたケースの1つだ」とコメントした。

さらに、白人と黒人の間で大きな差が出たのは、マスコミの報道が過熱しているかどうかについて。黒人の回答者でマスコミの取材量が適当だと感じていたのは68%だった一方、白人では24%という結果だった。一方、全体の68%が、事件の真相は永遠に分からないと考えていることも判明した。

同事件をめぐっては、ヒスパニック系白人の自警団員ジョージ・ジマーマン容疑者が2月26日に黒人のトレイボン・マーティンさん(当時17)を銃で殺害した疑いで11日、逮捕・訴追された。ジマーマン容疑者は当初、正当防衛を主張しており、警察は逮捕を見送ったものの、各地で抗議デモが行われるなど全米に波紋が広がっていた。

1118チバQ:2012/04/16(月) 22:41:34
http://www.afpbb.com/article/politics/2872049/8797391
米大統領警護隊にコロンビアで買春疑惑、「徹底した捜査」命令
2012年04月16日 15:17 発信地:カルタヘナ/コロンビア
【4月16日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は15日、米州首脳会議(Summit of the Americas)出席のため訪れた南米コロンビアで大統領警護隊(シークレット・サービス、US Secret Service)が買春したとされるスキャンダルの真偽について「厳重な捜査」を求めるとともに、事実だった場合は「怒り」を覚えるだろうと述べた。

 南北アメリカ首脳が一堂に会する同会議に影を落としたこのスキャンダルは、警護隊員11人が11日夜、カルタヘナ(Cartagena)のホテルの部屋へ売春婦を連れ込み、うち1人と支払をめぐってトラブルを起こしたというもの。11人は解任され既に本国へ送還されており、警護隊当局が捜査を開始している。

 一方、軍関係者5人も関与が疑われるとして外出禁止処分を受け、米軍当局の捜査対象となっている。

 オバマ大統領は首脳会議後、コロンビアのフアン・マヌエル・サントス(Juan Manuel Santos)大統領との共同記者会見で同スキャンダルに触れ、「厳重かつ徹底した捜査を求める」と発言。また、疑惑が事実だった場合は「もちろん憤りを感じるだろう」とも付け加えた。

 疑惑が持たれている警護隊員らの中で大統領警護の特務部隊に任命されていた者はいないという。

 だが、激戦が予想される11月の大統領選で再選を目指すオバマ大統領は、自身に同行する全員が米国の代表であり、最良の振る舞いをするべきだと強調した。「シークレット・サービスに対する私の姿勢は、ここにいる代表団に求めるものと変わらない。われわれは米国民の代表なのだ」

「つまり、われわれは最大限の品位と誠実さを持って振る舞わなければならない。報告された行為は、この規範に反するものだ」

 コロンビアでは指定地域における売春行為は合法だが、ピーター・キング(Peter King)米下院議員は米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)に対し、隊員への脅迫やスパイ行為、警備網への敵の侵入が容易になる恐れがあることから、買春が大統領警護隊の規定に抵触する可能性があると説明している。(c)AFP/Tangi Quemener

1119チバQ:2012/04/19(木) 21:44:28
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120419/amr12041900010000-n1.htm
ロムニー夫人に脚光 専業主婦批判反論で好感
2012.4.18 23:59 (1/2ページ)[オバマ米大統領]
 【ワシントン=古森義久】米国大統領選挙で共和党の指名候補となることが確実となったミット・ロムニー氏のアン夫人に民主党の女性活動家から家庭の外で働いたことがない経歴への激しい非難が浴びせられた。5人の息子を育ててきたアン夫人はすぐに反論し、オバマ大統領夫妻までがそれに同調したため、女性活動家は発言を取り消し、謝罪した。この結果、これまでロムニー陣営で前面に出ることが少なかったアン夫人に注目が集まってきた。

 民主党全国委員会の女性活動家ヒラリー・ローゼン氏は11日夜のテレビ番組で女性と経済について論じるうち、アン夫人に触れ「彼女は一生のうち一日も働いたことがないため女性への経済的圧力を語る資格はない」と語った。「家庭外で働いたことがない」という意図の発言だったが、女性が家庭で働くことをあまりに軽視したコメントとして全米的な論議を呼んだ。

 アン夫人も翌日から「5人の息子を育てる母親の役は激しく働くことだ」などと反論した。ローゼン氏は当初、「アン夫人には子育てをしながら外で働く女性の苦労はわからない」などと説明していたが、オバマ大統領夫妻が個別に「母親以上に激しい労働はあまり多くはない」などと事実上、ローゼン発言を否定する言明をした結果、13日までには自身の発言を取り消し、アン夫人に謝罪した。

 民主党側ではその後も年来の同党支持のトーク番組司会者ビル・メイヤー氏がアン夫人には社会経験が不足しているという趣旨の批判を述べたが、全体としては同夫人への攻撃をたしなめる基調が定着した。

 こうした騒ぎを受け、ロムニー陣営ではこれまでスポットライトを浴びることの少なかったアン夫人の言動が前面に押し出されることとなった。63歳のアン夫人は19歳で2歳年上のロムニー氏と結婚し、子育てや家事に専念する専業主婦として夫を助けてきた。

 多発性硬化症や乳がんにかかったが、いずれも克服した。個人的には明るく親しみやすいイメージで、しかも公的な場での発言で意外な雄弁さを発揮した。

 その結果、共和党側ではアン夫人の存在はロムニー氏の堅苦しいイメージを和らげ、オバマ大統領が優位を保つ女性の支持の拡大にも寄与するという期待が語られるようになった。

1120チバQ:2012/04/19(木) 21:49:31
http://www.asahi.com/international/update/0417/TKY201204170684.html
2012年4月18日10時29分
クリントン米長官「夜遊び」写真流出 クラブでダンス関連トピックスバラク・オバマ米州サミットのために訪れたコロンビアのカルタヘナにある飲食店で15日、代表団の仲間と踊るクリントン米国務長官=ロイター

 米州サミット出席のため、南米コロンビアのカルタヘナを訪れていたクリントン米国務長官が、地元のクラブで満面の笑みを浮かべてダンスを楽しんだり、ビールをあおったりしている写真が出回り、話題になっている。

 米メディアによると、長官は14日夜にあった各国首脳との公式夕食会後、キューバ音楽が流れるクラブで、米代表団の同僚らとダンスなどを楽しんだ。AFP通信によると、米国務省関係者は「同僚の誕生日を祝うパーティーに途中から参加した」と話した。

 米州サミットでは、出席したオバマ米大統領の警護をするシークレットサービスの12人が、買春行為とみられる「不謹慎な行為」があったとして解任され、批判を浴びた。ただ、長官の「夜遊び」について、多くの米メディアは好意的に報道。米国務省のトナー副報道官は「ニュースに値しない話だ」と述べ、問題視しない考えを示した。

1121チバQ:2012/04/20(金) 21:41:50
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120420/amr12042012020004-n1.htm
「五輪マラソンに出場するようなもの」 クリントン長官、副大統領への鞍替え出馬を否定
2012.4.20 12:00

クリントン米国務長官(AP)
 【ワシントン=犬塚陽介】クリントン米国務長官は19日に放映されたCNNテレビのインタビューで、11月の大統領選に副大統領候補として出馬する可能性を問われ、「五輪のマラソンに出場する準備ができているかと問われるようなもの。あり得ない」と否定した。

 民主党支持者には再選を目指すオバマ大統領の“相方”にクリントン長官を推す副大統領への待望論が根強い。

 クリントン長官は2016年の大統領選に出馬する可能性も明確に否定したが、ブラジルやマラウイの女性大統領に言及し、米大統領選で「女性候補に投票する機会があることを望んでいる」と語った。

1122チバQ:2012/04/21(土) 10:45:33
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120421/amr12042107440000-n1.htm
ワシントン・古森義久 大統領選、手始めはイヌ論争
2012.4.21 07:43 (1/2ページ)[緯度経度]
 だから選挙はおもしろい、ということか。今秋の米国大統領選挙はつい最近まで「共和党候補が乱戦」というのが最大の特徴だったが、いまや民主党現職バラク・オバマ大統領と共和党ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事との一対一の対決の構図がすっかり固まってしまったからだ。

 しかも共和党各候補たちが同じ党内同士で激しく醜く戦って、先頭走者のロムニー氏までがさんざんに傷ついて人気を落としたはずなのが、オバマ大統領とまったく同じ支持率という世論調査結果が出たのである。

 19日に公表された米紙ニューヨーク・タイムズとCBSニュースの共同調査では、「もし選挙が今日、実施されたらだれに投票するか」という質問にオバマ氏の名をあげた人と、ロムニー氏と答えた人がともに全体の46%という数字が出たというのだ。

 また、同じ調査で「経済運営の能力では誰を信頼するか」という問いにロムニー氏という答えが55%、オバマ氏が51%だった。調査母体の2大メディアは日頃民主党支持志向だから、この結果はオバマ陣営にとってきわめて危険な黄信号である。共和党側の内紛が激しい3月はじめに出ていた「オバマ大統領再選は確実」という予測はもう色あせたふうなのだ。
 
そして実際に始まったネガティブ・キャンペーンではなんとイヌが主題となった。ロムニー一家は1983年の夏休みにボストンからカナダへ自動車で移動した際、ペットのイヌを車内におかず、車の屋根につけた箱に入れて12時間もドライブをした。オバマ陣営はこの出来事をいま取り上げ、ペット虐待のように広範に宣伝し始めた。

 ユーモアをも交えた「ロムニー候補に反対するイヌ連盟」が結成されたというネット情報がオバマ選対から無数に発信されている。その背後には当然、「動物愛護の精神にも欠けるロムニー氏」というメッセージがあるわけだ。一方、オバマ一家はホワイトハウスに黒いイヌを飼い、愛犬家のイメージで知られている。

 ロムニー候補側ではこの攻撃に対し4月中旬になって「オバマ大統領が少年時代にはイヌの肉を食べていた」という話を流し始めた。オバマ氏は実際に1990年代に出版した自伝「私の父からの夢(邦題=マイ・ドリーム)」のなかでインドネシアに住んだ子供時代、イヌの肉を食べていたことを明記していた。

 共和党側は反撃としてこの話を広め始め、多くのメディアでも報じられた。19日にはホワイトハウスの記者会見でも取り上げられたほどで、大統領報道官は「なにしろ大統領が6、7歳の幼いころのことだから」と正面からのコメントを避けた。

 いずれにしても国政の主要政策論争からはほど遠い低次元のテーマである。だが候補者に関するすべてが徹底してチェックされるのが米国大統領選挙の特徴とあって、この種のネガティブなたたきあいは今後もまだまだ起きそうである。


 しかしこのオバマ対ロムニー戦ではネガティブ・キャンペーンが激しくなると予想される。自分の実績や長所を訴えるのではなく相手の弱点や欠陥をたたく選挙手法のことだ。どの大統領選でもつきものだが、今回はとくに激烈になるとされる。共和党側は、オバマ氏には誇れる実績がないため、相手を攻撃するしかないといい、オバマ陣営はロムニー氏がこれまた自賛できる国政での経験がないため、相手の負をもっぱら強調したいのだ、と主張する。

1123チバQ:2012/04/22(日) 01:18:30
http://jp.wsj.com/US/Politics/node_430413?google_editors_picks=true
【津山恵子のアメリカ最新事情】「主婦は働いたことがない」発言にツイッターで反論
2012年 4月 21日 8:07 JST
 1カ月の帰国からニューヨークに戻ると、街では、驚くニュースが相次いでいた。



Mel Evans/Associated Press

取材に答える米ニュージャージー州ニューアークのブッカー市長

 まずは、お隣にあるニュージャージー州ニューアーク市長のコリー・ブッカー氏(42)が4月12日夜、火事で火に包まれた隣家に飛び込み、中にいた女性を助け出したというニュースだ。

 その夜、自宅に戻ってきた市長は、隣の家が火事で、知り合いの女性が2階にまだ残っていると聞いて、家の中に飛び込んで行った。市長の会見によると、煙が立ちこめる狭い家のキッチンまで入った市長と彼のボディーガードは、これ以上先に進むのは無理と思ったようだ。しかし、女性が見つからなかったため、ボディーガードがベルトをつかんで制するのを振り切って、市長は奥のベッドルームに進み、女性を見つけて救出した。

 ボディーガードは、現場でのテレビのインタビューに、呆然とした様子で言葉もなかなか出て来ない。

 「あなたは市長を守る立場にあるんですよね」という質問に、「はい、そうです」というのがやっとだった。

 テレビに映った消火後の室内は、廊下もキッチンも狭く、これで煙が立ちこめていて、明かりもなく、呼吸もままならない状態で、さらに先に進む勇気というのはどこから出てきたのだろう、とびっくりした。

 しかし市長は、「あなたはスーパー・ヒーローですね」という会見での質問に、こう答えた。

 「それはあまりに大げさです。隣人なら誰もがすることを私はしただけです」

 ブッカー市長は、アフリカ系、つまり黒人だ。2008年の民主党全国大会で姿を見て、印象に残っている。バラク・オバマ氏を正式に民主党大統領候補に選ぶ党大会期間中に開かれていたアフリカ系有権者の党員集会で頭角を表していた。参加する首長の中では若くて、話にキレがあった。

 そんな記憶も薄れていた昨年末、ニューヨーク、ニュージャージーが大雪に見舞われた際、ブッカー市長が近所の雪かきをしていた、というニュースをみて、再び彼のことを思い出した。

 決してブッカー市長を持ち上げているのではない。火事のニュースになぜ驚いたかを考えてみれば、やはり彼が市長という公職にありながら、身の危険もかえりみず、火事場に飛び込んだからだろう。消防士や隣人が窮地にある子どもやペットを救ったというニュースは接する機会があるが、ヒーローが首長であることは極めてまれだ。

1124チバQ:2012/04/22(日) 01:19:15
 もう1つ、驚かされたのは、現在、共和党大統領選候補であるミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事の妻、アンさんへの批判と、それに対するソーシャルメディア上の騒ぎだ。

 これもニュージャージーの火事と同じ、12日に起きた。きっかけは、CNNのインタビューに答えた、民主党の論客、ヒラリー・ローゼンさんがこう発言したことだ。
「(アンさんは)1日たりとも働いたことがない」

 共和党の大統領候補になる可能性が高いとされるロムニー氏だが、有権者の過半数を占めるという女性からの支持で、民主党候補となるオバマ大統領に20%も差をつけられている。この差を縮める鍵となるのが、アン夫人。これまで主婦で、夫ロムニー氏が富裕層に属する候補者であるため、ローゼンさんは、「アン夫人に、一般女性が直面する経済問題にコメントする立場にない」と、先の発言にいたった。

 これに対しアン夫人は、これまで使っていなかったツイッターのアカウントを開き、初ツイートで反論。

 「私は主婦であることを自ら選択し、5人の子どもを育てた。正直なところ、大変な仕事でした」

 女性票でリードしているとはいいながら、選挙前であるオバマ大統領の陣営も素早く反応した。

 ミシェル・オバマ夫人はツイッターで、ライバルの妻をこう擁護。「どんな母親も一所懸命働いている。母親であれば誰もが尊敬されてしかるべきです」

 オバマ大統領も翌13日、テレビに出演し、こうコメントした。「政治家の候補者の伴侶について、コメントされるのは耐えられません。政治家は公職であり、コメントの対象となるのはフェアだと思います。でも、伴侶や家族は一般市民です」

 ローゼンさんは即日、テレビに出演し、謝罪コメントをしぶしぶ語った。

 これも、せめて半年前なら大して大きくならなかった話だ。しかし大統領選挙も目前。ツイッターで時間をおかない両陣営の応酬で、ニュース価値からいえばそれほどでもないのに、メディアも世の中も、「大事件」のように感じてしまった。という意味で驚いたニュースだ。

 オバマ大統領は08年同様、選挙でソーシャルメディアをフル活用している。が、民主、共和陣営ともに、ツイッターで広がる「舌禍事件」には気をつけなくてはならない。それが、たとえ選挙の争点とはかけ離れていてもだ。

1125チバQ:2012/04/25(水) 22:21:11
>>1122
http://www.afpbb.com/article/politics/2874080/8846618?ctm_campaign=txt_topics
2012米大統領選、愛犬も巻き込み泥仕合の様相に
2012年04月25日 21:39 発信地:ワシントンD.C./米国

【4月25日 AFP】2012年の米大統領選に関心があるならば、この2人と2匹の名前を覚えておくといいだろう。ミットと「シェイマス」、バラクと「ボー」だ。

 バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領と、共和党の大統領候補に指名される見込みのミット・ロムニー(Mitt Romney)前マサチューセッツ(Massachusetts)州知事は、11月の大統領選本選に向け、経済再生や、雇用成長の活性化を導く政策作りに専念しなければならない。

 しかし、ツイッター(Twitter)上で大々的に広まっているのは、何十年も前に2人が「人間の最良の友人」たる犬たちをどう扱ったかという話題だ。しかも一般の米国人のツイートばかりか各選挙陣営が応酬し、メディアにまで取り上げられて、からかい半分の批判の種となっている。

 民主党側はまるで1度かみついたら離さない闘犬のように、アイリッシュセッターのシェイマスを飼っていたロムニー氏を、ここ何か月も苦しめている。

 ことは1983年、ロムニー氏が家族とバケーションに出かける際、このシェイマスを入れたケージを車の上に乗せて走り、シェイマスに「苦痛の数時間」を過ごさせたというエピソードだ。道中、シェイマスがケージの中でひどくそそうをしたために、ロムニー氏が車を止め、車ごとホースで水をかけてシェイマスを洗ったという話を、民主党側は「無神経」さの表れだとしてロムニー氏に対する個人攻撃の材料にし、米国中に広めたがっている。

 その効果として、インターネット上に立ち上げられた「ロムニーに反対するイヌたち」という題のウェブサイトは、少なくともこれまでに数万人の賛同者を集めた。このサイトは「ミットは卑劣」と書かれたバンパーステッカーや、「僕は車内に乗りたい」と書かれたイヌ用のバンダナを配布している。

 オバマ陣営の選挙参謀の筆頭格、デービッド・アクセルロッド(David Axelrod)大統領上級顧問も今年初め、オバマ大統領とその愛犬ボーが仲睦まじく大統領用リムジンで移動している写真をツイッターに投稿し、「愛情ある主人は愛犬とこうして移動する」とコメントをつけた。

 しかし共和党側もここへ来て、反撃のための武器を手に入れたようだ。米ニュースサイト「デイリー・コーラー(Daily Caller)」は前週、ベストセラーになった1995年刊行のオバマ氏の自伝『マイ・ドリーム(Dreams From My Father)』を引用した。オバマ氏はインドネシアでの幼少時代に「犬の肉を初体験」したエピソードを書いており、その味について一言「まずい」と記している。

 オバマ氏に批判的な人々はこの告白に飛びついた。ロムニー陣営の選挙参謀、エリック・ファーンストロム(Eric Fehrnstrom)氏は17日、オバマ陣営のアクセルロッド氏が投稿した写真をツイッターに引用し、「今見ると背筋が凍るような写真」とコメントを投稿した。

 ここからツイッター上にイヌの毛が舞う展開となり、気づいた時には両陣営ともメディアの質問攻めにあう大騒動となった。さらにロムニー氏の行為をアン・ロムニー(Ann Romney)夫人が弁護しようとしたが、これが単に火に油を注ぐ結果となった。

 アン夫人は米ABCニュース(ABC News)にこう語った。「シェイマスは大喜びしてたんです。ケージを見て…何て言うか、ハイテンションになる感じで…だって私たちとバケーションに行けるんですもの」

1126チバQ:2012/04/25(水) 22:41:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120425-00000101-san-int
米、黒人少年射殺事件の波紋…厳然と残る人種差別問題
産経新聞 4月25日(水)7時55分配信

米フロリダ州サンフォードの現場には十字架が立てられ、花束やぬいぐるみが置かれていた(黒沢潤撮影)(写真:産経新聞)

 米フロリダ州で丸腰の黒人少年を射殺した自警団員が「正当防衛」を理由に1カ月以上も逮捕されなかった事件について、全米の黒人の間から「人種差別だ」と怒りの声が上がっている。警察の対応や報道をめぐっても人種や政党支持者間で見解が分かれており、米国では黒人大統領が誕生してもなお、ぬぐいがたい人種問題が社会の底流にある事実を見せつけている。(フロリダ州サンフォード 黒沢潤)

【フォト】 黒人少年射殺の男を保釈 両親には「申し訳ない」

 ◆十字架に寄せ書き

 「17年で命を散らしたあなたに私たちは永遠に寄り添い続ける」。白人の富裕層が多く住むサンフォードの住宅街。男子高校生トレイボン・マーティンさん=当時(17)=が射殺された現場近くの十字架には友人らの寄せ書きが添えられていた。

 2月26日夜、コンビニから歩いて帰る途中のトレイボンさんは、ヒスパニック系白人の自警団員に不審者と思われて呼び止められ、もみあった末に射殺された。自警団員は正当防衛と主張して釈放されたため、全米で黒人の抗議デモが起きた。

 「トレイボンが白人だったら、殺されただろうか。自警団員が黒人ならすぐ釈放されただろうか」。サンフォードで高校生の娘を持つ黒人の主婦、キャリーさん(49)は憤慨して語った。

 「母の涙に色はない」。サンフォードでは事件後、少年の母が流す涙に“人種の垣根”はないと訴えるTシャツが黒人の間で千枚以上も売れた。自警団員は今月中旬に一転、第2級殺人容疑(計画性の薄い殺人罪)で逮捕されたが、23日未明までに保釈された。

 米南部の人種差別問題に詳しい米自由人権協会フロリダ支部の幹部デレク・ニュートン氏は「フロリダでも他の州でも(犯罪を実際に犯したかどうかにかかわらず)黒人の拘束件数は異常に多い」と指摘。フロリダ国際大学のクリス・ジラルド教授(社会学)も「(黒人を疑わしいとみて捜査を進める)“プロファイリング”は公に糾弾されてはいるが、多くの警察署は放棄していない」とし、黒人差別は厳然と残っていると強調した。

 ◆関心度合いに開き

 射殺事件への黒人と白人の関心の度合いには開きがある。世論調査によれば、米メディアの報道を丹念に追いかけていると答えた黒人が58%だったのに対し、白人は24%にとどまった。

 保守派の白人ジャーナリスト、ジョナー・ゴールドバーグ氏はシカゴ・トリビューン紙上で、黒人デモに参加する著名公民権運動家を「古びた人種産業」と形容、「50年前のプリズム」で世間を見て現状を過剰にあおっていると述べた。

 他の保守派論客も、黒人指導者ジェシー・ジャクソン師がかつて「深夜、私の後ろを歩く男を振り返ってみたとき白人であれば安心する」と語った言葉を引用し、米社会で黒人を見る目が厳しいのは黒人にも責任がある、と主張している。

 今回の事件報道を「過剰だ」と答えたのは、民主党支持者では25%だが、共和党支持者では56%と倍以上になった。

 ◆オバマ氏遺族に同情

 オバマ大統領は事件後、「私に息子がいたらトレイボンに似ていただろう」と述べ、遺族に同情を寄せた。共和党の指名争いに参戦したが、撤退がささやかれるギングリッチ元下院議長は、黒人の少年の死にことさら焦点を当てた大統領発言を「恥ずべきだ」と批判するなど、政党間の温度差も浮き彫りになっている。共和党内では大統領選を前に、事件がオバマ氏を利することへの警戒感があるようだ。

 射殺事件を機に改めて注目を浴びた米国の人種問題がオバマ大統領のもとで改善したか否かについて、ピッツバーグ大学のデービッド・ハリス教授(法学)は「(共和党の事実上の大統領候補である)ロムニー氏は黒人が抱える諸問題の解決に消極的な姿勢だが、オバマ氏の『人種を超越した社会』実現の約束だって誇張だ」と述べ、「答えはノーだ」と言明した。

1127チバQ:2012/04/26(木) 21:59:49
http://www.afpbb.com/article/politics/2874170/8851644?ctm_campaign=txt_topics
ギングリッチ元下院議長、共和党指名争いから撤退 米大統領選
2012年04月26日 08:36 発信地:ワシントンD.C./米国

米共和党の大統領候補指名を争っていたニュート・ギングリッチ(Newt Gingrich)元下院議長(68)が選挙戦からの撤退を決めたと、同氏の陣営が25日明らかにした。

 ギングリッチ氏は5月1日にワシントンD.C.(Washington D.C.)で開くイベントを最後に選挙戦から撤退するとみられる。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)によると、ギングリッチ氏は指名争いをリードするミット・ロムニー(Mitt Romney)前マサチューセッツ(Massachusetts)州知事(64)に電話をかけ、来週のイベント後にロムニー氏支持に回ると伝えたという。

 ロムニー氏は24日、コネティカット(Connecticut)、デラウェア(Delaware)、ニューヨーク(New York)、ペンシルベニア(Pennsylvania)、ロードアイランド(Rhode Island)の5州の予備選で圧勝し、事実上自分が指名候補に決まったと宣言していた。(c)AFP/Arthur MacMillan

1128チバQ:2012/04/27(金) 23:41:25
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120427/amr12042713290003-n1.htm
国家観の激突 オバマVSロムニー 米国の本質問う戦い
2012.4.27 13:28
 【ワシントン=佐々木類】格差是正のための政府介入か、徹底した自由競争の追及か−。11月6日の米大統領選は、亀裂を深める米国社会を反映し、経済活動と政府のあり方という「米国の本質」を問う戦いとなった。国家観が大きく異なる2候補、民主党のオバマ大統領(50)と共和党の候補指名を確実にしたロムニー前マサチューセッツ州知事(65)は世論調査ではほぼ互角だが、大統領としての資質以上に鍵を握るのは景気の動向だ。

 24日にニューヨーク州やペンシルベニア州など5州で行われた共和党予備選は、米メディアによると、ロムニー氏が5州とも圧勝の勢い。ロムニー氏はすでオバマ氏との直接対決に焦点を移している。

 米キニピアック大(コネティカット州)が発表した最新の世論調査結果によると、オバマ氏の支持率46%に対し、ロムニー氏は42%となった。

 だが、足踏み感がみられる米景気を反映し、景気回復への期待ではロムニー氏47%、オバマ氏43%、雇用創出への期待はそれぞれ45%、42%といずれもロムニー氏が上回った。

 選挙戦の行方を左右する無党派層だと、ロムニー氏が46%で、オバマ氏は39%に止まった。

 同氏が「オバマ大統領に勝てる候補」とされた大きな理由は、もともと穏健派で無党派層を取り込むことができるとみられていたためで、無党派層での支持率の差は、その効果がジワリと数字に表れた形だ。

 ロムニー氏は24日夜、本選での激戦が予想されるニューハンプシャー州マンチェスターで、「より良い米国が今夜始まる」と気勢を挙げた。

 ロムニー氏は、徹底した規制緩和と富裕層を含む減税、自由競争が持論。「民間主導によるチャンスに満ちた米国社会をつくる」と訴えている。

 「一定の公的ルールに基づく公正な社会」を主張するオバマ氏が、「共和党は教育や医療という基本的な必要経費まで削って富裕層減税を行おうとしている」と批判していることを念頭に置いた反論であることは明らかだ。

 景気対策という表向きの争点の背景にあるのは、自由な経済活動を優先させるロムニー氏と中間層の保護を掲げ、格差是正を積極的にはかるオバマ氏という、広い意味での国家観の決定的な違いだ。

 オバマ氏は年収100万ドル(約8000万円)を超える富裕層を対象に増税する「バフェット・ルール」の正当性を強調。「(過去の大統領選に比べ)将来像の違いがこれほど鮮明になった選挙戦はない。中間層の将来を決する選択選挙だ」と支持を訴える。

 対するロムニー氏は「経済活動の自由という米国の本質が問われている」とし、「オバマ氏への不信任投票」を呼びかけている。

 ただ、9%以上だった失業率が8・2%と改善傾向にあり、オバマ氏の経済失政を批判するロムニー氏の“口撃”も湿りがちだ。

 一方のオバマ氏も経済情勢の指標となるガソリン価格の上昇に悩まされている。価格は政権発足時に比べて約2倍の1ガロン3・9ドルに達した。

 ABCテレビの世論調査では、オバマ氏のガソリン高対策への不支持率は62%に上っており、「本選前の夏場の景気状況が勝者を決める」(ウォールストリート・ジャーナル紙)ことになりそうだ。

1130チバQ:2012/05/06(日) 14:38:59
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012050600029
ロムニー氏の民間経験は「害悪」=激戦区で再選活動本格化−米大統領
 【ワシントン時事】オバマ米大統領は5日、中西部オハイオ、南部バージニア両州を相次いで訪れ、再選を目指す11月の大統領選に向けた集会で演説した。大統領は、対立候補となる野党共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事が投資ファンド経営の経験を売りにしていることに対し、政府の経済運営には害悪だとこき下ろした。
 大統領は、経営者時代にロムニー氏は解雇や税金逃れ、組合つぶしを繰り返してきたと指摘。「あらゆる手段を駆使し、利潤を最大化するやり方は庶民や米国経済のためにならない。ロムニー氏はそれを理解していない」と訴えた。
 また、「投資家に好かれることをすれば、その他の国民の生活も自動的に向上すると彼は心から信じている」と批判。「(ファンド経営の)経験から誤った教訓を得てしまった」と皮肉った。
 大統領はこの日、国民的人気の高いミシェル夫人を伴い現地入りした。両州は大統領選の結果を左右する可能性がある激戦区。自身は中間所得層に配慮してきたと訴え、対決ムードを高めた。
 今回の両州訪問は公務を離れて行う初の地方遊説との位置付け。陣営の動員もあり、オハイオ州で1万4000人、バージニア州で8000人が集会に足を運んだ。(2012/05/06-10:24

1132とはずがたり:2012/05/06(日) 18:21:26

ポイント分析:米雇用統計、昨年の失速パターン再来示唆との声も
2012年 05月 5日 04:25
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTJE84301820120504

[ワシントン 4日 ロイター] 4月の米雇用統計が労働市場の減速を示すなか、市場では2011年と同様、年初以降に加速した雇用の伸びが夏場にかけて失速するパターンが今年も繰り返されるのではとの見方も出ている。

非農業部門雇用者数は前月比11万5000人増にとどまり、予想の17万人増を大幅に下回った。増加の鈍化は3カ月連続。米経済が勢いを失いつつあることが裏付けられた。

失業率は前月の8.2%から8.1%に低下し、3年ぶりの低水準を更新したが、背景としては、職探しをあきらめた人の数が増えたとの消極的理由にとどまった。

以下は、今回の雇用統計の主なポイント。

◎民間部門の雇用者数の伸びは13万人増で、全体を押し上げた。このうちサービス業は11万6000人増で、民間の伸びの大半を占めた。

◎サービス業のうち、小売関連は2万9300人増と3カ月ぶりにプラスに転じた。専門職は6万2000人増。レジャー・接客も1万2000人増加したが、伸びは前月の5万2000人増から鈍化した。

◎将来の企業の正規採用動向を占う上で参考になる人材派遣は2万1100人増加。前月は9400人減だった。

◎財生産は、製造の伸びが後押しし1万4000人増加。製造は自動車メーカーの採用拡大を背景に1万6000人増加したものの、前月の4万1000人増からは伸びが鈍った。

◎建設は2000人減と前月の3000人減からマイナスが続いた。昨年12月から今年1月にかけては温暖な天候要因から増加していた。

◎政府部門は1万5000人減。地方政府による教職員の削減が響いた。

◎時間当たり賃金は23.38ドルで、前月比0.01ドル増にとどまり、低賃金での雇用拡大が浮き彫りとなった。

<家計調査>

◎家計調査では、就業者数が16万9000人減と2カ月連続のマイナスとなった。

◎労働力参加率は63.6%と、前月の63.8%から低下、1981年12月以来の低水準となり、先行きの雇用に対する米国民の悲観度が高まっていると考えられる。労働力参加率の低下などを背景に、失業率は昨年8月以降、1%ポイント程度改善している。

◎就職を希望するものの職探しを止めた人やパートタイムだけで働いているもののそれ以上の仕事を希望する人を含めた失業率は14.5%と前月から横ばいだった。

◎全米の総失業者数は1250万人で、このうち失業期間が6カ月を超える人の割合は41.3%だった。

1133とはずがたり:2012/05/06(日) 18:29:21

焦点:米大統領選で鍵握る激戦10州、現職は守勢の中で勝機探る
2012年 05月 2日 12:54
http://jp.reuters.com/article/JPshiten/idJPTYE84101P20120502?pageNumber=1&amp;virtualBrandChannel=0

[ワシントン 1日 ロイター] 米大統領選の先行きはまだまったく予断を許さない段階だが、現時点で州ごとの情勢をみていくと民主党の現職、オバマ大領領が確保できそうな選挙人は227人で、共和党候補に指名されるとみられるロムニー氏の180人を上回っている。

ただ、選挙の勝利に必要な270人の選挙人を得るには結局、民主・共和両党の支持が伯仲している10州(選挙人数は計131人)が鍵を握ることになるだろう。

「スイング・ステート」と呼ばれる激戦の10州はノースカロライナ、バージニア、オハイオ、フロリダ、ネバダ、ペンシルベニア、コロラド、アイオワ、アリゾナ、ニューハンプシャー。オバマ氏は2008年の選挙で、このうち9州で共和党のマケイン候補を破って大統領に当選している。

オバマ氏が365人の選挙人と有権者の約53%の投票を獲得して勝利した08年当時は、支持率が強固であり、政敵の攻撃対象となるような財政赤字などの負の実績も存在しなかった。

しかしその後は、失業率が8%を上回る水準で高止まりし、オバマ氏の経済運営手腕や、実績の目玉だった医療保険改革の先行きに対して疑念が広がり、支持率は50%を下回り続けている。こうした事態は、08年で勝ったいくつかの重要な州を取りこぼす危険を生じさせている。

激戦州の世論調査を毎月実施している中立的なコンサルティング会社パープル・ストラテジーズのブルース・ヘインズ氏は「オバマ氏は守勢に回るだろう。しかしいくらか譲った上でなお勝利できる余地はある」と指摘する。

ヘインズ氏によると、オバマ氏は全米である程度優先順位をつけて選挙対応しており、08年当時に比べていくつかの州で多く敗北が許されるとしても、一定範囲で食い止める防壁が必要になるという。

<オバマ氏再選への道>
オバマ、ロムニー両氏はまず、自らが確実に勝てそうな州の地固めで選挙戦に乗り出そうとしている。

オバマ氏が維持しそうな地盤は西海岸やニューイングランド地方、北東部の各州で、08年の選挙では辛勝だったコロラド、オハイオ、インディアナ、ニューハンプシャー、バージニア、ノースカロライナ、フロリダの7州も死守しなければならない。

重要な激戦州おける世論調査はいずれも支持が拮抗しているが、オハイオとフロリダではオバマ氏がわずかに優位に立っている。

1134とはずがたり:2012/05/06(日) 18:29:38
>>1133-1134
オバマ陣営のジム・メッシーナ選対本部長は「われわれは以前より突破口が広がっていると考えているが、この選挙戦においてはバージニアとオハイオが2つの重要な州であるのは明らかだ」と話した。

<ロムニー氏勝利の方策>
ロムニー氏が08年のマケイン氏が勝った22州をそのまま受け継げるとすれば、今回はオバマ氏からインディアナ、バージニア、ノースカロライナを奪還することで大統領への道のりが開かれる。オバマ氏の勝利まではインディアナ、バージニア両州は1964年の選挙から一度も民主党支持に回ったことはなく、ノースカロライナも1976年からずっと共和党に忠実だった。

さらに近年の大統領選と同じように、フロリダとオハイオがロムニー氏にとって重要になるだろう。この両州はオバマ政権で経済的な打撃が大きかった。

もっともインディアナ、バージニア、ノースカロライナ、フロリダ、オハイオをすべて制したとしても、ロムニー氏は勝利に必要な270人の選挙人に4人足りない計算になる。つまり激戦州の中で少なくとももう1つの州で勝たなければならない。

キニピアックで世論調査を行っているピーター・ブラウン氏は「ロムニー氏がこれら5州を制さずに大統領選に勝つ方法を見つけるのは非常に困難だが、5州を制したとしてもさらにあと1つ勝つ必要がある」と話した。

それでも共和党のストラテジスト、トッド・ハリス氏は、オバマ大統領の経済政策や財政赤字対応に問題がある点が、再選を難しくさせると反論する。

ハリス氏は「大統領にとっては08年よりも今回がずっと厳しい情勢になるだろう」と述べた。

民主党が期待するのは、ロムニー氏を含めた共和党の移民に対する厳しい姿勢により、最近のヒスパニック系有権者の民主党支持が加速することだ。ロムニー氏は、不法入国者のうち兵役に就いたり大学に進んだ人の子供に法的地位を与える法案に反対している。

ヒスパニック系有権者の民主党支持が強まれば、特にネバダ、コロラド、アリゾナ、ニューメキシコといった西部諸州で党勢拡大につながるだろう。

オバマ氏は08年の選挙でヒスパニック系有権者の約3分の2の投票を獲得し、コロラドやニューメキシコ、ネバダでの勝利の一因になった。

ヒスパニック系住民は米国の全人口の16%を占め、過去10年で43%も増加。オハイオやノースカロライナ、フロリダ、バージニアなどでも大きな影響力を及ぼす可能性がある。

(John Whitesides記者)

1135チバQ:2012/05/07(月) 23:28:44
http://jp.wsj.com/US/Politics/node_438272
バイデン米副大統領、同性婚支持を示唆
2012年 5月 7日 13:18 JST

 バイデン米副大統領は6日、ホワイトハウス関係者がこれまでに発した中で最も強く同性婚を支持するメッセージを出した。オバマ大統領が再選に向けた選挙活動を始めた週末に、賛否両論の分かれる社会問題を取り上げた形だ。同副大統領の発言により、オバマ大統領は自らのスタンスを明確にするよう迫られるかもしれない。

 オバマ大統領はこれまで、同性愛者の法的保護を支持するが、同性婚には反対すると述べている。しかし、そのスタンスは「進化しつつある」とも付け足している。バイデン副大統領は6日、同性婚と異性婚には差がなく、どちらも結局は「誰を愛しているのか」が焦点になるとの見解を示した。

 NBCのテレビ番組に出演した副大統領は、同性婚に「不満はないのか」という質問に対し、「男性と結婚する男性や、女性と結婚する女性、そして異性愛者と結婚する男性や女性は皆、同じ権利を有する、つまり全ての市民権と市民の自由を享受できる」と述べ、そのことに「全く不満はない」と答えた。

 番組終了後、この発言を同性婚を認めたものと解釈すべきかと副大統領の事務所に問い合わせたが、同事務所はコメントを拒否した。バイデン副大統領のある側近は、副大統領の発言後に出された声明を引用し、「バイデン副大統領は、オバマ大統領が以前発言したことを述べたのだ。つまり、互いを認め、愛し合う同性愛カップルは、すべての米国人の享受する権利と法的保護を得るに値する。また、これらの権利を奪おうとする動きには反対するというものだ」と指摘した。

 同性愛者の権利擁護派は、バイデン副大統領のテレビ番組発言に飛びついた。オバマ大統領が同性愛者の権利支持を表明する構えであることを示す兆候かもしれないとみたからだ。発言の2日後、つまり8日にはノースカロライナ州で同性婚を禁じる州憲法に関する投票が行われる。

 同性婚の話題は、始まったばかりの大統領選挙戦でまだ論戦上に浮上していない。共和党の大統領候補指名が確実になっているミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事は、同性婚を禁じるよう合衆国憲法を修正することを支持している。

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オバマ米大統領(5日、バージニア州)

 オバマ陣営が今週末、共和党の景気回復策が間違っているというメッセージを強調したがっている中で、注目を集めたのはバイデン副大統領のこの発言だった。オバマ大統領は5日、スイングステート(激戦州)であるバージニアとオハイオの両州に姿を見せ、再選に向けた初めての集会に出席した。同大統領は演説で、富裕層に恩恵をもたらす政策を擁護しているとして、ロムニー氏を攻撃した。

 バイデン副大統領はインタビューの中で、オバマ大統領と同じように経済的な対立点を指摘した。ただし同性婚に関する発言が目立ち、経済関連のメッセージはその陰に置かれた。クリントン政権時代に同性愛者の権利担当の上級顧問を務めていたリチャード・ソカリデス氏はバイデン副大統領の発言について、「非常にポジティブで歓迎すべき一歩であり、選挙戦でオバマ陣営を後押しするのみだ」と述べた。同氏は「それがたとえ意図的な発言だったとしても、驚かない」と付け加えた。

 ただし、副大統領は台本から外れることがあり、政権で検討されていない個人的な見解を打ち出すことで有名だ。

 実際、バイデン副大統領はインタビューで、オバマ大統領が再選を果たしても、大統領が同性婚の合法化に向けて動くかどうかは分からないと指摘した。

 世論調査によると、同性婚支持の政治的リスクは薄れてきていることが示されている。しかし、同性婚の問題は共和党が過去の選挙戦で保守層を動員するのに利用してきた。それだけに、オバマ大統領はこの問題で慎重に動いている。

記者: Peter Nicholas

1137チバQ:2012/05/09(水) 22:07:10
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M3QWSC6K50YM01.html
同性婚論争、米大統領選で焦点の1つに−激戦州で注目
  5月9日(ブルームバーグ):米国の世論調査で同性婚容認の全国的な広がりが示されているにもかかわらず、大統領選挙で激戦が見込まれる一部の州では根強い反対が残っている。ノースカロライナ州は同性愛者同士の結婚を実質禁じ、コロラド州では共和党が同性婚を認める法案を廃案にした。

米国内の対立は米政権内での考え方の違いも反映している。オバマ大統領は、バイデン副大統領とダンカン教育長官が表明している同性婚への支持に賛同することには消極的だ。

ノースカロライナ州ローリーにある民主党系の調査会社パブリック・ポリシー・ポーリングの問題調査専門家ジム・ウィリアムズ氏は、大統領が同性婚を支持したからといって「大統領選に響く可能性があるとは思えない。だがその可能性を恐れているのだと思う。そんなリスクを冒したくないのだろう」と指摘、「政治家は慎重だ。同性婚をめぐる世論はめまぐるしく変化する」と話す。

ノースカロライナ州は8日、結婚を男女間の契約と定義する憲法修正案を可決。コロラド州議会の委員会は同性愛者同士の結婚を認める法案を可決したが、同州下院の共和党は深夜に設定された採決期限までに採決に応じないことでこの法案を葬り去った。

同性愛者の権利を擁護する団体はオバマ大統領に同性婚への無条件の支持を表明するよう促している。オハイオ州立大学のポール・アレン・ベック教授(政治学)によれば、大統領は支持表明を手控えており、オハイオやペンシルベニアといった激戦州ではこの問題が大統領にとってリスクをはらんだ問題であり続ける。

同教授は「オハイオは極めて激戦となっている。この州は労働者階級のカトリック人口が大きく、オバマ大統領に対し特に好意的ということもない。この問題を大統領が気に掛けているのは確かだ。自身の姿勢にごく小さな変化があっただけでも、有権者が対立候補の支持に向かう可能性があることは懸念材料だ」と述べた。

原題:Gay-Marriage Fights Show Obama’s Dilemma in BattlegroundStates(抜粋)

1138チバQ:2012/05/09(水) 23:03:59
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120509/amr12050914220009-n1.htm
米南部州、同性婚を禁止 住民投票で州憲法改正 禁止30州目
2012.5.9 14:21
 米南部ノースカロライナ州で8日、結婚は男性と女性のカップルに限ると明示し、同性婚を違憲とする州憲法改正案をめぐる住民投票があり、賛成多数で改正が承認された。AP通信によると、同性婚の禁止は全米で30州目。

 米国では同性愛者の権利を擁護するリベラル派と、制限する保守派が対立。オバマ大統領は同性婚に対する支持を明確にしていないが、バイデン副大統領は同性婚カップルの権利拡大に前向きな姿勢を示している。(共同)

1139チバQ:2012/05/10(木) 22:07:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120510-00000010-jij-int
オバマ大統領、同性婚を支持=選挙戦の争点、保守派の反発必至
時事通信 5月10日(木)5時23分配信

 【ワシントン時事】オバマ米大統領は9日、ABCテレビのインタビューで、「同性カップルの結婚を可能にすべきだ」と述べ、同性婚を支持する考えを初めて明確に表明した。米大統領が同性婚を支持したのは初めて。
 同性婚は11月の大統領選の主要争点の一つで、米社会で賛否が大きく分かれる。再選を目指すオバマ大統領にとって、リベラル派の支持獲得が見込める一方、保守派の強い反発を受けるのは必至だ。
 大統領はこれまで、同性婚に理解を示しながらも支持を明言していなかった。この日は「一歩踏み込んで、同性カップルの結婚を可能にすべきだと考えていると断言することが重要との結論に達した」と述べた。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120510-00000602-yom-int
オバマ氏、同性婚を支持…現職大統領で初
読売新聞 5月10日(木)13時11分配信

 【ワシントン=白川義和】オバマ米大統領は9日、米ABCテレビのインタビューで、「同性カップルの結婚が可能になるべきだ」と述べ、同性婚を支持する立場を初めて表明した。

 現職の大統領による同性婚の支持表明は初めて。保守層の反発は必至で、11月の大統領選の争点になる可能性がある。

 大統領はこれまで「同性カップルも結婚した夫婦と同等の社会的権利を持つべき」との考えを示していた。今回は「個人的な考え」として、すべての人が平等に扱われるべきとの立場から同性婚支持を明言した。同性婚の合法化は各州の判断に委ねるとしている。

 一方、共和党の大統領候補に確定しているミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事は同日、「結婚は男女間のものだ」と述べ、同性婚に反対する立場を改めて示した。

1140チバQ:2012/05/10(木) 22:07:58
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2875494/8879329
銃規制と同性婚に対する米世論に変化、米国
2012年05月03日 08:09 発信地:ワシントン/米国
【5月3日 AFP】非営利調査機関ピュー・リサーチ・センター(Pew Research Center)は4月25日、米国人の多くが銃所持に保守的になってきている一方、同性婚に対して前向きな意見を持ち始めているという調査結果を発表した。

 ピュー・リサーチ・センターが公式ホームページで発表したところによると、個人が銃を所持する米憲法上の権利を守るべきだと回答した人は49パーセントだったのに対し、銃所持の規制を優先すべきだと回答した人は45パーセントだった。個人の銃所持を規制することの方が重要だと考える人が多かった1993年から2008年までの世論調査結果とは逆の結果になった。

 その一方で、2008年には39パーセント、2004年には31パーセントだった同性婚を支持する人の割合は、今回の調査で47パーセントに上昇していた一方、43パーセントは否定的な意見を持っていることが分かった。

 調査は2月にフロリダ(Florida)州で黒人少年のトレイボン・マーティン(Trayvon Martin)さん(当時17)が自警団員に射殺され、人種差別によるものではないかと全米で物議を醸した事件後の4月4〜15日に、固定電話と携帯電話での調査に応じた3008名の成人を対象に行われた。許容誤差は約3パーセント。(c)AFP

1141チバQ:2012/05/10(木) 22:09:04
http://www.afpbb.com/article/politics/2877116/8920888?ctm_campaign=txt_topics
同性婚支持を宣言したオバマ米大統領の「賭け」、時流読んだ政治的手腕か
2012年05月10日 18:36 発信地:米国
【5月10日 AFP】同性婚に関する政治的立場を長らく曖昧にしてきたバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領が9日、一歩踏み込み、米ABCテレビ(ABC News)とのインタビューで同性婚支持を明言するという賭けに打って出た。11月の大統領選を控えた米政界には波紋が広がり、再選を目指すオバマ大統領にこの発言が不利に働くのではないかなど早速、憶測が飛び交っている。

 同性婚は米政治を二分するテーマだ。オバマ大統領はこれまで同性婚支持に対して自分の考えが「進化している」と述べるにとどまる安全策を取ってきたが、支持を得られず、ついに曖昧な立場を捨て去る選択をした。

■前回選挙の支持層から逆風の恐れ

 同性婚支持を公言したことによるリスクは明白だ。オバマ大統領が今まで支持基盤のリベラル層から強い圧力を受けつつ、明確な立場を示さずにきたのはそのためだ。賛否の割れる倫理的な問題を唐突に持ち出したことで、再選の鍵を握る重要州でのオバマ陣営の選挙戦は難しくなるかもしれない。

 オバマ大統領は白人層や労働者層、保守的な無党派層の取り込みに苦戦してきたが、同性婚支持発言もこれらの層における支持拡大の助けにはならないだろう。その好例が、2008年大統領選でオバマ氏が1%未満の僅差で辛勝したノースカロライナ(North Carolina)州だ。同州では8日、同性婚を違憲とする州憲法の改正の是非を問う住民投票が行われ、61%が賛成票を投じた。

 08年の大統領選では、信仰心の厚いヒスパニック系やアフリカ系の有権者の圧倒的な支持がオバマ氏をホワイトハウスへと導いた。だが今回は、この層からオバマ大統領に逆風が吹くのではないかと見る政治専門家らもいる。

 既に保守派は、同性婚支持発言の代償を選挙で払わせると宣言している。

■鍵を握る中間層

 アイオワ(Iowa)州にあるドレイク大学(Drake University)のデニス・ゴールドフォード(Dennis Goldford)教授(政治学)は、オバマ大統領の発言は「選挙に向けた戦略的な計算」に基づいたものとの見方を示す。なぜなら、民主党支持者が同性愛者のより完全な権利を求めている一方、同性婚に反対する人々の多くは共和党支持者で、どのみちオバマ大統領には投票しない層だからだ。

 そこで問題となるのが、同性婚問題について態度を決めかねている中間層にオバマ大統領の発言がどのように受け止められたか、だ。発言が中間層を遠ざけた可能性もあるが、ゴールドフォード教授は「現時点ではまだ分からない」と語る。

■変わる米社会、時流に乗った決断か

 一方、発言はオバマ大統領の見事な政治的手腕の表れで、まさに絶好のタイミングで同性婚をめぐる時流に乗った決断とも考えられる。ある政府高官が指摘するように、数ある米政治問題の中でも同性婚に対する米国民の見方は急速に変化しつつあるからだ。

 米国では、同性カップルのいる家族と交流を持つ人々が増加している。オバマ大統領もABCテレビとのインタビューで、娘のマリア(Malia Obama)さんやサーシャ(Sasha Obama)さんにも同性カップルを親に持つ友達がいると明かした。
 
 米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)の調査によれば、同性婚の合法化を支持するとの回答は06年には36%だったが、直近では52%に上昇。オバマ大統領と同様、米国民も同性婚に対して「進化」している様子がうかがえる。

 いずれにせよ同性婚支持発言がオバマ大統領の政治基盤を勢い付けることは間違いない。08年大統領選のような熱意を見せていない若年層の起爆剤ともなるだろう。

■なぜ、今?

 富裕層の同性愛者たちもオバマ大統領再選の鍵を握る重要な存在だ。共和党の大統領候補指名が確実視されているミット・ロムニー(Mitt Romney)前マサチューセッツ(Massachusetts)州知事は、合衆国憲法を修正して同性婚を禁じるよう主張している。

 オバマ陣営ではロムニー氏を強硬派と印象付けることで中道層の支持を獲得しようとしており、今回オバマ大統領が同性婚に賛成の立場を示したことで、ロムニー氏とはっきり一線を画すことができたと大統領側近の1人は語っている。

 ウィルクス大学(Wilkes University)のトム・ボルディーノ(Tom Baldino)教授(政治学)は、大統領選直前の10月ごろになって同性婚支持を言い出すよりは、早めに立場を明確にするほうが政治戦略として懸命だと指摘。「もし私が大統領の選挙対策顧問なら、同性婚の問題を後回しにするよりは、なるべく早く切り抜けてもらいたいと思うだろうね」と述べている。(c)AFP/Stephen Collinson

1142チバQ:2012/05/10(木) 22:17:32
http://news.nicovideo.jp/watch/nw257410
オバマ大統領の同性婚支持表明にハリウッドセレブらが続々賛同ツイート!
ハリウッドチャンネル:記事一覧
2012年5月10日(木)12時00分配信
11月に行われるアメリカ大統領選を前に同性間結婚の是非に注目が集まっているが、これまで曖昧な立場をとってきたバラク・オバマ現大統領が現地時間9日、同性婚を支持する意思を表明。これを受け、これまで同性婚の実現を願ってきたセレブたちが、ツイッターで続々と反応をよせている。

【関連写真】婚約から2年が経過したクリステン・ベルが結婚しない理由を激白

人気海外ドラマ「glee/グリー」のキャストで、自身も同性のパートナーと結婚している女優のジェーン・リンチは、「今日は最高にハッピーな日だわ。大統領、私の家族、そしてたくさんの人々の尊厳を支持してくれてありがとう!」とツイート。また、同じく同ドラマのキャストで、ゲイを公言しているクリス・コルファーも、「僕も賛成!」と喜びを表している。

その他、人気司会者のエレン・デジェネレスや有名ブロガー=ペレス・ヒルトン、女優エリザ・ドゥシュク、ソーシャライトのキム・カーダシアンらをはじめとした多くのセレブたちがオバマ大統領を賞賛するツイートをした。

大統領はABCネットワークのインタビューで、「私は兼ねてからゲイやレズビアンのアメリカ人が公平な扱いを受けるべきであると主張してきた」と声高らかにコメントしている。

セレブの間では「誰もが平等に結婚できる日が来るまで結婚はしない」という男女のカップルが多くいるため、全米で同性婚が認められれば、直後には結婚式を挙げるカップルが急増することだろう。

1143チバQ:2012/05/10(木) 22:18:14
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M3SQKS6TTDSV01.html
米大統領の同性婚支持、敵も味方も歓迎−激戦州ではリスクに
 5月10日(ブルームバーグ):オバマ米大統領が同性婚支持を明確に示したことを受け、人種差別撤廃を求め公民権運動を進めたキング牧師がかつて説教していたアトランタのエベニーザー・バプテスト教会に集う人々は、この新たな権利に反対する宗教的伝統を重視することにした。一方、同性愛者に寛容なことで知られるサンフランシスコでは、大統領の発言はシャンパンで歓迎された。

大統領がインタビュー通じ同性同士の結婚への支持を初めて表明した9日の全米各地でのインタビューでは、この問題をめぐってさまざまな見方があることが浮き彫りになった。10年足らずの間に大きく取り上げられるようになった同性婚に関しては、同性愛者への理解が深まる一方で、根深い反対もあり、その対立が顕著になっている。

ボルティモアのトラック運転手、ライアン・エバンスさん(34)は、「聖書には男性同士、女性同士では結婚できないと書いてあり、正しいことだとは思わない」としながらも、「新しい時代だ。そうしたいなら、認めてあげればいい」と話した。

オバマ大統領の支持者も反対する人々も共に、大統領が同性婚についての姿勢を鮮明にしたことを歓迎している。共和党の大統領候補指名が確実なミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事はあらためて同性婚への反対を表明し、オバマ大統領とは対照的な姿勢を示した。

オバマ大統領は2008年の大統領選挙では、同性婚に反対していた。ノースカロライナ州では8日、結婚を男女間の契約と定義する憲法修正案が認められた。コロラド州の共和党は同性婚を認める法案を葬り去った。大統領選での激戦が見込まれる各州では、同性婚支持の発言が大統領にとって政治的リスクとなっている。

原題:Obama’s Declaration on Gay Marriage Welcomed by Friends,Foes(抜粋)

1144チバQ:2012/05/10(木) 22:19:32
http://www.asahi.com/international/update/0510/TKY201205100147.html
2012年5月10日12時56分
プーチン大統領、G8を欠席へ 「閣僚人事に専念」
 ロシアのプーチン大統領は9日、今月18日から米ワシントン郊外の保養地キャンプデービッドで開かれる主要国首脳会議(G8サミット)を欠席するとオバマ米大統領に電話で伝えた。ホワイトハウスによると、プーチン氏は欠席の理由について、閣僚人事に専念したいとの考えを述べたという。G8にはメドベージェフ首相が出席する。

 オバマ氏は大統領に返り咲いたプーチン氏と、G8の際に会談し、米ロの次の核軍縮も議題としたい意向を示していた。両首脳は、6月の主要20カ国・地域(G20)サミットで会談することを確認した。(ワシントン=望月洋嗣)

1145チバQ:2012/05/10(木) 22:24:18
4283 名前:チバQ 投稿日: 2012/05/10(木) 22:20:20
http://www.asahi.com/international/update/0507/TKY201205070280.html
2012年5月10日7時40分
シュワ前知事「共和党は排他クラブ」 米紙で党内批判シュワルツェネッガー氏
 米共和党は保守派が穏健派を追い出す「排他クラブ」と化しており、このままだと民主党に負ける――。俳優で共和党員の前カリフォルニア州知事、アーノルド・シュワルツェネッガー氏(64)が米大統領選を前に、6日付の米ロサンゼルス・タイムズ紙への寄稿で党内批判をあらわにした。

 オーストリアから1968年に移住した同氏は、「欧州の社会主義的気質になじめず、当時のニクソン大統領に共感して米共和党員になった」と振り返った。環境保護に力を入れてきたこともあり、「ニクソン氏は保守派が嫌がる環境保護庁を作った」「レーガン氏は規制緩和や減税を進めた一方、ガス税など必要な増税はした」と、歴代共和党大統領の柔軟な政治路線をたたえた。

 だが、最近は「環境保護や必要なインフラ投資、医療の改善といった対話に加わろうとしない党員がいる」と指摘。党内の「有望な」州下院議員らが最近相次ぎ離党しているのは、「極右が自分の厳しい基準に合わない人物を攻撃している」ためだと非難した。さらに、「入り口の思想チェックはやめて、問題解決を探る指導者をいかに引きつけるか考えよう」と訴えている。(ロサンゼルス=藤えりか)

1147チバQ:2012/05/11(金) 22:20:06
選挙的にはマイナスと思うんだけどなあ
同性婚支持のリベラル派は(棄権はあり得るけど)ロムニーには最初から投票しないでしょうし、リベラル派が多い州は民主党の地盤だし。スイングステーツでマイナスの影響がありそう

1149チバQ:2012/05/11(金) 23:22:13
http://woman.infoseek.co.jp/news/entertainment/story.html?q=cinematodayw_N0042024
オバマ大統領の同性婚支持表明、レディー・ガガらセレブからも賛同の声


波紋呼ぶオバマ大統領の支持表明、ガガも賛同の声をツイートした-成田空港に降り立ったレディー・ガガ


 現地時間9日、アメリカのオバマ大統領が、ABCテレビのインタビューで同性婚を支持する考えを表明したことに、同性愛者の地位向上を訴えてきたセレブたちが喜びの声を上げているという。

 「揺るぎない同性愛者への支援」を理由に、オーストラリア・シドニー市から名誉市民の称号が贈られたこともあるレディー・ガガは、ツイッターで、大統領に「平等な結婚を支える、初の現職の大統領となることをお祝いするわ」とコメント。

 また、海外ドラマ「Glee」のスー・シルベスター役で知られ、レズビアンであることを公表しているジェーン・リンチも「今日はマジで最高に幸せな日ね。大統領が、わたしの家族や周囲の人々の尊厳を支えてくれたことに感謝するわ」と賛辞を送った。ゲイであることをカミングアウトしている歌手のリッキー・マーティンも、喜びの声をツイートしている。

 そのほか、キム・カーダシアンやエヴァン・レイチェル・ウッドなど多くのセレブが大統領に対する感謝や喜びの声をツイッターなどで上げている。ハリウッドセレブには同性愛者の権利向上のため活動しているセレブが多く、先日ようやくの婚約が報じられたブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーも、「すべての人に結婚する権利が与えられるまで結婚しない」としていた。(西村重人)

1150チバQ:2012/05/11(金) 23:23:59
バイデン米副大統領がオバマ大統領に謝罪、同性婚への支持表明で
2012年05月11日(金)15時06分
[ワシントン 10日 ロイター] バイデン米副大統領が、自身の発言によってオバマ大統領が同性婚への支持を表明することになったとして、大統領に謝罪していたことが明らかになった。

関係筋によると、バイデン副大統領は9日、オバマ大統領が同性婚への支持を表明する発言を行ったABCテレビのインタビューの前に、大統領執務室で謝罪したという。

副大統領はこの3日前に、テレビのインタビューで同性婚を支持するとコメント。オバマ大統領はABCとのインタビューで、バイデン氏の発言によって自身も立場を表明することを余儀なくされたとしたものの、それによって何も問題は起きていないと強調した。

バイデン氏の報道官は「この問題において、大統領は就任以来指揮を執っており、副大統領がそれを妨げるようなことはない」と述べた。

1151チバQ:2012/05/11(金) 23:29:42
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120511/amr12051114370012-n1.htm
【米大統領選】
ロムニー氏、いじめを謝罪 高校時代、同性愛者の髪切る
2012.5.11 14:31 [米国]
 米紙ワシントン・ポスト(電子版)は10日、大統領選の共和党候補となるロムニー前マサチューセッツ州知事が高校時代、同性愛者とみられていた男子生徒をいじめていたと報じた。ロムニー氏は覚えていないとしながらも「自分の行動で傷ついた人がいれば謝りたい」と述べた。

 ロムニー氏は9日、同性婚を容認する発言をしたオバマ大統領に対し「結婚とは男女間の関係だ」と対決姿勢を示したばかり。半世紀近く前の出来事にもかかわらず、同性愛をめぐるロムニー氏の意識を物語るエピソードとしてメディアの関心を集めている。

 同紙によると、ロムニー氏はミシガン州の男子校に通っていた1965年、仲間を引き連れ、同性愛者とからかわれていた男子生徒を押さえつけ、はさみで髪を切った。生徒は目に涙を浮かべて助けを求めたが、ロムニー氏は髪を切り続けたという。(共同

1152チバQ:2012/05/11(金) 23:30:46
http://www.afpbb.com/article/politics/2877223/8925869?ctm_campaign=txt_topics
ロムニー氏、高校時代にゲイ疑惑の男子生徒にいじめか 米紙
2012年05月11日 14:03 発信地:ワシントンD.C./米国
【5月11日 AFP】米大統領選で共和党候補選出がほぼ確実となったミット・ロムニー(Mitt Romney)前マサチューセッツ(Massachusetts)州知事は10日、高校時代に同性愛者だと考えられていた男子生徒に集団いじめを行ったとの米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)の報道について、「悪ふざけに行き過ぎがあったかもしれない」として謝罪した。ただ、いじめとされる行為そのものについては「覚えていない」と述べている。

 10日のワシントン・ポスト紙はロムニー氏のかつての同級生数人の話として、同氏がミシガン(Michigan)州のエリート校クランブック・スクール(Cranbrook School)の生徒だった1960年代半ば、金色に染めた髪を片目が隠れるほど長く伸ばしていたジョン・ローバー(John Lauber)さんに対する集団いじめの先頭に立っていたとする記事を掲載した。ローバーさんは当時、協調性のなさやゲイ疑惑などからいじめの対象となっていたという。

 いじめに加わっていた元同級生らが最近になって同紙に打ち明けたという。報道によるとロムニー氏は「あんな格好はだめだ、間違っている」と言い、同級生らにローバーさんを押さえつけさせ、髪を切ったという。元同級生の1人は後にこの件についてローバーさんに謝罪したが、その際ローバーさんは「恐ろしかった」と話していたという。

 この報道についてロムニー氏は、記事掲載から数時間後に出演したFOXニュース(Fox News)ラジオのインタビューで「高校時代には、ばか騒ぎや悪ふざけをたくさんした。中には行き過ぎたものもあったかもしれない」「傷ついた人がいたなら謝る」などと述べた。

 その上で、ローバーさんの髪を切ったという事件そのものは「覚えていない」とコメント。いじめがローバーさんを同性愛者とみなしたためだった可能性についても、「そのような発想は1960年代のわれわれの頭の中にはなかった」と否定した。

 ワシントン・ポスト紙の記事は、バラク・オバマ(Barack Obama)大統領が米大統領としては初めて公式に同性婚支持を表明してから1日もたたないタイミングで発表された。同性婚についてロムニー氏は9日、「結婚は男女間のものだと私は考えるが、異なる見方を持つ人々がいることも理解しているし、これは敏感で繊細なテーマだ」と述べている。(c)AFP

1153チバQ:2012/05/12(土) 08:46:47
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120512/amr12051208360001-n1.htm
1歳半の「テロリスト」…搭乗機降ろされる
2012.5.12 08:34

1歳半の女児が「テロリスト」として飛行機から降ろされたと報じる11日付のニューヨーク・ポスト紙1面(共同)
 米南部フロリダ州の空港で、1歳半の女児が「テロリスト」として搭乗禁止名簿に記載されているとして、航空機から降ろされていたことが分かった。航空会社はすぐに間違いを認めて再搭乗を許可したが、激怒した両親は搭乗を拒否した。

 11日付のニューヨーク・ポスト紙によると、生後18カ月のリヤナちゃんと両親は3人とも米国生まれのアラブ系米国人。

 今月8日、親戚の家があるフロリダ州からニュージャージー州の自宅に帰るため、ジェットブルー航空便に乗ったところ「あなたの娘が搭乗禁止名簿に載っている」と告げられ、保安官や米運輸安全局(TSA)の係員ら約10人に付き添われて飛行機から降ろされた。

 数分後に間違いであることが分かったが、両親は「大勢の前で見せ物にされ、辱めを受けた」と再搭乗を拒否。「ばかげた話だ。航空会社は謝罪もしなかった」と激怒している。(共同)

1154チバQ:2012/05/12(土) 19:04:48
http://www.cnn.co.jp/usa/30006558.html
オバマ氏の同性婚支持の表明、米国民51%が賛同 世論調査
2012.05.12 Sat posted at: 15:54 JST

(CNN) 世論調査機関のギャラップ社は11日、オバマ氏が現職の米大統領として同性婚支持を初めて表明した問題に関する世論調査結果を発表し、米国民の51%が賛同し、反対の意見は45%だったと報告した。

オバマ大統領は9日、米ABCテレビとの会見で同性婚の支持を公式に表明。ギャラップ社の調査は10日に成人1013人を対象に電話で実施した。

同社は今年5月3〜6日に同様の調査を行い、同性婚を支持する比率は50%で、反対は48%だったと発表していた。

10日の世論調査結果によると、与党の民主党支持者はオバマ氏の同性婚に関する立場表明をほぼ全面的に支持、野党の共和党は大多数が反対した。

今年11月の米大統領選との関連では、26%が今回の同性婚支持の表明を受けてオバマ氏に投票しない可能性があるとし、逆の回答は13%だった。無党派層でのこの比率はそれぞれ23%と11%だった。

また、60%は、同性婚支持の表明があった後でもオバマ氏支持に変化はないと応じていた。

1155チバQ:2012/05/13(日) 20:38:29
>>1154
選挙的にはこれがポイントですよね
無党派層の票を逃がした可能性もある
>今年11月の米大統領選との関連では、26%が今回の同性婚支持の表明を受けてオバマ氏に投票しない可能性があるとし、逆の回答は13%だった。無党派層でのこの比率はそれぞれ23%と11%だった。

1156チバQ:2012/05/13(日) 20:39:00
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120513/amr12051318160003-n1.htm
仏・ギリシャ現政権敗北、米大統領選に影
2012.5.13 18:13 (1/2ページ)
 【ワシントン=古森義久】フランスとギリシャの選挙での現政権側の敗北は米国にも複雑な影を投げ、熱気を増す大統領選挙にも多様な形で影響を及ぼしそうだ。欧州の経済や財政のさらなる悪化や外交面での後退が米国にも波及して、オバマ大統領を苦しい立場に追い込む材料となるという予測が多い一方、フランスなどの有権者が緊縮財政策への反対を表明したことが共和党側の支出大削減の主張にブレーキをかけるという見方もある。

 米国側の最初の反応は、フランスとギリシャで緊縮財政策を掲げた現政権に有権者多数が「ノー」を突きつけた事実から、欧州債務危機や経済不況が悪化し、その動きが米国経済の回復を阻害して、大統領選でもオバマ氏に不利になる、という見方だといえる。

 8日付の米紙ワシントン・ポストは「欧州の投票はオバマ氏への不吉な兆し」という見出しの記事を載せ、「今回の選挙結果は欧州の経済危機への対処をさらに難しくし、多数の国家の財政をさらに悪化させ、世界市場を揺さぶって、米国経済のひ弱な回復をも阻害する」と論じた。その結果、経済の回復が主要争点となる米国大統領選では、経済運営の責を問われる現職のオバマ氏が不利になる、という考察だった。

 USA TODAYも8日付で「高失業率、遅い経済成長、膨張する財政赤字、中流層の悲観など欧州の現政権を倒した諸問題は米国でも共通であり、欧州での投票結果はオバマ氏の弱点に光をあてた」と論評した。

 外交面でもフランスのオランド次期大統領の政策が米国への足かせになるとの指摘もある。米大手研究機関AEIのダニエル・ピエトカ氏は「サルコジ政権下のフランスは中東やアフガニスタンでも米国の政策に協調的で力の行使をも含めて積極関与したが、オランド次期政権はずっと消極的で、とくにオバマ政権のアフガン戦略には背を向けかねない」と述べた。

 オランド氏はイランの核開発阻止やシリアの民主化支援でも消極姿勢を示し、オバマ外交に支障を招く見通しが強いともされる。

 他方、フランスとギリシャの勝者はいずれも緊縮財政策に反対して現政権を倒したため、共和党の大幅な緊縮策に難色を示すオバマ氏にも有利な効果を与えうる、という見解もある。「欧州での過激な財政緊縮策への反対は米国の共和党側の主張への警告に等しく、オバマ氏にとって有利な材料ともなる」(7日付のニューヨーク・タイムズ論評)という見方である。

1157チバQ:2012/05/13(日) 20:59:27
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012051302000084.html
米大統領選2012 同性婚めぐり明暗
2012年5月13日 朝刊

 【ワシントン=竹内洋一】11月の米大統領選の争点の一つ同性婚への賛否をめぐり、オバマ大統領と共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事の明暗が鮮明になっている。オバマ氏は支持表明でメディアの注目を一身に引き寄せ、資金集めパーティーも大盛況。同性婚に反対するロムニー氏には、高校時代の同性愛者「いじめ」が発覚。両陣営の情報戦の火ぶたが切られた格好だ。

 「米国がどうあるべきかの論理的な帰結だった。自分とは違う人を受け入れることで米国は強くなる」

 オバマ氏は十日夜、ロサンゼルス郊外にある、人気俳優ジョージ・クルーニーさんの邸宅で開いたパーティーで、同性婚支持をこう説明。一人四万ドル(約三百二十万円)のチケットを買った参加者から拍手が湧いた。オバマ陣営はこのパーティー一回で千五百万ドル(約十二億円)を稼いだ。

 同性婚支持には資金集めの思惑もにじむ。米メディアによると、これまでオバマ氏に五十万ドル以上の巨額寄付をした支援者の六人に一人は同性愛者。陣営は、九日の支持発言直後、「大統領を誇りに思うなら献金してほしい」と支持者に一斉メールを送った。

 一方、ワシントン・ポスト紙は十一日、ロムニー氏が四十七年前の高校時代、同性愛者とみられていた男子下級生(二〇〇四年に死去)の髪の毛を切る「いじめ」をしたと報道。ロムニー氏は覚えていないとしながら、謝罪せざるを得なかった。

 オバマ陣営にとっては、絶妙のタイミングでロムニー氏との「違い」が示された形。ただこの問題が、大統領選のカギを握る無党派層の支持拡大に直結するかどうかは微妙だ。

 米紙USAトゥデーとギャラップ社が十一日にまとめた世論調査では無党派層の63%がオバマ氏の発言は「投票行動に影響しない」と回答。オバマ氏に「投票したくなくなった」は23%で、「したくなった」の11%を大きく上回った。

 米国の同性婚事情 合衆国憲法に規定はなく、各州が法的判断をしている。ニューヨークなど6州と首都ワシントンは合法化し、南部テキサス州など30州は結婚を異性間に限定。2010年の国勢調査では、同居や事実婚を含む同性カップルは、約65万組で、00年から80%急増。キリスト教保守派を中心に反対論も根強く、世論調査では賛否が拮抗(きっこう)している。

1158チバQ:2012/05/15(火) 23:15:47
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120515/amr12051519210007-n1.htm
オバマVS.ロムニー ネガティブキャンペーン本格化
2012.5.15 19:20 (1/2ページ)[米国]
 【ワシントン=佐々木類】11月の米大統領選に向け、民主党のオバマ米大統領と、共和党候補で指名を確実にしているロムニー前マサチューセッツ州知事陣営によるネガティブ・キャンペーンが激しさを増している。オバマ陣営は14日、ロムニー氏が創業した投資会社「ベインキャピタル」時代の経営手法を批判するビデオを公開。ロムニー陣営はオバマ政権下での財政悪化に焦点を当てた選挙戦を展開すると発表した。

 「ロムニー氏は利益のためなら平気で従業員を解雇する。雇用の破壊者だ」

 オバマ選対が作成したビデオに出演したのは、ロムニー氏が買収したミズーリ州カンザスシティーの鉄鋼会社の元従業員だ。

 オバマ選対幹部は「ロムニー氏の手法は、自分と投資家の利益のためなら、従業員と地域社会を犠牲にしてまで企業売買を繰り返すものだ」と批判する。共和党予備選で他候補が攻撃した同氏の“弱点”に、オバマ陣営が便乗した形だ。

 オバマ氏は今月から始めた本格遊説で、「大金を積んでも大統領の椅子は買えない」と述べ、経営者の成功体験を国政に持ち込むのは危険だと指摘した。

 オバマ陣営は一方で、富裕層向け増税を争点の柱に置く。年収100万ドル(約8000万円)以上に最低30%の所得税を課すもので、中間層に格差是正を訴え、金持ち臭さがつきまとうロムニー氏との違いを鮮明にする作戦だ。メッシーナ選対本部長は「ロムニー氏は現行税制の恩恵を受けている」と批判する。

 一方、ロムニー氏は15日にアイオワ州を訪れ、約7200億ドル(約57兆6000億円)に上る巨額の財政赤字を取り上げ、「オバマ政権の無策」(陣営)を批判する。10日に財務省が発表した4月の財政収支が、単月とはいえ、オバマ政権下で初めて黒字に転じたのに危機感を強めたものだ。

 累積赤字の大きさを強調することで、オバマ政権の財政失政を有権者に印象付ける狙いがある。共和党全国委員会のプリバス委員長は14日、「オバマ政権の無駄遣いは制御不能」とこき下ろした。

1159チバQ:2012/05/20(日) 17:05:06
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120519/amr12051908050001-n1.htm
【米国はいま 2012 大統領選】
同性婚支持 オバマ氏賭け
2012.5.19 08:04 (1/3ページ)[オバマ米大統領]
 ■カップルの心つかむか 支持層離反か

 オバマ米大統領が今月上旬、歴代大統領として初めて、同性婚への支持を表明した。11月の大統領選を前に若者層の取り込みや民主党内の結束を狙ったものだが、宗教的信条から同性婚を受け入れられない従来の支持層から反発が起きかねず、“もろ刃の剣”となる可能性も否めない。(ニューヨーク 黒沢潤、ワシントン 犬塚陽介)

                   ◇

 「人一倍、つらい経験をしてきただけに喜びをかみしめている」。同性愛者が数多く集まるニューヨーク市マンハッタンのクリストファー公園。80歳の女性の介護に携わるという同性愛者のマイクさん(32)はオバマ発言について静かに語った。

 マイクさんは10年前、故郷のテキサス州で、パートナー(当時20代)をエイズで亡くした経験を持つ。パートナーの母親は息子が同性愛者であることを恥じ、死期が迫っても病院にほとんど姿を現さなかった。

 マイクさんは看病を続けたが、パートナーの死後、その母親がマイクさんに言い放った言葉は非情だった。「葬儀に来ないでほしい」。母親は“息子の秘密”を何としても守り抜く決意を見せたという。「それは衝撃だった…」

 あれから10年。マイクさんは「米国は大きく変わった」と感慨深く振り返る。

◆宗教観と道徳観

 1969年、同性愛者が集まる同公園前の酒場「ストーン・ウォール・イン」に警察が踏み込み、同性愛者の暴動が起きた後、米国では同性愛者の権利獲得運動が本格化した。

 現在、30州で同性婚が禁じられているものの、ニューヨークなど6州と首都ワシントンでは同性婚が認められるまでになった。婚姻届を受理された同性カップルは13万組、未婚の同性カップルも50万組に上る。

 ただ、同性婚問題は宗教観や道徳観に絡んで世論を二分。米ギャラップ社の世論調査によれば、2009年に40%だった同性婚支持は今月、50%と増加したものの、反対は48%に上る。

 そうした中、オバマ政権は昨秋、同性愛者が軍務に就くことを禁じた規定を撤廃するなど、当初から同性婚に同情的な姿勢を示してきた。大統領の支持表明も「タイミングの問題」(民主党関係者)といえた。

 ◆ロムニー氏牽制

 政権は9月の民主党大会直前に同性婚支持を表明、党内結束を高めて、本選に挑む青写真を描いていたとされる。だが、率直な物言いで知られるバイデン副大統領が今月6日、テレビ番組で事前の根回しなしに支持に言及したため、前倒し表明に踏み切ったようだ。

 とはいえ、9日の大統領の支持表明は、共和党の事実上の大統領候補ロムニー前マサチューセッツ州知事を牽制(けんせい)する意味合いを持っている。

 かつて妊娠中絶に賛成するなど穏健な姿勢に向けられた右派の疑念を払拭する必要があるロムニー氏。同時に本選に向けて無党派層への浸透も図りたい。同性婚問題は極力触れたくないテーマだったが、オバマ発言を受け、「結婚は男女のもの」と保守層を意識した言動を余儀なくされた。

 ただし、オバマ氏にとっても、同性婚支持は従来の支持者の離反を招く可能性もある。支持基盤の黒人やヒスパニック系住民には、同性婚に反対する敬虔(けいけん)なキリスト教徒も多い。オハイオ、フロリダなど選挙戦の重要州では同性婚が禁止されており、影響は読み切れない。

 15日付の米紙ニューヨーク・タイムズが伝えた世論調査結果は、67%が同性婚支持表明を再選を意識した「政治的な理由」に基づくと答えた。大統領の“計算”も見透かされている。

 人種と男女の差別問題に次いで「最後の公民権運動の対象」(同紙)ともいわれる同性婚問題。支持団体「人権キャンペーン」のチャールズ・ジューギン氏は「差別の歴史を乗り越えて、米国が前進できるのだということをオバマ氏は知らしめた」と評価する。だが、政治的には“賭け”となる可能性がある。

1160チバQ:2012/05/20(日) 19:23:10
http://www.cnn.co.jp/usa/30006632.html
米国で白人の赤ちゃんが少数派に 1歳未満の人口比逆転
2012.05.18 Fri posted at: 12:01 JST
(CNN) 米国で1歳未満の乳児に占める白人(ヒスパニック系を除く)とマイノリティーの人口比が逆転し、白人が初めて少数派になったことが、米国勢調査局が17日に発表した統計で分かった。

国勢調査局ではアジア系、アフリカ系米国人など白人以外の層と、白人のうちヒスパニック系の人々を「マイノリティー」と定義している。この分類によるマイノリティーが1歳未満の乳児の人口に占める割合は2011年7月1日の時点で50.4%となり、初めて過半数に達した。10年4月の統計では49.5%だった。

5歳未満の統計でもマイノリティーの占める比率は49.7%となり、前年の49%から増加。将来的に米国の多民族化が一層進展し、こうした層がさらに重要な政治的、経済的役割を果たすようになると専門家は予想する。

専門家によれば、この傾向が続いた場合、2030年代後半か40年代までには米国全体のヒスパニック系を除く白人の人口が50%を割り込む見通し。

11年の統計で米国の人口全体に占めるマイノリティーの割合は36.6%(1億1400万人)だった。このうちヒスパニック系は5200万人と人口の16.7%を占め、増加率も3.1%と最大。次いで伸び率が高かったのはアジア系で、前年比3%増の1820万人だった。

マイノリティーの中でヒスパニックに次いで人口が多いアフリカ系米国人は前年比1.6%増の4390万人。アメリカおよびアラスカ系先住民は2.1%増の630万人だった。

1161チバQ:2012/05/22(火) 21:57:20
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120522/mcb1205222101033-n1.htm
【米大統領選】JPモルガン巨額損失で広がる波紋 オバマ氏、改革法アピール (1/2ページ)2012.5.22 21:00
【ワシントン=柿内公輔】米金融大手JPモルガン・チェースの巨額損失問題が、大統領選に波紋を広げている。金融規制改革を政策の柱に掲げるオバマ大統領がそれ見たことかと規制強化を訴える一方、共和党候補指名を確実にしたロムニー前マサチューセッツ州知事は「過剰反応すべきではない」と“防戦”に懸命だ。

 「JPモルガンは経営上手な銀行であり、ダイモン最高経営責任者(CEO)は最も賢明な銀行家の一人だ。それでも20億ドルの損失を発生させてしまった」

 15日の米ABCテレビのインタビューで、皮肉たっぷりにJPモルガンの損失問題を糾弾したオバマ氏は、「だからこそ、私は金融規制改革法を成立させたのだ」とまくし立てた。

 2008年のリーマン・ショックの再発防止を目的に10年7月に成立した米金融規制改革法は、オバマ氏が1期目の最大の成果のひとつとアピールする重点施策だ。

 だが、米金融界が「規制強化は景気の悪化につながる」と猛反発。金融規制改革法に伴い銀行のリスク投資を制限する「ボルカー・ルール」も、日本など各国の金融界から総スカンをくらい、米当局は7月に予定した細則の決定を先送りせざるをえなくなった。

 そこに、JPモルガンの損失問題が発生し、金融規制をめぐる状況は一変。下火だったウォール街を糾弾する市民運動も再び勢いを増している。雇用の足踏みやガソリン高など大統領選の焦点の経済問題で逆風に悩まされるオバマ氏だが、金融規制では政策をアピールする好機を手にした。

 一方、動揺が隠せないのが、ウォール街と近いとされ、金融規制に慎重な共和党とロムニー氏だ。JPモルガンの損失問題の発生直後は、国民の批判を恐れてか過剰な反応を控えていたが、オバマ氏の攻勢にたまらず反撃ののろしを上げた。

 元投資ファンド経営者のロムニー氏は16日、一部米メディアに対し、損失問題の真相解明が必要だとしながらも、「あわてて金融規制を強化すべきだとは思わない」と冷静な対応を訴えた。共和党のベイナー下院議長も「愚かな行為を防ぐ法は存在しない」と述べ、JPモルガンの事例は特殊ケースと強調する。

 だが、共和党内でも意見は割れており、一部議員の要請で米上院銀行委員会は、ダイモン氏を公聴会に招致することを決めた。

 JPモルガンの損失問題は金融当局が調査しているほか、米連邦捜査局(FBI)も捜査に着手。今後の展開は予断を許さず、大統領選の動向にも大きな影響を与えそうだ。

1162チバQ:2012/05/23(水) 23:47:42
http://www.asahi.com/business/news/reuters/RTR201205230124.html
米次期財務長官の推測合戦始まる、財政赤字圧縮など課題に
 [ワシントン 23日 ロイター] 米財務省の次期長官選びをめぐる推測合戦が始まった。ガイトナー現長官の跡を継ぐ新たな長官は、1兆ドルを超える財政赤字の圧縮や税制改革を推進し、欧州の債務危機解決も後押ししなければならない。

 ガイトナー現長官は、仮に11月6日の大統領選挙で民主党のオバマ現大統領が共和党対抗馬のロムニー氏を破って再選したとしても、現職を離れると明言している。

 エコノミストや投資家、評論家、官僚経験者の間では、米資産運用会社ブラックロックのラリー・フィンク最高経営責任者(CEO)やホワイトハウス関係者と結びつきの強い財政専門家のアースキン・ボウルズ氏といった多くの名前が取りざたされる。

 ロムニー氏が大統領選で勝利した場合、同氏筆頭顧問のグレン・ハバード氏が、世界銀行のロバート・ゼーリック総裁と並んで最有力とみられている。税制や歳出削減、法定債務上限の引き上げ問題など、来年には党派間争いの激化が予想され、新たな長官選びには通常よりも多くの関心が集まる。

 カリフォルニア州立大学チャンネル諸島校の孫聖源・経済学教授は「次期長官は大統領に次ぐ重要な職務を担うことになる」と指摘した。次期長官にとって、国内で膨らむ債務の圧縮に向けた方策を見つけ出すという課題は大きく、欧州債務問題が広がる中で各国の先頭に立って器用に立ち回る必要もある。

 なお、米金融大手JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモンCEOはヘッジ戦略の失敗による巨額損失が今月明らかになるまでは長く次期長官候補と目されてきたが、その評判を一気に落とした。

1163チバQ:2012/05/23(水) 23:50:24
http://www.cnn.co.jp/fringe/30006690.html
「レーガン元大統領の血液」競売に、財団が法的措置の構え
2012.05.23 Wed posted at: 10:38 JST
(CNN) 故ロナルド・レーガン米元大統領が1981年の暗殺未遂事件で病院に運び込まれた際に採取されたものとされる血液の入った小瓶が、インターネットオークションに出品されている。レーガン元大統領の財団は、販売差し止めを求めて法的措置も辞さない構えだ。

問題のオークションは英国の属領ガーンジー島に本社のあるPFCオークションズ社が主催している。説明書きには「レーガン大統領の乾燥した血液が、瓶の中にはっきり見える」と記載。競売終了まであと2日の時点で、最高入札額は9181ポンド(約116万円)となっている。

1981年3月30日に起きた暗殺未遂事件では、当時大統領だったレーガン氏が首都ワシントンのホテルを出たところを銃で撃たれ、すぐに病院に運ばれて緊急手術を受けた。

小瓶の出品者は、母親が当時メリーランド州の検査機関に勤務していたといい、同機関がレーガン氏の緊急手術を行った病院から委託されて血液検査を実施。検査が済んだ後の血液が入った試験管を、母親が所長の許可を得て入手したとしている。病院の患者識別番号などを記した書類と、主治医の名前が入ったラベルも小瓶と共に売りに出したという。

出品に先立って、レーガン大統領図書館に接触して小瓶を買い取るよう持ちかけたが、寄付なら受け取ると返答されたと説明。レーガン氏の遺族に返すつもりはないとした。

これについてレーガン財団は病院に確認して事実関係を調査中だとしている。病院側は22日の時点でコメントを避けた。

レーガン氏は2期にわたって大統領を務め、2004年に93歳で死去した。

1164チバQ:2012/05/23(水) 23:53:07
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120523/amr12052309410004-n1.htm
米共和党議員が「勝ち目のない戦い」を続ける理由とは
2012.5.23 09:38 (1/3ページ)

自由至上主義のため、選挙活動を続けるロン・ポール氏=4月22日、フィラデルフィア(ロイター)
 米大統領選の共和党指名候補争いは、ロン・ポール下院議員(76)が勝ち目のない戦いを続けている。リバタリアニズム(自由至上主義)を広めるためだという。ポール氏の支持者の一人に、フェイスブック立ち上げの際、資金提供したシリコンバレーの投資家、ピーター・ティール氏(44)がいる。きょうのテーマは「自由至上主義への投資」とした。


勝ち目のない戦い


 11月の本選で、民主党の現職、バラク・オバマ大統領(50)に挑む共和党の指名候補は8月の共和党全国大会(フロリダ州)で正式決定するが、これまでの各州の予備選、党員集会で、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)が指名獲得を確実としている。劣勢の他の候補は相次いで撤退を表明し、ポール氏のみが残った。

 そのポール氏も本格的な選挙活動は行っていない。今月14日、支持者向けの声明で、資金難から今後、予備選のためのキャンペーンは行わないと表明した。ただし、共和党全国大会で候補指名の投票を行う代議員獲得に向けた活動は継続させるという。米メディアによると、先ごろ開かれたミネソタ州の共和党大会でポール氏は、州で残っていた代議員13人のうち12人を獲得した。獲得代議員は全国で、ロムニー氏が989、ポール氏が104となった。

 勝ち目のない戦いについて、ポール氏は自身のウェブサイトで「自由(至上主義)のための戦い。これまでに大きな前進があったが、自由が勝利するまで戦い続ける」と表明した。


オバマ政権の対極


 米2大政党は、共和党が「小さな政府」、民主党が「大きな政府」を志向する。民主党オバマ政権は公的資金による景気刺激策や国民皆保険を目指す医療保険制度改革など、「大きな政府」の特徴が顕著であり、これにいらだつ共和党支持者は少なくない。指名獲得が確実のロムニー氏は、州知事を務めたマサチューセッツが民主党が強い土地だったこともあり、中道色が強い。オバマ大統領の対極にいるのはポール氏だ。

 ポール氏は個人の自由意思の尊重を主張するリバタリアン(自由至上主義者)であるという。中央銀行にあたる米連邦準備制度理事会(FRB)の廃止、海外駐留米軍の即時撤退を掲げた。政策は極端で、現実味を欠くものもあるが、若者を中心に熱心な支持者を集めた。ポール氏の出馬は最初から、指名獲得を目指すというより、自由至上主義を訴えるためだったといえなくもない。


大口献金者


 米公共ラジオ(NPR)によると、米電子決済大手ペイパルの共同創業者で、投資家のピーター・ティール氏は、ポール氏陣営への大口献金者の一人である。フェイスブック立ち上げの際、創業者のマーク・ザッカーバーグ氏(28)に50万ドル(現在のレートで約4000万円)を提供。フェイスブックに目を着けた投資家として知られ、米映画「ソーシャル・ネットワーク」(2010年)でもエピソードが紹介されている。

 ティール氏がリバタリアンであることは有名。最近のスタンフォード大(カリフォルニア州)での講演では、産業はコンピューターを除いてすべての分野で停滞しており、その原因は、政府による規制であると指摘した。

 ティール氏は共和党の他の政治家にも献金を行っている。だが、ティール氏の広報担当者によると、ポール氏はオバマ大統領を打ち負かすためにベストの候補者。ティール氏はさまざまな分野で投資を行っているが、リバタリアニズムを広めるためのベストの投資が現在、ポール氏への献金であるという。

(内畠(うちはた)嗣雅(つぐまさ))

1165チバQ:2012/05/23(水) 23:53:57
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120516/amr12051609440003-n1.htm
同性婚支持は「政治的」 米大統領に国民冷ややか
2012.5.16 09:43 [オバマ米大統領]

歴代の大統領で初めて同性婚を支持したオバマ大統領=8日、ワシントン(AP)
 オバマ米大統領が同性愛者間の結婚を支持する考えを表明したのは、信念に基づく行動というよりも、11月の大統領選を意識した「政治的な思惑」と考える米国人が67%に上ることが、ニューヨーク・タイムズ紙などの調査で15日明らかになった。

 同性婚合法化には賛成42%、反対51%と世論が分裂。オバマ陣営は同性婚支持で票を失うことよりも、若年層やリベラル派を「燃え上がらせる」効果の方が大きいと分析しているが、政治目的で容認したという冷めた見方の広がりは痛手となりそうだ。

 回答者の62%が、大統領選の最重要争点は「経済と雇用」と指摘。同性婚問題との答えは7%にとどまり、投票行動への影響は「ない」との回答も57%に上った。(共同)

1166チバQ:2012/05/25(金) 23:16:37
http://www.cnn.co.jp/usa/30006700.html
パウエル元米国務長官が同性婚支持 大統領選に影響か
2012.05.24 Thu posted at: 10:22 JST

(CNN) コリン・パウエル元米国務長官は23日、CNNの番組に出演し、同性婚への支持を表明した。今月9日にはオバマ大統領も同性婚への支持を表明していた。米国では一部の州で同性婚を認める制度改正が進む一方、同性婚を認めない法改正を進める州もあり、国内が支持、不支持で割れている。今秋の大統領選挙では同性婚問題が大きな争点となる可能性があり、元国務長官の発言が大統領選に影響を与えるかもしれない。

パウエル氏は同番組で、州だけでなく連邦レベルでも同性婚への支持を明言。「何も問題ないと思う。法的観点から見て、2人の人間が婚姻と呼ばれる契約を結び、法による保護の下に共同生活を営むことを認めることは、この国で私たちが進むべき方向のようにみえる。だから私は大統領を支持したい」と語った。

同性婚については、オバマ米大統領も、米ABCテレビのインタビューで支持を表明していた。現職の米大統領による支持表明は初めて。

パウエル氏は、米軍において同性愛者であることを公言して軍務に就くことを禁止した「聞かざる、言わざる政策」が実行されていた時代に、軍の制服組のトップの立場にいた。同氏は「確かに私は、(当時)さらに悪い状況になるのを避けるために、(この政策を)推薦した立場にいた」と振り返った。今回の発言は同氏の姿勢の転換を示している。

1167チバQ:2012/05/25(金) 23:56:30
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M4I9E46TTDSK01.html
米大統領選:ロムニー氏、激戦州でオバマ氏へのリード広げる
 5月23日(ブルームバーグ):米大統領選挙で最大の激戦州とされるフロリダ州では、共和党の候補指名が確実視されるロムニー前マサチューセッツ州知事優勢の流れが強まりつつある。

米キニピアック大学(コネティカット州)がフロリダの登録有権者を対象に3カ月間行った23日発表の世論調査によると、ロムニー氏がオバマ大統領をリード。支持率はロムニー氏が47%に対し、オバマ氏は41%となった。

3月28日発表の同大学の調査では、オバマ大統領が49%、ロムニー氏は42%と、オバマ氏がリードしていた。5月3日発表の調査ではロムニー氏が44%に対しオバマ氏が43%と、ほぼ互角となった。

1168チバQ:2012/05/28(月) 21:50:19
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120527/amr12052720550001-n1.htm
ロムニー候補の外交政策 強固な姿勢でオバマ氏との違い鮮明に  
2012.5.27 20:51 (1/2ページ)

23日、ワシントンで演説するロムニー前マサチューセッツ州知事(AP=共同)
 【ワシントン=古森義久】11月の米大統領選で共和党の候補指名が確実なミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事の外交政策の枠組みが浮かび上がってきた。対外的に米国の価値観を強く押し出し、力の立場からの強固な姿勢をとることでオバマ大統領との差異を鮮明にする構えだが、個別の政策には不透明な部分も多いままとなっている。

 現時点で外交課題での論争は少ないが、ロムニー氏はイラン、アフガニスタン、シリア、ロシア、中国、北朝鮮などに対する政策でオバマ政権のこれまでの姿勢を非難した。

 ただし、イランの核兵器開発疑惑にはオバマ政権の対応が甘いとしながらも、経済制裁をどう強化するか、軍事力をどう行使するかについて具体的に述べていない。アフガニスタンについてはオバマ大統領が米軍の完全撤退を2014年中と発表したことに対し、自分は期限は絶対につけないと言明するにとどめた。シリアについては、オバマ政権が反体制派への直接の支援を欧州側に委ねたことを批判し、介入をも辞さない方針を示した。

 中国に対してもオバマ氏の政策が融和的だと非難し、とくに台湾への武器輸出の拡大、日本などとの共同のミサイル防衛の強化、通貨や貿易での対中制裁の強化、人権抑圧への強い糾弾などを強調した。北朝鮮に対しては中国への圧力を増し核開発を停止させることや食糧支援は現状ではしないことを明言した。

 ロムニー陣営は外交や安保の政策づくりでは共和党のブッシュ前政権や同先代政権の実務の枢要ポストにあったマイケル・ヘイデン元中央情報局(CIA)長官、エリオット・コーエン元国務省顧問、キム・ホルムズ元国務次官補、マイケル・チェートフ元国土安全保障長官などを配している。これらの専門家は米国の国益や価値観をためらわずに外部に押し出す保守派で、オバマ政権の多国間協議重視や対話優先の外交には明確に反対している。

 ロムニー陣営はキッシンジャー氏やスコウクロフト氏という共和党の伝統的な大物の穏健派の起用はいまのところ避けているようにみえる。共和党内部での激しい指名争いがようやく終わったことから、今後外交スタッフも幅を広げるとみられるが、ブッシュ前政権で対日政策にもかかわったジム・シン元国防次官補やジョン・ボルトン元国連大使はすでにロムニー陣営への参加を宣言した。

1169チバQ:2012/05/30(水) 23:14:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120530-00000062-mai-int
<米大統領選>最大争点は景気、雇用 選挙戦本格化へ
毎日新聞 5月30日(水)19時17分配信

 【ワシントン古本陽荘】11月6日投開票の米大統領選は29日、共和党テキサス州予備選でミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)が党大統領候補指名獲得ライン(1144人)に達し、指名が確定した。民主党現職のバラク・オバマ大統領(50)も既に各地を遊説しており、景気や雇用を最大争点に選挙戦が本格化する。

 ロムニー氏は29日、声明を発表し、「共和党は一つになった」と指摘した上で、「米国を完全雇用と繁栄への軌道に戻すため、立ち向かっていく」と表明し、米国の経済立て直しが自らの使命との考えを強調した。

 米クイニピアック大の調査によると、高止まりする失業率などを背景に、米国民の約7割は「不景気」と感じており、最大の焦点は経済問題だ。ロムニー氏は02年の米ソルトレークシティー五輪委員会の財政難を立て直したり、経営した投資会社を通じて事業を拡大し雇用を創出したりしてきた経済手腕を強調し、支持拡大を狙ってきた。

 これに対して、オバマ大統領は「(企業経営者のように)単に利益を最大化することが大統領の職務ではない。全ての国民が公正な扱いを受ける方法を考え出すのが大統領だ」と反論。オバマ陣営はロムニー氏の投資会社が実際には工場閉鎖などで失業者を多数出してきたことなどを指摘するテレビCMを制作、接戦州で流し始めた。

 ワシントン・ポスト紙などの世論調査(17〜20日実施)では、オバマ政権の経済政策を「支持する」と回答したのは42%で、「支持しない」の55%を大幅に下回り、再選に向けた環境は厳しいのが実情だ。

 ただ、どちらの経済政策を信頼するかとの問いには大統領、ロムニー氏ともに47%と互角。オバマ氏の経済政策に厳しい態度を示しつつ、ロムニー氏の主張を信頼しきれない米国民の不満を浮き彫りにした。

 一方、大統領選で大きな要素となる集金力では、先行していたオバマ氏をロムニー氏が追い上げている。政治献金を無制限に集められる「特別政治行動委員会(スーパーPAC)」に大口資金が入り始めたためだ。4月にはオバマ陣営と民主党が4360万ドルを集めたのに対し、ロムニー陣営と共和党は4010万ドルまで肉薄した。

 投票先を尋ねる各種世論調査の最近の平均値調査では、オバマ大統領45.6%、ロムニー氏43.6%でややオバマ氏がリードしているが、経済情勢によっては支持率が大きく変動する可能性があり、接戦は必至だ。

1170とはずがたり:2012/05/31(木) 11:25:55

ロムニー氏が共和党指名獲得、テキサス州予備選で勝利
http://www.asahi.com/international/reuters/RTR201205300038.html
2012年5月30日

5月29日、テキサス州で行われた大統領選共和党予備選で、ロムニー前マサチューセッツ州知事が勝利した。ワシントンで23日撮影(2012年 ロイター/Larry Downing)

 [ワシントン 29日 ロイター] 29日にテキサス州で行われた大統領選共和党予備選で、ロムニー前マサチューセッツ州知事が勝利した。

 これにより同州の代議員数155人が新たに加算され、ロムニー氏の獲得代議員数は大統領候補の指名獲得に必要な1144人を突破。11月6日の大統領選で民主党のオバマ大統領と対峙することが決定した。

 ロムニー氏の指名獲得は確実視されていた。8月下旬にフロリダ州で開く共和党大会で正式に共和党大統領候補に指名される。

 ロムニー氏は声明を発表し「共和党は、過去3年半の失敗と決別するという目標で団結した。今後の厳しい課題について甘い考えは持っていない。しかし、どのような課題が待ち構えていようと、米国を完全雇用と繁栄への道に戻さなければならない」と表明した。

 世論調査では、現職のオバマ大統領の優勢が伝えられているが、多くの激戦州では比較的僅差で勝敗が決まるとみられており、大接戦となる可能性も指摘されている。

1171チバQ:2012/05/31(木) 22:32:13
http://www.afpbb.com/article/politics/2881164/9026774
「より良きアメルシア」ってどこの国? 米ロムニー候補の公式アプリにスペルミス
2012年05月31日 12:30 発信地:ワシントンD.C./米国

【5月31日 AFP】今秋の米大統領選の共和党候補に確定したミット・ロムニー(Mitt Romney)前マサチューセッツ(Massachusetts)州知事は、予備選挙戦で細心の注意を払いつつ「より良きアメリカ」を実現するビジョンを発信してきた。だが、このほど公開されたiPhone(アイフォーン)用アプリでは少々気が緩んでしまったようだ。

 ロムニー候補の公式ページ「mittromney.com」でも宣伝されているこの「With Mitt」というアプリは、iPhoneで撮影した写真にロムニー候補の選挙スローガンを重ねて貼り付けて支持表明ができる。

 ところが、このスローガンの1つに間抜けなつづりの間違いが見つかった。「A Better America(より良きアメリカ)」となるべき1文が「A Better Amercia(より良きアメルシア)」となっていたのだ。

 発見したのは一般ユーザーの1人。29日夜にはツイッター(Twitter)で広まり、ハッシュタグ#amerciaや「Amercia」のスローガン付き画像とともに、このスペルミスをからかうつぶやきが多数投稿された。あるユーザーは、数十年前にロムニー候補が飼い犬を車の屋根の上に乗せて家族旅行をしたというエピソードをあげつらい、「かわいそうなアプリ開発者は今ごろ、車の上にくくりつけられたケージの中に押し込められて国中を連れ回されているんだろうね」と投稿した。

 30日午前の時点でもアプリの間違いは訂正されないままだった。

■有権者は気にしない?共和党陣営で相次ぐスペルミス

 ロムニー陣営の報道官は米MSNBCテレビに対し、「間違いは起こるもの」「どのみち有権者はタイプミスなど気にしないだろう」と述べるともに、アプリのアップデート版が既にアップル(Apple)に送信済みだと説明。数時間後にやっと、間違いが訂正された最新版アプリが公開された。

 今回の共和党予備選では他の候補者の陣営でもつづりの間違いが見つかっている。ジョン・ハンツマン(Jon Huntsman)元ユタ(Utah)州知事の陣営では、選挙活動開始イベントの配布資料で同氏の名前のつづりを間違え、出鼻をくじかれる結果となった。

 3月にはリック・サントラム(Rick Santorum)元上院議員の陣営が、同氏の公的予定(public schedule)を報道陣に送信しようとして「サントラム氏の陰部予定(Santorum's Pubic Schedule)」を送ってしまい、赤っ恥をかいている。(c)AFP

1172チバQ:2012/06/02(土) 19:11:05
http://jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012060200269
失業率悪化、オバマ再選に暗雲=ロムニー氏、政権批判強める−米大統領選
 【ワシントン時事】5月の雇用統計で米国の失業率が8.2%に悪化したことにより、11月の大統領選で再選を目指すオバマ大統領の行く手に暗雲が広がり始めた。対抗馬の共和党ロムニー前マサチューセッツ州知事は1日、この機を逃さないとばかりに批判のボルテージを上げ、大統領は防戦に追われた。
 「オバマ大統領の経済政策が失敗に終わり、米国の中間層を踏みつぶしていることは今や明白だ」。ロムニー氏は雇用統計が発表されるとすかさず声明を出し、「衝撃的なニュースだ」と強調。その後テレビにも出演し、大統領の「失政」をこき下ろした。(2012/06/02-18:58)

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1173チバQ:2012/06/02(土) 19:16:03
http://jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012060100435
元副大統領候補に無罪評決=選挙資金事件で−米
 【ワシントン時事】米ノースカロライナ州の連邦地裁の陪審団は31日、2004年米大統領選の民主党副大統領候補だったジョン・エドワーズ元上院議員(58)が違法な選挙資金を受け取った罪などに問われた事件で、六つの訴因のうち一つに無罪の評決を下した。他の訴因については評決を下すことができず、判事が審理無効を宣言した。検察側が再審請求しなければ、事件は終結する。
 エドワーズ氏は08年大統領選の民主党候補指名争いに出馬した際、2人の有力支援者から計約100万ドルの献金を受け、これを自らの不倫を隠すため、不倫関係にあった女性と、女性との間に生まれた子供の生活費などに充てたとされる。
 同氏は閉廷後に声明を発表、「法は犯さなかったが、(不倫など)大変な過ちを犯した。責任はすべて私にある」と述べた。(2012/06/01-12:13)

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1174チバQ:2012/06/03(日) 21:18:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120603-00000015-mai-int

<米大統領選>解けた「チェンジ」の魔法
毎日新聞 6月3日(日)15時11分配信


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米大統領選の今後の主な日程

 11月の米大統領選で厳しい景気をどう改善するかが最大争点となるなか、失業率が悪化した1日発表の5月雇用統計は、再選を狙うバラク・オバマ大統領(50)を痛撃した。挑戦者となる共和党のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)は「失政だ」と批判する。オバマ氏の「変革(チェンジ)」に沸いた前回から4年。当時の熱狂は薄れた。討論会など直接対決への号砲となる民主、共和両党大会まで3カ月。互角の争いとなっている選挙情勢を探った。【ワシントン古本陽荘】

 ◇オバマ氏の経済政策不発

 「オバマ氏の政策が中間層を押しつぶしているのはだれの目にも明らかだ」。前月から0.1ポイント悪化した5月の失業率(8.2%)が発表された1日、ロムニー氏はオバマ政権の経済政策を批判。オバマ氏も遊説先の中西部ミネソタ州で「雇用は、望むような早さでは生まれていない」と、雇用情勢の厳しさを率直に認めた。

 3月にはCNNテレビなど複数の世論調査で、支持率で10ポイント以上離す強さをみせたオバマ氏だったが、5月中旬以降の直近10回の各社調査平均はオバマ氏45.4%、ロムニー氏44.3%でロムニー氏の追い上げが目立つ。

 米ワシントン・ポスト紙とABCテレビの最新の世論調査によると、最も重視する政策は「経済・雇用」が52%と突出し、残りはいずれも1桁。経済政策への支持率はオバマ、ロムニー両氏とも47%で拮抗(きっこう)している。

 調査ではほぼ5割が、オバマ氏は「国民の経済的問題をより理解している」と感じている。ロムニー氏は、投資会社を率いて事業拡大に成功した経営手腕が強みで、金融機関や富裕層の利益にかなうとの見方が強い。

 オバマ氏は08年大統領選で500万人の雇用創出を公約。先月の主要8カ国首脳会議(G8サミット)の議長声明で「景気は回復基調にあり、過去26カ月で400万人超の雇用を生んだ」と述べ、成果を強調した。08年秋のリーマン・ショックのあおりで一時10.0%(09年10月)に達した失業率は低下傾向にはある。

 しかし、ロムニー氏を支持する共和党のギングリッチ元下院議長は「過去30年で最低水準の労働参加率のためだ」と反論する。働く意欲がある人の割合を示す労働参加率は63%後半まで低下。これは失業率算定に含まれない仕事探しを断念した人の増大を反映しており、「失業率低下は見せかけの改善」というわけだ。

 オバマ政権は高止まりする失業率改善などに向け計1.6兆ドル(約125兆円)の景気対策を実施したが、効果は限定的で、同紙調査によると、国民の8割超がなお「不景気」だと感じ、不満は鬱積している。

 ロムニー陣営は「成長路線派」を自任し、企業の投資を促すことで雇用拡大・景気回復につなげる戦略。「雇用をどうやって創出するのか私は理解している」とアピールし、オバマ氏との差別化を図ろうとしている。

 ロムニー氏の公約は法人税の引き下げや金融の規制緩和など企業活動を支援する内容が柱。ただ、具体的な内容に踏み込まずにいる政策も多く、雇用拡大にどう結びつくかは明確に説明していない。

 戦後、現職が再選を果たした際の失業率で最も悪かったのが84年のレーガン大統領(7.2%)。7.4%だった92年大統領選では現職のブッシュ父大統領がクリントン氏に敗れた。8%台での大統領選はない。

 東西冷戦と湾岸戦争に勝利し、一時は再選確実とみられたブッシュ大統領は景気低迷に足をすくわれた。96年大統領選で複数の疑惑に直撃されたクリントン大統領が再選を果たせたのは、逆に好景気だったためとされている。

 「大統領の本当の敵は経済」(同紙)。投票までの5カ月で景気回復を軌道に乗せられるかが勝敗を決する。

1175チバQ:2012/06/03(日) 21:19:07
◇命運握る激戦9州

 大統領選の行方を決めるのは「スイング・ステート」(揺れる州)と呼ばれる民主、共和両党の支持が競る接戦州だ。近年の大統領選では「揺れる州」の無党派層にどれだけ浸透できるかで、勝敗が決まってきた。

 選挙専門サイト「クック・ポリティカル・リポート」によると、現時点で優劣を判定できない激戦州はコロラド、フロリダ、アイオワ、ネバダ、ニューハンプシャー、ノースカロライナ、オハイオ、ペンシルベニア、バージニアの9州。ミシガンやニューメキシコなど「民主党優勢」の4州を合わせた計13州で競り合う情勢だ。

 既にオバマ氏はカリフォルニアなど15州・首都、ロムニー氏はテキサスなど23州を固めている。当選ラインの選挙人270人のうちオバマ氏が192人、ロムニー氏が191人を固めた計算で激戦州の結果が勝敗を分けそうだ。

 オバマ氏は前回08年、激戦州の代表格であるオハイオやフロリダを制したうえ、共和党の「牙城」だったバージニアとインディアナを44年ぶり、ノースカロライナを32年ぶりに奪取し、地滑り的勝利を収めた。

 ロムニー氏が勝利するには「牙城」の奪還が必要。世論調査では現時点でインディアナをほぼ固め、ノースカロライナでもややリード。ただ、両陣営とも今回もオハイオやフロリダの結果が勝敗を左右するとみている。

 同リポートのチャーリー・クック代表は「激戦だ」とし、「オバマ氏の好感度は高いが、無党派層が4年の実績をどう評価するか。ロムニー氏は経済再建の手腕だけでなく、前向きな国家ビジョンが必要」と指摘する。

 ◇オバマ氏、公約達成4割弱

 再選を目指すオバマ氏にとっては1期目の実績に対する「信任投票」の側面もある。約500項目にわたるオバマ氏の公約の進捗(しんちょく)度を調査している「ポリティファクト」によると、公約通りに達成された政策は全体の4割弱にとどまる一方、公約違反か暗礁に乗り上げている政策も3割弱ある。

 公約の最大の目玉の一つが国民皆保険制度導入を柱とする医療保険改革。「1期目の終わりまでに改革法を成立させる」とした公約は10年3月に果たしたが、保守派の反発を買い、支持率低下の一因にもなった。6月末には連邦最高裁がオバマ改革の違憲訴訟の判決を下すが、違憲判断なら政権には打撃で、修正を迫られる。

 一方、大統領就任2日後に命令を出したテロ拘束者のグアンタナモ収容所の「1年以内の閉鎖」は断念。同収容所での軍事裁判再開を決定、公約をほごにした。富裕層減税も打ち切りの公約に反して継続している。

 ◇米大統領選の仕組み◇

 全米50州と首都ワシントン(特別区)で投票される。各州に割り振られた計538人の選挙人の過半数(270人)を得た候補が勝者となる。人口に応じて各州の選挙人の数は異なる。メーン、ネブラスカを除き勝者が各州の選挙人を総取りする方式。就任は来年1月20日。

1176チバQ:2012/06/05(火) 22:49:26
http://www.afpbb.com/article/politics/2881840/9046860?ctm_campaign=txt_topics
モルモン教徒の大統領を受け入れる準備は米国にあるか? 2012米大統領選
2012年06月05日 09:21 発信地:ワシントンD.C./米国
【6月5日 AFP】米国民にモルモン教徒の大統領を受け入れる準備はあるのだろうか?

 今秋の米大統領選の共和党指名候補にミット・ロムニー(Mitt Romney)前マサチューセッツ(Massachusetts)州知事が確定したことによって、その信仰が注目される争点として浮上してきた。

 200年近い米国史上、大政党の指名候補となったモルモン教徒はこれまで存在せず、ロムニー氏の指名確定は建国以来の快挙といえる。しかも、キリスト教福音派の影響が色濃い共和党で、モルモン教徒として予備選を勝ち抜いた異色の候補だ。

 ホワイトハウスへの道を目指したモルモン教徒は、ロムニー氏が初めてではない。創始者のジョセフ・スミス(Joseph Smith)氏自ら1844年に立候補しており、また今回の予備選でもモルモン教徒の多いユタ(Utah)州のジョン・ハンツマン(Jon Huntsman)元州知事が名乗りをあげていたが、1月に撤退を決めている。

 モルモン教(末日聖徒イエス・キリスト教会、Church of Jesus Christ of Latter-day Saints)に厳しい視線が向けられてきた背景には、教徒以外は神殿内に立ち入れないなど、秘密主義とも取れるその伝統にある。モルモン教については宣教師による世界的な伝道活動や、過去に一夫多妻制が認められていたこと、さらにはアルコールやタバコ、カフェインといった嗜好品を厳格に禁じる教義などがよく知られている。全米に600万人いるモルモン教徒の4人に3人は、自分を保守的だと考えている。

■難関は共和党の予備選だった?

 ロムニー氏は自らの信仰について、他のキリスト教徒と同様に信心深いと語る以外、あまり触れたことがない。5月上旬に行われた米最大のキリスト教系大学、リバティ大学(Liberty University)の学位授与式では「あなたがたと私のように異なる信仰を持つ人間同士」がいかに「共通の目的の下に集える」道を見いだすことができるかを説き、福音派に訴えかける演説をした。

 共和党内で影響力の強い福音派の中には、モルモン教をカルト宗教視する者もいる。さらに米ブルームバーグ・ニュース(Bloomberg News)が行った3月の世論調査では、米国人の3人に1人がモルモン教に「好ましくない」イメージをもっているとの結果が出た。

 しかし、ヒューストン大学(University of Houston)のブランドン・ロッティングハウス(Brandon Rottinghaus)准教授は、米国民はモルモン教徒の大統領を受け入れる準備ができていると語る。「福音派の有権者の中には、モルモン教をキリスト教の一派として認めない層もわずかにいるだろう。だがロムニー氏は、信仰について語らずに予備選を乗り切るという難関を、既に乗り越えている」

「史上初となるモルモン教徒の大統領候補」という側面は、前回の大統領選が「初物尽くし」だったことから、そこまで突出した感はない。08年大統領選では史上初の黒人大統領が民主党から誕生し、初めて女性の副大統領候補が共和党から登場した。さらに民主党には初の女性大統領候補を擁立する可能性もあった。「どちらの党の支持者も、予備選で多様な候補者の顔ぶれを目にすることにもはや慣れている」とロッティングハウス氏は説明する。

■本選でロムニー氏の信仰は「問われない」、争点は経済政策

 いよいよロムニー氏は、民主党のバラク・オバマ(Barack Obama)現大統領との対決へと向かう。両者が選挙戦の争点とし、お互いを批判しているのは経済政策だ。

 ワシントンを拠点に活動する広報専門家で自らもモルモン教徒のアーロン・シェリニアン(Aaron Sherinian)氏は、ロムニー氏の指名獲得について次のように述べる。「私たち(モルモン教徒)が何者で、何を信仰しているのかを語る絶好の機会だ。しかし、今回の大統領選の争点は宗教ではない。争点は皆の家計がどうなっているかだ」

 1988年大統領選への出馬経験があるキリスト教右派の米テレビ伝道師パット・ロバートソン(Pat Robertson)師は、自身の宗教番組「700クラブ(The 700 Club)」で、ロムニー氏の信仰はもはや問題ではないと語った。「彼のモルモン教信仰に懸念を抱いている人の数は、幾分減っているように見える。候補者はオバマ氏とロムニー氏2人で、イエス(・キリスト)対誰かなのではない」

1177チバQ:2012/06/06(水) 21:23:45
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120606/amr12060618020012-n1.htm
全米注目の出直し州知事選 共和党勝利 オバマ氏戦略見直しへ
2012.6.6 17:59 (1/2ページ)

5日、ウィスコンシン州ウォーキショーで開いた出直し知事選の勝利集会で、喜びを表す共和党のウォーカー知事(AP)
 【ワシントン=佐々木類】米中西部のウィスコンシン州で5日、現職知事へのリコール(解職請求)成立に伴う出直し知事選が行われ、共和党保守派のウォーカー知事が民主党のバレット同州ミルウォーキー市長を退けて知事に返り咲いた。共和、民主両党は知事選を11月6日の大統領選の前哨戦と位置付け、全米規模でテコ入れを図る激戦を展開した。ウォーカー知事の勝利は、再選を狙うオバマ陣営にとって少なからぬ打撃で、選挙戦略の見直しが急務となりそうだ。

 「ノーサイドだ。州民のために全力を尽くす」。ウォーカー知事は5日深夜、勝利宣言し、1年以上に及んだ州内の混乱に終わりを告げた。米憲政史上、3回しか行われていない出直し州知事選挙で、現職が返り咲いたのは初めて。

 ウォーカー知事は2010年の中間選挙で当選後、財政再建の必要性から、教師や州職員など公務員の団体交渉権を大幅に制限するなど、州行財政の見直しを進めた。これに反発した労働組合員らが昨年3月、州庁舎を占拠。100万人の署名でリコールが成立。

 出直し選挙は、共和党予備選が消化試合を続ける中、大統領選の「代理戦争」(米公共放送)として全米の注目を集めた。

 ウォーカー陣営は、保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」などの支援を受け、保守層を中心に全米から献金3千万ドル(約24億円)を集めた。

 一方、バレット陣営の献金は400万ドル止まり。クリントン元大統領が応援に駆けつけたが、オバマ大統領(50)は積極的な応援を手控えた。「敗戦濃厚となり、本選への悪影響を懸念したホワイトハウスが嫌った」(ロサンゼルス・タイムズ紙)ためだ。

 ウィスコンシン州はオハイオ州などとともに、選挙のたびに勝利政党が入れ替わる12の激戦州の一つ。2008年の大統領選では、オバマ大統領が共和党候補のマケイン上院議員を破ったが、10年の州知事選では、ウォーカー知事がバレット市長を退けている。

 共和党候補指名が確実なロムニー前マサチューセッツ州知事(65)は、知事を「英雄」と持ち上げ、自身の選挙戦につなげていきたい考えだ。

 ミネソタ州のシャイアー・カールトン大教授(政治学)は「ウォーカー知事の勝利はロムニー氏への追い風になる」と指摘。国民の関心が高い雇用情勢が厳しさを増す中、オバマ陣営は戦略の立て直しが迫られそうだ。

1178チバQ:2012/06/06(水) 21:26:23
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120605/amr12060523530009-n1.htm
天然ガス輸出で攻防激化 産業界とエネルギー業界の「代理戦争」に
2012.6.5 23:51 (1/2ページ)[米国]
 【ワシントン=柿内公輔】日本が輸出拡大を求めている米国産天然ガスをめぐる駆け引きが、米国内で活発化している。エネルギー業界と産業界の思惑を背景に、与野党も盛んにオバマ政権を牽制(けんせい)。11月に迫る大統領選にも影響を及ぼしそうだ。

 「(天然ガスの)輸出の増加がもたらす米経済への重大な影響について十分に検討されていない」

 与党民主党のエネルギー政策の重鎮、ワイデン上院議員とマーキー下院議員は先月、オバマ大統領への書簡で天然ガスの輸出抑制を訴えた。民主党は2月に天然ガス輸出を規制する法案も下院に提出している。

 逆に野党共和党は、やはりエネルギー政策に影響力のあるマカウスキ上院議員らが4月に、天然ガス輸出の認可を迅速化するよう大統領に要請するなど、輸出拡大に賛成論が強い。

 与野党対立は、産業界とエネルギー業界の「代理戦争」だ。ドミニオン・リソーシズなどエネルギー各社は米エネルギー省(DOE)に輸出拡大の許可を申請中だが、化学大手ダウ・ケミカルを筆頭に産業界は「ガス価格が上昇し米企業の体力を奪う」と猛反発。両陣営の攻防は、野田佳彦首相が4月のオバマ大統領との会談で液化天然ガス(LNG)の輸出を要請してから一層熾(し)烈(れつ)になった。

 自由貿易協定(FTA)締結国にほぼ限られる天然ガス輸出を、日本など非締結国に認めるにあたり、DOEは価格など米経済への影響を調査中だが、当初3月に完了する作業が8月にずれ込んだ。指摘されるのが大統領選との関連だ。新たな政権の枠組み次第でエネルギー政策も様変わりするだけに「調査結果も大統領選まで公表されないのではないか」(米電力業界関係者)との声も聞かれる。

 米国でブームの「シェールガス」と呼ばれる新型天然ガスについても、オバマ政権は省庁横断組織を今年立ち上げるなど、国内向けの開発は促進する姿勢だが、輸出拡大には採掘による汚染問題を懸念する環境団体の反発が根強い。

 ザイカル米大統領次席補佐官(エネルギー担当)は「オバマ政権はLNG輸出に反対していない」とするが、日米首脳会談では「政治的に微妙な問題」として判断の先送りを日本側に伝えており、事態の進展は当面見込めない情勢だ。

1179チバQ:2012/06/06(水) 21:29:15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120606-00000066-mai-int
<米リコール知事選>共和党現職が当選 オバマ氏に痛手
毎日新聞 6月6日(水)19時55分配信

 【ワシントン古本陽荘】米中西部ウィスコンシン州で5日、公務員労働組合の団体交渉権を剥奪した州知事に対する解職請求(リコール)選挙が行われた。即日開票の結果、共和党現職のスコット・ウォーカー知事(44)が接戦の末、民主党候補のトム・バレット同州ミルウォーキー市長(58)に競り勝った。

 米政治史上、州知事のリコール選挙は3例目で、現職知事が勝利して解職を逃れたのは今回が初めて。

 同州は11月の大統領選で接戦になるとみられている州の一つ。08年大統領選ではオバマ大統領が勝利しているが、大統領選5カ月前の選挙で共和党知事が信任を得たことで、オバマ大統領にとっては大きな痛手となった。

 ウォーカー知事は10年中間選挙で、「小さな政府」を求める保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会運動)」の全面的支援を受け初当選しており、今回の選挙を契機に、陰りが見えていた茶会運動が勢いを取り戻す可能性が出てきた。

 リコール選挙では州外から多額の献金が集まり、AP通信によると両陣営や支援団体が投入した選挙資金は少なくとも6200万ドル(約49億円)に上り、大統領選の前哨戦の様相を呈していた。

 オバマ大統領は簡易ブログ「ツイッター」でバレット氏に投票を呼びかけるなど、限定的な応援にとどめた。事前の世論調査でウォーカー知事のリードが伝えられていたため、大統領選へのダメージを最小限に抑えるための選挙戦術とみられる。だが、「応援に入ることをためらった」との受け止めもあり、逆にオバマ大統領にマイナスの影響を与えるとの見方もある。

 ウォーカー知事は初当選後、公約で掲げた財政削減を実現する手段として、公務員削減を念頭に労組の団体交渉権の大幅な制限に踏み切った。だが、これには労組が猛反発し、全国から労組支援者がウィスコンシン州議会に集まり、一時、議事堂の主要部分を占拠するまでの異常事態に発展した。

 州の規定で当選後1年間は解職請求の対象とはならないため、民主党や労組は、知事の在籍1年を待ち、リコール選挙のための署名活動を開始。必要な署名数に達したため選挙となった。解職請求ができるのは一人の知事に対して1度のみで、ウォーカー知事は今後15年1月までの残り任期、知事職にとどまることができる。

1180チバQ:2012/06/06(水) 21:29:47
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120606-00000048-mai-int
<米大統領選>焦点は中南米系の票 カリフォルニア州
毎日新聞 6月6日(水)14時39分配信

米大統領選予備選で投票するビヤライゴーサ・ロサンゼルス市長=同市内の教会で2012年6月5日、堀山明子撮影

 【ロサンゼルス堀山明子】米大統領選(11月)は、共和党でミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)の指名が確定し、民主党のオバマ大統領(50)との戦いに突入している。カリフォルニア州で5日、共和、民主両党の予備選が開かれたが、焦点は同州に集中する中南米(ヒスパニック)系有権者をどうひきつけるかに移っている。特にロムニー氏は弱点とされる中南米系票の掘り起こしに懸命だ。

 米国勢調査局によると、08年の大統領選で、中南米系は有権者の59.4%にあたる約1161万人が選挙人登録をした。この3割を占めるカリフォルニア州は、伝統的には民主党の支持基盤だ。

 地元調査機関が1日発表した世論調査によると、同州に住む白人の支持率はオバマ氏44%、ロムニー氏41%と小差なのに対し、中南米系はオバマ氏57%、ロムニー氏15%と開いている。中南米系は移民規制強化を唱えるロムニー氏への警戒心が強い傾向がある。

 ロムニー氏は5日、「オバマ大統領は中南米系のビジネスを損ねている」とスペイン語と英語で声明を発表。零細企業にまで従業員の健康保険負担を強いる政策を示したオバマ氏を批判し、経済再建に尽力する姿勢をアピールした。

 ロサンゼルスで共和党の中南米系党員を統括するルイス・アルバラードさん(47)は「4年前の大統領選ではオバマは移民に夢を与えたが、今は失望が広がっている。争点は経済、雇用に移った」と指摘。オバマ氏が最近、同性婚を認める発言をしたこともカトリック教徒が多い中南米系の支持離れを生んでおり、「共和党が政治不信を起こした有権者の受け皿になれれば、流れは変わる」と指摘する。

 一方、オバマ氏陣営は、条件付きでビザなし移民に永住権を与える「ドリーム法」の公約実現を引き続き訴える。メキシコ移民2世のアントニオ・ビヤライゴーサ・ロサンゼルス市長も、オバマ陣営の「顔」として活躍する。大統領選予備選の投票所で、市長は「政治不信は間違い。民主主義は確実に前進している」と強調した。

1181チバQ:2012/06/06(水) 21:32:05
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012060600395
無党派4割、過去最多=米調査
 【ワシントン時事】米世論調査機関「ピュー・リサーチ・センター」の最新の調査によると、米二大政党の民主、共和両党を支持しない無党派が38%と、過去最多となっている。再選を狙うオバマ大統領の民主党を支持する人は32%、野党共和党支持者は24%。
 前回の大統領選が行われた2008年は、民主党支持者が36%、共和党支持者25%で、無党派は32%だった。11月の大統領選で、無党派が勝敗を決する構図がより鮮明になった。調査は全米約3000人の成人を対象に、4月4〜15日に実施された。(2012/06/06-12:21)

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1182チバQ:2012/06/07(木) 21:56:31
http://jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012060700664
オバマ大統領に強まる逆風=前哨戦勝利で勢いづく共和党−米大統領選
 【ワシントン時事】11月の米大統領選で再選を目指すオバマ大統領への逆風が強まっている。低下傾向にあった失業率が、11カ月ぶりに悪化し8.2%に上昇。大統領選の前哨戦として注目された5日のウィスコンシン州知事リコール選挙では、野党共和党の現職が、オバマ大統領の支持を受けた民主党候補を大差で破った。
 ウィスコンシン州は、大統領選の結果を左右する激戦州の一つ。このところ大統領選では民主党候補が勝っており、前回もオバマ大統領が大差で勝利を収めた。また、過去3回行われた知事リコール選挙で現職が勝利したのは初めてで、民主党幹部は少なからぬ衝撃を受けている。
 今回のリコール選挙は、保守派市民運動「ティーパーティー(茶会)」の支持を受けて2010年の選挙で当選したウォーカー知事(共和)が財政再建を訴え、教師や州職員など公務員の団体交渉権を大幅に制限したのが発端。緊縮財政路線の知事側と、これに反対する労組との対決の構図は、「大統領選の代理戦争」と位置づけられた。
 ロムニー氏は選挙結果を受け声明を出し、「ウォーカー知事は健全な財政政策により経済を再建できることを示してきた。11月にも有権者は同様の行動を起こすと確信している」と、大統領選に大きな影響を及ぼすとの見方を示した。
 これに対し、カーニー大統領報道官は6日、選挙結果について、「民主党候補の7、8倍もの資金をつぎ込んだ現職が再び勝利しただけだ」と述べ、大統領選には影響しないと強調した。(2012/06/07-15:40)

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1183チバQ:2012/06/08(金) 20:16:36
http://www.cnn.co.jp/usa/30006890.html
オバマ氏リードも7州で互角の戦い 米大統領選情勢分析
2012.06.08 Fri posted at: 09:00 JST



青がオバマ大統領優位の州、赤がロムニー氏優位の州、黄が互角の州だ
ワシントン(CNN) 11月の米大統領選挙での勝利に必要な270人の大統領選挙人獲得をめぐる、オバマ大統領とミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事との対決は接戦で、7州で互角の戦いとなっている模様だ。米大統領選は計538人の選挙人の過半数である270人を獲得した候補者が当選となる。

CNNが8日までに発表した情勢分析によると、オバマ大統領は、勝利すれば計247人の選挙人を獲得できる19の州とコロンビア特別区でリードを保っており、一方のロムニー氏は、計206人の選挙人を獲得できる24州でリードしている。

フロリダ、オハイオなど、85人の選挙人を抱える残る7州では、互角の戦いとなっている。

どちらかの候補がリードしている州でも、ペンシルベニア、ウィスコンシンなど4州ではオバマ大統領がやや優勢、アリゾナなど4州ではロムニー氏がやや優勢と接戦になっている。

互角・接戦の15州の選挙人総数は183人であり、ここでの勝敗が勝負の分かれ目となりそうだ。過去の選挙と同様に、フロリダ州(選挙人数29)とオハイオ州(同18)での勝敗が選挙結果を左右する可能性がある一方で、より小さな州が勝敗に影響を与えることも考えられる。

オバマ大統領にとっては、前回2008年の大統領選挙において、今回互角の7州でいずれも勝利を収めていることもプラスとなりそうだ。一方、ロムニー氏には、取りこぼしの余地は少なく、オハイオ州は落とせず、おそらくフロリダ州での勝利も必要となる。同氏にとっては、オバマ大統領がやや優勢なウィスコンシン州やペンシルベニア州での巻き返しが勝利に近づくカギとなりそうだ。

オバマ大統領にとっては、アリゾナ州で挽回できれば勝利の可能性が高まる。オバマ大統領、ロムニー氏ともに、大量のテレビCMや遊説などで、互角・接戦州での選挙キャンペーンを強化している。

1184チバQ:2012/06/09(土) 08:41:43
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/306787
【米大統領選2012年】ロムニー氏、資金力急伸 初めてオバマ氏上回る
2012年6月9日 02:13 カテゴリー:アジア・世界
 【ワシントン宮崎昌治】共和党の大統領候補に事実上決まったロムニー前マサチューセッツ州知事陣営は7日、5月の政治献金が7680万ドル(約61億円)に上ったと発表。民主党のオバマ大統領陣営が同月に集めた献金は6千万ドルで、ロムニー氏側が初めて上回った。大統領選に向けロムニー氏は支持率でオバマ氏にほぼ並んだが、資金力でも急伸ぶりを見せつけた。

 7680万ドルはロムニー陣営と共和党全国委員会が集めた資金で、政治献金を無制限に集められる外部組織「特別政治委員会(スーパーPAC)」は含まれていない。

 ロムニー陣営の4月の献金は4010万ドルだったが、ほぼ倍増させた。党内指名争いのライバルが4月に相次ぎ撤退し、ロムニー氏に一本化したため、党の大口献金者らの資金が集中したためとみられる。

 一方、オバマ氏側も4月の4360万ドルから大幅に伸ばしたが、ロムニー氏に逆転を許した。オバマ陣営は7日、支持者向けの一斉メールで「資金集めで、われわれは初めて敗北した。次にどうなるかは、あなたたち次第だ」と献金を呼び掛けた。

 オバマ氏は現職大統領の強みを生かし、これまで資金力でロムニー氏を圧倒。米連邦選挙委員会によると、4月末現在の献金総額(党全国委員会の分を除く)はオバマ氏2億1700万ドルで、ロムニー氏の9760万ドルに倍以上の差をつけていた。

 共和党は今後、「打倒オバマ」で党の総力を挙げロムニー氏への献金を加速するとみられる。大口献金中心のロムニー氏に対し、オバマ氏は1口250ドル以下の小口献金が98%を占め、集金方法も対照的だ。両陣営とも、最終的な選挙資金は8億ドル(640億円)から10億ドルの戦いになるとみている。

1185チバQ:2012/06/10(日) 10:41:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120609-00000101-mai-int
<米大統領>サイバー攻撃の機密漏えい意図的 批判受け苦境
毎日新聞 6月9日(土)22時14分配信

 【ワシントン古本陽荘】オバマ米政権によるイランへのサイバー攻撃計画暴露報道などを巡り、野党・共和党は政権が安全保障政策の実績をアピールするため国家機密を意図的にメディアに漏らしたとして批判を強めている。大統領は8日の記者会見で意図的漏えいを否定する一方、司法省は漏えい疑惑の捜査のため主任検察官2人を任命した。11月の大統領選を前に与野党の攻防が激化しており、大統領は厳しい立場に置かれている。

 きっかけは、サイバー攻撃の内幕を暴露した1日付の米紙ニューヨーク・タイムズの記事。暗号名「オリンピック・ゲーム」と呼ばれるブッシュ前政権で始まった秘密計画にオバマ大統領が積極的に関与し、イランの核関連施設を狙ったサイバー攻撃を加速するよう指示したことなどを詳細に報じた。

 ホワイトハウスの危機管理室でのオバマ大統領の発言など政権当局者しか知り得ない事実も含まれている。報道が事実なら政権内部からの漏えいが疑われるため、オバマ大統領にとっては不利な状況だ。

 同紙は先月、国際テロ組織アルカイダなどのテロ容疑者の「殺害対象リスト」決定にオバマ大統領が関与していると報道。他にもAP通信が先月、中央情報局(CIA)のおとり捜査でイスラム過激派「アラビア半島のアルカイダ」が隠していた新型爆弾を押収した内幕を伝えるなど、報道が相次いだ。

 共和党のマケイン上院議員は「大統領選に向け大統領がタフに見えるように意図的にリークした」と批判。上下両院の情報委員会が7日、クラッパー国家情報長官から報告を受ける事態に発展した。

 民主党からも批判が出た。上院情報委員会のファインスタイン委員長は「なだれのようなリークで人命が危険にさらされている」と懸念を表明。ただ「再選をにらんだ意図的なリーク(漏えい)」との見方は否定している。

1186チバQ:2012/06/11(月) 20:54:14
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120611/amr12061108530002-n1.htm
ソーダがぶ飲み禁止!“おせっかい”NY市長の評判
2012.6.11 08:39 (1/3ページ)[ダイエット・エステ]

ニューヨーク市民の健康増進に全力を挙げるマイケル・ブルームバーグ市長(ロイター)
 ニューヨーク市のマイケル・ブルームバーグ市長(70)が、市民の肥満防止対策の一環として、ソーダなど砂糖入り飲料のビッグサイズでの販売を禁止する方針を打ち出した。ブルームバーグ市長は、飲食店を全面禁煙とし、トランス脂肪酸の使用を禁止し、メニューにカロリー表示を義務づけた。市民の健康増進のためというのだが…。きょうのテーマは「おせっかいな市長」とした。(内畠嗣雅 SANKEI EXPRESS)


ソーダがぶ飲み禁止


 市の発表によると、禁止されるビッグサイズの容器は16オンス(約470ミリリットル)超。アイスティーやスポーツドリンクを含め、飲食店や映画館、野球場などでの販売が禁止される。スーパーやコンビニでの販売はOK。ダイエット飲料や牛乳50%超、果汁70%超の飲み物は対象外だ。来年3月の施行を目指すという。ブルームバーグ市長は地元紙に「肥満は国家の大問題。大変なことだとあちこちで声が上がっている。ニューヨーク市は行動する」と語った。

 ブルームバーク市長はかねて、砂糖入り飲料を肥満の元凶として敵視していた。米国には農務省が運営する「フードスタンプ」と呼ばれる低所得者向けの食料品購入補助制度がある。市長は2010年10月、フードスタンプでの砂糖入り飲料の購入を禁止する条例案を提示した。だが、砂糖入り飲料だけ買えなくするのは技術的に難しいとして農務省が認めなかった。そこで今回、規制の目安としてサイズに注目したらしい。


3つの敵


 前任の市長、ルドルフ・ジュリアーニ氏(68)=任期1994〜2001年=は、ニューヨーク市がテロリストの攻撃を受けた米中枢同時テロ(01年)の際、強いリーダーシップを発揮して名を上げた。だが、任期全般を通じての功績は凶悪犯罪の撲滅だった。それまでのニューヨーク市は地下鉄は落書きだらけ、繁華街には浮浪者がたむろしていた。ただし、警察力にモノを言わせての厳しい取り締まりには批判も強かった。

 02年に誕生したブルームバーグ市政の最優先課題は、市民の健康増進である。ジュリアーニ氏同様、ブルームバーク市長も多少の批判は覚悟で、任務遂行に突き進んでいる印象だ。市長の主たる敵は砂糖入り飲料のほか、喫煙とトランス脂肪酸。トランス脂肪酸は植物油から人工的に作られるもので、心臓疾患などのリスクを高めると指摘される。

 03年、ニューヨーク市内の飲食店は事実上、全面禁煙となった。間接禁煙の健康被害を強調してきた市長は「この規制によって年間数千人が死ななくて済む」と語った。のちに公園なども全面禁煙となる。飲食店でのトランス脂肪酸の使用禁止は05年に発表され、段階的に実施された。このほか、肥満防止対策では飲食店のメニューにカロリー表示が義務づけられた。

批判は覚悟の上


 ジュリアーニ前市長もブルームバーグ現市長も「小さな政府」を標榜(ひょうぼう)する共和党である。オバマ民主党政権は国民皆保険を目指す医療保険制度改革など、明らかに「大きな政府」を志向しており、共和党支持者は辟易(へきえき)している。ところが、喫煙はだめ、肥満はだめというブルームバーグ市政の方がオバマ政権よりよほどおせっかいなのだ。

 AP通信によると、地元大学の調査で、ビッグサイズの砂糖入り飲料禁止への不支持は53%、支持は42%。「食べ物や飲み物の選択は個人の自由。明らかにやり過ぎ」との反発は少なくない。ブルームバーグ市長の広報担当者は「市民が喜びそうだから提案したわけではない」とコメントした。市民に良かれと思えば不人気でも断行するのだ。

1187チバQ:2012/06/12(火) 19:55:43
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120612-OYT1T00903.htm
米商務長官当て逃げ、発作起こした?…休職へ


 【ワシントン=白川義和】ジョン・ブライソン米商務長官(68)は11日、健康問題を理由に休職する意向をオバマ大統領に伝えた。


 レベッカ・ブランク副長官が職務を代行する。

 ブライソン長官は9日、ロサンゼルス近郊で車を運転中、停止中の乗用車に追突し、現場を立ち去った。さらに、数分後に別の車に衝突し、運転席で意識のない状態で見つかった。地元警察は当て逃げの疑いで捜査している。

 商務省は、長官は事故当時、発作を起こしていたとしている。長官は病院に運ばれた後、10日に退院し、ワシントンに帰任していた。

(2012年6月12日18時51分 読売新聞)

1188チバQ:2012/06/12(火) 19:56:40
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2883642/9102282?ctm_campaign=txt_topics
米商務長官が治療のため休職、2件の当て逃げ事故後
2012年06月12日 17:24 発信地:ワシントンD.C./米国
【6月12日 AFP】米国のジョン・ブライソン(John Bryson)商務長官(68)が相次いで2件の当て逃げ事故を起こして車内で意識を失っているところを発見され、11日に治療のため休職した。事故は長官が発作を起こしたことが原因の可能性が高いという。米ホワイトハウス(White House)が発表した。

 ジェイ・カーニー(Jay Carney)米大統領報道官は、ブライソン長官が11日夜、治療のため休職する意向をホワイトハウスに伝えたと述べた。休職の期間についてはわかっていない。

■相次いで事故…意識不明で発見

 ブライソン氏は9日、米カリフォルニア(California)州で相次いで2件の交通事故を起こした。同氏は事故当時1人で車を運転しており、警護担当者も不在だった。

 米ロサンゼルス郡保安官事務所(Los Angeles County Sheriff's Department)の声明によると、ブライソン長官の運転するレクサス(Lexus)は、ロサンゼルス(Los Angeles)郡サンガブリエル(San Gabriel)の踏切で停止していた車に追突した。

 ブライソン長官は追突した車に乗っていた男性3人と会話をした後、その場から立ち去ったが、その際に相手の車にもう一度追突したという。

 さらにブライソン氏は、ローズミード(Rosemead)で2件目の交通事故を起こし、その後「1人で、ハンドルを握ったまま意識のない状態」で発見された。

 現場で救急隊員の治療を受けた後、ブライソン氏は地元の病院に搬送され、「命に別状のない負傷の治療」を受けたという。

 11日の報道では当て逃げの容疑でブライソン長官が捜査を受けていると伝えられたが、仮に健康状態が原因で事故を起こしていた場合、当て逃げの容疑で立件されるかどうかはわかっていない。

 ロサンゼルス郡保安官事務所広報は「現場の初動捜査ではアルコールや薬物の使用の形跡はなかった」と述べた。また当局者によると、事故の被害者は軽傷を負っただけだという。(c)AFP/Stephen Collinson

1189チバQ:2012/06/12(火) 19:57:15
http://www.afpbb.com/article/politics/2803333/7285942
次期米商務長官にブライソン氏、実業界から起用
2011年06月01日 09:48 発信地:ワシントンD.C./米国
【6月1日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は5月31日、次期商務長官に米電力会社エジソン・インターナショナル(Edison International)の会長兼最高経営責任者(CEO)などを務めたジョン・ブライソン( John Bryson)氏を指名すると発表した。

 大統領は声明でブライソン氏について、政府が掲げる輸出倍増計画において不可欠な人物であり、雇用創出、経済成長、持続可能な発展を実現させる能力も有している、と評している。

 上院で承認されれば、ブライソン氏は、今年3月に次期駐中国大使に指名されたゲーリー・ロック(Gary Locke)商務長官の後任にあたる。

 ブライソン氏は米航空機大手ボーイング(Boeing)と米ウォルト・ディズニー・カンパニー(Walt Disney Company)の取締役を務めた経験もある。環境問題にも熱心で、環境保護団体NRDC(Natural Resources Defense Council)の設立にも貢献した。(c)AFP/ Stephen Collinson

1190チバQ:2012/06/12(火) 20:10:05
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120612/amr12061201130001-n1.htm
【米大統領選】
労組退潮 民主党に不利か 団交抑制、年金削減「歴史的な転換点」 
2012.6.12 01:12 (1/2ページ)
 【ワシントン=古森義久】米国では今月、公務員労働組合と対決したウィスコンシン州知事がリコール(解職請求)選挙で勝利を収めただけでなく、カリフォルニア州の2主要都市でも労組の権限や受益を削る提案が住民投票で可決され、労組全般の後退が印象づけられた。この傾向は大統領選で年来、労組に支持されてきた民主党側を不利にするとみられている。

 ウィスコンシン州のスコット・ウォーカー知事(共和党)は2010年の当選以来、州や郡、市当局に勤める職員の公務員労組に対し、全職員の自動的な労組加入や労組費の自動徴収を排する法律を成立させ、団体交渉権をも抑制して、労組側から激しい反発を受けてきた。知事は膨張する州予算の赤字削減のためだと主張したが、反対派はリコールに必要な署名数を集めることに成功した。

 だが、知事は5日のリコール選挙で民主党のバレット候補を53%対46%の票差で破り、労組の攻撃をはね返した。この結果はウィスコンシン州が年来、民主党が強く、労働者の組合加盟率も高いだけに、大きな波紋を呼んだ。

 5日には同時にカリフォルニア州のサンディエゴ、サンノゼ両市で、市職員の公務員労組の組合員の年金を削減する提案などへの住民投票が実施され、いずれも可決された。全米でも主要な都市に数えられる両市はともに市予算の赤字が増大、その多くが市職員労組が求める退職者への年金の膨張に帰せられてきた。

 この一連の選挙結果について、労働問題を研究するギャリー・チェイソン・クラーク大教授は「全米的に労組が従来のパワーや受益を減らしており、この選挙や投票は労組全体にとっての歴史的な転換点だといえる。全米の労組連合体がウィスコンシン州などの選挙に精力を投入し、完全に敗れたからだ」と論評した。

 同州の選挙結果は、全米での一般国民の労組への支持減少や、それを受けての労組員の減少の反映だともいえる。同州ではウォーカー知事が就任してからの2年余で公務員労組のメンバーは45%も減った。

 オバマ政権も労働組合の全米規模の支持を得てきたが、大統領自身はウィスコンシン州知事選では共和党知事の勝利を予測してか、現地入りして応援することを避けていた。だが民主党候補と労組の敗北は大統領選挙での同州の民主党への票の流れを不透明にしただけでなく、全米レベルでの反労組の潮流をも示す不利な材料として懸念され、逆に共和党側では有利な動きとして受け取られている。

1191チバQ:2012/06/13(水) 22:30:45
>>1159>>1180
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120613/amr12061320440008-n1.htm
ヒスパニック票はどこに…移民政策に寛容と厳格さ混在
2012.6.13 20:42 (1/3ページ)

さまざまな人種が入り交じるアリゾナ州フェニックスの中心街。米大統領選ではヒスパニック票の取り込みがカギとなる(黒沢潤撮影)
 11月の米大統領選で、全人口の16%を占めるヒスパニック票はどこに向かうのだろうか。民主党は伝統的に寛容な移民政策を掲げていることもあり、オバマ大統領は前回選挙で約67%のヒスパニック票を獲得。今も住民の間でオバマ氏への期待が高いが、政権が不法移民の追放を進めていることには不満も根強い。関心も経済や雇用に移りつつあり、オバマ氏が多数のヒスパニック票をつなぎ留められる保証はない。

 メキシコ料理を販売するフェニックスの露店前。「アリゾナは人を外見で差別する州なのか」。ヒスパニック系のラファさん(28)はアリゾナ州の移民法への不満を口にした。

 不法移民と疑われる者への職務質問や令状なしの拘束を地元警官に認める同法は、人口の約3割にあたる州内のヒスパニック系住民のうち、40万人前後の不法移民を取り締まろうと、共和党の州政権下で2010年春に成立した。

 ただ問題は、米市民や永住者であっても「容姿次第で不法移民と疑われて一時拘束され、問題のないことを証明できるまで数時間、施設に入れられる恐れもあること」(カリフォルニア大のカーティック・ラマクリシュナン准教授)だ。

 オバマ政権も「連邦当局の移民政策の執行を阻害する」と州政府を提訴。同法の主要条項の差し止めをめぐり最高裁で係争中だ。

 ヒスパニック系の主婦、スージーさん(26)は「合法移民の知人ですら拘束を怖がり、車で子供を送り迎えすべきかためらっている」と明かす。

 米自由人権協会・アリゾナ支部幹部のアレッサンドラ・ソーラーさん(37)は「精神的負担から州外に引っ越すヒスパニック系家族もおり、共同体がバラバラになっている地域もある」と懸念を示す。

 この移民法には、共和党の事実上の大統領候補、ロムニー前マサチューセッツ州知事が支持を表明しているが、ヒスパニック系住民からは不評を買っている。

 08年の大統領選で共和党候補だったマケイン上院議員の地盤でもあるアリゾナ州は、「民主党の選挙活動で一番盛り上がりに欠けた州」(民主党支持者)とも指摘される。それだけに民主党は同移民法に反発する州内のヒスパニック票を取り込み、形勢挽回を図ろうと躍起だ。

 オバマ陣営は連邦レベルでも、ヒスパニック系住民(全人口の16%)の支持獲得に懸命だ。オバマ氏は今春、南米訪問の際に、米国に約1100万人いるとされる不法移民の子供でも、大学か軍隊に2年間在籍すれば在留資格を与える「ドリーム法案」を成立させたい考えを改めて強調した。

 同法案は10年末に下院を通過したが共和党の反対で葬られ、ロムニー氏も強く反対する。ただ法案にはヒスパニック系住民9割が賛成だ。スージーさんの姉パディさんは「不法移民の子に罪はない。教育を与えれば国家にも有益だ」とオバマ氏に期待を寄せている。

 オバマ氏に懐疑的な目を向ける人も少なくない。政権は昨年、不法移民を40万人追放するなど歴代政権の中でも厳格さが際立つ。「移民政策で共和党の支持を得るため厳しい面を見せる必要もある」(専門家)とはいえ、同胞を追い出される住民には耐え難い。

 ラファさんは「大統領選は2人の『愚者』による戦いだ。1人は約束ばかりで実行に移さず、同胞を簡単に追い出してしまう人物。もう1人はそもそも私たちに同情もしない」と憤る。

 一方、最近の世論調査によれば、ヒスパニック系住民の関心事は(1)仕事(2)経済(3)教育(4)健康(5)移民政策−の順。ヒスパニック系の失業率が10%強と米平均より2ポイント高いことが一因だ。

 ヒスパニック系の人権団体「ラザ」幹部のジュリアン・テシェイラ氏は「光熱費などの請求書を毎月遅滞なく払えるか、子供たちに食べさせられるかが彼らにとって切実な問題だ。移民政策より、経済を活性化できる大統領候補に魅力を感じるだろう」と指摘する。

 経済通のロムニー氏がヒスパニック票を引き込む余地も十分にあるわけだ。(アリゾナ州フェニックス 黒沢潤)

1192チバQ:2012/06/13(水) 22:35:11
http://www.cnn.co.jp/usa/30006960.html
米国人の宗教心に異変か 「神の存在」疑う若者が急増
2012.06.13 Wed posted at: 12:29 JST


ワシントン(CNN) 米国の30歳以下の若者の間で、「神の存在」に疑いを抱く人が急増しているという。米調査機関ピュー・リサーチ・センター(PRC)が13日までに発表した報告で明らかになった。インターネット上で宗教に関する意見を自由に交換できるようになったためとの見方が出ている。

PRCが行った米国人の価値観に関する調査には、政党や同性婚、人工妊娠中絶など幅広い項目の中に、宗教についての質問も含まれていた。

報告書によると、「新世紀世代」と呼ばれる30歳以下のグループで「神の存在を疑ったことがない」という設問に「はい」と答えた人は68%で、2007年の83%から大幅に減少。「いいえ」と答えた人は31%と、07年の2倍に上り、10年前の調査開始以来最も高い数字を記録した。こうした変化は若者だけにみられ、他の年代では07年との差が2%以内にとどまっていた。

「祈りは生活の重要な一部だ」という設問で「はい」と答えた人も、30歳以下ではそれ以外の年代よりかなり少なかった。報告書は「ライフサイクルだけの問題ではないようだ。新世紀世代は上の世代が同じ年代だったころに比べ、宗教心がずっと薄くなっている」と指摘する。

報告書によると、米国人全体では、特定の宗教を信じていると答えた人が大半を占めた。神の存在を疑ったことがない人は80%、祈りは生活の重要な一部だと考える人も76%に上った。

非宗教を掲げる全米規模の組織「世俗学生連盟」で広報責任者を務めるジェシー・ガレフさんは、若者の宗教心が薄れている理由としてインターネットの影響を挙げる。「家族に見つかったらどうしよう、地域社会で何と言われるだろうなどと心配することなく、だれもが自由に議論できるようになった。疑いを抱く若者に安心して話せる場を提供すれば、そこで刺激を受けて新たな疑問を抱く若者も増える」と、ガレフさんは指摘している。

1193チバQ:2012/06/16(土) 18:53:21
http://mainichi.jp/select/news/20120617k0000m030011000c.html
オバマ大統領:16歳未満入国の不法移民救済策を発表
毎日新聞 2012年06月16日 17時47分(最終更新 06月16日 18時11分)

 【ワシントン古本陽荘】オバマ米大統領は15日、年少時に親に連れられ米国に不法入国したまま違法に滞在してきた若者に一時的な在留資格を与える救済策を発表した。不法移民の大半はヒスパニック(中南米系)で、11月の米大統領選でヒスパニックの支持を確保するための選挙対策の色合いが濃く、野党・共和党は批判を強めている。

 救済策の対象となるのは、16歳未満で米国に入国し、継続して5年以上滞在した30歳未満の不法移民。高卒の資格を有し、大学などに在籍中か、軍隊に所属していることなどが条件となる。入管当局に届け出ても、出身国に強制送還とはならず、2年間は暫定的に滞在し求職活動を行う資格が与えられる。政府は今回の救済策の対象者を約80万人と見積もっている。

1194チバQ:2012/06/17(日) 10:37:06
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/308063
【米大統領選2012年】不法移民の若者、合法化へ オバマ氏が政策発表
2012年6月17日 01:25 カテゴリー:アジア・世界
 【ワシントン宮崎昌治】オバマ米大統領は15日、子どものころ親に連れられ米国に不法入国した若者に対し、一定の条件を満たせば滞在を事実上合法化し、就労も認める新たな移民政策を発表した。大統領選に向け、不法移民の大半を占めるヒスパニック(中南米系)の支持を固める狙いがある。歴代大統領で初となった5月の同性婚支持表明に続き、リベラル色を前面に打ち出し保守派を刺激する選挙戦略に、共和党は猛反発している。

 対象は(1)16歳未満で親に連れられ不法入国し、5年以上米国に居住(2)高校卒業か軍を名誉除隊(3)犯罪歴がなく、30歳以下−など。米政府高官は、今回の措置で約80万人の不法移民の若者が恩恵を受けるとしている。

 米国には約1100万人の不法移民がおり、8割をヒスパニックが占める。犯罪の温床となるなど移民対策は大きな社会問題だ。一方で、若者の中には自分が不法移民と知らずに育ち、奨学金や運転免許が取得できないことで事実を知るケースも多い。就職も困難で、国外退去の不安を抱きながら生活を送る。

 オバマ氏は就任以来、こうした若者に合法的滞在の道を開くため、通称「ドリーム法」の成立を議会に求めてきたが、共和党の反対で可決できずにいる。今回の措置は議会の議決なしに政府の権限で行うもので、同法の多くを取り込んだ。

 全米で5千万人を超えるヒスパニックは大統領選に大きな影響力をもつ。とくに、選挙のたびに民主、共和両党の勝利が入れ替わり、勝敗の鍵を握る「揺れる州(スイングステート)」のコロラド、ネバダ、フロリダ各州でヒスパニック票の行方は重要だ。ヒスパニックはもともとオバマ氏支持が多いが、今回の新政策でこうした重要州での勝利を確実にしたい考えとみられる。

 だが、リベラル色を前面に打ち出す戦略は保守派を団結させ、中間層の離反を招きかねないため、賭けともいえる。ドリーム法にも共和党は長らく、不法移民を助長し、犯罪組織の隠れみのになると反対してきた。

 選挙戦で最大の焦点となる失業率が8・2%と高止まりする中、同党は「失業中の米国人にとって悲惨な結果をもたらす」と批判。政策を発表した大統領の記者会見で、保守系記者が「米国人より外国人を優先するのか」と度々叫び、オバマ氏と言い争いになる異例の場面もあった。

1195チバQ:2012/06/17(日) 22:53:49
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120617/amr12061720500004-n1.htm
支持表明もオバマ批判連発 クリントン元大統領
2012.6.17 20:49 (1/2ページ)
 【ワシントン=古森義久】米国大統領選挙が熱気を増すなかで民主党のビル・クリントン元大統領がオバマ大統領に対し批判とも受け取れる言動を繰り返し、複雑な波紋を広げ始めた。クリントン氏はオバマ支持を公式には表明しながらも、留保をちらつかせ、前回の選挙でのオバマ氏とヒラリー・クリントン氏との対決が尾を引いているという推測までを生んでいる。

 クリントン元大統領は今年の大統領選や連邦議会選で民主党候補支援の資金集めなどを積極的に展開している。民主党側での人気は高く、その言動は注視されるが、5月末、共和党ミット・ロムニー候補のビジネス歴へのオバマ陣営の攻撃に反対し、民主党全体を緊張させた。

 オバマ陣営が、ロムニー氏の過去の投資会社での活動を激しく非難するテレビ広告を流したのに対し、クリントン氏は「他企業への投資が悪い行動だと批判すべきではない。ロムニー氏のビジネス経歴は立派だ」と述べたのだった。

 続いてクリントン氏は6月上旬、「現在のブッシュ暫定減税はすべて来年も延長されるべきだ」と言明した。オバマ大統領はこの暫定減税の今年末廃止を唱え、とくに年収25万ドル以上の高所得層への暫定減税措置に猛反対している。だがクリントン氏は高所得層だけの増税にも不同意を示した。同氏はまた米国経済の現状を明確に「不況」と評し、「経済回復期」とするオバマ政権の公式見解に背を向けた。

 この摩擦の背景には、前回大統領選でのオバマ氏とヒラリー夫人との民主党指名争いが関係しているようだ。6月5日のニュージャージー州での民主党下院予備選ではクリントン氏は前回、ヒラリー候補を支援したビル・パスクレル候補を全面的に応援した。オバマ大統領は前回、自分を支持したスティーブ・ロスマン候補を支援して、クリントン氏とは対立した。予備選ではパスクレル氏が圧勝し、クリントン氏の政治力を立証する形となった。

 クリントン氏はオバマ氏への公式支援は明確にしているが、なお米国メディアからは「オバマ陣営にとってもろ刃の剣」と評される。クリントン氏のオバマ批判の言辞が「前回選挙でのオバマ陣営からの攻撃への報復」だとか「ヒラリー夫人を次期大統領または副大統領にするための戦略」だとする推測も語られている。

 共和党系の政治評論家ドナルド・ランブロ氏は「クリントン氏は経済政策面でオバマ大統領の市場経済否定に近いウォール街攻撃などに強い反対を抱いており、民主党支持の基本は変えないまでもそうした不同意の点をつい述べるのだろう」との見方を示した。

1197チバQ:2012/06/19(火) 22:21:07
http://www.cnn.co.jp/usa/30006994.html
白人至上主義KKKのボランティア参加に「ノー」 米ジョージア州
2012.06.16 Sat posted at: 09:00 JST
アトランタ(CNN) 米ジョージア州でキリスト教系白人至上主義組織、クー・クラックス・クラン(KKK)系の地方組織が、道路清掃ボランティアのプログラム「アダプト・ア・ハイウェイ」への参加を申請した。KKK側は「道をきれいにしたいだけ」と善意を強調したが、州当局はこのほど「ノー」の回答を返した。

アダプト・ア・ハイウェイは、全米各地で広く導入されているボランティア活動だ。「アダプト」は「養子縁組をする」という意味。企業や市民団体が道路の一部区間の「里親」となり、定期的に清掃する。その見返りに区間の道路沿いには里親の団体名が表示される。

KKK系組織は5月、ジョージア州の山間部を走る州道の一部をアダプトしたいと申請を出した。これに対して州運輸省は12日、参加は認められないとの書簡を、責任者のエイプリル・チェンバーズ氏あてに送付した。

同省はその理由として、申請された区間はスピード制限が時速100キロを超える山道で、清掃活動には危険すぎると指摘。さらに、KKKの名前を表記した看板が立つことによる市民感情への影響が懸念されると説明した。

KKKはもともと、南北戦争後の1860年代に南部連合の退役軍人が中心となって設立した社交団体だ。

最盛期には政治家や実業家など有力者がメンバーに加わり、1920年代の会員数は400万〜500万人に達した。その後、活動の過激化や指導者の犯罪によって勢いを失ったが、第2次世界大戦後、公民権運動への抵抗を原動力に復活。現在も全米の系列組織に計4000〜5000人の会員がいる。

多くの米国人がその名を聞いてテロやリンチ、人種差別を連想するKKK。だがチェンバーズ氏はCNNとのインタビューで、「私たちは差別主義者ではない」と力説した。

「私たちは白人同士一緒にいたいだけ。それが犯罪だというなら仕方がない。黒人やラテン系であることを誇りに思うのは許されて、白人が胸を張ってはいけないのか。私には理解できない」と不満をぶつけた。

中西部の有力組織トップで「大魔術師」の称号を持つフランク・アンコーナ氏も、「われわれはだれも憎んだりしていない。なぜ憎悪集団と呼ばれるのか分からない」と語る。

「真のKKKは白人の利益を求める社交団体だ。自分たち一族の利益をまず求めるのは自然な本能。他の人種も同じだろう」

アンコーナ氏の組織は、「暗い過去」に一部の例外的なメンバーやメディアによってゆがめられたKKKの「本来の価値観」を取り戻し、マイナスのイメージを払拭(ふっしょく)するため、メンバーの犯罪や不道徳な行為には厳しく目を光らせるなど最大限の努力を続けているという。

こうした努力の一環として、ボランティア活動への参加表明があるようだ。ミズーリ州でもKKK系組織が同様の申請を出し、数年間に及ぶ法廷闘争の末に道路のアダプトを果たした。ただ同州運輸省によれば、規定通りの清掃活動をしていないとの理由で、結局は除名になったという。

KKKの変容は、昔より平和的で優しい、新たなKKKの始まりを意味しているのだろうか。ユダヤ系の人権団体「反中傷連盟」(ADL)の調査研究部門を率いるマーク・ピトカベージ氏によれば、KKKを突き動かしているのはむしろ「白人が絶滅する」との恐れだという。

同氏は「白人が主導権を握っていた50〜60年代とは状況が変わった。かれらは今、白人が生き残ること自体を目的に闘っている。それが、50年代のKKKと21世紀のKKKとの根本的な違いだ」との見方を示した。

1198チバQ:2012/06/22(金) 00:38:04
http://mainichi.jp/select/news/20120621k0000e030159000c.html
米下院:委員会で司法長官を「議会侮辱罪」に問う決議
毎日新聞 2012年06月21日 10時34分(最終更新 06月21日 11時44分)

 【ワシントン古本陽荘】野党・共和党が多数を占める米下院の監視・政府改革委員会は20日、銃密売捜査の情報開示を怠ったとして、ホルダー司法長官を「議会侮辱罪」に問う決議案を賛成多数で可決した。ホルダー長官を擁護するオバマ大統領は大統領特権により捜査情報保護を宣言。大統領と議会共和党の対立は激化している。

 共和党は来週中にも本会議で採決に踏み切る構え。可決されれば連邦検事が扱うことになる。民主党は11月の大統領選を意識し「オバマ大統領に政治的ダメージを与えるためのつるし上げ」などと一斉に反発している。

 委員会が求めていたのは税関国境警備局の警備官が10年に銃殺された事件の捜査資料。当時、司法省が銃密売網の全容を解明するため一定の密売をあえて見逃す「泳がせ捜査」を行った結果、2000丁の銃器がメキシコの銃密売組織に渡ったとされる。警備官が殺害された現場から押収された銃2丁が捜査過程で密売組織に渡った銃であることが判明。共和党は「オバマ政権が捜査の失敗を隠すため情報を開示していない」と批判してきた。

1199チバQ:2012/06/23(土) 10:45:37
http://www.cnn.co.jp/usa/30007070.html
オバマ氏が「2けた台」リード、米大統領選の最新世論調査
2012.06.21 Thu posted at: 19:31 JST
(CNN) 今年11月の米大統領選で有権者の53%がオバマ大統領の再選を支持し、野党共和党の候補に事実上決まったロムニー前マサチューセッツ州知事の40%を2けた台で引き離していることが米通信社ブルームバーグが20日発表した最新世論調査でわかった。

今月これまで発表された他の世論調査ではオバマ氏によるこれほどのリードは報告されていなかった。多数の世論調査では接戦もしくオバマ氏が小差で優勢との結果が出ていた。

今回の調査は、大統領選で実際に投票する可能性が高い有権者を対象に実施した。調査では、オバマ氏の経済政策や財政赤字対策への評価は低かった。また、10人のうち6人が米国は誤った道を進んでいると回答した。

55%がロムニー氏はオバマ氏に比べ平均的な米国人の実情を理解していないと受け止め、逆の回答は36%だった。39%がロムニー氏を好意的にとらえ、48%は否定的な評価をした。オバマ氏の場合は、それぞれ55%と36%だった。

今回調査は6月15〜18日の間、投票が予想される734人を含む全米の成人1002人を対象に電話で実施した。

CNNがまとめた最新の世論調査3件の平均数字を見ると、オバマ氏の支持率は48%、ロムニー氏は43%だった。この3件はブルームバーグ、ギャラップ社の各調査とロイター通信とIpsos社が共同実施した調査となっている。

1200チバQ:2012/06/23(土) 10:46:27
http://www.cnn.co.jp/business/30007071.html
米人種間の資産格差が22倍に 不況で拡大
2012.06.22 Fri posted at: 09:47 JST
ニューヨーク(CNNMoney) 米国勢調査局が最近発表したデータによると、米国の白人は黒人の22倍の資産を保有しており、その差は昨今の大不況で約2倍に拡大した。

2010年の人種グループ別の世帯純資産の中央値は、白人世帯が11万729ドル(約890万円)だったのに対し、黒人世帯は4995ドル(約40万円)、ヒスパニック系世帯が7424ドル(約60万円)だった。

白人とその他の人種グループとの貧富の差は不況の間に拡大しており、白人は他のグループに比べ、不況をうまく切り抜けたといえる。白人以外の3つの人種グループの世帯純資産の中央値は2005年から2010年までに約60%も減少したのに対し、白人世帯のそれはわずか23%しか減少しなかった。

人種間の貧富の差は今に始まったことではない。これまでも黒人やヒスパニック系は白人に比べ、低所得、高失業、低学歴だった。しかし、昨今の大不況で状況がさらに悪化した。例えば2005年の純資産の差は今ほど大きくはなく、白人は黒人の12倍、ヒスパニック系の8倍だった。

黒人やヒスパニック系が不況をうまく乗り切れなかった主な理由は、総資産に占める住宅資産の割合が白人に比べて大きかったためだ。住宅バブル期に黒人やヒスパニック系の持ち家率は上昇したが、彼らは白人に比べ、より多くの住宅購入資金を高コストのサブプライムローンに依存していたため、不動産バブルの崩壊で、より壊滅的なダメージを負った。

また黒人やヒスパニック系は、保有資産を預金や株といった金融システムに回す確率が低く、さらに白人に比べて高い失業率も貧富の差を拡大する要因となっている。

1201チバQ:2012/06/23(土) 10:47:07
http://www.cnn.co.jp/usa/30007045.html
米国のアジア系移民、ヒスパニック抜き最多 文化の違いも浮き彫りに
2012.06.20 Wed posted at: 11:56 JST

(CNN) 米国への移民に占めるアジア系の割合がヒスパニック系を上回って最多となったことが、米調査機関ピュー・リサーチ・センターが19日に発表した統計で分かった。

それによると、2010年に米国に移り住んだ人のうち、アジア系が占める割合は36%で、ヒスパニックの31%を抜いた。10年前の統計ではアジア系は19%にとどまり、ヒスパニック系が59%を占めていた。

調査では不法入国者や一時滞在者も含めて米国への流入数を調査。アジア系はヒスパニック系に比べて不法入国者が少ないことも判明した。

アジア系米国人は米国内のほかのどの層に比べても、自分たちの生活や経済状況、国の方向性に対する満足度が高いことも分かった。

結婚や家族については伝統的な価値観を重んじる傾向が強く、勤労意欲の高さも特徴。調査対象者の約70%は「懸命に働く意欲があれば出世できると」と答え、93%は「アジア系は非常によく働く」と回答。一方で、米国人を働き者と評価する回答は57%にとどまった。

大卒者の占める割合は61%と、非アジア系移民の30%に比べてほぼ2倍。半面、「アジア系米国人の両親は、子どもの学校成績についてプレッシャーをかけすぎる」との回答も約39%に上った。

米国勢調査局によるアジア系の定義には、中国、日本、韓国、フィリピン、ベトナム、インドの主要6カ国が含まれるが、ピューの調査ではそれぞれの違いも浮き彫りになっている。

収入の多さと教育水準の高さではインド系米国人がトップに立ち、25歳以上のインド系米国人は10人中7人を大卒者が占めた。一方、韓国、中国、フィリピン、日系の米国人に占める大卒者の割合は約半数、ベトナム系は約4分の1だった。

アジア系は世帯の平均年収も6万6000ドル(約522万円)と、米国全体の平均4万9800ドル(約394万円)を上回った。

価値観についての調査では、インド系米国人の子育てを重視する姿勢が突出している。私生活で最も重視することとして、78%が良い親であることを挙げた。シングルペアレントが占める割合は米国人の41%に対し、アジア系全体では16%、インド系は2〜3%だった。

韓国系米国人は自分たちに対する差別を問題として挙げた人の割合が最も多かったのに対し、フィリピン系は人種間交流に積極的な傾向も明らかになった。ベトナムは政治難民として米国に流入した人が突出して多かった。

米国の人口に占めるアジア系の割合が40年前の1%未満から現在の約6%へと増える中、アジア系以外の人種との交流も進んでいる。

2008〜10年にかけて結婚したアジア系の29%は他人種との結婚だった。中でも日系米国人は異なる人種間の結婚の割合が最多となっている。

ピューの調査は1月3日から3月27日にかけ、アジア系米国人3511人を対象に英語と各国の言語で実施した。

1202チバQ:2012/06/25(月) 23:12:29
マイケル・ブルームバーグ(Michael Bloomberg)市長や、同性愛者であることを公言しているクリスティン・クイン(Christine Quinn)市議会議長(45)とそのパートナーのキム・カトゥーロ(Kim Catullo)さんも参加。

250 名前:チバQ 投稿日: 2012/06/25(月) 23:11:50
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2886081/9170421?ctm_campaign=txt_topics
米NYで恒例のゲイパレード、同性婚合法化1周年祝う
2012年06月25日 11:50 発信地:ニューヨーク/米国

【6月25日 AFP】米ニューヨーク(New York)で24日、同性愛者らの権利擁護を訴える毎年恒例のゲイ・プライド・パレードが盛大に開催され、50万人を超える参加者らがニューヨーク州での同性婚合法化から1年を華やかに祝った。

 第43回となる今年は歌手のシンディ・ローパー(Cyndi Lauper)さん(59)がグランドマーシャルを務め、「ニューヨークでは誰もが結婚できることを、祝いましょう」と呼びかけた。

 ニューヨーク州ではちょうど1年前の前年6月24日に同性婚を認める法律が可決された。人々は「全ての権利を」と書かれた横断幕などを掲げて5番街(5th Avenue)を行進。中には、前月に同性婚支持を公言したバラク・オバマ(Barack Obama)大統領をたたえ「オバマ・プライド」と書かれたTシャツを着た人の姿もあった。

 パレードにはマイケル・ブルームバーグ(Michael Bloomberg)市長や、同性愛者であることを公言しているクリスティン・クイン(Christine Quinn)市議会議長(45)とそのパートナーのキム・カトゥーロ(Kim Catullo)さんも参加。また、初めて米兵の同性愛者が参加した。(c)AFP/Brigitte Dusseau

1203チバQ:2012/06/26(火) 21:18:46
http://www.cnn.co.jp/usa/30007122.html
米アリゾナ州移民法、大部分退ける判断 連邦最高裁
2012.06.26 Tue posted at: 16:42 JST
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.米アリゾナ州移民法、大部分退ける判断 連邦最高裁
2012.06.26 Tue posted at: 16:42 JST
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アリゾナ州のジャン・ブリュワー知事
ワシントン(CNN) 不法移民の取り締まり強化を目的とした米アリゾナ州の州法をめぐり、連邦政府が憲法違反として撤廃を求めた裁判で、米連邦最高裁は25日、同法の大部分を退ける判決を言い渡した。ただし、警察官が個人の在留資格を確認できるとした条項については容認した。11月の大統領選を控え、判決が各方面に影響を及ぼすのは必至だ。

判決は5対3の多数意見として、移民に関する政策と法律を定める権限は連邦政府にあると認定。アンソニー・ケネディ裁判官は「連邦政府は移民規制について重要な権限を持つ」「アリゾナ州は不法移民問題について無理からぬ不満を抱いているだろうが、州は連邦法をないがしろにした政策を進めることはできない」と指摘した。

一方で、不法滞在を疑うに足る根拠がある場合には、他の法令に基づく執行をする際に、警察官が在留資格を確認できるとした条項については認める判断を示した。同条項に対しては人種差別につながりかねないと批判する声も強く、最大の争点の1つとなっていた。

アリゾナ州当局は、道路交通取り締まりの際に在留資格確認を開始するかどうかは現時点では分からないとの立場だが、同州のブリュワー知事(共和党)はこの判断について「アリゾナ州民および米国民にとっての勝利」だと評価、同条項が直ちに施行されることを期待すると述べた。

オバマ大統領は同日発表した声明で、在留資格確認により警察官が人種による選別を行う恐れがあるとの懸念を表明、「米国民が外見のみによって疑いの目を向けられることがあってはならない」と強調した。

アリゾナ州の州法は2010年4月にブリュワー知事の署名で成立した。これに対して人権団体やヒスパニック系団体などが強く反発。連邦政府は同州が権限を逸脱したとして、同法の4条項について違憲訴訟を起こしていた。

判決ではこのうち、国外退去になる違法行為を行ったと疑うに足る相当な理由がある場合に警察官が令状なしで不法移民を逮捕できるとした条項をはじめ、在留資格証明書などの身分証を携帯していない「非合法移民」を犯罪者として扱うと定めた条項、就労許可を持たない人物の求職や就労を禁じた条項を退けた。

ホルダー司法長官は判決について「移民分野の規制に関して連邦政府に独占的権限があることが確認された」と歓迎の談話を発表した。

1204チバQ:2012/06/27(水) 21:55:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120627-00000031-mai-int
<米大統領選>医療保険改革めぐり舌戦
毎日新聞 6月27日(水)12時18分配信

 【ワシントン古本陽荘】オバマ米大統領が主導した医療保険改革法(10年3月成立)を巡り、国民への保険加入義務付けが憲法違反にあたるとして争われた訴訟で、連邦最高裁が28日に判決を下す。オバマ政権が「最大の成果」と位置付ける政策だが、条項の一部を含めて違憲判決なら11月の大統領選を前に大きな打撃となる。

 ◇28日に最高裁判決

 判決を前に26日、オバマ氏と共和党候補を確定させたロムニー前マサチューセッツ州知事が火花を散らした。

 オバマ氏はジョージア州での集会で「3000万人の無保険者に医療保険を付与することは正しいことだ」と改革の意義を強調。ロムニー氏を名指しし、「彼は医療保険改革を逆戻りさせ、低所得者向け医療保険扶助もやめるつもりだ。障害者やお年寄りが必要としている援助を削除するつもりだ」と声を荒らげ、批判した。

 これに対し、国民皆保険化に反対するロムニー氏はバージニア州で演説し「もし違憲判決なら、(オバマ)大統領は米国民のためにならないことに時間を無駄に費やしたことになる」と指摘。「合憲判決なら、オバマ氏の医療保険改革法を撤廃する大統領が必要だ。就任初日に撤廃してみせる」と語り、拍手を浴びた。

 医療保険改革法は、26歳までの若者が親の保険に加入できる条項や過去の病歴を理由に保険加入を断ることを禁止する条項など一部が施行済み。保険加入義務化など根幹部分の導入は14年から。

 連邦最高裁は判事9人のうち5人が保守派とされ、違憲判決を予想する専門家が多い。詳細な制度は州ごとに策定が進められており、判決が部分的にでも違憲となれば、相当な混乱が予想される。

1205チバQ:2012/06/27(水) 21:55:54
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120627-00000085-san-int
2012 米大統領選、オバマ氏“期末試験”週間
産経新聞 6月27日(水)7時55分配信

 ■不法移民法、違憲判決で勝訴 28日は看板・医療保険に審判

 【ワシントン=犬塚陽介】米連邦最高裁は25日、不法移民の摘発強化を盛り込んだアリゾナ州の不法移民対策法について、大部分が連邦政府の権限を侵害しており、違憲との判断を下した。同法の差し止めを求めて提訴したオバマ政権の主張に沿った内容。11月の大統領選でカギとなるヒスパニック(中南米系)の関心が高い不法移民対策での“勝利”は、支持を伸ばす上で弾みとなりそうだ。

 一方、連邦最高裁はオバマ政権の看板政策「医療保険改革法」の合憲性が問われた訴訟の判断を28日に示す見通し。国民の保険加入を義務づけた条項が個人の自由を保障した憲法に違反するかどうかが争点で、政権の政策や方針に審判が次々と下ることから、米メディアは大統領選の行方を揺るがしかねない「重大な一週間」と伝えている。

 連邦最高裁は身分証の不携帯を違法とし、不法移民者が職探しをすれば懲役刑を科すことも可能にしたアリゾナ州法は、連邦政府の専権事項に踏み込んでおり、無効と判断した。

 ただ、別件で職務質問中の対象者が不法移民であるとの「合理的な疑い」が浮上した場合、警察当局に身分確認を義務づける条項については、違憲とまではいえないとして容認した。

 この条項は当事者の容姿や語学力が「合理的な疑い」の判断材料になりかねず、人種差別につながるとの懸念が反対派を中心に広がっていた。

 オバマ大統領は25日の声明で、最高裁判断を大筋で歓迎しながらも「外見のみで疑いがかけられる状況に米国民が置かれてはならない」と指摘。議会に抜本的な制度改革を迫った。

 不法移民問題は有権者の関心が高く、取り締まり強化を求める保守層と受け入れに寛容なリベラル層に二分している。特に大統領選の行方を左右しかねない南部フロリダやサウスカロライナ、バージニア州、西部ネバダ州にはヒスパニック系住民も多く、選挙戦略上、極めて重要な争点だ。

 オバマ政権は今月15日にも、一定条件を満たす30歳以下の不法移民者に強制送還手続きを免除する新政策を表明するなど、ヒスパニック票の取り込みに本腰を入れている。最新の世論調査でオバマ大統領のヒスパニック系支持率は66%に達しており、共和党候補に内定したロムニー前マサチューセッツ州知事の25%を大きく引き離した。

 そのロムニー氏は、不法移民に寛容な姿勢を示せば保守層の反発を招きかねないジレンマを抱える。25日の声明でも「どの州にも国境の安全確保と法の支配を維持する責務がある。連邦政府が責任を果たしていなければなおさらだ」との曖昧な表現で、批判の矛先をオバマ政権に向けた。

1206チバQ:2012/06/27(水) 21:56:25
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/economy/worldecon/571865/
学生ローンが米経済の爆弾に 与野党綱引きで拍車
配信元:
2012/06/27 00:49更新
【ワシントン=柿内公輔】米国で急拡大する学生ローンが景気に不安を広げている。延滞する学生が急増する中、7月から公的ローンの条件が厳しくなるためだ。若者層や家計への影響も大きいとしてオバマ大統領は金利引き上げ延期を議会に呼びかけるが、野党共和党は反発。大統領選をめぐる綱引きが影を落とし、事態の打開は暗礁に乗り上げた格好だ。

 「無数の学生が負債を背に負い、(社会の)スタートラインに立てないような状況を傍観できない」

 オバマ大統領は21日にホワイトハウスで演説し、直ちに議会が問題解決に協力すべきだと訴えた。

 米社会では、優秀だが貧しく学費が払えない若者の進学を学生ローンが支えている。米消費者金融保護局は3月、学生ローン残高が推定で1兆ドルに達したと発表。自動車ローンを抜き今や住宅ローンに次ぐ市場規模に膨れ上がっている。

 学生ローンのおかげで名門大に進める学生も少なくない一方で、学費の高騰に加えて、景気悪化や就職難などもあり、50歳以上でローンを払い終えていない米国人は600万人を超す。

 オバマ大統領もローンを借りてハーバード大ロースクールを卒業したが、ようやく完済したのは8年前。自身の著作の印税収入を支払いにあてたとされる。4月に出演したテレビ番組で「自身の苦労も学生ローン問題に取り組むきっかけになった」と明かしている。

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6月の住宅ローン、10年固定型を引き…
記事本文の続き 政府が支援する固定金利ローンが人気だが、新たな法的措置がない限り利率は現行の3・4%から7月に6・8%へと一気に引き上げられる見通しだ。学生ローンは破産してもほとんど免責にならない。引き上げによる負担増は消費にも悪影響を与え、ただでさえ回復が遅れる米経済の重しになるとの懸念も広がる。

 オバマ政権は利率の引き上げ開始を遅らせるよう議会に求めているが、反応は鈍い。金利据え置きは悪化する米財政への影響が避けられないことと、11月の大統領選を前に与野党が牽制(けんせい)し合っているためだ。

 若年層の有権者の支持が高いとされるオバマ氏だが、4年前の選挙戦と比べて熱狂的なブームは影を潜めており、学生ローンの金利据え置きには若者票の囲い込み強化という狙いがみえる。これに対し、野党共和党指導部のマコネル上院院内総務は「大統領のゆがんだ選挙戦略の悲しい例だ」と非難している。

1207チバQ:2012/06/27(水) 22:27:27
http://www.cnn.co.jp/usa/30007142.html
ロムニー氏、最後の予備選で勝利 移民問題への対応に苦慮
2012.06.27 Wed posted at: 19:48 JST
ワシントン(CNN) 今秋実施される米大統領選に向け、ユタ州で26日、共和党最後の予備選が実施された。CNNの推計によると、すでに同党候補に確定しているミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事が勝利する見通し。ロムニー氏は候補指名争いで移民への強硬姿勢を示していたため、本選に向けてヒスパニック(中南米系)有権者からの支持をいかに獲得するかが、今後の焦点のひとつとなりそうだ。

共和党の穏健派に属するロムニー氏は、指名争いで対移民強硬派としての立場を党内保守派に売り込んだ。ライバルだったニュート・ギングリッチ元下院議長やリック・ペリー・テキサス州知事は不法移民に寛容な態度を示したと批判し、不法移民の子どもが一定の基準を満たした場合に在留資格を与えるというオバマ政権の「ドリーム法案」をはねつけ、不法移民の取り締まり強化を狙ったアリゾナ州法を全米の模範と評価した。

こうした態度は当然、ヒスパニック社会から反感を買ってきた。しかし共和党候補に確定した今、本選でヒスパニック票を取り込めるかどうかが、重大な問題として立ちはだかっている。米国のヒスパニック人口は、勝敗の鍵を握りかねない規模に増大しているからだ。

オバマ大統領は最近、子ども時代に親に連れられて不法入国した若者の強制送還を条件付きで免除する措置を発表した。また25日には、連邦最高裁がアリゾナ州移民法の大部分を違憲とする判決を下した。移民政策がにわかに話題の中心となり、ロムニー氏や周囲の共和党議員らは対応に苦慮している。

ロムニー氏は26日の集会で移民問題に触れ、オバマ大統領は包括的な移民制度改革を実施できなかったと批判した。同氏は大統領に当選したら独自の包括的改革を断行するとも明言したが、その詳細は明らかにしていない。

民主党側は、「ロムニー氏が自分自身を追い込んだだけ」と冷ややかな見方を示す。ジョーンズ前大統領補佐官は「保守派とヒスパニック社会の両方に良い顔をすることはできない。だからロムニー氏は逃げ隠れするのだ」と厳しく批判する。

一方で、オバマ大統領が再選された場合、移民制度改革をどの程度進めることができるかは疑問だとの指摘もある。共和党陣営のブレーンでヒスパニックのアナ・ナバッロ氏は「大統領候補2人のうち、現職のオバマ大統領は大きな公約を掲げて美辞麗句を並べるが実行しない人物。もう1人は意味のない話ばかりで具体的な公約さえ示さない候補だ。われわれヒスパニックも選択のしようがない」と、手厳しい意見を述べた。

1208チバQ:2012/06/28(木) 00:49:07
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120627/amr12062710000000-n1.htm

ヤツコ委員長、職員に脅しやいじめ繰り返す 米原子力規制委が内部調査報告
2012.6.27 09:58

米原子力規制委員会(NRC)のヤツコ委員長(AP)
 米原子力規制委員会(NRC)の監察官は26日までに、ヤツコ委員長が職員に対する脅しやいじめを繰り返していたとの内部調査報告をまとめた。AP通信が報告書の要約を入手して報じた。ヤツコ氏は「何も悪いことはしていない」と反論している。

 ヤツコ氏は東京電力福島第1原発事故後、米国内原発の安全対策を指揮してきた。だが、運営手法に対する批判が他の4人の委員から持ち上がり、ことし5月に辞意を表明している。

 監察官は、他の委員やNRC幹部が脅しやいじめと感じる事例が15回あったと認定。内部対立をめぐって、ヤツコ氏が昨年12月に議会で証言した内容も、監察官がNRC幹部から聞き取り調査した内容と食い違いがあるとしている。(共同)

1209チバQ:2012/06/28(木) 00:49:59
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120525/amr12052510570004-n1.htm
米NRCの次期委員長にマクファーレン氏
2012.5.25 10:57 [米国]
 【ワシントン=柿内公輔】オバマ米大統領は24日、辞職を表明した米原子力規制委員会(NRC)のヤツコ委員長の後任に、地質学者で米ジョージ・メーソン大学のアリソン・マクファーレン准教授を指名すると発表した。就任には上院の承認が必要。

 マクファーレン氏は核廃棄物の専門家で、米国内の使用済み核燃料処分問題についてオバマ大統領に諮問する有識者委員会のメンバーも務めた。ネバダ州ユッカマウンテンの最終処分場計画にも反対し、オバマ政権による計画の白紙撤回に影響を与えたとされる。

 NRCをめぐっては、「ヤツコ氏の運営が独善的」などと批判する委員とヤツコ氏の間で内紛が続き、ヤツコ氏が21日に辞職の意向を示していた。

1210チバQ:2012/06/29(金) 00:34:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120628-00000176-jij-int
オバマ政権、実質的な勝訴=米医療保険改革法で判決―最高裁
時事通信 6月28日(木)23時41分配信

 【ワシントン時事】米連邦最高裁判所は28日、「国民皆保険」を目指す医療保険改革法をめぐる違憲訴訟で、オバマ政権の実質的な勝訴となる判決を下した。米メディアによると、同法の根幹部分である、米国民に医療保険への加入を義務付け、非加入者に事実上の罰金を科す条項について合衆国憲法が認めた連邦議会の課税権限の範囲内と判断、合憲であるとの判断を示した。

1211チバQ:2012/06/29(金) 12:43:08
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/310154
【米大統領選2012年】最大の危機回避 共和党の反発必至 合憲判決
2012年6月29日 01:44 カテゴリー:アジア・世界
 【解説】変革を掲げ登場したオバマ米大統領が、その「一丁目一番地」と位置付けた医療保険改革を司法が認めた。米連邦最高裁が28日出した合憲判決は、オバマ氏にとって就任以来最大の危機を回避したといえる。ただ、共和党の反発は必至で、大統領選の主要争点として激論が続きそうだ。

 事実上の国民皆保険を目指す医療保険改革法は、オバマ氏の「歴史的偉業」と位置付けられる。国民皆保険はフランクリン・ルーズベルト、トルーマン、ケネディ、近年ではクリントンと民主党の歴代大統領が実現を目指しながら、断念してきた悲願。

 オバマブームとなった2008年の大統領・議会選挙で民主党が上下両院の過半数を制した機を逃さず、オバマ氏は内政の最優先課題としてその導入に取り組み、10年3月に成立させた。

 対象となる約5千万人の無保険者は民間保険を買えず、貧困層向けの公的保険「メディケイド」にも入れない、中・低所得の層が大半だ。社会的弱者を救済するという、オバマ氏の信念を具現化した政策でもある。

 だが、「個人の自由」を尊重する米社会で、共和党は当初から同法に反対。保守派からはオバマ氏を「社会主義者」と呼ぶ声が上がった。草の根保守派運動「ティーパーティー」にとって同法撤廃は最大の目標となり、10年11月の中間選挙でオバマ民主党を敗北させる原動力となった。

 今回の判決は、11月の大統領選に向け、共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事が訴える「自由な競争」より、オバマ氏が掲げる「公平な社会」の価値観に軍配を上げたともいえる。

 ただ、世論は医療保険改革法に厳しい見方が増す。法成立直後には数ポイント差ながら支持が多かったが、最新のワシントン・ポスト紙の調査では賛成37%、反対55%と大差で反対が多い。司法が是認した同法を政治の力で撤廃するため、共和党が大統領選・議会選での勝利に向け団結を強めることは確実だ。合憲判決が、必ずしもオバマ氏有利に働くとは限らない。
(ワシントン宮崎昌治)

=2012/06/29付 西日本新聞朝刊=

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/310155
【米大統領選2012年】オバマ医療保険改革は合憲 再選に追い風
2012年6月29日 01:45 カテゴリー:アジア・世界
 【ワシントン宮崎昌治】米連邦最高裁は28日、オバマ大統領が内政上の最重要政策として2010年3月に成立させた医療保険改革法について、焦点の連邦政府が国民に保険加入を義務付ける項目を含め、大半を合憲とする判決を出した。違憲判決が出ればオバマ氏は大統領選で窮地に追い込まれる事態だっただけに、最大の危機を回避した。

 ただ、共和党の大統領候補となるロムニー前マサチューセッツ州知事は、同法を「大統領就任初日に撤廃する」と公約している。合憲判決に共和党の反発は必至で、撤廃に向け選挙戦をさらに激化させるのは確実だ。

 米国は先進国で唯一、国民皆保険がなく、人口3億人超のうち約5千万人が無保険とされる。公的保険の導入は歴代民主党政権の悲願といえ、オバマ氏は就任直後から力を入れた。当時は上下両院とも民主党が多数を握っており、10年3月に成立した。

 共和党との協議で公的保険の部分は削除されたが、14年から民間保険への加入を義務付け、一定の収入以下の人は政府が補助する代わりに、違反者には罰金を科す内容とすることで事実上の公的保険制度とした。

 だが、共和党系の知事を中心に26の州が保険加入の義務付けは連邦政府の権限を越え、憲法違反として提訴。下級審では合憲、違憲の判断が分かれていた。

 米連邦最高裁の判事は9人で、共和党大統領による指名が5人、民主党指名が4人。共和党指名のロバーツ長官が合憲側に回り、5対4で合憲と判断した。

=2012/06/29付 西日本新聞朝刊=

1212チバQ:2012/06/29(金) 22:12:12
>>332>>1198
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120629/amr12062914300005-n1.htm
米司法長官の議会侮辱罪を可決 下院、党派対立鮮明に
2012.6.29 14:29
 【ワシントン=犬塚陽介】米下院は28日、司法省の管轄組織が実施した秘密作戦の実態を調査している下院監督・政府改革委員会が要求した内部文書の提出を拒否したとして、ホルダー司法長官を議会侮辱罪に問う決議を賛成多数で可決した。過半数を握る共和党が主導した。

 メディアによると、重要閣僚の司法長官が議会侮辱罪に問われたのは初めて。11月の大統領選を前に激しい与野党対立の実態が改めて浮き彫りになった。

 ホルダー長官は28日、同委員会の調査が「見当違いの政治的な動機」に基づいているとする声明を発表。ホワイトハウスも下院の議決を「明白な政治的曲芸」と非難した。

 問題の秘密作戦は2009年ごろ、司法省の下部組織がメキシコへの銃密売の実態を把握するため実施した。銃2千丁を麻薬カルテルの密売人に渡したが、ほとんどが追跡不能となり、国境警備隊員の殺害に使用された可能性も浮上。ずさんな作戦内容が厳しい批判にさらされている。

 同委員会のダレル・アイサ委員長(共和)は司法省に内部資料の提供を求めたが、ホルダー長官は行政特権などを理由に一部の公開を拒否しており、約14万点の資料のうち、公開分は約7千点に止まっている。

1213チバQ:2012/07/01(日) 14:50:53
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120630/amr12063009240003-n1.htm
「全米で最も惨めな都市」ストックトン市破綻 人口29万、放漫財政と景気悪化で
2012.6.30 09:23 [米国]

財政破綻した米ストックトン市のダウンタウン=27日、米カリフォルニア州(ロイター)
 米カリフォルニア州北部にある人口約29万人の都市、ストックトン市は29日までに連邦破産法9条の適用を裁判所に申請したと発表し、財政破綻した。長年の放漫財政に加え、景気悪化で税収が落ち込んだのが理由。ロイター通信によると、負債総額は7億ドル(560億円)。破綻した米国の都市では人口が最も多いとみられる。

 同市はサンフランシスコのベッドタウンで、数年前まで住宅建設ブームに沸いた。しかし、景気の冷え込みとともに住宅の差し押さえが急増。税収増を見込んだ財政計画を立て、公共施設建設に多額の費用を投じたことも響いた。

 市当局は支出削減のため、過去3年間で警察官と消防士の4分の1以上、他の市職員も4割を削減。犯罪発生率が全米最悪レベルになり、米誌フォーブズの「全米で最も惨めな都市」のランキングで首位となる不名誉も経験した。(共同)

1214チバQ:2012/07/01(日) 20:57:56
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120701/amr12070118000002-n1.htm
【鼓動】
「ホーム・スクーリング」米で急増 英才教育、学校の治安への懸念などが背景
2012.7.1 18:00 (1/5ページ)[教育]

ニューヨーク市郊外の公園でくつろぐホーム・スクーリングの家族や仲間たち
 米国で最近、子供が学校に行かず自宅で勉強する「ホーム・スクーリング」の教育形態を取り入れる家庭が急増している。英才教育や宗教的信条、学校内の治安に対する懸念など理由はさまざまだが、子供が社会性をどのように身に付けるかなど問題点も指摘されている。(ニューヨーク 黒沢潤、写真も)

 マンハッタンのウォール街近くにある高層マンションの一室。元投資銀行員の母親、サンドラ・レオンさん(41)の目の前で、ブレナンピアソン君(7)が、米50州の地図をかたどったジグソーパズルを素早くはめ込んでいく。

 ブレナンピアソン君は通常なら小学2年生だ。しかし遅生まれのため入学が遅れるほか、IQが高かったこともあり、サンドラさんはホーム・スクーリングに踏み切った。

 「気でも狂ったのか?」

 彼女の決断は、夫グレゴリーさんの父親に驚きをもって迎えられた。だが専用教材やオンライン・プログラムを使い、基本科目を毎日5〜6時間、徹底したマンツーマンで教えている。

 「今では数学は5年生レベル、語彙力は6年生レベル。学校で他の生徒と同じ速度で習ったら無理だ」。サンドラさんは胸を張る。

 1週間のカリキュラムを見ると、一流の音楽家に高額な授業料を払って教えてもらうチェロやピアノ、ギターの時間もある。飛び抜けた思考力と洞察力を身に付けさせようと、週末にすらチェスの時間があった。カリキュラムに隙はなく、“英才教育”そのものだ。

 「子供には無尽蔵の可能性がある。才能にふたをしてはならない」。サンドラさんはこう語る一方、「学校に行きたくなれば行かせる」と、いたって柔軟だ。

 女性心理学者ローレン・スコットさん(50)も、息子の教育形態としてホーム・スクーリングを選んだ一人。ニューヨーク市郊外の緑豊かな公園で会ったアベリー君(10)は、家庭での自由なカリキュラムを生かし、米国の独立戦争(1775〜83年)について集中的に2年間勉強した、と教えてくれた。すでに大学生並みの知識を持つ。今後、第二次大戦について「見識を深めたい」と抱負を語った。


□ □


 「米ホーム・スクーリング法律擁護協会」の1999年の調査によると、大学進学希望者が受けるSAT(大学進学適性試験)で、国内平均(1016点)より、ホーム・スクーリングの生徒の平均は67点上回った。2004年の調査でも、ACT(大学進学標準試験)で国内平均が20・9点だったのに対し、ホーム・スクーリングの生徒たちの場合、22・6点だった。

 ホーム・スクーリングの生徒の成績が必ずしも悪くなく、名門ハーバード大に入学するケースも珍しくなくなると、大学側に変化が生まれた。娘(15)を家で教える元放射線女性技師のリサ・ロディノさん(47)は「ホーム・スクーリングの優秀な生徒を私立大学が欲するようになってきた」と語る。州によっては、ホーム・スクーリングの会合に、大学が勧誘に来る例もあるという。

1215チバQ:2012/07/01(日) 20:58:43
 ホーム・スクーリングが本格的に始まったのは1970年代前半だ。公民権運動を経て黒人への人種差別が撤廃されたことに伴い、学校で黒人と一緒に机を並べるのを受け入れない白人が次々と始めたとの指摘もある。

 その後、多くの州で80年代、ホーム・スクーリングの合法性を求める訴訟が起こされ、90年代前半に各州で合法性が認められることになった。ホーム・スクーリングの子供たちは99年の約85万人から、2007年には約150万人へと膨れ上がっている。

 専門家によれば、ホーム・スクーリングを取り入れる家庭の中には、学校内や周辺の治安に対する不安を口にする親もいるという。

 パキスタン系米国人の元コンピューター技師、シャミーマ・アニースさん(43)は「近所には(銃やナイフを持ち込ませないよう)金属探知機や警官を配置する高校もある。とてもじゃないが子供を学ばせる雰囲気ではない」と語る。校内で大麻の売買をしたり、悪い言葉を平然と使ったりする生徒もおり、親としては心配だ。

 「15歳ぐらいにもなれば学校でいじめられてもまだ大丈夫だろうが、自分に自信がない6〜8歳の子供がいじめられれば心に傷を負う」。ある母親は、いじめ回避がホーム・スクーリングを選ぶ理由の一つになっている実情を明かした。

 一方、聖書の教義に忠実な南部のキリスト教福音派(エバンジェリカル)の中に、ホーム・スクーリングを取り入れる家庭も多いという。進化論や同性愛などの「世俗的」価値観から子供を守るため、キリスト教の観点で書かれた教材で厳格に指導するのだという。

 「米教育協会」によれば、ホーム・スクーリングでの先生役は9割が母親だ。導入世帯全体の77%を白人家庭が占めている。助成制度もあり、アップルやデルのコンピューター製品のほか、日曜大工品や文房具を買う際に割引が適用される。特別税控除もある。


□ □


 ホーム・スクーリングに問題はないのだろうか。

 ある関係者は「親が教育をないがしろにしてしまい、テレビが見放題、ビデオゲームがし放題の家庭もあるようだ」と指摘する。

 子供が学校に行かず、周囲の目にさらされる機会も減るため、「家庭内虐待の隠蔽につながることも心配の種」(同関係者)だ。

 社会性をどう身に付けるかを懸念する声も多い。

 ローレン・スコットさんはこの点について、「社会性が身に付かないという議論は『神話』にすぎない。学校では同じ年齢のグループにほうり込まれ、1日中、同じ顔を突き合わせる。でもホーム・スクーリングの場合、(横のつながりがあるので)あらゆる年齢の大勢の仲間と各種スポーツや遠足、諸活動に加わることができる。年長者は年少者を助け、年少者は年長者から学べる」と話す。

 ただ、米東部メサイア大学のミルトン・ガイザー准教授(教育学)は「ホーム・スクーリングをしている家庭の親たちは、そうではない親たちと付き合わない傾向にある」とし、不特定多数の子供たちがいる環境を体験させることの重要性も指摘している。

1216チバQ:2012/07/01(日) 20:59:06

□ □


 ■ホーム・スクーリングの家庭と教育委員会との関係 州によって異なるが、各家庭は教育方針を年4回程度、教育委に提出することが必要。小・中学生相当の子供は隔年に学力試験を課されることが多い。学校の授業の一部に出席を求められる例もある。家庭での教育放棄が発覚すれば、親は教育委から厳しく指導される。

1217チバQ:2012/07/04(水) 22:15:01
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120704/amr12070421010010-n1.htm
夏の追い込み ロムニー氏はユダヤ票狙いイスラエル訪問 オバマ氏は恒例の休暇を返上
2012.7.4 20:59
 【ワシントン=佐々木類】オバマ米大統領(民主党)は今年、2009年から3年連続で訪れていたマサチューセッツ州の避暑地、マーサズ・ビンヤード島での夏休みを返上する。11月の大統領選に向け、選挙活動に専念するためだ。一方、共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事はすでにニューハンプシャー州の別荘で休暇中。夏休み明けの7〜8月中にイスラエルを訪問、ロンドン五輪も現地観戦するなど“選挙ギア”をトップに入れる。

 オバマ氏が家族水入らずで過ごせるとして気に入っていた避暑地での夏休みを避けたのは、不景気で苦しむ国民や、大統領選を前に「サイクリングやゴルフをする暇があったら、再選に向けてすべきことがあるだろう」(マサチューセッツ州の地元紙ボストン・グローブ)との批判に配慮したためとみられる。

 今夏はすでに、オバマ一家が定宿にしているマーサズ・ビンヤード島の宿泊先を英国人カップルが予約した、という。

 一方、ロムニー氏は別荘で英気を養った後、イスラエルを訪問。ネタニヤフ首相らと会談するほか、パレスチナ自治政府のファイヤド首相と会談する。

 オバマ氏は、中東和平をめぐってネタニヤフ首相との関係がぎくしゃくするなど、大統領就任以来、一度もイスラエルを訪問したことがない。

 ロムニー氏はイスラエル訪問の際、米国のユダヤ票を念頭に、大統領に就任したあかつきには同国を初の訪問国にすると約束するとともに、同盟関係の強化を訴え中東問題への関心の高さをアピールする算段だ。

 また、ロンドンを訪問して五輪を観戦する。米国選手を応援する姿を報道してもらうことで、米国民から党派を超えた幅広い共感を得る狙いがある。

1218チバQ:2012/07/04(水) 22:28:01
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012070400129
高級保養地での休暇取りやめ=大統領選控え庶民に配慮−オバマ氏
 【ワシントン時事】オバマ米大統領は8月中下旬に予定する夏休みを、恒例となっている東部マサチューセッツ州の高級保養地マーサズ・ビンヤード島で過ごすのを取りやめた。11月に大統領選を控え、庶民に評判の悪い同島での休暇を自粛したもよう。複数の米メディアが3日に報じた。
 オバマ大統領は2009年の就任以来、夏は3年連続で家族とともに同島で長期の休みを取った。好きなゴルフざんまいの生活を送ったこともあり、「不景気に苦しむ中間所得層を無視している」などの批判も出た。(2012/07/04-08:51)

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1219チバQ:2012/07/08(日) 16:24:48
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012070802000121.html
激戦8州 争奪戦 米大統領選2012
2012年7月8日 朝刊

 【ワシントン=竹内洋一】十一月の米大統領選に向け、オバマ大統領と共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事による激戦州の争奪戦が本格化してきた。米メディアの情勢分析では、勝敗のカギを握る激戦州は八つ。オバマ氏は六日、その筆頭格、中西部オハイオ州をバスで遊説して回った。ロムニー氏は休日を返上し、オバマ政権を批判した。

 オバマ氏は六日のオハイオ州での演説で「雇用情勢は正しい方向に歩んでいる」と訴えた。この直前に発表された六月の失業率は8・2%。前月比横ばいの高水準だった。それでも「過去二十八カ月で四百四十万人の雇用が創出された」と一期目の実績を誇った。

 これに対し、ロムニー氏は東部ニューハンプシャー州で「大統領の政策は効果が出ていない。何カ月も続く8%以上の失業率に満足するのかどうか決める時だ」と強調。家族との休暇を中断して記者団の前に姿を見せ、オバマ氏の雇用政策をやり玉に挙げた。

 オバマ氏が遊説したオハイオ州は、南部フロリダ州と並ぶ激戦州の代表で、過去の大統領選で当落を決してきた。ロムニー氏が休暇を過ごすニューハンプシャー州も激戦州の一つ。イメージアップを狙い、家族とくつろぐ様子を連日メディアに公開している。

 大統領選は、全米五十州と首都ワシントンに人口に応じ割り振られた選挙人計五百三十八人の過半数を争う。伝統的に東部と西部では民主党が強く、中西部と南部は共和党寄りだ。投票前から勝敗を予想できる州が多く、主戦場は十前後の激戦州に絞られる。

 ワシントン・ポスト紙によると、現時点でオバマ氏は十八州とワシントン(選挙人計二百三十七人)で、ロムニー氏は二十四州(同二百六人)でそれぞれ優勢。残る八州(同九十五人)が接戦になっている。前出の三州のほか、西部ネバダ、コロラド、中西部アイオワ、ウィスコンシン、南部バージニアの各州だ。選挙戦は今後、この八州を中心に展開される見通しだ。

1220mltailor:2012/07/10(火) 15:34:27
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1221チバQ:2012/07/11(水) 23:32:54
>>1149
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/120711/ent12071109290006-n1.htm
「同性愛婚」是非めぐり ブラピ一家、大統領選で分裂
2012.7.11 09:24 (1/3ページ)[海外芸能人]
 米人気俳優のブラッド・ピットさん(48)の母親、ジェーンさんが、地元紙に掲載された投書で同性愛婚の支持を表明したバラク・オバマ大統領(46)を批判し、物議を醸している。ジェーンさんは11月の大統領選で民主党のオバマ氏と対決する共和党候補ミット・ロムニー氏(65)の支持も表明した。一方、ピットさんはパートナーの女優アンジェリーナ・ジョリーさん(37)とともに同性愛婚を支持しており、熱心なオバマ氏支持者でもある。“ブラピ一家”の分裂は、大統領選をめぐり、保守派とリベラル派に国が二分する米国社会の縮図でもある。(SANKEI EXPRESS)

 「全米祈りの日(5月第1木曜日)に公的な式典を催さず、胎児の殺害と同性愛結婚を支持するリベラルだ」

 米中西部ミズーリ州にあるスプリングフィールドの地元紙「スプリングフィールド・ニューズ・リーダー」(3日付電子版)に掲載されたジェーンさんの投書は辛(しん)辣(らつ)だ。

 ロイター通信や米紙ロサンゼルス・タイムズなどによると、スプリングフィールドは少年時代にピットさんも過ごしたミズーリ州で3番目に大きな街。キリスト教を篤信する人が多く住む「バイブル・ベルト」と呼ばれる地域の中心にあり、超保守的な土地柄で知られる。

 ジェーンさんの投書は別の読者が投書で「私はキリスト教徒なのでモルモン教徒であるロムニー氏には投票できない」としたことに答えたもの。ジェーンさんはオバマ氏を厳しく批判する一方で、ロムニー氏について、「モラルが高くビジネス経験も豊富で、家族を大切にし、同性愛者に対してはキリスト教徒と同じ考え方を持っている」と称賛。「モルモン教徒というだけでロムニー氏に投票しなければ、オバマ氏を支持することになる」とし、ロムニー氏支持を訴えている。

 これに対し、ピットさんは「同性愛者も含め、全ての米国人が平等に結婚する権利を得るまでオレは結婚しない」と宣言。ジョリーさんとは婚約したものの、結婚はしておらず、リベラル派を貫いている。

 ジェーンさんの投書が米メディアで報じられ、母と息子の“亀裂”が大きな話題となるなか、9日にはピットさんの弟ダグさん(46)がテレビ番組に出演し母親を擁護。「世界中どこでも、家族というものは同意見のこともあれば対立することもある。自分と違う意見を持つ人とは話し合えばいい」と語った。

 「たとえ家族や友人と意見が違っても、自分たちの正しさを説明するために立ち上がる人を尊敬する」

 「あなたの息子はこの種の偏狭な考えから距離を置き、開かれた考えであることを知ってうれしい」

 リーダー紙には、ジェーンさんの投書に対し、賛否両論の100件以上のコメントが寄せられているという。

 実際、オバマ氏が5月に現職大統領としては初めて同性婚愛支持を表明して以来、米国の世論は真っ二つに分かれている。米調査会社ギャラップが5月に行ったアンケートでは、賛成が50%、反対が48%と拮(きっ)抗(こう)しており、大統領選の大きな争点となるのは確実。ブラピ一家の「家族会議」も含め、論争は一段と激しさを増しそうだ。

1222チバQ:2012/07/13(金) 22:34:17
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012071300530
最有力はライス前国務長官?=共和副大統領候補−米メディア
 【ワシントン時事】米政治専門サイト「ドラッジ・リポート」は12日、消息筋の話として、共和党の大統領候補となるロムニー前マサチューセッツ州知事(65)が副大統領候補の絞り込みを加速させ、その筆頭格にライス前国務長官(57)が挙がっていると報じた。(2012/07/13-14:46

1223チバQ:2012/07/13(金) 23:10:04
http://www.afpbb.com/article/politics/2889095/9240536?ctm_campaign=txt_topics
黒人有権者を前にオバマ大統領を批判、ロムニー氏にブーイングの嵐
2012年07月12日 14:31 発信地:ヒューストン/米国

【7月12日 AFP】米大統領選で11日、黒人有権者に向けた演説でバラク・オバマ(Barack Obama)大統領の医療保険改革法を批判した共和党候補のミット・ロムニー(Mitt Romney)氏が、聴衆から一斉にブーイングを受けた。

 テキサス(Texas)州ヒューストン(Houston)で行われた、米最大の市民権団体、全米黒人地位向上協会(National Association for the Advancement of Colored People、NAACP)の集会で演説したロムニー氏は果敢にも、初の黒人大統領となったオバマ大統領に対する厳しい批判を繰り広げた。

 同氏が雇用について話している間は控えめな拍手が起きていたものの、オバマ大統領によって米経済が「アフリカ系米国人にとって、ほぼ全ての面で悪化した」との批判を始めると、聴衆の一部は不快感を示した。

 そして批判がオバマ大統領の医療保健改革(通称オバマケア、Obamacare)に移ると、これまでの選挙活動では見られなかったほどの激しい反発の声が浴びせられた。ロムニー氏の「高価で不必要な政策」などの発言に対し、聴衆からはブーイングが巻き起こり、20秒以上おさまることはなかった。

 演説の数時間後に行われたFOXニュース(Fox News)とのインタビューの中でロムニー氏は、「(聴衆の反発は)もちろん予期していたが、全国の国民に対し発信しているのと同じメッセージをNAACPに対しても発信する」と語っている。

 オバマ大統領は、11月の選挙で黒人層からの支持を広く得ると予想されている。だが勝負の分かれ目となるのは、フロリダ(Florida)州やノースカロライナ(North Carolina)州などの、有権者の支持が共和党と民主党の間で揺れる「スイング・ステーツ」でロムニー氏がどこまで黒人票を獲得できるかだ。

 ロムニー氏のNAACPでの演説は、元実業家で大富豪というバックグラウンドを持ち、一般市民の共感を得るのが難しいとされる同氏が、より広い支持層を獲得するための戦略だとみられている。

 だがロムニー氏には困難な戦いが待ち受けている。幾つかの州では、投票の際に政府発行の身分証明書の提示を義務化する動きが共和党主導で行われており、もともと民主党寄りの傾向がある非白人層や貧困層からは反発が強い。また、ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)政権時代に導入された減税を富裕層も含めた全ての国民に適用するとも宣言していることで、労働階級の票が離れる可能性もある。(c)AFP/Nicholas Kamm

1224チバQ:2012/07/13(金) 23:10:36
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2888996/9238148?ctm_campaign=txt_topics
財政難の米スクラントン市、警察官給与を7割削減
2012年07月13日 21:15 発信地:フィラデルフィア/米国
【7月11日 AFP】財政難にあえぐ米ペンシルベニア(Pennsylvania)州のスクラントン(Scranton)市――予算をめぐり市長と市議会とが激しく対立した結果、市職員の給与が最低賃金レベルにまで削減された。

 フィラデルフィアの北およそ120マイル(190キロメートル)にあるスクラントン市は、重工業や製造業が過去数十年にわたって外部へ流出し続けている「ラストベルト(Rust belt、さび付いた工業地帯)」の都市の1つ。ジョゼフ・バイデン(Joseph Biden)副大統領の生まれ故郷として知られるも、現在は米国の衰退した工業都市の代名詞となっており、中心部では店舗が軒並み閉鎖へと追いやられている。

 地元紙によれば市は13万3000ドル(約1000万円)の銀行預金がある一方、340万ドル(約2億7000万円)の債務を抱えている状態で、現在は財政破綻の危機に直面している。

 この状況の中、市長が市職員の給与支払いを借金でまかなうことを拒否したため、警察官や消防隊員、建設作業員などを含む市職員400人の給与は大幅に削減され、問題は法廷闘争に発展した。

■警察官の時給が570円に

 勤続2年の警察官の給与は時給換算で26ドル(約2000円)から7ドル25セント(約570円)に70%以上カットされ、また労組による契約のもとで時給18〜20ドルを受け取っていた建設作業員の給与も7ドル25セントにまで引き下げられた。

 重機オペレーターのロジャー・レナード(Roger Leonard)さんは、米公共ナショナル・パブリック・ラジオ(NPR、National Public Radio)に対し、これまでは2週間の労働で900ドル(約7万1000円)の小切手を受け取っていたが、今は340ドル(約2万7000円)しかもらえなくなったと語る。

「私には妻と2人の子どもがいる。妻は専業主婦だ。貯金が底を尽きれば、大丈夫とは言えなくなる。けれど、そうなる前に市が答えを見いだすだろうと思っているよ」

■衰退の一途たどる街、当座の資金繰りで対立

 だが、今回の問題の直接の原因は、クリス・ドハーティ(Chris Doherty)市長と市議会が予算案をめぐり対立を続けていることだ。

 市職員3人の訴訟で弁護士を務めるスティーブン・ホルロイド(Stephen Holroyd)氏は、借金で給与を調達することは可能だと述べ、「市が破産した訳ではない。政争が原因だ。ATM(現金自動預払機)を使うのを止めようと(市が)決めただけ」と批判した。

 この件について市長からのコメントは得られなかった。(c)AFP/Daniel Kelley

1225チバQ:2012/07/16(月) 15:09:37
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120714/amr12071410030003-n1.htm
副大統領候補にライス氏急浮上
2012.7.14 10:02 (1/2ページ)

副大統領の最有力候補に急浮上したコンドリーザ・ライス元国務長官(AP)
 【ワシントン=佐々木類】米大統領選の共和党候補、ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)の副大統領の最有力候補として、黒人女性のコンドリーザ・ライス元国務長官(57)が急浮上してきた。米メディアが13日一斉に伝えた。

 米政界に関するスクープを放つことで知られる政治専門サイト「ドラッジ・レポート」がロムニー選挙対策本部幹部の話として、ライス氏が副大統領候補の最有力だと報じたためだ。


「生涯で重要」


この情報と呼応するかのように、ライス氏は共和党支持者らに対して最近、電子メールを送付。大統領選について、「来る大統領選は私の生涯において最も重要なできごとになるかもしれない」、「米国外交についてよく聞かれるが、内政がおぼつかなくて外交は語れない」などと、景気対策で有効打を放てないオバマ政権を批判するかのような文面を披露、憶測に拍車をかけた。

 ロムニー氏は現職でないため弱点となっている、未知数の外交力を補う期待のほか、オバマ氏が地盤の一つとする黒人票の切り崩しが狙いとみられる。

 ただ、ライス氏は米CBSテレビに、副大統領候補の可能性について「あり得ない」と否定。ライス氏の報道担当者も13日、ABCテレビに「政界に戻る気はないと思う」と語った。

 レーガン元大統領のスピーチライターだったペギー・ヌーナン氏は、「ライス氏が副大統領候補になるなら、こんな素晴らしいことはない」と歓迎している。


前政権で国務長官


ライス氏は、ブッシュ政権で国家安全保障問題担当大統領補佐官、国務長官を歴任、現在スタンフォード大教授。旧ソ連が専門。

 ドラッジ・レポートは2008年、オバマ候補(当時)がソマリアの民族衣装を着た写真を掲載。民主党の指名争いをしていたクリントン陣営がネガティブ・キャンペーンで配布したと速報。1998年には、クリントン大統領(当時)とホワイトハウスの元研修生モニカ・ルインスキー氏との不適切な関係をニューズウィーク誌が握りつぶしていると伝え、注目された。

1226チバQ:2012/07/16(月) 15:13:47
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/220714021.html
揺れるケネディー家 元大統領のめいを逮捕(07/14 11:16)
薬物を摂取して、もうろうとした状態で乗用車を運転したとして、ケネディー元大統領のめいが逮捕されました。

 逮捕されたのは、人権活動家のケリー・ケネディー容疑者(52)です。13日午前8時ごろ、ニューヨーク州ウエストチェスターの高速道路で乗用車を運転し、トラックと衝突しました。警察官が駆けつけたところ、薬物を摂取してもうろうとした状態だったため、逮捕されました。摂取した薬物は明らかになっていません。ケネディー容疑者の広報担当者は、「薬物などは摂取していない」と話しています。ケネディー容疑者はロバート・ケネディー元司法長官の娘で、ケネディー元大統領のめいです。5月には、容疑者の兄であるロバート・ケネディー・ジュニア氏の妻が自殺しています。

1227チバQ:2012/07/16(月) 15:20:17
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/312855
【米大統領選2012年】「ライス氏本命」広がる 共和党副大統領候補
2012年7月15日 00:01 カテゴリー:アジア・世界
 【ワシントン宮崎昌治】米大統領選の共和党副大統領候補に、ライス前国務長官を本命視する見方が広がった。同党内の情報に強い政治専門サイト「ドラッジ・リポート」が12日夜、最有力との特ダネ情報を流し、13日には米主要メディアも一斉にライス氏急浮上を報じた。本人は「あり得ない」と強く否定するが、動向に注目が集まる。

 同リポートによると、副大統領候補は5人前後に絞られ、数週間以内に発表される見通し。現段階でリストのトップにライス氏が位置している。ライス氏は最近、支持者に「次の大統領選は私の人生にとって最も重要なことになりそうだ」とするメールを送ったほか、数週間前にはユタ州で、同党の大統領候補となるロムニー前マサチューセッツ州知事の集会で講演し、拍手喝采を浴びたとしている。

 ただ、ライス氏自身は6月下旬、米テレビのインタビューで副大統領候補の可能性を問われ「あり得ない。政策は好きだが、政治は嫌いだ」と明確に否定。米メディアでは、このタイミングでライス氏の名前が出たことで、かえって「本命ではない」との見方も出ている。副大統領候補は、8月末の党大会までに大統領候補が決める。

 ライス氏は共和党のブッシュ前政権で大統領補佐官、国務長官を歴任し、現在はスタンフォード大教授。知名度抜群のうえ、外交実績があり黒人で女性。ロムニー氏の弱点を補完でき、黒人大統領のオバマ氏にとっては脅威の存在となる。

 副大統領候補にはほかに、キューバ系2世のヒスパニック(中南米系)で若手ホープのルビオ上院議員、実務派のポートマン上院議員、ライアン下院予算委員長らの名前が挙がっている。

=2012/07/15付 西日本新聞朝刊=

1228チバQ:2012/07/16(月) 15:25:37
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012071600032
変革失敗認める=ワシントン政治「相変わらず」−米大統領
 【ワシントン時事】オバマ米大統領は15日に放映されたCBSテレビのインタビューで、「ワシントン(政治)は4年前と変わらず機能していないように感じる」と述べ、2008年の大統領選で公約した「変革」を実現できなかったことを素直に認めた。
 大統領は「この街では問題解決よりも政治が優先するが、そのレベルを過小評価していたのは間違いない」と語った。
 その上で、09年の就任以来、最もストレスに感じたのは「指導者に問題解決を求めている普通の人々の良識や常識を反映する方向にワシントンの空気を変えられなかったことだ」と指摘。「責任の所在は至る所にある」とも述べ、共和党を暗に批判した。(2012/07/16-07:24)

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1229チバQ:2012/07/16(月) 15:27:48
http://www.afpbb.com/article/politics/2889613/9239273?ctm_campaign=txt_topics
米共和党の副大統領候補、有力視されている9人の「一長一短」
2012年07月15日 16:21 発信地:ワシントン/米国

【7月15日 AFP】米大統領選の共和党候補となるミット・ロムニー(Mitt Romney)前マサチューセッツ州知事が副大統領候補を指名する締め切りまでまだ6週間あるものの、ロムニー氏が早ければ来週にも指名を発表するとの憶測が飛び交っている。

 前回の大統領選では、同党の指名獲得が確定したジョン・マケイン(John McCain)上院議員が、サラ・ペイリン(Sarah Palin)アラスカ州知事(当時)を副大統領候補に指名し、人々を驚かせた。ロムニー氏がマケイン氏のように意表をついた人選を行うのか、それともそうした推測の裏をかいて安全かつ堅実な人材を指名するのか、注目が集まっている。

 副大統領候補として有力視されているのは、次の9人。ロムニー氏はそれぞれの一長一短を比較検討し、続投を目指す民主党の現職バラク・オバマ(Barack Obama)大統領と対決することになる。

・オハイオ(Ohio)州のロブ・ポートマン(Rob Portman)上院議員(56)

「スイング・ステート」と呼ばれる激戦区の同州で幅広い支持を獲得。ブッシュ前政権で通商代表と行政管理予算局長を務めた経験がある。雇用や景気、財政政策を重視している店で、ロムニー氏が選挙運動で打ち出している主な政策と相性が良く、副大統領候補として安全と受け止められている。ただブッシュ前政権との密接な関係が批判を受ける恐れがある。波風を立てない穏健派と見られているものの、「凡庸」な要素もあると指摘されている。

・フロリダ(Florida)州のマルコ・ルビオ(Marco Rubio)上院議員(41)

カリスマ性を備えた新進気鋭の政治家。ロムニー氏が流れを変える人材を求めている場合、熱い演説で選挙戦の目玉となる可能性がある。キューバ移民の息子で、地元フロリダ州をはじめヒスパニック人口が多い選挙区で有利。ただ前回の大統領選に出馬した当時のオバマ大統領と比較すると、経験が浅い。

・ティム・ポーレンティー(Tim Pawlenty)前ミネソタ(Minnesota)州知事(51)

共和党内の支持が幅広く、民主党寄りのミネソタ州で知事を2期務めた。日曜朝の討論番組でロムニー氏を擁護したり、選挙運動に頻繁に出席するなどして、代理人としての能力を証明した。福音主義者でトラック運転手の息子である点は、保守層や労働者への訴求力になる。ただ「普通すぎる」と広く受け止められており、以前出馬した大統領候補の指名獲得レースでは安全かつ最適な人材と見られていたものの評価を得られず、早期に撤退を表明した。

1230チバQ:2012/07/16(月) 15:28:16
・ウィスコンシン(Wisconsin)州のポール・ライアン(Paul Ryan)下院議員(42)

米下院予算委員会の委員長で、予算案を中心に議会で実績を上げてきた。副大統領候補に指名された場合、税金や歳出、社会プログラムに関する保守的な立場を承認することになり、共和党支持者層には評価されるだろう。ただ教育への歳出削減やメディケア(高齢者向け医療保険)制度改革に関する見解が論議を呼び、保守強硬派と判断されている。外交政策の経験は限定的。

・コンドリーザ・ライス(Condoleezza Rice)元国務長官(57)

公認候補者となった場合、元国務長官として外交政策の重視を打ち出す見通し。アフリカ系米国人女性として、人口統計学上の2つのグループでオバマ大統領の支持を抑制する可能性がある。ただイラク戦争への関与など、ブッシュ前政権時代の負の影響がつきまとっている。

・クリス・クリスティー(Chris Christie)ニュージャージー(New Jersey)州知事(49)

知名度の高い穏健派。民主党寄りのニュージャージー州で支持されている共和党州知事で、選挙の行方を決める無党派層に受け入れられる見通し。ただあらゆる面でロムニー氏の存在感を薄める可能性があり、共和党の保守層の支持を得るのは難しいと見られる。

・スサナ・マルティネス(Susana Martinez)ニューメキシコ(New Mexico)州知事(52)

米国初のヒスパニック系女性州知事であり、副大統領候補としては「一石二鳥」。ただ、小さな州で新規就任し、高い支持率を獲得している一方、全国的には知名度が低いなど、ペイリン氏と似ている点が多い。

・ボビー・ジンダル(Bobby Jindal)ルイジアナ(Louisiana)州知事(41)

南部で信頼を集めている保守派として保守派中核から支持を得られるとともに、インド系としてマイノリティーの支持を集めることも可能。ただ2009年にオバマ大統領の一般教書演説に対して行った反論演説が大惨事だったことが記憶に新しく、痛手になっている。

・ニッキ・ハーレー(Nikki Haley)サウスカロライナ(South Carolina)州知事(40)

ロムニー氏支持を早い時期から表明していた1人。インドからの移民の娘で、サウスカロライナ州初の女性かつマイノリティー知事となった。超保守派の草の根運動「ティーパーティー(Tea Party)」の熱心な支持者でもある。ただ知名度が低く、経験が浅い点でペイリン氏との類似点が指摘される可能性がある。(c)AFP/Andrew Gully

1231チバQ:2012/07/16(月) 15:33:56
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120716-00000506-san-int
精神疾患、ホームレス化…アフガンからの帰還米兵の苦悩
産経新聞 7月16日(月)2時23分配信


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悲壮なメロディーを口ずさむ米帰還兵のエリスさん。両腕には戦死、自殺した33人の仲間を偲ぶ入れ墨が彫られている(黒沢潤撮影)(写真:産経新聞)

 10年以上が経過し、過去の大統領選でも主要争点となった対テロ戦争。イラクやアフガニスタンからの帰還米兵が精神疾患やホームレス化などに直面しながらも、社会復帰へ懸命な努力を続けている。現地に数回赴く兵士も多いが、両国の治安維持、民主化促進に貢献したとの自負心を持つ者は少なくない。今秋の大統領選では、政治的思惑からアフガン政策を語る候補でなく、真に頼れる「最高司令官」を選びたいとの声が出ていた。(米西部コロラド州デンバー 黒沢潤)

 ■悲哀・絶望をオペラに

 ロッキー山脈を望むデンバー市内の一室。男性が目を閉じて、悲壮なオペラのメロディーを口ずさむ。海兵隊員として2004年、イラク中部ファルージャの前線に立ったクリスチャン・エリスさん(29)。腕には、稲妻と33個の斑点の入れ墨が彫られている。

 「戦闘で絶命した仲間25人と、自殺した仲間8人の思い出を刻んだものです」

 ファルージャでの戦闘はすさまじかった。銃弾が上下左右から乱れ飛び、死を免れても、敵の狙撃手から額に受けた銃弾がヘルメット内部の曲線に沿って移動、首の後ろから突き抜け重傷を負った者もいた。

 自身も爆弾で背中を負傷。帰還後、壮絶な経験のためPTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症し、精神に異常をきたした。

 ファルージャの街で交流を深めた10代の少年ワッサム君がある日突然、姿を見せなくなったつらい思い出もある。風聞では“米軍スパイ”と疑われイラク人に殺害されたという。

 「戦友を失い、少年も死んだ。悲哀、絶望、恥辱、罪悪感…。これから逃れられるのは自殺だけだった」。睡眠薬などで試みた自殺は4回に上った。

 いつも苦しみから解放してくれるのは「歌」だという。幼少時から歌うことが好きで、軍に入るまで合唱やソロで歌い、クラシック歌唱法を習ったこともある。

 イラクの体験、歌との関わりを周囲に話すと、カナダの楽団などがオペラでの再現を申し出てくれた。題名は「ファルージャ」。年末公演に向け準備が進む。

 「このオペラは帰還兵の苦痛に光を当てるものだ。兵士の苦悩への理解が深まり、一人でも自殺を食い止めることができれば、作曲した価値がある」。エリスさんはこう力を込める。

 ■学費や市民権のため

 帰還兵の中には、社会に適応できずホームレス化する例もある。ニューヨーク市ブロンクスの施設では帰還兵17人が臨時宿泊や食事などの支援を受けている。それでも、若者たちが過酷な戦地に赴く理由は何か。

 イラク東部や沖縄など国外6カ所で勤務した海軍のアレキサンダー・モビリアさん(28)は「海外実績を積めば国が大学の学費を出してくれる。私の場合3年分。将来は教師になりたい」と話す。

 米軍に入れば、移民が「市民権」を容易に得られるという背景もある。中米からの移民で、03年にイラクに赴いたアレハンドロ・カンポスさん(31)は同年に市民権を獲得した。

 帰還しても2度、3度も再び戦地に赴く例も多い。

 08年のイラク戦線で負傷したリチャード・オブラーさん(26)は年内にもアフガンに派遣される。「米国には仕事がない。アフガンに行けば月5千ドル稼げる。家族は不安だろうが、仕方ない」。

 志願制の下、対テロ戦争は、こうした厳しい立場に置かれた「一部の若者」に支えられてきたのだ。ベトナム戦争に従軍したフランシス・トナーさん(66)は「徴兵制下『世代の戦争』となったベトナム戦争とは異なり、戦地に一部の若者が何度も行く現実には胸が痛む」と話す。

 ■「自由もたらす」志願も

 だが、04年にアフガン南部カンダハルの前線に立ち、路肩爆弾で左足を負傷した翌年にはバグダッド北郊に駐留した海兵隊のウィリアム・ハリガンさん(29)は「自由をもたらしたいと思って志願した」と強調する。

 ハリガンさんは、共和党が反対するなかイラクから昨年、軍を撤退させたオバマ大統領を「大統領選で票が欲しいからだ」と批判。一方、共和党の指名を確実にしたロムニー前マサチューセッツ州知事についても「(よく前言をひっくり返すなど)信用性に問題がある。国家の最高司令官(大統領)の言葉がぶれてはダメだ」と苦言を呈した。

1232チバQ:2012/07/16(月) 20:11:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120716-00000017-cnn-int
フロリダ州で激戦、副大統領候補が鍵か 米大統領選
CNN.co.jp 7月16日(月)18時3分配信

(CNN) 今秋行われる米大統領選で激戦州の1つと見られている南部フロリダ州で、民主党の現職オバマ大統領と、指名獲得を確実にしている共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事が互角の争いを繰り広げていることが、メーソン・ディクソン・ポール/ニュース13が16日までに発表した世論調査の結果で明らかになった。

調査によれば、オバマ氏の支持率は46%、ロムニー氏は45%だった。1ポイントの差は誤差の範囲内。ただ、この1ポイントの差も、ロムニー氏が、副大統領候補に同州出身でヒスパニック系のマルコ・ルビオ上院議員を選んだ場合、オバマ氏に投票するとしていた有権者がロムニー陣営に流れ込むため、ひっくり返る可能性がある。

調査によれば、ラテン系の有権者に限れば、オバマ氏はロムニー氏を支持率で7ポイント上回っている。しかし、ロムニー氏がルビオ議員を副大統領候補に選んだ場合はこれが逆転し、ロムニー氏の支持率が44%と、オバマ氏の43%を1ポイントリードする展開になるという。

オバマ大統領に対する支持率は46%。半分の人がオバマ大統領を支持しないと答えた。54%の回答者が、米国は間違った方向に進んでいると見ている。正しい方向に進んでいると考えているのは、約40%だった。

調査によれば、オバマ氏は、黒人、女性、50歳未満の人たちからの支持が大きかった。ロムニー氏は、白人、男性、50歳以上の人たちからの支持が強かった。

調査は7月9〜11日、投票を行う可能性の高い800人に対して電話でインタビューを行った。誤差はプラスマイナス3.5ポイント。
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1233チバQ:2012/07/17(火) 22:40:23
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120717-00000071-reut-int
トマト抗議受けた米国務長官、「エジプトの自由示す」と平然
ロイター 7月17日(火)13時38分配信


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7月16日、訪問先のエジプトで車列にトマトを投げつけられるなどデモ隊の抗議を受けたクリントン米国務長官は、「気分を害してはいない」と述べた。カイロで14日撮影(2012年 ロイター/Amr Dalsh)

[エルサレム 16日 ロイター] 訪問先のエジプトで、車列にトマトを投げつけられるなどデモ隊の抗議を受けたクリントン米国務長官は16日、「気分を害してはいない」とし、抗議活動が行われたことは、エジプトでより大きな自由が確立されたことを示していると述べた。

【ビデオ】クリントン国務長官を待ち受けていた抗議デモ(15日・英語)

クリントン長官はエジプトに続いて訪問したイスラエルで、「(抗議活動で)負傷者が出なかったので安心した」とコメント。「トマトが無駄になってしまったことは残念だが、それ以外の点では特に不愉快に感じなかった」と語った。

その上で、抗議があったことは「現在のエジプトがより大きな自由を享受していることを示している」と指摘。「同時に、エジプト国民が将来に不安を抱えているという証拠でもある」と述べた。

米高官などによると、エジプト第2の都市アレクサンドリアでは15日、デモ隊がクリントン長官の車列にトマトのほか、靴やボトルを投げつけるなどの抗議活動を実施。トマトはエジプト当局者の顔面を直撃した。このほか、長官の夫、ビル・クリントン元大統領と不倫関係にあったモニカ・ルインスキさんの名前を連呼するデモ隊もいたという。

1234名無しさん:2012/07/20(金) 20:30:08
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/313548
【米大統領選2012年】実務派か、人気者か 共和党、副大統領候補選び大詰め

2012年7月19日 01:51カテゴリー:アジア・世界




 【ワシントン宮崎昌治】米大統領選の共和党副大統領候補選びは、ライス前国務長官の急浮上を機に、米メディアで「本命」の予測報道が過熱している。今週中に発表との報道もあり、大詰めを迎えているようだ。手堅い実務派か、攻めの人気者か。大統領候補となるロムニー前マサチューセッツ州知事の判断はいかに。

 副大統領候補は「ランニング・メート(選挙の伴走者)」と呼ばれ、大統領候補とともに全米を遊説。民主、共和両党の副大統領候補によるテレビ討論もあり、選挙戦を左右する重要な存在だ。

 米メディアでは10人以上の名前が挙がっている。実務派としては、ブッシュ前政権で通商代表部(USTR)代表や行政管理予算局長を務めたポートマン上院議員が筆頭格で、ジンダル・ルイジアナ州知事、ポーレンティー前ミネソタ州知事が続く。人気者ではライス前長官が群を抜き、若手ホープのルビオ上院議員が2番手に付ける。

 ロムニー氏の判断基準の一つが、激戦州との関係だ。選挙のたびに民主、共和両党で勝者が入れ替わる「揺れる州(スイングステート)」の中でも、今回特に重視されているのが南部フロリダと中西部オハイオの両州。ポートマン氏はオハイオ州選出、ルビオ氏はフロリダ州選出だ。

 支持層を重視すれば違った判断基準が見えてくる。オバマ大統領がロムニー氏を圧倒するのは黒人、ヒスパニック(中南米系)、女性、若者。ライス氏は女性で黒人、ルビオ氏はヒスパニックで、支持の大幅上積みによる攻めの選挙戦が見込める。

 ロムニー氏は党内で穏健派に位置付けられ、億万長者のため庶民感覚に疎いとの批判がある。こうした弱点を補うなら、キリスト教右派でトラック運転手の息子であるポーレンティー氏、インド系で人工中絶や同性婚への強硬な反対派で知られるジンダル氏の名が浮上する。

1235チバQ:2012/07/21(土) 12:02:15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120721-00000021-mai-int
<米銃乱射>大統領選「休戦」状態に
毎日新聞 7月21日(土)10時50分配信

 【ワシントン古本陽荘】米コロラド州の映画館銃乱射事件を受け、オバマ大統領は20日、南部フロリダ州での演説で「このような暴力は無分別で、正気ではない」と犯行を非難した。そのうえで「彼らには未来への希望や夢があったはずだ。だが、それはかなわなかった」などと犠牲者を悼み、支持者と黙とうをささげた。

 大統領はこの日、フロリダ州内の2カ所で選挙演説を予定していたが、1カ所目を追悼演説に切り替えた。2カ所目は演説自体を中止し、ワシントンに戻った後、執務室で地元警察署長と電話で協議。連邦捜査局(FBI)を含め連邦政府として事件対応に全面的に協力していく考えを伝えた。

 一方、共和党の大統領候補となるロムニー前マサチューセッツ州知事も東部ニューハンプシャー州の集会で「今日は候補者としてではなく、父親、祖父、夫、そして米国人として皆さんの前に立っている。お互いをどれだけ愛しているかそれぞれが確認すべき時だ」などと演説。大統領選はこの日、事件を受けて事実上の「休戦」状態となった。

 事件の現場となったコロラド州は大統領選の接戦州の一つだが、両陣営は当面、同州でのテレビ選挙広告を控える方針だ。

 これに関連し、銃規制推進派のニューヨーク市のブルームバーグ市長はラジオ番組で、「再発防止のために何ができるか語るべきだ」とオバマ、ロムニー両氏に対し銃規制を大統領選の争点とすべきだと訴えた。

 だが、これまでも銃乱射事件のたびに銃規制の議論が浮上はするものの本格的規制は見送られてきた経緯がある。米国の憲法には、武器の保持・携行の権利が明示されており、ピュー・リサーチ・センターの世論調査(4月実施)でも「銃保持の権利を重視する」が49%で、「銃所持規制重視」の45%を上回った。銃規制に反対する全米ライフル協会(NRA)の政治的な影響力も大きく、今回の事件が銃規制の動きにつながる可能性は高くないのが実態だ。
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1236チバQ:2012/07/22(日) 11:09:52
http://topics.jp.msn.com/entertainment/music/article.aspx?articleid=1216195
ビヨンセ、大統領選を前にミシェル・オバマのファンであると表明
米大統領選が近づく中、ビヨンセは大統領夫人のミシェル・オバマの大ファンであることをこのほど公にした。バラク・オバマ大統領のオフィシャルYouTubeページに7月16日に掲載されたビデオで、ビヨンセが4月にミシェル・オバマ宛に送った手紙が紹介され、ビヨンセ自身がその手紙を朗読している。

ビヨンセは手紙の中で、ミシェル・オバマ大統領夫人に対して尊敬し、ファンであることを高らかに表明。この4年間に大統領夫人が行なってきたことに感謝すると共に、強いアフリカン・アメリカン女性を代表する女性であることに賛辞を贈った。また、ファースト・レディにこれまで様々な刺激を受けたこと、そしてジェイ・Zとの愛娘であるブルー・アイヴィにも彼女を見習って成長して欲しいと述べている。ビデオは掲載されると同時に7000回以上のビューがあるなど、積極的なリアクションを獲得しているようだ。

ビヨンセの熱いメッセージに対し、ミシェル・オバマ大統領夫人も100万人のフォロワーがいる彼女自身のツイッターで、「素晴しい手紙に、そして子供たちが見習うべきモデル・ケースとしていてくれることに感謝している」とツイートしている。

2人の交流はこれが初めてではなく、以前も共同でオバマ大統領の“レッツ・ムーヴ”キャンペーンにて、肥満児をなくすための運動を展開していた。

1237チバQ:2012/07/22(日) 11:12:37
http://www.cnn.co.jp/showbiz/30007378.html
オバマ大統領夫妻、バスケ観戦のスタンドでキス
オバマ大統領とミシェル夫人がキス
(CNN) オバマ米大統領とミシェル夫人が16日夜、ワシントン市内の競技場でキスを披露する羽目になった。

オバマ夫妻はベライゾン・センターのスタンドで、男子バスケットボールの米国代表チームがブラジル代表と対戦した強化試合を観戦。場内の大スクリーンに2人の姿が映し出された。

米国のスポーツ中継では「キスカム」と呼ばれる余興で、スクリーンに映ったカップルがキスをするのが恒例となっている。オバマ大統領は観衆に促されてミシェル夫人の肩に手を回し、微笑みかけたものの、キスはしなかった。

現場の記者によると、これに対して客席からはブーイングの声が起きたという。

だがその後間もなく記者らが場内へ呼び戻され、オバマ夫妻の姿が再びキスカムのスクリーンに現れた。大統領は改めて、夫人にキスをしてみせた。

1238チバQ:2012/07/22(日) 11:15:06
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2890761/9271386
米「バットマン」最新作上映会場で男が発砲、14人死亡
2012年07月20日 19:21 発信地:ワシントンD.C./米国
【7月20日 AFP】(一部更新)米コロラド(Colorado)州デンバー(Denver)郊外のオーロラ(Aurora)で20日未明、映画「バットマン(Batman)」シリーズ最新作『ダークナイト ライジング(The Dark Knight Rises)』のプレミア上映会の会場で男が発砲する事件があり、警察発表によると少なくとも14人が死亡、約50人が負傷した。

 地元メディアが伝えた目撃者証言によると、男は満員の劇場内で催涙ガスを投げてから銃撃を始め、人々はパニックに陥ったという。

 オーロラ警察署のダン・オーツ(Dan Oates)署長は、現場で容疑者1人を逮捕したと発表。観客のうち10人は即死で、4人は病院に搬送された後に死亡が確認されたと述べた。

 これに先立って米FOXテレビ系列の地元放送局KDVRは、ガスマスクをかぶり防弾チョッキを付けた男2人が別々の劇場で銃撃を開始し、警察がうち1人の身柄を拘束したが残る1人は逃走中と報じていた。しかしオーツ署長は、2人目の容疑者の存在は未確認だと述べている。

 逮捕された男は自宅に爆発物があると供述したため、警察は男の自宅のあるアパートから住民を避難させ、爆発物の捜索を行っているという。米CNNテレビが警察発表として伝えたところによれば、男は20代で防弾チョッキを身に付け、ライフル1丁と拳銃2丁を所持していた。パニックを起こすため催涙弾を投げたと話しているという。(c)AFP

http://www.cnn.co.jp/usa/30007421.html
米銃乱射容疑者、数カ月前から犯行計画か 自宅に罠も
2012.07.22 Sun posted at: 10:37 JST

(CNN) 米コロラド州オーロラの映画館で発生した銃乱射事件で、逮捕されたジェームズ・E・ホームズ容疑者(24)は、数カ月前から犯行を計画していた疑いがある。地元警察責任者が21日、記者団に語った。

ホームズ容疑者は銃で12人を殺害、58人を負傷させた疑い。さらに、自宅アパートには強い殺傷力を持つ爆発物のわなを仕掛けていたとされる。

警察責任者は、同容疑者は4カ月前から自宅と職場で大量の武器などの配達を受けていたと述べ、計画的犯行だったとの見方を示した。

会見に同席した米連邦捜査局(FBI)の特別捜査官によると、同容疑者が住んでいたアパートでは21日、専門家チームがロボットを使うなどしてわなの処理にあたった。警察によれば、21日夜までに、全ての危険要因は取り除かれたという。作業は証拠を保存しながら進められ、この証拠はすべてFBIの研究所に送られるという。

このアパートと近隣の建物5棟の住民は避難していたが、21日夜には全員に帰宅が許された。

21日の時点で、負傷者少なくとも26人が病院に収容されている。このうち9人は重体だ。

調べによると、ホームズ容疑者は神経科学の博士号取得を目指していた。凶器の銃は同州デンバーの店舗で過去2カ月間のうちに購入し、6000発以上の弾丸やベストなどはオンラインで入手していた。同容疑者は23日朝に出廷することになっている。

1239チバQ:2012/07/22(日) 12:52:33
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/314012
米 進まぬ銃規制 映画館乱射
2012年7月21日 02:13 カテゴリー:アジア・世界
 【ワシントン宮崎昌治】銃社会の米国でまた銃による悲劇が起きた。20日未明、銃乱射で約60人が死傷した米コロラド州は、1999年に高校で銃乱射が起き生徒13人が死亡した「コロンバイン事件」の発生地だ。繰り返される銃犯罪。しかし、銃規制の論議は一向に進まない。

 米国には2億丁を超える銃があふれる。銃規制団体「ブレイディ・キャンペーン」によると、自殺や事故も含め銃で撃たれる人は年間約9万8千人で、死者は約3万2千人に上る。銃による殺人被害者も、先進国で米国の次に多いカナダやドイツの年間200人前後に比べ、米国は約9500人と突出しているとして、同キャンペーンは「米国に神のご加護あれ(ゴッド・ブレス・アメリカ)」と皮肉る。

 昨年1月にはアリゾナ州トゥーソンで演説中のギフォーズ下院議員(当時)に男が銃を乱射し、同議員が頭に重傷、6人が死亡する事件が起きた。オバマ大統領は同地で演説し、米国民の団結を呼び掛け拍手喝采を浴びたが、銃規制の議論を主導することはなかった。20日の事件を受けた大統領声明も、「国民が一つの家族となってこの困難に立ち向かおう」と訴えるが、銃の問題には一切触れていない。

 米国には、開拓時代から続く「自分の身は自分で守る」という精神がある。至るところにある射撃場には、小さい子どもを連れた父親や、若い女性、老人たちが標的に向かって実弾を撃つ姿が普通にみられる。

 米連邦最高裁は2008年6月、個人の銃所持を一律に制限した全米で最も厳しい首都ワシントンの銃規制について、銃の保有を保障した憲法修正第2条に違反するとする判決を出した。

 政治的にも、主に共和党を支援するロビー団体の全米ライフル協会(NRA)が銃規制の動きを封じてきた。11月の大統領選でも、銃規制は全く争点になっていない。

=2012/07/21付 西日本新聞朝刊=

1240チバQ:2012/07/22(日) 14:27:04
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120704/amr12070420430009-n1.htm
米自治体50超でデフォルト観測 不況、税収難、格下げ…財政破綻相次ぐ
2012.7.4 20:41 (1/2ページ)[米国]

財政破綻した米ストックトン市のダウンタウン=27日、米カリフォルニア州(ロイター)
 【ワシントン=柿内公輔】米自治体の財政破綻が相次いでいる。不況による税収難が主な背景で、とくに深刻なカリフォルニア州では、ここ1週間足らずで2つの市町が相次いで破綻。行政サービスの質の低下や踊り場の米景気への悪影響も懸念される。

 カリフォルニア州マンモスレイクス町(人口約8千人)の町議会は2日、連邦破産法第9条の適用を申請することを全会一致で決めた。同町のホームページの声明によると、歳出不足に加え、大口債権者との交渉が行き詰まり、「破産法の申請が残された唯一の選択肢だった」としている。

 カリフォルニア州では6月28日にも、ストックトン市(人口約30万人)が破産法の適用を申請したばかり。負債総額は7億ドル(約558億円)を超え、米国の市レベルの財政破綻では過去最大規模となり、同市のジョンストン市長は「破綻を避けられなかったのは残念だが、財政を正常化させるためやむを得なかった」と唇をかんだ。同市も退職者への給付増や不動産市況の悪化で、税収難が破綻の引き金になった。

 米国では、金融危機以降の景気悪化で税収不足から累積赤字が膨らみ、財政難に陥る自治体が続出。さらに、自治体が財源をまかなうため発行している地方債の格付けが急落しており、3段階以上引き下げられる「超格下げ」の憂き目に遭う自治体も珍しくない。昨年11月に破綻したアラバマ州ジェファーソン郡も、格下げで信用が悪化。抱え込んだ負債は約42億ドル(約3350億円)に達し、地方政府としては米史上最悪規模だった。

 自治体はいざとなれば増税で問題解決を図る手があるが、当然住民の抵抗は強い。さりとて手をこまねいていれば、金利の上昇など資金調達コストが膨らみ、その結果、インフラ整備が滞って生活水準が悪化するジレンマに陥る。

 米財政に詳しい金融アナリストのメレディス・ホイットニー氏は「50〜100程度の自治体が債務不履行(デフォルト)に陥る恐れがある」と警告するなど、全米規模で地方財政への不安が膨らんでいる。

1241チバQ:2012/07/22(日) 15:55:53
http://mainichi.jp/select/news/20120722k0000e030124000c.html
米大統領選:共和党、重要な副大統領候補選び大詰め
毎日新聞 2012年07月22日 10時16分

 【ワシントン古本陽荘】11月の米大統領選で共和党の大統領候補となるロムニー前マサチューセッツ州知事(65)の副大統領候補選びが大詰めを迎えている。現職のオバマ大統領との接戦が予想されるなか、最も重要な決断となる。「サプライズ人事」による支持率浮揚は狙わず、堅実な人選となるとの見方が強い。

 「まだ決めていないが、保守派になるだろう」。18日、中西部オハイオ州での集会に臨んだロムニー氏は保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会運動)」の支持者から副大統領候補について問われ、こう語った。

 08年大統領選では共和党候補のマケイン上院議員が女性アラスカ州知事のペイリン氏を電撃的に指名する「サプライズ」を演出したが、ロムニー氏は応援演説などで行動を共にした人物から選定するとみられる。

 ここにきて、ロイター通信は、ロブ・ポートマン上院議員(56)、ティム・ポーレンティー前ミネソタ州知事(51)、ボビー・ジンダル・ルイジアナ州知事(41)の3人が有力候補として残ったと報じた。

 ポートマン氏は激戦のオハイオ州選出。ブッシュ政権で通商代表部(USTR)代表や行政管理予算局長を歴任。ワシントン経験の乏しいロムニー氏を補佐する意味で有力視されているが、知名度は低く、派手さもない。

 共和党予備選に名乗りを上げたポーレンティー氏は撤退表明後、ロムニー氏の応援のため候補者討論会に同行し、ロムニー氏や陣営との信頼関係を築いたとされる。労働者階級の家庭で育ったことがセールスポイント。ジンダル氏はインド系で非白人層の支持拡大が見込め、予備選で苦戦した南部出身であることが重視されている。

 ワシントンでは、頻繁に応援に入ってきたサウスダコタ州選出のジョン・スーン上院議員(51)、ヒスパニック系でフロリダ州選出のマルコ・ルビオ上院議員(41)、茶会支持者の人気が高いポール・ライアン下院議員(42)、黒人女性のコンドリーザ・ライス前国務長官(57)の名前も繰り返し挙がり、意中の人はやぶの中だ。

 副大統領候補の発表は党大会直前が恒例だが、ロムニー選対幹部は来月27日からの共和党大会の数週間前になるとの見通しを示し、通常より前倒しで発表する可能性が高い。今月下旬、欧州やイスラエルを訪問予定。27日に開幕するロンドン五輪の日程も考慮しながら効果的な発表のタイミングを見計らっているようだ。

 再選を目指す民主党のオバマ大統領(50)はジョセフ・バイデン副大統領(69)を続投させる方針。

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1242チバQ:2012/07/23(月) 21:40:57
http://www.cnn.co.jp/usa/30007437.html
オバマ氏、バージニア州のリード失う 米大統領選
2012.07.23 Mon posted at: 17:00 JST

(CNN) 11月に行われる米大統領選の注目州の1つである東部バージニア州で、オバマ大統領がリードを失い、共和党からの指名を確実にしているロムニー前マサチューセッツ州知事に追いつかれたことが23日までに発表された世論調査で明らかになった。

キニピアック大学が発表した世論調査によれば、オバマ氏とロムニー氏の支持率は44%で拮抗(きっこう)。オバマ氏は、3月時点では50%対42%と一定のリードを見せていたが、6月上旬には47%対42%と差を詰められていた。

キニピアック大学世論調査研究所のアシスタントディレクター、ピーター・A・ブラウン氏は、「バージニア州の有権者はジェンダーや党の路線で、はっきりと投票先が分かれており、両候補はそれぞれの支持基盤を確保している。そして、無党派層からの支持率も真っ二つに割れている」と指摘する。

バージニア州は今秋の大統領選で重要な選挙区となりつつある。前回08年の大統領選でオバマ氏は約5ポイント差の接戦で共和党の候補者だったマケイン氏を破った。民主党候補者が同州で勝利したのは1964年の大統領選以来のことだった。バージニア州には13人の選挙人が割り当てられている。

調査では女性の46%がオバマ氏を支持すると答えた一方、男性の46%がロムニー氏を支持するとした。白人の有権者の54%がロムニー氏に投票すると答えたが、アフリカ系の88%がオバマ氏に投票するとしている。

調査は10〜16日、1673人の登録有権者に電話インタビューを行った。

1243チバQ:2012/07/26(木) 00:00:54
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120725/mcb1207251432028-n1.htm
「ガラスの崖」現象 増える米企業の女性トップに難題  (1/2ページ)2012.7.25 14:31
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マリッサ・メイヤー氏(AP)【拡大】
 【ワシントン=柿内公輔】米実業界やメディアで「ガラスの天井」ならぬ「ガラスの崖」と呼ばれる現象が話題だ。企業の女性リーダーが直面する難題を表現したものだが、きっかけとなったのは、妊娠6カ月で米ヤフーの新最高経営責任者(CEO)に就任したマリッサ・メイヤー氏(37)。ITなど主要企業で女性トップが増える中、その手腕が注目を集めている。

 米誌フォーチュンが選ぶ米企業番付上位500社のうち、女性がCEOの企業は20社を数え、過去最多だ。子育て中のトップもいるが、出産間近のメイヤー氏は異例ともいえる。

 米国では、女性がなかなか昇進できないのは「ガラスの天井」と呼ばれる見えない壁があるためといわれる。前回大統領選の民主党予備選で惜敗したクリントン現国務長官は「ガラスの天井に少しひびを入れることはできた」と選挙戦での“成果”を語ったが、実業界では女性のトップや幹部が増えるにつれ、「ガラスの崖」という言葉も使われ始めた。

 生みの親はマイケル・ライアン氏とアレックス・ハスラム氏という2人の英国人学者で、働く女性は仕事と家事や子育ての板挟みになるなど、男性に比べて過酷な状況に長く向き合うという意味だ。ウォールストリート・ジャーナル紙は、「『主夫』を務めてくれた夫の存在がなければキャリアは築けなかった」という食品大手キャンベル・スープのモリソンCEOの述懐を紹介している。また、ライアン氏らの研究によると、業績の悪い企業は女性トップを選ぶ傾向が強いとし、「失敗した場合も優秀な男性が犠牲にならない」とさえ指摘する。

 だが、IT界でメイヤー氏の実力は折り紙付き。ヤフーのライバルの米グーグルでエンジニアで活躍し副社長まで上り詰めたメイヤー氏を、グーグルのペイジCEOも「彼女は才能があった」と惜しむ。ネットの掲示板やツイッターでも、「崖から落ちるのでは」と危ぶむ見方の一方で、「成功すれば働く女性に勇気を与える」との期待も聞かれる。

 まだまだ男性優位とされる米実業界だが、IBMではバージニア・ロメッティ氏、ヒューレット・パッカードではメグ・ホイットマン氏(55)がトップとして指揮を執っており、メイヤー氏は出産後、数週間で仕事に復帰する予定という。

1244チバQ:2012/07/26(木) 21:28:53
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201207260228.html
'12/7/26
乱射事件後、銃購入が急増 米、規制の機運乏しく

 【ロサンゼルス共同】12人が死亡した米コロラド州の映画館の乱射事件から27日で1週間。同州では事件後、銃器の購入希望が急増している。逮捕された容疑者は映画の悪役を名乗り、裁判では精神面の問題による責任能力の有無が焦点となりそうだが、こうした事件を銃の規制強化で防ごうという機運は盛り上がらない。

 デンバー・ポスト紙などによると、事件が起きた20日からの3日間に、同州で銃の購入を申請して認められたのは2887件。前週比で43%も増えた。

 こうした現象は、過去の大きな乱射事件の直後にも起きている。銃の携帯許可を得るための講習の教官によると、購入希望者は「いざというとき、自分と家族を守りたい」と話しているという。

 ジェームズ・ホームズ容疑者(24)は自動小銃を含め4丁の銃を所持していた。違法に入手した形跡はなく、弾薬は事件前に6千発をインターネットで購入していた。

 あまりに簡単に銃を入手できる米国の現状に、強い危機感を持つ有力政治家もいる。

 ニューヨークのブルームバーグ市長は事件後、自動小銃など殺傷能力が高い銃器に限った規制や、薬物中毒患者など「銃を持つべきでない人」への規制であれば「武装の権利」を定めた米憲法にも違反しないと訴えた。

 しかし、こうした議論は「自動小銃がなければ容疑者は(より強力な)爆弾の作り方を調べただろう。規制では事件は防げなかった」(コロラド州のヒッケンルーパー知事、民主党)という声にかき消されている。

 オバマ大統領は25日の演説で事件に触れながら「自動小銃は戦場で使うもので、街頭にあるべきではない」と述べ、銃を使った重大犯罪の再発防止に意欲を見せた。

 だが、銃規制に向けて大きく踏み出せば、大統領選での再選に向け支持を固める必要がある白人労働者層の離反を招く。大統領は「私たちは、米国人が銃を所持する伝統は認める」と配慮するのを忘れず、再発防止の具体策は示さなかった。

1245チバQ:2012/07/28(土) 12:31:03
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/315235
【米大統領選2012年】「オバマ氏はイスラム教徒」 共和党員の3割が誤解
2012年7月28日 01:23 カテゴリー:アジア・世界
 【ワシントン宮崎昌治】オバマ米大統領を「イスラム教徒」と信じる共和党員が、2008年の大統領選時に比べ倍増し3割に上ったことが、26日公表された米調査機関ピュー・リサーチ・センターの世論調査で分かった。

 それによると、オバマ氏をイスラム教徒と信じる人は全有権者で17%と4年前の12%から微増だったが、共和党員に限れば30%と4年前の16%から倍増、特に同党保守派は34%に増えた。

 オバマ氏が「フセイン」のミドルネームを持つことに加え、大統領選での中傷広告が影響しているようだ。キリスト教徒と正しく認識している人は全有権者の49%だった。

 一方、共和党の大統領候補となるロムニー前マサチューセッツ州知事はモルモン教徒だが、そのことを知る有権者は60%で、32%は知らなかった。

 モルモン教はキリスト教内で異端とされるが、同氏の宗教を知る人の8割が「好意的」「気にならない」と回答。宗教観を「もっと知りたい」人はわずか16%で、知事時代の実績(41%)や納税状況(36%)、投資会社時代の仕事の中身(35%)への関心が圧倒した。米メディアは、モルモン教徒であることは「争点にならない」(CNNテレビ)と分析している。

1246チバQ:2012/07/31(火) 22:22:19
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120731/amr12073114370006-n1.htm
党綱領で同性婚支持へ 米民主、事実上の公約に
2012.7.31 14:36
 AP通信によると、米民主党関係者は30日、9月の民主党大会で採択される党綱領に、初めて同性婚の支持を盛り込む方針を示した。党綱領は11月の大統領選と議会選に向けた党の事実上の公約となる。

 再選を目指す同党のオバマ大統領が5月に同性婚を支持する考えを表明したことを受け、党綱領起草委員会が方針を決めた。具体的な文言は明らかにされていない。

 南部ノースカロライナ州シャーロットで開かれる民主党大会では党綱領を採択、最終日の9月6日にオバマ大統領が指名受諾演説に臨み、党候補に正式指名される。(共同)

1247チバQ:2012/07/31(火) 22:25:56
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120731-00000557-san-int
ロムニー氏「エルサレム首都」 イスラエルで演説、パレスチナ反発
産経新聞 7月31日(火)11時46分配信

 【カイロ=大内清】米大統領選の共和党候補となるロムニー前マサチューセッツ州知事は29日夜、訪問先のエルサレムで外交問題に関する演説を行い、エルサレムは「イスラエルの首都」と明言した。占領地東エルサレムを将来の独立国家の首都と位置づけるパレスチナは強く反発している。

 ロムニー氏は演説で、「イスラエルの首都であるエルサレムにいることは、とても感動的な経験だ」などと語った。

 イスラエルはエルサレムを「永遠に不可分の首都」と主張しているが、イスラエル独立の基礎となった1947年の国連総会決議では、エルサレムは国際管理下に置くとされている。米国を含む国際社会は、エルサレムの帰属は中東和平交渉の中で解決するとしており、各国大使館はテルアビブに置かれている。

 ロムニー氏の発言は、こうした米政府の公式見解から大きく逸脱したもので、米国内の保守派に多い親イスラエル勢力にアピールする狙いがあるとみられる。フランス通信(AFP)によると、パレスチナの交渉責任者アリカット氏は「米国の利益や地域の安定を損なう発言で、容認できない」と強く非難した。

 一方、イランの核兵器開発疑惑をめぐってはロムニー氏の側近が29日、イスラエルがイラン攻撃を決断すれば、「(同氏は)それを尊重する」と語ったが、ロムニー氏自身は演説で、「イスラエルの自衛権を認める」と述べるにとどめた。

1248チバQ:2012/08/01(水) 21:55:11
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012080100613
中南米系ホープが基調演説=大統領選へ支持固め−米民主党大会
 【ワシントン時事】米民主党全国委員会は31日、南部ノースカロライナ州で9月4〜6日に開く全国党大会初日の基調演説を、テキサス州サンアントニオ市のジュリアン・カストロ市長(37)が務めると発表した。同氏は中南米系の若手ホープ。大統領選のポイントの一つとみられるこの層の支持で、野党共和党を突き放すのが狙いだ。
 中南米系の政治家が民主党大会で基調演説を行うのは初めて。2004年の同党大会では、当時イリノイ州上院議員で全国的に無名だったオバマ大統領がその役を務めて脚光を浴び、連邦上院議員から大統領に駆け上がった。
 サンアントニオ市は人口が全米7位。民主党全国委によると、上位50位以内の都市の市長としてはカストロ氏は最年少という。(2012/08/01-14:15)

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1249チバQ:2012/08/01(水) 21:56:26
http://www.cnn.co.jp/usa/35019859.html
クリントン元大統領の人気、就任当初並みの高さに 米
2012.07.31 Tue posted at 17:32 JST

(CNN) 米国民の約3分の2はクリントン元大統領に好感を持っていることが、米世論調査機関ギャラップの調査で明らかになった。これは、元大統領が1993年1月に就任した時点の支持率と同じレベルだという。

ギャラップが7月9〜12日に無作為に選んだ成人1014人を対象に実施した世論調査によると、元大統領に好感を持っていると答えた人は全体の66%を占めた。一方、好ましくないと答えた人は28%と、過去最低を記録した。

元大統領は幅広い層から支持を集め、野党共和党支持者の間でも好ましいと答えた人の割合が50%と、好ましくないと答えた人の44%を上回った。

元大統領は2期目の在任中にも2度にわたってこのレベルに迫る支持率を記録し、就任当初からの平均は約56%だった。一方、オバマ大統領の支持率は現在54%だ。

元大統領は9月の民主党全国大会で、オバマ大統領を正式に大統領候補に指名する役を果たす予定だ。

1250チバQ:2012/08/02(木) 20:34:15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120802-00000102-jij-int
最重要2州でオバマ氏リード=「生活への理解度」で優位―米大統領選
時事通信 8月2日(木)15時57分配信

 【ワシントン時事】米キニピアック大学は1日、11月の大統領選で勝敗のカギを握るとして民主、共和両党から最重要視される南部フロリダ、中西部オハイオ両州で実施した世論調査結果を発表した。それによると、オバマ大統領と共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事の支持率はフロリダ州で51%対45%、オハイオ州で50%対44%となり、いずれも大統領が6ポイントのリードを奪った。
 今回の調査は7月24〜30日に行われた。4月下旬の調査では、大統領が1〜2ポイント差をつけるにとどまっていた。
 大統領とロムニー氏の「国民生活への理解度」を尋ねた質問では、大統領は国民生活に理解があると思う人は両州とも55%。これに対し、ロムニー氏が理解していると思う人はフロリダ州で42%、オハイオ州で38%にとどまり、億万長者ぶりに焦点が当たるロムニー氏を敬遠する空気が広がっている様子を示した。 
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1251チバQ:2012/08/04(土) 22:20:38
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012080400385
経済復活への戦略が焦点=危機の傷深く、国民にも迷い−米大統領選
 【ワシントン時事】約3カ月後に迫った米大統領選挙に向け、オバマ大統領、ロムニー前マサチューセッツ州知事の両候補にとって、米経済復活に向けた説得力ある戦略を有権者に示せるかどうかが喫緊の課題だ。3日に発表された7月の雇用統計では、失業率が8.3%に悪化。4年前にオバマ氏が唱えた「変化」に熱狂した国民の期待は幻滅に変わりつつある一方、ロムニー氏に経済再生を託そうという盛り上がりにも欠けている。
 「まだ多くの人が職を求めており、さらにやるべきことがある」。オバマ大統領は雇用統計の発表を受けて、富裕層を除く減税措置の延長の必要性を改めて強調した。
 同統計で目立つのは、4年前の大統領選勝利の原動力となった黒人やヒスパニック系、若年層の失業率の高さ。焦るオバマ陣営は「中間層の復権」を選挙戦略の中心に据え、元投資ファンド経営者で巨額の富を持つロムニー氏を富裕層の象徴と位置付けて猛攻撃している。
 また、米製造業の復活とエネルギー産業のてこ入れを掲げ、インフラ投資や再生可能エネルギー産業への補助金、中小企業の設備投資への減税措置など、政府の財政支出による支援も組み合わせて、経済の底上げを図る方針だ。
 一方、ロムニー氏は失業率高止まりについて、総額約8000億ドル(約62兆円)の景気対策をはじめとしたオバマ政権の失政の結果と指摘。自身は「より小さく、賢明で、簡素な政府」を掲げ、規制緩和や一段と踏み込んだ法人税減税などで、企業活動の活性化を狙う。
 ロムニー氏はこれに関連し、オバマ政権下で国内総生産(GDP)の25%に増加した政府支出を20%以下に縮小すると表明。また、過剰規制が民間を圧迫しているとし、医療保険改革法や金融規制改革法の撤廃を目指す方針だ。(2012/08/04-17:48)

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1252チバQ:2012/08/04(土) 22:43:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120803-00000143-mai-int
<米大統領選>銃規制議論深まらず…「所持支持」の世論強く
毎日新聞 8月3日(金)22時42分配信

 【ニューヨーク草野和彦】米コロラド州オーロラ市の映画館で先月20日、12人が殺害され全米中に衝撃を与えた銃乱射事件から3日で2週間。近年は毎年のように乱射事件が起きるが、憲法で認められた銃の所持を支持する世論が強く、銃規制強化に向けた議論には発展していない。11月の大統領選を争うオバマ大統領(民主党)とロムニー前マサチューセッツ州知事(共和党)も論争を意図的に避けているようだ。

 事件発生から数時間後、現場に近い銃販売店では銃を求める15〜20人の客の行列ができた。店員は地元紙デンバー・ポストに「銃は必要ないと思っていた人々が今は必要だと言っている」と指摘。州全体では事件から3日間で銃販売業者から当局への購入希望者の身元調査照会が2887件あり、1週間前より43%増加したという。

 住民が「自衛」に走る一方、銃規制強化への動きは鈍い。ジェームズ・ホームズ被告(24)はライフル、散弾銃、拳銃を銃販売店、銃弾6000発以上をインターネットを通じて購入したが、犯罪歴はなく所持は合法だった。同州では99年にもコロンバイン高校乱射事件があったが、ヒッケンルーパー州知事は、銃規制には慎重だ。

 独立戦争を経た米国では銃所持を「自然の権利」と考える人が多い。調査機関ピュー・リサーチ・センターが事件後に行った調査では、「銃所持の権利保護が重要」は46%、「銃規制が重要」が47%でほぼ同じ。4月調査では49%と45%で変化は僅かだった。過去の銃乱射事件では「権利保護」の支持が上昇したケースもあった。

 銃規制の壁となっているのが全米ライフル協会(NRA)だ。約400万人の会員数を誇る強力な圧力団体で、米タイム誌によると、90年以降の国政への献金は約1900万ドル(約15億円)で、うち82%が共和党だ。

 民主党のクリントン政権時代の94年、特に殺傷能力の高い銃器の販売・所持を禁止する連邦法が導入されたが、10年間の時限立法で共和党のブッシュ政権時に失効した。コロンバイン高校での事件を受けて00年の大統領選で銃規制推進を訴えたゴア副大統領(当時、民主)も敗れたが、NRAの攻撃対象になったのが一因とされる。

 国連本部で先月、交渉が行われた武器貿易条約にもNRAは「銃所持の権利を損なう」と反対。NRAの意向を受け、51人の上院議員がオバマ大統領らに「条約を批准しない」との書簡を送り、圧力をかけた。

 こうした経緯から、大統領選の両候補が銃規制を前面に打ち出せば「やけどする恐れがある」(CNNテレビ)との見方が強い。大統領選の大きな争点にはなっていない。

 ◇屋外携帯に3段階の基準

 憲法で銃保有を認めている米国だが、屋外での携帯については、州によって3段階の基準で規制されている。

 米会計検査院などによると、屋外での銃携帯を禁じているのはイリノイ州と首都ワシントン(コロンビア特別区)だけ。コロラド銃乱射事件のように映画館などへの持ち込みはできず、規制では最も厳しい。

 同州を除く49州では銃携帯が認められているが、州当局の許可証が必要。このうち、許可証取得の際、申請者が携帯の理由を問われるなど一定の条件をクリアする必要があるのがニューヨーク、カリフォルニアなど9州。コロラドやテキサスなど40州では申請者に犯罪歴や麻薬使用歴などの問題がない限り、申請が却下されることはない。保守的な州は規制が緩く、都市部は規制が厳しい傾向にある。

 米調査機関などによると、銃携帯の規制は近年、緩和の方向に進んでいる。携帯禁止だったのは02年にはイリノイなど中西部を中心とする7州と首都ワシントン。しかし、イリノイと首都以外の6州が現在、最も基準の緩い40州に移行した。【朴鐘珠】

 ◇米憲法修正第2条◇

 米合衆国憲法(1787年制定)には1791年、基本的人権を保障する10条項(権利章典)の修正が加えられた。第2条で「規律ある民兵は自由な国家の安全にとって必要であり、市民が武器を保有したり携帯する権利は、これを侵してはならない」と定め、自衛のための銃所持を認めた。銃規制反対派の論拠となっている。

1253チバQ:2012/08/05(日) 23:25:04
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012080502000092.html
オバマ氏 弱点消せず ロムニー氏 攻めきれず
2012年8月5日 朝刊

 【ワシントン=竹内洋一】11月の米大統領選まで6日であと3カ月。オバマ大統領は各種世論調査で、共和党の候補になるロムニー前マサチューセッツ州知事を僅差でリードしている。再選に向けた最大の不安材料は依然、高止まりする失業率だ。ただ、ロムニー氏にも失点が目立ち、オバマ氏の弱点を攻め切れていない。

 負けるかもしれない大統領と勝てそうにない挑戦者の戦い−。現在の情勢を一言で表現すればこうなる。オバマ氏は、有権者が投票基準として最重視する雇用情勢が思うように改善されず苦しんでいるのに、ロムニー氏に対する期待感も盛り上がりに欠ける。

 オバマ氏は三日、ホワイトハウスでの演説で、同日発表された七月の失業率が前月比0・1ポイント上昇の8・3%に悪化したことについて「まだ多くの人が職を求めており、さらにやるべきことがある」と強調。景気回復に向け、中間層の減税措置延長を重ねて訴えた。

 戦後、再選を目指して敗れた大統領は三人いる。いずれも、失業率7%台で選挙を戦った。失業率8%台で大統領選を迎えた現職はいない。オバマ氏はその最初の例になる可能性があり、再選に向けて万全とは言い難い。

 当然、ロムニー氏の攻撃の的はオバマ氏の雇用政策になる。三日のネバダ州での演説では失業率悪化を「中間層への新たな打撃だ。大統領には国民を職場に戻す政策がない」と批判。「私なら一期目で千二百万人の雇用を創出する」と打ち上げた。

 ただ、オバマ氏を一気に抜き去る勢いはない。ロムニー氏は投資会社を経営していた当時、国内の雇用を外国に流出させたとオバマ陣営から攻撃され、庶民離れした資産家のイメージも払拭(ふっしょく)できていない。先の外遊では自ら失点を重ねた。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」集計の世論調査平均値(三日現在)では、オバマ氏は支持率47・3%で、ロムニー氏を2・7ポイント上回っている。勝敗を左右する激戦州でもオバマ氏が優位を保っている。

1254チバQ:2012/08/05(日) 23:27:30
http://www.cnn.co.jp/usa/35020092.html
俳優イーストウッド氏がロムニー氏支持を表明 米大統領選
2012.08.05 Sun posted at 16:40 JST

米アイダホ州サンバレー(CNN) 米国の俳優兼映画監督のクリント・イーストウッド氏(82)は3日、今年11月の米大統領選で共和党候補に確定したミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事を支持するとの考えを示した。

ロムニー氏陣営が米西部アイダホ州のリゾート地として知られるサンバレーで開いた資金集めパーティーに参加した際、表明した。イーストウッド氏はサンバレーに居宅を構えている。ロムニー氏はパーティーでイーストウッド氏の支持表明を歓迎した。

米国の将来を憂慮する市民の1人としてパーティーに参加したというイーストウッド氏は記者団に、「米国には発奮材料が必要」としてロムニー氏支持を表明。この後、パーティーに集まった数百人を前に、「我々は、公正であり支払いで国民がいがみ合うことがないたしなみがある税制をひどく必要としている。ロムニー氏がこれを実現することを期待している」などと演説した。

ロムニー氏はイーストウッド氏を200人以上のパーティー参加者に紹介した際、「彼は俳優の世界で従来にない方法で自らの夢を追った。映画業界に反抗し、自らの方法でやり遂げた」などとたたえた。

イーストウッド氏はまた、自ら監督した映画「ミスティック・リバー」をマサチューセッツ州で撮影している際にロムニー氏の存在を知ったと披露。ロムニー氏は当時、知事選に出馬していたためテレビで始終見かけたとし、「州知事としてはハンサム過ぎる。しかし、大統領になれる容貌(ようぼう)だと感じた」と指摘。年をへてこの思いは一層強くなったと語った。

サンバレーでのパーティーはロムニー氏陣営と共和党全国委員会の主催で、200万ドル(約1億5600万円)以上の献金が寄せられた。

1255チバQ:2012/08/06(月) 17:49:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120806-00000030-mai-int
<米乱射>シーク教寺院で6人殺害 男を射殺
毎日新聞 8月6日(月)10時41分配信

 【ポートランド(米オレゴン州)堀山明子】米中西部ウィスコンシン州オーククリークのシーク教寺院で5日午前10時25分(日本時間6日午前0時25分)ごろ、男が銃を乱射し、少なくとも6人を殺害した。AP通信によると、男は通報で駆けつけた特別機動隊(SWAT)と銃撃戦の末、射殺された。寺院の宗教指導者、警察官を含む3人が重傷を負った。地元メディアは宗教差別を背景にしたテロの可能性もあると報じている。

 寺院内で4人、外で男を含む3人の遺体が確認された。地元警察署長は記者会見で、現場に複数の武器が残されていたと明かし、外国勢力によるものではない「国内テロ事件」として扱う方針を示した。米連邦捜査局(FBI)も捜査に加わり、男の身元や動機を調べている。

 地元紙ミルウォーキー・ジャーナル・センチネル(電子版)によると、乱射を目撃したシーク教の信者は「男は30代とみられる白人で、寺院関係者ではない」と証言した。男は寺院の外に立っていた男性信者を撃った後、寺院内で乱射を始めたという。

 現場はウィスコンシン州の主要都市ミルウォーキーの中心部から南に約18キロ。当時、寺院では午前11時半から礼拝が予定されており、多数の信者が集まっていた。当初、複数の容疑者が子供らを人質に取って寺院に立てこもっているとの情報があったが、容疑者は1人と判明した。

 事件の背景は不明だが、米国では01年9月の米同時多発テロの直後、ターバンを巻いているシーク教徒がイスラム教徒と間違えられ、いやがらせなどを受けるケースがあった。事件を受け、シーク教徒の男性は米CNNテレビに「私たちがどんな悪いことをしたのか」と訴えた。

 米国では今年7月20日、西部コロラド州デンバー郊外の映画館で、映画「バットマン」シリーズ最新作の上映中に12人が殺害される乱射事件が起きたばかり。

 シーク教団体によると、米国に暮らすシーク教徒は推計約40万〜約100万人。米メディアなどは約25万〜50万人以上と伝えている。

 ◇米大統領「深く悲しんでいる」

 【ポートランド(米オレゴン州)堀山明子】オバマ米大統領は5日、ウィスコンシン州のシーク教寺院での乱射事件を受けて、「深く悲しんでいる」との声明を出し、犠牲者を追悼した。また、「シーク教徒は米国を豊かなものにしている」と指摘、政権として事件捜査に全面的に協力する姿勢を示した。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120806-35020109-cnn-int
生存者「怒りよりも困惑」 米シーク教寺院銃乱射
CNN.co.jp 8月6日(月)11時52分配信

ウィスコンシン州オーククリーク(CNN) 米ウィスコンシン州ミルウォーキー南郊のオーククリークにあるシーク教寺院で男が銃を乱射し10人の死傷者が出た事件で、生存者の1人は5日、CNN系列局の取材に対し、「怒っているものは誰もいない。ただ、困惑しているだけだ。無差別な行動なのか。外見のせいで私たちが狙われたのか」と語った。

シーク教は1500年前後にインド北部から始まった宗教。同教徒の男性はひげとターバンが特徴だが、ヒンドゥー教徒やイスラム教徒と混同されることもある。そのため、2001年の米同時多発テロ以降、宗教に対する差別や偏見などが原因で起こる「憎悪犯罪」の標的となることがあるという。

事件は同日午前10時半ごろ発生した。警察は緊急通報を受けて現場へ急行し、警官1人が銃撃を受けて負傷したが、別の警官が撃ち返し犯人を殺害した。

当局によれば、犯人の襲撃によって、6人が死亡し、3人が重体となっている。

銃の取り締まりなどを行っているATFによれば、犯人は白人で40歳前後。防弾ベストは着用していなかったという。動機や身元については明らかになっていない。

米国のシーク教関連団体によれば、世界に約2500万人いる信者のうち、約70万人が米国に在住している。
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1256チバQ:2012/08/06(月) 19:04:13
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/316914
【米大統領選2012年】投開票まで3ヵ月 「揺れる8州」焦点
2012年8月6日 00:46 カテゴリー:アジア・世界
 米大統領選は11月6日の投開票まで3カ月となった。民主党のオバマ大統領と共和党候補となるロムニー前マサチューセッツ州知事が接戦を演じているが、勝負を決める重点州は八つに絞られた。とくに、オハイオとフロリダ両州が天王山だ。現状はオバマ氏が両州でややリードしており、ロムニー氏が逆転できるかが焦点となってきた。 (ワシントン宮崎昌治)

 ワシントン・ポスト紙によると、選挙100日前の全米世論調査でオバマ、ロムニー両氏の支持率は47%の同数。1980年以降の大統領選では、2004年のブッシュ(共和)、ケリー(民主)両氏の2ポイント差を超え、最も接戦となっている。

 だが、全米50州の多くは、ニューヨーク州やカリフォルニア州など強固な民主党地盤の「青い州」と、テキサス州やアラバマ州など強固な共和党地盤の「赤い州」に色分けされる。勝負を決めるのは、選挙のたびに両党で勝敗が入れ替わる「揺れる州(スイング・ステート)」。今回の選挙戦では、このうち8州でオバマ、ロムニー両氏の支持率が拮抗(きっこう)している。

 大統領選は、各州に割り当てられた「選挙人」を勝者が総取りする方式で行われる。総数は538人で、過半数は270人。米メディアの分析で、接戦8州を除く42州と首都ワシントンではオバマ氏が237人を固め、過半数まで33人。8州の中で大票田のフロリダ(29人)、オハイオ(18人)両州を制すれば勝利する。逆にロムニー氏は、残る6州で勝っても両州を落とせば敗北する。

 ニューヨーク・タイムズ紙などが1日発表した世論調査で、両州ともオバマ氏がロムニー氏を6ポイントリードした。残る3カ月でロムニー氏が逆転するには、フロリダ州で有権者の約2割を占めるヒスパニックとオハイオ州の中間所得者のうち、無党派層をいかに取り込めるかが鍵だ。

=2012/08/06付 西日本新聞朝刊=

1257チバQ:2012/08/06(月) 21:37:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120806-00000077-mai-int
<米大統領選>「中間層の奪い合い」白熱
毎日新聞 8月6日(月)18時54分配信

 【ワシントン古本陽荘】11月6日の米大統領選が3カ月後に迫った。共和党の大統領候補となるミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)は中間層に焦点を当てたキャンペーンを開始。これに対し、再選を目指す民主党のバラク・オバマ大統領(51)も自らが中間層の代弁者だと主張し「中間層の奪い合い」が白熱している。現在の情勢は、オバマ大統領がやや優勢だが、接戦州の状況次第では、ロムニー氏にも十分勝算があり、勝敗の行方は予断を許さない。

 「オバマ大統領は、何を成し遂げたのかについて雄弁に語っていくだろう。だが、結果を見てくれ。彼の政策は失敗した」

 欧州、イスラエル訪問から帰国した直後のロムニー氏は2日、接戦州の一つ西部コロラド州で大統領批判を繰り返し、5項目からなる「より強固な中間層のためのロムニー計画」を発表した。ただ、「貿易の促進」「財政赤字削減」など掲げられた項目に新鮮味はなく、「中間層」重視の姿勢を強調するパフォーマンスの色合いが濃い。

 一方、オバマ大統領は同日、南部フロリダ州の大学で「ロムニー氏は、彼のような富裕層が納める税金を減らすため、皆さんにもっと税金を支払えと言っている」と批判。ロムニー氏は「中間層の敵」との印象付けを狙った演説を繰り返している。

 大統領選は今月下旬の共和党大会と来月上旬の民主党大会で正式に幕を切って落とす。これまでは、テレビ広告を使った中傷合戦が中心で、政策論争はほとんど深まっていないが、党大会以降の3度の候補者同士の討論会などで、より明確な将来像や政策を提示することが求められる。

 大統領選は全米50州と首都ワシントンに割り振られる538人の選挙人のうち、過半数にあたる270人を制した方が勝利する。政治サイト「クック・ポリティカル・リポート」の分析では、オバマ大統領は19州とワシントン(選挙人計247人)で優勢、選挙人をあと23人獲得すれば過半数に達する。一方のロムニー氏が優勢なのは24州(同206人)で、オハイオ、フロリダ両州など激戦7州(同85人)から64人の上乗せが必要となる計算だ。

1258名無しさん:2012/08/07(火) 12:09:01
http://www.cnn.co.jp/usa/35020152.html
シーク教寺院銃乱射の容疑者は元陸軍兵士 白人至上主義と関連か
2012.08.07 Tue posted at 11:54 JST


ウィスコンシン州オーククリーク(CNN) 米ウィスコンシン州ミルウォーキー南郊オーククリークのシーク教寺院で5日に起きた銃乱射事件の容疑者は、元陸軍兵士だったと判明した。捜査当局が6日、明らかにした。

地元警察責任者が記者団に語ったところによると、ウェイド・マイケル・ページ容疑者(40)は5日、寺院内外で銃を乱射して6人を殺害、4人を負傷させた疑い。警察は同日夜、現場近くにある容疑者の自宅を家宅捜索した。近隣住民らの証言によれば、容疑者は極右バンドのメンバーとして演奏する姿が写真に写っている。

軍当局者によると、ページ容疑者は1971年生まれ。92年〜98年に陸軍に在籍していた。規律違反を繰り返したとの記録があるものの、軍を名誉除隊している。この前後、飲酒運転などで有罪となった前歴がある。

陸軍時代の友人と名乗る男性によると、同容疑者は当時、非白人への反感を口にし、「人種的聖戦」について語ることもあった。ただ「自分から人に襲いかかるタイプには見えなかった」という。

現場となった寺院の指導者は犯行を阻止しようと容疑者に立ち向かったが、撃たれて死亡した。この指導者のおいによると、同容疑者の腕には、米同時多発テロの日付を示す入れ墨があったという。

捜査を率いる米連邦捜査局(FBI)関係者は「動機は特定されていない」とする一方、白人至上主義運動との関連を調べていると語った。

捜査当局によると、同容疑者は犯行に使ったけん銃を合法的に入手していた。ミルウォーキー西郊ウェストアリスの店舗で7月28日に購入し、2日後に現物を引き取ったという。

シーク教徒の男性はひげとターバンを特徴とする外見から、イスラム教徒と混同されることが多い。米国では01年の同時テロでイスラム教徒への不信感が高まるなか、テロ直後から報復と称する攻撃でシーク教徒が狙われる事件が相次いだ。

1259名無しさん:2012/08/07(火) 12:09:43
http://www.cnn.co.jp/special/us_election/35020151.html

女性副大統領候補の可能性消える? 米共和党ロムニー陣営
2012.08.07 Tue posted at 11:53 JST

(CNN) 米大統領選で共和党のロムニー陣営の副大統領候補として取り沙汰されていたスーザン・ライス前国務長官ら有力女性3氏が、27日からフロリダ州タンパで始まる党大会で演説することが分かった。主催者が6日に正式発表する。演説者としての指名は、この3氏が副大統領候補から外れたことを意味するとの見方が有力だ。

共和党関係者によると、党大会ではライス氏とスザーナ・マルティネス・ニューメキシコ州知事、ニッキ・ヘイリー・サウスカロライナ州知事の女性3氏に加え、マイク・ハッカビー前アーカンソー州知事、ジョン・ケーシック・オハイオ州知事、ジョン・マケイン上院議員、リック・スコット・フロリダ州知事も演説に立つ。

副大統領候補とうわさされる中でまだ演説者名簿に入っていないのは、クリス・クリスティー・ニュージャージー州知事、ティム・ポーレンティー前ミネソタ州知事、ロブ・ポートマン上院議員、マルコ・ルビオ上院議員、ポール・ライアン下院議員の5氏。特にポーレンティー、ポートマンの2氏は有力視されている。

ロムニー陣営がいつ副大統領候補を発表するのかは不明だが、予想では、12日にロンドン五輪が終了した後になる見通しだ。候補者選びでは上記の5氏以外にも複数の人物が浮上しているとの情報もある。

1260チバQ:2012/08/07(火) 12:41:20
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2893966/9335047?ctm_campaign=txt_topics
米シーク教寺院の銃乱射、白人至上主義者による犯行か
2012年08月07日 11:57 発信地:オーククリーク/米国
【8月7日 AFP】米中西部ウィスコンシン(Wisconsin)州オーククリーク(Oak Creek)のシーク教寺院で5日発生した銃乱射事件で、米連邦捜査局(FBI)は6日、容疑者が白人至上主義者グループと関係していたとみられると発表した。

 6日の記者会見でFBIミルウォーキー(Milwaukee)事務所のテレサ・カールソン(Teresa Carlson)特別捜査官は、現場で射殺されたウェード・マイケル・ページ(Wade Michael Page)容疑者(40)が捜査対象になっていることを認めた。

 カールソン特別捜査官によれば、現在ページ容疑者と白人至上主義者グループの関係を調べているが、事件発生前に同容疑者が犯行を計画していたという情報を持っていた法執行機関はなく、同容疑者に対する捜査も行われていなかったという。

 カールソン特別捜査官はまた、今回の事件は「国内テロ事件」の可能性があるとみて捜査を進めているとも述べた。国内テロ事件の定義は「社会的または政治的な目標達成のための暴力の行使」とされている。

 捜査当局は同時に、事件との関連が疑われる第2の人物の写真を公開した。茶色の短い髪をした筋肉質の白人男性で、事件当日に寺院前に集まった人だかりに加わった際に不審な行動を取っていたとされている。

 捜査当局は一般の人たちに、ページ容疑者や第2の人物に関するものなど捜査に役立つかもしれない情報があれば、どんなにささいなものでもよいので提供してほしいと呼び掛けている。(c)AFP

1261チバQ:2012/08/08(水) 23:29:06
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012080802000105.html

クリントン長官 訪問国数の記録更新中
2012年8月8日 朝刊

 【ワシントン=久留信一】クリントン米国務長官が、訪問国数の歴代最多記録を更新中だ。七月のアジア・中東歴訪から帰国してわずか二週間後にアフリカ諸国訪問に出発するなど、米外交の顔として精力的に動いている。クリントン氏自身は、オバマ大統領が再選を果たしたとしても長官職を退く意向だが、国民的人気があるだけに、大統領選への再挑戦を含む去就に注目が集まる。

 「とてもすてきな笑顔ですね」。南スーダン、ケニアなどを訪問中のクリントン氏は六日、自宅で静養中の南アフリカ元大統領のネルソン・マンデラ氏(94)を訪問。AP通信によると、無言だった元大統領の印象を、グラサ・マシェル夫人にこう語ったという。

 アフリカの平和と安定をテーマにした今回の歴訪は十日まで。十一日には、シリア情勢協議のためトルコに飛ぶなど強行軍が続く。

 クリントン外交は就任翌月の二〇〇九年二月、日本を最初の訪問国としてスタート。一一年十一〜十二月にはミャンマーを訪問。今年七月には、米国の国務長官として五十七年ぶりにラオスを訪問するなど、オバマ政権のアジア・太平洋重視政策を外交面から支えてきた。

 訪問国は七月に百カ国を突破、歴代国務長官で最多となった。だが一一年三月、CNNテレビでオバマ政権一期目が終わる一三年一月までの退任を明言すると、周辺はにわかに騒がしくなった。クリントン氏は諸外国訪問が続く国務長官の激務を理由に挙げているがオバマ大統領再選後、一六年の大統領選を視野に、出馬準備を進めるとの見方もくすぶっている。

1262チバQ:2012/08/09(木) 22:48:43
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012080900648
オバマ氏、好感度で大幅リード=ロムニー氏の舌禍影響−米大統領選
 【ワシントン時事】米ワシントン・ポスト紙とABCテレビは8日、11月の大統領選を争うオバマ大統領と共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事の好感度に関する合同世論調査結果を発表した。それによると、選挙結果を左右する無党派層の中でオバマ氏に好ましい印象を持つ人は53%、好ましくない印象を持つ人は40%。これに対し、この層でロムニー氏を好ましく思う人は37%にとどまり、好ましくないと思う人の50%を大きく下回った。
 5月の調査では両氏とも、好印象を持つ人と好ましくないと思う人がほぼ同数だった。ポスト紙は、ロムニー氏が7月下旬の外遊の際、イスラエルとパレスチナ自治区の経済格差は文化レベルの差に起因するなどと舌禍事件を何度か引き起こしたことが影響したと分析している。(2012/08/09-14:28)

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1264チバQ:2012/08/10(金) 20:19:19
http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/220810059.html
ロムニー氏また物議醸す「日本1世紀単位で衰退」(08/10 17:51)

 アメリカ大統領選挙で共和党の候補になるロムニー前マサチューセッツ州知事が、日本について「1世紀にわたって衰退を続ける悪い見本だ」と述べました。

 ロムニー氏は9日、ニューヨークで開かれた政治資金パーティーで、オバマ大統領の政策によってアメリカの景気回復が遅れているとの考えを示しました。そのうえで、「アメリカは日本と違う。10年、1世紀単位の衰退・苦境に陥っている日本のようにはならない」と演説しました。ロムニー氏は先月、外遊先のイスラエルで「首都はエルサレム」と発言して政府見解と異なる意見を述べたほか、イスラエルとパレスチナ自治区の経済的格差の原因を「文化の違い」と話すなど配慮に欠ける発言で反発を引き起こしました。こうしたことが影響したのか、9日に公表されたCNNの最新の世論調査によりますと、無党派層の52%がロムニー氏に「好感が持てない」と回答しています。先月に比べると12ポイントのアップで、「好感が持てる」の44%を大きく上回っています。

1265チバQ:2012/08/11(土) 06:24:44
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012081000686
6割超がオバマ氏勝利を予測=「経済のロムニー」に陰り−米大統領選
 【ワシントン時事】米CNNテレビが9日発表した大統領選に関する世論調査結果によると、オバマ大統領の再選を予測する人が63%に上り、共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事の勝利を予想する33%を大きく上回った。
 支持率はオバマ氏52%、ロムニー氏45%のため、ロムニー氏を推しながらオバマ氏の勝利を予想する人が一定程度いることになる。両者の支持率は6月下旬段階では49%対46%で、オバマ氏のリードが広がった。
 また、オバマ氏が再選されたら経済情勢は好転すると思う人は47%、ロムニー氏が次期大統領になれば経済情勢は良くなると思う人は45%だった。5月時点ではロムニー氏が50%対47%で上回っていた。経済運営の手腕に対する有権者の期待は経営者出身の同氏の最大の強みだったが、陰りが出た形だ。(2012/08/10-14:25)

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1266チバQ:2012/08/12(日) 16:17:35
米大統領選:ロムニー氏 副大統領候 補にライアン氏指名

共和党の副大統領候補、ポール・ライアン下院議 員=ワシントンで2011年6月、古本陽荘撮影

【ワシントン古本陽荘】11月の米大統領選 で共和党の大統領候補となるミット・ロムニー 前マサチューセッツ州知事(65)は11日、 南部バージニア州ノーフォークの集会で、副大 統領候補にポール・ライアン下院予算委員長 (42)を選んだと発表した。大統領選を左右 する激戦州での支持が伸び悩むなか、若手の大 抜てきで流れを変え、反転攻勢に出たい考え だ。

ロムニー氏はライアン氏について「高潔な人 物だ」と紹介。そのうえで、「ポールと私は、 経済成長と繁栄につながる前向きな計画を提案 する旅を始める」と宣言した。続いて登壇した ライアン氏は「どんな国家にしたいか皆さんに 選択の権利と機会を示したい」と述べた上で 「次世代の心配より自分たちの選挙を心配し、 難しい決断を拒否している」などとしてオバマ 大統領を批判した。

ライアン氏は下院予算委員長で大胆な財政削 減策を提案してきた保守派のホープ。「小さな 政府」を求める保守系草の根運動「ティーパー ティー(茶会運動)」の支持者に評価が高く 「保守色が足りない」と指摘されてきたロム ニー氏のイメージ向上に一定の役割を果たす可 能性がある。

ロムニー氏は、連邦政府の規制を緩和し、民 間主導で景気を回復する考えを示しており、政 策通のライアン氏はロムニー氏が打ち出す経済 政策のブレーンとしても活躍することが期待さ れている。

一方で、ライアン氏の財政削減案には高齢者 向けの公的医療保険制度の部分的民営化など大 胆な改革が含まれており、民主党からは「弱者 切り捨て」と批判された経緯がある。

ロムニー、ライアン両氏は27〜30日に南 部フロリダ州タンパで開催される共和党全国大 会でそれぞれ大統領、副大統領候補に正式指名 される。

2012年08月11日 23時32分

1267チバQ:2012/08/12(日) 16:19:08
米大統領選:ロムニー氏、リスク承知 で賭け

【ワシントン古本陽荘】11月の米大統領選 で共和党の大統領候補となるミット・ロムニー 前マサチューセッツ州知事(65)がポール・ ライアン下院予算委員長(42)を副大統領候 補に選んだのは、若手の政策通を引き込むこと で、大統領選の争点をオバマ政権の弱点とみて いる経済政策一色にしたいとの狙いがある。だ が、ライアン氏の過激な財政削減案は、民主党 にとってはかえって批判しやすい側面があり、 ロムニー氏はリスクを承知の賭けに出たといえ る。

◇副大統領候補にライアン氏

副大統領候補選びについてロムニー氏は沈黙 を保ってきたが、ロムニー氏や選対幹部との関 係が良好なことから米メディアは、ティム・ ポーレンティー前ミネソタ州知事(51)とロ ブ・ポートマン上院議員(56)の2人が本命 とみて報道してきた。ポーレンティー氏は労働 者階級の家庭で育った生い立ち、ポートマン氏 は激戦州のオハイオ選出であることなどが、ロ ムニー氏に有益とみられていた。

こうした「無難な候補」に反対し、保守系論 客らが推していたのがライアン氏だった。 ウォールストリート・ジャーナル紙は「ポー ル・ライアンではいけないのか?」(9日付) との社説を掲載。「この選挙の本質である政府 の役割について説明するのに最適」などとして ライアン氏支持を表明。保守派論客のビル・ク リストル氏らも保守系雑誌で「誰が副大統領候 補になろうが、ライアン氏が提案した財政削減 案が12年選挙の中心議題になる」と主張し、 ライアン氏を選ぶようロムニー氏に呼びかけて いた。

だが、ライアン氏の財政削減案は、公的医療 保険や医療扶助の抑制に踏み込んでおり、民主 党からみれば、高齢者や弱者に冷たい共和党と の批判を展開しやすくなる。ロムニー氏はこう した批判を見込んだうえで、共和党内の保守派 の「ライアン人気」を利用し、党内の支持固め を優先させる戦略に出た。

政治専門サイト「クック・ポリティカル・リ ポート」の現状分析では、各州からの選挙人の うちオバマ大統領が獲得できそうなのは247 人で、ロムニー氏の206人を40人以上、上 回る。戦況を逆転し、当選に必要な選挙人27 0人を確保するためには、何らかの弾みが必要 だった。

◇政界の表裏を熟知

「財政赤字はコントロール不能だ。財政危機 であることを否定せず、米国人は責任を持って 正面から向かい合わなければならない」

ポール・ライアン下院予算委員長の名前がひ ときわ知られるようになったのは昨年1月のオ バマ大統領の一般教書演説に対し、野党・共和 党を代表し、恒例の反論テレビ演説を任された 時だった。

今では連邦政府の縮小を求める財政保守の間 ではスター的な存在となった。

大学在学中から議員事務所でインターンとし て働き始め、スピーチライターや政策スタッフ として政治の世界の表裏を学ぶ。短期間、地元 の親戚の会社で働いたことがあるが、それ以外 はほぼワシントンの議会事務所か政治団体に籍 を置いたワシントン政界のインサイダーだ。

出身の中西部ウィスコンシン州ジェーンズビ ルは自然に囲まれた人口6万人の田舎町。メ ディアのインタビューで趣味を聞かれ「ナマズ の手づかみ」と答えている。体を動かすことが 好きで「フィットネス狂」としても知られる。

98年に初当選し現在は下院議員7期目。 ジャナ夫人との間に2男1女。カトリック教 徒。42歳。

2012年08月12日 11時10分

1268チバQ:2012/08/12(日) 16:37:46
共和党副大統領候補決定で本選 モードへ 米大統領選

2012.08.12 Sun posted at 13:48 JST

バージニア州ノーフォーク(CNN)今秋の 米大統領選で事実上の共和党候補となっている ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事が 11日に副大統領候補にウィスコンシン州選出 のポール・ライアン連邦下院議員(42)を指 名したことで、米大統領選も本選モードに入っ てきた。

ライアン氏は共和党の新星で、下院予算委員の 委員長を務めるなど、財政・予算関連の党の リーダーだ。選挙戦ではこれまで以上に政府支 出や経済に焦点を当てると見られる。

ライアン氏は、バスで4州を4日間で回るロム ニー氏の遊説に同行し、最初の訪問先である バージニア州ノーフォークで早速、自分とロム ニー氏は、今の米国経済に不満を持っている有 権者の味方だと訴え、オバマ大統領と一線を画 す姿勢を見せた。

ライアン氏は「米経済の今の状況を『ニュー ノーマル(新たな標準)』と呼ぶ人がいるが、 高い失業率や所得の減少、多額の負債は決して 標準ではない。これは誤った政策の結果だ。来 年1月から、中流層の強化を目指すロムニー氏 の計画で、雇用や労働者の手取り給与の増加を 実現し、米国経済は復活し始める」と語った。

またロムニー氏もライアン氏は「信仰のあつい カトリック信者」で「共和党の知的リーダー」 と賞賛した。

ライアン氏はその後の訪問先のバージニア州マ ナッサスでも経済問題を取り上げた。

1269チバQ:2012/08/12(日) 16:39:01
ライアン氏は「ノー」を連呼する聴衆に対し、 「米国経済は正しい方向に向かっているか。債 務や赤字は制御できているか。米国は正しい方 向に向かっているか」と問い掛け、「なぜそう ならないのか、それはオバマ大統領の政策が全 く機能していないからだ」と述べた。

しかし、オバマ陣営も黙ってはいない。共和党 予算案の立案者であるライアン氏に対しておな じみの批判をし、現在の景気低迷の原因を作っ たと批判されているジョージ・ブッシュ前大統 領とライアン氏を結びつけようとした。

オバマ陣営は声明の中で、「ロムニー氏が副大 統領候補に選んだライアン氏は、富裕層に減税 の恩恵を与える一方、中流層や高齢者にはさら に重い負担を背負わせることが経済の強化につ ながるとの誤った理論を共有する共和党下院議 員のリーダーだ」と批判した。

民主党議会選挙対策委員会(DCCC)の委員 長を務めるスティーブ・イスラエル下院議員 (ニューヨーク州選出)は、「ライアン氏とロ ムニー氏は富裕層には人気があるが、医療保険 給付を受給してきた高齢者には最悪のコンビ だ」との見方を示す。

イスラエル議員はさらに、「われわれは過去1 8カ月間、共和党議員らは弁護の余地のないこ と、つまりメディケア(高齢者向け医療保険制 度)廃止の実現について弁護せざるを得なくな ると主張してきた。ライアン氏が副大統領候補 となった今、共和党下院議員らは彼らができれ ば避けたいと思っていたこと、すなわち、富裕 層を優遇してメディケアや中流層を二の次にす るという共和党の予算案に関する国民的議論に 向き合わざるを得なくなる」と指摘した。

1270チバQ:2012/08/12(日) 16:47:03
米大統領選 ロムニー氏は「金持ち寄 り」批判かわせるか 2012.8.12 08:05

【ワシントン=佐々木 類】11月の米大統領選の 共和党副大統領候補に、若 手のポール・ライアン下院 予算委員長(42)が起用される見通しとな り、ロムニー前マサチューセッツ州知事(6 5)は11日、二人三脚で本格的な遊説に乗 り出す。最近の世論調査で数ポイントのリー ドを許すオバマ大統領(51)、バイデン副 大統領(69)に対する巻き返しを狙う。無 党派層や中間所得層、米国内で人口比の高ま るヒスパニック系に対する支持拡大が鍵だ。 ロムニー氏が11日、ライアン氏の副大統 領候補への起用を発表するのは、12の激戦 州の一つ、南部バージニア州ノーフォークの 海軍基地に停泊する戦艦甲板上だ。同氏の出 身地と同じ名を冠した戦艦ウィスコンシンを 選ぶ演出ぶりで、期待の高さをうかがわせ る。 ライアン氏に白羽の矢が立ったのは、若手 ながら当選7回の実績を持ち、財政悪化を招 いたとしてオバマ政権批判の先頭に立つなど 党内きっての論客で、「ロムニー氏に距離を 置く党内保守派を勢いづける」(同党選対幹 部)効果があるためとみられる。 また、ウィスコンシン州は選挙のたびに勝 利政党が入れ替わる激戦州で、同州を地盤に 持つライアン氏を副大統領候補に起用するこ とで選挙戦の流れを引き寄せる思惑もある。 同州では今年6月、大統領選の前哨戦とい われた知事へのリコール(解職請求)成立に 伴う出直し選挙で、ライアン氏のテコ入れが 奏功し、共和党保守派の現職知事が労組の支 持する民主党候補を退けた。 ロムニー氏は、バージニアでの集会後に乗 り出す激戦州めぐりで、「金持ち寄り」(オ バマ陣営)との批判をかわす狙いから、オバ マ陣営の攻撃材料を逆手にとり、中間所得層 への重点施策を打ち出す。また、不法移民の 取り締まり方法の見直しなど移民政策の具体 化を進め、ヒスパニック系の支持拡大を図る。

1271チバQ:2012/08/12(日) 16:53:54
アンドロイドからの書き込みだとURLはるのが面倒なので省略

毎日新聞
毎日新聞
Cnn
cnn
産経新聞
です

1272チバQ:2012/08/12(日) 22:54:21
毎日新聞より


米大統領選:沸き立つ共和保守派…ラ イアン氏遊説

【ワシントン古本陽荘】11月の米大統領選 で共和党の大統領候補となるミット・ロムニー 前マサチューセッツ州知事(65)は11日、 副大統領候補のポール・ライアン下院予算委員 長(42)と遊説を開始した。大胆な連邦政府 の財政削減を提案してきたライアン氏が選ばれ たことに保守派の共和党支持者は沸き立ってい る。一方、再選を目指す民主党のバラク・オバ マ大統領(51)の陣営はライアン氏の財政削 減案の批判に乗り出し、経済・財政の政策論争 が本格化し始めた。

ロムニー氏は激戦州南部バージニア州ノー フォークで、ライアン氏を副大統領候補に選ん だことを正式に発表した後、州内2カ所で演 説。露払い役を務めたライアン氏は「オバマ大 統領の政策の下、我々は財政赤字、強まる疑 念、深まる失望を目の当たりにしている。だ が、新しい指導者を選べば事態は好転できる」 などと訴え、会場を沸かせた後、ロムニー氏を 紹介した。

保守派のホープで経済、財政政策に明るいラ イアン氏の起用には、ロムニー氏の業績に不満 を感じていた保守系草の根運動「ティーパー ティー(茶会運動)」や宗教右派から歓迎の声 明が相次いだ。茶会運動の団体「フリーダム ワークス」のマット・キベ代表は会員向けメー ルで「すばらしい選択だ。ロムニー陣営がよう やく国が直面する大課題に取り組むことに意欲 を示した」と述べた。

共和党に影響力を持つ宗教団体「信仰と自由 連合」のスティーブ・シェフラー中西部アイオ ワ支部長は「ライアン氏を選んだことで勝利で きる。共和党の支持層を固める必要があるとい うことを理解したロムニー氏に感謝する」など と歓迎した。

これに対し、オバマ大統領の陣営はロム ニー、ライアン両氏のコンビを、経済危機を招 いた過去に舞い戻ることを意味する「ゴー・ バック・チーム」と名付け、ライアン氏が提案 してきた財政削減案を批判する専用サイトを開 設した。ライアン氏の削減案では富裕層は減税 される一方、中間層向けの投資が削減され、高 齢者向け公的医療保険の現行制度が廃止され、 負担増になると指摘している。

オバマ大統領はライアン氏の副大統領候補抜 てきについて、まだ公式の場で発言していない が、今後はライアン氏の削減案を「弱者切り捨 て」の代表例として挙げ、共和党の政策批判を 強めていくものとみられる。

◇ライアン氏の財政削減案の骨子

・高齢者向け公的医療保険の部分的民営化

・貧困層向け医療扶助、食料割引券の削減

・法人税引き下げなどの税制改革

・連邦政府の縮小

・5兆ドルの歳出削減

・財政赤字を国内総生産(GDP)の3%以下 に抑制

2012年08月12日 22時07分

1273チバQ:2012/08/14(火) 15:57:41
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012081400098
ライアン氏起用、むしろ逆効果?=肯定的評価、近年最低−共和副大統領候補
 【ワシントン時事】13日発表の米ギャラップ社の世論調査結果によると、共和党の副大統領候補にライアン下院予算委員長が起用された人選について39%が肯定的なのに対し、42%が否定的な評価を下した。2000年から今回まで4回の大統領選の副大統領候補のうち、39%の肯定的評価は最低、42%の否定的評価は最高で、否定的評価が上回ったのは初めて。若手実力派の同氏の抜てきは、むしろ逆効果とも言えそうだ。(2012/08/14-08:44

1274チバQ:2012/08/14(火) 16:12:58
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120813-00000066-mai-int
<米大統領選>オバマ氏、「削減策」を批判
毎日新聞 8月13日(月)19時43分配信


拡大写真
米イリノイ州シカゴで大統領選のキャンペーン演説を行うオバマ米大統領=2012年8月12日、AP

 【ワシントン古本陽荘】11月の米大統領選で再選を目指す民主党のバラク・オバマ米大統領(51)は12日、地元シカゴの集会で共和党の副大統領候補となるポール・ライアン下院予算委員長(42)について「(富裕層、大企業を優遇する)共和党議員らのイデオロギーの指導者だ」と述べ、敵意をむき出しにした。ライアン氏は自ら主導した財政削減案などをめぐり大統領とこれまで何度も衝突を繰り返しており、選挙戦は当面、この削減案の評価をめぐる論争となりそうだ。

【ライアン氏は遊説で】「オバマ大統領政策で失望深まる」沸き立つ共和保守派

 共和党の大統領候補となるミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)がライアン氏を副大統領候補に選ぶことを発表して以来、オバマ大統領がライアン氏について言及するのは初めて。

 大統領はライアン氏について「礼儀正しく、家族を大切にする人物」と人格を批判する意図がないことを示したうえで、「私とは根本的に意見の合わないロムニー氏のビジョンの代弁者」と指摘。「大企業に対する規制を緩和し、富裕層を減税すればみんなが繁栄すると思っている」とこき下ろした。

 野党・共和党は、10年の中間選挙で下院の多数派となった。予算委員長に就任したライアン氏は、医療保険改革などでオバマ政権の政策批判を繰り広げる急先鋒(せんぽう)となった。

 これに対しオバマ大統領は今年3月、ライアン氏が財政削減案(繁栄への道)を発表した際、「財政削減に見せかけ、(貧富の差が一層拡大する)極端な未来を我が国に押し付けようとしている」と激しく批判した。

 民主党は通称「ライアン予算」と呼ばれるこの削減案を「弱者切り捨て」の象徴として批判してきた。なかでも国民の間で支持の高い高齢者向け公的医療保険(メディケア)について、ライアン氏が受給者に一定額を給付し民間保険を購入させる民営化案を提示したことをやり玉に挙げてきた。

 メディケアについてロムニー氏は現行制度を維持すると表明しており、ライアン氏の提案とどう整合性を取るのかも注目される。民営化案に理解を示せば高齢者の支持離れを招きかねないが、明確に拒否すれば、ライアン氏の選出で盛り上がる保守派の批判を浴びることになるからだ。

 ロムニー、ライアン両氏は12日も南部ノースカロライナ州とライアン氏の地元、中西部ウィスコンシン州でそろって遊説した。ロムニー氏は「(ライアン氏は)メディケアを守るための計画を持っている」と短く言及。「現行メディケアを廃止しようとしている」との批判を始めたオバマ陣営をけん制した。

1275チバQ:2012/08/14(火) 16:14:04
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012081300493
ライアン氏の財政削減案に距離=「弱者たたき」批判受け−共和ロムニー氏
 【ワシントン時事】米共和党の大統領候補になるロムニー前マサチューセッツ州知事は12日、CBSテレビの番組に出演し、副大統領候補に起用したライアン下院予算委員長が主張する急進的な財政赤字削減案に一定の距離を取る姿勢を示した。
 ライアン氏は企業減税を進める一方で、高齢者向け医療費や教育予算の大幅カットなどにより財政赤字の削減を図るべきだと主張してきた。これがオバマ大統領陣営から「弱い者いじめ」と攻撃を受けており、ロムニー氏は修正が必要と判断したようだ。
 ライアン氏とともにインタビューに応じたロムニー氏は「私には私の財政再建案がある」と強調。それが今回の選挙で2人が掲げる案だと語った。(2012/08/13-14:18)

1276チバQ:2012/08/14(火) 16:41:47
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/318323
【米大統領選2012年】共和党の副大統領候補にライアン氏 小さな政府派の若手論客
2012年8月13日 01:51 カテゴリー:アジア・世界
 【ワシントン宮崎昌治】共和党の大統領候補となるロムニー前マサチューセッツ州知事(65)は11日午前(日本時間同日夜)、遊説先のバージニア州で、副大統領候補にポール・ライアン下院予算委員長(42)を選んだと発表した。ライアン氏は「小さな政府」を強硬に主張する財政保守派の若手ホープ。白人男性で党内保守派の支持も厚く、ロムニー氏にとって党の支持基盤固めを優先させた人選といえる。

 ロムニー、ライアン両氏はバージニア州の集会にそろって登壇。ライアン氏は「経済失政が明らかなオバマ政権を終わらせよう」と訴えた。両氏は27日からフロリダ州タンパで始まる党全国大会で正副大統領候補に正式指名される。ライアン氏の人選により、民主党のオバマ大統領(51)とバイデン副大統領(69)のコンビとの対決は、財政赤字削減や増税問題が大きな焦点として浮上しそうだ。

 ライアン氏は、1998年に中西部ウィスコンシン州から下院議員に初当選し、現在7期目。財政支出の削減や減税により、自由な競争で経済活性化を目指す「小さな政府」派の論客として知られる。草の根保守派運動「ティーパーティー」の支持も厚く、党保守派や保守系メディアはここ数日、ライアン氏を選ぶよう強く主張していた。

 選挙戦でオバマ氏は、富裕層への増税で中間所得層の負担を減らす「公平な社会」を訴えている。ライアン氏の人選でロムニー氏は、「大きな政府」を志向するオバマ政権との対比を明確化したい考えとみられる。

 ただ、ライアン氏は財政赤字削減のため高齢者、貧困層向けの社会保障や教育費も減らすよう主張。42歳と若く、外交経験も乏しいなど、副大統領候補としての手腕を疑問視する見方もある。

 オバマ氏との対決ではヒスパニックや女性票が鍵を握っており、キューバ系の若手ルビオ上院議員、黒人女性で知名度が高いライス前国務長官らを選ぶ「サプライズ人事」を求める声も強かった。

1277チバQ:2012/08/14(火) 16:52:27
http://mainichi.jp/select/news/20120814k0000e030161000c.html
米テキサス州:男が銃を発砲 男を含め3人が死亡
毎日新聞 2012年08月14日 11時06分(最終更新 08月14日 12時51分)


男が治安当局者に銃を発砲した現場=米南部テキサス州カレッジステーションの住宅街で8月13日、AP
拡大写真 【ロサンゼルス堀山明子】米南部テキサス州カレッジステーションの住宅街で13日正午(日本時間14日午前2時)すぎ、35歳の男が治安当局者に銃を発砲し、警察によると、当局者1人と民間人男性1人の計2人が死亡、警官2人を含む3人が負傷した。男は現場で警官に射殺された。警察は男の身元や動機を調べている。

 現場は州立テキサスA&M大学の近く。AP通信によると、男は大学から数ブロック離れた場所に住み、立ち退き通知書を示した当局者に発砲を始めたという。男が立ち退きを迫られた詳しい経緯は明らかにされていない。大学は学生や職員に対して現場に近づかないよう注意した。

 米国では7月20日に西部コロラド州の映画館で男が銃を乱射し、12人が死亡。8月5日にも中西部ウィスコンシン州のシーク教寺院で6人が殺害される銃乱射事件が起きた。

1278チバQ:2012/08/14(火) 17:12:44
261 名前:チバQ 投稿日: 2012/08/14(火) 17:12:20
http://www.cnn.co.jp/usa/35020359.html
米軍に同性愛を公に認めた初の将官誕生、陸軍の女性准将
2012.08.11 Sat posted at 16:36 JST
(CNN) 米軍の準機関紙スターズ・アンド・ストライプスなどは10日、同性愛者であることを公に認めた女性軍人が米陸軍准将に昇任したと伝えた。米軍で同性愛者の将官が誕生したのは初めてとしている。

昇任したのはタミー・スミス准将で、10日に同性愛者であることを初めて公に認めたという。同紙によると、准将は同性愛問題が注目される必要はないと指摘。「重要なのは陸軍の価値や責任を高めることである」と主張した。

米軍では同性愛者であってもそのことを公言しない限り軍務に就くことを容認する「言わない、聞かない」と呼ばれる政策が維持されてきたが、オバマ政権は昨年秋、これを完全撤廃させていた。

米軍内の同性愛者などを支援する団体はスミス准将の昇任に触れ、米軍の新たな時代の始まりと評価する声明を発表した。

スミス准将は陸軍勤務26年の経歴を持ち、これまでアフガニスタンやパナマ、コスタリカなどでの作戦に参加。直近のポストはワシントンにある陸軍予備役部門の幹部だった。

スミス准将の家庭のパートナーは、米軍内の同性愛者や両性愛者などの権利を支援する団体の幹部となっている。

1279チバQ:2012/08/14(火) 21:33:27
http://mainichi.jp/select/news/20120815k0000m030027000c.html
米大統領選:オバマ氏、ライアン氏標的 農業支援でも批判
毎日新聞 2012年08月14日 19時35分(最終更新 08月14日 20時01分)


干ばつに見舞われている米中西部アイオワ州のトウモロコシ農場を視察後に演説するオバマ米大統領(左)=2012年8月13日、ロイター
拡大写真 【ワシントン古本陽荘】11月の米大統領選で再選を目指す民主党のバラク・オバマ大統領(51)は13日、激戦州である中西部アイオワ州で3日間のバス遊説ツアーを開始した。同州は大干ばつに見舞われている最中で、オバマ氏は、共和党の副大統領候補となるポール・ライアン下院予算委員長(42)が補助金の支出根拠となる農業支援法案の成立を「邪魔している」と批判。ライアン氏が同日、アイオワ入りしたことを意識し、農家の支援に後ろ向きな共和党との印象付けを狙った。

 中西部の広い範囲は過去50年で最悪と言われる干ばつで、穀物農家や畜産農家が大きな被害を受けている。大統領は「農業支援法案を議会が通せば農家の生活が安定するが、多くの議員が妨害している。ライアン氏がその指導者の一人で、この法案がいかに重要かライアン氏に直訴してほしい」と呼びかけた。

 一方のライアン氏は副大統領候補に選ばれた後、初めて大統領候補内定者のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)と別行動を取り、アイオワを一人で遊説。「どこに行っても人々は『一体、雇用はどこにあるのか大統領』と言っている」などとオバマ大統領を批判した。

 ライアン氏が副大統領候補として発表された後、オバマ大統領はじめ民主党は、ライアン氏に照準を定めた選挙戦を展開。米メディアもライアン氏が予算委員長として打ち出してきた政策の分析に乗り出し、ロムニー氏の存在がかすんでいる。

1280チバQ:2012/08/15(水) 21:08:30
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012081502000232.html
クリスティー知事演説へ 保守派で人気、起用
2012年8月15日 夕刊

 【ワシントン=久留信一】米共和党は十四日、南部フロリダ州タンパで二十七日から開催する全国党大会で、ニュージャージー州のクリスティー知事が基調演説すると発表した。保守派の間で根強い人気を誇る同氏の起用で結束を図る狙いがあるとみられる。

 クリスティー氏は二〇〇九年の中間選挙で現職知事だった民主党のコーザイン氏を破って当選。州財政立て直しの手腕などで評価が高く、一時は大統領候補として出馬を促す声が強まった。

 党の正副大統領候補を正式決定する全国党大会は十一月の大統領選挙に向けた最大のヤマ場の一つ。〇四年の大統領選では、イリノイ州上院議員だったオバマ大統領が民主党全国党大会で基調演説を行い、知名度を高めるきっかけとなった。

1281チバQ:2012/08/16(木) 19:40:39
http://www.afpbb.com/article/politics/2895396/9365815?ctm_campaign=txt_topics
米バージニア州上院議員選、ダークホースは猫
2012年08月16日 12:20 発信地:ニューヨーク/米国
【8月16日 AFP】米バージニア(Virginia)州で今秋行われる上院議員選挙に、雄ネコの「ハンク(Hank)」が立候補した。米国民の支持を失った議会の改革を訴え、「米議会から人間を追い出そう」と鋭い爪を立てて急進的な方針を打ち出している。

 15日発表した選挙公報動画の中で、ハンクは「チェンジはOK。人間を追い出すための一票にもOK」と主張した。

 主要メディアは上院選候補として注目していないが、ハンクはめげない。自身の選挙公報ウェブサイト「www.hankforsenate.com」の中で、米国の伝統である独立精神を進めていくことを掲げている。「シングルマザーに育てられた」ハンクは、野良猫としての生活を余儀なくされていたが、「切磋琢磨(せっさたくま)の末に成功を勝ち取った」という。

 ハンクの支持率を示す公式統計はほとんどないが、SNS最大手フェイスブック(Facebook)上では、米上院初のネコ議員を目指すハンクの人気は他陣営も無視できない勢いだ。直近データによれば、ハンクの「いいね!」クリック数は2万3664回で、バラク・オバマ(Barack Obama)大統領の片腕で有力候補としてメディアが報じる民主党のティム・ケーン(Tim Kaine)元バージニア州知事の2万4271回に肉薄している。(c)AFP

1282チバQ:2012/08/17(金) 21:23:32
http://mainichi.jp/select/news/20120818k0000m030042000c.html
米国:失言が発端だった「クリントン副大統領」
毎日新聞 2012年08月17日 19時14分(最終更新 08月17日 19時28分)

 【ワシントン古本陽荘】11月の米大統領選で再選を目指すオバマ大統領が、相方となる民主党の副大統領候補をバイデン副大統領から急きょ、クリントン国務長官に差し替えるのではとの臆測が米政界を駆け巡っている。「クリントン副大統領」説はこれまで何度も浮上しては消えた話だが、今回の発端はバイデン氏の失言だった。

 選挙演説中に、金融規制の緩和に反対するバイデン氏が、共和党が規制を緩和した場合、「みんな再び鎖につながれる」と発言。奴隷制時代を想起させるこの表現に、民主党の支持基盤である黒人団体が反発した。

 こうしたなか、08年大統領選で共和党の大統領候補だったマケイン上院議員が「オバマ大統領は副大統領候補をクリントン氏に差し替えた方が賢い」と言及。08年に共和党の副大統領候補だったペイリン前アラスカ州知事も「オバマ・クリントンだったら勝つ可能性が高い」などと発言して、米メディアが取り上げ出した。

 ただ、発言しているのはむしろ共和党側で、バイデン氏の放言癖に注目を集め、民主党を揺さぶろうという政治的意図は明白。バイデン氏はすでに選挙戦で全米を回っており、副大統領の候補者指名も9月上旬に迫っていることから、実現可能性はないと考えていいようだ。

 ホワイトハウスのカーニー大統領報道官も16日の記者会見で、「オバマ・バイデン体制(で選挙に臨むこと)はとっくの昔に決まったこと」と、うわさを一蹴した。

1283チバQ:2012/08/17(金) 22:00:41
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2895658/9369521
米副大統領候補ライアン氏、見事な筋肉に全米が熱視線
2012年08月17日 20:04 発信地:ニューヨーク/米国
【8月17日 AFP】今秋の米大統領選で共和党副大統領候補に抜擢されたポール・ライアン(Paul Ryan)下院議員(42)がここに来て、全米の熱い視線を集めている。政敵でさえも例外ではない。――ただしその理由は、容姿が魅力的だというもの。

 共和党の大統領候補が確定しているミット・ロムニー(Mitt Romney)氏から副大統領候補として指名されるまで、ライアン氏について話題になるのは米財政再建策に関する保守的な主張だけだった。だが今、米国人を熱くさせているのは、同氏の頭の中身ではない。たくましい筋肉だ。

 グーグル(Google)の検索キーワードランキングでは、「Paul Ryan shirtless(上半身裸のポール・ライアン)」が急上昇した。どうも該当するライアン氏の画像はないらしいと判明すると、ライアン氏の顔写真を他の男性の裸体に貼り付けた合成画像がネット上に投稿され始めた。

 遊説中のライアン氏の写真に「やあ、そこの彼女!」で始まる軟派風のコメントを合成した作品を集めたウェブサイト「heygirlitspaulryan.tumblr.com」も登場し、人気を集めている。アメリカンフットボールのユニホームに身を包んだライアン氏の写真に添えられたコメントは「ねえ、きみ、一緒に財政赤字にタックルしないかい?」というものだ。

 ライアン氏は筋力トレーニングと栄養管理、武術を組み合わせた究極のエクササイズ「P90X」の熱心な信奉者で、報道によれば体脂肪率は6〜8%を維持しているという。その結果、米国の中年男性としては驚異的なスポーツマン体形を保っているのだ。――スリムな体形という点では、バラク・オバマ(Barack Obama)大統領も負けてはいないが。

 米大統領選は泥沼化の様相を呈している。米国の行く末を真剣に案じる有権者なら、候補者の容姿などに執着している場合ではないだろう。だが、ライアン氏の青い瞳や鍛えられた腹筋は実際、社会保障制度の縮小を掲げる同氏の主張を押しのけてメディアの話題をさらいつつある。民主党寄りで知られる米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)でさえ、ロムニー氏とライアン氏を「キュートな共和党コンビ」と表現したほどだ。

 芸能情報サイトTMZは、ライアン氏について「米国史上最もホットな副大統領候補といえるかもしれない。ただ、政策はどうでもいい」と評している。(c)AFP/Sebastian Smith

1284チバQ:2012/08/17(金) 22:11:50
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120817/amr12081703010000-n1.htm
アイ・ラブ・ニューヨーク 多様性の守護者
2012.8.17 03:01 [外信コラム]
 地元のシンクタンク、ピース・アイランド研究所のコミュニティー・サービス賞にニューヨーク州のエリック・シュナイダーマン司法長官が選ばれた。同賞は地域社会に貢献した人物が毎年選ばれる。昨年就任したばかりのシュナイダーマン司法長官は、「納税者保護班」なる特別チームを編成したことが評価された。

 納税者保護班は、文字通りニューヨーク州民が納めた税金を守るのが仕事で、公的年金への詐欺、州政府との不正な請負契約、脱税といった事件を徹底的に摘発した。違法な住宅差し押さえも見逃さず、ウォール街もたたいた。

 評価されたもう一つの政策が、司法の宗教権イニシアチブだ。人種のるつぼのニューヨークでは、逮捕における身体的接触、取り調べ中の食事、勾留などの場面で、宗教的な理由から警察・検察と被疑者の間で頻繁に摩擦が起きる。同イニシアチブでは、被疑者の宗教上の戒律を尊重した刑事手続きをとらせるようにした。

 ピース・アイランド研究所はトルコ政府が支援しているのだが、キリスト教やユダヤ教徒など異教徒間の宗教融和が設立趣旨。授賞式では、「ニューヨークの力は多様性。むき出しの先入観を排さなければ」とシュナイダーマン司法長官は終始笑顔だった。(松浦肇)

1285チバQ:2012/08/20(月) 21:53:10
http://www.afpbb.com/article/politics/2896029/9380213?ctm_campaign=txt_topics
オバマ夫人、再選目指す大統領の選挙活動に貢献 好感度で夫を上回る
2012年08月20日 21:18 発信地:ワシントン/米国

【8月20日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領の傷ついた「政治ブランド」を回復すべく、美しさや芯の強さ、そして磨きのかかった政治スキルを用いて、その選挙活動にタイミング良くエネルギーを注入しているのは、他でもないファーストレディー、ミシェル・オバマ(Michelle Obama)夫人だ。

 現状において、景気回復の遅さはオバマ大統領に重くのしかかり、共和党の大統領候補ミット・ロムニー(Mitt Romney)氏との選挙戦は厳しい情勢となっている。しかし、勝っても負けても最後の大統領選となる今回の選挙に、かつては政治活動にそれほど積極的ではなかったミシェル夫人も力を注いでいるようだ。ミシェル夫人は選挙資金を募り、草の根運動同士をつないで集会への参加者を動員しながら、富豪のロムニー氏とオバマ氏との間に存在する差異について、控えめだがしっかりと描くことができている。

 ミシェル夫人はアイオワ(Iowa)州で開かれた15日の集会に、赤と白のチェックのワンピースに青いベルトといった米国旗を思わせる姿で出席。「皆さんにお話したいことの1つは、過去3年半、大統領であるということがどういうことかをファーストレディーとしてそばで見てきた、ということです」と述べながら、「ええ、私はいろいろと見ましたよ」と冗談を付け加えた。そしてミシェル夫人は、「(大統領が置かれる)リスクが非常に高い中でもミスが全く許されない状況」について説明し、再びオバマ大統領支持にまわってほしいと有権者向け感情的に訴えた。

 有権者の関心を引きつけようとするミシェル夫人のこうした姿勢は、3日間にわたって米中西部の「スイング・ステート」と呼ばれる激戦区をバスで回り、疲労困憊(こんぱい)の大統領本人をも元気づけた。オバマ陣営の広報担当者、ジェン・プサキ(Jen Psaki)氏は「2人ともスケジュールが詰まっているため、なかなか一緒に選挙運動ができませんが、(本来なら)一緒にいることを好むようです」と語った。

■数々の活動に取り組むファーストレディー

 選挙運動の協力者らは、ミシェル夫人が4年前と比べて、選挙運動に力を入れているとの意見で一致する。数百万ドル規模で資金を調達するロムニー陣営にオバマ氏が及ばず苦戦する中、ミシェル夫人が主力となって行った資金集めのイベントは、4月以降で73件に上っている。その他の政治イベントも22回開催、そして少額の寄付でも状況は変えられるとのメッセージを有権者に発信する「It Takes One」の活動も主導している。

 ミシェル夫人はさらに、若者や女性、そして支持層の中心である黒人の有権者に支持を呼びかけるため、テレビ番組に幾度となく登場している。人気トーク番組「トゥナイト・ショー・ウィズ・ジェイ・レノ(The Tonight Show with Jay Leno)」では、ロンドン五輪に出場した女子体操のギャビー・ダグラス(Gabby Douglas)選手とともにゲスト出演した。

 ミシェル夫人は直接的な政治論争をできる限り避け、健康的な食習慣を呼び掛ける運動や退役軍人家族の支援運動などに注力してきた。その結果、ミシェル夫人の人気は夫のオバマ氏をしのぎ、いわゆる「政治的財産」も獲得した。米世論調査会社ギャラップ(Gallup)によると、ミシェル夫人に対する好感度は5月時点で66%と、現在のオバマ氏の支持率45%を上回っている。

 大統領選候補者に配偶者が及ぼす政治的影響について研究しているブリッジウォーター州立大学(Bridgewater State University)のブライアン・フレデリック(Brian Frederick)氏は、「2008年と今年の(大統領選の)大きな違いは、(3年半の)実績があることと、好感度が下がったことだ」と指摘した。その上で、「ミシェル夫人については過去4年間、(オバマ大統領と)同じように好感度が大きく下がることはなかった。人気が高い代理人が付いていることは、大統領の助けになるだろう」とコメントした。(c)AFP/Stephen Collinson

1286チバQ:2012/08/20(月) 22:03:25
http://www.nikkansports.com/battle/news/p-bt-tp0-20120820-1003500.html
マクマイケル氏が市長選に立候補
 元NFLのスーパースターで、WCWで活躍したスティーブ・マクマイケル氏(54=米国)が18日(日本時間19日)、出身地の米イリノイ州ロメオビル市長選挙に立候補すると発表した。同氏はNFL引退後にスポーツキャスターを務め、96年6月にWCWでプロレスデビュー。US王座などを獲得した。来年4月の選挙では現職との勝負となりそうだ。(デーブ・レイブル通信員)

 [2012年8月20日7時55分 紙面から]

1287チバQ:2012/08/20(月) 22:14:55
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012081900108
親中派ゼーリック氏、外交責任者に=共和ロムニー陣営に不協和音−米大統領選
 【ワシントン時事】米共和党の大統領候補になるロムニー前マサチューセッツ州知事が来月発表予定の「政権移行チーム」の外交・安全保障政策責任者に、世界銀行総裁を6月末に退任したロバート・ゼーリック氏が内定したことが明らかになった。親中派の同氏は国務長官ポストを狙い、対中強硬路線を掲げる陣営や党内で不協和音を巻き起こしているという。
 外交専門誌「フォーリン・ポリシー」(電子版)など複数の米メディアが報じた。現実主義者として知られるゼーリック氏はブッシュ前政権で通商代表部(USTR)代表や国務副長官を務め、対中対話路線を推進。世銀総裁としては、中国人を初めて主任エコノミストに就けた。
 一方のロムニー氏は対中政策に関し、大統領就任初日に為替操作国に認定し、報復関税を適用すると表明、安全保障や人権問題でも厳しい姿勢を取っている。ロムニー氏の政策顧問の一人は「ゼーリック氏の現実主義とは相いれない」と語っている。(2012/08/19-16:20)

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1288チバQ:2012/08/21(火) 21:51:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120821-00000084-mai-int
<米大統領選>中絶論争再燃 共和党議員の「レイプ」発言で
毎日新聞 8月21日(火)20時46分配信

トッド・エイキン下院議員=AP

 【ワシントン古本陽荘】11月の米大統領選で人工妊娠中絶の是非を巡る論争がにわかに熱を帯びている。中絶に反対する共和党の下院議員が「本物のレイプなら妊娠しない」と発言したのが発端。無党派の女性票獲得を狙うオバマ大統領が強く非難し、防戦に回ったロムニー前マサチューセッツ州知事ら共和党は火消しに躍起だ。

 問題の発言をしたのは中西部ミズーリ州選出の男性議員のエイキン氏。地元テレビで、中絶に反対する姿勢を強調するなかで「本物のレイプの場合には女性の体が(妊娠を)拒絶すると理解している」などと語った。

 これに対し、20日に記者会見したオバマ大統領は「不快な発言。レイプはレイプで、種類などない」と厳しい口調で批判。「女性の健康のためというより大きな問題において、私ともう一つの政党(共和)との間にはかなりの違いがある」と述べ、失言をとらえて「女性問題に後ろ向きな共和党」との印象付けを狙った。

 一方、共和党大統領候補に内定しているロムニー氏は「擁護することはできない」と距離を置き、陣営は声明でレイプの場合の中絶を容認する考えを示した。エイキン氏は11月の上院選にくら替え出馬する予定。「失言だった」と謝罪こそしたものの選挙戦を続行する意向を表明しており、問題は尾を引きそうだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120821-00000571-san-int
「レイプなら妊娠しない」 暴言議員をオバマ陣営攻撃、共和党防戦
産経新聞 8月21日(火)19時45分配信

 【ワシントン=佐々木類】米共和党の下院議員が19日放映のテレビインタビューで、「女性はレイプされた場合なら妊娠することはない」と述べて批判の集中砲火を浴び、大統領選を戦うロムニー陣営に大きな影響を与えている。

 この下院議員は、ミネソタ州選出のエイキン氏(65)。現在6期目で11月の選挙で上院選にくら替え出馬する予定。

 エイキン氏はインタビューで、「医師から聞いた話だと、本物のレイプなら女性の身体は妊娠しない仕組みになっている。だから暴行されても妊娠する恐れはない」と述べ、人工中絶を全面的に禁じても問題はないとの認識を示した。

 この発言に、オバマ大統領が即座に反発。20日、大統領報道官の記者会見に予告なしで姿を見せ、「衝撃的な暴言。女性の自己決定権を認めるかどうかが共和党との決定的な違いだ」と述べ、エイキン氏のみならず、大統領選で戦うロムニー前マサチューセッツ州知事との違いを強調してみせた。

 事態を重く見た共和党はエイキン氏に出馬辞退を勧告。ロムニー陣営もかばいきれないとみて、「われわれはレイプなら中絶に反対しない」と声明を出した。

 ロムニー氏は、マサチューセッツ州知事時代、人工中絶に賛成していたが、最近は方針を転換、反対に回っていた。あえて声明を出したのは、大統領選に影響が出るとみて、エイキン氏のような考えとは明確に一線を画す必要があると判断したようだ。

1289チバQ:2012/08/21(火) 23:47:40
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120821/amr12082108170001-n1.htm
【日々是世界 国際情勢分析】
共和党副大統領候補にライアン氏
2012.8.21 08:16 (1/2ページ)
 11月の米大統領選に向け、共和党候補に内定しているロムニー前マサチューセッツ州知事が11日、副大統領候補にライアン下院予算委員長を起用すると発表した。ライアン氏は政府の規模の縮小で長期債務残高の削減を目指していることで知られる論客で、小さな政府を志向する共和党本来の主張を強調した人選。政府の役割の重要性を強調する民主党との対比が浮き彫りになっている。

 「オバマ政権は次の世代よりも次の選挙のことを気にして、難しい決断を避けてきた」。ライアン氏は11日、バージニア州での副大統領候補としての初演説でオバマ政権を厳しく批判した。ライアン氏はこの演説で、米国の失業率が3年以上も8%を超えていることや、第二次世界大戦後最大の長期債務残高があることなどを強調。「いくら言い訳しても、これは失政の記録だ」と述べた。

 ライアン氏は共和党が多数を占める下院の予算委員長として予算審議に影響力を持つ。2013年度予算の共和党案は「ライアンプラン」と呼ばれ、長期債務残高を12年末の予想値の国内総生産(GDP)比70%から、50年には10%にまで減らすと想定。公的な高齢者医療保険制度(メディケア)は、民間の保険に加入する際の補助金制度に衣替えし、政府の関与を少なくするとしている。

 13日付の米紙ウォールストリート・ジャーナル(アジア版)は「ライアン氏は米国が必要としている改革を実現できる人物だ」と称賛。一方、米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は12日掲載の社説で、ライアン氏の歳出削減策の60%以上が低所得者向けの政策のカットで賄われると指摘。ロムニー陣営自身がライアンプランとは別の予算構想を発表するとしていることを取り上げ、「ロムニー氏がライアン氏の考え方について全面的な責任を負いたがらないのも無理はない」と皮肉る。

 ライアン氏の副大統領候補選出は欧州でも話題だ。13日付の英紙フィナンシャル・タイムズ(アジア版)は、米国は景気回復まで(予算規模を維持して)財政赤字を続けるべきだが、中期的には社会保障費の削減や増税といった改革も必要だと指摘。そのうえで「ライアン氏が副大統領候補になったことで、政府がどこまで国民生活の面倒をみるか、平等を維持するよりも格差を認めた方が経済成長が促されるのかといった問題についての真剣な議論が避けられなくなった」としている。

1290チバQ:2012/08/22(水) 22:35:28
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120822/amr12082214130005-n1.htm
「飽食米国」くっきり 食べ残し年間13兆円! 4人家族で年間18万円
2012.8.22 14:08 [米国]
 米国人が残飯などとして廃棄する食べ物が、年間1650億ドル(約13兆1千億円)相当に上ることが21日、米環境保護団体「天然資源保護協会」が発表した報告書で明らかになった。1970年代の1・5倍で、現代米国の飽食ぶりを示している。

 調査によると、米国人は自宅での食事や外食の際の食べ残しに加え、流通過程での無駄も合わせて食べ物の40%を捨てている。4人家族で年間2275ドル(約18万円)に達し、東南アジア諸国の10倍という。

 同協会は原因の一つとして、レストランやファストフード店が提供する食事の量が多すぎると指摘。82年から2002年の間に、ピザ一切れのカロリー量は70%増加、チキンシーザーサラダは倍増した。

 農務省の統計によると2010年現在、米国では全世帯の5・4%が食べ物に事欠く困窮状態にある。(共同)

1291チバQ:2012/08/23(木) 23:13:41
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120823/amr12082314400004-n1.htm
ハリケーン、党大会直撃も 米共和関係者やきもき
2012.8.23 14:39
 カリブ海で22日までに、熱帯低気圧「アイザック」が発生した。発達を続け、数日中にハリケーンになる見込み。米南部フロリダ州で27日に開幕する共和党大会を直撃する可能性があり、党関係者は頭を痛めている。

 アイザックは現在、米自治領プエルトリコの南東にある。進路を北西にとって米本土に向かうと予想され、AP通信によると26〜27日にフロリダ半島に上陸する可能性がある。

 同州タンパで4日間開かれる共和党大会には、党関係者ら約7万人が集まる。直撃を避けられた場合でも、大雨や強風による交通への影響が懸念されている。

 共和党大会では、ロムニー前マサチューセッツ州知事が大統領候補に正式指名される。(共同)

1292チバQ:2012/08/24(金) 21:34:18
7月の特集
http://mainichi.jp/feature/news/20120702ddm001030055000c.html
米保守革命:第4部・候補者ロムニー/上(その1) ひた隠す聖職者の顔
毎日新聞 2012年07月02日 東京朝刊

 「一緒に乗り切りましょう。私たちが手助けします」。米北東部ボストン郊外の教会。身を寄せた幼い女児を抱える20歳過ぎの女性に聖職者は静かな声で語りかけた。父親はおらず、生活保護に頼っていた。聖職者の指導で女性は専門学校に約1年通い、簿記の職を得た。女児の面倒は教会員が順番でみた。

 女性が訪れたのはモルモン教会(末日聖徒イエス・キリスト教会)、聖職者は11月の米大統領選で共和党の大統領候補に確定したミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)。約30年前の話だ。

 ロムニー氏は81年、カトリック教会の神父、プロテスタント教会の牧師にあたるモルモン教会のビショップに就任。その後、ボストン地域を束ねた。教会の地元幹部だった約14年間、信者の相談に乗るのが職責だった。

 投資ファンド経営で巨万の富を築き、「国民の痛みが理解できない」と批判されるが、30年来の親交がある電子会社経営のグラント・ベネットさん(57)は語る。「彼は失業、病気、麻薬、不法滞在などあらゆる相談を受けた。いろんな問題をよく分かっている」。「聖職者」を経験した大統領候補は異例だ。

 しかし、共和党予備選であつい信仰心を語ることはほとんどなかった。かつて「候補者は自身の信仰の広報マンになるべきではない」と説明したが、選挙戦で影響力を持ち、モルモン教を異端視するキリスト教福音派への配慮が見え隠れする。「宗派抗争」を恐れ、信仰を「封印」するロムニー氏の苦悩がにじむ。【ベルモント(米北東部)古本陽荘】

1293チバQ:2012/08/24(金) 21:35:39
http://mainichi.jp/feature/news/20120702ddm007030107000c.html
米保守革命:第4部・候補者ロムニー/上(その2止) 人格の核、モルモン教
毎日新聞 2012年07月02日 東京朝刊

 <1面からつづく>

 ◇草創期からの信徒一族/他宗派が警戒

 ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事が大学院を修了した名門ハーバード大学がある米北東部ボストン。郊外の町ベルモントにコンクリート造りの壮大な教会施設がそびえる。とがった屋根の先にはラッパを口にあてた金色の天使「モロナイ」像が輝く。信徒のロムニー氏も建設に尽力したモルモン教会の神殿(テンプル)だ。

 神殿は特別な宗教儀式の際にしか使われず、普段は同じ敷地にある集会所が使われる。ロムニー氏は、この質素なレンガ張りの集会所で、教会指導者として信者の人生相談に乗り、若者たちに個別面談をしていた。

 元大学教授のトニー・キンボールさん(73)は、ロムニー氏がボストン地域全体のビショップ(牧師や神父に相当)を束ねる「ステーク会長」だった際、秘書を務めた。ハーバード大大学院に入り、この地域の教会に通い出した頃からロムニー氏を知る。キンボールさんによると、教会側は早い段階からロムニー氏を指導者にする意向だった。34歳でビショップに指名された際、「ミットはあまりに驚いて文字通り声が出なかった」という。

 知人の多くが「ロムニー氏の人格の核は信仰」と語る。「ミットの大統領選出馬をとめられるのは二つあった。妻の病状悪化か、教会が『やめろ』と言った場合だった」とキンボールさんは言う。

 教会のロムニー氏への信頼の背景には、ロムニー家と教会の深い歴史的な結びつきがあるとの見方も根強い。


 ロムニー氏の高祖父(祖父母の祖父)で大工のマイルズ氏が英国で宣教を受け米国に移住、教会建設に携わった。ロムニー家はモルモン教会が迫害を受け、西部に追われた苦難時代を経験した草創期からの信徒一家だ。

 先祖には、モルモン教創始者ジョセフ・スミス氏が選んだ最初の教会幹部の預言者「十二使徒」の一人もいる。祖父ガスケル氏は西部アリゾナ州やメキシコで新しい共同体を創設。親族は今もメキシコの信徒の村に残る。メキシコの居留地で生まれた父ジョージ氏は信仰を受け継ぎ、ミシガン州知事に上り詰めた。一方、曽祖父マイルズ・パーク氏が結婚した1862年、リンカーン大統領はモルモン教徒入植地での「一夫多妻」を禁じる法律に署名した。

 ロムニー家と教会のつながりが深いほど、宗教界には疑心暗鬼が残る。聖書に加え、独自の聖典「モルモン書」を持つことや、複婚を過去に容認していたことから他のキリスト教会と対立した歴史を持つ。キリスト教右派・福音派の牧師のアンドリュー・ジャクソン博士(神学)は「ロムニー氏はただのモルモン教徒ではない。教会は大統領選を利用して主義主張を広めようとするだろう」という。

 モルモン教会は「政治的な中立性」を掲げ、ロムニー氏も「私は宗派を代表して出馬したわけではない」と説明する。だが、モルモン教は米国人にとってもベールに包まれた存在だ。米国政治は政教分離が建前だが、歴代大統領は宗教指導者と面会して助言を仰ぎ、宗教と政治のあり方は過去に何度も議論となってきた。

 「モルモン教会にどこまで政策に影響を与えることを許すのかが、一番の問題だ」。ジャクソン氏は信仰を語ろうとしないロムニー氏への警戒感を隠さない。【ベルモント(米北東部)で古本陽荘】

     ◇

 米大統領選(11月6日投開票)は、現職のオバマ大統領(民主党)への挑戦者を決める共和党予備選が終了し、指名を正式決定する8月末の共和党大会まで2カ月を切った。米保守革命第4部では、共和党候補に確定したミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)の実像に迫る。

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 ■ことば

 ◇モルモン教会
 1830年に米国で生まれた宗教。正式名称は末日聖徒イエス・キリスト教会。創始者ジョセフ・スミス氏が掘り起こした金版に書かれていた「改良エジプト文字」を英訳したのが「モルモン書」とされ、キリスト教の聖書と並ぶ聖典と位置づけられている。酒、たばこ、コーヒーなどを禁じ、収入の10分の1を寄付することが義務。信者は160カ国以上に1400万人以上。本部は西部ユタ州のソルトレークシティー。

1294チバQ:2012/08/24(金) 21:36:23
http://mainichi.jp/feature/news/20120703ddm007030107000c.html
米保守革命:第4部・候補者ロムニー/中 職の破壊者か、創出者か
毎日新聞 2012年07月03日 東京朝刊

 ◇投資会社「実績」巡り論争

ベインキャピタルの本社が入る高層ビル=米東部マサチューセッツ州ボストンで 米国本土の真ん中に位置する中西部ミズーリ州の都市カンザスシティー郊外に、10年以上放置された工場跡地がある。ガラスが割れた倉庫。むき出しのまま天を仰ぐコンクリートの柱。積み上がるガレキの山−−。

 製鉄会社GSTスチールの跡地だ。00年に破産を申請。翌年工場は閉鎖され従業員750人が職を失った。経営に携わっていたのが投資会社「ベインキャピタル」。経営者はロムニー前マサチューセッツ州知事だった。

 共和党の指名候補確定者のロムニー氏は、米国の厳しい雇用情勢をオバマ大統領の「失政」と主張。投資を通じて企業立て直しを手がけてきた経験を前面に出し、「私は雇用の生み出し方を知っている」と訴えている。

 だが、GST関係者は怒りを隠さない。解雇された労働者の待遇交渉にあたった鉄鋼労働組合職員、ジョン・ワイズマンさん(61)は、ベイン社は「最初から会社を破綻させるつもりで乗り込んできた」と訴える。

 ワイズマンさんによると、ベイン社は熟練工の幹部を次々に解雇。代わりに製鉄に素人の退役軍人を幹部に据えた。ベイン社の指示通り銀行から借金を繰り返し、債務は5億ドル(約400億円)に膨れ上がり、破綻した。ニューヨーク・タイムズ紙の調査ではベイン社はGSTへの投資で少なくとも900万ドルの利益を上げていた。


投資会社「ベインキャピタル」によって製鉄会社「GSTスチール」が破産に追い込まれたと訴えるジョン・ワイズマンさん=米中西部カンザスシティーで 一方、解雇されたGST従業員は医療保険を失い、年金も半分近くに減額された。ワイズマンさんは、はき捨てるように言った。「ロムニー氏が職の創出者だって? それどころか、彼は職の破壊者だ」

 ロムニー氏はGST破綻時にはすでにソルトレークシティー冬季五輪組織委員会の会長に転出していたが、ワイズマンさんは「ロムニー氏が経営者の時にすべて方針は決まっていた」と、経営責任を指摘する。

 ベイン社広報は毎日新聞に対し「鉄鋼業界が苦境にあり、半分近くの会社が破産した残念な時期だった。だが、我々が同じ時期に投資したスチール・ダイナミックス社(インディアナ州)は全米5位の製鉄会社として成長し、6000人の従業員を雇用している」と批判を退けた。

 ウォールストリート・ジャーナル紙はロムニー氏の経営下(84〜98年)で投資した77社を分析。約11億ドルを投資し約25億ドルの利益を上げる高収益率だったが、大きな収益を生んだのは10社程度で、17社が破綻した。「高リスク・高リターン」の投資の繰り返しだった。収益拡大のため投資先企業が生産拠点を中国やインドに移し、雇用を喪失させていたと指摘する報道もある。

 再選を狙うオバマ大統領の選対はワイズマンさんらにGST社に何が起きたか語らせるビデオを製作。ロムニー氏へのネガティブテレビ広告の第1弾としてオハイオ州などの接戦州で放映を始めた。ロムニー氏の雇用創出の「実績」は本物かを巡る激しい論争が始まっている。【カンザスシティー(米中西部)古本陽荘】

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 ■ことば 

 ◇ベインキャピタル
 米東部マサチューセッツ州ボストンのコンサルタント会社「ベイン・アンド・カンパニー」の経営者らによって84年に設立された世界的に有名な投資ファンド。投資先にはドミノ・ピザなどの全米飲食店チェーンや文房具販売大手ステープルズなどが含まれる。運用資産総額は約650億ドル(約5兆2000億円)。本社はボストンで、東京やロンドンにも拠点を構える。従業員数は約700人。

1295チバQ:2012/08/24(金) 21:37:08
http://mainichi.jp/feature/news/20120704ddm007030127000c.html
米保守革命:第4部・候補者ロムニー/下 「変節」に不信の目
毎日新聞 2012年07月04日 東京朝刊

 ◇「茶会」はなお嫌悪感
 「オバマ大統領の再選は許されない。投票所で気分を害すことになろうとロムニー氏に投票する」。全米の保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会運動)」の支持者をインターネットで束ねてきた「ティーパーティー・ネーション」のジャドソン・フィリップス代表(53)は6月中旬、会員約5万人に向け、不本意でも11月の大統領選で共和党大統領候補確定者のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事に投票するよう呼び掛けた。

 フィリップス氏は予備選で穏健派のロムニー氏を猛烈に批判。出演したテレビ番組で「茶会がロムニー氏の支持に回ることはありえない」と断言していた。予備選が始まった今年初め、ネーション会員に「ロムニー氏が共和党候補になったら投票するか」を調査したところ「投票する」が6割にとどまっていたことも背景にあった。

 フィリップス氏は保守派のギングリッチ元下院議長の支持に回ったが、ネーション会員の支持はバックマン下院議員やペリー・テキサス州知事に分散。茶会運動が目指した「保守派統一候補」は最後まで現れず、方向転換を強いられた。

 だが、「知事時代のリベラルな姿勢や大衆におもねる彼のくせに嫌悪感を覚える」とフィリップス氏は今も容赦ない。

 連邦最高裁が先月28日、国民皆保険を目指したオバマ政権の医療保険改革法を合憲と判断した直後、ロムニー氏は「オバマ改革は増税で、雇用を奪う」と厳しく批判。大統領に就任すれば即座に撤廃する考えを示した。

 だが、オバマ政権の改革はロムニー氏が知事時代の06年に導入した制度がモデルだ。ロムニー氏はかつて「加入義務化は医療保険費を下げるために不可欠」と皆保険制度の必要性を訴え、導入の業績をアピールしていた。

 また、近年のロムニー氏は人工妊娠中絶に反対の姿勢を強調しているが、94年に上院選に出馬(落選)した際には親類の女性が違法な中絶手術で死亡したことを引き合いに「合法で安全な中絶が必要」と主張していた。

 知事時代に地球温暖化対策で温室効果ガス排出規制を推進したが、今は新エネルギー開発を進めるオバマ大統領を批判し、石油など化石燃料の有効利用を優先する姿勢に変え、保守派へのすり寄りが際立つ。

 大統領選の激戦州・中西部オハイオ州の茶会地域団体リーダー、ニタ・トーマスさん(64)はロムニー氏の「オバマ改革撤廃宣言」を評価する。同州の茶会支持者の間でも次第にロムニー氏支持の機運が高まっているという。

 だが、ロムニー氏を信用できるかと尋ねると「ノー」と即答した。大統領選では同時に上院議員(定数100)のほぼ3分の1が改選される。トーマスさんは「保守派の上院議員を十分な数で確保できれば、ロムニー氏に圧力をかけていくことができる」と語り、当選した場合でもロムニー氏が「変節」しないよう監視していくつもりだ。

 茶会運動の「ロムニー傾斜」はオバマ氏再選を阻む唯一の選択肢だからにほかならない。【ワシントン古本陽荘】

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 ■ことば

 ◇米マサチューセッツ州医療保険改革
 オバマ政権がモデルとした医療保険改革。当時のロムニー知事が主導し、06年に関連法が成立した。全米に先駆けて州民に保険加入を義務付け、拒否した場合は罰金を科した。「コネクター」という公的機関を創設し、州民に民間医療保険のプログラムを紹介する制度を導入。10年実績の保険加入率は98・1%。

1296チバQ:2012/08/25(土) 19:31:51
>>736
http://mainichi.jp/select/news/20120825k0000e030177000c.html
米大統領選:ロムニー氏 オバマ氏の出生地論争蒸し返す
毎日新聞 2012年08月25日 10時34分(最終更新 08月25日 11時41分)


米中西部ミシガン州で演説するロムニー前マサチューセッツ州知事=2012年8月24日、AP
拡大写真 【ワシントン古本陽荘】11月の米大統領選で共和党の大統領候補になるミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)は24日、出身地の中西部ミシガン州で演説し、「誰からも出生証明書を出せと言われたことはない。私も(妻の)アンもここで生まれ育ったことをみんなが知っている」と述べた。

 バラク・オバマ大統領(51)の出生地について「父親の母国のケニアで生まれ、大統領になる資格がない」と主張する「バーサー(birther)運動」を念頭に置いた軽口と見られ、聴衆からは大きな笑い声が上がった。

 だが、オバマ大統領の陣営は即座に声明を出し反論。「ロムニー氏が自らバーサー運動に参加すると決めたことに米国中の理性ある有権者はためらうだろう」などと批判した。

 バーサー運動は、昨年春、大統領選の共和党予備選に出馬を検討したホテル王のドナルド・トランプ氏などがしばしば持ち出し、共和党の支持者の間で広がった経緯がある。ハワイ州で生まれたオバマ大統領はすでに出生証明書を公表しており、ロムニー氏も大統領が米国生まれと認めていた。

 ロムニー氏が沈静化した出生地論争を蒸し返したことについては、共和党全国大会を前に経済問題に集中したいロムニー氏にとってマイナスとの見方がある一方、白人の労働者階級に支持が広がらない状況があり、歓心を買うためにあえて持ち出した選挙戦術との見方もある。

1297チバQ:2012/08/25(土) 20:25:29
http://mainichi.jp/select/news/20120825k0000e030218000c.html
米NY:エンパイアビル前の発砲 容疑者、元同僚に不満
毎日新聞 2012年08月25日 12時42分(最終更新 08月25日 14時02分)


米ニューヨークのエンパイアステートビル前で、銃乱射の現場を調べる警察官=2012年8月24日、AP
拡大写真 【ニューヨーク草野和彦】米ニューヨーク・マンハッタン中心部のエンパイアステートビル前で24日に起きた発砲事件で、元同僚を射殺後に警官に射殺された男は、勤務先を解雇され元同僚に不満を持っていたことがニューヨーク市警の調べで分かった。事件に関連し9人が負傷したが、男に向けた警官の発砲が原因の可能性があり、市警が調べている。

 市警によると、容疑者はジェフリー・ジョンソン容疑者(58)。ビルの近くにある女性用装飾品会社でデザイナーとして勤務していたが、約1年前に会社の経営合理化で解雇された。米メディアによると、被害者の41歳の副社長がジョンソン容疑者のデザインした商品を積極的に売り込まなかったとの不満を抱き、被害者を非難していたという。市警は2人のトラブルが事件の背景にあるとみて捜査している。

 また当初はジョンソン容疑者が銃を乱射したとの見方があったが、2人の警官が同容疑者に向け計16回発砲した際、路上のプランターに跳ね返った銃弾などが通行人に当たった可能性があるという。

 容疑者はフロリダ州で91年に合法的に拳銃を購入したが、ニューヨーク市で銃を所持する許可は持っていなかった。通勤中、倒れた被害者を目撃したグラフィック・アーティストのジャスティン・ケリスさん(35)は「ニューヨークは最近安全になっていたのに、ショックだ」と語った。

1298チバQ:2012/08/26(日) 00:07:04
http://www.cnn.co.jp/usa/35020785.html
米中流層の凋落続く 貧富の差の拡大が浮き彫りに
2012.08.23 Thu posted at 11:47 JST

ニューヨーク(CNNMoney) 米国の中流層は収入・資産の減少に悩むとともに貧富の差の拡大から社会に占める割合も減少の一途をたどっている――。米調査機関ピュー・リサーチ・センターが23日までに発表した調査で、米国における中流層の厳しい現実が浮き彫りとなった。

同センターは報告書の中で「米国の中流層は近代史上最も厳しい10年に耐えてきた」と指摘。「中流層の割合自体が縮小したほか、収入や富も減り、中流層に特有の将来への期待感の一部を失った」と説明している。

報告書によれば、10年前に比べ生活水準を維持するのが難しくなったと答えたのは自分を中流層だと認識している人の85%に上った。また、米国社会における中流層の割合は51%で、1971年の61%に比べると縮小傾向にあるのがわかる。

住宅価格の下落により資産規模も大きく縮小した。中流層の平均総資産額(不動産や退職金積立から債務を引いた額)は9万3150ドル(2010年)で、01年の12万9582ドルから28%減少した。この間、富裕層の資産額は1%増加している。

収入面でも中流層は大きな打撃を被っている。4人世帯の中流層の収入は10年前より3000ドル減の7万ドル。第2次世界大戦後初めて、全ての階層で収入が下がってはいるものの、下げ幅は他の階層に比べ最も大きかった。

こうした経済的困難を招いた原因について尋ねたところ、連邦議会だと答えた人は最多の62%で、金融機関と答えた人は54%だった。ブッシュ前政権に責任があると答えたのは44%だったのに対し、オバマ政権が悪いと答えたのは34%だった。

1299チバQ:2012/08/26(日) 10:32:27
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012082600007
共和党大会、開会を1日延期=熱帯低気圧接近、安全に配慮−米大統領選
 【ワシントン時事】米共和党全国委員会は25日、11月の大統領選に向け南部フロリダ州タンパで開催する全国党大会の開会を事実上1日延期し、28日から開くと発表した。カリブ海で発生した強力な熱帯低気圧「アイザック」が接近しているのに伴う措置。
 全国委は声明で、厳しい天候が予想されるため、党大会は当初予定の27日にいったん開会するものの、直ちに休会入り、28日午後に改めてスタートさせると発表した。地元当局などと協議し、数万人に上る見通しの参加者らの安全確保に配慮したと説明した。
 党大会では同党の正副大統領候補として、ロムニー前マサチューセッツ州知事、ライアン下院予算委員長を正式指名。選挙公約となる党綱領を採択する予定。(2012/08/26-09:41)

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1300チバQ:2012/08/26(日) 11:33:49
http://www.afpbb.com/article/politics/2897130/9409434
「オバマ大統領再選なら南北戦争再発」?米テキサス州判事が発言
2012年08月25日 16:36 発信地:シカゴ/米国

【8月25日 AFP】米テキサス(Texas)州の判事が、11月の米大統領選でバラク・オバマ(Barack Obama)大統領が再選されれば、再び南北戦争が起こると「脅す」発言をした。

 保安官増員のため増税に賛成するテキサス州ラボック(Lubbock)郡のトム・ヘッド(Tom Head)判事は、米フォックスニュース(Fox News)系列の地元番組とのインタビューで21日、再選された場合オバマ氏は「米国の主権を国連に譲り渡そうとしている」と批判。もしそうなった場合にはテキサス州民は我慢しないだろうとして、次のように述べた。

「最悪のケースを考えている。市民の抵抗や暴動、内戦までもだ。少々の暴動やデモのことを言っているのではない。レキシントン(Lexington)やコンコード(Concord)で彼(オバマ氏)を排除するために武器を取る、ということだ」

 ラボック郡の危機管理担当責任者でもあるヘッド検事は続けて、「そうしたら、国民がそのように心を決めたら、何が起こるだろう。オバマ氏は国連軍を差し向けるだろう。ラボック郡は国連軍を歓迎しない。私は彼らの戦車の前に立ち『ここからは入れさせない』と宣言するだろう」と語った。

「保安官にも聞いてみた。私を支持するかどうか、とね。もちろん支持すると答えてくれたよ。私が求めているのは新人の束ではない。研さんを積み、高い能力をもち、経験豊富なベテランの保安官だ」

 ヘッド氏は地元紙に22日、自分の発言は文脈から切り離されて紹介されてしまったもので、内戦は可能性のある「最悪のシナリオ」として例に挙げただけだと弁明した。(c)AFP

1301チバQ:2012/08/26(日) 17:55:42
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120826/amr12082616540004-n1.htm
激戦州で党大会 基調演説には人気知事 共和党
2012.8.26 16:53

25日、米フロリダ州タンパで共和党大会の会場を設営する作業員ら(AP)
 【タンパ(フロリダ州)=佐々木類】11月の米大統領選に向け、共和党は27日から南部フロリダ州タンパで全国大会を開催する。正副大統領候補にロムニー前マサチューセッツ州知事とライアン下院予算委員長を指名し、4年ぶりのホワイトハウス奪還を目指す。熱帯低気圧「アイザック」の接近に伴い、27日に開幕を宣言した後、すぐに休会し、演説などの議事は28日から本格スタートする。

 基調演説は、党内で人気が高いニュージャージー州のクリスティ知事が行う。2009年秋の知事選で民主党現職を破り、公務員労組と対決しつつ州財政を再建させた。ライス前国務長官らも応援演説を行い、最終日の30日にロムニー氏が指名受諾演説を行う。

 フロリダ州は全米屈指の激戦州で、各州に割り当てられる選挙人の数が29人と全米3番目の大票田。共和党が全国大会の場所に選んだのも、ここで正副大統領候補をお披露目し、戦いを有利に進めたいからだ。

 ヒスパニック系の有権者は州民の23%に上り、全米から移住してきた65歳以上の高齢者が最も多いことから、ロムニー氏は移民問題や高齢者医療制度の改革などで支持を訴える。

 一方、オバマ、バイデン正副大統領を擁立する民主党の党大会は9月4日からノースカロライナ州シャーロットで開かれる。政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、支持率の平均値は、オバマ氏46・6%、ロムニー氏45・6%と拮抗(きっこう)している。

1302チバQ:2012/08/26(日) 22:21:58
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/320598
【米大統領2012年】銃禍の悲鳴、政治に届け 規制論議、オバマ氏も回避
2012年8月26日 00:33 カテゴリー:アジア・世界

息子のスニーカーを履くマウザーさん。今年、手記「ダニエルの靴で歩く」を出版した=米コロラド州デンバー近郊のコロンバイン記念碑で 銃犯罪が後を絶たない米国。「核なき世界」を唱えノーベル平和賞を受賞したオバマ大統領も、「銃なき米国」には踏み込めない。1999年、西部コロラド州デンバー近郊で生徒12人が射殺され、全米を震撼(しんかん)させたコロンバイン高校銃乱射事件。その校舎から車でわずか30分の同州オーロラの映画館で7月20日、12人が殺害される銃乱射事件が起きた。コロンバインで息子を亡くしたトム・マウザーさん(60)の目に、銃規制の議論を避ける大統領選はどう映っているのか。(コロラド州リトルトンで宮崎昌治、写真も)

 13年前の4月、職場にいたマウザーさんはテレビの緊急特番で事件を知った。息子が通う高校で銃乱射事件が起き、多数の警官が駆け付けていた。「2千人も生徒がいる。うちの息子は大丈夫」。だが、すぐに自宅の妻から電話が入った。「ダニエルがまだ戻って来ない」

 当時15歳のダニエル君は図書館で至近距離から撃たれ亡くなっていた。マウザーさんの胸に、事件の2週間前、息子と交わした会話が浮かんだ。

 「銃規制の抜け穴のことを知っている?」「いや、知らないよ」。会話はそれだけ。高校の討論部にいたダニエル君は、部員の誰かが銃規制をテーマに話すのを聞き、何げなく話題にしただけだった。その「抜け穴」から出た銃で命を絶たれるとは思いもせず。

 事件の10日後には、銃規制に反対する強力ロビー団体の全米ライフル協会(NRA)がよりによってデンバーで全国大会を開いた。マウザーさんは腹を決めた。

 「銃規制に立ち上がろう。それが息子が求めていることだ」。1年間休職して活動に専念した。以来、活動では事件当日に息子が履いていたスニーカーを履き続ける。

  ◇  ◇  ◇

 銃規制の「抜け穴」。連邦法は、銃の購入者に犯罪歴や精神疾患歴の検査を義務付けているが、各地で開かれる銃の即売展示会(ガン・ショー)の個人売買には規制はない。コロンバイン事件を起こした生徒2人は、このガン・ショー経由で殺傷能力の高い銃を入手していた。

 2000年、「抜け穴」を防ぐコロラド州法は州議会で否決されたが、住民投票に持ち込み賛成7割、反対3割の圧倒的多数で成立した。「NRAは議員の過半数を影響下に置けても、住民の多数を説得することはできない」と確信した。

 だが、その後も全米各地で銃乱射は続く。8月5日にはウィスコンシン州で6人が死亡。24日にはニューヨークで2人が死亡した。昨年1月には下院議員も撃たれた。

 「繰り返される悲劇」に無力感は否めない。大統領選でも、銃規制は焦点にならない。

  ◇  ◇  ◇

 オーロラ事件後、銃規制への沈黙を守ったオバマ氏は7月25日の演説で初めて、殺傷能力の高い銃は「兵士が戦場で使うもので、犯罪者が街で使うものではない」と踏み込んでみせた。だが、「私は、合衆国憲法が武装の権利を保障していると信じる」と付け加えることを忘れなかった。

 8月9日には選挙遊説でコロラド州入りしたが、「銃規制」には触れずじまい。コロラドは大統領選の勝負を左右する接戦州。賛否が割れる銃規制に踏み込むことは政治的リスクが高い。08年の大統領選前には銃規制に積極的だったオバマ氏の、今の姿だ。

 マウザーさんには、オバマ氏が「NRAに屈服している」と映る。銃の悲劇が起きると銃規制の議論が起きるが、何もせずそのうち忘れ、次の悲劇が起きる。3億丁の銃があふれ、自殺も含め毎年約3万人が銃で死亡する米国の病理。悲劇の連鎖を絶つために「政治は行動すべきではないのか」。

 マウザーさんは息子の靴を履き、告発を続ける。


▼コロンバイン高校銃乱射事件 1999年4月20日、同校の生徒2人が複数の銃や爆弾で武装し、校舎や図書館で12人の生徒と教師1人を射殺、24人を負傷させ、自殺した。銃のうち、殺傷能力の強い1丁はガン・ショーで購入していた。

***********************************

 I believe that the Second Amendment guarantees an individual the right to bear arms. (私は、憲法修正第2条が、個人の武装する権利を保障すると信じる)=7月25日、オバマ大統領の演説から

=2012/08/26付 西日本新聞朝刊=

1303チバQ:2012/08/27(月) 21:48:44
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120827/amr12082718110004-n1.htm
【米大統領選】
共和党大会、(1)人柄作戦(2)経済政策(3)女性(4)ヒスパニック(5)締めの演説−に注目
2012.8.27 18:01 (1/3ページ)

26日、米ニューハンプシャー州で、大統領候補指名受諾演説の練習を終え、アン夫人(左)とともに車に乗り込むロムニー氏(ロイター)
 【タンパ(フロリダ州)=佐々木類】米大統領選に向けた共和党大会が28日から実質スタートする。再選を狙う民主党のオバマ大統領を激しく追い上げるロムニー前マサチューセッツ州知事にとり、9月の民主党大会前に少しでも多くの得点を稼いでおきたいところだ。米メディアから、単調な演説から血が通っていない「ロボット」に例えられるロムニー氏。党大会で有権者の心をつかむための5つのポイントを探った。

 選対本部が最重視するのが、「家族思いで、ユーモアのある指導者というイメージを有権者に浸透させる」(米紙USA TODAY)ことだ。

 予備選を通じ「経済政策に明るい」経営者としての実績をアピールしてきたが、最近はオバマ陣営が、「ロムニー氏は高額所得なのに納税額が少ない」などとネガティブCMを連日テレビで放映。ビジネスで成功した最大の売りもかき消され気味だ。

 このため、大会では応援演説の前半でアン夫人を投入する。夫人が多発性硬化症を患った際にロムニー氏がいかに妻をいたわったかを熱弁し、家族思いの夫であり、父であることを印象付ける考えだ。

 こうした“人柄作戦”とともに、試されるのが、最大の争点の雇用と経済政策だ。政府の介入を極力抑え、民間活力で経済成長を促す「小さな政府」を旗印に景気回復への処方箋をどこまで具体的に分かりやすく示すことができるか。

 同時に、オバマ政権が7870億ドル(約63兆円)という過去最大の景気対策を導入しながら効果を上げられなかったとして、オバマ氏の経済失政に焦点を当てることが効果的だ、と選対本部はみている。

 ロムニー選対のドナトリー氏は、「オバマ政権の最大の弱点は経済政策だ。景気回復の道筋をきちんと説明できれば、オバマ政権に大きなダメージを与えることができる」と語る。

 前回大統領選でオバマ氏支持が多かった女性と中南米(ヒスパニック)系の行方も勝敗のカギを握る。

 特に最近、人工中絶をめぐって共和党のエイキン下院議員が「レイプの場合は妊娠しない」と発言し、女性はじめ幅広い層が反発。ロムニー陣営がエイキン氏に出馬辞退を勧告したが拒否されて、思わぬボディーブローとなっている。

 このため、ロムニー氏は、サウスカロライナ州のヘイリー知事ら女性政治家の応援演説を得て、女性の支持集めで挽回を図る。

 ヒスパニック票の獲得には移民政策のアピールが欠かせない。米NBCテレビの最新の世論調査によると、ヒスパニック系の63%がオバマ氏支持で、ロムニー氏支持は28%。これは、同氏が不法移民の若者に条件付きで永住権を与える「ドリーム法案」に反対してきた影響もある。

 フロリダ州選出でキューバ系ながら不法移民対策で強硬姿勢を示すルビオ上院議員を最終盤で起用し、メリハリの利いた移民政策に理解を求める考えだ。

 締めくくりは、ロムニー氏本人による30日の大統領候補指名受諾演説だ。クリントン元大統領が1992年の演説後、支持率を一挙に16%上げたケースもある。共和党選対幹部のシュヌーア氏は、「有権者に気に入られるより、信頼される方が大事だ。それは、最後の演説で手に入れることができる」と強調する。

1304チバQ:2012/08/27(月) 21:49:21
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012082700567
ロムニー氏わずかにリード=両候補勢い乗れず−米大統領選
 【ワシントン時事】米紙ワシントン・ポストとABCテレビが27日、共和党大会の開幕に合わせて発表した大統領選の合同世論調査結果によると、同党の大統領候補になるロムニー前マサチューセッツ州知事の登録有権者の支持率は47%で、民主党のオバマ大統領の46%を1ポイント上回った。ただ同紙は、調査に4%の誤差があることから「互角」と論評。両候補とも勢いに乗れていないと指摘した。(2012/08/27-16:57)

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1305チバQ:2012/08/27(月) 21:54:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120827-00000022-mai-int
<米大統領選>オバマ氏支持を表明 前フロリダ州知事
毎日新聞 8月27日(月)11時39分配信


 【タンパ(米フロリダ州)古本陽荘】米共和党穏健派に支持されたクリスト前フロリダ州知事は26日付の地元紙タンパベイ・タイムズに寄稿し、共和党は「極端な保守に行き過ぎた」と批判、11月の大統領選で民主党のオバマ大統領を支持する考えを表明した。

 クリスト氏は穏健派で、08年大統領選で共和党副大統領候補にも名前が挙がった大物。今は無党派だが、激戦州のフロリダで依然人気があり、選挙戦に影響を与える可能性もある。クリスト氏は共和党が女性、移民、高齢者問題で「極右」寄りの政策をとっていると批判する一方、オバマ氏は「雇用回復のすべを知っている」と評価した。

1306チバQ:2012/08/28(火) 20:08:02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120828-00000084-reut-int
ロムニー氏が苦戦、正副大統領候補の支持率が民主党下回る
ロイター 8月28日(火)14時14分配信


拡大写真
8月27日、ロイター/イプソスが発表した世論調査で、米共和党の大統領候補になるロムニー氏が支持率で苦戦していることが明らかに。写真はロムニー陣営のポスター。26日撮影(2012年 ロイター/Mike Segar)

[タンパ(米フロリダ州) 27日 ロイター] ロイター/イプソスが27日発表した世論調査で、民主党のオバマ大統領とバイデン副大統領のコンビの支持率が46%となり、共和党の大統領候補になるロムニー前マサチューセッツ州知事と副大統領候補に起用されるライアン氏の42%を上回ったことが明らかになった。

「雄弁さ」や「好感度」で評価の高いオバマ大統領を相手に、11月6日の本選で勝利を収めたいロムニー氏は苦戦を強いられている。

米フロリダ州のタンパでは大統領選に向けた共和党の全国大会が開幕しており、ロムニー氏はここで共和党候補に指名される。複数の関係者がロムニー氏の人柄や経歴を取り上げることが見込まれ、この機会を好感度の向上につなげたい考えだ。

調査によると、支持の定まらない州で選挙の勝敗を左右する可能性のある無党派層の間では、オバマ大統領側の支持率が、共和党の2人を16%上回った。また誰がより雄弁かとの質問では51%がオバマ大統領と答えており、ロムニー氏の21%を大幅に上回った。好感度でもオバマ大統領が54%と、こちらもロムニー氏の26%を上回った。

オバマ大統領を「良い人」と評価した回答者は47%だったのに対し、ロムニー氏は29%。また48%がオバマ大統領は「個人的に会うと楽しそう」と答えたのに対して、ロムニー氏について同様に答えた回答者は21%だった。

一方、「信頼できる人」との項目で40%がロムニー氏を挙げており、オバマ大統領の28%を大幅に引き離した。

調査ではまた、75%が経済が悪い方向に向いていると答えたことが分かった。

その他の世論調査では、オバマ大統領とロムニー氏の支持率が拮抗(きっこう)しているとの結果も出ている。

1307チバQ:2012/08/28(火) 20:37:58
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120828/amr12082818480007-n1.htm
声掛からぬ不人気のブッシュ氏 前大統領不在の党大会
2012.8.28 18:43
 米フロリダ州タンパで始まった共和党大会には、同党のブッシュ前大統領(66)が出席しない。イラク戦争を泥沼化させ、世界的な金融危機を引き起こしたとのマイナスイメージが今も強く、大統領候補となるロムニー前マサチューセッツ州知事の陣営は、11月の大統領選への影響を懸念し参加を求めなかったようだ。

 大統領経験者が不人気を理由に党大会に参加しないのは極めて異例。しかし、本人も自分の出席が党への「政治的打撃となることを自覚している」(ワシントン・ポスト紙)ため、距離を置いているらしい。

 党大会は党の有力者が一堂に会する華やかな「政治ショー」でもある。9月の民主党大会には、クリントン元大統領も参加する予定だ。前大統領は退任後、メディアの前に登場する機会がめっきり減った。地元テキサス州を拠点に、講演活動のほかマウンテンバイクやゴルフを楽しむ日々という。(共同)

1308チバQ:2012/08/28(火) 20:40:04
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120828/amr12082819160008-n1.htm
女性票で鍵握るアン夫人 闘病、理想の母親アピール
2012.8.28 19:14

 ロムニー前マサチューセッツ州知事(右)とアン夫人=27日、米ニューハンプシャー州(ロイター=共同)
 共和党候補となるロムニー前マサチューセッツ州知事(65)が伸び悩む女性の支持を拡大できるかどうかの鍵を握るのはアン夫人(63)。専業主婦として5人の息子を育て上げ、難病と闘う夫人は28日、共和党大会で演台に立ち、夫の下での結束を訴える。

 民主党系の政治評論家は4月、アン夫人を「一度も働いたことがない(優雅な専業主婦)」と批判。夫人は短文投稿サイトのツイッターで「私は自らこの道を選んだ。5人の子どもを育てるのは大変な重労働だった」と反論し、主婦層から喝采を浴びた。共和党関係者も「アン夫人はあれ以降、選挙戦に不可欠な存在になった」と指摘する。

 アン夫人は98年に難病の多発性硬化症と診断された。現在病状は落ち着いているものの、選挙運動も健康な人ほど活発にはできない。2008年には乳がんも患った。長年の闘病生活や理想の母親、家族像を話題にすることで女性の共感を獲得しようとしている。 (共同)

1309チバQ:2012/08/28(火) 20:43:00
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/320925
社説
米大統領選 「価値観の争い」が鮮明に
2012年8月28日 10:36 カテゴリー:コラム > 社説
 11月6日に予定される米国の大統領選まで、あと2カ月余りとなった。

 今回の大統領選は、米国史上初の黒人大統領として4年前に当選した民主党のオバマ氏が、再選を果たすかが焦点だ。対する共和党は、ロムニー前マサチューセッツ州知事を候補として、政権奪還を目指す。

 共和党は今週開く党大会で、ロムニー氏を正式に大統領候補に指名する。民主党も9月4日からの党大会でオバマ氏をあらためて候補に指名し、選挙戦はデッドヒートを迎える。

 すでに白熱している前哨戦から、今回の大統領選の争点がはっきりしてきた。

 双方が掲げる政策を比較すれば、民主党のオバマ氏は「公平な社会」を重視し、共和党のロムニー氏は「自由な競争」を最優先しているといえよう。

 米国社会は長年「自由で公平な国」という理想を追い求めてきた。しかし大統領選ではその二つが分裂し、「公平」と「自由」のどちらを選ぶかという「価値観の争い」の様相を強めている。

 その典型といえるのが、オバマ政権が導入した医療保険改革法に関する論争だ。約5千万人の無保険者に適正な医療を与えるため、保険への加入を義務付ける法律で、オバマ政権はこの制度を1期目最大の実績とアピールする。

 国民皆保険の日本から見れば、問題のない法律のように思える。しかし「個人の自由」と「自己責任」を重視する米国では激しい論議を呼び、共和党はオバマ政権を「社会主義」と攻撃した。ロムニー氏は「私が勝利したら、大統領就任の初日に撤廃する」と断言している。

 経済や財政、税制をめぐっても、両氏の主張は真っ向から対立する。

 リーマン・ショック後の米経済の立て直しを狙い、オバマ政権は財政出動による景気刺激策や、新産業育成での雇用創出を図った。福祉重視の方針も含め、米国では「大きな政府」路線に位置付けられる。赤字体質に陥った財政再建のため、富裕層への増税も訴えている。

 これに対しロムニー陣営は「小さな政府」を唱える。規制緩和や法人減税で景気浮揚を目指し、一方で徹底した歳出削減で財政再建を図る。ロムニー陣営のこうした政策は、近年米国内で影響力を増す草の根保守運動「ティーパーティー(茶会)」の主張と重なっている。

 米国の失業率は8%台で高止まりしており、現職のオバマ氏にとって厳しい情勢だ。一方でロムニー氏の支持も伸び悩んでおり、支持率は伯仲している。

 経済が低迷しているとはいえ、米国はやはり世界で最も大きな影響力を持つ国だ。その米国が選挙戦を経てどこへ向かうのか、注視する必要がある。

 また、「価値観の争い」は、過熱すれば社会に深刻な亀裂を生じさせる危険をはらむ。論争が米国社会の分断を助長するのではなく、新たな統合へのきっかけとなるよう望みたい。


=2012/08/28付 西日本新聞朝刊=

1310チバQ:2012/08/29(水) 22:35:24
http://mainichi.jp/select/news/20120830k0000m030071000c.html
米共和党大会:ロムニー候補、保守派の支持固め優先
毎日新聞 2012年08月29日 22時10分

 【タンパ(米南部フロリダ州)古本陽荘】米共和党全国大会で28日、採択された政策綱領「我々はアメリカを信じる」は、減税や規制緩和で経済の立て直しを目指す姿勢を強調し、「小さな政府」を求める財政保守派に最大限の配慮をみせた。11月の大統領選に向け、党の地盤である保守派の支持固めを優先する姿勢を鮮明にしたものだが、無党派層の支持拡大には逆効果になる可能性も否定できない。

 「綱領は保守派の信条の概観だ。この野心的な青写真は政府の在り方を根本から変えることを狙ったものだ」

 綱領委員会の委員長を務めたマクドネル・バージニア州知事は28日、党大会の演説で、新綱領の意義を強調した。

 党の政策綱領は今後4年間の目指すべき政策の方向性を示すもので、大統領候補の選挙公約とは位置づけられていない。だが、今回の綱領策定にあたっては、党の大統領候補に指名されたミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)と調整したうえで採択されたものだと党幹部が明らかにしている。

 予備選段階では、「小さな政府」を求める保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会運動)」の賛同者の多くが「穏健派」とされるロムニー氏を嫌い、他候補を支持。特に茶会は、国民皆保険制度を目指すオバマ政権の医療保険改革が、ロムニー氏がマサチューセッツ州知事時代に進めた医療保険改革をモデルとしたことを問題視してきた。綱領ではオバマ政権の改革を「政府による統制の拡大」と位置付け、全面的な撤廃を掲げることで、ロムニー氏への「嫌疑」を晴らした形だ。

 また、憲法に明文化された規定がないにもかかわらず金融政策で絶大な権限を持つ連邦準備制度理事会(FRB)についても、茶会は不信感をあらわにしてきた。綱領はFRBに対する「年次監査による透明性確保」を盛り込むことで、茶会に歩み寄った。

 ロムニー陣営が取り入ろうとしている保守層は財政規律を重んじる「財政保守」にとどまらず、社会的な課題や安全保障の分野にも及ぶ。結婚を「男女の間」に限定する憲法修正を提案。妊娠中絶への反対姿勢を堅持したうえで、胎児にも米国市民としての権利を認めるよう求めた。

 また、安全保障ではレーガン政権下のスローガン「力による平和」を掲げ、「強い米国」の復活を目指す姿勢を強調した。

1311チバQ:2012/08/30(木) 01:42:48
>>1280
http://www.asahi.com/international/update/0829/TKY201208290482.html
「ぽっちゃり政治家」大成なるか 米共和党若手のホープ関連トピックスYoutube
米共和党大会で基調演説をしたニュージャージー州のクリスティ知事=28日夜、フロリダ州タンパ、春日芳晃撮影

 共和党大会で重責の基調演説を担ったクリスティー・ニュージャージー州知事(49)は舌鋒鋭い、同党の若手ホープだ。民主党が強い同州でも有権者の人気が高く、将来の大統領候補との声も出る。そこに立ちはだかるのが、体格のハードルだ。

 検察官出身のクリスティー氏は2009年に初当選。州の財政赤字削減に取り組むなど、保守的な政策を進めてきた一方、民主党とも交渉し、妥協点を見いだしてきた。単刀直入な物言いを納めた動画はユーチューブでも人気で、支持率は上昇中。「党の顔」となる基調演説にも起用された。

1312チバQ:2012/08/30(木) 21:02:56
http://www.afpbb.com/article/politics/2897784/9425731
米大統領選を揺さぶるツイッターのパワー
2012年08月28日 20:24 発信地:ワシントンD.C./米国
【8月28日 AFP】「つぶやき」は2012年米大統領選挙の勝敗を変えられるか――。

 米国初の「ソーシャル選挙」とも呼ばれる11月の大統領選で民主・共和両党の候補者は、支持者層の活性化や資金集め、世論の焦点をずらす目的でもツイッター(Twitter)などのソーシャルメディアを活用している。

 候補者を対象にツイッターの活用方法などのメディア・コンサルティングを行う会社「140Elect」のザック・グリーン(Zach Green)社長は、ツイッターは「世論を左右する」力を秘めていると語る。

 ツイッターは情報の配信を民主化する。新聞やテレビといった昔ながらのメディアではとりあげられないようなメッセージを発信することができ、候補者たちが選挙活動に役立てることができる。

 グリーン氏はAFPに対し、「ツイッターは国民の議論にメッセージを注入する1つの手段。誰かが記事を書くよりも前に、あなたの見解を広めることができるのだ」と説明する。「また、ツイッターを使えば、候補者は国民的議論を避けることもできる。門番を介すことなしに、有権者に語りかけることができるからだ」

 ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)政権下でホワイトハウス(White House)と財務省の報道官を務め、現在はコンサルティング会社ハミルトン・プレース・ストラテジーズ(Hamilton Place Strategies)の共同経営者となっているトニー・フラット(Tony Fratto)氏は、ツイッターは選挙の流れを変えることができると話している。

「(ツイッターは)想像し得る限り最も安価な方法で、膨大な数の潜在的支持者とコミュニケーションを瞬時に取ることを可能にした。メッセージを数百万人に強く訴えかけるだけではなく、批判に素早く対応することもできる。昔の選挙では、誰かにテレビ広告を打たれると、(それに反論する)プレスリリースを執筆したりテレビ広告を制作するのに時間がかかった。ツイッターを使えば、批判的な選挙広告や報道が出されても即座に自らの声を発信し、支持者からの反応を引き出すことができる」(トニー・フラット氏)

 ツイッターに関しては、バラク・オバマ(Barack Obama)現大統領は既に共和党候補のミット・ロムニー(Mitt Romney)氏に大差をつけている。オバマ大統領のフォロワーは約1870万人に上る一方、ロムニー氏のフォロワーは90万人以下だ。

 グリーン氏の分析によれば、オバマ大統領が「つぶやく」頻度はロムニー氏の10倍で、自陣営によるサポートも手厚い。だが「つぶやき」のシェアやリツイートの頻度はロムニー氏の方が高く、同氏の支持者層がより「熱心である」ことを示しているという。

 デジタルメディアを専門とするフロリダ州立大学(Florida State University)のジャネット・カスティロ(Jeanette Castillo)氏は、ロムニー氏は政治活動委員会(PAC)からより多くの資金と支持を集めているため、「ソーシャルメディア資本にどれほどの価値があるのか、注目している」と語る。「(ソーシャルメディア資本が)どの程度人々を動員し、選挙に参加させることができるかを見るのが楽しみです」

1313チバQ:2012/08/30(木) 21:10:58
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120830/amr12083020490015-n1.htm
超保守 イデオロギー色濃い論争に 共和党副大統領候補のライアン氏 
2012.8.30 20:48
 【タンパ(フロリダ州)=古森義久】米大統領選の共和党副大統領候補にライアン下院予算委員長が指名されたことで、今後の選挙戦は政策論争のイデオロギー色を濃くして、オバマ大統領への挑戦も議論をより先鋭にしていく見通しが強くなった。

 42歳のライアン氏の登場はロムニー陣営に若さや活力を増す形となり、29日の副大統領候補受諾の演説でも会場は沸きに沸いた。

 ライアン氏は演説でオバマ政権の景気回復策や医療保険改革策での巨額の支出を具体的な数字をあげて批判し、財政赤字の膨張への基本的な反対を表明した。

 ライアン氏は共和党の中でも財政面の保守主義の最も強烈な旗手として活動してきた。この点でのライアン氏の保守度は大統領候補のロムニー氏を上回る。

 このため、ライアン氏の参戦は共和党側のオバマ政権攻撃をこれまでよりも鋭くし、イデオロギー色を強くするとみられている。

 保守派の政治評論家のフレッド・バーンズ氏は「両党の論争はライアン氏の参加で、『政府の役割』とか『政府と国民の関係』という国家のあり方の基本レベルにまで引き上げられるだろう」と述べた。

 ロムニー氏も保守主義を唱えるが、論争の主題はオバマ政権下の経済運営や同政権の過去の実績という次元にとどまりがちだったというのだ。

 ライアン氏が緩急を操る論客である点も今後の大統領選の熱気を高めることが予想される。民主党現職のバイデン副大統領は国政経験こそ豊富だが、討論では失言も多く、冷静に相手を攻撃していくとされるライアン氏との対照がすでにメディアで報じられている。

1314チバQ:2012/08/30(木) 21:11:27
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120830/amr12083020320013-n1.htm
42歳のホープ、吉か凶か 共和党副大統領候補のライアン氏
2012.8.30 20:29 (1/2ページ)

29日、共和党大会での指名受諾演説後、家族と一緒に支持者に手を振るライアン副大統領候補(中央)(AP)
 【ワシントン=柿内公輔】共和党大会で全米デビューを果たした副大統領候補、ライアン下院予算委員長をめぐり期待と不安が交錯している。英才教育で党是の「小さな政府」の財政理論をたたき込まれたホープは選挙戦の焦点の経済問題でアピールし、陣営にはずみをつける役回りだ。一方、大胆な財政再建プランはロムニー氏との溝を生んでいるとも指摘される。

 「経済問題を解決してみせる。(政策に)責任を持ち、歳出の垂れ流しをやめるべきだ。私たちなら米国に成長を取り戻せる」

 現職を押し切れないロムニー陣営に局面打開をもたらしうる「ゲーム・チェンジャー」(米メディア)。期待は承知とばかりにライアン氏は声を張り上げ、受諾演説でも自信を持つ財政・経済改革を力説した。

 自他ともに認める財政家のルーツは1992年の大統領選で敗れた共和党が臥薪嘗胆を期して翌年に設立した保守系シンクタンクだ。中心メンバーで「保守派経済のゴッドファーザー」と呼ばれたケンプ下院議員の薫陶を受けたライアン氏は財政への見識を深め、28歳の若さで当選した下院で財政の専門家の地位を確立。昨年に念願の予算委員長に上り詰め、「ライアン・プラン」と呼ばれる党の予算案をまとめた。

 その骨格は財政を圧迫するメディケア(高齢者向け医療保険)を民間医療保険の補助金制度に衣替えし、教育予算など歳出カットで財政赤字を削減する一方で、企業減税や規制緩和で経済成長を促すものだ。

 ロムニー氏は州知事時代に医療保険制度を導入するなど穏健派のレッテルがつきまとう。そこに物足りなさを感じる共和党保守派には、徹底して「小さな政府」を目指すライアン氏の主張は歓迎されている。

 だが、社会保障に大なたを振るうライアン氏にオバマ政権は「弱い者いじめ」と強く批判。あろうことかロムニー氏も「私には別の財政再建案がある」と口走り、米メディアに皮肉られるひと幕もあった。

 ライアン氏も行き過ぎたと思ったのか、全米で最も高齢者が多く住む激戦区フロリダ州の集会では78歳の母親を壇上に上げ、「メディケアは母の頼るよすがだ」と制度の存続を強調した。

1315チバQ:2012/08/30(木) 21:13:01
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120830/amr12083009330004-n1.htm
「安定感」「変節」…激戦州、期待と不安
2012.8.30 09:32 (1/2ページ)[オバマ米大統領]
 【タンパ=犬塚陽介】ロムニー氏を大統領候補に正式指名した共和党にとって、4年ぶりの政権奪還のカギを握るのは、フロリダやオハイオ、ネバダなどの激戦州の票の行方だ。ロムニー氏が保守票をがっちり固めた上で無党派層を取り込めるか。激戦州の代議員からは、ロムニー氏に対する期待と不安、そして不満の声が入り交じった。

 「国民は何の実績も残せなかったオバマ政権の4年間を間近で見てきた。ロムニー氏が等身大の自分を国民に見せれば、支持は自然と集まってくる」

 最激戦区の一つとされるフロリダ州の代議員で不動産業のリンダ・アイベルさん(57)は自信をみせた。大胆な歳出削減を盛り込む財政改革案を示した保守派のライアン下院予算委員長が副大統領候補に指名されたことで、党員の結束が強まったとの指摘もある。

 ノースカロライナ州で保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」の幹部を務めるビル・ムーアさん(65)は、この数週間で「組織に安定感が出てきた」と述べ、“ライアン効果”に顔をほころばせた。

 オバマ大統領の「有権者を魔術にかける演説力」に危機感を募らせる声もあった。オハイオ州の自営業、ブラッド・カストンさん(53)は「オバマ氏は演説のうまいセレブリティー(有名人)だ」と話す。

 やや様相が異なるのはネバダ州だ。大統領候補の指名では、各州の代議員の割り振りが発表されたが、ネバタ州では、個人の自由を最大限に尊重し、徹底した「小さな政府」を主張するロン・ポール下院議員に17票が割り当てられ、ロムニー氏には5票しか割り当てられなかったからだ。

 ポール氏を支持したカール・バンスさん(35)は「ロムニー陣営の行財政改革は保守票の取り込みを狙った思いつきで、全く真実味がない」と厳しく批判する。

 バンスさんは「変節」を繰り返すロムニー氏支持は「信念に反する」ため、本選では「棄権票を投じるだろう」と述べ、一部の保守派とロムニー陣営に残る亀裂の深さをうかがわせた。

1316チバQ:2012/08/30(木) 21:14:25
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120821/amr12082121020005-n1.htm
【米国のかたちを問う】
(1)「ローン払うため勝ちたいと考えるな」父の背中追うロムニー氏
2012.8.21 21:01 (1/4ページ)[米国]

20日、米ニューハンプシャー州の集会で住民の質問に答えるロムニー氏。隣は副大統領候補に内定したライアン氏(ロイター)
 秋の大統領選でオバマ大統領に共和党候補として挑むミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)に人生最大の転機が訪れたのは、モルモン教(末日聖徒イエス・キリスト教会)の布教活動でフランスに滞在中のことだった。

 2つの悲劇が若きロムニー氏を襲う。1968年6月、南西部ボルドー郊外で自動車事故に遭遇した。布教仲間の女性が死亡し、21歳のロムニー氏は、地元警察から一時は死亡を宣告されるほど重体となった。

 失意に追い打ちをかけたのが、事故の数カ月後に届いた現在の妻、アン・ロムニー氏から別れを告げる手紙だった。3年前、将来を誓い合ったが、布教活動で連絡が疎遠になり、アン氏に新しいボーイフレンドができたのだ。


突然のプロポーズ


 後に手堅い経営でファンド事業を成功させたロムニー氏だが、このときばかりは大胆だった。帰国後、空港に出迎えたアン氏にプロポーズ。その場で婚約を取り付ける早業だった。

 良くも悪くも、2年半にわたる布教活動が、政治家を目指すことになる若いロムニー氏に大きな影響を与えたのは間違いない。

 カトリック教徒の多いパリ市内での戸別訪問。当時の仲間で医師のマックブライド氏は、「1千軒訪問して、話を聞いてくれる人は2、3軒だけだった」。草の根選挙の難しさをすでに皮膚で感じ取っていたとしても不思議ではない。

 母レノア氏が上院選に出馬した70年、選挙遊説について回った23歳のロムニー氏は、地元メディアに興味深いことを語っている。

 「将来、政治家になりたい。だが、家族を養う生活手段としての政治家ではなく、経済基盤を固めた上で政治に専念したいのだ」

 ロムニー氏にそう語らせたのはミシガン州知事を務めた父、ジョージ・ロムニー氏だった。

 自動車産業のメッカ、ミシガン州が生んだ“親子鷹”のロムニー氏と父ジョージ氏。見た目も経歴もうり二つだ。フォードなどビッグスリーに対抗して設立した自動車メーカー「アメリカン・モーターズ」元会長で、ミシガン州知事を3期務めたジョージ氏が最後まで果たせなかった夢。それが、米大統領だった。

 「知事選に出馬中だった父は幼い私に言った。住宅ローンを払うために選挙に勝ちたいと考えるな、と」

1317チバQ:2012/08/30(木) 21:15:01
受け継いだ使命感


 今年1月の共和党予備選討論会で、ロムニー氏は封印していた父との“秘話”を披露した。金持ちイメージを払拭し、ホワイトハウスを目指す理由が、父から受け継いだ使命感であることを強調するためだった。

 ジョージ氏は1964年の大統領選に意欲を示すも出馬を断念。68年には共和党予備選で敗退した。

 一方のロムニー氏は、投資ファンド「ベイン・キャピタル」の共同設立者として成功後、94年にマサチューセッツ州から上院選に出馬。民主党大物エドワード・ケネディ氏に挑み敗北する。が、2002年には同州知事に当選した。

 1期で辞任したのは、08年の大統領選に出馬するためだった。ロムニー父子にとって、実業家は州知事や上院議員になるためのステップだった。その知事や上院議員も頂上を目指す踏み台にすぎなかったのだ。

 ポール・ライアン下院議員(42)を副大統領候補と発表した翌日の8月11日。ロムニー氏はバージニア州での集会で「わたしは中小企業の味方だ。イチから起業するのが好きなのだ」と声を張り上げた。

 「ドミノ・ピザ」「すかいらーく」。日本でもなじみの外食産業への投資で知られるベイン・キャピタルを名だたる企業に育てた。妻アン氏を口説き落としたスピードと大胆さがファンド経営に発揮されたのか。だが、よく言えば慎重、悪く言えば臆病な一面を物語るエピソードもある。

 「地位も収入も失いたくないんだ。失敗したら元の部署に戻っていいか?」

 ロムニー氏は、ベイン設立を持ちかけた元職場の上司にこう懇願した(「ザ・リアル・ロムニー」マイケル・クラニッシュ、スコット・ヘルマン共著)。

 02年のソルトレークシティー冬季五輪で組織委員会の会長を務めたロムニー氏の片腕だったユタ州在住のフレイザー・ビューロック氏(57)はこう語る。

 「上院選出馬は親の七光だが、民主党の強いマサチューセッツ州での知事当選は立派だ。スキャンダルまみれの五輪を黒字化した実績が大きかった」


髪型は「超」保守的


 だが、政治家としての力量を知るには、知事時代の4年間はあまりに短い。穏健なのか、保守なのか、政治信条もとらえにくい。

 知事時代最大の成果、医療保険改革は、オバマ大統領が実現させた全米の改革のモデルとなった。ジョージ氏も、ミシガン州に全米初の所得税を導入して福祉政策を拡充。実績からみれば父子ともに穏健派だ。

 普段着のロムニー氏を語るのは、25年の知り合いだというボストン市郊外の美容院経営、デ・マジストリス氏(69)だ。

 「髪形は“超”がつくほど保守的だよ。こちらが思った通りにカットさせてくれないんだ。髪形のこと以外は何でも話した。人工妊娠中絶に賛成したり、考え方は柔軟だったなぁ」

 27日からフロリダ州で始まる共和党大会で指名を受けるロムニー氏は父を超えた。だが、米国をどこへ導こうとしているのか。親子2代で上る階段の先は、はっきり見えない。





 リベラル色を強め再選を狙うオバマ大統領。穏健色を振り払い保守復活を唱えるロムニー氏。11月6日の大統領選は「米国のかたち」を問う選挙でもある。(ボストン 佐々木類)

1318チバQ:2012/08/30(木) 21:16:00
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120823/amr12082315300005-n1.htm
【米国のかたちを問う】
(2)大きな政府VS小さな政府
2012.8.23 15:29 (1/3ページ)[米国]


オバマ氏「成果を出すのに、もう4年必要だ」



ロムニー氏「ワシントンで人生を送る人に経済は理解できない」


 日中の市街地に人影はまばら。空き店舗も目につき、21万人の都市にしてはまるで活気が感じられない。「不況で企業や人が流出し、治安も悪化する。負の連鎖だ」。商工会議所の幹部はため息をついた。

 カリフォルニア州ロサンゼルスから東に約100キロ。サンバーナディーノ市は今月1日、4千万ドル超の財政赤字を抱えて連邦破産法第9条の適用を申請した。ジム・モリス市長室長は「職員の解雇や給与削減も、焼け石に水だった」と肩をすくめる。

 同州では今年3つの自治体が破綻し、ブラウン州知事も1月に「財政非常事態」を宣言。景気低迷や雇用の悪化で税収が激減する一方、消防など行政サービスは削れず、債務は膨れ上がる。50超の自治体が破綻危機にある米国の縮図だ。






債務膨れる自治体


 オバマ政権は、「大きな政府」路線で米経済の立て直しに挑んだ。その柱が財政出動による景気刺激策と、太陽光発電など新産業育成で雇用創出を図る「グリーン・ニューディール」。就任直後に7870億ドルという過去最大の景気対策を実施した。

 しかし、カリフォルニア州立大のジョナサン・アンダーソン教授は「景気の押し上げには至らなかった」と切り捨てる。就任前に5.8%だった失業率は11年に8.9%へ跳ね上がり、景気対策に湯水のようにお金をつぎ込んだ結果、1兆ドルを超す財政赤字を招いた。財政危機の自治体を救済する余裕も国にはない。

 だがオバマ大統領は「(成果を出すのに)もう4年が必要だ」と開き直り、「大きな政府」路線を変えるつもりはない。米シンクタンク、経済開発委員会のジョセフ・ミナリク副代表は「本来は政策を見直す局面だが、自動車産業の復活など成果を誇張している」と指摘する。






民間活力で成長


 対抗する共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事の旗印は「小さな政府」。オバマ氏とは真逆に政府の介入を極力抑え、民間の活力で経済成長を促す手法だ。ファンド経営者として鳴らした経歴を自負し、「(政治の街)ワシントンで人生を送る人に経済は理解できない」と胸を張る。

 しかし、その足元がここにきて揺らいでいる。

 ウォール街の代弁者としてオバマ氏の金融規制強化に強硬に反対するロムニー氏を、ジョージ・メイスン大のドナルド・ボードリュー教授は「『むだな規制が多い』というだけで、具体的にどんな規制を撤廃すべきかの言及がほとんどない」と批判する。

 反格差デモの拡大を契機に巻き起こった「キャピタリズム」論争。ロムニー氏は「米国は自由経済、市場原理の国だ」と突っぱねてきた。しかし、大幅な歳出削減を訴える財政再建策にはブレが指摘されている。

 根は穏健派のロムニー氏が副大統領候補に選んだライアン下院予算委員長は、札付きの財政緊縮論者だ。高齢者向け医療費や教育予算の大胆な削減をうたうライアン氏に、オバマ陣営が「弱者切り捨て」とかみつくと、ロムニー氏は「私は別の財政再建案を用意する」と口走り、ライアン氏との溝をさらけ出した。






迫る「財政の崖」


 互いに弱みを抱えたオバマ氏とロムニー氏の前には、「財政の崖」問題が立ちはだかる。与野党の財政再建協議の決裂によって来年1月から予定される減税措置の打ち切りと、歳出の強制削減で、景気が崖から一気に落ち込む恐れがあるのだ。オバマ氏が唱える富裕層向け増税も、ロムニー氏の歳出削減も、景気落下に拍車をかける懸念がある。

 「大きな政府」か「小さな政府」か。大統領選は、経済モデルを選択する機会だが、アンダーソン教授は「地方を破綻からどう救うのか、処方箋は示されていない」と漏らす。(サンバーナディーノ 柿内公輔)

1319チバQ:2012/08/30(木) 21:16:50
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120825/amr12082507590002-n1.htm
【米国のかたちを問う】
(3)国民皆保険
2012.8.25 07:56 (1/3ページ)[米国]

ニューハンプシャー州の自動車プレートに「LIVE FREE OR DIE(自由に生きる、さもなくば死を)」の文字。医療保険改革は米国民の価値観も問う

保障権利か 自由侵害か


 □オバマ氏「2年前の政治闘争を再開させる余裕はない」

 □ロムニー氏「改革を大統領就任初日に撤廃してみせる」

 米ニューヨーク州内に、医療保険を持たない中低所得者を無料で治療する病院が数カ所ある。大学病院の医師らの善意によるものだが、多くの無保険者が治療を希望し、予約を取るのは容易ではない。

 ◆多くの命救われる

 「オバマ大統領の医療保険改革は画期的だ。無料病院にも満足に通えなかった多くの人々の命が救われるからだ」。エイズと約20年闘い続け、今も週1回通院する元ダンサーで無保険者のビル・ダニエルスさん(56)はしみじみ語る。知人の中には、保険がないことを恥じ、こうした病院にも通わず体調を崩している無保険の女性もいる。

 ニューヨーク州はまだ恵まれている。ハーバード大の調査によれば、無保険が原因の死者は国内で年4万5千人に上る。高齢者・貧困層対象の公的保険を除くと、勤務先が提供する民間保険が主流の米国では、失業者や既往症がある人は保険に入れない。国民に保険加入を義務付けたオバマ氏の改革は、そうした人々にとって救いとなる。

 改革は国民の間で相次ぎ起こる“医療破産”の解消にも寄与する。米国の医療費は高額で、保険もなく緊急治療を受ければ自己破産しかねない。医療費が原因となった破産が全体に占める割合は2001年の46%から07年に62%へと急増。改革は焦眉の急といえた。

 歴代政権の試みは挫折の連続だった。セオドア・ルーズベルト大統領が100年前に医療保険改革を唱えた後、トルーマン大統領が国民皆保険化を試みたが失敗。ジョンソン政権時代には高齢者・貧困層への公的保険が導入されたが、クリントン政権による皆保険導入は頓挫した。

 それゆえオバマ氏が“社会主義者”と揶揄(やゆ)されながらも10年に医療保険改革法を成立させた際には、「(奴隷解放宣言をした)リンカーン大統領の業績に匹敵する」と自賛した。最高裁が今年6月に合憲判断を下すと、「2年前の政治闘争を再開させる余裕はない。この日をもって私たちは前進する」と宣言した。

 オバマ氏の改革に真っ向から反対するのは共和党大統領候補のロムニー前マサチューセッツ州知事だ。保険加入義務付けを「個人の自由の侵害」と強調する。

 米国には「個人のことに口を出すな」という独特の政治風土がある。実際、6月の世論調査ではオバマ氏の改革を「好ましくない」と思う人が52%と、「賛成」の36%を上回った。

 「私たちは無保険者のためになぜ多くの税金を払う必要があるのか? 自分のことは自分で責任を持って」。夫の会社の医療保険を持つエバ・ベリコバさん(28)はこう憤る。

 こうした保守層の間でロムニー氏の求心力は決して高いとはいえなかったが、大統領選に向けて逆に結束が強まるとの見方もある。オバマ氏の改革は追加支出が予想され、原資となる増税も経済に影響を及ぼすとの懸念が強いからだ。

 ◆根付く「自己責任」

 ロムニー氏に死角がないわけではない。オバマ氏の改革はロムニー氏がマサチューセッツ州に導入した改革が手本となったからだ。ルー大統領首席補佐官は「ロムニー氏も自慢していたはずだが」と皮肉る。しかし、本人は“改心”を全く悪びれず、「改革を大統領就任初日に撤廃してみせる」と鼻息が荒い。

 「自由に生きる、さもなくば死を」。東部ニューハンプシャー州の自動車プレートにはこんな言葉が刻まれている。米国民に根付く建国時からの「自己責任」の気概を表したものだ。

 医療保険をめぐる米国社会の「分断」は根深い。改革の国民投票となる大統領選は、自由と権利をめぐる国民の価値観までが問われることになる。(ニューヨーク 黒沢潤)





【用語解説】医療保険改革

 中低所得者約4600万人の無保険者を減らすため、2014年から国民に民間医療保険加入を義務付ける。原資は高所得者や医療関係業界への増税、高齢者医療保険の支出抑制などでまかなう。加入を拒否した国民には「罰金」を科す。共和党の力の強い26州が改革は憲法違反にあたると提訴。高裁段階では合憲、違憲の判断が分かれたが、最高裁が6月に合憲判決を下した。

1320チバQ:2012/08/30(木) 21:17:41
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120826/amr12082610110001-n1.htm
【米国のかたちを問う】
(4)移民制度改革 覚悟と熱意は
2012.8.26 10:11 (1/3ページ)[米国]

米国で育った不法移民の若者に就労許可を与えるよう訴えるヒスパニック系の住民ら=8月、米メリーランド州(AP)
 ■オバマ氏「移民の国であることに強みを見いだしてきた」

 ■ロムニー氏「兵役服して国守る人なら市民権獲得を支持」

 「どちらの候補が優れているかじゃない。マシなのはどっちか、の選択だ」

 デービッド・ベナビーデスさん(31)は人懐っこい笑顔を浮かべた。

 ホワイトハウスから車で約15分、バージニア州アーリントンにある不法移民の求職者待機所。幼少時にグアテマラから両親に連れられて移住したベナビーデスさんは正規の移民で、8年前から求職者と雇用側の橋渡し役を任されている。

 日の出直後から約20〜30人の不法移民が日雇い職を求めて集まる。草刈りや清掃業などの時給は約10ドル(約790円)。小部屋を7〜8人でシェアし、ときには野宿しながら生活費を切り詰め、貯蓄に充てる。6〜7年の我慢で、故郷に家が建つという。





 ◆ヒスパニック票

 米国人が敬遠する低賃金の単純労働を進んで請け負い、“夢”を追いかける不法移民。「移民制度改革を訴える政治家に、彼らを受け止められる覚悟と熱意があるだろうか」。ベナビーデスさんは語気を強めた。

 不法移民の数は約1120万人、大半はヒスパニック系だ。同じヒスパニック系の米国民は人口の約17%、有権者は約1930万人に上る。同胞意識は強く、候補者の移民政策は投票行動を左右しかねない。

 カリフォルニア大バークレー校のハーリー・シャイケン教授も「フロリダやバージニア、ネバダなどの接戦州で、ヒスパニック票の上積みが最大のカギとなる」と指摘する。

 「われわれは常に、法を重んじる国と同時に移民の国であることに強みを見いだしてきた」。オバマ大統領は6月、一定条件を満たす30歳以下の不法移民への強制送還を2年間免除すると発表した。

 が、新たな法律を必要としない特例措置は「一時しのぎ」であることを本人も認める。この4年で目に見える成果は出せず、選挙前にヒスパニック票をつなぎ留めようという意図は明白だった。

 オバマ氏は前回選挙で、不法移民の若者が一定条件を満たせば在留資格を与える「ドリーム法案」の成立を掲げ、ヒスパニック票の67%の支持を得た。しかし、法案は共和党の反対で頓挫。一方で国境警備を強化し、歴代政権で最多となる120万人の不法移民を強制送還し、ヒスパニック系の支持者を失望させた。

 ◆党内事情足かせ

 共和党の大統領候補、ロムニー前マサチューセッツ州知事の移民政策も明瞭さを欠いている。

 表向きは国境警備と不法移民を雇用する事業主への規制を強化し、就職機会を削減することで不法移民の「自主退去」を促す強硬策を支持している。が、具体策には一切触れていない。

 6月、ヒスパニック系団体の大会では「兵役に服して国を守ろうとする人なら市民権を獲得できる道を支持する」とお茶を濁し、若者の強制送還を免除するオバマ氏の新政策への賛否さえ明らかにしなかった。

 ロムニー氏を縛るのは、不法移民に批判的な保守層を抱える党内の事情だ。予備選では、比較的寛容な移民政策を打ち出した他候補を「弱腰」と批判してきた。いまになって前言を翻せば、ロムニー氏を苦しめた「変節者」のレッテルが再燃しかねない。むしろ国民が最も関心を持ち、本人の強みでもある経済問題に集中した方が、勝ち目があると見込んでいるのだ。

 各種世論調査では、ヒスパニック系の支持率はオバマ氏が約6割、ロムニー氏が約3割だが、もともと民主党の地盤だけに「6対4でもロムニー氏にも勝算が出てくる」とされる。

 オバマ氏の新味に乏しい「希望」に賭けるか。それとも、改革の熱意には乏しいが「経済通」のロムニー氏に乗るか。いずれにせよ消極的な選択を余儀なくされている。(ワシントン 犬塚陽介)

1321チバQ:2012/08/30(木) 21:21:21
http://mainichi.jp/select/news/20120831k0000m030023000c.html
米大統領選:共和党大会 ポール氏派が運営に反発し退場
毎日新聞 2012年08月30日 19時19分(最終更新 08月30日 19時43分)


米共和党大会会場でロン・ポール氏の大きな顔写真を掲げる支持者ら=2012年8月26日、AP
拡大写真 【タンパ海保真人】米フロリダ州で開催中の米共和党全国大会で29日、「リバタリアン(自由至上主義者)」で知られ、大統領候補指名争いに加わっていたロン・ポール下院議員(77)の支持者らが、党指導部の運営に抗議し、突然退場するハプニングがあった。大統領選へ向けて党が目指す一致結束にきしみが生じた格好だ。

 登壇者が演説中、「ロン・ポール」のプラカードを掲げた人など約50人が、党への不満を叫びながら行進し、会場を後にした。支持者の話では、北部メーン州のポール氏派の代議員10人が大会前に資格を剥奪されたことや、党指導部が各州の代議員の選出方法を少数派に不利になるよう変更する動きがあるためという。

 一部は大統領指名候補のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事陣営幹部の関与をいぶかる。支持者の一人はロムニー氏に投票しないことをほのめかし、「ロムニーは我々の支持なしには勝てないだろう」と語った。

 大会では、党指導部が代議員の選出方法を変えられる規則改定が強行採決で行われ、ポール氏支持派などから抗議の声が起きた。また28日には予定されていないポール氏の演説を求める掛け声も聞かれた。

 ポール氏は同党では異例の海外駐留米軍全面撤退などを主張、一部若者らの間でカリスマ的存在。「ティーパーティー(茶会運動)」にも支持者が多く、予備選ではロムニー氏を相手に最後まで撤退しなかった。

1322チバQ:2012/08/31(金) 22:07:38
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120831/amr12083114110004-n1.htm
ロムニー陣営は人柄アピール 会場に熱気と興奮
2012.8.31 14:06 [米国]

30日、米フロリダ州タンパでの共和党大会で、指名受諾演説をするロムニー氏(ロイター=共同)
 【タンパ(フロリダ州)=犬塚陽介】無数の星条旗が会場を埋め尽くし、総立ちの支持者が大歓声を挙げた−。フロリダ州タンパで30日、共和党の大統領候補に指名されたロムニー前マサチューセッツ州知事の指名受諾演説した。4年ぶりの政権奪還に向け、ロムニー氏がオバマ路線との決別を打ち出すと、会場には熱気と興奮が広がった。

 ロムニー氏は演説で、焦点の経済問題だけでなく、家族観や宗教、女性の地位向上などを率直に語り、未来志向の「国民の団結」を訴えて総立ちの観衆の喝采を浴びた。

 ロムニー陣営の幹部は指名受諾演説で「ミット・ロムニーの新たな一面を見せたい」と強調。時に「取っ付きにくさ」が指摘されるロムニー氏の「人間味」を描き出し、テレビやインターネットを通じた約3500万人の視聴者にアピールする方針を明確にした。

 受諾演説は「全米の有権者に直接的に訴えかけ、選挙戦に勢いをつける最大の好機」(共和党関係者)。会場には財界の大物だけでなく、モルモン教(末日聖徒イエス・キリスト教会)関係者や五輪メダリストも駆けつけ、ロムニー氏の人柄と人脈をアピールした。

 党大会最終日の30日には候補者指名を争ったギングリッチ元下院議長のほか、ブッシュ前大統領の弟のブッシュ元フロリダ州知事らも応援演説。特別ゲストとして俳優で映画監督のクリント・イーストウッド氏が登場すると、支持者は総立ちで歓迎し、会場は熱気に包まれた。

1323チバQ:2012/09/01(土) 09:55:46
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120831/amr12083122080008-n1.htm
「人間・ロムニー」を演出 冷徹さ封印、宗教“解禁” 共和党候補指名
2012.8.31 22:07 (1/2ページ)

8月30日、米フロリダ州タンパの共和党大会で、大統領候補指名の受諾演説のため、ステージに上がるロムニー氏(ロイター)
 【タンパ=古森義久、犬塚陽介】米共和党の大統領候補に決まったロムニー前マサチューセッツ州知事は8月30日の指名受諾演説で、宗教や家族観、女性の地位向上などに多くの時間を割いて率直に語り、「冷徹なロボット」と揶揄(やゆ)される人物評の払拭に努めた。「変革」を求めてオバマ大統領を支援し、現状に失望感を深める無党派層の取り込みには、好感度の向上が不可欠であるとロムニー陣営は分析。いつも以上に冗談や皮肉を交えながら「人間・ロムニー」を演出した。


壇上で「愛」連発


 米メディアによると、指名受諾演説はテレビやインターネットを通じ、約3500万人が視聴。ロムニー氏の人間性を訴えるには「またとない好機」(陣営幹部)となった。

 ロムニー氏の人間としてのソフト面はまず、普段は語ることの少ないモルモン教(末日聖徒イエス・キリスト教会)の活動についての紹介でアピールされた。

 同じ教会で働いた信徒が2人次々に登壇し、ロムニー氏の長年の宗教活動、特に慈善での貢献を詳しく語った。選挙戦で争点になるとも予測される宗教が、逆に恵まれない同胞への「愛」として提示された。

 ロムニー氏本人も支持者たちも演説では「愛」という言葉を多用して、家族への愛を強調した。大会の最終場面ではロムニー家の息子5人と孫18人がみな演壇に登り、その実践を誇示する形ともなった。

 また、女性の地位向上への配慮についても、民主党側からの攻撃に反論する形で、ロムニー氏のマサチューセッツ州知事時代の副知事や州政府幹部だった女性たちが同氏をたたえる演説を行った。

 オバマ大統領へのメッセージとして強く打ち出されたのは「民」の効用、民間ビジネスの価値だった。ロムニー氏が経営し、巨利を得たという投資ファンドに関与した旧友たちが登場し、同ファンドの活力がいかに民間経済に寄与したかを語った。この証言はロムニー氏のビジネスマンとしての実績を示すだけでなく、経済の不況対策などに「官」の効用を優先させる大統領への批判となった。

 ロイター通信による最新世論調査では、共和党大会中にロムニー氏がオバマ大統領を支持率で2ポイント引き離したことが判明している。

 ただ、ロムニー氏が演説で公約した「1200万人の雇用創出」には、早くも民主党から「根拠を提示していない」との批判が噴出している。妊娠中絶や同性婚に懐疑的な姿勢は保守層に歓迎される一方、無党派層の離反を招きかねない。


オバマ陣営反撃へ


 オバマ大統領はロムニー氏の演説を受けて「今夜は彼らのものだったが、われわれはあすを重視しなければならない。さあ行こう」と支持者向けに電子メールを送信。オバマ陣営のメッシーナ選対委員長も「個人攻撃ばかりで具体性を欠いていた」と切り捨て、来週の民主党大会で反撃に打って出る姿勢を明確にした。

1324チバQ:2012/09/04(火) 22:23:59
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2012090400709
日本・朝鮮半島に「強いプレゼンス」=アジア重視継続−米民主党綱領
 【ワシントン時事】3日に発表された米民主党綱領はアジア太平洋政策で、同盟国との関係強化と共に「日本と朝鮮半島に強いプレゼンス(存在)を維持する」と明記し、オバマ政権のアジア重視政策の継続を強調。安保・経済両面で対中政策を重要視する方針を確認した。
 同綱領は外交政策の方針として「テロや核拡散、サイバー攻撃などの脅威は一国では解決できない」と指摘。さらに「国際機関での米国の指導力の強化」を挙げた。
 中国に関しては、軍事交流を進めるなど協力関係の構築に努めるとした上で、「国際基準・規則を順守しなければならない」と要求。チベット問題を含む人権尊重の重要性を指摘し続けていくと述べた。
 綱領はまた、オバマ大統領の「核なき世界」に向けた努力を公約。イランと北朝鮮に対しては、国際的な経済制裁など外交手段によって核開発を断念させる方針をうたっている。
 経済面では、アジア太平洋を「最も活力に満ちた地域の一つ」と位置付け、環太平洋連携協定(TPP)を活用して「米製品の市場を見いだしていく」としている。(2012/09/04-17:23)

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1325チバQ:2012/09/04(火) 22:24:38
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012090400666
中間層を重視=中絶容認、同性婚支持−米民主党綱領
 【ワシントン時事】米民主党は3日、11月の大統領選や上下両院選に向けた公約となる党綱領を発表した。オバマ大統領の意向を踏まえて中間所得層を重視する姿勢を打ち出し、「地球上で最も繁栄した国家をつくる」と宣言。人工中絶容認や同性婚の支持を明記し、保守色を強める共和党との違いを鮮明にした。
 党綱領のタイトルは「米国の前進」。4日(日本時間5日)開幕の全国党大会初日に正式に採択される。(2012/09/04-16:57)

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1326チバQ:2012/09/04(火) 22:30:44
http://mainichi.jp/select/news/20120904k0000e030204000c.html
米大統領選:民主党 政策綱領に同性婚の支持を明記
毎日新聞 2012年09月04日 12時53分(最終更新 09月04日 16時29分)

 【シャーロット(米南部ノースカロライナ州)古本陽荘】米民主党は3日、党全国大会で4日に採択される予定の党政策綱領を公表した。党として同性婚を支持する方針を初めて明記。中間層の底上げによる経済成長を目指す方針を明確にし、富裕層減税でトップダウン型の成長を目指す共和党への対決姿勢を鮮明にした。

 党綱領は今後4年間の党政策の方向性を打ち出すものだが、今回の綱領は11月の大統領選の公約としての位置付けが明確なものとなった。

 外交・安全保障では、核拡散を防ぎ、最終的に「核兵器なき世界」を目指すこれまでの方針を維持するとしたが、実現までには「忍耐が必要」とも指摘した。テロとの戦いについては、国際テロ組織アルカイダが「01年の同時多発テロ以降、最も弱くなっている」と成果を強調した。

 党綱領はアジア太平洋を重視し、日本など同盟国との関係強化を目指す姿勢を示す一方、北朝鮮には、核兵器関連物資を国外に拡散させた場合は「米国や同盟国に対する深刻な脅威と受け止める」と警告している。

 イランの核兵器開発問題についても、外交的な解決が望ましいとしつつ、「軍事的手段も選択肢に含まれている」と強調した。

1327チバQ:2012/09/04(火) 22:39:41
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120904/amr12090419450008-n1.htm
【米大統領選】
綱領対決 「最強の米軍」は一致 「核兵器なき世界」で対立
2012.9.4 19:44 (1/2ページ)
 【シャーロット(ノースカロライナ州)=佐々木類】11月の米大統領選に向けた選挙公約である民主、共和両党の綱領が3日出そろった。外交・安全保障分野で、ともに米国を「アジア太平洋国家」とした上で、世界最強の軍事力を維持し、日本など同盟国とともに中国を牽制(けんせい)する姿勢を強めている。だが、民主党が追求する「核兵器なき世界」を、共和党は「注目すべき失敗」と断じるなど大きな違いもみせている。

 民主党は4日、南部ノースカロライナ州シャーロットで党大会を開き、党綱領を採択。内政だけでなく外交・安保面でも共和党との論戦を本格化させる。

 3日発表された民主党綱領は、与党政権らしく、対中政策について現実的な課題への対処方針を表明。共和党より多いスペースを割き、日本の原油輸入のシーレーン(海上輸送路)でもある南シナ海における中国の挑発的な海洋活動について、国際基準や国際法の順守を強く求めた。

 特に、「最優先」としたアジア太平洋地域で、オーストラリア、日本、フィリピン、韓国など同盟各国をアルファベット順に列記した上で、「日本と朝鮮半島で強い軍事的な存在感を維持する」と強調した。在日米軍の強力な態勢維持を明記したのは、対アジア外交のキーマンである「キャンベル国務次官補の影響が色濃い」(日米関係筋)との指摘も上がる。

 先の党大会で採択された共和党の綱領も、米国を「太平洋国家」とする一方で、地域の覇権を目指す中国や、核開発を続ける北朝鮮に対するオバマ政権の対応ついて「弱腰」と一刀両断し、「強い米国の復活」を掲げて国防費の削減に反対していく方針を示した。

 こうした方針は、米国には自由と民主主義を世界に流布する特別の使命があるとした、共和党の理念ともいえる「米国例外主義」に基づいている。ただ、両党は表現こそ違うものの、アジアなどでの秩序を形成していくため、「世界最強の軍隊の維持」という方向性では共通する。

 一方、核政策で民主党は、オバマ大統領が2009年に「壊滅的な打撃をもたらす兵器を地球から最終的に一掃する」との理想を掲げて表明した「核兵器なき世界」を踏襲。共和党は中国、ロシアを名指しし、「強力で効果的な戦略兵器は抑止力として不可欠」とし、民主党を批判した。

1328チバQ:2012/09/05(水) 22:13:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120905-00000069-mai-int
<米大統領選>ミシェル夫人 中間層へアピールの演説
毎日新聞 9月5日(水)19時11分配信


 【シャーロット(米南部ノースカロライナ州)古本陽荘】「バラクにとって成功とは、いくら稼いだかではなく、人々の生活にどれだけの変化をもたらしたかなのです」

 4日の米民主党全国大会で演説したミシェル夫人(48)は、バラク・オバマ大統領(51)の人柄や結婚生活について時間を割いて語り、会場の聴衆から熱狂的な歓声を浴びた。

 「我々は若く、とても愛し合い、そして借金だらけでした」と夫婦で多額の学生ローンを抱えていた新婚時代の暮らしぶりを紹介。大統領が授業料軽減のために学生支援に熱心なのは「バラクにとってこうした問題は、政治的な課題ではなく、個人的な課題だからなのです」と語った。

 また、大学卒業後に「高額報酬の就職の誘いを断り、鉄工所閉鎖で苦しむ地域で支援活動をしていたころと、いまでも彼は変わらない」と強調。ゴミ箱から拾ってきたコーヒーテーブルを大切にしていたエピソードも明かした。

 ライバルの共和党の大統領候補、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)は投資ファンド経営で巨額の富を築き、「市民感覚が欠如している」などと批判されている。両候補の暮らしぶりや育ちの違いに焦点を当て、中間層の味方はオバマ大統領とアピールする狙いもあったようだ。


http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20120905-00000057-jnn-int
民主党大会開幕、米大統領選“女の闘い”
TBS系(JNN) 9月5日(水)20時40分配信

 11月のアメリカ大統領選挙は再選を目指すオバマ大統領と共和党・ロムニー候補の接戦となっていますが、本人たち同様に注目を集めているのが夫人たちの『女の闘い』です。

 アン・ロムニー夫人は5人の息子を持つ専業主婦。裕福な家庭に育ち、大金持ちのロムニー氏と結婚しました。ミシェル夫人は対照的に、シカゴの労働者階級の家庭出身。弁護士として2人の娘を育てながら、オバマ大統領と二人三脚で歩んできました。党大会の目玉として登場したふたりの夫人。狙いは「女性の支持拡大」です。

 3日間にわたって開かれる民主党大会の初日。中絶の権利や性差別といった問題に取り組む女性たちが次々に登場して、民主党への支持を訴えました。そのトリを務めたのは・・・。
 「今、ミシェル・オバマ大統領夫人がステージに立ちました。会場から大きな歓声。そして、『We Love Michelle』 の立て札がたくさん上がって、前が見えないような状況です」(記者)

 「上院議員だったときも大統領候補になったときも、バラクは最初のデートのときに穴の開いた車で迎えに来てくれたときの彼と変わっていません」(ミシェル・オバマ夫人)

 ミシェル夫人は、夫が大統領になってもかつてと同じ価値観と決意を持って仕事に臨んでいると話し、“変わらないオバマ氏”を強調しました。

 「バラクにとって成功とは、いくらお金を稼ぐかではありません。人々の生活をどれだけよくできるかなのです」(ミシェル・オバマ夫人)

 前回の選挙で女性票の56%を獲得したオバマ陣営。ところが、今回の選挙ではここに来て暗雲が立ちこめています。世論調査によると、ロムニー氏は先週行われた共和党大会の後に女性からの好感度が上昇しました。ところが、オバマ氏の好感度は51%から46%に減少したのです。

 「今夜は愛について話します」(アン・ロムニー夫人)

 共和党大会でロムニー候補の素顔を紹介したアン夫人。夫のイメージ改善に一役買っただけでなく、経済問題について母親の視点からオバマ大統領に厳しい問いかけをしていました。

 「仕事好きの働く母親は“少しでも働く時間を削って子どもと過ごしたい”そう思っていますが、こんな経済状態ではそんなわけにもいきません」(アン・ロムニー夫人)

 対するミシェル夫人は演説の最後をこう結びました。

 「我々はもう一度結束し、立ち上がらなければなりません。この国を前進し続けさせるために、信頼できる男性で、私の夫、我々の大統領であるバラク・オバマのために」(ミシェル・オバマ夫人)

 「本当に感動しました」
 「ミシェル夫人はとても誠実で率直な人。このスピーチは大きな影響を与えると思いますよ」(民主党員)

 アメリカで最も好感度の高い女性といわれるミシェル夫人のスピーチは、過熱する女性票をめぐる戦いにどんな影響を与えるのでしょうか。(05日17:04)

1329チバQ:2012/09/05(水) 22:13:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120905-00000083-mai-int
<米大統領選>民主党の同性婚支持 賛否分かれ賭けの要素も
毎日新聞 9月5日(水)20時21分配信


拡大写真
米南部ノースカロライナ州シャーロットで開幕した民主党全国大会に参加する、北西部ワシントン州シアトルの代議員。同性愛、両性愛、性同一性障害者の尊厳を象徴する虹色の衣装をまとっている=2012年9月4日、AP

 【シャーロット(米南部ノースカロライナ州)海保真人】11月の米大統領選で再選を目指すバラク・オバマ大統領を民主党の大統領候補に正式指名する党全国大会が4日、南部ノースカロライナ州シャーロットで開幕した。党の政策綱領に初めて同性婚への支持が盛り込まれ、同性愛者とその支援者は活気づいている。再選へ向けて無党派層をも引き寄せるオバマ大統領の思惑とされるが、賛否を巡り国を二分する問題だけに賭けの要素もある。同性婚支持は同時に、男女間の結婚しか認めない共和党の方針との違いをいっそう際立たせることになった。

 大会にあわせて、この日開かれた同性愛者らの党員集会は「歴史的で祝うべき日」と喜びに包まれた。演壇に立った労働組合全国組織の女性代表、ランディ・ワインガーテンさん(54)は「二十数年前、私たちは自分がゲイやレズビアンだと言うことを怖がっていた。ようやく今、党に尊重され、他の米国民と同様、自由と尊厳という称号を与えられた」と話した。集会は、選挙へ向けて決起する場ともなった。

 採択された政策綱領は、同性カップルの結婚を支持するとともに、婚姻の定義を男女間に限定した連邦法「結婚防衛法」の廃止を求めている。

 米国で同性婚の合法化は各州に委ねられているが、合法化しているのは50州のうち8州とコロンビア特別区(首都ワシントン)のみ。法的に認知されないと、カップルは財産相続、医療保険などで困難に直面する。民主党の綱領は合法化を促すと期待されている。

 オバマ大統領は5月、歴代米大統領として初めて同性婚を支持する発言をし、綱領に盛り込む布石となった。当時のギャラップ社の世論調査では、支持派50%、不支持派48%。支持派は16年前の27%から大きく増えた。また、民主党支持者のうち65%、無党派層の57%も支持した。

 オバマ選対にとって同性婚支持は、接戦が見込まれる大統領選で、リベラル派の支持を固め、さらに無党派層への浸透を広げる戦略とみられている。

 一方、共和党は8月に採択した政策綱領で、同性婚を認めない方針を改めて確認。世論調査でも共和党支持者のうち同性婚合法化への支持は22%にとどまり、民主党とは対照的になっている。

 民主党大会に参加している党員のほとんどは「同性カップルが『家族』だと認知されるための大きな一歩」と歓迎している。だが、民主党支持者でも約3割が不支持のほか、「共和党は今後、より反同性愛者の方針を強めるのではないか」(男性支援者)と懸念する声も出ている。

1330チバQ:2012/09/05(水) 22:15:06
>>1248
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120905/k10014808551000.html
民主党大会 ヒスパニック系市長演説
9月5日 19時0分 K10048085511_1209051933_1209051935.mp4
アメリカの大統領選挙に向けた民主党大会で、ヒスパニック系の期待の星として注目されるテキサス州の若手市長が基調演説を行い、野党・共和党の大統領候補のロムニー氏は、庶民が置かれている状況について「分かっていない」と痛烈に批判しました。

4日、民主党の全国党大会で基調演説を行ったのは、テキサス州サンアントニオのフリアン・カストロ市長(37)です。
ヒスパニック系のカストロ市長は演説の中で、共和党のロムニー候補について、「最も裕福な層がより豊かになれば、残るわれわれも豊かになれると言うが、そのやり方はすでに失敗し、中間所得層が犠牲になった。ロムニー氏は分かっていない」と厳しく批判しました。
そのうえで、「オバマ大統領は、人々への投資なしに国の繁栄はありえないと理解している」と述べ、中間所得層への支援強化を掲げ、再選を目指すオバマ大統領への支持を訴え、会場から喝采を浴びました。
4年に1度開かれる民主党と共和党の党大会では、その党の次世代を担う若手の有力政治家が基調演説を務めることが多く、8年前には、当時無名のイリノイ州上院議員だったオバマ氏が国民の融和を訴える演説を行い、一躍全米の注目を集めました。
今回、民主党がカストロ市長を起用した背景には、人口が急激に増加し、大統領選挙でも勝敗の鍵を握るとみられるヒスパニック系の支持を固めるねらいがあるものとみられます。

1331チバQ:2012/09/05(水) 22:15:46
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012090500636
生い立ちと重ね夢語る=中南米系初の基調演説−カストロ氏・米大統領選
 【ワシントン時事】4日開幕した米民主党の全国党大会では、メキシコ移民3世でテキサス州サンアントニオ市長のフリアン・カストロ氏(37)が、中南米系として初めて基調演説を行った。2004年、イリノイ州上院議員だったオバマ大統領が政治に「希望」を取り戻そうと訴え、飛躍の土台を築いた大舞台。カストロ氏は、平等な機会を与えられれば誰でも「夢」を実現できると強調する一方で、激しい共和党批判を展開した。
 カストロ氏は、自身と双子の弟でテキサス州下院議員のホアキン氏の生い立ちに関し、メキシコから移住した祖母と母親に育てられたと説明。「祖母はわずか2世代後に孫が市長になるとはまれなことだと思ったかもしれないが、わが家族の物語は特別ではない。特別なのはこれを可能にする米国の方だ」と述べ、教育の機会平等が確保されれば、夢をかなえられると強調した。(2012/09/05-15:19)

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1332チバQ:2012/09/05(水) 22:17:14
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012090500746
ケベック州独立派が政権奪取=勝利集会で銃撃、1人死亡−カナダ
 【ニューヨーク時事】カナダ東部のフランス語圏ケベック州で4日行われた議会選(125議席)で、カナダからの分離独立を目指す野党ケベック党が第1党の座を獲得して勝利、与党自由党から政権を奪取する見通しになった。
 ところが、同州初の女性首相に就任する見通しになったケベック党のマロワ党首が最大都市モントリオールの集会で勝利宣言をしていた際、男が銃を発砲し、男性1人が死亡、1人が重傷を負った。男は会場の外で逮捕された。付近に火を放ったとの情報もある。犯行の背後には英語を使う少数派の反発があるとの見方も出ている。(2012/09/05-17:29

1333チバQ:2012/09/05(水) 22:31:17
↑間違えた

1334チバQ:2012/09/05(水) 22:32:10
http://www.afpbb.com/article/politics/2898708/9452449?ctm_campaign=txt_topics
「専業主婦」対「キャリアウーマン」、次のファーストレディーはどちらに
2012年09月05日 11:31 発信地:ワシントン/米国

【9月5日 AFP】片や白人、片や黒人。片や裕福な家庭の生まれ、片やシカゴ(Chicago)の労働者階級の家庭の出身。今年の米大統領選では、共和党候補に指名されたミット・ロムニー(Mitt Romney)前マサチューセッツ(Massachusetts)州知事と民主党候補になる現職バラク・オバマ(Barack Obama)大統領と同様に、両者の妻であるアン・ロムニー(Ann Romney)夫人(63)と、現役ファーストレディーのミシェル・オバマ(Michelle Obama)夫人(48)が好対照をなしている。

 選挙戦に決着をつける11月6日の投票日が近づく中、どちらの候補者の妻の好感度が高いかが、通常の大統領選に比べて重要視される可能性も指摘されている。

 両夫人とも品格があり、夫の応援で成果を上げることが予想される。政治の専門家らは、大統領選の目的は大統領の家庭生活のパートナーを選ぶことではないと強調するが、ファーストレディーは有権者が各候補者に持つイメージを作り上げる上で重要な要素になっており、投票行動に影響を与えている。

 カリフォルニア大学リバーサイト校(University of California, Riverside)のキャサリン・オルゴー(Catherine Allgor)教授は、先週フロリダ(Florida)州タンパ(Tampa)で開かれた共和党全国大会(Republican National Convention)でアン夫人が行った応援演説に人々が熱心に耳を傾けた理由はこの点にあると言う。同教授はAFP通信に対し、「米国人はこうした女性たち(候補者の妻)に、候補者の誠実さを証明する力があると信じています。また、夫や父親、家の事柄を管理する者としてどのような家庭生活を送っているかが、候補者の道徳性や本当の人柄の証しになると考えているのです」と語った。
  
 ノースカロライナ(North Carolina)州シャーロット(Charlotte)で開幕した民主党全国大会でミシェル夫人が行う応援演説も同じように注目を集めるだろう。米国のファーストレディー史が専攻のオルゴー教授は、大衆の候補者観が覆れば、こうした応援演説は効果的になり得るとコメント。「この効果が非常に大きいからこそ、候補者の妻は演壇に立ち、結婚について語るのです。うまくいけば、絶大な効果を発揮します」と語った。
 
■対照的な2人

 一方、米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)記者で、ホワイトハウスの内情を暴露したとされるベストセラー「The Obamas(オバマ家の人々)」の著者であるジョディ・カンター(Jodi Kantor)氏は米公共ラジオ放送に対し、両候補者の妻たちは多少刺激的な発言をしても政治的批判から守られると指摘。「アン夫人が演説で語った内容は高度に政治的でしたが、『愛についてお話します(this is about love)』と切り出していました。選挙戦や政治を越えている点を強く印象づけるほど、演説の効果は高まります」と語った。

 現役ファーストレディーのミシェル夫人は、プリンストン(Princeton)大とハーバード(Harvard)大で学んだ弁護士で、一時期はオバマ家の家計を支えていたキャリアウーマン。オバマ氏が大統領に就任してからは、軍人の家族を支援したり、子どもたちの食生活の改善と肥満防止を呼び掛ける運動「Let's Move!」を主導したりするなど幅広い活動に携わってきた。

 一方のアン夫人は、就労経験のない専業主婦で、子供を持つ親のグループなどの市民活動に積極的に取り組んでいる。神経の病気である多発性硬化症と長年戦い、乗馬で症状が軽減したと語っている。乳がんも患ったものの、寛解した。実業家の娘として生まれた夫人は、ロムニー氏に合わせてモルモン教に改宗し、ブリガムヤング大学(Brigham Young University)でフランス語の学士号を修得した。

 アン夫人は、銀髪で真珠を身に着けていたバーバラ・ブッシュ(Barbara Bush)夫人や、穏やかで控えめだったローラ・ブッシュ(Laura Bush)夫人など、過去のファーストレディーについて人々が持つ、伝統的で育ちが良い印象を与えるだろう。対照的にアフリカ系米国人初のファーストレディーになったミシェル夫人は、黒人芸術家の作品を展示したり、カントリーからジャズ、ブルース、ロックまで幅広い音楽ジャンルのコンサートを開催したりするなど、ホワイトハウスをより開かれたものにしようと努めている。(c)AFP/Stephanie Griffith

1335チバQ:2012/09/06(木) 23:02:39
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120906/amr12090611060004-n1.htm
“内助の功”妻も舌戦
2012.9.6 11:04 (1/2ページ)

8月28日、フロリダ州タンパで開かれた共和党大会で登壇するロムニー候補のアン夫人 (AP)
 【シャーロット=犬塚陽介】11月の米大統領選に向け、民主党のオバマ、共和党のロムニー両候補の妻、ミシェル(48)とアン(63)両夫人が注目されている。両候補はともに冷静で、感情が表れにくいとの評価が一般的。そんな2人をそばで支える「妻の目線」が語る素顔は、両候補の人間性を知る上でも関心が高い。両陣営も次期大統領を側面支援する“内助の功”に期待を寄せている。

 「上院議員や大統領候補になったときでさえ、彼はさびきった車で私をデートの迎えに来たころと変わらなかった」

 ミシェル夫人は民主党大会での演説でこう述べ、「変革」を唱えて全米を熱狂させた4年前と比べてもオバマ大統領の信念に少しも変化はないと強調した。

 8%台の高失業率や景気低迷でオバマ氏の支持率が伸び悩む中、前回選挙で大躍進を支えた女性票の取り込みは不可欠。家庭を引っ張る母親を自任し、飾り気のない人柄で人気の高いミシェル夫人は、オバマ陣営の再選戦略に不可欠だ。

 ミシェル夫人は演説で、決して裕福でなかったオバマ氏や自らの幼少時代を回想。中間層支援は個人的な体験に基づくものとし、「彼にとって大事なのは、政治的に容易かどうかではなく、その行動が正しいかどうかだ」と語気を強めると会場は総立ちとなった。

 演説は「歴代大統領夫人の中でも、もっとも印象深いものの一つ」(CNNテレビ)と米メディアに好意的に受け止められた。

 アン夫人も負けてはいない。先月28日の共和党大会での演説では「ロボットのように冷徹」とも評されるロムニー氏の人間味を引き出し、「深く心を動かされる素晴らしいスピーチ」(CBSテレビ)と評価はうなぎ上りだ。

 アン夫人は「今夜は愛について語りたい」と切り出し、信仰も異なる学生2人が「そんなことは気にもせず」に結婚したと告白。アパートの地下でアイロン台をテーブルにツナ缶やパスタを食べた結婚当初を「最高の日々」と懐かしんだ。

 民主党関係者に「一度も仕事をしたことがない専業主婦」と批判されると「自分でこの道を選んだ。子供5人を育てるのは大変な仕事」と切り返し、主婦層の喝采を浴びた。ただ、最近では「成熟した人物」を多くの女性がオバマ大統領の代わりに求めていると発言。大統領の直接批判とも受け取れる内容には「行き過ぎ」との批判も出ている。

1336チバQ:2012/09/06(木) 23:11:30
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/322459
【米大統領選2012年】米再興へ公平VS自由 民主、共和の党綱領、真っ向対立
2012年9月6日 01:10 カテゴリー:アジア・世界
 【シャーロット(米ノースカロライナ州)宮崎昌治】米民主党が4日の全国党大会で採択した綱領は、初めて同性婚の合法化を盛り込むなど、オバマ大統領の意向を反映したリベラル色の強い内容となった。保守色を強めた共和党の綱領をことごとく否定し、両党は「国のかたち」で真っ向から対立する。

 「この選挙は単に2人の大統領候補、二つの政党の選択ではない。国を導く、根本的に異なる二つの道筋の選択だ」

 民主党綱領はこう宣言し、最大の争点である経済再生について、同党を中間所得層を重視した「ボトムアップ型」、共和党は富裕層を優遇する「トップダウン型」と色分けしてみせた。

 共和党も28日に採択した綱領で、オバマ政権下で進めた政策を全否定した。両党の考えの違いは、国民皆保険を目指し、オバマ氏が1期目の目玉として導入した医療保険改革に象徴される。

 民主党「病気になった人が破産する事態は避けるべきだ。だれもが手ごろな医療を受けられることは米国の約束だ」

 共和党「個人の健康は基本的に個人の責任だ。人のあらゆる面に政府が関与する欧州型の社会は米国になじまない」

 民主党はよりリベラルに、共和党はより保守に。両党の綱領で現れたのは「両極化する米国政治」(米紙ニューヨーク・タイムズ)といえる。

 その原因の一つを、米ヘリテージ財団の横江公美上級研究員(47)は米社会の多様化に求める。ヒスパニック(中南米系)の増加など、人口構成の多様化が進む米国は必然的にリベラル化し、オバマ民主党はその流れでリベラル色を強める。

 それに対抗し、共和党は白人中心の草の根保守派運動「ティーパーティー(茶会)」や宗教右派が影響力を強め、小さな政府と強い軍事を柱にますます保守化する。

 両党綱領はくしくも、冒頭で「アメリカンドリーム」の再興を誓った。だが、その実現のため民主党は「より公平なチャンスの保障」を求め、共和党は「より強く、自由な競争」をうたう。異なる社会を描く両党に、接点は見いだせない。

=2012/09/06付 西日本新聞朝刊=

1337チバQ:2012/09/06(木) 23:16:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120906-00000110-mai-int
<米大統領>クリントン元大統領と抱擁 親密ぶりアピール
毎日新聞 9月6日(木)22時7分配信


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米南部ノースカロライナ州での民主党全国大会で、演説を終えたクリントン元大統領(右)と抱き合うオバマ大統領=2012年9月5日、AP

 【シャーロット(米南部ノースカロライナ州)海保真人】米民主党全国大会で5日、今も国民の間で根強い人気のクリントン元大統領がオバマ大統領を推す演説をし、2人でがっちりと抱き合った。
 クリントン氏は4年前の民主党予備選でヒラリー夫人(現国務長官)がオバマ氏と激闘したことで一時、関係が悪化したと言われてきた。だが、壇上では「米国がオバマ大統領を再選すべき理由の一つは彼が今も協調性を重んじるからだ」と語り、「彼はヒラリーさえも閣僚に任命した」と、聴衆を笑わせた。

 また経済不況について、大統領在任時の96年前後に回復させた例を引き合いに「オバマ大統領は私の時より経済が弱まっていた時期に就任した。私を含め4年間で打撃を修復させた歴代大統領などいない」とオバマ氏をかばった。

 民主党員の間で、気さくなクリントン氏の人気は今もオバマ氏以上。演説後、舞台袖からオバマ氏が出てきて2人が抱き合うと、会場は割れんばかりの拍手となり、「フォー・モア・イアーズ(あと4年)」の連呼がわき起こった。

1338チバQ:2012/09/06(木) 23:41:27
http://www.asahi.com/international/update/0906/TKY201209060420.html
2012年9月6日21時17分
ドレス対決はオバマ陣営 ミシェル夫人、ネットで称賛
 米民主党全国大会で4日に演説したバラク・オバマ大統領の妻ミシェル夫人(48)と、米共和党大会で先月28日に演説したミット・ロムニー氏の妻アン夫人(63)のファッション対決に注目が集まっている。ツイッター上ではミシェル夫人が優勢だ。

 ミシェル夫人はバラ色のノースリーブのワンピース、アン夫人は真っ赤なワンピースで登壇。5日のニューヨーク・タイムズ紙(電子版)によると、アン夫人のドレスは米高級婦人服オスカー・デ・ラ・レンタ社製で約2千ドル(約16万円)。一方、ミシェル夫人はアフリカ系米国人デザイナー、トレイシー・リースのもので、400ドル(3万1千円)前後という。

 ツイッター上では、ミシェル夫人が登場すると、「どこのブランド?」「どこで買えるの?」などと話題になった。アン夫人には触れなかった米高級デパートのニーマン・マーカスも、ミシェル夫人については「すてきなドレス」とツイートした。

 同紙は両者のドレスについてのツイートを踏まえ、「美しくフィットしたドレス。高画質テレビ時代に最適の選択」としてミシェル夫人に軍配を上げた。(ニューヨーク=春日芳晃)

1339チバQ:2012/09/07(金) 21:27:13
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120907/amr12090720530003-n1.htm
最終盤突入 いよいよ直接対決へ オバマ氏に強みと死角 4年前の熱狂はなく…
2012.9.7 20:51 (1/2ページ)[オバマ米大統領]

6日、米民主党大会の指名受諾演説で再選への支持を訴えるオバマ大統領=米ノースカロライナ州シャーロット(AP)
 【シャーロット(ノースカロライナ州)=佐々木類】オバマ米大統領(51)が6日、民主党大会で大統領候補指名受諾演説を行い、大統領選は11月6日の投開票に向けて最終盤に突入した。共和党候補のロムニー前マサチューセッツ州知事(65)との間で「異なる2つの未来」の選択を迫ったオバマ氏だが、選挙戦に4年前の熱狂はない。激しく競り合う両候補は激戦州で遊説を開始、10月の討論会で直接対決に臨む。

 「未来への根本的に異なる構想を選ぶものだ」。総じて淡々とした演説の中でオバマ氏が最も強調したのは、今回は米国のあり方を問う選挙だということだ。

 「徹底した自由競争による社会の繁栄」(ロムニー氏)か、「公平な社会の実現」(オバマ氏)か。勝っても負けても、オバマ氏にとって最後の選挙となるだけに、「絶対に悔いの残る戦いはしない」(ジャレット大統領上席顧問)と陣営も気合が入る。

 だが、前回2008年に比べ、盛り上がりに欠けるのも確かだ。無党派層の動向がその指標だが、党大会前の世論調査で「高い関心を持っている」と答えたのは53%にとどまった。

 演説でオバマ氏がフランクリン・ルーズベルト元大統領に言及したのは、ニューディール政策という大規模公共事業による雇用創出で指導力を発揮し、「党派を超えた人気を誇るルーズベルト氏にあやかり、有権者の関心を少しでも高めたいとの思惑があった」(民主党代議員)とみられる。

 景気の劇的な回復が望めず、苦しい選挙戦が強いられているが、大票田のカリフォルニア州など18州は1992年以降、5度の大統領選ですべて民主党候補が勝利。これだけで当選に必要な票数の約9割に達するため、これらの州を取りこぼさなければ、オバマ氏の勝利が見えてくる。

 だが、死角もある。各種世論調査で接戦となっているのは、前回選挙で当選の原動力となった若者、ヒスパニック系、低所得の白人層が景気回復を実感できずに“オバマ離れ”を見せ始めているためだ。

 米NBCテレビの調査だと、08年には18〜29歳の若者66%がオバマ氏を支持し、対抗馬のマケイン氏は32%。今回オバマ氏は49%で、ロムニー氏の41%に差を縮められている。ヒスパニック系もオバマ氏の支持が減少傾向にあり、熱心な民主党支持者の投票率をいかに上げるかがカギだ。

 一方、ロムニー氏は、共和党知事が最近の出直し選挙で勝利したウィスコンシン州など、伝統的に民主党の地盤だが共和党の勢いが増す州の獲得を狙う。さらに、党大会を開いたフロリダなど激戦州で経済再生の指導力を訴え、決着をつける作戦だ。

1340チバQ:2012/09/07(金) 21:27:44
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120907/amr12090721000004-n1.htm
ロムニー陣営は外交の「素人」 オバマ氏、演説で攻勢
2012.9.7 20:58 (1/2ページ)[オバマ米大統領]
 【シャーロット=犬塚陽介】オバマ大統領は6日の指名受諾演説で、イラク戦争終結や国際テロ組織アルカーイダのビンラーディン容疑者殺害など外交・安全保障面で挙げた実績をアピールした。経済再建の指導力が売りのロムニー前マサチューセッツ州知事だが、外交・安保は未知数。「最高司令官」としての適格性を突く狙いだが、ロムニー氏は、オバマ氏の対外姿勢に「弱腰」との批判を強めている。

 「私の対立候補と、その副大統領候補は、外交政策に慣れていないようだ」

 6日の演説でオバマ氏が皮肉たっぷりに語ると、2万人以上の支援者に失笑が広がった。ロムニー氏が8月30日の指名受諾演説で、米兵への謝意や退役軍人の社会復帰、アフガニスタン情勢などに触れなかったことへの当てつけだった。

 オバマ氏はまた、「4年前にイラク戦争の終結を約束し、実現した」と胸を張り、2014年末にアフガンから戦闘部隊の撤退が完了すれば「最も長いわれわれの戦争が終わる」と強調。最高司令官として、戦場の米兵に向けて「われわれは君たちを忘れない」と謝意を示し、「ビンラーディンは死んだ」と任期中最大の成果を誇示すると、会場は「USA!USA!」の大合唱が響き渡った。

 ただ、オバマ外交にも“死角”はある。民主党は綱領に「エルサレムはイスラエルの首都」の文言を入れ忘れ、5日になって慌てて修正。大統領は演説でイスラエル安保に関する米国の関与に「揺らぎがあってはならない」と取り繕った。

 また、オバマ氏は3月の米露首脳会談で、選挙が終わればロシアへの対応も「柔軟になれる」と伝達したとされる。演説では、対露強硬姿勢を示すロムニー氏を「冷戦期にワープしたようだ」と批判したが、逆に「弱腰外交」との非難の呼び水になりかねない。

 実際、ロムニー氏は指名演説で、オバマ大統領が「同盟国のイスラエルを切り捨てた」と批判。イラン核問題でも「核の脅威を鈍らせることに失敗している」と攻勢を強めている。

1341チバQ:2012/09/07(金) 21:28:09
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120907/amr12090721110005-n1.htm
4年間で夢が消えた? 「一般教書のよう」「古臭い」 名手、オバマ氏の演説に辛口評価
2012.9.7 21:09 [オバマ米大統領]
 【シャーロット=佐々木類】米民主党大会のフィナーレを飾ったオバマ大統領の演説は、民主党に好意的な米メディアですら「一般教書演説のようだ」(米CNNテレビ記者)などと辛口の評価が相次いだ。景気の低迷を反映したせいか、前回の2008年や華々しくデビューした04年の党大会での演説ほどのインパクトはなかったようだ。

 共和党のロムニー陣営は6日、声明を出し、「この4年間機能しなかった政策とほぼ同じ内容を並べ立てただけだ」と酷評した。

 04年の民主党大会で、大統領候補だったケリー上院議員の応援演説を行い彗星(すいせい)のように現れたオバマ氏。「演説の名手として期待値が高かった分だけ今年は物足りなさが残った」(ナショナル・ジャーナル)とされ、「過去の党大会で最高のひとつ」と絶賛されたミシェル夫人の応援演説とは対照的だった。

 演説直後、コメンテーターが集まって批評を行ったCNNでは「現職らしい落ち着いた雰囲気だった」「しっかりビジョンを提示した」との好意的な見方が出た。半面、「力強さはあったが、党大会で一番とはいえない」「人間味はあったが、古臭い」などと辛口の批評も飛び出した。

 演説が夢を語るというより、厳しい現実を踏まえた上で「より良い未来」を呼びかけたものだけに、「オバマ氏が有権者に約束したことは、少なくとも実現可能だと思われたのではないか」(ナショナル・ジャーナル)との見方もあった。

1343チバQ:2012/09/07(金) 21:31:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120907-00000062-mai-int
<米大統領選>「変革」から「選択」へ オバマ氏受諾演説
毎日新聞 9月7日(金)14時1分配信

 【シャーロット(米南部ノースカロライナ州)古本陽荘】オバマ米大統領の6日の候補者指名受諾演説は、11月の大統領選を二つの米国の将来像の「選択」として位置づけることに主眼を置いたものとなった。

 オバマ氏は演説で、1期目の実績を強調しつつ、「選択」という言葉を20回使用。「一つの米国」を掲げ、「チェンジ(変革)」を実現するとの前回2008年の選挙時の理想主義的な路線から、民主、共和の対立を前提とした、より現実的な姿勢への移行を印象付けた。

 企業重視で減税と規制緩和で景気回復を図る共和党候補のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事の基本姿勢を「過去に失敗した」として批判し、共和党への支持は「過去への後退」と指摘。一方で、中間層の生活を支援する大統領の再選を支持することを「前進」と強調した。

 また、国民に「希望」を与えるために、格調高い言葉を使ったかつての演説とは異なり、具体的な個人の体験を頻繁に演説で織り交ぜ、長引く不況に苦しむ有権者と一体化することも意識した。

 経済政策ではロムニー氏が「いまだ具体的な提案をしていない」と批判。これを念頭に、製造業での100万人の雇用創出や10万人の数学・科学分野の教師の採用など数字を掲げた具体的な計画を提示した。

 民主党大会の終結を受け民主、共和両党とも2カ月後の大統領選、上下院議員選の投票へ向けて態勢が整った。今後は正副大統領候補のテレビ討論会が10月に予定され、全米各州で激しい集票合戦が展開される。

1344チバQ:2012/09/07(金) 21:33:59
http://www.cnn.co.jp/usa/35021465.html
オバマ大統領が指名受諾演説、「誰も取り残さない」 米民主党大会
2012.09.07 Fri posted at 13:15 JST

米ノースカロライナ州シャーロット(CNN) 米ノースカロライナ州シャーロットで開かれた民主党の全国大会は最終日の6日、再選を目指すオバマ大統領とバイデン副大統領が指名受諾演説を行い、閉幕した。

オバマ大統領は、初日の演説で絶賛を浴びたミシェル夫人に紹介されて登場。自身の理念と、共和党のロムニー候補が打ち出した理念を対比させ、「我々が描くのは、中間層の価値の立て直しと経済の再建だ」と訴えた。

具体的には、2016年までに製造分野で100万人の雇用を創出すると約束した。エネルギー分野では、再生可能エネルギーの利用を増やし、石油輸入量を削減させてきた実績を背景に、石油の輸入を2020年までに半減させて、天然ガス分野だけで60万人の雇用を支えると言明した。

安全保障分野では、イラク戦争の終結とアフガニスタンからの14年までの米軍撤収の公約を果たし、国際テロ組織指導者オサマ・ビンラディン容疑者を殺害した実績を強調。これまで戦費に投じていた予算分は、今後財政赤字削減や雇用創出などの政策のために投資すると述べた。

さらに、14年までの輸出倍増、今後10年で4兆ドル(約315兆円)強の財政赤字削減の目標を打ち出した。

こうした目標についてオバマ大統領は、「私の示す道程は、すぐに実現できるものでも、簡単に実現できるものでもない」「何十年もの間に積み重ねられてきた課題を解決するには、何年もかかるだろう」としながらも、「我々の問題は解決できる。我々の課題は克服できる。我々の道は険しいかもしれないが、より良い場所へとつながっている」と力を込めた。

4年前の大統領選で自身を勝利に導いた「チェンジ(変化)」のキャッチフレーズにも触れて「もしも今、背を向けて、我々が目標として戦ってきた変化は不可能だという不信感にとらわれてしまったら、変化は起こらない」と述べ、変化のために戦い続けてほしいと有権者にアピールした。

「私は今ほど米国に大きな希望を抱いたことはない。それはあなた方のおかげだ。もしあなた方が同じ希望を抱いているのなら、投票でそれを示してしてほしい」と呼びかけ、「我々は後戻りはしない。誰も取り残さない」と演説を締めくくった。

オバマ大統領に先立ち、副大統領候補として指名受諾演説に立ったバイデン副大統領は、オバマ大統領を間近で見てきた立場から、これまでの実績を絶賛。「大統領の決断と米国民の驚くべき強さにより、米国は危機を脱した」と述べ、「我々はこのミッションを成し遂げる」と宣言した。

さらに共和党のロムニー氏に矛先を向け、「米国は衰退していない。米国は復活の途上にあり、後戻りはしない。我々はアメリカンドリームを縮小させるつもりはない」と力説した。

1345チバQ:2012/09/08(土) 12:33:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120907-00000143-mai-int
<米大統領選>投票まで2カ月 「公平」「競争」巡り激突
毎日新聞 9月7日(金)23時47分配信


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米大統領選の激戦州

 11月の米大統領選に向けた民主党全国大会が6日、バラク・オバマ大統領(51)の指名受諾演説で閉幕し、本選に突入した。「中間層の擁護者」をアピールし「公平な社会」を目指して続投に意欲を示すオバマ氏と、「自由な競争」のもとで「民間主導」による経済再生を期す共和党のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)が、対照的な国家像を描いて激突する構図が鮮明になった。残り2カ月の選挙戦を展望する。

 ◇無党派層の取り込みが焦点

 8月下旬の共和党大会、6日に閉幕した民主党大会を通じて、両候補の対立は明確になった。

 「大金持ちの減税で雇用が生まれるとは思えない」。オバマ大統領が演説で強調したのは、富裕層優遇や極端な財政削減などロムニー氏が掲げる政策では経済を低迷させると主張、中間層に手厚い立場を鮮明にした。大会では、黒人や中南米系の政治家、女性や同性愛者の議員らが演説し、民主党支持層の多彩さを演出した。

 一方、共和党大会でロムニー氏はオバマ氏の経済政策こそ「中間層を直撃している」と指摘。「米国の希望を取り戻す」と宣言し、連邦政府の役割を縮小し、民間主導で経済回復を目指す考えを示した。また、民主党が寛容な同性婚や人工妊娠中絶に反対する姿勢も鮮明にし、キリスト教右派などの倫理的に厳格な保守層に訴えた。

 米紙ワシントン・ポスト調査では「投票先を変える可能性がある」との回答は6%で党派対立が際立つ。オバマ陣営のデビット・プラフ上級顧問は「票の移動がほぼない選挙になる。接戦のまま選挙を迎える」と分析。共和党支持団体フリーダムワークスのマット・キベ代表は「支持基盤の熱意をかき立てた方が勝利する」と語る。

 ロムニー氏は演説で「自由」を繰り返して保守層を奮起させ、オバマ氏の演説では、08年のキーワードだった「変革」はほぼ消え、代わって「選択」を前面に出し、理想主義から対立路線への転換をにじませた。

 ただ、今後の焦点は3〜4割を占める無党派層の取り込みへと移る。米ギャラップ社の支持率調査ではオバマ氏47%、ロムニー氏46%と拮抗(きっこう)しており、票の掘り起こしがどれだけできるかが勝敗を左右するためだ。

 投票が行われる全米50州と首都ワシントンのうち、オバマ氏は19州・首都、ロムニー氏は24州で優勢。勝敗を決める選挙人数の獲得予想ではオバマ氏が237人、ロムニー氏が206人をほぼ固め、過半数270人の獲得競争はフロリダ州やオハイオ州など激戦州8州の行方が焦点。支持率の差は最大でも3ポイント前後で大接戦だ。

 無党派層が最後に勝敗を決するが、オバマ陣営は無党派層を取り込んだ前回ほどの勢いはなく、ロムニー氏も中道寄りに政策修正すれば保守派離れを誘発する危うさを抱え、有効打を打ち出せないのが現状だ。

1346チバQ:2012/09/08(土) 12:33:34
 ◇両氏とも雇用政策を重視

 最大焦点の経済政策ではオバマ、ロムニー両氏とも雇用政策重視の姿勢を打ち出した。ロムニー氏が1200万人の雇用創出をぶち上げたのに対し、オバマ氏は製造業で100万人の新規雇用と抑制的な公約となった。

 失業率は8%台と依然高く、2期目を目指す大統領としては戦後最悪レベルの失業率で投票を迎える公算だ。戦後最悪はフォード政権(共和)時の7.7%で、フォード氏は敗北した。オバマ氏は前回公約でエネルギー分野で500万人の雇用創出を掲げたが実現できておらず、現実路線への軌道修正ともいえる。

 外交では、民主党の政策綱領に前回08年にあった「エルサレムはイスラエルの首都」との記述が当初盛り込まれず、ロムニー陣営が「イスラエル離れ」と批判し騒ぎになった。パレスチナも首都を主張、国際的にイスラエルの首都と承認されていないが、資金力と動員力があるユダヤ団体に配慮し、慌てて修正採択した経緯がある。

 焦点のイランやシリア政策でロムニー陣営は、オバマ外交を「弱腰」と批判、「強い米国の復活」を掲げる。「力による平和」を唱え、国防費増加やミサイル防衛拡充を求め、ロシアにも強い警戒感を示した。

 「国際協調路線」の継続を目指すオバマ大統領はロムニー氏を指し「外交政策の新参」と言い、「米国が大きな犠牲を払った大失敗の時代に戻らせたいらしい」といなし、単独行動主義などの危うさを指摘した。

 アジア太平洋政策では、ともに経済的に台頭する中国への警戒感を示した。ロムニー氏は中国を念頭に「通商で不正をする国には責任を取らせる」と指摘。オバマ氏も雇用問題を巡り「中国に対抗してきた」と強調した。

 対日政策では民主党はアジア太平洋政策の一環として防衛関係の維持などを唱え、共和党も、米国が「太平洋国家」だとし、韓国などと並び日本との経済、軍事、文化関係をうたっているが、具体策は見えてこない。

1347名無しさん:2012/09/10(月) 20:33:31
test

1348チバQ:2012/09/10(月) 20:53:55
http://www.cnn.co.jp/usa/35021528.html
オバマ氏優位に、ロムニー氏との支持率の差拡大 米大統領選
2012.09.10 Mon posted at 11:39 JST

(CNN) 米大統領選に向けた民主党全国大会の閉幕から3日後の9日に米ギャラップ社が発表した世論調査で、民主党のオバマ大統領の支持率が49%と前回調査より3ポイント拡大し、共和党のロムニー氏の44%に対してリードを広げた。

この調査は民主党の全国大会の開催期間を含む9月2〜8日にかけ、全米の有権者を対象に実施された。オバマ氏は同大会で民主党の大統領候補に正式指名されている。

これに先立ち、共和党全国大会が開かれた1週間後のギャラップの調査では、オバマ氏の支持率47%に対してロムニー氏が46%と、1ポイント差に追い上げていた。

CNNと世論調査機関ORCインターナショナルが4日に発表した調査でも、ロムニー氏は党大会効果で支持率を47%から48%へと1ポイント伸ばしていた。

オバマ陣営の関係者によると、近年は党大会の実施時期がずれ込んでいることなどにより、大会効果で支持率が多少上昇することはあっても、かつてのような大幅な上昇は見込めなくなっている。例えば1992年にニューヨークで開かれた民主党大会では、ビル・クリントン候補(当時)の支持率が16ポイント上昇した。しかし近年は予備選が長引いて選挙戦前半に関心が高まるようになり、そうした傾向は変化しているという。

1349チバQ:2012/09/10(月) 21:17:23
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120910-00000049-reut-int
米同時多発攻撃から11年、再開発めぐる確執や健康被害の問題も
ロイター 9月10日(月)14時3分配信

9月9日、米同時多発攻撃から間もなく11年を迎えるが、グラウンド・ゼロの再開発をめぐる確執や消防士らの健康被害など、事件から10年以上が過ぎた今も問題はなお残されている。写真は建設中の新しいビル。7日撮影(2012年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 9日 ロイター] 米ニューヨークの世界貿易センター(WTC)などを狙った2001年9月11日の同時多発攻撃から、今月11日でちょうど11年を迎える。しかし、跡地(グラウンド・ゼロ)の再開発をめぐる確執や消防士らの健康被害など、事件から10年以上が過ぎた今も問題はなお残されている。

跡地には昨年9月に追悼広場がオープンし、これまで400万人以上が訪れているほか、同広場の横には2014年のオープンを目指して全米有数の超高層ビル「1(ワン)WTC」が建設中だ。

しかし、同地中心部に建設予定のミュージアムの資金をめぐって、関連財団とニューヨーク・ニュージャージー港湾管理委員会の確執が続き、ミュージアムの建設はとん挫。また、再開発の総費用も2008年の110億ドル(約8600億円)から150億ドル近くまで膨れ上がっている。

こうした状況を批判的に見ているのは、当時救助やがれき除去などに当たり、その後がんなどの病を患った消防士の遺族たちや支援団体だ。WTCの崩壊では、窓ガラスの破片やアスベストを含むがれきが大量に発生し、発がん性物質がまき散らされた。複数の調査によると、同時多発攻撃に関連する病気で死亡した人は1000人を超え、今なお治療を受けている人も全米で少なくとも2万人に上るという。

ブルックリンを拠点とする支援団体は「現在でも病に苦しんでいる人がたくさんいる」と説明。また別の支援団体によると、過去7週間で警官3人、消防士2人、建設作業員1人が、がんや呼吸器疾患で死亡したという。

夫を亡くしたというレスリー・ハスキンスさんは、跡地の再開発をめぐる対立に幻滅していると語り、「呼吸装置を買えない人たちがいるというのに、なぜ大金をビルの建設につぎ込むのか」と訴えた。

1350チバQ:2012/09/11(火) 21:10:43
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120910/amr12091020360004-n1.htm
イスラム教徒の嘆き深く “逆風”今もなお
2012.9.10 20:34 (1/3ページ)

デトロイト近郊ディアボーンにある米国内最大のモスクを訪れるイスラム教徒(黒沢潤撮影)
 2001年の米中枢同時テロから11日で11年。米国内ではイスラム教の礼拝所(モスク)建設計画が持ち上がるたびに住民らの抗議行動が起こるなど、イスラム教徒への警戒が社会に根深く残る。同時テロ後のブッシュ前政権下でイスラム教徒への風当たりが強まったことから共和党から民主党支持へとくら替えしたイスラム教徒は少なくないが、オバマ大統領はイスラム教徒の期待に十分応えていないとの声も強い。(米中部ミシガン州ウェストブルームフィールド 黒沢潤)

 自動車の街、デトロイトから車で約30分。緑豊かなウェストブルームフィールドの一角に、街で初めてとなるモスクの建設予定地があった。

 この土地には、廃校となった小学校がまだあるが、地元のイスラム教徒約150人で作る「イスラム文化協会」が昨年1月、取り壊された後の跡地利用に手を挙げ、約110万ドル(約8800万円)で購入した。

 反対派はモスクができることで周辺の交通渋滞を引き起こすうえ、モスクの尖塔(高さ14メートル)が周囲の景観にそぐわないと主張、建設中止を求めている。

 しかし、これらは表向きの反対理由で、底流には、「イスラム教への嫌悪感がある」(教育委員会幹部)との指摘は多い。住民集会で「モスク建設は米国への隠れた聖戦」などと書かれたビラも配布されたからだ。

 出席した地元キリスト教右派系法律団体「トーマスモア」のリチャード・トンプソン代表(75)は「米国のモスクの8割は“反米の温床”だ。文化協会も、テロ組織と関係があるのは確実だ」と敵意を隠さない。

 近くに住む白人女性のキムさん(53)も「彼らがどんな集団なのかはっきり分からないことが地元の不安を増幅させている」と話す。

 一方、地元教育委員会は「文化協会は過激派やテロ組織とは全く関係ない」と擁護する。


■  ■  ■


 デトロイト近郊はもともと「フォード・モーター」が20世紀初頭に誕生して以降、レバノンやイラクなどから多くの人々が仕事を求めてやってきた。この一帯だけで中東系の住民は12万人にも達し、国内最大のモスク「米イスラム・センター」も建つ。

 自動車産業の高給に魅せられ流入したのは他の民族も同様で、ウェストブルームフィールドには、15のキリスト教会、11のユダヤ教礼拝堂を含む49の宗教施設が建ち、宗教的に寛容な地域とされていた。

 デトロイト近郊で強い影響力を持つ同センターのカッセム・アリ事務局長は「過去11年間、米国民のイスラム教徒への警戒心は強まるばかりだ。大統領選を前に影響力を強めようと反イスラム感情をあおる政治家も多い」と嘆く。

 イスラム教徒の小学教諭ナンシー・フィラさん(30)も「私たちを敵視する人は多い。私たちは立派な米国市民なのに」と憤る。

 反イスラム感情は昨年、テネシー州のモスク建設をめぐっても顕在化。今年8月にはミズーリ州のモスクが放火されるなど、イスラム教徒への嫌がらせが頻発している。


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 女性の中絶や同性愛に反対の立場をとるイスラム教徒は、小規模な自営業者が多いこともあって共和党への支持が強く、00年大統領選でも大半がブッシュ氏に投票した。しかし、08年大統領選では、米国社会での同じ少数派として、オバマ氏に票が流れたという。

 共和党は今、州レベルでイスラム法(シャリーア)の米国内での“適用”を禁じる動きも見せているため、オバマ氏支持は強まっているという。

 しかし、宗教評論家のエドワード・カーティス氏は「反イスラム感情がこれ以上、悪化しないようにとの理由にすぎない。積極的な支持ではない」とさめた見方を披露している。

1351チバQ:2012/09/11(火) 21:22:19
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&amp;k=2012091100122
フードスタンプ受給者、最多に=米社会の高失業、貧困が背景
 【ワシントン時事】米政府の「フードスタンプ」と呼ばれる低所得者向け食料購入補助制度の利用者が6月に過去最多の約4667万人に上ったことが、農務省のまとめで分かった。5年前の1.8倍に急増しており、失業問題や貧困の根深さが浮かび上がっている。
 フードスタンプは、生活困窮者の食料費を補助する制度で、4人家族の場合、月間総所得が約2400ドル(約18万8000円)を超えないことが受給条件。金融危機が深刻化する以前の2007年度の受給者は約2632万人だったが、10年度には4000万人台に。支給総額も昨年度は約718億ドルに達し、一世帯当たり6月は平均約277ドルが支給された。(2012/09/11-09:05

1352チバQ:2012/09/11(火) 21:23:39
http://www.afpbb.com/article/politics/2900218/9493604?ctm_campaign=txt_topics
オバマ米大統領持ち上げたピザ店主、ネットで批判集中
2012年09月11日 18:34 発信地:ワシントンD.C./米国
【9月11日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領と抱き合い、喜びのあまりオバマ大統領を持ち上げた米フロリダ(Florida)州のピザ店主が、インターネットで共和党支持者たちの非難の集中砲火を浴びている。

 フロリダ州のフォートピアス(Fort Pierce)にあるピザレストラン「ビッグアップルピザ&パスタ(Big Apple Pizza and Pasta)」店主のスコット・バン・ドゥーザー(Scott Van Duzer)さんが、遊説中に立ち寄ったオバマ大統領を持ち上げている写真はメディアで取り上げられ、激戦州でのこの出来事はまたたく間に広まった。

 だが、出来事は笑顔を広めただけでなく、一方では冷笑ももたらしたようだ。

 レストランなどの口コミ評価サイト「イェルプ(Yelp)」にはバン・ドゥーザーさんを酷評するコメントが集まり、この写真撮影自体が民主党による「やらせ」だと非難する声が上がった。

「あのあほが(オバマ氏)に抱きついたのを見た。私は『絶対に』ここで食事をしない」「このハグが突然起きたなんて『ありえない』。何週間も前から計画されていたね」と、カリフォルニア(California)州のショーンさんは非難した。

 ワシントン(Washington)州スポーケン(Spokane)のDSさんも「これがやらせじゃないって信じられるか?シークレット・サービス(米大統領警護隊)は、誰かがオバマ大統領につかみかかることを絶対に許可しないし、持ち上げることなんてなおさらだ」と同調した。

 一方、ロサンゼルス(Los Angeles)のリッチ・Tさんは、悪いレビューを書き込んでいるのは一度も同ピザ店で食事をしたことがなく、「オバマ大統領に対して理由のない嫌悪感を抱いている人々だ」と非難。「みんなもっとやる事があるだろう」と訴えた。(c)AFP

1353チバQ:2012/09/11(火) 21:26:00
http://www.afpbb.com/article/politics/2900214/9488753?ctm_campaign=txt_topics
米大統領選、党大会後にオバマ氏の支持率上昇 世論調査
2012年09月11日 15:30 発信地:ワシントンD.C./米国
【9月11日 AFP】10日に発表された各社の米大統領選挙世論調査によると、バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は、先週の民主党全国大会で支持を大きく広げ、大統領選で優位に立った。

 共和党のミット・ロムニー(Mitt Romney)候補陣営の世論調査専門家の1人は、党大会による支持率上昇は「シュガーハイ(一時的な高まり)」にすぎず、オバマ大統領の経済政策の失敗という厳しい現実が再認識されれば消えて無くなるだろうと退けた。

 だが、米CNNテレビと調査会社ORCインターナショナル(ORC International)の行った世論調査では、オバマ氏支持が52%、ロムニー氏支持は46%となった。さらに、ロムニー氏は8月の選挙資金集めでも、4月以降初めてオバマ氏に遅れをとった。

 また、米世論調査会社ギャラップ(Gallup)が7日間にわたって実施し、10日に発表した世論調査でも、オバマ氏が5ポイントのリード。党大会後に実施された別の調査でも、激戦区のオハイオ(Ohio)州でオバマ氏が5ポイントリードした。

 CNNとORCが民主党全国大会前に行った世論調査では、両候補の支持率はともに48%で並んでいた。

 米ノースカロライナ(North Carolina)州シャーロット(Charlotte)で3日間の日程で開かれた民主党全国大会では、オバマ大統領が最終日に受諾演説を行い、有権者たちに根気強い支持を求めた。

 その前日にはビル・クリントン(Bill Clinton)元大統領が、オバマ大統領の経済政策を共和党のトップダウンなやり方と対照的だと弁護する指名推薦演説を行い、この演説がオバマ氏の支持率上昇に貢献したとされている。(c)AFP/Andrew Gully

1354チバQ:2012/09/11(火) 21:44:37
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120911-00000044-mai-int
<米同時多発テロ11年>進む風化に教師苦悩
毎日新聞 9月11日(火)13時29分配信


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新入学生らに授業の進め方を説明するスティーブ・レーザーさん=米ニューヨーク市のハーベスト・カリージェット高校で、草野撮影

 【ニューヨーク草野和彦】約3000人が犠牲となった01年9月の米同時多発テロの発生から11日で11年。事件を知らない若者世代が増える中、高校などの教育現場で「9・11」をどう教えていくかが課題になっている。同時多発テロの悲惨さや背景は十分に教えられていないのが実態で、風化を憂う教師も多い。テロ犠牲者の遺族らで組織する「9・11家族協会」は、同時テロについて教える連邦政府レベルの履修指針の策定を求めている。

 ◇ポスト世代が1割「もはや歴史」

 ニューヨーク市の世界貿易センタービル跡地「グラウンド・ゼロ」から北へ約3キロ。6日に開校したばかりのハーベスト・カリージェット高校で、社会科教師のスティーブ・レーザーさん(30)が新入生に呼びかけた。「高校生になったのだから、君たちはもう大人だ」。日本の中学3年に相当する高校1年生は14〜15歳。テロ発生時には3〜4歳で記憶はほとんどない。「彼らにとってはもはや歴史です」と、レーザーさんは語る。

 04年に赴任したバージニア州の高校では「政治的なことを話せる状況ではなかった」。ブッシュ前大統領が主導したイラク戦争が争点となった大統領選の年。ワシントンに近く、政府機関に勤務する保護者らの圧力もあった。06年から勤務したニューヨーク市内の高校では親族を亡くした生徒もおり、テロの記憶は生々しかった。

 驚いたのは生徒らの誤解だった。「4人に1人はテロが米政府の陰謀と信じ、イラクのフセイン大統領が関与したと考える生徒もいた」。インターネット上の情報をうのみにする生徒らに事実を伝えようと努めた。

 米国内で02年以降に生まれたのは4000万人以上に達し、全人口(約3億人)の1割を超えた。「ポスト9・11」世代に米国本土が攻撃にあった事実や背景をどう伝えていくかは教育現場の重大な課題になっている。

 ニュージャージー州のホルムデル高校の教師、ジル・マクラケンさん(47)もこの課題に取り組む。州政府やテロ犠牲者の遺族らと同時テロに関する独自の教育カリキュラムを昨年、完成させた。

 同州はニューヨークへの通勤圏で住民約700人が犠牲に。カリキュラム作成の背景には「テロについて語るのが9月11日だけではいけない」という遺族の訴えがあった。マクラケンさんは「次世代のリーダーを育てる必要がある。なぜテロが起きたかを知り、平和裏に問題を解決する方法があることを学んでほしい」と語る。

 だが、レーザーさんやマクラケンさんのように熱心に教えているのは、まれなケースと言えそうだ。

 米国では憲法上、教育に関する権限は各州にある。ウィリアム・アンド・メアリー大(バージニア州)のジェルミー・スタッダード准教授(37)らは全50州と首都ワシントンの公立高校社会科の履修指針を分析した。

 テロ後に49州が内容を更新したが、うち9・11に触れたのは半分以下の21州。9・11には触れず「対テロ戦争」「テロリズム」など関連キーワードに言及したのが14州ある一方、テロ関連を一切含まないのは14州もあった。准教授は「大多数の教師が9・11を教えているわけではない。少なくとも深くは教えていない」と推測する。

 ◇米同時多発テロ

 01年9月11日朝、ハイジャックされた民間旅客機4機のうち3機がニューヨークの世界貿易センタービル2棟とワシントン郊外の国防総省に突入、1機がペンシルベニア州の草地に墜落した。ビルは2棟とも崩壊し同省は一部が損壊。日本人24人を含む計約3000人が死亡した。米政府は国際テロ組織アルカイダの犯行と断定。11年5月、米軍がアルカイダ指導者のビンラディン容疑者を潜伏先のパキスタンで殺害した。

1355チバQ:2012/09/12(水) 21:22:28
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120911/amr12091122520005-n1.htm
「9・11」から11年 「追悼博物館」オープンできず…政界対立で工事中断
2012.9.11 22:45 (1/2ページ)

地元の政治家による主導権争いの影響で、開館が来年以降に延期された「追悼博物館」(黒沢潤撮影)
 【ニューヨーク=黒沢潤】2001年の米中枢同時テロから11日で11年を迎えた。当初、この日に合わせてテロの跡地に開館する予定だった「追悼博物館」は、地元の政治家の主導権争いの影響で工事が中断したままだ。犠牲者の遺骨などの保管やテロ発生時の状況を説明する展示のあり方をめぐっても関係者から異論が噴出、開館は大幅に遅れる見通しだ。

 建設工事の延期は、博物館を運営する財団のトップを務めるブルームバーグ・ニューヨーク市長と、跡地を所管する地元公社トップのニューヨーク、ニュージャージー両州知事との確執が原因だ。市長と両知事は博物館の運営方法や維持費拠出のあり方をめぐって対立、財団側が10日夜になって1200万ドル(約9億5千万円)を拠出することなどで暫定合意に達したが、開館は早くても来年末だ。

 テロ跡地を訪れた英国人女性のノーディア・キャンボーさん(34)は「バカげた対立だ。重要な施設の完成を前に、米国の政治家たちは何をしているのか」と驚きを隠さない。

 身元が判明しない約9千の遺骨などを館内に保管する計画をめぐっても議論が百出している。

 ある遺族は「遺骨などを博物館内に置こうという国がほかにあるだろうか」と憤る。別の遺族は、身元不明の遺骨などをテロ跡地の“基礎部分”に保管するとの同意が03年になされたと反論、跡地近くに住む主婦レイブン・ダリングさん(67)も「他に置く場所がなければ致し方ない」と理解を示すが、納得できない遺族17人は「全遺族の意向を聞くべきだ」と財団側を提訴している。

 展示のあり方をめぐっても激しい対立がある。館内では犠牲者の遺留品が展示されるだけでなく、同時テロを起こした国際テロ組織アルカーイダの犯行の経緯が写真や映像とともに紹介される予定だ。

 消防士の息子、ジミーさんを亡くしたジム・リッチス氏は「犯人の顔写真を見たければ、(観光客用にテロ関連の写真が売られている)キオスクに行け。博物館を『テロリストの殿堂』にしてはならぬ」と猛反発している。

     ◇

 ■米中枢同時テロ

 2001年9月11日午前、イスラム過激派グループが米国で4機の航空機を乗っ取り、ニューヨークの世界貿易センター(WTC)ビルに2機が突っ込んだ。WTCビル2棟などが崩壊。3機目はワシントン郊外の国防総省に激突、4機目はペンシルベニア州シャンクスビルに墜落し、日本人24人を含む約3千人が犠牲となった。

1356チバQ:2012/09/12(水) 23:48:27
http://www.cnn.co.jp/usa/35021664.html?google_editors_picks=true
上位1%の純資産は中間世帯の288倍、不況で格差拡大に拍車 米
2012.09.12 Wed posted at 14:52 JST


ニューヨーク(CNNMoney) 米国の富裕世帯と中間世帯との資産格差は過去50年で2倍以上拡大している――。富裕層が資産を増やす一方で中間層がますます困窮している現実が米経済政策研究所(EPI)が12日までに発表した報告書で明らかになった。

1962年の時点で、上位1%の富裕世帯の純資産は中間世帯の125倍だった。これが2010年になると288倍に拡大している。純資産は不動産を含む全資産から借金を差し引いた額。

中間世帯の純資産は1983年の7万3000ドルから、2010年は5万7000ドルへと減少した。一方、富裕層の純資産は同じ期間に960万ドルから1640万ドルへと増えている。報告書ではその要因として、所得格差の拡大と、この期間の株価の上昇を挙げた。

資産と所得の格差は数十年前から広がっていたが、今回の不況でこの傾向に拍車がかかった。平均的な世帯の2010年の所得は10年前に比べて6%減っている。

資産については住宅バブルの崩壊と失業率の悪化が幅広い層に影響を与えたが、特に中間層と低所得層が大きな打撃を受けた。

上位1%の富裕世帯の純資産は2007年から10年にかけて15.6%減にとどまる一方、中間世帯は47.1%の大幅減となり、格差が広がる一因となった。

人種別にみると、今回の不況によって黒人世帯の純資産平均は4900ドルに、ラテン系世帯は86.3%減のわずか1300ドルに落ち込んだ。これに対して白人世帯の平均は9万7000ドルとなっている。

1357チバQ:2012/09/13(木) 21:28:38
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120913/amr12091315230005-n1.htm
襲撃めぐりオバマ氏とロムニー氏が舌戦
2012.9.13 15:22 [米国]

オバマ米大統領(左)とロムニー氏(いずれもAP)
 リビアなどの米公館襲撃事件をめぐり、米共和党の大統領候補ロムニー氏がオバマ大統領の「謝罪外交」を攻撃、オバマ氏が激しく反論する舌戦が展開された。景気と雇用を最大の争点とする米大統領選だが、当面は中東情勢が注目の的になりそうだ。

 ロムニー氏は11日、在カイロ米大使館が、暴動の引き金となったイスラム教預言者ムハンマドの侮辱映像を批判する声明を発表したことをとらえ「公館襲撃を非難するより前に、襲撃した者に共感を示した」と批判した。

 だが12日になって、同大使館の声明は襲撃事件の前に、エジプト世論の沈静化を図る目的で出されたことが判明。

 オバマ氏はCBSテレビとのインタビューで「ロムニー氏はよく考える前に行動する傾向があるようだ」と指摘した。(共同)

1358チバQ:2012/09/13(木) 21:51:10
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120913-00000059-mai-int
<米領事館襲撃>大統領選に影響…大きな争点に
毎日新聞 9月13日(木)18時22分配信

 【ワシントン古本陽荘】リビア東部ベンガジの米領事館襲撃事件は11月の米大統領選にも大きな影響を与えそうだ。両陣営は事実関係が解明できていないなか、早くも火花を散らせている。

 共和党の大統領候補、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事は12日の記者会見で、在エジプト米大使館が、イスラム教の預言者ムハンマドを冒とくする映画を批判する声明を出したことを問題視した。「(抗議が起きたために)謝罪したに等しいもので、重大な間違いだ」などとして、オバマ大統領の責任を追及。ベンガジ襲撃事件やカイロでの米大使館に対する抗議活動に屈し声明を出した「弱腰外交」との印象付けを狙った発言だった。

 だが、実際には大使館声明が出されたのは襲撃事件や抗議活動の始まる前だった。このため、オバマ大統領は同日収録のテレビ番組で、「ロムニー氏はまず攻撃し、後で理屈をひねり出す傾向がある。大統領にはそんなことはできない。事実に基づいた発言をすることが重要だ」などと反撃。大統領候補としてのロムニー氏の資質を逆にただした。

 襲撃事件への対応や今後の展開次第では、大統領選の結果を左右することも想定されるため、両陣営とも神経をとがらせている。これまでの米大統領選では経済政策が最大の争点とされ、外交や安全保障は注目度が低かった。だが、10月に予定されている大統領候補同士の討論会では、襲撃事件での対応なども大きな争点となるのはほぼ確実な情勢だ。

1359チバQ:2012/09/14(金) 22:02:29
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012091400697
最重要3州でオバマ氏リード=ロムニー氏、苦しい情勢−米大統領選
 【ワシントン時事】13日発表の米紙ウォール・ストリート・ジャーナルとNBCテレビなどの合同世論調査結果によると、11月の大統領選で最重要視される南部フロリダ、バージニア、中西部オハイオの3州で、民主党のオバマ大統領が支持率で共和党のロムニー候補に5〜7ポイントのリードを奪った。
 調査で両者のどちらに投票するか尋ねたところ、フロリダ、バージニア両州はいずれも大統領49%対ロムニー氏44%。オハイオ州では大統領50%対ロムニー氏43%だった。「投票先未定」の回答は3州とも5、6%しかなく、挽回を図るロムニー氏にとり苦しい情勢だ。(2012/09/14-16:52)

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1360チバQ:2012/09/14(金) 22:08:36
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120914/amr12091401220002-n1.htm
大統領選視野 周辺国を牽制 駆逐艦・海兵隊を急派
2012.9.14 01:20 (1/2ページ)

米領事館襲撃事件が発生したリビア東部ベンガジで襲撃犯らを糾弾する人々=12日(ロイター)
 【ワシントン=犬塚陽介】オバマ米政権はリビア大使の殺害を受けた12日、巡航ミサイルを装備した駆逐艦をリビア近海に展開した。また、海兵隊の対テロ警備部隊をリビアの首都トリポリに急派した。周辺諸国に潜む反米武装組織の動きを牽(けん)制(せい)する狙いとともに、在外米国人の安全を確保するとの強い意思を示した形だ。

 「国民の安全に集中し、すべての情報を集めて、国益を前進させるのが大統領としての私の義務だ」

 オバマ大統領は12日、襲撃犯を特定するため情報収集を急いでおり、必ず裁きを与えるとの決意を改めて強調した。

 米メディアによると、公務中の大使が殺害されるのは1979年の駐アフガニスタン大使以来。米中枢同時テロから11年の9月11日(現地時間)に領事館襲撃で4人が殺害された事件は、米国への実質的な「戦争行為」(ジュリアーニ前ニューヨーク市長)との認識も広がっている。

 米海軍が展開したとされる駆逐艦は、巡航ミサイル「トマホーク」を装備。米側は「特定の攻撃目標があるわけではない」としており、すぐに攻撃が実行される可能性は低いとみられるが、軍事専門家は「大統領が決断すれば攻撃可能な態勢が整う」と指摘する。

 米紙USA TODAY(電子版)は、1980年の大統領選で再選を目指したカーター大統領が、イランの米大使館人質事件で、軍事力による奪還を最終的にあきらめて対応を誤り、「転落を招いた」と指摘。現職大使が犠牲になった今回の事件で同様の批判を受けるのは避けたいと考えたオバマ陣営が、これらの措置を取った可能性が高い。

 オバマ大統領は昨年3月に多国籍軍がリビア軍事作戦を開始した際、指揮権を北大西洋条約機構(NATO)軍に初期段階で移譲する「後方からの指揮」を徹底。保守層から「弱腰」との批判を浴びた。

1361チバQ:2012/09/17(月) 20:03:34
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/324242
【米大統領選2012年】ロムニー氏外交争点に 「弱腰」批判で賭け
2012年9月16日 00:10 カテゴリー:アジア・世界
 【ワシントン宮崎昌治】米国で制作されたイスラム教への侮辱映像に抗議する反米デモが中東からアジアのイスラム圏へと拡大し、米大統領選の情勢を左右しかねない事態になってきた。共和党候補のロムニー氏は、オバマ政権の「弱腰外交」がこうした事態を招いていると繰り返し批判。投開票まで2カ月を切り、最大の争点である経済で大きな変化が予想しにくい中、外交を焦点化する賭けに出たといえる。

 「米国民は世界中に広がるデモのニュースに当惑し、動揺している」。ロムニー氏は14日、ニューヨークの会合でこう指摘し、エジプトを引き合いに「米大使館の安全を守れないなら年13億ドルの軍事援助を停止すべきだ」と述べ、エジプトへの強硬姿勢の必要性を強調した。

 ロムニー氏は、11日のリビアでの米領事館襲撃事件後からオバマ政権の外交を「弱腰」と批判。誤った情報を基にしていたり、国難を政治利用したりしているとして、党内からも疑問視する声が上がった。

 だが、ロムニー氏はその後も批判を緩めず、オバマ政権下で「米国は世界情勢を主導するのではなく、翻弄(ほんろう)されているようだ」と強調。副大統領候補のライアン氏も14日、「米国民は今、世界各地で星条旗が焼かれ、大使館が暴徒に攻撃される映像を見せられている」と歩調を合わせた。

 共和党は、反米デモの広がりをオバマ政権による「弱腰外交」の結果と位置付け、8月末の党大会で宣言した「強い米国」の復活を訴える好機ととらえ始めたようだ。

 失業率が8%台で高止まりしながらもロムニー氏の支持が伸び悩む一方、民主党大会後にオバマ氏の支持は急伸。これまでの「経済」一辺倒では情勢を激変させることは難しい。不得意とされる外交での賭けは、焦りの裏返しともいえる。

 オバマ大統領側は、ロムニー氏の批判を「微妙な国際情勢を不謹慎にも政治問題化し続けていることは驚きだ」と一蹴。米メディアも当初、外交音痴ぶりを露呈したロムニー氏の「失点」とする見方が多かった。

 だが、反米デモは拡大し、事態の沈静化に有効な手だては見当たらない。ある外交筋は「デモが拡大・深刻化すれば、融和を重視したオバマ外交の失敗という批判が高まり、選挙情勢を変える要因になりかねない」と分析する。

=2012/09/16付 西日本新聞朝刊=

1362チバQ:2012/09/18(火) 21:46:35
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120918/amr12091820400012-n1.htm
米中で通商摩擦激化、大統領選で激しい応酬
2012.9.18 20:38
 【ワシントン=柿内公輔】米大統領選が11月に迫る中、米中間の通商紛争が激しさを増している。オバマ政権は17日、自動車産業を補助金で支える中国を国際貿易機関(WTO)に提訴したが、共和党候補のロムニー前マサチューセッツ州知事は「遅きに失した」と非難。政治的な綱引きが米中摩擦を強めている。

 「ルールに従わぬ国にはやるべきことをやる。われわれは2期務めた(ブッシュ)前政権より数多く中国を訴え、勝利してきた」

 自動車産業を不当な補助金で後押ししているとして中国をWTOに訴えた直後、オバマ大統領はオハイオ州での演説で強硬な対中姿勢をアピールした。返す刀で、ロムニー氏もばっさり。「中国たたきに腕まくりしてみせるが、(ロムニー氏の経営したファンドの)投資先は中国に雇用を流出させた。(対中批判は)口先だけだ」と皮肉った。

 11月の大統領選で再選を狙うオバマ政権は中国との通商紛争でアクセルを踏み込んでいる。2月に中国を念頭に不公正貿易を摘発する機関を新設。3月に日本も巻き込み、レアアース(希土類)を輸出制限する中国をWTOに提訴した。オバマ政権の看板政策である太陽光発電でも、相殺関税の適用を仮決定した。

 一方のロムニー氏も負けていない。自動車問題でのWTO提訴について、「遅すぎる。自分なら任期終盤を待たずに提訴した」と述べ、オバマ政権を弱腰と非難する。大統領に当選したら中国を為替操作国に認定すると公言しており、「就任初日から中国の不公正貿易に対して包括的な戦略を推し進める」と表明した。

 ただ、ロムニー氏はオバマ政権による米自動車大手救済を批判し、ファンド経営者時代に企業のリストラに手を染めた経緯から、製造業が盛んで支持率が拮抗(きっこう)するオハイオ州など激戦州でのオバマ陣営の動きに神経をとがらせている。

 現職のオバマ氏も、議会や国民に関心の高い中国との通商紛争で後れを取れば失点となる一方、産業界には通商摩擦の激化を懸念する声もあり、難しいかじ取りを迫られそうだ。

1363チバQ:2012/09/18(火) 21:47:09
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120917/amr12091720580005-n1.htm
反米デモ、オバマ陣営直撃「アラブの春への対応失敗」
2012.9.17 20:58 (1/2ページ)[オバマ米大統領]
 【ワシントン=古森義久】中東各地での反米運動が米国内でオバマ政権の中東政策や対外政策全般への批判を燃え上がらせる形となってきた。大統領選挙戦でもこれまで少なかった外交論議が前面に出る気配となった。この論議では中国の南シナ海などでの攻勢もオバマ政権がグローバルな影響力を減らした結果だとも指摘された。

 エジプトやリビアでの米国外交公館への攻撃とその結果としての米大使らの殺害は当然ながら米国内でも衝撃波を広げた。オバマ政権は当初の一連の攻撃に対し「米側の反イスラム映画への抗議であって米国への攻撃ではない」(大統領報道官)という反応をみせ、これまでの中東政策にも変化はないという姿勢を保った。

 だが議会ではその後の反米デモなどが中東の他の諸国に拡大するにつれ、与党の民主党議員までも加わり、「米国の『アラブの春』への対応の失敗」とか「シリアの民主化闘争で米国が主導権を放棄する『背後からの指導』を唱えたことの代価」という批判的な言明も出るようになった。エジプトやリビアへの大型援助の停止も提案された。

 この種の批判ではオバマ大統領が前任者たちと異なり、イスラム教との接触が多く、イスラム教徒に特別の理解や同情を示す姿勢を2009年の「カイロ演説」で示したにもかかわらず、また「アラブの春」への対応ではイスラム教国に民主主義的価値観にも傾く穏健派の勢力拡大を望みながら、現実はそうならなかったことの指摘が含まれている。

 とくに共和党側では「米国が全世界で撤退を重ね、影響力を減らす政策を取った結果、この種の反米活動が激しくなった」(ジョン・マケイン上院議員)というオバマ政権非難が強い。大統領候補のロムニー前マサチューセッツ州知事も大統領の中東政策が「軟弱に過ぎる」と批判したが、その言明のタイミングが不適切だったため、逆に民主党側から攻撃された。

 しかし今回の中東での反米の動きをオバマ政権のこれまでの対外政策の特徴に帰する論調は大手紙ウォールストリート・ジャーナルの「新世界無秩序」と題する社説などでも表明された。

 同社説は「オバマ政権が中東全般で同盟相手のイスラエルから離れ、イスラム教諸国にソフトな態度を取り、イラクやアフガニスタンからも撤退するという『力の空白』が今回の事態を起こした」と論評した。同社説は米国がグローバルな影響力の衰えをみせたことが中国を勢いづけ、南シナ海でフィリピンなど米側の同盟、友好国の領土を占拠させる結果を招いた、とも述べた。

1364チバQ:2012/09/18(火) 22:02:40
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012091800619
低所得者は切り捨て?=共和ロムニー氏が失言−米大統領選
 【ワシントン時事】「米国民の47%を占める非納税者は、何があってもオバマ大統領を支持する。彼らを気に掛けるのは私の仕事ではない」。共和党のロムニー大統領候補がこんな発言をしていたことが明らかになり、物議を醸している。億万長者として知られる同氏だけに、対立陣営に肩入れする低所得者は切り捨てるとばかりの「失言」は打撃となりそうだ。
 リベラル系の「マザー・ジョーンズ」誌が17日、隠し撮りしたロムニー氏の演説の映像をウェブサイト上に公開したのが発端。同誌は、高所得者を対象とする非公開の資金集め会合で問題の発言が飛び出したと報じた。
 ブルッキングス研究所の調査によると、米国民の46.4%は所得税を納めていない。これを念頭に置いたとみられるロムニー氏は映像の中で、「国民の47%は政府に依存し、自分を犠牲者だと信じ、政府が面倒を見るのは義務だと思っている」と指摘。自身が公約した減税とは無縁であり、その生活に注意を払う考えはないと語った。(2012/09/18-15:15)

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1365チバQ:2012/09/18(火) 22:07:44
http://mainichi.jp/select/news/20120918k0000e030124000c.html
反格差デモ:発生1年 米ウォール街周辺で再び
毎日新聞 2012年09月18日 09時37分(最終更新 09月18日 09時58分)


厳重な警戒態勢の中、気勢を上げる「ウォール街を占拠せよ」のデモ参加者=米ニューヨークで17日、草野和彦撮影
拡大写真 【ニューヨーク草野和彦】ニューヨークのウォール街周辺で17日、反格差社会の草の根運動「ウォール街を占拠せよ」の開始から1年を記念するデモが行われた。参加者らはニューヨーク証券取引所を「人の壁」で包囲しようとし、米メディアによると、週末から始まったデモを含め、逮捕者は計200人近くに上った。

 17日はデモ警戒の警察官が大量に動員され、ウォール街一帯は一時、騒然とした雰囲気に包まれた。数百人が近くの公園で集会を開き、「私たちがやるべきことは終わっていない」などと気勢を上げた。

 反格差運動は昨秋以降、全米各地だけでなく、欧州などにも急速に拡大。しかし、昨年11月、ニューヨークの運動の拠点だった「ズコッティ公園」からデモ隊が強制排除されてからは、勢いを失っている。

1366チバQ:2012/09/20(木) 20:33:58
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&amp;k=2012092000107
ロムニー氏「失言」不評=大統領選に影響も−米調査
 【ワシントン時事】19日発表の米ギャラップ社の世論調査結果によると、共和党のロムニー大統領候補の「非納税者の生活は面倒を見ない」との発言について、大統領選の結果を左右する無党派層が全体として否定的に受け止めていることが明らかになった。
 調査が行われたのは、発言がネット上に公開された翌日の18日。これを受け、同氏に投票する考えが強まったという無党派の有権者が15%にとどまったのに対し、支持する気がうせたとの回答は29%に上った。
 半数以上の53%は「発言が投票に与える影響はない」と答えたが、ギャラップ社は「肯定的な見方より否定的な捉え方が多く、ロムニー氏の勝利の可能性を摘み取りかねない」と分析している。(2012/09/20-08:48)

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1367チバQ:2012/09/20(木) 21:22:40
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/120920/cpd1209200505006-n1.htm
米大統領選の陰でハリウッドvsIT (1/4ページ)2012.9.20 05:00
オバマ大統領夫妻と夕食を共にした1カ月後の3月14日、ジョージ・クルーニー氏はキャメロン英首相を迎えての公式晩餐会に招かれた(ブルームバーグ)【拡大】
 タキシードに身を包んだ米ハリウッド俳優のジョージ・クルーニー氏がホワイトハウスでオバマ米大統領夫妻と夕食を共にしてから3カ月後の今年5月。今度は大統領が米カリフォルニア州ロサンゼルスにあるクルーニー氏の自宅で開催された再選に向けた資金集めの夕食会に出席。1500万ドル(約11億8000万円)を集めた。

 それからほどなくして、オバマ大統領はサンフランシスコのベイエリアに向かい、ベンチャーキャピタリストのダグラス・ゴールドマン氏主催のIT業界関係者による同種の夕食会に出席した。

 ◆「民主党のATM」

 2000年の大統領選でアル・ゴア氏の下で働いたクリス・ルヘイン氏は「カリフォルニア州は、今回の大統領選で民主党のATM(現金自動預払機)になっている」と指摘した。

 IT業界とエンターテインメント業界はインターネット上での著作権侵害行為の扱いに関して意見を異にしているが、大統領の関心を得ることができた方が、早ければ来年にも再開する法律論争で有利になるとみられている。

 IT業界は、著作権侵害により年間200億ドルの損失を被っているハリウッド側によるネット上でのコンテンツの無断使用防止に向けた活動は、ネットの成長と言論の自由を妨げることになると主張している。オバマ大統領の選挙運動に巨額の資金を投じている米グーグルなどのシリコンバレーの企業にとって、この著作権侵害の問題での勝敗には、何十億ドルもかかっているという。

 映画業界は今年、ネット上でのコンテンツの違法利用取り締まりに関し、大勝利間近だった。同業界を代表する米映画協会(MPAA)は、ウェブサイトや検索エンジンの運営者、決済サービス事業者などに対し、海外の著作権侵害サイトとの取引禁止をはじめとする措置を求める裁判所命令を出すよう法務省にロビー活動していた。

 ネット上での海賊行為防止法案は議会を通過するとみられていたが、グーグルやネット上の百科事典「ウィキペディア」が中心となったネット上での抗議活動を受け、法制化の動きにストップがかかった。ホワイトハウスの担当補佐官は妥協点を見いだそうと「ネット上の知的財産権保護は重要だが、オープンで革新的なネットを脅かしてはならない」との声明を出し、大統領の支持を期待していたハリウッド関係者を驚かせた。

 その後、08年の大統領選でオバマ大統領に大口献金をしたフォックス・フィルムド・エンターテインメントのジム・ジアノプロス会長は「かなり早い時期から熱心に大統領を支持してきたが、今回どうするかについては何ともいえない」と語った。

 ワシントンで通信関連の問題を扱う弁護士のアンドリュー・シュワルツマン氏は「新たな法案を起草する前に、シリコンバレー側と膝を交え、もっと話し合う必要がある。ハリウッド側だけが主導権を握るようではだめだ」と指摘した。

1368チバQ:2012/09/20(木) 21:23:05
 ハリウッドは大統領との関係を育んでいる。再選キャンペーンにいち早く参加したのは米アニメ映画制作会社ドリームワークス・アニメーションのジェフリー・カッツェンバーグ最高経営責任者(CEO)だ。昨年5月、同CEOはオバマ大統領の元部下が設立したスーパー政治活動委員会(PAC)「プライオリティーズUSAアクション」に200万ドルの小切手を切った。また、今年5月のクルーニー氏宅での夕食会の主催者でもある。

 ◆ユーチューブで皮肉

 一方、IT業界にとって今年初めの著作権侵害絡みの論争は警鐘となり、同業界はロビー活動を強化し、政治献金も増やしている。

 昨年2月、オバマ大統領はサンフランシスコ郊外でIT企業幹部らと私的な会合を持ち、夕食会では、米交流サイト大手フェイスブックのザッカーバーグCEOやグーグルのシュミット会長らが大統領にさまざまな質問を浴びせた。今年4月には、フェイスブック本社でオバマ大統領のタウンホール・ミーティングが開催された。

 ワシントンを拠点とするテックネットのレイ・ラムジー社長は「IT業界はオバマ大統領の口調や物腰に引かれている。そして民主党の政策にも。大統領はわれわれと同じ言葉で話してくれる」と語った。こういったことが献金につながるのだ。

 また、フェイスブックのサンドバーグ最高執行責任者(COO)もカリフォルニア州の自宅で資金集めパーティーを開いている。

 逆にカリフォルニア州から定期的にホワイトハウスを訪問する者もいる。訪問者記録には「クルーニー」や「カッツェンバーグ」の名前もある。ザッカーバーグCEOやサンドバーグCOOは大統領の自宅にも行っている。

 ロムニー氏の支持者は、大統領のセレブ好きを皮肉った動画をネット上で流している。サングラス姿の大統領が登場し、米トーク番組のホスト、エレン・デジェネレス氏と踊っているシーンが流れる。そしてその後、失業率の統計が表示されるのだ。「セレブ大統領の4年間で、あなたの生活は少しでも良くなりましたか」と問いかけるこの45秒の動画は動画投稿サイト「ユーチューブ」で50万回以上再生されている。(ブルームバーグ Julie Bykowicz)

1369チバQ:2012/09/20(木) 21:25:12
http://japanese.ruvr.ru/2012_09_19/88749471/
オバマ大統領 クラブで選挙運動資金調達パーティー開く
米国の歌手ビヨンセとラッパーのジェイ・Zが18日、オバマ米大統領の選挙運動資金調達パーティーを開いた。ロイター通信が伝えた。
慈善パーティーにはオバマ大統領も訪れた。会場となったのは、ジェイ・Zが経営するニューヨーク・マンハッタンにあるクラブ40/40。パーティーの入場チケットは4万ドル。約100人が訪れたという。

 世論調査によると、ニューヨークはオバマ大統領を支持する見込み。だがオバマ大統領はマンハッタンで開かれたパーティーで、「人々は私を負かすために大金を使っている」ため、闘いは厳しいものになるだろうと指摘した。

 ワシントン・ポスト誌によると、これまでに米国の俳優ジョージ・クルーニー、女優のサラ・ジェシカ・パーカー、アメリカ版ヴォーグの編集長アナ・ウィンターらがオバマ大統領の選挙資金調達パーティーを開いている。

 Lenta.ruより

1370チバQ:2012/09/20(木) 21:26:22
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/324915
【米大統領選2012年】ロムニー氏 失言で苦境
2012年9月20日 01:31 カテゴリー:アジア・世界
 【ワシントン宮崎昌治】米大統領選の共和党候補ロムニー氏が、5月に開いた非公開の集会で「47%の米国民は所得税を払わず、自分は犠牲者で国から保護を受けるのは当然だと思っている」などと発言。その様子を隠し撮りした映像が9月18日、米メディアで繰り返し報道され、ロムニー氏は苦境に立っている。

 米メディアによると、映像は5月17日にフロリダ州であった資金集めの会合のもので、参加者の大半は大金持ち。ロムニー氏は「47%の人たちは医療保険も食料も住宅も何でも政府に頼る人たちで、何があってもオバマ大統領を支持し、投票する」などと批評。「私の仕事は、これらの人たちを心配することではない」と言い切った。

 また、父親がメキシコ生まれであることを引き合いに「もし私がメキシコ人の子どもだったら、選挙はもっと楽だった」とも述べた。発言が、選挙戦で鍵を握る中間所得層やメキシコなど中南米系有権者の反発を呼ぶのは必至。失業率が高止まりする中、「庶民の苦しみに疎い」と指摘されるロムニー氏にとって、手痛い暴露といえる。

 映像は、リベラル系ネットメディアが9月17日に報じた。ロムニー氏は18日、保守系テレビのインタビューで「大きな政府の路線を続けていいのか」と反論。オバマ氏は「大統領とは、すべての国民を代表する職だ」と皮肉った。

=2012/09/20付 西日本新聞朝刊=

1371チバQ:2012/09/20(木) 21:29:27
http://www.cnn.co.jp/usa/35021964.html
劣勢のロムニー氏、挽回の鍵は「3−2−1作戦」 米大統領選
2012.09.19 Wed posted at 19:38 JST

ワシントン(CNN) 11月6日投票の米大統領選挙で鍵となる激戦州で票の行方は、民主・共和両党の全国大会後に行われた世論調査を基に分析すると、民主党のオバマ大統領が共和党候補のロムニー氏に対して優勢となっている。

ロムニー氏が劣勢を挽回しホワイトハウス入りできるかどうかは、いくつかの重要州で勝利を収める「3−2−1作戦」の成否にかかっていそうだ。

NBCニュース、ウォールストリート・ジャーナル紙と世論調査機関マリストが発表した最新の調査によると、大票田のフロリダ州とバージニア州では、49%対44%でオバマ大統領が5ポイントリードしている(この差は統計上の誤差の範囲内ではある)。

ここを押さえた候補者が大統領選に勝利するともいわれるオハイオ州でも、50%対43%で大統領がリードしている。ただし、より接戦であることを示す世論調査もあり、民主党全国大会閉幕のすぐあとに調査が実施されたことによる影響を考慮する必要もありそうだ。

ロムニー氏に挽回のための時間が残されているものの、上記の世論調査によると、投票する候補者が未定の投票予定者は、オハイオ州では6%、フロリダ州とバージニア州では5%と少なくなっている。

さらに、世の中が正しい方向に向かっていると考えている投票予定者の割合が、まだ少数派だが増加しており、ロムニー氏には不利な要素だ。

状況は厳しいが、ロムニー氏が当選に必要な270人の大統領選挙人を獲得するためには「3−2−1作戦」を成功させる必要がありそうだ。


カギとなる3州の奪回

「3−2−1作戦」の「3」が意味するのは、もともとは共和党が強い州だが、前回2008年の選挙ではオバマ大統領が勝利したインディアナ、ノースカロライナ、バージニアの3州を奪回することだ。ロムニー氏は、インディアナ州では勝ちを見込めそうだが、ノースカロライナ州では接戦、バージニア州では苦戦となっている模様だ。



フロリダ州、オハイオ州での勝利

作戦の「2」は、04年には共和党のブッシュ前大統領が勝利したものの、08年にはオバマ大統領が勝利したフロリダ州とオハイオ州を取り戻すことだが、これも簡単ではないようだ。



もう1州での勝利:

「1」が意味するのは、ミシガンやコロラド、ニューハンプシャーなど、オバマ大統領が4年前には勝利した6つの接戦州のなかから1州を獲得することだ。

では、ミシガン州の状況はどうだろうか。

ロムニー氏はミシガン州出身で、父親は1960年代に2期を務めた人気州知事でもあったものの、デトロイト・フリープレスとWXYZテレビが委託した調査機関EPIC/MRAの世論調査によると、投票予定者のうち47%がオバマ大統領支持、37%がロムニー氏支持、16%が未定となっている。

これをみると、ロムニー氏の同州での勝利はより困難になっている模様だ。

オバマ大統領は、米自動車メーカー大手のゼネラル・モーターズ(GM)とクライスラーの政府主導の救済を実施した。一方、ロムニー氏は公的救済に反対し、民間主導の再建を主張した。これが民主党全国大会で大きく取り上げられたことが、自動車産業の地盤であるミシガン州や隣のオハイオ州での選挙戦に影響を与えている可能性がある。

ロムニー氏が勝利を目指すあと「1」州のうち、コロラド州とニューハンプシャー州は、大統領がややリードしているものの、その差はいずれの州でも統計上の誤差の範囲内で接戦となっている。

CNNのジョン・キング記者は、大統領のリードは小さいものの、数週間前と比べ少しだが差が広がっていると指摘。「ロムニー氏にも勝利の可能性はあるが、数字上は大統領が優勢だ」との見方を示している。

1372チバQ:2012/09/21(金) 23:50:15
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&amp;k=2012092100314
移民改革頓挫「最大の失敗」=2期目へ支援呼び掛け−米大統領
 【ワシントン時事】オバマ米大統領は20日、遊説先のフロリダ州でスペイン語テレビ「ユニビジョン」のインタビューに応じ、「これまで最大の失敗は包括的な移民制度改革ができなかったことだ」と述べ、不法移民政策の失敗を認めた。
 ただ、大統領は野党共和党の抵抗がその要因だと強調。「ワシントンの外からなら中央政界を変えられる」として、2期目での改革実現に向け中南米系有権者に側面支援を呼び掛けた。(2012/09/21-11:31)

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1373チバQ:2012/09/21(金) 23:50:39
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&amp;k=2012092100515
ロムニー選対トップが辞任=劣勢で見切り?−米大統領選
 【ワシントン時事】米共和党のロムニー大統領候補陣営は20日、共同選挙対策委員長を務めるポーレンティー前ミネソタ州知事が辞任したと発表した。ロムニー氏はこのところオバマ大統領に支持率でじりじり後れを取っている。11月6日に投開票日が迫る異例のタイミングの辞任だけに「見切りを付けた」との臆測が広がりそうだ。
 ポーレンティー氏は党の候補者争いに名乗りを上げたが、昨年8月に早々と撤退。その後、いち早くロムニー氏支持に回り、副大統領候補の一人として最終選考に残った。共和党に政権が移れば要職に起用されるとの見方も出ていた。(2012/09/21-14:52)

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1374チバQ:2012/09/22(土) 18:28:02
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120922/amr12092210090002-n1.htm
ロムニー氏の年収は10億円 低税率に批判も
2012.9.22 10:07
 米共和党のロムニー大統領候補は21日、2011年の年収が約1370万ドル(約10億7千万円)だったとする納税申告書を公開した。大半は利子や株式などの配当収入といった過去の投資による所得だったとしている。

 米国では利子・配当収入などにかかる税率が通常の給与所得税などより低いため、ロムニー氏の税率は一般国民の半分程度の14.1%で、納税額は約190万ドルだった。

 再選を目指す民主党のオバマ大統領の選対本部は声明で「ロムニー氏のような人たちは中間層より税率が低いことが裏付けられた」と批判した。(共同)

1375チバQ:2012/09/23(日) 20:08:07
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120922/amr12092221550007-n1.htm
米国民のメディア不信、最高の60%に 大手メディアの民主党支持で
2012.9.22 21:53
 【ワシントン=古森義久】米国民の新聞やテレビなどメディアに対する不信がこれまで最高の60%という水準に達したことを示す世論調査結果が21日、発表された。大統領選挙を中心とする国政ニュースの報道を不公正、不正確とみなす国民が増えており、特に共和党支持者が、大手メディアの民主党支持偏向を指摘する向きが多いという。

 米国の大手世論調査会社ギャラップが発表した調査結果によると、メディアの主に国政ニュースに関して、その報道を「完全、正確、公正」の基準からみて「ほとんど信用しない」「まったく信用しない」と答えた人が合わせて全体の60%に達した。「大いに信用する」と「かなり信用する」と答えた人が合計40%と、不信用・信用の差は20ポイントとなった。

 調査は大統領選で共和、民主両党がともに全国大会で候補を正式に決めて間もない9月上旬に全米規模で実施された。

 この60%というメディア不信は、ギャラップ社が同種の調査を始めた1970年代以来、最高の水準。前回大統領選の2008年では56%だったという。

 米国の政治報道ではニューヨーク・タイムズ、CBSといった大手メディアは年来、民主党寄りで、大統領選でも社説では民主党候補の支持を打ち出すうえ、報道記者たちも民主党支持が圧倒的に多いことは公然の事実となっている。

 このため、共和党側からは選挙のたびに「大手メディアの民主党支持偏向」を非難する声が出る。今回の調査でも「メディア信用」の答えが全体では40%だったのに対し、共和党支持者では26%、無党派が31%、民主党支持者が58%という数字が出ており、共和党側の大手メディア不信はさらに強まったことが判明した。

1376チバQ:2012/09/24(月) 20:33:37
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012092400744
ヒラリー長官、16年出馬も?=クリントン元大統領が否定せず
 【ワシントンAFP=時事】ヒラリー・クリントン米国務長官が2016年大統領選に出馬?。夫であるビル・クリントン元大統領は23日、CBSテレビのインタビューで、4年後にヒラリー氏が大統領選に立候補する可能性がないとは明言しなかった。
 ヒラリー氏は前回2008年の大統領選民主党候補指名争いでオバマ大統領に敗れ、それ以来、大統領の座は二度と狙わないと繰り返し述べている。
 しかし、クリントン元大統領はオバマ大統領が再選された場合、4年後にヒラリー氏が出馬するかどうかとの質問に対し、「彼女がその時どうするのか、私には全く分からない」と述べ、出馬の可能性がないわけではないとほのめかした。(2012/09/24-18:30)

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1377チバQ:2012/09/24(月) 20:34:51
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&amp;k=2012092400055
「47%」の人も納税者=ロムニー氏の失言論破−元米大統領
 【ワシントン時事】米民主党のクリントン元大統領は23日、CBSテレビのインタビューで、共和党のロムニー大統領候補の「米国民の47%を占める非納税者の面倒は見ない」との発言について、「興味深い発言だ」とした上でロムニー氏の矛盾点を論破した。元大統領は「47%の人たちは(所得税は払っていないが)社会保障税などを支払っている」などと指摘した。
 元大統領は、ロムニー氏が「非納税者」と定義した層の多くは、(1)金融危機による収入減(2)歴代の民主、共和両党政権が導入した子育て世代を主対象とした税額控除−の二つの理由で、現在は所得税を払っていないだけだと説明。「政府への依存者ではなく、懸命に働きながら子育てをしている人たちだ」と強調した。また、社会保障税や州税など各種の税金を納めているとした。(2012/09/24-08:10)

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1378チバQ:2012/09/24(月) 20:40:30
http://www.asahi.com/international/reuters/RTR201209240068.html
焦点:米共和党ロムニー大統領候補、勝利の可能性残るも前途多難2012年9月24日

9月21日、米共和党のロムニー大統領候補にとって、過去数週間は散々な日々だった。写真は20日、米フロリダ州で撮影(2012年 ロイター/Jim Young)
 [ワシントン 21日 ロイター] 米共和党のロムニー大統領候補にとって、過去数週間は散々な日々だった。共和党大会で上昇気流は生じず、中東和平問題への対応で不手際を見せ、陣営内から不協和音が聞こえてきた上に、隠しカメラで撮影された映像で「米国民の47%を占める非納税者」などとオバマ大統領の支持層を愚弄する発言が暴露された。

 このためロムニー陣営は浮き足立ち、多くの共和党員は11月6日の選挙結果を悲観しつつある。

 問題はこれだけではない。全国規模の世論調査で、オバマ大統領の支持率がロムニー氏を上回り始めた。しかもオハイオ、バージニア、フロリダといったいわゆる9つの「激戦州」でオバマ大統領の優位が最新の調査で明らかになっている。

 では、選挙まで7週間となったこの段階で、ロムニー氏はもはや望みを断たれたのかと言えば、そんなことはない。一連の失態があっても、大統領の座がまったく手の届かないところに遠ざかってしまったわけではない。

 ロムニー氏は、オバマ大統領に経済運営の失敗者というイメージを重ね合わせようとしている。過去数カ月間は成功しなかったとはいえ、流れを変える時間は残されている。失業率が8.1%で高止まりし、経済成長も低いままで、有権者の大多数は米経済が悪い方向に進んでいると考えているため、大統領は依然として弱みを抱えている。

 10月には3回の討論会が予定されている。ロムニー氏は、経済を上向かせる力はオバマ大統領より自分の方が上だと示す機会ととらえ、討論会を大統領選の天王山と位置づけている。討論会に備えて先月の遊説スケジュールを削ったほどだ。

 それでもロムニー氏は、膨大な課題に取り組まなければならない。各種世論調査では、大半の有権者が彼らの懸念する問題について、ロムニー氏よりオバマ大統領の方が適任と評価している。

1379チバQ:2012/09/24(月) 20:40:46
 <冷たいイメージの払しょくは必須>

 アナリストによると、ロムニー氏がオバマ大統領に勝てるという希望を持つためには、人柄の面でより暖かなイメージを打ち出すことが必須となる。

 実際、19日にフロリダ州で行った演説でロムニー氏は、オバマ大統領の医療保険制度改革や不法移民対策について攻撃のトーンを弱め、スペイン語テレビ放送ユニビジョンで「このキャンペーンは100%の米国民を対象としている」と発言した。

 ピュー・リサーチ・センターの世論調査担当者、アンドルー・コーフート氏は「ロムニー氏にとって問題は、これまでできなかったことをこれからできるかどうかにある。つまり、イメージを刷新し、人々に好感を持ってもらうことだ」と指摘した。

 ロイターとイプソスが17日の週に実施した調査では、ロムニー氏の「47%発言」の映像が流れた後で有権者の40%以上が同氏への好感度を低下させた。USAトゥデーとギャラップの調査によると、この映像で無党派層の約3分の1はロムニー氏に投票する気持ちが薄れた。

 コーフート氏は「ロムニー氏の好感度はまだ高いとは言えない。人々は彼を信頼できる人物とは考えておらず、親身になってくれる政治家ともみていない。ロムニー氏はこうしたすべての問題を克服する道を見つけなければならない」と語った。

 10月3日にコロラド州デンバーで実施される大統領選の第1回討論会が、非常に重要になる。この討論会は経済に焦点が当てられ、選挙戦最後の1カ月の流れを決めるとみられる。

 共和党の世論調査担当者のウィット・エアーズ氏は「ロムニー氏にとって、活気に満ちて魅力のあるより明るい経済の未来像を描くこの上ないチャンスになる」と主張する。

 政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計した世論調査平均によると、20日時点では、オバマ大統領が支持率でロムニー氏を3.1%ポイント上回っている。ラスムセン調査では大統領が2%ポイントの差でリードし、ギャラップ調査では互角の情勢だ。

 個別の世論調査で、オバマ大統領の支持率が50%を超えたものもある。ピューの調査では51%対43%、NBCとウォールストリート・ジャーナルの調査では50%対45%でオバマ氏が優勢だ。

 さらに、オバマ大統領は9つの激戦州のうち8つで優位にあり、大統領選挙人の過半数を獲得する上で選択肢が広がている。大統領はオハイオかフロリダ、あるいはその両州で敗北しても生き残れるが、ロムニー氏はどちらか1つで負ければ万事休すだ。

 <レーガン氏の再現狙うが>

 大統領選では、9月半ばで優位に立っている候補がそのまま勝利する傾向がある。しかし最近の選挙では、最後の2カ月で情勢が劇的に変わる可能性も示されている。

 2004年の選挙は、9月20日時点のリアル・クリア・ポリティクス集計の世論調査平均で共和党現職のジョージ・W・ブッシュ氏が民主党のジョン・ケリー候補に5.7%ポイントの差をつけてリードしていたが、最終的にはわずか1.5%ポイント差の辛勝だった。

 ロムニー陣営がお手本にしたいのは1980年の選挙。ギャラップの調査では秋になってもかなりの期間、共和党のロナルド・レーガン候補は民主党の現職のジミー・カーター大統領氏に支持率で後れを取っていた。しかし、ただ1回の討論会で好パフォーマンスを見せ、形勢をひっくり返した。

 もっとも、最近の世論調査ではいくつかの重要な政治テーマについて、ロムニー氏の評価に改善は見られない。それどころか、最大の問題である経済においてロムニー氏のリードが消えてしまった。NBCとウォールストリート・ジャーナル紙の調査によると、経済に関して両候補の評価は拮抗している。

 (John Whitesides記者)

1380チバQ:2012/09/24(月) 20:48:17
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120924/amr12092409420001-n1.htm
【今、何が問題なのか】
米大統領選接戦なら民主党に不利?決着つかない「有権者ID法」
2012.9.24 09:41 (1/3ページ)[米国]
 米ペンシルベニア州で、選挙の際、投票所で運転免許証など顔写真付き身分証明書の提示を義務づけた有権者ID法の可否をめぐる裁判が続いている。有権者ID法は近年おもに、知事と議会多数派を共和党が占める州で成立した。身分証明書のない人の多くは民主党支持者なのだ。大統領選が接戦となれば、その影響も無視できない。きょうのテーマは「有権者ID法」とした。(編集委員 内畠嗣雅(うちはた・つぐまさ)/SANKEI EXPRESS)


免許証提示義務づけ


 ペンシルベニア州の有権者ID法は今年3月成立した。運転免許証か旅券、兵士の場合は軍のIDなど公的機関が発行した顔写真付きの身分証明書を持参しなければ、投票できない。ペンシルベニア州は議会多数派も、トム・コーベット知事(63)も共和党。法律は投票での不正を防ぐのが目的で、誰かを排除しようというものではない。有権者820万人のうち、有効な証明書を所持していないのは75万9000人。当局はこれらの人たちのために州内71カ所で、選挙のためのIDカードを無料で発行している。

 とはいえ、ペンシルベニア州で投票での不正が問題になっていたわけではない。運転免許証や旅券を所持していないのは、白人よりも人種的少数派(マイノリティー)、富裕層よりも貧困層、働き盛りよりもお年寄りや若者に多い。民主党の支持層だ。社会的な弱者であり、中にはIDカードを受け取りに出かけること自体が困難な人もいる。そうした人たちが原告となって、法律の無効を求めた裁判が始まった。


投票できない70万人


 有権者ID法に関してシカゴ大の専門家らが行った研究をAP通信が伝えている。有権者ID法は、有効な身分証明書の範囲が違ったりして、各州一律ではないのだが、この研究によれば、現在17州にある。これら17州で、18〜29歳のマイノリティーの53万8000〜69万6000人が、有権者ID法のため、投票できなくなるという。11月6日には、大統領選のほか、上下両院選、知事選、地方議会選などの投票が行われる。研究は有権者ID法の影響が出そうないくつかの選挙区を具体的に指摘している。

 米国人全体では11%が公的機関発行の身分証明書を所持していないが、白人では9%なのに、黒人(アフリカ系)は25%、ヒスパニック(中南米系)は16%に上る。2004年の選挙では、18〜24歳の若者のうち、黒人では44%、ヒスパニックでは20.4%、アジア系では23.4%が投票。08年はそれぞれ52.3%、27.4%、27.8%へと増えた。この増加分が有権者ID法によって損なわれるという。

 ペンシルベニア州で有権者ID法が成立した際、「この1年間で法律を持つに至った9番目の州」と報じられた。各州の有権者ID法は11月6日の選挙に向けて策定されたのだ。9州のうち、ペンシルベニア州のほか、アラバマ、カンザスなど計7州は、議会多数派も知事も共和党。共和党が多数派の議会が採択しながら、民主党州知事が拒否権を行使して不成立となった州もあったという。


決着つかず迫る大統領選


 ペンシルベニア州の有権者ID法をめぐる訴訟は先月15日、州下級裁判所が法律を支持する判決を下した。だが、原告側が控訴。今月18日、州最高裁判所が下級裁判所に判決の見直しを命じた。大統領選まで1カ月余りとなり、なお決着がつかないのだ。

 有効な身分証明書がないため、選挙のためのIDカードを取得した有権者は今月初めの段階でわずか7833人。選挙が近づき、州の事務所ではカードを求めて住民が列を作っていると伝えられるが、法律が無効なら、カードは不用品となる。

1381チバQ:2012/09/25(火) 22:49:13
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120925/mcb1209251533033-n1.htm
怒る若者「オバマ信仰は死んだ」 大統領選、「就職氷河期」の解消争点 (1/3ページ)2012.9.25 14:30

ニューヨークでは、犬の散歩代行で生計を立てる若者の姿が増えている(黒沢潤撮影)【拡大】
 米大統領選は、10月3日に最初のテレビ討論会を迎えるなど終盤にさしかかっている。選挙戦では、若者の高失業率をどう改善するかも争点の一つ。深刻な失業にあえぐ若者らは今回、どのような投票行動を見せるのか。大統領選に向ける彼らの視線は熱い。(ニューヨーク 黒沢潤、写真も)

 「トイレットペーパーをもらうために学費や生活費を8万ドル(約640万円)も払ったようなものだ」

 米東部の名門ニュージャージー大学を2年前に卒業した後、まだ職探しをしているブライアン・ハケットさん(24)は、自分の学士号(政治経済専攻)の価値の低さをこう嘆いた。今は仕方なく調査会社でアルバイトする日々が続く。

 「米社会は『大学に行け行け』とあおるが、4年後の就職の際は『グッド・ラック(幸運を)!』と突き放す」とした上で、「ゼリーでも壁に投げ続けていれば、くっ付くものもあるはずだ。どんな職でも受け入れる」と窮状を訴えた。

 米労働省によれば、20〜24歳の若者の8月の失業率は37%。これは、国全体の8・1%を大幅に上回る。若者支援団体「ジョブズ・ファースト」のロー・ミチェリ事務局長(42)はこの背景について「経済が低迷しているとき、どうしても年配者が若者の職を奪う形になる」と指摘する。

 しわ寄せは意外な所にも来ている。米アイビーリーグの名門コロンビア大大学院を2年前に卒業し、人権団体への就職を目指す女性のレイシー・ブラミングさん(26)は「企業や篤志家から人権団体への寄付が減っている」とし、「こうした団体への就職は困難」としかめ顔で話した。

 雇用悪化で高学歴者が単純労働に従事せざるを得ないケースも増えている。同大出身の男性(25)は「時給13ドル(約千円)で犬の散歩代行をする日々だ」と明かす。「悲劇だ。が、かわいい子犬たち8、9匹と散歩する姿は喜劇ですらある」と自嘲気味に語る。

 学士号と一致しない職に就く例は増加傾向にあり、米国勢調査局によると学位を持つ18〜30歳の飲食店員は2000〜10年に81%増の約16万人に達し、学位を持つ家政婦も52%増えた。

 若者の雇用悪化は消費動向にも影響を与えている。若者の節約志向は強まり、「99セントショップ」(日本の「100円ショップ」に相当)は大勢の若者でにぎわう。若い世代の新規自動車登録も減少しており、ある若者(22)は「今の時代、カーシェアリングで十分だ。燃料費や駐車場代もタダだから」と語った。

 若者支援団体「ジェネレーション・オポチュニティー」のポール・コンウェイ代表は「米国では歴史的に東部の若者は西部に、西部の若者は東部に行けば職があると思い、多少のリスクを背負いつつ移動する文化があった。それが今、崩れつつある」と指摘。「雇用悪化による自宅購入や結婚、子作りの遅れは人口減少に直結しかねない。年金維持や米国の競争性にも深刻な影響を与える。15年後が怖い」と話す。

 米国の将来を担う若者はどちらの大統領候補に魅力を感じるのか。前回選で18〜29歳の2400万人のうち66%がオバマ氏に投票したが、最近の調査では、若者の雇用改善に関するオバマ氏の努力を評価した若者は31%にとどまった。

 ブライアン・ハケットさんは「米国で1、2%の成長は『無』に等しい。世界のスーパーパワーの成長としても十分ではない」と強調。その上で「オバマ氏は前回選でソーシャルメディアを使って若者に強くアピールしたが、多くの若者は今、仕事にもありつけず不満は募るばかり。“オバマ信仰”は死んだ」と語る。

 一方、「ビジネスで成功した経験から勝利の機会を与えたい」と共和党大統領候補のロムニー氏に期待を寄せる声は若者の間で少なくない。コンウェイ代表は「若者は今回、候補者のカリスマ性でなく、実績に投票する」と分析している。

1382チバQ:2012/09/26(水) 19:53:50
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20120926-00000016-nnn-int
オバマ大統領、国連演説で反米デモを批判
日本テレビ系(NNN) 9月26日(水)8時30分配信

 アメリカ・オバマ大統領は25日、アメリカ・ニューヨークで開催された国連総会で演説し、中東で過激化している反米デモについて「国連の理念に対する攻撃だ」と厳しく批判した。

 オバマ大統領は冒頭、リビアの領事館襲撃事件で犠牲となったアメリカ大使を追悼した。そして、イスラム教を冒とくしたとされる映画をきっかけに、アメリカの政府機関や飲食店への襲撃が相次いでいることを厳しく批判した。

 オバマ大統領「この2週間の襲撃は、単なるアメリカへの攻撃ではない。国連の理念に対する攻撃だ」

 オバマ大統領は「宗教の冒とくは認めない」という姿勢を改めて示した上で、過激化する反米デモの鎮静化を求めた。

 一方、内戦状態が続くシリアについては、「アサド大統領が去れば新しい夜明けが訪れる」と述べ、強い言葉で早期退陣を迫った。

http://mainichi.jp/select/news/20120926k0000m030130000c.html
オバマ大統領:暴力許す余地ない…反米デモ受け、国連演説
毎日新聞 2012年09月26日 01時03分(最終更新 09月26日 01時12分)


国連総会でスピーチするオバマ米大統領=2012年9月25日、AP
拡大写真 【ニューヨーク草野和彦】国連総会の一般討論演説が25日午前(日本時間同日夜)に始まり、オバマ米大統領が演説した。イスラム教の預言者ムハンマドを侮辱したとして、米国製映画への抗議と反米デモが世界中に広がったことを受け、大統領は「国連には暴力と(宗教への)不寛容を許す余地はないと宣言する必要がある」と訴えた。またイランの核武装阻止に向け「必要な措置をとる」ことを強調した。

 大統領は、リビア東部ベンガジの米領事館襲撃事件で死亡したスティーブンズ駐リビア米国大使が中東民主化に取り組んでいたことから説き起こし、「彼は米国を体現するだけでなく、国連が象徴する国際協力に献身していた」と指摘。一連の外交施設への攻撃は「国連が拠(よ)って立つ理念への攻撃でもある」と非難した。

 大統領は映画を「イスラム教だけでなく米国に対する侮辱」と厳しく批判。一方で、映画を禁止しない理由について、米国憲法で言論の自由が保障されているだけでなく、「言論の制限は少数派の抑圧につながる」として理解を求め、こうした姿勢が中東の民主化支援にもつながることを強調した。

 また、シリアのアサド政権に退陣を改めて要求し、「制裁と(人権を抑圧した者に対する)刑事訴追」を追求すると述べた。軍事介入の可能性には触れなかった。

 イランの核武装の危険性については、イスラエルや湾岸諸国だけでなく「世界経済の安定に対する脅威」と強調。外交的解決を望むとしながらも「時間は限られている」と述べた。

 演説には、イランの核施設への軍事攻撃の可能性を警告するイスラエルに自制を呼びかける目的がある。また11月の米大統領選を争うロムニー前マサチューセッツ州知事(共和党)が中東での米国の指導力低下を批判していることもあり、国内向けに外交姿勢をアピールする狙いもあったとみられる。

1383チバQ:2012/09/26(水) 19:56:22
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120926-00000016-jij_afp-ent
マドンナ、米大統領を「黒人のムスリム」と呼んで物議
AFP=時事 9月26日(水)13時9分配信


【AFP=時事】米ポップ界のディーバ、マドンナ(Madonna)が、米首都ワシントンD.C.(Washington D.C.)で24日夜に開いたコンサートで、観客にバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領への支持を呼び掛けた際に大統領を「黒人のムスリム(イスラム教徒)」と呼んだことが物議を醸している。

 25日にインターネット上に投稿されたコンサート動画の中で、マドンナはエイブラハム・リンカーン(Abraham Lincoln)第16代米大統領やキング牧師(Martin Luther King Jr.)といった米国史に残る偉人たちの名を挙げた後、自身がかねてから支持を公言するオバマ大統領について語り始めた。

「そして今、ホワイトハウス(White House)にアフリカ系米国人がいることを素晴らしく思う」。黒人ダンサーに囲まれステージに立つマドンナが「みんなも私と同じ? 」と呼び掛けると、観客からは歓声が上がった。

 この夜のマドンナは、ステージ上で「少し目まいがする」とこぼしたほか、ボトルに入った飲み物を何度も飲み、頻繁にまばたきをしていた。

 マドンナは「じゃあみんな、オバマに投票してよ。いい? 」と呼び掛け、こう続けた。「良くも悪くも、ホワイトハウスに黒人のムスリムがいる…これって、とんでもなく素晴らしいこと。この国には希望があるってことよ」

 2008年にアフリカ系米国人初の米大統領となったオバマ氏は、自身はキリスト教徒だと繰り返し述べてきた。だが今年発表された調査結果によると、就任から4年近く経った今でも共和党有権者の3分の1以上が同氏をイスラム教徒だと思い込んでいるという。今年6〜7月に行われた有権者3000人を対象としたアンケート調査では、オバマ大統領をイスラム教徒だと思っている人は17%いた。【翻訳編集】 AFPBB News

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120926-00000095-reut-ent
「オバマはイスラム教徒」発言のマドンナ、皮肉込めた冗談と釈明
ロイター 9月26日(水)16時20分配信


拡大写真
9月25日、米人気歌手マドンナが、コンサートのステージで、オバマ大統領をイスラム教徒と呼んだことについて、皮肉を込めた冗談だったと釈明した。ニューヨークで4月撮影(2012年 ロイター/Andrew Kelly)

[ロサンゼルス 25日 ロイター] 米人気歌手マドンナ(54)が25日、コンサートのステージで、オバマ大統領をイスラム教徒と呼んだことについて、皮肉を込めた冗談だったと釈明した。

米ワシントンで24日に開かれたコンサートでマドンナは、11月の大統領選で再選を目指すオバマ大統領への支持を観客に訴えた際、同大統領を「黒人のイスラム教徒」と表現。その映像は動画共有サイト「ユーチューブ」に投稿され、騒動となっていた。

過熱するメディア報道を受け、マドンナは「私はステージ上で皮肉な態度を取った。もちろん、オバマ氏がイスラム教徒ではないことは知っている」と広報を通じてコメント。その上で「私が言いたかったのは、どんな宗教を信じていようが、立派な男は立派な男だということ。オバマ氏が信仰する宗教など気にしていない」と説明した。

オバマ大統領が初当選を決めた2007年の選挙戦では、オバマ氏はイスラム教徒だとのうわさが流され、米国生まれではないのではとの憶測も飛び交った。

1384チバQ:2012/09/26(水) 19:56:47
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120926-00000052-mai-int
<米大統領選>激戦3州はオバマ氏リード
毎日新聞 9月26日(水)17時6分配信

 【ワシントン古本陽荘】米ワシントン・ポスト紙は25日、11月の米大統領選でカギを握る激戦3州の世論調査(19〜23日実施)の結果を公表した。民主党のバラク・オバマ大統領(51)がいずれの州でもリード。経済政策についても、大統領への支持が共和党候補のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)を上回っている。「経済の立て直し」を売り物にしてきたロムニー氏は、来月の候補者討論会を前に選挙戦の態勢の立て直しを迫られている。

 「投票に行く」と回答した有権者でみると、南部フロリダ州では「オバマ大統領に投票する」が51%でロムニー氏の47%を4ポイントリード。中西部オハイオ州、南部バージニア州ではいずれも大統領が52%で、ロムニー氏の44%を8ポイント上回った。

 最大争点の経済政策についても、3州すべてでオバマ大統領への支持が上回ったほか、移民政策や公的医療保険など、ほとんどの項目で大統領への評価が高かった。

 特に、「どちらが経済の問題をより理解しているか」との設問では、いずれの州でも14〜23ポイントの大差でオバマ大統領がリード。「所得税を支払っていない(国民の)47%のことは気にしていない」などと、「弱者切り捨て」と受け止められる発言をしたロムニー氏の非公開集会のビデオが流出したことなどが影響したものとみられる。

 この3州は政治専門サイト「クック・ポリティカル・リポート」が激戦州に分類している8州のうち、各州に割り当てられた選挙人の数が多い上位3州。

 同リポートの分析では、激戦8州(計95人)を除いた州での選挙人の予想獲得数ではオバマ大統領が237人、ロムニー氏が206人と大統領が優勢。ロムニー氏が大票田のフロリダ州(29人)やオハイオ州(18人)を落とした場合、形勢を逆転するのは極めて難しいのが実態だ。

1385チバQ:2012/09/26(水) 20:15:57
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012092600106
オバマ氏、最重要州でリード=経済運営の期待値逆転−米大統領選
 【ワシントン時事】25日発表の米紙ワシントン・ポストの世論調査結果によると、11月6日の大統領選で最重視される中西部オハイオ、南部フロリダの2州で、民主党のオバマ大統領が共和党のロムニー候補に支持率でそれぞれ8ポイントと4ポイントの差をつけた。
 オハイオ州での支持率は大統領52%に対しロムニー氏44%、フロリダ州では大統領51%対ロムニー氏47%。経済運営の手腕に対する期待でも、大統領がオハイオ州で7ポイント、フロリダ州で4ポイント上回った。これまでの各種調査では、経済分野の期待の高さは経営者出身のロムニー氏の方が高いことが多かった。(2012/09/26-07:47)

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1386チバQ:2012/09/26(水) 22:33:05
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120926/amr12092621230005-n1.htm
オバマ大統領の国連演説、中東政策の手詰まり感鮮明に
2012.9.26 21:22 (1/2ページ)
 【ワシントン=犬塚陽介】オバマ米大統領は1期目最後となる25日の国連総会で、演説のほぼ全てを中東での問題に割り当て、暴力の停止や民主化への支援を改めて強調した。イスラム社会との融和を説いたカイロ演説から約3年3カ月。イスラム教の預言者ムハンマドの侮辱映像に抗議する反米デモの拡大やイランの核問題、シリア内戦でオバマ政権は有効な措置を見いだせないでおり、演説からは対中東政策の厳しい現実が浮き彫りになった。

 オバマ大統領は演説で、米大使らが死亡したリビアの領事館襲撃事件の実行犯を裁きにかけるため「容赦はしない」と述べた。

 イスラム教の預言者ムハンマドの侮辱映像は「粗野で不快」であり「米国への侮辱でもある」と抗議に理解を示したが、それでも暴力を正当化する理由にはならないと抑制を求め、相互尊重と価値観の共有が、米国の民主化支援の土台となっていることを強調した。

 「アラブの春」以降の民主化推進を歓迎し、イラン核開発では「やらなければならないことをやる」と軍事行動も排除しない方針を改めて示唆。シリアのアサド大統領退陣にも言及するなど、約30分の演説の24分を中東問題に費やした。

 大統領は昨年の演説でも中東民主化を「歴史的な岐路」と指摘。イランやシリアにも「圧力と孤立」を警告しており、今回の演説は約1年後も諸問題に進展がないことを追認する形となった。

 イラン問題ではイスラエル、シリアでは中国やロシアとの足並みの乱れが顕在化する中、新たに発生した反米デモが米国に与えた無力感は大きい。

 ニューヨークのシンクタンク、外交問題評議会(CFR)のパトリック上級研究員は、長年の反米感情をオバマ大統領が単独で払拭できることは「幻想だったことが、白日の下にさらされてしまった」と、その意味合いを解説する。

 ただ、中東の民主化の「道のりが平らではない」(米政府高官)のは織り込み済み。オバマ大統領も演説で、米国が民主化支援から「撤退することはない」と、イスラム社会との協調姿勢を確認した。

 パトリック上級研究員もオバマ大統領は中東諸国に「過激主義に走ることなく、米国と(民主化に)取り組むよう圧力」をかける狙いがあったと分析しており、米国の中東政策に「変更はない」との認識を示している。

1387チバQ:2012/09/26(水) 22:34:56
http://www.afpbb.com/article/entertainment/music/2903929/9584514?ctm_campaign=txt_topics
スティービー・ワンダーさんら、オバマ大統領の選挙支援コンサート出演へ
2012年09月26日 15:13 発信地:ロサンゼルス/米国
【9月26日 AFP】米ロサンゼルス(Los Angeles)で来月行われるバラク・オバマ(Barack Obama)大統領の支援イベントに、米歌手スティービー・ワンダー(Stevie Wonder)さんをはじめ大物ミュージシャンたちが出演すると、米芸能誌ハリウッド・リポーター(Hollywood Reporter)が25日、報じた。

 オバマ大統領は現在、11月6日の米大統領選に向けて選挙運動を展開している。スティービー・ワンダーさんは10月7日にノキア・シアター・LA・ライブ(Nokia Theatre LA Live)で開かれるオバマ大統領の資金調達コンサート「勝利まであと30日(30 Days to Victory)」に出演する。

 コンサートには、スティービー・ワンダーさんの他、ケイティ・ペリー(Katy Perry)さん、アース・ウィンド&ファイアー(Earth, Wind and Fire)、ジェニファー・ハドソン(Jennifer Hudson)さん、ジョン・ボン・ジョヴィ(Jon Bon Jovi)さんらも出演する予定だ。チケットは1枚44ドル(約3400円)〜で、オバマ大統領の選挙運動ウェブサイトで購入できる。
 
 コンサートの後には、アニメーション製作会社ドリームワークス・アニメーション(DreamWorks Animation)のジェフリー・カッツェンバーグ(Jeffrey Katzenberg)最高経営責任者(CEO)とアカデミー賞パーティーの公式シェフ、ウルフギャング・パック(Wolfgang Puck)氏が共催する、オバマ大統領の支援ディナーが開催されるが、こちらの参加費は1人2万5000ドル(約194万円)となっている。(c)AFP

1388チバQ:2012/09/27(木) 20:41:11
http://www.cnn.co.jp/usa/35022289.html
オバマ氏、オハイオなど激戦4州で優位 米世論調査
2012.09.27 Thu posted at 09:00 JST

(CNN) 米大統領選をちょうど6週間後に控え、米紙ワシントン・ポストと世論調査機関「アメリカン・リサーチ・グループ」は27日までに、オハイオ、フロリダ、アイオワ、ネバダの激戦4州で実施した最新の世論調査の結果を発表した。民主党のオバマ大統領が、共和党のロムニー候補に4〜8%の差をつけて優位に立っている。

調査は、ロムニー氏が民主党支持者らを批判した発言の隠し撮りビデオが流出し、批判を浴びた後で実施された。

4州の代議員数は計59人。このうち18人を擁するオハイオ州では、投票を予定している有権者の52%がオバマ大統領を支持すると答え、ロムニー候補の44%を上回った。共和党の大統領候補が同州を落として最終的に当選した例はこれまでにない。04年大統領選ではブッシュ大統領がここでの接戦を制して再選を果たしたが、前回はオバマ氏が5%の差で共和党のマケイン氏を下した。

オハイオ州ではオバマ大統領の業績を認めると答えた人が56%、経済政策を評価するとした人が53%を占めた。信頼して経済を任せられる候補はどちらかとの質問には、50%がオバマ大統領、43%がロムニー候補と答えた。民主党大会開催前の9月初めの時点では、ロムニー候補が同州で優位に立っていた。ロムニー候補は25日から26日にかけ、ライアン副大統領候補とともに州内各地を回って支持を訴えている。

代議員数29人のフロリダ州でも、オバマ大統領の支持率は51%と、ロムニー候補の47%を上回った。アイオワ州はオバマ大統領の51%に対し、ロムニー候補は44%だった。ネバダ州でも51%対44%と、同じ数字が出た。いずれの州も04年の大統領選では共和党を支持したが、08年には民主党支持へ転じた。

ただ、4州での差はいずれも統計上の誤差の範囲内に収まっている。ロムニー陣営の報道担当者は、同氏がここまでの選挙戦で何度も倒れては立ち上がってきたと指摘し、今回の「試練」に対しても「大統領にふさわしい」回復力を示すだろうと語った。

1389チバQ:2012/09/27(木) 21:07:31
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120927/amr12092709420002-n1.htm
対中政策めぐり批判合戦
2012.9.27 09:41 (1/2ページ)
 【ワシントン=古森義久】11月6日の投開票日に向けて熱気を増す米国大統領選挙で、オバマ大統領、ロムニー前マサチューセッツ州知事の両候補が対中政策をめぐり、ここ数日、激しく衝突した。外交課題が論じられることが少なかったこの選挙でも、中国政策は今後中東と並んで、意外に白熱した議論のテーマとなりそうだ。

 ◆「経済制裁の対象」

 共和党のロムニー候補は予備選段階からオバマ大統領の中国政策は甘すぎると非難し、当選の際には大統領就任と同時に中国を「通貨レート不正操作国」に指定し、経済制裁の対象にすると宣言してきた。

 ロムニー候補は本番の選挙でも対中政策でのオバマ批判をやめず、25日も激戦州のオハイオ州での演説で「中国は人民元レートを不当に低く設定して、輸出品を安くし、米国企業から雇用や利益を収奪している」と述べ、「米国は中国に毅然(きぜん)と立ち向かわねばならない」と訴えた。

 同候補は、特許などの知的所有権でも「中国は盗み、だましている」として、米国製の工業用バルブやコンピューターの中国での偽造品の実例をあげた。

 ロムニー陣営は24日からマサチューセッツ州などで、「もしオバマ大統領が中国に毅然としていたら」というナレーションのテレビ広告を放映し始めた。「オバマ大統領の就任時から米国経済は26万の職をなくしたが、大きくは中国の不正な慣行のためで、同大統領はそれを放任した」と責める内容だ。

◆「裏で中国投資」

 オバマ大統領の陣営もこれに反撃し、24日に「ミット・ロムニー 中国を信じる?」と題する声明を発表した。同大統領とバイデン副大統領の連名で「われわれは米国の労働者の雇用と利益を守るため、中国の貿易の不公正慣行に何度も抗議してきた」と述べ、オバマ政権が中国の知的所有権侵害などを世界貿易機関(WTO)に合計9回提訴したことを強調。ブッシュ前政権ではWTO提訴は計6回だったという。

 オバマ陣営はさらに「ロムニー候補は中国を非難する裏で中国の国有企業の株を買うなど、投資を続けてきた」とも反撃した。ロムニー氏が社長を務めた投資企業のベイン社がかつて中国の国有の石油企業や民間のインターネット動画企業の株を購入していたことを指摘し、ロムニー氏の言行不一致を非難した。

 今回の大統領選では前半の論争のテーマは経済など国内問題にほとんど絞られていたが、リビアなどで起きた米国公館の襲撃事件で中東問題という外交案件が主要争点に浮上した。そこに中国問題が加わり、外交政策は活発な議論を招きそうな気配ともなった。

1390チバQ:2012/09/27(木) 21:10:54
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012092700096
オバマ氏、重点2州で最大リード=ロムニー氏「失言」響く−米大統領選
 【ワシントン時事】米キニピアック大学が26日発表した世論調査結果によると、11月6日の大統領選を争うオバマ大統領と共和党のロムニー候補の支持率は南部フロリダ州で53%対44%、中西部オハイオ州で53%対43%と、いずれもオバマ大統領が上回った。両州とも大統領のリードは同大による調査で過去最大。
 また、投票までに支持する候補を変える可能性があると答えた人は両州とも7%にとどまった。大票田のこの2州は選挙結果を決するとして両陣営が最重点区に位置付けており、ロムニー氏は苦しい情勢だ。
 調査は、投票に行くと答えた有権者を対象に18〜24日に実施された。8月下旬の前回調査では、大統領のリードはフロリダ州で3ポイント、オハイオ州で6ポイントだった。キニピアック大は、差が拡大したのはロムニー氏の「非納税者の生活の面倒は見ない」との発言が主な要因と分析している。(2012/09/27-07:58)

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1391チバQ:2012/09/27(木) 21:12:31
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012092700525
オバマ氏、優位鮮明に=「敵失」重なり大量リード−米大統領選

26日、米中西部オハイオ州ケントの大学で支持を訴えるオバマ大統領(EPA=時事) 【ワシントン時事】11月6日の米大統領選で、再選を目指すオバマ大統領の優位が鮮明になってきた。共和党のロムニー候補は課題の好感度アップに四苦八苦。これに助けられる形で、大統領は勝敗を左右する激戦州で大きくリードした。
 正確さに定評のあるキニピアック大学の世論調査結果(26日発表)によると、南部フロリダ州での支持率は大統領53%に対し、ロムニー氏44%。中西部オハイオ州でも大統領が53%対43%で上回った。
 9ポイントと10ポイントの差はこれまでの同調査で最大。25日発表のワシントン・ポスト紙の調査でも、大統領はオハイオ州で8ポイント、フロリダ州で4ポイントの差をつけた。
 この両州は民主、共和両党の勢力が伯仲し、大票田でもある。第2次世界大戦後、両州のどちらかでも落として当選した候補は共和党にいない。(2012/09/27-17:42)

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1392チバQ:2012/09/29(土) 11:55:36
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120928-00000077-mai-int
<米州知事選>11州で選挙 共和党の知事が増加か
毎日新聞 9月28日(金)18時52分配信

 米大統領選に合わせて州知事選も11州で行われる。このうち現在の知事が民主党なのはワシントン州など8州、共和党の州はインディアナ州など3州。現職が出馬しているのは6州(民主4州、共和2州)で、5州(民主4州、共和1州)の知事が引退する。

 現職知事は両党とも優勢だが、新人が争っているインディアナ、ノースカロライナ両州では共和党が優位な戦いを進めている。接戦となっているモンタナ、ニューハンプシャー、ワシントンの3州で民主党が全勝したとしても計7州にとどまる計算で、全体としては共和党の知事が増えることになりそうだ。

 人口の多い州の選挙が含まれていないため、米メディアの注目もさほど高くはない。だが、オバマ大統領が内政上の最大の成果として掲げている医療保険制度改革については、加入義務化など制度の根幹部分の導入は14年とされている。その具体的な制度設計の責任は一義的には各州が負うため、州知事の所属政党が変わった場合、現在進められている州政府の作業が抜本的に見直される可能性が高い。

1393チバQ:2012/09/29(土) 11:56:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120928-00000078-mai-int
<米連邦議会選>下院 共和党が過半数維持の可能性濃厚
毎日新聞 9月28日(金)18時54分配信

 【ワシントン古本陽荘】11月の米大統領選と同日、連邦議会の上下両院の議員選挙も行われる。大統領選では民主党のバラク・オバマ大統領(51)の優勢が伝えられるが、下院選では野党の共和党が引き続き過半数を維持する可能性が濃厚だ。10年の中間選挙で「ねじれ」状態に陥って以来、財政赤字削減や予算編成をめぐり、大統領と議会共和党は激しく対立してきた。今回の選挙が事態を打開する可能性は低いとみられ、米政治の混迷はさらに長期化しそうな情勢だ。

 「(ワシントンに来て)ロビイストに乗っ取られた議会共和党に言われた通りのことを(ロムニー氏が)するつもりなら、そんなものはご免だ」

 オバマ大統領は27日、南部バージニア州バージニアビーチの集会で、共和党の大統領候補、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)を批判するなかで、議会共和党への対抗心をむき出しにした。

 オバマ大統領が「内側からはワシントンを変えられない」と支持者らに協力を求めたところ、ロムニー氏が自らの集会で「だったら11月にワシントンから追い出してやろう。私は内側から変えてみせる」と反論。議会共和党とロムニー氏を結び付けた大統領の冒頭の発言は、これに対する再反論だった。

 党派を超えた融和を訴えて08年に当選したオバマ大統領だったが、就任1年目の課題として共和党が強硬に反対していた医療保険改革を推進。「小さな政府」を求める保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会運動)」が沸き起こるきっかけともなり、10年中間選挙は民主党の大敗に終わった。

 だがその後、大幅な財政削減を求め妥協しない議会共和党の姿勢には批判も高まっている。ギャラップ社の9月調査では、米議会の支持率は13%と選挙前の数字としては過去最低だ。

 にもかかわらず、11月の下院選では共和党が定数435の過半数である218議席を確保するのは、ほぼ確実な情勢だ。政治専門サイト「クック・ポリティカル・リポート」の27日現在の予測では、接戦の24選挙区を除いて、共和優勢は228選挙区、民主優勢は183選挙区。共和党は現有242議席に迫る勢いだ。

 背景について、クック社のワッサーマン氏は「(民主党の)大統領が再選しそうだということで、(共和党との)バランスを取るために下院共和党への追い風になっている可能性がある」と分析する。

 一方、上院選については定数100議席のうち33議席が改選される。クック社の分析では、共和党が2〜4議席上乗せする見通し。共和党の現有議席は47で、過半数の51に達するかは微妙な情勢だ。ただ、フィリバスター(議事妨害)を受けずに法案を可決できる安定多数60議席には、どちらの政党も到達する見込みはない。

1394チバQ:2012/09/29(土) 11:57:44
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120928-00000088-mai-int
<米大統領選>「オバマ氏再選」上方修正 激戦州優勢で
毎日新聞 9月28日(金)19時38分配信

 米大統領選の激戦州の各種世論調査で民主党のバラク・オバマ大統領(51)の優勢が伝えられたことを受け、選挙分析の専門家らが、オバマ大統領の再選可能性に関する評価を上方修正し始めている。

 選挙予測で定評があるバージニア大学政治センターは27日、これまで「激戦州」と分析していたオハイオ州やバージニア州など5州を「やや民主優勢」に修正。その結果、各州に割り振られた選挙人の予想獲得数について、オバマ大統領は290人、共和党候補のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)は206人とした。当選に必要な選挙人は270人で、オバマ大統領はすでに当選圏内に達したことになる。

 一方、政治専門サイト「クック・ポリティカル・リポート」も同日、やや共和優勢だったノースカロライナ州を激戦州に、激戦州だったオハイオ州をやや民主優勢に直した。この結果、予想されるオバマ大統領の獲得選挙人数を250人、ロムニー氏を186人とした。

1396名無しさん:2012/10/01(月) 13:36:10
米兵の死者2000人に=不朽の自由作戦―アフガン
時事通信 10月1日(月)11時4分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121001-00000053-jij-int

 【ワシントン時事】一部米メディアは30日、2001年10月7日に始まったアフガニスタンでのテロ掃討作戦「不朽の自由作戦」による米兵の死者が2000人に達したと報じた。この数字はアフガン国内だけのもので、戦闘以外の死者339人も含まれる。

 国防総省は27日の時点で、アフガンでの米兵死者数を1996人と発表していた。英BBC放送によれば、30日にアフガン東部で米兵2人が死亡。また、これとは別に負傷していた複数の米兵が病院で死亡した。

1397チバQ:2012/10/01(月) 23:54:26
http://www.cnn.co.jp/usa/35022468.html
米大統領選討論会迫る ロムニー氏は逆転の足がかり得られるか
2012.10.01 Mon posted at 17:00 JST

ワシントン(CNN) 11月6日投開票の米大統領選が終盤に入るなか、今月は両大統領候補が直接顔を合わせるテレビ討論会が3回予定されている。共和党の大統領候補ロムニー前マサチューセッツ州知事は、「47%の有権者が政府に依存している」などの失言によって支持率で水をあけられており、3日に激戦州のコロラド州デンバーで始まる討論会で巻き返せるか注目が集まっている。

CNNと調査機関ORCが9月上旬の民主党党大会終了直後に行った世論調査によれば、オバマ大統領が討論会で勝利を収めると考える有権者の割合は59%とロムニー氏の34%を大きく上回った。

ペンシルベニア州立大学CAPRのディレクター、デービッド・ローリー氏は、「ロムニー氏は討論会で大成功を収める必要がある」と指摘する。

ロムニー陣営は、討論会に対する期待値を押し下げようとしているものの、専門家や批評家、共和党内の選挙参謀らは、討論会での直接対決が最大の山場になると見ている。

ロムニー氏の任務は、停滞する経済をどうやって立て直し、国際政治の舞台で米国をどこへ導くのか、はっきりと提示することだ。

オバマ陣営はロムニー氏を米国の一般市民からかけ離れた人物だと描こうとしているが、ロムニー氏はこれに対処しつつ、討論会でも全力を尽くす必要がある。

共和党のベテランの選挙対策スタッフは匿名で、「大統領選も終盤になり、そうした見方を変えさせる最後にして最大の機会となるかもしれない」と指摘する。

保守派のライター、アン・コールター氏は、討論会が重要な理由として、「フィルターのかかっていない」ロムニー氏を有権者が目にすることになるからだと指摘。投票先を決めていない有権者の気持ちを大きく変化させることにつながるかもしれない。

ロムニー陣営や選挙参謀、専門家らは、討論会で、オバマ大統領の実績を直接攻撃する機会が得られるとも指摘する。

CNNが入手したメモによれば、ロムニー氏の上級キャンペーン顧問のベス・マイヤーズ氏は「これまでの選挙活動を見ると、オバマ大統領がその雄弁さと討論の経験をロムニー候補への個人攻撃に絞り込んでくることは明らかだ。オバマ大統領が自身の実績について語らない、あるいは語れないのであれば、ロムニー候補について語ることになる」と指摘。「我々の読みどおり、オバマ大統領が後ろ向きなら、大統領は今後4年間に追求するビジョンや政策について米国民に知らしめる機会を失うことになる。こちらはその機会を逃さない」

共和党の世論調査専門家、ウィット・アイレス氏によれば、ロムニー氏は、有権者が最も懸念している経済でポイント稼ぐために討論会を活用すべきだという。

アイレス氏はCNNの番組で、「ロムニー氏が出来る最も重要なことは、人々に対して、米国経済をどのようにして立て直すのかを知っているということを信じさせることだ」と指摘。オバマ大統領が経済を立て直している、もしくは立て直せると考える人もいないかもしれないが、ロムニー氏が出来ると確信している人もおらず、このため、経済問題が討論会で最も重要な議題になるとの見方を示した。

米大統領の歴史に詳しいドリス・カーンズ・グッドウィン氏は、討論会の本質について、現職の候補者と面と向かい合うことで挑戦者が大統領と同じステージに立つのを助けることだと説明する。その最も顕著な例が、1960年に行われた、ジョン・F・ケネディ民主党候補が共和党で副大統領のリチャード・ニクソン候補を打ち破った討論会だろう。

討論会はまた、有権者が候補者の性格を観察するのにも役立ちそうだ。

グッドウィン氏は「様々な準備がなされているが、ボクシングのタイトルマッチのように、両候補にとって予期しなかった瞬間が訪れる場面があるだろう」と指摘。1対1の討論会でなければ目にすることのない各候補者の個性や気性、ユーモア、怒りの感情などがあらわになるだろうと付け加えた。

1398チバQ:2012/10/03(水) 23:44:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121003-00000071-mai-int
<米大統領選>浮動票狙い正念場…4日、テレビ討論会
毎日新聞 10月3日(水)20時37分配信

 【デンバー(米西部コロラド州)古本陽荘】米大統領選(11月6日投開票)に向けた民主、共和両党の大統領候補による初のテレビ討論会が3日夜(日本時間4日午前)、デンバーで行われる。支持率でリードする民主党のオバマ大統領(51)に、共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事(65)が逆転をかける正念場になる。初回は内政課題がテーマで、厳しい経済情勢を受けオバマ大統領が守勢に立たされる展開も想定される。

 オバマ氏は9月30日、ネバダ州ラスベガスの集会で「(討論会では)国家を成長させるために何をすべきか、安心をどう回復するか、真剣な議論をしたい」と強調。一方、ロムニー氏は1日のデンバーでの集会で「討論会の勝ち負けは気にしない。大事なのは、双方が米国の進むべき道筋を示すということだ」と語った。

 討論会は、まだ投票先を決めていない無党派層などの浮動票の行方に影響を与える。22日まで計3回の討論会は全米中継を通じて6000万人が視聴するといわれるだけに、両候補とも万全の準備で臨む。

 オバマ氏はラスベガス近郊で、04年の大統領候補、ケリー上院議員をロムニー氏の代役に立て討論会のリハーサルを実施。ロムニー氏も、ポートマン上院議員に大統領役を依頼し、同様の訓練を何度も行ってきた。

 各種支持率の平均値を調べている調査機関リアル・クリア・ポリティクスによると、1日現在でオバマ氏がロムニー氏を約3ポイント上回っている。とくに勝敗の行方を決するフロリダやバージニアなど激戦8州の支持率では、ノースカロライナ州を除く7州でオバマ氏がリードしている。

 9月中旬、ロムニー氏が「連邦所得税を支払っていない(米国民の)47%のことは気にしていない」などと「弱者切り捨て」と受け止められかねない発言をしたビデオが暴露され、オバマ氏への流れを一気に加速した。

 劣勢のロムニー氏を応援するニュージャージー州のクリスティー知事(共和)は「3日の討論会でロムニー氏が将来像を語れば、優劣が入れ替わっているはずだ」と期待を示した。選挙直前には現職候補に不利な事件が起きたり、情報が流れる「10月の奇襲」(オクトーバー・サプライズ)との表現もあり、土壇場の逆転を狙う。

 ただし、よっぽどの失態がない限り、オバマ氏リードの情勢を覆すのは難しそうだ。米紙ワシントン・ポストの調査では、65%が討論会でオバマ氏が「勝利する」と予想。「ロムニー氏勝利」は31%にとどまった。

1399名無しさん:2012/10/04(木) 09:13:29
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201210040083.html
経済や医療保険で論戦 オバマ・ロムニー両氏

 【デンバー共同=芹田晋一郎】11月6日の米大統領選に向け、民主党のオバマ大統領(51)と共和党のロムニー候補(65)が3日夜(日本時間4日午前)、西部コロラド州デンバーで初の討論会を開く。今回のテーマは経済や医療保険改革など国民の関心が高い内政問題で、激しい論戦は必至。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の主要世論調査平均によると、1カ月前に並んでいた両氏の支持率は現在、オバマ氏が3・1ポイントリード。激戦州ではさらに差が開いており、全米で放映される討論会はロムニー氏にとって「最後で最高の逆転チャンス」(米メディア)となりそうだ。

 ロムニー氏は失業率が8%台で高止まりしている現状を訴え、「この4年間で景気を回復させられなかった」とオバマ氏を追及。オバマ氏も2期目に100万人の雇用創出を目指す方針をあらためて訴え、再選の必要性を強調。

 米調査機関ピュー・リサーチ・センターが2日公表した世論調査によると、オバマ氏が討論を優位に進めると答えた人が51%に対し、ロムニー氏と予想した人は29%。しかし討論会は現職の攻撃に終始できる挑戦者が有利との見方もあり、オバマ氏にとっても油断できない舞台だ。

 大統領候補討論会は計3回。16日に東部ニューヨーク州ヘンプステッド、22日に南部フロリダ州ボカラトンで開かれる。

1400チバQ:2012/10/04(木) 21:51:43
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121004/amr12100421080007-n1.htm
ロムニー氏に軍配 精彩欠くオバマ氏
2012.10.4 21:04 (1/2ページ)

米大統領選の候補者討論会を終えたロムニー氏(左)とオバマ大統領=3日、米コロラド州デンバー(AP=)
 【デンバー=佐々木類】11月の米大統領選を前に初の直接対決となった3日の候補者討論会は、攻める共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事(65)が、オバマ大統領を寄り切った。初戦は現職不利とのジンクス通り、経済失政を追及したロムニー氏が攻勢をかけたのが奏功、最終盤の選挙戦に弾みをつけた。一方、逃げ切りを図り、ロムニー氏批判を封印したオバマ氏は終始精彩を欠いた。

 討論会終了後、米CNNテレビは、「ロムニー氏が得点を稼いだのに対し、オバマ氏はロムニー氏の失言を取り上げず、有権者をがっかりさせた」とロムニー氏に軍配を上げた。

 「オバマ氏の討論技術はサビついていた」(CNNのキング記者)との指摘通り、直後に行われた同テレビの世論調査では、67%がロムニー氏が優勢と回答し、オバマ氏優勢と答えたのは25%にとどまった。

 オバマ氏については「一般論を感動的に語ることで知られているが、討論は苦手」(ロイター通信)との評価を裏付けるように、民主党大会での演説同様、物足りない内容となった。

 討論会の世論調査結果は両陣営に衝撃をもたらした。

 共和党のルビオ上院議員は記者団に、「オバマ氏は税、経済、財政と最も大事なことを話したがらなかった。彼の志向してきた『大きな政府』の失敗が明らかになった」と述べた。

 一方、オバマ氏選対幹部のメッシーナ氏もルビオ氏のすぐ横で、「ロムニー氏は批判ばかりで具体的な提案が一つもなかった」と反論。別の選対幹部は、「ロムニー氏が優勢に見えたかもしれないが、彼のいう減税政策は、中間所得層に大きな打撃を与えるものだ」と述べ、巻き返しを誓った。

 ロムニー氏勝利の最大要因は、共和党予備選を戦い抜いた経験と、景気低迷という有力な攻撃材料に恵まれたのが大きい。

 失言の多いロムニー氏だが、前回大統領選の2008年と今年、共和党予備選で計35回もの討論会をこなすなど、「いまや最も経験豊かな討論者」(米紙)であり、「攻守のメリハリがうまい」(共和党のハッチ上院議員)とされる。

 経済政策でも、ロムニー氏は減税と歳出削減による経済再生を主張。中間所得者層をめぐる攻防では「中間層を減税対象とする」と述べ、オバマ氏のお株を奪ってみせた。

 次の討論会は有権者と質疑応答するタウンホール方式で、オバマ氏が最も得意とするところ。最後の討論会も外交・安全保障で現職のオバマ氏有利とされる。ロムニー氏にとって、初戦の勝利は11月の本選で勝つための最低条件でもあった。

 「4年前に比べてあなたの生活は良くなりましたか?」。ロムニー氏が最近よく口にする言葉は、1980年の大統領選で、カーター大統領(当時)の再選を阻止したレーガン氏の決めぜりふだ。「庶民に冷たい」とのイメージを払拭できるかどうかも課題だ。

1401チバQ:2012/10/04(木) 21:54:50
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121004/amr12100421100009-n1.htm
オバマ氏、消極性で墓穴
2012.10.4 21:08

笑顔で米大統領選の候補者討論会を終えたオバマ大統領(右)とロムニー候補=3日、コロラド州デンバー(AP)
 【デンバー=犬塚陽介】ロムニー陣営が「歴史に残る一方的勝利」(プリーバス共和党全国委員長)と位置づけた3日の討論会。米メディアは、そつなく乗り切ろうとし過ぎたオバマ大統領の消極性が、有権者に「才気とエネルギーに乏しいとの印象を与えた」(政治コメンテーター)と分析した。

 「オバマ大統領は会話をしに来たが、ロムニー氏はチェーンソーを持ってやってきた」

 クリントン元大統領の選挙参謀を務めたジェームズ・カービル氏は、ミスを犯さないことに徹したオバマ氏の姿勢が“敗因”になったと指摘した。

 また、ロムニー氏への反発が強まった「国民の47%が(所得税を払わず)政府に依存している」との発言をオバマ氏が取り上げなかったことに対し、普段はオバマ氏支持を明白にしているMSNBCテレビのクリス・マシューズ氏も「なぜ言及しなかったのだ」と苦言を呈した。

1402チバQ:2012/10/04(木) 22:15:28
http://www.cnn.co.jp/tech/35022650.html
FBで「ビッグバード」の投稿が8千倍に激増 米討論会で言及で
2012.10.04 Thu posted at 17:50 JST

(CNN) オバマ米大統領と共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事によるテレビ討論会が3日行われ、ソーシャル・メディア上でも主要な話題となった。交流サイト「フェイスブック」に投稿された討論会関連の単語の上位3つは「ロムニー」「オバマ」「討論」だったが、4番目には米公共放送サービス(PBS)の児童番組「セサミストリート」に登場する「ビッグバード」が浮上。増加した割合は8000倍に達した。

このビッグバードという単語は「税」や「(討論会の司会を務めた)ジム・レーラー」「(医療保険制度改革法の通称)オバマケア」といった単語の投稿数を上回った。

ビッグバードが急浮上したのは、ロムニー氏が支出削減に関する討論のなかで、PBSに対する支援を打ち切る可能性に言及した際、「私はビッグバードは大好きだが」と発言したためと見られる。

ビッグバードの投稿数は急増したが、それでも、オバマ大統領とロムニー氏に対する言及はその12倍以上だった。

1時間半の討論中、ロムニー氏への言及はオバマ大統領よりも11%多かった。しかし、3日全体で見ると、オバマ大統領に関する投稿は250万とロムニー氏の約190万を上回った。

1403チバQ:2012/10/04(木) 22:49:07
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/327515
【米大統領選2012】政策比較 オバマVSロムニー(1) 対アジア
2012年10月4日 21:18 カテゴリー:アジア・世界
 ◎対中強硬競い合う

 米大統領選は、10月3日の大統領候補による第1回公開討論会で、民主党のオバマ大統領と共和党のロムニー氏がいよいよ直接対決する。討論会は計3回。11月6日の投開票に向け、選挙戦のヤマ場となる論戦を前に両氏の主な政策を比較・点検する。(ワシントン宮崎昌治)


 オバマ政権が打ち出した「アジア回帰」。米国を「太平洋国家」と宣言し、成長するアジア市場を米経済回復の原動力にするのが狙いだ。共和党も綱領で米国を「太平洋国家」と呼び、アジア重視をうたう点では共通する。両者の視線の先にあるのは、経済・軍事両面で台頭する中国。選挙戦では競い合うように「対中強硬姿勢」を打ち出している。

 ロムニー氏は、中国による南シナ海での覇権を目指す動きや知的所有権の侵害を許すオバマ政権を「屈服外交」と批判。中国指導部を「詐欺師」とののしり、2011年に史上最大の約2955億ドル(約23兆円)にまで上った対中貿易赤字削減のため、就任初日に「中国を為替操作国に認定する」と公言する。

 オバマ氏も今月17日、遊説先のオハイオ州で、中国が自動車部品輸出に不当な補助金を出しているとして、世界貿易機関(WTO)に提訴したと発表。「不正は放置しない」と中国批判を繰り返した。同州は最激戦州で自動車産業の拠点。選挙狙いは明らかだ。

 ただ、オバマ政権は為替操作国認定を避け、対話による協調を基本に据えている。「最近の大統領選で中国たたきは恒例行事」(米メディア)といわれ、ロムニー氏も大統領になれば軌道修正するとの見方が多い。

 対日政策で両氏に大きな違いは見られないが、ロムニー氏は中国をけん制するため同盟国・日本により大きな役割を求める可能性が大きい。環太平洋連携協定(TPP)への日本の参加もロムニー氏本人の考えは明らかでないが、推進の立場とみられる。(写真はロイター=共同、UPI=共同)

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/327518
【米大統領選2012】政策比較 オバマVSロムニー(2) 外交・安保
2012年10月4日 21:18 カテゴリー:アジア・世界
 ◎協調路線か、強硬か

 2001年の米中枢同時テロ後、アフガニスタン、イラクの二つの「対テロ戦争」で米国の国力は大きくそがれた。オバマ大統領は二つの戦争を終結させ、「米国を再建する時」と呼び掛ける。対テロ戦争を始めたブッシュ前政権の単独行動主義からも決別し、国際社会との協調が外交の基本姿勢だ。

 共和党のロムニー氏はオバマ外交を「カーター流の弱い米国」として、力による平和を実現した「レーガン流の強い米国」の復活を訴える。

 オバマ政権は民衆が次々と独裁政権を倒した「アラブの春」への直接介入を極力避け、シリアの内戦激化にも有効な手を打てていない。イスラム教への侮辱映像をきっかけとした反米デモは、イスラム世界との融和を目指したオバマ外交の失敗との批判が出ている。

 「核兵器なき世界」でノーベル平和賞を受賞したが、イランや北朝鮮の核開発も止められない。共和党はこうした現状を「背後からの指導」(党綱領)と批判し、米国が再び世界で主導的役割を担うべきだと主張する。

 ただ、オバマ外交の手足を縛るのは15兆ドル(約1170兆円)超に膨らんだ財政赤字だ。国防費も今後10年間で4860億ドルを削減する。

 共和党は国防費削減を「国家安全保障上の大惨事」と批判、軍需産業で150万人の雇用を奪うと反対している。だが、財政赤字削減と「強い米国」をどう両立させるのか明らかではない。

 イランへの軍事措置の可能性はあるのか。「地政学的に最大の敵」と呼ぶロシアとの間で、核軍縮交渉をどうするのか。ロムニー氏は強い米国の具体像を示す必要に迫られる。

1404チバQ:2012/10/04(木) 22:49:42
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/327516
【米大統領選2012】政策比較 オバマVSロムニー(3) 景気浮揚
2012年10月4日 21:18 カテゴリー:アジア・世界
 ◎原動力は官か民か/

 2008年秋のリーマン・ショック後、世界恐慌以来とされる深刻な経済状況下で09年1月、オバマ大統領は就任。翌2月には7870億ドル(約61兆円)規模の大型景気対策法を成立させ、自動車大手や金融機関の救済策も次々と実施した。

 だが、就任時に7・8%だった失業率は同年10月に10%まで悪化。43カ月連続で8%を超える歴史的高止まりが続く。「経済」はオバマ政権1期目の最大の課題であり、選挙戦で最大の争点だ。

 オバマ氏と共和党ロムニー氏の考え方の違いは自動車救済に象徴される。「デトロイトを破産させよ」。08年11月、ロムニー氏は米紙ニューヨーク・タイムズに投稿し、政府救済ではなく、自助努力でしか米自動車産業の劇的体質改善はできないと主張した。

 だが、オバマ政権は総額850億ドルを投じて自動車大手を救済。その後、自動車産業は復活し、選挙戦でオバマ氏の最大の「売り」となった。

 政府の財政出動による下支えか、民間主導か。両氏の景気浮揚への処方箋は百八十度異なる。それは「大きな政府」か「小さな政府」かという両党の伝統的立脚点の対立ともいえる。

 オバマ氏は、年間所得100万ドル以上の富裕層には最低でも30%の税を課し、25万ドル以上の層も増税。一方、中間所得層は減税で底上げし、「公平」な負担と機会で社会を活性化し、政府の財政出動で雇用を増やす戦略を描く。

 ロムニー氏は、富裕層を含むいかなる増税にも反対し、法人税引き下げや規制緩和による民間企業の「自由」な競争で経済活動を活発化させ、1200万人の新規雇用創出を公約している。

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/327517
【米大統領選2012】政策比較 オバマVSロムニー(4) 社会問題
2012年10月4日 21:18 カテゴリー:アジア・世界
 ◎移民政策で際立つ攻守

 移民政策や同性婚、人工中絶などの社会問題は、リベラル色を前面に出すオバマ大統領の攻めの姿勢が際立つ。

 5月に歴代大統領で初めて同性婚支持を明言。これに先立つ昨年9月には、兵士が同性愛を公表して軍務に就くことを禁じた「ドント・アスク・ドント・テル(聞かず、言わず)」の規制を撤廃に導いた。

 移民政策では、幼いころ米国に不法入国した若者に対し、一定条件を満たせば滞在を事実上合法化する新移民政策を6月に打ち出した。不法移民の大半はヒスパニック(中南米系)。総人口約3億1千万人のうち5千万人強を占め、選挙戦の鍵を握る存在だ。

 世論調査機関ピュー・リサーチ・センターの9月の調査で、ヒスパニックはオバマ氏支持が69%とロムニー氏の24%を圧倒する。米国で人口が増えているのはヒスパニックとアジア系。米国勢調査局は、この二つに黒人を加えた「マイノリティー」が2045〜50年に白人を逆転し、白人は少数派に転落すると予測する。

 共和党のロムニー氏は、ヒスパニックの支持を4割近くまで上げなければ苦しいとの分析が多い。一方で、同党は白人支持者が多く、選挙戦に影響力を持つ宗教右派や保守派は厳しい移民政策を求めており、板挟みのロムニー氏は明確な移民政策を語っていない。

 同性婚をめぐっては、ロムニー氏は合法化に反対し、合衆国憲法で禁止すべきだと主張する。人工中絶にも反対を表明しているが、かつて支持していたこともあり、保守派から「穏健派」とレッテルを貼られる原因となっている。

1405チバQ:2012/10/04(木) 22:49:58
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/327514
【米大統領選2012】政策比較 オバマVSロムニー(5) 財政赤字
2012年10月4日 21:18 カテゴリー:アジア・世界
 ◎福祉か、競争重視か

 フロリダ州で8月末に開かれた共和党全国党大会。会場に設置された巨大な「財政赤字時計」は、めまぐるしく数字を積み上げ続けた。米連邦債務は16兆ドル(約1240兆円)の大台を突破、対国内総生産(GDP)比も10年前は50%台だったが、2011年に100%を超えた。

 財政再建は大統領選の主要争点。共和党のロムニー氏はより厳しい財政規律を求め、副大統領候補にも財政規律派のライアン氏を抜てきした。

 そのロムニー氏が、財政赤字拡大の元凶としてやり玉に挙げるのが、「オバマケア」と呼ばれる医療保険改革。国民皆保険がない米国で約5千万人に上る無保険者を減らすため、オバマ氏が1期目最大の課題として取り組み、10年3月に成立させたものだ。14年1月から本格的に導入される。

 ロムニー氏は、オバマケアを「就任初日に廃案にする」と公約する。オバマケアの費用を政権側は今後10年間で9400億ドルと見積もるが、米議会予算局は1兆7600億ドルと予想。共和党保守派は「財政赤字を垂れ流す大きな政府路線の象徴」と批判を続けている。

 だが、連邦最高裁は6月、オバマケアを「合憲」と判断。オバマ氏側は「病気になった人が安心して質の高い医療を受けられるのは『米国の約束』だ」と訴え、改革を進める構えだ。

 オバマケアは世論を二分し、ラスムセン社の9月末の調査で廃案に賛成は52%、反対は42%となった。緩やかな財政再建で欧州並みの福祉社会を目指すか、自由や競争を重視する米国流社会を維持し、財政再建を加速させるのか。米国は大きな岐路にある。=おわり(ワシントン宮崎昌治が担当しました)

1406チバQ:2012/10/04(木) 22:54:38
http://www.afpbb.com/article/politics/2905733/9629902?utm_source=google&amp;utm_medium=news&amp;utm_campaign=recommend-rss
テレビ討論会は「最悪な結婚記念日の過ごし方」、米大統領夫人
2012年10月04日 12:05 発信地:デンバー/米国
【10月4日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領とミシェル(Michelle Obama)夫人は3日、結婚20周年を迎えた。だが今年の記念日は大統領選の共和党候補ミット・ロムニー(Mitt Romney)氏との初のテレビ討論会と重なってしまったため、ミシェル夫人は少しがっかりしているようだ。

 討論会の直前に放送された米CNNテレビとのインタビューの中でミシェル夫人は、「バラクには『結婚20周年の日に討論会に出席するなんて、きっと最悪な記念日の過ごし方ね』と言いました」と語った。「討論会を見ていると、とても不安になる。選べるとしたらこの日は避けていたでしょうけど、今では(討論会を)楽しみにしています」

 オバマ大統領はこの日、マイクロブログのツイッター(Twitter)上で、愛するファースト・レディーと2000万人のフォロワーに向けてロマンチックな記念メッセージを発信した。

「20年前の今日、私は生涯で最愛の人、そして最良の友と結婚しました。記念日おめでとう、ミシェル」(オバマ氏のツイッターアカウント「@BarackObama」より)

 その後、コロラド(Colorado)州デンバー(Denver)で討論会が始まってからも、オバマ大統領は再びロマンチックな言葉を妻に捧げた。

「今夜私が言いたいことはたくさんありますが、中でも一番重要なのは、20年前にミシェル・オバマが私との結婚を了承してくれたおかげで、私は地球上で1番幸運な男になったということです」

 そしてオバマ夫人へ向き直ると、「結婚記念日おめでとう。来年は4000万人の前で祝わなくてもすむだろう」と続けた。

 オバマ夫妻は1992年10月3日に結婚した。だが今年の記念日は大統領選の鍵を握るこの討論会と重なってしまったため、キャンドルライトに飾られた記念ディナーは、ひとまずお預けのようだ。(c)AFP

1407チバQ:2012/10/04(木) 22:56:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121004-00000035-mai-int
<米大統領選>討論会、場外も白熱 両候補支持者が応援合戦
毎日新聞 10月4日(木)12時14分配信


 【デンバー(米コロラド州)堀山明子、平地修】3日始まった米大統領選のテレビ討論会は、最大の争点の経済問題などをテーマに、民主党のオバマ大統領(51)と共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事(65)が直接対決の場に臨んだ。11月6日の投開票まで1カ月余。オバマ大統領が再選に向け優位を保っているが、悪い失業率など景気が低迷する中、ロムニー氏も巻き返しに向けて政権の「失政」を非難、激しく言葉をぶつけ合った。

 両候補はともにダークスーツ姿で、壇上に登場。「雇用創出をいかに図るか」との質問で、討論の火ぶたが切られた。8%台に高止まりする失業率をどう改善させるかは最大の争点だ。

 「われわれは教育に投資し、エネルギーを開発し、国内に投資をする企業を支援する」。教育振興など政府の後押しを主張するオバマ氏に対し、ロムニー氏は「大きな政府と歳出の拡大、増税と規制はアメリカにとって正しい答えではない」と批判、減税や規制緩和などで経済を活性化し、雇用を拡大すべきだと主張した。

 国の積極的な財政出動で雇用創出を目指すオバマ氏に対し、民間の自由な経済活動を促すことで効果を出すとするロムニー氏。政府の役割や政策手法を巡り、冒頭から両候補の違いが鮮明となった。

 テレビ討論会の会場となったデンバー大学周辺には、討論会開始の数時間前から両候補の支持者がそれぞれ集まり、応援合戦も対決色を鮮明にした。

 オバマ氏の支持者約200人は、「フォワード(前進)」と書かれた青い大型プラカードを掲げ、大通りの沿道の一角を青く染めた。小学生の息子と一緒に参加したメラニー・マーキスさん(35)は「デンバー住民は環境問題、次世代エネルギーに関心がある。ロムニーになったら後退するのではないかと心配」と語った。

 100メートル離れた交差点では、ロムニー氏支持の大学生ら約100人が「オバマを辞めさせろ」という標語を掲げた。コロラド州立大学の男子学生、トロイ・アードさん(24)は、経済の再生が一番の関心。大学を出てもまともな就職ができない現状をなんとかしてほしい」と語った。

1408名無しさん:2012/10/05(金) 14:08:34
http://jp.reuters.com/article/jpUSpolitics/idJPTYE89402W20121005

[ワシントン 4日 ロイター BREAKINGVIEWS] 3日に行われた初の米大統領選討論会は、選挙をめぐる数占いの様相を示した。90分間に及ぶ対決では、両候補の口から大きな数字が5種類、繰り返し飛び出した。有権者が両候補に付ける点数は戦況を左右する可能性がある。総合すると、ロムニー候補の得点がオバマ大統領をわずかに上回ったようだ。

<5兆ドルの減税>

オバマ大統領は手始めに、ロムニー氏の減税案が財政的に無責任だと批判した。大統領は、限界税率を20%減らすロムニー氏の提案は財政赤字を10年間で5兆ドル膨らませるという「税制センター」の推計を指摘。これは単純計算だが、事はそれほど単純ではないと攻撃した。

ロムニー氏は税控除も減らす構えだ。ロムニー氏は中間層を増税から隔絶できない場合には、減税を再考すると述べた。あまりにも都合の良い言い分だ。より重要なのは、増税なしで財政赤字の膨張と闘うことの非現実性だ。

得点:オバマ大統領

<4兆ドルの財政赤字削減>

10年間で4兆ドルの財政赤字削減というのは、政府が財政改革に真剣に取り組む姿勢を示す上で、今や魔法の数字となった。オバマ大統領が設置したシンプソン・ボールズ財政委員会が掲げた数字だ。しかし大統領はこの計画を受け入れていないし、大統領が過去4年間に示した代替的な予算案は一つも議会を通過していない。ロムニー氏側も4兆ドルの赤字削減をどう達成するのか詳細を示していない。

1409とはずがたり:2012/10/05(金) 21:00:00

議事妨害
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AD%B0%E4%BA%8B%E5%A6%A8%E5%AE%B3
(略)

アメリカ

アメリカでは特にフィリバスター(オランダ語で略奪者・海賊の意味)と呼ばれ、主に連邦議会上院で、演説を長時間続ける手法がとられる。これは上院では議員の発言時間に制限が課されず、席に座らず立ったまま演説を続け、トイレなどで本会議場を出ないでいる限り、何時間でも演説し続けられるという伝統があるためで1789年の第一回議会から良心にしたがって発言できる審議形式は、上院の誇りになっているという。上院規則によれば、上院議員は本会議で何を演説してもよいことになっており、憲法を序文から最後まで朗読することや歌の歌詞や料理本のレシピを読み続けることが過去に実際に使われたという[1]。理論的にはたった1人の上院議員でも議決に反対している場合は、フィリバスターにより審議を遅延させることが可能であるため、フィリバスターを止める手段として、上院の5分の3以上の議員(60人以上)が打ち切りに賛成した場合は、1時間以内に演説者は演説をやめなければならないというものがある(討議終結決議:clotureクローチャー:第66議会会期中の1919年11月15日に導入)が、可決されることは稀であり、議会の多数派が折れるか、演説者の体力が尽きるまで継続されることになる。

このように、フィリバスターは体力を振り絞った必死の抵抗であること、そして映画『スミス都へ行く』で、主人公スミスがフィリバスターにより正義を実現する姿が描かれたことから、フィリバスターに対する悪い印象は少なかった。米国上院は伝統的に政党色とともに議員個人の選出州や思想信条をもとに討議する傾向にあり、弁士となる議員がフィリバスターをおこなっている間に、同調議員が多数派の切りくずしや取り引き工作、法案・条項の修正をもとめる交渉などを行う。

ただし、現在では上院規則22条によりフィリバスターを宣言するだけでフィリバスターが有効となるため、軽視できない少数派と多数派が意見調整するための「手続き」的なフィリバスターがほとんどとなり、実際に長い演説をするような光景は過去のものとなった。フィリバスターは極めて容易になり、2000年以降は一期あたり50回以上のフィリバスターが行われている。一般にフィリバスターは少数派(少数派政党)の数が40から49(副大統領が反対の場合は50)人の場合に使われる。これは40人以下の場合は多数派の60人以上によりフィリバスターが無効になり、50(副大統領が反対の場合は51)人以上いる場合は多数派となり、フィリバスターをする必要がなくなるからである。逆に体力の限り演説を行う必要がなくなったため、フィリバスターの宣言中に意見調整の見通しが立たず、なおかつ他の重要案件が議題として残されている場合、多数派が法案成立を放棄せざるをえないことになる(会期末までフィリバスターの宣言を通すことができるため)。

フィリバスターの最長時間の記録はストロム・サーモンド議員による24時間18分。フィリバスターをする目的は多数派からの譲歩を引き出すことである。

1410名無しさん:2012/10/06(土) 13:02:04
http://www.worldtimes.co.jp/today/kokunai/121006-4.html
米大統領選まで1カ月、討論会が焦点に−オバマ陣営、戦略見直し

4日、米コロラド州デンバーの公園で遊説するオバマ大統領(AFP=時事)
 【ワシントン時事】11月6日の米大統領選の投票日まで1カ月。再選を目指すオバマ大統領と政権奪還を狙う共和党のロムニー候補は4日、それぞれ激戦州で精力的に遊説を行い、支持を呼び掛けた。ギャラップ社の最新の調査では、オバマ大統領の支持率は49%で、ロムニー氏(45%)を4ポイント上回っている。今後2回行われる討論会の結果が選挙戦の最大の焦点となる。
 コロラド州デンバーで行われた第1回討論会は、ロムニー氏が失業率の高止まりや貧困層の増大など景気回復が遅れる現状について、オバマ大統領の責任だと批判したのに対し、大統領は効果的に反論できず、防戦姿勢が目立った。米主要メディアもロムニー氏に軍配を上げた。

 討論会から一夜明けた4日、デンバー市内の公園で演説したオバマ大統領は一転、ロムニー氏への批判を強めた。同氏が5兆ドルに上る富裕層減税を繰り返し表明していたにもかかわらず、討論会で否定するなど、これまでと異なる発言を重ねたとし、「昨夜討論したのは本物のロムニー氏ではない」と皮肉った。

 大統領の再選戦略を担うアクセルロッド前大統領上級顧問によると、オバマ大統領は討論会でののしり合ったり、侮辱したりすることを避けるため、ロムニー氏への攻勢を強めなかったという。ただ、討論結果が選挙戦の流れを左右する可能性もあるため、討論戦略を見直す考えを示した。

 一方、ロムニー氏は同日、FOXテレビのインタビューで、「所得税を納めていない(低所得の)47%の国民を気に掛けない」との自らの問題発言に関して「完全に誤っていた」と過ちを認めた。その上で、これまでも「100%を大事に思ってきた」と釈明した。過ちを率直に認めることで、選挙戦への影響を最小限に抑える狙いがある。

1411チバQ:2012/10/09(火) 22:09:58
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121009-00000158-mai-int
<米大統領選>TV討論後、ロムニー氏に勢い
毎日新聞 10月9日(火)19時54分配信

 【ワシントン古本陽荘】米大統領選(11月6日投開票)で、第1回テレビ討論会(3日)後に実施された世論調査の結果が8日、相次いで発表された。共和党の大統領候補のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)が民主党のバラク・オバマ大統領(51)と横並びかそれ以上の支持を得ている傾向が明確に出た。州単位の選挙情勢では依然としてオバマ大統領が優勢だが、討論会で好印象を与えたロムニー氏が選挙戦終盤で勢いに乗っているのは明白で、勝敗の行方は予断を許さない状況だ。
 調査機関ピュー・リサーチ・センターの調査(4〜7日実施)では「選挙に行く」と回答した有権者の間で、ロムニー氏の支持は49%で、オバマ大統領の45%を4ポイント上回った。9月12〜16日に実施された前回調査では、オバマ大統領の支持率は51%でロムニー氏を8ポイント上回っていた。

 一方、ラスムセン社の調査(5〜7日実施)では、両候補の支持率はともに48%で横並び。ギャラップ社の調査(4〜6日実施)でも、ともに47%で、オバマ大統領は討論会前のリードを失った。

 ロムニー氏はこれまで好感度に関する世論調査で伸び悩んでいたが、テレビ討論会の後の調査では、50%の有権者が「好感が持てる」と回答。オバマ大統領の49%をわずかに上回った。また、テレビ討論会で「どちらがよかったか」をたずねたところ、66%がロムニー氏と答え、逆にオバマ大統領は20%と低迷した。

 ただ、オバマ大統領の就任直後の水準まで下がった「失業率7.8%」の雇用統計が発表されたのは5日で、これらの世論調査には完全には反映されていない。選挙戦の最大の争点である「雇用」で結果を出したことで、オバマ大統領の支持率が一定程度、持ち直す可能性が高い。

 一方、ロムニー氏は、選挙戦終盤で、激戦州での「逆転」を狙い、発言を中道寄りに修正し始めている。選挙戦の結果を左右する激戦州で勝利するためには、保守派の支持だけでは不十分で、無党派層や経済情勢に不満を持つ層に広く浸透する必要があるためだ。

 討論会では、医療保険改革を「撤廃する」との発言を修正し、病歴を理由に保険加入を断ることを禁ずる条項など一部の法律を維持する考えを表明。また、非公開集会で、所得税を払っていない(国民の)47%を「政府に依存する人々」などと呼び、蔑視していた問題では、発覚直後には発言を撤回しなかったが、討論会後のテレビのインタビューで「完全な誤りだった」と率直に認めた。

1412チバQ:2012/10/09(火) 22:10:40
http://www.afpbb.com/article/politics/2906662/9653535?ctm_campaign=txt_topics
オバマ大統領、TV討論会の敗北で自虐ジョーク
2012年10月09日 15:22 発信地:ロサンゼルス/米国
【10月9日 AFP】先週行われた米大統領選の第1回テレビ討論で共和党のミット・ロムニー(Mitt Romney)候補に押され気味だったバラク・オバマ(Barack Obama)大統領が、7日に米ロサンゼルス(Los Angeles)で多くの著名ミュージシャンを招いて開いた資金調達コンサートで自虐的なジョークを飛ばした。

 オバマ大統領はコンサートに登場したアーティストらを「完璧な演奏を毎夜行うことができる」と称賛した後、「私には無理だ」と続けた。

 コロラド(Colorado)州デンバー(Denver)で3日夜に行われた討論でオバマ氏が精彩を欠いていたことを念頭に置いたもので、会場からは同情的な拍手と笑いが起こった。第1回テレビ討論ではロムニー氏が勝ったという見方が一般的だ。

 ロック歌手のジョン・ボン・ジョヴィ(Jon Bon Jovi)や女優で歌手のジェニファー・ハドソン(Jennifer Hudson)などによるコンサートも兼ねたこのパーティーのチケットの価格は最も安いものでも250ドル(約2万円)。会場となったロサンゼルス中心街のノキア・シアター(Nokia Theater)は約6000人の民主党支持者でいっぱいになった。

 オバマ大統領は、米公共放送PBSの予算を削減するというロムニー氏の発言もジョークの種にした。ロムニー氏は同放送局の児童番組「セサミストリート(Sesame Street)」のキャラクター名を挙げ、「ビッグバード(Big Bird)は好きだが、PBSへの補助金は停止するつもりだ」と述べていた。

「ついにビッグバードの弾圧が始まった」と皮肉ったオバマ大統領は、同番組の別キャラクターの名前を持ち出し、「エルモ(Elmo)は国境を目指して逃走を始めた」と冗談を飛ばした。(c)AFP

1413チバQ:2012/10/09(火) 22:12:25
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121009/amr12100914280004-n1.htm
米プロテスタント半数割る 史上初、無宗派2割に増加
2012.10.9 14:27 [米国]
 欧州から宗教的自由を求めて移民したキリスト教の新教徒(プロテスタント)が中心になって18世紀後半に建国された米国で、18歳以上の人口におけるプロテスタントの割合が史上初めて半数を割ったとの調査結果が9日発表された。AP通信が報じた。

 米調査機関ピュー・リサーチセンターが、今年6月下旬から7月上旬に実施した調査などを分析した結果、プロテスタントの割合は5年前の調査から3ポイント以上減って48%だった。

 特定の宗派には属さない「無宗派」と答えた人が5年前から約5ポイント増え20%になったことが主な要因。所得や学歴に関係なく増えている。無宗派の人は、妊娠中絶の権利や同性婚を支持して民主党に投票する割合が圧倒的に高い。年齢別では、65歳以上の無宗派は9%で、30歳未満では3人に1人に達しており、今後さらに民主党の重要な支持基盤になりそうだという。(共同)

1414チバQ:2012/10/09(火) 22:13:40
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121009/amr12100909460001-n1.htm
【今、何が問題なのか】
米兵自殺…戦死者を上回るペース 駐留あとわずか、なぜ?
2012.10.9 09:43 (1/2ページ)[米国]
 米国のオバマ政権が「自殺防止のための国家戦略」を発表し、フェイスブックの活用などで今後5年間で2万人の命を救うことを目標に掲げた。イラク戦争を戦い、アフガンになお多くの部隊を駐留させる米国で深刻なのは、現役・退役兵士の自殺の増加だ。現役兵士の自殺者数は今年、アフガンでの戦死者数を上回るペースとなっている。きょうのテーマは「米兵の自殺」とした。(内畠嗣雅 SANKEI EXPRESS)


フェイスブックも動員


 米政権が国家戦略発表の形で、自殺防止に毅然とした態度を示すのは11年ぶり。州や地方自治体の取り組みに5500万ドル(約44億円)の補助金を交付。政府の自殺防止ホットライン(相談電話)のスタッフを1.5倍に増強する。フェイスブックの活用は、ユーザーに呼びかけて自殺をほのめかす書き込みをした「友達」を通報してもらい、その「友達」にカウンセリングを受けるよう促すというものだ。

 米メディアによると、米国の自殺者数は年間3万3000人(人口は3億875万人)。昨年1年間で、800万人が自殺を考え、250万人が計画を立て、110万件の未遂があった。日本は1998年以降14年連続で、毎年3万人以上が自殺したが、今年は1〜6月が1万4154人で、3万人未満となる可能性がある。それでも自殺率(人口10万人に対する自殺者数)は米国よりかなり高い。世界保健機関(WHO)によると、米国の自殺率は男性が17.7、女性が4.5(2005年)。日本は男性が36.2、女性が13.2(09年)。世界全体では毎年100万人近くが自殺しているという。


戦死者上回るペース


 米退役兵士の自殺未遂は09年は1万888件だったが、昨年は1万7754件に増えた。米兵は2001年以降、アフガン、イラクで戦い、アフガンではいまも、反政府勢力タリバンの執拗な抵抗に遭っている。帰国後、心的外傷後ストレス障害(PTSD)に苦しむ退役兵士は少なくない。だが、自殺(未遂)の増加は、アフガン、イラクだけでは説明し切れないのだ。10年の自殺者の54%、自殺未遂者の59%はアフガンへもイラクへも派遣されたことがなかった。

 しかも、アフガンからの撤退が視野に入り、過酷な駐留もあとわずかだというのに、今年に入って現役兵士の自殺が急増している。自殺の急増は今年6月ごろから、深刻な問題として認識され始めた。USA TODAYの報道では6月3日の時点で兵士の自殺者は、アフガンでの戦死者(127人)を上回る154人。兵士の死因は09年は「戦死」「交通事故死」「自殺」の順だったが、「自殺」は10年から「交通事故死」を上回るようになった。

 米軍の中では、陸軍のみが月別の自殺者数を発表しており、7月には発表が始まって以来最多の26人が自殺。6月(12人)の倍以上だった。ABCテレビの最新の報道では今年8月までに自殺した陸軍兵士は212人、アフガンで戦死した陸軍兵士は171人。今年は「自殺」が「戦死」に代わって米兵の死因のトップとなる可能性が高い。


一斉に防止訓練


 米陸軍は9月27日、通常の任務を休んで一斉に「自殺防止訓練」を実施した。現役兵士の自殺急増の背景は分からないが、理由が何にせよ、思いとどまらせる努力をしようというわけだ。米公共ラジオ(NPR)によると、首都ワシントン近郊の陸軍基地では、約100人の兵士を前に従軍牧師が「同僚が仕事をしなくなったり、撃つのはいやだと言い始めたりしたらどうする」と問いかけ、兵士の一人が「どうしたと聞きます」と答えていた。

1415チバQ:2012/10/09(火) 22:19:59
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date4&amp;k=2012100600122
「セサミ」が大ピンチ?=ロムニー氏、補助金廃止唱える−米大統領選

「セサミストリート」の人気キャラクター「ビッグバード」=2009年11月、ニューヨーク(AFP=時事) 【ワシントン時事】米共和党のロムニー大統領候補が、150カ国以上で愛されている幼児教育番組「セサミストリート」を放送している公共テレビ(PBS)への補助金の廃止を唱え、ファンの間でロムニー氏当選の場合の放送中断を危ぐする声が広がっている。やり玉に挙げられたPBSも、必死の防戦を展開中だ。
 ロムニー氏は3日のオバマ大統領との討論会で、財政赤字の削減策の一環として、補助金を停止すると表明。同番組に登場する無邪気で巨大な鳥のキャラクターの名前を挙げ、「ビッグバードは大好きだが、こうしたものへの支出を続けるつもりはない」と強調した。
 これに対しPBSは、「国民がどれだけ公共放送を重視しているかをロムニー氏は理解していない」と猛然と反論した。オバマ大統領も「ある大物がついにビッグバードにつらく当たり始めた。ロムニー氏はウォール街(金融街)には気ままな振る舞いを許すつもりなのに、セサミストリートは打ちのめそうとしている」とやゆした。(2012/10/06-10:22)

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1416チバQ:2012/10/10(水) 23:46:39
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121010/amr12101021520007-n1.htm
外国人献金疑惑 オバマ陣営に打撃
2012.10.10 21:51 (1/2ページ)
 【ワシントン=古森義久】米国大統領選挙でオバマ陣営への寄付金に中国を拠点とするウェブサイトが使われ、外国人からの寄付が多いという疑惑が9日、複数の米国メディアによって報道された。米国の法律は外国人からの寄付を禁じており、この疑惑が終盤を迎える選挙キャンペーンに影を落とすことも予想される。

 ニューズウィーク誌やABCニュースの報道によると、インターネット経由での寄付金が圧倒的に多いオバマ陣営への実際の献金には上海在住の米国人実業家ロバート・ローチ氏が所有し、管理してきたサイトの「Obama.com」が非常に頻繁に使われ、このサイトにアクセスすると、自動的にオバマ陣営の寄付金受付サイトにリンクされるという。

 オバマ陣営はこの9月に合計1億8100万ドル(約141億7700万円)という1カ月にしては記録破りの寄付金を集めたことを発表した。このうちの98%が1口250ドル以下で、大多数がインターネット使用の寄付だという。

 同報道によると、米国民間の選挙監視団体「政府監査研究所(GAI)」は最近の調査報告書でオバマ陣営のネット寄付金受け付けでは200ドル以下の少額の場合、パソコンの所在地を示すIPアドレスが米国外であっても寄付者の米国旅券番号を求めず、使用クレジットカードの当人保持を証するCVV番号(カード裏面に表示)を問うこともしないと指摘した。

 同報道はこの背景からObama.comへのアクセス1日平均2千のうち7割近くが米国以外からのため、外国からの少額寄付のかなりの総額が、オバマ陣営に入った確率がきわめて高いと伝えている。

 オバマ陣営はこれに対し「GAIは共和党系の団体で、その主張には偏向があり、こちらに不正はない」と反論している。

1417チバQ:2012/10/10(水) 23:55:30
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121010/amr12101021540008-n1.htm
ロムニー氏猛追、僅差ながら支持率でオバマ氏を逆転
2012.10.10 21:53

9日、米アイオワ州バンメーターで支持者と握手する大統領選の共和党ロムニー候補(ロイター=共同)
 【ワシントン=犬塚陽介】11月6日に実施される米大統領選の共和党候補、ロムニー前マサチューセッツ州知事の支持率が3日の候補者討論会後に急上昇し、9日現在の世論調査の平均値でオバマ大統領を僅差ながら上回った。攻勢を貫いた討論戦略が好感された形で、残り4週間の選挙戦は接戦となりそうだ。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計した9月28日から10月8日までの平均値では、ロムニー氏の支持率は48.0%に達し、オバマ大統領の47.3%を0.7ポイント上回った。

 同サイトの集計によると、両者の支持率は9月6日の時点で46.7%と並んでいたが、弱者切り捨てともとれるロムニー氏の失言が明らかになり、討論会直前まで4ポイント差の開きがあった。

 ところが、討論会での強気の攻勢をみせたロムニー氏が世論の好感を得て猛追を開始。8日発表のギャラップ社調査ではロムニー氏がオバマ氏を2ポイントリードしており、ラスムセン社も48%で同率としている。

 一方、リアル・クリア・ポリティクスが予想する最新の大統領選での代議員獲得数では、オバマ大統領が当選に必要な270まで残り19人に迫る251人を獲得し、激戦州のオハイオやバージニアでも僅差でリードを保っている。

 ラスムセン社が9日に発表した電話調査の結果でもオバマ大統領を最終的な勝者と予想した有権者は55%で、ロムニー氏の35%を大きく上回っており、さらなる追い上げがロムニー氏には必要な情勢だ。

1418名無しさん:2012/10/11(木) 12:43:57
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00233267.html
米大統領選 共和党、外交・安全保障分野でもオバマ政権を批判

アメリカ大統領選挙で、ロムニー候補がオバマ大統領を逆転したという世論調査結果もある中、共和党は、外交・安全保障の分野でもオバマ政権への批判を強めている。
アメリカ大使ら4人が殺害されたリビア・ベンガジの領事館の警備態勢について、国務省本省が、現場からの警備強化の要請に応えていなかったなどと伝えられている中、議会下院の共和党議員らが10日、公聴会で、この問題を厳しく追及した。
共和党のイッサ議員は「(警備に)適切な人数だったというが、大使と3人が死亡したことに、国民は納得しませんよ」と述べた。
また当初、アルカイダ系組織によるテロ攻撃の可能性を軽視していたなどとして、オバマ政権の対応の甘さも糾弾した。
オバマ大統領は、キャスターの「あの討論会、いったいどうしちゃったの?」との問いに、「わたしが駄目で、ロムニーが良かったよ」と応えた。
一方、オバマ大統領は10日、ABCテレビの単独インタビューに応じるなど、メディアへの露出を高めて、大統領討論会での敗北の巻き返しを図っている。
(10/11 12:15)

1420チバQ:2012/10/11(木) 22:42:10
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121011/amr12101121220010-n1.htm
【米大統領選】
有権者登録は民主優勢 熱気冷め格差縮小も
2012.10.11 21:21
 11月6日の米大統領選を前に有権者登録が締め切られたフロリダやアイオワなどの激戦州で、民主党支持者の新規登録が軒並み共和党支持者を上回ったことが11日までに明らかになった。ニューヨーク・タイムズ紙が暫定値として報じた。ただ、2008年の前回選挙と比較すると、両党の差は縮小している。

 民主党オバマ大統領の陣営は支持基盤の投票率を上げるため、有権者登録に力を注いでいる。しかし、ロムニー候補がホワイトハウス奪還を目指す共和党との格差縮小は、民主党支持者の熱気が冷めていることを裏付けたといえそうだ。

 同紙によると、民主党支持者の新規有権者登録はフロリダで約45万人、ノースカロライナ約78万人、ネバダ約12万人など各地で共和党支持者を上回った。ただ08年と比較すると、共和党との差はフロリダで約16万人、アイオワでは約9万人縮小した。(共同)

1422チバQ:2012/10/11(木) 23:40:44
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121011-00000100-jij-int
援護射撃なるか、「老練」対「新鋭」=12日副大統領候補討論会―米
時事通信 10月11日(木)16時15分配信

 【ダンビル(米ケンタッキー州)時事】11月6日の米大統領選に向けた副大統領候補討論会は11日夜(日本時間12日午前)、南部ケンタッキー州ダンビルで開かれる。国政40年の老練政治家である民主党バイデン副大統領(69)に新進気鋭の論客、ライアン共和党候補(42)が挑む構図。選挙戦は流動化しており、勝敗は両氏の「援護射撃」の成否にも懸かる。
 副大統領候補の討論会は一度だけ。論戦のテーマは限定されていない。景気・雇用や財政赤字、高齢者医療など内政問題を中心に、米領事館が襲撃されたリビア情勢やイランの核開発など外交問題も取り上げられる見通し。
 バイデン氏は上院議員を36年間務め、副大統領に就任した。上院時代は外交、司法両委員長を歴任し、国政の経験は十分。一方で毒舌ぶりも知られ、米メディアによると、討論会で勢い余って失言が飛び出さないか周囲がやきもきしている。
 対するライアン氏は1998年に下院議員に初当選し、現在は予算委員長。財政問題を専門とし、巨額の赤字を膨らませたオバマ政権攻撃の急先鋒(せんぽう)として売り出した。ただ、全体的な経験不足は否めず、バイデン氏が得意とする外交問題をどう乗り切るかも課題となる。
 10日発表のNBCテレビなどの世論調査結果によると、オバマ大統領とロムニー共和党候補の支持率は、フロリダ州で大統領が1ポイント、バージニア州でロムニー氏が1ポイント、それぞれリードした。
 オハイオ州は大統領が6ポイント差で上回ったが、選挙結果を左右するこの3州でいずれもロムニー氏の支持が9月時点から拡大。同氏が完勝した3日の第1回大統領候補討論会の効果が出ている。16、22両日に予定される第2、第3回の討論会にどうつなげるか、バイデン、ライアン両氏には重圧がかかる。

1423チバQ:2012/10/12(金) 23:02:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121012-00000125-mai-int
<米大統領選>副大統領候補、テレビ討論で引き分け
毎日新聞 10月12日(金)22時30分配信

 【ダンビル(米南部ケンタッキー州)古本陽荘、海保真人】米大統領選(11月6日投開票)にともなう副大統領候補による11日のテレビ討論会は、両候補による激しい応酬となった。民主党のジョゼフ・バイデン副大統領(69)は攻撃的な共和党批判を繰り広げ、大統領候補討論会で精彩を欠いたオバマ大統領のフォローに成功。対する共和党のポール・ライアン下院議員(42)は大ベテランを相手に安定した受け答えで大統領候補・ロムニー前マサチューセッツ州知事の擁護に徹した。
 両陣営とも「勝利」を宣言する事実上の「引き分け」に終わったことから、焦点は16日にニューヨーク州で開かれる大統領候補による次回討論会に移ることとなる。

 「(ロムニー氏の)47%の独白が単なるミスだったなんて誰が信じられるのか」

 バイデン氏がやり玉に挙げたのは、ロムニー氏が非公開の集会で、所得税を支払っていない47%の米国民は「連邦政府に依存している」などと批判した発言だった。大統領討論会の後、勢いに乗るロムニー氏の大統領としての資質をただし、流れを変えることに狙いを定めた。

 一方のライアン氏は「この国は間違った方向に進んでいる」と主張し、オバマ政権の経済政策を繰り返し批判。失業率がオバマ大統領の就任時の水準である7.8%に低下したことをオバマ政権が「成果」として強調したことについて「オバマ政権は景気刺激策をやれば失業率は6%以下に下がると言っていたはずだ。一体いつまでかかるのか」と食って掛かった。

 討論会の後の米CNNテレビの緊急世論調査では、討論会の「勝者」をライアン氏と回答したのは48%で、バイデン氏の44%を上回った。だが、「投票先未定の有権者」を対象としたCBSテレビの調査ではバイデン氏が50%、ライアン氏が31%と逆の結果が出ており、明確な白黒はつかなかったというのが実情だ。

 終了後、記者団の前に姿を現した両陣営の幹部らは、それぞれ「勝利」を宣言した。

 オバマ大統領の選対責任者、ジム・メッシーナ氏は「バイデン氏は中間層のための闘士であることを示した。ライアン氏は自らの減税策について何の説明もできなかった」と強調。メリーランド州のオマリー知事(民主)も「選挙まで1カ月を切ったのに経済政策の詳細を説明できないとは笑いに相当する」と共和党の正副大統領候補をこき下ろした。

 一方、ロムニー氏の外交政策顧問、ダン・セナー氏は「ライアン氏は過去4年間の経済がいかに悪かったかをうまく主張できた。外交政策に関しても堂々と渡り合えた」と大舞台でのライアン氏の活躍ぶりを強調した。

1424チバQ:2012/10/12(金) 23:03:04
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121012/amr12101220120004-n1.htm
ライアン氏鼻差勝ち?「老練」対「気鋭」の論客同士が舌戦 副大統領候補討論会
2012.10.12 20:11 (1/2ページ)

11日、米ケンタッキー州ダンビルで討論会を終えた民主党のバイデン副大統領(右)と共和党のライアン副大統領候補(ロイター)
 【ダンビル(米ケンタッキー州)=柿内公輔】11月6日の米大統領選に向けた副大統領候補の討論会が11日夜(日本時間12日午前)、南部ケンタッキー州ダンビルで行われた。気鋭の共和党候補のライアン下院予算委員長(42)と、老練な民主党のバイデン副大統領(69)が激しい論戦を展開。ライアン氏に軍配を上げた世論調査もあるが、選挙戦はなお終盤までもつれそうだ。

 親子ほども年の離れた両者だが、上院外交委員長などを歴任したバイデン氏は約40年の国政経験を誇り、ライアン氏も議会たたき上げの財政通の論客だ。

 3日のオバマ大統領と共和党大統領候補のロムニー氏による討論会で、劣勢だった共和党が息を吹き返した。その流れを引き寄せる役回りを担うライアン氏は「歳出の垂れ流しは許されない」と得意の財政問題で熱弁をふるい、富裕層増税を訴えるオバマ政権が、実際には中間層の負担増を招くと指摘。弱点とみられた安全保障問題でも、リビアの米領事館襲撃事件やイラン核問題での弱腰が「世界と米国民を脅かしている」と批判、外交通のバイデン氏にかみついた。

 CNNテレビの世論調査では48%がライアン氏の勝利と回答し、44%のバイデン氏を僅差で上回った。同局政治解説員のデービッド・ガーゲン氏は「個人的にはライアン氏が勝ったと思う」と指摘。ライアン氏は将来の大統領候補との呼び声も高く、オバマ政権の元顧問のバン・ジョーンズ氏は「資質があることを証明した」と称賛する。

 一方、バイデン氏も米自動車大手の救済や最近の失業率の低下など政権1期目の実績を何度も強調。返す刀で「共和党は経済政策を批判するが対案を示せていない」と批判し、「所得税を納めぬ47%の国民は気に掛けない」とのロムニー氏の失言も取り上げ、中間層の軽視だと非難した。

 オバマ氏は「強い主張で、すばらしいできだった」と評したが、相手の発言を遮ったり嘲笑する場面もあり、視聴者に「下品に映った」(CNN)との指摘も出た。両候補とも互いを突き放すまでには至らず、残る大統領候補同士の討論会(16日東部ニューヨーク州、23日南部フロリダ州)が重要になりそうだ。

1425チバQ:2012/10/12(金) 23:10:57
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012101200077
外交・経済で論戦=勝敗の評価分かれる−米副大統領候補討論会

11日、米ケンタッキー州ダンビルで、副大統領候補討論会に臨むバイデン副大統領(左)とライアン候補(右)(EPA=時事) 【ダンビル(米ケンタッキー州)時事】11月6日の米大統領選に向けた副大統領候補討論会が11日夜(日本時間12日午前)、南部ケンタッキー州ダンビルで行われ、民主党のバイデン副大統領と共和党のライアン候補が外交・経済・内政全般にわたり論戦を交わした。
 3日に行われた最初の大統領候補討論会は、共和党のロムニー氏が圧勝。これを受け、同氏の支持率が上昇、再び接戦模様となっている。この日の討論会の結果について、CBSテレビの調査は「バイデン氏勝利」が50%でライアン氏(31%)を上回ったが、CNNの調査では逆にライアン氏(48%)がバイデン氏(44%)より優勢だった。
 ライアン氏は冒頭、駐リビア大使らが殺害された米領事館襲撃事件について「オバマ外交の広範な問題を示すものだ」と述べ、オバマ政権の対応を批判。同政権の外交を「弱腰」と決めつけ、こうした政策は「世界をより無秩序にし、危険にした」と糾弾した。
 バイデン氏は、国際テロ組織アルカイダの最高指導者だったウサマ・ビンラディン容疑者の殺害やイラク・アフガニスタン戦争終結に向けた成果など政権の外交・安保政策の正当性を主張した。
 イラン核問題をめぐり、ライアン氏はオバマ政権発足時に、イランの核物質は核爆弾1個分だったが、現在は5個分を保有するようになるなど、核兵器国に近づいていると主張したのに対し、バイデン氏は制裁強化が奏功しており、「イランには核兵器を保有させない」と反論した。
 最新の失業率が約3年半ぶりに8%を切る7.8%に改善したことに関して、ライアン氏は景気は依然低迷しており、2300万人が失業状態に苦しみ、15%は貧困層だと語り「真の回復のための真の改革が必要だ」と訴えた。
 バイデン氏はオバマ政権が公的資金により米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)を救済したが、ロムニー氏は破綻を主張したと強調した。
 副大統領候補討論会はこれで終了。大統領選はこの後、16、22両日に大統領候補討論会が行われ、両陣営の対決が最終局面を迎える。(2012/10/12-13:14)

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1426チバQ:2012/10/13(土) 00:01:55
http://www.afpbb.com/article/politics/2907147/9664290?ctm_campaign=txt_topics
米共和党議員がまた失言、「女の子にとってレイプは簡単」
2012年10月12日 19:04 発信地:シカゴ/米国
【10月12日 AFP】今年8月、米共和党のトッド・エイキン(Todd Akin)下院議員(ミズーリ州選出)が「まっとうなレイプなら妊娠しない」と発言し物議を醸したことは記憶に新しいが、今度はウィスコンシン州議会の一回生議員、ロジャー・リバード(Roger Rivard)氏による「女の子にとってレイプは簡単」との発言に非難が集中している。

 問題となっているのは共和党のリバード議員による発言だ。最初にこの問題発言が聞かれたのは、地元高校の男子生徒が未成年の少女に性的暴行を加えた事件についてコメントした際だ。地元紙チェテックアラート(Chetek Alert)は前年12月、同議員が父親から「女の子にとってレイプは簡単」だから、気をつけるようにと諭されたとする同議員のコメントを伝えている。

 さらにリバード議員は10日、地元紙ミルウォーキー・ジャーナル・センティネル(Milwaukee Journal Sentinel)とのインタビューでもこのエピソードを紹介した。インタビューのなかで同議員は、「結婚をする前に女性とセックスをするつもりなら『これだけは覚えておけ』と父親から警告された」と前置きし、「たとえ合意のうえでセックスしても、翌朝には、あれはレイプだったと主張しだす女の子もいるから気をつけるように」との意味で、父親から「女の子にとってレイプは簡単だ」と諭されたと語った。

 そのインタビューから3時間後、センティネル紙に届いたリバード議員からのコメントには「レイプ」発言の真の意図が誤解されないように願うとともに、「レイプは悪質な暴力行為だ」とつづられていた。同議員は現在、州議会選挙戦の真っ最中だ。

 だが、共和党の副大統領候補でウィスコンシン州選出のポール・ライアン(Paul Ryan)下院議員は11日、「レイプ」発言を理由にリバード議員への支持を取り消したと事務所を通じて発表した。(c)AFP

1427チバQ:2012/10/13(土) 20:50:20
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20121013-OYT1T00788.htm?from=ylist
オバマ氏事務所に発砲、けが人なし…コロラド州


 AP通信などによると、事務所内にいたスタッフらにけがはなかった。

 発射された銃弾は1発とみられ、地元警察が監視カメラの映像を分析するなどして調べている。

 同州は11月の米大統領選で大統領と共和党のミット・ロムニー候補の支持率が伯仲する激戦州のひとつとなっている。

(2012年10月13日19時02分 読売新聞)

1428チバQ:2012/10/15(月) 20:33:56
http://www.cnn.co.jp/usa/35023061.html
米NY市長が同性婚合法化を後押し、2千万円寄付
2012.10.15 Mon posted at 12:15 JST

(CNN) 米ニューヨーク市のブルームバーグ市長は15日までに、同性婚の合法化を定めたメリーランド州の州法施行を後押しするために、25万ドル(約1960万円)の私財を寄付したことを明らかにした。

メリーランド州では同性婚を合法化する州法が3月にオメリ州知事の署名で成立し、来年1月1日の施行を前に、同法の是非を問う住民投票が11月6日に予定されている。

反対派、賛成派の住民がそれぞれキャンペーンに力を入れる中、オメリ知事がブルームバーグ市長に応援を依頼し、これまで一貫して同性婚を支持してきたブルームバーグ市長も快諾したという。

米国ではこれまでに、ニューヨークなど7州とワシントン特別区で同性婚が認められている。11月6日にはワシントン、メーン、ミネソタの各州も同性婚の是非をめぐる住民投票を予定している。

1429チバQ:2012/10/15(月) 21:24:33
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121015/amr12101509580002-n1.htm
「脱いだイケメン」と「脱がない女性教授」 全米注目、議会選の行方は?
2012.10.15 09:52 (1/3ページ)

地元紙主催の候補者討論会で、それぞれの主張を展開するスコット・ブラウン氏(左)とエリザベス・ウォーレン氏=1日、ローウェルのマサチューセッツ大(AP)
 米国で11月6日、大統領選と同時に投票が行われる米議会選のうち、注目を集めているのが、マサチューセッツ州の上院選だ。共和党のイケメン現職に民主党の女性候補が挑戦して接戦が伝えられる。マサチューセッツ州は民主党が強く、同性婚を最初に合法化するなどリベラルなイメージだが、女性の上院議員、知事は過去にいない。きょうのテーマは「大きな政府、女性が支持?」とした。(内畠嗣雅、SANKEI EXPRESS)


イケメン VS 大学教授


 米上院は定数100(各州2)。任期6年で2年ごとに3分の1が改選となる。マサチューセッツ州で今回改選されるのは、暗殺されたジョン・F・ケネディ大統領の実弟、エドワード・ケネディが62年の当選から死去の2009年まで維持した議席だ。民主党の議席だったわけだが、10年1月に行われた補選で共和党のスコット・ブラウン氏(53)が民主党オバマ政権への批判票を集めて勝利。マサチューセッツ州で約30年ぶりの共和党上院議員となった。

 「ケネディの議席」の奪還を目指す民主党の女性候補は、ハーバード大ロースクールの教授、エリザベス・ウォーレン氏(63)だ。

 ブラウン氏は22歳のとき、女性ファッション誌に自分のヌードを掲載。補選の際、問題視されたが、「ロースクール(ボストン大)の学費を稼ぐためだった」と切り抜けた。ウォーレン氏は上院選出馬を表明して、学費はどのように…と聞かれ、「脱がなかったわ」と皮肉を言った。ブラウン氏は別の場所で「それはよかった」と応じて評判を落とした。女性のひんしゅくを買ったのだ。

 今月初め、この2人による候補者討論会があり、アトランティック誌は「大学教授のウォーレン氏は女性だが髪形やメークアップをあまり気にしない。イケメンのブラウン氏は見かけに気を遣い、自分を軽量級とみなす発言に敏感。男女の役回りが逆さまだ」と評した。


リベラルだけど男社会


 米公共ラジオ(NPR)によると、マサチューセッツ州は、1972年の大統領選で、反戦を叫んでリチャード・ニクソン(共和党)に挑戦したジョージ・マクガバン氏(民主党)が唯一勝利した州であり、2004年には同性婚を米国で最初に合法化した。リベラル志向が強い土地柄で知られる。戦争反対。同性愛や中絶には寛容。差別は許さない。女性の社会進出は盛んであるはずだが、意外にもこれまで、一人の女性上院議員も女性知事も誕生していない。

 マサチューセッツ州では政治は「血みどろのスポーツ」。男の仕事だとの意識が強いからだという。10年前の知事選に民主党から立候補して、共和党のミット・ロムニー氏(65)に敗れた女性は「私の場合は選挙資金が相手の3分の1だった。だが、ウォーレン氏は資金力で互角。おおいにチャンスがある」と語った。ウォーレン氏には初の女性上院議員誕生の期待がかかっているのだ。


男女の違いが顕著に


 大統領選は、そのロムニー氏が現職のバラク・オバマ氏(51)に挑戦するが、NPRは世論調査の結果や専門家の指摘から、今回は男女間の投票行動の違いが顕著になるだろうと予測している。女性はもともとリベラル、民主党を支持する傾向があるが、それがより強くなるというのだ。同性愛や中絶などの個々の社会問題より、民主党の「大きな政府」への支持からだという。格差解消のための政府の介入を期待しているのだ。

 調査機関ピュー・リサーチ・センターの専門家は「女性の有権者は政府が貧しい人たちやお年寄りのために何をすべきかに関心を持っている」と指摘した。

1430チバQ:2012/10/16(火) 22:30:51
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121016/amr12101621420004-n1.htm
大接戦…支持率は拮抗、資金力も互角
2012.10.16 21:41 (1/2ページ)[米国]

米バージニア州ウィリアムズバーグに到着したオバマ大統領=13日(AP)
 11月6日投票の米大統領選まであと20日あまり。民主党のオバマ大統領(51)と共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事(65)の両陣営は、最重点州で追い込みに懸命だ。互角の資金収集力や使い道から、大接戦の最終盤情勢を探った。(ワシントン 佐々木類、犬塚陽介)

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、米大手世論調査会社の11日付平均値は、ロムニー氏47・4%、オバマ氏46・3%と拮抗(きっこう)している。

 先月、「国民の47%が政府に依存している」との発言が発覚して批判を浴びたロムニー氏だが、初の直接対決となった3日のテレビ討論会でオバマ氏の経済失政を鋭い弁舌で批判して高評価を得た。オバマ陣営は16日にニューヨーク州で開かれる第2回討論会での巻き返しを期し、バージニア州で合宿を行ったばかりだ。

 オバマ陣営は、支援者らに対し15日、一斉メールを配信し、「ぎりぎりの戦いだ。今回の選挙は、今後、数十年の米国のあり方を問う選挙だ」と支持を訴えた。その上で、「あと5ドルが必要だ。献金方法は以下の通り」とのメールを配信。前回2008年の大統領選で当選の推進力となった、小口の草の根献金を呼びかけるのに懸命だ。

 有権者の投票動向に大きな影響を与えるテレビ広告の制作や各州に抱える選挙事務所の運営など、選挙資金の差は終盤戦の行方を決定的に左右しかねない。

 両陣営の資金収集総額は接戦を反映し、オバマ氏が約7億7900万ドル、ロムニー氏が約7億8400万ドルとほぼ互角の戦いだ。

 収入の内訳では、オバマ陣営が総収入の56%に当たる4億4100万ドルを党ではなく、個人の選挙事務所に受けており、草の根の支持拡大を訴える選挙戦略を色濃く打ち出している。

 ロムニー陣営はスーパーPAC(政治活動特別委員会)への献金が突出しているのが特色。法的には陣営から独立しており、献金額の上限規制は受けないため、大口献金を幅広く集めている実態がうかがえる。

 ■広告戦略に差

 総支出額はオバマ陣営がロムニー陣営を約8千万ドル上回っている。一部の接戦州で重点的にロムニー氏の中傷CMを流し、支出を押し上げているためだ。

 特にオバマ陣営は多くの接戦州でロムニー陣営を上回る広告支出を重ねている。優勢さを保つ激戦州に支出を集中させる戦略だ。中でもオハイオ州で約1千万ドル、フロリダ州で約500万ドルもロムニー陣営を上回っておりオバマ陣営が最大の激戦州とされる両州に賭ける意気込みを物語る。

 共和党には両州を落として当選した候補者がいないというジンクスもある。

 マイアミやオーランドなどの大都市圏を抱えるフロリダ州は広告料も高いが、激戦州を押さえれば一気に勝利を引き寄せるだけに、オバマ陣営には狙い撃ちする“うまみ”は強い。

 一方、追いかける立場のロムニー陣営は、大票田の両州のどちらかを落とす可能性を想定して、ノースカロライナやミシガン、ウィスコンシンなど他の激戦州で、オバマ陣営以上の資金を支出、分散型の広告支出を余儀なくされている。





 米大統領選の資金 国土が広く期間も長いので、巨額の資金が必要。各陣営の資金集めの方法は、選挙事務所と党組織、スーパーPACの3種類がある。スーパーPACは、政治献金の受け皿となる資金管理団体。調達額に上限がある従来のPACに対し、業界団体や労働組合からも無制限に献金を集めることができる。資金の大半がテレビCMを通じて他候補を中傷するネガティブキャンペーンに投入される。

1431チバQ:2012/10/16(火) 23:34:42
http://mainichi.jp/select/news/20121016k0000e030175000c.html
米大統領選:妻も対決 「強い母親像」前面に
毎日新聞 2012年10月16日 11時36分(最終更新 10月16日 14時39分)


米コロラド州デンバーでの大統領候補討論会に先立ち、笑顔でことばを掛け合うミシェル・オバマ夫人(左)とアン・ロムニー夫人=2012年10月3日、AP
拡大写真 11月の米大統領選で民主党のオバマ大統領(51)と共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事(65)が接戦を繰り広げる中、妻たちの戦いも熱い。弁護士出身の元活動家、ミシェル・オバマ夫人(48)と、上流階級の専業主婦として5人の息子を育てたアン・ロムニー夫人(63)。「働く女性」対「セレブ主婦」という当初のレッテルをはぎ取り、互いに「強い母親像」をアピールしようと火花を散らす。【ロサンゼルス堀山明子】

 「5人の子育てを終えて、これからの人生怖いものなし。準備OKよ」。アン夫人は10日朝、人気のワイドショー番組「グッド・モーニング・アメリカ」に出演。カメラに向かって叫んだ後、勢いよく飛んできたフットボールをキャッチした。お嬢さん育ちのやわなイメージを返上、「肝っ玉母さん」のような存在感を印象づけた。

 ミシガン州の裕福な家庭に生まれ、名門私立学校の幼なじみで高校時代から交際したロムニー氏と19歳で結婚。「母親のプロになればいい」という夫の言葉に従い家庭を守ってきたため、「おとぎ話のような結婚」とのやっかみも招いた。

 4月には民主党系の女性評論家が「一度も働いたことがない」と非難交じりに指摘。主婦の反発を招き、オバマ大統領も「母親は大変な仕事」と釈明せざるを得なかった。アン夫人自身は、身体にしびれやまひが生じる多発性硬化症(MS)と闘いながらの子育ての苦労や、08年には乳がんと向き合ったつらさを明かし、闘う姿を見せることで主婦層以外にも支持を広げた。

 「おとぎ話に5人の息子やMS、乳がんが出てきたことがありますか」。8月末の共和党大会。アン夫人が苦労を重ねた半生を語り終えると、壇上に現れたロムニー氏が抱きしめ、夫婦愛を見せつける場面になった。

 一方のミシェル夫人。4年前の登場時は闘争心をみなぎらせ、攻撃的な演説をするスタイルが印象的だった。今年2月にはワイドショーで女性司会者を腕立て伏せ対決で打ち負かすなど、心身の強さは立証済みだ。ハーバード法科大学院では黒人教員を増やす運動に参加。弁護士として入ったシカゴの有力法律事務所で、同大学院の後輩として世話をしたのがオバマ氏だった。「働く女性」を続ける一方、2人の娘の子育てや夫の政界進出支援とのはざまでストレスもあったというが、子育てを人任せにしない姿勢は主婦層からも人気を得ている。

 「私の一番大切な肩書は『ママ司令官(mom in chief)』。娘たちが私の世界の中心にいる」。9月初めの民主党大会ではそう言い切るとともに、アン夫人と同じMSを患っていたミシェル夫人の父親が子供たちの学費を稼ぐため浄水場の仕事を休まなかったエピソードを紹介し、次世代のために尽くす決意を語った。大統領のもう一つの肩書「米軍最高司令官」をイメージさせる「ママ司令官」という新語に、伝統的な母親にない指導力をアピールする狙いを込めた。

 会場には、長女の高校の初登校のためワシントンに残ったオバマ氏の姿はなかったが、代わってホワイトハウスのソファで娘2人と夫婦が肩を寄せ合いテレビ中継を見守る写真を公開。「家族の絆」を別の形で演出した。

 「大統領になった4年前より、初めて出会った23年前より愛している」とミシェル夫人が堂々とのろければ、アン夫人はブログで「いつも変わらぬ私のヒーロー」とたたえる。夫とのラブラブぶりも張り合うライバルだ。

 10日発表のABCテレビの好感度調査によると、半年前と同じ69%を維持したミシェル夫人に対し、アン夫人は半年前から12ポイント伸ばして52%に上昇。ファーストレディー争いでも夫と同様、現職を猛追中だ。

1432チバQ:2012/10/17(水) 22:00:16
http://mainichi.jp/select/news/20121018k0000m020065000c.html
米大統領選:経済政策、違い鮮明 富裕層増税vs積極減税
毎日新聞 2012年10月17日 20時49分(最終更新 10月17日 21時50分)

【ワシントン平地修】米大統領選は11月6日の投開票日まで1カ月を切り、オバマ大統領とロムニー前マサチューセッツ州知事が接戦を繰り広げている。回復の鈍い米経済をいかに立て直し、雇用を拡大するかが最大の争点となっているが、両候補の政策の違いは鮮明だ。どちらが「力強い米経済の復活」を実現できるのか国民の選択が迫られており、選挙の行方は今後の世界経済にも影響を及ぼしそうだ。

 ◇雇用
 「この4年間で中間層は潰され、雇用はおびやかされた」(ロムニー氏)、「ロムニー氏の政策はただ一つ、高所得者の優遇だ」(オバマ大統領)−−。16日、ニューヨークで開かれた2回目の討論会で両候補は経済政策を巡り火花を散らした。

 米経済は08年のリーマン・ショックからの回復の鈍さに苦しんでおり、9月の失業率は7.8%と依然高い水準が続いている。より強い回復を目指す両候補の経済成長・雇用創出策の最大の違いは、政府の役割だ。

 オバマ大統領は政府が教育や職業訓練、新エネルギーに必要な投資を行うほか、国内に拠点を置く企業の優遇措置などで、4年間で100万人の製造業の雇用拡大を目指す。これに対しロムニー氏は、「大きな政府や歳出の拡大、増税や規制は正しい答えではない」と批判し、政策の転換を迫る。減税や規制撤廃で政府の関与を極力減らし、自由な市場と企業活動を確保することで経済の活性化を図る考えだ。

 ◇税制改革
 連邦政府の財政赤字は4年連続で1兆ドルを突破するなど、財政健全化が急務になっている。経済成長との両立を図るうえで、焦点となるのが税制改革だ。

 法人税について、両候補は税率の引き下げで企業の国際競争力を高める考えでほぼ一致している。しかし、個人向け税制については、オバマ大統領は年収が25万ドル以上の富裕層について大規模減税を廃止し、実質増税するよう提案。これに対しロムニー氏は、富裕層を含め全世帯の減税延長を訴え、更なる減税も積極的に進める姿勢だ。

 財政健全化を巡っては、減税を前面に打ち出すロムニー氏がいかに歳入を確保するかが課題となる。富裕層増税などで10年間で4兆ドルの財政赤字縮小を主張するオバマ氏はロムニー氏の減税策について、「5兆ドルの歳入減になり、財政は悪化する」と批判する。

 ロムニー氏は「税率は下げるが、税制のゆがみや税控除制度を撤廃することで、赤字は増やさない」と反論。大幅な歳出削減と、経済成長に伴う税収増で財政の均衡を図ると主張するものの、オバマ陣営は「明確なプランは示していない」と批判を強めている。

 ◇エネルギー
 エネルギー政策を巡っては、オバマ大統領が再生可能エネルギーの拡大を重視するのに対し、ロムニー氏は当面、原油や石炭などの旧来型のエネルギーを中心に開発を進める姿勢だ。また、通商政策を巡っては、両候補とも自由貿易協定の促進などで輸出を拡大する姿勢を示し、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)も推進の構えだ。

1433チバQ:2012/10/17(水) 22:01:09
http://mainichi.jp/select/news/20121017k0000e030221000c.html
米大統領選:オバマ氏が終始主導権…第2回討論
毎日新聞 2012年10月17日 13時14分(最終更新 10月17日 13時43分)


米大統領選の第2回討論会に臨んだオバマ大統領(右)。後方はロムニー氏=米ニューヨーク州ヘンプステッドで2012年10月16日、AP
拡大写真 【ヘンプステッド(米東部ニューヨーク州)草野和彦】16日に開かれた米大統領選候補者による2回目のテレビ討論会は、初回の討論会で守勢に回って失敗した民主党のオバマ大統領が「攻撃モード」で臨んだ。一方、11月6日の投票日まで勢いを維持したい共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事も引かずに反論したが、討論の主導権を握り続けたのは大統領だった。

 ◇ロムニー氏も引かず
 この日の討論会は「タウンホール(対話集会)」形式で、会場に集まった参加者からの質問に対して、それぞれの候補が2分間ずつ回答した。参加者は、米世論調査ギャラップ社の事前調査に「投票先未定」を回答した有権者から約80人が選ばれた。

 「あらゆる収入層の税率をカットするのですね」。女性からの質問にロムニー氏が「その通りだ」と回答した後、オバマ大統領がマイクを持って立ち上がった。「ロムニー氏は1%の最富裕層も含めて減税すると言っている。(過去に失敗した)富裕層優遇措置が機能するわけがない」

 この後もオバマ大統領は質問に答える形を取りながら、ロムニー氏の政策批判を展開。前回の討論会では下を向いている場面が多く覇気を欠いたと指摘されたが、今回は声も大きく、質問者や司会者を正面から見つめて発言。雰囲気はがらっと変わっていた。エネルギー政策を巡る質問では、ロムニー氏が回答している途中で、オバマ大統領が「私に答えさせてほしい」と割り込む場面も。両候補ともマイクを持って立ち上がり、司会者がなだめることもあった。

 オバマ大統領は今回巻き返しに失敗すれば、選挙戦の最終盤に来て再選への「黄信号」が点滅しかねない状況だった。大統領は13日から3泊4日の日程で、南部バージニア州のホテルで合宿。前回討論会のビデオで反省点を洗い出し、ケリー上院議員を「仮想ロムニー」に見立てて、入念に準備したのが奏功したようだ。

1434チバQ:2012/10/17(水) 22:59:15
http://www.sankeibiz.jp/business/news/121017/bsg1210170957008-n1.htm

米電池ベンチャー企業破綻 オバマ政権が多額助成金、大統領選に打撃か2012.10.17 09:57
 【ワシントン=柿内公輔】リチウムイオン電池を手がける米ベンチャー企業「A123システムズ」(マサチューセッツ州)が16日、連邦破産法第11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請した。同社はオバマ政権が新エネルギーの育成と雇用創出を狙う「グリーン・ニューディール政策」に基づき多額の助成を受けており、大統領選を前にオバマ政権への風当たりが強まりそうだ。

 A123は、電気自動車(EV)向けなどのリチウムイオン電池を製造している。米メディアによると、市場の競争激化や需要の減少などで経営が悪化。8月に中国企業による買収計画がいったんまとまったが、その後頓挫し、資金繰りに行き詰まった。

 A123は、2015年までにEVを100万台普及させるオバマ政権の目標を支える企業として、エネルギー省から2億4900万ドル(約196億円)の補助金を受け取っていた。

 オバマ政権のグリーン・ニューディール政策をめぐっては、太陽光パネルのソリンドラなど支援企業の破綻が相次いでおり、野党共和党などが「オバマ政権の失政の象徴」と批判を強めている。

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1435チバQ:2012/10/19(金) 22:17:59
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012101900892
ジョークで火花=オバマ、ロムニー両候補−米大統領選

18日、ニューヨークで開かれた夕食会で演説し、出席者やロムニー共和党候補(前から2列目右端)の笑いを誘うオバマ米大統領(同左端)(AFP=時事) 【ワシントン時事】11月6日の米大統領選を争う民主党のオバマ大統領とロムニー共和党候補は18日、ニューヨーク市で開かれた夕食会にそろって出席し、激しい選挙戦をネタにジョークを飛ばし合いながら火花を散らせた。
 先に登壇したロムニー氏は、今月上旬に発表された9月の失業率が7.8%に改善したことに言及。オバマ氏は「皆さんの暮らしは4週間前より良くなった」という新たなスローガンをひねり出せたのではないかと語った。オバマ陣営が選挙戦で使っている「皆さんの暮らしは4年前より良くなった」というキャッチフレーズをあてこすったものだ。
 ロムニー氏はまた、米メディアは大統領寄りの報道が目立つと指摘。「私の仕事は未来のビジョンを示すことだ。メディアの仕事は未来のビジョンを見失わせることだ」と批判した。
 一方の大統領は、たびたび報じられるロムニー氏の億万長者ぶりに触れ、「私はお店に買い物に行くが、ロムニー氏はお店を買いに行く」と皮肉った。
 また、小さな声や伏し目がちの態度が目につき、ロムニー氏に完敗したと判定された最初の候補者討論会について、「長く居眠りさせてもらったおかげでよく休めた」と強がってみせた。(2012/10/19-19:49)

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1436チバQ:2012/10/19(金) 22:18:39
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012101900613
グラハム師、ロムニー氏支援=モルモン教をカルト扱いせず−米大統領選

11日、米ノースカロライナ州モントリートで、政治的影響力を持つキリスト教説教師ビリー・グラハム師(右)と会談する共和党のロムニー大統領候補(AFP=時事) 【ワシントン時事】米保守派に大きな影響力を持つキリスト教福音派のビリー・グラハム師(93)は、18日付のウォール・ストリート・ジャーナル紙に、共和党のロムニー大統領候補への投票を事実上呼び掛ける意見広告を出した。
 また、福音派はロムニー氏が所属する末日聖徒イエス・キリスト教会(モルモン教)を「カルト」と見なさないことを決めた。モルモン教は教義が独特な上、一夫多妻制を認めていた時期があったため異端扱いされてきた。ロムニー氏が当選すれば、モルモン教徒として初の大統領となる。(2012/10/19-15:31)

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1437チバQ:2012/10/19(金) 22:59:19
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/121019/mcb1210190504025-n1.htm
米大統領選終盤、鍵は女性票 避妊や中絶、経済対策で両候補応酬 (1/2ページ)2012.10.19 05:00

16日に開かれた2回目のテレビ討論会で聴衆に話しかけるオバマ大統領。終盤戦の焦点は女性票の取り込みだ(ブルームバーグ)【拡大】
 来月6日に迫った米大統領選に向け、民主党・オバマ大統領と共和党・ロムニー候補は、選挙戦最終盤の鍵を握る戦略として女性票の取り込みに躍起になっている。

 ニューヨーク州のヘンプステッドで開かれた2回目のテレビ討論会から一夜明けた17日、オバマ大統領はアイオワ州で演説し、ロムニー氏が避妊や中絶、がん検診など女性を対象とした医療プログラムへの予算打ち切りを公約に掲げていることを批判した。同大統領は前日の直接討論でも、男女の賃金格差是正に対するロムニー氏の消極姿勢を糾弾している。

 一方、同じく17日にバージニア州で演説したロムニー氏は、オバマ政権が経済政策の失敗を通じて米国女性を失望させていると主張。経済の明るい見通しを女性たちに約束できる政策は共和党しか打ち出せないと訴えた。オバマ大統領支持に偏りがちな女性票の切り崩しを狙った格好だ。

 調査会社ニールセンが18日までに明らかにしたところによると、16日にテレビ中継された両候補の2回目の討論会は全米でおよそ6100万人が視聴。今月3日にデンバーで開かれた1回目の討論会の視聴者数は6720万人だった。

 2回目の討論会の後、どちらに投票するか態度を決めていない有権者525人を対象にCBSニュースが実施した調査では、討論会の勝者をオバマ大統領とした回答が37%、ロムニー氏が30%、引き分けが33%だった。誤差率は4ポイント。

 米世論調査会社のギャラップが10月9〜15日に実施した調査によれば、両候補者に対する女性の間での支持率はオバマ大統領が53%と、ロムニー氏の47%を上回った。一方男性の間での支持率は、オバマ大統領の43%に対しロムニー氏が57%とリードしている。前回2008年大統領選の出口調査では、女性票全体の56%が、当選したオバマ大統領に投じられた。

 今月に入りロムニー氏は、登録有権者と態度未定有権者の双方からの支持率でオバマ大統領に対するリードを着実に広げている。

 17日に公表されたギャラップの調査結果によると、態度未定有権者の間での支持率はロムニー氏の51%に対しオバマ大統領は45%。登録有権者の間ではロムニー氏48%に対しオバマ大統領46%だった。誤差率は2ポイント。ロムニー氏が登録有権者からの支持率で優位に立ったのは8月以来となる。この調査は10月10〜16日にかけて行われた。

 両候補者が直接政策論議を戦わせる最後のテレビ討論会は来週22日、フロリダ州南東部のボカラトンで開かれる。(ブルームバーグ John McCormick、Hans Nichols)

1438チバQ:2012/10/21(日) 13:10:13
http://www.cnn.co.jp/special/us_election/35023346.html
激戦州オハイオ、フロリダで接戦続く 米世論調査
2012.10.21 Sun posted at 13:05 JST

(CNN) 米大統領選で激戦が予想されるオハイオ、フロリダ両州の世論調査で、民主党のオバマ大統領と共和党のロムニー候補が依然として接戦を展開していることが21日までに分かった。

米FOXニュースの世論調査は17〜18日、フロリダ州1130人、オハイオ州1131人の有権者を対象に電話で実施された。統計上の誤差はプラスマイナス3%。

それによると、代議員29人を擁するフロリダ州では、ロムニー候補を支持する人が48%、オバマ大統領を支持する人が45%。CNNと調査機関ORCインターナショナルが19日に実施した同州の世論調査では、ロムニー候補49%対オバマ大統領48%だった。いずれの調査でも、両候補の差は誤差範囲内にとどまった。

FOXニュースの調査によると、代議員数18人のオハイオ州では、オバマ大統領支持が46%、ロムニー氏支持が43%だった。

同調査ではまた、両州の無党派層でオバマ大統領が支持率を下げていることも分かった。

両候補の好感度は、フロリダ州がロムニー候補55%対オバマ大統領51%、オハイオ州がロムニー候補48%対オバマ大統領53%という結果だった。

両候補は22日(日本時間23日午前)、3回目にして最後の公開討論会に臨む。

1439チバQ:2012/10/21(日) 17:14:55
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/330085
【米大統領選2012年】黒人・若者票掘り起こしへ 民主「期日前」に照準
2012年10月21日 00:04 カテゴリー:アジア・世界
 【ワシントン宮崎昌治】11月6日の投開票が迫る米大統領選で、民主党のオバマ大統領陣営が各州で始まった期日前投票の呼び掛けに懸命だ。期日前投票は民主党に有利とされ、2008年の選挙では投票総数の31%に達した“大票田”。共和党候補ロムニー氏との接戦を制する「秘密兵器」(ミシェル大統領夫人)と位置付けている。

 「今すぐ投票してほしい。この近くに住んでいるなら投票所は2、3ブロック先だ」。オバマ氏は17日、激戦州オハイオの遊説で聴衆にこう呼び掛けた。15日にはミシェル夫人も郵送での期日前投票を済ませ、オバマ氏自身もツイッターで25日に地元シカゴで期日前投票をすることを宣言。実現すれば現職大統領としては初めてのことだ。

 投票呼び掛けのターゲットは、もともと投票率が低い若者や黒人、中南米系。オバマ氏の支持基盤と重なり、票を掘り起こすほどオバマ氏優位に働く。04年は投票総数の23%だったが08年は31%に増加し、オバマ氏勝利の大きな原動力になった。今回は35%に増加すると予想されている。

 米NBCテレビの調査によると、激戦のアイオワ州で期日前投票をした人のうち67%がオバマ氏に投票。オハイオ州も51%に達し、ロムニー氏はそれぞれ32%、45%にとどまった。

 投票率が高い白人を主な支持基盤とする共和党は危機感を強め、同党知事がいるオハイオ州やフロリダ州では期日前投票の日数を制限する州法を制定。だが、オハイオ州法は連邦最高裁が制限を違法と判断し、オバマ陣営は勢いづいている。

=2012/10/21付 西日本新聞朝刊=

1440チバQ:2012/10/21(日) 17:49:29
http://www.cnn.co.jp/usa/35023183.html
次期大統領を決めるのはラテン票? 激戦州での動向に注目
2012.10.21 Sun posted at 17:30 JST

(CNN) 11月6日の米大統領選の投票が近づくなか、ラテン系の有権者の票の行方に注目が集まりつつある。ラテン系有権者の数が無視できない規模にまで拡大しているためで、激戦州でのラテン票の行方が次期大統領を決める鍵になるかもしれない。

無党派の調査機関ピュー・ヒスパニック・センターによれば、大統領選に投票する資格のあるラテン系の有権者は過去最多の2400万人にのぼり、投票が見込まれている全有権者の11%を占める。

しかし、ラテン系有権者が、その潜在力を十分に発揮しているとはいいがたい。

その理由のひとつとして、投票率の低さが挙げられる。前回2008年の選挙では、ラテン系有権者の投票率は有資格者の50%に過ぎなかった。一方、アフリカ系の投票率は65%、白人の投票率は66%に上った。

一方で、同じラテン系とはいえ、フロリダ州在住の保守的なキューバ系とアリゾナ州在住のメキシコ系では、重視する選挙公約は違ってくる。

調査会社ギャラップによれば、ラテン系有権者の優先順位は世代によっても異なる。国外から移住してきた人々にとっては経済成長が最も重要な課題だが、第2世代にとって重要なのは失業問題であり、その下の第3世代は医療保険問題を注視している。

こういった多様性を抱えているものの、今年の大統領選はラテン系が鍵を握る公算が大きそうだ。特に、コロラド、ネバダ、フロリダの激戦州では、ラテン系有権者の割合は13〜16%に達する。

過去の世論調査によれば、ラテン系有権者は、共和党のロムニー候補よりも民主党のオバマ大統領を支持する傾向にある。

ネバダ州では78%のラテン系有権者がオバマ大統領を支持するとしているほか、コロラドでは74%、保守派が多いフロリダでも61%が大統領支持だ。

こういった州でのオバマ大統領のリードは、ラテン系有権者からの支持によるところが大きいといえるだろう。

これら3州をオバマ氏が勝ち取れば、大統領選の勝利も見えてきそうだ。ロムニー氏は逆に、勝機を見出すにはこれら3州で勝利を収める必要があるだろう。そう考えると、やはり、今年の大統領選はラテン票の行方が結果をする可能性が高いといえそうだ。

1441チバQ:2012/10/21(日) 17:50:00
http://www.cnn.co.jp/usa/35023349.html
16年大統領選での出馬否定 人気衰えぬクリントン国務長官
2012.10.21 Sun posted at 15:31 JST

(CNN) 米国のクリントン国務長官は21日までに、2016年の米大統領選での去就について触れ、立候補する考えはないとの立場を改めて強調した。マリ・クレール誌との会見で述べた。

長官はこの中で、国政や国際政治、指導者としての舞台で20年間過ごしていると指摘。その上で、「自分の時間をただ取り戻したい。一個人に戻りたい。そのことを楽しみにしている」と語った。今年11月の大統領選をへた新政権発足に伴い、政治から身を引く考えを示唆したともみられる。

クリントン氏はまた、米国民が女性を大統領に選ぶ日に立ち会えることを期待するとも語った。その時は喝采(かっさい)を送りたいとも述べた。

16年大統領選での同氏の動向については、国務長官を退任後はいったん休養して充電に努め、政治に復帰して欲しいとの期待が支援者らの間で強い。交流サイト「フェイスブック」ではクリントン氏の16年大統領選での立候補を促すページも出来ている。

長官は今年2月の会見でCNN記者に「政治は自分のDNAとなっている」とも語っていた。

元大統領夫人でもあるクリントン氏は、オバマ政権で最も好感を集める閣僚だけでなく、世界的な人気も誇る。同氏は08年の大統領選の民主党の指名候補争いでオバマ氏と最後まで接戦を演じた。

1442チバQ:2012/10/21(日) 17:51:58
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012102000170
激戦州の大半で失業率低下=米大統領選への影響は不透明
 【ワシントン時事】11月6日に迫った米大統領選挙の勝敗のカギを握る激戦州の大半で、失業率が低下したことが分かった。労働省が19日発表した9月の全米50州と首都ワシントンの失業率では、特に選挙人の数が多く民主党のオバマ、共和党のロムニー両陣営とも重視する南部フロリダ、中西部オハイオはいずれも前月から低下した。ただ、激戦州の中には失業率が全米平均を上回る州も多く、選挙戦への影響は不透明だ。
 選挙結果が見通しにくい激戦州はフロリダ、オハイオに加え、ノースカロライナ、バージニア、ウィスコンシン、コロラド、ネバダ、アイオワ、ニューハンプシャーの計9州とされる。このうちフロリダの8.7%(前月8.8%)、オハイオの7.0%(同7.2%)、ネバダの11.8%(同12.1%)など7州で失業率が前月から低下。現職のオバマ大統領には朗報といえそうだ。
 とはいえ、ネバダ、ノースカロライナなど4州の失業率は、依然として米国全体の7.8%を上回る高い水準にあり、有権者の間には雇用回復の遅れに強い不満があるとみられる。(2012/10/20-14:43)

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1443チバQ:2012/10/22(月) 23:14:01
http://mainichi.jp/select/news/20121022k0000m030053000c.html

米大統領選:期日前投票 民主、共和両党のせめぎ合い激化
毎日新聞 2012年10月21日 19時46分(最終更新 10月21日 23時26分)


米南部ノースカロライナ州ローリーの空港に到着し、期日前投票を呼び掛けるバスに乗りこむミシェル夫人=2012年10月16日、AP
拡大写真 【ワシントン古本陽荘】米大統領選の投開票日(11月6日)前に投票できる期日前投票を巡る民主、共和両党のせめぎ合いが激化している。支持層の投票率を上げる「グラウンドゲーム(地上戦)」を重視する民主党のバラク・オバマ大統領(51)の陣営は組織をフル稼働し、激戦州の中西部オハイオ州などで優勢。逆に、規模が大きく地上戦を展開しにくいフロリダ州では共和党のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)が健闘している。

 08年大統領選では期日前投票は投票総数の30.6%。今回の選挙ではさらに比重が高くなると予想されており、激戦州の期日前投票の動向は選挙結果を大きく左右するものとして注目されている。

 オバマ大統領が08年選挙で躍進した理由のひとつは、黒人や中南米系、学生など民主支持層の投票率を上げたこと。今回の選挙でも投票率を上げようと、積極的に期日前投票を呼びかけている。

 地元紙によると、オバマ陣営はオハイオ州で117カ所の地区事務所を設置。地域を歩き回り潜在的な支持者を掘り起こしており、「08年よりも強固な組織だ」(大統領上級顧問のプラフ氏)と自信をのぞかせる。

 ロムニー陣営も地上戦を重視するが、共和党の予備選期間中、資金を激戦州に集中できなかったため出遅れ感は否めない。オハイオ州の事務所は40カ所しかない。

 CNNテレビによると、同州で最多人口のカイヤホガ郡ですでに投じられた不在者投票では、民主党員が6割、共和党員が2割。同じく地上戦の主戦場となっているアイオワ州でも、民主が48.8%で共和の30.5%を上回っている。

 ロムニー氏が優勢の南部ノースカロライナ州でも、民主党員の投票が上回っている。

 一方、人口も面積も大きなフロリダ州では、選挙戦はテレビ広告などを使った「空中戦」の影響を受けやすい。郵送で約70万人が投票したが共和党員の有権者が44.9%と、民主党員の39.4%を上回っている。ただ、直接投票が可能になるのは27日からで、それ以降は民主党員の投票が急増する可能性が高い。

 米大統領選の投票方法は州ごとに異なり、理由を問わずに期日前に投票できるのは32州とワシントン特別区。一方、西部のワシントン州とオレゴン州では、すべて郵送で投票。ほかの州でも郵送による「不在者投票」の制度が設けられている。期日前投票は、22州ですでに始まっている。

 オバマ大統領自身も25日に地元のイリノイ州シカゴで期日前投票に臨む予定だ。

1444チバQ:2012/10/22(月) 23:23:17
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&amp;k=2012102200177
支持率47%のタイ=オバマ、ロムニー両氏−米大統領選
 【ワシントン時事】21日発表の米ウォール・ストリート・ジャーナル紙とNBCテレビの合同世論調査結果によると、11月6日の大統領選を争うオバマ大統領と共和党のロムニー候補の支持率は47%のタイだった。
 調査は両氏による2回目の候補者討論会後の17〜20日、投票予定の有権者816人を対象に行われた。
 大統領の経済運営に対する評価を尋ねた質問では、不支持(52%)が支持(46%)を上回り、外交政策に関しては支持(49%)が不支持(46%)を上回った。(2012/10/22-10:26)

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1445チバQ:2012/10/23(火) 21:29:44
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121023-00000063-mai-int
<米大統領選>激戦のまま終盤 討論会はオバマ氏2勝1敗
毎日新聞 10月23日(火)20時32分配信

 【ボカラトン(米南部フロリダ州)古本陽荘】11月6日投開票の米大統領選まで2週間と迫った。民主党のバラク・オバマ大統領(51)と共和党のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)による3回のテレビ討論会は最終日の22日、オバマ氏に軍配が上がり、通算「2勝1敗」でオバマ氏の「優勢勝ち」に終わった。しかし、最大争点の経済・雇用問題ではロムニー氏の優勢が際立ち、激戦のまま最終盤へと突入した。
 22日の討論会は外交がテーマだったが、論争は経済分野にも及んだ。ただし、ロムニー氏が「(高失業率が続いた)過去4年間のことが今後4年続くことは耐えられない」と批判すれば、オバマ氏が「ロムニー氏は向こう見ずな政策を提言している」と切り返す非難合戦に終始し、建設的な政策論争にはならなかったのが実情だ。

 3回の討論会を通じ、ロムニー氏は減税と国防費増額、財政削減を同時実施するとしながら具体的な根拠を示さず、オバマ氏も「再選すれば経済はよりよくなる」と言うだけで2期目の政権構想を明確に語らなかった。

 ともに相手候補が勝利すれば、米国に暗い未来が訪れると国民を「脅す」ような後ろ向きの論戦で、喫緊の国際課題の欧州債務危機への対応や、オバマ氏が重視するアジア太平洋外交を巡る議論はほとんどなかった。

 一方で、選挙戦は、オバマ政権の経済政策を徹底的に追及したロムニー氏が躍進して一気に激戦となった。最終盤に入って支持率が拮抗(きっこう)したことは「現職に厳しく、挑戦者に有利」(米NBCテレビ)ともいわれる。両候補とも最終盤は重点激戦州に絞った連日の遊説やテレビCMの大量投入で最後まで支持を訴える。

 ロムニー氏の後見役、スヌヌ元ニューハンプシャー州知事は「初回討論会の後、(オバマ氏からロムニー氏への)勢いの転換があった。ロムニー氏の勢いは維持されており、雇用創出を訴え続ければ勝利できる」と語る。

 米選挙分析機関クック・ポリティカル・リポートによると、オバマ氏は19の州と首都で支持を固め、9激戦州のうちウィスコンシンで優位に立ち選挙人数で247人を視野に入れる。ロムニー氏は23州を固め、激戦州ではフロリダなど3州の上積みが見込まれ248人をうかがう。勝敗ラインの270人まで22〜23人を残す戦いだ。

 ただし、焦点の残るオハイオなど激戦5州の情勢は、政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の直近の支持率平均値によると、コロラドを除く4州でわずかにオバマ氏がリードしており、オバマ氏に勝機がある。

 ホワイトハウスのプラフ大統領上級顧問は「最初からかなりの接戦になると予測していた。だが、激戦州をみた場合、大統領の方が勝利に近いのは間違いない」と主張。オバマ氏の再選を早くも予測するメディアもある。

1446チバQ:2012/10/23(火) 22:04:50
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/121023/mcb1210232142042-n1.htm
【米大統領選】最後の討論会 対中認識に微妙な差、日米同盟に影響も (1/2ページ)2012.10.23 21:41
 討論会の主題だった外交・安保政策の中で、中東問題とともに大きな比重を示したのが、対中政策だ。最強の米軍維持を提唱しながら、米中の貿易不均衡是正に軸足を置いたロムニー候補に対し、オバマ大統領は対中経済問題に加え、中国の軍拡への警戒感に言及。双方の微妙な対中認識の違いが浮き彫りになった。

  日米安保を左右

 選挙の行方は、沖縄県・尖閣諸島の領有を主張して挑発行動を活発化させる中国に対(たい)峙(じ)する日本にとっても、今後の安全保障環境を左右しかねない重大な関心事といえる。

 ロムニー氏は、人民元問題を取り上げ、米中両国の貿易不均衡を指摘。大統領就任と同時に中国を為替操作国に認定するとの持論を繰り返した上で、「“静かな貿易戦争”に勝ち続けているのは中国だ」とし、経済面で中国へ圧力を強める考えを明確に示した。

 「貿易戦争」というロムニー氏の言葉に触発されたかのように、オバマ氏は人民元切り上げ圧力の効果に言及した返す刀で、中国の軍事的脅威を取り上げた。

50「航行の自由50」強調

 オバマ氏は「中国の軍事力が将来強大になるからこそ、米国はイラクに続きアフガニスタン戦争の終結を決めた後に、アジア太平洋に軸足を移した」と説明。昨年11月、オーストラリア訪問の際にアジア太平洋最重視戦略を打ち出した大きな理由は「中国の軍事的脅威に対抗するためだ」と明快に語った。

 この際、オバマ氏は中国が軍事活動を活発化させる南、東シナ海を念頭に「航行の自由」を強調し、中国を牽制(けんせい)。対中軍事面で具体性に欠ける印象を与えたロムニー氏の対応と大きく異なった。

 共和党のルビオ上院議員は討論会後、この点を記者団に指摘されると、「米国はアジアに大きな利益がある。強大な米軍をアジアに維持するのはそのためだ」と援護射撃するのを忘れなかった。

 中国軍への対抗も視野に「強い米国」の再現を掲げるロムニー氏と、アジア太平洋における中国の軍事的台頭に具体的な警戒感を示すオバマ氏。米国の選択は日米同盟にも少なからぬ影響を与えそうだ。(ボカラトン 佐々木類)

1447チバQ:2012/10/23(火) 22:10:59
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121023/amr12102320170006-n1.htm
「国際協調」のオバマ氏と「強いアメリカ」のロムニー氏 最後の討論会で激突
2012.10.23 20:16 (1/2ページ)

討論会の壇上で擦れ違うオバマ氏(手前)とロムニー氏=22日、米南部フロリダ州ボカラトン(AP)
 【ボカラトン(フロリダ州)=犬塚陽介】最後の直接対決となった22日の大統領選討論会は、「協調外交」を重視するオバマ大統領と「強い米国」を打ち出すロムニー前マサチューセッツ州知事が正面からぶつかった。オバマ大統領は、単独主義が国際社会の反発を招いたブッシュ前政権を念頭に、ロムニー氏の提案は「すべて誤り」と退けた。ロムニー氏も「弱腰」なオバマ外交を「無駄な4年」と切り捨てたが、具体的な代替案を描き切れず、実績に勝るオバマ大統領が差し切った。

 「早計に軍事行動に踏み出すかのような言葉を使うのは誤りだ」

 イスラエルによるイラン核施設の空爆が取り沙汰される中、オバマ大統領は軍事行動に同調するかのように強硬な姿勢を見せるロムニー氏を批判した。

 オバマ大統領はイランの原油生産量が著しく落ち込み、通貨の暴落も招くなど経済制裁が効果を示していることを強調。イランから譲歩を引き出す寸前にあり、国際社会の協力を取り付けた米国の指導力こそ、「信頼回復の証し」で、米国の強さだと胸を張った。

 オバマ政権の「弱腰外交」が危機を拡大させたと主張するロムニー氏は、イランや北朝鮮に交渉の手を差し伸べる“節操”のなさが相手の増長を招く要因と批判した。

 米国が自由の旗手であり続けるには「強さが必要だ」とするロムニー氏だが、攻撃は空回りし、軍事力の「効率」を重視するオバマ大統領に反撃を許す場面も目立った。

 米軍の弱体化を懸念するロムニー氏は、海軍の現有艦船数が1916年以降で最少の285隻に落ち込んでいると指摘し、軍備増強の必要性を訴えた。

 だが、オバマ大統領は航空母艦や潜水艦の近代化など、数よりも軍備の「能力が問われている」と時代の変化を強調。単純な数字の比較なら「軍馬や銃剣で武装した兵士も減っているではないか」と揶揄(やゆ)し、ロムニー氏の懸念を“時代錯誤”と切り捨てた。

 オバマ大統領はロムニー氏が過去に、米国の「地政学上の最大の敵はロシア」と発言したことにも触れ、「1980年代の古い外交感覚」と皮肉った。

 反撃の糸口をつかみたかったロムニー氏だが、他の政策でオバマ大統領との著しい違いを見いだせずに攻めあぐねたのが実情だ。

 アフガニスタンでは2014年までの米軍戦闘部隊の撤退で双方が一致。シリア内戦への軍事介入も否定し、反体制派への武器供与に踏み込んだ発言以外に明確な違いはなかった。

 米紙ニューヨーク・タイムズは23日の社説(電子版)で「ロムニー氏の問題は現実的な外交政策のアイデアがないことだ」と指摘し、イランに関する主張も「支離滅裂」と批判した。

 ただ、ロムニー氏に致命的な失言はなく、選挙戦への影響は最小限にとどまるとの見方も識者にはある。

 共和党のプリーバス全国委員長は「オバマ大統領は冬眠から覚めたようだが、遅すぎだ」と述べ、討論会対決はロムニー氏が逃げ切ったと自信を示した。

1448チバQ:2012/10/24(水) 22:30:29
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012102400675
暴行による妊娠「神のご意思」=共和党候補、また暴言−米
 【ワシントン時事】米インディアナ州の共和党上院議員候補、リチャード・マードック氏が23日に行われた候補者討論会で、「レイプによる妊娠であっても神のご意思だ」と発言、民主党から猛攻撃を受けた。米メディアが一斉に報じた。
 それによると、マードック氏は人工中絶についての賛否を尋ねられた際、「人の生命は神からの贈り物だ」と強調。母体が危険にさらされている場合を除き、中絶を認めるべきでないとの見解を示した。
 中絶の賛否をめぐっては、8月に「女性はレイプされた場合なら妊娠することはない」と全面禁止を主張したミズーリ州の共和党上院議員候補のトッド・エイキン氏が集中砲火を浴び、選挙戦で劣勢に回っている。(2012/10/24-16:24)

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1449チバQ:2012/10/24(水) 22:41:42
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121024/amr12102411010001-n1.htm
【今、何が問題なのか】
米、「売春婦の顧客リスト」公表で揺れる町 政治家、キャスターらの名前も
2012.10.24 10:58 (1/3ページ)
 米東部メーン州ケネバンクで、ダンススタジオを隠れみのに売春を営んでいた男女が逮捕・起訴された。裁判所は客の名前の公表を命令。150人に上るとみられ、人口1万の小さな町が大揺れに揺れている。まず21人の名前が公表された。ダンススタジオの女は客との行為をひそかにビデオ撮影しており、映像は100時間以上に及ぶという。きょうのテーマは「売春婦の顧客リスト」とした。(SANKEI EXPRESS)


ダンススタジオは隠れみの


 米メディアによると、売春の罪に問われたアレクシス・ライト被告(29)は2010年、ケネバンクのヨーク通りにダンススタジオを開き、受講者を募ってフィットネスを目的にラテンの音楽にあわせて体を動かす「ズンバ」を教えていた。ライト被告はその一方で、同じスタジオで客を取り、行為をビデオ撮影していた。保険代理業兼私立探偵のマーク・ストロング被告(57)は、ライト被告に客を斡旋(あつせん)するなどした。

 いまから1年前、「ヨーク通りのダンススタジオはおかしい」との情報が寄せられ、警察が捜査に着手。今年2月、スタジオとストロング被告の事務所を家宅捜索し、地元紙の報道によれば、顧客リストや行為別の価格表、100時間以上のビデオなどを押収した。ライト被告は、客との行為を無断で撮影したプライバシーの侵害でも起訴された。2人は今月初めの予備審で罪状を否認した。


「自分たちは被害者」


 メーン州は米東部で最も北に位置する。ケネバンクの近くのケネバンクポートは、父子ともに米大統領を務めたブッシュ家の別荘があり、首脳外交の舞台になって注目されたことがあるが、ケネバンクは造船業が廃れ、いまは避暑地。人口1万の静かな町だ。ストロング被告の弁護士によれば、「売春婦の顧客リスト」に載っているのは150人。いったいどんな面々なのか−。地方の政治家、地元テレビ局のキャスターらが含まれているとされ、ケネバンクの住民らの会話はこの話題で持ちきりとなった。

 客の2人が裁判所に対し、顧客リストを公表しないよう申し立てた。客の側は「買春」の罪に問われているが、ライト被告にビデオを撮られ、プライバシーを侵害された被害者でもある。被害者は保護されなければならないという。リストの公表は、自分たちの体面、家庭生活、ビジネスに「とりかえしのつかない損害」を与えると訴えた。

 だが、申し立ては州の上級裁判所によって退けられた。罪を問われた者の名前は公表されなければならない。そうでなければ、公正な裁きが行われたかどうかを公衆がチェックできないというのだ。裁判所はリストの公表を命じ、先週、21人の名前と住所が警察によって公表された。ライト被告らの裁判は12月に予定されている。公表されたのは、この裁判に召喚されている21人の名前で、買春の罪に問われた他の顧客も順次、名前が明かされるという。150人には女性1人が含まれる。


売春根絶へ客の名前公表


 21人の中に自分の名前があったという男性はCNNテレビに「自分ではない。ネットで見て笑ってしまった。自分は警察で仕事をし、子供たちの野球のコーチをしてきた。全て台無しだ。頭にきた」と話した。米メディアはそれぞれ、名前が公表された人たちと接触しているが、報道で実名を出すことは控えている。

 CNNによると、米国では売春事件で過去、877の市や郡が少なくとも一度、客の名前を公表した。買う側をおじけづかせて、売春を根絶しようというわけだが、専門家によると、その効果は確認されていない。

(編集委員 内畠嗣雅(うちはた・つぐまさ))/SANKEI EXPRESS

1450チバQ:2012/10/25(木) 00:04:02
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20121024-OYT1T01261.htm
レイプで妊娠も神の意思…ロムニー氏の身内失言

 【ワシントン=中島健太郎】11月の米大統領選と同時に行われる上院議員選の共和党候補が23日の討論会で妊娠中絶の是非について問われ、「レイプというおぞましい状況でできた生命も、神の意思による」と発言し、レイプを肯定しかねないとして批判を浴びている。

 米メディアによると、発言したのは、中西部インディアナ州から上院議員に立候補しているリチャード・マードック氏(61)。接戦の大統領選で女性票の獲得を狙い、中道寄りに政策の軸足を移した共和党のミット・ロムニー候補の陣営は身内に足をすくわれ、火消しに追われている。

 妊娠中絶に強硬に反対する保守派が大きな影響力を持つ共和党では、8月にも中西部ミズーリ州の上院議員候補が「レイプで妊娠はしない」と述べ、民主党のオバマ大統領陣営による攻撃の的となった。

(2012年10月24日22時45分 読売新聞)

1451チバQ:2012/10/25(木) 00:23:25
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/121024/mcb1210241006028-n1.htm
米国民の最重要課題は「失業と雇用問題」 復権狙う経済自由主義 (1/3ページ)2012.10.24 10:03
 米ギャラップ社の世論調査によると、米国民の最重要課題トップは「失業と雇用問題」。2位が「経済」、3位は「政府への不満」、4位が「財政赤字」なのだという。高い失業率に加えて、大企業の増収率はほぼ3年ぶりのマイナスとなりそうで、個人も企業も低成長にあえいでいる。

 一にも二にも経済。米大統領選の投票を目前にして共和党のミット・ロムニー候補が巻き返してきたのは、討論会での攻撃的な姿勢が好感されただけでなく、同候補が掲げる経済自由主義を見直す動きが出てきたためだ。

 今月半ば、ハーバード大学教授のジェフリー・リーブマン氏とコロンビア大学ビジネス・スクール学長のグレン・ハバード氏がニューヨーク市内で討論会で火花を散らした。

 リーブマン氏はオバマ陣営の経済アドバイザー。大統領が続投すれば、米国大統領経済諮問委員会(CEA)委員長に就任する可能性がある。サプライサイドと呼ばれる民間主導の成長政策を掲げるハバード氏はロムニー候補のアドバイザーで、同候補が当選すれば、米連邦準備制度理事会(FRB)議長ポストが有力視されている。

 会場となったアッパー・ウエストと呼ばれるマンハッタンの住宅街は、弁護士やユダヤ系などが多く住んでいる。オバマ大統領への献金額でみても全国3位に位置するリベラル層の砦(とりで)だが、討論会ではハバード氏の一言一言にうなずく参加者が多かった。

 ハバード氏の具体的な主張はこうだ。課税控除など煩雑な税制を簡素化して税収を確保し、国内エネルギー政策を強化して長期的には軍事費を減らす。住宅ローンを保証する政府系住宅金融機関は事業を縮小する。

 これらは、財政赤字を減らして実質金利を下げるため。根っこにあるのは政府事業の拡大による民間ビジネスの「クラウディング・アウト」(押し出し)に対する問題意識である。オバマケアと呼ばれる医療保険改革法を廃止したいのは、政府ではなく、ビジネスに医療保険市場を作らせたいからだ。

 金融危機後の財政出動で政府支出の国内総生産(GDP)に対する比率は2009年に37%と戦後最高に達し、10〜11年も35%と高水準にある。ハバード氏がブッシュ政権時代のCEA委員長を務めた01〜03年は、29〜31%に過ぎなかった。

 借金返済の理屈は家計も国家も同じ。金利以上の率で稼ぎが増えなければ、お金を返せない。ハバード氏は、建国の精神でもある「自立心」をビジネスに取り戻させることで成長を狙っているのだ。

 先週もハバード氏は市内のエコノミストの集まりに登場し、年金や高齢者向け医療保険(メディケア)といった社会保障給付金の長期的な増加を抑えるために、年金の給付年齢を徐々に引き上げる方針を示唆した。軍事大国のイメージがある米国だが、軍事費のGDP比率は5%。対して、社会保障費関連は16%もあり、戦後毎年平均で0・18ポイント伸びている。

 経済自由主義が復権を狙う雰囲気になってきたのは、「倒産を防ぐための緊急借り入れ」に迫られたリーマン・ショック後の“経済戒厳令”が終了した証拠。対するオバマ大統領は教育や新エネルギーへの投資を掲げている。

 金融制度改革法の行方ばかりでなく、成長戦略が議論されることは、経済運営が正常モードに戻ったという意味で前向きなニュースなのかもしれない。(ニューヨーク駐在編集委員・松浦肇)

1452チバQ:2012/10/26(金) 03:59:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121025-35023511-cnn-int
最後の討論会で分かった5つのこと 米大統領選
CNN.co.jp 10月25日(木)9時0分配信

フロリダ州ボカラトン(CNN) 3回目にして最後となる大統領候補テレビ討論会が22日にフロリダ州ボカラトンで行われた。民主党のオバマ大統領と共和党大統領候補のロムニー前マサチューセッツ州知事は共に、数少ない投票態度未定の有権者を説得するために、米国が抱える主要な問題についての本質的な議論を戦わせた。

外交政策が討論のテーマではあったが、両候補が今回の選挙戦での最重要課題で有権者からの支持を得ようとするなか、当然のことながら経済問題についても多くの時間が費やされた。

長く激しい選挙戦は11月6日で終わりを迎えるが、90分間の討論で選挙戦最終盤における論点が浮き彫りになっただろう。今回の討論会で見えたポイントは以下の5つだ。

1.白熱したが抑制のきいた議論

両候補共に、相手に対する対抗意識は感じられたが前回の討論会ほどではなかった。前回の討論会は高いいすに座って自由に歩きまわれるスタイルで、これが互いの激情を増幅させた面もあったようだが、今回はテーブルに着いての討論だったことが大きな違いを生んだのだろう。

何千万人もの視聴者への最後の訴えのために、リビアやイラン、シリアから中国、そして経済問題についても意見を戦わせ、時には辛らつなやり取りや相手の発言に言葉をかぶせることもあった。しかし、ボクシングの試合に例えるとグローブが脱げそうになるといった場面はほとんど無かった。

ある同僚は、90分間の討論の間に何回か私のほうを振り返り、「3回とも今回のような討論会だったら良かったのに」と言っていた。

2.やっぱり「経済」

外交政策が議題だった今回の討論会でも、有権者の最大の関心事である経済問題についてもかなりの時間が費やされた。

ロムニー氏は、経済問題は米国の世界における地位を低下させているという点で安全保障にも関わる問題だと訴え、低迷する経済の回復策として、職業訓練や中小企業振興策などの5大対策を再び提案した。

対するオバマ大統領は、現政権の教育問題への対策を強調し、ロムニー氏のマサチューセッツ州知事時代の教育や中小企業への対応策を批判した。

3.「米軍最高司令官」という立場

オバマ大統領は討論会の重要な局面で、米軍最高司令官である大統領だけが直面する重要な決断を下してきたことや、それに関する実績や経験を強調した。ロムニー氏には出来ないことで、オバマ大統領にとって有利な要素であった。

しかし、ロムニー氏にとっては、大統領としての自らの実績を擁護する必要がないことや、米国に関する自身のビジョンについて不十分な部分を問い詰められることなく語れた点では有利だった。

4.世界における米国の役割

候補者が壮大な将来のビジョンを語れるテーマである。

ロムニー氏が「自由を守り世界平和実現のための原則を広めていくことを助けるための責任と権利を米国が有することを強く信じる」と語ったのに対し、オバマ大統領は「米国は無くてはならない国であり続けるし、世界は強い米国を必要としている」と述べた。

最後の大統領討論会にふさわしい質問で、両候補者は思いを述べることが出来ただろう。

5.討論は終了

後は激戦州における少数の票をめぐっての争いとなる。オバマ大統領は、フロリダ州とオハイオ州に向かうがその後の予定は未定だという。ロムニー氏は、西部のネバダ州とコロラド州、そしてオハイオ州とアイオワ州やその他複数の接戦州も訪れる予定である。

選挙戦が大接戦のまま11月6日が近づくと、両候補が最後の3日間で9つの激戦州の全てを回るようなことにもなるかもしれない。

1453チバQ:2012/10/26(金) 03:59:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121025-00000301-yomonline-int
少数派同士の米大統領選挙戦
読売新聞(ヨミウリオンライン) 10月25日(木)15時23分配信

 今回のアメリカ大統領選挙の大きな特徴の一つは、大統領、副大統領候補が、かつてはアメリカ社会で偏見の対象となった少数派グループの人々ばかりだということである。

 歴史的にアメリカ社会の中枢を占めてきたのは、白人でアングロサクソンのプロテスタント、いわゆるワスプと呼ばれるグループだ。これに対して、民主党候補のオバマ大統領は黒人であり、共和党候補のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事は、非主流の少数派教派であるモルモン教徒だ。副大統領候補では、民主党のバイデン副大統領、共和党のポール・ライアン下院議員ともにカトリックである。

 この戦いで、出自が選挙に最も不利に働きそうなのは、実はロムニー候補のモルモン教だ。米世論調査会社のギャラップが長年にわたって、少数派グループに対する偏見を調査した結果を見ると、モルモン教徒に対する偏見には改善の様子が全く見られないのである。

 調査結果のグラフを見てもらいたい。質問は「あなたの支持政党が、十分な資質を持った人を大統領候補と決めた場合、その人が○○だったらあなたは投票しますか」というもので、「投票しない」と答えた人の比率の変化を示している。○○の中には、「カトリック」や「ユダヤ教徒」、「黒人」、「女性」などが並んでいる。

 古くは1937年から、間欠的に行われてきた調査をまとめてみると、アメリカ社会が人種や性別、宗教による差別と戦い、平等の実現に向けて、たゆみない努力を続けてきたことがよく分かる。かつては、カトリックなら投票しないという人は3割、黒人やユダヤ教徒は半数近く、女性に至っては64%に達していたが、今ではどれも数%に低下して、ほぼ無視できるレベルになった。拒否感が最も強いのは無神論者で、神を信じない人に対して、米国民が抱く不信感がくっきりと現れている。同じように、同性愛者を大統領に選ぶことに対する拒否感も強かった。だが、これらのグループに対する偏見も、歴史を通して着実に減少している。

 これに対して、モルモン教徒に対する偏見だけは低下しないばかりか、若干でも高まっている気配がある。モルモン教はかつて多重婚を認める特殊な教義があったことから、有権者の3割がキリスト教と認めていない。一つの言葉で印象を語ってもらうと、今でも「カルト」が最も多い答え(ともにピュー研究所調査)になるなど、モルモン教に特殊なイメージを抱く人は少なくない。現在の拒否率である20%は、ケネディがカトリック初の大統領に当選した1960年の大統領選挙時における、カトリックへの拒否感とほぼ同じだ。

 カトリックはケネディ大統領誕生で、ほぼ完全に米国社会に同化した。夢とされた黒人大統領も誕生し、2008年大統領選挙では、クリントン候補が女性初の大統領に挑戦した。今回の選挙がモルモン教徒に対する偏見を払拭するものとなるのかどうか、大統領選挙のもう一つの注目点である。

 (読売新聞調査研究本部主任研究員 飯山雅史)

1454チバQ:2012/10/26(金) 04:06:30
http://www.cnn.co.jp/usa/35023575.html

トランプ氏、オバマ氏に4億円寄付提案 旅券記録など公開で
2012.10.25 Thu posted at 17:29 JST
(CNN) 米国で「不動産王」として知られる富豪ドナルド・トランプ氏は24日、オバマ大統領が大学の願書や成績、パスポート申請などの記録を公表するなら大統領が選ぶ慈善団体に500万ドル(約4億円)を寄付すると発表した。CNNとの会見で表明した。

テレビのリアリティーショーの主役としても有名なトランプ氏は政治的には共和党寄りの保守派とされる。昨年には今年11月の大統領選への出馬も取りざたされていた。

トランプ氏はオバマ氏に記録公開の期日を大統領選投票日の1週間前に当たる10月31日の午後5時と突き付け、公開から1時間内に小切手に署名すると宣言。大統領には拒否出来ない提案だろうとし、拒絶しないことを願うとも述べた。また、今回の申し出について世間の注目を狙ったものではないとも語った。

トランプ氏は過去にもオバマ氏の出生証明書に疑問を呈する意見を示していた。オバマ氏は昨年、ハワイ州の出生証明書を公開し、米国内で生まれておらず大統領の資格要件を満たしていないとの憶測を打ち消していた。

しかし、トランプ氏はCNNとの会見で多くの人々はこの出生証明書を信用していないとも主張した。

トランプ氏の今回の提案について、大統領選で再選を目指すオバマ氏の上席顧問は記者団に「その質問はボストンにしてもらいたい。トランプ氏は(マサチューセッツ州前知事で大統領選の共和党候補である)ミット・ロムニー氏の最大の支援者であり、ロムニー氏ならわかるだろう」と切り返した。

1455チバQ:2012/10/26(金) 04:07:30
>>1450
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012102500509

「レイプは犯罪」=共和候補の暴言に不快感−米大統領
 【ワシントン時事】オバマ米大統領は24日、インディアナ州の共和党上院議員候補マードック氏が「レイプによる妊娠も神の意思」と発言、中絶禁止を主張したことについて、「レイプはレイプであり、犯罪だ」と不快感を表明した。NBCテレビの番組で語った。
 共和党のロムニー大統領候補は自身を「中絶反対論者」と訴えてきた経緯がある。オバマ陣営のプサキ報道官は同日、記者団に「ロムニー氏とマードック氏を含む多くの共和党の政治家は、女性に関する問題で極端な立場を取っている」と強調し、問題発言とロムニー氏の主張は同類との認識を示した。(2012/10/25-14:17)

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1456チバQ:2012/10/26(金) 04:10:38
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121026/amr12102600470000-n1.htm

パウエル氏はオバマ支持 ロムニー外交に懸念
2012.10.26 00:46
 米共和党穏健派の重鎮パウエル元国務長官は25日、CBSテレビに出演し、同党の大統領候補ロムニー氏の外交政策は一貫性に欠けると懸念を表明、11月6日の選挙ではオバマ大統領を支持すると述べた。

 パウエル氏は、ロムニー氏が今月22日の候補者討論会で従来の政策を修正、アフガニスタン駐留米軍の早期撤退方針などに同調したことを「以前の主張と全く異なる」と批判。外交政策について「十分に吟味したとは思えない」と指摘した。

 パウエル氏は、自身が「絶滅しつつある共和党穏健派」だと指摘し、妥協を拒む保守派が勢力を拡大する党の現状に憂慮を示した。

 パウエル氏は2008年の前回大統領選でもオバマ氏を支持した。(共同)

1457チバQ:2012/10/28(日) 21:49:46
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012102800072
米大統領選、大接戦のまま最終コーナーに=8州の行方次第−直前の失業率発表も影響
 【ワシントン時事】11月6日投開票の米大統領選まで1週間あまり。再選を目指す民主党のオバマ大統領(51)と共和党のロムニー候補(65)はともに決め手を欠き、激しく競り合いながら最終コーナーに差し掛かった。勝敗は両者が拮抗(きっこう)する8州の行方次第。ぎりぎりまで見極めがつかない可能性も出ている。
 米大統領選は、50州と首都ワシントン(コロンビア特別区)に割り当てられた計538人の選挙人を州・地区単位で争う方式を取る。勝敗ラインは過半数の270。2州を除き、得票1位の候補が選挙人を総取りする。
 ニューヨーク・タイムズ紙などの分析によると、大統領はニューヨークやカリフォルニアなど民主党地盤の大票田を中心に14州と首都で優位に立つ。ロムニー氏の出身地であるミシガンなど4州でもやや優勢で、計237人の選挙人を確保したとみられる。
 一方のロムニー氏は中西部や南部を中心に21州で優位に立ち、オバマ陣営が攻勢を掛けるサウスカロライナなど3州でもリード。ただ、比較的人口の少ない州が多く、これらに割り振られた選挙人の合計は206人にとどまる。
 現時点で結果が見通せない8州はフロリダ、オハイオなど。選挙人の合計は95になる。全米レベルの支持率でほぼ並ぶ両者だが、この中から33人積み増しすれば勝てる大統領に対し、ロムニー氏は64人の獲得が必要で、「最終的に大統領が逃げ切る」との見方は依然として強い。
 ただ、ロムニー氏は10月3日の最初の討論会で圧勝して以降、この8州の全てで勢いを拡大。現在、いずれも支持率の差は誤差の範囲と言える2.5ポイント以内に収まり、順位の入れ替わりも多いため、予断を許さない情勢だ。
 選挙戦の最大の争点は景気・雇用問題。投開票日直前の11月2日に発表される10月の失業率が、勝負を決める大きな要因になるとの指摘が出ている。(2012/10/28-15:45

1458チバQ:2012/10/28(日) 21:51:27
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012102800050
激戦州地元紙、ロムニー氏支持=経済政策を評価−米大統領選
 【ワシントン時事】米中西部アイオワ州で最大の発行部数を誇る地元紙デモイン・レジスター(電子版)は27日、論説を発表し、11月の大統領選で共和党のロムニー候補を支持すると表明した。同州は選挙の勝敗を左右する激戦州の一つで、ロムニー氏にとっては追い風と言えそうだ。
 論説は、超党派の合意に基づく財政収支均衡など経済面の課題にどちらの候補がうまく対処できるかを検討したと説明。その結果「ロムニー氏がより強い候補者として浮上してくる」と述べた。(2012/10/28-12:34)

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1459チバQ:2012/10/28(日) 21:52:32
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date2&amp;k=2012102700163
米家庭の「食料難」深刻に=貧困背景、全世帯の15%−支援団体、選挙後の対応懸念
 【ワシントン時事】米国で収入不足から日々の食事が十分に取れない「食料難」世帯の問題が深刻化している。農務省によると、こうした世帯は昨年は全体の14.9%、約1785万世帯に上り、調査を開始した1995年以降、最悪に。「フードスタンプ」と呼ばれる食料補助制度の利用者も7月に約4668万人と最多を更新した。大統領選で雇用・失業対策が争点となる中、生活困窮者の支援団体関係者は「中間層ばかり注目され、貧困層が置き去りにされている」と訴えている。
 農務省が先月公表した調査によると、お金がなく「食べ物が底を突いても買えない」「食事を減らしたり、抜いたりした」などと回答した世帯は2008年の金融危機後に急増し、昨年は10年前の約1.5倍に。うち「何も食べない日があった」など深刻な状態の世帯は5.7%(約684万世帯)で、最悪だった08、09年に並んだ。女性の単身世帯や黒人世帯が特に深刻とされ、18歳未満の1割余も食料不足にあえいでいた。
 国勢調査局によると、米国の貧困率は昨年15%で、1993年以降では最悪だった前年からほぼ横ばい。生活困窮者の状況は変わっておらず、「収入が減ると、家賃などの支払いが優先され、食費にしわ寄せがくる」(支援関係者)という。
 失業、家賃負担などに耐えかねて、ホームレスになる人も少なくない。住宅都市開発省によると、全米のホームレスは約63万人。全体では減少傾向にあるが、都市部では増加し、ワシントンでは今年1月時点で6954人と前年比約6%増加した。ホームレス家族も増加し、緊急避難施設の不足が問題となっている。
 ワシントンで生活困窮者に食事や施設を提供している民間団体「SOME」の担当者は選挙後について、「政府の事業や補助金はサービスの基盤。新たな政権によって緊縮財政が進めば、影響は計り知れない」と危機感を募らせた。(2012/10/27-14:33)

1460チバQ:2012/10/28(日) 21:56:21
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date3&amp;k=2012102600077
Wポストがオバマ氏支持=有力紙足並みそろう−米大統領選
 【ワシントン時事】米紙ワシントン・ポストは25日、電子版に社説を掲載し、来月の大統領選で民主党のオバマ大統領再選を支持すると表明した。既にロサンゼルス・タイムズ紙も大統領支持を打ち出しており、東西有力紙の足並みがそろった形。伝統的に民主党寄りのニューヨーク・タイムズ紙も続く見通しだ。
 米国では新聞社の多くが大統領選に際し、自社の立場を明らかにする。
 ポスト紙は前回もオバマ氏を支持した。今回の決定の理由について、財政再建が喫緊の課題とした上で、大統領が掲げる歳出削減と増税のバランスの取れた再建策が唯一の道と指摘。「かじ取り役としてオバマ氏の方がふさわしい」とした。(2012/10/26-07:09)

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1461チバQ:2012/10/28(日) 22:34:56
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121028/amr12102821060001-n1.htm
接戦象徴、有力紙の支持分かれる
2012.10.28 21:04
 【ワシントン=犬塚陽介】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は27日、11月6日の大統領選で、前回に続いて民主党候補のオバマ大統領を支持すると発表した。一方、激戦州の中西部アイオワ州で発行部数が最大の地元紙デモイン・レジスター(同)は、共和党候補のロムニー前マサチューセッツ州知事への支持を表明。同紙の共和党候補支持は1972年以来で、接戦の選挙を象徴するように見解が分かれた。

 ニューヨーク・タイムズは社説で、米国経済は「ゆっくりと回復に向かっており、誤った政策が引き継げば新たな景気後退にあえぎかねない」とし、オバマ政権の大型景気刺激策や医療保険改革を評価した。

 逆にロムニー氏を「聴衆受けの良いことを話す、ずる賢さでここまで来た」と批判。公約の減税や規制緩和は国民の公平な繁栄につながらないとした。

 一方、デモイン・レジスターは、経営者や州知事として成功を収めたロムニー氏は、経済対策のカギとなる米議会の超党派合意を得る上でも「より強力な候補として浮上する」と指摘。オバマ氏の経済対策は不十分で、「2期目で変化する兆しはない」と断じた。

1462チバQ:2012/10/28(日) 22:35:56
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121028/amr12102821210002-n1.htm
【米大統領選】
注目集まる直前の雇用統計、オバマ氏“鬼門”越えか、ロムニー氏“追い風”か
2012.10.28 21:19 (1/2ページ)
 【ワシントン=柿内公輔】米国で大統領選直前の11月2日に発表される10月の雇用統計が注目を集めている。選挙戦の最大の焦点である雇用問題で失業率などが改善すれば現職のオバマ大統領に有利だが、悪化すれば共和党候補のロムニー前マサチューセッツ州知事に追い風となる。大接戦が続く最終盤の選挙情勢を左右しそうだ。

 「失業率が低下している。製造業がわが国に戻りつつある」

 オバマ氏は27日、激戦州の一角のニューハンプシャー州の遊説先で、雇用環境の改善をアピールした。

 9月の失業率は7・8%。一時は10%まで上昇したが、政権発足時の2009年1月以来の7%台に持ち直した。10月も市場予想は7・9%と小幅悪化ながら7%台を維持する見通しだ。26日に発表された7〜9月期実質国内総生産も2・0%増と改善した。1期目で救済した自動車大手など製造業の復活が雇用と経済を押し上げているというのがオバマ氏の主張だ。

 戦後の現職大統領が続投を目指した選挙で、失業率が7%台だったのは過去4回あるが、当選できたのは1984年のレーガン氏だけだ。しかも、レーガン氏は50%を超す安定的な世論の支持を受けていた。今回、オバマ氏の支持率は40%台後半にとどまり、大接戦を強いられている。

 対するロムニー氏は討論会で「失業率が下がったというが依然7%台。2300万人もが失業状態では強い経済といえないだろう」とオバマ氏を非難。一部の世論調査で支持率が50%に達して勢いに乗る。

 ただ、今の失業率に対する見方はさまざまだ。オバマ氏に同情的な見解は、「リーマン・ショックという未曽有の経済危機で失業率の悪化はある程度避けられなかった」(米銀エコノミスト)というものだ。しかし、オバマ政権も発足当初に「12年秋には5%台半ばまで改善する」と強気だったことからすると、見立ての甘さは否めない。

 選挙戦との関連で失業率を分析する際は、州ごとに見る必要がある。地域ごとに格差が大きいためで、9つの激戦州のうちネバダやフロリダなど4州は8%以上だが、アイオワなど5州は全米平均を下回る。ロムニー氏は27日、そのフロリダ州を訪問した。

 最近は雇用統計の中でも、非農業部門の就業者数も重視される。9月は前月比11万4千人増だったが、失業率の安定的改善に必要とされる20万人増に遠く及ばない水準だ。

 11月6日の投票日の4日前に発表される“最後のハードル”をオバマ氏が乗り越えるのか。つまずいた現職をロムニー氏が飛び越すのか。両陣営も固唾をのんで見守る。

1463チバQ:2012/10/28(日) 22:36:49
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121028/amr12102821580003-n1.htm
過熱するネガティブ・キャンペーン 反発呼び込むリスクも
2012.10.28 21:57 (1/2ページ)

2週間後に迫った米大統領選について報じる英ガーディアン紙(2012年10月24日付)
 【ワシントン=古森義久】大詰めを迎えた米大統領選挙で自分の長所を宣伝するかわりに相手候補への非難ばかりを強調する「ネガティブ・キャンペーン」が圧倒的に多くなっている。この「否定的な政治宣伝」の効果はある程度立証されているが、限度を超えると宣伝を流した側に不利に働く危険もあるという。

 投票日まで10日足らずとなった大統領選では、民主党候補のオバマ大統領と共和党候補のロムニー前マサチューセッツ州知事が流す政治コマーシャルの8、9割がネガティブ・キャンペーンとなった。

 オバマ陣営は投資企業を経営していたロムニー氏を「特定企業を冷酷に倒産させ、失職した家族を貧苦に追い込んだ吸血鬼」と評し、「中国投資での利益を国家の安全よりも優先した」と非難。またロムニー氏の外交での経験不足をとらえ、「ロムニー氏の『ロシアが世界最大の敵だとは非現実的』との発言は非現実的だ」と糾弾し、女性観や高所得層への増税反対も頻繁に攻撃している。

 ロムニー陣営もオバマ政権の4年間の統治を「財政赤字半減の公約を破り、失業率を高めた」と非難する広告をしきりに流す。オバマ氏再選となれば「債務は20兆ドルまで増え、国防予算は5千億ドルも減り、米国の軍事力が骨抜きになって、世界の危機が高まる」と「負」の展望を強調する。

 大統領選でのネガティブ・キャンペーンの歴史は長い。最も有名な例の一つは1964年に民主党ジョンソン候補が共和党ゴールドウオーター候補に対して流した、花びらを一枚ずつ数えながらちぎる少女の声が核ミサイル発射のカウントダウンにつながる広告だ。冷戦中のソ連への強硬策を唱えるゴールドウオーター候補が当選すれば、核戦争になるというメッセージで、同候補は大敗した。

 シカゴのドポール大学のマイケル・メジー教授は今回の大統領選ではネガティブ・キャンペーンが過密だと指摘しながらも、「自陣営の支持者を団結させる点で一定の効果がある」と述べる。他方、マイアミ大学のジュリアナ・フェルナンデス准教授の調査では、ネガティブ・キャンペーンの内容が過激や乱暴になりすぎると、視聴者側に反発が起きるという結果も出た。

 こうした一長一短のためか、オバマ陣営ではネガティブ・キャンペーンをやや後退させ、「再選後の政策」をまとめた20ページほどの冊子を作って大量に配布する動きも出ている。

1464チバQ:2012/10/28(日) 23:13:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121028-00000069-mai-int
<米大統領選>雇用悪化、若者を直撃…激戦州のバージニア
毎日新聞 10月28日(日)23時1分配信

 「(共和党の)ロムニー前マサチューセッツ州知事には投票したくないが、(民主党の)オバマ大統領を強く支持しているわけでもない。我々の世代は大統領の政策をあてにせず、自分の力で道を切り開くしかない」
 首都ワシントンに隣接するバージニア州北部フェアファクス郡にある州立ジョージ・メイソン大学3年、マーク・ザイデンさん(20)は、初めて投票する大統領選(11月6日)を前に冷めた表情で言った。

 同郡は、首都と郊外に集中する連邦政府や議会、大手企業の関係者のベッドタウン。ザイデンさんの父も政府職員だ。同郡の昨年の平均年間所得(世帯)は10万5797ドル(約845万円)で全米第2位の高水準。今年8月の失業率4.0%は同月の全米失業率のほぼ半分。生活苦にあえぐ人々からみれば羨望(せんぼう)の的とも言える地域だ。

 だが、08年9月のリーマン・ショック後の厳しい雇用情勢で一変し、ザイデンさんの学生生活にも影を落とす。「入学したのは10年。高失業率の下でも就職に有利と思って(求人需要が多い)会計学を専攻した。心から会計を勉強したかったわけではないが、昔のように若者が好きなことを勉強して就職できる状況ではない」と言う。

 雇用情勢の悪化は若者層を直撃する。米労働省によると、大学卒業年齢に当たる20〜24歳の9月の失業率は12.4%で、同月の全年齢層の失業率7・8%より4.6ポイント高い。失業率は年齢が上がるほど低下する。

 雇用問題を研究する米ブルッキングス研究所のゲリー・バートレス上級研究員は「米国の企業は即戦力を求めるので、不況時には経験豊富な年配者が若者の雇用を奪う形になり、若者の失業率が悪化する」と解説する。

 高学費も重しだ。非営利団体カレッジボードの調査によると、09年のオバマ政権発足後も大学の学費は上昇し、今年度の公立大の値上げ幅は平均で前年度比8.3%。「州内の州立大に進学した最も学費が安い場合」でも平均年間8655ドル(約69万円)。私立大は同2万9056ドル(約230万円)と3倍超だ。

 財政赤字で大学への補助金が減額される一方、人気の高い教授への高額年俸の支給などが異様な高学費を招いているのだ。ザイデンさんは自宅近くの州立大に進学した理由を「経済的事情に尽きる」と言い切る。

 93年度に32%だった学生ローン利用者の割合は昨年度60%を超え、卒業時の1人当たり返済残高の平均は2万5300ドル。新卒者の6割が円換算で200万円の借金を背負ったまま社会人生活を始める事態となっている。

 08年の大統領選では、全米の18〜29歳の有権者約2400万人の66%がオバマ氏に投票し、当選の原動力となった。保守的で「共和党の牙城」といわれた南部バージニア州で民主党候補が44年ぶりに勝利を収めたのも、増加する高学歴の若者やヒスパニック系(中南米系)市民が原動力となってオバマ氏を支えたからだ。

 だが、若者を取り巻く厳しい経済情勢の中、4年前の「オバマブーム」の面影はない。選挙サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた10月4〜18日の同州での各種世論調査の平均支持率は両者48%と互角で、ロムニー氏が奪還する可能性も残る。【フェアファクス(米南部バージニア州)白戸圭一】

1465チバQ:2012/10/28(日) 23:20:17
http://www.cnn.co.jp/usa/35023640.html
激戦州オハイオ、ここが勝負の鍵を握るわけ 米大統領選
2012.10.28 Sun posted at 18:16 JST
(CNN) 11月6日投票の米大統領選が終盤に差し掛かるなか、民主党のオバマ大統領と共和党大統領候補のロムニー前マサチューセッツ州知事の両陣営は中西部オハイオ州でテレビ広告を流し支持を訴える電話をかけ、絶え間ない選挙戦を続けている。代議員18人を有するオハイオ州の重要性は誇張してもし過ぎることはない。なぜなら、1960年の大統領選以来、オハイオ州で勝った候補者が大統領に就任しているからだ。

オハイオ州立大のポール・ベック教授(政治学)は、投票を終えるまで選挙キャンペーンは続くと指摘。「どこで有権者をつかまえるかは問題ではなく、そのため、あらゆるところで選挙キャンペーンが行われている。州内を隅々まで周り、いたるところで広告を流している」と付け加えた。

この約1カ月間に、オバマ陣営は10回、ロムニー陣営は20回以上、オハイオ州を訪れている。両陣営がこれほど頻繁に遊説を行うのはオハイオ以外ではフロリダ州だけだ。

テレビ広告でも大金が投じられており、オバマ陣営は5700万ドル(約45億円)、ロムニー陣営は3400万ドル(約27億円)をつぎ込んでいる。ベック教授によれば、11月6日の投票当日まで主要なテレビ広告の枠は全て売り切れたという。

共和党顧問でCNNにも寄稿しているアレックス・カステラノス氏は、オハイオ州が雇用問題の中心地だとの見方を示す。

カステラノス氏は「オハイオ州は米国の無党派層の縮図だ」と指摘。レーガン元大統領を支持する民主党員や郊外に住む専業主婦、将来有望なラテン系などが住み、両陣営にとってますます重要なターゲットとなっている。

CNNの調査では、オハイオ州での支持率はオバマ大統領が50%、ロムニー氏が46%となっている。CNNのジョン・キング記者は「オハイオは非常に重要な州だ。オバマ大統領がわずかにリードしているが、ロムニー陣営からすれば並んでいるというところだろう」と指摘する。

批評家によれば、ロムニー氏はオハイオ州で勝利を収める必要がある。大統領選で勝つには過半数となる270人以上の代議員を獲得しなくてはならないが、オハイオ州を落としてロムニー氏が過半数を押えることは不可能とみられているからだ。

ロムニー陣営はまた、共和党の支持層が多いインディアナ、ノースカロライナ、バージニアの3州も重要視している。この3州とオハイオ州での勝利が、ロムニー氏にとっては必要不可欠となりそうだ。

一方、オバマ大統領は、ウィスコンシン、アイオワ、オハイオの3州を獲得することで再選を引き寄せることができそうだ。オバマ氏は前回2008年の大統領選では、共和党の大統領候補だったマケイン氏に52%対47%の得票で勝利している。

世論調査によれば、女性からの支持率はオバマ大統領が10%ポイント以上、ロムニー氏を引き離している。一方、男性からの支持率はわずかにロムニー氏が上だ。

かつてはオバマ大統領が10%ポイント以上のリードを誇っていたものの、1回目のテレビ討論会後にロムニー氏が差を縮めつつある。

1466チバQ:2012/10/28(日) 23:22:00
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/121028/mcb1210281601007-n1.htm
支持表明から撤退する地方紙も… 米大統領選、「マスコミの支持」の影響力 (1/3ページ)2012.10.28 16:00

 米大統領選の投票が11月6日に迫り、米国の新聞各紙は、民主党の現職、バラク・オバマ氏(51)か、共和党のミット・ロムニー氏(65)かの支持表明を始めた。接戦州では地方紙の影響力を無視できない。一方、インターネットなどで情報があふれ独自の判断材料がないとして、大統領候補の支持表明から撤退する地方紙も現れた。

 大統領選迫り表明相次ぐ

 米大統領に関するデータベース、アメリカン・プレジデンシー・プロジェクトによると、10月21日の段階で、平均部数で上位100の日刊紙のうち、ロサンゼルス・タイムズなど11紙がオバマ氏への支持(endorsement)を表明、ダラス・モーニング・ニューズなど10紙がロムニー氏への支持を表明した=表。

 ロムニー氏支持の10紙のうち、ヒューストン・クロニクルなど4紙が2008年、オバマ氏を支持していた。08年の選挙では、オバマ氏支持が65紙(1610万)、共和党候補のジョン・マケイン氏(76)支持が25紙(519万)だった。

 部数1位のウォールストリート・ジャーナル(212万)、2位のUSA TODAY(182万)は普通、支持を表明しない。

ユタ州で「反ロムニー」

 米国には民主党または共和党が伝統的に強い州のほか、勝ったり負けたりする州(swing states)がある。代表例がフロリダ州で、00年の大統領選では開票をめぐって最高裁まで争われ、勝利したジョージ・ブッシュ氏(66)が全米での勝者となった。そのフロリダ州のオーランド・センティネルはロムニー氏支持を表明した。

 《オバマ氏が次の4年間、経済、財政をうまく運営できるかどうか疑わしく、このため、ロムニー氏を支持する。ロムニー氏はビジネスで成功し、ソルトレークシティー冬季五輪をスキャンダルから救い、借り入れなし、増税なしでマサチューセッツ州の財政赤字を解消した》

 ロムニー氏は前マサチューセッツ州知事。ユタ州ソルトレークシティーに本部を置く末日聖徒イエス・キリスト教会(モルモン教)の信徒で、02年のソルトレークシティー冬季五輪では組織委員会会長として手腕を発揮した。ユタ州では勝利間違いなしとみられているが、州最大手のソルトレーク・トリビューンがオバマ氏を支持して話題になっている。

 《ロムニー氏は共和党の候補指名を獲得するため保守派にすり寄り、いまは中間層の代表のように振る舞っている。いったい彼は何者なのか》

撤退地方紙「独自の材料ない」

 テネシー州のノックスビル・ニューズ・センティネル(8万)は(10月)14日、大統領候補への支持表明を今後は行わないと発表した。

 《有権者は、インターネットやテレビの24時間ニュースなどによって、大統領選に関するさまざまな情報、意見を入手している。わたしたちにそれ以上の判断材料があるわけではない》

 将来、大統領候補がインタビューに応じるなら、それに基づいて支持、不支持を表明したいという。

 (編集委員 内畠嗣雅(うちはた・つぐまさ)/SANKEI EXPRESS)

1467チバQ:2012/10/28(日) 23:23:19
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012102802000120.html
米大統領選 オハイオ争奪戦 あと10日大接戦
2012年10月28日 朝刊

 【ワシントン=竹内洋一】米大統領選は十一月六日の投票まであと十日に迫った。民主党のオバマ大統領と共和党ロムニー候補は、がっぷり四つの大接戦を展開。激戦州の世論調査結果ではオバマ氏が鼻差でリードしているが、上り調子のロムニー氏が逆転することは十分可能な情勢だ。

 ニューヨーク・タイムズの分析によると、オバマ氏は東部や西部の各州で優位に立ち、選挙人計二百三十七人を固めた。南部や中西部ではロムニー氏が優勢で、選挙人計二百六人を確保。全米の選挙人五百三十八人の過半数二百七十人を争う選挙の行方は、八つの激戦州の勝敗にかかる。

 両陣営が特に重視するのは、八州の中でも選挙人数が多い上位三州、南部フロリダ(二十九人)、中西部オハイオ(十八人)、南部バージニア(十三人)だ。オバマ、ロムニー両氏がこれまでに行った集会の回数、両陣営がテレビ広告に投じた費用のトップ3は、いずれもこの三州だ。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計した世論調査の平均値では、オバマ氏がオハイオなど五州でわずかにリード。ロムニー氏はフロリダ、バージニアなど三州で僅差の優位に立つ。この情勢がそのまま選挙結果に反映されると仮定すれば、オバマ氏が選挙人二百八十一人で逃げ切る。

 ただ、各州での支持率の差はいずれも3ポイント未満。ロムニー氏がオハイオ州で逆転すれば、選挙人総数は二百七十五に達して勝者が入れ替わる。

 ワシントン・ポスト(電子版)が二十六日に報じた全米世論調査では、ロムニー氏の支持率は49%で、1ポイント差でオバマ氏をリードしている。ロムニー氏が勢いに乗ってオハイオ州を奪うか、オバマ氏が守り切るかが、勝敗を左右することになる。

◆選挙人同数の事態も
 【ワシントン=竹内洋一】米大統領選に絡み、米メディアでは、オバマ氏とロムニー氏の両候補が獲得する選挙人が二百六十九人の同数になる可能性も取り沙汰されている。この場合、次期大統領はすぐに決まらず、来年一月に下院が大統領を、上院が副大統領を投票で選出する。

 大統領選と同じ十一月六日に行われる議会選挙を経ても、共和党が下院、民主党が上院の多数を握る状況は変わらないと予想されている。このため、選挙人が同数の場合、共和党のロムニー氏が大統領になり、民主党のバイデン副大統領がそのまま再選される事態が予想される。可能性は低いが、選挙人が同数になれば、一八〇〇年以来二度目となる。

1468チバQ:2012/10/28(日) 23:25:03
http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/221027008.html
接戦続く米大統領選 勝負は“内助の功”(10/27 11:51)

 アメリカ大統領選挙は大接戦が続くなか、オバマ陣営は、大統領に代わってミシェル夫人が激戦州に乗り込んで支持を訴えました。

 オバマ大統領夫人・ミシェルさん:「私たちの大統領は、教師や消防士に高い税金は払わせない。そういう人なんです」
 終日、ワシントンで仕事をしていたオバマ大統領に代わり、支持率の高いミシェル夫人が西部の激戦州・ネバダで演説しました。遊説の目的は、期日前投票を呼びかけて投票率を上げ、無党派層の票を取り込むことです。
 オバマ大統領夫人・ミシェルさん :「5人、6人、7人、10人の人を連れて投票に行って下さい。それが(勝利の)プランなの」
 一方、ロムニー陣営も、人気の高いアン夫人がフロリダやバージニアなどの激戦州を回りました。投票まで10日余り、支持率が拮抗(きっこう)する両陣営は「内助の功」に期待を寄せています。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2012

1470チバQ:2012/10/28(日) 23:35:23
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/331071
【米大統領選2012年】ロムニー氏衰えぬ勢い 各社世論調査でリード
2012年10月27日 00:21 カテゴリー:アジア・世界

米オハイオ州シンシナティで支持者と握手する共和党候補のロムニー氏(右)=25日(AP) 【ワシントン宮崎昌治】11月6日の投開票が迫る米大統領選で、3度の討論会を経て接戦に持ち込んだ共和党候補ロムニー氏の勢いが衰えない。米紙ワシントン・ポストが25日発表した全米の世論調査で民主党候補のオバマ大統領を3ポイントリードし、ギャラップ社やAP通信の調査でも2〜3ポイントリードした。

 選挙戦が最終局面に入り、ポスト紙は連日の世論調査を実施。22日から結果を発表し、同日はロムニー氏とオバマ氏の支持率が48%対49%だったが、23〜24日は49%対48%とロムニー氏が逆転。25日は50%対47%と差が広がった。

 ギャラップ社とラスムセン社の連続世論調査も25日はロムニー氏が3ポイントリード。AP通信の調査でも同氏が2ポイントリードした。オバマ氏が優勢勝ちした22日の最終討論会後も、ロムニー氏の勢いが続いていることを裏付けた。

 ポスト紙の調査によると、ロムニー氏は「経済運営への期待」で52%の支持を集め、オバマ氏の43%を大きくリード。無党派層の支持も19ポイント上回った。また、AP通信によると、女性の支持も9月はオバマ氏に16ポイント離されていたが、今回は47%で同率。3日の第1回討論会でロムニー氏が安定した姿を見せたことで、無党派層や女性が同氏支持に流れ、勢いを後押ししている構図だ。

 各種世論調査によると、選挙の勝敗を左右する接戦州のうち最重要のフロリダ、バージニアではロムニー氏がやや優勢。オハイオはオバマ氏がやや優勢で、この3州の行方が決定的に重要となっている。

 ロムニー氏にとって、インディアナ州の共和党上院議員候補による女性蔑視の失言が懸念材料だが、勝機を見いだした陣営は求心力を高めている。同氏は25日、オハイオ州で「オバマ氏は現状維持派で、私こそが大きな変革をもたらす」と強調した。

 一方、オバマ陣営は無党派層の関心が高い財政赤字削減と、選挙戦の鍵を握るヒスパニック(中南米系)の取り込みを狙った移民政策に重点を絞り、ロムニー氏に傾く流れを引き戻そうと必死だ。オバマ氏は24日からの2日間、大統領専用機に寝泊まりしながら接戦州を中心に8州で選挙運動を実施。「米国を前に進め続けるために、あなたの1票が必要だ」と懸命に訴えた。

=2012/10/27付 西日本新聞朝刊=

1471チバQ:2012/10/29(月) 22:27:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121029-00000060-mai-int
<米大統領選>選挙人数、オバマ氏優勢…投開票まで1週間
毎日新聞 10月29日(月)20時6分配信

 【ワシントン古本陽荘】11月6日投開票の米大統領選まで1週間となった。第1回テレビ討論会(10月3日)の後、勢いに乗る共和党のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)が全国的な支持率では若干リードする一方、再選を目指す民主党のバラク・オバマ大統領(51)は勝敗を決める激戦州では優勢を保っている。
 ◇ロムニー氏、支持率リード

 両陣営による、投票先を決めていない有権者の支持獲得争いは激しさを増しているが、オバマ大統領は白人、ロムニー氏は女性とヒスパニック(中南米)系への浸透が喫緊の課題となっている。

 ワシントン・ポスト紙などによる世論調査(24〜27日実施)では、投票先をロムニー氏と回答した有権者は49%で、オバマ大統領の48%をわずかに上回った。第1回討論会でオバマ大統領を圧倒して以降、大半の世論調査でロムニー氏は若干のリードを保っている。

 ただ、大統領選の仕組みは、州単位で選ばれる選挙人の獲得数を競う形式。過半数の270人を獲得した候補が勝者となる。そのため、実際には両党の勢力が拮抗(きっこう)する激戦州の結果が勝敗を決めてしまう。

 激戦州は、選挙調査機関「クック・ポリティカル・リポート」の分析では、フロリダ州など7州で、選挙人の合計は89人。

 政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の支持率の平均調査では、激戦7州のうちコロラド州(選挙人9人)、バージニア州(13人)はまったくの互角。最大のフロリダ州(29人)ではロムニー氏がリードしているものの、オハイオ州など他の4州(計38人)ではオバマ大統領が僅かに上回っている。

 「クック」の分析では、激戦州以外では、オバマ大統領が優勢な州の選挙人は計243人、ロムニー氏は206人で、情勢が現在のままならば、オバマ大統領が再選に必要な270人を上回る選挙人を獲得する。

 オバマ大統領が得票数では下回るが、選挙人の数で上回り再選する可能性がある。その場合は、「信任を得た」と主張しにくくなり、大統領の指導力に影響が出る可能性が高い。同様のケースは、米政治史上、ブッシュ前大統領が当選した00年など4回ある。

 激戦州は僅差となるのは必至で、両陣営とも「苦手分野」の克服で支持の拡大を目指している。

 ポスト紙などの調査では、男性有権者のオバマ大統領支持は43%、ロムニー氏支持は53%。女性は大統領支持が52%、ロムニー氏が45%と、明確な男女差がある。人種別では、白人のオバマ大統領支持は40%で、ロムニー氏の57%を大きく下回った。08年大統領選の出口調査では、白人有権者のオバマ大統領支持は43%で、4年前よりも支持を減らしている。

 一方、黒人のオバマ大統領支持は95%、また、ヒスパニックも、08年出口調査より2ポイント多い、69%と高率だった。

1472チバQ:2012/10/29(月) 22:28:30
http://mainichi.jp/select/news/20121027k0000m030086000c.html
米大統領選:鍵握る中南米移民…フロリダ州、大票田で火花
毎日新聞 2012年10月26日 22時00分(最終更新 10月26日 22時52分)


大統領選テレビ討論会でオバマ氏支持を叫ぶ中南米系の大学生ら=米フロリダ州マイアミで2012年10月22日、堀山明子撮影
拡大写真 米大統領選(11月6日投開票)に向けた民主党のオバマ大統領(51)と共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事(65)の戦いは、接戦のまま終盤を迎えた。10州足らずの激戦州のうち選挙人が29人と最も多い南部フロリダ州では、中南米(ヒスパニック)系移民が選挙戦の鍵を握る。共和党支持のキューバ系が集中して住む「反共の牙城」マイアミでも、スペイン語交じりで激戦が続いている。【マイアミ(米南部フロリダ州)で堀山明子】

 「リトル・ハバナ」と呼ばれるキューバ系コミュニティーに近いマイアミ中心部の劇場に、市民が続々と詰めかけた。外交問題をテーマにした大統領選の第3回テレビ討論会が行われた22日夜、大型画面で討論会を一緒に見ようと、オバマ陣営が中南米系市民に呼びかけたイベントだ。劇場にはスペイン語で「我々は一つ」とポスターが張られていた。

 「私は女性の権利を認めるよう、いつも改革を促している」。オバマ大統領が女性の権利を抑圧する政策をとるアラブ諸国に対する外交指針を示すと、会場から拍手が湧き起こった。

 参加者約500人の半数は20、30代。人権問題に敏感に反応する。「ロムニーは内政でも外交でも、女性の権利に関心がなさすぎる」。ボリビア移民2世の女子大生、メリスデス・オーティスさん(18)は討論会後、ロムニー氏への不信感を示した。

 1959年のキューバ革命を逃れて米国に移住したキューバ系は反共色が強い。共和党の牙城とされてきたキューバ系移民社会では世代交代に伴い変動が起きている。

 討論会に先立って、この劇場で行われた演説会では、同性愛者の権利擁護を訴えるキューバ系2世の男性が「自由を守れ」とアピールした。民主党支持のキューバ系を弁士に立てて、共和党の切り崩しを図る戦略だ。

 民主党マイアミ支部でキューバ系のまとめ役のヘクター・カルバロさん(69)は「2世は親世代より国際的でリベラル。他の中南米系と意識は変わらない」と話す。米国生まれの若者に配慮し、司会者は英語で進行した。

 ◇支持率、ほぼ横並び
 一方、ロムニー陣営は討論会当日の22日昼、マイアミ郊外の商店街で中南米系支持者向けの集会を開いた。

 副大統領候補と目されたこともある同州選出の共和党のマルコ・ルビオ上院議員(41)は、中高年を中心に集まった約150人を前に熱弁を振るった。「今日の討論会を聞けば、今後4年を任せられるのはロムニー氏だけと分かるはずだ」

 ルビオ氏はマイアミ生まれのキューバ系2世。中南米系政治家は民主党が多い中、保守系移民を束ねる若手ホープだ。ロムニー陣営の移民政策のブレーンも務める。

 集会では司会も演説もほとんどがスペイン語。英語は時折、スローガンが連呼される程度だ。参加者は移民1世が多く、英語が不自由な人もいるためとみられる。68年に移住したホセ・グティエレスさん(91)は「共産党にNOと言おう」と書かれたプラカードを手に参加。「反共が国是だった米国は、オバマ政権で左翼化した」と危機感を訴えた。

 最近の世論調査によると、フロリダ州で両者の支持率は47%前後でほぼ横並び。有権者登録者は白人67.5%に対し中南米系は13.5%と少数だが、接戦では鍵を握る。

 世論調査機関ピュー・リサーチ・センターによると、フロリダで中南米系移民の割合は、キューバ系32%、米自治領プエルトリコ系28%が2大勢力で、民主党支持者が多いといわれるメキシコ系は第3位の9%にとどまる。逆に全米レベルではメキシコ系が59%を占め、プエルトリコ系14%に続き、キューバ系は5%。全米ではキューバ系の発言力が小さいが、フロリダでは力関係が逆転する。

 フロリダ国際大学が中南米系有権者を対象に10月に実施した世論調査によると、オバマ氏が支持率51%で、44%のロムニー氏をリード。その内訳は、キューバ系の60%がロムニー氏支持なのに対し、プエルトリコ系は67%、メキシコ系など他の中南米系も60%以上がオバマ氏支持だ。

1473チバQ:2012/10/29(月) 22:44:09
http://www.asahi.com/international/reuters/RTR201210290135.html
米大統領選、オバマ・ロムニー両陣営が弁護士確保2012年10月29日

 [ワシントン 27日 ロイター] 接戦が見込まれる11月6日の米大統領選挙を控え、オバマ・ロムニー両陣営は、選挙の翌日から始まる可能性のある法廷闘争に備え、弁護士を確保している。

 共和党のロムニー陣営は、2000年と2004年のブッシュ前大統領の選挙戦で弁護士を務めたベンジャミン・ギンズバーグ氏が担当。

 民主党の現職オバマ大統領の陣営は、元ホワイトハウス法律顧問のロバート・バウアー氏に依頼した。

 両氏は数十年にわたって、選挙活動や票の再集計、選挙に関する法廷闘争などについて党派的な助言を行ってきた。

 オバマ大統領とロムニー候補の支持率は拮抗(きっこう)しており、今年の大統領選は接戦が見込まれている。

 最も可能性の高いシナリオは、選挙当日夜か翌朝に明確な勝者が判明するというものだが、接戦で、はっきりしない複雑なシナリオも予想される。

 2000年の大統領選は、候補だったブッシュ氏とゴア氏の接戦で結果が最高裁にまで持ち込まれ、確定するまで1カ月もかかった。

1474チバQ:2012/10/29(月) 22:49:24
>>1467
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012102900660
選挙人互角なら下院決選=正副大統領に「ねじれ」も−米
 【ワシントン時事】米大統領選は民主党のオバマ大統領と共和党のロムニー候補が激しく競り、勝敗は予断を許さない。州ごとに配分された選挙人は計538人と偶数のため、両者が269人ずつ獲得する「引き分け」も想定される。この場合、来年早々に招集される新連邦議会での決選投票に持ち込まれ、正副大統領が別々の党となる珍事も起こり得る。
 米メディアの分析によると、現時点で大統領は237人、ロムニー氏は206人の選挙人を確保できたもよう。残りは95人だが、大統領がオハイオ(18人)、ウィスコンシン(10人)、ニューハンプシャー(4人)の3州を押さえるなど、両者が同数になるケースは何通りか考えられる。
 米国憲法によると、選挙人の過半数を獲得した候補がいない場合、大統領は下院に、副大統領は上院にそれぞれ決定権が移る。
 下院は州ごとの議員団が1票を行使すると規定されており、過半数は26。現在、下院は共和党が多数を占め、同党の意向が通る州は30以上だ。
 大統領選と同時実施の下院選でも、共和党は現有勢力をそう減らさないとの予測が一般的。3分の2とされる定足数を満たせば、下院でロムニー氏が新大統領に選出されることになる。
 一方、上院は1人1票。現有53議席の民主党が何とか過半数を維持するとみられており、バイデン副大統領が再選される可能性が濃厚と言える。
 民主党議員の何人かが「良識」を働かせて棄権し、共和党のライアン副大統領候補の当選に道を開くシナリオもあり得るが、論理的には「ロムニー大統領・バイデン副大統領」のコンビが誕生しかねない。(2012/10/29-17:13)

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1475チバQ:2012/10/30(火) 00:15:44
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121029/amr12102923270004-n1.htm
迫るハリケーン、勝敗左右? オバマ氏、遊説中止し陣頭指揮
2012.10.29 23:24 (1/2ページ)

重点州での遊説を急遽取りやめて連邦緊急事態管理局(FEMA)本部に入り、ハリケーン「サンディ」についての説明を受けるバラク・オバマ大統領(中央)。対応を誤れば、大統領選の勝利もおぼつかなくなる=28日、ワシントン(ロイター)
 【ニューヨーク=黒沢潤】カリブ海諸国で猛威を振るった後、米東部沿岸を北上しているハリケーン「サンディ」が11月6日の米大統領選に影響を及ぼしかねない勢いだ。ハリケーン対策の初動が遅れた場合、政権としての危機管理能力が問われかねないだけに、オバマ大統領は29、30両日の遊説を急きょ中止し、対策に全力を注ぐ構えをみせている。一方、ハリケーンは期日前投票にも影響を与えるとみられ、同投票を重視するオバマ陣営には頭の痛い日が続きそうだ。

 カリブ海諸国で65人の死者を出したサンディの米本土上陸を控え、ニュージャージー州のほか、メリーランド、コネティカット州などでも非常事態宣言が発令された。

 共和党のロムニー候補も28日に激戦州のバージニア州で行う予定だった選挙運動を中止した。米メディアによると、同州も被害を受ける可能性があるという。

 ハリケーン「カトリーナ」が2005年に米南部を直撃した際、当時のブッシュ政権は初動の遅れを批判されて支持率を大きく落とし、政権失速の契機となった。

 オバマ大統領も10年4月、米メキシコ湾で起きた原油流出事故への対応の遅れを批判されただけに、今月29、30の両日、バージニアなどの激戦州で予定していた遊説を急きょ中止し、28日にワシントンの連邦緊急事態管理庁(FEMA)を訪問、被害阻止に全力を挙げる姿勢をアピールした。

 一方、オバマ陣営はハリケーン直撃によって期日前投票の出足が鈍ることを強く懸念している。

 08年大統領選で勝利の原動力となった若者層や黒人らに対し、積極投票を呼び掛けているだけに、被災により投票率が低下した場合、戦況は不利になりかねない。

1476チバQ:2012/10/31(水) 01:29:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121030-00000083-mai-int
<米大統領選>オハイオ 揺れる製造業の州
毎日新聞 10月30日(火)21時49分配信


拡大写真
再オープンを待つ米オハイオ州ロレインの壁材工場=平地修撮影

 民主党のオバマ大統領と共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事の両大統領選候補がオハイオ州入りした選挙戦最終盤の25日。ロレイン市内の荒涼とした風景が広がる空き工場に足を運ぶ男性の姿があった。
 住宅用の壁材を生産していたが、住宅バブル崩壊のあおりを受けて08年に閉鎖。ロムニー氏は今年4月、ほこりまみれの工場内に「オバマは働いていない」と記した垂れ幕を掲げ、支援者を前に「大統領の失政でこの工場はいまだに再開できずにいる」と指弾。それから半年。工場には再稼働の話が持ち上がっている。

 元従業員のデビッド・ビートラーさん(55)はこの日、ビジネス拡大のために工場を借り受けてもいいという会社社長を案内している最中だった。「ここの経済を良くしたい。ここを出て行った仲間で新しい仕事を得たのはわずか。彼らが戻ってこられるといいのだが」。ビートラーさんは工場再開に強い期待を寄せる。

 大統領選の最大の争点は経済と雇用。オハイオ州は自動車や鉄鋼など多くの製造業の工場を抱える。生産拠点の海外移転などによる製造業衰退に加え、08年のリーマン・ショックで大打撃を受けたが、光明が見え始めた。09年4月から10%突破が続いた失業率は、今年9月に7.0%と全国平均(7.8%)を下回った。

 けん引役の一つが同州に生産拠点を構えるゼネラル・モーターズ(GM)やクライスラーなど自動車産業だ。

 「どん底の気分だった」。東部ローズタウンのGM工場に勤務するタミー・ダギーさん(44)は振り返る。GMは09年6月に経営破綻し、政府に実質国有化される。ダギーさんはその半年前に解雇された。夫は体調を崩して建設業の仕事を休んでいた。10歳前後の3人の娘と住宅ローンを抱え、失業保険などで食いつないだ。

 GMはオバマ政権下で全面的支援を受けて復活の途上にある。工場は再び生産を拡大し、ダギーさんも09年9月に復帰。生産休止に追い込まれた工場は現在5000人近い従業員を抱え、GMは生産を拡大する予定だ。

 「オバマが大統領じゃなかったら、私は今ここにいなかった」とダギーさん。「私は自動車産業を復活させた」と実績を自負するオバマ氏は25日に同州クリーブランドでの演説で「ロムニー氏は自動車産業を崩壊の縁に追いやろうとした」と、GMなどへの支援に否定的な姿勢を示していたロムニー氏を非難した。

 しかし、同州の製造業衰退の傷痕は深い。同州マンスフィールド市近郊にはGMが破綻後に閉鎖した工場が廃虚のように広がり、廃屋が軒を並べる。復活を果たしつつあるローズタウンの工場とは明暗を分ける。

 空き家を補修していたジェフ・スミスバーターさん(46)は「工場は閉まり、多くの人が職を失い街を出ていった。低賃金で医療保険にも入れない。だれでもいいから仕事を、保険を与えてくれ」と悲痛な叫びをあげる。

 「経済の停滞はオバマ政権の失政のせいだ」。企業経営に成功し経済運営に自信を見せるロムニー氏は主張する。だが、ビートラーさんは言う。「大統領はうまく仕事をできないことがわかり、金持ちの対抗馬は信用ができない」。不信の矛先は両候補に向かう。「経済が良くなったといっても、ごくわずか。かつては製鉄などでにぎわったこの街は、今ではあちこちがゴーストタウンのようだ。以前のようには戻らないだろう」【ロレイン(米中西部オハイオ州)などで平地修】

1477チバQ:2012/10/31(水) 21:53:38
>>1467>>1476
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/331664
【米大統領選2012年】オハイオ勝敗の鍵 投開票まで1週間
2012年10月31日 00:21 カテゴリー:アジア・世界
 【ワシントン宮崎昌治】米大統領選は、11月6日の投開票が1週間後に迫った。最終局面に入っても民主党のオバマ大統領と共和党のロムニー氏が横一線の戦いを続けている。ただ、実際の勝敗を決める大統領選挙人の獲得でオバマ氏は243人を固め、ロムニー氏の206人を上回る。オバマ氏がやや優勢だが、接戦州の結果次第でロムニー氏の逆転は十分可能な情勢。接戦の鍵を握るのは中西部オハイオ州だ。

 米紙ニューヨーク・タイムズの分析では、オバマ氏は接戦州だったネバダ(選挙人6)を優勢に持ち込み、19州と首都ワシントンで243人を固めた。一方、ロムニー氏も接戦州だったノースカロライナ(同15)をほぼ固め、24州で206人の獲得を確実にした。

 残る接戦州はコロラド(9)、アイオワ(6)、オハイオ(18)、ウィスコンシン(10)、フロリダ(29)、バージニア(13)、ニューハンプシャー(4)の7州で選挙人は計89人。過半数の270人までオバマ氏は27人、ロムニー氏は64人を上積みする必要がある。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による接戦州の支持率平均値によると、オバマ氏はアイオワ、オハイオ、ウィスコンシン、ニューハンプシャーの4州で僅差ながらリード。このうちオハイオとウィスコンシン両州で勝てば過半数に達し、再選を確実にする。

 一方、ロムニー氏は大票田のフロリダ州でわずかに優勢だが、同州とバージニア、コロラドの3州で勝っても選挙人の上積みは計51人で、過半数に13人足りない。オバマ氏を一気に逆転するには18人の選挙人がいるオハイオ州での勝利が不可欠。逆にオバマ氏にとってもオハイオを落とせば過半数到達は難しくなる。オハイオを制する者が選挙戦を制する、といえる情勢だ。

 全米支持率ではロムニー氏がわずかながら逆転したが、接戦州をみれば、なお鼻差でリードするオバマ氏をロムニー氏が猛追する構図。接戦州はいずれも1〜2ポイントしか差がなく、終盤でのロムニー氏の追い上げムードを考慮に入れれば全くの互角といえる。両陣営ともオハイオ州を主戦場に最後の追い込みに懸命だ。

■大統領選挙人

 米大統領選は、人口に応じて全米50州と首都ワシントンに割り当てられた大統領選挙人の獲得数を競い合う仕組み。選挙人の総数は538人で、過半数の270人に達した候補者が当選する。州ごとに有権者が投票し、原則として勝った方が選挙人を総取りする。

=2012/10/31付 西日本新聞朝刊=

1478チバQ:2012/10/31(水) 21:54:12
http://www.asahi.com/international/reuters/RTR201210310066.html
米大統領選、激戦州オハイオでは120万人超が期日前投票2012年10月31日

10月30日、米大統領選の勝敗を左右する可能性がある重要州の1つであるオハイオ州では、これまでに120万人以上が期日前投票を行ったことが明らかになった。写真は同州コロンバスで期日前投票を行う人たち(2012年 ロイター/Eric Thayer)
 [ワシントン 30日 ロイター] 米大統領選の勝敗を左右する可能性がある重要州の1つであるオハイオ州では、これまでに120万人以上が期日前投票を行ったことが明らかになった。

 オハイオ州当局が発表した最新の期日前投票状況によると、今月26日時点で126万人の有権者が、郵便による不在者投票制度を利用するか事前に直接投票所に出向く形で、既に票を投じた。これは、前回2008年の大統領選挙で投票を行った同州有権者の約22%に相当する。

 ハステド州務長官は、期日前投票のペースは投票日が近付くにつれて勢いが増していると説明。

 州当局では、今回の選挙では事前に投票するための用紙を132万人に発送しており、このうちまだ票を投じていない有権者は約6万4000人に上ると明らかにした。

 オハイオ州では今回、全ての登録有権者に不在者投票の申込用紙を送付し、本人からの希望を受けて投票用紙を発行するシステムを採用。いったん不在者投票を申し込んだ有権者は必ずその用紙を使って投票する決まりとなっており、本人が万一11月6日に投票所を訪れて投票を希望した場合には条件付きの票しか与えられない。

1479チバQ:2012/10/31(水) 21:54:48
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012103102000103.html
ハリケーン「休戦」 米大統領選 「非常時の指導者」前面
2012年10月31日 朝刊

 【ワシントン=竹内洋一】米国の北東部を襲った巨大ハリケーン「サンディ」は温帯低気圧に変わったものの、一週間後(十一月六日)に迫った大統領選に大きな影響を与えている。

 オバマ大統領(51)と共和党のロムニー候補(65)は二十九日に予定された遊説をほぼ中止。三十日も激戦州などでの選挙イベントを見送り、休戦状態を余儀なくされた。

 緊急対策会議などを開いて被災地への対応に追われる大統領にとっては、有権者に対して強い指導者を印象付ける絶好の機会だ。しかし、二〇〇五年にルイジアナ州に上陸し、約千三百人の犠牲者を出したハリケーン「カトリーナ」の教訓も。非難を浴びたブッシュ前大統領のような不手際は許されず、オバマ大統領には迅速かつ慎重な対応が求められている。

 前回は期日前投票の貢献もあって当選したオバマ大統領。サンディの直撃を受けた激戦州の一部では交通機関の混乱や停電のため投票が中止され、痛手は大きい。しかし、大統領は「今は選挙戦のことではなく、人命を守ることを最優先する」と述べ、非常時の指導者として振る舞う。

 一方、ロムニー候補も二十九、三十の両日に予定された遊説などを中止。オハイオ、バージニアなどの各州では「被災者に支援を」と訴えて募金活動を展開する。また、遊説用の大型バスを救援物資の輸送に転用するなど被災者支援に全力を挙げる姿をアピール。

 一週間後に迫った大統領。米紙ワシントン・ポストなどの最新世論調査では両候補の支持率が49%で並び、最終盤に突入した。

1480チバQ:2012/10/31(水) 21:56:20
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121031-00000083-mai-int
<米大統領選>災害対策に積極姿勢 指導力VS被災者支援
毎日新聞 10月31日(水)20時55分配信

 【ワシントン古本陽荘】米東部を中心に強風や洪水で大きな被害を出した温帯低気圧「サンディ」をめぐり、米大統領選(11月6日投開票)の両候補が、災害対策への積極姿勢をアピールするイメージ戦を繰り広げている。民主党のバラク・オバマ大統領(51)は選挙直前にもかかわらず丸3日間、選挙戦から離脱する予定で、現職大統領としての危機管理面での指導力を売り込んでいる。対する共和党の大統領候補、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)も、被災者支援のための集会を開き、大統領に対抗した。
 オバマ大統領は10月30日、ホワイトハウスの危機管理室で被害状況の報告を受け、ビデオ回線で関係閣僚と対応を協議した。その後、ワシントン市内にある米国赤十字本部に出向き、約10分間にわたり、カメラの前で被災者らに「皆さんが元の生活に戻るまで我々はできる限りのことを尽くしていくつもりだ」と語りかけた。

 大統領は31日も選挙戦には戻らず、甚大な被害が出ている東部ニュージャージー州の被災現場を視察し、住民の要望などを直接聞く予定だ。

 「戦線離脱」に関しては、激戦州では懸念の声もある。だが、全国的な支持率でロムニー氏に若干のリードを許しているなか、「危機に強い大統領」として国民に印象付けることで、支持率の浮揚を目指す狙いがあるのは確実だ。

 その選挙戦術に予想外の「援軍」も登場した。ニュージャージー州のクリスティー知事(共和)が30日、テレビ番組に相次いで出演し「大統領は全面的に協力してくれている。称賛に値する」とオバマ政権の災害対応を繰り返し絶賛したのだ。

 クリスティー知事は、共和党の副大統領候補にも名前の挙がったロムニー氏の側近の一人。ロムニー氏の選挙応援にも頻繁にかけつけ、オバマ大統領を激しく批判してきただけに、オバマ政権への称賛は大きな波紋となって広がっている。

 一方のロムニー氏は「災害時にかこつけて支持拡大を狙っている」との批判を受けないよう最大限に配慮。考え付いたのが、激戦州の中西部オハイオ州での被災者支援集会だった。

 大統領選のためではなく、被災者のための集会と銘打ち、支持者らに食料や生活必需品などの救援物資を持参するよう呼びかけた。

 集会では選挙戦には言及せず、「困った人を助けるのが米国人の精神だ。支援に感謝する」などと語り、支援物資の搬送を自ら手伝う様子などを報道陣に公開した。

 ロムニー氏は31日、激戦州の南部フロリダ州で選挙運動を再開する。

1481チバQ:2012/10/31(水) 21:58:25
>>1460-1461
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121031-00000081-jij-int
米新聞界も支持拮抗=ロムニー氏へ「転向」続出―大統領選
時事通信 10月31日(水)15時2分配信

 【ワシントン時事】オバマ米大統領とロムニー共和党候補が激しく競り合う11月6日の大統領選をめぐり、米国の新聞界も支持する先が拮抗(きっこう)している。前回は大多数がオバマ氏を支持。ところが今回、景気回復の遅れなどを反映し、ロムニー氏に「転向」した新聞が続出した。
 発行部数の全米上位100紙を対象にしたカリフォルニア大学サンタバーバラ校の集計によると、30日現在で大統領支持を決めたのは、ニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストなど有力紙を含む34紙、ロムニー氏支持は28紙。9紙はどちらの候補も推さないと表明した。
 米国では通例、投票日に先立ち多くの新聞が態度を明らかにする。前回は最終的に65紙がオバマ氏支持を打ち出し、共和党のマケイン上院議員を推した25紙を大きく上回った。

1482チバQ:2012/10/31(水) 21:59:02
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121031/amr12103120540005-n1.htm
暴風雨の直撃、両陣営に影響
2012.10.31 20:53 (1/2ページ)

米ニュージャージー州で10月30日、暴風雨の被害で水没したタクシーの駐車場(AP)
 【ニューヨーク=黒沢潤】米東部を直撃し、死者が少なくとも50人に達した暴風雨が6日の米大統領選にどんな影響を及ぼすのか。被災地対策に奔走するオバマ大統領にこれまで目立った批判は起きていないものの、大統領は先月29、30の両日に続き31日も遊説中止を余儀なくされた。一方、ロムニー前マサチューセッツ州知事は選挙戦を左右する激戦州に入り、着実に足場を固めつつある。

 オバマ大統領は30日、首都ワシントンの赤十字事務所を訪れ、「(被災者への)最も重要なメッセージは『米国はあなたとともにある』ということだ」と訴えるとともに、「(非効率の)官僚主義的な対応は一切排除する」と強調した。

 大統領は28日、ワシントンの連邦緊急事態管理庁(FEMA)をいち早く訪れ、万全の措置を講じると宣言するなど、被災地対策で迅速な動きを見せている。これに対し、ロムニー氏の盟友であるニュージャージー州のクリスティ知事から「連邦政府の対応は素晴らしい。大統領の行動は称賛に値する」との声も出ている。大統領は31日、同州の被災地を視察する。

 同知事の発言は、オバマ氏にとって予想外の“援護射撃”にはなっているものの、被災地対策でわずかな落ち度があっても、支持率でロムニー氏と拮(きっ)抗(こう)する選挙情勢に悪影響を与えかねない。

 オバマ氏は、大統領選で激戦が予想されるオハイオなど3州を遊説する予定だった30日に続き、31日も遊説を中止した。オバマ陣営では最終盤の日程変更を余儀なくされている。

 一方、ロムニー氏は29日、1州での活動は中止したものの、オハイオなど2州で遊説した。30日はオハイオ州での政治集会開催は取りやめたが、被災地支援の行事を催し、自分の生い立ちや家族生活をしっかりビデオで“宣伝”した。ロムニー氏は31日、オバマ氏が被災地対策に忙殺される中、オハイオと並ぶ激戦州のフロリダ州に入る予定だ。

 懸念されるのは、激戦州での期日前投票や6日の投票への影響だが、米紙ワシントン・ポスト(電子版)は31日、「極めて重要なオハイオ州での期日前投票には重大な影響を与えてはいないようだ」と指摘する。

1483チバQ:2012/10/31(水) 22:07:13
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012103100667
米失業率、予定通り発表へ=大統領選控え、異例の注目
 【ワシントン時事】11月6日の米大統領選挙の行方を左右しかねないとして異例の注目を浴びる米雇用統計は、予定通り2日に発表される見通しだ。米東部を襲ったハリケーン「サンディ」の影響で発表遅延が懸念されたが、米労働省は声明などで「予定通りの発表を目指す」と再三強調。最新の失業率が、オバマ、ロムニー両氏の大接戦に大きな影響を及ぼしそうだ。
 労働省はサンディ襲来で、29、30両日とも臨時休業。市場では発表遅延を警戒する声も出た。しかし、同省のフィリチオ報道官は29日に「2日に確実に発表できるよう努力している」との声明を発表。30日も、CBSテレビが「同省幹部が発表遅延はないと語った」と報じた。(2012/10/31-16:47)

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1484チバQ:2012/10/31(水) 22:09:10
http://www.afpbb.com/article/politics/2909828/9758551?ctm_campaign=txt_topics
米大統領選の行方を決定付けるか?州政策めぐる「抱き合わせ投票」
2012年10月31日 11:27 発信地:シカゴ/米国

【10月31日 AFP】米大統領選が行われる11月6日に米国の有権者たちが決断すべきことは、次期大統領の選択だけではない。大麻の合法化や同性婚の是非など、27州で州政策をめぐる計172件の住民投票が行われる。

 こうした住民投票の多くには、大統領選の投票率アップや、平凡な政治課題に興味を示さない有権者の関心を買おうの狙いがある。しかし、この「抱き合わせ投票」が、民主党のバラク・オバマ(Barack Obama)現大統領と共和党のミット・ロムニー(Mitt Romney)候補が繰り広げる接戦の行方を左右する可能性がある。

 全米州議会議員連盟(National Conference of State Legislatures、NCSL)のジェニー・ドレージ・バウザー(Jennie Drage Bowser)氏によると、住民投票の実施によって大統領選の投票率は「何パーセントか」上がる。ただし「保守的な法案を抱き合わせれば保守派支持層の投票率が上がるのか、またリベラルな法案によってリベラル派支持層の投票率が上がるのかは定かでない」という。「とにかく投票に行こうとする人は増える」

 激戦州の1つフロリダ(Florida)州では、2000年の大統領選で共和党のジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)氏が民主党のアル・ゴア(Al Gore)副大統領(当時)に僅差で競り勝ち、ホワイトハウスへの切符を確実なものにした。同州では今回、中絶に対する公的支出の禁止や、オバマ政権が推進する医療保険制度改革(通称オバマケア)を骨抜きにする法案など、保守派有権者の関心を引く住民投票が多い。

 オバマケアを阻む法案はフロリダの他、やはり激戦州のミズーリ(Missouri)など他4州でも検討中だ。

 一方、同じく激戦州のコロラド(Colorado)州では、前回大統領選でオバマ氏に勝利をもたらした若年層が、今回は大麻の合法化法案によって投票所に足を運びそうだ。世論調査によればこの法案は可決される可能性が高い。

 またミシガン(Michigan)州では、団体交渉権を州法で認める法案が住民投票にかけられ、民主党を支持する傾向の強い労働組合員の動員が見込まれる。
 
 逆に、労組の政治活動を制限する法案について民意を測るのはカリフォルニア(California)州だ。同州では他にも、遺伝子組み換え(GM)食品の表示義務化、学校と救急サービス運営のための増税案、死刑廃止法案など11法案が住民投票にかけられる。

 そうしたさまざまな住民投票の中で最大の注目を集めているのは、バウザー氏によると同性婚に関する投票だ。

 メーン(Maine)州では3年前、同性婚を認める法案が州議会を通過した後に住民投票で6%差で否決されたが、今回は可決されそうだ。同性婚をめぐる投票が予定されている州のうち、メリーランド(Maryland)州とワシントン(Washington)州では同性婚支持が優勢だが、ミネソタ(Minnesota)州では勝敗は不透明な情勢となっている。(c)AFP/Mira Oberman

1485チバQ:2012/10/31(水) 22:17:25
http://www.asahi.com/international/reuters/RTR201210300125.html
焦点:米大統領選は大接戦、オハイオ以外の州で決まる可能性も2012年10月30日
10月29日、米大統領選は大接戦となっており、オハイオ州の動静が勝敗の鍵となるものの、コロラド、アイオワ、ニューハンプシャーの各州が結果を左右する可能性も。写真は最後の討論会でのオバマ大統領(左)と共和党のロムニー候補(右)。米フロリダ州で22日代表撮影(2012年 ロイター)
 [ワシントン 29日 ロイター] 投票日まで残り1週間に迫った米大統領選は大接戦となっており、オハイオ州の動静が勝敗の鍵となるものの、コロラド、アイオワ、ニューハンプシャーの各州が結果を左右する可能性もある。

 民主党のオバマ大統領と共和党のロムニー候補はいずれも勝利には270人の選挙人を獲得しなければならない。各州の選挙人の割り当てを考えると、オハイオ州でのわずかなリードが効いてオバマ大統領が若干有利な状況だが、ロムニー氏も着々と差を縮め、いくつかの激戦州ではオバマ大統領を若干上回っている。8つの激戦州は依然、どちらに転んでもおかしくない。

 オハイオ州で勝っても負けても、両候補とも勝利へのシナリオを複数描くことができる。そして世論調査で両候補が互角に張り合っているコロラド州のような他の激戦州が局面を変える可能性もある。

 全米調査では互角の大接戦となっているが、リアルクリアポリティクスの集計によると、オバマ大統領が少なくとも4%ポイント以上のリードを保っている州の選挙人を合計すると237人となる。これに対しロムニー氏が4%ポイント以上リードしている州の選挙人は合せて201人だ。

 つまりオバマ大統領には残る95人の選挙人をめぐる闘いで、わずかながらロムニー氏よりも余裕がある。残る95人の枠には8つの激戦州が含まれ、2008年の大統領選ではいずれもオバマ氏が勝利した。各州の選挙人はコロラドが9人、フロリダが29人、アイオワが6人、ネバダが6人、ニューハンプシャーが4人、オハイオが18人、バージニアが13人、ウィスコンシンが10人。

 オバマ氏はこれら8州のうち、オハイオ、アイオワ、ネバダ、ニューハンプシャー、ウィスコンシンの計5州でわずかにリードしているが、いずれも調査における誤差の範囲内。これら5州の選挙人を合せると44人で、オバマ氏が勝利するのに十分な数だ。オバマ氏は仮にオハイオ州を失っても、コロラド州で勝利すれば270の選挙人を確保できる。前回の大統領選でオバマ氏は同州で9%ポイントの差を付けて勝利したが、現在はロムニー氏と事実上互角となっている。

 ロムニー氏の勝利への道は、オハイオ州抜きには厳しいが、可能性はある。

 ロムニー氏はフロリダ州でオバマ氏をわずかにリードしているほか、バージニア州ではほぼ並んでいる。ロムニー氏はこの両州で連勝してコロラド州を加えたとしても、ホワイトハウス入りするためにはアイオワ、ニューハンプシャー、ウィスコンシンの各州で勝たなければならない。

1486チバQ:2012/11/01(木) 23:07:31
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121101-00000076-mai-int
<米ハリケーン>災害対応、オバマ氏に高評価
毎日新聞 11月1日(木)19時55分配信

 【ワシントン古本陽荘】米ABCテレビの緊急世論調査で、ハリケーン「サンディ」へのオバマ大統領の対応について78%が「評価する」と回答し、初動段階では有権者が高い評価を下していることが浮き彫りになった。
 調査は10月30日夜に実施。サンプル数は「投票に行く」と答えた有権者344人と少ないものの、「評価しない」は8%、「特に意見はない」が15%にとどまり、かなりの高評価を受けているのは確実。今月6日の大統領選に向けて、大きな弾みとなりそうだ。

 選挙戦を丸3日間、離脱し、災害対策を優先させた姿勢が評価されたものとみられる。

 一方、一部の選挙イベントを中止し、被災者のための支援集会を開いた共和党の大統領候補、ロムニー氏の対応については「評価する」が44%、「評価しない」が21%だった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121101-00000072-mai-int
<米大統領選>ハリケーン被害、政府の役割論に飛び火
毎日新聞 11月1日(木)19時40分配信

 【ワシントン古本陽荘】米東部で大きな被害を出したハリケーン「サンディ」(温帯低気圧へと移行)が、米大統領選(11月6日投開票)の主要議題である「大きな政府」対「小さな政府」の「政府の役割論」に飛び火した。連邦政府の縮小を求める共和党の大統領候補のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)が昨年、災害対応で連邦政府の窓口となっている連邦緊急事態管理局(FEMA)の廃止論に言及していたためだ。だが今回の災害対応でFEMAの評価はおおむね高く、ロムニー氏には逆風になっている。
 10月31日、壊滅的な被害が出た東部ニュージャージー州の避難所を訪問した民主党のバラク・オバマ大統領(51)は、被災女性の前でFEMAのフューゲート局長に「彼女が必要としているものを即座に手にできるよう確認してくれ」と指示し、FEMAが全面的に協力しているとの姿勢をアピールした。

 大統領とともに被災地を視察した野党・共和党のクリスティー州知事も「FEMAが提供してくれた貢献に感謝する」とその活躍ぶりをたたえた。

 米大統領選では、連邦政府が果たす役割の重要性を強調するオバマ大統領と、「連邦政府は肥大化した」として地方政府や民間に連邦政府の機能を移譲するよう求めるロムニー氏との間で、連邦政府の役割をめぐる論争が続いてきた。

 ロムニー氏は昨年6月、共和党の大統領予備選の討論会で、司会者から「FEMAについて州政府が役割を担うべきだという意見があるがどう思うか」と問われ「もちろんだ。州政府に移管できればいいし、民間に移せればさらにいい」と回答。「災害支援がそれでいいのか」と念押しされたのに対し、「子供たちの未来を危うくしてまで、そうした組織を維持する財政的な余裕はない。非道徳的だ」とFEMA廃止論に踏み込んだ。

 ロムニー氏は当時、連邦政府の縮小を求める草の根保守運動「ティーパーティー(茶会運動)」の間で支持が伸び悩んでおり、茶会運動の歓心を買うための発言だった。

 サンディによる被害でこの発言が再び脚光を集め、30日に中西部オハイオ州で被災地向け救援物資の受け取り作業を公開した際、ロムニー氏は10回以上にわたり、記者団から「FEMAを廃止する考えか」と質問されたが、答えなかった。選対幹部は「災害では州政府が主導的役割を果たすべきだと主張したものだ。ロムニー氏はFEMAには重要な役割があると考えている」と釈明に追われた。

 ニューヨーク・タイムズ紙は「大きな災害には大きな政府が必要」との社説(30日付)を掲載し、ロムニー氏のFEMA発言を批判。USAトゥデー紙(ウェブ版)も「サンディは、ロムニー氏のFEMA論が誤っていることを示した」とのコラムを掲載し、ロムニー氏の旗色は悪い。

 ロムニー氏は31日、南部フロリダ州で選挙戦を本格再開したが、オバマ大統領が被災地入りしていることを意識し、政権批判は普段より控えめだった。

 オバマ大統領も1日から選挙戦に戻る予定だ。

 【ことば】FEMA(米連邦緊急事態管理局、フィーマ)

 大規模災害の発生時に州政府などとの調整に当たる連邦政府機関。60〜70年代にハリケーン災害が多発したが、災害対策にあたる部署が各省庁に分散され迅速な対応ができなかったことを受け、関係部署を束ねる形で79年に設置。03年の国土安全保障省の設置以降は、同省の一部と位置づけられている。職員は、本部と10カ所の地方事務所などに約7500人。

1487チバQ:2012/11/01(木) 23:07:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121101-00000133-jij-int
米大統領選、激戦州で横並び=オバマ、ロムニー氏―世論調査
時事通信 11月1日(木)17時57分配信

 【ワシントン時事】米キニピアック大学は31日、大統領選の最激戦3州で実施した世論調査結果を発表した。それによると、オバマ大統領と共和党のロムニー候補はフロリダ、バージニアの2州でほぼ並び、オハイオ州では大統領が5ポイント差をつけた。
 フロリダ、バージニア両州での大統領とロムニー氏の支持率は、それぞれ48%対47%と49%対47%で、ともに大統領がわずかに上回った。ただ、差は縮まっており、予断を許さない情勢だ。
 一方、オハイオ州では大統領50%に対してロムニー氏は45%にとどまり、10月中旬実施の前回調査と同じ結果だった。今回の調査は23〜28日、投票予定の有権者を対象に行われた。

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ニューヨークがハリケーンに弱い理由
ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト 11月2日(金)13時55分配信

「サンディ」上陸前、暗闇に沈むマンハッタンのビル群(10月29日撮影)。 (Photograph by Allison Joyce Getty Images)

 時速160キロの速さで5億トンもの海水を運んでこられては、どんな都市も無傷ではいられない。しかし、温帯低気圧に変わったハリケーン「サンディ」が先ごろ上陸したニューヨーク市は、世界のどこよりも脆弱な都市であることが明らかになった。

「ハリケーンがニューヨークに来るときは、カテゴリーを1つ引き上げて考える必要がある。ここはハリケーンを迎えるにはおよそ最悪の場所だ」と、ニューヨーク市立大学クイーンズ校の堆積学・海岸地質学教授ニコラス・コッチ(Nicholas Coch)氏は述べている。

 事実、サンディは(一番低い)カテゴリー1のハリケーンであったにもかかわらず、ニューヨークは大規模な洪水に見舞われ、地下鉄、自動車用トンネル、街路、空港が水浸しになった。なぜニューヨークはこれほどまでに脆弱なのか。

◆理由その1: ニューヨークの開湾

「開湾」(bight)とは、開けた海岸線が湾曲または屈曲した部分のことだ。オーストラリアの大陸南部にある、Uの字を逆さにして広げたようなカーブをグレートオーストラリア湾(Great Australian Bight)と呼ぶが、ニューヨークにもこれと同様の地形、ニューヨーク開湾(New York Bight)がある。こちらの場合は、大西洋の浅い海を囲んでロングアイランド島とニュージャージー州が逆さL字を形成している。

 サンディは、海岸線を北上しながら集めた大量の海水と雨水をニューヨーク開湾に運んできた。サンディが開湾にぶちまけた大量の水は、開湾の逆さL字の部分に閉じ込められた。行き場をなくした水は陸地にあふれ出し、ニューヨーク証券取引所NYSEや自由の女神像のあるニューヨーク最南部も浸水した。大量の水が起こした波は集まって恐ろしい高さの高潮となった。

 高潮は、ニューヨーク市のように周辺の海が浅いと余計に発達する。水深が低いと、それだけ高潮は高くなるのだ。サンディのようなカテゴリー1のハリケーンによる高潮は通常0.9〜1.5メートルほどだが、今回、ニューヨークの金融地区では4.2メートルという記録的な水位に達した。この地域では1821年のハリケーン以来の高水位となり、当時の3.4メートルを大きく上回った。

◆理由その2: 高層ビルや橋がきわめて脆弱

 サンディのような巨大ハリケーンでは、ハリケーンが到達するより先に、高いところで風が吹き出す場合がある。高度が高くなるほど、風が出始めるのも早い。建築済みの高層ビルが5818棟あるニューヨークは、香港に次ぐ世界第2位の高層都市だ。

 サンディによる風は、上陸4日前からニューヨークで観測され始めた。J.P.モルガンのオフィスがあるビルのように、高層階では窓が完全に吹き飛んでしまう事例も起こりうる。

 市内にかかるたくさんの吊り橋も、風に対するニューヨークの脆弱性を高めている。市当局は、強風で橋が崩壊するのを恐れ、10月29日午後7時前に東部のブルックリン橋からヴェラザノ・ナローズ・ブリッジ、ジョージ・ワシントン・ブリッジに至るまで、すべての橋の通行規制を開始した。

◆理由その3: 重要な地下構造の多くが洪水に弱い

 ニューヨークの地下には世界有数の優れた都市用水システムのほか、地下鉄網、自動車用トンネルがある。サンディが上陸し、ロウアーマンハッタン(マンハッタン島南端部)が洪水に見舞われると、たちまち地下全体が水沈した。

 地下鉄トンネルはすべて浸水した。自動車用のブルックリン・バッテリー・トンネルも約1.2キロにわたって浸水したほか、市中と市外を結ぶ4つの自動車用トンネルに水があふれた。洪水の水は海水のため、老朽化した市の配管や地下鉄線路に腐食の被害をもたらした。

◆理由その4: 市の端部に重要施設が集中している

 ニューヨーク市の沿岸部には、10の救急サービス基地、19の大学、約500の学校、23の病院、57の老人ホーム、17の発電所、13の下水処理施設がある。

 マンハッタン島の沿岸部には、ウォール街とNYSEを含む金融地区もある。このことは、ニューヨークのハリケーンに対する脆弱性は同市だけの問題ではなく、世界の金融市場全体の問題でもあることを意味している。

1491チバQ:2012/11/03(土) 13:48:15
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/121102/mcb1211021603030-n1.htm
ロムニー候補「ジープは中国移管」発言で波紋 選挙情勢に影響か (1/2ページ)2012.11.2 09:02
 【ワシントン=柿内公輔】米大統領選の激戦州オハイオ州で、基幹産業の自動車をめぐる共和党候補のロムニー前マサチューセッツ州知事のキャンペーンが波紋を広げている。米クライスラーが傘下の「ジープ」の生産の中国移管を検討しているとのロムニー氏の発言を同社は否定、地元紙なども「誤解を招く」と批判した。オバマ政権による自動車大手救済に否定的だった過去の発言も絡み、大詰めの選挙情勢に影響しそうだ。

 発端は、クライスラーの経営権を握るイタリア大手フィアットが中国でのジープの生産再開について中国メーカーと協議していると伝えた一部報道だ。

 これを知ったロムニー氏はオハイオ州の米ゼネラル・モーターズ(GM)の工場があるディファイアンスで10月25日、「イタリア人の手に落ちたジープの全ての生産が中国に移管されそうだとの話がある」と演説。米国民の雇用確保のため戦うとのテレビCMまで展開した。

 慌てたのがクライスラーだ。マルキオンネ最高経営責任者(CEO)は従業員への電子メールで「不正確だ。米国のジープの組立工場は引き続き稼働し、ジープブランドの屋台骨となる」とロムニー発言を打ち消し、不快感を示した。

 報道を“拡大解釈”したロムニー氏の勇み足とみられるが、伏線がある。全米の縮図といわれるオハイオ州は2000年と04年は共和党、08年は民主党が勝利した典型的な「揺れる州」だ。さらに、1960年のケネディ氏を最後に、オハイオ州で敗れて大統領になれた候補者はいないことから、「オハイオを制する者は全米を制する」といわれてきた。

 クライスラーやGMが生産拠点を構え、労働者の8人に1人が自動車関連産業に従事するオハイオを制するには、業界と労働者の支持が欠かせないが、オハイオの地元紙はジープ生産をめぐるロムニー陣営のCMを批判、GMの広報担当者も「人を馬鹿にしたキャンペーン」と語った。

 2008年に経営危機に陥った米自動車大手をオバマ政権が救済に動いた際、ロムニー氏は「自動車産業は破綻させるべきだ」との論文を米紙に寄稿して業界ににらまれた経緯もあり、“関係修復”に躍起になっている。

1492チバQ:2012/11/03(土) 13:51:01
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/121103/mcb1211030502009-n1.htm
中傷合戦、握る勝敗の鍵 米大統領選 批判広告に10億ドル注入 (1/3ページ)2012.11.3 05:00
 オバマ米大統領と共和党のロムニー大統領候補は1日、巨大ハリケーン「サンディ」による被災を受け中断していた相手陣営に対する攻撃を再開した。今回の大統領選の選挙広告は100万本超、約10億ドル(約803億円)に上り、過去に例を見ないほど苛烈な中傷合戦が展開された。最終的な勝敗の行方はネガティブキャンペーンの成否が握るとみられている。

 ◆外部団体が後ろ支え

 8日の大統領選を前に、両候補の支持は拮抗(きっこう)しており、勝敗の行方は見えていない。共和党にとってこの接戦状態は、特別政治活動委員会(スーパーPAC)などの外部団体が、オバマ陣営の資金力での優位性を弱めることに成功したことを意味する。過去に例のないほど経済状況が悪化するなか、オバマ大統領にとっては、約2億800万ドル規模の批判広告に打ち勝ったことを意味する。

 バンダービルト大学の政治学者で批判広告を研究するジョン・G・ヘール氏は「両陣営ともささいなことをやり玉に挙げている。じゅうたん爆撃のようだ。解決策がみつからないジレンマに陥っている。一方が金を出せば、片方もそうせざるを得なくなる」と語った。

 ペンシルベニア大学のアネンバーグ・パブリック・ポリシー・センター(APPC)のディレクター、キャスリーン・ホール・ジャミーソン氏は「今回の大統領選での教訓は4年後の資金集め競争を激化させることになるかもしれない」と話した。

 同氏はまた、「候補者は出馬の決心をする前から、スーパーPACに寄付してくれる資産家との交際を求めるようになる。候補者が資産家を後ろに従えて出馬するようになるだろう」と述べた。

 カンターメディア傘下で政治広告の調査を手掛けるCMAGによると、ロムニー氏が共和党からの指名をほぼ確実にした4月から10月28日までに、108万6162本の大統領選関連広告が流された。民主党支持者が資金を提供した広告は56万8269本。ロムニー支持者が流した広告は51万7893本だった。

 ◆「騒音垂れ流すだけ」

 民主党の広告の87%はオバマ陣営の選挙事務所が資金を提供したもので、その84%は批判的な内容だった。共和党の広告では、ロムニー陣営の選挙事務所が手掛けたものは36%で、52%はスーパーPACなどの支持団体が流した。共和党の広告の91%が批判的な内容だった。

 ブッシュ前大統領のメディアアドバイザーを務めたマーク・マキノン氏はスーパーPACの広告について「量が多すぎ、時期が早すぎ、内容が批判的すぎ、期間が長すぎる。外部団体の支出の95%は無駄になるだろう。それらは批判的で、安っぽい作りで、騒音を垂れ流すだけだ。有権者は愚かではない」と話した。

 一方で共和党予備選では、ロムニー候補を支持する最大のスーパーPAC「リストア・アワ・フューチャー」が、資金力で劣る他候補にロムニー候補が勝利する後押しをした実績がある。

 ロムニー候補支持のスーパーPACには、カジノ運営のシェルドン・アデルソン氏とその妻、エネルギー会社を経営するデービッドとチャールズのコーク兄弟など資産家が多額の寄付を行っている。

 ロムニー候補支持のスーパーPAC「アメリカン・クロスローズ」の広報担当者、ジョナサン・コレジオ氏は「オバマ大統領は現職という立場を利用し、ロムニー候補を1億5400万ドル以上上回る資金をテレビ広告に費やした。そのほとんどはロムニー候補の人格を攻撃するものだ。中道右派の外部団体は公平な競争の場を作るために、大統領の現職としての優位性に立ち向かっている」と話した。(ブルームバーグ Jeanne Cummings)

                   ◇

【用語解説】特別政治活動委員会(スーパーPAC)

 独立した立場で企業や労働組合、個人から寄付を集める資金管理団体。資金の大半が他候補を批判するネガティブキャンペーンに投じられる。2010年に米連邦最高裁判所は、企業や組合などの団体にも国民一般に保障される言論や表現の自由があるとし、スーパーPACへの寄付額を無制限とする判決を下した。

1493チバQ:2012/11/03(土) 13:58:36
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121103-00000019-reut-int
米大統領選、オバマ大統領が激戦3州では僅差リード
ロイター 11月3日(土)9時1分配信

11月2日、米大統領選が大詰めを迎える中、オバマ大統領(写真)の支持率が、激戦州とされる3州で僅差ながらもロムニー共和党候補を引き離していることが明らかに(2012年 ロイター/Jason Reed)

[ワシントン 2日 ロイター] 2日公表されたロイター/イプソス調査によると、6日の投票日に向け米大統領選が大詰めを迎える中、オバマ大統領の支持率が激戦州とされる3州で僅差ながらもロムニー共和党候補を引き離している。ただ、全米レベルでは依然、互角の情勢が続いている。

投票する可能性の高い有権者を対象とした調査によると、オバマ大統領はバージニア州で3%ポイント、オハイオとフロリダの両州では2%ポイント、ロムニー候補をリードしている。

ただ、いずれも誤差の範囲内であることから、オバマ大統領が明確な差をつけているとは断言できない。

全米での支持率は拮抗(きっこう)し、両候補とも46%と大接戦が続いている。ただ、大統領選勝利のカギを握るのは、激戦州となる8─9州での結果とみられていることから、激戦州の支持率がより注目される可能性が高い。

今回の調査の結果は慨して、オバマ大統領が若干優勢であることを示唆している。

支持政党に関わらず、有権者の52%がオバマ大統領の勝利を予想。ロムニー氏の当選を予想した向きは32%にとどまった。

バージニア州での支持率はオバマ大統領が48%、ロムニー候補が45%となった。

オハイオ州ではオバマ大統領が47%、ロムニー候補が45%。ロムニー候補が当選するには、オハイオ州を制することが必要とみられている。

フロリダ州では一時、ロムニー候補の形成逆転が伝えられていたものの、オバマ大統領が48%となり、ロムニー候補の46%を上回った。

コロラド州での支持率は両候補ともに46%。

全有権者を対象とした調査では、ロムニー候補がコロラド州で、オバマ大統領がバージニア、オハイオ、フロリダの3州でそれぞれリードしている。

全米で期日前投票を済ませたとの回答は27%に上った。うち、オバマ大統領に投票したとの回答は51%と、ロムニー候補の44%を上回った。

コロラド州では、調査対象の60%がすでに投票を済ませたとし、オバマ大統領に投票したとの回答は51%、ロムニー候補は43%となった。

フロリダ州では38%が投票を終え、52%がオバマ大統領、45%がロムニー候補に投票したと回答した。

オハイオ州では約3分の1がすでに投票。59%がオバマ大統領、35%がロムニー候補に票を投じた。

バージニア州で事前投票を済ませたとの回答はわずか10%にとどまった。うち、オバマ大統領への投票は51%、ロムニー候補は45%となった。

1494チバQ:2012/11/03(土) 13:59:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121103-00000084-san-int
米大統領選 新政権、どんな顔ぶれに 知日派先細り懸念も
産経新聞 11月3日(土)7時55分配信

 ■ロムニー陣営 国務長官に前世銀総裁

 ■オバマ陣営 初の女性国防長官起用

 【ワシントン=佐々木類】投票が6日に迫った米大統領選で、民主党のオバマ大統領(51)と共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事(65)が史上まれにみる接戦を繰り広げるなか、ワシントンでは新政権の閣僚や高官人事が取り沙汰されている。

 新政権の顔ぶれは、中国や北朝鮮という軍事国家に囲まれた日本にとっても東アジアの安全保障問題に直結するだけに、「重大な関心を持って情報を集めている」(在ワシントン日本大使館筋)テーマだ。

 ただ、両政権ともに重要ポストの国務、国防両長官候補として、現国務次官補のキャンベル氏に匹敵する知日派の名前は現時点で浮上していない。

 オバマ氏再選の場合、クリントン国務長官はじめ、キャンベル氏など日本を重視する面々が政権を離れるのは確実で、対日専門家の先細りが懸念される。国防長官は昨年7月に就任したばかりのパネッタ長官留任の公算が大きい。

 ただ、安保問題に詳しい大手シンクタンク「ヘリテージ財団」のカラファノ研究員は、オバマ氏に忠実で国防に明るい前国防次官のフロノイ氏について、「歴史的な起用もあり得る」と語る。実現すれば史上初の女性国防長官となる。

 国務長官には、上院外交委員長のケリー氏やライス国連大使、ドニロン国家安全保障問題担当補佐官の名前が浮上しているが、いずれも決め手に欠ける。

 一方、ロムニー氏当選の場合は、ゼーリック前世界銀行総裁の国務長官起用の有無が焦点となる。同氏はブッシュ前政権の国務副長官時代、中国について「責任ある利害共有者」という概念を提唱し、「親中派のパンダ外交」と揶揄(やゆ)されたことで知られる。

 大統領首席補佐官には政権移行チーム代表のリービット元ユタ州知事が有力。国務長官にはゼーリック氏のほかポートマン上院議員の名が挙がっている。国防長官には、「タレント元上院議員が最有力」(米紙ナショナル・ジャーナル)との見方も出ている。

1495チバQ:2012/11/03(土) 14:00:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121102-00000015-jij_afp-int
「バマとロムニーはもう嫌」、4歳女児を泣かせた米大統領選CM
AFP=時事 11月2日(金)15時9分配信


拡大写真
米大統領選挙キャンペーン用に作られたバラク・オバマ米大統領のバッジ(左、2012年8月29日撮影)と、ミット・ロムニー候補のバッジ(右、2011年12月28日撮影)。

【AFP=時事】「バマとロムニーばっかりで、もう嫌! 」と泣きじゃくる小さな女の子の動画が、連日続く米大統領選キャンペーンにうんざりしていた米国人たちの間で大きな共感を呼んでいる。

 ハロー・キティ(Hello Kitty)柄のピンク色の上着を着たアビゲイルちゃん(4)が目から大粒の涙をこぼして泣きじゃくるビデオは10月30日、母親によって動画共有サイト「ユーチューブ(YouTube)」に投稿された。

 どうして泣いているのか母親が尋ねると、アビゲイルちゃんは「ブロンコ・バマとミット・ロムニーばっかりで、もう嫌になっちゃったの」と答える。「それで泣いていたの? もうちょっとの辛抱だからね、アビー。選挙はもうすぐ終わるから」となぐさめる母親の声に、アビゲイルちゃんは必死に涙をこらえ、渋々「わかった」と答える。

 米大統領選もラストスパートの時期に入り、バラク・オバマ(Barack Obama)大統領とミット・ロムニー(Mitt Romney)候補はテレビやラジオのコマーシャルから新聞記事まで、ありとあらゆるメディアを駆使して日々、熾烈な選挙キャンペーン合戦を展開している。そんな状況に絶望したアビゲイルちゃんの涙は、多くの米国人の心をとらえた。

 アビゲイルちゃんが泣き出した原因が、買い物に行く途中で米公共ラジオNPRからひっきりなしに流れてきた両候補の選挙CMを耳にしたことだと知ったNPRは、「申し訳ない。NPRと他のニュースメディアを代表してアビゲイルちゃんに謝ります」とウェブサイト上のブログで謝罪。「実を言えば、われわれも選挙キャンペーンはちょっと長すぎると思っていました。『あと数日、あと数日』と念じつつ乗り切りましょう」と付け加えた。

 今やアビゲイルちゃんはちょっとした人気者だ。米CNNテレビが1日にアビゲイルちゃんのニュースを報じたほか、マイクロブログのツイッター(Twitter)上でも同情のつぶやきが多く投稿されている。

 アビゲイルちゃんの動画は、http://www.youtube.com/watch? v=OjrthOPLAKMで見ることができる。【翻訳編集】 AFPBB News

1496チバQ:2012/11/03(土) 14:01:29
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20121103-00000025-jnn-int
米失業率7%台、オバマ氏再選に追い風
TBS系(JNN) 11月3日(土)13時20分配信

 アメリカで大統領選挙の行方を左右するとして注目されていた最新の失業率は、前の月に比べて悪化したものの、かろうじて7%台にとどまり、オバマ大統領の再選に追い風となっています。

 大統領選挙が最終盤にもつれ込む中、結果次第でどちらの候補に流れが傾くか異例の注目を集めた今回の失業率。8%を境に、それより下ならオバマ氏にとって追い風、逆に上ならロムニー氏への追い風と見られていましたが、結果はギリギリ、オバマ氏有利の7.9%。さらに、失業率よりも大事とされる「農業分野以外の就業者数」も17万人余り増加したことで、この日、オバマ氏はいつもより軽やかに壇上へと駆け上がりました。

 「10月にはこの8か月間で最も雇用が増えました」(アメリカ オバマ大統領)

 一方、ロムニー候補は「雇用は回復していない」と念を押しましたが、その様子には焦りも漂っています。

 「考えてみてください、失業率はオバマ氏就任時よりも高いのです」(共和党 ロムニー候補)

 振り返れば、最悪のときには10%に達した失業率をなんとか就任時の7%台に戻したオバマ大統領。戦後、失業率が7%を超えても再選を果たしたのは1984年のレーガン大統領だけですが、ハリケーンと失業率という土壇場での2つのハードルを無難に乗り切ったことでオバマ氏の選挙戦に勢いが増しています。(03日10:35)

1497チバQ:2012/11/03(土) 21:25:52
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/121103/cpd1211030502001-n1.htm
「オバマ大統領再選を支持」 ブルームバーグNY市長が寄稿2012.11.3 05:00
 米ニューヨーク市のブルームバーグ市長は1日、ブルームバーグ・ニュースへの寄稿で、6日の大統領選で民主党のオバマ大統領の再選を支持するとの考えを表明した。ハリケーン「サンディ」によりニューヨーク市や米北東部は壊滅的な被害を受けており、気候変動問題に対しリーダーシップを発揮できる人物として、オバマ大統領を評価すると説明している。

 寄稿文の中で市長は、「候補の一人は、気候変動について地球を脅かす緊急の問題だと考えているが、もう一人はそうではない。私は、われわれの大統領に選挙対策よりも科学的証拠とリスク管理を優先してもらいたい」と述べた。

 また、ニューヨーク市の二酸化炭素(CO2)排出量削減の取り組みに関し「われわれの力だけでは不十分だ。大統領のリーダーシップが必要となる」とし、「オバマ大統領はこの4年間、自動車やトラックの燃費基準を引き上げるなど、CO2排出量の削減に向け重要な措置を講じてきた」と評価。一方、共和党のロムニー候補は、気候変動対策に取り組んできたが、方向転換したと批判した。

 ブルームバーグ市長は元民主党員だが共和党員として市長に初当選し、現在は無党派。(ブルームバーグ John Herzfeld)

1498チバQ:2012/11/03(土) 22:10:19
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2012/11/03/kiji/K20121103004477120.html
クルーニーらセレブ支援はオバマ氏優勢
 世界的な映画俳優やミュージシャンらも支持する候補を表明し資金集めなどに関与する米大統領選。今回のセレブ(有名人)たちの支援では、オバマ大統領が優勢なようだ。

 オバマ氏が上院議員のころから親交があるという人気俳優のジョージ・クルーニーさんは5月、ロサンゼルスの自宅で資金集めの夕食会を開催。ロバート・ダウニーJr.さんら映画・音楽界のスターがずらりと並び、メディアの話題をさらった。

 出席者150人はそれぞれ4万ドル(約320万円)を払い、抽選で出席する権利が当たる一般からの寄付も募って1500万ドルを集めた。

 映画のスティーブン・スピルバーグ監督は1万ドルをオバマ陣営に寄付。同陣営は歌手ビヨンセさんがデザインしたTシャツを販売するなど、芸能界での幅広い支持を選挙戦に生かしている。

 一方の共和党ロムニー候補の支持者で目立つのは、8月下旬の共和党大会に登場した米映画界の大御所、クリント・イーストウッドさん。

 「映画界は左寄り(リベラル)ばかりじゃない」「うまくやれなかったなら、退場してもらう」。無人の椅子にオバマ氏が座っているように見立てて軽妙な語り口で政権を批判、喝采を浴びた様子は繰り返しテレビ放映された。ロムニー陣営が選挙戦終盤の10月下旬に放映を始めたテレビ広告にもイーストウッドさんが再び登場。アクション俳優チャック・ノリスさんらもロムニー氏支援に回っている。(共同)
[ 2012年11月3日 20:31

1499チバQ:2012/11/03(土) 22:11:50
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00234713.html
米大統領選 オハイオ州での選挙戦を取材しました。

アメリカ大統領選で、激戦区の中でもとりわけ重要といわれるのがオハイオ州で、2日も両候補がニアミスするなど、熱い戦いが展開されています。
双方の選挙戦を取材しました。

オバマ大統領は「ロムニー氏の意見は、皮肉ばかりだ。わたしは、オハイオの皆さんに懸けている。わたしの戦いは、皆さんのためのものだ」と述べた。
共和党のロムニー候補は「オハイオの皆さん。あなた方が、次の大統領を決めることになる」と述べた。
両候補が力を入れるオハイオ州は、選挙人18人をめぐる争い。
この結果が、大統領選の勝敗を大きく左右することは間違いない。
アメリカン大学のリクトマン教授は「オバマ大統領がオハイオで勝てば、選挙人の過半数を獲得、再選はほぼ確定。ロムニー氏は、オハイオを勝たずに過半数の選挙人を得るシナリオはありえない」と話した。
自動車産業の雇用が13%とされるオハイオ州。
こうした労働者を意識したネガティブキャンペーンでも、容赦ない批判合戦が繰り返げられている。
ロムニー陣営は「オバマ大統領は、GMとクライスラーをつぶし、クライスラーをイタリアに売ったので、ジープは中国で生産されるようになった」と伝えている。
オバマ陣営は「ロムニー陣営のジープに関する内容は、真っ赤なうそ。クライスラー自身が否定しています」と伝えている。
選挙戦では、ハリケーン「サンディ」の対応を追い風にするオバマ大統領が2012年に入って19回、オハイオ入りしたのに対し、ロムニー氏は自らの側近を使って票の掘り起こしを図っている。
オハイオ州を制することなく大統領選を制した共和党候補はいないということもあり、徹底的に州内を回るバスツアーを展開している。
こうしたキャンペーンの先頭に立っているのが、州選出のロブ・ポートマン上院議員。
討論会の予行演習ではオバマ大統領役を務めるなど、ロムニー氏の側近として、重要な役割を担っている。
ポートマン上院議員は「オハイオ州をくまなく回り、選挙の最後の最後まで戦い抜くのです!」と述べた。
最新の世論調査では、オバマ大統領が一歩リードしているとされているが、ポートマン上院議員は戦いに手応えを感じている。
ポートマン上院議員は「ここだけの話、われわれが内々に行った調査では、互角の戦いになっているんです」と述べた。
投票日まであと4日、選挙戦の鍵を握るオハイオ州での総力戦は、今後、いっそう熱を帯びることになる。
(11/03 18:19)

1500チバQ:2012/11/03(土) 22:15:15
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012110302000093.html
勝敗握るオハイオ重点
2012年11月3日 朝刊

 【ワシントン=久留信一】米大統領選の投票が六日に迫り、民主党のオバマ大統領(51)は一日、中断していた大統領選の選挙活動を中西部ウィスコンシン州などで再開。共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事(65)は同日、南部バージニア州内三カ所で開いた集会で演説した。両陣営ともオハイオ州を事実上の「決戦州」と位置付け、人や資金を最後に集中投入する日程を組んでいる。

 オバマ氏は投票日前日の五日まで選挙戦の結果を左右するとされる激戦州八州を回る。特に重視するのが自動車関連産業が集積するオハイオ州。二日に同州三カ所で集会を開催するのを皮切りに五日までの四日間、他の激戦州との間を往復しながら連日同州に入る強行日程を組んでいる。自動車大手三社のゼネラル・モーターズ(GM)などを救済した実績を訴える。

 一方ロムニー陣営は二日、同州内で党大会並み大規模集会を計画している。ロムニー氏のほか、副大統領候補のライアン下院予算委員長、ベイナー下院議長、同州選出のポートマン上院議員、ライス前国務長官ら百人近い共和党有力者が勢ぞろいし、てこ入れを図る。

 ロムニー氏は南部諸州や中西部など共和党の地盤で支持を固めているが、激戦州最多の選挙人を持ち、やや優勢なフロリダ州などで勝っても、オハイオ州を落とせば、勝利に必要な選挙人二百七十人を獲得するのは困難な情勢だ。

 逆にオバマ陣営は同州を確保すれば勝利が見えてくる。

 米政治サイトのリアル・クリア・ポリティクスによると、同州での支持率は三十一日現在でロムニー氏は46・6%。48・9%のオバマ氏にわずかなリードを許しているが、逆転可能圏内で大詰めの大接戦を演じている。

1501チバQ:2012/11/03(土) 22:17:22
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/332251
【米大統領選2012年】米議会ねじれ続く公算 どちらが勝っても一苦労!?
2012年11月3日 00:24 カテゴリー:アジア・世界
 【ワシントン宮崎昌治】6日の米大統領選に合わせ、米議会の上下両院選も同日投開票される。下院は、現在過半数を握る共和党の勝利が確実。上院は民主党が過半数を維持する可能性が高まっている。大統領選で民主党のオバマ大統領、共和党のロムニー氏のどちらが勝っても、大統領と議会のねじれ状態が続く公算が大だ。

 米議会の上院(定数100)は任期6年で、2年ごとに3分の1ずつ改選。下院(同435)は2年ごとに全議席が改選される。

 下院は2010年の中間選挙で共和党が大勝し、過半数を握った。現有議席は共和240、民主190で欠員5。過半数は218議席だが、米紙ニューヨーク・タイムズの分析で共和はすでに227議席を固めた。一方、民主優勢は183議席にとどまっており、焦点は接戦の25議席をめぐり、どちらが現有議席を減らすかに移っている。

 上院は過半数が51議席で、現有議席は民主53、共和47。今回は33議席が改選されるが、改選数は民主23、共和10と民主の改選議席が多く、民主が不利な構図だ。

 同紙によると民主は17議席を固め、非改選と合わせて47議席、共和は8議席を固め非改選と合わせ45議席を確実にしており、残る接戦の8議席をめぐり両党が激しく争っている。ただ、米メディアには最終的に民主党が勝利するとの見方が多い。

 オバマ氏は中間選挙で敗北後、下院で過半数を握った共和党の“徹底抗戦”に遭い、米政治は機能不全に陥った。オバマ氏が再選されてもこの構図が続き、2期目の大きな足かせとなりそうだ。

 一方、ロムニー氏が勝利した場合も上院民主党とのねじれに直面する可能性が高い。ただ、上院の情勢はなお流動的で、ロムニー氏が勢いを得て勝利すれば、相乗効果で上院選でも共和党が勝利する、との見方もある。

=2012/11/03付 西日本新聞朝刊=

1502チバQ:2012/11/03(土) 22:19:55
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MCUIBW6JIJUX01.html
GMとクライスラー、ロムニー氏の選挙CMに強く反論
 11月1日(ブルームバーグ):米大統領選の共和党候補、ロムニー氏は、オハイオ州での票獲得に向けてオバマ大統領の自動車産業政策を攻撃している。ただ、これが意図に反して選挙戦に引きずりこまれているゼネラル・モーターズ(GM)とクライスラー・グループから厳しい批判を招いている。

クライスラーのセルジオ・マルキオンネ最高経営責任者(CEO)は10月30日に従業員に対し、中国で事業を拡大する計画はどれもオハイオ州の雇用を減らすとの考えは「正確でない」と述べ、これは最近の選挙キャンペーンのコマーシャルでロムニー陣営が示唆していることだと語った。GMの広報担当グレッグ・マーティン氏(デトロイト在勤)はロムニー氏の広告について、GMの中国での成長は米雇用の犠牲の上に成り立っているような印象を与えると述べた。

マーティン氏は「この広告はあまりに誤解を招く恐れがあるため、当社は経営破綻から脱却して以降の成長を積極的に擁護せざるを得なかった」と指摘。「当社はチャンスを与えてくれた両党に感謝しており、それを最大限生かしている」と述べた。

1503チバQ:2012/11/03(土) 22:35:56
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date3&amp;k=2012110100640
白人の支持が激減=黒人は圧倒的にオバマ氏−人種間の緊張反映か・米大統領選

黒人団体の会合で黒人指導者らと写真撮影に応じるオバマ米大統領(左から2人目)とミシェル夫人(右から2人目)=2011年9月24日、ワシントン(AFP=時事) 【ワシントン時事】6日投票の米大統領選に関する各種世論調査で、オバマ大統領に対する白人の支持が2009年の就任時から激減していることが浮き彫りになっている。白人層より経済状態が悪い黒人層は、圧倒的にオバマ氏支持。同氏が多様な米国を代表する大統領であり続けようと努める中、人種間の緊張が複雑に反映していると言えそうだ。
 ギャラップ社の最新調査(10月22〜28日、回答者3682人)によると、白人でオバマ氏を支持すると答えた人は38%で、就任時の調査(09年1月19〜25日、回答者2631人)の63%から大幅に減少。黒人は91%がオバマ氏支持と回答した。
 一部の米メディアは、こうした傾向を「人種間の緊張」(ワシントン・ポスト紙)と表現する。雇用問題が最大の争点となる中、黒人層は失業率が13.4%(9月時点)と、白人層の2倍近くに達しているにもかかわらず、黒人初の米大統領であるオバマ氏の再選を求めているからだ。
 保守系シンクタンク、アメリカン・エンタープライズ政策研究所(AEI)のキャロリン・ボウマン上級研究員(世論・メディア)は「黒人層は一枚岩となって1960年代から圧倒的に民主党候補を支持している。肌の色は関係ない。多くの白人層は大統領の実績で判断している」と指摘する。
 オバマ氏自身は最近のラジオのインタビューで、なぜ黒人層が支持するのかという質問に、「皆が妻のミシェルにファーストレディーを続けてほしいと思っているから」とかわした上で、「全ての米国民のために全霊をささげている」と強調した。
 ワシントン・ポスト紙の最新の調査によれば、白人有権者の支持率で共和党のロムニー候補がオバマ氏を23ポイント上回った。08年の大統領選前調査では、共和党のマケイン候補のリードは8ポイントしかなかった。(2012/11/01-15:38)

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1504チバQ:2012/11/04(日) 09:37:26
http://mainichi.jp/select/news/20121104k0000e030124000c.html
米大統領選:38州で住民投票同時に 生活密着の176件
毎日新聞 2012年11月04日 09時25分

 【ロサンゼルス堀山明子】米大統領選が投開票される6日、地域政策や生活に密着した問題に関する住民投票が同時に行われる。南カリフォルニア大学の直接請求・住民投票研究所の集計によると、実施されるのは38州で計176件。過去には大統領選の行方に影響したケースもあった。カリフォルニア州では遺伝子組み換え食品の表示を義務化する州法案が全米で初めて提案され、食料品メーカーや農家を巻き込んだ論争に発展している。

 「食料費が年間400ドル(約3万2000円)増えます」

 義務化反対派のテレビコマーシャルは、「ラベル表示は無駄な労力」と農家やメーカーが訴えた後、最後の画面で上昇が予想される家計の出費額がアップになる。難解な遺伝子組み換え食品の安全論争には踏み込まず、消費者心理に直接訴える作戦だ。

 米メディアによると、コカ・コーラやケロッグなど大手食品メーカーが広告費用に4000万ドル以上かけて反対キャンペーンを展開。9月半ばの世論調査では義務化賛成派が6割を超えていたが、ロサンゼルス・タイムズ紙が10月末に行った世論調査では44%まで降下。反対との差はわずか2ポイントに縮まり、宣伝効果の表れとみられる。

 一方、賛成勢力には、ロサンゼルスやサンタモニカなど、地元農家を集めた青空市開催に熱心な自治体の市議会議員が加勢。自然食系の品ぞろえで人気のスーパー「ホールフーズ」も支持し、周辺は賛成派の消費者の活動拠点となっている。

 ロサンゼルス市内の店頭でビラ配りをしていた2児の母、サハジャ・ダグラスさん(48)は「日本に比べ米国は食品に対する透明性が低い。情報を開示して消費者に安全を判断させてほしい」と語った。

 大統領選と同時実施される住民投票を巡っては、04年にブッシュ大統領陣営の働きかけで、多くの州で人工妊娠中絶や同性婚に反対する住民投票を提起。保守派の票の掘り起こしにつながり、再選を後押しした。今回も、医療保険義務化や同性婚の是非など、大統領選の争点と重なる案が提出され、注目されている。

 激戦州のフロリダを含む4州では、オバマ政権の医療保険改革法をけん制するため、保険加入の義務化を認めない州法案が提示された。オバマ大統領が支持を明言した同性婚を巡っては、合法の州法を持つワシントンなど3州で撤廃案が提出され論争が再燃。同性婚を禁じているミネソタ州は州憲法改正で規制強化を目指している。

 大麻取り締まりの緩和では、ワシントンなど3州で完全合法化を巡る是非が問われ、世論調査ではいずれも賛成派がやや優勢だ。医療用に限定した合法化は17州で成立しているが、用途を限定しないのは初めて。

 <米大統領選と同時実施される主な住民投票>

遺伝子組み換え食品の表示義務化          

 カリフォルニア州

同性婚=4州                   

 メーン、メリーランド、ワシントン(合法の州法撤廃) ミネソタ(禁止を州憲法改正で厳格化)

医療保険の義務化禁止=4州            

 アラバマ、フロリダ、モンタナ、ワイオミング

大麻の合法化=6州                

 コロラド、オレゴン、ワシントン(完全合法)

 アーカンソー、マサチューセッツ(医療用のみ)

 モンタナ(医療用許可の撤廃)

不法移民への公的サービス制限=2州        

 メリーランド、モンタナ

51番目の州への加入                

 プエルトリコ自治領

1505チバQ:2012/11/04(日) 10:09:17
http://news24.jp/articles/2012/11/04/10217072.html
米大統領選 激戦地オハイオ州の攻防ピーク
< 2012年11月4日 8:25 >


   6日に投票が行われるアメリカ大統領選挙まであと3日。民主党・オバマ大統領と共和党・ロムニー候補は選挙戦が終盤を迎え、追い込みをかけている。こうした中、選挙を決するともいわれる激戦地のオハイオ州での争いがピークに達している。現地より、平野亜由子記者が報告。

 毎回、民主党と共和党の候補が激しく競り合い、「ここで負けて大統領になることはできない」といわれるオハイオ州では、住民たちも選挙ムード一色となっている。

 有権者「アメリカを正しく導いてくれるなら、民主党でも共和党でもよい」「オバマ大統領は、人柄は素晴らしい。でも、政策には賛成できない」

 前回、08年の大統領選挙では、保守的な有権者の一部を取り込み、オバマ大統領が4ポイント差で制した。しかし、経済・雇用情勢の回復の遅れなどからオバマ大統領への失望感が広がり、支持率は、オバマ大統領が49.3%、ロムニー候補が46.4%と、今回はさらに接戦となっている(10月23日〜11月1日、リアルクリアポリティクス調べ)。

 また、オハイオ州では、「(国際テロ組織・アルカイダの指導者、ウサマ・)ビンラディン容疑者は死に、GM(ゼネラル・モーターズ)は復活した」とオバマ大統領の成果を訴える看板の裏に、「ロムニー候補こそがアメリカの自由を守る」と書かれた看板が立てられている。

 看板立てた共和党支持者「(前の選挙では)オバマ大統領の聞こえの良いメッセージにひかれて、本質を見抜けなかった有権者が多い。まだ投票先を決めていない人たちに『オバマ政権が続けば、アメリカは誤った道に進む』ことを知ってもらいたい」と話す。

 危機感を強めるオバマ大統領は、このところ連日、オハイオ州に入っている。さらに、ボランティアが州内の住宅地を回って支持を訴えている。3日は民主党の大物であるケリー上院議員も参加し、オバマ陣営の焦りの色がうかがえた。

 選挙戦の天王山・オハイオ州をめぐる攻防は、投票日ギリギリまで続くことになる。

1506チバQ:2012/11/04(日) 10:11:00
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121104/amr12110407000002-n1.htm
【ジョークは語る】
「オバマさんは“メッセージを承認する”人だよ」
2012.11.4 07:00 (1/2ページ)[ジョークは語る]
 「オバマさんは“メッセージを承認する”人だよ」−両親がオバマ氏支持者の子供

                   ◇

 オバマ米大統領を熱心に支持する夫婦が、4歳の子供と選挙事務所を訪れたときのこと。部屋に飾られたオバマ大統領の顔写真が目に留まった。

 両親が「あの人、誰だか分かる?」と聞くと、子供は「バラク・オバマだよ」との模範解答。「じゃあ、バラク・オバマが何をしている人か知っている?」と尋ねると、子供は少し考え込んでこう答えたという。

 「“このメッセージを承認する”人だよ」

 米国人には爆笑必至の小話だが、これで笑える日本人は相当な米国通だ。

 「このメッセージを承認する」は、選挙戦で対立候補を非難・中傷するCMの中の決まり文句。例えばオバマ陣営のCMの場合、「私はバラク・オバマです」などと、候補者名をこの決まり文句の前に入れることになっている。

 米国は10月以降、これでもかとばかりに中傷CMであふれている。米紙ワシントン・ポストによると、オバマ陣営は同1日からの3週間で約7700万ドル(約61億円)、ロムニー陣営は約8700万ドル(約69億円)を投じて選挙CMを量産。投票日までに計100万本に達するとみられ、約80万本だった前回選を大幅に上回る見込みだ。

 やたらにテレビ局が「接戦」を繰り返すのも、実はCM目当てではないかと、うがった見方をしてみたくなる。

 ただ、そろそろ視聴者も中傷CMに嫌気が差してきている様子。オバマ大統領も10月下旬の演説で「みんながテレビCMに飽き飽きしているのは知っている」と理解を示すと、支援者は大声で「イエス」と返して会場が爆笑に包まれた。

 ちなみに、冒頭の小話を披露したのもオバマ大統領自身で、笑いながら「実話なんだ」と強調していた。(ワシントン 犬塚陽介)

1507チバQ:2012/11/04(日) 12:59:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121104-00000513-san-int
2012 米大統領選 メディアの支持、拮抗 オバマ氏、前回から「激減」
産経新聞 11月4日(日)11時46分配信

 ■激戦州はロムニー氏が優勢

 【ワシントン=犬塚陽介】大統領選が最終盤を迎える中、米国の全国紙や地元紙による候補者の支持表明が出そろってきた。前回の2008年選挙では6割以上の支持を得た民主党のオバマ大統領だが、今回は支持が激減。接戦を反映して、共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事との差はわずか9紙となった。全体ではオバマ氏が優勢ではあるものの、激戦のオハイオ州では拮抗(きっこう)し、フロリダ州ではロムニー氏がオバマ氏を上回った。

 カリフォルニア大サンタバーバラ校が、発行部数で上位100紙に実施した調査によると、3日現在で77紙が立場を表明しており、オバマ大統領への支持は36紙、ロムニー氏が27紙に達している。

 発行部数50万部を超えるニューヨーク・タイムズなど有力紙は、前回同様オバマ氏支持だが、支持紙は前回の65紙から大幅に減少。メディアの“オバマ離れ”が浮き彫りになった。

 とはいえ、支持表明した各紙の発行部数をみると、オバマ支持側の総部数が約93万部、ロムニー支持側は約50万部で大きな開きがある。

 ただ、肝心の激戦州になると状況は一変する。オハイオ州の4紙は真っ二つに分かれており、発行部数はオバマ氏側が38万部、ロムニー氏側が28万部でオバマ氏側が先行している。

 また、フロリダ州では、オバマ支持がマイアミ・ヘラルドなどの2紙に対し、ロムニー支持はオーランド・センティネルを含む4紙で逆転。発行部数の合計もオバマ支持は約46万部、ロムニー支持が約58万部だった。

 ◆12紙は「見送り」

 一方で、今回はオバマ大統領の地元のシカゴ・サン・タイムズが、新聞の役割は「読者に情報を伝え、思考に影響を与えることであり、どうすべきかを示すことではない」と表明するなど、全体で計12紙が特定候補の支持を見送った。

 発行部数約210万部で全米最多のウォールストリート・ジャーナル、約181万部で2位のUSA TODAYは以前から支持候補を表明していない。

 ロサンゼルス・タイムズ(電子版)は支持表明について、オピニオン面を受け持つ論説委員会の立場を示したものと説明。米国では論説委員のニュース報道介入は禁止されているため、中立性は保たれるとしており、他紙も大筋で同様の見解を示している。

1508チバQ:2012/11/04(日) 13:00:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121104-00000515-san-int
2012 米大統領選 ワシントン支局長が読む 僅差でオバマ氏再選か
産経新聞 11月4日(日)11時58分配信


拡大写真
激戦7州と大票田の州(写真:産経新聞)

 ■オハイオ落とせばロムニー氏終幕も

 【ワシントン=佐々木類】歴史的な大接戦が続く米大統領選は、6日投開票される。民主党のオバマ大統領(51)の再選か、共和党のロムニー新大統領(65)の誕生か。選挙は水物で土壇場まで何が起こるか分からないが、支持率だけでは読み解けない大統領選の行方を展望した。

 結論からいえば、オバマ氏が激戦州で地力を発揮し勝利する可能性が高いとみる。東部を襲った暴風雨の被災地対策にオバマ氏が奔走したことや、10月の雇用統計で就業者数が増加したことも追い風となった。オバマ選対の票読みだと、過半数の270台後半から290超をうかがう情勢でオバマ氏が僅差で勝利する。

 ただ、反オバマ票の“ドミノ現象”が起きれば、ロムニー氏が300の大台に乗せオバマ氏が大敗する可能性もあるとして、オバマ陣営では組織の引き締めに躍起となっている。

 見どころは、激戦7州の中でも僅差で競り合う南部フロリダ、東部バージニア、中西部オハイオ、西部コロラドの4州だ。前回の2008年選挙では、オバマ氏が共和党のマケイン候補を破り全勝している。

 ★フロリダはロムニー氏

 ロムニー氏の勝利の最低条件は、フロリダ、オハイオ、バージニア3州のうち2勝すること。特に、選挙人が29人と多いフロリダでの勝利は必須といえる。

 各種世論調査をみると、フロリダではロムニー氏が大激戦の上、勝利しそうだ。オバマ陣営は今でこそオハイオと並んでフロリダでも遊説を強化したり、資金を重点的に投じたりしているが、フロリダで負けても最終的に勝つ選挙戦略を描いてきた経緯がある。共和党大会の開催場所とするなど、フロリダを最重視してきたロムニー陣営に比べ、見劣り感は否めない。

 その一方で、ロムニー氏はオハイオで劣勢に立たされている。オハイオは全米の縮図とされ、中間所得層が多い。高額所得者優先のイメージが強いロムニー氏は、党予備選でも知名度の低い候補相手に苦戦した。

 興味深いジンクスもある。先の大戦後、フロリダ、オハイオのいずれかを落として当選した共和党候補はいないのだ。オハイオはオバマ氏が有利に戦いを進めており、ジンクスに従えば、オハイオを落とした時点で、ロムニー氏は「万事休す」だ。もちろんフロリダで負ければ大統領選での勝ち目はほぼなくなり、オハイオの結果に関係なく“幕切れ”となる。

 ロムニー氏が当選に王手をかけるにはフロリダ、オハイオで2勝し、バージニアでも勝ちたいところだ。

 ★世論調査は誤差の範囲

 他の激戦州だが、オバマ氏はウィスコンシン州、アイオワ州、ニューハンプシャー州で選挙戦を有利に展開中。最低でもオハイオを制すれば、「フロリダを落としても最終的に勝つ」というオバマ陣営の“勝利の方程式”に大きく近づく。

 選挙分析に詳しい政治評論家のチャーリー・クック氏は、ロムニー氏の全米での得票率がオバマ氏を上回る可能性について「五分五分だ」としながらも、「獲得選挙人数ではオバマ氏が上回るだろう」とし、最終的にオバマ氏が接戦を制するとの見方を示している。

 とはいえ、世論調査のオバマ氏のリードは、統計上の誤差の範囲内だ。激戦州がオセロ風ゲームのように次々と共和党色に染まる可能性もあり、ロムニー氏にも勝機は残っている。

【用語解説】米大統領選の仕組み

 ■選挙人270人獲得で勝利

 米大統領選は全50州と首都ワシントン(コロンビア特別区)に割り当てられた合計538の選挙人を奪い合う形で行われ、過半数(270人)の選挙人を獲得した候補者が勝者となる。

 選挙人の数は各州の上院議員の定数(2人)と、人口に応じて決まる下院議員の定数の合計。最多はカリフォルニア州の55人、2番目はテキサス州の38人。

 ネブラスカ州とメーン州以外は、投票数が最も多い候補者が全ての選挙人を獲得できる。このため全米での得票率が対立候補より低くても、選挙人の多い州を押さえることにより選挙人数で上回ることが可能だ。

 2000年の大統領選では共和党のブッシュ候補が得票率47.9%と、民主党のゴア候補の48.4%を下回ったが、選挙人では271人を獲得し大統領に選ばれた。これはフロリダ州の得票率でブッシュ候補がゴア候補を0.1%(537票)しか上回っていないにもかかわらず、当時25人だった選挙人全てを獲得したことが影響したとされる。

1509チバQ:2012/11/04(日) 13:04:16
http://www.cnn.co.jp/special/us_election/35023766.html
攻めるオバマ大統領、守るロムニー氏 最終盤で攻守逆転
2012.11.04 Sun posted at 11:37 JST

ワシントン(CNN) 11月6日の投票が目前まで迫った米大統領選だが、民主党のオバマ大統領が劣勢の候補者のように積極的に遊説をこなしているのに対し、共和党大統領候補のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事は政権交代が確実だとの姿勢を示すなど、これまでとは攻守が入れ替わった様子を見せつつある。

3回の大統領テレビ討論会を経て逆転した両候補の立場は、大嵐サンディへの対処で指導力を発揮したとされるオバマ大統領が盛り返しつつあるが、有権者の審判が下されるまで両陣営の熾烈な宣伝合戦が繰り広げられそうだ。

オバマ大統領はメディアへの露出や遊説を精力的にこなしており、ロムニー氏に対する批判の口調はより激しいものになってきている。

一方でロムニー氏は、次期大統領であるとの雰囲気を醸し出そうと、オバマ大統領の実績を批判しつつも政治的な中傷合戦からは一歩引いた姿勢を見せ、オバマ大統領が4年前とは異なり、最重要課題から人々の目をそらさせようとしているなどとも批判している。

ブルッキングス研究所のダレル・ウエスト副所長(統治学)は、今では両候補共に、残り少ない浮動票の獲得よりも、中核的な支持層に対する投票の呼びかけに注力しているとの見方を示す。

ブルッキングス研究所のウエスト氏は、オバマ大統領が10月3日のコロラド州デンバーで行われた1回目のテレビ討論会で精彩を欠いた結果、ロムニー氏が勢いづいたと指摘。一部の世論調査では互角以上となっているため、ロムニー氏がフロントランナーで、大統領はそれを追うというような役割を演じるようになったと付け加えた。

ウエスト氏はさらに、オバマ大統領が、2回目と3回目のテレビ討論会での勝利をもたらした攻撃的な姿勢をその後も維持していると指摘する。

CNNのチーフ政治アナリスト、グロリア・ボーガー氏は、挑戦者である候補は変化を約束するもので、前回のオバマ大統領と今回のロムニー氏がそうであるとの見方を示す。ロムニー氏には、1回目の討論会での大勝利や順調な資金集めなどが追い風になっているともボーガー氏は付け加えた。

これに対しオバマ大統領は、支持者が多い女性やアフリカ系、ヒスパニック系、同性愛者の支持を一層拡大するために、ロムニー氏の政策が時代遅れかつ進歩に逆行するものだと批判を強めている。

オバマ大統領はまた、ロムニー氏の外交政策を酷評して政治姿勢のぶれを批判しているほか、雑誌のインタビューでロムニー氏を「大ぼら吹き」とまで呼んだ。これにはロムニー陣営が、オバマ大統領は混乱しており、弁解や中傷ばかりだなどと直ちに反論した。

オバマ大統領が、前政権がもたらした景気後退から米国経済を回復させたと主張しているのに対して、ロムニー氏は、大統領の見当違いの経済政策が景気回復を遅らせ、何百万人もの米国人が長期間、失業や貧困に苦しめられていると主張している。

そしてロムニー氏は、今回の大統領選挙が、過去4年間と同じ政策による現状維持と、将来が過去よりも良くなることを約束する本当の変化との間の選択だと主張している。

ブルッキングス研究所のウエスト氏によれば、オバマ大統領には、追いかける候補として、より攻撃的な姿勢をとることが有利に働く可能性があるが、ロムニー氏が勢いに頼るのはリスクが高いという。

ウエスト氏は、接戦となっている選挙では、リードを維持するのは非常に難しく、勢いとは曖昧(あいまい)なものでもあると説明。ロムニー氏は過去数週間、世論調査で健闘してはいるものの、これはすぐに変わることもありえると付け加えた。

1510チバQ:2012/11/04(日) 23:18:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121104-00000050-mai-int
<米大統領選>電話作戦、戸別訪問…両陣営追い込み シカゴ
毎日新聞 11月4日(日)22時21分配信

 6日投開票の米大統領選に向け、民主党のバラク・オバマ大統領(51)と共和党の大統領候補、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)が大接戦を繰り広げるなか、オバマ大統領の本拠地、中西部イリノイ州シカゴを訪ねた。両陣営は周辺の中西部激戦州に向け電話作戦や戸別訪問を展開し、「最後の支援」を呼びかけていた。
 「投票先はもう決まっていますか。実はシカゴから電話しているのですが……」。シカゴ中心部にあるオバマ大統領のイリノイ選挙事務所本部では3日、「フォン・バンク」と呼ばれる作業部屋で、60人近いボランティアの市民らが受話器を握りしめていた。陣営幹部によると、投票直前の最後の3日間は、北側のウィスコンシン州、西隣のアイオワ州、東方のオハイオ州など近隣の激戦州に集中的に電話をかける「越境作戦」に力を注ぐという。

 オバマ大統領の地元イリノイ州は民主党の強固な地盤だが、10月末の世論調査によると、近隣州ではウィスコンシン州で3ポイント、オハイオ州で5ポイント程度とオバマ氏のリードはいずれも僅かで、アイオワ州では接戦状態だ。オハイオ州も、無党派層だけをみると、ロムニー氏(49%)がオバマ氏(43%)をリードし、オバマ陣営に危機感が広がっている。

 3日の電話作戦は、4交代制で午前9時から12時間続いた。「一番多かった午後の部の参加者は200人を超えた」(陣営幹部)という。このほか市中心部だけでも選挙事務所は約20カ所あり、州内全域で1日数千人が電話をかけている。

 一方、ロムニー氏を支援するイリノイ州の共和党陣営は、青年部がこれまで断続的に周辺の激戦州で戸別訪問を続けており、4日もウィスコンシン州に入る予定だ。エンゼル・ガルシア青年部長(37)は「周辺の激戦州では、3割が無党派といわれるオハイオで一番手応えを感じている。ロムニーのほうが雇用が創出できると思われている」と強調した。

 オハイオ州の政治動向に詳しい政治評論家のケビン・デュワンさん(35)は、「オハイオの無党派層は、どちらの候補が優勢かという全体状況に敏感で(どちらかがリードすると他方の支援に回るなど)バランスを取ろうとするのが特徴的」と指摘。オハイオ州の無党派層でロムニー氏が優勢な背景には、こうした独特の投票傾向があると説明した。【シカゴ(イリノイ州)堀山明子】

1511チバQ:2012/11/05(月) 22:42:12
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121105/amr12110521390000-n1.htm
黒人票、オバマ氏回帰 「恩恵ないけれど」
2012.11.5 21:38 (1/3ページ)

選挙演説を終えた後、黒人支持者と握手を交わすオバマ大統領=1日、ラスベガス(ロイター)
 4年前の大統領選で、オバマ氏の当選を後押しした黒人たちの多くは、6日の投票を複雑な気持ちで迎えようとしている。初の黒人大統領の誕生に熱狂した彼らだが、直接恩恵を受けたという実感は乏しく、景気低迷や失業は一段と厳しい。ただ、白人の支持が減り続ける中、オバマ氏との人種的な結び付きや共和党への反発から、強固な支持が揺らぐ様子はない。

 「オバマ大統領は同胞であるわれわれ黒人に何をしてくれたのだろうか?」

 米東部を襲ったハリケーンの影響で、商店の看板が吹き飛ばされたマンハッタン・ハーレム地区で、会社員のスタンリー・ロバーツさん(29)は大統領へのいらだちを語った。オバマ氏が黒人政治家という少数派から大統領に上り詰めてて約4年が経過した今、劇的な生活の変化を実感できる黒人は多くない。

 オバマ大統領は2010年、不法移民の子供でも大学か軍隊に在籍すれば在留資格を与える「ドリーム法」成立に奔走。共和党の反対で葬り去られたが、主にヒスパニック系住民を利する法案だった。また今年5月には、歴代大統領として初めて同性婚も支持し、同性愛者から歓迎された。

 このようにオバマ氏が特定の層に配慮した政策に熱を入れる中、「『合衆国』の大統領であっても『黒人』のための大統領になり切れていない」という黒人の不満は強い。社会学者のアンドリュー・ジョリベッテ氏(41)はオバマ氏の姿勢を「意図的なものだ。(黒人に甘いと)彼の信用が落ちるからだ」と語る。

 黒人の失業率は14%強と白人の2倍近い高さだ。ある男性は「人種間の格差は広がっている」と嘆く。前回選では黒人の96%がオバマ氏に投票したが、昨年その支持率は一時85%まで落ちた。

 だが1日の世論調査によれば、オバマ氏への黒人の支持率は91%と回復。対照的に、白人の支持率はオバマ氏就任時の6割強から4割弱へと大幅に減った。

 多くの黒人がいまなおオバマ氏を支持する理由について、ある女性は「共和党が貧困層を差し置いて富裕層の味方をすると多くの人々が思っているからだ」と語る。とくに黒人層が心配するのは、「オバマケア」と呼ばれる医療保険改革の行く末だ。黒人の無保険者は20.8%と白人の約2倍。主婦のローズ・ジャクソンさん(43)は「オバマ氏は医者に満足に行けなかった貧困層を助けたが、ロムニー氏が勝てば改革は潰される」と懸念を示す。

 「同じ肌の色」という意識によるオバマ氏との人種的な結び付きもいまだに強い。主婦のシルビア・ハントさん(37)は「オバマ氏当選後も人種差別は目立たない形で続いているが、彼がホワイトハウスにいる限り、差別は助長されないはずだ」と話す。

 共和党が強い州では現在、投票時に写真付き身分証明書の提示を求める州法が導入される傾向にあり、事実上、運転免許証の取得を求める内容となっている。これは、貧困ゆえに車を持てない黒人層を“狙い撃ち”したものだとして、共和党に背を向けさせる一因になっている。

 オバマ陣営には今回も、こうした黒人層をどれだけ多く投票所に導くかがカギとなる。激戦州の南部ノースカロライナ州では前回、30万人以上の黒人が初めて投票し、1万4000票差というオバマ氏の辛勝に大きく貢献したからだ。

 民主党の牙城ニューヨーク州では今、「ロムニー氏が勝てば面白い。そうすればオバマの良さが分かる」と逆説的に語る黒人はいるものの、ロムニー氏を支持する黒人の声はほとんど聞こえてこない。

 会計士のティム・ジョンソンさん(32)は「黒人が大統領の執務室にいることはわれわれの誇りだ。わが息子が生涯、長期の“オバマ時代”を記憶できるのは父親としてもうれしいことだ」と目を細めて語った。(ニューヨーク 黒沢潤)

1512チバQ:2012/11/05(月) 22:53:27
http://mainichi.jp/feature/news/20121106k0000m030041000c.html
米大統領選:選挙資金が4800億円突破 史上最高額に
毎日新聞 2012年11月05日 19時52分(最終更新 11月05日 20時12分)

 【ワシントン古本陽荘】6日投開票される米大統領選と、それにともなう上下両院選などに投じられた選挙資金は、60億ドル(約4800億円)を突破し、史上最高額となる見通しだ。集めた資金のほぼ半額が、テレビを中心とした広告費に費やされ、うち約9割は相手候補を中傷するためのネガティブ広告だ。

 大統領選に関する連邦選挙委員会への届け出によると、昨年1月から先月17日までの間、民主党のバラク・オバマ大統領(51)の選対本部は6.5億ドル(約521億円)を集め、共和党の大統領候補、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)の4.1億ドル(約329億円)を上回った。

 ただ、10年の連邦最高裁判決で活動が認められた「スーパーPAC」と呼ばれる政治団体が集金活動の性格を変えた。

 スーパーPACは、投票の呼びかけといった直接的な選挙活動はできないが、政策に関する主張や相手陣営の批判は認められている。通常の政治献金に設けられている上限がないため、会社経営者や富豪らの大口献金の受け皿となっている。

 こうしたスーパーPACの集金や党への献金もあわせた場合、ロムニー氏の集金額は11.3億ドル(約907億円)となり、オバマ大統領の10.8億ドル(約866億円)を超えている。

 ワシントンの研究機関「責任ある政治センター」の推計では、議会選などを入れた12年選挙の資金総額は60億ドル(うち大統領選は26億ドル)に達し、記録的といわれた08年の約54億ドルを大きく上回る見通しだ。

 支出では、テレビを中心とした広告費が群を抜いて多く、オバマ陣営は4.6億ドル(約369億円)、ロムニー陣営は3.6億ドル(約288億円)を投じた。

 調査会社カンター・メディアの調べでは、オバマ陣営の広告の85%、ロムニー陣営の91%がネガティブ広告で、選挙戦が泥仕合となっていることが、データでも裏付けられている。

1513チバQ:2012/11/05(月) 22:55:54
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121105-00000012-mai-int
<米ハリケーン>復旧遅れるスタテン島 マンハッタンと明暗
毎日新聞 11月5日(月)10時32分配信

 ハリケーン「サンディ」が米東部を直撃してから5日で1週間。ニューヨーク市では中心地のマンハッタン島でほぼ電気が復旧し、市民生活が正常に戻りつつある一方、郊外では停電と燃料不足が続き、「明暗」が分かれ始めた。復旧の遅れている郊外のスタテン島を訪れると、「我々は忘れ去られたのか」という恨み節も聞こえてきた。【スタテン島(米ニューヨーク市)草野和彦】

 スタテン島はマンハッタン島から南西へフェリーで約30分。ニューヨーク市を構成する行政区の一つだ。29日夜に襲来したサンディによる全米の死者は4日現在、AP通信によると少なくとも107人。うちニューヨーク市だけで41人、さらにスタテン島だけで22人を占める。

 島海岸沿いのニュードープ地区では洪水で複数の死者が出た。屋根が落ちたり、玄関ドアが破られたりして、家屋が壊滅状態の一帯もある。その一棟の前に立ち尽くしていたドミトリー・ケーガンさん(46)。自宅を事務所にしていたシステムエンジニアで、今はブルックリン地区の友人宅に妻子と共に身を寄せているが、後片付けのために毎日やって来るという。「島を出ることを考えている」と肩を落とす。

 頼る先がない住民らは、電気も暖房もない生活に耐えるしかない。4日早朝、気温は3度近くまで冷え込んだ。主婦のゲラ・ゴシアスさん(49)は「電気が復旧するのは今月10日ごろで、ガスの復旧までにはあと10日ぐらいかかると聞いた」と話す。

 公共駐車場に、ゴミのように積まれたビニール袋の山があった。袋の中身は衣服や毛布など住民らが寄付したもので、必要なものを持ち帰ることができる相互扶助システムだ。自主的に「管理人」を務めるフィル・グレッグさん(52)は「(復旧の進む)マンハッタンが経済の中心地で人口も多いのは確かだ。でも被害が最悪だったスタテン島の復旧が遅れているのは、ないがしろにされているとしか思えない」と憤る。島内で進むのはがれきの撤去作業だけだという。

 駐車場に顔を出したドナ・ソリさん(52)が訴えた。「ここは米国。第三世界じゃない」。停電後、シャワーを一度も浴びていないという体からは、異臭が漂ってきた。

 石油精製施設の操業がストップした影響などで発生した燃料不足は、まだ解消されていない。島内のガソリンスタンドには、ポリタンク持参でタンクローリーの到着を待つ住民らの行例も。最前列にいた老夫婦は「昨日の午後10時から並んでいます」と言う。

 サンディによる被害総額について、リスク評価会社「エクイキャト」は当初、100億〜200億ドルと予想。だが停電の規模などを考慮に入れて今月1日、300億〜500億ドルに修正した。米CNNテレビによると、1900年以降のハリケーン被害では、米南部を襲った05年の「カトリーナ」の1080億ドルに次ぐ被害額。東部に限れば過去最悪だ。想定外の被害の大きさに、政府機関やライフライン関係会社の対応が追いついていない側面もあるようだ。

 米エネルギー省によると、停電はピーク時に21州で850万戸に及んだが、4日午前現在では7州の190万戸まで減少した。

 ニュージャージー州では一部地域で、ガソリンの「配給制」が導入された。車のナンバープレートの最後の数字が偶数の場合は偶数日、奇数の場合は奇数日にガソリンを購入できる仕組み。配給制は「石油ショック」の70年代以来だという。

1514チバQ:2012/11/05(月) 22:58:53
http://mainichi.jp/feature/news/20121105mog00m030024000c.html
2012米国大統領選:【クローズアップ】6日投票 激戦州を「弾丸」遊説
2012年11月05日

 6日投開票の米大統領選は、現職の民主党のバラク・オバマ大統領(51)が中西部オハイオ州など勝敗を決する激戦州で共和党のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)をわずかにリードし、優勢を維持している。米東部を襲ったハリケーン「サンディ」への対応や予想を上回る雇用増が最終盤でオバマ氏を後押ししているとみられ、ロムニー氏は豊富な資金力を背景に戦線を拡大し猛追を図っている。ただ、選挙戦は国内問題や非難合戦など内向きな議論に終始し、互いに決定打を欠いたまま投票を迎える。【ワシントン古本陽荘】

 今年1月に大統領候補選びの火ぶたを切った選挙戦も最後の週末を迎えた3日、オバマ、ロムニー両氏とも勝敗を左右する激戦州で投票前日までの全米をまたにかけた「弾丸ツアー」を開始した。

 「私が4年前に『チェンジ(変革)』を掲げたとき、米国の政治を変えようと訴えた。私を信じてほしい」。オバマ氏は3日、オハイオ州の高校で、08年大統領選の熱気を呼び戻そうと演説に熱を込めた。

 オバマ氏は週末、激戦州を中心に7州の8カ所で演説予定で、この日は中西部のオハイオ、ウィスコンシン、アイオワ、南部のバージニアを駆け巡った。国民的人気が高いクリントン元大統領も最終盤で加勢している。

 ロムニー氏は5州の7カ所を回る。3日は北東部ニューハンプシャー州から始め「オバマ大統領は多くの公約を掲げて政権の座についたが、達成できていない。話すだけならたやすいことだ」と批判のトーンをあげた。

 この日は10月の第1回討論会で圧勝したコロラド州デンバーも訪問。5日までには8州に拡大する。

 選挙分析機関クック・ポリティカル・リポートによると、伯仲する激戦州はカギを握るオハイオ、南部フロリダ、バージニアを含む7州(選挙人計94人)。オバマ氏が「優勢」なのは17州・特別区(同計201人)で、「やや優勢」の西部ネバダや中西部ウィスコンシンなど4州を含めると獲得予想選挙人は計253人にまで膨らむ。一方、ロムニー氏が「優勢」を維持しているのは23州に及ぶが、選挙人は計191人にとどまる。

 この通りなら、オバマ氏はオハイオ(同18人)、フロリダ(同29人)、バージニア(同13人)3州のうち、主要メディア調査でオバマ氏が3〜6ポイントリードしているオハイオ州で勝利すれば270人を突破する。バージニアで勝ち、ニューハンプシャー(同4人)かアイオワ(同6人)のいずれで勝っても再選が確定する優位に立っている。一方、ロムニー氏は大票田のフロリダ州を含めて激戦州争奪戦で圧勝しなければ逆転勝利は難しい情勢だ。

 オバマ氏は第1回討論会での惨敗を機に全米支持率でロムニー氏に逆転されるなど終盤で苦戦を強いられてきた。しかし、ハリケーン「サンディ」への迅速な対応で指導力を評価された。今月2日発表の10月雇用統計では9月に続き失業率が「危険水域」の8%を下回り、雇用増加幅も市場予想を上回って追い風となった。

 ブッシュ前大統領(共和)を2度の勝利に導いた選挙参謀で、ロムニー氏を支持するカール・ローブ氏は3日のワシントン・ポスト紙で「オクトーバー・サプライズ(10月の奇襲)だ。ハリケーンはオバマ氏を有利にし、ロムニー氏の経済政策に関するメッセージを湿らせてしまった」と語り、選挙戦の流れを変えたことを認めた。

 ◇最大争点は経済・雇用、でも…決め手欠いた論戦
 11カ月に及ぶ選挙戦で、オバマ氏が「前進」を掲げ、「中間層」重視の路線継続が争われていると強調したのに対し、ロムニー氏は民間主導の経済成長を目指すため、政策を転換させるべきだと訴えた。

 選挙戦で最大争点は経済や雇用問題。オバマ氏は「公平な機会」を主張し、ロムニー氏は「自由競争」を重視した。民主党が志向する「大きな政府」と共和党が目指す「小さな政府」という従来の対決構図だった。

 だが、双方とも決め手を欠いた。オバマ氏は一時10%に達した失業率を09年就任時のレベルにまで下げたが、7%後半と依然として高く、2期目を目指す大統領としては最悪の数字で投票を迎える。

 一方、ロムニー氏は「強い米国」を掲げてオバマ氏との差別化を図ろうとした。高い失業率はオバマ氏の「失政」で中国に雇用が吸収されたと主張。終盤での支持率上昇にもつながったが、具体的な代替案は示さなかった。

 選挙戦では寄付上限のない選挙資金団体を活用することで両候補とも10億ドルを超す史上空前の資金を投入。集会回数は2日までの約5カ月でロムニー氏が277回、オバマ氏が214回に上った。

1515チバQ:2012/11/05(月) 23:01:44
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012110500654
オバマ氏、再選へ一歩リード=追走懸命ロムニー氏−米大統領選、6日投票
 【ワシントン時事】米国の次の4年間のかじ取り役を決める大統領選は6日、全米各地で投票が行われる。再選を目指す民主党のオバマ大統領(51)が接戦州で勢いをつけ、一歩リード。共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事(65)は追走に懸命だ。結果は即日開票され、同日深夜(日本時間7日昼すぎ)にも大勢判明の見通し。
 ワシントン・ポスト紙などの分析によると、大統領は東西海岸沿いの民主党地盤を中心に14州と首都ワシントンで優位に立ち、西部ネバダなど5州でもやや優勢。計538人の選挙人のうち、243人の確保に道筋を付けた。
 ネバダ州は激戦が続いたが、同州が地元の上院民主党トップ、リード院内総務のてこ入れが効いたもよう。ロムニー陣営が最終盤に力を入れた東部ペンシルベニア州でもリードを保つ。
 これに対しロムニー氏は、伝統的に共和党が強い南部と中西部を中心に21州で優位に立ち、大統領陣営が逆転を狙った南部ノースカロライナなど3州でもやや優勢だ。ただ、多くは人口規模が小さく、これらに割り振られた選挙人は計206人にとどまる。
 残る7州(選挙人計89人)の行方はなお予断を許さないものの、最近の各種世論調査によると、大統領はこのうちオハイオ(18人)、ウィスコンシン(10人)、アイオワ(6人)の中西部3州で差をつけ始めた。選挙戦で最も注目を集めるオハイオ州は製造業が基幹で、雇用状況改善を好感したとの見方が多い。(2012/11/05-17:48

1516チバQ:2012/11/05(月) 23:03:11
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012110500213

縦横無尽に激戦州回り=ロムニー氏、民主地盤に攻勢−米大統領選

4日、米フロリダ州の高校で開かれた集会で演説し、支持を訴えるオバマ大統領(AFP=時事) 【ワシントン時事】6日に米大統領選を控え、民主党のオバマ大統領、共和党のロムニー候補は選挙戦最後の日曜日となった4日、激戦が展開される各州で少しでも票の上積みをしようと国内を縦横無尽に駆け回った。大統領は高い人気を誇るクリントン元大統領とのツーショットで遊説に臨み、劣勢のロムニー氏は逆転を懸け、民主党地盤の大票田に足を踏み入れた。
 大統領はこの日、北東部ニューハンプシャー州から最南端のフロリダ州へ飛び、中西部オハイオ州、西部コロラド州、再び中西部のウィスコンシン州の順に激戦州を行脚。クリントン元大統領と共に壇上に立ったニューハンプシャー州の集会では「今後数十年の米国の行方は皆さんの1票で決まる」と支持を訴えた。


4日、米東部ペンシルベニア州モリスビルで行われた集会に登場した共和党のロムニー大統領候補とアン夫人(AFP=時事) 一方のロムニー氏はオハイオ、バージニア両州に入る途中、全米5番目の票田である東部ペンシルベニア州で遊説した。同州は最近5回の大統領選で民主党候補が連勝したが、ロムニー陣営は逆転可能な差だと判断。急きょテレビCMを打つなど、てこ入れを始めた。(2012/11/05-11:12)

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1517チバQ:2012/11/05(月) 23:12:26
http://mainichi.jp/select/news/20121105k0000m030069000c.html
米大統領選:近隣激戦州へ越境支援加速…シカゴ
毎日新聞 2012年11月04日 22時20分(最終更新 11月04日 23時44分)


 6日投開票の米大統領選に向け、民主党のバラク・オバマ大統領(51)と共和党の大統領候補、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)が大接戦を繰り広げるなか、オバマ大統領の本拠地、中西部イリノイ州シカゴを訪ねた。両陣営は周辺の中西部激戦州に向け電話作戦や戸別訪問を展開し、「最後の支援」を呼びかけていた。

 「投票先はもう決まっていますか。実はシカゴから電話しているのですが……」。シカゴ中心部にあるオバマ大統領のイリノイ選挙事務所本部では3日、「フォン・バンク」と呼ばれる作業部屋で、60人近いボランティアの市民らが受話器を握りしめていた。陣営幹部によると、投票直前の最後の3日間は、北側のウィスコンシン州、西隣のアイオワ州、東方のオハイオ州など近隣の激戦州に集中的に電話をかける「越境作戦」に力を注ぐという。

 オバマ大統領の地元イリノイ州は民主党の強固な地盤だが、10月末の世論調査によると、近隣州ではウィスコンシン州で3ポイント、オハイオ州で5ポイント程度とオバマ氏のリードはいずれも僅かで、アイオワ州では接戦状態だ。オハイオ州も、無党派層だけをみると、ロムニー氏(49%)がオバマ氏(43%)をリードし、オバマ陣営に危機感が広がっている。

 3日の電話作戦は、4交代制で午前9時から12時間続いた。「一番多かった午後の部の参加者は200人を超えた」(陣営幹部)という。このほか市中心部だけでも選挙事務所は約20カ所あり、州内全域で1日数千人が電話をかけている。

 一方、ロムニー氏を支援するイリノイ州の共和党陣営は、青年部がこれまで断続的に周辺の激戦州で戸別訪問を続けており、4日もウィスコンシン州に入る予定だ。エンゼル・ガルシア青年部長(37)は「周辺の激戦州では、3割が無党派といわれるオハイオで一番手応えを感じている。ロムニーのほうが雇用が創出できると思われている」と強調した。

 オハイオ州の政治動向に詳しい政治評論家のケビン・デュワンさん(35)は、「オハイオの無党派層は、どちらの候補が優勢かという全体状況に敏感で(どちらかがリードすると他方の支援に回るなど)バランスを取ろうとするのが特徴的」と指摘。オハイオ州の無党派層でロムニー氏が優勢な背景には、こうした独特の投票傾向があると説明した。【シカゴ(イリノイ州)堀山明子】

1518チバQ:2012/11/05(月) 23:47:09
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121031/amr12103120580007-n1.htm
【米国はいま】
大統領選で意図的に避けられる銃規制問題
2012.10.31 20:54 (1/3ページ)[米国]

デンバー郊外の公共施設には、銃乱射事件の犠牲者を悼むメッセージやぬいぐるみが置かれていた(黒沢潤撮影)
 西部コロラド州デンバー近郊など米国で今年、銃乱射事件が相次いで発生し、米社会を震撼(しんかん)させた。だが銃規制問題は、6日に迫った大統領選の主要争点にはならず、選挙戦を通じて避けられてきた印象すら受ける。銃規制に対するオバマ大統領、ロムニー前マサチューセッツ州知事の姿勢からは、銃と米社会の複雑な関係が浮かび上がってくる。(デンバー 黒沢潤)

 「乱射があった映画館にはこれまで50回以上も行った。事件の日も行こうと思ったが、お金がなくて行けず、辛くも危機を免れた」

 デンバー近郊で7月、大学院生が銃を乱射して12人が死亡、58人が重軽傷を負った映画館近くの広場。今も付近で警官が警戒にあたるピリピリとした雰囲気の中、無職のエンゼル・ヘルナンデスさん(18)はおびえつつこう語った。

 デンバーでは事件後、銃規制の論議が白熱化している。エチオピアから14年前に移民した会計士アブラハム・ムサさん(40)は「戦地さながらに銃で殺されるのは狂気の沙汰だ。自衛でも銃所持は正当化できない。妻には常に『米国で他人とケンカするな。いつ撃たれるか分からないぞ』と警告している」と話す。

 これに対し、銃所持賛成派の弁護士ロン・フィッツジェラルドさん(62)は「銃所持は米国の伝統。きちんと規制した上で認めるべきだ。感情的な議論は無意味だ」とクギを刺す。

 デンバーとは対照的に大統領選で銃規制論議は盛り上がらない。オバマ大統領とロムニー氏の第1回討論会では議題にすら上らなかった。第2回討論会で業を煮やした女性が双方に質問し、やっと日の目をみた。

 ロムニー氏は銃規制反対を主張。オバマ大統領も「(規制可能か)様子をみる」と具体策に踏み込まなかった。ニューヨーク・タイムズ紙は10月18日、「無視され続ける問題」との社説で両者の対応を批判した。

 実はオバマ氏は大統領就任後、銃規制に踏み込むとみられていた。これを受け銃購入の駆け込み需要が急増、銃製造大手スミス&ウェッソンの販売も4年で44%増を記録した。ところが大統領の腰は重いままだ。

 背景にあるのは、銃のロビー団体「全米ライフル協会」(NRA、会員約400万人)の存在だ。NRAは過去に銃規制派の議員を何度も落選に追い込んだ。2000年の大統領選で民主党候補のゴア元副大統領が敗れたのは、銃規制を強く主張したことも一因とされる。

 デンバーの民主党員は「(党内では)銃規制を訴えて、政治家のキャリアを犠牲にするのかと懸念する声が絶えない」と明かす。

 一方、ロムニー氏は知事時代、州の銃規制案に署名した後、“変節”した経緯がある。08年の大統領選で共和党候補の指名争いの際、「私はハンターだ」と豪語したが、実はNRAの支持獲得を狙った誇張だったとされる。実際に仕留めたのはウサギなど小動物と後に分かり、失笑を買った。

 NRAがこれほどの存在感を持つのは、銃が西部開拓時代以後、先住民のインディアンから身を守り、今も多くの米国民が強盗や住居侵入者への自衛に保持しているからだ。憲法も銃所持を認め、全米で3億丁の銃が出回る。西部州では今もカウボーイのように銃を腰に下げる姿がみられる。

 各地の展示即売会では、身分照会なしで銃を購入できるところもあって、「即売会は『野菜市場』の様相をみせる」(銃販売業者)ほどだという。

 こうした事情もあり、デンバー郊外の乱射事件後の調査でも銃規制派は47%、規制反対派は46%と拮抗(きっこう)する。

 デンバーで銃講習を行うNRAの女性会員クリス・モリソンさん(62)は「ロムニー氏はベストな候補とはいえないが、支持する」と述べ、銃所持の権利は米国で永久に保証されるべきだとの考えを示す。

 米国で銃の死者が年間3万人に上る中、銃規制活動家のジョン・ローゼンタール氏(55)は「オバマ氏ら民主党はまだまだ臆病すぎる」と話し、オバマ氏が再選されれば規制に本腰を入れるべきだと訴えた。

1519チバQ:2012/11/05(月) 23:50:54
http://www.afpbb.com/article/politics/2910652/9778925?ctm_campaign=photo_topics
米議事堂前をパペットたちが「大行進」
2012年11月05日 14:42 発信地:ワシントンD.C./米国
2羽のビッグバード(Big Bird)にたくさんのエルモ(Elmo)やカーミット(Kermit)たち――米首都ワシントンD.C.(Washington, DC)の連邦議会議事堂前に3日、人気子ども番組「セサミストリート(Sesame Street)」のキャラクターのパペット人形や着ぐるみたちが大集結した。

「100万パペット大行進(Million Puppet March)」と名付けられたこのデモは、米大統領選のテレビ討論で共和党のミット・ロムニー(Mitt Romney)候補が米公共放送PBSへの補助金を打ち切る可能性を示唆したことに抗議するもの。セサミストリートはPBSが1970年に設立された当初から続く看板番組の1つだ。

大統領選の投票日を3日後に控え、集まった約1000人(主催者発表)の参加者は公共放送の意義を訴え、PBSと公共ラジオNPRの予算を削減しないよう政治家らに呼びかけた。写真は参加者が操るバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領、ロムニー氏、ビッグバードの操り人形(2012年11月3日撮影)。(c)AFP/Nicholas KAMM

1520チバQ:2012/11/05(月) 23:52:45
http://www.cnn.co.jp/business/35024006.html
「セサミストリートを守れ」 米大統領選を前にワシントンでデモ行進
2012.11.05 Mon posted at 12:08 JST

ワシントン(CNN) 米ワシントンで5日までに、公共放送サービス(PBS)への支持を訴えるデモが行われ、PBSの子ども向け番組「セサミストリート」のキャラクターに扮したり人形を持ったりした参加者が市内を行進した。

デモの発端となったのは、米大統領選の共和党候補ミット・ロムニー氏の発言。先月3日の第1回テレビ討論会で、同氏はPBSへの支援を打ち切る可能性に言及していた。

デモ隊は、ベトナム反戦運動で掲げられた兵役拒否のスローガン「Hell no(ヘル・ノー=とんでもない). We won’t go(行くもんか)」をもじって「Elmo(エルモ=セサミストリートに登場するキャラクター). We won’t go」などと唱えながら練り歩いた。

子どもとともに人形を持って参加したという男性は「PBSと言論の自由への支持を表明するために来た。私自身がPBSで育ったし、子どもたちの土台にもなっている」と話した。

PBSは連邦政府から年間約4億5000万ドル(約360億円)の助成金を受けている。セサミストリートの制作会社セサミ・ワークショップは、経費の93%を企業スポンサーからの収入やライセンス収入でまかなっているという。

1521チバQ:2012/11/06(火) 23:50:14
接戦7州の選挙人数
ニューハンプシャー 4人
バージニア    13人
オハイオ     18人
フロリダ     29人
ウィスコンシン  10人
アイオワ      6人
コロラド      9人

http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012110602000093.html
米大統領選 オバマ氏僅差で優位 きょう投票
2012年11月6日 朝刊


 【ワシントン=竹内洋一】米大統領選は六日午前(日本時間同日夜)から全米各地で順次、投票が始まる。米CNNテレビが四日に報じた全米対象の世論調査では、民主党オバマ大統領(51)と共和党ロムニー候補(65)の支持率は49%で並んだ。激戦になっている各州での世論調査ではオバマ氏がわずかに優位に立ち、選挙人数でロムニー氏を上回るとの見方が米メディアに強まっている。 

 米紙ニューヨーク・タイムズの分析では、オバマ氏は東部や西部の十九州と首都ワシントンで選挙人計二百四十三を固めた。激戦七州のうち焦点の中西部オハイオ州(選挙人十八人)は各種世論調査でオバマ氏が3〜6ポイントリード。同州を押さえた場合、例えば西部コロラド州(九人)の一州を取れば、選挙人の数は再選に必要な過半数の二百七十になる。

 ロムニー氏は中西部や南部の二十四州で選挙人計二百六の獲得が有力視される。ロムニー氏がオハイオ州で敗れた場合、選挙人が二百七十に届くには、残る激戦六州のうち選挙人の多い五州で勝利しなければならない。

 南部フロリダ(二十九人)、バージニア(十三人)、中西部ウィスコンシン(十人)、コロラドの四州に加え、中西部アイオワ州(六人)か東部ニューハンプシャー州(四人)のいずれかだ。

 フロリダ、バージニア両州は大接戦になっているため、ロムニー氏勝利の可能性は十分にある。加えてオハイオ州でも勝利できれば、残る四州のうち一州の勝利で選挙人が過半数に届く。

1522チバQ:2012/11/06(火) 23:52:27
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121106/amr12110607100002-n1.htm
きょう投票 2000年の混乱 再来警戒 両陣営、激戦州に法律顧問
2012.11.6 07:09 (1/2ページ)

ハイテク化・期日前投票「もろ刃の剣」


 【シカゴ=犬塚陽介】米大統領選は民主党のオバマ大統領(51)と共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事(65)が大接戦を展開したまま、6日投開票が行われる。米紙ワシントン・ポストとABCテレビの最新調査ではオバマ氏が1ポイントリード。CNNテレビの調査では両者とも49%で互角の戦いだ。票の再集計をめぐり混乱した2000年の大統領選同様、法廷闘争に発展する可能性も取り沙汰されている。

                   ◇

 共和党ブッシュ候補と民主党ゴア候補が争った2000年の大統領選では、フロリダ州が採用したパンチカード式の投票用紙をめぐり大混乱を引き起こした。それ以降、電子化や期日前投票を利用することでスムーズな開票を目指してきたが、今回は、機器の誤作動や投票確認作業の複雑化などが懸念されている。

 問題になりそうなのは、一部の州が導入するタッチパネル式の電子投票だ。米メディアによると、コロラド州では、ロムニー氏に投票しようとパネルを押しても、誤作動でオバマ氏への投票に切り替わってしまうケースがあった。共和党幹部が一部地域の使用機器の再点検を求める事態になっているという。

 期日前投票の多さも頭痛のタネ。最激戦州のオハイオ州では約130万人が期日前投票を申請したものの、4日現在、まだ約24万人が投票をすませていない。仮に期日前投票を要請していた有権者が当日投票に切り替えた場合、二重投票防止の確認作業が不可欠となる。両陣営が細部の確認を強く要求することも予想され、それには10日以上かかる可能性があるという。

 また、暴風雨の被害に見舞われたニュージャージー州は電子メールでの投票を容認した。ただ、ハッカーが介入する危険性を指摘する専門家もいる。

 米メディアによると、両陣営とも法律顧問を激戦州に配置済みで、自陣営に不利な状況が出現すれば法廷闘争も辞さない方針を徹底させているという。

 大統領選は各州に配分された選挙人の獲得数を争うが、1800年以来という獲得選挙人が同数で並ぶ珍事もあり得る。その場合、下院の投票で選ばれる。

                   ◇

【用語解説】2000年の米大統領選

 フロリダ州で共和党ブッシュ候補のリードが州法の基準に満たない僅差だったため、再集計したところ得票差が縮小。集計機の精度に異議を唱える民主党側の要請で、一部で手集計が始まった。しかし連邦最高裁は、再集計する際の基準があいまいなどとして再集計停止を命令。投票から1カ月余り後にようやく獲得選挙人数が確定、ブッシュ候補の大統領選勝利が決まった。

1523チバQ:2012/11/06(火) 23:54:37
http://www.asahi.com/international/reuters/RTR201211060056.html
米大統領選、激戦州の直前支持率は大接戦=ロイター調査2012年11月6日
11月5日、ロイター/イプソス調査によると、米大統領選挙の投票日を翌日に控え、激戦州4州の支持率は、オバマ大統領とロムニー候補が依然ほぼ互角の大接戦を繰り広げている。写真はオハイオ州で投票所の準備をするボランティア(2012年 ロイター/Matt Sullivan)
 [ワシントン 5日 ロイター] 5日に発表されたロイター/イプソス調査によると、米大統領選挙の投票日を翌日に控え、勝敗の行方を左右する激戦州4州の支持率は、民主党のオバマ大統領と共和党のロムニー候補が依然ほぼ互角の大接戦を繰り広げている。

 最大の焦点となるオハイオ州では、現職のオバマ大統領が4%ポイントのリードを維持。バージニア州とコロラド州でも優勢だが、大票田のフロリダ州ではロムニー氏が1%ポイントリードしている。

 オハイオ州の投票予定有権者のオバマ氏支持率は50%、ロムニー氏は46%。4日の段階ではオバマ氏48%、ロムニー氏44%だった。

 バージニア州ではオバマ氏が48%、ロムニー氏が46%。コロラド州ではオバマ氏48%、ロムニー氏47%で、フロリダ州はロムニー氏が48%で、オバマ氏の47%をわずかに上回っている。

 調査は、投票予定有権者を対象にインターネットを通じて実施した。両候補の支持率の差は、同調査の統計上の誤差の範囲内となっている。

1524チバQ:2012/11/06(火) 23:55:16
http://www.asahi.com/international/reuters/RTR201211060061.html
米大統領選、投票締め切り時刻の早いオハイオ州などに注目2012年11月6日
 [ワシントン 5日 ロイター] 6日投票の米大統領選挙では、オバマ米大統領と共和党のロムニー候補の大接戦が予想されているが、勝敗を分けるとされる激戦州のなかでもバージニア州とオハイオ州の投票所は比較的早く投票が締め切られ、これらの州の結果に注目が集まっている。

 チャールトン・カレッジの政治学者、スティーブン・シーリ氏は、オハイオやバージニア州でどちらかの優勢を明確に示すような結果が出た場合には、そこから最終結果の予想ができるかもしれない、との見方を示した。

 激戦州の投票締め切り時刻は以下の通り。かっこ内は日本時間。

 米東部時間午後7時(7日午前9時)

 バージニア州

 米東部時間午後7時半(7日午前9時半)

 オハイオ州、ノースカロライナ州

 米東部時間午後8時(午前10時)

 ニューハンプシャー州、ペンシルベニア州、フロリダ州

 (一部は米東部時間午後7時、日本時間7日午前9時)

 米東部時間午後9時(7日午前11時)

 コロラド州、米ミシガン州、ミネソタ州、ウィスコンシン州

 米東部時間午後10時(7日正午)

 アイオワ州、ネバダ州

1525チバQ:2012/11/06(火) 23:56:39
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121106/amr12110620220007-n1.htm
“緒戦”はオバマ氏一勝一分け 東部州村で投開票
2012.11.6 20:21 [2012米大統領選挙]

 米東部ニューハンプシャー州の2つの小さな村で6日午前0時(日本時間同午後2時)すぎ、全米に先駆けて大統領選の投開票が行われた。大統領選当日未明の恒例行事。AP通信によると、オバマ大統領が1勝1分けで“緒戦”を飾った。

 同州ハーツロケーションでは、23票対9票でオバマ氏が共和党のロムニー候補に快勝。しかし同州ディックスビルノッチでは5票ずつで引き分け、接戦の選挙を象徴する結果となった。

 早朝から働く労働者のために始まった制度だが、「未明の投票」として次第に注目を集めるようになり、今では大統領選投票日の到来を告げる行事としてメディアに認知されている。(共同)

1526チバQ:2012/11/06(火) 23:56:59
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121106/amr12110620330009-n1.htm
熱気失せたオバマ氏の地元シカゴ 高い理想と現実の落差に不満も
2012.11.6 20:21

米大統領選挙の投票を翌日に控えた5日、最後の遊説で涙を見せるオバマ大統領=アイオワ州デモイン(ロイター)
 【シカゴ=犬塚陽介】米史上初の黒人大統領が誕生した2008年の大統領選から4年。「歴史的瞬間」の舞台ともなったオバマ大統領の地元イリノイ州シカゴでは、前回選挙の陶酔感は過去のものとなり、熱気は消えうせていた。

 「前回選挙では大接戦だったヒラリー・クリントン上院議員(現国務長官)との予備選を勝ち抜き、草の根選挙で歴史を作った。あの興奮が、もう一度訪れるとは誰も思っていないよ」

 長年の民主党支持者で、小売業を経営するデーブ・クラインさん(52)が解説した。

 イリノイ州は民主党の強固な地盤で、オバマ氏の勝利は揺るがない。テレビの選挙CMも最小限で、クラインさんも「4年前の熱気はない。通常の選挙に戻ったということだろう」と指摘する。

 それでも「シカゴが生んだ息子」と呼ばれるオバマ大統領への支持は堅い。米経済は「最良ではないが、希望を持てる状況にまで米国は回復した」と分析し、「ようやく芽生えた希望を米国民が摘み取るとは思えない」とオバマ大統領の勝利を予測する。

 ただ、オバマ氏勝利を牽引(けんいん)した若者らのオバマ支持が全米規模で失速し、大混戦を招く要因となったのは間違いない。

 08年は友人らとオバマ氏を支持し、ボランティアにも加わったというスコット・ホルトさん(25)は「人生には選挙よりも楽しいことがある」と述べ、今回はオバマ陣営と一定の距離を置いているという。

 米国の融和を訴えたオバマ氏だが、医療保険改革などをめぐり、民主、共和両党の亀裂は深まった。

 飲食店に勤めているという女性(28)は、高い理想を掲げていたオバマ氏も「最後はロムニー(前マサチューセッツ州知事)との非難合戦に加わってしまった。見たくない姿だった」と述べ、オバマ氏の“変貌”を嘆いていた。

1527チバQ:2012/11/06(火) 23:57:26
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121106/amr12110620270008-n1.htm
批判の一方で熱気 ロムニー氏の政治拠点 マサチューセッツ州ボストン
2012.11.6 20:26

ロムニー氏選挙集会のステージで準備をするスタッフ=5日、ボストン(ロイター)
 【ボストン=黒沢潤】共和党の大統領候補、ロムニー氏が州知事を務めた政治的拠点のマサチューセッツ州。州都のボストンは、全米でもリベラルな雰囲気を持つ街として知られており、知事時代は穏健派だったロムニー氏が保守的な姿勢に転じていることには批判の声も出ているが、州内には前知事を支持する有権者の熱気があふれている。

 ロムニー氏は2003年から4年間にわたって知事を務めた。在任中、州の医療保険改革を進めるなど、オバマ政権も手本にした政策で住民から支持を得た。

 だがその後、オバマ政権の医療改革を批判するなどの“変節”ぶりには批判の声も出ている。「『ロムニケア』(州の医療改革)を断行した彼はどこへ行った? 彼のことはもう信用できない」。会社員のピーター・タム氏(35)は吐き捨てるように語った。

 中絶や同性婚問題でも主張を二転三転させる姿勢には「大統領として適任だろうか」(ボストン在住の女性)と資質を疑問視する声もある。

 これに対し、投資家で共和党支持のポール・ガメリン氏(61)は「昔の“絶妙な政治バランス”を持ったロムニー氏の方が好きだった」としつつ「オバマ政権の財政運営はひど過ぎる」と大統領を批判した。IT起業家のアダム・ブレーク氏(33)も、ロムニー氏の経済手腕が不可欠だと訴えた。

 マサチューセッツ州は伝統的に民主党が強いことで知られているが、同党の重鎮だったエドワード・ケネディ上院議員の死去を受けて10年に行われた補欠選挙では、同州司法長官(民主)の失言などもあり、共和党候補が勝利。「マサチューセッツ州の奇跡」といわれた。オバマ氏に一時、支持率で差をつけられていたロムニー氏の陣営では、「奇跡の再現」を狙って意気を上げている。

1528チバQ:2012/11/06(火) 23:59:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121106-00000030-mai-int
<米大統領選>両候補、激戦州を奔走 相次ぎ大規模集会
毎日新聞 11月6日(火)12時16分配信


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激戦が伝えられる中西部オハイオ州コロンバスでそれぞれ支援を呼びかけるオバマ大統領(写真左)とロムニー前マサチューセッツ州知事(写真右)=2012年11月5日、いずれもAP

 米大統領選の投開票を翌日に控えた5日、民主党のバラク・オバマ大統領(51)と共和党の大統領候補、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)はそれぞれ激戦州を駆け巡り、遊説に奔走した。

 オバマ氏はやや優勢が伝えられる中西部ウィスコンシンのほか、オハイオ、アイオワの3州を大統領専用機で回った。米国の有名なロック歌手、ブルース・スプリングスティーンさん(63)らも同乗し、各州でロックコンサートを交えた大規模集会を開催した。

 幅広い年齢層に人気のあるスプリングスティーンさんの投入は、オバマ氏が初当選した4年前に比べ、動きが鈍いとされる無党派層の投票を促す狙いがあるとみられる。

 2カ所目のオハイオ州コロンバスの集会には約1万5000人が参加した。オバマ氏は「変革は終わっていない」と強調。「仕事がしたいのに見つからない国民が一人でもいる限り、私の仕事は終わっていない」と訴えた。

 オバマ氏は同日午後10時すぎ、アイオワ州で最後の遊説を終え、地元イリノイ州のシカゴに入る。投票日の6日は、シカゴ市内で開票作業を見守る大規模集会が計画されており、ミシェル夫人やバイデン副大統領が参加する予定。陣営は支持者へのメールで「当選すればオバマ大統領が勝利演説をする」と流し、投票と集会参加を呼びかけた。

 一方、ロムニー氏は5日、南部フロリダを皮切りに南部バージニア、オハイオ、東部ニューハンプシャーの激戦4州を回り、支持を呼びかけた。バージニア州リンチバーグでは「新たな始まりまで、あと1日だ」と訴えた。

 ニューハンプシャー州マンチェスターの集会会場周辺では、開場前から白人層を中心に多くの支持者が行列をなした。銀行員の男性、ダン・フリンさん(38)はロムニー氏支持について「米国の将来にとって最善の選択」と指摘。ロムニー氏の雇用創出や財政赤字削減の手法に期待を示す一方、「大きな政府」を掲げる民主党のオバマ氏は「社会主義者だ」と批判した。

 ロムニー氏は投票日当日も、オハイオ、東部ペンシルベニア両州でイベントを行う。ペンシルベニア州では92年以降、5回連続で民主候補が勝利しているが、ロムニー陣営は今回、最終盤で勝利の可能性があるとの見方を強め、テレビCMなどを開始した。

 ロムニー氏は6日午前、ボストン近郊のベルモントでアン夫人と一緒に投票する。【シカゴ(中西部イリノイ州)堀山明子、マンチェスター(東部ニューハンプシャー州)草野和彦】【

1529チバQ:2012/11/07(水) 00:00:33
http://jp.wsj.com/US/Politics/node_542989
米大統領選、開票時間別の注目ポイント
マーケットウォッチ
2012年 11月 6日 15:54 JST
 【ワシントン】米大統領選で再選を目指す民主党のオバマ大統領と共和党候補のミット・ロムニー氏は世論調査で接戦を演じており、ほんの一握りの州が勝敗を決することになりそうだ。


 以下、選挙の夜に注目すべきポイントを時間別にまとめた。時間は米東部時間(カッコ内は日本時間)、右に書かれているのはその時間に投票が締め切られる主要州。

午後7時(7日午前9時):バージニア

 バージニアはロムニー氏にとって是が非でも勝たなくてはならない州だ。5ポイント以上の差で勝てば、全国調査が示すよりも広範な支持を得ているシグナルとなる。オバマ氏は、ここで勝てば再選確実となりそうだ。

午後7時半(7日午前9時半):ノースカロライナ、オハイオ

 ノースカロライナについては、共和党に奪い返される兆しのなか、オバマ氏は何週間も選挙運動をしていない。同氏は2008年の選挙で、32年ぶりに同州を制した民主党候補となった。

 オハイオは最も重要なスイングステート(無党派層が多い激戦州)だ。この州を取らずに大統領の座を勝ち取った共和党候補はいない。オバマ氏は4年前51.4%対46.8%でこの州を制し、現在の世論調査では小幅にリードしている。過去29回のうち27回の選挙で、オハイオを取った候補が大統領になっている。

 ただ、注意が必要だ。同州では郵送による投票が100万票を超えている。専門家によると、大接戦となった場合はオハイオの結果判明までに1日以上かかる可能性があるという。

午後8時(7日午前10時):フロリダ、ニューハンプシャーなど17州

 フロリダも重要なスイングステートの1つだが、終盤の世論調査ではロムニー氏寄りになっている。開票に時間がかかることが多いため、ロムニー氏がこの州で勝利したことが早く判明すれば、同氏が全国的にも非常に優位なことを示す兆しになり得る。

 ロムニー氏はオハイオ州を落とした場合、自分の別荘があるニューハンプシャーがカギになりそうだ。ニューハンプシャーとウィスコンシンの両州で勝つ必要が出てくるほか、有利とみられているすべての州を制さなくてはならなくなる。

 午後8時以降、ペンシルベニアの開票速報が徐々に判明してくる。民主党が強いこの州では依然オバマ氏が優勢。ロムニー氏は厳しい世論調査の結果を受け、終盤に同州で遊説した。

午後9時(7日午前11時):コロラド、ウィスコンシン

 ロムニー氏はコロラドで勢いづいているようだ。オバマ氏は4年前、この州を簡単に制した。

 ウィスコンシンでは過去6回の選挙で民主党が勝っているが、副大統領候補のポール・ライアン氏のおひざ元であるこの州で最近みられる共和党の波が、同州での勝利をもたらすかもしれないと同党は願っている。

 伝統的に民主党の強いミシガン、ミネソタの世論調査結果は拮抗(きっこう)しており、専門家の視線が集まりそうだ。ロムニー氏はデトロイト育ちだが、オバマ氏の米自動車メーカー救済で勝利が固まったかもしれない。

午後10時(7日正午):アイオワ、ネバダ

 アイオワ州は過去6回のうち5回の選挙で民主党が勝っており、世論調査ではオバマ氏が一貫して小幅にリードしている。対するロムニー氏は同州の4大新聞紙すべてから支持を得ており、番狂わせのチャンスもある。

午後11時(7日午後1時):アラスカ以外の西部州

 大半の州でオバマ氏が強く、再選になった場合こうした地域での勝利はおまけにすぎない。

1530チバQ:2012/11/07(水) 00:01:57
やはりポイントは日本時間朝9時台のバージニアとオハイオでしょうね

1531チバQ:2012/11/07(水) 12:06:09
http://www.cnn.co.jp/usa/35024111.html
激戦州オハイオ、共和党調査ではオバマ氏が5ポイントリード
2012.11.07 Wed posted at 11:21 JST

CNN) 大統領選の投開票が進むなか、共和党のロムニー陣営が投票前に行った調査によれば、注目州の1つであるオハイオ州で民主党のオバマ大統領がロムニー氏を5ポイントリードしていたことが分かった。共和党筋がCNNに明らかにした。

ロムニー陣営が行っていた調査によれば、それまで接戦だったオハイオ州の支持率が、最終週に入ると、ロムニー氏の支持が落ち込み、オバマ氏の5ポイントのリードに変わったという。

選挙人18人を抱えるオハイオ州は大統領選でも注目の州だ。オハイオ州を落として大統領に就任できたのは1960年のケネディ35代大統領で最後。このため両陣営ともオハイオ州での支持獲得に力を注いできた。

1533チバQ:2012/11/07(水) 12:10:06
http://www.cnn.co.jp/usa/35024099.html

大接戦の米大統領選、結果が分かるのはいつ?
2012.11.07 Wed posted at 09:27 JST

(CNN) 6日の米大統領選は、米東部時間午後7時(日本時間午前9時)から順次投票が締め切られ、開票が始まった。ケンタッキー州でロムニー氏が、バーモント州でオバマ氏が勝利を確実にした。

投票は米東部時間で、バージニアなどで午後7時、オハイオが7時30分、フロリダや中西部が8時、西部とハワイが午後11時、アラスカが7日午前1時にそれぞれ締め切られる。

CNNのジョン・キング記者によると、最初の山場となるのはワシントンに隣接するバージニア州北部。ここでロムニー氏優勢となれば、同州の行方が重要な鍵を握ることになる。一方、オバマ氏が圧勝すれば、その時点で事実上の決着がつく可能性もある。

CNNのピーター・ハンビー記者は、フロリダ州パスコ郡の期日前投票の結果に注目する。ここは共和党寄りの地盤でありながら、前回大統領選の期日前投票ではオバマ氏が勝利した。投票締め切りの直後に発表される期日前投票分の結果でオバマ氏が票を伸ばせなかった場合、フロリダ州全体でも苦戦が予想される。

激戦州のオハイオでは、事前に選挙登録をしていなかった有権者が投じる「暫定票」が焦点となる可能性がある。暫定票の有効性を判定する作業には最大で10日間かかり、決着が今月半ばまでずれ込む可能性も指摘されている。ただ同州のハステッド州務長官は、州中部の郡の動向次第で6日深夜までには大勢が判明するとの見通しを示している。

1534チバQ:2012/11/07(水) 12:14:03
http://www.cnn.co.jp/usa/35024107.html
米議会選、上院の過半数をかけた攻防に注目
2012.11.07 Wed posted at 10:51 JST

(CNN) 米国の選挙デーとなった6日、大統領選と同時に上下両院選の投票も行われている。特に注目されるのは、上院の過半数獲得をかけた攻防だ。

上院(定数100)では民主党23、共和党10の計33議席を改選。47議席を握る共和党が過半数を制するためには、現状より4議席を上乗せする必要がある。景気低迷が続く中、共和党が4議席を奪取するのは容易とみられていたが、ここへ来て苦戦している状況だ。

主な原因は、共和党が地盤としてきた複数の州で予想外の防戦を強いられたことによる。特にインディアナ州の攻防は、上院のパワーバランスを占う展開となりそうだ。

同州から上院選に出馬している共和党のマードック候補は数週間前、レイプによる妊娠は神からの賜物だとする失言で、支持率が急落した。投票は米東部時間午後7時に締め切られる。もし民主党のドネリー候補が勝てば、共和党にとっては痛手となる。

メーン州の上院議員選では、引退を表明した共和党のスノー上院議員に代わって、同州知事時代に人気を誇った無所属のキング候補が選出される見通しだ。

さらにバージニア、モンタナ、マサチューセッツの各州の結果も注目される。

1535チバQ:2012/11/07(水) 18:17:56
けっこうあっさり再選ですね
つまらんヽ(゚Д゚)ノ

1536チバQ:2012/11/07(水) 21:39:44
http://www.asahi.com/international/update/1107/TKY201211070886.html
2012年11月7日21時4分
福島県出身女性、米上院議員に当選 アジア系女性で初
上院議員選でアジア系女性として初めて当選した日系のメイジー・ヒロノ氏=AP

 【ロサンゼルス=藤えりか】ハワイ州選出の上院議員選で、福島県生まれの日系1世、民主党のメイジー・ヒロノ下院議員(65)が共和党のリンダ・リングル前州知事(59)を破り、初当選した。アジア系女性の上院議員は初めて。日本生まれの上院議員としても初。

 米メディアによると、ヒロノ氏は現在の福島県桑折町に生まれ、8歳で母親に連れられハワイへ。1959年に米国市民となり、苦学してロースクールに学び、弁護士の資格を取った。同州議員や同州副知事となったが、2002年にハワイ州知事選でリングル候補に敗れていた。

1537チバQ:2012/11/07(水) 21:44:13
http://www.cnn.co.jp/usa/35024143.html
米11州の知事選、共和党がノースカロライナ州を奪取
2012.11.07 Wed posted at 15:33 JST

(CNN) 米大統領選と同時に6日に投開票が行われた11州の知事選は、CNNの予想によると、ノースカロライナ州で共和党が民主党から知事の座を奪取する見通しとなった。同州で共和党の知事が選出されるのは1988年以来。

同州は引退を表明した民主党の現職パーデュー知事の後任として、共和党のパット・マクロイ候補が民主党のウォルター・ダルトン候補を破って勝利することが確実になった。

共和党はノースカロライナ州のほか、ユタ、ノースダコタ両州の現職が再選を確実にし、インディアナ州も引き続き制する見通し。

一方、民主党はバーモント、デラウェア、ミズーリの3州の知事の再選が確実となり、ウェストバージニアとニューハンプシャーの両州も引き続き制する見通し。

選挙前の11州の知事勢力は民主党が8州、共和党が3州だったが、ノースカロライナ州知事が共和党に入れ替われば、共和党は全米50州のうち、少なくとも30州を制することになる。同党の過去最多は1920年代の34州だった。

1538チバQ:2012/11/07(水) 22:30:53
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121107/amr12110714370007-n1.htm
勝敗分けた女性とヒスパニック票、10ポイント超す差 出口調査
2012.11.7 14:35 (1/2ページ)[2012米大統領選挙]

 6日、米シカゴでオバマ大統領の勝利を伝えるテレビ速報を見て喜ぶ支持者たち(共同)
 【ワシントン=佐々木類】オバマ米大統領の主な勝因が、中南米出身のヒスパニック系移民の支持拡大と女性票でロムニー氏に10ポイント以上の差をつけたことだったことが、出口調査などから浮き彫りになった。

 前回2008年の大統領選では若者を対象に草の根選挙を実施。今回は、若者と白人労働者層の“オバマ離れ”を補うため、ヒスパニックと女性票の掘り起こしに力点を置いた選挙戦術が勝敗を分けた形だ。

 米メディアの共通出口調査によると、オバマ氏はマケイン候補と戦った08年選挙でヒスパニック票を67%を獲得したが、今回は71%で大台に乗せた。

 オバマ氏は今年6月、一定の条件を満たした不法移民の強制送還を猶予する大統領令に署名。また、包括的な移民制度改革を13年に実現するとし、再選後は若年不法移民に市民権獲得の道を開く「ドリーム法案」の可決を目指す姿勢が広くを支持を集めた。

 ロムニー氏は、共和党予備選で保守系の支持拡大を狙って不法移民取り締まりの強化をアピール。国民の雇用を守ると主張した。また、両親に連れられてきた不法移民の子どもらへの対応も明確にせず、オバマ氏に大量に票が流れた。

 一方、オバマ氏は前回選挙に女性票を56%獲得したのと同様、今回も55%を獲得。ロムニー氏の44%に10ポイント以上の差をつけた。

 オバマ氏が女性票をしっかり固めたのは、人工妊娠中絶を容認するなど女性の権利尊重の立場を明確にしたことだ。陣営は、最終盤の鍵を握る女性票の掘り起こしを強化。08年に構築した草の根組織をフル稼働し、全米各地で女性を対象としたミニ集会を頻繁に実施してきた。

 ロムニー氏が、避妊や人工中絶、乳がん検診など女性を対象とした医療プログラムへの予算打ち切りを公約に掲げていることを強く批判。討論会でも、男女の賃金格差是正に対するロムニー氏の消極姿勢を糾弾したのが奏功した。

 ロムニー氏は共和党予備選で、保守票を意識して中絶禁止を訴えていたが、その後、禁止に向けた具体策を打ち出すことはないと表明。オバマ氏から、「健忘症」と批判されたこともボディーブローとなった。

 オバマ選対で草の根選挙を研究してきた明治大の海野素夫教授は、オバマ氏の勝因について、「共和党が予備選で中傷合戦をしている間に、女性とヒスパニックの支持拡大を狙った戦略が奏功した」と分析した。

1539チバQ:2012/11/07(水) 22:32:09
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121107/amr12110714430008-n1.htm
ロムニー氏支持者ら敗北の報に沈痛ムード「オバマ氏は経済知らない…」
2012.11.7 14:42 [2012米大統領選挙]

敗北の報に沈痛ムードのロムニー氏支持者=6日、ボストン(ロイター)
 米大統領選投開票日の6日、共和党ロムニー候補の陣営本部がある東部マサチューセッツ州ボストンでは、選挙戦を締めくくる最後の集会の会場で支持者らが開票速報を見守ったが、米メディアが同氏の敗北を相次いで報じると沈痛なムードに包まれた。

 投資会社を経営し大成功した経験を看板に、回復の歩みが遅い米経済の再生を訴えてきたロムニー氏。失言などが災いし、オバマ大統領に支持率で水をあけられた時期もあったが、第1回大統領候補討論会で“完勝”して猛追した。この日の集会では、勝利を想定したスピーチしか準備していないと「自信」を示していたが、及ばなかった。

 オバマ氏再選に、同市内に住むロムニー氏支持の男性(64)は「オバマ氏は経済を知らない。一期目は散々な結果なのに」と絶句した。(共同)

http://sankei.jp.msn.com/world/news/121107/amr12110719220013-n1.htm
敗北スピーチ用意せず ロムニー氏、無念の表情
2012.11.7 19:19 (1/2ページ)[米国]

 米大統領選で敗れ、敗北宣言をする共和党のロムニー候補=7日、米マサチューセッツ州ボストン(ロイター=共同)
 【ボストン=黒沢潤】共和党の大統領候補、ロムニー氏は7日未明、マサチューセッツ州ボストンで行われた集会で敗北を認めた。

 ロムニー氏はオバマ氏の当選を祝福した上で、「この国の行く末を心配していたから出馬した。違う方向に米国を導きたいという、あなた方の希望を実現させたかった」と無念の表情を見せた。

 ロムニー氏は勝利しか念頭にないとして、敗北を想定したスピーチを用意せずに集会に臨んだ。支持者が大勢詰めかけた集会には、妻のアンさんら家族も姿を見せ、ロムニー氏や副大統領候補のライアン氏の健闘をたたえた。

 米国の景気が上向かず、失業率が7・9%と高止まりする中、支持者の間でロムニー氏の経済手腕に期待する声は強かった。

 「約束したら、直ちに実行に移してくれそうなロムニー氏を応援していたのに」。集会に参加した清掃業のビリー・ビッツェさん(50)は肩を落としてこう語った。

 会社社長のジム・ロザメルさん(37)も「実業家として成功したロムニー氏には、『国家』を『巨大会社』に見立てて大改造してほしかった」と話した。

 ロムニー氏が2003年から4年間、知事を務めたマサチューセッツ州には熱烈な支持者がいる一方で、今回の選挙キャンペーン中、ロムニー氏批判が絶えなかったのも事実だ。

 「知事職は2期8年務めるのが普通なのに、彼は1期でやめて大統領への踏み台にしようとした。われわれが彼に利用されたことは生涯、忘れないだろう」。オバマ氏を支持する無職のジム・スミスさん(41)はこう語った。

 当初、盛り上がりに欠けた大統領選だったが、終盤に入ってロムニー氏が支持率で驚異的な追い上げを見せ、国民の関心も高まった。

 元テレビ局勤務のジェームズ・ダンさん(83)は「人々が投票所にこんなに列をなして並んだのは過去40年間、記憶にない。オバマ氏だけでなく、ロムニー氏もいい勝負をした」と激戦を振り返った。

1540チバQ:2012/11/07(水) 22:33:04
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121107/amr12110719440016-n1.htm
議会の“ねじれ”継続、運営に苦慮か 下院が共和党が過半数確保 
2012.11.7 19:39

勝利宣言の演説を終え、支持者に向かって手を振るオバマ米大統領=7日未明、米イリノイ州シカゴ(共同)
 【ワシントン=柿内公輔】6日に投開票された米連邦議会選の結果、上下両院で多数党が異なる「ねじれ」は解消されず、再選を果たしたオバマ政権も議会運営に苦慮しそうだ。

 米メディアによると、7日未明までの判明分で、全435議席が改選された下院は、民主党が182議席にとどまるのに対し、共和党が227議席で過半数を引き続き確保。全100議席の上院は33議席が改選され、非改選も含めて民主党が52議席と過半数に達し、45議席の共和党は逆転がならなかった。

 オバマ政権は1期目も、雇用創出法案などの審議で共和党が主導権を握る下院の抵抗に苦しみ、政策の実現を阻まれてきた。議会選は2年ごとで解散はない。

 一方、州知事選は民主党が握っていたノースカロライナを共和党が奪還。全米50州で共和党知事が非改選と合わせ30州に到達した。

1541チバQ:2012/11/07(水) 22:35:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121107-00000109-mai-int
<オバマ氏再選>勝利演説で「一つの国家、一つの国民」
毎日新聞 11月7日(水)22時6分配信

 【ワシントン古本陽荘】米大統領選は6日、投開票され、民主党のバラク・オバマ大統領(51)が中西部オハイオ州や南部バージニア州など激戦州の大半を固め、勝利に必要な270人を超える選挙人を獲得し、再選を決めた。大統領は勝利確定後、地元の中西部イリノイ州シカゴで演説し、「我々は一つの国家、一つの国民」と強調、選挙戦で際立った党派間対立を乗り越え、結束して内外の課題に取り組む決意を明確にした。

 演説でオバマ氏は「経済は回復に向かっている。10年続いた(イラクとアフガニスタンでの)戦争は終わろうとしている」と1期目の成果を指摘。2期目に向けた財政赤字の削減や税政改革への意欲を示し、野党共和党への協議を呼びかける考えを示した。ただ、共和党は譲歩に応じる姿勢を示しておらず、調整が難航するのは確実だ。

 年末には、歳出削減と大型減税の期限切れが重なる「財政の崖」が迫っており、早くも緊張した局面を迎える。2期目の政権は、主要閣僚を大幅に入れ替えて臨む方針で、新たな閣僚人事も今後の焦点となる。

 フロリダを除き、オバマ氏が獲得した選挙人は303人で、ロムニー氏の206人を大きく上回っている。

1542チバQ:2012/11/07(水) 22:37:39
http://mainichi.jp/select/news/20121108k0000m030102000c.html
オバマ氏再選:経済・雇用・財政…共和と対立続く
毎日新聞 2012年11月07日 21時10分(最終更新 11月07日 22時28分)


 「中間層のための新たな雇用確保のために戦い続ける」。再選を決めたオバマ大統領は7日未明、支援者らを前に宣言した。2期目に入るオバマ大統領の最大の課題は、経済の立て直しと雇用の拡大だ。米経済の回復は鈍く、失業率も高水準が続くなど国民の不満は強い。大統領選でオバマ大統領は「教育やクリーンエネルギーに投資し、国内で雇用を創出する企業を優遇する」と繰り返し訴えた。

 製造業や新たな産業を中心に輸出を拡大し、雇用創出や所得向上による中間所得層の底上げで力強い米経済を再生させる。これがオバマ大統領の戦略だ。

 一方で、「無謀なふるまいで危機を引き起こした」とする金融機関への規制強化を引き続き推進する姿勢を崩さない。これが金融機関の強い反発を招いているほか、企業経営者らには、オバマ大統領の政策は企業に厳しい「アンチ・ビジネス」との不満は根強い。減税や規制撤廃による「小さな政府の下での自由競争」を訴えたロムニー氏が最後まで接戦を繰り広げたのも経済停滞が大きな要因。1期目の路線延長が大きな成果を生む保証はない。

 さらに、米経済に重くのしかかるのが財政問題だ。金融危機対応の巨額の財政出動などで財政は急速に悪化し、赤字は4年連続で1兆ドルを超える。

 来年初めに大規模減税の期限切れと歳出の自動削減が重なる「財政の崖」も、財政健全化策を巡る与野党の対立が解決を困難にしている。減税延長などで財政の崖を全面的に回避すれば、財政の改善は見込めないためだ。

 オバマ大統領は富裕層を除く減税延長を主張し、景気下支えと財政健全化の双方に配慮を示すが、共和党側は「中小企業経営者など富裕層の増税は雇用を減らす」と反発。歳出削減を中心に財源を確保するよう求め、歩み寄りはみられない。

 市場では「今の減税をひとまず半年程度延長し、与野党が税制改正などを議論する時間を稼ぐ」との見方も出ているが、財政健全化の道筋をつけるのに相当の時間がかかるのは避けられない。税財政政策の先行きが見えにくい状況が続けば、個人消費や企業の投資にも影響が及ぶほか、財政面の制約はオバマ大統領が目指す教育やインフラ投資などの政策実行を困難にしそうだ。

1543チバQ:2012/11/07(水) 22:38:02
http://mainichi.jp/select/news/20121108k0000m030096000c.html
オバマ氏再選:苦戦の背景 中間層支持伸び悩み
毎日新聞 2012年11月07日 20時51分(最終更新 11月07日 22時09分)


米メディアによる大統領選出口調査の主な内容 ※数字は%
拡大写真 米メディアによる大統領選の出口調査によると、民主党のオバマ大統領(51)は08年の前回選挙に続き、女性や若者、低所得者層、非白人から強く支持されたことが再選に結びついた。ただ、オバマ政権が重視する中間層からは前回ほどの支持は得られず、白人や男性の支持が共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事(65)を大きく下回り、苦戦ぶりが浮き彫りになった。

◇非白人・女性・若者が支持

 黒人は93%が再選を支持し、ヒスパニック系やアジア系も7割超がオバマ氏に投票した。一方、白人は前回を4ポイント下回る39%で、ロムニー氏(59%)に大差をつけられた。

 女性は55%がオバマ氏に投票し、前回同様に共和党候補を10ポイント以上引き離した。特に独身女性の67%がオバマ氏を支持。だが男性は前回比4ポイント減の45%で、ロムニー氏を7ポイント下回った。既婚者の支持もロムニー氏(56%)がオバマ氏(42%)より高かった。

 年齢別では、10〜20代は60%、30代も55%がオバマ支持。ただ10〜20代の支持率は前回から6ポイント下がった。40代以上は年齢とともにロムニー氏優位が拡大する傾向がみられた。

◇「経済」でロムニー氏と支持二分

 年収別では、5万ドル(約400万円)未満の低所得者層からは60%と前回並みの支持を受けたが、中間層の5万〜10万ドル未満では46%で前回を4ポイント下回った。オバマ氏は富裕層への増税を訴えており、10万ドル以上の支持は前回比5ポイント減の44%だった。

 「米国の最重要課題」の設問では59%が経済と答え、うちオバマ氏に投票したのは47%、ロムニー氏は51%とほぼ拮抗(きっこう)した。オバマ氏が1期目に改革した医療保険制度を挙げた有権者(18%)の75%がオバマ氏に投票しており、実績を示せる現職の強みが明らかになった。一方で、財政赤字と答えた有権者(15%)の66%はロムニー氏に投票しており、深刻な財政難への不安も浮き彫りになった。

 無党派層(28%)では、オバマ氏に投票したのは前回より7ポイント少ない45%で、ロムニー氏(50%)を下回った。【秋山信一】

1544チバQ:2012/11/07(水) 22:46:31
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&amp;k=2012110700568
民主2人目の「偉業」=2回当選のオバマ氏−米大統領選
 【ワシントン時事】6日の米大統領選で再選を果たしたオバマ大統領は、第2次大戦後に限れば、選挙を2回勝ち抜いた民主党2人目の大統領となった。共和党には2回当選した大統領が4人いるが、民主党では1990年代のクリントン氏と並ぶ「偉業」だ。
 オバマ氏は戦後12人目の大統領。このうち民主党は半数の6人だ。ただ、2期務めたトルーマン、ジョンソン両氏は1期目が前任者の死去による副大統領からの昇格。ケネディ氏は1期目に暗殺され、カーター氏は再選に失敗した。(2012/11/07-14:43)

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1545チバQ:2012/11/07(水) 22:56:58
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&amp;k=2012110700579
ケネディ家、議席回復=32歳ジョゼフ氏、米下院当選
 【ワシントン時事】6日投開票された米下院選で、ケネディ元大統領の弟ロバート・ケネディ元司法長官の孫に当たるジョゼフ・ケネディ氏(32)が初当選を果たした。これにより、ケネディ家は2年ぶりに連邦議会の議席を「回復」することになった。
 政界の名門として知られるケネディ家だが、元大統領の末弟エドワード・ケネディ上院議員(2009年に死去)の次男パトリック・ケネディ下院議員が昨年1月に引退して以来、連邦議会に議席を持っていなかった。ケネディ家は元大統領が下院議員に就任した1947年からこの時まで、常に一族の誰かが議席を保持していた。
 ジョゼフ氏はマサチューセッツ州検事を経て、同州第4区に民主党から出馬。当選後、自身のウェブサイトに「より力強い未来を築くための戦いだった」と振り返るメッセージを掲載し、今後の活躍を誓った。(2012/11/07-14:56)

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1546チバQ:2012/11/07(水) 22:57:33
http://www.asahi.com/business/news/reuters/RTR201211070150.html
2012年11月7日19時52分
次期米財務長官にルー大統領首席補佐官が最有力、ボウルズ氏の名も

 [ワシントン 7日 ロイター] オバマ米大統領は再選を受け、今期限りの退任を表明しているガイトナー財務長官の後任を近く明らかにする見込み。

 最有力なのは、財政問題に精通しているジェイコブ・ルー大統領首席補佐官。同氏は元シティグループ幹部で、クリントン政権とオバマ政権で行政管理予算局(OMB)局長を務めた。同氏指名で債務削減と税制改革への取り組みを市場にアピールできる。

 ただルー氏は、2011年の共和党との予算協議に臨んだ経緯から、一部の共和党関係者は、ガイトナー財務長官やデーリー前大統領首席補佐官とは違って建設的な交渉相手ではないとの認識を示している。下院は共和党が制していることから、両党の間をつなぐ人物が必要だ。

 クリントン政権で首席補佐官を務めたアースキン・ボウルズ氏の名もあがっている。同氏は、オバマ大統領が2010年に設置した財政赤字削減に向けた超党派委員会で共和党のアラン・シンプソン元上院議員とともに計画を取りまとめた。

 ガイトナー財務長官は、クリントン政権での財務次官や国際通貨基金(IMF)に務めた経験から国際経済にも精通していたが、ルー、ボウルズ両氏は国際経済での実務経験はほとんどない。

 次期財務長官は、金融界や財界との関係強化も求められる。

 この点から候補となるのは、クリントン政権で財務副長官を務めたロジャー・アルトマン氏、同じくクリントン政権で財務省に務めたほか、世銀エコノミストやグーグル幹部を歴任したフェイスブックのシェリル・サンドバーグ最高執行責任者(COO)、ウォール街の経験が長いブラックロックのローレンス・フィンク最高経営責任者(CEO)など。

 民主党上院議員のなかにはアルトマン氏を支持する声もある。しかしクリントン大統領の州知事時代の不正が疑われたホワイトウォーター疑惑をめぐる議会証言で追及され、財務副長官を辞任した経緯があるため、上院での指名承認は難しいとも見方もでている。

 *内容を追加して再送します。

1547チバQ:2012/11/07(水) 22:58:11
http://mainichi.jp/select/news/20121108k0000m030104000c.html
オバマ氏再選:財務長官後任探し急務…NY市長も浮上
毎日新聞 2012年11月07日 21時14分(最終更新 11月07日 21時31分)

 2期目に入るオバマ大統領にとって、1期限りの退任が確実とされるガイトナー財務長官の後任探しが急務となる。「財政の崖」の回避が当面の重要課題となる中、今後の財政健全化を主導する重要な役割を担うだけに、閣僚人事の目玉となりそうだ。

 有力な候補に挙がっているのが、大統領首席補佐官のジェイコブ・ルー氏だ。クリントン、オバマ両政権で行政管理予算局長を務め、今年1月に現職に就任。オバマ大統領からの信任も厚いとされる。クリントン元大統領の首席補佐官、アースキン・ボウルズ氏の名前も挙がっている。同氏は10年に超党派による財政赤字削減委員会の共同委員長を務め、10年間で4兆ドルの赤字削減案をまとめた。

 このほか、マイケル・ブルームバーグ・ニューヨーク市長や、米金融大手JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)らが取りざたされている。

1548チバQ:2012/11/07(水) 22:58:34
http://mainichi.jp/feature/news/20121108k0000m030082000c.html
米大統領選:西部2州、大麻合法化…住民投票で承認
毎日新聞 2012年11月07日 20時21分(最終更新 11月07日 20時35分)

 【ワシントン小坂大】米大統領選と合わせて6日に各州で行われた住民投票で、西部のワシントン、コロラド両州では、大麻の規制を緩和し米国で「嗜好(しこう)品」と認める提案が承認された。連邦政府は大麻を「違法薬物」として禁じており、医療目的以外で合法化されたのは初めて。販売を許可した業者に課税するなどして税収の拡大を見込んでいるという。米CNNテレビなどが伝えた。

 また、再選したオバマ氏が支持して民主党の政策綱領に盛り込まれた同性婚を巡っては、東部メーン州とメリーランド州で承認された。ニューヨークなど6州とコロンビア特別区(首都ワシントン)では議会などの立法措置により認められてきたが、住民投票で合法化されたのは初めて。

1549チバQ:2012/11/07(水) 22:58:58
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121107/amr12110719290014-n1.htm
「51番目の州に」米プエルトリコで住民投票 意見多数も…実現は微妙
2012.11.7 19:29 [米国]
 【ボストン=黒沢潤】米大統領選と同時に自治領プエルトリコで6日、住民投票が行われ、「51番目の州」に昇格すべきか否かを問う住民投票が行われた。

 投票ではまず、「現在の地位を維持する」か「地位の変更を求める」という二者択一の質問に回答。変更を求める場合は、(1)51番目の州への昇格(2)米国の統治権が及ばない連盟の樹立(3)独立する−との選択肢から回答する形で行われた。

 AP通信によれば、1643選挙区のうち243選挙区では、47%が「現状維持を望む」と回答、53%が「変更を求める」と答えた。変更する場合、「州昇格を求める」と答えたのは65%で、「連盟」は31%、「独立」は4%だった。

 州への昇格を求める意見が多数を占めたとしても、同時実施の知事選ではこれに否定的な候補が当選する見通しで、実現は微妙な情勢。地位変更には、米議会の承認が必要となる。

 オバマ大統領は昨年6月、米大統領として約50年ぶりにプエルトリコを公式訪問

1550チバQ:2012/11/07(水) 22:59:20
http://mainichi.jp/select/news/20121107k0000e030219000c.html
米連邦議会選:民主、上院過半数守る
毎日新聞 2012年11月07日 13時52分(最終更新 11月07日 22時31分)

【ワシントン白戸圭一】6日投開票された米連邦議会選挙は、7日午前7時半(日本時間同日午後9時半)現在の米CNNテレビの統計によると、上院(定数100)は民主が改選前の議席と同数の51を確保し、民主系無所属議員1人と合わせて民主系の総議席は52となった。共和党は45議席を獲得した。一方、下院(定数435)は、改選前に過半数(218)を上回る240議席を有していた共和党が231議席を確保、民主党は190議席にとどまっている。上院はモンタナ、ノースダコタの2州で、下院はミシガン州などで開票作業が続いている。

 民主党は10年の中間選挙で両院で歴史的敗北を喫し、オバマ大統領は過去2年間、共和党が過半数の下院の抵抗で厳しい政権運営を強いられてきた。再選を果たした大統領にとっては、民主が上院で過半数を死守したことで、両院を失う最悪の事態は回避した。

 2年ごとに3分の1ずつ改選される上院の今回の改選議席数は「共和10」に対して「民主21」で、民主が不利な構図だった。さらに民主議員6人が選挙前に引退したのに対し、共和の引退は3人。議会選は現職有利といわれるため、当初は新人候補の多い民主の苦戦が指摘されていた。

 だが、マサチューセッツ州では、オバマ氏に近い民主新人が共和現職を破って当選。接戦州のバージニア州でも民主新人が共和元職を退けた。ミズーリ州では、当初は優勢だった共和のトッド・エイキン候補が8月、地元テレビで「本物のレイプなら妊娠しない」と発言して批判を浴び、民主現職のクレア・マカスキル氏が逆転当選を果たした。

 一方、全米50州のうち11州で投開票された知事選は、7日午前7時半(日本時間同日午後9時半)現在、民主の知事が引退したモンタナ、ワシントンの両州で接戦が続いている。

1551チバQ:2012/11/07(水) 22:59:40
http://mainichi.jp/select/news/20121108k0000m030103000c.html
オバマ氏再選:TPPに弾み…日本は足並み乱れも
毎日新聞 2012年11月07日 21時12分(最終更新 11月07日 21時58分)

 雇用拡大を目指すオバマ大統領の通商政策の重要なカギとなるのがTPPだ。当初目指した年内合意は来年以降に先送りされたものの、再選を果たしたことで、交渉の加速に全力を挙げる見通しだ。野田佳彦首相もTPP推進に意欲を見せるが、慎重論も根強く、国内調整に追われる事態が続きそうだ。

 TPP拡大交渉を巡っては、関税撤廃などの具体論で交渉参加国の利害が対立し、交渉が遅れていた。日本が交渉に参加するには、米国との事前協議で了承を得る必要があるが、米自動車業界などが日本の加盟に反対しており、オバマ政権の産業界への配慮などから日米協議もストップしていた。

 再選が決まり、TPP交渉の機運も再び高まりそうだ。ロムニー氏が当選した場合、政権の顔ぶれが固まるまでの2〜3カ月間は交渉が停滞すると言われていただけに、経済産業省幹部は「オバマ氏再選で、日米の事前交渉にも弾みがつくのでは」と期待する。

 ただ、国内では農業団体を中心にTPP参加に反対が依然として根強い。首相は10月29日の所信表明演説でTPP推進に意欲を見せたが、郡司彰農相は今月6日の記者会見で「私のところに寄せられる意見は圧倒的に反対か慎重が多い」とけん制し、足並みはそろっていない。

 解散・総選挙後に政権復帰するとの見方が出ている自民党も、TPPには慎重だ。政府・民主党内には「自民党はTPP参加に消極的。交渉参加を表明できれば、自民と差別化できる」との強硬論が浮上する一方、「TPP参加を表明すれば、新たな離党者が出かねない」と不安も広がる。

 原発停止で発電コストが高止まりする中、米国から安価な新型ガス「シェールガス」を輸入したいところだが、これもTPPの議論と並行して進む可能性がある。政権の腰が定まらない中、「米国が日本を相手にするだろうか」(経済官庁幹部)との懸念もあり、政府はオバマ大統領の対応を注視している。

1552チバQ:2012/11/07(水) 23:01:02
http://www.asahi.com/international/update/1107/TKY201211070799.html
2012年11月7日19時23分
同性婚、米メーン州など賛成多数確実 住民投票で初

 【ワシントン=大島隆】大統領選に合わせて四つの州で同性婚に関する住民投票が実施され、メーン州とメリーランド州で賛成多数が確実となり、同性婚が認められる見通しとなった。ミネソタ州では同性婚を禁じる州憲法改正案が否決された。ワシントン州では開票作業が続いている。

 米メディアによると、同性婚はすでに七つの州や地区で州法などに基づき認められているが、住民投票ではこれまで30回以上否決されており、賛成が反対を上回るのは今回が初めて。

 ウィスコンシン州では民主党のタミー・ボールドウィン氏が上院議員に当選し、同性愛者であることを公言する初の上院議員が誕生することになった。

1553チバQ:2012/11/07(水) 23:14:56
>>1521
激戦7州 フロリダ以外は全部オバマが取ったんですね(フロリダは未決)

接戦7州の選挙人数
ニューハンプシャー 4人【オバマ】
バージニア    13人【オバマ】
オハイオ     18人【オバマ】
フロリダ     29人
ウィスコンシン  10人【オバマ】
アイオワ      6人【オバマ】
コロラド      9人【オバマ】

http://www.cnn.co.jp/special/us_election/35024163.html
オバマ氏、激戦州制して再選決める 米大統領選
2012.11.07 Wed posted at 18:48 JST

(CNN) 6日投開票の米大統領選は、米東部時間の同日午後11時すぎ(日本時間7日午後1時すぎ)に民主党のオバマ大統領が激戦州オハイオでの勝利を確実にし、共和党のロムニー候補を破って再選を決めた。現時点で結果が出ていない州はフロリダを残すのみとなった。

オバマ氏はオハイオ以外でも激戦となっていたニューハンプシャーやアイオワ、ウィスコンシン、コロラド、バージニアの各州を次々に制して勝利を引き寄せた。

激しい接戦が予想されていたフロリダ州では互角の情勢が続き、7日未明にかけて集計作業を実施。開票率97%の時点で得票率はオバマ氏が50%、ロムニー氏が49%と僅差となっている。

当選に必要とされた選挙人は270人。これまでに獲得した選挙人はオバマ氏が303人、ロムニー氏は206人。

オバマ大統領は再選を確実にした後、シカゴで勝利宣言を行った。大統領は演説の冒頭で合衆国憲法を引用し、「完全な連合体を形成するというわれわれの務めが、今夜皆さんの力によって前進する」と宣言。「われわれは苦楽をともにするひとつの家族」「最高の米国はこの先にある」と続けて喝采を浴びた。

http://www.fukuishimbun.co.jp/nationalnews/CO/world/641111.html
米大統領選、フロリダの開票中断 最終結果ずれ込む

(2012年11月7日午後7時50分)
 【ワシントン共同】米大統領選の激戦州の一つ、南部フロリダ州は7日未明(日本時間同日午後)、開票率約98%の段階で開票作業を一時中断した。投票が深夜までずれ込んだため。米メディアが伝えた。最終結果の判明は作業が再開される7日朝(日本時間同日夜)以降になる見込み。

 フロリダ州は大統領選挙人29人の大票田。AP通信によると、再選を決めたオバマ大統領が得票率約50%、共和党のロムニー候補が約49%の接戦となっている。

 フロリダの結果が決まれば、両候補の獲得した選挙人の総数が確定する。

1554チバQ:2012/11/07(水) 23:16:58
http://www.asahi.com/international/reuters/RTR201211070094.html
米民主党ボールドウィン氏、同性愛公表した初の上院議員へ2012年11月7日
11月6日、米大統領選と同時に行われた上院議会選で、民主党のタミー・ボールドウィン氏が当選確実となり、同性愛者であることを公言している初の上院議員が誕生する見通しとなった。10月撮影(2012年 ロイター/Darren Hauck)
 [ミルウォーキー 6日 ロイター] 6日の米大統領選と同時に行われた上院議会選で、民主党のタミー・ボールドウィン氏(50)が当選確実となり、同性愛者であることを公言している初の上院議員が誕生する見通しとなった。

 現在のところ、ボールドウィン氏の当選確実を報じた主要メディアはフォックス・ニュースのみだが、当選が決まればウィスコンシン州選出の初の女性上院議員にもなる。同氏は1998年の下院議会選で初当選。今回の選挙では共和党のトミー・トンプソン元知事を抑え当選確実となった。

 同州に拠点を置く同性愛者の権利保護団体の幹部は、「ボールドウィン氏の勝利で、上院でも同性愛者コミュニティーに発言権が与えられることになる」と期待を寄せた。

1556チバQ:2012/11/08(木) 23:10:55
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&amp;k=2012110800079

民主、上院で2議席増=共和、戦略見直しの必要も−米議会選
 【ワシントン時事】米大統領選と同時に6日に行われた上下両院選の開票は7日午後も続き、上院(定数100)の議席が確定した。民主党が過半数を維持した上で、議席を現有より2多い55(同党系無所属2を含む)に伸ばした。
 ただ、上下両院の議席数の変動は小幅で、選挙前後の勢力配置はほぼ同じ。民主党の上院議席も、議事妨害阻止に必要な60議席に達しなかった。
 上院の共和党の獲得議席数は45で、現有の47を割り込んだ。同党は選挙戦で、オバマ政権の「経済失政」を批判したが、同政権に先立つブッシュ共和党政権の経済運営に景気低迷の理由を求める声も多く、有権者の理解を得られなかった。オバマ政権の経済政策を否定してきた共和党は、戦略の見直しを迫られている。(2012/11/08-06:58

1557チバQ:2012/11/08(木) 23:23:02
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121108/amr12110818230007-n1.htm
国務長官はケリー氏か ライス国連大使、ドニロン補佐官も浮上
2012.11.8 18:22 [米国]
 【ワシントン=犬塚陽介】オバマ大統領の再選が決まり、クリントン国務長官の後任人事が注目されている。大統領に代わる米国外交の顔として、関係国との意見を調整する指導力が不可欠な役職。民主党の元大統領候補で、上院のケリー外交委員長のほか、ライス国連大使、ドニロン大統領補佐官(国家安全保障担当)らの名が取り沙汰されている。

 国務省のヌランド報道官は7日の記者会見で、1期目での退任を公言するクリントン長官は、退任後の私生活を楽しみにしているとして、計画に変更はないことを強調した。

 後任に有力視されているのは、ケリー委員長。これまでにもオバマ大統領の実質的な“特使”として中東諸国やアフガニスタンなどを訪問し、オバマ政権の意向を非公式に伝達する役割を担うことも多い。

 大統領選の討論会でもオバマ大統領の練習相手を担当。今回の上院議員選で民主党が過半数を確保し、辞任しても多数派を維持できることも大きく、ケリー氏自身も長官ポストに乗り気との観測もある。

 ライス大使も当初は有力視されていたが、リビアの米領事館襲撃事件で、テロの可能性は低いとの認識をテレビ番組で表明し、共和党が厳しく批判。国務長官に指名されても承認公聴会で追及を受けるのは確実で、政権側のリスクは高い。

 オバマ大統領の信頼が厚いドニロン補佐官は、外交政策の立案で中心的な役割を果たしている。ただ、首都ワシントン以外での知名度は低く、「米国の顔」としての存在感には疑問符も付いている。

 また、今回の選挙で落選した民主党のバーマン下院議員の名前も浮上。一部では“大穴”として、共和党穏健派のパウエル元国務長官も挙がっている、

1558チバQ:2012/11/08(木) 23:31:04
http://www.afpbb.com/article/politics/2911140/9801626
オバマ氏再選はアジア票が決め手、アジア系議員も躍進
2012年11月08日 12:38 発信地:ワシントンD.C./米国
【11月8日 AFP】6日の米大統領選では、急増するアジア系米国人の支持が民主党のバラク・オバマ(Barack Obama)大統領の再選に大きな役割を果たしたことが、7日発表された世論調査結果で明らかになった。同時に行われた議会選でも、米史上初となるヒンズー教徒の議員が誕生するなどアジア系の躍進が目立った。

 地域別に行われた調査によると、今回の大統領選ではアジア系有権者の73%がオバマ氏に投票し、初当選した2008年大統領選の約65%から支持者を増やした。加えて黒人とヒスパニック(中南米系)からも圧倒的な支持を集めたことが、共和党のミット・ロムニー(Mitt Romney)候補に流れた白人票を補ったとみられる。

 アジア系米国人は、米総人口に占める割合こそまだ小さいものの、最近最も速いペースで人口が増加している人種グループだ。有権者数も6日の大統領選では全体の3.4%がアジア系で、前回の2.7%から増加した。

 アジア系有権者がオバマ大統領に票を投じた理由の1つに、オバマ氏がこの4年の任期中に導入した重要政策をアジア系の人々が支持してきたことが挙げられる。例えばアジア系有権者の60%が、政府には国民を医療保険に加入させる義務があると考えている。

■アジア系議員続々、初の「日本生まれ」も

 一方、大統領選と同日投開票の上下院選でもアジア系は躍進した。
 
 下院では、ハワイ(Hawaii)選出のトゥルシ・ガバード(Tulsi Gabbard)氏(31)がヒンズー教徒として米史上初の当選を決めるなど、少なくとも5人のアジア太平洋系米国人が初当選。ハワイからはまた、メイジー・ヒロノ(Mazie Hirono)氏が日本生まれで仏教徒の日系人として初めて上院に当選した。

 シカゴ(Chicago)では、イラク戦争で両脚を失ったタイ生まれの元女性兵士、タミー・ダックワース(Tammy Duckworth)氏がタカ派の現職ジョー・ウォルシュ(Joe Walsh)議員(共和党)を破り、カリフォルニア(California)では日系のマーク・タカノ(Mark Takano)氏が、同性愛者であることを公言している非白人として初めて下院議員に選出された。

 ニューヨーク(New York)市でも、台湾系のグレース・メン(Grace Meng)氏が初めて同市選出のアジア系下院議員となった。(c)AFP/Shaun Tandon

1559チバQ:2012/11/08(木) 23:32:47
http://www.asahi.com/international/reuters/RTR201211080042.html
注目集まる次期米国務長官の人選、「スター性が重要」との声も2012年11月8日

11月7日、米大統領選で民主党のオバマ大統領が再選を果たす中、同国では次期オバマ政権で誰が国務長官に就任するのか関心が高まっている。写真左は、退任の意向を明らかにしているクリントン現長官。アルバニア首都ティラナで1日撮影(2012年 ロイター/Arben Celi)
 [ワシントン 7日 ロイター] 米大統領選で民主党のオバマ大統領が再選を果たす中、同国では次期オバマ政権で誰が国務長官に就任するのか関心が高まっている。クリントン現長官は退任の意向を明らかにしている。

 政治アナリストは過去数カ月にわたり、次期国務長官に就任する可能性がある人物として、ジョン・ケリー上院議員、スーザン・ライス国連大使、トム・ドニロン米大統領補佐官(国家安全保障担当)などの名前を挙げてきた。しかし、いずれの人物も「難点」を抱えているほか、現長官のクリントン氏の指名も予想外だったことから、別の人物が国務長官に就任する可能性もある。

 数十年にわたり政治的問題の解決に努めた経験を持つケリー氏の場合、国務長官はオバマ大統領の外交政策に忠実に従う必要があることから、この経験がかえって不都合となる可能性もある。ライス氏については、今年9月に米大使らが殺害されたリビア・ベンガジでの米領事館襲撃事件での対応をめぐって問題があったとの批判がある。ドニロン氏も有能な人物とされる一方で、ワシントン以外では知名度が低いことなどから適役ではないとの見方がある。

 国務省のヌランド報道官は7日、クリントン氏の退任意向を改めて発表。長官が「プライベートの生活に戻って休養し、執筆活動などを行う予定」だと述べた。クリントン氏は現政権で最も人気が高く、2016年の大統領選での民主党候補として出馬する可能性も指摘されている。

 米シンクタンク「戦略国際問題研究所(CSIS)」のH・アンドリュー・シュウォーツ氏は、国務長官には「スター性が重要」と指摘。国際的な存在感があるクリントン氏は人気があり有能だとし、このような人物の後任を務めることは非常に難しいと述べた。

1560チバQ:2012/11/09(金) 20:36:55
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121109/amr12110903190000-n1.htm
アイ・ラブ・ニューヨーク 大統領選 本当の勝者
2012.11.9 03:21 [外信コラム]
 米大統領選が終わり、選挙予想の専門家、ネイト・シルバー氏にスポットライトが当たっている。オバマ大統領がロムニー氏に競り勝った選挙だったが、シルバー氏は全50州のうち開票作業中のフロリダを除くすべての投票結果を的中させた。2008年の前回選でも49州で的中させている。

 大学で経済を専攻したシルバー氏は統計学を使いこなす。前職は野球研究家で、出塁率など野球選手の実力を数理的に評価するモデルを開発した。

 政治に関心を示したのは07年ごろ。選挙区の人口動態から世論調査まで、さまざまなデータを過去にさかのぼって蓄積し、確率論を用いた選挙予測モデルを開発した。今回の選挙でも、シルバー氏は投票日の1週間前にオバマ大統領が当選する確率を90%と大胆予測。世論調査や政治コメンテーターの予想の大半が直前まで割れていただけに、「シルバー・モデル」が傑出していたことが証明された。

 インターネットの世界でも予想は正確だった。当選確率を売買するイントレード市場では、1週間前からオバマ大統領の当選確率が70%前後で推移し、投票日当日もテレビ局が確報を出す数時間前にオバマ氏の当選確率は80%を超えた。データとネット。選挙予想の世界でも、旧来型ビジネスが放逐されようとしている。(松浦肇)

1561チバQ:2012/11/09(金) 20:42:57
http://mainichi.jp/select/news/20121109k0000e030160000c.html
オバマ米大統領:アジア3カ国歴訪を発表 再選後初の外遊
毎日新聞 2012年11月09日 10時29分(最終更新 11月09日 12時51分)

 【ワシントン白戸圭一】米ホワイトハウスは8日、オバマ大統領が17〜20日の日程でタイ、ミャンマー、カンボジアを訪問すると発表した。米大統領のミャンマー訪問は史上初めてで、テインセイン大統領、民主化運動指導者で最大野党・国民民主連盟(NLD)党首のアウンサンスーチー氏と会談する予定。カンボジアでは20日、プノンペンで開催される東アジアサミットに出席する。

 オバマ大統領にとって大統領選で再選後、初の外遊。大統領は政権1期目にアジア太平洋地域を米外交・安全保障の最優先地域とする方針を表明している。再選後初の訪問先に東南アジア3カ国を選び、来年1月に始まる政権2期目で「アジア太平洋重視」を継続する方針を明示する狙いがあるとみられる。

 ホワイトハウスによると、ミャンマー訪問は19日の予定で、テインセイン大統領、スーチー氏との会談以外に市民と対話する機会を設け、民主化を支持する考えを伝える。オバマ政権は米企業の対ミャンマー新規投資解禁など段階的に制裁を解除しており、今回の大統領訪問を機に両国関係を完全に正常化し、米企業のミャンマー進出を積極的に支援する構えだ。

 大統領はミャンマー訪問に先立ち18日、タイでインラック首相と会談し、来年が1833年の米タイ修好通商条約締結から180年であることを踏まえ、同盟関係の強化を確認する。

 一方、米大統領の東アジアサミット出席は昨年に続いて2回目で、経済、安全保障など幅広い分野でアジアの首脳らと意見交換する。オバマ政権は中国の軍拡に懸念を強めており、南シナ海を舞台にした中国と東南アジアの間の領有権問題を踏まえ、紛争解決のための「行動規範」策定を各国に促す見通しだ。

1562チバQ:2012/11/09(金) 20:54:13
http://www.afpbb.com/article/politics/2911244/9808923
「ロムニー次期大統領」のウェブサイト、誤って公開?
2012年11月09日 18:07 発信地:ワシントンD.C./米国
【11月9日 AFP】6日の米大統領選で敗北した共和党のミット・ロムニー(Mitt Romney)候補の陣営が当選した場合に備えて用意していた「ロムニー次期大統領」の公式ホームページが、選挙結果が判明した後で一時、公開されてしまっていたようだ。

 ウェブサイト「ポリティカル・ワイヤー(Political Wire)」に掲載されたウェブページのスクリーンショット(保存画像)には、たなびく米国旗を背景にしたロムニー氏の写真の横に、「国家としての私たちの展望に胸を膨らませている」「人々を仕事に復帰させることが私の最優先事項」とのメッセージが添えられている。

 写真の下には「より小さく、よりシンプルに、よりスマートに。アメリカを信じよう」とのスローガンが掲げられており、ページ内には「ロムニー政権」の広報ページや求人情報へのリンクも。

 他にも、ロムニー「次期大統領」とポール・ライアン(Paul Ryan)「次期副大統領」の写真を並べ、来年1月27日に首都ワシントンD.C.(Washington D.C.)で行われる就任式への参加を呼びかけるページのスクリーンショットも紹介されている。

「ポリティカル・ワイヤー」は、作家で米上院議員や州知事の政治顧問を務めた経歴をもつテーガン・ゴダード(Taegan Goddard)氏が運営している。同氏によると、問題のページはすぐにアクセスできなくなってしまったが、7日午後8時40分にスクリーンショットの撮影に成功したという。バラク・オバマ(Barack Obama)大統領の勝利宣言からほぼ丸1日が経過している。

 AFPはロムニー陣営に取材を試みたが、今のところ返答は得られていない。(c)AFP

1563チバQ:2012/11/09(金) 22:16:27
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012110900843
次期米大統領選へ早くも始動=民主、クリントン氏の動向焦点−共和はブッシュ氏弟ら
 【ワシントン時事】米大統領選が終わったのを受け、次の2016年の戦いに向けた動きが早くも始まった。政権奪取を狙う共和党はブッシュ前大統領の弟ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事らの名が挙がり、民主党は国民に人気の高いクリントン国務長官の動向が最初の焦点。有力候補の何人かは既に党の候補者レースに向け走りだした。
 米国では「大統領選はその前の大統領選が終わった翌日に始まる」といわれる。憲法で大統領の3選が禁じられているため、次回は新人同士の対決。同一政党が3期12年間、政権を維持した例は第2次大戦後は1回しかなく、共和党にとっては大きなチャンスだ。
 共和党で「次」を有力視される上位3人はルビオ上院議員、クリスティー・ニュージャージー州知事とジェブ氏。
 キューバ系のルビオ氏の下馬評が高いのは、中南米系などマイノリティー(少数派)の支持でオバマ大統領に差をつけられたのが今回の主な敗因とされたため。来週には党候補争いの開幕戦の地、中西部アイオワ州で政治集会に参加する予定で、州民の反応をじかに確かめる狙いとみられる。
 政界の名門の出であるジェブ氏は党内主流派に推されるが、前大統領の不人気ぶりが足を引っ張りかねない。草の根保守層にも支持されるクリスティー氏は、苦戦が予想される来年の知事選を乗り切るのが最初の関門だ。今回の副大統領候補ライアン下院予算委員長も保守層に強い人気を誇る。ただ、敗れた側の副大統領候補がその後に大統領になった例は戦後なく、下院議員から直接大統領になったケースもない。
 一方の民主党は、クリントン氏が知名度と好感度で他を圧倒する。08年に続く再挑戦を一貫して否定してきたものの、臆測は消えていない。現職副大統領のバイデン氏は自ら出馬をにおわせる発言をしたため一躍注目を集めたが、高齢であるのがネックだ。(2012/11/09-18:48)

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1564チバQ:2012/11/09(金) 22:35:04
http://news.walkerplus.com/2012/1109/18/
マドンナ、ガガ、ビヨンセ、マライアらセレブがオバマ大統領再選に歓喜!
2012年11月9日 MovieWalker
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オバマ大統領再選にセレブも歓喜

写真:SPLASH/アフロ
現地時間11月6日に行われたアメリカ大統領選では、大接戦の末、現職のオバマ大統領が再選を果たした。ジョージ・クルーニー、アン・ハサウェイ、サラ・ジェシカ・パーカー、ナタリー・ポートマンらハリウッドの信奉も多いオバマ大統領の再選に、一般市民だけではなく、セレブたちも歓喜している。

米テレビ番組アクセス・ハリウッドやUsウィークリー誌によれば、上記の他にレオナルド・ディカプリオ、スカーレット・ヨハンソンやウィル・スミスらがオバマ大統領に投票しており、一方のミッド・ロムニー候補には、クリント・イーストウッド、ジョン・ヴォイトらが投票したという。

オバマ大統領の再選を受け、信奉者であるレディー・ガガ、ビヨンセ、マライア・キャリー、エバ・ロンゴリアらがツイッターで喜びを表明した。

また、ペンシルバニアでコンサートの真っ最中にオバマ大統領再選のニュースを聞いたマドンナは、「今、何が起こったかわかる?」とファンに向かって叫び、“Holiday”を歌いながら、ダンスでオバマ大統領再選を祝福したという。「オバマ大統領が再選したら脱ぐわ」と宣言していたマドンナは、その夜から明け方までパーティで再選を祝い、ツイッターでも喜びを表明しているが、今度はどこまで露出してくれるのだろうか?【NY在住/JUNKO】

1565チバQ:2012/11/09(金) 22:35:54
http://www.asahi.com/international/reuters/RTR201211090065.html
「オバマケア」は国法、再び撤廃目指すつもりない=米下院議長2012年11月9日


 [ワシントン 8日 ロイター] 米共和党のベイナー下院議長は8日、米大統領選で民主党のオバマ大統領が再選されたことを受け、同政権が推進する医療保険制度改革法(通称「オバマケア」)の撤廃を再び目指すことはないとの考えを示した。

 米ABCニュースのダイアン・ソーヤー氏とのインタビューで語った。

 下院で多数派を占める共和党のベイナー議長は、オバマ大統領の1期目には幾度も同医療保険制度改革法の撤廃に向け活動してきたが、「(大統領)選挙により事情が変わった。今やオバマケアは国法だ」と述べた。

 ただ、同制度改革の一部については、議会が財政均衡に向けた取り組みを進める中で変更する必要があるとの考えを示した。

1566チバQ:2012/11/09(金) 22:36:54
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012110900383
オバマ大統領、涙の謝意=選対本部で「あなた方は誇り」−米大統領選
 【ワシントン時事】オバマ米大統領の選対本部は8日、再選を果たしたオバマ大統領が7日、シカゴの選対事務所を訪れ、選挙活動を支援したボランティアの若者らに涙ながらに謝意を伝える動画を公開した。
 オバマ大統領は突然、選対事務所を訪れ、5分余りマイクを握って語り掛けた。25歳でシカゴに移り、貧困地域で社会福祉活動に取り組んだ経験を話した後、「あなた方は私よりもずっと、多くの点で優れている。あなた方を本当に誇りに思う」と述べた瞬間、涙が流れ出した。涙を指で拭った後、「あなた方は私の希望の源であり、私の精神を高揚させてくれた」と締めくくった。(2012/11/09-12:08)

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1567チバQ:2012/11/09(金) 22:37:40
http://www.asahi.com/international/update/1109/TKY201211090388.html
2012年11月9日11時18分
再選のオバマ氏、12カ国首脳に電話 日中韓はなし
 【ワシントン=望月洋嗣】米大統領選で再選を果たしたオバマ大統領は8日、英仏独など友好関係にある12カ国の首脳に電話し、今後も緊密な協力を続ける考えを伝えた。アジア太平洋地域ではインドとオーストラリアの首脳と話したが、この日は日本や韓国、中国に電話しなかった。

 ホワイトハウスによると、世界の首脳から再選への祝意を伝えられたことを受け、返礼のために電話したという。12カ国は英仏独豪のほか、ブラジル、カナダ、コロンビア、エジプト、インド、イスラエル、サウジアラビア、トルコの各国。北大西洋条約機構(NATO)のラスムセン事務総長にも電話した。

1568チバQ:2012/11/09(金) 22:39:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121109-00000021-mai-int
<オバマ米大統領>アジア3カ国歴訪を発表 再選後初の外遊
毎日新聞 11月9日(金)10時29分配信


 【ワシントン白戸圭一】米ホワイトハウスは8日、オバマ大統領が17〜20日の日程でタイ、ミャンマー、カンボジアを訪問すると発表した。米大統領のミャンマー訪問は史上初めてで、テインセイン大統領、民主化運動指導者で最大野党・国民民主連盟(NLD)党首のアウンサンスーチー氏と会談する予定。カンボジアでは20日、プノンペンで開催される東アジアサミットに出席する。

 オバマ大統領にとって大統領選で再選後、初の外遊。大統領は政権1期目にアジア太平洋地域を米外交・安全保障の最優先地域とする方針を表明している。再選後初の訪問先に東南アジア3カ国を選び、来年1月に始まる政権2期目で「アジア太平洋重視」を継続する方針を明示する狙いがあるとみられる。

 ホワイトハウスによると、ミャンマー訪問は19日の予定で、テインセイン大統領、スーチー氏との会談以外に市民と対話する機会を設け、民主化を支持する考えを伝える。オバマ政権は米企業の対ミャンマー新規投資解禁など段階的に制裁を解除しており、今回の大統領訪問を機に両国関係を完全に正常化し、米企業のミャンマー進出を積極的に支援する構えだ。

 大統領はミャンマー訪問に先立ち18日、タイでインラック首相と会談し、来年が1833年の米タイ修好通商条約締結から180年であることを踏まえ、同盟関係の強化を確認する。

 一方、米大統領の東アジアサミット出席は昨年に続いて2回目で、経済、安全保障など幅広い分野でアジアの首脳らと意見交換する。オバマ政権は中国の軍拡に懸念を強めており、南シナ海を舞台にした中国と東南アジアの間の領有権問題を踏まえ、紛争解決のための「行動規範」策定を各国に促す見通しだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121109-00000518-yom-int
オバマ大統領、再選後初の外遊はミャンマーなど
読売新聞 11月9日(金)11時11分配信

 【ワシントン=白川義和】米ホワイトハウスは8日、オバマ大統領が17〜20日にタイ、ミャンマー、カンボジアを訪問すると発表した。

 米大統領によるミャンマー、カンボジア訪問は初めて。プノンペンでは東アジア首脳会議に出席する。6日の大統領選での再選後、初の外遊で、「アジア重視」を改めて打ち出す方針だ。

 オバマ氏はミャンマーのヤンゴンを訪問し、テイン・セイン大統領や、民主政党・国民民主連盟(NLD)を率いるアウン・サン・スー・チー氏と会談する。市民向けの演説も行い、ミャンマーの民主化改革を後押しする立場を表明する。外交筋によると、訪問は19日の予定。

 同国での1988年の軍事クーデター後、米国は経済制裁を発動していたが、オバマ政権はテイン・セイン氏による民主化努力を評価し、今年9月に全面禁輸措置を解除した。オバマ氏は今回の訪問で民主化の一層の進展を促し、政治、経済、軍事など幅広い分野で協力、交流拡大を目指す方針を示すとみられる。

1569チバQ:2012/11/09(金) 22:40:57
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012110902000091.html
オバマ外交 中東正念場 パレスチナ、イラン、シリア
2012年11月9日 朝刊

 【カイロ=今村実】再選されたオバマ米大統領の真価が問われる中東関連の外交課題が早速、めじろ押しとなっている。本丸であるパレスチナ和平問題に加え、イランの核開発、シリア内戦だ。選挙を気にする必要のない二期目、柔軟で思い切った政策を打ち出す「チェンジ」があるか、関係者は注視する。

 「パレスチナ和平は、オバマ政権の一期目は全く進展しなかった。イスラエルに占領地への入植を止めさせるなど、二期目に姿勢を変えることを期待している」。パレスチナ解放機構(PLO)の主流派ファタハ幹部のナビル・シャース氏は、本紙取材に答えた。

 PLOは今月後半、国連総会でオブザーバー資格の「国家」格上げを要請する。イスラエル寄りの米政権は反対するが、過半数の加盟国が賛成するとパレスチナ側はみる。

 米政権が仲介した和平交渉は二〇一〇年に頓挫。入植を強行するイスラエルのネタニヤフ政権の説得に、失敗したためだ。「国家」承認により国際社会の風当たりが強まれば、米政権は和平への対応を一段と迫られる。

 イラン核問題は、年内に米国などとイランの交渉が再開する可能性が出ている。ウラン濃縮が来年春−夏にも「越えてはならない一線」に達するとして、イスラエルは攻撃を示唆。早急に譲歩を引き出す必要があり、いきなり正念場となる。

 アルアハラム戦略研究所(カイロ)のアブタレブ教授は「イランの体制は、国民の前で面目を失うような譲歩はできない。濃縮停止には見返りに何らかの経済制裁の緩和が必要だ」と指摘し、米政権の出方に注目する。

 シリア内戦で、米政権は解決の道筋を示せていない。クリントン国務長官は先月末、反体制運動が「過激派に乗っ取られる」と焦りを語った。分断した反体制派の再編が焦点となっている。反体制派「国民評議会」のガリユン前代表は「米政権は、介入に及び腰だった従来の失敗から学んでほしい。時間がたつほど状況は悪化する」と待ったなしの対応を求めた。

1570チバQ:2012/11/11(日) 16:51:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121110-00000128-san-int
富裕層向け減税停止 オバマ大統領方針表明
産経新聞 11月10日(土)14時59分配信


 【ワシントン=柿内公輔】オバマ米大統領は9日、再選後初めてホワイトハウスで演説し、来年からの減税停止と歳出削減が景気に悪影響を与える「財政の崖」問題をめぐり、富裕層向けの減税措置を打ち切る方針を、改めて表明した。

 大統領は財政の崖を回避できない場合、「米経済に打撃を与えるだろう」と強い懸念を表明。「妥協や新たな提案を受け入れる用意はある」として、16日に米議会の指導部を招き、協議を行う意向を明らかにした。

 ただ、「バランスを欠いた提案はいかなるものでも受け入れられない」として富裕層への負担増は不可欠であるとの考えを強調。中間層の重視とともに財政不安の解消に努めるとし、富裕層向け減税の延長を求める共和党を牽制(けんせい)した。

 カーニー大統領報道官も同日、富裕層向け減税を延長する法案には大統領が拒否権を発動すると述べた。

1571チバQ:2012/11/11(日) 16:52:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121111-35024292-cnn-int
オバマ大統領、フロリダでも勝利へ 得票率50.01%
CNN.co.jp 11月11日(日)9時13分配信

(CNN) 米大統領選で再選を果たしたオバマ大統領は、唯一結果が未確定だったフロリダ州でも、共和党のロムニー候補を破って勝利する見通しとなった。これによって大統領は接戦とされた8州をすべて制し、選挙人計332人を獲得することになる。

同州の各郡から現地時間10日正午の期限までに提出された票数に基づきCNNが集計したところによると、オバマ氏の得票率は50.01%と、ロムニー氏の49.13%をわずかに上回った。得票数の差は7万4000票だった。

同州に割り振られた選挙人は29人。オバマ氏が当選に必要な270人をはるかに上回る選挙人を獲得する一方、ロムニー氏の獲得選挙人数は206人にとどまった。

オバマ氏は勝利の決め手となったオハイオをはじめ、CNNなどが接戦を予想していたすべての州で競り勝った。フロリダは特に、2000年以降の大統領選で5%以上の差が出たことのない激戦区。オバマ氏は同州でのテレビ広告に6950万ドル(約55億円)と、ロムニー氏の4200万ドルを上回る費用を投入した。一方、同州を訪れた回数はオバマ氏が24回、ロムニー氏が33回だった。

1572チバQ:2012/11/11(日) 17:10:36
http://mainichi.jp/select/news/20121111k0000e030140000c.html
米大統領:「財政の崖」対策、議会交渉の難航必至
毎日新聞 2012年11月11日 12時09分(最終更新 11月11日 12時23分)


大統領選後初の演説に臨んだオバマ米大統領=ホワイトハウスで2012年11月9日、AP
拡大写真 【ワシントン平地修】オバマ米大統領は週明けから、大規模減税の期限切れと自動的な歳出削減が来年初めに重なる「財政の崖」の回避に向けて上下両院幹部と協議に入る。景気に深刻な打撃となる急激な財政緊縮を避ける一方で、税収の増加や歳出削減による財政健全化策で、与党民主党と野党共和党が合意する必要がある。両党とも「妥協が必要」と歩み寄りの姿勢は示すものの、主張の隔たりは大きく、交渉は難航必至だ。

 「国民の大多数が私に同意した。今やらなければいけないことは、議会に民意を反映させることだ」。オバマ大統領は9日、ホワイトハウスで大統領選後初の演説に臨み、年収25万ドル(約2000万円)を超える富裕層への減税措置を停止することでは一歩も譲らない姿勢を示した。

 米議会予算局(CBO)によると、「財政の崖」が現実になれば5000億ドル超の規模の財政緊縮となる。米経済は13年に景気後退入りし、直近7.9%だった失業率は13年終わりに9.1%に上昇。一方、富裕層を含めた減税の全面延長や歳出削減の停止に踏み切れば、赤字が毎年1兆ドルを超える財政をさらに悪化させ、「財政危機のリスクが高まる」と警告する。

 オバマ大統領と議会に求められているのは、13年初めの財政緊縮をできるだけ緩やかにする一方で、財政赤字削減の道筋をつける困難な作業だ。

 「公平な社会」を掲げるオバマ大統領にとって、富裕層に有利に働く「ブッシュ減税」の見直しは3年前の就任時からの重要課題。大統領は「歳出削減との組み合わせが必要」としながらも、「強い経済のための投資が必要」として、財源として富裕層増税の必要性を強調する。

 一方、共和党は「中小企業経営者らを含めた増税は雇用を破壊し、経済を減速させる」(ベイナー下院議長)と全面的な減税の延長を主張。社会保障などの歳出を積極的に削減するよう求めている。

 ただ、クリスマスまでの5週間余りで税制や社会保障の抜本改革を打ち出すのは不可能で、当面は自動的な歳出削減を一部にとどめて「財政の崖」を回避し、中長期的な赤字削減策は1月に招集される新議会に先送りするしか方法はなさそう。

 共和党が求める暫定的な減税の全面延長に、大統領は「いかなる期間でも全面的な減税延長は認めない」(ホワイトハウス高官)姿勢。妥協点を見いだそうと、民主・共和両党が水面下で激しい駆け引きを始めている。

1573チバQ:2012/11/11(日) 17:11:22
http://mainichi.jp/select/news/20121111k0000m030042000c.html
オバマ米政権:閣僚大幅刷新へ クリントン国務長官ら辞任
毎日新聞 2012年11月10日 20時05分

 【ワシントン白戸圭一】来年1月のオバマ米政権2期目の発足に向け、閣僚人事を巡る米メディアの報道が過熱している。クリントン国務長官のほか、ホルダー司法長官らが辞任する見込みで、ガイトナー財務長官も2期目の体制が整った後、辞任すると見られる。米中央情報局(CIA)のペトレアス長官が女性との不倫を理由に辞任し、外交・安全保障分野も含め大幅な刷新を図るとの見方が強まっている。

 辞任の意向を示しているクリントン長官の後任に名前が挙がっているのは、04年の大統領選の民主党候補だったジョン・ケリー上院外交委員長▽スーザン・ライス国連大使▽トーマス・ドニロン大統領補佐官(国家安全保障担当)−−など。

 ケリー氏は知名度が高く、大統領選前のテレビ討論会でオバマ氏の練習相手を務めるなど信頼も厚い。一方、ライス氏はクリントン氏に続く女性国務長官の誕生を期待されているが、リビアの米領事館襲撃事件後に「テロの可能性は低い」と発言したことが批判を浴びている。ドニロン氏は「政策のプロ」だが、知名度は低く、超大国の「外交の顔」になるかが懸念される。

 パネッタ国防長官は国防費削減などへの対応のため留任するが、74歳と高齢のため、早ければ来年中に退任するとみられる。後任にはアシュトン・カーター国防副長官や、今年2月まで国防次官を務め、退任後はオバマ陣営の外交顧問だったミシェル・フロノイ氏が取りざたされている。また、ホルダー司法長官が退任し、ナポリターノ国土安全保障長官が横滑りで着任するとの報道もある。

 外交安保分野と並ぶ焦点は、課題が目白押しの経済分野の閣僚。ガイトナー財務長官の後任には、ジェイコブ・ルー大統領首席補佐官▽クリントン政権の首席補佐官だったアースキン・ボウルズ氏−−らの名が挙がる。雇用、財政など難題山積の状況で即戦力となる人材が求められる。

 環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の交渉を統括する米通商代表部(USTR)のカーク代表も退任の見通し。6月にブライソン氏が病気辞任して以降、空席のままの商務長官選びも注目されている。

1574チバQ:2012/11/11(日) 18:21:51
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121107/amr12110721230019-n1.htm
【変革への再挑戦】
(1)オバマ大統領、前途多難の船出 「ねじれ克服」課題
2012.11.7 21:22 (1/2ページ)[オバマ米大統領]

 再選を決め、支持者に向かって手を振る米国のオバマ大統領=7日未明、米イリノイ州シカゴ(共同)
 オバマ大統領は7日午前1時半、地元シカゴの支持者らの前に姿をみせ、共和党側に対話を呼びかけた。

 「建国以来、道のりは平坦(へいたん)ではなかったが、米国は合意形成による発展を成し遂げてきた」。

 だが、非妥協的な姿勢を示し、分断国家を助長したのはオバマ氏自身だった。

 4年前に一世を風靡(ふうび)したオバマ氏の合言葉、「イエス・ウィー・キャン(われわれはできる)」は死語と化し、選挙戦では足踏みする景気回復を横目に、「公約不履行」をなかば認めながらの防戦を強いられてきたのが実情だ。

 実際、オバマ氏への失望感と、コロコロ変わる立場や失言で「低い好感度」に悩まされたロムニー氏による「消去法の選挙」という印象が、有権者の心理に暗い影を落としていた。

 それでも米国民がオバマ氏に次の4年間を託したのはなぜか。失業率は7・9%と高いままだが、就業者数を増加させるなど、金融危機の最中に政権が発足した当時と比べれば、徐々に成果を挙げていると評価されたためだ。外交では、国際テロ組織アルカーイダのビンラーディン容疑者を殺害。アフガニスタン戦争終結に道筋をつけたことが信任につながった。

 選挙前、東部を襲った暴風雨の被災地対策でリーダーシップを発揮。ロムニー氏の懐刀だったニュージャージー州のクリスティ知事(共和党)の謝意を引き出したのも追い風になった。

 米シンクタンク「超党派政策センター」のフォーティーエ研究員は、有権者のオバマ氏に対する積極的な評価というより、「実績未知数のロムニー新政権への移行リスクを嫌ったのではないか」と語る。

 「数十年先の米国の姿を決める選挙」。そう訴えたオバマ氏だが、上下両院で多数派が異なるという「ねじれ」が横たわる。

 オバマ氏が金看板の医療保険改革法を成立させながら、改革がまだ成就できないのは、4年間という任期の短さではなく、ねじれの存在とそれを軽視した政治手法にほかならなかった。

 政権発足当初、上下両院とも民主党が多数派で中央政界での経験が未熟なオバマ氏の基盤は盤石だった。気をよくしたオバマ氏は、悲願の医療保険改革を強力に推し進め、皆保険制度を憲法違反だとする草の根保守運動「茶会」や保守系団体の強い反発を招いた。

 この結果、10年の中間選挙で下院多数派を共和党に奪われ大敗。オバマ氏が選んだのは、共和党との妥協ではなく全面対決だった。

 側近も離れていった。議会への根回しにたけた初代大統領首席補佐官、エマニュエル現シカゴ市長らがホワイトハウスを去った。首席補佐官は現在のルー氏で4人目だが、議会対策は素人。調整役の不在は政権のアキレス腱(けん)だ。

 ただ、民主党系大手シンクタンク「ブルッキングス研究所」のマン上級研究員は、「2年後には中間選挙がある。多数派の共和党下院も対決一辺倒の姿勢はとれないはず」とし、妥協は可能との見方だ。

 変革を成し遂げて米国民の記憶に残る国家指導者となるか、初の黒人大統領として歴史に名を刻むだけで終わるのか。2期目の挑戦はもう始まっている。(ワシントン 佐々木類)

     ◇

 激闘を制したオバマ大統領だが、内政・外交の課題は山積する。前途多難の2期目を展望する。

1575チバQ:2012/11/11(日) 18:22:31
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121108/amr12110819070008-n1.htm
【オバマ大統領 変革への再挑戦】
(2)「崖」から落ちるか米景気 試される「党派の利害を超えた」協力
2012.11.8 19:06 (1/3ページ)[オバマ米大統領]
 「一夜で解決できる問題ではない」

 オバマ大統領が再選を果たして一夜明けた7日、野党共和党のベイナー下院議長はこうくぎを刺した。

 問題とは、減税停止と歳出の強制削減が年明けに重なる「財政の崖」を指す。5600億ドル(約45兆円)規模の財政緊縮によって、切り立つ崖から突き落とされるような景気悪化が懸念されているのだ。

 「Xデー」まで2カ月足らず。だが、大統領選と同時に実施された議会選の結果、共和党が下院の過半数を維持し、民主党が多数派の上院との「ねじれ」が確定した。

 「議会と政権の折衝は難航し、崖は避けられそうにない」。7日のニューヨーク市場はダウ平均が一時360ドル超も急落。3カ月ぶりの安値まで売り浴びせた。

 実際、米議会予算局によると、財政の崖の影響で米経済は最悪3%近いマイナス成長に陥る見通しで、世界の成長率の半分が吹き飛ぶとの民間予測もある。だが、それほどまで事態が切迫した責任は他ならぬオバマ氏にあるといっていい。

 崖を回避するには、政権と議会が減税措置の延長などで歩み寄るしかない。民主党は中間層の減税延長の引き換えに富裕層の減税停止を求めているが、共和党は「富裕層への実質増税となり景気への影響が大きい」と拒む。両党の溝は深いが、オバマ氏は選挙戦を優先し、調整を棚上げしてしまった。

 昨年、政権と議会は債務上限引き上げ問題をめぐる対立でデフォルト(債務不履行)騒ぎを起こした前科がある。「政治家が去年は火遊びをしていたとすれば、今はニトログリセリンで遊んでいるようなもの」

 航空宇宙機器大手ハネウェル・インターナショナルのデイビッド・コート最高経営責任者(CEO)はいらだちを隠さない。コート氏はマイクロソフトのバルマー氏ら米主要企業のCEOとともに10月下旬、議会に財政の崖問題解決へ早急な行動を訴えた。

 大統領選直前に開かれた先進20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議も、退任見通しのガイトナー財務長官が欠席するなど当事者意識を欠く米国に、「米国は重い責任がある。危機回避へ努力をせよ」(ショイブレ独財務相)と尻をたたいた。

 大統領選直後、市場に横っ面をひっぱたかれたオバマ氏は7日、与野党の指導部に電話し、「党派の利害を超えた協力」を要請した。

 ベイナー下院議長は大統領に協力の用意があるとしたものの富裕層向け減税停止には改めて反対。暫定的な減税延長でしのいで、抜本解決は来年招集の新議会に委ねるべきだとした。

 だが、米シンクタンクの経済開発委員会のジョセフ・ミナリク副代表は「問題を先送りすべきでない」とし、オバマ氏と議会は大統領選の遺恨を持ち込まず歩み寄るべきだと説く。

 財政の崖を回避できても、米経済が上向くわけではない。年2%以下の低成長にあえぎ、失業率が8%近い雇用の停滞を打ち破るには、力強い景気対策が必要だ。一方、格付け会社は財政改革の進展がなければ、昨年に続き米国債の格下げに動く構えでいる。

 「将来の課題解決に取り組む決意と意欲を新たに」(7日の勝利演説)して執務室に戻ったオバマ氏。崖の手前で踏みとどまり景気の腰折れをすり抜けながら、先進国でも最悪水準の財政を立て直す。この難解な方程式を解くには、財務長官など経済ブレーンの再構築による政策の総動員とともに、共和党との合意形成を図る懐の深いかじ取りが欠かせない。(ワシントン 柿内公輔)

1576チバQ:2012/11/11(日) 18:23:12
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121109/amr12110921050011-n1.htm
【オバマ大統領 変革への再挑戦】
(3)外交に活路か アジア訪問が試金石
2012.11.9 21:03 (1/3ページ)[アジア・オセアニア]
 大統領選直前の1日、ワシントンで開かれたシンポジウム。今後4年のアジア外交で起こり得る「サプライズ」について、出席した3人の国務次官補経験者の予想が一致した。

 「北朝鮮だ」

 オバマ大統領が就任した当初は長距離弾道ミサイル発射や核実験など挑発行為を繰り返した北朝鮮だが、金正恩第1書記の新体制発足から約7カ月が経過し、変化の兆しも見える。

 対米関係の改善は北の望むところであり、ブッシュ政権で北の核問題をめぐる6カ国協議の米首席代表を務めたヒル前次官補は、「大きなことが起きても驚かない」と指摘した。

 シンポジウムには、オバマ政権のアジア政策を取り仕切るキャンベル次官補も出席。キャンベル氏は10月下旬に訪韓し韓国大統領選3候補の陣営幹部と会談した結果、どの候補も「対北外交に取り組む強い願望がある」と分析した上で、選挙後に対北外交について「韓国側と速やかに協議したい」と述べ、北との対話再開に前向きとも受けとれる発言を繰り返した。

 選挙戦では「米国再建」を強調し、内向きな発言を繰り返したオバマ大統領だが、2期目は「外交に活路を見いだすだろう」(外交筋)との見方が支配的だ。

 上下両院のねじれは解消されず、経済政策の推進に大きな困難が予想される。だが、大半の外交案件に議会承認は必要ない。

 このため、クリントン政権やブッシュ前政権に倣って、2期目に従来の対北政策の原則「戦略的忍耐」を修正し、米朝協議再開で「積極外交」に転じる可能性が、ワシントンで盛んに論じられている。

 これまで、オバマ氏の外交ドクトリンは、国際社会の合意形成を重視するゆえに「弱腰」との批判にさらされてきた。リビアのカダフィ政権崩壊では成果を収めたが、シリア問題では内戦の泥沼化を許し、北朝鮮やイランには核開発を進める時間を与えている。

 対中政策も同様だ。中国は沖縄県・尖閣諸島や南シナ海における海洋権益拡大を明言し、日本やフィリピン、ベトナムを刺激し続けている。その中国を、経済上の利害から「潜在的なパートナー」と位置づけ、関係強化を模索する姿に「強い米国」は見いだせない。

 財政再建策をめぐる党派対立で国防費の強制削減も現実味を帯び、中国の台頭をよそに「米国の存在感が段階的に低下しかねない」との不安がアジア諸国の外交官に広がっている。

 ロムニー前マサチューセッツ州知事が「友好国や同盟国は米国の指導力の後退を望んでいない。その逆なのだ」と訴えて喝采を浴びたのも、超大国の“地盤沈下”を憂慮する声が米国内にも少なくないからだ。

 イスラエルが空爆の可能性をちらつかせるイラン核問題、2014年末の治安権限移譲をにらんだアフガニスタン情勢など、関係国の利害が交錯する課題が山積する。オバマ政権は積極策に打って出るのか。

 外交筋がその「試金石」として注視するのが、再選後初の外遊となる17日からのアジア歴訪だ。オバマ氏は現職米大統領として初めてミャンマーを訪れ、その足でカンボジアも初訪問し、首都プノンペンで開催の東アジアサミットに出席する。中国が巨額の投資や援助を武器に影響力拡大をめざす地域でもある。

 「そこでどこまで強力なメッセージを中国に発信するかで2期目の姿勢が占える。言葉だけではなく、行動が伴って初めてリーダーシップと呼べるのだ」

 ある中東の外交官はオバマ外交の“変化”に期待を寄せる。(ワシントン 犬塚陽介)

1577チバQ:2012/11/11(日) 18:25:23
http://mainichi.jp/feature/news/20121108ddm007030179000c.html
米大統領選:オバマ再選/上 国民融和へ溝深く
毎日新聞 2012年11月08日 東京朝刊

 オバマ米大統領が6日、再選を果たした。地元シカゴでの勝利演説で「一つの国家、一つの国民」を唱える姿はりりしく、協調性に満ちたように映った。だが、今回の大統領選では米国の政治や社会の分断と両極化がさらに進んでいることが浮き彫りになった。対立は深刻な状況になっている。【ワシントン古本陽荘、シカゴ(米中西部イリノイ州)堀山明子】

 ◇「傲慢」返上、対話の糸口
 「完全な一つの連合体を形成するという建国以来の任務が今夜、前進した」。演説でオバマ氏が合衆国憲法を引用しながら国民の融和を訴えると、会場から拍手喝采が湧き起こった。だが「今後どんな協力ができるか、ロムニー氏と話したい」と続けると、拍手に混じり不満そうな低いうなり声も響いた。

 ×  ×  ×

 「雇用や予算について、最後にオバマ大統領と会って話をしたのはいつだい?」

 選挙戦が最終盤に入った今月1日、共和党の大統領候補、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事は南部バージニア州で演説した際、下院共和党ナンバー2のエリック・カンター院内総務に声をかけた。

 カンター氏が「1年近くたつかな」と短く答えると、ロムニー氏は驚いた。「1年近くだって! 私なら物事を成し遂げるため垣根を越えて民主党議員と会談を重ねる」

 ちょうど4年前の11月、大統領選に当選したオバマ氏はシカゴで勝利演説し、「老いも若きも、共和党員も民主党員も、黒人も白人も、全てが出した答えだ。我々はアメリカ合衆国(の一員)だ」と国民融和を訴えた。

 だが4年がたち、大統領は、党派対立をあおった張本人だと野党の共和党から批判される存在になっていた。

 就任早々のオバマ大統領は、経済回復のため共和党にもアイデアを出すよう求めた。カンター氏が中心となり、案をまとめホワイトハウスに提出。だが、大統領がまとめた景気刺激策には共和党案は一切反映されず、採決時には共和党議員全員が反対に回った。さらに雇用創出に専念するよう求めた共和党に対し、大統領は医療保険改革法案を優先して成立させた。自信に満ちた大統領の姿勢は、共和党側からみれば「傲慢」そのものだった。

 10年の中間選挙で民主党は大敗。下院は共和党が多数党となり、「ねじれ状態」による膠着(こうちゃく)が続いてきた。「これからの優先課題はオバマ大統領の再選を阻むことだ」。中間選挙後まもなく、共和党上院トップのマコネル院内総務は、報道陣にそう漏らした。

 ロムニー氏が共和党の大統領候補に決まり、選挙戦が本格化すると、オバマ大統領の選挙参謀は「3年間にわたって経済が低迷する中、希望や変革を訴えても再選はできない」と進言。ロムニー氏の人格をおとしめることを狙った徹底的なネガティブ戦略で「ロムニー潰し」を図ることを大統領自身も承諾した。ロムニー氏が「税金を払ってない47%のことは気にかけない」と非公開集会で語ったビデオが見つかると、すぐさまテレビ広告で流した。ロムニー氏の好感度は低迷した。

 だが、未来志向のメッセージを失った大統領自身の好感度や支持率も次第に低下を始めた。激しい批判を弱め、ようやく前向き姿勢を取り戻したのは10月末、ハリケーン「サンディ」への対応で選挙戦を一時離脱した後だった。

 今回の選挙で下院は共和党が多数派を維持し「ねじれ状態」は今後も続く。だが、オバマ大統領は議会との人間関係作りはほとんどしてこなかったのが実態で、膠着状態を打破する道筋はまったく見通せていない。

1578チバQ:2012/11/11(日) 18:25:45
 ◇「変化は不要」各国歓迎
 オバマ大統領の再選に、各国はおおむね歓迎の意向を示した。外交手腕が未知数でネオコン(新保守主義)的な主張を展開した共和党のロムニー候補への警戒感と、外交で大きな変化を望まない各国の事情が背景にある。

 中国の胡錦濤(こきんとう)国家主席と温家宝(おんかほう)首相はオバマ氏に祝電を送った。国営新華社通信は「対中政策でより建設的な対応が望まれる」としたうえ、オバマ政権は中国の台頭への懸念を排除し、相互に有益な関係を築くべきだとした。両候補の中国批判について「米国内の中国への不安感と(両国の)基本的信頼の欠如の表れ」と分析。安全保障問題で中国の主権を尊重することなどを改めて求めた。

 韓国の聯合ニュースは北朝鮮問題に関し「韓国大統領選の候補はいずれも対北包容で、大統領選後、韓米間での対北政策の調整が重要になる」との専門家の意見を報じた。

 ロシアはブッシュ政権時代に冷え込んだ米露関係の「リセット政策」を進めるオバマ氏再選を歓迎。プーチン大統領は親書を送り、その中で当選を祝い「建設的な共同作業」の継続を呼びかけた。また、メドベージェフ首相はロムニー氏について「『ロシアを地政学上の第1の敵』と見なす人物が大国の大統領にならずうれしく思う」と皮肉った。

 欧州連合(EU)のバローゾ欧州委員長とファンロンパウ欧州理事会常任議長(大統領)は共同声明を発表し、シリア問題や財政問題を念頭に「経済や安全保障を含むグローバルな問題に共に対処したい」と述べた。

 中東はおおむねイスラムとの融和を掲げるオバマ氏再選を歓迎。アハラム政治戦略研究所(エジプト)のイマド・ガッド副所長は「対シリアで積極策に転じることはないだろう」と述べ、中東外交に変化はないとした。

 核開発問題で対立するイラン政府は公式反応を見せていない。強硬派のロムニー氏の敗北で、米・イスラエルとイランとの間で軍事衝突の可能性が遠ざかり、安堵(あんど)すると共に、当面は反米姿勢を続けると見られる。

1579チバQ:2012/11/11(日) 18:26:17
http://mainichi.jp/feature/news/20121109ddm007030067000c.html
米大統領選:オバマ再選/中 変節したロムニー氏
毎日新聞 2012年11月09日 東京朝刊

 ◇右傾化共和党と無党派の間
 「懐かしいなあ。昔の穏健派ロムニー(前マサチューセッツ州知事)が姿を現した。一体、今までどこにいたんだよ」。先月9日、西部ネバダ州ラスベガスでの集会。オバマ大統領の応援のため全国を飛び回るクリントン元大統領がそう語ると、聴衆から大きな笑い声が上がった。

 初回の大統領候補テレビ討論会以降、共和党候補のロムニー氏が、富裕層優遇の主張を封印するなど、姿勢を中道寄りに変え始めたことをからかったのだった。

 共和党予備選からオバマ大統領との本選まで、ロムニー氏は政治的な信条がよく分からないと指摘され続けてきた。

 今回は自らを「極めて保守的な大統領候補」と売り出した。だが、94年の東部マサチューセッツ州選出の上院選では、民主党のリベラル派の重鎮ケネディ上院議員(故人)に対抗するため、人工妊娠中絶を容認し女性の権利に理解ある候補として立候補していた。

 マサチューセッツ州知事時代(03〜07年)は、地球温暖化対策を推進し「石炭は人を殺す」と主張。だが、今回の選挙戦では「私は石炭が大好きだ」と語り、化石燃料の積極的活用による景気回復を目指した。

 こうした政治的な立場の変化をロムニー氏の個人的な問題と受け止める声がある一方、共和党が抱える本質的な矛盾の象徴だと指摘する意見も絶えない。

 共和党は近年、顕著な保守化傾向を示している。予備選を勝ち抜き、党内の支持層を固める段階では、候補者らは保守色を競い合う。だが、民主党候補と戦う本選挙では、無党派層の支持が不可欠なため、中道寄りに政策の立場を修正することになる。こうした傾向は過去の大統領選でも見られたが、支持層の保守化を受け、予備選段階の発言があまりに右傾化し、本選挙での軌道修正が難しくなってしまった。

 例えば、ロムニー氏は予備選途中で、不法移民の取り締まり厳格化を明言。その結果、大統領選ではヒスパニック系の支持拡大が難航した。

 財政赤字の拡大や、国民皆保険制度の導入を目指すオバマ政権に反発し広がった「小さな政府」を求める草の根保守運動「ティーパーティー(茶会運動)」は、政治家に妥協を拒否するよう迫ってきた。中西部インディアナ州選出の共和党穏健派のルーガー上院議員は、予備選で、茶会運動による「落選運動」で敗退した。いまや「穏健派は絶滅品種」(パウエル元国務長官)だ。

 「民主党も共和党も、政治より国民を優先するよう期待する」。大統領選で敗北したロムニー氏は7日未明、選挙後は両党が協力するよう呼びかけた。下院共和党トップのベイナー議長もオバマ大統領の再選を受け、協力姿勢をのぞかせている。

 だが、共和党内では妥協姿勢を示す党指導部の方針に、若手保守派が「反逆」するのが常態化している。大統領選後にその状況が変わる兆しはまったく見られない。【ワシントン古本陽荘】

1580チバQ:2012/11/11(日) 18:27:42
http://mainichi.jp/feature/news/20121110ddm007030072000c.html
米大統領選:オバマ再選/下 目前に迫る「財政の崖」
毎日新聞 2012年11月10日 東京朝刊

 ◇健全化へ融和手探り
 「米国民は政党のリーダーが党派を超えて、国民と米経済のために働くべきだというメッセージを送った」。再選の余韻がさめない中、オバマ大統領は7日未明から朝方にかけ、与党・民主党と野党・共和党双方の幹部に次々に電話をかけた。年末までに議会の合意が得られなければ、大規模減税の期限切れと歳出の自動削減が来年初めに重なる「財政の崖」が目前に迫っているためだ。

 「財政の崖」が現実になれば、急激な財政緊縮効果で「米経済は13年に景気後退入りする」(米議会予算局)。選挙戦から一夜明けた7日のニューヨーク株式市場は、「共和党が下院の過半数を占める『ねじれ状態』が続き、財政の崖の回避は困難だ」との悲観ムードに包まれ、株価は今年最大の落ち込みを記録した。

 「財政の崖」を作りだしたのは、経済・財政政策を巡る米政界の「分断」だ。オバマ大統領の1期目は、金融危機に対応するための巨額の財政出動などで財政が急激に悪化。4年連続で赤字は1兆ドル(約80兆円)を超え、債務総額は16兆ドル(約1270兆円)まで膨らんだ。

 しかし、債務上限引き上げや健全化策を巡り、与野党は泥沼の対立を繰り広げてきた。国防費を含め10年間で1・2兆ドル(約95兆円)の歳出の自動削減が来年初めから始まるのは、与野党が財政健全化策に合意できず、法的に強制発動せざるを得なくなったためだ。

 また、所得税などの大型減税の期限切れを巡っては、「富裕層を除く減税延長」を主張するオバマ大統領と、「全面的な延長」を求める共和党との間で妥協点が見いだせないままだ。

 「私たちの国にとって最良のことをするため、ともに働く用意がある」(共和党のベイナー下院議長)

 「いつでも、どんな問題でも交渉に応じる。『妥協』は汚い言葉ではない」(民主党のリード上院院内総務)

 オバマ大統領の協力の呼びかけを受けて、両党の幹部は7日、問題解決に向けて前向きな姿勢を示した。だが、対立の根は依然深い。ベイナー下院議長は、「新たな歳入が経済成長と改革から来るものであれば受け入れられる」と、オバマ大統領が主張する富裕層向け増税を改めてけん制した。

 「公平な社会」を追求し、教育や研究開発への政府の投資などで経済の底上げを目指す民主党に対し、共和党は減税と規制緩和による自由な競争環境に基づく経済成長を追求。大統領選でオバマ大統領とロムニー前マサチューセッツ州知事が争った構図は、そのまま「財政の崖」を巡る与野党の対立に投影されている。

 大接戦の末、再選を果たしたオバマ大統領と、下院選を制した共和党−−。今回の選挙で国民は明確な選択を下したとは言えず、「財政の崖」は分断を超えて、超党派で米経済の再生に向けて歩き出せるかを問うている。【ワシントン平地修】

1581チバQ:2012/11/11(日) 18:33:17
>>1548
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/121111/mcb1211111406006-n1.htm
税収↑ 密売↓ 「大麻合法化」2州で嗜好用承認、米政府は激怒 (1/3ページ)2012.11.11 14:05
医療用として販売されている袋入りの大麻。コロラドなど2州では住民投票で嗜好用の大麻が初めて合法化された(AP)【拡大】
 米西部のコロラド州とワシントン州で、嗜好(しこう)用の大麻合法化の是非を問う住民投票が11月6日の大統領選に併せて行われ、賛成多数で承認された。医療用として認められている州はあるが、嗜好用は全米初。賛成派は、課税による税収増のほか、マフィアなどによる密売撲滅につながると主張しているが、吸引者による事件・事故の増加や未成年者の吸引を懸念する声は強い。州法で認められても、連邦法では禁止されており、政府当局は断固阻止する構えだ。

 「投票者たちは意思を示した。われわれは彼らの意思を尊重しなければならない」

 コロラド州のジョン・ヒッケンルーパー知事は、住民投票の結果を受け、こう語った。ただ、「連邦法では依然、違法薬物だ」と、注意を促すことも忘れなかった。

 米国では既に約3分の1の17州で、がん患者らの痛みを和らげるといった医療目的での大麻使用を認めている。嗜好用の合法化の住民投票はオレゴン州でも行われたが、否決され、マサチューセッツ州では医療用の合法化が承認された。

 ロイター通信やCNNなどによると、コロラド、ワシントン両州では、21歳以上なら1オンス(約28グラム)以下の大麻の所持や使用が合法となるほか、アルコールのように州公認の店で販売できるようになる。コロラド州では、2014年から1人当たり6本まで大麻栽培も認められる。

連邦法に違反

 米国にある「大麻禁止法改正のための全国組織(NORML)」のアレン・サンピエール常務は、CNNに「わが国だけでなく、世界の大多数の地域での大麻禁止法についての活動が変わる」と語り、合法化の動きが広がることに期待を示した。

 コロラド州で賛成票を投じたジーン・ヘンダーソンさん(73)も、ロイター通信に「たばこよりは(体に)いいんじゃないかな。既に州内で広まっているしね」と話し、現状追認の考えを示した。

 連邦政府と同様に、各州政府も財政悪化に苦しんでおり、「課税によって州の収入が増える」との意見もある。

 また、組織犯罪に悩むメキシコ政府の諜報機関の元高官、アレハンドロ・ホープ氏はAP通信に「コロラドで大麻が合法販売されれば、メキシコの密売組織の利益は60億ドル(約4700億円)から46億ドル(約3600億円)に減るだろう」と述べ、具体的な数字を挙げ、密売組織にダメージを与えると評価した。

 一方、反対派は事件・事故や未成年者の吸引の急増のほか、大麻吸引を目的とした州外や海外からの観光客が増え、治安が悪化すると懸念している。

 とりわけ怒り心頭なのが連邦政府だ。違法薬物取引問題を担当する2人の元政府当局者はロイター通信に「法的手段を用い、合法化項目の一部実施を停止させるほか、販売店への警告文送付などで対抗する。また、密売の温床となっている医療用大麻を使う診療所にも厳しい措置をとる」と明言した。

 「大麻合法論者にとって象徴的な勝利だが、今回の合法化は短命に終わるだろう。合法論者は政府と大統領に盾突いているのだから」

 オバマ政権の元違法薬物問題アドバイザー、ケビン・サベット氏はロイター通信にこう語った。2州で実際に大手を振って、大麻を吸えるようになる可能性は小さいようだ。

 (SANKEI EXPRESS)

1582チバQ:2012/11/11(日) 20:11:55
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012111102000112.html
ポスト・オバマ 両党に課題
2012年11月11日 朝刊

 【ワシントン=竹内洋一】オバマ米大統領が再選を決めた米国で、次の二〇一六年大統領選の候補者が早くも取り沙汰されている。下馬評に上がる顔触れは、民主、共和両党がそれぞれ抱える課題を映している。

 民主党の筆頭格は、圧倒的な知名度、人気を誇るクリントン国務長官(65)だ。米メディアの出口調査では、オバマ氏は今回、女性票の55%を獲得し、共和党ロムニー候補を引き離した。クリントン氏なら再び女性票をさらうことは確実だ。

 問題は本人の意向。オバマ政権二期目では国務長官を退く予定で、大統領の座に今も意欲を持っているのか明らかではない。二番手に挙がるのがバイデン副大統領(69)。オバマ氏の再選決定後、自ら次回の出馬をにおわせ、注目を集める。ただ、高齢がネックだ。

 「昔の名前」の先行は、民主党内で次代のスターが現れていないことを示す。新顔ではオマリー・メリーランド州知事(49)やクオモ・ニューヨーク州知事(54)が有力候補として挙がるが、全米での知名度はまだ低い。

 対する共和党では、今回の敗因をどう総括するかが次の候補選びに影響を与えそうだ。出口調査では、ヒスパニック(中南米系)の71%がオバマ氏に投票し、ロムニー氏は得票率27%と惨敗した。

 中南米系の人口は今後も増加を続けることが確実なため、共和党が移民政策で強硬姿勢を修正しなければ「永遠に負け続ける恐れがある」(ギングリッチ元下院議長)との危機感が強まっている。

 移民政策で転換を図った場合、キューバ系移民二世でフロリダ州選出のホープ、ルビオ上院議員(41)が新しい「顔」の有資格者になる。ブッシュ前大統領の弟ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(59)は名門のブランドに加え、メキシコ系の妻を持ち、中南米系から人気が高い。

 共和党があくまで保守的な理念にこだわるなら、ロムニー氏の副大統領候補だったライアン下院議員(42)が財政、社会政策の両面で保守派を代表できる。クリスティー・ニュージャージー州知事(50)も保守層からの人気が高い有望株だ。

1583チバQ:2012/11/11(日) 20:13:29
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012111002000237.html
CIA長官 不倫で辞任 イラク戦争功労者 オバマ政権痛手
2012年11月10日 夕刊


 【ワシントン=久留信一】米中央情報局(CIA)のデービッド・ペトレアス長官(60)が九日、不倫を理由に辞任した。当面はモレル副長官が代行を務める見通しだ。ペトレアス氏はイラク駐留米軍司令官、アフガニスタン駐留米軍司令官を歴任し、昨年九月にCIA長官に就任。再選したばかりのオバマ大統領にとって、安全保障の中核を担うペトレアス氏の辞任は大きな痛手になる。

 ペトレアス氏は九日、CIA職員に宛てた書簡で「不倫という非常に愚かなことをした。夫としても組織のリーダーとしても許されない誤りだった」と辞任理由を説明。大統領には八日に辞意を伝えていたという。

 ペトレアス氏は二〇〇七年、イラク駐留米軍の増派戦略を指揮、アフガンの治安改善にも尽力した。共和党のホープとされながら、二期目のオバマ政権では国防長官に任命される可能性もあった。

 不倫相手は女性ジャーナリストで、ペトレアス氏が送った多数のメールから機密情報が漏れる懸念があり、連邦捜査局(FBI)が捜査していたという。

1584チバQ:2012/11/11(日) 20:27:50
>>1563>>1582
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20121108/frn1211081221003-n1.htm
米国、早くも次期大統領選の候補者は誰?2012.11.08

 米政界の関心は早くも2016年大統領選の顔触れにも向かい始めた。

 8年ぶりのホワイトハウス奪還を目指すことになる共和党。若手は保守派の有望株が目立つ。今回、副大統領候補として全米に名を売ったライアン下院予算委員長(42)、両親がキューバ移民で、中南米系の有権者へのアピールが期待できるルビオ上院議員(41)らが筆頭格。

 ベテランの穏健派では、ブッシュ前大統領の弟ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(59)の名前も。共和党大会の演説で脚光を浴びたライス前国務長官(57)だが、政界進出の考えはないとしている。

 民主党はヒラリー・クリントン国務長官(65)の人気が群を抜いて高い。ただクリントン氏は出馬の可能性を一貫して否定しており、固辞し続ければ候補者探しが本格化する。

 最短距離にいるのはバイデン副大統領(69)。メリーランド州のオマリー知事(49)やニューヨーク州のクオモ知事(54)らの名前も挙がるが、いずれも知名度は低い。 (共同)

1585チバQ:2012/11/12(月) 22:50:06
http://mainichi.jp/feature/news/20121112dde007030070000c.html
米大統領選:フロリダ、オバマ氏勝利 1州除き激戦州制す
毎日新聞 2012年11月12日 東京夕刊

 【ワシントン古本陽荘】6日に投開票された米大統領選で唯一、勝敗が決まっていなかった南部フロリダ州は10日、民主党のオバマ大統領が勝利したとする最終集計結果を発表した。これにより、全米で両大統領候補が獲得した選挙人数が確定。オバマ大統領は332人で、206人の共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事との差を広げた。オバマ氏は南部ノースカロライナ州を除き激戦州全てで勝利した。

 フロリダは00年大統領戦でも接戦となり、再集計をめぐって最高裁の判断を仰ぐ事態に発展した。今回も大接戦で、一部の海外投票者分などを除き、オバマ大統領の得票率は50・0%でロムニー氏の49・1%を上回った。 フロリダではロムニー氏が先行し、ロムニー選対はフロリダでの勝利を前提とした選挙戦を展開していた。

 異変があったのはこれまで共和党支持傾向を示していたキューバ系移民の投票動向だった。オバマ選対が調査を依頼した調査会社の出口調査によると、今回の選挙ではキューバ系の48%がオバマ大統領に、52%がロムニー氏に投票した。

1586チバQ:2012/11/13(火) 22:40:46
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121113/amr12111316530006-n1.htm
国防長官にケリー氏検討 国務長官はライス氏か
2012.11.13 16:51 [米国]
 米紙ワシントン・ポストは13日、オバマ大統領が2期目政権の国防長官にジョン・ケリー上院外交委員長の起用を検討していると報じた。退任するクリントン国務長官の後任には、スーザン・ライス国連大使が有力という。

 不倫問題で辞任したデービッド・ペトレアス中央情報局(CIA)長官の後任には、テロ対策を統括するジョン・ブレナン大統領補佐官の名前が挙がっている。

 ケリー氏は国務長官候補にも挙がっていた。オバマ政権高官は同紙に対し、ベトナム戦争で勲章を得たケリー氏の軍歴に加え、予算や外交に関する豊富な知識と経験が現代の国防長官にふさわしいと指摘した。ケリー氏は2004年大統領選の民主党候補で、共和党のブッシュ氏に敗れた。(共同)

1587チバQ:2012/11/13(火) 22:42:48
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121113/amr12111307440001-n1.htm
分かれるオバマ米大統領の勝因分析
2012.11.13 07:42 (1/2ページ)[米国]

再選を決めた後、支持者の前で勝利演説するオバマ大統領=7日未明、シカゴ (AP)
 接戦が伝えられていた6日投開票の米大統領選は、フタを開けてみると民主党の現職、オバマ大統領が中西部オハイオ州など激戦州をすべて制して、共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事を突き放して再選を果たした。この結果の解釈はさまざまだ。

 オバマ氏の再選が決まった後、米紙ニューヨーク・タイムズ社説(電子版)は、「雇用拡大や医療制度改革などの経済政策と、移民政策や中絶、同性愛結婚に関する穏健な政策への強い支持が勝利をもたらした」と持ち上げた。

 しかし、再選が伝えられた後の翌7日の米株式市場は急落。同日の米紙USA TODAY社説(電子版)は、オバマ大統領の再選、そして上下両院での“ねじれ現象”は選挙前と同じ状況であることから、「同じ集団がマシなことを今回やるだろうか、と懐疑的な投資家たちを誰が非難することができようか」と市場の空気を解説した。

 米紙ウォールストリート・ジャーナルは8日の社説(アジア版)で、オバマ氏は「1期目はおろか、2期目における政策についてほとんど語らなかった」として、選挙期間中のエネルギーはロムニー候補へのネガティブキャンペーンに注がれたなどと指摘。政策論争の不在を示唆しつつ、勝因を「有権者は経験より希望に賭けたということだろう」と総括した。

 一方、ロムニー氏の敗因をめぐっては、オバマ陣営のネガティブキャンペーンが奏功した面もある。だが、最大の敗因は同紙が指摘するように、「予備選段階で打ち出した強硬な移民政策がヒスパニック系有権者の断固たる拒絶をもたらした」ことだろう。

 8日のUSA TODAY紙社説(電子版)によると、2004年の大統領選でジョージ・ブッシュ前大統領が獲得したヒスパニック系票の44%をロムニー氏が獲得していれば、結果は変わっていたと指摘。ロムニー氏が実際に獲得したのは27%にとどまったが、44%を獲得していれば、100万票を上積みして勝利できていたという。

 オバマ氏が今年に入って打ち出した移民政策は、ヒスパニック系などの票の取り込みを狙った政策で、その狙いは確実に達成された。同紙は「ヒスパニック系からの不人気が共和党候補者の大統領選に勝利する能力を台無しにする」と指摘し、米国が力を取り戻すことにつながるような移民政策の見直しを共和党に迫る。

 オバマ氏の直面する課題は、年明けに減税停止と歳出削減が重なる「財政の崖」問題への対応だ。影響は世界経済に及ぶ。8日の英紙フィナンシャル・タイムズ社説(アジア版)は、「運命はオバマ氏に『財政の崖』の形でチャンスを与えている。危険をもたらす一方でチャンスをももたらす。最大限にいかすべきだ」として、再選を決めたオバマ氏の指導力に期待感を示した。

1588チバQ:2012/11/13(火) 22:46:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121113-00000064-mai-int
<CIA長官不倫>アフガン駐留米軍の司令官も捜査
毎日新聞 11月13日(火)19時9分配信


 【ワシントン白戸圭一】米連邦捜査局(FBI)が米中央情報局(CIA)のペトレアス長官(60)=9日辞任=の不倫に絡む機密漏えいを捜査していた過程で、アフガニスタン駐留米軍のジョン・アレン司令官(58)の不倫疑惑が発覚した。FBIから通報を受けたパネッタ米国防長官は13日声明を発表し、アレン氏による機密漏えいの有無の調査を始めたと明らかにした。

 ペトレアス氏はCIA長官に就任前、アフガン駐留米軍司令官で、昨年7月にアレン氏が後任となった。「対テロ戦争」に携わる要職者の相次ぐスキャンダルに、米国内には衝撃が広がっている。

 米メディアによると、アレン司令官の不倫相手の女性は、米南部フロリダ州の中東軍司令部のボランティア職員だったジル・ケリーさん(37)。ケリーさんは、ペトレアス長官の不倫相手のジャーナリスト、ポーラ・ブロードウェルさん(40)から多数の嫌がらせの電子メールを送られたとして、FBIに通報した。ケリーさんはペトレアス長官と親しく、ブロードウェルさんは2人の関係に嫉妬したとみられている。

 ケリーさんの通報をきっかけにFBIはペトレアス長官とブロードウェルさんの不倫関係を把握。ペトレアス氏による機密漏えいは確認されなかったが、同氏は辞任に追い込まれた。

 ところが、捜査過程でケリーさんがアレン司令官と2万〜3万通の「不適切な電子メール」を交わしていたことも発覚した。アレン氏は次期欧州軍最高司令官候補で上院の承認待ちだが、パネッタ長官は調査終了まで転任手続きを停止する考えを示した。

1589チバQ:2012/11/14(水) 22:26:36
>>1588
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&amp;k=2012111400151
アレン司令官更迭の意思なし=欧州連合軍への転出は凍結−米大統領
 【ワシントン時事】カーニー米大統領報道官は13日の記者会見で、既婚女性と不適切なメールのやりとりを行い内部調査の対象になっているアフガニスタン駐留米軍のアレン司令官について、オバマ大統領には現時点で更迭する意思はないことを明らかにした。
 カーニー氏は「大統領はアレン将軍を極めて高く評価し、信頼している」と述べた。ただ、大統領はアレン氏を欧州連合軍最高司令官に指名する人事を凍結し、週内に行われる予定だった承認公聴会を延期するよう議会に要請した。アレン氏は当面、現職にとどまる。(2012/11/14-10:00)

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1590チバQ:2012/11/14(水) 22:31:23
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/121114/mcb1211141429026-n1.htm
米ワシントン・ポスト紙、編集主幹交代 経営環境悪化、予算で対立  2012.11.14 14:28
 米有力紙ワシントン・ポストは13日、マーカス・ブロクリ編集主幹が辞任し、後任にボストン・グローブ紙の編集者マーティン・バロン氏が就任すると発表した。経営環境が悪化する中で、ブロクリ氏は編集予算などをめぐり、ウエーマス発行人と対立していた。

 ブロクリ氏は2008年に就任。今後は副社長に転じ新メディア部門を担当する。

 ウエーマス発行人は「この時代、発行人と編集者は常に緊張関係にある」と述べた。(共同)

1591チバQ:2012/11/15(木) 00:38:47
http://www.cnn.co.jp/special/us_election/35024219.html
米大統領選を終えて分かった5つのこと
2012.11.09 Fri posted at 09:00 JST

(CNN) 6日行われた米大統領選はオバマ大統領が共和党大統領候補のロムニー氏を退け、再選を決めた。選挙前にいわれていたように、激戦州オハイオの結果がオバマ氏の勝利を決定づけた。しかし、他にも選挙から分かったことがある。今回の大統領選で分かったポイントは以下の5つだろう。


1.共和党が抱える「ラテン問題」

共和党で選挙戦の顧問を務めるアナ・ナバロ氏は「ヒスパニック系の人々への対応がうまくいかなければ、永遠にホワイトハウスへの道は閉ざされるだろう」と指摘。別の共和党選挙顧問のアリ・フライシャー氏も、共和党が取り組むべき最大の問題としてヒスパニック系有権者からの支持獲得を挙げる。

全米での出口調査でも同様の問題が見て取れる。ヒスパニック系は最も人口増加が著しく、有権者に占める割合は2008年の大統領選の9%から今回は10%に増加した。再選を決めたオバマ氏の得票率は、08年の67%から今回は71%と上昇している。

接戦になるとみられていたコロラドやネバダといった州でオバマ氏が勝利できたのはヒスパニック系有権者の貢献が大きいとみられている。かつては接戦州だったニューメキシコでもヒスパニック系有権者の存在が大きく、民主党寄りの州になりつつある。

この流れが続けば、共和党の地盤とされるアリゾナやテキサスでも民主党が有利になるかもしれない。

共和党は今回の大統領選の結果を、移民問題への立場を変更するための警告と受け止めるべきだろう。


2.若年層が増加、白人層は減少

選挙前に注目を集めていたのは、若年層が投票所に足を運ぶかどうかだった。結果からいえば、前回よりも増加した。

出口調査によれば、投票した有権者に占める18〜29歳の割合は19%となり、04年の17%、08年の18%を上回った。オバマ大統領は若年層からの得票率を前回の66%から今回は60%に落としたが、若年層全体の有権者数の増加が得票の落ち込みを補った格好だ。

オバマ大統領は白人層からの得票率も前回の43%から今回は39%に落としている。しかし、有権者全体でみると白人層は08年の74%から今回は72%へと減少している。

一方、アフリカ系の割合は13%で変わらず。共和党のアナリストからは、ロムニー氏が勝利するには白人有権者の割合が74%は必要だったとの見方が出ている。

1592チバQ:2012/11/15(木) 00:39:15
3.自動車産業救済でオハイオ州がオバマ大統領に傾く

オバマ陣営は選挙戦で米自動車メーカー、ゼネラル・モーターズ(GM)とクライスラーに対する公的支援を実績として強調し、9月上旬の民主党全国大会でも、そのことに触れた。オバマ陣営としては、これでオハイオ州で違いを見せることができるだろうと見ていた。自動車産業の中心地でもある同州が最終的に選挙の行方を決めた。

自動車メーカーに対する公的支援はブッシュ前政権(共和党)が08年に着手したものだったが、オバマ大統領がそれを引き継いだ。ロムニー氏は公的支援に反対の姿勢を示していた。オバマ陣営はロムニー氏が連邦政府による支援に反対したことを攻撃した。

こういった戦術はうまくいったようだ。オハイオ州で投票した10人に6人が自動車産業に対する公的支援を支持。そうした有権者の75%はオバマ大統領に投票した。


4.ロムニー陣営、民主党の地盤を崩せず

選挙戦終盤にロムニー氏と副大統領候補のライアン氏は、ペンシルベニア州に何度も足を運んだ。ロムニー陣営は数多くのテレビ広告も流した。規模はこれよりも少ないが、民主党寄りとされるミネソタ州でも接戦が予想されるということで重点的に選挙活動を行った。

しかし、成功しなかった。ロムニー氏はペンシルベニアやミネソタで08年の共和党候補だったマケイン氏よりも善戦したものの勝利するにはいたらなかった。ロムニー陣営の選挙戦はインディアナとノースカロライナを取り返すだけに終わった。


5.60億ドルかけて、現状維持に

選挙前、米国には、民主党の大統領と、共和党が過半数を占める下院、民主党が過半数をおさえた上院があった。

今回の選挙戦の費用は、連邦と地方とを合わせた合計で過去最高の60億ドル(約4800億円)を上回りそうだ。これだけの費用を投じて何を得たのか。

そう、民主党の大統領と、共和党が過半数を占める下院、民主党が過半数をおさえた上院だ。

結局何も得なかったという見方もできそうだ。

1593チバQ:2012/11/15(木) 23:15:30
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&amp;k=2012111500559
少数派への「贈り物」で再選=オバマ大統領の勝因分析−ロムニー氏
 【ワシントン時事】米大統領選で敗れた共和党のロムニー候補は14日、大口献金者を対象とした電話会議で、オバマ大統領の勝因について、黒人やヒスパニック(中南米系)など少数派が、医療保険改革や移民政策を「贈り物」と評価した結果だと分析した。ロサンゼルス・タイムズ紙(電子版)が伝えた。
 ロムニー氏は、オバマ政権の医療保険改革で恩恵を受ける年間所得2万5000〜3万5000ドルの有権者や黒人らのほか、学生ローンの一部利子免除を評価した若者が、オバマ大統領に投票したと指摘。大統領が一定の条件に基づき、不法移民の子どもの強制送還を免除したことも有利に働き、ロムニー氏を「反移民」と印象付ける結果になったと総括した。
 ロムニー氏はまた、「大統領の選挙運動は、得票を狙うグループに大きな贈り物を与えることに重点を置くもので、数兆ドルの歳出拡大をもたらす」と批判。大統領選での敗北を謝罪する一方で、「勝てると思っていた。非常に惜しい戦いだった」と悔やんだ。(2012/11/15-14:59)

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1594チバQ:2012/11/15(木) 23:16:11
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&amp;k=2012111500926
議会トップの顔触れ変わらず=「決められない政治」継続か−米
 【ワシントン時事】米民主、共和両党は14日、連邦議会内で上下両院の各議員総会をそれぞれ開き、来年1月3日に発足する新議会での執行部人事をめぐり協議、両党のトップ計4人の全員続投が事実上確定した。
 各執行部の新たな任期は2015年1月まで。上院は与党民主党、下院は野党共和党が多数を握る「ねじれ議会」が続く中、これまでの「決められない政治」も継続する可能性があり、オバマ大統領にとり試練の2年間になりそうだ。(2012/11/15-19:26)

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1595チバQ:2012/11/15(木) 23:29:38
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121115/amr12111509410003-n1.htm
【今、何が問題なのか】
自己資金32億円つぎ込んでも敗退 米選挙戦への投資、損得勘定は?
2012.11.15 09:36 (1/3ページ)[選挙]
 米大統領選と上下両院選などに投じられた選挙資金は史上最高の60億ドル(約4800億円)に上った。献金額に上限のない「スーパーPAC」と呼ばれる政治団体に、会社経営者や富豪が巨額の献金をしたのが一因だ。バラク・オバマ大統領(51)再選など、有権者の判定が下され、献金者、(元)候補者の損得勘定は? きょうのテーマは「60億ドル投資の結果」とした。(編集委員 内畠嗣雅(うちはた・つぐまさ)/SANKEI EXPRESS)


選挙戦に史上最高額


 選挙資金を調査しているワシントンの研究機関、責任ある政治センター(CRP)によると、2012年選挙の選挙資金総額は60億ドルに上り、これまで最高だった08年より7億ドル(約560億円)多かった。大統領選の資金はこのうち26億ドル(約2080億円)で、これは08年よりも少ない。10月後半までに、民主党のオバマ大統領の選対は6億4500万ドル(約516億円)を集め、共和党候補、ミット・ロムニー氏(65)の選対の4億1300万ドル(約330億4000万円)を上回った。ただし、スーパーPACや党の選挙資金をあわせると、ロムニー氏が資金力でまさったという。

 スーパーPACは政治資金の受け皿となる団体。10年の連邦最高裁判決で活動が認められたもので、従来あるPAC(政治行動委員会=Political Action Committee)と違い、個人の献金額に上限がない。直接的な選挙活動はできないが、政策に関する主張や相手陣営の候補の批判は認められている。私設応援団のような存在で、「プライオリティーズ・USA・アクション」などがオバマ大統領らを、「リストア・アワ・フューチャー」などが、ロムニー氏らを応援。計10億ドル(約800億円)が選挙戦につぎ込まれたという。


1億ドルが台無し


 米誌アトランティック(電子版)によると、スーパーPAC向けも含めたロムニー氏への最大の献金者は、カジノ大手ラスベガス・サンズの会長兼CEO、シェルドン・アデルソン氏(79)で、献金額は7000万ドル(約56億円)〜1億ドル(約80億円)に上った。アデルソン氏によると、オバマ大統領は09年の就任直後、「政府による金融支援を受けた企業はラスベガスで会合を開くべきではない」と述べ、カジノ産業に打撃を与えた。オバマ大統領を落選させたかったのだ。

 ロムニー氏が敗れたため、“投資”は無駄になった。もっとも、アデルソン氏の自己資産は250億ドル(約2兆円)で、献金額はその0.4%以下。アデルソン氏は共和党の大統領候補指名争いでは、保守色の強い元下院議長のニュート・ギングリッチ氏(69)に献金を続け、ロムニー氏を苦しめる結果となった。

 一方、オバマ大統領らに対する最大の献金者は、映画会社ドリームワークス・アニメーションのCEO、ジェフリー・カッツェンバーグ氏(61)で、256万6000ドル(約2億530万円)だった。


9000万ドルで連敗


 米公共ラジオ(NPR)によると、コネティカット州から上院を目指したプロレス団体WWEの元CEO、リンダ・マクマホン氏(64)=共和党=は、選挙戦に自己資金4000万ドル(約32億円)をつぎ込んだが、4分の1の選挙資金で臨んだ民主党候補に敗れた。マクマホン氏は10年の中間選挙でも上院選に出馬。5000万ドル(約40億円)を使って敗れている。

 都合9000万ドル。ニュース専門局CNBCは「個人の金をどう使おうと勝手だが、胴体に自分の名前が入ったボーイング737−700を買った方がよかったのでは」と皮肉っている。

1596チバQ:2012/11/16(金) 00:49:33
http://www.cnn.co.jp/usa/35024504.html?tag=mcol;topStories
米軍高官にまた醜聞、公金疑惑でアフリカ軍元司令官が降格
2012.11.15 Thu posted at 18:56 JST


(CNN) 米国防総省は15日までに、アフリカ地域を担当する米軍のアフリカ軍の初代司令官を務めたウィリアム・ウォード大将に公金の不適切な使途疑惑が発覚し、パネッタ国防長官がウォード氏を中将に降格させた上で退役させる処分を決めたと発表した。

国防総省は声明で、同中将に8万2000ドル(約656万円)の返金を求めるとも述べた。年金も減額される予定。年金の額は軍役期間の長短によって異なるが、大将に上り詰めた軍人の額は通常、年間10万ドル以上となっている。

同省の調べによると、中将は大将の地位を利用して妻に公用車を使った過度のショッピングを許したり、ぜいたくな旅行をしたり、軍人関連契約業者の計らいで米人気俳優デンゼル・ワシントンと舞台裏で会える招待にも1度応じていたりしたという。

ウォード氏は2011年4月にアフリカ軍司令官を離任。その後は少将として陸軍副参謀総長の補佐などを務めていた。

米軍内では最近、高官が関与する不祥事が相次いで発覚。アフガニスタン駐留米軍のアレン司令官は、女性に不適切な電子メールを送った疑いで捜査の対象になっている。また、アレン司令官の前任者だったペトレイアス米中央情報局(CIA)長官も不倫騒動の渦中にある。

1597チバQ:2012/11/17(土) 11:48:08
http://mainichi.jp/select/news/20121117k0000e020155000c.html
米大統領:「財政の崖」回避へ、議会幹部と初協議
毎日新聞 2012年11月17日 10時13分(最終更新 11月17日 10時33分)
 【ワシントン平地修】オバマ米大統領は16日、来年初めに大規模減税の期限切れと歳出の自動削減が重なる「財政の崖」への対応を巡り米議会上下院の幹部とホワイトハウスで初の協議を行った。ホワイトハウスによると、オバマ大統領らは「財政の崖」の回避に向けて「あらゆる手を打つ」ことで合意。民主、共和両党幹部は協議後、「建設的な会合だった」と語り、感謝祭休暇を返上して来週から交渉を本格化させる姿勢を示した。

 オバマ大統領は協議の冒頭で、「われわれには差し迫った仕事がある。求められているのは行動だ」と述べ、早期の問題解決に向け両党に協力を呼びかけた。

 協議は1時間余りで終了。両党幹部4人は終了後、そろってメディアの取材に応じた。野党・共和党のベイナー下院議長は、税制改革や歳出削減に取り組むための「枠組み」を示したことを明かし、「財政問題の解決と財政の崖回避に自信がある」と述べた。

 一方、民主党のリード上院院内総務も、「互いに話し合えたことは気分がよかった。両党ともに妥協しなければならない」と述べ、合意に向けた歩み寄りの姿勢を強調した。

 財政の崖を巡っては、オバマ大統領は、富裕層を除き減税を延長する意向を示す一方で、共和党は全面延長を主張するなど対立は深い。オバマ大統領は17日からアジア外遊に出発。ホワイトハウス幹部と議会両党は来週も協議を続け、再びオバマ大統領と協議するなどクリスマス前の合意を目指す方針だ。

1599チバQ:2012/11/17(土) 13:16:50
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/121116/mcb1211161514029-n1.htm
国務長官人事でつばぜり合い 有力候補のライス氏、共和党「あらゆる手段で阻止」2012.11.16 15:13
 【ワシントン=犬塚陽介】オバマ政権2期目の焦点となる国務長官人事をめぐり、政権側と共和党の駆け引きが激化している。最有力候補のライス国連大使については共和党議員がリビア米領事館襲撃事件での対応を批判し、議会承認の際の徹底抗戦を明言。オバマ大統領は14日の記者会見で、批判は根拠のない個人攻撃であり、「侮辱的だ」と怒りをあらわにした。

 「狙いやすい標的と考えて、追いかけ回しているのなら問題だ」。大統領は14日の記者会見で、ライス大使をめぐるへの批判を強める共和党議員への怒りをあらわにした。

 国務長官人事では当初、上院のケリー外交委員長が有力視されていたが、国連安保理でイランやシリアに関する問題を主導するライス大使を国務長官に、ケリー氏を国防長官に推す声が急速に勢いを増している。

 ただ、ライス大使は9月の領事館襲撃事件の発生直後、「(事件は)抗議行動から自然発生した」との認識を表明。実際にはテロだったことが分かり、大統領選前に誤った情報を流したとの批判にさらされた。

 共和党のグラハム上院議員は14日、ライス大使が意図的に誤った情報を流した可能性をにおわせつつ、「現実とかけ離れた物語を提供した政権の核心人物で信用できない」と述べた。マケイン上院議員も、ライス大使には国務長官の「資格がない」と批判した。共和党側は襲撃事件の真相究明を求める上院特別委員会の設置も提案している。

1601チバQ:2012/11/18(日) 04:24:58
ん自分で貼ってた

1602チバQ:2012/11/18(日) 05:13:11
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121113/amr12111314270005-n1.htm
断層国家、弱体化の懸念
2012.11.13 14:26 (1/3ページ)[米国]
 米大統領選でオバマ大統領の再選が決まった翌朝の7日午前、首都ワシントン地区で人気の高いラジオ局WMALの放送で「インターナショナル」のメロディーが流れた。旧ソ連の国歌だったあの革命歌である。

 「この国でもついに社会主義が勝利を飾りました」

 このラジオのトークショーのホスト、クリス・プラント氏がおふざけながらも、ときに真剣味をこめて、オバマ氏の勝利は米国の社会主義化を意味するのだと語るのだった。プラント氏は保守派の論客である。

 今回の選挙の結果は共和党支持の保守派にとってはたとえ冗談半分にせよ、自国の社会主義化にたとえたくなるほどの衝撃的な展開だということだろう。

 同じWMALに正午から登場する保守論客で全米一のラジオ聴取者数を誇るラッシュ・リムボウ氏は選挙結果を「自分たちにとってのサンタクロースを打ちのめす人間はいないでしょう」と総括した。政府からの施しが欲しい有権者たちはみなオバマ氏に票を投じたのだという嫌みだった。

 この2人の保守派代表の誇張した表現に集約される政治志向は、共和党のロムニー候補に投票した全米5870万の有権者にみな程度の差こそあれ、共通するといえよう。だがその志向はオバマ氏に票を投じた6200万に僅差とはいえ勝利を譲り、敗れた。

 今回の選挙ではリベラルと保守、「大きな政府」と「小さな政府」という大ざっぱな表現で定義されるイデオロギーの差異はかつてなく大きかった。その断層はオバマ政権2期目でもなお一段と深くなることが予測されるのだ。

 経済の運営にも政府が最大限、介入し、支援する。福祉を拡大して貧者や弱者を大幅に助ける。自由競争も規制して、富者、強者への徴税を増し、富の再配分を図る。オバマ大統領が過去4年に推進したこうしたリベラル施策はどうみても成功とはいえなかった。巨額の財政赤字の増大や経済成長の停滞、失業率の高止まりがそれを実証した。

 ロムニー候補はそれに正面から挑戦して、経済では民間活力や自由競争、福祉では自助努力、財政では緊縮など、保守主義の政策を主張した。この両勢力の戦いは激しさを極め、ベテラン政治研究家のマイケル・バロン氏に「まるで2つの異なる国になったようだ」と語らせたほどだった。

 確かに今回はイデオロギーや政策だけでなく、人種、世代、宗教、貧富などまでが民主、共和の両党の区分に沿って2つにはっきりと分かれた。伝統的で典型的な米国と、斬新で型破りの米国との争いだった。いかにもアメリカらしい勢力と、そうではない勢力の戦いだったともいえよう。

 こうした断層はオバマ政権の4年間により深く刻まれていった。オバマ氏が就任当初に唱えた団結や超党派の標語とは正反対への流れだった。遠ざけられた側は米国の主流と自負する価値観を否定された怒りから反発をますます激しくした。だが選挙では従来の米国を変容させようというオバマ氏側が勝ったのである。

 ただしその勝利の方法は自陣営の実績や理念を語ることを避け、相手の負をことさらに拡大したネガティブキャンペーンが大きかった。社会の端に立つ集団や若い世代からの投票を巧みに吸い集める戦術も多かった。だからこそ負けた側には怒りや恨みがますます高くなることも自然だろう。

 その結果、第2期オバマ政権下では米国の基本的な変容の是非をかけて、「2つのアメリカ」のせめぎあいがさらに激しくなり、米国のパワーが内外で弱くなることも懸念されるのである。(古森義久)

1603チバQ:2012/11/20(火) 21:53:10
>>1225>>1227
>>1599
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/121116/mcb1211161514029-n1.htm
国務長官人事でつばぜり合い 有力候補のライス氏、共和党「あらゆる手段で阻止」2012.11.16 15:13

 【ワシントン=犬塚陽介】オバマ政権2期目の焦点となる国務長官人事をめぐり、政権側と共和党の駆け引きが激化している。最有力候補のライス国連大使については共和党議員がリビア米領事館襲撃事件での対応を批判し、議会承認の際の徹底抗戦を明言。オバマ大統領は14日の記者会見で、批判は根拠のない個人攻撃であり、「侮辱的だ」と怒りをあらわにした。

 「狙いやすい標的と考えて、追いかけ回しているのなら問題だ」。大統領は14日の記者会見で、ライス大使をめぐるへの批判を強める共和党議員への怒りをあらわにした。

 国務長官人事では当初、上院のケリー外交委員長が有力視されていたが、国連安保理でイランやシリアに関する問題を主導するライス大使を国務長官に、ケリー氏を国防長官に推す声が急速に勢いを増している。

 ただ、ライス大使は9月の領事館襲撃事件の発生直後、「(事件は)抗議行動から自然発生した」との認識を表明。実際にはテロだったことが分かり、大統領選前に誤った情報を流したとの批判にさらされた。

 共和党のグラハム上院議員は14日、ライス大使が意図的に誤った情報を流した可能性をにおわせつつ、「現実とかけ離れた物語を提供した政権の核心人物で信用できない」と述べた。マケイン上院議員も、ライス大使には国務長官の「資格がない」と批判した。共和党側は襲撃事件の真相究明を求める上院特別委員会の設置も提案している。

1604チバQ:2012/11/21(水) 22:51:34
>>1583>>1588
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121121/amr12112122150005-n1.htm
米軍指揮官の孤独、セレブな生活…「英雄」の不倫に高まる関心
2012.11.21 22:14 (1/3ページ)

 【ワシントン=犬塚陽介】米中央情報局(CIA)長官を辞任したペトレイアス氏(60)の不倫問題が波紋を広げている。イラク戦争を好転させた「米軍の英雄」でもある同氏の女性問題に絡み、軍高官がフロリダ州の高級住宅街で送る「セレブな生活」の実態も浮上。不倫の発覚が大統領選直後だったことで、連邦捜査局(FBI)によるオバマ政権への政治的配慮といった臆測を呼ぶなど、議会から真相究明を求める声も上がっている。

 メディア報道を総合すると、ペトレイアス氏と不倫相手のポーラ・ブロードウェルさん(40)が知り合ったのは2006年のこと。ペトレイアス氏がハーバード大で講演した際、学生だったブロードウェルさんが自らの研究への助言を求めたのがきっかけだ。

 陸軍士官学校卒の既婚女性で、民間人として軍の指揮系統を研究していた彼女は、ペトレイアス氏がいるアフガニスタンを何度も取材に訪れ、関係を深めた。

 2人が「教師と生徒」の一線を越えたのは、ペトレイアス氏が米国に帰国し、CIA長官に就任してから2カ月後の11年11月ごろ。陸軍を退役し、不慣れな役職で孤独を感じたペトレイアス氏が「魅力的で、共通の話題もある」ブロードウェルさんにひかれていったと関係者はCNNテレビに証言している。

 2人の交際は約8カ月で破局。理由は不明だが、ペトレイアス氏は不倫を「最大の過ち」と語っており、男女関係のもつれが別離の理由のようだ。

   □ □

 不倫関係が表沙汰になったのは、ブロードウェルさんの嫉妬が原因だ。ペトレイアス氏が家族ぐるみで付き合っているジル・ケリーさん(37)と同氏の交際を疑って、匿名の嫌がらせメールを双方に送りつけたのが、FBIの捜査の端緒となった。

 メディアによると、ケリーさんは既婚者で子供もいる「社交界の著名人」。かつてペトレイアス氏が司令官を務めた中央軍司令部(フロリダ州タンパ)に出入りしていた。中央軍はアフガンや中東を管轄し、マスコミへの露出も多い花形司令部。50カ国以上の駐在武官が基地周辺に住み、タンパは軍人と地元名士の「社交場」だった。

 ケリーさんは、タンパ湾が目の前に広がる豪邸で「ビュッフェにシャンパン、葉巻付きのパーティー」(米紙ニューヨーク・タイムズ)を頻繁に開催。ペトレイアス氏の部下だったアレン氏(58)=現アフガン駐留米軍司令官=と親しくなった。

 アレン氏とケリーさんは2010〜12年にかけ、電子メールなどで2万〜3万ページ相当を交信。一部に不適切な内容のやりとりが含まれている疑いがあるとして、国防総省が捜査を進める異例の展開となっている。

 一方、ケリーさん夫婦には200万ドル(約1億6000万円)の借金があったとの報道もあり、派手な生活を維持するのも楽ではなかったようだ。

   □ □

 FBIの対応にも批判が出ている。ペトレイアス氏を数カ月も捜査しながら、ホワイトハウスや上下両院の情報委員会への報告は一切なし。発覚が大統領選直後になったタイミングも、オバマ政権への政治的配慮と見る向きもある。

 FBIはフーバー初代長官時代の1935〜72年、不法収集した政治家らの情報を武器に政界への影響力を拡大させた“闇の時代”があるだけになおさらだ。

 ホルダー司法長官は刑事事件の情報を事前伝達する必要はなく、不倫で「国家機密が脅威にさらされたこともなかった」と判断の正当性を強調している。

1605チバQ:2012/11/21(水) 23:51:46
http://www.cnn.co.jp/usa/35024706.html?tag=top;subStory
1%の富裕層、2010年の所得は5%増の37万ドル 米
2012.11.21 Wed posted at 12:51 JST

ニューヨーク(CNNMoney) 米内国歳入庁(IRS)がこのほど発表した統計によると、米国の上位1%の富裕層の2010年の調整後総所得は37万ドル(約3030万円)となり、前年の35万2000ドルから約5%増加した。

平均年収は112万ドルで、前年の98万ドルに比べて約14%増えた。上位1%に入るのは135万世帯で、所得額で米国全体の約19%を占め、所得税は全体の約37%を負担している。

1%の富裕層は、昨年秋にウォール街占拠を呼びかけて全米に広がった反格差デモでやり玉に挙げられ、今年の米大統領選挙でも争点となった。

富裕層の資産形成は投資の占める部分が大きく、株式市場の動向に左右される。株価が上昇していた2007年の調整後総所得は42万6000ドルを超えていた。

富裕層はそれ以外の層に比べて所得の伸びが大きいことも、論議の的になった。米民間シンクタンクの経済政策研究所のまとめによると、富裕層の所得は1979年から2007年にかけて24%伸びたのに対し、低所得層では11%、中間層は19%の伸びにとどまっている。

1606チバQ:2012/11/21(水) 23:53:01
http://www.cnn.co.jp/usa/35024732.html
米サンフランシスコ市、公共の場でのヌードを禁止
2012.11.21 Wed posted at 19:08 JST


(CNN) 米カリフォルニア州サンフランシスコで20日、公共の場で裸になることを禁止する条例が可決された。

市議会に相当する管理委員会での採決結果は、賛成6対反対5の小差だった。市庁舎では可決直後に反対派が着衣を脱ぎ捨てる騒ぎとなり、当局者らが毛布をかけて連れ去った。条例を発案したスコット・ワイナー議員はCNN系列局とのインタビューで、表現の自由を主張する反対派に対して「街の交差点で服を脱ぎ、局部をさらすことを表現の自由とはいわない」と反論した。

反対派は、条例を違憲として訴えを起こす構えだ。

条例は許可を得たパレードや祭典には適用されない。それ以外の場合、違反者には再犯回数に応じて100〜500ドルの罰金が科される。1年に3回以上違反を繰り返した場合は1年間の禁錮刑となる可能性もある。

1607チバQ:2012/11/21(水) 23:58:05
http://www.afpbb.com/article/politics/2912113/9846991
CIA長官の不倫辞任でネットプライバシー議論沸騰
2012年11月16日 16:41 発信地:ワシントンD.C./米国
【11月16日 AFP】米中央情報局(CIA)のデービッド・ペトレアス(David Petraeus)長官を失脚させたネット捜査が、オンラインプライバシーと個人メールアカウントへの政府の潜入能力をめぐる議論に火を着けている。

 米国自由人権協会(American Civil Liberties Union、ACLU)で「プライバシーとテクノロジー・プロジェクト」を担当するクリストファー・ソゴイアン(Chris Soghoian)氏は「CIA長官でさえネット上の私行を隠せないのだから、私たち一般人のプライバシー保護など望むべくもない」と語る。「今回の件は、中立的な判断に基づいた捜査令状や裁判所命令なしに、政府がどこまで通信の匿名性というベールを破れるかという点を浮き彫りにした。1つの警告として捉える必要がある」

■不倫発覚は別捜査の「棚ぼた」情報

 ペトレアス氏は9日、自身の伝記の共著者であるポーラ・ブロードウェル(Paula Broadwell)米陸軍予備役少佐(40)との不倫関係が発覚し、辞任した。

 2人の関係は、ペトレアス前長官とアフガニスタン駐留米軍のジョン・アレン(John Allen)司令官が共通で親しくしている女性、ジル・ケリー(Jill Kelley)さんが米連邦捜査局(FBI)捜査官の1人に脅迫メールを受け取ったと語ったことが発端で偶然、発覚した。訴えを受けて脅迫メールの捜査に当たったFBI捜査官らは、その過程でペトレアス前長官とブロードウェル氏の電子メールのやりとりを発見した。

 後に捜査当局は、ケリーさんに対する脅迫メールの送信元としてブロードウェル氏にたどり着いている。

■不明な法的根拠、捜査権限乱用の指摘も

「ここで問題なのは、一体どういう許可が与えられたのか分からないという点だ」と、米シンクタンク「戦略国際問題研究所(Center for Strategic and International Studies、CSIS)」で「テクノロジーと公共政策プログラム」のディレクターを務めるジェームズ・ルイス(James Lewis)氏は指摘する。FBI捜査官がブロードウェル氏の電子メールの内容を見ることを同氏が承諾した際、事前に自分の持つ権利について説明を受けたかどうかも不明だという。

 この点についてルイス氏は、米国家安全保障局(National Security Agency、NSA)などの諜報機関がテロリストを追跡しているときでさえ、電子メールにアクセスするためには「非常に緻密な法的条件」を満たさなければならないのに、と驚きを示した。

「令状なしで電子メールを閲覧する際のルールを明確にしておく必要がある。裁判所の承認がなければ捜査はできない、それが原則だ」(ルイス氏)

■Gメールのデータ提出要求か

 今回の捜査においてFBIがどのような手法を用いたのかは現在、明らかになっていない。米グーグル(Google)が提供する電子メールサービス「Gメール(Gmail)」のブロードウェル氏のアカウントへのアクセスを認める裁判所命令を取得したのではないかとの報道もある。

 グーグルは今週、年2回発行する透明性に関する報告書の中で、各国政府によるユーザーのデータ提出要請件数が増加していると述べている。世界中の政府機関からグーグルに寄せられた要請は2012年1〜6月の半年間だけで2万938件を数え、うち7969件は米政府からだった。グーグルではこうした要請の9割に応じたという。

 米シンクタンク「ケイトー研究所(Cato Institute)」のジュリアン・サンチェス(Julian Sanchez)研究員は、今回の件でFBIは「目的の定かでない情報漁り」を始めてしまったようだという。その結果、関係者の電子メールからペトレアス前長官へ、さらにアレン司令官へとスキャンダルは飛び火していった。

 サンチェス氏は「FBIがどんな権限をもって捜査を行ったのか、また何が捜査に相当する理由だったのかは不明」で、犯罪行為があったのかどうかさえ明らかでないと述べ「捜査権限の乱用に見える」と批判している。

 拡大するスキャンダルをきっかけに、米議会では新たな法案策定の動きが加速しそうだ。米上院司法委員会のパトリック・レーヒー(Patrick Leahy)上院議員(民主党)は、インターネット企業から電子メールの内容を取得するためには「犯罪行為を疑うに足る相当な理由」に基づいた裁判所令状を必要条件とする法案を提出した。

1608チバQ:2012/11/21(水) 23:58:22
■「制御不可能な捜査の逸脱」を懸念

 ACLUのソゴイアン氏いわく、ペトレアス前長官の一件はより厳格な法制度が必要だということを改めて示した。同氏はブログに「電子メールに対する法的保護が本来あるべき姿から大幅に立ち遅れている現実への注意を喚起するものだ」と投稿している。

 ワシントンを拠点とする米非営利団体「民主主義・技術センター(Center for Democracy and Technology、CDT)」のグレゴリー・ノジェイム(Gregory Nojeim)氏は今回の件を機に、ようやく米国の議員たちもデジタル・プライバシー問題に目覚めるのではないかと話す。

「ペトレアス氏への捜査は、電子メールなど電子通信に対して強力なプライバシー保護を設けることが極めて重要だということを示している。そうした保護なくしては、捜査はあっという間に拡大し、本来の被疑者から遠い人物にまで及びかねない。制御できないほど逸脱する恐れさえある」と、ノジェイム氏は懸念を表明している。(c)AFP/Rob Lever

1609チバQ:2012/11/22(木) 20:39:02
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121122/amr12112209200001-n1.htm
米著名黒人議員が辞職 民主党ジャクソン氏 健康問題理由に
2012.11.22 09:16

ジェシー・ジャクソン・ジュニア下院議員(AP)
 米公民権運動の黒人指導者ジェシー・ジャクソン師の息子で、民主党のジェシー・ジャクソン・ジュニア下院議員(47)が21日、健康問題などを理由に辞表を提出した。

 ジャクソン氏は1995年初当選。今月6日の下院選でも勝利した。2008年の大統領選勝利に伴いイリノイ州選出の連邦上院議員を辞職したオバマ氏の後継に取り沙汰されたこともあった。

 米メディアによると、ジャクソン氏は選挙資金の不正流用などをめぐり司法当局の捜査対象となっている。ジャクソン氏は辞表で「健康状態の悪化」を理由とした上で、捜査にも言及し「過ちの責任を受け入れる」と述べた。(共同)

1610チバQ:2012/11/25(日) 00:07:50
http://www.afpbb.com/article/economy/2913066/9890267
米で年末商戦始まる、今年は大手が「フライング」
2012年11月24日 15:51 発信地:ニューヨーク/米国
【11月24日 AFP】年末商戦の初日となる感謝祭翌日の金曜日、「ブラックフライデー」を迎えた米国では例年どおり、各地の小売店に多数の買い物客が殺到した。経済の低迷が続く中、消費者の動向に注目が集まっている。

 この日、テレビの画面には店舗になだれ込む大勢の買い物客らの様子が映し出された。ここ数年は開店時間をブラックフライデーの午前0時に前倒しする店が増えているが、小売最大手のウォルマート(Walmart)、ターゲット(Target)などはさらにフライングして前日夜から店を開け、家族だんらんの日である感謝祭当日にまで切り込んだ。昨年を上回る客足に、ウォルマートは「これまでで最高のブラックフライデーだ」と話している。

 一方、サンアントニオ・エクスプレスニュース(San Antonio Express News)紙のウェブサイトによると、百貨店シアーズ(Sears)では22日夜、店の外にできていた客の列に並んでいた男性の1人が、別の男性客に顔を殴られたとして相手に銃を突きつけるなど、一部の店舗では混乱も発生した。

 米国のGDPの約70%を占める個人消費は経済成長を左右することから、米メリーランド大学(University of Maryland)経済学部のピーター・モリシ(Peter Morici)教授は、ブラックフライデーが小売業にとって重要な日であることは変わらないと指摘する。

 しかし、景気回復がままならない中で、米国民は依然として支出に慎重であり、「この週末の売り上げが低調なら、クリスマスシーズンを通して、高い売り上げは期待できないだろう」と話している。(c)AFP/Veronique Dupont

1611チバQ:2012/12/01(土) 14:11:15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121130-00000000-jij_afp-int
ジョージ・H・W・ブッシュ元大統領が入院、近く退院の見通し
AFP=時事 11月30日(金)7時33分配信


【AFP=時事】ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)前米大統領の父親であるジョージ・H・W・ブッシュ(George H.W. Bush)元大統領(88)が気管支炎による合併症のため米テキサス(Texas)州ヒューストン(Houston)のメソジスト病院(Methodist Hospital)に入院したことが明らかになった。同病院の広報担当者が29日に発表した。


 ブッシュ氏の容体は安定しており、72時間以内に退院できる見通しだという。広報担当者はブッシュ氏が入院した具体的な日時は明らかにしなかったが、気管支炎による合併症の治療のためブッシュ氏はこのところ入退院を繰り返していたと述べた。

 ブッシュ氏は米下院議員、中央情報局(CIA)長官、副大統領などを歴任した後、1989〜1993年に大統領を務め、イラクのサダム・フセイン(Saddam Hussein)大統領(当時)がクウェートに侵攻した湾岸戦争では米軍をイラクに送った。【翻訳編集】 AFPBB News

1612チバQ:2012/12/01(土) 14:11:45
http://www.afpbb.com/article/politics/2912091/9839012?utm_source=yahoo&amp;utm_medium=news&amp;utm_campaign=txt_link_Fri_r1
米テキサス州で3人目の「ジョージ・ブッシュ」、政界入り目指す
2012年11月15日 12:48 発信地:マイアミ/米国
【11月15日 AFP】米テキサス(Texas)州で近く、史上3人目の「ジョージ・ブッシュ」が政界入りを果たすかもしれない。前フロリダ州知事のジェブ・ブッシュ(Jeb Bush)氏が、息子のジョージ・P・ブッシュ(George P. Bush)氏(36)をテキサス州の政界に参入させるべく、かつての支援者たちに協力を要請していることが、14日の米メディア報道で明らかになった。

 P・ブッシュ氏の伯父は2000年までテキサス州知事を務めていたジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)前大統領で、祖父のジョージ・H・W・ブッシュ(George H.W. Bush)元大統領もテキサス州選出議員として政治キャリアをスタートさせている。

 P・ブッシュ氏が本格的な州政治入りの第一歩として目指すのは、テキサス州公有地管理局の局長。石油資源に恵まれた同州の採掘権を管轄する影響力の大きい役職だ。管轄対象は州有地、商用不動産から退役軍人、歴史公文書などにも及ぶ。

 地元紙タンパベイ・タイムズ(Tampa Bay Times)によると、父親のジェブ・ブッシュ氏は支援者への手紙の中で「選挙は2014年だが、特にテキサスのように大きな州では早期の資金集めが重要になる」と述べている。

 米国では有権者にヒスパニックが占める割合が増加傾向にあることから、メキシコ生まれの母親を持ちスペイン語を流ちょうに話すP・ブッシュ氏は共和党にとっても将来の有望株とみられている。(c)AFP

1613チバQ:2012/12/04(火) 21:46:05
http://www.cnn.co.jp/usa/35025023.html
米NY市の一番平和な1日? 「殺人事件ゼロ」を記録
2012.11.29 Thu posted at 11:39 JST

ニューヨーク(CNN) 米ニューヨーク市警によれば、今月26日は同市のマンハッタンやクイーンズなど5つの行政区で1件も殺人事件が報告されないという珍しい1日となった。ニューヨーク市警のブラウン副本部長は「800万人が暮らす都市としては珍しい」と指摘。記憶にある限り初めてのことだと付け加えた。

殺人事件ゼロの記録は男性1人が射殺される事件が起きた25日夕方から約36時間続いたが、27日朝に別の銃撃事件が発生して終わったという。

かつては犯罪率の高さで知られたニューヨークだが、市警によれば殺人事件は減少傾向にある。1990年には年に2300件近く起きていたものの、2002年には600件を下回り、今年に入ってからの発生件数は366件に止まっている。

米連邦捜査局(FBI)によれば2011年、全米で起きた殺人事件の件数は1万4612件で、前年の1万4722件から微減した。

FBIは10月、全米の暴力犯罪(殺人や強姦、強盗)の発生件数が5年連続で減少していると発表した。それでも多くの都市部では暴力犯罪は深刻な問題だという。

その一方で米司法省が行った電話アンケートでは、犯罪件数は増加しているとの結果が出た。ただしノースイースタン大学(ボストン)のジェームズ・フォックス教授(犯罪学)によれば、この「犯罪」には体をぶつけるとか押し合うといった通報されないレベルのものも多く含まれているという。

1614チバQ:2012/12/05(水) 21:43:45
http://www.asahi.com/business/news/reuters/RTR201212050053.html
2012年12月5日10時17分
米大統領が富裕層向け増税で譲歩せず、共和党内の亀裂表面化
 [ワシントン 4日 ロイター] 年明けに減税失効と歳出の自動削減が重なる「財政の崖」回避に向けて協議が続けられるなか、オバマ大統領は4日、来年の税制改革の一環として税率の引き下げを行う可能性をちらつかせる一方、富裕層向けの税率は引き上げる必要があるとの立場を崩さなかった。

 こうしたなか、共和党議員の一部がこの日、ベイナー下院議長が前日提案した税制改革による税収拡大に反対する立場を表明するなど、共和党内の亀裂が表面化した。

 この日はオバマ大統領、および議会両院の指導部がホワイトハウスで州知事らとの会合に臨んだ。デラウェア州のマーケル知事(民主党)とオクラホマ州のファリン知事(共和党)は会合後記者団に対し、党派の違いを乗り越え、意見の相違を乗り越えることはできるとの認識を示した。

 オバマ大統領は会合後、ブルームバーグ・テレビのインタビューに対し、低所得層向け医療保険(メディケイド)などの改革を排除しない立場をあらためて示した上で、国民の98%に適用されている税率は維持する必要があるものの、国民の2%に当たる富裕層に対する税率は引き上げる必要があるとの立場を強調した。

 ただ、「2013年秋ごろか終盤に、税制改革の一環として、民主、共和両党が前向きな姿勢を示している税制の抜け穴封じや控除制限を検討する。その時点で、税制基盤を拡大することで税率を引き下げることができる可能性もある」と述べた。

 こうしたなか、共和党のジム・デミント上院議員(サウスカロライナ州)はこの日、ベイナー下院議長が「財政の崖」回避案として前日提案した税制改革による税収拡大に反対する立場を表明。財政問題をめぐる共和党内の亀裂が浮き彫りになった。

 草の根保守運動「茶会党」(ティーパーティー)から強い支持を受けるデミント議員は、ベイナー下院議長が新たに提示した8000億ドル規模の税収拡大案について、雇用を損ない、政治家に対し歳出の削減ではなく拡大を許すことになるとの見方を示した。

 デミント議員は声明で「(増税によって)経済から資金を取り去れば雇用が破壊されることは誰でも知っている。政治家により多くの資金を与えれば使ってしまうことも皆分かっている」と言明。

 「共和党として増税に反対し、政府の規模縮小と国民の取り分増加につながる本当の歳出削減を強く要求しなければならないのはこのためだ」と主張した。

 ベイナー下院議長の提案に先立ち共和党内部では、財政の崖回避に向け月内に合意をまとめるため、オバマ大統領が要求している富裕層向け増税を受け入れる姿勢を示す議員も出ていた。

 デミント議員の発言は、ベイナー下院議長が党内から増税への反対を堅持するよう求められる一方で、民主党との間で共通点を見い出すためには増税に応じる必要があるとの意見にも直面していることを示している。

 米非営利調査機関、ピュー・リサーチ・センターによると、国民の約半数が「財政の崖」回避に向けた合意は得られないと予想している。合意が得られなかった場合の責任の所在については、53%が共和党、27%がオバマ政権にあるとの見方を示した。

1615チバQ:2012/12/12(水) 23:15:41
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2916405/9985707
NY市民は一般米国民より長生き、市長が自画自賛
2012年12月12日 15:46 発信地:ニューヨーク/米国
【12月12日 AFP】米ニューヨーク(New York)の市民は平均的な米国人より長生きで、その差はいっそう拡大しつつあると、マイケル・ブルームバーグ(Michael Bloomberg)市長が11日発表した。自身がここ数年取り組んできた保健政策が功を奏したと主張している。

 NY市保健当局が発表したデータによると、2010年にニューヨークで生まれた子どもの平均余命は80.9歳で、全米平均(78.7歳)を2.2歳上回った。01年と比べると、全国平均の上昇幅が1.8歳だったのに対し、NY市の上昇幅は3歳だった。

 ブルームバーグ市長は保健政策を積極的に推し進めている。03年にはバーや飲食店、職場での喫煙を禁止。今年に入ってからは肥満の原因と批判されている特大サイズの清涼飲料の販売規制を打ち出し、賛否両論を呼んだ。

 市長は、「保健政策への投資と大胆な介入をいとわない市の方針が功を奏し、乳幼児の死亡率低下や平均余命延長といった健康面の改善につながっている」と述べている。(c)AFP

1616チバQ:2012/12/12(水) 23:19:01
http://www.cnn.co.jp/usa/35025497.html
根強いクリントン氏待望論、米国民多数が大統領選出馬を支持
2012.12.09 Sun posted at 15:59 JST

ワシントン(CNN) オバマ米政権の1期目で退任の意向を示したクリントン国務長官が2016年の大統領選への出馬を決めた場合、米国民の多数がこれを支持することが2件の最新世論調査結果で9日までにわかった。

長官は後任候補が米上院で承認された後に辞任し、私的な生活に戻ると述べていた。

CNNとの会見で16年の大統領選での立候補も否定し、女性候補がいて自らの1票を捧げることを期待するとも語っていた。クリントン氏は08年大統領選で民主党の指名候補を争い、オバマ氏と最後まで接戦を演じた。

ABCテレビと米紙ワシントン・ポストが共同実施した世論調査では、57%がクリントン氏が翻意して大統領選に出た場合、これを支持すると応じた。逆の回答は37%。

男女別では女性の66%が支持、男性では49%だった。党別では民主党支持者の73%が、共和党では23%が支持を表明した。無党派層では59%だった。

また、米国民の3分の2がクリントン氏に好感を抱き、68%が国務長官としての仕事ぶりを評価していた。

一方、米シエナ大学研究所の世論調査によると、ニューヨーク州住民の54%がクリントン氏は大統領選に出馬すべきと回答。反対意見は39%だった。長官は過去に同州選出の連邦上院議員を8年間務めていた。

また、75%がクリントン氏に好印象を抱いていた。

ABCテレビと米紙ワシントン・ポストの調査は今年11月28〜12月2日に、全米の成人1020人を対象に電話で実施。シエナ大学研究所の調査は11月26〜29日に、ニューヨーク州の登録済み有権者822を対象に電話で行った。

1617チバQ:2012/12/13(木) 23:03:15
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121213/amr12121314350006-n1.htm
30年後に白人過半数割れ 米が予測、社会に影響大
2012.12.13 14:34 [米国]
 米国勢調査局は12日、米国で現在63%を占める白人の人口が、約30年後の2043年に過半数を割り、60年には43%まで低下するとの予測を発表した。ヒスパニック(中南米系)の割合は31%に上昇、白人に迫る。有権者の構成や労働市場、教育環境など米社会に大きな変化をもたらすとみられている。

 10年の国勢調査に基づいた最新の予測によると、現在3億人余りの総人口は51年に4億人を突破し、60年には4億2千万人に達する。高い出生率で人口増を支えるヒスパニックの割合は、現在の17%から60年には31%に上昇。アジア系も5%から8%に、黒人も13%から15%にそれぞれ上昇するなど、マイノリティー(少数派)と呼ばれてきた集団の比率が軒並み上がる。

 一方、既に新生児では昨年の調査で少数派となった白人の人口は、24年にピークを迎えた後、緩やかに減少に向かう。(共同)

1618チバQ:2012/12/13(木) 23:04:42
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121213/amr12121314310005-n1.htm
再挑戦する考えない 次期米大統領選にクリントン国務長官
2012.12.13 14:29 [米国]

 クリントン米国務長官(65)は12日までにABCテレビとのインタビューで、2016年の次期大統領選について「もう一度やろうとは本当に思っていない」と述べ、立候補する考えがないことをあらためて強調した。

 近く退任する意向のクリントン氏は、その後何をするか具体的な計画はないと言明。ただ政界を離れても、何らかの形で社会に貢献する仕事を続けたいと語った。

 クリントン氏は08年の大統領選予備選で、オバマ現大統領と歴史に残る接戦を演じた。国務長官を務めて人気が上昇し、民主党内では次期大統領選への待望論がくすぶっている。(共同)

1619チバQ:2012/12/14(金) 21:33:30
http://mainichi.jp/select/news/20121214k0000e030145000c.html
オバマ米大統領:ライス氏の次期国務長官起用を断念
毎日新聞 2012年12月14日 10時40分(最終更新 12月14日 11時59分)


ライス国連大使=AP
拡大写真 【ワシントン白戸圭一】オバマ米大統領は13日、声明を発表し、次期国務長官の最有力候補とされるスーザン・ライス米国連大使(48)を次期長官に指名しない考えを明らかにした。米大統領が特定の人物を閣僚に起用しない考えを事前に示すのは、極めて異例。ライス氏に対しては、資質に問題があるなどとして議会共和党を中心に起用に反対する声が根強く、指名を強行すれば承認権を持つ上院の審議が紛糾する可能性があった。

 クリントン国務長官は今期限りで退任する意向で、来年1月20日の政権2期目の発足に向けて次期長官の選任が急務になっている。ライス氏はオバマ大統領に重宝されてきたことで知られ、米メディアの間では次期長官への指名が確実視されていた。大統領は同氏を「候補者リスト」から外して議会との対立回避を狙ったとみられるが、「意中の人」の起用断念は大統領にとって大きな政治的痛手と言える。

 ライス氏は英オックスフォード大で博士号を取得後、30代でクリントン政権の国家安全保障会議上席アフリカ部長に抜てきされ、09年1月のオバマ政権発足時に国連大使に就任。オバマ大統領の外交分野の「右腕」と言われ、11月6日の大統領選でオバマ氏が再選されたことで、次期国務長官の最有力候補として名前が挙がるようになった。

 だが、ライス氏は部下に対するパワーハラスメントのうわさが絶えず、長官としての資質を疑問視する声が議会共和党を中心に噴出。今年9月に大使ら4人が殺害されたリビアの米領事館襲撃事件の直後、当初からテロ攻撃の可能性が疑われたにもかかわらず、米テレビでテロに否定的な見解を示したことが問題視され、共和党議員らが上院での承認を拒否する方針をちらつかせてきた。

 オバマ大統領の声明によると、大統領はライス氏から指名を辞退したいとの申し出を受け、指名しない方針を決断した。大統領は「ライス氏への不公正で誤った攻撃をとても遺憾に思う」と述べ、ライス氏を擁護した。

1620チバQ:2012/12/14(金) 22:06:43
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121214/amr12121418270005-n1.htm
米国防長官ヘーゲル氏有力か 共和党穏健派
2012.12.14 18:26

 複数の米メディアは13日、民主党のオバマ政権2期目の国防長官に、共和党穏健派でイラク戦争に批判的だったことで知られるチャック・ヘーゲル元上院議員の起用が有力になったと報じた。ヘーゲル氏は4日、ホワイトハウスに招かれてオバマ大統領と会談し、就任について協議したという。

 実現すれば、オバマ政権の「超党派人事」をアピールすることになる。このほかフロノイ前国防次官やカーター国防副長官の名前も挙がっている。

 国防長官には当初、ケリー上院外交委員長の指名が有力視されていたが、オバマ大統領がライス国連大使の国務長官起用を断念したことで、ケリー氏は国務長官に回るとの見方が強まった。

 ヘーゲル氏は1997年からネブラスカ州選出の上院議員を2期務めた有力者。共和党内で勢力を強める右派とは距離を置いており、現実主義者と評される。(共同)

1621チバQ:2012/12/15(土) 11:34:49
 米東部コネティカット州ニュータウンのサンディフック小学校で14日朝(日本時間14日深夜)、男が校舎内で銃を乱射し、子供20人を含む26人を殺害した。警察は男が死亡しているのを校舎内で発見した。

 米国の近年の乱射事件としては、2007年4月にバージニア州のバージニア工科大で33人が死亡した事件に次ぐ惨事。米国の銃社会の問題点をあらためて示した。

 ニューヨークの日本総領事館によると、日本人が巻き込まれたとの情報は入っていない。

 米メディアによると、乱射したとみられている容疑者の男は、母親が現場の小学校の教師で、母親の教室を襲撃した。(共同)

http://mainichi.jp/select/news/20121215k0000e030186000c.html
米小学校乱射:オバマ大統領、涙の声明発表
毎日新聞 2012年12月15日 11時23分(最終更新 12月15日 11時25分)


 【ワシントン海保真人】オバマ米大統領は14日、銃乱射事件について、涙ながらに緊急声明を発表した。大統領は「今日、深い悲しみを感じていない親は一人としていない。亡くなった大多数は5歳から10歳の美しい小さな子供たちで、将来には誕生日、卒業、結婚が待ち受けていた」と述べた。

 大統領は時折言葉を詰まらせ、何度も指で涙をぬぐいながら「胸が張り裂けるような思いだ」と語った。また「ミシェル(夫人)と私は今夜、米国のすべての親と同様に子供たちを強く抱きしめ、愛を伝える。しかし、コネティカットにはそれができない家族がいる。私は大統領としてできる限りの手助けをする」と誓った。

1622チバQ:2012/12/15(土) 11:35:12
http://mainichi.jp/select/news/20121215k0000e030188000c.html
米小学校乱射:校舎に銃声と悲鳴…クリスマス前の街に衝撃
毎日新聞 2012年12月15日 11時28分

 【米東部コネティカット州ニュータウンで小坂大、草野和彦】森林に囲まれた静かな学校に銃声と悲鳴が響き渡った。14日朝、コネティカット州ニュータウンで起きた銃乱射事件。100発以上の銃弾が、小学校と併設する幼稚園に通う幼い子供らの命を奪った。「何でこんなことが起きたのか」。犠牲者らと家族のような付き合いをしてきた街の人々は言葉を失った。子供たちが待ち望むクリスマスを控えた小さな街は、衝撃と悲しみに包まれた。

 事件が起きたのは始業後間もない14日午前9時半ごろだった。「パン、パン、パンと音がした。100発は撃ったはずだ。私は机の下でただ縮こまっていた」。当時、学校にいた保護者の一人は米CNNテレビの取材にこう語った。

 子供たちはパニック状態になった。「みんな、泣き叫んでいた。私も怖くなって、おなかが急にいたくなった」。難を逃れた小学3年の女児はそう振り返る。用務員の男性は校内で「みんな、身体を伏せて、隠れるんだ」と叫んで回った。体育館にいた児童らは体育倉庫に隠れた。

 現場の小学校では、米各地で相次ぐ銃乱射事件を受けて、午前9時半の始業後は校舎の入口を施錠し、防犯カメラで訪問者を確認するなどの安全対策を始めたばかりだった。

 14日夜、現場の小学校を訪ねると、校舎にはきらびやかなクリスマス用の電飾が施されていた。近くの消防署が遺体安置所となり、犠牲になった児童の親類と見られる人々が次々と訪れた。遺体と対面した後は、警察官に脇を抱えられたり、互いに肩を抱きって、顔を覆いながら安置所を後にした。

 安置所から出てきたある男性は「親たちは、我が子が犠牲になったことを受け入れられない様子だった。みんな泣き崩れていた」と振り返った。

 現場近くにいた地元の警察官は「悲劇的な事件だ。犠牲者の家族のことを思うと胸が痛む。今ここで働いているすべての人々にとっても、向き合うことが難しい時間だ」と肩を落とした。

1623チバQ:2012/12/15(土) 11:35:38
http://mainichi.jp/select/news/20121215k0000e030187000c.html
米小学校乱射:銃社会、困難な規制
毎日新聞 2012年12月15日 11時25分(最終更新 12月15日 11時30分)

 【ワシントン古本陽荘】米東部コネティカット州の小学校銃乱射事件を受け、オバマ大統領は「このような悲劇がもう起きないよう、政治を抜きにして、意義のある行動をとらなければならない」と語り、銃規制の強化に強い意欲を示した。

 だが、銃乱射のたびに規制を求める声が上がっても、銃規制反対派の圧力で、実現には至らなかったのが実態だ。保守色が強まる野党・共和党が銃規制の法改正に反発するのは確実で、実効性のある規制が実現する可能性は決して高くはない。

 ホワイトハウスの会見室で声明を読み上げた大統領は「ここ数年、あまりに多くの悲劇に直面してきた」と指摘した。今年7月に西部コロラド州デンバー郊外の映画館で12人が殺害された事件や、8月に中西部ウィスコンシン州ミルウォーキー郊外のシーク教寺院で6人が殺害された事件などに言及。悲劇の連鎖を止めるため、具体的な行動が必要との姿勢を強調した。

 一方、大統領が「政治を抜きにして」とあえて触れたのは、銃規制に反対する全米ライフル協会(NRA)などの政治的影響力の大きさを十分に意識しているからだ。

 保守派の共和党議員のみならず、一部の民主党議員もNRAの支持を得て当選している。オバマ大統領は大統領候補の討論会で、殺傷能力の高い銃の規制に触れたが、規制に踏み切るかどうか態度を明確にしなかった。選挙前に論争となった場合、選挙に不利と考えたためだ。

 ただ、今回の事件で被害者の多くが幼い子供だったことなどから、国民の支持が得られると判断すれば、2期目の優先課題の一つに銃規制強化を掲げることは十分に想定される。

1624チバQ:2012/12/15(土) 13:32:49
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/121215/mcb1212150503013-n1.htm
“ライス国務長官”立ち消え 候補辞退 野党反対、議会紛糾を懸念 (1/2ページ)2012.12.15 05:00
 米国の次期国務長官として有力視されていたスーザン・ライス米国連大使は13日、自身が候補となることを辞退すると表明し、オバマ米大統領もこれを了承した。ライス大使は、指名承認で議会が紛糾し、オバマ政権の重要な政策への取り組みや法案審議に影響をもたらすとその理由を述べた。

 ライス大使は、9月11日にリビアのベンガジで米大使ら4人が殺害された米領事館襲撃事件について当初、反イスラム映画に反発して自然に拡大したデモのように説明し、国民に誤解を与えるものとして共和党からの攻撃材料になっていた。

 ライス大使の辞退を受け、オバマ大統領は「非常に有能で、愛国心と情熱を持って米国のために務めている」と述べた。大統領は国家安全保障担当大統領補佐官のポストを現在のトム・ドニロン氏に代わり、ライス大使の任命を検討している。ライス大使は今後とも国連大使として政権を支える意向をオバマ大統領に伝えた。

 クリントン国務長官は、近く退任する予定で、その後任候補として挙がっていたライス大使が辞退したことで、民主党のケリー上院外交委員長の起用が有力視されている。ケリー氏は2004年の米大統領選挙で民主党候補だった。来週にも次期国務長官が決定される可能性がある。

 オバマ大統領は、国家安全保障のチームの再編を計画しており、関係者によると、パネッタ国防長官の後任に、ネブラスカ州の元共和党上院議員、チャック・ヘーゲル氏の指名が濃厚となっている。また、先月に不倫騒動で辞職したペトレイアス前米中央情報局(CIA)長官の後任となる人選も行っている。ケリー氏とヘーゲル氏の承認に障害はないとみられる。

 2期目を迎えるオバマ政権の新しい国家安全保障チームは、シリアの内戦、エジプトの政治的混乱、イランの核開発技術などの中東の不安定要素といった多くの問題に直面することが予想される。一方で、アジアでは中国の台頭、北朝鮮の長距離ミサイル実験といった問題があり、オバマ大統領はアジア地域対策に焦点を移している。

 新しいCIA長官の候補には、ペトレイアス前長官の辞任後にその職務を行っているマイケル・モレル長官代行、テロ対策担当のジョン・ブレナン大統領補佐官らが挙がっている。(ブルームバーグ Margaret Talev)

1625チバQ:2012/12/16(日) 15:43:07
http://www.cnn.co.jp/usa/35025808.html
クリントン米国務長官が一時意識失う 胃腸炎による脱水症状で
2012.12.16 Sun posted at 09:11 JST


ワシントン(CNN) クリントン米国務長官が意識を失って倒れ、脳震とうを起こした。ライネス国務副次官補が15日発表したところによると、ウイルス性胃腸炎による脱水症状で気を失ったとみられる。

入院はせず、医師の観察を受けながら自宅で療養している。経過は良好だが、医師の助言にしたがって今後1週間は在宅で職務を続けるという。

クリントン氏は20日、上下両院の外交委員会で、9月にリビア東部ベンガジの米領事館が襲撃された事件について証言する予定だったが、これは中止された。ジョン・ケリー上院外交委員長の報道官によると、ケリー氏はクリントン氏のスタッフから連絡を受け、本人の証言を中止して代理の高官を招く方針を決めた。

領事館襲撃ではスティーブンス大使ら米国人4人が死亡し、在外職員らの安全対策が改めて問われている。

1626チバQ:2012/12/16(日) 15:43:32
http://www.cnn.co.jp/usa/35025810.html
ケリー上院議員を国務長官に指名へ オバマ大統領が方針固める
2012.12.16 Sun posted at 11:52 JST

ワシントン(CNN) オバマ米大統領は15日までに、政権2期目の国務長官にジョン・ケリー上院議員(69)を指名する方針を固めた。早ければ1週間以内に正式発表する見通し。ケリー氏と接触した米民主党筋が同日、CNNに語った。

今期限りで退任するクリントン国務長官の後任としては、ライス国連大使が有力視されていたが、9月にリビアの米領事館が襲撃された事件を巡る発言に共和党から批判が集中。13日に本人が辞退を表明していた。

ケリー氏は上院の承認を得て就任する見通しだ。

同氏はコロラド州デンバー生まれ。独ベルリンで育ち、11歳でスイスの全寮制学校に入るなど、子ども時代の大半を外国で過ごした。1966年に米エール大学を卒業。ベトナム戦争従軍で勲章を受けたが、帰還後は反戦運動に転じた。マサチューセッツ州副知事を経て、84年に上院議員初当選。以来5回連続当選を果たしている。04年大統領選では民主党候補に指名されたものの、現職のブッシュ大統領(当時)に敗れた。

09年から上院外交委員長として世界各地を訪問。米軍が国際テロ組織アルカイダの指導者オサマ・ビンラディン容疑者をパキスタンで殺害した作戦の後、関係が悪化した同国を訪問するなど、豊富な経験とまじめさ、外交手腕が評価されている。

1627チバQ:2012/12/16(日) 16:01:01
http://www.afpbb.com/article/politics/2916837/9999843
スリムなオバマ氏の次は太め大統領?米NJ州知事
2012年12月15日 16:45 発信地:ニューヨーク/米国

【12月15日 AFP】米共和党の大物政治家でニュージャージー(New Jersey)州知事のクリス・クリスティー(Chris Christie)氏が、自分が太っているから大統領としての資質に欠けると考えるのは「おかしい」と発言した。

 米民主党バラク・オバマ(Barack Obama)大統領2期目の任期は2016年に終了するが、オバマ氏後の大統領候補として最近、クリスティー氏の名前が取り沙汰されている。12日夜に放映された米ABCテレビとのインタビューでクリスティー州知事は大統領選に出馬するとは述べなかったが、依然、期待はあおられている。

 しかしクリスティー氏の肥満とそれに関連する健康問題は、4年後にホワイトハウスを目指そうとするならば、同氏にとって「緊急課題」になるだろう。

 ABCの司会者バーバラ・ウォルターズ(Barbara Walters)氏が、体重のせいで大統領になれないことはあると思うかと尋ねるとクリスティー氏は「そんなのは、おかしい。ありえないよ。この数週間、ハリケーン・サンディのために毎日18時間働きづめだった私をみんな見たはずだ。それ(体重)が問題になるとは思わないね」と答えた。

 また、これまで減量にも取り組んできたことを明かし「変えられるものなら、そうしたいのはやまやまだ。人生の中でダイエットは数え切れないほどやってきて、そのたびにリバウンドしてダイエット前よりも体重が増えてしまうんだ」と述べた。

 元検察官のクリスティー知事は前月、ニュージャージー州を大型ハリケーン「サンディ(Sandy)」が襲った際に、トレードマークとなった青いフリースのジャケット姿でテレビに登場し続け、全米の注目を浴びた。11月6日の大統領選直前には自らが所属する共和党に対抗するオバマ大統領の災害対応をほめたたえ、共和党の同僚たちのひんしゅくも買った。(c)AFP

1628チバQ:2012/12/17(月) 20:04:24
http://mainichi.jp/select/news/20121216k0000e030100000c.html
米銃乱射:再発防止に苦慮 権利と規制の間で模索
毎日新聞 2012年12月16日 11時09分(最終更新 12月16日 11時59分)

 【ニュータウン(米東部コネティカット州)草野和彦】児童ら26人が犠牲になった14日の米東部コネティカット州ニュータウンの小学校銃乱射事件を受け、再発防止への「意義ある行動」を主張したオバマ大統領に続き、銃規制に熱心なニューヨーク市のブルームバーグ市長らも規制強化を訴えた。だが、憲法が「銃所持の権利」を認めている以上、銃暴力の根絶は難しく、実効性ある規制の模索が続きそうだ。

 「意義ある行動では不十分。迅速な行動が必要だ」。全米600以上の市長らでつくる銃規制支持組織の共同議長でもあるブルームバーグ市長は、14日の声明でそう訴えた。

 ブルームバーグ氏が求めるのは、銃購入希望者に犯歴や精神疾患歴がないかを調べる身元調査の強化だ。連邦法では調査が必要なのは登録業者から購入するときだけで、展示即売会では不要。法の「抜け穴」の最たる例だ。

 過去には銃乱射事件を受け連邦法が強化された例もある。服部剛丈君射殺事件(92年)などを背景にクリントン政権が94年、殺傷能力の高い半自動式攻撃用銃器19種類の製造、販売、保有を禁じた。だが10年間の時限立法で、ブッシュ政権時に失効した。また、連邦最高裁は08年、市民の拳銃所持を禁じた首都ワシントンの法律を違憲判断している。

 今年7月、西部コロラド州の映画館で12人が殺害される乱射事件後は、「自衛」目的の銃購入が増加。こうした「米国人気質」も規制を困難にする。国民の権利意識の強さは、銃規制の動きをことごとく阻止する全米ライフル協会(NRA)に大きな政治力を与えている。「権利」と「規制」の間で、オバマ大統領は有効な再発防止策の構築に苦慮しそうだ。

1629チバQ:2012/12/17(月) 20:07:01
http://www.cnn.co.jp/usa/35025863.html
オバマ大統領「悲劇終わらせる」、再発防止に誓い 小学校乱射事件
2012.12.17 Mon posted at 17:41 JST

コネティカット州ニュータウン(CNN) オバマ大統領は16日、子ども20人を含む26人が殺害され犯人も自殺した米コネティカット州ニュータウンのサンディーフック小学校で起きた銃乱射事件を受け、犠牲者の追悼集会に参加した。大統領は犠牲者の家族に哀悼の意を示すとともに、「悲劇は終わらせなければならない」と語り、事件の再発防止に向けて全力で取り組む姿勢を示した。

大統領は事件について「私たちはこれ以上耐えられない」と言及。集会に集まった犠牲者の家族らに「米国中の人々があなた方とともに泣いている」と語りかけ、哀悼の意を示した。

大統領はまた「我々は子どもたちを守るために十分なことをしていると心の底から言えるだろうか」と問いかけ、「もしこれを正しい状態にできないならば、我々は何も正しい状態にすることなどできない」と発言。この2年間に銃撃事件が起きたアリゾナ州トゥーソンやコロラド州オーロラにも触れ、犠牲者を思い出すだけでなく、将来の流血の惨事を防ぐために取り組みを進める必要性を語った。

大統領は再発防止策の具体的な内容には触れなったが、「このような事件が日常的に起きることは受け入れ難い」として、政権として全力で取り組む姿勢を示した。

この日の集会はニュータウン高校の講堂で行われ、900人が参加。さらに1300人が近くの別室から見守った。集会にはユダヤ教やイスラム教、キリスト教などの指導者が集まり、事件に襲われた同町の人々の心の傷を癒そうと祈りを捧げた。教会関係者は「我々には、このような集会で皆で一緒のときを過ごすことが必要だった」と語った。

大統領は事件で亡くなった犠牲者の名前も読み上げた。6歳の娘を亡くした父親のロビー・パーカーさんは、「明るく、発想豊かで、とても愛らしい子だった」と娘の様子を語りながら、「娘が生きていたこの世界だから、より良い世界なのだと信じたい」とつぶやいた。

銃声を聞いて1年生の教室から児童を避難させたビクトリア・ソトさん(27)は、児童の命を救ったものの、自身は銃弾に倒れ亡くなった。母親のドンナ・ソトさんは、「あの子は本当に私心のない子だった。自分よりも子どもを助けようとする子だった。自分の命よりも子どもを愛していた」と娘の死を悼んだ。

事件では、校内に侵入した男が児童20人を含む26人を殺害した末、自殺した。警察は16日までに犯人をアダム・ランザ容疑者(20)、容疑者宅で遺体で見つかった女性を同居していた母親のナンシーさんと断定した。ナンシーさんにも複数の銃弾を受けた跡があった。

警察は目撃者の聴取や証拠の分析を進めているが、犯行の動機などは明らかになっていない。捜査には数週間かかる可能性があるという。

1630チバQ:2012/12/17(月) 21:23:01
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121217/amr12121720520010-n1.htm
米野党が富裕層増税容認、「財政の崖」協議進展も
2012.12.17 20:48

 【ワシントン=柿内公輔】緊縮財政で米景気が悪化する「財政の崖」をめぐる与野党協議で、野党共和党のベイナー下院議長が富裕層増税の容認などで譲歩する提案をオバマ大統領に伝えていたことが16日、分かった。複数の米メディアが伝えた。大統領側は譲歩が不十分として拒否したもようだが、主要な争点で野党が初めて歩み寄り、財政の崖の回避に向けた協議が進展する可能性も出てきた。

 米メディアによると、ベイナー氏は14日の大統領との電話会談で、年収100万ドル(約8400万円)以上の富裕層への増税を受け入れる用意があるとし、その前提として社会保障費の大幅カットを求めた。法定上限にまもなく達する連邦債務についても、上限を債務の1年分引き上げることを提案した。

 これに対し、大統領側は年収25万ドル超の幅広い富裕層への増税が必要と主張。社会保障費の大幅削減にも難色を示した。債務上限についても、引き上げ権限自体を議会が大統領側に譲り渡すよう求めたという。

 ただ、富裕層増税自体に反対してきた共和党が軟化の兆しを見せたことで、行き詰まっていた協議が動き出す可能性がある。

1631チバQ:2012/12/18(火) 22:38:11
http://mainichi.jp/select/news/20121219k0000m010108000c.html
イノウエ議員死去:後継不在「痛手」 日本からも惜しむ声
毎日新聞 2012年12月18日 22時08分

 ダニエル・イノウエ米上院議員の死去に、日本国内からも「日米関係にとって大事な人を失った」と惜しむ声が相次いだ。藤村修官房長官は18日午前の記者会見で、「在米日系人社会の結束を強化するなど、日系関係の発展に尽力され、その功績は言葉では言い尽くせない。ご遺族、米国政府、米国民の皆さまに心から哀悼の意を表したい」と語った。

 イノウエ氏は中国が台頭する中、日米同盟の重要性を訴えてきた。10月に来日した際には、野田佳彦首相と会談。首相が尖閣諸島(沖縄県石垣市)をめぐり日米の連携強化を求めると、「日米関係は米国にとっても重要で、さらに強化するため全力を尽くしたい」と応じた。

 玄葉光一郎外相は会見で、「初めての日系議員で、50年以上にわたり日米関係の発展強化に力を尽くした」と指摘。前原誠司国家戦略担当相も「大事な方を失ったが、日米関係の重要さは変わらない。関係強化に努力した者として、さらに人間関係を太くして議員の労苦に報いたい」と語った。

 イノウエ氏が来日するたびに面会してきた河野洋平元衆院議長は「日米の議会交流を進めようと一緒に努力してきた。成果を得る前に亡くなり残念だ」と述べた。

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題では、11年6月に来日した際の記者会見で、「(米国側の)堪忍袋の緒が切れることもある」と苦言を呈することもあった。

 外務省幹部は「大きな痛手だ。米国の知日派議員は少なくなっており、第2、第3のイノウエ議員を作らなければ」と沈痛な面持ちで語った。【吉永康朗】

1632チバQ:2012/12/18(火) 22:39:02
http://mainichi.jp/select/news/20121219k0000m030075000c.html
死去のイノウエ議員:日米間のパイプ役…オバマ氏も一目
毎日新聞 2012年12月18日 20時41分(最終更新 12月18日 20時51分)


ダニエル・イノウエ上院議員=古本陽荘撮影
拡大写真 【ワシントン古本陽荘】米民主党の重鎮、日系のダニエル・イノウエ上院議員(ハワイ州選出)が17日、呼吸器合併症のため88歳で亡くなった。日本の政府や国会議員が最も頼りにした日米間のパイプ役だった。オバマ米大統領や閣僚が一目置いたイノウエ氏が日米関係で果たした役割は大きく、その穴を埋められるような「代役」は現状では見当たらない。米議会との人脈作りが、日本にとっての大きな課題となる。

 オバマ大統領が「真の英雄を失った」と声明を出したのに続き、パネッタ国防長官、クリントン国務長官、上下両院の軍事委員長らが相次いでイノウエ氏の功績をたたえ、その影響力の大きさを改めて示した。

 イノウエ氏は、政府予算を事実上決定する歳出委員会の委員長だった。その下部組織である国防小委員会の委員長も務め、国防政策でも中心的な役割を果たしてきた。

 08年には、両国の議員交流を深めるため「日米議員会議」を創設。東日本大震災後は、復興を支援するため被災地を訪問していた。

 近年、訪米する日本の政府要人や政治家は優先的にイノウエ氏と面会。議会の実力者であるイノウエ氏の支援を得ることは、日本側が米政府と交渉するうえで大きな利点となった。

 来年1月発足の新議会では上院に1人、下院に4人の日系議員が在籍する。だが、勤続年数や経験などでは、イノウエ氏の後継となる議員はいない。

 さらに、日系議員は最近、米国で人口が増えている中国系や韓国系など他のアジア系米国人の支持も幅広く集めて当選する傾向が強まっている。一方で、日韓や日中で利害がぶつかる局面も目立ち、今後、ますます高い政治的手腕が求められる。

 イノウエ氏の事務所によると、亡くなる前、「ハワイと国家のために力の限り誠実に勤めた。まあまあ、できたと思う」とコメントし、最後の言葉は「アロハ(さようなら)」だったという。

1633チバQ:2012/12/18(火) 22:42:19
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121218/amr12121820270011-n1.htm
銃規制反対派の民主党議員が相次ぎ“転向”
2012.12.18 20:25 (1/2ページ)[米国]

17日、米コネティカット州ニュータウンの事件現場近くに花束やキャンドルなどを持ち寄る人々(ロイター)
 【ニューヨーク=黒沢潤】米東部コネティカット州で起きた銃乱射事件を受け、強硬な銃規制反対派で知られる保守派の民主党議員が相次いで“転向”を表明している。児童までもが標的になる事態に危機感を抱いての方針転換だ。一方、銃規制に反対する共和党議員のほとんどは沈黙したままで、早急な議論開始を望む声が国内の首長たちの間で強まっている。

 「児童がこんな形で虐殺される事態は過去に例がない。全米ライフル協会(NRA)の友人たちに告ぐ。(銃規制論議の)対話の席に着こう」。銃規制に強硬に反対してきた銃のロビー団体NRAの会員で、同協会を支持基盤とする民主党のジョー・マンチン上院議員は17日、こう強調した。

 同じく民主党のジョン・ヤーマス下院議員も「過去6年間、銃の暴力に口を閉ざしてきたことを謝罪する。乱射事件の遺族に哀悼の意を表する」と語った。

 銃規制賛成派が多い民主党内にあって、反対意見は少数派に属する。だが、今回の事件を受け、自分の子供たちから「身の処し方」について詰め寄られた結果、“転向”を余儀なくされ、殺傷能力の高い銃の使用制限や、身分照会もなく銃が即売される例もある各地の展示会の見直しを提案する議員は少なくない。

 民主党が規制強化に向けて足並みをそろえつつある中で、同党のディック・ダービン上院議員は来年、上院小委員会で銃規制に関する公聴会の開催を要求する意向を示した。

 17日に発表された世論調査によれば、銃規制に賛成との回答が54%に上るなど、5年ぶりに高い数字を記録した。多数の実弾を込められる弾倉の使用制限に賛成する回答も59%に達するなど、世論も銃規制に傾きつつある。

 これに対し、銃規制に強硬に反対する共和党議員は沈黙を続けている。米NBCテレビの討論番組「ミート・ザ・プレス」のキャスター、デービッド・グレゴリー氏は16日、銃規制に反対する共和党の上院議員31人に出演を要請したが、いずれも拒まれたことを明らかにした。

 コネティカット州での事件直後に規制反対を訴えると、非難の集中砲火を浴びかねないためで、しばらく静観するとみられる。

 米議会で本格的な論戦が始まらない中、全米700の自治体の首長で作る銃規制推進グループの共同代表を務めるニューヨークのブルームバーグ市長は17日、国民34人とともに迅速な銃規制の必要性を訴えた。

 34人は米国で毎日、銃によって命を落とす人の数といい、早急に抜本的な対策が講じられない場合、「オバマ政権の2期目終了時に死者が約4万8千人に達する」と警告した。

1634チバQ:2012/12/20(木) 21:49:57
http://www.mxtv.co.jp/mxnews/news_ny1/201212206.html
交通公団総裁 NY市長選に意欲

2012年12月20日
 都市交通公団のロタ総裁が来年秋のニューヨーク市長選に立候補する考えを明らかにしました。市民に不評の地下鉄運賃の大幅値上げを決定した席での表明で、メディアからもひんしゅくを買いました。
 この日決まったニューヨーク地下鉄の新運賃は、全区間定額の日本円にしておよそ210円です。現在は190円ですから20円アップとなります。実施は来年3月1日からを予定しています。

1635チバQ:2012/12/20(木) 22:31:19
http://mainichi.jp/select/news/20121221k0000m030040000c.html
財政の崖:回避への与野党交渉は予断許さず 米国
毎日新聞 2012年12月20日 19時38分(最終更新 12月20日 19時58分)

 【ワシントン平地修】大型減税の打ち切りと歳出の自動削減が来年初めに重なる米国の「財政の崖」回避に向けた与野党の交渉は、互いに歩み寄りながらもなお、年末までの合意は予断を許さない状況だ。共和党は年収100万ドル超の富裕層以外の減税を延長するための法案を20日に議会に提出する方針だが、民主党は強く反発するなど、せめぎ合いが続いている。

 「私の提案は(両党の)中間点まできている。この国に必要なのは妥協だ」。オバマ大統領は19日の会見で、自らが大幅に譲歩したことを強調し、共和党に「クリスマス前」の合意を迫った。

 オバマ大統領は当初、年収25万ドル(約2100万円)超の富裕層の減税打ち切りを主張していたが、この日までに40万ドル(約3400万円)超に修正。増税などで1.2兆〜1.3兆ドルの歳入増を確保する一方で、1.2兆ドル規模の歳出削減を提案している。

 これに対し、共和党は減税打ち切りを100万ドル超とする案を提示。いまだ与野党の合意が見いだせない中、ベイナー下院議長は19日、「次善の策」を意味する「プランB」として、100万ドル以下の減税延長を確保するための法案を共和党が多数を占める下院で20日に通過させると表明した。

 ベイナー議長はオバマ案について、国債の利払い費の減少などを除くと歳出削減が8500億ドルにとどまることなどを挙げ、「大統領が約束したバランスのとれたアプローチではない」と非難し、1分足らずの異例の短さで会見を打ち切った。

 民主党側は共和党案を「富裕層を優遇し、負担を中間層に押しつけるもの」と反発。一方的な法案提出について「やけくそな行動」(ペロシ下院院内総務)と不快感をあらわにしている。法案は民主党が多数を占める上院を通過しない見通しで、大統領も法案への署名を拒否する姿勢を示している。

 ただ、両党が模索する「歳入と歳出のバランスがとれた対策」に向け、歩み寄っているのは確かだ。「崖」を超えれば、米経済が景気後退に陥るとの危機感は双方が共有している。オバマ大統領は「(合意に)依然、楽観的だ」と述べ、クリスマス前の合意に向けた詰めの協議を進める構えだ。

1636チバQ:2012/12/20(木) 22:35:26
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012122002000228.html
米大統領 銃規制、来月中に具体策 攻撃用禁止など柱
2012年12月20日 夕刊

 【ワシントン=竹内洋一】オバマ米大統領は十九日、ホワイトハウスで記者会見し、東部コネティカット州の小学校で二十六人が殺害された銃乱射事件を受け、銃規制強化の具体策を一月末までに提案する考えを表明した。

 対策の柱として、自動小銃など殺傷力の高い攻撃用銃器や大容量弾倉の販売禁止、身元審査なしに行われる個人間の銃取引の規制を挙げ、「国民の大多数が支持している」と述べた。銃犯罪に走りかねない不安定な精神状態の市民に対する心のケアの重要性も指摘した。

 大統領はバイデン副大統領をトップに作業チームを発足させ、具体案の検討を指示。チームの答申を踏まえ、一月下旬に行う一般教書演説に対策を盛り込み、議会と協議に入る意向を示した。議会には、来年中に法案を採決するよう促した。

 大統領は、規制強化論の広がりを歓迎した上で「今回は言葉を行動につなげなければならない」と国民に協力を呼び掛けた。同時に「これ以上の悲劇を防ぐために持てる権限のすべてを使う。簡単ではないが、何もしない言い訳にはならない」と決意を示した。

1637チバQ:2012/12/24(月) 01:46:00
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121222/amr12122220400008-n1.htm
米国務長官指名のケリー氏、民主党重鎮 “風見鶏”批判も
2012.12.22 20:37 [オバマ米大統領]

 ■大統領の信頼厚く

 国務長官に指名されたケリー上院外交委員長は、2004年の大統領候補にもなった民主党の重鎮だ。指名受諾の党大会では、無名の上院議員だったオバマ大統領に演説を依頼し、全国デビューを飾るきっかけを与えるなど、大統領の信頼も厚いとされる。ただ、当時と現在では立場が逆転。大統領の“本命”は、ライス国連大使だったとみられるだけに、新たな主従関係の構築に不安も残る。

 ケリー氏はコロラド州生まれ。カトリック教徒で、父親は外交官、母方は名門財閥のフォーブス家の出身だ。幼少期は海外で過ごすことが多く、ベルリン在住を経て、11歳でスイスの寄宿舎学校に学んだ。

 エール大を卒業後、1966〜70年、海軍でベトナム戦争に従軍。その後、ボストンカレッジ・ロースクールで法学博士号を取得し、弁護士やマサチューセッツ州副知事を経て84年に上院議員に当選。連続5期務め、2009年に上院外交委員長に就任した。

 ケリー氏には“風見鶏”の批判もつきまとう。志願したベトナム戦争では勲章を得る功績を残したが、除隊後は反戦活動に転じ、上院公聴会などで政権を厳しく批判した。04年の大統領選では、イラク戦争をめぐる発言がめまぐるしく変わり共和党の激しい批判にさらされ、再選を目指したブッシュ前大統領に敗れた。

 ■共和党議員も歓迎

 一方でオバマ大統領とは今年の大統領選でも討論の練習相手を務めるなど、良好な関係が続いており、オバマ政権の外交特使の役割も担ってきた。米軍が国際テロ組織アルカーイダの指導者ウサマ・ビンラーディン容疑者を殺害した際には、直後にパキスタンを訪問しテロ組織壊滅に取り組むよう要求。アフガニスタンのカルザイ大統領との関係も深く、ロシアとの新戦略兵器削減条約(新START)批准承認も主導した。

 共和党議員とも関係は良好で、同じ海軍出身の共和党のマケイン上院議員は「ケリー氏の能力を信頼している」と指名を歓迎している。(犬塚陽介)

1638チバQ:2012/12/24(月) 01:56:37
http://mainichi.jp/select/news/20121222k0000e030143000c.html
米国務長官:ケリー氏指名 民主重鎮、広い人脈
毎日新聞 2012年12月22日 10時57分(最終更新 12月22日 11時10分)


【ワシントン白戸圭一】オバマ米大統領は21日、クリントン国務長官の後任に04年大統領選の民主党候補だったジョン・ケリー上院外交委員長(69)を指名すると発表した。来年1月20日発足の政権2期目に向け、近く上院による承認を経て長官に就任する。

 大統領はホワイトハウスで記者団に「ジョン・ケリーほど外交政策を把握し、多数の大統領や首相と親交のある人物を他に知らない」と述べ、上院外交委員長として政権1期目の外交・安全保障政策を支えてきたケリー氏の能力や国際的人脈を重視した指名であることを強調した。

 ケリー氏は米コロラド州出身。マサチューセッツ州副知事などを経て84年の上院選で当選後は、主に外交・安全保障畑を歩いてきた。04年の大統領選では民主党候補としてブッシュ大統領(当時)に挑んだが敗退した。

 その後は民主党の重鎮的存在となり、08年大統領選の民主党予備選では、オバマ氏を真っ先に支持した。オバマ政権が発足した09年1月に上院外交委員長に就任して政権の外交を支え、今年の大統領選では共和党のロムニー候補との討論会に臨むオバマ氏の「練習相手」を務めた。

 クリントン長官の後任人事を巡っては、大統領と親しいライス国連大使が当初有力視されたが、野党共和党を中心に同氏の資質を疑問視する声が相次ぎ、ライス氏は長官への就任を固辞した。大統領は今月13日、ライス氏の意向を尊重し、同氏の起用を断念する異例の声明を出した。

1639チバQ:2012/12/24(月) 01:57:19
http://mainichi.jp/select/news/20121222k0000e030168000c.html
ケリー米次期国務長官:老練な交渉力 政権1期目陰で支え
毎日新聞 2012年12月22日 12時05分(最終更新 12月22日 13時31分)

【ワシントン白戸圭一】オバマ政権の次期国務長官に指名されたジョン・ケリー上院外交委員長(69)は、民主党きっての外交通として知られ、老練な交渉力で政権1期目の外交を陰で支えてきた。中国の軍事的台頭、イラン・北朝鮮の核開発、混迷するシリア情勢など課題が山積する中、大統領は国内外に幅広い人脈を持つケリー氏を米外交の新たな顔として起用し実績作りを目指す構えだ。

 政権1期目の米外交の顔だったクリントン長官は、民主化が進むミャンマーを米国務長官として56年ぶりに訪問するなど人権・民主主義への強い信念を世界に発信しつつ、中東・南西アジアに偏りがちな米外交をアジア太平洋に振り向けることに力を注いだ。

 こうした政権の「表の外交」を陰で支えてきたのがケリー氏だ。アフガニスタンが大統領選の結果を巡って混乱した09年8月に同国を訪問し、カルザイ大統領に決選投票の実施を説得した。昨年5月、米特殊部隊が国際テロ組織アルカイダのビンラディン容疑者を殺害した直後は、「主権侵害」と反発したパキスタンを訪れ、関係改善の糸口を作った。

 国内経済の疲弊や新興国の台頭で、米国の指導力は低下傾向にある。オバマ大統領は21日、記者団に、財政・軍事面の制約を克服する外交をケリー氏に期待する考えを示した。

 ケリー氏は今後、世界の各地域を担当する国務次官補の選任を進める。アジア外交を主導してきたキャンベル次官補(東アジア担当)も退任する見通しで、後任には米シンクタンク・ブルッキングス研究所のリチャード・ブッシュ北東アジア政策研究所長▽マイケル・シファー元国防次官補代理−−などの名が取りざたされている。

1640チバQ:2012/12/24(月) 01:57:52
http://mainichi.jp/select/news/20121223k0000m030095000c.html
米国:裏方で外交を支える 次期国務長官のケリー氏
毎日新聞 2012年12月22日 22時48分(最終更新 12月22日 22時55分)

 米国の次期国務長官に指名されたジョン・ケリー上院外交委員長(69)。「ジョンの全人生はこの役割を担うための準備期間だった」。オバマ米大統領は21日、次期国務長官への起用を記者団に発表する際、そう言ってケリー氏を紹介した。

 外交官の父と財閥出身の母の間の裕福な家に生まれ、少年時代はスイスで暮らし、今も流ちょうなフランス語を話す。ベトナム戦争への従軍や外交畑を歩いた議員としての経歴を見れば、大統領の言葉は誇張ではない。

 米コロラド州出身。66年に名門の米エール大を卒業後、海軍に入隊。激戦地のベトナム・メコンデルタに派兵され、五つの勲章を受章して「戦争の英雄」に。だが、戦友の死に心を痛め、帰還後は反戦運動に参加した。地方検事、マサチューセッツ州副知事などを経て84年の上院選で同州から当選し、国政の舞台に登場した。

 レーガン共和党政権時代のイラン・コントラ疑惑の追及、環境問題への取り組みなどで頭角を現し、リベラル派の代表格に。イラク戦争を批判し、前立腺がんを克服して04年大統領選に出馬したが、中道・無党派層を意識するあまり、さまざまな政策を「中道寄り」に軌道修正したことが逆に「あいまい」などと批判され、敗北を喫した。

 08年大統領選への再挑戦を目指したが、07年1月に「上院議員としてイラク戦争終結に尽くす」と不出馬を宣言。オバマ政権発足時に上院外交委員長に就任し、裏方的存在として米外交を支えた。誠実な人柄で知られ、今回は共和党からも国務長官就任を望む声があった。

 フルネームはジョン・フォーブズ・ケリーで、イニシャルは「JFK」。同じイニシャルのケネディ大統領にあこがれ政界入りしたという。5歳年上の妻テレイザさんとは再婚同士。【ワシントン白戸圭一】

1641チバQ:2012/12/25(火) 21:29:39
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012122500539
ケネディ家「2議席目」ならず=故エドワード氏長男不出馬−米上院補選

故エドワード・ケネディ米上院議員の長男エドワード・ケネディ・ジュニア氏=2009年8月29日、ボストン(AFP=時事) 【ワシントン時事】ケネディ元米大統領の末弟エドワード・ケネディ上院議員(2009年に死去)の長男で、実業家のエドワード・ケネディ・ジュニア氏(51)は24日声明を出し、マサチューセッツ州で実施される見込みの上院補選に出馬しない考えを明らかにした。米メディアが報じた。
 政界の名門ケネディ家は11月の下院選で2年ぶりに連邦議会の議席を回復したが、一族期待の「2議席目」とはならなかった。(2012/12/25-15:55)

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1642チバQ:2012/12/25(火) 21:30:22
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date2&amp;k=2012122400111
「銃規制で子供守れない」=全米ライフル協会、沈黙破り反撃

全米ライフル協会(NRA)のラピエール副会長=21日、ワシントン(EPA=時事) 【ワシントン時事】銃愛好家による有力圧力団体「全米ライフル協会(NRA)」が、コネティカット州の小学校で起きた乱射事件を受けた銃規制の強化を阻止するため、猛然と反撃を始めた。NRAのキーン会長とラピエール副会長は23日、それぞれ米テレビに出演し、「銃規制強化で子供は守れない」と主張。学校の安全確保には警察官や武装警備員を配置すべきだとの持論を展開した。
 乱射事件後、沈黙を保っていたNRAは事件から1週間となる21日、ラピエール副会長が質問を一切受け付けない「記者会見」を行い、議会に対して全米の学校に警察官や警備員を配置するのに必要な予算を付けるよう要請した。
 NBCテレビに出演したラピエール副会長は、自らの発言に対して銃規制推進派を中心に強い反発が出ていることに関し「狂っていると言いたければ言うがいい。何もしないことこそ狂っている」と挑発。半自動小銃など「攻撃用銃器」禁止法(2004年失効)による銃規制下にあった1999年にコロラド州のコロンバイン高校乱射事件が起きたことを例に挙げ、銃規制の強化は「何の変化ももたらさない」との見解を示した。
 キーン会長もCBSテレビで「例えば中国でおのや刃物が学校での大量殺害に使われたからといって、それらが禁止されることはない。銃の『誤用』は禁止の論拠とならない」と述べ、銃規制反対の姿勢を鮮明にした。(2012/12/24-14:33)

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1643チバQ:2012/12/25(火) 21:35:05
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121225/amr12122521080004-n1.htm
【米小学校銃乱射】
教育界動く 大学学長300人が銃対策訴え 教職員基金は銃企業投資見直し
2012.12.25 21:07
 【ニューヨーク=黒沢潤】米東部コネティカット州の小学校で児童ら26人が死亡した銃乱射事件を受け、米教育界がさまざまな動きを見せている。国内約300の大学の学長が米議会に対し、銃対策に乗り出すよう請願書を提出したほか、米最大の教職員退職年金基金が銃関連企業への投資を見直す方針を表明した。

 銃対策に本腰を入れるよう議会に要請したのは、東部メリーランド州のメリーランド大学や、東部バージニア州のフェラム大学などの学長ら。請願書は「米議員は何千人もの子供たちが大学で勉強するという夢を阻止してきた」と指摘し、銃が子供たちの命を奪う事態を一刻も早く食い止めるよう強調している。

 その上で、AK47自動小銃など殺傷力の高い「攻撃用銃器」の所持・販売の禁止、銃即売展示会での銃購入者の病歴検査の義務付けなどを訴えている。今のところ、米名門大学の学長はほとんど署名していないが、賛同者は増えていくとみられる。

 一方、銃関連企業への投資見直しを発表したのは、約1550億ドル(約13兆円)の資産を持つ「カリフォルニア州教職員退職年金基金」。

 同基金はコネティカット州での事件後、銃器製造大手フリーダム・グループの株を保有する投資会社サーベラス・キャピタル・マネジメントとの関係見直しを表明したほか、銃器製造大手スミス&ウェッソンの株保有を見直す方針も示した。同基金は銃関連企業に対し不動産投資なども行ってきたが、順次、資産を売却する方針だ。

 同基金は1980年代から、人権擁護や環境保護などの観点から、アパルトヘイト(人種隔離)政策をとる南アフリカの企業や、タバコ関連企業への投資を控えてきたものの、銃関連企業への投資は続けていた。

 元カリフォルニア州議員のジョー・ネーション氏は「どこかに“宿題”をしていない者がいた」と同基金を皮肉たっぷりに批判、迅速に投資見直しを進めるよう促している。

1644チバQ:2012/12/27(木) 23:39:39
http://www.cnn.co.jp/usa/35026295.html
ブッシュ元米大統領、発熱し容体悪化  集中治療室に
2012.12.27 Thu posted at 09:44 JST

(CNN) 米テキサス州の病院に入院しているジョージ・H・W・ブッシュ米元大統領(88)が、発熱などの合併症のため集中治療室(ICU)に入った。広報担当者が26日に明らかにした。

ブッシュ元大統領は気管支炎と咳の症状のため、11月にテキサス州ヒューストンの病院に入院。クリスマス前の退院を目指して理学療法を受けていたが、1週間ほど前から発熱し合併症の症状が現れるなど容体が悪化、熱がやや上がったため23日にICUに移ったという。ICUへの移動に伴い、食事は流動食に切り替わった。

同氏は存命の米元大統領の中では最高齢。25日から26日にかけて、妻のバーバラさんや息子のニールさん、娘のドロさんらが見舞いに訪れた。

広報担当者によると、26日の容体は前日よりもやや改善し、医師と冗談を交わしたりもしているという。

1645チバQ:2012/12/27(木) 23:43:34
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121227/amr12122723210008-n1.htm
米与野党が財政協議再開 無策のまま「崖」転落も
2012.12.27 23:20
 米政権与党の民主党と野党の共和党は27日、減税失効と歳出の強制削減が年明けに重なる「財政の崖」回避に向けた協議を再開し、年内合意を目指す。期限の年末が迫るが、無策のまま崖からの転落が現実となるシナリオも語られ始めた。

 オバマ大統領は27日午前(日本時間28日未明)、クリスマス休暇を過ごしたハワイからワシントンに帰任。下院共和党が26日に上院の先行協議を促す声明を発表し、これを受けて上院も議事を再開する。

 大統領は21日、議会に対し、ともに年末が期限の中間所得層以下の所得税減税と失業保険給付の延長に絞り込んだ緊急避難策で合意し、歳出削減の議論は年明けに先送りするよう要請。上院民主党のリード院内総務と打開策を話し合った。

 共和党の一部はオバマ氏の提案に理解を示しているが、共和党が多数派の下院ではいかなる増税も反対する保守派の発言力が強い。(共同)

1646チバQ:2012/12/27(木) 23:46:24
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012122700689
イノウエ氏後継にハワイ副知事=日系女性議員は落選−米上院
 【ワシントン時事】米ハワイ州のアバクロンビー知事(民主党)は26日、先に88歳で死去した地元選出のダニエル・イノウエ上院議員(民主党)の後継に副知事のブライアン・シャッツ氏(40)を指名すると発表した。
 米メディアによると、イノウエ氏は生前、アバクロンビー知事に書簡を送り、自身と同じ日系の女性下院議員コリーン・ハナブサ氏(61)を後継者にするよう求めていた。しかし、この日開かれた民主党ハワイ州委員会の選定会議でシャッツ氏を推す声が多数となった。(2012/12/27-16:51)

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1647チバQ:2012/12/30(日) 00:34:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121229-00000030-mai-int
<NY犯罪>殺人・発砲 統計史上最少に
毎日新聞 12月29日(土)20時21分配信

 【ニューヨーク草野和彦】米ニューヨーク市のブルームバーグ市長は28日、市内で今年発生した殺人事件は同日現在で414件、発砲事件は23日現在で1353件で、いずれも統計開始以来、最も少ない年間件数になるとの見通しを示した。

【米国の悲劇】写真特集 コネティカット州の小学校銃乱射事件

 市警によると、殺人事件は1963年から、発砲事件は94年から、それぞれ統計があり、殺人事件はピークだった90年の2245件の2割以下まで減った。銃によるものが大半で、今年もこれまでの殺人事件414件のうち237件を占めるが、昨年より61件減少しているという。

 児童ら26人が射殺されたコネティカット州の小学校銃乱射事件後、銃規制論議が高まる中、ブルームバーグ市長は「銃犯罪防止に向けた我々の最大限の取り組みが反映された結果」と胸を張った。

 ニューヨーク市ではジュリアーニ前市長時代から治安対策に力を入れてきたが、ブルームバーグ市長も02年に就任後、犯罪多発地域への警官の重点投入に加え、不審者への職務質問と所持品検査に力を入れてきた。ケリー市警本部長によると、こうした活動で「年間で8000丁の銃を没収している」という。

 一方、職務質問の対象が黒人とラテン系に偏っていることに対して、人権団体などから批判も出ている。

1648チバQ:2012/12/30(日) 12:22:04
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012123000034
「イスラム教徒憎い」と男性殺害=線路に突き落とした女逮捕−NY
 【ニューヨーク時事】米ニューヨーク市で男性が駅のホームから突き落とされ、電車にはねられて死亡する事件があり、29日、市内に住む女が逮捕され、殺人罪で訴追された。女は調べに対し、2001年の米同時テロ以来、「ヒンズー教徒とイスラム教徒が憎く、イスラム教徒を突き落とした」と供述、当局は宗教感情に絡んだ憎悪犯罪(ヘイトクライム)として調べている。(2012/12/30-10:45)

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1649チバQ:2012/12/30(日) 19:15:03
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121230/amr12123015530002-n1.htm
低調歴然 オバマ氏のチケット希望が急減 1月に2期目就任式
2012.12.30 15:52

2009年1月、大勢の人が詰めかけたワシントンの就任式会場で、観衆に手を振るオバマ米大統領(下中央)(AP)
 オバマ米大統領の2期目の就任式が2013年1月21日に行われる。黒人初の大統領誕生に全米が熱狂した4年前の就任式には約180万人が首都ワシントンに押し寄せたが、今回は60万〜80万人の予想。公式パーティーも過去60年で最も少ない二つと低調だ。

 2期目のオバマ政権は、憲法の規定によって正式には1月20日に発足する。ただ20日が日曜日のため、オバマ氏は同日はホワイトハウスで少人数だけを前に宣誓を行い、21日に公開で就任式や演説を行う。

 就任式のチケット希望者は大幅に減っている。09年の就任式実行委員会の委員長を務めたファインスタイン上院議員の事務所には前回は、当選翌日に8千人の問い合わせがあったが、今回は選挙から1カ月間で8500人だった。また前回は10カ所の公式パーティーに出席したが、今回は二つに絞るという。(共同)

1650チバQ:2012/12/30(日) 19:21:42
http://mainichi.jp/select/news/20121230k0000m030049000c.html
財政の崖:回避へ法案 米上院が合意
毎日新聞 2012年12月29日 21時18分(最終更新 12月30日 00時32分)

 【ワシントン平地修】オバマ米大統領は28日、年末に期限が迫った「財政の崖」の回避策を巡り、ホワイトハウスで与野党の幹部らと協議。米議会上院で30日までに、崖回避のための法案を超党派でまとめることで合意した。ただ、この法案が上院で可決されても、野党共和党が多数を占める下院での採決の行方は見通せず、米経済は崖転落の瀬戸際まで追い込まれている。

 オバマ大統領と与野党幹部4人が約1時間協議。民主党のリード上院院内総務と共和党のマコネル上院院内総務が、来年初めに大規模減税の期限切れと歳出の自動削減が重なる「財政の崖」回避に向け、合意案づくりを進めることを決めた。両党が合意に至らなければ、オバマ大統領は、中間層向け減税延長と200万人が対象となる失業保険の給付延長を盛り込んだ大統領案の採決を議会に求める方針だ。大統領は協議後、「建設的な議論だった。私は合意の達成に控えめながら楽観的だ」と演説し、崖回避の手応えを強調した。

 オバマ大統領が今回、まず上院に合意形成を求めたのは、下院に法案可決の圧力をかける狙いがある。オバマ大統領はこれまで、下院で多数を占める共和党のベイナー議長を中心に交渉してきたが、行き詰まっている。

 崖回避で最大の焦点となるのは、減税延長の対象をどの所得層で区切るか。富裕層向け増税を求める大統領側は当初、年収25万ドル(約2100万円)以下の世帯の延長を求めていたが、減税の全面延長を求める声が強い共和党に配慮し、40万ドル以下とする修正案を提示した。一方、ベイナー氏は、年収100万ドル(約8600万円)以下にする法案を自ら提案しながら、党内をまとめ切れずに採決を断念。大統領側は、さらなる妥協を迫られる可能性もある。

 オバマ大統領は「米国民は我慢の限界にきている」と両党の合意を強く迫った。共和党のマコネル氏も協議後、「日曜日(30日)までに提案をまとめたい」と、民主党との合意に全力を挙げる構えだ。下院は30日に審議を再開する予定で、ベイナー氏は「上院が先に法案を通せば、下院でも検討する」との姿勢を示すが、市場は崖転落への警戒感を強めており、28日の米市場は株価が急落した。

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1651チバQ:2012/12/30(日) 22:27:42
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2012123000051
知日派の要職就任が焦点=外交・安保チーム−オバマ米政権2期目
 【ワシントン時事】オバマ米政権2期目の外交を担う国務長官にケリー上院外交委員長(69)が指名されたことで、今後の焦点は外交・安保チームの新布陣に移った。日本にとっては、政権内でアジア外交を見る国務次官補(東アジア・太平洋担当)や国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長など要職に知日派が就くかどうかが重要だ。
 オバマ政権の「アジア重視」戦略をけん引してきたクリントン長官は2009年1月の就任後、最初の訪問国に日本を選択し、日米関係重視を内外にアピールした。こうした方針を陰で支えていたのが知日派のキャンベル国務次官補だった。
 キャンベル氏も長官と共に退任する意向で、後任にはラッセルNSCアジア上級部長やシファー前国防次官補代理(東アジア担当)らの名前が挙がっている。ラッセル氏は外交官出身で、大阪・神戸総領事や国務省日本部長などを歴任。09年1月からNSC日本部長を務め、11年4月にアジア上級部長に昇格した。
 シファー氏も09年から国防次官補代理として、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設や在沖縄海兵隊グアム移転計画に深く関与。11年に上院外交委員会のブレーンとなり、13会計年度(12年10月〜13年9月)国防権限法案に米国の「尖閣防衛義務」を明記するのに尽力したとされる。
 ラッセル氏が国務次官補に横滑りした場合、シファー氏がアジア上級部長に就くとの見方もある。このほか、米シンクタンク、ブルッキングズ研究所のリチャード・ブッシュ北東アジア政策研究センター所長や、ケリー氏に近いジャヌージ上院外交委員会東アジア太平洋担当政策部長も国務次官補候補とみられている。
 また、パネッタ国防長官の後任には共和党のチャック・ヘーゲル元上院議員らの名前が浮上。国防総省で対日関係を主導しているリッパート国防次官補ら幹部は留任の方向だ。ルース駐日大使も来年前半に交代する見通し。(2012/12/30-17:20)

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1652チバQ:2012/12/31(月) 17:01:03
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2012123100100
新国務長官の初外遊先は?=2期連続で日本の可能性も−米政権

オバマ米大統領(左)と次期国務長官に指名されているケリー氏=2012年12月21日、ホワイトハウス(AFP=時事) 【ワシントン時事】オバマ米政権2期目の外交政策の優先度を測る物差しとして、次期国務長官に指名されているケリー上院外交委員長の初外遊先に注目が集まっている。日米外交当局者は、2月25日に韓国新大統領の就任式があることから、訪韓の前に、ケリー氏が最初に日本を訪問する可能性に期待を寄せる。
 歴代長官の多くは、就任後初の外遊先として欧州や中東を選択してきた。そうした中、オバマ政権1期目の外交を担ったクリントン長官は2009年2月、最初に日本を訪れて政権の「アジア重視」の姿勢を内外にアピールした実績がある。 
 オバマ大統領は引き続き、アジア重視戦略を深化させていく方針だ。ただし、ケリー氏がクリントン長官の例を踏襲するとは限らない。民主党きっての外交通とされるケリー氏は過去、中東問題やアフガニスタンに深く関与してきた経緯があるためだ。
 また、上院外交委・東アジア太平洋小委員会のウェッブ委員長ら有力上院議員が、南シナ海の領有権問題や沖縄県・尖閣諸島をめぐる日本と中国の争いについて積極的に行動してきたのに対し、ケリー氏に目立った言動はほとんどない。同氏と東アジア各国との関係は未知数と言える。
 もっとも、オバマ大統領は2012年11月の再選以降、景気への悪影響が懸念される「財政の崖」などの対応に追われ、新しい外交・安保チームの陣容を固めていないのが現状。外交の優先課題の決定にはもう少し時間がかかりそうだ。(2012/12/31-15:49)

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1653チバQ:2012/12/31(月) 17:01:34
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012123100029
米国務長官が入院=血栓見つかり抗凝固剤投与

 【ワシントン時事】体調不良で自宅療養中だったクリントン米国務長官(65)が30日、血栓の治療のためニューヨーク市内の病院に入院した。抗血液凝固剤の投与を受けており、少なくとも48時間は経過を観察する必要があるという。
 同長官は12月12日にモロッコで開かれた「シリアの友人会合」への出席を予定していたが、直前になってウイルス性の腹痛を訴えて外遊をキャンセル。さらにその後、自宅で静養していたところ、脱水症状に見舞われて失神し、脳振とうを起こした。
 血栓は脳振とうをきっかけに形成され、同長官が療養中、定期的に受けている診察で見つかった。同長官をめぐっては、週内に職場復帰するとの見方も出ていた。(2012/12/31-11:50)

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1654チバQ:2013/01/01(火) 15:08:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130101-00000041-jij-int
減税措置が失効=米「財政の崖」問題
時事通信 1月1日(火)14時16分配信

 【ワシントン時事】米国の「財政の崖」問題は、上下両院が回避策を期限の31日までに可決できず減税措置が失効した。

1655チバQ:2013/01/01(火) 15:09:51
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130101-35026441-cnn-int
米国で根強いクリントン大統領待望論 米世論調査
CNN.co.jp 1月1日(火)14時4分配信

ワシントン(CNN) CNNと調査機関ORCインターナショナルは1日までに、2016年の大統領選に関する世論調査を発表し、現在療養中のヒラリー・クリントン国務長官が民主党支持者から根強い人気を得ている一方、共和党支持者からは2012年の米大統領選の副大統領候補だったポール・ライアン氏の名前が挙がっていることを明らかにした。

回答した民主党支持者と民主党寄りの無党派層のうち85%が、仮にクリントン氏が民主党の大統領候補指名選挙に立候補した場合、支持する可能性が「高い」または「やや高い」と答えた。ただ男女で多少差があり、支持する可能性が「高い」または「やや高い」と答えた人の割合は、女性が93%だったのに対し、男性は79%だった。

しかし、クリントン長官はこれまで、自分の後任が上院で承認され次第引退し、次の大統領選には出馬しない意向を繰り返し示している。

クリントン氏に次いで支持が多かったのはバイデン副大統領で、全体の3分の2が支持する可能性が「高い」または「やや高い」と答えた。バイデン氏はこれまでに二度、指名獲得を逃しているが、次の大統領戦への出馬の可能性は否定していない。

一方、共和党員から最も高い支持を得たのは、副大統領候補としてミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事とともに2012年の大統領選を戦ったポール・ライアン氏。全体の4分の3が、仮にライアン氏が出馬すれば支持する可能性が「高い」または「やや高い」と答えた。

2番目はニュージャージー州のクリスティー知事で、支持率59%だった。

調査は、12年12月17日〜18日、民主党支持者と民主党寄りの無党派層290人と共和党支持者と共和党寄りの無党派層290人を対象に電話で行った。誤差の範囲はプラスマイナス6ポイント。

1656チバQ:2013/01/01(火) 21:43:56
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130101/amr13010119580008-n1.htm
「財政の崖」回避へ 米上院が法案可決
2013.1.1 19:57
 米上院は1日未明(日本時間同日午後)、減税失効と歳出の強制削減が年初に重なる「財政の崖」の回避に向けた法案を、超党派の賛成多数で可決した。年収45万ドル(約3900万円)未満の世帯で減税を恒久化する一方、歳出の強制削減開始を2カ月遅らせる。下院でも同日以降に採決を予定している。

 全世帯で増税となる「崖からの転落」の期限だった昨年末には間に合わなかったものの、法が成立すれば経済に深刻な打撃が及ぶ事態は避けられる見通し。

 ただ税制改革や歳出削減の具体的内容を含む財政再建の包括策については合意を先送りしており、連邦政府の債務上限問題と合わせて与野党の厳しい交渉が続きそうだ。(共同)

1657旧ホントは社民支持@鹿児島市:2013/01/02(水) 15:41:35
「崖」回避策、米下院も可決=大統領署名で成立へ−富裕層に増税、歳出削減先送り
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2013010200042
 【ワシントン時事】米下院は1日深夜(日本時間2日午後)に、同日未明に上院で可決された「財政の崖」回避法案を賛成257、反対167で可決した。オバマ大統領の署名で成立の運び。下院の過半数を握る共和党内では、上院法案には十分な歳出削減策が盛り込まれていないとの反対論が出たが、法案の修正は断念。民主議員の大半と、共和の一部議員による支持で法案が可決され、景気に大打撃を与えかねない急激な財政緊縮の回避が確定した。
 下院共和党は1日午後1時から、年収45万ドル(約3900万円)以下の世帯に対する所得税などの減税維持と、国防費を中心とした自動的な歳出削減発動の2カ月先送りを柱とした上院法案への対応策を協議。米メディアによると、共和党筋は、上院法案には歳出削減策が不足していることが「共通の懸念となっている」と話した。同党のカンター下院院内総務も「私は上院法案を支持していない」と述べ、法案を修正する可能性を示唆していた。
 一方、下院民主党は同日の党内協議で上院法案への支持を確認。ペロシ院内総務は記者会見で、法案が上院では超党派の支持により89対8の大差で可決されたことを踏まえ、「下院では修正せずに賛否を問うべきだ」との見解を示した。(2013/01/02-13:33)

採決結果(NYTimesより)
http://politics.nytimes.com/congress/votes/112/house/2/659
Yea 257(R85+D172)
Nay 167(R151+D16)

1658チバQ:2013/01/06(日) 19:49:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130105-00000014-asahi-int
米国防長官にヘーゲル氏指名へ 共和党のリベラル派
朝日新聞デジタル 1月5日(土)11時14分配信

 【ワシントン=望月洋嗣】複数の米メディアは4日、オバマ米大統領がパネッタ国防長官の後任として共和党のチャック・ヘーゲル元上院議員(66)を週明けにも指名すると報じた。ヘーゲル氏は共和党の主流派と一線を画すリベラルな政治姿勢で知られる。一部の共和党議員は強く反対している。

 NBCテレビによると、オバマ氏はハワイでの休暇からワシントンに戻った後、早ければ7日か8日に指名を発表する。ホワイトハウスの報道担当者の一人は、オバマ氏がハワイから戻ってから最終決断するとNBCに語り、ヘーゲル氏が最有力候補であることを否定しなかった。

 オバマ氏は昨年末に放映されたNBCの番組で、ヘーゲル氏に国防長官として不適格な要素はあるかと問われ、「ないと思う。(上院議員として)ともに働き、よく知っている。愛国者で上院で卓越した働きをした」と話していた。

 ヘーゲル氏はベトナム戦争に従軍した元軍人。携帯電話会社や投資銀行の経営など実業家として成功し、1997年から上院議員を2期12年務めた。ブッシュ政権時には、イラク戦争を批判して米兵の撤退を求めたほか、核兵器の廃絶を訴えるNGO「グローバル・ゼロ」でも活動する。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130105-35026516-cnn-int
オバマ氏、来週に新国防長官の人事発表へ ヘーゲル元議員
CNN.co.jp 1月5日(土)15時39分配信

ワシントン(CNN) 米政界筋は4日、オバマ大統領が、2期目の政権発足に伴って退任するパネッタ国防長官の後任に野党共和党のチャック・ヘーゲル元上院議員を来週早々にも指名する見通しであることを明らかにした。

同筋はCNNに、ホワイトハウスは議会の一部有力議員にこの人事を内々に伝えたとしている。別の政界筋はヘーゲル氏起用は「確定した」と述べた。

オバマ大統領は昨年12月30日、米NBCテレビとの会見で新たな国防長官の人選に触れ、米国の安全を図る上で最良の仕事をなしえる人物を選ぶことが最大の基準となるとの考えを示していた。

ヘーゲル氏は1997年から2009年1月3日までネブラスカ州選出の上院議員を務めた。外交問題にも詳しいが、イランへの制裁反対や慎重な対イスラエル政策、イラク軍事作戦での増派反対などの行動や発言があり、共和党内には国防長官起用への反発も一部ある。

一方、オバマ政権2期目での閣僚人事の情報に詳しい消息筋は、次期財務長官にはホワイトハウスのルー大統領首席補佐官の起用が有力だと述べた。早ければ来週にも指名される見通し。

議会での承認にも問題がないとみられているが、同氏が金融市場や実業界での業務経験がほとんどないことから、ビジネス界の一部で懸念が出ているという。

1659チバQ:2013/01/06(日) 21:53:53
http://mainichi.jp/select/news/20130104k0000e030177000c.html

米議会招集:下院議長選で共和12議員造反
毎日新聞 2013年01月04日 12時39分(最終更新 01月04日 13時19分)


再任が決まったベイナー下院議長=2013年1月3日、AP
拡大写真 【ワシントン古本陽荘】昨年11月の選挙結果を受けた第113回米議会が3日、招集された。下院では議長選出投票で、ベイナー議長(共和党)の再任が決まったが、CNNテレビの集計によると12人の共和党議員が造反した。新議会は上下両院とも中道派の議員が減り、共和、民主両党の対立がさらに激化する可能性が高い。

 下院議長の投票では、ベイナー氏が220票で、ペロシ民主党院内総務の190票を上回った。大規模減税の失効と歳出の自動削減が重なった「財政の崖」への対応をめぐり、共和党内にはベイナー氏の指導力に不満が募っており、大量造反が出る可能性も指摘されていた。

 再任が決まったベイナー氏は受諾演説で「公職はたやすいものではない。並々ならぬ課題には、並々ならぬ指導力が求められている」などと語り、議会運営に協力を求めた。

1661チバQ:2013/01/12(土) 00:08:42
http://mainichi.jp/select/news/20130110k0000e030139000c.html
米大統領:銃規制の大統領令検討 ライフル協会と対決必至
毎日新聞 2013年01月10日 10時48分(最終更新 01月10日 11時42分)

 【ワシントン白戸圭一】米コネティカット州の小学校で昨年12月、児童20人を含む26人が殺害された銃乱射事件を受け、バイデン米副大統領は9日、オバマ大統領が銃規制に関する大統領令の発令を検討していることを明らかにした。オバマ政権は今月中に包括的な銃規制の施策を取りまとめる予定で、規制に反対する全米ライフル協会(NRA)などとの対決姿勢を強めている。

 オバマ大統領は事件後、銃規制の具体策を取りまとめるようバイデン副大統領に指示している。副大統領は9日、規制支持団体の代表者や銃犯罪の被害者をホワイトハウスに招いて意見交換した席上で「大統領は行動を起こすつもりだ。大統領令というものがある」と述べ、発令を検討していることを明らかにした。ただ、具体的内容については「まだ決めていない」と述べるにとどめた。

 オバマ大統領は、今回の事件で使われた殺傷力の高い半自動式小銃など「攻撃用銃器」の所持禁止などを実現したい考えだ。だが、NRAは一貫して銃規制に反対しており、規制反対派の多い共和党タカ派らに影響力を行使して抵抗するのは確実だ。

 大統領令は既存の法律を根拠に発令されるため、議会での審議の必要がない。野党共和党が下院の過半数を占める「ねじれ」状況の下、政権側は大統領令を活用し、規制強化への道筋をつける狙いとみられる。副大統領は10日、NRAや全米最大の銃販売業者ウォルマートの代表者ら規制反対派をホワイトハウスに招いて意見を聞く。

1662チバQ:2013/01/12(土) 00:09:12
http://mainichi.jp/select/news/20130110k0000e030146000c.html
米財務長官:ルー首席補佐官を起用へ ガイトナー氏後任
毎日新聞 2013年01月10日 11時02分

 【ワシントン平地修】オバマ米大統領はガイトナー財務長官の後任に、ジェイコブ・ルー大統領首席補佐官(57)を充てる人事を固めた。米メディアが9日、一斉に報じた。10日にも正式発表される見通しで、米議会上院の承認を得て就任する。オバマ政権2期目の経済チームの要として、連邦債務の上限引き上げ問題の解決や、包括的な財政再建策作りに当たる。

 ルー氏はクリントン政権下の98〜01年と、現オバマ政権で行政管理予算局(OMB)局長を務め、財政問題に精通。オバマ大統領の信望が厚く、昨年1月には政策立案や議会対策を担うホワイトハウス中枢ポストの首席補佐官に任命された。

 オバマ政権と与党の民主党は昨年末、野党共和党と妥協し、減税失効と歳出の強制削減が重なる「財政の崖」回避にこぎ着けた。しかし、財政問題の根本的な解決は先送りされたまま。また、連邦債務の水準はすでに法定上限に達しており、特例措置を講じて資金繰りを確保している厳しい状況だ。増税や公的給付削減をめぐり与野党対立が続く中、財政問題の解決は難航が予想される。新財務長官に就くルー氏は民主党議員の政策スタッフも経験しており、対議会交渉で調整力が期待されている。

 ガイトナー氏は09年のオバマ政権発足時に財務長官に就任。金融危機への対応や「財政の崖」回避に手腕を発揮したが、オバマ政権の1期目限りで退任する意向を示していた。

1664チバQ:2013/01/12(土) 00:22:10
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130110/amr13011013250006-n1.htm
米労働長官が退任へ 女性閣僚が大幅減少
2013.1.10 13:20 [米国]

ソリス米労働長官(AP)
 ソリス米労働長官(55)は9日、オバマ大統領に辞意を伝えたことを明らかにした。米メディアによると、ホルダー司法長官やセベリウス厚生長官らは当面留任する見込み。オバマ政権2期目の閣僚の顔触れがほぼ固まった。

 ソリス氏はヒスパニック(中南米系)女性として初の閣僚だった。クリントン国務長官やジャクソン環境保護局(EPA)長官らの退任もあり、2期目は女性閣僚が大幅に減ることになる。(共同)

1665チバQ:2013/01/12(土) 00:23:25
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130111/amr13011109070003-n1.htm
次期米財務長官の「奇妙な署名」話題に オバマ大統領もからかう「指名撤回しようかと思った」
2013.1.11 09:06 [米国]

次期米財務長官に指名されたジャック・ルー大統領首席補佐官の署名(ロイター=共同)
 次期米財務長官に10日指名されたジャック・ルー大統領首席補佐官の署名が「奇妙で読めない」と、米メディアで話題になっている。財務長官の署名は紙幣に印刷されるだけに、オバマ大統領は記者会見で「指名を撤回しようかと思った」とルー氏をからかった。

 ルー氏の署名は一見すると、円をぐるぐると並べた落書きのよう。オバマ氏は報道で風変わりな署名に初めて気付いたと述べ「米紙幣の価値を落とさないため」に、せめて1文字は判読できるようにするとルー氏が確約してくれたと語った。

 米メディアによると、ガイトナー現財務長官もかつては読めない署名を使っていたが、紙幣に印刷されることを意識して変えたという。(共同)

1666チバQ:2013/01/12(土) 00:28:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130111-00000001-asahi-bus_all
米、1兆ドルコイン発行? 債務不履行回避へ奇策浮上
朝日新聞デジタル 1月11日(金)0時19分配信

 【ワシントン=山川一基】「政府債務上限」の引き上げを巡って米与野党の協議が難航すると予想されるなか、米政府が額面1兆ドル(約88兆円)のプラチナ硬貨を発行し、予算を水増ししてデフォルト(債務不履行)を回避しようという奇策が浮上している。

 米国の国債発行残高は昨年末、現在法律で定められている上限の約16兆4千億ドルに達してしまった。米議会が速やかに上限を引き上げなければ、米国がデフォルトに陥る恐れがある。

 紙幣の発行は連邦準備制度理事会(FRB)が独占しているが、記念硬貨に関する法律によると、財務省は適切な額面と量のプラチナ硬貨を発行できる。ならば額面1兆ドルの硬貨を発行してFRBに預け、財務省の口座に計上して決済に使ってしまおうという案だ。

1667チバQ:2013/01/12(土) 01:29:27
http://www.cnn.co.jp/world/35026804.html
チャベス大統領不在のベネズエラ、支持者が忠誠誓い集会
2013.01.11 Fri posted at 15:24 JST

(CNN) ベネズエラの首都カラカスで10日、がん闘病のためこの日行われる予定だった就任式に出席できなかったチャベス大統領(58)のために、支持者数千人が大統領宮殿前に集まり、4期目の就任を祝って忠誠の誓いを読み上げた。

チャベス大統領はキューバでがんの治療を受けており、1カ月前に手術を受けた後は、公の場に姿を見せていない。

この日はマドゥロ副大統領が集まった支持者を前に、「ボリバル主義憲法にのっとり、チャベス司令官の大統領の地位を守り抜くことを誓う」と述べ、副大統領に促されて支持者も同じ誓いを繰り返した。

集会の様子は国営テレビで放送され、支持者の多くは赤いシンボルカラーの服を着て、チャベス大統領の写真や国旗を掲げてみせた。

チャベス大統領は先月手術を受ける前、もし自分が職務を果たせなくなった場合、マドゥロ副大統領が大統領職を引き継ぐことを望むと表明、有権者にも、選挙ではマドゥロ氏を支持してほしいと呼びかけていた。

先週の時点で政府報道官は、チャベス大統領は重い肺の感染症で呼吸不全に陥っていると説明。マドゥロ副大統領は10日、その後の容体について、まだ「闘病中」と述べるにとどめ、詳しいことは明らかにしなかった。

1668チバQ:2013/01/13(日) 15:47:29
http://www.cnn.co.jp/usa/35026731.html
ハリケーン「サンディ」復興法案の遅れにニュージャージー州知事が苦言
2013.01.10 Thu posted at 12:46 JST

宇宙から見たハリケーン「サンディ」(CNN) 米ニュージャージー州のクリス・クリスティー知事は8日、昨年10月に米北東部を襲った超大型ハリケーン「サンディ」によって被災した4万1000世帯が自宅に戻れない状態だと指摘、「完全な」復興支援法案の迅速な可決を米議会に求めた。

クリスティー知事は施政方針演説の中で「われわれは72日間待った。(年に南部を襲った)ハリケーン『カトリーナ』の時より7倍も長い」と述べるとともに「州民が正当に扱われない場合には、共和党か民主党かを問わず、ニュージャージー州はけっして黙ってはいないということははっきりさせておきたい」と語った。

600億ドル規模の復興支援をめぐる米議会での審議は、無関係な事業が盛り込まれているとの批判や「財政の崖」問題もあって関連法案の審議が遅れている。

米議会は4日にようやく97億ドルの緊急支援を認める法案を可決した。さらに1月中には残る510億ドル規模の支援をめぐる審議が行われる見込みだ。

クリスティー知事は共和党出身だが、下院共和党が支援法案の採決を遅らせたことに対し、「だから議会は国民から嫌われる」と述べるなど批判の急先鋒に立っている。

サンディによる被害総額はニュージャージー州だけで369億ドルに上る。同州によれば住宅34万戸以上が全壊もしくは部分的に被害を受けたという。

1669チバQ:2013/01/17(木) 00:03:52
http://mainichi.jp/select/news/20130116k0000e030204000c.html
米NY州:銃規制強化法が成立 乱射事件後で初
毎日新聞 2013年01月16日 13時46分(最終更新 01月16日 13時56分)

 【ニューヨーク草野和彦】米東部ニューヨーク州の包括的な銃規制法案が15日、クオモ州知事の署名によって成立した。精神医療従事者から危険な行動の可能性があると通報があった患者について、警察が銃器を押収できる条項を盛り込んだのが大きな特徴だ。児童ら26人が殺害された先月のコネティカット州サンディフック小学校銃乱射事件後、銃規制を強化した州法の成立は全米で初めて。

 同州の銃規制はもともと全米トップクラスの厳しさだが、事件を受けて知事が強化を打ち出し、法案が14日に上院、15日に下院を通過した。

 新法により、精神科医らは、自分自身や他人を傷つける恐れがあると判断した患者について州当局に通報することを求められ、司法当局はこうした患者が所有している銃器を押収することができる。

 また、州判事が必要と判断した場合、市民に精神科の外来治療を受けさせる期間を従来の半年から1年に延長した。

 さらに、販売禁止の対象となる攻撃用銃器の範囲を拡大。銃器の登録と、銃器の購入禁止の対象人物のデータベースも作成する。銃器だけでなく弾薬の購入希望者の身元調査を求めるのも全米で初めてという。

 米CNNテレビによると、少なくともニューヨーク州以外の10州で銃規制法の強化が検討中だ。

 一方、カーニー米大統領報道官は15日、オバマ大統領が16日に銃犯罪対策を発表すると語った。

1670チバQ:2013/01/17(木) 22:55:47
http://www.cnn.co.jp/usa/35026991.html
オバマ米大統領が銃規制強化案を発表 共和党は反発
2013.01.17 Thu posted at 11:23 JST

ワシントン(CNN) オバマ米大統領は16日、昨年12月にコネティカット州の小学校で起きた銃乱射事件を受け、すべての銃販売に身元チェックを義務づけるとともに、軍隊で使うような襲撃用銃器や大量の弾丸を装填(そうてん)できる弾倉の販売を禁止する銃規制強化案を発表した。

小学校乱射事件の遺族が見守る中、オバマ大統領は既存の銃規制法を強化することなどを定めた23の大統領令に署名した。大統領令は議会の承認を必要としない。

オバマ大統領は、米議会に対し、2004年に失効した殺傷力の高い半自動ライフルなどの「アサルト・ウエポン(突撃銃)」の販売禁止法を復活させるよう呼びかけた。

大統領はまた、11発以上の銃弾を装填できる弾倉の販売を規制し、犯罪歴などの身元調査の対象を銃の購入希望者全員に拡大することも求めた。

だが銃規制に反対する全米ライフル協会(NRA)の影響力は大きく、大統領案の一部については法制化は難しいのが現状だ。

それでもオバマ大統領は、銃犯罪を減らすためにあらゆる努力をしなければならないと指摘。「子どもたちの安全を維持する、これは私たちの社会としての第1の責務だ」と語った。

これに対し共和党は、武器を所持する権利を認めた合衆国憲法修正第2条に抵触すると反発。共和党のマルコ・ルビオ上院議員は「大統領の提案のうち、乱射事件を防止できたで可能性のあるものは1つもない」と声明で述べるとともに「こうした暴力の陰にある真の原因に真剣に対処していない」と批判した。

CNNとタイム誌、ORCインターナショナルが16日に行った世論調査では、米国人の55%が銃規制法の強化を支持。56%が銃の購入が簡単すぎると答えた。だが銃規制を強化するだけで銃犯罪が減ると答えた人の割合は39%にとどまった。

1671チバQ:2013/01/22(火) 00:05:42
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130121/amr13012120350006-n1.htm
【オバマ2期目】
「対テロ」成果狙う 外交安保・財政に高いハードル
2013.1.21 20:34 (1/2ページ)[紛争・クーデター]

20日、ホワイトハウスで就任宣誓するオバマ米大統領(AP)
 【ワシントン=犬塚陽介、柿内公輔】20日に2期目入りしたオバマ米大統領は歴史的な成果を残すことを狙うが、前途にはいくつもの高いハードルが立ちはだかっている。北・西アフリカでの対テロ作戦の拡充やアフガニスタン撤退、イランの核開発問題などは喫緊の外交課題だ。内政でも、与野党のイデオロギー対立で財政改革や景気低迷への対処に手を焼きそうだ。

 まず「テロとの戦い」の主戦場のアフガンでは、2014年末までに大半の駐留米軍を撤退させると公約。最近では全面撤退も「排除しない」(ローズ大統領副補佐官)としており、より積極的な出口戦略の策定を急いでいる。

 オバマ政権はイラク戦争の終結に続いてアフガンにも終局を導き、前政権から引き継いだ「2つの戦争」を終わらせる“功績”をつかみたいところだが、北・西アフリカが新たな「主戦場」に浮上。アルジェリアやマリなどで急速に勢力を広げるイスラム過激派の掃討戦略の策定も迫られる。

 また、イランの核開発は早ければ今夏にも最終段階への到達が予想される。軍事介入を検討するイスラエルに自制を促しつつ、制裁強化でイランに軟化を迫る方針を堅持する。混迷を深めるシリア情勢でも、どこまで状況打開の青写真を描けるかが問われている。

 経済運営では年初からの緊縮財政による景気悪化が懸念された「財政の崖」を回避はしたが、財政問題は内政での最大のネックだ。

 金融危機の最中に発足したオバマ政権は、過去最高の7870億ドルの景気対策など財政支出を拡大。財政赤字も史上初の1兆ドルを突破し、連邦債務は昨年末に法定上限の16兆4千億ドル(約1470兆円)に到達し、米史上初の債務不履行が危ぶまれている。

 野党共和党のベイナー下院議長は18日、「歳出削減を伴った予算案を可決しない限り、長期的に債務上限を引き上げるべきではない」と強調。「崖」の回避に共和党指導部は富裕層増税をやむなく容認したが、党内保守派から突き上げられており、再び強硬な姿勢に出る可能性が高い。

 一方で、米経済は低成長と8%近い失業率にあえぐ。シェールガスの開発ブームを追い風に雇用創出を目指すが、「抜本的な景気対策が必要」(バージニア大のヘルマン・シュワルツ教授)との指摘も強い。財政難で歳出余地は乏しく、打てる手は限られる。

1672チバQ:2013/01/22(火) 00:09:06
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2013012100612
「米国の前進」強調へ=対立の克服訴え演説−2期目就任式・オバマ大統領

20日、ワシントンで準備の進むオバマ米大統領就任式の会場(AFP=時事) 【ワシントン時事】オバマ米大統領(51)は21日昼(日本時間22日未明)、ワシントンの連邦議会議事堂前で行われる2期目の就任式に臨む。大統領は宣誓に続く演説で、建国の理念に立ち返って財政再建や銃規制などをめぐる対立を克服するよう訴え、「米国の前進」に向けた道筋を示す見通しだ。
 大統領は現在、連邦債務上限引き上げ問題をめぐる議会折衝が難航を強いられているほか、2期目の公約に掲げる銃規制強化や移民対策などでも厳しい抵抗に直面すると予想されている。最新の支持率も50%を下回った。
 プラフ大統領上級顧問によると、大統領は演説で、米国の建国の理念が今日の変化の激しい社会においても依然として指針となり得ることを指摘。米政治のシステムが全ての対立を解決するものではないとし、議会指導者らに一致点を見いだすよう求める方針だ。
 内政や外交など個別の政策については、2月に一般教書演説を控えていることから、就任演説では詳細に踏み込まないとみられている。
 就任演説後の国歌斉唱は、人気歌手のビヨンセさんが行う。大統領はその後、議事堂で議員らと昼食を共にし、ホワイトハウスまでの約2.5キロをリムジンでパレードする。(2013/01/21-17:34)

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1673チバQ:2013/01/22(火) 21:45:52
http://mainichi.jp/select/news/20130122k0000m030153000c.html
オバマ大統領:「米国再生」協力訴え 政権2期目演説
毎日新聞 2013年01月22日 02時07分(最終更新 01月22日 07時35分)


 【ワシントン白戸圭一】オバマ米大統領は21日午前(日本時間22日未明)、ワシントンの連邦議会議事堂で政権2期目の就任式に臨み、国民に向けて演説した。道半ばの「米国再生」に向け、公約に掲げた政策の「前進」を訴え、国民に協力を求める見通しだ。

 大統領は議事堂での就任式後、ホワイトハウスまでの3キロ弱をパレード行進する予定で、60万〜80万人の観客が見込まれている。

 合衆国憲法は「1月20日正午」を大統領の退任・就任時刻と定めており、オバマ氏は20日正午前にホワイトハウスで就任宣誓し2期目の政権が発足した。ただ、今年は20日が日曜日だったため就任式は28年ぶりに21日に開かれることになった。

 具体的政策は一般教書演説で表明されるため、就任式での演説は米国の将来像などに関する内容の見通し。財政再建を巡って民主、共和両党の対立が激しさを増す中、超党派の協力を呼びかけるとみられる。

1674チバQ:2013/01/22(火) 22:32:00
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&amp;k=2013012200039
「平等の実現」「一つの国家」=米国の前進へ行動を−2期目就任演説・オバマ大統領

21日、ワシントン市内の連邦議会議事堂前で行われた2期目の就任式で演説するオバマ米大統領(AFP=時事) 【ワシントン時事】昨年11月に再選されたバラク・オバマ米大統領(51)は21日昼(日本時間22日未明)、ワシントンの連邦議会議事堂前で行われた2期目の就任式に臨んだ。大統領は就任演説で「平等を実現し、時代の変革や新たな挑戦に対応するため、今こそ一つの国家、国民として共に行動しなければならない」と呼び掛け、財政再建など懸案が山積する米国の前進に向け、広く国民に協力を求めた。
 57回目となる大統領就任式は、21日午前11時半(同22日午前1時半)から始まった。まず、バイデン副大統領が宣誓したのに続き、オバマ大統領が第16代大統領リンカーンと公民権運動指導者の故キング牧師がそれぞれ使用した2冊の聖書に左手を乗せて宣誓した。民主党の大統領で2期目を迎えたのは、クリントン氏以来で戦後4人目。
 大統領は演説の冒頭、1776年の独立宣言や南北戦争、自由と平等の原則という建国の理念などに触れて「(この当時)われわれは決意を新たにし、共に前進することを誓った」と指摘。その上で、同性愛者を含む人々の平等や移民制度改革、銃規制の強化などが実現するまで「旅は終わらない」と語り、自らが公約する政策を推進する強い姿勢を示した。
 喫緊の財政再建問題に関しては「医療費を削減し、財政赤字を圧縮するための困難な選択をしなければならない」と、改めて議会に行動を促した。また、野党共和党に対して「原理原則至上主義と理念に基づいた行動を混同したり、政治ショーと政治を同一視したりしてはならない」と戒めた。
 外交政策については「他国との違いを平和的に解決し、世界中の強固な同盟における要であり続ける。アジア、アフリカ、中東の民主主義を支援していく」と表明。1期目に続いて国際協調を堅持する考えを示した。(2013/01/22-07:44)

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1675チバQ:2013/01/24(木) 00:22:20
http://www.afpbb.com/article/politics/2922632/10148916
オバマ大統領の就任式、「留守番役」に日系のシンセキ退役軍人長官
2013年01月22日 17:00 発信地:ワシントンD.C./米国
【1月22日 AFP】米政府は21日、ワシントンD.C.(Washington D.C.)の連邦議会議事堂前で行われたバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領の2期目の就任式の「留守番役」に日系米国人のエリック・シンセキ(Eric Shinseki)退役軍人長官を指名した。

 米ソ冷戦時代にさかのぼる慣習として、大統領を初めとする政府高官が一同に介する場合は、有事に備えて1人が別の場所で待機することになっている。
 
 シンセキ長官は、アジア系米国人では初めて陸軍参謀総長を務めた人物だ。(c)AFP

1676名無しさん:2013/01/26(土) 23:15:39
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130126/amr13012610270004-n1.htm
首席補佐官にマクドノー氏発表 オバマ大統領「最も信頼おける相談相手」
2013.1.26 10:26

首席補佐官に起用されたデニス・マクドノー氏(左)と握手するオバマ米大統領=25日、ホワイトハウス(AP)
 【ワシントン=佐々木類】オバマ米大統領は25日、財務長官に指名したジャック・ルー大統領首席補佐官(57)の後任に国家安全保障問題担当のデニス・マクドノー次席補佐官(43)を起用する人事を発表した。マクドノー氏の後任にはアントニー・ブリンケン副大統領補佐官(50)を任命した。

 また、中央情報局(CIA)長官に指名した国土安保・テロ対策担当のジョン・ブレナン補佐官(57)の後任にはリサ・モナコ司法次官補(44)を起用した。

 オバマ政権の首席補佐官はマクドノー氏で異例の5人目となる。議会との調整、根回しなど大統領を補佐してホワイトハウス全般の指揮をとる閣僚級の最重要ポストだ。オバマ氏は会見で、「最も信頼のおける相談相手だ」と語った。

 マクドノー氏は2007年、オバマ大統領の上院議員時代、外交担当補佐官として議会スタッフに仲間入りした。政権発足後、国家安全保障会議(NSC)に加わり、10年に次席補佐官となった。

 11年3月の東日本大震災では、ホワイトハウスにおける対日支援の窓口となったほか、国際テロ組織アルカーイダの指導者ウサマ・ビンラーディン容疑者の殺害作戦にも加わった。

1677チバQ:2013/01/28(月) 22:01:24
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130128/amr13012819210005-n1.htm
米「サイバー司令部」強化 要員5倍、攻撃能力向上も 中国の脅威などに備える
2013.1.28 19:20
 米紙ワシントン・ポスト(電子版)は27日、米国防総省が中国の脅威などを念頭に「サイバー司令部」を強化、現在約900人の要員を今後数年間で5倍以上の約4900人に増やす計画だと報じた。

 重要コンピューターシステムの防衛に加え、外国の敵対勢力に対する攻撃能力の向上が狙い。国防予算の大幅カットが見込まれる中での増強は、サイバー戦争を現実の脅威と捉える危機感の表れと言えそうだ。

 計画では、2010年に始動した同司令部の下に(1)発電所や送電網など経済活動に重要なインフラを守る部隊(2)海外での軍事作戦を支援する戦闘部隊(3)国防総省のネットワークを守る部隊−を創設する。

 「守り」主体からの脱却を目指し、通常攻撃の前に相手の指揮命令系統の無力化を図る役割などを想定。地域ごとに担当チームを配し脅威に備えるという。(共同)

1678チバQ:2013/01/29(火) 00:52:11
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date2&amp;k=2013012800193
米大統領選出馬に含み=待望論拡大も−クリントン長官
 【ワシントン時事】クリントン米国務長官(65)は27日放映のCBSテレビの番組で、2016年の次期大統領選に出馬する考えはあるか尋ねられ、「あす、あるいは来年のことは予測できない」と答え、立候補に含みを残した。
 民主党内でオバマ大統領(51)をしのぐ人気を誇るクリントン長官には08年に続く出馬待望論が強い一方、長官自身はこれまで再挑戦を明確に否定してきた。この日の発言で、一段と期待が高まりそうだ。(2013/01/28-10:55)

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1679チバQ:2013/01/29(火) 21:26:41
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2013012900732
移民制度改革へ動き本格化=選挙にらみ共和党にも機運−米
 【ワシントン時事】米国で移民制度改革を進める動きが本格化してきた。政権2期目の重要課題として不法移民に対する市民権付与に本格的に着手するオバマ大統領に対し、中南米系有権者の支持拡大を急務とする野党共和党の一部から同調の機運が出始めたためだ。ただ、多数を占める保守派の抵抗は依然として強く、大統領の描く通り改革が実現するか見通せない。
 中南米系を中心とする不法移民対策は大統領にとり、銃規制や気候変動問題と並ぶ就任以来の課題。2期目の就任演説では「米国をチャンスに満ちた土地と信じる移民を受け入れる、より良い方策を見いだす」と訴えた。
 これを実行に移すため、29日に早速、2期目最初の地方遊説として中南米系住民の多い西部ネバダ州を訪問。包括的な移民制度改革の基本方針を表明する。
 2012年11月の大統領選で、オバマ氏は中南米系有権者の7割以上の支持を獲得した。中南米系は人口増加が著しいため、このままでは国政選挙全般で大きく不利になるとの危機感が選挙後に共和党内で高まってきた。(2013/01/29-17:27)

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1680チバQ:2013/02/02(土) 00:26:49
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130201/amr13020119240010-n1.htm
クリントン長官退任へ、外交の顔で人気維持 次期大統領に待望論
2013.2.1 19:22 (1/2ページ)
 【ワシントン=犬塚陽介】オバマ米政権で「外交の顔」を果たしてきたクリントン国務長官(65)が1日を最後に退任する。歴代長官では最多の112カ国を歴訪。就任後の初外遊で日本を訪れ、時には中国に厳しい注文も付ける対中牽制(けんせい)役も担ったが、「特筆できる成果に乏しい」との批判もつきまとう。それでも、米国民には華々しさと勤勉さへの支持が高く、2016年の大統領選に向けた出馬待望論も勢いを増している。

 「世界にとって必要不可欠な国家を代表する栄誉と責任感を感じてきた」

 クリントン氏はワシントン市内で1月31日に行った任期中最後の講演で、世界の安定と繁栄、自由を牽引(けんいん)する米国の役割は今後も「引き継がれていく」と締めくくり、総立ちの拍手を浴びた。1日午後(日本時間2日未明)に国務省職員にあいさつして公務を終え、ケリー次期国務長官にバトンを渡す。

 08年の大統領選では民主党候補の大本命で、米国初の女性大統領誕生も期待されたが、オバマ上院議員(当時)の破竹の勢いに差しきられて涙をのんだ。

 敗れた当初は政権入りに興味がなかったとされるが、指名争いを戦ったオバマ大統領との間に「他者には理解しにくい結束」が生まれ、最後は「私が当選していれば、ぜひとも彼を閣僚にしたかっただろう」との思いから就任を決めた。

 4年間の外交成果では、イラン制裁の強化やリビアでの多国籍軍による軍事行動で、アラブ諸国の支持を取り付けた「協調路線」の推進が挙げられる。日米関係でも沖縄県・尖閣諸島を「安保の適用範囲」と明言するなど、アジア重視戦略を軸に中国を牽制する役割も担った。

 一方で重要課題だった北朝鮮やイランの核問題、中東和平などは手詰まり感が否めない。歴史に残る功績は見あたらず、米メディアも、見た目は「派手だが、目を見張らされるものはない」(ロサンゼルス・タイムズ紙)と手厳しい。

 それでも、ときおり疲れた表情をみせながら精力的に世界を飛び回るクリントン氏への支持率は高く、最新世論調査でも軒並み60%台後半から70%台の「驚異的な数字」(民主党関係者)を出している。

 すでに16年大統領選出馬もささやかれ、早くも一部支援者が勝手連として、資金面での支援が可能となる特別政治活動委員会(スーパーPAC)を設立した。

 クリントン氏は昨年12月に頭部の血栓で入院。「目が覚めても、また眠りに戻れる生活を楽しみにしている」と退任直後は静養を優先させる考えだ。それでも「将来のことは誰にも分からない」と出馬に含みを残しており、今後も動向が注目を集めそうだ。

1681チバQ:2013/02/02(土) 00:37:04
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2013020100995
ヒスパニック系が多数派に=14年初頭、史上初−米加州
 【ロサンゼルスAFP=時事】米カリフォルニア州では2014年初頭、ヒスパニック系が多数派になりそうだ。米財務省が1月31日、予想を発表した。米墨戦争後の1850年にカリフォルニア州が誕生して以来初めてのことだ。
 予想によれば、ヒスパニック系の州内における人口比率は13年半ばに39%に上昇。ヒスパニック系以外の白人と並ぶ。さらに14年初頭には追い越し、2060年にはヒスパニック系が48%と州人口の半数近くを占めるようになる。(2013/02/01-20:23)

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1682チバQ:2013/02/02(土) 00:44:54
http://mainichi.jp/select/news/20130201k0000e030185000c.html
米国:次期国防長官の過去の中東発言に批判…公聴会
毎日新聞 2013年02月01日 12時07分(最終更新 02月01日 13時11分)


米上院軍事委員会で開かれた公聴会で証言するヘーゲル元上院議員=2013年1月31日、ロイター
拡大写真 【ワシントン古本陽荘】米上院軍事委員会は31日、オバマ大統領が次期国防長官に指名したヘーゲル元上院議員の承認に向けた公聴会を開いた。共和党議員を中心にヘーゲル氏のイスラエルやイランに関する過去の発言を激しい口調でただす場面が目立ち、異例の大荒れ公聴会となった。

 ヘーゲル氏は、冒頭証言で「アジア太平洋地域は米国にとって安全保障上も経済的にも、ますます重要になっている」と強調。さらに「日本、韓国、オーストラリアといった伝統的同盟国との関係を深化させるため国防態勢の見直しを進めている」と語り、同盟国との関係強化の方針を継続する考えを示した。

 だが、公聴会ではアジア政策には焦点が当たらず、複数の議員が、ヘーゲル氏が上院議員時代、イランに対する米国単独制裁やイラン革命防衛隊をテロ団体に指名する採決で反対したことを批判。また、イスラエルの影響力について「ユダヤ・ロビーが多くの人を脅している」と発言したこともただされ、ヘーゲル氏は「後悔している」と弁明した。

 最終的には国防長官への就任は承認されるとの見通しだが、圧倒的支持で次期国務長官に承認されたケリー上院議員とは対照的に、承認された場合でも小差となる見通し。定数100人の上院での承認には、議事妨害を受けない60人の賛成が必要だが、民主党は55議席(会派を組む無所属2人含む)で、共和党から5人が賛成に回らないと承認されない。

 一方、承認権限を持たない下院のマケオン軍事委員長(共和)は同日、声明を発表し、ヘーゲル氏の国防長官就任に反対する考えを発表。承認された場合でも、ヘーゲル氏が議会の協力を取り付けるのに苦心するのは必至の情勢だ。

 一方、ヘーゲル氏は、3度目の核実験の準備を進めている北朝鮮の核兵器開発について「単なる脅威を超え、現実の核保有国だ」と証言し、北朝鮮の核開発がすでに「核保有国」の技術レベルに達しているとの認識を示した。

 「イランの核兵器開発を認めない」との答弁のなかで、イランの核開発を「重大な脅威」と述べた上で、北朝鮮の技術がはるかに進んでいることを強調した。

1683チバQ:2013/02/07(木) 22:41:03
http://mainichi.jp/select/news/20130207k0000e030177000c.html
米内務長官:女性経営者を起用へ アウトドア用品販売大手
毎日新聞 2013年02月07日 11時29分(最終更新 02月07日 17時47分)


内務長官の後任に指名されたサリー・ジュエル氏=ホワイトハウスで2013年2月6日、AP 【ワシントン古本陽荘】オバマ米大統領は6日、退任するサラザール内務長官の後任にアウトドア用品販売大手「REI」の女性経営者、サリー・ジュエル氏(56)を充てる人事を発表した。

 米国の内務省は野生動物の保護も含めた国立公園の管理に責任を持つ一方、国有地内のエネルギー資源開発の許可権限を有する。ジュエル氏は、環境保護に熱心なことで知られる企業経営者だが、若い頃には石油会社の技術者として勤務した経歴も持つ。ホワイトハウスでジュエル氏を紹介した大統領は「エネルギーと気候変動問題の専門家で、環境保護と雇用の接点を理解する人物」と語った。

 ただ、野党・共和党の一部の保守派議員は「(REIは)急進的な政治課題を進めようとする利益団体を熱心に支援してきた」(ユタ州選出のビショップ下院議員)などとジュエル氏が環境保護団体の意向を重視するのではないかと警戒心をあらわにしている。

 就任には上院の承認が必要となる。

1684チバQ:2013/02/07(木) 23:29:45
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2013020700130
中南米系有望株が対抗演説=12日の一般教書−米共和党
 【ワシントン時事】米野党・共和党は6日、オバマ大統領が12日に行う一般教書演説を受け、党を代表して反論を試みる「対抗演説」に中南米系の若手、マルコ・ルビオ上院議員(41)が立つと発表した。演説は英語とスペイン語で行われる予定。共和党が支持拡大に苦戦する中南米系有権者にアピールする狙いだ。
 キューバ系移民2世のルビオ氏はフロリダ州選出で当選1回。保守、穏健両派から広く支持を集める。2012年の大統領選で党の副大統領候補の一人となり、次期大統領候補としても取り沙汰されている。(2013/02/07-08:39)

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1685チバQ:2013/02/08(金) 01:01:15
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130205/amr13020508090000-n1.htm
【日々是世界 国際情勢分析】
米財政問題 勢いづく「ハト派」
2013.2.5 08:08 (1/2ページ)
 米国の連邦債務の残高が国内総生産(GDP)比約110%という高水準に達しているにもかかわらず、景気刺激のための債務拡大を容認する「ハト派」の論調が目立っている。クリントン政権時代の財政赤字解消に貢献したサマーズ元財務長官がハト派寄りの発言をしたと報じられたほか、ハト派のクルーグマン・プリンストン大教授も「(財政再建を強く求める)タカ派は撃墜された」と勢いづく。しかし拡大を続ける連邦債務への懸念は根強く、論戦が決着したわけではない。

 1月25日付の国際紙インターナショナル・ヘラルド・トリビューンは「タカ派の代表格がハト派に」と題する記事で、財政を黒字化させたクリントン政権時代の財務長官として知られるサマーズ元ハーバード大学学長が1月下旬のインタビューでは、米国経済の現状は、金利がゼロ水準にあることや、投資が伸びない原因が需要低迷にあること、労働者の生産性が賃金水準に比べて高いといった点でクリントン政権時代と異なると指摘したことを紹介。サマーズ氏の「財政赤字の削減が投資を促し、中間層の賃金も増えるという三段論法は以前と同じようには通用しない」との発言を引用した。記事はサマーズ氏の発言について「現実が経済学における教条主義的な主張を打ち破った」としている。

 また米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)が24日に掲載したクルーグマン氏のコラムは、オバマ大統領が2期目の就任演説で債務問題にほとんど触れなかったことに触れ、「財政タカ派は政治的なよりどころを失いつつある」と指摘。タカ派が主張する連邦債務の拡大が米国経済の破綻につながるというシナリオが実現していないとして、タカ派をオオカミ少年になぞらえた。

 一方、25日付の英紙フィナンシャル・タイムズ(アジア版)では、ロゴフ・ハーバード大教授が寄稿記事で「米国の債務水準は低成長に苦しむ他の先進国と同程度だ」と強調。「歳出拡大による景気刺激に頼ることは危険だ」とした。また米紙ワシントン・ポスト(電子版)は27日の社説で「連邦債務の対GDP比を減少傾向にすべきだ」と主張。同紙では22日、ハト派寄りの発言が報じられたサマーズ氏自身が「財政再建に取り組むべきだ」とタカ派に理解を示したうえで、「雇用や成長も忘れてはならない」としている。

1686チバQ:2013/02/13(水) 22:59:10
http://mainichi.jp/select/news/20130213k0000e030190000c.html
米大統領:一般教書演説 雇用創出、移民制度改革など強調
毎日新聞 2013年02月13日 12時00分(最終更新 02月13日 13時26分)

 【ワシントン古本陽荘】オバマ米大統領は12日夜(日本時間13日午前)、政権2期目最初の一般教書演説を行った。中間層の雇用創出に全力を挙げる考えを示すとともに「財政赤字削減だけでは経済政策とは言えない」と述べ、極端な財政赤字削減を求める野党・共和党の姿勢を批判。国民の支持を背景に強気の政権運営を目指す決意表明の場となった。

 大統領は中間層を「経済成長のエンジン」と位置づけ、「出自や人種によらず、懸命に働き責任を果たせば成功できる」社会の再建を訴えた。平等な社会の実現のために「自由な経済活動を支援し、子どもに機会を与える」のが政府の役割だと指摘。教育や公共インフラへの投資を通じ、経済成長を目指す考えを示した。

 一方で「私が提案するもので財政赤字が拡大することはない」と強調。国防予算の大幅削減を含めた歳出の強制削減が3月1日に発動される可能性があることを「非常に悪い考え」と強調。歳出削減と公平な税収入の組み合わせによる政策が必要と訴えた。

 外交では、現在6万6000人のアフガニスタン駐留米軍について、「今後1年間に3万4000人の米部隊が帰還する。この撤収は続き、来年末までにアフガニスタンにおける我々の戦争は終わる」と3万4000人の追加撤収を明言。政権公約の「14年末までの米軍完全撤収」に向けた道筋を示し、国内経済再建を優先する姿勢を強調した。

 内政では、昨年12月の東部コネティカット州の小学校銃乱射事件に言及し、「圧倒的多数の米国人が常識的な改革を望んでいる」と語り、銃購入者の身元調査や殺傷能力の高い銃の規制導入の必要性を訴えた。

1687チバQ:2013/02/13(水) 23:00:16
http://mainichi.jp/select/news/20130214k0000m030067000c.html
米大統領:銃規制「国民が支持」…一般教書演説
毎日新聞 2013年02月13日 21時03分(最終更新 02月13日 22時37分)


12日、オバマ大統領の一般教書演説中に涙を拭う女性。手にするのは昨年11月に起きた銃撃事件で亡くなった息子の写真=AP
拡大写真 オバマ米大統領は12日の一般教書演説で、銃規制の強化や不法移民に寛容な制度導入など「リベラル色」の強い政策を訴えた。いずれも野党・共和党が反発しているが、党派色の強い政策の実現をあえて訴えることで求心力を高める狙いがある。ただ、実現の見通しは依然として厳しく、むしろ指導力を問われることになりそうだ。

 ◇世論味方に賛成迫る
 【ニューヨーク草野和彦】オバマ米大統領は演説で、国内での銃規制をめぐる議論について「今回は(これまでとは)違う。圧倒的多数の国民が良識的な改革を支持している」と強調し、規制強化に向けた意気込みを改めて示した。ただ、民主党の一部を含めて議会では、規制反対の声が依然として根強い。現状では、大統領が望む銃規制すべてが法案に盛り込まれる可能性は低く、大統領は国民の支持を背景に議会に採決を迫る戦術に出ている。

 約1時間に及ぶ演説は、終盤にきて最も盛り上がった。大統領が、米西部アリゾナ州で11年1月、銃乱射事件に巻き込まれて重傷を負ったギフォーズ元下院議員(民主)の名前や、昨年12月に銃乱射事件が起きた東部コネティカット州ニュータウンの名前をあげた時だった。「彼らのために(規制法案の)採決を」と訴えると、拍手が鳴りやまなかった。

 大統領が求める銃規制は4本柱だ。乱射事件で使用された半自動式ライフルなど殺傷能力が高い攻撃用銃器の販売や所持の禁止▽弾倉に装てんできる弾薬を10発までに制限▽すべての銃器販売における購入者の犯罪歴など身元調査の義務づけ▽銃の密売の犯罪化−−だ。

 このうち、大統領が「良識的な改革」の目玉として強く推し進めているのが、身元調査の強化だ。各種世論調査でも、8〜9割の支持を得ている。また、銃の密売の犯罪化についても、大統領は演説で「超党派で法案に取り組んでいる」と評価した。

 一方、攻撃用銃器と弾倉の規制については、「採決に値する」と述べるにとどまった。世論調査でも支持は半数をやや超える程度。銃器そのものの規制には抵抗感が強く、下院で共和党が多数派を占める現状を踏まえれば、法案としての通過は難しい情勢だ。

 また現在は、党派間対立が激しいうえ、全米ライフル協会などによる規制反対のロビー活動も活発化しており、議会対策は困難な状況にある。

 そのため大統領は、有権者に直接語りかける得意の「選挙キャンペーン型」の戦術に乗り出している。皮切りとして今月4日にミネソタ州で遊説。「正しいことをするように議員に圧力をかけ続ける人々が必要だ」と訴えた。今月15日には、地元シカゴで遊説する予定だ。

 今月末までに上院司法委員会で銃規制法案の採決が始まるとの見通しがあり、それまでに国民の支持をどれだけ集めることができるかが鍵となる。

1688チバQ:2013/02/13(水) 23:00:59
http://mainichi.jp/select/news/20130214k0000m030070000c.html
米大統領:移民制度改革でも強気…一般教書演説
毎日新聞 2013年02月13日 21時22分

 オバマ米大統領は一般教書演説で「数カ月以内に(移民制度を改革する)包括法案を通してくれれば、ただちに署名する」と述べ、増加する不法移民に市民権獲得への道を開くと言われる法案について、議会に協力を求めた。昨年11月の大統領選では、ヒスパニック(中南米)系有権者の7割以上がオバマ大統領の再選を支持。移民制度の改革は、2期目の最優先課題となった。オバマ大統領は、共和党内の中道穏健派を巻き込み、今年上半期にも法案成立を目指したい考えだ。

 法案に対し、下院の過半数を占める共和党の反対は根強い。だがCNNの1月末の世論調査によると、国民の72%は賛成している。移民の労働力を積極的に受け入れ、経済の活性化を促したいという思いがある。「経済界や労働界を含むすべての指導者が、法案成立の時が来たという認識で一致している」。大統領は演説でそう述べて、法案成立への自信をうかがわせた。

 大統領の「強気」の背景には、大統領選で敗北した共和党内で最近見られる変化がある。従来のような強硬姿勢を見直し、より柔軟な移民政策をとるべきだとの動きが目立ち始めている。共和党は大統領の一般教書演説に反対討論する演説者に、キューバ移民の2世で、先の大統領選で共和党の移民制度改革案をまとめたマルコ・ルビオ上院議員(41)を起用した。演説でルビオ氏は、「移民制度改革は経済成長に役立つ」と一定の必要性を認めたうえで、メキシコ国境の警備強化などを求めた。

 ルビオ氏は1月末、包括的移民法案の骨子に合意した上院の与野党有力議員8人のうちの一人だ。次期大統領選(16年)に向けての共和党有力候補と目され、米週刊誌タイムは「共和党の救世主」と題して18日号の表紙に選んだ。だが共和党下院には、こうした「妥協案」に難色を示す議員が少なくない。ルビオ氏が指導力を発揮し、党内をまとめられるかが党内政治に影響しそうだ。

 一方、不法移民の強制送還中止を求める市民団体は国境警備強化を条件にした改革案に反発。大統領も演説で「国境警備は1期目ですでに強化された」と述べており、改革の条件を巡る攻防は続いている。【ロサンゼルス堀山明子】

1689チバQ:2013/02/13(水) 23:27:50
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130213/amr13021319000021-n1.htm
中間所得層と少数派に焦点 目立つ内向き姿勢 外交方針に疑問符
2013.2.13 18:58 [米国]
 【ワシントン=佐々木類】2期目の就任演説で同性愛や移民の権利などリベラル色を前面に出したオバマ大統領は、12日の一般教書演説でも中間所得層やマイノリティー(少数派)への配慮を強くにじませた。演説から見えてきたのは、外交での華麗なレガシー(遺産)づくりではなく、初の黒人大統領として少数派に焦点を当てた内政での堅実な実績を目指す姿だ。中東や東アジアの安全保障環境が緊迫する中、「内向きな政治姿勢」(英紙フィナンシャル・タイムズ)を危ぶむ指摘も出始めている。

 「米憲法は与野党の権力争いのためではなく、共に前進するためにある。ともにこの国を良くしようではないか」。オバマ大統領は冒頭、今でも米国民に人気の高いケネディ大統領を引用して結束を訴えた。

 だが、昨秋の大統領選以来、与野党の溝は深い。財政に加え、移民政策や同性愛など少数派をめぐる内政問題でリベラル色が強いと共和党は反発している。

 「あなたがどこから来たのか、どのような外見か、だれを愛するのかは問題ではない」。就任演説に比べて全体的に抑制の効いた表現が目立ったが、少数派の旗手として、歴史に名を刻む決意を随所にちりばめたのが特徴だ。

 大統領再選を果たし「左のレーガン大統領」(米紙ワシントン・ポスト)になれるという自信が芽生えたようだ。保守とリベラルという方向性は違うが、自分も世の中を変える力を持った大統領というわけだ。

 同紙コラムニストのクラウトハマー氏は「オバマ氏の最大の狙いは、レーガン政権前のリベラルだった米国の復活だ」と言い切る。

 一方、2期目の米大統領は、遺産を残そうとして、レーガン大統領が核軍縮で旧ソ連のゴルバチョフ共産党書記長との首脳交渉に乗り出したように、「外交面で大勝負に出るケースが少なくない」(英紙フィナンシャル・タイムズ)。

 この点、オバマ氏は例外中の例外で、視線の先にあるのは内政問題だ。外交・安保への関心の薄さから「本能的な反介入主義者」(同紙)との評もある。

 発動が迫る歳出の強制削減で、国防費の大幅削減が現実味を帯びる中、「ピボット(軸足旋回)」とか、「リバランス(軍事力の再均衡)」といわれるオバマ政権の安保戦略の具体像が見えにくいのも、こうした台所事情が背景にある。

 米シンクタンク「国家政策センター」のスコット・ベイツ会長は「経済力あっての米軍事力だ。財政は厳しいが、オバマ氏は太平洋に軸足を移すピボット戦略を進めるだろう」と語る。

 ただ、演説で「内向き志向」がいっそう鮮明となり、中国軍の活発な活動や北朝鮮の核開発という安保危機が高まる日本など、他の同盟諸国のいらだちは募りそうだ。

1690チバQ:2013/02/15(金) 22:21:12
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130215/amr13021517220008-n1.htm
米国防長官の承認先送り 共和党、史上初の議事妨害で抵抗
2013.2.15 17:19

米国のヘーゲル元上院議員(UPI=共同)
 【ワシントン=犬塚陽介】米上院は14日、次期国防長官に指名されたヘーゲル元上院議員の承認で、長時間の演説による議事妨害(フィリバスター)を終結させる動議を否決した。最終的には承認されるとの見方が有力だが、承認は休会期間を挟んで、新たな妨害終結動議が提案される26日以降にずれ込むことが確実となった。

 国防長官人事が議事妨害で先送りされるのは史上初めて。ホワイトハウスは、安全保障よりも政治的な駆け引きを優先させた共和党による「時間の浪費」と強く批判した。

 ヘーゲル元議員にはイスラエルやイランに関する姿勢に共和党側が反発。リビアの米領事館襲撃事件をめぐるオバマ政権の対応への批判も絡み、ヘーゲル元議員や事件に関する資料の追加提出を求めるなど審議引き延ばしが続いている。

 ただ、共和党議員の多くは、資料の精査に時間が必要とする一方で、次回の採決で審議打ち切りに賛成する意向を現時点で示しており、最終的には承認されるとの見方が強い。

 国防総省によると、アフガニスタン情勢が協議される来週の北大西洋条約機構(NATO)国防相会議には、退任予定だったパネッタ国防長官が出席する。

1691チバQ:2013/02/17(日) 11:12:54
http://mainichi.jp/select/news/20130217k0000m030021000c.html
米シカゴ:「麻薬犯罪王」凶悪犯トップに カポネより危険
毎日新聞 2013年02月16日 18時36分(最終更新 02月16日 23時22分)

 【メキシコ市・國枝すみれ】米麻薬取締局(DEA)とシカゴ犯罪委員会は14日、メキシコの麻薬密輸犯罪組織シナロア・カルテルの首領ホアキン・グスマン容疑者(58)=通称エルチャポ(ちび)=をシカゴの凶悪犯指名手配リストのトップに指定したと発表した。「凶悪犯」指定は禁酒法時代にシカゴを拠点に「暗黒街の帝王」と呼ばれたギャング、アル・カポネ以来だが、当局は「アル・カポネよりずっと危険」としている。

 DEAなどによると、グスマン容疑者はシカゴを中心に米中西部に月1500〜2000キロのコカインを供給しているとされる。シナロア・カルテルの違法ビジネスは世界規模に拡大している。グスマン容疑者の資産は推定10億ドル(約935億円)。米フォーブス誌の長者番付入りし、12年世界影響力ランキングでは63位。米国は11年に同時多発テロの主導者ウサマ・ビンラディン容疑者を殺害後、グスマン容疑者を次の標的とみなしている。ライリーDEA特別捜査官は「対戦したらグスマンは生きたままアル・カポネを食ってしまうだろう」と形容した。

 グスマン容疑者は01年にメキシコの刑務所を脱走し逃亡中。情報提供者に500万ドル(約4億6800万円)の懸賞金が提供される。

1692チバQ:2013/02/17(日) 20:07:46
http://www.cnn.co.jp/usa/35028325.html?ref=yj
機内で泣いた2歳児を平手打ち、男逮捕 人種差別発言も 米国
2013.02.16 Sat posted at 15:34 JST

(CNN) 米連邦捜査局(FBI)などは16日までに、大手デルタ航空の国内便で泣き続ける2歳の男の子に腹を立てて悪態を付き、顔面を殴った男性が未成年者への暴行の罪で訴追されたと発表した。

人種差別的な言葉も浴びせたという。16歳以下の未成年者への暴行で有罪が確定すれば禁錮1年の判決が下される可能性がある。

ジョージア州アトランタの地方裁判所に提出されたFBIの捜査文書によると、事件は今月8日、ミネソタ州ミネアポリス発アトランタ行きのフライトで発生。最終の着陸態勢に入って同機が降下を始めた際、これに驚いた幼児が泣き出し、33歳の母親があやし始めていた。

この後、母親の隣席にいたアイダホ州居住の被告が「子どもを黙らせろ」などの悪態を付き、幼児の顔を平手でたたいた。右目下にかすり傷を負った幼児の泣き声は一層激しくなったという。

1693チバQ:2013/02/27(水) 23:22:30
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130227/amr13022719530009-n1.htm
米国防長官にヘーゲル氏就任へ 共和党側に強い不信感 政権内にも「準備不足で、危なっかしい」 
2013.2.27 19:49

ヘーゲル氏(UPI=共同)
 【ワシントン=犬塚陽介】パネッタ米国防長官の後任に指名されていたチャック・ヘーゲル元上院議員(66)が27日、国防総省で宣誓し、国防長官に正式就任する。史上初のフィリバスター(議事妨害)で承認に抵抗していた共和党上院の一部議員が軟化し、人事案は賛成多数で、26日に可決された。

 ヘーゲル氏は国防費削減に直面しながら、アフガニスタン駐留米軍の撤退や中国の台頭をにらんだアジア重視戦略を推し進めるが、共和党側にヘーゲル氏への抵抗感は強く、承認手続きの難航は今後の政策遂行にも禍根を残しそうだ。

 オバマ大統領は26日に発表した声明で、「アフガンでの戦争の終結に向け、判断と助言に期待している」とヘーゲル氏に信頼感を示した。

 共和党側は、ヘーゲル氏がイスラエルに批判的で、核開発を続けるイランには弱腰だとして、当初から承認に抵抗。議会での承認手続きでは史上初の議事妨害を実行し、上院15議員が連名でオバマ大統領に指名撤回を求める泥仕合の様相となっていた。

 ただ、与野党が合意に達しなければ国防予算など歳出の強制削減発動が3月1日に迫る中、国防長官が空席となることに批判もあり、最終的には共和党の一部議員が議事妨害の打ち切りに賛成し、僅差での承認にこぎ着けた。

 それでもヘーゲル氏には批判がつきまとう。公聴会では北朝鮮を実質的な核保有国のように扱い、イランの核開発の「阻止」ではなく、「囲い込み」を支持すると核保有を容認するかのように証言し、慌てて訂正する一幕もあった。米メディアによると、オバマ政権内にも、ヘーゲル氏は「準備不足で、危なっかしい」と不安視する見方が出ていたという。

 ハドソン研究所のガブリエル・ショーンフェルド上級研究員は、ヘーゲル氏が過去に米軍の規模や役割の縮小を求めていたと指摘。ヘーゲル氏の就任は中国の台頭に神経をとがらせるアジアの同盟国にとっても、米国の長期的なアジア関与への「懸念を必然的に高めるだろう」と予測した。

1694チバQ:2013/02/27(水) 23:22:51
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130227/amr13022718370008-n1.htm
シー・シェパードは「疑いもなく海賊だ」 米高裁が認定 連邦地裁の判断を覆す
2013.2.27 18:36

シー・シェパード代表のポール・ワトソン容疑者(AP)
 【ニューヨーク=黒沢潤】米サンフランシスコの連邦高裁は25日、日本の調査捕鯨団に対して妨害行為をしてきた米国の反捕鯨団体「シー・シェパード(SS)」を「海賊」と認定、連邦地裁の判断を覆した。

 裁判長は「船を衝突させ、酸入りのガラス容器を投げつけ、プロペラを破壊するため金属で補強したロープを使用するならば、どんな信条を持とうと、疑いもなく海賊だ」と断定。また、SS創設者で国際指名手配中のポール・ワトソン容疑者を「常軌を逸した人物」と批判した。

 この件をめぐっては、調査捕鯨を実施している日本鯨類研究所(東京)が2011年12月、SSの妨害行為差し止めと海賊認定を求めて同州の連邦地裁に提訴。しかし、連邦地裁は昨年2月、SSの妨害は海賊行為にはあたらないとの判断を下していた。

 日本の異議申し立てを受け同高裁は昨年12月、SSの船が日本の調査捕鯨団から500ヤード(約457メートル)以内に接近するのを禁じるなどの命令を出していた。

1695チバQ:2013/02/27(水) 23:31:02
http://mainichi.jp/select/news/20130227k0000e030148000c.html
米上院:ヘーゲル氏の国防長官承認 党派対立も象徴
毎日新聞 2013年02月27日 10時33分

 【ワシントン古本陽荘】米上院は26日、パネッタ国防長官の後任にヘーゲル元上院議員(66)を充てる人事案を賛成多数で可決した。27日に就任する。採決は賛成58票、反対41票。出席した民主党(会派を組む無所属2人含む)の54人全員が賛成し、共和党は4人にとどまった。国防長官の承認案は、野党も含め圧倒的な賛成で承認されるのが通例で、党派対立を象徴する異例の結果となった。

 ヘーゲル氏は、中西部ネブラスカ州選出の共和党の上院議員(97〜09年)だったが、共和党のブッシュ政権によるイラク戦争への米軍増派方針に反対し、共和党タカ派と対立。承認に先立つ公聴会でも、マケイン上院議員(共和)がイラク増派への評価を繰り返し問いただし、険悪な雰囲気になった。

 また、イスラエルの影響力について「ユダヤ人ロビーが(議員を)脅している」と過去に発言していたことなども問題となった。

 上院は14日にも、ヘーゲル氏の人事案を採決しようとしたが、共和党側が採決に進むための動議に反対し、延期となっていた。

 米軍のアフガニスタン撤収や国防費削減問題への対応が課題となるが、共和党の協力を得て政策を進めるのが極めて難しい状況下での船出となる。

 ヘーゲル氏は、ネブラスカ州ノースプラット生まれ。ベトナム戦争に従軍し、負傷兵士に与えられるパープル・ハート章を2度、受章している。リリベット夫人との間に1男1女。

1696チバQ:2013/03/02(土) 02:21:45
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130301/amr13030109030001-n1.htm
ケネディ氏娘は日本びいき? 次期駐日米大使に急浮上
2013.3.1 09:01 [米国]

キャロライン・ケネディ氏と夫のエドウィン・シュロスバーグ氏=2012年12月1日、ワシントン(AP)
 【ワシントン=佐々木類】ルース駐日米大使の後任候補に、故ケネディ大統領の娘、キャロライン・ケネディ氏(55)が急浮上し、米メディアでも去就に注目が集まっている。

 弁護士資格を持つケネディ氏は、会社経営者のエドウィン・シュロスバーグ氏と1986年に結婚。新婚旅行先に欧州ではなくわざわざ東京、大阪を選んだ浅からぬ日本との縁の持ち主だ。米メディアの報道を受け、日本でも「ケネディ大統領は非常になじみがあり(事実なら)歓迎したい」(菅義偉官房長官)との期待感が出ている。

 ケネディ氏は2008年と12年の大統領選で、オバマ陣営の選挙資金集めと票固めに奔走。昨年9月の民主党大会では、オバマ大統領への支持を訴える基調演説を行った。

 ただ、米紙ワシントン・タイムズによると、昨年5月に出版されたオバマ大統領に関する著作の中で、ケネディ氏は、オバマ大統領への不信感から、「彼の声はもう聞くのに耐えられない」と語ったと伝えられたこともある。ケネディ氏はこれについて否定も肯定もしていないという。

 ケネディ氏の次期駐日大使説は、米通信社のブルームバーグが27日に有力候補として報じた。ただ、ニュース専門の米CNNテレビは28日、「まだどこの大使にも内定していない」と慎重な味方を示している。

1697チバQ:2013/03/02(土) 02:27:55
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date2&amp;k=2013030100351
強制歳出削減、回避案共倒れ=与野党歩み寄りなく−米上院
 【ワシントン時事】米上院本会議は28日、国防費を中心とした強制的な歳出削減の回避を目指して民主、共和両党がそれぞれ提出した法案を審議した。しかし、与野党双方に歩み寄りはなく、非難の応酬に終始。両案とも審議の打ち切りに必要な60票を獲得できず、共倒れに終わった。
 オバマ米大統領は1日午前(日本時間2日未明)に両党の幹部をホワイトハウスに招き、同日発動される強制削減への対応を協議する。しかし、上下両院とも週内は立法作業を行わない方向で、強制削減の発動は避けられない状況だ。(2013/03/01-11:25)

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1698チバQ:2013/03/03(日) 17:41:07
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130302/amr13030218560009-n1.htm
オバマ米大統領、再選後も「決められない政治」に野党強気
2013.3.2 18:52 (1/2ページ)[米国]

議会与野党トップとの協議決裂で記者会見するオバマ米大統領=1日、ホワイトハウス(ロイター)
 【ワシントン=佐々木類】米連邦政府職員だけでなく、公共の交通機関や教育など国民の生活に大きな影響を及ぼす歳出強制削減が1日、発動された。大統領再選後も与野党の対立による「決められない政治」は変えられず、米軍の世界戦略という国家の根幹にまで影響を与える事態を招いてしまった。

 「政治ショーと政治を取り違えてはならない」。オバマ大統領は今年1月の2期目の就任演説で共和党幹部を前にこう述べ、「抵抗のための抵抗」を牽制(けんせい)。下院で多数派を占める野党共和党に協力を呼び掛けたが、この発言に集約された懸念がさっそく現実となってしまった。

 再選直後の昨年末、下院共和党を率いるベイナー議長と、「財政の崖」問題をめぐって死闘を演じ、歳出の強制削減は開始を2カ月遅らせた。だが、財政再建実現に向け、自らが退路を断つ意思を示して設定した強制削減実施の自縄自縛に陥る隘路(あいろ)にはまった。

 歳出強制削減への対応をめぐるオバマ氏の支持率は1日現在で51%(米ギャラップ社)。野党が歩み寄りを拒否し続ける背景には、再選を果たしたものの、決して高いとはいえないオバマ氏の支持率が影響を与えているようだ。

 議事進行や立法計画について強大な権限を持ち、もう一人の米大統領というほどの権力を持つベイナー氏の方が、歳出強制削減に突入した後の「世論の動向を見極めている」(米CNNテレビ)との見方もある。 実際、オバマ政権が歳出強制削減の悪影響を大げさにあおっているとの批判が共和党を中心に噴出。

 2月28日のカーニー大統領報道官の記者会見でも「影響を大げさに主張しているのではないか」との質問が出される場面があった。

 米メディアの世論調査によると、「財政の崖」をめぐる攻防ではオバマ氏より共和党の責任が重い、と回答した人は53%だったが、今回の問題では共和党の責任が重い、と回答した人は45%にとどまった。

1699チバQ:2013/03/04(月) 22:53:26
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130304/amr13030416250002-n1.htm
米デトロイトが破綻危機 「自動車の街」空洞化
2013.3.4 16:22 [米国]

米デトロイト中心部の遠景=2月21日、ミシガン州(ロイター=共同)
 米ゼネラル・モーターズ(GM)が本社を構えるなど「自動車の街」として知られるデトロイト市(ミシガン州)が自治体破綻の危機に陥っている。自動車業界の長期低迷で空洞化が進み、慢性的な財政難から資金繰りにも行き詰まりつつある。連邦破産法9条を適用申請すれば、負債規模は米自治体では史上最大となる見込みだ。

 最盛期には人口が180万人を超す大都市だったデトロイトは、自動車産業が日本メーカーなどに押されるなどして衰退し、約70万人に減少。失業率が高く税収も落ち込んだところに、治安の悪化や高齢化の進行、景気低迷が追い打ちを掛けた。市財政は「人口減に応じた支出削減に失敗し破綻寸前の状態」(州選出の上院議員)で、長期債務は140億ドル(約1兆3千億円)を超える。

 ミシガン州のスナイダー知事は昨年末、デトロイトに監査団を派遣。さらに3月1日、デトロイトについて財政上の非常事態を宣言した。(共同)

1700チバQ:2013/03/05(火) 22:56:37
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&amp;k=2013030500759
クリントン時代の顔ずらり=財政布陣は経験重視−オバマ米大統領
 【ワシントン時事】オバマ米大統領は4日、行政管理予算局(OMB)長官にウォルマート財団のバーウェル理事長を指名し、ルー財務長官、スパーリング国家経済会議(NEC)委員長ら政権2期目の財政運営を担う布陣が固まった。いずれも財政黒字を達成したクリントン政権を支えた面々で、強制歳出削減などの難題解決に向けた経験重視の起用となった。(2013/03/05-16:43)

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1701チバQ:2013/03/06(水) 22:35:21
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20130306-OYT1T00007.htm?from=ylist
JR東海リニア「ワシントン―NY」想定し対応


 安倍首相が日米首脳会談でオバマ大統領に表明した米国への「超電導リニアモーターカー」の技術提供を巡り、JR東海の葛西敬之(かさいよしゆき)会長は、将来、ワシントン―ニューヨーク間を直結するリニア路線が整備される場合に備え、対応を進める考えを明らかにした。

 実現すれば、政府が成長戦略に掲げるインフラ(社会基盤)輸出の象徴的な存在になりそうだ。

 葛西氏が読売新聞のインタビューに対して語った。

 葛西氏は、ワシントン―ニューヨーク間を「日本の東京―名古屋間にほぼ匹敵する人口集積がある」と強調。現時点でリニアの有力候補とされるワシントン―ボルティモア(メリーランド州)間から、ニューヨークまで延ばして米国の2大都市を結び、時速500キロの「超高速バイパス」となることが想定されるという。実現すれば、ワシントン―ニューヨーク間の所要時間は、航空機に匹敵する約1時間に短縮される。

(2013年3月6日10時29分 読売新聞)

1702チバQ:2013/03/18(月) 19:42:55
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130318/amr13031815540004-n1.htm
同性婚、息子に告白され容認 米議員
2013.3.18 15:53

ポートマン米上院議員(右)と息子のウィルさん(ポートマン上院議員事務所提供、AP)
 米共和党保守派のロブ・ポートマン上院議員(57)が、これまで強く反対してきた同性婚を容認すると表明した。息子に同性愛者であることを告白され、父親として2年間悩んだ末の結論という。銃規制や中絶の是非などと並び米世論を分断する社会問題に一石を投じた。

 ポートマン氏はブッシュ前政権下で通商代表や行政管理予算局長を務め、昨年の大統領選では副大統領候補として名前が挙がった党内有力者。同性婚を許容する法案に対しては、一貫して反対票を投じてきた。

 しかし地元オハイオ州の地元紙に、18日までに寄稿し「政府が同性愛者の結婚の機会を否定すべきではないと思うようになった」と吐露。エール大学に通う息子のウィルさんから同性愛者であることを告げられ、自分の信条と相いれないことに苦悩した経緯を記した。(共同)

1703チバQ:2013/03/19(火) 23:01:31
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&amp;k=2013031900096
同性婚支持を初表明=大統領選再出馬に臆測−クリントン前長官
 【ワシントン時事】クリントン前米国務長官は18日、同性婚への支持を初めて表明した。同性婚支持は民主党の基本的な立場になっていることから、2016年の次期大統領選出馬に向けた布石との見方も出ている。同性愛者の保護活動を展開している人権団体が作成、発表したビデオの中で語った。
 この中でクリントン前長官は、同性愛者を「われわれの仲間であり、教師であり、兵士であり、結婚の自由を含め市民としての権利を等しく持つ」と指摘。「政策上、法律上の問題として個人的に同性婚を支持する」と述べた。
 クリントン前長官はこれまで同性愛者の権利は認めながらも、同性婚については支持していなかった。(2013/03/19-07:22)

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1704チバQ:2013/03/20(水) 00:14:53
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2013031902000238.html
たばこ陳列販売「ダメ」 米で初 NY市長が規制案
2013年3月19日 夕刊

 【ニューヨーク=長田弘己】たばこは、陳列棚から撤去を−。健康に配慮した独自の政策を次々と打ち出している米ニューヨークのブルームバーグ市長は十八日、たばこを販売する際、人目にふれない場所に商品を並べたり、一箱の最低価格を一〇・五〇ドル(約千円)に設定するなどの条例案を市議会に提出した。

 米メディアによると、陳列方法の規制は既にカナダやアイスランドなどで導入されているが、米国では初めて。

 条例案は、たばこ販売店の脱税など違法行為に対しての罰を強化するほか、クーポン券などを使用した安売りも禁じる。

 ブルームバーグ市長は、この日の記者会見で「たばこが目につくところにあれば、若者が吸ってみたくなる。(条例案は)次世代を喫煙による病気から守るためのものだ」と強調した。

 喫煙対策に取り組んできた市長は、これまでに公園やレストランなど公共の場での禁煙を実施してきた。

 市によると、ブルームバーグ氏の市長就任時の二〇〇二年、喫煙率は21・5%だったが、一一年には14・8%まで低下した。だが年間七千人が喫煙が原因の病気で死亡しているという。

1705チバQ:2013/03/21(木) 19:50:27
http://mainichi.jp/select/news/20130322k0000m030021000c.html
米国:攻撃用銃器禁止が廃案に 民主議員も法案に慎重
毎日新聞 2013年03月21日 18時51分(最終更新 03月21日 19時01分)

 【ニューヨーク草野和彦】児童ら26人が殺害された米東部コネティカット州のサンディフック小銃乱射事件(昨年12月)を受けて銃規制を審議していた連邦議会で、殺傷能力の高い銃器の製造や販売を禁止する法案が事実上、「廃案」となった。共和党が反対しただけでなく、民主党の中でも、銃の権利意識が強い州選出の議員が法案に慎重姿勢を示したことが背景にある。

 法案は、157種類の攻撃用銃器を禁止対象とし、弾倉に装填(そうてん)できる弾薬を10発までに制限する内容。上院司法委員会を今月14日に通過したが、法案可決に60票の賛成が必要な上院本会議(定数100)で、民主党は55議席(無所属2議席を含む)しかない。リード院内総務は19日、「最も楽観的に見積もっても、40票に満たない」との見通しを示した。

 銃乱射事件後、オバマ大統領は包括的な銃犯罪対策の必要性を主張。攻撃用銃器の製造・販売禁止は柱の一つだったが、事件に使われたのと同タイプの半自動式ライフルが今後も米社会に出回ることになる。全米ライフル協会(NRA)の圧力も強力だったとみられ、法案を提出した民主党のファインスタイン上院議員は19日、「とても残念。敵は強力だ」と敗北を認めた。

 司法委員会ではこの他、▽銃購入希望者の身元調査の強化▽銃の密売や横流しの厳罰化▽学校のセキュリティー強化|−−の3法案が通過しており、銃規制論議は今後、これらの法案を中心に進められることになる。

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1706チバQ:2013/03/24(日) 00:29:39
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20130323-OYT1T00556.htm
米空港、149の管制塔閉鎖へ…歳出強制削減で

 22日、米ジョージア州ケネソーの空港に着陸する小型飛行機。

 同空港を含む米全土の小規模空港にある149の管制塔は、オバマ大統領が今月1日に発動した歳出の強制削減の影響で来月上旬から閉鎖される。空港そのものは閉鎖されないが、飛行機の離着陸は管制官の指示なしで行われることになり、安全性への懸念が高まっている

(2013年3月23日16時51分 読売新聞)

1707チバQ:2013/03/26(火) 19:16:15
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130326/amr13032615020005-n1.htm
米軍女性兵の戦闘参加、なお“壁”高く 体力差や文化の違い 
2013.3.26 15:01 (1/3ページ)

訓練で砂袋を運ぶ重装備の米軍女性兵士(前)=2012年5月、米ケンタッキー州(AP)
 米国防総省が今年初め、女性の前線での戦闘任務を禁じた規定を撤廃する方針を表明した。性差別の是正を訴える議会や部隊内の声を反映したものだ。ただ、前線投入の基準作りなど、さまざまな問題が残っており、女性が前線に立つまでの道のりは長く険しいものになりそうだ。(米南部バージニア州クワンティコ 黒沢潤)

 首都ワシントンへと通じるポトマック川の下流域を切り開いて作られたクワンティコ米海兵隊基地。軍関係の車両が頻繁に出入りするなど、ものものしさが漂うこの地で昨秋、陸戦投入への準備として女性兵2人に特別訓練が施された。

 ところが訓練は途中で中止。関係者は「1人は初日に脱落した。もう1人も疲労骨折し、脱落した」と述べ、男性でも音を上げる猛訓練を女性がクリアすることの困難さを指摘した。

 男女間に体力差があるにもかかわらず、米国防総省が1月に示した新方針は、前線の約23万7千のポストを女性に順次、担当させるというものだ。米軍は戦闘地域での補助業務や戦闘機操縦、艦船内での業務などを女性に担当させてきたが、前線投入は避けてきた。新方針では5月に具体案を提示し、2016年までに実行に移す方針だ。

 米軍将校の妻で軍関連の著書もあるタニヤ・ビアンクさんは、「女性は対テロ戦争後の約10年間、男性の傍らで任務に就き、闘い、そして命も落としてきた。劣悪な環境の中、身体的にも部下への指導力といった面でも軍に貢献できることを実証した」と、方針転換の背景を指摘する。

 アフガニスタンやイラクの戦地で監視パトロール中に攻撃され、“実戦”を経験したものの、昇進をめぐり差別があったことも撤廃の引き金となった。


■   ■


 今回の方針転換について、イラク戦争に女性医官として従軍、昨秋の下院選で当選したタルシ・ガバード議員(民主党)は、「米国では南北戦争(1861〜65年)時、女性が貢献するため男装して従軍した例もある。軍の決定は遅すぎるが歓迎する」と話す。

 異論もある。重装備での移動や、かさばる武器の取り扱いを余儀なくされる結果、軍の弱体化を招く懸念があるためだ。ダンカン・ハンター下院議員(共和党)も、「女性は(冷徹に)敵を殺せるのか」と疑問を投げ掛ける。

 米軍140万人のうち女性の割合は14%。アフガン、イラク戦争に赴いた女性のべ28万人のうち、戦死者は150人以上、負傷者は860人以上に上る。女性の前線投入で死傷者数が増える可能性は否めない。

 こうした事情から、方針を転換しても前線投入の基準を変えるべきでないとの声は多い。

 陸軍歩兵部隊の規定では隊員2人で100ポンド(45キロ)の物体を持ち上げ、15フィート(4・6メートル)の距離を何度も移動できる体力が要求される。特殊部隊グリーンベレーでは、2人で200ポンドの物体を持ち上げて移動、1ポンドの物体を40メートル遠投できる能力も必要となる。

 ただ従来の基準通りだと、「オリンピック級の身体能力を持つ女性しか採用できない」(軍高官)との指摘もあり、一定の配慮がなされる可能性もある。


■   ■


 女性が基準をクリアし、前線に投入されたとしても解決すべき問題は多い。

 女性は部隊内で男性から「レズビアン」と呼ばれ蔑(さげす)まれる空気が残る。女性が“鬼上官”の場合、男性部下からの反発は尋常でなく、「女性の前線進出に伴ってこうした傾向が助長されないか心配だ」という声は少なくない。

 女性が前線で妊娠した場合、部隊を離れざるを得ず、「結束力に打撃となる」(関係者)。ビアンクさんも「家族を残して男性が戦地に赴けば『英雄』扱いされるが、女性の場合は『悪い母』と批判される」と述べ、女性が前線に立つことの難しさを指摘する。

 パネッタ前国防長官は、トルーマン元大統領による米軍内の人種差別の撤廃や、オバマ大統領による同性愛者差別の撤廃などの事例に触れ、「(こうした変化は)簡単には実現しなかった。多大な犠牲を払い、努力や献身、リーダーシップを必要とした。今回も同じことだと思う」と強調している。

1708チバQ:2013/03/26(火) 21:01:42
http://www.cnn.co.jp/usa/35029968.html
米国人の57%、「家族や友人に同性愛者」 米世論調査
2013.03.26 Tue posted at 11:52 JST

(CNN) 米国人の過半数が家族や親しい友人の中に同性愛の人がいると答え、同姓婚の支持率も上昇していることが、CNNとORCインターナショナルが25日に発表した世論調査で分かった。

それによると、同性愛の家族や親しい友人がいるという回答者は57%を占め、2007年に比べて12ポイント増えた。

同性婚を支持するという回答も、07年の40%から今回調査では53%に上昇。身内や親しい友人が同性愛者だと知って同性婚を支持する人が増えつつある傾向がうかがえる。

こうした現象を、息子が同性愛者だと知って同性婚に対する強硬姿勢を転換した共和党のロブ・ポートマン上院議員にちなんで「ポートマン効果」と呼ぶ向きもある。

同性愛の家族や知人がいると回答した割合は若い世代や大卒者の方が多く、男性よりは女性の方が多かった。同性婚も女性と大卒者、若者世代が最も高い割合で支持している。

調査は3月15〜17日に米国の成人1021人を対象に電話で実施した。

1709チバQ:2013/03/31(日) 02:32:26
http://www.cnn.co.jp/usa/35030111.html
米シークレットサービスに初の女性長官誕生、勤務歴30年
2013.03.28 Thu posted at 16:16 JST

(CNN) オバマ米大統領は28日までに、大統領警護隊(シークレットサービス)の新たな長官に同隊勤務が30年となるジュリア・ピアソン氏を任命した。同隊の148年の歴史の中で女性の長官誕生は初めて。

ピアソン氏は27日、オバマ大統領とバイデン副大統領の立ち会いの下に宣誓、長官に就任した。大統領はピアソン氏起用について「彼女はシークレットサービスで求められる全ての職務をこなしてきた」と適材適所であることを強調した。今年2月に退任したサリバン前長官の後任となる。

ピアソン氏は2008年以降、同隊長官の首席補佐官を務めてきた。1983年にフロリダ州マイアミのオフィスでシークレットサービスに入り、2000年には警護担当業務を統括する幹部職に抜てきされていた。

オバマ政権は、要職への女性起用が少ないとして批判を受けてきた。

シークレットサービスは昨年、オバマ大統領のコロンビア訪問に伴って現地で買春スキャンダルを起こしイメージ失墜を被った。シークレットサービスを管轄する国土安全保障省は近くこの不祥事の調査報告書を出す予定。

また、同省の報道官は不祥事の背景要因となったとするシークレットサービスの組織的な体質に関する報告書を今年6月中旬ごろに発表する方針も示している。長官に新たに就任したピアソン氏は組織の綱紀粛正の責務も担うことになる。

1710チバQ:2013/03/31(日) 02:37:55
http://www.afpbb.com/article/politics/2936064/10507887
米ノースダコタ州、全米で最も厳しい中絶禁止法律が成立
2013年03月28日 11:37 発信地:シカゴ/米国

【3月28日 AFP】米ノースダコタ(North Dakota)州で26日、米国で最も厳しい中絶禁止法が成立した。

 胎児の心音が聞き取れるようになって以降の中絶を全面禁止する法律で、ジャック・ダルリンプル(Jack Dalrymple)知事(共和党)が法案に署名して成立した。胎児の心音が聞こえるようになるのは一般的に妊娠6週目ごろで、このころは女性がまだ妊娠に気づいていないことが多い。

 また法律は、レイプや近親相姦による妊娠や、母体の健康に危険がある場合、胎児異常により結果的に胎児を失う恐れがある場合でも中絶を認めない。

 中絶禁止法に合わせて、ダルリンプル知事は胎児の遺伝子異常を理由とする中絶と、男女産み分けのための中絶をともに禁止し、州で唯一の中絶病院の医師たちに周辺病院で診察する許可(admitting privilege)の取得を義務付けるという2法律にも署名した。

■14年中間選挙で「生命の定義」変える州憲法改正投票

 さらに、共和党が多数を占めるノースダコタ州議会は22日、受胎した時点で生命の始まりとみなす州憲法改正案の住民投票を求める法案を可決した。

 2014年11月の中間選挙の際に行われる住民投票で承認されれば、改正州憲法は胚や胎児に対して全面的な法的保護を与え、特定の産児制限や幹細胞研究、それに体外受精などの違法化につながる可能性もあるとみられている。(c)AFP/Mira Oberman

1711チバQ:2013/04/01(月) 22:34:20
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130401/amr13040111120003-n1.htm
米国の白人至上主義組織KKK元会員 ウィルソン氏死去
2013.4.1 11:07

2009年3月、1960年代初頭の公民権運動を伝える写真を手に語るウィルソン氏=AP
 AP通信によると、米国の白人至上主義組織KKKの元会員、エルウィン・ウィルソン氏が3月28日、米サウスカロライナ州の病院で死去、76歳。心臓病などを患っていた。

 人種差別撤廃を目指す公民権運動が盛り上がっていた1961年、サウスカロライナ州で、運動に参加していた黒人のルイス氏(現・民主党下院議員)に激しい暴行を加えた。

 オバマ大統領の就任直後の09年2月、首都ワシントンの連邦議会でルイス氏に直接謝罪。ルイス氏はこれを受け入れ和解した。(共同)

1712チバQ:2013/04/02(火) 20:28:37
http://mainichi.jp/select/news/20130402k0000e030157000c.html
米国:次期駐日大使に故ケネディ大統領の長女固まる
毎日新聞 2013年04月02日 10時57分(最終更新 04月02日 12時50分)


次期駐日大使候補のキャロライン・ケネディ氏=AP
拡大写真 【ワシントン白戸圭一】オバマ米大統領が故ケネディ元米大統領の長女キャロライン・ケネディ氏(55)を次期駐日大使に起用することがほぼ固まった。複数の米主要メディアが1日伝えた。実現すれば、駐日米大使に女性が起用されるのは初めて。

 キャロライン氏を巡っては、米通信社ブルームバーグが2月末、次期駐日大使の「有力候補」と伝えていた。米紙ワシントン・ポスト(電子版)は1日、同氏の起用が「ほぼ固まった」とし、デザイン会社経営の夫シュロスバーグ氏は米国にとどまる見通しと伝えた。CNNテレビによると、本人に就任を打診し、身辺調査が進んでいるという。

 キャロライン氏はニューヨーク生まれで、6歳の誕生日を5日後に控えた63年11月22日に父親のケネディ大統領(当時)を暗殺で亡くした。米ハーバード大などを卒業後、弁護士資格を取得。現在は米マサチューセッツ州にあるジョン・F・ケネディ図書館の館長を務めている。

 08年と12年の大統領選でオバマ氏の資金集めに尽力し、昨年9月の民主党大会ではオバマ氏支持の演説に立つなど、大統領との親交が深いことで知られる。ケネディ家は多くの政治家を輩出した名門一族だが、キャロライン氏に政治家の経験はない。08〜09年初めに上院選への出馬を検討したが、断念した経緯がある。

 09年8月に着任したルース駐日米大使は今夏に退任の見通し。カーニー米大統領報道官は1日の会見で、キャロライン氏の次期駐日大使の起用について「人事に関する発表はない」と述べるにとどめた。

1713チバQ:2013/04/03(水) 22:38:12
http://www.mxtv.co.jp/mxnews/news_ny1/201304036.html
党公認欲しさに賄賂 NY市長選



2013年4月3日


 11月のニューヨーク市長選に出馬した民主党の州議会議員が党公認を得ることが難しいと判断し、共和党の公認を得ようと賄賂を贈っていたことが発覚しました。議員は連邦検察当局に起訴され、共和党の地元幹部3人も収賄などで起訴されました。
 この事件はFBI=アメリカ連邦捜査局の覆面捜査官が賄賂を受け取る、いわゆる「おとり捜査」で決定的な証拠を入手したということです。

1714チバQ:2013/04/06(土) 16:58:14
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2013040600193
「外交の素人」「大統領とパイプ」=ケネディ氏起用に賛否両論−米
 【ワシントン時事】故ケネディ米大統領の長女キャロライン・ケネディ氏(55)の次期駐日大使起用が報じられたのを受け、米国内でこの人選の是非をめぐり論争が広がっている。ケネディ氏が「外交の素人で日本の事情に疎い」というのが反対論の主な理由。賛成論者はオバマ大統領と太いパイプを持つことなどを根拠に挙げる。
 ケネディ氏が実際に起用されるとすれば、大統領選でオバマ氏を全面支援した論功行賞というのが大方の見方。野党共和党のローラバッカー下院議員はFOXテレビに対し、報道が今月1日だったことから「エイプリル・フールの冗談だと思った」と一笑に付した。
 北東アジア情勢に詳しいヘリテージ財団のクリングナー上級研究員は取材に「外交、軍事、経済の分野で死活的に重要な局面を迎えている日本には経験豊富な人物を送り込むのがベター」と指摘。1日のホワイトハウスの記者会見では「ケネディ氏の手腕を大統領はどう見ているのか」との質問が飛んだ。
 米メディアによると、主要国に派遣される米大使の85%は大統領の有力支援者ら。ハーバード大のウォルト教授(国際政治)はフォーリン・ポリシー誌に寄稿した論文でこれに触れ「メモを読み上げるだけの大使は不要」と是正を訴えた。
 一方、日本専門家であるジョンズ・ホプキンス大高等国際問題研究大学院(SAIS)のブルック教授は「ケネディ氏はオバマ大統領だけでなくケリー国務長官とも近い」と説明。日常業務は有能なスタッフがさばくので問題ないと指摘した。
 クリスチャン・サイエンス・モニター紙は「日本の存在感の大きさを象徴する知名度の高い大使を日本人は好む」として、ケネディ氏起用は「妙案」と解説した。(2013/04/06-14:47)

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1715チバQ:2013/04/06(土) 17:17:52
http://mainichi.jp/select/news/20130406k0000e030139000c.html
米大統領:失言で謝罪「彼女はルックス抜群」
毎日新聞 2013年04月06日 08時48分(最終更新 04月06日 09時27分)


米ワシントンの司法省で記者会見するカリフォルニア州のカマラ・ハリス州司法長官(右)=AP共同
拡大写真 オバマ米大統領が、女性のカリフォルニア州司法長官を「全米でも抜群にルックスが良い司法長官」と形容したことで批判を浴び、本人への謝罪に追い込まれた。カーニー大統領報道官が5日明らかにした。

 大統領は4日に同州内で開かれた民主党のイベントで、カマラ・ハリス州司法長官を紹介。その際にハリス氏の容姿を褒めた上で、聴衆に「事実じゃないか。そうだろう」と同意を求めた。

 これに対し、女性の成功を容姿と関連づけるのは「男女差別的」ではないかとの批判がメディアなどから上がり、大統領は同日中にハリス氏に電話をかけて謝罪した。(ワシントン共同)

1716チバQ:2013/04/06(土) 17:50:23
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130406/amr13040611120005-n1.htm
米大統領夫妻、破局の危機!? 夫は州司法長官を「断トツの美人」 妻は自分を「シングルマザー」
2013.4.6 11:11 [オバマ米大統領]

ミシェル夫人にキスするオバマ米大統領=1日、ホワイトハウス(AP)
 【ワシントン=犬塚陽介】オバマ米大統領がカリフォルニア州で開かれた民主党の集会で、同州の女性司法長官を「断トツの美人」と紹介したことが「性差別的」との批判を受け、電話で直接、騒動を謝罪する事態に陥った。カーニー大統領報道官が5日の記者会見で明らかにした。

 大統領はカリフォルニア州で4日、カマラ・ハリス長官を「才気にあふれ、献身的でタフだ」と称賛し、「断トツで最も美人な司法長官だ。事実だろ?」と聴衆に呼びかけた。

 カーニー報道官によると2人は親しい友人。大統領は支持者を前に長官を持ち上げたかったようだが、一部で「地位と容姿を結びつける不適切発言」との批判が上がり、混乱を引き起こしたと謝罪したという。

 一方、ミシェル大統領夫人も4日のテレビ・インタビューで、自分を「多忙なシングルマザー」と言い間違え、「夫が大統領だと少しだけシングルに感じられる。彼は近くにいてくれるけど」と“釈明”した。

1717チバQ:2013/04/06(土) 17:52:25
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130405/amr13040510050002-n1.htm
ヒラリー・クリントン氏、新回想録を来夏出版 “選挙運動”?
2013.4.5 10:03

ヒラリー・クリントン氏(AP)
 米国務長官を2月に退任したヒラリー・クリントン氏(65)が、来年夏に新たな回想録を出版する計画が明らかになった。米大手出版社サイモン・アンド・シュスターが4日発表した。クリントン氏は最新の世論調査でも高い人気を維持し、次期大統領選への出馬観測が絶えない。出版記念イベントで全米を行脚することも予想され、来秋の中間選挙の民主党支援と、自身の宣伝を兼ねた格好の“選挙運動”になるとの見方が広がっている。

 AP通信によると、出版は来年6月の予定。国務長官を務めた4年間の回想を中心に、国際テロ組織アルカーイダの指導者ビンラーディン殺害作戦の内幕や、北朝鮮とイランの核問題への対応などをつづるとみられる。クリントン氏はこれまで、自伝「リビング・ヒストリー」などを出版。印税は約800万ドル(約7億7千万円)とされる。(共同)

1718チバQ:2013/04/06(土) 23:17:50
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2013040602000102.html
銃規制強化へ州法続々 米連邦議会に立法促す
2013年4月6日 朝刊

 【ワシントン=竹内洋一】米東部コネティカット州の小学校で昨年十二月、児童ら二十六人が殺害された乱射事件を受け、州単位で銃規制を強める立法が相次いでいる。全米レベルの規制強化に踏み切れない連邦議会に決断を促す動きだ。オバマ大統領はこの動きに呼応し、議会に法案の可決を迫っている。

 コネティカット州のマロイ知事は四日、乱射事件の遺族が立ち会う中で銃規制強化法案に署名。「ここにいる全員にとって本当に感慨深い日だ」と述べた。同州の上下両院が同日までに法案を可決していた。

 成立した州法は、殺傷能力の高い攻撃用銃器の販売禁止対象を百種類以上増やした上で、十発以上の弾丸を装填(そうてん)できる弾倉の販売を禁じた。銃の購入希望者に対する犯罪・精神疾患歴のチェックも義務付けた。

 これより先、ニューヨーク州が一月に銃規制を厳格化。昨年七月の映画館乱射事件で十二人が殺害された西部コロラド州では、三月に新たな規制法が成立した。東部メリーランド州でも新法が近く成立する見通しだ。

 ただ、こうした動きは今のところ、多数が犠牲になる乱射事件を経験するか、もともと銃規制が厳しい州に限られる。さらに、州単位で規制を強めても、犯罪者が他州で銃を入手して持ち込むことまでは防げない。効果的な銃犯罪対策には、連邦レベルの規制強化が必要になる。

 オバマ大統領は三日、コロラド州デンバーで演説し、全米での銃購入者全員の経歴チェック義務付けは「常識的だ。実現できない理由は何もない」と強調。「国民の圧倒的多数が支持する規制法案の採決を阻止する動きがある」と連邦議会の規制反対派を非難した。

1719チバQ:2013/04/06(土) 23:18:42
http://www.afpbb.com/article/politics/2937168/10538766?ctm_campaign=txt_topics
小学校銃乱射事件の米コネティカット州、銃規制強化法成立
2013年04月05日 10:24 発信地:コネティカット/米国
【4月5日 AFP】米コネティカット(Connecticut)州で4日、同州議会が可決した銃規制を厳格化する法案にダン・マロイ (Dannel Malloy)知事が署名、新法が成立した。知事によれば、新法は警察など法執行機関側に認められる準備期間を経て、今年8月1日までに施行される。

 同州では昨年12月14日、精神状態に問題を抱えていたとされるアダム・ランザ(Adam Lanza)容疑者がサンディフック小学校(Sandy Hook Elementary School)で銃を乱射し、子ども20人と大人6人を殺害する事件が発生。米国内ではこれを受け、すでにニューヨーク(New York)州、コロラド(Colorado)州で銃規制を強化した新法が成立している。

 コネティカット州の新法では、ランザ容疑者が使ったブッシュマスター(Bushmaster)AR-15を含む100種類以上のライフル銃が新たに所有を禁止されるなど、軍仕様ライフルの販売禁止対象が大幅に拡大された。

 また、10発以上の銃弾が入る大型の弾倉の販売が禁止され、すでに所持されているものについては登録が義務付けられた。さらに、銃を購入する際の身元調査の手続きが強化され、購入が認められる最低年齢が18歳から21歳に引き上げられた。

 このほか新法は米国内で初めて、銃にかかわる罪で有罪判決を受けた経歴がある者の登録簿の作成を定めた。(c)AFP/Sebastian Smith

1720チバQ:2013/04/09(火) 22:13:19
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130409/amr13040920310007-n1.htm
米、銃規制で“温度差” 惨劇起きた各州で相次ぐ規制法成立、連邦は法案骨抜き状態
2013.4.9 20:27 (1/2ページ)

8日、米コネティカット州ハートフォードで、小学校銃乱射事件で息子を亡くした母親を抱きしめるオバマ大統領(ロイター=共同)
 【ニューヨーク=黒沢潤】米東部コネティカット州や西部コロラド州など銃乱射事件で多数の犠牲者が出た州で、銃規制強化法が相次いで成立している。連邦レベルでは一方、オバマ政権によって1月に提示された銃規制強化策が保守勢力の反抗に遭い、骨抜き状態となっている。米憲法が銃所持を認めている事情もあり、惨劇を身近で経験しなければ銃を手放せない米社会の限界が浮き彫りになっている。

 昨年12月中旬、小学校で発生した銃乱射事件で児童ら26人が犠牲となったコネティカット州では今月4日、「全米で最も包括的」(米メディア)な銃規制強化法が成立した。

 同法は、販売を禁止する攻撃用銃の種類を大幅に増やし、10発以上の実弾を装(そう)填(てん)できる弾倉の販売を禁じた。銃取得時の指紋採取や経歴チェックも義務付けた。法案の採決では、銃規制強化に抵抗してきた共和党内からも賛成者が出た。

 一方、昨年7月中旬、デンバー郊外の映画館での銃乱射事件で死者12人を含む70人の死傷者が出たコロラド州でも今年3月20日、銃規制強化法が成立した。

 15発以上の実弾を装填できる弾倉の販売を禁止したほか、個人間の銃売買にも経歴チェックを義務付けた。コロラド州は西部開拓時代の名残で銃規制反対の空気が強く、「教師が護身用に銃を学校に持ち込む」(関係者)土壌。だが13人の死者を出した同州コロンバイン高校銃乱射事件(1999年)に続く惨劇発生で世論が劇的に変化した。

 地方州が銃規制強化へと大きくかじを切る中、連邦レベルの銃規制強化は頓挫の危機にひんしている。

 オバマ政権が1月に提示した銃規制強化策は、半自動小銃など殺傷力の高い攻撃用銃の製造・販売禁止や、銃購入者に経歴チェックを義務付けることなどが柱で、上院司法委員会で先月14日に可決された。

 ところが、来年の中間選挙を見据えてロビー攻勢をかける「全米ライフル協会」(NRA)が上院本会議(定数100)で、計55議席を占める民主党系議員を切り崩した結果、賛成票が40票前後にとどまることが判明。これを受けて民主党のリード上院院内総務は19日、攻撃用銃の製造・販売禁止条項については採決を断念する意向を表明した。

 今月4日発表の世論調査で、91%の有権者が経歴チェックの義務化を望んでいることを踏まえ、オバマ政権は最低限、同義務化の実現に全力を注ぐが、共和党やNRAが激しく抵抗するのは必至。オバマ大統領は8日、コネティカット州の大学での演説で「恐るべき銃の暴力が発生している。私たちは変わらなければならない」と早期の立法化を訴えた。

1721チバQ:2013/04/11(木) 21:05:50
http://www.afpbb.com/article/politics/2938205/10566778?ctm_campaign=txt_topics
オバマ米大統領、2014年予算教書を提出 共和党は反発
2013年04月11日 15:47 発信地:ワシントンD.C./米国
【4月11日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は10日、2014会計年度の予算編成方針を示す「予算教書」を議会に提出した。予算規模は総額3兆7800億ドル(約376兆円)。共和党が反対する富裕層への増税が盛り込まれた一方、退職者手当てなど社会保障費の抑制では共和党に譲歩し、リベラル派の懸念を呼ぶ内容となっている。

 骨子は、これまでオバマ大統領が主張してきた中流層保護と歳出削減に重点を置いている。一方でインフラ、教育、社会保障面では大幅な予算削減は回避した。

 ホワイトハウス(White House)で予算教書を発表したオバマ大統領は、赤字削減か経済成長かという議会を二分してきた議論への答えがこの予算教書だと述べ、「経済成長と赤字削減の同時達成は可能だ」と主張した。

 これに対し、共和党側はただちに反論。ジョン・ベイナー(John Boehner)下院議長は、オバマ政権下で富裕層の生活は既に苦しくなっており「米国民にこれ以上の増税は必要ない」と批判した。

 米政府高官によると予算教書では、今後10年間で1兆8000億ドル(約180兆円)の赤字を削減し、富裕層への減税措置見直しによって増税なしで新たに5800億ドル(約58兆円)の歳入を確保するとしている。

 ただ共和党は、3月1日に発動された米連邦予算の強制削減により1兆2000ドル(約120兆円)は自動的に削減されるため、オバマ大統領の予算教書における実質的な削減額は6000億ドル(約60兆円)に過ぎないと指摘している。

 予算教書ではほかにも、科学・健康に関する研究開発費や、2025年までに人類を小惑星へ、30年には火星へ送り込むという米航空宇宙局(NASA)の宇宙開発計画の予算などが増額されている。
 
 一方、米国防総省が同日発表した国防予算案は、ほぼ横ばいとなった。だが、800億ドル(約80兆円)を上回ると予測されるアフガニスタンでの経費はこの中に含まれていない。(c)AFP/Stephen Collinson

1722チバQ:2013/04/12(金) 23:36:54
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&amp;k=2013041200379
ザッカーバーグ氏が政治団体=移民受け入れ拡大目指し設立
 【シリコンバレー時事】インターネット交流サイト(SNS)最大手の米フェイスブックのザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は11日、新たな政治団体を設立したと発表した。米紙ワシントン・ポストへの寄稿の中で明らかにした。移民制度改革の実現を議会に働き掛けるという。
 ザッカーバーグ氏が立ち上げた政治団体の名称は「FWD.us(フォワード・アス)」。共同発起人には米グーグルのシュミット会長や、米ヤフーのメイヤーCEOなど米IT業界の実力者が名を連ねており、政治的に影響力を持つ可能性がある。
 ザッカーバーグ氏は、高度な技術を有する移民受け入れを拡大するため、就労ビザの発給要件の緩和などを議会に求めていく考え。(2013/04/12-12:00)

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1723チバQ:2013/04/14(日) 10:42:39
http://mainichi.jp/select/news/20130414ddm008030121000c.html
米国:与野党、財政協議で対立長期化 回復機運の足かせに
毎日新聞 2013年04月14日 東京朝刊

 【ワシントン平地修】米国の財政を巡る混乱が長期化し、回復途上にある米経済の足かせになっている。オバマ米大統領は10日に発表した14会計年度(13年10月〜14年9月)の予算教書で、10年間で1・8兆ドルの赤字削減策を提示。与野党の財政協議を本格化させる方針を示したが、政府の果たすべき役割を巡る考え方の違いから、増税などに関する与野党の溝はなお埋められそうにない。

 「われわれは経済成長と財政赤字削減を両立できる。この予算は数年間の議論の答えを示している」。オバマ大統領は10日、予算教書を議会に提出した後、予算案を基に与野党が歩み寄るよう求めた。

 民主・共和両党は、08年のリーマン・ショック後に膨張した財政赤字の削減策をめぐり対立を続けてきた。大きな政府を是とする民主党が増税を柱にした財政再建策を主張する一方、小さな政府を支持する共和党は国民皆保険制度を目指すオバマ大統領に反発し、社会保障費や医療費の削減による財政再建を提案してきたためだ。

 今年3月には、与野党が赤字削減策で合意できず、10年間で1・2兆ドルの歳出の強制削減が発動された。無差別的な歳出削減を迫られた国防総省は、70万人を超える職員の一時解雇の準備を進めているほか、米連邦航空局(FAA)は6月に約150カ所の空港で管制塔の閉鎖を予定するなど国民の生活への影響が現実味を帯びてきた。今年の国内総生産(GDP)の伸びは0・6ポイント下振れすると予想されている。

 オバマ大統領は予算教書で、大幅な歳出カットによる赤字削減を主張する共和党に配慮し、与党民主党内に抵抗が強い社会保障費や医療費の大幅削減を盛り込んだ。「われわれはすでに(双方の妥協に向けた)中間点を超えている」と訴え、10日夜には共和党上院議員をホワイトハウスの夕食会に招くなど、共和党が少数勢力の上院議員を中心に切り崩しを図る狙いだ。しかし、共和党は、予算案にインフラ整備などの新たな歳出を盛り込んでいることに反発。「これは真剣なプランではなく、左派(民主党リベラル派)の願い事だ」(マコネル上院院内総務)と批判を強めている。

 米議会は今年9月末までの今年度予算をすでに確保。5月に先延ばしされた債務上限の引き上げ問題は特例措置などで7〜8月まで政府の資金繰りが可能とみられる。しかしそれまでに両党の合意によって債務上限を引き上げなければ再び債務不履行(デフォルト)などの危機に直面する。

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 ◇米財政を巡る協議の経緯と見通し
 1月 2日  大型減税を延長し、歳出の強制削減発動を3月に先送り

 2月 4日  5月18日まで債務上限を一時的に引き上げる法が成立

 3月 1日  10年間で1.2兆ドルの歳出の強制削減が発動

   21日  下院で2023年までに赤字を解消する共和党の予算決議案可決

   23日  上院で1.85兆ドルの赤字削減を盛り込んだ民主党の予算決議案可決

   26日  9月末までの予算を確保する法が成立し、政府機関の閉鎖を回避

 4月10日  オバマ大統領が予算教書を提出

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 5月19日  債務上限を再設定

        →引き上げが決まらなければ特別措置で当面の資金繰り確保へ

7月末〜8月? 債務上限引き上げの最終期限

10月 1日  14年度予算がスタート

1724チバQ:2013/04/16(火) 20:57:21
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130416/amr13041607010002-n1.htm
【ボストン・マラソン爆発】
歓喜のゴール一転、吹き上がる火炎と煙、血の跡
2013.4.16 07:00

ボストンマラソンで爆発、吹き上がる煙(AP)
 アスリートと観客で混み合うマラソンコースのゴールに突然、激しい爆発音が響いた。建物近くから吹き上がる火炎と煙。15日、ボストン・マラソンの終点付近での爆発で多くの死傷者が発生し、邦人ランナーは「こんなことが」と衝撃を受けた。米メディアは現場で記録された映像を生々しく映し出した。

 現場付近は数キロにわたり封鎖され、ゴールできないランナーで一時混雑した。米テレビの映像によると、爆発の瞬間、爆風と白煙はコースにまで及び、倒れる参加者も。近くの歩道には血が点々と残された。沿道の柵と一緒に並んでいた各国の旗は倒れた。

 東京都から参加した山田市雄さん(67)は22回連続の出場。「10年に1度ぐらいの、ランナーにとって最高のコンディションで走れたのだが、こんな展開になり残念」と話した。(共同)

http://sankei.jp.msn.com/world/news/130416/amr13041610510006-n1.htm
サイレン鳴り騒然 「テロ?」声ふるわせる日本人参加者
2013.4.16 10:49 (1/2ページ)[テロ]

ゴール近くでけがをして倒れるランナーら=MetroWest Daily News, Ken McGagh(AP)
 米東部ボストンで15日、伝統あるボストン・マラソンのゴール付近で起きた爆発は、参加者や住民に大きな衝撃を与えた。世界中からランナーが集まる大イベントが一転して惨劇となり、多くの米国市民や現地の日本人には、2001年の米同時多発テロを想起させた。

 「テロか?」。在住するニューヨークからマラソンに参加した日本人ランナー、河本健一さん(46)は、こう声を震わせた。

 爆発が起きたのは午後3時ごろ。河本さんは、2時間ほど前に完走し、近くのレストランで食事をしていた最中だった。爆発音は聞こえなかったが、サイレンが鳴り響き、店外が急にバタバタとし始めた。

 爆発を知ったのは、ゴールが遅れた友人の日本人ランナーからあった「爆発があったようだ」との連絡だった。

 15日は、独立戦争が始まった日を記念した「ペイトリオッツ・デイ(愛国者の日)」で、ボストンのあるマサチューセッツ州では祝日とされている。マラソン応援などで多くの人出があったが、現場には一転悪夢が広がった。

 周辺の店舗は慌ただしく閉店し、救急車や警察車両などが急行。空気がピリピリと高まるのを感じた。

 「もしテロだったら許し難いですね。本当に物騒だ」

 ボストンマラソンへの参加が2回目だった河本さん。幸いにも爆発には遭遇しなかったが、「ニューヨークも大都会なので…」と、自らが生活する場にも不安を募らせた。

 地元メディアによると、ケネディ米大統領を記念した「ジョン・F・ケネディ図書館」でも爆発のようなものがあり、地下鉄などが封鎖されている。地元警察は、外出を控えるよう呼びかけている。

 ボストンの日本人社会にも動揺が広がっている。中学生の娘を持つ主婦(44)は「日本人の被害者が出ていないか心配です。普段はとても治安の良いところだけに、ショックです」と顔を曇らせた。

1725チバQ:2013/04/16(火) 20:58:06
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130416/amr13041610580007-n1.htm
【ボストン・マラソン爆発】
被害拡大、劇場効果狙い…人混み利用の爆弾テロ
2013.4.16 10:56 [テロ]

ボストン・マラソンの爆発現場。遠方に見える煙は2度目の爆発のもの(AP)
 米ボストンで15日起きた爆発事件は、何者かが多数の市民が密集する場所を標的に爆弾を爆発させた疑いが強まっている。こうした手口は、欧米や中東、アジアなど各地で多発。犯人側には被害を拡大させ、多くの目撃者が居合わせることにより“劇場効果”を得る狙いがあるとみられる。

 2001年の米中枢同時テロ以降、02年にはインドネシア・バリ島で爆弾テロが発生しディスコの客ら約200人が死亡。04年にはスペイン・マドリードの鉄道駅を標的にした爆弾テロで約190人が犠牲となり、ロンドンでは05年に地下鉄駅やバスで同時テロが発生し、50人以上が死亡した。

 これらのテロ現場には多人数が密集していたため、爆発による被害が極めて大きくなる上、生存者らによる多くの目撃証言が、被害の悲惨さを波及させる劇場的な効果をもたらした。(共同)

http://sankei.jp.msn.com/world/news/130416/amr13041611410013-n1.htm
絞れぬ犯人像 練られた計画、テロ組織?
2013.4.16 11:35 [テロ]

特別機動隊が警戒する中、車いすに乗って会場を後にする参加者(ロイター)
 米ボストン・マラソンで15日起きた爆発事件について、米専門家はテロとの見方で一致している。しかし、現時点で実行犯特定に結びつく証拠や犯行声明はなく、国際テロ組織か米国内の組織か、グループか個人かといった犯人像は絞られていない。

 ボストン・マラソンは世界的なスポーツイベント。加えてメディアが集まるゴール近くでほぼ同時に起きた2回の爆発は、綿密に練り上げられた計画である可能性を示し、テロ組織の関与をうかがわせる。

 捜査当局は、事前に事件を察知する情報を得ていなかったとされる。ボストンがなぜ狙われたかも分かっていないが、テロに詳しいデューク大のシャンザー准教授は、テロリストにとって重要なのは「注目を集めること」であり、警備の範囲が広いボストン・マラソンは「脆弱な標的」だったと指摘する。(共同)

1726チバQ:2013/04/16(火) 20:58:44
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130416/amr13041611570015-n1.htm
防げなかったテロ、米社会に衝撃…オバマ大統領「正義の裁き下る」
2013.4.16 11:53 (1/2ページ)[オバマ米大統領]

記者会見で沈痛な表情を浮かべるオバマ大統領(AP)
 【ワシントン=佐々木類】米北東部マサチューセッツ州ボストンで起きた爆弾事件は、死者3人、負傷者140人以上の犠牲者を出し、2001年の中枢同時多発テロ以降、米国で起きた事件としては最大規模となった。海外だけでなく国内でのテロ対策に取り組んできたオバマ政権と米社会は大きな衝撃を受けている。

 「犠牲者に深い哀悼の意を示したい」。事件発生から数時間後の15日午後6時(日本時間16日午前7時ごろ)、ホワイトハウスの記者会見場に姿を現したオバマ大統領は苦渋に満ちた表情でこう語り、犯行に関わった個人や集団には「正義の裁きが下る」とし、全容解明に全力を尽くす姿勢を示した。

 オバマ氏は、米連邦捜査局(FBI)のミューラー長官と国土安全保障省のナポリターノ長官に徹底捜査するよう指示したと強調した。米メディアも繰り返し現場からの中継を行っており、衝撃の大きさを物語っている。

 米中枢同時テロを受け、当時のブッシュ政権は徹底したテロ対策を進めた。テロリストやテロ組織を指定して資産を凍結したほか、出入国管理の強化を盛り込んだ愛国者法を制定。国際、地方空港の検査を強化した。さらに、捜査機関の権限拡大や国際規模のマネーロンダリングの防止などが行われた。

 ブッシュ政権の対テロ政策を踏襲してきたオバマ政権下では、事前に防止してきたもののテロ計画はたびたび発覚。一筋縄ではいかない現状を示していた。

 09年12月のクリスマスにはデルタ航空機爆破計画が発覚、ナイジェリア国籍の男が拘束された。男は下着に高性能爆弾を忍ばせていた。10年5月にはニューヨークの繁華街、タイムズ・スクエアでパキスタン移民の男が車爆弾を仕掛けて逮捕された。11年1月には米北西部ワシントン州で、公民権運動指導者、キング牧師を偲(しの)ぶパレードでバックパックに爆弾を仕込んだ男が逮捕されている。

1727チバQ:2013/04/16(火) 20:59:14
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130416/amr13041613030017-n1.htm
【ボストン・マラソン爆発】
浅黒い肌の外国人?…複数の不審者が浮上、訓練受けたテロリストか
2013.4.16 13:00 [テロ]

ゴールに向かうランナーの前方で爆発が起きた(ロイター)
 【ワシントン=佐々木類】米マサチューセッツ州ボストンで起きた爆弾事件に関し同国メディアは、複数の不審な男が捜査線に浮上していると伝えている。

 CNNは警察当局の手配情報として、不審人物は、浅黒い肌か黒人で外国人の英語アクセントを持つ男と報じた。男は黒いリュックサックを背負いスエットシャツ姿。爆発事件発生の5分前にマラソン大会の規制地域内に入ろうとしていたとの目撃情報があったという。米紙ニューヨーク・ポストは、サウジアラビア国籍の不審な男が足を負傷して病院に収容されたとの情報が捜査当局に寄せられていると報じた。

 ホワイトハウス高官は米メディアに「複数の爆発物がほぼ同時に爆発しており、テロ事件として捜査していく」と指摘した。ただ、オバマ米大統領は15日の記者会見で、「われわれが徹底捜査する前に犯人像について早合点してはいけない。犯人は必ず見け出す」と強調した。

 テロ問題に詳しく、米捜査当局に近い民間機関は15日、同じ時間帯に複数の攻撃を敢行、確実に人を殺傷した手口からみて、テロ組織で十分に訓練を受けたテロリストの犯行である可能性が高いとの見方を示した。

 国土安全保障省のカイアム元長官補佐官は、「警察によるゴール周辺の不審物チェックは48時間前には終わっていた。爆発物は爆発直前に現場に持ち込まれたのではないか」と語った。

1728チバQ:2013/04/16(火) 21:05:33
http://mainichi.jp/select/news/20130417k0000m030061000c.html
ボストン爆発:犯人像は…極右の反政府主義者?
毎日新聞 2013年04月16日 20時25分(最終更新 04月16日 20時41分)


爆発現場近くで、けが人を救助する救急隊員ら=AP
拡大写真 【ニューヨーク草野和彦、ボストン小坂大】ボストン・マラソンの会場で発生した15日の同時爆発事件で、米メディアは実行日や手法に着目し、過激な政治的背景を持ったグループか個人が関与しているとの捜査当局の見方を伝えている。

 犯人像の一つとして浮かび上がるのが、極右の反政府主義者だ。事件が起きた15日は確定申告の締め切り日で、政府の税政策への反発を示す絶好の機会。また、4月の第3月曜に当たり、マサチューセッツ州の祝日「パトリオット・デー(愛国者の日)」とも重なる。米独立戦争の最初の勝利を祝う、極右主義者にとって重要な日となっている。

 2001年の米同時多発テロ以前、米国で史上最悪のテロとされたのは死者168人を出した1995年4月のオクラホマシティー連邦ビル爆破事件で、白人至上主義などを主張する極右組織に関係しているとされた男の犯行だった。

 一方で、イスラム過激主義に何らかの影響を受けた者の犯行では、との見方もある。

 今回の事件はボストン・マラソンという世界中の注目を集めるイベントを舞台に、数十メートルしか離れていない二つの場所でほぼ同時に爆発が起きた。ロイター通信によると、こうした手法は、イエメンに拠点を置く「アラビア半島のアルカイダ(AQAP)」が発行するオンライン雑誌「インスパイア」が推奨していた。事件で使われたのは「強力な爆発物」(ボストン警察)だったが、仕組みはそれほど高性能ではないとされる。インスパイアは最近、手製爆弾を紹介していたという。

 このほか、現場付近で不審な動きをし、爆発で足を負傷したというサウジアラビア国籍の20歳前後の男や、黒いバックパックを背負い、立ち入り制限エリアに入ろうとしていた男がいたことなどが米メディアで取り上げられている。

http://mainichi.jp/select/news/20130417k0000m030049000c.html
ボストン爆発:米国民に再びテロの脅威 対策問われる
毎日新聞 2013年04月16日 19時55分

【ワシントン白戸圭一】米東部マサチューセッツ州ボストンで15日に起きたボストン・マラソン開催中の同時爆発事件は、2001年9月の米同時多発テロから11年半が経過し、米社会でテロへの警戒心が薄れていた中で起きた。オバマ政権は国民の期待に応えようと「対テロ戦争」より「経済再生」を優先してきたが、事件を機に国民の間で再びテロの脅威への関心が高まり、政権のテロ対策の妥当性が問われる可能性もある。

 オバマ政権は11年5月、国際テロ組織アルカイダの最高指導者ウサマ・ビンラディン容疑者を殺害し、その翌月、4年9カ月ぶりに「対テロ国家戦略」を改定した。新戦略ではブッシュ前政権が追求した世界規模の対テロ戦争ではなく、アルカイダと系列の過激派に狙いを絞ったテロ対策を宣言した。

 オバマ政権が新たなテロ対策を打ち出した背景には、ビンラディン容疑者の殺害などでアルカイダ中枢が壊滅し、米本土に対するテロの脅威が低下したことで、政権の優先課題を「対テロ戦争」から「経済再生」に移せるとの判断があった。

 米シンクタンク・ヘリテージ財団の研究によると、同時テロから昨年4月までに、米当局は50件のテロ計画を未遂に終わらせた。昨年9月、リビアの米領事館が襲撃されたが、あくまでも国外で起きたテロ攻撃だった。09年11月、イエメンのアルカイダ系組織と連絡を取っていた米陸軍医師が同僚兵士13人を射殺した事件は、基地内でだった。同時テロ以降、米本土で民間人が犠牲になったテロはなく、政権はテロ対策に自信を深めていたとみられる。

 オバマ大統領は昨年の大統領選キャンペーンで「アルカイダは壊滅途上だ」とテロ対策の成功を強調し、再選を果たした。テロ戦略の転換は経済の再生を望む国民の声に応えた面もあったが、今後の捜査で実行犯とアルカイダ系過激派との関係が明らかになれば、大統領は「テロ対策の見通しが甘かった」と指摘され、苦しい立場に立たされることになる。

 新しい対テロ国家戦略には、旧戦略にはなかった「潜在的なテロの脅威と見なされる国内外の組織、個人に対する注意深い監視」の必要性が盛り込まれている。今回の実行犯がアルカイダ系組織と関係ない場合でも、当局の「潜在的テロ容疑者」に対する監視が十分だったかが問われ、政権が批判にさらされる可能性がある。

1729チバQ:2013/04/16(火) 21:45:11
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130416/amr13041620570022-n1.htm
国際組織? 単独犯? 不審者の目撃情報も
2013.4.16 20:55 (1/3ページ)[テロ]

米アイダホ州で開かれた追悼集会で、ボストン・マラソン爆破事件の犠牲者の冥福を祈る少女=15日(AP)
 【ボストン=犬塚陽介】米北東部マサチューセッツ州ボストンで起きた爆弾テロは、数万人が集まるイベントを狙って大きな被害を出し、注目を集める手口から、国内外の過激派やテロ組織の関与を指摘する声が出ている。一方で、爆発物は金属片を埋め込み殺傷力を高めた可能性はあるものの、精巧ではなかったとの指摘もあり、単独犯や小集団の可能性も捨てきれない。米当局は容疑者の絞り込みに全力を挙げている。


国際テロ組織


 米メディアは現時点では有力な犯行動機を報じていない。米上院のファインスタイン情報特別委員長は「米国出身者でも外国人でもあり得る」と述べ、犯人特定が動機解明に不可欠との見方を示した。

 犯人像をめぐっては、2001年に米中枢同時テロを起こした国際テロ組織アルカーイダ系の関与説が取り沙汰されている。「アラビア半島のアルカーイダ」(AQAP)は09年、デルタ航空機爆破テロ未遂事件を起こすなど、米国を標的にテロを先鋭化させていた。

 米政府系情報企業「インテルセンター」は、AQAPが12年に発行した機関誌で、スポーツイベントを標的にしたテロを奨励していたと指摘する。

 パキスタンのイスラム武装勢力「パキスタンのタリバン運動」(TTP)は10年にニューヨーク・タイムズスクエアで起きた車上爆弾爆破未遂事件で犯行声明を出したが、米CNNによると、今回のテロでは関与を否定する声明を出した。


国内過激主義者


 今回の爆弾は周辺のビルに与えた被害が比較的少なく、テロ組織が使用する爆発物とは傾向が異なるとの指摘もある。

 同時に複数の爆弾を起爆させる場合、携帯電話の通信技術を使う手口が発達しているが、「必ずしも専門的な知識や訓練が必要な犯行にはみえない」(対テロ専門家)との分析もあり、「ローン・ウルフ」(一匹おおかみ)と呼ばれる単独犯や小規模グループの可能性も浮上している。

 米紙ワシントン・ポストは1996年にアトランタ五輪会場近くで起きた爆発事件の犯人が、中絶や同性愛に反対する「過激主義者」だったと指摘。リベラル色を強めるオバマ政権を敵視する保守強硬派、銃規制反対派なども挙げながら「暴力の脅威が迫っている」との民間団体の見方を伝え、国内犯の可能性も示唆している。

 95年にオクラホマの連邦ビルで大規模爆破事件を起こしたのは、白人至上主義の民間武装組織と関わりのある男らだった。組織は白人保守層の不満を背景に勢力を伸ばし、銃規制に反対し、少数派優遇政策に反対していた。


不審者目撃情報


 国土安全保障省のカイアム元長官補佐官は、「警察による周辺の不審物チェックは48時間前には終わっていた」と述べ、警備の間隙を縫って直前に爆弾を仕掛けた可能性を指摘した。

 事件直前の不審者情報も浮上している。サウジアラビア系の20代の男が足にやけどを負って市内の病院に収容されており、捜査当局が「参考人」として強い関心を持っていると複数のメディアが報じた。

 CNNは、浅黒い肌か黒人で外国人の英語なまりの男が捜査線上に浮上していると報道。黒いリュックサックを背負い、テロ発生の5分前にマラソン大会の規制地域内に入ろうとしていたとの目撃情報を伝えた。

 事件現場は商店が並ぶボストンの中心地。連邦捜査局(FBI)は周辺の店舗の監視カメラや観戦者が携帯電話などで撮影した映像の提供を求め、容疑者の割り出しを進める。

1730チバQ:2013/04/17(水) 20:04:19
http://mainichi.jp/select/news/20130417ddm002030068000c.html
ボストン・マラソン爆発:経済優先、足すくわれ 問われる対テロ戦略
毎日新聞 2013年04月17日 東京朝刊

 【ワシントン白戸圭一】米東部マサチューセッツ州ボストンで15日に起きたボストン・マラソン開催中の同時爆発事件は、2001年9月の米同時多発テロから11年半が経過し、米社会でテロへの警戒心が薄れていた中で起きた。オバマ政権は国民の期待に応えようと「対テロ戦争」より「経済再生」を優先してきたが、事件を機に国民の間で再びテロの脅威への関心が高まり、政権のテロ対策の妥当性が問われる可能性もある。

 オバマ政権は11年5月、国際テロ組織アルカイダの最高指導者ウサマ・ビンラディン容疑者を殺害し、その翌月、4年9カ月ぶりに「対テロ国家戦略」を改定した。新戦略ではブッシュ前政権が追求した世界規模の対テロ戦争ではなく、アルカイダと系列の過激派に狙いを絞ったテロ対策を宣言した。

 オバマ政権が新たなテロ対策を打ち出した背景には、ビンラディン容疑者の殺害などでアルカイダ中枢が壊滅し、米本土に対するテロの脅威が低下したことで、政権の優先課題を「対テロ戦争」から「経済再生」に移せるとの判断があった。

 米シンクタンク・ヘリテージ財団の研究によると、同時テロから昨年4月までに、米当局は50件のテロ計画を未遂に終わらせた。昨年9月、リビアの米領事館が襲撃されたが、あくまでも国外で起きたテロ攻撃だった。09年11月、イエメンのアルカイダ系組織と連絡を取っていた米陸軍医師が同僚兵士13人を射殺した事件は基地内でだった。同時テロ以降、米本土で民間人が犠牲になった大規模テロはなく、政権は対策に自信を深めていたとみられる。

 オバマ大統領は昨年の大統領選キャンペーンで「アルカイダは壊滅途上だ」とテロ対策の成功を強調し、再選を果たした。テロ戦略の転換は経済再生を望む国民の声に応えた面もあったが、捜査で実行犯とアルカイダ系過激派との関係が明らかになれば、大統領は「テロ対策の見通しが甘かった」と指摘され、苦しい立場に立たされることになる。

 新しい対テロ国家戦略には、旧戦略にはなかった「潜在的なテロの脅威と見なされる国内外の組織、個人に対する注意深い監視」の必要性が盛り込まれている。今回の実行犯がアルカイダ系組織と関係ない場合でも、「潜在的テロ容疑者」に対する監視が十分だったかが問われ、政権が批判にさらされる可能性がある。

 ◇極右?過激派? 定まらぬ犯人像

 【ニューヨーク草野和彦、ボストン小坂大】ボストン・マラソンの会場で発生した15日の同時爆発事件で、米メディアは実行日や手法に着目し、過激な政治的背景を持ったグループか個人が関与しているとの捜査当局の見方を伝えている。

 犯人像の一つとして浮かび上がるのが、極右の反政府主義者だ。事件が起きた15日は確定申告の締め切り日で、政府の税政策への反発を示す絶好の機会。また、4月の第3月曜に当たり、マサチューセッツ州の祝日「パトリオット・デー(愛国者の日)」とも重なる。米独立戦争の最初の勝利を祝う、極右主義者にとって重要な日となっている。

 2001年の米同時多発テロ以前、米国で史上最悪のテロとされたのは死者168人を出した1995年4月のオクラホマシティー連邦ビル爆破事件で、白人至上主義などを主張する極右組織に関係しているとされた男の犯行だった。

 一方で、イスラム過激主義に影響を受けた者の犯行では、との見方もある。

 今回の事件は世界中の注目を集めるイベントを舞台に、数十メートルしか離れていない二つの場所でほぼ同時に爆発が起きた。ロイター通信によると、こうした手法は、イエメンに拠点を置く「アラビア半島のアルカイダ(AQAP)」が発行するオンライン雑誌「インスパイア」が推奨していた。事件で使われたのは「強力な爆発物」(ボストン警察)だったが、仕組みはそれほど高性能ではないとされる。インスパイアは最近、手製爆弾を紹介していたという。

 このほか、現場付近で不審な動きをし、爆発で足を負傷したというサウジアラビア国籍の20歳前後の男や、黒いバックパックを背負い、立ち入り制限エリアに入ろうとしていた男がいたことなどが米メディアで取り上げられている。

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1731チバQ:2013/04/17(水) 21:43:32
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130417/amr13041711360005-n1.htm
米上院議員宛て封書に猛毒リシン テロとの関連不明 FBI捜査
2013.4.17 11:30 [米国]

猛毒が送られたウィッカー上院議員(右)=AP
 【ワシントン=柿内公輔】米メディアは16日、ミシシッピ州選出のウィッカー上院議員(共和党)に宛てた封書から猛毒のリシンが検出されたと報じた。議員らに被害はなかった。ボストン爆弾テロ事件との関連は不明。

 封書がウィッカー議員に配達される前の検査で、リシンの陽性反応が確認されたという。連邦捜査局(FBI)のモラー長官らが爆弾テロ事件に関し議員らに説明した際、封書の発見についても明らかにした。CNNテレビによると、ウィッカー議員は現在、ボディーガードに警護されているという。

 リシンは植物性毒素タンパク質で、2003〜04年にもホワイトハウスや議会の郵便室でリシンが検出される事件が起きた。米国では2001年の中枢同時テロ直後に、炭疽(たんそ)菌が入った郵便物が上院議員らに送りつけられる事件が発生し、議員宛の郵便物は配達前に検査するようになった。

1732チバQ:2013/04/17(水) 21:43:53
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130417/amr13041713400007-n1.htm
18日からのG20控えワシントン厳戒 観光客・業者はため息
2013.4.17 13:35

16日、米ワシントンの連邦議会で、犠牲者を追悼する半旗が掲げられる中で、警備に当たる警官(AP)
 【ワシントン=柿内公輔】米ボストン爆弾テロを受け首都ワシントンが厳戒態勢に入っている。各国の要人が集まる20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を18日に控え、警察当局が会場やホワイトハウス周辺の警備を強化。市内は緊張に包まれている。

 「もっとホワイトハウスを間近に見たい。ちょっと写真を撮るだけだ」

 カメラ片手に警官に詰め寄っていた男性(48)は結局押し返され、「怪しい者じゃないのは見れば分かるだろう」と家族を振り返り、ため息をついた。休暇が取れたのでジョージア州からやってきたという。

 ワシントンの警察当局は15日の爆発直後に警戒態勢を引き上げ、ホワイトハウスと財務省周辺の歩道では規制線を設け、政府関係者などを除き立ち入りが禁じられた。近接する国際通貨基金(IMF)や世界銀行の本部周辺にも警察官を増強して配備し、ものものしい空気が漂っている。

 ワシントンでは18、19日にG20が開かれるほか、同時期にIMF・世銀の春季会合も開催され、複数の会場で世界各国からの参加者が交流を深める。すでに一部のイベントは始まっており、市内のホテルは予約で満杯。当局も要人や市民に万一のことがあってはならないと警戒モードを高め、路上の不審者や不審物に目を光らせている。

 そのあおりを一番食ったのは、春の陽気にもひかれて首都に足を運ぶ観光客と彼らが目当ての業者だ。ホワイトハウス近辺の売店の店主は「売り上げはいつもの6割ほど。いい迷惑だと犯人に言ってやりたいよ」とこぼしていた。

1733チバQ:2013/04/18(木) 21:14:00
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20130418-OYT1T00476.htm?from=ylist
「ワシントンの恥ずべき日」銃規制否決で大統領

 【ワシントン=白川義和】米上院本会議は17日、銃購入者の犯罪歴など身元確認を義務づける銃規制強化法案を否決した。


 賛成54、反対46で可決に必要な60票に届かなかった。

 銃規制強化を2期目の優先課題に掲げていたオバマ大統領にとって大きな打撃となった。

 オバマ政権は昨年12月に児童ら26人が死亡したコネティカット州の銃乱射事件を受け、身元確認の義務化や短時間で大量発射できる「攻撃用銃器」の製造・販売禁止を柱とする銃犯罪防止策をまとめていた。

 「ガン・ショー」と呼ばれる銃の展示販売会やインターネットを通じた個人間の銃売買では身元確認の必要がなく、銃犯罪の土壌になっていると指摘されていた。世論調査では90%が身元確認の義務化に賛成し、与野党の有志議員が法案を作成したが、採決では与党の民主党議員からも反対票が出た。

 「攻撃用銃器」の禁止など、ほかの銃規制法案も否決され、銃擁護のロビー団体、全米ライフル協会(NRA)の影響力の強さが改めて浮き彫りになった。米紙ニューヨーク・タイムズによると、反対した民主党議員4人はアラスカ、アーカンソー、モンタナなど保守的で共和党が伝統的地盤とする州の選出だった。NRAは組織を総動員して、与野党の上院議員に電話やメール、書簡を大量に送る運動を展開し、大統領を非難する広告費を、17日だけで50万ドル使ったという。

 大統領はホワイトハウスで同州の乱射事件の犠牲者遺族らと記者会見し、「ワシントンにとって恥ずべき日だ」と議会を非難した。大統領は反対票を投じた議員について「銃のロビー団体が多額の資金を使い、憲法で保障された銃所持の権利の反対者というレッテルを貼るのを恐れている」と批判し、「多くの共和党議員がその恐れを抱いている。民主党議員も同じだ」と身内にも矛先を向けた。

 大統領は、「これは第1ラウンドに過ぎない」とし、今後も銃規制に取り組むと強調したが、乱射事件の記憶が薄れるなかで、問題を提起し続けるのは容易でない。「法制化の実現には、さらに痛ましい事件を待たなければいけないのか」という悲壮な意見も出ている。

(2013年4月18日20時39分 読売新聞)

1734チバQ:2013/04/18(木) 21:34:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130418-00000036-jij_afp-int
ボストン爆発事件、負傷者の脚部切断を迫られる医師たち
AFP=時事 4月18日(木)16時28分配信



米マサチューセッツ州ボストンで、現場付近に供えられたランニングシューズや花束(2013年4月17日撮影)。
【AFP=時事】米ボストン・マラソン(Boston Marathon)を狙った15日の爆発事件で、ボストンの医師たちは爆発による負傷者たちを救うため脚部切断という、つらい任務に取り組んでいる。これまでに行った脚部切断手術は13件に上る。

ボストン・マラソン爆発、犠牲になった3人

 脚部切断手術を終えたばかりだというマサチューセッツ総合病院(Massachusetts General Hospital)の外傷外科医ジョージ・ベルマホス(George Velmahos)医師は、手術を「爆弾がもたらした忌まわしい仕事」と評した。

 負傷者の搬送先となったボストンの病院や医療機関の外科医たちは、こうした苦渋の決断を下した経験はある。それでも、一度にこれほど多くの手術を迫られたことはない。

 負傷者のなかでも爆発当時にゴール付近に居合わせた2人は、両脚を切断しなければならなかった。この2人は、マラソンに参加していたボストンの美容師セレステ・コルコラン(Celeste Corcoran)さん(47)と、現場から車いすで搬送される姿がメディアで報道されたジェフ・バウマン(Jeff Bauman)さんだ。

 ベルマホス医師によれば、搬送されてきた時の2人は両脚がめちゃくちゃな状態で肉や皮膚が垂れ下がっていた。このため、心痛む両脚切断という処置を遂行しなければならなかったという。

 他にも2人のような重傷者は多数いることから、今後も脚を切断せねばならない患者は増えるものとみられる。

■苦しい決断迫られる医師たち

 医師にとって平時でさえ深刻な四肢切断という決断は、多数の死傷者を出したテロ攻撃の後では、ことさら重苦しいものだ。

「ある患者の脚を切断するという非常に難しい判断を下す場合、通常は他に医師2人の同意を求める」と、ボストン・メディカルセンター(Boston Medical Center)の外科医トレーシー・ディチャート(Tracey Dechert)医師は説明する。そうすることで、本当は脚を切断する必要はなかったのではとの不安を払拭(ふっしょく)して手術に臨めるのだという。

 コルコランさんとともにボストンマラソンに参加していた妹のアカボさんによると、両脚切断手術を終えて麻酔から覚めたコルコランさんは、アカボさんがゴールするところを見られなかったことが残念だと語ったという。報道陣らに対しアカボさんは、今後コルコランさんには長いリハビリ生活が待ち受けており、彼女の人生は非常に困難なものになるだろうと語った。

 その一方で、ボストン・メディカルセンターのピーター・バーク(Peter Burke)外科部長は、負傷者の家族もショックを受けており、家族に対しても早急な精神的ケアが必要だと指摘した。【翻訳編集】 AFPBB News

1735チバQ:2013/04/18(木) 22:26:21
http://www.asahi.com/international/update/0418/TKY201304180102.html
2013年4月18日19時45分
米テキサスの肥料工場爆発、死者5〜15人か

 【ボストン=中井大助】17日午後8時(日本時間18日午前10時)ごろ、米テキサス州の肥料工場で爆発が起き、周辺で負傷者が多数出ている模様だ。米メディアによると、消火活動が続いており、被害が広がる可能性もある。地元警察によると、5〜15人が死亡し、160人以上がけがをしたという。また、火災はまだ燃えており、新たに爆発が起きる可能性があるとして近郊の町の住民は避難をした。

 工場は同州ウェイコの約30キロ北にある。地元テレビ局は、爆発で複数の消防士がけがをし、近くの老人ホームでも多数のけが人が出ていると報じている。

1736チバQ:2013/04/18(木) 22:26:58
http://www.asahi.com/international/update/0418/TKY201304170637.html
2013年4月18日11時5分
猛毒封書送った疑いで男逮捕 オバマ大統領含む3通
 【ワシントン=望月洋嗣】米連邦捜査局(FBI)は17日、オバマ大統領宛てに不審物入りの封書が届き、初期検査で猛毒「リシン」が検出されたと発表した。FBIは同日、オバマ氏宛てを含む3通の封書を送った疑いで、ミシシッピ州に住む男を逮捕した。

 FBIによると、逮捕されたのはポール・ケビン・カーティス容疑者。オバマ氏のほか、上院議員1人とミシシッピ州の司法当局者に同様の封書を送った疑いがある。AP通信によると、カーティス容疑者は45歳。封書には「悪事を見て告発しなければ、その悪事のパートナーになる」と書かれていたという。FBIは、ボストンの爆破テロ事件との関連を示す証拠はないとしている。

 リシンは16日、米議会のウィッカー上院議員(共和)宛ての封書から検出。17日には別の上院議員らに宛てて不審な郵便物が複数届き、上院の建物への出入りが一部制限された。これらの郵便物からはリシンは検出されていないという。

 ワシントンでは18日から主要20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が開かれる予定で、厳重な警戒態勢が敷かれている。

1737チバQ:2013/04/19(金) 18:32:28
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130419/amr13041900360000-n1.htm
米国に不穏な影…武装宗教集団の悪夢、政治的背景に関心も
2013.4.19 00:33 (1/2ページ)[米国]

ゴール付近の爆発の瞬間。奥が1回目、手前が2回目の爆発とみられる=15日、ボストン(ロイター)
 【ワシントン=佐々木類】多くの死傷者を出した米南部テキサス州での肥料工場爆発事故とボストン爆弾テロ事件、オバマ大統領らに送られた猛毒リシン入りの手紙と容疑者逮捕−。それぞれの関連は不明だが、米国社会はここ数日、不穏な出来事に相次いで見舞われている。

 米捜査当局によると、ボストン、ワシントンという大都市に加え、テキサス州で起きた一連の事故、事件を結びつける証拠は今のところ、何も出ていない。ボストン爆弾テロ事件後に発覚した、リシン送付の容疑者逮捕も、爆弾テロとの関連性は認められていない。

 しかし、17日夜、テキサスで起きた大規模爆発・火災で、にわかに米国社会の一部で取り沙汰され始めたのが、何らかの政治的背景だ。

 20年前の1993年4月19日、今回の爆発火災現場の近くで集団自殺事件が起きた。同じテキサス州ウェーコ近郊で、キリスト教武装集団「ブランチ・デビディアン」の信徒が51日間にわたって教団施設に立てこもり、その間、連邦の銃取締官と銃撃戦を展開。施設が爆発炎上して80人以上が集団自殺した。

 当時、反連邦政府主義を掲げる米国の右翼活動家の多くが、この事件をFBIと、連邦アルコールたばこ火器取締局(ATF)による弾圧ととらえ、武装グループを組織した経緯がある。

 これを機に増加した反連邦政府武装集団「義勇軍」のメンバーが、2年後の95年、オクラホマ州オクラホマシティーで連邦ビル爆破テロを起こした。彼らは反連邦政府、反納税、反銃規制などを掲げる白人至上主義者で、その拡大は大きな社会問題となった。

 図らずも、17日は銃規制をめぐり、連邦議会とオバマ大統領サイドが議会採決で正面からぶつかった。

 上院は本会議で、すべての銃取引で購入者に対する犯罪・精神疾患歴の確認を義務づけるとした銃規制強化法案の修正案を否決。この後、オバマ大統領は「大いに恥ずべき日だ」と野党共和党を強く批難した。上院はオバマ氏が所属する民主党が多数派だが、全米ライフル協会(NRA)をはじめとする保守派の攻勢で切り崩された形だ。

 米国は宗教的背景を持つ妊娠中絶問題や銃規制、移民政策などで分断されてきただけに、捜査当局も、同時期に発生した不穏な事件の関連性について関心を示しているようだ。

1738チバQ:2013/04/19(金) 18:33:19
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130419/amr13041917480013-n1.htm
【ボストン爆弾テロ】
実行犯1人を拘束も死亡、1人はなお逃走
2013.4.19 17:48 [テロ]

ボストン爆弾テロ事件の実行犯とみられる2人の男うちの1人がコンビニに入った映像。2人は車で逃走中に警官と銃撃戦になり1人が身柄を拘束された後に死亡、1人は逃走した(AP)
 【ワシントン=犬塚陽介】マサチューセッツ州の警察当局は19日未明(日本時間同日夕)、ボストン爆弾テロ事件の実行犯2人とみられる男とボストン西郊のウオータータウンで銃撃戦となり、実行犯の1人を拘束したものの、その後に死亡、もう1人はさらに逃走したと発表した。逃走中の男はウオータータウンに潜伏しているとみられる。

 AP通信が地元地方検事らの話として伝えたところによると、爆弾テロ事件の実効犯らは18日夜、ボストン爆弾テロ現場の対岸に位置する同州ケンブリッジのマサチューセッツ工科大学(MIT)で警察官と銃撃になり、警察官1人が死亡。実行犯らはその場で車を奪って西郊のウオータータウン方面に爆弾を投げながら逃走した末、ウオータータウンで警察官らと銃撃戦になったという。

 警察当局者は逃走した男が殺害を目的とする「テロリスト」と指摘し、住民は外出を避け、警察官以外にはドアを開けないよう呼びかけている。

1739チバQ:2013/04/19(金) 20:56:28
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2013041900961
容疑者1人死亡、1人逃走=米TV「チェチェン出身の兄弟」−ボストン爆弾テロ
 【ニューヨーク時事】米マサチューセッツ州ボストンで15日起きたボストン・マラソン爆弾テロ事件で、警察当局は19日未明(日本時間同日午後)、ボストン郊外で容疑者2人を発見、銃撃戦を伴う追跡の末、1人を拘束したことを明らかにした。拘束された容疑者は銃撃戦で負傷し、搬送先の病院で死亡。警察は残る1人の行方を追っている。170人以上が死傷したテロ事件は、発生から5日目に重大局面を迎えた。
 NBCテレビは、容疑者2人は兄弟で、ロシア・チェチェン出身と報じた。逃走しているのはジョハル・ツァルナエフ容疑者(19)で、米国には約1年滞在していたとみられている。
 CNNテレビが治安当局者の話として報じたところでは、射殺された容疑者は爆発物を身に着けていた。逃走中の容疑者も爆発物を所持している可能性があり、当局は周辺住民に外出を控えるよう要請。また、ボストン圏のすべての公共交通機関は運行が停止された。
 警察は逃亡中の容疑者の確保に向け、ボストン近郊で大規模な捜索を行っている。(2013/04/19-20:50)

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1740チバQ:2013/04/19(金) 23:39:53
http://mainichi.jp/select/news/20130420k0000m030091000c.html
ボストン爆破テロ:容疑者はチェチェン人兄弟 軍事経験も
毎日新聞 2013年04月19日 21時35分(最終更新 04月19日 23時32分)


米東部ボストン郊外のウォータータウンで、爆破テロ犯を警戒して銃を構える警官ら=2013年4月19日、AP
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ウォータータウンの位置
写真特集へ 【ウォータータウン(米東部マサチューセッツ州)小坂大】ボストン・マラソン連続爆破テロ事件で捜査当局は19日未明(日本時間同日午後)、ボストンの西約16キロのウォータータウンで容疑者の男1人を銃撃戦の末に拘束、男は搬送先の病院で死亡が確認された。残る1人の容疑者の男は逃走中。事件は15日の発生から3日で急展開し、今後は逃げる容疑者の身柄確保と動機の解明が急がれる。

 捜査当局は19日、逃走中の容疑者を、ボストンの北に隣接するケンブリッジ在住のジョハル・ツァルナエフ容疑者(19)と特定し顔写真を公表した。

 ロシア・チェチェン共和国の首長報道官はインタファクス通信に対し、容疑者2人がチェチェン出身の兄弟だと確認した。複数の米メディアによると、逃亡中なのは弟で、兄のタメルラン・ツァルナエフ容疑者(26)が死亡したと見られる。2人は米国に合法的に入国して数年滞在し、共に軍事活動の経験があるとみられている。イスラム教徒だとの情報もある。

 捜査当局によると、2人は18日午後10時ごろ、ケンブリッジ市にあるマサチューセッツ工科大近くのコンビニエンスストアに強盗に押し入った後、同大構内に逃げ込んだ。この際、通報で駆け付けた警察官に銃弾を複数発撃ち込み、殺害した疑い。さらに、近くで乗用車を強奪し、運転手の男性を人質に取って逃走した。途中、ガソリンスタンドで人質を解放してチャールズ川沿いに更に西へ逃走。追跡する捜査車両に向け発砲し、爆発物を投げつけたという。

 約10キロの逃走劇の末、19日午前1時ごろ、ウォータータウンで逃走車両が止められ、捜査当局との銃撃戦に発展。目撃者によると、容疑者は銃撃戦の最中に圧力鍋のようなものを警察官に投げつけ爆発させた。さらに、1人は警察官の集団に向かって突進し取り押さえられた。もう1人は奪った車に戻り警察官の間を猛スピードで突き抜けたという。この銃撃戦で警察官1人が被弾し重傷を負った。

 取り押さえられた容疑者は搬送先の病院で死亡が確認された。逃走したジョハル容疑者は武器や爆発物を持つ可能性が高いという。

 米連邦捜査局(FBI)や州、地元警察などは数百人単位の要員を展開し、容疑者捜索に全力をあげている。米CNNテレビなどによると、武装警官がウォータータウンの住宅1軒を包囲中だという。

 マサチューセッツ州のパトリック知事は19日、地下鉄、バス、フェリーなど全ての交通機関を閉鎖するよう命じた。現場近隣の住民に対しては外出を控えるよう呼びかけ、各企業や店舗にも営業自粛を求めた。ケンブリッジ市内のマサチューセッツ工科大とハーバード大など現場周辺の大学・学校は19日の休講を決定した。

 マラソン大会連続爆破テロ事件は15日、マサチューセッツ州ボストン中心部のゴール地点の2カ所でほぼ同時に発生。8歳の男児を含む3人が死亡、180人以上が負傷した。FBIは18日、容疑者2人の写真とビデオ映像を公開し、情報提供を求めていた。

1742チバQ:2013/04/20(土) 11:05:03
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130420/erp13042001380002-n1.htm
容疑者兄弟 10代で米国に移住、文化なじめず孤独か
2013.4.20 01:36 (1/3ページ)[テロ]

米連邦捜査局(FBI)が特設ウェブサイトで公開したボストン爆弾テロ犯の兄弟、タメルラン・ツァルナエフ(右)とジョハル・ツァルナエフの両容疑者。兄のタメルラン容疑者は19日、銃撃戦の末に死亡した(共同)
 【ワシントン=犬塚陽介】米ボストン爆弾テロの容疑者である男2人はロシアのチェチェン共和国近辺の出身で、約10年前に米国に入国したとの情報がある。米CNNは死亡した兄がインターネットに米国社会に溶け込めない様子を書き込んでいたと報じた。欧米では10代で移住したイスラム系の若者が文化になじめず、急進的なイスラム教に傾倒する例も増えている。一方で米当局は国際テロ組織との関連も含めて捜査しているようだ。

 容疑者兄弟の素性では、中央アジアのキルギス共和国出身のチェチェン人との報道もあり、情報は錯綜している。フェイスブックに似たロシアの交流サイトには、逃亡中の弟のものとみられるアカウントがあり、英語とロシア語、チェチェン語を話し、ロシア南部ダゲスタン共和国の首都マハチカラの学校に通っていたと記されているという。

 ただ、複数のメディアは米国に住む親類の話として、2人は米国に約10年滞在していると伝えた。米紙ニューヨーク・タイムズも兄弟は2002年に家族と米国に移住したと報じた。


□  □


 兄はマサチューセッツ州で評価の高い2年制のコミュニティー・カレッジで工学を専攻。兄弟の父という男性はAP通信に、弟は医学を専攻し「純粋な天使だ」と述べた。

 一方、ボストンの地元テレビは兄弟がボストン近郊のケンブリッジに住んでいたと報道。元クラスメートらの話として、弟は「物静かな少年。普通の高校生で頭が良かった」と報じた。

 ただ、弟のものとみられるロシアの交流サイトには、「人生で大切なこと」の欄に、「キャリアと金(ゴールド)」、「世界観」はイスラム教とも記載されているという。

 10代半ばで渡米したとみられる兄はたばこや酒とは無縁で、武道に熱中していたとの情報もある。米国社会に溶け込めなかったようで、CNNによると、兄はネット上で、「米国に友人は一人もいない。彼らのことは理解できない」と書き込んでいたという。

 米ABCニュースは、兄弟が民兵の訓練を受けていたとも報じている。

 欧米では、移住してきた若者が孤立感を深め、イスラム教への信仰を深める傾向もあるとされる。兄がイスラム教への信仰が篤かったとの報道も出始めた。


□  □


 大胆な爆弾テロとは裏腹に、兄弟には逃走の無計画性や短絡性など、行動の稚拙さも目立つ。犯行後も現場に近いボストン郊外に潜伏していた。監視カメラが捉えた犯行前の映像で、わざと顔面を露出するように野球帽を後ろ向きにかぶり、プロの手口とは考えにくい行動を取っている。

 オバマ米大統領は19日、ホワイトハウスの危機管理室で、モラー連邦捜査局(FBI)長官らから報告を受けた。ブレナン中央情報局(CIA)長官やヘーゲル国防長官も加わり、国際テロ組織との関連を協議した可能性もある。

1743チバQ:2013/04/24(水) 22:16:18
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2013042400647
日系女性が上院挑戦へ=ハワイから14年中間選挙−米
 【ワシントン時事】複数の米メディアによると、民主党のコリーン・ハナブサ下院議員(61)は23日、オバマ政権2期目の中間選挙として行われる2014年11月の上院選に向け、地元ハワイ州の党予備選に出馬する意向を固めた。
 ハナブサ氏は日系の女性で下院2期目。ハワイは民主党の強固な地盤となっており、ハナブサ氏優位と予想されている予備選を順調に勝ち抜けば、日系女性2人目の上院議員が誕生する見通しだ。 
 今回争われるのは12年末に死去した日系のダニエル・イノウエ上院議員の正式な後継議席。現在は州知事に指名された前副知事が暫定的に務めており、ハナブサ氏はこの前副知事と対決する。日系女性上院議員は12年11月に同じハワイから当選したメイジー・ヒロノ氏(65)が初めて。(2013/04/24-15:28)

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1744チバQ:2013/04/25(木) 23:04:27
http://www.afpbb.com/article/politics/2940794/10640381?ctm_campaign=txt_topics
ブッシュ前米大統領、弟ジェブ氏に16年出馬勧める
2013年04月25日 18:21 発信地:ワシントンD.C./米国
【4月25日 AFP】ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)前米大統領が、弟のジェブ・ブッシュ(Jeb Bush)元フロリダ州知事に2016年米大統領選への出馬を勧めている。

 24日、テキサス(Texas)州にある自らの名前を冠した大統領図書館の落成式を翌日に控え、ABCニュースのインタビューに応じたブッシュ前大統領は、弟ジェブ氏立候補の可能性を質問され「もしそうすることを選んだら、素晴らしい候補になるだろう。私の助言は必要としないね。どういうことだかは分かっているから…『出馬する』ということが」と答えた。ただし「彼がそうするかどうかは、非常に個人的な決断だ」とも述べた。

 物議を醸した兄の後を継ぐという「血縁の重荷」さえなければ、ジェブ・ブッシュ氏は米共和党にとって3年後の有力候補だろう。そうした障害を乗り越え、父ジョージ・H・W・ブッシュ(George H.W. Bush)元大統領と兄に続いて大統領の座を手にすれば、米政界に例をみない一家による権力維持となる。(c)AFP

1745apoteksvenska:2013/05/05(日) 07:41:49
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1746チバQ:2013/05/05(日) 23:21:53
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130427/amr13042719570007-n1.htm
米の「空」の混乱回避へ、議会が管制官手当ての法案可決、抜本解決は先送り
2013.4.27 19:56 [米国]
 【ワシントン=柿内公輔】米下院は26日、歳出強制削減に伴う航空職員の一時帰休などを当面回避する法案を賛成多数で可決した。すでに上院も可決しており、オバマ大統領の署名を経て成立する。全米で広がっていた欠航などの航空サービスの混乱は、ひとまず収束に向かいそうだ。

 法案は、運輸長官に対して、連邦航空局(FAA)の航空管制官などの要員確保や必要業務にあてる予算約2億5千万ドル(約245億円)を執行する権限を9月末まで与える内容。

 米国では3月に財政赤字削減のための歳出強制削減が発動されたことに伴い、今週から管制官らの一時帰休が本格化して人員不足が深刻化した。安全確保のため過密ダイヤを緩和する必要も生じ、ニューヨークやロサンゼルスなどの大都市を中心に主要空港で発着便の遅延や欠航が相次ぎ、社会問題に発展していた。

 米メディアも連日影響を報じ、航空会社は政府や議会の対応を批判。混乱が長引けば各国からの旅行者への影響を含めて国際社会からの風当たりも強まることが懸念され、超党派の合意がようやく成立した。

 ただ法案の対象期間は9月までで、抜本的解決には長期的な予算の手当てが必要。オバマ大統領は週末恒例の国民向けビデオ演説で、「法案は一時しのぎで、責任のある手法ではない」と不満を漏らした。

 歳出強制削減の見直しを含めた議会の財政協議は、大統領や与党民主党が求める増税に野党共和党が反発して難航している。「航空行政の窮状を声高に訴えるのは、野党から譲歩を引き出す政権側の戦略」との見方まで飛び交い、今後の展開は予断を許さない。

1747チバQ:2013/05/06(月) 16:08:02
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130506/amr13050608040000-n1.htm
オバマ氏、米議会に不満爆発 「現状打破」訴える
2013.5.6 08:03 [オバマ米大統領]

5日、米オハイオ州立大の卒業式で演説するオバマ大統領(ロイター=共同)
 オバマ米大統領は5日、中西部オハイオ州コロンバスのオハイオ州立大の卒業式で演説し、上院での銃規制強化法案否決や、停滞する地球温暖化対策を念頭に、大多数の有権者が望む政策が葬り去られていると議会側への不満を爆発させた。

 オバマ氏は、卒業生たちのような若者の政治参加と意識向上が鍵と指摘。それこそが特定団体の議会側へのロビー活動によって国民が支持する政策が取り上げられない現状を「打破できる」と訴えた。

 一方で、銃規制強化を実現できていない現在の自分に言い聞かせるかのように「人生には失敗はつきもの。それが次回の成功につながる」と、卒業生にはなむけの言葉を送った。上院議員を務め大統領選に出馬する前に、下院選に挑戦し「落選した」経験にも触れた。(共同)

1748チバQ:2013/05/06(月) 18:43:06
http://mainichi.jp/select/news/20130503k0000m030078000c.html
米国:「未婚の母」20代前半で6割超
毎日新聞 2013年05月02日 21時45分

 米国勢調査局は1日、米国で2011年に出産した女性の35.7%が未婚で、20代前半では6割を超えるとの推計を発表した。

 「未婚の母」の割合は1940年代以降ほぼ一貫して増加しているが、国勢調査局は2005年と比べ全体で5ポイント以上増えたとして、近年の急増ぶりは際立っていると指摘。結婚の形式にこだわらないなど「家族形態の変化」を反映していると分析した。

 11年に出産した女性(15〜50歳)は約411万人。年齢別では15〜19歳で86.1%、20〜24歳で61.5%、25〜29歳で31.9%が未婚だった。最も低かったのは35〜39歳で17.4%だった。(共同)

1749チバQ:2013/05/08(水) 22:15:19
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130508/amr13050808010000-n1.htm
次期大統領選へ布石?米共和党有力知事、こっそり減量手術
2013.5.8 07:59

7日、米ニュージャージー州ニューアークでの式典に出席したクリスティー同州知事(ロイター)
 米共和党の有力者で、巨体で知られるクリス・クリスティー・ニュージャージー州知事(50)が、2月にこっそり減量手術を受けたことを認めた。7日付のニューヨーク・ポスト紙が報じた。2016年の次期大統領選に向けた布石との臆測が広がっている。

 知事はユーモアや歯に衣着せぬ発言で人気があるが、ホワイトハウスを狙うには肥満が足かせになるとの見方が強かった。「50歳を機に4人の子どもと末永く一緒にいたいと考えた」と動機を語り、政治的な意図はないと強調している。

 食事の摂取量を制限するため胃の上部にシリコーンバンドを巻き付ける日帰りの手術。「ステーキも3分の1で満腹感が得られるようになった」。手術後に約18キロ減ったという。

 知事は肥満を冗談にしていたが、選挙戦で相手陣営の攻撃の的になったほか、心臓発作などで「職務中に死ぬのでは」とテレビでコメントした医師に「黙れ」と立腹するなど、悩みの種でもあった。(共同)

1750チバQ:2013/05/09(木) 00:21:48
http://mainichi.jp/select/news/20130509k0000m030050000c.html
米下院補選:共和党、圧勝ならず…民主党にも追い風なく
毎日新聞 2013年05月08日 20時19分

 【ワシントン西田進一郎】オバマ米政権が2期目に入って最初の国政選挙となる南部サウスカロライナ州選出の連邦下院1区補欠選挙が7日、投開票され、前州知事で共和党のマーク・サンフォード候補(52)が、民主党のコルベルト・ブッシュ候補(58)を破った。強固な地盤を持ちながらスキャンダル絡みで圧勝できなかった共和党、組織を挙げた切り崩しでも議席に届かなかった民主党のいずれも来年の中間選挙に向けて弾みをつけるまでには至らなかった。

 補選は、共和党上院の保守派の代表格、ジム・デミント氏の引退を受け、下院1区選出のティム・スコット氏が上院議員に指名されたことに伴うもの。1区は80年代以降、共和党が一貫して議席を確保してきた「共和党の牙城」の一つだ。

 しかし、米メディアによると、得票率はサンフォード氏54%、ブッシュ氏45%で、差は約9ポイント。12年の大統領選では、この地域で共和党のロムニー候補がオバマ大統領に18ポイントの差をつけて圧勝しており、今回は民主党が差を詰めた。民主党が、過去に女性スキャンダルを抱えるサンフォード氏を支援しない共和党支持層の女性などを一定程度引きつけたものとみられる。

 2期目に入ったオバマ政権は、リベラル色の強い政策を前面に出し、共和党との関係でも対決姿勢が目立つ。来年の中間選挙で上院での多数を維持しつつ下院の多数党も共和党から奪還し、自身の政策遂行を後押しする体制を作りたい考えとみられる。ただ、そうした環境作りに必要な民主党への「追い風」は、補選結果を見る限り吹いていないようだ。

1751チバQ:2013/05/10(金) 00:07:15
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130509/k10014457371000.html
米選挙 マイノリティーが影響力
5月9日 15時23分去年のアメリカ大統領選挙で、黒人の投票率が初めて白人の投票率を上回るなど、いわゆるマイノリティーの有権者の影響力が高まっていることが明らかになり、アメリカの選挙ではマイノリティーの票をいかに獲得していくかが一層、重要になりそうです。

アメリカの国勢調査局が8日に発表した報告書によりますと、去年11月のアメリカ大統領選挙で黒人の投票率は66.2%で白人の64.1%を上回り、比較できる統計がある1968年以降では初めて、黒人の投票率が白人を上回りました。
また、いわゆるマイノリティーの投票者の数が増え、2008年の大統領選挙と比べて、黒人はおよそ170万人、ヒスパニック系は140万人、アジア系は55万人、それぞれ増加したのに対し、白人は200万人余り減少しています。
この結果、去年の大統領選挙では、マイノリティーが投票した人の4人に1人にまで増えるなど、有権者の人種が多様化している現状が浮き彫りになっており、アメリカの選挙ではマイノリティーの票をいかに獲得していくかが一層、重要になりそうです。

1752チバQ:2013/05/11(土) 18:12:51
http://mainichi.jp/select/news/20130511dde018030018000c.html
ケリー米国務長官:また不規則発言 シリア政府のサリン使用「強い証拠」
毎日新聞 2013年05月11日 東京夕刊

 【ワシントン白戸圭一】ケリー米国務長官は10日、インターネットを使った市民との意見交換の場で、シリアのアサド政権が猛毒の神経ガス・サリンを使用した「強い証拠がある」と述べた。オバマ米政権はアサド政権による化学兵器使用疑惑について「慎重に調査中」と説明しており、発言は政権の説明と食い違う。ケリー氏はこれまでに政権の公式見解や方針と食い違う発言を繰り返しており、サリン使用に関する発言も真偽は不明だ。

 ケリー氏の発言は、シリア情勢に関する市民の質問に答える中で飛び出したもので、同氏はサリン使用の「強い証拠」の詳細は明らかにしなかった。発言の真偽について国務省のベントレル副報道官代行は記者会見で「(化学兵器使用について)慎重かつ厳密な方法で調査を続けている最中だ」と述べるにとどまった。

 オバマ政権は先月25日、米情報機関の調査により、シリア国内で化学兵器が小規模な形で使用されたことに「一定の確信がある」との見解を明らかにした。しかしオバマ大統領はその後、使用の日時や場所などの詳細が不明だとして、調査を続ける考えを繰り返し表明している。

 ケリー氏は今年1月、長官就任の是非を問う上院公聴会で、世界の米軍艦船の6割をアジア太平洋に配備する政権の方針に疑問を呈し、物議を醸した。先月12日の韓国訪問では、「オバマ大統領が朝鮮半島の緊張緩和のために米韓合同演習の訓練の一部を中止した」などと記者会見で表明したが、カーニー大統領報道官は翌日に全面否定し、米メディアや専門家からケリー氏の「軽率な発言」を指摘する声が出た。

1753チバQ:2013/05/14(火) 23:59:12
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130514/amr13051419040011-n1.htm
リビア領事館事件めぐり米国で党派対立再燃 次期大統領選にらみヒラリー氏批判 
2013.5.14 19:02 (1/2ページ)
 【ワシントン=犬塚陽介】昨年9月に米大使ら4人が死亡したリビア東部ベンガジの米領事館襲撃事件をめぐり、民主と共和両党の対立が再び先鋭化している。共和党側は、オバマ政権が約2カ月後に迫っていた大統領選を考慮し、事件は「テロ」との分析を意図的に隠蔽した可能性を示唆するのに対し、政権・民主党側が猛反発している。

 2016年の次期大統領選をにらみ、民主党の有力候補と目されるヒラリー・クリントン前国務長官を牽制(けんせい)する政治的な意図も見え隠れしており、火種は当分くすぶりそうだ。

 「このような政治ゲームをしている時間はない」

 オバマ大統領は13日の米英首脳会談後の共同記者会見で、共和党側の言い分には「政治的な動機が多分にある」と非難し、「枝葉の問題」に難癖を付けていると対決色をあらわにした。

 焦点は、事件発生5日後、ライス米国連大使が情報当局の「分析資料」を基に、政権を代表してテレビ番組で語った「現時点で計画的な攻撃と断定する情報を持っていない」という発言の正当性だ。

 メディアが最近報じた事件直後の省庁間の電子メールによると、中央情報局(CIA)は当初から国際テロ組織アルカーイダ系の関与の可能性を指摘し、それについて事前警告していたことも分析資料の草案に盛り込んだという。

 ところが、調整段階で国務省のヌランド報道官(当時)が、テロ組織の関与は未確定であり、事前警告の存在まで盛り込めば、それを生かすことができなかったなどとして国務省が追及対象になりかねないと削除を要求。ホワイトハウスも巻き込んだ紆余(うよ)曲折の末に、「ライス発言」に落ち着いたとされる。

 これに対し、共和党の有力議員は、意図的な隠蔽の可能性を示唆し、批判の矛先をクリントン前長官に向ける。保守系に影響力の強いランド・ポール上院議員は不作為が事態を拡大させたとして、次期大統領選を念頭に「ヒラリー・クリントンが政府のポストに就くのは不可能だ」と訴えている。

1754チバQ:2013/05/16(木) 19:09:34
http://mainichi.jp/select/news/20130516k0000e030201000c.html
オバマ大統領:失地回復に躍起…政権スキャンダル次々
毎日新聞 2013年05月16日 12時32分(最終更新 05月16日 13時30分)


ホワイトハウスで記者会見するオバマ米大統領=AP
拡大写真 【ワシントン西田進一郎】オバマ米大統領は15日、米内国歳入庁(IRS)が保守系団体を抽出して免税措置の審査を厳格化していた問題について緊急記者会見を開き、ミラーIRS長官代行の辞任や新たな再発防止策を導入することなどを発表した。オバマ政権はスキャンダルが続いており、人事刷新など矢継ぎ早の対応で政権へのダメージを最小限にとどめたい考えだ。

 大統領は会見で、IRSの行為について「許し難いことだ。米国人は怒る権利がある。私は怒っている」と強調。信頼回復への一歩として、IRSを所管するルー財務長官がミラー氏に辞任を求め、ミラー氏も辞任を受け入れたことを明らかにした。ミラー氏については、野党の共和党から辞任を求める声が出ていた。

 また、「今回のような行為を再び起こせないようにするための新たなセーフガードを導入する」とし、「議会と手を取り合って問題解決に取り組む」と語った。

 この問題を巡っては、米連邦捜査局(FBI)が司法省と協力し、IRSの活動に法律違反がなかったかどうか捜査を始めている。IRSが保守系団体を標的に審査を厳格化していた時期は、オバマ大統領が大統領選での再選に向けて保守系団体を支持基盤とする共和党と激しい選挙戦を繰り広げていた時期にあたり、共和党は政権批判を強めている。

 オバマ政権はこのほかにも、司法省がAP通信の記者らの通話記録を極秘に入手していた問題や、昨年9月にリビア東部ベンガジの米領事館が武装集団に襲撃された事件に関して政権が情報を隠していたのではないかとされる疑惑を巡り、共和党から厳しい追及を受けている。

1755チバQ:2013/05/16(木) 19:13:18
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130516/amr13051609310003-n1.htm
米大統領、IRS長官代行を更迭 茶会など保守系標的の税審査疑惑
2013.5.16 09:30

スティーブン・ミラー長官代行の更迭を発表するオバマ米大統領=15日、ホワイトハウス(AP)
 【ワシントン=佐々木類】オバマ米大統領は15日、ホワイトハウスで緊急記者会見し、徴税業務を所管する内国歳入庁(IRS)のスティーブン・ミラー長官代行を更迭したことを明らかにした。

 IRSは「ティーパーティー(茶会)」など保守系団体を対象に税務審査を厳格化していた疑いが浮上、司法省と連邦捜査局(FBI)が捜査に乗り出していた。オバマ大統領は疑惑発覚後、「(事実であれば)断固として許し難い」と述べ、不快感を表明していた。

 FBIの捜査結果を待たずにミラー長官代行を更迭することで、共和党を中心とした議会や世論の反発を交わし、早期の幕引きを狙ったものとみられる。

1756チバQ:2013/05/16(木) 21:07:36
http://www.cnn.co.jp/usa/35032150.html
米大統領選有力候補の知事が減量手術、服合わず怒りの決意
2013.05.16 Thu posted at 18:15 JST

(CNN) 2016年の米大統領選で野党共和党の有力候補とも目されるニュージャージー州のクリス・クリスティー知事(50)が16日までに、先週告白していた減量のための手術実施はサイズが増す体形に衣服が合わなくなったことへのいら立ちが一因になったと明かした。

同州の地元紙によると、プリンストンでの出版サイン会で述べた。「肥満」が指摘される知事は先週、寿命を伸ばすため減量手術に踏み切ったと告白していた。

次期大統領選をにらんだ支持率調査などで人気が高い知事だが、米政界などでは健康管理への懸念も出ている。知事の体重は伝えられていないが、自ら「30ポンド(14キロ)落としてくれたら、より見栄えがするのに」との高齢女性の有権者からの助言を明かしている。

クリスティー氏はサイン会で、自らの体重問題を「何で克服出来ないのか」と強く自問するのは妻と共に衣服の店に出掛けた時だろうと指摘。「仕事用の服から離れようとカジュアル店に行って探しても、多くは着られず、一部はサイズに合わない。自分に腹が立つのはそういう時だ」と吐露した。

知事は今年2月、胃にシリコーン製バンドをはめる手術を内密に受けていた。この事実が明らかになった際、知事は自らのキャリアより家族のことを考えての手術と説明していた。

1757チバQ:2013/05/16(木) 21:08:11
http://www.cnn.co.jp/showbiz/35032116.html?tag=mcol;relStories
ディズニーの行列、障害者を雇って回避? 富裕層の行動に批判 米
2013.05.16 Thu posted at 11:42 JST

(CNN) 米フロリダ州のディズニー・ワールドで行列に並ぶことを嫌った富裕層が、障害者を雇って家族の一員のように見せかけ、行列を飛ばしていた――。米大衆紙の報道をきっかけに、そんな富裕層の行動に対する批判が強まっている。

米紙ニューヨーク・ポストの報道によると、障害者を「ガイド」として雇ってディズニー・ワールドを訪れるツアーの存在は、ニューヨークに住む富裕層の行動について調べていた研究者のウェンズデイ・マーティン氏が突き止めた。

「闇市場のディズニーガイド」を雇うための料金は1時間130ドル(約1万3000円)、1日8時間で1040ドル(約10万6000円)。匿名で同紙の取材に応じた女性は、「娘は1分並んだだけで『イッツ・ア・スモールワールド』に入場できた。ほかの子どもたちは2時間半並ばなければならなかった。ツアーコンシェルジェがいなければディズニーには行けない。これが1%(の富裕層)がディズニーでやっていること」と証言している。

この女性はドリームツアーズという旅行会社を利用し、自己免疫疾患を持つ同社の関係者が、電動車いすを使ってツアーガイドを務めたという。

ドリームツアーは「不正確な報道と中傷により、現在VIPツアーは行っていません。私たちは特別なニーズを持つ大人に素晴らしい休暇を提供し、その夢をかなえる手伝いをすることに力を入れてきました」とのコメントをウェブサイトに掲載した。

ディズニーでは待ち時間を短縮するためのツアーや、ファストパスなどのサービスも提供している。しかしマーティン氏によれば、富裕層は障害者のガイドを雇った方が安上がりで、行列の一番前に並ばせてもらえると話していたという。

ディズニー広報は15日、「障害を持つゲストのためのはからいを悪用することは容認できない」「徹底調査を行って、こうした行為を阻止するための対策を取る」と言明した。

ネット上ではこうしたやり方を強く非難するコメントがツイッターなどに殺到した。一方で、障害者が収入を得る助けになると擁護するコメントも投稿されている。

1758名無しさん:2013/05/18(土) 23:29:53
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130518/amr13051820450010-n1.htm
米で「アマゾン税」賛否、業界も議会も賛否割れる 州財政救済へ上院が法案可決
2013.5.18 20:44
 【ワシントン=柿内公輔】米インターネット通販大手アマゾン・コムなどのオンライン小売業者への課税を強化する「アマゾン税」と呼ばれる税制論議が米国で高まっている。ネット通販の普及と、財政難にあえぐ自治体の台所事情が背景にあるが、導入をめぐっては業界や議会内でも賛否が割れている。こうした中、議会上院は6日、各州に売上税(日本の消費税に相当)徴収を義務づける法案を可決した。

 全国一律の連邦消費税がない米国では、一部の州を除き、オンライン業者は州外で販売した商品に対しては売上税の徴収が免除される。厳密には消費者が納付義務を負うが、自己申告のため、「多くの米国民は知らず知らず“脱税”している」(民間コンサルタント)とも指摘されてきた。

 だが、インターネットの普及と、割引やスピード配送を売り物にしたオンライン業者の台頭で、既存の小売業者との競合が激化。米調査会社によると、昨年の年末商戦でオンライン販売の売上高は前年同期比16%増の387億ドルに上った。

 上院が可決した法案は、年商100万ドル(約1億円)以上のオンライン業者への徴税義務を州に課すもの。ウォルマート・ストアーズなどが中心の全米小売業協会(NRF)は「公平な税制に向けた重要な一歩」と歓迎する。税収増につながる各州の期待は強く、財政が危機的なカリフォルニア州はすでに導入している。

 だが、事態は複雑だ。ネット通販最大手で新税の標的とされたアマゾンは、当初の反対から一転して賛成に回った。大手業者は経営体力もあり、徴税で各州に協力する代わりに物流センター増設で公的支援を引き出す「したたかな戦術」(米メディア)に転換した。一方、零細業者は徴税事務などの負担を懸念し、ネット競売大手イーベイは「中小業者を守るべきだ」と訴える。米シンクタンクのヘリテージ財団も、各州で税率が異なり、州政府も顧客の購買情報を追跡する負担が増すと指摘する。

 増税に抵抗する野党共和党には「税収に飢えた州による強奪だ」との慎重論が多い。だが、流通業者の支持を受ける議員もいるだけに、共和党が主導権を握る下院でも法案が通過する可能性もある。

1759チバQ:2013/05/19(日) 21:55:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130519-00000023-mai-n_ame
<米オバマ政権>三つの大型不祥事表面化 共和党、攻勢強め
毎日新聞 5月19日(日)12時29分配信

 【ワシントン西田進一郎】司法省が情報源特定のため記者の通話記録を極秘入手するなど、米政府内で三つの大型不祥事が相次いで表面化し、オバマ政権が揺さぶられている。「三重苦」に直面するホワイトハウスは対応策を次々打ち出すが、野党共和党は来年秋の中間選挙を見据え攻勢を強めるばかり。政権は早くも失速ぎみで、2期目の最重要課題に掲げた銃規制強化や移民制度改革などの実現も厳しくなっている。

 不祥事は(1)米内国歳入庁(IRS)が保守系団体を抽出して免税審査を厳格化していた問題(2)AP通信による報道の情報源を突き止めるため司法省が記者らの通話記録を極秘入手した問題(3)昨年9月にリビア東部ベンガジの領事館が襲撃された事件をめぐる情報隠し疑惑−−の三つ。

 ベンガジの領事館襲撃事件では、11月に大統領選を控えたオバマ政権が「テロ」との分析結果を隠蔽(いんぺい)したのではないかと共和党が批判している。

 ホワイトハウスは15日、事件直後に政府内でやりとりされた100ページ分の電子メールを公開。逆に、大統領が記者会見で在外公館警備の予算増額を議会に求めるなど、下院の多数を握る共和党をけん制した。

 しかし、共和党は徹底追及の構えを崩していない。追及の標的の一人が、当時、事件を知る立場にあったクリントン前国務長官だからだ。

 国民的人気が高く2016年次期大統領選の民主党有力候補と目されるクリントン氏を追い詰めることは、中間選挙で下院に加えて上院でも過半数を獲得し、次期大統領選で2期8年ぶりのホワイトハウス奪還を目指す共和党の選挙戦略に合致する。

1760チバQ:2013/05/22(水) 23:05:42
>>771-772
ブルームバーグもそろそろ引退か?
http://www.cnn.co.jp/usa/35032390.html
「下半身写真」で辞任の元議員、NY市長選に出馬表明
2013.05.22 Wed posted at 17:28 JST

(CNN) インターネット上で複数の女性にみだらな写真を送りつけたことが発覚して辞任に追い込まれた米民主党のアンソニー・ウィーナー元下院議員が22日、ニューヨーク市長選への出馬を表明した。

ウィーナー氏は公式サイトで「私は大きな過ちを犯し、多くの人々を失望させたが、この経験から学んだこともある」「今までずっと中間層や生活に困る人々のために闘ってきた。もう一度皆さんに尽くすチャンスをください」と述べている。

同氏は2011年、自分の下半身の下着姿の写真やメッセージを女性らに送信していたと指摘された。当初はツイッターのアカウントが乗っ取られたなどと主張したが、その後うそをついたことを認め、議員の職を退いていた。

1761チバQ:2013/05/23(木) 23:47:32
http://www.cnn.co.jp/usa/35032460.html
米ロサンゼルスに初のユダヤ系市長誕生、市議ガーセッティ氏
2013.05.23 Thu posted at 19:05 JST

(CNN) アントニオ・ビヤライゴサ現市長の任期満了に伴う全米第2の都市ロサンゼルスの市長選の決戦投票が21日実施され、市議のエリック・ガーセッティ氏(42)が初当選を決めた。同市では初のユダヤ系市長となった。

任期は4年。決戦投票では初の女性市長を目指した市会計監査官のウエンディ・グルーワル氏(51)との対決となったが、同市の開票結果によると総投票数33万7000票のうちガーセッティ氏が54%、グルーワル氏が46%の支持率を獲得した。

勝利を決めたガーセッティ氏は22日朝、短文投稿サイト「ツイッター」を通じ「ロサンゼルスを再び偉大な都市に蘇らせたい」との抱負を表明。地元紙ロサンゼルス・タイムズによると、グルーワル氏は敗北を認め、女性による社会進出の限界の壁を乗り越えることが出来なかったと述べた。

ガーセッティ氏は母がユダヤ系で、元検事の父はメキシコ系、イタリア系の両親を持つ。父は全米社会の注目を集めた元米フットボール選手O・J・シンプソン氏の殺人事件を担当した検事として知られている。

ロサンゼルス・タイムズ紙によると、ガーセッティ氏は気候変動問題の実態調査で北極圏にいた際、メキシコ出身の女優サルマ・ハエックさんが凍土帯で落としていた財布をスノーモービルを操って見つけ出したという逸話も持つ。

ビヤライゴサ氏は130年以上の市政では初のヒスパニック市長で、計2期を務めていた。

1762チバQ:2013/05/26(日) 13:01:11
http://www.afpbb.com/article/politics/2946068/10801924
米NY市長選に出馬意向のウィーナー氏、写真でまた騒動
2013年05月25日 18:20 発信地:ニューヨーク/米国
【5月25日 AFP】今年11月に行われる米ニューヨーク(New York)の市長選に出馬する意向を表明したばかりのアンソニー・ウィーナー(Anthony Weiner)氏(48)が24日、再びインターネット絡みのトラブルに見舞われた。同氏は2年前、ネット上で女性にみだらな写真を送信していた事実が発覚し、下院議員を辞職していた。

 新たに問題となったのは、同氏が選挙活動に使用しているホームページに掲載されていた写真。バナーには街の風景の輪郭が描かれていたが、それは市長を目指すニューヨークではなく、ペンシルベニア(Pennsylvania)州ピッツバーグ(Pittsburgh)の景色だった。

 この間違いはすぐに人々の目に留まり、ブロガーやジャーナリストたちの嘲笑の的となった。すでに差し替えられ、24日までにはニューヨークの写真5枚が新たに掲載されている。

 民主党所属の下院議員だったウィーナー氏は22日に出馬を表明したが、ニューヨーク市民の反応は冷たい。多くの人たちは、「家から出てくるべきではなかった」としている。(c)AFP

1764チバQ:2013/06/01(土) 16:02:29
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date2&amp;k=2013053100634
「ヒトラー似のやかん」が物議=ユダヤ系市長が激高、広告撤去−米

ナチス・ドイツ総統ヒトラーに似ていると話題になっている「やかん」の屋外広告を映しだすパソコン(左)=30日、米ロサンゼルス(AFP=時事) 【ロサンゼルス時事】米百貨店大手JCペニーが売り出した「やかん」が、なぜかナチス・ドイツ総統ヒトラーに似ているとして物議を醸している。問題のやかんはインターネットで高値で取引される一方、ユダヤ系市長が不快感を示し、広告看板が撤去を余儀なくされる騒ぎになっている。
 騒動のきっかけは、カリフォルニア州南部カルバーシティーの幹線道路沿いに設置された広告看板。看板を見た人々が「ヒトラーにそっくり」と写真とともにツイッターなどに投稿し、話題となった。
 やかんは米著名建築家マイケル・グレーブス氏のデザイン。取っ手の形状やふたの黒いつまみが、ヒトラーの髪形と口ひげに似ているとされ、注ぎ口がナチス式の敬礼をするヒトラーの姿を連想させるという。
 ユダヤ系であるカルバーシティーのクーパー市長はこの看板に激高。「JCペニーがこのような看板を設置したことは遺憾だ」とかみついた。JCペニーは看板を撤去した上で、「(ヒトラーに似せる)意図は全くなかった」と弁明した。
 一方、JCペニーが通販サイトで40ドル(約4000円)で販売しているやかんは品薄状態。オークションサイトでは200ドル(約2万円)以上の高値が付けられている。(2013/05/31-15:40)

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1765チバQ:2013/06/01(土) 16:02:57
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date2&amp;k=2013053100106
米大統領支持率、45%に低下=相次ぐ不祥事が影響
 【ワシントン時事】米キニピアック大学が30日に発表した世論調査結果によると、オバマ大統領の支持率は45%にとどまり、不支持の49%を下回った。保守系団体を狙い撃ちにした内国歳入庁(IRS)の不公平な税務審査など政府の不祥事が相次いだ影響とみられる。
 5月1日発表の前回調査では支持率48%、不支持率45%。無党派層に限ると、今回は支持37%、不支持57%で、前回(支持42%、不支持48%)に比べ、支持低下が顕著になっている。(2013/05/31-07:40)

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1766チバQ:2013/06/05(水) 23:58:06
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2013060500973
ライス氏、安保担当補佐官に就任へ=国連大使にパワー氏−米大統領

ライス米国連大使=4月17日、ブラジリア(AFP=時事) 【ワシントン時事】オバマ大統領は5日、ドニロン大統領補佐官(国家安全保障担当)の後任にライス国連大使(48)を起用する方針を固めた。同日午後に発表する。ライス氏の後任には、ハーバード大教授のサマンサ・パワー氏を指名する。ホワイトハウス高官が明らかにした。
 ドニロン氏は7月上旬にも退任する。これにより、オバマ政権2期目の外交チームが正式に発足。ライス氏はオバマ政権の掲げる多国間協調路線のかじ取りを期待される。
 大統領は当初、ライス氏を国務長官に起用する方針だったが、2012年9月のリビア・ベンガジでの米公館テロ事件をめぐる同氏の対応に野党共和党が反発し、指名を断念した経緯がある。(2013/06/05-23:18)

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1767チバQ:2013/06/06(木) 23:44:55
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130606/amr13060620570014-n1.htm
ライス次期大統領補佐官 「干渉主義者」の対シリア焦点 
2013.6.6 20:56

5日、米ホワイトハウスで、オバマ大統領(右)とサマンサ・パワー氏(左)が見守る中、国家安全保障問題担当の大統領補佐官に任命され、演説するライス氏(ロイター=共同)
 気性の激しさと冷徹に戦略を計算できる実務能力の高さで、就任前からオバマ大統領の厚い信頼を得てきた。1994年のルワンダ大虐殺を阻止できなかった苦い教訓から、人道問題なら他国への積極介入もいとわない「干渉主義者」とされ、内戦状態が続くシリアへの対応が注目される。

 スタンフォード大卒で、ローズ奨学生として英オックスフォード大で博士号を取得。クリントン政権で国務次官補(アフリカ担当)などを務め、2008年にオバマ大統領の上級外交政策顧問、09年に国連大使と順調にキャリアを築いた。

 対立をいとわない“攻撃性”は、「ときおり(相手に)ひじ鉄を食らわせる」とオバマ大統領も苦笑するほど。それでも、リビア米領事館襲撃事件の対応で共和党側の批判を受けた際には、一切の言い訳をせずに国務長官の指名レースから自ら退き、政権内の信望を一気に高めた。

 11年に米国がリビアでの軍事行動に踏み切った際には、クリントン前国務長官、パワー次期国連大使の女性3人で、大量虐殺の発生を懸念した関係者の説得に奔走した。テレビプロデューサーの夫との間に子供2人がいる。48歳。(ワシントン 犬塚陽介)

1768チバQ:2013/06/06(木) 23:47:06
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130606/amr13060609160003-n1.htm
米大統領補佐官にライス氏指名「情熱と実利を併せ持つ」
2013.6.6 09:10 [米国]

5日、国家安全保障問題担当の大統領補佐官に任命され、演説するライス氏=米ホワイトハウス(AP)
 【ワシントン=犬塚陽介】オバマ米大統領は5日、ドニロン大統領補佐官(国家安全保障担当)が7月初旬に退任し、後任にライス国連大使が就任すると正式発表した。国連大使には2月までホワイトハウスで人権問題を担当したサマンサ・パワー氏を指名した。ライス、パワー両氏はともに女性。

 オバマ大統領はホワイトハウスで記者団らに対し、ライス大使は「情熱と実利的な要素を併せ持っている」と述べ、2期目の外交・安全保障政策の調整役として「私のそばに戻ってくれることに、わくわくしている」と歓迎した。

 また、記者出身でオバマ大統領を上院議員時代から支え、人権・人道問題に造詣が深いパワー氏は、米国の国益と価値観の「厳格な擁護者」として活動してきたと述べ、早期に指名を承認するよう議会に求めた。

 ライス大使はスタンフォード大卒で、クリントン政権で国家安全保障会議(NSC)国際機関担当部長や国務次官補(アフリカ担当)を歴任。2008年にオバマ大統領の上級外交政策顧問となり、09年から国連大使を務めている。

 国務長官候補でもあったが、リビアで昨年に起きた米領事館襲撃事件が「抗議行動」から自然発生した可能性が高いと発言。大統領選前に誤った情報を流したと共和党側の批判を浴び、オバマ大統領が指名断念に追い込まれていた。

1769チバQ:2013/06/07(金) 00:26:47
http://www.afpbb.com/article/politics/2948149/10857733
米大統領補佐官にライス国連大使、7月就任へ
2013年06月06日 10:21 発信地:ワシントンD.C./米国
【6月6日 AFP】 バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は5日、スーザン・ライス(Susan Rice)国連大使(48)を7月に退任するトム・ドニロン(Tom Donilon)大統領補佐官(国家安全保障担当)の後任に起用する人事を発表した。

 野党共和党はリビア・ベンガジ(Benghazi)で発生した米領事館への襲撃事件でのライス氏の対応を批判してきたが、大統領はこれをはねつけ、同氏を「模範的な公務員」だと称賛している。ライス氏はベンガジの一件で批判を浴びたことから、国務長官候補として名前が挙げられていたものの、指名を見送られていた。

 米国人4人が犠牲になったベンガジでの事件について、ライス氏は発生直後に出演したテレビ番組で、計画的なテロ攻撃ではなく、一部の人々による自発的な行動の結果であるとの見解を示していた。これに対し共和党は、「間違った情報を提供し、米国民の判断を誤らせた」と非難していた。

 なお、オバマ大統領は同日、ライス氏の後任となる国連大使にジェノサイド(大量虐殺)問題に詳しく、ピューリッツァー賞の受賞経験を持つアイルランド生まれのサマンサ・パワー(Samantha Power)氏(42)を指名した。(c)AFP/Stephen Collinson

1770チバQ:2013/06/09(日) 09:35:38
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2013060800210
議員在職57年、記録更新=ミシガンの86歳下院議員−米
 【ワシントン時事】米下院のジョン・ディンゲル議員(86)が7日、米連邦議会議員として史上最長となる2万997日(約57年6カ月)の在職日数を記録した。オバマ大統領は声明を出し、「米国民のため常に懸命に職務に取り組んできた」とたたえた。
 民主党のディンゲル氏は1926年生まれ。中西部ミシガン州選出の下院議員だった父の死去後、地盤を引き継ぎ55年に初当選。その年の12月に就任した。
 下院議員の任期は2年と短いため、当選回数は30回を数える。この間、エネルギー・商業委員長などを歴任した。
 米メディアによると、ディンゲル氏は下院の見習い職員を務めていた41年12月、フランクリン・ルーズベルト大統領の対日宣戦演説を本会議場で聞いていた。次に改選期を迎える2014年秋も出馬する方針という。(2013/06/08-15:26)

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1771チバQ:2013/06/09(日) 10:36:45
http://www.cnn.co.jp/travel/35032156.html?tag=mcol;relStories
(CNN) ニューヨークにはマンハッタン、ブルックリン、クイーンズ、ブロンクス、スタテンアイランドの5つの行政区があるが、ニューヨークを訪れる旅行者の大半は5つの区すべてを訪問することはないだろう。しかし、ニューヨーカー(ニューヨーク居住者)にはある特徴があり、旅行者がそれを知っていれば役立つし、少なくともニューヨーカーたちからトラクターに乗って田舎に帰れと言われることはない。

これから挙げるニューヨーカーの特徴を記憶し、ニューヨーカーになりきっていただきたい。

1.ニューヨーカーは必ずしもマンハッタン出身ではない

人気映画監督のウディ・アレンのおかげで、世界の人々は、ニューヨーカーは皆アパート暮らしで、自意識過剰で、車の運転ができないと考えているかもしれないが、まったく、ばかげた話だ。

たしかにウディ・アレンはマンハッタン(とブルックリンの一部)の人々の生活を不気味なほど正確に描いたが、ニューヨーク市のその他の区には、庭付き一戸建て住宅が立ち並んでいたり、無料駐車場が簡単に見付かったりするなど、それぞれ独自の特徴がある。

もっとも、旅行者は地下鉄で寝過ごすなどしない限りそのような地区を訪れることはないだろう。

2.ニューヨーカーは必要に応じてマンハッタン出身になる

米国のほとんどの地域では車は事実上生活必需品だ。だが、マンハッタンは超高層ビルが立ち並び、駐車場の料金がアイビーリーグの授業料と同じくらい高額な場所だ。なので、さりげなく「車を2台所有している」と言えば十分に裕福さを誇示できるだろう。

3.ニューヨーカーは決して見上げない

映画「キングコング」が極めて非現実的なのは、巨大な猿がエンパイア・ステート・ビルに登ったからではなく、ニューヨーカーたちがそれに気が付いたからだ。というのも、ニューヨーカーは絶対に高層ビル群を見上げたりしない。

大半のニューヨーカーは、ニューヨークのスカイラインに大変誇りを持っているが、小学2年生の時に遠足で自由の女神に行って以来、見上げていない。なぜニューヨーカーは見上げないのか。その理由は・・・

4.ニューヨーカーは決して立ち止まらない

旅行者たちは、ニューヨークは驚きや感動が尽きない場所だと感じる(とりわけタイムズ・スクエアは魅力的に映るようだ)。そのため、彼らは歩いていて突然、歩道の真ん中で立ち止まり、人気シェフ、ガイ・フィエリのレストランの写真を撮ったりする。

さらに悪いことに、彼らはグランドセントラル駅を歩いていて、天井に描かれている星座に気付いてしまう。ニューヨーカーたちはこれに激怒する。なぜなら・・・(5に続く)

5.ニューヨーカーは常に急いでいる

ニューヨーカーは常に急いでいるのだ。というのも、大多数のニューヨーカーは、気まぐれな公共交通機関に依存している。彼らは、地下鉄にギリギリ間に合わず、目の前でドアが閉まってしまった時、2分以内に次の電車が来るか、あるいは二度と家に帰れないかのどちらかであると分かっている。

無論、後者は最悪のシナリオであるが、線路敷設工事で電車のルートが変更されたり、「現在、59丁目とレキシントン駅で警察による犯罪捜査が行われています」というアナウンスがあったりした場合は、地下鉄に乗らない方が無難だ。なぜなら、途中で地下鉄が止まり、近くにバス停がない場合は、タクシーに乗らなければならない。しかし・・・

1772チバQ:2013/06/09(日) 10:37:57
6.ニューヨーカーはタクシーには乗らない

このルールにはいくつかの例外がある。例えば、飲み過ぎて自分が乗るべき地下鉄を覚えていない場合や、クイーンズに住んでいて、ラガーディア空港に行く必要がある場合などだ。

タクシー代が必要経費で落とせたり、個人的に言葉で表せないほど金持ちであったりしても、タクシーが正当化されることはない。なぜなら、それまでにタクシーを卒業し、タウンカーに移行しているべきだったからだ。

7.ニューヨーカーは地下鉄でのエチケットをわきまえている

地下鉄内で立っているのが大変そうな高齢者、けが人、幼児を見かけたら席を譲るべきだ。しかし、年配の女性でも、毎週末マラソンに参加するためにトレーニングを続けており、本人が立っていたいと言うなら、無理に席を譲ろうとしてはいけない。

また地下鉄の3分の2の車両は満員だが、最後の3両目だけ誰も乗っていない場合、誰もがあまりに愚かすぎて3両目に移動しないわけではない。彼らはあなたがまだ気付いてない何かを感知しているのだ。もし、果敢に悪臭に立ち向かう気がないなら、恥をかかないように群衆と行動を共にすべきだ。

8.ニューヨーカーは99セントのピザを食べても恥ずかしいとは思わない

ニューヨーカーはそれぞれ自分好みのピザ屋があるが、都市での生活は生活費がかさむ上に多忙であることも認識している。タクシーに乗らずに地下鉄に乗ることですでに節約もしているし、「2 Bros Pizza」のようなピザチェーンの1ドルピザを食べても何ら問題ないと考えている。

9.ニューヨーカーはニューヨークで車をレンタルすべきでないと分かっている

ニューヨークはとにかく物価が高いので、ここにいると損した気分になるだろう。さらに、ニューヨーク州でレンタカーにかかる19.875%という法外な特別消費税率にショックを受けることになる。

実際、ニューヨークはこの詐欺に近い高額の税金を、「ニューヨーカーはこんなに高い税金を払うほどばかじゃない」と暗に考えさせることで正当化しているといえる。その結果、気が付くと、ラッシュアワーの交通渋滞にはまりながら、もう少し車が安かったらと考えるのだから。

10.ニューヨーカーは、ジャイアンツとヤンキースの応援と、ジェッツとメッツの応援の違いを理解している

ジャイアンツは過去25年間にNFLの優勝決定戦スーパーボウルで3度勝利し、ヤンキースもMLBの優勝決定戦ワールドシリーズで5度勝利している。一方、ジェッツとメッツはどちらも過去25年間に優勝はなく、ほとんどのシーズンで下位に低迷している。

そのかわり、ジェッツとメッツの両チームは、場外でファンを楽しませることに全力を注いできた。例えば、ジェッツのヘッドコーチのレックス・ライアン氏は自分の妻をモデルに足フェチビデオを作成し、またメッツの外野手だったビンス・コールマン選手はファンに爆竹を投げ込んで負傷させるという事件を起こした。

そこで「自分は勝利に酔いしれたいのか、敗戦に文句を言いたいのか」を自問してから、応援するチームを選択するのがいいだろう。

11.ニューヨーカーは有名人を普通の人か、それ以下とみなす

ニューヨーク以外の都市に住む一般人は、セレブたちにこびへつらう。しかし、ニューヨーカーたちは、例えば英国のロックバンド、レッド・ツェッペリンに出会ったら、自分ももしかしたらレッド・ツェッペリンとともにまずまずの曲をリリースしていたかもしれないということを必死に伝えることで彼らに敬意を示す。

よって、テレビで見たことがある有名人に出会っても、決しておどおどしてはいけない。ツカツカと歩み寄り、なぜ「愛の伝道師ラブ・グル」のような映画を作ったのかなど聞くべきだ。

上に挙げた11のアドバイスに従えば、あなたもすぐにニューヨーカーになりきれるはずだ。

1773チバQ:2013/06/12(水) 00:15:16
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130611/amr13061108540003-n1.htm
クリントン氏、ツイッター開始 大統領選も意識?フォロワーいきなり20万人
2013.6.11 08:53

ヒラリー・クリントン前米国務長官(AP)
 【ワシントン=犬塚陽介】今年2月に退任した米国のヒラリー・クリントン前国務長官(65)が10日、短文投稿サイト「ツイッター」にアカウントを開設し、知人らに感謝を示す“つぶやき”を投稿した。

 2016年の大統領選出馬も取り沙汰される高い人気が後押ししたのか、同日夕の時点でフォロワー(登録閲覧者)は20万人を超えている。

 クリントン氏は自己紹介欄に「妻、母、弁護士、FLOTUS(ファーストレディー)、上院議員」などと記し、過去にファッションでマスコミをにぎわせたことから、「髪形のイコン(崇拝の的)」、「パンツスーツの熱烈ファン」などとユーモアも交えた。

 また、自己紹介の最後の部分では、次期大統領選を意識するように「TBD(今後に決定される)」と思わせぶりな言葉で締めくくっている。

1774とはずがたり:2013/06/12(水) 14:28:04

米債務上限、10月にも到達=デフォルト危機の恐れ―議会予算局予想
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-130612X534.html
2013年6月12日(水)07:26

 【ワシントン時事】米議会予算局(CBO)は11日、議会が連邦債務の法定上限を引き上げなければ、財務省の緊急措置は10〜11月に尽き、米国はデフォルト(債務不履行)危機に直面する恐れがあるとの予測を公表した。

 債務上限は現在約16兆7000億ドル(約1600兆円)で、財務省は5月中旬以降、米国債の元利払いが不能になるデフォルトを回避するため、複数の緊急措置を講じている。

 しかしCBOは、こうした措置も10〜11月で尽き、同省は新たな借り入れができなくなると予想した。

1775チバQ:2013/06/19(水) 23:31:10
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130619/amr13061912500010-n1.htm
米財務長官の“ぐるぐる署名” ちょっぴり判読可に 秋にもお目見え
2013.6.19 12:41

ルー財務長官のサインのビフォア&アフター。下が改善されたもの(AP)
 【ワシントン=柿内公輔】米財務省は18日、ルー財務長官が判読不能で「子供の落書きのようだ」などと話題を集めていた自身の署名を一新したと発表した。新しい署名は一部の文字が判読でき、AP通信は「少し改善した」と“努力”を評価した。

 ルー氏の当初の署名はぐるぐると円を連ねたような形で、「とても判読できない」とインターネットなどで話題になった。

 財務長官の署名はドル紙幣に印刷されるため、財務長官に指名された今年1月、オバマ大統領に「紙幣価値を落とさないように」とからかわれ、せめて1文字は判読可能にするよう約束させられていた。

 新しい署名は「J」や「L」といった文字が読み取れ、ネット上では「かなり進歩した」「まだ変」など評価はさまざま。早ければ今秋にも新署名入りの紙幣が市中に出回る。

1776チバQ:2013/06/21(金) 23:36:19
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130621/amr13062103040001-n1.htm
【外信コラム】
アイ・ラブ・ニューヨーク 「二流官庁」の意地
2013.6.21 03:03 [外信コラム]
 18日にマンハッタンを訪れた米証券取引委員会(SEC)幹部が、ウォール街関係者の前で「MIDAS」の宣伝をしていた。「MIDAS」とは、SECが最近開発した市場情報収集システムである。

 過去にさかのぼって、あらゆる株式の注文状況を再現・調査するデータ収集機能を持っている。2010年に起きた「フラッシュ・クラッシュ」(株式相場の瞬間暴落)を反省して生まれたプログラムで、最近流行する電子高速取引を取り締まるのが目的である。

 SECは1990年代後半までエリート官庁だったが、その後のアナリスト不祥事や大掛かりな粉飾決算を見逃したのを機に、二流の烙印(らくいん)を押された。金融危機の原因となった投資銀行の過剰投資も黙認し、米社会から批判を浴びた。

 予算不足でウォール街の技術革新からも遅れていたが、最近になって奮起する兆しが見られ、IT関係者を多く採用している。「MIDAS」開発は「二流官庁」の意地である。

 18日の会合でもSEC幹部が参加者からエールをおくられていた。米国家安全保障局(NSA)が通話記録などを収集していた事件を受けて、全米で個人情報保護に関する関心が高まる中、「もっと情報収集せよ」と励まされる政府機関も珍しい。(松浦肇)

1777チバQ:2013/06/23(日) 09:15:15
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date2&amp;k=2013062200106
質問者に「君はタリバンか」=米国防長官、失言で謝罪
 【ワシントン時事】ヘーゲル米国防長官が中西部ネブラスカ州で行った講演後の質疑応答で、質問者を指す際に「君は(アフガニスタンの反政府勢力)タリバンのメンバーじゃないよな」と冗談を飛ばし、謝罪に追い込まれた。国防総省のリトル報道官が21日、明らかにした。
 長官は19日、母校ネブラスカ大オマハ校で講演した後、質問を受け付け、「タリバン」発言を行った。質問しようとしていたのは、アフガンと地理的に近いインド出身の研究者。会場は約15秒にわたり静寂に包まれた。(2013/06/22-09:16)

1778チバQ:2013/06/23(日) 09:25:24
http://mainichi.jp/select/news/20130623ddm007030112000c.html
米国家安全保障局:情報収集 オバマ政権、監視強化 世論「反対」が拡大
毎日新聞 2013年06月23日 東京朝刊

 【ワシントン及川正也】米検察当局は21日、スパイ活動などの罪で元中央情報局(CIA)職員のエドワード・スノーデン容疑者(30)=写真・ガーディアン提供・ロイター共同=を訴追した。元職員が暴露した米国家安全保障局(NSA)によるテロ対策のための個人情報収集活動は、前政権の監視体制をオバマ政権が強化したのが実態。オバマ政権は「法的枠組み」に従い「透明性がある」と強調しているが、プライバシーを侵害しているとの批判が広がっている。

 「拷問をやめ、裁判所の支持を得て、政策を法に適合させ、議会との協力を拡大している」。オバマ米大統領はこう述べて、「秘密主義」と批判を受けたブッシュ政権との違いを強調。21日には政府のテロ対策が市民の権利擁護に配慮しているかをチェックする独立機関「プライバシーと市民の自由監視委員会」と懇談して「説明責任」を果たす姿勢を演出した。

 ブッシュ政権は2001年同時多発テロ後、大統領令で裁判所の令状なしの盗聴を認め、05年末に米紙報道で発覚。令状主義を定めた合衆国憲法修正第4条に反すると批判された。

 しかし、ブッシュ大統領の要請で08年7月、緊急時に令状なし盗聴を認め、個人情報提供企業を免責する改正外国情報活動監視法が成立。当初批判していたオバマ上院議員(当時)も賛成に回った。

 オバマ政権は「令状による情報収集」の方針に改めた。NSAによる米通信大手への通話記録の提出要請やインターネット大手の中枢サーバーへの接触要請も許可や令状に基づく。

 しかし、外国人だけでなくほぼすべての米国人の通信情報も入手しテロ情報を絞り込むなど活動規模は前政権を上回る。「情報収集を強化しテロを水際で阻止する」ためだ。

 交流サイト大手フェイスブックは昨年後半、政府側から最大1万件の情報を提供するよう求められたと発表した。

 17日発表のCNNテレビ世論調査では、米政府による電話記録収集に対する「反対」が48%と半数近くに上り、ブッシュ政権時(06年5月調査)の39%を上回っている。テロ監視では従来の手法を継承・強化し「ブッシュ政権4期目」(ブッシュ大統領時のフライシャー元報道官)との指摘もあり、議会からも見直し論が出ている。

 ◇昨年の令状請求1856件 監視裁、ほぼすべて承認 活動、議会のチェック困難

 【ワシントン及川正也】海外のテロ容疑者らとの間の電話や電子メールの盗聴・傍受は、外国情報活動監視法(1978年施行)に基づき、米司法省など捜査当局が要請し、専門の外国情報活動監視裁判所(ワシントン)が令状を発行する。

 監視法はベトナム戦争で反戦活動家らを厳しく監視したニクソン政権の教訓を踏まえ、合法的盗聴などの手続きを定めた。2007年の暫定法、08年の恒久改正法で緊急の場合の「令状なし盗聴」が合法化された。

 監視裁判所は連邦最高裁長官が指名する11人の判事で構成。司法省によると、昨年の請求は1856件で、うち通信大手への通話履歴やインターネット情報収集を含む電子盗聴や情報収集請求の許可を求めたのは1789件。40件は部分的な修正を求められたが、政府の撤回1件を除く1788件すべてが承認された。

 しかし、審理は非公開で、判事の意見書も極秘だ。活動は上下院情報委員会に報告されるが、秘密会でメモ書きは禁止され、裁判所の認定の法律的な側面を外部の専門家と相談できず、「議会のチェック機能が発揮できない」との指摘もある。上院の超党派議員が審理や令状の公開を求める法案を提案したが、政府側は秘密指定を盾に反対している。

1779チバQ:2013/06/23(日) 09:26:46
http://mainichi.jp/select/news/20130622dde018030052000c.html
米国:FBI長官にコミー氏 元司法副長官、盗聴手続き慎重派
毎日新聞 2013年06月22日 東京夕刊

 【ワシントン及川正也】オバマ米大統領は21日、退任するモラー米連邦捜査局(FBI)長官の後任に、ブッシュ前政権で司法副長官を務めたジェームズ・コミー氏(52)を指名したと発表した。コミー氏は米同時多発テロから3年後の2004年、ブッシュ政権の「令状なき電子盗聴」活動の継続に強く反対したことで知られる。米国家安全保障局(NSA)による通話履歴収集問題などの発覚を受け、世論の理解を得られる人材として起用した。

 オバマ大統領はコミー氏について「どう米国民の安全を守り、(自由など)建国の精神に忠実であるかを理解している指導者だ」と述べ、国家安全保障と個人のプライバシー保護を両立させることに期待を示した。

 コミー氏はシカゴ大法科大学院修了。連邦検事を務め、03〜05年司法副長官。退任後は国防大手ロッキード・マーチンの顧問弁護士などを務めた。

 モラー氏は同時多発テロ1週間前の01年9月4日にFBI長官に就任。任期は10年だが、オバマ大統領が連邦議会に延長を要請。12年間務めた。初代フーバー長官(37年間)に次ぐ長さ。

1780チバQ:2013/06/24(月) 20:50:36
http://mainichi.jp/select/news/20130625k0000m020032000c.html
米国:FRB議長に退任観測…後任に初の女性も
毎日新聞 2013年06月24日 19時24分(最終更新 06月24日 20時26分)


会見するFRBのバーナンキ議長=ワシントンで2013年6月19日、AP
拡大写真 【ワシントン平地修】米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長が、来年1月末の2期目の任期満了をもって退任するとの観測が高まっている。後任にはジャネット・イエレンFRB副議長らの名前が浮上。FRBは量的緩和の縮小を探る重要な時期に差し掛かっており、議長交代を巡る動きは今後の金融政策に微妙な影響を及ぼす可能性もありそうだ。

 「個人的な予定について話すことは何もない」。バーナンキ議長は、19日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後の記者会見で、自身の進退に関する記者からの質問をかわした。

 06年2月に就任したバーナンキ議長の進退を巡っては、「本人は3期目を務める意思はない」との見方が元々有力だったが、退任観測をさらに高めたのがオバマ大統領の発言だ。オバマ大統領は17日のテレビ番組で、バーナンキ議長の再任について「本人の希望や、当初の予定より長く在任しているかもしれない」との見方を示し、今期限りでの退任を示唆した。

 バーナンキ議長は19日の会見で、現行の量的緩和策について、「今年後半に資産購入の縮小を開始し、来年半ばに終了する」とのシナリオを示した。景気・雇用の緩やかな回復を背景に、正常な金融政策への「出口」を探る姿勢を明確にしており、市場では「自らの任期中に出口戦略に道筋をつける狙いがある」(米エコノミスト)との見方が出ている。

 後任として有力視されているのがイエレン副議長で、実現すれば初の女性議長となる。金融緩和の推進派としてバーナンキ議長を補佐しており、現行路線をスムーズに継承できるとみられる。また、バーナンキ議長とともに金融危機後の対応に当たったガイトナー前財務長官や、オバマ政権下で国家経済会議(NEC)の委員長を務めたサマーズ元財務長官らの名前も挙がっている。

1781チバQ:2013/07/02(火) 00:48:47
376 名前:チバQ 投稿日: 2013/07/02(火) 00:48:25
http://mainichi.jp/select/news/20130701k0000e030096000c.html
米国:「新しい平等」模索…最高裁、時代画する判決
毎日新聞 2013年07月01日 07時23分

 米連邦最高裁判所で「平等」の価値観を巡り時代の節目となる判決が相次いだ。キング牧師が率いた公民権運動の産物で黒人差別をなくす投票権法の条項や、同性婚を禁止した結婚保護法の条項が違憲とされた。「法の下の平等な正義」。最高裁の入り口にはそう彫られているが、判決は保守とリベラルが深い溝を刻む社会を反映し、全米を巻き込んだ論争に発展している。【ワシントン及川正也】

 ◇黒人「逆差別」に反対 同性婚支持
 「国は変わった」。6月25日、ロバーツ最高裁長官は黒人差別をなくすため国が規定した投票権法(1965年)判決でこう指摘した。

 施行から約50年。黒人に対する激しい差別は減少する一方、中南米系(ヒスパニック)の流入など人種構成の変化を示し、時代にそぐわなくなったとの趣旨だった。

 黒人など少数派を優遇するアファーマティブ・アクション(積極的差別是正措置)プログラムを採用するテキサス大学の入学選抜方式を「逆差別」と白人女性が訴えた裁判では、24日、合憲判決を下した控訴審への差し戻しを命じた。公民権運動の成果として60年代に導入された積極的差別是正措置に「古い平等主義」との指摘は根強かった。

 一方、最高裁は同性婚という「新しい平等」への判断も迫られた。同性婚を禁じた国の結婚保護法(96年)の条項を違憲とした26日の判決に、リベラル系のニューヨーク・タイムズ紙は「政府による同性愛者への差別を終わらせる長い闘いの末の大きな勝利」と歓迎する社説を掲載した。

 米ジョージタウン大学のマイケル・カジン教授(米国史)は「投票権法判決では人種的少数派支援に政府は介入すべきではないという保守派の主張を反映し、同性婚判決では自由主義者が信奉する個人の自由を重視した」と指摘。結果的に保守派とリベラル派が「1勝1敗」のバランスのとれた判決となったといえる。

 米国憲法センターのライル・デニストン氏は同性婚判決について「同性愛者を同等に扱う文化が急速に広がる現状を最高裁が追認したことで、同性愛者を受け入れる流れが加速する」とみる。

 ただ、投票権法判決と同性婚判決は判事9人の意見が5対4と小差で、米国社会の分断を改めて物語った。

 ベトナム戦争期、ウーマンリブ運動が主導し「リベラル派の勝利」といわれた人工妊娠中絶合憲判決(73年)は、その反発から中絶規制の流れが広がり、保守派が巻き返しを図る契機ともなった。

 今後は「同性愛支援者はより多くの州に同性婚を認めさせようとし、保守派は人種『特恵』制度を撤廃しようとする」(カジン教授)とみられ、州レベルでの対立が激しくなりそうだ。

 投票権法の縛りがあった南部を中心とする9州のうち、テキサス州は判決当日の25日、新たな区割り施行などを表明。9州の議会は白人が多く、黒人やヒスパニックら少数派の議員選出に不利な区割りとなり「新たな人種差別を生む」との懸念も出ている。

1782チバQ:2013/07/02(火) 00:49:36
360 :チバQ:2013/06/29(土) 08:09:12
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130628/amr13062810010005-n1.htm
【水平垂直】
米、同性婚へ道開く 独立系判事、リベラルと歩調
2013.6.28 10:00

 【ワシントン=佐々木類】米連邦最高裁は現在9人の判事で構成されている。大統領が指名し上院が承認する。終身ポストで、大統領が若い候補を指名し、政党の理念や政策を反映させようとする傾向がある。9人の内訳は、共和、民主両党の大統領から指名された保守系、リベラル系判事がそれぞれ4人と、どちらにも偏らない独立系のアンソニー・ケネディ判事(76)。鍵を握るとみられていたケネディ氏がリベラル系判事と歩調を合わせたため、連邦法「結婚防衛法」は違憲となった。

 ケネディ氏は1988年2月、共和党のレーガン元大統領に指名された。妊娠中絶や同性愛者の権利などの問題ではリベラル寄りの判断を示してきた。ケネディ氏は今回、違憲判断を下した理由について、「同性婚カップルは結婚防衛法の下で重荷を背負ってきた」とコメントしている。

1783チバQ:2013/07/09(火) 19:42:41
http://www.afpbb.com/article/politics/2955021/11020378?ctm_campaign=txt_topics
テキサス州ペリー氏が知事選不出馬、次期大統領選に焦点か
2013年07月09日 19:14 発信地:ワシントンD.C./米国

【7月9日 AFP】米テキサス(Texas)州のリック・ペリー(Rick Perry)知事(63、共和党)が8日、来年行われる同州の知事選挙に出馬しない意向を表明した。ただし、前回出馬した米大統領選挙への2度目の挑戦に関しては明言を避けた。

 テキサス州知事として在任期間が最長のペリー知事は、自らの将来について決める前に「祈り、じっくり考える」と述べ、現在務めている第3期目が満了する2015年1月をもって知事職を退く考えを明らかにした。

 ペリー知事は同州サンアントニオ(San Antonio)で行われた集会で、「指導者のマントを引き継ぐときが来た」と語り、「これからもテキサスにとって最善となることのために懸命に働き続ける。これからも活発に、この偉大な州を導きたい。また自分自身の将来の道を決めるために祈り、じっくり考え、動きたい」と支持者らを前に述べた。

 強気の物言いで知られるペリー氏は、大統領選挙で当選したジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)前大統領(任期:2001〜09年)の後任として2000年に副知事から昇格。2011年には翌年の大統領選挙への出馬を表明、保守強硬派の多くから支持を集めたものの、政策に精通していない部分を露呈したり、失言を繰り返すなどした。

 以降、ペリー氏は2016年の大統領選への出馬についてほのめかしながらも立候補の意思表明には至っていない。ただ、7日の米FOXニュース(Fox News)では、「確かに」選択肢の一つだと語っている。(c)AFP

1784チバQ:2013/07/13(土) 09:02:44
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2955198/11023067?ctm_campaign=txt_topics
オバマ大統領がブロッコリーに「便宜」? 政治論争に発展か
2013年07月11日 11:59 発信地:ワシントンD.C./米国
【7月11日 AFP】ミシェル・オバマ(Michelle Obama)米大統領夫人が主導する健康的な食習慣を訴えるキャンペーンは、明らかに「家族」も巻き込んでいるようだ──。

 ホワイトハウス(White House)で9日に開催された子ども向けイベントで、一番好きな食べ物は何かと尋ねられたバラク・オバマ(Barack Obama)大統領は、キャベツの仲間であり栄養価が最も高い野菜といわれているブロッコリーを挙げた。

 オバマ大統領は、ブロッコリーを褒めたたえた一方で、遊説中には「普通の人」を誇示するために頬張っていたチーズバーガーやホットドッグ、ポークチョップやパンプキンパイを冷たくあしらった。

 大統領のすぐ横には、子供の肥満撲滅と健康的な食習慣や運動の促進を目的とした「レッツ・ムーブ」キャンペーンに熱心に取り組むミシェル夫人の姿もあった。大統領はこの日、夫人のキャンペーンに「忠実」な姿勢を見せた。

 ブロッコリーは米国で嫌われる野菜の代表格。ジョージ・H・W・ブッシュ(George H.W. Bush)元米大統領もブロッコリーが大嫌いで、1990年に「子どもの頃から嫌いだったが、母親に食べさせられていた」と発言している。「米国大統領になったのだから、もうこれからはブロッコリーは食べない」と公言した。

 また大統領専用機エアフォースワン(Air Force One)へのブロッコリーの持ち込みを度々禁止しており、そうした大統領の「権力の行使」は、健康的な野菜好きの人々から反感を買った。

 オバマ大統領のコメントは瞬く間にマイクロブログのツイッター(Twitter)上で広がり、政治論争へと発展した。大統領の選挙参謀だったデビッド・プラフ(David Plouffe)氏は、共和党はブロッコリーを攻撃してくるとコメントし、「これで2016年の大統領選挙候補に名乗りを上げる共和党員はすべて、二度とブロッコリーを食べないと誓わなくてはならなくなるだろう」とツイートした。(c)AFP

1785とはずがたり:2013/07/15(月) 16:06:07

アメリカの法制度は割と腐ってるからなぁ。。

黒人射殺無罪で抗議広がる オバマ氏、沈静化呼び掛け
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/snk20130715526.html?fr=rk
産経新聞2013年7月15日(月)10:51

 【ニューヨーク=黒沢潤】米南部フロリダ州で今年2月、丸腰の黒人少年を射殺して殺人罪に問われた元自警団員、ジョージ・ジマーマン被告(29)に13日、無罪評決が下されたことを受け、米国の主要都市では14日、評決を不満とする抗議デモが相次いだ。

 デモはフロリダ州サンフォードやニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴなどの主要都市で発生。ほとんどが平和的に行われたものの、米CNNテレビによれば、カリフォルニア州オークランドでは暴徒化したデモ参加者の一部が警察車両を破壊するなどした。

 一方、歌手のビヨンセさんは同日、南部テネシー州ナッシュビルでのコンサートで、来場者に黙祷(もくとう)を呼び掛けるなど、多くの著名人が無罪評決に不満を示した。

 オバマ大統領は声明で、「われわれは法治国家の国民であり、評決はすでに下った」としながらも、「多くの犠牲者を出す銃の暴力を断ち切るため、私たちは最善を尽くしているのか、自分たちに問いかける必要がある」と強調した。

 この事件は、高校生のトレイボン・マーティンさん=当時(17)=がサンフォードのコンビニで買い物をした後、父親の知人宅に徒歩で向かう途中に発生。トレイボンさんは被告に不審者と思われて呼び止められ、激しくもみあった末に射殺された。

米国:黒人少年射殺で無罪評決 各地で抗議デモ
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/20130715k0000m030127000c.html
毎日新聞2013年7月15日(月)00:46
 【ニューヨーク草野和彦】米南部フロリダ州サンフォードで2012年、黒人の高校生の少年が自警団の男に射殺された事件で、サンフォードの裁判所の陪審員は13日、殺人罪に問われた男の正当防衛の主張を認め、無罪の評決をした。評決後、全米各地で抗議デモが起きており、今後、米国社会に根強く残る人種差別を巡って議論が再燃しそうだ。

 事件はサンフォードの住宅街で12年2月26日夜、当時17歳のトレイボン・マーティン君がコンビニエンスストアで買い物をし、知人宅に戻る途中に発生。

 不審者とみなした自警団団長でヒスパニック系白人のジョージ・ジマーマン被告(29)ともみ合いになった末、被告が持っていた拳銃でマーティン君の胸を撃ち、死亡させた。

 事件直後、被告は警察に銃で撃ったことは認めたが、正当防衛を主張。警察もこれを受け入れて逮捕しなかったことで「人種差別」との抗議デモが全米各地に拡大した。

 これに押されるように州司法当局が12年4月11日、第2級(計画性の薄い)殺人罪で起訴。先月始まった公判も注目を集めていた。

 公判で検察側は、ジマーマン被告がマーティン君を見た目で不審者と決めつけているとし、「撃ちたいから撃った」と故意性を主張したが、陪審員はこれを認めなかった。

 AP通信によると、無罪評決後にカリフォルニア州の3都市などで抗議集会が発生。オークランドでは地元新聞社ビルの窓が割られたり、米国旗が燃やされたりしたが、逮捕者は出ていない模様だ。

1786チバQ:2013/07/16(火) 21:10:47
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130715/amr13071521260002-n1.htm
「無罪評決」に波紋広がる 米フロリダ州の黒人少年射殺事件
2013.7.15 21:21 (1/3ページ)[米国]

射殺されたトレイボン・マーティンさん(左)と、ジョージ・ジマーマン被告(AP=共同)
 【ニューヨーク=黒沢潤】米南部フロリダ州サンフォードで昨年2月、丸腰の黒人少年を射殺し、殺人罪に問われた元自警団員のジョージ・ジマーマン被告(29)に13日、「無罪」評決が下されたことを受け、米各地では抗議デモが相次ぐなど、波紋が広がっている。オバマ大統領は14日、事態沈静化を呼びかける声明を発表した。

 抗議デモは、サンフォードやニューヨーク、サンフランシスコ、シカゴなど全米各地で起きた。米CNNテレビによれば、カリフォルニア州オークランドでは、暴徒化したデモ参加者が警察車両や建物を破壊。ニューヨークでは、数千人に達したデモ隊の一部が警官隊と衝突し、逮捕者が出た。ロサンゼルスでもデモ隊が高速道路を封鎖し、警官隊がゴム弾を発射する事態となった。

 多くの著名歌手もこの日、無罪評決に異議を唱えた。ビヨンセさんは南部テネシー州ナッシュビルでのコンサートで、来場者に黙●(=示へんに寿の旧字体)(もくとう)を呼びかけた。ヒップホップ界のスーパースター、アイス・キューブさんも、約百万人のフォロワーのいる自身のツイッターに「彼(被告)は自由になり、また子供の命を奪うに違いない」と書き込んだ。

 一方、全米の首長約千人で作る銃規制推進グループの共同代表を務めるブルームバーグ・ニューヨーク市長は、正当防衛を理由に銃の使用を認めるフロリダ州法に触れ、「ワシントンのロビイストによって起草された州法は、まず最初に銃を撃って、後で殺人の『正当性』を議論する法律である」と批判。「全米黒人地位向上協会(NAACP)」のウェブサイトには、基本的人権侵害など、別の形での訴追を求める署名が14日未明までに25万件も集まり、サーバーが12時間にわたってダウンした。

 無罪評決への波紋が広がる中、黒人指導者のジェシー・ジャクソン師は「たとえ失望していても、自制せよ。暴力に訴えれば、さらなる悲劇をもたらす」などと事態沈静化を求めた。オバマ大統領も「われわれは法治国家の国民であり、評決はすでに下った」と冷静な対応を求める一方、「多くの犠牲者を出す銃の暴力を断ち切るため、私たちが最善を尽くしているのか自分たちに問いかける必要がある」とも訴えた。

 射殺事件では、ヒスパニック系白人の被告が当初、逮捕されなかったこともあって、人種差別論争に発展。オバマ大統領も事件直後、「自分に息子がいたら(被害少年に)似ていただろう」などとコメントした。公判の様子は連日、長時間にわたりテレビ中継され、評決は全米の注目を集めた。

1787とはずがたり:2013/07/18(木) 08:51:38

2013年7月17日19時58分
オバマ氏、習氏の日本批判に「stop」 首脳会談で
http://www.asahi.com/international/update/0716/TKY201307160317.html?ref=infoseek

 「Let me stop you here(ここまでにしよう)」――。6月の米中首脳会談でオバマ大統領が、日本への懸念を語る習近平(シーチンピン)国家主席を遮って反論したやりとりを、キャンベル前米国務次官補が16日、日本記者クラブでの会見で明かした。

 キャンベル氏によれば、オバマ氏は「Japan is an ally, a friend, and a democracy(日本は同盟国で、友人で、民主主義国だ)」と語り、習氏に「You need to understand that very clearly(はっきりわかってもらわないと)」と伝えたという。

 会談で習氏は沖縄県の尖閣諸島の領有権を主張し、対立する日本を右傾化していると批判。これに対し、オバマ氏は尖閣問題で日本との対話を求めつつ、習氏が唱える日本への懸念を共有することは避けた形だ。

 一方、知日派としてともに会見したグリーン元米国家安全保障会議(NSC)日本・韓国部長は「日韓関係がここまで悪化したことを警戒する」と苦言。「台頭する中国への対応に不可欠な日本、韓国の姿勢を弱めるもので、米国として困った状態だ」と述べた。

1788とはずがたり:2013/07/18(木) 14:28:16

古い記事。ハワイ領有はアメリカ植民地主義の結果ではあるわな。

中国「ハワイ領有権も主張できる」 米国務長官、協議の一幕明かす
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121130/chn12113020080006-n1.htm
2012.11.30 20:06

 【ワシントン=犬塚陽介】クリントン米国務長官は11月29日、ワシントン市内で講演した際の質疑応答で、過去に南シナ海の領有権問題を中国と協議した際、中国側が「ハワイ(の領有権)を主張することもできる」と発言したことを明らかにした。長官は「やってみてください。われわれは仲裁機関で領有権を証明する。これこそあなた方に求める対応だ」と応じたという。

 協議の時期や詳細には言及しなかったが、20日の東アジアサミット前後のやりとりの可能性もある。仲裁機関は国際司法裁判所(ICJ)を指すとみられる。

 ハワイをめぐっては、太平洋軍のキーティング司令官(当時)が2007年5月に訪中した際、中国海軍幹部からハワイより東を米軍、西を中国海軍が管理しようと持ちかけられたと証言したこともあった。

 クリントン長官は、中国と周辺国の領有権問題について、領有権の主張が地域の緊張を招くような事態は「21世紀の世の中では容認できない」と述べ、東南アジア諸国連合(ASEAN)が目指す「行動規範」の策定を改めて支持した。また、領有権問題は「合法な手段」で解決されねばならないと強調した。

 さらに、領有権問題は北極や地中海でも起こりかねず、米国は「グローバルパワー」として放置できないと明言。中国が「できる限り広範囲」の領有権を主張する中、法に基づく秩序維持のために「直言していかねばならない」と語った。

1789チバQ:2013/07/18(木) 23:21:18
http://mainichi.jp/select/news/20130719k0000m030077000c.html
米上院選:チェイニー元副大統領の長女、立候補へ
毎日新聞 2013年07月18日 22時01分

 ブッシュ前政権で副大統領を務めたディック・チェイニー氏の長女リズ・チェイニー氏(46)は16日、2014年11月の中間選挙で上院選に立候補するため西部ワイオミング州の共和党予備選に挑戦する意向を表明した。4選を目指すマイケル・エンジ上院議員(69)も立候補予定。共和党の強固な地盤で、上院の議席を事実上決める予備選として注目を浴びそうだ。【ワシントン】

1790チバQ:2013/07/20(土) 08:25:58
http://mainichi.jp/select/news/20130720k0000m030117000c.html

デトロイト市破綻:産業衰退で人口流出

毎日新聞 2013年07月19日 22時21分(最終更新 07月19日 23時26分)


 【ワシントン平地修】米国の自動車産業を象徴する都市、ミシガン州デトロイト市が18日、連邦破産法9条の適用を申請し、財政破綻した。長年にわたる産業の衰退に伴う人口減が主な要因で、負債総額は180億ドル(約1.8兆円)超と米自治体として過去最大の財政破綻。すでに行政サービスの低下が治安悪化などを招いており、裁判所の管理下で債務の整理と行政の正常化が急がれる。

 「厳しい選択だが、破産は市の財政を立て直し、70万人の市民のためになる唯一の選択肢だ」。ミシガン州のスナイダー知事は、デトロイト市の破産申請を承認した理由を語った。ホワイトハウスは「オバマ大統領は事態を注視しており、デトロイト再生に向けた連携を維持する」との声明を発表した。

 デトロイトは歴史的にも米国を象徴する都市の一つだけに衝撃は大きい。ゼネラル・モーターズ(GM)が市内に本社を、フォード・モーターとクライスラーも近郊に本拠を置き、20世紀初めから米国の産業を支えてきた。しかし、1970年代の米国市場での日本車の台頭などで米国内の自動車産業は衰退し始め、工場の閉鎖なども相次いだ。

 人口の流出に歯止めがかからず、ピーク時の50年に180万人を超えていた人口は今では約70万人に。税収の落ち込みなどで財政は悪化の一途をたどり、行政サービスの低下や治安悪化が人口減に拍車をかけたほか、過去の債務の返済のために新たに借金を重ねる悪循環に陥っていた。

 裁判所に提出された資料によると、デトロイト市では通報で警察が駆けつけるのに平均1時間近くを要するほか、救急車は老朽化で3分の1しか使えない状況。街灯の4割が機能していない。殺人が増加する一方で、犯罪の検挙率は低下し、20年以上にわたり「全米で最も危険な街」の一つと名指しされていた。

 これ以上のサービスの低下は許されない一方で、すでに住民に課す税率は高く、新たな公債発行も厳しい状況で、「裁判所の監視下での(債務などの)リストラが市の将来のため最善」(デトロイト市)との判断に追い込まれた。

 同市は今後、市職員と退職者の年金や健康保険給付の見直しなどで債務の削減を図りつつ、最低限の行政サービスを確保し、必要なインフラ投資も実施する計画。ただ、年金受給者や債権者からの反発は必至で、市の再建への道のりは険しいことが予想される。

1791チバQ:2013/07/20(土) 08:27:24
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130719/amr13071911350004-n1.htm
「偉大な都市が…」企業も人も去り ゴーストタウン化
2013.7.19 11:29 (1/2ページ)[米国]

米ミシガン州デトロイトの廃虚となった工場跡=2012年2月(共同)
 【ワシントン=柿内公輔】自動車の“聖地”が落日の時を迎えた。18日に財政破綻した米ミシガン州デトロイト市は、米国の景気回復から取り残された地方都市の象徴だ。基幹産業の衰退による空洞化が人口流出を招き、税収難でとどめを刺される「負の連鎖」が、ついに巨大都市をも飲み込んだ。

 荒れ果てた雑居ビル、倒れた信号機…。CNNなど米テレビ各局は、市街地から一歩路地を入ればゴーストタウンさながらといった現地の映像を流した。

 「デトロイトは偉大な都市だ。だが、そのデトロイトも、この60年間は坂を転落するばかりだった」

 18日夕方に記者会見したデトロイト市の緊急事態財政管理者、ケビン・オア氏は深い嘆息を漏らした。

 デトロイトは1950年代まで、巨大な本社を構えるゼネラル・モーターズ(GM)など自動車大手の城下町として輝きを放っていた。しかし、70年代から安くて高品質の日本車メーカーによる攻勢が本格化。さらに金融危機によるGM、クライスラーの破綻と不況が致命傷になった。産業の縮小と治安の悪化で若年労働者が流出し、不動産価格は一時、金融危機前より7割も下落し、税収ががた落ちとなった。

 再建の動きがなかったわけではない。地元大学が主導する産業特区ができ、ベンチャー支援のプロジェクトが始動。GMが公的管理を脱し、オバマ大統領が「製造業復興の象徴」とデトロイトに言及したこともあった。

 だが、半数以下に落ち込んだ人口は戻らず、去っていった企業が戻ることもなかった。ミシガン州に任命されたオア氏が延命に向けて債権者の間をかけずり回ったが、「破綻は時間の問題」(米メディア)だった。

 今後は、裁判所の管理下で債務再編や市の退職者年金の改革などが進む見通しだが、曲折も予想される。

1792チバQ:2013/07/20(土) 09:44:45
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130720/amr13072008500002-n1.htm
米デトロイト市の転落に続く“破綻ドミノ”不安
2013.7.20 08:46
 【ワシントン=柿内公輔】米デトロイト市の財政破綻は、景気回復から取り残された地方自治体の財政リスクを浮き彫りにした。基幹産業の衰退で空洞化し税収難を招く「負の連鎖」が名門都市ものみ込んだ。デトロイトの転落に続く“破綻ドミノ”の不安が米経済に影を落としている。

 米国では、東部などの大都市圏と地方の財政格差が開いており、人口と企業の流出による税収不足から財政難に陥る自治体が続出している。とくにデトロイトを含むミシガン州やオハイオ州など中西部は「ラスト・ベルト(さびついた産業地帯)」と呼ばれ、鉄鋼など製造業の衰退が著しい。

 米国の自治体は財源をまかなうため地方債を発行しているが、その格付けも近年急落。一昨年に破綻したアラバマ州ジェファーソン郡も、格下げによる信用不安が引き金だった。自治体はいざとなれば増税に踏み切れるが、当然住民の抵抗は強い。

 デトロイトのケースのように自治体支援に及び腰の州も多いとされ、アナリストのメレディス・ホイットニー氏は「今後、50〜100の自治体が債務不履行(デフォルト)に陥る恐れがある」と警告している。

1793チバQ:2013/07/20(土) 09:45:18
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130720/amr13072008440001-n1.htm
米デトロイト市破綻 負債1兆8000億円 米自治体最大 市民への影響懸念
2013.7.20 08:43
 【ワシントン=柿内公輔】自動車産業の“聖地”として知られる米中西部ミシガン州のデトロイト市が18日、連邦破産法第9条の適用を同州連邦破産裁判所に申請し、財政破綻した。負債総額は180億ドル(約1兆8千億円)を超え、米国の地方自治体の破綻では過去最大となる。

                   ◇

 デトロイト市は裁判所に提出した書類で、「(財政難で)市民に対する基本的な義務すら果たせず、破産法を申請しなければ状況は一層悪化すると予測される」と説明。ホワイトハウスは「オバマ大統領も事態を注視している」などとする声明を発表した。

 デトロイトには、米最大の自動車メーカーのゼネラル・モーターズ(GM)が本社を構えるなど古くから自動車産業が集積。1950年代の最盛期は180万人の人口を抱えて栄えた。

 しかし、70年代から日本の自動車メーカーとの競争などで衰退し始め、治安も悪化して約70万人にまで人口が減少。税収の落ち込みに景気低迷も重なり、慢性的な財政難に陥った。

 ミシガン州のスナイダー知事は今年3月、デトロイト市の財政非常事態を宣言。同市の緊急事態財政管理者が任命され、破綻回避に向けて債権者と協議を重ねてきたが、資金繰りに行き詰まった。米経済は金融危機から緩やかに回復し、企業業績も持ち直してニューヨーク株が今年に入り最高値を更新。主要な大都市では活気が戻ったものの、人口や企業の流出が止まらない地方都市は回復が遅れている。

 今後は裁判所の管理下で再建計画が策定され、財政の立て直しに向けて債務削減などの協議が債権者と行われる。ただ、負債が巨額なことから協議の難航も予想される。行政サービス縮小による市民生活への影響も懸念されている。

                   ◇

【用語解説】米連邦破産法第9条

 企業や個人の倒産・破産処理を規定した米連邦破産法のうち、9条は多額の債務を抱えた地方自治体などの債務処理手続きを定めている。債権者の債権回収がいったん停止され、債務再編の交渉や計画の立案が可能になる。一般に、自治体の債務再編では9条に基づき、債務期限の延長や債務の削減、借金の借り換えなどが行われる。

1794チバQ:2013/07/20(土) 10:07:49
http://topics.jp.msn.com/world/general/article.aspx?articleid=1962774
「ヒラリー氏を候補に」2016年米大統領選挙、出馬望むグループが始動

米バージニア(Virginia)州アレキサンドリア(Alexandria)にある、2016年米大統領選へのヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官の出馬を後押しする政治支援団体「レディー・フォー・ヒラリー(Ready For Hillary)」の事務所(2013年7月11日撮影)。(c)AFP=時事 (AFPBB News)
【7月18日 AFP=時事】2016年米大統領選挙に、ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前米国務長官が立つとすれば、これほど手ごわい候補はいないだろう。当の本人が立候補の意向を表明もしていないうちから、クリントン前長官が出馬する下地固めを行っているグループには、すでに百万ドル相当の献金申し出が届いているという。


 ヒラリー氏の大統領選出馬を後押しする政治支援団体「レディー・フォー・ヒラリー(Ready For Hillary)」のAdam Parkhomenko事務局長は、本部事務所でAFPの取材に対し「百万ドル単位の小切手をお断りしたところ」だと語った。


 最近のクリントン人気はとどまるところを知らず、法律上は無制限に資金調達を行える同団体が、個人献金に2万5000ドル(約250万円)の上限を課したほどだ。大統領選への出馬を表明していない中で最も有名な人物は、すでに金銭よりもはるかに価値のあるもの、つまり「草の根運動」によって十分恩恵を得ているという理由からだ。


 バージニア(Virginia)州アレキサンドリア(Alexandria)のショッピング地区にあるペンキを塗ったばかりの事務所では、ボランティアたちが、自動車のバンパーに貼るためのステッカーを支持者宛ての封筒の中にせっせと入れていた。段ボール箱には、選挙前の活動用の帽子やTシャツが積み重ねられていた。別のスタッフは、4月に立ち上げたばかりの派手なウェブサイトの画面をスクロールしていた。


 彼らの使命の中心にあるのは、2016年の大統領選へ向かうサイクルの中で、現在、盛んに取り沙汰されている問題だ。08年の大統領選の民主党候補指名争いで、ライバルだったバラク・オバマ(Barack Obama)現大統領に苦い敗戦を喫した後、国務長官を務めたクリントン氏が、第2期オバマ政権の後に大統領を目指すのかどうかだ。


「レディー・フォー・ヒラリー」の広報責任者は「ヒラリーを出馬させたい。それが今、前にある目標だ」と語る。


 民主党のクレア・マカスキル(Claire McCaskill)上院議員は、クリントン氏を大統領に選出することは「必須」だと述べ、6月に議員の中で初めて「レディー・フォー・ヒラリー」に賛同した。


「レディー・フォー・ヒラリー」はいわゆる「スーパーPAC(特別政治活動委員会)」で、候補者になる可能性のある人物やその側近と接触することは法律で禁じられているが、Parkhomenko氏によると、すでに5000人を超える人から献金があった。多くは最少額の20.16ドル(約2000円)の献金だ。


「彼ら(「レディー・フォー・ヒラリー」)は自分たちの情熱によって行動している、独立した組織だ」と、クリントン氏の広報担当ニック・メリル(Nick Merrill)氏はいう。「(クリントン氏に)出馬を決心させようという彼らのエネルギーや熱意には素晴らしいものがある。しかし、最終的に個人的な決断をするのは、本人だけだ」


 ヒラリー氏は前月、マイクロブログのツイッター(Twitter)にアカウントを開設した際、経歴欄に自分の将来について「TBD(未定)」と書き込んだが、多くの観測筋は、その将来が明らかにされるのは時間の問題だとみている。(c)AFP=時事/AFPBB News

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1795チバQ:2013/07/21(日) 19:50:35
http://mainichi.jp/select/news/20130722k0000m030019000c.html
米国:100都市で黒人抗議…州法見直しを 少年射殺無罪
毎日新聞 2013年07月21日 19時34分

 【ニューヨーク草野和彦】全米の100都市以上で20日、南部フロリダ州の黒人少年射殺事件の無罪評決に抗議する集会が開かれた。被告の男性の正当防衛が認められたことを受け、集会を主催した人権団体は▽正当防衛の権利を拡大した州法の見直し▽人種差別を禁じた連邦法の公民権法違反罪での男性の起訴−−を司法省などに求めていく方針を確認。抗議運動は今後も継続する見通しとなった。

 ニューヨーク・マンハッタン南部の市警本部近くの広場には黒人を中心に数千人が集結。事件の被害者のトレイボン・マーティン君(当時17歳)の母、シブリナ・フルトンさんが「あなたたちの子供のためにも闘う」と訴えた。黒人の人気歌手、ビヨンセさんも顔を見せ、運動の広がりを感じさせた。

 マーティン君は昨年2月、コンビニエンスストアから知人宅に戻る途中、もみ合いになった自警団のヒスパニック系白人の男性に拳銃で射殺された。警察は当初、男性の正当防衛との主張を認めて逮捕せず、抗議運動を受けて州司法当局が州法の殺人罪で起訴した。

 正当防衛に関する多くの州法は、生命を脅かす相手から、逃げることができる場合は逃げるよう義務づけている。だが2005年施行のフロリダ州法では、逃げることができる場合でも銃などで反撃できるようになった。警察が逮捕に及び腰だったのは、この「拡大正当防衛法」を意識したためともされる。

 銃の権利擁護団体の後押しもあり、米メディアによると、今では30州が同様の州法を導入。20日の集会の主催団体代表で黒人の公民権運動活動家、アル・シャープトン牧師はマンハッタンで「同じようなことが起きないように法改正を求めていく」と主張した。また黒人女性のエミシア・パーカーさん(31)は「抗議運動が(男性の)逮捕と起訴につながった。改めて起訴されるまで抗議を続ける」と誓った。

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1796チバQ:2013/07/21(日) 19:51:20
http://mainichi.jp/select/news/20130720mog00m030019000c.html
米デトロイト市:財政破綻 再建険しく 債務整理、反発必至
2013年07月20日

 【ワシントン平地修】米国の自動車産業を象徴する都市、ミシガン州デトロイト市が18日、連邦破産法9条の適用を申請し、財政破綻した。長年にわたる産業の衰退に伴う人口減が主な要因で、負債総額は180億ドル(約1・8兆円)超と米自治体として過去最大の財政破綻。すでに行政サービスの低下が治安悪化などを招いており、裁判所の管理下で債務の整理と行政の正常化が急がれる。

 「破産は市の財政を立て直し、市民のためになる唯一の選択肢だ」。ミシガン州のスナイダー知事は、破産申請を承認した理由を語った。ホワイトハウスは「オバマ大統領は事態を注視しており、デトロイト再生に向けた連携を維持する」との声明を発表した。

 デトロイトは歴史的にも米国を象徴する都市の一つだけに衝撃は大きい。ゼネラル・モーターズ(GM)が市内に本社を、フォード・モーターとクライスラーも近郊に本拠を置き、20世紀初めから米国の産業を支えてきた。しかし、1970年代の米国市場での日本車の台頭などで米国内の自動車産業は衰退し始め、工場の閉鎖なども相次いだ。

 ピーク時の50年に180万人を超えていた人口は今では約70万人に。税収の落ち込みなどで財政は悪化の一途をたどり、行政サービスの低下や治安悪化が人口減に拍車をかけたほか、債務の返済のために借金を重ねる悪循環に陥っていた。

 裁判所に提出された資料によると、通報で警察が駆けつけるのに平均1時間近くを要するほか、救急車は老朽化で3分の1しか使えない状況。街灯の4割が機能していない。殺人が増加する一方で、犯罪の検挙率は低下し、20年以上にわたり「全米で最も危険な街」の一つと名指しされていた。

 すでに住民に課す税率は高く、新たな公債発行も厳しい状況で「裁判所の監視下での(債務などの)リストラが市の将来のため最善」(デトロイト市)との判断に追い込まれた。同市は今後、市職員と退職者の年金や健康保険給付の見直しなどで債務の削減を図りつつ、最低限の行政サービスを確保し、必要なインフラ投資も実施する計画。ただ、年金受給者や債権者からの反発は必至で、再建への道のりは険しいことが予想される。

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1797チバQ:2013/07/21(日) 19:52:26
http://mainichi.jp/select/news/20130720k0000m030118000c.html
オバマ大統領:2期目半年 議会足かせ三重苦
毎日新聞 2013年07月19日 22時28分

 米オバマ政権が2期目をスタートさせ、20日で半年を迎える。1期目は、金融危機からの回復やイラク、アフガニスタン両戦争の出口戦略策定などブッシュ前政権の後始末に追われた4年だったが、2期目は移民制度改革や銃規制の強化、気候変動問題への取り組みに意欲を示すなど「レガシー(遺産)」作りを野心的に進める意向を鮮明にしている。ただ、議会の党派対立は深刻で「決められない政治」は続く。

 ◇内 政
 大統領は2期目の就任式で「平等」をキーワードに女性、同性愛者、移民らの権利拡大、さらに地球温暖化対策などを掲げ「リベラル色」を前面に打ち出した。大統領選を機に回復した支持率をバックに、下院で多数を握る共和党を抑え込む戦略だった。

 しかし、勢いは続かなかった。大統領が「90%の米国人が賛成している」と旗振り役を務めてきた銃規制強化法案は4月に上院で否決。5月には、内国歳入庁(IRS)が保守系団体を抽出して免税審査を厳しくしていた問題などが発覚した。

 翌6月には米国家安全保障局(NSA)による個人情報の極秘収集が暴露され、政権に追い打ちをかけた。

 CNNの世論調査では、2期目の就任式直前に55%あった大統領の支持率が6月の調査で45%にまで下がり、不支持が54%と逆転。大統領への信頼感についても「正直で信頼に足る」との回答は49%に急降下。09年の1期目就任直後の74%より25ポイントも下がった。

 大統領は強気の姿勢を崩さず、6月には共和党が批判するスーザン・ライス国連大使を大統領補佐官(国家安全保障担当)に指名。核軍縮や温室効果ガス削減を巡る重要な政策演説を相次いで行うなど、レガシー作りに意欲的だ。

 ただ、共和党は攻勢を強めており、重要課題の一つに掲げる包括的な移民制度改革法案も上院は通過したが、下院での審議の見通しは立っていない。

 「共和党が抵抗勢力」との対立構図を作り、世論をバックに14年の中間選挙で民主党を勝利に導く−−。そんな戦略も、大統領自身の支持率低下でほころび始めている。【ワシントン西田進一郎】

 ◇財 政
 再選を決めた昨年11月の大統領選では、経済成長や雇用創出の確保による「中間所得層の底上げ」を公約した。しかし財政問題を巡る与野党の対立はオバマ政権の足かせとなり、3月に発動された歳出の強制削減が景気回復を下押ししている。

 大統領が再選と同時に直面したのが、大規模減税の期限切れと歳出の強制削減が2013年初めに重なる「財政の崖」だ。急激な財政引き締めで景気後退に陥る恐れがあったが、富裕層向け増税や強制削減開始の延期などで1月1日の土壇場で回避に成功した。

 しかし、その後も財政赤字削減を巡り「増税による歳入確保」を主張する民主党に対し、共和党は「社会保障を含む徹底した歳出削減」を要求。両党の溝は埋まらないままオバマ政権は今年3月、9月末までに850億ドル(約8兆5200億円)の歳出削減が必要になる強制削減発動に追い込まれた。

 米経済は緩やかな景気回復を続けているが、強制削減による連邦政府職員の一時解雇など影響は徐々に拡大。今年10月には法定の債務上限引き上げが必要となるが、失敗すれば米政府の借金返済が滞る恐れがある。

 また、財政問題が解決しなければ、教育やインフラ投資など財政出動による経済対策の実施も不可能だ。しかし、議会内からは「抜本的な赤字削減策の切迫感は失われている」(共和党上院議員)と、更に財政協議が長期化するとの見方が強まっている。【ワシントン平地修】

1798チバQ:2013/07/21(日) 19:52:42
 ◇外 交
 外交では「アジア・太平洋重視」戦略を継続する一方、1期目に目立った実績を残せなかった中東和平交渉の仲介や核軍縮で巻き返しを狙う。だが、エジプトの軍事クーデターや、米中央情報局(CIA)元職員による米国家安全保障局(NSA)の情報収集活動の暴露など、想定外の事態に直面し、早くも行き詰まりをみせている。

 大統領は3月、2期目最初の外遊でイスラエル、パレスチナを訪問。ケリー国務長官はイスラエル・パレスチナ間を往復するシャトル外交で、中東和平交渉再開に向け精力的に活動してきた。

 だが、双方の条件は折り合わず、早期の交渉の再開は難しい。内戦が泥沼化するシリア情勢では、アサド政権と反体制派が参加する国際会議開催が絶望視され、中東情勢には「打つ手なし」というのが実情だ。

 一方、オバマ大統領は先月、中国の習近平国家主席と「膝詰め会談」を行い、ロシアのプーチン大統領には核軍縮交渉を提案した。だが、中露両大国との関係改善に乗り出したところでCIA元職員による機密漏えい問題が発生。元職員を香港から出境させた中国、亡命申請を受理したロシアとの関係は早くもぎくしゃくしている。

 米キニピアック大が11日発表した世論調査結果によると、大統領の外交政策への支持率は40%と、5月の前回調査から7ポイント下落し、同大の調査で過去最低を記録。不支持率は9ポイント上がって52%に達し、オバマ外交への米国民の視線も厳しさを増している。【ワシントン白戸圭一】

1799チバQ:2013/07/23(火) 21:13:57
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130723/amr13072321020005-n1.htm
デトロイト財政破綻余波、市がゴッホなど美術館の所蔵品売却検討
2013.7.23 21:01 (1/2ページ)

米ミシガン州のデトロイト美術館に飾られているゴッホの自画像=6月2日(ロイター)
 【ワシントン=柿内公輔】財政破綻した米中西部ミシガン州デトロイト市で、デトロイト美術館(DIA)が誇る全米屈指の所蔵品の売却話が持ち上がっている。ゴッホなど貴重な名画を処分すれば市の再建に役立つというわけだが、「自動車と並ぶデトロイトの『魂』を売り渡すな」と反発も出ている。

 1885年に創設されたDIAは、古代エジプト美術から現代美術まで6万5千点以上のコレクションを抱え、全米6位の規模を誇る。有名なゴッホの「麦わら帽子の自画像」やルノワールなど印象派の名画の数々、中東やアジアなど世界各地の美術品が、市民や観光客のほか目の肥えた美術ファンを楽しませている。

 所蔵品の売却話が表面化したのは、デトロイト市が財政破綻にまだ陥る前の5月ごろ。同市の財政再建を指揮する緊急事態財政管理者のケビン・オア氏がDIAに所蔵品目録の提出を求めていたことが判明した。コレクション全体での評価額は25億ドルとの観測も飛び交い、180億ドルを超える市の負債減らしとしては悪くない「お宝」だ。オア氏はDIA職員への書簡で、「デトロイトを救うためなら市の魂でも削る。聖域はない」と宣告している。

 しかし、市民やDIA職員から非難の声が上がり、市が実際に破綻してデトロイトへの注目が一層増すと、全米規模でも美術団体などから批判が続出。米博物館協会のフォード・ベル会長は「非常に心配している」と懸念を表明した。

 米メディアによると、DIAのほかにも市内の博物館のめぼしい展示品が売却候補として市のリストに挙がっている。たとえば、フォード・モーター創業者のヘンリー・フォードがデトロイトで1900年代に生産を始めた名車「T型フォード」は、デトロイト歴史博物館が所蔵している。

 だが、高まる反発にもデトロイト市側は強硬な態度を崩さず、美術品の処分を検討中とみられる。米紙ワシントン・ポストは「売却を禁じる法律でもない限り、債権者からDIAのコレクションを守れるかは不透明」と指摘している。

1800チバQ:2013/07/23(火) 21:55:21
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2957456/11073159
米サンディエゴ市長にセクハラ訴訟、辞任要求高まる
2013年07月23日 15:52 発信地:ロサンゼルス/米国
【7月23日 AFP】米カリフォルニア(California)州サンディエゴ(San Diego)市のボブ・フィルナー(Bob Filner)市長から性的嫌がらせを受けたとして元事務所職員が22日、提訴したと発表したことを受け、市長の辞任を求める声が高まっている。

 フィルナー市長は、同市長のセクハラ被害を受けた女性として初めて名乗りを上げた自分の元広報責任者、アイリーン・マコーマック・ジャクソン(Irene McCormack Jackson)さんによる訴訟の発表に落胆を表明した。市長はすでに謝罪を表明し、自分の態度を修正するために支援が必要なことを認めていた。

 女性の権利をめぐる注目の裁判を数多く担当してきたグロリア・アルレッド(Gloria Allred)弁護士によると、マコーマックさんは今年1月から市長事務所で働き始めたが、「職務を遂行するためには、市長から下劣で屈辱的な性的発言を浴びる『フィルナー・ヘッドロック(頭を腕で抱えて絞める行動)』に耐えなければならないことに、すぐ気付いた」という。

「またマコーマックさんは、フィルナー市長からパンティーをはかないで仕事をしろと言わたり、裸を見たいと言われたり、性的関係を持つのが待ち遠しいと告げられたり、求婚されることにも耐えなければならないことが仕事の一環であることを知った」と同弁護士は述べた。

 元記者でもあるマコーマックさんは「過去6か月は私の職歴の中で最悪の期間だった。フィルナー市長から、女性とは性的対象であったり、頭の悪いばかだとみなされる環境で働かねばならなかった」と述べている。

 提訴の発表を受け、フィルナー市長は「全力で自己弁護するつもりだ。正義が勝つ」と語った。

 フィルナー氏は昨年12月にサンディエゴ市長に就任。今年7月初旬にセクハラ疑惑が明るみに出たことを受けて11日、「自分の態度を変えねばならないことに気付いた」と声明を発表した。その中で「恥ずかしながら、女性たちに対する十全の敬意がなかったこと、そして時に彼女たちをおびえさせていたことを認めねばならない──私には助けが必要だ。自分の態度や接し方を変えるため、専門家と共に取り組み始めた。態度が変わらなければ、私は市を率いることができないだろう」などと述べている。

 しかし、アルレッド弁護士は「助けが必要」だと訴えるだけでは十分ではないと述べ、「女性を肉の塊として扱う」ことを止めなければならないとくぎを刺した。(c)AFP

1801チバQ:2013/07/24(水) 22:56:51
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130724-00000034-mai-bus_all
<デトロイト財政破綻>人口減り荒廃 治安悪化
毎日新聞 7月24日(水)13時7分配信



そびえ立つGM本社ビルのすぐ近くに、廃虚と化した建物が残るデトロイト中心部。日中でも人けはない=2013年7月21日、平地修撮影
 米中西部ミシガン州デトロイト市が18日に連邦破産法9条を申請し、過去最大の自治体の財政破綻に陥った。「自動車の街」として発展したが、人口流出で荒廃が進み、治安悪化も著しい。同市は裁判所の管理下で再生を図るが、住民は期待と不安のはざまで暮らしている。【デトロイトでワシントン平地修】

 09年の経営破綻から復活を遂げつつある米自動車最大手ゼネラル・モーターズ(GM)の本社ビルがそびえる市中心部。そこから10分も歩くと街の風景は一変する。放置された民家や工場、ホテルが廃虚と化していた。

 通勤中のテリー・ジョーンズさん(46)が吐き捨てるように言った。「この光景を見れば分かるだろう。みんな出て行き、全てが貧しくなった」

 デトロイトは1900年代初頭から、GMやフォード・モーターなどの自動車産業とともに米国を象徴する都市に成長。同市を発祥とする「モータウン・サウンド」と呼ばれる音楽が60〜70年代に世界的に大流行する文化の拠点にもなった。

 しかし、日本車の攻勢などで60年ごろから衰退が始まり、工場の閉鎖や移転が相次いだ。人口は50年の180万人超から現在の約70万人に激減した。

 市東部には、50年以上前に閉鎖された約32万平方メートルもの自動車工場跡が広がる。内部はがれきの山で、5階建てほどの建物が今にも崩落しそうだ。周辺に廃屋が広がり、建築関連業のエリック・ジョンソンさん(49)は治安悪化を懸念する。「若者に暴力がはびこり極めて危険な状況だ」

 デトロイト市の2013年初めから7月中旬までの殺人事件の発生件数は167件で、人口規模が10倍以上のニューヨーク市(170件)とほぼ同水準。財政悪化で行政サービスは低下し、パトカーが現場に到着するのに要する時間は平均58分と、全国平均の11分を大幅に上回る。

 「今こそ60年にわたる衰退を止める好機だ」。ミシガン州のスナイダー知事は、市民サービス改善には裁判所の管理下で債務整理などを進め、再生を図ることが不可欠だと強調する。ジョンソンさんは「昔のような美しい街に戻れるはず」と期待する。

 ただ、その道のりは険しそうだ。120年超の歴史を誇るデトロイト美術館では、市が保有するゴッホの自画像などの収蔵品を債務返済のために売却するとの話が取りざたされる。案内のボランティア男性(72)は「売却の話は聞いたが、なんとも言いようがない」と言葉少なだった。
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1802チバQ:2013/07/25(木) 20:28:40
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130725/amr13072508020000-n1.htm
駐日米大使にケネディ氏 故大統領の長女、女性で初 秋にも着任
2013.7.25 08:00

上院議員当時のオバマ氏に肩を抱かれるキャロライン・ケネディ氏=2008年4月20日(AP)
 米ホワイトハウスは24日、オバマ大統領がルース駐日米大使の後任に故ケネディ大統領の長女キャロライン・ケネディ氏(55)を指名すると正式発表した。上院で承認されれば初の女性駐日米大使となり、秋口にも着任する見通し。

 ケネディ氏は過去2回の大統領選でオバマ氏を強く支持した有力支援者の一人。現在はケネディ大統領記念図書館の支援財団理事長を務める傍ら、執筆や出版活動を続けている。オバマ大統領は同日、ケネディ氏について「深い経験と献身ぶりで仕事に取り組むだろう」と期待感を示した。

 ケネディ氏は就任後、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題などの懸案解決に当たる。同氏は一時、ニューヨーク州選出の上院議員候補に浮上したこともあるが、行政経験はなく手腕は未知数だ。

 一方で、米社会で常に注目を集める「ケネディ家」からの起用に関心が高まるのは必至で、日本側には日米関係強化につながるとの期待もある。(共同)

1803チバQ:2013/07/26(金) 22:19:13
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130726/amr13072609400005-n1.htm
お飾り?前評判を覆せるか 駐日大使に正式指名、ケネディ元大統領の愛娘
2013.7.26 09:36 (1/2ページ)[米国]

上院議員時代のオバマ大統領とキャロライン・ケネディ氏。駐日大使起用は支持の論功行賞と言われているが=2008年4月(AP)
 バラク・オバマ米大統領(51)は24日、新しい駐日大使に、ジョン・F・ケネディ元大統領(1917〜1963年)の長女キャロライン・ケネディ氏(55)を正式に指名した。現職のジョン・ルース大使(58)の後任で、秋口にも着任する見通し。女性の駐日大使は初めて。絶大な知名度を誇る米国随一の名家の“直系セレブ”が来日すれば、大きな注目を集め、日米の絆が一段と強まると期待されている。政治経験に乏しく、過去2回の大統領選でオバマ氏を支持した「論功行賞」ともいわれる前評判を、その手腕で覆せるか。(SANKEI EXPRESS)

 「深い経験と素晴らしい献身ぶりで仕事に取り組むだろう。一緒に働くのを楽しみにしている」

 オバマ氏は24日の声明で、キャロライン氏を高く評価し、期待感を示した。

 ルース氏の後任候補として早くから名前が挙がっていたが、オバマ政権は内定後も、その巨額の資産内容やスキャンダルについて慎重に調査を進めていたという。

 キャロライン氏は1957年、ニューヨークで生まれ、3歳の時に父が大統領となり、幼少期をホワイトハウスで暮らした。父は63年にテキサス州ダラスで遊説中に暗殺され、99年には一家の長男で最愛の弟、ジョン氏が自ら操縦していた飛行機の墜落事故で死亡するなど、数々の身内の悲劇を経験した。

 母親のジャクリーン夫人(94年死去)は、世間の好奇の目から娘を守ろうと、厳格に育てたという。ハーバード大を卒業した後、ニューヨークのメトロポリタン美術館に就職し、そこで出会ったデザイナーの夫と結婚し1男2女の母親となった。コロンビア大法科大学院でも学び、弁護士資格を取得。現在はケネディ大統領記念図書館の支援財団理事長を務める傍ら、執筆活動などを行っている。

 これまで駐日大使には、モンデール元副大統領といった大物や現在のルース氏のような大統領の側近が起用されてきた。今も高い人気を誇るケネディ元大統領の愛娘は、米国にとって「特別な存在」であり、歴代大使と比べても出色だ。米有力紙は、「米国から日本への強いメッセージ」であり、「米国に改めて日本の重要さを思い起こさせる」と指摘した。

 ただ、オバマ氏との近さは批判の的にもなっている。キャロライン氏は2008年に、大統領予備選を戦っていたオバマ氏について、「私の父のような大統領」と題したコラムをニューヨーク・タイムズ紙に寄稿し、いち早く支持を表明した。12年の選挙では、支持だけでなく、資金集めにも奔走したとされる。

 2期目に入ったオバマ氏は今年、外交・政治経験に乏しい資金調達の貢献者や大口献金者を英国、ドイツ、イタリアなどの大使に次々に起用。「大使ポストは金で買える」との批判が噴出している。

 キャロライン氏はかつてニューヨーク州の上院議員候補に浮上したことがある程度で、外交手腕はまったく未知数。もっとも、その知名度とオバマ氏とのホットラインが、経験不足を補って余りある強力な武器となるのは間違いない。

1804チバQ:2013/07/29(月) 22:10:07
http://www.cnn.co.jp/usa/35034654.html?tag=mcol;relStories
レイプ被害の裸の女性、民家に助け乞うも中に入れず 米国
2013.07.13 Sat posted at 16:01 JST

(CNN) 米南部フロリダ州でレイプ被害を受けたほぼ全裸の女性が深夜民家に助けを求めたものの、居住する夫婦が犯罪に巻き込まれることなどを恐れ、女性を家内に入れることを拒む出来事がこのほどあった。

夫婦は代わりに、警察へ緊急通報し、早急に駆け付けてくれるよう求めていた。緊急通報電話には、助けを乞う女性の声も入り交じっていたという。

夫婦の家は隔絶した地域にあった。緊急通報を受けた警官は約11分後に現場に到着、その後の捜査でレイプ容疑者の29歳男が車内で「売春婦」と一緒にいるところを逮捕した。

同州デランドの警察の報道担当者は、他の犯罪に巻き込まれかねないとの不安が今回、不幸な結果を生んだと指摘。その上で、災難に遭った人を助ける度合いは個人によって異なるとしながらも、今回の出来事や今後類似の事例が起きる可能性を踏まえ、「落ち着け。今、警察に電話している」などと言い聞かせる対処の方法もあると説明。

「助けを求める人にドアから離れるよう促し、安心出来る距離を取った後に外に出て毛布などを与え、家内に戻る方法もある」と続けた。家内に2人いた場合、1人が「今、助けが来る」と安心させ、残りの1人が警察などへの連絡を維持する対応も紹介した。

捜査調書によると、レイプの容疑者はデランドで8日深夜、刃物で脅かして女性を車内に連れ込んだ。この後、夫婦の民家近くまで走行し、繰り返し暴行していた。

女性はその後、隙を見て容疑者を押しのけて車外に逃げ、夫婦の自宅にたどり着いていた。ドアをたたき、「さっきレイプされた」などと叫んでいたという。

1805チバQ:2013/07/30(火) 23:11:54
http://mainichi.jp/select/news/20130730k0000e030151000c.html
オバマ米大統領:ヒラリー氏と会談 「懇親」も臆測呼ぶ
毎日新聞 2013年07月30日 09時53分(最終更新 07月30日 10時36分)

 【ワシントン西田進一郎】オバマ米大統領は29日、ホワイトハウスにヒラリー・クリントン前米国務長官を招き、昼食をとりながら会談した。ホワイトハウスは「主目的は懇親」(アーネスト大統領副報道官)とし、内容を明らかにしていない。しかし、2016年の次期大統領選に向け、クリントン氏の擁立を目指す声が早くも民主党内から相次いでいることもあり、会談は臆測を呼んでいる。

 アーネスト氏は会談について、第1期オバマ政権4年間で「強固な仕事上の協力関係だけでなく、真の友情も築いた」2人が、「主として友情を議題に昼食をとった」と説明。米メディアによると、4月に行われたブッシュ大統領図書館の開館式で顔を合わせた際、昼食を共にしようと話し合ったという。

 クリントン氏は退任後、執筆活動や講演などをしている。大統領選への対応は明らかにしていないが、6月に短文投稿サイト「ツイッター」を始めた際、自己紹介欄の最後に「TBD(未定)……」と記し、話題となった。擁立を目指す政治団体「レディー・フォー・ヒラリー」は既に動き出し、民主党の上下両院議員らが次々と支持を表明している。

1806チバQ:2013/07/31(水) 21:26:01
http://mainichi.jp/select/news/20130731k0000e030154000c.html
次期米大統領選:クリントン氏待望 支持表明相次ぐ
毎日新聞 2013年07月31日 11時01分(最終更新 07月31日 13時00分)

 【ワシントン西田進一郎】2016年の次期米大統領選挙に向け、米民主党の連邦議会議員らからヒラリー・クリントン前米国務長官(65)の擁立を目指す支持表明が相次いでいる。クリントン氏は立候補について明言していないが、擁立を目指した政治団体が動き出すなど周辺の期待が高まっている。

 「立候補しなければ、国家の損失だ。彼女は準備ができており、偉大な大統領になる」

 ルイス・グティエレス下院議員(イリノイ州)は今月、クリントン氏の擁立を目指す政治団体「レディー・フォー・ヒラリー」のホームページに支持表明のコメントを掲載した。上下両院議員の支持表明は今月に入って4人。6月にはクレア・マカスキル上院議員(ミズーリ州)が、現職上院議員としては初めて支持表明した。同団体のホームページには、議員や女優、知事経験者らの支持表明のコメントや写真が並んでいる。

 支持表明が相次ぐ背景には、クリントン氏の人気の高さがある。米キニピアック大が12日に発表した世論調査では、クリントン氏の好感度は5月末より3ポイント上昇し55%で、バイデン副大統領の38%を大きく上回った。民主党からは、州知事らの名前も挙がるが、クリントン氏は別格との見方が一般的だ。オバマ大統領の好感度はクリントン氏を下回る47%だった。

 クリントン氏は国務長官退任後、執筆活動や講演などを行っている。大統領選への対応は明らかにしていない。

1807チバQ:2013/08/04(日) 12:10:22
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130803/amr13080318010007-n1.htm
動き出すヒラリー待望論 人気に便乗の動きも
2013.8.3 17:57 (1/2ページ)
ヒラリー・クリントン氏(AP)
ヒラリー・クリントン氏(AP)
 【ワシントン=小雲規生】2016年の米大統領選に向け、民主党内で圧倒的な人気を誇るヒラリー・クリントン前国務長官の周辺が早くも騒がしくなってきた。民主党の有力議員らからはヒラリー氏の手腕を評価する発言が相次ぎ、大統領選出馬を待ち望む支持者による政治団体はすでに巨額の資金集めに奔走している。一方、大手テレビ局はヒラリー氏をテーマにした長編番組の制作を相次いで発表。「米国初の女性大統領」への期待の下、ヒラリー待望論は政界以外にも広がっている。

 「おそらく夫の(ビル・クリントン)元大統領よりもいい仕事をするのではないか」。民主党のリード上院院内総務は7月25日、ヒラリー氏の手腕を手放しで褒めた。ペロシ下院院内総務も「ヒラリー氏の大統領選出馬を願っている」と話すなど、ヒラリー待望論が高まっている。

 背景にあるのはヒラリー氏の圧倒的な国民からの人気だ。24日に発表された世論調査ではヒラリー氏は民主党の大統領候補として63%から支持を受け、2位のバイデン副大統領の13%を大きく引き離した。大統領選まで3年以上あり、ヒラリー氏自身は出馬の意思を明確にしていないとはいえ、高い知名度で民主党に勝利をもたらすとの期待が強まる。

 こうした人気を支える支持者たちも動きを加速させている。1月に設立されたヒラリー氏を自主的に支援する特別政治活動委員会(スーパーPAC)の一つは7月末、これまでに全米50州に住む1万人から寄付を受け、金額は6月だけでも約100万ドル(1億円)に上ったと発表した。オバマ大統領の選挙活動に関わったコンサルティング会社と契約を結ぶなど、体制づくりも進む。

 またNBCテレビは7月27日、女優のダイアン・レインさんを起用してファースト・レディー時代から現在までのヒラリー氏を描く4時間のドラマシリーズを制作すると発表。ヒラリー氏の人気に便乗するかたちで、「夫の元大統領は誰が演じるのか」などと話題を呼んでいる。CNNも29日、ヒラリー氏の長編ドキュメンタリーの制作を発表した。

 ヒラリー氏は大統領選時には69歳と高齢になっていることや、国務長官時代にリビアの米領事館が襲撃された際の対応が問題視されたことなどが弱みとされるが、当分の間、盛り上がりが続きそうだ。

1808チバQ:2013/08/05(月) 23:08:23
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/130805/cpd1308050502005-n1.htm
米共和党、若さで圧倒 16年大統領選 40代候補で巻き返し (1/3ページ)2013.8.5 05:00
 オバマ米大統領が2期目を務めるなか、政権与党の民主党では同大統領の後継者をめぐる議論が早くも取り沙汰されている。

 2016年の次回選挙に向けた懸念は、後継候補に挙げられる党幹部たちの年齢だ。存在感のある若手が党内に不足し、長老クラスにばかり注目が集まる現状は、若い有権者を主要な支持基盤とする民主党にとって大きな不安材料。一方の野党、共和党は、昨年の大統領選での敗北を受け有力メンバーの若返りが着々と進んでおり、今後の巻き返しに期待が持てる状況だ。

 ◆民主党は60〜70代

 これまでのところ、オバマ大統領の後継者として特に話題に上る人物は、国務長官を務めたヒラリー・クリントン氏とバイデン副大統領だが、それぞれ65歳、70歳と、51歳のオバマ大統領よりもかなり年上だ。また上院院内総務を務めるハリー・リード氏(ネバダ州)、副院内総務のディック・ダービン氏(イリノイ州)、下院院内総務のナンシー・ペロシ氏(カリフォルニア州)ら有力議員の平均年齢も70歳を超える。

 各州に目を転じれば、20人いる民主党州知事の平均年齢は60歳超。モンタナ州のバロック知事の47歳が最年少だ。国内上位10都市の市長はいずれも民主党で占められているが、その平均年齢も50歳を上回っている。

 政治家がその地位を飛躍的に高めるきっかけとして、若さがものをいうケースは少なくない。

 1960年と92年に民主党の候補者として大統領選を制した故ケネディ氏とビル・クリントン氏は、当時ともに40代。現職のオバマ大統領も、2008年に初当選を決めたときは47歳だった。

 オバマ大統領が再選を果たした12年選挙の出口調査によると、18〜29歳の有権者からの得票率は、同大統領が60対37で共和党のロムニー候補を大きく上回っている。

 しかし次回の大統領選では、候補者の年齢をめぐる優位性が逆転しそうだ。共和党が次期大統領候補に立てる可能性のあるマルコ・ルビオ上院議員(フロリダ州)、テッド・クルス上院議員(テキサス州)、ポール・ライアン下院議員(ウィスコンシン州)の3人の年齢はいずれも42〜43歳と若い。

 12年の大統領選で副大統領候補だったライアン氏は10年、同じく共和党下院議員のケビン・マッカーシー氏(カリフォルニア州)、エリック・カンター氏(バージニア州)と共同で、1980年代の米西部劇映画と同名の「ヤングガン」という書籍を執筆。次世代の政治家としての存在感をアピールした。マッカーシー、カンター両氏の現在の年齢はそれぞれ48歳、50歳だ。

 ◆州知事選でも躍進

 加えて州知事の顔触れでも、共和党の若手政治家による台頭が目立つ。10年に国内37州で行われた知事選挙を経て、共和党知事の数は6人増の29人となった。このうちルイジアナ州のジンダル知事は42歳。サウスカロライナ州のヘイリー知事は41歳。ウィスコンシン州のウォーカー知事は45歳。

 歴代の米大統領は1976年以降、4人を知事出身者が占める。一方、連邦議会議員から直接大統領に就任したのは、ケネディ氏より最近では現職のオバマ氏しかいない。共和党のレーガン政権が高い支持率を誇っていた80年代には、アーカンソー州知事だったクリントン氏やインディアナ州知事だったエバン・バイ氏など、当時30〜40代の若手知事が民主党から選出されていた。

 2012年の大統領選でロムニー陣営の選挙戦略担当を務めたスチュアート・スティーブンス氏は「古い世代の人間を大統領に選ぶ有権者はほとんどいない。奇妙なことだが大統領選では、最も経験の浅い候補者が当選するケースも多いのが実情だ。米国民の気質として、過去の実績より将来性に期待を寄せる傾向が強いためだ」と分析する。

 対照的に、有権者が次期大統領を選ぶ条件として、候補者の年齢はそれほど重要ではないとする見方もある。1992年の大統領選でクリントン氏の当選に尽力したポール・ベガラ氏は、オバマ現大統領が昨年再選を果たした要因として、年齢よりも移民制度や同性婚、環境問題などに関する政策に若い有権者が共感したことが大きかったと主張した。(ブルームバーグ Michael Tackett)

1809チバQ:2013/08/08(木) 20:08:43
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130807/amr13080721120010-n1.htm
オバマ政権 最後の大型人事、FRB議長の後任は?三つどもえの様相
2013.8.7 21:10 (1/2ページ)
 【ワシントン=柿内公輔】任期が半年を切った米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長の後任人事が加速してきた。イエレン副議長とサマーズ元財務長官の一騎打ちとみられたが、ダークホースも急浮上するなどメディアの観測もかまびすしい。オバマ政権に残された最後の大型人事だけに政権運営や金融政策へも影響を及ぼしそうだ。

 議長人事が一気に熱を帯び始めたのは、7月28日付のニューヨーク・タイムズ紙のオバマ大統領のインタビューからだ。大統領は具体名こそ挙げなかったものの「最適任の候補を数人絞り込んだ」と明言した。

 現議長のバーナンキ氏は2006年2月に就任。現在2期目で、来年1月末の退任が確実視されている。ホワイトハウスと財務省が後任の人選を進めているが、2人の有力候補をめぐり報道が過熱している。

 筆頭はイエレン副議長で、就任すれば初の女性議長。バーナンキ氏の信頼も厚く、元FRB副議長のブラインダー・プリンストン大教授は「彼女は準備ができている」と推す。

 対抗馬はハーバード大のサマーズ教授。クリントン政権の財務長官で、オバマ政権1期目の経済スタッフも務め、抜群の知名度を誇る。ハーバード大学長時代には「自然科学分野で男女には生まれつきの能力差がある」と発言、女性差別と批判されたこともある。

 有力米メディアでいち早くイエレン氏支持を表明したのがニューヨーク・タイムズ紙で、社説で「識見も経験もある」と称賛。一方、ワシントン・ポスト紙は、政府筋の情報として「サマーズ氏が最有力候補に浮上した」と伝えた。

 議会も騒がしくなってきた。FRB議長は大統領が指名するが、上院の承認も必要。与党民主党は、イエレン氏の指名を大統領に求める嘆願書に3分の1以上の議員が署名した。一方、野党共和党にはサマーズ氏を支持する声が多い。民主党とイエレン氏はともに金融規制に積極的で、逆に金融規制に慎重な共和党はサマーズ氏と考えが近い。

 さらに、「第3の候補」としてコーン元FRB副議長の名も急浮上。FRB一筋40年のたたき上げで、職員に人気がある。大統領と先日会合したマロニー下院議員(民主)は、イエレン氏とサマーズ氏の一騎打ちとの観測は「的確ではない」と指摘し、コーン氏支持をほのめかした。

 オバマ大統領はルー財務長官やケリー国務長官など2期目の主要人事をほぼ終えた。残る「大物」はFRB議長だけで、結果次第では与野党の亀裂を広げ、政権運営が不安定になりかねない。議会手続きを考えると今秋の指名が必要で、大統領は難しい決断を迫られている。

1810チバQ:2013/08/11(日) 13:14:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130810-00000067-mai-n_ame

<米連邦準備制度理事会>次期議長 手腕に関心

毎日新聞 8月10日(土)20時52分配信





<米連邦準備制度理事会>次期議長 手腕に関心

米FRBのバーナンキ議長=代表撮影

 ◇初の女性VS経験と人脈

 【ワシントン平地修】来年1月の退任が有力視される米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長の後任人事を巡り、イエレン副議長と並ぶ有力候補として、サマーズ元財務長官が浮上、両者を軸に調整が進む見通しとなった。就任すればFRB初の女性議長となるイエレン氏と、豊富な実務経験や人脈を誇るサマーズ氏。オバマ大統領は今秋に決断する方針で、両者の手腕や政策などに関心が高まっている。

【ラピュタ放映と米雇用統計発表が重なり…】ジブリの法則 真偽のほどは?

 オバマ大統領は9日の記者会見でイエレン、サマーズ両氏について「すばらしい候補」と認めた。議長人事は当初イエレン氏が最有力視されていた。同氏は積極的な金融緩和を主張する「ハト派」の代表格で、バーナンキ議長の下、景気と雇用下支えのための量的緩和策の推進を強く支持した。一方で、女性であることを理由にした慎重論も一部メディアなどで登場。7月下旬になると後継レースにサマーズ氏が急浮上した。

 サマーズ氏は、クリントン政権で財務長官を務めたほか、2009年のオバマ政権発足時に国家経済会議(NEC)委員長に就任し、金融危機対応を担った。大統領の信頼も厚く、10年末のNEC委員長退任後もたびたび経済政策などで助言をしているという。大統領とイエレン氏との接点は多くない。

 ただ、サマーズ氏は女性蔑視とされた発言により、06年に米ハーバード大学長を辞任したほか、「攻撃的」な性格が物議を醸すこともあり、与党・民主党に異議を唱える声も強い。米下院の民主党女性議員37人は7月31日、イエレン氏を次期議長に指名するよう求める書簡を大統領に提出。同党上院議員からも同様の書簡が出ている。

 民主党内からは「サマーズ氏は財務長官時に金融規制緩和を主導した」として、金融危機を引き起こした一因を作ったとの批判もある。ただ、大統領は7月31日の民主党議員団との会合で、サマーズ氏への批判に対し「公平ではない」と不満を示した。

 イエレン氏が後継なら、バーナンキ路線を引き継ぎ、緩和策からの「出口」は慎重に探るとみられる。一方、英フィナンシャル・タイムズ紙はサマーズ氏がFRBの量的緩和策について「多くの人が考えるよりも実体経済への効果は少ない」と発言していたことを明かした。市場では、サマーズ氏が議長になった場合、より引き締め方向の政策をとるとの観測が出ている。

 大統領は9日の記者会見で「(候補は)ほかに2人いる」とも発言した。両氏以外に、コーン前FRB副議長らも取りざたされている。

 ◇ローレンス・サマーズ氏

 1982年米ハーバード大博士。米財務長官、ハーバード大学長、米国家経済会議委員長を経て2011年から同大教授。58歳。

 ◇ジャネット・イエレン氏

 1971年米エール大経済学博士。クリントン政権下の経済諮問委員会委員長、サンフランシスコ連銀総裁を歴任し、2010年10月から現職。66歳。

1811チバQ:2013/08/13(火) 19:53:53
http://mainichi.jp/select/news/20130813k0000e030179000c.html
NY市警:所持品検査、違憲…黒人・ヒスパニックへの差別
毎日新聞 2013年08月13日 11時08分(最終更新 08月13日 11時50分)


ニューヨーク市警に対する違憲判決を受けて記者会見する「憲法権利センター」のビンス・ウォーレン事務局長(前列中央)と原告ら=米ニューヨーク市で12日、草野和彦撮影
拡大写真 【ニューヨーク草野和彦】米ニューヨークの連邦地裁は12日、ニューヨーク市警察が黒人やヒスパニックを不審者とみなして呼び止めたり所持品検査をするのは人種差別的で、不合理な捜索・押収を禁じた憲法修正4条に違反すると判断した。判決後の記者会見でブルームバーグ市長は控訴する意向を表明。今後、治安と人種問題を巡る議論に発展する可能性がある。

 訴訟は2008年に黒人男性らが起こし、集団訴訟となった。支援団体「憲法権利センター」のビンス・ウォーレン事務局長は記者会見で「画期的な判決だ」と称賛した。

 ブルームバーグ市長は02年の就任後、犯罪防止を理由に積極的な警察活動を推進。04〜12年の市警による呼び止めは約440万件にのぼり、うち8割以上で黒人とヒスパニックが対象だ。公判で市側は、呼び止めの割合が高いのは居住地域での犯罪発生率が高いためで、人種差別ではないと反論していた。

 だが、呼び止め対象者のうち9割近くは犯罪行為が確認されていない。こうした事実を踏まえ、判決は「黒人やヒスパニックの差別的な呼び止めにつながっている」として、法の下の平等を定めた修正14条違反も指摘した。

 また判決は、呼び止めなどが最高裁で認められた警察活動であると再確認しつつ、「市民の権利と自由を保護して行う必要がある」と述べ、市警を監督する外部の法律家を選任。警察官に装着式カメラを持たせ、呼び止めなどの活動を記録することも求めた。

1812チバQ:2013/08/15(木) 17:40:50
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130815/amr13081500220000-n1.htm
オバマ米大統領 移民制度改革で支持率挽回狙う
2013.8.15 00:20 (1/2ページ)
 【ワシントン=小雲規生】オバマ米大統領が移民制度改革法成立に強い意欲をみせている。6月下旬に上院を通過した法案は、全米に約1100万人いるとされる不法移民の市民権取得に道を開く内容。支持率低迷が続くオバマ大統領は長年の懸案である移民問題を前進させ、支持率回復を狙っている。法案に反対する議員が多い共和党が多数の下院では、法案の審議すらできない状況が続くが、オバマ大統領は共和党の消極姿勢を攻撃し、9月の議会再開をにらんだ論戦に弾みをつけたい考えだ。

 「上院の法案は全ての問題を解決できる。共和党は下院での審議のために行動すべきだ」。大統領は9日、上院の法案を評価し、共和党の対応を促した。

 法案は共和党のマケイン上院議員ら「8人のギャング」と称される超党派の議員団が練り上げた。重大犯罪歴がないことを条件に、罰金を払うなどすれば就労資格を得られる新制度を作ることなどが柱だ。国境警備強化なども盛り込まれ、6月27日、上院で68の賛成票を得て可決された。

 オバマ政権は内国歳入庁(IRS)が保守系団体の免税審査を不当に厳しくしていた問題や、政府による個人情報収集問題などで、支持率が昨年末の約54%から約43%に低下。「大きな実績をあげなければ、来年の中間選挙で勝つ可能性が下がる」との見方が強い。大統領の制度改革への意欲には、再選の基盤となったマイノリティー(少数派)重視の政策を支持率回復につなげたいとの思惑があるともみられている。

 しかし、下院で多数を占める共和党は移民への市民権付与に反対する支持者が多く、制度改革には消極的だ。ただし、全面的な反対はもろ刃の剣でもある。「共和党指導部には制度改革に強硬に反対すれば、マイノリティーからの支持を失いかねないとの懸念がある」(ワシントン・ポスト紙)ためだ。ベイナー下院議長やカンター下院院内総務は不法移民を「麻薬の運び屋」と表現した共和党議員を批判したこともある。

 現在夏季休暇中の米議会は9月上旬に再開される。大統領は下院で法案が審議されれば「通過する可能性がある」と述べ、上院同様に超党派の支持を得られる可能性を指摘している。

1813チバQ:2013/08/18(日) 22:45:26
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130818/amr13081821400002-n1.htm
ボーイスカウトに大企業 同性愛者への寛容な姿勢広がる 米社会
2013.8.18 21:39 (1/2ページ)
 【ニューヨーク=黒沢潤】同性婚を事実上容認する最高裁判決が出た米国で、同性愛者に寛容な風潮が強まりつつある。米ボーイスカウト連盟が同性愛者の少年の入隊を認める方針を決めたほか、大手企業も同性愛者への権利付与を支持する姿勢を次々と打ち出している。

 英国が発祥のボーイスカウト連盟は米国でも百年以上の歴史を持ち、約370万人(うち青少年約270万人)の会員を抱える。連盟は最近開催した総会で、同性愛者の少年の入隊を認めることを約6割の賛成多数で決定、来年1月から正式に受け入れる方針だ。

 総会では、米北部や東部の参加者に賛成者が多かったものの、南部の“伝統重視”のキリスト教保守派メンバーらが反対を表明した。フロリダ州の会員(弁護士)は、「連盟の新方針は(同性愛者以外の)子供たちへの影響を全く考慮していない。私は今日限りで、ボーイスカウトの服を脱ぐ」と宣言した。

 連盟が方針を転換したのは、米社会で同性愛者への理解が深まっていることに加え、連盟の会員数が最盛期(1972年)に比べて半数程度に落ち込み、組織の立て直しを迫られたからでもある。昨年の米大統領選の際、オバマ、ロムニー両候補も連盟に方針転換を促していた。

 大手企業でも姿勢に変化がみられる。6月の時点で、同性カップルへの権利付与禁止に異議を唱える企業は200社を超えた。

 金融大手ゴールドマン・サックス幹部は「社員がゲイやレズビアンという理由だけで解雇されることがあってはならない」と強調。大手コーヒーチェーン・スターバックス幹部も「『平等』はわが社が大切にする価値観だ」と述べている。

 一方、西部カリフォルニア州では今月12日、心と体の性が一致しない性同一性障害を抱える小中学生を対象に、学校施設を自分の心の性別通り使わせるよう学校側に義務付ける州法が全米で初めて成立した。外見上は女性に見えても、自分が男性であると認識していれば男性用ロッカールームを使用でき、野球やサッカーなどの男性チームに所属できるようになる。

 東部マサチューセッツ、コネティカット両州は州法での規定はないものの、同様の施策を行っている。カリフォルニア州での州法成立により、性差の問題に悩む人々への寛容な姿勢は米国内でさらに強まるとみられる。

1814チバQ:2013/08/18(日) 22:46:02
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130818/amr13081814500001-n1.htm
米共和党、CNNの討論会拒否 クリントン氏宣伝?に報復措置
2013.8.18 14:49
 米共和党全国委員会は16日、2016年の次期大統領選の予備選に際し、CNNとNBCの両テレビ局が手掛ける候補者討論会をボイコットする方針を決めた。民主党のクリントン前国務長官を取り上げる特別番組を、両局が計画していることへの報復措置。ボストンでの会合で、全会一致で決めた。

 08年大統領選の民主党候補指名争いでオバマ氏に敗れたクリントン氏だが、米国初の女性大統領誕生への期待は今でも高い。共和党は、出馬濃厚との見方があるクリントン氏をテレビが宣伝するのは許さないとして、両局に最後通告を突きつけた形だ。

 全国委の決定にどれほどの拘束力があるのかは不明だが、番組制作が見直されない限り、一定の影響が出そうだ。(共同)

1815チバQ:2013/08/18(日) 23:38:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130818-00000061-san-n_ame
デトロイト市、再生へ3つの関門 リストラ、法廷闘争、活性化策
産経新聞 8月18日(日)7時55分配信



デトロイト市の財政破綻をめぐる動き(写真:産経新聞)
 【ワシントン=柿内公輔】米中西部ミシガン州デトロイト市が財政破綻してから18日で1カ月。再建に踏み出した同市には、リストラ、破産手続きをめぐる法廷闘争、イメージ回復の活性化策の3つの関門が立ちはだかる。いずれもハードルが高く、再生はいばらの道をたどりそうだ。

 デトロイト市は、職員に支払う年金と医療保険の積み立て不足額が市の負債185億ドル(約1兆8千億円)の半分を占め、年金カットは不可避と主張する。これに対し、退職した職員らは「市の見積もりは過大だ」と反発している。

 市の緊急事態財政管理者のケビン・オア氏は「私が第一に責任を負うのは70万人の市民に対してで、退職者にではない」と強硬だ。ただ、退職した公務員も大半は今も市民。現役職員も年金削減の行方を固唾をのんで見つめ、“身内”ゆえのリストラの難しさに市執行部は直面している。

 市は処分可能な資産の洗い出しも急いでいる。空港や駐車場などの公共施設も対象で、行政サービス低下への不安が広がる。デトロイト美術館が誇る全米屈指の所蔵品も放出の危機にあり、反対運動が起きているが、市は「聖域はない」(オア氏)と強気だ。

 年金カットを阻止すべく、元公務員らは訴訟も起こした。州地裁は先月、破産申請を承認する権限を知事に認めた州法は州憲法違反として、申請の取り下げを命令。州側が控訴し、連邦破産裁判所は元公務員らの訴訟の一時凍結を命じて、市はひとまず破綻手続きを進められることになった。ただ、裁判所は破産申請の是非をめぐる最終的な判断を10月23日に下すとし、火種は残ったまま。破産申請が認められなければ破綻処理は根底から覆る。

 財政破綻の負のイメージを払拭し、どう市を活性化するかも重要な問題だ。かつての自動車に替わる産業を育てようと、市は破綻前から地元大学と連携して起業家誘致に取り組んでいる。オア氏は「ベンチャー支援で活気を取り戻したアトランタ市がお手本」とするが、成果を得るには時間がかかる。

 北米プロアイスホッケーの強豪チーム、デトロイト・レッドウイングズの新スタジアム建設計画も物議を醸す。計画は破綻前に州議会に承認され、ミシガン州のスナイダー知事は「デトロイトの未来への投資」と集客効果を強調するが、約4億4400万ドルの財政資金を投入することへの批判は強い。

 デトロイト市は今年末までに再建計画を裁判所に示す方針で「世界中がデトロイトに注目している」とオア氏。破綻処理に手間取れば企業や人口の流出が加速し、一層再建が困難になる。デトロイト再生は時間との闘いでもある。

1816チバQ:2013/08/22(木) 22:22:17
http://mainichi.jp/select/news/20130823k0000m030060000c.html
米移民法案:下院で未審議2カ月 見通したたず「漂流」
毎日新聞 2013年08月22日 20時24分(最終更新 08月22日 20時47分)

 【ワシントン西田進一郎】オバマ米大統領が2期目の重要課題に掲げる移民制度改革に関する法案が、上院を通過したものの下院で審議入りできず2カ月近く「漂流」している。下院多数派の共和党は反対論が強く、上院案をそのままでは扱わない方針を表明。夏季休会明けの9月以降の予定も立たない状態だ。

 大統領は繰り返し法案の早期成立を要請。上院通過後の週末恒例ラジオ演説でも、「米国は常に移民の国であり続けてきた。それが米国経済を世界最強にしてきた」と訴え、移民制度改革で経済を活性化させる必要性を強調。「下院は今こそ行動すべきだ」と早期可決を呼びかけた。

 米国には1100万人の不法移民がいるとされる。法案は、罰金支払いなど一定条件を満たした不法移民に暫定的な法的地位を与え、13年かけ市民権を獲得できる道を開く▽新規不法移民の流入を防ぐためメキシコとの国境警備を強化▽高技能労働者などへのビザ発給枠の拡大−−が柱。国境警備の強化は、共和党の支持を増やすため上院で法案を修正して大幅に拡充した。

 上院本会議採決では共和党(46人)から14人が賛成に回ったが、下院は強硬姿勢を維持。特に不法移民は「法を犯した」と見る保守派の間では市民権付与に拒否感が強い。

 各議員とも来年の中間選挙が徐々に視野に入る中、保守層の支持をつなぎ留めるため上院案に簡単に賛成できないという事情がある。

 これらを背景に、ベイナー下院議長(共和党)は「我々は多数の意思、米国人の意思を反映した独自の法案を前に進める」と表明している。

 下院では5月に国境警備強化法案が委員会を通過、ビザ改革を巡る動きなどはあるが、上院案はたなざらしのままだ。共和党内では取り扱いは早くて10月との声がある程度で、見通しはまったく立っていない。

1817チバQ:2013/08/25(日) 21:44:40
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130824/amr13082412550003-n1.htm
就任8カ月、セクハラ疑惑市長が辞意 米サンディエゴ、女性職員18人が告発
2013.8.24 12:52

23日、米西部サンディエゴの市議会で話をするボブ・フィルナー市長(ロイター)
 米西部サンディエゴのボブ・フィルナー市長(70)は23日、辞意を表明した。今年6月以降、フィルナー氏にセクハラを受けたという告発が同市の女性職員らから相次ぎ、市民のほか、同氏が所属する民主党の連邦議員らからも辞任を求める声が強まっていた。

 米メディアによると、「キスを迫られた」「下着を着けずに働くよう指示された」などの被害を訴えた女性は18人に上った。

 フィルナー氏は昨年11月の市長選で初当選し、12月に就任したばかりだった。(共同)

1818チバQ:2013/08/27(火) 20:47:10
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130827/amr13082714030007-n1.htm
【日々是世界 国際情勢分析】
大統領選へ本命・ヒラリー始動 共和党は対抗馬探し
2013.8.27 14:03 (1/2ページ)

8月にサンフランシスコで開かれた米国法曹協会の会合で演台に向かうクリントン氏(中央)。次期米大統領選の民主党本命候補との呼び声が高い(AP)
 2016年の米大統領選の候補者予想への関心が高まっている。来秋の中間選挙が終われば一気に大統領選モードになるため、出馬の可否を探る有力者は水面下で資金や組織面での支援を広げる必要に迫られる。目下の民主党の大本命は、ヒラリー・クリントン前国務長官。その高い人気には共和党側も神経をとがらせており、現時点での候補者予想は「打倒ヒラリー」の対抗馬探しの様相をみせている。

 クリントン氏は今年6月、若者や女性の支持拡大に欠かせない短文投稿サイト「ツイッター」にアカウントを開設した。自己紹介欄では上院議員、国務長官の経歴に加え、女性などが直面する「見えない差別」を打ち破ってきた「打破者」と呼び、リストの最後を「TBD(今後に決定される)…」と思わせぶりな言葉で締めくくった。

 当選すれば史上初の女性大統領が誕生する。オバマ大統領のミシェル夫人も今月に公開された雑誌インタビューで、一般論として「この国は(女性大統領を受け入れる)準備が整っている」と述べ、現政権による援護射撃かと注目を集めた。

 当のクリントン氏は講演活動も本格化。米紙ニューヨーク・タイムズが、クリントン家を担当する専属記者を配置するなど、米メディアの「ヒラリーシフト」も強まっている。

 政敵を蹴散らさんばかりの言動で反ヒラリー勢力も多いクリントン氏だが、米外交に献身した国務長官時代の精力的な活動と外交の場でみせた柔和な笑顔で新たな支持者を開拓し、支持率は6割を超えている。

 選挙情勢分析に定評があるバージニア大のラリー・サバト教授らのグループも、現時点でクリントン氏が劣勢に陥るのは「外形的には不可能」と指摘。10日付の米紙ワシントン・ポスト(電子版)もクリントン氏が「圧倒的に優位」と分析する。

 一方、共和党ではニュージャージー州のクリス・クリスティ知事、ブッシュ前大統領の弟のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事、ウィスコンシン州のスコット・ウォーカー知事の評判が高いが、現時点で本命はなく、対ヒラリーでも苦戦が予想される。

 モンマウス大が5日に公表した世論調査によると、クリントン氏の支持率43%に対し、最も善戦しそうなのは穏健派のクリスティ知事で39%。その他の候補では差が一気に10ポイント以上にまで広がる。

 共和党を悩ませるのは、草の根保守運動「茶会」の支持者などに多い保守層の“右傾化”だ。厳しい財政規律や中絶禁止の尊重などを求めるが、都市部のヒスパニック系や女性に敬遠され、支持を拡大できていない。プリンストン大のジュリアン・ゼリザー教授は米CNN(電子版)への寄稿で、「共和党があまりに右傾化し、民主党左派がずっと穏健にみえるようになった」と悪影響を指摘する。党内基盤が弱いクリスティ知事が右派にすり寄れば、中間層の離反を招きかねず、序盤で早くも八方ふさがりに陥る可能性もある。

1819チバQ:2013/08/31(土) 22:46:10
http://mainichi.jp/select/news/20130829ddm007030163000c.html

米国社会の半世紀:第1部・黒人差別は消えたか/上 過剰な防犯に「違憲」

毎日新聞 2013年08月29日 東京朝刊



3年前、壁に手をついて警官から身体検査を受けた場所を示すニコラス・パートさん。スポーツジムから自宅へ歩いて帰る途中だったという=米ニューヨーク市で8月13日、草野和彦撮影
3年前、壁に手をついて警官から身体検査を受けた場所を示すニコラス・パートさん。スポーツジムから自宅へ歩いて帰る途中だったという=米ニューヨーク市で8月13日、草野和彦撮影

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 ◇法の下の人種不均衡、指弾

 「動くな。手を見せろ」。警官が銃口を向けて叫んだ。

 米ニューヨーク・マンハッタンの街角で友人ら2人と談笑していた黒人青年、ニコラス・パートさん(25)の身に起きた出来事だ。2006年8月、ちょうど18歳の誕生日のことだった。複数のパトカーから飛び降りた警官に、地面に腹ばいになるよう命じられた。拳銃を持った黒人3人組がいるとの通報があり、見た目が似ているというだけの理由で身体検査をされた。

 「自分の身に起きていることが信じられなかった」と、パートさんは当時を振り返り、語気を強めた。「全ての黒人が犯罪者というわけではないんだ」

 パートさんが受けた呼び止めと身体検査はニューヨーク市警が不審者とみなした人物に積極的に実施。04〜12年に行った440万件中、83%が黒人・ヒスパニック(中南米系移民)を対象にしていた。市警は黒人居住地域での犯罪率の高さを理由にするが、実際はその9割がパートさんと同様に、何の問題もなかった。

 ニューヨークの連邦地裁は今月12日、市警の手法を、法の下の平等を定めた憲法修正14条に違反すると断じた。判決は、犯罪抑止に有効と信じ込み「人種差別的」な手法に「意図的な無関心」を決め込んでいた市上層部を批判した。

 人種隔離を制度化した「ジム・クロウ法」はマーチン・ルーサー・キング牧師らによる公民権運動で1964年に廃止された。一方で米政府は80年代から厳しい犯罪取り締まりを始め、警官による呼び止めと身体検査も積極的に導入された。そして多くの黒人がその標的となった。オハイオ州立大学のミシェル・アレグザンダー教授は著書「新たなジム・クロウ」で「米国は刑事司法制度を通じて人種カースト制度を再構築しただけだ」と指摘した。

 数字がそれを物語る。黒人の人口比は14%だが、収監者は37%。しかし76年以降、黒人を殺した白人に対する死刑執行件数は20件、逆に白人を殺害した黒人は262件と13倍以上だ。殺人など重罪判決を受けると投票権を失うが、その割合は全黒人有権者の8%で、他の人種の4倍に達する。

 今年7月、ある評決を巡り黒人の抗議デモが全国に広がった。南部フロリダ州の住宅街で昨年、黒人少年(17)が自警団のヒスパニック系白人男性ともみ合いになり射殺された。殺人罪で起訴された男性の正当防衛が認められ無罪となったためだ。

 「消えることのない歴史を通じて今回の事件を見ている」。オバマ大統領は黒人社会の気持ちを代弁した。米史上初の黒人大統領は「刑法の適用で人種的な不均衡の歴史がある」とも強調した。

 ニューヨーク市警に対する違憲判決は「人種と犯罪」への議論が高まる中で出された。裁判に証人として出廷したパートさんは判決後の記者会見で「我々の声が届いた」と話し、涙をぬぐった。

 「米国はこの40年間、(犯罪)防止より、(黒人の)苦しみを生み出していたとの共通認識がようやくできつつある」。アレグザンダー教授も米紙ニューヨーク・タイムズに希望の兆しを語った。【ニューヨーク草野和彦】

   ◇   ◇

 西部開拓精神を受け継ぐ「ニューフロンティア」(新開拓)を掲げ、より自由で豊かな国家を目指したケネディ米大統領が暗殺されてから、11月で50年を迎える。半世紀を経てケネディ氏の「夢」はどう実現し、頓挫したのか。アメリカ社会の半世紀の変容を検証する。第1部は、黒人差別・人種格差の実態を探った。

1820チバQ:2013/08/31(土) 22:46:53
http://mainichi.jp/select/news/20130830ddm007030145000c.html

米国社会の半世紀:第1部・黒人差別は消えたか/中 復活した投票制限

毎日新聞 2013年08月30日 東京朝刊



米ワシントンで「PROTECT VOTING RIGHTS(投票権を守れ)」と書かれたパネルを持って行進する黒人女性ら=2013年8月24日午後2時半、西田進一郎撮影
米ワシントンで「PROTECT VOTING RIGHTS(投票権を守れ)」と書かれたパネルを持って行進する黒人女性ら=2013年8月24日午後2時半、西田進一郎撮影

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 ◇「妨害監視は違憲」判決直後

 「今でも、民主主義の過程へ多くの人たちが参加することを難しくしようとする巧妙で組織的なたくらみが行われている」。黒人差別撤廃に向けて運動してきたジョン・ルイス下院議員が7月17日、上院司法委員会の公聴会でこう証言した。

 証言の約3週間前、米連邦最高裁は黒人の投票権を保障する「投票権法」の一部規定を違憲とする判決を下した。公民権運動の結果1965年に成立した同法は、黒人の有権者登録を妨害していた南部の州などに、差別が復活しないように政府が監視する規定を盛り込んでいた。判決は地域を特定する規定を違憲とした。ロバーツ最高裁長官は判決で「米国はもはや(人種で)分断されていない」と指摘した。

 判決直後に、差別復活ととられる動きが起きた。かつて黒人差別が強かったテキサス州は判決当日、連邦政府に施行を止められていた投票時に写真付き身分証の提示を義務付ける州法を施行した。ノースカロライナ州も同様の州法を制定し、8月に施行した。なりすまし投票などを防ぐ目的だが、黒人らは経済的な事情などから自動車運転免許などの写真付き身分証明の取得が進んでいない。そのため、事実上、黒人らの投票を制限することになる。

 ルイス氏の矛先は、この動向に向かう。黒人でもあるホルダー司法長官は「最高裁判決で終わりではない」と戦う姿勢を表明し、州法の施行の停止を求めて提訴した。

 最高裁長官が判決で指摘したように「分断」はすでになくなったのか。今月24日、ワシントン大行進から50年を記念する行事の参加者は口々に「格差による分断」の存在を訴えた。ジョセフ・ウォルソンさん(64)は「経済、雇用などいまだに溝は深い」と語った。

 統計数字もそれを示す。米国勢調査局などによると、2011年の年間平均世帯所得は白人の約7万ドルに比べ黒人は約4万ドル。住宅保有率も7割を超える白人に対し、黒人は5割に満たない。

 スタンフォード大のマーク・クレン教授は昨年、70歳まで生きる確率を人種別で比較した結果を発表した。男性は白人71%、黒人54%。女性も白人82%、黒人70%と、いずれも黒人が10ポイント以上低い。クレン教授は「原因は、長期に及ぶ社会的な権利の剥奪の結果による教育、収入、雇用水準の低さ」と分析する。

 人種間の融合と格差の解消を目指す黒人初のオバマ大統領の政策への評価からも、「分断」が読み取れる。キニピアック大の世論調査では、政策への賛成47%、反対46%と拮抗(きっこう)する。しかし、賛成は黒人で78%だったが白人では41%。民主党支持者の80%が賛成する一方、共和党支持者は18%と、割れる。

 分断の解消について、プリンストン大のエディ・グロード教授は、公的教育への投資、都市住民への職業訓練を含む経済援助などの必要性を指摘し、「教育、職、司法の正義で平等になった時、私たちは真の意味で『我々の国』を手に入れられる」と語った。【ワシントン西田進一郎】

1821チバQ:2013/08/31(土) 22:47:39
http://mainichi.jp/select/news/20130831ddm007030161000c.html

米国社会の半世紀:第1部・黒人差別は消えたか/下 最貧層救済手探り

毎日新聞 2013年08月31日 東京朝刊


 ◇暴力絶えぬ街 牧師、労組が奮闘

 米国で人種隔離を制度化した「ジム・クロウ法」が撤廃された翌年の1965年8月11日、全米有数の黒人貧民街とされる南ロサンゼルスのワッツ地区で白人警察官に対する黒人住民の不満が爆発し、大暴動が起きた。死者34人、逮捕者は4000人、放火や襲撃は1週間続いた。

 公民権運動指導者、マーチン・ルーサー・キング牧師は非暴力を訴えるため現地入りしたが、牧師に不満をぶつける群衆に囲まれた。「人権運動より仕事の確保が先だ」。牧師は予定していた遊説を中止し、3日後、貧困撲滅に取り組むと声明を出した。

 ワッツ地区はギャングの拠点が集まり、殺人事件による青年の死亡率は全国平均の4倍にのぼる。92年には、死者53人を出したロス暴動の発火点になり、2005年にはラップ歌手を招いた夏祭りがギャング抗争に発展した。公民権運動を担う主流派の黒人系教会は、暴力が絶えない街から距離を置き、小規模の教会があるだけだ。

 主流派の教会に代わって貧困層を支えてきたのが、労働組合を基盤に65年に創立された「ワッツ地域活動労働委員会」だ。地道に活動を続け、職がない若者のための職業訓練所が軌道に乗り始めたとき、92年のロス暴動で焼き打ちに遭った。

 「人は自暴自棄になった時、暴力を爆発させる。ギャングは我々の敵ではない。絶望の結果だ」。創立者の亡父から委員会を受け継いだティモシー・ワトキンズ委員長(60)は、焼き打ちした隣人を非難せず、社会の構造改革を訴える。一般社会から排除された人たちに職を与え、社会の一員としての意識を持ってもらうことが、この地区では重要な課題だという。

 公民権運動をリードした黒人系教会は今も、最貧困地区では十分な活動ができていない。生理中の女性に教会への出入りを禁じ、エイズが流行した80〜90年代には、感染は同性愛が原因として葬儀を拒否した。キング牧師がいた黒人系教会も同性婚反対の立場だ。伝統的な規制を嫌う若者層の教会離れが進む。

 ワッツ地区近くに今年6月、同性愛者の権利とエイズ患者救済を唱える黒人系教会「キリスト共同連盟」が引っ越してきた。ゲイ(男性同性愛者)の牧師がロサンゼルスに82年に創設した教会で、現在は全米17カ所に拠点を持つ。

 「神の愛は分け隔てなく、同性愛者にも黒人にも貧しい人にも注がれます。そのままのあなたで大丈夫」。看護師として多くのエイズ患者を看病した末に牧師に転じたレスリー・バークさん(61)は8月の日曜礼拝で、信者を励まし続けた。

 バークさんは「50年前と違って公民権の概念は広がった。価値観を押しつけず、時代に合わせて教会を変革したい」と話す。キング牧師も成し遂げられなかった貧困層救済に新たな希望がひらけるのか、試行錯誤が続く。【ロサンゼルス堀山明子】

1822とはずがたり:2013/09/02(月) 14:16:24

米国で相次ぐ“腰パン”禁止条例 賛否両輪「比重間違ってない?」
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/snk20130901530.html?fr=rk
産経新聞2013年9月1日(日)18:36

 「クール」なのか、それとも「だらしなく、みっともない」のか−。米国でここ数年、ズボンをずり下げるファッション“腰パン”(SAGGY PANTS)を条例で禁止する自治体が相次いでいる。腰パンが「風紀を乱す」とみなしたためだが、異論も噴出しており、議会に提出された条例案が否決されたケースもある。(米東部ニュージャージー州ワイルドウッド 黒沢潤)

 白砂の美しいビーチが数キロにもわたって続く街、ワイルドウッド。米東部でも歴史の古い有数の観光地として知られ、年間約900万人の観光客が訪れるこの街で7月上旬、腰パン禁止条例が施行された。

 条例によれば、ビーチに隣接する遊歩道でズボンを腰より3インチ(約8センチ)下げ、下着を露出しながら歩くと、最大で200ドル(約2万円)の罰金と40時間の社会奉仕が科される。

 「下着が清潔か汚いかは別として、市民はそんなものは見たくない。ビーチは家族連れも訪れる場所だ。若者らには小さな子供たちに良い手本を見せてほしい」。ビーチに隣接する派出所で勤務する警察官(21)はこう強調した。

 アーネスト・トロイアーノ市長も「お尻を出して歩く傍若無人の若者への市民からの苦情を聞くのに疲れた」と、条例成立に至るまでの背景を説明した。

 条例に賛同する市民は多い。遊歩道に設けられたビーチパラソルの下で涼んでいたムハ・アミーさん(71)は、「私が子供だった1950年代にズボンをずり下げて歩いたら、親から間違いなく殴られた。帽子は斜めや後ろ向きにかぶってはならず、シャツの裾もズボンにきちんと入れるべきだと今でも思っている。16人の孫にもそのように教育している」と強調。その上で、「孫娘のボーイフレンドが腰パン姿で現れたら、これだ」と右手で首をかき切るしぐさを見せた。

 一方で、「自分がしたい格好を遊歩道でできないのは、ちょっと不満だよ…」とこぼす若者(20)もいた。遊歩道以外では腰パン姿で歩いているという。

 米国内で今年に入り、腰パンの禁止を打ち出す自治体が相次いでいる。

 南部ジョージア州モートリーでは6月に禁止条例が成立した。違反者には最大で400ドル(約4万円)の罰金が科される。南部ルイジアナ州テルボンパリッシュでも、4月に条例が成立した。1回目の違反には50ドル(約5千円)、2回目は100ドル(約1万円)、3回目は100ドルの罰金と16時間の社会奉仕が科されるという。

 腰パンは、刑務所内で囚人が凶器や自殺用具にもなるベルトを取り上げられ、囚人服をだぶだぶの状態で着たことが発祥とされる。90年代にヒップホップ系ミュージシャンを通じて黒人の若者層を中心に流行。今では人種を問わず、人気のファッションの1つとなっている。

 ニューヨークのメトロポリタン美術館コスチューム研究所の職員、アンドリュー・ボルトン氏(47)は腰パン文化の隆盛について、「米社会の保守的な倫理観への挑戦」とみる。

1823とはずがたり:2013/09/02(月) 14:16:43
>>1822-1823
 腰パンをめぐっては、批判ではなく、単に「目のやり場に困る」と口にする人もいる。ニューヨーク在住の男性(45)は最近、地下鉄の車内にいた20代後半の腰パン姿の男性が降車しようとした際、ズボンが床にするりと落下するのを目撃した。「青年は赤面していたが、こちらだって、吹き出すのを懸命にこらえたよ」と振り返る。

 米国ではここ数年、若者の就職事情が厳しいが、「身だしなみがしっかりした生徒と、腰パン姿をすることが多い生徒のどちらが就職に有利か?」と、腰パンをやめるよう生徒たちに呼び掛ける学校もある。

 腰パンが逆風にさらされる中、禁止条例の相次ぐ成立に異論を唱える声も少なくない。

 ルイジアナ州の米自由人権協会(ACLU)所属の女性弁護士、マージョリー・エズマン氏(58)は「私はミニスカートの丈が短すぎるとして、怒られた世代の人間だ。また、弁護士を始めたころ、(保守的な風潮のため)女性の私は法廷でズボンをはくのを許されず、通常のスカートをはいた。だが今はそんな時代ではない。自治体は市民が何を着るべきか決めるべきではない」と話す。

 米国では、ベトナム戦争時の60〜70年代、反体制の若者らが髪を肩まで伸ばし、年配層から眉をひそめられた時代もあった。30〜40年代にさかのぼれば、だぶだぶのズボンと長めの上着を組み合わせ、ダンス会や誕生日など特別な日に着る「ズート・スーツ」も批判の対象となった。しかし、今では大きな批判は起こらない。

 ルイジアナ州の週刊紙、ルイジアナ・ウイークリーは、警察が腰パンを取り締まる余裕があるなら犯罪を摘発すべきだとし、「比重のかけ方が間違ってはいないか?」と疑問を呈する。

 「『ファッション・ポリス』はいらない」=ワイルドウッドの衣料店店員、ルイス・ゴンザレスさん(22)=といった声も上がる中、北部ウィスコンシン州グリーンベイの議会では7月下旬、禁止条例案が否決されるという事態も起きた。「条例成立後、今度は破れたジーンズも取り締まるのか、といった厳しい批判もあった」(関係者)ためだ。

 腰パン禁止条例に賛否両論が渦巻く米国で腰パン論争に“参戦”した政治家がいる。オバマ大統領だ。

 大統領は基本的に条例を制定することには否定的だ。しかし、2008年大統領選時のテレビのインタビューでこう答えている。

 「“兄弟たち”よ、ズボンを上げろ。あなたたちは母や祖母と歩きながら、下着を他人に見せるのか。一体どうしたというのか? あなたたちの下着など見たくない人は多い。私もその1人だ」

 ■米国の腰パン禁止条例 これまでにルイジアナ州やジョージア州、ミシシッピ州、イリノイ州などの少なくとも16自治体で条例が成立している。ジョージア州オールバニでは2011年、違反者のべ187人から計3916ドル(約39万円)の罰金が徴収された。ルイジアナ州ボガルーサでは今年7月下旬、“腰パン”姿の男(25)が、極度に酔っ払っていたこともあり逮捕された。フロリダ州やアーカンソー州の公立校では腰パンが禁止されており、違反者は数日間の通学停止処分となる。ニューヨーク州では10年、州議員が腰パン・撲滅キャンペーンで「ズボンを上げろ。あなたのイメージも高めよ」などと訴え、話題となった。

1824チバQ:2013/09/11(水) 21:45:51
http://www.asahi.com/international/reuters/RTR201309110103.html
米NY市長予備選で民主デブラシオ氏首位、共和党はロタ氏選出へ
9月11日、米ニューヨーク市長選の予備選が実施され、民主党はビル・デブラシオ市政監督官(写真)が得票率で1位となり、共和党はジュリアーニ市長時代に副市長を務めたジョー・ロタ氏の選出が確実な情勢となった。同市で10日撮影(2013年 ロイター/Shannon Stapleton)

 [ニューヨーク 11日 ロイター] - 11月5日の米ニューヨーク市長選の予備選が10日実施され、民主党はビル・デブラシオ市政監督官が得票率で1位となり、共和党はジュリアーニ市長時代に副市長を務めたジョー・ロタ氏の選出が確実な情勢となった。

 3期目のブルームバーグ現市長は、規定により現在の任期満了をもって退任する。

 NY1テレビによると、民主党の予備選は開票率約90%の段階で、デブラシオ氏の得票率が40%、元市会計監査官のビル・トンプソン氏が26%、クリスティン・クイン市議会議長は15%。

 党候補となるのは40%以上の得票が条件。現段階では、10月1日の決選投票に持ち込まれる可能性は残っている。

 選管は、不在者投票と軍人の投票約1万9000票の開票開始が17日のため、決選投票が必要になるかどうかは分からないとしている。

 デブラシオ氏は、若い黒人が受けることが多い警察の職務質問に反対しているほか、幼稚園入園前の子供のための施設を整備する財源確保のため、高所得者の税率を引き上げることなどを提唱している。

1825チバQ:2013/09/12(木) 21:49:41
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130912/amr13091200410000-n1.htm
米「復興の象徴」試練 WTC、入居予定まだ半分 中枢同時テロ12年
2013.9.12 00:39 [米国]

来年前半の完成を目指すWTC1号棟(黒沢潤撮影)
 【ニューヨーク=黒沢潤】米中枢同時テロで崩壊した世界貿易センター(WTC)跡地で建設されているWTC1号棟が来年の完成を控え、早くも試練に立たされている。未曾有のテロに見舞われた米国の“復興の象徴”として注目されながら、2008年のリーマン・ショック以降の経済停滞やテロ再来の懸念から、入居契約数が約半分にとどまっているからだ。

 WTC1号棟は今年5月、テレビ放送用のアンテナを兼ねた塔が最上部に取り付けられたことで、高さ541メートルに到達した。来年前半には全104階が完成する予定だ。

 ところが、6月時点で約半分のスペースがガラ空きの状態だ。背景には、リーマン・ショック以降の景気停滞がある。大企業はここ数年、職場スペースを縮小したり、安価な場所に移転する傾向にある。特に、豪華な高級物件を借りていた金融企業にその傾向が強いという。

 関係者によれば、賃料は1平方フィート(約0.09平方メートル)につき約70ドル(約7千円)と高めで、デベロッパー側は借り手が増え次第、80ドルに引き上げたい意向だ。しかし、現状では魅力的な額ではない。

 ニューヨークは、多額の法人税を落とす金融企業に過度に依存してきた歴史を持つ。ニューヨーク大学のローレンス・ロンガ准教授(経済学)は英紙フィナンシャル・タイムズに対し、「そのツケが今、回ってきたのだ」と指摘する。

 新ビルが再び、国際テロ組織アルカーイダなど過激派組織の標的になるとの懸念も入居契約が伸びない理由だ。廃墟から蘇ったWTC1号棟を“目障り”とみるイスラム過激派は少なくないといわれる。「上空を毎日かすめ飛ぶ飛行機を仰ぎつつ、仕事しろといわれても無理だ」(33歳の金融マン)といった声は少なくない。

1826チバQ:2013/09/12(木) 21:50:47
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130912/amr13091213550008-n1.htm
1%の最富裕層が国民収入の19% 米の格差、歴史的水準に
2013.9.12 13:51
 貧富の格差が拡大する米国で、上位1%の最富裕層の収入が2012年、国民全体の19%を超し、大恐慌前年の1928年以来最大の割合となったことが11日までに判明した。上位10%の収入は全体の48・2%を占めた。AP通信が米カリフォルニア大バークリー校などの分析として報じた。

 投資による利得に課税する資本利得税の増税を前に、最富裕層が駆け込みで株式などを売却したことが一因。12年は最富裕層の収入が20%増加したのに対し、国民の99%は収入が1%しか増えず、格差が一層鮮明になった。

 同年に上位1%を占めた最富裕層の年収は39万4千ドル(約3900万円)超で、上位10%の富裕層は年収11万4千ドル超。

 最富裕層は、07年から09年までの金融危機と株価下落の直撃を受け、収入が約36%減少したが、09年6月以降は景気回復の恩恵をほぼ独占的に享受し、収入増加分の約95%を手にした。(共同)

1827チバQ:2013/09/12(木) 22:05:22
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130911-00000130-mai-n_ame
<米同時多発テロ>12年、各地で追悼…えん戦ムードの中
毎日新聞 9月11日(水)22時41分配信



米同時多発テロから12年を迎え、現場となった世界貿易センタービル跡地の広場に遺影などを手に集まった犠牲者の遺族や友人たち=ニューヨークで2013年9月11日、AP
 【ニューヨーク草野和彦、ワシントン西田進一郎】シリアに対する軍事攻撃を巡り国内にえん戦ムードが高まる中、2001年9月11日の米同時多発テロから12年となる11日午前(日本時間同日夜)、全米各地で犠牲者の追悼式典が行われた。

【暗視国家アメリカ】/1 迫る「サイバー戦争」 極秘作戦、「最大の標的」は中国

 ニューヨークでは、国際テロ組織アルカイダに乗っ取られた旅客機が激突して崩落した世界貿易センタービル跡地の記念広場で式典が行われた。同ビルでは93年にも爆弾テロがあり、二つのテロの犠牲者計2983人の名前が読み上げられた。

 一方、オバマ米大統領は、ワシントン郊外の米国防総省で開かれた追悼式典に出席。「我々市民を攻撃しようという者たちがいる限り、我々は警戒を続け、国を守る」とテロに対する決意を強調。一方で、「力は時として必要だが、力だけでは我々の探し求める世界を築くことはできないと認識する知恵を持とう」と話した。シリア問題には直接言及しなかった。

 ギャラップ社の世論調査では、同時多発テロ後の「対テロ戦争」への開戦前の支持率は、アフガニスタン戦争(開戦01年10月)が82%、イラク戦争(同03年3月)が59%に上った。だが、この二つの戦争で米国は疲弊し、6日発表の調査結果でシリア攻撃への賛成は36%にとどまった。

1828とはずがたり:2013/09/13(金) 16:20:42

シリア:プーチン氏のNYタイムズ寄稿 米側から批判噴出
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/20130913k0000e030144000c.html
毎日新聞2013年9月13日(金)10:16

 【ワシントン及川正也】シリアでの化学兵器使用問題の平和的解決を求め、超大国を自称する米国を批判したプーチン露大統領の米紙ニューヨーク・タイムズへの寄稿に対し、12日、米政府や議会から反発の声が一斉に噴き上がった。ジュネーブでは事態打開に向けた米露交渉が始まったが、場外では激しい非難合戦に発展した。

 プーチン氏は国連安全保障理事会での決議なしの武力行使は「国際法を崩壊させる」と批判。「世界の多くの人が米国を民主主義の模範ではなく、野蛮な武力のみに頼る」とみなしていると指摘し、外交的解決を求めた。

 これに対し、ベイナー下院議長は記者会見で「侮辱だ。私がロシアとシリアの真意を疑うゆえんだ」と指摘し、ペロシ前下院議長も会見で「国連が機能しないのは拒否権をちらつかせるロシアのせいだ」と批判した。カーニー大統領報道官も「ロシアと違って米国は世界の民主的価値観や人権の擁護者だ」と反論した。

 米メディアの多くは、ロシアを平和主義、米国を主戦主義と印象付ける狙いがあると伝えたが、ロシアは2008年に国連安保理決議なしにグルジアに侵攻、米国などが批判した経緯がある。メネンデス上院外交委員長は米テレビで「一読して吐きそうになった」と不快感を表明。プーチン氏がKGB(旧ソ連国家保安委員会)出身なのに触れ「そういう人間に(米国の)国益とは何かと言われても困る」と語った。

1829チバQ:2013/09/16(月) 10:11:11
http://www.cnn.co.jp/usa/35037250.html
民主候補はデブラシオ氏か、共和ロータ氏 NY市長選予備選

2013.09.15 Sun posted at 15:35 JST

ニューヨーク(CNN) 今年11月に実施される米ニューヨーク市長選の候補者を選ぶ民主党の予備選が15日までに行われ、同市の選挙管理委員会によると、市政監督官のビル・デブラシオ氏が40%を若干超える支持率を得て首位に立った。

40%の得票率を獲得すれば2位との決戦投票は不要となるが、1万9000票を超える不在投票や軍人投票などの集計が残っており、当選者確定とはなっていない。選管は、未集計の投票数が増える可能性にも言及した。

開票作業の終了は今週中になる見通し。

選管によると、2位はアフリカ系(黒人)の元市監査役のウィリアム・トンプソン氏。ブルームバーグ現市長寄りで有力候補と目されていた女性の市議会議長のクリスティーン・クイン氏は3位に沈んだ。

4位は現監査役のジョン・リウ氏、5位はインターネット上で女性とのみだらな会話が暴露された元下院議員のアンソニー・ウィーナー氏だった。

一方、共和党では元副市長のジョセフ・ロータ氏がスーパー経営などで財を成したジョン・カツィマティーディズ氏を破り、候補に決まった。

共和党に所属し、現在3期目のブルームバーグ氏は任期制限があり、立候補出来ない。

ニューヨーク・タイムズ紙による投票所の出口調査によると、民主党支持の有権者の49%がブルームバーグ氏の市政運営を支持、反対は48%だった。約4分の3は市政は新たな方向に進むべきだと考えていた。

1830チバQ:2013/09/16(月) 10:46:19
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20130916-OYT1T00221.htm?from=ylist
サマーズ元財務長官、FRB次期議長選考を辞退

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 【ワシントン=安江邦彦】米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長として有力候補だったローレンス・サマーズ元財務長官は15日、オバマ大統領に次期議長の選考からの辞退を申し入れ、オバマ大統領は受諾した。




 米ウォール・ストリート・ジャーナル電子版によると、サマーズ氏は大統領に宛てた手紙で「不本意だが、私の承認過程は手厳しく、FRB、政権、最終的には現在の景気回復にとっても利益にならないだろうとの結論に至った」と辞退の理由を述べた。

 オバマ大統領はFRBの次期議長を今秋にも指名する予定で、サマーズ氏のほか、ジャネット・イエレンFRB副議長などが候補として浮上していた。サマーズ氏はオバマ政権下で2009〜10年、国家経済会議(NEC)議長を務めて金融危機対応や経済対策の司令塔を担った。大統領との関係が深く、最近では最有力と見られていた。しかし、FRBの議長就任には米上院の承認が必要だが、過半数を占める与党の民主党議員の間にもサマーズ氏の指名に公然と反対する動きが広がっていた。

 大統領は同日出した声明で、サマーズ氏について「経済を成長過程に戻せたのは、彼の専門知識や知恵、指導力に負うところが大きい」とたたえ、今後も助言を求める意向を示した。

(2013年9月16日10時28分 読売新聞)

1831チバQ:2013/09/16(月) 10:54:10
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130916-00000011-jij-n_ame

サマーズ氏、FRB議長辞退=「承認過程で厳しい批判招く」―米大統領も受け入れ

時事通信 9月16日(月)6時34分配信



 【ワシントン時事】オバマ米大統領は15日声明を出し、サマーズ元財務長官から連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長候補から除外するよう要請され、受け入れたことを明らかにした。有力候補とみられていたサマーズ氏は選考辞退の理由について、指名されても上院の承認手続きで厳しい批判を受けるためなどと説明した。
 2014年1月末で2期目の任期が切れるバーナンキ議長の後任人事をめぐっては、サマーズ氏とイエレンFRB副議長が有力とされていた。サマーズ氏が辞退したことで、イエレン氏を軸に選考が進むとみられる。
 米メディアによると、サマーズ氏は15日、大統領に電話で辞退を伝えた。短い書簡も送り、指名されても「不本意ながら、私の承認過程ではいずれにせよ手厳しい批判を招き、FRBや政権、最終的には経済回復のためにならないという結論に達した」と述べた。
 サマーズ氏は、オバマ政権1期目で国家経済会議(NEC)委員長を務め、金融危機への対応に尽力。大統領の信頼は厚く、FRB議長への指名の可能性が最も高いとの見方も出ていた。
 ただ、サマーズ氏をめぐっては、クリントン政権時代に財務省で金融規制緩和を推進したことが、その後の危機につながったとの批判も根強い。女性差別ともとれる発言でハーバード大学長を引責辞任。自らの主張を強引に押し通すスタイルも問題視され、与党民主党議員の中からも同氏の承認に否定的な見解が示されていた。
 オバマ大統領は声明で、サマーズ氏について「大恐慌以来の最悪の経済危機に直面した際の私のチームの重要な一員だった。彼の経験や知恵、リーダーシップによって、経済は成長を取り戻した」と称賛。今後も助言を求めていく考えを明らかにした。

1832チバQ:2013/09/16(月) 22:40:14
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130916/fnc13091621000010-n1.htm
FRB議長人事 サマーズ氏、“抗議”の辞退 オバマ氏の求心力低下
2013.9.16 20:59 (1/2ページ)

米議会の反発で、FRB議長候補の辞退を余儀なくされたサマーズ氏(ロイター)
 【ワシントン=柿内公輔】サマーズ元財務長官が米連邦準備制度理事会(FRB)の議長レースから辞退したのは、議会対策に苦慮するオバマ米大統領への“抗議”とみられる。化学兵器の使用をめぐるシリア対応の迷走が指摘されているオバマ氏は、経済の最重要人事でも指導力が発揮できず、求心力が低下しそうだ。

 「サマーズ氏のキャリアを飾る最後のピース」(米財務省関係者)。米国を代表する経済学者で、ハーバード大学長や財務長官など華麗な経歴を積み重ねてきたサマーズ氏が集大成として望んだポストが、世界経済に多大な影響力を持つFRBの議長職だった。

 実際、サマーズ氏も水面下で活発に動き、財務省時代の上司であるルービン元財務長官や部下だったガイトナー前財務長官に接触し、ホワイトハウスに働きかけていた。オバマ政権の1期目には、国家経済会議委員長として金融危機からの脱却を支えた。

 そのかいもあって大統領もサマーズ氏指名に傾き、大願成就は目前とみられたが、逆風は想像以上だった。

 上院民主党はイエレンFRB副議長を推す議員が署名活動を展開し、支持が3分の1を超えた。過去の女性蔑視発言などへの批判に対し、大統領はサマーズ氏を弁護したが、先週末に一部メディアが「サマーズ氏を指名する方向で最終調整」と報じたことで、反サマーズ陣営の反発が一層強まった。人事を承認する上院銀行委で、民主党議員がサマーズ氏の不支持を相次いで表明。大統領が指名したとしても、承認が危ぶまれる情勢になっていた。

 サマーズ氏がオバマ氏に宛てた書簡には「不本意ながら辞退する」と記され、無念さがにじんでいた。

 サマーズ氏の辞退について、女性の権利擁護団体ウルトラ・バイオレットの幹部は「米社会には性差別が存在する余地がない」と歓迎するコメントを発表した。一部メディアは「見せ物のような醜い政権内の対立に終止符が打たれる」(米紙ニューヨーク・タイムズ)と指摘するなど、迷走したFRB議長人事は収拾に向かいそうだ。

 ただ、オバマ政権は財政やシリア情勢で議会と調整が必要な懸案を多く抱えている。昨年12月の国務長官人事で当時のライス国連大使の起用を断念したことも合わせ、今後の政権運営には不安が残りそうだ。

1833チバQ:2013/09/20(金) 00:47:19
http://www.cnn.co.jp/usa/35037434.html
スタバCEO、店への「銃持参」の自粛要請 「禁止」は否定
2013.09.19 Thu posted at 19:21 JST


銃の店内持ち込みについて自粛を求めるシュルツCEO




「銃を持ち込まないで」 スターバックスCEOにインタビューニューヨーク(CNNMoney) 米大手コーヒーチェーン、スターバックスのハワード・シュルツ最高経営責任者(CEO)は19日までに、顧客に対し店内に銃を持参しないよう求める考えを明らかにした。CNNとの会見で述べた。

同CEOは「これは禁止ではなく、礼儀作法などを考慮したお願いである」と表明した。同社は、ニューヨーク・タイムズやウォールストリート・ジャーナルを含めた多数の米紙にシュルツCEOの要請の手紙を掲載する予定。

CEOはただ、銃を身につけた客にもサービスを提供するし、退去を求める考えはないと述べた。銃の問題に関する自らの見解が同社の政策に反映することはないとも指摘。氏自身が銃を保持しているかどうかの質問については回答を避けた。

スターバックス社をめぐっては銃所持の権利を主張するグループが先月、州法で銃保持が承認された場所で店内への持ち込みを認める同社に謝意を示すインターネット上の運動を提案。

これに対し米東部コネティカット州ニュータウンの小学校で昨年発生、生徒を含む多数が殺害された銃乱射事件を受けて発足した銃規制要求の団体は公開書簡を発表し、シュルツ氏に全店での銃持ち込み禁止の実施を促していた。

この書簡の署名者には、同事件で殺害された代理教師の父親で近くのスターバックス店で働く男性も連なっていた。

シュルツCEOは、スターバックスの店を舞台に銃所持の支持、反対両派が議論を交わす有様を見届けたと指摘。全従業員らへの影響は極めて大きいが、同社は「政策立案者でもなければ、銃反対もしくは支持に肩入れするものでもない」と主張。

「銃の目撃はスターバックス店の雰囲気などを味わう体験の1つになるべきではないと信じる。店内に銃を持ち込む客は、他の客の居心地を悪くさせる」と述べた。ただ、今回の要請はニュータウンでの事件に触発されたものではないとも付け加えた。

銃所持の認可を得た場合、公の場でも小火器の公然の携帯を許す州法は現在、米国の43州で認められている。小売り大手ウォルマート、同ターゲットやホームセンター大手のホーム・デポなどは銃保持を認める州の店で持ち込みを許している。

一方で、映画館チェーンのAMCシアターズやディズニーなどはこれを認めていない。

1834チバQ:2013/09/20(金) 18:37:01
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130920/amr13092008190003-n1.htm
「銃お断り」スタバの決断 賛成派と反対派が店内対立で混乱、店舗閉鎖も
2013.9.20 08:15 (1/3ページ)[事件・トラブル]

ワシントンの海軍施設での銃撃事件を受け、一時的に閉鎖されたスーターバックスの店舗の前にたたずむ市民。スタバは店内への銃の持ち込みお断りを表明した=17日(ロイター)
 米コーヒーチェーンのスターバックスが19日までに、お客に銃器を店内に持ち込まないよう要請する声明を出した。これまで銃を公然と見せて持ち歩ける「オープンキャリー法」がある州では持ち込みを認めてきたが、方針を転換した。銃規制強化をめぐり賛成派と反対派の対立が激化するなか、スタバへの持ち込みがその象徴的存在となり、両派がそれぞれ店内で活動を行うなど混乱に巻き込まれたためだ。「賛成派でも反対派でもない」と中立を強調するが、反対派の来店拒否や抗議活動にさらされるのは避けられず、苦渋の決断だった。(SANKEI EXPRESS)


店舗閉鎖も


 「これはお願いであって、禁止ではありません。責任ある銃器の所有者にわれわれの要望を尊重してほしいのです」

 スタバのハワード・シュルツCEOは、AP通信など米メディアの取材に応じ、自粛要請への理解を求めた。スタバは18日に自社サイトで書簡を公開し、19日付の米主要紙にも全面広告を出した。

 全米で約7000店舗を展開するスタバは、オープンキャリー法がある州では、「法に準ずる対応に努めてきた」。この法律は全米50州のうちアリゾナやバージニアなど12州で成立し、ほぼ同じ法律が16州にある。

 相次ぐ銃乱射事件を受けた規制強化をめぐり国論が二分するなか、一部の規制反対派が銃を腰にぶら下げてスタバ店内に集まり、銃所持の権利擁護を求めるイベント「スターバックスに感謝をささげる日」を開催。これに対し、規制賛成派が店内で抗議活動を行うなど、混乱が出ていた。イベントが企画されていた店舗の閉鎖も余儀なくされたという。


中立を強調


 シュルツ氏は「店内がプロの銃規制反対活動家によるPR集会の舞台と化しており、店員や顧客が不利益を被っている」と批判。「店舗はすべての利用者が快適に一息つけるために存在している」と訴えた。

 一方で、「銃規制論争は政治の場で行うべきで、われわれの店内で行うべきものではない」と、中立を強調し対立から一線を画す姿勢も示した。

 スタバの決断に対し、インディアナ州で母親の立場から規制強化を訴えてきた市民団体のシャノン・ワッツさんはワシントン・ポスト紙に、「米国ビジネスの象徴であるスタバの自粛措置は、銃に寛大な米国文化を変えるきっかけになるだろう」と語り、歓迎した。

 だが、反対派も黙ってはいない。スタバに集まる銃愛好家でバージニア州在住のエド・レビーンさんはポスト紙で、「スタバは反対派と賛成派の闘いの場としての役割を担っていた。個人的には今回の決定は尊重するが、私も他の拳銃マニアもスタバに行かなくなるだろう」と、うそぶいた。

相次ぐ乱射事件


 米国では16日にも首都ワシントンの海軍施設で13人が死亡する乱射事件が起きたばかり。今年4月に議会上院で否決された銃規制強化法案の再審議を求める声も出ているが、成立のメドはまったく立っていない。

 シュルツ氏は、自粛要請と今回の事件は関係ないとする一方で、こう語った。

 「多くの顧客を失うことになるだろうが、これが最善の決断だと思っている」

1835チバQ:2013/09/21(土) 00:20:53
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2013092000814
「王朝」存在感まざまざ=うるさ型議員も遠慮−ケネディ氏・重要政策対応、なお課題

19日、米上院外交委員会の公聴会で笑顔をみせるキャロライン・ケネディ次期駐日大使(AFP=時事) 【ワシントン時事】キャロライン・ケネディ氏の次期駐日米大使起用をめぐる19日の上院外交委員会公聴会は、うるさ型の野党共和党議員まで厳しい質問を控えるなど、圧倒的な知名度と根強い人気を誇る「ケネディ王朝」の存在感をまざまざと見せつける場となった。ケネディ氏が日本だけでなく米国内に向けても強い発信力を持つことを改めて証明した形だが、個別の重要政策では理解不足を露呈した。
 「近い将来、国民の税金を使って日本を訪れ、あなたに会えるのを楽しみにしている」。公聴会の終盤、質問に立った共和党の重鎮マケイン議員が軽口をたたきながら発言を締めくくると、委員会室は爆笑に包まれた。
 人事案に関する米議会の公聴会は法廷のような緊張感が広がるのが通例。特にマケイン氏はオバマ大統領の人事に反発し、候補者をつるし上げたケースがたびたびある。
 公聴会でケネディ氏は政権の対日政策に沿った無難な答弁を繰り返すと同時に、沖縄県・尖閣諸島をめぐる日中対立や沖縄の米軍基地問題など微妙なテーマで追加の質問を受けると「さらに勉強したい」を連発。それでもマケイン氏は苦笑するばかりで、中には1回も質問を発せず、ケネディ氏を激励しただけの共和党議員すらいた。
 大統領や上下両院議員を輩出したケネディ家は、王室のない米国で「ロイヤル・ファミリー」に例えられる特別な存在。大使人事の公聴会はほとんど記事にしない米メディアもこの日は一斉に報道し、関心の高さを見せた。
 ケネディ氏は駐日大使起用が表に出た今年春ごろから米政府当局者らの説明を受け、準備を重ねてきた。それだけに今回の答弁ぶりは「外交の素人」とやゆされるケネディ氏に課題が残っていることを示したと言える。ある日本政府関係者は「日本の立場を好意的に理解してもらう取り組みが重要になる」と語った。(2013/09/20-14:25)

1836チバQ:2013/09/21(土) 12:38:56
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2013092102000147.html
「ケネディ王朝」存在感 次期駐日大使米上院公聴会 共和党もエール
2013年9月21日 朝刊

19日、米ワシントンで、上院公聴会に出席したキャロライン・ケネディ氏(左手前)と、2列目右端から夫のエドウィン・シュロスバーグ氏、娘のタチアナさん、息子のジョンさん=ロイター・共同


 【ワシントン=竹内洋一】オバマ米大統領に次期駐日大使に指名されたキャロライン・ケネディ氏(55)の承認人事に関する十九日の上院外交委員会公聴会では、議員は厳しい質問を控え、激励する場面が目立った。米国で「王朝」と呼ばれるケネディ家の存在感が際立った形だ。

 ケネディ氏は外交経験がなく、日米間の懸案に関する証言は、すべて国務省の見解をなぞった。在日米軍再編や東シナ海での日中対立といった微妙な問題では「今後さらに勉強したい」と連発した。

 だが、議員側が専門知識の不足を追及することはなく、質問は助言の色彩を帯びた。励ますだけで答弁を求めない議員もいた。野党共和党の重鎮マケイン氏は在沖縄海兵隊のグアム移転について見解をただしたが、ケネディ氏は「議員と協力して前進させたい」と述べるにとどまった。それでもマケイン氏は「日本での再会を楽しみにしている」と矛を収めた。

 ケネディ氏が鮮明に打ち出したのは日本に対する思い入れだ。

 父親の故ケネディ大統領が在任中に訪日を望んでいたことや自身の訪日経験に言及。「日本はかけがえのないパートナー」「他に勤務する国は思いつかない」と繰り返し訴えた。

1837チバQ:2013/09/23(月) 12:32:47
http://www.afpbb.com/article/entertainment/entertainment-others/2968605/11358916
史上初インド系のミス・アメリカ誕生、ネット上では中傷も
2013年09月17日 09:32 発信地:ニューヨーク/米国
【9月17日 AFP】2014年のミス・アメリカ(Miss America)コンテストで、史上初めてインド系の女性が頂点に立った。ニューヨーク(New York)州出身で医師を目指すニーナ・ダブラリ(Nina Davuluri)さん(24)だ。だがネット上では、ダブラリさんを「アラブのテロリスト」などと中傷するコメントも多数寄せられている。

 ニュージャージー(New Jersey)州アトランティックシティー(Atlantic City)で15日に開かれた決勝大会で、伝統的なボリウッドスタイルのダンスを披露して栄冠を手にしたダブラリさんは、翌16日に出演したABCテレビで、「ミス・アメリカの舞台にボリウッドが登場したのは初めてで、私にとっても、私のコミュニティーにとっても名誉なことです」と語り、自らの優勝を多様性の勝利と表現した。

■「多様性の勝利」、中傷にも「乗り越えねば」と笑顔

 しかしダブラリさんに対してはこれまで、人種差別的な発言も数多く寄せられている。中には短文投稿サイトのツイッター(Twitter)で、ヒンズー教徒とされるダブラリさんを「アラブ系のテロリスト」と呼ぶ人まで現れた。ある利用者は、「これはミス・アメリカ。NYから出て行って。テロリストみたい」とつぶやき、またカンザス(Kansas)州からとみられるツイートには、「マジ?!あのアラブ系が優勝?!これはミス・アメリカ!ミス・アラビアじゃない!ミス・カンザスは軍所属のカントリーガールなんだぞ!」と書かれている。

 一方、このようなコメントを非難して「ミス・アメリカが白人じゃないから人種差別しているんだ」という声や、「この世界は何も分かっていない。インド系だろうとなかろうと、ミス・アメリカのタイトルを手にする権利はある。これだからアメリカなんて出て行きたい!」というツイートも聞かれた。

 15日夜の記者会見でダブラリさんは中傷をものともせず、「これを乗り越えなくてはなりません。私は常に、自分自身を何よりもまず米国人だと認識してきたのですから」と、笑顔を輝かせて語った。さらに、このコンテストで「多様性が尊重されたことを本当にうれしく思います。これを見ている子どもたちが、やっと共感できる新しいミス・アメリカに出会えたと思ってくれるなら幸いです」と話した。

 ダブラリさんにはミス・アメリカの称号に加え、5万ドル(約500万円)の奨学金が授与された。(c)AFP

1838旧ホントは社民支持@鹿児島市:2013/09/29(日) 11:23:50
米下院共和党、上院予算案を拒否=保険改革の延期主張−政府閉鎖の公算大
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2013092900024
 【ワシントン時事】米下院の野党共和党は28日、上院が27日に可決した2014会計年度(13年10月〜14年9月)暫定予算案の受け入れを拒否し、オバマ政権が重要政策に掲げる医療保険改革法の1年延期を盛り込んだ暫定予算案を提出した。28日中に採決の見通し。
 ただ、下院で可決されても、民主党が多数を占める上院を通過する可能性は低く、30日までに予算が成立せず、10月1日から政府機関が閉鎖される公算が大きくなった。
 政府機関が閉鎖されれば1996年以来、17年ぶり。共和党の動きを受けて、カーニー大統領報道官は声明を出し「共和党はこれまで40回以上、医療保険改革の延期などの試みに失敗しており、この要求がいかに無謀か分かっているはずだ」と批判。政府閉鎖を回避するよう要請した。(2013/09/29-08:35)

1839チバQ:2013/10/01(火) 22:11:19
http://mainichi.jp/select/news/20131002k0000m030062000c.html
米政府機関閉鎖:財政問題で上下院対立 分断を象徴
毎日新聞 2013年10月01日 20時40分

 【ワシントン西田進一郎】米暫定予算案を巡る上下両院の対立は1日、米連邦政府一部機関の閉鎖という異常事態を17年ぶりに招いた。社会保障の充実など歳出増大とそれをまかなう増税をいとわない与党・民主党に対し、歳出削減と富裕層などの減税を主張する野党・共和党。上院は民主党、下院は共和党が多数を占め、両党はこれまでも財政問題で鋭く対立してきた。政府機関の閉鎖は、双方の主張で分断される米国の今を象徴している。

 政府機関の閉鎖が始まった後、共和党のベイナー下院議長は「(暫定予算の成立に向け)両院協議会で協議するという我々の提案を上院が受け入れることを望む」と語った。

 しかし、上院は「銃を頭に突きつけられた状態で協議会に出ることはできない」(民主党のリード院内総務)として拒否し、事態打開の道は見えない。来年秋の中間選挙が視野に入る両党はより妥協しにくい状況にある。

 財政運営を巡る溝は深い。政府の介入を抑える「小さな政府」を志向する共和党は、オバマ政権下の景気対策などによる財政悪化や社会保障による歳出拡大を批判している。

 共和党の強硬路線を主導するのは「ティーパーティー(茶会運動)」系議員だ。オバマ政権による大型景気対策、自動車・金融産業の公的資金による救済などを批判し、2010年中間選挙で躍進。下院には約50人の議員がおり、党指導部や穏健派も批判する先鋭的な姿勢で影響力を持つ。

 オバマ大統領は9月30日、「下院共和党は今、政府の予算とイデオロギー的な要求を結びつけ続けている」と不快感を表明。「議会が正しく行動すること、特に下院議員らが正しく行動することを望み、期待する」とけん制した。

 一方、共和党は暫定予算案に絡め医療保険改革(オバマケア)の修正を要求。だが、オバマケアは大統領が1期目に成立させた内政の目玉施策の一つであり、社会保障の充実を志向する民主党には、到底受け入れることのできないものだ。

1840とはずがたり:2013/10/02(水) 07:56:26

「自由の女神」も閉鎖=観光客ら肩落とす―NY
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-131002X628.html
時事通信2013年10月2日(水)00:32

 【ニューヨーク時事】米政府の一部機関の閉鎖を受けて、米国を代表するニューヨークの観光名所「自由の女神」の一般公開が1日、中止された。女神像が立つリバティー島行きのフェリー乗り場があるマンハッタン南端のバッテリー公園では、閉鎖を知らずに訪れた観光客らがフェリー会社の係員から説明を受け、がっくりと肩を落としていた。

 乗り場では、係員が「政府が閉鎖されたため、自由の女神像には行けません」とメガホンで呼び掛けた。恋人と訪れたスイス人のパスカル・タマラさん(31)は「楽しみにしていたので残念だ。あすは再開されるかもしれないと聞いたので出直したい」と語った。

 前日ニューヨークに到着したばかりという横浜市の竹内慈さん(30)は「旅行会社からは観光には影響が出ないと聞いたのに」と残念がった。ただ「せっかく来たので」と、島の周辺を1時間で航行するコースに切り替えて運航されたフェリーに乗り込んだ。

1841とはずがたり:2013/10/02(水) 07:57:15

米国:政府機関の職員80万人一時帰休へ…401カ所閉鎖
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/20131002k0000m030121000c.html
毎日新聞2013年10月2日(水)00:47

 【ワシントン平地修】米政府は1日、10月からの新会計年度予算の不成立に伴い、一部の米連邦政府機関の閉鎖を始めた。閉鎖は1996年以来17年ぶりで、80万人を超える政府職員が同日中に一時帰休(レイオフ)を命じられる見込み。与野党間に予算成立に向けた歩み寄りは依然みられず、いつ閉鎖が解除されるかは不透明な状況だ。

 1日朝(日本時間同日夜)から閉鎖されたのは、全米の401カ所の国立公園や博物館などで、ニューヨークの「自由の女神」など著名な観光施設も含まれる。退役軍人向けの相談業務や税の監査、米国立衛生研究所(NIH)の新規患者受け入れなども休止した。

 米行政管理予算局(OMB)によると、各政府機関は1日の午前中に一部職員が登庁し、4時間以内に書類整理や備品の返還、業務停止の通知作業などを行う。一方、国境警備や海外の軍事活動、空港での航空管制業務や社会保障給付は通常通り継続している。

 国防総省は文民職員の約半数に当たる約40万人を一時帰休とするほか、米航空宇宙局(NASA)や米環境保護局(EPA)は職員の9割以上が対象となる。

 野党共和党が多数を占める下院は、オバマ大統領が推進する医療保険改革法の延期や見直しを予算成立の条件としており、民主党は無条件での予算案可決を求め、対立している。上下院で予算案が成立しない限り、政府機関の閉鎖は継続する。

 95〜96年に政府機関が閉鎖された際は、2回にわたり閉鎖期間は計26日間に及んだ。

1842とはずがたり:2013/10/02(水) 07:57:37

米国:一部政府機関での閉鎖始まる 解除時期は不透明
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/20131002k0000m030040000c.html
毎日新聞2013年10月1日(火)19:49

 【ワシントン平地修】米議会は、新会計年度の予算を成立させられず、1日午前0時(日本時間同日午後1時)から一部の米連邦政府機関の閉鎖が始まった。閉鎖は1996年以来17年ぶりで、80万人を超える政府職員が同日中に一時帰休(レイオフ)を命じられる見込み。与野党間に予算成立に向けた歩み寄りは依然みられず、いつ閉鎖が解除されるかは不透明な状況だ。

 1日から全米各地の国立公園や動物園、ワシントンのスミソニアン博物館やニューヨークの「自由の女神」などが閉鎖されるほか、退役軍人向けの相談業務や税の監査、米国立衛生研究所(NIH)の新規患者受け入れなどが休止する。一方、国境警備や海外の軍事活動、空港での航空管制業務や社会保障給付は通常通り継続する。

 米行政管理予算局は9月30日深夜、各政府機関に閉鎖計画実施の準備に入るよう指示。米メディアによると、閉鎖される機関の職員は1日朝から半日間、閉鎖を告知する看板を掲げたり、留守番電話を設定したりするなどの準備を進め、完了後に一時帰休となって自宅に戻る。国防総省は文民職員の約半数に当たる約40万人を一時帰休とするほか、米航空宇宙局(NASA)や米環境保護局(EPA)は職員の9割以上が対象となる。

 野党共和党が多数を占める下院は、オバマ大統領が推進する医療保険改革法の延期や見直しを予算成立の条件としており、民主党は無条件での予算案可決を求め、対立している。上下院で予算案が成立しない限り、政府機関の閉鎖は継続する。95〜96年に政府機関が閉鎖された際は、2回にわたり閉鎖期間は計26日間に及んだ。

1843チバQ:2013/10/02(水) 18:33:08
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131002/amr13100201000001-n1.htm
ヒラリー氏の番組断念、共和党の圧力か
2013.10.2 00:59
 1日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官を取り上げる特別番組を計画していたCNNとNBCの両テレビ局が制作を断念したと伝えた。番組の構想に共和党が反発していたほか、クリントン氏の周辺からも懸念する声が出ていた。制作担当者の辞退などが断念の理由とされるが、政治的な圧力が影響した可能性もありそうだ。

 次期大統領選を2016年に控え、クリントン氏は民主党内で圧倒的な支持を保っている。このため、共和党側は番組制作に強く反発、同党全国委員会はテレビがクリントン氏を宣伝するのは許さないとして次期大統領選の予備選に際し、両テレビ局が手掛ける候補者討論会をボイコットする方針を決めていた。

 民主党側からもクリントン氏の政治活動にマイナスとなり得る私生活上の「通俗的側面に焦点が当てられるのではないか」と危ぶむ声が出ていた。(共同)

1844チバQ:2013/10/02(水) 18:34:07
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131002/amr13100210110003-n1.htm
米政府機関一部閉鎖でNY「自由の女神」公開中止 観光客は落胆、激高…
2013.10.2 10:08 [米国]

1日、米ニューヨークで、自由の女神の閉鎖を告げる看板と観光客ら(ロイター)
 【ニューヨーク=黒沢潤】米政府機関の一部が1日、閉鎖に追い込まれたことを受け、米ニューヨークの観光名所「自由の女神」の一般公開も中止された。

 女神像が立つリバティー島へのボート乗り場があるマンハッタン南端では、公開中止に落胆の色を見せる観光客の姿が目立った。

 中には、観光が島周辺の航行に切り替えられたことに「カネを返せ」などと激高する人の姿もあった。

 カリフォルニア州から観光に来ていたチェリル・ストラールさんは米メディアに「こんなこと(政府機関の閉鎖)をしなくても、他にやり方はあったはずだ」と、米政界に不満をぶちまけた。

1845チバQ:2013/10/02(水) 20:11:44
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2013100202000139.html
政府機関 一部が閉鎖 米社会の分断象徴 
2013年10月2日 朝刊

 【ワシントン=竹内洋一】米政府機関の一部が一日、閉鎖に追い込まれた。ねじれ議会の下、与党民主党と野党共和党の路線対立が極まった結果だ。接点を見いだせない反目は、オバマ政権がリベラルな政策を進めようとするほど、反オバマを掲げる保守層が先鋭化していく米社会の分断を映している。

 オバマ大統領は九月三十日、ホワイトハウスで記者団に「ある党の一派が選挙の結果を覆そうとして政府を閉鎖することは許されない」と述べ、共和党保守派を非難した。

 オバマ氏は二〇一二年秋の大統領選で、医療保険改革法(オバマケア)の着実な実施を訴え、撤廃を主張した共和党のロムニー候補を破って再選された。オバマケアは民主党が上下両院で多数派だった一〇年三月に成立。無保険者に民間保険への加入を義務づける中核部分は今月から順次実施に移される。

 共和党の保守派は今回、オバマケアの実施に必要な予算の支出阻止に動いた。政府予算全体を「人質」に取ってまで妨害するのは、政府による保険加入義務化は商行為の自由に対する侵害だと確信しているからだ。

 背後にはオバマ政権に対抗して〇九年に登場した保守派の草の根運動「ティーパーティー(茶会)」の存在がある。

 茶会は個人の自由や小さな政府を旗印に、オバマ政権を「社会主義」と非難。過去二回の下院選で、共和党が過半数を獲得する原動力になった。

 茶会が全面支援する上院議員は数人、下院でも五十人程度にとどまるが、上下両院選の共和党予備選には決定的な影響力がある。強い信念を持つ茶会メンバーは確実に予備選の投票に出かけ、結束して党員への働きかけを行う。オバマ政権に融和的な姿勢を示した現職議員が予備選で茶会系の新人候補に敗れたケースも珍しくない。

 共和党議員の多くは南部や中西部の保守的な州を地盤にする。民主党候補と争う本選よりも予備選の方が死活的だ。特に来年十一月の中間選挙で全員が改選となる下院議員は茶会の意向を無視できない。党内には茶会系議員の行動に批判もあるが、党指導部は茶会の力を恐れて抑え込むことができなかった。

 ホワイトハウスと民主党からは、共和党保守派を「自爆テロ犯」「無政府主義者」と、ののしる声が漏れた。予算や財政に限らず、オバマ氏が目指す銃規制強化や移民制度改革はいずれも保守派の抵抗で進展の見通しが立たないままだ。

1846チバQ:2013/10/04(金) 21:54:50
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2013100202000139.html?ref=rank

政府機関 一部が閉鎖 米社会の分断象徴 














2013年10月2日 朝刊





 【ワシントン=竹内洋一】米政府機関の一部が一日、閉鎖に追い込まれた。ねじれ議会の下、与党民主党と野党共和党の路線対立が極まった結果だ。接点を見いだせない反目は、オバマ政権がリベラルな政策を進めようとするほど、反オバマを掲げる保守層が先鋭化していく米社会の分断を映している。


 オバマ大統領は九月三十日、ホワイトハウスで記者団に「ある党の一派が選挙の結果を覆そうとして政府を閉鎖することは許されない」と述べ、共和党保守派を非難した。


 オバマ氏は二〇一二年秋の大統領選で、医療保険改革法(オバマケア)の着実な実施を訴え、撤廃を主張した共和党のロムニー候補を破って再選された。オバマケアは民主党が上下両院で多数派だった一〇年三月に成立。無保険者に民間保険への加入を義務づける中核部分は今月から順次実施に移される。


 共和党の保守派は今回、オバマケアの実施に必要な予算の支出阻止に動いた。政府予算全体を「人質」に取ってまで妨害するのは、政府による保険加入義務化は商行為の自由に対する侵害だと確信しているからだ。


 背後にはオバマ政権に対抗して〇九年に登場した保守派の草の根運動「ティーパーティー(茶会)」の存在がある。


 茶会は個人の自由や小さな政府を旗印に、オバマ政権を「社会主義」と非難。過去二回の下院選で、共和党が過半数を獲得する原動力になった。


 茶会が全面支援する上院議員は数人、下院でも五十人程度にとどまるが、上下両院選の共和党予備選には決定的な影響力がある。強い信念を持つ茶会メンバーは確実に予備選の投票に出かけ、結束して党員への働きかけを行う。オバマ政権に融和的な姿勢を示した現職議員が予備選で茶会系の新人候補に敗れたケースも珍しくない。


 共和党議員の多くは南部や中西部の保守的な州を地盤にする。民主党候補と争う本選よりも予備選の方が死活的だ。特に来年十一月の中間選挙で全員が改選となる下院議員は茶会の意向を無視できない。党内には茶会系議員の行動に批判もあるが、党指導部は茶会の力を恐れて抑え込むことができなかった。


 ホワイトハウスと民主党からは、共和党保守派を「自爆テロ犯」「無政府主義者」と、ののしる声が漏れた。予算や財政に限らず、オバマ氏が目指す銃規制強化や移民制度改革はいずれも保守派の抵抗で進展の見通しが立たないままだ。

1847とはずがたり:2013/10/07(月) 15:47:13

大統領が条件交渉に応じなければデフォルトへ=米下院議長
http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPTYE99501H20131007
2013年 10月 7日 09:26 JST

[ワシントン 6日 ロイター] - 米共和党のベイナー下院議長は6日、オバマ大統領が財政協議で条件交渉に応じなければ、債務上限を引き上げないと明言した。米放送局ABCの番組「This Week」の中で述べた。

下院議長は「この国の信用は、政権が席に着いて交渉を持つことを拒否しているため危機にさらされている」と指摘。何らかの条件が付与されない限り、債務上限を引き上げる法案を通過させるのに十分な票は下院にないと付け加えた。

オバマ大統領が10月17日の債務上限引き上げ期限前に条件交渉に応じなければ米国はデフォルト(債務不履行)に向かうことを意味するのかとの問いに対し、下院議長は「それはわれわれがたどっている道だ」と述べた。

ベイナー下院議長は、たとえ民主党に頼ってでもデフォルト回避に向けて努力すると共和党内で語っていると報じられていたが、態度を硬化させたもようだ。

既に1週間近くに及んでいる政府機関の一部閉鎖問題は、共和、民主両党が非難合戦を繰り広げており、終わりが見えていない。

下院議長は「私は米国のデフォルトを望んでいない」と指摘。「しかし、債務を増やしている問題の解決について真剣な話し合いをすることなく債務上限を引き上げることはない。そんなことをすれば私は無責任だということになる」と述べた。

<財務長官「議会は行動起こす必要」>

一方、ルー財務長官はFOXニュースに対し、「考えられないこと」が起きれば、深刻な結果を招くと警告。「そうした危険を冒すことは無責任かつ無謀であり、議会は行動を起こす必要がある」と述べた。

財務長官はCNNに対し、「17日にわれわれの借り入れ能力は尽きる。議会は火遊びをしている」と語った。

また、オバマ政権には独自に債務上限を引き上げる権限があるとする一部民主党議員の主張について、法的にこうした権限を持たないとする政権の立場を財務長官は説明。「何らかの魔法のような解決策があるだろうとの期待があるが、容易な解決法がある。それは、政府機関閉鎖を解除する法案が採決にかけられれば議会の過半は正しい判断を下すだろうし、債務上限を引き上げる法案が採決にかけられれば議会の大半は正しい判断を下すだろう、ということだ」と述べた。

オバマ米大統領、議会は期限前に債務上限を引き上げると想定
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYE99501B20131006?rpc=188
2013年 10月 7日 07:45

[ワシントン 5日 ロイター] - オバマ米大統領は、10月17日の期限前に議会が債務上限を引き上げると信じているとして、米国のデフォルト(債務不履行)回避に向けたいかなる異例措置の発動も想定していないと述べた。インタビュー記事をAP通信が5日に報じた。

大統領は「そこ(デフォルト)に至るとは想定していない」と指摘。「ベイナー(下院)議長はデフォルトに至らないことを望んでいるとする少なくともいくつかの発言が昨日あった」と述べた。

大統領はまた、「米国が借金を踏み倒すことはないと確認する下院の票が現時点で十分にあると強く確信したい」と語った。

1848チバQ:2013/10/07(月) 23:30:50
http://mainichi.jp/select/news/20131008k0000m030066000c.html
米政府機関閉鎖:強硬な共和党「茶会」派に民主党「異様」
毎日新聞 2013年10月07日 21時28分

 【ワシントン及川正也】オバマ米政権・与党民主党と野党共和党の対立による政府機関閉鎖問題で、共和党の対決路線を後押しする保守強硬派「ティーパーティー(茶会)」系の存在が際立っている。「小さな政府」を目指す共和党の中でも財政規律を重視する姿勢は強固で、オバマ大統領や民主党はいら立ちを隠さない。上下両院で約60人の勢力だが、2014年議会選挙や16年大統領選でも保守結集の要石となるとみられている。

 「異様な集団だ」。政府の閉鎖回避へぎりぎりの攻防を続けていた9月27日、上院民主党トップのリード院内総務は記者会見で茶会系議員に強い不快感を示した。茶会系が主導権を握る共和党を「正気を失っている」と酷評。閉鎖後の今月4日には、下院民主党のペロシ院内総務が「共和党は自分の党を取り戻せ」と呼び掛けた。

 茶会系は下院約50人、上院5人で全員共和党。オバマ政権発足後の10年中間選挙で、下院の多数派奪還の原動力となった。12年大統領選共和党予備選で医療保険改革を徹底批判したバックマン下院議員が率いる。

 「茶会」は1773年の英国による茶税課税に反発して起きたボストン茶会事件に由来する。

 リーマン・ショックの直撃を受けた金融機関や自動車大手への公的資金投入によるブッシュ前政権の救済策に反発。そして、オバマ政権による大規模景気対策や原則国民皆保険の医療保険改革を批判し、共和党の「小さな政府」回帰・保守純化路線をけん引している。

 しかし、妥協を拒む姿勢には批判もある。政府閉鎖は「オバマ大統領の医療保険改革が原因」との態度を譲らず、政府・与党は猛反発。茶会系への世論の支持率は2割程度で、共和党穏健派からも不満が強い。

 17日が期限の連邦債務上限引き上げ問題は、引き上げないと米国債がデフォルト(債務不履行)に陥り金融パニックを誘発するとの見方が強い。だが、茶会系のクルーズ上院議員は6日、「債務上限は行政監視のテコだ」と譲らない。保守強硬派の別の議員も米紙に「債務削減への決意を示し、金融市場は安定する」と語った。

 共和党は1980年代のレーガン革命、90年代のギングリッチ下院議長の保守革命、2000年代のブッシュ政権による宗教右派結集など、保守派が強力なエンジン役を果たしてきた。茶会系はオバマ大統領のシリア空爆にも反対し、武力行使路線の転換を促すなど外交的な影響力も持っている。

.◇ティーパーティー系の主な理念◇

・不法移民は違法な存在

・国内雇用は不可欠

・強力な軍は必須

・銃の所有権は尊い

・政府は小型化されるべきだ(小さな政府)

・連邦予算は歳出入の均衡が必要

・個人、事業者の所得税削減は必須

・伝統的な家族の価値観の奨励

1849とはずがたり:2013/10/08(火) 18:28:36
多国籍で連合軍組んでテロリストの共和党茶会系議員を逮捕拘引しよう♪

債務上限引き上げを=米財務長官、議会に要求
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-131007X343.html
時事通信2013年10月7日(月)00:26

 【ワシントン時事】ルー米財務長官は6日、CNNテレビの番組で、引き上げ期限が迫る連邦債務上限問題について、17日にデフォルト(債務不履行)回避の緊急措置が限界に達した後は、わずかな手元資金しか残っていないとして、議会に迅速な債務上限引き上げを改めて要求した。

 ルー長官は「議会にも伝えたように、最後の緊急措置を実施しており、これ以上の手段は残っていない」と強調。また、オバマ大統領が債務上限問題で野党共和党との交渉を拒否している理由を問われ、「議会は極端な(共和党保守系の)議員に支配されている。大統領は政府機能の再開と債務上限引き上げは議会の仕事だとしている」と応じた。

1850チバQ:2013/10/10(木) 01:43:53
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131009/amr13100900390000-n1.htm
【米政府機関閉鎖】
ベイナー下院議長の指導力に疑問符 茶会議員押さえ込めず
2013.10.9 00:36 [米国]

7日、米連邦議会議事堂に到着した共和党のベイナー下院議長(中央)。事態打開のめどは立たず、指導力を疑問視する声も出ている(AP)
 【ワシントン=小雲規生】米国の政府機関閉鎖から1週間がたつなか、オバマ大統領との対決姿勢を維持する野党共和党のベイナー下院議長の指導力を疑問視する声が上がっている。ベイナー氏はかつて医療保険改革(オバマケア)に柔軟な姿勢を示したこともあり、政府機関閉鎖の影響に無関心なわけでもない。しかし中間選挙を来年に控え、「小さな政府」を訴える保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」の反発を懸念する議員らを押さえ込めないのが現状だ。

 ベイナー氏は昨年11月のオバマ氏再選後、「オバマケアは国法だ」と述べ、政府機関閉鎖をテコにオバマケア先送りを迫ることを否定していた。先月末にも党内で「柔軟性をもってほしい」と訴え、政府機関閉鎖回避への協力を要請。政府機関閉鎖が国民生活や安全保障に及ぼす影響を配慮したとみられる。

 そのベイナー氏が現在、妥協を拒む姿勢を取り続ける背景には、2014年秋の中間選挙がある。一部の共和党議員の間では、オバマケアを容認すれば茶会の反発を受け、中間選挙の候補者を選ぶ予備選を勝ち抜けないとの不安が大きい。

 政治アナリストのロバート・コスタ氏は、10、12年の下院選挙で当選した茶会系の共和党議員は「ベイナー氏に忠誠心を抱いていない」と指摘する。

 実際、ベイナー氏は昨年末の「財政の崖」をめぐる与野党協議で、富裕層への増税を認める妥協策を提案して党内から批判を受け、年明けの下院議長選で共和党から12人の造反を出した。 

 今回の強硬姿勢には、来年の中間選挙後の議長続投を確実にしたいベイナー氏の思惑があるともされる。

 ベイナー氏はまた、「民主党とのパイプが細い」として、議会交渉に必要な手腕を備えていないと批判されることもある。

 下院議長は「もう一人の大統領」とも称される重職だが、ベイナー氏は事態打開への道を探りかねているようだ。

1851チバQ:2013/10/10(木) 20:01:20
http://mainichi.jp/select/news/20131010k0000e020175000c.html
FRB議長:イエレン副議長を指名 初の女性
毎日新聞 2013年10月10日 10時41分(最終更新 10月10日 12時37分)


FRBのバーナンキ議長(右)の後任に指名されたイエレン副議長(中央)。左はオバマ大統領=米ホワイトハウスで9日、AP
拡大写真 【ワシントン平地修】オバマ米大統領は9日、来年1月末に任期が切れる米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長の後任に、副議長のジャネット・イエレン氏(67)を指名した。同日、ホワイトハウスで、バーナンキ議長とイエレン副議長とともに発表した。イエレン氏は「あまりにも多くの国民が職を見つけられずにいる」と述べ、議長として雇用改善に全力を挙げる姿勢を示した。イエレン氏は上院の承認を経て、女性として初の議長に就任する。

 オバマ大統領は、イエレン氏がFRBの理事やサンフランシスコ連銀総裁を含め計10年以上にわたり指導的役割を果たした実績を指名の理由の一つに挙げた。また、「この3年は副議長として、経済回復を促進するための政策の推進力となった」と述べ、FRBの積極的な金融緩和を後押ししたイエレン氏を高く評価。「非常に優れた議長になると確信している」として、米上院に速やかな承認を要請した。

 一方、2006年2月の就任から2期8年で退任することになるバーナンキ議長について、オバマ大統領は、「景気後退からの回復を支える強いパートナーになってくれたことを非常に感謝している」と、その労をねぎらった。

 バーナンキ議長は声明を発表し、「ジャネットは輝かしい学位とリーダーとしての実績を持ち、議長の職に最もふさわしい」と大統領の決断を歓迎した。

1852旧ホントは社民支持@鹿児島市:2013/10/10(木) 20:06:32
これ,なにげに深刻やね。

「共和党に好意的」92年以来最低=先月から10ポイント減−米世論調査
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2013101000377
 【ワシントン時事】米ギャラップ社が9日公表した世論調査結果によると、予算案をめぐるオバマ政権と下院共和党の対立で1日から政府機関の一部閉鎖が続く中、共和党を好意的に見ている人の割合は9月から10ポイント下がって28%となり、共和、民主両党を通じて1992年のこの調査開始以来最低となった。
調査は3〜6日に実施された。民主党に好意を持つ人も9月時点に比べて4ポイント低い43%だった。共和党を好ましくないと思っている人は62%(民主党は49%)に上った。(2013/10/10-11:54)

1853チバQ:2013/10/10(木) 20:11:50
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131010/amr13101010200003-n1.htm
共和党好感度、過去最低の28% 米政府閉鎖で戦術失敗か 民主も落ちる
2013.10.10 10:17
 米ギャラップ社は9日、米政府機関の一部閉鎖後に実施した世論調査結果を発表、共和党に好感を持つ国民は28%と1カ月で10ポイントモ急落、調査を開始した1992年以来最低となった。

 下院多数派の共和党は、オバマ大統領が推進する医療保険改革の延期を求め暫定予算案を承認せず、政府機関閉鎖に至った。同社はその戦術が「奏功していない」と分析している。

 ただ、民主党に好感を持つ人の割合も4ポイント減の43%に低下、危機を打開できない政権側にも不満が強まっていることを示した。

 共和党にどんな印象を持っているかとの問いに、好印象と答えた人は28%で、これまでの最低だった98年12月の31%を下回った。良くない印象があるとの回答は先月から4ポイント上昇の62%と過去最高になった。

 共和党支持者の間でも、共和党に良くない印象を持つ人の割合が先月から8ポイント増え27%となった。予算協議などの対応をめぐり、党内の亀裂が深まったことをうかがわせている。(共同)

1854チバQ:2013/10/13(日) 10:04:25
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131012/amr13101221110016-n1.htm
支援欲しいが世論怖い? 茶会との距離悩む大統領候補ら 米共和党
2013.10.12 21:10 (1/2ページ)[米国]
 【ワシントン=小雲規生】米国の政府機関閉鎖を招いた2014会計年度の予算協議に関連し、共和党の次期大統領候補と目される有力議員らが、医療保険改革(オバマケア)に反発する草の根保守運動「ティーパーティー(茶会)」との距離感を探っている。茶会の支持は党内での候補者選びを勝ち抜くために不可欠である半面、茶会の強硬路線に対する世論の反発は根強い。茶会に接近し過ぎれば支持基盤拡大が妨げられる懸念もあり、対応に苦慮しているようだ。

 「オバマケアより危険なものはない」。クルーズ上院議員は11日、ワシントンでの保守系政治団体の会合でオバマケア批判を展開した。

 来年1月から個人の保険加入義務化が始まるオバマケアの扱いは、予算協議の焦点のひとつだ。小さな政府を志向する茶会は義務化を「自由の侵害」ととらえており、クルーズ氏は茶会の立場に寄り添ったかたちだ。

 ルビオ上院議員も茶会との共同歩調を探る。クルーズ氏が9月に上院でオバマケアに反対する21時間超の演説を行った際には「オバマケアがどれだけ危険かを知らせようとしている」と、支持を表明。党内に影響力を持つ茶会への配慮を鮮明にした。

 しかし茶会寄りの姿勢には“副作用”も伴う。10日に公表された世論調査では、茶会の主張を支持する回答者の割合は過去最低の21%を記録した。あまりに茶会寄りになれば、大統領選の本番で足をすくわれる懸念もある。

 昨年の大統領選で共和党の副大統領候補だったライアン下院予算委員長は、茶会の主張と距離を置いて現実路線を訴える。9日付の米紙ウォールストリート・ジャーナル紙への寄稿では、高齢者向け医療保険(メディケア)の保険料引き上げなど、「穏当な改革」を提案するにとどめ、オバマ大統領との妥協を訴えた。

 茶会からの強い支持を受けるポール上院議員はオバマケアを「無意味だ」と批判する一方で、「政府機関閉鎖は許されない」とも強調する。こうした姿勢について米紙ニューヨーク・タイムズ(10日付)は、「ポール氏は主張を茶会以外にも浸透させようとしているようだ」と評している。

     




■ティーパーティー(茶会) 医療保険改革(オバマケア)をはじめ、オバマ米大統領の経済・社会保障政策に反発し、政府支出の削減や減税を訴える保守系市民団体の連合体。独立前の1773年、英本国が押しつけた課税への反発から起きた「ボストン茶会事件」にちなむ。2009年以降、インターネットなどを通じて急速に運動が拡大、10年の中間選挙で共和党躍進の推進力となったとされる。

1855とはずがたり:2013/10/15(火) 08:33:04
順調だった癖に20人も解雇しなけりゃならない程負担重いのか?!
>これまで順調だった経営に大きな影を落としているといいます。
>オバマケアでは、従業員50人以上を抱える雇用主に対して従業員を保険に加入させる義務が生じ
>70人の従業員を抱えていたジャックさんは、保険料を支払わなくて済むよう、スタッフの一部を解雇することを余儀なくされました。

最終更新:2013年10月15日(火) 5時42分
「デフォルトも辞さず」 世界経済揺さぶるティーパーティー
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2029988.html

 ニューヨークの自由の女神、アメリカの予算が通らず閉鎖されていましたが、ようやく再開されました。しかし、国の借金=債務の上限引き上げ問題はまだ決着していません。原因は、保守的な活動家「ティーパーティー」が支持する議員が反対しているからです。彼らは下院議員の15%と少数派なのですが、今や世界経済の命運を握るほどの力を持っています。その実態を取材しました。

 中西部オハイオ州南部。人口およそ6000人の小さな町にある飲食店は、ランチのかきいれ時でした。この店の名物は、1971年の創業時から提供してきたピザ。しかし、1つの法律が、これまで順調だった経営に大きな影を落としているといいます。

 「オバマケアだよ。あれのせいでうちの経営は苦境に立たされている」(店主 ジャック・アトキンスさん)

 2010年に成立した医療保険改革法、通称「オバマケア」。6人に1人という保険を持たない人を救済し、国民皆保険制度を目指すオバマ大統領が打ち出した看板政策です。しかし、オバマケアでは、従業員50人以上を抱える雇用主に対して従業員を保険に加入させる義務が生じ、違反すればペナルティーもあります。70人の従業員を抱えていたジャックさんは、保険料を支払わなくて済むよう、スタッフの一部を解雇することを余儀なくされました。そして、オバマケアの撤廃を主張する“あるグループ”に共感を覚えたと語ります。

 「『ティーパーティー』の主張を見るかぎり、自分はその支持者だと思う」(店主 ジャック・アトキンスさん)

 草の根の保守系運動「ティーパーティー」は“政府や議会は予算がありすぎると無駄遣いをする”と反発、徹底的な政府支出の削減を求めています。そして、“オバマケアは政府の無駄遣いの象徴”だとするスローガンは保守層の一定の支持を集め、3年前の議会選挙の際、野党・共和党が大きく議席を伸ばす原動力となりました。今回のオバマ政権と野党・共和党との攻防でも、ティーパーティーから支援を受ける議員が「オバマケアの実施先延ばし」にこだわったことが対立の発端となっています。

 この日、ワシントン郊外にあるサービスエリアに現れたのは、何千ともいわれるティーパーティー団体の1つで全米から集まった長距離トラックの運転手たちです。彼らは保険加入を義務付けたオバマ大統領を“個人の自由を侵害する「独裁者」”だと憤ります。

 「(オバマ大統領は)皇帝でも国王でもない。そして我々は彼の家来でもない。我々は国民なのです」(トラック運転手 アーネスト・リーさん)

 「たとえ、政府機関の閉鎖が長引いたとしても、議会はオバマケアに関し一切妥協すべきでない」、そう言って彼らはトラックに乗り込み、ワシントンへ向かいました。荷台に荷物を積まずに何時間もワシントンの周りを走ることで、仕事を放棄し、ワシントンの政治にNOを突きつける抗議の意味を込めたといいます。

 連邦議事堂近くにオフィスを持つこのティーパーティー系の団体は、インターネットを通じ、全米600万人の活動家と随時連絡を取り合っています。“政治家同士が密室で落としどころを探る”、そうしたワシントンのやり方がティーパーティーの盛り上がりによって通用しなくなったといいます。

 「もし、議員が(オバマケアに関し)ここで妥協したら、反発を買い、ティーパーティーの活動家たちが次の選挙で落選するよう動くでしょう」(NGOフリーダムワーク パトリック・ヘドガー氏)

 アメリカは、17日までに議会が債務上限を上げないと、政府が借金を返せなくなる債務不履行(デフォルト)の危機に陥ります。未曾有の事態が目前に迫る中、ティーパーティーの妥協なしの姿勢には批判も高まっていて、50人以上のティーパーティー系議員を抱える共和党の支持率も急降下しています。

 「いっそ、デフォルトになればいい。17兆ドルの借金があるのに、これ以上どうするの?」(抗議の参加者)

 オバマケアの実施を阻止するためなら史上初のデフォルトも辞さないというティーパーティーのプレッシャーに、ワシントンはどう答えを出すのか・・・Xデーまであと3日です。(14日16:02)

1856とはずがたり:2013/10/16(水) 13:37:59

米上院、合意へ最終局面=デフォルト回避へ情勢緊迫−下院受け入れは不透明
http://www.jiji.com/jc/c?g=int

 【ワシントン時事】米上院の与野党幹部は15日、債務上限引き上げと政府機関再開に向け最終的な協議に入った。報道によると、16日朝(日本時間16日夜)にも合意が発表される可能性がある。デフォルト(債務不履行)回避策が限界に達する17日を目前に、事態打開へ大きな節目を迎えた。
 上院与野党は、下院の野党共和党が15日中の独自案採決を断念したことを受けて、一時中断した協議を再開した。与野党幹部の広報担当者は「合意を楽観している」とのコメントを出した。ただ、上院が関連案を可決しても、下院がこれを受け入れるかは不透明で、期限ぎりぎりまで緊迫した情勢が続きそうだ。(2013/10/16-12:24)

1857とはずがたり:2013/10/16(水) 22:14:32

2013年 10月 16日 21:54 JST
ベイナー米下院議長の懇願、下院共和党の保守派が拒否
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702304134704579139210422808256.html
By PATRICK O'CONNOR

 ベイナー米下院議長は15日朝、反抗的な下院共和党議員たちを集め、政府のデフォルト(債務不履行)を回避するための法案に彼らが足跡を刻むことのできる最後のチャンスとなり得るものを披露した。

 2012年の大統領選で共和党の副大統領候補だったポール・ライアン氏は、この計画が不完全ながらも、手元に残された悪い選択肢の中では最善のものになり得るとの考えを示した。この会合に出席していた複数の議員が明らかにした。ライアン氏はこれまでの提案を拒否してきた約30人の保守派議員に対し、「現状を直視してほしい」と訴え、「反対票には結果が伴う」と挑んだという。同会合に出席した2人の議員が明らかにした。

 しかし、過去の多くの対立の再現のごとく、共和党幹部の中でより保守的な議員が反発。党幹部は15日夜、共和党案を本会議で採決する計画を見送った。ベイナー下院議長が議員たちをなだめるため、同案を調整した後にも関わらずだ。

 トーマス・マッシー下院議員(共和、ケンタッキー州)はエリック・カンター院内総務(共和、バージニア州)とケビン・マッカーシー下院多数党院内幹事(共和、カリフォルニア州)との会談後、「私は1票を有しており、それは反対票だ」と語った。

 11年の債務上限引き上げ協議や12年の「財政の崖」といった、予算をめぐる過去の対立の場合と同様に、下院共和党議員と、彼らが何を可決したがっているかに全注目が集まっている。債務上限引き上げ期限を目前にして、共和党幹部の最新案を拒否することにより、下院は近く、上院指導部からの提案をめぐって決議を迫られる可能性がある。

 共和党内で数カ月にわたり、米債務不履行を回避する方法をめぐって協議が続けられてきたが、15日朝の米連邦議事堂の地下での会合で危機に陥った。下院共和党のより多くの保守派議員がベイナー下院議長の提案と、自分たちの弱体化した交渉上の立場に不満を表明した。また、ベテラン議員たちはヤジを飛ばして話をさえぎったりした。提出法案をいかにして改善するかの方法をめぐって議論が起きた。

 下院の予算をめぐる争いは、2つの陣営の長年の亀裂を深まっている。つまり、連邦歳出の拡大ペースを抑え、10年に成立した医療保険改革法を廃止するために従来のやり方をひっくり返すことに積極的な保守派議員と、こうした行為が党に打撃になるとみるもっとベテラン議員たちとの間の亀裂だ。

 下院共和党幹部はこれまでも何度も、民主党の票なしに共和党路線の法案を通すのに必要な217票の確保に苦労してきた。

 この対立はまた、共和議員から何度も下院議長職としての疑義をとなえられてきたベイナー氏にとっては、個人的な戦いとなってきた。ベイナー下院議長はハリー・リード上院院内総務(民主、ネバダ州)からも攻撃されている。リンゼー・グラム上院議員(共和、サウスカロライナ州)は15日、下院提案を可決できなければ、ベイナー下院議長は「危うい立場に」追い込まれるとの見方を示した。

1858とはずがたり:2013/10/16(水) 22:14:54
>>1857-1858
 同時に、保守派議員は予想外にもここ数週間、党の優先事項のためにあえて危険を冒しているとしてベイナー下院議長を称賛している。特に、予算案に医療保険改革法の修正を盛り込もうとする努力に対してだ。マット・サルモン下院議員(共和、アリゾナ州)は「この厳しい試練全般を通して、下院議長に非常に感銘を受けた」と述べた。

 ベイナー下院議長は15日の会合を始めるに当たり、自身の提案の概要を示した。出席した複数の議員によると、議長は単刀直入に、この案は上院指導部が提出しようとしている別案の「うわべを飾る」ものにすぎないと述べた。

 この案は債務上限を引き上げ、政府機関の閉鎖を解除する一方で、医療機器メーカーに対する課税の2年先送りと、大統領と閣僚、連邦議員に対する医療保険購入の場合の補助金を禁止する内容だ。

 ベイナー下院議長は、同僚の議員たちに対し、ホワイトハウスと上院民主党議員との対立のあらゆる場面で、指導部が彼らの懸念に耳を傾けたことを念押しした。共和党議員は、今後数日間必要とみられる上院の動きを待つ可能性もある。あるいは、独自案を可決することによって、上院にそうした動きを強要することもできるだろう。複数の出席者によると、ベイナー下院議長は同僚の議員に対し、「時間切れに向かいつつある」と語った。

 カンター氏もベイナー議長の要請に同調した。同氏は共和党議員には「2つの選択肢があった」と述べた。下院案を承認するか、リード氏とミッチ・マコネル共和党上院院内総務の案を受け入れるかだ。

 15日の2時間に及ぶこの会合は絆と反目が入り交じった格好となった。共和党議員の多くは、医療保険購入の際の補助金受給を禁止する範囲を、議員や政権幹部だけでなくスタッフにまで広げることで共和党案を強化すべきだと主張した。

 一部のより強硬な保守派の議員は、共和党案に不満を漏らすとともに、オバマ米大統領が先の共和党案を拒否した先週後半以来、大筋において脇に追いやられていることをめぐって不平をぶつけた。

 時折はこうした共和党議員に対するいら立ちが頂点に達した。保守派が長い間話しすぎると、ベテラン議員の一団は自粛を求めて叫んだ。また、指導部が新案をまとめない場合を望む一部議員がいたが、その場合には、保守派の下院共和党議員に責任をかぶせることを彼らは計画していた。

 この日の会合を開始したスティーブ・サザーランド共和党議員(フロリダ州)は同僚の共和党議員に対し、幹部が医療保険購入の際の補助金の制限を強化する場合には、ベイナー議長の案を支持するかどうか率直に問いかけた。これに対し、複数の議員がそうすると答えた。

 この会合の後、共和党指導部は、スタッフに対する医療保険購入の補助金削減にまで範囲を広げ、上院案よりも1カ月早い12月15日までの政府資金の提供へと、提案の内容を修正することで、保守派の要求をのんだ。しかし、それでも最終的には十分ではなかった。

 チャーリー・デント共和党下院議員(ペンシルベニア州)は「政府機関の一部閉鎖により、下院共和党の交渉の立場は以前に増して弱まっている」と言い、「現時点では、状況が良くないことは明らかだ。しかし、長期的に状況は回復するだろうか。今の時点では分からない」と述べた。

 農業委員会のフランク・ルーカス委員長(共和、オクラホマ州)は「困難な時期だ」と述べるにとどまった。

1859旧ホントは社民支持@鹿児島市:2013/10/17(木) 00:33:04
米財政協議、上院で合意 政府機関正常化へ前進
http://www.47news.jp/CN/201310/CN2013101601001798.html
 【ワシントン共同】米上院の与野党は16日、連邦債務の上限引き上げで来年2月まで必要な借り入れができるようにし、政府機関を再開させることで合意に達した。既に法案をまとめており同日中に上下両院での可決を目指す。米財政協議は期限とされる今月17日を目前に、米国債のデフォルト(債務不履行)回避と政府機関の正常化へ大きく前進した。
 野党共和党が過半数を握り保守派の影響力が強い下院では、独自案を模索する動きがくすぶり、保守派の抵抗で審議が遅れる懸念も残る。ただ、17日までに対応できなくてもすぐには国債のデフォルトにならない見通しだ。

1860旧ホントは社民支持@鹿児島市:2013/10/17(木) 21:45:38
米上院、政府機関再開と債務上限引き上げの暫定案を可決
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702304134704579140230687796224.html
【ワシントン】米議会上院は16日、連邦政府の借り入れ上限引き上げと、政府機関の完全再開に向けた暫定案を賛成81対反対18で可決した。数週間に及ぶ予算協議の超党派による解決に向け、最後の一歩を踏み出した形だ。

米下院、債務上限引き上げに関する法案可決−政府機関も再開へ
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702304134704579140372442998760.html
【ワシントン】米議会下院は16日、連邦債務の上限を引き上げ、16日間閉鎖された政府機関を再開させる法案を可決した。
 賛成285、反対144で可決された同法案により、連邦政府には来年1月15日までの予算が与えられ、借り入れ上限は2月7日まで引き上げられる。上院は同日これに先立ち、この法案を可決していた。
 オバマ大統領は法案への署名を「直ちに」行うと表明した。

1861旧ホントは社民支持@鹿児島市:2013/10/17(木) 21:46:24
米上院、政府機関再開と債務上限引き上げの暫定案を可決
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702304134704579140230687796224.html
【ワシントン】米議会上院は16日、連邦政府の借り入れ上限引き上げと、政府機関の完全再開に向けた暫定案を賛成81対反対18で可決した。数週間に及ぶ予算協議の超党派による解決に向け、最後の一歩を踏み出した形だ。

米下院、債務上限引き上げに関する法案可決−政府機関も再開へ
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702304134704579140372442998760.html
【ワシントン】米議会下院は16日、連邦債務の上限を引き上げ、16日間閉鎖された政府機関を再開させる法案を可決した。
 賛成285、反対144で可決された同法案により、連邦政府には来年1月15日までの予算が与えられ、借り入れ上限は2月7日まで引き上げられる。上院は同日これに先立ち、この法案を可決していた。
 オバマ大統領は法案への署名を「直ちに」行うと表明した。

ポール・ライアン氏、共和党指導部の意向に背いて反対票
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702304134704579140902772915872.html
 米政府機関の再開と債務上限引き上げを可能にする妥協案に、約87人の共和党下院議員が賛成票を投じた。その中には、共和党指導部上層のベイナー下院議長やカンター下院院内総務、マッカーシー下院多数党院内幹事も含まれた。
 しかし、それら指導部上層の動きに反して、反対票を投じた共和党主要メンバーが1人いた。下院予算委員会のポール・ライアン委員長だ。
 ライアン氏は、結局のところ、法律に基づいて創設された予算委員会を指揮し、10月1日開始の本年度の予算作りを手助けすることになるはずだ。また、上下予算委員会は恐らく、社会保障や医療制度の受給資格の変更や歳出強制削減策の見直しなど、他の問題にも取り組まなければならないだろう。
 では、なぜ反対票を投じたのか。
 ライアン氏は採決後に「現在の法案は急増する債務の削減に役立たない」と述べ、「私の判断では、これは突破口にはならない。問題を先送りすることになるだけだ」と話した。

1862チバQ:2013/10/18(金) 22:26:35
http://mainichi.jp/select/news/20131018ddm007030180000c.html
米国:債務不履行回避 共和、進む「分裂」 茶会、強まる影響力 中間選挙控え、穏健派も迎合
毎日新聞 2013年10月18日 東京朝刊

 【ワシントン西田進一郎】米連邦政府のデフォルト(債務不履行)危機は16日夜(日本時間17日昼)、回避され政府機関の再開も決まった。抵抗を続けた野党・共和党は支持率が低下し、党内の「分裂状態」もあらわとなった。保守強硬派「ティーパーティー(茶会)」系議員に引きずられた結果だが、共和党議員には、来年の中間選挙を見据えれば、強硬姿勢を貫いた方がいいとの発想がある。

 「我々はいい戦いをした。勝てなかっただけだ」。下院共和党を束ねるベイナー議長は16日、地元オハイオ州のラジオ番組で「敗北宣言」した。

 上院共和党は、与党・民主党と事態打開に向けた法案作りを進めたが、茶会系議員の発言力が強い下院は、医療保険改革(オバマケア)の修正にこだわり、意見集約に失敗。上院の穏健派を中心に「無駄足だ」(マケイン上院議員)などと、異論が噴出していた。

 下院は、オバマ政権1期目の2010年中間選挙で、オバマケア反対や大型景気対策への反対を訴えた茶会が大きなうねりとなり、共和党が歴史的な勝利をおさめた。

 その後に実施された10年に1度の下院の選挙区割り見直しでは、共和党が主導し、同党に有利となるよう調整。支持率が悪化しても影響を受けにくい。

 米選挙分析機関クック・ポリティカル・リポートは、来秋の中間選挙で共和党が既に過半数の218議席までわずか7議席に迫っていると予測。共和党地盤の議員にとって、重要なのは中間選挙より年明けごろに本格化する同党候補者を決める予備選となっている。

 そこで恐れられているのが茶会だ。民主党と対決せず妥協的だと見なされれば、資金力豊富な茶会に別の候補者を立てられかねない。昨年は、共和党穏健派のルーガー上院議員(当時)が、予備選で茶会の全面支援を受けた新人に負けた。穏健派議員の動きが鈍いのは、このためだ。

 ベイナー議長ら指導部も茶会系議員の意向を無視できない。共和党について、ニューヨーク大のダニエル・アルトマン教授は7日の米外交専門紙フォーリンポリシー(電子版)で「共和党は今や二つの党の連立だ。(茶会系という)約50人の下院議員と数人の上院議員しかいない少数派が、第1党と同じような権力をふるっている」と解説した。

1863とはずがたり:2013/10/19(土) 15:07:22

オバマ大統領の署名で財政法案が成立、デフォルト回避決まる
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/snk20131017554.html
産経新聞2013年10月17日(木)14:56

 【ワシントン=柿内公輔】米上下院は16日夜(日本時間17日午前)、連邦債務上限の引き上げと政府機関再開のための法案を賛成多数で可決した。法案はオバマ大統領の署名を経て成立した。

 深刻な金融危機を招くと懸念されたデフォルト(債務不履行)は瀬戸際で回避され、一部閉鎖された政府機関も17日から再開される。

 法律は、デフォルトを当面回避するため債務上限を来年2月7日まで引き上げ、一部閉鎖された政府機関は1月15日までの支出を予算で手当てするもの。医療保険改革(オバマケア)の大きな修正は含まれない。また、財政赤字削減など抜本的な財政改革を超党派で協議するための委員会も設置し、12月13日までに結論を得ることを目指す。

1864とはずがたり:2013/10/20(日) 17:03:09
米国は歴史的に内向きの国だと20年も前に大学の時の指導教官が云ってたし今更国際的な信用を失った云々の批評には与しない。内向きににも係わらず今の地位を戦略的に維持し続けているのを日本を見倣わねばならんのかもしれないし,そんなもん(≒米帝国主義!?)見倣う必要なんか無いのかもしれぬ。

経済損失は240億ドル…米政府機能の一部停止
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/business/20131017-567-OYT1T00849.html
読売新聞2013年10月17日(木)22:38

 【ワシントン=安江邦彦】米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は16日、米政府機能が一部停止した10月1日から16日間の経済損失が240億ドル(約2兆3600億円)に及ぶとの推計を発表した。

 影響が深刻だったのは観光産業だ。国立公園や博物館など連邦政府が管理する施設が軒並み閉鎖されたことで、業界団体によると、全米の観光客は1日あたり最大で75万人減った。

 政府の機能停止は、防衛産業などで政府関連の事業の遅れも招いた。民間派遣の要員が政府施設で整備や点検作業ができなくなったほか、政府への納品が滞ったことが原因だ。米防衛大手ロッキード・マーチンは1日約2400人の従業員を一時帰休させた。

 政府職員の自宅待機で、首都ワシントンなど政府関連の人口が多い地域では消費の減少も目立った。今後も、短期間の暫定予算が期限を迎えるたび、政府機能の停止が取りざたされるようなら、国民の間に「消費を手控える空気が広がりかねない」(S&P)との指摘もあり、米景気への悪影響が懸念されている。

1865とはずがたり:2013/10/20(日) 17:03:58

米国:国防総省の損失590億円
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/20131018k0000e030213000c.html
毎日新聞2013年10月18日(金)11:40

 【ワシントン西田進一郎】米国防総省のヘイル次官(財務担当)は17日の記者会見で、1日から16日まで続いた政府機関の一部閉鎖により、同省で少なくとも6億ドル(約590億円)相当の損失が出たことを明らかにした。業者への支払いの遅れや、文民職員約40万人の一時帰休に伴う損失という。

 同省の一時帰休は、文民職員約40万人が対象で、兵士は関係がない。1日から一時帰休に入ったが、同省は政府閉鎖中でも兵士や兵士を支援する文民職員に対して給与の支払いを可能にする法を適用し、大半の職員を週明けの7日から復帰させ、文民職員の一時帰休は実質1日から4日までだった。一時帰休に伴う損失のほか、いったん帰宅を命じた職員の再派遣などに伴う費用が発生した。

 また、会見に同席したヘーゲル国防長官は、オバマ大統領が政府機関の一時閉鎖や債務上限引き上げ問題への対処のためアジア歴訪を中止したことについて「同盟国から、米国との協力関係を信頼していいのか、同盟上の約束を十分にはたしてくれるのか、という質問が出ている」と指摘。安全保障や米国と同盟国との協力関係、世界における米国の立場に悪影響を及ぼしかねないと警告した。

1866チバQ:2013/10/20(日) 17:28:13
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2013102002000107.html
茶会 現職に刺客続々 米共和党上院予備選
2013年10月20日 朝刊

 【ワシントン=竹内洋一】米財政をめぐる政治混乱の余波で、野党共和党が内戦状態に突入した。保守派の草の根運動「ティーパーティー(茶会)」は来年11月の中間選挙に向けた党内予備選で、現職上院議員に対する対抗馬を次々に擁立。混乱収拾のために民主党と打開策を練った上院共和党トップのマコネル院内総務(南部ケンタッキー州選出)も「裏切り者」として標的になっている。

 保守派の政治資金団体「上院保守基金」は18日、ケンタッキー州の上院予備選で茶会系の新人を支援すると声明で表明。「マコネル氏は今回の裏切りだけではなく、民主党に味方し、リベラルな政策を支持してきた経歴がある」と述べた。

 この団体は保守系の有力シンクタンク「ヘリテージ財団」所長のデミント前上院議員が設立。茶会とも密接な関係にある。対抗馬支援の表明はケンタッキー州の保守層に「マコネル氏を落とせ」と号令をかけたに等しい。

 上院議員(定数100)は任期6年で、2年ごとに3分の1ずつ改選される。来年の中間選挙で改選される共和党の議席は14。茶会は「オバマ政権に妥協的だ」として、6人の現職議員に対立候補を擁立している。

 この6州はケンタッキーのほか、南部サウスカロライナ、テネシー、ミシシッピ、中西部カンザス、ワイオミングの各州。いずれも強固な保守地盤で、共和党候補に選ばれさえすれば、本選でも勝利する可能性が高い。

 茶会はこうした州の予備選での決定力を背景に、下院共和党の指導部に暫定予算案への徹底抗戦を働きかけ、政府機関の一部を閉鎖に追い込んだ。だが、医療保険改革法(オバマケア)を廃止に追い込めず、来年に順次行われる党内予備選に活動の重点を移した。

 保守層に影響力を持つ政治サイトの編集長はツイッターで「血の予備選」を呼び掛け。茶会は下院でも、オバマ政権に妥協的だとみた現職議員に「刺客」擁立を進めている。

1867チバQ:2013/10/25(金) 23:08:48
http://mainichi.jp/select/news/20131025k0000e030145000c.html

NSA盗聴:「世界の指導者35人から」英紙報道

毎日新聞 2013年10月25日 10時12分(最終更新 10月25日 12時12分)


 【ロンドン小倉孝保】英紙ガーディアン(電子版)は24日、米国家安全保障局(NSA)が2006年ごろ、世界の指導者35人の電話を盗聴していたと報じた。オバマ政権がメルケル独首相の電話を盗聴していた疑惑が浮上したばかり。米情報機関は以前から、世界の指導者をターゲットにして電話を盗聴していた可能性がある。

 NSAによる広範な個人情報収集活動を暴露しスパイ活動などの罪で米司法当局に訴追され、ロシアに亡命した元中央情報局(CIA)職員のエドワード・スノーデン容疑者(30)が所持している資料(メモ)で判明した。

 このメモは06年10月27日付で、大統領府や国務省、国防総省など米政府からNSAに対し、世界の指導者35人のものを含む200の電話番号が提供されたことが示されている。

 この電話番号にはファクス、携帯電話、自宅電話などがあり、NSAがこの番号を基に世界の政治指導者や軍事指導者の電話を継続的に傍受していたとみられる。メモには指導者の具体的な名前は記載されていない。

 メモが作成された時期はブッシュ前政権の2期目。

1868チバQ:2013/10/27(日) 21:18:51
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131027/amr13102720580003-n1.htm
盗聴問題で内憂外患、オバマ政権 欧州では腐心拡大 市民数百人抗議デモ
2013.10.27 20:52 (1/2ページ)

 26日、米首都ワシントンで、個人情報収集に抗議してデモ行進する人々(ロイター)
 【ワシントン=青木伸行】米国家安全保障局(NSA)が、ドイツのメルケル首相らの通話を盗聴、監視していたとされる問題は、オバマ米政権の外交、安全保障政策に深刻な打撃を与えようとしている。国内では、NSAによる個人情報収集に対する市民の反発が再び喚起され、オバマ政権は「内憂外患」の状況に置かれている。

 欧州における対米不信感の広がりは、米政府機関の一部閉鎖のあおりで、オバマ大統領が東南アジア外遊を見送った際に誘発された信頼低下に続くものだ。

 このときにオバマ政権に与えた打撃は主に、対中国戦略の観点から強調された。今回、欧州側の反発がさらに拡大すれば、米国が欧州と進めるイランの核開発、シリア、アフガニスタン問題の対応、テロ対策に微妙な影響を与えかねないと懸念されている。

 一方、国内では米中央情報局(CIA)の元職員、エドワード・スノーデン容疑者による米機密資料の暴露が、「政府の政策に打撃を与える」(オルブライト元国務長官)と懸念する声が、再び高まっている。

 機密情報の暴露がもたらす危険性は「米国が実際に何を、なぜやっているのか」をつまびらかにしてしまい、「米国の敵対国に、自己を正当化する根拠を与える。例えばハッカー攻撃を繰り返す中国がそれだ」と指摘するのは、米ジョージ・ワシントン大学のヘンリー・ファレル准教授だ。

 諜報の世界に携る関係者の間には「同盟・友好国は常に友だとは限らず、互いに諜報活動をし合っている。目新しいことではない」との冷めた声がある。

 市民の方は対照的だ。ワシントンでは26日、NSAによる個人情報収集に反発する市民数百人が、「われわれを監視するな」などと書かれたプラカードを掲げ、抗議デモを行った。非営利団体「ジャーナリスト保護委員会」も、「記者の通話記録や電子メールが調べられている」と批判する報告書を発表している。

 米政府は2001年の米中枢同時テロ以降、「愛国者法」を根拠に、テロ対策として諜報活動を強化してきた。オバマ大統領は今、テロ対策と、「プライバシー侵害」という批判のはざまで苦慮し、外部の専門家による諜報活動の監視体制構築などに取り組むと表明している。

 こうした安全保障とプライバシー保護をめぐる葛藤の構図は、欧米間にも存在してきた。米国はこれまで、プライバシー保護に重心が傾く欧州の振り子を、押し戻してきた経緯がある。それが今回の盗聴疑惑により、再び振り子が戻る力学が働けば、この点でもオバマ政権は新たな対応を迫られることになる。

1869チバQ:2013/10/27(日) 23:58:05
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131023/amr13102315300007-n1.htm
【オバマの課題】
デフォルト回避に次ぐ「移民制度改革」、次期大統領選にも影響
2013.10.23 15:30 [米国]
 「下院は今年末までに、移民制度改革法を成立させるべきだ」

 オバマ大統領はデフォルトを回避した直後から次の最優先課題に移民制度改革を挙げ、意気込んでいる。

 不法移民は1100万人以上にのぼり、政府は実態を掌握しきれておらず、長らく“放置状態”にある。

 大統領と法案の狙いは、いわば「地下に潜っている不法移民」を合法化し、一方でメキシコなどとの国境の取り締まりを強化して、増え続ける不法移民の入りを押さえ込むというものだ。国境における不法移民の阻止率は、40%ともされる。

 法案の柱は(1)2011年12月31日以前に入国した不法移民に、一定の条件に基づき「暫定的な登録移民」の地位を与える(2)罰金500ドル(約4万9000円)を支払えば、重犯罪歴などがない不法移民は強制退去の対象としない(3)一定の年数定職に就いていれば市民権を与える−などだ。

 大統領は、不法移民の人権保護や、労働力が不足している産業部門などへの労働力供給といった観点からも、合法化を推進しようとしている。

 しかし、共和党の保守強硬派は「犯罪者への特赦だ」「不法移民の労働者は米国人の雇用を横取りし、公共の安全を脅かす」と反対している。このため共和党が多数派の下院では法案の採決に至っておらず、大統領は「投票を妨げているのは、共和党のベイナー下院議長だ」と批判する。

 合法化の行方は、来年の中間選挙と16年の大統領選挙にも影響を与えるとみられている。不法移民の大半はヒスパニック系。市民権をもつヒスパニック系の77%が合法化を支持しており、12年の大統領選挙でオバマ大統領は、ヒスパニック票の実に71%を集めた。国民全体でも65%が、合法化に理解を示している。

 下院共和党内で反対論が強まれば共和党は、前回大統領選で27%だったヒスパニック票のさらなる離反を招く恐れもある。ただ、下院共和党内にも合法化に対する温度差があるなど、増大するヒスパニック系にどう対処するかは、党派を超えた問題となっている。(青木伸行)

1870とはずがたり:2013/10/31(木) 13:12:53

米財政赤字がピーク時から半減 5年ぶり1兆ドル割れ
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/snk20131031517.html
産経新聞2013年10月31日(木)10:17

 【ワシントン=柿内公輔】米財務省は30日、2013会計年度(12年10月〜13年9月)の財政収支が6802億7600万ドル(約67兆円)の赤字になったと発表した。財政赤字が1兆ドルを下回るのは08年度以来5年ぶり。税収増や歳出強制削減により赤字幅が圧縮された。

 財政赤字は依然高水準だが、金融危機の影響で過去最悪だったピーク時の09年の約1兆4千億ドルから半減以下にまで減った。実質国内総生産(GDP)に占める割合も13年度は4・1%となり、12年度の6・8%から大幅に改善された。

 富裕層向け増税や緩やかな景気回復を背景に歳入が13・3%増の2兆7739億7800万ドルと増加。一方、財政赤字削減を目的とした歳出強制削減が3月に発動され、歳出は2・4%減の3兆4542億5300万ドルと抑えられた。

1871チバQ:2013/11/02(土) 15:23:40
http://mainichi.jp/select/news/20131101k0000e030193000c.html

NY市長選:20年ぶり民主政権確実視 デブラシオ氏優勢

毎日新聞 2013年11月01日 10時22分


 【ニューヨーク草野和彦】任期満了に伴う米ニューヨーク市長選が5日に行われる。「世界一の金持ち市長」として知名度と実績を誇るブルームバーグ市長の後任を巡る争いは、民主党の市政監督官ビル・デブラシオ氏(52)が圧倒的に優勢で、元左翼活動家が率いる20年ぶりの民主党政権の誕生が確実視されている。

 市長選は、デブラシオ氏と共和党の元副市長ジョー・ロータ氏(59)との事実上の一騎打ちだ。各世論調査の支持率でデブラシオ氏はロータ氏に40ポイント以上先行。大企業寄りの政策で「富裕層と貧困層の格差が拡大した」との現市長批判や、年収50万ドル(約4900万円)以上の市民に増税して幼児教育を拡充する公約が支持を集める。10月の連邦政府機関一時閉鎖で「戦犯」視された共和党の不人気も追い風だ。

 共和党候補として2001年に初当選したブルームバーグ市長は、3期12年の市政で01年米同時多発テロ後の復興や08年秋以降の金融危機の克服に尽力。経費節減のため報酬は「年1ドル」とし犯罪減少を実現するなど一定の評価を得た。だが、その恩恵がロータ氏に及ぶ気配はない。

 デブラシオ氏に共感する市民感情について、マリスト・カレッジ世論研究所のミリンゴフ所長は「変化が必要な時と感じている」(ウォールストリート・ジャーナル紙)と分析。同研究所などが10月11日発表した世論調査では、7割近くが「これまでと方向が異なる市政」を望むと回答した。

 人口動態もデブラシオ氏を後押しする。ブルームバーグ市長や前任のジュリアーニ市長(共和党、在任94〜01年)の支持率は白人層が高かった。だが、白人比率は90年の43%から10年には33%に減少。一方、この20年間でヒスパニック系が24%から29%に増加、黒人、アジア系を加えると計64%だ。こうした非白人層は民主党支持者が目立ち、デブラシオ氏が「救済」を訴える貧困世帯も多い。

 デブラシオ氏は01年にニューヨーク市議に初当選し、10年に市ナンバー2の市政監督官に就任した。高校時代から反核運動などに取り組み、90年代初頭まで、中米ニカラグアの左派サンディニスタ民族解放戦線を募金活動などで支援していたことで知られている。

1872チバQ:2013/11/03(日) 01:34:37
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131101/amr13110109170003-n1.htm
オバマ氏支持率、過去最低の42% 医療保険改革のつまづき響く
2013.11.1 09:16 [オバマ米大統領]
ロシア・サンクトペテルブルクでのG20首脳会合で議論を聞くオバマ米大統領=9月(AP)
ロシア・サンクトペテルブルクでのG20首脳会合で議論を聞くオバマ米大統領=9月(AP)
 【ワシントン=小雲規生】米紙ウォールストリート・ジャーナルは10月31日、オバマ大統領の支持率が過去最低の42%に落ち込んだとする世論調査結果を発表した。政府機関が閉鎖中だった10月上旬調査では47%だったが、閉鎖の解消後に注目が集まった医療保険改革(オバマケア)のつまづきで支持率が下がったようだ。

 調査は10月25−28日に実施された。支持率は再選直後の昨年12月の調査では53%あったが、約10カ月で11ポイント低下したかたちだ。一方、オバマケアへの批判を強める共和党に好感を持っているとの回答は22%で、こちらも2009年1月のオバマ政権発足後で最低となっている。

1873チバQ:2013/11/03(日) 16:22:36
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131006/amr13100618000003-n1.htm
【世界おもしろ法律事典】
キリスト教の儀式実施を認める州法、米南部州で相次ぎ成立
2013.10.6 18:00 [世界おもしろ法律事典]
 キリスト教の儀式を学校内で行うのを認める州法が米南部州で相次いで成立している。「政教分離」の原則に基づき訴訟に向けた動きも出る中、敬虔(けいけん)な信者でもある南部州の知事や議員らは“州法防衛”に躍起だ。

 南部ミシシッピ州では3月、学校のスポーツ行事などの際に、生徒たちが簡素な礼拝を行うのを認めた州法にブライアント知事が署名した。同法成立は知事の長年の“夢”で、署名が行われた机には、ブライアント知事が祖母からもらったボロボロの聖書が置かれていたという。

 南部フロリダ州でも昨年、同様の州法が成立。南部サウスカロライナ州でも今年、キリスト教式の黙祷(もくとう)を始業式の際に義務付ける州法が議会に提出された。

 すでに成立した州法の中には、公立校に対してだけでなく、私立校にも宗教関連予算の拠出を認めたものもある。

 「暴力が学校でなぜ起きるのか、と人々が問い掛ける一方で、学校側は神を組織的に排除してきた」。聖職者でもあるハッカビー元アーカンソー州知事は昨年、東部コネティカット州の小学校で児童ら26人が射殺された後にこう指摘。キリスト教的価値観に基づく教育が「人格形成」に大いに寄与すると強調した。

 すでに成立した州法や議会で討議中の法案には非キリスト教徒への配慮がなされている。サウスカロライナ州法は非キリスト教徒の儀式への不参加を認め、ミシシッピ州法も「生徒の宗教的自由を保護」(ブライアント知事)している。

 ただ、同州の自由人権協会は州法が「政教分離違反だ」として、法廷で闘い抜く方針だ。

 これに対し、ブライアント知事も「キリスト教的価値観を防衛するのは名誉」と徹底抗戦の構えだ。

(ニューヨーク 黒沢潤)

1874とはずがたり:2013/11/04(月) 08:47:08

混乱続くオバマケア システム障害でつまずき
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/snk20131103551.html
産経新聞2013年11月3日(日)20:36

 バラク・オバマ大統領(52)の看板政策である医療保険制度改革(オバマケア)をめぐる混乱が広がっている。オバマ政権は来年1月から始まる個人に対する保険加入義務化を前に、今月1日、各種医療保険を比較したうえで申し込みできるポータルサイトを開設。ところがこのサイトでシステム障害が起き、約1カ月たった今も問題は解決しないままだ。野党共和党はキャスリーン・セベリウス厚生長官(65)=写真=の辞任を求めるほか、個人に対する保険加入義務化の先送りにも狙いを定める。オバマ政権は共和党の要求を払いのけてはいるが、今後の状況次第ではオバマケアで提供される保険の骨格が揺らぐ恐れも指摘されており、厳しい立場に立たされる可能性もある。

 ■システム障害でつまずき

 2010年に関連法案が成立したオバマケアは米国内に約4800万人いる無保険者の解消を目指し、政府主導で低価格の保険を提供するとともに、14年1月から個人に保険加入を義務づけることが柱だ。今月1日の医療保険ポータルサイト開設で、無保険者の解消が進み始めるはずだった。

 しかしサイトの運営開始直後から、利用者からは「利用者登録を試みても『しばらくお待ちください』というメッセージが出るだけ」「作るのに3日かかったパスワードでログインしたらエラーになった」といった不満が噴出。オバマ政権はトラブル解消に向けて技術者を大量動員するなどしているが、現在でも問題は解消されていない。

 オバマ政権は、20日までの加入申請は独自のサイトを運営する14州分も含めて約50万件だったとしている。しかし米CNNテレビは「政府が想定していた3月末までに700万件というペースに達していない」と指摘。オバマケアの本格導入はいきなりのつまずきをみせた形だ。

 ■厚生長官に辞任要求

 1日から16日間続いた政府機関閉鎖などをめぐる協議でもオバマケア批判を展開した共和党からは、セベリウス氏に対して「3年半も準備を重ねて失敗した」(ロバーツ上院議員)として辞任を求める声があがる。オバマケア批判の急先鋒であるテッド・クルーズ上院議員(42)も、オバマ政権がサイト運用開始直前になって仕様変更を指示したとの指摘を踏まえ、「こうした指示が障害の原因の一つだ」と主張し、政権の責任を追及する。

 またオバマケアでは保険加入義務付けの観点から、来年3月末までに保険に入らなければ「罰金」が科される決まりだが、サイトの障害で保険にスムーズに加入できない状況を踏まえれば、保険加入義務化を事実上先送りし、罰金を科すべきではないとの声も上がっている。共和党のラマー・アレクサンダー上院議員(73)は23日、保険加入義務化を「少なくとも1年は先送りすべきだ」と主張。民主党のジーン・シャヒーン上院議員(65)も「個人がサイトの障害の結果として保険を購入できないのであれば、保険未加入を理由に罰金を科すべきではない」と主張する。

 ■先送りの可能性を否定

 こうした批判に対してジェイ・カーニー大統領報道官(48)は21日の時点では、「何らかの理由」で低料金の保険を見つけられない場合は罰金を科さないと表明。サイトの障害の影響が重大と判断されれば、事実上の保険加入義務化先送りもありうるとの見方を示唆した。しかし23日には、インターネットサイト以外でも電話、郵便、病院窓口などを通じて「低料金の保険を購入することは可能だ」と繰り返して強調し、保険加入義務化先送りの可能性を否定している。

 オバマケアの問題はサイトの障害だけにとどまらない。オバマケアで提供される保険は病歴のせいで保険に入れない個人でも比較的低料金で加入できるのが売り物だが、「若くて健康な人にとっては保険料が割高になる」(マサチューセッツ工科大学のグルバー教授)との分析もある。この結果、健康な若年層がオバマケアで提供される保険を敬遠し、病歴がある個人や高齢者ばかりが加入することになれば、全体として保険料収入に対して保険金支払いが高くなりすぎる懸念もふくらむ。

 オバマケアをめぐってはこれまでも、企業に従業員への保険提供を義務づける制度の実施が15年1月まで1年間先送りされるなど、理想と現実のギャップが目立っていた。無保険者の解消という歴史的な業績の実現を目指すオバマ氏だが、自身の想像を超える困難に直面しているようだ。(ワシントン支局 小雲規生)

1875チバQ:2013/11/04(月) 21:41:51
http://mainichi.jp/select/news/20131104k0000e030135000c.html
米バージニア州知事選:大統領選にらみ火花 5日投開票
毎日新聞 2013年11月04日 13時29分(最終更新 11月04日 14時29分)

 【ワシントン西田進一郎】5日投開票の米南部バージニア州知事選が全米の注目を集めている。民主、共和両党に色分けされない激戦州で、共和党は保守強硬派ティーパーティー(茶会)系が推すケン・クチネリ州司法長官、民主党はクリントン元大統領夫妻の腹心、テリー・マコーリフ元民主党全国委員長を擁立。2014年中間選挙、16年次期大統領選につながる前哨戦として、クリントン前国務長官や共和党のランド・ポール上院議員ら両党の「看板」が乗り込み、火花を散らしている。

 ◇共和党はティーパーティー系が推す強硬派、
 ◇民主党はクリントン元大統領夫妻の腹心
 「高圧的な連邦政府に対抗する州知事が必要で、クチネリ氏はその人物だ。オバマケア(医療保険改革)に対する訴訟を起こした最初の州司法長官だ」

 ポール上院議員が10月28日、クチネリ候補の集会で訴えると、約400人の支持者であふれた会場が大歓声に包まれた。ポール氏は政府の社会や経済への関与を厳しく制限すべきだとする茶会系のリーダー議員の一人で、次期大統領選の共和党の有力候補の一人と目されている。

 クチネリ氏は、10年にオバマケアは憲法違反だとして訴訟を起こして注目されたほか、減税を掲げてオバマ政権の財政政策を批判し、人工妊娠中絶や同性愛に反対するなど共和党の中でも強硬保守派で知られる。

 一方、同じ28日にマコーリフ候補の選挙活動に付き添ったのはクリントン元大統領だ。マコーリフ氏は元大統領が再選を果たした1996年大統領選の選対共同責任者の一人であり、2008年大統領選では同党内の候補指名争いをしたクリントン前国務長官の選対責任者。いわば夫妻の腹心で、前国務長官は08年以来初めて公に選挙活動をする場として、同月19日に開かれたマコーリフ氏の集会を選んだ。

 前国務長官は「最近私たちは、政治家がイデオロギーで他の全てを踏みつぶすような間違った種類の指導力の例を見てきた」と語り、暫定予算案などを「人質」にオバマケアの修正を迫った共和党を批判した。国民的な支持が高く、次期大統領選の有力候補とみられる前国務長官の言動を全米のメディアが大きく伝えた。

 両党の大物が選挙区入りして注目が集まる同州知事選は、次期大統領選を占う選挙でもある。かつて共和党が強かった同州だが、首都ワシントンに隣接する北部で民主党支持層が増えたことで、現在では大統領選でカギを握る全米で10前後ある両党伯仲の激戦州の一つだ。08年大統領選ではオバマ大統領が44年ぶりに民主党候補として勝ち、12年も接戦で勝った。

 1977年以降の過去9回、いずれも前年の大統領選で負けた政党が勝っており、大統領への不満が示される選挙と評されてきた。しかし、10月中下旬に実施された報道機関などの七つの世論調査結果の平均値は、マコーリフ氏の47.1%に対し、クチネリ氏は39.7%と低迷している。

 政府機関の一部閉鎖につながった保守強硬派主導の財政協議での共和党の姿勢への批判に加え、クチネリ氏の保守性への拒否感が女性支持率の低迷につながり、全体の支持率を押し下げているとみられる。共和党は敗れれば、保守強硬派を前面に出した選挙の難しさが浮き彫りになり、今後の選挙戦略に影響を与える可能性がある。

 ◇ティーパーティー(茶会運動)
 2009年ごろから米国で広まった保守系市民運動。オバマ大統領による医療制度改革や景気対策を批判し、財政歳出削減による「小さな政府」を目指す。10年の米中間選挙では共和党躍進の原動力となり、来年の中間選挙でも影響力が注目されている。

1876チバQ:2013/11/05(火) 22:08:30
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131105/amr13110510260003-n1.htm
元共和党知事、民主に移籍し再出馬 フロリダ州
2013.11.5 10:22 [米国]

4日、米フロリダ州セントピーターズバーグで開いた集会で話すチャーリー・クリスト前フロリダ州知事(AP)
 米共和党穏健派の有力者だったチャーリー・クリスト前フロリダ州知事(57)は4日、来年11月の同州知事選に民主党から再挑戦する考えを表明した。米メディアが伝えた。

 知名度が高いクリスト氏は、共和党が過度に保守化したとして離党した経緯があり、支持率が低迷する共和党の現職スコット知事を脅かすことになる。フロリダは大統領選の激戦州で大票田。来年の州知事選の中で、最も注目される選挙の一つとなりそうだ。

 同州セントピーターズバーグで開いた集会でクリスト氏は「民主党員として立候補することに誇りを持っている」と強調。富裕層や大企業を優遇しているとスコット氏の政策を批判した。

 クリスト氏は2008年の大統領選で、共和党副大統領候補として名前が挙がったベテラン政治家。(共同)

1877チバQ:2013/11/05(火) 22:11:03
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131105/amr13110500390000-n1.htm
米中間選挙占う州知事選 バージニア民主優勢 ニュージャージーは共和党穏健派リード
2013.11.5 00:35 (1/3ページ)[米国]
 【ワシントン=小雲規生】来年11月の米中間選挙まで1年となるなか、米国で5日、2つの州知事選挙が投開票される。大統領選の激戦州(スイング・ステート)でもある南部バージニア州で、民主党は、クリントン元大統領らと近いマコーリフ元同党全国委員長、共和党は保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」も推すクチネリ同州司法長官を擁立した。双方とも政府機関閉鎖など国政をめぐる混乱の原因は相手側にあるとし、舌戦を展開しているが、クチネリ氏側が劣勢だ。一方、北東部ニュージャージー州では穏健派の共和党現職が優勢。2州の選挙情勢は党派対立に閉口する国民感情を映し出しており、選挙後に共和党内で強硬路線の修正を求める声が強まる可能性もある。

 「共和党の過激な勢力が米国を乗っ取ろうとしている」。オバマ氏は3日、バージニア州のマコーリフ氏の集会で、共和党の強硬路線を批判した。

 オバマ氏がやり玉に挙げたのは10月の政府機関閉鎖。共和党のクチネリ氏は、政府機関閉鎖の一因とされる茶会からも支持されていることを踏まえた戦略だ。演説会場の州北部は政府機関閉鎖の影響を受けた連邦政府職員も多く住む土地柄で、「バージニアほど痛みを感じた場所は少ない」と訴えた。

 マコーリフ氏は2008年の大統領選に名乗りを上げたクリントン前国務長官の選対責任者。今回の選挙戦ではクリントン氏や夫の元大統領からの応援も受け、勢いに乗る。

 しかしマコーリフ氏への支持が盤石というわけではない。オバマ氏の演説会場周辺でクチネリ氏支持を訴えていた自営業の女性は「オバマ政権で良くなったことは何もない。医療保険制度改革(オバマケア)は最悪の政策だ」と怒りを込めた。

 オバマケアでは保険料の値上がりや、従業員への医療保険提供の義務付けが企業負担を大きくすることへの懸念があり、小さな政府を志向する共和党の最大の標的だ。政府が開設したウェブサイトで続く障害も共和党には攻撃材料となる。

 クチネリ氏は3日、「私はオバマケア関連法が成立した30分後には反対を表明した」と強調し、民主党との対立姿勢を鮮明にした。

 バージニア州は08、12年の大統領選ではオバマ氏が勝利したが、00年、04年の大統領選ではブッシュ前大統領が勝利した「スイング・ステート」だ。ただし米政治専門サイト、リアル・クリア・ポリティクスによると、マコーリフ氏はクチネリ氏に5ポイントの差をつけており、共和党の強硬路線への反発の強さも浮き彫りになっている。

 一方、民主党の牙城とされるニュージャージー州では、共和党の現職クリスティー知事が世論調査で民主党候補のブオノ氏を約25ポイントの大差でリードする。

 クリスティー氏は16年大統領選の共和党の有力候補の一人。昨年の大統領選直前にハリケーンが同州を襲った際にはオバマ氏の対応を称賛し、共和党側から「裏切り者」と批判された。しかしこれが民主、共和両党の対立による「決められない政治」を打破できる穏健派としての存在感を印象づける結果となった。

 クリスティー氏は、政府機関閉鎖中も共和党に「仕事をすべきだ」と妥協を呼びかけ、米紙ワシントン・ポスト(電子版)は「共和党は(同氏から)学ぶべきことがある」と指摘した。

1878旧ホントは社民支持@鹿児島市:2013/11/06(水) 18:37:52
バージニアは約90%の開票で6万票(約3%差)民主がリードし,当選確実に。

NY市長にデブラシオ氏当選確実 24年ぶり民主党勝利
http://www.asahi.com/articles/TKY201311060105.html
 【ニューヨーク=中井大助】ニューヨーク市長選が5日に投票され、ニューヨーク・タイムズなどは出口調査の結果、民主党のビル・デブラシオ氏(52)が共和党のジョセフ・ロータ氏(59)らを破り、当選を確実にしたと伝えた。民主党の候補が同市長選で勝利するのは1989年以来、24年ぶり。
 この日はニュージャージー、バージニア両州でも知事選が行われた。CNNなどによると、ニュージャージー州では共和党現職のクリス・クリスティー氏(51)が民主党の候補者を破り再選が確実。また、バージニア州では接戦の末、民主党新顔のテリー・マコーリフ氏(56)が共和党新顔のケン・クッチネリ氏(45)に勝利した。
 ニューヨーク市長選では、3期12年を務めたマイケル・ブルームバーグ氏(71)の後任が争われた。デブラシオ氏は、格差の拡大を指摘。低所得者向けの住宅の拡充や、高所得者を対象にした増税などリベラル色が強い政策を打ち出して幅広い支持を集めた。一方、ロータ氏は「デブラシオ氏の政策では、市内の治安が再び悪化する」などと主張したが、連邦政府閉鎖などをめぐる共和党のマイナスイメージも強く、苦戦を強いられた。

1879チバQ:2013/11/06(水) 23:10:22
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131106/amr13110622340009-n1.htm
バージニアで民主が茶会に競り勝つ ニュージャージーは共和穏健派が勝利 米国州知事選
2013.11.6 22:25
バージニア州知事選を制したマコーリフ氏(中)=ロイター
バージニア州知事選を制したマコーリフ氏(中)=ロイター
 【ワシントン=小雲規生】来年11月の米中間選挙の前哨戦として注目される米南部バージニア州と北東部ニュージャージー州の知事選が5日、実施された。大統領選の激戦州であるバージニア州では、民主党のマコーリフ元同党全国委員長(56)が接戦の末、草の根保守運動「ティーパーティー(茶会)」の強い支持を受ける共和党のクチネリ州司法長官(45)を下した。ニュージャージー州では共和党穏健派のクリスティー知事(51)が大差で再選を決めた。

 バージニア州では、開票率98・9%段階の得票率はマコーリフ氏が47・4%、クチネリ氏が45・6%(選管発表)。事前の世論調査ではマコーリフ氏が7ポイントのリードとされていたが、選挙戦終盤でオバマ米大統領と民主党が推進する医療保険改革(オバマケア)をめぐる混乱が注目され、予想外の僅差となった。

 クチネリ氏は茶会の支持で州南部を中心に浸透したが、保守色が強すぎことで首都ワシントン近郊の北部の支持が伸びなかった。

 ニュージャージー州では、茶会と一線を画しているクリスティー氏が再選を果たした。同氏は共和党の有力大統領候補の一人。

1880チバQ:2013/11/06(水) 23:11:06
http://www.afpbb.com/articles/-/3002751
米NJ州知事選、現職が勝利宣言 共和党大統領候補の最有力に

2013年11月06日 15:58 発信地:ニューヨーク/米国
【11月6日 AFP】米ニュージャージー(New Jersey)州知事選挙の投開票が5日に行われ、共和党で現職のクリス・クリスティー(Chris Christie)氏(51)が大差による勝利を宣言した。これにより、2016年米大統領選挙の共和党候補として、クリスティー氏が最有力となった。

 一般的に共和党候補が弱いとされる、女性、黒人、中南米系の有権者からも支持を集めたクリスティー氏は、対立候補のバーバラ・ブオノ(Barbara Buono)氏を上回る得票を獲得した。

 クリスティー氏による超党派からの支持獲得は、最右翼のティーパーティー(Tea Party、茶会)の強硬姿勢に端を発した債務上限問題で、党内に亀裂が走り、支持率が低下した共和党の弱体化が危惧された矢先の出来事だった。

 選挙活動中、クリスティー氏は共和党中枢で起きている思想論争への遠回しな言及として、連帯と職務の全うを呼び掛けた。

「ニュージャージー州(の州都の)トレントン(Trenton)でこれを実現できるのなら、首都ワシントン(Washington D.C.)の連中は今すぐテレビをつけて、これがいかにして実現されたのかをよく見るべきだ」と、クリスティー氏は語った。

 州知事選を勝利したクリスティー氏は、現実主義的でカリスマ的、そして党派を超えた支持を獲得する力が評価され、2016年米大統領選の共和党候補として最有力の立場を確実にした。(c)AFP/Brigitte DUSSEAU

1881チバQ:2013/11/06(水) 23:33:15
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131106/amr13110623210010-n1.htm
茶会への対応見直し迫られる共和党 穏健派知事は大統領選に足がかり
2013.11.6 23:19 (1/2ページ)
敗戦に浮かぬ顔を見せるクチネリ州司法長官(AP)
敗戦に浮かぬ顔を見せるクチネリ州司法長官(AP)
 【ワシントン=小雲規生】バージニア、ニュージャージー両州の知事選は、共和党に草の根保守運動「ティーパーティー(茶会)」への対応の見直しという難題を突きつけた。バージニアで敗北したクチネリ州司法長官は、茶会からの支持が有権者の反発を招いたとの見方は強い。逆にニュージャージーで圧勝した穏健派のクリスティー知事は大統領選に足がかりを築いたが、穏健路線の追求は支持層の離反を招くリスクもあり、共和党の苦悩は解消されそうにない。

 クチネリ氏は昨年の出馬表明以降、医療保険改革(オバマケア)や妊娠中絶、同性婚などを批判してきた「茶会の英雄」(米メディア)。しかし米CNNテレビの出口調査では、茶会の立場に否定的な投票者は全体の42%を占め、そのうち84%が民主党のマコーリフ元同党全国委員長に投票した。バージニア大学のラリー・サバト教授は共和党の敗因に「茶会への反発」を挙げている。

 反発の背景には、茶会がオバマケアの見直しを強硬に主張したことが10月の政府機関閉鎖につながったとの有権者の見方がある。共和党内には、茶会への配慮を続けることは「民主党を利するだけだ」(グラム上院議員)とし、戦略の見直しを求める声も強い。

 ニューヨークで20年ぶりに民主党市長を誕生させたのも、やはり政府機関閉鎖への反発だった。大敗を喫した共和党内では茶会との関わりについて再考を促す声が強まるとみられる。

 一方、民主党の牙城であるニュージャージーで、共和党は穏健派のクリスティー知事の圧勝という果実を得た。民主党優位の議会との妥協を探る政治手法が共和党のイメージを良くしたほか、民主党の支持基盤のマイノリティー層にも人気があることから、「共和党大統領候補の最有力候補の一人になった」(米ニューヨーク・タイムズ紙)とされる。

 しかし、クリスティー氏にも不安は残る。全米50州で9番目に高い失業率が攻撃材料にされる可能性があるほか、同性婚を容認する姿勢に茶会や共和党保守層が反発することも確実だ。共和党には、昨年の大統領選で穏健派のロムニー前マサチューセッツ州知事を擁立して敗れた苦い経験もある。

 両知事選の結果は穏健路線に光を当てたが、共和党を一つにまとめることの難しさという根本的な問題の解は見いだせていない。

1882チバQ:2013/11/08(金) 23:26:53
http://www.yomiuri.co.jp/job/biz/columnworld/20131107-OYT8T00790.htm?from=navlk
ティーパーティー運動の衰退


調査研究本部主任研究員 飯山雅史
 2010年の米中間選挙で突然の旋風を巻き起こし、アメリカ政界に異様な保守主義の嵐を巻き起こしたティーパーティー(茶会)運動に衰退の兆しが露わになってきた。

 連邦政府を一時閉鎖に追い込み、アメリカをデフォルト寸前にまで追い込んだ過激な保守主義の高まりに、国民が強い嫌悪感を抱き始めた結果であろう。旋風に乗って同年選挙に大勝した共和党も、このまま来年の中間選挙に突入すれば茶会運動との無理心中が必至なだけに、同運動に距離を置く保守本流の穏健派から強い懸念が広がり始めている。


過激な保守系候補が敗北したオフ・イヤー選挙
 日本では意外と知られていないが、アメリカでは11月の第一月曜日の次の火曜日は、毎年「選挙日」だ。市会議員や市長、州知事や大統領まで、その年に改選になる公職の選挙は、すべてこの日にまとめて実施される。4年に一度は大統領の改選年なので大統領選挙として大きく報道され、2年に一度行われる連邦上下両院議員選挙も中間選挙と言われて注目を集めるが、それ以外の年(オフ・イヤー選挙と呼ばれる)にも、この日には必ず何らかの選挙がある。大統領選挙翌年のオフ・イヤーで注目されるのは、バージニアとニュージャージーの州知事、ニューヨーク市の市長選挙などだ。

 今年は、そのどの選挙でも、茶会系などの過激な保守系候補が敗北した。首都ワシントンの隣で人口も多く影響力の強いバージニア州では、4年前の州知事選挙で共和党が圧勝したが、今年は茶会の支持を受ける過激な右派候補、ケン・クッチネリ氏が民主党候補にあえなく敗北。同氏は人工妊娠中絶に反対するなどして宗教保守層にラブコールを送り、ランド・ポール上院議員や連邦政府を機能停止に追い込んだ立役者の1人テッド・クルーズ上院議員などを動員したが、茶会系政治家の華々しい応援団は旋風を巻き起こすどころか、逆風を生み出したようだ。


穏健な実務派、生粋のリベラル左派が当選
 一方、ニュージャージー州で圧勝した現職、クリス・クリスティー知事は共和党だが、同知事は過激な保守派ではなくて、穏健な実務派知事として、茶会運動から意識的に距離を置いたところが評価された。支持層は、共和党の伝統的支持層であるビジネス界に加えて、民主党支持層や無党派も幅広く含んでいる。さらに、ニューヨークは久しぶりに民主党が市長ポストを共和党から奪還した。しかも、当選したビル・デブラシオ氏はニカラグアの社会主義革命政権支援のボランティアまでしていた生粋のリベラル左派である。

 もはや、共和党にとって茶会運動は勝利の女神ではない。同党の保守本流であるビジネス・ウィングから見れば、同党を泥沼に引きずり込む疫病神とさえ見えるだろう。茶会運動の支持率は現在、もっとも高かった2010年中間選挙直前の32%から22%と最低に落ち込み、反対派は40%から47%に拡大している。来年の中間選挙で、再び茶会運動が活発化すれば、共和党には不利に働く可能性が高い。


本質は反エリートのポピュリズム
 こうした形勢を見て、共和党内部でも大企業や商工会議所などの保守本流が、同党予備選での茶会系候補擁立を避け、より穏健で、よりビジネスに理解のある候補を支援する動きが目立ち始めた。保守的なアラバマ州でもビジネス・エリートによる反ティーパーティー運動が広がり始めている。

 もっとも、茶会運動の本質は反エリートのポピュリズムにある。そして、イデオロギーは過激であるほど、支持者の熱烈な支援を受けやすい。国民意識から遊離し始めた過激な茶会運動をどのように扱うか、共和党は大変な難題を抱えている。

(2013年11月7日 読売新聞)

1883チバQ:2013/11/10(日) 12:36:19
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20131110-00000010-ann-int
米ABCの中国人侮辱発言問題 全米各地で抗議デモ

テレビ朝日系(ANN) 11月10日(日)7時30分配信
 アメリカの人気コメディアン、ジミー・キンメル氏のテレビ番組で、「中国人を皆殺しにすれば良い」という発言があったことを受けて、全米各地で抗議活動が行われました。

 デモ参加者:「大量虐殺を促す発言で、すべての中国人と人類の感情を傷つけた」
 キンメル氏はすでに謝罪していますが、アメリカに住む中国人らの怒りは収まらず、放送したABCの拠点があるニューヨークなど、全米20都市以上でさらなる謝罪を求める抗議の声が上がりました。

1884チバQ:2013/11/13(水) 21:44:49
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2013111302000166.html
【私説・論説室から】
始まっている米大統領選
2013年11月13日

 三年先の次期大統領選挙はもう始まっているのか…。米地方選挙を報じる米メディアを見ているとそんな錯覚に陥る。

 バージニア州知事選では、民主党候補が共和党茶会系の候補者の追い上げをかわして当選した。候補者以上に注目されたのが民主党候補を支持し応援演説も行ったクリントン前国務長官だ。大統領選に関しては沈黙を守っていただけに、出馬に向けた政治活動再開と受け止められている。

 ニュージャージー州では、共和党クリスティー知事が圧倒的支持で再選された。保守論客として早くから大統領候補に名を連ねながら、昨年のハリケーン被災の折にはオバマ大統領の支援対策に協力し、茶会とは一線を画した柔軟な政治手腕も見せた。

 先の政府機能一部閉鎖という異常事態に際して露(あら)わになった共和党茶会系の強引な議会戦術に対する世論の逆風が選挙結果に影響したのは明らかだ。

 茶会肝いりの大統領候補とされるクルーズ上院議員は意気軒高だ。先週のアイオワ州の集会では「政府閉鎖は、医療保険改革法(オバマケア)のデタラメさを論じる好機となり成功だった」と自賛している。

 大統領選では、左右を問わず中道派支持層を獲得しなければならない。茶会が身内の小政党化した感のある共和党に、オバマ政権をレームダック化に追い込む以外の戦略はたてられるだろうか。 (安藤徹)

1885チバQ:2013/11/13(水) 21:46:13
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131113/amr13111313200002-n1.htm
ハワイも同性婚認める 州法可決、成立へ
2013.11.13 13:19

同性婚容認の法案可決を祝う人たち=12日、ホノルル(ロイター)
 【ロサンゼルス=中村将】米ハワイ州議会上院は12日、同性婚を認める州法案を賛成多数で可決した。アバクロンビー知事は州法案に署名するとしており、12月2日に発効する。

 AP通信によると、賛成は19で反対は4と大差がついた。米国ではすでに14州とワシントンDCが同性婚を認めている。ハワイ州生まれのオバマ大統領は「自由と平等の肯定は国を強くする」と州法案の可決を歓迎しているという。

 ハワイ州は2012年1月、同性のカップルに、結婚とほぼ同様の意味を持つ「シビル・ユニオン(合同生活)」を認める州法改正に踏み切っていた。

 ハワイ大学の研究者の調査によれば、同性婚が合法化されれば、同性カップルの結婚式や新婚旅行などで、今後3年間で2億1700万ドル(約216億円)の経済効果が州にもたらされるとの試算もあり、観光産業への影響は大きいとされる。

1886チバQ:2013/11/17(日) 12:40:33
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131117/amr13111707000000-n1.htm
【アメリカを読む】
2知事選が明示 共和、民主、双方の課題
2013.11.17 07:00 (1/3ページ)
14日、英連邦首脳会議(CHOGM)の開幕を翌日に控え、記者会見するスリランカのマヒンダ・ラジャパクサ大統領。スリランカでのタミル人への人権侵害を主な理由に、インドなどの首相が会議を欠席する=コロンボ(AP)
14日、英連邦首脳会議(CHOGM)の開幕を翌日に控え、記者会見するスリランカのマヒンダ・ラジャパクサ大統領。スリランカでのタミル人への人権侵害を主な理由に、インドなどの首相が会議を欠席する=コロンボ(AP)
 米国で5日に行われたバージニア州知事選は1年後の中間選挙に向け、共和、民主の双方に課題を突きつけた。共和党は草の根保守運動「ティーパーティー(茶会)」の支持を受ける候補が破れたことで、10月の政府機関閉鎖で批判される茶会への逆風の強さを痛感させられたかたち。一方、民主党は勝利を収めたものの、医療保険制度改革(オバマケア)への反発の影響で予想外の接戦を強いられ、不安をもたらす結果だったといえる。また同じ日に行われたニュージャージー州知事選では、共和党穏健派で茶会とは一線を画してきた現職、クリス・クリスティー知事(51)=写真=が圧勝。クリスティー氏は2016年大統領選挙の有力候補に名乗りを挙げることになったが、全国レベルで強さを発揮できるかには疑問も残る。


「茶会」強硬路線の犠牲者


 「茶会の強硬路線が招いた最初の犠牲者は、皮肉にも、茶会が支持する候補者だった」。バージニア大学のラリー・サバト教授(61)は6日の米CNNテレビで、バージニア州知事選での共和党敗北の原因を指摘した。

 共和党から立候補したケン・クチネリ州司法長官(45)は妊娠中絶や同性婚などに批判的な立場をとり、米メディアからは「茶会の英雄」「茶会のお気に入り」と評されてきた。しかし選挙戦では民主党側から「女性や同性愛者の人権を尊重しない過激な主張をしている」などと攻撃された。CNNの出口調査によると、茶会の立場に否定的な投票者は全体の42%を占め、そのうち84%は民主党の対立候補、テリー・マコーリフ元民主党全国委員長(56)に投票した。

 また共和党は連邦政府職員が多く住む大票田の州北部で民主党に圧倒された。茶会がオバマケアの見直しを強硬に求めて政府機関閉鎖の一因を作ったとの評価が定着していることも一因とみられ、茶会への配慮を重ねた共和党の戦術が裏目に出たかたちだ。

1887チバQ:2013/11/17(日) 12:41:09
オバマケアに反発


 ただし民主党もバージニアでの勝利を手放しで喜べるわけではない。事前の世論調査では民主党が共和党に7ポイントの差をつけていたが、実際には2.5ポイントしか差がない僅差での勝利だったからだ。

 民主党が共和党に追い上げを許した原因はオバマケアでの混乱だ。10月1日に政府が開設したウェブサイトのシステム障害は現在でも完全には解消されていないうえ、バラク・オバマ大統領(52)が繰り返し断言してきたオバマケアが実施された後でも「今の保険が好みならその契約を維持できる」との説明が不正確だったとの批判も噴出している。CNNの出口調査では、オバマケアに反対する投票者は全体の53%。このうち81%が共和党に投票した。

 バージニア州知事選の結果は共和党には茶会との関係の見直しの必要性という課題を突きつける一方、民主党にはオバマケアの評判の悪さという不安を示す結果だったといえる。


至難の党内一致


 一方、ニュージャージーでは共和党穏健派のクリスティー氏が得票率60%で、民主党のバーバラ・ブオノ州上院議員(60)に22ポイントの大差を付けて当選した。クリスティー氏は1年前のハリケーン被害の際の対応が評価されたほか、同性婚を容認するなど民主党などのリベラルな主張にも歩み寄る穏健な姿勢が好感され、共和党候補でありながら民主党の牙城であるニュージャージーで大勝を収めたかたちだ。

 クリスティー氏はこれまでも大統領選への出馬が期待されてきたが、今回の勝利で「大統領選候補のフロントランナーの一人になった」とみなされるようになった。自身はまだ出馬を明言していないが、今後も「大統領選で勝てる候補」として注目が高まることは間違いない。

 しかしクリスティー氏のような穏健派に対しては、茶会や保守派から「主張を曲げて当選することにどれほどの意味があるのか」との批判もある。また共和党の大統領候補になるには党内の予備選を勝ち抜くことが必要で、クリスティー氏は党内の支持を受けるためには保守寄りのスタンスを取らざるをえなくなることが想定される。しかしそのことが大統領選本番で「主張がぶれている」との批判を招く可能性もある。

 共和党は12年の大統領選挙で、民主党の牙城であるマサチューセッツ州で共和党穏健派として知事を務め、経済運営の手腕が期待されたミット・ロムニー氏(66)を擁立したものの、オバマ氏に投票人数で大差をつけられて破れた経験もある。共和党にとっては茶会や保守派、穏健派が一致して支持できる候補者が理想的だが、有力な該当者は見つけられていないのが現実だ。

 (ワシントン支局 小雲規生)

1888チバQ:2013/11/18(月) 09:00:36
http://www.cnn.co.jp/world/35039991.html

トロント市長に疑惑続々 議会総スカン、報道陣も唖然

2013.11.15 Fri posted at 12:04 JST


CNN) カナダ最大都市トロントのロブ・フォード市長がコカインや薬物の使用を認め、飲酒運転や暴言などの疑惑も次々に浮上してやり玉に挙げられている。市議会では総スカンを食らい、14日には生中継のテレビカメラの前で性的に露骨な単語を使って報道陣を唖然(あぜん)とさせた。

フォード市長はこれまでに、コカインの一種のクラックを1年ほど前に吸引したことや、2年前から禁止薬物を購入していたことを認めている。14日の露骨発言は、女性職員が同市長から性的な誘いを受けたと訴えたことに対して反論する中で飛び出した。

この発言については同日午後に妻と共に改めて報道陣の前に姿を見せて謝罪。ただ女性職員の訴えは「100%うそ」だと主張し、自分は「とてつもないストレス」にさらされて専門家の治療を受けていると強調した。

トロント市議会は13日、37対5の多数決でフォード市長の休職を求める決議を可決し、14日に市長が演説した際にはほとんどの議員が背を向けた。

それでもフォード市長は一貫して辞任を拒み、自分の進退は2014年の市長選で有権者が決めるべきだと主張している。

同市長の身辺については警察も捜査に乗り出している。13日には警察が関係者の捜索令状を取得した際に裁判所に提出した書面から、警察が市長の元側近からの事情聴取や防犯カメラの情報収集、市長が捨てたごみの内容チェックまで行っていたことが明らかになった。

元側近は、フォード市長が執務室に女性を連れ込んだり、飲酒運転をしていたりしたなどと証言。車を運転していた市長が途中で停車してウオツカを飲み、それから運転を続けたと証言した元側近もいる。

ただ、いずれの証言についてもまだ十分な裏付けはなく、立件には至っていない。市長はこうした疑惑についてすべて「真っ赤なうそ」だと主張し、証言を行った元職員らに対し法的措置を起こす構えを見せた。

トロント警察のビル・ブレア署長は14日、CNNの取材に対し、捜査についてのコメントは控えるとしながらも、「トロント市と市民にとって困難な状況だが、我々はこの状況を切り抜ける」と語った。

トロントがあるオンタリオ州のキャスリーン・ワイン知事も同日、もし必要があればトロント市議会に新たな手立てを提供すると表明した。

1889チバQ:2013/11/18(月) 09:01:15
http://mainichi.jp/select/news/20131118k0000m030043000c.html

カナダ:トロント市長がコカイン吸引 市民が辞職要求デモ

毎日新聞 2013年11月17日 20時18分(最終更新 11月17日 23時03分)



カナダ・トロントのロブ・フォード市長=2013年11月15日、AP
カナダ・トロントのロブ・フォード市長=2013年11月15日、AP

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 【ニューヨーク草野和彦】カナダ最大の都市トロントのロブ・フォード市長(44)がコカインの吸引や違法ドラッグの購入を認め、市民から辞職を求める声が高まっている。市長は辞職を拒否しているが、飲酒運転などの新たな疑惑も浮上。市議会からは「市の評判を落としている」との批判が出ている。

 市長のコカインを巡る疑惑は今年5月、カナダメディアが報道。コカインの一種の「クラック」を吸引しているビデオが存在するとの内容だったが、市長は否定し続けた。

 だが今月に入り、警察がビデオの存在を認め、市長も5日、「泥酔し、もうろうとした状態で吸った」と認めた。13日の市議会では、この2年間に違法ドラッグを購入したことがあるかと問われ、「ある」と語った。

 市議会は同日、市長に休職を求める動議を採択し、市庁舎前では多数の市民が辞職を求めてデモを実施。だが、市長は「(薬物)中毒ではない」として、辞職や休職を拒否し、来年の市長選で再出馬の姿勢を見せている。

 一方、裁判所が13日に公開した資料によると、市長が飲酒運転をしたり、売春婦とみられる女性を市庁舎に連れ込んでいたりしたことなどを市の元職員らが警察に証言。この資料は、市長の友人が薬物密売で訴追された事件に関するもので、警察が市長を捜査対象にしていることをうかがわせている。

 フォード氏は2000年に市議に初当選し、10年の市長選で初当選した。

1890チバQ:2013/11/18(月) 22:46:26
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131118/amr13111810140002-n1.htm
米財政協議の超党派委、暗礁 地方選勝利で勢いづく民主、低迷の共和は抵抗姿勢
2013.11.18 10:12 (1/2ページ)[米国]
 【ワシントン=柿内公輔】米議会の財政問題を協議する「超党派委員会」が暗礁に乗り上げている。与党民主党が地方選挙の勝利を追い風に増税をもくろむ一方、党勢低迷に危機感を抱く野党共和党が抵抗している。審議期間は残り1カ月を切ったが決裂が危ぶまれ、再燃する財政危機の回避も見通せない状況だ。

 「与野党の相違点を話し合うため多くの時間を費やしたが、合意は難しい」

 13日の会合も進展がないまま終わり、共同委員長を務めるライアン下院予算委員長(共和)は嘆いた。

 政府機関閉鎖やデフォルト(債務不履行)騒ぎに揺れた先月、米議会は暫定的な予算と債務上限の引き上げで合意する代わり、超党派委で抜本的な財政協議を続けることで合意した。

 だが、ひとまず危機を回避した与野党は党派色を再びむき出しにし、とくに来秋の中間選挙の前哨戦とされたバージニア州知事選を制した民主党の鼻息は荒い。先般の財政協議では増税を封印したが、共同委員長のマリー上院予算委員長は「(企業や富裕層の)税制優遇の見直しに共和党は応じるべきだ」と訴える。

 共和党は、医療保険制度改革(オバマケア)縮小に固執し政府機関閉鎖を招いたとの批判が選挙戦でも響いた。

 このため、民主党に押し込まれるとの危機感が強く、ジョンソン上院議員は「増税は許さない」と徹底抗戦の構えをみせる。

 先般の財政協議では2014会計年度(13年10月〜14年9月)のうち1月15日までしか予算を手当てできなかった。超党派委は残る予算と中期の財政運営を協議するが、ライアン氏は「壮大な取引は虫が良い」と悲観的。このため1月中旬に発動される歳出強制削減の回避に的を絞り始めたが協議は難航している。

 議会への勧告期限は12月13日に迫るが、ロイター通信は「合意できない懸念が高まっている」と危ぶむ。 協議決裂に備え、上院共和党トップのマコネル院内総務が善後策を検討する議員グループを立ち上げるなど悲観的な空気が漂っている。

1891チバQ:2013/11/18(月) 22:47:27
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131118/amr13111822130008-n1.htm
支給減に不満噴出 米貧困層 「フードスタンプ制度」見直し
2013.11.18 22:11 (1/2ページ)
米中西部シカゴで、フードスタンプ制度の支給額削減の影響を考慮して準備された無償の食料を提供する人々=1日(ロイター)
米中西部シカゴで、フードスタンプ制度の支給額削減の影響を考慮して準備された無償の食料を提供する人々=1日(ロイター)
 米政府が貧困層を対象に食料購入費を支給してきた「補完的栄養支援プログラム」(通称・フードスタンプ制度)が今月1日、約5年ぶりに見直され、支給額が減額された。財政難の中、野党・共和党の反対で延長が困難となったためだ。来年以降もさらなる減額が見込まれており、感謝祭やクリスマスといった「ホリデーシーズン」を前に、貧しい人々から不満が噴出している。

 「安くて冷たいサンドイッチしか買えないのはつらい」。寒風吹きすさぶニューヨーク市ブルックリン地区。無職の黒人女性、カーラ・フランスさん(27)は力なく語った。食料費の月額200ドルが1日から約6%減額された。

 オバマ政権は2008年のリーマン・ショック後、打撃を受けた貧困層の生活立て直しのため、歴代政権が支給してきた食料費を増額した。年間総支給額は約750億ドル(約7兆4千億円)で、先月末時点の対象者は米人口の7人に1人の約4700万人に上る。

 民主党は1年延長を目指したが、共和党の反対に遭い断念。この結果、月額668ドル支給されていた標準的な4人家族で、5%ほど減額されることになった。

 米経済は08年に比べ株価は持ち直し失業率も改善してはいる。それでも、「たかがコーヒー数杯分」(白人男性)の減額が貧困層に与える影響は小さくない。

 生後9カ月の双子の女児を持ち、パートタイムで4つの仕事を早朝から深夜までこなす黒人女性、レトイカ・ジョンソンさん(24)は「子供の食事代を確保するのは容易ではない」と嘆く。慈善団体関係者は「50キロの荷物を背負ってマラソンする人が、もう50キロ背負って走るようなもの。とてもつらいだろう」と話す。

 支給減が貧困層の支援団体に与える影響も大きい。

 NGO「フード・バンク」を束ねる統括団体「米国人に食べ物を」によれば、食料を無償提供してきた人は10年だけで約3700万人に上った。ニューヨーク市ハーレム地区の人権活動家、ジーナ・クワトロッチさん(60)は「支給減で無償の食料を求める人がさらに増えたら、大変なことになる」と話す。

 経済専門家によれば、支給された1ドルが街で使われると1・74ドル相当の経済効果がある。支給減で小売店の売り上げや採用、流通に影響が出るとみられる。ブルックリン地区の支給事務所近くにある食料店の店主ガオ・メンデスさん(50)は、「貧困者が商品購入を控えており、今月に入り売り上げが3割も減った」と表情を曇らせた。

 米議会では今後の支給額をめぐって対立が続く。「小さな政府」を目指す共和党は、10年間で現状のおよそ半額の約390億ドルを削減したい意向だ。民主党は「世界史上、最も裕福な国家である米国で5千万人が毎日、食べ物を得ようと苦闘する現実には胸が痛む」(ジム・マクガバン下院議員)とし、減額するとしても共和党の10分の1程度にとどめるべきだとの考えを示している。(ニューヨーク 黒沢潤)

     ◇

■フードスタンプ制度

 政府がかつて貧困層の人々にクーポン券を配っていたことから、今もこの名が残る。貧困層は現在、政府から支給されたデビットカードを使って店のレジで電子決済する。大半の店で食料品を購入できるが、タバコやアルコールなどの嗜好品は対象外。

1892名無しさん:2013/11/19(火) 21:36:20
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131119/amr13111920230008-n1.htm
ケネディ新駐日米国大使「母国を代表でき大変光栄」 皇居で信任状捧呈式 
2013.11.19 20:20 [日米関係]

天皇陛下に信任状を手渡す、アメリカ合衆国のキャロライン・ケネディ新駐日大使 =19日午後、宮殿・松の間(宮内庁提供)
 キャロライン・ケネディ駐日米大使(55)が19日、皇居・宮殿「松の間」で天皇陛下にオバマ大統領からの信任状を手渡す「信任状捧呈式」に臨み、正式に大使としての活動を始めた。捧呈式を終えたケネディ大使は「この儀式をもってわたしの大使としての仕事が始まる。母国を代表することができて大変光栄に思う」と語った。

 午後3時すぎ、東京・丸の内の明治生命館前で、宮内庁が差し回した2頭立て儀装馬車に乗り込んだケネディ大使は、沿道の人々ににこやかな表情で手を振りながら、皇居前広場を経由する約1キロのコースを通って正門から皇居に入り、宮殿の表玄関「南車寄(みなみくるまよせ)」に到着。約15分間の捧呈式に臨んだ。

 大使の送迎馬車の発着場所は、東京駅の改修工事に伴って、平成19年から明治生命館に変更されている。

1893チバQ:2013/11/19(火) 23:19:28
>>1888-1889
トロントをUSAを素ボケしてました
ごめんなさい

1894チバQ:2013/11/21(木) 23:20:25
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131121/chn13112111530004-n1.htm
辞任の原因は北京の大気汚染? 米大使、本人否定もサイトは大反響
2013.11.21 11:51 [中国]
 来年初めに辞任する意向を表明した米国のロック駐中国大使について、北京の大気汚染が原因ではないかとの見方が浮上、21日の中国の短文投稿サイト「微博(ウェイボ)」上で大きな話題となった。

 ロック氏自身は米ロサンゼルス・タイムズ紙(電子版)に対し、辞任は「個人的理由」と説明し、大気汚染については「懸念している」としたものの関連は否定した。

 微博には、北京を離れるのは「肺を洗うため」「毒ガスに耐えられなかった」などの書き込みが相次ぎ、大気汚染問題に関する市民の関心の高さを示した。(共同)

1895チバQ:2013/11/21(木) 23:21:45
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131121/chn13112120160010-n1.htm
米駐中国大使の突然の辞意表明に波紋
2013.11.21 20:11 (1/2ページ)[アジア・オセアニア]

米国のロック駐中国大使(ロイター)
 【北京=矢板明夫】米国のロック(中国名・駱家輝)駐中国大使=写真=が20日、辞任する考えを表明したことが、中国国内で波紋を広げている。初の中国系(華僑)大使として2011年8月に赴任して以来、人権活動家の陳光誠氏の亡命を受け入れたり、北京の大気汚染状況を公表し続けたりするなど、中国の人権、環境問題改善のため実績を残した。改革派学者の間で辞任を惜しむ声が出ているほか、インターネットでは「次の米大統領になってほしい」との声も上がっている。

 ロック氏は米メディアに対し、「子供たちに米国の教育を受けさせたい」と辞意の理由を説明した。しかし、インターネットでは「中国当局の圧力で辞任した」「北京の空気の悪さに耐えられなくなった」「次期米大統領選出馬への準備」などとさまざまな臆測が飛び交っている。

 ロック大使の着任後の最初の大きな仕事は、重慶市の王立軍副市長(当時)が四川省成都市の米総領事館へ駆け込んだ事件の処理だった。王氏の亡命要求を受け入れず、短時間でその身柄を中国当局側に引き渡したことに対して当時は強い批判もあった。

 しかし、その後、盲目の人権活動家、陳光誠氏を米大使館に受け入れ、米国に出国させたことは、中国の改革派学者の間で高く評価された。香港のシンクタンクに所属する国際問題研究者、李風氏は中国メディアに対し「陳光誠事件でのロック氏の対応は、北京政府の不満を募らせたに違いない」と指摘する。

 また、ロック氏の大使在任中、米大使館は北京在住の米国人への情報提供として毎日、微小粒子状物質「PM2・5」の数値を独自測定し、大使館のホームページで公表し始めた。中国当局の発表する数値と大きく違うため、中国政府は「国際法違反だ」として何度も強く中止を求めたが、ロック氏は受け入れなかった。米大使館が発表する空気汚染指数は、現在も北京市民が外出する際の重要な参考指標となっている。

 また、ロック氏の前任のハンツマン氏が中国大使を辞任した後、米大統領選の共和党予備選に出馬したことから、辞任は大統領選出馬準備のためとの見方も出ている。

 ネットには、「ロック氏が米大統領になれば、中米首脳会談は中国人同士の話し合いになるので、わくわくする」との書き込みもあった。

1896旧ホントは社民支持@鹿児島市:2013/11/22(金) 12:24:53
地味にこれ大ニュースでは?

米上院、大統領指名人事承認60→51に 議事進行妨害阻止へ規則改正
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131122/amr13112210040004-n1.htm
 【ワシントン=小雲規生】米連邦上院(定数100)は21日、大統領が指名する人事の承認に必要な賛成票数について、従来の「60票以上」から、実質的に「51票以上」に引き下げるよう規則を改正した。野党共和党の人事承認への妨害に業を煮やした民主党が主導した改正で、米メディアは「歴史的」と報じた。
 民主党のリード上院院内総務が同日、規則の改正案を提出し、賛成52、反対48で可決された。大統領が指名する人事に限り、審議を終了させる動議の可決に必要な票数を51以上に引き下げる内容だが、連邦最高裁判所判事の人事については従来通り60票以上の賛成が必要としている。
 現在、上院では民主党が55議席をもつ一方、共和党が45議席を確保している。このため、共和党が「議事進行妨害(フィリバスター)」を宣言して審議終了を拒めば、民主党は60票以上を集められず、審議を打ち切って採決に進むことができなかった。
 リード氏によると、共和党はオバマ政権発足後、人事承認に関する議事進行妨害を約80回も繰り返してきた。
 今回の改正で連邦準備制度理事会(FRB)議長にイエレン副議長をあてる人事などがスムーズに承認される見通しとなった。米紙ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)は21日、規則改正を「この数十年で最も抜本的な変更」と評価した。
 一方、共和党のマコネル上院院内総務は規則改正で多数派と少数派の協調が損なわれることは「悲しむべきことだ」と表明。民主党が支持してきた医療保険制度改革(オバマケア)の混乱が続いていることに触れ、「民主党は必死に話題を変えようとしている」と批判した。

1897とはずがたり:2013/11/29(金) 21:09:50

11月上旬の記事だけど。。

米国の方向性に悲観的見方強まる、共和党に厳しい評価−調査
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MVROX96K50Z501.html?cmpid=yjp

  11月4日(ブルームバーグ):米国民の間で同国の方向性について悲観的な見方が強まっていることが、ジョージ・ワシントン大学の調査で明らかになった。
4日公表された調査結果によると、有権者の73%が米国は悪い方向に進んでいると回答。正しい方向に進んでいるとの回答は19%にとどまった。米国は1年後に中間選挙を控えている。
今回の調査は共和党側にとってより厳しい結果となった。下院議員を選ぶ投票が今日行われた場合、共和党と民主党のどちらの候補を選ぶかとの質問で、共和党との回答は41%と、民主党の44%を下回った。
また、共和党はマイナスの評価とプラスの評価の割合で民主党よりも開きが大きく、党のイメージが打撃を受けていることも示された。共和党議員については、有権者の65%がマイナスの評価を下す一方、プラスの評価は27%にとどまった。民主党議員はマイナス評価が53%、プラス評価は41%だった。
調査は10月27−31日に登録有権者1000人を対象に実施された。誤差率はプラス・マイナス3.1ポイント。
原題:Poll Shows Sour Mood Among Voters With Republicans FaringWorse(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ワシントン Julie Hirschfeld Davis jdavis159@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Jeanne Cummings jcummings21@bloomberg.net
更新日時: 2013/11/05 11:55 JST

1898とはずがたり:2013/12/04(水) 12:21:42
>>1790-1793>>1796>>1799>>1801>>1815

デトロイトに破産法適用 裁判所決定、財政再建へ
共同通信 2013年12月4日 01時50分 (2013年12月4日 09時11分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20131204/Kyodo_BR_MN2013120301003223.html

 【ニューヨーク共同】米デトロイト市(ミシガン州)の連邦破産裁判所は3日、同市が申請していた連邦破産法9条の適用を認める決定を下した。債務削減などの詳細を定めた再建計画を来年3月1日までに提出する必要があり、米メディアによると、市は年内に当初案をまとめる方針だ。
 世界を代表する自動車工業都市の一つで、米自治体最大の総額180億ドル(約1兆8400億円)超の負債を抱えて破綻したデトロイト市は、今回の決定で再建に向けて大きく動きだす。

1899チバQ:2013/12/11(水) 19:57:22
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/131211/mca1312110501001-n1.htm
TPP年内妥結断念 通商政策でも“失点” オバマ政権、中間選挙控え痛手2013.12.11 06:18

 目標だった環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉の年内妥結が事実上断念されたことで、旗振り役の米国には大きな痛手となりそうだ。来年に中間選挙も控え、景気回復に向けた通商戦略の柱にTPPを位置付けるオバマ政権も求心力の低下が懸念される。

 交渉参加国でも米国がTPPの年内大筋合意にことさらこだわってきたのは、景気回復の足取りが依然重い中で、オバマ政権が公約に掲げた「輸出倍増計画」の実現に向け、TPPが輸出拡大の推進力として欠かせないからだ。度重なる財政危機や外交の停滞で失点を重ねる中、TPP交渉の進展を実績として国民にアピールし、政権浮揚に結びつけたいとの思いも強い。

 だが、政権2期目の審判を受ける議会上下両院の中間選挙まで1年を切り、年が明ければ選挙戦は本格化する。議会には、「日本の自動車や保険など非関税障壁の撤廃努力と市場開放が不十分」との声が強い。産業界を支持基盤とする議員はTPP交渉の行方に神経をとがらせる。難航分野の知的財産権で米国が強硬な主張を続けるのも、ハリウッドなどの映画・娯楽産業や製薬業界が権利保護を訴え牽制(けんせい)しているためだ。

 「交渉加速の切り札」と期待された「大統領貿易促進権限(TPA)」の導入も暗礁に乗り上げている。大統領が議会に通商協定の修正を許さず批准の賛否だけを問えるTPAは、与党民主党にも反対論が強い。TPA抜きで協定を締結しても議会が骨抜きにする懸念があり、日本など各国は気をもんでいる。

 長引くほど米国にとって懸念材料が積み上がり柔軟な対応が難しくなる。日本が参加し、韓国も関心を表明して複雑さを増すTPP交渉。米国がひそかに恐れていた泥沼にはまりつつある。(ワシントン 柿内公輔)

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1900チバQ:2013/12/13(金) 20:38:02
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/131212/waf13121207000000-n1.htm
政治利用される「同性婚」、引き裂かれる「人生」…保守の前副大統領一家は崩壊の危機に陥った
2013.12.12 07:00 (1/5ページ)[westセレクト]

2012年に同姓結婚したチェイニー米前大統領の次女メアリー・チェイニーさん(左)とヘザー・ポーさん=2006年12月(AP)
 保守的な政権だったブッシュ政権で、保守強硬派として鳴らしたチェイニー前米副大統領(72)=共和党=の2人の娘が、同性婚をめぐって対立している。上院議員選出馬を目指し、反対を表明した長女リズさん(47)に対し、次女メアリーさん(44)は同性婚者だ。米国でも賛否を二分する社会問題は、家族の絆の強さで知られたチェイニー家に家庭崩壊の危機をもたらしている。

(坂本英彰)



同意できぬ姉と、「歴史の間違った側にいる姉」を批判する妹


 11月なかば、リズさんはFOXテレビの情報番組に招かれ、オバマ政権批判などを饒舌(じょうぜつ)に語った。ところが質問が同性婚に及ぶと急に歯切れが悪くなった。

 「私は伝統的な結婚の定義を信じている」と述べ、急いでこう付け加えた。「メアリーや家族をとても愛しているが、ただこれだけは同意できない」

 番組を見たメアリーさんのパートナーのヘザー・ポーさんは立腹し、交流サイト「フェイスブック」にこう書いた。

 「私たちが結婚した時には幸せだと言ってくれたのに、今になって権利を認めないなんて。控えめに言っても失礼よ」

 メアリーさんも書く。「リズ、あなたは間違っている。そして、歴史の間違った側にいるの」

 ワシントン・ポストなどによると、リズさんは7月、かつて父が連邦下院議員に出た中西部ワイオミング州で上院議員選の共和党予備選に立候補を表明した。父とも親しかった3期目の現職マイク・エンジ氏(69)を敵に回し、予想以上の苦戦だ。

 前年に引っ越したばかりの落下傘候補との批判が降ってきた。「(首都ワシントンに近い)バージニア州の家は売ってないから選挙後にとんぼ返りするつもりだ」といった中傷もある。

 さらにきついのが妹にまつわる攻撃だ。保守系団体は「同性婚についての立場が保守として不十分」と批判広告を出し、リズさんが同性婚の推進者だと印象づける世論調査を装った怪電話も飛び交った。

 土着性や同性婚への反対は保守性のバロメーター。父を5回も当選させた強い保守風土が皮肉にも、娘には逆風となっている。

1901チバQ:2013/12/13(金) 20:39:11
“家族の絆”強いチェイニー家


 フォード政権で34歳という史上最年少の大統領首席補佐官になったチェイニー氏は、政権が下野した後に下院議員に転身した。最初の選挙で12歳と9歳だった姉妹は州内を駆け巡る運動で、「パパに投票を」と呼びかけて回った。

 「活発で愛らしい子供たちはチェイニー家の大きな財産だった」と、家族の古い友人が政治専門サイト、ポリティコで話している。大統領家族に象徴されるように、米国の政治家はファミリービジネスだ。そんななかでもチェイニー家の結束ぶりは有名だった。

 2000年の大統領選で副大統領候補になったときも、姉妹は陣営で働いた。とりわけ弁護士になっていたリズさんは討論対策チームを担当し、当選後は国務省に入って中東外交の立案にかかわった。09年にチェイニー氏が政権を去った後には、父を説き伏せて共著で回顧録も出版した。長女は政治家チェイニーの分身ともいえる。


保守一家に生まれた「同性愛者」


 一見、理想的に見えるセレブ家庭には難しい問題があった。次女の性的志向だ。一緒に釣りに行くなど「パパっ子」だったメアリーさんは06年の著書で、自身を語っている。

 思春期のはじめに周囲との違いに気づいたという。高校のときにガールフレンドとの別れで動揺して自動車事故を起こし、家族に告白する決心をした。はじめは事故を取り繕う言い訳と思った母だが、真実だとわかると「大変な人生になるわね」と、涙を流して娘を抱きしめたという。父も「おまえは私の娘だ。愛しているし、幸せを願っている」と言うのが精いっぱいだった。

 大統領選でメアリーさんは、ブッシュ氏のリーダーとしての資質に好感抱いていた。しかも「思いやりのある保守主義」をキャンペーンで掲げ、自分の居場所もあると感じた。しかし再選を目指した04年、ブッシュ氏は演説で「結婚の神聖さは守られるべきだ」と同性婚を否定。すでにポーさんとパートナー関係にあったメアリーさんは強く反発し、「全く手をたたく気になれなかった」という。

 この年マサチューセッツ州で初めて同性婚が合法化され、国を二分する社会問題に発展していった。民主党は選挙で「副大統領のレズビアンの娘」を共和党の攻撃材料に使った。父の立場もあるメアリーさんが黙っていると、同性婚を推進する側から「沈黙は偽善だ」と批判された。

 民間企業に勤めるメアリーさんは04年の選挙では以前ほどの深入りを避けた。そして07年に男児を産み、09年には女児を出産。同性婚が合法化された首都ワシントンで12年、ポーさんと結婚した。

1902チバQ:2013/12/13(金) 20:39:51

娘の幸せを願う父


 父として政治家としてチェイニー氏にとっても、同性婚は難しい問題であり続けた。副大統領の時には「政策決定は大統領が行い、それを支えるのが私の役目だ」と述べ、同性婚に反対の立場を取った。ところが退任後に次女が結婚した際、「長年支え合ってきた2人の関係が公に認められてうれしい。メアリーもヘザーも子供たちもチェイニー家の大切なメンバーだ」とコメントしている。

 政治家の外套を脱いだとき、そこには娘の幸せを願うだけの父があった。

 ところが今年、リズさんが政治家への野心を燃やしたことで再び、事態は逆戻りした。同性婚を認めればリズさんの足かせとなり、反対すればメアリーさんに対する背信になる。

 生まれ持った性的志向は変えようがなく、同性婚支持者は男女同権や人種差別撤廃の流れに同性婚合法化を位置づける。メアリーさんが歴史に言及したのはそのためだが、家庭内で争うには重すぎる課題だ。

 ABCテレビによると、今月、コメントを求められたチェイニー氏は、メアリーさんが姉に対する批判をネットに綴(つづ)ったことへの戸惑いを「こんなことがなければよかった」と話した。同性婚の賛否を聞き出そうと食い下がる記者にチェイニー氏は、「言えるのはそこまでだ。君の時間を無駄にしない方がいいよ」と、回答を拒んだという。


同性婚、日本は…


 米国のリネハン駐大阪総領事は同性婚を公言している。

 11月着任したケネディ駐日大使は「同性婚カップルに完全な平等の権利を与えることに賛成する」と赴任前のメッセージで述べている。米連邦最高裁は6月、結婚を男女に限る結婚防衛法を違憲と判断した。欧州などで同性婚を合法化する国が増えるなか、日本での議論が活発化する可能性もある。

1903チバQ:2013/12/15(日) 19:18:16
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131215/amr13121516310002-n1.htm
下院議長が「茶会」に決別宣言 米共和党の内紛本格化
2013.12.15 16:30

茶会を非難する米共和党のベイナー下院議長=12日、ワシントン(AP)
 米共和党のベイナー下院議長が同党の支持母体、保守派運動「ティーパーティー(茶会)」を批判し始めた。強硬な主張で党を振り回してきた茶会系団体への決別宣言と受け止められ、来年11月の中間選挙に向け党内紛が本格化する様相だ。

 茶会は2010年の中間選挙で共和党大勝の原動力となり、党運営に強い影響力を及ぼしてきた。しかし、ベイナー氏は12日の記者会見で、「彼らは完全に信用を失った」と言明。自らの主張の誤りを棚に上げていると批判した。

 茶会はオバマ政権の医療保険改革の撤回を強硬に求めるなど、党指導部を突き上げてきた。ベイナー氏は10月、政府機関の一部閉鎖に渋々踏み切ったが、世論の批判が集中。「このままでは中間選挙や16年の次期大統領選に勝てない」との危機感が転換点をもたらしたようだ。(共同)

1904チバQ:2013/12/16(月) 22:26:20
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131215/amr13121523280003-n1.htm
相次ぐ“骨抜き州法” 進まぬ銃規制 コネティカット銃乱射から1年
2013.12.15 23:25 (1/2ページ)[米国]

14日、ワシントンのホワイトハウスで、コネティカット州での銃乱射事件の犠牲者を悼み、ロウソクに火を灯すオバマ米大統領夫妻(ロイター)
 【ニューヨーク=黒沢潤】米東部コネティカット州ニュータウンの小学校で児童ら26人が射殺された銃乱射事件が起きてから14日で1年となった。市内では教会の鐘が26回鳴らされ、オバマ大統領夫妻はホワイトハウスで26本のロウソクに火を灯し、犠牲者の冥福を祈った。大統領はテレビ演説で、「子供たちを悪から守るため、できることをする必要がある」と銃規制強化の重要性を訴えた。

 オバマ政権が実現を目指す連邦レベルの銃規制強化が頓挫する中、州レベルでの規制強化は少しずつ進んでいる。一方で規制を骨抜きにする州法も相次いで成立しており、実現の難しさを浮き彫りにしている。

 事件後、最初に規制強化に乗り出したのは東部ニューヨーク州だった。「大型銃」の定義を拡大し、入手をより難しくしたほか、弾倉に込められる実弾の数を制限する措置をとった。コネティカットなど東部4州でも銃購入者の病歴審査を義務付けるなど厳格な州法が成立した。

 ただ、こうした動きは米国全体の中では主流とは言い難い。米紙ニューヨーク・タイムズによると、各州で計約1500の銃関連法案が議会に提出されたが、通過したのはわずか109法案。うち70は事実上、銃規制を骨抜きにしたり弱めたりする内容だという。

 南部テネシー州や中西部インディアナ州では、自己防衛のため教師に銃携行を認める州法が成立。中西部カンザス州でも連邦レベルの銃規制強化は適用されないとする州法が成立した。

 米民間団体「反応する政治センター」によれば、銃規制賛成派の今年のロビー活動費は180万ドル(約1億8千万円)で昨年の約9倍に達したが、「全米ライフル協会」(NRA)など規制反対団体の活動費は1300万ドル(約13億円)で圧倒的優位を保っている。

1905名無しさん:2013/12/18(水) 21:35:31
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131218/asi13121820190005-n1.htm
米印関係ぎくしゃく、女性副総領事に「屈辱的扱い」 裸で身体検査、麻薬患者と同房…
2013.12.18 20:18 (1/2ページ)[米国]

米大使館の近くで、インドの外交官逮捕について抗議する人たち=18日、ニューデリー(AP)
 【ニューデリー=岩田智雄】米ニューヨークにあるインド総領事館の女性副総領事が、メイドの雇用をめぐる不正容疑で逮捕され、両国関係がぎくしゃくしている。インド政府は、副領事が裸での身体検査を強いられるなどしたことについて「屈辱的な扱いだ」と米政府に厳重抗議し、ニューデリーの米大使館前に設置された警備用のバリケードを撤去するなどの報復措置に出た。

 インド・メディアやAP通信によれば、コブラガデ副総領事(39)は12日朝、ニューヨークで子供2人を車で学校へ送りとどけた際に逮捕された。自宅のインド人メイドの労働ビザ申請の書類に、実際よりも高額の賃金を書いて提出した疑いがもたれている。実際の賃金は最低賃金未満だったという。逮捕時には、公衆の面前で手錠をかけられた。その後、裸で身体検査を受け、この日25万ドルの保釈金を支払って釈放されるまで、麻薬患者と同房に収容された。

 インド外務省は、外交官の不逮捕特権などを主張。クルシード外相は17日、「インドの深い心痛と不安をもっとも強い言葉で米側に伝えた」と明らかにした。インド政府は報復措置として、米大使館前に治安対策として特別に設置されていたバリケードをブルドーザーで撤去し、米外交官が外交官特権を証明するための身分証明書を、ムンバイやコルカタなどの米総領事館職員から取り上げた。

 また、米大使館と総領事館で働くインド人職員すべての給与明細の提出を求め、米外交官の家族の銀行口座や、家族のインドでの雇用状態の情報提出も求めた。インド政府は副総領事を帰国させるべく米政府と交渉する方針だ。

 ハーフ米国務省副報道官は、今回の事案は不逮捕特権に該当しないとしつつ、「多くのインド人にとって敏感な問題であることは理解している」と述べた。

 インド人の米国での扱いについては、2年前にカラム元大統領がニューヨークの空港で2度にわたって身体検査を受け、インド側の抗議で米側が遺憾の意を表明したことがある。

1906名無しさん:2013/12/18(水) 21:43:45
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&amp;k=2013121800390
米正副大統領、ソチ五輪欠席へ=ロシアの同性愛規制法に抗議か
 【ワシントン時事】米ホワイトハウスは17日、オバマ大統領、ミシェル夫人、バイデン副大統領が来年2月のロシア・ソチ五輪の開会式と閉会式に出席しないことを明らかにした。米紙ワシントン・ポストは、ロシアで同性愛を規制する法律が6月に成立したことへの抗議の意味があると伝えている。(2013/12/18-12:34)

1907名無しさん:2013/12/18(水) 21:47:58
http://www.cnn.co.jp/usa/35041519.html
黒人はサンタになれない? 教員の発言で物議
2013.12.17 Tue posted at 13:12 JST

(CNN) 米ニューメキシコ州のハイスクールに通うアフリカ系米国人の中学生が、教員から肌の色を理由にサンタの服装を否定されたと訴えている。

CNN系列局のKOATによると、同州クリーブランドハイスクール1年生、クリストファー・ロッジ君は、学校の仮装大会でサンタの服装をしていたところ、男性教員から、サンタは白人なのでロッジ君はサンタにはなれないと言われたという。

父親のマイケルさんは、息子が恥をかかされ、クリスマスを楽しめなくなったと憤る。問題の教員は謝罪の電話をかけてきたが、それだけでは不十分だと主張、教員の解雇を求めると語った。

学校区はこの教員の発言について、「不適切であり、言ってはならないことだった」との見解を発表した。教員本人も「愚かな過ち」を犯したと認め、校長に報告して本人と両親に謝罪し、懲戒処分を受けたという。学校側は、別の担任のクラスに替えてほしいという求めにも応じたと説明している。

サンタの肌の色を巡っては、白人として描かれるサンタ像に疑問を投げかける意見をフォックスニュースが取り上げたことをきっかけに、ちょっとした論争が起きていた。

1908チバQ:2013/12/23(月) 20:41:16
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131221/amr13122121020004-n1.htm
共和党、中間選挙予備選で「内戦」勃発 茶会が「党乗っ取る」と宣言
2013.12.21 21:01 (1/2ページ)[米国]
 【ワシントン=小雲規生】来年11月の中間選挙で、共和党予備選を舞台にした保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」と現職議員との「内戦」が始まっている。テキサス州などでは今月に入り、現職上院議員と茶会系候補の対決が相次いで確定した。茶会側は「共和党を乗っ取る」と宣言、12月の予算協議での妥協にも猛反発し、共和党議員に揺さぶりをかける。来年2月に予定される連邦債務上限引き上げの協議をめぐっても、共和党内の対立が勃発する可能性が指摘されている。

 テキサス州で茶会の支持を受けるストックマン下院議員は9日、上院議員候補を決める来年3月の予備選に出馬する意向を表明。現職のコーニン上院院内幹事と対決する。またミシシッピ州では6日、共和党上院で2番目に長い在任期間を誇るコクラン上院議員が7選を目指して6月の予備選への立候補を明言。出馬表明済みの茶会系候補のマクダニエル州上院議員との対決が決まった。

 共和党の上院予備選では現段階で、出馬する現職12人のうち7人が茶会系候補と争う。茶会側の勝算は高くはないが、2012年の予備選では7選を目指した重鎮議員が茶会系候補に敗れた例もあり、現職側も油断はできない。このため予備選にも相当の資金を投じざるをえず、本選で余力を奪われることにもなりかねない。

 全国規模の茶会組織フリーダム・ワークスのブランドン副会長は12月上旬、米メディアの取材に「茶会はゆっくりと共和党を乗っ取っていく」と話した。茶会は10月の政府機関閉鎖の一因となったとして強い批判を浴びたが、その存在感は衰えていない。

 このため民主党との超党派委員会での予算協議で妥協に応じた共和党も、個別の議員のレベルでは茶会から噴出する「歳出規模が拡大する」との強い反発を無視できない。予算案の採決では下院で62人、上院で36人の反対者が共和党から出た。

 予算協議での妥協を主導した共和党のライアン下院予算委員長は15日のFOXテレビの番組で、連邦債務上限引き上げをめぐる協議について、民主党には安易に妥協しない考えを示した。

 ただし共和党が妥協を拒めば、再び世論の批判を浴びる可能性が高い。ワシントン・ポスト紙のコラムニスト、E・J・ディオン氏は19日付紙面で、共和党内で今後、民主党との妥協のあり方をめぐる「新たな内戦が始まる」との見方を示している。

1909チバQ:2013/12/23(月) 20:43:10
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131220/amr13122010070002-n1.htm
アジアの最重要国、日本2位に転落 米世論調査、首位は中国
2013.12.20 10:03 [アジア・オセアニア]
 外務省は19日、米国で今年実施した日本に関する世論調査の結果を発表、一般市民のうち「アジアで最も重要なパートナー」として中国を挙げた人が39%と最も多く、昨年首位の日本は35%と2位に転落した。政財界や学界などを対象とした調査でも中国が最多だ。

 一般市民の調査では、2010年に中国が日本に同率トップで並び、11年に単独首位に。12年は日本が奪回したが、今年、中国が返り咲いた。米国が近年、中国と経済面で相互依存を深めている現状を反映している可能性がありそうだ。

 今年の調査で、中国を最重要パートナーに選んだ一般市民に理由を複数回答で聞いたところ、80%が「貿易・経済関係」を選択。日本を選んだ48%が「政治的な結び付き」と答えた。

 日米安保条約が「米国の安全保障にとって重要か」との質問には、一般市民で「極めて重要」「ある程度重要」との回答が計88%に上った。有識者も同じ計88%だった。(共同)

1910チバQ:2013/12/23(月) 20:43:38
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131220/amr13122010020001-n1.htm
クリントン氏「来年決断」 次期大統領選への出馬
2013.12.20 09:48

 クリントン前米国務長官(ロイター=共同)
 クリントン前米国務長官(66)は19日までにABCテレビのインタビューで、2016年の次期大統領選に出馬するかどうかについて「私に何ができるかをよく考えて、来年のいずれかの段階で決める」と明言した。

 クリントン氏は「難しい決断なので慌てたくない」と述べ、次期大統領選の話題は早すぎると強調。米経済の再生が道半ばであることを指摘し「今起きていることに関心を向けるべきだと思う」と語った。

 クリントン氏は民主党内で高い人気を維持しているが、オバマ大統領の支持率低迷が続けば、共和党候補との本選は厳しい戦いとなる。

 クリントン氏は一方で、米国でも女性大統領が誕生するのは「重要なことだ」と述べ「いずれはホワイトハウスで女性(大統領)を見たい」と語った。

 夫のクリントン元大統領が出馬をどう考えているかについては「彼は私が正しいと思うことをやるべきだと考えている」と述べ、決断を任されているとの認識を示した。(共同)

1911チバQ:2013/12/23(月) 21:07:56
http://mainichi.jp/select/news/20131221k0000e030164000c.html
米国:次期中国大使にボーカス氏指名 民主党重鎮
毎日新聞 2013年12月21日 11時39分

 【ワシントン白戸圭一】米ホワイトハウスは20日、オバマ大統領がロック駐中国米大使の後任として、与党民主党のマックス・ボーカス上院財政委員長(72)を指名したと発表した。上院の承認を経て正式に就任する。

 オバマ大統領は、ホワイトハウスが公表した文書で「マックス・ボーカスは20年間、米中関係の深化に取り組んできた。経済協定を推進し、多くの雇用を創出するとともに、米経済に多大な利益をもたらした彼は中国大使に最もふさわしい」とボーカス氏を指名する理由を説明した。

 ボーカス氏は通商政策に精通した民主党の重鎮議員で、中国の人民元の為替相場の見直しを主張してきた。同氏の大使指名には、米中の経済関係の強化に加え、中国に対する人民元相場の見直し要求や、米企業の知的財産保護に力を入れる狙いがあるとみられる。

 ボーカス氏は20日、指名を受けて発表した声明で「米中の外交、経済のつながりを一層強化することが、私の目標になるだろう」と述べた。

1912チバQ:2013/12/23(月) 21:21:38
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/article/59553
過激「茶会」共和に亀裂 穏健現職に“刺客”続々
2013年12月22日(最終更新 2013年12月22日 00時17分)

11月下旬、米テキサス州ダラスであった茶会の会合。集まった約100人のほぼ全員が白人だった

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 来秋の米中間選挙を前に野党共和党内で亀裂が深まっている。保守強硬派の草の根運動「ティーパーティー(茶会)」が、候補者を絞る党内予備選で穏健派の現職に対抗馬を擁立することを相次いで決定。「内戦」状態に陥っているのだ。 (ワシントン山崎健)

 「彼らは全ての信用を失った」。12日、共和党のベイナー下院議長は記者会見で茶会系のシンクタンクなどを痛烈に批判。来年1月に再び政府閉鎖になることを防ぐために超党派で合意した予算案について、茶会系団体が強く反対していることに不満をぶちまけた。

 その夜。ベイナー氏の選挙区、オハイオ州下院8区のクレイトンでは、地元の茶会が同氏への挑戦希望者から政策を聞く会合を開催。議長サイドにも情報は入っており、足元でのそうした動きに対するいらだちが、それに先立つ会見で爆発した格好だった。

 中間選挙では下院(定数435)の全議席、上院(同100)は35議席が改選となる。政治的な妥協を許さない茶会に対する世論の批判が高まっているが、茶会はオバマ政権に妥協的だとみた現職を「ライノ」(RINO=Republican in name only、名前だけの共和党員)と呼び、「刺客」を送る準備を着々と進める。

 注目度の高い上院では、これまで7人の擁立を決定。10月の政府閉鎖の際、民主党と打開策を練った上院共和党トップのマコネル院内総務(ケンタッキー州選出)も「長年にわたり、民主党とリベラル政策に味方してきた裏切り者」として標的になった。昨年春にはインディアナ州での上院予備選で穏健派の重鎮、ルーガー氏が茶会系の新人候補に敗北を喫しており、対抗馬を立てられた現職陣営は戦々恐々としている。

 11月下旬の夜、テキサス州ダラスのショッピングモールであった茶会の会合。ゲストスピーカーが、オバマ政権の医療制度改革(通称オバマケア)を批判すると会場がどっと沸いた。

 「小さな政府」を掲げる茶会は膨大な財政支出を伴うオバマケアに断固反対だ。「私が払った税金がチャリティーみたいな政策に使われるなんて納得できない」とバーバラ・ハーレスさん(58)。その思いをどれだけの国会議員が受け止めてくれているのか疑問だ。

 テキサス州の共和党上院予備選では上院ナンバー2のコーニン院内幹事に茶会系の下院議員が挑む。取材した時点では未定だったが、クレジット会社経営のジム・マックビカーさん(68)は言っていた。「必ず議会からライノを放り出す」

=2013/12/22付 西日本新聞朝刊=

1913とはずがたり:2013/12/24(火) 08:44:05

マー君も移籍先選びの参考に? 米国流の超節税法
http://news.goo.ne.jp/article/dailysports/sports/20131223055.html
デイリースポーツ2013年12月23日(月)17:08

 ダルビッシュ有投手が所属するレンジャーズが、レッズからフリーエージェント(FA)になっていた韓国出身の秋信守外野手(31)と7年1億3千万ドル(約135億2千万円)で合意したと、米スポーツサイトのCBSスポーツなど複数の米メディアが、21日(日本時間22日)に報じた。契約の規模としては、アジア出身選手では最大となったのだが…。

 一つ気になる点がある。レンジャーズよりも高い条件だった他球団を選ばなかった理由だ。本人がはっきりと明らかにしているわけではないが、その理由として、米国独特の税金事情が絡んでいる見方もあるという。

 同外野手にはヤンキースやマリナーズなど複数の球団も興味を示していた。ニューヨーク・ポスト(電子版)によると、ヤンキースはレンジャーズを上回る7年1億4千万ドル(約145億6千万円)を提示していた。しかし、レンジャーズの本拠地・テキサス州は所得に対する州税がかからないため、税金を考慮した場合、“手取り金額”としては、レンジャーズの方がヤンキースよりも条件が上だったことになる。

 ヤンキースが700万ドル上積みして、1億4700万ドル(約152億8千万円)を出せば、レンジャーズと同等のオファーになっていたという。つまり秋信守選手が1億4千万ドルでヤンキースと契約してニューヨークに住むことになっていた場合、テキサスよりも7年間で700万ドル(約7億2800万円)も多く税金を納めなければいけなかったことを意味する。

 米国の税には2種類あり、国税にあたる連邦税と居住地のある州に支払う州税がある。連邦税の税率は収入によって変動するが、年収38万8351ドル以上は一律35%だ。

 州税の税率は州によって異なる。しかしテキサス州のほか、フロリダ州、ネバダ州、ワシントン州、アラスカ州、サウスダコタ州、ワイオミング州では、所得について非課税。この7州に住んでいる人は連邦税の支払いだけでよい。メジャーリーガーのような高額所得者にとっては、どの州に住むかで納税額が大きく変わってくる。

 日本人メジャーリーガーたちの納税についても調べてみた。米国の法律では、職業にかかわらず、国内に183日以上滞在した場合に納税の義務が生じるという。大リーグの労使協定では1シーズン=183日と定めているため、シーズンを通してメジャーに在籍した選手は自動的に米国内で確定申告を行わなければならないことになる。

 ある代理人によれば、日本人メジャーリーガーによるCMやテレビ出演など、日本での仕事で得た収入は日本で確定申告を行い、その資料をIRS(The Internal Revenue Service)=米国国税庁=に提出する必要がある。さらに近年では“隠し財産”を防ぐために、米国外にある銀行口座のお金の流れを詳細に記した資料提出も求められるという。

 これまでメジャーに挑戦した日本人選手で、州税を考慮して移籍先を探すといった話は聞いたことがない。日本人選手にとっては、お金よりもメジャーの舞台に立つ夢のほうが大きいはずだ。

 新移籍制度によって楽天・田中将大投手がメジャー挑戦となると、かなりの大型契約も予想される。どのチームと契約するのかということはもちろん、そのチームの本拠地がどこの州にあるのかということも、どうも気になってしまう。

(デイリースポーツ・岩田卓士)

1914チバQ:2013/12/24(火) 23:01:51
http://www.afpbb.com/articles/-/3005374
米大統領夫妻、ソチ開会式不参加 「プーチンの五輪」に水を差す
2013.12.18 21:39 (1/2ページ)[米国]

米政府代表団のビリー・ジーン・キングさん(ロイター)
 【モスクワ=佐々木正明】米ホワイトハウスは17日、ロシア南部ソチで来年2月に開催される冬季五輪について、オバマ大統領とミシェル夫人、バイデン副大統領の開会式への不参加を発表した。同性愛宣伝禁止法の施行などプーチン露政権の人権政策に対する抗議の意図があるとみられている。政府首脳らの開会式欠席はドイツやフランスも決定しており、主要国の間で広がる可能性も出てきた。

 ソチ五輪をめぐっては、プーチン大統領が開催権獲得に向けた最終プレゼンテーションで演説したほか、現在も五輪準備で自ら陣頭指揮をとっている。それだけに主要国首脳の式典欠席は「プーチンの五輪」に水を差す事態となっている。

 米紙ワシントン・ポストによると、米大統領、ファーストレディー、副大統領がそろって欠席するのは2000年のオーストラリア・シドニー夏季五輪以来という。米政府はスケジュールが合わないことを理由にしているが、オバマ大統領はこれまでも同性愛者への差別を助長しかねないプーチン政権の政策に強く反対してきた経緯がある。

 開会式の米政府代表団の団長は、ナポリターノ前国土安全保障長官が務める。代表団には、米国の同性愛者の権利向上へ貢献してきた元テニス選手、ビリー・ジーン・キングさん(70)や、同性愛者の女子アイスホッケー選手らも含まれているという。

 公の場で同性愛を宣伝する行為を禁じた同性愛宣伝禁止法は今年6月に成立。ロシアでは、ロシア正教会が同性愛者に悔悛(かいしゅん)を求める立場をとるなど、保守層を中心に同性愛への偏見は根強いとされる。

 一方、欧米諸国はロシアに対し人権侵害の懸念を示してきた。これまでに、欧州連合(EU)で人権問題を統括するレディング欧州委員会副委員長が「マイノリティー(少数派)がロシアで現在のような扱いを受けている限り、ソチには行かない」と表明。オランド仏大統領やガウク独大統領も開会式への出席を見送る意向を明らかにしている。

 日本政府は、開会式などに誰が出席するかについてまだ明らかにしていない。

1915チバQ:2013/12/27(金) 23:09:40
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131227/amr13122709470005-n1.htm
米次期大統領選、共和クリスティー氏ならクリントン氏と激戦に 
2013.12.27 09:46

共和党の有力大統領候補と見られるニュージャージー州のクリス・クリスティー知事(AP)
 米CNNテレビが26日発表した2016年の次期米大統領選に関する世論調査で、ニュージャージー州のクリス・クリスティー知事(51)が共和党候補の指名を獲得した場合、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(66)と激戦になるとの結果が出た。

 現時点では両氏とも出馬の意思を表明していないが、圧倒的な知名度を持つクリントン氏に対抗できる候補として、共和党内でクリスティー氏の存在感が高まっている。

 民主党のクリントン候補と共和党のクリスティー候補が戦う場合、どちらに投票するかを聞いたところ、48%がクリスティー氏と答え、46%のクリントン氏をわずかな差で抑えた。CNNは、2ポイント差は誤差の範囲内で「互角」としている。

 共和党穏健派のクリスティー氏は11月に再選を果たした。調査は今月16〜19日に行われた。(共同)

1916チバQ:2013/12/28(土) 11:22:22
http://mainichi.jp/select/news/20131228k0000e030150000c.html

米議会:法律成立数が過去最低 与野党対立で機能不全 

毎日新聞 2013年12月28日 10時28分


 【ワシントン西田進一郎】米連邦議会が今年可決し、オバマ大統領の署名を経て成立した法律の数は、記録が残る1973年以降で最低の65本にとどまった。大統領と上院の多数を占める民主党と、下院の多数を占める共和党の対立は先鋭化。17年ぶりの政府機関閉鎖にも陥り、米政治の機能不全ぶりが露呈した。財政協議で一定の歩み寄りを見せた与野党だが、党派対立が緩和する見通しはなく、中間選挙を控える2014年を迎える。

 米議会図書館によると、これまではオバマ大統領1期目の11年の81本が最低で、クリントン大統領が上下両院の多数を占める共和党と激しく対立した95年の88件などが続くが、これらを大幅に下回る。

 大統領の所属政党と上下両院のいずれかの多数政党が異なる「分割政府」では、成立する法律が少なくなる。特に、オバマ政権発足以来、政権の目玉政策である医療保険改革(オバマケア)や財政問題をはじめ、両党の根本理念に関わる政策課題で激しい対立が繰り返されてきた。政権側の議会への働きかけも弱いほか、超党派の合意作りを担う穏健派議員が目立たなくなり、両党間の溝は深い。

 2期目のオバマ政権が最重要課題に掲げる政策の多くは進んでいない。銃規制強化法案は上院で事実上廃案となり、包括的移民制度改革法案は6月に上院が可決したものの、下院では審議が進んでいない。財政協議では、オバマケアの修正や廃止を絡める戦術をとった共和党とオバマ政権側が対立し、10月には政府機関が16日間にわたって一部閉鎖した。

 こうした議会の機能不全ぶりに、世論も厳しい目を向けている。米CNNテレビが12月に実施した世論調査では、「議会は米国が抱える問題に対処するため何もしていない」とする回答が73%に達し、「これまでの人生で最悪の議会だ」との答えも67%に上った。

 与野党は12月、2年間の予算の大枠を巡って合意し、来年1月に再び政府機関閉鎖に至る危機は回避された。ただ、連邦政府の債務上限を引き上げなければ債務不履行(デフォルト)に陥る危機は残っており、来年2月から3月にかけて改めて与野党の財政問題を巡る協議が控えている。

 来年11月の中間選挙に向け、リベラルな政策で成果を出そうとする政権・民主党側と、オバマケアへの攻撃を含め、より保守的な姿勢を示そうとする共和党の綱引きが激化する見通しだ。中間選挙に向けた政党内の予備選も本格化していくことから、双方に妥協の機運は生まれにくいとみられ、機能不全が続きかねない。

1917とはずがたり:2013/12/28(土) 13:12:45

かなり踏み込んだアメリカ。安倍も辺野古の県知事の承認が見えてアメリカに対して楽観視?

米政権「失望している」 首相靖国参拝で異例の批判声明
http://www.asahi.com/articles/ASF0TKY201312260172.html
2013年12月26日18時03分

 【ワシントン=大島隆】米オバマ政権は26日、安倍晋三首相が靖国神社に参拝したことについて、在日米国大使館を通じて「日本は大切な同盟国であり友好国だが、日本の指導者が近隣諸国との関係を悪化させるような行動を取ったことに、米国政府は失望している」との声明を発表した。

トピックス:安倍首相が靖国神社参拝
 米政府はこれまで、小泉首相を含めた日本の首相の靖国神社参拝に公式に反対したことはなく、今回声明を出して批判したのは極めて異例の対応だ。

1918とはずがたり:2013/12/28(土) 16:36:54

靖国参拝「あつれき高める」=日本との安保関係は強化―米国防当局高官
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131228-00000002-jij-n_ame
時事通信社 2013年12月28日 00時46分 (2013年12月28日 15時59分 更新)

 【ワシントン時事】米国防当局高官は27日の電話会見で、安倍晋三首相の靖国神社参拝について「地域のあつれきを高める」と改めて批判し、日本が近隣各国と良好な関係を維持することが重要だと強調した。高官は特に、日韓両国は米国のアジア重視戦略の進展を図る上で基盤となる国だと指摘、韓国との関係を改善するよう日本に暗に促した。
 一方、高官は、沖縄県名護市辺野古沿岸部の埋め立て承認を得られたことは日米同盟にとって画期的で、その意義を見落とすべきではないと表明。日米間の最大の政治問題がヤマを越えたことで「より大きな戦略的課題に取り掛かる余地が広がる」と述べ、北東アジアの安全保障問題などをめぐり、一段と緊密な日米協議を行っていく考えを示した。

1919チバQ:2014/01/04(土) 16:11:16
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140103/amr14010319330003-n1.htm
米、財政バトル再燃 中間選挙見据え、与野党譲らず 債務上限引き上げ問題 

2014.1.3 19:30 (1/2ページ)[米国]


 【ワシントン=柿内公輔】米国を揺るがした財政をめぐる議会のバトルが今月初めにも再燃する兆しをみせている。与野党は新たな政府機関閉鎖の回避では歩み寄ったが、最大の関門の連邦債務上限の引き上げ問題などでは依然激しく対立している。「かりそめの休戦」(議会関係者)は過ぎ去り、またも迫り来るデフォルト(債務不履行)危機を回避するめどはたっていない。

 「新年早々、職探しに苦闘する米国民の生命線が断ち切られた。議会は正しいことをなすべきだ」

 国家経済会議(NEC)のスパーリング委員長は1日の声明で、昨年末で打ち切られた失業保険給付の再導入を強く訴えた。上院多数派の与党民主党は6日に再開する議会で再導入を目指すが、下院多数派の野党共和党は歳出増につながるとして抵抗する構えだ。

 だが、失業保険給付問題は再び火蓋が切られる財政バトルののろしにすぎない。与野党は昨年暮れの予算協議で妥協し、年明けに危ぶまれた政府機関閉鎖の再現は回避され、国防費などの歳出強制削減も縮小された。だが、昨秋もデフォルト危機を招いた債務上限問題は棚上げされ、与野党は「次の戦場」(ロイター通信)とにらみ合う。

 政府の借金の歯止めである債務上限問題は、財政赤字削減など中長期の財政の枠組みを問う議論につながる。引き上げ期限が2月7日に迫る中、民主党は無条件かつ11月の中間選挙を乗り切るだけの長期的な引き上げを求め、オバマ大統領も「交渉の余地はない」と強硬だが、共和党は「『見返り』が必要」(ライアン下院予算委員長)と牙をむく。

 見返りとは民主党が難色を示す社会保障などの歳出カットだ。予算協議で歳出増を容認した共和党は、保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」が支持する議員らの不満が増大。財政闘争のヤマ場となる債務上限問題でも譲歩すれば、それこそ選挙を乗り切れない危機感が漂う。

 2月7日までに上限を引き上げられなくても、一部債券の発行停止などでデフォルトは当面回避できるが、ルー財務長官は緊急措置は早ければ2月下旬に限界に達すると警告する。格付け会社も債務上限問題の行方次第で米国債を格下げし、世界経済が大混乱に陥る恐れがある。ルー長官は「米国の信頼を守るべきだ」と迅速な引き上げを求めるが、視界は不明瞭だ。

1920チバQ:2014/01/04(土) 16:15:55
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140102/amr14010209010000-n1.htm
NY、20年ぶり民主党市政がスタート デブラシオ新市長就任式

2014.1.2 08:58 [米国]

1日、米ニューヨークで、クリントン元大統領(左)が立ち会う中、市長就任式で宣誓するデブラシオ氏(右)(ロイター)
1日、米ニューヨークで、クリントン元大統領(左)が立ち会う中、市長就任式で宣誓するデブラシオ氏(右)(ロイター)


 米ニューヨーク市のビル・デブラシオ新市長(52)=民主党=の就任式が1日、同市で開かれた。クリントン元大統領が立ち会い、デブラシオ氏が聖書に手を置いて宣誓し、20年ぶりとなる民主党市政がスタートした。

 デブラシオ氏は貧富の格差縮小を訴え、昨年11月の市長選で初当選。式典でもニューヨークが「不平等の危機に直面している」と強調し、協力を呼び掛けた。

 公約の柱の一つである、教育拡充のための富裕層増税にも触れ「増税額は1日平均3ドル(約316円)以下だ」と述べ、理解を求めた。

 クリントン元大統領はあいさつで「機会も、繁栄も、責任も分かち合う市を実現しなければならない」と訴え、デブラシオ氏への支持を示した。

 ブルームバーグ前市長やヒラリー・クリントン前国務長官も出席した。(共同)

1921チバQ:2014/01/04(土) 16:27:47
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2014010400047
「世界最大の図書館」ピンチ=財政難でサービス維持限界−米議会




米議会図書館の閲覧室=2013年12月23日、アメリカ・ワシントン市内

 【ワシントン時事】米国の首都ワシントンの中心に位置し、書籍や資料などの所蔵で世界最大規模を誇る議会図書館が財政難にあえいでいる。日々の業務が増える一方で、職員や予算の削減が続き、図書館によれば、資料収集などに遅れが出始めている。日本を含むアジア部門でも専門家が不足し、国内外の複雑な課題の分析などが困難になっているという。
 図書館は書籍など1億5500万点以上を所蔵。2012会計年度(11年10月〜12年9月)のデータによれば、年間約170万人が訪れたほか、議会へは100万件以上の調査結果を報告、著作権の登録は約51万件に上った。日々納本される資料は約1万4000点に達し、10年前の2倍に急増している。
 これに対し、図書館の予算は政府の歳出抑制で10年度以降の2年間で8%減少した。書籍購入の削減や目録作成の遅れなどが生じている。また、正規職員は約3300人と、20年前の約7割の水準まで減少。早期退職制度の利用促進や職員の一時帰休も迫られている。



米議会図書館で進められている古い資料の保存処理=2013年12月23日、アメリカ・ワシントン市内

 担当者は「可能な限りサービスの効率性を高めてきたが、これ以上予算が減ると大幅な業務縮小を強いられる」と危機感を募らせる。著作権登録や古い資料の長期保存処理なども進まない可能性が出ている。(2014/01/04-13:20)

1922チバQ:2014/01/07(火) 20:58:01
http://www.asahi.com/culture/reuters/CRETYEA0601P.html
米俳優S・セガール、アリゾナ州知事選の出馬示唆
2014年1月7日02時42分
 「6日 ロイター」 - 米アクション俳優のスティーブン・セガールさんが、アリゾナ州知事選への出馬を示唆した。

 セガールさんはテレビ番組で「知事に立候補することも少しは考えている」とコメント。ただ、他に多くの責任を抱えているとし、明言は避けた。

 また国境の重要性を強調し、「レーガン元大統領がかつて言っていたように、国境警備がなければ国家を持つことはできない」と語った。

1923チバQ:2014/01/08(水) 19:18:24
http://mainichi.jp/select/news/20140108k0000e030157000c.html
米国:「中東に無関心」オバマ政権に批判の声
毎日新聞 2014年01月08日 10時01分(最終更新 01月08日 11時03分)


オバマ米大統領=2104年1月7日、AP
拡大写真【ワシントン白戸圭一】中東情勢の不安定化を受け、米国では、オバマ政権の中東に対する「無関心」や「無策」を批判する声が出ている。内政重視の政権運営は米国の世論に応えたものだ。だが、イラクでは国際テロ組織アルカイダ系武装組織が勢力を拡大し、エジプトでもテロ攻撃が相次ぐ情勢に、米有識者層の間では「このまま内向きで良いのか」という疑問が広がっている。

 エジプトでは昨年12月24日に北部マンスーラの警察施設で、26日にはカイロ北東部ナセルシティーで爆弾テロが発生。カイロで市民を標的にしたテロの発生は極めて異例だ。

 続いてレバノンの首都ベイルートで同27日、爆弾テロでシャタ元財務相ら6人が死亡。ベイルートでは今月2日にも爆弾テロがあり、アルカイダ系組織「イラク・レバント・イスラム国(ISIL)」が犯行声明を出した。ISILは4日、イラク中西部アンバル県の主要都市ファルージャを占領するなど、マリキ政権側と激しい戦闘を展開している。

 アルカイダ系組織がイラクで実効支配を確立したのは、2011年12月の米軍撤収後初めて。オバマ政権は「イランの核問題の交渉」と「中東和平交渉の仲介」には意欲を見せているが、イラクやエジプト情勢、シリア内戦などへの関与を低下させている。

 こうしたことから、5日付の米紙ニューヨーク・タイムズは1面に「中東の力の空白が武装勢力を勢いづかせた」との記事を掲載し、中東における米国の「不在」を批判。共和党の重鎮マケイン上院議員らはISILのファルージャ占領について、拙速な米軍撤退が招いた結果だと政権を批判する声明を出した。

 ホワイトハウスと国務省の6日の記者会見でもイラク情勢への対応に関する質問が相次いだ。カーニー大統領報道官は、イラクへの兵器売却前倒しなどの支援策を表明したが、米軍の再派兵は検討していないことを明言した。

 米ジョンズ・ホプキンズ大政治・外交センターのロバート・ガットマン所長は「オバマ大統領は外交には関心がない」と指摘する。専門家の間では、政権が今年末のアフガニスタン駐留米軍の撤収期限に全軍を撤収してしまえば、イラクに続いてアフガンも「テロの聖域」に逆戻りするとの懸念がある。

. だが、昨年12月のAP通信の世論調査では、米国民の53%がアフガンからの米軍撤収のペースが「遅過ぎる」と回答。「早過ぎる」はわずか10%だった。オバマ政権が「内向き志向」の国内世論に応え、対外関与をますます縮小させる可能性も否定できない。

1924名無しさん:2014/01/09(木) 22:09:55
共和党有力知事に醜聞=大統領選指名争いに影響も−米
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&amp;k=2014010900511
 【ワシントン時事】2016年の米大統領選に向けて共和党の有望株と目されてきたニュージャージー州のクリス・クリスティー知事(51)に8日、昨年11月の知事選に絡むスキャンダルが浮上した。知事は関与を否定しているが傷口が広がれば同党の指名獲得レースに影響する可能性もある。
 米メディアによると、知事に降りかかった疑惑は、再選がかかった知事選で自身への支持を拒んだフォートリーの首長(民主党)への嫌がらせのため、同地とニューヨークのマンハッタンを結ぶ大動脈「ジョージ・ワシントン・ブリッジ」につながる道の一部を昨年9月に数日間閉鎖し、故意に大渋滞を引き起こしたというものだ。
 州当局はこれまで「閉鎖は交通調査のため」と説明、知事も自身やスタッフの直接の関与を否定してきた。ところが8日になって米メディアが、州当局に閉鎖を促した知事スタッフの電子メールの内容を一斉に報道。知事は急きょ公務をキャンセルして対応に追われた。
 知事は同日、「スタッフにだまされていたと知り、深く悲しんでいる」とのコメントを発表。「関与した者には責任を負わせる」と自身の潔白をアピールした。しかし、米国内では「この一件で知事のイメージはずたずたになる恐れがある」(ワシントン・ポスト紙)との見方も広がっている。(2014/01/09-21:24)

1925チバQ:2014/01/09(木) 22:20:51
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140109/amr14010917550008-n1.htm
米乱射事件で重傷の元議員がダイブ 惨劇の日から3年、驚異的回復ぶり
2014.1.9 17:51

8日、米アリゾナ州でスカイダイビングするガブリエル・ギフォーズ元下院議員(右)(米NBCテレビ提供・AP)
 米アリゾナ州で2011年に起きた銃乱射事件で頭部に重傷を負った後、回復を遂げたガブリエル・ギフォーズ元下院議員(43)が8日、同州でスカイダイビングに挑戦、成功した。AP通信などが伝えた。

 この日は乱射事件からちょうど3年。ギフォーズ氏は驚異的な回復ぶりを行動で示した。6人が死亡、13人が負傷した惨劇をあらためて思い起こす機会ともなった。

 夫のマーク・ケリー氏は「見事に着地した。彼女の勇気が誇らしい」と短文投稿サイト「ツイッター」で報告した。(共同)

1926チバQ:2014/01/09(木) 23:14:42
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201401/2014010800485
信頼されず憤慨=自著で異例のオバマ大統領批判−ゲーツ元米国防長官
 【ワシントン時事】2011年6月に退任したゲーツ元米国防長官が今月14日発売の回顧録で、アフガニスタンへの米軍駐留戦略などをめぐり、軍を信頼しないオバマ大統領の姿勢に「憤慨した」と心情を明かし、異例の大統領批判を展開していることが分かった。ワシントン・ポスト紙(電子版)が7日、内容を報じた。(2014/01/08-14:14)

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1927チバQ:2014/01/09(木) 23:55:47
>>1900-1902
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2014010700112
チェイニー氏長女が出馬断念=米
 【ワシントン時事】チェイニー前米副大統領の長女リズ・チェイニー氏(47)は6日、声明を発表し、11月の上院選に向けたワイオミング州の共和党予備選への出馬を取りやめることを明らかにした。リズ氏は出馬断念の理由として「家族の深刻な健康問題」を挙げている。
 リズ氏はブッシュ前政権で国務副次官補を務め、予備選では4期目を目指す現職のマイク・エンジ氏と争う見通しだった。(2014/01/07-08:03)

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1928チバQ:2014/01/10(金) 22:09:15
http://www.afpbb.com/articles/-/3006257
米NJ州知事スタッフの嫌がらせで大渋滞、大統領選に影響も
2014年01月10日 08:55 発信地:ニューヨーク/米国
【1月10日 AFP】2016年米大統領選挙の共和党候補として有力視されているニュージャージー(New Jersey)州のクリス・クリスティー(Chris Christie)知事の側近らが、幹線道路の橋を閉鎖することで故意に交通渋滞を誘発したとされる疑惑が持ち上がっていた問題で、同知事は9日、この問題に関与していたスタッフが自分をだましていたと認めた。これにより、同氏の大統領選出馬の夢が断たれる可能性を指摘する声も上がっている。

 昨年9月に4日間にわたって閉鎖されたのは同州とニューヨーク(New York)を結び多数の通勤・通学者が利用するジョージ・ワシントン橋(George Washington Bridge)。これにより、州内のフォートリー(Fort Lee)は大渋滞に見舞われた。企図したスタッフには、クリスティー氏が再選を目指し知事選に立候補していた際に支持を表明しなかった民主党のフォートリーの首長に嫌がらせをする意図があったとされる。

 2時間近くに及ぶ記者会見で謝罪を繰り返したクリスティー知事は、側近らの関与を証拠付ける電子メールの存在が8日に公表されるまで、同橋の閉鎖の陰に政治的意図があったことを知らなかったと主張し、幹部スタッフ1人の解雇も発表した。同知事は記者団に対し「この問題については、計画・実行のいずれの段階でも、認識も関与もしていなかった。私のチームの一部の者の行為に、当惑し、恥辱を覚える」と語った。

 このスキャンダルに同州住民の多くは憤慨しており、政局アナリストの間では共和党がポストオバマを狙う大統領選の有力出馬候補を失ったのではないかという臆測も出ている。クリスティー氏本人も「自問自答し続けている」ことを認めたが、大統領選まではまだ34か月あるとして、今回の騒ぎが出馬の決断に影響するかどうかについてはコメントを拒否した。(c)AFP/Michael Mathes

1929チバQ:2014/01/11(土) 15:26:07
http://mainichi.jp/select/news/20140111k0000e020166000c.html

FRB:副議長にフィッシャー氏…異例の「大物」起用

毎日新聞 2014年01月11日 10時16分(最終更新 01月11日 11時02分)



FRBの次期副議長に指名された前イスラエル中央銀行総裁のスタンレー・フィッシャー氏=AP
FRBの次期副議長に指名された前イスラエル中央銀行総裁のスタンレー・フィッシャー氏=AP

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 【ワシントン平地修】オバマ米大統領は10日、米連邦準備制度理事会(FRB)の次期副議長に、前イスラエル中央銀行総裁のスタンレー・フィッシャー氏(70)を指名すると発表した。上院の承認を受けて就任し、任期は4年。空席だった理事ポストには前米財務次官のラエル・ブレイナード氏を指名する。2月1日に就任するイエレン新議長(現副議長)の新体制がほぼ固まった。

 フィッシャー氏は、国際通貨基金(IMF)の筆頭副専務理事や米金融大手シティグループの副会長などを歴任。2005〜13年にはイスラエル中銀総裁として、金融危機への迅速な対応で手腕を発揮した。著名な経済学者として、FRBのバーナンキ議長や欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁らを指導したことでも知られる。

 副議長としては異例の「大物」の起用により、女性初のFRB議長として金融緩和策の縮小を主導するイエレン氏を強力に支えることが期待される。

 ブレイナード氏は豊富な国際経験が評価された。オバマ大統領は10日、今月末で任期が切れるパウエル理事を再指名することも発表した。

1930チバQ:2014/01/14(火) 22:49:48
http://www.newsweekjapan.jp/stories/us/2013/12/post-3137.php
CNN公認ヘイトスピーチの狂気
Why Did CNN Invite a Lunatic Hate-Group Leader to a Debate?

ヘイトグループの指導者を重用するCNNの視聴率偏重主義に異議あり

2013年12月18日(水)18時08分
マーク・ジョセフ・スターン
 16日にCNNキャスターのジェイク・タッパーはユタ州で一夫多妻を合法としたユタ連邦裁判所の最近の判決について7分にわたって嘆かわしい議論を披露した。ゲストとして、一夫多妻のカルトから逃げた反一夫多妻活動家ローリー・アレンを招いたのは申し分ない。ただもう1人のゲストは「家族研究協会」会長トニー・パーキンズだった。

 もしその名前にピンと来なければ、運がいい。パーキンズはありきたりの反ゲイ扇動家ではない。狂信者が支配する反同性愛の世界でも極めつきの人物だ。「婚姻制度を守る」という見え透いた振りをして同性愛嫌悪をごまかす団体「全米結婚のための組織」とは異なり、パーキンズは同性愛者は男児を性的に暴行したり虐待して同性愛者に仕立てようとする小児性愛者だと確信している。

 彼は同性愛の擁護者をテロリストに例えて、同性愛者の死刑を支持し、米軍内での同性愛を禁じた「ドント・アスク、ドント・テル(聞かない、言わない)」を廃止したことが基地内での銃乱射の原因と決め付けた。彼の「家族研究協会」が「ヘイトグループ(差別主義団体)」というレッテルを貼られたのも当然だ。トニー・パーキンズは単に同性愛者を嫌悪しているのではなく、異常なほど恨み深く異常なのだ。

 その狂気は16日に白日のもとにさらされた。パーキンズは、一夫多妻は同姓婚合法化の当然の産物だといういつもの(間違った)議論に話を向けた。「もし裁判官が男女で行うという結婚の定義を恣意的に変えれば、結婚の数も簡単に変わってしまう。連邦最高裁判決『ローレンス等対テキサス州(同性愛者同士の性行為を禁じたテキサス州法を違憲とする決定)』を手始めに、次は一夫多妻を認めることになるだろう」

 先週の一夫多妻制判決への常識的な批判もありえたが、パーキンズは何も挙げなかった。代わりに、彼は反同性愛扇動家にふさわしい論法を持ち出したのだ。

 なぜCNNは彼を招いて生放送でこんな口から出まかせをしゃべらせ続けるのか。あくどい日和見主義だ。パーキンズのように不快なキャラでも、あのような有名人が視聴者を引き寄せることを理解している。おかしな人を呼んできわどい話題をさせることは、もちろんケーブルテレビの古くからの戦略だ。しかしパーキンズをしばしば招くことで、CNNは危ない橋を渡っており、彼の過激な見解をCNNブランドの下で放送することでそれが正常であるかのように思わせている。

 パーキンズの姿勢をよく知っていれば彼の間抜けな詭弁を嘲笑できる。しかし同性愛者の権利について未だどっちつかずなら、「同性愛者の男性は破廉恥な小児性愛者」と言うテレビの身なりの良い男の言い分には一理あると、視聴者は思い始めるかもしれない。パーキンズは近年で極めて卑劣な有名人で、CNNが彼に不誠実で有毒で邪悪な意見を開陳する機会を与えているのはまさに恥ずべきことだ。

&copy; 2013, Slate

1931チバQ:2014/01/14(火) 22:55:40
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140114/amr14011410370000-n1.htm
謝罪のニュージャージー州知事に新疑惑 次期米大統領選の有望株
2014.1.14 10:34

米ニュージャージー州のクリスティー知事(ロイター)
 米メディアは13日、次期米大統領選の共和党有力候補と目されるクリスティー・ニュージャージー州知事の公金支出などをめぐる疑惑を相次いで報じた。別の醜聞で謝罪に追い込まれたばかりの知事は苦しい立場に立たされている。

 新たに疑念を持たれたのは、2012年秋のハリケーン「サンディ」で被害を受けた同州の復興に向けた連邦資金の使途。同州は観光業支援の一環として被害から立ち直ったことを訴えるテレビCMを作成し、知事と家族が出演した。

 知事は13年秋の知事選で再選。CMの選挙前の放映や契約額を問題視した民主党側の働き掛けで、連邦政府が調査に乗り出した。

 知事は同州フォートリーの市長(民主党)に対する政治的報復として側近が交通規制による人為的な渋滞を引き起こしたとされる問題で9日に謝罪したばかり。(共同)

1932チバQ:2014/01/15(水) 22:33:18
http://mainichi.jp/select/news/20140116k0000m030064000c.html
知事の陰謀?:次期大統領選有力候補が疑惑の渦中に
毎日新聞 2014年01月15日 20時29分(最終更新 01月15日 20時57分)

 【ワシントン西田進一郎】米次期大統領選の共和党有力候補とされる東部ニュージャージー州のクリス・クリスティー知事(51)の側近が昨年9月に政治的報復として交通渋滞を仕掛けた疑惑が拡大している。知事は最近まで知らなかったと言うが、複数の最側近が承知していたことなどが次々と判明。世論調査でも半数以上が「知事は不正直」と答えており、信用を失いつつあるようだ。

 知事は14日、州議会で謝罪し、再発防止のため必要な調査に協力する意向を強調した。疑惑発覚を受けた9日の記者会見では、渋滞を引き起こすよう関係当局者に指示した側近の解雇を明らかにし、自身は会見前日まで知らなかったと説明。側近が起こした「不適切な事態」だと述べ沈静化を図った。しかし、米メディアは、渋滞期間中に知事が担当当局幹部と面会し、複数の知事最側近がその目的や経過を知っていたと報道、知事の説明が疑問視されている。

 同州のモンマス大などが10日に州内有権者を対象に行った世論調査では、知事が今回の件について完全に正直だと思うかどうかについて、51%が「そうではない」と答え、「そうだ」と答えた40%を上回った。支持率は高いが、昨年12月の65%から6ポイント下落した。

 知事にはこのほか、2012年に同州を襲った大型ハリケーン「サンディ」の復興資金にからむ疑惑も浮上。連邦政府資金の一部で観光業支援の一環として作ったテレビCMに知事と家族が出演しており、知事選前に放映されたことなどから、公金の不適切な支出だとの批判を受け、連邦政府が調査に乗り出している。

1933チバQ:2014/01/16(木) 23:34:07
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140116/amr14011615500005-n1.htm
米移民制度改革前進か 共和党幹部が譲歩の兆し 草の根保守反発で見通しは不明
2014.1.16 15:49 (1/2ページ)[米国]
 【ワシントン=小雲規生】オバマ米大統領が「内政上の最優先課題」に掲げる移民制度改革に前進の兆しが出てきた。大統領が、昨年6月に上院を通過した移民制度改革法案の年内成立を目指すのに対し、共和党幹部が譲歩の構えを示し始めたためだ。しかし、同党系の保守勢力は11月の中間選挙をにらみ、法案に同調しそうな同党候補を排除する構えで、移民問題が選挙の行方に影響を及ぼす可能性も強まっている。

 移民制度改革法案は、約1100万人ともいわれる米国内の不法移民に関し、罰金を払うなどすれば合法的に働く資格を付与するほか、16歳以下で親に連れられて入国した不法移民に市民権取得への道を開くようにする。また、国境警備強化の要員や予算を増やし、不法移民の流入を防止する条項も盛り込まれている。法案は、下院を通過し大統領が署名すれば成立する。

 オバマ大統領は14日、ホワイトハウスでの初閣議で、「移民制度改革を成し遂げる必要があることは認識している。昨年やり残した重要な課題のひとつだ」と話し、改革実現への強い意欲を示した。

 これに対し、共和党が多数を占める下院のベイナー議長(共和)は昨年12月、移民制度の専門家のレベッカ・タレント氏を顧問に起用したほか、同党の有力支持基盤で移民制度改革に猛反対する草の根保守派「ティーパーティー(茶会)運動」を「有権者の信頼を失っている」と批判した。

 ベイナー氏が移民問題に前向きな姿勢を示すのは、増え続ける移民など人種的少数派に配慮しなければ、11月の中間選挙や次の大統領選に勝てないとの懸念を強めているためだ。米紙ニューヨーク・タイムズ(1日付)は、ベイナー氏の態度は「改革への真剣さを示している」とする。

 ところが茶会は、中間選挙での下院各選挙区の共和党候補を決める予備選で、移民制度改革に賛成の現職議員に対立候補を立てて追い落とすと表明。改革を支持する勢力は、賛成派議員らが勝ち残り、予備選が終わる6月ごろから下院で法案可決に向けた機運が高まることを期待している。

1934チバQ:2014/01/18(土) 01:17:01
http://www.cnn.co.jp/usa/35042654.html
死刑に使う薬物変更、10分間あえいで死亡 論議も 米オハイオ州
2014.01.17 Fri posted at 10:13 JST

(CNN) 米オハイオ州で16日、死刑執行のため薬物を投与された男が、約10分間にわたってあえぎ、体を震わせながら死亡した。執行に立ち会った記者などが明らかにした。

死刑を執行されたのはデニス・マグワイア死刑囚。妊娠中だった当時22歳の女性に対する強姦と殺人の罪で1994年に死刑を言い渡された。

死刑執行にはマグワイア死刑囚の子どもたちも立ち会っており、涙を流して動揺した様子だったという。同死刑囚は現地時間の午前10時53分、死亡を宣告された。

米国ではオハイオ州など多くの州が死刑執行の際に薬物を投与しているが、欧州の医薬品メーカー各社が自社の製品を米国の死刑に使うことを禁じたため、代替薬の使用を迫られていた。

オハイオ州は、デンマークのルンドベック社が製造する麻酔薬のペントバルビタールを使っていたが、ペントバルビタールの在庫が昨年9月で底を突いたことから、マグワイア死刑囚の死刑では初めて、鎮静剤のミダゾラムと鎮痛剤のヒドロモルフォンを組み合わせて使った。

専門家によると、弁護人はこの組み合わせで死刑が執行されれば、マグワイア死刑囚は「息ができなくなり、苦しみと恐怖の中で死に至る」と予想していたという。

今回の事態を受けて、この薬物の使用が残忍な刑罰を禁じた米国憲法に違反するかどうかの論議に火が付く可能性もある。

1935チバQ:2014/01/23(木) 21:11:03
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140123/amr14012310310004-n1.htm
「5〜7時間待ち」の米大統領選、投票権守れ 諮問委「30分以内に」
2014.1.23 10:30
 米大統領選に関するオバマ大統領の諮問委員会は22日、2012年の前回大統領選で「5〜7時間」(オバマ氏)も待たされる投票所があったことなどを踏まえ、投票権を守るために期日前投票制度などを積極活用し、待ち時間を30分以内とするよう提言した。

 オバマ氏が昨年の一般教書演説で投票権は「民主主義の最も基本的な権利」だとし、超党派委員会の設置を表明。前回大統領選でオバマ陣営と共和党候補ロムニー前マサチューセッツ州知事陣営の法律担当を務めた専門家もそれぞれ参加した。

 ただAP通信によると、投票方法などは全米で約8千の管轄主体に分かれて決められており、今回の提言に強制力はない。オバマ氏は22日、同委員会の際に「今回の提言が採用されていくことを期待する」と述べた。(共同)

1936チバQ:2014/01/25(土) 00:18:32
http://mainichi.jp/select/news/20140125k0000m030058000c.html
米軍:宗教上の身なり容認 ターバンやあごひげOK
毎日新聞 2014年01月24日 20時00分(最終更新 01月24日 20時12分)

 【ワシントン西田進一郎】米国防総省は軍の任務などに支障がない範囲内で宗教的な理由によるターバンの着用やあごひげを蓄えることを認めるよう規則を改定した。同省は「それぞれの宗教の教義を守る兵士たちの権利を重んじる」などと説明。これまで一部のシーク教徒のターバン着用を認めたことはあるが、軍全体で宗教上の理由による身なりを容認するのは初めてだ。

 条件は、軍事即応性▽任務遂行▽組織の団結▽良好な秩序、規律−−に悪影響を与えないこと。自ら申請して許可を得る必要がある。シーク教徒やイスラム教徒があごひげを伸ばしたりターバンを巻いて長髪にしたりすることや、ユダヤ教徒の帽子ヤムルカをかぶることなどが認められる。

 同省のカービー報道官は23日、「ヘーゲル国防長官は、軍服を着て国のために尽くす機会はできる限り多くの米国人に開かれていなければならないと信じている」と背景を説明した。

1937チバQ:2014/01/26(日) 22:25:43
http://mainichi.jp/select/news/20140126k0000m030037000c.html
米国:共和党予備選2カ月短縮へ…次期大統領選
毎日新聞 2014年01月25日 20時30分

 【ワシントン西田進一郎】次期大統領選では党内抗争の期間を短くして8年ぶりのホワイトハウス奪還を目指す−−。共和党全国委員会は24日、2016年次期大統領選に向けた党内候補指名争いの期間を短縮する方針を決めた。各州での予備選・党員集会は2月から5月までに実施される見通し。前回の12年には約6カ月間続いた党内での「非難合戦」は約4カ月間になる。

 同党の予備選・党員集会は伝統的に2月のアイオワ州党員集会から始まるが、12年の大統領選ではフロリダ州が1月末に前倒しを決定。このためアイオワなど3州も1月に前倒しした。結局、予備選・党員集会は1月3日のアイオワ州を皮切りに6月26日のユタ州まで続いた。この結果、党内指名を得るまでの非難合戦が長引いたうえ、多くの資金もかかったため、本選挙に臨んだロムニー候補の力をそぐ結果になったと分析した。

 16年の予備選・党員集会は、2月に実施できるのはアイオワやニューハンプシャーなど4州だけとして前倒しを防ぐ。一方、12年は8月末に開いた党大会を6月から7月上旬にかけて開くことを決めた。これにより、他の州は3〜5月に実施することとなり、約4カ月間の戦いとなる。

1938チバQ:2014/01/27(月) 23:06:38
http://mainichi.jp/select/news/20140128k0000m030009000c.html
脳死:23週妊婦の生命維持装置外す 米テキサス
毎日新聞 2014年01月27日 17時33分(最終更新 01月27日 17時36分)


米テキサス州で、マリース・ムニョスさんとの家族写真の前に立つ夫のエリックさん。2人が抱いているのは既に生まれている息子=2014年1月3日、AP共同
拡大写真 脳死状態の妊婦の生命維持装置を家族の希望に沿って外すよう米南部テキサス州の裁判所から命じられていた同州の病院は26日、判決に従い生命維持装置を外した。妊娠23週だった妊婦の遺体は夫に引き渡された。米メディアが報じた。

 妊婦はマリース・ムニョスさん(33)。2人目の子どもを妊娠して14週だった昨年11月に自宅で倒れ、テキサス州法では法的にも死亡を意味する脳死を宣告された。

 病院側は、胎児の命を守る義務を定めた州法に基づき妊婦の生命維持装置は外せないと主張していたが、裁判所は「既に死亡した妊婦には適用できない」と判断した。(共同)

1939チバQ:2014/01/28(火) 22:05:25
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140128/amr14012816500007-n1.htm
米で論争「脳死妊婦」 延命か尊厳死か問われた命の選択
2014.1.28 16:50 (1/3ページ)

米テキサス州北東部のホールトムシティにある自宅で、妻のマリース・ムニョスさんとの家族写真の前に立つエリックさん。2人が抱いているのは既に生まれている長男のマテオくん。脳死状態にあったマリースは26日、2人目の子の命とともに天に召された=3日(AP)
 ■米裁判所が延命治療停止命令、尊厳死

 脳死状態と診断されながら妊娠中であることを理由に延命治療が続けられていた米テキサス州の女性が26日、生命維持装置を外され、死亡した。女性の治療をめぐっては、尊厳死を希望する家族が「妊婦は生命維持装置につなぐことが州法で義務付けられている」とする病院を相手取って訴訟を起こし、裁判所が24日、死亡を宣告して生命維持装置を外すよう病院側に命じていた。尊厳死、胎児の命、法の解釈…といった複雑な論点をはらんだこの問題は、米社会に賛否が分かれる広範な論争を巻き起こした。

 延命措置が施されていた女性は、マリース・ムニョスさん(33)。米メディアによると、昨年11月26日、自宅で1歳3カ月の長男の世話をしようと起床し、キッチンで炊事作業を始めたところ、倒れた。しばらく床に倒れたままだったが、夫のエリックさんに発見され、テキサス州フォートワースのジョンピーター・スミス病院に搬送された。しかし、意識は戻らず、2日後に脳死を宣告された。血栓が肺動脈に詰まる肺塞栓(そくせん)症を起こしたとみられている。

■「本人の希望」夫が提訴

 ムニョスさん夫妻はともに臨床検査技師として医療機関に勤務しており、普段から人の死について話し合うことも多く、エリックさんは「妻は以前から、身の上に万が一何かが起こった際には、機械で生かされ続けるのは嫌だと話していた」と主張。尊厳死を希望した。

 しかし、病院側はマリースさんが2人目の子供を妊娠(14週目)していたことから、州法に基づいて胎児を守る義務があるとして生命維持装置の停止を拒んでいた。AP通信によると、テキサス州を含む少なくとも全米の12州で、胎児の生命を守るという観点から、妊婦の生命維持装置を外すことが禁じられている。

 業を煮やしたエリックさんは今月14日、生命維持装置を病院に外させるよう裁判所に提訴。家族側代理人の弁護士は、病院が脳死女性に出産させる「科学実験」をしていると批判した。さらに全米規模で論争が巻き起こり、妊娠中絶反対派の団体は胎児に生きる機会を与えるべきだと主張。一方、中絶の権利を支持する団体は希望通りに尊厳死を迎えられるよう訴える署名活動を行った。

 さらに、マリースさんが転倒時に発見されるのに時間がかかったため、胎児が酸欠状態になり、水頭症などの異常が確認されたが、出産後に養子に引き取ると申し出る人々も現れるなどして全米の関心を集めていた。

 ■州法の適用外

 こうした中、裁判所は24日、「マリースさんは脳死状態にあり、これは法律上すでに死亡していることを意味する。よって病院の主張は認められない」として延命治療を27日までに停止するよう命じた。いわば、州法の適用外とすることで尊厳死に道を開いた形だが、23週目に入っていた胎児の生命への言及は避けた。法廷でこの判断が示されると、エリックさんはマリースさんの両親と抱き合って涙に暮れたという。

 家族側代理人の弁護士は「これでマリースさんの体を休ませる厳粛な埋葬作業を進め、苦しみ続けていたマリースさんの死を悼むことができる。冥福を祈るとともに、遺族の耐え難いほど長くつらい旅が完了することを望む」と述べた。

(SANKEI EXPRESS)

1940チバQ:2014/01/28(火) 22:06:52
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140128/amr14012816500007-n1.htm
米で論争「脳死妊婦」 延命か尊厳死か問われた命の選択
2014.1.28 16:50 (1/3ページ)

米テキサス州北東部のホールトムシティにある自宅で、妻のマリース・ムニョスさんとの家族写真の前に立つエリックさん。2人が抱いているのは既に生まれている長男のマテオくん。脳死状態にあったマリースは26日、2人目の子の命とともに天に召された=3日(AP)
 ■米裁判所が延命治療停止命令、尊厳死

 脳死状態と診断されながら妊娠中であることを理由に延命治療が続けられていた米テキサス州の女性が26日、生命維持装置を外され、死亡した。女性の治療をめぐっては、尊厳死を希望する家族が「妊婦は生命維持装置につなぐことが州法で義務付けられている」とする病院を相手取って訴訟を起こし、裁判所が24日、死亡を宣告して生命維持装置を外すよう病院側に命じていた。尊厳死、胎児の命、法の解釈…といった複雑な論点をはらんだこの問題は、米社会に賛否が分かれる広範な論争を巻き起こした。

 延命措置が施されていた女性は、マリース・ムニョスさん(33)。米メディアによると、昨年11月26日、自宅で1歳3カ月の長男の世話をしようと起床し、キッチンで炊事作業を始めたところ、倒れた。しばらく床に倒れたままだったが、夫のエリックさんに発見され、テキサス州フォートワースのジョンピーター・スミス病院に搬送された。しかし、意識は戻らず、2日後に脳死を宣告された。血栓が肺動脈に詰まる肺塞栓(そくせん)症を起こしたとみられている。

■「本人の希望」夫が提訴

 ムニョスさん夫妻はともに臨床検査技師として医療機関に勤務しており、普段から人の死について話し合うことも多く、エリックさんは「妻は以前から、身の上に万が一何かが起こった際には、機械で生かされ続けるのは嫌だと話していた」と主張。尊厳死を希望した。

 しかし、病院側はマリースさんが2人目の子供を妊娠(14週目)していたことから、州法に基づいて胎児を守る義務があるとして生命維持装置の停止を拒んでいた。AP通信によると、テキサス州を含む少なくとも全米の12州で、胎児の生命を守るという観点から、妊婦の生命維持装置を外すことが禁じられている。

 業を煮やしたエリックさんは今月14日、生命維持装置を病院に外させるよう裁判所に提訴。家族側代理人の弁護士は、病院が脳死女性に出産させる「科学実験」をしていると批判した。さらに全米規模で論争が巻き起こり、妊娠中絶反対派の団体は胎児に生きる機会を与えるべきだと主張。一方、中絶の権利を支持する団体は希望通りに尊厳死を迎えられるよう訴える署名活動を行った。

 さらに、マリースさんが転倒時に発見されるのに時間がかかったため、胎児が酸欠状態になり、水頭症などの異常が確認されたが、出産後に養子に引き取ると申し出る人々も現れるなどして全米の関心を集めていた。

 ■州法の適用外

 こうした中、裁判所は24日、「マリースさんは脳死状態にあり、これは法律上すでに死亡していることを意味する。よって病院の主張は認められない」として延命治療を27日までに停止するよう命じた。いわば、州法の適用外とすることで尊厳死に道を開いた形だが、23週目に入っていた胎児の生命への言及は避けた。法廷でこの判断が示されると、エリックさんはマリースさんの両親と抱き合って涙に暮れたという。

 家族側代理人の弁護士は「これでマリースさんの体を休ませる厳粛な埋葬作業を進め、苦しみ続けていたマリースさんの死を悼むことができる。冥福を祈るとともに、遺族の耐え難いほど長くつらい旅が完了することを望む」と述べた。

(SANKEI EXPRESS)

1941チバQ:2014/01/29(水) 21:04:32
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140129/amr14012914300010-n1.htm?utm_source=dlvr.it&amp;utm_medium=twitter
【一般教書演説】
中間選挙向け「内向き」姿勢にじませ 中国の脅威には触れず   
2014.1.29 14:27 (1/2ページ)

28日、米ワシントンの連邦議会で、一般教書演説を前に拍手を受けるオバマ大統領(AP)
 【ワシントン=青木伸行】オバマ米大統領の一般教書演説の特徴は、大部分が内政問題に費やされ、総じて新味に欠ける中にあって、11月の中間選挙における民主党への支持獲得を狙った施策を、国民へ向け強く訴求した点にある。

 「すべての人に(平等に)機会を与えるという深い信念こそが、米国民を団結させる」

 オバマ大統領はこう訴えた。「機会を与える」ための最たる施策が、貧困・中間所得層の所得底上げや、優遇税制措置といった貧富の「格差是正」だった。同時に、中間選挙で中間層の支持を取り込むための“目玉”でもある。

 演説の大部分が内政問題で占められたことはまた、米国が引き続き「内向き」であり、党派対立の先鋭化と社会の分裂を背景に、継続案件となっている未達成の課題がいかに多いか、苦しい状況を物語っている。

 大統領令などの権限を最大限行使する意向を示したのも、こうした現状を少しでも打破しようという決意の表明にほかならない。

 だが、選挙が近づくにつれ、与野党の対立はいっそう強まる。それだけに、示された政策がどれだけ日の目を見るのか、極めて不透明だ。その行方は選挙戦はもとより、オバマ大統領の「実績」を後世に残すという面にも大きく影響する。

 外交・安保政策は脇に追いやられた感が強い。そうした中、アジア・太平洋地域について「重点的な取り組みを続け、同盟国を支援し、より大きな安全と繁栄の未来を形成する」と、アジア重視戦略を確認したことは一定の評価ができる。

 だが、北朝鮮の核問題、何より東・南シナ海で覇権拡大の動きを強める一方の中国の「脅威」には、一切触れなかった。中国との「新型大国関係」に配慮してのことだとみられる。日本や東南アジア諸国には、強い不満が残るところだ。

1942チバQ:2014/01/29(水) 21:06:30
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140129/amr14012911430006-n1.htm
米自治領プエルトリコ「第2のデトロイト」危機 財政破綻、世界経済リスクにも
2014.1.29 11:39 (1/2ページ)

14日、プエルトリコのサンフアンの公立学校の前で、財政悪化による年金の削減反対し、抗議デモをする教員ら(AP)
 【ワシントン=柿内公輔】カリブ海の保養地として知られる米自治領プエルトリコが財政破綻の危機に直面している。経済の悪化で債務が膨張し、公債の信用も暴落。市場や米メディアは「第2のデトロイト」になることを懸念する。プエルトリコの財政危機は、世界同時株安で動揺する世界経済にとって新たなリスク要因となりかねない。

 プエルトリコの財政不安は以前から指摘されてきたが、今年になって危機の深刻さを伝える報道が相次いでいる。2日付の米紙ウォールストリート・ジャーナルは、市場でプエルトリコの資金調達が厳しさを増していると指摘。米通信社ブルームバーグは22日、自治体債が緊急発行される可能性があり、米金融大手モルガン・スタンレーがヘッジファンドなどの投資家と協議中と伝えた。

 債務残高は700億ドル(約7兆2千億円)で、米史上最大の自治体破綻となったミシガン州デトロイト市の負債180億ドルより格段に多い。米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)はプエルトリコの自治体債について「財政赤字削減の取り組みが進まなければ(投資不適格の)ジャンク級への格下げもあり得る」と警告する。

 だが、プエルトリコは観光以外に基軸産業がない。失業率は10%台半ばと高く、緩やかな景気回復が続く本土とは雲泥の差だ。

 財政破綻も現実味を帯びるが、連邦破産法の適用で債務圧縮が可能なデトロイトと違い、自治領のプエルトリコは破産申請ができない。「債務再編は複雑さをはらむ可能性が高い」(英紙フィナンシャル・タイムズ)という。

 ホワイトハウスの報道担当者が22日、ロイター通信に「連邦政府の大規模支援は検討していない」と述べたことも不安を広げた。

 プエルトリコの自治体債は金利収入に対する所得税が免税となるため投資家に人気が高く、ファンドなど金融商品にも多く組み込まれている。世界経済は新興国の信用不安から混乱が続いており、市場関係者はプエルトリコの財政状況にも注視している。

1943チバQ:2014/01/29(水) 21:17:21
http://mainichi.jp/select/news/20140129k0000e030166000c.html
米大統領:一般教書 格差の是正に本腰 中間選挙にらみ
毎日新聞 2014年01月29日 12時40分(最終更新 01月29日 16時33分)


一般教書演説を行うオバマ米大統領=ワシントンの連邦議会議事堂で2014年1月28日、AP
拡大写真 【ワシントン西田進一郎】オバマ米大統領は28日午後9時(日本時間29日午前11時)過ぎから、上下両院合同会議で一般教書演説を行い、今年の外交・内政の施政方針を示した。11月の中間選挙をにらみ、連邦最低賃金の引き上げや失業保険給付の延長など、所得格差の是正や中間所得層の強化に取り組む考えを前面に打ち出した。

 また、議会との対立で政策が進まない現状から、国民の機会を拡大するため大統領令などの権限を積極的に行使する方針を示すとみられる。

 2期目の2年目を迎えた大統領は、2009年の就任以来最低水準の40%台の支持率にあえいでいる。現在、野党・共和党が下院で過半数を占める。中間選挙で共和党に下院だけでなく上院も握られれば、残る任期中、政権がレームダック(死に体)になるのは避けられない。所得格差の是正や中間所得層支援に焦点を当てて選挙に臨む戦略を色濃く反映した。

 大統領は演説の多くを内政問題に費やした。今年を「行動の年」と位置づけ、「懸命に働き責任を果たせば前に進むことができる」という考え方が米国の重大な信念だと指摘し、「機会の平等」の必要性を強調した。

 また、過去4年の経済成長で、企業収益や株価が上がっているものの、富裕層の繁栄につながっていると指摘し、平均賃金はほとんど変わっていないことから経済格差が一層広がり、経済階層の上に移動することが難しくなっているとの認識を示した。

 大統領は連邦政府の契約職員に適用する最低賃金を時給7ドル25セントから10ドル10セントに引き上げる大統領令を発すると表明。国全体の最低賃金の引き上げについては共和党が反対しているが、政府が先に取り組むことで共和党に協力を促す。

 また、昨年末に失効した緊急失業保険の給付期間延長も議会に求める見通し。これらに議会が応じなければ、議会の承認がいらない大統領令を最大限活用して政策を進める構えも示すとみられる。

 外交・安全保障の分野では、ウランの濃縮制限に動き出したイラン核問題への取り組みを説明するほか、アフガニスタンの駐留米軍を年末までに撤退させる方針も改めて示すとみられる。

1944チバQ:2014/01/29(水) 21:26:39
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014012902000236.html
中間層支援へ権限行使 米大統領 中間選挙反転狙う
2014年1月29日 夕刊

 【ワシントン=竹内洋一】オバマ米大統領は二十八日夜(日本時間二十九日午前)、上下両院合同会議で施政方針を示す一般教書演説を行った。格差や不平等の是正で中間所得層の浮揚を図り、経済成長を加速させる決意を国民に示した。下院の多数を握る野党共和党との対立による政策停滞の打破を目指し、自身の権限を駆使する姿勢を打ち出した。オバマ氏は、与野党対立で政府閉鎖やアジア歴訪中止に追い込まれた昨年の反省を踏まえ、一四年を「行動の年にしよう」と議会に呼び掛けた。支持率が低迷する中、残る任期の三年間で成果を上げるための関門となる十一月の中間選挙をにらみ、反転攻勢を図る構えを見せた。

 企業業績や株価上昇にもかかわらず、平均賃金は上がっていないことを指摘し「不平等が深まっている」と危機感を表明。中間層浮揚に議会が動かない場合でも「米国も私も立ち止まらない。私は必要な措置を取る」と大統領令などの権限を行使する考えを示した。

 オバマ氏は連邦政府の一部契約職員の最低賃金を引き上げる大統領令の発令を表明。銃乱射事件の再発防止に向けても大統領の権限で取り組む意向を明らかにした。移民制度改革では上院を通過した関連法案の早期可決を下院に求めた。

 外交・通商分野では、「アジア太平洋地域への重点的な取り組みを続ける」と述べ、台頭する中国を見据えたアジア重視戦略の継続を確認。環太平洋連携協定(TPP)交渉の早期妥結に向け、大統領の交渉権限を強める大統領貿易促進権限法案の成立に向けて議会に協力を呼び掛けた。

 イランの核開発問題では解決に向け一歩を踏み出した実績を強調。シリア内戦の外交解決に取り組む方針を示した。アフガニスタン駐留米軍の年末までの撤退方針も確認。イエメンやソマリアで拡大するテロ活動への対応を約束した。

1945旧ホントは社民支持@鹿児島市:2014/01/30(木) 20:14:02
米国版「品位とやら」

米議員が暴言、謝罪 記者を「突き落としてやる」
http://www.47news.jp/CN/201401/CN2014013001001335.html
 【ワシントン共同】米共和党のマイケル・グリム下院議員(43)が28日、議会内で受けたテレビ局記者の質問に激怒、収録後に記者に詰め寄り「おまえを突き落としてやる」などと脅していたことが分かった。
 インタビュー後も回っていたテレビカメラが一部始終を撮影していたことで発覚した。映像はネット上で波紋を呼び、グリム氏は29日、謝罪に追い込まれた。
 問題が起きたのは28日夜。地元ニューヨーク市のテレビ局に政治資金の違法調達疑惑を問われたグリム氏は、コメントを避けた。しかし記者が「議員は説明を拒否しました」とリポートを終えると、憤慨して詰め寄り、低い声で脅した。
2014/01/30 15:42 【共同通信】

1946名無しさん:2014/01/31(金) 21:53:58
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140130/amr14013021090009-n1.htm

【岐路に立つ米国】
注目高まる米大統領“候補者”の一挙手一投足
2014.1.30 21:06 (1/2ページ)

 クリントン前米国務長官(ロイター=共同)
 クリントン前米国務長官(ロイター=共同)


 【ワシントン=青木伸行】2016年米大統領選の民主、共和両党の予備選に出馬が取り沙汰される“候補者”たちは、その一挙手一投足が注目されている。誰一人出馬を表明していない中で、彼らの言動や行動から出馬の意思を探ろうと、米メディアなどは「観察」を強めている。

 民主党のヒラリー・クリントン前国務長官は、出馬するか「今年中に決める」と語っている。自身の短文投稿サイト「ツイッター」には「14年はやることが多くある」と書き込んだ。

 “遊説”も精力的だ。今月はニューハンプシャー、アイオワ両州、2月はフロリダ州、4月にはカリフォルニア、コネティカット両州を行脚し、講演や支援団体との会合などに臨む。

 フロリダなど大票田の重要州が含まれており、アイオワ州は08年の民主党大統領候補を選ぶ予備選で、クリントン氏がオバマ現大統領に敗れた所でもある。

 クリントン氏は夏までの回顧録出版へ向け、作業を加速させている。米紙ワシントン・ポストによると、クリントン氏の友人は「本に書かれるすべてのことが、大統領選へ向けたものだと受け止められることを、本人もよく承知している」としている。

 選挙資金面でも、クリントン氏と公式な関係はないが、大統領選への出馬を求めて勝手連的に支援する団体が昨年、400万ドル以上を集めている。

 一方、共和党では、公金の不適切使用疑惑などに見舞われているニュージャージー州のクリス・クリスティー知事への支持率が、低下している。米キニピアック大の世論調査では、クリントン氏46%、クリスティー氏38%。12月の時点ではクリスティー氏が42%と、41%のクリントン氏をリードしていた。

 スキャンダルの渦中でクリスティー氏は先に、フロリダ州を訪れた。共和党関係者との会合などを通じ、支持の“感触”を探ったとみられている。民主党からの攻撃に加え、共和党内の他の“候補者”からも、「スキャンダルは口に後味の悪さを残す」(ランド・ポール上院議員)とのジャブが飛ぶ。当局の調査結果しだいでは、出馬への道が閉ざされる可能性もある。

 強硬派の「ティーパーティー」(茶会)系で、キューバ系のマルコ・ルビオ上院議員(共和党)は日本、韓国、フィリピンを歴訪。21日には安倍晋三首相、25日には韓国の朴(パク)槿恵(クネ)大統領と会談し、対外的にはアピールしたが、地元フロリダでの支持率は低迷気味だ。

1947チバQ:2014/01/31(金) 22:06:51
http://mainichi.jp/select/news/20140201k0000m030037000c.html

次期米大統領選:ヒラリー氏が大人気 共和党は本命不在

毎日新聞 2014年01月31日 18時36分(最終更新 01月31日 18時45分)



ヒラリー・クリントン前米国務長官=花岡洋二撮影
ヒラリー・クリントン前米国務長官=花岡洋二撮影

拡大写真

 【ワシントン西田進一郎】米紙ワシントン・ポストが1月30日に報じた2016年の次期米大統領選挙に関する世論調査で、民主党支持層の中でヒラリー・クリントン前国務長官(66)を同党候補に推す声が7割を超えているとの結果が出た。クリントン氏は立候補に言及していないが、絶大な知名度と支持率、資金力から早くも「候補者」として全米の注目を集めている。

 クリントン氏は昨年12月の米ABCテレビのインタビューで、大統領選に立候補するかどうかについて「私に何ができるかよく考え、来年のいずれかの時期に決断する」と語り、慎重に判断する構えだ。

 ギャラップ社が毎年実施する「世界で最も敬愛する人物」の世論調査で、昨年まで12年連続で女性部門の首位。国務長官退任直後は公の場やメディアへの登場も抑えていたが、昨年後半から講演やイベント出演が活発となり、さらに州知事選の選挙応援に立つなど政治に関する発言も増えてきた。夏には国務長官としての4年間をつづった回顧録を出版する予定だ。

 立候補を前提にした周辺の動きは活発化している。擁立を目指す政治団体「レディー・フォー・ヒラリー」は昨年400万ドル(約4億円)を集め、オバマ大統領の選挙に協力したスタッフやブレーンなどがクリントン氏を支持する団体で動き始めている。

 ポスト紙の世論調査によると、民主党支持層に「大統領選の民主党予備選・党員集会が今日あれば誰に投票するか」を聞いたところ、クリントン氏は73%の支持を集め、12%のバイデン副大統領(71)や、8%のエリザベス・ウォーレン上院議員(64)を圧倒した。

 対照的なのが、8年ぶりのホワイトハウス奪還を目指す共和党。ポスト紙の調査では、12年大統領選を副大統領候補として戦ったポール・ライアン下院予算委員長(44)が20%、ブッシュ前大統領の弟のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(60)が18%で上位となった。しかし、支持率1〜2割に6人がひしめく「本命不在」の状況となっている。

1948とはずがたり:2014/02/01(土) 09:32:40
アメリカ就労ビザ2件

マー君、早速“VIP待遇”!ビザ早期取得へ米政治家が動いた
サンケイスポーツ2014年2月1日(土)07:10
http://news.goo.ne.jp/article/sanspo/sports/ssp20140201037.html

 【ニューヨーク30日(日本時間31日)】マー君のためなら、政治家だって動く!! 米大リーグ、ヤンキースと7年総額1億5500万ドル(約158億円)で契約した田中将大投手(25)に強力な援軍が現れた。就労ビザ取得を迅速に進めるため、上院議員のチャック・シューマー氏(63)=民主党=が尽力したという。一方の田中は同日、コボスタ宮城の室内練習場で自主トレを行った。古巣・楽天は春季キャンプ地の沖縄・久米島に出発したため、初の単独練習に「変な感じ」と寂しそうな表情を浮かべた。

 大型契約を結んだ期待の新人が早速、“VIP待遇”を受けた。限られた時間でビザを取るために一肌脱いだのが、なんと米国会議員だった。

 ヤ軍の公式ツイッターはこの日、「シューマー氏が、ヤ軍の新しい投手の速やかなビザ取得を助けてくれた」とつぶやいた。

 ポスティングシステム(入札制度)の見直しや、複数球団の争奪戦があったこともあり、田中の所属先はなかなか決まらなかった。ヤ軍への入団合意が発表されたのは、今月22日(日本時間23日)。フロリダ州タンパで始まる春季キャンプのバッテリー組の集合は2月14日(同15日)。約3週間後に迫っていた。

 もちろん、キャンプインより前に米国入りし、時差調整や自主トレなどコンディションを整える必要がある。生活環境の準備だってある。だが、通常の就労ビザ取得の手続きを踏むと、キャンプにすら間に合わない可能性があった。

 そこで、協力したのがニューヨーク州選出の上院議員、シューマー氏だ。大のヤンキース党とされ、ヤンキースタジアムで募金のイベントを開くなど、ヤ軍とは密接な関わりを持つ。ヤ軍のツイートにも即座にリツイートした。スポーツ専門局ESPN(電子版)は「ヤ軍がシューマー氏からアシストされた」と紹介。現状について「書類の手続きはすべて適切に完了した。田中は春季キャンプに間に合うだろう」と伝えた。

 過去には就労ビザの取得で苦しんだ日本人選手もいる。2006年にブルワーズとマイナー契約した小関竜也はビザが発給されず、米国でのプレーを断念。02年にドジャースに移籍した石井一久は取得に時間がかかり、日本での練習期間が長引いたこともあった。

 契約時期が遅くなれば弊害は出てくる。マー君の期待の大きさが、政治家までも動かした。

小保方さん、理研を頼ったきっかけは東日本大震災… 影響で米国に戻れず
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/140131/cpc1401311623001-n1.htm
2014.1.31 16:19

 「STAP」細胞発見の中心となった小保方晴子さん(30)を、所属先の理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)と結びつけたのは、東日本大震災だった−。留学先の米ハーバード大に戻る予定が、東日本大震災の影響で米国での就労ビザがいつ手に入るか分からなかったためだ。

 当時、同センターには現在山梨大教授の若山照彦さん(46)がいた。以前、共同で研究したことがあり、震災直前に会ったときの「困ったことがあったらうちにおいで」という言葉が頭に浮かんだ。思い切って「明日から行ってもいいですか」と連絡を取った。

 これがきっかけとなり、短期間の滞在のつもりが、昨年3月には、センターの研究ユニットリーダーに抜てきされた。

 センターは平成12年設立。動物の発生メカニズムの解明と再生医療などの応用基盤を築くための研究機関で、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った世界初の臨床研究を進める高橋政代プロジェクトリーダーも所属している。

1949とはずがたり:2014/02/01(土) 19:27:47
ミッション地区か。

SF Mission地区、テック系増殖と起業ブームで大人気
2011/11/6(日) 午前 8:54
http://blogs.yahoo.co.jp/sfscottiedog/GALLERY/show_image.html?id=62902086&amp;no=0


津山恵子のアメリカ最新事情
2014年 1月 31日 12:02 JST
米経済のキーワードは「不平等」 グーグルバスも攻撃対象に
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702304882304579353632554293414.html?dsk=y
Keiko Tsuyama

サンフランシスコ・ミッション地区から出発するグーグルバス

 1月半ば、西海岸のカリフォルニア州サンフランシスコを訪れた際、米東部ではあまり報道されないニュースが大きな話題になっていて驚いた。

 グーグルやフェイスブックが、サンフランシスコ市内からシリコンバレーの本社に社員の通勤に提供しているバスが、市民デモの標的になっているというものだ。時にはバスの窓が壊され、「うせろ」と書かれた横断幕で走行が妨害されることもあるという。

 グーグルとフェイスブック、両社の本社は、郊外のシリコンバレーにあり、サンフランシスコのような大都市から離れている。このため、若い従業員がサンフランシスコのミッション地区という住宅地に住み、通勤するようになった。両社は朝晩に無料バスをチャーターし、約40分の同地区と本社間の通勤を支援している。料金は無料で、車内はWi-Fi(無線LAN)が使え、ペットやバイクも持ち込める。また、自家用車の利用を減らし、温暖化ガスの削減にも貢献するとして、かなり前に話題になった。

 しかし、高給取りの両社社員がミッション地区に住むようになって、特にバス停付近の家賃が高騰。同地区は移民が多く住むなど、サンフランシスコ市民にとっては、家賃が安い地域として知られてきたが、家賃を払えない市民が、引っ越さざるを得ない環境になってきた。

 このため、サンフランシスコ市内に住まなくてもいい高給取りのハイテク企業社員を本社に運ぶ便宜を図っている象徴として、バスが、市民活動家の標的になったというわけだ。

 デモはゲリラ的なもので、展開している運動グループも複数に分かれているため、いつ起きるのか予測しがたい。また、英日曜紙オブザーバーによると、グーグルのエンジニアが住む家屋近くで、彼が個人のプライバシーを侵害する監視システムと「戦争ロボット」を政府と協力して開発している、というビラが配られ、個人攻撃にまで発展している。

 少し前なら、シリコンバレーの勝ち組であるハイテク企業は、全米の若者が就職したがるため、優秀な人材が集まり、地域の経済にも貢献するとして、歓迎されていた。通勤バスが攻撃されるなどという話は、これまで聞いたことがなかった。

 しかし、緩やかな速度の景気回復の中で、他業種のビジネスでは賃金が上がらず、失業率の回復も足取りが遅い。こうした影響を受けている市民と、ハイテク企業社員の間に生じる「格差」と「不平等感」が、バス攻撃につながっている。

 米景気回復の中で、この「不平等」という言葉は、不吉な影を投げ掛けそうだと思いながら、サンフランシスコを去った。

1950とはずがたり:2014/02/01(土) 19:28:26
>>1949-1950
 するとほどなく、スイスのダボスで開かれた世界経済フォーラム年次会議に合わせ、ローマカトリック教会のフランシスコ法王が「不平等」について言及した。

 「イノベーティブな存在たる才能を示し、創意工夫と専門知識によって多くの人々の生活を向上させる能力を示してきた者は、今も極貧に暮らす人々のために生かすことでさらに貢献ができる」

 と、法王は、ダボスに集まった政財界エリートが、その能力を貧困解消に傾注すべきだと書簡で訴えた。

 同時に、米メディアのコラムでも、「所得の不平等」「所得の不均衡」といった言葉が踊り始めた。こうして迎えた1月28日のオバマ大統領の一般教書演説は、不平等や格差を解消し、力強い経済回復を目指すという「宣誓」にも似た内容となった。

 一般教書の前日には、教書の内容はこれまでめったにリークされることがなかったのに対し、大統領が「所得の不平等」に焦点を当てるという情報が流れ、注目を浴びた。しかし、サンフランシスコで起きているデモや、昨年後半に頻発したファーストフード業界従業員による最低賃金引き上げを求めるデモを見ても、ホワイトハウスは「不平等」にスポットライトを当てずにはいられなかったとみられる。

 米調査会社ギャロップは1月20日発表した調査結果で、回答者の67%が米国内の所得と富の格差を「不満」と答え、オバマ大統領は「一般教書で不平等について触れざるをえないだろう」とした。同時に、米シンクタンク、ピュー・リサーチ・センターも、「格差解消に米政府が何か行動を起こすべき」と答えた人が69%と高い水準に達したと発表した。

 「平均賃金はほとんど変わらず、不平等は深まっている。上昇するという傾向もみられない。厳しい現実として、経済回復の最中にありながら、多くの米国人は、生活がよくなるためでなく、生活を維持するためだけにより働かなくてはならなくなっている」

 オバマ大統領は一般教書でこう指摘し、連邦最低賃金を時給7.25ドルから10.10ドルに引き上げるため、大統領命令を発することを打ち出した。

 しかし、最低賃金の引き上げは、連邦議会の一致で法制度を改正しない限り、100%の米国民に適用されるわけではない。大統領命令では、今後雇用される人にしか適用されないという限界がある。しかし、連邦議会を通すには、「賃金引き上げが企業の業績に悪影響を与える」と主張する共和党の反対は必至。法改正の見通しはかなり不透明だ。

 新年が始まってわずか1カ月で「不平等」という化け物は、米国民の心理をむしばみ、オバマ大統領とホワイトハウスをも動かして、一般教書演説が真正面から取り組む対象となった。奇しくも、新興国の軟調な経済成長や、米連邦準備制度理事会(FRB)が量的緩和をさらに縮小する決断で、マーケットも調整に入っている。今年は米経済回復の速度が巡航に近づくと期待されていたが、明るいニュースは長く続かないようだ。

*****************

津山恵子(つやま・けいこ) ジャーナリスト
 東京生まれ。共同通信社経済部記者として、通信、ハイテク、メディア業界を中心に取材。2003年、ビジネスニュース特派員として、ニューヨーク勤務。 06年、ニューヨークを拠点にフリーランスに転向。08年米大統領選挙で、オバマ大統領候補を予備選挙から大統領就任まで取材し、AERAに執筆した。米国の経済、政治について「AERA」「週刊ダイヤモンド」「文藝春秋」などに執筆。著書に『モバイルシフト 「スマホ×ソーシャル」ビジネス新戦略』(アスキーメディアワークス)など

1951とはずがたり:2014/02/01(土) 19:31:51
2013年 11月 12日 16:01 JST
アメリカンドリームは消えたのか?―貧乏世帯からの立身出世は困難
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702304368604579193030118110094.html?dsk=y
By LAUREN WEBER
 米小説家ホレイショ・アルジャーの立身出世物語――勤勉さと困難な状況での勇気は人を悲惨な状況から誰もがうらやむ成功へと導く――は150年以上も前に書かれたものだが、そこで語られた神話は今でも信じられている。貧しい環境に生まれた人が勤勉に働き、最終的に経済的な階層のトップに上り詰めることはよくあることだと米国人の40%が思っている。

 しかし、現実には無一文から大金持ちになった米国人は全体のわずか4%しかいないことが非営利NGO組織ピュー・チャリタブル・トラスツによる新たな調査で分かった。これは社会的流動性を経済面から調査したものだ。この調査では最貧困層に生まれた人の大部分が一生同じ階層にとどまることも分かり、米国は社会的流動性を向上させるために多くの取り組みを行う必要があることが示唆された。

 世帯収入を5階層に分けた最下位層で育った米国人の43%がひと世代後も同じ階層にとどまっていることが分かった(2009年で2万8900ドル=約287万円未満の世帯収入、家族数調整済み)。下から2番目の階層に上がる人は27%、ちょうど中間の層に上がるケースが17%、下から4番目の階層に上がる人は9%だった。

 大学教育の価値をめぐる議論はあるものの、大卒資格は依然として上位層への移動の可能性を予測する唯一最大の要因だ。最下位層から上の階層へ一気に移動した人の86%が大学を卒業している。大学を卒業していない人の中で上の階層に上がったのは55%だ。だが、最下位層で育った人の中で大卒の資格を持っているのはわずか7%だ。

 ピューはミシガン大学による調査プロジェクト「パネル・スタディー・オブ・インカム・ダイナミクス」の約40年に及ぶデータを使って調べた。同大学のデータは1968年から現在まで、対象となる世帯を追跡調査したものだ。今回の調査はサンフランシスコ地区連銀による12年の調査と合致するものだ。同連銀は同じデータを使い、5階層に分けた最下位層の44%がひと世代後も同じ階層にとどまっていることを発見した。

 ピューとは異なり、連銀の研究者は米国人全体の社会的流動性を調べた。そこで分かったことは、人がそれぞれの階層にとどまる顕著な「硬直性」だった。つまり、貧しい家庭もしくは裕福な家庭に生まれた子供たちは大人になっても同じような環境にいる可能性が高いということだ。ただ、中間層には大きな流動性があり、人は上の階級にも下の階級にも流れやすい傾向がある。

1952とはずがたり:2014/02/01(土) 19:32:43
>>1951-1952
 では、ピューや連銀の調査結果を祝福すべきなのか、それとも嘆くべきなのか。サンフランシスコ連銀のエコノミスト、メアリー・デーリー氏は厄介で一筋縄ではいかないと話す。

 生まれながらに持つ権利の生得権がベースとなっている経済――インドの古いカースト制度を考えてほしい――では、全ての個人は自分が生まれた階層にとどまる。一方、「平等な機会」をベースにした経済では、社会経済的なステータスは不規則だが予測可能な方向に変化する。20%の人が同じ階層にとどまり、残りの80%が20%ずつ他の4つの階層に移動する(100個のボールが入ったくじ引きの機械があり、20個ずつランダムに5つの階層に入れられるようなものだ)。

 対照的に米国は名目上、才能や勤勉さが表向きは報われる実力主義社会だ。デーリー氏は「パーセンテージで言えば、真の実力主義社会はどれくらいのものをもたらすのか」と疑問を投げかけ、「正しい基準が何かを理解するのは難しい」と話した。

 しかし、「無一文から大金持ち」という神話にとりつかれた米国人は、諸外国の方が持たざる者の間で、より大きな流動性があることを知って落胆するかもしれない。

 スウェーデン、フィンランド、ノルウェー、デンマークそして、英国では、最下位層にとどまる人の割合が25〜30%だ。一方、米国では44%だ。

 デーリー氏は「これは私たちが『ペアレンタル・ペナルティー(親世代の報い)』と呼ぶものだ」と述べ、「(米国では)最下位層に生まれたら、底辺にとどまる可能性がかなり高いということだ」と語った。

 ピューの調査では、ほかのいくつかの要素が所得上位層への移動を助けていることが分かった。

 結婚やパートナーシップが流動性にとっては有効であることが分かった。自分に加えて配偶者もしくは同じ世帯の誰かが働いている貧困層の84%が最下位層から上位層へ移動していることが分かった(一方、働き手が1人だけの世帯で上位層へ移動したのは49%だった)。

 アフリカ系米国人の貧困層で上位層への移動を経験したのは45%で、白人では68%だった。また、継続して雇用されていた貧困層のうち64%が上位層へ移動した。それに対して、どこかの時点で失業していた貧困層で上位層へ移動したのは34%だった。

 ピューの調査員ダイアナ・エリオット氏は、調査によって貯蓄や住宅といった資産の重要性が浮き彫りになったと述べた。最下位層から上位層へ移動した米国人はそうでない人に比べて少なくとも9倍の資産を持っていた。最下位層にとどまっていた人の資産は8892ドルで、1つ上の階層へ移動した人の資産は7万8005ドル。少なくとも中間層まで移動した人の資産は9万4586ドルだった。

1953チバQ:2014/02/02(日) 11:50:58
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140201/amr14020110120003-n1.htm
泡と消えた…米女優の「慈善大使」 イスラエル企業のCM出演批判で辞任

2014.2.1 10:08 (1/3ページ)[米国]

スカーレット・ヨハンソンさんが出演したイスラエルの家庭用炭酸水メーカー「ソーダストリーム」社のCMの1シーン。このCM出演が思わぬ余波を生み、ヨハンソンさんは「慈善大使」の辞任を余儀なくされた(AP)
スカーレット・ヨハンソンさんが出演したイスラエルの家庭用炭酸水メーカー「ソーダストリーム」社のCMの1シーン。このCM出演が思わぬ余波を生み、ヨハンソンさんは「慈善大使」の辞任を余儀なくされた(AP)


 米人気女優のスカーレット・ヨハンソンさん(29)が1月30日、世界各地で社会的弱者を支援する国際非政府組織(NGO)「オックスファム」の慈善大使を辞任した。最近CM出演した家庭用炭酸水メーカーがイスラエルの占領するヨルダン川西岸に製造拠点の一つを置いており、慈善団体の活動と相いれないとされたことが理由だが、ヨハンソンさんは反論している。根が深いパレスチナ問題が、華やかなハリウッドの世界にも影を落とした形だ。(SANKEI EXPRESS)


「占領地で生産活動」


 ロイター通信などによると、ヨハンソンさんが出演したのは、イスラエルの「ソーダストリーム」社のCM。内容は、まずヨハンソンさんがバスローブ姿で登場し、炭酸水供給器を使って炭酸飲料を作ってみせる。するとほどなく、タイトな黒いワンピース姿になってストローを口にふくみ、セクシーな表情で炭酸飲料を飲んで「ごめんなさいね。コーラとペプシ」との“決めぜりふ”を言う−というものだ。

 このCMは、2日にニュージャージー州で行われる米ナショナル・フットボールリーグ(NFL)の年間王者決定戦「スーパーボウル」の中継でも放映されることになっている。

 ライバル社を揶揄(やゆ)するせりふがあるため、内容も問題視されているが、それ以上にヨハンソンさんの出演に難色を示したのが、2005年からヨハンソンさんが慈善大使を務め、英国を拠点に世界100カ国以上で慈善活動を展開しているオックスファム(1942年設立)だった。

 オックスファムは声明で、「占領地での企業活動はわれわれが支援するパレスチナ人の貧困を助長し、人権を否定する。そのような企業を宣伝することは、オックスファム大使の立場とは相いれない」と訴えた。


ヨハンソンさん「懸け橋」


 これに対してヨハンソンさんは、「(ソーダストリーム社は)パレスチナ人にも雇用の機会を与え、平等な賃金、平等な待遇、平等な権利が享受されるための支援に尽力しており、イスラエルとパレスチナの平和の懸け橋となっている」と反論したが、結局、辞任した。公式には辞任の形をとっているが、実際には詰め腹を切らされたとみられている。

 ヨハンソンさんが「この問題では埋めがたい根本的な意見の相違があった」として辞任したことについて、オックスファムは声明で、「辞任を受諾する。慈善大使としての8年間の多大な貢献には感謝する」と述べた。

 ユダヤ人の国際組織である世界ユダヤ人会議(WJC、本部・米ニューヨーク)は、ヨハンソンさんの辞任について、「国際的ないじめにあっているソーダストリームを擁護した勇気ある言動は称賛に値する」との声明を出して、これを称えた。


広がる不買運動


 最近、ヨーロッパでは、イスラエルの企業がパレスチナの占領地で生産する商品の不買運動が広がっており、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相(64)が「偽善的な行為だ」と反発するなど、政治問題化している。

 「ロスト・イン・トランスレーション」「アベンジャーズ」などで知られるヨハンソンさんは、ニューヨーク出身で、父はデンマーク系、母はユダヤ系。血筋的にはユダヤに近いと見られているが、無神論者を自認しており、イスラエルがユダヤ人の定義として必須条件にしているユダヤ教徒ではないため、ユダヤ人とは見られていない。

1954チバQ:2014/02/02(日) 11:52:05
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140201/amr14020116190005-n1.htm
「渋滞疑惑」のクリスティー知事、支持急失速 次期米大統領選へ暗雲

2014.2.1 16:14 [米国]

米ニュージャージー州フォートリー市の庁舎を出るクリスティー州知事(左)=1月9日(ロイター)
米ニュージャージー州フォートリー市の庁舎を出るクリスティー州知事(左)=1月9日(ロイター)


 2016年の次期米大統領選で、共和党の有力候補と目されている東部ニュージャージー州のクリスティー知事の支持が急降下し始めた。側近が政治的動機から交通規制を指示し、大渋滞を引き起こした疑惑が尾を引き、底の見えない苦境に陥っている。

 クリスティー氏は歯切れの良い弁舌に加え、民主党が強い同州で昨年、圧倒的な強さで再選を果たした。次期大統領候補を問う世論調査では昨秋以降、共和党内で最も高い支持を軒並み集め、混戦から抜け出したかに見えた。ところが、ワシントン・ポスト紙などの最新世論調査では、ライアン下院予算委員長やジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事に引き離され、3位に低迷。原因はスキャンダルだ。「渋滞疑惑」とは、知事の再選を支持しなかった同州フォートリー市長に対する政治的報復として、知事の側近が昨年9月、同市から対岸のニューヨーク市へ向かう橋に交通規制をかけ、4日間にわたり深刻な渋滞を引き起こしたとされる問題。(共同)

1955チバQ:2014/02/02(日) 11:52:49
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140201/amr14020120490006-n1.htm
韓国の反日主張、米議会中枢を侵食 下院外交委員長が慰安婦像を訪問

2014.2.1 20:44 (1/2ページ)[韓国]

像の前に置かれた1月下旬に亡くなった「慰安婦」女性の遺影の前で、両ひざをついて線香をあげるエド・ロイス米下院外交委員=1月31日、米カリフォルニア州グレンデール(中村将撮影)
像の前に置かれた1月下旬に亡くなった「慰安婦」女性の遺影の前で、両ひざをついて線香をあげるエド・ロイス米下院外交委員=1月31日、米カリフォルニア州グレンデール(中村将撮影)


 【ロサンゼルス=中村将】米連邦議会下院の外交委員長、エド・ロイス氏(62)=共和党、カリフォルニア州=が1月31日(日本時間2月1日)、同州グレンデールにある「慰安婦」像を訪問した。ロイス氏は「この像は人権運動と尊厳のためのもので、平和の記念物だ」と語った。韓国側の主張が、米議会外交担当の中枢にも浸透している実態が浮かび上がっている。

 ロイス氏はこの日の訪問について、「(従軍慰安婦問題の対日謝罪を要求する)米下院121号決議の可決から7年を迎えたことと、(1月下旬にソウルで)亡くなった日本軍の慰安婦の追悼のためにきた」と説明。像の前に置かれた女性の遺影に、両ひざをついて線香をあげた。

 ロイス氏は「亡くなった女性は、苦しんだ慰安婦たちを象徴している。慰安婦を癒やすには事実を認めることだ」と、韓国側が主張する日本軍による強制を前提として見解を述べた上で、「慰安婦の生存者がいるうちにこの歴史を認めていこう。それが正しい道だ」と語った。「過去にあったことを認めて、忘れないようにすることを外交委員会でも呼びかけている」とも話した。

 ロイス氏は2月中旬から、同僚議員らと日本や韓国、フィリピンなどアジア各国を歴訪することを明らかにした。報道陣から目的について問われると、経済関係などの議題とともに慰安婦問題も議題の一つになることを示唆した。

 また、韓国側メディアから安倍晋三首相について問われると、「靖国神社に安倍首相が行ったのは不適切だった」と述べた。

 韓国系住民らの主張が米国の政治家に浸透している背景に、下院(定数435)の議員選挙など中間選挙が今年11月に行われることを指摘する声もある。

 ロイス氏の選挙区(カリフォルニア39区)にはアジア系住民が多く住んでおり、特に韓国系は近年、増えている。この日も訪問を終えたロイス氏に対し、駆けつけた韓国系住民らから「期待している」との声が飛んだ。

 韓国日報(電子版)によると、ロイス氏は1月25日、選挙区に含まれるブエナパーク市の会社で開かれた韓国系住民約20人らとの寄付集めを兼ねた懇談会に出席し、グレンデール市の慰安婦像を訪問することを表明していた。

1956チバQ:2014/02/04(火) 20:29:55
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140204/amr14020418380011-n1.htm
米国キャンパスで性的暴行多発 女子学生の20%が在学中被害 名門エール大でも
2014.2.4 18:34
 全米各地の大学でパーティーなどの際に強姦など性的暴行を受ける学生の被害が多発している問題に注目が集まり、オバマ大統領が対策に乗り出した。評判低下を恐れる大学当局の被害者への冷たい対応や、被害学生が十分な支援を受けられない状況が続いているという。

 「大学在学中に女性の20%が性的暴行を受ける」。ホワイトハウスは最近発表した報告書で、一部の団体などによる調査結果を紹介。男子学生の7%は強姦か同未遂の経験があり、うち63%は平均6回の常習犯とし、キャンパスが性犯罪の温床となっているとの見方を示した。

 名門エール大を含む複数の大学では被害者への対応が問題化。これまでに大学側の対応を公に批判する強姦被害を受けた女子学生を「規則違反」だとして処罰しようとした副学長が辞任した大学もあったという。

(共同)

1957チバQ:2014/02/07(金) 22:57:09
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140207/amr14020708570000-n1.htm
NY前市長、再始動の狙いは 国連特使就任、豊富な資材、米政界に投入
2014.2.7 08:55 (1/2ページ)[米国]
 【ニューヨーク=黒沢潤】昨年末に3期12年の任期を終えて退任したブルームバーグ前ニューヨーク市長(71)が精力的な動きを見せている。市長時代の手腕を評価され、先月末に国連の潘基文事務総長を補佐する都市・気候変動担当特使に就任。銃規制強化でも同志の政治家を支援し、豊富な私財を政治献金に活用しており、今秋の中間選挙に「大きな影響を与える可能性がある」(政治専門誌ポリティコ)との観測も出始めた。

 「働くことを心待ちにしている」

 ブルームバーグ氏は1月31日、特使就任の抱負を語った。今後は諸都市の首長らと折衝を重ね、9月に開かれる気候変動会議を成功に導く重責を担う。

 環境問題への関心は市長時代から高く、通称「ビッグ・アップル」のニューヨークを「グリーン・アップル」に変えると宣言。在任中に温室効果ガス排出量を2005年比で19%削減させ「問題の解決法を知っている人物。彼のようなリーダーが必要」(パワー米国連大使)と評価された。

 環境分野にとどまらず、政治の動きも活発化している。ブルームバーグ氏は全米約千の自治体首長で作る銃規制推進団体の共同代表を務めており、私財約1500万ドル(約15億2千万円)を関連活動に投じた。

 メディアによれば、総合情報通信社ブルームバーグ創業などを通じた財産は推定270億ドル(約2兆7370億円)で、中間選挙を控え、豊富な資金力で銃規制に反対する「全米ライフル協会」(NRA)を迎え撃つ体制を整えている。

 また、ブルームバーグ氏は昨秋、スーパーPAC(政治活動特別委員会)と呼ばれる新たな政治資金管理団体を立ち上げたとも報じられており、同性愛や教育問題などの同志も積極支援しているという。

 当初は民主党員だったブルームバーグ氏だが、共和党公認で市長に当選し、その後は無所属になった経緯がある。最近では中間選挙で上院民主党を支援するスーパーPACに250万ドルを献金しており、主張が一致すれば、党派を問わず支援の輪を広げる構えだ。

1958とはずがたり:2014/02/12(水) 01:33:56

今回はなんであっさり??

米デフォルト回避の公算=下院議長、債務上限引き上げ容認
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-140212X225.html
時事通信2014年2月12日(水)01:23

 【ワシントン時事】野党共和党を率いるベイナー米下院議長は11日、連邦債務上限引き上げに無条件で応じる意向を示した。米メディアが一斉に伝えた。共和党が多数を占める下院は12日に関連法案を採決する見通し。可決されれば米国がデフォルト(債務不履行)に陥る可能性は当面回避される公算だ。

 共和党内には、債務上限引き上げに応じる条件に歳出削減や景気浮揚策を求める声があったが、オバマ政権は交渉に応じない姿勢を示していた。

1959チバQ:2014/02/12(水) 20:14:52
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20140212-00000006-ann-int
「間抜けな」スタバ4日で閉鎖 ロス 営業許可なく
テレビ朝日系(ANN) 2月12日(水)10時55分配信

 大手コーヒーチェーンのスターバックスにそっくりな看板を掲げ、ロサンゼルスに出現した「間抜けなスターバックス」の店舗が、営業許可を受けていなかったことが分かり、閉鎖されることになりました。

 この店舗は、今月7日にオープンし、店名やメニューの頭に「間抜け」という言葉を付けたうえで、スターバックスと極めてよく似たロゴを使っていました。しかし、開店から4日目の10日夜、地元の衛生当局は、飲食店としての営業許可が無いとして、店舗の閉鎖を命じました。この店舗について、本家・スターバックスは、「商標登録してある我々の名称を使うことはできない。対応を検討中だ」というコメントを出していました。地元メディアによりますと、この店舗は「ふざけた経営アドバイスをする」というコンセプトで実施したコメディー番組の宣伝だったということです。

(C) CABLE NEWS NETWORK 2014

1960チバQ:2014/02/12(水) 20:32:56
http://www.afpbb.com/articles/-/3007737
郊外から都心回帰の「アメリカンドリーム」、改革迫られる自治体も
2014年02月03日 18:44 発信地:ワシントンD.C./米国
【2月3日 AFP】ジャスティン・ポスルーズニー・ベロさん(30)は第一子を妊娠した時に、米首都ワシントンD.C.(Washington D.C.)の郊外から、中心部に引っ越すことを決意した。1世代前の母親とは、全く逆の選択だった。

 ベロさんがそれまで住んでいたのは、D.C.から20分ほど離れた郊外のフォールズチャーチ(Falls Church)。古い建物の修復に携わる専門職のベロさんは、AFPの取材に対し「郊外では、買い物に行くにも図書館に行くにも、何をするにも車を使わないといけない。これが嫌だったことが都心に移った一番の理由」だと話した。

 米国では1980〜90年代に生まれた「ミレニアル世代」と呼ばれる若い世代の間で、郊外を離れて都心に移り住む傾向が強まっている。2011年の統計による人口増加率は、米国の51の大都市のうち27都市で郊外の0.9%を上回る1.1%となり、車が発明されて以来、初めて都心部が郊外を上回った。

 郊外からの転出に関する著書があるライ・ギャラガー(Leigh Gallagher)氏によると「(米国では)1950〜60年代に中流層が出現し、大きな家に2人の子ども、車と大きな庭というアメリカンドリームが描かれた。長い間、これが米国の都市計画の唯一のモデルだったが、つい最近になって、都心部に住むことへの関心が浮上してきた」という。

 郊外からの転出の理由としては、ガソリン価格の高騰、交通渋滞による消耗、離婚率の上昇、さらに近年の住宅機器など多くの要因がある。

■「夜間経済」の活性化

 しかし、ミレニアル世代は貴重な税源だ。都心部への人口移動を目の当たりにした一部の郊外では、ミレニアル世代にとって魅力的な地域に変わろうという取り組みが行われている。

 ワシントン北西に位置するメリーランド(Maryland)州モンゴメリー(Montgomery)郡では11年の調査で、20〜34歳の世代が人口に占める割合が19%と、ワシントンの30%超を大きく下回った。そこでこの傾向を食い止めるために、郡当局はミレニアル世代を引き付けようと「夜間経済」の活性化を目指した専門委員会を設置した。

 委員長のヘザー・ドゥルホポルスキー氏は「将来的な財務の健全性を考えるにおいて、重要な課題に対応しなければいけないことにモンゴメリー郡は気付いた」という。「ミレニアル世代はワシントンなどの都心部に移り、そこで賃金への課税や余暇の出費を通して税金を納めている。モンゴメリーに住むこともできるのに、そうしないミレニアル世代の多くは、郡が何十億ドルもの予算をつぎ込んだ米国トップクラスの公立学校で教育を受けた人たちだ」と話した。

■郊外型アーバン・ナイトライフ目指す

 委員の1人でレストラン経営者のアラン・ポーリレスさんは、仕事後のナイトライフを拡充させることが地域活性化のカギだと考える。ポーリレスさんは「ミレニアル世代の人たちに、住んでみたい場所、仕事をしてみたい場所について聞くと、クールな雰囲気の場所、自宅から徒歩圏にいい感じのバーがあるような所という答えが多い。ほとんど映画に出てくるようなシーンだ」と話した。

 モンゴメリーの委員会では、例えば夜11時過ぎでもライブ演奏ができるといったくつろげる「音出し可能ゾーン」の設置や、人が集える場所として歩道や噴水を拡充することなどを推奨している。

 ポーリレスさんによれば、飲食店の売り上げは食事代とアルコール飲料代で均等でなければならないとの制限を設けている郡の許可法の改革が最大のカギだという。「食事が終わったら、その後にはやることが大してない。ダンスクラブもナイトクラブもない。夜型の人が来たがる場所ではないんだ」

 一方で、郊外からの転出に詳しいライ・ギャラガー氏は、みんなが突然、都心部の高層ビルに住むようになるとは思っていない。そうではなく、現在のアメリカンドリームには様々な形があり、1人1人も様々な夢を思い描いているのだという。「(誰もが)目標とする一つの夢というのは、もはや存在しない」(c)AFP/Rapha&euml;lle PICARD

1961チバQ:2014/02/13(木) 22:51:39
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140213/amr14021312030007-n1.htm
【岐路に立つ米国】
米、デフォルト回避へ 共和党内、渦巻く不満
2014.2.13 10:41 (1/2ページ)

 【ワシントン=柿内公輔】米下院が11日に連邦債務上限引き上げ法案を可決し、デフォルト(債務不履行)危機は回避される見通しとなった。懸案だった財政の不透明感が後退したことで、オバマ大統領の政権運営にとっては追い風となったが、譲歩を余儀なくされた野党共和党には不満がくすぶっている。

 「政治的な瀬戸際戦術から離れる前向きな一歩だ」

 ホワイトハウスは声明で与野党の歩み寄りを歓迎した。その言葉とは裏腹に、議会に対して無条件の引き上げしか容認できないと突っ張り続けた大統領の「完勝」といえる。


大統領「正面突破」


 緩やかな回復を続けている米経済の足を引っ張ってきたのが財政問題だ。昨年10月には予算案をめぐる与野党対立から17年ぶりに政府機関が閉鎖された。直後のデフォルト危機は寸前で回避されたが、大混乱を招き、国際社会からも米国に非難が集中した。

 大統領は非難を逆手に取り、「経済と国民を人質に取っている」と共和党を攻撃。大統領の狙い通りに「頑迷」のイメージが植え付けられて支持率が転げ落ちた共和党は次第に追い込まれ、予算案に続いて債務上限問題でも「白旗」を掲げざるを得なくなった。

 財政面の制約がひとまず解消されたことで、政権にとっては景気対策などの財政出動の余地が広がる。11月に迫る中間選挙に向け、内政・外交ともに政権がアピールできる材料が乏しい中、財政問題の前進は大きな得点となりそうだ。

 逆に、注目が集まる財政協議で譲歩を重ねた共和党のダメージは大きい。債務上限引き上げに応じる見返りに、当初はオバマ政権の看板政策である医療保険制度改革(オバマケア)の見直しを含めた歳出削減を求める算段だったが、ベイナー下院議長が党内を集約できず、機を逸した。


ベイナー議長に矛先


 下院での採決結果は221対201の僅差だった。賛成票を投じた共和党議員は232人中わずか28人で、超保守派のクルーズ上院議員は「無条件での上限引き上げは無責任だ」と指導部を批判。

 保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」系団体幹部のジェニー・マーティン氏も「ベイナー議長はクビだ」と怒りを爆発させた。

 与野党は中間選挙を意識し、債務上限引き上げ問題を凍結した形だが、またも税制や歳出入など財政の抜本改革は先送りされた。富裕層や企業の課税強化と手厚い社会保障を訴える与党と、歳出削減を求める野党の溝は深く、来年3月にデフォルト危機が再燃する恐れはぬぐえない。

 国民不在の政争に市場は政府・議会への不信を深めている。デフォルトによる最悪の危機は回避されたとはいえ、火種は残った。

1962チバQ:2014/02/14(金) 22:42:02
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014021402000120.html
米議会、債務上限 対立回避 共和党 中間選挙にらむ
2014年2月14日 朝刊

 【ワシントン=斉場保伸】米議会を舞台に昨年秋に繰り広げられた財政をめぐる与野党の激しい争いはすっかり姿を消した。政府が借金できる金額の上限(債務上限)を引き上げる法案が、上下両院とも一回の採決で賛成多数で可決された。米国では議会が定める債務上限は繰り返し争点になってきたが、与野党とも十一月に迫った中間選挙を意識し、世論の動向を詳細に読んだ結果とみられる。

 「議会の共和、民主両党は協力し、デフォルト(債務不履行)の脅威を取り除いた」。オバマ大統領は法案が上院を通過した十二日、歓迎する声明を発表した。

 しかし、政府の関与をできるだけ少なくし、「小さな政府」を志向する野党共和党が多数を占める下院では採決直前まで、歳出削減策や景気浮揚策を同時に認めさせる「見返り」戦略が練られていた。

 オバマ政権との妥協を嫌う保守派の草の根運動「ティーパーティー(茶会)」を支持母体とするクルーズ上院議員は「財政赤字を確実に削減できる歳出削減を条件にするべきだ。議員は国民の声を聞かなければ」と強調。法案にしぶとく抵抗して存在感を示した。

 だが、共和党は昨年十月に債務上限を「人質」に強硬姿勢で対抗し、オバマ政権を十七年ぶりの政府閉鎖に追い込んだものの混乱を招いて、支持率が急落した苦い経験がある。

 今回、オバマ氏が「交渉には応じない」という姿勢を崩さなかったことに加え、米CNNテレビの世論調査では「債務上限が引き上げられなかった場合に非難を浴びるのはオバマ氏ではなく、共和党員だ」という結果だった。下院共和党のリーダーであるベイナー氏がこれらの要素を分析し、法案可決に向け指導力を発揮したとの見方が大勢だ。

 しかし、下院共和党で賛成に回ったのはわずか二十八人で、二百二十一票対二百一票の僅差の可決だった。今回は可決したものの、党内に不満が残ったのは事実。中間選挙に向けて与野党対立が再び強まることも予想され、オバマ氏は今後も困難な政権運営を強いられそうだ。

1963とはずがたり:2014/02/19(水) 01:23:34

「日本発の危機」に警鐘 大統領訪日の課題で米紙
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140218/amr14021809510001-n1.htm
2014.2.18 09:49

 17日付の米紙ワシントン・ポストは、安倍晋三首相の靖国神社参拝に伴い「オバマ政権にとって最も深刻な安全保障上の危機」をアジアで日本が引き起こす可能性に警鐘を鳴らす論説記事を掲載した。

 オバマ大統領の4月訪日にも言及。「危機の予防が大きな位置を占めることになる」として、訪日の課題になると指摘した。

 論説は靖国参拝で、(1)中韓両国と日本が関係を改善する可能性が消滅した(2)日米関係も損なわれた(3)安倍政権への敵意に加え、オバマ氏と安倍氏の間には溝があるとの認識から中国の指導者が力の行使を試みる可能性が出てきた−と分析している。

 ワシントン・ポストは12日付紙面で歴史認識をめぐる安倍政権の姿勢を批判する社説を掲載したばかり。(共同)

1964チバQ:2014/02/19(水) 22:31:12
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140219/amr14021921050006-n1.htm
ウクライナ、シリア、アジア…行き詰まるオバマ外交
2014.2.19 21:03 (1/2ページ)
 「治安部隊の撤収と最大限の自制を求める。デモには政治改革という正当性がある。野党勢力と直ちに対話をすべきだ」

 ウクライナ情勢の激化を受け、バイデン米副大統領は18日、ヤヌコビッチ大統領に電話をし、事態の沈静化を要請した。

 オバマ政権はこれまで、ヤヌコビッチ政権の欧州接近を意味するEUとの連合協定締結を後押しし、「制裁」をちらつかせながら、政権に政治改革と憲法改正を要求してきた。

 実質的には反体制派支持であり、オバマ政権内では、反体制派による暫定政権樹立の可能性についてすら議論されている。

 ウクライナ情勢を米露の対立という観点からみると、根底にはウクライナを引き込みたい米国と、「かつての旧ソ連の『衛星国』であるウクライナを、つなぎ留めようとするロシア」(米政府高官)という構図が横たわる。

 だが、オバマ政権は劣勢だ。そもそもウクライナはロシア産エネルギーに依存しているうえ、ロシアのプーチン政権はウクライナに150億ドルの支援を打ち出し、EUとの貿易協定を阻んだ経緯がある。

 オバマ政権の直接的な対策は限られ、「制裁」を除くと選択肢はほとんどない。下手に反体制派を支援すればロシアのさらなる介入を招きかねず、近年の米露関係の悪化がウクライナ情勢の解決をいっそう困難なものにしており、つけが回っている格好でもある。

 一方、シリアのアサド政権と反体制派による和平協議も行き詰まり、オバマ政権のシリア政策に対し、政権内からですら「失敗」だとの指摘が出されている。

 それは「化学兵器を除去する合意を(昨年9月に米露が)結び、可能な限り(廃棄を)ゆっくり実行することで、昨年よりアサド政権の立場は強化された」(クラッパー米国家情報長官)というものだ。和平協議はもろ刃の剣という側面を内包している。

 アジアに目を転じると、北朝鮮の核問題では膠着(こうちゃく)状態を打開できずにいる。関係悪化が著しい日本と韓国の「仲介」に乗りだしたものの、先行きは見通せない。

 何より、東・南シナ海における中国の覇権拡大の動きを止めるすべがない。中国が秋波を送る「新型大国関係」に、のみ込まれるか否かの瀬戸際でもある。

(ワシントン 青木伸行)

1965とはずがたり:2014/02/20(木) 00:58:19
アメリカって元々そんな国でしょうに。

その国に行ったこともない民間人、米大使に指名
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20140219-567-OYT1T00853.html?fr=rk
読売新聞2014年2月19日(水)17:01

 オバマ米大統領が大使に指名した民間人が赴任予定の国に行ったことがなく、その国の基礎知識にも欠けていることが次々と露呈した。

 米国では大統領の友人や選挙資金の提供者が「政治任命」で大使になる慣例があるが、適性を無視した人事に批判が強まっている。

 「政治任命」では、国務省主導で外交官を起用するのでなく、大統領が側近や議員、経済人らを大使に指名する。1月から2月に開かれた上院外交委員会の公聴会では、政治任命の大使候補者の答弁で、耳を疑うような発言が相次いだ。

 駐ノルウェー大使に指名されたジョージ・ツニス氏は、ノルウェーに行ったことがあるかと聞かれ、「ありません」と答えた。同国が立憲君主制であることも知らなかった。駐アルゼンチン大使、駐アイスランド大使に指名された民間人もそれぞれの任地に「行く機会がなかった」と述べた。

 駐ハンガリー大使に指名されたコリーン・ベル氏は、「前任の大使はハンガリー政府との関係が悪かったが、どう変えるか」と聞かれ、「市民社会と関わっていく」と、ちぐはぐな回答を繰り返した。

 4人に共通するのはオバマ大統領や与党の民主党への巨額の支援だ。ツニス氏はホテル経営で財を築き、ベル氏はドラマのプロデューサーとして知られる。民間団体「責任ある政治センター」によると、2008年から民主党などに計100万ドル(約1億円)以上支援した人が、オバマ政権2期目で英国などの大使に指名されている。キャロライン・ケネディ駐日大使も支援が記録されている。

1966チバQ:2014/02/22(土) 08:32:12
http://www.afpbb.com/articles/-/3009036
101歳男性、連邦議会選に立候補表明 米フロリダ州

2014年02月21日 10:51 発信地:ワシントンD.C./米国

【2月21日 AFP】米フロリダ(Florida)州に住む101歳の男性が、11月に行われる連邦議会選への立候補を表明した。

 101年の人生経験をもって世界最年長の新米議員を目指すジョー・ニューマン(Joe Newman)氏は、自身のウェブサイト「joenewman101.com」で、下院議員選への立候補を表明。当選すれば「全ての市民の声に耳を傾ける」と約束している。

 やしゃごを持ち、連邦議会議員の下限年齢(25歳)よりも76 歳も高齢なニューマン氏は自身のブログで「101歳の私が実らせた『経験の果実』は、今回の議員選のどの候補者もしのぐ」と語っている。

 20世紀に移住したロシア移民の子孫であるニューマン氏は、自身を「人類学的進歩主義者」と呼び、共和党の現職バーン・ブキャナン(Vern Buchanan)下院議員に挑戦する。地元テレビ局WWSBに語ったところによると、最低賃金の引き上げや国民皆保険制度の実施などを公約に掲げている。

 ニューマン氏が当選すれば、約10歳年下のラルフ・ホール(Ralph Hall)氏(90)を抜き、歳年長の現役連邦議員となる。(c)AFP

1967チバQ:2014/02/22(土) 08:49:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140221-00000061-reut-n_ame

カリフォルニア州を6分割へ、活動家らが当局に請願

ロイター 2月21日(金)9時23分配信



[ロサンゼルス 20日 ロイター] -米カリフォルニア州で選挙管理を統括するデブラ・ボーエン州務長官は20日、活動家グループが出した同州を6分割する提案について、11月の州投票にかけるための署名運動を開始できると述べた。

ボーエン長官によると、州分割案の是非を問う投票を実施するには、7月14日までに州内登録有権者80万7615人分の署名が必要だという。

同案の主唱者であるベンチャーキャピタリストのティム・ドレーパー氏はABCニュースに対し、全米で最も人口が多い州であるカリフォルニア州は「統治不能」になっていると指摘。ドレーパー・フィッシャー・ジャーベットソンの創設者である同氏は「カリフォルニア州のさまざまな地域の社会問題をサクラメント(州都)が把握するのは、ますます難しくなっている」とし、6分割すれば市民と州政府の距離が近くなるなどと利点を述べた。

ドレーパー氏らの提案は、同州を、ジェファーソン州、ノースカリフォルニア州、シリコンバレー州、セントラルカリフォルニア州、ウエストカリフォルニア州、サウスカリフォルニア州に分けるというもの。ただ実際の州分割には、米政府の承認が必要となる。

1968チバQ:2014/02/22(土) 08:49:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140221-00000061-reut-n_ame

カリフォルニア州を6分割へ、活動家らが当局に請願

ロイター 2月21日(金)9時23分配信



[ロサンゼルス 20日 ロイター] -米カリフォルニア州で選挙管理を統括するデブラ・ボーエン州務長官は20日、活動家グループが出した同州を6分割する提案について、11月の州投票にかけるための署名運動を開始できると述べた。

ボーエン長官によると、州分割案の是非を問う投票を実施するには、7月14日までに州内登録有権者80万7615人分の署名が必要だという。

同案の主唱者であるベンチャーキャピタリストのティム・ドレーパー氏はABCニュースに対し、全米で最も人口が多い州であるカリフォルニア州は「統治不能」になっていると指摘。ドレーパー・フィッシャー・ジャーベットソンの創設者である同氏は「カリフォルニア州のさまざまな地域の社会問題をサクラメント(州都)が把握するのは、ますます難しくなっている」とし、6分割すれば市民と州政府の距離が近くなるなどと利点を述べた。

ドレーパー氏らの提案は、同州を、ジェファーソン州、ノースカリフォルニア州、シリコンバレー州、セントラルカリフォルニア州、ウエストカリフォルニア州、サウスカリフォルニア州に分けるというもの。ただ実際の州分割には、米政府の承認が必要となる。

1969チバQ:2014/02/23(日) 10:48:10
http://www.afpbb.com/articles/-/3009123?ctm_campaign=must_read
ヒラリー氏の「過去ネタ」攻撃狙う共和党、米次期大統領選

2014年02月22日 19:20 発信地:ワシントンD.C./米国

【2月22 日 AFP】ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前米国務長官が大統領夫人だった90年代の「タイムカプセル」が開かれ、暴露された当時のプライベートな会話から、これまで米世論が知らなかった同氏の姿が浮かび上がっている。

 公になったのは当時大統領夫人だったクリントン氏と、親友だったアンカーソー(Arkansas)州の大学教授ダイアン・ブレア(Diane Blair)氏とのやりとりで、ブレア氏がノートに書き残していた。同氏は2000年に死亡している。

 そこに書かれていたありのままのクリントン氏は、冷静沈着で人気のあるやり手の政治家というその後のイメージとはかけ離れており、2016年米大統領選への出馬を検討中とされるクリントン氏をめぐり、早くも政治的駆け引きをあおっている。

 公開された文書によれば、クリントン氏はワシントンの流儀に「面食らい、怒りを」感じていたという。さらにビル・クリントン(Bill Clinton)政権を「壊そう」とする人々に戸惑い、混乱続きだった政権最初の2年間について夫に激怒していたという。

 2008年米大統領選の民主党予備選でバラク・オバマ(Barack Obama)大統領に敗北して以来、ヒラリー・クリントン氏は自分のイメージを改造してきた。国務長官として忠実にオバマ大統領に仕え、そして今再び、民主党大統領候補のチケットをつかむ本命とされている。

 しかし公開されたブレア氏の記録には、1992年の民主党世論調査も含まれており、この中で有権者たちはクリントン氏の知性を高く評価する一方で、「冷酷」だとも捉えていた。これは大統領夫人としての役割を果たそうと苦心し非難を浴びていた時期に、クリントン氏がいかに相反する面を併せ持つ人物だったかを表している。

 夫のビル・クリントン元大統領と、ホワイトハウス実習生だったモニカ・ルインスキー(Monica Lewinsky)さんとの不倫問題で揺れていた頃の夫婦関係についても、ブレア氏の文書で明らかにされた。ヒラリー・クリントン氏は夫を「人間として大きな過ち」を犯したと責め、ルインスキーさんについては「ナルシストで正気ではない」と形容したという。

■「すべての材料は用意されている」

 共和党内の一部には、こうした90年代のスキャンダルを再び攻撃しようとする向きがある。

 次期大統領選への出馬が予想される共和党のランド・ポール(Rand Paul)上院議員は、ビル・クリントン元大統領の最近のインタビューでの軽率な発言を取り上げ「人を食った行為だ」と非難している。ポール氏は「クリントン嫌い」の党内基盤や、共和党の指名を勝ち取るために必要な福音派の票を狙っているようだ。

 しかしポール氏が望み薄とみられる共和党の指名争いで勝利したいなら、ただでさえ共和党が苦戦しがちな女性票にアピールすることを考えたほうがいいだろう。ヒラリー・クリントン氏が不面目を味わった過去を再び掘り起こしているポール氏に、女性たちは良い顔をしていない。

 一方、ラインス・プリーバス(Reince Priebus)共和党全国委員長は米MSNBCテレビに対し、クリントン氏が民主党候補に指名された場合には「すべては用意されている」と述べた。「対立候補研究の成果は山ほどある。古いものもあれば、新しいものもだ」

 90年代のスキャンダルを今さらかき集めることに意味はあるのだろうか。ツイッターで政治ゲームが行われているような今日からしてみれば、90年代など大昔のように思われる。

 しかし「明らかに共和党は、有効な戦略だと考えている」と、 ニューヨークのフォーダム大学(Fordham University)で選挙戦略を教えるコスタス・パナゴポウロス(Costas Panagopoulos)氏はいう。「私は有効だとは思わないが…ヒラリー・クリントンは長く表舞台にいるから、人々は彼女について好きなところも、嫌いなところも分かっている」

 16年の大統領選へ向けて、ヒラリー・クリントン氏に対する共和党の中傷キャンペーンを複雑にしているのは、国務長官を務めた4年間の実績だ。クリントン氏はその間に、2008年にオバマ氏に負けたときにはなかった政治家としての手腕を身につけた。(c)AFP/Stephen COLLINSON

1970チバQ:2014/03/05(水) 21:09:54
http://mainichi.jp/select/news/20140305k0000e030232000c.html
米国:アジア重視、鮮明…国防政策
毎日新聞 2014年03月05日 12時08分

 【ワシントン西田進一郎】米国防総省は4日、国防政策の指針となる「4年ごとの国防政策の見直し」(QDR)を発表した。大規模な地上作戦から、海や空、宇宙やサイバー空間などでの作戦に焦点を移し、技術力や機動力を強化する方針を表明。中国などを念頭に置いたアジア太平洋地域の海軍力強化など、オバマ大統領が2012年に打ち出した同地域重視の国防戦略を色濃く反映したQDRとなった。

 米軍は、イラクに続き、年末にはアフガニスタンからも撤退する予定で、12年以上に及んだ「戦時態勢」が終わる。一方、二つの戦争でふくらんだ国防予算には厳しい削減圧力がかかっており、こうした条件下で「より小規模で能力が高い兵力」(ヘーゲル国防長官)を目指して兵力構成や重点分野を変更する。

 具体的には、最大約57万人にまでふくらんだ陸軍を44万〜45万人に縮小。一方、科学や先端技術への投資を引き続き優先する必要性を強調した。最新鋭ステルス戦闘機F35や新たなステルス長距離爆撃機の導入などを盛り込んだ。

 また、アジア太平洋地域については、中国軍の近代化が急速かつ包括的に進んでおり、その能力と意図の透明性や開放性が欠けていると指摘した。

1971チバQ:2014/03/05(水) 21:16:20
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140305/frn1403051052001-n1.htm
オバマ氏敬遠する民主党、共和党は茶会系に注目 米中間選挙予備選始まる  (1/2ページ)2014.03.05
 【ワシントン=青木伸行】11月4日に投開票される米中間選挙の予備選挙が4日、テキサス州で始まり、選挙戦が実質的に幕を開けた。2期目のオバマ政権への審判となる選挙の最大の焦点は、共和党が下院に続いて上院でも過半数を奪還できるかどうかだ。

 今回の中間選挙では、上院(任期6年、定数100)の3分の1に当たる36議席(補選3を含む)と、下院(任期2年、定数435)の全議席が改選される。民主、共和両党は今後約半年にわたり、各州での党公認候補を予備選などで決めていく。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、民主、共和両党の支持率はそれぞれ42・6%、42・4%と拮(きつ)抗(こう)している。しかし、大統領2期目の中間選挙は過去、与党が議席を減らしたケースが多い。

 米世論調査機関ギャラップの調査では、オバマ大統領の支持率は43%(2月末)と低迷が続く。上院選で接戦が予想されるアラスカ、アーカンソー、ルイジアナ、モンタナ、ノースカロライナ州などでも支持率は20〜40%台だ。

 民主党陣営では、オバマ氏の遊説を敬遠する声も少なくない。予備選を5月に控えるケンタッキー州では、上院選への立候補を目指す女性のアリソン・グライムズ氏が、「大統領と一緒に選挙運動をしたくない」と、代わりにクリントン元大統領を招き入れた。

 対する共和党は、連邦債務上限問題で徹底抗戦したことが国民の不評を買ったことから、党幹部は財政問題で穏健路線に軸足を移す動きを顕著にしている。

 また、共和党が唱える「医療保険制度改革法(オバマケア)の廃止」も大多数の有権者から支持されておらず、こうした世論への配慮を迫られている。

 だが、同法の廃止を強硬に主張する草の根保守派の「ティーパーティー(茶会)」は、カンザス、ミシシッピ、テキサス、ケンタッキーなど6州で上院の共和党予備選に候補者を擁立。テキサス州では茶会系の下院議員が上院にくら替えし、現職と同党公認を争うなど、茶会系の公認候補を増やそうとしている。

 バージニア大学のラリー・サバト教授は「上下両院ともに、共和党に追い風が吹いている」とみるが、財政問題などで非妥協姿勢を貫く茶会系候補が多数公認されれば、穏健無党派層の有権者が離れ、共和党に不利に働く可能性もある。

1972チバQ:2014/03/06(木) 22:42:17

7569 名前:チバQ 投稿日: 2014/03/06(木) 22:41:35
http://www.afpbb.com/articles/-/3009858
プーチン露大統領は「ヒトラーのよう」、クリントン前国務長官
2014年03月06日 16:45 発信地:ワシントンD.C./米国
【3月6日 AFP】ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前米国務長官は、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)露大統領によるウクライナ、クリミア(Crimea)半島への軍事介入の動きについて、1930年代にナチス・ドイツ(Nazi)のアドルフ・ヒトラー(Adolf Hitler)が取った行為と比較して批判した。米カリフォルニア(California)州の新聞が伝えた。

 米紙ロングビーチ・プレス・テレグラム(Long Beach Press Telegram)によるとクリントン氏は4日、カリフォルニア州南部で開かれた会合の席で、プーチン大統領が旧ソビエト連邦圏のウクライナ国内のロシア人とロシア系住民の保護を理由に軍事介入を正当化しようとしている点は、ヒトラーが諸外国に暮らすドイツ民族の保護を口実に軍事行動を起こした事実を思い起こさせると述べた。

 クリントン氏は、プーチン大統領がウクライナ国内にいるロシアと結び付きのある住民にロシア国籍の旅券(パスポート)を発行しようとしているとも指摘した。

 そのうえで、プーチン大統領がクリミア半島の駐留軍を増派したことについて、「どこかで聞いた話のような気がするなら、それは30年代にヒトラーがやったことだ」「ヒトラーは、チェコスロバキア(当時)やルーマニアなどに暮らしていたドイツ系住民が正当な扱いを受けていないと主張し『私が行って守らなければいけない』と言っていた」などと語ったという。(c)AFP

1973チバQ:2014/03/07(金) 23:21:16
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140307/amr14030721500005-n1.htm

【岐路に立つ米国】
保守派イベント、共和党重鎮が大統領批判「欠陥外交見過ごせぬ」
2014.3.7 21:47 (1/2ページ)

6日、米保守政治行動会議で演説するクルーズ上院議員(AP)
6日、米保守政治行動会議で演説するクルーズ上院議員(AP)


 【ワシントン=小雲規生】毎年恒例の米保守派の政治イベント「保守政治行動会議」(CPAC)が6日、ワシントン近郊で開幕した。2016年大統領選出馬が有力視される共和党の論客が次々と登壇し、オバマ大統領を外交、内政の両面から厳しく批判。11月に中間選挙を控え、支持基盤固めのため草の根保守運動「ティーパーティー(茶会)」への配慮をにじませる一方、大統領に対する強硬路線を戒める声も出た。今年の会議では、立ち位置を探る共和党の苦悩も浮き彫りになっている。

 「ここ数年の欠陥外交を見過ごすことはできない」

 10年中間選挙で茶会の支持を受けて当選し、大統領候補の一人に挙げられるルビオ上院議員は演説時間の多くをオバマ外交批判にあてた。内向きな外交姿勢がロシアや中国、イラン、北朝鮮の増長を許していると指摘し、「全体主義に対抗する力を集められるのは米国だけだ」と力を込めた。

 オバマ氏への批判は内政問題でも噴出した。

 茶会の熱狂的な支持を受けるクルーズ上院議員は「医療保険制度改革(オバマケア)は、すべての文言を廃止する」と気勢を上げて、喝采を浴びていた。

 12年大統領選で共和党の副大統領候補だったライアン下院議員も「オバマ大統領が所得格差にこだわるのは、経済成長を語ることができないからだ」と痛烈に批判した。

 共和党は昨秋、オバマケアの見直しを強硬に主張する茶会への配慮から政府機関閉鎖を引き起こし、オバマ批判一辺倒の姿勢が世論の反発を招いた。それだけに、党内ではオバマ批判だけでは支持を得られないという意識も強まっている。


 「何に反対するかではなく、何を目指すかについて語らなければならない」。ニュージャージー州のクリスティー知事が、オバマ氏批判だけでなく共和党として建設的な役割を果たす必要性を強調すると、この日一番の喝采を受けた。

 ただし、強硬姿勢が敬遠されつつあるとはいえ、茶会は政府機関閉鎖後も3割程度の支持を維持している。共和党に及ぼす影響力は根強い。支持基盤を固め、中間選挙で上院でも多数を確保するには茶会の支援が不可欠とあって、各氏は「保守色」のアピールに懸命になった。

 民主党への融和的な姿勢が批判されているクリスティー氏は、妊娠中絶に否定的な姿勢を繰り返し強調し、ルビオ氏は茶会が不満を示す移民制度改革に前向きな考えを口に出すことは避けた。5月の予備選で茶会系候補の挑戦を受けるマコネル上院院内総務はライフル銃を右手に掲げて登壇し、オバマ氏が訴える銃規制強化に真っ向から反対する姿勢を強調した。

1974チバQ:2014/03/12(水) 21:15:18
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140312/amr14031211100007-n1.htm
米下院補選で共和党勝利 中間選挙へオバマ氏打撃
2014.3.12 11:07

11日、米南部フロリダ州の連邦下院補選で、投票に向かう共和党のデービッド・ジョリー氏(AP=共同)
 米南部フロリダ州で11日、連邦下院補選が行われ、米メディアによると共和党のデービッド・ジョリー候補が当選を決めた。11月の中間選挙の前哨戦と位置付けられており、民主党のオバマ大統領に打撃となった。

 オバマ氏が看板政策として掲げる医療保険改革の1月の本格実施後、初めての補選で、共和党現職の死去に伴い行われた。中間選挙でも主要争点になるとみられる同改革の是非をめぐって争われ、大きな注目を集めた。

 CNNテレビ(電子版)によると、両陣営とも大量の選挙資金を投入。今回の選挙区は両党の支持者の数が拮抗(きっこう)しており、民主党のアレックス・シンク候補が有利との見方も出ていた。(共同)

1975チバQ:2014/03/14(金) 00:02:40
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140313/amr14031310350003-n1.htm
オバマケアで下院補選に敗れ政権に逆風 共和党穏健路線に追い風
2014.3.13 10:33 (1/2ページ)
 【ワシントン=青木伸行】米フロリダ州の連邦下院議員補欠選挙が11日、投開票され、共和党が接戦の末に民主党に勝利した。補選は医療保険制度改革法(オバマケア)を最大の焦点に、11月4日の中間選挙の行方を占う前哨戦として注目され、オバマ政権と民主党への“逆風”を印象づけている。

 補選はビル・ヤング下院議員(共和党)の死去に伴うもので、共和党のデビッド・ジョリー、民主党のアレックス・シンク両候補の間で争われた。

 得票率はジョリー氏48・4%、シンク氏46・5%と、共和党がかろうじて議席を死守した。

 ジョリー氏は共和党の補選候補者を決定する段階で、保守強硬派「ティーパーティー」(茶会)系の候補者を押さえ、補選に出馬した。

 穏健派のジョリー氏は選挙戦で、オバマケアは「コスト高だ」などと主張しオバマ政権を批判。オバマケアの廃止と、これに代わる共和党主導の医療保険制度の導入を訴えた。

 これに対し、シンク氏は民主党員の間でもオバマケアに対する批判が強いことから、現行制度の修正と改善を唱えた。

 ジョリー氏の主張が、茶会が唱えるオバマケアの廃止一辺倒ではなかったことが勝因のひとつといえ、補選の結果を受け共和党では、穏健路線が勢いづくものとみられる。

 茶会は保守色が強いテキサス州でも4日、中間選挙の上院選候補者を選ぶ共和党の予備選挙で、擁立した議員が敗北し、今のところ苦戦を強いられている。

 フロリダ州は、大統領選などで共和、民主両党の間で勝利政党が変動する「スイング・ステート」。大票田の激戦州として知られる。補選は州内の27下院選挙区のうち、第13選挙区で行われたが、2012年の大統領選では、オバマ氏が僅差でこの選挙区を制しており、民主党はショックを受けている。

1976とはずがたり:2014/03/20(木) 10:36:50
シリアとクリミアでオバマの外交は負けたと云わざるを得ないからなー。。

米国民が「失望」 プーチン大統領に翻弄されるオバマ大統領
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20140319/dms1403191739006-n1.htm
2014.03.20

 第2次大戦が終わって以来、ヨーロッパで初めて、ロシアのプーチン大統領が他国にむきだしの武力侵略を行った。プーチン氏は、その後もあらゆる力を行使して米国のオバマ大統領とケリー国務長官を翻弄している。

 「断固とした決意を持って行動しているプーチン氏に対し、オバマ氏は何もできないでいる。オバマ氏は、世界戦略をまったく知らないからだ」

 共和党の指導者や米国の戦略家らはこう批判している。国民もまた同じ気持ちになっている。

 米フロリダ州で先週、補欠選挙(議員死亡のため)が行われた。オバマ氏が推す著名な政治家が勝つと予想されていたが、共和党の新人で無名の候補が当選した。これは、オバマ氏に対する国民の強い不信の表れであると受け取られている。

 「補欠選挙の結果を見れば、秋に行われる中間選挙で、オバマ氏の与党民主党が大敗し、共和党が上下両院で多数を制することは明らかだ」

 友人の専門家らは、こう指摘している。

 オバマ氏はこれまでも多くの失敗を重ね、米議会とは根深い対立を続けている。もっとも、米政治では、与野党が対立したり、議会とホワイトハウスが対立したりするのは当たり前のことだ。ただし、外交政策は、国家を代表して大統領が推進する建前から、議会は大統領をたてるという基本的な考え方がある。

 このため、議会は、オバマ氏の不人気なアフガニスタン戦争や対シリア政策などについても、大統領を窮地に追い込むことはなかった。外交政策に対しては、経済政策や新しい健康保険制度でわき上がった国民的な大統領批判はこれまでもなかった。

 ところが、オバマ氏がプーチン氏に翻弄されているのを見た国民の失望は、大きかった。オバマ氏の支持率は急落し、特に安全保障政策への支持率は20パーセント近く下がり、33パーセントにまで落ち込んでしまった。

 米国人は、弱い大統領が嫌いだ。米議会もそうした国民に歩調をあわせるように、新しい大使の任命を承認することをやめてしまった。米議会の友人はこう言っている。

 「再選後、オバマ氏は53人の大使を任命したが、うち50人が承認されないまま。つまり、たった3人しか大使が決まっていない。懸案のTPPも、組合の利益を考えただけのものだという声が強くなる一方で、このままでは日本との間で協定が成立しても議会は承認しない見通しだ」

 このように米国民から全く支持されなくなってしまったオバマ氏が、4月に日本にやってくる。米国民に不人気なオバマ氏にどう対応するか、安倍晋三政権の腕の見せどころといえる。

 ■日高義樹(ひだか・よしき) 1935年、名古屋市生まれ。東京大学英文科卒。59年NHKに入局し、ワシントン支局長、理事待遇アメリカ総局長を歴任。退職後、ハーバード大学客員教授・同大諮問委員を経て、現在はハドソン研究所首席研究員、全米商工会議所会長顧問。

1977とはずがたり:2014/03/23(日) 13:48:34

コラム:ボーカス駐中国米大使、最も賢明な「対中輸出」か
2014年 03月 18日 14:16 JST
http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPTYEA2H04O20140318?sp=true

[ニューヨーク 17日 ロイター BREAKINGVIEWS] -米国の次期駐中国大使の着任は、最大の貿易相手国である中国に対する米国の関心が薄らいだかのような時期に行われる。

マックス・ボーカス氏は今月大使の任に就くが、中国経験はあまりなく、外交実績はさらに乏しい。それでもオバマ政権がボーカス氏をうまく動かすことで、新大使は米中双方に有益な「新自由貿易協定」という褒美を手にできるかもしれない絶好の人材配置とも言えそうだ。

対中貿易赤字が過去最高水準に達したにもかかわらず、米政権内部で中国に関する実務的な情報量は減少している。2期目のオバマ政権発足に際し、カート・キャンベル・アジア担当国務次官補や中国語会話のできるティム・ガイトナー財務長官が退任した。財務省の国際担当次官など他の主要ポストも、現時点では空席となっている。

一見すると、ボーカス氏の人事もこの流れに沿ったものに思える。ボーカス氏は中国を何度も訪問しているが、中国に対する知識は乏しいと自ら認める。中国が近隣諸国との間で厳しい領土問題を抱える中、彼がどんなニュアンスの発言をするのかは予測し難い。どちらかというと今回の大使任命は、オバマ大統領が医療保険制度改革法(オバマケア)など重要な政策課題の実現に向け、鍵を握る上院の議席を維持するためだったとも思えなくない。モンタナの民主党知事は、ボーカス氏の任期が切れる来年1月までの後任上院議員を指名する予定だ。

しかし、ボーカス氏には前評判の低さを覆す方法がある。ボーカス氏の大使就任の人事案は議会上院で異例の満場一致で承認された。このことはボーカス氏が前任の大使とは異なり、米議会議員との間に強力な人脈があることを示唆する。ボーカス氏はこうした支持をてこにして、新たな貿易協定の提唱者になれるかもしれない。

その点では、米国ができる最善の政策は環太平洋連携協定(TPP)交渉を推進することだ。中国は交渉に参加していないが、ボーカス氏は、中国が経済改革が実施すれば参加希望国リストの最上位に載せるべきだと、交渉参加国を説得できるだろう。

中国が国際貿易機関(WTO)に加盟した時のように、TPPへの参加は中国の貿易拡大につながる。ただ、中国がTPPに参加すれば、もっと奥の深い改革を求められ、中国が政治的に近代化を進めるべきだと主張する人々の評価にもつながる。自由貿易のグローバルな指導者としての米国の地位回復のほか、対外貿易の拡大にも資するのだ。そうなればボーカス氏が、久方ぶりに最も賢明な「中国向け輸出」として評価される余地が生まれるのではないか。

1978とはずがたり:2014/03/23(日) 13:51:53

【湯浅博の世界読解】ホワイトハウスの戦略思考低下の“穴”埋める国防総省の戦略家や軍人たち
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20131106/frn1311061144002-n1.htm
2013.11.06

 賢明な宰相に任せているときは英明な君主にみえても、側近に惑わされてからは平凡な君主になり下がるというのは、よくある歴史の皮肉である。米国では「アジア回帰」の牽引(けんいん)役だった前国務長官のクリントン氏が政権を去り、オバマ政権の対外政策が少数の側近政治に様変わりした。

 オバマ政権が2年前に「アジア回帰」を打ち出してから、西太平洋では何が動いただろうか。外交面では軸足旋回の「ピボット」だといい、軍事面では再均衡化の「リバランス」だと期待を持たせた割に足取りは怪しい。

 先の国連演説では中東問題が中心だったし、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)は年内の大筋合意をいいながら、オバマ大統領の首脳会議欠席がたたって先延ばし。まして、国防費の強制削減が続くと、海軍の配備は切り詰められ、空軍の演習は滞る。西太平洋で海洋強国を目指す中国を喜ばすだけだろう。

 日本を含む同盟国ばかりか、国防総省の軍人たちからの信頼が失墜する事態は深刻だ。谷内正太郎内閣官房参与は「市民運動家が大統領になったと思えばよい」と述べつつ、「米国が世界のリーダーの座を降りることはない」と強調した(国家基本問題研究所年次総会での発言)。

 では、実際の米軍による戦略展開の現場は、どうなっているのだろう。大統領とその側近たちがシリアの化学兵器廃棄に傾斜し、イランの核問題に熱心といえども、中東地域に米軍兵力を大規模に割くような事態ではない。政権の指導力が低下しているときこそ、万一に備えるのが軍の真骨頂である。

 パネッタ前国防長官が昨年、海軍艦船の6割を2020年までにアジア太平洋に振り向けると表明していたことをご記憶だろう。戦力転換の動きを拾ってみても、国防総省が進める再均衡化は静かに、しかし着実に進んでいた。

 カーター国防副長官は「4隻の攻撃型原潜がグアムに配備され、6隻の駆逐艦が欧州からアジア太平洋地域に配置転換される」と語っていた。さらにアフガン撤退にともない、水上戦闘部隊と情報、監視および偵察戦力をアジア太平洋に振り向けている。すでに、EP3電子偵察機は中央軍から太平洋軍に配置転換され、欧州、アフリカ、南アメリカからも駆逐艦と両用戦艦がシフトした。

 米国のシェールオイルの生産に伴って中東からの輸入量は減少し、逆にアジア諸国の中東依存度が増加すると、発火点はインド洋以東と西太平洋に移るからだ。米国が中国に対抗してアジアへの前方展開をしている限り、対中軍事バランスの再均衡化は進む。

 米国のアジア安全保障体制はこれまで、米日、米豪、米比など米国を車輪の軸とした「ハブ・アンド・スポーク」型2国間同盟の積み重ねだった。その車軸型が多国間を結ぶクモの巣のような「ウェブ」型防衛戦略に転換しつつある。

 ハワイをウェブの核に、日豪比越、さらには印などへと広がっており、「同盟国もがんばってほしいというシグナル」(谷内氏)だ。米海軍艦船の6割が太平洋にあって抑止と牽(けん)制(せい)のレベルを高め、同盟国とのウェブで中国を包み込む。ホワイトハウスの戦略思考低下の穴を、国防総省の戦略家や軍人たちが埋めている。(東京特派員)

1979チバQ:2014/03/23(日) 14:25:03
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140320/amr14032015360005-n1.htm

【アメリカを読む】
茶会に配慮し保守らしさアピール 思惑入り乱れる共和党大統領候補たち
2014.3.22 12:00 (1/4ページ)[米国]

「保守政治行動会議」(CPAC)で熱弁を振うランド・ポール上院議員。支持率では2年連続トップとなったが、ポール氏が共和党大統領候補の最右翼だと言い切れるほど事は単純ではない=7日、米メリーランド州オクソンヒル(ロイター)
「保守政治行動会議」(CPAC)で熱弁を振うランド・ポール上院議員。支持率では2年連続トップとなったが、ポール氏が共和党大統領候補の最右翼だと言い切れるほど事は単純ではない=7日、米メリーランド州オクソンヒル(ロイター)


 6〜8日にワシントン近郊で開かれた毎年恒例の米保守派の政治イベント「保守政治行動会議」(CPAC)は、共和党の自らの立ち位置を探る取り組みの難しさを浮き彫りにした。

 2016年大統領選出馬の有力候補らが弁舌を振るうなか、オバマ政権への対立姿勢を明確にする草の根保守運動「ティーパーティー(茶会)」の支持を受けるランド・ポール上院議員(51)が存在感を発揮。一方、現実主義に基づいた妥協を呼びかけるニュージャージー州のクリス・クリスティー知事(51)らも一定の支持を集めた。ただし現実主義の論者たちも基盤固めのためには茶会への配慮は欠かせず、各氏の思惑が入り乱れている形だ。


ポール氏が支持率トップ


 「われわれは大統領が憲法を粉々にするのを阻止せねばならない」

 7日午後、ポール氏が過激な言葉でバラク・オバマ大統領(52)を批判すると、会場を埋め尽くした聴衆はスタンディングオベーションで応じた。ポール氏は、オバマ氏が大統領令と世論の支持で政策を遂行しようとしていることを、議会を軽視した「専制政治」と批判。さらに米国家安全保障局(NSA)による情報収集活動も「憲法違反」だと繰り返し糾弾した。

 政府の介入を最小限に抑えようとする小さな政府の理念の徹底を訴えるポール氏の主張は、茶会の立場と一致するものだ。CPACの名物企画である大統領候補にふさわしい人物を選ぶ投票ではポール氏が31%の支持を集め、2年連続でトップとなった。

 同じく茶会の支持を受ける保守政治家でも、テッド・クルーズ上院議員(43)が11%、マルコ・ルビオ上院議員(42)が6%の支持にとどまったこととは対照的で、米メディアは「CPACはポール氏のホームグラウンドであることが明確になった」と評している。


オバマ批判から距離も


 ただしこの投票結果から、ポール氏が共和党大統領候補の最右翼だといえるほど事は単純ではない。CPACの来場者には若年層が多く、投票での人気が共和党全体からの支持のバロメーターとはいえないからだ。昨年秋に国民生活を混乱させた政府機関閉鎖については、茶会に配慮して医療保険制度改革(オバマケア)見直しを強硬に訴えた共和党に責任があるとの見方が定着しており、今年のCPACではポール氏のような徹底したオバマ批判から距離を取る演説も目立った。

1980チバQ:2014/03/23(日) 14:25:22
 こうした立場の代表格がクリスティー氏だ。CPACでは「何に反対するかではなく、何を目指すかについて語らなければならない」とオバマ政権批判一辺倒の姿勢を戒め、大きな拍手を浴びた。大統領候補を選ぶ投票でも8%の支持を受け、「聴衆がクリスティー氏に好意的な層ではないことを考えれば、まずまずの結果を残した」(米政治専門紙ポリティコ)との見方が多い。クリスティー氏は12年の大統領選直前に米東海岸を襲ったハリケーン被害でのオバマ氏の対応を称賛して保守層から批判され、昨年のCPACには招待されなかったが、今年は大統領候補としての可能性を示した形だ。


不可欠な茶会への配慮


 また、12年の大統領選で最後まで共和党候補の座を争ったリック・サントラム元上院議員(55)も投票で7%の支持を得た。サントラム氏は保守層を支持基盤とするが、演説では共和党が企業経営者の視点ばかりを強調し、働く側の視点を軽視してきたと指摘。オバマケアや最低賃金引き上げで企業に負担を求めるオバマ氏を批判することは簡単なことだが、「それだけでは苦しんでいる人々から支持を得ることはできない」と落ち着いた言葉で訴えた。

 しかし、こうした現実主義の立場の論者でも、保守層の支持基盤を固めて大統領への道を確かにするには、茶会に配慮する必要がある。クリスティー氏は演説のなかで、妊娠中絶に否定的な立場を繰り返し強調して、自らの「保守らしさ」をアピール。サントラム氏も共和党勝利のために保守的な主張を抑えるべきだとの論調には「米国にとって破滅的な損失になる」と反論。承認の流れが強まっている同性婚についても「結婚を再定義する話をしようとは思わない」と述べ、距離をとる立場を示した。

 民主党側ではヒラリー・クリントン前国務長官(66)が大統領候補として圧倒的な人気を集めるが、共和党側では新たな有力候補が現れる可能性も指摘されており、今後も激しい論戦が続くとみられている。(ワシントン支局 小雲規生)

1981チバQ:2014/03/23(日) 14:31:37
http://mainichi.jp/select/news/20140323k0000e030086000c.html

米国:雇用、遠い完全回復 指標は改善、長期失業多く

毎日新聞 2014年03月23日 08時40分(最終更新 03月23日 11時29分)




パソコンに向かい職探しをする求職者ら=ボルティモア市の就職支援センターで、平地修撮影

パソコンに向かい職探しをする求職者ら=ボルティモア市の就職支援センターで、平地修撮影


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 【ワシントン平地修】米国では景気の緩やかな回復を背景に、失業率など雇用関連の経済指標の改善が進んでいる。だが、量的緩和策の縮小を始めた米連邦準備制度理事会(FRB)は「労働市場の完全な回復にはほど遠い」(イエレン議長)と懸念を示す。雇用事情を探るため、記者は求職の現場に足を運んだ。

 「地域の雇用はゆっくりと改善しているが、求人はいまだ少なく、失業の長期化も進んでいる」。首都ワシントンの北側に位置するメリーランド州ボルティモア市内の就職支援センター。市雇用開発局のマネジャー、ローズ・ハワードさんが雇用情勢の厳しさを語る。同市の失業率は8.5%(昨年12月)と、全国平均(6.7%)を上回っている。

 「研修に参加したり、会社を回ったり、あらゆる手を尽くしている」。センターの支援を受けるウェネザ・レスリーさん(32)は、14歳の子供を持つ「シングルマザー」だ。昨年9月に育児関連の仕事を失って以来、失業期間は約半年に及ぶ。「失業保険の給付も終わり、不安な日々を過ごしている」が、再就職のめどはない。ハワードさんは「失業の長期化は、その人が持つ技術を古いものにしてしまったり、腕を鈍らせたりすることで、職探しをさらに難しくする」と警鐘を鳴らす。

     ◇

 リーマン・ショック後、10%まで上昇した失業率は今年2月に6.7%まで改善した。2月の就業者数も市場予測を上回る17万5000人増となった。だが、米労働省によると、27週間以上の長期失業者は2月に約385万人と金融危機前の水準の約3倍に上り、全失業者の約37%を占める。労働力人口に占める割合は約2.5%で、JPモルガン・ファンズのアナリスト、アンソニー・ワイル氏は「過去50年の平均(1.1%)を大きく上回る」と指摘する。

 就業者のうち、正規の仕事が見つからないなどの理由でパートで働く人は約719万人と全体の約5%を占め、イエレン議長は「異常に多い」と不満を示す。非正規雇用の増加は、働く人の給料を抑え、消費を冷え込ませかねない。FRBは、失業率6.5%を現行のゼロ金利を解除する目安としてきたが、イエレン議長は「失業率のみに注目すべきではない」と強調。6.5%を下回った後もゼロ金利を続け、多様な観点から雇用の改善度合いを判断する方針だ。

1982チバQ:2014/03/26(水) 00:25:16
http://mainichi.jp/select/news/20140326k0000m030112000c.html
米国:「二正面外交」余儀なく アジアにらみつつ欧州回帰
毎日新聞 2014年03月25日 21時03分(最終更新 03月26日 00時20分)

 【ワシントン及川正也、西田進一郎】ロシアを排除した主要7カ国(G7)緊急首脳会議を主導したオバマ米大統領は、ウクライナ危機を契機にアジア重視戦略と併せ、欧州にも回帰する「二正面外交」を強いられることが鮮明になった。ロシアや中国との対立構図は冷戦時と同じだが、イデオロギー対立ではなく、主権や領土・領海といった現実的課題が対立軸だ。イランや北朝鮮の核問題で米国と中露は連携関係にあり、全面対決を回避しなければならず、オバマ外交の真価が問われる。

 ◇全面対決望まず
 「強力で結束した対応が必要だ」。オバマ大統領は24日のG7首脳会議でロシアに対し徹底抗戦の構えをみせた。国際社会にロシアの孤立化を印象付け、G7の毅然(きぜん)とした態度をアピールする狙いがある。

 米政府高官は「ウクライナ東部・南部に介入すれば制裁発動につながる」と述べ、介入拡大が「一線」となると指摘。ロシア産天然ガスなどの禁輸を想定し、G7の資源担当閣僚の協議も近く開催する。

 米同時多発テロ後のアフガニスタン、イラクでの戦争、米軍再編を経て、外交の主軸をアジア太平洋に移すアジア重視戦略は「平和な欧州」が前提にあったが、東欧での緊張の高まりは前提が崩壊したことを意味する。ただ、「冷戦の再来」という見方には否定的な声が強い。「イデオロギー対立もなく、ロシア側には冷戦時のワルシャワ条約機構のような陣営もない。孤立しているだけだ」(ローズ米大統領副補佐官)と見る。

 ただ、オバマ政権は強力な経済制裁やウクライナへの軍事支援など先手を打つまでに至っていない。イラン核問題ではロシアの協力が不可欠だ。米露間でもオバマ政権の功績である新戦略兵器削減条約(2011年発効)に基づく相互査察は今月も実施され、他の協力分野への波及は避けたいのが本音だ。

 マイケル・マクフォール前駐露米大使は24日、記者団に、G8からのロシア放逐は「象徴的な意味合い」しかないと指摘。産業界への制裁措置についても「米国の政策でロシアの軍事侵攻を阻止できたためしがない」と懐疑的だ。

 ◇対中国備え急ぐ
 大統領は24日の中国の習近平国家主席との会談冒頭、「米中関係ほど世界で重要な2国間関係はない」と持ち上げ、ウクライナ情勢を巡るロシアへの対応に加え、北朝鮮の核問題、イラン核問題、テロ対策など幅広い分野で中国の協力を求めた。

 中国との協力を通じて「新たな関係」を追求するオバマ大統領だが、一方でアジア太平洋重視の「リバランス(再均衡)」政策の核心は、同地域や海洋などの国際秩序を守り、「中国をどう抑止するか」だ。

 大統領は会談で、東シナ海への防空識別圏設定に懸念を伝え、東シナ海と南シナ海について「対話と国際法に基づき問題を解決することが必要」と強調。日本とフィリピンの安全保障への関与に直接言及し、同盟国・友好国と連携して、中国の力を背景にした現状変更の試みに対抗する考えを示した。

 25日には、自ら仲介して日米韓3カ国の首脳会談を行う。北朝鮮の核問題への対応が主な議題だが、日韓の関係悪化でほころびかけた3カ国の連携は「台頭する中国に備える枠組み」(日米外交筋)でもあり、その強化を急ぎたい考えだ。

 米戦略国際問題研究所(CSIS)のジェフリー・マンコフ副部長は「中国は欧米がどう反応し、ロシアにどれほど影響があるのかをみている」と言い、中国は米露の限界を見極めようとしていると分析する。

1983チバQ:2014/03/27(木) 22:17:57
http://mainichi.jp/select/news/20140327k0000m030146000c.html
米大統領:欧米結束強化を明確に 対露で国内強硬論けん制
毎日新聞 2014年03月27日 01時23分

 【ブリュッセル斎藤義彦】オバマ米大統領は26日、欧州連合(EU)の訪問などを通じ欧州回帰を強調したが、これには、ロシアのクリミア半島編入を巡る米露対立を冷戦と比較する見方を退け、米国と欧州諸国の結束による外交で対応していく姿勢を明確にする狙いがある。米国内では「強い米国」を掲げて介入を求める意見も共和党などに根強く、強硬論をけん制する狙いもありそうだ。

 オバマ大統領は26日の記者会見で、欧州が米国の支援を受け第二次大戦から復興する際、国際法の尊重や国家の主権・領土の一体性を尊重する原則を守ってきた歴史に触れ、「ロシアはその原則を破った」と述べた。

 オバマ政権高官は「ロシアは地域のパワーに過ぎず、ソ連と比較できる“極”ではなく、冷戦ではない」と冷戦との比較を明確に否定。イデオロギーで対立し、世界をブロック化してぶつかり合う出来事ではなく、クリミア編入という明確な国際法違反がウクライナだけでなく欧州の安全を脅かしている「国際秩序の危機」と分析した。国際秩序の危機は、イラン核開発やシリア内戦にも適用されるという新たな見解を提示した。

 オバマ大統領は25日の会見でクリミア半島を「軍事的に元に戻すことはできないが、法律、外交の議論、政治的な圧力、経済制裁に取り組む」と外交解決を強調している。ロシアがウクライナ国境付近に軍を集積させている点に触れ、「ロシアの(軍事侵攻の)思惑は欧米の結束に直面するだろう」と述べ、エネルギーや金融、武器売却、貿易分野での制裁をちらつかせた。

 こうした認識の提示は、米国の関与が弱いために、ロシアが冒険し、クリミアを編入したとの批判や、軍事力による解決を望む強硬策を意識している。

 25日、米政府高官は、共和党の批判を意識し「ブッシュ前大統領はイラク戦争を起こしたがロシアによる08年のグルジア紛争を抑止できなかった。これまでにない対策をやっている」とけん制した。

 オバマ大統領は25日、「世界は常に混乱して」おり「簡単な解決策があるというのは正直ではない」と、米国の力で全ては解決できないことを認めた。そのうえで「軍事的に行動しないことは、信念や原則を侵すものに対抗しないことを意味しない」と述べ、欧州と協力した制裁による「十分な圧力」で「ロシアがソ連時代以来、最も孤立している」と主張した。

1984チバQ:2014/04/01(火) 21:59:38
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140401/amr14040111080004-n1.htm
日系ハナブサ氏の対抗馬を支持 ハワイ上院選でオバマ氏
2014.4.1 11:06
 オバマ米大統領は3月31日、今秋の中間選挙に向けたハワイ州選出上院議員の民主党候補選出をめぐり、日系のコリーン・ハナブサ下院議員と競合している現職のシャーツ上院議員支持を表明した。米メディアが報じた。

 ハナブサ、シャーツ両氏は8月の予備選での指名獲得に向け激しく競っているが、ハワイはオバマ氏の生まれ故郷でもあり、現職大統領が対抗馬支持に回ったことはハナブサ氏にとって打撃となりそうだ。

 ハワイ州選出の上院議員はメージー・ヒロノ氏を含め現職は2人とも民主党。シャーツ氏は、2012年末に死去した故ダニエル・イノウエ氏の後任として州知事の指名を受けて上院議員に就任したが、イノウエ氏は遺言で自らの後任にハナブサ氏の指名を望んでいたとされる。(共同)

1985チバQ:2014/04/03(木) 19:32:11
http://mainichi.jp/select/news/20140404k0000m030054000c.html
米大統領:早くも「選挙モード」 演説で共和党批判
毎日新聞 2014年04月03日 19時26分

 【ワシントン西田進一郎】オバマ米大統領は2日、中西部ミシガン州の大学で演説し、米国全体の最低賃金を時給7ドル25セント(約750円)から10ドル10セント(約1050円)に引き上げる法改正を改めて共和党に迫った。看板政策の医療保険改革(オバマケア)で当初目標を上回る契約者数にこぎ着けたことで勢いを得た大統領は、徹底抗戦する野党・共和党を批判。7カ月後に迫った中間選挙に向け、早くも「選挙モード」に突入したようだ。

 「共和党議員は最低賃金を上げる法案には全く投票したくない。実際、最低賃金そのものをやめてしまえという人もいる」。大統領は約1400人を前に、白いシャツの腕をまくって語りかけた。

 大統領はオバマケアの契約者が710万人に達した実績を強調するとともに、最低賃金引き上げ法案に反対する共和党を批判。共和党の新会計年度の予算案は若い世代の機会を縮ませ、富裕層が恩恵を受けると指摘した。共和党は若者や低所得者層に冷たいとアピールする戦略だ。また、肌の色や人種、同性愛者かどうかや障害の有無、住む地域にかかわらず「みんなに機会を」と訴え、共和党との違いを打ち出した。

 11月4日の中間選挙は、大統領にとって残り任期2年を左右する。しかし、オバマケアのトラブルが相次いだこともあり、支持率は低迷。共和党が多数を握る下院の奪還は難しく、民主党が過半数を維持する上院も奪われれば、政権のレームダック(死に体)化は避けられない。

 南部フロリダ州で3月11日に行われた連邦下院補選では、両党の支持者数が拮抗(きっこう)する選挙区でオバマケアの是非が焦点となり、共和党候補が接戦を制した。大統領は今も批判が根強いオバマケアの「浸透」を強調することで、争点の中心からずらしたい考えだ。大統領は演説で、共和党がオバマケアの廃止などを求め続け、経済政策も過去の選挙時のものと似ていると指摘し、主人公が同じ出来事を繰り返し経験する映画「恋はデジャ・ブ」のようだと皮肉った。

1986チバQ:2014/04/07(月) 20:53:51
http://mainichi.jp/feature/news/20140408k0000m030077000c.html
米大統領選:ブッシュ元知事出馬検討…一家から3人目
毎日新聞 2014年04月07日 20時44分

 【ワシントン及川正也】2016年米大統領選に向け、ブッシュ元大統領の三男ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(61)=共和党=が6日、出馬の検討を始めたことを明らかにした。今年末までに出馬の可否を判断する意向。出馬すれば、父、実兄ブッシュ前大統領に続き、ブッシュ家から3人目の大統領選候補となる。

 ブッシュ氏は6日、FOXテレビで「年末までに(出馬の可否を)決めたい」と語った。家族の意向や政治状況が判断材料になるとした。これまで出馬の意向を否定しており、一歩踏み込んだ発言と受け止められている。夫人はメキシコ系米国人で本人もスペイン語に堪能。中南米系(ヒスパニック)票の取り込みも期待できる。

 世論調査では共和党候補は本命不在だが、08年大統領選に出馬したハッカビー前アーカンソー州知事、保守派のポール上院議員、12年大統領選同党副大統領候補のライアン下院議員らとともに上位の支持を得ている。

 民主党ではクリントン元大統領夫人で前国務長官のヒラリー・クリントン氏(66)の支持率が圧倒的に高く有力候補とされる。ヒラリー氏とジェブ氏が出馬すれば「クリントン家対ブッシュ家」の因縁の戦いになる。

1987チバQ:2014/04/09(水) 20:38:40
http://jp.reuters.com/article/jpUSpolitics/idJPTYEA3803320140409
米フロリダ州の93歳市長が落選、20期目ならず
2014年 04月 9日 12:33 JST
[オーランド(米フロリダ州) 8日 ロイター] -米国で最高齢の市長とされるフロリダ州オレンジ郡アポップカ市のジョン・ランド市長(93)が8日、20期目の再選を目指して挑んだ決選投票に敗れた。
オレンジ郡の選挙ウェブサイトに掲載された暫定結果によると、対立候補のジョー・キルシャイマー氏が3352票を獲得し、得票率54%で勝利。ランド氏は2803票、同46%だった。

3月の選挙でいずれの候補者も過半数の票を得られず、上位2者による決選投票が8日に行われた。

これまでランド氏が選挙に敗れたのは過去64年間で1度(1967年)のみだった。同氏は当時すでに18年間にわたって市長を務めていたため、長過ぎるとの批判を克服できなかった。今回も対立候補が変化を求めて出馬していた。

1988チバQ:2014/04/12(土) 07:51:18
http://www.afpbb.com/articles/-/3012372
クリントン前国務長官、靴投げられるも笑い飛ばす
2014年04月11日 12:30 発信地:ロサンゼルス/米国
【4月11日 AFP】米ラスベガス(Las Vegas)で10日、講演中のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官(66)に向かって、警備をかいくぐった女が靴を投げつける事件があった。幸い、靴はクリントン氏には当たらず、同氏はこの騒動を一笑に付した。

 事件は、ラスベガスのマンダレイ・ベイ・リゾート&カジノ(Mandalay Bay Hotel and Casino)で開かれた米国再生資源協会(Institute of Scrap Recycling Industries、ISRI)主催の会合で、2016年米大統領選の民主党候補として有力視されているクリントン氏が登壇した際に起きた。

 クリントン氏はとっさに首をすくめ、頭の左上をかすめた物体をよけた。地元KTNVテレビの映像によれば、クリントン氏は「今のは何、コウモリ? 誰かが私に何か投げつけたの?」と言った。

 その後、落ち着きを取り戻したクリントン氏は「(パフォーマンス集団)シルク・ドゥ・ソレイユ(Cirque du Soleil)の(演目の)一部だったの?」と、持ち前のユーモアのセンスを発揮。「なんということでしょう。廃棄物処理問題がこんなに賛否両論のあるものだとは知らなかったわ。彼女が、私みたいにソフトボールをやっていなかったことに感謝しましょう」と続け、会場の笑いを誘った。

 地元紙ラスベガス・レビュージャーナル(Las Vegas Review-Journal)によると、靴を投げたのは金髪の女で、即座に会場から連れ出された後、逮捕されたという。ISRIによれば、女は会合の正式な出席者ではなかったという。(c)AFP

1989チバQ:2014/04/13(日) 12:09:43
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140412/amr14041200470001-n1.htm
米厚生長官が引責辞任 オバマケアの混乱で

2014.4.12 00:47 [オバマ米大統領]


 オバマ米大統領は11日、セベリウス厚生長官が辞任し、後任として行政管理予算局(OMB)のシルビア・バーウェル局長を指名すると発表した。セベリウス氏は昨年10月に起きた医療保険制度改革(オバマケア)のシステム障害で、混乱の責任を取った形だ。オバマケアをめぐっては保険加入の登録者数が目標の700万人を上回り、システム障害による出遅れは解消されている。(ワシントン 小雲規生)

1990チバQ:2014/04/14(月) 23:31:39
>>177-178
KKKなんて20世紀の遺物だと思ってたら、いまだに存在するんですね
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&amp;k=2014041400024
ユダヤ系施設で銃撃、3人死亡=憎悪犯罪か、70代男拘束−米中部
 【ニューヨーク時事】米中部カンザス州の東部にあるオーバーランドパークとその周辺で13日、ユダヤ系のコミュニティーセンターと高齢者介護施設の2カ所で銃撃があり、14歳の少年1人を含む男女3人が死亡、10代の少年1人が負傷した。警察は73歳の男を容疑者として拘束した。白人至上主義集団クー・クラックス・クラン(KKK)の関連団体元幹部とされる。

 男は取り押さえられた際、ナチス・ドイツ総統ヒトラーをたたえる言葉を叫んだと伝えられている。警察は人種・宗教差別に基づく憎悪犯罪の可能性も視野に入れ、調べている。
 警察発表や報道によると、男はコミュニティーセンターの駐車場で銃を発射し、2人を殺害。近くにある介護施設に車で移動して発砲し、1人が死亡した。当時、センターには若者らが集まり、ダンスや歌を楽しんでいた。(2014/04/14-13:32)

1991チバQ:2014/04/16(水) 20:46:38
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140416/amr14041611410006-n1.htm
同時テロ以降の「イスラム監視」打ち切り NY市警、批判受け
2014.4.16 11:41
 ニューヨーク市警は15日、テロ対策の名目で続けてきたイスラム教徒に対する秘密監視活動を打ち切り、担当組織を解散したことを明らかにした。人権団体から批判を受けており、今後は公式の直接対話でイスラム社会の動向を把握、分析する方法に切り替える。AP通信が伝えた。

 市警は2001年の米中枢同時テロ以後、イスラム教徒の家や職場、礼拝所、買い物の場所などのデータベースを作成。私服の捜査員が学生グループに潜入したり、スパイを礼拝所に送り込んだりして説法の内容を把握してきた。

 人権団体からの批判のほか、市警内部からも監視活動で得た情報はあまり役に立っていないとの指摘が出ていた。

 人権団体「ニューヨーク市民自由連合」のリーバーマン専務理事は歓迎の意向を表明。市警の措置について「対象に全面的に網を掛け、洗いざらい調べるような警察活動はやめるという意味であることを望む」と述べた。(共同)

1992Lvnyiuir:2014/04/25(金) 21:04:54
Composer Ryuichi Sakamoto, whose family made its fortune selling alcohol.Needless to say, the cab japan ripped off.,

1993チバQ:2014/04/30(水) 13:55:49
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140429/amr14042907000001-n1.htm

アメリカを読む】
対露包囲網狭まらず 焦るオバマ政権
2014.4.29 07:00 (1/4ページ)[アメリカを読む]

20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の閉幕後、米財務省で単独記者会見に臨むジャック・ルー財務長官。そのこわばった表情からは、ロシア包囲網を築くもくろみが外れた焦燥感がにじみ出ていた=11日、ワシントン(ロイター)
20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の閉幕後、米財務省で単独記者会見に臨むジャック・ルー財務長官。そのこわばった表情からは、ロシア包囲網を築くもくろみが外れた焦燥感がにじみ出ていた=11日、ワシントン(ロイター)


 「ロシアが一段と違法行為に踏み込めば、国際社会は結束して対応するだろう」

 オバマ政権きっての切れ者だが、感情の起伏が顔に出やすい人という印象が強いジャック・ルー米財務長官(58)は、明らかにいらだっているように私には見えた。ワシントンで今月10、11日に開かれた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議。閉幕後に米国単独の記者会見を行ったルー氏は報道陣にそう強調したが、思うような成果が得られなかった焦燥感の裏返しではなかったか。


対決色薄まったG20


 ロシアによるウクライナ南部クリミア自治共和国の併合後、初めてロシアも交えた本格的な国際会議として注目されたG20。それまでロシアに対して最も強硬な姿勢をとってきた米国だったが、蓋を開けてみれば、ロシアに対する正面切った国際社会の非難は影を潜め、国際通貨基金(IMF)を軸にしたウクライナ支援での協調を前面に押し出す結果になった。

 ルー長官は、ロシアがウクライナへの介入を強めて情勢が一段と悪化すれば、米国に日欧も含んだ先進7カ国(G7)は「ロシアに対する制裁を強化することで一致している」と強調。G20に先立ちG7だけで開いた会合でも、「必要に応じて団結して行動することに異論は出なかった」と説明した。

 だが、そうしたルー長官の熱弁と対照的に、議長国オーストラリアのジョー・ホッキー財務相(48)がやはり閉幕後の会見で、「緊張が走る場面はなかった」と強調。ウクライナ支援の必要性でロシアも米欧と足並みをそろえたと指摘した。


米欧間に微妙な温度差


 対決色が薄まった謎を解くカギは「経済」だ。ロシアとの関係悪化で経済的混乱が広がるウクライナはデフォルト(債務不履行)危機もくすぶり、ロシアも米欧の制裁で資金流出が進む。ロシアやウクライナが世界的な主要産地である小麦の価格が上がり、穀物相場も不安定。G20が声明でウクライナ情勢をリスクと明記したのも、回復途上の世界経済に冷や水を浴びせかねない。ウクライナ最大の債権国のロシアにも憂慮すべき事態で、ホッキー氏は「ロシアも積極的に議論と声明作成にかかわった」と振り返る。

 また、あるG20関係筋は、ロシアに対する制裁では一致していた米欧の間に「微妙な温度差がみられた」とも解説する。欧州は対露制裁で米国と共同歩調をとるものの、天然ガスなどのエネルギーでロシアへの依存度が強い欧州と、「シェール革命」に沸く米国は必ずしも一枚岩ではない。そのあたりを念頭においてか、ドイツのウォルフガング・ショイブレ財務相(71)も「ロシアにとって極端に問題が難しすぎるような状況をつくるべきではない」と発言し、麻生太郎財務相(73)も「欧州と米国では抱える事情が違う」と指摘した。

1994チバQ:2014/04/30(水) 13:58:02

2524 名前:チバQ 投稿日: 2014/04/30(水) 13:56:43  結果として、共同声明には、ロシアのクリミア併合やウクライナ介入を間接的にも非難するような文言は盛り込まれなかった。逆に米国にとってみれば、自国で開催される「ホームグラウンド」の利を生かし、G20でロシア包囲網を築くもくろみが外れた格好だ。


IMF改革でも難題


 さらに、G20は今回、新興国の発言権を拡大するIMF改革について、米国が年末までに批准を終えなければ、「新たな選択肢を策定する」として代替案を模索する方針を表明した。

 IMFは2010年に、出資比率や理事ポストの配分を中国など経済力をつけた新興国に拡大する改革案を決定した。ところが、最大出資国の米国は相対的に影響力が低下するため、議会に反対が根強く、承認手続きが遅れている。しびれを切らした新興国は米国抜きの改革を模索し、関係者によると、出資比率と理事ポストの見直しを切り離すなど複数の改革案が浮上しているようだ。

 新興国の発言権拡大を目指すという点でロシアと共同歩調をとる中国やインドは、米欧の対露制裁とも一線を画している。

 米国にとってなんとも居心地が悪いG20になった形だが、今秋にも再びワシントンでG20の財務相・中央銀行総裁会議が開かれ、その先には11月にオーストラリアでG20の首脳会議が開催される。先進国のリーダーのみならずG20の盟主をうかがう米国だが、求心力の低下するオバマ政権がどこまで踏ん張れるか。(ワシントン支局 柿内公輔)

1995チバQ:2014/04/30(水) 14:01:35
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140429/amr14042914500016-n1.htm
米大統領、アジア政策を転換し中国牽制 尖閣に安保適用、比と新軍事協定

2014.4.29 14:50 (1/4ページ)[中国]

28日、マニラのマラカニアン宮殿でゲストブックに署名する際、フィリピンのアキノ大統領(右)と言葉を交わすオバマ米大統領(ロイター)
28日、マニラのマラカニアン宮殿でゲストブックに署名する際、フィリピンのアキノ大統領(右)と言葉を交わすオバマ米大統領(ロイター)


 オバマ米大統領は28日、日本などアジア4カ国歴訪の主要日程を終えた。東、南シナ海での中国の行動を牽制(けんせい)する言動が相次いだ歴訪を中国は「挑発の旅」と受け止めたようだ。

 オバマ米大統領のアジア歴訪は、日本など同盟国との絆を強化し、アジア重視をアピールしたという点で、中国と北朝鮮に対しメッセージを発するものとなった。とりわけフィリピンと新たな軍事協定に調印したことは、アジア太平洋地域で再均衡戦略を進める米国にとり、歴史的な転換点ともいえる。

 「われわれの2カ国関係は重要な新たな段階に入った」。オバマ大統領はマニラでの共同記者会見でこう語った。

 同盟国であるフィリピンとの新軍事協定により米国は日本、韓国、オーストラリア、シンガポールなどに加え、再均衡戦略の重要な足場を固めたことになる。

 米軍の艦船、航空機はすでに、クラーク空軍基地や、米海軍基地があったスービック湾などを使用している。新軍事協定は、こうした現状と今後の本格展開にお墨付きを与えるもので、南西部パラワン島などの基地も共同使用される。
 米国が防衛義務を明確にしているフィリピンの装備は、質量ともに脆弱(ぜいじゃく)であることから、米軍は今後、艦船や潜水艦、偵察機などの展開を増強し、米軍の主導性が強まるとみられる。

 また、オバマ氏が歴代大統領として初めて、尖閣諸島(沖縄県石垣市)には日米安保条約第5条が適用される、と明言したことは、日本に対し重い「約束」をしたことになる。

 オバマ氏の任期は3年を切った。その間に仮に、尖閣諸島をめぐり日中間に有事が発生し、オバマ氏が中国への武力行使をためらえば、「口約束」との批判を免れなくなる。

 韓国では、4回目の核実験を強行する可能性がある北朝鮮に、米韓同盟を守るためには武力行使も辞さない、と発言した。

 今後、在日・在韓米軍などの強化を通じ、再均衡戦略の進展がみられるはずだ。

 一方、日韓関係の改善を望むオバマ氏が、慰安婦問題に「甚だしい人権侵害だ」などと踏み込んだことは、韓国と中国による史実を無視した喧伝(けんでん)を増幅させ、韓国のさらなる対日要求も誘引しかねない。

  ■  ■  ■

1996チバQ:2014/04/30(水) 14:02:15
 中国外務省の秦剛報道官は28日の定例記者会見で、オバマ大統領のアジア4カ国歴訪について「米国がアジア太平洋地域の平和、安定と繁栄のために、適切な努力をすることを希望する」と述べた。「適切な」の部分でわざわざ語気を強め、オバマ氏の中国に対する一連の言動への不快感を表した。

 今回のオバマ氏のアジア歴訪について、中国当局は「中国を挑発する旅だ」と受け止めているようだ。その根拠は(1)中国を避けて中国と問題を抱える周辺国を訪問(2)日本で尖閣諸島への日米安保条約5条の適用を明言(3)韓国からマレーシアへ向かった際、中国が昨年秋に設定したばかりの防空識別圏を通過するルートを選んだ(4)中国の拡張を牽制する目的の「新軍事協定」をフィリピンと結んだ−ことなどだ。

 いずれも“中国封じ込め”の一環との解釈が中国の外交関係者の間には広がっている。ある外交筋は「クリミア問題での対応を“弱腰”と批判されたオバマ氏は、同盟国に対し米国の強さを強調しなければならない事情がある。中国がそのターゲットに選ばれた」と分析する。

 オバマ氏の言動に対し中国の軍や保守派は猛反発している。
 オバマ氏が尖閣への安保条約適用を明言した直後、中国国防省の楊宇軍報道官は「釣魚島(尖閣諸島の中国名)は中国の領土だ。中国軍は釣魚島を防衛する能力を十分持っている」と主張し、インターネットで若者らの拍手喝采を集めた。

 政府系シンクタンクの関係者は、オバマ氏がアジアで見せた強気な対中姿勢は、同盟国への「リップサービスにしかすぎず、米国の財政状況を考えれば、中国と本気で対決するゆとりはない」と指摘する。

 しかし、改革派の学者らからは、米国の今後の対中姿勢を危惧する声も出ている。「習近平政権になってからの中国の一連の高圧的な対外拡張姿勢が、米国を本気にさせてしまった。中国の経済発展の前提である良好な中米関係が崩れつつあることがこれで明らかになった」との意見も聞かれた。(ワシントン 青木伸行、北京 矢板明夫)

1997チバQ:2014/05/01(木) 15:56:13
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140501/amr14050110560002-n1.htm
対ロ制裁「生ぬるい! 大幅強化を」 米共和議員が法案提出
2014.5.1 10:56
 オバマ米政権のロシアへの対応が生ぬるいとして、共和党の上院議員20人余りが4月30日、ロシアへの制裁を大幅に強化する法案を提出した。ロシアの大手銀行やエネルギー関連企業に直ちに制裁を科すとともに、ウクライナには1億ドル(約102億円)規模の軍事支援を行うことを盛り込んだ。

 法案提出者の一人、マケイン上院議員は、現在の対ロシア政策では何の成果も期待できないとオバマ政権を批判。「こうした軟弱な対応ではプーチン(ロシア大統領)を抑えられず、新たな侵攻を招く」と提出理由を説明した。

 法案はロシア最大手の国営ズベルバンクなど4銀行や政府系天然ガス企業ガスプロム、国営武器輸出企業ロスオボロンエクスポルトなどに即時制裁を科す。一方でバルト3国やポーランドへの軍事支援を強化し、欧州でのミサイル防衛計画の促進も定めた。(共同)

1998チバQ:2014/05/06(火) 22:40:07
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2014050600098
共和勝利の確率82%=上院選で米紙予想−中間選挙
 【ワシントン時事】共和党が上院の過半数を握る確率は82%−。米紙ワシントン・ポストは5日、11月の中間選挙の結果を予想するコーナーをウェブサイト上に開設し、こんな分析を明らかにした。下院で過半数割れしている民主党が上院の多数まで失えば、オバマ大統領は任期2年を残し、窮地に立たされることになりそうだ。(2014/05/06-09:48)

1999チバQ:2014/05/06(火) 23:07:34
http://www.afpbb.com/articles/-/3014105?ctm_campaign=topstory
「弟の出馬を望む」、ブッシュ前米大統領が発言
2014年05月03日 12:35 発信地:ワシントンD.C./米国

【5月3日 AFP】2016年の米大統領選への出馬を決めるのがジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)前米大統領の意向次第だとすれば、米共和党「ブッシュ王朝」の3代目となるジェブ・ブッシュ(Jeb Bush)元フロリダ(Florida)州知事(61)は、立候補を決断することになるだろう──前大統領は1日、弟ジェブ氏の次期大統領選への出馬を希望する考えを明らかにした。

 米CNNの番組に出演した前大統領は、「出馬してほしい。素晴らしい大統領になるだろう」「弟がどう考えているか全く分からないが、彼がその気になれば、2人で話し合うつもりだ。弟が国内の相当数の場所を飛び回っていることは知っている」などと述べた。

 政治生活における自身の将来について思案中のジェブ氏はここ数週間、実際に各地で開催された政治・教育関連の催しや市民イベントなどに出席し、さまざまな団体の反応を探っている。

 前大統領は、「(弟は)自分自身の本当の気持ちを確認し、自らの家族に及ぶ可能性がある影響について考えているのだろう」ともコメントした。

 フロリダ州知事を2期務めたジェブ氏もすでに、出馬の可能性を排除してはいないことを認めている。同氏は先月、テキサス(Texas)州で行われた父ジョージ・H・W・ブッシュ(George H. W. Bush)氏の大統領在任を祝う記念式典で、「大統領選に出馬するか否かを年末までに決断する」と発言。共和党内の既成勢力に動揺を与えた。

 有力候補の大半は、11月に実施される中間選挙の直後に立候補を届け出るとみられており、いくつかの世論調査では、共和党の最有力候補の1人としてジェブ氏の名前が挙がっている。

■世論調査では「首位」

 米ABCニュース(ABC News)と同国紙ワシントン・ポスト(Washington Post)は4月30日、次期大統領戦の各党候補に関する合同世論調査の結果を発表した。共和党の大統領候補にふさわしい人として、ジェブ氏はランド・ポール(Rand Paul)上院議員と同率で首位に立った。僅差で後に続いたのは、同党の大統領候補に名乗りを上げた経験があるマイク・ハッカビー(Mike Huckabee)氏、2012年の大統領選で「副大統領」候補だったポール・ライアン(Paul Ryan)下院議員、クリス・クリスティー(Chris Christie)ニュージャージー(New Jersey)州知事だった。

 一方、民主党では第一期オバマ政権で国務長官を努めたヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏が圧倒的な強さをみせた。

「仮に2016年の大統領選がブッシュ氏とクリントン氏で戦われた場合、どちらを支持するか」との質問に対しては、53%がクリントン氏、41%がブッシュ氏を支持すると答えた。

 両氏が大統領候補に選出されれば、1992年にビル・クリントン(Bill Clinton)氏とジョージ・H・W・ブッシュ氏が戦った時と同じ「両家の対決」となる。しかし、国民には「王朝」疲れが影響する可能性もある。

 米NBCニュース(NBC News)と同国紙ウォールストリート・ジャーナル(Wall Street Journal)が今週行った世論調査の結果では、バーバラ・ブッシュ(Barbara Bush)元大統領夫人が今年1月、「2、3家族以上の出身者が大統領を目指すべきだ」と発言したことについて、回答者の69%が「同意する」と答えた。

 ジェブ氏が大統領選への出馬について親身になって聞いてくれる相談相手を必要としているのであれば、こう語りかける兄がいる──「やあ、ジェブ。アドバイスが必要なら、電話をくれ」。(c)AFP


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2000チバQ:2014/05/06(火) 23:15:26
http://www.47news.jp/47topics/e/253194.php
【米中間選挙】 思案する〝党の顔〟 ヒラリー・クリントン前国務長官

 11月4日の米中間選挙まで半年となり、ヒラリー・クリントン前国務長官(66)の役割に注目が集まり始めた。2016年次期大統領選への出馬観測は高まる一方。民主党は〝党の顔〟として中間選挙でもクリントン氏の応援に期待をかけるが、その先をにらむ本人は損得勘定を慎重に思案しているようだ。
 ▽人気衰えず

 「みんなが私に(大統領選への立候補を)尋ね、勧めてくれるのはとてもうれしいし光栄。考えているところです」

 4月8日、米カリフォルニア州サンフランシスコでのイベントでクリントン氏は、踏み込んだ表現で立候補への意欲を示唆した。CNNテレビは「ここまで率直な発言は珍しい」と伝えた。

 クリントン氏は女性や環境などさまざまなテーマの講演で全米を回っているが、政治的な発言は控えている様子がうかがえる。6月10日には国務長官時代の回想録が出版される予定で、その後も出版記念イベントで全米各地に赴く予定だ。

 党内の人気は衰えず、次期大統領選の党候補を問う世論調査では2位のバイデン副大統領に依然50㌽以上の大差をつけている。08年大統領選の予備選でオバマ氏を支持したケネディ駐日大使は米メディアとのインタビューで、クリントン氏が出馬を決断すれば支持する考えを示した。

 出馬を期待して結成された特別政治活動委員会(スーパーPAC)「レディー・フォー・ヒラリー」は3月末までに575万㌦(約5億8700万円)を集金。1月からの3カ月で2万2千人以上から献金を得たという。

 AP通信によると、レディー・フォー・ヒラリーは、候補指名争いの幕開けとなる党員集会が開かれるアイオワ州に250人のボランティアを派遣し、草の根の選挙組織構築にも着手している。

 ▽一瞬でいい

 中間選挙で上院多数派を死守したい民主党としては、支持率が低迷するオバマ大統領には頼れず、クリントン人気にあやかりたいところ。特に苦戦必至の選挙区は、クリントン氏の応援に望みをかけている。

 党の議会選対策本部長を務めるイスラエル下院議員は、政治専門サイトのポリティコに「クリントン氏を必要としない選挙区は全米でどこにもない」と指摘。本人には「一瞬でいい。力を貸してくれれば本当にうれしい」と伝えたという。

 しかし長官退任後のクリントン氏は目立った政治活動をしていない。慎重姿勢の背景には、知名度が十分高く、露出を増やすと逆に攻撃材料を与えかねないという計算がある。既に「ヒラリーにノー」「ストップ・ヒラリー2016」など共和党系のスーパーPACが多額の資金を集め、クリントン氏の言動をつぶさに追っている。

 初孫が誕生するとのニュースも話題になったが、保守系メディアには「おばあちゃんヒラリー」とやゆされ、高齢であることを強調された。

 中間選挙に肩入れして党派色を打ち出しすぎると、大統領選で無党派層の支持が離れるという読みもある。ただ側近の間には、中間選挙で汗をかかないと党内で求心力を失い大統領選に響くという見方もあり、間合いの取り方に苦慮しているようだ。(ワシントン共同=有田司)

 (共同通信)

2014/05/05 17:08

2001チバQ:2014/05/06(火) 23:31:35
http://mainichi.jp/select/news/20140505k0000m030092000c.html
米中間選挙:残り半年、大統領の支持率最低 民主苦戦必至
毎日新聞 2014年05月04日 22時42分

 【ワシントン西田進一郎】米オバマ政権の2期目後半の行方を左右する11月4日の中間選挙まで残り半年となった。大統領は議会との対立から自ら掲げた主要政策を実現できず、支持率も就任以来最低を記録。与党・民主党の苦戦は必至で、野党・共和党が多数を占める下院の奪還が困難なだけでなく、上院の過半数も失う可能性がある。「レームダック(死に体)」化を避けるため、大統領は懸命のアピールを続けている。

 「共和党は、雇用を創出し、中間層を強くするためのあらゆる真剣なアイデアを邪魔するか、否決してきた。だからこそ、私は一般教書演説で今年を、できることは何でもやる『行動の年』にすると言った」

 大統領は3日、週末恒例のラジオ・インターネット演説で、共和党を改めて批判し、1月から連邦政府の契約職員の最低賃金引き上げなど20を超える大統領令を出したことを強調した。しかし、2期目の主要課題に掲げた銃規制強化や移民制度改革、地球温暖化対策などは下院を握る共和党との対立から進んでいない。大統領令の積極的な活用は、議会で協力を得られない苦しさの裏返しだ。

 大統領の支持率は2013年春以降落ち込み、昨秋以降は不支持が支持を上回る。4月29日付の米紙ワシントン・ポストとABCテレビの共同世論調査では、支持率は就任以来最低を更新する41%。経済運営への支持は42%、看板政策の医療保険改革(オバマケア)の支持も37%など、各政策で厳しい評価を受けた。

 中間選挙は、野党に有利な結果が出るケースが多く、投票率が低くなる傾向がある。2度の大統領選勝利を支えた若者層やヒスパニック系ら少数派が投票しないことも想定され、共和党ほど強固な基盤を持たない民主党に厳しい選挙となるのは避けられそうにない。

 共和党は、世論の支持が依然低いオバマケアを引き続き標的にするほか、ウクライナ情勢などを巡るオバマ政権の外交姿勢を批判する。12年にリビア・ベンガジで起きた米領事館襲撃事件を巡る政権の「情報隠蔽(いんぺい)」疑惑も追及する方針で、ベイナー下院議長(共和党)は1日、「説明責任や正義が果たされていない」と声明を出し、特別調査委員会の設置に向けた手続きを進める。

 一方、大統領は、最低賃金引き上げや男女の賃金格差是正、緊急失業保険の延長など低所得者層の雇用創出や中間層を支援する政策を前面に出し、反対する共和党との違いを浮き彫りにする戦略だ。

 また、オバマ政権が「最大の目玉」(ローズ大統領副補佐官)と位置づける環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の交渉妥結を急ぐ。TPPを輸出や雇用の増加につながる「成果」として中間選挙で提示したい考えだ。ただ、核となる日米協議は4月の首脳会談の際も合意に至らなかった。中間選挙に近づくほど業界団体を刺激するだけに、残された時間は多くない。

 【ことば】米国の中間選挙

 米国で4年ごとに行われる大統領選の中間の年に実施される連邦議会、州知事などの一斉選挙の総称。連邦議会選では、各州に人口比で議員数が割り当てられている下院(定数435、任期2年)全議席と、各州から2人ずつの上院(定数100、任期6年)の約3分の1が改選になる。「11月の第1月曜日の次の火曜日」に実施。大統領の政策に対する国民の評価が示される場で、野党が議席を伸ばすことが多い。

2002チバQ:2014/05/12(月) 22:06:15
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140512/amr14051216260003-n1.htm
【岐路に立つ米国】
ヒラリー氏もターゲット オバマ政権直撃、ベンガジ事件の「情報隠蔽」問題
2014.5.12 17:02 (1/2ページ)
 【ワシントン=加納宏幸】2012年にリビア東部ベンガジで起きた米領事館襲撃事件をめぐる「情報隠蔽」疑惑がオバマ政権の中枢を直撃し、今年11月の中間選挙や2016年の大統領選の争点に浮上してきた。共和党は襲撃事件の調査のため下院特別委員会の設置を主導。当時の国務長官で、民主党の大統領候補として最有力視されるヒラリー・クリントン氏の追及も視野に入れている。

 「ベンガジで命を落とした同胞のためになる調査を特別委には期待したい。超党派で答えを出すため、民主党には敬意を持ってこの悲劇を扱い、委員を指名することを期待する」

 共和党のベイナー下院議長は9日、特別委の委員指名に際して声明を発表し、民主党に特別委への参加を呼び掛けた。ベイナー氏は12人の委員のうち7人の共和党委員を指名したが、民主党は委員を出すかどうか結論を出していない。

 調査の焦点は、襲撃事件に先立ち、オバマ政権が国際テロ組織アルカーイダ系による犯行を予測できていたかどうかだ。クリントン氏を含む政権中枢は当時、事件はインターネットの動画投稿サイトに掲載されたイスラム教を侮辱する動画に対する抗議行動によるものだと説明していた。

 しかし、米上院情報特別委員会は今年1月、米国の情報機関が事件の数カ月前から領事館が危険にさらされていると警告していたとする報告書をまとめた。

 オバマ政権は事件に関する資料はすべて公開済みだとしてきたが、4月末、市民団体の求めで新たな資料を公開。資料には、ローズ大統領副補佐官が、テレビ出演を控えたライス国連大使(当時)に「抗議活動はネット上の動画が発端で、(オバマ政権の)政策の失敗によるものではない」と強調させようとするメールが含まれていたため、共和党は政権の「情報隠蔽」への批判を強めた。共和党は特別委でケリー国務長官の召喚も予定している。

 特別委の設置で、民主党はジレンマを抱え込んだ。参加すれば、事件を争点化しようとする共和党の主張に正当性を与える。だが、参加しなければ同党の批判に対抗することも、証言に立つ民主党関係者を弁護することもできなくなる。

 特別委の設置に反対した民主党のコノリー下院議員は9日、FOXニュースの番組で「共和党はオバマ大統領にダメージを与えるため事件を党派対立の材料にしている」と批判した。

     ◇

 【用語解説】ベンガジ米領事館襲撃事件 リビア東部ベンガジの米領事館で2012年9月11日に発生。群衆が攻撃を加えた結果、クリストファー・スティーブンズ駐リビア米国大使と職員3人の計4人が死亡した。米政府は当初、群衆による自然発生的な抗議行動が過激化したとの見方を示していたが、同月末に国際テロ組織アルカーイダと関連のある「テロ攻撃」とする見解を発表。オバマ大統領が再選された大統領選の2カ月前に起きたこともあり、政権が意図的にテロとの関連を否定しようとしたとの疑惑が取り沙汰されてきた

2003チバQ:2014/05/12(月) 23:07:03
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201405/2014051200340&amp;g=int
共和党ルビオ氏、米大統領選に意欲
 【ワシントン時事】2016年の米大統領選の共和党有力候補の一人に挙げられるルビオ上院議員(42)は11日放送のABCテレビのインタビューで出馬に意欲を表明した。大統領選への意気込みを問われ、「準備はできている」と応じた。
 インタビューでは民主党の最有力候補とされるヒラリー・クリントン前国務長官について12年に起きた在リビア米領事館襲撃事件や、ロシア外交の不調を挙げ、「失敗に責任がある」と主張。大統領選を前にけん制した。(2014/05/12-12:23)

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2004チバQ:2014/05/13(火) 00:25:37
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014051202000141.html
ブッシュ氏弟 人気首位に 米大統領選 共和党候補レース
2014年5月12日 朝刊

 【ワシントン=竹内洋一】二〇一六年の米大統領選が因縁の対決になる可能性が出てきた。ブッシュ前大統領の弟ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(61)が世論調査で共和党候補の人気首位に並んだからだ。民主党ではヒラリー・クリントン前国務長官(66)が圧倒的な支持率を維持している。両氏が候補に選ばれれば、一九九二年の大統領選で現職だった父ブッシュ氏がビル・クリントン氏に敗れて以来の両家の対決になる。

 ワシントン・ポスト紙とABCテレビの合同世論調査によると、ジェブ氏は共和党支持者の14%から支持を集め、ランド・ポール上院議員と同率の首位に浮上した。ジェブ氏は妻がメキシコ系で、スペイン語も堪能。共和党の弱点とされるヒスパニック(中南米系)有権者の支持を集められると期待される。以下五位までが人気10%台で続く団子状態になっている。

 兄のブッシュ前大統領はCNNテレビのインタビューに対し、弟と大統領選について話をしたことはないとしながらも「立候補してほしい。立派な大統領になる」と期待を表明。「アドバイスが必要なら電話をくれ」と呼び掛けた。

 ただ、特定の一族から続けて大統領が輩出されることには、国民の間に抵抗感もあるようだ。

 その代表格がジェブ氏の母、父ブッシュ氏のバーバラ夫人。複数のテレビに対し、ジェブ氏の出馬に反対する考えを示し「偉大な国家の米国で、大統領候補が限られた二、三の家族の出身者以外から見いだせないとしたら、愚かなことだ」と述べた。

 ウォールストリート・ジャーナル紙とNBCテレビの合同世論調査では、同夫人の意見に69%が「同意する」と答えた。

 一六年大統領選に向けては、まだ有力政治家が立候補を表明する時期にはなっていない。ジェブ、ヒラリー両氏ら有力者は出馬を検討し、年明け以降に決断する見通しだ。

2005とはずがたり:2014/05/20(火) 22:39:23

アーミッシュ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5

アーミッシュ(英語: Amish[1]、ドイツ語: Amische[2])とは、アメリカ合衆国のペンシルベニア州・中西部などやカナダ・オンタリオ州などに居住するドイツ系移民(ペンシルベニア・ダッチも含まれる)の宗教集団である。
移民当時の生活様式を保持し、農耕や牧畜によって自給自足生活をしていることで知られる。原郷はスイス、アルザス、シュワーベンなど。人口は20万人以上いるとされている。

生活[編集]
アーミッシュは移民当時の生活様式を守るため電気を使用せず、現代の一般的な通信機器(電話など)も家庭内にはない。原則として現代の技術による機器を生活に導入することを拒み、近代以前と同様の生活様式を基本に農耕や牧畜を行い自給自足の生活を営んでいる[5]。自分たちの信仰生活に反すると判断した新しい技術・製品・考え方は拒否するのである。一部では観光客向け商品の販売などが行われている(アーミッシュの周辺に住む一般人が、アーミッシュのキルトや蜂蜜などを販売したり、アーミッシュのバギーを用いて観光客を有料で乗せたりする例もある)。
基本的に大家族主義であり、ひとつのコミュニティは深く互助的な関係で結ばれている。新しい家を建てるときには親戚・隣近所が集まって取り組む。服装は極めて質素。子供は多少色のあるものを着るが、成人は決められた色のものしか着ない。洗濯物を見ればその家の住人がアーミッシュかどうかわかる。

一頭立て四輪馬車(バギー)に乗るアーミッシュの夫婦(オハイオ州 2004年9月)
アーミッシュの日常生活では近代以前の伝統的な技術しか使わない。そのため、自動車は運転しない。商用電源は使用せず、わずかに、風車、水車によって蓄電池に充電した電気を利用する程度である。移動手段は馬車によっているものの[5]、ウィンカーをつけることが法規上義務付けられているため、充電した蓄電池を利用しているとされる[6]。しかし、メノナイトは自動車運転免許を持つことが許されており、家電製品も使用している。
アーミッシュは現代文明を完全に否定しているわけではなく、自らのアイデンティティを喪失しないかどうか慎重に検討したうえで必要なものだけを導入しているのである[7]。
アーミッシュがあまり生活について語らないため謎に包まれている部分もある。写真撮影は宗教上の理由から拒否されることが多い。ただし、これらの宗教上の制限は成人になるまでは猶予される。アーミッシュの子供は16歳になると一度親元を離れて俗世で暮らす「ラムスプリンガ(rumspringa)」(発音は、時に「ルームスプリンガ」ないし「リュームスプリンガ」)という期間に入る。ラムスプリンガではアーミッシュの掟から完全に解放され、特に時間制限もない。子供達はその間に酒・タバコ・ドラッグなどを含む多くの快楽を経験するといわれる。そして、成人になる(ラムスプリンガを終える)際に、アーミッシュであり続けるか、アーミッシュと絶縁して俗世で暮らすかを選択する。ほとんどのアーミッシュの新成人はそのままアーミッシュであり続けることを選択するといわれる[8]。この模様は『Devil's Playground』というドキュメンタリー映画の中で語られている。ただし、2004年のアメリカのテレビ番組『アーミッシュ・イン・ザ・シティ』の中で、アーミッシュの子供達をアーミッシュの居住地域から離れた大都会であるロサンゼルスに連れて行き大学生の生活をさせると、自分の人生の可能性に気付き、彼らの内9割以上が俗世に出ることを選択したという出来事もある[9]。

信仰
政治的には、「神が正しい人物を大統領に選ぶ」との信条から積極的に有権者として関わることはなかった。しかし、2004年アメリカ合衆国大統領選挙では激戦州となったペンシルベニア州やオハイオ州のアーミッシュに共和党が宗教的紐帯を根拠とし支持を広げたという。

彼らは専用の教会をその集落に持たず、普通の家に持ち回りで集い神に祈る[10]。これは教会が宗教を核とした権威の場となることを嫌って純粋な宗教儀式のみに徹するためである。学校教育はすべてコミュニティ内だけで行われ、教育期間は8年間である。1972年に連邦最高裁において独自学校と教育をすることが許可された。教師はそのコミュニティで育った未婚女性が担当する。教育期間が8年間だけなのは、それ以上の教育を受けると知識が先行し、謙虚さを失い、神への感謝を失うからだとされる[5]。教育内容はペンシルベニアドイツ語と英語と算数のみである。

2006チバQ:2014/05/21(水) 07:27:59
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2014052100063
ウェッブ元議員出馬も=知日派、辺野古見直し主張−次期米大統領選
 【ワシントン時事】20日付の米紙ワシントン・ポストによると、知日派のジム・ウェッブ元民主党上院議員(68)は19日、2016年の次期大統領選に出馬する可能性を検討していることを明らかにした。ウェッブ氏は議員在職中、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設の見直しを主張したことなどで知られる。
 ウェッブ氏はラジオ番組で、大統領選出馬の可能性を問われ、「妻と私は次に何をすべきか考えているところだ」と表明。米国の外交政策や貧富の格差の拡大を挙げ、「私は米国の現状を大いに心配している」と語った。 
 ウェッブ氏は19日に会談した沖縄県名護市の稲嶺進市長に対しては、普天間移設先の見直しに向け「状況は厳しさを増しているが、これからも協力していこう」と語っていた。
 ウェッブ氏は海軍長官などを務めた後、06年の上院選で初当選。しかし、「民間に戻る」として1期限りで引退した。民主党では現在、ヒラリー・クリントン前国務長官が16年大統領選候補として最有力視されている。(2014/05/21-05:38)

2007チバQ:2014/05/21(水) 22:16:15
http://mainichi.jp/select/news/20140522k0000m030072000c.html
米中間選挙:共和・茶会系が苦戦 予備選本格化
毎日新聞 2014年05月21日 21時10分

 【ルイビル(米南部ケンタッキー州)西田進一郎】米中間選挙(11月4日)の民主、共和両党の上院選候補者などを選ぶ予備選挙が20日、南部ケンタッキー州など6州で行われた。同州の上院予備選では、野党・共和党上院トップのミッチ・マコネル院内総務が保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」が推す候補らを退け、本選挙への進出を決めた。南部ジョージア州の共和党の上院予備選でも茶会の支援を受けた候補が敗退した。

 茶会の勢いは共和党指導部の路線にも影響するため、茶会が推す候補と主流派候補との予備選が注目されている。しかし、これまでの主な上院予備選では、ネブラスカの勝利以外はことごとく主流派に差をつけられて敗退した。多くの茶会系議員を誕生させた2010年中間選挙や12年の議会選挙と違い、勢いに陰りが出てきた。

 ケンタッキー州では、6期目を目指すマコネル氏に対し、茶会など保守強硬派団体が「妥協的なエスタブリッシュメント(体制派)だ」と批判し、企業経営者のマット・ベビン氏を支援した。マコネル氏は、オバマ政権批判を展開し、「中間選挙で共和党として上院を奪還し、多数派の院内総務に就任して政治を変える」と主張。60.2%の票を得て、得票率35.4%のベビン氏らを大差で降した。

 この日、州では民主党予備選も行われ、圧勝したアリソン・グライムス州務長官が11月の本選挙でマコネル氏と議席を争う。共和党地盤の州だが、世論調査では横一線との結果がでており、激戦となりそうだ。

 マコネル氏は当選確実となった20日夜、ルイビルの祝勝会場で「(ベビン氏との)厳しい戦いは終わった。今は団結する時だ」と、党内結束を訴えた。その上で、民主党のグライムス氏を「バラク・オバマ(大統領)の候補者」と呼んで批判し、医療保険改革(オバマケア)の廃止など政権・民主党との戦いを宣言した。

 ジョージア州では、州選出の下院議員3人を含む7人の争いとなった。どの候補も得票率50%に届かず、財界出身のデビッド・パーデュー氏(得票率30.6%)とジャック・キングストン下院議員(同25.8%)の上位2人が7月22日の決選投票に臨む。茶会運動の看板役であるサラ・ペイリン元アラスカ州知事らの支援を受けたカレン・ハンデル元州務長官(同22%)ら保守強硬派の候補者らは及ばなかった。

 茶会は「小さな政府」を追求し、財政規律や政府の関与を極限まで減らすことを主張。だが、予算案を人質にオバマケア廃止を狙う戦術は昨年10月の政府機関の一部閉鎖につながり、世論の批判も浴びた。

 ◇大統領の政策に審判 与党議席減らす傾向…中間選
 中間選挙は4年に1度の大統領選の中間年に行われる。「大統領の政策への審判」の意味合いがあり、政権を担う政党が議席を減らす傾向がある。野党・共和党は現在下院の過半数を確保しており、これを維持する可能性が高い。焦点の上院は、改選36議席の内訳が民主党21、共和党15で、共和党の「攻めの選挙」。共和党の地盤や両党が競り合う州で民主党から議席を奪い返せば、6議席の純増で8年ぶりの上院奪還となる。

 米紙ワシントン・ポストは過去30年以上の選挙結果などを基に、上院は共和党53議席、民主党は無所属の同党会派2議席を加えて47議席と予測(16日現在)。「共和党が上院の過半数を握る確率は77%」としている。

 オバマ大統領は1期目途中の2010年の中間選挙で大敗して下院を失った。重要法案は上院を通過するものもあるが、下院では、ほとんどが通らなくなった。上院も共和党が過半数を占めれば、政権のレームダック(死に体)化が進むことになりそうだ。

2008チバQ:2014/05/24(土) 19:12:00
http://www.asahi.com/articles/ASG5Q2DTFG5QUHBI00B.html


(@ニューヨーク)「格差是正」デブラシオ市長の挑戦

2014年5月24日00時00分

グラフを示しながら、ニューヨーク市の2015年の予算案について発表するデブラシオ市長=ロイター

■特派員リポート 中井大助(ニューヨーク支局)

 ニューヨークのビル・デブラシオ市長が就任し、約5カ月がたった。選挙公約の中心に「格差是正」を据えたリベラルな市長は、次第に施策も具体化させている。

 デブラシオ氏は5月に入って、重要政策を立て続けに発表した。一つは、住宅供給に関する計画で、10年間で低中所得層向けの住宅を20万戸確保するという内容。具体的には、民間の開発業者に対して新しい住宅建設を促すための税制優遇などを実施しながら、新たな集合住宅を建てる場合には、家賃を抑制した住戸を含めることを義務づけるなどの方法を目指すという。

 もう一つは、2015年度の予算案だった。こちらも幼児教育の拡充や、中学生の放課後の活動への支援の拡大など、デブラシオ氏が選挙時に掲げた公約の実現が大きな柱。労働契約がない状態が続いてきた、市職員労働組合のメンバーに対する手当も含まれていた。

 これらの発表を通じてデブラシオ氏が強調したのは、「万人のためのニューヨーク」の実現だ。

 人口約800万人のニューヨークは、米国最大の都市。同時に、全米で格差が最も大きい都市の一つでもある。例えば、全世界から人が集まることもあり、住宅市場は上昇を続け、高級高層住宅も次々と建設されている。これらの高級高層住宅は数百万ドルから数千万ドルで取引されるのが当たり前。マンハッタン島内のアパートの家賃相場も高騰を続けており、多くの人にとっては手が届かない状態になっている。

2009チバQ:2014/05/24(土) 19:53:34
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140524/amr14052408570005-n1.htm
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双子で中央政界へ 米住宅長官にカストロ氏

2014.5.24 08:57

23日、米ホワイトハウスで話すテキサス州サンアントニオ市のフリアン・カストロ市長(右)と見守るオバマ大統領(ロイター)
23日、米ホワイトハウスで話すテキサス州サンアントニオ市のフリアン・カストロ市長(右)と見守るオバマ大統領(ロイター)


 オバマ米大統領は23日、住宅都市開発長官にテキサス州サンアントニオ市のフリアン・カストロ市長(39)を指名すると発表した。ヒスパニック(中南米系)のカストロ氏は民主党の有望株。下院議員のホアキン・カストロ氏とともに若い双子の兄弟が中央政界に進出することになる。

 ドノバン住宅都市開発長官は行政監理予算局長に指名された。いずれも就任には上院の承認が必要。

 ホワイトハウスで大統領に「弁舌は実に素晴らしいし、ルックスもまあ悪くない」と紹介されたカストロ氏は苦笑い。大統領は市長時代の業績をたたえ「住宅や開発分野の第一人者となった」と期待を表明した。

 カストロ氏は2012年の民主党大会で基調演説に立ち、一躍脚光を浴びた。一方、カストロ下院議員は対日友好議員連盟「ジャパン・コーカス」の呼び掛け人。(共同)

2010チバQ:2014/05/24(土) 19:57:42
http://www.afpbb.com/articles/-/3015816
米住宅長官にカストロ氏を指名、ヒスパニック系の「希望の星」

2014年05月24日 16:59 発信地:ワシントンD.C./米国
【5月24日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は23日、ヒスパニック系の民主党員で将来の米政界のスターともいわれるフリアン・カストロ(Julian Castro)氏(39)を住宅都市開発長官に指名すると発表した。

 テキサス(Texas)州サンアントニオ(San Antonio)市長のカストロ氏にとって、首都ワシントン(Washington D.C.)で閣僚としての経験を積むことは、州の政界での活躍を目指すにも、将来の大統領選で副大統領候補に選出された場合にも有益だといえる。

 カストロ市長は、一卵性双生児の兄弟ホアキン・カストロ(Joaquin Castro)下院議員とともに、民主党の将来にとって期待の星とされている。

 米大統領選でヒスパニック系の有権者から共和党よりも高い支持を集めてきた民主党は、次期大統領選に向けてさらに優位を拡大したい考えで、カストロ兄弟への注目度を高めることに力を入れている。

 上院の承認を得れば、カストロ市長はショーン・ドノバン(Shaun Donovan)現住宅都市開発長官の後任となる。ドノバン氏は、行政管理予算局(Office of Management and Budget、OMB)の長官に指名されている。

 フリアン氏は2012年の民主党大会(Democratic National Convention)でヒスパニック系としては初めて基調演説を行い、一気に全米での知名度を上げた。(c)AFP

2011チバQ:2014/05/24(土) 20:21:58
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140524-00050070-yom-int

米国防総省、対ゾンビ作戦作成…CNN「なぜ」

読売新聞 5月24日(土)11時52分配信



 【ワシントン=今井隆】米国防総省がゾンビ襲来という事態に対処する作戦の訓練用の資料を作成していたことが明らかになった。

 文書に仮想敵国を明記すると、流出した際に国際問題になりかねないことに配慮し、ゾンビを敵に仕立てたようだ。米CNNが「なぜゾンビなのか」と問うなど、米国内で話題を呼んでいる。

 米外交専門誌「フォーリン・ポリシー」(電子版)が今月、入手した文書を基に報道した。文書は、米戦略軍が2011年4月30日に作成した「概念計画8888」。作戦立案の訓練のための参考資料として作成された。

 文書では、地球がゾンビに襲われることを想定し、軍事作戦の目的を「ゾンビの大群の脅威から人を守るため」と位置づけた。核兵器保管施設をゾンビ部隊の危険にさらさないよう厳命し、防衛する施設として病院や法執行機関、発電所などの重要インフラを例示した。食料・水・燃料などの物流ネットワークの維持など作戦の基礎も網羅した。

 文書は「実際の計画と勘違いされないため、全くあり得ないシナリオを選んだ」と記載し、ゾンビ襲来が架空のものと強調した。

 【ゾンビ】 死者が呪術など何らかの要因でよみがえり、死体のまま行動するようになった者を指す。ホラー映画などの題材としてしばしば取り上げられる。

2012チバQ:2014/05/25(日) 22:55:49
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140522/amr14052210120004-n1.htm
【審判の現場 2014米中間選挙(上)】
ケンタッキー州 共和重鎮「保守」前面に
2014.5.22 10:12 (1/3ページ)[米国]

20日夜、予備選に勝利した共和党のミッチ・マコネル上院院内総務(右)は、ルイビル市内のホテルで開かれた勝利集会で支持者の歓声に応えた
 11月4日の投開票まで半年を切った米中間選挙の民主、共和両党の公認候補を決める予備選が本格化している。20日はケンタッキーなど南部3州を含む計6州が予備選を実施。このうち保守色が強いケンタッキー州の上院予備選では、共和党のミッチ・マコネル上院院内総務(72)と、民主党の新人女性、アリソン・グライムズ氏(35)が本選へ進んだ。草の根保守運動「ティーパーティー」(茶会)系が推す候補は敗れ、茶会は苦戦を強いられている。(ケンタッキー州ルイビル 青木伸行)


「茶会」後退も党の未来描けず


 「私を多数派の上院指導者にしてほしい。そうすればケンタッキーが米国を先導する」

 20日夜、マコネル氏はルイビル市内のホテルで開かれた勝利集会で気勢を上げた。下院に加え上院で共和党の過半数奪還を実現し、自身が多数派の院内総務として指導力を強めることへの意欲を示したのだ。

 マコネル氏は、元は穏健派と目された保守本流の実力者。30年間もの間、彼を「権力」の座につなぎ留めたものは、地元への利益誘導型の政治手法である。

 その実力者も予備選では、「共和党支持者からの批判の高まり」(マコネル陣営幹部)という状況に直面した。なぜか。答えは「妥協」にある。

 連邦債務上限の引き上げ問題で政府機関を閉鎖に追い込み、強硬姿勢が批判された共和党はその後、民主党と妥協する動きを顕著にした。牽引(けんいん)役の一人がマコネル氏だ。ルイビル大学のジャスミン・ファリアー教授(政治学)は、「州の保守層はこれ以上、妥協を望んでいない」と指摘する。

 州の保守色の強さは2000年以降、過去4回の大統領選挙で、共和党候補がこの地を押さえていることに表れている。「反オバマ大統領」の空気も強い。

 いきおい選挙戦でマコネル氏には“逆バネ”が働き、「強い保守主義者」(陣営のアリソン・ムーア氏)であることに、訴求の力点が置かれた。

 マコネル氏に挑んだのは、保守強硬派の茶会系が推すビジネスマンのマット・ベビン氏。ルイビル市内の選挙事務所で、マコネル氏との違いを強調した。

 「マコネル氏は、より(政府が介入する)『大きい政府』を志向している」

 有権者はなぜ、マコネル氏より保守的なベビン氏を選択しなかったのだろう。ファリアー氏はこうみる。

 「ベビン氏の経験のなさに加え、イデオロギーよりも、地元の利益のために権力がある者を選ぶというのが、政治の現実だ」

 茶会系はすでに、保守色が強いテキサス州や、オハイオ、ノースカロライナ両州でも敗れている。

 強硬、穏健路線の葛藤のはざまで共和党はなお、党の将来像を描けずにいる。また、それぞれの州は、政治路線だけでは規定できない「現実」を抱える。それは民主党も例外ではない。

 ケンタッキー州は全米3位の石炭産出量を誇る。一方で州民の1人当たりの年間所得は50州中46位。とりわけ貧困層の割合が全米5位の19・4%と高い。

 このため「有権者は中絶、同性婚、宗教、銃規制などの文化面では共和党に、経済分野では民主党になびく」(ファリアー氏)という“二極化”が特徴なのだという。

 選挙戦では共和党が廃止を唱える医療保険制度改革法(オバマケア)と並び、オバマ政権が進める二酸化炭素(CO2)の排出規制強化などを柱とする気候変動対策が争点となった。

 気候変動対策を批判したのは、何もマコネル、ベビン両氏だけではない。民主党のグライムズ氏も「オバマ政権のエネルギー政策は、ケンタッキー州の石炭産業を狙い撃ちにしたもので、強く反対する」と、公然と反旗を翻したのだ。

 各種世論調査では、マコネル氏がグライムズ氏をわずか1ポイント差でリードする接戦模様となっている。





 2期目のオバマ米政権への審判となる中間選挙の予備選の現場を、3回にわたって報告する。





【用語解説】米中間選挙

 4年に1度行われる米大統領選の中間の年に、全米各地で実施される連邦議員選や州知事選などの総称。現職大統領の政策に「国民が審判を下す場」と位置付けられる。人口に関係なく各州から2人ずつ選ばれる上院(定数100、任期6年)は約3分の1、各州に人口比で議員数が割り当てられる下院(定数435、任期2年)は全員改選。任期満了に伴う知事選も行われる。

2013チバQ:2014/05/25(日) 22:57:25
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140523/amr14052309330001-n1.htm
【審判の現場】
2014米中間選挙(中)ネブラスカ州 不法移民…揺れる「保守王国」
2014.5.23 09:33 (1/3ページ)[米国]

粗末なトレーラーハウス(移動式住宅)が建ち並ぶ、通称「リトル・メキシコ」と呼ばれるフリーモントの中南米系の居住地区。州内で彼らへの風当たりは強い
 ■共和党、無視できぬ中南米系票

 「法を守らぬやからは米国に住む資格はない」

 米国で増え続ける不法移民に冷たい宣告を突きつける条例が、緑豊かな米中西部ネブラスカ州フリーモント市(人口約2万6千人)で今年4月上旬に施行された。住民がアパートや一戸建て住宅を借りる場合、市当局に5ドル(約500円)を支払って「居住許可証」をもらい、不法移民でないと宣誓させられる。後で嘘をついたと発覚した場合、許可証は剥奪され、住居から即刻追い出されるのだ。

 条例施行の背景には、2012年の大統領選で共和党のミット・ロムニー候補の票数がオバマ大統領を上回るなど、「保守王国」として知られるネブラスカ州の中でも「超保守的な町」(地元クレイトン大学のデイビッド・ウェバー教授)とされるフリーモントでのヒスパニック(中南米系)の人口増加がある。

 牧草地帯が広がるネブラスカ州では食肉業が盛んだ。フリーモント市内の食肉加工場には低賃金をいとわぬ中南米系の労働者が殺到。1990年に165人だった中南米系住民は2000年に1085人、10年には3149人に膨れ上がった。正規の手続きで入国した移民に交じって、不法移民も多数流入している。

 同様の条例は過去にテキサス州やペンシルベニア州の町でも制定されたが、反対訴訟で無効となった。フリーモントについては逆に適切との判決が下され、条例の存続が確定した。

 しかし、メキシコから1985年に移住し、今は米国籍を持つベニート・アダウト氏(52)は、「不法移民を追い出すための条例とはいえ、彼らから無慈悲にも住居を奪い、動物か何かのように扱うのは同胞への差別のように感じる」と訴える。

                 ■   ■

 今月13日に行われた共和党の上院予備選も、不法移民問題が争点となった。

 4候補のうち、不法移民に対して唯一、寛容姿勢を示した候補は最下位に沈んだ。勝利をものにしたのは「連邦政府の最優先課題は、(不法移民流入の阻止に向けたメキシコとの)国境警備強化だ。(不法移民の罪を不問にする)恩赦には反対だ」と訴えた、フリーモント出身の大学学長ベン・サッセ候補だった。

 予備選で敗退したものの、2001年の米中軍用機接触事件の際の米軍機長で、ブッシュ大統領(当時)から勲章を与えられて一躍有名となったシェーン・オズボーン候補も、「市民権を得るために一緒に同乗した(永住権保持者の)仲間とともに私は国家に奉仕した。法律を破る者になぜ、合法の滞在資格を与えるのか」と訴え、州の有権者から喝采を浴び続けた。

 共和党候補の激戦が地元メディアをにぎわす一方で、民主党の予備選を勝ち抜いたデイビッド・ドミーナ候補の影は薄い。

               ■   ■ 

 オバマ政権は昨年6月、(1)11年12月31日以前から滞在する不法移民が罰金500ドルを支払えば、暫定的な法的地位を与える(2)税金を払い英語を習えば、10年後に永住権申請を認める(3)その3年後に市民権申請を認める−などを柱とした移民制度改革法案を上院に提出し、賛成多数で可決された。

 ただ下院では、たなざらし状態が続く。移民政策の転換に反対する共和党が下院で多数を占めるからだ。

 米国には現在、中南米系を中心に1100万人の不法滞在者がいると指摘される。民主党内では農業や一部のサービス業での人手不足解消や各種分野での優秀な人材確保には不法移民受け入れもやむを得ないとの意見が支配的だ。

 しかし、その本音は「選挙での中南米系票の獲得にある」(オズボーン候補の支持者)との声は少なくない。

 12年の大統領選でも、オバマ氏が獲得した中南米系票は71%に上る。

 一方、改革法案成立を阻む共和党にとっても、中南米系は無視できない。ネブラスカ州の共和党の支持基盤である事業経営者の間でも、「労働力確保は重要だ。不法移民の受け皿作りも進めておくべきだ」との声も出始めている。(フリーモント 黒沢潤)

2014チバQ:2014/05/25(日) 22:59:51
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140524/amr14052409110007-n1.htm
【審判の現場】
2014米中間選挙(下)カリフォルニア州 民主の「反日候補」同士激戦…アジア系票取り込み狙い
2014.5.24 09:11 (1/3ページ)[米国]

昨年夏、米ワシントンでの政治集会に参加したマイク・ホンダ氏(中央左)=AP
 IT(情報技術)の聖地として有名なシリコンバレーを擁する、米カリフォルニア州の下院第17区。11月の中間選挙では、慰安婦問題での日本非難決議を下院で採択させた民主党の日系米国人、マイク・ホンダ議員(72)が8選を目指す。しかし、民主党からはインド系米国人で、知的所有権専門の弁護士、ロー・カンナ氏(37)も出馬。日系とインド系の候補によるアジア系票の獲得合戦が展開されている。

 6月3日に予備選が行われる同州の選挙区選では民主、共和両党の候補が入り交じって立候補し、政党に関係なく、得票数の多い上位2人が11月の本選挙に進む。現時点ではホンダ、カンナ両氏の進出が有力だ。

 人口の増加が著しいカリフォルニア州では、2010年の国勢調査に基づき、新しい区割りが前回選挙(12年)から適用された。ホンダ氏は旧15区選出だったが、これまでの選挙区の一部を含む17区から出馬し、7選を果たした。

 米国勢調査をもとに地元有力紙「サンノゼ・マーキュリー」が分析した有権者の構成は、ホンダ氏が圧勝してきた旧15区は白人69.5%、アジア系17.6%、ヒスパニック(中南米系)13.3%、黒人2.1%−だった。

 反日的な議員活動が目立つホンダ氏だが、選挙戦では教育の充実などを訴え、多くの白人票を獲得。これに慰安婦決議などでスクラムを組んだ中国系反日団体の支持を上乗せし、盤石な態勢を築いていた。前回の区割り変更で有権者の人種比率に変化が生じたが、有力な対抗馬は存在せず、圧勝した。

 ところが、カンナ氏にはアップルやグーグル、ヤフーなど、シリコンバレーの一流IT企業の幹部が支持を表明。名門イエール大の法科大学院出身で、1期目のオバマ政権で商務次官補代理も務めており、白人票が割れる可能性がある。

 17区の人種比率は、アジア系が51.4%で、白人33.7%、中南米系17.2%、黒人3%。いかにアジア系の票を取り込むかがポイントといえる。


■  ■

 

 サンフランシスコ湾を挟んで、シリコンバレーの対岸にあるフリーモント市のインド料理店で今年はじめ、カンナ氏の「キックオフ集会」が開かれた。参加した選挙区内に住む日本人男性(52)はカンナ氏に聞いた。「慰安婦問題で非難決議を通したホンダ氏以外を応援したい。グレンデール市の慰安婦像はどう思いますか」

 カンナ氏は「争点ではない」とかわした。男性は「抗日連合会は知っていますか」とも聞いた。カンナ氏の顔色は変わり、一度は「知らない」と言ったのに「知っている」と翻したり、不機嫌になったりしたという。男性は「つながりを確信した」と振り返る。

 抗日連合会とは、カリフォルニア州に本部を置く、反日ロビー活動を行う中国系米国人団体「世界抗日戦争史実維護連合会」のことだ。長年、ホンダ氏を支援してきたが、今回はカンナ氏に乗り換えたと指摘されている。

 沖縄県・尖閣諸島について、ホンダ氏は態度を明確にしないが、カンナ氏は自ら開設したサイトで「中国、台湾に属し、日本のものではない」と記すなど、“踏み絵”をクリアしたからだとされる。


■  ■

 

 「ホンダ議員を応援しよう」。地元の韓国メディアは慰安婦問題で信頼するホンダ氏への支持を再三訴えている。だが、17区で51.4%を占めるアジア系の内訳は、中国系15.5%、インド系14.8%、フィリピン系8.1%、ベトナム系7.2%で、韓国系は1.8%にすぎない。南カリフォルニアの一部の選挙区のように、票の力を誇示することはできない。

 世論調査ではホンダ氏の優勢が伝えられるが、その差は徐々に縮まっている。

 激しい選挙戦が、反日で「共闘」する中韓系住民の間にしこりを残す可能性がある。ただ、ホンダ、カンナ両氏のどちらが勝っても反日強硬路線は変わりそうにない。

(サンフランシスコ 中村将)

2015チバQ:2014/05/25(日) 23:06:40
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140523/amr14052318100007-n1.htm
NY名物の観光馬車は「無慈悲」? 新市長が禁止方針、市民は存続希望
2014.5.23 18:10 [米国]

ニューヨーク・セントラルパークの名物、観光馬車の営業存続を望む声は強い(黒沢潤撮影)
 【ニューヨーク=黒沢潤】米ニューヨーク市のセントラルパーク周辺を行き交う名物の観光馬車が存続の危機に瀕している。馬の取り扱いが「無慈悲」だとして、1月に就任したデブラシオ市長が馬車を3年以内に禁止するとの方針を打ち出したからだ。

 「馬がニューヨークの風景から消えるよう全力で取り組む」。デブラシオ氏は市長就任に際し、こう強調した。また、馬車の代わりに、レトロ調の装飾が施された電気自動車を導入する考えも示した。

 米メディアによれば、ニューヨークの営業馬車は156年の歴史がある。現在、約160人の御者と約200頭の馬がおり、料金は約20分間の走行で50ドル(約5000円)。

 しかし、馬が交通量の多い道を歩くため危険であることや、騒音や排ガスと常に隣り合わせだとして、かねてから馬車廃止を求める声が上がっていた。米動物愛護団体「PETA」の協会幹部は「(街中を歩くのは)馬にとって自然な生活ではない」と強調する。

 しかし、業界団体「ニューヨーク馬車協会」は馬の体調には配慮していると反論。馬の労働時間が1日9時間以内で、年に5週間の休みを与えているほか、定期的に健康診断も受けさせていると主張している。

 御者の1人、ディム・アローノ氏(34)は「(廃止は)バカげた考えだ」と一蹴。ある女性御者も「馬車はセントラルパークの象徴だ」と訴えた。

 最近の世論調査では、64%が廃止に反対、24%が賛成と、存続を求める声が圧倒的に多い。

 家族3人とともに馬車に乗った米東部ニュージャージー州在住のホアン・ロドリゲスさん(43)は「馬車はニューヨークに根付く伝統。街から消えるなら残念だ」と話した。

2016チバQ:2014/05/27(火) 22:02:55
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140527/amr14052709290003-n1.htm
【岐路に立つ米国】
退役軍人病院「診察待ち」が政治問題化
2014.5.27 09:29 (1/2ページ)

「政権の失政」共和党が攻勢


 【ワシントン=加納宏幸】米退役軍人のための病院で、複数の患者が長期間診察を待たされている間に死亡した疑惑が発覚し、11月の中間選挙をにらんだ政争を巻き起こしている。オバマ米大統領は25日、予告なしに訪問したアフガニスタンのバグラム空軍基地での演説で、米兵らに帰還後の万全な支援を約束した。だが、野党の共和党は政権の「失政」だとして攻勢を強め、シンセキ退役軍人長官の辞任を求めている。

 「負傷した軍人や退役軍人を大事にすることによって、米国は強くあり続ける。その癒やしを手伝うのは神聖な義務だ」

 オバマ氏は演説でこう強調した。演説後は1時間半、米兵と握手をしたり、写真を撮ったりして過ごした。同行したローズ大統領副補佐官は電撃訪問について「退役軍人の問題を考慮したわけではない」と記者団に語ったが、オバマ氏の念頭にあるのは明らかだ。

 今年4月、アリゾナ州フェニックスの病院で約40人が診察待ちの間に死亡した事案が発覚したことが発端だ。この病院では、診察の遅れが記録に残らないよう、偽の「待機者名簿」を作成した疑いもある。心臓の超音波検査を受けるだけで8カ月待たされるなどの事例を米メディアが大々的に報じたことで、シンセキ氏の辞任論が強まった。

 オバマ氏は21日、日系人で唯一の閣僚であるシンセキ氏をホワイトハウスに呼び、徹底的な調査と関係者の処罰を指示。オバマ氏は同日の記者会見で「待機者名簿の隠蔽(いんぺい)をし続けていたとすれば最高司令官として容認しない」と述べた。

 だが共和党はこの問題を政権のアキレス腱(けん)とみて追及を強めている。ブッシュ政権下の2007年、ウォルター・リード陸軍病院でイラク、アフガニスタンからの帰還兵が劣悪な環境下に置かれている実態が発覚し、オバマ氏は08年大統領選でこの問題を争点に据えて当選したからだ。

 共和党のキンジンガー下院議員は25日のCBSテレビ番組で「オバマ氏は記者会見で、まるで07年の陸軍病院の問題を話しているように聞こえた」と述べ、事態が全く改善していないと批判。共和党には政権を追及し、中間選挙で約2千万人の退役軍人から支持を得る思惑もあるとみられる。

 オバマ氏は「退役軍人を政争の具にすることがあってはならない。民主党と共和党が協力しなければならない」と訴えたが、共和党の攻撃は強まる一方だ。

                   ◇

【用語解説】退役軍人省

 米連邦政府の官庁で、退役軍人に関わる行政をつかさどる。1930年に局として発足し、89年にトップに閣僚級が就く省に格上げされた。国防総省に次ぎ、連邦政府で2番目に当たる約31万人の職員を擁する。退役軍人に対する医療の提供、障害への補償、年金、雇用などの業務を担当。退役軍人向け病院などの医療関連施設は1700以上ある。国立墓地の管理も行っている。

2017チバQ:2014/05/28(水) 23:18:02
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140528/amr14052821550008-n1.htm
オバマ米政権、「2つの戦争」終結に道筋 治安悪化の懸念も
2014.5.28 21:55 (1/2ページ)

 27日、ホワイトハウスでアフガニスタン駐留米軍の撤退について演説するオバマ米大統領(ロイター=共同)
 【ワシントン=加納宏幸】オバマ米大統領は27日、アフガニスタン駐留米軍の撤退に向けた工程表を示すことで、ブッシュ政権から引き継いだイラクとアフガンの「2つの戦争」の終結という公約に道筋を付けた。オバマ氏は次期大統領選がある2016年の末に全面撤退の期限を設定し、任期中に幕引きをする姿勢を明確にしたが、米軍撤退後に治安が悪化したイラクと同じ道をアフガンがたどらない保証はない。

 ホワイトハウスでの記者会見で、オバマ氏はアフガン作戦の成果を強調した。

 「(国際テロ組織)アルカーイダに重大な打撃を与え、ウサマ・ビンラーディンを抹殺した」

 米軍部隊が11年5月、パキスタン北西部でビンラーディンを殺害したことはオバマ政権の成果といえる。09年に大統領に就任したオバマ氏は、イラク戦争を前政権の「負の遺産」として扱い、撤退を急いだ。これに対し、アフガンでは09年に3万3千人の増派を決め、最大で10万人規模とした自らの戦争でもある。

 オバマ氏は記者会見で「敵を決定的にたたき、選挙された政権に移行させ、治安部隊に全責任を持たせる。これこそが21世紀の戦争終結の形だ」と述べた。

 米政府は9800人の残留部隊がアフガン軍や治安部隊に訓練を施すことで、「アフガンでアルカーイダが再編成できないようにする」(ヘーゲル国防長官)と強調している。

 ただ、11年のイラク撤退後、同国ではイスラム武装勢力「イラク・レバントのイスラム国(ISIL)」などの活動が活発化し、相次ぐテロ行為により治安は悪化している。アフガンでも米軍の攻撃に際しアルカーイダをかくまったイスラム原理主義勢力タリバンの脅威は消えていない。

 米国防総省は4月、議会への報告書で「アフガン治安部隊の能力は依然、発展途上の段階にある。軍要員の損耗は敵を上回り、汚職も続いている」と指摘。今後の治安部隊の能力は「来年以降の米軍と北大西洋条約機構(NATO)軍の規模による」とした。

 来年以降、アフガンに残留する9800人で治安部隊や軍の能力を向上させられるかについては不透明で、野党共和党からは次期大統領選に向けて恣意(しい)的に全面撤退への道筋を設定したとの声も出ている。

 「政治を優先させたとんでもないミスだ。大統領はイラク完全撤退という大失敗から何も学んでいない」

 同党のマケイン上院議員らは27日、オバマ氏をこう批判する声明を発表した。オバマ氏が28日発表する外交政策の内容によっては、マケイン氏が指摘したように、「米国があてにならないとの認識が世界的に高まる」可能性がある。

2018チバQ:2014/05/30(金) 21:25:03
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140530/amr14053015470009-n1.htm
「辞任は時間の問題」? 窮地の日系米長官、退役軍人病院の不祥事で

2014.5.30 15:47


 米退役軍人省が運営する病院の不祥事を受け、日系のシンセキ退役軍人長官の進退について、「辞任は時間の問題」などと厳しい見方を伝えるメディアが一部に出始めた。窮地のシンセキ氏は正念場を迎えている。

 同省は28日、西部アリゾナ州フェニックスの退役軍人病院で、初診を受けるまで平均4カ月弱の待ち時間を短くみせるための隠蔽工作が行われていたことなどを認める暫定報告書を発表。共和党だけでなく与党の民主党からもシンセキ氏の辞任を求める声が強まった。同氏は30日、首都ワシントンの集会で講演し、この問題について釈明。進退に言及するかどうかも注目される。

 オバマ大統領は21日の緊急記者会見で「誤った行いがあれば、処罰すると保証する」と明言。暫定報告書が既に出ているため、何らかの対応を迫る圧力が高まりつつある。(共同)

2019チバQ:2014/05/31(土) 10:33:25
http://mainichi.jp/select/news/20140531k0000e030138000c.html

米国:日系のシンセキ退役軍人長官の辞任発表

毎日新聞 2014年05月31日 10時22分(最終更新 05月31日 10時29分)


 【ワシントン西田進一郎】オバマ米大統領は30日、日系のシンセキ退役軍人長官の辞任を発表した。退役軍人省運営下の病院で多数の退役軍人患者が長期間受診待ちを強いられたうえ、死亡した疑惑が浮上していた。政権批判を強める野党・共和党に加え、11月の中間選挙で苦しい戦いが予想される与党・民主党からも辞任を求める声が広がっていた。

 疑惑の発端は、西部アリゾナ州フェニックスの退役軍人向け病院で、長期間受診待ちをしていた患者約40人が死亡していた、との米メディア報道。受診の遅れが公式記録に残らないよう、公式の患者名簿と別に裏名簿を作っていた疑惑なども明らかになった。

 同省監察官の調査で、同病院には約1400人の登録済み受診待ち患者のほか、約1700人の未登録の受診待ち患者がいることが発覚した。

 米国には2000万人を超える退役軍人がおり、高い敬意が払われている。医療や福祉などを担当する同省は、全米に医療施設や給付事務所を持ち、米連邦政府組織の中でも国防総省に次ぐ2番目の大きさだ。陸軍参謀総長を務めたシンセキ氏は、歴代2人目の日系人閣僚として2009年に就任した。

 退役軍人は政治的な影響力も強い。中間選挙を控えたこの時期の不祥事発覚と担当閣僚辞任は、オバマ政権にとって打撃となりそうだ。

2020チバQ:2014/06/01(日) 08:13:30
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014053002000251.html

米グーグル 人種構成波紋 黒人従業員2%だけ














2014年5月30日 夕刊





 【ニューヨーク=吉枝道生】米IT大手グーグルが、従業員のうち黒人は2%、ヒスパニック(中南米系)は3%しかいない−とする人種別のデータを公表し、話題を呼んでいる。


 二十八日付の発表によると、北米の従業員約二万六千六百人の構成は、白人61%、アジア系30%などとなっており、黒人とヒスパニックの割合が極端に少ない。全米の人口調査では、黒人が13・1%、ヒスパニックが16・9%で、グーグルでの割合の少なさが際立つ。女性従業員が30%であることも明らかにした。


 米シリコンバレーなどのIT企業が人種的多様性に欠けることはこれまでも指摘されてきたが、大企業が従業員の人種構成を明らかにするのは珍しい。


 ラズロ・ボック上席副社長は、情報工学分野の学位を持つマイノリティー(少数派)や女性が少ないことを理由に挙げる一方、「今のグーグルは、あるべき姿ではない」とコメントした。

2021チバQ:2014/06/02(月) 00:13:20
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140601/amr14060111250004-n1.htm
米大統領、看板政策の閣僚失う シンセキ氏更迭は中間選挙控え打撃
2014.6.1 11:25 (1/2ページ)
 【ワシントン=加納宏幸】退役軍人のための病院で患者が長期間、診療を受けることができずに死亡した問題で、オバマ米大統領がついにシンセキ退役軍人長官(71)の更迭に踏み切った。オバマ政権では4月、セベリウス前厚生長官が医療保険制度改革(オバマケア)に基づく保険加入システムに障害が発生した責任を取って辞任したばかり。11月の中間選挙を前に、オバマ氏の政権運営に暗雲が垂れ込めている。





 オバマ氏は5月30日、シンセキ氏との面会後にホワイトハウスで緊急記者会見を行い、「シンセキ氏の退役軍人に対する献身は疑う余地がない」と述べた。同氏の軍歴や長官として取り組んだ退役軍人のホームレス化防止や心的外傷後ストレス障害(PTSD)対策での成果もたたえた。

 それでもシンセキ氏の辞意を受け入れたのは、各種世論調査で40%台の支持率に低迷している政権への打撃を最小限に食い止めようという思惑がある。

 診察待ちの間に約40人が死亡したとされる疑惑も持ち上がり、共和党だけでなく与党民主党、それまでシンセキ氏に好意的だった退役軍人団体が辞任を求める事態に発展していたからだ。

 共和党はシンセキ氏の辞任を受け、オバマ氏に照準を定めている。

 共和党のベイナー下院議長は30日、シンセキ氏の更迭を受けて記者会見し、「シンセキ氏が辞任したからといって、大統領が責任を免れるわけではない」と語った。4月末の問題発覚以来、シンセキ氏の辞任を求めてきた同党は、これまで同氏の更迭を見合わせてきたオバマ氏の判断について追及する構えだ。

 オバマケアと、アフガニスタン、イラクの「2つの戦争」の終結は2008年に大統領選で勝利したオバマ氏の看板政策といえる。それだけに、オバマケアを円滑に進める責任を負っていたセベリウス前厚生長官に続き、退役軍人に対する「戦争の清算」に関わってきたシンセキ氏が不祥事で辞任に追い込まれたことは、政権にとって大きな打撃となる。

2022チバQ:2014/06/05(木) 21:19:13
http://mainichi.jp/select/news/20140606k0000m030067000c.html
米国:軍曹解放で批判高まる 脱走兵疑惑も浮上
毎日新聞 2014年06月05日 20時21分

 【ワシントン西田進一郎】アフガニスタンの旧支配勢力タリバンに拘束されていた米陸軍軍曹の解放を巡り、タリバン幹部5人と「交換」したことや、法に基づく議会への事前通告なしに幹部を移送したことに対して米国内で批判が高まっている。軍曹が米軍駐屯地から脱走してタリバンの捕虜になったとの疑惑も浮上。当初の歓迎ムードはなくなり、野党・共和党は秋の中間選挙も見据えて政権批判を強めている。

 「オバマ大統領は米軍最高司令官として、米軍兵士が家族の元に戻るように立派に行動した。帰還を政治的な得点を挙げるために利用すべきではない」。与党・民主党上院トップのリード院内総務は4日、上院本会議で演説し、大統領の判断を擁護し、共和党をけん制した。

 しかし、共和党の批判は5月31日の解放以降、日増しに高まっている。軍曹の解放と引き換えにキューバのグアンタナモ米海軍基地収容所からカタールに移送したタリバン幹部5人は「最も危険な人物」(マケイン上院議員)とみられているからだ。過去に釈放したテロ容疑者らと同様、再び戦闘行為に戻る恐れがある。米政府との「取引」を狙うグループが今後、米国民や米軍兵士の拉致や拘束を狙う可能性を高めたとの懸念も強い。

 また、国防権限法は、同収容所の勾留者を移送・釈放する際、国防長官は少なくとも30日前までに議会に通知することを義務づけている。しかし、下院軍事委員会のマキオン委員長(共和党)は「法に基づき我々が通知を受けたのは釈放から72時間以上もたってからで、違法だ」と批判。政権側は緊急性からやむを得ない対応で合法だと反論している。

 さらに、米CNNテレビは、軍曹と同じ部隊の一員の話として、軍曹が駐屯地から脱走し、その捜索のために仲間の米兵が6人死亡したと報道。米紙ニューヨーク・タイムズも元米軍幹部の話として脱走疑惑を伝えた。真相究明を求める声に、オディエルノ陸軍参謀総長は4日、「(体調回復後の)適切な時に、彼が捕虜になった経緯について透明性があり、徹底的で完全な再調査を行う」との声明を出した。

 解放に至る経緯や手続きを問題視する共和党は、過半数を占める下院で11日に軍事委員会の公聴会を開き、ヘーゲル国防長官を追及する方針だ。

2023チバQ:2014/06/08(日) 18:33:08
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140606/amr14060621450011-n1.htm
選挙前の賃上げ目論むオバマ氏、共和党が徹底抗戦
2014.6.6 21:45 (1/2ページ)[米国]

 【ワシントン=小雲規生】米国で最低賃金引き上げをめぐるオバマ大統領と共和党との論戦が過熱している。11月の中間選挙をにらみ、低所得者層の支持を獲得する思惑などから引き上げを実現させたいオバマ大統領に対し、共和党側は「賃上げは逆に雇用環境を悪化させる」と主張するなど徹底抗戦の構えだ。

 「最低賃金の引き上げには大多数の人が賛成している」

 オバマ大統領は5月22日のシカゴ市内での政治集会で訴えた。大統領は1月の一般教書演説で、連邦政府の契約企業職員の最低賃金を時給7・25ドルから10・10ドルに引き上げると表明。最近の遊説では、国全体の最低賃金も10・10ドルにすべきだと繰り返し言及し、支持基盤固めを図っている。

 引き上げ論の根拠には、現在の最低賃金は物価上昇率を考慮すれば、過去の水準よりも大幅に目減りしているという事情がある。

 オバマ大統領は「引き上げは2800万人の労働者の収入増につながる」と主張する。

 これに対し共和党側は、最低賃金を上げれば経営が圧迫されるとする経済界の意向を背景に抵抗を強めている。議会共和党は4月30日、国全体の最低賃金を引き上げる法案を上院で阻止。マコネル上院院内総務は「民主党は雇用を真剣に考えるそぶりすらみせない」とかみついた。

 議会予算局の試算では、最低賃金を10・10ドルに引き上げれば、2016年までに約50万人の雇用が失われる。こうした数字などを根拠に共和党は「本当の最低賃金はゼロだということを忘れるな」(リー上院議員)などと主張している。

 ただ、同じ試算では、1650万人の所得が増えるとも予想。コネティカットやハワイなど7州では今年に入り、州独自の最低賃金引き上げ法が成立した。今年を「行動の年」と位置づけ、共和党の協力を得られなくても政策を実現しようと意気込むオバマ大統領の思惑通りとなったが、これらの州では飲食店や小売店が賃金上昇の原資を捻出するため、材料費や仕入れをカットしているとの報道も相次いでいる。

 共和党は引き続き、雇用への影響やオバマ大統領批判のテレビCMを流すなどして攻勢をかける方針だ。

2024チバQ:2014/06/08(日) 18:38:36
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140608/amr14060812000001-n1.htm
【アメリカを読む】
巨大官僚機構に敗れた日系閣僚、シンセキ氏
2014.6.8 12:00 (1/4ページ)

5月30日、バラク・オバマ大統領に辞意を伝えるのに先立ってワシントンで講演に臨んだエリック・シンセキ氏。席上、退役軍人病院の不祥事を謝罪した(AP)
 歴戦の強者も巨大官僚機構には歯が立たなかった。退役軍人省のエリック・シンセキ長官(71)が、退役軍人向けの病院で初診を受けるまで長期間待たされて約40人が死亡した問題の責任を取って辞任した。米国のメディアは不祥事を大きく取り上げ、与党民主党を巻き込んで「シンセキ辞任論」が強まっていた。日本ではあまり知られていない役所で起きた不祥事はバラク・オバマ米大統領(52)の足元を揺るがしている。同時に米国の世界戦略にも関わる事案として注目したい。


広島からの移民3世


 シンセキ氏は、クリントン政権の商務長官、ブッシュ政権の運輸長官を歴任したノーマン・ミネタ氏(82)に次ぐ歴代で2人目の日系人閣僚だった。広島からハワイに移民した祖父(姓は新関(しんせき))を持つ3世で、ニューヨーク州ウエストポイントの陸軍士官学校に進んだ。

 ベトナム戦争には2度加わり、地雷の爆発によって右足の半分を失う大けがをしている。昇進を続け、1999年にアジア系で初めて陸軍制服組トップである陸軍参謀総長に就任した。その発言が最も注目されたのは2003年、イラクへの介入をめぐり戦後統治の観点から数十万人の大規模派兵が必要だと議会で証言したときのことだ。

 世界規模の米軍再編(トランスフォーメーション)を進めていた当時のドナルド・ラムズフェルド国防長官(81)は、ハイテク化された少数兵力による効率的な作戦を志向していた。文民統制を受ける立場にも関わらず異を唱えたシンセキ氏は、ラムズフェルド氏によって解任される。

 イラク戦争が思うように進まなかったことで、退役後は軍の中枢部からもシンセキ氏の主張が正しかったとする声が上がった。上院議員時代からこの戦争に反対してきたオバマ氏は、このいきさつに注目した。


2つの戦争世代


 「シンセキ氏は権力に対して真実を述べることを、決して恐れてこなかった」

 オバマ氏は5月30日、シンセキ氏の更迭後、ホワイトハウスで開いた緊急の記者会見でこう語った。「権力」がラムズフェルド氏を含めたブッシュ政権を指すことは疑いがない。

 オバマ氏は、ブッシュ政権の末期に2007年に発覚したウォルター・リード陸軍病院での不祥事を08年大統領選で利用した。イラク、アフガニスタンの帰還兵が劣悪な環境で治療を受けていた問題の解決を約束することで退役軍人の支持を得たのだ。

2025チバQ:2014/06/08(日) 18:38:56
 ベトナムで戦い、陸軍参謀総長としてイラク、アフガン戦争に関わった2つの世代にとっての「英雄」であるシンセキ氏は、退役軍人への医療サービスや生活支援に関わる退役軍人省のトップに適任だった。だが、退役軍人病院での不祥事は皮肉にも、この「2つの世代」によってもたらされた。


増大する「戦後」負担


 1975年に終結したベトナム戦争世代は約2000万人の退役軍人のうち3分の1に当たる730万人を占める最大勢力だ。彼らはちょうど初老にさしかかり、医療がより必要になる。そこにイラクやアフガンで障害を負った帰還兵が加わり、退役軍人省が運営する医療関連サービスの利用者はここ5年間で約200万人も増えた。

 状況を改善するため、退役軍人省は診察待ち時間を減らした施設の幹部に特別ボーナスを支給するようにしたが、これがあだとなった。本省に偽の待機者名簿を提出し、実際は数カ月も患者を待たせるような事案が発生してしまったのだ。

 「戦場では20歳がらみの伍長の電話だけを頼りに攻撃を命じなければならない。それが良い情報だと信じるしかない」

 シンセキ氏はオバマ氏にこう述べ、軍の文化では退役軍人病院で起きたような隠蔽(いんぺい)工作はありえないと強調した。

 退役軍人省は30万人以上の職員を擁し、連邦政府の中では国防総省に次ぐ第2の大官庁である。予算規模は2009会計年度で約1000億ドル(10兆円)だったのが14会計年度では約1510億ドルに膨れあがり、今後も増大する見通しだという。

 オバマ氏はこのほどアフガンからの全面撤退に向けた工程表を発表し、シリア内戦など世界の紛争への新たな介入にも慎重姿勢を示している。戦費負担だけでなく、退役軍人省の問題に象徴される「戦後」負担の重さもその理由の一つなのだろう。退役軍人省が取り組むシステム改革の成功は、米国が世界でこれからも軍事的な役割を果たせるかどうかの判断にも影響を与える。(ワシントン支局 加納宏幸)

2026旧ホントは社民支持@鹿児島市:2014/06/08(日) 19:21:06
CIAがtwitter始める

https://twitter.com/CIA

最初のつぶやきは
We can neither confirm nor deny that this is our first tweet.

我々は,このつぶやきが最初のものかどうか肯定も否定もしない。

2027チバQ:2014/06/09(月) 19:36:01
http://www.afpbb.com/articles/-/3017137?ctm_campaign=photo_topics
ヒラリー氏、大統領選出馬「年内の決断なし」
2014年06月09日 12:46 発信地:ワシントンD.C./米国

【6月9日 AFP】ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前米国務長官(66)は、8日放送の米ABCテレビとのインタビューで、以前から取り沙汰されている2016年米大統領選への出馬の有無について、今年中に表明するつもりはないと語った。

 インタビューでヒラリー氏は、大統領選出馬について「年末に向けて決断することになる」「それより前の発表はあり得ない」と言明した。

 さらに、近く出版される自身の回顧録「Hard Choices(困難な選択)」の宣伝全米ツアーを目前に控えていることを踏まえ、「今年は国内を回ったり、著書にサインをしたり、秋の中間選挙を手伝ったりして過ごすつもり。そして一呼吸を置いて、今後検討すること、しないことについてのプラス面とマイナス面を考えながら、決断を下したい」と語った。

 大統領選出馬についての立場は不透明なままだが、今週始まる回顧録宣伝全米ツアーを、非公式な選挙運動の始まりと見る向きも少なくない。10日に発売される回顧録は、2016年大統領選の選挙運動を前に、ヒラリー氏が自身のイメージを刷新・調整する機会になると捉えられている。

 8日発表のABCと米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)による世論調査によれば、民主党および民主党寄りの無党派層で、同党からの大統領候補としてヒラリー氏を支持する人は69%に上っており、同氏が立候補の意志を示せば早い段階で党指名を確実にすることが推測される。

 米国民全般でみてもヒラリー氏の評判は悪くない。67%がヒラリー氏を強い指導者とみなし、60%が正直で信頼できる人物、59%が米国の将来について斬新なアイデアを持っていると答えた。

 国務長官時代のヒラリー氏の業績についても、59%が全体的に評価できるとしているが、2012年にリビア・ベンガジ(Benghazi)の米領事館が襲撃され駐リビア米大使ら4人が死亡した事件の対応については、支持率は37%に落ち込む結果となっている。

 出版前に公表された回顧録の抜粋によると、同著の中でヒラリー氏は、この事件についても言及。「この悲劇を繰り返し政治の道具に利用」したり、「国に尽くして失われた命を過小視」したりすることは絶対にないと述べている。(c)AFP

2028チバQ:2014/06/09(月) 19:37:41
http://www.afpbb.com/articles/-/3017084?ctm_campaign=txt_relation&amp;3017137
大統領選視野?回想録出版で動きを加速するヒラリー氏
2014年06月09日 11:07 発信地:ワシントンD.C./米国

【6月9日 AFP】ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前米国務長官は今週、在任4年間の回想録「Hard Choices(困難な選択)」を10日に出版するのに合わせて、退任以来初めて米国各地を回る。米国民やメディアがヒラリー氏の過去に関心を持っているのは確実だが、政界におけるヒラリー氏の今後の動向も注目を集めている。

 無論、ヒラリー氏が新著の回想録を売り込むため宣伝活動を行うのは理に適った動きだ。ただ、同氏は有権者らとの対面で、昨年の退任以来使う機会が少なかったスキルを復活させるとみられ、1週間にわたる今回の宣伝ツアーは2016年の米大統領選に向けた助走の始まりを否応なく示唆している。

 ヒラリー氏のチームは、今年最も期待されている新著の出版を何か月もかけて慎重に準備。リビア東部ベンガジ(Benghazi)で起きた米領事館襲撃事件に対する同氏の反応や、米国がいかにして「必要不可欠な国」であり続けているかを記した部分の抜粋で、ワシントンD.C.(Washington D.C.)の政治記者らの関心を引き付けてきた。

 それと並行して元ファーストレディーのヒラリー氏は、精力的なペースで講演やテレビインタビューをこなしてきた。9日からはABCニュースによる1時間の単独インタビューを皮切りに、ニューヨーク(New York)やシカゴ(Chicago)で新著関連のイベントに登場。今月中にはフィラデルフィア(Philadelphia)やカンザスシティー(Kansas City)、ワシントンでの講演や、バージニア(Virginia)州の小売店コストコ(Costco)でのサイン会、テキサス(Texas)州オースティン(Austin)での対話集会も予定されている。イベントはカナダでも行われる予定だ。

 ヒラリー氏は08年の大統領選に出馬したものの、民主党の指名獲得争いで現職のバラク・オバマ(Barak Obama)氏に小差で敗れた。同氏は今回、自身に好意的とは言い難いFOXニュース(Fox News)のインタビューさえ受け入れる。国際社会で強い影響力を持つ米大統領の座に関心がなければ、これだけ精力的に活動する意味があるだろうか。

 ミシガン大学(University of Michigan)のマイケル・ヒーニー(Michael Heaney)准教授はAFPに対し、「(ヒラリー氏は)明らかに大統領選への出馬準備を整えており、自身の行動すべてがその目標に向かう歩みであることを十分承知している」と指摘した。

2029チバQ:2014/06/09(月) 19:38:01
■詳細を明らかにしない「安全な選択」

 こうした歩みの一つが、国務長官の在任期間について洗いざらい暴露するのではなく、新事実を慎重に明らかにする回想録の出版だ。共和党の批判に反論したり、先手を打ったりする狙いもある。

 ヒラリー氏の回想録は、イラク戦争やベンガジ米領事館襲撃事件、揺れる米露関係に言及。イラク戦争については、2002年に上院がこれを承認したのは「過ち」だったと振り返っている。脱稿が4月23日だったことから、ウクライナへの攻勢を強めるロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領への批判など、最近の国際情勢を反映した部分もある。

 ヒラリー氏はまた、シリア内戦初期に反政府勢力に武器を提供する案を支持していたと述べ、反対したオバマ大統領と巧みに距離を置いた。新著を先行入手したCBSニュースが伝えたところによると、ヒラリー氏は「自分を含めて、論戦で負けるのを好む人はいない。ただ、これは大統領の指示だった」と記しているという。

 このほか回想録には、夫のビル・クリントン(Bill Clinton)元大統領が、娘のチェルシー(Chelsea)さんの結婚式で親子でダンスをした時の感極まった様子など、ヒラリー氏の個人生活に関するエピソードも盛り込まれている。

 ただ、暴露的な要素は皆無に等しく、国際情勢の危機に取り組んだ際の政権内部の動きは余り明らかにされていない。米オンライン雑誌スレート(Slate)は、新著の書名をもじって「Safe Choices(安全な選択)」と評している。

 アメリカン大学(American University)のジェニファー・ローレス(Jennifer Lawless)氏は、「有権者に再び向き合う必要性を認識しているなら、政治家が暴露本を書くことはない」とコメント。ヒラリー氏が新著出版によって「全国をめぐる旅に出発し、新たな試みに乗り出し、有権者に会って国民に話しかける立場を得た」との見解を示した。

 次期大統領選への出馬について、ヒラリー氏は年内に結論を出す意向を表明している。回想録では「わたしが2016年の大統領選に出馬するかどうか」と自ら質問を投げかけ、このように回答する。「答えは未定です」(c)AFP/Michael Mathes


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2030チバQ:2014/06/10(火) 21:15:46
http://mainichi.jp/feature/news/20140611k0000m030100000c.html
米大統領選:クリントン前長官軸に攻防戦
毎日新聞 2014年06月10日 21時01分

 【ワシントン西田進一郎】2016年の次期米大統領選挙に向けた攻防が、民主党有力候補と目されるヒラリー・クリントン前国務長官(66)を中心に早くも動き出している。クリントン氏は長官在任中の回顧録「ハード・チョイス(困難な選択)」を10日に発売し、サイン会などで全米各地を回る。一方、共和党は長官在任中にリビアで起きた米領事館襲撃事件での「情報隠し」疑惑の追及などで、クリントン氏の好感度低下を図る構えだ。

 「(立候補するかについて)年末より前には決断しない。来年だと確信はしていないが、私の決断の仕方からすれば、おそらくそうなるだろう」。クリントン氏は9日放映の米ABCテレビのインタビューで、「年末まで」としてきた大統領選への対応決定時期について、「年末以降」と軌道修正した。しかし、前国務長官などとしての実績と抜群の知名度を持つだけに08年以来の立候補を求める声は広がっている。

 米紙ワシントン・ポストなどが8日に発表した世論調査でも、民主党支持層の69%がクリントン氏が同党の候補になることを望むとの結果が出た。さらに、支持政党を問わない設問でも、国務長官としての仕事について支持するとの回答が57%で、クリントン氏を「強い指導者」とみる回答は67%に達した。

 クリントン氏は10日の東部ニューヨークを皮切りに、サイン会や演説会などで全米各地を回る予定で、大統領選に向けた「始動」と受け止められている。

 これに対し、共和党は12年にリビア・ベンガジで起きた米領事館襲撃事件で、米政権が国際テロ組織アルカイダ系組織によるテロ攻撃と知りながら、間近に迫った大統領選への影響を考慮し、過激化した群衆による抗議行動が原因と事件直後に説明していたとの疑惑を追及する。同党が多数を占める下院は5月に同事件の調査のため特別委員会を設置した。

 また、シリア内戦への対応やロシアとの関係「リセット」などクリントン氏が長官在任時にオバマ大統領が進めた「弱腰」の外交政策が国際的な混乱を招いているとして批判を強めている。

 ただ、大統領選まで2年以上を残して「攻撃」に躍起となる背景には、クリントン氏が難敵であることや、共和党に有力な候補者がいない「焦り」の裏返しの面もありそうだ。

2031チバQ:2014/06/12(木) 20:27:52
http://www.cnn.co.jp/usa/35049240.html
下院共和党のナンバー2、茶会系にまさかの敗北 州予備選
2014.06.11 Wed posted at 12:51 JST

(CNN) 今秋の米中間選挙に向け、バージニア州で10日、共和党下院候補を決める予備選挙が実施された。第7選挙区で下院共和党のナンバー2、エリック・カンター院内総務が草の根保守運動「ティーパーティー(茶会)」系の候補者に敗れる波乱があり、党内に衝撃が走っている。

州当局の発表によると、開票率99%の時点でカンター氏の得票率は44%。ティーパーティー系の新人、デービッド・ブラット候補が56%の票を獲得した。投票率は低調だった。

カンター氏は敗北を宣言する一方で「残念な結果だが、私はこの国を信じている。われわれには次のチャンスがあるはずだ」と述べた。

専門家らはこの結果に驚きを示している。「共和党内ではこれを機に右派が勢いを取り戻し、主流派との溝を埋めることは困難になる」との見方もある。

ブラット氏は大学の経済学教授。カンター氏を「大企業寄りで有権者に背を向けている」と批判し、「主流派に挑む草の根保守派」として選挙戦を展開した。

2032チバQ:2014/06/12(木) 20:30:04
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPKBN0EM06620140611
クルーズ米上院議員がカナダ市民権放棄、次期大統領選へ地ならし
2014年 06月 11日 12:09 JST
[ニューヨーク 10日 ロイター] - テッド・クルーズ米上院議員(共和党、テキサス州)の事務所は10日、同議員がカナダの市民権を放棄したと発表した。クルーズ議員は2016年の次期大統領選出馬を検討しているとされる。約9カ月前、カナダ生まれの同議員が米国とカナダで二重に市民権を保有していることが判明していた。
事務所は、同議員がヒューストンの自宅で「カナダ市民権放棄証明書」を受け取ったとしている。

昨年8月、ダラス・モーニング・ニュース紙が初めて二重市民権問題を報道。これを受け、大統領選挙に出馬する資格があるか問う声が出ていた。

クルーズ議員は、当時同紙に「カナダに対する不満などはないが、私は生まれながらの米国人であり、米国の上院議員として米国人でのみあるべきと考える」と述べていた。

2033チバQ:2014/06/12(木) 20:31:58
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140611/amr14061121340015-n1.htm
下院共和党のナンバー2敗北、茶会系が一矢報いる 米バージニア州予備選
2014.6.11 21:34

敗北を認める下院共和党のカンター院内総務(中央)=10日、米バージニア州リッチモンド(AP)
 【ワシントン=青木伸行】共和党は10日、バージニア州で、11月の中間選挙の下院公認候補を決める予備選を行い、下院共和党ナンバー2のカンター院内総務が草の根保守運動「ティーパーティー」(茶会)系のブラット候補に敗北した。退潮傾向にある茶会系が一矢を報いた形で、波乱の結果となった。

 カンター氏は、ベイナー下院議長(共和党)の後継と目されていた。カンター氏に近い下院議員の一人は「彼が負けるとは誰も考えず、激震だ」とショックを隠さなかった。

 選挙戦でブラット氏は、カンター氏を(1)不法移民に米国籍取得の道を開く移民制度改革に積極的(2)オバマ政権との交渉に当たっており、政権との妥協に傾斜している−と攻撃した。

 世論調査機関ギャラップによると、共和党支持者の茶会への支持率は、2010年の61%から41%にまで下落。これまでの各州予備選でもオハイオ州でベイナー氏が、ケンタッキー州では上院共和党トップのマコネル院内総務が茶会系候補に圧勝するなど、指導層と保守本流は総じて有利に戦いを進めてきた。

 ただ、3日のミシシッピ州の上院予備選では、6期を務める現職と茶会系候補が大接戦となり決着がつかず、24日の決選投票にもつれ込んでいる。これまでの結果を踏まえ「茶会も過度の妥協、穏健路線も敬遠し、その中間を志向するという傾向が見え隠れする」(政治アナリスト)との分析も出ている。

2034チバQ:2014/06/12(木) 20:33:17
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140611/amr14061115000011-n1.htm
ヒラリー氏、大統領選“始動”か 回想録出版で注目「選択の時は、すぐにやってくるでしょう」
2014.6.11 15:00 (1/2ページ)

米ABCテレビのインタビューに応じるヒラリー氏(ロイター)
 【ワシントン=加納宏幸】米国のヒラリー・クリントン前国務長官が、自らの回想録「困難な選択」の出版(10日)に合わせ、著名ジャーナリストのインタビューに応じるなど動きを活発化させている。2016年大統領選に向けてクリントン氏が「始動」したとの観測も強まっているが、本人は年末まで態度を表明しないと述べ、周囲やメディアの臆測合戦に拍車をかけている。

 クリントン氏は9日夜に放映された米ABCテレビの報道番組でのインタビューで、「今年は国内を回って、(11月の)中間選挙を手伝う。そして一度、深呼吸してからプラス面とマイナス面を考え、それから決断をしたい」と述べた。

 同テレビの電子版によると、インタビューでは夫のクリントン元大統領が大統領選前年の1991年秋から選挙運動を始めたことを挙げて、決断が来年にずれこむ可能性も示唆した。

 2012年にリビア東部ベンガジで起きた米領事館襲撃事件をめぐる「情報隠蔽(いんぺい)」疑惑で、野党共和党からは国務長官としての責任を追及されている。

 しかしクリントン氏は、「(ベンガジの問題は)むしろ(大統領選に)出馬する理由になります。偉大な米国はマイナーリーグではなくメジャーで戦わなくてはなりません」と述べ、政治家には困難な外交課題に取り組む覚悟が必要だと主張した。

 米紙ワシントン・ポストとABCテレビが8日に発表した合同世論調査によると、民主党員や同党寄りの回答者のうち、次期大統領選の民主党候補としてクリントン氏を支持したのは66%に上り、2位のバイデン副大統領(12%)を大きく引き離した。

 クリントン氏が民主党の「ポスト・オバマ」の筆頭的立場にあることが、共和党による集中砲火の理由だ。だが、同じ世論調査で国務長官時代の仕事ぶりを59%が支持し、69%がクリントン氏を「強い指導者」と答えたところをみると、中傷攻撃は今のところ奏功していないようだ。

 ワシントン・ポスト紙(8日付)によると、同氏は回想録で、アジア政策は(1)中国との関係拡大(2)中国を牽制(けいせい)するための同盟関係強化(3)多国間制度の支援−という3つの手法の融合が必要だと強調するなど、大統領選出馬への意欲は十分にあるとみられている。

 クリントン氏は回想録で、大統領選への対応を「決めていない」としつつも、巻末で「もうひとつの『困難な選択』の時は、すぐにやってくるでしょう」と締めくくっている。

2035チバQ:2014/06/15(日) 12:36:16
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140614/amr14061420060007-n1.htm
「何も決められない大統領」 イラク混迷、高まるオバマ批判

2014.6.14 20:06 [米国]

 13日、ワシントンのホワイトハウスで、イラク情勢について声明を発表するオバマ米大統領(ロイター)
 13日、ワシントンのホワイトハウスで、イラク情勢について声明を発表するオバマ米大統領(ロイター)


 【ワシントン=青木伸行】緊迫するイラク情勢をめぐるオバマ米大統領の対応の遅さと曖昧さに、米国内で批判が高まっており、11月の中間選挙をにらみ野党・共和党は攻撃を強めている。

 大統領は13日、ホワイトハウスで、地上部隊を派遣しないこと以外、具体策を何ら示さず、決定まで「数日を要する」と言い残し、ヘリコプターで遊説先のノースダコタ州へ向かった。

 共和党のベイナー下院議長は「下院と国防総省は、イラクの情勢悪化をホワイトハウスに警告してきた。だが、何もせず、イスラム過激組織が首都バグダッドへと迫っているときに、大統領は昼寝をしている」と痛烈に批判した。

 マケオン下院議員(共和党)は大統領の言葉をとらえ「ホワイトハウスには、何も決められずに、『あらゆる選択肢を検討している』と言う歴史がある」と皮肉った。

 マケイン上院議員(同)に至っては、「大統領は国家安全保障チームを一新すべきだ」とし、ライス大統領補佐官(国家安全保障問題担当)や、デンプシー統合参謀本部議長らの辞任を要求。過激派組織の脅威増大は「イラクから米軍が撤退した代償であり、大統領はアフガニスタンでも同じ破滅的な過ちを犯そうとしている」と非難した。

 一方、ウォールストリート・ジャーナル紙は「(大統領就任から)5年以上がたち、われわれはこの大統領に指導力、戦略的な望みを期待すべきではないということを知るようになった」と批判している。

2036チバQ:2014/06/15(日) 12:37:02
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140614/amr14061423540008-n1.htm
ロックフェラー氏が墜落死 NY市郊外で小型機操縦、石油王のひ孫

2014.6.14 23:54 [航空事故・トラブル]

米国NY市郊外で墜落した、ロックフェラー氏が乗っていた飛行機(AP)
米国NY市郊外で墜落した、ロックフェラー氏が乗っていた飛行機(AP)


 米国の富豪ロックフェラー家の医師リチャード・ロックフェラー氏(65)が操縦する小型機が13日朝、ニューヨーク市郊外ウエストチェスターから離陸後に飛行場西方の民家をかすめ木に衝突、墜落して同氏が死亡した。AP通信が伝えた。

 事故当時は霧が出て視界不良だった。ほかに搭乗者はなかった。同氏は米銀大手チェース・マンハッタン(現JPモルガン・チェース)元会長のデービッド・ロックフェラー氏の息子で、石油王ジョン・ロックフェラーのひ孫。(共同)

2037チバQ:2014/06/21(土) 11:53:20
http://mainichi.jp/select/news/20140620k0000e030234000c.html

米共和党:下院院内総務選、主流派が茶会系破る

毎日新聞 2014年06月20日 10時12分


 米下院共和党は19日、7月で辞任するナンバー2のカンター院内総務の後任を決める選挙を行った。ナンバー3で党主流派のマッカーシー院内幹事(49)が、保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」系の議員を破った。また、これに伴う院内幹事選では、茶会に近いスカリース議員(48)が他の2人の候補を上回って当選した。

 マッカーシー氏は4期目で、同党下院トップのベイナー議長、カンター氏とともに執行部を務めている。カンター氏は、中間選挙に向けた同党公認候補を決める10日のバージニア州予備選で、主流派批判を展開した茶会系候補に敗北。7月31日で院内総務を辞任する意向を表明した。カンター氏の辞任を受けて、マッカーシー氏が院内総務に、スカリース氏が院内幹事にそれぞれ就任する。【ワシントン】

2039チバQ:2014/06/26(木) 00:03:44
http://mainichi.jp/select/news/20140625k0000e030317000c.html
米国:中国大使館前の通りを「劉暁波プラザ」に改称へ
毎日新聞 2014年06月25日 15時11分

 米下院歳出委員会は24日、首都ワシントンにある中国大使館前の通りを、中国で服役中の民主活動家の名前を冠した「劉暁波プラザ」に改称する法案を可決した。天安門事件25年を機に、人権擁護や民主化を中国に迫る狙いがある。

 成立すれば大使館の住所は「劉暁波プラザ1番」となる見込み。法案を提出したウルフ議員(共和党)は「大使館宛ての全ての郵便物に劉氏の名前が記される」として、中国への強いメッセージになると意義を強調した。中国政府は「挑発的」と反発している。

 現在の名称は「インターナショナルプレース」。改称成立には下院本会議や上院の採択が必要。

2040チバQ:2014/06/26(木) 00:10:33
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140625/amr14062522060010-n1.htm
共和党予備選、茶会系候補が敗北 ミシシッピ州
2014.6.25 22:06
 【ワシントン=青木伸行】米国の6州で24日、11月の中間選挙に向けた予備選挙などが行われ、ミシシッピ州の共和党上院予備選では、6期を務める党の重鎮タッド・コクラン氏が、保守強硬派「ティーパーティー(茶会)」の支持を受けた新人クリス・マクダニエル州上院議員を接戦の末に破った。

 保守色が強いミシシッピ州で3日に行われた第1回投票は、両氏の大接戦となり決着がつかず、24日の決選投票に持ち込まれた。

 マクダニエル氏は、保守本流の指導層であるコクラン氏に対し、地元への利益誘導型の政治手法を批判するなどして善戦した。コクラン氏は長年の実績を掲げ、危機感を募らせる党指導部の強いテコ入れによって逃げ切った。

 一方、オクラホマ州では、上院補欠選挙の候補者を決める共和党の予備選で、党指導部の一人で下院議員からのくら替えを目指すジェームズ・ランクフォード氏が、茶会の支持を受けた州下院議長を破った。

 退潮傾向にある茶会系候補は10日のバージニア州予備選で、下院共和党ナンバー2のカンター院内総務を破り一矢を報いたが、全般情勢は厳しい。

2041チバQ:2014/06/28(土) 01:09:02
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140627/amr14062717430007-n1.htm
アメリカ大統領選に妻出馬可能性で注目の一家の懐事情…12年間の講演料106億円 

2014.6.27 17:43 [米国]


 米紙ワシントン・ポスト電子版は26日、クリントン元大統領が2001年1月から13年1月までの12年間で、542回の講演の報酬として1億490万ドル(約106億円)を得ていたと報じた。

 次期大統領選の民主党最有力候補と目される妻のヒラリー・クリントン前国務長官が最近、ホワイトハウスを去った後の暮らしぶりをめぐり「無一文になった」と発言。本当の貧しさが分かっていないと批判を呼び、クリントン家の財政事情にも関心が集まっている。報酬のうち、5630万ドルは中国や日本、英国など海外での講演で得た。講演のスポンサーは金融業界が多く、少なくとも102回の講演をこなし、1960万ドルを得ていた。ヒラリー氏が上院議員や国務長官の公職にあったため、この間の元大統領の所得が詳細に公開されているという。ヒラリー氏も13年はじめの国務長官退任後、夫と同様、たびたび講演を行っている。収入の詳細は不明だが、講演料は20万ドル以上とされる。(共同)

2042チバQ:2014/06/29(日) 20:30:10
http://www.afpbb.com/articles/-/3019111
帰りたくない?外交官の亡命申請が「前例ない水準」に カナダ
2014年06月29日 14:43 発信地:オタワ/カナダ

【6月29日 AFP】カナダ・モントリオール(Montreal)の仏語日刊紙ラ・プレッセ(La Presse)は27日、秘密文書を引用して、外国の外交官ら50人余りが同国に亡命を申請したと伝えた。

 それによると、2009年から今年までの亡命申請者は、38人がアフガニスタンの公使とその家族、16人がシリアとイラク、ギリシャ、ホンジュラスの外交官だった。米国大使館の職員も1人いたという。

 元カナダ外務省領事部長のガー・パーディ(Gar Pardy)氏は同紙に対し、亡命を申請した外国当局者が「前例のない人数」に上っているとコメントした。

 複数の専門家らは外交官の亡命申請について、より良い生活への期待や、自国の人権侵害を容認できないと思うようになったことが動機だとしつつ、単に北米の生活スタイルに慣れたため、任期が終わった後も帰国を希望しない場合もあると指摘している。

 出入国管理当局のアレクシス・パブリック(Alexis Pavlich)報道官は、カナダが「世界有数の公正かつ寛容な亡命認定制度」を設けていると述べる一方、個人情報が法律で厳しく保護されているとの理由から具体的な事例には言及しなかった。

 ただし同報道官は、外交官がカナダで亡命を申請した場合、外交特権は外務省によって無効化され、他の申請者と同じ審査を受けることになると付け加えた。(c)AFP

2043チバQ:2014/06/30(月) 22:00:16
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140630/amr14063018310010-n1.htm
「締め出しは自殺行為」移民拡大議論が過熱 米国、経済への追い風か雇用奪う重荷か
2014.6.30 18:31 (1/2ページ)[米国]
 【ワシントン=小雲規生】米国で、増加の一途をたどる移民の受け入れをさらに拡大するかどうかについて議論が沸騰している。経済界では、移民による積極的な起業や労働力の補充が米国経済の追い風になるとの声が優勢で、世論調査でも移民拡大に理解を示す声が高まってきた。しかし移民に低賃金労働者の雇用が奪われることや社会保障などの負担が増すことへの懸念も根強く、保守的な白人低所得者層などを中心に反発が予想される。

 「世界中の起業家に門戸を閉ざし、大規模な本国送還を続けることは米国経済にとって自殺行為だ」。メディア王として知られるルパート・マードック氏は6月19日、自らが傘下に収める米紙ウォールストリート・ジャーナルへの寄稿で持論を展開した。

 マードック氏は米国の大企業500社の40%以上が移民か移民の子供によって創設されたことや、受け入れ拡大で米国の技術者不足を補えることなど、経済効果を強調。約1100万人と試算される、すでに米国にいる不法移民についても「危険な犯罪者でないのであれば市民権獲得の道が開かれるべきだ」と主張した。

 米商工会議所やシリコンバレーのIT業界からも移民拡大を求める声は強い。ブルッキングス研究所などが6月10日に発表した調査結果では、「移民が低賃金の労働力を提供することが経済の助けになる」との回答は45%となり、1年前の調査の36%から大幅に伸びた。

 しかしこうした議論に待ったをかける声もある。移民の受け入れ拡大が米国経済全体の追い風になったとしても、低賃金労働者は賃下げや解雇にさらされる懸念があるからだ。ハーバード大学のジョージ・ボルハ教授は「移民を増やせば企業に利益をもたらすが、一部のグループには重大な不利益になる」と分析する。

 また移民が増えれば、社会保障費などが膨張する要因ともなる。米国がすでに国内にいる不法移民への市民権付与に道を開けば、不法移民の流入を助長しかねず、国境警備や不法移民収容にかける費用もかさむ。

 米国勢調査局によると、2012年の米国居住者に占める外国生まれの割合は13%。家庭でスペイン語など英語以外の言語を話す人の割合は21%にのぼり、1980年の11%から倍増した。オバマ政権は移民の受け入れ拡大を盛り込んだ包括的な制度改革を目指しているが、移民の存在感の高まりは、白人層などから「米国の伝統や価値観が脅かされる」との不安も引き起こしており、今後も議論は過熱しそうだ。

2044チバQ:2014/07/01(火) 20:35:08
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140701/amr14070114050007-n1.htm
素手ですし調理OK 米カリフォルニア州、手袋義務付け撤回
2014.7.1 14:05 [米国]
 米西部カリフォルニア州は6月30日までに、食中毒予防のために生の食品を扱う飲食店の調理師らに手袋の着用などを義務付けた衛生基準を撤回した。すし職人らから「手袋越しではネタの鮮度が分からない」などと不満の声が出ていた。

 同州のブラウン知事が28日、衛生基準を撤回する法案に署名した。

 衛生基準はことし1月に導入されたが、すし職人のほか、カクテルに果物を使うバーテンダーなどからも強い不満の声が出ていた。(共同)

2045チバQ:2014/07/02(水) 22:29:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140702-00000029-jij-n_ame
制服組ナンバー2に黒人女性=米海軍史上初めて
時事通信 7月2日(水)8時7分配信

 【ワシントン時事】米海軍は1日、黒人女性のミシェル・ハワード中将(54)を大将に任命した。238年に及ぶ米海軍史上、女性の大将は初めて。ハワード大将は海軍制服組ナンバー2の作戦副部長として、戦略立案に当たる。黒人、女性の作戦副部長も初めて。
 米紙ワシントン・ポスト(電子版)によると、メイバス海軍長官は式典で「彼女(ハワード氏)の存在は、能力で人間を判断せずに人為的な障壁を設ければ、米国がいかに多くを失ってしまうかを示す重要な実例だ」と強調。アーネスト大統領報道官も定例会見の冒頭でこの人事に言及し、女性の社会進出を後押しするオバマ政権が今回の任命を重視していることを印象付けた。

2046チバQ:2014/07/06(日) 07:11:44
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140706/amr14070601000004-n1.htm
白人警官が黒人女性激しく殴る映像…米で一斉報道、社会問題化も

2014.7.6 01:00

米カリフォルニア州で1日、警官が馬乗りになって女性を殴る様子を写した映像の一場面(AP=共同)
米カリフォルニア州で1日、警官が馬乗りになって女性を殴る様子を写した映像の一場面(AP=共同)


 米カリフォルニア州で、高速道路上を歩いていた黒人女性を、白人とみられる男性警官が激しく殴りつける場面の映像を米メディアが一斉に報じ、同州の警察当局は4日、事実関係を「徹底的に調査する」と表明した。調査の結果次第で社会問題化する可能性がある。

 警察当局によると1日夜、この女性が高速道路上を歩いていたため、警官が取り押さえようとした。詳しい状況は不明だが、通り掛かった車の運転手が撮影した映像には、警官が女性を倒して馬乗りになり、顔などを何度も殴りつけている場面が写っている。

 同州ロサンゼルスでは1992年、黒人男性を殴打した白人警官らが無罪とされたことに黒人が猛反発し、史上最悪規模のロサンゼルス暴動に発展した。(共同)

2047チバQ:2014/07/07(月) 23:02:29
http://www.cnn.co.jp/usa/35050472.html
NY前市長の団体、銃規制強化へ候補者後押し 米中間選挙
2014.07.07 Mon posted at 15:39 JST

ワシントン(CNN) マイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長が設立した銃規制団体が、今年の中間選挙に出馬予定の候補者に銃規制についての意見を聞くアンケートを作成し、7日から配布する。

ブルームバーグ氏は4月、今年の選挙で銃規制を支持する候補者のために5000万ドル(約50億円)を支出して、政治的に強い影響力を持つ全米ライフル協会に対抗すると表明した。

アンケートでは、展示会で銃を購入する場合の法規制の抜け穴問題や、家庭内暴力(DV)加害者に対する規制強化の是非、密売の取り締まり、子どもの使用を防ぐための方策などについて候補者に尋ねる。

冒頭には、「私たちは銃の暴力を減らすための常識的な法律に票を投じる候補者を支持します。アンケートの結果と候補者の銃規制問題に対するこれまでの姿勢を判断材料として、有権者の参考にしてもらいます」と明記した。

同団体は中間選挙に向けて100万人を動員し、銃の安全対策強化を支持する候補者への投票を促す考え。これまでに65万人の署名を集めたとしている。

世論調査では身元調査の強化に賛成する米国人が多数を占める。コネティカット州の小学校で2012年に起きた銃乱射事件で規制強化を訴える声が強まり、米政権も対策を推進しようとしたが、関連法案は昨年、米上院で否決された。

2048チバQ:2014/07/07(月) 23:22:40
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014070602000101.html
米国民 薄まる「超大国」意識 共和党支持層で顕著
2014年7月6日 朝刊

 【ワシントン=斉場保伸】米調査機関ピュー・リサーチ・センターは、四日の米独立記念日に合わせ米国民の意識調査結果をまとめた。米国を「超大国」と思っている人の割合は二〇一一年の38%から一四年は28%に急落したことが分かった。一六年末にはアフガニスタン駐留米軍を完全撤退させるなど、「世界の警察官」から一線を引きつつある米国の内向き志向を反映したとみられる。

 調査では、(1)米国はすべての国の頂点に立っている「超大国」(2)世界の大国の一つ(3)他に優れている国がある−の三つで質問した。

 支持政党別の内訳で見ると、特に共和党支持層の落ち込みぶりが顕著だ。一一年には「超大国」と回答した人の割合が52%と半数を超えていたにもかかわらず、今回は37%と大幅に減少している。民主党支持層では33%から25%と微減だった。

 一方、「大国の一つ」と答えた人の割合は全体で53%から58%へ微増。「他に優れている国がある」と答えた割合も8%から12%に拡大した。

 世代別には、三十歳未満の回答者で「超大国」と答えた割合が27%から15%と減少しており、他の世代と比べても最も低い比率となった。

2049チバQ:2014/07/10(木) 20:19:23
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140710-00000557-san-n_ame
「子供だけ」の不法入国深刻 オバマ政権の移民制度改革やり玉に
産経新聞 7月10日(木)16時12分配信

家族の同伴なく米国に不法入国した子供の国籍(写真:産経新聞)
 【ワシントン=加納宏幸】米南西部のメキシコとの国境で、家族に伴われない子供たちが不法入国する問題が深刻化している。入国者数は前年度比2倍を超える勢いで、オバマ米大統領は8日、緊急対策のため米議会に37億ドル(約3700億円)の予算を要求。野党共和党は、オバマ政権が取り組む移民制度改革が不法入国の原因となっていると主張し、今年11月の中間選挙に向けて対決色を強めている。

 米国境警備当局によると、南西部国境から家族の同伴なしで不法入国した0〜17歳の子供の数は、2013会計年度(12年10月〜13年9月)は約2万6千人。これが、14会計年度途中の今年6月15日までで約5万2千人に倍増した。

 国籍別では、13会計年度まではメキシコが最も多かったが、14会計年度になってメキシコの南にある中米ホンジュラス、グアテマラ、エルサルバドルからの不法入国が急増。ホンジュラス、グアテマラは約5千人減少したメキシコを抜いた。

 すでに米国に不法入国している親を頼りに、危険を覚悟で国境を越える子供たちが多い。麻薬カルテルが密入国に関与していることも指摘されており、オバマ氏は「人道上の危機」との認識を示した。

 共和党は、不法移民の米市民権取得に道を開くオバマ政権の移民制度改革が中米諸国で、「米国に入れば市民権が得られる」と誤解されているとしてオバマ氏の責任を追及する。ただ、プリンストン大学のダグラス・マシー教授(社会学)はむしろ母国の治安悪化と家族離散の長期化が急増の原因だと分析している。

 オバマ政権は今回、議会に対する予算要求で(1)不法入国者に対する司法手続きの迅速化(2)国境警備の強化(3)中米の関係国との協力−などを行うとしている。

 すでにバイデン副大統領やケリー国務長官がホンジュラスなどの中米諸国の首脳らと会談し、子供の不法入国問題への取り組みを要請。オバマ氏も8日、メキシコと国境を接するテキサス州を訪れ、ペリー知事とこの問題を協議する。

 ただ、共和党のコーニン上院院内幹事(テキサス州)はオバマ氏が同州訪問時に国境の視察に赴かないことを問題視。8日、記者団に「資金集めの時間を削れば、オバマ氏がいう『人道上の危機』を視察できるのに、それを拒否するのは不可解だ」と語った。

2050チバQ:2014/07/10(木) 20:55:58
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2014071000545
40カ国で大使不在=上院承認せず、外交に影響も−米
 【ワシントン時事】オバマ米大統領が指名した大使人事の承認手続きを上院が進めないため、約40カ国の米大使館で大使不在の状態が続いている。ケリー国務長官は8日付の政治専門誌「ポリティコ・マガジン」(電子版)への寄稿で、「同盟国と敵対国の双方に危険なメッセージを送っている」と警告した。
 議会が人事の承認を渋っている背景には、オバマ氏が2012年の大統領選で資金集めに貢献した人物を大使に政治任用していることへの批判がある。米メディアによると、オバマ氏が2期目に入って支援者らを起用した例は5割を超えている。
 ケリー長官はこれに対し、大使ポストを含む国務省関連の指名人事53人のうち35人が職業外交官で「論争の的になる人物はいない」と反論。一刻も早く採決して承認できるはずだと訴えた。
 米国が大使を置いているのは160カ国以上。このうちアルジェリア、クウェート、カタール、トルコといった中東・北アフリカ地域の国々のほか、アルバニア、チェコ、ハンガリーでも大使が不在となっており、外交政策への影響は必至だ。(2014/07/10-14:10)
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2051旧ホントは社民支持@鹿児島市:2014/07/11(金) 22:05:34
オバマ大統領提訴へ決議案発表…米下院議長
http://www.yomiuri.co.jp/world/20140711-OYT1T50122.html?from=ytop_main7
 【ワシントン=井上陽子】共和党のベイナー下院議長は10日、オバマ大統領が大統領権限を乱用しているとして、オバマ氏を提訴するための決議案を発表した。
 下院として大統領を提訴すれば異例の事態で、11月の中間選挙に向けた政治対立が激しさを増している。
 ベイナー氏の声明によると、提訴対象となるのは、オバマ氏の肝煎りで導入された医療保険改革「オバマケア」に関する昨年の規定変更だ。提訴は「行政府と立法府の対立であり、憲法を守るためだ」と主張した。これに対し、アーネスト大統領報道官は10日、「政治的パフォーマンスのために税金と時間を無駄にする決定に失望した」との声明を出した。
 米議会は、野党共和党が下院の過半数を占め、オバマ政権が打ち出す政策に関する法案がほとんど通らない状態で、政権側は、大統領権限を使うことで議会を迂回し、対抗する動きに出ている。

2052チバQ:2014/07/14(月) 21:15:19
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20140714-00000037-biz_reut-nb
米議会で今年も暫定予算の策定濃厚、政府機関閉鎖の恐れも
ロイター 2014/7/14 16:26 ロイター

 7月14日、米議会は昨年、政府機関の閉鎖を経て超党派で予算案をまとめたにもかかわらず、今年も暫定予算の策定を強いられる可能性が濃厚となってきた。 ワシントンの米連邦議会議事堂で1月撮影(2014年 ロイター/Jim Bourg)

[拡大]
[ワシントン 14日 ロイター] - 米議会は昨年、政府機関の閉鎖を経て超党派で予算案をまとめたにもかかわらず、今年も暫定予算の策定を強いられる可能性が濃厚となってきた。

上院では歳出関連法案の審議が行き詰まっている。11月に中間選挙を控え政治的な駆け引きが活発になっているほか、野党共和党からの修正が相次いでいるためだ。

米国では10月1日から新会計年度が始まるが、過去5年間と同様に暫定予算案の策定を迫られる公算が大きくなっている。政府機関が再び閉鎖に追い込まれる可能性もある。

議会は8月1日から5週間の休会に入る。また11月上旬の中間選挙の1か月前から選挙運動期間となるため、審議は9月に10日間程度しか確保できない。

上院歳出委員会で共和党トップのシェルビー議員は、今年は選挙の年で難しい駆け引きが行われるとし、12本の歳出関連法案については「現時点での見通しは明るくない」と語った。

一方、上院歳出委員会のミクルスキ委員長(民主党)は歳出法案の成立をあきらめていないとし、9月30日以降も歳出を可能にするつなぎ予算の手続きは始めていないと言明した。

ただシェルビー議員は「最終的には両党とも継続予算決議に賛成するだろう。誰も政府機関の閉鎖を望んでいない」と語った。

2053チバQ:2014/07/15(火) 20:28:36
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140715/amr14071516070009-n1.htm
移民、米でも渦巻く賛否 経済界「景気の追い風に」 保守層の反発解消されず
2014.7.15 16:07 (1/2ページ)
 【ワシントン=小雲規生】野党共和党の反対で包括的な移民制度改革が難しくなるなか、オバマ米大統領は大統領令で事態の打開を目指す考えを示した。移民による積極的な起業や労働力の補充が景気の追い風になるとの声が、米経済界で優勢になっていることが背景にある。世論調査でも移民拡大に理解を示す声が高まってきた。ただ低賃金労働者の雇用が奪われることや、社会保障などの負担が増すことへの懸念も根強く、保守層の反発が容易に解消される見込みはない。

 「世界中の起業家に門戸を閉ざし、大規模な本国送還を続けることは米国経済にとって自殺行為だ」

 メディア王として知られるルパート・マードック氏は先月、自らが傘下に収める米紙ウォールストリート・ジャーナルへの寄稿で持論を展開した。

 マードック氏は、米国の大企業500社の40%以上を移民か移民の子供が立ち上げたことや、受け入れ拡大で米国の技術者不足を補えることなど、経済効果を強調。約1100万人と試算される、すでに米国にいる不法移民についても「危険な犯罪者でないなら市民権獲得の道が開かれるべきだ」と主張した。

 米商工会議所やシリコンバレーのIT業界からも移民拡大を求める声は強い。

 ブルッキングス研究所などが6月に発表した調査結果によると、「移民が低賃金の労働力を提供することが経済の助けになる」との回答は45%で、1年前の36%から大幅に伸びた。

 しかし、待ったをかける声もある。移民の受け入れ拡大が米国経済全体の追い風になったとしても、低賃金労働者は賃下げや解雇にさらされる懸念があるからだ。ハーバード大学のジョージ・ボルハ教授は「移民を増やせば企業に利益をもたらすが、一部のグループには重大な不利益になる」と分析する。

 また移民が増えれば、社会保障費などが膨張する要因にもなる。すでに国内にいる不法移民への市民権付与に道を開けば、不法移民の流入を助長しかねず、国境警備や不法移民の収容にかける費用もかさむ。

 米国勢調査局によると、2012年の米国居住者に占める外国生まれの割合は13%。家庭でスペイン語など英語以外の言語を話す人は21%にのぼり、1980年の11%から倍増した。共和党などが移民制度改革に反発する根底には、「米国の伝統や価値観が脅かされる」との不安を引き起こしている面もある。

 改革関連法案は民主党が過半数を握る上院では昨年6月に通過したが、共和党が多数派の下院では見通しが立たない。11月の中間選挙を前に、移民制度改革をめぐる議論はさらに過熱しそうだ。

2054チバQ:2014/07/22(火) 21:42:03
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140722/amr14072214140008-n1.htm
「再び過酷な戦いしたいの?」 オバマ氏、次期大統領選でクリントン、バイデン両氏に疑問投げかけ
2014.7.22 14:14 [オバマ米大統領]
 米誌ニューヨーカー電子版は21日、オバマ大統領が2016年の次期米大統領選について、既に功成り名を遂げたクリントン前国務長官とバイデン副大統領が再び過酷な戦いに臨むことに疑問を投げ掛け、出馬を勧めない考えを示唆したと伝えた。

 オバマ氏は「(2人とも)人生において十分過ぎる功績を既に成し遂げた。問題は、彼らがこの段階で(中傷や相手への攻撃もある)威厳のない選挙戦を再び経験したいかどうかだ」と語った。

 3人はオバマ氏が勝利した08年大統領選で民主党の候補指名を争った間柄で、クリントン、バイデン両氏は16年の候補にも取り沙汰されている。(共同)

2055チバQ:2014/07/22(火) 22:50:29
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140722/amr14072212070006-n1.htm
不法移民対策で州兵1000人を国境地帯へ テキサス州知事、大統領選出馬を意識?
2014.7.22 12:07

米テキサス州のリック・ペリー知事は会見で州兵を派遣すると述べた=21日、米テキサス州(AP)
 米南部テキサス州のリック・ペリー知事は21日、急増する不法移民の対策として、最多で千人の州兵を8月からメキシコとの国境地帯に派遣すると述べた。AP通信などが報じた。

 共和党保守派の有力者であるペリー氏は2016年の次期大統領選への出馬に含みを残しており、派兵はオバマ大統領が移民問題で手をこまねいているとの印象を与える政治的な動きとの指摘もある。現在、国境地帯には約3千人の国境警備隊が展開している。

 ペリー氏は、国境を越える未成年者の急増に伴い、彼らを食い物にする犯罪者が増えていると主張し「対策をとらないことで州が払う代償はあまりに大きい」と話した。(共同)

2056チバQ:2014/07/24(木) 22:25:27
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140724/amr14072410200005-n1.htm
死刑囚が執行中、2時間苦しみ死亡 薬物投与に失敗、死刑議論再燃も 米アリゾナ州
2014.7.24 10:20 [米国]
 【ロサンゼルス=中村将】米南西部アリゾナ州で23日、死刑執行の薬物注射に失敗し、死刑囚が苦しみながら死亡する事故があった。4月にも南部オクラホマ州で同様の事故があり、死刑をめぐる議論が再燃する可能性がある。

 ロサンゼルス・タイムズによると、死亡したのは、1989年に元交際相手の女性とその父親を射殺したジョセフ・ルドルフウッド死刑囚(55)。23日午前1時50分ごろ、麻酔薬物を注射されたが、間もなく意識が戻り、2時間以上苦しみ続けて死亡した。死刑囚の弁護士が途中で執行の中断を求めたが、聞き入れられなかったという。当局は事故原因を調べる。

 オクラホマ州の事故の際には死刑廃止派から「拷問を与えた」との批判があがり、死刑議論に火がついた。

2057旧ホントは社民支持@鹿児島市:2014/07/25(金) 21:47:14
>>2051

米下院委、オバマ大統領提訴決議案を可決
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&amp;k=2014072500083
 【ワシントン時事】米下院議事運営委員会は24日、野党・共和党のベイナー下院議長がオバマ大統領を職権乱用で提訴することを可能にする決議案を、同党の賛成多数で可決した。与党・民主党は反対しているが、決議案は来週中にも下院本会議で採決され、成立する可能性が高い。
 11月の中間選挙に向けて強硬姿勢を強めるベイナー議長は、成立すれば直ちに提訴に踏み切るとみられ、米政治の混乱は一層拡大しそうだ。(2014/07/25-06:26)

2058旧ホントは社民支持@鹿児島市:2014/07/27(日) 17:46:41
>>2051>>2057

米大統領、3割が弾劾要求=米世論調査
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2014072600129
 【ワシントン時事】オバマ米大統領は弾劾裁判を受けホワイトハウスから追われるべきだと米国民の3割が考えていることが、25日発表された米CNNの世論調査結果で分かった。11月の中間選挙に向け、大統領の置かれた苦境が改めて浮き彫りになった。
 調査は18〜20日、米国民1012人を対象に実施。それによると、「大統領を弾劾すべきだ」と答えた人は33%。共和党支持層では57%に上り、民主党支持層にも13%いた。全体の数字はブッシュ前大統領の2006年時点の30%を上回っている。
 「弾劾すべきだと思わない」が全体の65%に上るため、共和党執行部は現時点で手続きの開始に否定的だが、米メディアによると、ホワイトハウスのダン・ファイファー上級顧問は「弾劾訴追を受ける可能性を軽く見ない方がいい」と危機感を隠さなかった。(2014/07/26-10:33)

2059チバQ:2014/07/27(日) 20:08:58
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140726/amr14072623190006-n1.htm
オバマ米大統領、子供移民問題で板挟み 弾劾含みの政争に
2014.7.26 23:19 (1/3ページ)[オバマ米大統領]

25日、米ホワイトハウスで、メディアに対して話すオバマ大統領(AP)
 【ワシントン=加納宏幸】中米から米国に子供たちが不法入国している問題で、オバマ米大統領が与野党の板挟み状態に陥っている。オバマ氏は25日、正当な滞在理由のない不法入国者を強制送還する姿勢を明確にしたが、与党民主党は人道上の理由から慎重だ。一方、野党共和党は政権が不法移民に寛容すぎると批判。大統領弾劾訴追の可能性もささやかれている。

 オバマ氏は25日、グアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドル各国首脳とホワイトハウスで会い、この問題を協議した。

 「危険を冒して米国に流入し続ける子供たちを抑止しなければならない。正当な資格を持たない入国者は本国送還の対象となる」

 オバマ氏は首脳会談後、記者団に声明を発表し、3カ国首脳にこう求めたことを明らかにした。不法入国の原因である3カ国の貧困対策に協力する考えを伝える一方、強制送還を強調することで子供たちの流入を抑止する狙いがある。

 今月8日、政権は子供の不法入国を防ぐため米議会に37億ドル(約3770億円)の予算を要求した。不法移民の米市民権取得に道を開く、包括的な移民制度改革法案の下院通過のめどが立たない中で、国境警備の強化などの緊急対策が必要であるとの認識からだ。

 オバマ氏は25日の声明で「ベイナー下院議長(共和党)や共和党下院議員はこの問題を解決しないまま、8月の夏休みのためワシントンを去らないでほしい」と述べ、連邦議会の8月休会前に、緊急対策費を認めるよう求めた。

 しかし、下院で多数を占める共和党は緊急対策費を10億ドル程度まで大幅に削減する構えだ。同党は、民主党が過半数を握る上院で、緊急対策を口実に移民制度改革法案の内容を先取りした措置が取られることを警戒しているのだという。

 一方、ヒスパニック(中南米)系からの支持が強い民主党では、貧困や暴力を逃れて米国に不法入国する子供らを強制送還することへの慎重論が根強く、移民制度改革法案の成立を目指している。不法移民への厳格な法執行を求める共和党との溝は広がるばかりだ。

 ロイター通信によると、ファイファー大統領上級顧問は「移民制度改革に取り組む大統領が弾劾訴追を受ける可能性は高まる。軽く見るのは愚かだ」と語った。11月の中間選挙に向け、移民問題は党派対立の主戦場になりつつある。

2060チバQ:2014/08/04(月) 20:28:27
http://www.sankeibiz.jp/express/news/140804/exd1408040950003-n1.htm
米中間選挙まで3カ月 激戦13州焦点 オバマ氏瀬戸際 両院過半数割れも (1/5ページ)2014.8.4 09:50

米ミズーリ州カンザスシティーでの演説を終え、支持者と握手をしようと手を伸ばすバラク・オバマ米大統領=2014年6月30日(AP)【拡大】

 米国のバラク・オバマ大統領(52)の残り任期を左右し、2016年の次期大統領選の行方を占う中間選挙の投開票が3カ月後の11月4日に行われる。与党民主党が過半数死守を目指す上院選は大接戦で、南部を中心とする激戦13州の勝敗が焦点だ。下院選では、民主党が野党共和党から多数派の座を取り戻すのは難しく、オバマ氏は両院を共和党に支配される敗北の瀬戸際に立たされている。

 中間選挙はこれまでの政権運営への審判となるため政権に厳しい結果が出ることが多い。オバマ政権にとって最大の実績の医療保険改革の評価が低く、景気回復の実感に乏しい中、今回も共和党にやや勢いがある。

 ただ、激しい与野党対立で移民制度改革や銃規制が頓挫しつつあり、指導力に疑問符が付くオバマ氏だけでなく、政権批判のみに徹する共和党も支持固めに苦慮している。

 「政府を機能させないことだけを狙う政党がある」。オバマ氏は7月下旬、遊説先の西部カリフォルニア州サンノゼ近郊で、下院共和党が主要法案の成立を阻んでいると批判した。だが、重要政策が停滞する現状は、選挙結果次第でさらに悪化する恐れがある。

 今回の上院選は、定数100のうち補選分3議席を含む36議席が争われる。世論調査機関の分析では、民主党から6議席奪えば多数派となる共和党は、西部モンタナ州などで少なくとも3議席前後を奪う勢いだ。

 選挙分析に定評があるバージニア大のサバト教授の研究グループは「共和党の議席増はほぼ確実」と指摘。民主党が47議席、共和党が48議席を固めたとみて、13州のうち南部ノースカロライナなど5州を特に勝敗が微妙な州として注目する。

 だが、共和党もマコネル院内総務の南部ケンタッキーなど現職議員がいる2州で接戦を強いられ、負ければ上院多数派へのハードルが上がる。

 下院選(定数435)では、大統領支持率が50%を下回ると与党は中間選挙で平均36議席を失うとのギャラップ社の分析もある。オバマ氏の支持率は過去約1年間、おおむね40%台前半で推移。民主党が30を超す現在の議席差をはね返すのは「現実的ではない」(ワシントン・ポスト紙)との見方が強い。

2061チバQ:2014/08/04(月) 20:29:12
 ≪急増する子供の不法移民 身動き取れず≫

 「帰ればギャングに殺される。米国で働きたかった」。中米ホンジュラスから米国へ不法入国しようとし、南部テキサス州と川を隔てたメキシコ・レイノサで国境警備隊に拘束されたホセ・レジェス君(17)は、収容施設でうつむいた。

 米国では、中米諸国から保護者に付き添われずに不法入国する子供が急増している。ギャングの脅しや貧困から逃れるためというのが主な動機だ。

 レジェス君も故郷でギャング団にしつこく勧誘された。「加われば金も銃も与えるが、断れば山の中で殺すと言われた」。身を案じた母親に促されて国を出たが、送還される。

 米国への子供の不法入国者は、昨年(2013年)10月から今年7月までに約5万7000人と、前年同期比で倍増した。国境の川を渡る際に溺れて命を落とす子もいる。

 「緊急の対応が必要な人道問題だ」。オバマ大統領は子供たちの医療費や国境警備強化費用などとして約37億ドル(約3800億円)を議会に要求した。

 しかし、下院多数派の共和党は「大統領が任期中に作り出した問題」と、抵抗の構えを見せる。オバマ氏が注力してきた不法移民の市民権取得に道を開く改革方針が曲解され、子供は国境さえ越えれば米国で滞在が許されるとの誤った風評が中米で広まったことが、急増の一因とみられるからだ。中間選挙を控え、子供の移民問題は政争の具にもなりつつあり、オバマ氏は身動きが取れない。

 強制送還の方針強調

 カリフォルニア州ムリエタでは7月、テキサス州から移送されてきた不法入国者のバスを市民が包囲し、不法移民を受け入れないよう訴える抗議行動が起きた。参加したデニス・グランディさん(53)は「米国は移民の国だが、法は守らなくては。大統領は国境警備を強化し不法移民をすぐに送還すべきだ」と話した。

 批判の高まりを受け、オバマ氏はグアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドルの大統領と会談、子供たちを強制送還する方針を強調した。

 オバマ氏が訴える移民制度改革は、2008年と12年の大統領選で有権者の約1割を占める中南米系(ヒスパニック)有権者の強力な支持を得た。だが、共和党のベイナー下院議長は今年6月に関連法案の年内採決を見送る考えを示し、改革は事実上頓挫した。

 一方で、オバマ政権が国外へ退去させた不法移民の数は過去最多になるとしてヒスパニックからの批判の声が強まりつつあり、支持離れも招きかねない状況だ。(共同/SANKEI EXPRESS)

 ■米国の上院選と下院選 4年に1度の大統領選、その中間年にある中間選挙の両方で行われる。上院議員は任期6年で2年ごとに定数100の約3分の1ずつを改選する。1州1選挙区で全米50州から各2人を異なる年に選出する。今回は補選分3議席を含む36議席が対象。下院議員は2年ごとに定数435の全議席を改選。各州の人口に応じて議席が割り当てられ、州内に1つ以上の選挙区が設定される。中間選挙は、これらの上下両院選や州知事選などの総称。

2062チバQ:2014/08/10(日) 19:34:52
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140808/amr14080813540011-n1.htm
米中間選挙、民主候補がコピペ疑惑で撤退、与党に打撃 6年前の中東政策論文
2014.8.8 13:54
 米モンタナ州選出のウォルシュ上院議員(民主)(53)は7日、11月の中間選挙上院選からの撤退を表明した。7年前に書いた修士論文の一部が適切な注釈なしに他人の文献から無断引用されていた疑惑が発覚し選挙戦の中止に追い込まれた。同州選出の上院議席は与党民主党が約1世紀保持してきたが、今回は野党共和党候補のデインズ下院議員が優勢。全米で6議席を失えば上院の過半数を失う民主党にとって現職の知名度を生かし巻き返しを狙っていたウォルシュ氏の撤退は大きな打撃となった。

 ニューヨーク・タイムズ紙は7月下旬、ウォルシュ氏が米陸軍大で2007年に書いた米国の中東政策に関する修士論文の4分の1に無断引用があったと報じた。ウォルシュ氏は自身のホームページで、この問題のため「議論に集中できなくなった」ことを撤退の理由に挙げた。

 州副知事だったウォルシュ氏は同州選出で重鎮上院議員だったボーカス氏の駐中国大使転出を受け後任に就き、6月の予備選で党候補に正式に選出された。(共同)

2063チバQ:2014/08/11(月) 18:25:24
http://www.asahi.com/articles/ASG8C0F50G8BUHBI236.html
日系人が大差で勝利 米ハワイ州知事選・民主党予備選
ホノルル=平山亜理
2014年8月11日12時43分
 米ハワイ州で9日、11月に行われる中間選挙に向けた、知事選と上院議員選の候補者を決める民主党予備選挙があった。地元メディアによると、知事選の民主党予備選挙では、日系のデービッド・イゲ州上院議員(57)が、オバマ大統領の支持を得て再選を目指していた民主党のニール・アバクロンビー知事(76)を、約30ポイント以上の大差で破った。

 イゲ氏が知事になれば、ジョージ・アリヨシ氏(74〜86年)以来、同州の日系人知事は2人目となる。

 また、上院議員選の民主党予備選挙では、日系のコリーン・ハナブサ下院議員(63)と同州の元副知事でブライアン・シャーツ上院議員(41)の大接戦となっている。ハリケーンの影響で、開票集計作業が遅れており、結果が出るのは遅れそうだ。

 ハナブサ氏は、50年以上にわたって上院議員を務め、2012年に亡くなったダニエル・イノウエ氏の後継者。シャーツ氏は、オバマ米大統領やアバクロンビー知事が支持している。(ホノルル=平山亜理)

2064チバQ:2014/08/11(月) 18:33:25
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140810/amr14081022060008-n1.htm
大統領支持の知事大敗 米ハワイ州民主党予備選
2014.8.10 22:06 [米国]

9日、米ハワイ州ホノルルで行われた民主党の中間選挙予備選で、敗北宣言の後、支持者と話をするニール・アバクロンビー氏(AP=共同)
 米ハワイ州で9日、今年11月の米中間選挙の正式候補を決める予備選が行われた。知事選の民主党予備選でハワイ出身のオバマ大統領の支持を得ていた現職のニール・アバクロンビー知事(76)が、日系のデービッド・イゲ州上院議員(57)に30ポイント以上の大差で敗北した。

 上院選の民主党予備選は、現職のブライアン・シャーツ上院議員(41)と、故ダニエル・イノウエ上院議員が後継に望んだという日系4世のコリーン・ハナブサ下院議員(63)の大接戦となっている。

 開票終盤で両氏の得票差は1ポイント未満。予備選では、熱帯低気圧の影響で投票締め切りを延ばした投票区もあり、結果判明が数日から約20日間ずれ込む可能性がある。

 シャーツ氏は2012年にイノウエ氏が死去した後、アバクロンビー氏に指名され後継に。オバマ氏も支持を表明した。ハナブサ氏はイノウエ氏の遺志をかなえたいと願う日系人や、フィリピン系の支持を得ている。(共同)

http://sankei.jp.msn.com/world/news/140809/amr14080910000004-n1.htm
「日系4世vs現職」ハワイ民主上院予備選、激戦 
2014.8.9 10:00 [米国]
 米ハワイ州で9日、今秋の中間選挙の上院議員候補者らを決める予備選が行われる。民主党では故ダニエル・イノウエ上院議員が後継に望んでいたという日系4世のコリーン・ハナブサ下院議員(63)と、現職のブライアン・シャーツ上院議員(41)の激戦が繰り広げられている。

 日系2世のイノウエ氏は米政界の重鎮中の重鎮だった。ハワイでも絶大な人気を得ており、遺言で自らの後継にハナブサ氏を指名したとされる。ところがアバクロンビー州知事は副知事だったシャーツ氏を指名、ハワイ出身のオバマ大統領もシャーツ氏支持を表明した。

 ニューヨーク・タイムズ紙は、08年の大統領選の民主党予備選でアバクロンビー、シャーツ両氏がオバマ氏を支持したのに対しイノウエ、ハナブサ両氏はヒラリー・クリントン氏の支持に回ったことが背景にあると指摘、予備選が「大統領対故上院議員の闘い」の様相を呈しているとした。(共同)

2065チバQ:2014/08/16(土) 00:57:46
http://mainichi.jp/select/news/20140814k0000e030176000c.html

米国:警官が黒人少年射殺 抗議デモで暴徒化

毎日新聞 2014年08月14日 11時09分(最終更新 08月14日 12時04分)


 【ニューヨーク草野和彦】米中西部ミズーリ州ファーガソンで9日、18歳の黒人の少年が警察官に射殺される事件があり、住民らの抗議デモが広がっている。デモ参加者の一部が暴徒化し、オバマ大統領は冷静になるよう呼びかける声明を出した。だが、13日にはデモ参加者とみられる1人が警官に撃たれるなど、現地では緊迫した状況が続いている。

 ◇友人「無抵抗姿勢に発砲」 大統領が声明も

 米メディアによると、少年はマイケル・ブラウンさん。ファーガソン警察によると、ブラウンさんが友人と車道を歩行中、パトカーの警官が歩道に移動するよう注意した。この後、この警官ともみ合いになり、パトカーの中で撃たれたという。

 だが、ブラウンさんと一緒だった友人は複数の米メディアに対し、警官から注意されたことは認めたものの、ブラウンさんはパトカーの車内から腕を伸ばして捕まえようとした警官から逃れようとしたと証言。さらに警官は車外で、両手を上げて無抵抗の姿勢を示したブラウンさんに発砲した、と話しており、警察の説明と食い違っている。

 事件翌日の10日には暴徒化した住民らが商店を破壊するなど、これまで40人以上が逮捕された。住民は射殺した警官の名前の公表を求めているが、ファーガソン警察は警官の身に危険が及ぶことを理由に拒否している。一方、事件に抗議するハッカー集団によるサイバー攻撃で、ファーガソン市当局のウェブサイトが11日にシャットダウンするなど、混乱が広がった。

 オバマ大統領は12日の声明で、ブラウンさんの死に「胸が張り裂けるようだ」と述べ、黒人住民らの思いを代弁した。一方、司法省が地元当局と当時の状況を調査中とし、「我々は傷つけ合うのではなく、癒やし合うべきだ」と語った。

 ファーガソンの人口2万1000人の7割は黒人だが、全警官53人のうち黒人は3人だけ。大統領が早々に声明を発表した背景には、事件を人種差別問題に発展させたくないとの思いがあるようだ。

2066チバQ:2014/08/16(土) 01:09:19
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140815/amr14081521090010-n1.htm
渦中の2人が面会 オバマ、クリントン両氏 外交政策批判めぐり関係ぎくしゃく

2014.8.15 21:09 (1/2ページ)


 【ワシントン=加納宏幸】オバマ米大統領は夏休みを過ごしているマサチューセッツ州の保養地マーサズ・ビンヤード島で、関係がぎくしゃくしていると伝えられるヒラリー・クリントン前米国務長官と面会した。クリントン氏がオバマ氏の中東政策を「失敗」だと指摘するなど、両者の間をめぐってはさまざまな臆測が飛んでいる。クリントン氏は面会前、自身の発言について釈明したが、2016年の次期大統領選を視野に不人気なオバマ氏との間に一線を引こうとしているのは明らかだ。

 回顧録「困難な選択」のサイン会で同島を訪れたクリントン氏は13日、夫のクリントン元大統領とともにパーティーでオバマ氏と顔を合わせた。AP通信によると、クリントン氏はサイン会で「どんな友人にも意見の相違はある。オバマ氏の下で働けたことを誇りに思う」と記者団に語った。

 確執が表面化したのは、クリントン氏が米誌「アトランティック」で、シリアのアサド政権と対抗する穏健な反体制派に武器供与を含む十分な支援をしなかったことを事実上、批判したのがきっかけだ。

 「今、イスラム聖戦主義者たちが埋めている大きな真空を残してしまったのは失敗だった」。同誌のインタビューでクリントン氏はこう述べた。

 クリントン氏は回顧録でも、国務長官時代にオバマ氏との間で反体制派支援をめぐって論争があったことを明かしていた。だが、インタビューはイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」によるイラク情勢の悪化も含め、「失敗」だと指摘する内容だっただけに影響は大きかった。

 面会に先立ち、クリントン氏はオバマ氏に電話し、自らの発言について「オバマ氏やその政策、指導力を非難する意図はなかった」と釈明した。

 各種世論調査で「オバマ外交」への支持率は軒並み3割台と低迷。オバマ氏はホワイトハウスを通じ、「クリントン夫妻と過ごせたことをうれしく思う」との談話を発表したが、クリントン氏が投じた一石が広げた波紋は大きい。

2067チバQ:2014/08/16(土) 01:16:03
http://www.afpbb.com/articles/-/3023156?ctm_campaign=txt_topics
黒人少年が射殺された町 「まるで戦場」 治安維持に州警察 米

2014年08月15日 11:52 発信地:ワシントンD.C./米国

【8月15日 AFP】米中西部ミズーリ(Missouri)州セントルイス(St. Louis)郡ファーガソン(Ferguson)で今月9日、武器を持っていなかった黒人少年マイケル・ブラウン(Michael Brown)さん(18)が郡の警察官に射殺され、警察に抗議するデモで騒乱が続いたことを受け、同州のジェイ・ニクソン(Jay Nixon)知事は14日、ファーガソンの治安維持を州警察に担当させると発表した。

 郡警察は、まるで軍隊のようにデモ隊に対処したとして批判を浴びていた。ニクソン知事は、「(ファーガソンは)最近、戦場のようになっていた。これは容認できない」と述べ、アフリカ系米国人のロン・ジョンソン(Ron Johnson)警部を責任者に任命したことを明らかにした。

 ミリタリースタイルの戦闘服を着用し、アサルトライフルで武装した郡の警察官らは催涙ガスやゴム弾を使用し、装甲車まで出してデモ隊を排除した。これは行き過ぎだとして人権活動家はもとより共和党のランド・ポール(Rand Paul)上院議員やバラク・オバマ(Barack Obama)大統領まで政治的立場を越えて批判の声が上がっていた。

 ファーガソンでは14日もデモ行進が行われ、数百人が参加した。現場にいた報道陣によるとデモ行進は平穏に行われ、ジョンソン警部も姿を見せて参加者たちと抱き合ったり握手をしたりした。警察の姿勢の変化を示すものとみられる。(c)AFP

2068チバQ:2014/08/17(日) 10:54:43
>>2064
http://www.yomiuri.co.jp/world/20140816-OYT1T50076.html?from=ytop_main6
米民主予備選、日系候補・ハナブサ氏敗れる


2014年08月17日 09時48分

 【ワシントン=今井隆】米ハワイ州で15日、ハリケーンの影響により一部地域で遅れていた中間選挙予備選の残りの投開票が行われ、大接戦となった上院民主党の候補者選びで、現職のブライアン・シャッツ上院議員(41)が日系のコリーン・ハナブサ下院議員(63)を破った。


 得票はシャッツ氏11万5401票、ハナブサ氏11万3632票で、1769票差だった。

 民主党の地盤であるハワイ州では、50年近く日系のダニエル・イノウエ氏が上院議員を務め、2012年12月に死去。イノウエ氏死去により、米政界では日系の実力者が不在になっていた。シャッツ氏は11月の本選挙でも勝利が確実視される。

2069チバQ:2014/08/17(日) 10:57:38
http://mainichi.jp/select/news/20140817k0000m030095000c.html

米ハワイ州:イノウエ氏後継敗退 民主上院予備選

毎日新聞 2014年08月16日 23時22分(最終更新 08月17日 04時47分)

 【ワシントン及川正也】11月の米中間選挙に向けたハワイ州での民主党上院予備選で16日(現地時間15日)、日米関係に強い影響力を持った故ダニエル・イノウエ元上院議員の後継候補で日系4世のコリーン・ハナブサ下院議員(63)が現職のブライアン・シャーツ上院議員(41)に敗れた。AP通信が伝えた。ハナブサ氏は下院軍事委員会に所属し、オバマ政権のアジア重視政策を後押しするなど日米関係強化に尽力していた。

 ハナブサ氏は下院議員からのくら替え出馬。ハワイ州での上院予備選は9日に投開票されたが、暴風雨の影響で一部投票所が閉鎖されたため、同日できなかった投票を15日に実施。激戦の末、ハナブサ氏が敗退した。

 長老として米政界にも影響力を持った日系のイノウエ氏は2012年12月に死去。その直前、アバクロンビー同州知事に死後はハナブサ氏を後継指名するよう求める書簡を送っていた。イノウエ氏の任期は11年1月から6年間だったが、ハワイ州法では、任期途中で死去した場合、直近の中間選挙までの暫定議員を知事が任命する。

 しかし、アバクロンビー知事はイノウエ氏の遺志に反して副知事のシャーツ氏を指名。反発したハナブサ氏が「シャーツ氏は選挙の洗礼を受けていない」として上院選出馬を表明し、イノウエ夫人のアイリーン氏も支持。「民主党王国」といわれ、オバマ大統領の出生地であるハワイでの「因縁の戦い」は全米の注目を集めていた。

2070チバQ:2014/08/17(日) 11:05:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140817-00000010-jij-n_ame

非常事態を宣言、夜間外出禁止=黒人射殺抗議デモ、暴徒化再燃―米ミズーリ州

時事通信 8月17日(日)5時38分配信



 【ニューヨーク時事】米ミズーリ州のニクソン知事は16日、警官による黒人青年射殺に対する抗議デモが続くセントルイス郊外のファーガソンに非常事態を宣言、夜間外出禁止令を発令した。暴力を伴うデモは14日にいったん収まったが、15日夜から16日未明にかけ、店舗に対する略奪など暴力行為が再燃していた。
 外出禁止は午前0〜5時(日本時間午後2〜7時)。ファーガソン警察は15日、白人警官によって9日に射殺されたマイケル・ブラウンさん(18)に、直前に起きたコンビニエンスストア強盗の容疑が掛けられていたと発表。強盗の様子を捉えたとする防犯ビデオの映像も公開していた。
 遺族や黒人主体の住民らは、こうした容疑や映像があっても無抵抗だったブラウンさんの射殺を正当化することはできない上、強盗容疑の公表は警察の不当行為から目をそらさせようとするものだと主張、警察を非難していた。これを受け15日深夜、怒ったデモ隊の一部が再び略奪などを行った。

2071チバQ:2014/08/18(月) 20:08:49
http://mainichi.jp/select/news/20140818k0000m030083000c.html
米国:テキサス州知事を起訴 大統領選の共和党有力候補
毎日新聞 2014年08月17日 21時23分

 【ワシントン及川正也】2016年米大統領選の共和党有力候補の一人である南部テキサス州のリック・ペリー知事(64)が、地方検事を辞職させようとしたなどとして知事職権の乱用と公務員への強要の罪で起訴された。知事は起訴を「政治的茶番」と批判し徹底抗戦する構えだが、大統領選への影響は必至だ。

 15日、州都オースティンがあるトラビス郡の大陪審が起訴した。知事は昨年、酒酔い運転で逮捕された同郡の女性地方検事の事務所に対し、検事が辞任しなければ予算を拒否すると圧力をかけたとされる。

 検事は民主党員。民主党の地盤であるオースティン地検のトップで汚職事件を担当していた。地検は同州の共和党有力者ディレー元下院院内総務を選挙資金法違反罪で起訴した経緯があり、共和党から敵視されている。

 米メディアによると、知事が起訴された二つの罪はともに重罪で、有罪なら職権乱用は5〜99年、強要は2〜10年の刑期が言い渡される可能性があるという。ただ、専門家の間には「有罪となる根拠が薄い」との指摘もある。

 知事は2000年12月、大統領選勝利を受けて辞任したブッシュ前大統領の後任として副知事から昇格し、02年知事選から3選。12年大統領選では共和党候補選びに参戦したが、失言などが相次ぎ離脱した。

 共和党内では同じく次期大統領選有力候補の一人とされる北東部ニュージャージー州のクリス・クリスティー知事(51)が、政敵の追い落としを巡るスキャンダルで窮地に立たされ、出馬が危ぶまれている。

2072チバQ:2014/08/19(火) 02:14:28
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140818/amr14081821310006-n1.htm
【黒人少年射殺事件】
黒人住民数百人と警官隊が激しく衝突 州兵も動員へ
2014.8.18 21:31 (1/2ページ)[米国]

警官と対峙するデモ参加者ら=17日、米ミズーリ州ファーガソン(ロイター)
 【ニューヨーク=黒沢潤】武器を持たない黒人少年(18)が警官に射殺された米中西部ミズーリ州ファーガソンで17日夜、黒人住民数百人が警官隊と激しく衝突した。事態悪化を懸念するニクソン州知事は現場に州兵を投入すると発表した。ただ、混乱が早期に収束するか不透明だ。

 衝突は午後8時半過ぎに発生。現場上空で警察のヘリコプターが旋回する中、黒人住民が警官隊に火炎瓶などを投げ付けると、警官隊は催涙弾やゴム弾などで激しく応戦。これまでに、少なくとも2人が負傷したほか、複数のジャーナリストが一時、拘束された。

 現場付近には銃声も響き渡り、近くのコンビニ店などが放火された。また、ピザ店や倉庫などで略奪行為が起きた。

 州兵動員を決定したニクソン知事は「ファーガソンの人々の平和と安全を回復するため」と強調。知事によれば、周辺の街やミズーリ州外からも「組織化された個人」が流入し、実態を悪化させているという。

 衝突に先立ち行われた平和的な抗議デモには著名な黒人指導者、シャープトン師らも参加した。女性参加者の一人は、ファーガソンの警察と白人優越主義者の秘密結社クー・クラックス・クラン(KKK)は同じだと批判するプラカードを掲げ射殺事件に抗議した。

 米司法省は同日、被害者少年の遺体解剖を独自に実施すると発表。地元警察がすでに解剖を終えているが、黒人住民の警察不信が強く、解剖結果を新たに示す必要性があると判断した。

 ファーガソンには16日から、連邦捜査局(FBI)職員40人が投入され、住民から事件についての聞き取り調査が行われている。

2073チバQ:2014/08/20(水) 19:23:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140819-00000119-mai-n_ame
<黒人青年射殺>「白人支配」不信と憎悪
毎日新聞 8月19日(火)22時54分配信

白人警官による黒人青年射殺事件の抗議デモの鎮圧に駆けつけた重武装の警官隊ら=米ミズーリ州ファーガソンで18日、草野和彦撮影
 【ファーガソン(米中西部ミズーリ州)草野和彦】「ドン、ドン!」。大音響と共に放たれる催涙弾で、抗議デモの住民らを蹴散らす警察隊。ミズーリ州ファーガソンで、黒人のマイケル・ブラウンさん(18)が白人警官に射殺された事件は、19日で発生から10日が経過した。だが、人種差別を受けているとの意識に根ざしたデモを展開する黒人住民に、力で抑え込もうとする警察と和解しようとする気配は見えない。警察当局が新たに31人逮捕するなど、人口約2万人の小都市には、不信と憎悪が今も渦巻いていた。

 ファーガソンは、ミズーリ州の中心都市セントルイスの北西約8キロ。連日デモが展開されているのは、事件現場からほど近い市中心部の西フローリッサント街だ。18日夜に訪れると、暴徒に略奪され、入り口に板が打ち付けられた店舗が目立ち、目抜き通りだった面影はない。

 周囲の空気が一気に緊張したのは、午後10時ごろだった。4台の装甲車から重装備の数十人の警官が姿を現した。近づくデモ隊を待ち構えているのだ。「車道上で集まるのは違法です。逮捕される恐れがあります」。拡声機で警告する。

 デモ隊は黒人の若者が多く、「ハンズ・アップ、ドント・シュート(両手を上げたら、撃つな)」の合言葉とポーズで警官隊を挑発する。ブラウンさんが両手を上げ、無抵抗を示していたとの目撃証言があるためだ。

 デモ隊の1人が何かを投げつけたのを機に、警官隊が催涙弾を次々と発射、刺激臭と白い煙に包まれた。デモ隊と一緒に逃げたが目と喉がひりひりと痛む。デモ隊が空き店舗に放火し歓声が上がった。この夜、31人が逮捕された。

 「マイケルは、事件の数日後に大学に入学することになっていたんだ」。デモ隊の中に、同姓同名のいとこ、マイケル・ブラウンさん(26)がいた。「マイケルを射殺した警察官が刑務所に入るまで、抵抗を絶対にやめない」と興奮した口調でまくし立てた。

 かつて白人が多数だったファーガソンだが、白人が郊外に移り住み始めた1970年代から黒人が増え始め、今では黒人が7割を占める。一方、市議6人のうち5人は白人。ファーガソン警察の53人の警官のうち黒人は3人だけで、「白人支配」の構造は続く。交通違反の疑いで警察に呼び止められるケースの86%は黒人で、その93%はそのまま逮捕されるとの統計もある。

 「長年積み重なってきた白人への不満が、事件を契機に表面化したのではないか」。デモ行進を眺めていた黒人のマイケル・チャールズさん(34)は、こう考えている。2週間前に無職になったばかりだ。デモ隊の一部による商店での略奪行為は「許されると思わないが、そういうことをしたくなる気持ちは理解できる」という。

 また、射殺されたブラウンさんの遺体が現場に4時間近く放置されたままだったと聞いて、「黒人に対する敬意がないと思った」。それが警官隊の力によるデモ鎮圧に表れており、「白人と黒人との相互不信が、事態を悪化させた根本原因」とみている。

 治安回復に向け、18日からの州兵投入を決めた白人のニクソン州知事は「公正を求めるには、まず平和が必要だ」と訴えているが、デモ隊が主張するのは「公正なくして、平和なし」だ。議論がかみあっていない以上、事態解決の糸口を探るのは困難といえそうだ。

2074チバQ:2014/08/20(水) 19:36:56
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140820/amr14082013140007-n1.htm
【米ミズーリ州暴動・現地ルポ】
「人種差別だ」殺気立つ現場 警察への怨嗟の一方、黒人の略奪行為も
2014.8.20 13:14 (1/3ページ)[米国]

18日、米ミズーリ州ファーガソンでマスクを着用して活動する警官隊(AP)
 夜間外出禁止令の解除が発表された18日夜も、黒人住民らと警官隊の小競り合いが起きていた。丸腰の黒人少年(18)が、白人警官に射殺されたのを機に広がった米中西部ミズーリ州ファーガソンの大規模暴動。破壊された商店が立ち並ぶ射殺現場の周辺は殺気立ち、黒人住民の間では警察に対する怨(えん)嗟(さ)の声が渦巻いていた。(ファーガソン 黒沢潤、写真も)

 「警察は殺人鬼だ。あなたの子供たちも十分気を付けろ」。現場近くに立てかけられた十字架には、警察を批判したプラカードが数多く貼り付けられていた。

 周辺の商店は数日前の放火で無残に崩れ落ち、多くの商店がさらなる略奪行為を恐れて、窓を分厚い板で覆っていた。

 戦場さながらの光景とは裏腹に、少年が息を引き取った路上には美しい花や生前の写真が並ぶ。「私たちは永遠にあなたとともにある」と書かれたメッセージが添えられ、黒人住民の涙を誘っていた。

 今回の射殺事件は、人種差別が背景にあると主張する黒人住民がほとんどだ。

 この街では、黒人対象の職務質問が白人より断然多い。黒人学生のアート・ヒンダーソンさん(22)は「人種差別だ。私たちは警察に脅されているということを遺伝子レベルにまで組み込まれてしまう」と悲しそうな表情を見せた。

 「遺体は射殺後の30分から1時間ほど、路上にさらされた。子供たちが周りに集まってきたにもかかわらず…」。自宅から射殺の様子を目撃した20代の黒人女性、ミアジェット・カーショさんは警察の配慮のなさを批判した。

 記者(黒沢)が抗議デモの様子を撮影していると、白人警官から「現場で立ち止まるなら、逮捕する」と脅された。黒人住民が長年味わってきた屈辱感が分かるような気がした。


◆  ◆


 全米の黒人は約6年前、オバマ大統領の誕生を歓迎した。支持率は下降気味だが黒人からの期待は高い。

 前述のヒンダーソンさんは「オバマ氏はイラクやウクライナ問題で多忙だ。そうしたなかで人種差別問題を解決するのは難しい」と同情的だ。黒人女性(35)も「オバマ氏は人種問題で無策といわれるが責任はない。ブッシュ(前大統領)なら改善できたというのか」と声を荒らげた。

 一方、「オバマを引きずり降ろせ。やることなすこと遅すぎる」。こう批判する黒人男性(41)もいた。

 人権活動に奔走する黒人指導者を批判する声も聞かれた。無職の黒人男性、トミー・チャトマンベイさん(60)は「彼らは教会で説教するだけ。カメラの前で美しい言葉を並べるだけだ。(著名黒人指導者の)ジェシー・ジャクソン師にしても、現場に数十分いただけだ。彼らは(目立とうと)CNNなどのカメラを探す。私たちは(黒人解放運動指導者の)キング牧師のように、全米の黒人を糾合できる立派な人材がほしいのだ」と訴えた。


◆  ◆


 暴動の現場周辺では、黒人住民による略奪行為が目立つ。

 エンジニアのアンティオン・ワトソンさん(37)は「人種差別の不満が強い怒りに変わったのだ」と話す。これに対し、チャトマンベイさんは「街を混乱に陥れる恥知らずの行為だ。略奪を恐れて商店が休業したら、そこで働く貧しい黒人たちは金も稼げない」と断罪した。

 緊急事態を利用した略奪は黒人の評判を落とし、差別感情を助長しかねない。黒人の会社員、レオ・ウォーカーさん(35)は「黒人が尊敬されるだけでなく、白人に付け入る隙を与えないためにも、私たちは自分たちを厳しく律する必要があるはずだ」と冷静に指摘した。




     

■米ミズーリ州の暴動米中西部ミズーリ州ファーガソンで9日、黒人の少年(18)が白人警官に射殺されたのを機に抗議デモが発生。警察は15日、警官の実名を発表し、少年が事件直前に商店でたばこを盗んだ防犯カメラの映像を公開したが、「関心をそらそうとしている」と反発が強まり、商店などの略奪が相次いだ。ファーガソンは人口の約3分の2が黒人住民。地元警察53人のうち黒人は3人で、市職員の大半も白人。州知事は16日、非常事態を宣言し、夜間外出禁止令も一時発令された。18日には州兵を動員すると発表した。

2075チバQ:2014/08/20(水) 19:37:22
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140820/amr14082014320008-n1.htm
【米ミズーリ州暴動】
扇動者の取り締まり強化 米抗議デモ、混乱誘い略奪も
2014.8.20 14:32 [米国]

19日、米ミズーリ州ファーガソンで、抗議デモの間は規律を守って歩くよう注意する警察官ら(ロイター)
 米ミズーリ州セントルイス近郊ファーガソンの白人警察官による黒人青年射殺の抗議デモが暴徒化している問題で、州警察は外部から入り込んだ一部の扇動者が混乱を誘い、略奪行為などを引き起こしていると判断、取り締まりを強化する考え。オバマ大統領は18日の会見で「大半の人々が平和的に抗議している一方、ごく少数がそうでないのは明らかだ」と語った。治安責任者を務める州高速道路警察隊のジョンソン隊長も「犯罪者の多くはこの地域の人間ではない」とした。

 AP通信によると、被害者のマイケル・ブラウンさん(18)の葬儀がファーガソンで25日に執り行われる予定になった。射殺した警察官ダレン・ウィルソン氏の起訴を判断する大陪審の手続きも、早ければ20日に始まる見通しだ。

 19日夜の抗議活動にも数百人が参加したが、平和的に進んだ。連日抗議デモが続く目抜き通りの歩道だけを使ってプラカードなどを掲げて行進した。警察は18日以降、参加者57人を逮捕したがファーガソンの住民は4人しかいなかった。(共同)

2076チバQ:2014/08/20(水) 19:37:49
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140820/amr14082011530005-n1.htm
警官2人が強盗容疑の黒人を射殺 米セントルイス ファーガソンから数キロ、住民ら100人集まり騒然
2014.8.20 11:53 [米国]
 米中西部ミズーリ州セントルイスで19日、コンビニ強盗があったとの通報で現場に駆けつけた警察官2人が、容疑者とみられる黒人の男(23)を射殺した。現場は白人警察官による黒人青年射殺事件が起きたファーガソンから数キロ。住民ら約100人が集まり騒然となった。

 米メディアによると、男は「おれを撃て。殺してみろ」と警察官を挑発し、ナイフを振りかざした。警察官に向かってきたため、2人が同時に発砲し射殺した。警察は2人の名前を発表していない。発砲が適切か調査するため、2人は職務を外れた。(共同)

2077チバQ:2014/08/21(木) 07:34:29
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2014082000841
抗議デモ、沈静化探る動きも=ペットボトル1本で一触即発−米ミズーリ州
20日未明、米ミズーリ州ファーガソンで、デモ参加者を取り囲んだ警官隊に語り掛ける黒人男性 【ファーガソン(米ミズーリ州)時事】黒人青年が白人警官に射殺され、住民と警察の対立が深まるミズーリ州ファーガソンでは19日も住民らの抗議デモが続いた。暴徒化したデモ参加者を警官隊が催涙ガスで鎮圧する場面はなかったが、緊張は消えない。一方、事件から10日が経過し、住民の間では「平和なデモ」を探る動きも出ている。
 恒例となったデモはこの日も、殺害現場に近い西フローリッサント通りで夕暮れ時から始まった。「手を挙げたら撃つな」の合言葉を繰り返しながら行進する数百人の群衆には、親子連れやカップルも目立つ。「本当のデモ参加者は略奪しない」と書いたプラカードを掲げた参加者もおり、深夜になると翌日の集合時間を告げて解散を促す参加者の姿もあった。
 緊張が高まったのは日付が20日に変わる直前だった。現場に居残った若者らの一人が水の入ったペットボトルを警官に投げ付けたのをきっかけに、ガスマスクや防弾チョッキを着けた警官隊が一気に若者らを包囲。ライフルの銃口を向け、拡声器で「解散しなければ逮捕する」と警告した。
  警官隊の背後には装甲車も控え、若者らはじりじり押されるように通りの外れまで後退。途中、警官隊にライフルを突き付けられて身柄を拘束される若者もいた。セントルイス・ポスト・ディスパッチ紙(電子版)によると、19日夕から20日未明にかけての逮捕者は47人に上った。
 この日はこれ以上の混乱はなかったが、ペットボトル1本が緊張を高めたことが、現場で依然続く一触即発の状況を物語る。デモ参加者の一人で介護職員のマーキス・トンプソンさん(26)は「われわれは正義を求めている。正義が実現するまでデモはやめない」と強調した。(2014/08/21-00:34)2014/08/21-00:34

2078チバQ:2014/08/21(木) 21:31:01
http://mainichi.jp/select/news/20140821k0000e010193000c.html
米国:下院選「候補者は韓国人社会にすり寄りすぎ」 米紙
毎日新聞 2014年08月21日 11時20分(最終更新 08月21日 19時49分)

 【ワシントン西田進一郎】米紙ワシントン・ポストは20日、南部バージニア州の連邦下院選の候補者が、教科書に日本海と韓国が主張する「東海」を併記するよう連邦レベルで促すことを公約していることなどを挙げ、「候補者たちは地域で急成長する韓国人社会にすり寄りすぎている」と戒める社説を掲載した。
 同州北部には韓国系住民が多く、「集票力」を背景に政治的な働きかけを近年強めている。3月には公立学校の教科書に日本海と東海を併記することを定める全米初の州法が成立。フェアファクス郡の庁舎敷地内には5月、従軍慰安婦問題に関する石碑が設置された。さらに11月の中間選挙に向け、同州第10選挙区の共和党候補は「併記」の法制定を全米に広げる決議を提案すると公約し、民主党候補も併記を進める考えを示している。

 社説は「にわかアジア専門家」の見出しで、「国際問題に何ら専門知識を持たない両候補が、(日韓という)米国の二つの同盟国の激しい争いに首を突っ込むべきなのかは疑問だ」と批判。日本海の呼称を巡る意見の対立に議会は関わるべきではないとの考えを示した。また、フェアファクス郡の石碑設置も問題視し、「他の人種的、歴史的な苦痛についても敷地内で追悼することに郡は同意するのか」などと疑問を投げかけた。

2079チバQ:2014/08/23(土) 07:23:00
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140822/amr14082221070013-n1.htm

【ミズーリ州黒人暴動】
抗議デモ沈静化に裏に… ホルダー司法長官、自らの「差別体験」語り掛ける
2014.8.22 21:07 [米国]

ホルダー米司法長官(AP)
ホルダー米司法長官(AP)


 【ファーガソン=黒沢潤】ファーガソンの抗議デモに対処するため現地入りしたホルダー米司法長官は20日、地元の黒人団体代表者50人に対して自身の差別体験を紹介し、公正な捜査を期すと熱く語った。これがデモが沈静化した一つの理由といわれている。

 「私は米国の司法長官だ。しかし、一人の黒人でもある」。こう切り出したホルダー長官は、米東部ニュージャージー州の道路を運転中、警官に車を止められ、後部トランクや座席の下までも捜索された体験を紹介。「(黒人として)いかに屈辱的で、怒りが収まらなかったか。衝撃は今でも残っている」と話した。

 ホルダー氏は首都ワシントン・ジョージタウン地区に住んでいたころ、映画館に走って向かっていた際に特殊部隊に止まるよう命じられたことも紹介。映画を見に行くことなどを話して“釈放”された、と述べ、「私は当時、連邦検察官だった」と話した。

 事件解明に連邦政府としても全力を尽くすと語ると、「出席者は心を動かされていた様子」(地元記者)だったという。

2080チバQ:2014/08/23(土) 13:24:29
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140823/amr14082309030003-n1.htm
氷水募金に「冷や水」 米政府や議会、外交官、軍人、議員らに禁止令

2014.8.23 09:03 [米国]


 頭から氷水をかぶり難病患者支援の輪を広げる「アイス・バケツ・チャレンジ」の流行を受け、米国務省や国防総省、下院が22日までに、職員や軍人、議員に参加を禁じる通達を出した。特定の慈善活動支援は職務倫理規定に反するとしている。

 AP通信によると、国務省は「どれほど価値のある目的であっても、特定の利益のために公職を利用してはならないという厳格な規則がある」と在外公館にも注意喚起し、大使らが氷水をかぶらないようくぎを刺した。

 同様の理由で、国防総省は全ての職員と軍人、下院管理委員会は議員に参加しないよう求めた。

 筋萎縮性側索硬化症(ALS)の患者支援を目的とした米国発の運動はフェイスブックなどで、友人に氷水をかぶるか支援団体に寄付するかの選択を迫る。政界や財界、芸能界に広がり、氷水をかぶった上で寄付をする人も増えている。(共同)

2081チバQ:2014/08/23(土) 13:25:15
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140823/amr14082309130004-n1.htm
警官起訴の是非決める大陪審、白人が圧倒的多数 不起訴なら黒人住民の反発必至

2014.8.23 09:13 [紛争・クーデター]


 米中西部ミズーリ州セントルイス近郊ファーガソンの白人警察官による黒人青年射殺事件で、セントルイス郡裁判所は22日、警察官ダレン・ウィルソン氏を起訴するかどうかを判断する大陪審12人について白人が9人、黒人が3人と発表した。

 起訴には9人の賛成が必要。白人が多数派を占めたことで、警察官側に有利な判断が出る可能性もある。

 米国の陪審制度は陪審員の人種構成によって判断が大きく揺れ動いてきた。仮に不起訴になれば、抗議活動がいったん沈静化した黒人側の反発は必至だ。

 AP通信によると白人9人の内訳は男性が6人、女性が3人で、黒人3人の内訳は男性が1人、女性が2人。年齢や住所は明らかにしていない。大陪審の議論のため、必要な証拠を提示するセントルイス郡検察は10月半ばごろの結論を目指している。(共同)

2082チバQ:2014/08/26(火) 21:17:22
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140826/amr14082609120007-n1.htm
【岐路に立つ米国】
共和党候補「イメチェン」に躍起 「弱者に配慮」アピール
2014.8.26 09:12 (1/2ページ)
 ■財政健全化→補助金維持

 【ワシントン=小雲規生】11月の米中間選挙をにらみ、2016年の大統領選に共和党から出馬が取り沙汰される有力政治家たちが、貧困層への補助金制度の改革など「弱者への配慮」をアピールする政策を続々と提案している。「自助努力」や「小さな政府」を志向する共和党は、貧困層に冷たいとの印象を持たれており、どの政治家も2年後に向け、「イメージチェンジ」戦略で支持層の拡大を図りたいとの考えを強めている。

 「必要なのは、苦しんでいる家族に対する足並みのそろった支援だ」

 12年の大統領選で共和党の副大統領候補だったポール・ライアン下院予算委員長は7月下旬、貧困対策の改革案を発表し、こう訴えた。

 ライアン氏は共和党が多数を占める下院で予算審議を主導し、社会保障関連費用の抑制などによる財政健全化を主張してきた。しかし、今回の改革案では貧困層への補助金規模の維持を強調。食料購入補助制度(フードスタンプ)や住宅支援などを統合し、運営時の州政府の裁量を強めるなどの方策で強固なセーフティーネットの構築を目指すと宣言した。

 同党のマルコ・ルビオ上院議員も子育て世帯への経済的支援の強化を主張。ロン・ポール上院議員も高失業率地域での大幅減税などの施策で貧困対策を行うよう訴えている。また、中南米の移民が多いフロリダ州のジェブ・ブッシュ元州知事も不法移民への共感を示し、不法移民に厳しい共和党のイメージと一線を画している。

 共和党に対しては、一部の有権者から医療保険制度改革(オバマケア)への反発を続ける強硬な態度が批判されているほか、貧困問題などで「オバマ政権の政策に反対するばかりで、具体的な対案を示さない」との指摘も受けてきた。各氏の提案は、共和党が偏りを排した政権運営を行えるとアピールする狙いがある。

 ただし共和党支持層の一部は財政健全化を強く主張しており、歳出拡大を招きかねない貧困対策への傾斜には抵抗感が強い。ベイナー下院議長ら共和党指導部も、各氏の提案に目立った反応は示しておらず、むしろ、オバマ大統領を訴追する動きを見せるなど現政権との対決姿勢を鮮明にしている。

 各氏の懸命のアピールは、指導部の強硬姿勢を前に影が薄くなっているともいえそうだ。

2083チバQ:2014/09/01(月) 22:17:40
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140901/plc14090108000009-n1.htm
米議員、来日ラッシュ最多54人 中国台頭で日本に関心高まる
2014.9.1 08:00
 米連邦議会議員の来日が今年に入り続いている。外務省の調べで、次期大統領選の共和党有力候補ら「大物」を含め、31日までに54人。記録に残る平成15年以降の年間最多を大きく更新した。同省は背景に中国の台頭を受け米ワシントンで同盟国・日本への関心が高まっていると分析。「1年にこれほど集中するのは異例だ」(同省担当者)とうれしい悲鳴を上げる。

 外務省によると、15〜24年の来日議員は年間10人前後だったが、25年は26人に増加。今年は8月末までに25年の2倍を超えた。次期大統領選の共和党候補に有力視されるルビオ上院議員のほか、ロイス下院外交委員長ら実力者も含まれる。

2084チバQ:2014/09/01(月) 23:17:57
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140828/amr14082814260012-n1.htm
【続・審判の現場 2014米中間選挙(上)】
アリゾナ州 「イラク」どう影響? 強い介入懸念、民主に逆風か
2014.8.28 14:26 (1/3ページ)

共和党予備選を制した元空軍パイロット、マーサ・マクサリー氏=26日夜、アリゾナ州トゥーソン市内
 11月4日に投開票される米中間選挙は、民主、共和両党の上下両院、州知事などの公認候補を決める予備選が最終盤を迎えた。26日はアリゾナ、フロリダなど4州で実施され、9月9日に本選に進む両党候補が出そろう。アリゾナ州の下院第2選挙区では、全米で初めて女性として戦闘任務に就いた元空軍パイロットの新人が下院軍事委員会に所属する現職に挑むことになった。両候補が関心を寄せる「イラク」はなお潜在的な争点にとどまっているが、空爆に踏み切ったオバマ米大統領の判断が選挙戦に影響する可能性がある。(アリゾナ州トゥーソン 加納宏幸、写真も)

 共和党の予備選を制したマーサ・マクサリー氏(48)が狙う標的は一つだ。

 「ワシントンの政治屋。彼らが次の世代よりも、次の選挙や特定利益を気にかけていることに有権者は不満を持っている。ロン・バーバーはその一人だ」

 トゥーソン市内の選挙事務所でのパーティーで挨拶したマクサリー氏は民主党現職のバーバー下院議員(69)を批判した。

 マクサリー氏は1995年、イラク上空の飛行禁止空域を維持する任務にA10攻撃機で参加した。選挙区にある空軍基地はその訓練に使われており、マクサリー氏も勤務経験がある。

 オバマ政権は今年、A10の全機退役を打ち出した。そうなれば「地域経済に深刻な影響を及ぼす」(トゥーソン商工会議所のマイク・バーニー会頭)。約9千人が勤務する票田に向け、マクサリー氏は「オバマ政権の判断は米国を危機にさらす」と訴えてきた。

 予備選で対抗馬がおらず、無投票で本選に進むバーバー氏も手をこまねいているわけではない。

 「バーバーさんは民主、共和両党の垣根を越えてA10を守ろうとしています」。テレビCMで女性の元空軍大尉にこう語らせた。

 バーバー氏の足元は盤石とはいえない。12年の前回選挙ではマクサリー氏に得票率で1ポイントに満たない約2454票差に迫られた。

 危機感に駆られたバーバー氏は、支持率が40%台に低迷しているオバマ大統領と距離を置き始めた。メキシコと国境を接する選挙区の代表として出演したCNNテレビで、オバマ氏が不法移民に対する国境警備に万全を尽くしていると思うかと問われ、「思わない」と即答した。

 地元メディアによると、第2選挙区では民主、共和両党の支持層と無党派層がいずれも3割ずつで拮抗している。トゥーソンにあるアリゾナ大学のバーバラ・ノランダー教授(政治学)は、激戦区の第2選挙区ではバーバー氏のように他党支持層にアピールを図るのは珍しくないという。「態度未定の層を取り込めるかが帰(き)趨(すう)を決める」からだ。

 26日の挨拶でイラク問題に触れなかったマクサリー氏だが、質問に答える形でイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の伸長は「オバマ政権の失敗」だと述べた。支持者のジョン・コーティ氏(72)は「有権者の多くがオバマ氏に不満があるが、地域の課題はとにかく雇用創出。マーサはそれを分かっていてあえて批判から距離を置いている」と推し量った。

 米軍のイラク空爆開始後に米調査会社ピュー・リサーチ・センターが行った調査では、民主、共和両党の支持層とも過半数が空爆を支持したが、民主党支持層では空爆支持の54%を上回る62%がイラク情勢に過度に「巻き込まれる」ことに懸念を表明した。事態の進展によっては民主党への逆風となりうる。

 選挙予測を行うローゼンバーグ・ポリティカル・リポート編集長のスチュアート・ローゼンバーグ氏は「イスラム国の新たな脅威で、米国人は事態が思わしくない方向に進んでいると感じている。このことはオバマ氏や民主党にとっての問題となる」と語った。

     




 大詰めを迎えた中間選挙の予備選の現場を3回にわたって報告する。

2085チバQ:2014/09/01(月) 23:18:52
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140829/amr14082909360001-n1.htm
【続 審判の現場】
2014米中間選挙(中)ミシガン州 景気」に追われる知事
2014.8.29 09:36 (1/3ページ)

デトロイト市内の大学で支持者と話す民主党のマーク・シャウアー氏(左)=6日(小雲規生撮影)
 「共和党はわれわれを恐れている。11月の知事選で投票し、勝利し、ミシガンを改革しよう」

 米ミシガン州の民主党州知事候補を決める予備選から一夜明けた6日朝。ミシガン州デトロイト市の大学のキャンパスの一室で、同党の知事候補に選ばれた元下院議員のマーク・シャウアー氏(52)が気勢を上げると、百数十人の支持者から大きな声援が沸き上がった。

 シャウアー氏が批判の矛先を向けるのは共和党現職のリック・スナイダー知事(56)だ。ミシガン州の7月の失業率は7・7%で全米平均6・2%を大きく上回り、50州のうち3番目に悪い。世論調査では当初、スナイダー氏が優勢だったが、現在はシャウアー氏が数ポイント差に迫る。

 米国の自動車産業発祥の地であるミシガン州は、全米最強の労働組合とされてきた全米自動車労働組合(UAW)の拠点。民主党は前回2010年の知事選では、投資家として経済政策の手腕が期待されたスナイダー氏に大敗を喫した。だが、シャウアー氏は今回、「われわれはブルー・ステート(民主党が強い「青い州」の意)だ」と逆転に自信をみなぎらせる。

 ◆復活期す自動車産業

 「自動車産業はミシガンで復活している」。スナイダー氏も6日朝、ミシガン湖畔のトラバースシティーで開かれたシンポジウムで登壇し、自らの産業政策の効果をアピールした。

 ミシガン州では金融危機後の09年にクライスラーとゼネラル・モーターズ(GM)が相次いで破綻。関連産業も大打撃を受けた。しかしスナイダー氏は11年1月の就任後に9万5千社に対する7億ドル(約730億円)の法人税減税などを断行。今や経済専門誌の分析でも、ミシガン州は「ビジネスに適した場所」との評価を取り戻しつつある。就任当時は11・0%だった失業率は大きく改善しているともいえ、スナイダー氏は「ミシガン経済はさらに強くなる」と訴える。

 スナイダー氏はビジネス界だけでなく、労働者へのアピールにも懸命だ。今年5月には州議会を通過した最低賃金引き上げ法案に即座に署名。オバマ大統領や民主党主導で各州で最低賃金引き上げの流れが強まる中、共和党知事として初めて最低賃金を引き上げた。

 ただ、スナイダー氏は労働組合の加入の強制を禁じる法律を発効させたことや、年金収入の税控除を縮小させたことでは批判を受ける。両施策には、企業誘致の推進と、若い世代に年金負担がのしかかることを回避する狙いがあったが、民主党側は「スナイダー知事はビジネスのことしか考えていない」と憤る。

 ◆デトロイト再生計画

 自動車大手の破綻による税収激減などで13年7月に財政破綻したデトロイト市は現在、再生計画を進めている。市中心部では荒廃した建物が取り壊され、再開発の動きが進む。また、市当局は3〜7月にかけて、水道料金を滞納している1万8千世帯への給水を停止した。9千万ドル(約90億円)にも及ぶ滞納金を見過ごせないとの理由からだ。

 しかし、給水停止には国連などから「基本的人権の侵害だ」との批判が上がる。住民への支援を続ける民間団体のデミーコ・ウィリアムズ氏は「支払い拒否ではなく、本当に経済的事情で水道料金を払えない世帯もある。事情も確かめずに給水を止めることは認められない」と訴える。

 米国では成長率の上昇や失業率の低下といった経済指標を踏まえ、景気は緩やかに拡大しているとの認識が広がるが、それぞれの州をつぶさに点検すれば、失業や貧困にあえぐ人たちは今も少なくない。景気回復の風を州の隅々にまで行き渡らせることができるのか。州知事をはじめとする地方政治家は重い課題を突きつけられている。(ミシガン州デトロイト 小雲規生)

                   ◇

【用語解説】米中間選挙での地方選挙

 4年ごとの大統領選の中間の年に行われる中間選挙では、数多くの地方選挙も同時に行われる。2014年は、カリフォルニア、テキサス、ニューヨークなど36州で知事選(任期2〜4年)が、大半の州で州議会選などが実施される。米国で州の権限は強く、生活に直結する政策に加え、連邦下院の選挙区割りも担っており、地方選挙の結果は国政にも影響を与える。

2086チバQ:2014/09/01(月) 23:19:47
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140830/amr14083014360012-n1.htm
【続 審判の現場 2014米中間選挙(下)】
認証型スマートガン、「007仕様」で銃規制進むか マサチューセッツ州
2014.8.30 14:36 (1/3ページ)

米東部ボストン郊外の射撃場で、愛用の銃を掲げる男性
 米東部マサチューセッツ州ボストンから車で北に20分。鬱蒼(うっそう)と茂る森の中で、耳をつんざく銃声が一帯に響き渡った。「マサチューセッツ・ライフル協会」(創設1875年)の射撃場だ。そこに集う会員の間で、最近話題になっている特殊な銃がある。

 通称「スマートガン」。無線通信や指紋で本人と認証された者だけが銃を操作することができ、子供による誤射や、暴発事故の防止に役立つとされる。

 「認証装置であなたが銃の所有者であることが確認されれば、銃のロックが外れる。ただ、それに要する時間は1分。その間、銃を持った相手があなたを撃てば、即死するだけだ」

 ある男性会員(49)はこう語ると、スマートガン導入法案を2月に提出した同州選出の民主党上院議員、エドワード・マーキー氏(68)を批判した。

 同法案は、米国で製造される銃を2年以内にスマートガンにするとともに、従来の銃にもデジタル認証技術を搭載し、3年以内にスマートガン化することを義務付ける。同氏とともに法案成立に奔走する同州選出の民主党下院議員、ジョン・ティアニー氏(62)は「(007シリーズ第23作「スカイフォール」の)映画で、ジェームズ・ボンドは認証技術を搭載した銃のおかげで敵に銃を使われず、危機を脱した」とし、奪われたり盗まれたりした銃が犯罪に使われることも防止できると強調した。

 来月9日の同党予備選でライバル候補がおらず、事実上の“信任投票”となるマーキー氏は11月の本選勝利をにらみ、「子供が銃に触り、自分や他人を撃ってしまうことを誰も望んでいない。党派にかかわらず法案を支持すべきだ」と全米に訴えている。

■子供被害「30分に1人」

 銃による自殺や殺人、暴発の死者が年間3万人超(1日約87人)に上る米国。幼児や10代の子供に限れば銃の事故で30分ごとに1人が死亡または負傷しているという。

 銃の事故や事件で2010年に270人が死亡した同州では、スマートガン導入を機に本格的な銃規制を目指すマーキー氏を支持する声が多い。銃規制促進団体「銃暴力を止めよ」創設者のジョン・ローゼンタール氏(57)は「スマートガンの技術は遠隔操作で車を開閉する鍵と同じだ。この技術は銃にも利用されるべきだ」と訴える。

 これに対し、共和党上院の予備選でこちらも対抗馬がおらず、マーキー氏と本選で対決するブライアン・ハー氏(51)=医療団体幹部=はスマートガン導入に慎重だ。また、殺傷力の高い突撃銃の規制には賛意を示すものの、「射撃場や銃愛好家クラブでの使用は認めるべきだ」と主張する。

 銃規制に反対する活動家のジム・ワレス氏(49)はスマートガンについて、「実用的でない。(犯罪者に銃を奪われるリスクを抱える)警官の間で普及しないのは、デジタル技術を完全に信頼できず、最も必要な時に撃てない恐れがあるからだ」と指摘した。

 銃愛好家で作る圧力団体「全米ライフル協会」(NRA、会員約400万人)も、スマートガンの導入が「広範な銃規制の入り口になる」と警戒心を示す。

■「民主党政権では無理」

 米国では憲法で銃所有の権利が認められ、推定約3億丁の銃が国内に出回る。東部コネティカット州で12年末に起きた銃乱射で、児童ら26人が射殺された事件の後、連邦議会で規制論議が一時的に盛り上がったが、NRAの巻き返しで議論は頓挫したままだ。

 世論調査でマーキー氏の支持率は約50%、ハー氏は約29%。マーキー氏は本選で勝利し、銃規制論議を活性化させたいところだ。

 だが、1981年のレーガン大統領暗殺未遂事件をテレビの生中継で見て衝撃を受けたという運転手、レック・グレイ氏(62)は指摘する。

 「銃規制反対派が多い共和党の政権ならば逆に、大事件を機に銃規制に踏み込める余地はあるが、(中間選挙で惨敗しかねない)今の民主党政権では無理だろう」(ボストン、黒沢潤 写真も)

2087チバQ:2014/09/05(金) 22:46:30
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014090502000236.html

ファストフード 全米一斉スト 店員「時給8ドル家族養えない」














2014年9月5日 夕刊






4日、米ニューヨークで、賃上げを求めて行進するファストフード店の店員ら=北島忠輔撮影


写真


 【ニューヨーク=北島忠輔】マクドナルドなどファストフードの店員が賃上げを求めるストライキが四日、全米各地で一斉に行われた。主催した労働団体によると、ニューヨークやデトロイトなどで、歩道や店舗内に座り込んだ参加者ら約百人が逮捕された。


 ストは百都市以上で実施。ニューヨークのタイムズスクエア周辺では、午前七時ごろからマクドナルドやバーガーキングなどの店員らが時給十五ドル(約千五百七十円)への引き上げを求めてデモ行進した。


 ニューヨーク郊外のマクドナルドで働くダレン・ジョンソンさん(30)は「時給八ドルでは家族を養えない。会社はもうかってるのに不公平だ」と訴えた。


 ストは、オバマ大統領が「ファストフードの店員が家族に誇りをもたらすための国民的運動だ」と理解を示したのを受けて、労働団体が計画。マクドナルドは「これはストとは言えない。演出された宣伝行動だ」と声明を出した。


 現在、米国の連邦最低賃金は時給七ドル二十五セント(約七百六十円)。政府の試算では、最低賃金で働いて四人家族を養おうとしても、年収二万三千八百五十ドル(約二百四十八万円)の「貧困ライン」を割り込む。


 所得格差の縮小を掲げるオバマ氏は時給十ドル十セント(約千六十円)への引き上げを提案。共和党が反対しており、十一月の中間選挙でも争点になる可能性が出ている。

2088チバQ:2014/09/05(金) 23:48:12
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140905/amr14090509500002-n1.htm
地元警察にもメス 黒人射殺事件で米司法省 「住民と警察の間に根深い不信感」

2014.9.5 09:50

米ミズーリ州ファーガソンで起きた黒人青年射殺事件の捜査について会見するホルダー米司法長官=4日、ワシントン(ロイター)
米ミズーリ州ファーガソンで起きた黒人青年射殺事件の捜査について会見するホルダー米司法長官=4日、ワシントン(ロイター)


 米中西部ミズーリ州ファーガソンで白人警官が黒人青年を射殺し、暴動が起きた事件をめぐり、ホルダー司法長官は4日、住民と地元警察の間に「根深い不信感」があったと指摘、ファーガソン市警の日常的な活動に違法性がなかったか捜査を始めたと発表した。

 長官は記者会見で「警察が公正、公平に活動し(住民との)信頼関係を築く」必要性を強調。逮捕や捜索、銃の使用、被疑者の扱いなど警察の通常業務で、人種差別的な行為がなかったかどうかを包括的に調べる考えを示した。

 白人が大多数を占めるファーガソン市警の「人種の多様性の欠落」も問題視し、組織の抜本的な改革案を取りまとめる方針も表明した。(共同)

2089チバQ:2014/09/07(日) 20:10:13
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140906/amr14090608290003-n1.htm
年明けにも最終決断 次期大統領選挙へクリントン氏
2014.9.6 08:29
 【ワシントン=加納宏幸】2016年米大統領選で民主党の最有力候補とされるクリントン前国務長官は5日、自身の出馬について「おそらく元日が過ぎた頃に決める」と述べ、来年の初めに最終的に決断するとの考えを示した。AP通信が伝えた。

 訪問先のメキシコで開かれたイベントで、クリントン氏は上院議員、国務長官を務めたことを理由に、大統領選に挑戦する上で自らが「有利な位置」にあるとの認識を表明した。一方で、大統領として何を実現するかを検討中だとした。

 クリントン氏は、メキシコのペニャニエト大統領との会談でも大統領選出馬への意欲を問われ「考えていることは明らかだが、まだ決めていない」と答えた。

 米国での各種世論調査で、クリントン氏は次期大統領選への出馬が予想される他の人物を圧倒する人気を維持している。

2090名無しさん:2014/09/10(水) 21:51:04
 米中間選挙(11月4日投開票)の民主、共和両党の公認候補を決める予備選挙は9日、
マサチューセッツなど4州を最後に終了した。本選に向けた両党の候補者による選挙戦は
早くも激しさを増している。今後2年間の米国の針路を決める選挙の行方を展望する。(ワシントン支局)


 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」は上院(任期6年、定数100、改選36)選について、
現時点で非改選議席を合わせ共和党が46議席、民主党が45議席を固めたと予想している。

 これ以外にケンタッキー、アーカンソー、アイオワ州などの9議席が接戦となっており、
このうち共和党は6議席、民主党は3議席でやや優勢とされる。
これを加味すると、民主党48議席に対し、共和党は52議席となり、
過半数を獲得する勢いだ。「クック・ポリティカル・リポート」も、同様の予想をしている。

 共和党の現有議席は45(民主53)。過半数獲得には6議席の上積みが必要だが、
「ローゼンバーグ・ポリティカル・リポート」は、共和党が8〜5議席を増やすと予想。
過半数獲得の確率を約65%とする政治アナリストの分析もある。

 一方、全議席が改選される下院(任期2年、定数435)では、
各種調査機関が共和党の過半数維持と議席増を確実視している。

(以下略 全文はリンク先で)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140910/amr14091021320014-n1.htm

2091チバQ:2014/09/11(木) 01:43:41
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140911/amr14091100340001-n1.htm
【米中間選挙】
大統領めざす候補も各地を応援遊説 クリントン氏も始動へ
2014.9.11 00:34
 中間選挙では、2016年の大統領選への出馬が取り沙汰される人物も、候補者応援に駆け回っている。候補者にとって知名度の高い人物の応援は追い風になるうえ、大統領候補を目指す側にも各地での自身の支持基盤作りにつながる利点があり、両者は一丸で選挙に臨んでいる。

 大統領選で、民主党の最有力候補とされるヒラリー・クリントン前国務長官は14日、アイオワ州での政治イベントに夫のビル・クリントン元大統領と出席、国務長官引退後は控えてきた政治活動を再始動させる。

 民主党はアイオワ州上院選で苦戦を強いられている。それだけにクリントン氏の地元入りには戦況の好転だけでなく、資金集めにも期待が高まる。また、同州は大統領選の予備選が最初に開かれる重要州だけに、クリントン氏のアイオワ入りは大統領選立候補に向けた布石ともみられている。

 一方、共和党では、立候補の可能性が高いとされるクリス・クリスティ・ニュージャージー州知事とジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事も動き出した。クリスティ氏は今月から各州を遊説し、ブッシュ氏もイリノイ州知事候補やケンタッキー州のマコネル上院院内総務の応援に駆けつける予定だ。

 共和党ではこのほか、茶会の支持を受けるテッド・クルーズ上院議員や、茶会系のランド・ポール上院議員もニューハンプシャー州などで遊説する。

 共和党の候補指名争いはクリスティ、ブッシュ両氏がリード。しかし、クリントン氏支持の47〜48%に対し、両氏の支持は41%にとどまっている。(小雲規生)

2092チバQ:2014/09/13(土) 07:53:27
http://mainichi.jp/select/news/20140912k0000m030039000c.html

オバマ大統領:イスラム国との戦い、中間選挙の追い風にも

毎日新聞 2014年09月11日 19時36分


 【ワシントン西田進一郎】オバマ米大統領がイスラム国との戦いを宣言した背景には、先月から始めたイラク空爆を支持する米国内世論の高まりや、約2カ月後の中間選挙を念頭に「追い風」にする狙いもあるとみられる。これまで大統領の慎重な外交姿勢は「弱腰」として野党・共和党の攻撃材料になっており、演説には議会との対立構図を避け批判をかわしたいという意図もにじんだ。

 「この脅威に立ち向かうために米国人は団結するということを世界に示すため、この取り組みへの議会の支援を歓迎する」。大統領は10日の演説で議会の支援を求めた。

 イスラム国への対応強化を求める声は米国人記者2人の殺害などを受けて拡大。米紙ワシントン・ポストなどが4〜7日に実施した世論調査では、イラク空爆支持は71%と、6月の45%から大幅に増えた。シリア空爆も65%が支持し、逆に大統領のこれまでの対応を「慎重過ぎる」とする回答が53%に上った。

 大統領の支持率は昨年秋、シリア化学兵器問題で空爆を実施しなかったことなどから急落。その後、最低水準で推移している。ロシアの強硬姿勢を崩せないウクライナ問題など、オバマ外交への信頼感低下が支持率下落の一因だった。

 2期目の残り2年の任期を左右する11月の中間選挙は民主党の苦戦が予想されている。下院に続いて上院も共和党が過半数を占めれば、レームダック(死に体)となるのは避けられない。この時期の発表について、政府高官は「いかなる政治的な動機によるものでもない」と強調したが、演説は世論を見ながらの決断で、批判の芽を摘む効果があるのは確かだ。

 共和党からも、包括的戦略を一定支持する声が上がっているが「イスラム国の脅威に対応するには十分ではない」(マッキーオン下院軍事委員長)など、さらなる対応が必要との意見が共和党には強い。「無策」というこれまでの批判が「不十分」という批判に変わるだけに終わる可能性もある。

2093チバQ:2014/09/16(火) 00:13:28
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140915/amr14091512030002-n1.htm
クリントン氏“始動” 08年以来のアイオワ入り
2014.9.15 12:03

14日、米アイオワ州インディアノーラで演説するクリントン前米国務長官(共同)
 米民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(66)が14日、大統領選の重要州である中西部アイオワ州インディアノーラで演説した。クリントン氏の同州訪問は、大統領選予備選で敗れた2008年1月以来。11月の中間選挙の応援だが、16年次期大統領選への事実上の始動と受け止められている。

 第一声で「ハロー、アイオワ。戻ってきました」と語りかけ、歓声を浴びたクリントン氏。大統領選出馬について「考えているのは事実」と述べ、数千人の聴衆を総立ちにさせたが、きょうの目的は出馬表明ではないと説明すると、歓声がため息に変わった。

 しかし共和党を「行き詰まりの守護神」と批判するなど会場を沸かせ、イベントの終了後も支持者に握手をして回るなど、自身の選挙運動さながらとなった。

 大統領選の党候補指名争い初戦であるアイオワ州党員集会の結果は、各州の予備選に大きな影響を与える。(共同)

2094チバQ:2014/09/16(火) 00:18:31
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140913/amr14091323120004-n1.htm
【岐路に立つ米国】
外交が中間選挙の争点に 与党、女性層離反食い止めが課題
2014.9.13 23:12 (1/2ページ)
 【ワシントン=加納宏幸】イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」が米国人記者2人を斬首殺害したことで、「テロとの戦い」が11月の中間選挙の争点として急浮上してきた。オバマ米大統領はイスラム国の打倒を目指す包括的戦略を発表し、有志連合の形成を着実に進めているが、オバマ氏に好意的だった女性層の離反が顕著になっている。どう食い止めるかが与党民主党の課題だ。

 「米国の空軍力、同盟国の貢献、地上で戦う部隊への支援を組み合わせた容赦ない対テロ作戦が必要だ。空爆作戦を進めており、シリアにいるイスラム国に対する行動も準備している」

 オバマ氏は13日、週末恒例の国民向けビデオ演説でシリア空爆承認を含めた包括的戦略を説明した。17日にはフロリダ州タンパの米中央軍司令部を訪れ、空爆作戦の説明を受ける。

 10日に包括的戦略を発表して以来、オバマ氏が自らの「最高司令官」の責務を強調する場面が増えた。米メディアが「外交政策が中間選挙を控えて政治の舞台の中心に」(ウォールストリート・ジャーナル紙)などと伝えていることが影響しているとみられる。

 同紙が今月上旬に実施した世論調査によると、米国人記者の殺害映像が流されたことで政権の外交政策への女性層の支持は8月の43%から33%に激減した。

 ワシントン・ポスト紙も、米小売り大手から名付けられた「ウォルマート・ママ」と呼ばれる無党派層の女性が「オバマ離れ」をしていると伝えた。同紙が世論調査の回答者に追跡調査したところ、オバマ氏が8月、記者殺害の発表直後にゴルフをしたことに不安を感じたと答えたという。

 野党共和党はシリアでの空爆を基本的に支持しつつも、過去のオバマ氏の言動を追及して中間選挙の接戦区を制する構えだ。

2095チバQ:2014/09/21(日) 22:20:14
カナダもここでいいんでしたっけ?
http://www.afpbb.com/articles/-/3026502
コカイン吸引のトロント市長、がん発見で再選断念
2014年09月20日 13:00 発信地:オタワ/カナダ
【9月20日 AFP】カナダ・トロント(Toronto)市の市長を務めながら、喫煙タイプのコカイン「クラック」の使用が発覚し、世界中から悪評を買ったロブ・フォード(Rob Ford)氏(45)が、がんと闘うために化学療法を受けることになった。市長の主治医が17日、明らかにした。

 再選を目指していたフォード市長は1週間に及ぶ入院と検査の結果、がんが発見され、治療に専念するために市長選への出馬を取り止めることを発表した。

 フォード市長は薬物とアルコールの乱用の治療のため2か月間休職し、6月に復職したばかりだったが、先週になって腹痛で入院。検査の結果、悪性脂肪肉腫と診断された。主治医のゼーン・コーエン(Zane Cohen)氏が記者会見で語った。

 現在の腫瘍の大きさは12センチほど。今後数か月はトロントのマウントサイナイ病院(Mount Sinai Hospital)で化学治療を受け、腫瘍の縮小を目指す。その後再検査し、化学療法を続けるか、あるいは放射線治療や手術を行うかを決めるという。

 フォード市長はスキャンダル発覚後の昨年11月、市議会に市長権限の大半を剥奪され、その後も辞職を求められてきた。だが市長はこの夏を通じて「もう一度私にチャンスを」と題した運動を展開し、市長に対する市民の支持率も比較的高かった。

 フォード市長の市長選出馬撤回を受け、兄のダグ・フォード(Doug Ford)市議会議員が後を引き継ぎ、市長選への出馬を表明した。(c)AFP/Michel COMTE

2096チバQ:2014/09/27(土) 15:41:40
http://www.afpbb.com/articles/-/3027167
ホルダー米司法長官が辞意表明、後任めぐり与野党対立の恐れも
2014年09月26日 15:39 発信地:ワシントンD.C./米国

【9月26日 AFP】アフリカ系米国人初の司法長官として、同じアフリカ系のバラク・オバマ(Barack Obama)大統領を支えてきたエリック・ホルダー(Eric Holder)司法長官が25日、辞任する意向を表明した。

 ホルダー司法長官は、2009年の米オバマ政権発足時から残っている3人の閣僚の1人だった。米司法長官としては史上4番目に長い在任期間中、同性愛カップルの権利向上や、一定の薬物犯罪に対する刑期短縮など公民権分野で成果を上げた。支持者からは米公民権運動の勝利の象徴とみなされてきたが、共和党からは現実離れした理想主義者だと罵られてきた。

 ホワイトハウスで涙ながらに記者会見を行ったホルダー司法長官に対し、同席したオバマ大統領は「正義を体現する人物」だと惜しみない賛辞を贈り、公私ともに支えられたと謝意を示した。

 ホルダー氏は以前から、オバマ政権の任期満了まで司法長官を務めるつもりはないと表明しており、これまでにもオバマ氏が慰留しているとの情報があったため、今回の辞意表明は想定外ではない。ホルダー氏は後任が決まるまで職にとどまる意向だが、思惑が行き交うワシントンの政治情勢によっては退任までの期間が長期化する可能性もある。

 6週間後には、共和党が米上院で民主党の優勢を覆すことを目指している中間選挙が迫っており、オバマ大統領がホルダー氏の後任に誰を指名するにせよ、上院の承認を得る段階で共和党との激しい対立も予想される。(c)AFP/Stephen COLLINSON

2097チバQ:2014/09/28(日) 09:01:13
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140928/amr14092807000001-n1.htm
オバマ氏に外交政策で苦言 共和党大統領候補
2014.9.28 07:00 (1/4ページ)
17日、上院外交委員会でオバマ政権のイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」への対応策について詰問するマルコ・ルビオ上院議員(右)。「内向き」になる米国に警鐘を鳴らすルビオ氏の提言は傾聴に値する=ワシントン(AP)
17日、上院外交委員会でオバマ政権のイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」への対応策について詰問するマルコ・ルビオ上院議員(右)。「内向き」になる米国に警鐘を鳴らすルビオ氏の提言は傾聴に値する=ワシントン(AP)

 バラク・オバマ米大統領(53)が最初の大統領選への出馬を検討していることを明らかにしたのは2006年10月のことだ。08年大統領選の2年前、中間選挙の最中だった。16年の次期大統領選から逆算するとちょうどこの秋に当たる。出馬を検討している民主党の有力候補、ヒラリー・クリントン前国務長官(66)は年明けに最終決断すると表明した。11月の中間選挙後をにらみ、「ポスト・オバマ」たちの動きが活発化している。

バーバリ戦争の教訓

 共和党の有力な大統領候補の一人と目されるマルコ・ルビオ上院議員(43)も17日、ワシントンのホテルで安全保障をテーマに演説した。イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」に米国人2人が斬首殺害されたことからオバマ政権の外交・安保政策が争点になっている。ルビオ氏の演説の基調も「オバマ批判」だったが、米国が世界で果たすべき役割を明確にする建設的な提言だった。

 「米国はバーバリ戦争から重い教訓を得た。わが国が世界から孤立していないがゆえに、いかなる場所で発生する脅威にも備えておかなければならないということだ」

 ルビオ氏は1801〜05年、15年の2度にわたり米国が北アフリカで戦ったバーバリ戦争を、海軍力の不足が海賊による災厄を招いた例として挙げた。初代大統領ジョージ・ワシントン(1732〜99年)の「戦争に備えることは、平和を守る最も有効な手段の一つだ」との格言も引き、ルビオ氏は「だが、議会は同意しなかった。国内問題だけに焦点を合わせ、ワシントンの願いに反して海軍予算を削減してしまった」と指摘した。

 オバマ政権によるイラク、アフガニスタンの2つの戦争からの撤退戦略、国防費の削減などにより「内向き」になる米国に警鐘を鳴らしたのだ。

軍備拡充で中国を警戒

 保守系草の根運動ティーパーティー(茶会)が躍進した10年中間選挙で初当選したルビオ氏は、南部フロリダ州選出でキューバ移民の息子だ。12年大統領選でミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(67)とコンビを組む副大統領候補として取り沙汰され、大統領選の帰趨を決めるヒスパニック系の支持が見込めるとの目算から、13年2月にはオバマ氏の一般教書演説への反対演説にも抜擢された。上院では外交委員会東アジア太平洋小委員会で筆頭委員を務め、今年1月には訪日して安倍晋三首相(60)と会談した。ルビオ氏は17日の演説でも、アジアにおける安全保障を重視する姿勢を鮮明にした。

2098チバQ:2014/09/28(日) 09:01:40
 「敵は米国の戦力が後退していることに気付いている。特に中国は即応性や精強性に関する米国との格差を埋めようと全力疾走しており、われわれが優勢を維持するにはそれ以上に速く走らなければならない」

 具体的には、(1)空母11隻体制を12隻に増強し、太平洋に常時2隻を展開(2)中国を優位に立たせないよう毎年2隻のバージニア級原潜を建造(3)中露が第5世代戦闘機の開発を進めていることからF35戦闘機の製造計画を堅持(4)情報収集能力の向上−などを提案した。

深まる「二極化」

 米上院は18日の本会議で、シリアでイスラム国と戦う反体制派勢力を軍事支援するための予算案を可決した。

 共和党のランド・ポール(51)、テッド・クルーズ(43)、民主党のエリザベス・ウォーレン(65)といった、16年大統領選への出馬が取り沙汰される上院議員が反対する中、ルビオ氏は賛成した。

 「シリアで起きていることは米国の国益に関わると言い続けてきたが、わが党もホワイトハウスも多くの人が私の見解に同意しなかった」。ルビオ氏は議場での演説でこう語った。

 米国社会の「二極化」がいわれて久しい。共和党支持者はより保守的、民主党支持者はよりリベラルな価値観を重視しているといわれ、両党は差別化を図りやすい移民制度改革、医療保険制度改革(オバマケア)などの社会政策に焦点を当てがちになる。ルビオ氏も移民制度改革を推進しようとしたとして保守派の批判を浴びた。

 「外交政策は国内政策」。こう述べて国際情勢の安定が国益に直結すると説くルビオ氏。国防予算の拡充を求めるその主張が受け入れられるかは、米国がこれから内向きになるか否かを占う指標となるだけに、注目しておきたい。(ワシントン支局 加納宏幸)

2099チバQ:2014/09/29(月) 22:45:53
http://mainichi.jp/select/news/20140928k0000e030172000c.html
分断社会:広がる「分離」「独立」の動き、米中間選を前に
毎日新聞 2014年09月28日 13時56分(最終更新 09月28日 13時58分)


 米南部ジョージア州のフルトン郡は、南北100キロにのびた細長い郡だ。コカ・コーラ社やデルタ航空などが本社を置くアトランタを境に、北部は豊かで南部は貧しい。このフルトン郡が分裂の危機にひんしている。2005年から06年にかけ、裕福な北部3地区が次々と郡から分離し、新たな市を作って「独立」したからだ。

 舗装路は傷がなく、緑の芝生と植栽が道路脇を彩る。3階建ての大きな住宅が数十戸ずつ住宅街を形作り、幼児やペットを連れて散歩する人の姿が目立つ。06年に独立した最北端のミルトン市の平均世帯年収は郡の2倍近い11万2159ドル(約1220万円)。市の人口約3万2000人のうち白人が占める割合は約77%で、郡平均の約45%よりかなり高い。

 「多くの税金を郡に支払っても、ここでは使われない。税金と我々が受ける公共サービスの水準が一致しなかった」。市政管理者のクリストファー・ラガーブルームさん(39)が独立理由を説明した。

 警察官は周辺2市とあわせてわずか3人。事件があって駆け付けてもミルトンのことをよく知らない署員ばかりで、住民は業を煮やしていた。

 住民投票で85%が賛成して独立した今、警察や消防、公園や道路の整備などの公共サービスの質は高まった。ジョー・ロックウッド市長(50)は「インフラ整備も進み、警察官の数も5倍に増やした。住民はより良い生活のためにさらにお金を払っても良いと考えている」と胸を張る。

 市外から昨年引っ越してきた主婦のアヌ・ケールさん(32)は「治安と教育環境の良さが決め手だった。すごく満足している」とうなずいた。人口は10年から3年で推計9.8%増えた。

 一方、取り残された形の郡南部。ユニオンシティー郊外では、道路はデコボコで、放置された家、ゴミが目立つ。住人のマリアナ・アンダーソンさん(76)は「このあたりは道路状態が最近ひどくなっているし、治安の悪化も不安」と肩をすくめた。数日前に隣の空き家が不審火で全焼したという。

 郡の収入は3地区の独立前と比べて約6000万ドル(約65億円)も減少した。郡は数年前から財政危機に陥り、救急搬送システムへの補助金廃止、公立病院への補助金削減、郡立図書館の閉館日増加など、サービス低下を余儀なくされている。

 分離・独立の動きは州レベルでも起きている。コロラド州北西部の農村部の11郡は昨年11月、51番目の州を作ることの是非を問う住民投票を行った。反対多数が6郡、賛成多数は5郡。住民の不満の高さが浮き彫りとなった。

 背景には「地方の白人保守層」と「リベラルな都市住民層」の対立がある。農業地帯で共和党が強かった同州は、移民などで都市部の住民が増え、民主党が主導権を取るようになった。娯楽用の大麻合法化や銃所持規制の強化などリベラルな政策を打ち出す州政府に対する地方の不満が爆発したのだ。

 独立運動を引っ張る市民団体のジェフリー・ヘア代表(45)は「当面は地方自治体の権限をより多く認めるよう州政府を縛る法制定を目指す」と語る。カリフォルニア州やメリーランド州でもリベラルな州政府の施策に反発する保守派が主導する独立運動が起こっている。所得、政治思想、人種−−。米国で二極化が進んでいる。【米南部ジョージア州ミルトンで、西田進一郎】

 ◇

 11月4日の投票まで40日を切った米中間選挙。オバマ米大統領の支持率は低迷し、野党・共和党も批判の受け皿になりきれず、政治不信に拍車がかかる。停滞ムードが漂うなか、米国を揺さぶる課題は外交・内政で山積していく。米国が直面する問題の現場を追う。

2100チバQ:2014/10/02(木) 21:25:31
http://www.afpbb.com/articles/-/3027778
米大統領警護トップが辞任、相次ぐ警備上の失態で引責
2014年10月02日 07:56 発信地:ワシントンD.C./米国
【10月2日 AFP】米首都ワシントン(Washington D.C.)のホワイトハウス(White House)不法侵入事件など一連の警備上の過失で批判を受けていた米大統領警護隊(シークレットサービス、US Secret Service)のジュリア・ピアソン(Julia Pierson)長官が1日、辞任した。

 米国土安全保障省のジェイ・ジョンソン(Jeh Johnson)長官は声明で、「本日、大統領警護隊のジュリア・ピアソン長官が辞表を提出し、受理された」と発表。後任が決定するまで暫定的にジョゼフ・クランシー(Joseph Clancy)氏が長官代行を務めると表明した。

 ジョンソン長官はまた、ホワイトハウス侵入事件の捜査のため、独立委員会が任命されるとも発表した。

 9月19日に起きた同事件では、元米軍兵士のオマル・ゴンザレス(Omar Gonzalez)容疑者がホワイトハウス周囲の警備網を突破して本館内部に侵入し逮捕された。今月1日に出廷したゴンザレス容疑者は、武器を携帯し立ち入りが制限された建物または敷地に不法に侵入した罪を含む3つの訴因に対し、無罪を主張している。

 また9月30日の報道で、同月にジョージア(Georgia)州アトランタ(Atlanta)の米疾病対策センター(Centers for Disease Control and Prevention、CDC)本部を訪問中だったバラク・オバマ(Barack Obama)大統領が、武器を携帯した犯罪歴のある警備員とエレベーターに同乗していたことも判明。大統領警護における一連の失態に激怒した米国会議員らは、ピアソン長官を厳しく追求していた。(c)AFP

2101チバQ:2014/10/03(金) 21:31:29
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2014100300534
苦境の大統領、背水の陣=上院過半数割れに現実味−中間選挙まで1カ月・米
2日、米ワシントンの集会で演説するオバマ大統領(EPA=時事)
 【ワシントン時事】オバマ米大統領の残り2年間の任期を左右する11月4日の中間選挙まで、あと1カ月となった。「背水の陣」を敷く大統領は、政権の実績を訴える全国行脚を本格化。しかし、与党・民主党への逆風がやむ兆しはなく、下院に続き上院での過半数割れが現実味を増している。
 「米国はこの4年半の間に、欧州、日本、他の先進国の合計を上回る雇用を創出した。私の政権の決定がもたらした結果だ」。大統領は2日、イリノイ州の大学で演説し、2008年の「リーマン・ショック」直後にホワイトハウス入りし、米経済を立て直したとアピールした。
 一方、大統領は「共和党は中間層を助ける経済政策に反対し、賛成したのは富裕層の大規模減税だけだ」と酷評。「選択(すべき政党)は明らかだ」と、民主党への支持を訴えた。大統領は選挙本番まで、同様の演説を各地で行いたい考えだ。(2014/10/03-14:40)

2102チバQ:2014/10/04(土) 09:08:37
http://mainichi.jp/select/news/20141004k0000m030096000c.html
米中間選挙:投票まで1カ月 共和が上院過半数奪還なるか
毎日新聞 2014年10月03日 21時43分

 【ワシントン西田進一郎】オバマ米大統領の残り任期2年の浮沈を左右する中間選挙(11月4日)まで1カ月となった。大統領は2009年の就任時に落ち込んでいた経済の回復・成長をアピールし、野党・共和党が格差是正策を阻んでいると批判する。しかし、掲げる「成果」の評価は分かれ、支持率は低迷。与党・民主党は苦戦しており、共和党が下院の過半数を維持すると同時に、上院の過半数を奪還するかどうかが焦点になっている。


 「この秋の投票用紙に私の名前はないが、間違わないでほしい。これらの(私の経済)政策が投票用紙に込められている」

 大統領は2日、地元の中西部イリノイ州で約1時間の演説を行い、中間選挙は自身の経済政策への信任投票だと訴えた。大統領は、失業率改善▽新規雇用の大幅創出▽製造業や株式市場の好調▽医療保険改革(オバマケア)−−などを「成果」として誇る。しかし、共和党は、政府支出や規制の増加で経済成長を阻害してきたと大統領を批判。世論も真っ二つに割れている。

 06年中間選挙はイラク戦争、金融危機直後の10年は経済・雇用、オバマケアという明確な争点があったが、今回は「選挙を貫く一つの争点がない」(米公共放送サービス)。イスラム教スンニ派過激派組織「イスラム国」への対処も、大統領がイラクとシリア両国への空爆に踏み切ったことで、共和党の「弱腰」批判も大きくならず、国民の関心はオバマケアや移民問題に分散している。

 大統領の支持率は低迷しており、ウォール・ストリート・ジャーナル紙などの9月の調査では、前月に続き過去最低の40%。与党が大敗した1994年当時のクリントン大統領、06年当時のブッシュ大統領の同時期の支持率を下回る。

 大統領への不満を背景に、共和党は優位に選挙戦を進めており、既に過半数を握る下院で議席を増やすと共に、上院(定数100)過半数の奪還を目指す。

 焦点となる上院の改選対象は、補欠選3議席を含む計36議席だ。内訳は民主党21議席、共和党15議席で、共和党は6議席を上積みすれば過半数に達する。

 選挙分析機関クック・ポリティカル・リポート(9月29日付)によると、36議席のうち民主党は11議席、共和党は15議席を確保する見通しで、接戦は10議席。複数のメディアは、うち4州は共和党が、2州は民主党がやや優勢と伝える。残るカンザス▽コロラド▽アイオワ▽アラスカ−−4州で、共和党が2州以上で勝てば8年ぶりの過半数奪取となる。

2103チバQ:2014/10/04(土) 09:18:56
http://www.sankei.com/world/news/141003/wor1410030040-n1.html
2014.10.3 18:54

米中間選挙まで一カ月 上院のカギ握る接戦州と無党派層 全般情勢

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2日、米イリノイ州エバンストンの大学で演説後、手を振るオバマ大統領(UPI=共同)
 2016年の米大統領選挙を占う中間選挙(11月4日投票)まで1カ月。オバマ政権への審判が、いよいよ下される。共和党が過半数奪還を目指す上院の帰趨(きすう)は、5〜9州の接戦州の結果にかかっている。

(ワシントン支局)



 選挙の予測分析で定評のある「ローゼンバーグ・ポリティカル・リポート」はアラスカ、ノースカロライナ、コロラド、アイオワ、カンザスの5州を上院の接戦州に位置づけている。

 上院(任期6年、定数100)の改選議席は36。同リポートによると、現時点で共和党が非改選議席と合わせ、49議席を確保する勢いだ。このため接戦州のうち2州で勝利すれば、過半数(51議席)を確保すると予測している。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」は、この5州にルイジアナ、アーカンソー、ジョージア、ミシガン各州を加えた9州を接戦州としている。同サイトによれば、非改選を合わせ共和党は46議席、民主党は45議席に届いており、過半数を確保するためには9州のうち5州で勝利する必要がある。共和党は6州で優勢としているが、勝敗がどちらに転ぶか微妙な「トスアップ」と呼ばれる状況にある。

 「クック・ポリティカル・リポート」によると、有権者の党派別構成比は共和党支持者25%、民主党支持者31%に対し、無党派層は42%を占めている。

 2004年に31%だった無党派層はその後、増加の一途をたどっており、オバマ氏が大統領に就任した09年(37%)からは5ポイント伸びた。議会で先鋭化する民主、共和両党の対立への嫌悪感が背景にあるとみられる。無党派層のうち44%が共和党、38%が民主党に投票すると回答している。

 一方、「ピュー・リサーチ・センター」の調査では、ここにきて「テロ」が主要な争点として有権者の間に急浮上している。

 イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」とのテロ戦を反映したもので、共和党支持者の87%、民主党支持者の67%が、投票する際の「非常に重要」な判断材料だとしている。拡大する一方の戦局は、残る1カ月間の選挙戦における流動的要因となっている。

 こうした世論も意識し、オバマ大統領はイスラム国への対応に追われる合間を縫い、接戦州のノースカロライナ州などを遊説し、1日にはイリノイ州入りした。世論は大統領の「指導力の低下」に批判的な目を向けてきた。このため遊説では「危機のときにあって、立ち上がる国は米国以外にはない。世界は米国の指導力を求めている」と、自身と米国の指導力をしきりにアピールしている。

(青木伸行)



 上院選で米メディアが最も注目するのが、ノースカロライナ州での民主党現職ケイ・ヘイガン氏と、州下院議長を務める共和党のトム・ティリス氏の戦いだ。5月の共和党予備選で保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」系を破って本選に進んだティリス氏が、ヘイガン氏を僅差で追う展開となっている。

 ティリス陣営は、オバマ大統領が今年初め、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」を「二軍チーム」に例えてその脅威を軽視していた発言を紹介し、ヘイガン氏もイスラム国の脅威に沈黙していると批判するCMを今週公開した。

 大統領選で両党の党員集会が全米で最初に行われる重要州のアイオワ州では、引退する民主党現職の議席をめぐり、同党下院議員と共和党の州上院議員による新人同士の争い。オバマ政権の医療保険制度改革や最低賃金引き上げ、環境規制強化が争点で、共和党がやや優位とみられる。

 過半数を目指す共和党にとり現有議席は落とせないが、カンザス州で波乱が起きている。伝統的に共和党への支持が強い「レッド・ステート」の一つだが、無所属のグレッグ・オーマン氏が4選を目指す共和党のパット・ロバーツ上院議員をリード。選挙戦は当初、両氏と民主党候補の三つどもえだったが、9月に民主党候補が撤退した結果、オーマン氏が反ロバーツ票を糾合する形になっている。

 オーマン氏は超党派の立場から、ロバーツ氏が米議会での共和、民主両党の党派対立に加担してきたと批判。米政界の機能不全への不信感を強める有権者の支持を集めている。

 各党から複数の候補者が立候補できるルイジアナ州、リバタリアン党も出馬するジョージア州では半数以上を得票できる候補者がなく、それぞれ12月と来年1月の決選投票に持ち込まれる可能性がある。

(加納宏幸、小雲規生)

2104チバQ:2014/10/05(日) 23:20:34
http://www.sankei.com/world/news/141005/wor1410050011-n1.html
2014.10.5 11:33
【岐路に立つ米国】
中間選挙 民主、投票率低下に危機感 「オバマ司令官」の資質争点 海野素央・明治大学教授

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海野素央・明治大学教授
 米中間選挙(11月4日投開票)まで1カ月。オバマ大統領が誕生した2008年大統領選と、その後の国政選挙で南部バージニア州の民主党陣営に加わり、戸別訪問を通じて米有権者の政治意識を実地調査している海野素央・明治大学政治経済学部教授に、今回の選挙の展望を聞いた。(黒瀬悦成)

                  ◇

 −−苦戦の民主党はどう選挙を戦っているのか

 「民主党は投票率の低下に強い危機感を抱いている。中間選挙は通常、大統領選より投票率が下がる。特に(政治意識の薄い)若者、(生活に忙しい)中南米系や黒人の投票率が低くなる。近年の民主党は、これら『異文化連合軍』を結集して勝ってきたので、彼らの票を逃せば致命的だ」

 「9月の中旬から下旬にかけ、バージニア州北部で民主党のコノリー下院議員(第11選挙区)などの陣営に入り156軒を戸別訪問した。ターゲットとしていたのは『12年の大統領選でオバマ氏に投票したが、10年の中間選挙で投票しなかった人』で、やはり若者や人種的少数派が多かった」

 「10年の中間選挙で民主党は、共和党や茶会の票まで取り込もうとする“攻め”の選挙を展開したが、今回は支持基盤を固める“守り”の選挙に徹している」

 −−下院に加え上院も共和党が奪還するかが焦点だ

 「接戦州の南部ノースカロライナ州をどちらが取るかが勝負の分かれ目となる。民主党が上院も落とせば、オバマ氏は大統領令を振りかざして政策を進めることになるが、民主党が上院で勝ったとしても、議会が機能不全になっている現状に変わりはないだろう」

 −−「イスラム国」の脅威は選挙に影響するのか

 「今回の選挙の隠れた争点は『オバマ氏の全軍最高司令官としての資質』だ。米主要紙の世論調査でも、米軍のイラク空爆を機に、有権者は経済の次にテロを争点として重要視している」

 「オバマ氏の演説の内容も変わった。米国のリーダーシップをここまで強く訴えたことはなかったのではないか。オバマ氏は、イスラム国に米権益へのテロを許せば、『医療保険制度改革』『イラクとアフガニスタンでの戦争終結』といった政権のレガシー(実績)が吹き飛んでしまうことを意識しているのは確実だ」

2105チバQ:2014/10/06(月) 00:03:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141004-35054700-cnn-int
ブッシュ氏、弟に大統領選出馬促す 「偉大な指導者」の資質
CNN.co.jp 10月4日(土)16時26分配信

ワシントン(CNN) 米国のジョージ・W・ブッシュ元大統領(共和党)は4日までに、弟であるジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事に2016年の次期大統領選への出馬を促していることを明らかにした。

米フォックステレビとの会見で明かしたもので、この問題について話し合ったことがあり出馬を励ましたが、ジェブ氏は「まだ決心がつかない」と答えたという。

しかし、元大統領は「彼は大統領になりたがっている」とし、その職務遂行の在り方などを十分理解しており、「偉大な大統領になるだろう」とも主張。ブッシュ家では父親のジョージ・H・W・ブッシュ氏も大統領を務めており、ジェブ氏は大統領のあるべき姿を承知しているとも語った。

ジョージ・W・ブッシュ氏は今年5月、CNNと会見した際、弟の立候補への期待を表明していたが、ジェブ氏の考えは把握していないとも明かしていた。

一方、ジョージ・H・W・ブッシュ元大統領の妻バーバラさんは今年1月、ジェブ氏が出馬しないことを願うとの考えを示していた。また、2013年4月の米NBCテレビとの会見では、ブッシュ家出身の大統領は「もうたくさん」との思いも吐露していた。

次期大統領選では、民主党の有力候補としてクリントン元国務長官が浮上。共和党では「本命」がいない混戦模様となっている。

2106チバQ:2014/10/07(火) 23:12:11
http://www.sankei.com/world/news/141007/wor1410070009-n1.html
2014.10.7 06:07

米で同性婚“合法化”ますます拡大 米連邦裁、ユタなど5州の上告を棄却

 【ワシントン=加納宏幸】米国で同性婚を禁止した州法の合憲性が問われている裁判で、米連邦最高裁は6日、ユタ、バージニアなど5州の州政府の上告を棄却した。これにより同性婚が認められる州は24州とコロンビア特別区(首都ワシントン)に拡大する。

 AP通信によると、判断が保留されているコロラド、カンザスなど6州でも認められる可能性が高いという。

 連邦最高裁は昨年6月、結婚を男女間に限定する連邦政府の「結婚防衛法」に違憲判決を下していた。連邦最高裁はユタ州など5州から出されていた下級審の違憲判決に対する上告について検討する方針を示していた。判断の理由は明らかになっていない。

 同性婚をめぐっては、法の下の平等を定めた憲法の規定が争点となっている。ユタ州などでは下級審で同性婚禁止が違憲とされた。

2107チバQ:2014/10/10(金) 22:00:58
http://www.sankei.com/world/news/141010/wor1410100049-n1.html
2014.10.10 17:51

オバマ氏、寂しい選挙戦 低支持率でお荷物に






9日、カリフォルニア州へ向かうためホワイトハウスを出るオバマ大統領(ロイター)
 米中間選挙まで3週間余りとなっても、オバマ大統領の動きが鈍い。民主党候補にとって大統領の応援は選挙運動の切り札になるはずだが、支持率の低迷で接戦州からお呼びがかからない状態。厳しい選挙を戦う候補には、かつて弁舌で国民を熱狂させた大統領がお荷物となっている。

 大統領は中間選挙絡みのイベントで7日にニューヨークを日帰りで訪れ、9日からは西部カリフォルニア州へ。日程上は東奔西走している。

 ただ内実は資金集めパーティーや、経済の回復を国民向けに説く演説ばかり。行き先に注目の選挙区は含まれず、民主党候補のてこ入れで接戦州に乗り込む場面がない。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、大統領の支持率は現在42・5%。不支持はこれを10ポイント超上回る52・8%だ。(共同)

2108チバQ:2014/10/10(金) 22:14:06
http://mainichi.jp/feature/news/20141010k0000e030169000c.html
米大統領選:民主党ウェッブ氏「経歴に自信」予備選に意欲
毎日新聞 2014年10月10日 10時17分(最終更新 10月10日 15時08分)

シンポジウムで講演するジム・ウェッブ前米上院議員=東京都港区のANAインターコンチネンタルホテルで2014年10月9日午前10時44分、大前仁撮影
シンポジウムで講演するジム・ウェッブ前米上院議員=東京都港区のANAインターコンチネンタルホテルで2014年10月9日午前10時44分、大前仁撮影

 2016年の米大統領選への出馬意欲を示す民主党のジム・ウェッブ前上院議員(68)は9日、東京都内で毎日新聞のインタビューに応じ、「自分の経歴に自信を持っている。国民と対話しながら(出馬の)状況を見極める」と述べた。同党の候補者指名争いでは、ヒラリー・クリントン前国務長官(66)が6割超の支持を集めているが、ウェッブ氏は対抗馬の一人とみられている。

 近年の米国では民主、共和両党の間で価値観の相違が顕著になっている。ウェッブ氏は「両党の支持基盤が急進的な方向に行ってしまったが、国民の大半は中道にいると思う。中道の人々は政党ではなく、(急進的な意見に左右されない)指導者を求めている」と明言。レーガン共和党政権時に海軍長官(1987〜88年)を務め、民主党の上院議員(2007〜13年)だった経歴を踏まえ、超党派の支持を集める自信をのぞかせた。

 ウェッブ氏は知日派の一人で、ベトナム戦争に従軍し、上院時代には東アジア太平洋小委員長を務めた。日米同盟について「存在しなければ、アジア太平洋地域はもっと危険な状況に置かれている。この地域で最も重要な同盟」と評価した。「日本国民が決めていくこと」と前置きしながら、集団的自衛権の行使を認めた日本の閣議決定を支持する考えも示した。【大前仁】

2109チバQ:2014/10/13(月) 15:13:16
http://mainichi.jp/select/news/20141013k0000e030140000c.html
米国:中間選挙、標的はオバマケア
毎日新聞 2014年10月13日 11時10分(最終更新 10月13日 11時21分)

オバマケア批判をする共和党候補の選挙集会=米南部バージニア州ビーバーダムの農場で2014年9月27日、及川正也撮影

 「保険料は今までの3分の1。5ドル(約540円)の自己負担で診察を受けられる。とてもいい保険だ」。米中西部インディアナ州在住の主婦バーバラ・グロドジキさん(63)は昨年初めに退職し、医療保険を失った。パートタイムの仕事を掛け持ちしたが、保険を提供してくれる企業はなく、月550ドル(約6万円)の保険料を捻出できず途方に暮れていた。

 しかし、オバマ大統領が主導し今年1月に導入された医療保険改革(通称オバマケア)で新たな保険に加入できた。低収入者には補助が出る。グロドジキさんは「感謝している。正規雇用が少ない今の米国にとって解決策だ」と言う。

 国民に医療保険加入を義務づけるオバマケアは約5000万人の無保険者を救済するのが目的だ。ただし、収入の少ない人には助けになるが、収入が比較的高い中間層や保険料を分担する企業にはしわ寄せが及ぶ。

 全米展開する有名レストランチェーンで働く中西部オハイオ州の女性(26)は「実際にはフルタイムで働いているのに、パート扱いされている」と訴える。正社員向けの保険料割引はされず、保険には入っていない。

 オバマケアでは、週労働時間30時間以上の正社員50人超を雇用する企業は、保険を提供しないと罰金が科せられる。企業側の反発で適用は1〜2年延期されているが、コスト増を恐れる企業側は抜け道を探り始めている。

 フィラデルフィア連銀が公表した企業調査によると、オバマケアの影響で18%の企業が社員を削減し、同じく18%が保険提供の義務がないパートを増やした。中小企業団体の全米独立企業連盟は「より多くの企業が従業員への医療保険の提供を中止せざるを得なくなる」と言う。

 「共和党と民主党とでは政策が180度違う。私はオバマケア廃止法案に賛成する」

 9月27日、首都ワシントンに隣接するバージニア州ビーバーダムの大農場で開かれた共和党の選挙集会。下院選に立候補したデビッド・ブラット候補(50)が訴えると、約600人の聴衆から歓声が上がった。

 地方の私大で経済学を教える無名の新人ブラット氏は6月の共和党予備選で、下院ナンバー2で大統領候補の呼び声もあった現職のエリック・カンター院内総務を破り、知名度が一気に高まった。

 共和党は2010年3月の法成立後もオバマケア撤廃に固執してきた。連邦最高裁が12年6月に合憲判断した後もあきらめず、13年10月には与野党の攻防が激化し17年ぶりの政府機関一部閉鎖に至り、政界は大混乱に陥った。保険を自助努力の報酬ととらえ、保険の選択は市場原理に基づく個人の自由と主張する共和党にとって、オバマケアは富の再配分による「ただ乗り」で、経済成長を阻害する「社会主義的政策」と映る。一方、民主党リベラル派にとっては、オバマケアはオバマ政権最大の「遺産」だ。

 米国社会の断層を浮き立たせるオバマケア。9月時点で、米国民の各種世論調査の平均値は不支持が51%と支持の39%を上回る。ブルッキングス研究所によると、中間選挙で候補者が最も多く取り上げる最大の争点となっており、共和党が民主党を批判する際の「最大の攻撃材料」となっている。【米南部バージニア州ビーバーダムで及川正也、写真も】

2110チバQ:2014/10/13(月) 23:28:06
http://www.yomiuri.co.jp/world/20141012-OYT1T50048.html
米中間選挙、勝敗左右する「ミレニアル世代」
2014年10月13日 18時26分

9日、米カリフォルニア州サンタモニカで、対話集会を開いたオバマ大統領(左)=AFP時事

 【ワシントン=白川義和】11月4日の米中間選挙を前に、1980年代から2000年代初頭に生まれた「ミレニアル世代」の支持をつかもうと、オバマ政権も野党共和党も躍起になっている。

 フェイスブックやツイッターなどソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じた選挙運動の効果が期待でき、若年層の投票率が上昇すれば、選挙結果にも影響を与えるからだ。

 オバマ大統領は9日、若者との対話集会をカリフォルニア州サンタモニカで開き、2000年以降に社会進出したミレニアル世代が「最も教育水準が高く、最も多様でデジタル技術に一番習熟している」とたたえた。「この世代のDNAには企業家精神がある」と語り、オバマ政権が大学学費ローンの助成や安価な医療保険の導入で若者の成功を支援しているとアピールした。

2111チバQ:2014/10/13(月) 23:52:07
http://www.sankei.com/world/news/141013/wor1410130001-n1.html
2014.10.13 17:00
【アメリカを読む】
「六年目の浮気」オバマ大統領は打破できるか? 例外はクリントン氏のみ





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インディアナ州プリンストンの鋼材加工会社で演説し、自身の経済政策の成果を強調するバラク・オバマ大統領。11月4日投開票の中間選挙は、与党民主党劣勢のまま終盤戦に突入している=3日(AP)
 米国の政界には「六年目の浮気」という言葉がある。地下鉄の通気口から吹き上げる風でマリリン・モンローのスカートがまくれるシーンで知られる映画「七年目の浮気」(1955年)をもじった造語らしく、大統領任期6年目の中間選挙で有権者が野党になびく現象を指す。シリアでイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」への空爆に踏み切った民主党のバラク・オバマ大統領(53)は、このジンクスによる民主党の損失を最小限に食い止められるだろうか。

例外はクリントン氏のみ

 第二次大戦後の大統領で「六年目の浮気」を逃れられたのは民主党のビル・クリントン元大統領(68)だけだ。

 共和党はクリントン氏自身のホワイトハウス元実習生、モニカ・ルインスキーさん(41)との「浮気」を追及することで1998年の選挙戦を有利に進めようとしたが、好調な景気は民主党を後押しした。共和党が不倫疑惑を理由に大統領弾劾を求めて行った過度のネガティブ・キャンペーンも嫌気されたとみられ、民主党は下院で5議席増、上院で現有議席維持という勝利をおさめた。

 大統領の個人的な「過去」よりも、有権者は経済的な繁栄という「未来」に目を向けたといえるだろう。

 だが、6年目の中間選挙で大統領が信認を得るのは容易なことではない。大統領の任期が2期8年に限定されている米国では、任期2年余りを残す時期に行われる中間選挙は過去6年間近くの実績を前向きに評価するよりも、最後にお灸を据える場になる傾向があるからだ。

 今年11月4日の中間選挙で、共和党がオバマ氏の「過去」に焦点を当てようとするのは自然なことだ。

「イスラム国は二軍」

 オバマ氏は今年1月、米誌ニューヨーカーのインタビューで、イスラム国をプロバスケットボールNBAの二軍チームにたとえた。

 「二軍チームがレイカーズのユニホームを着ていたとしても、彼らはコービー・ブライアントにはなれない。米本土へのテロをたくらむウサマ・ビンラーディン(2011年に殺害)のネットワークと、地域で権力闘争を繰り広げる聖戦主義者との能力には差があると思う」

 最高指導者のビンラーディン容疑者によって率いられていた国際テロ組織・アルカーイダが米国にとっての直接の脅威であるのと異なり、シリアからイラクに勢力を拡大するイスラム国の動きは地域での宗派対立の一環である−。オバマ氏がこう見ていたのは明らかだ。

2112チバQ:2014/10/13(月) 23:53:42
 9月28日に放映された米CBSテレビのインタビューで、オバマ氏は「クラッパー国家情報長官は情報機関がシリアで起きていることを過小評価したと認めている。確かにその通りだ」と述べ、イスラム国の脅威を侮っていたと認めた。

 オバマ政権の「過去」に、共和党はさっそく飛びついた。

高いシリア空爆への支持

 「テロを打ち破る意志のある指導者が必要とされている。その脅威を『二軍』などといって軽く扱うことをせず、自ら責任を負い、決して情報機関のせいにすることのない指導者を」

 共和党の選挙戦略を担う党全国委員会のラインス・プリーバス委員長(42)は2日、ジョージ・ワシントン大学での討論会でこう述べた。「二軍」発言を取り上げて民主党候補を攻撃するCMを流し始めた共和党候補も出てきた。

 もっとも、こうした戦略が奏功するほど、ことは単純ではないだろう。2日に発表されたワシントン・ポスト紙とABCテレビの世論調査によると、オバマ氏によるイスラム国への対処方針を支持したのは8月の42%から50%へと上昇。共和党支持層では30%にとどまったものの、80%がシリア空爆を支持し、民主党支持層の74%を上回った。

 中間選挙は、共和党が引き続き下院で過半数を握ることが確実だ。焦点は上院で過半数を持つ民主党がこの状態を維持できるかどうかに絞られている。

 雇用統計の改善などで景気の先行きに期待が高まる中、オバマ氏は「経済」に焦点を当てている。最低賃金の引き上げやインフラ整備に取り組むと強調し、これを停滞させているとして共和党を非難している。

 共和党にとっては、こうしたオバマ氏の批判に反論し、共和党政権という「未来」に希望を持たせるメッセージを発することができるかが課題となる。(ワシントン支局 加納宏幸)

2113チバQ:2014/10/14(火) 21:08:41
http://www.sankei.com/world/news/141014/wor1410140023-n1.html
2014.10.14 19:59

米大使人事、党派対立で空転、47人が承認待ち オバマ大統領の大口献金者指名 “資質”に疑問も

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 【ワシントン=加納宏幸】党派対立のあおりを受け、米国の大使人事が宙に浮いている。オバマ大統領が大使に指名しながら、上院で審議が進まず、承認を得られていない候補者は47人に上る。イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」への空爆に参加するアラブ首長国連邦(UAE)やバーレーン、戦闘部隊の撤退が目前に迫るアフガニスタン、新たな関係の構築を模索するインドなど、重要性を増す国々の大使が軒並み承認待ちの状態だ。

 高官人事を承認する権限を持つ上院では、与党の民主党が過半数を占めるが、共和党が承認手続きを遅らせている。昨年11月、民主党主導で人事承認に必要な賛成票を従来の60票以上から51票以上に引き下げる規則改正案を可決したことが、かえって党派対立の火に油を注ぐ格好となった。

 上院は9月に韓国、フランスなどの大使人事を承認した。残る47人のうち37人が公聴会を終えているが、具体的な手続きは11月4日の中間選挙後となる。

 米国務省は「高位の代表者である大使を派遣することは極めて重要であり、上院は(承認手続きを)前進させてほしい」(ハーフ副報道官)と促している。

 ただ、オバマ大統領への大口献金の論功行賞として政治任命された大使候補が「資質」を問題視されているのも事実だ。ノルウェー、アイスランド、アルゼンチンの大使候補は公聴会で、赴任予定国を訪れたことがないと明かし、いまだに承認を得られていない。

2114チバQ:2014/10/15(水) 21:45:00
http://www.sankei.com/life/news/141014/lif1410140024-n1.html
【岐路に立つ米国】
共和党が掲げる「2つの恐怖」…イスラム国&エボラ出血熱 中間選挙の争点化





(1/2ページ)【過激組織「イスラム国」】
 【ワシントン=加納宏幸】米中間選挙まで約3週間となり、上院の過半数を目指す野党共和党は「2つの恐怖」を争点に掲げ始めた。イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の脅威と、エボラ出血熱の感染問題だ。感染問題では、オバマ大統領や与党民主党の対応の遅れを批判している。

 「エボラ出血熱を軽視し、大した問題ではないように行動してきたのは間違いだった。(感染が)制御不能になる可能性がある」

 次期大統領選で共和党の候補の一人とされるランド・ポール上院議員(非改選)は最近、保守系ラジオ番組でこう語った。エボラ出血熱対策を強化するため西アフリカに派遣する3千人規模(最大4千人)の米軍に関しても、帰国の際に艦内で感染が拡大する事態への懸念を表明し、政権の判断に疑問を呈した。

 テキサス州の病院でリベリア人男性がエボラ出血熱で死亡したことを受け、共和党の中には、不法移民問題と西アフリカからのエボラ出血熱の感染を結びつけて論じる候補者まで出てきている。

 接戦州の共和党上院議員候補はこのところ、米情報機関がイスラム国の脅威を過小評価していたと認めたオバマ氏の発言をテレビCMで取り上げている。リベリア人男性の治療に関わった看護師の女性が感染したことが確認されたことで、エボラ出血熱もオバマ政権の「見通しの甘さ」の追及材料となりそうだ。

 米世論調査会社ギャラップが13日発表した調査によると、有権者が中間選挙で重視する課題は経済、雇用に続き「連邦政府の機能の仕方」「イスラム国」が上位を占めた。いずれも共和党に有利に働く課題との結果が出ている。共和党はオバマ政権の機能不全を示す格好の例として、イスラム国やエボラ出血熱をとらえている。

 ただ、共和党にも“弱み”はある。連邦政府の歳出削減を進めてきたため、これがアキレス腱(けん)になる可能性もあるからだ。

 エボラ出血熱のワクチン開発を進めてきた米国立衛生研究所(NIH)のコリンズ所長は10日、米ネットニュースのハフィントン・ポストに「ここ10年の研究支援の減少がなければワクチンの臨床試験が終わり、準備が完了していたかもしれない」と語った。民主党系団体は関連予算を抑制してきたとして、共和党を非難するCMを発表した。

2115チバQ:2014/10/17(金) 07:49:59
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014101702000122.html
エボラ熱 米中間選挙の争点に 政権の対応、共和が批判

2014年10月17日 朝刊


 【ワシントン=斉場保伸】エボラ出血熱患者の治療に当たっていた二人目の女性医療従事者への感染の疑いが発覚したことでオバマ政権の対応が遅れているとの見方が強まり、一気に政治問題化してきた。十一月に中間選挙を控えた米国では選挙戦でエボラ熱をめぐる与野党の議論が熱を帯びており、「最大の争点となった」との見方も出ている。
 ロイター通信によると、野党共和党のリーダー、ベイナー下院議長は十五日、「オバマ大統領は、エボラ熱が流行している国からの渡航禁止を絶対に検討すべきだ」と強調。後手後手に回っているとされるオバマ政権の対応ぶりに批判の焦点を定めた。
 十四日に米紙ワシントン・ポストとABCテレビが実施した世論調査では、回答者の65%が米国内での流行拡大を懸念。さらに、64%が政府はもっとすべきことがあると不満を訴えており、ベイナー氏はこの世論に乗った格好だ。世論調査では、オバマ氏の対応を「支持する」と答えたのが41%なのに対し、「支持しない」が43%で上回っており、オバマ氏にとっては厳しい情勢だ。
 十五日、オバマ氏は予定されたニュージャージー州などでの選挙応援日程を延期し、英独仏など欧州四カ国首脳とのビデオ会議と、緊急閣僚会合を相次いで開催。危機感を表明しつつも、「米国内での流行を阻止できる」と強調して国民に冷静に行動するよう促した。
 しかし、オバマ政権は共和党の求める渡航禁止措置について、「渡航を完全に禁止すると、人員や機器の迅速な流れを妨げる」(アーネスト報道官)として現時点では検討していない。米政治専門紙ヒルによると、与党民主党は「公衆衛生関連予算の削減を(下院で多数を占める)共和党が進めたことに責任がある」と反論を展開している。
 四年に一度、十一月に行われる米大統領選挙では十月に突然発生し、選挙結果を決定付けるような出来事を「オクトーバー・サプライズ(十月の驚き)」と呼ぶ。今回は中間選挙だが、米メディアは共和党優位の予想が多く、「エボラ熱は二〇一四年のオクトーバー・サプライズ」(ヒル紙)との見方が出始めている。

2116チバQ:2014/10/17(金) 07:50:19
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014101702000120.html
見えぬ敵 募る不安 「感染」相次ぐダラス

2014年10月17日 朝刊


15日、エボラ出血熱の感染が疑われる医療従事者が相次いで確認された米テキサス州ダラスの病院=北島忠輔撮影
写真
 【ダラス(米テキサス州)=北島忠輔】エボラ出血熱に感染して死亡したリベリア人男性の治療に携わった米テキサス州ダラスの病院関係者から、感染が疑われるケースが相次いだ。男性の死亡から十五日で一週間。国や州の保健当局はエボラ熱対策に懸命だが、地元住民の間では、見えない敵を相手にする不安が徐々に広がる一方で、過剰反応をいぶかる声もあった。
 感染の現場となっているのはダラス中心部から北に約四十キロにあるテキサス・ヘルス・プレスビテリアン病院。広大な敷地に病棟が立ち並ぶ総合病院だ。
 外来の診療を終えた女性は「院内は落ち着いた様子だったが、複数のスタッフが感染したと聞いて、どこまで広がるのか底知れない感じで少しこわい」と不安を口にした。
 最初に院内感染が確認されたのは看護師のニーナ・ファムさん(26)。三日後の十五日未明には、発熱の症状を訴えた同じ治療チームのアンバー・ビンソンさん(29)から感染を示す反応が出た。地元保健当局の責任者クレイ・ジェンキンスさんは十五日、「さらに感染者が出た時の準備をしている。とても現実味のある話だ」と感染者が今後も続くとの見方を示した。
 ダラスのマイク・ローリング市長もこの日、住民に冷静な行動を呼びかけた。
 だが近くに住む男性(38)は「どうすればいいのかも、よくわからない。じわじわと心配に思う人が増えているのでは」と話す。
 ダラス郊外にあるファムさんのアパートの入り口には「立ち入り禁止」の張り紙。飼い犬と散歩するファムさんとよく立ち話をしたベスティ・ボルガーさん(56)は、メディアの反応が不安をあおっていると指摘する。「手順のミスが感染の一因と言われているけど、しっかりした看護師よ。今の騒ぎぶりは不思議。本当の悲劇はアフリカで起きているのに」と話した。

2117チバQ:2014/10/19(日) 16:08:45
http://www.afpbb.com/articles/-/3029200
米副大統領の息子、コカイン使用で海軍を除隊
2014年10月17日 16:41 発信地:ワシントンD.C./米国
【10月17日 AFP】米国のジョゼフ・バイデン(Joseph Biden)副大統領の息子が今年、コカイン検査で陽性と判定され、米海軍予備役を除隊処分となった。米政府高官が16日、AFPの取材に認めた。

 この件に詳しい匿名の政府高官によると、ハンター・バイデン(Hunter Biden)氏(44)は2012年から予備役将校を務めていたが、昨年の薬物検査で陽性と判定された。

 ハンター・バイデン氏は声明で、除隊を認め、後悔していると述べた。

「米海軍に服務するのは私の人生の名誉だった。深く後悔しており、自らの行動により除隊となったことを恥じている」とハンター・バイデン氏は弁護士を通じて発表された声明で述べた。

「私は海軍の判断を尊重する。家族の支援と愛情により、私は前に進む」

 副大統領の事務所からは正式なコメントは発表されていない。

 米海軍のライアン・ペリー(Ryan Perry)中佐は電子メールで、プライバシー法の規定によりハンター・バイデン氏の除隊についての詳細は公表されない可能性があると述べた。(c)AFP

2118チバQ:2014/10/20(月) 21:27:23
http://www.yomiuri.co.jp/world/20141020-OYT1T50129.html
「スタメン落ち」オバマ氏、中間選挙応援依頼で
2014年10月20日 21時04分
 【アッパー・マルボロ(米メリーランド州)=井上陽子】11月4日に迫った中間選挙に向け、オバマ大統領は19日、東部メリーランド州と中西部イリノイ州で、知事選の民主党候補者の応援演説を行った。


 民主党が強い両選挙区を遊説開始の地に選んだ形だ。イスラム過激派組織「イスラム国」などへの対応が不十分として、オバマ氏は支持率を低迷させており、最大の焦点である上院選の接戦州の遊説は、避けざるを得ない状況のようだ。

 「共和党は、反対ばかりを主張する。必要なのは行動だ」。アッパー・マルボロにある高校の体育館。オバマ氏が声を張り上げると約8000人の支持者が大きく沸いた。その一人、ラワン・カーターさん(38)は、「大統領は批判されるけど、この地域での人気は変わらない」と話す。

 次に向かったのは、地元のイリノイ州。約6200人の支持者に迎えられたオバマ氏は、民主党のクイン州知事への支持を訴えた。

 オバマ氏は、4年前の中間選挙では9月下旬から遊説を始めたが、今回は「スタメン落ち」(米紙ニューヨーク・タイムズ)の状態。接戦を戦う民主党候補にとって、オバマ氏の応援は逆効果になりかねず、応援依頼は少ないとみられる。

2119チバQ:2014/10/21(火) 21:25:17
交通事故が怖いから車にも乗らないほうがいいし
家事が怖いから火も使わないほうがいい
リスクがゼロの行動なんてゼロだって教えるのが教育ではないの?

http://www.sankei.com/world/news/141021/wor1410210031-n1.html
2014.10.21 14:30
【エボラ出血熱】
「感染の恐れ低いが…」 中学生訪米団、派遣取りやめ 「不安拭いきれない」秋田・にかほ市





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 秋田県にかほ市は、21日に出発を予定していた姉妹都市・米南部オクラホマ州ショーニー市への中学生の訪問団派遣を取りやめた。利用する空港があるテキサス州ダラスでエボラ出血熱の二次感染者が出たため「保護者らの不安が拭いきれないと判断した」としている。同様の米訪問団がエボラ出血熱を理由に派遣を見合わせたのは、全国で初めてとみられる。

 訪問団は斎藤光正教育長を団長に、仁賀保中2年生14人(男子4人、女子10人)と教諭、市職員各1人の計17人。21日に秋田空港から成田空港を経由してダラス・フォートワース空港に到着。ダラス市内のホテルに1泊し、現地時間の22日に約300キロ北にあるショーニー市にバスで向かい、ホームステイや学校訪問を行って28日に帰国する予定だった。

 市が保護者の意見を聞いた上で、18日に取りやめを決めた。市企画課の斉藤義行課長は「感染の恐れは極めて低いが、保護者の不安が少しでもある以上、派遣できない。大人のように自己責任というわけにはいかない」としている。

 外務省は西アフリカのギニア、リベリア、シエラレオネへの渡航を延期するよう呼びかける「感染症危険情報」を出しているが、米国は対象外。領事局政策課は「感染者の治療にあたる医療従事者として渡航するのでない限り、米国渡航に関するアドバイスはしていない」としている。

 訪問取りやめは現地の風評被害につながる恐れもあるが、斉藤課長は「帰国した生徒がいじめの対象となったり、風邪で発熱しても周囲が混乱するなどの事態も考えられる。先方に事情を説明し、理解も得られた」と話している。

2120とはずがたり:2014/10/23(木) 14:26:27
物心付いた時のアメリカ大統領ってカーター(在77-81)だった気がする。

元祖弱腰大統領カーターがオバマ外交を大批判
‘WE WANTED TOO LONG’
ISISの勢力拡大を許したのはオバマの弱腰のせいと、カーター元米大統領が批判
http://www.newsweekjapan.jp/stories/us/2014/10/post-3426.php
2014年10月16日(木)13時31分
ハワード・コプロウィッツ

 カーター元米大統領が、イスラム教スンニ派テロ組織ISIS(自称イスラム国、別名ISIL)への対応をめぐり、オバマ大統領を批判している。オバマの対応の遅れが、ISISの勢力拡大を許したというのだ。

 皮肉にもカーターといえば、大統領退任後こそ平和活動で高い評価を得ているが、在任中は弱腰外交を徹底的に批判された人物。特にイランで起きたアメリカ大使館人質事件は、解決まで400日以上を要し、カーターは対応の遅さを非難された結果、1期で大統領の座を失った。

 そんなカーターが見ても、オバマの煮え切らない外交はイライラするらしい。「アメリカは様子見の期間が長過ぎた。ISISはシリアにいる間に、資金力、戦闘能力、武力を蓄えることができた」と、フォートワース・スター・テレグラム紙に語っている。

 カーターは、無人機を使ったアメリカ人テロリストの殺害についても、「司法の裁きを受けさせるべきだった」と異論を唱えた。カーターが問題視しているのは、アメリカ生まれだが、イエメンのアルカイダ系武装勢力の幹部となったアンワル・アル・アウラキらの殺害だ。

「アメリカの無人機が過去数年で在外アメリカ人4人を殺した。私に言わせれば、わが国の憲法と人権に反している」

 カーターは、オバマの消極的な中東政策全般にも不満のようだ。「状況は刻々と変わっている」とカーターは指摘する。「オバマ政権で国防長官を務めた人物が、退任後に次々と、大統領には断固たる行動力がないと強く批判している」

 パネッタ前国防長官はその1人だ。パネッタは回顧録で、イラク駐留米軍の規模を拡大するべきだとオバマに進言したが、聞き入れられなかったと記している。十分な兵力を配置しなければ、イラクはますます不安定化すると、パネッタは考えていたという。

「イラクではアルカイダが再び勢力を拡大し、スンニ派とシーア派の衝突も悪化している。米軍の規模の小ささは、こうした状況に自分たちで対処しろとイラク軍を突き放したようなものだと、私は今も思っている」と、パネッタは書いている。

「ホワイトハウスはアメリカの影響力や国益を守るよりも、とにかくイラクから手を引きたがっているという印象を、イラクの味方に与えてしまった」

[2014年10月21日号掲載]

2121チバQ:2014/10/23(木) 21:13:07
http://www.sankei.com/world/news/141023/wor1410230005-n1.html
2014.10.23 00:09

カナダ首都で銃乱射 議事堂に侵入、慰霊碑警護の兵士負傷






22日、首都オタワ中心部の戦没者慰霊碑の現場は警察によってテープが張られた(AP)
 カナダの首都オタワ中心部にある戦没者慰霊碑で22日午前、銃を持った男が警護中の兵士を撃ち、すぐ近くの連邦議会の議事堂に侵入した。数十発の発砲音が聞こえ、警察は議事堂を閉鎖した。カナダでは20日にも兵士を狙ったテロとみられる事件があったばかりで、政府がテロの警戒レベルを上げていた。中東の過激派「イスラム国」の壊滅に向けた米軍主導の空爆に加わったハーパー政権に反発した動きの可能性もある。撃たれた兵士は救急車で病院に搬送されたが、負傷の程度は不明。

 ハーパー首相は無事だという。カナダ放送協会(CBC)などによると、議事堂内で男1人が射殺されたとの情報がある。複数のグループによる犯行の可能性があり、議事堂内に男の仲間がいるとの報道もある。

 カナダでは20日にケベック州モントリオール近郊で、州内の男(25)がカナダ軍兵士2人を車でひき、1人が死亡した。(共同)

2122チバQ:2014/10/23(木) 21:13:41
http://www.sankei.com/world/news/141023/wor1410230009-n1.html
2014.10.23 07:42
【カナダ議事堂銃撃戦】
議事堂で犯人射殺、兵士も死亡…共犯も? イスラム国空爆に反発か
 カナダの首都オタワ中心部にある戦没者慰霊碑で22日午前、銃を持った男が警護中の兵士を撃ち、道路を挟んだ向かい側の連邦議会の議事堂に侵入した。数十発の発砲音が聞こえ、警察は議事堂を閉鎖した。

 カナダでは20日にも兵士を狙ったテロとみられる事件があったばかりで政府がテロの警戒レベルを上げていた。

 AP通信によると、議事堂近くのショッピングモールでも発砲があった。

 中東の過激派「イスラム国」の壊滅に向けた米軍主導の空爆に加わったハーパー政権に反発した動きの可能性もある。カナダ放送協会(CBC)によると、議事堂内で男1人が射殺された。

 2〜3人のグループによる犯行の可能性があり、議事堂内に男の仲間がいるとの報道もある。

 撃たれた兵士は救急車で病院に搬送されたが、負傷の程度は不明。現場一帯は議事堂や政府機関、各国の大使館などが立ち並ぶ。ハーパー首相は無事だという。

 カナダでは20日にケベック州モントリオール近郊で、州内の男(25)がカナダ軍兵士2人を車でひき、1人が死亡した。車の男はイスラム教に改宗した人物でイスラム国などに参加する恐れがあり、治安当局が警戒対象90人の中に入れていた。(共同)

2123旧ホントは社民支持@鹿児島市:2014/10/24(金) 22:26:31
中間選挙前に米連邦議会・選挙の「豆知識」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141024/t10015683091000.html
アメリカでは11月4日に連邦議会などの選挙が行われます。4年ごとの大統領選挙のちょうど中間に行われるため「中間選挙」と呼ばれていますが、選挙が行われる連邦議会や選挙の仕組みなどにまつわる豆知識「トリビア」をまとめました。

“決戦は火曜日”
大統領や連邦議会の選挙は「11月の第1月曜日のあとの火曜日」と150年以上前の法律で定められています。当時、国民の多くは農業に従事するキリスト教徒でした。春から秋の農繁期や教会に行く日曜日には投票に行くことはできませんでした。しかも、当時最も早い交通手段は馬車でした。投票所に行くのも1日ががりで、途中で宿泊しなければならない人たちもいました。そのため、投票日が火曜日となりました。しかし、現代では、ほとんどの有権者が火曜日は仕事や学校があります。インディアナ州やデラウェア州など一部の州や、企業の中には投票日を休日にするところもあります。

議会議事堂
アメリカの首都ワシントンのシンボル的存在で、「世界中で最も有名な民主主義政府の象徴」とたたえられるのが連邦議会議事堂です。アメリカの50ドル紙幣の裏側にも描かれています。ドーム状になっている屋根の真下、議事堂の中央部分の呼び名は「奴隷解放ホール」。建設に携わった奴隷労働者たちの功労をたたえるため、2007年にその名前が付けられました。1863年に設置された高さ6メートルの女神像の名は「フリーダム」。名称の一つ一つが、アメリカの歴史や思想を表しています。

上院で賛成・反対が同数なら
議会上院の定数は100議席です。採決を行い、賛成と反対が同数になった場合、決裁権を持つのは上院の議長です。議長は副大統領が兼務しているので、「議長決裁」は政権与党の意向が反映されやすくなります。2000年以降は民主党と共和党の上院議席が50ずつの同数、もしくはきっ抗していたため、共和党のチェイニー副大統領兼上院議長が8件の議案で「議長決裁」を行いましたが、民主党が支配的になったオバマ政権以降は一度も行使されていません。

上院仮議長
上院の議長を兼務するバイデン副大統領が議長の仕事ができないときに代わりに議長の仕事を任されるのが「仮議長」です。慣例で上院で過半数を占める政党の中で最も議員歴が長い議員が選ばれます。現在は議員歴40年で74歳になる民主党の長老議員が務めています。しかし、この「仮議長」も実は名誉職。上院の実際の議事運営は「仮議長代行」が担います。慣例で同じ政党の若手議員が指名されます。

“代打の代打”
大統領が辞任したり、死亡したりして職務不能の状態になったとき、代わりを務めるのは副大統領です。その副大統領も同時に職務不能になったときには下院の議長が大統領職を引き継ぎます。今は野党の共和党議員が務めていますので、大統領と副大統領が職務不能になると野党の議員が大統領の職務を継承します。大統領権限の継承順位2位の要職を今は野党の共和党が担っているのです。さらに大統領権限の継承順位3位は上院の仮議長。4位以下は再び政権の閣僚が並び、国務長官、財務長官、国防長官、司法長官などと続きます。継承順位3位の上院の仮議長は上院で過半数を維持している民主党議員が務めていますが、今回の選挙で上院の過半数を共和党に奪われた場合、民主党は大統領権限の継承順位2位だけでなく、3位のポストも失うことになるのです。

2124チバQ:2014/10/26(日) 19:39:51
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&amp;k=2014102600143
語られない「格差」=事態悪化の懸念も−米中間選挙
 【ワシントン時事】11月4日に迫る米中間選挙で、国内で深刻化する経済格差の問題が真正面に論じられていない。オバマ大統領は中間所得層の強化を訴えるものの、与党民主党議員は支持率が低迷するオバマ氏と距離を置こうと懸命。一方で野党共和党議員は、過激組織「イスラム国」への対応の遅れなどに攻撃の矛先を向けている。
 「今の政権は『敵』という感じだ。自分の主張をするのは難しい」。ウェストバージニア州で苦戦を強いられているラホール下院議員(民主)は、米メディアの取材にこう漏らした。23日公表のピュー・リサーチ・センターの世論調査によると、登録有権者の32%が「反オバマ」の立場で投票すると答えており、政権への風当たりの強さがうかがえる。
 そのオバマ氏が1月の一般教書演説で最優先課題に掲げたのが「格差是正」だった。しかし米経済政策研究所(EPI)のエコノミスト、バレリー・ウィルソン氏は、中間選挙で「格差の議論はない」と言い切る。候補者は失業率などの一定の改善を受け事態を楽観している上、共和党は歳出増を伴う雇用創出策などに反対の立場で、議論の土俵に立っていないと語る。
 むしろ共和党議員の多くは「イスラム国」や「エボラ出血熱」の問題で危機をあおり、後手の対応に回っているオバマ氏と民主党議員を同一視して攻撃する手法を展開している。
 一方、2008年に深刻化した金融危機後、国民の所得や富の格差は拡大が続く。連邦準備制度理事会(FRB)の調査によると、家計の純資産が多い上位5%の超富裕層の富が全体に占める割合は、13年は63%に上った。これに対して、下位50%の世帯の富はわずか1%に落ち込んでいる。
 オバマ氏はこれまで、連邦職員の最低賃金引き上げや税制改正などによる格差是正を求めてきたものの、共和党主導の下院が拒み続けてきた。仮に中間選挙で同党が上院も制すれば、大統領と議会の対立は決定的になり「中間層や貧困層が置かれた状況は悪化する」(労働者支援団体スタッフ)との懸念は強い。(2014/10/26-18:44)

2125チバQ:2014/10/26(日) 20:00:25
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014102602000125.html
香港行政長官 親中派議員が辞職要求 「混乱長期化、民心失う」

2014年10月26日 朝刊


 【香港=加藤直人】香港の梁振英行政長官に対し、立法会(議会)の親中派政党である自由党の田北俊議員が辞職を要求した。梁氏は自身の秘密報酬疑惑や「長官選が低所得者層に左右される」などの発言で批判を浴びており、香港の混乱収拾を図るうえで、さらに求心力を失いかねない事態になりつつある。
 二十五日付の香港紙・明報によると、自由党の有力議員である田氏は「道路占拠による混乱を収拾できず、民心を失っている」と厳しく批判し、梁氏に直接辞職を求めたという。立法会の議席の六割以上を占める親中派議員から辞職要求が出たのは初めて。
 二十四日には初代行政長官の董建華氏が会見し「危機に力を発揮している」と梁氏を擁護した。だが、梁氏が最近「平時と同じようにぐっすり眠れる。五秒以内に眠りにつく」「事件について政府も、青年を含む香港人も反省すべきだ」と述べたことが新聞報道で明るみに出て批判が拡大した。
 梁氏は二十五日、香港のテレビ取材に「辞職しない」とあらためて強調し、「香港基本法は等しくすべての階層の人に選挙への参加を認めている」と釈明した。テレビ報道によると、梁氏は二十八日から予定していたフランス、イタリア、英国の欧州三カ国訪問を取りやめ、占拠の解決に専念することを決めたという。
 また、民主派は次の対話を求める政府の提案に応じるかどうかをデモ隊に問う投票の実施日を二十六、二十七日の二日間に増やし、投票できる対象者も政府庁舎前のアドミラリティ(金鐘)だけでなく、コーズウェイベイ(銅鑼湾)とモンコック(旺角)のデモ参加者にも拡大した。
 ただ、投票にかける要求内容については、民主派はハードルを上げた。政府が提案した民間各層との対話について、当初は「二〇一七年以前の選挙改革も議論すべきだ」としていたが、「一七年の長官選で住民指名を確立するため」などと変更。このため、投票結果に基づいて政府に要求しても、住民指名を拒否している政府が受け入れる可能性は低い。

2126チバQ:2014/10/26(日) 20:40:28
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2014102500149
銃規制、反対派の動き活発=接戦なら決め手に−与党候補、政権から距離・米中間選挙


「米国銃所有者協会」本部で取材に応じる広報責任者のエリック・プラット氏=15日、米南部バージニア州スプリングフィールド
 【ワシントン時事】西部ワシントン州の高校で男子生徒による乱射事件が起きるなど、学校や職場での銃犯罪が絶えない米社会。オバマ政権の銃規制強化の取り組みが行き詰まって以降、銃の問題が政治の場で論じられる機会は減ったが、規制反対派は11月の中間選挙に向け、将来の規制強化の芽を摘もうと動きを活発化させている。
 「私はバラク・オバマではない」。南部ケンタッキー州から上院議員を目指すグライムズ候補(民主)は、与党から出馬しているにもかかわらず、銃規制などをめぐるオバマ大統領の政策を批判するビデオを公開した。グライムズ氏はビデオの中でクレー射撃を披露。いかに銃に親しんでいるかをアピールした。
 グライムズ氏が挑むマコネル上院院内総務(共和)も銃規制反対論者で、規制の是非は争点になっていない。それでもグライムズ氏は、大統領から距離を置く姿勢をあえて見せなければ、保守色の濃い同州では勝負できないと考えたとみられている。
 大統領は、2012年に東部コネティカット州ニュータウンの小学校で起きた乱射事件後、銃購入者の犯罪・精神疾患歴の確認義務化などを柱にした「常識的措置」の実現を呼び掛けた。豊富な個人資金を持つブルームバーグ・ニューヨーク市長(当時)も、強く銃規制を訴えた。
 だが、議会で規制法案可決の見通しが立たなくなると、機運はすっかりしぼんだ。ロビー活動に詳しいジョージ・ワシントン大のスティーブ・ビレット氏は「規制推進団体は成功を収められず、意気阻喪している」と分析する。
 対照的に規制反対派は、候補者支援に巨費を投じ、銃所持の権利擁護を声高に主張し続けている。また、規制を支持する候補を標的に激しい「落選運動」を展開している。調査団体「責任ある政治センター」の集計によれば、全米第1の規制反対団体、全米ライフル協会(NRA)は、中間選挙のために2700万ドル(約29億2000万円)を費やした。
 会員約40万人の規制反対団体「米国銃所有者協会」の広報責任者エリック・プラット氏は、規制反対の有権者の動向について、ある候補の主要政策に賛同していても、規制を認めていればそれだけで背を向けると説明。接戦になるほど「銃問題は決め手になり得る」と強調した。(2014/10/25-14:41)

2127チバQ:2014/10/27(月) 23:52:39
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014102701001755.html
米中間選、上院過半数めぐり攻防 投開票日まで1週間
2014年10月27日 21時02分
 ホワイトハウスで記者らと話すオバマ米大統領=22日(ゲッティ=共同)
写真
 【ワシントン共同】オバマ大統領の2017年初頭までの残り任期を左右する米中間選挙は11月4日の投開票日まで残り1週間となり、最終盤の戦いに入った。連邦議会下院は共和党の過半数維持が有力。焦点の上院選は過半数を死守したい民主党と、議席の積み上げへ勢いをみせる共和党が激戦区で激しい攻防を続けている。
 共和党が上下両院を制すると、政権と議会の対立はさらに激化、オバマ氏の政権運営は一層困難な状況に陥り、移民制度改革など重要政策の実現はほぼ不可能となる。
 共和党は、オバマ氏の見通しの甘さがエボラ出血熱の感染拡大や過激派「イスラム国」の台頭を許したと批判を展開。

2128チバQ:2014/10/28(火) 00:08:15
http://www.sankei.com/world/news/141027/wor1410270035-n1.html
2014.10.27 20:15
【エボラ出血熱】
米2州、強制隔離を取りやめ 「英雄に無礼」と批判受け

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(1/2ページ)【エボラ出血熱の脅威】
 【ワシントン=小雲規生】西アフリカでエボラ出血熱の治療に当たり、帰国した医療関係者を一時的に強制隔離していた米国の2州が、強硬策の緩和を余儀なくされている。エボラ出血熱と戦った「英雄」に最低限の敬意を払うべきだとの批判が噴出したためで、2州の知事は26日、自宅からの外出禁止に“軽減”する措置を相次ぎ発表した。

 ニューヨーク州のクオモ知事は26日の記者会見で、隔離の撤回と外出禁止の導入を明言。ニュージャージー州のクリスティ知事も同様の緩和策を表明した。

 強制隔離が導入された背景には、ギニアから今月17日に帰国した医師が23日に陽性反応を示すまで、人口密集地のニューヨークを地下鉄で移動していたことが判明し、州民に感染の不安が広がったことがあった。

 ニュージャージー州は強制隔離導入を発表した当日の24日、早くもシエラレオネから帰国した看護師を病院内の簡易トイレ付きテントに強制隔離していた。

 しかし、この看護師が26日、CNNテレビの電話インタビューで「非人道的な扱い」を批判。エボラ出血熱の症状がないため、感染を拡大させる可能性が極めて低いことも考慮されず、隔離されたテントの環境が粗末なことも人権面から問題視された。

 ニューヨークのデブラシオ市長も「前線から帰ってきた英雄が無礼な扱いを受けている」と批判。オバマ政権も西アフリカに向かう医療関係者が減少する懸念などから撤回を促したとされ、民意をすくい取ったはずの強制隔離は、わずか2日で転換に追い込まれた。

 ただ、感染拡大への不安は州民に残っており、同様の措置を導入したイリノイ州は26日の時点で見直していない。各州は今後も州民の不安感の払拭に頭を悩ませそうだ。

2129チバQ:2014/10/28(火) 21:07:23
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&amp;k=2014102800526
上院激戦、最終決着越年も=米中間選挙まで1週間


 【ワシントン時事】オバマ米大統領の残り2年間の任期を左右する11月4日の中間選挙まで1週間。下院では野党・共和党の過半数維持が確実視されており、与党・民主党が上院の過半数を死守できるかどうかが最大の焦点だ。ただ、激戦州では一進一退の攻防が続いており、一部の州で決選投票にもつれ込み、最終決着が年明けまで持ち越される可能性もある。
 中間選挙は4年に1度の大統領選の中間年に行われる国・地方の統一選挙。連邦議会では今回、上院(定数100)の36議席と、下院(同435)の全議席が改選される。上院の現有議席は民主党55(無所属2を含む)、共和党45で、共和党が6議席増やせば与野党が逆転する。
 米メディアによると、共和党は、西アフリカで感染が拡大するエボラ出血熱や、イラクとシリアで勢力を広げる過激組織「イスラム国」への対応をめぐって大統領を批判。民主党から奪還可能と踏んだルイジアナ、アーカンソー、アラスカ、アイオワなど10州で攻勢を強めている。
 民主党はこれらの州で防戦に追われる一方、共和党地盤のカンザス、ジョージア、ケンタッキー3州では同党候補の追い落としをうかがっている。米メディアでは、事前の予想通り共和党が多数を握る場合でも、議席差は伯仲するとの見方が大勢だ。
 一方、ルイジアナ、ジョージア両州ではどの候補も過半数の票を得られず、それぞれ12月6日、1月6日の決選投票に決着がずれ込む可能性が指摘されている。僅差の場合、他の州にも再集計の手続きがある上、カンザス州で善戦する無所属候補が当選時の所属会派を明言していないこともあり、大勢判明は大きく遅れる恐れがある。(2014/10/28-14:20)

2130チバQ:2014/10/29(水) 22:23:46
http://mainichi.jp/select/news/20141030k0000m030090000c.html
米中間選挙:目前の11月4日 上院の激戦州アイオワ
毎日新聞 2014年10月29日 21時04分

 11月4日の米中間選挙まで1週間を切った。与党・民主党が上院で過半数を維持できるかが焦点だ。上院奪還を狙う野党・共和党は、6議席を積み増す必要がある。カギを握る上院の激戦州を中心に注目選挙区の情勢を報告する。

 中西部アイオワ州東端にある人口約6000人の町マコーケタ。「ジョニ」「ジョニ」「ジョニ」−−。25日、ある飲食店に上院選の共和党候補、ジョニ・アーンスト氏(44)が赤いジャケット姿で現れると、約70人の支持者が星条旗を手に声を上げた。アーンスト氏が「米国の進む方向を変えなきゃいけない」と呼びかけると、割れんばかりの拍手と歓声があふれた。

 演説は、富裕層増税や医療保険制度改革(オバマケア)などオバマ政権の政策批判が中心。そこに上院へのくら替えを目指す民主党候補、ブルース・ブレイリー下院議員(57)のオバマ氏への同調ぶりを絡めた。

 アーンスト氏の切り札は、陸軍州兵を長年務め、イラク戦争の現場で輸送任務を担った経歴だ。イスラム過激派組織「イスラム国」への対処で「ブレイリー氏は軍事行動に煮え切らなかった」と切り捨て「外交政策を理解している上院議員が必要だ」と訴えた。

 会場の元海軍大佐、トム・バッドさん(64)は「ジョニは母であり、生命を尊重し、農業をやり、(州上院議員として)均衡予算を作ってきた最適の人物だ。一方のブレイリーはオバマのすることに100%賛成してきた」と顔をしかめた。

 同州は民主、共和両党の支持が拮抗(きっこう)し、大統領選で勝敗が揺れ動く「スイング・ステート」だ。引退する民主党のベテラン、トム・ハーキン上院議員(74)も常に僅差で勝利してきた。新人同士の今回は、激戦に拍車がかかる。政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、直近の世論調査の支持率平均値は、アーンスト氏が46.7%で、ブレイリー氏の45%とほぼ並ぶ。

 共和党は、人気の低下したオバマ大統領と候補者を結びつけて批判する選挙戦術を展開。一方、民主党は最低賃金引き上げなど中間層支援を打ち出すと同時に、人工妊娠中絶に反対する共和党候補の「極端さ」を批判し、若者や女性を引きつけようとする。

 「共和党候補は連邦政府による最低賃金をばかげたこと、と呼んだ。しかし、アイオワでフルタイムで働いても年1万5000ドル(約160万円)しか稼げない。貧困にあえいでいることこそ、ばかげたことだ」

 ブレイリー氏は24日、州都デモインの鉄鋼労働者が集まる集会で訴えた。大企業の海外移転を防いで雇用を守ることなど、製造業の重要性を強調した短いあいさつを終えると、ジュースやビールを手にチリドッグを食べる約60人の労働者に「あなたたちの味方です」と声をかけ、握手して回った。

 アイオワ州には両党の大物が次々と応援に入った。民主党はヒラリー・クリントン前国務長官(67)やエリザベス・ウォーレン上院議員(65)、共和党はランド・ポール上院議員(51)やニュージャージー州のクリス・クリスティー知事(52)−−。大統領選の各党候補者選びで全米で最初に投票が行われる重要州だけに、応援には2年後の大統領選に向けた支援網構築の思惑もにじむ。

 ドレイク大のデニス・ゴールドフォード教授(政治学)は「アーンスト氏は男性有権者で大きく先行する。ブレイリー氏が女性有権者でのリードを拡大できれば勝つチャンスがある」と見通しを語る。【米中西部アイオワ州デモインで西田進一郎】

2131チバQ:2014/10/30(木) 23:12:57
http://mainichi.jp/select/news/20141031k0000m030115000c.html
米中間選挙:カンザス上院選、無党派の波拡大
毎日新聞 2014年10月30日 21時37分

 1932年を最後に上院選で共和党候補が負けたことがない中西部カンザス州で異変が起きている。4選を目指す共和党現職のパット・ロバーツ氏(78)が、無所属の実業家、グレッグ・オーマン氏(45)と横一線の戦いを強いられているのだ。農業と畜産業が盛んな「共和党王国」が揺れている。

 「オーマン氏はカンザス州民に不正直な、単なる民主党候補だ。無所属ではない」。ロバーツ氏は17日、州東部オーバーランドパーク市のホテルで、いら立ちをあらわにした。同席した2016年大統領選候補の一人と目されるポール・ライアン下院予算委員長(44)も「リード(民主党上院院内総務)やオバマ(大統領)を支持するリベラル以外の何ものでもない」と批判した。

 現職が落選すれば、上院で6議席上積みして過半数奪還を目指す共和党の計算が狂いかねない。党の実力者が次々応援入りし、保守系団体はオーマン氏と大統領を重ねるネガティブ広告を地元テレビで集中的に放送。オーマン氏が08年上院選の民主党予備選に立候補したことなどを挙げて「民主党候補」と印象づけ、支援に回る一部共和党支持者や無党派の引きはがしを狙う。

 「異変」は夏に始まった。ロバーツ氏は党の候補者を決める夏の予備選で、長年ワシントン近郊に自宅を持ち、カンザスに戻る際は友人宅に宿泊していたことを暴露されて「地元軽視の中央政治家」との印象が広がった。

 同じ頃、オーマン氏は、赤と青のユニホーム姿の人たちが泥にまみれながら米国旗がついた綱を引き合うテレビ広告を流していた。赤は共和党、青は民主党のシンボルカラー。「両党は米国のことより勝つことに執着している。何かを変えないといけない」と訴える広告が話題を呼んだ。

 昨秋の政府機関の一部閉鎖に象徴される党派対立と政治不信が米国内に広がる。米ギャラップ社は1月、自らを無党派とする国民が13年に過去最高の42%に達したと発表した。

 州西部ドッジシティーのサリー・コーブルさん(64)は「議会は党派争いばかりで、もはや州の代表ではなくなっている。ワシントンは変わってほしい」と語る。長年ロバーツ氏を支援してきた共和党支持者だが、今回はオーマン氏を支持する。

 民主党候補が9月に上院選から撤退すると、オーマン氏への支持は無党派や共和党支持層の一部、さらに民主党支持層にも広がり、支持率でロバーツ氏と並ぶようになった。

 オーマン氏は事前に予定を公表しない「ステルス(捕捉しにくい)運動」(米誌タイム)を展開する。共和党側に攻撃の糸口を与えたくない思惑がある。久々に支持者を集めた22日のミニ集会では、「民主党の将来も共和党の将来も全然気にしていない。気にしているのは米国、カンザスのことだ」と語り、大きな拍手を浴びた。
 
 同州のウォッシュバーン大のボブ・ベイティ教授(政治学)は、「勝敗は予測不能」と語る。そのうえで、過去の中間選で投票した人のうち無党派は2割以下にとどまった点を挙げ、「今回有権者登録した約3割の無党派が、実際に投票に行くかどうかが勝敗のカギを握る」と話す。【オーバーランドパークで西田進一郎】

2132チバQ:2014/10/30(木) 23:13:51
http://mainichi.jp/select/news/20141030k0000e030191000c.html
エボラ出血熱:帰国者対応、米の国内対立は深刻
毎日新聞 2014年10月30日 10時53分(最終更新 10月30日 12時18分)

 【ワシントン及川正也】西アフリカでエボラ出血熱の治療に携わり、帰国した米国人医療従事者らへの対応を巡り、科学的根拠に基づく「柔軟」な措置を訴える米政府と、国民の不安に応える「厳格」な措置をとる一部州の間で対立が深まっている。両者の論争は過熱し、間近に迫った中間選挙の争点にも浮上している。

 オバマ大統領は29日、ホワイトハウスにエボラ熱患者を治療した医師や看護師らを招き「米国の英雄」と称賛。エボラ対策の「最善の方法は流行を発生地で根絶することだ」と強調し、医師らの役割の重要性を強調した。

 米政府の指針では、防護服無しでの治療など感染リスクが高い場合に限り、医療従事者の外出や旅行を制限するが、感染の兆候が出るまで隔離はしない。流行地域への医師らの渡航意欲をそがないようにとの配慮もある。

 しかし、29日には新たに西部カリフォルニア州が西アフリカからの入国者や、エボラ熱患者に接触した人を一定の条件下で「強制隔離」すると決定。ニューヨーク、ニュージャージー両州を皮切りに導入された「強制隔離」やそれに準じる厳しい指針を採用する州は、米メディアによると少なくとも8州に増えた。

 背景にはエボラ熱の拡散に対する米世論の懸念の広がりがある。29日発表のCBSテレビの世論調査では80%が西アフリカからの帰国者全員の隔離を支持した。強硬派の急先鋒(せんぽう)でニュージャージー州のクリスティー知事(共和党)は「(強制隔離は)世論の常識だ。微動だにしない」と強調し、オバマ政権と対立。CNNテレビの調査では中間選挙の投票判断で36%がエボラ熱問題を「極めて重要」と回答するなど、選挙戦を左右する課題に浮上した。

 強硬措置への抵抗も表面化した。ニュージャージー州の病院に隔離され、感染が確認されず自宅があるメーン州に戻った女性看護師ケーシー・ヒコックスさん(33)は、「自宅隔離」を求める州当局の要請を拒否した。29日にテレビ出演したヒコックスさんは政府指針に基づき体調を自己管理しており、感染の兆候もないと指摘。「制約が続くなら裁判所に訴える」と表明した。弁護士も「強制は正当性がなく違法だ」と批判している。

2133チバQ:2014/10/30(木) 23:14:49
http://mainichi.jp/select/news/20141030k0000e030172000c.html

米中間選挙:アイオワ上院選 最初の投票州に大物続々応援
毎日新聞 2014年10月30日 09時24分(最終更新 10月30日 10時37分)



11月4日の米中間選挙まで1週間を切った。与党・民主党が上院で過半数を維持できるかが焦点だ。上院奪還を狙う野党・共和党は、6議席を積み増す必要がある。注目選挙区の情勢を報告する。

 中西部アイオワ州東端にある人口約6000人の町マコーケタ。「ジョニ」「ジョニ」「ジョニ」−−。25日、ある飲食店に上院選の共和党候補、ジョニ・アーンスト氏(44)が赤いジャケット姿で現れると、約70人の支持者が星条旗を手に声を上げた。アーンスト氏が「米国の進む方向を変えなきゃいけない」と呼びかけると、割れんばかりの拍手と歓声があふれた。

 アーンスト氏の切り札は軍歴だ。陸軍州兵を長年務め、イラク戦争の現場で輸送任務を担った。イスラム過激派組織「イスラム国」への対応で、当初は軍事行動に消極的だった対抗馬の民主党候補、ブルース・ブレイリー下院議員(57)を、「煮え切らない」と切り捨て、「外交政策を理解している上院議員が必要だ」と訴えた。会場にいた元海軍大佐、トム・バッドさん(64)は「ジョニは母であり、生命を尊重し、農業をやり、(州上院議員として)均衡予算を作ってきた最適の人物だ」と話した。

 アーンスト氏は、富裕層増税や医療保険制度改革(オバマケア)などオバマ政権の政策を批判し、ブレイリー氏のオバマ氏への同調ぶりを絡めた。

 同州は民主、共和両党の支持が拮抗(きっこう)し、大統領選で勝敗が揺れ動く「スイング・ステート」だ。引退する民主党のベテラン、トム・ハーキン上院議員(74)も常に僅差で勝利してきた。新人同士の今回は、激戦に拍車がかかる。政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、直近の世論調査の支持率平均値は、アーンスト氏が46.7%で、ブレイリー氏の45%とほぼ並ぶ。

 共和党は、人気の低下したオバマ大統領と候補者を結びつけて批判する選挙戦術を展開。一方、民主党は最低賃金引き上げなど中間層支援を打ち出すと同時に、人工妊娠中絶に反対する共和党候補の「極端さ」を批判し、若者や女性を引きつけようとする。

 「共和党候補は連邦政府による最低賃金をばかげたこと、と呼んだ。しかし、アイオワでフルタイムで働いても年1万5000ドル(約160万円)しか稼げない。貧困にあえいでいることこそ、ばかげたことだ」

 ブレイリー氏は24日、州都デモインの鉄鋼労働者が集まる集会で訴えた。大企業の海外移転を防いで雇用を守ることなど、製造業の重要性を強調したあいさつを終えると、ジュースやビールを手にチリドッグを食べる約60人の労働者に「あなたたちの味方です」と声をかけ、握手して回った。

 アイオワ州には両党の大物が次々と応援に入った。民主党はヒラリー・クリントン前国務長官(67)やエリザベス・ウォーレン上院議員(65)、共和党はランド・ポール上院議員(51)やニュージャージー州のクリス・クリスティー知事(52)−−。大統領選の各党候補者選びで全米で最初に投票が行われる重要州だけに、応援には2年後の大統領選に向けた支援網構築の思惑もにじむ。

 ドレイク大のデニス・ゴールドフォード教授(政治学)は「アイオワは共和、民主、無党派がほぼ均等だ。過去2回の大統領選でオバマ氏に勝利をもたらした無党派は既に民主党から離れており、共和党に比べて投票率の低い民主党支持層が投票に行くかどうかが勝敗を決める」と語る。【米中西部アイオワ州デモインで西田進一郎】

2134チバQ:2014/10/30(木) 23:18:38
http://www.sankei.com/world/news/141028/wor1410280002-n1.html
2014.10.28 05:00
【米中間選挙 審判の現場・上】
焦点はオバマ大統領の指導力 「2年後」見据え応酬 激戦区・アイオワ州





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16日、アイオワ州スーシティーで開かれた討論会で論戦を展開する民主党のブレイリー(左端)、共和党のアーンスト(右端)両候補
 16日夜、中西部アイオワ州の西端スーシティーにあるモーニングサイド大学に上院選候補のブルース・ブレイリー(民主)、ジョニ・アーンスト(共和)両氏が顔をそろえた。

 ブレイリー氏は連邦下院議員から上院へのくら替えを狙う。女性のアーンスト氏は、イラク戦争で実戦経験がある退役軍人(陸軍)の州上院議員。最後の直接対決となった討論会は、激しい応酬となった。

 焦点となったのは、オバマ大統領の「指導力」だ。

 アーンスト氏「エボラ出血熱の感染拡大を阻止するために、一時的に(西アフリカへの)渡航禁止措置を取るべきだ。オバマ大統領の指導力は機能不全だ」

 ブレイリー氏「確かに、必要な措置は何であれ取る必要がある。だが、疾病対策センターの予算を削減したのは共和党ではないか」

 トウモロコシの大規模穀倉地帯「コーンベルト」の真ん中に位置するアイオワ州は、選挙のたびに有権者の投票動向が民主、共和両党に揺れ動く「スイング・ステート」だ。2004年の大統領選では、ブッシュ氏(共和党)を約4千票の僅差で勝たせた。08年と12年はオバマ氏に軍配を上げている。

 今回の上院選も、どちらに転ぶか五分五分の「トスアップ」(コイン投げ)と呼ばれる激戦となっている。政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」は、予想される得票率をアーンスト氏47・5%、ブレイリー氏45%の僅差とはじく。

 有権者の政党支持率は共和党46%に対し、民主党45%。どちらに投票するか、決めあぐねている有権者も無党派層を中心に7・4%存在する(米紙USA TODAY)。討論に聞き入っていたケンドール・ゾエラーさんも、その一人だ。

 「大統領選では08年がオバマ氏に、12年はミット・ロムニー氏(共和党)に入れた。今度の中間選挙はトスアップ。理由はオバマ氏の指導力のなさです」

 こうした不満は共和党支持者はもとより、民主党支持者からも聞かれた。地元紙スーシティー・ジャーナルのブレット・ヘイワース記者は「多くの有権者が、『指導力の空白』を失敗だとみている」と指摘する。

 選挙戦も最終盤に入り、ブレイリー陣営はミシェル大統領夫人を応援に迎え入れた。ここでも不人気のオバマ氏を敬遠する空気がある。共和党からはニュージャージー州知事のクリス・クリスティ氏、ランド・ポール上院議員、マイク・ハッカビー前アーカンソー州知事ら次期大統領選の候補者と目される面々が、相次いでアイオワ入りした。

 アイオワ州では、大統領選の候補者を選ぶ党員集会が全米に先駆けて州都デモインを中心に開かれる。ここでの結果は、その後の候補者選びの流れに大きく影響するとされ、ヘイワース氏は「彼らがアイオワでの感触を探るために来ていることは明らかだ」と話す。

 民主党支持のルーシー・チャールストンさんは「私たちの動向を全米が注目しています。中間選挙も、ここでは大統領選の前哨戦です」と強調する。一方、共和党支持のデビー・クックさんは「民主党はヒラリー(クリントン前国務長官)が出るでしょう。共和党の候補者が誰であれ、中間選挙で勝てば、大統領選での党への『賭け金』がつり上がる」と意気込んだ。

 (アイオワ州スーシティー 青木伸行、写真も)

     ◇

 オバマ大統領の残り任期の成否を左右する11月4日の中間選挙の投票まで約1週間。上院で野党・共和党が過半数を奪還できるかどうかのカギを握る3つの激戦州をルポする。

2135チバQ:2014/10/30(木) 23:19:35
http://www.sankei.com/world/news/141029/wor1410290002-n1.html
2014.10.29 05:07
【米中間選挙 審判の現場・中】
“無所属”候補旋風に共和党ベテラン苦戦 カンザス州

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記者会見で無所属候補を攻撃するロバーツ上院議員(左)。ライアン下院予算委員長も応援にかけつけた=17日、カンザス州オーバーランドパーク
 「ワシントンの政治は崩壊している。民主党も共和党も政治的な駆け引きにしか関心がない」。15日にカンザス州の地元テレビ局で開かれた討論会に臨んだグレッグ・オーマン氏(45)は、明快な口調で政治の機能不全を訴えた。オーマン氏の売り物は、民主党にも共和党にも属さない無所属候補であることだ。

 論戦の相手は共和党の現職、パット・ロバーツ上院議員(78)。親子ほど年の離れたオーマン氏の発言を必死にメモに取り、司会者から何度も発言の制限時間オーバーを指摘される姿には、4期目を目指すベテランの余裕はない。

 カンザス州は伝統的に共和党が強い。大統領選では1968年以来、選挙人を獲得し続け、上院選では39年以降、全2議席を維持している。

 にもかかわらず、直近の一部世論調査ではロバーツ氏が支持率でオーマン氏を下回っている。オーマン氏は予算すらまともに決められない責任の半分はオバマ大統領や民主党にあるとしながらも、もう半分の責任は共和党にあるとの論法で支持を広げているのだ。

 「党派対立には飽き飽きしている。長く選挙に参加してきたが、オーマン氏のような候補者に投票できるのは初めてだ」。州内最大都市ウィチタでオーマン陣営のボランティアとして活動するロッド・ミランさん(65)は声を弾ませた。

 しかしロバーツ氏は、オーマン氏の無所属イメージは「虚像」だと主張する。

 討論会から2日後の17日、ロバーツ氏はカンザスシティー近郊での記者会見で、「私の対立候補は、実際は民主党員だ。オバマ氏を応援し、妊娠中絶を支持している」と言い切った。

 確かに、今年6月に出馬表明したオーマン氏には、「本当に無所属なのか?」という疑惑がつきまとう。民主党候補への献金を長らく続け、2008年には民主党から上院選出馬を目指した過去もあるからだ。

 この疑惑は9月、ロバーツ氏の対抗馬だった民主党候補が出馬を取りやめたことで急速に真実味を増した。それまでロバーツ氏はオーマン氏と民主党候補を支持率で引き離していたが、これを機に民主党支持者の票がオーマン氏に集約されたのだ。

 政治評論家のフレッド・バーンズ氏は「民主党のリード上院院内総務らがオーマン氏を後押しするために民主党候補の出馬をやめさせた」と言い切る。

 だが、実情はもっと複雑だ。

 ロバーツ氏は8月の共和党予備選で草の根保守運動「ティーパーティー(茶会)」系候補に予算削減への取り組みが不十分だと批判され、苦戦した。ところが本選では、穏健な保守層が妊娠中絶や銃規制に否定的なロバーツ氏に水面下で反旗を翻し、オーマン氏を支援しているのだという。

 ウォッシュバーン大学のマーク・ピーターソン教授は「穏健な保守層は共和党支持者の3分の1程度。これが民主党支持層と結びついてオーマン氏を後押ししている。投票率が上がればオーマン氏勝利の可能性も十分ある」と分析する。

 当のオーマン氏は、議員になった場合は民主、共和両党のうち多数派と組むとしつつ、メディアへの露出を極力控え、多くの争点で立場をあいまいにして両党支持者からの集票を図る。

 しかし、この戦略は逆に不信感も招いている。州都トピカ近郊のステーキハウスで働くアニータ・ナジーロさん(42)は、「78歳になるまでワシントンの政治に浸ってきたロバーツ氏には投票したくないけど、オーマン氏は信用できない」とまくしたてた。(カンザス州トピカ 小雲規生、写真も)

2136チバQ:2014/10/30(木) 23:21:49
http://www.sankei.com/world/news/141030/wor1410300027-n1.html
2014.10.30 12:00
【米中間選挙 審判の現場・下】
「チェンジ」が現職苦しめる ノースカロライナ州、投票率確保競争

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民主党のケイ・ヘイガン上院議員(加納宏幸撮影)
 2008年の米大統領選で、オバマ大統領は「チェンジ(変化)」というスローガンで勝利した。あれから6年。南部ノースカロライナ州の上院選では、野党・共和党新人、トム・ティリス州下院議長(54)が同じ言葉で「オバマ・チルドレン」の民主党現職、ケイ・ヘイガン上院議員(61)を苦しめていた。

 「上院の議案採決で、ヘイガン氏の投票のうち96%はオバマ氏の政策を支持するものだった。この国にはチェンジが必要だ」

 ティリス氏は22日、州西部のウィンゲート大学講堂で学生や住民に呼び掛けた。前夜のテレビ討論にヘイガン氏が欠席したことを紹介し、「彼女にとり最高のパフォーマンスだった」と冗談を飛ばすと、会場から笑いが起きた。

 NBCテレビとマリスト大学(ニューヨーク州)による最新の世論調査では、ティリス氏は約4ポイントあったヘイガン氏との支持率の差を約3週間で解消し、43%で並んだ。

 ヘイガン氏は08年にオバマ旋風に乗って初当選した一人だ。それだけに、接戦を制したいティリス氏は、今や人気が低迷する「オバマ銘柄」の烙印(らくいん)をヘイガン氏に押す戦術を徹底する。イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」への政権の対応が後手に回った問題では、上院軍事委員会に属するヘイガン氏にも責任があると追及した。

 講堂でティリス氏の話を聞いていた、2児の母で英語教師のローラ・ピーダドさんは「ティリス氏には何かを変えることを期待する。ヘイガン氏はオバマ氏の政策を支持する以外に何もしていない」と語った。

 ノースカロライナの政治を長年観察してきた政治アナリストのジョン・デービス氏は、ティリス陣営の戦術を賢明だと指摘する。

 「民主、共和両党の支持層が41%ずつで均衡しているノースカロライナでは、投票率を上げた方が選挙戦を制する。不人気なオバマ氏に『反対票』を投じることを奨励するのは、最高の動機付けとなる」

 デービス氏が「ティリス氏優位」とみるもう一つの理由は、共和党州委員会が実施している「ブーツ・オン・ザ・グラウンド(地上部隊)」作戦だ。州全域に10以上の拠点を設け、運動員が直接有権者に投票を呼び掛ける。「共和党では今までになかった手法だ」(デービス氏)という。

 ヘイガン氏はテレビ討論に欠席した21日、州東部ウィルソン郡シムズの農場を訪れた。

 「農業の重要性を知っているから、民主党、共和党の考えに関係なく地元を第一に考えてきました」

 ヘイガン氏はティリス氏が地元の農業に冷淡だと非難。イスラム国などの争点化も「ティリス氏が語れる政策はそれだけ。(予算削減で)不評な公教育など、州の政策に触れたくないのでしょう」と受け流した。

 陣営は、ティリス氏が州議会で教育予算の削減を看過したと批判することで、民主党の有力な支持層である女性や若者、黒人など少数派の票の掘り起こしを狙う。25日にはクリントン前国務長官が応援に訪れた。

 「支持率40%のオバマ氏に近い候補と、不人気な州議会を体現する候補。お互いが相手の弱点を突く選挙戦になっている」

 ノースカロライナ州立大のスティーブン・グリーン教授(政治学)は言う。「州民の多くは教育問題を心配しており、共和党が州議会と関係のない候補を立てていれば先行できていた」とも指摘した。

 州外から約1億ドル(約108億円)が流れ込む「史上最も高価な上院選」(ワシントン・ポスト紙)。両陣営は選挙CMでも互いをののしり続けている。(ノースカロライナ州ウィンゲート 加納宏幸)

2137チバQ:2014/11/03(月) 16:20:12
http://www.afpbb.com/articles/-/3030463
アップルのクックCEO、同性愛を公表 「神の最高の贈り物の一つ」
2014年10月31日 08:28 発信地:ワシントンD.C./米国
【10月31日 AFP】米アップル(Apple)のティム・クック(Tim Cook)最高経営責任者(CEO)が30日、同性愛を公表した。クック氏はこれまでに同性愛を公表しているCEOの中では最も著名な人物となり、企業幹部の中の同性愛者について新たな注目が集まっている。

 クックCEOは米ビジネス誌ブルームバーグ・ビジネスウィーク(Bloomberg Businessweek)に寄稿した手記の中で、「はっきりさせておきたい。私は同性愛者であることを誇りに思っている。神が与えてくれた中でも最高の贈り物の一つだと考えている」と語った。

 米大手企業のCEOで同性愛を公表したのはクック氏が初めて。また、米ペンシルベニア大学(University of Pennsylvania)のビジネススクール、ウォートン・スクール(Wharton School)によると、米経済誌フォーチュン(Fortune)選出の世界トップ企業500のCEOの中で、同性愛を公表している人はいない。

 クックCEOは、自身の性的指向について社内で秘密にしていたことはないとした上で、平等についての公的な声明として同性愛を認めることは自身のプライバシーよりも重要だと表明。今回の公表は、マイノリティー(少数派)のために立ち上がるという個人的な闘いの一環であり、この価値観はアップルが企業として推進するものでもあると語っている。

「同性愛者であることは、マイノリティーの一員であることがどういう意味をもつのかについてのより深い理解と、他のマイノリティー集団の人々が日々直面する課題を垣間見る窓を私に与えてくれた」

「われわれは、自分たちの価値観を守るための闘いを続けていく。この素晴らしい企業のCEOとなる人なら誰でも、自身の人種、性別、性的指向にかかわらず、同じことをするだろう」

 業界に詳しいエンドポイント・テクノロジーズ・アソシエイツ(Endpoint Technologies Associates)のコンサルタントでアナリストのロジャー・ケイ(Roger Kay)氏は、クックCEOの同性愛は業界内では既に知られていたと指摘しつつも、「これにより、同性愛文化がより主流になると思われる。要職に就いている他の人々にカミングアウトを促すきっかけになるはず」と分析している。

 レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー(LGBT)など性的少数者のロビー団体「ヒューマン・ライツ・キャンペーン(Human Rights Campaign、HRC)」のチャド・グリフィン(Chad Griffin)代表は、「クック氏の発表により、数え切れないほどの命が救われるだろう」と称賛。「世界中の数百万人の人々が刺激を受けることになる。ティム・クック氏は、LGBTの若者が思いつく限りの大きな夢を持つことができる、医者や国会議員、そして世界一のブランドのCEOにだってなれる、ということを証明した」と述べた。(c)AFP/Rob Lever

2138チバQ:2014/11/03(月) 16:25:18
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL4N0SP7ME20141031
UPDATE 2-米アップルCEOが同性愛を公表、「誇りに思っている」
2014年 10月 31日 13:18 JST
[30日 ロイター] - 米アップル のティム・クック最高経営責任者(CEO)が、ブルームバーグ・ビジネスウイーク誌への寄稿で、同性愛者であることを公表した。クック氏は「同性愛者であることを誇りに思っており、神が私に与えた素晴らしい贈り物の1つだと考えている」と述べた。

同氏は性的マイノリティーであるLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)の支えになりたいと表明。「自分が何者なのか悩んでいる人の助けとなったり、孤独を感じている人を慰めたり、平等を求める刺激になったりするなら、同性愛者であると公表することは自分のプライバシーを犠牲にする価値がある」とし、「すべての人の平等のために、これからも声をあげていくつもりだ」としている。

また、「アップルで働く同僚の多くは、私が同性愛者であることを知っているが、そのことで異なる扱いを受けているとは感じていない」と述べた。同社の会長を務めるアート・レビンソン氏は、クック氏を「勇敢だ」とし、「取締役会と会社全体を代表して言うが、われわれはティムがアップルを率いていることをとても誇りに思っている」と述べた。

一方、ロシアやイラン、アフリカの一部などの保守的な市場では、クック氏の同性愛公表が同社のビジネスにどう影響するかは不透明だ。アップルは売上高の半分以上を海外から計上しており、中国は同社にとって2番目に大きな市場となっている。

同性愛者の権利保護団体「ディグニティーUSA」のマリアン・ダディバーク氏はロイターに対し、「米企業番付フォーチュン500掲載企業で同性愛者であることを公表した初のCEOとして、ティムはビジネス界の同性愛嫌悪を多少なりとも和らげることに貢献している」と語った。

株式時価総額で米国最大の企業のCEOが同性愛を公表したことは、時代がいかに変わったかを示している。2007年に英石油大手BPのジョン・ブラウンCEO(当時)は恋人に同性愛者であると暴露され、その後辞任した。ブラウン氏は30日、ロイターに電子メールで「公表を決断したことで、ティム・クックはロールモデルとなった。実業界で変化が加速することになるだろう」と述べた。

ツイッター上やシリコンバレーの著名経営者の間では、公表を支持する声が広がっている。米フェイスブックのマーク・ザッカーバーグCEOは、クック氏を「勇気あるリーダー」とたたえた。

IT業界は比較的、性的指向についてオープンだとされている。ホワイトハウス向けに将来の労働市場に関する報告書をまとめているデータサイエンティストのビビアン・ミン氏によると、米IT業界で働く人の約15%がゲイもしくはレズビアンだという。メディア業界もほぼ同程度で、そのほか医療では10%、金融では9%、政府機関では8%となっている。

*クック氏の寄稿文はこちらをご覧ください。

buswk.co/1DBoBfo

2139チバQ:2014/11/03(月) 16:34:34
http://www.sankei.com/world/news/141102/wor1411020028-n1.html
2014.11.2 22:54
【米中間選挙】
上下両院の「ねじれ」解消か 最大の争点は「オバマ大統領」 米政治の方向性左右

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 1日、米ミシガン州デトロイトで中間選挙の応援演説をするオバマ大統領(ロイター=共同)
 【ワシントン=青木伸行】米中間選挙が4日投開票される。2期目のオバマ大統領の残り2年間の任期と、政治の方向性を大きく左右する選挙の焦点は、下院(定数435)で多数派の野党・共和党が上院(定数100)でも過半数を奪還し、上下両院を制するかどうかだ。

 4年ごとの大統領選挙の「中間」の年に行われる中間選挙では、2年に1回の連邦議会選挙が行われ、上院(任期6年)の3分の1、下院(任期2年)の全議席が改選される。上院は今回、36議席を改選。全50州の州知事選(今回は36州)も含め、地方の首長選や議会選も実施される。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が各種世論調査をまとめた2日現在の情勢によると、上院の改選後予想議席は、民主党が45議席、共和党が47議席をほぼ確保したとされ、共和党がやや優位だ。残り8州は激戦で、いずれが過半数を取るかは予断を許さない。

 上院の現有議席は民主党55(同党系無所属2を含む)、共和党45。共和党は6議席を増やせば過半数を制して多数派となる。

 激戦8州のうちルイジアナ、ジョージア両州では得票が過半数に達した候補がいなければ決選投票となるため、議席確定が12月以降にずれ込む可能性がある。
 同サイトによれば、下院は共和党が228議席(現有233)、民主党が181議席(同199)をほぼ確保したとされ、共和党が多数を維持する見通しだ。

 中間選挙は、大統領の任期(4年)のうち、2年目の半ば過ぎに行われるため、大統領と政権への中間的な評価、審判という意味をもつ。

 2009年の就任当時は67%あったオバマ氏の支持率は現在、42%まで落ち込んでいる。就任当初は民主党が上下両院の多数派を占める中、大型景気刺激策(09年2月)や医療保険制度改革法(10年3月成立)などを次々と実現した。

 だが、これらの政策に反発する保守派が巻き返し、10年の中間選挙で共和党が下院で多数を奪還すると、上下両院で多数党が異なる「ねじれ」が発生。移民制度改革など多くの法案や政策が停滞し、オバマ氏の人気を押し下げた。

 共和党が上院を制すれば、オバマ氏は一層苦しい状況に置かれる。2年後の大統領選もにらみ、党派対立がさらに激化するとみられる。

2140チバQ:2014/11/03(月) 16:35:50
http://www.sankei.com/world/news/141102/wor1411020014-n1.html
2014.11.2 15:49
【米中間選挙】
「これまで最もネガティブな戦い」、目立つ相手候補を中傷するTV広告





 ビッグデータの活用による有権者の細分化など、回を重ねるごとに進化を遂げる米国の選挙。しかし今回の中間選挙では、相手候補を中傷するテレビ広告がこれまで以上に目立ち、旧来型の戦術が健在であることもうかがわせた。サンフランシスコ大のケネス・ゴールドスタイン教授は、今回の中間選挙は中傷広告の率が極めて高く「これまでで最もネガティブな選挙戦かもしれない」と話す。

 中間選挙は大統領選と比べ投票率が低い。そのために民主党が頼ったのが中傷広告だった。中傷が政治離れを招くとの批判は常に上がる。しかし同教授は「中傷広告にさらされるほど有権者は投票に行く」という現実を指摘する。

 両党は2年後の大統領選も視野に入れ、ビッグデータの蓄積にも力を入れた。データを効率的な選挙運動につなげるノウハウは民主党が得意としてきたが、今回は共和党も多額の資金を投入し巻き返しを図った。(共同)

2142チバQ:2014/11/03(月) 17:00:30
http://mainichi.jp/select/news/20141102k0000m030097000c.html
米中間選挙:フロリダ州知事選 共和、中道寄りへ修正
毎日新聞 2014年11月01日 21時50分

 支持層として「保守」「白人」のイメージが強い共和党。だが、強硬な保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」の退潮と、ヒスパニック系有権者の増加を受け、そこから脱却をせまられている。最も接戦と注目される南部フロリダ州の知事選から、軸足を中道寄りに戻そうとする共和党の戦略がうかびあがった。

 10月21日のテレビ討論会。「茶会のせいで、共和党があまりにも保守的になった」。前知事のチャーリー・クリスト氏(58)は「古巣」を批判した。2006年知事選は共和党候補として当選したが、10年は上院選で茶会派候補に負けた。今回はくら替えした民主党からの出馬だ。

 クリスト氏を「政治的ご都合主義」と非難した共和党現職のリック・スコット氏(61)は、10年知事選で茶会の支持を受けた。だが当選後には、低所得者向け医療扶助(メディケイド)の対象拡大など、茶会が求める「小さな政府」とは異なる方針を打ち出した。

 10年中間選挙で共和党議員の大量当選の原動力となった茶会。米調査会社ピュー・リサーチ・センターによると、茶会を「好ましくない」と思う国民は、10年3月の25%から今年10月には49%へと倍増。予算審議などで茶会系議員がみせた非妥協的態度が反発を招いたとみられる。再選を狙うスコット氏の「茶会離れ」は、有権者感情を配慮したものだ。 茶会自体も勢いを失った。州内最大組織「南フロリダティーパーティー」代表、エベレット・ウィルキンソン氏(36)によると、12年大統領選でオバマ大統領の再選を阻止できず、「欲求不満がたまったり、失望したりしたメンバーがいる」。最盛時、州内に大小約100組織があったが、今はその7割程度という。

 テレビ討論会の翌日。スコット氏はマイアミ近郊のヒスパニック系経営者の店舗を中心に遊説。キューバ系の副知事候補を引き連れて、雇用創出などの実績を強調した。陣営幹部のハイメ・フロレス氏(58)は「ヒスパニック系を対象に、共和党がこれほど熱心に選挙運動をしたのは初めて。この4年でより開かれた党に変わった」と胸を張る。

 マイアミを中心に州人口の24%を占めるまでになったヒスパニック系。かつては、対キューバ強硬策を望む亡命キューバ人を中心に、共和支持層が多かったが、若い世代が増えた今は民主支持が多数派だ。スコット陣営の熱心な選挙運動は、「共和党離れ」に対する危機感の表れだ。

 フロリダ州は、大統領選のたびに民主、共和両党の勢力が拮抗(きっこう)する「スイング・ステート(揺れる州)」。人口が全米3位の大票田でもある。オバマ大統領は08、12年の選挙で、州内のヒスパニック系の7割の支持を獲得し、勝利に結びつけた。

 この日の遊説の応援弁士は、ジュリアーニ元ニューヨーク市長(70)。08年大統領選で共和党予備選に出馬した穏健派は「(全米で増加する)ヒスパニック系の支持は重要。特にフロリダではそうだ」と指摘し、16年の大統領選に向け、地固めする必要性を訴えた。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の世論調査の支持率平均値はクリスト氏43・7%、スコット氏42.7%。超激戦が続いている。【フロリダ州マイアミで草野和彦】

2143チバQ:2014/11/03(月) 17:04:01
http://mainichi.jp/select/news/20141031k0000e030241000c.html
エボラ出血熱:隔離めぐり米で論争…帰国の看護師vs州
毎日新聞 2014年10月31日 12時11分(最終更新 10月31日 12時48分)
 【ワシントン及川正也】西アフリカでエボラ出血熱の治療に携わって帰国した米メーン州の女性看護師、ケーシー・ヒコックスさん(33)への対応を巡り、自宅での「隔離」を要請する州当局と、これを拒否するヒコックスさんの対立が高まっている。30日にはヒコックスさんが自転車で外出を強行し、警察が追尾する事態も発生。州は法的な強制措置も辞さない構えだが「強制隔離」は憲法論争にも発展するなど波紋が広がっている。

 ◇人権か、公共の福祉か

 「絶好のサイクリング日和」。米テレビは、恋人の男性と自転車で外出したヒコックスさんを追いかけ、州警察の車両が追尾する映像を放映した。ただ、警察はヒコックスさんの外出を止めなかった。メーン州当局はヒコックスさんの弁護士と交渉したが決裂。ルページ知事は「あらゆる権限を行使する」との声明を出した。

 ヒコックスさんはエボラ熱流行国のシエラレオネから24日に帰国し、ニュージャージー州の病院に隔離され、その後、陰性と判明しメーン州の自宅に戻った。ヒコックスさんは、米疾病対策センター(CDC)が発表した指針に基づき体温測定など体調を自己管理し衛生当局にも連絡していると指摘。感染の兆候もなく隔離は必要ないとしている。

 指針は感染危険度を4段階に分類。エボラ熱の兆候がある場合はいずれもすぐに隔離される。防護用品を着用せずに治療した場合などは危険度が最高の「高リスク」とされ、兆候がない場合でも公共交通機関の利用などが制限される。ヒコックスさんは危険な状態での治療はしていないという。

 ノースウエスタン大のユージーン・コントロビッチ教授は「破壊的な感染症のリスクにさらされた場合は(兆候がなくても)隔離は正当化される」と公共の福祉を優先する。だが、米自由人権協会(ACLU)は「個人の権利が侵害されていいのは公衆衛生への脅威が深刻になった場合に限る」と反論するなど見解は分かれている。

2144チバQ:2014/11/03(月) 17:05:39
http://mainichi.jp/select/news/20141101k0000m030111000c.html
米中間選挙:「過半数」高い壁 ルイジアナ上院選
毎日新聞 2014年10月31日 22時44分(最終更新 11月01日 01時02分)
 米南部ルイジアナ州の上院選で4選を目指す民主現職マリー・ランドリュー氏(58)は、支持率40%前後を得て首位を走りながら、議席確保が危ぶまれている。同州は各党から複数候補が出馬できる特殊な選挙制度を持ち、過半数を獲得した候補がいなければ決選投票となる。その場合、共和党に競り負けるとの分析もあるからだ。全米の上院選が拮抗(きっこう)した場合、4日に過半数を占める政党が決まらない可能性がある。

 「(2005年8月の)ハリケーン・カトリーナなど、数々の災害からの復興に尽力してきた。私が復興予算可決に努力している時、相手は反対票を投じた」。州内第2の都市バトンルージュで10月20日、ランドリュー氏は、共和党候補のビル・カシディ氏(57)を「復興の妨害勢力」と厳しく批判した。4日に過半数を獲得できなければ、12月6日の決選投票で、別の候補を支持していた共和党非主流派のティーパーティー(茶会派)がカシディ氏支持にまわる。

 ランドリュー氏のピンチを救うため、クリントン元大統領も応援に駆け付け、「10年以上、彼女の献身ぶりを見てきた」と実績を強調。会場の支持者500人のうち約100人はバスで動員された黒人高齢者で、黒人層へのアピールを図った。

 1996年、02年の2回は決選投票で競り勝ったランドリュー氏だが、前回08年は「ハリケーン救世主」の期待感とオバマ大統領初当選の勢いで黒人票を得て一発当選。しかし今回はハリケーン特需の効果が薄れ、オバマ氏の不人気という二重苦に直面する。会場にいたランシー・ボイドスニーさん(74)は「バラバラになった支持基盤が前回ほどまとめきれない。一発で勝たなければ厳しい」と危機感を募らせた。

 米国勢調査によると、高潮などで壊滅的な被害を出したカトリーナの影響から、05、06年で23万人以上が州外に避難し、半数以上はいまも戻らない。防波堤建設事業費を含め15億ドル(1670億円)以上の復興予算は可決されたが、計画は遅れ気味だ。

 茶会が支持する別の共和党候補のロブ・マネス氏(52)は10月21日、州南部ラファイエットの公園で「共和党候補も金で政治を動かす亡者だ。ワシントン政治家2人を打ちのめす準備はできてるかい」と気勢を上げた。

 決選投票でマネス氏支持者がカシディ氏に投票するのか。陣営幹部は言葉を濁すが、集会にいたロナルド・レブランクさん(72)は「気に入らなくても、民主よりマシな共和党に入れる」と語った。

 ルイジアナと似た選挙制度の南部ジョージア州の上院選でも3候補が競り合い、1月6日の決戦にもつれ込みそうだ。上院を制する政党が決まるのは年明けに持ち越される可能性も出てきた。【ルイジアナ州ラファイエットで堀山明子】

2145チバQ:2014/11/03(月) 17:09:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141103-00000039-san-n_ame
米中間選挙 共和党、上院でやや優位 追い詰められるオバマ氏
産経新聞 11月3日(月)7時55分配信

米中間選挙 共和党、上院でやや優位 追い詰められるオバマ氏
中間選挙の現有勢力と改選議席(写真:産経新聞)
 【ワシントン=青木伸行】米中間選挙が4日投開票される。2期目のオバマ大統領の残り2年間の任期と、政治の方向性を大きく左右する選挙の焦点は、下院(定数435)で多数派の野党・共和党が上院(定数100)でも過半数を奪還し、上下両院を制するかどうかだ。

 4年ごとの大統領選挙の「中間」の年に行われる中間選挙では、2年に1回の連邦議会選挙が行われ、上院(任期6年)の3分の1、下院(任期2年)の全議席が改選される。上院は今回、36議席を改選。全50州の州知事選(今回は36州)も含め、地方の首長選や議会選も実施される。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が各種世論調査をまとめた2日現在の情勢によると、上院の改選後予想議席は、民主党が45議席、共和党が47議席をほぼ確保したとされ、共和党がやや優位だ。残り8州は激戦で、いずれが過半数を取るかは予断を許さない。

 上院の現有議席は民主党55(同党系無所属2を含む)、共和党45。共和党は6議席を増やせば過半数を制して多数派となる。

 激戦8州のうちルイジアナ、ジョージア両州では得票が過半数に達した候補がいなければ決選投票となるため、議席確定が12月以降にずれ込む可能性がある。

 同サイトによれば、下院は共和党が228議席(現有233)、民主党が181議席(同199)をほぼ確保したとされ、共和党が多数を維持する見通しだ。

 中間選挙は、大統領の任期(4年)のうち、2年目の半ば過ぎに行われるため、大統領と政権への中間的な評価、審判という意味をもつ。

 2009年の就任当時は67%あったオバマ氏の支持率は現在、42%まで落ち込んでいる。就任当初は民主党が上下両院の多数派を占める中、大型景気刺激策(09年2月)や医療保険制度改革法(10年3月成立)などを次々と実現した。

 だが、これらの政策に反発する保守派が巻き返し、10年の中間選挙で共和党が下院で多数を奪還すると、上下両院で多数党が異なる「ねじれ」が発生。移民制度改革など多くの法案や政策が停滞し、オバマ氏の人気を押し下げた。

 共和党が上院を制すれば、オバマ氏は一層苦しい状況に置かれる。2年後の大統領選もにらみ、党派対立がさらに激化するとみられる。

2146チバQ:2014/11/04(火) 22:05:31
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2014110400535
焦点の上院、異例の大接戦=米中間選挙投票始まる


 【ワシントン時事】オバマ米大統領の残り2年間の政権運営を大きく左右する米中間選挙の投票が4日午前、東部諸州を皮切りに全米各地で始まった。下院は野党・共和党が政権批判を追い風に過半数の議席をさらに伸ばす勢いで、上院で与党・民主党が多数党の座を死守できるかどうかが最大の焦点だ。即日開票されるが、上院は異例の大接戦となっており、大勢判明が大きくずれ込む可能性もある。
 今回の中間選挙は際立った政策上の争点がなく、共和党は大統領の指導力を問う選挙と位置付け、エボラ出血熱や過激組織「イスラム国」への対応をめぐって政権批判を展開してきた。共和党が8年ぶりに上下両院を制する結果になれば、大統領の政権運営は一層厳しさを増しそうだ。(2014/11/04-20:10)

2147チバQ:2014/11/04(火) 22:07:24
http://www.sankei.com/world/news/141104/wor1411040024-n1.html
2014.11.4 17:00
【米中間選】
政治資金、過去最高に 4千億円、広告過熱





 米中間選挙に民主、共和両党の候補や政治団体などがつぎ込んだ資金の推計は約36億7千万ドル(約4163億円)に上り、中間選挙としては過去最高額になる見通しだ。テレビ広告の過熱が一因で「カネのかかる選挙」が止まらない。

 政治資金監視団体センター・フォー・レスポンシブ・ポリティクスが公表した。中間選挙で過去最高だったのは2010年の約36億3千万ドル。候補者の支出は減少傾向にある一方、別動隊ともいえる外部の政治団体などの支出が増えたという。背景には、無制限に献金を集めて特定の政党や候補者を支援する「特別政治活動委員会(スーパーPAC)」の存在がある。テレビ広告の資金源となり、相手候補へのネガティブキャンペーン(中傷攻撃)を繰り返す構図が激戦州で目立った。

 ウェズリアン大(東部コネティカット州)によると、州知事選と上下両院の議員選のテレビ広告は昨年1月から今年10月9日までに約180万回放送され、費用は総額9億1800万ドル(約1042億円)に達した。(共同)

2148チバQ:2014/11/04(火) 22:07:54
http://www.sankei.com/world/news/141104/wor1411040021-n1.html
2014.11.4 14:47

テロで崩壊、貿易センター跡地にビル開業 NY市民、感慨ひとしお

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ニューヨークにオープンした「1WTC」の玄関=3日(ロイター=共同)
 【ニューヨーク=黒沢潤】2001年の米中枢同時テロで崩壊した世界貿易センター跡地に建つ「WTC1号棟」(高さ約541メートル)が開業し、最初のテナントである出版大手コンデナストが3日入居した。

 同ビルは104階建てで総工費約39億ドル(約4440億円)。テロの教訓から強固な構造が特徴で、「米国で最も安全な建物」(ビル管理者)ともいわれる。06年に開業する予定だったが、景気悪化などで完成がずれ込んでいた。

 米メディアによれば、「ニューヨーカー」や「バニティ・フェア」などの雑誌発行で知られる同社はビル中層の20〜44階部分を利用。この日、“第一陣”として社員約200人が入り、残り約3200人も順次続く。投資会社やスタジアム運営会社なども近く、入居する予定だ。

 コンデナスト関連社員としてWTC1号棟で新たに勤務することになったマリアンヌ・ケイシーさんは、同時テロの際、貿易センターで勤務中だったものの、消防士だった親族に助け出された経験を持つ。「(ビル開業は)米国にとって偉大なことだ。私はここで働くことを誇りに思う」とロイター通信に語った。

2149チバQ:2014/11/04(火) 22:13:09
http://www.sankei.com/world/news/141103/wor1411030042-n1.html
2014.11.3 20:28
【米中間選挙】
4日投開票 米メディア、共和党の上院過半数を予測 「接戦8州」最後の攻防

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 【ワシントン=加納宏幸】オバマ米大統領の残り2年間の任期を大きく左右する米中間選挙は4日投開票される。米主要メディアは2日、共和党が下院(定数435)に加え、上院(同100)でも過半数を獲得すると予測した。ただ、接戦州では1、2位の候補者の支持率の差が5ポイント未満しかないとみられており、候補者や陣営は選挙戦最後の週末、必死に投票を呼び掛けていた。

 上院の焦点は、米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が激戦を予想している「接戦8州」=表=に絞られてきた。共和党が現有45議席に6議席を上積みすれば過半数の51議席を確保できる。すでに2議席増が有力視されており、接戦8州のうち4議席の確保で過半数に達する見通しだ。

 2日付の米紙ワシントン・ポストはこの8州のうち6州で共和党が優位にあると予測し、同党の過半数51を上回る53議席をうかがう勢いだと報じた。

 米紙ニューヨーク・タイムズも2日、共和党だけでなく民主党陣営も選挙戦が共和党に傾いているとみていると報じた。

 共和党はイラク戦争の長期化によってブッシュ前政権に厳しい審判が下った2006年の中間選挙で上院の多数を失っており、今回過半数を獲得すれば8年ぶりの上院奪還となる。

 オバマ氏は最後の日曜日となった2日、コネチカット、ペンシルベニア両州で州知事選の候補を応援した。ただ、接戦を繰り広げる上院選の民主党候補は、支持率が40%程度に低迷しているオバマ氏と距離を置いている。両州では上院選は行われない。

 選挙を取り仕切る民主、共和両党の全国委員長は2日、ABCテレビの番組に出演。民主党のシュルツ氏は有権者の動員に成功したことを挙げ、「民主党は上院(の過半数)を維持する」と述べた。共和党のプリーバス氏は同党も期日前投票の呼び掛けを重視してきたとし、「動員では勝っている」と反論した。

 下院は、各種世論調査では共和党の過半数維持がほぼ確実視されている。

2150チバQ:2014/11/04(火) 22:21:20
http://mainichi.jp/select/news/20141104k0000e030171000c.html
米中間選挙:下院、いびつな線引き…共和の過半数確実
毎日新聞 2014年11月04日 11時34分(最終更新 11月04日 12時35分)

 【ワシントン西田進一郎】4日投開票される米中間選挙で、上院選挙(定数100、改選36議席)では民主、共和のどちらの党が過半数を制するかが焦点になる一方、すべての議席が改選される下院選挙(定数435)では共和党の過半数維持が早くから確実視されてきた。いびつな選挙区の線引きなどで特定政党の候補者が早くから当選圏に入る「無風区」が多いのが一つの要因だ。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、2日時点で共和党が固めた議席は204。「優勢」や「有利」を含めると228となり、過半数を超えた。一方、民主党も181議席が当選圏内に入っており、激戦区はわずか26議席しかない。

 原因の一つは、特定政党に有利な選挙区の線引き「ゲリマンダー」の存在だ。米国では、10年ごとの国勢調査に基づき、区割り見直しが州知事・議会の主導で行われる。共和党は2010年中間選挙で大勝し、現在の線引きを主導した。民主党支持者の多い地域をまとめ、それ以外の地域で共和党が多く議席を獲得できるようにしたとみられるいびつな線引きが行われた。

 南部ノースカロライナ州は12年の下院選(13選挙区)で、民主党候補の総得票数は共和党候補を上回った。しかし、一部の民主党候補に票が集中したため、獲得議席は共和党が9議席と圧勝し、民主党は4議席にとどまった。この結果について「ゲリマンダーの象徴だ」と批判された。

 選挙分析機関「クック・ポリティカル・リポート」によると、無風区増加の流れは過去15年で強まり、両党の支持割合に大きな開きがない下院の選挙区は、1998年には164あったが、今回の中間選挙では90にまで減少しているという。

 分析したワッサーマン氏は、米国内で政治的に考えの近い人たちと暮らすために引っ越す動きが続いているとし、「有権者のこうした選択とゲリマンダーが組み合わさり接戦区が減少してきた」と説明した。

 選挙区によって住民の党派の色分けがはっきりしたことについては「政治的な国民分断」とも指摘されている。

 ◇ゲリマンダー◇

 自党に有利になるように選挙区の区割りを改変すること。19世紀に米マサチューセッツ州知事ゲリーが選挙区の区割りを変えたところ、ギリシャ神話の火竜「サラマンダー」に似た不自然な形の区になったことから生まれた造語。

2151チバQ:2014/11/04(火) 22:21:55
http://mainichi.jp/select/news/20141105k0000m030073000c.html
米国:民主党にも共和党にも向かい風中間選挙
毎日新聞 2014年11月04日 20時16分

 【ワシントン西田進一郎】オバマ政権に対する国民の評価が示される中間選挙の投票が4日朝(日本時間同日夜)、始まった。オバマ氏の支持率は40%前後と就任以来最低の水準で低迷し、与党・民主党は苦戦を強いられている。ただ、攻める野党・共和党も盤石ではない。連邦議会への支持率は直近でわずか14%で、与野党への政治不信が投票率を低下させ、選挙結果に微妙に影響を与える可能性もある。


 「やらなければならないことは明日投票に行き、知り合いをみな連れて行くことだ。もし我々が(投票に行かず)家にいれば、相手(共和党)に決定権を与えてしまうことになる」

 ミシェル・オバマ大統領夫人は投票を翌日に控えた3日、東部メリーランド州で演説し、投票率低下への危機感をあらわにした。共和党が白人の中高年層を中心に固い基礎票を持つのに対し、民主党は若者や女性、黒人やヒスパニック系などから強い支持を受けてきた。こうした支持層は、中間選では投票に行かない傾向が強い。これまでの選挙同様、投票率が落ち込めば民主党がより大きな打撃を受ける。

 米紙ワシントン・ポストなどが10月末に発表した世論調査では、中間選に注目しているという回答は「非常に」と「やや」を合わせて68%だった。これは2006年中間選前の80%、10年中間選前の76%を大きく下回る。調査機関「米有権者研究センター」は、各党の候補者を決める予備選での投票率が今回、過去最低だったことから、本選の投票率も大きく落ち込むのではないかと予測している。

 今回は06年中間選のイラク戦争、10年中間選の医療保険制度改革(オバマケア)といった世論の関心を一点に集める争点がない。関心は経済やオバマケア、イスラム過激派組織「イスラム国」への対処などに分散。オバマ大統領の信任投票の色合いが濃くなり、盛り上がりを欠いている。10年は保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」がうねりとなって共和党が大勝したが、今回はどちらにも強い「追い風」は吹いていない。

 もともと中間選は大統領選のように関心は高まらず、投票率が低い。ピュー・リサーチ・センターによると、第二次世界大戦以降、大統領選は50、60%台がほとんどで、12年は54%。これに対し、中間選の投票率は30、40%台で推移し、前回の10年は37%で、08年大統領選より約20ポイント低かった。

2152旧ホントは社民支持@鹿児島市:2014/11/05(水) 19:45:53
51対49で民主がコントロールすると思ったんだけど。思ったより逆風強し。

米議会上下両院 共和党の多数派決まる
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141105/t10015967231000.html
アメリカ議会の中間選挙は、野党・共和党が下院に加えて上院でも8年ぶりに多数派になることが決まりました。
与党・民主党は議席を大きく減らして敗北し、オバマ大統領の政権運営は一段と厳しさを増す見通しです。

上院100議席のうち36議席と下院の435議席すべてが改選されるアメリカ議会の中間選挙は、一部の州で開票作業が続いています。
アメリカABCテレビによりますと、これまでに上院で、与党・民主党の候補者11人と野党・共和党の候補者22人の当選が確実になりました。
この結果、改選されない議席も合わせて民主党は45議席、これに対して共和党が52議席を確保して多数派を奪還することになりました。
共和党は接戦が見込まれた州のうち、南部のケンタッキー州、アーカンソー州、ジョージア州、ノースカロライナ州や中西部のカンザス州と、アイオワ州、さらに西部コロラド州を相次いで制しました。一方、下院では、民主党の候補者180人と共和党の候補者242人の当選が確実になり、共和党は過半数に必要な218議席を上回ったうえ現有の233議席も超えて多数派を維持しました。
共和党が上下両院で多数派となるのは8年ぶりで、民主党は議席を大きく減らして敗北しました。
選挙戦で共和党は、イスラム過激派組織「イスラム国」やエボラ出血熱への対応などを巡ってオバマ大統領の指導力を強く批判しました。
これに対し、オバマ大統領は雇用情勢の改善など経済運営の成果を強調し、民主党への支持を訴えましたが、過去最低の水準に低迷した支持率の回復にはつながらず、厳しい結果となりました。
今後、オバマ大統領の政権運営は一段と厳しくなり、任期を2年残して、政策実行力が弱まるいわゆる「レームダック化」が進むことは避けられない見通しです。

2153旧ホントは社民支持@鹿児島市:2014/11/05(水) 19:53:09
カーター元大統領の孫敗れる=米知事選
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&amp;k=2014110500451
 【ワシントン時事】米CNNテレビなどが4日伝えたところによると、中間選挙のジョージア州知事選に民主党から出馬したカーター元大統領の孫のジェイソン・カーター氏が、共和党の現職ネイサン・ディール氏に敗れた。
 カーター氏は教育関連予算を削減したなどとディール氏を批判。ディール氏の経済政策もやり玉に挙げたが、及ばなかった。(2014/11/05-13:25)

共和知事、現有上回る=次期米大統領選に有利か−中間選挙
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&amp;k=2014110500551
 【ワシントン時事】全米50州のうち36州が改選となった中間選挙の州知事選では、共和党が躍進し、米主要メディアによると、5日午前2時(日本時間同日午後4時)現在、24州で当選を確実にした。共和党は非改選7州と合わせ、現有の29州を上回る31州を手中にした。
 州知事は、州ごとに選挙人を総取りする大統領選で大きな政治力を発揮するとされる。共和党の勝利は、2016年の大統領選の動向に影響を与えそうだ。
 知事選は、民主党が現職の改選州の多い共和党に攻勢をかける展開になったが、共和党は現有州の多くを手堅く確保した。ジョージア州知事の座を狙い民主党から出馬したカーター元大統領の孫のジェイソン・カーター氏は、共和党現職に敗北。フロリダ州でも、共和党現職のスコット氏が、同党から民主党にくら替えした前職のクリスト氏を小差でかわした。
 共和党の次期大統領候補に取り沙汰されるウィスコンシン州の現職ウォーカー氏は、自転車メーカー創業者一族の民主党の女性候補に勝利。共和党はさらに、伝統的に民主党の地盤であるメリーランド州やオバマ大統領のお膝元イリノイ州を奪取した。
 民主党は、ハワイ州で日系のイゲ氏が当選。ペンシルベニア州でも共和党現職を破ったが、獲得州は8州にとどまっている。(2014/11/05-16:22)

米首都住民投票でマリフアナ支持=連邦議会が否決も
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&amp;k=2014110500668
 【ワシントン時事】米首都ワシントン(コロンビア特別区)では4日、中間選挙に合わせて嗜好(しこう)目的のマリフアナ(乾燥大麻)使用の合法化を問う住民投票が行われ、賛成票が過半数に達した。米国では既にコロラド、ワシントン両州で使用・販売が認められており、オバマ大統領もこれを容認する姿勢を示していた。
 ただ、特別区の住民投票の結果は連邦議会が覆すことができるため、最終的な行方は不透明だ。(2014/11/05-16:23)

共和初の黒人女性議員=米中間選挙
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&amp;k=2014110500725
 【ワシントン時事】4日投票の米中間選挙の下院議員選で、ユタ州4区から出馬していた前サラトガスプリングズ市長で黒人女性のミア・ラブ氏(共和)が当選を確実にした。米主要メディアが5日伝えた。ラブ氏は黒人女性初の共和党の連邦議会議員になる。
 ラブ氏はハイチ系で、ニューヨーク市生まれ。サラトガスプリングズ市議会議員、同市長を歴任した。2012年の下院選にも、規制緩和や政府の役割縮小といった保守的な公約を掲げて出馬したが、敗退していた。(2014/11/05-17:25)

2154チバQ:2014/11/05(水) 21:05:35
http://www.sankei.com/world/news/141105/wor1411050030-n1.html
2014.11.5 20:03
【米中間選挙】
ハワイ州知事に日系3世イゲ氏、祖父母は沖縄県出身





 米中間選挙のハワイ州知事選で、民主党候補で日系3世のデービッド・イゲ州上院議員(57)が4日、共和党候補のジェームズ・アイオナ元副知事(59)らを破り勝利した。米主要メディアが報じた。ハワイ州で日系人が知事に就任するのは、1974年から3期務めたジョージ・アリヨシ氏以来2人目。イゲ氏は、知名度はそれほど高くなかったものの、日系人コミュニティーの支持や好感度の高さで選挙戦を制した。12月1日に就任する。

 現地メディアによると、イゲ氏の父方の祖父母は沖縄県出身。父親は第2次大戦中、日系人で組織された陸軍の第442連隊に所属。米国への忠誠心を示し勇敢に戦ったとして勲章を受章した。

 ハワイ州の選管当局によると、イゲ氏の得票率は約49%、アイオナ氏は約36・5%(開票率不明)。(共同)

2155チバQ:2014/11/05(水) 21:06:03
http://www.sankei.com/world/news/141105/wor1411050031-n1.html
2014.11.5 20:07
【米中間選挙】
慰安婦問題で連携の知韓派議員が善戦 韓国メディア報道 





 韓国メディアは5日、米中間選挙で野党共和党が上下両院を支配したことで「オバマ大統領はレームダック(死に体)化が避けられない」(YTNテレビ)と報じた。一方、聯合ニュースは、朝鮮半島政策で米国は「超党派的なアプローチ」を取ってきたとし、「大枠での政策変化はないだろう」との見通しを伝えた。

 SBSテレビ(電子版)は、与党民主党の敗北は「既に十分予見されていた」と指摘。オバマ氏の支持率が過去最低水準に低迷していることが「最大の敗因だ」と報じた。

 聯合ニュースは、知韓派議員らでつくる超党派の「コリア・コーカス」所属議員が善戦したと報道。旧日本軍の慰安婦問題で在米韓国人らと連携するマイク・ホンダ下院議員がややリードしていることも伝えた。(共同)

2156チバQ:2014/11/05(水) 21:20:06
http://www.sankei.com/world/news/141105/wor1411050023-n1.html
2014.11.5 14:33
【米中間選挙】
オバマ民主惨敗、共和党が上下院ともに過半数 カーター孫は落選

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4日、米中間選挙で共和党候補の勝利を喜ぶ支持者ら=米ニューヨーク(ロイター)
 【ワシントン=加納宏幸】オバマ米政権の今後2年間の行方を決める米中間選挙は4日投開票され、米CNNテレビは野党共和党が、焦点の上院(100議席)で過半数の51議席を固めたと報じた。共和党は下院(定数435)でも過半数を確保しており、上下両院で主導権を獲得した。

 共和党は、ブッシュ共和党政権が大敗した2006年中間選挙以来、8年ぶりの過半数となった。これに対し、民主党は44議席にとどまっており、現有55議席(無所属2を含む)を減らすことが確定した。

 共和党の過半数の帰趨を占うアラスカ、コロラド、アイオワ、カンザス、ニューハンプシャー、ノースカロライナ、ルイジアナ、ジョージアの「接戦8州」。CNNはコロラド、ジョージア、カンザス、ノースカロライナで共和党、ニューハンプシャーで民主党がそれぞれ当選を確実にしたと報じた。

 ケンタッキー州では共和党のマコネル上院院内総務が再選を確実にした。共和党はコロラドを含む5州で民主党から議席を奪うことを確実にし、ケンタッキーのほかサウスカロライナなど12州で議席を守った。

 下院では共和党が189議席、民主党が109議席をそれぞれ固めた。

 全米50州のうち36州で実施された州知事選では、CNNがオハイオ、サウスカロライナなど11州で共和党候補の当選が確実になったと伝えた。民主党はペンシルベニアで共和党現職を破るなど3州を固めた。ジョージアではジミー・カーター元米大統領の孫で同州上院議員のジェイソン・カーター氏が民主党から出馬したが落選確実となった。

 共和党は選挙戦で支持率が低迷しているオバマ氏と民主党候補の近さを強調。イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」やエボラ出血熱への対応でオバマ氏の資質を追及した。こうした選挙運動が投票行動に影響したとみられる。

2157チバQ:2014/11/05(水) 21:22:04
http://www.sankei.com/world/news/141105/wor1411050027-n1.html
2014.11.5 17:53
【米中間選挙】
「悪役」いとわぬ交渉屋 共和党上院率いるマコネル氏






4日、米中間選挙上院選の激戦州ケンタッキー州で勝利し、支持者に手を振るマコネル氏(左)と妻のイレーン・チャオ氏(AP)
 米上院の多数派となる共和党のトップが、議員歴30年のミッチ・マコネル院内総務(72)=ケンタッキー州選出=だ。上院の顔として、共和党のベイナー下院議長とともにオバマ政権と対峙することになる。

 上院共和党を率いる院内総務となって約8年。舞台裏の交渉能力には定評がある。自ら“悪役”を演じることをいとわないというのが周囲の評。大統領への野心を見せたことがなく、上院議員としての仕事に満足しているという。

 これまでオバマ大統領や上院民主党と激しく対立する場面もあったが、土壇場では超党派の合意形成に尽力し、逆に党内保守派の怒りを買った。党内をまとめて共和党の存在感を高められるかが課題となる。

 妻はブッシュ前政権で労働長官を務めた台湾系のイレーン・チャオ氏。「選挙陣営で最も貴重な戦力だった」と妻の献身をたたえた。(共同)

2158チバQ:2014/11/05(水) 21:22:35
http://www.sankei.com/world/news/141105/wor1411050029-n1.html
2014.11.5 18:09
【米中間選挙】
「決められない政治」とレームダック化に拍車 漂流と混迷深める米政権

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4日、米ホワイトハウスで行われた会議に参加するオバマ大統領(AP)
 米国はどこへいくのか−。中間選挙は、その方向性を示すものとして注目された。結論から言えば、オバマ大統領の米国は漂流と混迷の度を深め、「内憂外患」の政治環境は厳しさを増すだろう。

 「チェンジ」を掲げ、国民の希望と期待を背に就任したオバマ氏の約6年間は、「決められない政治」への転落の軌跡であった。

 その最大の要因は、オバマ氏の指導力の欠如であり、米国社会の分裂という基本構造を背景にした、2大政党による対立の先鋭化だった。オバマ氏は国民の「内向き」志向と歩調を合わせ、外交・安保政策の“足かせ”ともなってきた。

 そうした指導力の欠如と「決められない政治」に、中間選挙で国民が「ノー」を突きつけたといえる。

 「決められない政治」を、議会における闘争の力学という観点だけからいえば、オバマ氏のリベラルな政策に対する反動として、10年の中間選挙で共和党が下院の過半数を奪還し、議会に「ねじれ」が生じたことは見逃せない。

 そして今回、共和党が上下両院で主導権を握り、「ねじれ」が解消されたことで、政権と議会が真正面から対峙(たいじ)する構造へと変容した。

 オバマ氏の残り任期の約2年間は、膠着(こうちゃく)状態が続くだろう。オバマ氏の不人気が分裂を増幅させながら、「決められない政治」と政権のレームダック(死に体)化に、拍車がかかることは間違いない。政治に対する国民の不満も、高まっていくことが予想される。

 ただ、負の側面ばかりではない。共和党の外交・安保政策などが反映されれば、「強い米国」という方向性を後押しすることもあり得る。

 危惧(きぐ)されるのは、国内の膠着状況が、対外的にも“停滞”をもたらすことだ。不確実性を増すアジアや中東をはじめとする国際情勢は、力の「空白」を許容しうる状況にはない。

 今のところ、オバマ氏の「遺産」となりそうなのは、堅調に推移する経済しかない。世界経済は成長を続ける米国と、減速傾向にあるユーロ圏などとの「二極化」がみられる。それでも米国民はまだ、恩恵を実感できずにいる。

 今後、「ポスト・オバマ」をめぐる動きが本格化する。次期大統領が就任するまで、「負の遺産」を残さないことがオバマ氏の使命だ−。こう言うと悲観的過ぎるだろうか。(ワシントン 青木伸行)

2160チバQ:2014/11/05(水) 21:25:46
http://www.yomiuri.co.jp/world/20141105-OYT1T50178.html?from=hochi
米ワシントンとオレゴン州、マリフアナを合法化
2014年11月05日 20時06分
 【ロサンゼルス=加藤賢治】米国の首都ワシントンとオレゴン、アラスカ両州で4日、娯楽を目的にしたマリフアナ(大麻)の使用を合法化するかどうかを問う住民投票が中間選挙の投開票とともに実施された。


 ワシントンではマリフアナの所有、栽培、オレゴン州では所有、販売などへの賛成が過半数を占め、合法化されることが決まった。日本で危険ドラッグが問題となる中、米国ではマリフアナ合法化の流れが加速している。

 アラスカ州の結果は判明していないが、同州でも所有、販売が合法化される可能性がある。

 娯楽用のマリフアナ合法化は、2012年にコロラド、ワシントン両州の住民投票で初めて認められ、コロラド州では今年1月に販売が始まった。今年8月の同州の娯楽用マリフアナの販売額は約3400万ドル(約39億円)だった。

2161チバQ:2014/11/05(水) 21:27:13
http://www.afpbb.com/articles/-/3030909
3人目のジョージ・ブッシュ氏が政界入り、米テキサス州
2014年11月05日 14:21 発信地:ワシントンD.C./米国
【11月5日 AFP】米政界の「ブッシュ王朝」に、新たなメンバーが仲間入りした──テキサス(Texas)州公有地管理局の局長を選ぶ投票で、ジョージ・P・ブッシュ(George P. Bush)氏(38)が当選したことが、地元メディアの報道で分かった。

 P・ブッシュ氏は、ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)前大統領のおいで、ジョージ・H・W・ブッシュ(George H.W. Bush)元大統領の孫、そして、大統領候補として取り沙汰されているジェブ・ブッシュ(Jeb Bush)元フロリダ(Florida)州知事の息子だ。地元メディアは、60%近くの得票率で対抗馬に大差を付けて勝利する見込みと報じている。

 弁護士で企業経営にも携わっているP・ブッシュ氏は、多くが政界入りを果たしてきたブッシュ一族のうち、初挑戦の選挙で勝利を収めた初の人物となる。

 ブッシュ家に対しては、米国内で支持派と反対派の双方が混在するが、ジョージ・W・ブッシュ氏が2001年に大統領となる前に知事を務めていたテキサス州の政界ではその名は依然として有利にはたらく。

 石油資源に恵まれた同州の採掘権を管轄する公有地管理局は通常、あまり注目を浴びないが、若きP・ブッシュ氏は局長選挙運動に数百万ドル(数億円)の資金を集め、新記録を打ち立てていた。

 メキシコ生まれの母親を持ち、スペイン語を流ちょうに話すP・ブッシュ氏は、ヒスパニック系住民の票獲得を狙う共和党にとって魅力的な候補者となっている。(c)AFP

2162チバQ:2014/11/05(水) 21:28:18
http://www.afpbb.com/articles/-/3030982
オバマ大統領の民主党惨敗、米中間選挙
2014年11月05日 20:10 発信地:ワシントンD.C./米国
【11月5日 AFP】4日に投開票が行われた米中間選挙で共和党が上下両院で過半数を獲得したことにより、与党・民主党のバラク・オバマ(Barack Obama)大統領にとって残り任期2年の困難な道のりは確定した。

 オバマ政権と不評な政策に対し有権者たちが抱く不満の波に乗り、共和党は100議席のうち36議席が改選された上院で少なくとも7議席を民主党から奪い、2006年以来、8年ぶりに両院の主導権を握った。一方、435議席すべてが改選された下院では、2010年以来の多数派を維持したばかりか、さらに14〜18議席を上積みし、1946年以来となる最多議席数を獲得しそうだ。

 共和党の重鎮で上院指導部のミッチ・マコネル(Mitch McConnell)議員は、過去30年で最大の難敵に挑まれたがケンタッキー(Kentucky)州で勝利し、民主党のハリー・リード(Harry Reid)議員と入れ替わり多数党の同院内総務となる。マコネル氏は勝利演説で「(オバマ政権の)大きな政府の実験は長引き過ぎた。新たな方向へ進む時だ」と述べ支持者らを沸かせた。

■ドミノ倒しさながらの惨敗

 開票直後から、民主党にとっては悲惨な夜だった。上院ではアーカンソー(Arkansas)、ノースカロライナ(North Carolina)、コロラド(Colorado)でドミノ倒しのように次々と現職が敗北。逆に共和党が強いジョージア(Georgia)、カンザス(Kansas)、ケンタッキー州で挑んだ民主党候補はまったく太刀打ちができずに終わった。アイオワ(Iowa)では同州初の女性上院議員が誕生し共和党が52議席目を獲得した。ルイジアナ(Louisiana)州では民主党の現職が勝ちきれず、12月の決選投票へ持ち込まれた。

 同時に36州で実施された知事選でも、共和党はフロリダ(Florida)、ウィスコンシン(Wisconsin)、カンザスといった主要州できっちり再選を果たした他、民主党が優勢の「青い州」といわれるメリーランド(Maryland)やマサチューセッツ(Massachusetts)でも勝利した。しかし、オバマ大統領の地元イリノイ(Illinois)州の知事選は最も痛手だっただろう。イリノイでは現職、民主党のパット・クイン(Pat Quinn)氏を、共和党のブルース・ラウナー(Bruce Rauner)氏が追い落とした。

■有権者の強烈な拒絶

 歴史的に現職大統領が率いる党は、大統領の任期2期目の中間選挙で敗北することが多い。ロナルド・レーガン(Ronald Reagan)元大統領以降は例外なく、野党が議会の主導権を握った状態で現職が退任している。

 議会で立法の基盤を失ったオバマ大統領は、任期最後の期間でどんな改革案を通過させるにも困難が伴うだろう。景気回復にもかかわらず米国内に広がる苛立ちの空気に共和党は巧みに乗じ、オバマ大統領とその政策を攻撃することを選挙戦の基本とした。

 共和党のテッド・クルーズ(Ted Cruz)上院議員は米CNNテレビに対し「オバマ氏の掲げる政策に対する強力な拒絶だ」と語った。クルーズ氏は他の共和党議員らと同様に、特に16年の次期大統領選を見据え、国のかじをとる責任は今や共和党の肩にかかっていると述べた。

 共和党の圧勝は大方の予想をさらに上回るものだった。ミシガン大学(University of Michigan)のマイケル・ヒーニー(Michael Heaney)助教はAFPの取材に対し、この中間選挙で「共和党は考え得るほとんど最高の結果を手にした」と述べた。

 逆境に置かれたオバマ大統領は7日、ホワイトハウスに両党の上下両院の院内総務を招く予定だ。(c)AFP/Michael Mathes

2163チバQ:2014/11/05(水) 21:30:54
http://mainichi.jp/select/news/20141105k0000e030230000c.html
米中間選挙:共和、両院で過半数 オバマ民主敗北
毎日新聞 2014年11月05日 13時08分(最終更新 11月05日 14時07分)
【ワシントン西田進一郎】オバマ米大統領の6年間にわたる政権運営への審判となる米中間選挙は4日、投開票された。下院(定数435)は、野党・共和党が過半数(218)を維持した。焦点の上院(定数100、改選36)でも共和党が議席を伸ばし、過半数を奪還した。オバマ民主党の敗北が決定的となった。

 議席を伸ばした共和党がオバマ政権への対決姿勢を強めるのは必至だ。2010年に下院を共和党に握られて以降、オバマ氏の主要政策は共和党との対立でほとんど実現していない。この対立がさらに先鋭化して政権運営は一層厳しくなり、オバマ氏のレームダック(死に体)化がより進むのは避けられない。

 米政界の焦点は16年の次期大統領選に向かう見通しだ。

 米メディアによると、下院では共和党が過半数を維持した。現有233議席を超える議席獲得の勢いがあり、第二次世界大戦後では最多の246議席に迫る可能性もある。

 焦点の上院は、現有勢力が民主党55(無所属2含む)、共和党45で、うち非改選は民主党34(同)と共和党30。改選議席のうち共和党が6議席上積みして21議席を確保し過半数に達した。共和党はブッシュ前政権時代の06年中間選で、イラク政策への批判を受けて上下両院の多数を失った。下院は10年に奪還しており、今回、上院奪還で8年ぶりに上下両院を共和党が支配することになった

 米メディアによると、上院の改選議席のうち共和党はウェストバージニア、サウスダコタ、アーカンソー州などで民主党から議席を奪うことが固まった。ケンタッキー、サウスカロライナ、テキサス州など現職15人がすべて当選を確実にしている。21議席を固め、改選前15議席から議席を伸ばした。

 一方、ルイジアナでは過半数の票を得る候補がなく、12月6日の決選投票にもつれ込むことが確定。決選投票では共和党が有利とみられる。

 また、36州で行われた州知事選では日本時間午後1時時点で、共和党が15州、民主党が5州で勝利を確実にした。

 今回の選挙は、雇用創出策や医療保険制度改革(オバマケア)、イスラム過激派組織「イスラム国」への対応など、「オバマ政権への評価」を問う選挙となった。民主党は景気回復の実績を掲げ、格差是正策などに反対する共和党を批判。共和党はイスラム国やエボラ出血熱への対応を巡る政権の危機管理能力や指導力の不足を非難し、上下両院を共和党に任せるよう訴えた。

【ことば】米国の中間選挙

 大統領選の中間の年に行われる連邦議会、州知事などの統一選挙。連邦議会では今回、各州2人の上院(定数100、任期6年)のうち36議席が、下院(同435、同2年)では全議席が改選される。また、全米50州のうち36州で知事選が実施される。現職大統領に対する国民の「信任投票」の色彩が強く、野党が議席を伸ばすことが多い。投票日は大統領選と同様、連邦法の規定で「11月の第1月曜日の次の火曜日」と決められている。

2164チバQ:2014/11/05(水) 21:31:56
http://mainichi.jp/select/news/20141105k0000e030234000c.html
米中間選挙:経済、外交に不満募る 民主敗北
毎日新聞 2014年11月05日 13時29分(最終更新 11月05日 20時01分)

 【ワシントン西田進一郎、清水憲司】4日投開票された米中間選挙は野党・共和党が、8年ぶりに上院を与党・民主党から奪還した。2008年秋のリーマン・ショックからの景気回復やイラクとアフガニスタンでの二つの戦争からの撤退など、ブッシュ前政権時代からの「負の遺産」に取り組んだオバマ氏だが、6年にわたる内政、外交政策に国民は厳しい審判を下した。

 民主党敗北の背景には、米国民を広く覆う不満や不安がある。米メディアの出口調査によると「米国は間違った道を進んでいる」との回答が65%で、「正しい道を進んでいる」とした31%の2倍以上に達した。また、ワシントン・ポスト紙などによる先月の調査では、米政府の国家問題への対処能力がここ数年で「低下した」との答えが53%に上った。さらに、その責任はオバマ氏と民主党にあると考える人が、共和党にあると考える人の3倍に上り、不満の矛先がはっきりと民主党に向かっていた。

 不満の筆頭は、株式市場が史上最高値を更新し、失業率も6年ぶりの水準に改善するなど米経済が回復しているのに、人々に実感が及んでいないことだ。オバマ氏は1日、「最悪の経済危機から回復し、最近半年の成長は過去10年で最速のペースだ」と力説した。就任時に破綻のふちにあった経済は、大規模財政出動や米連邦準備制度理事会(FRB)の大胆な金融緩和で世界経済のけん引役を期待されるまでに回復した。

 ただ、中低所得者の中には、リーマン・ショック時に株式や住宅を手放さざるを得なかった人も多く、経済回復の恩恵が広がらなかった。賃金上昇も鈍く、中低所得者ほど回復を実感しにくい。実感を持ってもらうために掲げた最低賃金引き上げなどの低中所得者対策も共和党の反対で実現していない。恩恵を受けた高所得者層には共和党支持者が多いことも、経済政策への支持が上がらない皮肉な事態につながっている。

 ロシアによるウクライナ南部クリミア半島の編入やイスラム過激派組織「イスラム国」による米国人2人の殺害、カナダでのテロ事件など外交・安全保障環境の悪化が与えた国民への不安も逆風となった。特に、イスラム国は米軍が11年に撤退したイラクと、米国が関与に慎重姿勢をとったシリアを舞台に台頭。オバマ政権の外交政策の信頼性を揺るがした。当初イスラム国を過小評価していたことは政権の危機管理能力に疑問符をつけ、エボラ出血熱への対応の混乱がそれに拍車をかけた。

 クリントン政権の政策顧問を務めたブルッキングス研究所のウィリアム・ガルストン上級研究員は、選挙に臨む米世論の雰囲気について「『欲求不満、怒り、不安』の三つの言葉で要約できる」と指摘。「政府は物理的な危険から守るだけでなく、確信を持って直面する課題に対処する能力があると示すことで、国民に安心を与える。その観点からすると、今はひどい失敗をしている」と分析した。

2165チバQ:2014/11/05(水) 21:32:41
http://mainichi.jp/select/news/20141105k0000e030236000c.html
米中間選挙:大統領VS議会、対立激化は必至
毎日新聞 2014年11月05日 13時36分(最終更新 11月05日 13時53分)

 【ワシントン西田進一郎】4日投開票された米中間選挙は野党・共和党が、8年ぶりに上院を与党・民主党から奪還することが確実になった。共和党が今後、議会で攻勢を強めるのは確実で、オバマ政権との対立が激化するのは必至だ。共和党は持論の減税など経済成長策の実施を求める一方、医療保険制度改革(オバマケア)の廃止を迫る構えだ。しかし、オバマ大統領も根本理念で譲れない政策には拒否権を行使する見通しで、政策実現に向けて大統領令の連発など議会を迂回(うかい)する姿勢を鮮明にすれば、両者の緊張が高まりそうだ。

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 共和党が下院に続いて上院の過半数を奪還すれば、上下両院で多数党が異なる「ねじれ」が解消する。これまでは上院民主党と下院共和党が対立し、法案は両院を通らなかったが、共和党が主導する法案が両院を通る可能性が高まる。構図はこれまでの「上院民主党対下院共和党」から「大統領対議会共和党」に変わる。

 上院共和党トップのミッチ・マコネル院内総務は「立法の行き詰まりに終止符を打てる。米国民が望む法案を(可決して)大統領の机の上に届けることができるようになる」と意気込む。

 オバマ政権の経済・雇用政策を批判してきた共和党は、選挙戦で訴えてきた減税などで雇用を創出する経済政策の実現を急ぐ構えだ。また、2016年の次期大統領選の同党有力候補の一人と目されるランド・ポール上院議員は2日のNBCテレビの番組で「我々はオバマケアを廃止すべきだ。明確に優先し、廃止の法案を通すよう努力する」と語った。

 オバマ氏は昨年秋にオバマケアの変更に関する法案には拒否権を行使する姿勢を鮮明にしている。民意を受けた議会の意思に拒否権を行使することは理解を得にくい。これまで議会との協議に熱心ではなかった大統領が、共和党との協議に臨むように態度を変えるか注目される。

 オバマ氏は1月、「今年を行動の1年にする」と宣言し、中間選の結果にかかわらず自ら掲げる政策実現に向けた強い意志を表明。共和党の協力が得られない場合は大統領権限を駆使する姿勢を示しており、残り2年で「レガシー(業績)」を作るため大統領令を連発する可能性もある。

2166チバQ:2014/11/05(水) 21:33:31
http://mainichi.jp/feature/news/20141105mog00m030015000c.html
米中間選挙:カリフォルニア、ルイジアナ・・・移民国家の多様な投票風景
2014年11月05日
 【ニューオーリンズ(ルイジアナ州)堀山明子】ジャズの都、米南部ルイジアナ州ニューオーリンズで4日、中間選挙の投票所を取材した。1892年に白人専用の鉄道車両から排除された市民が差別撤廃を訴えて提訴するなど、公民権運動の草分け的な役割を果たした地域だ。市人口の6割が黒人。2008年のオバマ大統領初当選の時には2時間以上待ちの長い列ができ、黒人有権者の意識の高まりを示す象徴的な印象を与えた。あれから6年たった今年はどうか。 

 長い行列ができると評判の住宅地の投票所に行ったが、投票開始時間の午前6時前にできていた数人の列は、開始と同時に解消された。「行列を覚悟で、会社に遅刻しないよう早く来たんだけど」と午前6時すぎに到着した白人男性は、少し拍子抜けしていた。地元テレビでは市郊外の投票所の行列を伝えていたが、今年はあまり長い列ではなかった。

 米国では州ごとに選挙制度が違う。多くの州では夏ごろに政党公認候補を決める予備選を行ってから、中間選挙を迎えている。しかし、ルイジアナ州はこの日が事実上の予備選日。しかも一つの政党から何人でも立候補でき、非党員も投票できる独特の制度を持つ。候補者が乱立することから、米メディアは当地に流れるミシシッピ川流域の密林にちなんで「ジャングル予備選」と呼んでいる。

 この日は、上下両院議員や裁判官、州高官の選挙だけでなく、14案件の住民投票も行われた。さらに一部では、市長や警察署長、教育委員の選挙も実施。よほど道筋を決めてから投票所に行かないと、ジャングルで迷子になりかねない。


 日本と違うのは、投票日の2週間前ぐらいまでに有権者登録をしなければ投票できないことだ。この段階で脱落するのは、情報が不足しがちなマイノリティー(少数派住民)に多く、民主党系の人権団体は支持基盤を底上げするため、バスで郡事務所まで送迎して登録手続きを手伝う。

 ニューオーリンズでは今年の中間選挙で、期日前投票に連れて行くバスツアーに特に力を入れ、08年を6000人以上も上回る2万3000人余が投票をすませた。投票日当日に盛り上がりが欠けるのは、投票率の低下だけでなく、前倒しで投票したことも関係しているようだ。

 それにしても、何か物足りない。西部カリフォルニア州で選挙を取材してきたロサンゼルス特派員として、ニューオーリンズの選挙風景に違和感を覚えたのは、投票所の様子だ。会場となる小学校など公共施設は入り口付近に、小さく投票所番号が書かれた案内があるだけで、分かりにくい。これでは、よほど事前に自分の投票所を調べておかないと、気づかないだろう。

 カリフォルニア州では「ここが投票所です」という看板が、英語、中国語、ヒンズー語、日本語、クメール語、韓国語、スペイン語、タガログ語、タイ語、ベトナム語の10カ国語で掲げられている。英語が不得手なアジア移民への配慮は明白だ。

 投票用紙は英語だが、投票方法や候補者名、住民投票の内容が翻訳された100ページ以上の「投票情報ガイド」が配られ、あらかじめ勉強できる。ガイドは、大型活字版と音声吹き込み版がそれぞれの言語についている。

ちなみに、ここに掲載されたロサンゼルス市内の投票所写真は、支局助手に頼んで撮ってもらったのだが、東部の首都ワシントンで生まれ、同じく東部メーン州で育った助手は「東海岸で、こんな多言語な投票所は見たことがない」と驚いていた。カリフォルニアにいると移民国家の米国は、どこでも多言語で選挙案内が行われるものだと思っていたが、英語を母語としない移民有権者に対する支援策も、投票権法の実践方法も、州ごとに違うのだと気づいた。

 アジア系人権団体によると、ニューオーリンズなどでの公民権運動の高まりの中で1965年に制定された連邦法の投票権法は、75年と82年に改正され、移民有権者が投票所に英語の達者な支援者を同伴できるようになった。身障者や読み書きできない人の支援項目は、アジア系移民の運動で多言語支援まで拡大したのだという。

 カリフォルニアに比べて不親切に見えるニューオーリンズの投票所。しかし、黒人の公民権運動の土台があってこそ、アジア系が投票しやすいカリフォルニアが生まれたのだ。

2167チバQ:2014/11/05(水) 21:37:24
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2014110500782
政治の行き詰まり深刻に=共和党指導部の手腕カギ−米


 【ワシントン時事】中間選挙を終えた米議会には、予算や債務上限引き上げ、移民制度改革など経済、内政分野で課題が山積する。上下両院を制した野党共和党内の超保守派は依然として、オバマ政権の目玉施策、医療保険改革法(通称オバマケア)の見直しを追求しており、同党指導部が党内調整に失敗すれば、政治の行き詰まりは一段と深刻になる。
 共和党のマコネル上院院内総務は4日夜、悲願だった事実上の上院トップの座をほぼ確実にした勝利宣言の場で「合意可能な事項では協力する義務がある」と表明し、民主党との政策協議に前向きに応じる姿勢を示した。
 さらに、これまでも重大局面では両党が協力してきたと強調。「オバマ大統領がそうした機会を与えてくれるよう祈る」とオバマ氏の側にボールを投げた。
 4年前の中間選挙で共和党が下院の過半数を獲得して以来、米国は与野党対立から財政問題で揺れ続けた。2013年10月には暫定予算が成立せず、17年ぶりの政府機関の閉鎖に突入。政府借り入れの枠組みである連邦債務上限の引き上げもぎりぎりまで決まらず、デフォルト(債務不履行)危機に直面した。
 現在の15会計年度暫定予算は12月11日までの措置で、債務上限も15年3月15日に期限を迎える。現在の議会が暫定予算を一定期間延長したとしても、15年初めに発足する新議会は予算、債務上限の対応に迫られる。
 共和党は上院で過半数を獲得したものの、議事妨害を阻止して主要法案を通過させるには、民主党の一部の協力を得て60票を獲得する必要がある。米メディアによると、法人税改正やエネルギー関連法案では超党派の協力が可能という。
 しかし、超保守派「ティーパーティー(茶会)」系勢力は大統領との徹底対決を主張。選挙直前には、マコネル氏がオバマケア見直しに消極的と攻撃した。共和党が上下両院で主導権を握ったことで、党内の亀裂がより鮮明になるとの指摘もある。(2014/11/05-18:19)

2168チバQ:2014/11/05(水) 21:37:51
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2014110500779
中東外交、一層困難に=過激派伸長に拍車も−米中間選挙


 【カイロ、エルサレム時事】米中間選挙でオバマ大統領の与党・民主党が敗北を喫したことで、大統領が過激組織「イスラム国」やイラン核問題への対応など中東外交で指導力を発揮するのは一層困難となった。米国の対応が後手に回れば、中東各地で過激派の伸長に拍車が掛かる恐れもある。
 中東地域では、オバマ大統領の外交への評価は低い。昨年夏にシリアでの空爆を見送ったことで結果的にイスラム国の勢力拡大を許し、今年9月にシリア領内でも空爆に踏み切らざるを得なくなったことから「ちぐはぐ」との見方が強い。
 エジプトの外交アナリスト、ホサム・ハサン氏は、共和党が上下両院を制したことで「大統領は今後2年間、イスラム国への作戦強化など重要な決断をさらに下しにくくなった」と指摘する。かねてオバマ政権の外交姿勢に不信感を抱いてきたサウジアラビアなど親米アラブ諸国の懸念を増幅させかねない状況だ。
 イラン核協議での進展も望みにくい。イスラエル・バルイラン大のエタン・ギルボア教授は「共和党の方が民主党よりイスラエル寄りだ」と指摘。イランと敵対するイスラエルが、核協議でイランに譲歩しないように「米国に圧力をかけるのは容易になった」と分析した。(2014/11/05-18:13)

2169チバQ:2014/11/05(水) 21:38:10
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2014110500725
共和初の黒人女性議員=米中間選挙


 【ワシントン時事】4日投票の米中間選挙の下院議員選で、ユタ州4区から出馬していた前サラトガスプリングズ市長で黒人女性のミア・ラブ氏(共和)が当選を確実にした。米主要メディアが5日伝えた。ラブ氏は黒人女性初の共和党の連邦議会議員になる。
 ラブ氏はハイチ系で、ニューヨーク市生まれ。サラトガスプリングズ市議会議員、同市長を歴任した。2012年の下院選にも、規制緩和や政府の役割縮小といった保守的な公約を掲げて出馬したが、敗退していた。(2014/11/05-17:25)

2170チバQ:2014/11/05(水) 21:40:05
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&amp;k=2014110500598
「決められない政治」へ不信感=対立激化か妥協か−岐路に立つ二大政党・米中間選挙



米中間選挙の投票所に設置された用紙記入用の台=4日、ニューヨーク
 【ワシントン時事】4日の米中間選挙は、野党・共和党が上下両院の過半数を制した。しかし、この結果を米国民が共和党に信頼を寄せた表れと分析する向きはほとんどない。むしろ選挙戦を通じて浮かび上がったのは、「決められない政治」を続ける与野党双方への不信感だ。
 米メディアによると、共和党の最大の勝因は、過去最低水準の40%前後に低迷するオバマ大統領の支持率だ。「米国民は大統領と民主党に不信任票を投じたにすぎず、共和党を信任したわけではない」(観測筋)というわけだ。
 下院での共和党勝利の背景には、自党に有利な選挙区割り「ゲリマンダー」も影響したとされる。2008年のオバマ旋風に乗って当選した「オバマ・チルドレン」の上院議員が改選期を迎えたことも、共和党に有利に働いたのは間違いない。
 一方、ワシントン・ポスト紙が先月下旬に行った世論調査によると、連邦政府の対処能力が過去数年間に「悪化した」と答えた人は全体の53%。その責任について「大統領・民主党と共和党の双方にある」と回答した人は56%に達した。
 中間選挙の投票率は分かっていないものの、同調査で「必ず投票する」と答えた人は65%。10年の71%から大幅に減少した。「ねじれ」議会となった10年以降、党派対立のあおりで政府機関が閉鎖に追い込まれるなど米政治は停滞しており、国民が不信を募らせているのは明らかだ。
 上院の過半数を奪還すれば、共和党は事実上、法案の命運を握り、大統領指名人事の承認権も手にする。同党の保守強硬派「ティーパーティー(茶会)」系の議員からは、政府・民主党とは一切妥協せず、医療保険改革(オバマケア)法などを廃止すべきだとの声が早くも上がっている。
 16年の大統領選までの2年間、両党は妥協点を探る政治に踏み出すのか、独自の主張にこだわって党派対立を激化させるのか。ワシントン・ポスト紙は社説で「国民の不満の根は政治が機能していないことにある」と指摘し、両党に歩み寄りを促している。(2014/11/05-15:13)

2171チバQ:2014/11/05(水) 21:46:48
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2014110500551
共和知事、現有上回る=次期米大統領選に有利か−中間選挙



4日、米中間選挙で上下両院を制した共和党のシンボルカラー、赤色に照らされたニューヨークの名所エンパイア・ステート・ビル(写真左)。写真右は2012年11月6日、民主党のオバマ大統領再選時、青色に照らされた同ビル(AFP=時事)
 【ワシントン時事】全米50州のうち36州が改選となった中間選挙の州知事選では、共和党が躍進し、米主要メディアによると、5日午前2時(日本時間同日午後4時)現在、24州で当選を確実にした。共和党は非改選7州と合わせ、現有の29州を上回る31州を手中にした。
 州知事は、州ごとに選挙人を総取りする大統領選で大きな政治力を発揮するとされる。共和党の勝利は、2016年の大統領選の動向に影響を与えそうだ。
 知事選は、民主党が現職の改選州の多い共和党に攻勢をかける展開になったが、共和党は現有州の多くを手堅く確保した。ジョージア州知事の座を狙い民主党から出馬したカーター元大統領の孫のジェイソン・カーター氏は、共和党現職に敗北。フロリダ州でも、共和党現職のスコット氏が、同党から民主党にくら替えした前職のクリスト氏を小差でかわした。
 共和党の次期大統領候補に取り沙汰されるウィスコンシン州の現職ウォーカー氏は、自転車メーカー創業者一族の民主党の女性候補に勝利。共和党はさらに、伝統的に民主党の地盤であるメリーランド州やオバマ大統領のお膝元イリノイ州を奪取した。
 民主党は、ハワイ州で日系のイゲ氏が当選。ペンシルベニア州でも共和党現職を破ったが、獲得州は8州にとどまっている。(2014/11/05-16:22)

2172チバQ:2014/11/05(水) 22:17:34
http://www.sankei.com/world/news/141105/wor1411050040-n1.html
2014.11.5 21:23
【米中間選挙】
共和党知事、相次ぎ誕生 オバマ大統領の地元イリノイ州でも

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 【ワシントン=小雲規生】今回の中間選挙では36州で知事選が行われ、全50州のうち、共和党が知事を務める州が選挙前の29から31以上になることが分かった。民主党が強いとされる複数の州で共和党候補が勝利したほか、大統領選の激戦州として注目されるフロリダ州などでも軒並み共和党候補が当選を決めており、2016年の次期大統領選に向けて弾みがついたかたちとなった。

 共和党はオバマ大統領の地元のイリノイ州で、新人のロウナー候補が減税を訴え、民主党現職から知事職を奪還。リベラル色が強いマサチューセッツ州でも実業家のベイカー候補が引退する民主党現職の失政を批判して、後継を目指す新人候補を破った。伝統的に民主党が強いとされるメリーランド州でも共和党候補が勝利した。

 また共和党は12年の大統領選の激戦州でも知事職を維持。フロリダ州では共和党現職のスコット知事が、共和党から民主党にくら替えして出馬したクリスト元知事を破った。ウィスコンシン州では次期大統領選の候補としても名前があがる現職のウォーカー知事が民主党候補を下した。

 共和党はペンシルベニア州で現職知事が敗れたものの、非改選分を含めた知事を確保した州の数は31以上になる見通しだ。

 知事選挙では現職の改選数が多い共和党に民主党が攻勢をかける形となり、共和党に不利との見方もあった。一方の民主党には上院での苦戦を知事選の勝利で挽回したいとの思惑があったが、「誰も予想していなかったことが起きた」と米メディアも驚く結果となった。

 州ごとに選挙人を総取りする大統領選で、知事は大きな力を発揮するほか、大統領の多くが知事を経験していることから、「未来の大統領候補」として、その行政手腕が注目される。

2173チバQ:2014/11/05(水) 22:18:05
http://www.sankei.com/world/news/141105/wor1411050039-n1.html
2014.11.5 21:16
【米中間選挙】
大統領選へ動き加速 ヒラリー氏軸に展開

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2日、米ニューハンプシャー州マンチェスターで行われた民主党の集会に訪れ、おどけた表情で親指を突き上げるヒラリー前国務長官(右、AP)
 【ワシントン=加納宏幸】米中間選挙でオバマ米大統領に「ノー」が突き付けられ、2016年の大統領選をにらんだ有力候補の動きが早くも活発化しつつある。中間選挙で自党候補の応援に奔走した各候補は、早ければ今月から来年初めにかけて相次ぎ態度を表明する見通し。民主党ではヒラリー・クリントン前国務長官への支持が圧倒的に高く、共和党も「クリントン氏に勝てる候補」を探すことになりそうだ。

 各種世論調査では、クリントン氏が民主党支持層の6割以上の支持を集め、他を引き離している。ただ、アキレス腱(けん)となりそうなのは、夫のクリントン元大統領の慈善事業を通じてウォール街の金融業など大企業との関係が深いことだ。

 オバマ氏が掲げる「中間層への支援」を重視する同党リベラル派の間では、「反ウォール街」の代表格であるエリザベス・ウォーレン上院議員の出馬を期待する声もある。クリントン氏は最近、ウォーレン氏に対抗し、「企業やビジネスが雇用を作るなどと言わせてはいけない」と述べ、政府の役割を重視するリベラル派への配慮を示した。

 共和党の各有力候補は、クリントン氏のように党内で圧倒的支持を集めておらず、クリントン氏を意識した発言が目立つ。

 ケンタッキー州選出(今回非改選)のランド・ポール上院議員は4日のFOXニュースの番組で、同州でクリントン氏の応援を受けた民主党の上院議員候補が敗れたことを挙げ、「クリントン氏に力がないことが分かった」と挑発した。

 保守系のテッド・クルーズ上院議員も最近のテレビ番組で、共和党の中道派を大統領候補にすれば「クリントン氏が次の大統領になるだろう」と述べた。クルーズ氏の念頭にあるのはブッシュ前大統領の弟、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事だ。中道派として急速に支持を集めている。

 同じ中道派ではニュージャージー州のクリス・クリスティ知事も出馬に意欲を示す。共和党支持層には、12年大統領選で敗れたミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事の再挑戦に期待する声があるが、本人は出馬を否定している。

2174チバQ:2014/11/06(木) 06:45:52
http://www.asahi.com/international/reuters/CRWKBN0IP2PU.html
米共和党が州議会選でも大躍進、総議席数は過去最高の勢い
2014年11月6日06時21分
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 [シカゴ 5日 ロイター] - 米中間選挙で下院に続き上院でも過半数議席を獲得した共和党は、州議会選挙でも大きく躍進した。

 全米州議会協議会(NCSL)によると、民主党はウェストバージニア州下院、ネバダ州の上下両院、ニューハンプシャー州下院、ミネソタ州下院、ニューヨーク州上院、メーン州上院、コロラド州上院、ワシントン州上院、ニューメキシコ州下院の過半数議席を共和党に明け渡した。これにより共和党が過半数を握る州議会は57から67に増えた。

 選挙前の州議会の勢力図は、共和党の総議席数が3836、民主党が3448、その他が26だった。

 共和党関係者によると、同党の総議席数は1928年につけた過去最高の4001議席を上回る勢い。

2175チバQ:2014/11/06(木) 22:05:38
http://mainichi.jp/select/news/20141106k0000e030166000c.html
オバマ米大統領:共和党と協力模索 雇用創出など
毎日新聞 2014年11月06日 11時34分(最終更新 11月06日 14時05分)
 【ワシントン西田進一郎】オバマ米大統領は5日、与党・民主党の惨敗となった中間選挙を受けてホワイトハウスで記者会見し、「(任期残りの)2年をできる限り生産的なものにするため、新たな議会と協力したい」と述べ、野党・共和党との協力を模索すると表明した。雇用創出など考え方の近い分野から協力を目指す。ただ、オバマ氏は議会が可決した法案に対する拒否権行使に言及し、主要政策では対立が続く可能性もうかがわせた。

 オバマ氏は会見で共和党下院トップのベイナー下院議長、上院トップのマコネル院内総務と電話で協議したことを紹介。「国民は我々に政策を進めるよう望んでいる。両党の全員がその気持ちに応える責任があり、私は大統領としてそう努める特別な責任がある」と述べ、議会に協力を呼びかけて政策を実現する考えを強調した。7日に与野党の議会指導者をホワイトハウスに招いて協議する。

 オバマ氏は協力分野として、雇用創出や米国製品の輸出促進、子供や若者の教育への投資を挙げた。中間選と同時に5州で行われた最低賃金引き上げを巡る住民投票で全て賛成が多数を占めたことに触れ、連邦政府の最低賃金引き上げに共和党の理解を求める考えを示した。当面の課題としては、エボラ出血熱対策やイラク、シリアでの軍事行動の権限更新、暫定予算が期限切れする前の予算措置を挙げ、協力を求めた。

 ただ、「議会は私が署名できない法案を通すだろうし、議会の人たちが好まない行動を私は取るだろう」とも語った。そのうえで、共和党が強く反対している移民制度改革に関し、年内に大統領権限を行使して取り組む考えを改めて表明した。

 これに先立ち、マコネル氏も地元の南部ケンタッキー州で記者会見した。マコネル氏は「オバマ氏が全て署名するかどうかは分からないが、我々は(上下両院で)法案を可決することができる。この政治の行き詰まりと機能不全を終わらせることができる」と語り、共和党の上院奪還が米政治の停滞打開につながるとの見通しを示した。

 中間選挙の結果を踏まえて協力姿勢を示した両者だが、移民制度改革のほかにも火種は残る。共和党内では医療保険制度改革(オバマケア)の廃止を求める声が依然強い。マコネル氏は「オバマケアは大変な立法上の誤りだ」とし、その中身の変更を迫る考えを示した。オバマ氏はオバマケアの骨格を変えるような修正には応じない姿勢を繰り返し示しており、共和党がオバマケアの廃止・修正を目指せば、再び対立が深まる可能性がある。

2176チバQ:2014/11/06(木) 23:38:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141106-00000088-reut-int
アングル:民主党の中間選挙惨敗、「ヒラリー大統領」には追い風
ロイター 11月6日(木)15時57分配信

アングル:民主党の中間選挙惨敗、「ヒラリー大統領」には追い風
 11月5日、中間選挙が終わった今、米国の政治はすでに2016年大統領選に向けて動き出している。共和党、民主党のどちらに軍配が上がるのか、戦いの火蓋は切られた。ニューヨークで3日撮影(2014年 ロイター/Carlo Allegri)
[ニューヨーク 5日 ロイター] - 中間選挙が終わった今、米国の政治はすでに2016年大統領選に向けて動き出している。上下両院で過半数議席を獲得するという快挙に沸き立つ共和党、中間選挙で大敗を喫しヒラリー・クリントン前国務長官に望みを託す民主党。どちらに軍配が上がるのか、戦いの火蓋は切られた。

民主党の中間選挙敗北は、ヒラリー氏にとってはむしろ追い風との見方もある。不人気のオバマ大統領と距離を置きやすくなるほか、大統領に代わって党のリーダーとしての役割を担うことができるからだ。

また、共和党主導の新議会で、保守派の草の根運動「ティーパーティー(茶会)」が共和党主流派と衝突でもすれば、共和党の政権運営能力に疑問符がつき、ヒラリー氏への期待感が高まる可能性がある。

かつてビル・クリントン政権下で戦略担当だったクリス・レーハン氏は「共和党と大統領が協調するのはそもそも難しい。政治が停滞し、喫緊の課題に対応できない事態は十分考えられる」と指摘。「政権の外にいるヒラリー氏は、イメージが向上する」と話す。

共和党の有力大統領候補は、今回再選を勝ち取ったオハイオ州のジョン・ケーシック知事とウィスコンシン州のスコット・ウォーカー知事のほか、共和党知事協会の会長として共和党知事候補の応援に尽力したニュージャージー州のクリス・クリスティー知事。候補選びはこの3人の知事を軸に展開する見通しだが、本命は絞り切れていない。

<ヒラリー人気、民主党候補に必ずしも貢献せず>

ただし中間選挙では、ヒラリー・クリントン氏が支持した候補者が必ずしも有利だったわけではない。ヒラリー氏が資金調達に協力したか、もしくは応援演説を行った26人の候補者のうち、12人が当選、13人が落選した(1人は決選投票に持ち越し)。

共和党は、民主党敗北はヒラリー氏の責任との世論醸成にやっきになっている。共和党大統領候補の1人とされるランド・ポール上院議員は「有権者はきょうオバマ大統領とヒラリー氏にはっきりとしたメッセージを送り、彼らの政策を拒絶した」とツイートした。

(Gabriel Debenedetti記者 翻訳:吉川彩 編集:加藤京子)

2177チバQ:2014/11/06(木) 23:47:15
http://www.yomiuri.co.jp/world/20141106-OYT1T50133.html?from=ycont_top_txt
大敗の責任はオバマ氏?…米民主党指導部留任か
2014年11月06日 20時10分
 【ワシントン=今井隆】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)などは5日、米中間選挙で大敗した与党・民主党の指導部が留任する公算が大きくなっていると報じた。


 党内では、大敗の責任はオバマ大統領にあるとの見方が強く、指導部の責任を問う声は広がっていないようだ。

 上院は少数派に転落したものの、トップのハリー・リード院内総務の交代を求める意見は少ない。また、リチャード・ダービン院内幹事ら現指導部はリード氏続投を支持している。下院トップのナンシー・ペロシ院内総務は5日、同僚議員らへの書簡で続投の意向を表明した。ステニー・ホイヤー院内幹事も続投の意思を明らかにしている。

2014年11月06日 20時10分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

2178チバQ:2014/11/07(金) 18:53:11
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014110702000133.html
米中間選挙圧勝の共和党 「現実的協調」か「強硬」か

2014年11月7日 朝刊


 【ワシントン=斉場保伸】米中間選挙でオバマ大統領率いる民主党の大敗から一夜明けた五日、勝利した野党共和党の上院の多数派リーダーとなるマコネル院内総務は地元ケンタッキー州で記者会見し、オバマ氏に「大統領が単独で物事を進めようとするのは間違いだ」と議会を重視するよう警告した。オバマ氏をけん制しつつ、現実的な協調の道を探ろうとのメッセージと受け止められるが、党内には勝利の勢いに乗ってオバマ氏をたたこうという強硬論も浮上。分裂含みのスタートとなっている。
 共和党は上院の過半数を奪回、八年ぶりに上下両院を制した。マコネル氏は選挙戦で最大の標的としたオバマ氏と五日に電話し「共和党と民主党が合意できる分野を探ることを楽しみにしている」と話したことを明らかにした。特に貿易協定では、政府のまとめた協定を議会に送るよう促した。環太平洋連携協定(TPP)の議会承認が念頭にあるとみられる。
 ロイター通信によると、マコネル氏は昨年激しい与野党対立が招いた「政府閉鎖」の戦略をとらないと明言。さらなる歳出削減では幅広く協議する姿勢を示した。しかし、共和党内からは、議会とオバマ氏が対立した場合には政府閉鎖を排除するべきではないとする不満の声も出ている。
 共和党上院議員の中で最も保守的とされるリー氏は、医療保険改革(オバマケア)などを念頭に「オバマ政権が進めてきた政策を可能な限り破棄すべきだ。最後の二年の無法をチェックしなければならない」と強硬な姿勢を示した。
 ホワイトハウスで五日記者会見したオバマ氏はケンタッキー州特産の「ケンタッキーバーボンでマコネル氏とグラスを傾けるのが楽しみだ」と友好的な雰囲気を演出したが、政権運営には波乱が見込まれる。

2179チバQ:2014/11/07(金) 19:04:52
http://www.yomiuri.co.jp/world/20141106-OYT1T50176.html?from=ytop_ylist
米政局、焦点は米大統領選に…共和党は混戦模様
2014年11月07日 10時33分
 【ワシントン=今井隆】米中間選挙がオバマ政権与党・民主党の大敗で終わり、米政局の焦点は、2016年の米大統領選に移った。


 オバマ大統領の求心力低下が進む中、民主党ではヒラリー・クリントン前国務長官を軸に党指名候補選びが進みそうだ。共和党は、今回の勝利を大統領選につなげたい考えだが、本命不在で混戦模様だ。

 投票から一夜明けた5日、積極的な発言が目立ったのが共和党の大統領選「有力候補」だった。穏健派のクリス・クリスティー・ニュージャージー州知事はCNNテレビで、「共和党にとって大変いい夜だった」と話した。政府機能の極端な縮小を主張するリバタリアン(自由至上主義者)に人気のランド・ポール上院議員も同テレビに出演し、共和党が信任を得たと訴えた。

 2人は共和党の中でも遊説での人気が高く、今回の選挙では激戦州を回り、勝利に貢献した。

2014年11月07日 10時33分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

2180チバQ:2014/11/07(金) 19:07:56
http://www.sankei.com/world/news/141105/wor1411050044-n1.html
2014.11.5 21:41
【米中間選挙】
「黄昏のオバマ」(上)「弱い米国」転換圧力 

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オバマ米大統領
 「オバマ政権のシリア政策は、アサド政権への対処策を明確にしておらず、破綻の危機にひんしている」

 ヘーゲル国防長官は最近、ライス大統領補佐官(国家安全保障担当)に2ページの覚書を送り付け、批判したという。国防総省の内部では、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」を「空爆だけで打倒することは困難だ」(同省高官)とし、戦略的には本来、シリアへの地上軍投入が必要だとの本音がくすぶる。

 地上軍の投入論は共和党の間でも強い。投入を拒絶するオバマ大統領が今後、上下両院を支配する共和党からも強い圧力にさらされることは間違いない。

 ナショナル・インタレスト誌のダニエル・ディペトリス氏は、「ホワイトハウスが共和党の要求を拒否することは、難しくなるだろう」と指摘した。

 共和党は、イランの核開発についても、核の平和利用を認めるオバマ政権とは異なり、一切の核開発を禁止すべきだと主張しており、今後のイラン核交渉に影響が及ぶ可能性もある。

足元を見る中露

 日本にとっても重大関心事の「アジア重視政策」はどうか。中東やウクライナ情勢に手を取られる状況下でも、オバマ氏は「リバランス(再均衡)戦略に変更はなく維持する」と強調。政府筋も同政策が「議会の構造の変化に影響されることはない」としている。

 ただ、対中国では、「米国の方から米中関係を悪化させるつもりはなく、中国とはさざ波を立てたくないというのが本音だ」と、ある元政府高官は解説する。

 このため、民主党の大敗後初の外遊となる10日からの中国訪問では、習近平国家主席との会談で、「エボラ出血熱対策や対イスラム国での協力など、対中『融和色』が押し出される」(同)とみられる。

 中国、それにロシアも、今後は求心力がさらに低下するであろうオバマ氏の足元を見るに違いない。

 共和党は、こうした政権の対中姿勢に不満を募らせる。南シナ海で中国が軍事用滑走路などを建設している問題でも、「オバマ政権は見て見ぬふりをしている」との批判が聞かれる。

 共和党が政権を対中抑止政策へと誘導できるのであれば、日本やフィリピン、ベトナムにとって同党の大勝は歓迎すべき状況だ。

国防費削減歯止め

 共和党はまた、国防予算の大幅削減のトレンドに一定の歯止めをかけようとするとみられる。こうした「強い米国」を回復する試みは、緊縮財政下にあっても社会保障の充実を図る「大きな政府」を志向する民主党・オバマ政権と衝突するのは避けられない。

 「小さな政府」と「大きな政府」を基軸とする共和党とオバマ政権・民主党の対立は、外交・安保面では「強い米国」か「弱い米国」かをめぐる対立となって表出しそうだ。(ワシントン 青木伸行)

2181チバQ:2014/11/07(金) 19:08:37
http://www.sankei.com/world/news/141107/wor1411070013-n1.html
2014.11.7 09:55
【黄昏のオバマ】
(下)「死に体」回避へ険しい道

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5日、米中間選挙の結果を受け、ホワイトハウスで記者会見するオバマ大統領(AP)
 米中間選挙での民主党惨敗を受け、オバマ大統領は5日、上院で共和党を率いるマコネル院内総務(ケンタッキー州選出)に秋波を送った。

 ◆じわり対話機運

 「マコネル氏とはケンタッキー・バーボンを楽しみたい。彼が好きな飲み物が何かは知らないが」

 ホワイトハウスのイースト・ルームに詰めかけた記者団からの笑い声はまばらだった。オバマ氏の長広舌は記者に何度も遮られ、「自分がいまやレームダック(死に体)だと思うか」という質問も飛んだ。

 オバマ氏は残り2年余の任期で実績を残そうとしている。それには医療保険制度改革(オバマケア)や予算編成で対立を深めてきた共和党指導部との関係修復が課題だ。共和党が求めるオバマケアの見直しに関して、オバマ氏は提案に耳を傾けると強調した。

 「経済面での国民のニーズにこたえるため、ともに前進させられる分野がある」。こう述べたオバマ氏は、雇用創出や社会資本整備の分野で共和党と協力することに期待を示した。

 オバマ氏が7日にマコネル氏、共和党のベイナー下院議長ら議会指導者をホワイトハウスに招くのを前に、選挙戦で互いを激しく批判した与野党に「対話」の機運が出てきている。

 マコネル氏は5日、ケンタッキー州での記者会見で「自由貿易協定と税制改革はオバマ氏と一致できる」と宣言し、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の交渉促進や法人税減税を念頭に、オバマ氏に前向きな対応を求めた。企業活動を活性化させる政策では政権を後押しする考えを示したといえる。オバマ氏も記者会見で「輸出拡大や新市場の開拓では共和党と協力できる」と呼応した。

 ◆移民問題など火種

 ただ、対立の火種は少なくない。

 予算編成では共和党の主導が決定的になったため、マコネル氏は「(昨秋のような)政府機関閉鎖は起こらない」とする。しかし議会がオバマケア関連予算の削減や富裕層への減税などを盛り込んだ予算を組めば、オバマ氏の拒否権発動もありえる。

 また、共和党が重要視する、カナダとテキサス州を結ぶ新パイプライン建設について、オバマ氏は環境への影響を考慮して許可に慎重だ。逆に共和党はオバマ氏がこだわる最低賃金引き上げに反対する。

 オバマ氏が記者会見で「最重要」な政策だとした、不法移民に市民権取得の道を開く移民制度改革関連法案も対立点の一つだ。オバマ氏は優秀な人材を米国にとどめる狙いから実現を目指してきたが、共和党は不法入国の増加を招くとして反対姿勢を崩さない。

 マコネル氏は記者会見で、オバマ氏が大統領令で移民制度改革を進めれば「闘牛の前で赤い布を振るようなものだ」と指摘。共和党の反発で「他の重要課題を処理する機会が台無しになる」と述べた。

 オバマ氏がレームダック化を逃れられるかは、議会との対立を続けてきた行動パターンを変えられるかにかかっている。(ワシントン 加納宏幸、小雲規生)

2182チバQ:2014/11/07(金) 19:12:43
http://www.sankei.com/world/news/141107/wor1411070010-n1.html
2014.11.7 08:41

米連邦高裁が4州の同性婚禁止を支持 判断迫られる最高裁

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 【ワシントン=小雲規生】米オハイオ州シンシナティーの連邦高等裁判所は6日、同裁判所が管轄するオハイオ、ケンタッキー、ミシガン、テネシーの4州の同性婚を禁止する法律を支持する判決を示した。これまでに4つの連邦高裁が出している同性婚禁止法への違憲判決と食い違う内容で、米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は「連邦最高裁が同性婚問題の判断を迫られることはほぼ間違いない」としている。

 各州の同性婚禁止法をめぐっては6月以降、4つの連邦高裁が相次いで違憲判決を出している。また連邦最高裁は10月、これらの違憲判決からの上訴を取り扱わないと発表。それまで19州だった同性婚を合法とする州の数は現在までに32州に拡大している。

2183チバQ:2014/11/08(土) 22:29:15
http://www.sankei.com/world/news/141108/wor1411080025-n1.html
2014.11.8 10:45
【米中間選挙】
オバマ氏が議会指導者と会談 移民制度めぐり口論も「溝」浮き彫りに

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7日、ホワイトハウスで与野党幹部らと協議するオバマ米大統領(左から2人目)(ロイター)
 【ワシントン=加納宏幸】オバマ米大統領は7日、中間選挙で勝利した野党共和党幹部ら議会指導者をホワイトハウスでの昼食に招き、中間層支援など一致できる政策での協力を求めた。ただ、オバマ氏は共和党が反対する不法移民の市民権取得に道を開く移民制度改革を実行する決意を表明し、与野党の溝が浮き彫りになった。

 会合には、来年1月から上院で過半数を握る共和党から多数党指導者となるマコネル院内総務、ベイナー下院議長ら、民主党からリード上院院内総務、ペロシ下院院内総務らがそれぞれ出席。政権側からはバイデン副大統領、ヘーゲル国防長官らが参加した。

 オバマ氏は共和党指導者に対し、「米国民は政治の行き詰まりに不満を持っている」と指摘。その上で「政策については民主党か共和党かではなく、機能するかどうかで判断したい」とし、協力を呼び掛けた。

 具体的にはエボラ出血熱やイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」に対処するための支出を承認するよう求めた。

 また、肝いりの移民制度改革法案に関しては、すでに共和党が過半数を握る下院でたなざらしになっていることを挙げ、大統領令による実現を念頭に「行動をとる」と述べた。

 これに対し、共和党指導者は強く反発した。AP通信によると、オバマ氏は移民制度改革でベイナー氏と口論となり、仲裁に入ろうとしたバイデン氏を怒った様子で遮ったという。

2184チバQ:2014/11/08(土) 22:32:31
http://www.sankei.com/world/news/141108/wor1411080029-n1.html
2014.11.8 11:21
【米中間選挙】
バージニアは民主勝利 米上院、残り2議席に

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 米中間選挙の上院選で激戦となり、勝敗が確定していなかった南部バージニア州で7日、民主党現職マーク・ウォーナー氏に挑んだ共和党新人のエド・ギレスピー氏が敗北を宣言し、ウォーナー氏が勝利した。米メディアが伝えた。

 上院(定数100、改選36)の議席配分は共和党52、民主党は無所属2を含め46となった。残り2州のうち、アラスカは集計作業を続行中。ルイジアナは12月6日に上位2候補による決選投票を行う。

 バージニアでは開票率99・96%で、ウォーナー氏は約107万票を獲得。ギレスピー氏を約1万6千票上回っていたが、ギレスピー氏が再集計を求める可能性が取りざたされていた。(共同)

2185名無しさん:2014/11/08(土) 22:38:11
http://mainichi.jp/select/news/20141109k0000m030079000c.html
米国:国務省ナンバー2に大統領次席補佐官
毎日新聞 2014年11月08日 22時17分(最終更新 11月08日 22時26分)

アントニー・ブリンケン氏=ロイター
アントニー・ブリンケン氏=ロイター
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 【ワシントン及川正也】オバマ米大統領は7日、米国務省ナンバー2の国務副長官にホワイトハウスのアントニー・ブリンケン大統領次席補佐官(52)=国家安全保障担当=を指名したと発表した。民主党が敗北した中間選挙後、初めての主要人事。残り任期が2年余となるなか、ホワイトハウスに通じた高官を国務省に送り込むことで、テロ対策など重要な外交問題の立て直しにホワイトハウスの影響力を行使したい狙いがあるとみられる。

 国務省出身。クリントン元政権で国家安全保障会議(NSC)スタッフ、シンクタンク研究員などを歴任し、オバマ政権ではバイデン副大統領補佐官(国家安全保障担当)を経て13年1月から現職。シリアの化学兵器使用問題、ロシアのクリミア掌握などウクライナ問題、イスラム過激派組織「イスラム国」対策などにあたった。

 米誌フォーリン・ポリシーによると退任したバーンズ前副長官の後任を巡っては、ケリー国務長官がイラン核問題を担当するシャーマン国務次官を強く推したが、オバマ大統領が押し切ったという。

2186チバQ:2014/11/08(土) 22:40:46
http://mainichi.jp/select/news/20141108k0000e030189000c.html
デトロイト市:再建計画承認、破綻から再生へ 連邦裁判所
毎日新聞 2014年11月08日 11時17分(最終更新 11月08日 11時23分)
 【ワシントン清水憲司】米中西部ミシガン州の連邦破産裁判所は7日、昨年7月に財政破綻したデトロイト市の再建計画を承認した。米史上最大の自治体破綻を起こした同市は徹底した歳出削減とともに、治安改善にも着手。地域再生への取り組みを本格化させる。

 再建計画は、金融機関が約7割の債権放棄に応じ、市職員らの退職年金も減らして、180億ドル(約2兆円)の債務を70億ドル削減する。財政破綻でパトカーが駆けつけるのに1時間もかかるなど市民生活に大きな影響が出たが、今後は17億ドルを警察や消防の体制整備など治安確保に充てられるようにする。市のデトロイト美術館はゴッホやピカソの名画などを所蔵しており、債務削減のため一時は売却も検討されたが、日本を含めた国内外からの寄付で散逸を免れた。

 地元メディアによると、破産裁のローズ判事は「公正で実現可能な計画。美術品を売れば、デトロイトの未来を奪うことになった。市は正しい決定をした」と述べた。再度の破綻を避けるため、10年間は州知事任命の委員会の監督を受ける。

 同市は20世紀初頭から、ゼネラル・モーターズ(GM)など自動車産業の都市として発展したが、日本車の攻勢で工場の閉鎖や移転が相次ぎ、人口は1950年の180万人超から現在の70万人に激減。2009年のGMやクライスラーの経営破綻も加わり、破綻に追い込まれた。

2187チバQ:2014/11/08(土) 22:56:32
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&amp;k=2014110800160
慰安婦決議のホンダ氏8選=日系候補は全員当選−米下院選



オバマ米大統領(右)と言葉を交わすマイク・ホンダ下院議員=7月23日、カリフォルニア州(AFP=時事)
 【シリコンバレー時事】4日投票された米中間選挙の下院選(カリフォルニア州)で、2007年に下院で従軍慰安婦問題をめぐる対日非難決議採択を主導した民主党の日系有力議員マイク・ホンダ氏(73)は7日、記者会見し、「(相手候補の)逆転は不可能な票差だ」と勝利宣言した。米主要メディアも相次いで当確を伝えた。
 ホンダ氏は、同じ民主党から出馬したインド系のロー・カンナ元商務次官補代理(38)を相手に苦戦。不在者投票の開票の行方が焦点となっていた。ホンダ氏は2000年に初当選し、8度目の当選。
 ホンダ氏を含め、今回の下院選に出馬した日系候補4人は全て当選を決めた。上院のメイジー・ヒロノ議員(67)は改選対象でないため、日系の連邦議員数は選挙前と同じ5人となった。 
 ホンダ氏の当選により、下院は共和党243議席、民主党183議席。(2014/11/08-11:36)

2188チバQ:2014/11/10(月) 00:11:14
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E7%B1%B3%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E3%80%81%E6%AC%A1%E6%9C%9F%E5%8F%B8%E6%B3%95%E9%95%B7%E5%AE%98%E3%81%AB%E9%80%A3%E9%82%A6%E6%A4%9C%E4%BA%8B%E3%82%92%E6%8C%87%E5%90%8D%E3%81%B8-%E5%88%9D%E3%81%AE%E9%BB%92%E4%BA%BA%E5%A5%B3%E6%80%A7/ar-AA76R4f
米大統領、次期司法長官に連邦検事を指名へ 初の黒人女性

AFPBB News
1日前
【AFP=時事】米ホワイトハウス(White House)は7日、バラク・オバマ(Barack Obama)大統領が退任するエリック・ホルダー(Eric Holder)司法長官の後任にロレッタ・リンチ(Loretta Lynch)氏を指名すると発表した。

 リンチ氏は、ニューヨーク東部地区の連邦検事。上院の承認を得て就任すれば、黒人女性初の米司法長官となる。

バラク・オバマ(Barack Obama)大統領が退任するエリック・ホルダー(Eric Holder)米司法長官の後任として指名する予定のニューヨーク(New York)東部地区連邦検事のロレッタ・リンチ(Loretta Lynch)氏(2014年3月26日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News© AFPBB News 提供 バラク・オバマ(Barack Obama)大統領が退任するエリック・ホルダー(Eric Holder)米司法長官の後任として指名する予定のニューヨーク(New York)東部地区連邦検事のロレッタ・リンチ(Loretta…
 ジョシュ・アーネスト(Josh Earnest)大統領報道官によると、大統領が9日にリンチ氏の指名を発表する際には、同氏に加えて9月下旬に辞意を表明したホルダー長官も同席する予定だ。

 4日に投開票が行われた中間選挙では民主党が大敗し、共和党が上下両院の議席の過半数を掌握した。これを受け、リンチ氏の指名承認に影響があるとの見方もあるが、同氏は大統領の側近ではないことから、上院での承認は難航しないとみられる。

【翻訳編集】AFPBB News

2189チバQ:2014/11/11(火) 21:16:42
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL3N0T04KP20141111
〔情報BOX〕2016年米大統領選、民主・共和党の有力候補
2014年 11月 11日 18:09 JST

[ワシントン 5日 ロイター] - 米国では中間選挙が終わり、注目は既に2016年に行われる大統領選挙に移っている。

以下に2016年大統領選で、民主・共和党の大統領候補となる可能性がある人物をまとめた。

<民主党>

ヒラリー・クリントン氏(67歳)

民主党の最有力候補とみられている。世論調査でも、民主党有力候補として名前が挙がっている人物中で一番支持率が高い。2008年に大統領選挙に立候補したが、予備選挙でオバマ大統領に敗北した。2009─2013年に国務長官を務めた。1993年から2001年までの間はビル・クリントン大統領夫人として米国のファーストレディーだった。まだ正式に立候補を表明していないが、既に全国的な支持基盤ができている。

ジョー・バイデン副大統領(71歳)

2008年からオバマ政権の副大統領。デラウェア州選出上院議員を6期務めた。専門は外交分野。1988年と2008年に大統領選に挑戦したが予備選で敗北。次回大統領選への出馬検討をほのめかしている。

マーティン・オマリー・メリーランド州知事(51歳)

2014年末に州知事の任期が終了する。昨年は、全国でいち早く大統領選の民主党候補指名争い選挙が行われるニューハンプシャー州とアイオワ州を中心に、民主党候補の応援を積極的に行った。

エリザベス・ウォーレン氏(65歳)

マサチューセッツ州選出上院議員。元ハーバード大学教授で、米金融業界との関係はさほど良好でない。リベラル派を中心に出馬を求める声が多いが、自身はその意思はないとしている。進歩主義的な活動家の間で人気が高い。


バーニー・サンダース氏(73歳)

バーモント州選出の無所属上院議員。ここ1年ほどアイオワ州とニューハンプシャー州で積極的に活動。出馬の可能性を表明している。

2190チバQ:2014/11/11(火) 21:16:57
<共和党>

ランド・ポール氏(51歳)

ケンタッキー州選出上院議員。出馬の可能性を示している。父のロン・ポール氏は共和党の大統領予備選に何度か出馬した。伝統的に共和党の支持基盤でない若年層や少数派などにもアピールしている。

クリス・クリスティ・ニュージャージー州知事(52歳)

今年1月にニュージャージー州とニューヨークを結ぶジョージ・ワシントン橋の道路閉鎖で渋滞などが生じた問題で、同氏の関与が疑われ支持率が一時下がった。共和党州知事協会の会長として選挙資金を集め、中間選挙では共和党知事候補の応援に尽力した。それに伴い支持率も持ち直している。

ポール・ライアン下院議員(44歳)

2012年には共和党の副大統領候補だった。米金融業界からの支持が厚い。1999年から下院議員で、多くの政治評論家からは、同氏の野心は下院で存在感を高めることとの指摘がある。中間選挙では共和党の応援活動を行ったが、大統領選について具体的なことは言っていない。

ジェブ・ブッシュ氏(61歳)

元フロリダ州知事で、父は第41代米大統領のジョージ・ブッシュ氏、兄は第43代米大統領のジョージ・W・ブッシュ氏。移民や教育に関する政策で穏健的姿勢を示しており、共和党保守派からはさほど支持されていない。

マルコ・ルビオ氏(43歳)

2010年中間選挙で草の根運動「ティーパーティー(茶会)」の波に乗り上院議員に当選した。2013年には移民制度改革を推進し、茶会の怒りを買ったが、その後関係改善に努めている。

テッド・クルーズ氏(43歳)

テキサス州選出の上院議員。ティーパーティーの支持を集めている。2013年10月には、オバマ大統領が実施を目指す医療保険改革法関連の予算が含まれている暫定予算案の成立を阻止しようと上院議場で長時間演説を行い注目を集めた。


リック・ペリー・テキサス州知事(64歳)

2012年に出馬を表明した。その時の討論会で、自身が廃止を求める政府機関の名前を思い出せなかったという失態で、選挙戦から撤退した。それ以降今回の出馬に向け準備を進め、テキサス州の経済政策の実績をアピールしている。

ボビー・ジンダル・ルイジアナ州知事(43歳)

副大統領候補としてしばしばとりざたされており、出馬を検討していると明らかにしている。2013年初めに「共和党はくだらない党になることを止めるべきだ」と発言し、党内から批判が集まった。

マイク・ハッカビー氏(59歳)

前アーカンソー州知事。2008年に共和党予備選で敗北した。2012年の大統領選は、福音派信者からの支持を集めていたが、出馬を見送った。世論調査の支持率は高く、2016年に出馬する可能性はある。

リック・サントラム氏(56歳)

元ペンシルベニア州選出上院議員。保守派カトリック教徒の支持が厚い。2012年には出馬を表明し、重要州であるアイオワ州の党員集会で勝利。2014年も積極的に選挙活動を行っている。

2191チバQ:2014/11/11(火) 22:05:27
http://www.sankei.com/world/news/141110/wor1411100005-n1.html
2014.11.10 11:00
【鼓動2014】
衝撃のカナダ・オタワ議事堂銃乱射事件 寛容な多文化主義の行方は?





(1/3ページ)

時計塔が建つカナダ連邦議会議事堂前には、射殺された兵士を悼む花が捧げられていた(黒沢潤撮影)
 カナダの首都オタワで起きた銃乱射事件が同国国民に衝撃を与えている。国内では治安強化をめぐる議論が沸騰。「多文化主義」を掲げる国柄でありながら、イスラム教徒はかつてないほどの逆風にさらされている。(オタワ 黒沢潤、写真も)

 「事件からわずか5日後なのに議事堂の見学ツアーが再開されることになった。外に開かれたカナダの特徴を示すものだ」

 議事堂のホールで10月27日、男性ガイドのフィリペ・ボワ氏は記者(黒沢)ら見学者約30人にこう強調した。議事堂前でこの日、警戒していた警察車両は3台だけ。カナダ政府の寛容な姿勢が見て取れる。

 ただ、議事堂内を歩くと様相は一変。数万冊を所蔵する巨大な図書室近くの壁にある弾痕のような穴(直径1センチ)について治安担当者に尋ねると、「それをあなたに話す必要はない」と一蹴された。

 カナダでは1960年代、東部ケベック地域の独立を求める集団のテロが相次いだ。その後数十年は平穏な状況が続いたが、米中枢同時テロ以降、イスラム教に関わる事件が発生。

 東部トロントでは06年、車両爆破未遂事件が起きたほか、オタワでは今年9月、ジハード(聖戦)主義者が活動組織を作ろうとして投獄された。今回も、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」壊滅に向け、政府が今月、空爆参加を表明したことなどが犯行動機とも指摘される。

 世論調査によれば、国民の55%が政府の治安対策を不安視していることもあり、政府は治安情報庁の権限を強化する方針だ。

 東部オンタリオ州、クイーンズ大学のキース・バンティング教授(政治学専攻)は「事件後、カナダ国民は連帯して政府の治安対策を支持する傾向にある」と指摘した。

 一方で、政府の方針に反発する声は少なくない。大学職員のルネー・ニーソン氏(62)は「“警察国家”は許容できない」と批判。大学生のジョセフさん(29)も「国民は、自由を尊ぶカナダの価値観に基づいて生きる権利がある。自由を阻害するのは間違いだ」と主張した。野党も政府を批判している。

 乱射事件はイスラム社会にも大きな影響を与えている。「イスラム国」対策で派遣された戦闘機の空軍基地がある西部アルバータ州では、モスクの窓ガラスが割られ、壁に「自分たちの国に帰れ」といった文字も書かれた。

 移民国家のカナダは1971年、人種、宗教、言葉の壁を乗り越えた社会実現のため、「多文化主義」を国家政策として導入し、年間数千万ドル(数十億円)の予算を拠出している。

 オタワのイマーム(イスラム教指導者)、サミ・メトワリ師(40)は「カナダに住む約100万人のイスラム教徒は大学教授やエンジニアなど社会の中枢としても活躍し、完全にカナダの一部、システムの一部となっている。多様性、寛容さを尊ぶカナダ社会は私たちを偏った目で見るべきではない」と訴える。

    ◇

カナダの銃乱射事件

 イスラム教に改宗したマイケル・ゼハフ・ビボー容疑者(32)が10月22日、カナダの首都オタワにある戦没者慰霊碑付近で警護中の兵士を射殺。近くの連邦議会議事堂に侵入し、数十発乱射した後に射殺された。容疑者は事件前に旅券を申請しており、当局による発行の遅れが犯行動機との見方もある。

2192チバQ:2014/11/11(火) 22:08:59
http://www.sankei.com/world/news/141111/wor1411110002-n1.html
2014.11.11 17:00
【アメリカを読む】
蠢き始めた共和党の大統領候補たち ブッシュ前大統領の弟が「本命」





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中間選挙で共和党候補の応援演説を行うジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事。2年後の大統領選に向けて、その動向に注目が集まっている=10月29日、コロラド州キャッスルロック(AP)
 米中間選挙(11月4日)が終わると大統領選挙は「予備選」の段階に入る−とは共和党関係者の言葉だ。早くも2016年大統領選への出馬が有力視される政治家たちはポジション争いを始めている。共和党有力候補の一人、クリス・クリスティー・ニュージャージー州知事(52)は、エボラ出血熱への対処方針で民主党のバラク・オバマ米大統領(53)と激しく衝突し、メディアの注目を集めている。

エボラ熱対応で注目

 クリスティー氏は、西アフリカのシエラレオネでエボラ出血熱患者の治療に当たった女性看護師、ケイシ・ヒコックスさん(33)を病院に強制隔離したことで批判を浴び、自宅からの外出禁止に緩和した。ヒコックスさんが、隔離されたテントから「非人道的な扱い」を電話でテレビに“告発”したのが一因だ。クリスティー氏は憤(ふん)懣(まん)やるかたない様子だ。

 「ありとあらゆるたわごとが出ているが、彼女は携帯電話もインターネットも使えたし、(ニュージャージー州)ニューアークの最高のレストランからの出前も食べられた」

 クリスティー氏は患者と接触した可能性がある帰国者を21日間、強制隔離する決定は変わっていないと強調しているが、歯にきぬ着せぬ発言は物議を醸している。政敵に対する報復として、側近が意図的に橋の渋滞を引き起こした疑惑もここへ来て蒸し返されている。

 それでも、クリスティー氏は強制隔離騒動の最中に、大統領選への意欲を明確にした。

 「来年初めまで決める気はないが、隠し立てするつもりもない。明らかに(立候補を)考えている」。10月26日、FOXテレビの番組でこう述べた。

「本命」はブッシュ氏

 ただ、これから共和党の「本命」として周辺がにぎやかになりそうなのは、同じ中道でもクリスティー氏ではなくジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(61)の方かもしれない。ジョージ・W・ブッシュ前大統領(68)の弟だ。

 米紙ワシントン・ポストとABCテレビが10月20日に発表した世論調査では共和党支持層でジェブ・ブッシュ氏が15%でトップになった。設問は、12年大統領選でオバマ氏に敗れたミット・ロムニー前マサチューセッツ知事(67)が出馬しない場合に誰に投票するかというもの。ブッシュ氏はランド・ポール上院議員(12%)、マイク・ハッカビー元アーカンソー州知事(11%)、ポール・ライアン下院予算委員長(8%)、マルコ・ルビオ上院議員(8%)を上回った。

2193チバQ:2014/11/11(火) 22:09:19
 ブッシュ氏は中間選挙の終盤に応援で各地を飛び回った。息子のジョージ・P・ブッシュ氏(38)が「父は(大統領選を)真剣に考え、進めている」と述べたこともあり、その動向に注目が集まっている。

 米CNNテレビはサウスカロライナ州での私的会合に出席した人物の話として、ジェブ・ブッシュ氏が「もし出馬するとすれば、国を前に進め、国民を一体化させるためだ」と述べたと報じた。ブッシュ氏は、年末か来年初めに大統領選への態度を明確にするという。

路線対立も絡む激闘

 そうなると、より強硬な保守派に位置する将来の大統領候補も黙ってはいない。

 保守系草の根運動「ティーパーティー」(茶会)の支持を受けるテッド・クルーズ上院議員(43)は米CNBCテレビで、ジェブ・ブッシュ氏に関して、こう述べた。

 「(過去2回の大統領選で敗れた)ジョン・マケイン上院議員やロムニー氏のような候補者を立てたら、数百万人の有権者が投票に行かなくなる。ヒラリー・クリントン前国務長官が次の大統領になるだろう」

 前述のワシントン・ポスト紙の世論調査で、クルーズ氏への支持は4%で9位にとどまっている。一方のクリントン氏は民主党支持層の65%という圧倒的な支持を受ける。

 共和党内では、茶会系を中心に穏健派のジョン・ベイナー下院議長(64)を引きずり下ろそうとする動きがある。「クリントン氏に対抗しうる人物」を探す共和党の候補者選びは、党内の路線対立も絡んだ激しい展開が予想される。

 ロナルド・レーガン大統領基金は中間選挙に先立つ10月30日、来年9月16日に共和党の大統領候補による討論会を開催することを早々と発表した。

(ワシントン支局 加納宏幸/SANKEI EXPRESS)

2194チバQ:2014/11/13(木) 20:53:10
http://mainichi.jp/select/news/20141114k0000m030018000c.html
米上院:共和党が53議席 アラスカ当選確実で 民主46
毎日新聞 2014年11月13日 17時56分

 複数の米メディアは12日までに、中間選挙の上院アラスカ州選挙区で、野党・共和党のダン・サリバン候補の当選が確実になったと報じた。上院(定数100)の獲得議席は、共和党が53、民主党が46になる。残る1議席は12月6日に行われるルイジアナ州の決選投票で決まる。

 開票は終わっておらず、アラスカ州によると11日夜時点でサリバン氏と民主党現職のマーク・ベイゲッチ候補の得票率は約3ポイント差。しかし、サリバン氏は声明を出し、勝利を宣言している。【ワシントン】

2195チバQ:2014/11/18(火) 20:44:51
http://www.news-postseven.com/archives/20141117_285251.html
ハワイで独立運動の兆し 観光収入や軍の使用料で自立の機運
2014.11.17 16:00

 ウクライナ問題、イスラム国、香港デモ。世界の地殻変動の底流にあるのは、「国家とは何か?」という問いにほかならない。国家の定義を揺るがせたスコットランドの独立投票こそ否決に終わったが、その流れは今後強まると、大前研一氏は予想する。

 * * *
 スコットランドがあのような民主的アプローチで住民投票を何の混乱もなく粛々と実施できた事実が、さすが紳士の国イギリス、と感心したものだ。一方、その後遺症で世界各地の独立運動が勢いづくのは間違いない。

 実際、中国では北京政府が相当過敏になっており、スコットランドの住民投票に関する報道はタブーだった。香港の行政長官選挙制度改革を巡る民主派のデモや、新疆ウイグル自治区、内モンゴル自治区、チベット自治区の独立運動に影響を与えるのは必至だからである。

 意外なところではハワイが独立運動に目覚め出している。もともと独立した王国だったのに力ずくでアメリカに併合された、という思いが一部の住民には強いので、再び独立国になって観光収入やアメリカ太平洋艦隊の司令部がある真珠湾の使用料などで自立していこう、という機運が盛り上がっているのだ。

 世界で最も独立運動の火種をそこかしこに抱えているのはヨーロッパである。たとえば、デンマークでは本土から遠く離れた北大西洋のフェロー諸島、さらに北方のグリーンランドが独立気運を高めている。フェロー諸島は隣にあるアイスランドが独立国なのだから自分たちも、と意気込む。世界最大の島であるグリーンランドは、デンマークではなく海峡を隔てた対岸のカナダやアメリカと付き合って生きていきたいと考えている。

 また、イタリアでは工業化が進んでいる裕福な北部のロンバルディア州、ヴェネト州、ピエモンテ州、エミリア=ロマーニャ州などで独立の声が絶えない。農業が中心で貧しい南部を切り離せ、それができないなら自分たちが出ていく、と昔から主張している。その動きはEUができて少し沈静化していたが、スコットランドに刺激を受けて再燃しつつある。

 もっとも独立運動が蠢くのはスペインだ。高度な自治が与えられているカタルーニャ州、バスク州、ガリシア州、アンダルシア州は各々が一つの国だと思っており、国家を維持できていることのほうが不思議なくらいである。

 なかでもカタルーニャ州は州政府が独立の是非を問う住民投票を11月に実施すると約束していたが、スペイン憲法裁判所が住民投票に反対しているスペイン政府の提訴を受理して投票差し止めを命じたため、住民投票は見送られた。

 これらの例を見れば、「国家」というものが、いかに移ろいやすく、刹那的かがわかるだろう。いちおう国際法上は「国民」「領土」「主権」の三要素を満たせば、国家として認められることになっているが、実際は「他国からの承認」が第四の要素になっている。

 そして、その場合の「他国」とは、国連安全保障理事会で拒否権を持っている安保理常任理事国のアメリカ、イギリス、フランス、中国、ロシアの5か国であり、事実上「欧米(アメリカ、イギリス、フランス)が認め、中国とロシアが反対しないこと」が、国家として認められる第四の要素になっている、と私は考える。

※SAPIO2014年12月号

2196チバQ:2014/11/18(火) 20:49:16
http://mainichi.jp/select/news/20141118k0000e030186000c.html
米国:ミズーリ州で非常事態宣言 黒人射殺の大陪審決定前
毎日新聞 2014年11月18日 10時21分

 【ニューヨーク草野和彦】米中西部ミズーリ州ファーガソンで今年8月、丸腰の黒人青年を射殺した白人警官の訴追について審議している大陪審の決定を前に、ニクソン州知事は17日、州内に非常事態を宣言するとともに、州兵出動の行政命令に署名した。知事の声明によると、決定後に予想される抗議デモとそれに伴う「不測の事態への備えの一環」という。

 今月中に予定される大陪審の決定について、米メディアは起訴見送りの可能性もあると伝えており、その場合は激しい抗議行動が予想される。ファーガソンでは、商店が窓に板を打ち付けて防御するなど緊張が高まりつつあるという。

 ファーガソンでは8月の事件直後、黒人らのデモ隊が警官隊と衝突、一部が商店での略奪行為に走るなど暴徒化した。当時も州兵が投入され、警察の指揮所で警戒にあたった。

2197チバQ:2014/11/18(火) 23:48:29
http://www.sankei.com/world/news/141118/wor1411180038-n1.html
2014.11.18 22:55

移民制度改革で「オバマVS共和党」過熱 「職務怠慢」と大統領令の発動に言及

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16日、オーストラリア・ブリスベンで記者会見するオバマ米大統領(AP=共同)
 【ワシントン=加納宏幸】オバマ米大統領が重要視する移民制度改革で、改革関連法案の議会成立を待たず、大統領令の発動で“強行突破”する考えを表明し、野党共和党が激しく反発している。中間選挙で改革案に慎重な共和党が上下両院を制し、法案成立にメドが立たなくなったとの判断に傾いたためだが、不法移民者に事実上の「恩赦」を与え、永住の道を開くことになりかねないと共和党側は批判しており、攻防が激化しそうだ。

 オバマ大統領は16日、訪問先のオーストラリアで移民制度改革に関し、「私に権限があるのに永久に待つことはできない。誰の目から見ても壊れた制度を改善しないとすれば、職務怠慢になる」と述べ、大統領令を発動する考えを表明した。

 約1100万人とされる不法移民のうち、最大約500万人を国外退去の対象から外す改革案を週内にも正式発表する。

 ホワイトハウス関係者の話を基に報じたFOXニュースによると、大統領の改革案は、入国後に出産するなどして米国生まれの子供を持つ450万人以上の不法移民者の国外退去を「延期」することが柱。すでに市民権を得ている親と暮らすため、不法入国した子供も対象者に組み込む。

 一方で、さらなる不法移民の流入を防ぐため、国境警備の強化も盛り込む。

 しかし、中間選挙で共和党の保守系議員や候補者は、不法移民に実質的な市民権を与えることは、さらなる不法入国を助長すると民主党を批判してきた。

 共和党のベイナー下院議長は「大統領令による『恩赦』を進めれば、他の案件を危険にさらすとオバマ氏には伝えている。われわれは戦う」と牽制(けんせい)。移民制度改革法案の共同提案者で、共和党重鎮のマケイン上院議員も、大統領令の発動は議会との関係に悪影響をもたらすとメディアを通じて警告した。

 大統領令で移民制度改革を強行すれば、12月11日に期限が切れる暫定予算案の可決や、次期司法長官に指名されたロレッタ・リンチ氏ら高官人事の承認に影響が出るのは確実だ。

2198チバQ:2014/11/21(金) 21:08:20
http://www.sankei.com/world/news/141121/wor1411210037-n1.html
2014.11.21 17:47

米民主党のウェッブ氏、次期大統領選に出馬準備 クリントン氏に挑むか





 米民主党のジム・ウェッブ元上院議員(68)は21日までに、2016年次期大統領選の出馬を検討する準備委員会を立ち上げたと発表した。

 大統領選に向け、具体的な行動を起こした政治家は初めてとみられる。出馬が有力視されるクリントン前国務長官に、民主党予備選で挑む可能性がある。

 ウェッブ氏はアイオワなど大統領選の重要州を回り、出馬への意欲を示していた。声明では「われわれの国を立て直す必要がある」と訴えた。

 ウェッブ氏はベトナム戦争の従軍経験があり、海軍長官などを歴任。上院議員時代は外交委員会の東アジア・太平洋小委員長を務め、日米関係の強化にも尽力した。(共同)

2199チバQ:2014/11/21(金) 21:08:35
http://www.sankei.com/world/news/141121/wor1411210035-n1.html
2014.11.21 16:49

次期大統領選の布石か クリントン氏、オバマ米大統領の移民制度改革「支持する」





 米民主党のクリントン前国務長官は20日、声明を発表し、オバマ大統領の移民制度改革を「支持する」と表明した。長官退任後のクリントン氏が政治問題で見解を表明するのは珍しく、次期大統領選への布石と受け止められている。

 クリントン氏は大統領が自らの権限で改革に乗り出したのは、議会の「責任の放棄」が原因だとして、下院の多数派を占める共和党を批判した。

 しかし恒久的な改革には、超党派による立法措置が必要と指摘。「誠意のある人たちが一致点を見いだすと確信している」と将来の法案成立に期待を示した。(共同)

2200チバQ:2014/11/25(火) 01:01:56
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&amp;k=2014112400363
ヘーゲル米国防長官辞任へ=「イスラム国」対処で刷新か


 【ワシントン時事】米メディアは24日、ヘーゲル国防長官が辞任すると一斉に報じた。オバマ大統領が同日午前11時(日本時間25日午前1時)すぎに発表する見込み。与党・民主党が大敗した4日投票の中間選挙後、オバマ政権閣僚の辞任は初めてとなる。
 米紙ニューヨーク・タイムズによると、米当局者はヘーゲル氏の辞任について、過激組織「イスラム国」の脅威に対処する上で、オバマ大統領は違う人材が必要と判断したと説明した。大統領は先週末に決断したという。ヘーゲル氏とホワイトハウスのぎくしゃくした関係も最近報じられていた。
 オバマ政権の安保チームで唯一の共和党員であるヘーゲル氏は2013年2月、政権2期目発足後に国防長官に就任。アジア太平洋へのリバランス(再均衡)政策、アフガニスタン撤退戦略や緊縮財政の中での国防体制再構築などに取り組んできた。(2014/11/25-00:24)

2201チバQ:2014/11/25(火) 01:49:03
http://www.sankei.com/world/news/141124/wor1411240046-n1.html
2014.11.24 23:37

ヘーゲル米国防長官が辞任へ 米紙「事実上の更迭」 イスラム国対応などで意見対立

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ヘーゲル米国防長官(ロイター)
 【ワシントン=青木伸行】オバマ米大統領は24日、ホワイトハウスでヘーゲル国防長官の辞任を発表する。イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」に対する掃討作戦などをめぐる意見対立が背景にあるとみられる。

 ウクライナ情勢、アフガニスタンからの米軍撤退などの諸問題も抱える中での辞任は、オバマ政権に大きな打撃となる。

 発表に先立ち、米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は24日、ヘーゲル氏が辞任すると報じた。同紙は政権高官の話として、辞任はオバマ大統領の要請に基づくものだとしており、事実上の更迭とみられる。

 与党・民主党が大敗した先の中間選挙後、オバマ政権の閣僚の辞任は今回が初めてとなる。

 ヘーゲル氏は昨年2月に就任。オバマ政権の安全保障チームの中で唯一の共和党出身者だった。

2202チバQ:2014/11/25(火) 20:00:40
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&amp;k=2014112500669
放火や略奪相次ぐ=暴動激化、29人逮捕−白人警官不起訴に抗議・米ミズーリ

24日、米ミズーリ州ファーガソンで衝突する警官隊とデモ隊(EPA=時事)
 【シカゴ時事】米中西部ミズーリ州セントルイス郡の大陪審が24日、黒人青年を射殺した白人警官を不起訴としたことで、起訴を強く求めていた黒人らの抗議行動が激化した。一部が暴徒化し、事件が起きたファーガソン周辺で放火や略奪といった行動が相次いで発生。25日未明にかけて一時無法状態に陥り、少なくとも29人が逮捕された。
 米メディアによると、決定を控え、ファーガソン警察の周辺に数百人が集結。不起訴が伝わると、「正義がなければ平和はない」「人種差別主義者の警察は要らない」などと叫び、武装した警官隊に石や瓶を投げつけた。パトカーや店舗、ゴミ箱などに次々と放火し、近くのドラッグストアや酒店などに押し入って略奪も行った。警察当局によると、12棟以上が放火され、炎上する建物もあった。(2014/11/25-18:29)

2203チバQ:2014/11/25(火) 20:59:12
http://mainichi.jp/select/news/20141125k0000e030182000c.html
米国:ヘーゲル国防長官、事実上の更迭 シリア政策で対立
毎日新聞 2014年11月25日 12時20分(最終更新 11月25日 13時28分)

 ◇オバマ米大統領が辞任発表、「いつも率直に助言」と謝意
【ワシントン西田進一郎】オバマ米大統領は24日、ホワイトハウスでヘーゲル国防長官(68)が辞任すると発表した。オバマ氏は「いつも私に率直に助言してくれた」と謝意を表したが、中間選挙での与党・民主党の大敗を受けて外交・安全保障チームを立て直すため、シリア政策でホワイトハウスと対立したヘーゲル氏を更迭した格好だ。ヘーゲル氏は後任が上院で承認されるまで職にとどまるが、国防長官の辞任は政権で3人目という異例の事態に陥った。

 中間選挙後、閣僚の辞任は初めて。オバマ氏は「ヘーゲル氏が先月相談に来て、任務を終えるのにふさわしい時期だと彼が決断した」と説明。「模範的な国防長官だった」と、アジア太平洋地域へのリバランス(再均衡)政策などへの対応をたたえた。ヘーゲル氏は「今日辞意を申し出た。国防総省の職員とともに仕え、その家族を支えたことは人生最高の栄誉だ」と語った。

 ヘーゲル氏は共和党の元上院議員ながら、ブッシュ前政権時代にイラク戦争での米軍増派に反対し、2008年大統領選ではオバマ氏を支持した。オバマ政権の2期目発足直後の13年2月、パネッタ前長官の後任として国防長官に就任した。

 しかし、シリアへの対応を巡ってホワイトハウスとの間の不協和音が取りざたされていた。ニューヨーク・タイムズ紙によると、ヘーゲル氏は10月、「オバマ政権のシリア政策はアサド政権への対処策が明確になっておらず、ほころぶ危機にひんしている」と警告する書簡をライス大統領補佐官(国家安全保障担当)に送った。

 シリアでのイスラム過激派組織「イスラム国」への空爆は、オバマ政権が退陣を求めているアサド政権を利していることなどを指摘し、鋭く批判する内容だったという。

 ヘーゲル氏は10月末の記者会見で「アサドはもちろん(米軍の空爆で)利を得ている」と語り、書簡についても「我々は何が一番かという考えを大統領や国家安全保障会議に提供する義務がある」と否定しなかった。

 共和党のマケイン上院議員は辞任発表を受けて声明を出し、ヘーゲル氏について「政権の国家安全保障政策の方向や意思決定過程に不満を感じていた」と指摘した。

 中間選挙で上下両院の過半数を獲得した共和党はオバマ政権批判を強めており、対イスラム国戦略なども焦点の一つになっている。オバマ氏は外交・安全保障チームの刷新の一環として、ライス大統領補佐官らホワイトハウス側ではなく、ヘーゲル氏を交代させた。

 後任にはフロノイ元国防次官やカーター前国防副長官、ジャック・リード上院議員(民主)らの名前が浮上している。

2204チバQ:2014/11/26(水) 21:15:22
http://www.sankei.com/world/news/141125/wor1411250033-n1.html
2014.11.25 22:17
【米国防長官が辞任】
「異分子」排除し“側近政治”強化

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ヘーゲル国防長官(ロイター)
 【ワシントン=青木伸行】オバマ米大統領による事実上の更迭劇で、ヘーゲル国防長官が政権を去ることになった。約2年の任期を残すオバマ大統領は、シリア問題などで異論を唱えてきたヘーゲル長官を排除することで、ホワイトハウスを軸とする「中央集権化」と「側近政治」を強化し、求心力の低下に歯止めをかけながら、歴史に名を残すレガシー(遺産)の追求に躍起となっているようだ。

 「(辞任の)決断は、ヘーゲル氏にとり、容易ではなかった」

 オバマ大統領は辞任発表の記者会見で、アジア太平洋へのリバランス(再均衡)戦略や緊縮財政下での国防体制の再構築など、ヘーゲル長官の功績を評価する一方で、辞任理由には最後まで触れなかった。

 アーネスト大統領報道官によると、今回の決断は、2人が「10月から何度も話し合いを続けた末の結論」だったという。

 ヘーゲル長官はかねて、ロシアがクリミアを武力で併合したウクライナ情勢、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」や対シリア戦略でホワイトハウス側と衝突しており、政権内の意思・政策決定の遅さにも不満も抱いていた。
 ヘーゲル長官は先週、共和党のマケイン上院議員を訪れ、こうした不満をぶちまけていたという。

 オバマ政権の安全保障チームをめぐっては、ゲーツ元長官、パネッタ前長官も退任後に出版した回顧録の中で、オバマ大統領が国防総省の仕事の細部にまで口を出し、政策決定の過程を「中央集権化」して非生産的にしていると批判していた。

 オバマ大統領はマクドノー大統領首席補佐官、ライス補佐官(国家安全保障問題担当)を軸とする“側近政治”を敷いており、ヘーゲル長官らの批判は、それに対するものである。

 マケイン議員も24日、「2人の前任者とも政権からの口出しが過剰で、それがいかに仕事を難しくしていたかを証言している。チャック(ヘーゲル氏)の場合も同じだ」とオバマ大統領の手法を非難した。

 一方で、ヘーゲル長官が事実上、更迭されたのは「中間選挙で民主党が大敗した理由の一つに、政権の安全保障政策に対する国民の不満があり、(大統領の)身代わりとして責任を取らされた」(政治アナリスト)との見方もある。


 今のところ、ヘーゲル長官が交代してもアジア再均衡戦略や日米関係、中東政策などに大きな変化はないとみられている。だが、中央集権化と側近政治の強化が今後、吉と出るか凶と出るかは不透明で、状況次第では「オバマ氏と側近は孤立する」(同)との声もあがっている。

2205チバQ:2014/11/26(水) 21:45:20
http://mainichi.jp/select/news/20141126k0000e030191000c.html
米黒人青年射殺:怒り、全米に拡大…警官不起訴
毎日新聞 2014年11月26日 11時56分(最終更新 11月26日 15時43分)
【ファーガソン(米中西部ミズーリ州)草野和彦】黒人青年のマイケル・ブラウンさん(18)を射殺した白人警官の不起訴を大陪審が決定後、抗議するデモ隊が暴徒化したミズーリ州ファーガソン。決定から一夜明けた25日、放火で無残に焼け落ちた店舗では今も煙がくすぶっていた。事件から3カ月以上が経過したあげく、「おとがめなし」の決定は、黒人たちの不満を増大させただけだったようで、抗議デモは全米37州に拡大した。

 ◇「マイケルだけの問題じゃない。黒人が負けたんだ」

 数百人が集結し、抗議デモのスタート地点となったファーガソン警察前から北西へ約3キロ。屋根ごと崩れ落ちた美容商品販売店があった。コンクリート壁や鉄製のはりがむき出しになり、周囲に焦げたにおいが立ちこめる。近所の住民らによると前日深夜、50人ほどの暴徒が店舗に押し入り、シャンプーなどを略奪した後、放火したという。

 棟続きの美容室もガラスが割られていた。後片付けに来ていた経営者の黒人女性、クイーン・バーンズさん(35)は大陪審の決定について「警官が丸腰の人間を射殺したら、殺人罪でないにしても、何らかの罪に問われるべきではないか」と訴える。デモ隊らの略奪行為に同意はできないが、「警察や社会の不公正に対する欲求不満の表現の仕方を暴力以外に知らない」と一定の理解を示す。

 8月の事件直後、大規模デモが展開されたのは発生現場から近い西フローリッサント街の数百メートルの範囲内だけで、店舗の放火や略奪も数軒のみだった。警察によると、今回は放火だけでもファーガソンとその周辺で十数軒に達し、範囲も広がった。

 西フローリッサント街は、今回も複数の店舗が略奪被害などを受けた。その一つの店舗のそばにいた黒人男性の機械工、マイク・アンダーウッドさん(31)は大陪審の決定を「マイケルだけの問題じゃない。我々黒人が負けたということなんだ」という。

 アンダーウッドさんは、多くの黒人が自分の問題としてとらえたため、デモや暴力の規模が拡大したとみている。

 一方、ニクソン州知事は25日の記者会見で、暴力抑止に向け、州兵を数百人増派する方針を明らかにした。ファーガソン一帯に2200人規模が展開することになるという。

2206チバQ:2014/11/26(水) 21:45:52
http://mainichi.jp/select/news/20141126k0000e030193000c.html
米黒人青年射殺:「顔を殴られ発砲」不起訴の白人警官証言
毎日新聞 2014年11月26日 11時59分(最終更新 11月26日 16時54分)

検察当局が公表したダレン・ウィルソン氏の写真=ロイター
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 【ワシントン及川正也】「悪魔のよう(な表情)だった」「5歳児がハルク・ホーガン(巨漢の元米プロレスラー)をつかまえるようなものだった」。米ミズーリ州ファーガソンで黒人青年マイケル・ブラウンさんが銃撃で死亡した事件で、発砲した白人警官のダレン・ウィルソン氏(28)の大陪審証言を検察当局が公表した。敵意を示し、大柄なブラウンさんを制止するためのやむを得ない措置だったとする証言だが、目撃者の証言との食い違いも指摘されている。

 証言は、事件が起きた8月9日から約1カ月後の9月16日に行われた。証言によると、路上を歩いていたブラウンさんと友人を、運転中だった警察車両から呼び止めた際、ブラウンさんは挑発的だったという。車両の窓越しに言い争いになり、ブラウンさんに顔を殴られ、拳銃を奪われそうになったため車内から2発発砲。逃げるブラウンさんを追いかけたが、途中でブラウンさんが振り向き、声を上げて走ってきたため連射したという。

 現場検証や検視結果によると、警官の拳銃や制服からはブラウンさんのDNAが検出された。車内から発砲した2発のうち1発がブラウンさんの右手に当たったとみられ、車内には血痕があった。また、事件直後に病院に運ばれた警官の顔には打撲傷が確認され、いずれも警官の証言と合致している。

 ただ、目撃者の中には逃げるブラウンさんを背後から撃ったとの証言や、最後にブラウンさんが向かってくる際に手を上げて降伏の態度を示していたなどの証言もある。ブラウンさんの体には右手から右胸、のど、頭部にかけて9カ所に銃創があり、いずれも前方から受けていた。大陪審は24日、過剰防衛も含めて不起訴を評決している。警官は25日、米ABCテレビに「頭の中は自分の命(を守ること)でいっぱいだった」と話した。

2207チバQ:2014/11/27(木) 21:59:22
http://www.asahi.com/articles/ASGCW3WJLGCWUHBI00P.html
米国の次期国防長官、後任候補が相次ぎ辞退
ワシントン=大島隆2014年11月27日17時22分

 米国で、辞任が決まったヘーゲル国防長官の後任候補が相次いで辞退を表明している。ヘーゲル氏辞任の背景にホワイトハウスと国防総省の不協和音があったうえ、オバマ大統領の任期が残り2年間となっている時期だけに、候補者が政権入りに慎重になっているようだ。

 ロイター通信などによると、有力候補の一人とされていたフロノイ元国防次官は、オバマ大統領と電話で話し、育児など家庭の事情を理由に辞退したという。同じく有力とみられていた民主党のジャック・リード上院議員も上院議員にとどまる意向を明らかにした。

 政治ニュースサイト「ポリティコ」は元政府高官の話として、フロノイ氏は次期大統領選挙でクリントン前国務長官が勝利すれば、国防長官に指名される可能性があるため、見送ったという見方を伝えている。

2208チバQ:2014/11/27(木) 22:02:35
http://www.sankei.com/world/news/141127/wor1411270018-n1.html
2014.11.27 10:30
【黒人少年射殺】
米ミズーリ州暴動 怒る黒人「人種戦争だ」

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25日、米ミズーリ州ファーガソンで、発煙筒が投げつけられた警察車両を確認する警官ら (AP)
窓ガラス割られた店、白煙上げる美容院…

 窓ガラスが粉々に割られた中国料理店。放火されて崩れ落ち、白煙を上げる美容院。黒人少年を射殺した白人警官が不起訴処分となり、住民と警官隊が激しく衝突した米中西部ミズーリ州ファーガソンに25日、入った。今年8月の暴動直後を上回る惨状をさらす街で、黒人住民らは司法や警察への不信感を口にした。

 「黒人少年が命を落としたのに、白人警官におとがめがないとは悲しいことだ。アフリカから奴隷として米大陸に連れてこられた黒人の悲しい歴史に、悲劇の物語が加わった」

 損保会社経営のデオン・ロス氏(41)が語るように、白人9人、黒人3人という構成の大陪審が24日に下した判断への批判が渦巻く。宗教関係者のコリー・ベル氏(23)も、「私たち黒人への“人種戦争”に等しい」と、吐き捨てるように語った。

白人の割合多い警察

 不満の矛先は、黒人が街の人口の約65%を占めながら、白人の割合が多い地元警察にも向けられる。

 BMWを運転していた3年前、盗んだと疑われて白人警官に停車を命じられ、銃を突き付けられたという40代の黒人男性は、「運転手が黒人男性なら盗んだと疑われ、黒人女性なら売春でもうけたカネで買ったと疑われる」と強調。「元警官だった私ですら屈辱的な扱いを受ける」と警察への不信感を隠さなかった。

 警察署近くの商店で略奪が起き、5軒以上の建物が放火されたことには「絶対許されない」(音楽家のミリヤード・スミスさん)との意見もあるが、動員された700人もの州兵が阻止に動かなかったことについては、「一部の卑劣な黒人の悪行を、黒人全体の問題として世界に知らせようとしている」(女性市民)といぶかる向きもある。

 米紙ニューヨーク・タイムズによれば、黒人少年を射殺した白人警官が同僚とひっそり結婚式を挙げていたことが最近発覚。ディオンネ・レイさん(33)は、「大陪審が方針を決定する直前の時期の結婚とは…。人命を奪ったことを何とも思っていない」と声を荒らげた。

 現場周辺で、黒人少年を射殺した警官を支持する白人女性、ジャッキー・エドルマンさん(26)と出会った。少年が歩道を歩くよう注意された後に撃たれたのを受け、「市民は規則を守るべきだ」と話した。

「自ら努力し改善を」

 黒人住民の生活を改善すべきだとの声が上がるが、選挙を通じて自分たちの要求を実現させようという機運は広がらず、今月の中間選挙が特に注目されることもなかったようだ。

 地元の少年バスケットボールチームのフレッド・ロビンソン監督(54)は「黒人の親は子供のバスケの試合には駆けつける。だが学校のPTA会合には4、5人集まるだけだ。教育を大事にし、民主主義の重要性について学ぶ必要がある」と訴える。エドルマンさんも「ここは共産主義国家ではなく自由主義国家。問題を解決するなら(投票などを通じて)自ら努力すべきだ」と強調した。(ファーガソン 黒沢潤)

2209チバQ:2014/11/27(木) 22:05:40
>>662
http://www.sankei.com/world/news/141127/wor1411270034-n1.html
2014.11.27 16:52

「最強の女性経営者」米大統領選出馬検討 米紙報道






2002年12月、西垣浩司・NEC社長(右)と握手するカーリー・フィオリーナ・ヒューレット・パッカード会長(肩書はいずれも当時)=ロイター
 米コンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)の元最高経営責任者、カーリー・フィオリーナ氏(60)が、2016年次期大統領選で共和党からの出馬を検討していることが分かった。26日付のワシントン・ポスト紙が伝えた。

 かつて「最強の女性経営者」と称されたフィオリーナ氏は、女性の社会進出の象徴として知名度が高い。次期大統領選の共和党候補指名争いは混戦模様だが有力な女性は見当たらず、出馬すれば注目を集める存在になりそうだ。

 同紙によると、フィオリーナ氏は12月から来年1月にかけて大統領選の重要州であるアイオワやニューハンプシャーを訪れ、出馬準備を本格化させる。アイオワ州の支持者には「新しい局面」に入ると伝え、出馬を示唆しているという。

 フィオリーナ氏は08年大統領選で共和党候補だったマケイン上院議員の選対幹部を務め、10年には自ら連邦上院選に出馬したが敗北した。(共同)

2210チバQ:2014/11/27(木) 22:29:05
http://www.sankei.com/world/news/141127/wor1411270061-n1.html
2014.11.27 22:24
【次期米大統領選】
クリントン氏高まる期待 支持率トップ、資金既に13億円…政治経歴、反発招く恐れも





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 【ワシントン=加納宏幸】2016年の米大統領選をにらんだ動きが与党民主党で出始めた。大本命と目されるヒラリー・クリントン前国務長官は沈黙を守っているが、支持団体はニューヨークで会合を開いて選挙戦略を練った。このほか、初めての「大統領候補」による出馬表明も発表された。オバマ米大統領の支持率の低迷が続く中、「ポスト・オバマ」をめぐる論争が活発化しそうだ。

 「大統領選は非常に困難な戦いとなるだろう。(共和党の)ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事は手ごわい候補者となる」

 クリントン氏の大統領就任を目指す団体「レディー・フォー・ヒラリー」が21日、ニューヨークのホテルで開いた会合の後、08年大統領選でクリントン氏の選挙対策を仕切ったハロルド・イッキス氏が語った。

 米MSNBCテレビが伝えたもので、同団体は1100万ドル(約13億円)近くの資金や、約300万人の支持者を集めたという。

 民主党ではジム・ウェッブ元上院議員(68)が19日、大統領選の立候補に向けて準備委員会を設立したと発表。政治家では初めての具体的な動きだ。

 米世論調査会社ラスムセンが25日発表した調査では、民主党支持層の62%がクリントン氏を支持。エリザベス・ウォーレン上院議員(17%)やバイデン副大統領(7%)、ウェッブ氏(2%)、オマリー・メリーランド州知事(同)らを大きく引き離した。

 オバマ氏は23日放映のテレビ番組で、「クリントン氏は偉大な大統領になり得る。彼女は全てにおいて私に同意しているわけではないが」と答えた。「米国人は新車の匂いを求めている」とも述べた。

 ただ、民主党内では、クリントン氏の「走行記録」が大統領選でアキレス腱(けん)になるとの見方が強い。12年にリビア東部ベンガジで起きた米領事館襲撃事件の「情報隠(いん)蔽(ぺい)」疑惑では、国務長官としての責任を問われた。政治経歴の長さや金融業界との近さが「反ワシントン」「反ウォール街」の感情が強い支持層の反感を招く可能性もある。

2211チバQ:2014/11/30(日) 22:29:43
http://mainichi.jp/select/news/20141130k0000e030128000c.html
米国:黒人青年射殺の警官辞職「同僚に迷惑掛けられない」
毎日新聞 2014年11月30日 11時28分

 AP通信などは29日、米ミズーリ州ファーガソンの黒人青年を射殺したが、大陪審で不起訴となった白人警察官ダレン・ウィルソン氏(28)が辞職したと伝えた。同州セントルイスの地元紙によると、辞職しない場合の脅迫が市警にあり、ウィルソン氏は「同僚らに迷惑を掛けられない」と語った。

 セントルイス郡大陪審は24日に不起訴決定を出した。ウィルソン氏は25日のABCテレビのインタビューで「良心のとがめはない」と自らの正当防衛を主張していた。

 一方、不起訴に反発する市民150人が29日、抗議のため徒歩での行進を始めた。(ニューヨーク共同)

2212チバQ:2014/12/03(水) 22:58:09
http://www.afpbb.com/articles/-/3033063
オバマ氏の娘をネットで批判、米議員の広報担当に非難殺到
2014年11月30日 20:22 発信地:ワシントンD.C./米国
【11月30日 AFP】米下院議員の広報担当の女性が、バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領の娘2人を批判する文章をフェイスブック(Facebook)に投稿したことで各方面の反発を招き、ネット上で辞任を求める声に直面している。

 矛先を向けられているのは、米テネシー(Tennessee)州選出で共和党のスティーブン・フィンチャー(Stephen Fincher)下院議員の広報担当を務めているエリザベス・ローテン(Elizabeth Lauten)氏。ローテン氏は自身のフェイスブックのページに、父親のオバマ氏と26日に公の行事に出席した娘のマリア(Malia)さん(16)とサーシャ(Sasha)さん(13)がつまらなそうにしていたと書き込み、2人に対して「もう少し上品にしたらどうなの。少なくとも自分の役割をわきまえるように」と忠告した。この投稿は削除されたものの、スクリーンショットがネット上に拡散している。

 マリアさんとサーシャさんは感謝祭前日の26日、首都ワシントン(Washington D.C.)のホワイトハウス(White House)で毎年恒例となっている七面鳥に「恩赦」を与える式典で、退屈そうな表情でオバマ氏の後方に立っていた。式典では2羽が恩赦対象に選ばれ、食卓に上る運命を逃れた。

 式典での2人の表情をめぐるコメントは面白おかしい内容が主流だったが、ローテン氏のコメントはより辛辣(しんらつ)だった。同氏はフェイスブックの投稿で「よく考えてみれば、あなた方のご両親はご自分の立場、ひいては国をあまり重く見ていない。だからあなた方は『良き見本』の方面で若干恵まれていない」などと述べるとともに、ホワイトハウスにいることを重く受け止め、場にふさわしい服を着るよう付け加えた。これは、2人のスカート丈が短かかったことに言及したとみられている。

 この書き込みは短文投稿サイト「ツイッター(Twitter)」などで直ちに猛反発を呼び、ローテン氏が書き込みを削除し陳謝した後も、同氏に広報担当辞任を求める声が相次いだ。

 ローテン氏はフェイスブックに「長い時間祈り、両親と話し、ネット上の投稿を読み返した後、自分の言葉がいかに人を傷つける内容だったかがよく分かった」と投稿。この書き込みも、同氏が自身のページを非公開とする前に広く拡散した。同氏は「わたしの発言で傷ついたり、不快な思いをした方々全員におわびしたい。今回の経験を教訓として成長すると約束します」と付け加えた。

 弁護士でテレビパーソナリティーのスター・ジョーンズ(Star Jones)氏は、この陳謝を評価しなかった一人だ。ジョーンズ氏は「悪趣味な人々をこれまで見てきたが、米大統領の子どもを批判した点で#ElizabethLautenほどひどい人物はめったにいない」とコメントした。

 ツィッター上ではローテン氏の辞任を求める「#FireElizabethLauten(エリザベス・ローテンをクビにしろ)」のハッシュタグが広がり、同氏の上司であるフィンチャー議員に宛てたツイートが殺到している。(c)AFP

2213チバQ:2014/12/07(日) 19:12:20
http://www.sankei.com/world/news/141207/wor1412070037-n1.html
2014.12.7 18:41
【白人警官不起訴】
「3カ月に14回の職務質問」根強い黒人差別に広がるデモ 陪審員は“雑談・携帯”で大陪審制へも不満

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 【ニューヨーク=黒沢潤】米ニューヨークや中西部ミズーリ州ファーガソンで、丸腰の黒人住民を死亡させた白人警官が不起訴となったことを受け、黒人住民らによる抗議デモが全米各地で相次いでいる。米社会に根強く残る人種差別や大陪審制度への不信感、経済格差といった問題が背景にありそうだ。

 「私は警察から3カ月間で14回も職務質問されたことがある。皮膚の色が黒くないあなたに、この屈辱は分かるまい」。ファーガソンの音楽家、ミリヤード・スミスさん(32)は苦渋の表情で語った。米国では犯罪率の高い黒人が職質対象になりがちとはいえ、真面目に暮らす一般人までが警察から差別的な扱いを受けることへの不満は強い。

 ミズーリ州当局によれば、黒人運転者が車内捜索を受ける例は白人の12倍に上る。米各地では、交通違反の罰金が自治体財政を支える例も多いが、ファーガソンでは、黒人が乗る車が中央ラインを少しはみ出しただけで罰金を取られるなど、「完全に警察の“標的”となっている」(黒人男性)との嘆きも聞かれる。

 米西部コロラド州デンバー近郊では2012年夏、白人の大学院生が銃を乱射し、死者12人を含む約70人を死傷させる事件があったが、大学院生は警察に射殺されなかった。現場は映画館で今回と状況は違うものの、ニューヨークのデモに参加した黒人男性(45)は「彼が白人だから射殺されなかったのだ」と、“解説”してみせた。

 黒人の間では、大陪審制度への不満も強い。一般的に、警察と良好な関係を保ちたい検察は、警官に不利な証拠を大陪審に提示することを避ける傾向にあるといわれる。また、一般市民の陪審員で構成される大陪審は、「検察の意向を単に承認するだけの“ゴム印”のような存在」(司法関係筋)とも指摘される。

 米紙デーリー・ニューズによれば、ニューヨークの大陪審では、市警が内規で禁じた首絞めが行われたことを示すとするビデオ映像を撮影したラムジー・オルタさん(22)が証言したが、陪審員は雑談したり、携帯電話をいじったりして、最初から「不起訴ありき」の姿勢だったという。

 黒人のオバマ大統領が08年に当選してから6年が過ぎたが、今回の抗議デモでは、白人と黒人の経済格差が縮小しないことへの不満も吹き出した。ニューヨークの黒人男性(23)は「オバマは、黒人の血が流れているというだけの白人の“傀儡(かいらい)”大統領だ。到底、私たちの味方ではない」と切り捨てた。

      ◇

【用語解説】大陪審

 一般市民から無作為で選ばれた陪審員20人前後で構成され、起訴するかどうかの判断を下す。検察の判断だけで起訴される事態を防ぐ狙いがある。審理は原則、非公開。陪審員は検察が呼んだ証人に質問するほか、検察が提示した証拠を吟味する。

2214チバQ:2014/12/07(日) 19:13:46
http://www.sankei.com/world/news/141207/wor1412070017-n1.html

2014.12.7 14:28
【米中間選挙】
共和下院が戦後最大勢力に、民主は上院も敗北 ルイジアナ決選投票






6日、米ルイジアナ州ニューオーリンズで、敗北を宣言する民主党現職のランドリュー上院議員(UPI=共同)
 【ワシントン=加納宏幸】米中間選挙(11月4日投開票)は6日、上院選で唯一議席が固まっていなかった米南部ルイジアナ州の決選投票が実施され、共和党新人のカシディ下院議員が、民主党現職のランドリュー上院議員を破って当選を確実にした。これにより1月に招集される新議会の上院(定数100)の勢力は共和54、民主(無所属含む)46で確定した。米メディアが一斉に報じた。

 共和党が現有45議席を9議席増やす躍進を遂げたことにより、オバマ米大統領との対決姿勢をさらに強めるものとみられる。

 与党・民主党のランドリュー氏は最近、カナダのオイルサンド(油砂)から採取された原油を米南部に運ぶパイプライン「キーストーンXL」の建設を承認する法案を主導したが否決された。南部では建設への期待が大きく、これによって逆風を受けたとされる。

 同州では下院の2選挙区でも決選投票が行われた。米紙ワシントン・ポスト(電子版)によると、いずれも共和党候補が当選を確実にした。共和党は下院(定数435)で、第二次大戦後では1946年に並ぶ246議席を確保することになった。

2215チバQ:2014/12/08(月) 20:45:58
http://mainichi.jp/select/news/20141209k0000m030056000c.html
米黒人射殺:デモ暴徒化、逮捕者も 加州で拡大の恐れ
毎日新聞 2014年12月08日 20時23分

 【ロサンゼルス堀山明子】白人警官が黒人容疑者を死亡させた事件で全米に抗議デモが広がる中、西部カリフォルニア州サンフランシスコと近郊のオークランドやバークリーで7日夜、デモ隊の一部が暴徒化して警察と衝突、複数の逮捕者が出た。衝突は前日に引き続き発生しており今後、拡大する可能性もある。

 オークランドでは7日午後10時ごろ、市民数百人が高速道路を封鎖して抗議デモを始めた。一部がパトカーに放火しようとしたり、投石を始めたりしたため、警察は催涙ガスで応戦した。

 バークリーで同日午後5時すぎ、50人がカリフォルニア大から出発して市街を練り歩き、デモ参加者は500人に膨らんだ。一部が商店に投石を始め、市警によると、暴徒化を止めようとした市民1人がハンマーで殴られ負傷したという。地元テレビによると、数人の逮捕者が出た模様。バークリーでは6日深夜にも、一部のデモ隊が商店の窓ガラスを割るなど破壊活動を行い、デモ参加者6人が逮捕された。警官ら4人も負傷したという。

2216チバQ:2014/12/08(月) 22:22:19
http://www.afpbb.com/articles/-/3033515
クリーブランド警察で「行き過ぎた力」の行使が常態化、米司法省調査
2014年12月05日 15:04 発信地:ニューヨーク/米国

【12月5日 AFP】警察官が黒人容疑者を死なせる事件が相次ぎ全米で批判が高まる中、エリック・ホルダー(Eric Holder)司法長官は4日、オハイオ(Ohio)州クリーブランド(Cleveland)で警察が公務執行の際に「行き過ぎた力」の行使が常態化しているとの司法省の調査報告を発表した。

 米国では、ミズーリ(Missouri)州の大陪審が黒人青年を射殺した白人警官について不起訴とする判断を下したのに続き、ニューヨーク(New York)でも3日、たばこの違法販売の容疑で黒人男性を逮捕する際に首を絞めて男性を死亡させた白人警官について、地元の大陪審は起訴しない決定を下し、大規模な抗議が広がっている。

 こうした中で発表された報告書は、1年半前から司法省が行っていた調査の結果をまとめたもの。ホルダー長官は「クリーブランド警察当局において、『過度な武力』を行使することがパターン化・慣例化していると信じる妥当な理由があるとの結論に達した」と説明。「組織的な欠陥だ。説明責任が不十分で、訓練や装備にも不備がある。政策は非効果的で、社会との関わり方も不適切だ」と批判した。

 クリーブランドでは先月22日、模造銃を手に公園で遊んでいた黒人少年が、通報を受けて駆け付けた警察官に射殺される事件が起きたが、警察官は現場到着から数秒のうちに発砲していたことが現場の防犯カメラ映像で明らかになっている。(c)AFP/Jennie MATTHEW

2217チバQ:2014/12/09(火) 20:38:44
http://www.sankei.com/world/news/141209/wor1412090030-n1.html
2014.12.9 20:30
【米大統領選】
「伝説」のフィオリーナ氏ら女性候補の名前続々

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 2016年の米大統領選に向け、候補者と目される女性の名前が続々浮上している。本命視される民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(67)に対抗できるとして、共和党からは米コンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)元最高経営責任者(CEO)のカーリー・フィオリーナ氏(60)が出馬準備を開始。ほかにも女性議員らの名前が挙がる。いずれの党も次期大統領選では女性票を重視する方針で、「女性候補」の動きから目が離せない。(ワシントン 加納宏幸)

 米通信社ブルームバーグが8日発表した世論調査によると、大統領候補に取り沙汰される7人のうち、「大統領として好ましい人物は」との質問で最多の52%を集めたのはクリントン氏だった。2位以下はバイデン副大統領(民主)45%、ロムニー前マサチューセッツ州知事(共和)43%、クリスティー・ニュージャージー州知事(同)36%−と続いた。

 共和党では、近く出馬について判断するとしているジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事も含め10数人の名前が挙がっているが、いずれも男性。そんな中、フィオリーナ氏の出馬準備が報じられ注目を集めている。

 フィオリーナ氏は小さな不動産会社の受付係からITブームに乗ってHPのCEOに登り詰めた人物で、「伝説的な経営者」「最もパワフルな女性」などさまざまな呼び名を持つ。最近のテレビ番組で、大統領選出馬を「考えなければいけない」と語り、有力支持者と相談しているという。

 共和党は11月の中間選挙で、伝統的に民主党に集まる女性票の獲得を重視したが、出口調査での支持は民主52%、共和47%と差をつけられ、独身女性では60%が民主支持だった。フィオリーナ氏が大統領選に挑戦すれば、キャリア女性層を取り込める可能性がある。

 このほか、出馬を否定しているが、民主党のエリザベス・ウォーレン上院議員(65)と、12年大統領選の共和党候補の一人だったミシェル・バックマン下院議員(58)が話題になっている。

2218チバQ:2014/12/10(水) 21:55:22
http://www.sankei.com/world/news/141210/wor1412100048-n1.html
2014.12.10 21:02

米議会、予算法案で合意 政府機関の閉鎖回避へ

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 【ワシントン=小雲規生】米政府の現在の暫定予算が期限切れとなる11日を控えて議会の民主、共和両党は9日、2015会計年度(14年10月〜15年9月)の予算法案で合意した。両党は11日中の法案成立を目指しており、予算の期限切れによる政府機関閉鎖は回避される見通しとなった。

 予算法案は総額約1兆ドル(約120兆円)で、政府の大部分に15年9月までの運営を認める。大半の項目で前会計年度なみの予算を維持する一方、西アフリカでのエボラ出血熱対策や、中東でのイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」との戦いに関する予算を増額した。

 またオバマ大統領が大統領令で移民制度改革を進めていることに反発する共和党の主張により、移民制度を管轄する国土安全保障省の予算は2月後半までの暫定予算とした。9月までの予算は共和党が上下両院で多数派となる来年以降の議会で改めて審議する。

 上院歳出委員会のミカルスキー委員長(民主)と下院歳出委員会のロジャーズ委員長(共和)は合意後の共同声明で、上下両院の多数派が異なる「ねじれ」状態のなかでは妥協が必要だとし、予算法案は双方が歩み寄った成果であることを強調した。

 ただ、共和党内の強硬派は予算法案に対し、オバマ氏による移民制度改革を阻止する内容が十分ではないと反発している。両党指導部は法案成立に自信をみせているが審議難航の可能性も考慮し、暫定予算を数日間延長する措置もとられる。

2219チバQ:2014/12/10(水) 21:56:05
http://www.sankei.com/world/news/141210/wor1412100043-n1.html
2014.12.10 20:10
【CIA「拷問」報告書】
オバマ政権と共和党の間に「新たな軋轢」 対テロ戦にも微妙な影

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米上院で9日、CIAの拷問に関する報告書について説明する情報特別委員会のファインスタイン委員長(ロイター)
 【ワシントン=青木伸行】CIAによる過酷な尋問の実態を批判した報告書の公表は、オバマ大統領・民主党と共和党との間に新たな軋轢(あつれき)を生んでいる。

 特別委員会が調査に乗り出したのは、過酷な尋問がつまびらかになった後の2009年3月。内部文書など600万点以上の証拠を調べた末に作成した報告書は、6700ページにおよぶ。

 報告書は12年12月に議会で承認されたが、非公開扱いとなり今回、約520ページの要約版として公表された。背景には人権と人道問題を重視するオバマ氏が、過酷な尋問に反対し、公表を求めていたことがある。

 オバマ氏は09年1月の就任直後から、ブッシュ前政権が残したイラク、アフガニスタンという「負の遺産」の清算に主眼を置いた。米国が租借し、テロ容疑者が収容されているグアンタナモ米軍基地の閉鎖も、公約にしている。報告書の公表は清算の一環だ。

 報告書は民主党だけでまとめられた。共和党も当初は参加していたが、意見の対立から離脱した。理由は民主党の姿勢が、CIAとブッシュ前政権に極めて批判的だという点に尽きる。

 こうした経緯から公表に対し共和党は、マコネル上院院内総務らが「イデオロギー的な動機によるもので、出来事を歪曲(わいきょく)している」と反発している。

 さらに、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」などとの対テロ戦が続く状況下で、尋問の実態が公表されればテロ組織が報復しかねず、米国人をはじめとする人質にも危害が及ぶとの懸念が、反発を増幅させた。

 そうした危惧(きぐ)は政権内にも存在し、アーネスト大統領報道官は「世界の米政府施設や米国民を危険にさらす可能性がある」と認めている。政府が在外公館や米軍基地に、テロへの警戒を指示したのもこのためだ。

 報告書の公表は、オバマ政権・民主党と共和党との対立を助長しているうえ、CIAの士気の低下を招きうるという点でも、対テロ戦に微妙な影響を与えることが考えられる。

2220チバQ:2014/12/11(木) 21:41:33
http://mainichi.jp/select/news/20141212k0000m030067000c.html
米国:黒人死亡で抗議広がる…学生、スポーツ界も参加
毎日新聞 2014年12月11日 20時15分(最終更新 12月11日 21時11分)
【ニューヨーク田中義郎】白人警官が黒人の容疑者らを死亡させながら不起訴となる事件が相次ぐ米国で、抗議活動は医学生やプロスポーツ選手に広がっている。

 ハーバード大やオハイオ州立大、ノースカロライナ大など全米70の大学で10日、医学部の学生ら数百人が床に寝転んで死んだふりをする「ダイ・イン」に参加。「人命を軽んじるのは間違い」と抗議した。

 スポーツ界ではスター選手が敏感に反応。プロバスケットボール(NBA)では8日、クリーブランド・キャバリアーズのレブロン・ジェームズ選手(29)が「I can’t breathe(息ができない)」と書かれたTシャツを着て練習。ニューヨークで白人警官に首を絞められて死亡した黒人男性の最後の言葉で、反人種差別を訴えた。

 プロフットボールリーグ(NFL)でも、ミズーリ州セントルイスに本拠地を置くラムズの5選手が11月31日の試合で「撃たないで」を意味する両手を上げるポーズで入場した。

 選手の一人は「平和的に抗議ができるという若い人々へのメッセージだ」と話した。

2221チバQ:2014/12/14(日) 11:43:15
http://www.sankei.com/world/news/141207/wor1412070016-n1.html
2014.12.14 11:00
【アメリカを読む】
「女性」がキーワードの次期大統領選 「クリントン」「反ウォール街」「HP元CEO」の“女性模様”





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 2016年米大統領選への正式な立候補表明はいつか? 民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(67)の決断を全米が固唾をのんで見守るのを横目に、一人の女性が共和党からの出馬準備を進めている。米コンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)元最高経営責任者(CEO)のカーリー・フィオリーナ氏(60)だ。

「伝説的な経営者」

 小さな不動産会社の受付係からそのキャリアを始め、ITブームに乗ってHPのCEOに登り詰めた。「伝説的な経営者」「最もパワフルな女性」−。華々しい呼び名を持つフィオリーナ氏は、周囲の期待を感じているという。最近、NBCテレビの番組で大統領選への出馬について聞かれ、こう答えた。

 「何度も何度も聞かれれば、立ち止まって考えなければいけないでしょうね」

 すでに、有力支持者と相談を始め、アイオワ、ニューハンプシャーなど予備選の序盤で鍵を握る州の訪問も予定する。正式に立候補を表明すれば注目されそうだが、その経歴には「傷」も付いている。

 保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」の躍進で共和党が勝利した10年の中間選挙で、カリフォルニア州から連邦上院選に立候補した同じ女性の民主党のバーバラ・ボクサー上院議員(74)に10ポイントの差を付けられて敗れたのだ。

 ただ、共和党ではジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(61)、ランド・ポール上院議員(51)ら十数人が大統領候補として取り沙汰されているもののいずれも男性だ。フィオリーナ氏が戦いに加われば、共和党内で女性政策の議論を活発化させる触媒になりそうだ。

共和党の泣き所

 ワシントン・ポスト紙はフィオリーナ氏の出馬準備を伝える記事で「民主党からクリントン氏の立候補が予想されることを考えれば、女性が大統領選に参戦することは共和党の役に立つだろう」との共和党関係者の見方を伝えている。

 共和党全国委員会は12年大統領選でミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(67)がバラク・オバマ大統領(53)に敗れたのを教訓に、選挙戦略を徹底的に検証した。黒人やヒスパニック(中南米系)などのマイノリティー(少数派)や若者からの支持の弱さに加え、共和党が抱える「女性問題」が浮き彫りになった。

 12年大統領選の出口調査によると、男性の支持政党は共和党52%、民主党45%だったが、女性では民主党55%、共和党44%と対照的な結果が出た。特に独身女性の民主党支持は顕著で、既婚女性の支持は46%で共和党への支持(53%)を下回っていたのに対し、独身では67%が民主党を支持していた。人工妊娠中絶に否定的な共和党の姿勢が、独身女性から忌避されているとみられている。

 今回の中間選挙では、女性の政党支持は民主党52%、共和党47%と12年大統領選に比べて共和党への支持が強まっているものの、独身女性だけ見ると依然、民主党支持が60%に上っていた。この層を引き付ける政策を打ち出せるかが民主党にとっても共和党にとっても次期大統領選でカギとなる。

ウィメノミクスを評価

 クリントン氏は10月30日、1カ月余り前にニューヨークで安倍晋三首相(60)と会談したことを、ワシントンのジョージタウン大学で開かれた経済分野における女性の活躍に関するシンポジウムで紹介した。

 「安倍首相は日本経済を再起動させるために最善の取り得る道は、教養があり革新的な女性をもっと労働力とすることだと言って(首相に)選ばれました。彼はそれをウィメノミクスと呼んでいます」

 安倍政権が「女性が輝く社会」を掲げて女性の活躍を重視する政策を進めていることを、クリントン氏が取り上げるのはこれが初めてではない。日本の女性の社会進出を阻む障害に触れ、「米国にも障害がある」と訴えるのがパターンだ。

 そのクリントン氏にとり「障害」となりそうなのが、エリザベス・ウォーレン上院議員(65)だ。大統領選への出馬を否定しているが消費者保護の立場から「反ウォール街」を鮮明にし、コアなリベラル派からの人気が高い。金融業界との結び付きが強いクリントン氏とは対照的だ。

 次期大統領選では「女性」がキーワードとなるだろう。クリントン、ウォーレン両氏はもちろん、今のところ有力視されていないが共和党のフィオリーナ氏の動向に注目したい。(ワシントン支局 加納宏幸)

2222チバQ:2014/12/16(火) 21:33:33
http://mainichi.jp/feature/news/20141217k0000m030088000c.html
米大統領選:指名レース幕開け 候補者「民主は、共和は」
毎日新聞 2014年12月16日 21時17分

 ◇民主はクリントン氏に知名度、共和は混戦、ブッシュ氏に注目
 2016年の米次期大統領選まで2年を切った。オバマ大統領が立候補せず現職がいない「オープンシート」で、民主、共和両党の大統領候補指名争いの幕が事実上切って落とされた。民主党ではヒラリー・クリントン前国務長官(67)が圧倒的な知名度を誇るが、リベラル層に別の候補を推す動きがある。一方、混戦の共和党は「ブッシュ家の三男」ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(61)に注目が集まり始めている。

 「今大統領選があれば、クリントン氏がいずれの共和党有力候補にも勝つ」。米ブルームバーグが今月初旬に実施した世論調査では、クリントン氏が共和党候補5人にいずれも6〜13ポイント差をつけた。

 クリントン氏は実績、知名度ともに抜群だ。女性関連のイベントに数多く出演して女性たちの強い支持を集め、「初の女性大統領」との機運も高い。11月にはオバマ大統領の移民制度改革について「大統領の決断を支持する」と表明するなど政治的な動きも強めている。ただ、立候補の決断は年明けから春ごろにずれ込む見通しだ。政治資金集めも短期間にできるため、早く表明して「標的」となる必要はないとの計算があるとみられる。

 党内の中道、右派の支持を得るクリントン氏に対し、リベラル系の支持を集めるのがエリザベス・ウォーレン上院議員だ。本人は「立候補しない」と明言するが、オバマ氏の大統領選スタッフらがウォーレン氏に立候補を求める政治団体に加入した。このほか、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設見直し案を提言したことがあるジム・ウェッブ元上院議員は立候補を検討する準備委員会を設立した。

 一方の中核候補がいない共和党。「パターンに従う必要はない。大改造を、変化を恐れるな」。ブッシュ元フロリダ州知事は15日、南部サウスカロライナ州の大学で演説した。今月初旬に立候補について「間もなく決断する」と発言しただけに、演説には前向きで意欲的な言葉が多かった。

 過去25年にわたってオバマ大統領を除けばクリントン、ブッシュ両家が大統領を務めてきたため、父と兄に続く「ブッシュ家3人目」への批判もある。しかし、妻がメキシコ出身で自身もスペイン語に堪能。8年ぶりのホワイトハウス奪還に不可欠な幅広い支持が見込める。

 知名度を上げているのは元脳神経外科医のベン・カーソン氏だ。アフリカ系米国人の貧しい家庭に生まれ、クラスの劣等生から医師になった「アメリカンドリーム」の体現者。10日のワシントン・ポスト紙のインタビューで「非常に真剣に(立候補を)考えていることは疑いがない」と語った。

 ここにきて注目を集めているのが、かつて「最強の女性経営者」と言われたコンピューター大手の元最高経営責任者、カーリー・フィオリーナ氏だ。来年1月にアイオワ州で開かれる同党の大統領候補らが集まる会合への出席を決め、立候補に向けた準備に入った。

 さまざまな動きがある同党だが、CNNテレビが2日に発表した世論調査で首位だったのは「今回は出ない」と明言している12年大統領選候補のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事だった。「本命不在」ぶりを象徴している。【コロンビア(サウスカロライナ州)西田進一郎】

2223チバQ:2014/12/17(水) 20:39:42
http://www.asahi.com/articles/ASGDK1VVSGDKUHBI002.html
ブッシュ前大統領の実弟、事実上の出馬表明 米大統領選
ワシントン=小林哲2014年12月17日17時21分
ジェブ・ブッシュ氏=AFP時事

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 2016年の米大統領選挙に、ブッシュ前大統領の弟で元フロリダ州知事のジェブ・ブッシュ氏(61)=共和党=が、「可能性を積極的に探ることにした」などと事実上の出馬を表明した。共和党の複数の政治家や、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(67)も近く出馬表明するとみられており、次期大統領をめぐる闘いの序盤戦は、年明けから本格化しそうだ。

 ブッシュ氏はフェイスブックの声明で、来年1月にも政治資金集めの母体となる政治活動委員会を立ち上げ、全米各地で「米国が直面する最も重大な課題」について対話集会を開くと表明。事実上の選挙キャンペーンに乗り出すとみられる。

 ブッシュ氏は今月上旬、米紙主催のシンポジウムで、「自分がいい候補か悪い候補かわからないが、どうすれば共和党候補が勝てるかは知っているつもりだ」などと述べ、民主党のオバマ政権からの政権奪還に意欲をみせていた。

 ブッシュ氏は、父と兄が元大統領というブッシュ家の知名度に加え、州知事を2期務めた実績や、夫人がメキシコ出身でヒスパニック系の支持が期待できることが強み。だが、ブッシュ家から3人目の大統領を出すことには反発もある。

 共和党ではほかに、前回の大統領選で副大統領候補に抜擢(ばってき)されたポール・ライアン下院議員、ランド・ポール上院議員、ニュージャージー州のクリス・クリスティー知事、マイク・ハッカビー元アーカンソー州知事らの出馬が取り沙汰されている。

 また、前回の大統領選でオバマ氏に敗れたミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事に再挑戦を期待する声も根強い。保守系「フォックス・ニュース」のコメンテーターを務めていたアフリカ系で医師のベン・カーソン氏も、出馬に意欲的で、最近のCNNの調査では、共和党支持者の支持でロムニー氏に次ぐ2位に付けた。

 ただ、ブルームバーグの最近の世論調査では、クリントン氏が民主党候補として出馬し、現時点で大統領選になった場合、いずれの共和党候補にも大差を付けて勝利するとの結果が出た。いまも人気が高いビル・クリントン元大統領のファーストレディーとして活躍し、国務長官としても実績を残したヒラリー氏の知名度は圧倒的で、現時点ではかなり優位に立つ。(ワシントン=小林哲)

2224とはずがたり:2014/12/18(木) 22:29:19
チェンジだねぇ

2014.12.18 02:53
米、キューバと国交正常化交渉 大使館開設へ 半世紀の政策転換
http://www.iza.ne.jp/kiji/world/news/141218/wor14121802530007-n1.html




 【ワシントン=青木伸行】オバマ米大統領は17日、ホワイトハウスで声明を発表し、1961年から断交してきたキューバとの国交正常化交渉を始める方針を示した。両国は大使館を数カ月以内に開設し、銀行や貿易取引の正常化を話し合うことでも合意した。米国はキューバに対するテロ支援国家指定の解除も検討する。

 62年の「キューバ危機」で、米国と旧ソ連の核戦争の瀬戸際にまで追い込まれた両国関係は、歴史的な転換点を迎える。

 オバマ氏は声明で、「50年にわたる政策を継続しても、(これまでと)異なる成果は期待できない」と述べ、孤立政策が機能しておらず、積極的な関与政策への転換が不可欠だとの認識を示した。

 ホワイトハウスによると、両国は来年1月、ハバナで局長級の国交正常化交渉を始める。経済制裁の段階的な解除を柱に、渡航制限の緩和など人的交流の強化も検討する。

 ロイター通信によると、キューバのラウル・カストロ国家評議会議長も同時刻に首都ハバナで演説した。

 キューバ政府は17日、発表に先立ち、スパイ容疑で2009年から拘束してきた米国人男性、アラン・グロス氏(65)を解放した。米政府高官によると、両国政府はローマ法王フランシスコやカナダ政府の仲介で、13年6月から秘密裏に接触を続けてきた。オバマ氏とラウル・カストロ氏は16日、電話会談した。

2225チバQ:2014/12/18(木) 22:57:47
http://mainichi.jp/select/news/20141219k0000m030095000c.html
米国:中間選挙の全議席確定
毎日新聞 2014年12月18日 21時19分

 【ワシントン西田進一郎】11月の米中間選挙で大接戦のため唯一結果が確定していなかったアリゾナ州の下院議席は17日、再集計の結果、野党・共和党候補の勝利が確定した。来年1月6日から始まる新議会での下院(定数435)の新勢力は、共和党が247議席、与党・民主党が188議席。共和党はトルーマン大統領時代の1946年に獲得した第二次世界大戦後の最多議席246を更新した。

 下院の現有勢力は、中間選で補充された欠員分を含めて共和党234、民主党201で、共和党は中間選で13議席を積み上げた形だ。一方、上院(定数100)の新勢力は、共和党54議席、民主党46議席(無所属を含む)で確定済み。現有勢力は民主党55議席(無所属2議席含む)、共和党45議席で、共和党が9議席純増させて8年ぶりに過半数を奪還した。1月からの新議会で上下両院の過半数を握る共和党は、残り任期2年のオバマ大統領に攻勢をかける。

2226とはずがたり:2014/12/24(水) 09:29:48

孤立していたのは米国だった?:対キューバ政策「大転換」の背景
http://www.huffingtonpost.jp/foresight/cuba-america_b_6364894.html?utm_hp_ref=japan-world
投稿日: 2014年12月23日 15時14分 JST 更新: 2014年12月23日 15時14分 JST CUBA

 オバマ大統領がついに歴史的決断に踏み切った。半世紀以上にわたる経済制裁など、カストロ体制を孤立させるはずのキューバの政策が明らかに失敗であることを誰もが認めながらも、歴代のアメリカ大統領がなしえなかった決断である。

 先の中間選挙における民主党の敗北の後、任期2年を残すオバマ大統領はそのレイムダック化が避けられないと予想された中で、大統領権限を駆使して、懸案の移民制度改革を発表したのに続き、今度はキューバ政策の大転換という攻勢に出て、政治的指導力を保持しようとした形である。そこには2年後のクリントン候補による民主党政権の継続につなげたいとの思いがあるはずだ。

「関与を通じた転換」

 12月17日の米国時間正午から行われた15分間の演説で明らかにしたキューバ政策の転換は、世界に大きな驚きをもって迎えられた。たしかに1962年から続くキューバに対する経済制裁は、国連でも毎年非難決議がなされ、世界的に完全に支持を失っていた。フロリダの亡命キューバ人コミュニティーに支配的だった「カストロ憎し」に基づく政治圧力も世代交代が進む中で変化がみられ、また米国の経済界も、経済制裁が続く中で目と鼻の先の1000万人市場で、他の先進国や新興国がビジネスチャンスをわが物にする光景を以前から苦々しく見ており、政策転換に向けた圧力も強くなっていた。しかし、カストロ存命中は、関係正常化は無いとする固定的な見方に、筆者を含めほとんどが囚われていたから、発表はクリスマスを前にした大きなサプライズとなった。

 だが、カストロ死後のキューバの社会主義体制の転換(regime change)という想定されてきたシナリオは、それにともなって予想されるコストも大きい。実際フィデル・カストロ前議長が2006年腸の手術のため実権を弟のラウルに委譲した際、筆者も死亡の際の識者コメントを通信社に依頼され送ったが、その後カストロは快復して健在ぶりを示し、その記事は塩漬け状態となったままである。その間に、弟のラウルの統治下で、経済改革が徐々に進み、キューバ国内にも変化が出始めていた。

 そうした中で、キューバ系住民の渡航や送金の緩和などオバマ政権が進めてきた「関与(engagement)を通じて転換をもたらす政策」の方が得策との判断に至ったもので、キューバに拘束されていたアラン・グロス氏や、両国の諜報員の交換交渉を進める中で、最終決断に至ったものと考えられる。その点は、大統領の声明にも明確に示されている。

 まさにイデオロギーに縛られず、変革を謳って政権に就いたものの、外交上の得点を挙げることができなかったオバマ氏が、就任時の原点に立ち戻って行なった歴史的決断といえるであろう。

米州サミットの重要性

 日本の報道ではほとんど言及されていないが、今回の正常化に向けた判断は、まずもってアメリカと中南米の関係、つまり米州関係の文脈において理解されるべきである。大統領の声明にも、来年4月に開催される第7回米州サミットを前に、オバマ政権が中南米との関係においてリーダーシップの再構築を意図していることを謳っている。

 米州サミットは1994年12月、当時のクリントン大統領がマイアミでキューバを除く米州34カ国(カナダを含む米州機構OAS加盟国)の首脳会議を開催、市場化と民主化を柱に西半球に経済統合を推進しようと民主党政権下で構築した中南米との協調関係の象徴となった。ちなみにこの12月で20周年を迎え、ケリー国務長官は12月10日の20周年を祝う記念講演で、キューバを特定せずに、関与政策をもって民主化、人権促進を展開することの重要性を強調していた。

2227とはずがたり:2014/12/24(水) 09:30:06

 第1回首脳会議で採択された2005年を目標とする米州自由貿易地域(FTAA)創設のための貿易交渉は、その後2005年末までの発足を確認するところまで進んだものの、2001年の同時多発テロ後の共和党ブッシュ政権下で停滞、ベネズエラを中心とする反米・左派政権の台頭を許し、期限内の創設に失敗。05年の第4回会議では交渉再開の合意すらできない外交的敗北を米国は甘受した。

 ブッシュ政権の単独行動主義が中南米の左傾化と反米政権の誕生をもたらしたとの認識のもとに、中南米諸国との関係改善をねらったオバマ政権は、米州機構を軸にする多国間の協調主義に転換、発足直後の2009年には、1962年米州機構から社会主義キューバを除名した決議を撤回することに賛成している。だがキューバの米州機構への復帰には、米州民主憲章などの諸原則を受け容れることが必要で、キューバ政府は「米支配の道具」とみなす同機構への復帰を拒絶してきた。

弱まった米国の指導力

 オバマ大統領は就任直後のサミットで、未来志向での関係構築を訴え協調関係を回復しようとしたが、キューバ問題をめぐりベネズエラに指導されたALBA(ボリバル同盟)諸国との間で溝は深まり、2012年の第6回会議ではキューバの参加を求めるALBA諸国の大統領が米州サミットを欠席し、共同宣言すら出されなかった。キューバ参加問題は、同調する他の中南米諸国を巻き込み、次回パナマでのサミットまでの課題となった。冷戦の遺物をなくすべきとする中南米諸国と民主体制の原則に拘るアメリカとの溝は深く、アメリカ抜きで、キューバを含めて2011年に発足したラテンアメリカ・カリブ諸国共同体(CELAC)の動きもあり、米主導のサミットの存在意義が問われただけでなく、キューバ問題が、米州におけるアメリカの指導力全体を弱めてきたことは明らかであった(2012年4月23日付「米国の指導力の陰りを印象づけた米州サミット」参照)。

 次回開催国のパナマ政府は、サミットへキューバ政府を招待しており、アメリカ政府は判断を迫られていた。

 17日の大統領発表を受けて、ケリー国務長官は、米国のキューバ政策が、「キューバを孤立させるのではなく、実際アメリカを孤立させてきた」と率直に述べている。

関係正常化の前兆

 中南米との関係においてキューバ問題は、中南米諸国の団結とアメリカ政府の孤立を招き、ニカラグア運河の建設計画など中国の外交的膨張やロシアの進出を前に、少なくともアメリカの中南米政策の展開において外交政策の余地を狭める大きな障害となってきたことは明らかである。関係正常化に踏み出した背景には、この隘路を打開しようとする意図があったということだ。大統領声明は、まさにアメリカ政府が歴史的に求めてきた米州共同体への回帰の宣言とも言える。

 米州サミットを前にした観点から、オバマ大統領がキューバ政策の転換を行う余地のあることを示す記事を事前に掲載していたのは、12月6日付の英誌「エコノミスト」である(Bello: "The Cuban question" 【リンク】)。その根拠として、①アメリカ国民に経済制裁の支持が低下していること(アトランティク評議会の今年の世論調査で56%が関係改善を支持、キューバ系移民が集中するフロリダでも60%以上が支持)②キューバにおける経済改革の進展③キューバ問題が中南米諸国を団結させる重要な要素となっている点を挙げていた。

チャベス死去の衝撃

 キューバ政策の転換は、キューバにとっては対米政策における大転換である。経済の統制や貧困、人権の抑制を正当化できたのは、アメリカの敵視政策であり経済制裁であったからである。半世紀以上の外交の根幹を覆すこととなる。

 その点では、まず21世紀になり体制維持の後ろ盾となってきたベネズエラのチャベス大統領の死去が大きいだろう。チャベス存命中は、はたしてキューバ政府はアメリカ政府との正常化交渉に踏み出せただろうか。反米の旗のもとキューバと同盟関係を築き、日量10万バーレルの石油の供給を通じで社会主義体制を支えてきたチャベス政権との関係が重要であろう。

2228とはずがたり:2014/12/24(水) 09:30:27
>>2226-2228
 チャベス前大統領が2011年キューバで腹部のガンの手術をしてから、すでに病状の進行について、キューバ政府は完全に掌握していたはずである。またベネズエラに軍事顧問を派遣していたキューバ政府は、社会経済の困難に見舞われたベネズエラ情勢を把握し、ベネズエラのポスト・チャベス後を見越した自国の体制維持に動き出していたとみて間違いないだろう。

 チャベス死去1カ月前の2013年2月には、キューバ人民権力全国会議はラウル・カストロ議長(当時81歳)の再任を決議したが、同議長は任期5年後の18年の引退を表明、同時に第1副議長に52歳(当時)のミゲル・ディアス=カネルが選出された。第1副議長は、ラウル議長と同様カリスマ性を欠くもののプラグマティズムの持ち主で、軍ともパイプをもち、経済改革への有能な行政手腕が評価され、ポスト・カストロ体制を託された。今年7月には訪問したロシアのプーチン大統領との間で、対ロシア債務の90%の免除という外交成果を得ている。18カ月の水面下でのアメリカとの交渉という時間の経過は、こうした環境の変化を説明するものだ。(2013年3月6日付「後継が定まったキューバ・カストロ体制」参照)

原油急落とローマ法王

 そこに、ここにきての原油価格の急落である。この激震が、政府収入の95%以上を石油輸出に頼る後継のベネズエラのマドゥーロ政権を揺さぶっており、日量10万バーレルの石油の供給にも赤信号が灯り始め、キューバ政府の決断を急がせたものと推測される。またアメリカ政府にとっても、キューバとの関係正常化交渉は、こうした苦境に立つベネズエラに対する圧力となり、ボリビアやニカラグアなど反米勢力への影響力も大きく外交的な巻き返しが可能となるであろう。

 さらにキューバでの民主化運動は、1998年のローマ法王ヨハネ・パウロ2世の訪問と2002年のカーター米元大統領のキューバ訪問を機に勢いがついた。民主党とバチカンの役割である。2010年7月キューバ政府は2003年に収監された政治犯52人を釈放したが、それはカトリック教会の仲介によるものであった。今回は2013年3月に法王に就任した初の中南米出身(アルゼンチン)のフランシスコ法王で、その仲介が重要であったと、声明で大統領自ら謝意を表している。庶民派法王としてバチカン改革に取り組み、外交的にも存在感を増し、中南米におけるキューバ問題の感受性を深く理解している法王の存在が、関係正常化への決断に向けた大きな推進力になったといえよう。

交渉の前途には大きな障害

 とはいえ、両国の関係改善への交渉には大きな障害が立ちはだかっている。4月の米州サミットでのキューバ政府の参加に障害は除かれたが、「一夜に転換は期待できない」とオバマ大統領自ら今後の交渉には時間のかかることを声明で認めている。演説は、議会やキューバ政府、キューバの市民社会など各方面に目配りをしたバランスのとれた演説であった。

 制裁解除や大使人事の承認など共和党支配の議会の支持は決定的である。また、キューバ政府がどの程度、反政府的な市民社会の活動を認めていけるか。体制維持を目指すキューバ政府と関与政策による転換を目指すアメリカ政府の意図の間にはトレードオフの関係がある。ベトナムや中国との関係改善のように異なる体制の共存をキューバとの間に本当に構築できるのか。交渉では、異なる意図の交錯する難しい方程式が2国間関係に止まらず、両国の国内政治と、また米州機構や中南米諸国の国際関係を巻き込む形で展開されることになる。

 着地点は見えないが、歴史の歯車が回り始めたことだけは確かである。

遅野井茂雄
筑波大学大学院教授、人文社会科学研究科長。1952年松本市生れ。東京外国語大学卒。筑波大学大学院修士課程修了後、アジア経済研究所入所。ペルー問題研究所客員研究員、在ペルー日本国大使館1等書記官、アジア経済研究所主任調査研究員、南山大学教授を経て、2003年より現職。専門はラテンアメリカ政治・国際関係。主著に『21世紀ラテンアメリカの左派政権:虚像と実像』(編著)。

2229チバQ:2014/12/25(木) 22:14:10
http://www.asahi.com/articles/ASGDS763LGDSUHBI01T.html
銃を向けられ警察官が発砲、黒人少年死亡 米ミズーリ州
ニューヨーク=中井大助2014年12月25日00時52分
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 米ミズーリ州バークリーで23日深夜、ガソリンスタンドで18歳の黒人少年が白人警察官に撃たれて死亡する事件が起きた。バークリーは、今年8月に黒人少年が警察官に射殺され、大規模なデモが続いたファーガソンの隣町。24日にかけて現場では抗議する人たちと警察の間で衝突が起きた。

 地元警察によると、窃盗の通報を受けた警察官が男性2人に問いかけようとしたところ、そのうちの1人である少年から銃を向けられたため3回発砲し、1発が少年に当たったという。もう1人の男性は逃走したという。

 事件を受けて起きた抗議では警察官2人がけがをしたほか、パトカーも窓ガラスが壊されるなどした。(ニューヨーク=中井大助)

http://www.sankei.com/world/news/141225/wor1412250016-n1.html
2014.12.25 07:51

「ファーガソンと違う」黒人市長、自制求める






24日、記者会見するホスキンス市長(ロイター)
 米中西部ミズーリ州バークリーの白人警察官が23日深夜、銃を向けたとされる黒人青年を射殺した事件で、黒人であるホスキンス市長は24日記者会見し「ファーガソンやニューヨークとは同一視できない」と述べた。最近、白人警察官が黒人を死亡させた一連の事件とは状況が大きく違うと強調し、黒人住民らに自制を求めた。

 バークリーや隣町のファーガソンを管轄するセントルイス郡警察によると、射殺に抗議する住民ら約300人が23日深夜以降、警察と衝突。警察官2人が負傷し、4人が逮捕された。

 警察に対する全米規模の抗議活動を招いたファーガソンの事件との違いとして市長は、射殺現場となったガソリンスタンドの防犯カメラに当時の映像が残っていた点、バークリー市の警察官全31人の半数以上が黒人である点、市の幹部に黒人が多い点を挙げた。

 ファーガソンの被害者は丸腰だったが、地元警察によるとバークリーで射殺されたアントニオ・マーティンさん(18)は、万引の通報で駆けつけた警察官(34)に銃を向けた。警察は実弾入りの銃を押収した。市長は「ファーガソンのように警察官側から引き起こした事件とはみていない」と語った。

 発砲の前に催涙スプレーやスタンガンで対応すべきだとの指摘もあるが、地元警察幹部は「率直に言って空論。銃を向けられたら、手持ちの時間はほとんどない」と反論した。

(共同)

2230チバQ:2014/12/25(木) 22:15:39
http://www.sankei.com/world/news/141225/wor1412250034-n1.html
2014.12.25 20:26
【北サイバー攻撃】
「臆病で米国らしくない行為」、一時は公開中止 揺れた米社会 「表現の自由」重んじる意思示す

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(1/2ページ)【北サイバー攻撃】

北朝鮮の金正恩第1書記の暗殺をテーマにした米コメディー映画「ザ・インタビュー」の一場面=コロンビア・ピクチャーズ提供、AP
 【ニューヨーク=黒沢潤】米ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)が、コメディー映画「ザ・インタビュー」の公開中止という判断を下したのを機に、この問題は米国内で大きな議論を巻き起こした。一転して公開にかじを切る原動力になったのは、「表現の自由」は民主主義の根幹をなす原則だ−という政治家やメディアの強い意思表示だった。

 「臆病で米国らしくない行為だ」。米トーク番組司会者のジミー・キンメル氏はSPEが映画の公開を中止した今月中旬、こう批判した。俳優のロブ・ロウさんも英政府が1938年、ナチスドイツに屈服してチェコスロバキア割譲を許した問題にふれ、「彼ら(北朝鮮)の勝利になる」と不快感を示した。

 SPEを攻撃したハッカー側は映画業界への警告メッセージで、「世界は恐怖に見舞われる」と米中枢同時テロにまで言及。同社社員やハリウッド関係者の個人情報を暴露したこともあり、こうした批判は当初は少数にとどまった。米紙ワシントン・ポストによると映画評論メディアの筆も鈍り、ネット上には「公開は悪趣味だ。特定の指導者を標的とすべきではない」といった批判も並んだ。

 方針転換を後押しした大きな要因の1つが、オバマ大統領の発言だった。大統領は「米国は、どこかの独裁者が検閲を行えるような場所であってはならない」と強調、映画を見に行くべきだと米国民に訴えた。 

 相前後して行われたCNNテレビの世論調査では、公開中止について「正しい」との回答は36%にとどまり、62%は「過剰反応だ」と回答した。

 米メディアは「表現の自由」が侵害された事例として、約25年前に「悪魔の詩」を執筆した作家サルマン・ラシュディ氏が、イランのホメイニ師から死刑を宣告され、逃亡生活を送ったことなどを挙げて論評。マケイン米上院議員はこうした過去の経緯を念頭に、「(今回の中止問題は)私の人生で初めて目にする『表現の自由』への大きな打撃だ」と懸念を表明。断固闘うべきだと強調した。

 SPEのマイケル・リントン最高経営責任者(CEO)は公開決定発表で、興奮気味にこう語った。

 「『表現の自由』を封殺する者たちに対して敢然と立ち上がり、映画を公開することを誇りに思う。サイバー犯罪を行う者たちが、私たちを黙らせることは不可能だ」。

2231チバQ:2014/12/27(土) 22:14:34
http://www.sankei.com/world/news/141227/wor1412270030-n1.html
2014.12.27 19:18

米とキューバとの国交正常化交渉、米大統領選にも影響 大票田のフロリダでキューバ系の争奪戦

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(1/2ページ)

 ホワイトハウスで記者会見するオバマ米大統領=19日(AP=共同)
 【ワシントン=加納宏幸】米国とキューバとの国交正常化交渉が2016年の米大統領選の焦点に浮上してきた。全米のキューバ系米国人のうち約68%にあたる約121万人が住む南部フロリダ州は大統領選の行方を左右する大票田で、キューバ系票の動向は無視できない。野党・共和党の大統領候補に取り沙汰される有力政治家の間では、国交正常化の是非をめぐり路線対立も生じている。

 「マルコ・ルビオ上院議員は国境の内側に退却して堀を築きたがる孤立主義者のように行動している。そんな孤立主義は拒否する」

 草の根保守の「茶会」運動が推す同党のランド・ポール上院議員は、国交正常化に反対する共和党のルビオ氏をツイッターでこう攻撃した。両議員は、いずれも大統領選出馬に意欲があるとみられている。

 ポール氏は、米国によるキューバ孤立化政策が機能しなかったとし、キューバ国民が米国の製品や情報に触れることで共産主義のカストロ体制から自由主義社会に変わると考える。

 これに対し、キューバ移民を両親に持つ、フロリダ州選出のルビオ氏は、人権を侵害してきたカストロ体制に「融和政策」をとれば「ベネズエラ、イラン、北朝鮮の独裁者にオバマ大統領の単純さを利用できると思わせる」と反対する。

 大統領選への出馬を検討すると表明したジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事もルビオ氏に同調する。

 フィデル・カストロ前国家評議会議長の統治を逃れて米国に亡命してきた世代は、伝統的にカストロ体制に強硬姿勢を取る共和党を支持する傾向が強かった。

 ただ、国交正常化に関しては、移民1世とルビオ氏のような2世以降では意識の差がある。

 米フロリダ国際大が今年夏にフロリダ州マイアミのキューバ系コミュニティーで実施した調査によると、国交正常化への支持が65歳以上では41%にとどまったのに対し、18〜29歳では88%、30〜44歳で78%、45〜64歳で68%だった。

 民主党の最有力候補と目されるヒラリー・クリントン前国務長官は正常化交渉開始を決めたオバマ氏への支持を表明。今年出版した回顧録では国務長官としてオバマ氏に対キューバ制裁の解除を進言したと明かした。ロイター通信によると民主党関係者は「キューバ政府への敵意が薄い若年層の有権者を引き付ける助けになる」とみる。

 フロリダ州はカリフォルニア州やテキサス州に次いで多くの大統領選挙人を抱える重要州で、1980年以降の大統領選でフロリダ州で負けて大統領になったのは92年のビル・クリントン氏のみ。2000年の大統領選では共和党のブッシュ氏と民主党のゴア氏が同州で票の再集計にもつれ込み、最終的にブッシュ氏が勝って大統領に就任した。

 州内で民主・共和両党の支持は拮(きっ)抗(こう)しているとされ、各候補とも州人口の6・5%を占めるキューバ系の取り込みに向け、これまで以上に力を入れるとみられる。

2232チバQ:2014/12/30(火) 12:47:37
http://www.afpbb.com/articles/-/3034954
米首都に増えるホームレス状態、低賃金・立ち退き・高家賃

2014年12月27日 11:00 発信地:ワシントンD.C./米国


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【12月27日 AFP】米首都ワシントンD.C.(Washington D.C.)で1年前、住まいを失い絶望感に襲われた日のことを、フィラナ・ホールさん(23)は今も鮮明に思い出す。

 ホールさんは昨年12月に起きた出来事を振り返りながら「その日の朝、途方に暮れた。夜になったらどこに行けばいいのか。私たちは夜中の12時まで外にいた。電話をかけて知り合いにお願いしてまわりながらね。でも誰も家族として受け入れてくれなかった」と話した。

 結局、ホールさんと3歳の息子ガブリエル君はホームレス支援シェルターに駆け込み、一方27歳の夫と7歳になるもう1人の息子リチャード君は親戚の家に転がり込んだ。

 黒人のホールさん一家が再び一緒に暮らし始めたのは、ようやく3月になってからだった。地元の支援組織「ワシントン・ホームレス連合(Washington State Coalition for the Homeless)」が運営する4部屋タイプのアパートへ入居した。しかし、それまでの毎日は不安定な低賃金の仕事続きで、夜は友人たち宅のソファで過ごし、失望を感じる日々だったという。

■浴槽がベッド代わり

 このような家庭は「隠されたホームレス状態」だというのは、ワシントン郊外バージニア(Virginia)州アーリントン(Arlington)に本拠を置く慈善団体「女性と家族のための扉(Doorways for Women and Families)」のヘザー・オマーリー(Heather O'Malley)氏だ。「単身世帯用のアパートの部屋に、2人、3人、4人家族が暮らすようになり、床やソファ、浴槽、車の中などで睡眠を取る。しかも毎日、どこへ行き着くのかは分からないままで」

 ワシントン首都圏政府調整協議会(Metropolitan Washington Council of Governments)の報告書によれば、今年6月のある1日の時点でホームレス状態に陥っていたのは約1900世帯で、その数は前年比で11%増えていた。またホールさんの2人の息子のように、2013年中に全米で一時でもホームレス状態を経験した子どもたちの数は250万人に上り、30人に1人の割合になる。

 支援組織「全米ホームレス連合(National Coalition for the Homeless、NCH)」はこの数字を「記録的」だと評し、米国は先進工業国の中で最も多くのホームレス人口を抱えていると警告している。

「ダウード」というファーストネームだけを明かしてくれた退役軍人の男性(52)は、8か月間の失業の後、調理師の仕事に就いた。3年前に立ち退きにあい、12歳の娘と2人で友人宅の居間を間借りして暮らしていたが、最終的にはワシントンD.C.からポトマック川(Potomac River)を挟んで対岸のアーリントンに住まいを見つけた。

 ひとり親のダウードさんはホームレスの頃を振り返って「人生で失敗したように感じるからとてもつらい。他人と一緒に暮らすことは、自分が社会の一員でないように感じる。親としても娘を失望させていると感じた」と語った。

2233名無しさん:2014/12/30(火) 12:47:54
■必要とされる迅速なサポート体制

 セイラム州立大学(Salem State University)の社会学者で、NCHの理事も務めるイボンヌ・ビッシング(Yvonne Vissing)氏は「ここ数年の景気低迷で、家計は何とかやっていくのも難しくなっている。常勤で週40時間働けても最低賃金で依然、貧困ラインを下回ることになる」と説明する。「ホームレス状態の人たちの大半は働いているが、生活費が追いつかない。価格的に手の届く住宅があるかどうかが重要な問題だ」

 オマーリー氏も「アーリントンでは3部屋タイプのアパートで月2000ドル(約23万円)の家賃を払うために、最低賃金7.25ドル(約860円)ならば、週70時間働く必要がある。交通費や生活費はまた別だ」と話す。「悪循環に陥ると、すぐに生活を維持するので精いっぱいとなり、抜け出すのはほぼ不可能になる。それに気づく前に立ち退きに直面し、行き先がなくて途方に暮れてしまう」

 最も大きな犠牲を強いられるのは子どもたちだ。NCHによると、安価な加工食品ばかり口にすることで栄養失調となったり、遊ぶ場所や学校の宿題をする場所もなかったりする。さらに、病気になったり発育が遅れたりするリスクは4倍も大きい。

 オマーリー氏は「こうした状況に置かれた大人たちは多くの場合、現実を隠し通せると思う。自分たちのストレスや恐怖、不安を隠すことができると考える。だが、子どもたちは賢い。周囲の状況をそのまま吸収し、親たちが隠そうとしていることを受け止めようとする」と話す。

 また「子どもたちもしばしばストレスを感じ、安全に落ち着ける場所がないのは自分が悪いからだと考える。そうした不安を内面化すると、さまざまな学習障害に至ってしまう」とオマーリー氏はいう。ホールさんの息子リチャード君はハンサムな少年だが、やせて人見知りがちで、そうした典型的な例といえる。ホールさんは「リチャードは自己表現の面で問題を抱えてきた。以前は、ただただ泣きわめく時があった。ちょっとしたことで泣いてしまう。学校でも、外出先でもね。原因が分かっていても、それを言いたがらなかった」

 若者には適応能力があり、そして実際に適応する。しかし、単にずっと住み続けられる住居だけではなくセラピーや、両親たち向けの家計のやりくりに関するアドバイス、安定した再雇用を確保するための支援など、サポートが迅速に提供される必要がある。

 ホールさんは勉強を再開し、先月にはコビーと名付けた男児を出産した。現在住んでいるアパートには2年間暮らすことができる。将来は一軒家を手に入れたいと願っている。「ここを出たら、前庭も裏庭も付いている家が欲しい。バーベキューが大好きだから」(c)AFP/Fabienne FAUR

2234旧ホントは社民支持@鹿児島市:2014/12/30(火) 12:54:20
共和党でブッシュ氏先行=「本戦」はクリントン氏に軍配−米世論調査
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2014123000108
 【ワシントン時事】米CNNテレビと調査会社ORCの最新の世論調査によると、2016年の次期大統領選に向けた共和党の候補者指名争いで予想される顔触れの中で、ブッシュ前大統領の弟ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事が23%と最多の支持を集めたことが29日、分かった。
 共和党支持者の間でブッシュ氏に次いで人気が高かったのは、13%の支持を得たニュージャージー州のクリスティー知事。3位は、医療保険改革(オバマケア)など現政権の政策を鋭く批判して人気を集めている元神経外科医で黒人のベン・カーソン氏で、支持率は7%だった。今回の調査では、前回大統領選の共和党候補で、現時点では出馬を否定しているロムニー前マサチューセッツ州知事は立候補予定者に含まれていない。
 一方、民主党では、本命と目されているクリントン前国務長官が66%の支持を獲得し、2位のウォーレン上院議員(9%)に大差をつけた。また、クリントン氏とブッシュ氏が本戦で争うと仮定した場合、クリントン氏を支持するとの声は54%に達し、ブッシュ氏(41%)に10ポイント以上の差をつけた。(2014/12/30-09:11)

2235チバQ:2014/12/30(火) 13:05:20
http://www.sankei.com/world/news/141228/wor1412280028-n1.html
2014.12.28 22:09更新


NYで殺害された警官の葬儀 相次いだ黒人死亡にくすぶる不満 米メディアは「市民の信頼が前提」

【ニューヨーク=黒沢潤】ニューヨーク市で今月20日、黒人の男に射殺された警官の葬儀が27日、市内の教会で行われた。事件は、黒人住民の間でくすぶる“人種差別”への不満が凶行へと走らせた象徴的な事例といえ、参列したバイデン副大統領は米国民に“人種の垣根”を乗り越えて団結するよう訴えた。

 葬儀は数百台の白バイがひつぎを先導し、ヘリコプター約10機が上空で旋回するなど、物々しい雰囲気のなか行われた。

 バイデン副大統領は全米各地から集結した警官約2万5千人を前に、「この街は善人を失って深い悲しみに包まれている」と述べるとともに、「この信じ難いほど多様な街はどんな溝にも橋をかけると信じている」と述べ、市民と警察との和解を促した。

 黒人の男は犯行前、中西部ミズーリ州ファーガソンやニューヨークで今年夏、武器を持たない18歳と43歳の黒人住民を白人警官が相次ぎ死亡させたことをネット上で批判。反警察一色の風向きは徐々に変わりつつあるとはいえ、黒人住民の間では、警官らの行為に対する不満もくすぶる。

 米国では中西部クリーブランドでも11月下旬、エアガンを持っていた12歳の黒人少年が警官に射殺されたほか、南西部フェニックスでも12月上旬、麻薬を販売していたとされる34歳の黒人男性が、ポケットの中に手を入れた行為を「拳銃を取り出す動き」と警官が誤解して射殺される事件も発生。小規模ながら抗議デモが続いている。

 米紙ニューヨーク・タイムズは各地の警察の対応を「野蛮」と批判。米紙ワシントン・ポストも「米国人の多くは(警察)制度が壊れていると信じている。市民からの信頼は刑事制度の前提だ」と訴えている。

2236とはずがたり:2014/12/31(水) 18:23:36
<キューバ>反政府運動家を逮捕 4人か 意見表明集会計画
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20150101k0000m030013000c.html
毎日新聞2014年12月31日(水)17:51

 【サンパウロ朴鐘珠】キューバの警察当局は12月30日、少なくとも4人の国内の反体制派活動家の身柄を拘束した。4人は同日にハバナ市内で市民が自由に参加できる意見表明集会を計画していた。キューバは17日、米国との国交正常化交渉に乗り出すと表明したが、言論・表現の自由を認めない強権的な政治体制に変化が起きるには、まだ月日がかかりそうだ。

 ロイター通信などによると、拘束されたのは反体制派ウェブサイトの編集長レイナルド・エスコバル氏と、反体制派の指導者エリエセル・アビラ氏を含む少なくとも計4人。他にも何人かが自宅に軟禁され、外部との接触を禁じられた模様だ。

 エスコバル氏らは30日午後3時から、共産党本部や内務省など政治機関が集中するハバナ新市街の革命広場で集会を計画していた。政府が米国との国交正常化交渉開始を発表した後、どれだけ言論の自由に対して寛容になったのかを推しはかる目的があったという。政府側は集会の開催を認めないと事前に通達しており、活動家たちは強行する姿勢を崩さなかったため、拘束されたとみられる。

 米政府はキューバの言論統制を以前から問題視し、オバマ大統領も国交正常化交渉と並行してキューバの民主化を図りたい意向を示している。だが、キューバ側は内政干渉だと突っぱね、応じる気配を見せていない。

2237とはずがたり:2014/12/31(水) 18:24:40
正常化交渉、無視できぬキューバ系票 米大統領選の焦点に
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/snk20141228059.html
産経新聞2014年12月28日(日)07:56

 ■共和党候補間で路線対立も     

 【ワシントン=加納宏幸】米国とキューバとの国交正常化交渉が2016年の米大統領選の焦点に浮上してきた。全米のキューバ系米国人のうち約68%にあたる約121万人が住む南部フロリダ州は大統領選の行方を左右する大票田で、キューバ系票の動向は無視できない。野党・共和党の大統領候補に取り沙汰される有力政治家の間では、国交正常化の是非をめぐり路線対立も生じている。

                   ◇

 ■フロリダの行方

 「マルコ・ルビオ上院議員は、国境の内側に退却して堀を築きたがる孤立主義者のように行動している。そんな孤立主義は拒否する」

 草の根保守の「茶会」運動が推す同党のランド・ポール上院議員は、国交正常化に反対する共和党のルビオ氏をツイッターでこう攻撃した。両議員は、いずれも大統領選出馬に意欲があるとみられている。

 ポール氏は、米国によるキューバ孤立化政策が機能しなかったとし、キューバ国民が米国の製品や情報に触れることで共産主義のカストロ体制から自由主義社会に変わると考える。

 これに対し、キューバ移民を両親に持つ、フロリダ州選出のルビオ氏は、人権を侵害してきたカストロ体制に「融和政策」をとれば「ベネズエラ、イラン、北朝鮮の独裁者にオバマ大統領の単純さを利用できると思わせる」と反対する。

 大統領選への出馬を検討すると表明したジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事もルビオ氏に同調する。

 フィデル・カストロ前国家評議会議長の統治を逃れて米国に亡命してきた世代は、伝統的にカストロ体制に強硬姿勢を取る共和党を支持する傾向が強かった。

                   ◇

 ■民主党に有利?

 ただ、国交正常化に関しては、移民1世とルビオ氏のような2世以降では意識の差がある。

 米フロリダ国際大が今年夏にフロリダ州マイアミのキューバ系コミュニティーで実施した調査によると、国交正常化への支持が65歳以上では41%にとどまったのに対し、18〜29歳では88%、30〜44歳で78%、45〜64歳で68%だった。

 民主党の最有力候補と目されるヒラリー・クリントン前国務長官は正常化交渉開始を決めたオバマ氏への支持を表明。今年出版した回顧録では国務長官としてオバマ氏に対キューバ制裁の解除を進言したと明かした。ロイター通信によると民主党関係者は「キューバ政府への敵意が薄い若年層の有権者を引き付ける助けになる」とみる。

 フロリダ州はカリフォルニア州やテキサス州に次いで多くの大統領選挙人を抱える重要州で、1980年以降の大統領選でフロリダ州で負けて大統領になったのは92年のビル・クリントン氏のみ。2000年の大統領選では共和党のブッシュ氏と民主党のゴア氏が同州で票の再集計にもつれ込み、最終的にブッシュ氏が勝って大統領に就任した。

 州内で民主・共和両党の支持は拮抗(きっこう)しているとされ、各候補とも州人口の6・5%を占めるキューバ系の取り込みに向け、これまで以上に力を入れるとみられる。

2238チバQ:2015/01/04(日) 05:33:24
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date3&amp;k=2015010200077
米大統領選、指名争い本格化=ブッシュ、クリントン両氏軸に
ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事=2014年12月、ワシントン(AFP=時事)
 【ワシントン時事】2016年米大統領選の民主、共和両党の指名候補を決める予備選・党員集会のスタートまで1年。政権奪還を狙う共和党から知名度の高いジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(61)が出馬を前向きに検討すると表明したのをきっかけに、選挙ムードが一気に高まってきた。出馬が取り沙汰される民主党のクリントン前国務長官(67)も最終決断のタイミングを見計らっており、大統領選をにらんだ動きが活発化しそうだ。
 「浅はかな決定で恩恵を受けるのは極悪のカストロ兄弟だ」。オバマ大統領がキューバとの国交正常化方針を明らかにした昨年12月17日、ブッシュ氏は大統領を批判。クリントン氏は、これに反論するかのように「大統領の決断を支持する」とのコメントを出した。「ポスト・オバマ」を懸けたつばぜり合いは早くも始まっている。
 民主党の候補指名争いでトップを独走するのがクリントン氏だ。08年の大統領選時はオバマ氏に敗れたが、ワシントン・ポスト紙が昨年12月21日に発表した世論調査では、民主党支持層の63%が「予備選が今行われればクリントン氏に投票する」と回答した。
 クリントン氏は、最終的な決断は「新年になってから」としているものの、「初の女性大統領」への期待感は強く、勝手連的な運動は既に全米に広がっている。年初とみられた決断表明の時期が春ごろにずれ込むとの観測も出る中、クリントン氏の一挙手一投足に注目が集まりそうだ。
 民主党でクリントン氏の対抗馬になり得るとみられ始めたのが、ウォール街批判の急先鋒(せんぽう)、エリザベス・ウォーレン上院議員(65)だ。本人は出馬を否定しているが、クリントン氏を保守的とみるリベラル派やオバマ大統領の元選挙スタッフらが積極的に擁立に動いている。
 米軍普天間飛行場の移設先見直しを主張したことで知られるジム・ウェッブ前上院議員(68)も「準備委員会」を設立して選挙準備を開始。バイデン副大統領(72)も出馬に意欲的だ。ただ、今のところ、いずれもクリントン氏を抑える勢いはない。
 民主党とは対照的に、共和党は「本命不在」で、出馬が取り沙汰される「候補」は20人以上に上る。共和党穏健派に支持されているブッシュ氏が先手を打って「出馬の可能性を積極的に探る」と表明したのも、混戦から一歩抜け出すためだ。
 ブッシュ氏と並んで穏健派から期待を集めるのがニュージャージー州のクリス・クリスティー知事(52)。保守強硬派「茶会(ティーパーティー)」系からは、ランド・ポール(51)、テッド・クルーズ(44)、マルコ・ルビオ(43)各上院議員らが出馬を検討している。(2015/01/02-14:58)

2239チバQ:2015/01/05(月) 21:51:30
http://mainichi.jp/select/news/20150106k0000m030091000c.html
米議会:6日招集 対立必至…共和党VSオバマ氏と民主党
毎日新聞 2015年01月05日 20時38分

 ◇昨年の中間選挙で上下両院とも過半数握った共和党
 【ワシントン西田進一郎】昨年11月の中間選挙で上下両院とも野党・共和党が過半数を握った米議会が6日招集される。残り任期2年での実績作りを急ぐオバマ大統領は選挙後、移民制度改革やキューバとの国交正常化交渉開始に着手。一方、議会で主導権を握る共和党はこれらを押し返し、2016年大統領選を見据えてオバマ氏と与党・民主党を攻める構えで、序盤から対立必至の情勢だ。

 「有権者の懸念が雇用と経済だということは明確だ。私たちに行動を望んでいる」。共和党上院トップのマコネル院内総務は4日、CNNテレビで意気込みを語った。優先課題として、雇用創出に向けてカナダと米メキシコ湾岸をつなぐ原油パイプラインの建設承認法案、環境規制や医療保険制度改革(オバマケア)の修正を挙げた。

 パイプラインについてオバマ氏は、環境への影響などから慎重な姿勢を繰り返し示してきた。しかし、上下両院で可決は確実視されており、今月中に第1弾としてオバマ氏に署名を迫る考えだ。

 さらに激しく対立しそうなのが移民制度改革だ。担当する国土安全保障省の予算は2月で切れるため、共和党は予算承認権をたてに改革の撤回を求める。

 また、昨年12月にオバマ氏が表明したキューバとの国交正常化交渉にも同党は「危険で絶望的な試み」(ルビオ上院議員)などと強く反発している。上院での大使人事の承認や、米大使館をハバナに開設するための予算措置などを通じ、圧力をかける構えだ。

 迎え撃つオバマ氏は、昨年12月の記者会見で「同意できない分野ではいくつもの厳しい戦いになるだろう」と表明。オバマケアなどでは拒否権を行使する考えを打ち出し、移民制度改革については「法案を通せ」と改めて議会に求めた。

 一方、米国の輸出増や税制簡素化、インフラ整備などでは共和党と協力する姿勢を改めて示した。日米などが交渉している環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の早期妥結に向け、大統領の通商権限を強化する「大統領貿易促進権限」(TPA)法案についても、自由貿易を重視する共和党主導の議会で可決の可能性が高まるとの見方が強い。

 だが、16年大統領選を見据えた両党の駆け引きで、15年後半から重要法案が通りにくくなる。早期に可決できる環境が整うかが焦点だ。

 第114議会(15年1月〜17年1月)と呼ばれる新議会は、互いに妥協し合意点を探る政治に脱皮できるかどうか、双方が問われる展開となりそうだ。

2240チバQ:2015/01/05(月) 22:24:31
http://www.sankeibiz.jp/express/news/150105/exd1501050655003-n1.htm
クリントン家VS.ブッシュ家 現実味 米大統領選 主要候補、近く出馬表明 (1/3ページ)
2015.1.5 06:55
 バラク・オバマ大統領(53)の後継を決める2016年米大統領選は、主要候補が近く出馬を表明し、事実上幕を開ける。初の女性大統領の期待がかかるヒラリー・クリントン前国務長官(67)の立候補を待つ民主党。8年ぶりのホワイトハウス奪還を狙う共和党は、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(61)が台風の目だ。クリントン家対ブッシュ家の24年ぶりの「王朝対決」も現実味を帯びてきた。

 唯一の救世主

 仮に彼女が出馬しなかったら−。民主党内で語られる最悪のシナリオは、クリントン氏が立候補を断念することだ。2期8年のオバマ政権の後、民主党にとって次回は守りを強いられる選挙となる。唯一の救世主として期待を背負っているのがクリントン氏だ。

 ただ年明けとみられていた出馬表明は、春以降にずれ込むとの観測が強まっている。側近は米メディアに、外部の支援組織が選挙関連法に抵触しないようにする法的な手続きに時間がかかっていると説明。全米での講演も既に3月後半まで予定が入っているという。

 2016年米大統領選への正式な立候補表明はいつか? 民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(67)の決断を全米が固唾をのんで見守るのを横目に、一人の女性が共和党からの出馬準備を進めている。米コンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)元最高経営責任者(CEO)のカーリー・フィオリーナ氏(60)だ。

 「伝説的な経営者」

 小さな不動産会社の受付係からそのキャリアを始め、ITブームに乗ってHPのCEOに登り詰めた。「伝説的な経営者」「最もパワフルな女性」−。華々しい呼び名を持つフィオリーナ氏は、周囲の期待を感じているという。最近、NBCテレビの番組で大統領選への出馬について聞かれ、こう答えた。

 「何度も何度も聞かれれば、立ち止まって考えなければいけないでしょうね」

 すでに、有力支持者と相談を始め、アイオワ、ニューハンプシャーなど予備選の序盤で鍵を握る州の訪問も予定する。正式に立候補を表明すれば注目されそうだが、その経歴には「傷」も付いている。

 保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」の躍進で共和党が勝利した10年の中間選挙で、カリフォルニア州から連邦上院選に立候補した同じ女性の民主党のバーバラ・ボクサー上院議員(74)に10ポイントの差を付けられて敗れたのだ。

 ただ、共和党ではジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(61)、ランド・ポール上院議員(51)ら十数人が大統領候補として取り沙汰されているもののいずれも男性だ。フィオリーナ氏が戦いに加われば、共和党内で女性政策の議論を活発化させる触媒になりそうだ。

 共和党の泣き所

 ワシントン・ポスト紙はフィオリーナ氏の出馬準備を伝える記事で「民主党からクリントン氏の立候補が予想されることを考えれば、女性が大統領選に参戦することは共和党の役に立つだろう」との共和党関係者の見方を伝えている。

 共和党全国委員会は12年大統領選でミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(67)がバラク・オバマ大統領(53)に敗れたのを教訓に、選挙戦略を徹底的に検証した。黒人やヒスパニック(中南米系)などのマイノリティー(少数派)や若者からの支持の弱さに加え、共和党が抱える「女性問題」が浮き彫りになった。

2241チバQ:2015/01/05(月) 22:24:52
 12年大統領選の出口調査によると、男性の支持政党は共和党52%、民主党45%だったが、女性では民主党55%、共和党44%と対照的な結果が出た。特に独身女性の民主党支持は顕著で、既婚女性の支持は46%で共和党への支持(53%)を下回っていたのに対し、独身では67%が民主党を支持していた。人工妊娠中絶に否定的な共和党の姿勢が、独身女性から忌避されているとみられている。

 今回の中間選挙では、女性の政党支持は民主党52%、共和党47%と12年大統領選に比べて共和党への支持が強まっているものの、独身女性だけ見ると依然、民主党支持が60%に上っていた。この層を引き付ける政策を打ち出せるかが民主党にとっても共和党にとっても次期大統領選でカギとなる。

 ウィメノミクスを評価

 クリントン氏は10月30日、1カ月余り前にニューヨークで安倍晋三首相(60)と会談したことを、ワシントンのジョージタウン大学で開かれた経済分野における女性の活躍に関するシンポジウムで紹介した。

 「安倍首相は日本経済を再起動させるために最善の取り得る道は、教養があり革新的な女性をもっと労働力とすることだと言って(首相に)選ばれました。彼はそれをウィメノミクスと呼んでいます」

 安倍政権が「女性が輝く社会」を掲げて女性の活躍を重視する政策を進めていることを、クリントン氏が取り上げるのはこれが初めてではない。日本の女性の社会進出を阻む障害に触れ、「米国にも障害がある」と訴えるのがパターンだ。

 そのクリントン氏にとり「障害」となりそうなのが、エリザベス・ウォーレン上院議員(65)だ。大統領選への出馬を否定しているが消費者保護の立場から「反ウォール街」を鮮明にし、コアなリベラル派からの人気が高い。金融業界との結び付きが強いクリントン氏とは対照的だ。

 次期大統領選では「女性」がキーワードとなるだろう。クリントン、ウォーレン両氏はもちろん、今のところ有力視されていないが共和党のフィオリーナ氏の動向に注目したい。(ワシントン支局 加納宏幸(かのう・ひろゆき)/SANKEI EXPRESS)

2242チバQ:2015/01/05(月) 23:20:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150105-00000002-jij_afp-int


NYで射殺された警官の葬儀、警官らが市長に背を向け抗議
AFP=時事 1月5日(月)8時43分配信

NYで射殺された警官の葬儀、警官らが市長に背を向け抗議
米ニューヨーク市ブルックリン地区で行われた、先月勤務中に射殺された警官ウェンジャン・リューさんの葬儀で、弔辞を述べるビル・デブラシオ市長に背を向ける警官ら(2015年1月4日撮影)。
【AFP=時事】米ニューヨーク(New York)市ブルックリン(Brooklyn)地区で4日、先月勤務中に射殺された警官ウェンジャン・リュー(Wenjian Liu)さん(32)の葬儀が執り行われた。葬儀場周辺の街頭には、全米から集まった警察官数千人が整列し、リューさんを追悼したが、ビル・デブラシオ(Bill de Blasio)市長に対する抗議行動を取る警官も一部で見られた。

【写真16枚】一斉に背を向ける警官ら

 リューさんと同僚のラファエル・ラモス(Rafael Ramos)さん(40)は昨年12月20日、パトカーの車内にいたところ、近づいてきたイズマイル・ブリンスリー(Ismaaiyl Brinsley)容疑者(28)に頭部を撃たれ死亡。容疑者はその後、自殺した。黒人の容疑者は犯行前、白人警官によって死亡させられたアフリカ系米国人たちの復讐(ふくしゅう)をすると宣言していたことから、この事件はニューヨークを震撼(しんかん)させた。

 デブラシオ市長は、事件の背景にあると黒人らが主張する警察と黒人住民との関係についての発言や、黒人の妻との間にもうけた息子に対し警察官の周りでは細心の注意を払って行動するよう助言したことについて、一部の警官から反発を受けている。先週行われたラモスさんの葬儀では、デブラシオ市長に数百人の警官が背を向けて抗議の意を表明していたことから、リューさんの葬儀でも同様の抗議が行われるのではとの臆測が飛び交っていた。

 ニューヨーク市警(NYPD)のビル・ブラットン(Bill Bratton)本部長は、リューさんの葬儀を前に、抗議行動は控えるようにと警官らに呼びかけており、圧倒的多数の警官がこれに従った。だが現場の写真からは、弔辞を述べるデブラシオ市長を映す巨大スクリーンに対し、数十人の警官が背を向けているのがはっきりと見て取れる。【翻訳編集】 AFPBB News

2243チバQ:2015/01/06(火) 19:19:51
http://mainichi.jp/select/news/20150106k0000e030175000c.html
米議会:大戦従軍者ゼロ 退役軍人も5人に1人
毎日新聞 2015年01月06日 11時16分(最終更新 01月06日 12時06分)

 【ワシントン西田進一郎】6日に招集される米連邦議会で、第二次世界大戦で従軍経験を持つ議員がいなくなる。1944年に第1号議員が誕生したのを皮切りに議席を確保し続けたが、戦後70年の節目とともにその姿が米連邦議会から消える。

 米国では第二次大戦の退役軍人から多くの政治家が生まれた。上院議員から大統領になったケネディ、ジョンソン両元大統領らを含め、アイゼンハワー元大統領からジョージ・H・W・ブッシュ元大統領まで8人の大統領のうち7人を占めた。また、96年大統領選を共和党候補として戦ったドール元上院院内総務や民主党の重鎮で日米同盟の強化に尽力した故イノウエ上院議員などもいた。

 前議会では、第二次大戦で従軍経験を持つ退役軍人が上院に1人、下院に2人残っていた。しかし、上院では民主党のローテンバーグ議員(当時89歳)が2013年6月に死去。下院では55年に初当選し、連邦議員として最長の在任記録を持つ民主党のディンゲル議員(88)が14年2月に引退を表明した。共和党のホール議員(91)も同年5月の党予備選で敗れて中間選挙に立候補しなかった。

 米議会では退役軍人出身者の割合自体も大きく減ってきている。米議会調査局によると、70年代には連邦議員全体の約4人に3人が退役軍人という時期もあったが、低下傾向は続き、近年は約5人に1人にまで低下している。

2244チバQ:2015/01/07(水) 17:26:24
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&amp;k=2015010700151
共和強硬派、議長選で造反=路線対立浮き彫りに−米

就任の宣誓を行うベイナー米下院議長=6日、ワシントン(AFP=時事)
 【ワシントン時事】先の中間選挙を受け、野党・共和党が支配権を握った米議会が6日招集され、同党幹部のベイナー氏が下院議長に3選された。しかし、議長選では保守強硬派「ティーパーティー(茶会)」系を中心に25人が造反。共和党内の路線対立が改めて浮き彫りになった。(2015/01/07-11:43)

2245チバQ:2015/01/07(水) 17:32:21
http://www.yomiuri.co.jp/world/20150107-OYT1T50044.html
ヒラリー氏、女性擁立画策のリベラル派に秋波
2015年01月07日 10時57分

演説するヒラリー・クリントン氏(昨年12月、ワシントンで、AP)


 【ワシントン=今井隆】2016年米大統領選で民主党の最有力候補と目される党内中道派のヒラリー・クリントン前国務長官(67)が最近、リベラル色の強い発言やオバマ大統領への支持を繰り返している。

 クリントン氏に批判的なリベラル派も取り込み、党内の支持を盤石にする狙いがある。出馬表明の時期は、年明け早々とみられていたが、現在は春頃との見方が支配的となっている。

 民主党内リベラル派は内政では所得格差是正を強く訴え、外交・安全保障では反戦平和志向が強い。人権や環境問題にも厳格な姿勢を取る。クリントン氏が、今後党内の支持を拡大するためにアキレスけんとなりそうなのが、ウォール街に代表される金融業界などの大企業と関係が深い点や、外交・安全保障政策で党内ではタカ派と位置づけられている点だ。

 リベラル派は、クリントン氏への対抗馬として「反ウォール街」の旗手として知られる女性上院議員エリザベス・ウォーレン氏(65)の擁立を画策している。ウォーレン氏は大衆を鼓舞する演説に定評があり、当選1回ながら党内で急速に存在感を増している。

 このため、クリントン氏は民主党が大敗した11月の中間選挙後、リベラル派に秋波を送る発言を重ねている。特に、一時は外交・安保を巡って距離を置いていたオバマ氏への支持が目立つ。ただ、リベラル派やオバマ氏への過度の肩入れは、無党派層の離反を招きかねず、今後、支持のバランスに苦労しそうだ。

2015年01月07日 10時57分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

2246チバQ:2015/01/07(水) 17:34:00
http://www.sankei.com/world/news/150107/wor1501070009-n1.html
2015.1.7 09:38

共和主導の米議会が招集 大統領選にらみ応酬

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議会が招集され、宣誓する下院議員ら=6日、ワシントン(AP)
 【ワシントン=加納宏幸】米上下両院で8年ぶりに野党・共和党が多数を握る第114議会が6日、招集され、上院トップ(議長は副大統領が兼務)にマコネル上院院内総務(共和)が就き、下院ではベイナー下院議長(同)が再任された。共和党は同日、オバマ米大統領が難色を示す法案を提出し、ホワイトハウスは大統領拒否権の発動に言及。2016年の大統領選をにらんだ与野党の応酬が始まった。

 共和党は下院(定数435)で戦後最多に並ぶ246議席(247人が当選したが1人が辞職)を確保。オバマ氏との妥協を嫌う保守派25人が議長選挙で「造反」したが、ベイナー氏は3期目を決めた。

 上院では共和党がカナダの原油を米国に運ぶパイプライン「キーストーンXL」建設承認法案を提出。アーネスト大統領報道官は6日の記者会見で「議会を通過しても大統領は署名しないだろう」と述べた。

2247チバQ:2015/01/08(木) 23:22:25
http://mainichi.jp/feature/news/20150109k0000m030021000c.html
米大統領選:共和党ルビオ上院議員43歳「出れば勝てる」
毎日新聞 2015年01月08日 18時28分

 【ワシントン西田進一郎】2016年の米大統領選挙で共和党有力候補の一人と目されるマルコ・ルビオ上院議員(43)は7日、AP通信のインタビューに「立候補を決断すれば、非常に強力な候補者になり、最終的に勝てると思う」と語り、出馬に強い意欲を示した。同党では、ブッシュ前大統領の弟ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(61)が「立候補の可能性を積極的に模索する」と明かすなど、動きが活発化している。
 AP通信によると、ルビオ氏は「勝利を保証することはできない」としつつも「勝つために必要な組織を作り、資金を集めることができる」と強調した。ただ、大統領選に立候補するか、同時に実施される上院選で再選を目指すかは決断していないと話したという。

 ルビオ氏はキューバ移民の両親を持ち、10年中間選挙の上院選で保守強硬派「ティーパーティー(茶会)」の支援を受けてフロリダ州で初当選。当選1回ながら同党のホープとの呼び声が高い。

 ただ、ルビオ氏は、立候補準備を加速させているブッシュ氏と支持基盤が同州で重なる。

2248チバQ:2015/01/08(木) 23:40:04
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2015010802000123.html
米共和党内の対立鮮明 下院議長選、25人が造反

2015年1月8日 朝刊


写真
 【ワシントン=斉場保伸】昨年十一月の米中間選挙で共和党が八年ぶりに上下両院の多数派となった新議会が六日招集され、議長選で共和党幹部のベイナー氏が下院議長に三選した。ただ、保守強硬派の草の根運動「ティーパーティー(茶会)」系を中心に二十五人が造反。共和党内の対立が鮮明になり、波乱含みのスタートとなった。
 ロイター通信によると、議長選で二十五人もの造反が出るのは一八五九年以来の異例の事態。議長選にはベイナー氏のほか複数の茶会系議員が出馬した。戦後最多議席に並ぶ下院共和党二百四十六人のうち、ベイナー氏に票を投じたのは二百十六人にとどまった。
 要求を通すためなら予算編成を人質に政府機関の閉鎖に追い込むことも辞さない茶会系議員にとって、オバマ大統領や民主党との妥協の道を探る現実路線のベイナー氏は手ぬるいと評価されており、その不満が露呈した格好だ。
 議長選出後あいさつしたベイナー氏は「党派対立による政治の停滞を打破するためにエネルギー関連や雇用問題で共和党の政策に協力するようオバマ氏に求めていきたい」と述べ、オバマ氏に譲歩を求めていく考えを示した。
 ただ、このエネルギー問題で米政権は共和党が重要課題として掲げるカナダと米メキシコ湾をつなぐ原油パイプライン「キーストーンXL」の建設法案に対してオバマ氏が上下両院を通過した場合は拒否権を発動する方針と六日表明。対立の火種が鮮明になりつつあるのが実情だ。
<米議会> 上院(定数100、議員任期6年)と下院(同435、同2年)で構成される米国の立法府で会期は2年。共和党が大勝した昨年11月の中間選挙の結果を反映する新議会は、第114議会と呼ばれる。上院議長は副大統領(現在は民主党のバイデン氏)が兼任する。共和党は上院でも過半数の54議席を占め、トップはマコネル院内総務。 (共同)

2249チバQ:2015/01/09(金) 19:27:10
http://www.sankei.com/world/news/150109/wor1501090027-n1.html
2015.1.9 13:03

フォアグラ禁止法は違憲 米加州、提供再開の動き






米サンフランシスコのレストランで、パンに塗られるフォアグラ=2012年7月(AP)
 米ロサンゼルスの連邦地裁は8日までに、高級食材として知られるフォアグラの生産や販売、レストランでの提供を禁止していたカリフォルニア州の州法を違憲だと判断した。ロサンゼルス・タイムズ紙によると、レストラン業界では早くもフォアグラをメニューに復活させる動きが出ている。

 ガチョウやカモの肝臓が原料のフォアグラは、鳥に大量の餌を強制的に食べさせるのが主な製法。動物愛護団体などの「残酷だ」とする批判をきっかけに、2004年のシュワルツェネッガー知事時代に禁止法が成立、12年7月から施行されていた。

 同連邦地裁は7日、この州法が、家禽類の取り扱いを規定する連邦法を妨げていると判断した。(共同)

2250チバQ:2015/01/09(金) 19:31:37
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2015010902000247.html?ref=rank
「名前載せるな」政治家が圧力 反撃社説に名前を28回

2015年1月9日 夕刊


 【ワシントン=共同】私の名前を許可なく載せたら訴える−。地元政治家に圧力をかけられた米東部メリーランド州の地方紙が、逆にこの政治家の名前を二十八回繰り返す社説を掲載するなど報道の自由を盾に抗戦し、全面降伏に追いこんだ。米主要メディアが八日伝えた。
 同州フレデリック郡で公職を務める共和党のカービー・デローター氏は、地元紙フレデリック・ニュースポストに自分のことが書かれたと腹を立て、今後自分の名前を勝手に書いたら訴訟を起こすと宣言した。
 デローター氏は選挙で選ばれた公人。同紙は「前代未聞」と反発、六日には名前を伏せて同氏をどう表現するかを真剣に考える社説を掲載した。ユーモアと皮肉が詰まった記事には「カービー・デローター」と連呼する表題を含め、フルネームを二十八回織り込んだ。
 両者の対立はソーシャルメディアを通じて全米の関心を集め、デローター氏への批判が高まった。同氏は七日、報道の自由を侵害し「不適切で間違っていた」と謝罪、白旗を揚げた。

2251チバQ:2015/01/09(金) 21:40:04
http://www.jiji.com/jc/a?g=afp_all&amp;k=20150109032227a
賃金が上がらない、好調な米経済に置き去りの労働者


【ワシントンAFP=時事】好調な米国経済における矛盾の一つとして指摘されているのが、失業率が6年ぶりの低水準に低下しているにもかかわらず、労働者の平均賃金がほぼ横ばいになっていることだ。(写真は米ニューヨークのタイムズスクエアで自由の女神像に仮装して観光客からの寄付を募る男性)
 この異常な現象を受けて、2008〜09年の景気後退からの米経済の回復は、十分に強いものだと本当に言えるのだろうかとの疑問が上がっている。
 失業率は現在、2009年の10%から大幅に改善して5.8%にまで下がっており、理論的には賃金が上昇するはずだ。雇用可能な労働者が減少することで、雇用主は賃金上昇を強いられるからだ。
 だが現実には実質賃金はほぼ横ばいとなっている。
 米連邦準備制度理事会のジャネット・イエレン議長は昨年8月、「現実には、賃金はほぼ横ばいで、労働生産性の向上率よりも上昇率が低い」と述べていたが、この傾向はその後も変わっていない。金融危機以前の2007年、年間賃金上昇率は3.9%だったが、昨年11月の同上昇率はわずか2・1%だった。
 サンフランシスコ連邦準備銀行の調査によると、2014年11月までの1年間で賃金上昇がなかった労働者は15%で、これも2007年の同12%よりも悪化していた。
 米ホワイトハウスも昨年12月、失業率の改善を歓迎する一方で、「賃金をいっそう上昇させ、雇用の質と賃金上昇に関わる長年の問題を解決するため、さらに多くの取り組みが必要だ」と述べ、この問題を指摘していた。
 実際、恒常ドルベースでみると、現在の平均時給20.67ドル(約2500円)は、1964年の19.18ドル(約2300円)をわずかに上回っているに過ぎない。
 特に深刻なのは賃金が最低水準の労働者層だ。米調査機関ピュー・リサーチ・センターの調査によると、賃金の最も低い10%の労働者層の週当たりの実質賃金は2000年以降、3.7%縮小していた。一方で、賃金が最も高い層の賃金は9.7%増加していた。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕(2015/01/09-14:53)

2252とはずがたり:2015/01/10(土) 08:50:14
米高官、21日にキューバ訪問…外交樹立も議題
http://www.yomiuri.co.jp/world/20150109-OYT1T50122.html?from=ycont_navr_os
2015年01月09日 19時14分

 【ワシントン=白川義和】米国務省のサキ報道官は8日の記者会見で、ジェイコブソン国務次官補(西半球担当)が21、22日にキューバを訪問すると発表した。

 キューバから米国への移民問題に関する定期協議が主目的だが、サキ氏は「外交関係の樹立も当然、議題となる」と語った。

 米国とキューバが先月、国交正常化交渉の開始で合意して以来、初の公式協議となる。両国は1961年から断交しており、米次官補のキューバ訪問は長く行われていなかった。相互の首都への大使館開設やビザ発給など、国交正常化に向けた実務面の懸案が協議されるとみられる。

2015年01月09日 19時14分

2253チバQ:2015/01/13(火) 22:00:16
http://www.sankei.com/world/news/150113/wor1501130001-n1.html
2015.1.13 06:00
【アメリカを読む】
四分五裂の米議会 大統領候補たちの皮算用





(1/4ページ)

概ね今年9月までの予算法案を上院が可決した後、連邦議会議事堂で記者に囲まれる共和党内強硬派のテッド・クルーズ上院議員。民主、共和両党ともに強硬派が存在感を増す中、米議会の審議は、一寸先は闇の状態が続いている=2014年12月13日、ワシントン(ロイター)
 米議会の分裂状態が複雑さを増している。これまで注目されてきたのは専ら民主党と共和党の対立と、共和党内の穏健派と強硬派との対立だったが、昨年12月の予算法案審議では、これまで一体感を維持してきた民主党内の対立にも焦点が当たった。2016年の大統領選を控え、両党の大統領候補たちは弱気な態度を示すことができない状況がますます強まるという事情もあり、15年も移民制度改革や金融規制緩和をめぐる党内対立が繰り返されそうだ。

民主党内の対立にも焦点

 「予算法案にはウォール街を利するためだけの危険な条項が紛れ込んでいる」。民主党のエリザベス・ウォーレン上院議員(65)は昨年12月12日の上院での予算審議で、予算法案への反対論をまくしたてた。

 ウォーレン氏が批判したのはリスクの高い金融派生商品(デリバティブ)取引に関する金融機関への規制を緩和する条項。本来、予算とは関係のない措置だが、共和党が予算法案に付随させることでどさくさ紛れの成立を狙ったものだ。ウォーレン氏はリスクの高い取引に手を出した金融機関が破綻すれば、税金で救済せざるを得なくなると論陣を張った。

 ウォーレン氏はこれまでも金融機関批判を展開して喝采を浴び、大統領候補としても名前が挙がる。ただし予算法案は民主党のハリー・リード院内総務(75)ら指導部が暫定予算の期限切れによる政府機関閉鎖を回避するために共和党指導部と合意した内容とあって、ウォーレン氏は民主党指導部に公然と反旗を翻した形になった。

無視できない強硬派

 一方、共和党内ではテッド・クルーズ上院議員(44)が予算法案に反対する姿勢を鮮明にした。クルーズ氏は13年秋の予算法案審議でも予算法案の採決を認めずに政府機関閉鎖の一因を作った「常習犯」。米議会ではクルーズ氏ら「右の強硬派」とウォーレン氏ら「左の強硬派」が存在感を増している形だ。

 実際、13日の予算法案の採決では、民主、共和両党ともに4割の議員が反対に回った。反対票を投じたなかには、ウォーレン氏やクルーズ氏のほか、共和党内で大統領候補に名前が挙がるランド・ポール上院議員(51)、マルコ・ルビオ上院議員(43)らも含まれている。また民主党と連携する無所属で、大統領選出馬の可能性を明言しているバーニー・サンダース上院議員(73)も反対した。

2254チバQ:2015/01/13(火) 22:00:36
 これらの大統領候補には強硬派を無視できない事情がある。大統領候補にとって党内の予備選を勝ち抜くためには強硬派の支持を得ておくことが重要なうえ、大統領選の本選の段階でも強硬派からの強い支持を得ることができていれば、対立候補との競り合いで有利になることも明らかだ。16年の大統領選に向けた動きは年明け以降活発化する見通しで、大統領候補たちはますます態度を強硬化させる可能性がある。

秋に政府機関閉鎖危機も

 今回成立した予算法は15年9月まで大半の政府機関が運営できるだけの歳出を認める一方で、移民制度を管轄する国土安全保障省分だけは2月27日までの暫定予算とされた。1月からの議会では、バラク・オバマ大統領(53)が議会を回避して進める移民制度改革の形骸化を狙って、共和党内の強硬派が国土安全保障省の予算の見直しを求めることは確実だ。

 しかし1月から上下両院で多数派となる共和党も上院での議事進行妨害(フィリバスター)を阻止できる60議席には届いておらず、民主党の同意なしでは予算を通すことはできない。このため米政治アナリストは「共和党指導部は国土安全保障省分の予算をスムーズに成立させて統治能力を示したいところだが、引き続き共和党内の強硬派と民主党との板挟みになる」と指摘する。

 また、春から始まる2016会計年度(15年10月〜16年9月)の予算審議でも、共和党が再び金融規制の緩和を盛り込めば、ウォーレン氏らは反発を強める公算が大きい。しかし今回、金融規制緩和を容認したリード氏には、資金集めのためにはウォール街を袖にしたくないという思惑も見え隠れする。さらに民主党の大統領候補として最有力視されるヒラリー・クリントン前国務長官(67)はウォール街との関係の深さで有名だ。

 15年秋には民主党の強硬派が震源地となって政府機関閉鎖の危機が広がり、民主党指導部が頭を悩ませる可能性もある。予算をめぐる米国議会の確執は一寸先は闇の状況が続きそうだ。(ワシントン支局 小雲規生)

2255チバQ:2015/01/13(火) 22:02:20
http://www.sankei.com/world/news/150113/wor1501130023-n1.html
2015.1.13 10:22

共和党のライアン下院歳入委員長が出馬断念 16年大統領選

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ポール・ライアン氏=7日、ワシントン(AP)
 【ワシントン=加納宏幸】2016年の米大統領選への出馬が取り沙汰されていた共和党のポール・ライアン下院歳入委員長は12日、「熟慮の結果、立候補しないことを決めた」とする声明を発表した。ライアン氏は12年大統領選に出馬したミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事の副大統領候補。ロムニー氏は最近、支持者に再出馬の検討を表明した。

 ライアン氏は周囲から出馬を促されていたことを認めた上で、歳入委員長として「保守としての解決策を示し、大統領候補が共和党を勝利に導くのを助ける」ことに専念するとした。

2256チバQ:2015/01/13(火) 22:03:39
http://www.sankei.com/world/news/150113/wor1501130013-n1.html
2015.1.13 16:00
【複眼ジャーナル】
黒人社会の恨み積もる米社会





(1/3ページ)
 米国との国境に近いカナダのウィニペグ市で、「本物の海賊」と銘打った展示会が開催された。2014年夏まで米西岸サンディエゴ市の自然史博物館にて人気を博した催しだ。

 米北東沿岸で引き揚げられた18世紀初頭の海賊船とその積み荷を陳列し、海賊の生活を紹介する内容。とりわけ、「モトリー・クルー(寄せ集め集団)」と海賊が呼ばれた理由を念入りに考証している。

 いわく、当時の海賊は、大西洋を航行していた奴隷船を襲って海賊船に改造していた。襲撃後は奴隷を乗員として編入するだけでなく、インディアンなど陸地では行き場のない人種を日常的に登用し、「自由で差別のない平等社会」が船内で営まれていた。

 北米を巡回する歴史展で、無法者だった先人の「良識」を強調するのはなぜか? 「米国人の後ろめたさ」(自然史博物館の館員)が背景にあるのだ。

 ハーバード大学などによると、17〜19世紀にかけて、米国に連れて来られた黒人奴隷の数は約65万人。奴隷搾取が富国の土台だったわけだが、奴隷の子孫たちが法的な差別から解放されるのは、公民権法が制定された1964年まで待つ必要があった。

 「増加する収監者」。米国の刑法学者の間では最近、こんな題名の報告書が話題になっている。年に800億ドル(約9兆4300億円)規模とされる犯罪者の収監費用に悲鳴を上げた司法省が、全米研究評議会の専門委員会に調査を委託した。

 報告書によると、刑務所に収容されている米国人は大恐慌から70年代までは1000人に2人ほどの割合だったのだが、70年代から急伸し、直近は同7人超に上昇した。絶対数も過去40年間で7倍増だ。

 60〜70年代に犯罪率が上昇したこともあるが、「裁判官に裁量の余地を与えず、形式的な手続きを強化することで禁錮刑の割合が増えた」(同報告書)。問題は、「再犯率の低下につながっていないうえ、人種間で偏っている点」(報告書を編集したジェレミー・トラビス委員長)にある。

 受刑者の人種構成をみると3分の1以上が黒人である。人口構成では10%強しかいないわけだから、平均的な米国人に比べて、黒人は3倍の確率で刑務所に行きやすい。

 黒人が低所得者層に集中していることもあるが、2000年時点で、父親が刑務所に行った子供の数は210万人と80年比で6倍に増えている。「数字の中心は黒人で、親が刑務所に行くと子供も行く確率が上がる」(トラビス氏)

 黒人層で受刑者の拡大再生産が起きているのだ。調査報告書は明示しないが、理由の一つとして、ニューヨーク市立図書館の黒人文化調査センター部長を務めるカリル・モハマッド氏は、米国に残る社会的な黒人差別を示唆する。

 米国では、移民が増えて20〜50年代にも犯罪率が上昇した時期があったが、政府は実刑率を上げる裁判手続きに踏み切らなかった。「当時の移民が欧州からの白人中心だったから」とモハマッド氏はうがった見方だ。一方で、黒人による公民権運動が高まると、手続きが厳格化された。

 昨年11月24日夜。黒人が多く住むニューヨーク・ハーレムの飲食街では、ミズーリ州ファーガソン市で白人警察官が丸腰の黒人青年を射殺した事件を報道するテレビの前で、住民からため息が出た。大陪審が警察官の不起訴を決めたのだ。

 米国では警官が発砲できる要件が比較的緩い。殺人罪などを適用するには至らないとの結論だが、並大抵の説明では、ルサンチマン(恨み)が積もりに積もった黒人社会を納得させることはできない。(ニューヨーク駐在編集委員・松浦肇)

2257名無しさん:2015/01/14(水) 21:05:48
http://www.sankei.com/world/news/150114/wor1501140034-n1.html
2015.1.14 15:41
【次期米大統領選】
クリントン氏、早くも選対本部“組閣” 助言役にポデスタ氏、トップ就任か






クリントン前米国務長官(左、AP)とジョン・ポデスタ氏
 米民主党のクリントン前国務長官が2016年次期大統領選の立候補に向け、選挙陣営幹部の人選を本格化させ始めた。党の大物やオバマ大統領の元陣営幹部らの名前が挙がり、出馬表明を待ち切れないメディアの間では報道合戦も佳境に入っている。クリントン氏は着々と態勢を固めているもようだ。

 ウォールストリート・ジャーナル紙は13日、オバマ氏の顧問を務める民主党の大物、ジョン・ポデスタ氏が2月でホワイトハウスを去り、クリントン氏の助言役を引き受けると報じた。

 ポデスタ氏はクリントン氏の夫であるビル・クリントン元大統領の2期目に大統領首席補佐官を務め、党内に強い影響力を持つ。選挙対策本部のトップに就任するとの観測が広がっている。

 クリントン氏は優位とみられていた08年の大統領選予備選で、オバマ氏に敗れた。陣営内部の対立が敗因の一つに挙げられている。(共同)

2258チバQ:2015/01/20(火) 00:34:12
http://www.sankei.com/world/news/150119/wor1501190012-n1.html
2015.1.19 09:11

米副大統領宅近くで発砲 バイデン氏夫妻は外出中 デラウェア州






発砲事件のあったバイデン米副大統領の自宅近くの幹線道路に駆けつけた安全保障当局者=18日、米デラウェア州(AP)
 バイデン米副大統領の米東部デラウェア州にある自宅近くで17日夜、複数の発砲があった。バイデン氏夫妻は当時、外出しており無事だった。米主要メディアが18日、シークレットサービス(大統領警護隊)の話として一斉に伝えた。

 米メディアによると、17日午後8時25分ごろ、デラウェア州ウィルミントン郊外にあるバイデン氏の自宅から数百メートル離れた幹線道路付近から複数の銃声がし、車両が猛スピードで逃走するのを警護隊員が目撃した。けが人はいなかったもよう。

 同宅を狙った発砲だったかは不明。地元警察とシークレットサービスが連携して捜査している。バイデン氏は通常、ワシントンにある副大統領公邸を拠点に公務に当たっているが、AP通信によると週末はデラウェア州の自宅で過ごすことが多いという。(共同)

2259チバQ:2015/01/20(火) 20:36:04
http://www.sankei.com/world/news/150115/wor1501150024-n1.html
2015.1.20 15:00
【アメリカを読む】
ヒスパニック贔屓大統領候補「ブッシュ弟」が抱える“ジレンマ”





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米ワシントンでの会合で発言するジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事。次期大統領選に向けて、共和党支持者の間ではブッシュ氏への期待が高まっている=2014年12月1日(ロイター)
 2016年の大統領選出馬を「積極的に探る」としてきた共和党のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(61)が、新年の訪れとともに本格始動した。ネット上での発信も活発化させており、6日には自らのフェイスブックで政治資金の受け皿となる政治活動委員会(PAC)の設立を発表した。

ヒスパニック票

 「ブエノス・ディアス(こんにちは)。本日、PAC『向上する権利』を設立しました」

 ブッシュ氏はニューヨークの街角を歩きながらスペイン語で設立趣旨を説明する動画をフェイスブックに投稿した。流(りゅう)暢(ちょう)なのには理由がある。コルンバ夫人(61)はメキシコ出身。高校時代のブッシュ氏が交換留学でメキシコに滞在し、英語を教えていたときに知り合った。

 次期大統領選では、全米の総人口の約17%を占め、黒人を抜いている「最大のマイノリティー(少数派)」、ヒスパニック(中南米系)が動向を左右する。ブッシュ氏の経歴が、大統領選でプラスに働くことは間違いないだろう。

 特に、フロリダ州には伝統的に共和党を支持してきた全米のキューバ系移民の7割が集中している。大統領選の大票田であるフロリダ州は、民主、共和両党への支持が選挙のたびに揺れ動く「スイング・ステート(揺れる州)」でもあり、ここで知事を務めたことはブッシュ氏の利点となる。

「大きな政府」を求めるか

 12年大統領選の共和党候補、ミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事(67)が「16年」への意欲を見せ始めたことで指名争いが面白くなりそうだが、共和党支持層の間ではブッシュ氏への期待が一気に高まっている。

 昨年12月、ブッシュ氏が出馬検討を表明した後に米CNNテレビと調査会社ORCインターナショナルが行った世論調査によると、共和党支持層のブッシュ氏への支持は前月の14%から23%に上昇し、2位のクリス・クリスティー・ニュージャージー州知事(52)の13%を大きく引き離した。

 保守色の強いマイク・ハッカビー前アーカンソー州知事(4位)、ランド・ポール上院議員(5位)、テッド・クルーズ上院議員(8位)は軒並み支持率が低下していた。

 ただ、「穏健派」の顔が共和党における大統領候補の指名争いでマイナスになる可能性もある。同じ調査ではブッシュ氏を支持しない理由の上位に、不法入国問題への対応の甘さ(42%)、知事時代の州政府支出の増加(40%)が上がった。不法移民の取り締まり強化や「小さな政府」は強硬な保守派が求める政策である。

 「大統領予備選では穏健派と保守派のどちらに共和党を導いてもらいたいかを有権者が選ぶ。支出を増やし、増税する候補者を求めるかどうか。それは時間がたてば分かるだろう」

2260チバQ:2015/01/20(火) 20:36:27
http://www.sankei.com/world/news/150115/wor1501150024-n3.html

 強硬派の保守系草の根運動「茶会(ティーパーティー)」が推すポール氏は最近、保守系ネット・メディア「ブライトバート」のインタビューでこう述べた。ブッシュ氏を意識した発言であることは明らかだ。

分裂の芽は消えず

 昨年11月の中間選挙に先立つ共和党の予備選では茶会系の退潮が伝えられたが、上下両院で共和党が過半数を握る新議会で反乱が起きた。6日の下院議長選でジョン・ベイナー氏(65)の再選を阻止しようと25人がベイナー氏以外に投票したのだ。医療保険制度改革(オバマケア)などでのバラク・オバマ大統領(53)との融和的な姿勢に不満を表明したのだ。ワシントン・ポスト紙(電子版)によると、これほどの造反が出たのは1860年以来だという。

 今回の造反劇のバックには、茶会系を資金面で支える団体「フリーダム・ワークス」の存在があった。全米に670万人いるとされる草の根の活動家に対し、新議員に電話、メール、ソーシャル・メディアを通じて造反を働きかけさせたと報じられている。失敗に終わったが、路線対立はくすぶっている。

 世論調査会社ギャラップの最新の調査によると、自らを無党派と考える米国人は過去最高の43%に上った。

 ブッシュ氏のPACの設立趣旨「全ての米国人に向上することを認める保守主義」はこうした層を引き付ける可能性がある。兄のジョージ・W・ブッシュ前大統領(68)が2000年大統領選で「思いやりのある保守主義」を掲げたことをほうふつさせる。

 その一方で「大きな政府」を連想させるスローガンは共和党員による予備選では不利に働く。このジレンマを乗り越え、党を一つにまとめるだけの旗を掲げられるかがブッシュ氏にとって最大の課題となる。(ワシントン支局 加納宏幸)

2261チバQ:2015/01/22(木) 20:46:28
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2015012202000130.html
一般教書演説 米大統領 開き直り 医療、核協議、拒否権辞さず

2015年1月22日 朝刊


20日、ワシントンの米議会で一般教書演説に臨むオバマ大統領=ゲッティ・共同
写真
 【ワシントン=青木睦】オバマ米大統領は二十日の一般教書演説で、残り二年の任期で遂げたい政策を並べた。大半は野党共和党が反対するものばかりだ。昨年十一月の中間選挙で共和党に大敗し、かえって吹っ切れたのか、伝家の宝刀の拒否権を振りかざし、共和党との対決も辞さない強気の姿勢が目立つ。
 「私はもう選挙には出ない。向こう二年間の唯一の課題は、米国にとって最善だと自分が信じることをやり遂げることだ」
 大統領は演説の締めくくりにこう言い放った。中間選挙で上下両院とも共和党に過半数を握られ、大統領の死に体化は時間の問題。それを待つなら自分が希求する政策を遠慮なく進めるとの開き直りが見えた。
 大統領は中間選挙後、温室効果ガス削減で数値目標を設定。大統領令により最大五百万人の不法移民を強制退去対象から除く移民制度改革を打ち出した。昨年末には半世紀ぶりとなるキューバとの国交回復を表明した。これらは一般教書演説にも盛り込まれたが、いずれも共和党は反対だ。富裕層への課税強化も共和党の神経を逆なでする。
 大統領は共和党があくまで反対するのなら、大統領権限を駆使して政策を進める構え。議会を迂回(うかい)する戦略だ。
 一方、難航するイランの核協議にしびれを切らす共和党がイラン追加制裁を議決すれば「拒否権を行使する」と明言。共和党が医療保険制度改革(オバマケア)や移民制度改革つぶしを図れば、これも拒否権で阻止すると宣言した。上向く支持率が大統領の強気を後押ししているようだ。
 共和党は人事や予算の承認権を武器に対抗する姿勢。移民制度改革を担当する国土安全保障省の予算に関する法案に、大統領の権限行使を阻む条項を盛り込んだ。キューバとの国交回復でも駐キューバ大使の人事を認めず、在キューバ大使館の予算措置を阻止する構えだ。
 議会が大統領にことごとく反対し、大統領も拒否権を乱発する場合、ジョージワシントン大学のアータートン教授は「向こう二年間は政治の手詰まり状態が続く」と予測する。

2262チバQ:2015/01/22(木) 20:51:04
http://www.sankei.com/world/news/150122/wor1501220002-n1.html
2015.1.22 05:00
【米一般教書演説】
富裕層を“狙い撃ち” 野党・共和党との対決鮮明

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上下両院合同会議で一般教書演説をするオバマ米大統領=20日、ワシントン(AP)
 オバマ米大統領は一般教書演説で、今後2年間の任期で残そうとするレガシーの輪郭を明らかにした。富裕層や大手金融機関など、富を独占しているとされる「1%」を“狙い撃ち”にした負担増の一方で中間層に広く富を再分配し、中南米系(ヒスパニック)が求めるキューバとの国交正常化にも踏み切る−。上下両院で多数を握る野党・共和党と対決してでも、社会的弱者救済と自らが信じる外交政策を進める姿勢を鮮明にした。

 20日夜の米下院本会議場。オバマ氏は上下両院議員を見回しながら、大見えを切った。

 「最低賃金の引き上げを拒否している全議員に言いたい。年収1万5千ドル(約177万円)以下で家族を養えると本気で信じているのなら、やってみろ!」

 昨年11月の中間選挙で与党・民主党が敗北し、一時は共和党との対話を選んだオバマ氏だが、演説では中間層やマイノリティー(少数派)を支援するため対決姿勢をあらわにした。

 医療保険制度改革(オバマケア)、金融機関への規制強化、移民制度改革に逆行するような法案を共和党が多数の議会が可決した場合、大統領拒否権を発動するとも宣言。2009年の就任以来の6年間で2回しか抜いていない伝家の宝刀を抜いてでも、自らが強くこだわる政策を押し通す考えだ。

 オバマ氏は気候変動への対応にも意欲を示した。米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は温室効果ガスの排出量規制について「オバマ氏は議会と交渉するつもりはない」と伝えた。演説で、オバマ氏は「議会に子供たちの健康を危うくするようなことはさせない」と述べた。

 外交分野では、イラン核協議の継続中に米議会が対イラン追加制裁法案を可決した場合には拒否権を行使すると表明。キューバとの国交正常化交渉に関しても、カストロ体制への強硬論が強い共和党に制裁解除を迫り、「有効期限がとっくに過ぎた政策を終わらせる」と挑発した。

 こうした強気の姿勢には理由がある。支持率が急上昇したのだ。

 ワシントン・ポスト紙とABCテレビが今月実施した世論調査によると、支持率は12月の41%から50%へと9ポイントも上昇。54%だった不支持率は44%へと10ポイント下落した。同紙は、景気回復が追い風になったと分析している。

 「私にはもう大統領選はない。次の2年間では、最初に就任を宣誓してから行ってきたのと同じように、米国にとって最善だと私が信じることをやる」

 こう宣言したオバマ氏は、拍手に包まれ、上気した表情で議場を後にした。

 多数党トップとして上院を取り仕切る共和党のマコネル院内総務は演説終了後、「最大の問題は、まるで再び大統領選に出るかのような演説だったことだ」とコメント。レガシー作りに邁進(まいしん)するオバマ氏に、税制改革、通商などの各分野で共和党と協力するよう求めた。(ワシントン 加納宏幸、小雲規生)

2263チバQ:2015/01/25(日) 13:50:26
http://www.sankei.com/world/news/150124/wor1501240034-n1.html
2015.1.24 10:32
【米・キューバ国交正常化】
「内政不干渉」盾に出鼻くじく、合意なく協議終了…入り口から相違露呈

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キューバ・ハバナの米利益代表部で記者会見するジェーコブソン米国務次官補=23日(共同)
 【ハバナ=青木伸行】米国とキューバによる国交正常化交渉は最終日の22日、1961年の断交後閉鎖された双方の大使館の再開などを協議して終了した。だが、大使館再開は合意には至らず継続協議となった。米側が人権状況の改善を求めたのに対し、キューバ側は国交正常化の原則として「内政不干渉」などを挙げて出ばなをくじいた格好だ。交渉は入り口から思惑の相違が露呈し、条件闘争ともいえる展開となった。

 両国政府は「数カ月以内の大使館開設」を目標としているが、具体的な時期などについて合意できず、ジェーコブソン米国務次官補は記者会見で「現時点で(時期)はわからない」と述べた。「国交回復には克服すべき課題が多くある。(双方には)複雑かつ深い相違がある」とも語った。

 キューバ側が前面に押し出したのが、国交正常化への原則と前提だった。

 原則については、「外交関係は国際法と国連憲章を基礎とすべきだ」とし、具体的には(1)主権平等(2)平等の権利(3)民族自決(4)内政不干渉−などを主張した。記者会見でもキューバ外務省のビダル米国担当局長は「両国が互いの主権を尊重し、内政干渉することなく、対等な立場で臨むことが原則だ」と強調した。

 オバマ米大統領は国交正常化と経済制裁の段階的な緩和、解除により、キューバへのヒト、モノ、カネ、情報の流入を図ることによって、社会主義体制の内部からの変革を誘発させる青写真を描いている。

 キューバ側の原則論は、こうした思惑を見透かして予防線を張るもので、人権改善要求などで「口出しするな」「社会主義体制を維持する」とのメッセージを送ったのに等しい。

 また、キューバ側は、経済制裁とテロ支援国指定の解除を要求し、ビダル局長はそれが「国交正常化と関係改善に必要だ」と主張した。つまり、2つの要件を国交正常化の前提として米側に突きつけたわけだ。

 一方、一部の制裁緩和措置を履行済みで、テロ支援国家指定の解除も視野に見直し作業を進めている米政府は次に、大使館の再開などによる国交正常化に持ち込むことを優先している。

 初期段階の緩和措置でさえ、野党・共和党が「キューバを利するだけだ」と反発している現状では、オバマ氏としても要求の「丸のみ」はし難い。双方は今後、数週間で次回の協議日程や場所などを決めるが、紆余曲折(うよきょくせつ)が予想される。

2264チバQ:2015/01/25(日) 13:56:27
http://mainichi.jp/select/news/20150125k0000m030057000c.html
米国:議会のイスラエル首相招待 大統領側「儀礼違反」
毎日新聞 2015年01月24日 21時19分(最終更新 01月24日 22時05分)

 【ワシントン西田進一郎】イラン核問題を巡って対立するオバマ米大統領と野党・共和党が、イランと敵対するイスラエルのネタニヤフ首相を巻き込んで激しいさや当てを演じている。大統領への圧力強化を狙う同党のベイナー下院議長は21日に首相を米議会に招くと発表し、首相も22日に受け入れを表明。一方、頭越しに話を進められたホワイトハウスは不快感を示し、首相が訪米しても大統領が会談に応じない意向を明らかにした。

 ベイナー氏は21日の記者会見で「イスラム過激派やイランによる重大な脅威について議会の合同会議で演説するよう首相に要請した」と公表。ホワイトハウスとは相談せず、「議会は独自に決めることができる」と強調した。首相も22日に要請受け入れの声明を出し、3月初めに米国を訪れ、米国内で最も影響力のあるロビー団体の一つとされる「アメリカ・イスラエル公共問題委員会」の会合にも出席すると公表した。

 一方、ホワイトハウスは「国の指導者が他国を訪れる場合は、その国の指導者に連絡を取るのが一般的な外交儀礼だ」と批判。アーネスト大統領報道官は22日、大統領は会談に応じないとし、直後にイスラエルで総選挙が行われるためだと説明した。民主的な選挙への影響を避けるため、選挙直前の首脳や候補者とは会談しないのが長年の原則という。

 しかし、最も緊密な同盟国の一つであるイスラエルの首相が訪米した際に大統領が会談に応じないのは異例だ。イランやシリアへの対応などを巡ってすきま風が吹いていた両首脳の関係がさらに悪化する可能性がある。

 イランの核問題は米英露など6カ国とイランが協議中だ。米議会上下両院の過半数を占める共和党は、イランが交渉で妥協するよう圧力を強める追加制裁法案を可決する意向。大統領は20日の一般教書演説で、法案が可決されても拒否権を発動すると明言している。

2265チバQ:2015/01/25(日) 13:58:07
http://mainichi.jp/select/news/20150124k0000m030148000c.html
キューバ:平均月給20ドル 経済制裁解除はキューバの命
毎日新聞 2015年01月23日 21時27分(最終更新 01月24日 01時18分)

 【ハバナ朴鐘珠】21、22日の交渉で、キューバは米国に対し、国交正常化には「経済封鎖の解除が不可欠だ」と明確に条件化し、米国が1962年から続ける経済制裁を一刻も早く終わらせるよう強く求めた。背景にはキューバの深刻な台所事情がある。

 長年の経済制裁でキューバが受けた損失は累計1兆ドル(約118兆円)に上ると推計される。国内総生産502億ドルという経済規模にとって影響は甚大で、キューバ政府は国民の生活困窮の原因の一つとして批判してきた。

 「経済発展がなければ革命は崩壊する」。2008年に兄のフィデル・カストロ氏から国家評議会議長のポストを引き継いだラウル氏は市場原理の導入を加速し、国営企業の民営化と自営業の認可を増やした。これにより全人口1100万人のうち民間労働者が10年の15万6000人から13年には44万人へ急増した。

 しかし、現在でも労働者の約75%は公務員。最低月給は約9ドル、平均でも約20ドルだ。配給物資は年々少なくなり、収入の大部分が食費で消えてしまう。一方、外国人観光客を相手にするタクシー運転手たちは1日で最低月給を上回る額を稼ぐ。外国に住む親族から援助を受けることができる家族や、外国人向け高級レストランなど観光業を中心に富裕層も生まれている。格差は広がり、社会主義の平等原則は崩壊している。

 かつて主要産業だった砂糖の生産量は90年の840万トンから14年は160万トンまで減少。ハバナ沖の海底油田の開発も進展していない。現在、経済は、海外に移住したキューバ人からの送金▽観光収入▽ベネズエラから格安で輸入される石油−−などに支えられている。キューバは、経済封鎖が解除されれば、米国からの旅行者が増え、これまでキューバとの貿易や投資を控えていた第三国の政府や企業も動きだし、外貨収入が見込めるとみている。

2266チバQ:2015/01/25(日) 17:42:49
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2015012500105
ペイリン元知事が出馬意欲=米大統領選「真剣に興味」


サラ・ペイリン元アラスカ州知事=2014年3月、米メリーランド州(EPA=時事)
 【ワシントン時事】2008年の米大統領選の共和党副大統領候補、サラ・ペイリン元アラスカ州知事(50)は米紙ワシントン・ポストの取材に対し、16年の次期大統領選に「真剣に興味を持っている」と語り、出馬への意欲を明らかにした。同紙電子版が24日報じた。
 同紙によると、ペイリン氏は「(国に)奉仕する機会に本当に関心がある」と説明。ただ、現在は熟慮中で、決断を焦ってはいないとも語った。(2015/01/25-12:22)

2267チバQ:2015/01/25(日) 17:51:56
http://mainichi.jp/select/news/20150125k0000m030057000c.html
米国:議会のイスラエル首相招待 大統領側「儀礼違反」
毎日新聞 2015年01月24日 21時19分(最終更新 01月24日 22時05分)

 【ワシントン西田進一郎】イラン核問題を巡って対立するオバマ米大統領と野党・共和党が、イランと敵対するイスラエルのネタニヤフ首相を巻き込んで激しいさや当てを演じている。大統領への圧力強化を狙う同党のベイナー下院議長は21日に首相を米議会に招くと発表し、首相も22日に受け入れを表明。一方、頭越しに話を進められたホワイトハウスは不快感を示し、首相が訪米しても大統領が会談に応じない意向を明らかにした。

 ベイナー氏は21日の記者会見で「イスラム過激派やイランによる重大な脅威について議会の合同会議で演説するよう首相に要請した」と公表。ホワイトハウスとは相談せず、「議会は独自に決めることができる」と強調した。首相も22日に要請受け入れの声明を出し、3月初めに米国を訪れ、米国内で最も影響力のあるロビー団体の一つとされる「アメリカ・イスラエル公共問題委員会」の会合にも出席すると公表した。

 一方、ホワイトハウスは「国の指導者が他国を訪れる場合は、その国の指導者に連絡を取るのが一般的な外交儀礼だ」と批判。アーネスト大統領報道官は22日、大統領は会談に応じないとし、直後にイスラエルで総選挙が行われるためだと説明した。民主的な選挙への影響を避けるため、選挙直前の首脳や候補者とは会談しないのが長年の原則という。

 しかし、最も緊密な同盟国の一つであるイスラエルの首相が訪米した際に大統領が会談に応じないのは異例だ。イランやシリアへの対応などを巡ってすきま風が吹いていた両首脳の関係がさらに悪化する可能性がある。

 イランの核問題は米英露など6カ国とイランが協議中だ。米議会上下両院の過半数を占める共和党は、イランが交渉で妥協するよう圧力を強める追加制裁法案を可決する意向。大統領は20日の一般教書演説で、法案が可決されても拒否権を発動すると明言している。

2268チバQ:2015/01/29(木) 23:51:51
http://www.sankei.com/world/news/150128/wor1501280030-n1.html
2015.1.28 11:34

ウォーカー氏も出馬準備 米共和党の若手保守派






次期大統領選への出馬に意欲をみせるウォーカー・ウィスコンシン州知事(AP)
 米中西部ウィスコンシン州のスコット・ウォーカー知事(47)=共和党=は27日、2016年次期大統領選をにらみ、政治資金の受け皿となる団体を設立したと発表した。AP通信が伝えた。保守派期待の若手で、出馬が有力視されている。

 ウォーカー氏は2011年から知事を務め、現在2期目。保守的な政策を次々に進めたことで反発を浴び、12年にはリコール請求を起こされた。しかしリコール請求に基づく知事選で米国史上初めての再選を果たしたことで、共和党の次世代を担う政治家と位置づけられるようになった。

 政策実行力には定評があるが、全米レベルでは知名度が不足している。保守層の支持を固めると同時に、より幅広い有権者の支持を得られるかが課題となる。(共同)

2269チバQ:2015/01/31(土) 09:19:39
http://www.sankei.com/world/news/150131/wor1501310007-n1.html
2015.1.31 08:07
【米大統領選】
ロムニー氏、出馬を断念 ブッシュ氏に追い風か






ミット・ロムニー氏(ゲッティ=共同)
 2012年米大統領選の共和党候補ミット・ロムニー氏(67)は30日、16年次期大統領選への立候補について「熟慮した結果、他の指導者に機会を譲ることが最善と結論づけた」と述べ、断念する考えを表明した。支持者への声明で「次世代の指導者」に希望を託したいと語った。

 共和党候補の指名争いは混戦だが、ロムニー氏の不出馬は党主流派で支持層が競合するジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(61)らに有利に働くとみられている。ブッシュ氏はフェイスブックで「ミットは愛国者だ」と決断をたたえ、今後の協力に期待感を示した。

 前回選挙でロムニー氏を支持した有力支援者やスタッフらが、一足早く出馬意欲を表明したブッシュ氏の支持に回っていることなどを受け、出馬を断念したとみられる。(共同)

2270チバQ:2015/01/31(土) 17:56:16
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2015013100193
グラム氏が出馬準備=共和党タカ派−米大統領選


 【ワシントン時事】米共和党のリンゼー・グラム上院議員(59)は30日までに、2016年の大統領選に向け、出馬の是非を検討するための政治団体を設立したと発表した。
 グラム氏は当選3回。08年の共和党指名候補だったマケイン上院議員に近く、外交・安全保障政策では党内きってのタカ派として知られる。グラム氏は「全国を回り、国民の懸念に耳を傾け、支持を見極めたい」と述べている。(2015/01/31-14:30)

2271チバQ:2015/02/04(水) 21:11:09
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2015020302000132.html
米共和党、オバマ戦略攻撃 対「イスラム国」 大統領選焦点に
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2015年2月3日 朝刊


 【ワシントン=斉場保伸】イスラム教スンニ派の過激派組織「イスラム国」とみられる犯行グループによる日本人人質事件で、オバマ米政権の進める武力攻撃に対する野党・共和党の対決姿勢が鮮明になってきた。共和党は二〇一六年の大統領選で八年ぶりに大統領の座の奪取を目指しており、今後「イスラム国」対応の論戦が大統領選に向けた大きな焦点となりそうだ。
 「私が軍の最高司令官(大統領)であるなら、空爆をさらに上回る地上軍の投入を用意する。米国民と自由を尊重する同盟国を危機から守るためだ」
 州知事選で強力な集票力を発揮し、有力な大統領候補の一人と目されるウィスコンシン州のスコット・ウォーカー知事は一日、米ABCニュースに出演し、「イスラム国」をもっと積極的にたたく必要性に言及した。
 一月二十四日、アイオワ州デモインで開かれた共和党集会。オバマ政権との妥協を嫌う保守派の草の根運動「ティーパーティー(茶会)」のリーダーで大統領選に意欲をちらつかせるクルーズ上院議員も「イスラム過激派に行動を起こすべきだ」と強調した。
 オバマ氏はイラクに米軍地上部隊を派遣して地上戦に入ると、宗派・部族間の戦闘に巻き込まれ、泥沼化することを懸念。イラク政府軍やクルド人部隊を地道に強化する長期戦の構えを崩していない。これが共和党のオバマ政権批判の的となっている。
 一方の民主党は、圧倒的な知名度を誇るヒラリー・クリントン前国務長官が大統領候補の大本命。昨年八月の米誌アトランティックのインタビューでは「イスラム国」の台頭を招いたのはオバマ政権が中東政策で失敗したからだ、と暗に批判的な姿勢を示した。
 クリントン氏が出馬を表明した場合、オバマ氏との違いを打ち出す可能性があり、「イスラム国」に対してどのような戦略を取るのかが注目点となりそうだ。

2272チバQ:2015/02/04(水) 21:21:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150204-00000093-san-n_ame
次期米大統領選 共和混沌、候補なお20人
産経新聞 2月4日(水)7時55分配信

 ■ロムニー氏出馬断念でウォーカー氏急浮

 【ワシントン=加納宏幸】2012年の米大統領選でオバマ大統領に敗れた共和党のミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事(67)が16年の次期大統領選への立候補を断念し、同党の大統領候補者指名争いが一層活発化してきた。ロムニー氏と同じ穏健派のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(61)には追い風となるとみられるが、出馬が取り沙汰される人物は現時点で20人以上もおり、決定打となる人物はまだ浮上していない。

 ブッシュ氏は、ロムニー氏が出馬断念を表明した1月30日、フェイスブックに「全ての米国人が向上する機会を持てるよう、ミットと一緒に取り組みたい」と投稿し、決断を歓迎した。

 ただ、ロムニー氏の声明は多少、謎めいていた。

 「私ほどの知名度がない次世代の共和党指導者の一人が、民主党候補を破ることのできる存在として出現することを信じている」

 年齢差からすると、ロムニー氏がブッシュ氏を「次世代」というのはやや無理がある。とはいえ、次世代の指導者と嘱望されるマルコ・ルビオ上院議員(43)は既に有名人だ。

 ロムニー氏は当面、誰の支持に回るかを明らかにしない方針とされるが、ここへきてスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事(47)が急浮上し、「ウォーカー氏にも勝機が出てきた」(政治評論家)との見方が広がっている。

 ウォーカー氏は11年に知事に就任。州予算の赤字削減を掲げ、公務員労働組合の団体交渉権を抑制するなどして対決したため組合側から反発を買った。12年にはリコール(解職請求)選挙に追い込まれながらも勝利。次世代の指導者として知られるようになった。

 全米で最初に党候補を選ぶ党員集会が行われ、大統領選の行方を左右するアイオワ州で地元紙デモイン・レジスターと米通信社ブルームバーグが1月下旬に実施した世論調査では、ウォーカー氏(16%)が首位で、ランド・ポール上院議員(15%)、マイク・ハッカビー元アーカンソー州知事(13%)が続いた。ブッシュ氏は9%で5位だった。

 ウォーカー氏は最近、大統領選に向けた政治資金の受け皿となる政治活動委員会(PAC)を設立。1日のABCテレビの番組ではイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」をめぐり「空爆だけでなく、地上部隊派遣の準備もしなければならない」と発言し、国のかじ取りに意欲を見せた。

2273名無しさん:2015/02/07(土) 10:30:30
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2015020700011
日米同盟強化、TPP推進を明記=「イスラム国」壊滅方針強調−米国家安保戦略

 【ワシントン時事】米政府は6日、米国の安全保障戦略の指針となる「国家安全保障戦略」を公表した。オバマ政権発足後では、2010年に続き2回目。同戦略は国際秩序を構築するため、日米同盟の強化などアジア重視政策を重点項目の一つに位置付けた。
 また、中国による東シナ海や南シナ海への進出を念頭に「われわれは韓国、日本、フィリピン、タイに対する条約上の義務を守る」と明記した。経済分野では、環太平洋連携協定(TPP)を含め自由貿易を促進することを盛り込んだ。
 過激組織「イスラム国」への対応については、イラクやシリア反体制派と協力しながら壊滅させる方針を重ねて強調。ウクライナ情勢に関しては、制裁やその他の手段によって引き続きロシアに大きな代償を負わせる方針を示した。(2015/02/07-01:44)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2015020700096
「米国家安全保障戦略」の要旨

 【ワシントン時事】米政府が6日発表した「国家安全保障戦略」の要旨は次の通り。
 一、米国は国際社会を指導しなければならないが、資源と影響力は無限ではない。賢明な戦略は軍事力のみに頼らない。暴力的な過激主義の根本原因に対抗するため他の国々と協力する努力が、われわれの能力より長い目で見れば重要になる。
 一、環太平洋連携協定(TPP)と環大西洋貿易投資連携協定(TTIP)を通じ、米国の輸出品に対する障壁を取り除き、世界経済の3分の2をカバーする自由貿易圏の中心に米国を置く一方、労働者の権利と環境保護に世界最高の基準を設定する。米国を最適な生産の場にするのが目標だ。
 一、アジア太平洋へのリバランス(再均衡)を実現するため、米国の防衛態勢だけでなく(各国との)安全保障関係を多角化する。日本、韓国、オーストラリア、フィリピンが地域・世界の課題に十分に対応できるようにするため、同盟を近代化し、これらの国々の間の交流を強化する。韓国、日本、フィリピン、タイに対する条約上の義務を守る。
 一、中国との建設的関係の発展を探求する。海洋安保、貿易、人権などの問題で、中国が国際的なルールや規範を守るよう主張する。中国の軍備近代化とプレゼンス拡大を注意深く監視する。
 一、ロシアによる虚偽のプロパガンダに真実で対抗しつつ、制裁と他の手段を通じてロシアに大きな代償を負わせる。ロシアの武力侵略を抑止し、戦略的能力に警戒し、ロシアの無理強いに抵抗する同盟国や友好国を手助けする。ロシアが近隣国の主権を尊重する別の道を選択すれば、利益を共有する分野で大いに協力する。
 一、米国は過激組織「イスラム国」を弱体化し、最終的に打ち倒す包括的な対テロ戦略を主導している。同時にシリアの破壊的紛争に対する持続的な政治解決を追求し続ける。(2015/02/07-08:39)

2274チバQ:2015/02/11(水) 12:42:48
http://www.sankei.com/world/news/150210/wor1502100018-n1.html
2015.2.10 09:14

カナダ外相に現国防相のニコルソン氏 ハーパー政権の足元揺らぐ






カナダ連邦議会で話すニコルソン国防相=1月26日(ロイター)
 カナダのハーパー首相は9日、先週辞任を発表したベアード外相の後任にニコルソン国防相を充てる人事を発表した。国防相にはケニー雇用・社会開発相が就いた。

 ベアード氏は、ウクライナ情勢をめぐる対ロシア政策で首相と意見が合わなかったことなどから今月3日に辞任を発表していた。

 9日にはハーパー氏率いる保守党の女性下院議員イブ・アダムス氏が、野党自由党へのくら替えを発表。ハーパー氏の信頼が厚かったベアード氏の突然の辞任と合わせ、2006年以降続く政権の足元が揺らぎ始めた。

 カナダは10月に総選挙を予定している。地元メディアによると、下院野党第2党ながら伝統を誇る自由党の支持率が保守党と拮抗している。現在、総選挙があれば保守党が過半数を割り込むとの見方がある。(共同)

2275チバQ:2015/02/11(水) 14:01:02
http://mainichi.jp/select/news/20150211k0000m030048000c.html
米大統領:側近幹部3人が退任 「次」見据えた動き
毎日新聞 2015年02月10日 19時53分

 【ワシントン西田進一郎】オバマ米大統領を支えるホワイトハウスの側近幹部3人が、今春にかけて次々と退任する。いずれも大統領の政策立案やメディア対応を含めた政策広報で中核を担ってきた。米メディアは、2人が2016年大統領選の有力候補と目されるクリントン前国務長官の選挙運動に加わる見通しだと報じている。残り2年を切ったオバマ政権の求心力は低下し、「次」を見据えた動きが出てきた。

 退任するのは、ポデスタ顧問、ファイファー上級顧問、パルミエリ広報部長。ポデスタ氏の後任はすでに決まっており、近く退任する。ファイファー、パルミエリ両氏は3月にも退任する見通しだ。

 ホワイトハウスのアーネスト報道官は5日の記者会見で、退任する3人をたたえたうえで「大統領任期の残り数年、新たなメンバーや異なる見方を投入することは非常に有用だ」と語り、政権運営への悪影響を否定した。

 しかし、ファイファー氏は、08年大統領選の選挙運動からオバマ氏を支えてきた残り少ない側近の一人。パルミエリ氏もメディア対応にたけ、存在感を示していた。残り2年足らずで「実績(レガシー)作り」を目指すオバマ氏にとって、退任が痛手であることは間違いない。

 退任後について3人は明らかにしていないが、米メディアによると、1990年代にクリントン元大統領をホワイトハウスで支えたポデスタ、パルミエリ両氏は、クリントン前国務長官の選挙運動に加わる見通しという。クリントン氏は年明けにも立候補を表明するとみられたが、ずれ込んでいる。ポデスタ氏は陣営責任者に就任するとみられており、ポデスタ氏の退任でクリントン氏の動きが一気に本格化するとの観測も出ている。

2276チバQ:2015/02/12(木) 23:33:19
http://www.afpbb.com/articles/-/3038211
認知度の低さに悩む米国のシーク教徒
2015年02月05日 17:33 発信地:ワシントン/米国
社会
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認知度の低さに悩む米国のシーク教徒 ×米ウィスコンシン州の集会に出席するシーク教徒(2014年8月10日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Scott Olson 写真写真拡大をみる 写真購入のお問合せはこちら
【2月5日 AFP】非営利団体ナショナル・シーク・キャンペーン(National Sikh Campaign)が1月末に公表した調査結果によると、2001年の米同時多発テロから10年以上が経過したにもかかわらず、いまだに米国人はターバンを巻いたシーク(Sikh)教徒をイスラム教徒と間違える傾向があるという。

 米国人を対象に実施したこの調査では、回答者の60%がシーク教徒について何も知らないと答えた。

 赤いターバンを巻いて微笑む年配のシーク教徒男性の写真を見せると、回答者の28%が中東の人、20%はイスラム教徒と答えた。35%はインド出身もしくはインド系と答えた。シーク教徒と正答できたのはわずか11%に過ぎなかった。

 膝まで髪を伸ばしたおしゃれな若い女性(性別にかかわらずシーク教は髪を切ることを推奨しない)の写真を見せると、回答者の20%が中東の人と答えた。シーク教徒と正答できた回答者は皆無だった。

 ナショナル・シーク・キャンペーンの共同設立者兼シニアアドバイザーのラジャント・シン(Rajwant Singh)さんは、「私たちは米国社会の一員として生活してきたが、いまだに認知されていないばかりか、正しく理解してもらえないことが多々ある」と語った。

「率直に言って、ターゲットにされるのにはうんざりしており、理解してもらいたい」

 英国植民地時代のインドから、初めてシーク教徒が米国に移民してから1世紀が過ぎた。今日では、20〜50万人のシーク教徒が米国で暮らしている。数値に幅があるのは、米国勢調査局(US Census Bureau)が信仰している宗教についてのデータを取っていないためだ。

 2001年の米同時多発テロの直後、イスラム教徒と勘違いされたシーク教徒は一部の米国人の攻撃のターゲットとなり、死者も出る事態となった。兄弟を2人亡くしたアリゾナ(Arizona)州のビジネスマン、ラナ・シン・ソディ(Rana Singh Sodhi)さんは「いまだに全く知られていないように感じる」と語った。(c)AFP/Robert MACPHERSON

2277チバQ:2015/02/16(月) 21:59:42
http://www.sankei.com/world/news/150214/wor1502140033-n1.html
2015.2.14 21:59

同性婚めぐる対立勃発?! 米連邦地裁に南部州最高裁反旗





 米国で容認する州が拡大している同性婚をめぐり、州法で禁じる保守的な南部アラバマ州と、連邦裁判所が鋭く対立している。禁止を違憲と判断した連邦地裁に州最高裁が公然と反旗を翻し、州内に67ある全ての郡に判断を無視するよう指示した。ただ法的根拠は弱く、申請を受理する郡が増えている。

 アラバマ州は黒人差別で知られるディープサウス(深南部)の一角で、保守的なキリスト教福音派の信者が多い。白人か黒人かにかかわらず同性婚には7割が反対だ。2006年に同性婚を禁止した。

 郡に指示を出したのは州最高裁のロイ・ムーア長官だ。地元では有名な人物で、かつて裁判所に「モーゼの十戒」の碑を設置した。撤去を求められても応じず、03年に長官を解任された。12年に再び選ばれた。

 米メディアによると同性婚を受理した郡は9日の時点で約20にとどまったが、13日までに少なくとも47に増えた。(共同)

2278チバQ:2015/02/16(月) 22:27:51
http://mainichi.jp/select/news/20150215k0000m030047000c.html
米大統領:イスラム教徒射殺で異例の声明 「憎悪犯罪」も
毎日新聞 2015年02月14日 20時08分

 【ワシントン和田浩明】米南部ノースカロライナ州チャペルヒルでイスラム教徒の若者3人が近所に住む白人の男に射殺された事件に関し、オバマ米大統領は13日に異例の声明を発表し、事件を「暴力的で言語道断の殺人」と厳しく非難、「米国では誰であっても、外見や信仰などによって標的にされてはならない」と述べた。この事件では遺族やイスラム団体などが被害者の信仰を理由にした「憎悪犯罪」の可能性があると主張、米連邦捜査局(FBI)も憎悪犯罪を禁止する連邦法違反に該当するか捜査に着手した。
 事件は10日に発生。米メディアによると、クレイグ・スティーブン・ヒックス容疑者(46)が、同州チャペルヒルのノースカロライナ大学歯学部に通うディーア・シャディ・バラカトさん(23)と妻(21)、妻の妹(19)の頭部を拳銃で撃って殺害したとされる。

 ヒックス容疑者はバラカトさんらと車の止め方を巡って対立があったという。しかし、遺族らは「憎まれていた」と被害者の一人が生前述べていたなどとして、憎悪犯罪かどうかの捜査を求めていた。

2279名無しさん:2015/02/26(木) 22:45:54
http://www.sankei.com/world/news/150226/wor1502260036-n1.html
2015.2.26 19:03

オバマ政権とイスラエルの溝ますます ネタニヤフ首相の議会演説にライス補佐官「両国関係に有害」





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イスラエルのネタニヤフ首相
 【ワシントン=加納宏幸】イスラエルのネタニヤフ首相が野党・共和党の招きで3月に訪米し、ホワイトハウスの頭越しに米議会で演説することについて、オバマ政権側の反発が高まっている。アーネスト米大統領報道官は25日、オバマ大統領が党派政治の持ち込みを懸念していると表明。ネタニヤフ氏の演説が行われた場合、オバマ政権とイスラエルの関係がさらに悪化することは確実だ。

 アーネスト氏は記者団に「大統領は、両国関係を党派政治の対象としないことがイスラエルの国益に最も資すると信じている」と語り、共和党を牽制(けんせい)。「政党政治が両国関係の足を引っ張ることがないよう望んでいる」と述べた。

 ライス米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)も24日のテレビ番組で「両国関係にとり有害だ」と述べた。また、米国とイスラエルの同盟関係を基礎にした安全保障や情報協力は超党派の努力で維持されてきたと強調した上で、ネタニヤフ氏の訪米問題について「党派政治が持ち込まれていることは不幸なことだ」と指摘した。

 ネタニヤフ氏は共和党のベイナー下院議長の要請で訪米し、3月3日に米議会でイラン核問題について演説することにしている。

 ホワイトハウスは「訪問国の指導者に連絡するのが典型的な外交儀礼だ」(アーネスト氏)として強く反発。オバマ氏が会談を拒否する見通しとなっている。民主党議員の間では、ネタニヤフ氏の演説を欠席する動きが出ている。

 オバマ、ネタニヤフ両氏の対立の背景にはイラン核協議をめぐる意見の相違がある。3月末を期限とする枠組み合意を目指して進められている欧米など6カ国とイランの核協議をめぐっては、交渉を通じた包括的な核問題の解決を目指すオバマ政権と、イランへの制裁強化を求めているネタニヤフ氏や共和党の間に大きな溝が走っている。

 これに関連し、ケリー米国務長官は25日、下院外交委員会の公聴会で証言し、ネタニヤフ氏が2002年に元首相の立場で訪米した際に、米議会で米国によるイラクへの介入を強く求めたことを引き合いに出して、同氏の対イラン強硬論を批判した。

 ケリー氏は「ブッシュ政権下で、ネタニヤフ氏はイラク侵攻にひどく前のめりだった。(ブッシュ前大統領)の決断によって何がもたらされたかは誰もが知っている」と警告した。

2280名無しさん:2015/02/26(木) 22:55:57
http://mainichi.jp/select/news/20150226k0000e030209000c.html
米国:オバマ大統領、新議会で初の拒否権行使
毎日新聞 2015年02月26日 10時17分(最終更新 02月26日 12時01分)

 ◇原油パイプライン建設承認の法案、廃案の見通し
【ワシントン西田進一郎】オバマ米大統領は24日、カナダと米メキシコ湾岸を結ぶ原油パイプライン建設を承認する法案に拒否権を行使した。野党・共和党は拒否権を覆すため上下両院で3分の2の賛成票獲得を目指すが、上院は届かず廃案となる見通し。同党が両院の過半数を占める新議会が1月に始まって以降、大統領の拒否権行使は初めて。大統領や与党・民主党と共和党との対立は激しさを増しそうだ。

 パイプラインは、カナダのオイルサンド(油砂)を米南部テキサス州の製油施設に運ぶもの。カナダ政府や米石油業界などが早期の計画承認を求め、共和党が雇用創出や経済効果などを訴えて後押ししてきた。しかし、大統領は環境への悪影響などを懸念し、建設計画に対する米国務省の審査が終わるまで認可しない慎重姿勢を示してきた。

 大統領は上院にあてた書簡で、拒否権行使の理由として「安全保障、安全性、環境など国益に与える影響」の審査が終わっていないことを挙げた。

 これに対し、共和党のベイナー下院議長は声明を発表し、巨大パイプライン建設に向かっているロシアや中国の動きにも触れながら「大統領の拒否権行使は国家の恥だ」と非難。労働者や小規模事業者、地元の知事らが建設計画で生まれる雇用や経済効果をあてにしているなどとして建設に向けた取り組みを続ける考えを示した。

2281チバQ:2015/02/26(木) 22:59:33
http://mainichi.jp/select/news/20150223k0000e030150000c.html
米国:大統領、非愛国的…ジュリアーニ元市長の発言が波紋
毎日新聞 2015年02月23日 11時13分

 【ワシントン及川正也】2001年米同時多発テロの際に現場で指揮を執ったルドルフ・ジュリアーニ元ニューヨーク市長(70)=共和党=がオバマ米大統領について「アメリカを愛していない」と発言し、波紋を広げている。黒人のオバマ大統領に対する攻撃の背景には「非白人=非愛国者」との意味合いもにじんでおり、与野党から批判が上がっている。米国で白人比率が低下する中で、来年の大統領選も迫っており、人種問題の火種はくすぶりそうだ。
 米政治専門紙ポリティコによると、ジュリアーニ氏は18日夜、ニューヨーク市内での夕食会で「(オバマ)大統領がアメリカを愛しているとは思わない。彼は私が愛国を通じて育ったようには育っていない」と発言した。

 アーネスト大統領報道官は19日「尊敬すら集める人が名声を汚すのを見るのは悲しい」と批判。22日には治安を担当する黒人のジョンソン国土安全保障長官がCNNテレビで「ためにならない」と遺憾の意を示した。

 しかし、元市長は19日に「人種差別だという人がいるが、違う。彼は白人の母親に育てられ、白人の教育を受けたからだ」と反論し、謝罪も拒否した。

 オバマ大統領は08年大統領選の選挙運動で「星条旗バッジ」を付けなかったり、米国や白人を非難したことがある黒人牧師の教会に通ったりしたことが、共和党保守派などの格好の攻撃材料となった。

 オバマ氏に限らず非白人層の支持が強い民主党は、愛国心が希薄だというレッテルを貼るのは共和党保守派の常とう手段だと、冷ややかに見ている。シュルツ民主党全国委員長はメディアで「もううんざりだ」と不快感をあらわにした。

 一方、16年大統領選の共和党予備選への出馬が取りざたされるジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事やランド・ポール上院議員らは、オバマ政権の外交政策を批判しつつも「心の問題を疑うべきではない」と距離を置く。

2283チバQ:2015/02/27(金) 22:16:15
http://mainichi.jp/select/news/20150227k0000m030084000c.html
米国:首都で大麻の栽培、所持が合法化…個人の嗜好目的
毎日新聞 2015年02月26日 21時08分

 【ワシントン西田進一郎】米首都ワシントンで26日、個人利用の嗜好(しこう)目的でのマリフアナ(大麻)の栽培、所持などが合法化された。昨年11月の住民投票で、約7割が合法化に賛成していた。米国では嗜好品としての大麻合法化の流れが広がり始めているが、東海岸では初めて。ただ、反対意見も依然根強く、論争は続きそうだ。

 対象は21歳以上の個人で、2オンス(約57グラム)以下の所持▽自宅での最大6本までの栽培▽対価を伴わない個人への譲渡▽私有地内での使用が認められる。ただ、公の場での使用は認められず、販売も許されない。連邦法では違法で、国立公園や国立施設などでは管轄する連邦警察に検挙される可能性がある。

 合法化に反対する共和党は住民投票後の昨年12月、連邦議会で、合法化に必要な予算を使わせない条項を盛り込んだ歳出法案を成立させた。連邦議会が首都の政策に介入するためだった。だが、首都を治める民主党市長らは有権者の意思を盾に合法化で押し切った。

 嗜好目的の大麻合法化は、12年の住民投票の結果を受け、西部コロラド、ワシントン両州が先行して実施。14年の住民投票では首都ワシントンのほか、西部オレゴン、アラスカ両州でも賛成が多数を占め、アラスカ州は合法化の法律を今月施行した。

2284名無しさん:2015/02/27(金) 22:58:16
http://www.sankei.com/world/news/150227/wor1502270037-n1.html
2015.2.27 20:34

米共和党 来年の大統領選へ「候補者争い」幕開け 民主党最有力のヒラリー氏をライバル視

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26日、米メリーランド州で開かれた保守派の会合で演説するスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事(加納宏幸撮影)
 【ワシントン=加納宏幸】米保守派が集う最大級のイベント「保守政治行動委員会(CPAC)」が26日、ワシントン近郊で始まった。2016年の大統領選への出馬が取り沙汰される共和党の候補が登壇し、オバマ米大統領を口々に批判した。党の正式候補を決める予備選・党員集会の開始まで1年を切り、候補者指名争いは事実上始まっており、演説では民主党で最有力とされるヒラリー・クリントン前国務長官を意識した発言も目立った。

 このところ支持率がじわじわと上昇して注目されているスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事はイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の脅威を過小評価したとしてオバマ氏を批判。その上で、「過激なイスラムのテロを脅威と認識し、立ち上がる指導者が必要だ」と訴えた。

 保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」からの人気があるテッド・クルーズ上院議員は「クリントン氏はワシントンの腐敗を体現している」と批判。大統領になれば、医療保険制度改革(オバマケア)を撤回すると宣言した。

 米コンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)で最高経営責任者(CEO)を務めた女性のカーリー・フィオリーナ氏も、クリントン氏を「指導力のなんたるかを知らない」と批判した。

 一方、クリス・クリスティー・ニュージャージー州知事は対談相手から世論調査での劣勢を指摘されると、「大統領選は来週あるのか? 立候補を決めるとしたら、21カ月も前の世論調査など心配しない」と述べ、出馬に意欲を見せた。

 CNNテレビと民間調査会社が今月実施した合同世論調査によると、共和党員と同党支持者の間では、宗教保守として知られるマイク・ハッカビー元アーカンソー州知事(16%)が一番人気で、茶会からの支持があるランド・ポール上院議員も10%だった。ただ今後、党内から広範な支持を集められるかは微妙だ。

 一方、ブッシュ前大統領の弟のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(14%)は、党内の保守派から「穏健過ぎる」との批判が根強いため今ひとつ支持が伸びず、決め手となる有力候補が依然として浮上していないのが実情だ。

 27日にはブッシュ、ポール両氏らが演説し、最終日の28日には参加者らによる大統領候補に関する人気投票の結果が発表される。

2285チバQ:2015/02/27(金) 22:59:44
http://www.jiji.com/jc/isk?g=isk&amp;k=2015022700256&amp;rel=top01
共和有力者、保守派総会に続々=大統領選へ支持訴え-米

26日、米メリーランド州ナショナルハーバーで行われた保守政治行動会議で演説するスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事
 【ワシントン時事】全米の保守系団体による「保守政治行動会議(CPAC)」の年次総会が26日、首都ワシントン近郊のホテルで始まった。2016年大統領選に向けて支持を得るため、出馬に意欲を示す共和党の有力者が続々と登壇。世論調査で人気上昇中のスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事は「ワシントンの権力機構は壊れている」と、米政治の機能不全を批判した。
 ウォーカー氏は過激派組織「イスラム国」への対応に触れ、「米国を脅威にさらさないためなら、何でもする大統領に登場してほしい」と強調。知事として労働組合と対峙(たいじ)した経験を振り返り、「10万人と戦える私なら、世界でも同じことができる」と語り、喝采を浴びた。(2015/02/27-10:13)

2286チバQ:2015/02/28(土) 22:07:34
http://mainichi.jp/select/news/20150228k0000e030211000c.html
米国:国土安保省、土壇場で閉鎖回避 暫定予算法案を可決
毎日新聞 2015年02月28日 14時40分

 米下院本会議は27日夜、同日いっぱいで予算切れとなる国土安全保障省に対し、当面1週間の暫定予算を講じる法案を可決した。上院も同様の法案を可決しており、同省閉鎖は土壇場で、1週間のみという条件付きで辛うじて回避された。米メディアが報じた。

 米国内のテロ対策を一元的に担う同省をめぐる混乱は、米政治の機能不全をあらためて印象づけた。上下両院はオバマ政権と対立する共和党が支配する。

 約23万人の同省職員のうち約3万人が一時帰休を強いられる可能性があった。国境警備など国家の安全業務は従来通り続けるとしたが、法案成立まで無給となるところだった。(共同)

2287チバQ:2015/02/28(土) 22:10:01
http://www.sankei.com/world/news/150228/wor1502280025-n1.html
2015.2.28 10:35
【次期米大統領選】
ブッシュ元知事「私は改革精神持った保守主義者」 保守派イベント、ヤジも

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27日、米メリーランド州で開かれた保守派の会合で対談するジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(右)=加納宏幸撮影
 【ワシントン=加納宏幸】ブッシュ前米大統領の弟で、2016年大統領選への出馬を検討しているジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事が27日、ワシントン近郊での米保守派イベント「保守政治行動委員会(CPAC)」に登場した。共和党の強硬保守から「穏健派」のレッテルを貼られていることを意識してか、オバマ米大統領や民主党で最有力なヒラリー・クリントン前国務長官を批判した。

 「失敗した大統領」。ブッシュ氏はオバマ氏への評価を対談相手から問われると、こう切り捨てた。クリントン氏が自らの慈善団体で、外国からのものを含む巨額の資金を集めていることも批判した。

 ブッシュ氏は知名度の高さから有力候補の一人だが、強硬保守派からは不法移民に一定の理解を示していることが敬遠されている。ブッシュ氏の発言中、一部聴衆がヤジを飛ばす場面もあった。

 それでも、不法移民に市民権取得の道を与えるべきだという主張を展開したブッシュ氏は自らを「実践的で改革精神を持った保守主義者」と位置付けた。

 CPACではこの日、大統領選出馬が取り沙汰されるポール、ルビオ両上院議員らも政見を訴えた。

2288名無しさん:2015/03/01(日) 16:36:10
http://www.47news.jp/47topics/e/262287.php
政権禅譲にらみ返還前倒し 沖縄本土復帰で佐藤政権 1971年米公文書に明記

 米国のニクソン大統領図書館で見つかった、1971年12月11日付のマイヤー駐日大使の国務省宛て秘密公電の一部(コピー)。下線部に「沖縄返還が早まれば、福田赳夫氏が後継首相となるチャンスが高まる」との記述がある
 1972年5月15日の沖縄本土復帰をめぐり、当初7月1日の施政権返還を主張した米政府に対し、日本側は、当時の佐藤栄作首相が返還実現を花道に政権を福田赳夫外相に禅譲する路線を進めるため4月1日への前倒しを求め、米側が5月への変更に応じていたことが21日、米公文書で明らかになった。
 米側は核兵器撤去など返還に伴って約束した作業に要する時間から当初7月を想定したが、福田氏を親米で好ましい政治家とみていた事情もあり「返還が早まれば福田氏が後継首相となるチャンスが高まる」とする日本側に歩み寄った。しかし福田氏は激しい政争の末、同年7月の自民党総裁選で田中角栄氏に敗れ、田中氏が後継となった。
  春名幹男 (はるな・みきお) ・早稲田大客員教授(国際関係)が米カリフォルニア州のニクソン大統領図書館で見つけた71年12月11日付のマイヤー駐日大使の国務省宛て秘密公電で判明した。
 公電は、佐藤首相が72年1月のニクソン大統領との首脳会談で、返還日前倒しを要求するとの見通しを福田外相が伝えてきたと説明。日本の内政上の都合による要求で「福田氏への首相職継承の展望を強める」意図があると記している。
 また 森治樹 (もり・はるき) 外務事務次官の話として、前倒しすれば(1)沖縄返還関連法の早期成立が確実になる(2)佐藤首相の退陣が早まり「福田後継」の可能性が高まる―としている。
 米側は「核抜き」や米軍機の一部撤去など日米合意を返還までに確実に実現するため、当時の米会計年度の初日となる7月1日を提示していた。
 マイヤー大使はロジャース国務長官に「(両者の)間を取って5月15日にする」選択肢の検討を勧告。ただ時期が早まることで「(返還に関する)取り決めのすべてを(返還日までに)完了するのは困難であり、恐らく実際は不可能であること」を日本側に明示すべきだと進言した。この後、米政権中枢は5月15日の受け入れを決めた。(共同=太田昌克)
 (共同通信)
2015/02/22 13:10

http://www.47news.jp/47topics/e/262288.php
親米保守政権の延命優先 冷戦下、日米双方のもたれあい

 1972年の沖縄の施政権返還が佐藤栄作首相の後継選びを念頭に5月15日に前倒しされていた事実は、極東の一大拠点である日本の戦略的重要性に鑑み、親米保守政権の延命を最優先させる米国の“対日統治”の原則が冷徹に貫かれた結果だ。
 一方、冷戦時代に日本の権力をほぼ独占した自民党にとって、そんな米国の対日政策は自らの安泰を図る便利な政治的装置だった。今回明らかになった沖縄返還の裏面史からは、日米双方の「もたれ合いの構図」がくっきりと浮かび上がる。
 今の政治状況とは違い、時に国会が保革伯仲となり、社会党(現社民党)の政権奪取を恐れた米国は冷戦中、内政干渉とも呼べる奥の手を使って親米保守政権の延命に血眼となった。
 その代表例が、50〜60年代に米中央情報局(CIA)が行った、日本の親米保守政治家への秘密資金提供だ。米国は社会党の分断を狙って、左派穏健勢力にも資金援助し、民社党の結党を促していた。
 さらに米国は68年、初の沖縄主席公選の際、自分たちに協力的な保守系候補を当選させようと裏工作を展開。沖縄県民が求める国政選挙への参加について、この候補の要望に応える形で容認し、公選を意識した実績作りに一役買った。
 今回見つかった米公文書で当時のマイヤー駐日大使は、返還前倒しに応じる場合、返還時に実現するとしていた「約束が履行できないこともある」との点を日本側に伝達すべきだと国務省に勧告している。
 この「約束」に、沖縄からの核兵器撤去が含まれていたのではないか。そうだとしたら、日本国民と沖縄県民の切なる願望よりも、保守政権延命を優先させた日米両政府の罪はあまりにも深い。(共同=太田昌克)
 (共同通信)
2015/02/22 13:15

2289チバQ:2015/03/01(日) 23:40:35
http://www.sankei.com/world/news/150301/wor1503010034-n1.html
2015.3.1 21:39
【次期米大統領選】
“V3”ポール氏「役割果たす」 保守派模擬投票…2位ウォーカー氏も政権批判で喝采

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閉幕した「保守政治行動会議(CPAC)」の参加者ら=2月28日、ワシントン郊外(ロイター=共同)
 【ワシントン=加納宏幸】2016年大統領選への出馬を狙う共和党候補のほとんどが登壇した米保守派のイベント「保守政治行動委員会」(CPAC)は28日閉幕した。人気を占う模擬投票の結果、保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」などから支持を集めるランド・ポール上院議員(52)=ケンタッキー州選出=が3年連続でトップに立った。

 ポール氏は2月28日、結果発表を受け、短文投稿サイトのツイッターで謝意を表明するとともに「共和党をより大きく、より勇気ある政党にするため役割を果たし続ける」と宣言した。

 約3千人による投票のうち25・7%をポール氏が集め、13年から3年連続で首位を占めた。2位は21・4%のスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事(47)で、前年の7%から大きく躍進した。3位はテッド・クルーズ上院議員(11・5%)、4位は元医師のベン・カーソン氏(11・4%)だった。ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(8・3%)は5位で、ブッシュ氏ら移民問題などで穏健路線を取る候補は伸び悩んだ。

 CPACは共和党の中でも保守色の強い支持者らが集まる催しで、模擬投票の結果は同党の正式候補を決める予備選・党員集会の行方に必ずしも反映されないが、前回大統領選があった12年は、オバマ大統領に敗れたミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事が首位となり注目された。

 ポール氏は27日に行った演説で、オバマ政権の医療保険制度改革(オバマケア)の撤回や大規模な減税を約束した。ウォーカー氏は26日、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」へのオバマ政権の対応が弱腰だとして批判するとともに、知事として労働組合と戦った実績を訴え、2人とも大きな喝采を浴びた。

2291チバQ:2015/03/03(火) 19:41:31
http://www.sankei.com/world/news/150303/wor1503030001-n1.html
2015.3.3 12:00
【アメリカを読む】
「優柔不断」「なめられている」オバマ外交を酷評するブッシュ「弟」の“損得勘定”

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2月18日、シカゴで外交をテーマに演説する共和党のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事。ブッシュ氏が自らの外交ビジョンを示したのは、昨年12月に大統領選出馬への意欲を表明してから初めてだった(ロイター)
 家族で3人目のホワイトハウス入りを狙う共和党のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)がバラク・オバマ米大統領(53)の外交政策を酷評した。アフガニスタン、イラクの2つの戦争を始めた兄、ジョージ・W・ブッシュ前大統領(68)による単独行動主義には賛否両論があり、外交を語ることは民主党から良からぬレッテルを貼られる可能性がある。それでも踏み込んだのはなぜか。

「優柔不断」と全否定

 ブッシュ氏は2月18日、米中西部シカゴで講演した。オバマ氏のお膝元だ。

 「オバマ政権の下、一貫性がなく優柔不断な政策によって米国は友人たちからの信頼を失った。われわれはもはや敵から恐れられていない」

 イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」を二軍扱いしたり、ウクライナ南部クリミアを併合することになるロシアとの「リセット」で関係改善を目指したりしたオバマ氏を、ブッシュ氏は全否定した。イランのことを「イラク」と言い間違えたのはご愛敬か。

 特に、ブッシュ氏は米国の武力行使に関する認識で、オバマ氏との違いを際立たせた。

 オバマ氏は昨年5月にニューヨーク州ウエストポイントの米陸軍士官学校で行った外交演説で、単独の武力行使を(1)米国の核心的利益が求めるとき(2)米国民が脅かされたとき(3)同盟諸国の安全が危ういとき-に限った。軍事よりも外交を重視する「国際協調主義」によりこうした事態が起こることを未然に防ぐことに主眼を置いた。

 これに対し、ブッシュ氏は演説で「米国は戦力を投射し、世界の遠隔地を平和的に安定させることができる」と強調。また、「大統領の言葉は、世界で最も偉大な軍事力に裏付けられている必要がある」とし、敵から恐れられる米国を復活させる姿勢を鮮明にした。

父や兄のチームを継承

 ブッシュ氏の側近は演説に合わせ、ブッシュ氏に助言する「外交政策チーム」の陣容を米メディアに明かした。21人のうち19人が父のジョージ・H・W・ブッシュ元大統領(90)や前大統領の下で外交や安全保障に携わった人物。例外はレーガン政権のジョージ・シュルツ元国務長官(94)、ジェブ・ブッシュ氏に近いリンカーン・ディアスバラート元連邦下院議員(60)だけだ。

 父ブッシュ政権のジェームズ・ベーカー元国務長官(84)、兄ブッシュ政権で国防副長官としてアフガン、イラク両戦争の立案に当たったポール・ウォルフォウィッツ元世界銀行総裁(71)、国務副長官として中国に「責任あるステークホルダー(利害関係者)」になるよう呼び掛けたロバート・ゼーリック前世銀総裁(61)が目につく。

 「オバマ大統領は何度もアジア・ピボット(軸足)について語っているが、実行したことはほとんどない。アジアでは『あなた方はこちらではピボットと言うが、ワシントンに戻ると口にしない』といわれた」

2292チバQ:2015/03/03(火) 19:41:53
 ブッシュ氏は演説でこう述べ、同盟国である日本、韓国、オーストラリアとの信頼を構築するとともに、中国との関係を深める必要性を訴えた。安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」の「三本の矢」にも触れ、準備の跡をうかがわせた。

「私は私だ」

 大統領選に向け、「ブッシュ家」の看板が重荷となる可能性もある。「2つの戦争」の是非をめぐる論争はもとより、米メディアではこのところ、ブッシュ氏がかつて「大統領の家族」の特権を利用していたというような報道も出てきた。

 ワシントン・ポスト紙とABCテレビが1月に実施した世論調査によると、父や兄が大統領を務めたことを理由に支持すると答えたのは9%、支持しないと答えたのは34%だった。

 同じ調査で、民主党で最有力視されるヒラリー・クリントン前国務長官(67)について夫が大統領だったことを理由に支持するとしたのが24%、支持しないとしたのが16%だったのとは対照的だ。

 ブッシュ氏は演説で父や兄の実績を称賛しつつも「私は私だ」(I’m my own man.)と強調。兄が始めたイラク戦争についても「間違いがあった」と認めた。

 昨年11月の中間選挙で、野党・共和党はイスラム国やロシアのプーチン政権へのオバマ氏の姿勢が及び腰だとして批判し、民主党を破った。オバマ政権で国務長官を務めたクリントン氏にも責任の一端はある。ブッシュ氏はこれを好機とみて、返り血を恐れず、あえて火中に飛び込んだといえる。(ワシントン支局 加納宏幸)

2293チバQ:2015/03/04(水) 22:19:44
http://www.sankei.com/world/news/150304/wor1503040022-n1.html
2015.3.4 10:25
【次期米大統領選】
元外科医が出馬検討 異色候補カーソン氏






ベン・カーソン氏(AP)
 米共和党保守派の間で人気がある元神経外科医のベン・カーソン氏(63)が3日までに、来年の次期大統領選出馬を検討する委員会を発足させた。出馬が予想される共和党候補の顔ぶれの中で唯一の黒人。政治経験もない異色の人材だ。

 共和党ではブッシュ元フロリダ州知事らが出馬に意欲を表明している。しかしAP通信によると、集めた資金を選挙に転用できる検討委員会を設立したのはカーソン氏が初めて。ジャイルズ委員長は、5月の出馬表明を目指して準備したいと語った。

 カーソン氏はデトロイト出身。苦学して医者となり、頭部が結合した双生児の分離手術に成功するなどして、米文民最高の栄誉である大統領自由勲章を受章した。

 最近の世論調査では、ブッシュ氏やウィスコンシン州のウォーカー知事ら有力政治家に次ぐ支持を集めている。(共同)

2294チバQ:2015/03/04(水) 23:05:05
http://mainichi.jp/select/news/20150305k0000m030053000c.html
米国:ヒラリー氏、個人メアドで公務 共和党追及の構え
毎日新聞 2015年03月04日 20時31分(最終更新 03月04日 21時26分)
 【ワシントン西田進一郎】米国のヒラリー・クリントン前国務長官が在任中に国務省のではなく、個人のメールアカウントを使って公務をしていたことが分かり、問題視されている。公文書管理の規定に触れる可能性があるためだ。2016年大統領選の民主党最有力候補とされるだけに、共和党側は追及していく構えだ。クリントン氏側は、メールは保存し、公務分は国務省に提出したと説明し、沈静化を図っている。

 ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)の2日の報道で発覚した。同紙は、連邦機関に公務の連絡文書を保存するよう義務付けた連邦記録法に触れる恐れがあると指摘した。国立公文書記録管理局は政府職員の公務での個人アドレス使用は「緊急時」だけ例外的に認め、使用時の保存・管理を義務付ける指針を出している。

 同法の規定や指針はクリントン氏が退任した後の13年以降に定められた。問題は、同局が09年に出し、職員が個人アドレスを使う場合に義務付けた記録の保存規則だ。

 クリントン氏の広報担当者は3日、「法の条文も精神も、国務省職員がその適切な記録が保存される限り、政府以外のアカウントを使うことを認めていた」と反論した。

2295チバQ:2015/03/05(木) 07:56:08
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2015030502000132.html
オバマ氏と亀裂 決定的 ネタニヤフ氏、イラン核 米の政策批判

2015年3月5日 朝刊


 【ワシントン=斉場保伸】イランの核開発問題をめぐって三日、米議会に乗り込んで合意を目指すオバマ政権の外交姿勢批判を繰り返したイスラエルのネタニヤフ首相。オバマ米大統領の二〇〇九年の就任以来、ギクシャクとした関係を続けてきた両氏の亀裂は、この演説で決定的となった。
 「米国が、持てる知見を尽くしてイランの核を止めようとしている協議を侮辱された」。オバマ氏率いる与党民主党のリーダー、ペロシ下院院内総務はネタニヤフ氏の議会演説後に声明を発表し、やり切れない思いをぶつけた。
 イスラエルは、米国にとって中東外交の要。それだけに、オバマ政権の頭越しに野党・共和党の招きで議会演説したネタニヤフ氏は、オバマ政権との関係に深刻なダメージを与えたようだ。
 イラン核協議は三月中の政治的な枠組み合意を目指し、大詰めを迎えている。米国は、イランの核開発を十年間にわたって制限する案を提示しているが、ネタニヤフ氏は演説で「非常に悪い取引だ。潜在的な核戦争の悪夢となる」と強調し、オバマ政権の対イラン外交を厳しく批判した。
 議会演説後、オバマ氏は記者団に対し「ネタニヤフ氏は何らの実現可能な代案を示さなかった」とバッサリと切り捨てた。
 米紙ニューヨーク・タイムズは論説記事で「ネタニヤフ氏は選挙向けパフォーマンスだ。新しい洞察も、協議を非難する新しい理由も示せなかった。議会は米国の安全保障を高めるための責任があることを忘れてはならない」とイランとの合意を支持するよう促した。

2296チバQ:2015/03/05(木) 19:40:33
http://www.sankei.com/world/news/150305/wor1503050054-n1.html
2015.3.5 19:01
【米大統領選】
有力候補のクリントン氏に“火の粉” 公務に個人メルアドで批判続出 

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メールチェック(?)をするクリントン氏(ロイター)
 【ワシントン=青木伸行】次期米大統領選の民主党有力候補と目されるクリントン前国務長官が、在任中に公務に私的な電子メールアドレスを使ったとして、問題になっている。

 米連邦記録法では、政府高官などが公務でやり取りした書簡や電子メールは、「公文書記録」として扱われ保管することが義務付けられている。

 クリントン氏は2013年までの4年間の在任中、全てのメールのやりとりに個人のメールアドレスを使っていた。オバマ大統領やケリー国務長官は公的なメールアドレスを使用しているが、パウエル元国務長官は個人メールアドレスを使っていたという。

 クリントン氏は国務省からの指摘を受け、個人メールアドレスによる5万5000ページ分のやりとりを、国務省に提出した。

 その後、国務省はクリントン氏が提出したメールのうち、在任中のクリントン氏の対応が批判されたベンガジ問題に関する300通を、下院特別委員会に提出している。

 メール騒動はクリントン氏に“火の粉”となったが、次期大統領選の出馬へ向け大きな打撃にはならないとみられている。

2297チバQ:2015/03/07(土) 20:13:50
http://www.sankei.com/world/news/150307/wor1503070022-n1.html
2015.3.7 12:23

“黒人差別体質”ファーガソン市警の解体も 司法長官、自浄能力に疑問





 ホルダー米司法長官は6日、組織的に根深い黒人差別体質が判明した中西部ミズーリ州のファーガソン市警について、解体もあり得ると述べた。記者団に語った。

 白人警察官による黒人青年射殺で批判を浴びた後、市警本部長が辞任を拒み続けるなど、自浄能力に対する疑問が広がっている。

 長官は「状況を変えるために必要なあらゆる権限を行使する」と表明。記者団から市警解体を含むのかと問われ「必要ならば、その用意はある」と答えた。

 司法省は4日、市内部で黒人差別のメールがやりとりされていた実態を公表した。ノウルズ市長は6日、関与した職員3人の免職を発表した。(共同)

2298名無しさん:2015/03/08(日) 11:42:10
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150304-00010000-wedge-n_ame
「21世紀は再び米国の世紀」 米国衰退論に対する強烈な反論
Wedge 3月4日(水)12時10分配信

 元米陸軍大将で前米CIA長官のぺトレイアスと米ブルッキングス研究所上席研究員のオハンロンが、21世紀は再び米国の世紀であり、将来はかつてないほど明るいとの楽観論を、1月30日付の米ワシントン・ポスト紙で述べています。

 すなわち、最近の米国経済は、失業率の低下、成長率の改善、財政赤字の削減など好調だが、多くの者は、これはうわべだけのものであり、米国は衰退していて、米国のみならず西側世界は後退している、と悲観している。

 しかし、このような見方は、米国と北米に関する限り根拠がない。最近の好指標は、米国が享受できる将来を示している。特に政治指導者が重要な問題につき、いくつかの賢明で、それほど困難でない妥協をすれば将来は明るい。

 事実米国は、今後20〜30年、そしておそらくその後も、他のいかなる国よりもいい位置にいる。米国はまたカナダ、メキシコとともに、地政学、人口動態、エネルギーと天然資源、製造業の競争力、そしてなかんずく革新と技術で、競争上の優位を相互に補強する。20世紀が米国の世紀であったなら、21世紀は北米の世紀となりうる。

・米国は今や世界最大の石油、天然ガスの生産国で、カナダとメキシコはエネルギー分野で重要なプレイヤーである。

・米国の製造業は過去2年で何十万という雇用を創出し、メキシコは多くの産業分野で中国や他のアジアの製造拠点国と完全に競争できる。

・米国の連邦財政赤字はまだ高すぎるがGDPの3%を切り、公的債務はGDPの75%前後で安定している。

・米国の犯罪率はここ20年で最低である。

・米国の人口は年1%で着実に増加しており、他の先進国、ロシア、中国、インドに比べ、はるかに健全である。

・米国の軍部は、イラクとアフガニスタンでの戦争の重荷のみならず、過去5年間の予算削減の圧力を乗り越えた。

・米国経済の成長率は今や3%を超えている。このままだと、米国経済の増加分は、ここ9年で初めて中国経済の増加分を超える可能性がある(中国経済の成長率は米国の倍ぐらいだろうが、中国経済の規模は、ドルの絶対値で計算した場合、米国の半分をちょっと上回るぐらいである)。

 この最後の点は重要である。中国は歴史的な成果を達成したが、超大国になるのが必然ではない。中国の政治、経済モデルがあまり魅力がないことはさておき、中国は安い労働力の供給者から付加価値とサービスの経済への移行、対GDP比で世界最大の債務の削減、公害と汚職の削減、競争力が不十分な国営企業への対処、その他の数多くの国内問題との取り組み、といった課題に直面している。ブルッキングス研究所のDavid Dollar研究員は、中国は20年以内にGDPの絶対値で米国を抜くかもしれないが、中国の専制政治が続く場合は、今世紀中に米国が再び世界一に返り咲くかもしれない、と述べている。

 もちろん米国がなすべきことは多々ある。移民法の包括的改正、教育制度の見直しが必要である。中産層、低所得層の実質賃金は大不況以来ほとんど上がっていない。犯罪は西側の基準からいえばまだ高い。給付金の見直しや税制改正が行われなければ、5年以内に財政赤字は再び悪化するだろう。さらに将来の生産性向上に重要なインフラは大幅に改善する必要がある。そしてもちろん、気候変動やイスラム過激派、イラン、ロシアの脅威がある。

 しかし、米国はどの国よりも、そしておそらく歴史上のどの国よりも、課題に正面から取り組むための資産を持っている。

 共和党と民主党は、いろいろな問題で異なっていても、一つの命題については同意すべきである。命題とは21世紀は再び米国の世紀であり、将来がこれほど明るかったことはまずない、というものである。ワシントンの政策立案者たちは、いくつかの政策について、妥当で中程度の妥協をすることが必要である、と述べています。

出典:David H. Petraeus & Michael O’Hanlon  ‘America on the way up’(Washington Post, January 30, 2015)
http://www.washingtonpost.com/opinions/david-petraeus-and-michael-ohanlon-america-on-the-way-up/2015/01/30/8c7cd83e-a73e-11e4-a7c2-03d37af98440_story.html

2299名無しさん:2015/03/08(日) 11:42:20
>>2298

* * *

 米国衰退論に対する強烈な反論です。21世紀は再び米国の世紀であり、将来はかつてないほど明るいと言いきっています。

 この楽観論には根拠があります。技術革新で世界をリードしているのに加え、米国が今や世界最大の石油、天然ガスの生産国であること、人口が年1%着実に増加していることは、大きな楽観要因です。

 中国の挑戦については、中国は数多くの課題を抱え、GDPで米国を抜いても、米国が再び抜き返す可能性があると言っています。

 米国も多くの課題を抱えていますが、米国はどの国よりも、そしておそらく歴史上のどの国よりも、課題に正面から取り組むための資産を持っている、と言います。

 困難を克服する米国の底力です。米国衰退論はこれまで何度も論じられてきました。ベトナム戦争後がそうでありましたし、1980年代後半には日本の経済的脅威を受けて論じられ、その都度米国は再生しました。今度こそ米国の衰退は不可避である、イラクとアフガニスタンの2つの戦争で国力は疲弊し、その間中国の台頭があって、米国の世紀は終わったとの議論が幅広く行われていますが、論説は、米国は当面の困難を克服するのみならず、将来はかつてないほど明るいと言っています。

 ただ一つ論説が懸念しているのが民主、共和両党の対立です。論説は、「政治指導者が重要な問題につき、いくつかの賢明で、それほど困難でない妥協をすれば将来は明るい」、「ワシントンの政策立案者たちは、いくつかの政策について、妥当で中程度の妥協をすることが必要である」と述べています。両党が一定の妥協をすればいい、と言っています。これは、現状では、それほど困難でない妥協、妥当で中程度の妥協をすることすらいかに困難であるかを示しています。

 論説の懸念はもっともです。米経済のファンダメンタルズは良く、明るい将来が期待できるのに、ワシントンで政治機能が不全に陥れば、経済の発展の足を大きく引っ張ります。米国の将来を左右するのは、国力そのものではなく、統治の問題のようです。

岡崎研究所

2300チバQ:2015/03/10(火) 19:54:31
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20150310/frn1503101140001-n1.htm
【永田町・霞が関インサイド】ブッシュ陣営にズラリ大物の顔ぶれ 来年の米大統領予備選 (1/2ページ)
2015.03.10


ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(右から)と、ジョージ・H・W・ブッシュ元大統領、ジョージ・W・ブッシュ前大統領(AP)【拡大】

 来年2016年の米大統領予備選挙に向けて共和党候補指名争いが早くも本格化している。

 2月26〜28日にメリーランド州ナショナルハーバーで開催された「保守政治行動会議」(CPAC)は同党支持保守系団体の年次総会で、保守派最大のイベントだ。

 超保守草の根運動「茶会」(ティーパーティー)がイニシアチブを握っているとはいえ、CPACが行った模擬投票は、茶会が推すランド・ポール上院議員(52)が1位、スコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事(47)は2位だった。

 最有力候補とされるジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)は5位に甘んじた。

 とはいえ、直近の政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による世論調査結果では、ブッシュ元知事が1位、ウォーカー知事が2位、マイク・ハッカビー前アーカンソー州知事(59)が3位である。

 ワシントン情報によると、ブッシュ、ハッカビー、ウォーカーの3氏による三つどもえの戦いになるという。

 そうした中で、筆者はブッシュ陣営の主要アドバイザーのリストを入手。

 改めて指摘するまでもなく、ジェブ・ブッシュ氏は、ジョージ・H・W・ブッシュ元大統領の次男であり、ジョージ・W・ブッシュ前大統領の弟である。

 まずは、超大物。故レーガン元大統領時代の国務長官を務めたジョージ・シュルツ氏と、レーガン政権の大統領首席補佐官とパパ・ブッシュ政権の国務長官を務めたジェームズ・ベーカー氏である。

 その他にも、スティーブン・ハドリー元大統領首席補佐官(ブッシュ政権)、マイケル・ヘイデン元CIA長官(同)、ジョン・ネグロポンテ元国家情報長官(同)、トム・リッジ初代国土安全長官(同)などがいる。

 注目すべき人物は2人だ。1人は、ブッシュ政権でUSTR代表を務め、後に世界銀行総裁を歴任したロバート・ゼーリック氏である。現在、ハーバード大学J・Fケネディ大学院教授。米経済界に顔が利く大物だ。

 もう1人は、先のハドリー氏である。ハドリー氏は現在、ブッシュ政権時のC・ライス大統領補佐官(国家安全保障担当)、R・ゲーツ元国防長官とともに法律事務所を経営している。ワシントンDCの顔役である。

 そして、4月早々に民主党大統領予備選出馬を表明するとみられるヒラリー・クリントン前国務長官。実は今、彼女はクリントン財団の巨額不明瞭資金疑惑にさらされている。それが彼女の「沈黙」の理由である。 (ジャーナリスト・歳川隆雄)

2301チバQ:2015/03/10(火) 20:09:46
http://www.sankei.com/world/news/150310/wor1503100061-n1.html
015.3.10 19:46

「黒人を木に吊せ」米オクラホマ大、侮辱映像で学生団体追放「君たちの存在は恥だ」

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口に粘着テープを貼って黒人差別に抗議する学生ら=9日、オクラホマ大学(AP)
 【ニューヨーク=黒沢潤】米南部のオクラホマ大で8日、学生交流団体に所属する白人学生が黒人学生を侮辱する内容のビデオ映像が表面化し、学長は9日、団体の活動中止と追放を発表した。米CNNテレビによれば、ビデオ映像には、タキシード姿の白人学生たちがバスの中で拳を突き上げ「彼ら(黒人)を木につるしてもいいんだ」などと侮辱する姿が映っていた。

 黒人を縛ってつるすリンチはかつて、米南部でしばしば行われていたとされる。

 事態発生を受け、ボレン学長は「『言論の自由』をはき違えた者たちよ、君たちの存在は恥である」とし、同団体の所有物をキャンパスからすべて撤去するよう命じた。

 黒人学生たちは同日、口に粘着テープを貼って、無言の抗議を行ったほか、「私の(肌の)黒さは美しい」などと書かれたシャツを着てキャンパス内を練り歩いた。

2302チバQ:2015/03/11(水) 21:29:52
http://www.sankei.com/world/news/150311/wor1503110059-n1.html
2015.3.11 20:18

私用メール半数を削除…火消しに躍起のクリントン前国務長官 「証拠隠滅」共和党が追及

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(1/2ページ)

クリントン前米国務長官(共同)
 【ワシントン=加納宏幸】クリントン前国務長官による私的メール使用が問題視されているのは、事が本人の在任中に起きたリビア米領事館襲撃事件をめぐる「疑惑」の解明に関わるためだ。公務に関係がないとするメールを廃棄したことで、野党・共和党には「証拠を隠滅した」という格好の攻撃材料ができた。2016年の次期大統領選出馬を4月にも表明するとされるクリントン氏にとって、私的メール問題はボディーブローとなる。

 記者会見では、報道陣から「職務に関わるメールを削除したのではないか」「私的なメールか否かをどう決めたのか」との質問が飛んだ。クリントン氏は「個人の物か仕事に絡む物かを決めるのは政府職員の責任」と説明。公私の明確な基準は示さなかった。

 今回の問題は、長官在任中の12年9月にリビア東部ベンガジで起きた米領事館襲撃事件に関する下院特別委員会での調査で発覚。オバマ大統領が再選を目指した大統領選を前に、テロの可能性が意図的に隠蔽されたとの疑惑を調べる中で、クリントン氏が私的メールを使っていたことが分かった。メールは自宅のサーバーで管理されていた。

 米連邦記録法は、大統領や閣僚を含めた公務に関する記録の保管を義務付けている。昨年11月の同法改正で「電子的記録」の保管が明記される前だったとはいえ、クリントン氏が私的メールを使い続け、個人的なものとする一部を廃棄したことは、下院特別委でのベンガジ事件をめぐる検証作業への支障となりうる。

 特別委のガウディ委員長(共和)は10日、クリントン氏の記者会見で疑問が増えたとし、「少なくとも2回はクリントン氏を召喚せざるを得ない」とする声明を発表。サーバーを第三者に渡し、メールの公私を検証させるべきだと主張した。

 クリントン氏は最近、自らの基金で中東など外国から巨額の献金を受け取ったことも問題視されている。

 米新聞グループ大手マクラッチーとマリスト大学(ニューヨーク州)が今月初めに実施した世論調査では、大統領選の「仮想投票」で民主党のクリントン氏(48%)と共和党のスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事(44%)の差は4ポイント。過去に選択肢があった他の共和党有力候補との差も縮まっている。


 民主党内ではなお圧倒的な支持を受けるクリントン氏だが、私用メールや献金の問題は共和党との本選に進んだ場合に影を落としそうだ。

2303チバQ:2015/03/12(木) 22:48:09
http://www.sankei.com/world/news/150312/wor1503120077-n1.html
2015.3.12 21:42

米ファーガソン市警トップが辞意 直後からデモ、警官2人銃撃「差別の警官は去れ」

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警官2人が撃たれた直後、銃を構えて物陰で警戒する警官ら=11日、ファーガソン(AP)
 【ニューヨーク=黒沢潤】白人警官が丸腰の黒人少年を射殺し、全米での抗議デモを招いた米ミズーリ州ファーガソンで、トーマス・ジャクソン市警本部長が11日、ノウルズ市長に辞表を提出した。米CNNテレビなどによると、辞表提出直後から、ファーガソンの警察署周辺では抗議デモが発生。12日夜、デモ隊と対面していた警官2人が撃たれ、重傷を負った。

 2人とも意識はあるが、1人は肩を、もう1人は顔を撃たれた。デモ隊が「人種差別の警官は去れ」などと抗議していたときに銃声が鳴り響いた。誰が銃撃したかは不明。現場は騒然となり、少なくとも2人が拘束された。

 昨年8月に起きた黒人少年射殺事件では、警察に対する非難が強まる中で白人警官の身元は1週間近くも公表されず、ジャクソン氏も抗議デモに強硬な姿勢で臨み、黒人住民から激しい批判を浴びていた。

 自らも白人であるジャクソン氏は地元紙セントルイス・ポスト・ディスパッチに対し、「この時期(の辞職)が適当だ。市は障害なく前に進んでいく必要がある」と語り、辞表には「(今後も)一市民として市を支える」とつづった。19日付で正式に辞職する。

 ファーガソン市警をめぐっては今月上旬、ホルダー米司法長官が自浄能力があるか疑問だとして、組織の「解体」もあり得ると警告。一方、ノウルズ市長は11日、「(司法省がまとめた)報告書に目を通し、問題点を洗い出す」と述べ、市警の解体は不要だと反論していた。

 ファーガソンでは、司法当局者や市幹部らが黒人を差別する電子メールをやりとりしていたことが発覚、相次いで辞職を迫られている。

2304チバQ:2015/03/13(金) 21:29:37
http://www.sankei.com/world/news/150312/wor1503120085-n1.html
2015.3.12 23:34

白人警官トップ辞表のファーガソン、「犯罪都市化」の恐れも 警察、活動遠慮がちに






警官2人が撃たれた直後、銃を構えて物陰で警戒する警官ら=11日、ファーガソン(AP)
 白人警察官が丸腰の黒人青年を射殺した米中西部ミズーリ州ファーガソンでは、11日の市警トップ辞任に続き、12日未明にかけて住民側と警察が再び対峙し、警察官2人が撃たれるなど混乱が続いた。強硬な捜査が批判を浴びた市警は最近、活動全般が遠慮がちになっている。度重なる混乱を嫌って引っ越す住民も出始め、犯罪都市化の恐れも出てきた。

 警察官2人は小さな市警本部前を警戒中に撃たれた。これまでも住民側からの発砲はあったが、暴動で市全体が収拾の付かない状況に陥った場合に限られた。市警前での発砲は治安体制の深刻なほころびを示している。

 白人主体の市警は、黒人住民を標的に不当な逮捕や交通検問を繰り返したと批判されてきた。さらに米司法省に活動の在り方を非難されたことで、市警は強い衝撃を受け、萎縮した可能性がある。(共同)

2305チバQ:2015/03/15(日) 17:51:55
http://www.sankei.com/world/news/150315/wor1503150024-n1.html
2015.3.15 16:02

ブッシュ元州知事も私用アドレス 「クリントンスキャンダル」が他大統領候補に波及

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ジェブ・ブッシュ氏(AP)
 米紙ワシントン・ポスト電子版は14日、2016年の次期大統領選への出馬意欲を示している共和党のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事が、知事在任中に私用の電子メールアドレスを公務に使用していたと報じた。ブッシュ氏は民主党の有力候補と目されるヒラリー・クリントン前国務長官の私用アドレス問題を非難しており、今後、論議を呼びそうだ。

 ブッシュ氏が私用アドレスでやりとりしたメールの中には、01年の米中枢同時テロ発生直後に、州兵の中東への派遣計画や州内の原発の警備に関するものが含まれていた。ブッシュ氏は知事退任後、州法に従い、全体の約半数に当たる28万通のメールを州の公文書館に提出した。

 ブッシュ氏の広報担当者は「取るに足らないメールに対する民主党の報復的な調査であり、元知事の方がクリントン氏よりはるかに透明だ」などと反論している。(共同)

2306とはずがたり:2015/03/16(月) 17:20:52
シャーマン氏は>>2185の国務副長官の記事に出てるけど,国務次官ってのは国務長官,副長官の次ぎぐらいのポジション?

韓国側の猛反発に米困惑 シャーマン国務次官講演「日本寄りの発言だ」
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20150303/frn1503031140001-n1.htm
2015.03.03

 シャーマン米国務次官がアジアの政治指導者らは「旧敵国」を安易に中傷すべきでないとの考えを示したことに韓国側が反発していることについて、国務省のハーフ副報道官は2日、「特定の国や指導者に向けられたものではなく(反発に)少々驚いている」と語った。

 ハーフ氏は記者会見で、日韓の建設的関係が地域の平和と繁栄に役立つと指摘、歴史問題などをめぐる米政府の立場に変化はないと強調した。

 シャーマン氏は2月27日、戦後70年をテーマに講演で「政治指導者が旧敵国をけなすことで安っぽい称賛を得るのは簡単だが、そのような挑発は前進ではなく停滞をもたらす」と指摘。韓国では、従軍慰安婦問題の解決などを強く要求する朴槿恵大統領に暗に自制を求めたものと受け止められ、「日本寄りの発言だ」として反発が出ている。(共同)

日韓対立に我慢の限界か…米高官が歴史問題の政治利用に苦言 韓国紙は猛反発
http://news.livedoor.com/article/detail/9845648/
2015年3月3日 11時40分
NewSphere

 アメリカの外交政策を担当する国務省のシャーマン国務次官は、27日、ワシントンのカーネギー国際平和財団での講演で、歴史問題が日中韓の協力を妨げていると指摘した。各国の指導者が、国内での人気取りのために歴史問題を利用しているとほのめかし、そのような取り上げ方を「挑発」と呼んだ。次官の発言は韓国内に波紋を広げたようだ。韓国メディアが報じている。

◆歴史問題での各国の主張は、理解できるものの、フラストレーションが溜まる、と次官
 シャーマン国務次官は講演で、日中韓3国とアメリカが協力することで、世界の平和と繁栄につながるとして、その重要性を強調した。

 けれども、歴史問題がその障壁になっている。韓国と、特に中国は、日本の防衛政策のどんな変化にも敏感だ。日中韓は、慰安婦問題、歴史教科書問題、日本海の呼称などで言い争っている。「これらは皆、理解できるものだが、いらだたしいものでもあり得る」と次官は語る。

 「ナショナリスト的感情は、まだまだ不当に利用できるもので、どの国の政治指導者にとっても、かつての敵をあしざまに言うことによって、安っぽい拍手喝さいを得るのは難しくない。けれどもそのような挑発は、進歩ではなく、停滞を生み出す。前に進むためには、過去のことにとらわれず、未来にあるものを想像しなければならない」

2307とはずがたり:2015/03/16(月) 17:21:14
>>2306-2307
◆アメリカの方針変化か、と韓国内では大きな反応
 これらの発言は、講演全体からすればわずかな部分であるが、韓国国内で注意を引いたようだ。

 韓国英字紙コリア・タイムズは、「米高官が、日本の植民地支配の悪行の表面を取り繕おうとする安倍首相の試みの味方をした」と断じた。「日中韓の平和は、日本政府の心からの反省に始まるだろうとする、被害国である中韓両国の見解を無視したものだ」と伝えた。

 ハンギョレ新聞(英語)によると、韓国東西大学校のCho Se-young教授は、「シャーマン国務次官の発言が、米政府を代表したものであるなら、われわれにとって大きな失望だ」と語ったという。

 朝鮮日報はこの発言が、慰安婦問題に関する「真実の歪曲(わいきょく)」、靖国参拝といった日本の「挑発」よりも、韓国と中国が日本のこのような振る舞いを国内政治に利用しているのが問題だという考えをにじませた、と語った。

 聯合ニュース(英語)によると、韓国与党セヌリ党の金乙東最高委員は、アメリカ政府が被害国を見て見ぬふりをするのであれば、世界の警察としての地位をすぐに失うだろう、と警告したという。また野党新政治民主連合の田炳憲議員は、「わが国政府の外交的無力さを非難せざるを得ない」と語ったという。

 ハンギョレ新聞はこの講演で、日本に対し、過去の振る舞いを反省し謝罪することへの要請が、名ばかりも行われなかったことが注目を集めた、とした。米政府はかつて日本に対し、過去の振る舞いについて心から反省し、中国、韓国に謝罪し、両国との和解と癒しに到達するよう要請していたが、そこからはっきりと離脱した、と語った。聯合ニュースは、オバマ大統領が昨年の訪韓時に、慰安婦問題について「非常に深刻で甚だしい人権侵害」だと語ったことを伝えている。朝鮮日報はオバマ大統領がその際、解決に向けて日本が積極的に努力すべきと強調した、と伝える。

◆韓国メディアによる分析
 ハンギョレ新聞によると、次官の発言は韓国内で、米政府は日中・日韓間で何年もくすぶっている歴史問題をめぐる対立を、これ以上見過ごすことはできない、という米政府の警告として受け取られているそうだ。

 アメリカの態度の変化の根底には、歴史問題のせいで、日米韓の3国間の安全保障協力が弱められ、中国政府に対する拮抗力が危うくなることを、アメリカはこれ以上受け入れられない、という考えがあるようだとしている。コリア・タイムズは専門家の見解として、アメリカは、日本がアジアで中国をけん制する努力を明らかに行っていることで日本を支持しており、そのことが韓国をジレンマに追い込んでいる、と伝えた。

 また聯合ニュースによると、米政府の関心が明らかに日本のほうに傾いており、方針を変更したのかもしれないとの議論が韓国内で上がったという。ハンギョレ新聞は、日米がTPP交渉を進めており、4月末に予想される安倍首相の訪米前に、速やかに合意に達することを狙いとして、アメリカが態度を変えたのではないか、と推測している。

 朝鮮日報は、アメリカが自国の利害関係にばかり注目していることから、今回の発言は韓国と中国の反発を招くとみられる、と語っている。

◆やめられない主張
 コリア・タイムズによると、韓国の朴大統領は1日にも、日本政府は性奴隷のような自らの悪事について責任を認め、心からの謝罪を行うべきであると発言している。1日は日本の植民地支配に対抗した1919年の「3.1独立運動」の96周年記念日だったという。

NewSphere

2308とはずがたり:2015/03/16(月) 17:33:47
安倍が靖国を賛美して中韓を挑発するのはスルーなんだな。

国務次官演説に見るオバマ政権の中国偏重ぶり尖閣問題に関してはあくまでも「第三者」、日米同盟はどこへ?
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/43064?utm_source=docomo&amp;utm_medium=feed&amp;utm_campaign=link&amp;utm_content=related
2015.03.04(水) 古森 義久

米国オバマ政権のウェンディ・シャーマン国務次官が自らのアジア歴訪について演説し、その内容が日本の主要メディアでも報道された。

 同次官は演説のなかで、歴史問題や領土問題について日本、中国、韓国に対して均等に助言を与えるような発言をした。だが、全体としては中国を重視し、日本は後回しという姿勢をにじませた。日米同盟に基づいて日本の防衛を誓約することよりも中国との関わりを強調するという、オバマ政権の従来の路線を反映しているとも言えそうだ。

 シャーマン次官はこのほど北東アジアを、中国、韓国、日本という順番で歴訪した。そして、ワシントンに戻った直後の2月27日、カーネギー国際平和財団でアジア歴訪の総括について演説した。

 日本の主要メディアは、主にこの演説の歴史問題に関する部分だけを取り上げて報道したが、演説全体の構成や表現という観点から検証すると、オバマ政権の対アジア政策の傾向が浮かび上がる。今回のシャーマン演説のポイントを具体的に見ていこう。

最後にされた日本訪問

 第1は、シャーマン次官がアジア3国を語る順番である。

 同次官は、中国、韓国、日本という順に訪問した。だから演説でも中国、韓国、日本という順に話を進めた。だが、この歴訪の順番自体が、従来の米国の政府高官や連邦議員の北東アジア訪問の慣例とは異なる。

 共和党のブッシュ前政権では、政府高官が歴訪する順番は、同盟国を重視する大前提からまず日本だった。そして韓国、その後に他の友好国あるいは同盟国、さらに中国を訪問対象に含めるならば、ほとんどの場合「最後に中国」という順番だった。その順番が変わることはほとんどなかった。

 オバマ政権ではその順番が変わり、閣僚級でも北東アジア訪問の際に日本を最初の国に選ばないケースが相次いだ。だがオバマ政権の期間中でも、日米同盟の重視を強調する共和党側では、ここ1〜2年の間にジョン・マケイン、マルコ・ルビオ、ボブ・コーカー各上院議員らが個別のアジア諸国歴訪でみな日本を最初に訪れた。いずれも、上院の外交委員会や軍事委員会で主導的立場にある議員たちである。特にコーカー議員は外交委員長を務めている。

 歴訪諸国の順番はとりたてて意味がないという見方もある。しかし、外交ではこの種のシンボリズム(象徴性)が重要だとする考えが一般的である。

 しかもシャーマン演説は、米韓両国間の貿易関係や同盟関係を強調した後に、「韓国と同様に、日本も米国の同盟国であり、緊密な友邦である」と、いかにも取ってつけたような表現で日本についての言及を始めたのである。

尖閣問題については第三者の立場を崩さず

 第2には、シャーマン次官が3国についてそれぞれ語った分量である。

 演説の記録を見ると、同次官が中国について語った分量は約50行、それに対し日本については29行である。もちろん言葉の分量だけで外交政策の重要性を判断することはできない。だが、この種の公式演説では有力な指針となる場合が多い。

2309とはずがたり:2015/03/16(月) 17:34:21

 韓国についての演説部分は20行以下だったが、日本に関する部分のうち15行ほどは、イスラム過激派「ISIS」(いわゆるイスラム国)による日本人人質殺害事件についての慰めや助言の言葉だった。同盟相手である日本との特別な絆や、日本の国際平和への貢献への言及はほとんどなかった。
>>2308-2309
 第3は、尖閣諸島に関する同盟国らしくない言辞だった。尖閣諸島の問題についてシャーマン次官は次のように述べていた。

 「私たちは近年、日本が施政権を保つ一方で、中国がかつての中華体制の一部だと主張する尖閣諸島をめぐる緊迫した状況を見てきた。日本は中国の急速かつ不透明な防衛強化を警戒している。中国側は、日本の防衛政策のいかなる変化にも神経を尖らせている」

 以上の発言は、米国としての自主的な立場をつゆほども述べていない。「尖閣諸島を日米安保条約の適用範囲とする」という米国の重大な政策にも触れない。

 尖閣諸島はかつて米国が施政権を保ち、沖縄とともに日本に返還した。その際、日本の領有権までも暗黙に認めていた。しかしそうした経緯は完全に無視されている。

 しかもオバマ政権は尖閣問題に関して「現状を非平和的な方法で変えようとする試みには強く反対する」という立場を表明しているのに、中国側が日本の尖閣領海に一方的かつ頻繁に侵入してくる事実もまったく無視しているのだ。

 シャーマン演説も、尖閣問題に関して米国はまったくなんの関係もない第三者である、という姿勢であり、同盟国らしい対応は影も形も見せていないのである。
オバマ政権にとって日米同盟とは一体なんなのか

 第4は、シャーマン次官の中国に対する宥和的な言辞である。

 同次官がこの演説で最も熱心に説いたのは、米国の中国に対する関与政策だった。「米国の対中政策は、ニクソン政権からオバマ政権まで一貫して、関与することの重要性を保ち続けることだった」「米中関係は成熟するにつれ、両国の指導者たちが率直に意見を述べ合う能力を身につけた」という調子である。

 中国の人権弾圧や自由の抑圧についても触れていたが、「米国側はこれらの問題を提起するが、それは歴史上、人権を尊重する国のほうがより繁栄するからだ」と決して強い口調の非難ではなかった。

いま東アジアにおける国際緊張の最大要因ともなっている中国の大規模な軍事力増強に対しては、米国としての批判はなにも述べなかった。前述のように「日本が警戒している」というだけで、まったく他人事というふうなのである。

 このあたりにも、「中国に対してはとにかく対立や非難を避ける」というオバマ政権の基本路線が露わとなっていた。そして、中国の歴史的な規模の軍拡と野心的な領土拡張に対して日本側が少しでも防衛力を強化しようとする動きに対しても、米国にとっては無関係であり、どちらかといえば好ましくない事態のような反応を見せていた。

 要するにシャーマン演説は、米国が日本の同盟パートナーであり、中国の危険な軍事攻勢に日本と共同で対応する、というような構えを感じさせないのである。「オバマ政権にとって日米同盟とは一体なんなのか」という疑問さえも沸き起こってくる。

 オバマ政権の残り任期は1年10カ月ある。日本としてはまだまだ同盟相手として依存し、さまざまな協力を仰ぎ続けなければならない。その相手の対日政策、対中政策には、歴代の米国の政権とはかなり異なる、こうした特異性があることを改めて認識しておくべきだろう。

2310チバQ:2015/03/19(木) 21:22:22
http://www.sankei.com/world/news/150319/wor1503190043-n1.html
2015.3.19 16:50

米スターバックス、カップに手書きで「人種共存」 キャンペーンに物議醸す






「レース・トゥギャザー」と記入した容器を見せるスターバックスの従業員(共同)
 米大手コーヒーチェーンのスターバックスが、米国の店舗で顧客に渡す紙コップなどの容器に従業員が「人種の共存」を意味するメッセージを記すキャンペーンを今週始めたところ、インターネットなどで物議を醸している。

 米中西部ミズーリ州ファーガソンで白人警察官が黒人青年を射殺した事件が昨年起きるなど、米社会で根強い人種問題について考え、議論するきっかけ作りが狙いという。コーヒーなどの飲料が入った容器に、従業員がフェルトペンで「レース・トゥギャザー(人種の共存)」と書き込む。

 取り組みを評価する声がある一方で、短文投稿サイト「ツイッター」には「顧客が人種差別をしていると決めつけるのか」「コーヒーで一息つく時間に説教を受けないといけないのか」などと反発も相次いだ。

 ハワード・シュルツ最高経営責任者(CEO)は18日の株主総会で、従業員に記入を義務付けておらず、顧客が望まなければ断れると説明した。(共同)

2311チバQ:2015/03/20(金) 19:02:50
http://www.sankei.com/world/news/150320/wor1503200001-n1.html
2015.3.20 07:00
【アメリカを読む】
クリントン氏の消したい「過去」





(1/4ページ)

7日、私的メール問題で苦しい防戦を強いられる中、娘のチェルシーさん(右)とともに「クリントン財団」主催のフォーラムに出席したヒラリー・クリントン前国務長官=フロリダ州のマイアミ大学(AP)
 ファーストレディー、上院議員、そして世界を股にかける国務長官-と、華やかな経歴を持つ民主党のヒラリー・クリントン氏(67)が次の大統領を目指す上で、その肩書は障害になりうる。逆に、共和党の有力候補には最高の攻撃材料だ。国務長官在任中、公務に私的な電子メールを使っていたことが米政界で大きな問題になっているのは、「過去」を抹消しようとした疑いがつきまとうからだ。

「記録を正そう」

 2月末に開かれた米国の保守派による祭典「保守政治行動委員会」(CPAC)の人気投票で「次の大統領」の首位を維持した共和党のランド・ポール上院議員(52)の“お家芸”は、短文投稿サイトのツイッターでクリントン氏を揶揄することだ。


 昨年11月の米中間選挙後には、クリントン氏と落選議員のツーショット写真を何枚も投稿し、クリントン氏が応援に入ったせいで選挙に落ちたと印象づけようとした。これに対し、クリントン氏の支持者らは出口調査の結果をもとに、女性からの得票に貢献したとして反論した。その母体となったのが「コレクト・ザ・レコード」(記録を正そう)という組織だ。

 設立趣旨にはこうある。

 「共和党の情け容赦のない攻撃の照準はクリントン氏、ジョー・バイデン副大統領ら民主党指導者に向けられている。右翼からの根拠なき攻撃から潜在的な民主党の大統領候補を守る」

 コレクト・ザ・レコードは、クリントン氏へのネガティブ・キャンペーンにネット上で即座に反論し、主要メディアにもよくデータが引用される。

 しかし、私的メール問題に関する声明は言い訳めいている。共和党の有力な大統領候補の一人であるジェブ・ブッシュ氏(62)もフロリダ州知事の時代に私的メールを使っていたと指摘したり、クリントン氏が国務省に5万5000ページ分のメールを提出したことを挙げて「共和党に同じような透明性があるだろうか」と問いかけたりしているのだ。

資金集めに私的メール?



 「クリントン氏は外交と資金集めを同時に行えたということだろうか?」。共和党全国委員会のラインス・プリーバス委員長(42)は、ニューヨーク・タイムズ紙が私的メール問題を最初に報じると、ツイッターで即座に反応した。

 クリントン氏は最近、夫のビル・クリントン元大統領(68)と設立した基金に中東など外国から巨額の献金を受け取っていると報じられている。国務長官時代には献金受け入れを自粛していたとされるが、共和党は今後、プリーバス氏のようにヒラリー・クリントン氏の私的メールが資金集めの手段に使われていた疑いがあるとして追及を強めるとみられている。

2312チバQ:2015/03/20(金) 19:04:00
 私的メール問題が発覚したのは、クリントン氏の国務長官在任中の2012年9月、リビア東部ベンガジで起きた米領事館襲撃事件に関する下院特別委員会での調査がきっかけだ。テロの可能性を意図的に隠蔽したとされる疑惑を調べる中で、クリントン氏が個人のメールアドレスを使っていたことが分かった。

 米連邦記録法は、大統領や閣僚を含め、公務に関する記録を保管することを義務付けている。米議会、報道機関、歴史学者らによる調査に供するためだ。昨年11月の連邦記録法改正で「電子的記録」の保管が明記される前だったとはいえ、クリントン氏が私的メールを使い続けたのは政策検証、安全保障の両面から問題が残る。

命取りにも

 リチャード・ニクソン元大統領が1期目の途中の1971年2月、ホワイトハウスに声を感知して自動的に記録を始める録音機を導入したのは、自らの回顧録を書くために役立つと考えたからだった。キューバ危機に際してのジョン・F・ケネディ元大統領の録音記録に触発されたのだという(ダグラス・ブリンクリーら著『ザ・ニクソン・テープス』)。

 最初の録音でニクソン氏はアレクサンダー・バターフィールド大統領副補佐官に録音システムを絶賛した。

 「おお、これはいい。(録音機の設置は)全てを記録することが目的であるということは分かっているな」

 「イエス、サー!」と答えた副補佐官はウォーターゲート事件の渦中にテープの存在を暴露し、これがニクソン氏の辞任につながる。記録の存在は重い。

 クリントン氏にとり、ベンガジ事件で取った行動は大統領になる資質があるかという問題に直結する。クリントン氏は国務省にメールを公表するよう求めたが、提出されていないメールの開示を共和党が迫り続けるのは間違いない。クリントン氏の応援団がいくら「記録を正そう」と叫んでも、記録そのものが示されなければ検証のしようがないのだ。(加納宏幸 ワシントン支局)

2313チバQ:2015/03/23(月) 20:20:23
http://mainichi.jp/select/news/20150324k0000m030079000c.html
米大統領:共和党からクルーズ上院議員が出馬表明
毎日新聞 2015年03月23日 20時06分(最終更新 03月23日 20時13分)
【ワシントン西田進一郎】米共和党で保守強硬派のテッド・クルーズ上院議員(44)が23日未明、2016年大統領選挙の同党候補者指名争いに立候補する意向をツイッターで表明した。立候補の正式表明は、共和党有力候補では初めて。

 クルーズ氏は、保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」から強い支持を受け、南部テキサス州から2012年に上院議員に初当選。1期目だが、13年に医療保険制度改革(オバマケア)の予算に反対し、議事を妨害するため上院本会議で21時間以上も演説して一躍有名になった。父親はキューバからの移民でヒスパニック系だ。

 大統領選に向けた同党の候補者指名争いは混戦の様相だ。最近の世論調査では、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)やウィスコンシン州のスコット・ウォーカー知事(47)らが上位を占めているが大きな差はない。一方、民主党はヒラリー・クリントン前国務長官(67)が党内の圧倒的な支持を得ている。

2314チバQ:2015/04/05(日) 11:21:49
http://www.sankei.com/world/news/150405/wor1504050012-n1.html
2015.4.5 10:49
【米大統領選】
ヒラリー・クリントン氏、今月出馬表明か ニューヨークの物件を賃貸契約 選対本部?






 クリントン前米国務長官(ロイター=共同)
 米政治専門サイト、ポリティコは3日、来年の大統領選で民主党の最有力候補と目されるクリントン前米国務長官の陣営が、このほどニューヨーク・ブルックリン地区にあるビルの二つの階を借りる契約を結んだと伝えた。

 このビルがクリントン氏の選挙対策本部になる見通しだとしている。

 連邦選挙委員会(FEC)は、大統領選の立候補者に対し、出馬決定から15日以内の届け出を義務付けている。このため、報道が事実なら、クリントン氏は今月中旬までに出馬表明する可能性がある。(共同)

2315チバQ:2015/04/05(日) 18:48:54
http://mainichi.jp/feature/news/20150324mog00m030004000c.html
米国どこへ:大統領選に迫る(1)始動−ジェブ・ブッシュ氏が鳴らした号砲
2015年03月24日
 米国の大統領選挙が2016年に行われる。合衆国憲法修正第22条は「何人も2回を超えて大統領の職に選出されてはならない」と規定しており、08年に初当選、12年に再選された現職のバラク・オバマ大統領(民主党)は立候補しない。新顔同士の争いとなることもあり、8年ぶりのホワイトハウス奪還を目指す共和党、ホワイトハウス死守を目指す民主党の双方が、大統領選を見据えた攻防を早くも繰り広げている。動き出した大統領選を随時報告する。

  ◇  ◇  ◇

 米大統領選挙の事実上の始まりを告げる「号砲」を鳴らしたのは、共和党のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事だった。ブッシュ氏は2014年12月16日午前10時(日本時間17日午前0時)ごろ、フェイスブックに「立候補の可能性を積極的に探ることを決意した」とのメッセージを掲載した。

 ブッシュ氏は家族と「国の将来」や「米国が必要としている強い指導力」などについて話し合った結果、準備を進める決意に至ったと説明。政治資金を集める「政治活動委員会」(PAC=Political Action Committee)を年明けの1月に設立し、全米で対話を重ねたうえで最終決断すると表明した。

  ◇  ◇  ◇


 ブッシュ氏は1953年生まれ。99年から2007年まで2期8年にわたってフロリダ州知事を務めた。フロリダ州は共和党と民主党の支持に差がない激戦州「スイング・ステート(揺れる州)」で、大統領選の大票田でもある。そして、父のジョージ・H・W・ブッシュ氏が第41代大統領(1989〜1993年)、兄のジョージ・W・ブッシュ氏が第43代大統領(2001〜2009年)を務め、抜群の知名度と人脈を持つ。

 共和党内では「穏健派」で知られ、コルンバ夫人はメキシコ出身で、ブッシュ氏はスペイン語も堪能だ。移民制度改革にも熱心で、共和党の課題であるヒスパニック系の支持もある。

 実績と知名度、人口が急増するヒスパニック系へのアピール力があることなどから、共和党内の穏健派や同党を支持するビジネス界などに待望論があった。一方、「ブッシュ家で3人目」ということに対する拒否反応や、特に共和党の保守強硬派からは穏健な政治スタンスでは共和党が結束できないという批判も上がる。

  ◇  ◇  ◇

 ジェブ・ブッシュ氏は前日の15日、南部サウスカロライナ州の州都コロンビアにいた。サウスカロライナ大学が、大統領を務めた父と兄、さらに母であるバーバラ・ブッシュ元大統領夫人に続き、ブッシュ家4人目の名誉学位を贈ることを決め、学位授与式に招待していたからだ。12月初旬に「間もなく決断する」と語り、大統領選の党内指名候補争いの序盤に予備選がある重要なサウスカロライナでの演説だけに、踏み込んだ発言を予測する米メディアが集まった。

 授与式が行われた大学の巨大なアリーナは、学位を受け取る約2800の学生とその親族など計1万4000人で埋め尽くされていた。ブッシュ氏は学生たちに先立ち、ステージ上で名誉博士号(公共サービス)の授与を受け、大学関係者がブッシュ氏のガウンの上に、首から後ろに下げる水色のフードを取り付けた。

 演説では冒頭、母バーバラさんに何を話すべきか相談したところ「『ジェブ、だいたい10分話したら、椅子に座ってだまってなさい』と言われた」と語り、会場を大いに沸かせた。そのうえで「実験や変化、失敗でさえも恐れるな、それが人生の一部だからだ。あなたやこの国に誰かが設けた限界に安住するな」と呼びかけた。

 ブッシュ氏の持論は、共和党は否定や批判ばかりではなく前向きなメッセージを送るべきだというもの。演説は、大統領選や政治的な話題を避けながらも、大きな夢を抱くことや変化、挑戦を進める内容で、大統領選への意欲をにじませたように聞こえた。演説はバーバラさんの助言通り、約10分10秒間で終わった。

 約2時間の授与式が終わり、アリーナを出たブッシュ氏を探した。演説で触れなかった「立候補の意向」を聞き出すためだ。可能性は極めて低いが、聞き出せれば大きなニュースになる。米メディアの記者と3人で大学スタッフに問い合わせていると、一瞬ブッシュ氏の姿が見えた。先に気づいた米メディアの記者が「知事」と声をかけた。しかし、ブッシュ氏はにこやかに右手を挙げて規制区域を歩いて行った。「立候補の意向」はこの約17時間後、フェイスブックに掲載された。【西田進一郎】

2316チバQ:2015/04/05(日) 18:49:43
http://mainichi.jp/feature/news/20150325mog00m030001000c.html
米国どこへ:大統領選に迫る(2)前哨戦始まる1−保守強硬派に新星
2015年03月25日
 米大統領選挙で各党の候補者指名をかけた「初戦」は、伝統的に中西部のアイオワ州党員集会(コーカス)だ。2016年も2月1日(未確定)のアイオワ州党員集会が全米で最初となる。大事な初戦を約1年後に控えた今年1月24日、大統領選に意欲を見せる共和党の「候補者」たちがアイオワ州に集まった。アイオワ州選出の保守強硬派、スティーブ・キング下院議員と保守系団体による「アイオワ・フリーダム・サミット」。候補者指名争いの火ぶたが事実上切られた。

 会場は州都デモインにある劇場のような多目的ホール「ホイト・シャーマン・プレース」。1人20分の持ち時間で、約1500人の参加者に自身をアピールする。主催者やアイオワ州選出の上院議員らも含め、演説者は20人以上に上り、午前9時すぎに始まったサミットは9時間を超える長丁場となった。

  ◇  ◇  ◇

 会場が一気にヒートアップしたのは、前半最後の演説者として登場したウィスコンシン州のスコット・ウォーカー知事の時だった。ワイシャツを腕まくりし、左手首には黄色や青色、オレンジ色などのカラフルなブレスレット。ステージ中央の演台は使わず、マイクを片手に右へ左へとゆっくりステージ上を移動し、聴衆に語りかける。

 「4年前に比べて今日の我々(ウィスコンシン州の)の資産税(率)は低い。こんなことを言える知事は何人いますか」

 2011年に知事に就任し、減税や規制緩和、財政再建などの実績を誇る。しかし、全国区の知事となった原動力は「労働組合との戦い」だ。公務員の団体交渉権を規制し、労働組合などの反発を受けて12年にリコール(解職請求)。しかし、リコール選挙で対立候補を返り討ちにした。14年秋の選挙を含めて、4年で3回の知事選に勝ったことになる。

 ウォーカー氏は、反対派から自身や家族に対して危害を加えるという脅迫が繰り返しあったと振り返り、「反対派の妨害行為は、ウィスコンシンの人々のために立ち上がることがいかに重要かを私に思い起こさせた」と語ると、会場から拍手がわく。

 そして「小さな政府」を志向する共和党保守派の心をつかむ言葉を連発した。「我々が4月14日ではなく、7月4日を祝日にしているのには理由がある。我々は『政府への依存』ではなく、『政府からの独立』に価値を置いているからだ」。連邦所得税の申告期限日と独立記念日を例えに「大きな政府」を容認する民主党との違いを強調した。さらに「政府の成功の指標は、どれだけの人が政府を頼っているかではなく、どれだけの人が政府を頼っていないかだ。それを理解している指導者が必要だ」。

 弁舌のうまさこそないが、1967年生まれの若さと芯の強さを感じさせる話しぶり。演説を終えると、聴衆の多くが立ち上がり、歓声と拍手でウォーカー氏を見送った。共和党のスター誕生を印象づけた。

2317チバQ:2015/04/05(日) 18:49:53
  ◇  ◇  ◇

 テッド・クルーズ上院議員は登場から聴衆総立ちで迎えられた。保守強硬派の議員や団体が主催した今回のサミットはクルーズ氏にとって「ホームゲーム」と言える。

 2012年当選した1期目だが、保守系草の根運動「ティーパーティー」(茶会)など保守強硬派から熱烈な支持を受けている。13年には、オバマ大統領の看板政策である医療保険制度改革(オバマケア)に反対し、関連予算の審議を妨害するために上院本会議場で21時間以上にわたって演説して一躍有名になった。

 大きな身ぶり手ぶりと抑揚のある口調、笑いと拍手を次々起こす弁舌のうまさが持ち味だ。しかし、笑いをとりながらもオバマ大統領への批判は痛烈だ。「過去6年のオバマ・クリントンの外交政策の結果、米国は世界を率いる指導的立場から後退した」と外交面での指導力不足を批判。パリでのテロ事件、さらに世界の首脳が参加した反テロ行進に米国が参加しなかったことに、それぞれ「ぞっとさせられた」とオバマ大統領の欠席を批判した。さらに「『イスラム過激派のテロ』という言葉を使いたがらないなら、イスラム過激派のテロと戦うことも、勝つこともできない」と語り、宗教対立にならないよう「イスラム過激派」という表現を使わないようにしている大統領をこき下ろした。

 批判の相手はオバマ大統領や民主党にとどまらない。共和党は08年、12年という過去2回の大統領選で、ジョン・マケイン上院議員、ミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事を候補にし、オバマ大統領に敗れた。保守強硬派は、「穏健派」の候補擁立で、保守派を含めた同党の支持層が盛り上がらず、党内がまとまりきらなかったとの不満が大きい。クルーズ氏は「保守派を語る穏健派」を強くけん制した。

 「共和党の予備選では、すべての候補者があなたの前に来て、『私が最も保守的だ』と言うだろう。口では何とでも言える。ここにいる人たちの最も重要な役割の一つは、候補者の目を見て『口ではなく、行動で見せて』と言うことです」【西田進一郎】

2318チバQ:2015/04/05(日) 18:50:17
http://mainichi.jp/feature/news/20150326mog00m030011000c.html
米国どこへ:大統領選に迫る(3)前哨戦始まる2−穏健派の戦い
2015年03月26日
 「アイオワ・フリーダム・サミット」には、保守強硬派で移民制度改革に強硬に反対しているスティーブ・キング議員(アイオワ州選出)が主催するだけに、穏健派や移民制度改革に前向き、あるいは理解を示す「候補者」たちは参加を見送った。ミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事やジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事、ランド・ポール、マルコ・ルビオ両上院議員などだ。そんな中、穏健派の一人であるニュージャージー州のクリス・クリスティー知事があえて参加したのは、苦しい状況に置かれていることの裏返しとも言える。

 歯に衣(きぬ)着せぬ発言と大胆な歳出削減などの実績を持つ人気の知事だ。民主党が強いニュージャージー州でありながら、2013年の知事選も大差で勝ち抜き、次期大統領選の有力候補との呼び声が高まった。14年は共和党全国知事会長として全米を飛び回った。

 しかし、知事選でクリスティー氏を支持しなかった民主党の市長に対し、側近が政治的報復として橋の交通を阻害して渋滞を引き起こした疑惑「ブリッジ・ゲート」で大きなイメージダウンとなった。

 さらに、同じ穏健派で支援者層も重なるブッシュ氏が14年12月に「立候補の可能性を積極的に探ることを決意した」と発表し、1月には政治活動委員会(PAC)も設立するなど急ピッチで作業を進めていた。クリスティー氏が支援者層と期待する経済界でブッシュ氏支援への流れが出始めていた。保守強硬派の会合に出るのはリスクがあるが、クリスティー氏はこうした流れを変える必要があった。

 夕方になって空席が出始めたこともあり、クリスティー氏の登場に会場が大きく沸くことはなかった。しかし、聴衆が自分の支持層と重ならないことを承知の上で、クリスティー氏は演台に置いた原稿をめくりながら、語りかけた。

 「もし、私がニュージャージーや全米で守ろうと戦っている価値観が、あなたたちの価値観と一致しないなら、どうして私はここに戻ってくるのか。私が戻ってくるのは、私たちの価値観が一致し、この国をより良くするために一緒に戦っているからだ」

 さらに、人工妊娠中絶に反対していることを強調し、保守派との共通点を強調すると、聴衆からの拍手が少しずつ増えた。会場の雰囲気が和んだ後半、クリスティー氏は再選された13年の州知事選挙で、ヒスパニック系の51%、アフリカ系の22%、無党派の67%、女性の54%の票を得たことを紹介した。どれも大統領選で共和党が伝統的に弱いとされる層だ。クリスティー氏は、多様な層からの支持を得る必要性を強調したうえで、共和党が協力しなければ「全米レベルの選挙に勝てないだろう」と危機感をあらわにし、「少なくともみなさんは私が誰か、私が何を信じているか、立ち位置がどこかは知っている」と自身と会場を埋めた保守強硬派との接点を強調した。【西田進一郎】

2319チバQ:2015/04/05(日) 18:53:13
http://mainichi.jp/feature/news/20150327mog00m030003000c.html
米国どこへ:大統領選に迫る(4)前哨戦始まる3−異色の経歴から参戦
2015年03月27日
 知事や上下両院議員などの経験を持たない「候補者」にとって、まず大事なのは「候補者」としての認知度を高めることだ。「アイオワ・フリーダム・サミット」には、元脳神経外科医のベン・カーソン氏と、米コンピューター大手ヒューレット・パッカードの元最高経営責任者(CEO)のカーリー・フィオリーナ氏という異色の経歴を持つ2人も自らを売り込んだ。

  ◇  ◇  ◇

 カーソン氏は、貧しい家庭に生まれ育ちながら医師になり、後頭部が結合した双生児の分離という難手術に成功して世界的に著名な医師となった「立志伝中の人」だ。その功績から、米国では文民で最高の栄誉とされる大統領自由勲章も受章した。

 近年はテレビで保守派のコメンテーターを務め、特に医療保険制度改革(オバマケア)への厳しい批判で知られる。黒人でもある。

 カーソン氏は自身の経歴と重ねて教育の重要性を指摘したほか、オバマケアは政府の過剰な民間への関与であり、「仮に制度が機能したとしても、私は反対する」と強調。さらに、「私の母が財務長官だったら、米国は赤字にはなっていないと確信している」と聴衆を笑わせ、「現在の米国政府の大きな問題は、政府が大きすぎることだ」とオバマ政権を批判した。聴衆は総立ちで拍手し、演説を終えたカーソン氏を見送った。

  ◇  ◇  ◇

 米電話電信会社大手のAT&Tの社員を振り出しに、HPのCEOに上り詰めたのがフィオリーナ氏だ。「最強の女性経営者」と呼ばれ、女性の社会進出の象徴的な存在の一人でもある。ただ、政治の分野では、2010年の中間選挙でカリフォルニア州から上院議員を目指し、落選している。

 フィオリーナ氏は民主党の最有力候補と目されるヒラリー・クリントン前国務長官への鋭い批判で聴衆をひきつけた。「ヒラリー・クリントンのように、私も世界中を飛び回ってきた。でも、彼女と違って、私は物事を成し遂げてきた」。

 12年にリビア東部のベンガジで起きた米領事館襲撃事件へのクリントン氏やオバマ政権の対応を批判すると、会場から大きな歓声が上がった。「クリントン氏への批判」に米メディアが飛びつき、フィオリーナ氏の「候補者」としての知名度を高めるという狙いは当たったようだ。【西田進一郎】

2320チバQ:2015/04/05(日) 18:54:47
http://mainichi.jp/feature/news/20150327mog00m030004000c.html
米国どこへ:大統領選に迫る(5)3度目の挑戦断念−ロムニー氏が立候補見送り
2015年03月28日
 1月30日朝、前回2012年の米大統領選で共和党候補だったミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事が午前11時から複数の支援者幹部と電話会議をするという情報が米メディアをにぎわせていた。ロムニー氏は約3週間前の支援者との会合で、立候補を検討していることを明らかにしていた。米オンラインニュースメディアの「ザ・デイリー・ビースト」は、「ミット・ロムニー 大統領選立候補へ」の見出しで、3回目の大統領選を目指す考えを示すとの見通しを報じていた。

 しかし、ロムニー氏が伝えたのは逆だった。「真剣に考えた結果、共和党内の他の指導的な人たちに、次の指名候補になる機会を与えることが最善だと判断した」と立候補見送りを伝えたのだ。さらに「党の候補者指名争いに勝つことはできる」としながらも、「大統領になるチャンスがより大きい他の候補が頭角を現してくるのをつぶしたくない」と新たな候補が出てくることへの期待感を示した。

  ◇  ◇  ◇

 ロムニー氏は08年の大統領選では共和党の候補者指名争いで、ジョン・マケイン上院議員に敗れた。12年の大統領選では、ニュート・ギングリッチ元下院議長らを破って指名を獲得したが、本選挙では民主党のオバマ大統領に敗れた。ロムニー氏は1947年生まれで、この時65歳。これ以降、3回連続となる2016年大統領選への挑戦は繰り返し否定してきた。

 しかし、大統領選に向け、共和党内で幅広い支持を集める候補はなかなか出てこなかった。報道機関などの世論調査では、知名度の高いロムニー氏は高い支持を得てきた。例えば、14年11月下旬に行われた米CNNテレビなどの調査では、次期大統領候補として共和党ではロムニー氏が20%の支持を得た。2位は元脳神経外科医のベン・カーソン氏(10%)、3位はジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(9%)で、大差をつけていた。14年11月の中間選挙では、ロムニー氏は候補者応援に精力的に出向き、立候補を検討しているのではないかとの臆測も出ていた。

 ロムニー氏が立候補への意欲を示したのは、15年1月9日にニューヨークで開かれた支援者との私的な会合だった。米紙ワシントン・ポストは出席者の話として、ロムニー氏が「私に『本当に大統領になりたいのか』と聞く人がいるが、私は過去2回立候補した。私は大統領になりたいんだ」と語ったと伝えた。

  ◇  ◇  ◇

2321チバQ:2015/04/05(日) 18:54:57

 共和党の候補者指名争いは、2014年12月16日にブッシュ氏が立候補の可能性を積極的に模索するといち早く表明し、事実上スタートしていた。CNNなどが数日後に実施した世論調査にはその影響が顕著に出た。ブッシュ氏は支持を前月調査より14ポイント伸ばして23%で首位に立ち、2位のニュージャージー州のクリス・クリスティー知事(13%)に差をつけた。立候補を否定し続けていたロムニー氏は、選択肢から省かれていた。

 ロムニー氏とブッシュ氏はお互い知事時代からの知り合いで、12年の共和党の候補者指名争いでは、ブッシュ氏は父のブッシュ元大統領とともにロムニー氏を支持した間柄だ。16年大統領選に向けて真っ先に飛び出したブッシュ氏は、かつてのロムニー氏の支援者を取り込み始めていた。

 さらに、大統領選に「連敗」しているロムニー氏が3回目をうかがうことに、共和党内には冷めた見方が広がった。体制作りは進まず、逆に中西部アイオワ州で長年ロムニー氏の選挙戦略のアドバイスをしていたデビッド・コーチェル氏はブッシュ氏の選挙運動を支援することを決めた。ロムニー氏にとって、「包囲網」が着々とできつつあった。

 ブッシュ氏とロムニー氏は1月22日、米西部ユタ州で会談した。会談内容は明らかになっていないが、大統領選を巡って意見交換したもようだ。立候補を見送る考えを表明したのは会談の8日後だった。

  ◇  ◇  ◇

 立候補見送り声明で、ロムニー氏は政治活動委員会(PAC)も設立せず、寄付も受けず、選挙運動チームのメンバーも雇わないとし、考えを変える可能性はないと明言した。そのうえで、自身に期待を寄せていた人たちに自由に候補者を支援するよう促し、特定の候補への支援は呼びかけなかった。

 ロムニー氏が退くことで、ビジネス界などを中心とする資金や支援のネットワークは穏健派の候補、主にブッシュ氏に流れるとの見方が一般的だ。ブッシュ氏は30日、ロムニー氏のこれまでの共和党への貢献などを挙げ、「ミットは愛国者だ」など称賛するコメントをフェイスブックに掲載した。

 ただ、ロムニー氏が声明で「次世代の共和党の指導者」や「自分ほどよく知られていない人」を挙げて期待感を示したことを、「ブッシュ氏を支持しない考えを暗に示唆したとみられる」(米紙ウォール・ストリート・ジャーナル電子版)と解釈するメディアもあった。ロムニー氏はその真意を明かしていない。【西田進一郎】

2322チバQ:2015/04/05(日) 18:56:45
http://mainichi.jp/feature/news/20150327mog00m030010000c.html
米国どこへ:大統領選に迫る(6)前哨戦本格化−共和党・保守強硬派の支持割れる
2015年03月29日
 共和党を支持する保守系団体が集まる全米最大規模の「保守政治行動会議(CPAC)」の年次総会が2月末、首都ワシントン郊外のメリーランド州ナショナルハーバーで開かれた。2016年大統領選挙に向けた共和党の候補者指名争いは依然大混戦の様相で、CPACは1月の「アイオワ・フリーダム・サミット」に続く、前哨戦の「第2戦」。初戦を回避した候補者たちも参加し、共和党支持層とりわけ保守強硬派の支持が誰に向かっているかを探る意味で全米の注目を集めた。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が直近の世論調査結果の平均値として26日朝に出していた支持率は次の通りだ。

■2016年大統領選の共和党候補指名に意欲を持つ主な人たち■

名前(年齢)          支持率   肩書(選挙区)

ジェブ・ブッシュ(62)   14.5%  元フロリダ州知事

スコット・ウォーカー(47) 13.0%  ウィスコンシン州知事

マイク・ハッカビー(59)  11.8%  元アーカンソー州知事

ベン・カーソン(63)    11.3%  元脳神経外科医

ランド・ポール(52)     9.5%  上院議員(ケンタッキー州)

クリス・クリスティー(52)  6.3%  ニュージャージー州知事

マルコ・ルビオ(43)     5.3%  上院議員(フロリダ州)

テッド・クルーズ(44)    5.0%  上院議員(テキサス州)

 ※敬称略。年齢と支持率は2月26日朝時点のもの。

 1月の「アイオワ・フリーダム・サミット」で注目を集めたウィスコンシン州のスコット・ウォーカー知事が知名度を一気に高め、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事に迫っていた。この上位8人のうち、マイク・ハッカビー元アーカンソー州知事を除く7人がCPACに参加し、26、27両日のいずれかに演説した。

 注目は、(1)ウォーカー氏の勢いが続いているのか(2)2013年と14年のCPACで行われた大統領選模擬投票(ストローポール)で首位を獲得したランド・ポール上院議員がその座を守るのか(3)穏健派の有力候補ブッシュ氏が保守強硬派が集まるCPACでどのようなアピールができるかだった。

  ◇  ◇  ◇

 支持率急上昇中の「新星」、ウォーカー氏は26日夕方、小走りにステージに出てきた。総立ちとなり大きな拍手で迎える聴衆。ウォーカー氏は演説台には目もくれず、ステージが客席側に張り出したところで語り始めた。今回もトレードマークとなっているワイシャツの腕まくり姿だ。

 減税と規制緩和など知事としての成果、さらにウォーカー氏を語るうえで欠かせない労働組合との戦いが演説の中核。「国民の政府への依存度が高まることを良しとしている」とオバマ大統領を厳しく批判し、自由や自立を熱っぽく訴えた。知事や知事出身の候補が経験不足から不安視される外交・安全保障分野でも積極的に発言した。

 「イスラム過激派を我々の生活や世界の自由を愛する人々にとっての脅威であると理解し、立ち上がる指導者が米国には必要だ」。オバマ政権のイスラム過激派対策、イラン核問題を巡るイスラエルとのぎくしゃくした関係などを次々と批判した。会場からは大きな拍手とともに、「スコット、立候補だ」というかけ声も上がり、ウォーカー氏の勢いが続いていることを印象づけた。

 ただ、不安ものぞいた。イスラム過激派組織「イスラム国」(IS=Islamic State)への対抗策を尋ねられたが、米連邦捜査局(FBI)などから詳細な情報を得られていないことなどを挙げ、明確に答えなかった。また、米国民を守る意気込みを示したが、顔をにやりとさせて「10万人の反対派を相手にできる私なら、世界でも同じことができる」と付け加えた。労働組合とイスラム過激派を重ねたとも受け取られかねない発言だけに、陣営側がその後釈明に回る一幕もあった。

2323チバQ:2015/04/05(日) 18:57:01
  ◇  ◇  ◇

 ジーンズにワイシャツというカジュアルな格好で出てきたポール氏。若者らの熱狂的な歓声と拍手の中、「我々は外国からの敵、国内の敵全てから合衆国憲法を守らなければならない」と語り、自由が脅かされていると訴えた。「自由」「合衆国憲法」がポール氏の演説のキーワードだ。演説の合間合間に「ポール大統領」のかけ声が飛んだ。

 保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」などから強い支持を得て、模擬投票で2年連続首位。父ロン・ポール元下院議員も10年、11年の模擬投票で首位を獲得しており、ポール氏はCPACのいわば「顔」だ。

 父のロン・ポール氏は、合衆国憲法順守の立場から、政府の個人や経済に対する介入を批判し、個人や経済の自由を徹底的に重視する「リバタリアン」(自由至上主義者)の代表格だ。外交面では、武力介入など他国への干渉に反対し、イラク戦争の開戦に反対した。こうした流れを引き継ぎ、リバタリアンの支持層から支持されているランド・ポール氏に対し、外交政策への懸念が指摘され続けてきた。米国大統領となれば、最高司令官として世界最強の米軍を率いる必要があるからだ。

 演説でポール氏は、米情報当局による米国民も含めた通話記録などの情報収集、財政赤字、政府による過剰な規制で、国民の自由を妨げている、とオバマ政権を批判。さらに、「我々の自由は国境の外からも脅かされている」とし、外交問題にも言及した。「国家の防衛は憲法上の職務であり、最も重要だ。優先順位は常に国家防衛にある」と語って懸念を拭い去ろうとしたポール氏だが、現実問題への具体的な対応については説明せず、踏み込み不足の感もあった。

 ただ、人気は高い。ポール氏が演説を終えると、同氏を支援するため赤いシャツを着て、ポスターを配り歩いていた大勢の若者が一気に会場を出て行き、立ち見であふれていた会場に空席ができた。

  ◇  ◇  ◇

 ブッシュ氏は不法移民に法的地位を与えることや全米各州共通の学力基準を定める政策に理解を示しており、保守強硬派から「穏健派だ」と厳しい批判を浴びせられてきた。CPACは、ブッシュ氏がこうした保守層にどれだけ支持を広げられるかを探る試金石となった。

 ブッシュ氏は27日、演説ではなく、保守系テレビFOXニュースのキャスターを務めるハニティ氏の質問に答える形式で自らの主張を売り込んだ。

 人工妊娠中絶や同性婚、マリフアナ(大麻)合法化への反対姿勢を示し、「私は実践的な改革志向の保守主義者だ」とアピール。オバマ大統領を「失敗した大統領」と切り捨て、喝采を浴びた。また、外交政策では、オバマ政権が同盟国や友好国との関係をうまく維持していないと批判。イランとの核問題を巡る協議を批判し、イスラエルとこの問題での協議をする必要性を強調した。

 一方、「1100万人(の不法移民)を強制送還する方法はないのが事実だ」と述べ、不法移民に市民権獲得への道を開く必要性を強調。「(大統領選で)勝つために必要」なヒスパニック系や若者などの支持を得ることにつながる、と訴えた。

 やじが飛ぶ場面もあったがブッシュ氏はそれぞれの問題で持論を明確にし、会場から拍手、喝采を得る場面もあった。政治専門紙「ポリティコ」は同日、「ジェブ・ブッシュはCPACを乗り切った」と報じた。

  ◇  ◇  ◇

 CPACは28日、総会期間中に実施した次期大統領選の共和党候補を巡る模擬投票結果を発表した。投票したのは3007人。首位は3年連続でポール氏(得票率25・7%)。2位にはウォーカー氏(同21・4%)が入り、▽テッド・クルーズ上院議員(同11・5%)▽元脳神経外科医のベン・カーソン氏(同11・4%)▽ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(同8・3%)−−と続いた。

 ポール氏のCPACでの強さが改めて裏付けられたが、支持率は2014年の31%から約5ポイント下がった。一方、ウォーカー氏は2014年は7%で5位集団にいたが、3倍以上に支持を増やしてポール氏に迫った。保守強硬派の中でウォーカー氏の存在感が高まっていることを改めて浮き彫りにした。

 これに対し、穏健派のブッシュ氏が低迷することは事前の予測通りで、CPACに多く集まったような保守強硬派の取り込みが課題であることを改めて示した。【西田進一郎】

2324チバQ:2015/04/08(水) 21:55:49
http://www.sankei.com/world/news/150407/wor1504070074-n1.html
2015.4.7 23:41
【米次期大統領選】
「茶会」系ポール氏が出馬表明、共和党は乱戦模様

ブログに書く1





 米ニューハンプシャー州で演説するランド・ポール上院議員=3月(AP=共同)
 【ワシントン=加納宏幸】米共和党のランド・ポール上院議員(52)が7日、自身のホームページで2016年大統領選への出馬を正式表明した。ポール氏は保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」の支持を受ける強硬保守派だ。「小さな政府」を訴える。

 ポール氏は「わが国を自由と限定された政府という原則に立ち戻らせるため大統領選に出馬する」と表明。同党では、やはり茶会の支持があるクルーズ上院議員(44)が3月に名乗りを上げており、クリントン前国務長官(67)が独走状態の民主党と異なり乱戦模様となっている。

 共和党では13日にルビオ上院議員(43)が出馬表明する予定。ブッシュ前大統領の弟のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)も出馬準備を進めており、指名争いが激化しそうだ。

2325チバQ:2015/04/08(水) 22:18:59
http://www.asahi.com/articles/ASH482RKMH48UHBI006.html
シカゴ市長選、オバマ氏の元首席補佐官が再選確実に
ニューヨーク=中井大助2015年4月8日12時15分
 米イリノイ州シカゴの市長選が7日に投開票され、AP通信によると、現職でオバマ大統領の元首席補佐官のラーム・エマニュエル氏(55)が再選を確実にした。2月に実施された選挙ではどの候補も投票の過半数を得ることができなかったため、トップのエマニュエル氏と2位の候補の間の決選投票となっていた。

 人口が約270万人のシカゴは、米国で3番目の都市。選挙でエマニュエル氏は、財政再建や雇用改善への取り組みなどの実績を訴えた。ただ、「富裕層を優遇している」との批判や、犯罪率の高さなどが影響し、最初の選挙では得票率が約45%にとどまっており、今後の市政運営にも影響する可能性がある。(ニューヨーク=中井大助)

2326チバQ:2015/04/08(水) 22:41:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150408-00000030-mai-n_ame
<黒人男性射殺>白人警官を殺人容疑で訴追 ビデオが決め手
毎日新聞 4月8日(水)10時31分配信

白人警官のマイケル・スレーガー容疑者(右)が黒人男性のウォルター・スコットさんを撃ったとみられる映像=動画サイト「ユーチューブ」より
 【ニューヨーク草野和彦】米南部サウスカロライナ州ノースチャールストンで7日、丸腰の黒人男性を射殺した白人警官が殺人容疑で訴追された。逃げる男性の背後から警官が発砲する瞬間を、通行人がビデオで撮影していたのが決め手となった。

 米国では昨年以降、黒人を死亡させた白人警官が不起訴となる事態が続き、全米で抗議デモが拡大。今回は証拠の偽装工作ともみられる様子が撮影されており、主要メディアが相次いで報道した。

 事件があったのは今月4日。警察の捜査報告によると、白人警官のマイケル・スレーガー容疑者(33)は、尾灯が壊れたまま走行していた黒人男性ウォルター・スコットさん(50)の車を停止させた。その後、両者はもみ合いになり、スレーガー容疑者は、スコットさんからスタンガンを奪われたために身の危険を感じ、発砲したと主張していた。

 だが、米紙ニューヨーク・タイムズが入手したビデオ映像では、スレーガー容疑者は逃げるスコットさんに向けて8回、発砲。うつぶせに倒れたスコットさんに近づき、スタンガンのようなものを落とす様子が映っていた。

 7日に記者会見したノースチャールストン市長は「悪いことをしたときは、悪い」と司法システムの公正さを強調。スコットさんの遺族も会見し、兄のアンソニーさんは「正義がもたらされた。ビデオがなければ真実は明らかにならなかった」と語った。

2327とはずがたり:2015/04/09(木) 12:45:55

白人警官、米南部で黒人射殺…背後から8発連射
http://www.yomiuri.co.jp/world/20150408-OYT1T50125.html?from=ycont_top_txt
2015年04月08日 21時35分

 【ニューヨーク=広瀬英治】米南部サウスカロライナ州ノースチャールストンで4日、白人警官(33)が黒人男性(50)を背後から拳銃で撃って死亡させる事件があり、地元警察は7日、警官を殺人容疑で逮捕したと発表した。

 事件を受け、州司法当局のほか、連邦捜査局(FBI)と米司法省も調査に乗り出した。

 警官は当初、尾灯が壊れた車を運転していた男性を停車させた後、もみ合いとなったと説明。自身のスタンガンを奪われて身の危険を感じたため、発砲したと主張していた。

 しかし、米メディアが報じた、通行人撮影のビデオ映像には、走り去ろうとする黒人男性の背中に向かって警官が銃を8発連射し、男性が倒れる様子が映っていた。

 米国では昨年以降、ミズーリ州ファーガソンやニューヨーク市などで白人警官が丸腰の黒人を死亡させる事件が相次ぎ、警察批判のデモ活動が全米に広がったばかり。オバマ大統領は警察改革に乗り出していたが、今回の事件を機に、改めて黒人社会で反発が強まる可能性がある。

2015年04月08日 21時35分

2328チバQ:2015/04/09(木) 23:06:01
http://www.sankei.com/world/news/150408/wor1504080047-n1.html
2015.4.8 23:36

黒人射殺の米ファーガソンで市議会選 黒人議員半数に、史上初 「歴史が作られた」と米メディア

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7日、米中西部ミズーリ州ファーガソンで行われた市議会選挙で投票する人たち(AP)
 【ニューヨーク=松浦肇】昨年8月に丸腰の黒人少年が白人警官に射殺され、大規模な抗議デモが起きた米中西部ミズーリ州ファーガソンで7日、市議会選挙が実施され、2人の黒人候補が当選した。

 ファーガソンの市議会は6議席あり、これまで5議席が白人、1議席が黒人だった。今回は白人の3議席が改選され、うち2議席を黒人候補が獲得。これで市議の半数が黒人になった。

 米メディアによると、人口2万1千人のうち約3分の2が黒人住民の同市で、市議の半数を黒人が占めるのは初めて。国内では「ファーガソンの有権者は歴史を作った」などと大々的に報じられている。

 投票率は29%で、昨年4月の市長選での12%と比べて大幅に伸びた。人口の約3分の2を占める黒人市民が声を上げた格好だ。

 昨年の少年射殺事件では、抗議デモが暴動や略奪に発展した。今年3月にはデモ警備の警官2人が銃撃される事件があった。

2329チバQ:2015/04/09(木) 23:53:26
http://mainichi.jp/select/news/20150409k0000e030172000c.html
米国:ビバリーヒルズは35%…金持ちはより節水と州計画
毎日新聞 2015年04月09日 10時19分(最終更新 04月09日 12時32分)

 【ロサンゼルス長野宏美】干ばつによる水不足が深刻な米カリフォルニア州は7日、高級住宅街ビバリーヒルズなど大量に水を使用する地域に35%の節水を求める計画案を発表した。同州のブラウン知事が1日、州全体で2013年の使用量から25%の節水を義務づける行政命令を出したことを受けた措置。

 全約400地域のうち、昨年9月の時点で1人当たりの1日の使用量約210リットル以下の18地域の削減率を10%とする一方、使用量が約625リットル以上の高級住宅街など135地域は35%と厳しい節水を促す。カリフォルニア大ロサンゼルス校(UCLA)の調査(00〜10年)では、ロサンゼルス市内の所得が高い地域は低い地域に比べ、水の平均使用量は3倍。芝生の水やりなど屋外の使用量の差が大きいとみられる。

 同州は農産物販売額が全米1位。日本にも米やアーモンド、ワインのほか、牛肉なども輸出している。干ばつが深刻化すれば、水や飼料の確保に多額の経費がかかる。米国では、農畜産物の価格上昇に対する懸念が強まっており、州当局の節水対策が後手に回っているとの批判も出ている。

 知事は昨年1月、干ばつによる非常事態を宣言。20%の削減目標を掲げたが、2月は2.8%減にとどまった。水を多く使う富裕層が住む地域に厳しい対応を求め、事態の改善を目指す。

2330チバQ:2015/04/12(日) 20:53:41
http://mainichi.jp/select/news/20150412k0000e030129000c.html
米・キューバ:断交後初めて首脳会談 国交正常化に弾み
毎日新聞 2015年04月12日 07時12分(最終更新 04月12日 19時36分)
 オバマ米大統領とキューバのカストロ国家評議会議長は11日、訪問先のパナマ市で約1時間にわたり会談し、国交正常化と相互の大使館再開を急ぐことで一致した。両国首脳の会談は1961年の断交後初めて。キューバ革命と社会主義政権の誕生後、半世紀以上続いた対立解消に向け、オバマ氏は「歴史的な会談だ」と表明、両国関係は大きな節目を迎えた。

 両首脳はキューバの人権改善や民主化をめぐり、主張に隔たりがあることも確認しており、今後の交渉には曲折もありそう。オバマ氏は会談で、両国が「未来への道を進む立場」を共有していると強調。引き続き改善を求める姿勢を示した。(共同)

http://mainichi.jp/select/news/20150412k0000e030137000c.html
米・キューバ:59年ぶり首脳会談 国交回復交渉はヤマ場
毎日新聞 2015年04月12日 09時33分

 【パナマ市・朴鐘珠、ワシントン和田浩明】オバマ米大統領とキューバのラウル・カストロ国家評議会議長は11日(日本時間12日早朝)、パナマ市で開かれている米州首脳会議の会場内で約1時間会談した。1961年に断交した両国の首脳が会談するのは56年以来59年ぶり。内容の詳細は明らかにされていないが、米キューバの国交回復交渉は大きなヤマ場を迎えた。

 報道陣に公開された会談の冒頭、オバマ大統領は「これは明らかに歴史的な会談だ」とカストロ議長に語りかけた。その上で「(キューバの)民主主義と人権についての懸念に関し、(米国は)声を上げ続ける」と強調した。

 これに対し、カストロ議長は「あらゆる課題を議論する用意がある。だが、我々は忍耐強くなる必要がある」と応じた。さらに「きょう意見が異なる問題も明日には合意できるかもしれない」と交渉進展に期待した。

 終了後、オバマ氏は記者会見し、「キューバは米国の脅威ではない」と宣言。また、キューバに対するテロ支援国家指定の解除に関して、手続きに従って近く判断する意向を示した。

2331チバQ:2015/04/15(水) 00:33:47
http://mainichi.jp/feature/news/20150414k0000e030163000c.html
米大統領選:ルビオ氏が出馬表明 共和、ヒスパニック系
毎日新聞 2015年04月14日 10時53分(最終更新 04月14日 13時03分)
【ワシントン西田進一郎】米共和党のマルコ・ルビオ上院議員(43)は13日、地元フロリダ州マイアミで演説し、2016年大統領選挙に立候補することを正式に表明した。ルビオ氏は「新たな『米国の世紀』に向け、我々の世代が引っ張る時が来た」と語り、若さと清新なイメージを武器に大統領選に臨む姿勢を示した。同党有力候補で立候補表明したのは3人目。

 両親がキューバ移民のルビオ氏は、かつてキューバ難民が米国への入国手続きを受けた歴史的な建物「フリーダム・タワー」で演説。バーテンダーの父とメイドの母の息子が、権力や特権を持つ親の息子と同じ夢や未来を持つことができたとし、「アメリカン・ドリーム」が実現できる国にすると訴えた。

 また、若い世代を強調し、前日に立候補表明した民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(67)や立候補準備を進める共和党有力候補のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)をけん制。「昨日、過去のリーダーが米国を過去に戻すと公約して大統領選への立候補を表明した」とクリントン氏を批判し、「米国は後戻りしない」と訴えた。

 ルビオ氏は同州下院議長などを経て、10年中間選挙で保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」の支援を受けて連邦上院議員に初当選した。スペイン語も堪能で共和党の若手のホープ。同党からは、テッド・クルーズ上院議員(44)とランド・ポール上院議員(52)が既に立候補を表明している。

2332チバQ:2015/04/15(水) 00:35:41
http://mainichi.jp/feature/news/20150413k0000e030153000c.html
米大統領選:共和党との違い強調…クリントン氏出馬表明
毎日新聞 2015年04月13日 10時52分(最終更新 04月13日 11時18分)
 【ワシントン西田進一郎】2016年米大統領選挙への立候補を12日に表明した民主党のヒラリー・クリントン前国務長官は、動画で米国の景気回復が富裕層にしか及んでいないことを指摘し、中間層や低所得者層の底上げを選挙戦の核に据える考えを明確にした。また、働く女性や若者、ヒスパニックや同性愛者らを取り上げ、幅広い層を支援する自身の姿勢を改めて示し、本選挙を見据えて共和党との違いを強調した。

 フェイスブックやツイッターなどを通じて公表された動画は約2分20秒。初めて事業を始めるヒスパニック系の兄弟▽仕事に復帰する白人の母親▽子供の誕生を待つ黒人夫婦▽仕事を探すアジア系の若い女性▽結婚式を予定する男性の同性愛カップル−−など年代、人種、性別などさまざまな人たちの姿を伝えている。クリントン氏が語るのは最後の約50秒で、こうした「新たな挑戦」に重ねて、自身の大統領選立候補を表明した。

 白人中高年層から強い支持を受ける共和党に対し、民主党は若者や女性、黒人やヒスパニック、性的少数者などから強い支持を受けてきた。動画には、クリントン氏がこうした多様な層に寄り添う姿勢を示し、共和党との違いを鮮明にする狙いが込められている。

 また、クリントン氏は「米国人は経済的に厳しい時代から奮闘して立ち直ってきたが、最富裕層が有利な状況が続いている」と語り、普通の米国人の「擁護者」として闘うと表明した。中低所得者層の支援を掲げ、富裕層減税などで「小さな政府」を作って経済成長につなげる主張をする共和党との対立軸を浮き彫りにする狙いがある。

 クリントン氏は08年大統領選への立候補も動画で表明した。07年1月公表の約1分45秒のビデオでは、クリントン氏はソファに腰掛け、立候補の意欲や政策を語り続けた。今回は本人が画面に登場するのはわずか約10秒で、イメージは大きく異なる。住宅の前に立ったクリントン氏は「今度は皆さんの番だ。私の旅に加わってくれるよう望む」と動画の最後に呼びかけた。

2333チバQ:2015/04/15(水) 21:04:33
http://www.sankei.com/world/news/150415/wor1504150016-n1.html
2015.4.15 09:07
【米次期大統領選】
クリントン氏全国遊説始動、最初の「激戦地」アイオワへ 「CEOが300倍稼ぐのはおかしい」中間層にアピール

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14日、米アイオワ州モンティセロでの集会で語る民主党のクリントン前国務長官(AP=共同)
 【ワシントン=加納宏幸】2016年の次期大統領選に出馬表明した民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(67)は14日、全米で最初に党指名候補を選ぶ党員集会が実施され、選挙戦全体の行方を左右するとされる中西部アイオワ州で全国遊説を始めた。

 「この国を見渡すと、まだ富裕層に有利になっている。典型的な労働者よりもCEO(最高経営責任者)たちが300倍も稼ぐなんて何かがおかしい」。クリントン氏は、同州の農村部、モンティセロにあるコミュニティー・カレッジを訪ね、学生たちにこう呼びかけた。中間層を重視する姿勢を強調していく。

 自宅がある東部ニューヨーク州から車で2日間かけてアイオワ入りしたクリントン氏は、道中で会った人々の写真を短文投稿サイト、ツイッターに投稿するなど、親しみやすさをアピールしている。

2334とはずがたり:2015/04/16(木) 11:43:03
デトロイトなどの破綻、より広範囲な問題の前兆=NY連銀総裁
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0N600O20150415?rpc=223
2015年 04月 15日 09:18 JST

[ニューヨーク 14日 ロイター] - 米ニューヨーク連銀のダドリー総裁は14日、デトロイトやストックトン(カリフォルニア州)の財政破綻について、現在の債券格付けが示唆するよりも、問題がより広範囲に及んでいることを示す前兆とも考えられると指摘した。

地方自治体の破綻について定めた米連邦破産法第9条に関する非公開のワークショップで行った講演の原稿が公表された。

ダドリー総裁は「破綻以外に選択肢がないところまで追い込まれる前に、その根本にある問題に対処する必要がある」との見方を示した。

2335とはずがたり:2015/04/17(金) 21:09:08
米・キューバ、関係正常化なお課題
2015年04月15日 23時54分
http://www.yomiuri.co.jp/world/20150415-OYT1T50148.html?from=yrank_ycont

 【ワシントン=白川義和】オバマ米大統領は14日、米議会に、キューバに対するテロ支援国家の指定解除を通知した。

 45日後に発効し、1982年の指定から33年後の解除となる。大使館開設など国交正常化の動きが加速しそうだが、大使人事や対キューバ制裁の解除など関係正常化に向けたハードルは多い。

 オバマ氏は議会への通知で、キューバは過去6か月、国際テロを支援しておらず、将来も支援しないと約束したことを指定解除の理由に挙げた。

 この一方で、キューバの外資誘致阻止を目的とする「キューバ経済制裁強化法(ヘルムズ・バートン法)」など強力な制裁は継続されたままだ。同法は、1959年のキューバ革命で米国民から接収された土地や資産への投資など経済活動を行った外国企業の役員や家族の米国入国を拒否する条項などを持つ。解除には米議会の手続きが必要だが、多数派を握る共和党がオバマ氏の求めに応じる見通しはない。大使館が開設されても、上院の承認が必要な大使人事で同党が反対し、大使不在になる可能性もある。

 また、米国はキューバ革命後に接収された米資産の賠償、キューバは制裁による経済損失の賠償をそれぞれ求めており、こうした交渉の難航は必至だ。

 キューバはさらに、米国が租借しているグアンタナモ海軍基地の返還も正常化の条件としている。オバマ政権は、基地内のテロ容疑者収容施設は閉鎖の意向だが、返還する意思はない。
2015年04月15日 23時54分

2336チバQ:2015/04/18(土) 00:25:25
http://www.sankei.com/world/news/150417/wor1504170002-n1.html
2015.4.17 12:00
【アメリカを読む】
共和党強硬派“鼻つまみ者のクルーズ”が投じた一石





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バージニア州リンチバーグのリバティー大学で、家族を伴って大統領選への出馬をいち早く表明した共和党のテッド・クルーズ上院議員(右から2人目)。信仰を前面に出して選挙戦に臨む姿勢を明確にした=3月23日(ロイター)
 2016年の米大統領選へ最初に名乗りを上げた共和党のテッド・クルーズ上院議員(44)=テキサス州選出=のもくろみはひとまず当たった。「宗教保守」の支持を受ける他の有力候補から輝きを奪ったという意味においてだ。もちろん、本命になれるかどうかはこれからの戦い方に左右されるが、クルーズ氏を保守系草の根運動「ティーパーティー」(茶会)の支持を受ける強硬派として単純に切り捨ててしまうと、共和党の指名争いの構図が見えなくなる。

信仰前面に大統領選出馬

 クルーズ氏が3月23日に出馬を表明したのは南部バージニア州のリバティー大学。聖書の言葉に忠実で、保守的な教義を持つ福音派のテレビ伝道師、ジェリー・ファルウェル氏が1971年に設立した。2007年に死亡したファルウェル氏はブッシュ前政権にも影響力を持った。

 「ボーン・アゲイン(生まれ変わり)のキリスト教徒の約半数が投票していない。想像してほしい。信仰を持つ数百万の人々が家にいる代わりに投票所に赴き、私たちの価値観に投票することを」。クルーズ氏は演説でこう訴えた。

 キリスト教の信仰による「生まれ変わり」の体験は、福音派を特徴付ける。クルーズ氏は敬虔(けいけん)なキリスト教徒が多いリバティー大学の学生たちに、キューバ移民である父が信仰に目覚め、一度は捨てた家族の元に戻った体験を語りかけた。

 クルーズ氏は、十字架にかけられて死んだイエス・キリストの復活を祝うイースター(復活祭)=今年は4月4日=に合わせ、大統領選に向けたテレビCMの放映を始めた。そこでも「イエス・キリストの愛がなければ、私は父がいない家庭で、シングルマザーによって育てられることになっていたでしょう」と述べている。

 共和党の大統領候補指名争いで、信仰を前面に訴えていくことを明確にした形だ。

鼻つまみ者から上位へ

 12年の上院選で当選したクルーズ氏が知名度を上げることになったのは、13年9月の予算審議で、オバマケア(医療保険制度改革)に反対するために行ったフィリバスター(議事妨害)だ。21時間以上にわたって本会議場で演説し、政府機関閉鎖の立役者の一人となった。

 クルーズ氏ら茶会系の非妥協的な姿勢は、共和党に対する世論の反発も招いた。クルーズ氏の名前を挙げると、熱心な共和党支持者でさえ、眉をひそめて薄ら笑いを浮かべるほどだ。上下両院で過半数を握り、次期大統領選をにらんで「政権担当能力」を見せなければならない議会指導者にとっては、やっかいな存在だった。

 しかし、いち早く出馬表明したこともあり、泡沫(ほうまつ)候補のような扱いはされなくなった。政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた世論調査結果では、4月上旬の時点でジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)、スコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事(47)がともに16%の支持で先行している構図は変わらないが、クルーズ氏は4%台から8%台に伸ばした。

 共和党穏健派にとっての「鼻つまみ者」が、上位グループに駆け上った。

2337チバQ:2015/04/18(土) 00:25:42

保守の行く末を左右

 その一方で元脳神経外科医のベン・カーソン氏(63)、マイク・ハッカビー元アーカンソー州知事(59)の2人は支持を奪われ、支持率でクルーズ氏と肩を並べた。ここにクルーズ氏の狙いがあった。

 セブンスデー・アドベンチスト教団の聖職者を父に持つカーソン氏、バプテスト教会の牧師という経歴を持つハッカビー氏は、いずれも宗教保守からの安定した支持を得てきた。

 クルーズ氏はまず、両氏の牙城を切り崩すことから16年大統領選への長い戦いを始めようとしたのだ。それが出馬表明やCMでキリスト教の価値を強調していることの理由だ。

 08年大統領選の緒戦、08年1月のアイオワ州党員集会でハッカビー氏が宗教保守の支持で勝利したことは語り草になっている。米メディアによると、共和党員の約4割が自らを「ボーン・アゲイン」もしくは福音派であるとしており、宗教保守の動向が共和党の予備選・党員集会を左右することは間違いない。

 4月には共和党の有力候補たちの出馬表明が続く。茶会系から不評な穏健派、ブッシュ氏も宗教保守を意識せざるを得ない。クルーズ氏の打った先手は、強硬か穏健かの路線対立が残る共和党の行方を左右することになる。(ワシントン支局 加納宏幸)

2338チバQ:2015/04/22(水) 19:33:13
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20150422/frn1504221532006-n1.htm
ヒラリー氏、早くもピンチ… 献金問題浮上で選挙戦略に大ダメージ (1/2ページ)
2015.04.22

女性初の米大統領に挑戦する民主党のヒラリー・クリントン前国務長官が、献金問題で苦境に立たされている。関係財団が外国政府から多額の献金を受けていたことをめぐり、メディアや共和党が追及姿勢を強めているのだ。韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領も巨額裏金疑惑でピンチだが、ヒラリー氏は危機を乗り越えられるのか。

 「(野党の出方は)予想していた。この手の攻撃はつきものだ」

 ヒラリー氏は20日、ニューハンプシャー州で記者団にこう語った。共同通信が伝えた。

 問題の財団は、夫のビル・クリントン元大統領が主宰し、温暖化や貧困への対策、女性の地位向上に取り組む慈善団体「クリントン財団」だ。

 ニューヨーク・タイムズ紙によると、ヒラリー氏周辺の資金の流れを追った「クリントン・キャッシュ」を来月出版する作家、ピーター・シュワイツァー氏が、同財団に献金した外国政府や企業が、ヒラリー氏が長官時代の国務省から有利な取り計らいを受けていた-と主張している。

 シュワイツァー氏は、レーガン政権で国防長官を務めたキャスパー・ワインバーガー氏との共著『ネクスト・ウォー-次なる戦争』(二見書房)でも知られる人物だ。
AP通信によると、少なくとも16カ国の政府が最大1億3000万ドル(約155億円)を財団に献金していたという。この中には、女性の人権侵害が深刻なサウジアラビアなども含まれていたことが先に問題化し、同財団は外国政府からの献金を欧州4カ国とカナダ、オーストラリアの計6カ国に限定する方針を決めたばかりだった。

 ヒラリー氏は12日の出馬表明に合わせて財団の理事職から退いているが、共和党側は「出馬する資格があるのか、有権者に疑問を抱かせる」(ポール上院議員)などと攻撃を強めている。

 今後、複数の米主要メディアが、シュワイツァー氏の協力を得て調査報道を行う方針といい、ヒラリー氏の選挙戦略にダメージとなりそうだ。

2339とはずがたり:2015/04/28(火) 14:52:16
米ボルティモアで「非常事態宣言」 対警察デモが暴徒化
http://www.asahi.com/articles/ASH4X23KPH4XUHBI003.html?iref=com_rnavi_arank_nr02
ワシントン=中井大助
2015年4月28日11時01分

 米東部メリーランド州ボルティモアで、黒人青年が市警に逮捕された後に死亡する事件があり、警察に対する抗議活動が続いている。27日にはデモ隊の一部が暴徒化し、警察への投石や略奪も発生。ホーガン州知事は同日、非常事態を宣言し、州兵を派遣した。

 きっかけとなった事件は12日に起きた。市警が、市内に住むフレディ・グレイさん(25)をナイフ所持の疑いで逮捕し、身体を拘束して警察車両に乗せた。グレイさんはその後に体調が急変し、19日に死亡した。

 市警は「暴行を加えていない」と主張しているが、グレイさんの脊髄(せきずい)には重い損傷が残っていた。27日には葬儀に数千人が参列し、遺族の代理人が「死亡の真相を明らかにして欲しい」と呼びかけた。

2340チバQ:2015/04/28(火) 22:19:59
http://www.sankei.com/world/news/150428/wor1504280007-n1.html
2015.4.28 09:09

米東部ボルティモアで人種暴動 州知事が非常事態宣言、州兵出動

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人種暴動が発生し、炎上する警察車両=27日、米メリーランド州ボルティモア(AP)
 【ニューヨーク=黒沢潤】米東部メリーランド州ボルティモアで27日、警察へ連行される途中に負傷し、死亡した黒人男性(25)の葬儀に集まった黒人住民らが暴徒化した。警官隊との衝突に加え、放火や略奪も相次ぎ発生。ホーガン州知事は市内に非常事態宣言を発令し、州兵1500人を出動させた。

 オバマ米大統領は情勢を憂慮し、同日就任したばかりの黒人女性司法長官、リンチ氏をホワイトハウスに呼び、事態沈静化への方策を協議した。ボルティモアは、安倍晋三首相が訪問中の首都ワシントンから約60キロ。

 米CNNテレビなどによると、暴徒らは警官隊に投石したほか、警察車両を破壊。老人センターや商店、などに放火し、ショッピングモールや酒屋、薬局などで略奪を行った。警官隊は閃光手榴弾や催涙ガスで鎮圧、少なくとも27人を逮捕した。この衝突で警察側に15人の負傷者が出た。

 ホーガン州知事は声明で、「ボルティモアでの暴力行為は許されない」と強調。現場には最大5千人の警官が投入される予定だ。市内では16歳以下の子供を対象とした外出禁止令が出され、28日夜には全市民が対象となる。市内の学校の臨時休校も決まった。

 死亡した黒人男性は12日、警察の職務質問を振り切ろうとして拘束され、刃物を隠し持っていたため逮捕された。連行中の警察車両内で脊椎損傷の重傷を負い、19日に死亡した。負傷の原因は不明。

 ボルティモア警察は21日、この件で職務を差し止めた警官6人の氏名を公表。通行人が撮影した映像によると、少なくとも3人が白人とみられる。

 州検察が6人の起訴を検討しているほか、米司法省でも6人が人種差別を禁じた公民権法に抵触するかどうか調査している。

2341チバQ:2015/04/28(火) 22:22:04
http://www.sankei.com/world/news/150428/wor1504280038-n1.html
2015.4.28 21:15

米ボルティモア暴動、強権的警察に不満爆発 黒人住民の過敏さ浮き彫り

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27日、暴動が発生した米ボルティモアで燃え上がる火の手。消防隊員が必死の消火活動を続けた(AP)
 【ニューヨーク=黒沢潤】米東部メリーランド州ボルティモアで、黒人住民らによる暴動が発生した。警察の護送中に死亡した黒人男性(25)の葬儀を機に警官隊と衝突した。昨夏以降、白人警官が黒人住民を死亡させる事件がたびたび起きている米国で、黒人住民が警察の不適切な対応に過敏になっていることを改めて見せつけた形だ。

 「多くの世代が築き上げてきたこの街が、心ない暴徒によって破壊された」。ボルティモアの女性黒人市長、ステファニー・ブレーク氏は27日の記者会見で、黒人住民らへの怒りを爆発させた。

 ただ、ボルティモアではもともと、強権的な警察の活動に不満を抱く黒人住民が多く、ブレーク氏は捜査が適切に行われているか調査するよう、米司法省に要請していた。

 また、地元紙ボルティモア・サンによれば、警察の強権手法を問題視する訴訟は2011年以降、計100件以上に上り、市側が示談金として支払った額は600万ドル(約7億1千万円)に及ぶ。こうした過程で、暴動発生の“種”がまかれていたといえる。

 今後は、暴動を完全に封じ込めることができるかが焦点だ。昨夏、丸腰の黒人少年が警官に射殺された事件を機に抗議のデモが広がったファーガソンは人口約2万人だ。それに比べ、ボルティモアは人口約62万人の大都市だ。

 一部の目抜き通りを厳戒態勢下に置けば暴徒を制圧できる小都市とは規模が異なる。多数の州兵や警官の投入が28日中に完了しなければ、放火や略奪被害の規模が拡大するとの懸念も出ている。

 27日の暴動では、少なくとも15人の警官が重軽傷を負った。不満を募らせる住民らは今後、多くの警官を標的にするともいわれており、早期の鎮圧が不可欠となる。

 一方、死亡した黒人男性の死因をめぐっては、警官が車両内で執拗(しつよう)に暴力を振るったことが原因だという見方が、黒人らの間で広がっている。早期に真相を解明し適切な措置を取らなければ、暴動が再発する危険性をはらんでいる。

2342チバQ:2015/04/28(火) 22:26:21
http://jp.wsj.com/articles/SB12468361420061044368104580608143236918332
2016年米大統領選、候補者の横顔
 2016年の米大統領選挙を控え、民主・共和両党の候補指名争いが本格化してきた。これまでに出馬を正式に表明した両党の候補者を紹介する。

ヒラリー・クリントン前国務長官(民主党)

 オバマ政権で2009年から13年まで国務長官を務めた。それ以前はニューヨーク州選出の上院議員で2回当選。夫のビル・クリントン氏は元大統領。大統領選への出馬は2回目で、前回の2008年には民主党の予備選挙で現在のオバマ大統領に負けた。ヒラリー氏は内政面ではオバマ氏を支持するが、外交面ではオバマ氏よりも強引だとみられている。

テッド・クルーズ上院議員(共和党)

 2012年にテキサス州選出の上院議員に当選。前職は同州の検察官。草の根保守派運動「茶会(ティーパーティ-)」系の“ヒーロー”。共和党保守派の急先鋒で、党指導部とオバマ大統領の双方に批判的な見解を表明している。2010年に成立した医療保険改革法(オバマケア)に反対し、この関連予算案を「人質」にとったうえで、2013年10月には21時間に及ぶ演説を繰り広げて政府機関を一部閉鎖に追い込んだ。だが、共和党員の多くは政府機関の閉鎖が結果的に共和党に政治的ダメージを与えたと考えている。2014年の予算案についても、オバマ大統領の移民政策の関連予算が削減されていないことを理由に成立阻止を試みたが、これは失敗に終わっている。また、連邦議会の共和党指導部はすぐに妥協してホワイトハウスと話をまとめてしまうと非難している。3月に出馬を表明したクルーズ氏は有力候補の中で正式に出馬表明した最初の候補者。

ランド・ポール上院議員(共和党)

 ケンタッキー州選出で初当選は2010年。眼科医でもある。米国が外国に軍事介入することに関して、多くの共和党員よりも懐疑的な見方を示すなど、伝統的な党の政策スタンスにも挑戦してきた。2013年には国内でのドローン(無人飛行機)使用をめぐるオバマ政権の方針に反対し、13時間に及ぶフィリバスター(議事妨害)を強行したことで全国的に注目を集めた。アフリカ系米国人や若者など、伝統的に民主党寄りとみられている有権者に近づくことで、支持層の拡大を試みている。父親は徹底したリバタリアン(自由至上主義者)で大統領選に何度も出馬したことのあるロン・ポール元下院議員。

マルコ・ルビオ上院議員(共和党) 

 2010年のフロリダ州上院選で、大きなうねりとなっていた「茶会」系の支持をとりまとめ、人気のあったチャーリー・クリスト知事(当時)を破って当選した。キューバ移民の息子。共和党が多様化へ向けて必死に取り組んでいた頃には、党の若い世代を代表する論客として、その地位をすぐに確立した。ルビオ氏が、違法滞在者に法的地位と最終的には市民権を与えることになる包括的な移民関連法を組み立てる手助けをした際には、保守派の多くの活動家が苛立ちを募らせた。2016年の大統領選を見据え、ルビオ氏は国際舞台で従来以上に積極的な役割を米国が果たすよう求めるなど、外交政策ですでに影響力のある発言をしている。

原文(英語):Who’s Running for President in 2016?

2343チバQ:2015/04/28(火) 22:29:01
http://www.cnn.co.jp/usa/35063858.html
宗教信者にも同性婚支持広がる、反対派を逆転 米調査
2015.04.28 Tue posted at 16:04 JST
ワシントン(CNN) キリスト教信者など宗教にかかわりを持つ米国人を対象にした調査で、同性婚を支持するという回答が47%に増え、反対と答えた45%を上回ったことが分かった。
マサチューセッツ州の裁判所が米国で初めて同性婚を合法と認める判決を出した2003年の時点では、宗教にかかわる米国人が同性婚を支持する割合は30%に満たなかった。
今回の調査は宗教調査機関PRRIが昨年4〜12月にかけて米国の成人4万人を対象に実施した。
PRRIのロバート・ジョーンズ最高経営責任者(CEO)はこの調査結果について、宗教とかかわりのある米国人の間で同性婚に対する賛否が逆転した統計上の意味は大きいと解説。ブライダル業界から2016年の大統領選挙に至るまで、幅広い分野に影響を及ぼす可能性があると指摘した。
宗派別ではキリスト教カトリック信者の60%、主流派プロテスタント信者の62%が同性婚を支持すると回答したのをはじめ、仏教、ユダヤ教、ヒンドゥー教など幅広い宗教の信者に支持が広がっていた。一方、反対層も黒人のプロテスタント信者、モルモン教徒、イスラム教徒、福音派の白人信者など多岐にわたった。
PRRIなどが実施した別の調査では、若い層ほど同性婚の支持率が高いことも分かった。例えば10代後半〜30代のミレニアルズ世代は7割が同性婚を支持すると答え、性的指向で人を判断する宗教団体は若者を遠ざけているとの見方を示している。

2344とはずがたり:2015/04/29(水) 08:10:27
この百年,もっとも成長に失敗した国が第二次大戦前は先進国だったアルゼンチンである。成長に失敗するのは今更ながらだけど,一時は成功してたんだな。

>03年時と現在(07年?)を比較して見ると、キルチネル政権は、GDP成長率で平均9%と長期の高成長を達成、中南米各政権の共通した主要課題である貧困率でも57%から27%まで劇的に改善し、失業率は22%から7%まで低下した。対外輸出は82%伸び06年は約465億ドル、貿易黒字額は約124億ドルとなり、外貨準備高も約3倍に増えて350億ドルに達した。更に、経済危機時に社会の不安定要因であった失業者を中心とする組織「ピケテロ・グループ」も経済の好転に伴って政権に取り込まれている。
http://old.latin-america.jp/archives/jihou1381_namiki.pdf

括りで云うと左派政権様だ。左派が貧困削減に失敗するのはいつものことだが。。
>南米にここ数年、左派政権が猛烈な勢いで拡大している。1998年に発足したベネズエラのチャベス政権以来、2003年にはブラジルのルラ政権とアルゼンチンのキルチネル政権、05年にはウルグアイのバスケス政権、さらに06年にはボリビアのモラレス政権、チリのバチェレ政権、ペルーのガルシア政権、エクアドルのコレア政権、07年にはアルゼンチンでキルチネルの妻のフェルナンデス政権と次々に大統領選挙で左派政権が誕生した。
https://kotobank.jp/word/%E5%8B%A2%E3%81%84%E3%82%92%E5%A2%97%E3%81%99%E5%8D%97%E7%B1%B3%E3%81%AE%E5%B7%A6%E6%B4%BE%E6%94%BF%E6%A8%A9-181332

アルゼンチン
貧困率を非公開にしたキルチネル政権の言い訳
Argentina Has Stopped Keeping Count of Poor People
http://www.newsweekjapan.jp/stories/business/2015/04/post-3612.php?from=newsweek
統計に欠陥がある、貧困層を数えるのは差別的など、政府決定の愚か度
2015年4月14日(火)14時44分
シメオン・テゲル

無視も同然 「見えない存在」になったブエノスアイレスの貧困層 Enrique Marcarian-REUTERS

 国家が貧困層の数を把握せずに、どうやって貧困問題に取り組めるというのだろうか。アルゼンチン政府は昨年から貧困率の公表を止めてしまったが、最近公表されたその理由が何とも煮え切らない。

「貧困層がどのくらい存在するか、というのはかなり込み入った問題だ」と、キシロフ経済財務相は先日ラジオ番組で語った。「私は貧困者の数を知らない。貧困率というのは、汚名を着せる方法に思える」

 アルゼンチンでは昨年、「統計方法論的な欠陥がある」ことを理由に貧困率の年次統計を公開しないとの決定が、こっそりとなされていた。

 それはアルゼンチンの貧困率が上昇中という試算が出て、政府の公式統計がいっそう信じ難くなってきた時期と重なる。12年の貧困率について、公式発表の5・4%に対し本当は24・5%だと英エコノミスト誌が報じたのも、1年前のことだ。本当の貧困率が表に出れば「貧困層の味方」というキルチネル政権のイメージは地に落ちる、と同誌は指摘した。

 政権に批判的な地元紙は、本当の汚名は貧困そのものではなく、貧困の削減に政府が失敗したことだと憤る。

 野党の上院議員アーネスト・サンスもこうツイートした。「貧困率のデータを隠蔽することは、貧困層を貧しいままにし、目に見えない存在にする。それこそ最悪の汚名だ」

From the-diplomat.com
[2015年4月14日号掲載]

2345チバQ:2015/05/05(火) 21:30:18
http://mainichi.jp/select/news/20150506k0000m030029000c.html
米国:軍制服組トップにダンフォード海兵隊総司令官就任へ
毎日新聞 2015年05月05日 18時53分(最終更新 05月05日 20時43分)
 ◇デンプシー統合参謀本部議長は退役へ

 【ワシントン西田進一郎】米主要メディアは4日、オバマ大統領が米軍制服組トップの統合参謀本部議長にジョセフ・ダンフォード海兵隊総司令官(海兵隊大将)を指名する方針を決めたと一斉に報じた。ホワイトハウスが5日にも発表する見通し。現在のマーチン・デンプシー議長(陸軍大将)は退役するとみられる。議長は大統領に軍事的な助言を与える責任者。上院で指名が承認されれば、海兵隊からは2人目の議長就任となる。

 ダンフォード氏は、2003年からの「イラクの自由作戦」(イラク戦争)で部隊を指揮。13年2月から14年8月までアフガニスタン駐留米軍司令官を務め、同年10月に海兵隊総司令官に就任した。

 議長の任期は2年。イラクとシリアでのイスラム過激派組織「イスラム国」(IS=Islamic State)掃討作戦のほか、16年末にはアフガン駐留米軍の全面撤収が控えている。さらに、北朝鮮の核・ミサイル問題や海洋進出を強める中国などへの対応も引き続き重要な課題になる。

 現在のデンプシー議長は、11年10月に第18代議長に就任し、13年に再任されていた。

2347チバQ:2015/05/05(火) 21:47:34
http://www.sankei.com/world/news/150505/wor1505050009-n1.html
2015.5.5 16:45
【米次期大統領選】
「最強の女性経営者」フィオリーナ氏も出馬へ 共和党から5人目

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カーリー・フィオリーナ氏(AP)
 米国で2016年に行われる大統領選挙に、黒人の元神経外科医と女性元経営者の2人が共和党から出馬する意向を4日までに、相次ぎ表明した。黒人の出馬表明は与野党を通じて初めて。女性も共和党からは初。同党からの出馬表明は5人となった。

 3日のテレビインタビューで出馬する考えを明らかにしたのは、貧困家庭出身で、頭部が結合した双生児の分離手術を成功させたベン・カーソン氏(63)。

 4日にテレビで表明した女性のカーリー・フィオリーナ氏(60)は、05年までコンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)の最高経営責任者(CEO)を務め、米誌から「最強の女性経営者」に選出されたことがある。(ワシントン 加納宏幸)

http://www.cnn.co.jp/usa/35064056.html
HP元CEOが米大統領選に出馬表明 批判サイトも登場
2015.05.05 Tue posted at 10:51 JST
ニューヨーク(CNNMoney) 米コンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)の最高経営責任者(CEO)だったカーリー・フィオリーナ氏が4日、米大統領選に共和党から立候補すると表明した。ところが同氏の氏名をドメイン名とするウェブサイト「CarlyFiorina.org」には、同氏がHPで従業員3万人を解雇したと非難する声明が掲載された。
フィオリーナ氏は1999〜2005年までHPのCEOを務めた。問題のウェブサイトには、HPで同氏が削減したとされる人員数を示す悲しい顔の顔文字が並んでいる。同氏に対しては、大量の雇用を米国外に流出させたという批判も根強く、2010年に出馬した米上院議員選はそれが一因となって落選した。
ただし「CarlyFiorina.org」のサイトはハッキングされたわけではなく、批判掲載は現代の政治家にありがちな不手際が原因だった。
フィオリーナ氏の公式サイトのURLは「CarlyFiorina.com」。しかし陣営は、「.org」を使ったドメイン名の方は登録していなかった。
このためグーグルなどのネット検索でフィオリーナ氏の公式サイトを探そうとしたユーザーの多くが、フィオリーナ氏批判サイトに行き着くことになった。
陣営にコメントを求めたが返事はなかった。
批判サイトについては、サービス業界の従業員で組織する国際労働組合(本部・米首都ワシントン)でマーケティングを担当するマイク・リンク氏が絡んでいることがCNNMoneyの取材で分かった。同氏はHPに勤務した経験はないという。同組合は主に民主党の支援を受けているものの、フィオリーナ氏批判サイトは「個人的なプロジェクト」だとリンク氏は話している。
ウェブサイトのドメイン登録でトラブルに見舞われた候補はフィオリーナ氏にとどまらない。
移民反対を掲げて共和党の指名争いに出馬を表明した右派のテッド・クルーズ氏は「TedCruz.org」のドメインしか登録しなかった。このため「TedCruz.com」には、オバマ大統領の移民政策を支持する内容が掲載されている。
また、民主党から出馬表明したヒラリー・クリントン氏の名を使った「HillaryForPresident.com」のドメインは、米フロリダ州に住む保守系の歯科医師が押さえて民主党とオバマ大統領の医療保険制度改革に反対するキャンペーンを展開している。
出馬が確実視されているジェブ・ブッシュ・フロリダ州知事の陣営も、まだ「JebBush.com」のドメインを登録していない。同ドメインは先月、25万ドル(約3000万円)で売りに出された。

2348チバQ:2015/05/05(火) 21:47:56
http://www.cnn.co.jp/usa/35064056.html
HP元CEOが米大統領選に出馬表明 批判サイトも登場
2015.05.05 Tue posted at 10:51 JST
ニューヨーク(CNNMoney) 米コンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)の最高経営責任者(CEO)だったカーリー・フィオリーナ氏が4日、米大統領選に共和党から立候補すると表明した。ところが同氏の氏名をドメイン名とするウェブサイト「CarlyFiorina.org」には、同氏がHPで従業員3万人を解雇したと非難する声明が掲載された。
フィオリーナ氏は1999〜2005年までHPのCEOを務めた。問題のウェブサイトには、HPで同氏が削減したとされる人員数を示す悲しい顔の顔文字が並んでいる。同氏に対しては、大量の雇用を米国外に流出させたという批判も根強く、2010年に出馬した米上院議員選はそれが一因となって落選した。
ただし「CarlyFiorina.org」のサイトはハッキングされたわけではなく、批判掲載は現代の政治家にありがちな不手際が原因だった。
フィオリーナ氏の公式サイトのURLは「CarlyFiorina.com」。しかし陣営は、「.org」を使ったドメイン名の方は登録していなかった。
このためグーグルなどのネット検索でフィオリーナ氏の公式サイトを探そうとしたユーザーの多くが、フィオリーナ氏批判サイトに行き着くことになった。
陣営にコメントを求めたが返事はなかった。
批判サイトについては、サービス業界の従業員で組織する国際労働組合(本部・米首都ワシントン)でマーケティングを担当するマイク・リンク氏が絡んでいることがCNNMoneyの取材で分かった。同氏はHPに勤務した経験はないという。同組合は主に民主党の支援を受けているものの、フィオリーナ氏批判サイトは「個人的なプロジェクト」だとリンク氏は話している。
ウェブサイトのドメイン登録でトラブルに見舞われた候補はフィオリーナ氏にとどまらない。
移民反対を掲げて共和党の指名争いに出馬を表明した右派のテッド・クルーズ氏は「TedCruz.org」のドメインしか登録しなかった。このため「TedCruz.com」には、オバマ大統領の移民政策を支持する内容が掲載されている。
また、民主党から出馬表明したヒラリー・クリントン氏の名を使った「HillaryForPresident.com」のドメインは、米フロリダ州に住む保守系の歯科医師が押さえて民主党とオバマ大統領の医療保険制度改革に反対するキャンペーンを展開している。
出馬が確実視されているジェブ・ブッシュ・フロリダ州知事の陣営も、まだ「JebBush.com」のドメインを登録していない。同ドメインは先月、25万ドル(約3000万円)で売りに出された。

2349チバQ:2015/05/05(火) 21:52:45
>>2339-2341
http://mainichi.jp/select/news/20150505k0000m030032000c.html
米国:ボルティモア夜間外出禁止令解除 州兵撤収へ
毎日新聞 2015年05月04日 19時48分

 【ワシントン和田浩明】米東部メリーランド州ボルティモアで警察に拘束された黒人男性の死亡事件を巡り、騒乱後に導入された夜間外出禁止令が3日、解除された。州兵や追加派遣された警察官も撤収する見通し。一時は暴動や略奪に発展したボルティモアの治安情勢は、事件に関与した警官6人が1日に殺人容疑などで訴追されたことで住民の怒りが一定程度軽減され、改善に向かっている。

 夜間外出禁止令は、黒人男性が警察に拘束されて死亡した事件に対する抗議が暴動に発展した翌日の4月28日に発令されていた。外出禁止令により夜間の人出が激減した結果、地元の飲食店などからは経済的影響を懸念する声も上がっていた。CNNによると一連の騒乱では約500人が逮捕され、警官110人以上が負傷した。

2350チバQ:2015/05/05(火) 22:12:12
http://mainichi.jp/feature/news/20150501k0000e030208000c.html
米大統領選:サンダース上院議員が名乗り 民主党2人目 
毎日新聞 2015年05月01日 11時18分(最終更新 05月01日 11時40分)
 ◇「民主社会主義者」自任、リベラル派を代表

 【ワシントン西田進一郎】米議会の民主党会派で活動している無所属議員、バーニー・サンダース上院議員(73)は4月30日、2016年大統領選挙に民主党から立候補する考えを表明した。同党の候補者指名争いに立候補を表明したのは、圧倒的な知名度と高い支持率を誇るヒラリー・クリントン前国務長官(67)に続いて2人目。

 サンダース氏は「民主社会主義者」を自任し、リベラル派を代表する人物の一人。記者会見で「米国で生み出される新たな所得の99%は上位1%の富裕層にいく。このような形の経済は道徳に反し、間違っているだけでなく、持続不可能だ」と語り、格差是正を中心に訴えていく考えを示した。

 党内から対立候補が現れたことについて、クリントン氏はツイッターで「中間層を助けることに焦点を当てるべきだというサンダース氏に同意する。大統領選への参加を歓迎する」とのコメントを出した。中道寄りのクリントン氏に対し、リベラル派のサンダース氏が立候補することで、民主党内で大統領選に向けた議論が活発化する見通しだ。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が直近の世論調査の平均値として出している数字では、民主党支持層の支持率はクリントン氏の62.2%に対し、サンダース氏は5.6%。

2351チバQ:2015/05/05(火) 22:22:55
http://www.sankei.com/world/news/150502/wor1505020038-n1.html
2015.5.2 21:33

同性婚めぐり割れる米国「平等は当然」「伝統を尊重せよ」 6月の最高裁判決を前に論戦過熱

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(1/3ページ)

同性婚カップルのケンゴットさん(左)、ソンガーさん(中央)と精子提供で生まれたスカイラーちゃん=4月28日、ワシントンの連邦最高裁前(小雲規生撮影)
 【ワシントン=小雲規生】米連邦最高裁判所で6月に見込まれる同性婚の是非をめぐる判決を前に、論争が過熱している。同性婚支持派は同性カップルと異性カップルを平等に扱うことは当然だと主張。反対派は社会や信教の自由に与える影響の大きさに懸念を示し、伝統的な結婚観を尊重するよう求めている。最高裁が同性婚を憲法上の権利と判断すれば全米50州で同性婚が認められ、その反対なら現実に進む同性婚の扱いが難しい。判決が米国社会に大きな波紋を巻き起こすことは間違いない。



 「私たちが求めるのは平等。実現すべきときは今だ」。4月28日、同性婚裁判の審理が行われた連邦最高裁前で、レインボーカラーの旗を広げた支持派のグループが声をそろえて訴えた。同じ場所に集まった反対派からは押し返すように反論の声が上がる。「社会には子供が必要。子供には父親と母親が必要だ」

 最高裁前に集まったのは約千人。4分の3程度を占めた支持派の論点は、同性カップルと異性カップルを区別することは憲法で禁じられた差別にあたるという点に集約される。
 昨年、女性同士のカップルとして結婚し、精子提供でもうけた4歳の女児を連れて最高裁前を訪れたクリス・ケンゴットさん(45)は「私たちは幸せな家庭を築き娘は私たちを愛してくれている。同性婚承認は当然だ」と力をこめた。

 一方、反対派の論拠はさまざまだ。キリスト教系の団体は「聖書で同性婚は宗教上の罪とされている」と主張。結婚問題に関する民間非営利団体(NPO)は「異性間の結婚はどんな政府より昔からある仕組みだ」とし、養子などとして同性カップルに育てられた子供は高校卒業率が低いなどとする調査結果も挙げて反対する。反対派に加わったジョシュ・デントンさん(20)は「同性婚は社会に悪影響をもたらす。子供は父母によって育てられるべきだ」と話した。

     


 米国では2013年6月、最高裁が税制などでの優遇措置を異性間の婚姻関係のみに認める連邦政府の「結婚防衛法」を違憲と判断。それまで同性婚は9州と首都ワシントンだけで認められていたが、新たに28州で認められるようになった。米メディアは「雪崩のような勢い」で同性婚が拡大しているとする。

 しかしこの現象にはトリックもある。同性婚を認める37州のうち、同性婚を合法化する法律や住民投票が成立しているのは11州のみ。他の26州は同性婚を禁じる州憲法や法律に連邦高裁などが違憲判決を下した結果、同性婚が承認されるようになった。住民の判断によらない拡大もあるため、反対派からは「理解が広がっているというのは、リベラル系メディアの宣伝工作だ」(キリスト教系団体)との声もあがる。


 また米国では州が管轄する結婚制度に、連邦政府の司法制度が介入することへの問題点も指摘される。AP通信の「最高裁が全米での同性婚承認を決めるべきか」との質問への回答は賛成50%、反対48%と拮抗(きっこう)した。各社世論調査では約6割が同性婚を容認するが、共和、民主の支持党派別ではなお大きな開きがある。

 最高裁が同性婚を認めなかった場合、司法判断で同性婚が認められている26州の行方は不透明だ。ただ米調査会社ギャラップの推計によると、米国ではすでに18歳以上の約0・8%にあたる約200万人が同性のパートナーと結婚しているか同居している。社会が変化するなか、最高裁は歴史的な判断を下す。

     

 連邦最高裁の判事

 定員は9人で、大統領が指名した候補者が上院での承認を経て就任する。任期は終身のため、高齢の判事も多く、現在の平均年齢は69歳。共和党の大統領に指名された判事は保守系、民主党の大統領に指名された判事はリベラル系に大別される。ケネディ判事は共和党のレーガン大統領に指名されたが、重要な裁判でリベラル派と同じ立場を取ることも多く、中間派とみなされている。

2352チバQ:2015/05/05(火) 22:55:14
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&amp;k=2015050500118
容疑者「イスラム国」に共鳴か=預言者風刺画会場銃撃-米南部


 【ニューヨーク時事】米南部テキサス州ダラス郊外で3日起きたイスラム教預言者ムハンマドの風刺画展示会を狙ったとみられる銃撃事件で、CNNテレビは4日、警官に射殺された容疑者の男2人のうち1人が過激派組織「イスラム国」に共鳴していたと報じた。
 2人は防弾着をまとい、会場裏口につながる駐車場に車を乗り付け、殺傷力の高い半自動小銃で警官らに発砲した。車には予備の弾薬も積まれていた。会場内には当時約200人がおり、大惨事になる可能性があった。
 米メディアによると射殺されたのはエルトン・シンプソン(30)、ナディル・スーフィ(34)の両容疑者で、アリゾナ州の同じアパートに住んでいた。シンプソン容疑者は最近、ツイッターでイスラム国に言及していたという。
 同容疑者はイスラム教に改宗した米市民で、アリゾナ州にテロ組織を立ち上げようとしていたとみられる人物と関わった疑いで2006年以降、当局の監視下に置かれていたという。(2015/05/05-11:38)

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&amp;k=2015050500286
米風刺画展銃撃で犯行主張=新たな攻撃示唆-「イスラム国」


 【カイロ時事】米テキサス州のイスラム教預言者ムハンマドの風刺画展示会場近くで起きた銃撃事件で、過激派組織「イスラム国」は5日、自ら運営するラジオ局アルバヤンを通じて犯行への関与を主張する声明を出した。同組織が米国の事件でこうした声明を出すのは初めて。
 声明は、現場で射殺された容疑者2人は「『イスラム国』の兵士だった」と指摘した上で「次はより痛みの大きいものになる」と強調。米国での別の「兵士」による新たな攻撃を示唆している。
 事件をめぐっては、実行犯が「イスラム国」に共鳴していたと報じられていた。ただ、声明は実行犯に対する指示の有無などを明確にしておらず、組織的に関与したかは不透明だ。(2015/05/05-18:55)

2353チバQ:2015/05/06(水) 09:15:35
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/396067/
【米大統領選】ヒラリー氏 当選の鍵を握る“UFO票”
2015年05月06日 07時00分

ヒラリー氏が大統領になればUFO情報を公開する!?(ロイター)
 世界中のUFOマニアが期待している! 先月、ヒラリー・クリントン前国務長官(67)が来年の米大統領選への出馬を表明した。大統領になった暁には、大々的なUFO情報開示と異星人への“開星”が行われるかもしれない。3年前、米メディアの調査で、米国人の36%が「UFOを信じている」、79%が「政府はUFO情報を隠蔽している」と考えているという結果が出た。“UFO票田”は意外に大きく、ヒラリー氏の当選の鍵を握るという説もある。

 米国民の4割近くがUFOの存在を信じているという。米国では投票に参加する“有権者”数は約1億3000万人とされる。軽くUFOを信じている人はゴロゴロいるようで、大票田となる。

 UFO研究の大御所ステファン・バセット氏は「ヒラリー政権になれば、政府が地球外生命体の存在及び交流を開示するチャンスとなる」と話す。また、UFO研究者のマイケル・サラ氏も「ライバルのジェブ・ブッシュ候補は現状維持派だ。一方、ヒラリーは“プロ・ディスクロージャー(情報公開)”候補だ」と語っている。

 なぜUFOマニアがヒラリー氏に期待しているのか。UFO研究家の竹本良氏は「オバマ政権の大統領顧問ジョン・ポデスタ氏がヒラリー・クリントンの選挙対策本部に入ったことで、UFOマニアはヒラリー大統領候補に盛り上がっている。ビル・クリントン政権時に『スターゲート計画』を公開したポデスタ氏のすご腕に期待しているからです」と指摘する。

 ポデスタ氏は、ビル・クリントン政権時にはホワイトハウス職員のトップである大統領首席補佐官、オバマ政権時には大統領顧問を務めた、まともな人物。そのクリントン政権下で、米ソ冷戦時代に米陸軍が軍事作戦に遠隔透視能力を導入しようと実験した「スターゲート計画」の情報開示に成功し、“米軍が本気で超能力を実験していたのか”と世界に衝撃を与えた。

 その後、ポデスタ氏はオバマ政権下でUFO情報開示に尽力したが、ホワイトハウスは2011年11月に「政府は地球外生命体が存在する証拠、地球外生命体と接触した証拠を持っていない。何も証拠を隠していない」と公式声明を出した。

 そのため、ホワイトハウスを去る際にポデスタ氏は「私の最大の後悔はオバマ大統領にUFOファイルを開示させられなかったこと」とツイッターでつぶやいたり、テレビで発言した。

 そのポデスタ氏がヒラリー陣営に入ったということは、ヒラリー氏がUFO情報開示をポデスタ氏に約束したということだろう。

 また、米UFOマニアは「クリントン政権時の科学技術政策局は1993年3月から96年10月までローレンス・S・ロックフェラー氏と協力して、UFOとエイリアンの研究をしていた。この際、ローレンス氏はビル・クリントン氏に、数百万件のUFOファイルの情報を開示する『ロックフェラー・イニシアチブ』を約束させた。しかし、実行されなかった。ヒラリー政権になれば、実行されるはず」と指摘する。

 04年に94歳で亡くなったローレンス氏は、大財閥の故ジョン・ロックフェラー2世の三男。生前、時の政権に膨大な献金をし、またUFO研究に資金を投じ「政府はUFO隠蔽をやめるべきだ」と言い続けた人物だ。

 何より、米UFOマニアの間では「ヒラリーはレプティリアン(人類を陰で操る地球人に変身できる爬虫類型エイリアン)だ」というのが通説になっている。ネット上にはヒラリー氏の目や舌が爬虫類のようになった瞬間を検証する動画があふれている。

 竹本氏は「ヒラリーもまた、自分がレプティリアンと言われているのが不快なのか、エイリアンの謎についてはロックフェラー一族と相談を続けていたんです。ヒラリーが大統領になったら、故ローレンス氏の恩に報いるべきです。開国ならぬ開星時代の始まりなのかもしれない」と語る。

 ヒラリー氏が大統領になり、宇宙人と政府の極秘交流を開示すれば、一般人もエイリアンと交流できるようになる。そして、エイリアンと交易すれば、停滞する地球の経済が潤うかもしれない。

2354チバQ:2015/05/06(水) 09:23:16
http://mainichi.jp/feature/news/20150506k0000m030124000c.html
米大統領選:ハッカビー元アーカンソー州知事が立候補表明
毎日新聞 2015年05月06日 01時18分(最終更新 05月06日 04時49分)
 ◇共和党で6人目 08年以来の2回目

 【ワシントン西田進一郎】2016年の米大統領選挙に向けた共和党の候補者指名争いで、マイク・ハッカビー元アーカンソー州知事(59)は5日、同州で演説し、立候補を表明した。08年大統領選以来、2回目の立候補になる。

 ハッカビー氏は、牧師出身でキリスト教保守派の支持が厚い。08年大統領選の候補者指名争いでは、初戦の中西部アイオワ州を制して注目を浴び、南部の州などで勝利したが、ジョン・マケイン上院議員に敗れた。その後、保守系ニュース番組の司会を長く務め、人気を集めた。

 同党の主要候補の立候補表明は既に6人目と「林立」状態だ。対照的に、民主党は最有力候補のヒラリー・クリントン前国務長官(67)と対立候補が1人だけとなっている。

2355チバQ:2015/05/06(水) 09:23:47
http://mainichi.jp/select/news/20150506k0000m030127000c.html
米統合参謀本部議長:大統領がダンフォード司令官を指名
毎日新聞 2015年05月06日 02時50分(最終更新 05月06日 04時08分)
 【ワシントン西田進一郎】オバマ米大統領は5日、米軍制服組トップの統合参謀本部議長にジョセフ・ダンフォード海兵隊総司令官(海兵隊大将)を指名した。現在のマーチン・デンプシー議長(陸軍大将)は退役するとみられる。議長は大統領に軍事的な助言を与える責任者。上院で指名が承認されれば、海兵隊からは2人目の議長就任となる。

 ダンフォード氏は、2003年からの「イラクの自由作戦」(イラク戦争)で部隊を指揮。13年2月から14年8月までアフガニスタン駐留米軍司令官を務め、同年10月に海兵隊総司令官に就任した。

 議長の任期は2年。イラクとシリアでのイスラム過激派組織「イスラム国」(IS=Islamic State)掃討作戦のほか、16年末にはアフガン駐留米軍の全面撤収が控えている。さらに、北朝鮮の核・ミサイル問題や海洋進出を強める中国などへの対応も引き続き重要な課題になる。

 現在のデンプシー議長は、11年10月に第18代議長に就任し、13年に再任されていた。

2356チバQ:2015/05/06(水) 11:16:52
http://www.sankei.com/world/news/150504/wor1505040030-n1.html
2015.5.4 15:00
【海外こぼれ話】
町長を決めるのはサイコロで…

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 米サウスダコタ州にある人口約1200人の町で町長選の決選投票が行われ、サイコロで勝者が決まった。米メディアが伝えた。

 選挙は現職町長に元警察署長が挑む構図。獲得票が同数だったため、町の規則に従い2人がサイコロを振り、より大きな数を出した元警察署長が当選した。

 規則ではサイコロの代わりにトランプで決めることもできるという。(共同)

2357チバQ:2015/05/06(水) 22:33:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150506-00000015-jij-n_ame
米大統領選、醜聞合戦が激化=クリントン氏、追及本発売で反論サイト
時事通信 5月6日(水)8時40分配信

 【ワシントン時事】2016年米大統領選の民主党の本命候補、ヒラリー・クリントン前国務長官をめぐる「政治とカネ」の問題を追及した書籍が5日、全米で発売された。一方、ヒラリー氏の陣営はこうした指摘に反論するため、専用のウェブサイトを開設。政策論争の裏で、決選をにらんだ「醜聞合戦」も激しさを増してきた。
 発売されたのは、保守系の著者が書いた「クリントン・キャッシュ」。副題には「外国の政府・企業が(夫の)ビルとヒラリーを裕福にした手法と理由」と記され、夫妻が「クリントン財団」への寄付や講演料を受け取る見返りに、便宜供与を図ったとの主張を展開している。
 これに対し、ヒラリー氏の陣営は5日、「ザ・ブリーフィング」と銘打ったサイトをスタート。書籍に書かれた疑惑への詳細な反論を掲載し、書籍を「ずさんな調査とでっち上げの批判に満ちている。正気でない陰謀説だ」と非難している。

2359チバQ:2015/05/08(金) 20:52:16
>>2352
http://www.sankei.com/world/news/150508/wor1505080021-n1.html
2015.5.8 16:52

米テキサス州の風刺画展事件 「表現の自由」で挑発 宗教批判のタブー破りに主催者への批判高まる





 イスラム教の預言者ムハンマドの風刺画展が開かれた米テキサス州の会場が襲撃された事件は米社会に衝撃を与えた。テロに絡みイスラム教への複雑な思いはあるが、宗教批判はタブーとされてきた。挑発した主催者への風当たりは強い。

 風刺画展を主催した団体「米国の自由防衛構想」のパメラ・ゲラー会長(56)は、容疑者が警察に射殺された後も自制する気配が全くない。7日のAP通信のインタビューには「死ぬまで表現の自由を訴える」と主張した。会長は2001年に起きた中枢同時テロの現場近くに計画されたイスラム教施設の建設反対活動で有名になった。

 米国民は歴史的に宗教心があつく、ほかの宗教にも一定の敬意を表する。中枢テロは言語道断だが、イスラム教全体の非難は控えてきた。米国のペンクラブは今週、フランスの週刊紙シャルリエブドの編集責任者らを表彰した。表現の自由のため闘ったと評価したが授与に賛否は分かれた。(共同)

2360名無しさん:2015/05/10(日) 20:10:51
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150428-00070755-diamond-soci
アメリカが安部首相の靖国参拝を引き止める本当の理由
ダイヤモンド・オンライン 4月28日(火)8時0分配信

 米バイデン副大統領は一時間に渡り、安部首相に靖国参拝を自粛するよう説得を続けた。アメリカが首相の靖国参拝を引き止める本当の理由とは? 『撤退するアメリカと「無秩序」の世紀』の著者でもある、ピューリッツァー賞受賞・WSJコラムニストが分析する。

● 安倍首相の靖国参拝を アメリカはなぜ恐れたのか

 アメリカがドイツや日本、韓国といった国に核の傘を与えているのは、これらの国が自ら核を獲得する必要性を感じないようにするためだ。また、それだからアメリカは最近まで、同時に二つの大戦争を戦えるだけの軍事力を維持してきた。

 それはアメリカ軍が中東に展開していても、日本などの国の安全保障が脅かされることはないと安心させるためだった。こうした責任を担うコストと、その履行に伴うリスクを引き受けているからこそ、アメリカは同盟国の戦略的選択肢に甚大な影響力を持つ。

 その影響力は一九九一年の湾岸戦争時に効果を発揮した。このときイラクのサダム・フセインは、イスラエルにスカッドミサイルを撃ち込んだが、ジョージ・W・H・ブッシュ大統領はイスラエルを説得して、イラクに対する報復攻撃を思いとどまらせた。

 そのためにアメリカの戦闘機の展開計画は変更を余儀なくされ、特殊部隊はイラクの移動式ミサイル発射装置を破壊しなければならなかった。つまりアメリカ兵の命を危険にさらす必要があった。しかしそのおかげで、アメリカはイスラエルを防衛する明確な意志があることをイスラエルのイツハク・シャミル首相に納得させ、イスラエルとの同盟関係を維持するという、より大きな国益を守ることができた。

 オバマもいま、イスラエルにイラン攻撃を思いとどまるよう説得しているが、イスラエルの指導者たちはその前提となる約束が軽視されているように感じている。そのためイスラエルは単独で行動を起こす誘惑に駆られている。

 波紋が及んでいるのは中東だけではない。

 二〇一三年一二月、ジョー・バイデン副大統領は日本の安倍晋三首相と一時間ほど電話で話し、第二次世界大戦の戦犯を含む二五〇万人の戦死者をまつる靖国神社への参拝を思いとどまるよう説得を試みたが、失敗に終わった。

2361名無しさん:2015/05/10(日) 20:11:11
>>2360
● 核の傘がゆらいだとき 日本は軍国化する? 

 安倍がバイデンの要請を断固拒否したのは、彼自身の愛国主義的な考え方のせいもあるだろう。しかしその前月に中国が突然日本の尖閣諸島を含む防空識別圏の設定を発表したとき、バイデンがはっきり中国を非難しなかったせいでもある。

 「水面下では、いつかアメリカが日本を防衛する能力または意欲を失うのではないかという不安が大きくなっている」と、ロイター通信は報じた。「このため安倍は、海外における軍事行動を制限した憲法解釈を改め、空軍力と海軍力を強化する意向を一段と強めた」。

 拓殖大学の川上高司教授(国際政治学)は、「いまは日米関係で最も危険な時期の一つだ」と警鐘を鳴らした。「日本は孤立感を抱いており、自立しなければと考える人が増えている。アメリカに対しても同じだ」と語った。

 フリーランス外交が拡大したら、ほかにはどんなことが起きるだろう。より多くの国が核開発に乗り出そうとするのはほぼ確実だ。中東に核保有国が三〜四ヵ国あったら、つまりイスラエルとパキスタンだけでなく、イラン、サウジアラビア、トルコ、場合によってはエジプト、さらにはアルジェリアまでもが核を持ったら、世界はより安全な場所になるのか。これらの国は政情や同盟関係(暗黙の同盟関係もある)がめまぐるしく変わるなか、互いにいがみあっている。

 イランにウラン濃縮活動が許されるなら、ほかの国も核開発の選択肢を残しておいてはなぜいけないのか。二〇一三年、日本とトルコは原子力協定に調印した。朝日新聞(英語版)によると、この協定には、「トルコが将来ウラン濃縮と、核兵器の原料にもなるプルトニウムを取り出すことを可能にする条項」が含まれている。

 サウジラビアは向こう二〇年間に原子炉一六基の建設を計画しており、二〇一四年にはヨルダンとの原子力協定に調印した。韓国はかねてから、独自のウラン濃縮施設を確保したいとアメリカに訴えてきた。二〇一三年の世論調査では、回答者の三分の二が北朝鮮に対抗して核兵器を開発することを支持した。

 日本さえも核開発の可能性を残している。ウォールストリート・ジャーナル紙によると、日本は二〇一四年一〇月に、建設費二兆一九〇〇億円をかけた六ヵ所再処理工場を完成させる計画(※編集部注 二〇一六年三月に延期)だが、ここは「兵器級プルトニウムを年間九トン、つまり核弾頭二〇〇〇発分を生産する能力がある」。*1

 ただし日本はまだ核兵器をつくりたいとは表明しておらず、二〇一四年三月には、核拡散防止の原則を尊重している証として、使用済み核燃料の一部を手放すことに合意した。それでも日本は、いざとなったら核兵器をつくれる権利は確保しておきたいと考えている。

 フリーランス外交が世界にはびこったら、アメリカはどう対応するのか。過去の例を見る限り、アメリカはうんざりして背を向けるだろう。「ウッドロー・ウィルソンからジョージ・ブッシュまで、アメリカの歴代大統領は、何も見返りを求めないことをアメリカのリーダーシップの特徴と自負してきた」と、キッシンジャーは指摘する。

 外交が高潔な道徳的規範の追求をやめて、単なる影響力の拡大競争になると、アメリカは嫌気がさして世界に背を向けるのが常だ。アメリカは元来、理想主義的である半面、幻滅しやすい。それは第一次世界大戦後、そして現在のアメリカの外交政策の圧倒的特色になっている。

 *1 http://www.wsj.com/news/articles/SB10001424127887324582004578456943867189804

ブレット・スティーブンズ/藤原朝子

2362チバQ:2015/05/11(月) 22:08:28
http://www.sankei.com/world/news/150511/wor1505110013-n1.html
2015.5.11 10:56

カーター元米大統領が体調不良 南米訪問中止し帰国






カーター元大統領、今年3月撮影(AP)
 南米ガイアナを選挙監視のため訪問していたカーター元米大統領(90)は10日、体調不良を訴えて予定を切り上げ、米国への帰途に就いた。同氏が率いる非政府組織(NGO)カーター・センターが発表した。詳しい容体は不明。

 カーター氏は11日に行われるガイアナ議会選の選挙監視のため、同国を訪れていた。

 カーター氏は1977年1月に米大統領就任。81年1月の退任後も、国際的な活動を続けている。(共同)

2363チバQ:2015/05/13(水) 21:45:56
http://mainichi.jp/select/news/20150514k0000m020046000c.html
米国:TPP協議停滞は必至 TPA審議、上院が否決
毎日新聞 2015年05月13日 19時01分(最終更新 05月13日 19時21分)

 米議会上院は12日の本会議で、大統領に通商交渉権限を一任する大統領貿易促進権限(TPA)法案の審議入りに必要な動議を否決した。民主党の根強い反対で、法案の月内可決は困難な情勢になった。環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の合意にはTPA法案可決が不可欠で、15日から米グアムで開催されるTPP首席交渉官会合での協議停滞は必至だ。早ければ今月中とも見込まれたTPP交渉の合意も先送りになる公算が大きく、法案審議の遅れが障害になる構図が鮮明になってきた。

 「かなり衝撃的だ」。TPPを推進する共和党上院トップのマコネル院内総務は12日、動議否決に危機感を表明した。TPPに反対する労働組合の影響を受けやすい下院に比べ、上院は委員会採決で多くの民主党議員が賛成に回ったこともあり、審議はスムーズに進むとみられていた。上院本会議で賛成票を多く集め、下院審議に勢いをつけるシナリオだっただけに、法案提出者のハッチ上院財政委員長(共和党)は「(民主党は)議論さえ避けた」といらだちを隠さなかった。

 動議での対立点は、TPA法案と併せてどの法案を審議するかだった。共和党は輸入急増の影響を緩和する制度の法案だけにとどめる方針だったが、民主党は他の関連法案の審議も求めて反発。委員会採決での賛成者を含め民主党の大勢が反対に回り、賛成52票、反対45票と、動議可決に必要な60票に届かなかった。

 共和党は早期審議入りを目指し、民主党と再協議する見通しだが、調整は容易でなさそうだ。民主党が求める関連法案には、交渉参加国が「為替政策が制約を受ける」と懸念する条項が含まれ、「TPP交渉を頓挫させかねない」(米政府高官)。今秋以降は米大統領選が本格化し、超党派によるTPP推進どころではなくなるため、「遅くとも今夏までのTPP交渉で合意することが不可欠」との見方が多い。

 15〜25日のTPP首席交渉官会合では、知的財産権など難航分野での詰めの協議が行われる。13日に東京都内で報道陣の取材に応じた鶴岡公二首席交渉官は「閣僚に政治的な決断をしてもらえるよう準備を整えるのが目的。課題が残されているので相当、野心的な目標」と述べた。ただ、TPP参加国の多くは、TPA法案可決の見通しが立つことを、合意の前提条件とみなしており、同法案の審議入りの見送りで「交渉を進展させることはなかなか難しい」(鶴岡首席交渉官)のが実情。当面は同法案の審議の進捗(しんちょく)を見極めながらの協議となりそうだ。【ダラス(テキサス州)清水憲司、横山三加子】

 ◇民主党の協力が不可欠

 上院本会議では、伝統的に議員の発言時間に制限がなく、少数派議員が長時間にわたって演説を続けることで審議を長引かせるなどの「議事妨害」が可能だ。ただ、議員数(100議席)の5分の3にあたる60票以上の賛成があれば、議事妨害を封じることができる。12日に否決されたのは、このための動議だ。可決されれば、法案の実質審議が始まり、30時間以内に採決される。賛否が割れるケースでは、各議員から修正案が出され、審議時間が長引くことも少なくない。

 TPA法案をめぐっては、多数野党の共和党が賛成、少数与党の民主党が反対という構図。上院は、共和党が過半数の54議席を持つものの、民主党の協力がなければ、審議入りに必要な60票を確保できない。下院(435議席)も共和党が過半数の245議席を握るが、40〜50人が反対に回る可能性があり、民主党から10〜20票程度を賛成に引き込むことが必要とみられている。

2364チバQ:2015/05/13(水) 21:48:26
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2015051300540
ホワイトハウス、頼まれれば戻る=クリントン元米大統領



クリントン元米大統領=6日、モロッコ・マラケシュ(AFP=時事)
 【ワシントン時事】妻に頼まれればホワイトハウスに戻る-。クリントン元米大統領は12日のCBSテレビの番組で、妻のヒラリー・クリントン前国務長官が2016年大統領選で当選した場合の自身の身の振り方をこう説明した。
 番組で再びホワイトハウス入りする確率を問われた元大統領は「ヒラリーが党の指名争い、本選挙で勝たなければいけない。勝ち抜けば私が戻る確率は100%だ」と指摘。しかし、妻の顔が頭をよぎったのか、すぐに「頼まれれば」と付け足し、司会者らの笑いを誘った。(2015/05/13-14:29)

2365チバQ:2015/05/13(水) 21:50:13
http://jp.ibtimes.com/articles/1488533
ヒラリー・クリントンの副大統領候補は? 可能性の高い10人
By 加藤仁美 on 2015年5月13日 11時39分 更新
ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)さんの大統領選挙戦に「避けられない」噂話がある。これを早々に切り上げることはできない。ヒラリーさんの副大統領候補は時期尚早でも憶測でもない。8か月後には、大統領予備選挙の第1弾であるアイオワ州党員集会が開かれる。世論調査の結果、ヒラリーさんは他のすべての民主党の大統領候補者のなかで最も優位を示している。3月21日から4月21日に行われたRCP(Real Clear Politics)の世論調査ではヒラリーさん支持が62.2%、指名候補でヒラリーさんの対抗馬として浮上するのではないかとされる2位のウォーレン(Elizabeth Warren)さんは12.7%であった。ヒラリーさんが副大統領として選ぶと噂されている10名をここに挙げておこう。

米国では予備選で各党の大統領候補者が出そろうと、各候補者は副大統領候補も決めた上で大統領選挙本戦に臨む。

ジュリアン・カストロ(Julian Castro)さん
カストロさんは、住宅都市開発長官でテキサス州サン・アントニオ市前市長である。1974年9月生まれの40歳で(ヒラリーさんは2016年に68歳になる)、カストロさんはかなり若い。彼はヒスパニック系民主党員であるため、党公認候補者名簿を多様化し、ヒラリーさんに対する直接的な攻撃を今後、かわすことになるだろう。

カストロさんは2012年、米ノースカロライナ州シャーロットで開催された「米国民主党全国大会」の基調演説を任された。当時37歳のカストロさんはサン・アントニオ市長だったが、全米では無名だった。連邦議員でも州知事でもない人物が、党大会で基調演説を務めるのは異例だった。ちなみに2004年の民主党全国大会で基調演説を務めたのは、その4年後に同党の大統領候補に指名された、当時無名に近かったイリノイ選出・上院議員のバラク・オバマ(Barack Obama)さんで、彼はこれで知名度を上げたのだった。

ヘンリー・シスネロス(Henry Cisneros)さんもまたサン・アントニオ元市長だが、2014年にヒラリーさんと会ってカストロさんの政治的将来について語っており、シスネロスさんの後継者のカストロさんは副大統領としてふさわしいと話したという。

「ヒラリーさんが民主党の大統領候補に指名されれば、多くの問題があるが、それらのうち確実な問題の1つは、次世代に関係している。そして別の1つは、ラテン系民族のコミュニティーの重要性に関する問題になるだろう」とシスネロスさんはワシントン・ポスト紙に語った。「明らかなことだが、米国で副大統領候補として5人をリストに挙げるなら、カストロさんはその中に入れるべきである」と加えた。

マーチン・オマリー(Martin O’Malley)さん
メリーランド州ボルチモア前市長(在任: 1991-1999年)でメリーランド州知事(2007年以降)であるオマリーさんは、大統領選挙活動の流れのなかで試されている。1963年1月生まれの52歳の彼は、市長時代から注目されてきたが、知事退任が予定される2015年以降に注目が高まっている。ヒラリーさんが指名を狙うのならばオマリー知事は大統領指名選に出馬しない可能性が高いことを示唆していたが、これは副大統領の地位を視野に入れたシグナルであるとの見方もある。州知事としての政策は、銃規制推進・同性婚容認の州法の成立など、党の主流に沿ったリベラル派であり、ヒラリーさんが戦う厳しい選挙戦で民主党の一翼を担うことができる人物である。

50代のオマリーさんは、性別としても年齢としても党公認候補者としてバランスをとることになるだろう。「ヒラリーさんは初の女性大統領候補としての指名を目指している。そこに新鮮なイメージを持った白人男性知事であるオマリーさんを入れることは道理にかなっている」とクリスチャン・サイエンス・モニターのリンダ・フェルドマン(Linda Feldmann)さんは書いている。「ヒラリーさんが大統領候補に指名されれば最高齢の候補者ということになる。そこに若い副大統領候補を加えるのは理解できる。これは米国の民主党指導部の新世代導入を意味する」と加えた。

2366チバQ:2015/05/13(水) 21:51:05
デヴァル・パトリック(Deval Patrick)さん
マサチューセッツ州前知事(在任: 2007-2015年)のパトリックさんは、候補者として人種の多様性を追加する。パトリックさんは1956年7月生まれの58歳、オバマ大統領のブラックコミュニティの有力な代表者の1人であり、ヒラリーさんはパトリックさんを黒人票獲得の強化のために選択するかもしれない。しかし、パトリックさんの難点は、ヒラリーさんの2016年の選挙戦に向けて全エネルギーを傾けたいという熱意が見えないことであり、そこにヒラリーさんの弱点が示唆されている。

「ヒラリー前国務長官は並外れた公務員であり、素晴らしい大統領候補者になるだろう。しかし私は、一般の有権者が反感を覚えるのは避けられない事実だと思う」とパトリックさんはニュースウェブサイト「BuzzFeed」に昨年11月に語った。また、パトリックさんはヒラリーさんの選挙活動は「想定内」であり、パトリックさんは「すべての候補者の話を聞いてみたい」と語った。

コリー・ブッカー(Cory Booker)さん
コリー・ブッカーさんは2006年5月に36歳でニュージャージー州ニューアーク市長に当選し、2013年にニュージャージー州選出初のアフリカ系アメリカ人として上院議員(民主党)に当選した。ヒラリーさんの副大統領候補者名簿に人種と世代間のバランスを与えることになるだろう。

現在46歳のブッカーさんは若者層の有権者でヒラリーさん支持を高める可能性がある。超党派での彼の評判は無党派層の有権者を引きつけるだろう。しかし、ヒラリーさんが副大統領候補としてブッカーさんを選択した場合のマイナス面もあると、ニュージャージー州のシートンホール大学のマシュー・ヘイル(Matthew Hale)政治学教授はニュースサイト「Politicker NJ」に語った。

「ブッカーさんは現実に何を行うつもりなのかわからない」とヘイル教授は述べた。「人が副大統領に求めることの1つは、大統領から認められているということである。ブッカーさんは若く、経験も浅い。外交政策では殆ど経験がない。彼がトップシートを手に入れたいと真剣に考えているかどうかは分からない。あらゆる上院議員の名前が現在、候補者として挙がっている、誰もがそうなりたいと思っているのだから」と付け加えた。

エリザベス・ウォーレン(Elizabeth Warren)さん
マサチューセッツ州選出の上院議員であるウォーレンさんは一貫して大統領選出馬はしないと繰り返し述べてきた。しかし、ヒラリーさんとともに副大統領候補者名簿に入ることが、ヒラリーさんにとって進歩的な民主党支援者の支持を強化する最良の方法だろう。ウォーレンさんは1949年6月生まれの65歳、破産法を専門とし、積極的な消費者保護論者で、消費者金融保護局の設立に貢献した。2008年の金融危機の際には、不良資産救済プログラムの監督を目的として創設された不良資産救済プログラムに関する議会監督委員会メンバーの議長を務めた。

ヒラリーさんはウォーレンさんを高く評価してきた。2015年にタイム誌が選んだ最も影響力のある女性100人でヒラリーさんはウォーレンさんを称賛して「ウォーレンさんは、ウォール街の無責任なリスクテイクを管理下に置いて、金融システムの改革作業を完了することが遠い道程であることを忘れさせてくれた」と書いている。ヒラリーさんは、ウォール街を十分に制してこなかったとして、民主党内の一部から批判を受けてきた。

またヒラリーさんは「ウォーレンさんは躊躇せずに勢いのある人々の足元を抑える。銀行家、ロビイスト、政府高官、そして、大統領志願者ですらだ」ともタイム誌に書いている。

ティム・ケイン(Tim Kaine)さん
ケインさんはバージニア州選出の上院議員だが、副大統領候補となれば、無党派層の有権者からの支持を集めるのに貢献するだろう。民主党のケインさんは、オバマ大統領の中東政策を批判するために、ジョン・マケイン(John McCain)民主党・アリゾナ選出上院議員とともに、オバマ大統領は議会の承認を得ずISISに対する空爆を起動する権限を持っていなかったと批判した。しかし2016年の大統領選挙に向けて、ヒラリーさんに対してタカ派としてのポジションを示しているわけではないので、ケインさんはハト派民主党員とともに、ヒラリーさんの弱点をカバーするだろう。1958年2月生まれ57歳である。

またケインさんはクリントンさんの立候補を早くから支持しており、2014年5月にはヒラリーさんの支持を表明していた。「ヒラリー・クリントン前国務長官は多くの理由で第45代大統領に最適の人物である」とケインさんは政治ニュースサイトの「Politico」に語った。「非常に複雑な世界で、この国をリードするために必要な背景や経験を持つ米国の典型的な楽観主義者である」と述べた。

2367チバQ:2015/05/13(水) 21:51:26
ブライアン・シュバイツァー(Brian Schweitzer)さん
モンタナ州前知事のシュバイツァーさんは、2008年という早い時期から副大統領候補と目されてきた。シュバイツァーさんは西部内陸地で勝つことができた数少ない民主党員で、労働者階級の白人有権者の間でヒラリーさんへの支持を高めるだろう。しかし、彼はヒラリーさんに対して批判的なところもあり、それが副大統領候補になる彼のチャンスを減じている。

「ヒラリーさんは金融街ウォールストリートで、より多くのお金を動かすことができる大統領候補者ではない。1913年から21年まで第28代米国大統領を務めたウッドロー・ウィルソン(Woodrow Wilson)さんのような進歩主義は理解できない。人民主義になるべきだ」とシュバイツァーさんが2014年にヒラリーさんについて語ったとワシントン・ポスト紙は報じた。「ヒラリーさんはイラク戦争に行くことを認めたのだから、米国の再建に焦点を当てているとは言えない」とも述べていた。

エバン・バイ(Evan Bayh)さん
バイさん(59歳)はインディアナ州知事(在任1989-1997年)で、インディアナ州選出の連邦上院議員(1999年-2011年)でもあった。USAトゥデイによると、バイさんは2008年にオバマ大統領の副大統領候補の指名争いでジョー・バイデン(Joe Biden)さんに敗れたという。穏健派の民主党員として、バイさんは無党派層の有権者を引き込むことで、ヒラリーさんを支援できるだろう。また、彼はヒラリーさんの選挙運動を支援することも表明している。「(バイさんとヒラリーさん)両方の世界観を思うとき、双方が同志であり、互いに助け合いどこへ導くかを知っている」とバイさんはヒラリーさんの見解について述べた。

トム・ヴィルサック(Tom Vilsack)さん
ヴィルサック(Tom Vilsack)さんは、ヒラリーさんと長年の付き合いがあり、米国農務長官、第40代アイオワ州知事も務め、民主党に所属する。ヴィルサックさんは中西部でクリントンさんを支援することができる。

副大統領候補になれるというチャンスは、引退したアイオワ州選出のトム・ハーキン(Tom Harkin)上院議員によってもたらされた。ハーキンさんもヒラリーさんの近くに位置していた。「私が言いたいことはこうだ。真剣に民主党指名候補になることを考えている人物は、誰を副大統領候補にすべきかについても真剣に考えている。ヴィルサックさんこそが最適な副大統領候補だ」とハーキンさんはアイオワ州デモインのニュースサイト「Des Moines Register」に語った。

ホアキン・カストロ(Joaquin Castro)さん
前述したジュリアン・カストロ、サン・アントニオ前市長の双子の兄弟であるホアキン・カストロさん(40歳)は、テキサス州選出・民主党の下院議員で、テキサス州南部のサンアントニオ地域を代表する議員である。以前からカストロさん兄弟はともに党内期待の若手と目されてきた。ホアキンさんは双子のジュリアンさんと同じく、ヒラリーさんの副大統領候補として釣り合うだろう。

ホアキンさんが行ってきたことの1つが、早い時期からヒラリーさんの選挙活動を支援してきたことだ。副大統領になる代わりに、よくある話だが、ホアキンさんはテキサスのオフィスで州全体への活動を行ってきた。

「疑問の余地はない。ヒラリーさんは第45代大統領になる最適の人物である」と2013年9月にホアキンさんは電子メールに書いている。「ヒラリーさんは、国民のためにたゆまず働き続けてきた。彼女は誰でもアメリカンドリームを達成できるという信念を確実に持っている」と述べた。

*この記事は、米国版 International Business Times の記事を日本向けに抄訳したものです。(原文: Howard Koplowitz 記者「Who Will Be Hillary Clinton's Running Mate? 10 Possible Vice Presidential Nominees」)

2368チバQ:2015/05/16(土) 20:41:11
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150515-00000105-san-soci
米列車脱線、時速170キロでカーブ進入 制限の倍以上 死者7人に
産経新聞 5月15日(金)7時55分配信

 【ニューヨーク=黒沢潤】米東部ペンシルベニア州フィラデルフィアで起きた全米鉄道旅客公社(アムトラック)の列車脱線事故で、米運輸安全委員会(NTSB)は13日、列車が制限速度の2倍以上にあたる時速約106マイル(約170キロ)でカーブに進入していたと発表した。死者は1人増えて7人となった。

 現場は大きな左カーブで、制限速度は時速50マイル(約80キロ)。ロイター通信によれば「高度な安全装置」が適用されていない地点といい、乗務員がブレーキをかけたのは、事故発生のわずか数秒前だった。

 NTSBは、列車が異常な速度でカーブ区間に進入した原因や、線路の具合、乗員に対する指導法などについて調査する。

 現場ではこの日、激しく損傷した車両の一部をブルドーザーなどで撤去する作業が行われた。

 東部デラウェア州選出の上院議員出身で、首都と地元との往復にアムトラックを8千回程度利用したというバイデン副大統領は、「多くの人々と同様、アムトラックは私にとって第2の家族のようなものだ」と述べるとともに、犠牲者の遺族に哀悼の意を示した。

2369チバQ:2015/05/16(土) 20:41:31
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150514-00149211-newsweek-int
米鉄道は先進国で最も危険
ニューズウィーク日本版 5月14日(木)15時3分配信

 米政府の運輸当局は昨年、アメリカの鉄道の安全性について、新技術を早急に導入しなければ、「ちょっとした人的ミスで惨事と隣り合わせの状態だ」と警告したばかりだった。これに先立つ2008年には、相次ぐ鉄道事故の調査結果を受けた米議会が、15年末までに脱線・衝突事故を防ぐ新技術の導入を鉄道会社に義務付ける「鉄道安全性改善法」を採択した。

 新法成立後の数年間に、全米で最も利用者が多い、ワシントンとボストンを結ぶ「北東回廊」の路線では事故防止の列車制御システム、PTC(Positive Train Controlの略)が導入された。しかしその後、超党派の議員団が15年までの導入期限を5年間延長する法案を提出、今年3月末に可決された。

 安全対策を先延ばしにしようとするこうした動きがなければ、首都ワシントンからニューヨークに向かうアムトラック(鉄道旅客輸送公社)の列車が脱線し、乗客243人のうち少なくとも7人が死亡した今回の事故は防げていたかもしれない。

 事故現場では今も調査が続いており、脱線の原因はまだ発表されていない。脱線した列車は、貨物列車の線路と通勤列車の線路が収束する「魔のカーブ」付近を走っていた。議会が導入先送りを認めたPTCには脱線防止の機能があり、米国家運輸安全委員会(NTSB)の当局者は13日、PTCが導入されていたら、今回の事故は「防げたはずだ」と無念さをにじませた。

 だが当のアムトラックは新法制定後、コストがかかり過ぎ、期限が厳し過ぎるとして、政府と議会に安全基準の見直しを訴え、ロビー活動を展開。導入期限を2020年まで延長させることに成功した。

 そもそも鉄道安全性改善法の制定を促したのは、それまでに繰り返された一連の重大事故だ。なかでも最大の惨事は、2008年にカリフォルニア州で起きた通勤列車と貨物列車の衝突事故で、25人が死亡、135人が負傷した。連邦の規制当局は、「列車の衝突、速度超過による脱線」などの事故を防ぐには、PTC導入は不可欠の措置だと判断した。

 アメリカの鉄道は以前に比べれば安全になったとはいえ、先進国では飛び抜けて危険性が高い。保守系シンクタンク、アメリカン・エンタープライズ研究所(AEI)が3月に発表した調査報告によると、アメリカの鉄道の事故による負傷率は距離当たりでヨーロッパよりもはるかに高いという。「アメリカの鉄道システムは先進国では最悪クラスと言っていい」と報告書は結論付けている。

 連邦の規制当局と鉄道技術者たちは過去20年間、全米の鉄道路線網の安全性に警鐘を鳴らし続けてきたのだが。

2370チバQ:2015/05/16(土) 20:48:00
http://mainichi.jp/feature/news/20150517k0000m030024000c.html
米大統領選:共和党が民主党クリントン氏攻撃強める
毎日新聞 2015年05月16日 18時28分

 【ワシントン西田進一郎】2016年米大統領選挙を巡り、共和党が民主党有力候補のヒラリー・クリントン前国務長官(67)に対する追及を強めている。長官時代に個人のメールアカウントを使って公務をしていた問題に加え、夫のビル・クリントン元大統領が主宰する慈善団体に多額の献金をした外国政府・企業に便宜を図ったとする本が発売されたことを受け、「不透明だ」と攻撃の的にしている。

 問題になっているのは、クリントン前国務長官も立候補表明前に理事を務めていた慈善団体「クリントン財団」。地球温暖化や女性の地位向上などに取り組んでいるが、献金者リストにサウジアラビアなど女性の人権侵害が深刻とされる国が含まれていたことが春先に問題化した。批判を浴びた財団は、献金を受け入れる外国政府を英独など欧州4カ国とカナダ、豪州の計6カ国に限定する方針を発表した。

 しかし、共和党に近い保守系の作家が今月5日、クリントン前国務長官の「政治とカネ」の問題を調査したとする本「クリントン・キャッシュ」を発売。国務長官在任時に財団へ多額の献金をした外国政府や企業が、見返りとして米国務省から便宜を図ってもらっていたと主張した。共和党は、便宜供与の有無や倫理上の問題を巡って追及の声を強めている。

 一方のクリントン前国務長官陣営は、これらの主張に反論する専用サイトを開設。広報担当スタッフがビデオメッセージで「ずさんな調査と事実無根の攻撃に満ちている」などと反論した。

 米ギャラップ社が13日に発表した世論調査では、クリントン前国務長官に「好感を持つ」が50%、「好感を持たない」は46%。4月までの調査と比較すると、好感を持つ人の割合は横ばいだが、「持たない」は3月の39%、4月の42%と上昇傾向にある。

2371チバQ:2015/05/16(土) 20:49:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150516-00000022-mai-n_ame

<米大統領選>ボルトン元国連大使が立候補見送り 共和党
毎日新聞 5月16日(土)10時13分配信

 【ワシントン西田進一郎】2016年米大統領選挙への立候補の可能性を模索していたジョン・ボルトン元国連大使(66)は14日、インターネット上に動画を掲載し、立候補を見送ることを明らかにした。ボルトン氏は、ブッシュ前政権下で強い発言力を持っていた「新保守主義(ネオコン)」の代表格の一人。オバマ政権の外交を痛烈に批判し、共和党の候補者指名争いへの参加に意欲を示してきた。

 ボルトン氏は、立候補はしないものの、政治資金団体などはそのまま存続させ、外交政策を巡って発言を続けることで大統領選に影響を与えたい考えだ。動画では「力による平和」に価値を置くレーガン元大統領の外交方針を明確に主張し続けることで、「米国の将来に最も強力に貢献していくことができると信じている」と語った。

2372名無しさん:2015/05/16(土) 23:08:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150514-00000004-jct-soci
韓国人をブチ切れさせた NYタイムズ記事のすごい中身
J-CASTニュース 5月14日(木)17時32分配信

 在米韓国人が米ニューヨーク・タイムズ紙(NYT)の報道にいっせいに反発している。NYT紙の記事はニューヨークのネイルサロンに勤務する労働者の環境の劣悪さを浮き彫りにする内容だ。

 ニューヨークでネイルサロンを経営しているのは韓国人が大半だということもあって、記事では韓国人が他民族の従業員に対して差別的な扱いをしていると指摘している。こういった指摘に対して韓国人経営者らは「韓国人を侮辱している」などとして記事の訂正を要求、法的措置も辞さない構えだ。

■韓国人経営者は「スペイン系従業員は韓国人ほど賢く清潔じゃない」

 問題とされているのは、現地時間の2015年5月7日、「すばらしいネイルの代償」と題してウェブサイトに英語、中国語、韓国語、スペイン語の4か国語で掲載された長文記事。ニューヨーク市だけでもネイルサロンは約2000あり、ここ15年で3倍ほどに増えた。従業員の中には英語を満足に話せない人も多く、NYTの取材チームでは、ネイルサロンの労働者や経営者、計150人に4か国語で取材した。その結果、労働者の大半が最低賃金の水準を下回り、無給のケースもあったという。

 記事では、韓米ネイルサロン協会の話として、ニューヨーク市のネイルサロンの7〜8割が韓国人が所有していることも伝えている。劣悪な労働条件の責任の一端を韓国人が担っていることにもなり、記事では「民族的カーストシステム」と題した章を設けて、従業員の間にも韓国人とそれ以外とで格差があることを指摘している。カーストの順位は「韓国人→中国人→ヒスパニック(スペイン系)→それ以外の非アジア人」なのだという。

 例えば賃金格差については美容学校の教師や経営者の話として、「一般論として、韓国人労働者は他と比べて15%〜25%稼ぎが多いが、格差がもっと大きいこともある」と実情を伝え、あるサロンの韓国人経営者は「スペイン系従業員は韓国人ほど賢く清潔じゃない」などと差別意識を隠さなかった。それ以外にも、記事では(1)ヒスパニック(スペイン系)労働者は私語禁止で12時間勤務をせざるを得なかったが、韓国人は自由に話していた(2)チベット人の労働者は台所で昼食を取るように言われたが、韓国人は机で昼食を食べていた、といった人種差別的な事例を明らかにしている。

「賃金の差は技術によるもので人種によるものではない」
 これに対して、韓国人が経営するネイルサロンの業界団体が5月12日に会見して記事に反論した。その内容は(1)1時間8ドル75セントの最低賃金では人材確保が難しいくらい(=低賃金だという指摘は誤り)(2)賃金の差は技術によるものであって人種によるものではない、といったものだ。会見では、記事が「韓国人を侮辱している」として、訂正などが行われない場合には法的措置も視野に入れていることも明らかにされた。

 朝鮮日報は、この会見を伝える記事の中で、「ここ数年の間、中国系やベトナム系など後発が激しく追撃をしている。他民族店は、主に低価格で新規顧客を開拓しており、韓国人店は、比較的良好な技術を持った従業員を雇用し高級化戦略に転換している傾向にある」などと背景を説明しているが、NYTの調査報道は人手と時間をかけ、法的リスク管理も行われているとして「解決は容易ではない」と、韓国人の業界団体側の主張が受け入れられる可能性は必ずしも高くないとの見方を示した。

 実際、NYT報道後の5月10日には、ニューヨーク州知事が実態調査に乗り出す方針を打ち出し、NYTは5月11日付の紙面でも社説で「ネイルサロン従業員に正義を」と題して待遇改善を訴えるなど、業界にとっては外堀が埋まりつつある状況だ。

2373チバQ:2015/05/17(日) 21:58:53
http://www.sankei.com/world/news/150517/wor1505170012-n1.html
2015.5.17 10:09更新
【2016年米大統領選】
ジェブ・ブッシュ氏がイラク戦争で「失言」 「大量破壊兵器がないと分かっていても進攻した」

 【ワシントン=加納宏幸】2016年米大統領選の共和党候補者指名争いで最有力視されるジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)が03年3月のイラク開戦に関する「失言」で釈明に追われている。大量破壊兵器があるとの間違った情報を基に開戦を決めた兄のジョージ・W・ブッシュ前大統領(68)の判断を追認し、他候補の批判の的になったためだ。

 ブッシュ元知事は11日に放映されたFOXニュースの番組で、イラクに大量破壊兵器が存在しないとの正確な情報が分かっていた場合でも進攻したかという質問に対し、「していただろう。(民主党最有力候補の)ヒラリー・クリントン前国務長官でもそうしていたはずだ」と語った。

 ブッシュ氏はこれまで、父のジョージ・H・W・ブッシュ元大統領や兄の実績を称賛しつつも「私は私だ」と一定の距離を置き、イラク戦争を「間違い」と認めていた。

 ブッシュ氏の11日の発言に関し、共和党で出馬表明したポール上院議員は「米国民はイラク戦争が間違いだったと思っている」と反論。クルーズ上院議員や出馬を検討しているクリスティー・ニュージャージー州知事も、現在知られている情報に基づけば、開戦しなかったと述べた。

. 事態を受け、ブッシュ氏は14日、訪問先の米西部アリゾナ州テンピで「現在、判明していることを知っていたらどうしたか。私ならイラクには進攻しなかっただろう」と述べ、今なら兄とは違う判断をしていたとの考えを明確にした。

 ブッシュ氏の11日の発言は、同氏周辺が主張する「質問の取り違え」である可能性が高い。しかし米メディアは、14日に発言を明確に修正するまで、ブッシュ氏が「揺れ動き、不確かで、つじつまの合わない答え」(ワシントン・ポスト紙)を繰り返したとし、外交・安全保障問題での資質に疑問符を付けている。

2374チバQ:2015/05/20(水) 21:43:08
http://mainichi.jp/select/news/20150519k0000e030216000c.html
ハリウッド:住民困惑 名物看板に押し寄せる観光客
毎日新 ◇渋滞や喫煙が深刻化

 【ロサンゼルス長野宏美】米ロサンゼルスを象徴する巨大看板「ハリウッドサイン」の周辺住民が、看板が設置された山に押し寄せる観光客に頭を悩ませている。カーナビや携帯電話の地図検索機能の進化で看板に近づくことが容易になり、渋滞や喫煙が深刻化しているからだ。

 看板は1923年、不動産広告として、ロサンゼルス市内のグリフィス公園内にある標高約500メートルの山の山頂付近に設置された。ハイキングコースがあり、看板の裏から市内を一望できる。

 周辺に住むトニー・フィッシュさん(60)によると、違法駐車などが増えて消防車の進入が難しくなるほど。フィッシュさんは「公共駐車場を利用し、禁煙を守ってほしい。山火事シーズンを迎え、喫煙が一番怖い」と訴える。

 市当局はこれまで、大型車の規制や週末のシャトルバス運行などを行い、対策を探ってきた。それでも、ハイキングコース以外の場所や住民以外の立ち入りが禁止された道路に入り込む観光客は、後を絶たないという。

 一方、ウオーキング環境の向上を目指す団体のアリッサ・ウォーカーさんは、標識整備がされていないために迷う人が出ると考えている。自身のブログに看板への行き方案内を掲載したところ、住民から抗議を受けたが、「問題解決の基本的な方法は、よりより標識を設けることだ」と話している。聞 2015年05月19日 15時00分

2375チバQ:2015/05/20(水) 21:49:47
http://www.sankei.com/world/news/150520/wor1505200026-n1.html
015.5.20 17:03
【米次期大統領選】
ヒラリー氏、1カ月ぶりに記者の質問解禁 「隠れている」と批判受け




 来年の米大統領選の民主党最有力候補、ヒラリー・クリントン前国務長官が19日、約1カ月ぶりに記者団の質問にまとまった形で応じた。先月12日に出馬表明後、ほとんど記者を相手にせず、米メディアや共和党陣営から「隠れている」と攻撃されていた。

 クリントン氏はこの日、中西部アイオワ州で対話集会に参加。地方を行脚する一行の車列をひたすら追い掛けるだけの取材にしびれを切らした男性記者が、集会の休憩時にクリントン氏に直訴し、質疑応答が実現した。

 共和党有力候補の一人と目されるブッシュ元フロリダ州知事は16日、同じアイオワ州での集会で「私は800〜900件ぐらい質問に答えたと思うが、彼女は13件だ」と揶揄。クリントン氏もそろそろ“ガス抜き”が必要と判断したもようだ。(共同)

2376チバQ:2015/05/20(水) 21:52:37
>>2270
http://www.sankei.com/world/news/150519/wor1505190026-n1.html
2015.5.19 18:26
【米次期大統領選】
グラム氏も共和党指名争いに参戦 イスラム国掃討作戦の争点化目指す

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リンゼー・グラム氏(AP)
 【ワシントン=加納宏幸】米共和党のリンゼー・グラム上院議員(59)=サウスカロライナ州選出=は18日の米CBSテレビの番組で、6月1日に2016年の次期米大統領選への出馬を正式表明することを明らかにした。軍事力を重視する姿勢で知られるグラム氏の参戦は、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」掃討作戦のあり方に一石を投じそうだ。

 CBSのインタビューでグラム氏は、「出馬するのは、世界が崩壊しようとしているからだ。私には全軍最高司令官(大統領)になる能力がある」と述べ、イスラム過激派への対策を争点化する考えを示した。

 グラム氏は、08年大統領選で共和党候補だったマケイン上院軍事委員長の盟友。いずれも外交・安保分野の強硬派として知られ、グラム氏はイスラム国と戦うイラク治安部隊を訓練するため1万人規模の米軍派遣を主張している。

2377チバQ:2015/05/21(木) 22:02:36
http://www.sankei.com/world/news/150521/wor1505210039-n1.html
2015.5.21 17:23
【米次期大統領選】
候補が10時間の“マラソン演説” ポール共和党上院議員





 来年の米大統領選への出馬を表明した共和党のポール上院議員が20日、政府による対テロ情報収集活動に反対する姿勢を示すため約10時間半にわたり議場で演説を続けた。

 国家安全保障局(NSA)による市民の通話履歴収集の法的根拠となってきた愛国者法の規定が間もなく期限切れとなるため、延長の是非をめぐる議会審議が大詰めを迎えている。

 ポール氏は小さな政府を信条とするリバタリアン(自由至上主義者)として知られ、市民のプライバシーに立ち入る情報収集には反対の立場。深夜に至るマラソン演説で気骨を見せた。今回の演説は、フィリバスターと呼ばれる議事妨害の手法とはやや異なる。(共同)

2378chibaQ@HK:2015/05/24(日) 20:47:33
http://mainichi.jp/feature/news/20150523k0000m030052000c.html
米大統領選:共和党指名争い混戦…討論会出席制限に批判
毎日新聞 2015年05月22日 19時27分(最終更新 05月23日 01時05分)

 【オクラホマシティー(米南部オクラホマ州)西田進一郎】2016年の米大統領選挙に向けた共和党の指名争いが激戦となりそうだ。既に6人が正式に立候補を表明し、さらに6人以上が表明する見通し。米メディアは候補者討論会の対象者を世論調査の上位10人に絞る方針で、条件ぎりぎりの候補者からは「恣意(しい)的だ」との批判が出ている。

 初の討論会は8月6日に中西部オハイオ州で開かれる。主催するFOXニュースは20日、対象者を8月4日時点で直近5回の世論調査の支持率の平均で上位10人に限る方針を発表した。9月16日に2回目を開くCNNは討論会を2部構成とし、支持率上位10人とそれ以外に分ける方針だ。

 しかし「本命不在」の同党では、米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が直近の世論調査を平均した支持率で、首位の候補者でも15.4%にとどまる。

 9〜14位は2.4%から1.3%の間にひしめくが、その中の一人で来週にも出馬表明する見通しのリック・サントラム元上院議員は21日、オクラホマシティーで始まった同党候補者らの集会後、記者団に「誰もが同じ舞台に立つ権利を持つべきだ」などと批判した。

 前回12年にも立候補したサントラム氏は、全米で数%の支持率だったが、初戦の中西部アイオワ州の党員集会を制するなど、候補者指名を勝ち取ったミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事に中盤まで食い下がった。

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2379chibaQ@HK:2015/05/24(日) 22:07:55
http://mainichi.jp/feature/news/20150525k0000m030092000c.html
米大統領選:共和党、本命なき大混戦 予備選へ10人超え
毎日新聞 2015年05月24日 21時17分

 【オクラホマシティー(米南部オクラホマ州)で西田進一郎】2016年米大統領選挙に向けた共和党の有力候補が集まる「南部共和党リーダーシップ会議」が21〜23日、南部オクラホマ州で開かれた。同党の候補者指名争いは「本命候補」不在で、既に6人が立候補を表明。最終的には10人を超える大激戦となる見通しだ。候補らは、約8カ月後に始まる党員集会・予備選を見据え、火花を散らし始めた。

 「ワシントンには、よく戦う人はいるが勝利を収めていない。知事らは選挙に勝つために効果的な仕事をするが、戦いには勝っていない。両方できる人は今のところ見当たらない」

 ウィスコンシン州のスコット・ウォーカー知事(47)は21日の演説で、同党の指名争いをこう表現した。立候補表明はしていないが、世論調査ではジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)と首位を争う有力候補だ。

 減税や雇用創出など知事としての実績と、労働組合との「戦い」でリコール(解職請求)されながらも対立候補をはね返した戦績が光る。「両方できるのは自分だけ」という自信が言葉ににじんだ。

 「よく戦う人」と皮肉られたのは、テッド・クルーズ上院議員(44)やランド・ポール上院議員(52)だろう。当選1回ながら、上院で議事妨害の長時間演説をするなど戦い方は派手だ。妥協を許さない保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」の支持が強い。

 一方「選挙に勝つために効果的な仕事」をしてきたのは、民主、共和両党に振れる「スイング・ステート(揺れる州)」のフロリダ州で知事を2期務めたブッシュ氏や、民主党地盤のニュージャージー州で2期目のクリス・クリスティー知事(52)らとみられる。無党派層にも支持を広げる政策の幅や進め方の柔軟さが特徴だ。ただ、保守強硬派は両知事らを「穏健派」と批判する。

 クリスティー氏は22日、「共和党は、強くて、勝ち方を知っている候補者が必要だ」と民主党候補との本選挙を念頭にアピール。

 ブッシュ氏は「共和党は『快適な領域』から外に出て行く必要がある」と語り、ヒスパニックや黒人、若者に働きかける重要性を改めて強調した。オバマ大統領に敗れた08、12年の失敗を繰り返さないよう、内向きとなる保守強硬派を批判したものだ。

 これに対し、会議を欠席したクルーズ氏は、ビデオメッセージで「『保守』を掲げる候補者には『証拠を示せ』と聞いてほしい」と参加者に呼びかけ、穏健派をけん制した。

 世論調査では、上位のブッシュ、ウォーカー両氏やマルコ・ルビオ上院議員(43)でも支持率は10%台だ。

 黒人の元脳神経外科医のベン・カーソン氏(63)やマイク・ハッカビー元アーカンソー州知事(59)などテレビでも知られる候補や、12年大統領選にも挑戦したリック・ペリー前テキサス州知事(65)とリック・サントラム元上院議員(57)、さらにルイジアナ州のボビー・ジンダル知事(43)にも支持は広く薄く分かれている。

 ただ、会議中の模擬投票(投票数958票)ではカーソン氏が25.4%の支持を集めて首位。ウォーカー氏(20.5%)▽クルーズ氏(16.6%)▽クリスティー氏(5.3%)−−が続き、ブッシュ氏は全体で6位の4.9%だった。

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2380chibaQ@HK:2015/05/24(日) 22:13:19
http://mainichi.jp/select/news/20150524k0000e030110000c.html
米国:黒人2人射殺事件で警官無罪 オハイオ州で抗議活動
毎日新聞 2015年05月24日 09時02分

 米中西部オハイオ州の裁判所は23日、同州クリーブランドで2012年に自動車に乗っていた非武装の黒人男女2人を地元警察が射殺した事件で、殺人罪に問われた白人警察官、マイケル・ブリーロ被告(31)に無罪判決を言い渡した。米メディアが報じた。

裁判所は、被告が2人を故意に殺害したとの立証が不十分だと判断した。米国では警官による黒人市民への行き過ぎた暴力が問題視されており、クリーブランドでは判決を不服とする黒人市民らが抗議活動を行った。

 クリーブランドでは昨年11月、エアガンを持っていた黒人少年が警官に撃たれて死亡する事件も起きている。(共同)

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2381とはずがたり:2015/05/25(月) 12:55:46

キューバ、いったん合意した中国艦の常駐を撤回
http://www.yomiuri.co.jp/world/20150520-OYT1T50001.html?from=yartcl_outbrain1
2015年05月20日 07時49分

 キューバが昨年後半、いったん合意した中国海軍艦艇のキューバ常駐を撤回していたことが分かった。

 中国軍関係筋や、中国の動向に詳しい在中南米の外交筋が読売新聞に明らかにした。キューバが当時、米国と行っていた国交正常化交渉開始に向けた秘密協議に、進展があったことが背景にあるとみられる。

 関係筋などによると、キューバは2012年、艦艇の派遣やカリブ海での合同演習、海難救助訓練などを中国に提案した。中国は、米国をにらみ中南米地域で影響力を拡大する狙いがあり、提案に応じた。習近平シージンピン国家主席は昨年7月、キューバを訪問して艦艇の派遣方針を確認。最新鋭ミサイル駆逐艦を常駐させる方向で準備を進めていた。

 しかし、その後に両国間で実務レベルの協議に入ろうとしたところ、キューバが態度を一変させたという。キューバと米国は昨年末、国交正常化交渉の開始で合意した。

2015年05月20日 07時49分

2382チバQ:2015/05/25(月) 21:40:56
http://www.sankei.com/world/news/150524/wor1505240015-n1.html
2015.5.24 09:35

丸腰黒人カップル射殺の警官無罪 137発発砲、47発命中も「問題なし」 米オハイオ州でデモ






23日、米オハイオ州クリーブランドで、黒人を射殺した白人警官の無罪判決に抗議する市民ら(AP)
 【ニューヨーク=黒沢潤】米中西部オハイオ州の裁判所は23日、2012年に州内を車で走っていた丸腰の黒人カップルを追跡した末に射殺し、殺人罪に問われていた白人警官、マイケル・ブリーロ被告(31)に無罪判決を言い渡した。州内では同日、抗議デモが起きた。

 ロイター通信によれば、事件は同年11月下旬、同州クリーブランドで発生。この車から発砲があったとの通報を受けた警官らがパトカーで30キロ以上にわたり車を追跡した後に停止させ、警官13人が車に向かって計137発を発砲。男性は24発、女性は23発の銃弾を浴びて死亡した。ブリーロ被告は車の上に立ち、少なくとも15発撃ったとされる。

 事件後、車や沿道から銃は発見されなかった。男女が逃走した理由は不明だが、車のバックファイア(エンジンのシリンダー内部の火炎が吸気管に逆流する現象)による音を銃声と間違えられて通報され、前科のある男性が怖くなって逃走した可能性も指摘されている。

 判事は、自身が撃たれると思って発砲したブリーロ被告に問題はなかったと判断。被告は、陪審裁判を受ける権利を自ら放棄し、通常の裁判に臨んでいた。

2384チバQ:2015/05/26(火) 20:40:52
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 「分かったわよ」。19日のアイオワ州シダーフォールズ。中小企業経営者らとの会合を終えたヒラリーは待ち構えていた記者団に自ら近寄っていった。「傲慢」のイメージが広がるのでは元も子もない。

 ヒラリーは財団の問題について丁寧に答えたが、メディアは「ヒラリーが6つも質問に答えた」とちゃかして報じた。

 米大統領選まで残り1年半。ジョン・F・ケネディ、ジミー・カーター(90)、ビル、オバマ……。民主党で大統領にまで駆け上がった候補は、いずれも本命と目されなかった。

 00年大統領選。民主党の本命候補として臨んだ副大統領のアル・ゴア(67)は、下馬評で優勢だったにもかかわらず共和党候補のジョージ・ブッシュ(68)に負けた。

 「初の女性大統領」に期待がかかるヒラリーが挑むのは「民主党の本命候補は必ずしも勝っていない」という米大統領選が刻んできたもう一つの歴史である。(敬称略)



 次に米大統領の座を射止めるのはだれか。はやくも動き出した候補者たちの姿を追う。

2385チバQ:2015/05/28(木) 20:44:59
http://mainichi.jp/feature/news/20150529k0000m030068000c.html
米大統領選:サントラム氏 共和党候補指名争い立候補表明
毎日新聞 2015年05月28日 20時13分

 【ワシントン西田進一郎】米共和党のリック・サントラム元上院議員(57)は27日、地元ペンシルベニア州で演説し、2016年の米大統領選挙に向けた共和党の候補者指名争いへの立候補を表明した。サントラム氏は12年の大統領選に続き2回目の立候補。同党の主要候補の正式な出馬表明は7人目となる。

サントラム氏はキリスト教保守派を支持基盤とする。12年大統領選では、注目度は低かったが、初戦アイオワ州の党員集会を制するなど予備選の中盤まで食い下がった。ただ、今回は支持基盤が重なる候補が数人おり、前回のような戦いができるかどうかは不明だ。

 サントラム氏は演説で「(大統領に就任したら)初日から、米国を取り戻し、米国民を仕事に戻すために働く」と語り、労働者層の支持獲得を目指す考えを示した。

2386チバQ:2015/05/28(木) 21:17:50
http://mainichi.jp/select/news/20150529k0000m030010000c.html
米太平洋軍:初の日系人司令官ハリー・ハリス海軍大将就任
毎日新聞 2015年05月28日 17時58分(最終更新 05月28日 18時34分)
在日米軍などを統括する太平洋軍の司令官交代式が27日、米ハワイの真珠湾で行われ、ハリー・ハリス海軍大将(59)が日系人として初めて太平洋軍司令官に就任した。

 ハリス氏は、前任のロックリア大将と敬礼を交わし握手。就任の際の演説で、核開発を進める北朝鮮や地域で台頭する中国やロシアを名指しし「われわれが直面する挑戦には事欠かない」と強調し、けん制した。

 また、アジアを重視する戦略「リバランス」を太平洋地域で推進するために、「同盟国や友好国と緊密に協力していく」と述べた。

 ハリス氏は神奈川県横須賀市で、米国人の父と日本人の母の間に生まれた。(共同)

2387チバQ:2015/05/29(金) 21:57:43
http://www.sankei.com/world/news/150529/wor1505290004-n1.html
2015.5.29 00:53
【米次期大統領選】
元NY州知事が出馬表明 共和党で8人目






共和党のジョージ・パタキ元ニューヨーク州知事=4月17日、米ニューハンプシャー州(AP)
 米共和党のジョージ・パタキ元ニューヨーク州知事(69)は28日、ウェブサイトに掲載したビデオ声明で、来年の大統領選に出馬する意向を表明した。共和党の指名争いに加わる。共和党で出馬表明した主要候補は8人となった。

 ビデオ声明でパタキ氏は、民主党支持者が多い同州で党派を超えて行政を率いた指導力や、2001年の米中枢同時テロを乗り越えた経験をアピールし、「立ち上がるときだ」と支持を訴えた。

 パタキ氏は1995〜2006年にニューヨーク州知事を3期務めた。

2388チバQ:2015/05/29(金) 21:58:40
http://www.sankei.com/world/news/150529/wor1505290001-n1.html
2015.5.29 12:00
【アメリカを読む】
ブッシュ弟の「失言」 大統領選争点に浮上する「イラク戦争開戦判断」





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14日、米西部アリゾナ州テンピで行われた政治集会で、イラク戦争の開戦判断に明確な否定的見解を表明し、報道陣に取り囲まれるジェブ・ブッシュ氏(中央)=ロイター
 9年近くにわたって続き、約4500人の米兵が命をささげたイラク戦争は、米社会に深い傷を残した。2016年大統領選でも共和党のジョージ・W・ブッシュ前大統領(68)による03年3月の開戦判断の是非が争点として浮上している。

開戦の是非が争点に

 きっかけは、前大統領の弟で、共和党の大統領選候補指名争いで最有力と目されているジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)が、11日放映のFOXニュースのインタビューで口にした「失言」だ。

 キャスター「今、分かっていることを知っていたとしたら、イラク侵攻を許可したか」

 ブッシュ氏「していただろう。(民主党最有力候補の)ヒラリー・クリントン前国務長官も、そうしていたはずだ」

 この後、ブッシュ氏はインタビューで、イラクに大量破壊兵器が存在するとの間違った情報をもとにした開戦の判断を「誤り」だったと認めている。文脈からすると、キャスターが発した質問の前段を、聞き漏らした可能性が高い。

 しかし、その後、14日に「現在、判明していることを知っていたらどうしたか。私なら侵攻しなかっただろう」と明確に否定するまで、発言を弁解する様子が繰り返し米ニュースメディアで取り上げられた。

 ブッシュ氏のライバルたちは、「失言」に飛びついた。ランド・ポール上院議員(52)は政治専門紙ポリティコのインタビューで、ブッシュ氏の発言を「信じられないヘマ」であるとし、こう指摘した。

 「米国民は今、イラク戦争が間違いだったと思っている」

 ポール氏は、保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」の支持を受けており、他国への軍事介入に慎重なリバタリアン(自由至上主義者)の思想傾向を持つ。

 出馬を表明した、やはり茶会系のテッド・クルーズ上院議員(44)や、立候補を検討中の穏健派、クリス・クリスティー・ニュージャージー州知事(52)も、大量破壊兵器が存在しなかったという現在の情報をもとに「私なら開戦しなかった」と口をそろえた。

2389チバQ:2015/05/29(金) 21:58:57
最高司令官の資質は?

 共和党が上下両院を制した昨年11月の中間選挙では、イラクやシリアでのイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の増長が争点の一つとなった。共和党は、イラクからの米軍の完全撤退を決断したバラク・オバマ大統領(53)の弱腰姿勢を追及し、民主党候補と結びつける戦略をとった。

 11年末の米軍撤退後の力の空白を埋めるように勢力を増したイスラム国が米国人を続けて斬首殺害した衝撃は強く、共和党の戦略は当たり、イラク戦争の「開戦」ではなく、「終戦」の判断に注目が集まった。ブッシュ氏は今回の「失言」によって、開戦責任に焦点を当ててしまったことになる。

 ブッシュ氏はこれまで、兄の実績に敬意を払いつつも、「私は私だ」と強調し、一定の距離を置いていた。間違った情報をもとに始められたイラク戦争を「間違い」だと断言していた。

 ただ、今回の騒動は、前政権でイラク戦争の立案に当たったポール・ウォルフォウィッツ元国防副長官(71)=元世銀総裁=がブッシュ氏の外交・安全保障チームにいることを浮かび上がらせた。弁解を繰り返したことでブッシュ氏が独自の政策を練り切れていないとの印象を持たれ、最高司令官になる資質に疑問符が付いたことは「失言」そのものよりも重大だ。

クリントン氏にも「傷」

 ブッシュ氏が共和党の予備選・党員集会を制した場合に対峙すると目される民主党のクリントン氏(67)は、今のところ「失言」に反応を示していない。上院議員としてイラク開戦に賛成した過去の「傷」が、08年大統領選でオバマ氏との指名争いで敗れる一因となったのだから当然かもしれない。

 ただ、クリントン氏は回顧録で国務長官としてシリアの穏健な反体制派への軍事支援を模索したことなどを強調し、国際紛争に関するオバマ氏の弱腰姿勢とは一線を引くというしたたかさを見せている。

 米世論調査会社ギャラップの最近の調査では、大統領選で外交を重視するとした支持層は共和党77%に対し、民主党58%。テロ対策を重視するとしたのは共和党81%、民主党71%。共和党支持層の方が外交や安全保障により敏感といえる。ブッシュ氏がこうした問題で今後も対応を誤れば、手痛い打撃となる可能性がある。(加納宏幸 ワシントン支局)

2390チバQ:2015/05/30(土) 10:11:07
http://www.sankei.com/world/news/150529/wor1505290046-n1.html
2015.5.29 22:04
【2016米大統領選】
同性婚の是非めぐり白熱 共和候補、同性婚支持の無党派取り込み狙い曖昧戦術も

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C米大統領選有力者支持率
 【ワシントン=小雲規生】2016年米大統領選挙の有力候補らが、同性婚の賛否をめぐって思惑をめぐらせている。ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事は保守層の支持固めを狙って同性婚反対を強調。しかし共和党内でも同性婚への理解が広がる若者や無党派層の取り込みを狙って曖昧な立場をとる候補も目立つ。一方、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官は同性婚を全面支持してリベラル層にアピールしている。

 「われわれは伝統的な結婚の忠実な支持者であるべきだ。同性婚が憲法上の権利だとは思わない」。ブッシュ氏は5月17日のキリスト教系テレビ局とのインタビューで同性婚への反対を明言した。

 ブッシュ氏はまだ出馬表明していないが、共和党の穏健派として同党の候補者指名争いで最有力視される。1月には「法的な地位を求める同性カップルにも敬意を示すべきだ」とする声明を出すなど、無党派層への配慮もみせていた。

 しかし、ブッシュ氏は最近、保守色の強いマルコ・ルビオ上院議員やスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事らに支持率で追い上げられており、同性婚反対を明言することで自らの「保守らしさ」を強調し、支持拡大を目指したとみられる。

 一方、共和党内には曖昧戦術をとる候補者もいる。若者への浸透を目指すランド・ポール上院議員は4月のインタビューで異性婚を支持しながらも、「人々は法のもとで平等に扱われるべきだ」とも述べて同性愛者への理解を示唆した。

 また12年の共和党予備選で同性婚反対など保守的な価値観を打ち出して善戦したリック・サントラム元上院議員は、27日の出馬表明で同性婚問題に言及しなかった。米紙ワシントン・ポストは「サントラム氏でさえ、共和党が人口動態や社会的な価値観の急速な変化に対応せねばならないことを認めている」と分析している。

 これに対してクリントン氏は「同性婚が憲法上の権利として認められることを望んでいる」と明言。昨年までの「同性婚の是非は州の判断にまかせるべきだ」との立場からさらにリベラル側にシフトしている。

 米連邦最高裁は6月下旬に同性婚の是非をめぐる判決を下す見通しで、同性婚をめぐる議論は過熱している。各候補者の発言は今後も有権者の厳しい目にさらされそうだ。

2391チバQ:2015/05/31(日) 11:52:57
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150531/k10010097991000.html
米大統領選 民主党で3人目の立候補表明
5月31日 4時36分

米大統領選 民主党で3人目の立候補表明
来年行われるアメリカ大統領選挙で民主党では、3人目の候補者として東部メリーランド州の知事を務めたオマリー氏が立候補する意向を表明し、党内の候補者選びで、圧倒的な支持を受けるクリントン前国務長官に挑むことになりました。
民主党のマーチン・オマリー前メリーランド州知事は30日、地元で集会を開き、来年11月に行われる大統領選挙に立候補する意向を表明しました。
そのうえで「大統領の地位はクリントン家やブッシュ家で受け継がれる王位ではない。われわれ自身の政府を取り戻そう」と訴えて、格差の是正や移民制度改革などの実現を目指す考えを強調しました。
オマリー氏は52歳。最低賃金の引き上げなどに取り組んできたほか、TPP=環太平洋パートナーシップ協定については雇用が脅かされるなどとして反対しています。
大統領選挙に向けた民主党の候補者選びでは、これまでにヒラリー・クリントン前国務長官と、バーニー・サンダース上院議員が立候補を表明していて、オマリー氏が3人目の候補者となります。
ただ、現時点の世論調査ではクリントン氏が民主党支持者の60%余りの支持を集め、抜群の知名度で優位に選挙戦を進めています。
一方、共和党はすでに上院議員など8人が立候補を表明していますが、ぬきんでた候補者はおらず、激しい指名争いが予想されています。

2392チバQ:2015/05/31(日) 21:56:10
http://www.afpbb.com/articles/-/3050331
米副大統領の長男、ボー・バイデン氏死去 46歳
2015年05月31日 12:24 発信地:ワシントンD.C./米国
【5月31日 AFP】米ホワイトハウス(White House)は30日夜、ジョゼフ・バイデン(Joseph Biden)副大統領の長男で米デラウェア(Delaware)州司法長官を務めたボー・バイデン(Beau Biden)氏ががんのため死去したと発表した。46歳だった。バイデン副大統領が発表した声明によると、ボー氏は脳腫瘍を患っていた。

 ボー・バイデン氏は、副大統領就任に伴い上院議員を辞職した父親の後継として上院選出馬が一時取り沙汰されたが、デラウェア州司法長官退任後は法律家として活動していた。(c)AFP

2393チバQ:2015/05/31(日) 22:01:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150529-00000079-reut-n_ame
米大統領選出馬検討のトランプ氏、来月16日に会見=テレビ
ロイター 5月29日(金)16時28分配信

[28日 ロイター] - 2016年の次期大統領選で共和党の指名候補選に出馬することを検討している不動産王のドナルド・トランプ氏(68)は、6月16日にニューヨークで会見を開き、重要な発表を行う。ニューハンプシャー州のテレビ局WMURが伝えた。

WMURは、トランプ氏の側近が6月16日にニューヨークの「トランプ・タワー」でイベントが行われることを確認したが、そこで出馬を発表するかどうかは明確にしなかった。

トランプ氏は3月ロイターに、出馬検討のための準備委員会を立ち上げ、候補者選挙の皮切りとなるアイオワ、ニューハンプシャー、サウスカロライナの3州で事務所開設のためスタッフを採用したと述べていた。

2394チバQ:2015/06/01(月) 22:54:24
http://www.sankei.com/world/news/150601/wor1506010002-n1.html
2015.6.1 09:00
【アメリカを読む】
TPA法案、上院可決の舞台裏 8人を動かした意外なキーマンとは?





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連邦議会議事堂で記者会見を開き、貿易促進権限(TPA)法案の重要性を訴える共和党のミッチ・マコネル上院院内総務(中央)ら超党派の議員たち=19日、ワシントン(ロイター)
 米上院は22日、大統領に通商交渉の権限を委ねる貿易促進権限(TPA)法案を賛成多数で可決した。

 自由貿易に前向きな共和党と慎重な立場をとる民主党は4月16日の法案提出以降、政治バトルを展開。共和党にとって最大のハードルだった民主党による議事進行妨害(フィリバスター)を阻止する21日の投票では、産業界のトップやバラク・オバマ大統領(53)も巻き込んだ多数派工作が繰り広げられた。「めったに見られない劇的な展開」(米紙ワシントン・ポスト)となった一幕は、ひとまず昨年の中間選挙で上院での多数派を奪回した共和党に軍配が上がって幕切れとなったかたちだ。

8人を動かしたキーマン

 21日午前、TPA法案の審議打ち切りの是非を問う投票が始まった上院本会議場の中央で、共和党のミッチ・マコネル上院院内総務(73)ら賛成派が数人の議員を相手に最後の説得を続けていた。この時点での投数は賛成54票に対して反対38票。残り8人のうち3人が反対票を投じれば、最終的な法案の採決に進めない状況に陥ってしまう。

 しかし議員たちの輪が解けた直後、次々と入り始めたのは賛成票だった。約40分にわたった投票の結果は賛成62、反対38。議事進行妨害阻止に必要な賛成60票の確保が確定した。マコネル氏は投票後、「重要な法案を前進させることができてとても幸せだ」と笑顔をみせ、TPA法案反対の論陣を張ってきた民主党のハリー・リード上院院内総務(75)は言葉少なに本会議の中断を求めただけだった。

 この日の投票で最後の8つの賛成票を投じたのは民主党から6人、共和党から2人。米メディアはこの8人を動かしたキーマンとして意外な人物の名前を挙げる。米航空機大手、ボーイングのジム・マクナーニー最高経営責任者(65、CEO)だ。

2395チバQ:2015/06/01(月) 22:54:53
ボーイング、2つの思惑

 ボーイングの米議会への要望は2つ。1つ目はアジア太平洋地域でのビジネスチャンスにつながる環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の実現。2つ目は6月末に認可の期限が切れる米輸出入銀行の存続延長だ。輸出入銀の存続には「小さな政府」を志向する共和党内での反対が強いが、米国の輸出相手への融資保証を手がける輸出入銀はボーイングにとってビジネスのカギを握る。

 米メディアによると、マクナーニー氏は21日朝、最後の8人のうちのマリア・キャントウェル上院議員(56)=民主党=と面会。前日にはパティー・マリー上院議員(64)=民主党=とも会っている。2人はボーイングが本社を構え、約8万人の雇用を生み出すワシントン州の選出で、ボーイングから政治献金を受けとっている立場にある。

 キャントウェル氏らはマコネル氏との最後の交渉の場で、民主党指導部の意向に反してTPA法案に賛成することと引き換えに、輸出入銀の存続延長への協力を要請。マコネル氏がこれに応じた。キャントウェル氏は賛成票を投じた後、「マコネル氏は輸出入銀の存続延長問題を上院で投票にかけることを約束した」と明らかにした。

 また最後の8人の中にはボーイングが工場を持つサウスカロライナ州選出のリンゼイ・グラム上院議員(59)=共和党=も含まれる。グラム氏も投票後の声明で、「今日ほど輸出入銀の存続についてよい感触が得られたことはない」と表明。ボーイング側も「グラム氏らは輸出入銀の重要性を理解している」と称賛した。

今後の焦点は下院に

 この投票にはTPP合意に不可欠とされるTPAを後押ししてきたオバマ氏も一役買った。オバマ氏は投票が始まった後、議場にいたキャントウェル氏に電話をかけ、輸出入銀存続に向け下院に圧力をかけることを約束。21日の投票後には、記者団に対して「超党派の議員団が大きな一歩を踏み出したことに感謝したい」と述べた。

 上院での政治バトルは共和党による民主党の切り崩し工作が成功し、今後の焦点は下院での審議に移る。しかし2年ごとに選挙戦にさらされる下院では、民主党議員はTPAに慎重な立場を取る労働組合の意向を強く受けるため、切り崩しは容易ではないとの見方が多い。それどころか、オバマ氏に権限を一任することに抵抗を感じる共和党の強硬派から40〜80人程度の「大量造反」が出るとも予想されている。

 上院での戦いを制した共和党も勝利の美酒に浸っているヒマはない。TPA法案をめぐる政治ドラマはしばらく続きそうだ。(ワシントン支局 小雲規生)

2396チバQ:2015/06/01(月) 22:57:43
http://tocana.jp/2015/06/post_6461_entry.html

人種差別主義者が多い地域が一目瞭然の「米国レイシストマップ」が公開される!
2015.06.01

コメント1
関連キーワード:ジョー丸山, レイシスト, 人種差別, 地図

 先月、アメリカ東部ボルティモアで人種暴動が発生した。これは、黒人青年が警官の過度な暴行により死亡した事件がきっかけだった。アメリカ史上初の黒人大統領バラク・オバマ氏が誕生してから早くも6年経つが、暴動のきっかけとなった事件で露見したあからさまなヘイトクライムや人種差別思想「レイシズム」などが表だって見えない形で広がっているという――。

■「レイシストマップ」が公開される

 先月28日「Washington Post」が報じた、Googleの検索結果から作成された、アメリカのレイシズムの広がりを可視化した「レイシストマップ」が話題を呼んでいる。

racistmap1.JPG
「レイシストマップ」 「Washington Post」の記事より
 地図上の赤く示された地域はレイシスト指数が高く、そして青くなるに連れレイシスト傾向が低くなっている。地図を見るとアメリカで最も人種差別意識が高いと表示されている都市は北東部に集中しており、西部地方にかけてレイシズム傾向が低いことがわかる。特にアメリカ北東部のペンシルバニア州を中心とするコール(石炭)地帯と呼ばれるエリアと、カナダとの国境地帯で五大湖を跨ぎウィスコンシン州東部までを示す「ラストベルト地域」(共に主な商業のグローバル化が進み、事業の外部委託が促進されたことによる不景気が進んでいる地域)で、レイシズムが広まっていることを示している。また、北東部に位置するアメリカ合衆国の最も古い地域でアメリカ独立戦争発祥地であるニューイングランド地方とニューヨーク州の2つの地域も、レイシズムのホットスポットであることが判明した。

■従来の聞き取り調査は事実と異なる! 「Googleトレンド」を使用した斬新な調査方法

 今回作成された「レイシストマップ」は、データ科学者のセス・ステファンズ・デヴィッドウィッツ氏が考案した方法論により作成された。この調査方法は、以前オバマ氏が当選したアメリカ大統領選挙の際、いかにレイシズムが選挙結果に反映するかを調査するために使用されたものだ。従来のシンプルな方法で行われる差別意識調査とは一線を画し、「Googleトレンド」を使用するという画期的な方法が取られる。

 Google上での検索ワードの結果をまとめた「Googleトレンド」を使った調査は、公的機関などによる調査よりも結果がストレートに出やすいとセス氏は語る。

「人はGoogleでワードを検索する場合、PCの前でひとりになることが多い。そこでは、社会的にタブーな考えを表に出しやすくなる傾向があるんです。つまり人はGoogleの前では驚くほど率直に、素の自分になれるのです」(セス氏)

 また、従来の調査方法による結果では、アメリカは比較的異民族に対して寛容であるという結果が出ていた。しかし、その研究結果と実際に存在する差別意識とのギャップが重要だと語る。

「もし、真正面から『あなたはレイシストですか?』と聞いた場合、ほとんどの人がシンプルに『NO』と答えるでしょう。それはアメリカの現代社会で広まっているレイシズム思想が知らないうちに、潜在意識に作用しているからだといえます」(セス氏)

 セス氏の考案した「Googleトレンド」を使用した調査方法を使い、今回メリーランド州大学、コロンビア大学、エモリー大学、ハーバーランドの研究者たちが黒人に対するヘイト表現である「ニガー」というワードが含まれる検索に着目してレイシズム意識調査を行った。すると「ニガー」は、「偏頭痛」、「エコノミスト」、「セーター」、「デイリーショウ(アメリカの人気番組)」、「レーカーズ(NBAの人気チーム)」というワードと同頻度に検索されていた。こういった膨大な検索データをもとに数年かけて地域の人々の関心を研究し、エリア別に比較した結果、レイシズムが最も広がっている地域にある恐ろしい傾向があること判明した。

2397チバQ:2015/06/01(月) 22:58:00
■レイシズムの広がりと黒人の死亡率がリンクしている!?

racistmap2.JPG
「Hate Map」のサイトより
 研究者たちが膨大なGoogleのデータを集計し、導き出したところ、レイシズム傾向が強い地域では、アフリカ系アメリカ人の死亡率が高くなるという事実が判明した。

 研究者いわく「レイシズム表現を含むGoogleサーチをする人が多く存在する地域では、黒人のあらゆる原因による死亡率が他の地域と比べ8.2%も高くなる」と、黒人の死亡率とレイシズムとの関連性について語り、次のように結論づけている。

「もちろん、オンライン上のレイシストたちが、直接的に黒人を死に導くわけではありません。しかし、レイシズムの流行は、ブラックコミュニティの健康状態や経済状況の悪化の一因となり得るのです。人種差別を受けたことにより、社会経済的な成功への意欲が減少し、それが経済的に恵まれない状況へと陥らせ、結果として健康状態に悪影響を与える。また雇用における人種差別により、彼らは直接的に経済的な負担を強いられることとなり、それが結局、精神と肉体の健康の悪化へとつながるのです」(研究チーム)

 アメリカでのレイシズムの流布に反して「ワールドバリューズサーベイ世界価値観調査(世界の異なる国の人々の社会文化的、道徳的、宗教的政治的価値観を調査するもので5年ごとに実施されている国際プロジェクト)」によると、総体的にアメリカはイギリスやオーストラリアと同様に異文化の受け入れに対して寛容であり、「自分と似た人種の隣人しか望まない国民の率」は、アメリカ人の僅か3.8%の人のみとされている。爆発的なインターネットの普及で、誰もが情報発信者となれる現在、無意識に発信され広まるレイシズム思想の流行は、意識的に拡散されるヘイトワードよりも危険な要素を含んでいるのかもしれない。
(文=ジョー丸山)

参考:「Washington Post」、「Daily Mail」、ほか

2398チバQ:2015/06/01(月) 22:58:38
↑ いわゆる赤い州/青い州とは違う傾向ですね
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%A4%E3%81%84%E5%B7%9E%E3%83%BB%E9%9D%92%E3%81%84%E5%B7%9E

2399チバQ:2015/06/01(月) 23:05:48
http://www.sankei.com/world/news/150531/wor1505310036-n1.html
2015.5.31 22:56
【米次期大統領選】
民主オマリー氏が「世代交代」掲げ出馬表明 若さは武器に?

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米民主党のオマリー前メリーランド州知事=2015年1月、メリーランド州アナポリス(AP=共同)
 【ワシントン=加納宏幸】2016年米大統領選に、民主党のマーティン・オマリー前メリーランド州知事(52)が5月30日、出馬を表明した。世代交代を掲げて党の指名獲得を目指す。支持率では本命のヒラリー・クリントン前国務長官(67)のはるか後方にいるものの表明演説では“ブッシュ・クリントン王朝”の阻止を目指すと表明した。「若さ」は武器になるのだろうか。

 オマリー氏は米東部の同州ボルティモアでの演説で、金融業界がクリントン氏か共和党のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)の就任を望んでいると指摘し、「大統領という職は(クリントン、ブッシュ)両家の間で継承し合う王冠ではない」と述べた。そして、「新しい指導者」が必要だと説いた。

 民主党からはこのほか、無所属のバーニー・サンダース上院議員(73)が指名争いに名乗りを上げており、3人の中でオマリー氏が最年少となる。オマリー氏の支持者らがこのほど設立した、無制限に政治献金を集められる「特別政治活動委員会(スーパーPAC)」も「ジェネレーション・フォワード」(世代を前に)と名付けられた。

 クリントン氏が17年1月に次期大統領に就任することになれば、69歳11カ月の史上最高齢で就いたロナルド・レーガン元大統領に次ぐ、69歳3カ月弱でのホワイトハウス入りとなる。すでに重点州を飛び回っているが、国務長官在任中に頭の血栓で入院した過去があるため、共和党側からは体調不良説が流されている。

 オマリー氏は08年の大統領選予備選ではオバマ大統領に敗れたクリントン氏を支持した。今回の挑戦に当たり、オマリー氏の念頭にあるのは、ボランティアで携わった民主党のゲーリー・ハート上院議員(当時)による1984年大統領選予備選だ。47歳のハート氏は、56歳のウォルター・モンデール前副大統領(同)を相手に「新思考」を掲げて善戦した。

 若さを売りにしているのは、共和党で出馬表明した8人の中で最も若いマルコ・ルビオ上院議員(44)も同じだ。クリントン氏に「過去のリーダー」のレッテルを貼った。

 もっともクリントン氏にしてみれば、こうした攻撃もどこ吹く風。「最年少候補になれないことは分かっているが、私には大きな強みがある。すでに髪を染めているから、ホワイトハウスに入ってから白髪になったと思われない」。サウスカロライナ州で5月27日、自らの「老い」をネタに、聴衆を笑わせる余裕を見せた。

2400チバQ:2015/06/01(月) 23:07:10
http://www.sankei.com/world/news/150601/wor1506010036-n1.html
2015.6.1 21:22

米「通信履歴招集」規定が失効 テロ対策かプライバシー保護か 上院多数派の共和党内で愛国者法論争

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愛国者法の規定の失効回避が模索された5月31日、米連邦議会議事堂で記者団の質問に答える共和党のポール上院議員(ロイター)
 【ワシントン=加納宏幸】米国家安全保障局(NSA)が実施してきた個人の通信履歴情報の収集活動の根拠となってきた愛国者法の規定が5月31日いっぱいで失効した。オバマ大統領はテロ対策に支障が出るとして活動の継続を求め、米上院は同日、失効を回避するための審議を行ったが、多数派の野党・共和党で安全保障とプライバシーのどちらを重視するかの論争に決着がつかなかった。

 上院の審議は、テロ対策のため規定の延長を主張する共和党のマコネル上院院内総務ら重鎮と、リバタリアン(自由至上主義者)の視点から活動中止を求めるポール上院議員らが歩み寄れるかが注目された。

 マコネル氏は規定の2週間延長を模索したが、ポール氏はこれも拒否。マコネル氏は次善の策として、下院で可決した「米国自由法案」を議題とすることを求め、77対17の賛成多数で審議入りが決まった。

 同法案は一定の制約の下で収集活動の継続を認める内容で、オバマ氏も上院に可決を促していた。しかし、上院が31日に採決を行わなかったことで、少なくとも今週半ばまでは活動が中断することが確定した。

 2001年の米中枢同時テロ後に制定された愛国者法に基づく通信履歴情報の収集活動は、「テロとの戦い」を進めた共和党のブッシュ前政権が始めた。共和党のベイナー下院議長は31日、「(国際テロ組織)アルカーイダや(イスラム教スンニ派過激組織)『イスラム国』など世界中のテロリストが米国への攻撃をたくらみ続けている」とし、米国自由法案の可決を求めた。

 ただ、オバマ政権下で、「大きな政府」に反対する保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」が共和党内で影響力を増すと、表現の自由やプライバシーの権利の観点から収集活動に反対する声が出てきた。

 同党内には、2016年大統領選への出馬を表明したポール氏が強硬な反対論を唱えているのは、茶会などの支持を狙ったものとする見方がある。AP通信によると、重鎮のマケイン上院議員は31日、ポール氏を「国家安全保障よりも資金集めにより高い優先度を置いている」と批判した。

2401とはずがたり:2015/06/02(火) 18:42:15
ひどす。。(;´Д`)

米空港の保安検査、武器や爆発物の95%を見落とし
http://jp.wsj.com/articles/SB12759595096617873597504581023002355398030?mod=WSJ_article_EditorsPicks
By Jessica Marmor Shaw
2015 年 6 月 2 日 16:58 JST

米空港での武器や爆発物の保安検査通過、95%に Getty Images

 空港での保安検査を楽しみにしている人などいないが、少なくとも、安全面では役立っているはずだ。バックパックに入れたスイスアーミーナイフがどういうわけか保安検査を通過したことが1回くらいはあったかもしれないが、本物の武器や爆発物なら検査に引っかかるはずだ。そう思いたい。

 ところが、米ABCの報道によると、米国土安全保障省が実施した内部調査で、おとり捜査員が乗客を装って持ち込んだ機内持ち込み禁止の武器やまがい物の爆発物を検査官が見落とした確率が95%に達したことが分かった。

 この実験は最も利用客の多い複数の米空港で行われ、捜査員は何度も武器を持って検問を通過することができた。ABCの報道によると、運輸保安局(TSA)の検査官らは70回のうち67回も見落とした。

 国土安全保障省の詳細な調査結果は今夏中に公表される見通しだという。

 同省の広報担当者はCNNに対し、「こうした報告書の数字は文脈から切り離されると良く見えたためしがない。しかし、これはわれわれの航空安全への絶え間ない取り組みの中で重要な問題だ」と述べた。

原文(英語):TSA missed weapons, explosives in 95% of security tests

2402チバQ:2015/06/02(火) 20:56:07
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150602/k10010100091000.html
米大統領選 共和党から9人目の立候補
6月2日 7時00分

来年のアメリカ大統領選挙に向けて、野党・共和党から立候補が相次ぐなか、今度は、党内きっての対外強硬派として知られるグラム上院議員が、9人目となる立候補を表明し、共和党の指名獲得争いは激しくなると予想されています。
共和党のリンゼー・グラム上院議員は1日、地元の南部サウスカロライナ州で演説し、「イスラム過激主義と平和的な共存はできない。私はアメリカの敵を倒す大統領になりたい」と述べ、来年のアメリカ大統領選挙への立候補を表明しました。
グラム氏は59歳。空軍などの勤務のあと、下院議員を4期務め、2003年から上院議員です。過激派組織IS=イスラミックステートやイラン、それにロシアや中国などに厳しい姿勢を示す、共和党内きっての対外強硬派として知られています。
来年の大統領選挙で政権奪還を目指す共和党からは立候補が相次いでおり、グラム氏が9人目となります。さらに今後もブッシュ前大統領の弟のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事らの立候補が見込まれており、共和党の指名獲得争いは激しくなると予想されています。
一方、与党・民主党は、圧倒的な支持を集めるクリントン前国務長官に対し、TPP=環太平洋パートナーシップ協定に反対するサンダース上院議員とオマリー前メリーランド州知事が挑む構図となっています。

2403チバQ:2015/06/03(水) 22:01:14
http://mainichi.jp/select/news/20150603k0000e030166000c.html
米上院:テロ情報収集再開へ 「米国自由法案」可決
毎日新聞 2015年06月03日 10時53分(最終更新 06月03日 11時58分)

 【ワシントン西田進一郎】米国家安全保障局(NSA)が行っていた不特定多数の大規模通話記録収集に一定の制限を設ける「米国自由法案」が2日、下院に続いて上院でも可決され、オバマ大統領の署名を経て成立した。大規模通話記録収集の根拠となっていた愛国者法の規定が1日午前0時に失効し、対テロ情報収集活動の一部が停止に追い込まれていたが、新たな法の下で再開される。
 米国では2001年9月の米同時多発テロを受け、愛国者法が成立。NSAは同法の規定に基づき、テロ阻止のため一般市民など不特定多数の通話履歴を大規模に収集していた。しかし、中央情報局(CIA)元職員のスノーデン容疑者が13年に実態を暴露し、行きすぎた活動だと批判が高まった。大統領は昨年3月、監視対象の絞り込みや記録を政府ではなく電話会社に保持することなどの見直し案を発表した。

 米国自由法案は、見直し案に沿った内容で、通信会社が通話記録を保管するとし、NSAなどの情報機関が記録を利用する場合は外国情報監視裁判所の承認が必要と定めている。下院は同法案を5月に可決したが、上院は過半数を握る共和党内の意見が大きく割れたため5月31日までに米国自由法案も可決できず、情報収集活動の一部が停止を余儀なくされていた。

2404チバQ:2015/06/04(木) 20:51:32
http://www.sankei.com/world/news/150604/wor1506040003-n1.html
2015.6.4 06:00
【米次期大統領選】
「過去」に足を引っ張られるクリントン、ブッシュ両氏 世論調査で好感度下落

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米南部サウスカロライナ州の集会で演説するクリントン前国務長官=5月27日(AP)
 【ワシントン=加納宏幸】2016年米大統領選で民主党の最有力候補、クリントン前国務長官(67)の好感度が下落したことが2日、米CNNと調査機関ORCが2日発表した世論調査で分かった。共和党ではブッシュ元フロリダ州知事(62)も若手のルビオ上院議員(44)に支持率で抜かれた。クリントン氏は自らの、ブッシュ氏は家族の「過去」に、それぞれ悩まされている。

 5月末に実施された調査によると、クリントン氏を「好ましい」としたのは3月の53%から46%に7ポイント下落。逆に「好ましくない」としたのは44%から50%に上昇した。同氏を信頼できるとした回答は50%から42%に減少した。

 国務長官在任中に公務で私用メールアドレスを使っていた問題をめぐり、米メディアや野党・共和党から追及を受けていることが影響したとみられ、問題が発覚するきっかけとなった2012年のリビア東部ベンガジでの米領事館襲撃事件への対応に満足していないと答えたのは58%に上った。

 クリントン氏は、共和党の主要候補と本選で戦った場合を想定した調査でも、10ポイント以上引き離していた4月に比べて差を縮められた。ポール上院議員(1ポイント差)、ルビオ氏、ウォーカー・ウィスコンシン州知事(ともに3ポイント差)、ブッシュ氏(8ポイント差)という結果が出た。

 ただクリントン氏の場合、夫が元大統領という家族の過去はマイナス要因にはなっていないようだ。民主党の指名争いで他を圧倒する状況に変化はない。支持率は4月の調査の69%から60%に下落したが、バイデン副大統領(14%)、サンダース上院議員(10%)に大きく差を付けた。

 一方、共和党の指名争いはさらに混沌(こんとん)としてきた。4月の出馬表明直後の調査で11%だったルビオ氏の支持率が14%に上昇し、初めてトップに立ったのだ。常に上位を占めていたブッシュ氏は17%で首位だった前月から13%に下落し、2位となった。

 ブッシュ氏が近く予定する出馬表明後の世論の反応は不透明だ。ただ、「過去」と「未来」のどちらを象徴する候補者かという設問では、ブッシュ氏(過去62%、未来34%)、ルビオ氏(過去32%、未来58%)と対照的な結果が出た。

 ブッシュ氏の父が元大統領、兄が前大統領であることを理由に「投票しないと思う」と答えたのは56%に上っていた。ブッシュ氏は、イラク戦争の長期化で低支持率のまま任期を終えた兄の「過去」に足を引っ張られる可能性がある。

2405チバQ:2015/06/04(木) 20:54:52
http://www.sankei.com/world/news/150604/wor1506040024-n1.html
2015.6.4 10:05
【米次期大統領選】
米民主党、チェーフィー前ロードアイランド州が出馬表明






ワシントン近郊の大学で来年の米大統領選への出馬を表明するチェーフィー前ロードアイランド州知事=3日(AP=共同)
 米民主党のチェーフィー前ロードアイランド州知事(62)が3日、ワシントン近郊の大学で演説し、来年の大統領選に出馬すると表明した。民主党予備選に名乗りを上げたのは4人目。

 最有力候補のクリントン前国務長官(67)に挑むが、世論調査でチェーフィー氏の支持率は1%前後にとどまっている。

 演説では、共和党上院議員だった2002年にイラク開戦容認決議に同党上院議員で唯一反対したことを強調。民主党の上院議員だったクリントン氏が賛成したことを追及し、外交を主要争点と位置づけるとみられる。

 06年に上院議員落選後、共和党を離党。10年に無所属で同州知事に当選し、13年に民主党入りした異色の経歴を持つ。(共同)

2406チバQ:2015/06/05(金) 21:27:32
http://mainichi.jp/shimen/news/20150605dde007030031000c.html
16年米大統領選:ペリー氏出馬へ 共和党10人目
毎日新聞 2015年06月05日 東京夕刊
 【ワシントン西田進一郎】米共和党のリック・ペリー前テキサス州知事(65)は4日、同州で演説し、2016年大統領選挙に向けた共和党の候補者指名争いへの立候補を表明した。ペリー氏の立候補は12年大統領選に続き2回目。同党主要候補の立候補表明は10人目となった。

 ペリー氏は00年大統領選で当選したブッシュ前大統領の後任として同年に副知事から昇格し、今年1月まで知事を務めた。12年大統領選の指名争いでは、保守強硬派の支持を集めて序盤に支持率首位に立ったが、討論会で失言などを繰り返して撤退した。

 ペリー氏は演説で、経済成長や賃金引き上げ、中間層強化の必要性を指摘し、「我々ならできる。ここテキサスでやってきたからだ」と知事時代の実績を強調した。

2407チバQ:2015/06/06(土) 09:10:58
>>2387
http://mainichi.jp/feature/news/20150530k0000e030165000c.html
米大統領選:パタキ元NY州知事 共和党指名争い出馬表明
毎日新聞 2015年05月30日 11時00分(最終更新 05月30日 11時10分)
 【ワシントン西田進一郎】米共和党のジョージ・パタキ元ニューヨーク州知事(69)は28日、2016年大統領選に向けた同党の候補者指名争いへの立候補を表明した。同党の主要候補の立候補表明は8人目。

 パタキ氏は、民主党地盤の同州で1995年から2006年まで3期12年間知事を務めた。テロとの戦いや小さな政府、経済成長を重視する姿勢と同時に、銃規制や妊娠中絶の権利などには理解を示し、社会的政策では党内で穏健派とみられている。

 パタキ氏は東部ニューハンプシャー州で演説し「12年間の保守的な政策で、依存を機会に、あきらめを希望に替えた。同じことが米国でできる」と決意を表明。知事として対応した01年の同時多発テロの教訓を忘れないと強調し、イスラム過激派組織「イスラム国」(IS=Islamic State)に触れながら「今は米国の軍事力を弱める時ではなく、強める時だ」と語った。

2408チバQ:2015/06/06(土) 09:15:05
http://www.cnn.co.jp/usa/35065494.html
ジェブ・ブッシュ氏が大統領選出馬を正式表明へ
2015.06.05 Fri posted at 11:58 JST
ワシントン(CNN) 米共和党のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事が、来年の大統領選挙への出馬を公式表明する見込みとなった。
すでにブッシュ氏は全米各地を回っているが、今月15日のマイアミ・デード大学でのイベントから選挙運動を正式にスタートする。
インターネット上ではこのイベントへの参加を登録するためのサイトも立ち上がった。ブッシュ氏の側近の1人はCNNに対し「準備はできている」と語った。
ブッシュ氏は昨年末に出馬への意欲を表明。共和党の予備選を勝ち抜き指名を獲得する最有力候補と目されてきた。ここ数カ月は共和党の大物支持者から選挙資金を集めるための活動を続けていたが、まだトップの座を確保したとは言えない。同じフロリダ州を地盤とするマルコ・ルビオ上院議員が支持を伸ばしているからだ。
CNNと世論調査機関のORCが今週、共同で実施した世論調査では、ルビオ上院議員の支持率は14%で第1位となった。
ブッシュ氏の支持率は13%で2位だったが、事実上ほぼ互角の争い。他にはやはり有力候補と目されるウィスコンシン州のスコット・ウォーカー知事や、マイク・ハッカビー前アーカンソー州知事が10%程度の支持を得ている。
ブッシュ氏にとって予備選の序盤戦は苦しい戦いが予想される。特に、きわめて保守的な共和党員が多いことで知られるアイオワ州では、ブッシュ氏の保守政治家としての信頼性に疑問の声が上がっている。
背景には教育政策などいくつかの重要な問題について、ブッシュ氏が共和党保守派と相容れない立場を取っていることがある。
州知事時代に移民法改革を支持し、不法移民にも市民権獲得の道を開く考えを表明したのもその一つだ。
またブッシュ氏はスペイン語に堪能で妻はメキシコ系だ。このため予備選を勝ち抜くことができれば、本選では大票田である中南米系の支持を見込めるかもしれない。

2409チバQ:2015/06/06(土) 09:27:59
共和党は、ブッシュ、ルビオ、スコット・ウォーカー、ハッカビーのいずれかって感じかな

ということで、大統領候補整理
■民主党
クリントン前国務長官(67)動画で米国の景気回復が富裕層にしか及んでいないことを指摘し、中間層や低所得者層の底上げを選挙戦の核に据える考えを明確にした。また、働く女性や若者、ヒスパニックや同性愛者らを取り上げ、幅広い層を支援する自身の姿勢を改めて示
副大統領候補>>2365-2367

バーニー・サンダース上院議員(バーモント州)米議会の民主党会派で活動している無所属議員 「民主社会主義者」を自任し、リベラル派を代表する人物>>2350

マーチン・オマリー前メリーランド州知事 「大統領の地位はクリントン家やブッシュ家で受け継がれる王位ではない。われわれ自身の政府を取り戻そう」と訴えて、格差の是正や移民制度改革などの実現を目指す考えを強調>>2391

チェーフィー前ロードアイランド州知事(62)支持率は1%前後 共和党上院議員だった2002年にイラク開戦容認決議に同党上院議員で唯一反対したことを強調 06年に上院議員落選後、共和党を離党。10年に無所属で同州知事に当選し、13年に民主党入りした異色の経歴を持つ>>2405

2410チバQ:2015/06/06(土) 09:28:15
■共和党
○穏健派
ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)コルンバ夫人はメキシコ出身で、ブッシュ氏はスペイン語も堪能だ。移民制度改革にも熱心で、共和党の課題であるヒスパニック系の支持 【>>2322 支持率14.5%】【>>2408 支持率14% 2位】

クリス・クリスティー(52)ニュージャージー州知事 知事選でクリスティー氏を支持しなかった民主党の市長に対し、側近が政治的報復として橋の交通を阻害して渋滞を引き起こした疑惑「ブリッジ・ゲート」で大きなイメージダウンとなった。>>2318 【>>2322 支持率6.3%】

マルコ・ルビオ上院議員(フロリダ州)(44)両親がキューバ移民 バーテンダーの父とメイドの母の息子が、権力や特権を持つ親の息子と同じ夢や未来を持つことができたとし、「アメリカン・ドリーム」が実現できる国にすると訴えた。>>23312010年のフロリダ州上院選で、大きなうねりとなっていた「茶会」系の支持をとりまとめ、人気のあったチャーリー・クリスト知事(当時)を破って当選した。キューバ移民の息子。共和党が多様化へ向けて必死に取り組んでいた頃には、党の若い世代を代表する論客として、その地位をすぐに確立した。ルビオ氏が、違法滞在者に法的地位と最終的には市民権を与えることになる包括的な移民関連法を組み立てる手助けをした際には、保守派の多くの活動家が苛立ちを募らせた。>>2342>>2322 支持率5.3%】【>>2408 支持率14% 1位】  *茶会からの支持もあり穏健派とよってよいか微妙

ジョージ・パタキ元ニューヨーク州知事(69)民主党地盤の同州で1995年から2006年まで3期12年間知事を務めた。テロとの戦いや小さな政府、経済成長を重視する姿勢と同時に、銃規制や妊娠中絶の権利などには理解を示し、社会的政策では党内で穏健派とみられている。


○不明
カーリー・フィオリーナ(60) 米コンピューター大手ヒューレット・パッカードの元最高経営責任者(CEO)2010年の中間選挙でカリフォルニア州から上院議員を目指し、落選している。>>2319

2411チバQ:2015/06/06(土) 09:28:31
○保守・強硬派
スコット・ウォーカー(47)ウィスコンシン州知事ウォーカー氏は2011年から知事を務め、現在2期目。保守的な政策を次々に進めたことで反発を浴び、12年にはリコール請求を起こされた。しかしリコール請求に基づく知事選で米国史上初めての再選を果たしたことで、共和党の次世代を担う政治家と位置づけられるようになった。>>2268>>2322 支持率13.0%】【>>2408 支持率10% 3位】

マイク・ハッカビー(59)元アーカンソー州知事08年大統領選以来、2回目の立候補になる。牧師出身でキリスト教保守派の支持が厚い。08年大統領選の候補者指名争いでは、初戦の中西部アイオワ州を制して注目を浴び>>2354>>2322 支持率11.8%】【>>2408 支持率10% 4位】

リンゼー・グラム上院議員(59)=サウスカロライナ州選出=08年大統領選で共和党候補だったマケイン上院軍事委員長の盟友。いずれも外交・安保分野の強硬派として知られ、グラム氏はイスラム国と戦うイラク治安部隊を訓練するため1万人規模の米軍派遣を主張>>2376

リック・サントラム元上院議員(57)12年の大統領選に続き2回目の立候補。キリスト教保守派を支持基盤とする。12年大統領選では、注目度は低かったが、初戦アイオワ州の党員集会を制するなど予備選の中盤まで食い下がった。>>2385

リック・ペリー前テキサス州知事(65)12年大統領選に続き2回目 12年大統領選の指名争いでは、保守強硬派の支持を集めて序盤に支持率首位に立ったが、討論会で失言などを繰り返して撤退した。>>2406

2412チバQ:2015/06/06(土) 09:28:46
○茶会系
ベン・カーソン元脳神経外科医(63) 医療保険制度改革(オバマケア)への厳しい批判で知られる。黒人でもある。 >>2319>>2322 支持率11.3%】

ランド・ポール(52)上院議員(ケンタッキー州)【>>2322 支持率9.5%】保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」の支持を受ける強硬保守派だ。「小さな政府」を訴える。>>2324父親は徹底したリバタリアン(自由至上主義者)で大統領選に何度も出馬したことのあるロン・ポール元下院議員。>>2342

テッド・クルーズ上院議員(44)(テキサス州)守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」から強い支持を受け、南部テキサス州から2012年に上院議員に初当選。1期目だが、13年に医療保険制度改革(オバマケア)の予算に反対し、議事を妨害するため上院本会議で21時間以上も演説して一躍有名になった。父親はキューバからの移民でヒスパニック系>>2313>>2322 支持率5.0%】

○見送り
ジョン・ボルトン元国連大使 >>2371
ミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事(67)>>2272
○検討
ドナルド・トランプ氏(68)>>2393

2413とはずがたり:2015/06/06(土) 11:10:16
おまとめあざ〜す。解りやすい♪

2414チバQ:2015/06/07(日) 15:16:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150607-00000510-san-n_ame
米大統領選、伏兵ルビオ氏の登場でますます「外交」が主戦場に
産経新聞 6月7日(日)11時5分配信

 43歳の若さで2016年の米大統領選出馬を決めた、マルコ・ルビオ上院議員がマンハッタンにやってきた。議会上院の外交、商業委員会で活躍する米共和党の期待の星だ。

 ルビオ議員は「アメリカン・ドリーム」の体現者でもある。飲食店で働くキューバ移民の家庭で育ち、奨学金を得て進学した。

 若くて、野心家で、マイノリティー出身。08年に初出馬で当選したオバマ大統領の姿が重なるのか、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)などが最近実施した世論調査では、共和党候補者の中で支持率が1位となっている。

 ルビオ議員はニューヨークで地元有力者が集まった会合に出席し、1963年11月に暗殺されたケネディ大統領の演説を引用した。同大統領が公式の場で発した最後の言葉である。

 内容を意訳すると、「世界平和には米国の『強さ』が必要であり、その『強さ』は米国の安全保障にもつながる。よって世界平和と米国の安全保障は同質である」という三段論法だ。

 会合でルビオ議員が開陳した対外政策はケネディ演説が素地にあり、「強き米国」を実現すべく、3つの柱からなる。通称、「ルビオ・ドクトリン」。

 その第1は「米国の(軍事)力」。軍事予算削減を見直し、装備の近代化、諜報の強化を図る。ロシアによるクリミア併合や過激派組織「イスラム国」の台頭を対岸の火事とみていない。

 第2が「米経済の保護」。環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の早期締結を支持し、自由貿易の礎であるシーレーン(海上輸送路)の保護を主張する。

 第3が「米国の核心的価値観」。基本的人権といった価値観の重視であり、「人権や民主主義のない国々では政治が安定しない」という。

 金融危機の深淵(しんえん)をさまよった08年、格差や国民皆保険制度が俎上(そじょう)に載った12年。過去2回の大統領選では争点が国内経済に集中したが、「次の選挙は対外政策が主戦場になる可能性が出てきた」(米外交問題評議会のリチャード・ハース会長)

 対外政策を前面に押し出しているのは、共和党の候補や候補予定者に目立つ。ウォーカー・ウィスコンシン州知事やサントラム元上院議員も積極介入主義を背景とした対外政策を掲げる。

 一方で、ブッシュ元フロリダ州知事は共和党の有力候補なのだが、イラク進攻に関する失言がたたって一時的に支持率を落とした。

 対外政策の位置づけが上がったのはなぜか?

 米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げが視野に入り、国内経済の相対的な重要性が低下したうえ、「静観主義」の色彩が強いオバマ外交への反動が出ているためだ。

 WSJなどの世論調査では、「政府の最優先課題は何か」との質問で「安全保障・テロ」と回答した比率が21%と3年前調査の6%から跳ね上がっている。

 先週半ばのロンドン。世界中の投資家が集まった国際会議では、「16年の米大統領選が生む投資機会」が話題になっていた。

 ある英国人投資家は、「中国包囲網の機運が大統領選で高まり、米国が朝鮮半島の融和を働きかける」と先読みし、「消費財製造・販売の韓国企業株を買った」と告白していた。

 政治でも金融の世界でも、対外政策は次期大統領選の鍵を握っているのだ。(ニューヨーク駐在編集委員 松浦肇)

2415名無しさん:2015/06/07(日) 21:09:33
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150501-00000012-pseven-int
ウォルフレン氏 ヒラリー大統領誕生した場合の日米関係予測
NEWS ポストセブン 5月1日(金)11時6分配信

 30年以上にわたり日本政治を研究し数多くの話題作を発表してきたカレル・ヴァン・ウォルフレン氏(ジャーナリスト、アムステルダム大学名誉教授)は、日本は「真の独立国」になれないまま戦後70年を歩んできたと語る。日本と米国の関係から、日本人自身が「偽りの戦後」を乗り越えるために必要なことをウォルフレン氏が訴えた。

 * * *
 2009年当時の国務長官であったヒラリー・クリントン氏の果たした役割を見逃してはならない。彼女の時代に国務省にはペンタゴン(国防総省)出身者が数多く抜擢され、有力な役割を担うようになった。軍事大国主義を信じる彼らにとって、対中関係強化に動く民主党政権は捨て置けない存在だった。

 普天間基地の県外移設を鳩山政権が打ち出すと、アメリカの意を受けた官僚機構と大メディアは「日米関係が壊れる」という大合唱を起こし、窮地に追い込んだ。その後、民主党は内紛を起こして自ら崩壊していく。小沢一郎氏は党を追われ、民主党の最後の総理大臣となった野田佳彦氏は財務省とアメリカによる支配体制に自ら進んで逆戻りした結果、民主党の存在意義はなくなり政権を失った。

 そうした歴史を見ると、ヒラリー氏が2016年の米大統領選挙への出馬を表明したことにも警戒すべきだ。「軍事大国アメリカによる一強体制」を信じる彼女が大統領になれば、イランやロシア、中国との対立を深め、日本にはそれに従うよう求めてくるだろう。

 一方で興味深いのは民主党政権を崩壊に導いたアメリカが、自らの意向で作り出したはずの安倍政権と距離を置き始めていることだ。歴史認識問題で中国や韓国をことさら挑発する安倍晋三氏の言動をオバマ大統領は快く思っていない。

 4月末の訪米を前に安倍氏は、テレビ番組で戦後70年談話について「(村山談話にあったお詫びの文言を)もう一度書く必要はないだろう」とあえて明言した。偏屈なナショナリストを代弁する安倍氏をオバマ氏が冷淡に見ているのは明らかだ。昨年4月、来日したオバマ氏に安倍氏は宮中晩餐会とは別にわざわざ寿司をご馳走している。そうした歓待に比べると安倍氏の訪米の際の扱いは通り一遍のものに過ぎない。

 安倍氏の中にもアンビバレント(両面的)なところがある。それは歴史に対する深い考察がない証拠だ。自らの支持層の中に「アメリカに何をいわれても中韓に強硬な姿勢を貫け」という人たちと「日米同盟重視」という名の対米隷属を望む人たちの両方がいて、その狭間で揺れているだけなのである。

 その間にも世界は大きく動いている。一例を挙げれば「新シルクロード」と呼ばれる交易ルートの存在だ。中国からヨーロッパに至る高速鉄道の整備が計画され、人類史上最大規模の交易ルートとなる可能性がある。中国とロシアを結ぶルートの整備も検討されている。それらの大半はアメリカの影響力が及ばない地域にあり、アメリカに付き従っているだけでは日本は置いていかれてしまう。

 日本人は、アメリカが安倍氏を見限ることを期待してはいけない。「アメリカに潰してもらう」という考え方では、この70年の繰り返しになってしまう。重要なのは日本人自身が「仕方がない」と諦めずに、政治に対してもう一度声をあげることなのだ。

※週刊ポスト2015年5月8・15日号

2416チバQ:2015/06/09(火) 19:40:21
http://www.sankei.com/world2015.6.9 12:07

グアムで同性婚証明書発行 50州以外の米領初 多くのカップルが列






ロレッタ・パンゲリナンさん(右)とキャスリーン・アグエロさん=4月(AP=共同)
 米領グアムで9日、同性婚の証明書の発行が始まり、多くの同性カップルが役所で列をつくった。AP通信などが報じた。米国では全50州のうち36州と首都ワシントンで同性婚が認められているが、50州以外の米領で解禁されたのは初めて。

 米連邦最高裁は16日に合衆国憲法の下で同性婚が認められるかどうかの審理を開始し、今月末までに結論を出す予定。

 グアムで結婚証明書の発行を拒まれたロレッタ・パンゲリナンさん(28)とキャスリーン・アグエロさん(29)の女性同士のカップルが4月に提訴。グアムの連邦地裁は今月5日、同性婚を禁じるグアムの規定を違憲だと判断した。グアムを管轄するサンフランシスコの連邦高裁は、同性婚禁止は違憲との判断を過去に出していた。(共同)/news/150609/wor1506090021-n1.html

2417チバQ:2015/06/09(火) 19:42:32
http://www.sankei.com/world/news/150608/wor1506080026-n1.html
2015.6.8 20:58
【2016米大統領選】
「最低賃金上げ」が争点に浮上 共和候補もリベラル政策 低所得者層の取り込み狙い

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 【ワシントン=小雲規生】2016年米大統領選挙に名乗りを上げた候補者らの間で「経済格差解消」が争点に浮上している。民主党候補だけでなく、労働者に冷たいとされてきた共和党の候補者が最低賃金引き上げなど、リベラル色の強い政策を提示。景気回復を実感できない低所得者層や貧困層の取り込みを図りたい思惑が透けてみえる。

 「私は最低賃金のゆるやかな引き上げを支持してきた」。共和党のリック・サントラム元上院議員は5月29日、ネブラスカ州での集会で労働者に寄り添う姿勢を有権者に売り込んだ。

 サントラム氏の公約は、連邦政府が最低賃金である時給7・25ドルを今後3年間、毎年0・5ドルずつ引き上げる内容。オバマ大統領が目指す時給10・10ドルには及ばないが、「最低賃金引き上げはかえって雇用を減らす」を持論としてきた共和党内では異色の内容だ。

 共和党ではマルコ・ルビオ上院議員も貧困対策としての税制改革を主張。クリス・クリスティー・ニュージャージー州知事は富裕層への社会保障給付の削減を打ち出す。また、民主党からの指名獲得を目指すバーニー・サンダース上院議員は28日の演説で「最低賃金を時給15ドルに引き上げる。決して過激な政策ではない」と訴えた。

 米国の5月の失業率は5・5%で、リーマン・ショック前の2008年5月の水準まで回復している。しかしフルタイムの仕事を望みながらパートタイムの仕事しか見つからない労働者の数は08年5月当時よりも140万人も多いなど、雇用に対する不安は根強い。

 米紙ニューヨーク・タイムズとCBSテレビが今月3日に発表した世論調査では、回答者の3分の2が「格差が大きくなっている」と答え、同紙は「格差は大統領選で中心的なテーマになる」としている。米ギャラップ社の4月の世論調査では、自らを「中間層」か「上位の中間層」と位置づける回答は全体の51%で、08年9月の60%から大幅に減っている。

 候補者が格差問題に背を向けることは手痛い失点につながりかねない。08年大統領選の民主党の候補者指名争いではヒラリー・クリントン氏が金融業界との関係の深さやセレブとしてのイメージの強さが有権者に敬遠され、当時上院議員だったオバマ大統領に逆転を許した。また12年の大統領選で敗れた共和党のミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事も「国民の47%が(所得税を払わず)政府に依存している」との発言が強い反発を招いた。

 ただ、有力候補の間では対立候補から実現性などを疑問視されるリスクを避けるため、具体的な政策への言及は避けようとする思惑も見え隠れする。

 クリントン氏は「エブリデイ・アメリカン(平凡な米国人)の擁護者になる」として有権者に親しみやすさをアピールするが、具体策には言及せず。15日に出馬表明するとみられるジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事も格差問題については「すべての人々が高所得層に到達できる機会を得られるようにするべきだ」と述べるにとどめている。

2418チバQ:2015/06/10(水) 23:05:33
http://www.sankei.com/world/news/150610/wor1506100034-n1.html
2015.6.10 18:10更新
【米次期大統領選】
ブッシュ氏が欧州歴訪でロシア批判、共和党指名争いで外交・安保競う
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PR. 【ワシントン=加納宏幸】10人が名乗りを上げた2016年大統領選の共和党指名争いで、候補者たちは団子状態から抜け出そうと、外交・安全保障政策を競い合っている。民主党の最有力候補であるヒラリー・クリントン氏が国務長官として深く関わったオバマ政権による対露、対中外交の「失敗」が最大のターゲットになっている。

 15日の出馬表明を予定するジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)は9日、ドイツを皮切りに欧州諸国の歴訪を始めた。

 ブッシュ氏は9日、ベルリンでの与党キリスト教民主同盟(CDU)の会合で「欧州の主権国家ウクライナが自ら歩む道を決められるようにする必要がある。ロシアは全ての近隣国の主権を尊重すべきだ」と演説し、ウクライナ介入を続けるロシアを非難した。

 AP通信によると、ブッシュ氏は「プーチン大統領の腐敗した指導をロシア国民から孤立させる」必要があるとも訴えた。

. ブッシュ氏はドイツに続きポーランド、エストニアを訪問。ロシアの圧力にさらされているかつての東側諸国を訪れるのは、オバマ米大統領とクリントン氏がロシアとの関係改善のために進めた「リセット路線」を批判することで、外交・安全保障問題で大統領としての資質をアピールする狙いがあるとみられている。

 共和党では、出馬表明したマルコ・ルビオ上院議員(44)が5月、ニューヨークで「米国の強さ」を第一の柱とする外交政策を発表し、注目を集めている。中国の南・東シナ海での攻撃的な行動、ロシアのウクライナ南部クリミア半島併合、イランによるホルムズ海峡封鎖の可能性を挙げて、「軍事への投資を控えている余裕はない」と断言する内容だ。

 イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」掃討作戦に関しては、リンゼー・グラム上院議員(59)がイラクへの1万人規模の米軍派遣を主張。空軍パイロット出身のリック・ペリー前テキサス州知事(65)も11年末のイラクからの米軍完全撤退がイスラム国の増長を招いたとしてオバマ氏を批判している。

. ただ、小さな政府を信条とするリバタリアン(自由至上主義者)の視点から軍事介入に慎重なランド・ポール上院議員(52)は5月末のテレビ番組で、米国の武器がイスラム国によって奪われているのは、イラク軍への供与を主張した「わが党のタカ派たち」のせいだと批判している。

 対露、対中では政権の「弱腰」批判で一致できる共和党だが、イスラム国掃討のための「介入」では、同党のブッシュ前大統領がイラク戦争の長期化で支持を失ったこともあって一枚岩になれないのが実情だ。

2419チバQ:2015/06/14(日) 00:46:29
http://www.sankei.com/economy/news/150613/ecn1506130026-n1.html
2015.6.13 21:32
【TPA法案結論持ち越し】
「オバマ大統領に大きな打撃」 中国メディアは冷ややか






民主党議員との会見を終えたオバマ米大統領。右はペロシ下院院内総務=12日(ロイター)
 米下院で貿易促進権限(TPA)法案の成立が持ち越されたことを受け、ニュージーランドなど環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の交渉参加国は13日、TPPが今後妥結できるか、下院で予定される再投票の行方を注視すると表明した。一方、交渉進展を警戒する中国のメディアは「オバマ大統領に大きな打撃」と冷ややかな反応を示した。

 ニュージーランドのグローサー貿易相は同日、TPA法案が再投票で可決されれば「素晴らしいが、否決されればTPP交渉が再び進むまで2年はかかる」と複雑な心境を語った。

 中国国営通信の新華社は13日未明、米下院の動きを速報し「TPPの交渉妥結を遅らせるものだ」と指摘。他の中国メディアも「オバマ大統領の努力がくじかれた」と報じた。TPP交渉参加を検討する韓国の聯合ニュースも同日、今回の結果がオバマ氏の政権運営に打撃となり、「レームダック(死に体)化の可能性も排除できない」との見方を伝えた。(共同)

2420チバQ:2015/06/14(日) 00:46:57
http://www.sankei.com/economy/news/150613/ecn1506130024-n1.html
2015.6.13 21:12
【TPA法案結論持ち越し】
分割投票が裏目に 民主党は条件闘争? 協議難航は確実

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(1/2ページ)

ワシントン中心部のバス停に掲示された、TPP反対を訴えるポスター=11日(共同)
 【ワシントン=小雲規生】12日の米下院での採決で貿易促進権限(TPA)法成立が持ち越されたのは、上院では一体化されたTPA法案と貿易調整支援法案の採決を再分割して投票にかけた共和党指導部の戦術が裏目に出たかたちだ。貿易調整支援法案否決を決定づけた民主党下院トップのペロシ院内総務は、可決を目指す共和党に対して「条件闘争」を持ちかける態度も示唆。ただし共和党内では民主党への不信感が強く、今後の協議は難航しそうだ。

 議会で多数派を占める共和党が分割採決を選んだのは、一体採決では貿易調整支援策による歳出拡大を懸念する共和党議員が大量に造反し、否決される可能性があったからだ。一方、分割採決なら、TPA法案は自由貿易に前向きな共和党の賛成で可決できるうえ、貿易調整支援法案は共和党から大量の造反が出たとしても、労働組合を支持基盤とする民主党から多数の支持を集めて可決できるというシナリオだった。

 しかし12日の審議では、これまで法案への賛否を明言していなかったペロシ氏が貿易調整支援法案への賛成がTPA法案成立のお膳立てを整えることに懸念を示し、「反対票を投じる」と表明。これが民主党議員の大半が反対にまわる引き金となって、民主党の支持で貿易調整支援法案を可決するという共和党のもくろみは崩れ去った。

 ペロシ氏は採決後の声明で「TPA法案成立の可能性は、安定的な道路整備法案の可決によって大きく高まる」と指摘しており、両党の間にある道路整備の財源をめぐる対立の解消が共和党にとって突破口になる可能性もある。ただし一部には「ペロシ氏による時間稼ぎ戦術だ」との見方もあり、今後の進展は不透明だ。

 今週前半にも行われる見通しの再投票に向け、オバマ大統領と両党は調整を急ぐが、貿易調整支援法案の内容を見直せば、可決されたとしても、すでに同法案をTPA法案と一体で可決している上院との調整が必要になる。

 このため米メディアの報道では下院でも上院と同様に両法案を再び一体化して再投票にかける案も浮上。貿易調整支援策による歳出拡大を懸念する共和党議員は今回の投票で反対表明したことで“ガス抜き”できたとし、再投票ではTPA法案成立のために賛成票を投じるという見立てだ。

 また共和党内では再投票が失敗した場合、TPA法案と貿易調整支援法案を一体として扱うという取り決めをキャンセルし、改めてTPA法案を単独で可決する案も出ている。しかし、この場合も上院との調整や再審議が必要となり、混迷の度を深めることになりそうだ。

2421名無しさん:2015/06/14(日) 20:42:43
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150612-00010003-wedge-int
米、特殊部隊による拉致、暗殺作戦を強化 直近の襲撃で情報の“宝庫”を入手
Wedge 6月12日(金)12時11分配信

 中東の過激派組織イスラム国がイラクに侵攻し、イラク第2の都市、モスルを占領してから10日で1年が経過した。イスラム国の壊滅を目指す米国は有志連合を主導してイラクとシリアで空爆作戦を続けているが、同組織が崩壊する兆しはなく、顧問団450人の増派を余儀なくされた。米戦略の手詰まり感が深まる中、オバマ大統領はイスラム国の指導者の暗殺と拉致という秘密作戦を激化させそうな雲行きだ。

地上部隊の大規模投入を拒否する  オバマ・ドクトリン
 ブッシュ前政権が始めたアフガニスタンとイラクの2つ戦争を「愚かな戦争」と批判して大統領に上り詰めた現実主義者のオバマ氏は、カネと人命を消費する紛争地帯への大規模な地上軍派遣には応じるつもりはない。大統領は就任以来、2つの戦争からの米軍撤退をしゃにむに推進し、イラクからは2011年に撤退を完了させ、アフガニスタンからも2016年末までに撤退させるという日程を確定させている。

 大統領のこの性急な政策がイスラム国の台頭を生んだとも言えるが、地上部隊の大規模投入を拒否する戦略こそが「オバマ・ドクトリン」だ。その眼目は「最小の費用で最大の効果を挙げる」というのに尽きる。とりわけテロとの戦いでは、地上戦闘部隊を派遣する代わりに3つの戦術が柱になっている。第1に、地上戦はあくまでも地元勢力に行わせるということ。第2に、米軍は空爆による支援に徹すること、第3に無人機(ドローン)と特殊部隊による暗殺と拉致作戦の実行、である。

 この第3の秘密作戦の中で、無人機による暗殺作戦はオバマ政権になってから激増。これまでに国際テロ組織のアルカイダの幹部ら3000人以上を殺害し、現在もパキスタンとイエメンで暗殺作戦が続いている。一方の秘密に包まれている海軍のシールズや陸軍のデルタ・フォースなどの特殊部隊の作戦は2011年のアルカイダの指導者オサマ・ビンラディンの暗殺以来、分かっているだけでこれまで10件に及んでいる。

 主な作戦を挙げてみると、リビアでのナイロビ爆弾事件の主犯を拉致、ソマリア海岸でのテロ組織アルシャバーブへの攻撃、キプロス沖でのリビアのタンカー急襲、シリアの米人質救出作戦、イエメンでの米人質救出作戦、そして先月のシリア東部のイスラム国の拠点急襲などだ。

 特に直近の5月16日深夜に敢行された作戦では、イラクから武装ヘリ、ブラックホークとオスプレーに分乗した約20人のデルタ・フォースが闇に紛れて拠点を襲撃、銃撃戦の末、同組織の経理責任者アブ・サヤフを殺害、その妻のウム・サヤフをイラクに拉致し、パソコン、携帯電話など多数の証拠品を押収した。

 アブ・サヤフは「米犯罪史の中の伝説のギャング、アル・カポネの経理マンのような存在」(米紙)といわれるように、石油の密売など組織の資金活動や資金管理を担当していたチュニジア人幹部だ。拘束されてイラクで米捜査官の尋問を受けている妻も西側の人質事件に通じた人物だとされる。

2422名無しさん:2015/06/14(日) 20:43:01
>>2421

情報を伝達する運び屋(クーリエ) として妻たちも重要な役割
 米紙などによると、押収した証拠品の中には、米国がこれまで知らなかった貴重な情報が含まれていた。情報の“宝庫”とも言える可能性がある。この情報により、米軍はアブ・ハミドという組織の有力幹部のシリアの潜伏先を突き止めて5月31日に空爆、殺害したことが濃厚だという。

 また指導者のアブバクル・バグダディに関しても貴重な情報を入手したもよう。バグダディの動向や、いかにして米軍の空爆を回避しているのかなどの一端も明らかになり、幹部らがバグダディと会う時には、居場所を特定されないよう携帯電話などすべての電子機器が没収される仕組みだという。またバグダディを含め組織の上級幹部の妻たちが米国の交信傍受を回避するため、情報を伝達する運び屋(クーリエ)として重要な役割を務めているようだ。

 すでに米情報当局はイスラム国の首都ラッカにある組織の中枢部門が入っている7つの建物を特定しているが、これらの建物には多数の住民が入居している上、何人かの西側の人質も収容されており、これらの人たちを巻き添えにする恐れが強いことから空爆ができないでいる。となれば、民間人の被害を最小限にするため、特殊部隊の投入も十分考えられるだろう。

 6日付の米有力紙ニューヨーク・タイムズは、闇に包まれた特殊精鋭部隊「シールズ第6班」の実態を長文の特ダネとして報じたが、世界が驚がくするような秘密作戦が近く、実施されるかもしれない。

佐々木伸 (星槎大学客員教授)

2423チバQ:2015/06/14(日) 21:52:51
http://www.hochi.co.jp/topics/20150614-OHT1T50033.html
ヒラリー氏「米国史上、最も若い女性大統領に」決起集会で決意
2015年6月14日13時14分 スポーツ報知

 来年11月の米大統領選で民主党最有力候補と目されるヒラリー・クリントン前国務長官(67)は13日、ニューヨークで開いた決起集会の演説で「『君は大統領でも何でもなりたいものになれる』。父親が娘にそう言えるような米国を共に築こう」と述べ、米国初の女性大統領を目指す決意を宣言した。

 クリントン氏は「誰も置き去りにしない米国」を目指すとし、低所得層や中間層を重視する経済政策を約束。同性愛者に対する差別禁止や移民制度改革、男女の賃金格差の解消を訴えた。

 一方で、世論調査でクリントン氏を追い上げる共和党候補らについて、若手を含め、富裕層や大企業に対する優遇策など相変わらず「古い歌」を歌っていると批判した。

 2008年大統領選の党指名争いでクリントン氏を破り黒人初の大統領となったオバマ氏が米経済を不況から立ち直らせたとたたえ、「私は最も若い候補者ではないかもしれないが、米国史上、最も若い女性大統領になる」と語った。

 安全保障分野では、米国への脅威としてロシア、北朝鮮、イランの3カ国を名指しし、中国の台頭にも対処する必要があると指摘。サイバー攻撃や過激派組織「イスラム国」など新たな脅威も挙げ「米国の安全を保つためであればあらゆることをやる」と強調した。

 クリントン陣営は集会を選挙運動の「公式キックオフ」と位置付け、会場のルーズベルト島の公園には若者を中心に多くの支援者が集まった。(共同)

2424チバQ:2015/06/14(日) 21:56:30
http://www.afpbb.com/articles/-/3051601
クリントン氏がNYで初の大規模集会、中所得者層支援を掲げる
2015年06月14日 12:24 発信地:ニューヨーク/米国
【6月14日 AFP】ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前米国務長官は13日、2016年大統領選への出馬を表明してから初めての大規模集会をニューヨーク(New York)で開き、苦況にある中所得者層の支援を掲げて、女性初の米大統領を目指す姿勢を強調した。

 ニューヨークにはクリントン氏の強固な支持基盤があり、同氏は8年間にわたり同州選出の上院議員を務めた。こうしたことから同氏はニューヨークを初の大規模集会の開催地に選び、再び大統領を目指す理由を説明するとともに、税制優遇措置や就学前教育の普及を公約に盛り込む考えを示した。

 この日の集会はニューディール政策と第2次世界大戦(World War II)への参戦で知られるフランクリン・ルーズベルト(Franklin D. Roosevelt)大統領の記念施設で行われ、強い日差しで気温が上昇する中、厳しい警備体制が敷かれた比較的小さな会場に数千人の熱心な支持者が詰め掛けた。

 集会ではクリントン氏が檀上で夫のビル・クリントン(Bill Clinton)元大統領や娘のチェルシー(Chelsea Clinton)さん、義理の息子のマーク・メズビンスキー(Marc Mezvinsky)さんと抱き合ったり、握手を交わしたり、米国旗を振る大勢の支持者らに向かって手を振ったりする場面もあった。支持者らが「ヒラリー!」と名前を叫び歓声を上げている現場は、中所得者層の祭典の様相を呈していた。

 会場の熱気が高まった一方、その外ではクリントン氏に対する小規模な抗議活動があった。抗議活動の参加者らはクリントン氏を偽善者と非難する横断幕を掲げ、同氏が米国民から遠い存在で身内をひいきしており、信用できないと主張した。

 今年4月の出馬表明以降、クリントン氏の選挙運動には「クリントン財団(Clinton Foundation)」の慈善活動や講演報酬、私用メールの公務使用、国務長官時代の実績などを批判する動きが影を落としている。先週行われた米CNNの世論調査では、同氏が「不誠実で信用できない」とする回答が3月の49%から57%に上昇した。(c)AFP/Jennie MATTHEW

2425名無しさん:2015/06/14(日) 22:09:32
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150610-00010001-wedge-int
オバマの「自己封じ込め」外交への批判
Wedge 6月10日(水)12時11分配信

 筆者のヨッフェは、ポーランド生まれのユダヤ系で、西独を経て米国で教育を受けた人物です。ドイツの新聞紙、「Die Zeit」の主筆を長年務め、米国でも諸研究機関・大学に籍を置き、欧米をまたにかけた現代の代表的識者の一人です。その彼が、ここではオバマ外交に対して「6年間、何も学んでいない」と、愛想を尽かしています。

 すなわち、5月9日「戦勝記念日」でのモスクワ軍事パレードは、そのものものしさで世界の心胆を寒からしめたが、西側首脳は参列せず、プーチンにとってはさびしい結果に終わった。

 オバマ大統領に歴史感覚があったなら、ワシントンで単なる戦勝記念に終わらない心温まる集まりを組織したであろう。米国ばかりでなく他の国々をも利した、パックス・アメリカーナが70年前始まったことを寿ぐために。

 70年前の米国は現在と同じく疲れており、ルーズベルトは米軍を2年以内に欧州から撤収することを告げている。しかし、ルーズベルトはヤルタ会談の2カ月後に死んでおり、後任のトルーマンの時には冷戦が始まっていた。トルーマンは米軍撤収を止め、1947年にはジョージ・ケナンが「X論文」でソ連封じ込め政策を発表した。ケナンは古典的なバランス・オブ・パワーに基づく安定維持を定式化したが、現在のホワイトハウスがこの論文を読んでいるとは思えない。

 また、当時の米国は国連、NATO、IMF、GATT等の国際体制を作り上げた。これらは米国の力が相対的に低下した現在でさえ、パックス・アメリカーナの基礎として、安全保障、自由貿易、航海の自由、成長と安定をもたらし、米国のみならず他国の利益にもなっている。

 しかし、オバマ大統領は、挑戦国を封じ込める代わりに、自分を封じ込め、拡張主義国を抑止する代わりに、自分自身を抑止する。中露が軍拡をしている時に軍事予算を削減している。もし、米国が欧州に本格的な戦力を保持していたならば、プーチン大統領は、ウクライナに侵入していないだろう。

オバマはイランを中東のバランス要因として使おうとしているが、これは全くの幻想である。イランは地域の覇権国になりたいのであり、米国の思うように動くはずがない。

 超大国は、手をゆるめることを許されない。ウィルソン大統領は1919年に国際連盟から手を引いたことで第2次世界大戦への道を開いたし、カーター大統領は1977年、「アメリカは、共産主義に対する過度の恐怖を捨てた」と宣言したが、その2年後にはソ連のアフガニスタン侵攻を招いた。

 オバマは6年も大統領をやっているが、何も学んでいない。プーチンもハメネイも、オバマのやることにうんざりしているだけで、あまり真剣には受け取っていない。自分で自分を封ずることは、相手の尊敬を招かないのである、と述べています。

出典:Josef Joffe‘The Lessons Obama Could Learn From V-E Day’(Wall Street Journal, May 10, 2015)
http://www.wsj.com/articles/the-lessons-obama-could-learn-from-v-e-day-1431299499

2426名無しさん:2015/06/14(日) 22:09:46
>>2425

* * *

 オバマ外交をほぼ見限った、手厳しい論説です。ヨッフェは特定の党派、国の利益を代表しているわけではないので、それだけオバマ政権にとってはひびきます。しかし先進諸国は、オバマ政権や米国をあからさまに見限る愚は冒すべきでなく、逆に団結を強めるべきでしょう。

 オバマ政権は、アフガニスタン・イラクからの撤兵とリーマン金融危機からの脱却、この2つを至上命題として誕生しました。この2つの命題には何とか対処していますが、その間世界で新たな紛争が続発し、対応が後手に回っているのが現状です。

 米国は、自分が直接関与していない紛争については、ほぼ常に介入をためらいます。そして、原理・原則より現実的利益を優先します。今般ケリー長官が訪露して、ウクライナを抑えてでも米露宥和を優先する構えを明らかにしたのは、後者の例です。日本にとっては、9月に予定される習近平国家主席の米国訪問の頃、米国が中国に対してどのような姿勢を取るかが注目点となります。

 米国外交が一貫性を欠き、国内の与野党対立の煽りを受けやすいものであることは、オバマ以後も変わりません。肝心なのはそれによって「米国主導の戦後世界の終焉」などと言ってあたふたし、自らの首を絞めるようなことはしないことです。ヨッフェがこの論説で言っているように、「米国主導の戦後世界」は日本を含めた多くの国にとって利益となっているからです。

GDPの額では、OECD諸国のシェアはかつての80%近くから60%近くに低下していますが、BRICS諸国の成長の大きな部分はOECD諸国からの投資・技術移転によって賄われています。そしてBRICS諸国は例外なく、OECD諸国以上の構造的なマイナス要因を抱えています。軍事力についても、米軍を中心にOECD諸国が有する力には相変わらず圧倒的なものがあります。

 従って、OECD諸国のうち政権が安定している諸国が中心となって、腰の据わった情勢観、世界開発・安定戦略を発信していくことが必要でしょう。来年、日本はG7(8?)先進国首脳会議の議長国であり、重要な役割を担うことになります。G20首脳会議の2016年議長国が中国であるため、何かと対比されるでしょうが、中国の札束外交に対抗することに汲々とするのではなく、途上国の安定と開発、先進国の安定と福祉の維持のために大所高所からのメッセージをG7(8?)として発出する準備を今から開始するべきではないでしょうか。

岡崎研究所

2427チバQ:2015/06/15(月) 20:57:30
http://www.sankei.com/world/news/150615/wor1506150031-n1.html
2015.6.15 20:27
【2016米大統領選】
民主クリントン氏が本格始動 地元NYで決起集会 「すべての米国人の大統領になりたい」
 【ニューヨーク=加納宏幸】2016年米大統領選挙の民主党候補者指名争いで最有力とされるヒラリー・クリントン前国務長官(67)は13日、選挙運動を本格的に始動させた。4月に出馬表明したクリントン氏はこの日、ニューヨーク・ルーズベルト島で約5500人(主催者発表)を集めて初の大規模決起集会を開いたのに続き、来年2月に全米に先駆け党候補指名に向けた党員集会が行われるアイオワ州を訪れ、有権者に中間層や貧困層を重視する姿勢を訴えた。

 「一部の米国人ではなく、全ての米国人のために大統領選に出馬した。あなたの守護者になりたい」

 クリントン氏はマンハッタンの摩天楼を見渡すルーズベルト島のフォー・フリーダムズ公園で宣言した。

 同公園は、フランクリン・ルーズベルト元大統領が1941年に唱えた言論、信仰など「4つの自由」にちなんで名付けられた。クリントン氏はルーズベルト氏から影響を受けた人物として、夫のビル・クリントン元大統領とオバマ大統領の名を挙げ、民主党のリベラルな伝統の中に自らを位置付けようとした。


 「民主主義が億万長者や企業のためだけのものであってはならない。皆さんが成功しなければ、米国は成功できないのです」

 この日の集会を大統領選への2度目の挑戦の「キックオフ」と位置付けるクリントン氏が訴えると、聴衆から盛大な拍手が起きた。

 ニューヨークはクリントン氏の上院議員時代の政治基盤。共和党はクリントン氏を、マネーゲームが繰り広げられる「ウォール街」の代弁者であると批判する。民主党で指名を争う無所属のサンダース上院議員(73)やオマリー前メリーランド州知事(52)も同様にクリントン氏を攻撃している。

 このところ、クリントン氏が「普通の米国人」に寄り添う姿勢を強調しているのはこのためだ。演説では最低賃金引き上げ、不法移民への市民権付与、同性愛者への差別禁止などリベラルな政策を次々と訴えた。

 一方、外交や安全保障ではロシア、北朝鮮、イランといった「伝統的な脅威」に加え、中国の台頭に対処していく考えを強調。「米国は強くあると同時に、スマートでなければならない」と述べ、外交、経済を含む「米国の力」を総動員すると述べた。

 集会には夫の元大統領や一人娘のチェルシーさんも加わった。子供連れの女性や同性愛者を象徴するレインボーフラッグを模したTシャツを着た若者が目立ち、演説は「ヒラリー、ヒラリー」というかけ声で何度もかき消された。

 7歳の娘を連れて参加したルーズベルト島住民のアイーシャ・エリューシゾフさん(44)は「教育や貧困対策を訴えたことが印象深かった。ヒラリーは娘たち次の世代の女性にとって、最高の模範になれるはず」と述べた。

 クリントン氏は15日以降、東部ニューハンプシャー州などの重要州を訪れ、支持固めを図る方針。

 15日には共和党の有力候補ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)も正式に出馬表明する予定だ。

2428チバQ:2015/06/15(月) 20:59:15
http://www.sankei.com/world/news/150611/wor1506110017-n1.html
2015.6.15 07:00
【複眼ジャーナル@NYC】
政府→民間 米国流「回転ドア」の功罪 ジュリアーニ元NY市長の場合は…
 セントラルパークを見下ろす高層ビルの49階に、「ブレースウェル・ジュリアーニ」なる法律事務所がある。1994年から2001年までニューヨーク市長を務めた、ルドルフ・ジュリアーニ氏が「天下った」事務所だ。

 もともとはエネルギー業界を顧客とする米南部テキサス州の事務所だったのだが、05年から参加したジュリアーニ氏の貢献でニューヨークにも事務所を拡大した。以来、ウォール街の金融機関や企業幹部にも客層を広げている。

 市長就任の前はニューヨーク南部地区の検察トップだったジュリアーニ氏をはじめ、ブレースウェル・ジュリアーニには元政府職員が多い。このため、この事務所は政府に調査・訴追された企業や個人を弁護する案件が舞い込んでくる。

 このほど同事務所が法曹関係者を招待した会合を開き、ジュリアーニ氏が最近の司法動向を解説してくれた。同氏いわく、「規制が繁殖しており、ビジネスが被害を受けている」。

 ジュリアーニ氏が検事だった1980年代、企業犯罪で被告が検察から求刑される禁錮の期間は、3年程度だった。だが「最近は20〜25年と重罰化している」のだという。組織だけでなく、勧善懲悪的に個人を狙い始めたのも最近の特徴で、「ウォール街まわりが目立つ」そうだ。

 先月末、マンハッタンの中心にあるグランド・ハイアット・ホテルに報道陣が殺到していた。2008年に破綻した米銀大手リーマン・ブラザーズ最後の最高経営責任者(CEO)、リチャード・ファルド氏が久々に姿を現したからだ。

 ファルド氏はホテルで講演し当時を回顧した。同氏によると、「リーマンには2万7千人ものリスク担当者がいた」が、それでも金融危機が起きたのは、「不動産担保融資などで『抜け穴』を議員が作ったから」だという。

 ファルド氏の弁解はさておき、票欲しさに米議会が低所得者層への信用供与を増やすよう求め、規制当局がそれに応じたのは事実。自分たちの失政を取り繕いたいからこそ、米政府は「ウォール街狩り」を強化するのである。

 例えば、ブレースウェル・ジュリアーニが担当した事件として、10年に起きた英石油メジャーBPによるメキシコ湾原油流出事故がある。爆発した掘削施設を建設した米油田開発大手ハリバートンを同事務所の「ヤメ検」が弁護した。

 環境破壊の罪は重い。だが、裁判で分かったのは、鉱物資源局(MMS)による監督不行き届き。油井のセメント施工などの規制が緩かったうえ、石油会社からMMS局員への贈賄疑惑が発生した。だからこそ、米政府は必死にハリバートンやBPを訴えた。

 ブレースウェル・ジュリアーニは裁判でMMSの責任を指摘し、ハリバートンは和解に持ち込んだ。その後、MMSは組織改編を強いられている。

 当局の政治的思惑を批判し、真っ向から対立できるのは、「回転ドア」を経験した元政府職員の特権である。最近も証券取引委員会(SEC)の捜査局幹部が弁護士に転向し、SECから重箱の隅をつつくような検査を強いられている投資会社を弁護している。

 ただ、そうはいっても、ジュリアーニ氏も検事時代に何人もの有名銀行家を刑務所に送った。市長選に打って出られたのは、「ウォール街たたき」で名を上げたから。「回転ドア」に効用はあるが、「私心」と切り離すのは難しいのだ。(ニューヨーク駐在編集委員 松浦肇)

2429チバQ:2015/06/15(月) 23:09:07
http://www.sankei.com/world/news/150522/wor1505220022-n1.html
2015.5.22 11:03

NY未開通の地下鉄公開 1929年に計画 全線開通は「孫の時代」





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米ニューヨーク・マンハッタンの2番街の地中にある地下鉄の工事現場=21日(共同)
 1929年の計画公表からいまだ開業していない「永遠に開通しない地下鉄」の汚名返上は近い? 米ニューヨークの都市圏交通公社(MTA)は21日、中心部マンハッタンを南北に結ぶ大通り「2番街」の地中で進む地下鉄新線(通称2番街線)の工事現場を報道陣に公開した。

 財政悪化などを背景に工事の中止や中断を繰り返した後、途中区間で2007年4月に始まった「第1期工事」は82%が完成した。ただ、開業目標は16年12月と、07年時点に見込んだ13年からずれ込んでいる。

 2番街線は、マンハッタン北部ハーレムから南部までの約16キロを結ぶ計画で、うち第1期の区間には3つの新駅を設ける。

 第1期の総工費は44億5100万ドル(約5380億円)で、開業後は1日20万人の利用を見込む。全線開通の時期は不透明なままで、MTA幹部は「(全線開通は)われわれの孫の時代になるかもしれない、というほど将来になる」と弱々しく語った。(共同)

2430チバQ:2015/06/16(火) 21:50:12
http://mainichi.jp/feature/news/20150616k0000e030174000c.html
米大統領選:ブッシュ元知事、出馬表明 共和党11人目
毎日新聞 2015年06月16日 11時23分(最終更新 06月16日 12時58分)

 【マイアミ(米南部フロリダ州)西田進一郎】米共和党のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)は15日、同州マイアミで「米国は非常に悪い方向に向かっており、我々がこれに対して何をするかだ。だから私は大統領選への立候補を決めた」と演説し、2016年大統領選挙に向けた党予備選への立候補を正式に表明した。共和党で正式な表明は11人目。世論調査で同党首位を争うブッシュ氏の表明で、候補者指名争いは一層激しくなりそうだ。

 ブッシュ氏は「大統領はリベラル派からリベラル派に引き継ぐべきではない」と、ヒラリー・クリントン前国務長官(67)ら民主党候補をけん制し、政権奪還の必要性を訴えた。

 また、知事時代に年4.4%の経済成長や1300万人の雇用創出を果たしたことを示し、大統領として「年4%の経済成長と1900万人の新規雇用創出」を目標にすると宣言。「我々が正しいことをやれば、米国を他にない経済的な超大国にできる」と語った。

 さらに、オバマ大統領とクリントン氏、ケリー国務長官の外交政策について、危機を封じ込めることも暴力と対立することもせず、友好国を守らず、同盟関係もだめになったと酷評し、自分が立て直すと強調した。

 ブッシュ氏は父と兄が大統領経験者で、抜群の知名度を持つ。大統領選のたびに共和、民主両党の勢力が拮抗(きっこう)する「スイング・ステート(揺れる州)」で、全米3位の人口を誇るフロリダ州で2期8年知事を務めた実績がある。

 コルンバ夫人はメキシコ出身で、ブッシュ氏はスペイン語も堪能だ。移民制度改革に前向きで、共和党の課題であるヒスパニック系の支持もある。実績と知名度、人口が急増するヒスパニック系へのアピール力があることから、共和党内の「穏健派」や同党を推すビジネス界などから支持されている。

 ブッシュ氏は昨年12月、立候補への意欲を表明。最有力候補と目され、多くの世論調査で首位を走ってきた。ただ「ブッシュ家で3人目」に対する抵抗感が国民にあるほか、共和党の保守強硬派からは移民制度改革や教育問題への対応で批判を浴びている。

 支持率は大きく伸びず、若手で保守強硬派からの支持を得るウィスコンシン州のスコット・ウォーカー知事(47)やマルコ・ルビオ上院議員(44)がほぼ並ぶ展開になっている。

2431チバQ:2015/06/16(火) 21:56:28
http://www.sankei.com/world/news/150616/wor1506160013-n1.html
2015.6.16 08:41
【米次期大統領選】
「この国の未来の指揮を執る」 ジェブ・ブッシュ氏が大統領選出馬を表明

 【マイアミ(米フロリダ州)=青木伸行】米共和党のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)は15日、マイアミで開かれた集会で、2016年大統領選挙への出馬を表明した。これで共和党の指名争いに名乗りを上げたのは11人となり、8年ぶりのホワイトハウス奪還を目指す同党の選挙戦は一気に本格化した。

 演説でブッシュ氏は、「米国は非常に悪い針路上にある。問題は、われわれが国のために何をするのかだ。そして私は決断した。この国の未来の指揮を執る」と宣言した。

 さらに、「大統領職はリベラル(民主党、オバマ大統領)から、また次(クリントン前国務長官)へと引き継がれるべきではない」と強調し、共和党の政権奪還に強い意欲を表明した。

 政策面では、2期にわたる州知事としての実績を誇示しつつ、4%台の経済成長と1900万人の雇用創出を公約に掲げた。

 候補者が乱立する中で本命視されてきたブッシュ氏の出馬宣言により、民主党最有力候補のクリントン氏(67)との攻防も激化する。

 ブッシュ氏は1953年2月11日、テキサス州ミッドランド生まれ。フロリダ州商務長官(87〜88年)を経て、99〜2007年まで知事を務めた。ブッシュ元大統領(第41代)の次男で、兄はブッシュ前大統領(43代)。コルンバ夫人はメキシコ系で、2男1女がいる。ブッシュ氏はスペイン語に堪能だ。

2432チバQ:2015/06/16(火) 21:58:04
http://www.sankei.com/world/news/150616/wor1506160042-n1.html
2015.6.16 21:22
【米次期大統領選】
ブッシュVSルビオ…注目、フロリダの選択
 米大統領選へ向けた共和党の候補者選びは、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事と、同州選出のマルコ・ルビオ上院議員(44)の「フロリダコンビ」が「先頭集団」を走っている。来年2月に始まる予備選・党員集会では、7月の党大会に送り込む代議員(計2470人)の獲得数が争われ、過半数の1236人を得た者が本選へ進む。同州はカリフォルニア(172人)、テキサス(155人)に次ぐ99人の大票田。しかも勝者総取りで、選択が注目される。(マイアミ 青木伸行)

「ヒスパニック」意識

 「オバマ大統領は国民(の期待)を裏切った。ヒラリー・クリントン氏(前国務長官)も裏切るだろう。破綻(はたん)の政策に、さらに4年間を費やす余裕はない。大統領選に出馬し、この国の未来の指揮を執る」

 会場を埋めた約2千人の大歓声の中、「米国を再生させ、保守の指導者をホワイトハウスに戻し、世界における指導力を取り戻そう」と、立て続けに訴えた。

 会場にはラテン音楽が鳴り響き、聴衆の多くがヒスパニック系。メキシコ系のコルンバ夫人ら家族が見守る中、ブッシュ氏は流暢(りゅうちょう)なスペイン語を交え聴衆に語りかけた。

 集会の「ラテン色」はルビオ氏と、重要な票田であるヒスパニック系票を強く意識したものだ。

「キューバ系誕生を」

 民主党(クリントン氏)にとって最も手ごわい共和党の相手は-。米誌ナショナル・ジャーナルによると、民主党支持者の間ではブッシュ氏37%、ルビオ氏29%。共和党支持者ではルビオ氏43%、ブッシュ氏21%と、支持政党によって回答に違いはあるが、両氏が他候補を大きく引き離している状況は同じだ。

 マイアミ市内のキューバ系が集中する「リトル・ハバナ」。ここではやはり、ルビオ氏を支持する声が圧倒的だ。レストランを経営する男性が語気を強めた。

 「初のキューバ系大統領の誕生が待ち遠しい。(キューバの)カストロ政権に対するルビオ氏の厳しい姿勢は、ここの住人の声を代弁している」

 キューバ系以外はどうか。観光客でにぎわう「マーケット・プレイス」で、ブラジル系土産物店の女性店主は、両氏をくらべてこう言い表した。

 「ルビオ氏は若くフレッシュ。カリスマ性もあり、同じヒスパニック系で親近感を覚える。でもブッシュ氏は父、兄が大統領で新鮮味がなく、『支配階級』というところが鼻につく」

「負の遺産」克服カギ

 一方で、ブッシュ氏もヒスパニック系からの支持が厚い。集会に来ていたペルー系の男性は「移民への理解、知事時代の教育改革など、ルビオ氏より実績と経験がある。『ブッシュ家』が好きだ」と話した。

 ブッシュ氏はかつて、「ブッシュ家の最高傑作」とも称され、兄よりも政治家としての資質は高く評価されていた。そのブッシュ氏にとり、イラク戦争に踏み切り米国に後遺症をもたらした兄は、「負の遺産」という側面がある。

 そのためかブッシュ氏は先のドイツでの演説で、父を称賛したものの、兄には触れなかった。「『ブッシュ』ではなく『ジェブ』だ」と、陣営幹部は「ジェブ」の資質を強調する。

 ブッシュ氏には「負の遺産」の克服と、穏健、保守路線のバランスをいかに取るかが、勝利への鍵だ。

2433チバQ:2015/06/16(火) 21:59:45
>>2431「この国の未来の指揮を執る」と
>>2427「すべての米国人の大統領になりたい」
なら後者のほうが印象深いよなあ

2434チバQ:2015/06/16(火) 22:02:07
http://www.sankei.com/world/news/150616/wor1506160031-n1.html
2015.6.16 19:26

黒人装い続けた白人女性が団体支部長を辞任「何のため?」 白人警官追及の急先鋒

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レイチェル・ドレザル氏(AP)
 【ロサンゼルス=中村将】全米黒人地位向上協会(NAACP)の地域支部長の白人女性が長年、黒人と偽って活動していたことが分かり、女性は15日、フェイスブックで支部長を辞任すると発表した。米メディアが大々的に報じ、話題となっている。

 辞任したのは、NAACPワシントン州スポーケン支部長だったレイチェル・ドレザル氏(37)。イースタン・ワシントン大学のアフリカ研究の非常勤講師や、地元警察のオンブズマン委員長も務めている。

 全米で多発している黒人に対する白人警察官らの過剰な暴力行為を批判する活動では最前線に立ち、米北西部のアフリカ系社会の中心的な存在だった。

 ドレザル氏の両親らが米メディアの取材に応じ、十代のドレザル氏の写真を公開しながら、「娘はヨーロッパ系の白人」と告白した。両親は白人系で、実子であるドレザル氏と兄のほか、4人の黒人の養子がいる。養子を迎えた2006年か、07年ごろからドレザル氏はアフリカ系を名乗り「変装」しだしたという。

 養子の弟は米CNNテレビに「姉は自分の正体をいわないでほしいと3年前に頼んできた」と話した。ドレザル氏はフェイスブックで辞任の理由には触れず、謝罪もしていない。

 NAACPの別の支部長の一人は、AP通信の取材に「アフリカ系米国人と偽って何が得られるのか」と批判。黒人社会からも反発の声が上がり始めている。

2435チバQ:2015/06/16(火) 22:17:58
http://www.cnn.co.jp/usa/35065723.html
同性愛者の広告に抗議、銀行から資金引き揚げ 米伝道師
2015.06.10 Wed posted at 15:45 JST
(CNNMoney) 米国のキリスト教伝道師、フランクリン・グラハム氏(62)はこのほど、米銀大手ウェルズ・ファーゴが広告に同性愛カップルを登場させたことに強い反発を示し、自身が率いる団体の資金を全て別の銀行へ移すと宣言した。
ウェルズ・ファーゴの広告には今年4月、女性の同性愛カップルが登場した。同性愛者を起用した米銀の広告はこれが初めてとされる。
グラハム氏は今月5日、フェイスブックで「大企業やメディアが我々に道徳退廃の流れを押し付けている」と批判。「ビリー・グラハム伝道協会」の資金をウェルズ・ファーゴから引き揚げると表明した。
同協会はウェルズ・ファーゴの複数の口座に総額1億ドル(125億円)余りの資金を保有しているとみられる。協会によると、資金の移動先は米BB&T。報道担当者によれば、すでに口座を移すための手続きに入っていて、約1カ月後に完了するという。
ただソーシャルメディア上の指摘によれば、BB&Tはフロリダ州で毎年開催されるイベント「マイアミ・ビーチ・ゲイ・プライド」のスポンサーに名を連ねている。BB&Tの報道担当者は「我々は多様性と寛容を重んじる」と強調しつつ、同イベントのスポンサーだからといって必ずしも趣旨に賛同しているとは限らないと説明した。

グラハム氏はさらに、米高級宝飾品大手ティファニーが今年1月、広告に男性同士の婚約シーンを使ったことを理由に、同社へのボイコットも表明した。
フェイスブック上の同氏の投稿には賛同を示す「いいね」の声が9万5000件も寄せられ、シェア件数は4万2600件に上っている。一方で、1万1000件余りのコメントには激しい非難の言葉も並ぶ。
ウェルズ・ファーゴの報道担当者は「広告に批判がないとは思っていなかったが、全体的としては好意的な反応が圧倒的に多い」と話している。
グラハム氏は1950年代にテレビ伝道師として名を知られたビリー・グラハム氏の息子。ビリー氏が設立した協会を引き継ぎ、放送や地域奉仕活動、インターネットを通した布教活動を続けている。

2436チバQ:2015/06/16(火) 22:22:41
http://mainichi.jp/feature/news/20150614k0000e030109000c.html
米大統領選:クリントン氏本格始動 好感度は低下
毎日新聞 2015年06月14日 11時41分(最終更新 06月14日 11時41分
 【ニューヨーク西田進一郎】2016年米大統領選挙で民主党最有力候補のヒラリー・クリントン前国務長官(67)が13日、ニューヨーク市内のルーズベルト島で大規模集会を開き、本格的な選挙活動を始めた。同党支持層では圧倒的な支持率を誇るが、国務長官時代に個人のメールアカウント・サーバーで公務をしていたことなどが批判され、好感度は低下。家族や女性を前面に掲げて「温かさ」を印象づけて流れを変えたい考えだ。

 青いスーツ姿で登場したクリントン氏は「特定の人のために大統領選に出るのではない。すべての米国民のために立候補する」と強調。「繁栄や民主主義は金持ちのためにあるのではない」として、国民が広く繁栄を分かち合うための経済を作り上げるとした。

 また、クリントン氏は、これまであまり語ってこなかった母親の故ドロシー・ローダムさんについて言及。幼い頃に離婚した両親がいずれも引き取りを拒んだため祖父母に預けられて育ったドロシーさんから困難に立ち向かうことを学んだことが、子供や家族のために戦ってきた自分の根底にあるとアピール。庶民に寄り添う姿勢を強調した。

 民主党支持層でこそ、他の同党候補者に50ポイント近い差をつけて首位を走り続ける。しかし、3月以降に「メール問題」やクリントン家の慈善団体「クリントン財団」が外国政府から寄付を受けていた問題などが次々と浮上し、好感度低下が続いている。

 米CNNテレビなどの5月末の世論調査では、クリントン氏に対して「好意的」は46%で、3月の53%から7ポイント減った。一方、「好意的ではない」は50%に達し、過去10年の調査で初めて「好意的」を上回った。また、「(クリントン氏が)あなたと同じような人々を気にかけていると感じるか」との質問では、「感じる」との回答は47%で、昨年7月から6ポイント低下した。

 さらに、共和党の主要な候補者と戦った場合を想定した調査では、支持率で対抗馬に対し10ポイント以上離していた4月とは状況が一変。ランド・ポール上院議員(52)やマルコ・ルビオ上院議員(44)、ウィスコンシン州のスコット・ウォーカー知事(47)とは1〜3ポイント差とほぼ互角まで、縮まっている。

 こうした危機感を背景に、クリントン氏は4月に始めた小規模会合では、「強さ」を前面に出した08年大統領選とは対照的に、女性や家族のほか、同性愛者やヒスパニック系などマイノリティーにも焦点をあて、自身の生活をさらけ出す発言もしてきた。演説で本来表に出したくない母親の境遇に触れるのも、苦しい境遇の人たちや普通の暮らしをしている人たちに「共感が得られる存在」とのイメージを広げる狙いがにじむ。

2437チバQ:2015/06/16(火) 23:28:57
http://mainichi.jp/feature/news/20150617k0000m030100000c.html
米大統領選:父・兄との距離に苦心…ブッシュ氏出馬表明
毎日新聞 2015年06月16日 22時08分(最終更新 06月16日 23時23分)

 【マイアミ(米南部フロリダ州)西田進一郎】米共和党のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)が15日、2016年大統領選挙に向けた同党候補者指名争いに立候補することを正式に表明した。大統領を務めた父と兄を持つブッシュ氏は、高い知名度と知事としての実績を持つ「本命候補」だ。ただ、「ブッシュ家の3人目」としてのマイナス面もあり、混戦から抜け出せてはいない。今後も父や兄との距離の取り方に苦心しそうだ。

 「大統領になる権利は、経歴や党派、家族、家族の歴史などで決まるものではない。順番でもない。誰もが試されるのだ」。ブッシュ氏は演説で、「ブッシュ家」と民主党最有力候補のヒラリー・クリントン前国務長官(67)の「クリントン家」の「王朝同士の戦い」との見方を否定した。

 昨年12月に立候補への意欲を表明して以降、ブッシュ氏は多くの世論調査で首位に立った。しかし、2位以下を大きく突き放すことはできず、逆に支持率は低下傾向にある。背景にあるのは、「3人目のブッシュ」に対する抵抗感だ。「大統領という職は、両家(クリントン、ブッシュ)の間を行ったり来たりする王冠ではない」(民主党のオマリー前メリーランド州知事)との批判は党派を問わず根強い。

 さらに大量破壊兵器があるという間違った情報に基づいて兄が始めたイラク戦争という「負の遺産」がのしかかる。当初「私は私だ」と距離を置いていたブッシュ氏だが、5月上旬に支持者らとの会合で「中東政策で助言を求めるなら兄だ」と語り、メディアの追及を受けることになった。

 泥沼化したイラク戦争はいまも米国民の心に暗い影を残す。にもかかわらず、兄の判断について見解を問われたブッシュ氏は、いったん是認し、その後回答を避け、最終的に否定するというぶれをみせた。過激派組織「イスラム国」(IS)の台頭の原因はイラクを混乱させた兄にあると学生に問い詰められたシーンは繰り返しテレビで放送された。

 ブッシュ氏は今月14日のCNNテレビのインタビューに「成功するには自分の話をしなくてはならない」と語り、父や兄から距離を置くことを説明。立候補表明の演説会に父と兄の姿はなかった。選挙運動用のロゴマークも「ジェブ!2016」とし、姓の「ブッシュ」を除いた。

 しかし、政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、ブッシュ氏の支持率は、今月15日時点で10.8%で、ウィスコンシン州のスコット・ウォーカー知事(47)の10.6%、マルコ・ルビオ上院議員(44)の10%とほとんど差がない。ブッシュ氏は演説で「選挙戦は簡単ではない。結果は予測がつかない」と危機感を示した。

2438チバQ:2015/06/17(水) 00:01:05
もう忘れてるので過去の大統領選を振り返る・・・

■2012年
民主党:バラク・オバマ
共和党:ミット・ロムニー >>2272 2016年は出馬せず 穏健派
    主な候補
     リック・サントラム >>2385 2016年出馬 宗教保守 
     ニュート・ギングリッチ 保守派

■2008年
民主党:バラク・オバマ
    主な候補
     ヒラリー・クリントン
共和党:ジョン・マケイン   内政はリベラル、外交はタカ派より
    主な候補
     マイク・ハッカビー >>2354 2016年出馬 宗教保守
     ルドルフ・ジュリアーニ元ニューヨーク市長 穏健派

■2004年
共和党:ジョージ・W・ブッシュ
民主党:ジョン・ケリー >>1638-1640 オバマ2期目で国務長官
     ジョン・エドワーズ 本選の副大統領候補 08年も予備選出馬
     ハワード・ディーン

2439チバQ:2015/06/17(水) 20:56:36
http://www.afpbb.com/articles/-/3051873
米不動産王トランプ氏、大統領選への出馬を表明
2015年06月17日 07:36 発信地:ニューヨーク/米国

【6月17日 AFP】米国の不動産王ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏(69)は16日、2016年大統領選への出馬を表明した。大胆で率直な物言いで知られる大富豪のトランプ氏は、自国を再び偉大な国にすると述べた。

 ニューヨーク(New York)の5番街(Fifth Avenue)にある自身のトランプ・タワー(Trump Tower)で出馬を宣言したトランプ氏。出馬表明演説では同国の現政治家らをひとまとめに「愚か」とやゆした。

 トランプ氏は共和党を支持しており、過去に共和党候補を支援したこともある。しかし同日の演説では、共和党候補者の指名争いに加わるとも、無所属で出馬するとも明言しなかった。

 キニピアック大学(Quinnipiac University)によると、先月行った世論調査で、共和党予備選挙でトランプ氏に投票すると答えた人は5%にとどまったという。また3月に同大が行った別の調査では、同氏には絶対に投票しないと答えた人が51%に上ったとしている。(c)AFP/Jennie MATTHEW

http://mainichi.jp/feature/news/20150617k0000e030185000c.html
米大統領選:トランプ氏、共和党候補者指名争いに名乗り
毎日新聞 2015年06月17日 11時04分

 【マイアミ(米南部フロリダ州)西田進一郎】米国の実業家で不動産王として知られるドナルド・トランプ氏(69)は16日、ニューヨークで集会を開き、2016年大統領選挙に向けた共和党候補者指名争いに立候補することを表明した。同党で立候補を表明したのは12人目。

 トランプ氏は不動産王であるほか、テレビ出演や歯に衣(きぬ)着せぬ発言で知名度が高い。前回12年大統領選でも、候補者指名争いへの立候補を検討したが、最終的に断念した。

 トランプ氏は「アメリカン・ドリームは死んだ。私が(大統領選に)勝てば、アメリカン・ドリームをより大きく、良いもので強いものにして取り戻す」と主張。中国や日本、メキシコが雇用を奪っていると指摘した。さらに「米国は過激派組織『イスラム国』(IS)や中国、メキシコなど、皆にたたかれている」とし、その原因として「米国は敗北者によって運営されている」と語り、オバマ政権を批判した。

http://www.sankei.com/world/news/150617/wor1506170009-n1.html
2015.6.17 09:18
【米次期大統領選】
出馬表明の不動産王、トランプ氏「東京でシボレー見たか?」「メキシコ国境に万里の長城」と発言

 【ワシントン=加納宏幸】2016年米大統領選で、16日、共和党候補指名争いに挑戦すると表明した米国の不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)は会見で、「日本は米国に何百万台もの車を送ってくるが、東京で(米国製の)シボレーをみたことはあるか?」と挑発。中国、日本、メキシコから米国に雇用を取り戻すと訴えた。

 ホテルやカジノを経営し、テレビ出演を通じて知名度の高いトランプ氏はニューヨークの高層ビル「トランプタワー」で出馬表明。不法移民の流入を防ぐため「南部の(メキシコとの)国境に『万里の長城』を築く」と公約した。

 トランプ氏は前回大統領選でも出馬に意欲を示し、オバマ大統領が外国生まれであり、大統領に就任する資格がないと主張。一時は支持を集めたが、オバマ氏がハワイ州の出生証明書を公表したことで失速した。共和党からの出馬表明は12人目となる。

2440チバQ:2015/06/17(水) 22:22:56
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2015061700539
N・ヤングさん「俺の曲を使うな」=D・トランプ氏に抗議-米大統領選


カナダ人ロック歌手のニール・ヤングさん=2012年2月、米カリフォルニア州ロサンゼルス(AFP=時事)
 【ニューヨークAFP=時事】カナダ人ロック歌手ニール・ヤングさん(69)は16日、2016年米大統領選の共和党候補者指名争いに出馬を表明した米実業家ドナルド・トランプ氏(69)がヤングさんの曲を無断で使用したことに抗議した。


 トランプ氏はこの日の出馬表明に際し、壇上に登場時の演出としてヤングさんの「ロッキン・イン・ザ・フリー・ワールド」を流した。ヤングさんはその数時間後に声明を出し「トランプ氏は使用許可を得ていない」と怒りをあらわにした。
 ヤングさんは他にも「カナダ国民として、バーニー・サンダース上院議員を支持する」ことを明らかにした。サンダース議員は民主党の候補指名争いに出馬表明し、ヒラリー・クリントン前国務長官に挑んでいる。(2015/06/17-14:35)

2441チバQ:2015/06/17(水) 22:36:57
http://jp.wsj.com/articles/SB12468361420061044368104580608143236918332
2016年米大統領選、候補者の横顔

2015 年 6 月 17 日 15:15 JST 更新
 2016年の米大統領選挙を控え、民主・共和両党の候補指名争いが本格化してきた。これまでに出馬を正式に表明した両党の候補者を紹介する。

<民主党>

リンカーン・チェイフィー氏

 共和党穏健派として、ロードアイランド州選出の上院議員を8年近く務めた。その間、共和党上院議員としてただ一人、イラク戦争に反対票を投じたほか、社会・財政・環境問題でも民主党の意見に賛同した。2006年の中間選挙で敗れ、07年に共和党を離党。10年には無所属としてロードアイランド州知事に就任した。13年には民主党に鞍替えしたが、14年の知事選には支持率低下を理由に出馬しなかった。

ヒラリー・クリントン前国務長官

 オバマ政権で2009年から13年まで国務長官を務めた。それ以前はニューヨーク州選出の上院議員で2回当選。夫のビル・クリントン氏は元大統領。大統領選への出馬は2回目で、前回の2008年には民主党の予備選挙で現在のオバマ大統領に負けた。ヒラリー氏は内政面ではオバマ氏を支持するが、外交面ではオバマ氏よりも強引だとみられている。


マーティン・オマリー前メリーランド州知事

 2007年〜15年までメリーランド州知事を務めた。それ以前は8年間、同州ボルティモアの市長だった。オマリー氏は長年、国政進出への野望を抱いており、11年〜13年には民主党知事会のチェアマンを務め、これが国政への足がかりとなった。知事在任中、オマリー氏は同性婚を合法化する法律に署名したほか、死刑を非合法化し、書類不備の一部移民に対し州立大学の学費を州在住者と同額にすることを認めた。ロックバンドでギターとボーカルを担当しているほか、ボルティモアを舞台に警察と麻薬取引などの犯罪を描いた米ケーブルテレビHBOのドラマ「ザ・ワイヤー」で主要登場人物のモデルとなった。

バーニー・サンダース上院議員(無所属)

 バーモント州選出の無所属議員だが、民主党の指名獲得を目指す。社会主義者を自認し、上院では最もリベラルな議員の一人。ニューヨークのブルックリン出身で1990年に下院議員に当選。上院議員になったのは2006年。連邦議員になる前はバーモント州バーリントンの市長を務めた。大工やジャーナリストとしての職歴があるほか、ハーバード大学やハミルトン・カレッジで教鞭を執った経験も。大統領に選出されれば米国初のユダヤ人大統領となる。

2442チバQ:2015/06/17(水) 22:37:40
ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事

 1999年から2007年までフロリダ州知事。同州の共和党知事として初めて再選を果たした。父はジョージ・H・W・ブッシュ元大統領で、兄はジョージ・W・ブッシュ前大統領。コンサルティング会社ジェブ・ブッシュ・アンド・アソシエーツを率いているほか、2つの教育系シンクタンク(ファンデーション・フォー・フロリダズ・フューチャーとファンデーション・フォー・エクセレンス・イン・エデュケーション)の創設者でもある。ブッシュ氏は全米共通学力基準「コモンコア」による教育水準の底上げや移民関連法の見直しを訴えている。フロリダ州在住。

ベン・カーソン氏

 元神経外科医のカーソン氏は1987年に頭部が結合した双生児を分離する手術を行った医療チームを率いたことで国際的に知られるようになった。最近ではオバマ政権の医療保険制度改革法(オバマケア)を批判したり、2013年の全米朝食祈祷(きとう)会でオバマ大統領を前に10%の一律課税を訴えたりするなど、政治的な発言でも目立っていた。カーソン氏は論客として長く知られた存在であり、近年はコメンテーターとしてフォックス・ニュースに出演していた。過去に選挙による公職に就いたことは一度もなく、政治の経験はないものの、2014年の「Draft Ben Carson(ベン・カーソンを公職に)」運動の際には、2016年の大統領選への出馬が予想されるどの共和党候補の政治活動委員会(PAC)よりも多額の資金を集めた。

テッド・クルーズ上院議員

 2012年にテキサス州選出の上院議員に当選。前職は同州の検察官。草の根保守派運動「茶会(ティーパーティ-)」系の“ヒーロー”。共和党保守派の急先鋒で、党指導部とオバマ大統領の双方に批判的な見解を表明している。2010年に成立した医療保険改革法(オバマケア)に反対し、この関連予算案を「人質」にとったうえで、2013年10月には21時間に及ぶ演説を繰り広げて政府機関を一部閉鎖に追い込んだ。だが、共和党員の多くは政府機関の閉鎖が結果的に共和党に政治的ダメージを与えたと考えている。2014年の予算案についても、オバマ大統領の移民政策の関連予算が削減されていないことを理由に成立阻止を試みたが、これは失敗に終わっている。また、連邦議会の共和党指導部はすぐに妥協してホワイトハウスと話をまとめてしまうと非難している。3月に出馬を表明したクルーズ氏は有力候補の中で正式に出馬表明した最初の候補者。

カーリー・フィオリーナ氏

 米ヒューレット・パッカード(HP)の最高経営責任者(CEO)だったフィオリーナ氏は、共和党の指名獲得を目指す候補者の中で唯一の女性。選挙による公職に就いた経験はない。政治経験としては、2010年にカリフォルニア州選出の上院議員選でバーバラ・ボクサー氏に敗れたことと、2008年の大統領選でジョン・マケイン上院議員のアドバイザーを務めたことが挙げられる。フィオリーナ氏は現在、バージニア州在住で、アメリカ保守主義同盟財団(ACUF)の会長に就いている。

2443チバQ:2015/06/17(水) 22:38:13
リンゼー・グラム上院議員

 サウスカロライナ州選出。1月には大統領選に向けた出馬の是非を検討するための政治団体を設立したと発表。空軍の弁護士を務めた後、下院議員を経て2002年の選挙で上院議員に当選。上院では国家安全保障の強化を訴えており、大統領選でもこのテーマを強調したい考えだ。グラム氏は移民制度改革案で民主党議員と合意した共和党4議員の1人で、超党派議員グループは2013年に同法案を上院で可決させた。同氏は移民制度改正案に反対する最近の共和党の動きについて、党の政治的立場に悪影響を与えかねないと懸念している。

マイク・ハッカビー氏

 元アーカンソー州知事(1996年〜2007年)。フォックス・ニュースで司会を務めた経験があるほか、著作は12冊を数える。2008年の大統領選で共和党の候補者指名争いに加わったが、最終的な獲得代議員数は、勝利したジョン・マケイン上院議員に次いで2位だった。ただ、ハッカビー氏はこの年、全米で最初に行われたアイオワ州党員集会ではトップをつけた。南部バプテスト派の牧師として、中絶や同性婚に反対する社会的保守の立場で知られている。フロリダ州在住。

ジョージ・パタキ氏

 ニューヨーク州知事を3期務めた。以前に2回、大統領選出馬を検討したものの実現には至らなかった。一部の社会問題については中道派で、中絶の権利や気候変動の緩和に向けた行動を支持している。ニューヨーク州知事時代には環境問題に注力し、温暖効果ガス排出削減の地域的な取り組みを提唱。2007年に知事を退任した後は実業界で弁護士として働き、医療保険制度改革法(オバマケア)への反対など、保守的な発言をしている。

ランド・ポール上院議員

 ケンタッキー州選出で初当選は2010年。眼科医でもある。米国が外国に軍事介入することに関して、多くの共和党員よりも懐疑的な見方を示すなど、伝統的な党の政策スタンスにも挑戦してきた。2013年には国内でのドローン(無人飛行機)使用をめぐるオバマ政権の方針に反対し、13時間に及ぶフィリバスター(議事妨害)を強行したことで全国的に注目を集めた。アフリカ系米国人や若者など、伝統的に民主党寄りとみられている有権者に近づくことで、支持層の拡大を試みている。父親は徹底したリバタリアン(自由至上主義者)で大統領選に何度も出馬したことのあるロン・ポール元下院議員。

2444チバQ:2015/06/17(水) 22:38:46
リック・ペリー氏

 14年間テキサス州知事を務め、同州における雇用創出の実績を強調。空軍のパイロットだった経験とキリスト教福音派との親密な関係が全米の有権者にアピールできると期待している。移民問題など激しい議論のある問題に関しては慎重姿勢を取っており、テキサス州兵をメキシコとの国境に派遣した。その一方で、米国に不法滞在する学生に対して州内出身者と同じ「州民割引」を適用するプログラムを支持している。2012年の大統領選に出馬したものの、公開討論会で廃止すべきだと考えている省庁名を思い出せないという失態を演じた。昨年、職権乱用の罪で起訴されたが、同氏の弁護士は、州知事時代の行動は合法だったと主張している。

マルコ・ルビオ上院議員 

 2010年のフロリダ州上院選で、大きなうねりとなっていた「茶会」系の支持をとりまとめ、人気のあったチャーリー・クリスト知事(当時)を破って当選した。キューバ移民の息子。共和党が多様化へ向けて必死に取り組んでいた頃には、党の若い世代を代表する論客として、その地位をすぐに確立した。ルビオ氏が、違法滞在者に法的地位と最終的には市民権を与えることになる包括的な移民関連法を組み立てる手助けをした際には、保守派の多くの活動家が苛立ちを募らせた。2016年の大統領選を見据え、ルビオ氏は国際舞台で従来以上に積極的な役割を米国が果たすよう求めるなど、外交政策ですでに影響力のある発言をしている。

リック・サントラム氏

 ペンシルベニア州選出の元上院議員で、2006年に再選を逃す。12年大統領選の共和党指名争いでは、ミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事に次ぐ2位だった。社会的保守派として知られ、労働者層の経済的苦境に焦点を当ててきた。7人の子の父親。重い遺伝子疾患を持つ末娘ベラさんに関する本を、夫人と共著で最近出版した。

ドナルド・トランプ氏

 不動産開発とカジノ経営を手掛ける。メディアの活用にたけ、NBCのリアリティーテレビ番組の主役として人気を博している。今回正式に出馬声明するまで過去5回の大統領選でも出馬をほのめかしてきた。歯に衣(きぬ)着せぬ発言や派手な人柄で知られている。これまで公職に就いたことはないが、交渉力とビジネス感覚に優れ資金力もあると豪語している。6月16日、ニューヨーク・マンハッタンにある自身の名を冠したトランプ・タワーで出馬表明を行った。

原文(英語):Who’s Running for President in 2016?

2445チバQ:2015/06/17(水) 22:42:43
クリス・クリスティーとスコット・ウォーカーは正式には出馬表明してないのかな?

2446チバQ:2015/06/17(水) 22:46:59
>>2190
ボビー・ジンダル・ルイジアナ州知事(43歳)
も出馬しているらしい

2447チバQ:2015/06/19(金) 22:52:45
http://mainichi.jp/select/news/20150620k0000m020126000c.html
TPP:民主賛成派つなぎ留め、共和が躍起 権限法案
毎日新聞 2015年06月19日 21時33分(最終更新 06月19日 21時40分)

◇米下院が再可決 週明けに上院で審議

 【シカゴ清水憲司】米議会下院は18日、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の交渉合意に不可欠な大統領貿易促進権限(TPA)法案を単独で再採決し、賛成多数で可決した。来週審議に入る上院でも可決すれば、オバマ大統領の署名を経て成立し、TPP交渉は大筋合意に向けて前進する。上院でも可決に必要な賛成票を確保できるかは、民主党内の賛成派議員をつなぎ留められるかがカギになりそうだ。

 「上下両院は、TPA法案と関連法案の両方を可決すると保証する。米国の労働者や米国製品のチャンスを広げるのに決定的に重要だからだ」。下院のベイナー議長(共和党)は18日のTPA法案再採決に際し、こう強調した。

 TPP反対論の根強い民主党からTPA法案に賛成する議員は、失業者対策を盛り込んだ関連法案(TAA法案)の可決を条件にしているケースが少なくない。共和党は関連法案の可決を約束することで、民主党内の賛成派議員をつなぎ留め、上院でもTPA法案を可決して成立に持ち込む算段を立てる。

 18日のTPA法案の再採決は、賛成218票、反対208票で賛成多数だった。TPP推進の共和党から「反オバマ」の保守系など50人が反対したものの、民主党から28人が賛成に回った。

 ただ、上院(100議席)での審議は曲折も予想される。スムーズに審議を進めて可決に持ち込むには、事前に60票程度の確保が必要。米メディアによると、複数の民主党議員が今回のTPA法案単独採決では賛成票を投じることに難色を示したり、態度を保留したりしており、仮に反対に回れば法案可決は危うくなる。

 オバマ大統領自身がTPA法案と関連法案の両方に署名する方針を示していることから、共和党は関連法案の成立にメドを立てた後にTPA法案を採決するなどの策を練っている。一方で、関連法案への反対を通じて「TPP阻止」を目指す民主党の一部は、共和党内の反対派との連携を探るなど、駆け引きが強まりそうだ。

 TPA法案が上院でも可決されれば、日米など交渉参加12カ国はTPPの交渉合意に向けた閣僚会合などの調整に入るとみられる。ただ、一部の国はオバマ大統領が署名して正式に成立するまで、こうした調整に応じない可能性もある。参加12カ国がTPP交渉の大筋合意に向けた交渉のテーブルに着くまでには、今後、さらなる曲折が予想される。

2448チバQ:2015/06/19(金) 23:02:24
http://www.sankei.com/world/news/150619/wor1506190017-n1.html
2015.6.19 06:44
【外信コラム】
ポトマック通信 ヒスパニック票を狙え





【外信コラム】
 米共和党のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事の大統領選出馬表明を取材するため、久しぶりに訪れたマイアミの街には、ヒスパニック系とラテン音楽が以前にも増してあふれていた。

 観光客でにぎわう「マーケット・プレイス」には、キューバ、チリ、ブラジル、ベネズエラ系などの店主が営む土産物店が軒を連ね、スペイン語やポルトガル語が飛び交っていた。

 それもそのはず、ヒスパニック系はマイアミ・デード郡の人口の約65%を占めている。州全体では2割以上、全米でも2割に近い。

 高い出生率を背景に、ヒスパニック系の人口が白人を抜くのは時間の問題だ。ヒスパニック系が政治、文化、経済などあらゆる分野で存在感を増していることを、マイアミの雰囲気にふれて改めて感じた。

 全米ではフロリダ州のほかニューメキシコ、カリフォルニア、テキサス、アリゾナ州などにヒスパニック系が多く住む。ヒスパニック系全体の6割以上がメキシコ系だ。毎月5万人のヒスパニック系が青年に達しているという統計もあり、それだけ有権者も急増している。

 ヒスパニック系の票をどれだけ多く獲得できるかが、予備選と本選に勝利する鍵の一つで、ブッシュ氏がマイアミを出馬宣言の地に選んだのもうなずける。(青木伸行)

2449チバQ:2015/06/19(金) 23:04:16
http://www.sankei.com/world/news/150618/wor1506180064-n1.html
2015.6.18 23:08
【米黒人教会銃撃】
「憎悪犯罪」と断定 死亡9人のうち6人が女性 差別禁じる公民権法違反で捜査

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17日、米南部サウスカロライナ州チャールストンで、銃撃事件があった教会の周辺を調べる警察官ら(AP)
 【ニューヨーク=黒沢潤】米南部サウスカロライナ州チャールストンの黒人教会「エマニュエル・アフリカ系メソジスト監督教会」で17日夜、銃撃事件が発生し、礼拝中の黒人住民ら9人が死亡、1人が重傷を負った。容疑者は21歳の白人の男とみられ、銃を乱射した後に逃走した。警察は犯行を「憎悪犯罪(ヘイトクライム)」と断定、容疑者の行方を追っている。

 地元警察によれば、死者9人のうち6人が女性。教会の牧師も犠牲となった。米司法省は、容疑者の行為が黒人差別を禁じる公民権法に違反するとみて、調査する方針を表明。現場には、連邦捜査局(FBI)の捜査官も派遣された。

 ライリー市長は記者団に「容赦できない事件だ。(容疑者を)裁きの場に引き出す」と強調した。事件後、教会周辺では黒人住民らが事件に抗議した。地元警察によると、現場周辺では爆破予告があったが爆発物は見つかっていない。

 事件を受け、来年の米大統領選に出馬表明した共和党のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事が18日にチャールストンで予定していた選挙集会を延期した。

 黒人教会は1816年に設立。創設者の一人、デンマーク・ビーゼーは22年、奴隷制度に苦しむ黒人らによる暴動を計画したが事前に発覚、処刑されたことで知られる。教会は34年から南北戦争終結後の65年まで非合法化された。現在の教会の建物は91年に建てられ、米政府から「歴史的建造物」に認定されている。


http://www.sankei.com/world/news/150619/wor1506190028-n1.html
2015.6.19 10:01
【米黒人教会銃撃】
容疑者、白人優位を誇示 フェイスブックに南ア国旗






ルーフ容疑者が自らのフェイスブックに掲載していた写真。上着の右胸にアパルトヘイト時代の南アフリカ国旗を縫い付けている=撮影日不明(ロイター)
 米南部サウスカロライナ州チャールストンにある黒人教会の銃乱射事件で、逮捕されたディラン・ルーフ容疑者(21)が自分のフェイスブックに、アパルトヘイト(人種隔離)政策下の南アフリカ国旗を縫い付けた上着姿の写真を掲載していたことが18日分かった。白人の優位性を誇示する思いがあったとみられる。

 現場の教会で開かれていた聖書の勉強会にしばらく同席した後、人種差別的な主張をしながら銃の乱射を始めた経緯も判明した。米連邦捜査局(FBI)は憎悪犯罪(ヘイトクライム)の疑いで捜査を始めた。

 フェイスブックには暗い表情のルーフ容疑者が写っていた。黒っぽいジャケットの右胸には1990年代初めにアパルトヘイトを全廃する前の南アと、ローデシアと呼ばれていた当時の隣国ジンバブエの国旗を縫い付けていた。ローデシアも少数の白人が支配した。(共同)

2450チバQ:2015/06/19(金) 23:24:52
http://www.sankei.com/world/news/150619/wor1506190043-n1.html
2015.6.19 19:41
【米黒人教会銃撃】
オバマ大統領、銃規制を訴え クリントン氏も「行動起こすまでに何人犠牲に」

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(1/2ページ)

ルーフ容疑者が自らのフェイスブックに掲載していた写真。上着の右胸にアパルトヘイト時代の南アフリカ国旗を縫い付けている=撮影日不明(ロイター)
 【ニューヨーク=黒沢潤】米南部チャールストンで発生した黒人教会での銃乱射事件を受け、オバマ大統領は18日、銃規制の重要性を改めて訴えた。ただ、任期は残り約1年半で、実現は困難な情勢だ。こうした中で、2016年大統領選に出馬表明した民主党のヒラリー・クリントン前国務長官は、当選した場合に銃規制が優先課題になるとの考えを示唆。一方、共和党側は、演説でも事件に触れない候補がいるなど、対応は明確に分かれた。

 「はっきりさせたいことがある。このような暴力は他の先進国では発生しない。これほど頻繁には…」。オバマ大統領は18日の記者会見で、怒りを押し殺しつつ、銃規制の必要性を訴えた。

 米国では12年7月、西部コロラド州の映画館での銃乱射で12人が死亡。12月には東部コネティカット州の小学校での乱射で児童ら26人が死亡した。オバマ政権はこれを機に本格的な銃規制に乗り出したが、「全米ライフル協会」(NRA)など保守勢力の反抗に遭い、法案成立への動きは事実上頓挫した。

 オバマ氏は銃規制になおも意欲を示すが、“時間切れ”との見方が強い。

 クリントン前国務長官は18日、西部ラスベガスでの集会で「私たちが行動を起こすまでに何人の人々犠牲になるのか? 私はあなた方とともに(この問題で)働くことを誓う」と述べ、銃対策に全力を挙げる考えを示した。

 一方、共和党候補のランド・ポール上院議員は、同日、「この国には“病”がある。何か決定的に間違っているものがある。ただ、それは政府によって正されるべきではない」と述べた。テッド・クルーズ上院議員は事件に言及したが銃規制にはほとんど触れず、マルコ・ルビオ上院議員は約20分間の演説で事件を話題にすらしなかった。

 ロイター通信などの4月の世論調査によれば、政府による銃規制を望む声が48%なのに対し、反対は41%とほぼ拮抗している。また、民主党支持者の61%が銃規制に賛成する一方、共和党支持者の61%が規制に反対しているという。

2452チバQ:2015/06/20(土) 11:04:05
http://mainichi.jp/select/news/20150620k0000m030199000c.html
米教会乱射:ローフ容疑者「人種間対立あおる目的」供述
毎日新聞 2015年06月20日 00時27分(最終更新 06月20日 00時56分)
【ニューヨーク草野和彦、ワシントン及川正也】米サウスカロライナ州チャールストンの黒人教会で起きた銃乱射事件で、殺人罪で19日に訴追された白人のディラン・ローフ容疑者(21)は捜査当局に対し、「人種間対立」をあおる目的で攻撃をしたと供述し、人種差別に基づく「憎悪犯罪(ヘイトクライム)」であったことを認めた。CNNテレビが報じた。最近になり、人種差別的な言動が過激さを増していた容疑者。事件は、米社会の暗部をさらけだした。

 黒いジャケットを着たローフ容疑者のフェイスブックの写真。胸のあたりに、アパルトヘイト(人種隔離)政策時代の南アフリカや、白人支配が続いた旧ローデシア(現在のジンバブエ)の国旗のワッペンをつけ、正面をにらみつけている。

 容疑者は州都コロンビア近郊で生まれ育ったとみられ、米紙ニューヨーク・タイムズは、少年時代は静かで、内気だったという友人の話を伝えている。母親に「外に出て、友達を作りなさい」と言われていたほどだった。

 高校は中退。造園関係の仕事をしていたが、車の中に寝泊まりするなど、生活はすさんでいった。今年に入り、薬物所持や不法侵入容疑で逮捕された。白人至上主義的な思想を持つようになり、友人は「人種隔離はこうあるべきだとか、白人は白人同士でいるべきだという話ばかりしていた」と証言する。

 4月の21歳の誕生日に父親が銃を買い与えた。警察によると、その銃を持って今月17日に訪れたのが、黒人奴隷解放運動の「聖地」ともいえる事件現場の教会だった。

 チャールストンはかつて、奴隷貿易で栄えた。この教会は奴隷制度の存否を巡る南北戦争前の1816年創設で、米南部で最も古いアフリカン・メソジスト監督教会だ。奴隷廃止の活動で焼き打ちにあったり、黒人人権活動家のマーティン・ルーサー・キング牧師が訪問したりした歴史を持つ。

 事件当日、教会では、牧師で州上院議員のクレメンタ・ピンクニー氏(41)による聖書の勉強会が開かれていた。容疑者は議論を1時間ほど見守った後、突然立ち上がって銃を取り出した。なだめようとした参加者の男性に対し、「お前たちは私たち(白人)の女性をレイプし、この国を乗っ取ろうとしている」と語ったという。この男性や牧師を含め、26〜87歳の男女計9人が銃撃の犠牲になった。

 米連邦捜査局(FBI)の統計によると、2013年のヘイトクライムは5900件以上発生。原因別では、人種や民族に基づくものが3500件を超え、宗教や性を上回る。人種の中でも、「反黒人」感情を理由とするものが1856件と突出して多く、黒人の社会的立場を象徴している。

2453名無しさん:2015/06/20(土) 22:41:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150619-35066174-cnn-int
米教会銃乱射事件、21歳男を逮捕 「黒人を撃つ」と口走る
CNN.co.jp 6月19日(金)9時59分配信

(CNN) 米サウスカロライナ州チャールストンにあるアフリカ系米国人の教会で9人が射殺された銃乱射事件で、警察は18日、現場から395キロ離れたノースカロライナ州シェルビーで容疑者の男を逮捕した。

逮捕されたのはサウスカロライナ州レキシントンに住むディラン・ラフ容疑者(21)。地元紙によると、通勤途中だった女性が見かけて50キロあまり追跡し、警察に通報したという。

通報を受けた警察はラフ容疑者の車を発見して停止させた。同容疑者は逮捕された時点で銃を持っていたが、犯行に使ったものかどうかは不明。捜査関係者によれば、容疑者の父親は今年4月、息子の21歳の誕生祝いに45口径の銃を買い与えていたという。

事件は17日夜、チャールストンにあるアフリカ系米国人の教会で発生。牧師を含む26〜87歳の男女9人が死亡した。CNN系列局のWISが伝えた目撃者の話によると、教会に入ってきた男は「お前らは俺たちの女をレイプして俺たちの国を乗っ取ろうとしている。失せろ」と叫んで発砲したという。

男が「黒人を撃つ」と口走ったという証言もあり、警察はヘイトクライム(憎悪犯罪)事件として捜査。ラフ容疑者と憎悪団体との関係についても調べている。当時教会内には犯人を除き12人がいたといい、このうち3人は無事だった。

2454チバQ:2015/06/21(日) 14:23:44
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150620mog00m030006000c.html
米国どこへ:大統領選に迫る(10)女性初の大統領へ決意 民主・ヒラリー氏本格始動
2015年06月20日
 民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(67)が6月13日、地元ニューヨークで大規模集会を開き、2016年大統領選に向けた選挙活動を本格的に始動した。初夏を思わせる強い日差しが照りつける中、マンハッタン島の摩天楼を臨むルーズベルト島には数千人(主催者発表5500人)が詰めかけた。

 クリントン氏は4月12日に動画で「普通の米国人はチャンピオン(擁護者)を必要としており、私がそのチャンピオンになりたい」と立候補を表明。その後2カ月間にわたり、候補者指名争いで序盤に予備選・党員集会が開かれる中西部アイオワ州や東部ニューハンプシャー州、南部サウスカロライナ州などで車座集会のような小さな会合を開き、「市民との対話」を重ねてきた。

 「強さ」を前面に出し、「勝つために出る」と公言して戦った2008年の候補者指名争いでは、「庶民から遠い」「お高くとまっている」ととらえられ、オバマ大統領に敗れた。そのイメージを拭い去るため、今回は親しみやすさを強調してきた。陣営が「キックオフ」と位置づけた大規模集会の開催は、市民から直接聞いてきた声を土台に、政策や主張を国民向けに広く訴える段階にギアチェンジしたことを意味する。

  ◇  ◇  ◇

 会場は、世界恐慌や第二次世界大戦時の大統領として知られるフランクリン・ルーズベルト元大統領が1941年の一般教書演説で、米国が守りたい「人類の普遍的な四つの自由」として、言論と表現の自由▽信仰の自由▽欲することの自由▽恐怖からの自由−−を挙げたことにちなむ「フォー・フリーダムズ公園」。「ルーズベルト元大統領の系譜を継ぐのは自分だ」というメッセージだ。

 集会開始の約1時間前の午前9時半ごろから入場が始まり、厳重な所持品検査を経て、公園内に設けられた演台の周辺に人々がなだれ込んだ。他の民主党候補の集会と同様、ヒスパニック系やアジア系、アフリカ系の米国人、さらに若者や女性の姿が目立つ。巨大なスピーカーから大音量で流れるヒット曲に合わせ、口ずさんだり、体を揺らしたりする。

 集会が始まっても「お祭り」ムードは変わらない。国歌斉唱の後、地元ニューヨーク・ブルックリンのドラムチームのパフォーマンスや人気ロックバンド「エコスミス」の演奏などを鑑賞しながら主役の登場を待つ。演台近くの密集度は時間を追って高くなり、カメラを構えようとすると前後左右の人の体に触れるほどになった。

 メディア向けの事前予告時間だった午前11時45分(日本時間14日午前0時45分)よりやや遅れて、真っ青な上下に身を包んだクリントン氏が「花道」から登壇した。大歓声と無数の星条旗の小旗に迎えられたクリントン氏は、壇上でまず両手を胸の前で握り、軽く会釈。クリントン氏がマイクの前で話し始めようとすると、「ヒラリー」「ヒラリー」のかけ声がわき上がった。

2455チバQ:2015/06/21(日) 14:24:21
 ◇  ◇  ◇

 約45分間にわたった演説の特徴は、自身や家族について語ることで「温かさ」「親しみやすさ」をアピールしたことや党内のリベラル派を強く意識した政策を掲げたこと、そして「女性」を強く打ち出したことだった。なぜ立候補するのか、どんな大統領になるのか−−。こうした基本的な部分を説明することに力点を置いたようだ。

 クリントン氏は「繁栄や民主主義は金持ちのためにあるのではない」とし、「米国の経済をすべての米国民のために働くようにするため、私は立候補している」と経済の構造改革の必要性を強調。中間層・低所得者層を支援する考えを強調することで、党内のリベラル派や候補者指名を争うバーニー・サンダース上院議員(73)らから「ウォール街(金融業界)に近い」との批判を浴びており、これらをかわす狙いだ。

 さらに、2011年に92歳で亡くなった母親のドロシー・ローダムさんについて語った。幼い頃離婚した両親に捨てられ、14歳までお手伝いさんとして働かざるを得なかった母ドロシーさんから、すべての人にとって機会やチャンピオン(擁護者)がいかに必要かと学んだと紹介。弁護士や上院議員として、自分は子供たちの教育や貧しい人たちなどのために働いてきたと振り返り、「あななたちのチャンピオンになりたい」と呼びかけた。

 最低賃金の引き上げ▽家族援護手当の提供▽男女賃金格差の解消▽同性愛者への差別禁止−−などリベラルな政策を掲げた。「全ての米国民にとって経済を機能させるために立候補している」と語り、工場労働者や夜勤の看護師、トラック運転手などを挙げた。党内リベラル派の取り込みを図ろうとの意図が強くにじんだ。

 演説の最終盤は「女性」を強調した。この日最も大きな拍手、喝采を浴びたのは「私はこの大統領選で最も若い候補者ではないかもしれないが、米国史上最も若い女性大統領になる」という言葉だった。さらに「父親が娘に『君はなりたいものになることができる。大統領にだってなることができる』と言える米国を共に築こう」と呼びかけて、演説を締めくくった。

  ◇  ◇  ◇

演説を終え、警護隊に囲まれながら支援者と握手するヒラリー・クリントン前国務長官=2015年6月13日、西田進一郎撮影
演説を終え、警護隊に囲まれながら支援者と握手するヒラリー・クリントン前国務長官=2015年6月13日、西田進一郎撮影
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 演説を終えたクリントン氏は、演台下で見守っていた夫のビル・クリントン元大統領や娘のチェルシーさんらと壇上で声援に応えた。さらに、演台から降り、30分以上かけて集まった支持者らと握手をし、一緒にカメラに収まっていた。

 友人たちと3人で会場に来ていた大学生のアリソン・クリッツさん(20)は「非常に強力な女性候補で興奮している。大統領選に向けてもう一度民主党は結束しなければならず、それができるのは彼女だ。大統領選では説明力が問われる。最低賃金引き上げやすべての人たちが経済に貢献できる状況を作らなければならない」と語った。

 インド出身のエンジニア、ローハン・マサンナさん(26)は「民主党候補として女性、人種、LGBT(性的少数者)の不平等の解消に取り組むと聞くことができて良かった」と話した。また、ブルックリンから息子2人を連れて参加したシャナ・コルピーさん(36)は「全ての就学前児童に対する教育やケア、お母さんから機会の重要性を学んだというところが印象に残った素晴らしい演説だった」と述べ、満足そうに会場を後にした。

2456チバQ:2015/06/21(日) 20:40:32
http://www.sankei.com/world/news/150620/wor1506200032-n1.html
2015.6.20 17:16

大物歌手ら招きオバマ夫妻が大パーティー 事前公表せず、米メディアから総スカン





 オバマ米大統領夫妻がホワイトハウスで約500人を集めて開いた大規模パーティーに関して情報公開がなかったことに、米メディアが怒っている。ホワイトハウスは「プライベートなイベント」と言い張るが、記者団は納得せず、大統領の私生活をめぐる認識の差が浮き彫りになった。

 パーティーがあったのは13日の土曜日の夜。政財界や芸能・スポーツ界の著名人らが招待された。人気歌手プリンスさんがヒット曲「パープル・レイン」を熱唱、大物歌手スティービー・ワンダーさんと共演するサプライズもあった。

 メディア側は招待客のツイッターなどを通じてあらましを知った。ホワイトハウスでの15日の記者会見でメディア側は、これほど大きな行事が事前に明らかにされなかったことに不満をぶつけた。

 アーネスト大統領報道官は、パーティーは大統領夫妻が自費で開いたと説明した。(共同)

2457チバQ:2015/06/21(日) 20:43:44
http://www.sankei.com/world/news/150620/wor1506200039-n1.html
2015.6.20 22:21
【米黒人教会銃撃】
州議事堂に今もはためく「南軍旗」に批判噴出 共和党議員、撤去法案提出へ

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17日、米南部サウスカロライナ州コロンビアの州議会議事堂前に掲揚されていた「南軍旗」(ロイター)
 【ニューヨーク=黒沢潤】米南部サウスカロライナ州の教会で黒人9人が射殺された事件が人種差別に根ざしたヘイトクライムであるとの見方が強まる中、同州コロンビアの議会議事堂の前庭に南北戦争(1861〜65年)で南部連合の軍隊が掲げた「南軍旗」が今も掲揚されていることに批判が噴出している。この旗は南部連合が奴隷制度を擁護したことから、主に北部で「黒人差別の象徴」と見なされている。事態を受け、掲揚賛成派の多い地元の共和党陣営からも撤去を模索する動きが出てきた。

 赤地に青色の棒を斜めに交差させ、13個の星をちりばめた「南軍旗」は、南北戦争終結後も南部諸州が州旗に同様のデザインを取り入れるなど、愛着を抱いている南部出身者が今も多い。ミシシッピやアラバマ、フロリダの州旗には、現在もその名残が見られる。

 一方、サウスカロライナ州は南軍旗と全く違うデザインの州旗を採用したが、1960年代初頭から2000年まで州議事堂の上に南軍旗を掲げていた。

 今回、黒人9人を惨殺したルーフ被告が自身の車に南軍旗のデザインをあしらったナンバープレートを付けていたほか、議事堂前の星条旗や州旗が「半旗」となる一方で南軍旗が通常通り掲揚され続けたため、批判が一斉に巻き起こった。

 全米黒人地位向上協会(NAACP)のコーネル・ブルックス代表は19日、「(南軍旗は)過ぎ去った時代の象徴、憎悪の紋章、憎悪の道具だ」と撤去を主張。ウェブ上では、即時撤去を求める署名が10万人以上も集まっている。

 これに対し、南部州の保守派団体「南部連盟」は「(南軍旗は)私たちの祖先の150年前の英雄的行為を象徴する歴史的な旗だ」と強調。ルーフ被告を死刑に処すべきだと訴えるヘイリー州知事(共和党)も、「微妙な問題だ」として撤去に及び腰だ。

 ただ、来年の米大統領選に地元から出馬表明したリンゼー・グラム上院議員(同)は「サウスカロライナの人々がこの問題を考えるときが来た」と述べ、撤去を視野に入れた議論の必要性を強調した。

 ノーマン・ブラノン州下院議員(同)も「(銃撃事件で)私の友人が亡くなった。黒人だったというだけの理由でだ」と述べ、白人至上主義の象徴ともみなされる南軍旗の撤去に向け、近く法案を提出する考えを表明した。

2458チバQ:2015/06/21(日) 20:47:18
http://www.sankei.com/world/news/150621/wor1506210020-n1.html
2015.6.21 19:24
【米黒人教会銃撃】
ネット上に犯行宣言か「黒人は劣等人種」 他人種にも敵意むき出し、FBI捜査

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ルーフ被告がサイトに掲載していたとみられる星条旗を燃やす写真(ロイター)
 【ニューヨーク=黒沢潤】米南部サウスカロライナ州チャールストンの黒人教会銃撃事件で、9人を殺害したディラン・ルーフ被告(21)が事前に作成したとみられる「犯行宣言」が20日、ネット上で見つかった。黒人の「劣等性」に言及した上で殺人行為を正当化しているほか、他の人種にも敵意をむき出しにしており、連邦捜査局(FBI)は同被告が作成したものか調べている。

 「宣言」は黒人を「下等人種」と断言し、白人による黒人差別の歴史を「誇張であり、神話だ」と強調。チャールストンを犯行場所に選んだのは、「かつて米国で黒人の比率が一番高かった歴史的な街だからだ」とし、「(殺害以外に)選択肢がない」と身勝手な持論を展開している。

 また、中南米系(ヒスパニック)についても「米国人にとって大問題でわれわれの敵」と言明。ユダヤ人についても「血ではなくアイデンティティーが問題。それを破壊すれば、彼らは(米社会で)問題を引き起こさない」と指摘した。

 東アジア人については、「生来の人種差別主義者であり、白人の偉大な同盟者となり得る」と、奇妙な連帯感を示している。

 「宣言」は、白人至上主義を象徴するともいわれる南北戦争(1861〜65年)時の南軍旗などを持つ被告の写真約60枚とネット上に掲載された。米国旗(星条旗)を燃やしている写真もあった。星条旗は南北戦争当時、奴隷制存続を掲げた南軍を破った北軍側が使用していた。

2459チバQ:2015/06/22(月) 20:34:51
http://jp.wsj.com/articles/SB11377468785266573983404581062754124097030
米大統領選の共和党候補争いは大混戦=WSJ調査
 2016年の米大統領選の共和党指名候補争いで、マイク・ハッカビー元アーカンソー州知事、ベン・カーソン元神経外科医、カーリー・フィオリーナ元ヒューレット・パッカード(HP)最高経営責任者(CEO)の3人が出馬表明以降、支持率(共和党予備選で投票すると思うとした人たちの候補者として認めるとの回答率)を大きく上げていることが、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とNBCテレビの最新の共同世論調査で分かった。これに対しランド・ポール上院議員支持率は、4月下旬の59%から6月中旬には49%に低下している。

2016年米大統領選、候補者の横顔
 調査は6月14〜18日に行われた。4月に行った前回調査以降12人の主要候補が出馬を表明し、正式に選挙戦を開始した。さらに4人の現職知事が近く立候補する見通し。この間2番手候補の一部で支持率に変化がみられたが、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事、スコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事、マルコ・ルビオ上院議員の3有力候補は支持層を固め始めているようだ。

 ブッシュ氏の支持率は75%で、4月の70%からじわり上昇している。3月は49%だった。ウォーカー氏は微減し、ルビオ氏は変わらなかった。これら3人のうちウォーカー氏はまだ出馬表明をしておらず、発表は7月中旬になると見込まれている。最も大きな変化は、フィオリーナ、カールソンの両氏で、フィオリーナ氏の支持率は4月の17%から、今回31%に跳ね上がった。ただ不支持率(大統領候補として認めない)もほぼ同水準の29%だった。カールソン氏の支持率は11%ポイント、ハッカビー氏は13ポイント大幅上昇した。これら3人は、調査後の5月初めに立候補を発表した。

 その他で支持率を大きく上げたのはリック・ペリー元テキサス州知事で、上げ幅は8ポイントだった。リック・サントラム元上院議員と、不動産王のドナルド・トランプの両氏の上げ幅は9ポイントだった。ただトランプ氏については、3人のうち2人が不支持と回答している。クリス・クリスティー・ニュージャージー州知事も厳しい情勢で、不支持率が55%に達している。クリスティー氏は今後数週間のうちに出馬を発表する見通し。

 今回の調査は1000人の成人を対象に実施され、誤差は上下3.1%ポイント。共和党予備選で投票すると答えた236人については、誤差は上下6.38%ポイント。

2460チバQ:2015/06/22(月) 22:43:51
http://www.sankei.com/world/news/150622/wor1506220005-n1.html
2015.6.22 06:20
【米次期大統領選】
ブッシュ、ウォーカー、ルビオ…共和「3強」が目指す「強い米国」と「独自色」とは 

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 2016年米大統領選の共和党候補者が、18日から3日間にわたりワシントンで開かれた集会に登壇し見解を表明した。ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事、ウィスコンシン州のスコット・ウォーカー知事、それにマルコ・ルビオ上院議員の「3強」に注目し、集会での発言を中心に、米国をどこへ導こうとしているのか概観した。(ワシントン 青木伸行、加納宏幸)

 ■「敵に恐れられる米国」

 3候補に共通するキーワードは「米国の指導力の回復」だ。中でもルビオ氏とウォーカー氏のタカ派ぶりが際立つ。

 ルビオ氏は「同盟国に信頼され、敵に恐れられる米国にする。ロシアと中国は軍事力を増強しており、米軍の(予算などの)削減を反転し中国、ロシア、イランの脅威に同盟国と対処する」との青写真を描く。

 保守派の代表格であるウォーカー氏は、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の掃討について「敵を打倒するために、より多くのことをしなければならない。オバマ大統領は軍の増強に後ろ向きで、勝利を確かなものにするために必要なことを妨害すべきではない」と、米軍の関与を強化する方針だ。

 中国にも強硬で、「南シナ海で人工島を造成し『砂の万里の長城』を築いたことは、オバマ政権によるアジア回帰戦略が空疎である証拠だ」と厳しい。

 一方、穏健派のブッシュ氏は「米国はどこにいるのか。外交を強化し、国家の安全保障に集中して同盟国を支援する必要がある」と主張するものの、踏み込んだ発言を避け、具体性を欠いている。

 ■「保守ぶり」アピール

 共和党内の保守派には「ブッシュ氏は穏健すぎる」との懐疑論があり、ブッシュ氏も保守派に食い込もうと、保守ぶりをしきりにアピールしている。

 「私は最も保守的で改革志向がある知事だった。知事時代には出産中絶の禁止法案に署名した。(同性婚により)伝統的な結婚を脇へ押しやるべきではない」

 一方では保守派が反対する、不法移民に合法的な地位を与える改革を支持している。“右バネ”をきかせすぎれば穏健派の離反を招きかねないところに、立ち位置の難しさがある。

 キューバ系のルビオ氏も、移民制度改革を支持する姿勢を保守派から突き上げられた経緯があり、最近は「移民法の近代化(改正)」に言及するだけで、口をつぐんでいる。

 ウォーカー氏は、同性婚への賛意を表明しているヒラリー・クリントン前国務長官を強く意識しつつ、反対を唱えている。移民制度改革にも「不法移民に資格を与えていいとは考えておらず、支持者でもない」と、反対の急先鋒(せんぽう)だ。

 ■小さな政府で民間に活力

 共和党の主要候補は減税や規制緩和で小さな政府を作り、民間の活力を生かすことで一致している。オバマ大統領とクリントン前国務長官が「大きな政府」を志向しているとして攻撃し、どの分野に力を入れるかで主張の違いを競っている。

 ブッシュ氏は、「私は保守として小さな政府を信じている。そして、社会の弱い立場の人を第一に考える必要がある」と述べた。出馬表明でも、州知事として減税で雇用の創出や中小企業の活性化を実現したと主張。年4%の経済成長を目指すと公約する一方、低所得層の子供たちにより良い教育を受ける機会を提供すると強調した。

 ルビオ氏は中小企業対策に力点を置き、大企業との競争力強化のための減税を公約。企業が負担感を抱くオバマ政権の医療保険制度改革(オバマケア)を「廃止して置換する」とした。

 ウォーカー氏もオバマケア廃止を約束。全米の地域が成長することで「政府ではなく人々が雇用を創出する」ことになると述べた。

2461チバQ:2015/06/23(火) 00:11:48
http://www.cnn.co.jp/usa/35066222.html
遺族の許しの言葉に容疑者は無表情、判事発言も波紋 米教会乱射
2015.06.20 Sat posted at 10:49 JST
(CNN) 米サウスカロライナ州チャールストン市にあるアフリカ系米国人の教会で9人が射殺された銃乱射事件で、ディラン・ルーフ容疑者(21)が19日午後、保釈審問のため同市の法廷にビデオ出廷した。捜査当局によると、同容疑者は犯行の動機について、人種戦争を始めるためと供述しているという。
被害者の遺族らが見守る中、ルーフ容疑者はビデオ出廷した。同容疑者は現在、同州ノースチャールストンの刑務所に収監されており、安全上の問題を懸念した当局の意向で、実際の出廷は見送られた。
ルーフ容疑者は立ったまま動かず遺族の苦悩の言葉を聞いた。母を殺された女性が「あなたは私を傷つけ、多くの人々を傷つけた。だが、神はあなたを許す。そして私もあなたを許す」と語りかけたが、無表情のままだった。
ルーフ容疑者はほとんど話さず、判事の質問に対し短く返答するのみだった。
判事は冒頭で、「被害者はこの若者の側の家族にもいる」と指摘。事件の被害者だけでなく容疑者の家族も支援するよう呼びかけた。ソーシャルメディア上ではこれに対し、「無知で尊大な態度だ」などと批判する声も上がった。
武器携行の罪に対して設定された保釈金は100万ドル(約1億2200万円)。この後、9人の殺害についても保釈聴聞会を開く予定だが、保釈の見込みは薄い。
事件がヘイトクライム(憎悪犯罪)として認定されれば、連邦当局によっても訴追される見通し。米司法省は19日、「この痛ましい事件が地域共同体に恐怖をたたき込むことを意図したものであることに疑問の余地はなく、ヘイトクライムや国内テロ行為も含めたあらゆる角度からこの犯罪を調査する」との声明を出した。
複数の捜査当局者によると、ルーフ容疑者は取り調べに対して容疑を認めている。動機については、人種戦争を起こすためと供述しているという。友人に対しても、酔った際に、6カ月計画として「人種戦争を起こすため」「何か狂ったことをやる」と叫んでいた。ただ計画に具体性はなかった模様だ。
また、サウスカロライナ州バークレー群当局は、短文投稿サイト「ツイッター」上に同容疑者の写真を投稿。ジャケットには、アパルトヘイト(人種隔離)政策時代の南アフリカや、白人支配が続いた旧ローデンシア(現在のジンバブエ)の国旗のワッペンが縫い付けられている。
サウスカロライナの州法によれば、有罪判決が下りた場合、ルーフ容疑者は死刑となる可能性もある。同州のヘイリー知事は死刑を望むと発言し、チャールストンのライリー市長は個人的には死刑制度に反対するが、今回は死刑になってもやむを得ないと述べた。
犯行に使われた銃を巡っては、複数の捜査当局者がCNNに対し、ルーフ容疑者が4月に自分で購入したと明らかにした。祖父の話では、同容疑者には「誕生日の小遣い」が与えられていたものの、家族は用途について知らなかったという。
ルーフ容疑者の家族は19日、弁護士を通じて哀悼の意を表す声明を発表。「言葉では表せない衝撃と悲しみを受けており、事件の夜に起きたことが信じられない気持ちだ」などと述べた。

2462チバQ:2015/06/23(火) 23:28:05
http://mainichi.jp/select/news/20150624k0000m030104000c.html
オバマ米大統領:あえて差別語「ニガー」 人種差別を批判
毎日新聞 2015年06月23日 21時14分(最終更新 06月23日 22時18分)

 ◇「ポッドキャスト」のインタビューで

 【ワシントン西田進一郎】オバマ米大統領は22日に配信されたインターネットラジオ・テレビの一種「ポッドキャスト」のインタビューで、米国の人種差別問題を黒人を指す差別語「ニガー」という言葉を使って批判した。あえて過激な言葉で依然として続く人種差別へのいらだちを示したとみられる。ただ「ニガー」は米メディアも直接的な表記を避ける差別語で、大統領が公の場で使ったことに驚きが広がっている。

 大統領は、コメディアンが司会を務める人気番組のインタビューで、南部サウスカロライナ州での白人による黒人教会襲撃事件や人種差別問題などについて語った。

 大統領は、人種差別は過去数十年で著しく改善されてきた「事実がある」と説明する一方、過去の奴隷制度や差別は暗い影を落とし「依然として我々のDNAの一部としてある」と指摘。

 そのうえで「人種差別が依然として存在するかどうかは、公の場で『ニガー』と言うことが失礼かどうかというだけの問題ではない」と根強い人種差別への憂慮を示した。

2463チバQ:2015/06/23(火) 23:28:58
http://mainichi.jp/select/news/20150624k0000m020008000c.html
TPA法案:60票が焦点…米上院「法案採決」動議採決へ
毎日新聞 2015年06月23日 18時14分

 ◇60票以上賛成確保なら、TPA法案は可決・成立の公算大に
 【ワシントン清水憲司】米議会上院は23日、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉の合意に必要な大統領貿易促進権限(TPA)法案の審議を打ち切り、法案採決に移るための動議を採決する。動議を通すには100議席中60票以上の賛成が必要。これが確保できれば、TPA法案は可決・成立の公算が大きくなり、24日までに採決が行われる。60票の確保をめぐる賛成・反対両派のせめぎ合いが続いており、TPA法案の審議は山場を迎えている。

 成否のカギを握るのは、上院民主党内の賛成派の動向だ。上院が5月にTPA法案を採決した際には、TPPに慎重な民主党から14人が賛成に回り、62人の賛成票を確保。動議を通すには、今回も民主党賛成派から少なくとも12人の賛同を得る必要がある。

 ただ、5月の採決時には、民主党が支持する失業者対策を盛り込んだ「貿易調整援助制度」(TAA)法案がセットだったのに対し、今回は切り離して採決する。このため、民主党の賛成票が減る可能性があり、動議を通せるか予断を許さない状況だ。

 TPP推進の共和党は、民主党内の賛成票を確保するため、TPA法案に続いてTAA法案を審議する方針を示している。ただ、米メディアによると、民主党内からは「それでは不十分」として、他の法案の審議を約束するよう求める動きもある。賛否を迷う民主党議員数人の争奪を巡り、推進・反対両派がギリギリまで攻防を続けている。

 動議が可決されれば、TPA法案は23日か24日に採決される見通し。動議より緩い過半数の賛成で可決するため、可決・成立の公算が大きくなる。今夏のTPP交渉大筋合意を目指す日米など交渉参加12カ国は、TPA法案の成立が見えれば、交渉合意に向けた閣僚会合などの開催に向け、調整を急ぐとみられる。

 一方、動議が否決された場合には、TPA法案は早期可決の見通しが立たなくなり、TPP交渉にも暗雲が広がる。下院でいったん否決したTAA法案を再び採決して可決に持ち込んだり、下院でTPA法案とTAA法案をセットにした法案を改めて採決したりするなどの手段は残るが、大勢が「TPP阻止」を目指す下院民主党の賛同を得るのは難しい。TPA法案成立の道筋が開けないと、TPP交渉はさらなる停滞を迫られ、漂流するリスクが高まる。

 TPA法案を巡っては、5月に上院がTAA法案とセットで可決。下院はセットだったTAA法案を否決した後、TPA法案を切り離して単独で可決したため、成立させるには上院が改めてTPA法案単独で可決する必要がある。

2464チバQ:2015/06/23(火) 23:35:46
>>2457-2458
http://www.sankei.com/world/news/150623/wor1506230049-n1.html
2015.6.23 20:50

米サウスカロライナ州 「南軍旗」降ろす時来た 有力議員・知事ら撤去動き ウォルマート販売中止決定

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米サウスカロライナ州議会議事堂脇に掲揚されている南軍旗=22日(ゲッティ=共同)
 【ニューヨーク=黒沢潤】米南部サウスカロライナ州の州議会議事堂の前庭から、南北戦争(1861〜65年)時の「南軍旗」を撤去するよう求める動きに共和党の有力議員が次々と支持を表明し、ヘイリー州知事(共和党)も22日、議会に撤去を求めた。小売業世界最大手の米ウォルマート・ストアーズも旗の販売中止を決定。同州の黒人教会で9人を射殺した犯人が白人至上主義の象徴に使っていたことをきっかけに、波紋が広がっている。

 「多くの人々にとって南軍旗は人種憎悪の象徴だ。犠牲者を悼むためにも直ちに撤去すべきだ」。2012年米大統領選でオバマ大統領と闘った共和党の重鎮、ミット・ロムニー氏は22日までに、ツイッター上でこう強調した。

 来年の大統領選に出馬表明したジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事も同じくツイッター上で、「私たちはフロリダの州議会の敷地にあった旗を博物館に移すため、行動を起こした」と述べた。マルコ・ルビオ上院議員も撤去賛成の姿勢をにじませた。

 南軍旗は南北戦争時代、北部諸州と闘った南部諸州の「誇り」であり、戦没者20万人前後を追悼するシンボルだ。ただ、南部諸州が奴隷制度を擁護していたほか、白人優越主義者の秘密結社「クー・クラックス・クラン(KKK)」も儀式時に南軍旗を使用、黒人住民が撤去を求めていた。

 掲揚賛成派の多い共和党内から撤去すべきとの声が相次ぐ中、ヘイリー州知事は22日、「南軍旗はわれわれの過去を統合するものだが、州の偉大な未来を象徴するものではない」と従来の姿勢を転換し、議会に撤去を求めた。州議会で旗撤去を実現するには、3分の2以上の賛成が必要で、今後、保守派議員への説得工作が行われるもようだ。

 サウスカロライナ州では2000年、議事堂の上に1960年代初頭から掲揚されていた南軍旗が黒人住民に配慮する形で前庭に降ろされたが、これを推進した当時のデイビッド・ビースリー州知事(共和党)が98年の選挙で黒人住民から十分な支持を得られなかったばかりか、共和党支持者から背を向けられ、敗北した経緯がある。今回、旗撤去に向け、賛同する議員を集めるのは容易ではない。

 一方、サウスカロライナ州での旗撤去の動きを受け、南軍旗のデザインを州旗に取り込んでいる南部ミシシッピ州でも22日、フィリップ・ガン下院議長(共和党)が「(デザインは黒人への)侮辱」だとして除去するよう強調した。州旗は1894年に採用され、2001年の住民投票でも使用が承認されている。

 米CNNテレビによれば、旗の販売を中止するウォルマートの担当者は「私たちの商品で不快感を与えなくない」と強調。ネット通販も中止するという。

2465チバQ:2015/06/23(火) 23:36:08
http://www.sankei.com/world/news/150623/wor1506230018-n1.html

2015.6.23 09:45
【米黒人教会銃撃】
州議会に南軍旗撤去要求 米サウスカロライナ州知事、白人優位の象徴






米サウスカロライナ州議会議事堂脇に掲揚されている南軍旗=22日(ゲッティ=共同)
 米南部サウスカロライナ州のヘイリー知事(共和党)は22日の記者会見で、州議会議事堂脇に掲揚している南軍旗の撤去を議会に求めた。同州チャールストンの黒人教会で銃を乱射し9人を射殺したとして逮捕された男が白人優位を示すシンボルとして使い、掲揚に批判が集まっていた。

 南軍旗は南北戦争で、リンカーン大統領側の北軍に対抗した南部諸州が使った。南部の白人にとっては「自分の一部」(州選出のグラム上院議員)とされる存在だが、黒人には奴隷時代の苦い記憶と重なる。

 知事は「南北戦争から150年となり、掲揚をやめるべき時が来た。偉大なる州の将来を表す旗ではない」と語った。

 ディラン・ルーフ容疑者(21)が17日に銃を乱射した翌日、議事堂にある米国旗と州旗が半旗にされたのに、南軍旗は通常通りで議論を呼んだ。(共同)

2466チバQ:2015/06/23(火) 23:38:01
http://www.sankei.com/world/news/150623/wor1506230030-n1.html
2015.6.23 08:44

米同性婚問題、月内に最高裁判決 「聖書は変えられない」 根強い信仰…カップルは差別との戦い

 【ワシントン=小雲規生】米連邦最高裁は、同性婚が合衆国憲法上の権利かどうかについて、6月中に判決を下す。米国内では信仰の自由を理由に同性婚を容認できないとする立場も根強いものの、同性婚は着実に社会に浸透しつつある。



◆「結婚式はだめ」

 「あなたの結婚式では仕事はできないの」。2013年3月、ワシントン州リッチランド市で花屋を経営するバロネル・スタッツマンさん(70)は常連客の男性の手を握り、おだやかな口調で依頼を断った。スタッツマンさんは子供のころからの敬虔(けいけん)なプロテスタント系キリスト教徒。男性の結婚相手は別の男性で、同性婚の結婚式でのフラワーアレンジメントの依頼だった。

 40年のキャリアがあるスタッツマンさんは、これまでこの男性に誕生日やバレンタインデーといったイベントごとに花を売ってきた。何人もの同性愛者を従業員として雇ったこともあり、同性愛者を差別する意識はない。8人の子供、22人の孫に恵まれた「普通のおばあちゃん」でもある。

 ただ、結婚式での仕事は想像力や芸術性が必要とされ、自らの信仰心も反映することになる。男性の依頼を引き受けることは、結婚を男女間のものと定めた聖書の教えに逆らう越えられない一線だ。

 「もしも孫の一人が同性愛者だとしても、孫を愛する気持ちは変わらない。でも結婚式には出席できない」。電話取材に対して、スタッツマンさんは思い詰めたように話した。

 ワシントン州の司法長官は同年4月、同性愛者への差別行為を禁じた州法に基づいてスタッツマンさんを起訴。係争中の裁判の結果次第では、スタッツマンさんは罰金や損害賠償、今後は同性愛カップルの結婚式の依頼を受けることなどを求められる。

 しかしスタッツマンさんは今後も同性愛カップルの結婚式の仕事を受けるつもりはない。「法律や裁判がどんな結論を出そうとも、聖書の教えは変えられない」

◆「次世代のため」

 「同性婚カップルの結婚式にサービスを提供することは信仰を揺るがすことにはならない」。メリーランド州ベセスダに住むライターのテランス・ヒースさん(46)は信念をこめてこう話す。

 同性愛者のヒースさんは00年にパートナーで医師のリチャード・イミロビッチさん(48)と出会い、首都ワシントンで同性婚が合法化された10年に正式に結婚した。養子にとったパーカー君(12)とディラン君(7)はいずれも、血縁上の母親と出産前から養子縁組で同意し、病院から直接自宅に連れ帰った「わが子」だ。

2467チバQ:2015/06/23(火) 23:38:20
 イミロビッチさんは振り返る。「夜泣きするころは、2人が順番にベッドから出てミルクを飲ませた。『今度はあなたの番でしょ』なんて押しつけあったりしてね」

 今も2人は習い事の送り迎え、料理、洗濯などを分担してこなす。庭の手入れはイミロビッチさん、子供の勉強の手伝いは気の長いヒースさんの担当だ。ワシントン近郊のベセスダはリベラルな地域で、隣人たちとの関係も良好。子供たちは学校で「うちにはダディ(お父さん)とパパがいる」と普通に説明しているという。

 ただし、2人が差別意識に苦しんでこなかったわけではない。

 イミロビッチさんはパーカー君を養子にとった12年前まで、カトリックの両親に同性愛者であることを隠してきた。ヒースさんの場合、敬虔なプロテスタントだった父親は、亡くなるまでヒースさんが同性愛者であることを受け入れることができなかった。故郷は保守色の強い南部ジョージア州。家族で帰省すると、今でも周りの人から好奇の目で見られるという。

 ヒースさんは「大切なのはこうした差別意識に私たちがどう対応するか。それが子供たちへの教育になる」と話す。イミロビッチさんも「米国はひとつの国。全ての州に影響が及ぶ最高裁判決は、私たちだけでなく、子供たちの世代をも守る内容になってほしい」と願っている。

【用語解説】米国のキリスト教徒と同性婚への意識

 米調査機関ピュー・リサーチセンターによると、2014年現在、自らをキリスト教徒だとする米国人の数は全体の70・6%。07年の78・4%から大きく減少しているが、成人だけでも1億7300万人がキリスト教徒と推定されている。また15年時点での同性婚への支持は「どの宗教にも属さない」とする人の間で85%に達する一方、カトリックでは56%、プロテスタントでは40%にとどまっている。

2468とはずがたり:2015/06/24(水) 19:07:34
>中国政府が日本に対して抱いている不満は正当なものだ。ドイツのアンゲラ・メルケル首相がナチスによるユダヤ人虐殺を軽視したり、米国の政治家が主人と性的関係を持つよう強要された奴隷を売春婦と呼んだりすることは考えられないだろう。しかし、著名な日本の政治家たちは最近、何度もこれに等しい発言をしている。
2014年の記事

日本に対する怒りの輸出に失敗した中国
http://jp.wsj.com/articles/SB10001424052702304445404579388531670948844
2014 年 2 月 17 日 20:26 JST

 ケリー米国務長官が先週、北京を訪問したとき、中国は第2次世界大戦時の歴史を取り繕うとする日本の姿勢に米国が不快感を表明するのを見たいと考えていた。そこで、中国の外交官は前例のない広報作戦に打って出た。論説やテレビインタビューで、過去の侵略について日本に責任をとらせる必要があると訴えた。

 歴史問題に関する中国の外交官の主張には説得力があった。しかし、彼らのメッセージに米国、特に米国の議会が耳を傾けることはなかった。米国が義憤に駆られて中国の肩を持つことがなかったことからもわかるように、自己主張を強める中国に対する米国の懸念を払拭するのは非常に難しい。

 中国政府が日本に対して抱いている不満は正当なものだ。ドイツのアンゲラ・メルケル首相がナチスによるユダヤ人虐殺を軽視したり、米国の政治家が主人と性的関係を持つよう強要された奴隷を売春婦と呼んだりすることは考えられないだろう。しかし、著名な日本の政治家たちは最近、何度もこれに等しい発言をしている。

 安倍晋三首相は昨年、侵略の定義は定まっていないと述べ、第2次世界大戦中の侵略に対する過去の謝罪を撤回するかのような態度を見せた。安倍首相はいわゆる「慰安婦」――戦時中に日本兵に奉仕させられた約20万人の性的奴隷で、その多くが中国や朝鮮半島からの人々だった――が強制された証拠はないと主張している。これに対して、性的奴隷として奉仕するために誘拐された女性たちは首相の主張に異議を唱える。

 一方、日本には、1937年の「南京大虐殺」――日本兵が中国の民間人を強姦したり、拷問にかけたり、虐殺した事件――は起きなかったとの主張を試みる政治家もいる。

 コーネル大学教授で東アジアの国際関係の専門家、Xu Xin氏は日本の第2次世界大戦参戦をめぐる日本国民の感情を「複雑」と表現した。Xu教授は「(日本では)国家主義的な感情が非常に強いといえる。彼らは自分たちがいろいろな意味でドイツとは違うと考えているようだ」と語った。

 中国の問題は、経済的にも政治的にも軍事的にも中国の影響力が高まるなか、米国の政治家たちが領土をめぐる中国の強まる野心への最善の対応策の模索にばかり気を取られていることだ。

 昨年11月、中国が東シナ海上空に防空識別圏を設定すると、米政府は危機感を募らせた。米国の政治家たちは南シナ海での中国の領有権の主張――中国は南シナ海のほとんど全ての領有権を主張している――にも悩まされてきた。中国の主張は漁業から地域の安定、考古学の調査に至るまでありとあらゆるものに影響を与えている。

 米政府関係者の発言を見れば、米国が厳しい態度をとる原因が中国の最近の動きにあることがわかる。

 2012年9月、下院外交委員会の委員長だったイリアナ・ロス=レイティネン議員(共和党、フロリダ州)は中国が「近隣諸国に対していじめっ子のように振る舞っている。中国は南シナ海のあちらこちらで好戦的な態度と敵意を強めている」と発言した。

 下院軍事委員会の海軍力・投入戦力小委員会の委員長を務めるランディ・フォーブス議員(共和党、バージニア州)は先月、議会の公聴会で「中国の領有権主張と、さまざまな軍事的強制力に訴えて(アジア)地域の現状を変更しようする同国の姿勢を一切容認してはいけないと考える」と述べている。

 米議会は日本に対する中国の不満をほぼ無視する一方で、韓国系米国人団体からの陳情や日本の歴史健忘をめぐる韓国政府の度重なる非難にははるかに敏感に反応している。議会は先月、ケリー国務長官に日本との協議で慰安婦問題を取り上げるよう促す文言を一括歳出法案に盛り込み、オバマ大統領はこれに署名した。これに続いて、マイク・ホンダ下院議員(民主党、カリフォルニア州)は安倍首相がかつて、「慰安婦」を単なる「売春婦」と見なしていたと指摘する書簡をケリー長官に送付した。

 他の議員もこれに同調している。ジェラルド・コノリー下院議員(民主党、バージニア州)は先月、議会の公聴会で「安倍首相が同地域で政治的な指導力だけでなく、道徳的な指導力を発揮したいと思うなら、特に韓国に関して第2次世界大戦という過去の争いにおける日本の罪を認めることがあるとすれば、役に立つかもしれない」と発言している。

2469チバQ:2015/06/24(水) 21:08:30
http://www.sankei.com/world/news/150624/wor1506240023-n1.html
2015.6.24 20:00

南軍旗はなぜ「黒人差別の象徴」になったのか?

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ディラン・ルーフ被告がネットに掲載したとみられる、南軍旗を掲げる写真(ロイター)
 米サウスカロライナ州の教会銃撃事件を機に、南部諸州の州議会から「南軍旗」を撤去すべきか論議が広がっている。南北戦争にさかのぼる「南部白人の誇り」である南軍旗がなぜ「黒人差別の象徴」と化したのか。(黒瀬悦成)

 南軍旗を敵視する人々は、南北戦争という過去の歴史で南軍が奴隷制度を擁護したこと自体を問題視しているわけではない。

 問題はむしろ、20世紀に入って南軍旗の政治的意味合いを一気に強める事態が起きたことにある。

 南部諸州は南北戦争の終結後、有色人種差別を正当化する州法「ジム・クロウ法」を制定。南北戦争に勝利したリンカーン大統領が共和党だったこともあり、南部は長らく民主党の強固な地盤だったが、1948年の大統領選挙で再選を目指したトルーマン大統領が公民権政策の推進を掲げたことに反発した南部の民主党員が第三政党「州権民主党」を結成、独自候補を擁立して南部で善戦した。

 ジム・クロウ法の擁護を公約とした同党が選挙運動で南軍旗を掲げたことや、20年代に再興した白人至上主義団体のKKKが集会で南軍旗を多用したせいで、旗は「人種差別」と不可分となってしまった。

 その後、68年大統領選で勝利したニクソン大統領の南部戦略に代表されるように、民主党の公民権政策に不満を抱く南部の白人保守層の取り込みに成功した共和党は、南部を共和党の一大地盤に変えるに至った。

 一方、サウスカロライナ州をめぐる論争では、複数の大統領候補を含む共和党陣営が州議会から旗を撤去するよう提唱している。現在の米国では「人種差別主義者」のレッテルを貼られれば政治的な死を意味するためで、伝統的な支持基盤である白人保守層への配慮は後回しにされた形だ。

 こうした共和党の態度が大統領選での投票行動にどう影響するかは分からない。ただ、明らかなのは、南軍旗を「歴史的誇り」と見なす白人保守層は、政治家に裏切られたと感じようと、今後も旗を掲げ続けるだろうという事実だ。

 2012年9月、南部の白人の間で絶大な支持を誇るロックバンド「レーナード・スキナード」のメンバーがCNNテレビの番組で「南軍旗はKKKやスキンヘッドに乗っ取られた」と述べ、人気絶頂期の1970年代以来行ってきた、ステージ上で南軍旗を掲げる演出をやめると宣言した。

 ところが、これにファンが激しく反発。バンドは数日後、「南軍旗は南部の権利を守るために戦った歴史的伝統を象徴するもので、憎悪を象徴しない」と釈明して前言を撤回した。バンドは現在も南軍旗を掲げてライブ活動を行っている。



【用語解説】南北戦争

 米連邦を脱退した南部11州と、それを認めない連邦との間で1861年から4年間にわたって続いた内戦。65年4月9日、南軍を率いたリー将軍がバージニア州アポマトックスで降伏し、終結した。南北両軍の死者は計約62万3000人に上ったが、この数は米国の戦争被害としては、現在に至るまで最多。

 背景の一つに、奴隷制の可否をめぐ南北間の意見対立があった。

2470チバQ:2015/06/24(水) 21:15:48
http://www.sankei.com/world/news/150624/wor1506240022-n1.html
2015.6.24 20:01

米国で人種差別の“象徴”南軍旗を撤去の動き、他州にも拡大 販売中止も続々

【ニューヨーク=黒沢潤】米南部サウスカロライナ州チャールストンで発生した黒人教会銃撃事件の犯人が、南北戦争(1861〜65年)時代の「南軍旗」を白人至上主義の象徴とみなしていたことを受け、南軍旗の模様の入った車のナンバープレート発給を中止したり、南軍旗の販売を中止したりする動きが南部諸州で拡大している。銃撃事件の余波が全米に広がっている格好だ。

 南北戦争時代、南部連合の首都が置かれていた南部バージニア州のテリー・マコーリフ州知事(民主党)は23日、南軍旗をあしらった州政府発給の車のナンバープレートについて、「多くの人々を傷付けてきた」と述べ、今後、発給しない方針を表明した。

 テネシー州でも、南北戦争時代の南軍指導者で、白人優越主義者の秘密結社「クークラックスクラン(KKK)」の創設者とされるネイサン・フォレストの胸像を州議会議事堂から撤去する動きが超党派議員の間で出ている。ケンタッキー州でも、南部連合の初代大統領だったジェファソン・デービスの像を議事堂から撤去すべきだと共和党議員が訴え始めた。


 ヘイリー知事(共和党)が州議事堂の前庭から南軍旗を撤去するよう呼び掛けていたサウスカロライナ州では23日、旗を撤去するか否かの議論を上下両院で開始することを賛成多数で決定した。

 一方、小売業世界最大手のウォルマート・ストアーズが南軍旗の販売中止を決めたのに続き、アマゾンやネット競売大手のイーベイ、旗販売大手のバレー・フォージ・フラッグなどが旗や関連商品の販売中止を相次いで発表した。イーベイは「(旗は)現代において分断と人種差別の象徴である」と説明している。

2471チバQ:2015/06/24(水) 21:16:20
http://www.sankei.com/world/news/150624/wor1506240018-n1.html
2015.6.24 16:17

オバマ氏の差別語が波紋 対談で「ニガー」






オバマ米大統領=22日、ワシントン(AP)
 オバマ米大統領が、インターネット上で22日に公開されたコメディアンとの対談番組で、人種問題を語る中で黒人に対する差別語「ニガー」を使い、全米に波紋を広げている。大統領は、過去数十年間で米国の人種問題が改善し、黒人の機会が広がったのは事実だとしながら「奴隷制や差別の名残は至る所に長い影を落としている。われわれは人種差別をまだ克服していない。人前でニガーと言うのが失礼だとかいう問題ではない。それでは人種差別の有無は測れない」などと述べた。

 対談が行われたのは、サウスカロライナ州で黒人9人が射殺される事件が起きた2日後の19日。FOXテレビの黒人女性コメンテーターは「事件後の人種融和の動きを台無しにする常軌を逸した発言」と批判。全米都市同盟のモリアル会長もニューヨーク・タイムズ紙に「自分も何度もそう呼ばれた。使うべき言葉ではない」と述べた。一方、黒人系のネットメディアなどによると、ソーシャルメディア上では「オバマ発言は正しい」との反応も多い。(共同)

2472チバQ:2015/06/24(水) 23:21:01
http://www.asahi.com/articles/ASH6S1Q6RH6SUHBI001.html
旧正月を公立校の休日に 米NY市、アジア系市民に配慮
ニューヨーク=中井大助2015年6月24日10時18分
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 米ニューヨークのデブラシオ市長は23日、旧正月(春節)を公立学校の休日に指定する、と発表した。来年の2月8日が最初の対象日。急増する中国系をはじめとするアジア系市民に配慮した決定で、米国の大都市としてはサンフランシスコに続く実施という。

 デブラシオ市長は発表の会見で「この多文化都市を祝うことが大切だと信じている」とコメント。現在、市内の公立学校の児童生徒のうち12%以上がアジア系で、現在でも旧正月は学校を休む子供が多い。

 米国ではキリスト教のクリスマスが国としての祝日だが、ユダヤ系住民が多いニューヨークは以前からロシュ・ハシャナ(新年祭)とヨム・キプール(贖罪〈しょくざい〉日)も学校は休む。デブラシオ氏は13年の市長選で、イスラム教のイードルアドハー(犠牲祭)なども学校を休みにすると公約して初当選し、今年から実施。「旧正月も認めるべきだ」との意見が増えていた。

 デブラシオ氏によると、授業日数の確保の観点などから、さらに他の文化の祝祭も休日にすることは現在、考えていないという。(ニューヨーク=中井大助)

2473チバQ:2015/06/25(木) 22:47:00
>>2451
あれ?出馬表明したことになってるけど
http://www.sankei.com/world/news/150625/wor1506250016-n1.html
2015.6.25 08:35
【米大統領選】
米共和党ジンダル知事が出馬表明

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24日、米大統領選の立候補を表明したボビー・ジンダル・ルイジアナ州知事と妻、スプリヤさん=ルイジアナ州(AP)
 米共和党のボビー・ジンダル・ルイジアナ州知事(44)は24日、2016年米大統領選への出馬を表明した。ジンダル氏は州知事として米国初のインド系。ウェブサイトに掲載した動画で「立候補を決めた」と発表した。正式に出馬を表明した共和党候補は13人目となる。

(ワシントン 加納宏幸)

2474チバQ:2015/06/26(金) 21:30:55
五十歩百歩ってゆーよい例
まぁ、うちの国も・・・
http://www.sankei.com/world/news/150626/wor1506260027-n1.html

2015.6.26 14:28

米国の人権「ひどい状況」 人種差別深刻と中国が批判





 新華社電によると、中国国務院(政府)新聞弁公室は26日、「2014年米国の人権記録」と題した報告書を発表、極めて深刻な人種差別など米国で人権侵害が「ひどい状況」だと指摘し「全く反省せず、改善させる考えもない」と批判した。

 また、中央情報局(CIA)によるテロ容疑者への「水責め」などの拷問に言及し「ショッキングだ」としている。

 米政府が25日に中国での人権活動家への弾圧などを批判する報告書を公表したことに対する対抗措置で、中国政府は毎年同様の報告書をまとめている。(共同)

2475チバQ:2015/06/27(土) 04:08:49
http://www.sankei.com/world/news/150626/wor1506260058-n1.html
2015.6.26 23:43

米最高裁、同性婚認める 禁じる州すべて違憲に 判事9人中4人反対

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26日、最高裁判決を喜ぶ同性愛の権利活動家(ロイター)
 【ワシントン=小雲規生】米連邦最高裁判所は26日、同性婚の是非をめぐる裁判で、同性婚は憲法上の権利であると認める判決を下した。この判決によって州が定めている同性婚を禁じる法律はすべて違憲となり、全米で同性婚が認められることになる。

 判決は「同性カップルは異性カップルと同様に親密な個人的関係を持つ権利がある」と指摘。「結婚が合衆国憲法上の基本的人権であるすべての根拠が同性カップルにもあてはまる」とした。9人の判事のうち5人がこの判断を支持した。

 オバマ大統領は同日、ホワイトハウスで「判決は米国社会を強くする。すべての米国人にとっての勝利だ」とする声明を発表した。

 最高裁は2013年6月、夫婦に対する税制上の優遇措置などを異性婚カップルにのみ適用していた連邦政府の結婚防衛法について違憲と判断。一方、同性婚を禁止するかどうかは州の判断に委ねられるとの立場をとっていたが、今回の判決はこの立場を変えた。

 米国では13年6月の判決を機に同性婚承認の流れが強まり、連邦高等裁判所などで同性婚を合憲とする判決が相次いで下された。AP通信によると、現在は36州と首都ワシントンで同性婚が認められており、今回の判決で残りの州でも認められるようになる。

2476チバQ:2015/06/27(土) 04:09:15
http://www.sankei.com/world/news/150627/wor1506270010-n1.html
2015.6.27 01:16
【米同性婚容認】
広がる理解が司法判断を後押し 根強い反対も

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26日の米最高裁判決に対し、同性婚反対派は「1人の男に1人の女」とアピールした(ロイター)
 【ワシントン=小雲規生】米連邦最高裁判所が同性婚を憲法上の権利と認めた背景には、全米で広がる同性婚への理解がある。最近の世論調査では米国人の6割が同性婚を認めるべきだとの立場をとっており、約20年で2倍以上に増えている。ただし保守層の間では同性婚を認めないとする立場も根強く、今回の判決で双方の間の溝が埋められたわけではない。

 「今日の判決は同性愛者の愛も異性愛者の愛と同じだという、多くの人がすでに知っていることを確認するものだ」。原告の一人、ジェームズ・オーバーガフェル氏は、支持者が集まった最高裁前で語った。

 最高裁が同性婚に関する判断を翻した理由には世論の変化が挙げられる。米調査会社ギャラップによると今年5月の時点で、「同性婚を認めるべきだ」とする回答は全体の60%で、1996年5月の27%の2倍以上。2013年5月との比較でも7ポイント増えた。

 判決はかつては異人種間の結婚が違法とされたこともあったことに触れ、「結婚の歴史は継続とともに変化の歴史でもあった」と指摘。さらに同性婚禁止は自然で正しいものとされてきたが、「こうした考えが結婚に関する基本的人権の理解と食い違っていることは今や明らかだ」とした。

 しかし同性婚承認の流れは世界的にみても十数年前に始まったにすぎず、判決も5対4の僅差。米国内での世論調査でも70%以上が同性婚を支持する州もある一方、30%台の州もある。ロバーツ長官は反対意見で、「司法は法律を解釈する権限はあっても、法律がどのようなものであるべきかを判断する権限はない」とし、同性婚の是非は州の判断に委ねるべきだとした。

 保守層が支持基盤の共和党から16年の大統領選への出馬が有力視されているスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事は「次の手段は憲法の改正だ」との声を上げている。

 米国では1973年に最高裁が女性による妊娠中絶を憲法上の権利としたが、中絶の是非をめぐる論争は今も続く。今回の最高裁の判決も、同性婚賛成派と反対派の相違を即座に埋めるものではない。

2477チバQ:2015/06/27(土) 04:12:02
http://mainichi.jp/select/news/20150627k0000m030130000c.html
連邦最高裁判決:全米で同性婚容認 禁止の州法違憲
毎日新聞 2015年06月27日 00時56分

 【ワシントン及川正也】米連邦最高裁は26日、同性婚を認めていないオハイオ州など4州の州法を憲法違反とする判決を下した。判決により4州だけでなく同性婚を認めていない他の州も見直しを迫られることになり、同性婚は全米で容認されることになる。連邦最高裁は2013年に結婚を男女の結合とする結婚保護法(連邦法)の規定を違憲として同性婚容認に踏み込んでおり、今回もそれを踏襲した。同性婚容認の流れは一段と加速しそうだ。

 同性婚を支持するオバマ米大統領は判決を受けてホワイトハウスで声明を発表し、「米国は平等の原則のもとに建国された。(判決は)アメリカにとっての勝利だ。完全な融和に向けて一歩近づいた」と歓迎した。

 オハイオ、ケンタッキー、ミシガン、テネシー各州の同性カップルらが提訴していた。養子の養育のため結婚しようとした同性カップルが州法の規定で婚姻を認められなかったり、同性婚容認州で結婚後、転居先の州で婚姻を認定されなかったりした。4州を管轄するオハイオ州の控訴裁が昨年11月、州法を支持したため上訴していた。

 判決では、法の適正手続きや法の下の平等を定めた憲法修正第14条は同性カップルにも婚姻許可証を出すよう要請しているとし、同性婚を禁止する州法を違憲と認定。「もうだれも同性婚の自由を拒否されることはない」と指摘した。

 裁判では、結婚の認定は州に委ねられてきたため、連邦最高裁による憲法判断に慎重な意見もあったが、判決は最高裁長官を含む判事9人のうち5対4の小差で違憲と判断した。

 同性婚を巡っては同性婚容認を示した13年の判決以降、それまで12州にとどまっていた同性婚容認州は現在では36州と3倍に拡大。このほか首都ワシントンも同性婚を認めており、容認の流れは定着している。

2478旧ホントは社民支持@鹿児島市:2015/06/27(土) 08:23:22
>>2475-2477
ついに来たかー,って感じですね。

2479名無しさん:2015/06/28(日) 09:07:06
映画の中のアメリカ人のよう

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150627-00000509-san-n_ame
「よい一日を!」書き残し脱獄の殺人犯を射殺 別の受刑者は依然、逃走中
産経新聞 6月27日(土)9時37分配信

 【ニューヨーク=黒沢潤】米東部ニューヨーク州ダンネモラの刑務所から「よい一日を!」と書き残して6日に脱獄し、指名手配されていた受刑者の1人が26日、警官隊によって射殺された。

 米CNNテレビによると、射殺されたのは、殺人や誘拐などで禁錮25年が科されていたリチャード・マット受刑者。刑務所の北西約40キロの森林地帯を逃走中に射殺された。同日午後、「何者かに車を銃撃された」と住民から通報があり、警官隊が警戒を強めていた。一緒に脱獄したデービッド・スウェット受刑者は依然、逃走中という。

2480チバQ:2015/06/29(月) 20:20:00
http://www.sankei.com/world/news/150627/wor1506270018-n1.html
2015.6.27 10:07
【米同性婚承認】
禁止各州でも結婚証明書発行始まる ガガさんら「愛は偏見乗り越える」と祝意、保守派は反発

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 【ワシントン=小雲規生】同性婚は米合衆国憲法上の権利だと認めた26日の連邦最高裁判所判決を受け、同性婚を禁じてきた各州でも承認が始まった。同性婚を支持してきた著名人らも相次ぎ歓迎を表明し、歴史的判決に沸き立った。

 同性婚を禁じてきた14州のうち、ケンタッキー州では判決から約2時間後にビシアー知事が「最高裁判決を実現するために必要なあらゆる措置を即座にとる」と表明。ロイター通信によると、オハイオ州やテネシー州などで結婚証明書の発行が始まり、多くの同性婚カップルが抱き合って喜びを表した。

 インターネット上では、著名人らが祝意を表明。バイセクシュアルだと認めている歌手のレディー・ガガさんはツイッターに同性愛者のシンボルのレインボーフラッグをまとった自身の写真とともに「愛は偏見を乗り越える」と投稿した。

 保守派からは「最高裁は数千年にわたって続いてきた社会の最も基本的な単位に関する定義を無視した」(キリスト教系団体トップ)といった不満も噴出し、対立の根深さを印象付けている。

2481チバQ:2015/06/29(月) 20:23:57
http://www.sankei.com/world/news/150627/wor1506270050-n1.html
2015.6.27 19:55
【米同性婚承認】
レディー・ガガ「愛は偏見を乗り越える」 歴史的判決に沸き立つ米国 保守層は反発

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26日、米ニューヨークで行われた集会で、参加者らは連邦最高裁判所の同性婚を認める判決を喜んだ(AP)
 【ワシントン=小雲規生】米連邦最高裁判所は26日、同性婚の是非をめぐる裁判で同性婚は合衆国憲法上の権利であると認める判決を下した。これを受け、同性婚を禁じてきた各州でも承認が始まった。同性婚を支持してきた著名人らも一斉に歓迎を表明し、米国は最高裁の歴史的な判決にわき立っている。ただ宗教界など保守層からは判決を不服とする声も出ており、米国社会が隔たりを解消できたわけではない。

 判決は、結婚は憲法上の権利だと確認したうえで、その権利は同性カップルにもあてはまるとした。9人の判事のうちリベラル派の4人と中間派のケネディ判事がこの判断を支持。オバマ大統領は同日、ホワイトハウスで「すべての米国人にとっての勝利だ」とする声明を発表した。

 同性婚を禁じてきたケンタッキー州では、判決から約2時間後にはビシアー知事が「最高裁判決を実現するため、必要なあらゆる措置を即座にとる」と表明。米メディアによると、ほかの州でも続々と同性婚承認の手続きが始まった。米CNNテレビは「全米で堰(せき)を切ったように喜びがあふれいる」と報じた。

 インターネット上では、著名人らが祝意を表明。歌手のレディー・ガガさんはツイッターに同性愛者のシンボルであるレインボーフラッグをまとった自身の写真とともに「愛は偏見を乗り越える」と投稿。このほか同性愛者であることを公表している俳優のジョージ・タケイさん、ニール・パトリック・ハリスさん、アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)らも判決を歓迎した。

 もっとも、今年2月に宗教系の調査機関が発表した地域別世論調査のまとめでは、ニューハンプシャー州など70%以上が同性婚を支持する州があるのに対し、アラバマ州など支持率が30%台に留まる州もあるという結果が出ている。米国社会に依然として溝があることは明らかだ。

 聖書で、結婚は異性間のものと定められていることも同性婚への反発の根幹にある。プロテスタント系キリスト教団体で会長を務めるラッセル・ムーア氏は米紙ワシントン・ポスト(電子版)への寄稿で、「最高裁は数千年にわたって続いてきた社会の最も基本的な単位に関する定義を無視した」と糾弾した。

 最高裁は判決の中で「憲法は信教の自由も保証している」として宗教上の立場にも配慮している。しかし「信教の自由と同性愛者の権利との矛盾に対する究極的な解決ははっきりしていない」(米紙ウォールストリート・ジャーナル)との指摘も出ており、今後も論争が続きそうだ。

2482チバQ:2015/06/29(月) 20:24:39
http://www.sankei.com/world/news/150627/wor1506270053-n1.html
2015.6.27 21:12
【米同性婚承認】
ルイジアナ州は従わず 「最高裁判決は即座に効力を持たない」 一部で混乱も 





 26日の米連邦最高裁判決を受け、同性婚を認めていなかった14州のほとんどが同日、直ちに判決に従った。ただ南部ルイジアナ州は、判決が即座に効力を持つものではないと判断、同性カップルへの結婚証明書発行を見合わせている。

 判決に従って同性婚を解禁した州の間でも、証明書発給に一部の窓口でトラブルが起きるなど対応のばらつきや混乱が目立った。

 米メディアによると、南部ミシシッピ州は「州民への周知が必要」として判決内容の履行を急がない方針だが、少数の結婚証明書が発行された。

 州政府の方針が伝わる前に、判決を聞いた現場の判断で発行された証明書があり、同性婚カップルが誕生したという。(共同)

2483チバQ:2015/06/29(月) 20:25:43
http://www.sankei.com/world/news/150627/wor1506270061-n1.html
2015.6.27 23:07
【米同性婚承認】
6月26日はゲイの日? 国民の休日に






ワシントンで連邦最高裁が出した同性婚を認める判決を喜ぶ同性愛支持者ら(ロイター=共同)
 同性愛者の人権向上に寄与する米司法判断が再び6月26日に示された。CBSテレビ電子版は「(インターネット上で)多くの人が新しい国民の祝日としてゲイの日の指定を求めている」と伝えた。

 同性婚を認めた今回の連邦最高裁判決に先立ち、2013年6月26日に最高裁は結婚を男女間のものと規定した連邦法を違憲と判断。03年6月26日にも最高裁は、同性愛者の性交渉を犯罪行為としていたテキサス州法は個人の権利を侵害していると判断した。

 最高裁は社会的関心の高い訴訟の判決を例年6月末に出す。今回、最高裁が6月26日の先例を意識したかどうかは不明。(共同)

2484チバQ:2015/06/29(月) 20:41:48
http://mainichi.jp/select/news/20150629k0000e030185000c.html
米国:虹色の旗で同性婚判決祝う…パレード、全米最大規模
毎日新聞 2015年06月29日 11時23分(最終更新 06月29日 15時48分)

 【サンフランシスコ長野宏美】米カリフォルニア州サンフランシスコで28日、性的少数者(LGBT)の権利を訴える全米最大のパレードが行われた。26日に米連邦最高裁が同性婚を認めていない4州の州法を違憲とする判決を出し、全米で同性婚が容認されることになったため、参加者らはLGBTを象徴する虹色の旗を振り、「愛の勝利だ」と祝った。

 今年45回目を迎え、主催者発表で200以上の団体から約2万6000人が参加した。同性愛者の親や子ども、LGBT支持を表明している企業の従業員や政治家ら同性愛者以外も大勢が行進し、沿道を埋めた人々の声援に応えた。

 12歳の娘と同級生の少女2人を連れて来たジバーニさん(44)は同性愛者ではないが、「子どもたちに平等な権利の重要性を教えるために来た」と語った。

http://mainichi.jp/select/news/20150630k0000m030048000c.html
米国:同性愛者パレード各地で NYでは2万人参加
毎日新聞 2015年06月29日 19時58分(最終更新 06月29日 20時21分)
 【ニューヨーク草野和彦】同性愛者らが権利向上を訴える恒例の「プライド・パレード」が28日、全米各地で開催された。連邦最高裁が、同性婚は合衆国憲法で保障された権利とする歴史的判決を出したばかりで、参加者は特別な思いで歩いた。

 ニューヨーク市では主催者発表で2万人が参加。パレードを見守っていた男性同性愛者のロン・マーティンさん(70)は「以前は偏見が強く専門店以外のレストランに入るのさえつらかった。今はまったくそんなことはない」と感慨深げだった。

 1969年6月28日、同性愛者が集うニューヨークのバー「ストーンウォール・イン」で、警察の取り締まりに同性愛者が抵抗し、多くが逮捕される事件が起きた。これを機に翌年からパレードが始まった。

2485チバQ:2015/06/29(月) 20:44:23
http://www.sankei.com/world/news/150627/wor1506270036-n1.html
2015.6.27 12:30

潘事務総長に「ミルク勲章」 同性愛者の権利擁護






米サンフランシスコ市庁舎で「ハーベイ・ミルク勲章」を受け、スピーチする潘基文国連事務総長=26日(共同)
 米国で初めて同性愛者であることを公表して公職に就いた、故ハーベイ・ミルク氏の遺族がつくった財団は26日、同性愛者の権利擁護に貢献したとして潘基文国連事務総長に「ハーベイ・ミルク勲章」を授与した。

 サンフランシスコ市庁舎で勲章を受けた潘氏は「ミルク氏は約40年前、この建物から同性愛者の権利を求める革命を起こし、それは今日まで米国だけでなく世界で続いている」と述べた。

 ミルク氏のおいで財団会長のスチュアートさん(54)は「事務総長は同性愛者への差別をなくすため、町や州だけでなく世界を変えた」と称賛した。

 ミルク氏は1970年代に同性愛者であることを公言して市議に就任。「ゲイの旗手」として同性愛者の権利を求める運動を起こしたが、同僚市議に暗殺された。その生涯は映画化され、ミルク氏を演じたショーン・ペン氏はアカデミー賞の主演男優賞を受賞した。(共同)

2486チバQ:2015/06/29(月) 20:44:37
http://www.sankei.com/world/news/150628/wor1506280016-n1.html
2015.6.28 11:57

黒人活動家「白人優位を取り除く時だ」 ポールよじ登り「南軍旗」撤去 米南部コロンビア 






27日、米南部サウスカロライナ州議会議事堂脇の南軍旗を降ろすブリタニー・ニューサム容疑者(ロイター=共同)
 米南部サウスカロライナ州コロンビアの州議会議事堂脇で27日、南北戦争の南軍旗掲揚に反対する黒人活動家の女がポールをよじ登り、旗を降ろした。女は現場で逮捕され、旗は間もなく再掲揚された。米メディアが伝えた。

 同州の黒人教会で9人が射殺された銃乱射事件では、容疑者の男が白人優位の象徴として南軍旗を使った。ヘイリー州知事は旗の撤去を議会に要請し、オバマ米大統領も撤去の動きを支持している。

 旗を降ろしたブリタニー・ニューサム容疑者(30)は声明で「白人優位を取り除き、真の人種的正義と平等の実現を真剣に考えるべき時だ」と掲揚の中止を訴えた。現場ではその後、掲揚を支持する市民が集会を開き、参加者は「これは憎しみの旗ではなく(歴史的)遺産の旗だ」と語った。

 南軍旗は、南北戦争でリンカーン大統領率いる北軍に立ち向かった南部人の誇りを表す半面、南部側が奴隷制の存続を求めた歴史から人種差別の意味合いも持つ。(共同)

2488チバQ:2015/06/30(火) 21:25:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150630-00000022-asahi-int
米大統領選出馬の不動産王、移民蔑視発言 番組打ち切り
朝日新聞デジタル 6月30日(火)10時9分配信

 米次期大統領選の共和党指名候補争いに出馬表明した実業家のドナルド・トランプ氏(69)の発言が、米メディアも巻き込み、波紋を広げている。移民政策に関し、「メキシコ人は麻薬や犯罪を持ち込む」などと発言し、これを問題視した米3大ネットワークの一つ、NBCが29日、トランプ氏と連携した人気番組の放映中止を発表した。

 NBCは29日、「移民を蔑視する発言で、同氏とのビジネス関係を打ち切る」との声明を発表。トランプ氏との共同事業だった「ミスUSA」や「ミス・ユニバース」を今後放映せず、同氏出演の人気番組「アプレンティス」も降板させるとした。

 トランプ氏は16日の出馬表明の演説で「メキシコは問題のある人間を(米国に)送り込んでいる」とし、移民阻止のため「南部の国境に万里の長城を築く」などと発言した。これに反発し、NBCに先立ち、米のスペイン語放送局「ユニビジョン」がトランプ氏の出演番組放送中止を発表すると、トランプ氏は自身が経営するゴルフ場を番組関係者に使わせないと通告した。

2489チバQ:2015/06/30(火) 21:46:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150629-00000077-mai-int
<米大統領選>トランプ氏発言が波紋 共和党、影響を憂慮 
毎日新聞 6月29日(月)21時24分配信

<米大統領選>トランプ氏発言が波紋 共和党、影響を憂慮 
ドナルド・トランプ氏=AP
 【ワシントン西田進一郎】2016年大統領選挙に向けた共和党の候補者指名争いへの立候補を表明した米国の不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)の発言が、波紋を広げている。トランプ氏は16日の立候補表明演説で「メキシコ人は我々のところに麻薬や犯罪を持ち込む」などと発言。これにヒスパニック系住民向けの大手放送局が、メキシコ人を侮辱したとして猛反発し、共和党も対応に頭を痛めている。

 演説でトランプ氏は、治安や雇用問題に関連してメキシコ人を批判し「(メキシコとの)国境に万里の長城を築く」とも語った。

 これに米大手スペイン語放送局「ユニビジョン」が「メキシコ移民への侮辱発言だ」として猛反発。「ミスUSAコンテスト」の放送をやめるなど、トランプ氏が関わる一切の事業で協力しないと25日に発表した。

 一方、トランプ氏は訴訟の準備に入り、自身のゴルフ場をユニビジョン関係者に使わせないなどと通告した。

 12年の前回大統領選では、有権者の1割を占めるヒスパニック系住民の7割強がオバマ大統領に投票し、激戦州での勝利につながったとされる。16年大統領選でもヒスパニック票の取り込みが重要で、共和党としては、党のイメージ悪化に至らないよう事態を収拾したいところだ。

 しかし、トランプ氏の知名度は高く、同党候補者の支持率で上位を獲得した世論調査もある。複数の米メディアによると、同党のプリーバス全国委員長は26日の記者会見で質問を受け、発言について「有益なものではない」と語りながらも厳しい批判は避けた。

最終更新:6月29日(月)21時43分

2490チバQ:2015/06/30(火) 22:01:09
http://mainichi.jp/select/news/20150630k0000e020154000c.html
TPA法案:米大統領が署名、成立 TPP交渉加速
毎日新聞 2015年06月30日 09時53分(最終更新 06月30日 13時22分)

 【ワシントン清水憲司】オバマ米大統領は29日、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の交渉に不可欠な大統領貿易促進権限(TPA)法案に署名し、同法は成立した。TPA取得によりオバマ大統領は通商交渉権限を一任され、交渉妥結に向けた自主的な判断が可能になる。日本など交渉参加国も妥協点を探るための「最後のカード」を切りやすくなり、TPPは7月中にも見込まれる大筋合意に向けて交渉が加速する。

 オバマ氏はホワイトハウスでの署名式で、「TPPは労働者と環境への強い保護措置を含んでいる。『(労働条件の改悪など)下への競争』になりがちな世界の貿易を転換させ、アジアや欧州での米国の主導的役割を強めるものだ」と強調した。「厳しい交渉がまだある」とも述べ、最終局面を迎える各国との交渉に、強い姿勢で臨む考えを示した。

 TPA法の成立で、日米など交渉参加12カ国は、政治決着の場となる閣僚会合や、それに先立つ首席交渉官会合の調整を本格化させる。米通商代表部(USTR)は交渉が進んでいないカナダのほか、TPPの中核となる日本との協議を急ぐとみられる。

 TPAにより、米議会は政府間の合意内容に対し、修正を加えずに賛否だけを判断する。米産業界や労働組合の影響を受ける米議会に修正される恐れがあるうちは、いったん政府間で合意しても、再交渉を迫られる可能性が高いため、各国は妥協案などのカードを切れず、交渉停滞を招いていた。

2491とはずがたり:2015/07/01(水) 10:33:11
国交回復と大使館設置へ=米・キューバ、歴史的合意―あす未明に正式発表
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-150701X885.html
09:28時事通信

 【ワシントン、サンパウロ時事】米国とキューバは30日までに、国交回復と大使館の相互設置で合意した。7月1日に正式発表する。両国は1961年に国交を断絶しており、半世紀以上を経て外交関係を再開する歴史的な合意となる。

 キューバ外務省によると、国交回復と大使館再開に関して、オバマ大統領からキューバのラウル・カストロ国家評議会議長に宛てた親書が1日に、両国当局者間で手渡される。

 オバマ大統領は1日午前11時(日本時間2日午前0時)にキューバに関する声明を発表する。ロイター通信によれば、大使館再開の式典に出席するため、ケリー米国務長官が7月下旬にキューバの首都ハバナを訪問する可能性がある。

 両国は昨年12月に国交正常化交渉の開始を発表。今年1月から5月まで、ワシントンとハバナで断続的に計4回交渉を開いた。米政府によるキューバのテロ支援国指定が関係回復への障害だったが、オバマ政権は5月、82年以来の指定を正式解除した。

2492チバQ:2015/07/01(水) 19:50:44
http://www.sankei.com/world/news/150701/wor1507010011-n1.html
2015.7.1 01:15更新
【米次期大統領選】
クリスティー・ニュージャージー州知事が出馬表明「決断力取り戻す」 14人の混戦、別の2州知事も予定
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TweetTweet.PR. 【ワシントン=加納宏幸】米共和党のクリス・クリスティー・ニュージャージー州知事(52)は30日、同州リビングストンにある自らの出身高校で演説し、2016年の次期大統領選への出馬を表明した。同党の候補指名争いに名乗りを上げたのは14人目となる。このほかウィスコンシン州のスコット・ウォーカー、オハイオ州のジョン・ケーシック両知事も出馬を予定している。

 クリスティー氏は知事としての5年半で増税をせずに財政を均衡させた自身の実績を強調し、オバマ米大統領の指導力や決断力のなさによって、連邦政府が機能不全に陥っていると指摘した。その上で「強さと決断力を(ホワイトハウスの)大統領執務室に取り戻さなければならない。それが大統領選に出馬する理由だ」と述べた。

 クリスティー氏は弁護士、ニュージャージーの連邦検事を経て10年1月に州知事に就任。教育改革で教職員組合と対立し、歯にきぬ着せぬ発言で有名となり、12年大統領選でも出馬が取り沙汰された。

 一時は保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」旋風が吹き荒れた共和党の中で「穏健派」のホープと目されたことがあるクリスティー氏だが、知事への支持を表明しなかった民主党系市長への報復として側近の指示で意図的に橋の大渋滞を引き起こした問題が昨年1月に発覚。出馬表明が遅れたこともあいまって、現在の支持率は一桁にとどまっている。

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2493チバQ:2015/07/01(水) 19:53:06
http://www.sankei.com/world/news/150701/wor1507010017-n1.html
2015.7.1 07:40更新

オバマ大統領に追い風 「遺産」づくり着々 TPAや医療保険改革…キューバ大使館開設も射程圏
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PR. 【ワシントン=青木伸行】残り任期が1年半余りとなり、レガシー(政治的遺産)づくりにかけるオバマ米大統領が、立て続けに「大勝利」(米メディア)を収めている。貿易促進権限(TPA)法が成立し、米連邦最高裁判所は医療保険制度改革(オバマケア)に軍配を上げた。同性婚を合憲としたことも、リベラル政策を重視するオバマ政権には「追い風」だ。30日に最終期限を迎えて延長が決まった、米欧など6カ国とイランとの核協議も山場を迎える。

 現時点でのオバマ大統領の「成果」としては、金融危機の後をやり過ごし、景気と経済成長を回復軌道に乗せたことが挙げられる。オバマケアは連邦最高裁の「お墨付き」を得たことで、論争を抱えながらも遺産として次期政権と今後の世代に引き継がれる。

 また通商交渉の権限を大統領に付与するTPA法の成立をテコに今後、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉の妥結にこぎつけられれば、2期目の最大の成果となる。

 対中国という観点からも意義は大きく、オバマ大統領も最近「中国のような国ではなく、米国が世界経済のルールをつくらなければ米国が締め出される」と、真の狙いを隠さない。

. 「核なき世界」の一環として、イランの核兵器開発阻止に向けた包括的合意に至れば、米国内外に強い批判を残しながらも、オバマ大統領にとっては大きな勝利となる。オバマ政権は当面、予断を許さない交渉に傾注する。

 キューバとの大使館再開合意も射程圏内だ。

 一方では、不法移民に合法的な地位を与える移民制度改革や、銃規制は共和党の反対により難航を極めている。気候変動への取り組みは道半ばだ。イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の掃討と、ロシアとの“新冷戦”は次期政権に「負の遺産」として引き継がれる公算が大きい。

 共和党が上下両院を支配する中で、オバマ大統領は引き続き厳しい政権運営を強いられ、顕在化する遺産の是非は次期大統領選の争点として論じられ続ける。

2494チバQ:2015/07/01(水) 19:53:52
http://www.sankei.com/world/news/150701/wor1507010037-n1.html
2015.7.1 15:09更新

米国南部で相次ぐ黒人教会での不審火 白人優越主義団体「KKK」の関与も
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30日夜、米サウスカロライナ州グリーリービルで煙を上げる黒人教会(AP)
 米メディアによると、6月30日夜、米南部サウスカロライナ州グリーリービルの黒人教会から出火、建物をほぼ全焼した。

 現場は6月17日に白人のディラン・ルーフ容疑者(21)が黒人9人を射殺した黒人教会がある同州チャールストンから北に約100キロ。

 教会銃撃事件後から米南部では黒人教会で不審火が続発。死傷者は出ていないが、うち数件は放火の疑いがあり、警察当局などが調べている。憎悪犯罪の可能性も指摘されている。

 30日出火したマウントザイオン・アフリカン・メソジスト・エピスコパル教会は1995年にも放火され、白人優越主義の秘密結社「クー・クラックス・クラン(KKK)」の若い白人の男2人が当時逮捕された。(共同)

2495チバQ:2015/07/01(水) 19:54:56
http://www.sankei.com/world/news/150701/wor1507010002-n1.html
2015.7.1 11:00更新
【アメリカを読む】
ヒラリー・クリントン氏が同性婚支持を打ち出した狙いとは…
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全米市長会議の年次総会で演説するヒラリー・クリントン前国務長官。同性婚をめぐっては立場を段階的にリベラル寄りにシフトさせている=20日、サンフランシスコ(AP)
 2016年の米大統領選挙で民主党からの指名獲得を目指すヒラリー・クリントン前国務長官(67)が同性婚の承認を全面的に打ち出している。ヒラリー氏はかつては同性婚に慎重な態度をみせたこともあったが、若者を中心とした同性婚への支持の広がりを踏まえ、方針転換したかたちだ。一方、共和党から出馬を表明したジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)は保守層での支持固めを狙って同性婚反対を強調。各候補にとって同性婚への賛否表明は、自らの先進性や伝統を重んじる立場をアピールする材料として機能しているようだ。

若さや先進性をアピール

 「共和党の候補者たちは互いに愛しあっている同性愛者に背中を向けている」。クリントン氏は13日、ニューヨーク・ルーズベルト島で開いた初の大規模決起集会での演説で、同性婚への賛否を争点に持ち出した。

 クリントン氏は演説の他の部分でも「LGBT(性的少数者)への差別は許されない」「LGBTの人々やその家族への差別を禁止するべきだ」と表明。そのたびに約5500人の聴衆から大きな喝采を浴びた。

 クリントン氏は08年の大統領選では同性婚に反対する立場を表明していた。14年6月のインタビューでは「国務長官退任後、各州で続けられている同性婚承認に向けた戦いを支持すると表明した」と弁明したが、同性婚を合衆国憲法上の権利として認めるかどうかには曖昧さも残していた。しかし今回の選挙戦では「同性婚が憲法上の権利として認められることを望んでいる」と明言。立場を段階的にリベラル寄りにシフトさせている。

 クリントン氏が同性婚への賛否に焦点をあてる背景には全米で広がる同性婚への理解がある。米調査会社ギャラップによると今年5月の時点で、「同性婚を認めるべきだ」とする回答は全体の60%で、1996年5月の27%の2倍以上。2013年5月との比較でも7ポイント増加している。

 また同性婚への支持は若者の間では7割超。大統領に当選すれば69歳での初就任というロナルド・レーガン元大統領(1911〜2004年)以来の高齢大統領となるクリントン氏にとって、同性婚支持表明は若々しさや先進性をアピールするツールでもある。

ブッシュ氏は反対明言

 一方、共和党側の有力候補であるブッシュ氏は同性婚の承認には慎重な立場だ。15日にフロリダ州マイアミでの出馬表明演説では、同性婚承認の問題については一切触れなかった。しかし5月17日のキリスト教系テレビ局でのインタビューでは「われわれは伝統的な結婚の忠実な支持者であるべきだ。同性婚が憲法上の権利だとは思わない」として、同性婚への反対を明言している。

 ブッシュ氏は出馬表明前から穏健派として共和党の候補者指名争いをリード。1月には「法的な地位を求める同性カップルにも敬意を示すべきだ」とする声明を出すなど、穏健な立場をアピールしていた。しかしその後の支持率争いでは、保守色の強いマルコ・ルビオ上院議員(44)やスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事(47)らに追い上げられている。ブッシュ氏の発言は同性婚反対の明言で自らの保守らしさを強調し、支持拡大を目指したかたちだ。

最高裁判決後も焦点

 同性婚への支持は全米で広がっているとはいえ、地域によってバラツキがある。

 2月に宗教系シンクタンクが発表した州別の世論調査のまとめでは、同性婚への支持が最も高かったのはニューハンプシャー州での75%。一方、最も低いアラバマ州とミシシッピー州での同性婚支持率は32%にとどまった。両州のような保守色が強い「レッド・ステーツ」を支持基盤とする共和党候補にとって、同性婚支持は禁句ともいえる。

 米連邦最高裁は6月中に同性婚の是非をめぐる判決を下す見通しで、同性婚をめぐる議論は過熱している。また、最高裁が判決を出した後も米国社会での論争は続くとみられており、各候補者の発言は今後も有権者の厳しい目にさらされそうだ。

(ワシントン支局 小雲規生)

2496チバQ:2015/07/01(水) 19:55:54
http://www.sankei.com/world/news/150701/wor1507010022-n1.html
2015.7.1 08:41更新

オバマ大統領の支持率、50%に回復 2年ぶり 連邦最高裁判決などが追い風 CNN調査
TweetTweetPR 米CNNテレビが6月30日発表した最新の世論調査によると、オバマ大統領の支持率が50%となり、2年1カ月ぶりに50%台を回復した。オバマ政権の医療保険制度改革(オバマケア)をめぐる公的補助金支出を合法とした連邦最高裁の判決などが追い風になった。

 先週は、議会が大統領に通商交渉の権限を一任する「貿易促進権限(TPA)法案」を可決したほか、最高裁はオバマ氏が支持を表明してきた同性婚を合憲とする判決も出した。オバマ氏は30日の記者会見で「申し分のない週だった」と語った。

 調査は6月26日から28日にかけて実施。オバマ氏の支持率は、5月末の45%から5ポイント増えた。逆に不支持は52%から47%に減少した。

 オバマ氏の支持率が全体で50%台に達したのは、2013年5月調査の53%以来。それ以降は41〜48%の間で推移していた。(共同)

2497チバQ:2015/07/01(水) 20:00:39
http://www.asahi.com/articles/ASH6Z2VCPH6ZUHBI00K.html
米自治領プエルトリコ「借金返せない」 返済先送り要求
ワシントン=五十嵐大介
2015年7月1日01時44
 財政危機に直面する米自治領プエルトリコのガルシア知事は29日のテレビ演説で「公的債務(借金)が返せない」と表明し、投資家に対して債務返済の先送りを求めた。

 ガルシア知事は「経済規模を考えると、借金は返せない。これは政治ではなく、算数の問題だ」と語った。同自治領が抱える約720億ドル(約8・8兆円)の債務について、返済期日の数年間の先延ばしなどを求めた。ギリシャの債務危機の懸念が強まるなか、金融市場の新たな混乱要因となりかねない状況だ。

 人口約360万人のプエルトリコは、主力の観光業が低迷し、人口流出が加速。緊縮財政でさらに景気が冷え込むなど経済の悪循環が続いている。プエルトリコは米国の自治領で連邦破産法が適用されないため、財政破綻(はたん)したデトロイト市のように同法で借金を減らす手続きができない。投資家との交渉が難航するおそれもある。(ワシントン=五十嵐大介)

2498チバQ:2015/07/01(水) 20:02:13
7899 :チバQ:2015/07/01(水) 19:52:12
http://www.sankei.com/world/news/150701/wor1507010001-n1.html
2015.7.1 07:00更新
【複眼ジャーナル@NYC】
アジア系受け入れ「西高東低」
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ブルックリン・テクニカル校の卒業式で挨拶するビル・デブラシオ市長=ニューヨーク、6月19日(AP)
 子供を抱えるアジア系ニューヨーク市民の間で、話題沸騰の教育改革案が浮上している。ビル・デブラシオ市長が人気公立高校の入学試験制度を変えようとしており、アジア系子弟の進学に悪影響を与える可能性が出てきたのだ。

 ニューヨークには、「専門校」なる公立高校の白眉が存在する。多くが理系科目に強く、アイビー・リーグなど米東海岸の名門大学に多くの学生を送り込む進学校群だ。

 米国で子供を名門大学に送りたいのなら、私立高校受験が一番の近道となる。教育熱も物価も高いニューヨークの場合、私立高の授業料は年3万ドル(約370万円)を優に上回る。もちろん、入学には親のコネが必要となる。

 「専門校」は無料。その代わりに、競争倍率が5-6倍という入学試験の狭き門に合格する必要がある。入学試験は通常より難しく、数学の比重が高めとなっている。

 実力主義の「専門校」では、生徒の大半がアジア系である。2割以上の卒業生をアイビー・リーグなどに輩出するスタイベサント校では、生徒の7割がアジア系。白人は3割弱で、アフリカ・ヒスパニック系は数%である。

 そこに、リベラル系のデブラシオ市長が「人種を多様化するべきだ」とかみついた。教育局では目下、「専門校」の入学試験の難度を引き下げたり、科目を足すことを検討し始めているそうだ。

. ニューヨークの公立学校における数学試験の結果と各校の人種構成を照らし合わせると、ある傾向に気づく。数学の得点とアジア系生徒の比率が「正の相関関係」にあるのだ。アジア系の比率が高い学校では数学の平均点が高く、逆では低くなる。

 デブラシオ案が実現すると、必然的に入学試験における数学の比重が下がる。結果、「専門校」におけるアジア系生徒の比率も下がるだろう。

 「(アジア系米国人が主張する)『差別』には弁解の余地がないうえ、不適切で道徳に反します」。

 6月22日、米教育省と司法省がこんな手紙を受け取った。差出人はニューヨーク選出のドノバン下院議員(共和党)など5人の米議会議員である。背景にあるのは、今年5月にアジア系米国人団体などが両省に送った嘆願書だ。

 嘆願書いわく、アジア系が試験で高得点をあげ、人口が急増しているのにもかかわらず、アイビー・リーグ最高峰のハーバード大学が受け入れるアジア系の比率が横ばいとなっている。

 この現状を嘆願書は非難し、是正措置を求めた。一方のハーバード大は、アジア系米国人団体が主張しているような人種枠の存在を否定している。

. 入学における人種的配慮を禁じている米西海岸カリフォルニア州の有力大学では、生徒の3割以上がアジア系。世界大学ランキング1位のカリフォルニア工科大学では急伸しており、4割近くに達した。

 対して、ハーバード大を含むアイビー・リーグのアジア系比率は過去10年間、10%台半ばで推移している。数字を見る限り、アジア系受け入れに関しては、米高等教育の「西高東低」が存在するのだ。

 先週末、「専門校」の代表格であるニューヨークのブルックリン・テクニカル校が卒業式を開催し、デブラシオ市長が姿を現した。実は、市長の子息も「専門校」に通っていた。

 地元メディアが殺到していたが、アジア系からの批判を察知してか、デブラシオ市長は「専門校」改革には何も触れなかった。(ニューヨーク駐在編集委員 松浦肇)

2499チバQ:2015/07/01(水) 21:09:32
http://www.yomiuri.co.jp/world/20150701-OYT1T50081.html
大統領選の行方左右?クリントン氏のメール公開
2015年07月01日 12時57分
 【ワシントン=尾関航也】米大統領選に出馬表明しているヒラリー・クリントン氏が、国務長官在任中の公務に個人用メールアドレスを使用していた問題で、米国務省は30日、個人用アドレスで送受信されたメールの一部を新たにインターネット上で公開した。


 5月に約900ページ分を公開したのに続く第2弾で、中身次第では大統領選の行方を左右する可能性がある。

 公開されたのは、クリントン氏の長官就任1年目にあたる2009年の記録。安全保障や通商上の秘密、個人のプライバシーにかかわる部分は事前に削除された。在任中4年間の約5万5000ページ分が来年1月までに順次公開される。共和党はこの問題について、国家機密を含めた情報管理に関するクリントン氏の認識の甘さを示す証左だとして攻撃材料にしている。

2500チバQ:2015/07/02(木) 19:37:55
http://www.sankei.com/world/news/150702/wor1507020003-n1.html
2015.7.2 06:00
【米次期大統領選】
州知事 続々名乗り挙げ10人に 行政経験や「ワシントンとの距離」PR 知事経験者の大統領は70年代以降に増加

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 【ワシントン=加納宏幸】米共和党のクリス・クリスティー・ニュージャージー州知事(52)は6月30日、2016年の次期大統領選への出馬を表明した。同党の候補者としては14人目。共和、民主両党で最終的に名乗りを上げるとみられる21人のうち、知事経験者は10人になる見通しだ。それぞれ行政経験や「ワシントンとの距離」をアピールしている。

指導者たちの過ち

 ニュージャージーの連邦検事を経て10年1月に州知事に就任したクリスティー氏は、同州リビングストンでの出馬表明演説で「連邦検事、州知事として州民のために闘った13年間は、私をより強くした。米国民のために闘う準備はできている」と述べた。

 クリスティー氏が原稿なしの演説で訴えたのは、首都ワシントンで繰り広げられているオバマ大統領と議会指導者の“党派争い”を終わらせることだった。同氏は「国民の声を聴かず、ワシントンで小競り合いをしている指導者たちの過ち」を正すと強調した。

 共和党では今後、ウィスコンシン州のスコット・ウォーカー知事(47)、オハイオ州のジョン・ケーシック知事(63)も出馬表明する予定だ。

知事vs上院議員

 共和党のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)も、クリスティー氏と同じように知事経験を「売り」にしている。

 ブッシュ氏は6月15日の出馬演説で、「米国が2008年からの経験で学んだことは、行政経験によって準備することが何物にも代え難いということだ」と語った。上院議員を経て08年に当選したオバマ大統領や、同じく知事経験のないヒラリー・クリントン前国務長官(67)を当てこすったとみられる。

 共和党では、ウォーカー氏とマルコ・ルビオ上院議員(44)も「資質論争」を展開。外交問題の論客、ルビオ氏が、州知事では「大統領になった日から外交をつかさどることはできない」と指摘したのに対し、ウォーカー氏は「知事には指導する能力が本質的に備わっている。演説するだけでなく日常的に閣僚を使って決断することを求められている」と反論した。

知事経験者が主流に

 ニューヨーク州知事だったフランクリン・ルーズベルトを最後に、第二次大戦後は知事経験者の大統領就任が途絶えていたが、1976年大統領選でジョージア州知事を務めたカーター元大統領が当選して以来、6人の大統領のうち4人が知事経験者だ。

 知事経験者のホワイトハウス入りが増えたのは、各州の党指名候補選びが70年代に大きく変わったためとされる。党有力者の意向が反映されやすい党員集会による選出をやめ、有権者が秘密投票する予備選方式を導入する州が増え、国政での経験が必須要件でなくなったというわけだ。

 米調査機関ピュー・リサーチ・センターが昨年5月に発表した大統領選に関する世論調査では、33%が知事経験を「好ましい」としたのに対し、ワシントン経験への好意的評価は19%。クリントン、ルビオ両氏ら上院議員経験者は知事経験者の攻撃にさらされることになりそうだ。

2501とはずがたり:2015/07/02(木) 19:41:45
2015.7.2 19:25
【米・キューバ国交交渉】
グアンタナモ返還、改めて焦点に
http://www.sankei.com/world/news/150702/wor1507020030-n1.html

 【ワシントン=青木伸行】米、キューバ両政府は、20日をもって国交を回復し、相互の大使館を再開する。オバマ大統領とカストロ国家評議会議長が1日、国交回復合意の発表に合わせ取り交わした親書の中で確認した。一方で双方の溝の深さも改めて浮き彫りにし、「完全な関係正常化」への道のりは長い。

 オバマ大統領は声明で、過去の孤立化政策と経済制裁がキューバに変革を促さず「機能しなかった」と訴える一方、両政府間に「言論、集会の自由など、普遍的な価値をめぐる深刻な違いがある」と指摘した。

 カストロ議長は親書で「協力関係を深める」と表明しつつも人権改善要求を牽制(けんせい)。キューバ政府は声明で、関係正常化には「経済制裁解除や、グアンタナモ米海軍基地の返還などが必要だ」とくぎを刺した。

 米、キューバ両政府は1903年以来、米国が租借し、近年ではテロ容疑者が収容されているグアンタナモ基地の返還をめぐり対立してきた。米政府は国交正常化交渉で「返還問題は協議されていない」(高官)と説明し、問題は棚上げされてきたが、キューバ政府は1日の声明で返還を要求。カーター米国防長官は「返還するつもりも、計画もない」と明言し、問題が再燃した格好だ。

 1898年に米西戦争に勝利し、スペインの植民地化にあったキューバを占領下に置いた米国は、1902年の独立を認めるにあたり、さまざまな条件を付けた。その一つが、グアンタナモ湾内の土地の租借と海軍基地の建設で、翌年の条約で具体化された。

 キューバ政府が返還を要求しているのは「領土」であり、「主権の問題」であるからにほかならない。

 一方、オバマ大統領は、2001年の米中枢同時テロ以降、テロ容疑者を収容している基地内の収容所の閉鎖を公約している。「過酷な尋問」が発覚したのが契機で、収容者の第三国への移送を進めている。

 だが、受け入れ先は限定され、なお百人以上が拘留されているのが実情だ。イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の台頭という情勢変化や、釈放された容疑者の多くがテロ活動に復帰していることから、共和党では閉鎖反対論が強まってもいる。

 こうした状況からオバマ政権は返還には応じがたく、何よりグアンタナモ湾が、米国東部とパナマ運河を結ぶ戦略上の「要衝」であるという要因が大きい。

2502チバQ:2015/07/02(木) 20:04:23
http://mainichi.jp/select/news/20150702k0000e030204000c.html
米キューバ国交回復:共和党、合意への反発続出
毎日新聞 2015年07月02日 10時35分(最終更新 07月02日 13時41分)

 【ワシントン西田進一郎】オバマ米大統領は1日午前(日本時間2日未明)、キューバと双方の首都に大使館を再開させ、54年ぶりに国交を回復させることで合意したと発表した。両国首脳の親書によると、大使館再開は20日。焦点は、米議会がカギを握る経済制裁の全面解除や駐キューバ米大使の指名などに移る。ただ、上下両院の多数を占める共和党からは合意への反発が続出しており、関係正常化の進展には課題が山積している。

 「米国民とキューバ国民は前に進む準備ができている。今度は米議会が同じように行動する時だ」

 大統領は1日の演説で、今回の合意を「キューバとの関係正常化に向けた歴史的な一歩で、米国にとっての新たな一章が始まる」と意義づけ、米議会には米国人のキューバへの渡航やキューバでの商業活動を妨げている経済制裁の解除に向けて動くよう促した。米政府は既に渡航制限や経済制裁の一部を緩和しているが、キューバ側が求める全面解除には議会の同意が必要だからだ。

 しかし、上下両院で多数を占める野党・共和党からは合意に対する反発が相次いだ。ベイナー下院議長は声明で「キューバ国民が自由を享受できるまで、カストロ体制との関係は見直すべきではない」と批判した。

 また、キューバ移民を親に持つ大統領候補2人のうちの1人、マルコ・ルビオ上院議員は「憎むべき体制に対して一方的に譲歩するのは終わりにする時だ」とオバマ政権を批判し、大使人事の承認に反対する考えを示した。もう1人のテッド・クルーズ上院議員も「(政権を担ってきた)カストロ兄弟への無条件降伏だ」と非難し、ハバナでの大使館開設にかかる新たな財政負担は認めないと表明した。他の大統領候補らも次々と反発の声を上げており、同党の説得は容易ではない。

 難題はこれだけではない。キューバは関係正常化に向けて、キューバにあるグアンタナモ米軍基地の返還も求めている。しかし、同基地には、ブッシュ前政権時代から「テロ容疑者」が収容されている。オバマ大統領が閉鎖を目指しているが、いまだ116人(6月13日現在)が収容されている。カーター国防長官は1日の記者会見で、返還時期を聞かれ、「何の計画もない」と答えた。

2503名無しさん:2015/07/03(金) 20:50:47
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150702-00000169-jij-n_ame
海軍施設で銃撃か=警察が封鎖―米首都
時事通信 7月2日(木)21時18分配信

 米メディアによると、首都ワシントンの海軍施設で2日、銃撃情報があり、警察が現場を封鎖している。 

最終更新:7月2日(木)21時18分

2504チバQ:2015/07/03(金) 23:48:32
>>2006>>2198
http://mainichi.jp/shimen/news/20150703dde007030027000c.html
米大統領選:民主候補、5人目表明 ウェッブ前上院議員
毎日新聞 2015年07月03日 東京夕刊
 【ワシントン西田進一郎】米民主党のジム・ウェッブ前上院議員(69)は2日、2016年大統領選挙に向けた同党の候補者指名争いに立候補すると表明した。同党の立候補者は5人目。党内で高い支持率を誇るヒラリー・クリントン前国務長官(67)に4人が挑む構図となった。

 ウェッブ氏は元海兵隊員で、共和党のレーガン政権時に海軍長官を務めた。06年に上院議員に当選すると、外交委員会東アジア太平洋小委員長などを歴任。知日派として知られ、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題では、同県名護市辺野古への移設計画見直しを提言したこともある。

 ウェッブ氏は自らの外交・安全保障政策について「大統領に選ばれれば、南シナ海などで中国が軍事力の拡大や威嚇を続けることは容認しないと約束できる」などと語った。

2505チバQ:2015/07/04(土) 10:24:06
>>2503
http://www.sankei.com/world/news/150703/wor1507030021-n1.html
2015.7.3 09:42

米海軍施設で発砲通報 多数の警察車両殺到し周辺封鎖 3時間後に誤報と判明

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 【ワシントン=加納宏幸】米首都ワシントンの海軍工廠で2日、発砲があったとの通報があった。その後の調べで無事が確認されたが、4日の独立記念日を前に過激組織「イスラム国」などのテロに警戒が高まる最中で、多数の警察車両が殺到し周辺が封鎖される緊迫した事態となった。

 海軍工廠では2013年9月に男が銃を乱射し、12人が死亡する事件があった。米メディアによると、構内にいた女性が2日朝、前回の事件と同じ建物で銃声が聞こえたと通報。地元警察は約3時間後に発砲はなかったと発表した。

 4日にはワシントンなど全米各地で独立記念日の祝賀行事が開かれる。イスラム国は最近、6月18日に始まったイスラム教のラマダン(断食月)中にテロを呼び掛ける声明を流し、中東・北アフリカやフランスなどでテロが相次いだ。このため、国家テロ対策センターなど米治安機関は連名で、全米の警察機関に警戒強化を通達していた。

 カーター国防長官は1日、「イスラム国はソーシャルメディアを通して、指揮・命令系統を必要とせずに事件を起こすことができる」と指摘。デンプシー統合参謀本部議長も、「イスラム国はラマダン中に攻撃を増やすよう求めており、高い警戒態勢を維持している」と語った。

2506名無しさん:2015/07/04(土) 11:40:00
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150629-00000077-mai-int
<米大統領選>トランプ氏発言が波紋 共和党、影響を憂慮 
毎日新聞 6月29日(月)21時24分配信

 【ワシントン西田進一郎】2016年大統領選挙に向けた共和党の候補者指名争いへの立候補を表明した米国の不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)の発言が、波紋を広げている。トランプ氏は16日の立候補表明演説で「メキシコ人は我々のところに麻薬や犯罪を持ち込む」などと発言。これにヒスパニック系住民向けの大手放送局が、メキシコ人を侮辱したとして猛反発し、共和党も対応に頭を痛めている。

 演説でトランプ氏は、治安や雇用問題に関連してメキシコ人を批判し「(メキシコとの)国境に万里の長城を築く」とも語った。

 これに米大手スペイン語放送局「ユニビジョン」が「メキシコ移民への侮辱発言だ」として猛反発。「ミスUSAコンテスト」の放送をやめるなど、トランプ氏が関わる一切の事業で協力しないと25日に発表した。

 一方、トランプ氏は訴訟の準備に入り、自身のゴルフ場をユニビジョン関係者に使わせないなどと通告した。

 12年の前回大統領選では、有権者の1割を占めるヒスパニック系住民の7割強がオバマ大統領に投票し、激戦州での勝利につながったとされる。16年大統領選でもヒスパニック票の取り込みが重要で、共和党としては、党のイメージ悪化に至らないよう事態を収拾したいところだ。

 しかし、トランプ氏の知名度は高く、同党候補者の支持率で上位を獲得した世論調査もある。複数の米メディアによると、同党のプリーバス全国委員長は26日の記者会見で質問を受け、発言について「有益なものではない」と語りながらも厳しい批判は避けた。

最終更新:6月29日(月)21時43分

2507名無しさん:2015/07/04(土) 11:48:20
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150701-00000064-reut-int
森林公園に迷い込み1人で出産、米女性が救助求め山火事起こす
ロイター 7月1日(水)13時12分配信

[30日 ロイター] - 米カリフォルニア州北部の森林公園に出産間近の女性が迷い込み1人で出産、数日間身動きが取れずにいたが、助けを呼ぶためにつけた火が大きな山火事となり、消防士に助けられるという出来事があった。地元メディアが報じた。

プラマス国立森林公園の当局者は30日、園内で27日に火災が発生し、現場から消防士が女性と赤ちゃんを救出したことを確認した。火災の原因については調査中としてコメントを控えた。

テレビ局KCRAによると、この女性アンバー・パングボーンさんは、産気づいて両親の家に行こうと裏道を運転中に公園内の人けのない場所に迷い込んだ。携帯電話もつながらず、車のガソリンも切れて立ち往生するなか、25日早朝に1人で出産。リンゴ3つと水の入ったボトル1本、炭酸飲料1つでしのいでいたという。

パングボーンさんは消防当局に対し、助けが欲しくて27日に火を起こしたが、すぐに燃え上がり大きな火事になったと話した。

通報で出動したヘリがパングボーンさんと赤ちゃんを発見、消防車で救出された。火は消し止められ、消防士にもけがはなかったという。

2508チバQ:2015/07/04(土) 18:49:48
http://www.cnn.co.jp/usa/35066905.html
スペイン語人口で米国が世界2位に、スペイン本国抜く
2015.07.04 Sat posted at 15:56 JST
(CNN) スペインに本部がある非営利機関「セルバンテス文化センター」は4日までに、米国がスペイン語人口でメキシコに次ぎ世界2位に浮上したとの新たな報告書を公表した。
米国でスペイン語を母国語とする人口は約4100万人、バイリンガル人口は約1160万人となっている。報告書は米国勢調査局や他の国々のデータに基づいている。
スペインの総人口は4770万人、コロンビアは4620万人で、米国は3億1890万人。報告書は米国勢調査局の数字を引用し、米国のスペイン語人口は2050年までに1億3280万人に達し、世界最多になるとも予想した。
インターネットで使われる外国語を見ると、スペイン語は中国語、英語に次ぐ3位。フェイスブックやツイッターなどのソーシャルメディアでは英語に次いで2位だった。
米調査機関ピュー・リサーチ・センターの最近の報告書によると、米国内のヒスパニック(中南米系)人口の昨年の伸び率は2.2%と減速したものの、総人口の17.4%を示した。1995年から2000年にかけての平均増加率は4.8%、10年から14年にかけては2.2%だった。
伸び率の鈍化は、メキシコを中心にした中南米諸国からの移民減少が要因と指摘した。
セルバンテス文化センターは1991年、スペイン政府が同国の文化紹介や語学普及などを目指して創設した。今回の報告書によると、世界の総人口のうちスペイン語圏の比率は6.7%で、推定5億5900万人。ロシア語は2.2%、フランス語は1.1%だった。
米国では来年、大統領選が予定されるが、メキシコなどからの移民問題が争点の1つに浮上しつつある。共和党の指名候補争いに出馬した「不動産王」の異名を持つドナルド・トランプ氏は最近、メキシコ人移民を「レイプ犯」「殺人犯」などと酷評し、物議を醸していた。

2509チバQ:2015/07/05(日) 17:59:50
http://www.sankei.com/world/news/150705/wor1507050001-n1.html
2015.7.5 12:00
【ウイークリーワールド】
舌禍でミスコン窮地! 米不動産王がメキシコ系を侮辱「国境沿いに万里の長城築く」




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2013年のミスUSAに選ばれたエリン・ブラディさん(右)と壇上で並ぶドナルド・トランプ氏。その発言で中南米系女性を敵に回し、ミスUSAは存続の危機を迎えている=米ラスベガス(AP)
 米不動産王のドナルド・トランプ氏(69)が、2016年大統領選の共和党候補を決める予備選への出馬を表明した際、メキシコ人に対する“暴言”を吐いたことが波紋を広げている。大統領選の鍵を握るヒスパニック(中南米系)住民向けテレビ局がこれに激怒し、トランプ氏が事実上主催するミスコンテスト「ミスUSA」の放送を中止すると発表。番組の司会を務める予定だったプエルトリコ出身の女優も抗議の降板を表明した。大統領選への影響はもとより、中南米系の美女たちを敵に回せば、ミスコンの存続自体も危うくなる。

「国境沿いに万里の長城」

 「メキシコ人は米国に多くの問題をもたらす。彼らは麻薬や犯罪を持ち込み、レイプ魔でもある。メキシコから不法移民が来ないよう、国境沿いに万里の長城を築く」

 暴言は、トランプ氏がニューヨークに自ら所有するトランプ・タワーで6月16日に行った出馬表明演説で飛び出した。

 米CNNテレビ(電子版)などによると、中南米系住民向け番組を放送している米最大のスペイン語テレビ局「ユニビジョン」が、この発言に猛反発。局を代表するメキシコ系のニュースキャスター、ホルヘ・ラモス氏(57)は21日、ブログで「あなたの(会社の)利益はメキシコ人が働いて稼いだものだ。トランプ帝国はメキシコ人の従業員がいなければ生き残れない」と非難した。

 さらにユニビジョンは25日、「トランプ氏のメキシコ移民に対する侮辱発言に抗議する」とし、7月12日に予定していた「ミスUSA」大会の放送を中止すると発表した。大会は「ミス・ユニバース」世界大会の米国代表選考会を兼ねたもので、両大会とも、トランプ氏と米3大ネットワークのNBCの親会社が共同出資する「ミス・ユニバース機構(MUO)」が主催している。

司会の俳優は降板表明

 ユニビジョンは今年1月に両大会を世界のスペイン語圏の国々に放送する5年契約を結んでいた。放映権料は1500万ドル(約18億5000万円)に上るが、この契約も破棄する構えだ。

 プエルトリコ出身の女優のロゼリン・サンチェスさん(42)に加え、男優のクリスチャン・デラ・フェンテさん(41)も司会降板を表明。中南米系の芸能人らが抗議の声を上げ、反発が広がっている。

 NBCは予定通り全米向けに放送するが、「トランプ氏の発言はNBCの考えを代弁するものではありません」と、あえて距離を置く声明を出した。

弁解の一方、局提訴も

 さすがにまずいと思ったのか、トランプ氏は25日、FOXニュースに対し「私はメキシコとメキシコ人が大好きだ」と弁解。一方で、ユニビジョンを契約違反で提訴すると表明した。

 大統領選で鍵を握るとされているのが、2012年時点で全米の人口の約17%を占め、急増している中南米系住民だ。本来は民主党の支持基盤だが、トランプ氏と指名を争う共和党の有力候補のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)は出馬演説でスペイン語を交え、「意味のある移民制度改革に取り組む」と表明するなど、中南米系住民の取り込みに躍起となっている。

 トランプ氏が共和党候補の指名を勝ち取る可能性は低く、今回の暴言が予備選の大勢に影響を及ぼすことはなさそう。ただ、ミス・ユニバースはベネズエラなど中南米の代表が席巻しており、彼女たちを怒らせるとタダでは済まない。(SANKEI EXPRESS)

2510チバQ:2015/07/05(日) 18:39:12
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2015070402000248.html
移民侮辱発言 米で反発拡大 共和党トランプ氏 支持率は急伸

2015年7月4日 夕刊


 【ワシントン=青木睦】二〇一六年の次期米大統領選に共和党から名乗りを上げた不動産王のドナルド・トランプ氏(69)の放言が、大きな騒ぎになっている。トランプ氏は六月の出馬表明で不法移民問題に絡んで「メキシコ人は麻薬や犯罪を持ち込む。彼らは殺人鬼だ」と言い放ち、締め出しのため「国境に万里の長城を築く」と公約した。
 これにヒスパニック(中南米)系の移民社会が「侮辱であり、人種差別だ」と猛反発。発言を問題視した三大ネットワークの一角のNBCは、トランプ氏との共同事業のミス・ユニバース大会の放送中止を決めた。これに先立ちスペイン語放送大手も同様に放送中止を決定。米大手百貨店のメーシーズはトランプブランドの紳士服の取り扱いをやめ、トランプ氏と縁を切る動きが広がっている。
 半面、CNNテレビなどが六月後半に行った世論調査によると、共和党の大統領候補者の中で、トランプ氏の支持率は12%と一カ月前の3%から急伸。ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)の19%に次いで二位に躍り出た。
 ワシントン・ポスト紙は支持率急上昇の現象を指して「首をかしげたくなるような言動にもかかわらずというよりは、そんな言動だからこそだ」と指摘する。トランプ氏は中国製品の輸入規制も公約する。そうした移民排斥や保護主義の姿勢が、景気回復の恩恵にあずかれない怒れる白人労働者の共感を得ている、とポスト紙は報じている。

2511チバQ:2015/07/05(日) 22:23:28
http://www.afpbb.com/articles/-/3053543
オバマ大統領、「ハンガー・ゲーム」言及し共和党指名争いを揶揄
2015年07月03日 13:27 発信地:ワシントンD.C./米国
【7月3日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は2日、15人もが名乗りをあげた2016年大統領選の共和党候補指名争いを、映画化もされたベストセラー小説「ハンガー・ゲーム(Hunger Games)」を引き合いに揶揄(やゆ)した。

 オバマ氏は中西部ウィスコンシン(Wisconsin)州で学生向けに行った演説で、「民主党では健全な競争となっているが、共和党からは何人立候補しているのか、私はわからなくなった」「『ハンガー・ゲーム』に必要な数にはなるようだ」と語った。同小説は、暗黒郷的な未来を舞台に、子どもや若者たちが死の戦いを繰り広げるリアリティー番組を描いた作品。

 共和党の大統領候補指名争いでは、オバマ大統領が訪問したウィスコンシン州のスコット・ウォーカー(Scott Walker)知事が15人目の立候補者となる見込みであることが2日、明らかになっている。(c)AFP

2512チバQ:2015/07/06(月) 19:23:56
http://www.sankei.com/world/news/150706/wor1507060046-n1.html
2015.7.6 19:07
【米大統領選】
メキシコ人は「強姦犯」 トランプ氏の発言に手を焼く共和党

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演説するドナルド・トランプ氏=6月17日、ニューハンプシャー州マンチェスター(ロイター)
 【ワシントン=加納宏幸】2016年米大統領選で共和党の候補指名争いに出馬表明した不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)に同党が手を焼いている。移民問題でメキシコ人を「強姦(ごうかん)犯」と決めつけ、メキシコとの国境に「万里の長城を築く」といった“暴言”を連発しているにもかかわらず、同氏の支持率は上昇。不法移民問題への不満が支持の背景にあるとみられ、他の候補からは党のイメージ悪化を懸念する声が出ている。

 トランプ氏は6月16日の出馬表明でメキシコからの移民について「麻薬や犯罪を持ち込む。彼らは強姦犯だ」と決めつけ、不法移民の流入を防ぐために米国の南部国境に「万里の長城」を建設すると公約した。

 米NBCテレビは発言に抗議し、トランプ氏と共催している「ミス・ユニバース」の放映打ち切りを決定。米大手百貨店メイシーズもトランプ・ブランドの紳士服を今後、扱わないことを決めた。その後も、トランプ氏はテレビ番組などで発言を正当化し、逆に短文投稿サイトでメイシーズでの不買を呼び掛けるなど言動は過激化している。

 メディアの注目を浴びたことで、共和党支持者の間で人気が上昇。米CNNテレビと調査機関ORCインターナショナルが6月末に実施した合同世論調査では、支持率は1カ月前の3%から12%に上昇し、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)の19%に次ぐ2位となった。

 米メディアは、移民に雇用の場を奪われることを懸念する保守的な白人労働者層が支持しているとみて、その動向に注目している。

 トランプ氏が最終的に指名を獲得する可能性は低いとみられるが、共和党候補による8月6日の討論会は直近の支持率が上位の10人により行われるため、他候補はトランプ氏が討論会で「反移民」の発言を繰り返し、ヒスパニック(中南米系)の支持を得られなくなることを懸念している。

 共和党は、12年大統領選でミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事がオバマ大統領に敗れた一因は中南米系など少数派からの支持の低さにあったとみており、トランプ氏への高い支持は他候補の懸念材料だ。

 メキシコ出身の妻を持つブッシュ氏は4日、トランプ氏を「極めて醜悪な発言は共和党の見方を反映していない」と批判。マイク・ハッカビー元アーカンソー州知事も5日のCNNテレビ番組で「トランプ氏の言葉は共和党のブランドを傷つけている」と述べた。

2513チバQ:2015/07/07(火) 21:21:08
http://www.sankei.com/world/news/150707/wor1507070004-n1.html
2015.7.7 11:00
【アメリカを読む】
次期大統領選は「知事」だらけ 予備選方式導入が遠因 連邦議会のイメージダウンも影響か





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法案に署名し、笑顔を見せるウィスコンシン州のスコット・ウォーカー知事(共和党)。大統領選に挑む現職、元職の州知事たちの強みは、豊富な行政経験と指導力だ=24日、ウィスコンシン州ミルウォーキー(AP)
 2016年次期大統領選への挑戦者が次々と現れる米共和党では、6月24日のボビー・ジンダル・ルイジアナ州知事(44)に続き、クリス・クリスティー・ニュージャージー州知事(52)、スコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事(47)が出馬を表明する。これから選挙戦が過熱するにつれて州の機能がストップしてしまうのではないかと余計な心配をしてしまうくらい「州知事」の肩書を持つ候補が多い。

半数が現職や経験者

 州知事を務めた経歴を全面的に活用しようとしているのは共和党のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)だ。6月15日、出馬表明の演説で次のように述べた。

 「米国が2008年からの経験で学んだことは、行政経験によって準備することが何物にも代え難いということ。ワシントンの混乱を作り出した張本人を選んでしまったら、ワシントンを浄化することはできない」

 連邦上院議員の経験だけで08年大統領選で当選したバラク・オバマ大統領(53)を批判するのと同時に、共和党で指名を争う上院議員たちに「その資格はない」とレッテルを貼る狙いがあることは明らかだ。

 共和、民主両党で最終的に出馬する予定の21人のうち、ほぼ半数の10人がブッシュ氏のような知事経験者か現職知事だ。共和党の16人の内訳をみると、知事8人(現職4人、経験者4人)、上院議員5人(現職4人、経験者1人)、民間人3人-となっている。

 ニューヨーク州知事だったフランクリン・ルーズベルト(大統領在任1933〜45年)を最後に、第二次大戦後は知事経験者が大統領に就く例が途絶えていたが、76年大統領選でジョージア州知事を務めたジミー・カーター氏(90)が当選して以来、6人の大統領のうち4人が知事経験者だ。

 一方、戦後、上院議員を経験してから大統領になったのはジョン・F・ケネディ(大統領在任1961〜63年)をはじめ、オバマ氏まで4人(大戦終結前に副大統領から昇格したハリー・トルーマンを除く)。民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(67)が大統領に就くことになれば、戦後5人目となる。

 州知事か上院議員が大統領に挑戦する「登竜門」であることがよく分かる。

外交経験か指導力か

 共和党では、州知事のウォーカー氏とマルコ・ルビオ上院議員(44)が大統領の資質をめぐって“空中戦”を展開している。口火を切ったのはルビオ氏の方だ。

 「州知事でも外交政策について本で読んだり専門家から話を聞いたりすることはできるが、大統領になった一日目から外交政策をつかさどることはできない」

2514チバQ:2015/07/07(火) 21:21:26
 これに対し、ウォーカー氏はカリフォルニア州知事を経て大統領になったロナルド・レーガンの名を挙げて、「知事には指導する能力が本質的に備わっている。演説をするだけではなく、日常的に閣僚を使って決断することを求められているのだ」と反論した。

 上院外交委員会に所属し、中国、キューバ、イランを批判する急先鋒であるルビオ氏と、公務員の労働組合との戦いで名を上げたウォーカー氏。ルビオ氏の外交・安全保障に関する知識とウォーカー氏の行政経験をともに生かすため、どちらかが「ランニングメイト(副大統領候補)」にまわり、大統領・副大統領候補のコンビを組んで選挙に臨むべきだとする意見がメディアや支持者から出ている。

ワシントンとの距離

 州知事経験者が大統領になることが増えたのは、各州での党指名候補選びの方式が70年代に大きく変わったことが影響しているとされている。党有力者の意向が反映されやすい党員集会による選出をやめ、有権者が秘密投票する予備選方式を導入する州が増えたことで、ワシントンの「住人」でなくとも挑戦する道が開けたのだ。

 これに加えて、医療保険制度改革(オバマケア)や移民制度改革などでオバマ氏と議会の対立が続いたことで連邦議会のイメージが悪くなっていることも、知事経験者がこぞって手を挙げる理由とみられる。

 昨年11月の中間選挙で上下両院の過半数を握った共和党は、現職の民主党候補を不人気なオバマ氏と結びつけて攻撃する形で「ワシントン」の持つ悪印象をフル活用した。知事経験者と指名を争う上院議員たちは、いかにワシントンと適度な距離を取るかに腐心することになる。(ワシントン支局 加納宏幸)

2515チバQ:2015/07/07(火) 21:42:26
http://www.sankei.com/world/news/150707/wor1507070029-n1.html
2015.7.7 13:05
【米黒人教会銃撃】
「白人至上主義」の象徴? 「南軍旗」撤去法案を米州上院が可決 議員犠牲で圧倒的多数が賛成

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 【ニューヨーク=黒沢潤】米南部サウスカロライナ州上院は6日、議会議事堂の前庭に掲揚している「南北戦争」(1861〜65年)時代の南軍旗を撤去する法案を賛成多数で可決した。同州の黒人教会で9人を射殺した白人の犯人が、旗を白人至上主義の象徴とみなしていたことを受け、撤去を求める声が強まっていた。焦点は下院の判断に移る。

 上院での採決で賛成は37、反対3。乱射事件で犠牲となったクレメンタ・ピンクニー牧師が上院議員だったこともあり、圧倒多数が賛成に回った。

 法案提出を主導したビンセント・シェヒーン議員(民主党)は、同種の法案を約1年前に提出した際、嘲笑の対象にもなったと述懐した上で、「旗撤去は(人種分断を克服するため)私たちにできる小さな一歩だ」と強調した。

 ピンクニー氏が本来座るべき議場の机にはこの日、哀悼の意を示す黒布が厳かに掛けられ、下院に設けられた傍聴席には黒人指導者ジェシー・ジャクソン師の姿もあった。

 下院では7日に審議が開始され、早ければ9日にも採決が行われる見込み。保守派議員が多数を占めており、法案が可決されるかどうか微妙な情勢だ。

 当初、旗撤去に反対していたものの、賛成に転じたヘイリー州知事(共和党)は「上院の大多数は歴史的な機会を作るために立ち上がった」と述べた上で、下院で法案が通過すれば24時間以内に署名、発効させると強調した。

2516名無しさん:2015/07/08(水) 21:27:09
http://mainichi.jp/feature/news/20150709k0000m030065000c.html
米大統領選:クリントン氏反撃 「共和党、移民に敵意」
毎日新聞 2015年07月08日 20時58分(最終更新 07月08日 21時03分)
 【ワシントン西田進一郎】2016年米大統領選挙の民主党最有力候補、ヒラリー・クリントン前国務長官(67)は7日、米CNNテレビのインタビューで、移民制度改革を巡って共和党候補を痛烈に批判した。最有力候補として共和党からの批判を一身に浴び、信頼度の低下を示す世論調査結果も出ているだけに、流れを断ち切るために反撃に出た形だ。

 クリントン氏は、共和党の候補者指名争いに立候補している不動産王ドナルド・トランプ氏(69)のメキシコ移民らへの暴言について「非常に失望した」とし、「すぐに(暴言を)やめろと言わなかった共和党にも非常に失望している」と批判。さらに「共和党(候補)は移民に市民権獲得への道を開きたくないという点で共通している。みな『敵意』という範囲にいる」と断じた。

 米国には約1100万人とされる不法移民がおり、移民制度改革は大統領選で大きな争点の一つ。クリントン氏は不法移民に市民権獲得への道を開く制度改革を目指す考えを強調した。

 一方、自身の信頼度低下については「右派からの集中砲火」が原因と指摘。「選挙戦を進めていけば、自分のために戦ってくれる候補は誰なのかを知ってもらえる」と自信を見せた。

 クリントン氏が米大手メディアのインタビューを受けたのは4月の立候補表明以降初めて。選挙運動先でもメディアを近付けず、逃げているとの批判も出ていた。これには「私はメディアのためでなく、有権者のために選挙運動をしている。人々と触れ合い、声に耳を傾ける時間が必要だった」と説明した。

2517チバQ:2015/07/08(水) 22:08:26
http://www.sankei.com/world/news/150708/wor1507080020-n1.html
2015.7.8 09:39
【米大統領選】
クリントン氏が移民制度でブッシュ氏批判

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7日、遊説にアイオワ州を訪れたクリントン氏(AP)
 【ワシントン=加納宏幸】2016年米大統領選で、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(67)は、7日放映された米CNNテレビのインタビューで、移民制度改革をめぐり共和党有力候補のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)を批判した。

 クリントン氏が全米放送のインタビューに応じたのは4月の出馬表明後これが初めて。同氏は、マスコミとの接触を避けていると米メディアから批判されていた。

 クリントン氏はまず、共和党の指名争いに名乗りを上げた不動産王ドナルド・トランプ氏(69)による移民への侮辱発言について「共和党(の他候補)が即座にやめろと言わなかったことに失望している」と批判。自らは不法移民の市民権取得にも道を開く包括的な制度改革を進める考えを示し、ブッシュ氏に「移民への敵意」があると断じた。

 クリントン氏が国務長官として私用メールを公務に使っていた問題が共和党などから批判されていることには、「私がしたことはすべて法や規則で認められている」と反論した。

 マスコミを避けているとの批判には、「報道のためでなく有権者のために選挙運動をしている。報道を全面的に尊重しているが、人々と会い、話を聴く時間を持ちたかった」と述べた。

2518チバQ:2015/07/09(木) 22:01:13
http://www.sankei.com/world/news/150709/wor1507090042-n1.html
2015.7.9 21:05
【米黒人教会銃撃】
南軍旗撤去へ 女性議員の涙の訴えで議場一変 サウスカロライナ州下院が法案可決

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討議で南軍旗撤去を訴えるジェニー・ホーン議員=8日、米サウスカロライナ州コロンビア(AP)
 【ニューヨーク=黒沢潤】米南部サウスカロライナ州下院は9日未明、議会議事堂の前庭に掲揚していた「南北戦争」(1861〜65年)時代の南軍旗を撤去する法案を可決した。上院でもすでに可決されており、ヘイリー州知事(共和党)の署名を経て、旗は同日中にも降ろされる。南軍旗をめぐっては、同州チャールストンの黒人教会で9人を射殺した白人の犯人が白人至上主義の象徴とみなしていたことから、撤去を求める声が相次いでいた。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によれば、賛成は94、反対20。黒人のジョー・ニール下院議員(民主党)は「サウスカロライナ州は汚点を消し去ることになった。私の存命中、このような日が訪れるとは思ってもみなかった」と感慨深げに語った。

 採決前の討議は前日から約13時間にわたって行われた。一部の共和党議員が最後まで抵抗し、可決に必要な3分の2以上の賛成が得られるか微妙な情勢だったが、女性のジェニー・ホーン議員(共和党)が議場で同僚議員を激しく批判。涙を流しながら「(撤去拒否は、教会銃撃事件で亡くなった牧師の)ピンクニー州上院議員の遺族への侮辱だ。私はそうした立場にくみしない」と訴え、議場の空気が変わった。

 当初は旗撤去に反対しながら賛成に転じたヘイリー知事は可決後、「サウスカロライナ州にとって新しい日であり、誇れる日となった」と強調した。旗は降ろされた後、地元の軍事博物館などで保管される。

2519チバQ:2015/07/10(金) 21:08:29
http://www.yomiuri.co.jp/world/20150710-OYT1T50107.html
ジェブ・ブッシュ氏、集金力抜群…人脈引き継ぐ
2015年07月10日 20時29分
 【ワシントン=今井隆】米メディアは9日、2016年大統領選の共和党指名候補争いに立候補しているジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)の組織と支援団体が、過去6か月で1億1400万ドル(約139億円)の献金を集めたと一斉に報じた。


 大統領経験者の父と兄から大口献金者や人脈を引き継ぎ、抜群の集金力を見せつけている。

 献金を集める主力となっているのは、候補者からの「独立」を建前に政治献金の上限が設けられていない「スーパーPAC(特別政治行動委員会)」と呼ばれる政治資金管理団体。ウォール・ストリート・ジャーナル紙(電子版)によると、ブッシュ氏を支援するスーパーPACは半年で1億300万ドル(約125億円)を集めた。ブッシュ氏の選挙組織本体は6月の出馬表明後の約2週間で1140万ドル(約14億円)を集めた。

2520チバQ:2015/07/14(火) 22:13:29
http://mainichi.jp/select/news/20150714k0000m030130000c.html
米国:ウォーカー氏が立候補表明 共和党15人目
毎日新聞 2015年07月14日 01時19分(最終更新 07月14日 11時25分)

 ◇47歳ウィスコンシン州知事
 【ワシントン西田進一郎】米中西部ウィスコンシン州のスコット・ウォーカー知事(47)は13日、同州で「米国民は自分たちのために戦い、勝ってくれる指導者が必要だ」と演説し、来年の大統領選に向けた共和党の候補者指名争いに立候補すると正式に表明した。同党の立候補表明者は15人目だが、ウォーカー氏はジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)を追う有力候補。同党の有力候補がほぼ出そろった。

 ウォーカー氏は演説で、オバマ政権は役割を果たしていないとし、「我々には、大胆なアイデアを持った新しい指導力が必要だ」と主張。減税や規制緩和など知事としての実績をアピールした。また、イランやイスラム過激派、ロシアなどを挙げ、国防予算を再び増額する必要性を強調。「米国が戦わなければならない時が来る。戦わなければならない時は、勝つために戦う」などと語った。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめている最近の世論調査の平均値では、ウォーカー氏の支持率は10.5%で同党候補の中で2位。トップを走るブッシュ氏の16.3%を追っている。現在、分散している保守強硬派の支持をまとめて、穏健派のブッシュ氏に対抗できるかどうかが焦点になる。

2521チバQ:2015/07/14(火) 22:26:56
http://www.sankei.com/world/news/150714/wor1507140002-n1.html
2015.7.14 11:00
【アメリカを読む】
オバマ米大統領「最良の1週間」 TPA法案、同性婚判決…と次々に思い通り 支持率まで…





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ホワイトハウスで貿易促進権限(TPA)法案に署名するバラク・オバマ大統領(中央)。得意げな表情が「3連勝」の喜びを如実に物語っている=6月29日、ワシントン(AP)
 任期満了まで約1年半となったバラク・オバマ米大統領(53)に「最良の1週間」が訪れた。6月25日には、連邦最高裁判所が医療保険制度改革(オバマケア)をめぐり、連邦政府が保険購入者に支払っている一部の補助金を合法と認める判決を下した。また同性婚の是非をめぐる最高裁判決や通商政策に関する法案審議でもオバマ氏の思い通りの結果が得られ、低迷していた支持率も50%まで回復している。いずれも激しい議論が続けられてきた問題で逆の結果が出てもおかしくなかっただけに、オバマ氏は思わぬ「3連勝」に笑いがとまらない様子だ。

保険制度改革を死守

 「すべての勤勉な米国人にとっての勝利だ」。オバマ氏は25日、ホワイトハウスでのスピーチで満足げな表情をみせて最高裁の判断をたたえた。

 裁判では、2010年に成立したオバマケア関連法が補助金は州が開設したウェブサイトでの購入が対象と明記しているにもかかわらず、オバマ政権が連邦政府のサイトでの保険購入者にも補助金を支払っていることの是非が問題となった。しかし最高裁は判決文の中で、「法律の文言の意味は全体的な文脈の中でのみ明らかになる」とし、この補助金を合法と判断した。

 連邦政府のサイトは州独自のサイト設置を見送った34州の住民が使っており、このうち640万人が月額平均272ドル(約3万3000円)の補助金を受け取っている。これが違法と判断されれば、個人の保険料負担が支払い可能な水準を超え、「すべての国民に適切な価格で医療保険を提供する」というオバマケアの趣旨が根底から揺らぐ可能性があったが、オバマ氏は最高裁の判断で救われたかたちだ。

 オバマケアはオバマ氏にとってどうしても守らなければならない「虎の子」だ。オバマケア関連法はオバマ氏が初当選した08年の選挙で、民主党が上院で60議席を確保した勢いを駆って、共和党から1票の賛成も得ずに成立させた経緯がある。しかしこのことが共和党との深刻な対立を生み、オバマ政権はその後、重要政策で議会から協力を得られず、目立った成果を残せない状況が続いてきた。今回の最高裁判決で、オバマ氏のレガシー(遺産)がゼロになる危機が回避されたといえる。

2522チバQ:2015/07/14(火) 22:27:13
同性婚とTPAも勝利

 しかもオバマ氏はさらに2つの勝利にも恵まれた。最高裁が26日に下した同性婚を憲法上の権利と認める判決は、同性愛者の権利擁護の先頭に立ち、全米での同性婚承認に向けて世論を引っ張ってきたオバマ氏の立場を全面的に支持する内容だ。また29日に成立した貿易促進権限(TPA)法はオバマ氏が宿敵の共和党と歩調を合わせて実現した政策で、アジア重視戦略の中核に位置づけられる環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の交渉合意に向けた重要な一歩となる。

経済好調で支持率上昇

 オバマ氏はレームダック(死に体)化が進みかねない任期満了まで1年半というタイミングで追い風を受け、米CNNテレビが26〜28日に行った世論調査では、オバマ氏の支持率は50%に上昇した。政府機関閉鎖やオバマケアのウェブサイトでのトラブルに見舞われた13年後半には支持率が41%まで落ち込んでいたことを考えれば、上々の数字だ。

 今回の2つの最高裁判決はいずれも9人の判事のうち5人が賛成し、4人が反対するという僅差の判断だった。またTPA法成立も迷走を重ねた2カ月間の審議の間には何度も実現が危ぶまれただけに、米メディアも「オバマ氏就任後として最良の1週間になった」と驚きを隠せない。また米国経済は失業率が7年2カ月ぶりの低水準にあたる5.3%まで下がるなど、堅調な拡大を続けており、「支持率上昇の本当の要因は経済の好調さ」(CNN)とも言われるほどだ。

 政治専門紙ポリティコによると、オバマ氏は側近らに対して、自らを冷戦終結や経済成長の実現で評価されるロナルド・レーガン大統領(1911〜2004年)になぞらえ、「レーガン政権の次が(同じ共和党の)ブッシュ政権だったように、次の政権に引き渡す基盤を確実に作らなければならない」と述べた。自らの実績を誇るとともに、16年の大統領選挙での民主党の勝利につなげることに意欲を示したかたちだ。

 1期目のオバマ政権で上級顧問を務めたデビッド・アクセルロッド氏(60)はポリティコに対して「オバマ氏だって人の子。何年も成果を出そうと努力をした末の結果だけに喜びもひとしおなのだろう」と話している。(小雲規生 ワシントン支局)

2523チバQ:2015/07/14(火) 22:27:38
http://www.sankei.com/world/news/150714/wor1507140028-n1.html
2015.7.14 11:09
【米大統領選】
麻薬組織大物が脅迫か 移民差別発言のトランプ氏、FBIが捜査






ドナルド・トランプ氏(AP)
 来年の米大統領選で共和党候補指名争いに名乗りを上げた不動産王ドナルド・トランプ氏が、メキシコ最大級の麻薬組織の元最高幹部から脅迫された可能性があるとして米連邦捜査局(FBI)が捜査を始めたことが分かった。ロイター通信が13日、トランプ氏の側近の話として伝えた。

 最近、メキシコ市郊外の刑務所から脱獄した麻薬組織「シナロア・カルテル」のホアキン・グスマン元最高幹部と称する人物が、ツイッターにトランプ氏を脅す内容の書き込みをしたという。

 トランプ氏は、メキシコからの不法移民の多くは「レイプ犯だ」と放言。12日には声明で「堕落したメキシコの当局者が(グスマン元最高幹部を)逃がした」と主張していた。(共同)

2524チバQ:2015/07/14(火) 22:34:37
http://www.sankei.com/world/news/150714/wor1507140044-n1.html
2015.7.14 20:16
【イラン核協議】
米大統領選出馬の保守党、ウォーカー氏 「当選すればイランとの合意、破棄する」と表明

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13日、米ウィスコンシン州ウォキショーで支持者らを前に演説するウォーカー知事(AP)
 【ワシントン=青木伸行】米共和党の保守派のホープと目され、支持率で穏健派のブッシュ元フロリダ州知事(62)を追うスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事(47)は13日、州内の集会で来年の大統領選への出馬を正式に宣言した。同氏は自身が大統領に就任すれば、イランとの核協議で合意しても直ちに破棄するとの意向を表明した。

 ウォーカー氏は「変革」「成長」「安全」をキーワードに掲げ、「米国には敵の眼前に鉄を打ち込む外交が必要だ」と、米国の強い指導力と外交・安保政策の必要性を強調。イラン、中国、ロシア、イスラム過激派を名指しし、イランについては「大統領就任初日に合意を打ち切り、壊滅的打撃を与える経済制裁を導入し、同じことをするよう同盟国を説得する」と述べた。

 また、中国の「サイバー攻撃をやめさせ、海洋進出を減速させ、底知れない人権侵害に明確に意見を言う」と強調。「主権国家へのロシアの侵略を止めなければならない」と訴えた。

 イスラム過激派への対応を強め、国防予算を回復し、オバマ政権の医療保険制度改革を白紙に戻すとも指摘した。

 ウォーカー氏は、ブッシュ氏に比べ全米レベルでの知名度は不足している。共和党指名争いに15人が乱立して保守票がウォーカー氏やマルコ・ルビオ、テッド・クルーズ両上院議員らに分散するなか、支持の裾野拡大が課題だ。

2525チバQ:2015/07/14(火) 22:35:05
http://www.sankei.com/world/news/150714/wor1507140045-n1.html
2015.7.14 20:17
【米大統領選】
民主クリントン氏、共和党の3候補を「富裕層寄り」と批判 「経済成長と賃上げ目指す」とアピール

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 【ワシントン=小雲規生】2016年米大統領選で、民主党の最有力候補とされるヒラリー・クリントン前国務長官は13日、ニューヨーク州での経済政策に関する演説で、共和党の有力候補3人の政治姿勢を名指しで批判した。富裕層寄りとされる共和党の立場に焦点を当てることで、経済成長と賃上げの両立を目指す自らの立場を印象づける戦略だ。

 クリントン氏は演説で、同日に出馬表明したスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事が公務員の団体交渉権を制限する法律を成立させたことを「労働者の権利を踏みにじって名を上げた」と糾弾。マルコ・ルビオ上院議員の税制改革案については「超富裕層への大盤振る舞い」になっていると皮肉った。

 またジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事が8日に「人々は今よりも長い時間働くべきだ」と発言したことも批判。長時間勤務をこなす看護師や運転手などを例に挙げ、「彼らが必要としているのは説教ではなく、賃上げだ」と反論した。

 ブッシュ氏は問題の発言について、パートタイムの仕事しかみつからない人が正社員としての仕事を得られるようにすべきだという趣旨だと釈明済みだ。しかしクリントン氏はあえてブッシュ氏の失点につけ込むことで、経済成長と最低賃金引き上げなどによる格差是正を重視する立場を強調したかたちだ。

 ただ、クリントン氏は最低賃金の引き上げの具体的な水準には言及しなかった。さらに環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)などの自由貿易協定については「雇用増、賃上げ、安全保障の促進につながらなければ、交渉の席を立つ用意をとるべきだ」と述べたものの、交渉中の内容への賛否は明言しなかった。

 同じ民主党候補のなかではバーニー・サンダース上院議員が最低賃金の時給15ドルへの引き上げ、TPP反対などを明言して注目されている。米紙ワシントン・ポスト(電子版)は「サンダース氏を支持するようなリベラル層はクリントン氏の態度に不満を残したままだろう」としている。

2527チバQ:2015/07/16(木) 19:48:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150716-00000068-jij-n_ame
ブッシュ元大統領、首を骨折=「容体は安定」―米
時事通信 7月16日(木)12時36分配信

 【ワシントン時事】ブッシュ元米大統領(91)が15日、メーン州の自宅で転倒して首の骨を折り、近くの病院に運ばれた。
 元大統領の広報担当者がツイッターで明らかにし「元大統領の容体は安定しており、元気だ。しかし、首を保護する器具を装着することになるだろう」と説明している。
 CNNによると、元大統領が折ったのは首の脊椎骨。広報担当者はCNNに「入院が長期になるとは想定していない」と語ったという。

2528チバQ:2015/07/16(木) 19:59:26
http://www.sankei.com/world/news/150715/wor1507150048-n1.html
2015.7.15 22:14
【米大統領選】
イラン核協議が争点に浮上 共和候補「最悪の失敗」と批判、評価のクリントン氏「大統領になれば確実順守」

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ヒラリー・クリントン氏=14日、ワシントン(ロイター)
 【ワシントン=青木伸行、加納宏幸】来年の米大統領選の主要候補者は14日、イラン核協議が最終合意に達したことを一斉に取り上げ、選挙戦の争点に浮上した。民主党のヒラリー・クリントン前国務長官が合意を評価したのに対し、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事をはじめとする共和党の候補者は批判の論陣を張り、見解は真っ二つに分かれた。

 国務長官時代にイランの核問題に関与してきたクリントン氏は声明を発表し、「合意はイランが核兵器を取得することを妨げるもので、支持する」と表明。さらに「合意は絶え間なく実行されなければならず、私が大統領になれば、確実に順守されるよう熱心に取り組む」と明言した。

 イランに対しては「履行義務を巧みに逃れたり、(核施設への)査察を制限したりすることは決して許さない。欺きがあれば即刻制裁を元へ戻し、必要なら軍事的な選択も含まれる」と述べ、決然と対処する姿勢を強調した。

 また、「イランがテロ支援国家であることに変わりはない」と、米国などにとり“敵性国家”であるという本質は変わらないとの認識も示した。

 米議会は今年5月、対イラン制裁解除を前に議会の承認を義務づける法案を可決、オバマ大統領の署名を経て成立した。大統領は14日、「合意の履行を妨げるあらゆる立法に拒否権を行使する」と述べ、「不承認」の決議案が可決されても拒否する構えを示していた。

 こうした状況の中、上下両院で多数を握る共和党の大統領候補らからは厳しい意見が相次いだ。

 穏健派のブッシュ氏はアイオワ州で、「無邪気な間違った合意であり、外交ではなく融和策だ」と酷評した。具体的には、「合意はイランに核兵器開発を放棄させるものでなければならない。だが、時間がたてばイランに道を開く内容になっている」と批判した。

 保守派のウィスコンシン州知事のスコット・ウォーカー氏は、「合意は米外交の最悪の失敗の一つとして記憶されるだろう」と手厳しく非難。マルコ・ルビオ上院議員も「イランに制裁を再び科すことが次期大統領の仕事になる」と、合意を破棄する意向を示した。

2529チバQ:2015/07/16(木) 20:05:42
http://www.afpbb.com/articles/-/3054432
米ウィスコンシン州知事、大統領選出馬表明 共和党で15人目
2015年07月14日 09:11 発信地:ワシントンD.C./米国
【7月14日 AFP】米ウィスコンシン(Wisconsin)州のスコット・ウォーカー(Scott Walker)知事(47)は13日、来年の米大統領選に向けてすでに多数が立候補を表明している共和党の指名争いに加わる意向を明らかにした。労働組合に対する強硬姿勢で知られるウォーカー氏は、自身の保守派としての実績を全米に売り込んでいきたいと話している。

 ウォーカー氏は過去に労働組合と激しい対決を繰り広げたことで全米にその名が知られるようになった。同氏はこれまでにも立候補の可能性が広く取り沙汰されてきていたが、同日ツイッター(Twitter)で出馬を表明。その理由として、「米国民には、国民のために闘って勝利する指導者がいてしかるべきだからだ」と記した。同日中に地元ウィスコンシン州で演説が予定されている。

 これで共和党からの出馬を表明した候補者は15人となった。さらにオハイオ(Ohio)州のジョン・ケーシック(John Kasich)知事も、今月中に立候補するとみられている。

 米政治系ウェブサイト「RealClearPolitics.com」が複数の世論調査結果をまとめたところによると、現時点での支持率でウォーカー氏は、ジェブ・ブッシュ(Jeb Bush)元フロリダ(Florida)州知事に次いで2位につけているという。(c)AFP

2530チバQ:2015/07/16(木) 20:57:06
http://mainichi.jp/feature/news/20150716k0000e030192000c.html
米大統領選:「反移民」トランプ氏、支持拡大…共和党
毎日新聞 2015年07月16日 11時15分(最終更新 07月16日 11時36分)
 ◇ブッシュ氏超え、支持率トップに

 【ワシントン西田進一郎】来年の米大統領選への立候補を表明した不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)が共和党の候補者指名争いに異変をもたらしている。「個人資産100億ドル(約1兆2400億円)超」を公言する実業家だが、立候補表明でメキシコ移民に対する侮蔑的な発言をして騒動を巻き起こし、メディアの注目を集めて支持を伸ばしているのだ。最新の世論調査では、ついに同党候補の中で支持率トップに躍り出た。

 「メキシコは、刑務所にいるべき人々など必要のない国民を(米国に)たくさん送ってきている」。トランプ氏は15日のテレビ番組で、改めて持論を展開。「誰も言わないことを私は言う」と強調し、民主党最有力候補のヒラリー・クリントン前国務長官(67)を「米国史上最低の国務長官」と酷評し、共和党のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)も「活力がない」と切り捨てた。

 トランプ氏は6月の立候補表明で、メキシコ移民を「麻薬や犯罪を持ち込んでくる」などと非難した。ヒスパニック系住民向けの放送局やメディア大手、大手百貨店などは次々とトランプ氏との契約関係見直しを発表。トランプ氏はこれら企業や自身の発言を批判した大統領選候補を党派を問わず批判し、米メディアが連日追いかける展開となっている。

 これに合わせてトランプ氏の共和党支持層内での支持率が徐々に上がった。米紙USAトゥデーなどが14日に発表した世論調査では支持率17.2%を記録し、ブッシュ氏の14.0%を抑えて首位に立った。知名度がさらに高まり、「歯に衣(きぬ)着せぬ発言」が一部の保守強硬派の心をつかんだとみられる。

 ただ、無党派層などを合わせた調査対象全体では、トランプ氏の印象を「好ましくない」と答えた人が60.5%に達した。本選挙でクリントン氏と争った場合を想定した質問でも、クリントン氏支持の50.8%に対し、トランプ氏支持は33.7%と大きく水をあけられた。ブッシュ氏はクリントン氏に3.7ポイント差に迫っており、トランプ氏への支持は共和党支持層の一部にとどまっているようだ。

2531チバQ:2015/07/16(木) 20:59:27
http://www.sankei.com/world/news/150716/wor1507160011-n1.html
2015.7.16 10:53
【米次期大統領選】
「史上最も裕福な候補」トランプ氏個人資産は1兆2千億円 暴言連発も支持率党内トップ






質問に答えるドナルド・トランプ氏=14日、米バージニア州(AP)
 来年の米大統領選に共和党から名乗りを上げた不動産王ドナルド・トランプ氏(69)は15日、個人資産が100億ドル(約1兆2400億円)を超えると明らかにした。米メディアが一斉に報じた。昨年の収入だけで3億6200万ドル(448億円)あったという。

 AP通信は「大統領選史上、最も裕福な候補」と報道。ただ、フォーブス誌電子版は資産の計算方法を疑問視し、実際は40億ドルとみられると指摘した。

 トランプ氏は、隣国メキシコからの移民を差別する発言などが話題となり、連日メディアの注目を浴びている。サフォーク大とUSAトゥデー紙が14日に発表した合同世論調査の結果では、トランプ氏の支持率は17・2%に上り、ブッシュ元フロリダ州知事を抜いて党内トップに立った。

 一方でトランプ氏の印象が「好ましくない」と答えた人は60・5%に達した。(共同)

2532チバQ:2015/07/20(月) 13:04:44
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2015071802000155.html
米軍施設乱射 相次ぐ悲劇 銃規制難しく

2015年7月18日 朝刊


16日、米テネシー州の事件現場前で星条旗を手向ける住民。左手奥が軍関係施設(斉場保伸撮影)
写真
 【チャタヌーガ(米南部テネシー州)=斉場保伸】米テネシー州チャタヌーガの軍関連施設で十六日起きた四人の海兵隊員が死亡した銃乱射事件。米国では今年六月十七日にも、サウスカロライナ州チャールストンの黒人教会の銃乱射事件が発生し、九人が犠牲になったばかりだ。相次ぐ悲劇に歯止めを掛ける方法はあるのか-。
 イタリアンレストランや美容院が並ぶショッピングモールの一角にある新兵募集センターには生々しい弾痕が見える。
 「銃規制が今回の事件を止めることができただろうか。犯罪者は規制に従わず、テロリストが従うわけがない。今は祈りたい気持ちだ」。星条旗を片手に、憔悴(しょうすい)しきった様子で立っていた地元のフィリップさんはこう話した。
 捜査当局は、銃撃戦の末に現場で死亡したムハンマド・ユセフ・アブドゥラジーズ容疑者(24)単独の犯行とみている。現段階で国際組織とつながったようなテロ攻撃とはみられない。銃を持つ自由を重視する保守系メディアは「銃の所持が規制されている区域での犯行」と強調して海兵隊が反撃できなかった可能性に言及。規制の効力に疑問をぶつけている。
 一方、米連邦捜査局(FBI)は今月十日、サウスカロライナの銃乱射事件で逮捕されたディラン・ルーフ容疑者について、システムの不備で身元照会ができず、本来止めるべきだった容疑者への銃の販売が止められなかったと発表。システムが機能すれば事件を防げた可能性を指摘した。
 二〇一六年の大統領選に向けても、銃規制のあり方は重要な争点となりそうだ。ただ、豊富な資金に支えられた全米ライフル協会(NRA)の強力なロビー活動で議会は抑え込まれており、抜本的な改革へのハードルは極めて高い。

2533チバQ:2015/07/20(月) 18:15:26
http://www.sankei.com/world/news/150719/wor1507190024-n1.html
2015.7.19 21:41
【米大統領選】
リベラル対保守の主張、先鋭化 党候補者指名争いの初戦・アイオワ州に候補者集結

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17日、米アイオワ州シーダーラピッズで演説の前に化粧を直す民主党のクリントン前国務長官(ロイター)
 2016年米大統領選の民主、共和両党候補20人のうち15人が17、18両日、一斉に中西部アイオワ州を訪れた。来年2月1日に候補指名争いの初戦となる党員集会が開かれる同州。毎回の大統領選で、その後の予備選・党員集会を左右する激戦が続いた結果、民主党は全国に比べてよりリベラル、共和党はより保守的な候補を選ぶ傾向があり、各候補は主張を先鋭化させていた。(アイオワ州エイムズ 加納宏幸)

決選意識のクリントン

 17日夜、州東部シーダーラピッズでは初めて民主党の5人の全候補が参加する集会が開かれた。最有力のヒラリー・クリントン前国務長官(67)は早くも「決選」を意識してか、共和党有力候補ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)をやり玉に挙げた。

 「ブッシュ氏は『米国人は今よりも長い時間働くべきだ』という発言を慌てて弁解した。彼だけでなく共和党候補の政策は労働者(の生活)を厳しくする」

 クリントン氏が声を張り上げると、聴衆からブーイングが起きた。

 世論調査でブッシュ氏とともに上位にいるスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事(47)についても、同州議会が可決した妊娠20週以降の人工妊娠中絶禁止法案に署名する意向であることを挙げ、「生殖に関する女性の決定をとがめるものだ」と批判した。

 会場の外ではクリントン氏とマーティン・オマリー前メリーランド州知事(52)の支持者が気勢を挙げた。オマリー氏の支持率は低いが、州都デモインに住むリーダー格の男性(26)は同性婚容認などの実績を挙げ、「オバマ米大統領だって08年の党員集会の7カ月前は低支持率だった」と勝機はあると主張した。

「宗教保守度」競う共和

 民主党がリベラルな政策を競う一方、共和党候補10人は、聖書の教えに忠実なキリスト教福音派の関連団体が18日にエイムズで開いた大会で口々に保守色の強い政策を訴えた。

 「20年以上の持論だが、婚姻は男女間のものであると信じている」

 こう述べたのはウォーカー氏だ。米連邦最高裁が先月、同性婚は憲法上の権利であると認める判決を下したことを批判するとともに、州が同性婚を禁止できるよう憲法に修正条項を加えるよう主張した。他の候補も口々に伝統的な婚姻の重要性を訴え、約2千人の聴衆から喝采を受けた。

 共和党の党員集会は「宗教保守」の動向がカギを握る。米調査機関ピュー・リサーチ・センターの調査では12年大統領選で党員集会参加者の57%が自らを福音派など敬虔(けいけん)なキリスト教徒と答えたからだ。

全米で勝てる候補を

 「16年にはこの割合がより高くなるだろう。同性婚に関する最高裁の判断で信仰の自由が脅かされ、正しい投票をしたい人々に動機を与えているからだ」

 エイムズの大会を主催した保守系団体「ファミリー・リーダー」のボブ・バンダープラーツ代表は産経新聞のインタビューにこう答えた。過去2回の大統領選で支持表明した候補は党員集会を制したものの党の指名は得られなかった。意中の候補は明かさなかったが「アイオワだけでなく全米で勝てる候補」が理想だ。

 アイオワ州立大のジェームズ・マコーミック教授は、08年の党員集会で穏健派とみられたミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事がマイク・ハッカビー元アーカンソー州知事に敗れたのは「(小さな政府を志向する)経済的保守や、(中絶などに反対する)社会的保守が投票したのが理由だ」と分析する。

 アイオワ州の両党支持者は、初戦で流れを決めることに強い誇りを抱いている。候補を慎重に品定めする有権者を取り込むため、各陣営は徹底的な「どぶ板選挙」を展開している。

2534チバQ:2015/07/20(月) 18:16:11
http://www.sankei.com/world/news/150719/wor1507190017-n1.html
2015.7.19 18:55
【米大統領選】
「捕まったから英雄になれた」共和党の“暴言王”トランプ氏、捕虜経験のマケイン上院議員を侮辱

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集会でスピーチするドナルド・トランプ氏=18日、エイムズ(AP)
 【エイムズ(米アイオワ州)=加納宏幸】次期米大統領選で共和党候補指名争いに出馬した不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)は18日、ベトナム戦争で長期間、捕虜になった同党のマケイン上院軍事委員長を「彼は捕らえられたから戦争英雄になった。私は捕虜にならなかった人が好きだ」と侮辱した。エイムズでの集会で語った。

 トランプ氏は移民問題でメキシコ人を「強姦犯」と決めつけるなどの暴言の後に支持率が上昇。党のイメージ低下を懸念する他の候補たちは同じ集会で即座にトランプ氏を非難した。

2535チバQ:2015/07/20(月) 18:24:51
側近序列1位の黄炳瑞軍総政治局長
4位の金元弘国家安全保衛部長

http://www.sankei.com/politics/news/150719/plt1507190002-n1.html
2015.7.19 05:00

金正恩氏側近、序列1位と4位が権力闘争 いずれかが粛清か 拉致再調査に影響も

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 金(キム)正(ジョン)恩(ウン)第1書記による玄(ヒョン)永(ヨン)哲(チョル)人民武力部長の粛清後、側近序列1位の黄(ファン)炳(ピョン)瑞(ソ)軍総政治局長と4位の金(キム)元(ウォン)弘(ホン)国家安全保衛部長が熾(し)烈(れつ)な権力闘争を繰り広げていることが18日、分かった。朝鮮半島関係者が明らかにした。金第1書記は今のところ静観する構えだが、最終的にはどちらかの粛清に踏み切る可能性がある。金保衛部長が失脚すれば、北朝鮮による日本人拉致被害者を再調査している特別調査委員会(委員長・徐(ソ)大(デ)河(ハ)国家安全保衛部副部長)の動向に影響が及ぶことになる。

 関係者によると、今春の玄氏の粛清直後、金保衛部長の部下4人も処刑された。いずれも金部長の側近で、金第1書記が出席した行事に参加しなかったことを理由に不敬罪で処罰された。

 ところが、その後の保衛部の調査では、そもそも4人には行事の告知が行われていなかったことが判明。思想統制にあたる黄局長は金第1書記が出席した行事を主催する立場で、あえて4人に知らせず、処刑に追いやったとみられる。

 2人の軋(あつ)轢(れき)は、2012年4月の金保衛部長の就任から始まった。

2536チバQ:2015/07/20(月) 18:42:34
http://www.afpbb.com/articles/-/3054571
米大統領選出馬のトランプ氏、「ナチス兵」画像投稿で冷笑浴びる
2015年07月15日 14:57 発信地:ニューヨーク/米国
【7月15日 AFP】2016年米大統領選に共和党から立候補した不動産王ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が14日、選挙活動の一環として、米ホワイトハウス(White House)の下をナチス・ドイツ(Nazi)の兵士が行進しているように見える画像をツイッター(Twitter)に投稿し、冷笑を浴びせられている。

 画像は、トランプ氏自身の顔とドル紙幣、ホワイトハウス、銃を担いで行進する兵士らを米国旗に重ね合わせたもので、「米国を再び偉大な国に」というキャッチフレーズが添えられていた。

 だが画像には一つ問題があった。行進している兵士は、米国の英雄ではなく、ナチス武装親衛隊(Waffen SS)の軍服を着た人々だったのだ。このことから、600万人ものユダヤ人を大量虐殺したナチスと英雄との違いを見分けられなかったトランプ氏を揶揄する声が起きた。

 トランプ氏の陣営の広報担当者はAFPの取材に対し、画像は若いインターンが作成・投稿したもので、旗の中の人物が不明瞭だったために誤りが起きたと弁明。「インターンは謝罪して、すぐにツイートを削除した」と述べた。

 この誤りには、米海軍大学(US Naval War College)の元教授ジョン・シンドラー(John Schindler)氏が最初に気づき、ツイッター上で指摘した。同氏はAFPの取材に対し、「ドイツ軍の制服に詳しい人なら、非常に明白なことだ」と述べつつも、「歴史に無知で、調べ物もしていないことが明らかなソーシャルメディア担当のインターンがいる人なら、誰にでも起こりうることだ」と、寛大な意見も述べている

 トランプ氏はこれまでの選挙運動でも、メキシコからの移民を「強姦魔」と呼び、ヒスパニック系米国人や対立候補の怒りを買っている。(c)AFP

2537チバQ:2015/07/21(火) 21:18:06
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150721-00000004-jct-soci
反日運動のマイク・ホンダ議員がピンチ 議会が「寄付の見返り」調査、議席失う可能性も
J-CASTニュース 7月21日(火)18時32分配信

反日運動のマイク・ホンダ議員がピンチ 議会が「寄付の見返り」調査、議席失う可能性も
ホンダ議員(写真左)は「女性に対する暴力を終わらせる」と主張している(写真はホンダ議員のウェブサイトから)
 いわゆる従軍慰安婦問題などをめぐり日本に批判的な活動を続けている米国のマイク・ホンダ下院議員が、窮地に立たされることになりそうだ。ホンダ氏は2014年秋の選挙でかろうじて7期目の当選を果たしたが、その選挙活動の際、寄付を受ける見返りに支持者を国務省のイベントに招待するという便宜を図っていた疑いが浮上した。

 すでに米議会の倫理委員会は疑惑について審査を行うことを発表。最悪の場合、議席を失う可能性すらある。

■「すでにホンダ議員を支持している南アジア人のリストはないのか」

 発端は、ニュースサイト「サンノゼ・インサイド」が14年9月に報じた陣営内のメールのやり取りだ。メールは、国務省のイベントに誰を招待するかを検討する内容で、「過去、候補者に対して巨額の寄付をした南アジア人の技術者や投資家のリスト」が添付されている。ただ、このリストに載っている人はホンダ氏に寄付したことはない。

 このメールに対する返信では、どうすればリストに載っている人に寄付してもらえるか検討を求めており、

  「すでにホンダ議員を支持している南アジア人のリストはないのか」

ともある。

政治献金の依頼は公的活動とリンクしてはならない
 サンノゼ・インサイドでは、米議会の倫理マニュアルには、

  「政治献金の依頼は、議員や議員スタッフが公的に行ったり、行おうとしている事柄とリンクしてはならない」

といった内容が盛り込まれていることから、寄付と引き換えに公的なイベントに招待するというホンダ陣営の行動は違法だと指摘している。

 ホンダ議員と同じ選挙区の市長らが疑惑を米議会の倫理局に告発し、倫理局は調査を進めてきた。倫理委員会が倫理局による調査結果を踏まえて、議員の処分といった対応を検討する。倫理局は報告書を15年6月5日に倫理委員会に提出し、倫理委員会は15年7月20日、審査を行うことを発表した。倫理委員会は、審査の結果を9月3日までに発表する。

 この疑惑は、カリフォルニア州弁護士の資格を持つケント・ギルバート氏もブログで紹介しており、「ホンダ議員が議席を失う可能性もあります」と指摘している。

2538チバQ:2015/07/21(火) 21:21:24
http://mainichi.jp/feature/news/20150721k0000e030141000c.html
米大統領選:トランプ氏、党重鎮を侮辱 他候補者から批判
毎日新聞 2015年07月21日 10時47分(最終更新 07月21日 13時04分)
 【ワシントン西田進一郎】来年の米大統領選の共和党候補者指名争いに立候補している不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)が2008年大統領選の同党候補だったジョン・マケイン上院議員(78)を侮辱し、また物議を醸している。トランプ氏の党内支持率は、6月のメキシコ移民への蔑視発言の後に急上昇し、現在首位。放置できないと警戒し始めた同党の他の候補から、一斉に批判が出始めた。

 マケイン氏から移民発言などへの批判を受けていたトランプ氏は、18日の集会で反論した。ベトナム戦争中に捕虜として約5年半とらわれ、米国内で英雄とされるマケイン氏について「英雄とされているのは捕虜になったからで、私は捕虜にならなかった人たちが好きだ」と発言。マケイン氏は海軍士官学校で「クラスで最下位か、下から2番目だった」などとも述べた。

 放言で注目を集めるトランプ氏の党内支持率は高い。米ABCテレビなどが16〜19日に実施した世論調査では、首位の24%で、2位で13%のウィスコンシン州のスコット・ウォーカー知事(47)以下に大差をつけた。同テレビは「ほとんどはマケイン氏に対する発言の前に実施された」としている。

 他候補はこれまで控えていた厳しい批判を今回は展開。マルコ・ルビオ上院議員(44)は「全戦時捕虜への侮辱で、米軍最高司令官として失格だ」とし、リック・ペリー前テキサス州知事(65)も「直接謝罪するまで、国のトップを務める人格や資質を持っているとは考えない」と、選挙戦からの撤退を求めた。

 マケイン氏は20日のテレビ番組で、自身への謝罪は求めず、トランプ氏には国に尽くす中で犠牲になったり、投獄されたりした人たちの家族に対し、謝罪する義務があるとの考えを示した。

2539チバQ:2015/07/22(水) 22:37:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150722-00000026-jij_afp-int
止まらぬ「トランプ節」、今度は対立候補やり玉に 米大統領選
AFP=時事 7月22日(水)15時1分配信

止まらぬ「トランプ節」、今度は対立候補やり玉に 米大統領選
米カリフォルニア州ビバリーヒルズのホテルで記者会見するドナルド・トランプ氏(2015年7月10日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】2016年米大統領選に共和党から立候補した不動産王ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏は21日、サウスカロライナ(South Carolina)州で行った演説で、同党の対立候補らをあざける発言を連発した。トランプ氏はこれまでの選挙活動でも相次ぐ放言で話題を集め、共和党の16人の候補者の中で支持率トップに躍り出ている。

 トランプ氏はサウスカロライナ(South Carolina)州で行った演説で、まずリンゼー・グラム(Lindsey Graham)上院議員を「取るに足りない人間」と切り捨てると、同議員が4〜5年前に電話を掛けてきて選挙運動の資金として献金を依頼してきたことを暴露。「なんなんだこの男は。物乞いか? 」と苦言を呈した後、グラム議員の携帯電話番号を読み上げ、電話するよう聴衆に呼び掛けた。

 次に、リック・ペリー(Rick Perry)前テキサス(Texas)州知事に矛先を向け、「支持率が実に低い。知的な人間だと見せかけるために眼鏡を掛けているが、無駄だ。世間は、あの眼鏡の奥を見通せる」とコメント。

 さらに、ジョージ・H・W・ブッシュ(George H.W. Bush)元大統領を父親に持ち、ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)前大統領を兄に持つジェブ・ブッシュ(Jeb Bush)元フロリダ(Florida)州知事については、交渉下手だと述べた。

 トランプ氏は、先月16日に出馬を表明した際にも話題を呼んだが、その後、米国入りするメキシコ移民は麻薬の密売や強姦(ごうかん)などの犯罪の源になっているとの発言で物議を醸した。

 さらに18日には、米国で最も尊敬を集める政治家の一人、ジョン・マケイン(John McCain)上院議員(共和党)を批判し、さらに大きな波紋を呼んだ。マケイン議員は、ベトナム戦争に海軍パイロットとして派遣された際、戦闘機が撃墜され、5年間の捕虜生活を送り、拷問を受けた。軍での働きを認められて勲章も授与されているが、トランプ氏は「彼は戦争の英雄なんかじゃない。捕まったから戦争の英雄になった。私は捕まらなかった人間が好きなんだよ」と発言した。【翻訳編集】 AFPBB News

2540チバQ:2015/07/22(水) 22:38:24
http://www.afpbb.com/articles/-/3055139?utm_source=yahoo&amp;utm_medium=news&amp;utm_campaign=txt_link_Wed_r1
米大統領選、オハイオ州知事が出馬表明 共和党 過去最多の16人目
2015年07月22日 10:49 発信地:ワシントンD.C./米国

【7月22日 AFP】米オハイオ(Ohio)州のジョン・ケーシック(John Kasich)知事が21日、来年の米大統領選を目指す共和党候補指名に名乗りを上げた。共和党の主要候補は同党としては過去最多の16人となった。

 ケーシック氏は州都コロンバス(Columbus)での出馬表明の演説を行い、米国の「再生」を公約に掲げた。

 ケーシック氏は1983年から2000年まで米下院議員を務めた。共和党の伝統的な支持基盤以外のブルーカラー層や失業者、非正規雇用者、社会的少数者などからの支持取り付けを狙っている。(c)AFP

2541チバQ:2015/07/22(水) 22:42:42
http://www.sankei.com/world/news/150722/wor1507220001-n1.html
2015.7.22 11:00
【アメリカを読む】
大統領選の足引っ張る撹乱兄弟 共和党・トランプ氏&民主党・サンダース氏 暴言・妄言も支持は拡大…

 2016年大統領選の共和党候補指名争いに参戦した不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)の暴言が止まらない。支持はなぜか急拡大。このままでは8月6日の初の討論会に参加する資格を得ることになるため、共和党はイメージダウンを恐れている。民主党でも社会主義者を自称する無所属のバーニー・サンダース上院議員(73)が好調だ。勝ち目がないとはいえ、2人が主要候補にとって目の上のたんこぶのような存在であることは間違いない。

共和、暴言に戦々恐々

 米メディアは当初、不法移民の入国を防ぐためメキシコとの国境に「万里の長城」を築くとしたトランプ氏の6月16日の出馬表明を「他の候補が愚かに見えなくなる」などとちゃかし気味に報じた。完全に泡沫のキワモノ候補扱いだったが、世論調査の結果を見て、暴言による波紋を深刻に伝え始めた。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス(RCP)」による直近4回の世論調査の平均では、トップのジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)の16.3%に対してトランプ氏は7位の6.5%に過ぎないが、出馬表明後の2回の世論調査では10%以上の支持を集め、2位に躍り出た。

 トランプ氏は外国に米国人の雇用が奪われているという文脈で、次のように「移民侮辱」発言を行った。

 「米国はゴミ捨て場になってしまった。メキシコはたくさんの問題を抱えた人々を送り出し、米国に問題をもたらしている。彼らは犯罪や麻薬を持ち込む。彼らは強姦魔だ」

 「南の国境に万里の長城を築く。そして、メキシコにその費用を払わせる」

 民主党最有力候補のヒラリー・クリントン前国務長官(67)は、トランプ氏に加えブッシュ氏ら共和党の有力候補を攻撃する材料として、この発言を使っている。トランプ氏の発言に対し、「共和党が即座に『やめなさい』と反応しなかった」(クリントン氏)ことが問題というわけだ。

 大統領選で重要さを増すヒスパニック(中南米系)票を獲得する上で、共和党にとってトランプ氏の暴言騒動がアキレス腱(けん)になるのは確実だ。

 共和党のイメージダウンを恐れた党全国委員会のラインス・プリーバス委員長(43)は、トランプ氏に対して発言をトーンダウンさせるよう求めた。複数の米メディアが報じた。

 12年の前回大統領選で、共和党のミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事(68)はヒスパニック票を27%しか獲得できず、71%のバラク・オバマ大統領(53)に大きく水を開けられた。プリーバス氏はマイノリティー(少数派)層からの不人気に危機感を抱き、支持獲得のための改革を実行に移してきた。トランプ氏の発言はせっかくの努力を水泡に帰させるものだった。

2542チバQ:2015/07/22(水) 22:43:02
民主にも「トランプ現象」

 一方、民主党でも最低賃金を時給15ドル(約1800円)に引き上げろと主張しているサンダース氏が注目されている。来年の予備選・党員集会で初戦となるアイオワ州で行われたキニピアック大学の世論調査で33%の支持を集めたからだ。

 確かにRCPの平均ではクリントン氏62.8%に対してサンダース氏14.3%で、全米でみればクリントン氏が圧倒している情勢に変わりはない。ただ、サンダース氏への支持の背景には環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)など自由貿易の進展によって雇用の場が失われることへの白人中間層の不安があるとみられ、「トランプ現象」と共通する部分がある。

 「サンダース、トランプ両氏が党の指名を勝ち取ることはないだろう。ただ、誰が最終的に指名を受けるにせよ、2人の存在はホワイトハウスへの道をより険しくするはずだ」

 ジョージ・W・ブッシュ前大統領(69)の参謀として知られたカール・ローブ元大統領次席補佐官は米紙ウォールストリート・ジャーナルにこう寄稿し、2人を有力候補者の足を引っ張る「攪(かく)乱(らん)兄弟」と位置付けた。12年の大統領選が佳境を迎えた時、人工中絶をめぐって共和党のトッド・エイキン下院議員(68)=当時=が「レイプの場合は妊娠しない」と発言し、ロムニー氏の足を引っ張ったことを挙げ、トランプ氏が同じように共和党のブランドを汚す可能性があると指摘している。

 エイキン氏の発言は人工中絶に反対する保守層の受けを狙ったものだったが、“攪乱兄弟”も共和、民主両党のコアな支持層にメッセージを発している意味では同じ。

 主要候補が2人の主張に引きずられると、決戦の段階で無党派層から手痛いしっぺ返しを受けることになる。(ワシントン支局 加納宏幸)

2543チバQ:2015/07/23(木) 19:59:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150723-35067795-cnn-int
「当選したら口を慎む」 問題発言連発のトランプ氏
CNN.co.jp 7月23日(木)15時41分配信

(CNN) 次期米大統領選の共和党候補指名争いに出馬を表明している不動産王のドナルド・トランプ氏は22日、CNNのインタビューに対し、大統領になったら発言を慎むつもりはあるかとの問いに「そう考えている。話し方を変えるつもりだ」と語った。

問題発言やライバル候補への攻撃で物議を醸しているトランプ氏だが、ライバル候補への攻撃については、やられたからやり返しているだけだと説明。

トランプ氏は「リンジー・グラハム(上院議員)への攻撃も、私が始めたわけではない。グラハム議員など私の眼中にはなかった。私のことを(先に)間抜け呼ばわりしたのはグラハム議員だ。やり返さずにいられるか」と述べる。

トランプ氏は報復として、21日のサウスカロライナ州の集会でグラハム議員のことを「ばか」と言い、聴衆の前で議員の携帯電話番号を読み上げるという挙に出た。

トランプ氏に言わせれば、グラハム議員からの批判は「不公平」だ。「私を悪者扱いしている誰かさんは、私のオフィスに来て献金を求め、テレビに出してくれた言った人間だ」

最新の世論調査で、他州に先駆けて予備選や党員集会が行われる州において、トランプ氏を支持しないと答えた人が多かった件について尋ねると、トランプ氏は機嫌を損ねた様子だった。

トランプ氏は、「否定的な話しかしようとしない。なぜ肯定的な世論調査を取り上げないのか。私は全米でトップを走っている」と語った。

実業家としての成功のおかげで、金融系のメディアからは公平に扱われているが、政治記者は別だとトランプ氏は言う。「政治メディアの60〜70%はまったくいんちきだ」

2544チバQ:2015/07/23(木) 19:59:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150723-00000022-jij-n_ame
NY州の最低時給、7割増へ=ファストフード業界で
時事通信 7月23日(木)7時56分配信

 【ニューヨーク時事】米ニューヨーク州の諮問委員会は22日、ファストフード業界で働く従業員の最低賃金について、現在の約7割増となる時給15ドル(約1860円)に引き上げることを決めた。
 近く正式決定の見込み。
 米国では最近、ロサンゼルスやサンフランシスコなどの都市の最低時給も、15ドルへの引き上げが決定したばかり。米経済の中心地ニューヨーク市を抱える同州の決定を受けて、賃上げの動きが全米に広がりそうだ。
 ニューヨーク州の最低時給は現在、8.75ドル。ニューヨーク市で2018年末までに、それ以外の地域は21年7月1日までに15ドルへと段階的に引き上げられるという。
 ニューヨーク州ではファストフード業界の低賃金労働者が多いことから、賃上げがその他の業界にも波及するとみられる。

2545チバQ:2015/07/26(日) 21:08:39
http://www.sankei.com/world/news/150724/wor1507240025-n1.html

2015.7.24 12:16

同性愛者差別に禁止法案 米リベラル派が提出





 米上下両院の民主党リベラル派議員団は23日、同性愛者の差別を禁止する法案を両院に提出したと発表した。黒人差別の禁止を規定した1964年の公民権法などを改正し、教育、就職、住宅確保などをめぐるあらゆる差別から同性愛者らを保護する内容で「平等法案」と名付けた。

 下院は、自ら同性愛者であることを公表しているシシリン議員が中心となり、同党下院指導部のペロシ院内総務やホイヤー院内幹事もこの日の記者会見に参加。共同提案者は約160人に上るという。上院はマークリー議員が提出者となった。

 ただ、米メディアによると両院の多数派を押さえる共和党の議員の賛同者はおらず、成立は極めて厳しい状況。

 米国では6月下旬に同性婚を合憲とする歴史的な連邦最高裁判決が出たばかりだが、同性愛者に対する差別的な行為は後を絶たない。(共同)

2546チバQ:2015/07/26(日) 21:35:14
http://www.afpbb.com/articles/-/3055522
米大統領選、話題さらう「放言家」トランプ氏
2015年07月26日 14:31 発信地:ニューヨーク/米国
政治
【7月26日 AFP】新聞の見出しを独占し、風刺家を大笑いさせ、米共和党の本流派をいらつかせているのは、2016年米大統領選の同党候補者指名争いに名乗りをあげている不動産王のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏だ。6月16日に出馬を表明して以来、刺激的な発言や暴言を繰り出してほぼ連日メディアをにぎわせ、ホワイトハウスを目指すレースを乗っ取っているかのようだ。

 先週行った演説では、共和党予備選のライバル、リンゼー・グラム(Lindsey Graham)上院議員を「取るに足りない人間」と切り捨てると、同議員が4〜5年前に電話を掛けてきて選挙運動の献金を依頼してきたことを暴露。「なんなんだこの男は。物乞いか?」と苦言を呈した後、グラム議員の携帯電話番号を読み上げ、電話するよう聴衆に呼び掛けた。続いてリック・ペリー(Rick Perry)前テキサス(Texas)州知事について「支持率が実に低い。知的な人間だと見せかけるために眼鏡を掛けている」とコメントした。

 さらに民主党の指名候補争いの先頭を走るヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏については「わが国の歴史上最悪の国務長官」だったとけなし「彼女は負ける、そして負かすのは私だ」と述べた。

 トランプ氏の動向を楽しんでいる米国人も、うんざりしている米国人もいる。ワシントンの政治に飽き飽きしている大勢の有権者たちは、トランプ氏は自分たちの声を代弁していると言い、ケーブルテレビはトランプ氏の一挙手一投足を伝えている。

 バスケットボールの元スター選手、デニス・ロッドマン(Dennis Rodman)氏は24日、ツイッター(Twitter)で50万人のフォロワーに対し「(トランプ氏は)長年の偉大な友人。他の政治家は要らない。トランプ氏のようなビジネスマンが必要だ!トランプ・2016」とつぶやいた。

 英世論調査会社ユーガブ(YouGov)が24日に発表した共和党有権者の最新の世論調査では、トランプ氏の支持率が28%でトップで、2位のスコット・ウォーカー(Scott Walker)ウィスコンシン(Scott Walker)州知事の13%を大きく上回っていた。

 トランプ氏の発言にみられる厚顔ぶりや突飛な行動は、共和党、民主党を問わず他の候補たちのより慎重な発言が注目される余地をほとんど残さない。「ローゼンバーグ・アンド・ゴンサレス・ポリティカル・レポート(Rothenberg and Gonzales Political Report)」の創始者スチュアート・ローゼンバーグ(Stuart Rothenberg)氏は米NBCニュースに対し「ドナルド・トランプは、同じ部屋にいる全員の分の酸素を吸ってしまっている」とたとえた。

 トランプ氏は23日、金色の巨大な文字で自分の名前が書かれたプライベートジェットでテキサス(Texas)州のメキシコ国境に現れ、不法移民を非難すると同時にラテン系への好意を宣言した。この様子は米CNNテレビで生中継で取り上げられたが、対照的に同じ日に出馬宣言をしたオハイオ(Ohio)州のジョン・ケーシック(John Kasich)知事はほとんどメディアに無視された。

 共和党のライバル候補たちは、これほど予想外な、大衆受けする候補者をかわす術を知らない。NBCテレビ政治部ディレクターのチャック・トッド(Chuck Todd)氏は「トランプ氏を攻撃し、排除すればするほど、彼に勢いが出てしまうことを他の候補者たちは懸念している」という。一方、「ザ・ドナルド」の愛称で呼ばれ、100億ドル(約1兆2000億円)の資産があると語り、選挙資金は自腹でまかなっているというトランプ氏はこうした注目を楽しんでいるようだ。

 現代の米国で最も有名な政治コメディアンのジョン・スチュワート(Jon Stewart)氏は8月で長年務めた政治風刺番組「ザ・デイリー・ショー(The Daily Show)」のキャスターを降板するが、トランプ氏に関する風刺を連日披露し「ドナルド・トランプよ、ありがとう。私の最後の6週間を最高の6週間にしてくれて」と述べた。

 しかしユーガブの世論調査によると、共和党予備選の登録有権者のうち、トランプ氏が共和党の大統領候補指名を勝ち取ると思っている人はわずか10%。36%でダントツに有望視されているのは、父と兄が米国大統領経験者の元フロリダ(Florida)州知事、ジェブ・ブッシュ(Jeb Bush)氏だ。(c)AFP/Brigitte DUSSEAU

2547チバQ:2015/07/27(月) 21:40:29
http://www.sankei.com/world/news/150727/wor1507270014-n1.html
2015.7.27 10:03
【米大統領選】
暴言・トランプ氏、なお根強い人気 共和党の過半数が脱落望まず






米アイオワ州で記者会見するトランプ氏=25日(ゲッティ=共同)
 来年の米大統領選に共和党から出馬表明した不動産王ドナルド・トランプ氏が、暴言で物議を醸しながらも根強い人気を維持し、同党を支持する登録有権者の過半数が現時点で同氏の脱落を望んでいないことが26日、CNNテレビの世論調査で分かった。

 トランプ氏は18日、元大統領候補のマケイン上院議員が英雄扱いされているのは、ベトナム戦争で捕虜になったからだとし「私は捕虜にならなかった人の方が好きだ」とやゆし、ほかの候補から反発を受けた。

 CNNの調査は22〜25日に実施。52%がトランプ氏に党候補指名争いを続けてほしいと答え、「脱落してほしい」は33%だった。15%が無所属候補として本選に出馬することを期待すると答えた。

 獲得支持率は、トランプ氏が首位で18%。ブッシュ元フロリダ州知事が15%で続いた。(共同)

2548チバQ:2015/07/27(月) 21:41:22
http://www.sankei.com/west/news/150723/wst1507230001-n1.html
2015.7.23 11:00
【エンタメよもやま話】
強姦魔、中国人は賢い、日本は…大富豪トランプ氏が映す米国保守層の本音と大統領選





(1/5ページ)【岡田敏一のエンタメよもやま話】

ありえない人種差別発言などを連発し、全米の顰蹙(ひんしゅく)を買う大富豪ドナルド・トランプ氏=7月18日、アイオワ州(AP)
 日本では自民党若手議員の勉強会で飛び出した暴言の数々(字にするのも不快)が先ごろ、波紋を広げましたが、米国でもいま、エンターテインメントの世界などでも名が知られた著名人の暴言が国を揺るがす大変な事態になっています。今週の本コラムではこの騒動についてご説明いたします。

暴言どころか、トランプ節“中国の主席は、オバマ大統領より遥かに賢い”

 渦中の人物は、米の不動産王で大富豪のドナルド・トランプ氏(69)です。ニューヨークの5番街にある有名な超高層ビル「トランプ・タワー」(超高級マンションと商業エリアで構成)を所有するほか、ホテルやカジノなども経営するやり手のビジネスマンで知られ、総資産額は何と41億ドル(約5027億円、今年7月現在、米経済誌フォーブス調べ)!!。

 そのうえ、米3大ネットワークのひとつ、NBCテレビが2004年から放送中の視聴者参加型リアリティ番組「ジ・アプレンティス(見習い生)」のプロデューサー兼主演として茶の間の人気者にもなりました。

 番組名の通り、一般視聴者から選ばれた参加者が、トランプ氏の関連企業で要職を得るため見習い仕事で競い合う番組なのですが、ダメな参加者を切るときのキメ台詞「You’re fired(お前はクビ)」が流行語になる程の人気番組で知られています。

 そんな彼ですが、もともと出たがり&政治にも首を突っ込みたいタイプとあって、2016年の米大統領選を戦うべく、保守・共和党の候補を選ぶ予備選挙に出馬表明したのですが、6月16日に自身の象徴でもあるニューヨークのトランプ・タワーで行ったその出馬表明で、こう言ったのです(この日の米紙ワシントン・ポスト電子版に演説の全文が掲載されています)。

 「メキシコ人は米に多くの問題をもたらします。彼らは麻薬や犯罪を持ち込み、レイプ魔でもあります。無論、良い人もいますがね」

 「メキシコから米に不法移民が来ないよう、私は米南部の国境沿いに万里の長城を築きますよ。誰も効果的な壁を築いてはいませんが、私は非常に安価でそれを築きたいと思います」

 「私は中国が大好きです。世界最大の銀行が中国からやってきました。その銀行の米国本部がどこにあるかご存じですか?。このトランプ・タワーにあるんですよ。そして、中国の指導者は、われわれの指導者より遥かに賢いんですよ」

 「日本は米に何百万台もの自動車を輸出していますが、みなさんはいま、東京でシボレー(アメ車の代表ですな)を見かけますか?」

 「私は、神が人類を創りたもうて以来、最も多くの雇用を生み出す大統領になりますよ。中国、メキシコ、日本、そして他のさまざまな国々から米に雇用とお金を取り戻します」

 米国でこんな発言をして、タダで済むはずがありません。

3大“世界美女コンテスト”が…「提携やめる!」

 6月25日付の米CNNテレビや英紙デーリー・メール(いずれも電子版)などによると、まず、メキシコ人などヒスパニック(中南米)系住民向けのテレビ番組を放送している米最大のスペイン語放送局「ユニビジョン」が大激怒。

 6月21日、ユニビジョンを代表するメキシコ系米国人のニュースキャスター、ホルヘ・ラモス氏(57)が自身のブログで「あなたの(会社の)利益はメキシコ人が働いて稼いだものだ。トランプ帝国はメキシコ人の従業員がいなければ生き残れない」と反論。

 トランプ氏もさすがにまずいと思ったのか、6月25日、米FOXニュースに対し「私はメキシコとメキシコ人が大好きだ」と弁解しましたが、ユニビジョンは同じ日「トランプ氏の侮辱発言を受け、彼が共同オーナーを務めるミス・ユニバース機構(MUO)との提携関係を解消し、7月12日に放送される今年のミスUSAの放映を中止する」と発表したのです。

 MUOはトランプ氏とNBCテレビを傘下に持つNBCユニバーサルが共同出資する団体で、1952年から続く「ミスUSA」と、ミスUSAをはじめとする世界のミスが競い合う「ミス・ユニバース」、そして14〜19歳が対象の「ミスティーンUSA」(83年スタート)の3大ミスコンの主催団体です。

2549チバQ:2015/07/27(月) 21:41:45
 というわけで、全米でのテレビ放映(英語版)はNBCが担当し、ユニビジョンは今年1月、全世界のスペイン語圏の国々に向けてミスUSAとミス・ユニバースを放映する権利を5年契約・1500万ドル(約18億5000万円)で獲得したのですが、それを破棄したのです。

 さらに6月29日付ロイター通信などによると、ユニビジョンだけでなく、当のNBCも事態を重視し、トランプ氏との業務上の契約をすべて破棄。「ミスUSA」と「ミス・ユニバース」の放送打ち切りを決めたほか、前述したリアリティ番組「ジ・アプレンティス」もトランプ氏抜きで放送を続けると発表しました。

 トランプ氏はユニビジョンやNBCに対し、契約違反だと怒り、提訴する考えを表明していますが、米大手百貨店メイシーズがトランプ・ブランドの紳士服の取り扱いを停止するなど、トランプ氏をボイコットする動きが広がっています。

 以前の本コラムでも書いたように、米では人種問題でしくじると政治もビジネスも成り立ちませんから、当然の措置と言えるでしょう。

 なぜなら、米国ではいま、中南米系のようにスペイン語を話す人々の人口がメキシコに次いで世界2位になっているからです。6月30日付英紙ガーディアンや7月1日付米CNNテレビ(いずれも電子版)によると、スペインに本部がある名門非営利学術機関「セルバンテス文化センター」の調査で判明したのですが、いまの増え方だと、その数は2050年までに国民の約3分の1に当たる1億3000万人以上となり、1位になる見通しだといいます。

 今回、そんな米国に住む中南米系をカンカンに怒らせたとあって、他の共和党の連中もトランプ氏の暴言には困り果てています。しかし、トランプ氏は全く懲(こ)りておらず、7月6日付米NBCニュース(電子版)によると、同じ共和党の候補を決める予備選に立候補した有力候補のひとりで、父と兄が大統領経験者のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)の妻コルンバさん(61)がメキシコ人であることを知っていて、7月4日、何を思ったか、ツイッターで「ジェブ・ブッシュは嫁がメキシコ人なんだから、メキシコからの不法移民を好きになるべきだ」との第三者の投稿をリツイートしたのです。

 当然ながらこれが非難を浴び、6日、このリツイートを削除し、再び全米を呆れさせました。このリツイート事件を受け、ブッシュ氏は5日、ニューハンプシャー州で記者団に「私は彼が共和党を代表する存在だとは思わないし、彼の見解は大多数の共和党員の中心的な考えから外れている」と非難しました。

 彼の番組風に言えば、いまや彼自身が大統領選に関し「お前はクビ」と宣告されているようなものなのですが、恐ろしいことに、そんな彼が支持率を大きく伸ばしているのです。

泡沫が一転“トランプ大統領”誕生の可能性

 7月1日付米CNNポリティクス(電子版)が伝えていますが、CNNと米調査会社ORCが、彼の暴言問題勃発(ぼっぱつ)以降の6月26〜28日に全米の成人1017人に電話調査したところ、共和党の予備選挙に出馬表明、もしくは出馬が噂される計16人の支持率を見ると、1位はジェブ・ブッシュ氏で19%。前回調査(5月29〜31日)では13%で2位でしたが、6ポイント伸ばして1位に返り咲きました。

 ところがトランプ氏はもっと凄い動きを見せたのです。前回、3%と泡沫(ほうまつ)扱いだったにも関わらず、何と今回、9ポイントも伸ばして12%を獲得。いきなり2位に急浮上したのです。

 さらに「経済問題に対処するのに最も適任だと思われる共和党の候補者は」との問いでは、1位のブッシュ氏と2位のトランプ氏では20%と19%でほぼ拮抗(きっこう)。おまけに「投票に行きますよ」という意思表示である「選挙人登録」の手続きを済ませた人々の回答では1位はトランプ氏で20%、ブッシュ氏は2位で16%だったのです。

 まあ、これが米の保守層の本音ということでしょうか。ヒスパニック系はヤクの運び屋&レイプ魔でそもそも論外。景気回復のためには中国と手を結び、日本に圧力をかける。いやはや困ったもんですね…。そして、こうしたトランプ氏の予想を超える人気ぶりに他の共和党の候補者たちも混乱しています。   (岡田敏一)

 ◇

 【プロフィル】岡田敏一(おかだ・としかず) 1988年入社。社会部、経済部、京都総局、ロサンゼルス支局長、東京文化部などを経て現在、編集企画室SANKEI EXPRESS(サンケイエクスプレス)担当。ロック音楽とハリウッド映画の専門家。京都市在住。

 ◇

 ■毎週、日本を含む世界のエンタメの面白情報などをご紹介します。ご意見、ご要望、応援、苦情は toshikazu.okada@sankei.co.jp までどうぞ。

2550チバQ:2015/07/28(火) 21:34:53
http://www.sankei.com/world/news/150728/wor1507280012-n1.html
2015.7.28 09:10
【日々是世界 国際情勢分析】
トランプ氏は米国の保守主義を壊す





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23日、メキシコ国境に近い米南部テキサス州ラレドを訪れるドナルド・トランプ氏に抗議しようと待ち構える民主党支持者たち(ロイター)
 来年11月の米大統領選挙の候補者指名争いが早くも熱気を帯びている。ただし、候補者間の論戦が本格化しているからではなく、共和党から出馬表明した不動産王、ドナルド・トランプ氏の発言が物議を醸し、話題をほとんど独り占めしているためだ。

 「われわれが泡沫(ほうまつ)候補に関心を払うことはめったにない。しかし、トランプ氏ほどの不愉快な人物となれば例外だ」。7月20日付の米紙ワシントン・ポスト社説(電子版)は、紙面で取り上げたくもないであろうトランプ氏について報じる理由をこう説明した。

 トランプ氏は、移民問題に絡みメキシコ人を「強姦(ごうかん)犯」と呼び、同じ共和党の候補者の携帯番号を読み上げるなどの暴言を繰り返している。最近ではベトナム戦争で捕虜になり激しい拷問を受けた共和党のジョン・マケイン上院議員について、「捕まったから英雄になった」と侮辱した。退役軍人を含む多くの有権者が強く反発したものの、一部の世論調査での支持率は10人以上の共和党候補でトップに躍り出ている。

同紙はトランプ氏を「兵役を逃れるために徴兵猶予を繰り返し、マンハッタンで遊び回っていた。真の英雄的行為を正当に理解できないのも当然だ」と酷評。その上で他の大統領候補たちに対し、「勇気という概念を持たない人々が指導者である国には誰も暮らしたくない」ということを肝に銘じるべきだと強調した。

 保守系の米紙ウォールストリート・ジャーナル(アジア版)は7月21日付の社説で「トランプ氏を擁護する右派系の政治家やメディアは、いつまで彼がまともな候補者であると装い続けるのだろうか」と疑問を呈した。

 トランプ氏が世論調査で高い支持率を得ていることについて、社説は「政治的右派で台頭している問題を露呈するものだ」と説明。また、「あまりにも多くの保守主義者たちがトランプ氏の商業主義的姿勢を大目にみている。彼の発言は有権者の深い不安や怒りを代弁しているから尊重されるべきだと触れ込んでいる」と糾弾する。


 社説は批判の矛先を保守系メディアにも向け、「多くの右派は、どれほど現実離れしていようが、大半の米国人を侮辱するものであろうがおかまいなく、大衆迎合的な感情を爆発させることに興じているようにみえる。仮にトランプ氏が保守主義者たちの代弁者と化した場合、保守主義は同氏とともに崩壊するだろう」と警鐘を鳴らす。

 米政治専門紙ポリティコは7月22日の記事で、「トランプ氏は候補者指名争いであろうが本選であろうが勝つことはない」と断言した上で、同氏が敗北した場合、支持者たちはこれまでの熱狂の反動で「二日酔いを後悔する」かのような事態になるだろうと皮肉を込めて予想する。また、トランプ氏が騒ぐほど、本選でヒラリー・クリントン前国務長官(民主党)が勝利する可能性が高まるだけだとも警告した。(EXアナリスト)

2551チバQ:2015/07/28(火) 23:57:39
http://www.afpbb.com/articles/-/3055740
米ボーイスカウト連盟、同性愛者の指導者就任を解禁
2015年07月28日 12:11 発信地:ワシントンD.C./米国
社会
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米ボーイスカウト連盟、同性愛者の指導者就任を解禁 写真拡大 ×米ウィスコンシン州ハドソンで、国旗掲揚にあたり敬礼するボーイスカウトのメンバー(2009年5月25日撮影)。(c)AFP/Karen BLEIER 【メディア・報道関係・法人の方】写真購入のお問合せはこちら
【7月28日 AFP】米ボーイスカウト連盟(Boy Scouts of America、BSA)は27日、同性愛者が指導者になることを禁じた規約を正式に撤廃した。この規約をめぐっては長年、法律との兼ね合いをめぐる論争や内部対立が続いていた。

 連盟理事会で理事80人の79%が規約撤廃に賛成し、決定は即日適用された。

 ただBSAは、同性愛者を指導者や職員に選ぶことが各組織の宗教的信条に違反する場合は、引き続き各支部の判断で同性愛者の就任を禁じることができるとしている。

 会員250万人を抱えるBSAは、支部の約70%が教会によって運営されているため同性愛者をめぐる禁止条項の撤廃がなかなか進まず、一部の地区協議会が規約を無視して同性愛者を指導者に抜擢する動きがある中で内部対立が続いていた。(c)AFP/Fabienne FAUR

2552チバQ:2015/07/29(水) 22:51:43
http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000052705.html
最低賃金15ドルに引き上げ、相次ぐ 格差縮小狙い(06/16 11:26)
 全米第2の都市ロサンゼルスなど、アメリカでは最低賃金を上げる動きが相次いでいます。景気が回復するなか、貧困層の所得を引き上げ、格差を小さくしようという狙いがあります。

 13日、ロサンゼルス市のガルセッティ市長が、市の最低賃金を2020年までに15ドル、約1800円に引き上げる条例に署名しました。現在、ロサンゼルス市のあるカリフォルニア州の最低賃金は9ドルです。すでに、同じカリフォルニア州のサンフランシスコ市とワシントン州のシアトル市も2018年までに15ドルに引き上げることになっていますが、これらの都市のなかで最大のロサンゼルス市の決定によって流れが加速しそうです。ガルセッティ市長は「貧困に苦しむ家庭の手助けになる」として、全米で最低賃金が上がるように期待を示しました。アメリカでは景気が回復するなか、一部の富裕層に富が集中しているとして、格差の拡大を指摘する声が高まっています。

2553チバQ:2015/07/29(水) 22:54:04
http://www.asahi.com/articles/ASH6W52CHH6WUHBI00Y.html?ref=yahoo
同性婚、解禁14州で続々 テキサスでは80代カップル
ニューヨーク=中井大助 中崎太郎2015年6月27日23時51分
 米国の連邦最高裁が26日、すべての州での同性婚を認めた。判決は、婚姻の制度が社会にとっていかに大切であるかを強調し、同性カップルがその恩恵を受けられないのは、不当な差別だと結論づけた。米国で長く続いてきた議論に決着をつける節目となった。


 判決を受けて、米国では26日、これまで同性婚が認められていなかった州で待ち望んだ結婚をするカップルが相次いだ。

 米メディアによると、テキサス州ダラス郡で最初に届け出たのは、ジョージ・ハリスさん(82)とジャック・エバンスさん(85)。婚姻届の用紙に「女性」と印刷されている文字をペンで消して提出した2人は、報道陣らに囲まれて誓い合い、キスを交わした。54年間一緒に住んできたものの、同州が同性婚を認めていなかった。

2554チバQ:2015/07/30(木) 21:35:07
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2015073000150
ギルモア元知事が立候補=共和17人目-米大統領選



米共和党のジム・ギルモア元バージニア州知事=2007年5月、サウスカロライナ州コロンビア(EPA=時事)
 【ワシントン時事】米共和党のジム・ギルモア元バージニア州知事(65)は29日、2016年の大統領選に立候補することを決め、連邦選挙管理委員会に関係書類を提出した。複数の米メディアが、選管関係者の話として報じた。同党の候補者指名争いに参戦した主要候補は17人目。(2015/07/30-08:33)

2555チバQ:2015/07/31(金) 23:05:06
http://www.sankei.com/world/news/150731/wor1507310039-n1.html
2015.7.31 19:54
【米大統領選】
クリントン氏がTPPであいまい路線続ける 支持基盤の労組に配慮

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 【ワシントン=加納宏幸】来年の次期米大統領選で民主党最有力候補のヒラリー・クリントン前国務長官は7月30日、米ハワイ州のマウイ島で閣僚会合が開かれている環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉に関し、オバマ大統領に対して労働者保護と賃上げに寄与する合意を目指すよう求めていると強調した。米CNNテレビが伝えた。

 クリントン氏はワシントン近郊で同党の支持基盤、米労働総同盟産別会議(AFL・CIO)幹部と会談した後、記者団に「米国の労働者保護、所得引き上げ、経済成長、国家安全保障上の国益につながる合意であれば米国にとってプラスになるが、交渉の責任は(国務長官時代の)私にはなかった」と述べた。

 また、多国間貿易協定に関わる交渉は米通商代表部(USTR)が担ってきたとし、国務長官として「TPPに取り組むことはなかった」と述べた。

 AFL・CIOは貿易自由化によって米国内の雇用機会が外国に奪われるとして、TPPに慎重な姿勢を取っている。クリントン氏としては大統領選での支持を得るため、自らの立場を明確にすることを避けたとみられる。クリントン氏は13日、ニューヨーク州で行った経済政策に関する演説でもTPPが雇用増につながらないのであれば「交渉の席を立つ用意をすべきだ」と述べていた。

 ただ、CNNによると、クリントン氏は国務長官に在任していた2010〜13年の期間に、45回にわたりTPPに前向きな発言をしていたとされる。

 また、昨年出版した長官時代の回顧録でも、TPPは「アジアにおける米国の立場を強める戦略的な構想」と強調。その上で「実行されれば、その高い水準は米国企業や労働者の利益になる」としていた。

 これに対し、民主党の候補指名争いでクリントン氏に挑戦している対抗馬たちは「クリントン氏が(TPPに関して)意見を持たずにどうして大統領の主要候補になれるのか理解できない」(バーニー・サンダース上院議員=無所属)などと批判している。

2556チバQ:2015/07/31(金) 23:10:38
http://www.sankei.com/world/news/150731/wor1507310004-n1.html
2015.7.31 07:00
【アメリカを読む】
もはや民主党に敵なしか?クリントン氏、共和党の経済政策を猛批判 「中間層」に軸足ジワリ





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ニューヨークのニュースクール大学で行った演説で、舌鋒鋭く共和党の経済政策を批判するヒラリー・クリントン前国務長官=13日(AP)
 2016年米大統領選で民主党の最有力候補とされるヒラリー・クリントン前国務長官(67)が経済政策での共和党批判を強めている。最近はジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)の失言を蒸し返したり、賃上げを促すための税制改革を提案するなど、「中間層に寄り添う大統領」のイメージを築こうと躍起になっている。背景にあるのは華やかなキャリアを歩んできたクリントン氏への嫌悪感の根強さだ。クリントン家が主宰する「クリントン財団」の資金源をめぐる問題などイメージダウンにつながる火種も多いだけに、共和党攻撃は最大の防御になるとの思惑もあるようだ。

共和の経済政策猛批判

 「この20年間、民主党の大統領は2度も、共和党の大統領の失政の後始末をせねばならなかった」。クリントン氏は13日、ニューヨーク州での演説で、経済成長に重きを置く共和党の政策をあげつらった。

 クリントン氏が張る論陣は、共和党は大企業や富裕層に有利な経済政策をとれば経済成長を通じて中低所得層にも恩恵が行き渡ると考えているが、実際には財政赤字を招くだけだったというものだ。演説では、夫のビル・クリントン元大統領(68)やバラク・オバマ大統領(53)が直前の共和党政権時代に端を発した財政赤字拡大を食い止めた実績を強調して共和党批判を展開した。

 さらにクリントン氏はスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事(47)が公務員の団体交渉権を制限する法律を成立させたことを「労働者の権利を踏みにじって名を上げた」と糾弾。マルコ・ルビオ上院議員(44)の税制改革案については「超富裕層への大盤振る舞い」になっていると皮肉った。

 またジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事が8日に「人々は今よりも長い時間働くべきだ」と発言したことも批判。長時間勤務をこなす看護師や運転手などを例に挙げ、「彼らが必要としているのはお説教ではなく、賃上げだ」と反論した。

「成長と公正さ両立」

 その一方で、クリントン氏が自らの政策として打ち出すのは「経済成長と公正さの両立」だ。共和党候補と同様に企業活動を後押ししつつ、同時に中間層や低所得層への所得配分を進めることで、格差の解消を狙っている。16日のニューハンプシャー州での政治集会では、従業員の賃金を積み増した企業に2年間の税制優遇措置をとる政策を発表した。

 クリントン氏が中間層重視の姿勢をことさらに強調する背景には、有権者の間でのクリントン氏のイメージが低下していることにある。AP通信が16日に発表した世論調査によると、クリントン氏を「好ましい」とした回答者の割合は全体の39%で4月時点の46%から大きく低下。一方、「好ましくない」との回答は49%で、出馬表明した4月の41%から跳ね上がっている。

2557チバQ:2015/07/31(金) 23:11:04
イメージ回復に躍起

 ファーストレディー時代から20年以上にわたって世間の注目を集めてきたクリントン氏には、「中間層からかけ離れた存在」というマイナスイメージがつきまとう。このためこれまでの選挙戦を通じて中間層の家庭で育った出自や、2011年に母親を病院でみとったこと、初孫が産まれたばかりのおばあちゃんであることなどのエピソードに触れ、中間層が抱える悩みを共有できることをアピールしてきた。

 しかし先述の調査ではクリントン氏への「心優しい」との評価は40%、「正直」との評価は31%でしかない。AP通信は「有権者はクリントン氏のイメージ回復作戦を受け入れていないようだ」としている。

 クリントン氏はニューヨーク州選出の上院議員だった当時から「ウォールストリートに近い」とみられてきた。また国務長官在任中に公務で私用メールアドレスを使っていた問題では説明が不十分だと批判され、クリントン財団が外国政府などから巨額の献金を受けてきたという大統領としての資質を問われかねない問題も抱えている。民主党の候補者指名争いでは圧倒的なリードを保っているが、共和党候補と対決する本選に入れば、こうしたマイナスイメージが命取りになる可能性もある。

 クリントン氏が「共和党は大企業、富裕層寄りだ」と批判するのは、自らが同じイメージを持たれていることの裏返し。民主党の支持基盤であるリベラル層を固め、浮動票を取り込むためにはイメージの立て直しが必要になりそうだ。(ワシントン支局 小雲規生)

2558チバQ:2015/08/01(土) 08:04:48
http://www.47news.jp/CN/201508/CN2015080101000983.html
米、黒人票獲得へ火花散らす クリントン、ブッシュ両氏

 【ワシントン共同】来年の米大統領選出馬を表明している民主党のクリントン前国務長官(67)と共和党のブッシュ元フロリダ州知事(62)が7月31日、同州フォート・ローダデールで開催された黒人運動団体「全米都市同盟」の集会でそれぞれ演説、黒人票獲得へ火花を散らした。

 AP通信によると、両党で本命視される2人が出馬表明後、同じ集会に出席するのは初めて。

 クリントン氏は人種差別解消に向けた決意を強調、「口では誰にも“上昇する権利”があると言いながら(低所得者層のための医療保険制度改革)オバマケア廃止を目指すのは信用に値しない」と語った。

2015/08/01 07:48 【共同通信】

2559チバQ:2015/08/02(日) 20:47:23
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150802-00000035-jij-n_ame
バイデン氏、出馬検討=長男の遺志受け―米大統領選
時事通信 8月2日(日)15時5分配信

 【ワシントン時事】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は1日、バイデン副大統領が来年行われる大統領選の民主党候補者指名争いへの出馬について、前向きに検討を始めたと伝えた。
 5月に脳腫瘍のため死去した長男ボウ氏が生前、クリントン前国務長官の対抗馬として立つよう強く促していたことなどが影響しているという。
 タイムズ紙によれば、民主党候補としてのクリントン氏の弱点があらわになり始めていることに懸念を深めている複数の党要人や資金提供者に、バイデン氏の側近らが接触している。

2560チバQ:2015/08/03(月) 21:48:09
http://www.sankei.com/world/news/150803/wor1508030010-n1.html
2015.8.3 07:32

カナダ・ハーパー首相が下院解散 総選挙は10月19日





 カナダのハーパー首相は2日、ジョンストン総督から承認を受け下院を解散した。10月19日に総選挙が実施される。

 親米路線のハーパー保守党政権は2006年の総選挙で中道左派の自由党政権を破って成立。11年の総選挙で議席を伸ばし、現在は定数308の下院で159議席と単独過半数を維持している。

 カナダからの報道によると、総選挙ではハーパー政権の経済政策などが争点になる。世論調査では保守党の過半数維持は難しい情勢。最大野党で社会民主主義を掲げる新民主党(95議席)がどこまで議席を伸ばすかにも注目が集まっている。

 カナダ下院の定数は11年に国勢調査結果などを基に見直され、15年の総選挙から30議席増えて338となる。(共同)

2561チバQ:2015/08/03(月) 21:51:04
>>2497
http://www.sankei.com/world/news/150802/wor1508020028-n1.html
2015.8.2 20:54

第2のギリシャか 米自治領プエルトリコ、財政破綻秒読み 債務総額約9兆円 米投資 直撃の恐れ

ブログに書く2




 【ラハイナ(米ハワイ州)=小雲規生】米自治領プエルトリコが財政破綻まで秒読み段階に入っている。プエルトリコは3日が支払期限の債務のうち約5800万ドル(約72億円)の支払いを行わないと表明しており、金融市場では債務不履行(デフォルト)が確実視されている。プエルトリコの債務総額は約730億ドル(約9兆円)で「第2のギリシャ」ともいわれており、市場への悪影響が懸念されている。

 問題の5800万ドルの正式な返済期限は1日だが、米通信社ブルームバーグによると、1日は土曜日で銀行が休業のため、「返済の遅れは月曜日(3日)まで認められる」という。

 しかし、スアレス知事首席補佐官は7月31日、「充当する資金がない」として支払いを行わないと表明。格付け会社大手のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は20日の段階で、プエルトリコが発行する債券の格付けを「トリプルCマイナス」から「ダブルC」に2段階引き下げ、8月1日の支払いが不履行となることは「事実上確定的だ」としていた。

 プエルトリコの債務は、2013年に米史上最大の自治体の財政破綻を招いたミシガン州デトロイト市の180億ドルの4倍以上。デフォルトとなれば、高利回りで人気のあるプエルトリコ債の価格が大幅に値下がりし、同債を保有する米国の投資家や、プエルトリコに投資している企業が損失を被る恐れがある。

 また、自治領は連邦破産法の適用が認められていないため、債務の整理や再編のためのプエルトリコと債権者の交渉手続きが混乱する可能性もある。

2562チバQ:2015/08/03(月) 22:10:33
http://mainichi.jp/feature/news/20150802k0000m030051000c.html
米大統領選:王朝対決…クリントン氏先制攻撃 集会で演説
毎日新聞 2015年08月01日 21時27分(最終更新 08月02日 06時44分)
 【ワシントン西田進一郎】来年の米大統領選への立候補を表明している民主党のクリントン前国務長官(67)と共和党のブッシュ元フロリダ州知事(62)が7月31日、同州で開かれた黒人支援組織の集会でそれぞれ演説した。身内に大統領経験者を持ち、「王朝対決」と注目される2人が立候補表明後に同じ集会に出るのは初めて。

 クリントン氏は演説で、自身がさまざまな社会の不平等の是正に努めてきたことを強調したうえで、「言うことと実際にやることが違う候補者があまりにも多い」と指摘。ブッシュ氏を支援している政治活動委員会「向上する権利」の名前を出し、「誰でも向上する権利があると言いながら、(低中所得者の保険加入を促す医療保険制度改革)オバマケアの廃止を目指すというのは信用できない」などと批判した。

 クリントン氏が会場を去った後に登壇したブッシュ氏は演説で、クリントン氏らの名前を挙げて「他の候補者と会うことができてうれしい」と語った。また、「私は向上する権利を信じている」と話したものの反論はせず、2人が火花を散らす形にはならなかった。

 クリントン氏は、民主党内で約6割の支持を誇る最有力候補。これに対し、ブッシュ氏の共和党内の支持率は1割強と伸び悩んでおり、大混戦の共和党内で3番手にとどまっている。ただ、1989年に就任したブッシュ元大統領以降、現職のオバマ氏を除くと、大統領職はブッシュ家とクリントン家の計3人が就いており、今回も両家の2人による「王朝対決」になるのではないかと注目されている。

2563チバQ:2015/08/03(月) 23:22:50
http://www.afpbb.com/articles/-/3056278?ctm_campaign=txt_topics
バイデン氏が大統領選出馬か、クリントン氏「動揺ない」と側近
2015年08月03日 13:30 発信地:ワシントンD.C./米国
【8月3日 AFP】2016年米大統領選の民主党候補指名争いにジョゼフ・バイデン(Joseph Biden)副大統領が出馬を検討していると報じられたことを受け、ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前米国務長官の側近は2日、クリントン陣営に動揺はないと表明した。

 クリントン氏の側近で陣営の広報担当を務めるジェニファー・パルミエリ(Jennifer Palmieri)氏は、米CNNテレビに対し「彼(バイデン氏)の決断を待つ」「われわれは幻想を抱いてはいない。(指名候補争いが)簡単なものだとは、一度として考えたことはない」などと語った。

 米メディアは1日、バイデン副大統領が大統領選への出馬を検討していると報道。これに対し、評論家や政治家、既に出馬を表明している候補者らは、民主党の指名候補争いではクリントン氏が独走中とみられ、バイデン氏は不利だとの見方を示している。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)が2日に掲載したコラムによれば、今年5月に病死したバイデン副大統領の息子、ボー・バイデン(Beau Biden)氏が、父親に大統領選への出馬を望んでいたという。(c)AFP/Stephanie GRIFFITH

2564チバQ:2015/08/04(火) 18:56:18
http://www.afpbb.com/articles/-/3056367
米大統領選の共和党候補、「マシンガン・ベーコン」で話題作り?
2015年08月04日 11:25 発信地:ワシントンD.C./米国
【8月4日 AFP】2016年米大統領選挙の共和党候補者指名争いに名乗りをあげているテキサス州選出のテッド・クルーズ(Ted Cruz)上院議員(44)が、アサルトライフルの銃身でベーコンを焼く様子を写した動画が3日、公開された。

 共和党の候補者指名争いには17人が名乗りを上げている。その中で候補者の1人のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏がテレビで話題をさらい、他の候補者陣営はそんな状況の中で目立ち、関心を集めようとしているが、ネタ切れ気味だ。

 クルーズ上院議員は公開された1分間の動画で、政治的な問題には触れず、アクション映画風の音楽に乗せて「週末に家族と朝食を作る他に楽しみといえば、テキサスではもちろん、ベーコンを焼くことだが、焼く方法は多くの人とは少し違う」と語っている。

 その後動画には、クルーズ上院議員が銃身にベーコンを1切れ巻き付け、その上からアルミホイルをかぶせたアサルトライフルで、屋内の標的を弾倉2つが空になるまで撃ち続ける様子が映し出されている。

 クルーズ上院議員は動画の最後に、ライフルの銃身からベーコンの一部を取り、それを食べて、「マシンガン・ベーコンだ」と笑いながらコメントしている。(c)AFP

2565チバQ:2015/08/05(水) 23:05:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150805-00000095-san-n_ame
長期政権、カナダの選択は 10月に総選挙 拮抗する与野党
産経新聞 8月5日(水)7時55分配信

長期政権、カナダの選択は 10月に総選挙 拮抗する与野党
カナダ下院の議席内訳(解散前)(写真:産経新聞)
 【ニューヨーク=黒沢潤】カナダ下院の解散を受け、10月19日に行われる総選挙では、経済政策と治安対策が主な争点となる。2006年に首相に就任したハーパー氏率いる与党の保守党が勝利すれば、1908年以来の4度連続の勝利となる。ただ、長期政権となることへの国民の不満は小さくなく、与野党の支持率は拮抗(きっこう)している。

                  ◇

 ハーパー首相は就任以来、売上税などの減税を進め、エネルギー分野の規制緩和も断行した実績を強調。ただ、最大都市トロントなどオンタリオ州南部で失業増加が目立つほか、主要輸出品である原油の価格も下落し、経済に影響を与えている。政府が9月に景気後退を正式発表すると予想される中、野党陣営は雇用創出を中心とした経済政策への転換を訴えている。

 ◆TPPや治安 争点

 交渉が難航する環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)も争点だ。乳製品の最大輸出国ニュージーランドは、カナダに輸入拡大を迫っているが、カナダ紙グローブ・アンド・メール(電子版)によると、最大野党の新民主党が乳製品の市場開放に反対している。

 治安対策も大きな争点だ。カナダでは昨年10月、イスラム教に改宗した男が首都オタワの戦没者慰霊碑付近で警護中の兵士を射殺した後、連邦議事堂に侵入して銃を乱射。政府は事件を受け、治安情報庁の権限を強化した。また、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」掃討に向け、地上部隊をイラクに投入し、戦闘機も派遣している。

 ハーパー首相は「友人、同盟国、私たち自身に直接脅威となる暴力的なジハード主義勢力と対決しなければならない」と強調、治安対策堅持の重要性を説く。これに対し、野党勢力は拠出予算が膨大になるとして政策見直しを訴えている。2日に発表された世論調査によれば、保守党と左派系の新民主党、同じく左派系野党の自由党の支持率は約30%と横並び状態。環境保護を訴える緑の党、ケベック州の分離独立を目指すケベック連合がこれに続く。

 ◆解散11週間前倒し

 米紙ニューヨーク・タイムズによれば、解散は通常、総選挙の5週間前だが、今回は11週間も前倒しされた。カナダのメディアは、資金力を駆使して劣勢挽回を図る保守党の思惑を背景として伝えている。

 一方、新民主党は今春、国内保守勢力の牙城ともいえる西部アルバータ州議会選で約45年ぶりに勝利し意気が上がる。カナダ下院の定数は2011年の国勢調査結果などをもとに、今回は30議席増の338となる。

2566チバQ:2015/08/06(木) 00:07:28
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NSKDK26VDKHS01.html
トランプ氏、共和党支持率トップ-ブルームバーグ世論調査
2015/08/05 00:52 JST
【記者:John McCormick】  (ブルームバーグ・ポリティクス):2016年の米大統領選挙に向けて立候補した共和党の候補者の中では、資産家のドナルド・トランプ氏が支持率で首位。ブルームバーグ・ポリティクスがまとめた最新の世論調査で明らかになった。6日には初の公開討論が開催される。
共和党を支持する有権者のうち21%がトランプ氏を支持した。2位は元フロリダ州知事のジェブ・ブッシュ氏の支持率10%。ウィスコンシン州知事のスコット・ウォーカー氏は8%で3位につけた。
世論調査に参加したオハイオ州ベルビールに住む看護師、ジャネット・ロバーツさん(69)は、「アメリカには強い大統領が必要だから、トランプ氏はこのまま伸びるだろう」と話す。「職業政治家たちに断固立ち向かうだけの肝が据わっている」と続けた。
候補者討論は6日にオハイオ州クリーブランドで開かれる。主催者のFOXニュースの計画によれば、最近の世論調査5つの平均に基づき、上位10人の候補が登壇する。
ブルームバーグの世論調査だけを基準にした場合、討論に参加できるのは支持率上位からトランプ氏、ブッシュ氏、ウォーカー氏、マイク・ハッカビー氏(元アーカンソー州知事)、マルコ・ルビオ上院議員(フロリダ州)、ランド・ポール上院議員(ケンタッキー州)、ベン・カーソン氏(元医師)、クリス・クリスティー氏(ニュージャージー州知事)、テッド・クルーズ上院議員(テキサス州)、ジョン・ケーシック氏(オハイオ州知事)の10人。これに漏れた候補者は、討論会が始まる前に放送されるフォーラムに招かれるという。
原題:Trump Dominates Republican Field in Pre-Debate Bloomberg Poll(抜粋)

2567チバQ:2015/08/06(木) 00:11:47
http://www.afpbb.com/articles/-/3056491
米大統領選、共和党候補者討論会の参加者明らかに
2015年08月05日 11:58 発信地:ワシントンD.C./米国
【8月5日 AFP】米FOXニュース(Fox News)は4日、2016年米大統領選に向けた共和党予備選の候補者らによる初の討論会の参加者を発表した。会場はオハイオ(Ohio)州クリーブランド(Cleveland)で、出馬を表明している同州知事も10人の参加者枠に滑り込んだ。

 6日夜に同討論会を放映するFOXは、不動産王のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏をはじめ討論会に参加する10人の共和党予備選候補を発表。トランプ氏は現在、共和党公認候補の指名争いで独走している。

 参加する候補者は世論調査の全国平均の順位からFOXが決定したもので、トランプ氏、ジェブ・ブッシュ(Jeb Bush)元フロリダ(Florida)州知事、スコット・ウォーカー(Scott Walker)ウィスコンシン(Wisconsin)州知事、マイク・ハッカビー(Mike Huckabee)前アーカンソー(Arkansas)州知事、元神経外科医のベン・カーソン(Ben Carson)氏、上院議員のテッド・クルーズ(Ted Cruz)、マルコ・ルビオ(Marco Rubio)、ランド・ポール(Rand Paul)の各氏、クリス・クリスティー(Chris Christie)ニュージャージー(New Jersey)州知事、ジョン・ケーシック(John Kasich)オハイオ州知事の10人。

 共和党からは17人が出馬を表明している。残り7人は、10人が参加する主要討論会の4時間前に行われる別の討論会に参加する。トランプ氏らが参加する討論会の放送は現地時間6日午後9時(日本時間7日午前10時)から。(c)AFP

2568チバQ:2015/08/06(木) 00:16:34
http://jp.wsj.com/articles/SB12433432845575373546004581147031366284722
トランプ氏トップ 共和党大統領候支持率=WSJ調査
By JANET HOOK
2015 年 8 月 3 日 08:38 JST

 2016年米大統領選の共和党候補の1人、不動産王のドナルド・トランプ氏は数々の暴言で物議を醸しているが、ウォール・ストリート・ジャーナルとNBCテレビの最新の共同全国世論調査では先頭に飛び出したことが分かった。

 共和党予備選の有権者のうち、「共和党の第1候補は誰か」との問いに対し、19%はトランプ氏と回答した。第2位はスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事の15%、第3位はジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事の14%だった。こうした候補間の差は誤差の範囲だが、トランプ氏は6月の前回調査の1%から2ケタ台へと目を見張る躍進ぶりを示した。

 この世論調査結果は、7月26〜30日に行われたもので、3日公表される。トランプ氏は、メキシコ系移民を侮辱したり、ベトナム戦争に従軍したマケイン共和党上院議員の名誉を傷付けたり、放言を繰り返している。

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 トランプ氏を第1候補とみなさない共和党支持者の間でも、同氏を好意的に見る向きは多いようで、「トランプ氏は第2候補」と考える人は11%に達し、6月の3%から跳ね上がった。

 今回の調査では、無名候補を含め候補者が乱立していることに共和党支持の有権者が戸惑っている様子も浮き彫りになった。6月中旬に大統領選への出馬を表明したトランプ氏は、知名度が高く、有権者の既成政治家への根強い不信感に訴えるポピュリスト的なメッセージを送ることで、有利な立場に立っている。

 有力共和党候補の大半は、トランプ旋風のあおりを受けて支持率を落としている。その中でテッド・クルーズ上院議員(テキサス州)だけは例外で、「共和党の第1候補」と答えた人は6月の4%から9%に上昇した。クルーズ氏も、トランプ氏と同様に既成政治に対する無遠慮な発言で売り込んでいる。

 クリス・クリスティー・ニュージャージー州知事、リック・ペリー・テキサス州知事、ジョン・ケーシック・オハイオ州知事はいずれも、「第1候補」としての支持率は3%にとどまっている。その他では、ベン・カーソン元神経外科医がクルーズ氏と同じ9%で第4位、以下マイク・ハッカビー元アーカンソー州知事とランド・ポール上院議員(ケンタッキー州)が6%で続き、マルコ・ルビオ上院議員(フロリダ州)は5%と前回調査の14%から大きく落ち込んだ。

 6日には共和党候補らによる初めてのテレビ討論会が夜のプライムタイムに開催される。主催するのはフォックステレビで、出馬を表明している17候補のうち、5日までに公表される直近の5つの全国世論調査での上位10位の候補者間で行われる。

 調査は成人1000人を対象にしたもので、誤差はプラス・マイナス3.1%ポイント。このうち共和党予備選有権者は252人で、誤差はプラス・マイナス6.17%ポイント。

2569チバQ:2015/08/06(木) 00:18:14
http://www.cnn.co.jp/usa/35067738.html
共和党指名争い、オハイオ州知事のケーシック氏も参戦表明
2015.07.22 Wed posted at 18:30 JST
ワシントン(CNN) 米オハイオ州のジョン・ケーシック知事(63)は21日、2016年大統領選に向けた共和党の候補者指名争いに出馬すると正式に表明した。共和党の立候補者は16人目。
ケーシック氏はこの日、母校オハイオ州立大学で約4000人の聴衆を前に45分間演説した。開始から20分ほどたったところで「皆さんからの祈りと応援をお願いしたい。大統領選への出馬を決めたからだ」と述べた。
共和党の指名争いには、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事やスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事ら大物も名乗りを上げている。
ケーシック陣営も実際には数カ月前から大統領選に向けて動き始めていた。しかしCNNと調査機関ORCが今月、共和党予備選に参加を予定している有権者を対象に実施した調査によると、同氏の支持率は2%にとどまっている。
フォックス・ニュースが来月予定している初の共和党候補者討論会は、参加枠が支持率の上位10位までに限られる。この中に入るのが当面の目標となるが、ケーシック氏は演説で過去の下院選や知事選を振り返り、「どちらの時も無理だと言われながら、その予想を覆すことができた」と強調した。

ケーシック氏は歯に衣着せぬ型破りな言動で知られる。20年近く下院議員を務め、2000年の大統領選に出馬を表明したが撤退。民間企業を経てオハイオ州知事に就任し、昨年の選挙では大差で再選を果たした。
今月初めに首都ワシントンで開いた集会で00年大統領選を振り返り、「ジェット機で離陸する気になっていたのに、燃料が空っぽで飛び立つことができなかった。あの経験から多くのことを学んだ」と語った。それから15年がたった今も、活力あふれるスタイルは変わらない。
福祉、教育、移民政策では中道寄りの立場を取る。13年にはオハイオ州知事としてオバマ米大統領の医療保険制度改革(オバマケア)に受け入れ姿勢を示し、共和党保守派の反発を招いた。しかし昨年の知事選の出口調査では保守派の88%の支持を獲得。女性の60%、中道派の59%、黒人の26%からも支持を集めた。
次期大統領選に向け、民主党との対比を際立たせたい党内保守派にどう売り込んでいくかが課題となりそうだ。

2570チバQ:2015/08/06(木) 00:18:40
http://mainichi.jp/feature/news/20150722k0000e030189000c.html
米大統領選:オハイオ州知事も出馬表明…共和党16人目
毎日新聞 2015年07月22日 11時15分(最終更新 07月22日 11時57分)

 【ワシントン西田進一郎】米中西部オハイオ州のジョン・ケーシック知事(63)は21日、同州で演説し、来年の大統領選に向けた共和党の候補者指名争いに立候補すると表明した。同党の立候補表明者は16人になった。

 ケーシック氏は、1983年から下院議員を9期務め、2000年大統領選への立候補を模索したが断念。その後、実業界などで活躍し、11年にオハイオ州知事に就任して政界復帰した。州支出の削減や減税など財政面では保守派だが、低所得者向け医療保険制度の対象拡大など福祉や移民政策では穏健派で知られる。同州は共和、民主両党の支持が伯仲しているが、14年の知事選では圧勝で再選を果たした。

 ケーシック氏は演説で「私には手腕や経験がある。世界で最も重要な仕事に備える試験をこなしてきた」と語った。

2571チバQ:2015/08/06(木) 00:19:42
再度更新
○穏健派
【主要10】ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)コルンバ夫人はメキシコ出身で、ブッシュ氏はスペイン語も堪能だ。移民制度改革にも熱心で、共和党の課題であるヒスパニック系の支持 【>>2322支持率14.5%】【>>2408 支持率14% 2位】【>>2566支持率10% 2位】

【主要10】クリス・クリスティー(52)ニュージャージー州知事 知事選でクリスティー氏を支持しなかった民主党の市長に対し、側近が政治的報復として橋の交通を阻害して渋滞を引き起こした疑惑「ブリッジ・ゲート」で大きなイメージダウンとなった。>>2318 【>>2322 支持率6.3%】【>>2566支持率 8位】

【主要10】マルコ・ルビオ上院議員(フロリダ州)(44)両親がキューバ移民 バーテンダーの父とメイドの母の息子が、権力や特権を持つ親の息子と同じ夢や未来を持つことができたとし、「アメリカン・ドリーム」が実現できる国にすると訴えた。>>23312010年のフロリダ州上院選で、大きなうねりとなっていた「茶会」系の支持をとりまとめ、人気のあったチャーリー・クリスト知事(当時)を破って当選した。キューバ移民の息子。共和党が多様化へ向けて必死に取り組んでいた頃には、党の若い世代を代表する論客として、その地位をすぐに確立した。ルビオ氏が、違法滞在者に法的地位と最終的には市民権を与えることになる包括的な移民関連法を組み立てる手助けをした際には、保守派の多くの活動家が苛立ちを募らせた。>>2342>>2322 支持率5.3%】【>>2408 支持率14% 1位】【>>2566支持率 5位】  *茶会からの支持もあり穏健派とよってよいか微妙

ジョージ・パタキ元ニューヨーク州知事(69)民主党地盤の同州で1995年から2006年まで3期12年間知事を務めた。テロとの戦いや小さな政府、経済成長を重視する姿勢と同時に、銃規制や妊娠中絶の権利などには理解を示し、社会的政策では党内で穏健派とみられている。

ボビー・ジンダル・ルイジアナ州知事(44) 州知事として米国初のインド系

【主要10】ジョン・ケーシックオハイオ州知事 共和党の伝統的な支持基盤以外のブルーカラー層や失業者、非正規雇用者、社会的少数者などからの支持取り付けを狙っている 。州支出の削減や減税など財政面では保守派だが、低所得者向け医療保険制度の対象拡大など福祉や移民政策では穏健派で知られる。>>2570>>2566支持率 10位】

○不明
カーリー・フィオリーナ(60) 米コンピューター大手ヒューレット・パッカードの元最高経営責任者(CEO)2010年の中間選挙でカリフォルニア州から上院議員を目指し、落選している。>>2319

ジム・ギルモア元バージニア州知事(65)

2572チバQ:2015/08/06(木) 00:19:53
○保守・強硬派
【主要10】スコット・ウォーカー(47)ウィスコンシン州知事ウォーカー氏は2011年から知事を務め、現在2期目。保守的な政策を次々に進めたことで反発を浴び、12年にはリコール請求を起こされた。しかしリコール請求に基づく知事選で米国史上初めての再選を果たしたことで、共和党の次世代を担う政治家と位置づけられるようになった。>>2268>>2322 支持率13.0%】【>>2408 支持率10% 3位】【>>2566支持率8% 3位】

【主要10】マイク・ハッカビー(59)元アーカンソー州知事08年大統領選以来、2回目の立候補になる。牧師出身でキリスト教保守派の支持が厚い。08年大統領選の候補者指名争いでは、初戦の中西部アイオワ州を制して注目を浴び>>2354>>2322 支持率11.8%】【>>2408 支持率10% 4位】【>>2566支持率 4位】

リンゼー・グラム上院議員(59)=サウスカロライナ州選出=08年大統領選で共和党候補だったマケイン上院軍事委員長の盟友。いずれも外交・安保分野の強硬派として知られ、グラム氏はイスラム国と戦うイラク治安部隊を訓練するため1万人規模の米軍派遣を主張>>2376

リック・サントラム元上院議員(57)12年の大統領選に続き2回目の立候補。キリスト教保守派を支持基盤とする。12年大統領選では、注目度は低かったが、初戦アイオワ州の党員集会を制するなど予備選の中盤まで食い下がった。>>2385

リック・ペリー前テキサス州知事(65)12年大統領選に続き2回目 12年大統領選の指名争いでは、保守強硬派の支持を集めて序盤に支持率首位に立ったが、討論会で失言などを繰り返して撤退した。>>2406

【主要10】ドナルド・トランプ氏(68)>>512メキシコ人は「強姦犯」 トランプ氏の発言に手を焼く共和党 共和党候補による8月6日の討論会は直近の支持率が上位の10人により行われるため、他候補はトランプ氏が討論会で「反移民」の発言を繰り返し、ヒスパニック(中南米系)の支持を得られなくなることを懸念している。 トランプ氏支持率、共和党トップに>>2526>>2566支持率22% 1位】


○茶会系
【主要10】ベン・カーソン元脳神経外科医(63) 医療保険制度改革(オバマケア)への厳しい批判で知られる。黒人でもある。 >>2319>>2322 支持率11.3%】 【>>2566支持率 7位】

【主要10】ランド・ポール(52)上院議員(ケンタッキー州)【>>2322 支持率9.5%】保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」の支持を受ける強硬保守派だ。「小さな政府」を訴える。>>2324父親は徹底したリバタリアン(自由至上主義者)で大統領選に何度も出馬したことのあるロン・ポール元下院議員。>>2342>>2566支持率 6位】

【主要10】テッド・クルーズ上院議員(44)(テキサス州)守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」から強い支持を受け、南部テキサス州から2012年に上院議員に初当選。1期目だが、13年に医療保険制度改革(オバマケア)の予算に反対し、議事を妨害するため上院本会議で21時間以上も演説して一躍有名になった。父親はキューバからの移民でヒスパニック系>>2313>>2322 支持率5.0%】【>>2566支持率 9位】

○見送り
ジョン・ボルトン元国連大使 >>2371
ミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事(67)>>2272

2573チバQ:2015/08/06(木) 05:28:25
http://www.sankei.com/world/news/150802/wor1508020011-n1.html
2015.8.5 11:00
【日々是世界】
「暴言王」トランプ氏は共和党を壊す





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7月23日、テキサス州南部のメキシコとの国境の町、ラレードを視察した後に記者会見に臨むドナルド・トランプ氏(中央)。「移民流入を防ぐため、国境地帯には『万里の長城』が必要で、建設費用はメキシコ政府に払わせる」などと、再び過激な持論を展開した(ロイター)
 来年11月の米大統領選挙の候補者指名争いが早くも熱気を帯びている。ただし、候補者間の論戦が本格化しているからではなく、共和党から出馬表明した不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)の発言が物議を醸し、話題をほとんど独り占めしているためだ。

支持率トップの調査も

 「われわれが泡沫(ほうまつ)候補に関心を払うことはめったにない。しかし、トランプ氏ほどの不愉快な人物となれば例外だ」

 20日付の米紙ワシントン・ポスト社説(電子版)は、紙面で取り上げたくもないであろうトランプ氏について報じる理由をこう説明した。

 トランプ氏は、移民問題に絡みメキシコ人を「強姦犯」と呼び、同じ共和党の候補者の携帯番号を読み上げるなどの暴言を繰り返している。

 最近ではベトナム戦争で捕虜になり激しい拷問を受けた共和党のジョン・マケイン上院議員(78)について、「捕まったから英雄になった」と侮辱した。退役軍人を含む多くの有権者が強く反発したものの、一部の世論調査での支持率は10人以上の共和党候補でトップに躍り出ている。

 ワシントン・ポストはトランプ氏を「兵役を逃れるために徴兵猶予を繰り返し、マンハッタンで遊び回っていた。真の英雄的行為を正当に理解できないのも当然だ」と酷評。その上で他の大統領候補たちに対し、「勇気という概念を持たない人々が指導者である国には誰も暮らしたくない」ということを肝に銘じるべきだと強調した。

まとも扱いの報道に疑義

 保守系の米紙ウォールストリート・ジャーナル(アジア版)は21日付の社説で「トランプ氏を擁護する右派の政治家やメディアは、いつまで彼がまともな候補者であると装い続けるのだろうか」と疑問を呈した。

 トランプ氏が世論調査で高い支持率を得ていることについて、社説は「政治的右派で台頭している問題を露呈するものだ」と説明。また、「あまりにも多くの保守主義者たちがトランプ氏の商業主義的姿勢を大目にみている。彼の発言は有権者の深い不安や怒りを代弁しているから尊重されるべきだと触れ込んでいる」と糾弾する。

 社説は批判の矛先を保守系メディアにも向け、「多くの右派は、どれほど現実離れしていようが、大半の米国人を侮辱するものであろうがおかまいなく、大衆迎合的な感情を爆発させることに興じているようにみえる。仮にトランプ氏が保守主義者たちの代弁者と化した場合、保守主義は氏とともに崩壊するだろう」と警鐘を鳴らす。

 米政治専門紙ポリティコは22日の記事で「トランプ氏は候補者指名争いであろうが本選であろうが勝つことはない」と断言した上で、トランプ氏が負けた場合、支持者が経験することになる状況を「疱疹(ほうしん)と二日酔い」というたとえで予測する。

勝敗が決まるまでは楽しくて飲み過ぎるが、敗北が決まった翌日は二日酔いになる。さらに民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(67)に敗北する事態になれば、疱疹のように長い間苦しむことになる、というものだ。

「保守主義のがん」

 共和党候補者の一人、リック・ペリー前テキサス州知事(65)は、トランプ氏のことを「保守主義のがん」と呼び、トランプ氏が「共和党の終焉(しゅうえん)をもたらすかもしれない」とまで断言する。共和党候補者にとっても、トランプ氏の存在が共和党全体の足を引っ張っているとの認識が強まっていることを裏付けている。

 当のトランプ氏はといえば、数々の暴言の反省はなく、むしろ発言のボルテージを上げている。共和党全国委員会などから、発言を自重するよう求められているようだが、本人はこれを「共和党側に冷たくされている」と感じているようだ。

 トランプ氏は23日付のワシントンDCの議会専門紙ザ・ヒルのインタビューで、共和党の指名候補にならなければ第三政党からの出馬も辞さない姿勢を示唆した。

 「共和党がどう対応するか次第だ。党が公平でなければ、それは(第三政党からの出馬の)要素になる」と答えている。トランプ氏なりの共和党へのアピールなのかもしれないが、むしろ喜んで受け入れられるかもしれない。(国際アナリスト EX)

2574チバQ:2015/08/06(木) 05:43:13
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/150805/mcb1508050500011-n1.htm
プエルトリコ資金調達逼迫 自治領政府デフォルト状態深刻化 (1/2ページ)
2015.8.5 05:00

 米自治領プエルトリコの債務危機が一段と深刻化した。同自治領は1日に初めてデフォルト(債務不履行)状態に陥った政府系機関や一般財源債の支払いを行う基金への資金繰り入れを停止。自治領政府の今後の資金調達が危ぶまれる状況だ。

 ◆「債券保有者も負担」

 財政赤字の補填(ほてん)で長年借り入れを続けたプエルトリコが破綻の瀬戸際に追い込まれる中、今回の出来事は投資家がさらされているリスクを浮き彫りにした。ガルシア知事は同自治領の債務720億ドル(約8兆9300億円)の再編を目指しており、債券保有者も負担を受け入れる必要があると述べた。

 プエルトリコは3日の米地方債規則制定委員会(MSRB)への届け出で、130億ドル相当の一般財源債向け基金への毎月の支払いを暫定的に停止したことを明らかにした。これに先立ち、政府系機関であるパブリック・ファイナンス・コープ(PFC)は8月1日償還のPFC債の支払いを一部しか履行できなかった。元利合わせて約5800万ドルの支払いが必要だったのに対して、議会が十分な資金を割り当てなかったため、プエルトリコが支払った額は62万8000ドルにとどまった。

 ハーバート・J・シムズ(フロリダ州ボカラトン)のクレジット分析ディレクター、リチャード・ラーキン氏は電子メールで、「プエルトリコはいわば財政の自殺に向けて行動を起こした。債務支払いを怠ったことで信用力維持を全く意に介さない自治領政府の姿勢が示された」と指摘した。

 プエルトリコの当局者らが米地方債市場で過去最大となる可能性がある債務再編計画を推し進める中、今回PFCが支払いを完全履行できなかったことは、同自治領への圧力の高まりを際立たせる。景気低迷や米本土への人口流出に苦しむプエルトリコが期日に償還できなくなるのではないかとの見方が広がり、プエルトリコ債の価格は急落していた。

◆資金は数カ月で底

 プエルトリコの債務はカリフォルニア、ニューヨーク以外の48州を上回る。プエルトリコ債は免税や高利回りで人気を博してきた。しかし投資家がリスクに見合う利回りを求めるため、プエルトリコの借り入れ継続は難しくなっている。

 格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は3日の発表資料で、支払いを完全履行しないという今回の決定でプエルトリコの資金調達能力は損なわれ、手元資金不足は一段と逼迫(ひっぱく)する恐れがあると分析。資金調達なしでは自治領政府の資金は数カ月で底を突きかねないとの見方を示した。米ブラックロックの地方債投資に携わるピーター・ヘイズ氏は「プエルトリコは自分たちに支払い能力がないと投資家に伝えている。プエルトリコは全ての支払いを行うことはできず、選択する可能性がある」と語った。

 当局者らは一部の債務支払いを繰り延べる案を9月1日までに提示する予定。どの債券保有者がどの程度影響を受ける可能性があるかについては今後明らかにする。

 プエルトリコ政府開発銀行の代表、メルバ・アコスタ氏は声明でPFCが支払いを完全履行できなかったことについて、「債権者への債務残高と、それに等しく重要なプエルトリコ住民のための義務的経費に同時に対応せざるを得ないプエルトリコの流動性をめぐる深刻な懸念を反映する決定であり、住民に与えられるべき基本サービスを確実に維持するためのものだ」と説明した。(ブルームバーグ Michelle Kaske)

2575チバQ:2015/08/07(金) 07:25:01
http://www.cnn.co.jp/usa/35068518.html
米作家S・キング氏、トランプ氏を挑発 人種差別の標語提案
2015.08.06 Thu posted at 18:03 JST
ワシントン(CNN) 米国の人気作家スティーブン・キング氏は5日、来年の米大統領選の共和党指名候補争いに出馬した実業家ドナルド・トランプ氏に触れ、人種差別的な選挙戦を進めていると非難した。
民主党支持を公言しているキング氏はツイッター上で、トランプ氏の選挙戦のスローガン案に触れ、「あなたが白人なら問題ない!。有色人種なら信頼しない」と提案し、「いかが?」と挑発した。
トランプ氏はメキシコからの不法移民を「女性暴行犯」と切り捨てるなど物議を醸す発言が目立っている。ただ、共和党候補者に関する一部の支持率調査で首位に立つなど同党指名候補争いで注目を浴び続けている。
キング氏はこれまで大統領選指名候補らを含む共和党の政治家への言論的な批判活動を繰り返している。今年3月には居住先のメーン州のポール・ルパージュ知事が納税義務を果たしていないと示唆した発言を受け、「1セント単位まで払っている。男らしい態度で謝る必要がある」とツイッター上で反論していた。

2576チバQ:2015/08/08(土) 10:12:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150807-00000071-reut-n_ame
共和党大統領候補討論会はトランプ氏の独壇場、無所属出馬に含み
ロイター 8月7日(金)17時9分配信

共和党大統領候補討論会はトランプ氏の独壇場、無所属出馬に含み
 8月6日、米共和党の大統領候補者による初のテレビ討論は予想どおり、支持率首位に立つ不動産王ドナルド・トランプ氏の独壇場となった。クリーブランドで撮影(2015年 ロイター/Brian Snyder)
[クリーブランド 6日 ロイター] - 6日に行われた米共和党の大統領候補者による初のテレビ討論は予想どおり、支持率首位に立つ不動産王ドナルド・トランプ氏の独壇場となった。同氏は、共和党候補として指名が獲得できなかった場合、無所属で立候補することに含みを持たせた。

討論は共和党候補の支持率上位10人で行われた。

同氏は司会者から、党の指名が得られなかった場合に他候補の支持に回らない人はいるかと問われると手を挙げ、「現時点では確約しない」と答えた。同氏はこれまでも、無所属で立候補する可能性を排除しないと表明していた。

これに対し、会場からは大きなブーイングが起きた。

同氏が無所属で立候補すれば共和党の票が割れ、民主党候補に有利となる。

トランプ氏以外の候補者はおおむね、同氏と真正面から対決することを回避したが、唯一、ランド・ポール上院議員(ケンタッキー州)はトランプ氏の無所属出馬に関する発言に強く反発。同氏とクリントン元大統領夫妻との過去の交友関係を指摘し、民主党候補として支持率首位を独走するヒラリー・クリントン前国務長官を支持する可能性を残している、と批判した。

http://jp.reuters.com/article/2015/08/06/usa-election-republicans-idJPL3N10H2RC20150806?rpc=122
2015年 08月 6日 18:04 JST
米共和党の大統領候補討論会、対トランプ戦術は中傷合戦の回避か
[クリーブランド 6日 ロイター] - 6日に行われる米大統領選共和党候補の初テレビ討論では、歯に衣着せぬ物言いで支持率首位を保つ不動産王ドナルド・トランプ氏に対し、他候補がどのような戦術を採るかに注目が集まっている。

この討論会はトランプ氏にとって、毒舌だけでなく、国を導く現実的なビジョンを持っているかどうかを示す機会となる。

トランプ氏は、ベトナム戦争に従軍し捕虜となった経験を持つマケイン上院議員を揶揄(やゆ)したり、移民を侮辱する発言を行うなど、過激な言動によりマスコミに登場する回数では他の候補を圧倒している。トランプ氏のこうした言動に対し、他の候補が真正面から相手になるか、あるいは一歩下がって同氏が墓穴を掘るのを待つかが注目される。

ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事やスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事など支持率が上位の候補にとっては、実績を強調することが得策とみられる。

ブッシュ陣営はすでに、討論会では州知事時代の減税などの実績を強調する方針を明らかにしている。

共和党のストラテジスト、ケイティー・パッカー氏も「トランプ氏との泥仕合は避けた方が無難」と指摘している。

一方、クリス・クリスティー・ニュージャージー州知事やジョン・ケーシック・オハイオ州知事ら下位候補は、支持率を上げるため、トランプ氏とがっぷり四つに組む価値はあるかもしれない。

トランプ氏は5日のテレビ番組で「誰かを攻撃しようとは思わない。自身も攻撃されるかもしれないし、されないかも知れない。いずれにせよ、それより大統領選で争点となる事柄を議論したい」と述べた。

2577チバQ:2015/08/08(土) 10:33:39
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/150808/cpd1508080500004-n1.htm
トランプ氏、米大統領選指名争い敗退なら独立候補者として出馬示唆 (1/2ページ)
2015.8.8 05:00
2016年の米大統領選挙で共和党候補としての指名獲得を目指す17人による第1回テレビ討論会が6日、オハイオ州クリーブランドで開かれた。上位10人による夜の部で注目を集めたのは当然のごとく資産家、ドナルド・トランプ氏だった。

 クリーブランドのクイッケン・ローンズ・アリーナで開かれた今回のテレビ討論会ではトランプ氏のほか、ランド・ポール上院議員やジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事らが相互に舌戦を繰り広げた。

 トランプ氏は共和党の最終的な指名候補を支持すると約束せず、候補指名の争いで敗れた場合に独立の候補者として大統領選に出馬する可能性も示唆した。同氏はアイオワ州で5カ月後に行われる指名争いを前に支持率で同党の他候補を大きく引き離している。

 同氏は「私は自分が候補者とならない場合に、勝者を尊重する必要があるとはいえない」とする一方、「私が候補に指名された場合は、そうすると完全に約束できる」と述べた。

 ポール氏はすぐに反論し、民主党最有力候補のヒラリー・クリントン前国務長官の夫であるビル・クリントン元大統領にトランプ氏が出馬決定前に電話していたとする米紙ワシントン・ポストの6日の報道を引き合いに、「(トランプ氏は)あらゆるタイプの政治家を買収している。すでにクリントン一家に対して両面作戦をとっている」と攻撃した。これに対し、トランプ氏は「ポール氏にも大金を渡した」と軽くあしらった。米連邦選挙委員会(FEC)によれば、トランプ氏がポール氏に献金したという記録はない。

 移民問題については、トランプ氏はメキシコ政府が米国に犯罪を持ち込む不法移民を送り出しているとの持論をあらためて展開した。

 一方、ポール氏は米国家安全保障局(NSA)と同局の米国民を対象とした情報収集活動のあり方をめぐり、クリス・クリスティ・ニュージャージー州知事と激しい議論を戦わせた。法律を順守する米国民よりテロリストの情報収集活動に力を入れるべきと発言したポール氏に対し、クリスティ氏は「全くばかげている」と反発した。

 上院議員1期目のマルコ・ルビオ氏(フロリダ州)は「今回の選挙は過去よりも未来だ」と強調し、自身の正当性をアピールした。

 元大統領の父と兄を持つブッシュ元フロリダ州知事は、「大統領選の指名獲得のハードルは他の候補者よりも高いだろう」との見方を示した。

 不動産王として名を成したトランプ氏は満員の聴衆を前に、「わが国は深刻な困難に見舞われている」とした上で、「私は偉大な国づくりを目指す」と締めくくった。(ブルームバーグ Michael C.Bender、Sahil Kapur)

2578チバQ:2015/08/08(土) 10:42:51
http://www.sankei.com/world/news/150807/wor1508070043-n1.html
2015.8.7 22:36
【米大統領選】
同性婚合憲…進むリベラル化 トランプ氏、保守が支持

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米共和党の候補者討論会で質問に答えるトランプ氏=6日、オハイオ州クリーブランド(ロイター)
 【ワシントン=青木伸行】米国では今、社会のリベラル化と、移民への排他的な言動などを繰り返すドナルド・トランプ氏が注目を浴びるという、2つの現象が起こっている。

 米ギャラップ社の世論調査によると、社会問題について自身を保守派と見なす有権者は減少傾向にあり、2012年の38%から今年5月には31%に下落した。逆に、リベラル派を自認する割合は、12年の28%から31%に上昇している。

 このリベラル派の比率は過去最高で、保守派と同率になったのも初めてだ。共和党支持者に絞っても、社会、経済問題ともに保守派と答えた者は、05年以降では最低の42%にまで低下した。連邦最高裁判所が今年6月、同性婚を合憲と判断したことは、社会のリベラル化傾向を象徴的に反映したものだったといえる。

 こうした風潮は概して、民主党最有力候補のヒラリー・クリントン前国務長官には「追い風」に、伝統的な婚姻などを重んじる共和党の候補者、とりわけ保守派には「逆風」だ。

 これに加え、オバマ大統領は、イラン核合意やキューバとの国交正常化など、立て続けにレガシー(政治的遺産)を手中に収めている。勢い、保守層には危機感と不満が鬱積(うっせき)し、これを「怒りのグループ」と称する政治アナリストもいる。

 怒りの矛先は、「党内のふがいない穏健なエスタブリッシュメント(主流派)」へと向けられている。その反動として、トランプ氏の支持率を押し上げ、「トランプ現象」が生じていると分析されている。

 現に、米キニピアック大学の調査によると、保守層の42%がトランプ氏を支持しており、ウィスコンシン州知事で保守派のスコット・ウォーカー氏(31%)ら他候補を引き離している。

 支持者の間には「彼の演説は激怒、皮肉、侮辱に満ちているが、自分の言葉で話している」などの声も少なくない。「政治の素人」であることも魅力というわけだ。

 クリントン陣営は、過激さゆえに強い批判を浴びているトランプ氏を、最もくみしやすい「夢の対立候補」と揶揄(やゆ)している。

 だが「保守層は、不満のはけ口としてトランプ氏を一時的に支持しているにすぎない。早晩離れる。共和党のレースはジェブ・ブッシュ(元フロリダ州知事)、ウォーカー両氏に集約されていく」(政治アナリスト)との見方が強い。

2579チバQ:2015/08/08(土) 10:43:30
http://www.sankei.com/world/news/150807/wor1508070044-n1.html
2015.8.7 22:29
【米大統領選】
クリントン氏に勝てるのは誰だ 米共和党、初の討論会 「論戦」幕開け

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6日、米オハイオ州クリーブランドで開かれた、米大統領選の共和党候補による討論会に出席した(左から)クリス・クリスティー、ルビオ、ベン・カーソン、ウォーカー、トランプ、ブッシュ、マイク・ハッカビー、クルーズ、ランド・ポール、ジョン・ケーシックの各氏(AP)
 【ワシントン=加納宏幸】2016年11月の次期米大統領選を目指す共和党候補による初の討論会(FOXニュースが主催)が6日、中西部オハイオ州クリーブランドで開かれ、17人の候補のうち最近の世論調査で首位の不動産王ドナルド・トランプ氏、2位のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事ら10人が激論を交わした。下位の7人もこれとは別に討論。民主党も初の討論会を10月13日に開くことにしており、候補者同士の論戦が幕を開けた。

 ■クリントン氏を支援?

 討論会の“華”の「センター」に立ったのは、本命視されてきたブッシュ氏を上回る20%台の支持率があるトランプ氏だった。

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 「この国に『政治的な正しさ』を求めている時間はない。中国やメキシコに負けているのだ」

 女性に関する差別的発言をただされたトランプ氏はこう切り返した。自らの暴言を、貿易や移民で他国から押されている米国が「強さ」を取り戻すべきだという論理にすり替えた形だ。

 ただ、トランプ氏が共和党の指名を得られない場合でも出馬する可能性を否定しなかったことに聴衆は大ブーイング。仮に第三党で出馬すれば保守票が割れるため、対抗馬のランド・ポール上院議員は「独立系で出てクリントン氏を支援するつもりだ」と勘ぐった。

 米紙ワシントン・ポストがこの日、トランプ氏が6月の出馬表明前に民主党最有力候補のヒラリー・クリントン前国務長官の夫、ビル・クリントン元大統領と電話で話していたと報じたことも、「トランプ現象」に影を落とした。

 ■「王朝」批判

 「王朝政治への懸念を理解しているか?」。司会者からブッシュ氏に質問が飛んだ。ブッシュ氏が父、兄に続く3人目の大統領を目指すブッシュ家、クリントン氏が夫に続くホワイトハウス入りを期すクリントン家を「王朝」になぞらえられることが多いためだ。

 ブッシュ氏は州知事としての実績を強調し、「私は私だ」と切り返した。

 これに対し、フロリダ州選出のマルコ・ルビオ上院議員は、教育改革をめぐり、かつては同じ州で“師弟関係”にあったブッシュ氏にかみつき、「今回の大統領選は過去ではなく未来に関するものであるべきだ」と世代交代を訴えた。

 ■オバマ路線を攻撃

 民主党への批判は外交・安全保障問題に集中した。ブッシュ氏は「大統領に就いたオバマ氏がイラクを放棄した」と指摘。11年末に米軍を完全撤退させたことが同国でイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」を増長させたと強調した。

 スコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事は、中国やロシアからのサイバー攻撃を懸念。軍事より外交を重視するオバマ氏の路線を「オバマ・クリントン・ドクトリン」と呼び、オバマ氏と、政権1期目に国務長官を務めたクリントン氏をともに攻撃した。

2580チバQ:2015/08/08(土) 12:52:28
http://mainichi.jp/feature/news/20150808k0000m030146000c.html
米大統領選:トランプ氏「台風の目」 共和で初TV討論会
毎日新聞 2015年08月08日 01時22分(最終更新 08月08日 02時14分)
【クリーブランド(米中西部オハイオ州)西田進一郎】来年の米大統領選に向けた共和党候補による初のテレビ討論会が6日、オハイオ州クリーブランドで開かれ、大統領選の火ぶたが事実上切られた。同党の候補者指名争いは、支持率首位を独走する不動産王のドナルド・トランプ氏(69)が「台風の目」になっている。討論会でも、歯に衣(きぬ)着せぬ発言や持論をまくし立て、会場の注目を一身に集めた。

 「今夜のステージ中央は実業家のドナルド・トランプ氏です」。午後9時からのプライムタイムに行われた討論会。司会者が最初に紹介すると、屋内競技場の特設会場に詰めかけた数千人の聴衆から大歓声があがり、赤いネクタイのトランプ氏が右手を挙げて満足そうに応えた。

 トランプ氏はテレビ出演などを通して高い知名度もある。6月の立候補表明時の支持率は3〜4%だったが、メキシコ移民への差別的発言やベトナム戦争で捕虜になった経験がある党重鎮のマケイン上院議員を侮辱するなど過激な言動でメディアの注目を集め、急激に支持率を伸ばした。

 討論会は、候補者指名争いに敗れた場合に共和党以外から立候補しないかどうかを確認する質問から始まった。トランプ氏はただ一人手を挙げ、「現時点では誓約しない」と表明。聴衆のブーイングはステージ裏の記者スペースにも響いた。発言は、指名争いで敗れても第三党から出馬し、共和党系の票を割るとの「脅し」だ。だが、ステージ上でトランプ氏が大きく両手を広げたり、持論を展開したりするたびに会場から笑いや拍手が起こり、討論会の雰囲気が緩んだ。

 一方、他候補はこうした土俵に乗るまいとトランプ氏への発言を控えた。唯一かみついたのは、ランド・ポール上院議員(52)で、共和党以外からの立候補の可能性を残すトランプ氏の発言に「間違っている」と鋭く指摘した。ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)がトランプ氏の発言にくぎを刺す場面もあったが、オハイオ州のジョン・ケーシック知事(63)は、トランプ氏は米国人の感覚を突いており、学ぶべきこともあると語った。

 「トランプ劇場」とも言える約2時間の討論会後、トランプ氏はステージ裏の記者スペースに姿を見せた。トランプ氏は、自分への質問が他の候補へのものより厳しかったとし、「質問は良いものではなかった」などと不満を語った。

 共和党の2回目のテレビ討論会は9月16日、カリフォルニア州で開かれる。

2581チバQ:2015/08/09(日) 13:50:12
http://www.sankei.com/world/news/150809/wor1508090008-n1.html
2015.8.9 09:44
【米大統領選】
トランプ氏を締め出し 女性に対する問題発言に米集会






米共和党の討論会に参加したトランプ氏(右)=6日、オハイオ州クリーブランド(ゲッティ=共同)
 来年の米大統領選に向けた共和党指名争いで支持率首位の不動産王トランプ氏が、女性に対する問題発言を理由に南部アトランタでの8日の共和党系集会から締め出された。米メディアが報じた。

 トランプ氏は選挙戦のライバルや移民、女性らに対して下品で乱暴な発言を繰り返している。今度は、共和党討論会の女性司会者を批判した際の表現が問題視された。

 6日の討論会で女性司会者はトランプ氏の過去の女性蔑視発言を厳しく指摘した。反発したトランプ氏は7日、CNNテレビの番組で「彼女の目に血が見えた。どこであれ血が出ていた」と発言。女性司会者が詰問したことには月経が関係していたとの嫌みをにおわせた発言と受け止められている。

 トランプ陣営は否定したものの、集会主催者は招請を取り消した。同陣営は、米国の政治家は言葉遣いに差別や偏見を交えないことに神経を使いすぎだと主張している。(共同)

2582名無しさん:2015/08/10(月) 11:36:04
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150726-00077765-toyo-soci
米国を最悪の不平等国にしたのは誰なのか
東洋経済オンライン 7月26日(日)5時30分配信

■ 脱・不平等国に向け 累進税、教育投資を提唱

 「1%対99%」の格差が米国をはじめ世界的に大きな問題になり、フランスのトマ・ピケティ教授の『21世紀の資本』が話題になっているが、それ以前からこの問題を論じていたのが著者のスティグリッツ氏である。

 そのスティグリッツ氏が米ニューヨーク・タイムズをはじめとする新聞や雑誌に寄稿したものをまとめ、さらにこれを体系化した論文を加えたのが、この本である。

 米国を「最悪の不平等国」にしたのは誰なのか。それはグローバル化と新自由主義政策を進めてきたレーガン政権以来の米国政府や議会のように見えるが、実際にはその背後にウォール街の金融資本家たちがいる。共和党のブッシュ両政権はもちろんのこと、民主党のオバマ政権もこの点では共通している。

 著者は、かつて民主党のクリントン政権の下で大統領経済諮問委員長を務め、さらに世界銀行の上級副総裁まで務めていたことのある行動する経済学者だが、それだけに政権のウラの事情についても詳しい。

 著者は「不平等は必然ではない」とし、経済のグローバル化、そして経済の金融化を進めた政府にまさに責任があるとしているのだが、ではこの不平等の問題を解決するにはどうしたらよいのか。

 それには累進制の高率税制を導入して金融投機を抑えることと同時に、教育への投資など、かつて大恐慌期に行われたニューディール政策に匹敵するような政策を導入することが必要だという。

 この本では米国や欧州についてばかりでなく、中国やインド、シンガポールなどについても論じられている。日本については「反面教師ではなく、手本にすべきだ」として、アベノミクスを高く評価している。これについては大いに異論がある。

著者
Joseph E. Stiglitz(ジョセフ・E・スティグリッツ)
2001年「情報の経済学」を築き上げた功績によりノーベル経済学賞受賞。1943年生まれ。米イェール大学、英オックスフォード大学、米スタンフォード大学などで教鞭を執る。米国大統領経済諮問委員長、世界銀行上級副総裁などの役職で政策の運営にも携わった。

奥村 宏

2583名無しさん:2015/08/10(月) 16:44:19
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150805-00075884-diamond-soci
「世界の警察官をやめる」と宣言したオバマ大統領
ダイヤモンド・オンライン 8月5日(水)14時0分配信

 新聞やTVの断片的な情報だけでは、めまぐるしく変わる世界情勢は根本的には理解できない。ニュースの前に、知っておくべき基礎知識というのがある。
私の『アメリカ、ロシア、中国、イスラム圏を知れば、この複雑な世界が手に取るようにわかる』という著書の中で、この「知っておくべき」基礎知識を集めたが、今回は「世界の警察官をやめる」というオバマ大統領の発言は、世界にどんな影響を与えるかを解説する。

● 「世界の警察官をやめる」と宣言したオバマ大統領

 オバマ大統領は、シリア内戦に関するテレビ演説で、退役軍人などから、「米国は世界の警察官でなければいけないのか」という書簡を受け取ったことを明らかにし、次のように述べた。

 「米国は世界の警察官ではないとの考えに同意する」。

 第2次世界大戦後、アメリカは世界の安全保障を担ってきた。冷戦終結以後、超大国はアメリカ一国だけなので、この発言は世界情勢の不安定化を加速させかねない問題である。

 この発言の背景にあるのは、深刻な不況により、国際的な危機が起こっても、ただちに米軍を投入することはできないという財政の問題がある。

 もうひとつは、2001年から2010年にかけてのアフガニスタンやイラクへの「対テロ戦争」だ。米国内には、多数の米兵が犠牲になったにもかかわらず、直接脅威が根絶できないという厭戦気分も蔓延していた。

 たとえば、昨今のシリア内戦に軍事介入を避けるという消極的な姿勢は、ロシアが大胆にもクリミアを併合したり、中国の南シナ海での積極的な拡大主義などを助長する結果となっている。このオバマ発言は、国際社会の問題解決から逃避するという宣言である。

 このたび、『アメリカ、ロシア、中国、イスラム圏を知ればこの複雑な世界が手に取るようにわかる』を上梓した。私がジャーナリストとして40年間活動し、80ヵ国以上を回った経験の中から、最低限知っておくといい知識をピックアップして選んだものだ。

 日々のニュースで流れてくる問題を知ろうとするなら、ニュースとなる国のことだけでなく、それに関係する国々の事情を知らなければならない。

 今、世界は複雑になりすぎていて、ニュースから読み取れる断片的な情報では、本質的な意味は分かりづらい。しかし、世界の遠いところの出来事が、思わぬところでつながっていることもある。ニュースを読む力は持っておくに越したことはないのだ。

 たとえば、隣接している国とは友好的なのか、あるいは対立しているのか、といった基本的な政治状況を知っておくことだけでも違う。そして、それを知るときに、もっとも効果的なのは、それぞれの国、あるいは地域の歴史、文化、宗教などを知ることである。

 ◎世界で唯一の超大国であるが、陰りを見せるアメリカ
◎共産主義のソ連が崩壊し、資本主義国家に変貌したロシア
◎共産主義独裁体制を維持しながら、日本を追い抜き、世界第2の経済大国になった中国
◎中近東だけでなくアフリカ西端から東南アジアまで、広大な地域に広がるイスラム圏

 これら4つの国の歴史や文化を理解しようとすると、その国だけにとどまらず、周辺諸国のことも、その関わりの中で知ることができる。つまり、これらを知ることは世界全体の理解につながっていくのである。

 これらの国の歴史、文化、宗教、政治、経済など多岐にわたるテーマを読んでいただいた読者には、広い世界の複雑な政治情勢を読む力がつくと私は確信している。

惠谷 治

2584チバQ:2015/08/12(水) 18:30:40
http://mainichi.jp/select/news/20150811k0000e030175000c.html
米ファーガソン警官射殺1年:非常事態宣言を発令
毎日新聞 2015年08月11日 11時19分(最終更新 08月11日 11時58分)
 ◇ミズーリ州セントルイス郡 デモ隊の一部が暴徒化で

 【ロサンゼルス長野宏美】米中西部ミズーリ州ファーガソンで昨年8月、白人警官が丸腰の黒人青年マイケル・ブラウンさん(当時18歳)を射殺した事件から1年となった9日、同地でデモ隊の一部が暴徒化し、セントルイス郡は10日、事態の沈静化を図るためファーガソンに非常事態宣言を発令した。

 9日のデモでは、ブラウンさんと親しかった黒人のタイロン・ハリス容疑者(18)が警官に撃たれ重体となった。警察はハリス容疑者から発砲されたため、応戦したと説明、警官への暴行容疑などで訴追した。一方、ハリス容疑者の家族は拳銃などは所持しておらず、丸腰だったと主張している。

 父親はAP通信に、警察側の説明は虚偽と主張。現場に居合わせた友人の証言に基づき「(デモとは無関係の)若者グループの対立に巻き込まれ、警察に助けを求めたら撃たれた」と語った。

 米メディアによると、ファーガソンでは9日、1000人以上が追悼デモを行っていた。「黒人の命は大切だ」と書かれたプラカードを掲げて行進するなどしていたが、同日夜に一部が暴徒化したという。

 近接する中心都市セントルイスでも10日、抗議行動が発生。連邦裁判所が入るビル前で、黒人差別が指摘される地元警察への介入や指導を要求した。不法占拠などの容疑で約60人が逮捕されるなど、緊張が高まっている。

2585チバQ:2015/08/12(水) 18:31:36
http://mainichi.jp/feature/news/20150812k0000m030064000c.html
米大統領選:共和党指名争い、問題発言後もトランプ氏独走
毎日新聞 2015年08月11日 20時15分(最終更新 08月11日 20時33分)
 【ワシントン西田進一郎】来年の米大統領選に向けた共和党候補者指名争いに立候補している不動産王トランプ氏(69)が、テレビ討論会の女性司会者に対する問題発言などの後も党内支持率で独走している。ロイター通信が10日発表した世論調査では、支持率は討論会前と同じ24%で、2位に12ポイント差をつけた。トランプ氏は同日のテレビ番組で、発言の撤回や謝罪はせず、司会者こそ謝るべきだと改めて批判した。

 ロイター通信の調査は6日夜の討論会直後から9日にかけてオンラインで実施され、共和党員278人から回答を得たという。2位はブッシュ元フロリダ州知事(62)だが、討論会前より5ポイント下がって12%。支持率8%を超えた候補は2人だけだったという。

 また、NBCテレビが7、8日に実施した調査でも、同党支持層でトランプ氏の支持率は23%と討論会前を1ポイント上回り、2位のクルーズ上院議員の13%に差をつけた。

2586チバQ:2015/08/12(水) 18:37:24
http://www.sankei.com/world/news/150811/wor1508110028-n1.html
2015.8.11 15:55

ホワイトハウス撮影解禁 40年ぶり、ミシェル夫人が「禁止」張り紙破り開放PR






米ワシントンのホワイトハウスでの撮影禁止を示す張り紙を引き裂くミシェル大統領夫人の映像=7月(UPI=共同)
 オバマ米政権は、ホワイトハウスが一般見学者に禁止してきた写真撮影を約40年ぶりに解禁した。ソーシャルメディアに写真を公開することも認め、開かれた政権を印象付ける狙いだ。

 撮影の禁止は、カメラのフラッシュで絵画などの美術品が傷むというのが主な理由だった。だが、技術の発達でフラッシュを使わなくてもきれいな写真を撮れるようになったとして、スマートフォンや携帯電話、コンパクトカメラに限り7月から写真の撮影を認めた。

 ミシェル大統領夫人は、撮影解禁を伝える動画で「写真とソーシャルメディア禁止」と書かれた張り紙を破り捨て「もうそうじゃない」と言って笑顔を見せた。

 見学者らは早速、ケネディ元大統領の肖像画やオバマ家の愛犬の写真などを次々とソーシャルメディアに公開。政権は反響に手応えを感じているようだ。(共同)

2587チバQ:2015/08/13(木) 22:43:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150813-00000042-jij-n_ame
クリントン氏、東部州で2位転落=メール問題で陰り―米大統領選
時事通信 8月13日(木)9時37分配信

 【ワシントン時事】米紙ボストン・ヘラルドなどが7〜10日に行った2016年大統領選の世論調査によると、民主党候補者指名争いに出馬しているバーニー・サンダース上院議員が北東部ニューハンプシャー州で民主党支持層の44%の支持を獲得し、これまで首位だったヒラリー・クリントン前国務長官の37%を上回った。
 
 1州限定とはいえ、指名争いの行方を占う調査でクリントン氏が首位から転落したのは初めて。クリントン氏は全米規模では2位以下を大きく引き離しているものの、長官在任中に私用のメールアドレスを公務に使っていた問題などを追及され、人気に陰りが出ていることもうかがえる。

2588チバQ:2015/08/13(木) 22:44:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150812-00000026-jij-n_ame
個人サーバー、司法省に提出へ=私用メール問題でクリントン氏
時事通信 8月12日(水)10時43分配信

 【ワシントン時事】ヒラリー・クリントン前米国務長官が私用のメールアドレスを在任中の公務に使っていた問題で、クリントン氏は自宅にあった個人のメールサーバーを司法省に提出するよう自身のスタッフに指示した。
 米メディアが11日、クリントン陣営の話として伝えた。
 クリントン氏はメール問題が明らかになった当初、私用のアドレスやサーバーでやりとりしたメールに機密はなかったと説明していた。その後、監察官のサンプル調査で機密性の高い情報が入っていたことが判明。さらに、国務省は11日、これらの中に、「極秘」に格上げすべき情報も含まれていることが分かったと明らかにした。
 クリントン氏はこうした事態を受け、司法省や連邦捜査局(FBI)による情報保全に協力する必要があると判断したとみられる。

2589チバQ:2015/08/16(日) 14:38:18
http://www.cnn.co.jp/usa/35068903.html
ゴア元米副大統領、出馬を検討か 関係者は否定
2015.08.14 Fri posted at 11:53 JST
ワシントン(CNN) アル・ゴア元米副大統領(67)が2016年の大統領選に出馬を検討中と一部で報じられたことについて、ゴア氏の広報担当者は13日、そのような事実はないと否定した。同氏と親しい関係者も、報道は「事実無根」と一蹴している。
米ニュースサイトのバズフィードは同日、支持者らがゴア氏の出馬の可能性について検討を始めたと伝えていた。側近はバズフィードの取材に対し、「人々の間で話が伝わり、そのうちの誰かが本人に話したかもしれないし、話していないかもしれない」とコメントしたとされる。
ゴア氏はビル・クリントン元大統領の後継として2000年の大統領選に出馬して破れた。もし今回出馬を表明すれば、クリントン元大統領の妻であるヒラリー・クリントン前国務長官との間で民主党の指名を争うことになる。
クリントン氏は知名度の高さから有力候補と見られていたが、国務長官時代に私用メールを使っていた問題に足を取られて支持率が落ち込んだ。
現副大統領のジョー・バイデン氏も数週間以内に出馬を表明するとの観測が強まっている。
ゴア氏はこれまで気候変動に警鐘を鳴らす活動の先頭に立ってきた。カレントTV(現在はアルジャジーラの傘下)を買収するなど、報道ベンチャー事業にも進出している。

2590チバQ:2015/08/16(日) 14:39:34
http://www.cnn.co.jp/usa/35068830.html
カーター元米大統領、がんの転移を公表 肝臓手術後に発覚
2015.08.13 Thu posted at 11:49 JST
ワシントン(CNN) ジミー・カーター元米大統領(90)は12日、がんが体の複数の部位に転移していることが分かったと発表した。
カーター氏は今月初旬、肝臓の一部を切除する手術を受け、この時点では完全回復が見込めると診断されていた。しかし12日の発表では、手術の結果、他の部位でもがんが見つかったと告白した。
がんがどこから転移したのかは分かっていない。カーター氏の家系は膵臓(すいぞう)がんが多く、同氏の父親や兄弟姉妹も膵臓がんで命を落としている。母親は乳がんが後に膵臓に転移した。
カーター氏は2008年にCNNの番組で、「膵臓がんにかかれば確実に死ぬ」と話していた。
今後はアトランタにあるエモリー大学病院で治療を受け、17日の週にも詳しい病状を明らかにする意向。
カーター氏は1976年の選挙で民主党から選出されて39代目の大統領に就任。4年後の選挙でロナルド・レーガン氏に敗れ、退任後は慈善事業などに力を入れていた。
これまで健康状態は比較的良好だったが、今年5月には体調を崩して南米のガイアナ訪問の予定を切り上げていた。
オバマ大統領夫妻は、カーター氏が早期に完全回復することを祈っているという談話を発表。大統領報道官は、オバマ大統領が電話でもカーター氏と話をしたことを明らかにした。
民主、共和両党の政治家や米アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)、女優ミア・ファローさんなど、各方面からもお見舞いの言葉が寄せられている。

2591チバQ:2015/08/16(日) 14:40:23
http://www.cnn.co.jp/usa/35068820.html
鍵握るアイオワ州、トランプ氏が支持率トップ 米大統領選
2015.08.13 Thu posted at 10:38 JST
ワシントン(CNN) 米大統領選の共和党指名争いで鍵となる党員集会が開かれるアイオワ州で、実業家のドラルド・トランプ氏が大差で支持率トップに立っていることが13日までに分かった。同州で行われたCNNと調査機関ORCインターナショナルによる最新の世論調査で明らかになった。アイオワ州は全米でも最初期に党員集会が開かれなど、同州での結果が序盤の争いで鍵を握ると見られている。
トランプ氏の支持率は22%。経済や不法移民、テロへの取り組みで最も力を発揮できると見なされているほか、大統領選で勝利できる候補として最も多く名前が挙がった。ワシントンのやり方に変化をもたらせる候補としても支持を集めた。
支持率14%で2位につけているのは元神経外科医のベン・カーソン氏。これまでの調査では10%前後の支持にとどまっていたが、先週行われたテレビ討論会での同氏の最後の発言が視聴者の注目を集め、評価が上昇していた。
アイオワ州の最近の世論調査の大半でこれまでトップに立っていたスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事は、支持率9%で3位に転落した。

2592名無しさん:2015/08/16(日) 19:01:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150814-00000082-mai-int
<70年談話>米政府、歓迎の声明 メディアはトップ級扱い
毎日新聞 8月14日(金)22時7分配信

 【ワシントン西田進一郎、和田浩明】安倍談話に対して、米国家安全保障会議(NSC)のプライス報道官は14日、「第二次大戦中に日本がもたらした苦難に対する痛切な反省、歴代内閣が出した談話を引き継ぐことを明確にした内容を歓迎する」との声明を出した。また米国内のアジア専門家からも評価する声が上がった。

 プライス報道官は「首相は国際的な平和と繁栄への貢献を拡大するとの日本の意思を保証した。日本は過去70年間、平和と民主主義、法を尊重してきた。これはすべての国にとってモデルとなる」と称賛した。

 オバマ政権は北朝鮮や中国への対応を念頭に日米韓連携を重視。日韓関係を冷え込ませている歴史問題で、安倍政権に歴代内閣の立場を引き継ぐよう促してきた。

 米スタンフォード大アジア太平洋研究センターのダニエル・スナイダー副所長は、談話が侵略や中国、東南アジア諸国などに与えた苦痛への認識を明確にし、植民地支配や戦場での女性の不当な扱いなどについても重要な言及をしたと指摘。「謝罪に真の終わりがあるというのは同意できない」としながらも、談話は日本の近隣諸国との「関係改善や和解に前向きに貢献し、それを支援し得るものだ」などと評価した。

 一方、米国の主要メディアは電子版で速報しトップ級の扱いをするなど、関心の高さを示したが、論評は総じて批判的だ。

 CNNテレビは安倍首相が談話を読み上げる様子をアジア地域で生中継。ワシントン・ポストは「日本の指導者、第二次大戦で謝罪に至らず」との見出しの記事を掲載。中国や韓国では、談話の内容が厳しく吟味されることになると指摘した。また、従軍慰安婦問題に関する言及については「期待をはるかに下回る」と述べた。一方で、首相が大戦中に日本の行動で死亡した人々に関し反省を示したとも述べた。

 ウォール・ストリート・ジャーナルも「安倍首相は周辺諸国が求めていた自分の言葉による直接的な謝罪を行わなかった」と批判的。ニューヨーク・タイムズは「公式謝罪の終わりなき繰り返し」を避ける意図があるようだと指摘した。

2593チバQ:2015/08/16(日) 20:58:04
http://www.sankei.com/world/news/150815/wor1508150005-n1.html
2015.8.15 15:00
【世界の議論】
「武器化された大麻」でNYが犯罪都市に逆戻り?





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7月から嗜好目的での大麻使用も合法化されたオレゴン州のポートランドで、カラフルな大麻吸引関連グッズの品定めをする愛好者(左)。全米での潮流となった大麻合法化だが、ニューヨーク市では凶悪犯罪の増加傾向が現れるなど、社会的副作用も問題化している=7月3日(ロイター)
 米ニューヨークで、「合成大麻」と呼ばれる危険(脱法)ドラッグがホームレスや低所得者の間で急速に広まり、社会問題化しつつある。廉価で酒店やコンビニなどで入手でき、簡単に高揚感が得られることから手を染める人が増えているのだが、増加傾向に歩調を合わせるように殺人や強盗などの凶悪犯罪件数も減少から増加に転じている。1990年代には「全米一の犯罪都市」と言われながら、その後、劇的に犯罪を減少させた実績のあるニューヨークだが、合成大麻がさらに浸透すれば、犯罪都市に逆戻りしかねないと懸念する声が上がっている。(SANKEI EXPRESS)

危険ドラッグに類似

 「合成大麻がもたらす禍根は今や、ニューヨークで最も懸念される大問題の一つとなった。脱法すれすれというよりは完全に違法な合成大麻は、武器化されたマリフアナ(大麻)と言ってもよく、野放しにはできない」

 ロイター通信などによると、ニューヨーク市警のウィリアム・ブラットン長官(67)は4日、記者会見でこう語気を強めた。問題の合成大麻は「スパイス」や「K2」などの商品名で売られているもので、多幸感、鎮痛、幻覚といった精神神経反応を引き起こすカンナビノイドを合成した薬物を植物片に添加している。錯乱や頭痛、心拍数の上昇、痙攣(けいれん)、意識障害などの症状を起こすことから、使用が制限されている。

 ただ、日本でも危険ドラッグが問題となったように、成分を絶えず移り変えて売られているため、取り締まりが追い付かないのが常態化している。また、最近、急速に広まっている背景には、全米で広まっている大麻解禁の風潮がある。

合法化が後押し

 米国ではすでに、首都ワシントンとオレゴン州など4州で医療用大麻だけでなく嗜好用大麻も合法化されている。また、医療用大麻に限って個人の所持・使用を認める州は二十数州あり、ニューヨーク州も昨年6月から医療用大麻を合法化している(全米23州目)。合法化されたとはいえ、医療用大麻を入手するには医師の許可が必要だが、単なる嗜好目的の脱法(違法)ドラッグとの区分があいまいになり、その浸透を後押しする形となってしまった。

 ニューヨーク州の薬物取り締まり当局の責任者は米CNNに「(合成大麻は)カラフルな包装で店頭販売されるので、若者たちは安全だと勘違いしてしまう。しかも1袋2〜5ドル程度で入手できる。だが、実際には脳に長期的な悪影響が及ぶこともある危険な薬物だ」と話している。

 ニューヨーク市警によると、今年4〜7月の4カ月間で、市内で1900人以上が合成大麻の吸引後に何らかの症状を起こし、病院に搬送された。市警は会見で数字は明らかにしなかったが、死亡したケースも複数含まれているという。

殺人が10%増加

 ニューヨークはかつて犯罪都市として悪名をはせたが、警察官の数を大幅に増加させ、まず軽犯罪から徹底して取り締まることで治安状況を改善。2010年の時点で20年前と比して強盗件数が6分の1以下になるなど、犯罪数が激減した。しかし、昨年来、殺人などの凶悪犯罪を中心に再び増加する兆しが表れている。ブラットン長官は会見で「今年前半、市内の全犯罪数は昨年同期比で5%減っているが、殺人は10%増加。100件以上起き、90年代の半年平均の約190件に戻るのではないかと懸念される。発砲事案はもっと増えており、その2〜3割が合成大麻絡みだ。早く(犯罪増加の)芽を摘まなくてはならない」と強調した。

2594チバQ:2015/08/17(月) 21:55:49
http://www.cnn.co.jp/usa/35068992.html
大統領選への出馬、決断は10月か バイデン副大統領
2015.08.17 Mon posted at 16:59 JST
ワシントン(CNN) 来年の米大統領選に向けて民主・共和両党の候補者選びが過熱するなか、バイデン副大統領の出馬について、最大で10月1日まで決断を先延ばしするのではないかとの見方が出ている。
バイデン副大統領に近いアドバイザーや関係者によれば、バイデン氏が出馬を決断したかどうかは不透明だ。
ただ、過去数週間の情報などを総合すると、さまざまな日程が考えられるが、バイデン氏が出馬をするかしないか決断するのに最大で10月1日まで検討することが可能だと見られている。
有効な選挙戦を行えるかどうかについては、不可能ではないが、民主党候補で最有力と見られているヒラリー・クリントン前国務長官のキャンペーンに匹敵するものは難しいとの見方が出ている。
出馬の可能性について検討する場合、初期に予備選が開催される4州の動向に目を向けるのが最良の方法かもしれない。もし、バイデン副大統領が出馬した場合、アイオワ、ニューハンプシャー、サウスカロライナ、ネバダの最初の4州の結果次第で、クリントン氏に勝つチャンスがあるかどうかはっきりしそうだからだ。
バイデン副大統領の関係者のなかで、こんな冗談がささやかれているという。10月13日の朝に出馬を伝える電話連絡が入り、その夜にネバダ州で開かれる民主党討論会にバイデン氏が登場するというものだ。

2595チバQ:2015/08/19(水) 19:40:23
http://mainichi.jp/select/news/20150819k0000e030219000c.html
ホワイトハウス:トランスジェンダー初勤務 人事など担当
毎日新聞 2015年08月19日 11時43分(最終更新 08月19日 13時08分)

 【ワシントン和田浩明】米ホワイトハウスがトランスジェンダー(心と体の性が一致しない人)の女性を大統領府の人事などの担当者として採用したことが18日分かった。女性が勤務していたワシントンの民間組織「全米トランスジェンダー平等センター」が発表した。トランスジェンダーであることを自ら表明している人が、ホワイトハウスに勤務するのは初めてだという。

 この女性はラフィ・フリードマンガースパンさん。同センターで政策顧問を務めていたが、今回抜てきされたという。米メディアによると、ジャレット大統領上級顧問はこの人事について「政権の価値観を反映したものだ」と説明している。

 オバマ政権はトランスジェンダーなど性的少数派の権利擁護を主要政策として掲げている。2月には性的少数者(LGBT)の人権の国際的な擁護・促進を担当する初の特使をケリー国務長官が任命している。また、カーター国防長官も、米軍での勤務に前向きの姿勢を打ち出している。

2596チバQ:2015/08/19(水) 20:37:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150818-00000067-jij-n_ame
民主にバイデン氏擁立論=クリントン氏人気に陰り―米大統領選
時事通信 8月18日(火)14時33分配信

 【ワシントン時事】2016年米大統領選の民主党本命候補と目されてきたヒラリー・クリントン前国務長官(67)の人気に陰りが出る中、同党の一部でジョー・バイデン副大統領(72)を担ぎ出そうという動きが出てきた。
 00年大統領選でブッシュ前大統領に惜敗したアル・ゴア元副大統領(67)の出馬説も浮上している。
 クリントン氏の人気の低下は、私用メールアドレスを在任中の公務に使っていた問題に幕を引けず、野党共和党からの追及が長引いているのが最大の要因。大統領選本選での一騎打ちを想定した16日発表のFOXニュースの世論調査では、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)ら共和党候補2人にそれぞれ2ポイントのリードを許した。
 民主党内の支持率でも「社会主義者」を自称するバーニー・サンダース上院議員(73)に、7〜10日のニューハンプシャー州での調査で初めて逆転された。これまで次期大統領に最も近いとみられてきたクリントン氏だが、党内では「持ちこたえられるのか」と懸念も出始めている。
 こうした中で出てきたのが、バイデン副大統領らの擁立論だ。米メディアによると、出馬を促す声の高まりを受け、バイデン氏は休暇を利用して支援者らと会合を重ね、側近による選挙戦略の検討にもゴーサインを出した。ゴア氏周辺は否定しているものの、同氏の出馬説をささやく民主党関係者もいる。

2597チバQ:2015/08/19(水) 22:08:48
http://mainichi.jp/feature/news/20150820k0000m030093000c.html
米大統領選:クリントン氏失速 サンダース氏が支持拡大
毎日新聞 2015年08月19日 21時09分

 【ワシントン西田進一郎】来年の米大統領選に向けた民主党の候補者指名争いで、クリントン前国務長官(67)の圧勝ムードが揺らぎつつある。「民主社会主義者」を自任するサンダース上院議員(73)が、中道寄りのクリントン氏に対する不満を持つリベラル層を基盤に支持を急速に広げているからだ。クリントン氏は全国規模の世論調査では大きくリードするが、一部の州で先行を許す展開になっている。

 「この国は、すべての人たちのものだ。ひと握りの億万長者だけのものではない」。サンダース氏は15日、指名争いで初戦の党員集会が行われる中西部の重要州アイオワ州で開かれたイベントで力説し、拍手喝采を浴びた。

 サンダース氏は連邦議会で最左派のベテラン無所属議員。高額所得者への課税強化など徹底的な所得再配分を主張し、連邦政府の最低賃金を時給7.25ドル(約900円)から15ドル(約1860円)に引き上げることを主張する。党内リベラル派で待望論があったウォーレン上院議員(66)が立候補しないため、党員でなくても名乗りを上げられる指名争いで労働組合やリベラル層の支持を集めている。

 こうした中、東部ニューハンプシャー州の大学が11日に発表した世論調査が全米に衝撃を与えた。指名争いでアイオワ州に続いて予備選が行われる重要なニューハンプシャー州で、サンダース氏は民主党支持層の44%の支持を獲得し、クリントン氏の37%を抑えてトップに立ったのだ。前回3月の調査ではクリントン氏が47%で、ウォーレン氏の22%、サンダース氏の8%に大差をつけていた。

 サンダース氏の地元はバーモント州で、隣のニューハンプシャー州でも知名度が高い。サンダース氏の勢いに注目する報道が調査直前に多かったことも、調査結果に反映されたとみられる。一方、全米規模の世論調査では16日発表のFOXニュース調査でクリントン氏がサンダース氏に19ポイント差をつけている。

 ただ、序盤の重要州で敗れれば、その後の選挙運動に影響を与える可能性がある。こうした事態を避けるため、クリントン氏にはリベラル層の取り込みが改めて課題として浮かび上がっている。

 クリントン氏は、長官在任中に私用のメールアドレスとサーバーを公務に使っていた問題で好感度が下がっている。党内では、大統領選への対応を明言していないバイデン副大統領(72)への待望論も出ている。

2598チバQ:2015/08/19(水) 22:42:51
http://jp.wsj.com/articles/SB12651166888765394352004581166054083012870
米共和党、有望な5人の候補者 民主党脅かす穏健保守派
By WILLIAM A. GALSTON
2015 年 8 月 12 日 19:40 JST

 米大統領を目指す共和党候補者の最初の討論会が6日に終了した。共和党は今こそ真剣にならねばならない。ドナルド・トランプ氏が指名を獲得することはなかろう。元神経外科医のベン・カーソン氏にもチャンスはなさそうだ。「前座」扱いされた討論会に参加した(支持率が低い)候補者たちも同じことだろう。米ヒューレット・パッカード(HP)のカーリー・フィオリーナ元最高経営責任者(CEO)は「前座」の討論会で見事な討論を繰り広げたが、HPのCEOを更迭された人物を共和党が大統領候補に指名するとは考えにくい。その上、彼女はCEO当時にひいき目にみても物議を醸したし、2010年にカリフォルニア州から上院選に出馬した際はバーバラ・ボクサー氏に大敗を喫した。

 共和党の指名を受ける望みが持てる候補者は5人だけだ。2人の現職上院議員(マルコ・ルビオとテッド・クルーズの両氏)と2人の現職知事(スコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事とジョン・ケーシック・オハイオ州知事)、元州知事(ジェブ・ブッシュ氏)だ。この5人は非常に異なる人々を代表するだけでなく、基本的には、共和党の将来にとって競合する戦略の選択となる。

 この5人を個別にみてみると、テッド・クルーズ氏は草の根保守派運動「ティーパーティー(茶会)」を代表する保守派で、、国防以外の点では積極的な反政府主義者であり、キリスト教徒のソーシャル・コンサーバティブズ(社会的保守主義者)にアピールしている。ジョン・ケーシック氏は、この世代の温情ある保守派で、自身の信条をメディケイド(低所得者向け公的医療保険)の拡大と、同性愛者に対する「無条件の愛」の拡張を正当化することだと主張している。スコット・ウォーカー氏はウィスコンシン州の公共セクターの労働組合に対して行ったように、ワシントンのリベラル派に対しても苦情を申し立てるだろうという支持者の期待を燃え上がらせる攻撃的保守派だ。

2599とはずがたり:2015/08/20(木) 08:55:16

<米大統領選>クリントン氏失速 サンダース氏が支持拡大
毎日新聞社 2015年8月19日 21時09分 (2015年8月20日 00時57分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20150819/Mainichi_20150820k0000m030093000c.html

 【ワシントン西田進一郎】来年の米大統領選に向けた民主党の候補者指名争いで、クリントン前国務長官(67)の圧勝ムードが揺らぎつつある。「民主社会主義者」を自任するサンダース上院議員(73)が、中道寄りのクリントン氏に不満を持つリベラル層を基盤に支持を急速に広げているからだ。クリントン氏は全国規模の世論調査で差を縮められ、一部の州では先行を許している。

 「この国は、すべての人たちのものだ。ひと握りの億万長者だけのものではない」。サンダース氏は15日、指名争いで初戦の党員集会が行われる中西部の重要州アイオワ州でのイベントで力説し、拍手喝采を浴びた。

 サンダース氏は連邦議会で最左派のベテラン無所属議員。高額所得者への課税強化など徹底的な所得再配分を主張し、連邦政府の最低賃金を時給7.25ドル(約900円)から15ドル(約1860円)に引き上げることを主張する。党内リベラル派で待望論があったウォーレン上院議員(66)が立候補しないため、党員でなくても名乗りを上げられる指名争いで労働組合やリベラル層の支持を集めている。

 一方のクリントン氏は長官在任中に私用のメールアドレスとメールサーバーを公務に使っていた問題が尾を引き、好感度は低下し続けている。勢いに陰りの見えるクリントン氏と、大規模集会を各地で開いて知名度を上げるサンダース氏の差が世論調査に表れている。

 CNNテレビが19日に発表した調査では、民主党支持層におけるクリントン氏の支持率は7月下旬調査に比べて9ポイント下がり47%。逆にサンダース氏は10ポイント増の29%で、差が大きく縮まった。

 また、指名争い第2戦の舞台となる東部ニューハンプシャー州の大学が11日に発表した州内の調査では、サンダース氏の支持率は44%で、クリントン氏の37%を抑えて首位に立った。3月の調査ではクリントン氏が47%で、ウォーレン氏の22%、サンダース氏の8%に大差をつけていた。

 同州の調査結果には、サンダース氏の地元がバーモント州で、隣のニューハンプシャー州でも知名度が高いことやサンダース氏の勢いに注目する報道が調査直前に多かったことも影響したとみられる。

 序盤の重要州で敗れれば、その後の展開に影響を与える可能性がある。民主党の候補者指名争いは混沌(こんとん)とし始め、大統領選への対応を明言していないバイデン副大統領(72)への待望論も出ている。

2600とはずがたり:2015/08/21(金) 09:21:02

トヨタ:米本社をテキサス州に移転 クボタも
http://www.msn.com/ja-jp/news/money/%E3%83%88%E3%83%A8%E3%82%BF%E7%B1%B3%E6%9C%AC%E7%A4%BE%E3%82%92%E3%83%86%E3%82%AD%E3%82%B5%E3%82%B9%E5%B7%9E%E3%81%AB%E7%A7%BB%E8%BB%A2-%E3%82%AF%E3%83%9C%E3%82%BF%E3%82%82/ar-BBlVhJz#page=2
毎日新聞 10 時間前

 トヨタ自動車や農機大手クボタが2016〜17年にかけ、米国本社をカリフォルニア州から南部テキサス州に相次いで移転する。同様の動きは日本企業以外にも目立っており、規制が緩やかで税金や労働コストが安いことが、企業を引きつける要因になっているようだ。【清水憲司】

 「全米平均2倍の大学卒業率と多様な社会構成。高コストの米東海岸、規制の厳しいカリフォルニア州に対しても、当市は優位にあります」。トヨタがカリフォルニアから米国本社を移すテキサス州ダラス近郊のプレイノ市。サリー・ベイン経済開発事務局長は、同市進出のメリットを強調する。関連企業などの進出も見込まれ、日本企業の引き合いも目立つ。数千人の人口増に加え、今後10年間だけで70億ドル(約8600億円)の経済効果を見込む。

 トヨタの米国進出は1950年代後半。当初は日本から運んだ車の販売が主力だった名残で、日本に近いカリフォルニアに本拠地を置いてきた。

 16?17年にかけ、全米3カ所に散らばる統括、製造、販売、金融の各社を順次集約する。東海岸のニューヨークにも、西海岸にも飛行機で3時間程度で行ける立地のメリットが大きかったという。17年前半にダラス近郊に移転するクボタも「米国の中心」を理由に挙げる。米国事業の拡大に伴い、日本との行き来より、米国内の行き来の重要度が増したことが背景にある。

 ダラス近郊には、電子部品メーカーが多く、NECや富士通も米本社を構えてきた。米国NECは一時、先端企業が集まるカリフォルニア・シリコンバレーへの移転を検討したが、高橋信介社長は「急速な人口増に支えられた活力に加え、財政に余裕のある州政府が先進的な事業を打ち出すなど、ビジネスチャンスがある」と思いとどまったという。

トヨタ自動車が米国内の製造や販売などの拠点を移転・集約する新本社の建設予定地=米南部テキサス州プレイノ市で、清水憲司撮影
c 毎日新聞 トヨタ自動車が米国内の製造や販売などの拠点を移転・集約する新本社の建設予定地=米南部テキサス州プレイノ市で、清水憲司撮影
 テキサスは、州の法人所得税がないうえ、家賃などの生活費も安く、同じ賃金でも優秀な人材を確保しやすい。労働者保護が厳格で、解雇時のトラブルも多いカリフォルニアに比べ、そうした心配も少ないという。ダラス市によると、過去5年間で60社超がダラス周辺への本社移転を決めたが、半数がカリフォルニアから。日本勢に限らず、「カリフォルニアからテキサス」の流れが強まっている。

 日本貿易振興機構(ジェトロ)ヒューストン事務所の黒川淳二所長は「日本企業は、企業買収を含め米国事業を拡大してきたが、広がった拠点をどう束ねていくかが課題の一つ。トヨタの動きを参考にする企業が今後も出てくる可能性がある」と分析する。

2601とはずがたり:2015/08/21(金) 10:22:06
山火事消火に軍も出動 干ばつ続く米西部で多発
http://www.asahi.com/articles/ASH8M4VX0H8MUHBI00J.html?ref=goonews
ロサンゼルス=平山亜理2015年8月21日00時04分

 干ばつの続く米西部各地で大規模な山火事が発生し、軍が200人出動する事態となっている。全米省庁合同火災センター(NIFC)によると、18日現在でカリフォルニアやオレゴン州など7州、95カ所で山火事が発生し、約44万7千ヘクタールを延焼中だ。

 CNNによると、これまでに2万5千人の消防士が消火にあたっているが、猛威を振るう火事を抑え切れず、軍も出動。山火事の消火への軍の出動は、2006年以来という。

 当局によると、カリフォルニア州では、1月から8月までで、4382件の山火事が発生した。昨年の同時期に比べて、1335件以上多い。

 アイダホ州では、50件の家が焼けたほか、27頭の馬が焼け死んだ。オレゴン州では26件の家が焼け、約300人が避難している。(ロサンゼルス=平山亜理)

2602チバQ:2015/08/22(土) 00:06:47
http://www.sankei.com/world/news/150821/wor1508210009-n1.html
2015.8.21 00:46

米警察官が18歳黒人射殺 住民反発、一部暴徒化・略奪も

Tweet

19日、米ミズーリ州セントルイスで、抗議の人々が集まる中、道をふさぐ警察官ら(ロイター=共同)
 米中西部ミズーリ州セントルイスで19日、2人の白人警察官が18歳の黒人青年を射殺した。反警察の抗議活動が全米に広がるきっかけになった黒人射殺事件が昨年8月に起きたファーガソンのすぐ近くで、住民は瓶やれんがを投げて反発した。

 一部が暴徒化し、略奪があったと伝えられる。警察は催涙ガスで対抗し、公務執行妨害の疑いで9人を逮捕した。

 警察の説明では、警察官2人が別の事件で市内の住宅を家宅捜索しようとした際、若い2人が逃げ出した。うち1人のマンスール・ボールベイさん(18)が拳銃を向けたため、警察官が計4発を撃って射殺。もう1人は逃走した。

 白人警察官が18歳の黒人青年を射殺したファーガソンの事件から今月9日で1年となり、住民と警察との間で再び緊張が高まっていた。(共同)

2603チバQ:2015/08/24(月) 22:42:44
http://www.sankei.com/world/news/150823/wor1508230021-n1.html
2015.8.23 16:57
【米大統領選】
バイデン氏、出馬へ本腰? 左派有力議員と接触






ワシントンで講演する米国のバイデン副大統領=6月(AP)
 米民主党のバイデン副大統領(72)が22日、首都ワシントンの公邸で同党左派の女性有力者ウォーレン上院議員(66)とひそかに会談した。米メディアが報じた。

 ウォーレン氏は、次期大統領選の民主党候補指名争いで最有力と目されるクリントン前国務長官(67)への対抗馬として、党内左派の期待を集めた人物。バイデン氏が指名争いへの出馬を本気で検討しているとの観測に拍車が掛かっている。

 ハーバード法科大学院教授として破産法を教えていたウォーレン氏は、ウォール街に象徴される既得権益を厳しく批判。リベラル層の間でカリスマ的な人気があるが、本人は一貫して出馬を否定している。

 米メディアによると、22日の会談はバイデン氏が要請した。自身が出馬した場合、応援してもらえるかどうかを探った可能性がある。(共同)

2604チバQ:2015/08/25(火) 20:36:49
http://www.sankei.com/world/news/150825/wor1508250022-n1.html
2015.8.25 17:40
【米大統領選】
バイデン副大統領が出馬か 最終決断へ動き活発に

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 【ワシントン=加納宏幸】ジョー・バイデン米副大統領(72)が2016年次期大統領選の民主党候補指名争いに参戦するとの見方が強まっている。これまで独走を続けてきたヒラリー・クリントン前国務長官(67)の勢いに陰りが見え、民主党支持層が新たな選択肢を望んでいることが大きい。バイデン氏は民主党左派の有力議員と接触するなど、最終決断に向けた動きを活発化させている。

 バイデン氏は22日、「反ウォール街」の代表格として民主党リベラル派に人気のエリザベス・ウォーレン上院議員(66)とワシントンの公邸でひそかに会談した。米メディアが一斉に報じた。この事実が注目を集めているのは、クリントン氏の「泣きどころ」を突く行動だからだ。

 クリントン氏は今でこそ富裕層への「富の集中」を強く批判するが、ニューヨーク州選出の上院議員を務め、富裕層を象徴するウォール街の金融業界に近いと目されてきた。その対抗馬として立候補への期待があったウォーレン氏がバイデン氏を支持すれば、選挙戦の様相はがらりと変わる。

 クリントン氏は4月の出馬表明以来、民主党支持層から6割前後の安定した支持を受けてきたが、このところ民主党支持層の間で「クリントン離れ」が進んでいるとみられている。

 CNNテレビの世論調査によると、7月に56%だった支持率は8月に47%へと下落。社会主義者を自称する無所属のバーニー・サンダース上院議員(73)が19%から29%へと支持を拡大した。私用メール問題でクリントン氏に対する追及が長引いていることが影響しているとの見方が有力だ。まだ出馬を表明していないバイデン氏への直近の支持は14%だった。

 バイデン氏は夏の終わりまでに最終判断するとし、米メディアは9月中に出馬の是非を決断すると伝えている。24日にはオバマ大統領と昼食をともにしたが、CNNによると、オバマ氏はバイデン氏の出馬に賛同。複数の側近は、バイデン氏が立候補の判断に傾いていると述べたという。

 バイデン氏は上院議員に7回当選し、外交委員長を務めた民主党重鎮。1988年と2008年の大統領選に出馬したが指名争いで敗れ、09年からオバマ政権の副大統領。日本では13年末、安倍晋三首相の靖国神社参拝に米政府として「失望」を表明するのを主導した人物として知られる。

2605チバQ:2015/08/25(火) 20:42:17
http://www.afpbb.com/articles/-/3058335
ジェブ・ブッシュ氏、アジア人が生得市民権を乱用と非難
2015年08月25日 17:00 発信地:ワシントンD.C./米国
政治
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ジェブ・ブッシュ氏、アジア人が生得市民権を乱用と非難 写真拡大 ×米カリフォルニア州シミバレーにあるロナルド・レーガンライブラリーで演説する、共和党の大統領予備選候補者ジェブ・ブッシュ氏(2015年8月11日撮影、資料写真)。(c)AFP/Getty Images/Jonathan Alcorn 【メディア・報道関係・法人の方】写真購入のお問合せはこちら
【8月25日 AFP】共和党の大統領予備選の有力候補者であるジェブ・ブッシュ(Jeb Bush)氏が24日、テキサス(Texas)州で行った選挙キャンペーンで移民問題について語り、米国内で生まれた子どもに米市民権を付与する法律をアジア人が乱用していると非難した。

 ブッシュ氏は、不法滞在の親から生まれた子どもたちを描写する軽蔑的な表現「アンカーベビー(anchor baby)」という言葉の使用を巡り、共和党候補者指名レースの先頭を走る不動産王のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏や民主党候補のトップ候補ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前米国務長官といったライバルと激しく対立してきた。

 移民の権利保護活動家らはこの言葉を、国境をこっそり越えて子どもを産むことで子孫に米国市民権を与え、親の法的立場を強めようとする人々の子どもたちを描写するために反移民活動家らが使う中傷だとみている。

 ブッシュ氏は24日、メキシコと米国との国境に近いテキサス州を訪問した際、「アンカーベビー」騒動はヒスパニック票を集める妨げになっているのではないかとの質問に対し、この問題はむしろヒスパニック以外の移民に関わりが深いと指摘し、次のように述べた。

「私が言ってきたのは、組織的に行われている不正の事例のことだ。そしてそれは、率直に言うと、組織的にわが国に来て出産し、生得市民権という高貴な概念を悪用するアジアの人々により密接に関連している」

 トランプ氏は、生得市民権付与が不法移民数の増加を助長しているとして、この法律の廃止を提案。同氏は21日、米国では昨年、不法移民の親から30万人の赤ちゃんが産まれたと主張した。

 米調査機関ピュー・リサーチ・センター(Pew Research Center)の2010年の調査結果によると、米国で2008年に非合法移民の親から生まれた子どもは、トランプ氏が示した2014年の数字より多い34万人で、全出生数の8%を占めた。同センターによると、アジア系は近年、全移民数の36%と最大シェアを占め、ヒスパニック系の31%を超えたという。(c)AFP

2606チバQ:2015/08/26(水) 21:44:21
http://mainichi.jp/feature/news/20150827k0000m030056000c.html
米大統領選:共和は大混戦 民主・クリントン氏勢いに陰り
毎日新聞 2015年08月26日 20時30分

 2016年11月の米大統領選挙は今月から候補者の討論会が始まり、本格的に幕が開いた。8年ぶりのホワイトハウス奪還を目指す共和党は、主要候補だけで17人の大混戦。当初、有力と目されたブッシュ元フロリダ州知事(62)を抑え、放言を続ける不動産王トランプ氏(69)が世論調査の支持率で先頭を走り、混戦に拍車を掛けている。一方、民主党は最有力候補のクリントン前国務長官(67)の勢いに陰りがみえる。リベラル派の支持を集めるサンダース上院議員(73)が急速に支持を伸ばし、バイデン副大統領(72)に対する待望論も出始めた。【ワシントン西田進一郎】

 ◇共和党、主要候補乱立

 「私は他のどの候補より完全に先行している。明日選挙をやりたい、待ちたくない」

 トランプ氏は21日、南部アラバマ州のアメフット競技場で、数万人の聴衆を前に自信満々に演説した。「米国を再び偉大にする」とのスローガン入りの赤い帽子に紺色のブレザー姿という定番のスタイル。不法移民対策を中心に既存の政治、党内外の大統領候補らを次々と「口撃」し、会場から拍手喝采が上がった。

 トランプ氏は、全米にビルやホテル、ゴルフ場などを持ち、個人資産100億ドル(約1兆1900億円)と公言する不動産王だ。プロデューサー兼主役として人気テレビ番組を生み出すなど、知名度はもともと高い。

 人気を支えるのは、歯に衣(きぬ)着せぬ攻撃的な発言だ。6月の立候補表明以来、メキシコ移民への侮辱発言や党重鎮のマケイン上院議員を揶揄(やゆ)する発言、女性蔑視と受け取られる発言などを繰り返してきた。「ブッシュ(元フロリダ州知事)は献金者の操り人形だ」「クリントン(前国務長官)は米国の歴史上、最悪の国務長官だ」など、他候補への批判も激しい。

 こうした発言と自身への批判を一切受け付けない強硬姿勢がメディアで連日報じられると、わずか数%だった党内支持率が急伸し、7月中旬以降は首位を走る。

 政策面で唯一具体的なのは、不法移民対策だ。メキシコとの国境にさらに巨大な壁を建設▽約1100万人の不法移民全員を強制送還▽米国で生まれた子供に米国籍を与える制度の廃止を掲げる。大量の移民が流入することで米国社会が変化することに不安を抱く保守強硬派をひきつけている。

 保守強硬派には、オバマ現政権に対する不満だけでなく、事態を打開できない共和党の指導部や主流派へのいら立ちが強い。トランプ氏は21日の集会でも「政治家たちは口ばかりで行動しない。この国はみっともないことになっている」とまくし立てた。政治経験のないトランプ氏が、既成の政治家や政治への不満を激しい言葉で代弁する姿も人気の要因だ。

 バージニア大政治センターのラリー・サバト所長は「選挙の初期段階で物珍しい候補に支持が集まることはよくある」と指摘。共和党支持層の少なくとも4分の1が党主流派に怒りを持ち、穏健派候補を拒んでいると説明した。ただ、「多くの共和党員たちは自分たちの候補になってほしくはないと考えており、最終的に候補に指名される可能性は低い」と分析している。

 ◇民主党、バイデン氏待望論

2607チバQ:2015/08/26(水) 21:44:43
 一方、民主党では圧倒的な知名度と実績で盤石とみられていたクリントン氏が二つの課題に直面している。急伸するサンダース氏を見据えたリベラル派の取り込みと、国務長官在任時に私用のメールアドレスとメールサーバーを公務に使用していた問題への対応だ。

 「3カ月半前、人々は『サンダースは面白いやつだが、泡沫(ほうまつ)候補だ』と言っていた」。サンダース氏が21日、南部サウスカロライナ州での演説の冒頭で振り返ると、笑いが起きた。確かに、立候補を表明した4月末時点で支持率は5、6%。ところが、CNNが今月19日に発表した世論調査では29%で、クリントン氏との差は18ポイントに縮まった。

 サンダース氏は「社会民主主義者」を公言する無所属議員。議会内では民主党と会派を組み、「政治革命が必要」と唱える最左派で、所得再配分による格差是正に力点を置く。ウォール街からも支持を得るクリントン氏に対して「中道寄りすぎる」と不満を募らせるリベラル層の支援を得る。

 クリントン氏は対応に躍起だ。公立大学の無償化を唱えるサンダース氏に対し、10日には公立大の学費負担軽減策を公表。オバマ政権が北極海での原油掘削を認めると、掘削反対を主張するサンダース氏を念頭に、「北極海はかけがえのない宝。我々が知る範囲からして、掘削の危険を冒す意味はない」と反対の意思を表明。有力支持基盤の一つである環境保護派を奪われたくないとの狙いがにじむ。

 一方、メール問題ではセキュリティー対策が不十分な私用メールサーバーで機密情報をやりとりしていたかどうかの追及が続く。クリントン氏は19日に記者団からメール問題の選挙戦への影響を聞かれると、「あなた方(メディア)以外、誰も聞いてこない」といら立ちを隠さなかった。世論調査では支持率のほか、好感度や信用度も落ちている。

 急浮上したのがバイデン氏への待望論だ。36年の上院議員経験を持ち、1988年と2008年の大統領選では党内候補者指名争いで敗退したが、気さくな人柄で、好感度ではクリントン氏を上回る。

 バイデン氏は今年5月、長男のボー・バイデン元デラウェア州司法長官(46)を脳腫瘍で失った。米メディアによると、大統領選への立候補を促す遺言を残したとされる。CNNの調査では、民主党支持の有権者の53%が、バイデン氏は立候補すべきだと回答している。ただ、支持率は14%にとどまり、70歳を超える年齢や、現職の副大統領であることから「オバマ政権3期目」と見られる不利な条件もある。バイデン氏は9月中に対応を決める見通しで、その判断が全米の注目を集めている。

2608とはずがたり:2015/08/27(木) 12:29:14
トランプは狂人かアホか?
韓国から利潤を得てるのはアメリカhttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1440116307/60であってその逆では無い。

「金第1書記は狂人か天才か」、米トランプ氏「韓国は狂っている」発言に続き物議=韓国ネット「金正恩の米国版?」「金正恩が本当に狂ったら…」
http://www.recordchina.co.jp/a117316.html
配信日時:2015年8月25日(火) 9時3分

23日、米大統領選出馬を目指す共和党のドナルド・トランプ氏が、北朝鮮の金正恩第1書記について「狂っているか、天才か」と発言した。「韓国は狂っている」、「韓国の安保はただ乗り」など、韓国に関する「暴言」に続き、物議を醸している。資料写真。
2015年8月23日、韓国・聯合ニュースによると、米大統領選出馬を目指す共和党のドナルド・トランプ氏が、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記について「狂っているか、天才か」と発言した。「韓国は狂っている」、「韓国の安保はただ乗り」など、韓国に関する「暴言」に続き、物議を醸している。

23日(現地時間)、米保守系インターネットメディアなどの報道によると、トランプ氏は21日、ラジオのインタビューで昨今の朝鮮半島情勢について触れ、韓国はサムスン電子のテレビなどで大金を稼ぐ「偉大で立派」な国なのに、軍を送って守ってあげている米国には何の見返りもないなどとして、米韓同盟の現状を批判した。

また、金正恩第1書記については、「思うに、彼は狂っている。狂っているか天才かのどちらかだ」と述べ、厳しく非難した。

2609とはずがたり:2015/08/27(木) 13:44:05

生放送中に発砲、記者ら2人死亡=元リポーター、黒人差別への報復示唆―米
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20150827/Jiji_20150827X002.html
時事通信社 2015年8月27日 13時10分 (2015年8月27日 13時37分 更新)

 【ニューヨーク時事】米南部バージニア州モネータ郊外の複合商業施設で26日朝(日本時間同日夜)、地元テレビ局WDBJ7のインタビューの生放送中、男が発砲し、女性リポーター(24)と男性カメラマン(27)の2人が撃たれて死亡した。男は車で逃走した末、警察に追い詰められ、銃で自殺した。
 自殺したのは元同局リポーターのベスター・フラナガン容疑者(41)。1年ほど勤務した後、他のテレビ局を経て、局内での攻撃的な言動が問題視され、2013年2月に解雇されていた。
 映像によると、ショッピングモールが入った湖畔の施設で、リポーターが地元商工会議所の女性にインタビュー中、少なくとも8発の発砲音と悲鳴が聞こえた。インタビューを受けていた女性も撃たれて負傷した。
 容疑者とみられる人物が事件直後、ABCテレビにファクスで長文の声明を送付した。ABCによると、声明で、職場で人種差別的な扱いを受けたと主張したほか、6月にサウスカロライナ州の黒人教会で白人の男が銃を乱射し、黒人9人が射殺された事件に言及。「怒りは着実に高まっていたが、教会銃撃が転機になった」と、黒人差別への報復が動機であることを示唆した。フラナガン容疑者は黒人で、死傷者3人は白人。

生中継中の犯行で2人死亡、繰り返される銃による惨劇
TBS News i 2015年8月27日 07時37分 (2015年8月27日 09時00分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20150827/Tbs_news_40671.html

 地元テレビ局の記者とカメラマンが生中継中、元同僚の男に銃で撃たれ死亡しました。このショッキングな事件、現場ではどのような受け止め方をしているのでしょうか。バージニア州の現地から報告です。
 辺りは広い湖が広がる静かな保養地なのですが、いまは世界中からメディアが詰めかけて騒然とした様子となっています。

 我々、死亡した2人と容疑者の男が勤務していた放送局を取材したのですが、そこは強い悲しみに包まれていました。亡くなった女性レポーターの恋人であったという放送局のキャスターと話すことができたのですが、亡くなった2人は毎日チームとして現場に出ていて、「2人とも殺害をされた」その現実を理性的に受け止めるのはとても難しいと語ってくれました。

 放送局があるのは人口10万人ほどの小さな街であるだけに、花を手向けに訪れた地域の住民には2人を直接知っている、あるいはテレビで女性レポーターの元気な姿を見ていたという人が多く、「小さな町でどうしてこんな悲劇が・・・」と口をそろえていました。

 容疑者の男ですが、放送局の幹部によりますと、協調姿勢に欠けるなどの問題で解雇されていて放送局側としても「不快感をもっていた」と話しています。

 Q.この事件、銃社会のアメリカでもかなりの衝撃が走っているのでしょうか?

 やはり、テレビ中継の最中の惨劇だったということ、そして、容疑者の男がその様子をネット上に投稿したということで強い衝撃が走っています。

 ホワイトハウスの報道官も「地域の大小にかかわらず、アメリカ中であまりにも多い銃による暴力の一例だ」として銃撃事件を強く批判しています。

 サウスカロライナ州の黒人教会での射殺事件が記憶に新しいところですが、政権の呼びかけにもかかわらず銃撃事件が後を絶つことはなく、アメリカ社会の根深い問題がまたもや悲しいかたちで浮き彫りになったといえそうです。(27日07:07)

2610チバQ:2015/08/27(木) 20:09:27
http://www.sankei.com/world/news/150827/wor1508270027-n1.html
2015.8.27 16:49
【米大統領選】
「ケネディ大使は安倍首相から接待漬け」 “トランプ節”またも炸裂 今度は日本などアジア諸国をやり玉

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アイオワ州の集会で演説するドナルド・トランプ氏=25日夜、ダビューク(AP)
 【ワシントン=青木伸行】2016年米大統領選挙の共和党候補者指名争いで、支持率トップの不動産王ドナルド・トランプ氏が、今度は日米安全保障条約をやり玉に挙げるなど、日本をはじめとするアジア諸国への批判を展開している。

 トランプ氏は25日夜、数千人が集まったアイオワ州での集会で「日本が攻撃されれば、米国は助けに行かなければならない。だが、われわれ(米国)が攻撃を受けても、日本は助ける必要はない。日米安保条約は不公平だ」と息巻いた。

 日米同盟の重要性はもとより、安倍政権が集団的自衛権の行使容認を目指し、国会で安全保障関連法案が審議されていることには、まったく触れていない。

 同様に、トランプ氏はこれまで、米韓同盟についても「米国は韓国を守っても得るものはなく、守る必要はない」と放言している。

 21日にはアラバマ州で「安倍(晋三首相)は頭が切れる。キャロライン・ケネディ(駐日米国大使)は安倍氏に飲まされ食わされ、日本が望むことを何でもするようになった」と、こき下ろした。

 米CNNテレビとのインタビューでは、大統領となった暁には、貿易交渉に米著名投資家のカール・アイカーン氏らを当たらせ、日本や中国に強硬姿勢で臨むとも表明した。

 さらに「駐日米国大使には、ケネディ氏よりもアイカーン氏の方がふさわしい。ケネディ氏は仕事のやり方さえ分かっていない」と、たたみかけた。

 批判の矛先は経済分野にもおよび、「米国は、中国と日本に雇用を奪われている。雇用を取り戻そう」と訴えた。そのうえ「中国にはわれわれのカネも奪われている。(最近の)株価下落は中国のせいだ。市場は崩壊しつつあり、これは中国とアジアに主導権を握らせたからだ」と述べるなど、“トランプ節”はとどまるところを知らない。

 こうした発言に対しては「米国の同盟国である日韓を敵視したり、事実を不正確に伝えたりすることは言語道断だ」(米外交筋)との批判がある。

2611チバQ:2015/08/27(木) 20:27:08
http://mainichi.jp/select/news/20150828k0000m030062000c.html
米国:ISの性的少数者迫害…「深く懸念」
毎日新聞 2015年08月27日 20時14分

 【ワシントン和田浩明】ISが支配地域で同性愛者など性的少数者(LGBT)を迫害し、殺害する場合もあるとされる問題で、米国務省のカービー報道官は26日、「深く懸念している」と述べた。国連安保理は24日に、被害者の証言を聞く非公開会合を開催している。

 NGO「国際ゲイ・レズビアン人権委員会」(本部ニューヨーク)によると、ISは支配地域で少なくとも30人のLGBTを殺害した疑いがある。安保理会合では、米国で暮らす同性愛者のシリア人難民、スービー・ナハスさん(28)が証言。シリアは伝統的に同性愛に不寛容だが、ISなど過激派の台頭で性的少数者は「常に追跡され殺されている」と述べた。

2612チバQ:2015/08/27(木) 20:36:17
http://www.sankei.com/world/news/150827/wor1508270008-n1.html
2015.8.27 07:04
【外信コラム】
アイ・ラブ・ニューヨーク 増えるキューバ観光客





【外信コラム】
 米国との国交正常化交渉が始まって以来、取材のために2回、キューバに出張した。入国してつくづく思うのは、邦人旅行者がいかに多いかということだ。首都ハバナの中心街やホテルで、何度も日本からの旅行者に遭遇した。

 観光業界関係者によると、1959年のキューバ革命に関心を持って訪れる人が増えているという。いわれてみれば、確かに年配の人が多かった。

 20日付コラム「変わるキューバ」で、空港の係官に医療保険加入証明書を提示しなくても、キューバに入国できたという話を紹介した。旅行会社にいわれて証明書は携行していたのだが提示を求められなかった。

 その後、指摘を受けて、在日キューバ大使館領事部に電話で確認したところ、滞在期間中の医療費をカバーする保険への加入とその証明書は、やはり必要だということだった。旅行会社の情報は正しかった。現地に向かう際には正確な情報に基づき、必要なものを準備していただきたい。

 キューバといえば葉巻のほか、日本でも人気のカクテルであるモヒートのベースとなるラム酒、それに独特の音楽など、“特産品”に事欠かない。米国との国交回復を機に、邦人の観光旅行者もますます増えるはずだ。そんなキューバの動向を今後も伝えていきたい。(黒沢潤)

2613チバQ:2015/08/29(土) 23:32:32
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2015082902000123.html
「勝てる候補はバイデン氏」 米大統領選 対共和候補に強み
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2015年8月29日 朝刊


 【ワシントン=斉場保伸】選挙の世論調査で高い信頼を持つ米コネティカット州のキニピアック大学が二十七日、二〇一六年の次期大統領選に向けた世論調査結果を発表し、民主党から出馬を検討しているジョー・バイデン副大統領(72)が仮に民主党の大統領候補として共和党候補と競い合った場合、ヒラリー・クリントン前国務長官(67)よりも支持率が上回ることが明らかになった。
 バイデン氏は、共和党の中で支持率トップを走る不動産王ドナルド・トランプ氏(69)に対し、48%対40%と支持率を上回った。クリントン氏の45%対41%と比べて「支持を集める強い候補」となった。
 元フロリダ州知事ジェブ・ブッシュ氏(62)に対しては、バイデン氏が45%対39%と6ポイント差をつけたが、クリントン氏は42%対40%と2ポイントの差しかつかず接戦状態となった。
 米CNNテレビによるとバイデン氏は二十六日、民主党関係者に「出馬への気力があるかどうか考えている」と出馬への本格検討を明らかにした。九月中とされる決断に向け、待望論の高まりをどう受け止めるかが焦点となりそうだ。
 同じ調査で、クリントン氏と聞いて頭に思い浮かぶ言葉を聞いたところ、「うそつき」「不誠実」「信頼できない」が上位。国務長官時代、公務に私用メールアドレスを使っていた問題が影を落としているとみられる。一方、トランプ氏の印象は「横柄」「自慢屋」。ブッシュ氏は「ブッシュ(家の人間)」とのイメージを持つ人が多かった。
 調査は二十〜二十五日、全米の千五百六十三人の登録有権者を対象に電話や携帯電話で実施した。

2614チバQ:2015/08/29(土) 23:34:19
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2015082902000122.html
「大使にはPR以外の仕事も」 国務省監査室がケネディ氏へ苦言

2015年8月29日 朝刊


 【ワシントン=斉場保伸】米国務省監査室は、日本国内の米大使館・領事館を対象とした監査報告書で、大使館の仕事ぶりを厳しく指摘した。私用メールを公務に使っていたと、この報告書で指摘されたキャロライン・ケネディ駐日米大使について「日本国内で高い人気」を得ていると特筆する一方、「大使にはPR以外にも仕事がある」と改善を求めた。
 報告書は、大使館がケネディ氏の知名度などを生かし政策効果を上げていると評価。しかしケネディ氏への大量の贈り物処理に職員が忙殺され、業務効率が下がったと指摘。「大使と側近が大使の責任や広報活動を誤解している」と批判した。
 大使館政治部の仕事ぶりを報告書は「(政府が求める)水準に達してない」と厳しく指摘。二〇一四年四月から九カ月間で日本の外交分析は五本。しかも日本政府の言い分だけに頼り、「大統領や国務長官は地に足のついた外交を構築できなかった」という。
 経済部にはさらに容赦ない。本国への報告は「新聞やテレビ報道以上のものがない」。情報源が少なく、一つの報告に一人しか登場しないと不満をあらわにした。
 日英両国内の米国大使館に赴任した職員の配偶者には「お小遣い」を与える制度が残っており、日本では年間計五万九千ドル(約七百万円)が支出されているとして打ち切りを求めた。
 査察は今年一月六日から三月二十七日に行われ、延べ五百七十三人に面接。六十五の改善点を指摘した。

2615名無しさん:2015/08/30(日) 12:37:27
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150828-00010001-wired-sci
「生中継での銃撃」動画はあっという間に拡散され、SNSの「闇」を露呈した
WIRED.jp 8月28日(金)7時10分配信

閲覧注意コンテンツがネットに公開されたら、ソーシャル・メディアを利用している限り、それから目をそらすのは難しい。

米国ヴァージニア州で8月26日の朝(米国時間)、テレビで生中継を行っていたレポーターとカメラマンが銃撃され死亡するという事件が発生した。

撃った男は、現場から逃走した後、「Facebook」と「Twitter」の自分のアカウントに銃撃の動画を載せた。動画にはコメントも一緒に投稿されていた。投稿には、自分は同じテレビ局の元リポーターであり、今回の銃撃は、この事件で亡くなったアリソン・パーカーとアダム・ウォードへの復讐が目的だったと書かれていた(男は、「怒りが抑えきれないことが何度もあったために」2年前にテレビ局から解雇された人物で、事件後、自殺した)。

この男のFacebookとTwitterのアカウントはただちに閉鎖されたが、その時にはもう手遅れだった。動画はすでにネット上を駆け回り、広範囲で共有されていた。

また、動画の自動再生などの新機能のおかげで、ユーザーのTwitterフィードにある映像は、何もしなくても再生された。こうした動画を見たくないユーザーも、どうしようもなかった。

今回の悲惨な出来事だけではない。昨年にTwitter上に広がった、ISによる斬首動画をはじめとする、これまでに起こったすべての悲惨な出来事は、ソーシャルメディア・プラットフォームの本質的な問題を示している。それは、このような有害な動画が公開されてしまったら、その共有を迅速かつ完全に阻止する方法はまだ存在しないということだ。

さらに悪いことに、自動再生といった機能によって、一般ユーザーは、こうしたコンテンツを避けることがさらに難しくなっている。こうした機能は、広告主のために視聴者数をでっちあげることもその目的の一部として作成されたものだ。

ISSIE LAPOWSKY

2616名無しさん:2015/08/30(日) 14:14:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150827-00000545-san-n_ame
米大統領選 「ケネディ大使は安倍首相から接待漬け」“トランプ節”またも炸裂
産経新聞 8月27日(木)16時51分配信

 【ワシントン=青木伸行】2016年米大統領選挙の共和党候補者指名争いで、支持率トップの不動産王ドナルド・トランプ氏が、今度は日米安全保障条約をやり玉に挙げるなど、日本をはじめとするアジア諸国への批判を展開している。

 トランプ氏は25日夜、数千人が集まったアイオワ州での集会で「日本が攻撃されれば、米国は助けに行かなければならない。だが、われわれ(米国)が攻撃を受けても、日本は助ける必要はない。日米安保条約は不公平だ」と息巻いた。

 日米同盟の重要性はもとより、安倍政権が集団的自衛権の行使容認を目指し、国会で安全保障関連法案が審議されていることには、まったく触れていない。

 同様に、トランプ氏はこれまで、米韓同盟についても「米国は韓国を守っても得るものはなく、守る必要はない」と放言している。

 21日にはアラバマ州で「安倍(晋三首相)は頭が切れる。キャロライン・ケネディ(駐日米国大使)は安倍氏に飲まされ食わされ、日本が望むことを何でもするようになった」と、こき下ろした。

 米CNNテレビとのインタビューでは、大統領となった暁には、貿易交渉に米著名投資家のカール・アイカーン氏らを当たらせ、日本や中国に強硬姿勢で臨むとも表明した。

 さらに「駐日米国大使には、ケネディ氏よりもアイカーン氏の方がふさわしい。ケネディ氏は仕事のやり方さえ分かっていない」と、たたみかけた。

 批判の矛先は経済分野にもおよび、「米国は、中国と日本に雇用を奪われている。雇用を取り戻そう」と訴えた。そのうえ「中国にはわれわれのカネも奪われている。(最近の)株価下落は中国のせいだ。市場は崩壊しつつあり、これは中国とアジアに主導権を握らせたからだ」と述べるなど、“トランプ節”はとどまるところを知らない。

 こうした発言に対しては「米国の同盟国である日韓を敵視したり、事実を不正確に伝えたりすることは言語道断だ」(米外交筋)との批判がある。

2617名無しさん:2015/08/30(日) 14:14:54
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150826-00000060-reut-n_ame
米大統領選、トランプ氏が支持率リード広げる=世論調査
ロイター 8月26日(水)15時43分配信

[ワシントン 25日 ロイター] - ロイターとイプソスがこの日公表したオンライン世論調査によると、2016年の米大統領選に向けた共和党指名争いで、ジェブ・ブッシュ氏の支持率が低下する一方、最有力候補となっているドナルド・トランプ氏は2番手のライバルに20ポイントの差をつけてリードしている。

調査は、共和党員511人を対象に実施。過去5日間に共和党員らのブッシュ氏支持率は16%から8%に低下した。

ブッシュ氏は移民政策をめぐってトランプ氏と激しく対立。また、ブッシュ氏は最近のインタビューで、不法移民の親から生まれた子供を表す用語で一部に差別的との指摘がある「アンカー・ベビー」という言葉を使用して人権団体などから批判を浴び、反論するなどしている。

トランプ氏の支持率は30%前後で、過去1週間ほぼ変わっていない。

順位としては、ブッシュ氏の支持率は元神経外科医のベン・カーソン氏と同一の3位。ハッカビー前アーカンソー州知事は支持率10%で2位となった。

トランプ氏は、本音を語って権力に立ち向かう一匹狼のイメージで人気を保っている。

同氏が注目される理由として、共和党員の77%前後が「政治的な正しさ」に関心がないことや、メディアと対決していることを挙げた。約68%が、資産家であるため寄付に頼っていないことを挙げた。

また、トランプ氏の参戦で既成組織が挑戦を受け、共和党に新しい発想をもたらすと考えている共和党員が多数を占めている。

2618名無しさん:2015/08/30(日) 14:16:10
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20150827-00000000-jnn-int
米でテレビ局記者ら2人が生中継中に銃撃され死亡
TBS系(JNN) 8月27日(木)0時19分配信
 アメリカ・バージニア州でショッキングな事件が起きました。地元テレビ局の記者とカメラマンが生中継中、元同僚の男に銃で撃たれ死亡しました。

 バージニア州モネータの湖畔にあるショッピングモールで26日朝、アメリカCBS系列の地元テレビ局の女性記者とカメラマンが、生放送で地元商工会の女性にインタビューをしていたところ、突然、何者かに銃で撃たれました。

 「何が起きたのか定かではありませんが、分かりしだいお伝えします」(スタジオキャスター)

 事件が起きた際の映像には、数発の銃声と女性の悲鳴が連続して聞こえたあと、銃を構えた男の姿が映っていました。

 銃撃で記者とカメラマンは死亡し、インタビューを受けていた女性もけがをしました。

 容疑者の男はこのテレビ局の元記者で、ツイッターとフェイスブックに銃撃の模様を自ら撮影した映像を掲載し、亡くなった2人に対する個人的な恨みを書き込んでいました。事件後、男は現場から逃走していましたがおよそ5時間後、警察に追い詰められ銃で自殺を図り死亡しました。(27日03:21)
最終更新:8月27日(木)11時48分

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150827-00000000-jij_afp-int
米で生中継中に銃撃、リポーターら2人死亡 容疑者は自殺
AFP=時事 8月27日(木)7時52分配信

【AFP=時事】米南部バージニア(Virginia)州で26日、地元テレビ局の生中継中だったクルーを、元リポーターの男が銃撃し、女性リポーターと男性カメラマンが死亡した。男は犯行の様子を撮影した動画をインターネット上に投稿した後、銃で自殺した。

 死亡したのはリポーターのアリソン・パーカー(Alison Parker)さん(24)とカメラマンのアダム・ウォード(Adam Ward)さん(27)。同州ロアノーク(Roanoke)近郊のモネータ(Moneta)で行われていた、CBS系列の地元テレビ局WDBJの朝番組での生中継インタビュー中、至近距離からの銃撃を受けた。

 パーカーさんは当時、湖畔のリゾート施設のバルコニーで、地元の商工会議所の会頭を務めるビッキー・ガードナー(Vicki Gardner)さんに観光業の発展について話を聞いていた。

 放送された映像では、数発の発砲音と悲鳴が聞こえる中、ウォードさんのカメラが床に落ち、暗い色の服を着た犯人の姿がぼやけて写された。事件ではガードナーさんも負傷し、ロアノークの病院で治療を受けているが、病院関係者によると容体は安定しているという。

 ツイッター(Twitter)とフェイスブック(Facebook)にはその後、容疑者が撮影したと思われる銃撃の動画が投稿されたが、動画は後に削除された。

 男はアフリカ系米国人のベスター・リー・フラナガン(Vester Lee Flanagan)容疑者(41)で、ブライス・ウィリアムズ(Bryce Williams)の別名でも知られていた。州警察によって身柄を拘束されたが、自らに撃ち込んだ銃弾によるけがが原因で、搬送先の病院で死亡した。

 WDBJ幹部のジェフリー・マークス(Jeffrey Marks)氏によると、容疑者はWDBJで働いていたが、2年前に「怒りが抑えきれないことが何度もあった」ために解雇されたという。

 銃撃の動画が投稿された容疑者のものとみられるツイッターのアカウント「@bryce_williams7」には、「アリソン(・パーカーさん)は人種差別的発言をした」とのコメントや、ウォードさんがフラナガン容疑者について人事部に報告したとのコメントが投稿されていた。【翻訳編集】 AFPBB News

2619名無しさん:2015/08/30(日) 14:17:35
>>2618

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150827-00010000-afpbbnewsv-int
生中継中の銃撃、容疑者が動画を投稿 米国
AFPBB News 8月27日(木)8時46分配信

【8月27日 AFP】米南部バージニア(Virginia)州で26日、地元テレビ局WDBJの生中継中だったクルーを、元リポーターの男が銃撃し、女性リポーターと男性カメラマンが死亡した。男は犯行の様子を撮影した動画をインターネット上に投稿した後、銃で自殺した。

 死亡したのはリポーターのアリソン・パーカー(Alison Parker)さん(24)とカメラマンのアダム・ウォード(Adam Ward)さん(27)。銃撃した男はアフリカ系米国人のベスター・リー・フラナガン(Vester Lee Flanagan)容疑者(41)で、かつてWDBJで働いていた。

 パーカーさんに銃をつきつける様子を写した動画は、容疑者のものとみられるツイッター(Twitter)のアカウント「@bryce_williams7」に投稿された。動画では銃声の後、悲鳴が上がっている。(c)AFPBB News

2620とはずがたり:2015/08/31(月) 12:43:12

2015.8.31 11:01
北米最高峰マッキンリー山を呼称変更 先住民語の「デナリ」に オバマ大統領が発表
http://www.sankei.com/world/news/150831/wor1508310019-n1.html

 【ワシントン=加納宏幸】オバマ米大統領は31日、アラスカ州を訪問し、同州にある北米大陸最高峰マッキンリー山(6168メートル)の呼称を現地先住民が使ってきた「デナリ」に改めると発表する。ホワイトハウスが30日、明らかにした。

 マッキンリー山は19世紀末に25代大統領に就いたマッキンリーにちなんで名付けられたが、先住民の言葉で「偉大なもの」を意味するデナリへの変更を求める声が出ていた。1984年2月、日本人冒険家の植村直己さんが、冬季単独初登頂の後に行方不明になったことでも知られる。

 オバマ氏はアラスカ州に9月2日まで滞在し、先住民の生活に影響を及ぼしている地球温暖化対策の必要性を訴える。滞在中は同州の北極圏を米大統領として初めて訪問する。

 マッキンリー山の標高はこれまで6194メートルとされてきたが、2012年の測量結果をもとにアラスカ州政府が下方修正した。

2621チバQ:2015/08/31(月) 21:00:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150829-00000066-san-n_ame
2016米大統領選 「移民の市民権」争点化 トランプ氏が他候補翻弄
産経新聞 8月29日(土)7時55分配信

 ■ブッシュ氏、差別用語で墓穴 クリントン氏“漁夫の利”?

 【ワシントン=加納宏幸】米国籍を取得するため中国人が米国で出産する「マタニティーホテル」問題を引き起こした「生得市民権」に関する米憲法の規定が、次期米大統領選の争点に浮上している。メキシコからの不法移民を批判する不動産王、ドナルド・トランプ氏が火を付け、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事が「アジア系」移民を標的とする発言をして、問題が拡大。共和党候補指名争いで独走するトランプ氏の挑発に乗った他候補が墓穴を掘る形になっている。

 発端はトランプ氏が最近発表した移民制度改革案で、憲法修正第14条が保障する生得市民権を「不法移民を引き付ける最大の磁石になっている」とし、廃止を公約したことだ。

 これに対し、ブッシュ氏が「アンカー・ベビー」という用語を使い、物議を醸した。生まれながらに市民権を取得できる子供を「いかり(アンカー)」に見立て、不法移民が「船」として米社会に定着することを表す差別用語とされる。

 この発言に民主党候補指名争いで先行するヒラリー・クリントン前国務長官が飛びつかないはずがない。

 「憎むべき『アンカー・ベビー』という用語を使うことで、ブッシュ氏はトランプ氏ら他の共和党候補に勝ろうとした」

 マイノリティー(少数派)に寄り添う姿勢を強調するクリントン氏の陣営はこんな声明を発表。ブッシュ氏を、メキシコからの移民を侮辱する発言を繰り返すトランプ氏と同一視する作戦に打って出た。

 メキシコ出身の妻を持ち、スペイン語を流暢(りゅうちょう)に操るブッシュ氏もヒスパニック(中南米系)票を重視する選挙戦を展開している。

 クリントン陣営の批判を受け、ブッシュ氏は24日、アンカー・ベビーという言葉は「生得市民権という高貴な概念を悪用し、米国に来て子供を持つアジアの人々」に使ったと弁解した。

 マタニティーホテルを利用しているような中国人らが念頭にあるようだが、今度は全米アジア太平洋系米国人評議会などのアジア系団体がブッシュ氏の批判を始めた。火付け役のトランプ氏までが、「ブッシュ氏はアジア系を怒らせた」とツイッターでつぶやいた。

 共和党有力候補のスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事も修正14条を変更するかどうかで発言を二転三転させ、指導者の資質を問われた。トランプ氏の過激な発言に他候補は振り回されている。

2622チバQ:2015/08/31(月) 21:00:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150831-00009483-wsj-int
トランプ氏は指名を獲得できるか? 命運握る2つのポイント
ウォール・ストリート・ジャーナル 8月31日(月)9時7分配信

 快進撃を続けるドナルド・トランプ氏は、共和党候補として本当に指名を勝ち取ることができるのだろうか。

 以前ならあり得なかったこんな疑問も、大統領選に向けた共和党の指名争いでトランプ氏の支持率トップが続いている今なら、一考の価値はある。実際、トランプ氏には指名獲得への道が開かれている。もし2つの要素が今後もトランプ氏に有利に働けば、の話だが。

 まず、世論調査でトランプ氏への投票など検討に値しないと回答した有権者の割合を見てみよう。以前はこの割合が高く、トランプ氏には支持を広げる余地がほとんどないとみられていた。しかし今は、トランプ氏を選択肢の1人と考える共和党の有権者が増えている。

 共和党系の市場調査会社ターゲットポイントの調査によると、共和党の予備選有権者のうち、トランプ氏を支持すると回答した人の割合は5月には20%だったが、8月になると54%に急上昇した。

 一方、トランプ氏を支持しないと回答した人は51%から33%に減った。

 トランプ氏は元フロリダ州知事のジェブ・ブッシュ氏やマルコ・ルビオ上院議員などの有力候補と並んで、有権者から選択肢の1人として受け入れられたということだ。

 トランプ氏にはまだ、世論調査で支持率を高める余地がある。政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が算出した世論調査の平均によると、トランプ氏の支持率は23%だったが、共和党を支持する有権者の54%がトランプ氏を支持する可能性を否定しなかった。問題の多い発言を繰り返しているトランプ氏だが、多くの有権者は失格の烙印を押してはいないようだ。それどころか、問題発言はまったく逆の効果をもたらしたようにみえる。

 検討すべき2つ目の点は、これから新たな支持者をどこから集めるかということだ。

 前述の世論調査の平均値では、トランプ氏は23%の支持率でトップに立ち、2位のベン・カーソン氏に13ポイントの大差をつけた。今後、候補者が絞られればどうなるだろう。

 ターゲットポイントは支持者の類似性という観点から候補者を分析した。つまり、共和党の予備選有権者は誰と誰を比較するだろうか、ということだ。これはある候補が撤退したときに残った候補者の中で最も得をするのは誰かを考える上でヒントになる。

 分析によると、トランプ氏と最も高い相関関係があるのはカーソン氏、テッド・クルーズ上院議員、リック・サントラム元上院議員の3人。この3人の支持する有権者はトランプ氏にも同調しているようだ。

 トランプ氏にとって幸いなのは、カーソン、クルーズ両氏が世論調査で健闘していることだ。この2人が撤退すれば、トランプ氏はさらに多くの有権者を集めることができるかもしれない。

 (ダンテ・チニ氏はウォール・ストリート・ジャーナルのワシントン支局の連載記事「ポリティクス・カウンツ」を担当。アメリカン大学で米国のさまざまなコミュニティーを調査するアメリカン・コミュニティーズ・プロジェクトのディレクターを務めている)

2623チバQ:2015/08/31(月) 21:21:02
http://www.afpbb.com/articles/-/3058818
米大統領選、トランプ氏が抱える時限爆弾「移民問題」
2015年08月31日 19:40 発信地:ワシントンD.C./米国
【8月31日 AFP】2016年米大統領選挙の共和党候補に関する世論調査で不動産王のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏(69)の支持率が急上昇しているが、同氏の挑発的で反移民的な発言は次期大統領選で鍵を握るヒスパニック系有権者を遠ざける可能性がある。コンサルティング会社「Infoamericas.info」のパトリシオ・サモラノ(Patricio Zamorano)取締役は「トランプ氏がやっていることは自殺行為だ」という。

 トランプ氏は6月に選挙活動を開始して以降、共和党の候補者16人を差し置きトップに躍り出し、今週は2位のライバルに16ポイント差をつけて支持率28%を獲得している。

 しかし、トランプ氏にまつわる話題を独占しているのが移民問題だ。同氏は、米国入りするメキシコ移民は麻薬の密売や強姦(ごうかん)などの犯罪の源になっていると発言し、不法入国を防ぐためにメキシコ国境に「壁」を建設すると約束した。さらに米国に不法滞在する1100万人を強制送還することや、米国生まれの移民の子どもから米国籍を取得できる権利をはく奪することなどを方針に掲げている。トランプ氏はこれが正式な書類を持たない多くの移民を引き寄せているとみなしている。

 トランプ氏の歯に衣着せぬ話しぶりや、差別や偏見を是正すべきとする「ポリティカル・コレクトネス」の考えを拒む姿勢は、共和党の最保守派の多くの支持を勝ち取っている。予備選で最も積極的に動くのはこの層だ。しかし同時にトランプ氏は、有権者の10%を占める5400万人に達し、今も米国で急増するヒスパニック系の怒りとさげすみを誘ってもいる。米ギャラップ(Gallup)の最近の世論調査で、ヒスパニック系の間で最も人気がない共和党候補がトランプ氏だったことに驚きはない。

 共和党は12年の大統領選の際、同党候補だったミット・ロムニー(Mitt Romney)氏が、移民の「自主的国外退去」を提案し、民主党バラク・オバマ(Barack Obama)大統領の再選を有利にしてしまった過去がある。ヒスパニック系の世論調査会社ラティーノ・ディシジョンズ(Latino Decisions)によると、共和党候補が来年の次期大統領選で勝利するためにはヒスパニック票の47%の獲得が必要だ。これはロムニー氏が獲得したヒスパニック系の支持率の2倍であり、04年の選挙で再選したジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)大統領が獲得した44%をも超えなければならない。サモラノ氏によれば「次期大統領選ではヒスパニック票を獲得することは必須」だ。

 米ジョージ・ワシントン大学(George Washington University)の政治学者、マイケル・コーンフィールド(Michael Cornfield)氏は、そうしたトランプ氏の姿勢は、それに挑む他の共和党候補がいないことと相まって、ヒスパニック系にとって共和党全体のイメージダウンにつながると述べる。「(共和党の)候補者も献金者も党の上層部も、トランプ氏に対する世論の反応に呆然としている。彼が流れを変え、ここまで残り続けるとは誰も予測していなかった」

■他の候補も強硬姿勢に

 実際、共和党のライバル候補たちの多くは、批評家たちが「大言壮語」と批判するトランプ氏の発言に距離を置くどころか、候補がひしめく予備選の中でメディアの注目を少しでも集めようと、トランプ氏同様の強硬姿勢を移民に対し打ち出している。

 例えば、支持率1%のリック・サントラム(Rick Santorum)元上院議員は、当選した際にはメキシコ政府に「国境での不法行為の促進を止め、わが国に協力するよう」要請すると述べた。また同氏や支持率6%のスコット・ウォーカー(Scott Walker)ウィスコンシン(Wisconsin)州知事は、メキシコ国境に壁を建設するというトランプ氏の構想に支持を表明した。一方、ボビー・ジンダル(Bobby Jindal)ルイジアナ州知事はトランプ氏同様、出生地主義に基づく国籍取得権の撤廃を訴えている。

 ちなみに、ジンダル氏はインド系移民の子であり、トランプ氏自身もスコットランド系移民の親を持つ。

 同じくトランプ氏のライバルで、大統領経験者の父と兄を持つジェブ・ブッシュ(Jeb Bush)氏の妻はメキシコ系移民だが、同氏もまた、子どもに自動的に米国籍が与えられることを目的として、子どもを産むために米国へやって来る外国人を表す「アンカー・ベビー」という軽蔑的な表現を用い、移民の権利推進団体などを激怒させている。(c)AFP/Ramon SAHMKOW

2624チバQ:2015/09/01(火) 20:18:39
http://www.sankei.com/world/news/150828/wor1508280021-n1.html
2015.9.1 11:00
【米大統領選】
ギャフ・マシン(失言製造機)のバイデン副大統領が急浮上 長男の死で潮目変わる ヒラリー氏の独走止められるか?





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デラウェア州議事堂で行われた長男、ボー氏の追悼式典で、目を閉じて天を仰ぐジョー・バイデン副大統領(中央)。ボー氏も望んでいたとされる大統領選への出馬があるのか、バイデン氏の決断に注目が集まっている=6月4日、デラウェア州ドーバー(AP)
 来年11月の米大統領選でヒラリー・クリントン前国務長官(67)に代わる有力候補がいない民主党は、一点張りのリスクを抱え続けている。大きなスキャンダルでも飛び出そうものなら、すっからかんになってしまうからだ。そこで新たな選択肢に「失言王」として有名なジョー・バイデン副大統領(72)が浮上している。

枕詞は「ギャフ・マシン」

 「ギャフ・マシン(失言製造機)として知られる…」。CNNテレビなど米主要メディアが伝えるバイデン氏の枕詞(まくらことば)だ。共和党の候補指名争いで気を吐いている不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)がマイノリティー(少数派)や他候補に対する侮辱を繰り返す「暴言王」とすれば、バイデン氏の経歴を彩るのは失言の数々だ。

 昨年10月には米国とともにイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」と戦う有志連合諸国を名指しして、地域の過激組織を支援していると発言。外交問題に発展した。

 2007年1月に翌年の大統領選出馬を表明した際には、上院議員だったオバマ氏を「頭がよく、クリーンで、見栄えもいい初めての主流派のアフリカ系米国人だ」と評し、人種差別発言として批判を浴びた。悪気はなかったようだが、車いすの州議会議員を紹介するとき「みんなに見えるように立ち上がってください」と発言したこともある。

 日本絡みでは13年末、安倍晋三首相(60)の靖国神社参拝に米政府として「失望」を表明するのを主導した人物として知られるバイデン氏だが、ホワイトハウスのホームページは「外交委員長を含む上院議員として数十年の外交政策の経験を持ち、国際問題でオバマ大統領に助言する」と紹介している。

 副大統領としては影が薄いバイデン氏だが、上院議員としては7回当選という経歴を持ち、外交や司法などの分野で重きをなしたベテランだ。大統領を目指す資格は十分にある。

2625チバQ:2015/09/01(火) 20:18:55
長男の死で潮目変わる

 バイデン氏は今年2月、大統領選出馬に関して「夏の終わりに決める」と述べていた。クリントン氏が6割以上の支持を受け、独走を守り切るとみられていた時期だけに、政界にもメディアにも発言を真剣に受け止める空気はなかった。

 潮目が変わったのは、今年5月にバイデン氏を襲った悲劇がきっかけだった。

 長男でデラウェア州司法長官を務めたボー・バイデン氏が46歳の若さで脳腫瘍により死去。米メディアは、ボー氏が生前、大統領選出馬を促していたと報じたことで、バイデン氏の挑戦が現実味をもって語られるようになってきた。

 私用メール問題などでクリントン氏の支持率が低下するのと反比例するように、社会主義者を自称する無所属のバーニー・サンダース上院議員(73)が着実に支持を伸ばしていることも、バイデン氏が「反クリントン」の受け皿となる可能性に現実味を加えている。

 「サンダース氏らに比べれば、バイデン氏の方がクリントン氏を負かす可能性ははるかに高いだろう」

 米紙ウォールストリート・ジャーナルは最近の社説で、バイデン氏が長い政治経歴で労働組合などに堅固な支持基盤があることを挙げてこう予測した。

出馬可否の決断は今月か

 共和党寄りの報道で知られる保守系のFOXニュースはバイデン氏の出馬が取り沙汰されると、「クレイジー・アンクル・ジョー」(いかれたジョーおじさん)というニックネームを使ってその動静を報じている。保守派がはしゃぎ気味なのは、共和党側にしてみればクリントン氏に比べてバイデン氏の方がくみしやすいとみるからだろう。

 ただ、米キニピアック大学による激戦3州(フロリダ、ペンシルベニア、オハイオ各州)を対象にした最新の世論調査ではバイデン氏の意外な強さが浮き彫りになった。

 3州で共和党のトランプ氏、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)、マルコ・ルビオ上院議員(44)と戦うことを想定した人気投票で「星取表」を作ると、クリントン氏が3対6で負け越したのに対し、バイデン氏は5対4で勝ち越していた。クリントン氏に対する好感度の低さが影響しているとみられる。

 もちろん、大統領選を勝ち抜くために不可欠な資金力、連邦議会や州議会の議員からの支持で有利なクリントン氏の優位はそう簡単には揺るがないとみられる。だが、クリントン氏が支持拡大のため主張を左傾化させる中、民主党の中道を代表するバイデン氏が論戦に多様性を与えることは確かだ。9月とみられる決断に注目したい。(ワシントン支局 加納宏幸)

2626チバQ:2015/09/01(火) 20:37:48
http://www.afpbb.com/articles/-/3059087
温和な元神経外科医、トランプ氏と支持率タイ 米アイオワ
2015年09月01日 17:49 発信地:ワシントンD.C./米国
【9月1日 AFP】8月31日に米アイオワ(Iowa)州で実施された次期米大統領選の共和党候補者に関する世論調査で、元神経外科医のベン・カーソン(Ben Carson)氏(63)が、不動産王ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏(69)と並んで支持率トップに立ったことが明らかになった。政界出身ではない異色の候補者らが支持率を大きく伸ばしている。

 支持率争いで2位に付けていたカーソン氏は、アイオワ州と全米で支持率を伸ばし、選挙遊説で大いに力を発揮している。

 モンマス大学(Monmouth Univer)が行った今回の世論調査によると、トランプ氏とカーソン氏は、どちらも支持率23%で並んでいる。

 他に2桁の支持率を獲得したのは同じく政治経験のない、コンピューター大手ヒューレット・パッカード(Hewlett Packard、HP)元最高経営責任者(CEO)のカーリー・フィオリーナ(Carly Fiorina)氏だけで、支持率は10%だった。

 上院議員のテッド・クルーズ(Ted Cruz)氏、スコット・ウォーカー(Scott Walker)ウィスコンシン(Wisconsin)州知事、ジェブ・ブッシュ(Jeb Bush)元フロリダ(Florida)州知事が上位5位に入っている。

 カーソン氏は、アフリカ系米国人として初の共和党大統領候補の指名獲得を目指している。デトロイト(Detroit)で「極貧の」子ども時代を過ごしたという同氏は、大統領選の選挙運動を通じて、全米で最も著名な医師の一人になったが、米国に政治的な「癒やし」と、思いやりの気持ちを取り戻すことを求めると主張している。「放言家」のトランプ氏と比べるとカーソン氏の選挙運動は地味だが、アイオワ州の重要な票田となるキリスト教保守派から強く支持されているとみられている。(c)AFP

2627チバQ:2015/09/01(火) 21:23:51
http://www.cnn.co.jp/usa/35069730.html
元外科医師候補、トランプ氏と支持率タイ 重要州アイオワで
2015.09.01 Tue posted at 12:04 JST
ワシントン(CNN) 2016年の米大統領選に向けた共和党の指名争いは、予備選がいち早く実施されるアイオワ州の世論調査で、元神経外科医ベン・カーソン氏が不動産王ドナルド・トランプ氏と並んで支持率トップに立った。
モンマス大学が31日に発表した世論調査では、トランプ、カーソンの両氏が支持率23%で並んだ。共和党の候補者を選ぶ予備選が最初に行われる4州の世論調査で、トランプ氏が単独首位に立てなかったのは7月26日以来。
次いでカーリー・フィオリーナ元ヒューレット・パッカード最高経営責任者(10%)、テッド・クルーズ上院議員(9%)、スコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事(7%)、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(5%)、ジョン・ケーシック・オハイオ州知事(4%)、マルコ・ルビオ上院議員(4%)、ランド・ポール上院議員(3%)、マイク・ハッカビー元アーカンソー州知事(2%)、リック・サントラム元上院議員(2%)の順だった。他の候補は1%に満たなかった。
今回の調査結果は、共和党初の候補者討論会が開かれる前にモンマス大学が同州で実施した7月下旬の世論調査結果から大きく変動した。7月下旬の時点ではウォーカー氏が22%でトップに立ち、トランプ氏は13%、カーソン氏は8%だった。
調査は共和党の登録有権者405人を対象に8月27日〜30日にかけて実施した。

2628チバQ:2015/09/02(水) 22:30:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150902-00000006-jij_afp-int
最高裁命令も無視… 米地方役人、同性婚の許可証発行拒否続ける
AFP=時事 9月2日(水)9時10分配信

最高裁命令も無視… 米地方役人、同性婚の許可証発行拒否続ける
米首都ワシントンの連邦最高裁前で、同性婚を全米で認める判決が下された後に掲げられたレインボーフラッグ(2015年6月26日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米ケンタッキー(Kentucky)州ローワン(Rowan)郡の書記官が1日、連邦最高裁判所の命令を無視する形で、同性カップルが求めた結婚許可証の発行を拒否し、「神の権限」に基づく行為だと主張した。

【図解】同性婚をめぐる世界の情勢

 同国最高裁は今年6月、全米で同性婚を合法化するという革新的な判決を下したが、キム・デービス(Kim Davis)書記官はこれに反発し、先月半ばからあらゆる結婚許可証の発行を中止していた。

 デービス書記官は先に、自分にはキリスト教徒としての信念があり、最高裁判決に従うことを免除されるべきだと、連邦裁判所に訴えを起こしていた。しかし連邦判事がこれを認めなかったため、連邦最高裁に上告。判決施行の一時停止を要請したが、最高裁もこの訴えを退けた。

 1日には少なくとも2組の同性カップルが、同郡モアヘッド(Morehead)にある小さな郡庁舎を訪れ、デービス書記官に結婚許可証の発行を求めた。カップルの背後には、テレビカメラや記者、同性愛者の権利活動家らも詰め掛けていた。

 現地紙クーリエ・ジャーナル(Courier-Journal)の記者が撮影した動画の中でデービス書記官は、「きょうは結婚許可証の発行を行わない」と宣言。結婚の許可を求めていたカップルらのうちの一人が、同書記官の態度を差別的と非難し、「いったい誰の権限で? 」と問いただすと、同書記官は「神の権限で」と答え、次のように続けた。

「私の信条を私から切り離すことはできない」「どういう報いが待ち受けていようとも、私は喜んでそれを受け入れる用意がある。あなた方も審判の時が来れば、その報いを受け入れざるを得ないように」

 カップルが結婚許可証が発行されるまで帰らないと言うと、同書記官は「それならきょうはあなたたちにとって長い一日になる」と言い返した。

 ケンタッキー州のスティーブ・ビシアー(Steve Beshear)知事は7月、あらゆる郡書記官に対し、最高裁判決に従って同性婚を受け入れ、それに応じない場合は辞任するよう通達していた。

 米国自由人権協会(American Civil Liberties Union、ACLU)は1日、結婚許可証の発行を拒否した同書記官を法廷侮辱罪に問うことを求める訴えを裁判所に起こした。ACLUによると、裁判所は3日に審問を行う予定だとしている。

 クーリエ・ジャーナル紙は、デービス書記官に結婚許可証を発行してもらえなかった男性の話としてこう伝えている。「受け止めきれない。ばかげている」「結婚するのにこんな思いをしなければならないなんて。2015年のアメリカで」「税金を払ってこんな目に遭い、こんな扱いを受けるとは」【翻訳編集】 AFPBB News

2629チバQ:2015/09/02(水) 22:35:09
http://www.sankei.com/world/news/150902/wor1509020025-n1.html
2015.9.2 16:34
【米大統領選】
フィオリーナ氏が支持拡大 共和党唯一の女性候補






来年の米大統領選の共和党指名を争う唯一の女性候補フィオリーナ氏=8月、米アイオワ州(AP)
 来年の米大統領選の共和党指名争いで、唯一の女性候補フィオリーナ氏(60)がじわりと支持を拡大し、今月16日の共和党第2回テレビ討論会で視聴率の高いゴールデンタイムの部への参加枠を得る見通しとなった。

 同氏はコンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)元最高経営責任者(CEO)。8月6日の第1回討論会では支持率下位グループによる“前座”に甘んじたが、初の女性大統領を目指す民主党のクリントン前国務長官(67)を鋭く批判、存在感を示した。

 第2回討論会を主催するCNNテレビは、7月16日〜9月10日に実施された世論調査の支持率平均上位10人に参加者を制限する予定だったが、1日に条件変更を発表。8月7日以降の上位10人に入れば追加で参加を認めるとした。事実上、第1回討論会後に支持率が上向いたフィオリーナ氏のための措置だ。女性候補を舞台に立たせたい党指導部の思惑も一致した。(共同)

2630チバQ:2015/09/02(水) 22:37:34
http://www.cnn.co.jp/usa/35069838.html
トランプ氏めぐり保守系メディアが二分 米大統領選
2015.09.02 Wed posted at 18:06 JST
ニューヨーク(CNNMoney) 来年の米大統領選に向けた共和党指名候補争いで、実業家のドナルド・トランプ氏がこの夏、同党有権者の支持を多く獲得した。だが、トランプ氏に関する意見は既存の保守系メディアの間で大きく割れている。
コメンテーターの中には、トランプ氏が保守主義を侮辱し、共和党が政権に返り咲く可能性を危うくしているとの批判がある一方、米国政治に欠けている反体制的な戦闘姿勢を同氏が体現しているとする声もある。
以下では、保守系メディアで影響力が強い人物らのトランプ氏をめぐる立ち位置を見る。
トランプ氏の味方
アン・クールター氏:保守派として有名なメディア人の中でも最も熱烈にトランプ氏を支持。特にトランプ氏の強硬な移民政策に共感しており、人工妊娠中絶などを行う非営利組織「全米家族計画連盟」を同氏が支持したことには目をつむる構えだ。
ショーン・ハニティ氏:フォックス・ニュースの司会者。トランプ氏と同ニュースのロジャー・アイレス会長の間で最近もめ事があった際は、仲介役に。トランプ氏はこの後、ハニティ氏とのインタビューには和やかに応じた。
ハニティ氏はやはり保守派のグレン・ベック氏の批判からトランプ氏を擁護。ベック氏宛ての公開書簡の中で、「政治に関する彼の率直な外部からの視点を気に入っている」などと述べた。

ビル・オライリー氏:数百万人の不法移民を強制送還するとのトランプ氏の公約をめぐり、8月18日夜のインタビューで問いただした。ただ、両氏がお互いに敬意を持っているのは明白で、12年には共に米大リーグ・ヤンキースの試合を観戦。6月には「ヒラリー・クリントン氏のあいまいな言動よりトランプ氏の率直な物言いの方が良い。いつ何時でもだ」と述べた。
ラッシュ・リンボー氏:米国で最も人気のあるラジオ司会者の一人。いずれの共和党候補に対しても批判を避ける方針だが、トランプ氏に良い印象を持っていることは間違いない。7月には、「移民に関する議論に全面的な変化をもたらした」として評価した。
マイケル・サベッジ氏:保守派のラジオ司会者。コールター氏に唯一比肩するほど熱烈なトランプ氏支持派で、「我々が持つ最高の選択肢」としている。7月、ラジオ番組のゲストとしてトランプ氏を招いた際は、「あなたはこの時代のウィンストン・チャーチル(元英首相)だ」と述べた。
ブレイトバート・コム:保守系のニュースサイト。トランプ氏とは長年、良好な関係を築いており、トランプ氏の側でもここ数年、同サイトに「独占ニュース」を提供。8月15日付の記事では、トランプ氏は「絶好調」であり「大統領の風格」を見せたとしている。

2631チバQ:2015/09/02(水) 22:37:58
トランプ氏の敵
ジョージ・ウィル氏:保守系コラムニストで、トランプ氏とは犬猿の仲。トランプ氏はツイッターで再三ウィル氏を攻撃しており、フォックス・ニュースが同氏の出演を許していることに疑念を呈した。
一方、ウィル氏の側でも8月12日に米紙ワシントン・ポストのコラムで、トランプ氏は「偽の共和党員」だと反撃。16日には、核兵器を動かす権限を同氏に与えることの是非を考慮すれば、有権者は考えを改めるはずだと示唆した。

チャールズ・クラウトハマー氏:やはりツイッター上でトランプ氏の批判の標的となっている。同氏が8月上旬、クラウトハマー氏の「好意的なコメント」に謝意を表明したことで、攻撃はいったん収束。
だが数日後、共和党候補が初めて一堂に会したテレビ討論会をめぐりトランプ氏が不満をもらしたことに対し、同氏の「タフガイ」のイメージにそぐわないとクラウトハマー氏が述べ論戦が再燃。トランプ氏はツイッターで、フォックス・ニュースは同氏を解雇すべきだと攻撃した。
グレン・ベック氏:フォックス・ニュースの元司会者で、トランプ氏が保守派識者の支持を集めている状況に困惑。フェイスブック上でハニティ氏らの支持に異論を唱え、「みな優秀な人たちだ」「私は何を見逃しているのだろうか」と述べた。
ベック氏は17日にもハニティ氏の番組に論及。「民主党支持者と自己規定することが多かったトランプ氏の過去の言動を見て、なぜ保守派が彼を味方だと思えるのか理解に苦しむ」と述べた。
ビル・クリストル氏:保守派の週刊誌「ウイークリー・スタンダード」の編集者。トランプ氏はジョン・マケイン上院議員のベトナム戦争従軍に関し辛らつなコメントを表明したことで、クリストル氏の支持を失った。
クリストル氏はマケイン議員に関するコメントがトランプ氏に打撃を与えると予想。これは外れたが、依然としてトランプ陣営の失速を予想している。
米紙ウォールストリート・ジャーナルの論説面:同紙の論説委員はトランプ陣営に批判的であり、同紙を所有するルパート・マードック氏がトランプ氏の選挙戦追放を画策しているのではとの臆測を呼んでいる。
マードック氏は7月、トランプ氏が国を「うろたえさせている」と言及。だが最近、電話で会談し、批判の調子を和らげた。
ただ同紙の論説面は依然として追求を緩めず、8月17日付の紙面では、トランプ氏の移民政策を支持すれば共和党が「強制送還党」になるとする社説を掲載した。

2632名無しさん:2015/09/03(木) 22:36:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150903-00000511-san-n_ame
米大統領が対日戦勝70年で声明 「日本は揺るぎない同盟国」
産経新聞 9月3日(木)8時58分配信

 【ワシントン=加納宏幸】オバマ米大統領は2日、第2次世界大戦の終結70周年を記念する声明を発表した。戦後の日米関係を「4月の安倍晋三首相の訪米で言及したように和解の力を示す模範になっている」と強調し、引き続き両国関係を深化させていく決意を表明した。

 声明は太平洋戦域で犠牲になった10万人以上の米軍人をたたえ、「終戦は日米関係における新時代の始まりを記した」と指摘。

 その上で、オバマ氏は日米の戦後70年の歩みを「旧敵国(の日本)が揺るぎない同盟国となり、アジアや世界で共通の利益や普遍的な価値観をともに前進させてきた」と称賛した。

 ケリー米国務長官も2日、声明を発表。日米関係の強さは民主主義、人権、法の支配に関する共通した取り組みに基づくものだとし、米国が「太平洋国家」として地域への関与を深化させると重ねて強調した。

 これに関連し、米首都ワシントンで2日、第2次世界大戦記念碑前で民間の記念式典が開かれ、退役軍人らが戦没者を悼んだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150903-00000017-asahi-int
日米の70年「和解の手本」 オバマ大統領が声明
朝日新聞デジタル 9月3日(木)10時9分配信

 オバマ米大統領は2日、日本が第2次大戦の降伏文書に署名してから70年になるのにあわせ、声明を発表した。日米関係について「かつての敵国が最も安定した同盟国となり、和解の力を表す手本だ」とし、両国の関係がさらに深化することを確信していると強調した。

 オバマ氏はまず、想像しがたい苦しみに耐えた戦争捕虜に思いをはせ、太平洋戦線で命を落とした10万人以上の米兵士に敬意を表した。その上で、4月に米国で安倍晋三首相と会談したことに触れ、日米両国は世界で共通の利益や普遍的な価値観を推し進めているとし、「70年前は、こうした関係が築けるとは想像も出来なかった」と評した。

 ケリー国務長官も声明を発表した。ハワイの真珠湾と、激戦地ガダルカナル島を昨年訪れたことに触れると共に、その大戦から70年後、日米が敵国から強固な同盟国になったことを「驚くべき転換だ」と表現した。

 共和党の重鎮、マケイン上院軍事委員長も声明で、「過去に焦点を当てる人もいるが、私は70年前から成し遂げた進展に目を向ける」とし、日米が世界の平和と安定に貢献していることを強調。一方で、「アジア太平洋地区ではいま、戦争の灰から手に入れた法に基づいた国際秩序が試練に直面している」と暗に中国の存在をほのめかし、日米などの協調を強めるべきだとの考えを強調した。(ワシントン=奥寺淳)

朝日新聞社

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150903-00000028-mai-n_ame
<米大統領>日米関係は「和解の模範」 記念声明
毎日新聞 9月3日(木)12時0分配信

 【ワシントン西田進一郎】日本が第二次世界大戦の降伏文書に署名してから70年となった2日、オバマ米大統領が記念の声明を発表した。日米関係について「かつての敵対国が不動の同盟国になり、アジアや地球規模で共通の利益や普遍的な価値を推し進めるため協力している」と指摘、「和解の力を示す模範だ」とたたえた。「抗日戦争の勝利」を強調する中国をけん制する狙いもあるとみられる。

 オバマ氏は声明で、太平洋で戦死した10万人を超える米兵らに哀悼の意を示し、こうした犠牲のうえに今日の自由があるとも指摘した。そのうえで「戦争の終結は日米関係の新時代の幕開けとなった」とし、「日米の関係は今後数十年も深化し続けていくと確信している」と強調した。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20150903-00000044-ann-pol
米大統領声明「日米関係は和解の模範」 政府は歓迎
テレビ朝日系(ANN) 9月3日(木)17時58分配信
 戦後70年のオバマ大統領の声明を評価しました。

 菅官房長官:「世界の平和と発展のために日米同盟が果たしている重要性を強調する内容だったと我が国として歓迎したい」
 アメリカのオバマ大統領は、日本が第2次世界大戦の降伏文書に署名してから70年となった2日、戦後の日米関係について「和解の力を示す模範だ」と表明しました。菅長官は「日米関係が一層、深化、発展を続けるよう努力していきたい」と強調しました。
最終更新:9月3日(木)17時58分

2633チバQ:2015/09/03(木) 22:42:47
http://www.sankei.com/world/news/150903/wor1509030052-n1.html
2015.9.3 15:53
【米大統領選】
トランプ氏は「指名の可能性なき先頭走者」 バージニア大学のラリー・サバト教授

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8月29日、米南部テネシー州ナッシュビルでの演説を終え、自らの顔写真が表紙になった雑誌を手にするドナルド・トランプ氏
 トランプ氏は共和党の候補者指名争いで先頭を走るが、「指名を受ける可能性がない先頭走者」だ。

 率直な物言いの人物が注目を集めたことは過去にもあった。1992年の共和党の候補者選びでは政治コラムニストのパット・ブキャナン氏が一定の支持を集めたし、本選でも無所属の富豪、ロス・ペロー氏が19%の票を得た。2008年にはニューヨーク市長を務めたルドルフ・ジュリアーニ氏、11〜12年には会社経営者のハーマン・ケイン氏らが人気を得たが、多数を獲得したわけではない。

 歴史的にみて大統領選の候補者になるには、党指導部や同僚となる政治家、大口の献金者など「党のエリート」からの支持が必要だし、全国的な選挙のプロのネットワーク、政治に関する豊富な知見も不可欠だ。

 しかしトランプ氏はどの条件も満たしておらず、ブキャナン氏らと同じ運命をたどるのではないか。

 ただし、トランプ氏が選挙戦に影響を与えないわけではない。ブキャナン氏は保守層を分裂させた。ペロー氏はブッシュ元大統領の再選を阻んだ。トランプ氏が無所属で本選に出馬すれば、共和党にとっては保守票を奪われる悪夢のような展開になるだろう。(談)

2634チバQ:2015/09/03(木) 22:44:00
http://www.sankei.com/world/news/150903/wor1509030021-n1.html
2015.9.3 09:14
【宮家邦彦のWorld Watch】
星雲状態の米大統領選





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米大統領選、共和党候補者で支持率トップのドナルド・トランプ氏 (AP)
 今年のお盆はワシントンで過ごした。日本での関心は安倍晋三首相の戦後70年談話だったが、米国では既に来年秋の大統領選が始まっていた。筆者が最初に米大統領選を経験したのは留学生時代の1976年。あれから40年、候補者や政治資金ルールは変わっても基本は変わっていない。良くも悪くも米国大統領は東アジアだけでなく、世界中の地域情勢に多大な影響を与える。そこで今回は、気の早い米国人に倣(なら)って、「鬼が笑う」来年の米大統領選挙について頭の整理をしておこう。

 ●共和党トランプの台頭

 ニューヨーク生まれの大富豪、80年代の好景気でブームに乗った不動産王だ。そういえば、1年前の娘の結婚式で泊まったハワイの高級ホテルもトランプだった。自己顕示欲が強く、過激な発言やパフォーマンスには批判も多い。他方、頭の回転は速く、最新の世論調査では共和党候補の中でダントツの28%の支持を得ている。

 ●民主党クリントンの失速

 一時は指名確実と思われた元国務長官が国務省時代の電子メール問題で失速の危機に瀕(ひん)している。米国の諜報関連ルールは厳格で、機密指定情報のやりとりを通常メールで行うことは違法だ。政治家クリントンにも言い分はあろうが、報道では既にFBIも動いているという。世論調査でも彼女の支持率は短期間で約10ポイントも下落している。

 ●ワシントンへの憤怒

 トランプ氏だけではない。民主党でも超リベラルのサンダース上院議員が支持を集めている。内外メディアは民主共和両党内にワシントンの既成政治家に対する有権者の失望と怒りがあると解説する。だが、そうしたアンチ・エスタブリッシュメント感情自体は決して目新しくない。

 ●中年ブルーカラー白人

 興味深いのはそうした憤怒の源泉だ。米国では有色人種が多数派となりつつある。最大の「負け犬」は中老年ブルーカラー白人男性だ。トランプ氏の不法移民批判や排外主義的傾向を見ていると、この種のグループに対する配慮が垣間見える。しかし、今のトランプ支持増大が大統領本選挙での勝利に結び付くとは思えない。米国有権者の多くは投票日の1カ月前まで投票する候補者を決めないからだ。

 最後に、現時点での筆者の独断と偏見を記しておく。

 ●原理主義者は勝てない

 トランプ、サンダースなどに共通するのは妥協を排す純粋主義だ。しかし、それでは平均的有権者は付いてこない。これまでも出馬を検討した多くの原理主義者が途中で挫折している。

 ●割れた政党は負ける

 原理主義者が一定の支持を得続ければ第三党を作って出馬する。そうなれば政党は内部分裂し、本選挙では敗北する。典型例が92年のロス・ペロー候補の出馬とビル・クリントン候補の当選だろう。

 ●正副大統領候補の均衡

 米国は広い。非原理主義者の大統領候補だけで選挙は勝てない。全国的支持を獲得するには正副大統領候補の出身地や支持母体などの均衡を図ることが重要である。

 ●米国民の平衡感覚

 最後にモノを言うのは米国民の健全なバランス感覚だ。ウォーターゲート事件後のカーター候補、イラン革命後のレーガン候補、冷戦終了後のクリントン候補、アフガン・イラク戦争後のオバマ候補の当選はそれぞれ大統領選挙の中で政治を変えようとする米国民主主義の真骨頂だ。

 要するに大統領選はまだ星雲状態ということだ。筆者がワシントン在勤中の92年、多くの本命候補が失速する中で泡沫(ほうまつ)と思われたビル・クリントン候補が急速に台頭した。当時民主党は団結し、逆に共和党はペロー旋風で分裂した。

 歴史は決して繰り返さないが、そこから教訓を学ぶことは可能である。



【プロフィル】宮家邦彦

 みやけ・くにひこ 昭和28(1953)年、神奈川県出身。栄光学園高、東京大学法学部卒。53年外務省入省。中東1課長、在中国大使館公使、中東アフリカ局参事官などを歴任し、平成17年退官。第1次安倍内閣では首相公邸連絡調整官を務めた。現在、立命館大学客員教授、キヤノングローバル戦略研究所研究主幹。

2635名無しさん:2015/09/03(木) 22:45:15
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150903-00005396-sbunshun-int
「トランプ発言」で米国に広がる日米安保不公正論
週刊文春 9月3日(木)18時1分配信

 アメリカ大統領選の共和党候補として乱暴な発言を繰り返す大富豪ドナルド・トランプ氏(69)が日本について、おやっと思わせる言葉を述べた。必ずしも暴言として片づけられない日本批判なのだ。

 8月21日の決起集会で彼は2万人の聴衆を前に熱をこめて語った。

「日米安保条約の規定ではアメリカは日本が攻撃されれば、日本を防衛する義務がある。だが日本はアメリカが攻撃されても支援しなくてよい。これでよいと思うか」

 会場からはいっせいに「ノー」という声が上がった。

 トランプ氏が批判したのは日米同盟の片務性である。日本の集団的自衛権の行使禁止の現状を非難したのだ。まさに日本の安保法制関連法案での集団的自衛権の行使容認論議に直結する言葉でもあった。だが同氏は堅苦しい用語は使わず、一般にわかりやすい表現で日米同盟の米側からみての不公正さを指摘したわけだ。

 トランプ氏は同じ演説で同盟国の日本が自国防衛をアメリカに頼る一方、経済面でアメリカに挑み、勝ちを制しているのは不公正だと強調した。1980年代の日本に対する「防衛ただ乗り」批判に似た粗雑な糾弾のようでもあった。

 オバマ政権はいま安倍政権の日米同盟強化策を歓迎している。集団的自衛権解禁への期待を対日要求としてぶつけてもいない。だからトランプ氏の日本非難は共和党保守右派の極端な少数意見だと日本側では受け取られそうである。

 ところが同種の「日本不公正論」は民主党左派、つまりリベラル派にも実は存在するのだ。下院外交委員会の7月15日の公聴会でブラッド・シャーマン下院議員が日本を批判した。

「9・11同時テロでアメリカ人が3000人も殺されたとき、同盟諸国はみな集団的自衛権を発動して支援してくれた。だが日本はそうしなかった。日米同盟だけは片務的だからだ。自国の防衛負担をアメリカに押しつけるのだ。こんな同盟は前世紀の遺物であり、21世紀には合わない」

 シャーマン議員は当選10回、超リベラル派である。トランプ氏とは対極的な政治スタンスなのだが、防衛面での日本への不満は共通する。日本側として銘記すべきアメリカの現実だといえよう。


<週刊文春2015年9月10日号『THIS WEEK 国際』より>

古森 義久(在米ジャーナリスト)

2636とはずがたり:2015/09/04(金) 10:57:30
独立系で出馬せず…トランプ氏に誓約求める方針
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E7%8B%AC%E7%AB%8B%E7%B3%BB%E3%81%A7%E5%87%BA%E9%A6%AC%E3%81%9B%E3%81%9A%E2%80%A6%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E6%B0%8F%E3%81%AB%E8%AA%93%E7%B4%84%E6%B1%82%E3%82%81%E3%82%8B%E6%96%B9%E9%87%9D/ar-AAdU94s
読売新聞 15 時間前

【ワシントン=今井隆】米メディアは2日、共和党全国委員会が2016年大統領選党指名候補争いに出馬している候補者に対し、党の指名を得られなかった場合に独立系から出馬しないよう誓約を求める方針を固めたと報じた。

17人の候補者のうち、世論調査で首位を走る不動産王ドナルド・トランプ氏(69)だけが共和・民主両党以外の独立系からの立候補を排除しない意向を示している。同氏が独立系で立候補すれば民主党を利することになりかねず、同委員会はこれを事前に封じる必要があると判断したようだ。

全国委員会のプリーバス委員長が3日にトランプ氏と会談し、その後トランプ氏が記者会見する予定で、トランプ氏の判断に注目が集まっている。

2637チバQ:2015/09/05(土) 07:43:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150904-00000053-asahi-int
難民男児の死「世界中を責めている」 カナダ在住のおば
朝日新聞デジタル 9月4日(金)20時52分配信

 シリア難民とみられる男児の遺体がトルコの海岸に漂着した事件が、カナダにも衝撃を与えている。一家がカナダに向かおうとしていたと報じられたためで、野党は、カナダ政府の難民受け入れが不十分だとの批判を展開している。

 海岸でうつぶせに横たわる男児の写真はトルコから配信され、欧米の多くの新聞に掲載された。AP通信によると、男児はシリア北部アインアルアラブ出身のアイラン・クルディくん(3)で、家族と一緒にギリシャのコス島へ向かう途中に溺れたという。母親と5歳の兄も死亡したが、父親のアブドゥラさんは助かった。

 カナダ西部バンクーバー近郊に住む、アイランくんのおばのティマ・クルディさんはCBCテレビなどに「一家は何千ドルも払って、密航をしようとしていた」と話した。

 ティマさんは保証人となって家族をカナダに連れて来ようとしていた。経済的な理由から、まずは別の親族の受け入れ申請をしたが、書類の不備を理由に棄却され、アイランくん一家はまだ申請していなかったという。

 家族の死亡についてティマさんは「カナダ政府だけを責めたいのではなく、世界中を責めている」と涙ながらに語った。AP通信によると、アイランくんたちの遺体は4日、アインアルアラブに埋葬された。

2638チバQ:2015/09/05(土) 07:43:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150904-00000037-bloom_st-bus_all
シリア難民男児の悲劇、選挙戦さなかのカナダ与党揺るがす
Bloomberg 9月4日(金)15時23分配信

  (ブルームバーグ):トルコの砂浜に漂着したシリア難民男児の遺体の写真が、欧州をはじめ世界に広げた衝撃は、10月19日に投票が行われる選挙戦さなかのカナダ与党の保守党にも及んでいる。

カナダ紙オタワ・シチズンは、亡くなったこの男児アイラン・クルディ君とその家族のカナダへの難民認定申請が、アレグザンダー市民権・移民相に他の議員から今年直接手渡されたものの、6月に却下されたと報道。同相は3日、報道を受けて選挙運動を中断し、オタワに戻った。

アイラン君の肉親からの難民申請の記録はないと一貫して説明するカナダ市民権・移民省は声明で、申請したのはアイラン君の叔父で、却下は書類の不備を理由とするものだとしている。

保守党党首のハーパー首相はバンクーバー近郊で遊説し、シリアとイラクの難民問題は地域紛争の「1つの小さな局面」であり、カナダは自国のアプローチを変更することはないと指摘。「われわれが昨日目にしたのが悲劇であることは言うまでもない」とした上で、「実情はもっとひどいと言わざるを得ない」と語った。

アイラン君の写真を見て自分の息子のことを思ったと話す同首相は、アイラン君の親族に哀悼の意を表明した上で、この問題の解決の1つは「イスラム国」の戦士に対する空爆作戦を続けることだ述べた。

一方、野党の新民主党(NDP)と自由党は3日、シリアの難民危機をそれぞれ問題に取り上げた。NDPのマルケア党首はトロントで記者団に対し、アレグザンダー市民権・移民相が説明しなければならないことは多いが、「われわれはまだそういう状況にない」と言明した。

今回の悲劇についてモントリオールで聞かれた自由党のトルドー党首は「選挙戦のさなかに突然、思いやりが見つかるはずがない」とし、もともと「それを持っているか、持っていないかだ」と保守党の対応に苦言を呈した。

同相の3日の声明によると、カナダに再定住したイラク難民は約2万2000人、シリア難民は約2300人に上る。

原題:Drowned Syrian Boy Jolts Conservatives During Canada Vote
(2)(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:オタワ Josh Wingrove ,jwingrove4@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:
David Scanlan
Stephen Wicary, Chris Fournier ,dscanlan@bloomberg.net

2639チバQ:2015/09/05(土) 09:31:59
http://www.sankei.com/world/news/150904/wor1509040014-n1.html
2015.9.4 08:51

同性カップル婚姻証明書不受理の女性職員を収監 米連邦地裁、服務違反で





 自らのキリスト教信仰と矛盾するとして、同性カップルへの婚姻証明書の発行を拒んでいた米南部ケンタッキー州ローワン郡の女性職員、キム・デービスさん(49)が3日、裁判官の命令に背いて職務を履行しなかったことを理由に、連邦地裁の判事によって収監された。

 デービスさんの部下6人のうち5人が判事に婚姻証明書を発行すると誓約したため、米連邦最高裁が6月末に同性婚を認める判決を出してから続いていたローワン郡の婚姻届不受理騒ぎは収束する見通しとなった。

 しかし信仰を優先するデービスさん支持の声は、同性婚に否定的な米共和党の大統領候補の中にもあり、法の順守と信仰の自由をめぐる論争は今後も続きそうだ。デービスさんは婚姻証明書の発行を拒まれたカップル計4組から訴えられていた。(共同)

2640とはずがたり:2015/09/06(日) 08:09:59

クリントン氏、国務省職員に私用サーバー管理させる メール問題で米紙報道
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1509050047.html
09月05日 22:54産経新聞

 【ボーズマン(米モンタナ州)=加納宏幸】次期米大統領選の民主党有力候補のヒラリー・クリントン前国務長官(67)が在任中に私用メールを使っていた問題で、米紙ワシントン・ポスト(電子版)は4日、クリントン氏が国務省職員に私用サーバーを管理させていたと報じた。「公私混同」として批判を受ける可能性がある。

 同紙によると、クリントン氏が私用メールを使うためニューヨークの自宅に置いていたサーバーを管理していたのはブライアン・パグリアノ氏。2008年大統領選でクリントン陣営のIT(情報技術)を担当し、クリントン氏の長官就任に伴い国務省に勤務した。その間もサーバー管理費の支払いを受けていた。

 私用メール問題では、機密情報のやり取りがあったことも判明している。クリントン氏は8月、サーバーを連邦捜査局(FBI)に引き渡した。

 クリントン氏は4日放映のNBCテレビとのインタビューで「人々を当惑させ、多くの疑問を抱かせたことを遺憾に思う」と語った。ただ、当時は機密指定されていた情報を私用メールで扱ったことはないとし、謝罪はしなかった。

 私用メール問題が尾を引いたことで、6割前後だった同氏の支持率は低迷。米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の最新世論調査の平均では49・2%で、バーニー・サンダース上院議員(25%)、バイデン副大統領(14%)に差を縮められている。

2641チバQ:2015/09/06(日) 19:05:08
http://www.afpbb.com/articles/-/3059418
トランプ氏、共和党に忠誠誓う 「党外出馬しない」と誓約書
2015年09月04日 12:08 発信地:ニューヨーク/米国
【9月4日 AFP】2016年米大統領選挙の共和党指名候補争いトップの不動産王、ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏(69)は3日、共和党への忠誠を誓い、指名争いで敗れた場合でも無所属や第三党からの出馬はしないと宣言した。

 米ニューヨーク(New York)にある自身所有の高層ビル「トランプ・タワー(Trump Tower)」で記者会見したトランプ氏は、宣誓書を掲げ「私は共和党と、党が支持する保守主義に忠誠を誓う」と宣言。「いかなる状況でも、この誓いを破ることはない」と述べた。

 モンマス大学(Monmouth University)が行った最新の世論調査で、トランプ氏は他の共和党候補を30%引き離して首位に立っている。

 共和党内では、同氏が独立候補として出馬した場合に共和党支持者の票が分散し、民主党の最有力候補者ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏を楽に当選させてしまうのではないかとの懸念が広がっていた。(c)AFP/Jennie MATTHEW

2642チバQ:2015/09/07(月) 22:00:00
http://www.sankei.com/world/news/150907/wor1509070030-n1.html
2015.9.7 19:29
【米大統領選】
今後の選挙戦占う緒戦2州でクリントン氏が苦戦 戦略の練り直し必要

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民主党序盤4州の状況
 【ワシントン=加納宏幸】2016年11月の次期米大統領選の予備選・党員集会の緒戦となるアイオワ、ニューハンプシャー両州で民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(67)、共和党のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)ら「本命」が苦戦している。過去の例をみても、サウスカロライナとネバダを加えた序盤4州が後の選挙戦での勢いに影響するため、各陣営は戦略の練り直しを迫られている。

 クリントン氏はニューハンプシャーで無所属のバーニー・サンダース上院議員に逆転され、アイオワでも追い上げられている。5、6両日には両州を訪れ、共和党で首位に立つ不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)を強く批判し、自らへの支持を訴えた。

 米NBCテレビと米マリスト大が6日発表した世論調査によると、来年2月1日に初戦の党員集会が予定されるアイオワでのクリントン氏への支持は7月の49%から38%に低下。逆に、2位のサンダース氏は25%から27%に増えた。

 アイオワに続き予備選を実施するニューハンプシャーでは、サンダース氏がクリントン氏を逆転した。サンダース氏への支持は7月の32%から41%に拡大し、クリントン氏は42%から32%に下落した。

 クリントン氏は本命視された08年の大統領選で、オバマ米大統領に初戦のアイオワを奪われた。クリントン氏はニューハンプシャーで勝ったが、アイオワで勢いづいたオバマ氏との接戦の末に敗れた。人口が全米の1%程度で選挙人もさして多くないアイオワだが、その勝敗は後々まで響く。

 米紙ニューヨーク・タイムズによると、クリントン陣営はサウスカロライナなど南部諸州を「防火壁」に見立て、アイオワなどの苦戦がその後の予備選・党員集会に燃え広がらないようにする作戦を練っている。

 ただ、私用メール問題は尾を引き、クリントン氏への逆風はやまず、出馬が注目されるジョー・バイデン副大統領の動きも不安要因だ。米ハーバード大のローレンス・レッシグ教授(54)も6日の米ABCテレビ番組で、民主党からの出馬に意欲を示した。同党では6人目の候補となる。

 一方、共和党ではトランプ氏がアイオワ、ニューハンプシャー両州で支持を拡大。ブッシュ氏やスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事は支持率が一桁にとどまった。

2643チバQ:2015/09/07(月) 23:01:29
http://mainichi.jp/feature/news/20150907k0000e030161000c.html
米大統領選:民主党指名争いにレッシグ教授立候補表明
毎日新聞 2015年09月07日 11時33分(最終更新 09月07日 12時46分)

 【ワシントン西田進一郎】米ハーバード大のローレンス・レッシグ教授(54)は6日のABCテレビの番組で、2016年大統領選の民主党候補者指名争いに立候補すると表明した。同党の候補者指名争いに立候補表明したのは6人目。

 レッシグ氏は、米国でサイバー法の権威とされる法学者。企業や団体などから上限なく献金を集めることができる特別政治活動委員会(スーパーPAC)に反対するなど選挙制度改革を掲げる。番組では「政府の機能不全を認識しなければならない」と指摘し、わずかな数の献金者に支配されない「機能する政府」を取り戻す必要性があると強調した。当選して選挙制度改革を実現すれば、辞任する考えも示した。

 レッシグ氏は7日の「労働者の日」までに個人中心の小口献金が計100万ドル(約1億1900万円)集まれば立候補すると8月に宣言。番組の開始前にツイッターで100万ドルに達したことを明らかにしていた。

2644チバQ:2015/09/07(月) 23:42:03
http://www.cnn.co.jp/usa/35070059.html
米大統領選の民主党指名争い、重要州でサンダース氏が躍進
2015.09.07 Mon posted at 12:45 JST
ワシントン(CNN) 来年の米大統領選に向けた民主党の候補者指名争いは、序盤戦の舞台となるアイオワ、ニューハンプシャー両州でバーニー・サンダース上院議員が大きく支持率を伸ばしていることが、最新の世論調査で明らかになった。
調査はNBCニュースとマリスト大学が共同で実施し、6日に結果を発表した。それによると、ニューハンプシャー州での支持率はサンダース氏が41%。最有力候補とされてきたヒラリー・クリントン前国務長官の32%を大幅に上回ってトップに立った。
サンダース氏の支持率は、7月の調査から19ポイントも上昇した。
アイオワ州ではクリントン氏が首位を維持したものの、同氏の支持率は11ポイント低下し、サンダース氏との差が縮小している。
クリントン氏は国務長官時代に私用のメールアドレスを公務に使っていた問題が表面化し、信用の失墜を招いた。全米規模の世論調査では依然トップを走っているものの、議会や連邦当局による調査の長期化が不信感をさらにあおる展開となっている。
一方、出馬を真剣に検討中とされるジョー・バイデン副大統領はニューハンプシャー州で12%、アイオワ州で16%の支持率をそれぞれ確保した。
共和党の指名争いでは、不動産王のドナルド・トランプ氏がニューハンプシャー州で28%、アイオワ州で29%と圧倒的な支持を集めている。
ニューハンプシャー州ではジョン・ケーシック・オハイオ州知事が12%で2位。アイオワ州では元神経外科医のベン・カーソン氏が22%で2位につけた。同州でかつてトップに立っていたスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事は、支持率5%に転落した。

2645チバQ:2015/09/07(月) 23:42:47
http://www.cnn.co.jp/usa/35070086.html
ペイリン氏、エネルギー長官に名乗り トランプ政権誕生なら
2015.09.07 Mon posted at 15:29 JST

ワシントン(CNN) 2008年の米大統領選で共和党の副大統領候補だったサラ・ペイリン元アラスカ州知事が6日に放送されたCNNの番組で、もし不動産王ドナルド・トランプ氏が米大統領になった場合、エネルギー省長官として入閣を目指す意向を表明した。
ペイリン氏はインタビューの中で、「私はエネルギー省についていろいろ考えている。エネルギーは自分の赤ん坊みたいなもの。原油やガスや鉱物は、我々が非友好的な外国に頼らなくて済むよう、神が人類に利用させるために地球のこの地域に放出したものだから」と語った。
ただし長官になった場合はエネルギー省を解体するとペイリン氏は言明。「土地についてはその土地がある州と、開発の影響を受ける住民により多くの権限を与える。もし私が長官になった場合、任期は短くなりそうだが、エネルギーを熟知し、開発に関して責任の持てる人物が主導するのは本当に素晴らしいこと」と力説した。
トランプ氏も、もし大統領になった場合はペイリン氏の入閣を歓迎すると語っていた。ここ数年は両氏とも互いの賞賛を繰り返しており、ペイリン氏は6日のインタビューでもトランプ氏を弁護。イランの核開発合意に反対してワシントンで開かれる集会に、トランプ氏やテッド・クルーズ氏と共に参加すると表明した。

2646チバQ:2015/09/09(水) 23:10:26
http://www.sankei.com/world/news/150909/wor1509090010-n1.html
2015.9.9 10:21
【米大統領選】
クリントン氏、メール問題で初めて謝罪





 クリントン前国務長官=7日(AP=共同)
 【ワシントン=青木伸行】2016年米大統領選の民主党最有力候補と目されるヒラリー・クリントン前国務長官(67)は8日、長官在任中に私用のメールアカウントを公務に使っていた問題について「間違いだった。申し訳ない。私の責任だ」と初めて謝罪した。

 ABCテレビとのインタビューで表明した。メール問題をめぐり「もっと早く、しっかり質問に答えるべきだった」と指摘。「可能な限り透明であろうと努めている。選挙戦が終わるまでには、人々に信用してもらえると確信している」とも述べ、信頼回復に努力する姿勢を強調した。

 一方では、機密指定されていた情報をやりとりしたことはないと、改めて主張した。

 クリントン氏はこれまで、メール使用の公私を分けるべきだったとしながらも、「私用メールを公務に使うことは、国務省も認めていた」として謝罪を拒んできた。

 しかし、連邦捜査局(FBI)も捜査に乗り出し、メール問題に対する不信感を要因とする支持率に、歯止めがかからないことから、クリントン氏も謝罪に踏み切ったとみられる。

2647チバQ:2015/09/10(木) 21:23:16
http://www.sankei.com/world/news/150910/wor1509100032-n1.html
2015.9.10 11:54
【米大統領選】
マカフィー創業者、新党から出馬





 米セキュリティーソフト大手マカフィーの創業者ジョン・マカフィー氏(69)が9日、2016年米大統領選の出馬に必要な書類を提出した。ロイター通信のインタビューに答えた。自ら立ち上げた「サイバー党」から立候補する。

 マカフィー氏は情報収集活動を通じて国民生活を監視する政府を批判、プライバシー保護強化に取り組むと表明した。

 同氏は「献身的な支持基盤」があり、出馬を望む声が寄せられていたとしている。遊説など通常の選挙活動はせず、テクノロジーを駆使して勝利を見込んでいるという。

 同氏は12年に中米グアテマラ当局に不法入国の疑いで拘束された。(共同)

2648チバQ:2015/09/10(木) 21:36:32
http://www.sankei.com/world/news/150910/wor1509100014-n1.html
2015.9.10 09:06
【米大統領選】
トランプ氏、ライバル候補と異色のタッグ イラン核合意反対で






9日、ワシントンで顔を合わせたトランプ氏(右)とクルーズ氏(AP)
 来年の米大統領選の共和党指名を争う実業家トランプ氏(69)とクルーズ上院議員(44)が9日、イラン核問題の最終合意に反対する集会にそろって登場、ライバル同士が異色のタッグを組んだ。

 ワシントンの連邦議会議事堂前で開かれた集会は保守派運動「ティーパーティー(茶会)」系団体が主催。クルーズ氏が反対を盛り上げるために、支持率首位のトランプ氏を招いた。

 トランプ氏は集会で「こんなひどい取引は見たことない」「間抜けな人々が米国を率いている」とオバマ政権をこき下ろし、クルーズ氏は「破滅的な合意だ。イランの核兵器保有を可能にし、多くの人が死ぬことになる」と非難した。

 党内でクルーズ氏は暴言を繰り返すトランプ氏への批判を控えてきた。同氏が脱落したときに支持者を取り込む思惑もあるとみられる。(共同)

2649チバQ:2015/09/11(金) 20:38:15
http://www.sankei.com/world/news/150911/wor1509110047-n1.html
2015.9.11 19:39
【米大統領選】
共和党唯一の女性候補フィオリーナ氏が“前座”から昇格、テレビ討論会へ






支持者に手を振るフィオリーナ氏=7日、米ニューハンプシャー州(AP=共同)
 来年の米大統領選に向けた16日の共和党第2回討論会を主催するCNNテレビは10日、主要候補17人のうちゴールデンタイムの部に参加できる11人を発表した。世論調査の支持率で選抜しており、唯一の女性候補フィオリーナ氏が新たに加わった。

 残り10人は実業家トランプ氏やブッシュ元フロリダ州知事ら、8月の第1回討論会と同じ顔触れ。

 フィオリーナ氏はコンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)の元最高経営責任者(CEO)。第1回では支持率下位候補による“前座”の部だったが、この場で注目を浴び、支持率が上昇。CNNが同氏に配慮する形で当初予定の10人に追加枠を設けたことにより滑り込んだ。(共同)

2650チバQ:2015/09/11(金) 20:41:44
http://www.sankei.com/world/news/150911/wor1509110003-n1.html
2015.9.11 06:00
【米大統領選】
共和・トランプ氏ら「イラン核合意、大統領に就任したら破棄する」 選挙の争点に浮上

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9日、米議会前でイラン核合意を批判する不動産王、ドナルド・トランプ氏(加納宏幸撮影)
 【ワシントン=加納宏幸】2016年実施の米大統領選で、次の大統領はイラン核問題の最終合意を覆すことができるかが争点に浮上している。民主党有力候補、ヒラリー・クリントン前国務長官(67)は9日、合意の着実な履行を公約。一方、共和党で首位の不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)らは米議会前で開かれた履行阻止を求める集会でオバマ政権を批判した。

 共和党は議会で最終合意を不承認とすることを目指しているが、上院(100議席)で9日までに40人を超える民主党議員が合意への支持を表明。このため共和党は長時間演説による議事進行妨害(フィリバスター)を阻止できる60票以上の賛成を得られず、不承認決議案は廃案となりオバマ大統領が拒否権を行使しなくても合意を履行できることが確実になった。

 大統領選の論戦では、次期大統領として合意の履行を続けるか、撤回するかで意見が分かれている。

 ワシントンの有力シンクタンクで演説したクリントン氏は欧米など6カ国とイランの最終合意「包括的共同行動計画」について、「合意を履行し、イランを抑止し、同盟関係を強化することが大統領としての私の目標だ」と述べた。

 クリントン氏は、合意によってイランが核兵器を取得する道を封じると強調する一方、合意に反してイランが核を持とうとした場合、制裁を復活させるとともに「軍事行動をためらわない」と明言。共和党候補が主張している合意破棄は「海外での米国の信頼を傷付け、米国を弱くするだけだ」と警鐘を鳴らした。

 トランプ氏は9日、共和党候補のテッド・クルーズ上院議員(44)とともに米議会前で開かれた保守系草の根運動「ティーパーティー」(茶会)系団体が開いた反対集会に出席。1千人以上の聴衆を前に合意を「人生で、これほど手腕のない交渉は見たことがない」と批判した。

 クルーズ氏は、米軍の最高司令官である大統領を目指す全ての候補は「17年1月20日(の大統領就任日)にこの破滅的な合意をびりびりに破る用意をしておくべきだ」と主張した。

 共和党有力候補ではマルコ・ルビオ上院議員(44)やスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事(47)も合意破棄を主張。ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)は合意を強く批判しているが、破棄は明言していない。

2651チバQ:2015/09/11(金) 20:42:29
http://www.sankei.com/world/news/150911/wor1509110025-n1.html
2015.9.11 11:24
【米大統領選】
クリントン氏が首位譲る 初戦舞台の重要州で





 来年の米大統領選の民主党指名争いをめぐり米キニピアック大が10日発表した世論調査結果によると、最初の党員集会が開かれる中西部アイオワ州で無所属のサンダース上院議員(74)が支持率41%で首位に浮上、クリントン前国務長官(67)は40%で次点に後退した。

 調査は8月27日〜9月8日に党員集会に参加する見込みの民主党支持者を対象に実施。1ポイントは誤差の範囲だが、クリントン氏がアイオワで逆転を許したのは初めて。

 長官時代に公務に私用メールアドレスを使っていた問題などによるイメージ悪化が響いているとみられる。アイオワの次に指名争いの舞台となる東部ニューハンプシャー州でもサンダース氏に逆転されており、陣営は態勢立て直しへ早急な対応を迫られそうだ。(共同)

2652チバQ:2015/09/11(金) 20:44:05
http://www.sankei.com/world/news/150911/wor1509110042-n1.html
2015.9.11 18:24

米中枢同時テロから14年 厳戒態勢の中、各地で追悼式

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911メモリアルミュージアムで、犠牲者を悼み花を手向ける女性=10日、米ニューヨーク(ロイター)
 【ニューヨーク=黒沢潤】2001年の米中枢同時テロから14年となる11日、全米各地で追悼式典が行われる。新たなテロを警戒し厳戒態勢が敷かれる中、遺族らが犠牲者に鎮魂の祈りをささげる。

 約3千人の犠牲者が出たニューヨークの世界貿易センター(WTC)ビル跡地で行われる式典では、ハイジャックされた1機目がビルに激突した午前8時46分(日本時間午後9時46分)に黙祷を開始。遺族が交代で犠牲者の名前を読み上げる。

 ハイジャックされた3機目が激突したワシントン郊外の国防総省でも式典が行われる。

 一方、4機目が墜落した東部ペンシルベニア州ピッツバーグ郊外では9日、飛行機の翼の形をイメージした高さ約12メートルのコンクリート壁を配した見学センターが完成し、遺族や一般客が9、10の両日訪れた。総工費は2600万ドル(約31億円)。全世界から約12万人が寄付を申し出たという。

2653チバQ:2015/09/11(金) 20:44:37
http://www.sankei.com/world/news/150911/wor1509110044-n1.html
2015.9.11 18:37

同性婚カップルに待った! 米で婚姻証明書拒否相次ぐ 「信仰に反する」と事務官ら“抵抗” 共和党から支援

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 【ニューヨーク=黒沢潤】今年6月に同性婚が最高裁判決で憲法上の権利として認められた米国で、地方の役所の事務官が宗教的信条を掲げて同性カップルへの婚姻証明書の発行を拒む例が目立っている。同性婚への理解が進む一方、同性婚をなおも受け入れられない米社会の宗教土壌を反映する形となっている。

 全米で最も注目されているのは、南部ケンタッキー州ローワン郡の女性事務官、キム・デービスさん(49)が証明書発行を拒んだケース。最高裁判決後も「キリスト教信仰に反する」として拒み続けたため、男性カップルに訴えられた。

 デービスさんは「私にとってこの件はゲイやレズビアンの問題ではなく、『神の言葉』を支持するかどうかの問題だ」などと主張したが、連邦裁は3日、収監を決定。宗教保守派が連日、抗議デモを展開したこともあり、8日に釈放された。連邦裁はデービスさんに対し、部下の証明書発行を妨げないよう命じた。

 同性婚に批判的な姿勢を示す共和党からはこの間、デービスさんを支援する動きが出た。2016年の大統領選に出馬表明したテッド・クルーズ上院議員は収監先を訪れて激励。同じくマイク・ハッカビー元アーカンソー州知事も釈放に立ち会い、「良心を曲げなかった」などとたたえた。

 ケンタッキー州以外にも証明書発行を拒む例が目立つ。南部テキサス州では、フード郡の事務官が発行を拒絶。連邦裁は7月、最高裁判決に基づいて発行を命じた。事務官は命令を不服としているが、部下には発行を認めているという。

 南部アラバマ州でも、少なくとも9つの郡の事務官が発行を拒否した。ある事務官は米NBCテレビに対し、「最高裁の判決は不満だ。失うものは何もない」と述べ、当面は拒否を貫く姿勢を示している。南部ノースカロライナ州でも同様の動きがある。

 かたくなな宗教信条を持つ事務官らを支えているのは、「自由評議会」(南部フロリダ州)や「自由防衛同盟(ADF)」(南部アリゾナ州)といった宗教団体だ。ADFは既存の法律を尊重しつつ、宗教信条の実現を目指す“現実派”だが、自由評議会は公権力との対決をいとわない“強硬派”という。

 一方、ロイター通信の世論調査によれば、「同性カップルに婚姻証明書を発行すべきでない」と答えた米国民は29・8%にとどまる。「発行すべき」が59%と大きく上回り、米国内で同性婚への理解が着実に進んでいることも確かだ。

2654チバQ:2015/09/12(土) 17:09:05
>>2572
ベスト10に入れず
http://www.asahi.com/articles/ASH9D2S2PH9DUHBI00B.html
米大統領選、共和党のペリー氏が撤退表明 支持率低迷
ワシントン=佐藤武嗣2015年9月12日16時08分
2016年の次期米大統領選に向けた共和党候補の指名争いに名乗りを上げていたリック・ペリー前テキサス州知事(65)は11日、「選挙活動を中断する」と述べ、選挙戦から撤退する意向を表明した。資金力不足に加え、最近の世論調査で支持率が低迷していた。

 ペリー氏はミズーリ州で演説し、選挙活動の中断を発表したうえで、「共和党を信頼できる人に託し、私は身を引く。未練はない」と述べた。次期大統領選で撤退表明したのはペリー氏が初めてで、共和党内の候補者数は16人となった。

 ペリー氏は12年の大統領選にも出馬。今回が2度目の挑戦だったが、直近のCNNの世論調査で支持率は0%だった。党内で首位を走る実業家のドナルド・トランプ氏から度々、人格をやゆするような発言で攻撃されたペリー氏はこの日、トランプ氏を念頭に「保守運動は常に主義に基づくものであって、人への中傷ではない。我が党の指名候補は主義を具体化しなければならない」と述べ、牽制(けんせい)した。(ワシントン=佐藤武嗣)

2655チバQ:2015/09/12(土) 17:18:27
http://www.afpbb.com/articles/-/3060099
リック・ペリー氏、米大統領選の共和党指名争いから離脱
2015年09月12日 09:47 発信地:ワシントンD.C./米国
【9月12日 AFP】2016年米大統領選の共和党候補者指名争いに名乗りをあげていたリック・ペリー(Rick Perry)前テキサス(Texas)州知事が11日、選挙活動を中止することを発表した。混戦状態となっている今回の同党候補者指名争いで活動を中止したのは同氏が初。

 次期大統領選で共和党からは17人が名乗りを上げ、同氏は支持率で13番目につけていたペリー氏は、ミズーリ(Missouri)州セントルイス(St. Louis)で開かれた公開討論会で、「本日、私は米大統領選の選挙運動を中止する」と発表し、「国民や保守派の要請に耳を傾けている限り、わが党は安泰だ。それが分かっているので、私は退く」と述べた。

 ペリー氏は、同じく大統領選に共和党から立候補している不動産王のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏と、公然と対立した候補者の一人だった。対立候補をあざけるトランプ氏のふてぶてしい態度や性格は、次期大統領選で話題をさらっている。

 ペリー氏は7月に、トランプ氏は「保守主義のがんであり、狭量な政治活動に転移しかねない」と激しく非難していた。(c)AFP

2656とはずがたり:2015/09/14(月) 07:22:58
米国だけど米国じゃない プエルトリコ、財政破綻の悲哀
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASH9441TGH94UHBI00F.html
09月13日 21:14朝日新聞

 カリブ海の米自治領プエルトリコが、財政破綻(はたん)に苦しんでいる。8月に債務が返せなくなり、「米国版ギリシャ」と不安視される状況だ。州でもなく独立国でもない「中ぶらりん」な立場が事態の悪化につながった、と島民は言う。小さな島の実情を記者が探った。

■「経済的には途上国なのに」

 青い海とヤシの木。リゾート地と見まがう首都サンフアンの広場にプエルトリコ自治領の議事堂は立つ。目の前に掲げられていたのは、「ノーモア・タックス(もう税金はいやだ)」と書かれた横断幕だった。

 座り込みを続けていた労働組合員のディオニシオ・シントロンさん(52)は、国家ではなく自治領であることが現在の苦境をもたらした、と言う。

 「米国の内側でも外側でもない。中ぶらりんだから打つ手がないんだ」

 税収減にもかかわらず、手厚い社会福祉政策を続けたことが危機の原因とされる。一方で、危機の陰に米国の姿が見え隠れする。

 マクドナルド、ウォルマート……。島内には米本土の企業の看板が目につく。競争に負けた地元の小売業は衰退した。一等地にも営業していないガソリンスタンドやシャッターが閉まったビルが目立つ。

 周辺のカリブ諸国に比べて割高な米国の最低賃金が適用されるため、輸出競争力も弱い。雇用者数は10年前から2割減った。

 2005年から4年間、自治政府トップの知事を務めたアニバル・アセベドビラさん(53)によると、さらに米国の政策変更が痛手になった。プエルトリコでは企業への米連邦税が免除されていたため、多くの米企業が製造拠点を作った。06年にその優遇が廃止された。「投資を呼び込む道具を失った後も、成長を見込んで借金を重ねた」

 元知事は自らの責任を認めつつ、「米国も責めを負うべきだ」と言う。

 「経済的には途上国なのに、世界一の経済大国の規制や法律に従わなければならない。競争に勝てるはずがない」

■本土に憧れ、人口流出

 米国だが米国ではない。それが、自治領であるプエルトリコの立場だ。

 19世紀末の米国とスペインの戦争の結果、米国領になった。1952年に自治権を得た。住民は米国籍だが、連邦所得税の納税義務も米大統領選の投票権もない。五輪には独自の代表チームを送る。多くの島民はスペイン語しか話さない。

 3年前、「州への昇格」と「独立」のどちらを支持するかを問う住民投票があった。米国の51番目の州になることを支持する人が多数派だった。

2657とはずがたり:2015/09/14(月) 07:23:39
>>2656-2657
 精神的には独立を願うが、米国籍を失うことは恐れる。それが平均的なプエルトリコ人の胸の内だ――。プエルトリコ・インターアメリカン大学法学部のフリオ・マルドナード教授(50)はそう考える。

 プエルトリコ大学教授で、独立を目指す市民運動の共同代表も務めるフリオ・ペレスさん(64)は、米本土への「人口流出」を懸念する。

 スポーツで米国人選手を負かすと大喜びする半面、若者は米本土に憧れる。2010年の国勢調査では、本土に住むプエルトリコ人が400万人を超え、島の人口を抜いた。失業率の上昇で、米軍への志願者も増えている。

 「普段は意識しにくいが、実際は米国の植民地。それがプエルトリコの現実」。経済危機を機に米本土との一体化が進むのか、自立の機運が高まるのか。ペレスさんも見通せない。

■基地の傷痕、沖縄から視察

 プエルトリコの中に、さらに「見捨てられた島」がある。サンフアンから軽飛行機で東に30分、サンゴ礁に囲まれたビエケス島だ。

 11年前まで、島の7割が米海軍基地だった。実弾演習が行われ、島民は限られた地域で生活していた。

 99年、米軍機の誤爆で市民が犠牲になり、反対運動が激化。米国は基地の撤退を決断し、2004年までに閉鎖された。

 「米国もプエルトリコ政府も、その後何ら手を打っていない」。島のラジオDJ、ロバート・ラビンさん(61)は嘆く。経済危機は離島ほど厳しいという。

 基地の後遺症も色濃い。島の周囲の海には不発弾が沈み、山には爆弾による穴がクレーターのように残る。環境汚染も放置され、健康被害が懸念される。

 同様に米軍基地を抱える沖縄から、視察と交流のために県民らが島を訪れたことがあるという。「沖縄の苦境はビエケス島に似ている」とラビンさんは言う。「沖縄の基地を放置している日本は、まるでプエルトリコじゃないか」(サンフアン=真鍋弘樹)

     ◇

 《プエルトリコの財政破綻》 経済低迷から財政危機に陥っていたプエルトリコのガルシア知事は6月、「約720億ドル(約8・6兆円)に上る公的債務を返せない」と表明。8月3日には借金の一部しか返済できず、事実上のデフォルト(債務不履行)となった。

 債務額は、同様に財政破綻したデトロイト市を上回る。また自治領は、連邦破産法による債務再編は認められていない。高利回りや税制優遇を理由に「プエルトリコ債」を大量保有する米投資ファンドなどに損失が広がって金融不安につながる恐れが指摘された。

 9月には一部の債務削減で投資家と合意したものの、米国や世界の経済を揺るがす金融危機の引き金となる可能性も否定できず、「米国版ギリシャ」と呼ばれている。

2658チバQ:2015/09/14(月) 20:52:30
http://www.sankei.com/world/news/150914/wor1509140002-n1.html
2015.9.14 07:00
【アメリカを読む】
政治の素人・トランプ氏らを後押しする反ワシントン感情 ティーパーティも熱狂





(1/4ページ)

支持者の求めに応じて、いっしょに写真に収まる元神経外科医のベン・カーソン氏(左)。来年の米大統領選をめぐって乱立状態の共和党候補たちの中で、支持率が2位に浮上し、「静かな台頭」ぶりをみせている=8月27日、アーカンソー州リトルロック(AP)
 米大統領選で民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(67)、共和党のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)ら政治経験のある候補が伸び悩んでいる。「ワシントン政治」への異議申し立ては今に始まったことではないが、不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)が共和党の候補指名争いで独走しているのは、民主、共和両党の政争に不満を持つ人々が「政治の素人」に引き付けられているからではないか。

茶会系も熱狂

 「私はティーパーティーでも大きくリードしている。ティーパーティーが大好きだ。立ち上がって拍手に応えてくれ」

 音楽の街、米南部テネシー州ナッシュビルのライブ会場でトランプ氏が約1000人の聴衆に呼び掛けると、半数ほどが立ち上がって盛大な拍手を受けた。

 保守系草の根運動「ティーパーティー」(茶会)は米議会での共和党躍進を支えてきた。会場にいた茶会系の男性(50)は彼らが穏健派とみるジョン・マケイン上院議員(79)を候補にした2008年、ミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事(68)を選んだ12年の大統領選を挙げて「ひどい間違いをした。疲れた米国に必要な変化をもたらすのは実業家のトランプ氏だ」と興奮気味に語った。

米国南部のメキシコとの国境に不法移民を防ぐため「万里の長城」を築き、中国や日本との貿易不均衡を正すという政府の介入を前提とするトランプ氏の主張は、「小さな政府」を志向する茶会の理念と相いれない。だが、不法移民の排斥を主張するポピュリストの側面が支持につながっているようだ。

 トランプ氏がいうように、米モンマス大学(ニュージャージー州)の世論調査によると、共和党支持層のうち茶会系の36%がトランプ氏を支持すると答えてトップに立ち、2位の元神経外科医、ベン・カーソン氏(63)の19%、3位のテッド・クルーズ上院議員(44)の17%を上回った。

 茶会系の後押しで当選したクルーズ氏は、オバマ政権の医療保険制度改革(オバマケア)に反対する21時間超の演説で13年秋の政府機関閉鎖につなげた「茶会の寵(ちょう)児(じ)」。そのクルーズ氏もトランプ氏への追い風は無視できず、さまざまな政策で共同歩調を取る戦略をとっている。

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もう一人の「反乱」

 トランプ氏と同じように世論調査で好調なのが政治経験のないカーソン氏だ。貧困層から医師になった黒人のカーソン氏は、頭部が結合した双生児の分離手術に成功するなどして有名になった。とつとつと諭すような穏やかな語り口はトランプ氏とは対照的で、宗教保守層などから好感されている。

2659チバQ:2015/09/14(月) 20:52:49
 このところ、世論調査でブッシュ氏を抑えてトランプ氏に次ぐ2位を占め、共和党候補を決める来年の予備選・党員集会で初戦となるアイオワ州ではトランプ氏と並ぶ支持を受ける。

 モンマス大調査では好感度は69%で、トランプ氏の59%、ブッシュ氏の41%を上回る。候補がトランプ氏との2人に絞られた場合、トランプ氏を上回る支持を受けられるのはカーソン氏だけだということも分かった。

 米紙ウォールストリート・ジャーナルは「ベン・カーソンの反乱」と題した社説で「共和党の有権者はあらゆるやり方でワシントンや政治家にはうんざりさせられていると表現してきたが、怒れる大統領候補を欲しているわけではない」とし、カーソン氏の「静かな台頭」に注目すべきだとしている。

実績を問われる共和党

 共和党はオバマ政権のリベラルな政策に異議を唱え、上下両院の議席を増やしてきた。昨年11月の中間選挙でいずれも過半数を占めたが、1年近くの実績はどうだっただろうか。

 多くの候補が撤回すると主張していたオバマケアは続き、イスラエルとともに強く反対していたイラン核問題の最終合意も履行される公算が大きい。キューバとの国交も回復された。

 これでは、有権者の3分の2に当たる67%が、政治経験者よりも「外部からワシントンに新しい手法をもたらす人物」を望んでいるという事実(モンマス大調査)にも納得がいく。

 ファーストレディー、上院議員、国務長官を務めたクリントン氏が「ワシントン」から逃れることはできない。ブッシュ氏も兄のジョージ・W・ブッシュ前大統領によるイラク開戦のくびきを負う。行き場を失った「反ワシントン」感情がトランプ、カーソン両氏のような非政治家に向かっている。(ワシントン支局 加納宏幸)

2660チバQ:2015/09/14(月) 20:53:21
http://www.sankei.com/premium/news/150911/prm1509110001-n1.html
2015.9.11 06:00
【アメリカを読む】
中絶胎児の臓器売買疑惑 共闘が徹底追及 大統領選の争点にも…





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臓器売買疑惑が浮上した非営利組織「全米家族計画連盟(PPFA)」が関連する医療機関の前で、プラカードを掲げ合うPPFAの支持者と糾弾する人々。疑惑追及には中絶の是非も絡み、大統領選の争点になるとの見方もある=7月28日、米ペンシルベニア州フィラデルフィア(AP)
 米国の医療関連の非営利組織「全米家族計画連盟(PPFA)」が臓器売買に関わっているとされる疑惑が浮上している。PPFAは全米700拠点で乳がん検診や妊娠検査、妊娠中絶措置などの医療行為を行っているが、7月、PPFA幹部が関連医療機関で中絶された胎児の臓器の価格交渉をしているとされる隠し撮り動画がインターネット上で公表された。中絶自体に否定的な保守層からは、疑惑の徹底究明を求める声が噴出。共和党は連邦政府からPPFAへの補助金を打ち切るべきだとの主張を展開し、大統領選の争点になるとの見方も出ている。

隠し撮り動画公開

 隠し撮り動画はカリフォルニア州の市民団体が7月14日にインターネット上で公開した。市民団体は臓器買い取りを希望する医療機関の関係者を装ってPPFAに接触し、PPFA幹部が「臓器1つ当たり30〜100ドル」と価格を示唆する様子を撮影した。21日に公開された動画では別の幹部が100ドルを提示し、「私は(高級車の)ランボルギーニが欲しいの」と冗談を口にしている。

 また幹部らは動画の中で、中絶時に胎児の臓器を傷つけないために特殊な中絶方法をとることにも言及している。市民団体は「臓器の売買や、PPFAが用いている特殊な中絶方法は違法行為にあたる」と主張。8月25日までに合計8本の隠し撮り動画を公開し、PPFAへの批判を強めている。しかしPPFAは「臓器は合法的に研究用に寄付されており、利益は得ていない」と反論。「公開された隠し撮り動画は意図的な編集が加えられており、実際の発言をゆがめている」として、市民団体に対して編集前の動画をカリフォルニア州の司法当局に提出するよう求めている。

背景に中絶への忌避感

 PPFAの問題が注目を集める背景には、米国社会における中絶に対する忌避感がある。1973年の連邦最高裁判決は女性による中絶を憲法上の権利とし認めたものの、信仰や倫理上の理由で胎児の生命の尊さに重きを置く、「プロ・ライフ」の立場からの反発は根強い。テキサスなど保守色の強い州では、中絶を行う医療機関に対する規制を強化したり、中絶を行う際の手続きを厳格化するなどして、中絶を実質的に難しくするような環境整備を進めようとする動きがある。

 こうした対立は隠し撮り動画を公開した市民団体の動機にも絡んでいるとみられている。市民団体は自らを「医療における倫理や進歩について関心がある市民ジャーナリストのグループ」としているが、PPFAは市民団体を「反中絶の活動家たち」と呼び、市民団体の真の目的は臓器売買疑惑をでっちあげることで中絶自体を否定することにあるとの見方を示唆している。

2661チバQ:2015/09/14(月) 20:53:41
補助金年間610億円

 一方、議会ではPPFAが連邦政府から年間5億ドル(約610億円)の補助金を受け取っていることが問題視され、下院エネルギー・商業委員会が調査を開始。2016年の大統領選挙で共和党からの候補指名を目指すテッド・クルーズ上院議員(44)やランド・ポール上院議員(52)は、9月から始まる16会計年度(15年10月〜16年9月)の予算審議で、PPFAへの補助金を認める予算措置には応じられないと主張する。審議の混乱で予算が9月末までに成立しなければ、13年以来の政府機関閉鎖につながる恐れも出ている。

 クルーズ氏やポール氏の発言には、プロ・ライフの立場への共感が強い保守層の支持を集めようという狙いがあることは明らかだ。共和党内での両氏のライバルであるジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)も「極めて深刻な政治問題だ」として事態の究明を促している。

 これに対して民主党サイドからはPPFAへの批判は目立たない。上院(定数100)では8月3日、共和党主導でPPFAへの補助金をカットする法案について投票が行われたが、民主党議員の多くが反対に回った結果、賛成は53票にとどまり、議事進行に必要な60票に届かなかった。エリザベス・ウォーレン上院議員(66)=民主党=は一連の問題を「保守派による女性の権利に対する手の込んだ攻撃だ」と批判している。

 民主党からの大統領候補指名を目指すヒラリー・クリントン前国務長官(67)も「誇りを持ってPPFAを支持する。女性の権利を守るための戦いをやめない」と表明済み。共和党との立場の違いを鮮明にする戦略をとっている。(ワシントン支局 小雲規生)

2662名無しさん:2015/09/16(水) 21:00:46
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1440116307/173
慰安婦像決議懸念の橋下市長書簡、米市議会が審議資料で採用 拒否権発動要請の書簡も発送へ
2015年9月16日 18時52分 産経新聞

 米カリフォルニア州サンフランシスコ市議会に提案された慰安婦碑または像の設置を支持する決議案をめぐり、姉妹都市の大阪市の橋下徹市長は16日、「戦場の性の問題」について日本の事例のみ取り上げることへの懸念を表明した橋下市長名の公開書簡が、サンフランシスコ市議会の審議資料として採用されたと発表した。

 橋下市長は「公開書簡を読んで適切な判断をしていただきたい」と述べ、決議案が採択された場合にはサンフランシスコ市長が拒否権を発動するよう求める書簡を新たに発送する考えも示した。決議案は17日に委員会審議が始まり、22日の本会議で採決される予定。

 決議案は、慰安婦について「日本帝国軍に拉致されて」「強制的に性的奴隷にされた」「20万人」などと表記。橋下市長は公開書簡で、碑や像にも「間違った事実が刻まれるのではないか」と懸念を伝えていた。

2663チバQ:2015/09/16(水) 23:30:21
http://www.47news.jp/47topics/e/269115.php
米大統領選】古参政治家に若者熱狂 クリントン氏脅かす
 来年の米大統領選で無所属ながら民主党指名争いに参戦したバーニー・サンダース上院議員(74)が、重要州でヒラリー・クリントン前国務長官(67)と互角の支持率を獲得した。米議会で最左派に位置し「社会主義者」を自称する異色候補だが、その古参政治家のメッセージに若者たちが熱狂している。

 「いくつも仕事を掛け持ちしても、子どもを大学にすらやれないのはおかしい。もう金持ちに独り占めにはさせない」。南部サウスカロライナ州ロックヒルの大学講堂で12日夜に開かれた集会。1時間20分にわたった演説を、あどけなさの残る学生ら3千人が席を立つことなく聞き入った。

 最近の世論調査でサンダース氏は来年2月に最初の党員集会が開かれる中西部アイオワ州でクリントン氏に1ポイント差の41%の支持率で首位に立った。アイオワの次に指名争いの舞台となる東部ニューハンプシャー州でも逆転している。

 富裕層への徹底課税、最低賃金引き上げ、大学無料化―。「政治革命」を訴える大胆な公約は、伝説上の義賊になぞらえ「ロビンフッド」ともやゆされるが、私欲を感じさせない姿勢が既存政治に幻滅するリベラル層を引きつけているようだ。

 選挙ボランティアに加わった地元男性(22)は「(世界金融の中心地)ウォール街と関係が深いヒラリーと違って、サンダースは企業の金に汚されていない」と語る。

 しかし、前途は険しい。世論調査での支持基盤は白人に偏っており、黒人やヒスパニック(中南米系)の間での知名度は低い。支持を伸ばすアイオワ、ニューハンプシャー両州は地元バーモント州同様、白人が人口の9割前後。黒人が約28%を占めるサウスカロライナ州での遊説は南部州攻略に向けた第一歩だったが、参加者は白人がほとんどだった。

 さらに若者の“バーニー現象”が票に結びつくかは即断できない。集会会場となったウィンスロップ大のスコット・ハフモン教授(政治学)は「ふだん政治に参加しない人々が熱狂的に支持している。彼らを最後まで動員できるかどうかで強みにも弱みにもなる」と指摘した。
 (ロックヒル共同=井上智太郎)
2015/09/16 11:02

2664チバQ:2015/09/18(金) 05:32:02
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/150918/mca1509180500014-n1.htm
TPP交渉、「漂流」懸念と紙一重 カナダ総選挙控え決着急ぐ (1/2ページ)
2015.9.18 05:00

 TPP交渉が、大筋合意に向けて再び動き出した。日米など交渉参加国は月末から来月初めにかけ開く閣僚会合を今度こそ「最後の会合」としたい考えだ。ただ、交渉は知的財産の新薬データ保護期間など残された課題で参加国間の溝を埋めきれる保証はなく、「漂流」する懸念と紙一重の状況に変わりはない。

 「交渉はだいぶ良い方向に進んでいる」。日本の交渉関係者は17日、今回の閣僚会合での大筋合意に自信を示した。

 交渉参加国が閣僚会合の開催を急ぐのは、主要参加国の一つであるカナダで10月19日に総選挙が予定されているためだ。政権交代となった場合、これまでの交渉がほごにされる恐れがあり、選挙前に大筋合意を取り付けたいとの判断があった。

 甘利明TPP担当相も、カナダの総選挙までに大筋合意できなかった場合は「(交渉が)年単位の時間を要する事態になることを危惧している」と危機感を示していた。

 ただ、交渉は依然、楽観できないのが実情だ。

 7月末に米ハワイ州で開かれた閣僚会合では、新薬データ保護期間について米国が12年、オーストラリアなどは5年を主張。乳製品ではニュージーランドが日本や米国、カナダに大幅な市場開放を要求した。自動車では、関税撤廃の前提となる部品生産国に関するルール「原産地規則」をめぐって、メキシコやカナダが参加国内からの部品調達比率を62.5%、日本が40%台とするよう求めた。

 新薬データ保護期間の鍵を握る豪州では、15日に首相が交代したが、交渉筋は「新首相は前首相の側近で、継続性からいえば問題ない」としている。だが、米国との対立解消に向けた調整が進んでいないという。乳製品でも、ニュージーランドの説得は「もう少し時間がかかる」という状況だ。原産地規則も9〜11日に米ワシントンで開かれた事務レベル協議で決着がついていない。

 閣僚会合の開催まで残された時間が少ない中、対立点の隔たりを実務レベルでどこまで埋められるかが焦点となる。

2665とはずがたり:2015/09/18(金) 09:05:44
>>2663
イギリスに引き続いての左派旋風なりますかねぇ。。

2666名無しさん:2015/09/19(土) 07:32:12
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150918-00010000-wired-sci
「自作の時計」で逮捕されたイスラム系高校生、ネットのヒーローに
WIRED.jp 9月18日(金)6時30分配信

テキサス州アーヴィングにあるマッカーサー高校に通う1年生のアーメド・モハメドは、自作の作品で工学科の教師を感心させたかった。それはアーヴィングの自宅でたった20分間で作ったものだった。しかしそれは、手錠をかけられ、警察に逮捕されることにつながってしまった。

今回の逮捕を最初に報じた『Dallas Morning News』紙によると、作品を見せられた若い工学科の教師は、「よくできた装置」だと言ったものの、他の教師には見せない方がいいと注意したという。

モハメド君にとって状況がまずい方向に進んだのは、英語の授業中に、バックパックに入れていた時計がビーッという音を発し、英語の教師が時計を没収したときだった。その後モハメド君は、学校の関係者およびアーヴィング警察から尋問を受けた。
モハメド君の父親、モハメド・エルハッサン・モハメドは、息子は、その名前と「911のせいで不当な扱いを受けた」と述べた。

モハメド君は警察で指紋を採られたが、犯罪には問われないことになった。アーヴィング警察のラリー・ボイド署長は9月16日(米国時間)に行われた記者会見で、「今回の件は解決したと考えている」と語った。

モハメド君は今回の災難について、Twitterに「@IStandWithAhmed」というアカウントをたてている。

この件がネットで広まり、支援の声が集まったことに対して、モハメド君は16日に次のようにツイートした。「支援してくれてありがとう。イスラム教徒の少年のことなんて、誰も気にかけないだろうと思ってたよ」

モハメド君のところには、マーク・ザッカーバーグやヒラリー・クリントンといった人物からも、思いがけない支援が多数届いた。ザッカーバーグは、「アーメド君、フェイスブックを訪れたいと思ったら、ぜひ会いたいと思う。ものづくりを続けてほしい」と同社の個人ブログに投稿した。

だが最も驚いたのは、16日の正午ごろ、バラク・オバマ大統領のツイッター・アカウントがモハメド君に招待状を送ったことだろう。

DAVID KRAVETS

2667チバQ:2015/09/19(土) 10:25:03
http://www.asahi.com/articles/ASH9K6G0YH9KUHBI02Q.html
米の新幹線計画、中国が参加 ラスベガス・LA間
北京=斎藤徳彦2015年9月17日23時27分
 米ラスベガスとロサンゼルス近郊を結ぶ高速鉄道(新幹線)計画に、中国の企業連合が参加することが17日、明らかになった。今月下旬の習近平(シーチンピン)主席の米国訪問を控え、経済分野での協力関係を示す象徴にするねらいがありそうだ。

 中国国営新華社通信によると、共産党の経済政策担当幹部が17日、国営の「中国鉄道総公司」を中心とした企業連合が米国側との合弁でプロジェクトを手がけることに合意した、と報道陣に語った。ラスベガスから、ロサンゼルスのあるカリフォルニア州南部までの約370キロを時速250キロ程度で結ぶ計画で、来秋の着工をめざすという。

 高速鉄道の総延長が世界一の中国は、政府ぐるみで鉄道事業の海外輸出に注力している。米国でのプロジェクト参画は初めてで、他国での受注にもはずみがつくとの期待も広がる。(北京=斎藤徳彦)

2668名無しさん:2015/09/19(土) 16:42:15
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150919-00044818-jbpressz-n_ame
選挙戦の不正で、あの「反日」米国議員が窮地に
JBpress 9月19日(土)6時0分配信

 米国連邦議会下院のマイク・ホンダ議員(民主党)は、日本でも最も知名度の高い米国政治家の1人と言ってよいだろう。2007年に慰安婦問題で日本を糾弾する決議を下院で採択させた張本人である。

 そのホンダ議員が選挙活動での一連の不正行為の容疑により、議会当局の倫理調査部の聴取や査問を受けている。その結果は同議員の政治生命を大きく左右することになりそうだ。

■ 安倍首相の米議会演説でも内容を非難

 ホンダ議員はカリフォルニア州議会議員だった1990年代から「日本の戦争犯罪」を追及してきた。ただしその追及は、同じカリフォルニア州に本部をおく中国系の反日組織「世界抗日戦争史実維護連合会」(略称「抗日連合会」)に指導され、資金面でも支援をされてきた。抗日連合会は在米中国人を指導部中枢とし、中国の政府や共産党とも密接なつながりがある。

 ホンダ氏は2001年1月に連邦議会の下院議員に就任した。前年の選挙戦では、抗日連合会の幹部たちがこぞって選挙資金を寄付していた。ホンダ氏は下院議員に就任すると、慰安婦問題を日本の国家犯罪とみなして日本政府に謝罪を求める非難決議案を即座に提出した。

 同決議案は当初は議会指導部から優先的に取り上げられることはなく審議に回されなかった。しかしホンダ議員は毎会期、同じ議案を提出し続け、2007年の議会で民主党が下院の多数を大きく制すると同決議案も推進されることとなった。

 ホンダ氏は日系3世の米国人だが、韓国系、中国系との絆が強く日本を糾弾する言動が多い。今年4月末の安倍晋三首相の米議会演説でも、その内容を非難する数少ない議員の1人であった。

■ 下院議員選挙キャンペーン中の不正活動とは

 さてAP通信など米国の複数のメディアによると、議会倫理調査部が、ホンダ議員とそのスタッフが2014年の下院議員選挙キャンペーン中に以下のような不正活動をした容疑を指摘したという。

 ・ホンダ議員事務所は、1000人から各1000ドルの選挙寄付を集める活動「千羽鶴作戦」を進めるにあたり、議員として本来の立法活動を進めるための資金や労力を頻繁に投入し費やした。

 ・立法活動の一環として国務省の南アジア担当高官を選挙区に招きインド系有権者と懇談させる催しで、参加者に選挙資金の寄付を求めた。

 ・ホンダ議員事務所のスタッフは観光地で頻繁に会合を開催した。本来は立法活動を検討するはずの会合だったが、選挙寄付集めの作戦の打ち合わせばかりしていた。

 ・ホンダ議員は、知り合いの有権者がある国を訪問するためのビザ取得に協力し、その見返りとして選挙資金の寄付を求めようとした。

 以上のような容疑が立証されると、選挙や倫理に関する連邦法に違反することになるという。

 議会倫理調査部は、ホンダ議員事務所に提出を求めたメール記録など合計1400ページの資料、さらにはホンダ議員、そのスタッフたちからの事情聴取を基に、上記の容疑を「事実だと信ずる顕著な理由がある」と結論づけた。

 今後の調査でこの案件は下院倫理委員会にかけられ、下院全体として公式調査を行う可能性も高まっている。最悪の場合は、ホンダ議員への懲戒や懲罰の処分も考えられる。

 連邦議会選挙を専門に研究するバージニア大学のカイル・コンディック教授は、ホンダ議員のこうした状況について「連邦議会下院全体の中で、ホンダ氏は議席を失う危険が最も高い議員の1人だと言える」と論評した。

2669名無しさん:2015/09/19(土) 16:43:24
>>2668

■ 若手ライバルの登場で多額の選挙資金が必要に

 ホンダ氏はカリフォルニア州第15選挙区でそれまで7回連続当選してきた。そのホンダ氏が2014年の下院議員選挙で資金集めに必死となったのには明確な理由があった。同じ民主党のロー・カナ候補の激しい挑戦を受けたからである。ホンダ議員の選挙区は人口の変化などで再区分され、2013年からカリフォルニア州第17選挙区に変えられた。その第17選挙区でカナ候補にチャレンジされたのだった。

 現在74歳のホンダ氏に対してカナ氏は39歳、インド系米国人の気鋭の弁護士である。過去の大統領選挙ではオバマ陣営に入り、オバマ政権では商務次官補も務めた。

 民主党内はホンダ、カナ両候補の支持で二分され、激しい選挙戦となった。そのうえホンダ氏を長年支持してきた抗日連合会もカナ候補支援に回ってしまった。民主党候補を決める予備選ではホンダ氏が勝ったが、カナ候補は第2位となったため、2014年11月の本選挙でも立候補の資格を得た。

 両候補の選挙運動の激しさは、当時「全米でも最も多額の選挙資金が投入されたキャンペーン」と評されるほどだった。ホンダ陣営では選挙資金の調達に全力を投入し、しかもカナ陣営に回りそうなインド系有権者たちにも積極的に働きかけた。本選挙の得票はホンダ氏が6万9000票、カナ氏が6万4000票という大接戦となり、ホンダ氏はなんとか勝利をおさめた。

 今回の倫理調査がホンダ議員の将来にどう影響するかはまだ不明だが、カナ氏は2016年の連邦議会選挙でホンダ議員に再チャレンジする意向をすでに明確にしている。長年の日本叩きで知られてきたホンダ議員の命運がどうなるのか、日本側としても大いに気になるところである。

古森 義久

2670名無しさん:2015/09/20(日) 10:55:58
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2015091900287
オバマ氏、初の「アジア第一」大統領=今後も最重要地域に-米調査機関幹部

 米調査機関ピュー・リサーチ・センターの国際経済世論調査部門の責任者ブルース・ストークス氏は19日、東京都内で開かれたシンポジウムで、米国がアジア太平洋に戦略の重心を移す「リバランス(再均衡)政策」に関連し、「オバマ大統領はアジアを第一に考える最初の大統領だ」と指摘した。その上で、今後の大統領もアジアを世界で最も重要な地域と見なす傾向は続くとの認識を示した。
 3〜5月に米国で実施した世論調査では、半数以上が日本を含むアジアの同盟国と中国の紛争で軍事力を行使すべきだと回答。共和党支持者では68%が賛成したのに対し、民主党支持者は49%にとどまった。「民主党支持者は軍事活動が増えることへの懸念があるためだ」と説明した。
 別の調査では、米国で日本重視の傾向が高まっていることが明らかになった。ストークス氏は、背景には中国への警戒感があると指摘した。一方で、経済面では日本より中国を重視する回答が上回った。「中国は経済的な将来性があるため、対中関係を犠牲にしたくないと考えている」と分析した。 (時事)(2015/09/19-19:26)

2671とはずがたり:2015/09/22(火) 21:02:08

米、シリア難民など10万人受け入れ方針…来年
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E7%B1%B3%E3%80%81%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E9%9B%A3%E6%B0%91%E3%81%AA%E3%81%A9%EF%BC%91%EF%BC%90%E4%B8%87%E4%BA%BA%E5%8F%97%E3%81%91%E5%85%A5%E3%82%8C%E6%96%B9%E9%87%9D%E2%80%A6%E6%9D%A5%E5%B9%B4/ar-AAeAOQG
読売新聞 6 時間前

【ベルリン=井口馨】中東などから難民が流入している問題をめぐり、ケリー米国務長官は20日、訪問先のベルリンで、2017会計年度(16年10月〜17年9月)に年間計10万人の難民を受け入れる方針を示した。

ドイツのシュタインマイヤー外相と会談した後の記者会見で明らかにした。

ロイター通信などによると、現在の難民受け入れの上限は7万人で、米政府は16会計年度には8万5000人とする意向。多くはシリア難民で、アフリカの紛争地域から逃げてきた人々も含まれる見込みだ。

2672チバQ:2015/09/23(水) 19:30:39
>>2460>>2572>>2598
初期にはかなりの有力候補だったが脱落
http://www.sankei.com/world/news/150922/wor1509220041-n1.html
2015.9.22 19:39
【米大統領選】
米共和党のウォーカー氏、支持率低迷で指名争いから脱落 選挙戦の構図に変動

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記者会見するウォーカー米ウィスコンシン州知事=21日、同州マディソン(AP=共同)
 【ワシントン=加納宏幸】米共和党のスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事(47)は21日、次期米大統領選に向けた同党の候補指名争いに関する活動を中断すると発表した。同氏は、一時は有力候補の一角を占めていたが、移民問題などで発言のブレが問題視され、支持率が低迷していた。大統領選から脱落するのはリック・ペリー前テキサス州知事に続き2人目で、同党候補は15人に減った。

 ウォーカー氏は同州での記者会見で「選挙運動を中断する」と述べた。選挙戦が個人攻撃に集中していることが理由だという。世論調査で首位の不動産王ドナルド・トランプ氏(69)を念頭に、他候補に「先頭走者に代わる前向きで保守的な選択肢」を提示するよう期待を示した。

 ウォーカー氏は今年3月前後、政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による最新世論調査の平均で当時、最有力視されていたジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)を上回る人気があった。

 ただ、トランプ氏、元神経外科医ベン・カーソン氏(64)ら「非政治家」が支持を拡大する一方、知事や上院議員といった政治家や政治経験者が低迷。ウォーカー氏も支持を失った。CNNテレビなどの世論調査で3月中旬にブッシュ氏(16%)に次ぐ13%だった支持率は9月上旬に5%まで下落。16日の第2回討論会を受けた世論調査(20日発表)では1%未満に落ち込んでいた。

 同調査では、9月上旬に1位だったトランプ氏、2位だったカーソン両氏の支持率もそれぞれ8ポイント、5ポイント下落。代わりに、同党唯一の女性候補であるコンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)元最高経営責任者(CEO)カーリー・フィオリーナ氏(61)が15%(12ポイント増)となり2位に食い込んだ。

 フィオリーナ氏は討論会の評価を尋ねる設問で52%から「最高」との回答を得て首位に立ち、一方、「最低」のトップはトランプ氏の31%。討論会前にトランプ氏から「あの顔を見ろ。投票するやつがいるのか?」と侮辱されたフィオリーナ氏が、「全米の女性がトランプ氏の発言をはっきりと聞いた」と決然と切り返したことなどが好感されたとみられる。

 共和党の指名争いでは、カーソン氏が20日のNBCテレビ番組で「イスラム教徒を米国の指導者にすべきだとは思わない」と主張。これに対し、同じ宗教保守派が支持するテッド・クルーズ上院議員(44)が、米憲法6条が大統領を含む官職の資格として「宗教上の審査を課されない」としていることを挙げ、カーソン氏を批判。選挙戦の構図に変動が起きている。

2673チバQ:2015/09/23(水) 19:31:07
http://www.sankei.com/world/news/150920/wor1509200045-n1.html
2015.9.20 23:38
【米大統領選】
トランプ氏支持率が8ポイント下降 共和党、女性のフィオリーナ氏2位に急浮上




 米CNNテレビは20日、来年の米大統領選に向けた16日の共和党候補者討論会後に実施した世論調査結果を発表した。実業家トランプ氏は支持率24%で首位を維持したものの、今月上旬から8ポイント下落。唯一の女性候補フィオリーナ氏は12ポイント増の15%で2位に急浮上した。

 調査は17〜19日に実施し、共和党支持者ら約千人に誰が党指名候補にふさわしいか聞いた。フィオリーナ氏はコンピューター大手の元最高経営責任者(CEO)で、討論会ではトランプ氏の問題発言や実績について効果的に追及する場面が目立った。

 3位は元神経外科医カーソン氏14%で、ルビオ上院議員11%、ブッシュ元フロリダ州知事9%と続いた。一時は首位争いに絡んでいたウォーカー・ウィスコンシン州知事は1%以下に沈んだ。CNNが主催した16日の討論会は約2300万人が視聴した。(共同)

2674チバQ:2015/09/23(水) 19:31:50
http://www.asahi.com/articles/ASH9Q2RNBH9QUHBI002.html
共和党ウォーカー氏撤退 トランプ氏台頭で 米大統領選
ワシントン=佐藤武嗣2015年9月22日16時27分
 次期米大統領選の共和党候補者指名争いに名乗りをあげていたウィスコンシン州のスコット・ウォーカー知事(47)は21日、選挙戦から撤退すると表明した。世論調査で首位だった時期もあったが、ドナルド・トランプ氏の台頭とともに、支持率が低下し、撤退に追い込まれた。

 ウォーカー氏は同州での記者会見で、トランプ氏を念頭に「悲しいことに共和党内で現在行われている議論は個人攻撃に陥っている」と主張し、トランプ氏に対抗する勢力結集のため、保守の選択肢を示せる候補者に絞る必要があるとも述べ、他候補にも撤退を促した。

 ウォーカー氏は州知事として労働組合に敵対姿勢を示すなど保守の有望株とされ、昨年末から1月にかけて世論調査で首位となったこともあった。だが、支持低下に歯止めがかからず、16日の第2回同党テレビ討論会後の支持率は1%未満に落ち込み、選挙資金不足もあって撤退を決断した。

 同党内で撤退表明したのは、リック・ペリー前テキサス州知事に次ぎ2人目。現在の共和党内の候補者は15人となった。(ワシントン=佐藤武嗣)

2675とはずがたり:2015/09/23(水) 19:44:25
スタートレックでシスコ司令官の次ぎがキャサリン・ジェンウェイ艦長だった様に(?),黒人大統領の次は女性だと思ってるけどまさかの民主候補に左派のサンダース氏vs共和党候補にフィオリーナ女史での女性大統領実現もあるかな!?

2676名無しさん:2015/09/23(水) 20:01:38
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2015092300163
慰安婦像設置を支持=米サンフランシスコ市議会

 【サンフランシスコ時事】米サンフランシスコ市議会は22日、旧日本軍の従軍慰安婦を象徴する像や碑の設置を支持する決議を全会一致で採択した。これを受け、地元の中国系団体は市と連携して設置に向けた活動を本格化させる。

 決議は中国系市議らが提案し、11人の市議全員が賛成した。決議では「苦痛と屈辱に苦しんだ少女と女性を追悼する場所」として像や碑の必要性を強調。ロサンゼルス近郊のグレンデール市で慰安婦像が設置されたことを引き合いに、アジア系住民が多いサンフランシスコにも設置するよう求めている。
 中国系団体は自ら費用を負担し、像か碑の市営公園への設置を目指している。設置の時期や場所は未定。
 像や碑の設置をめぐっては、姉妹都市である大阪市の橋下徹市長が日米関係に配慮して慎重な対応を求める書簡を送付。地元の日系人らも「地域社会に分断をもたらす」と反発している。 (2015/09/23-12:30)

2677チバQ:2015/09/23(水) 22:22:40
http://www.afpbb.com/articles/-/3060907
米大統領選、トランプ氏依然トップも支持率低下 世論調査
2015年09月21日 12:33 発信地:ワシントンD.C./米国
【9月21日 AFP】2016年米大統領選の共和党予備選候補者で支持率トップの不動産王ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が、16日に行われた同党候補者討論会の後で支持率を減らしたことが、最新の世論調査で明らかになった。

 20日発表の米テレビCNNと調査会社ORCインターナショナル(ORC International)の合同世論調査によると、共和党予備選候補者の支持率はトランプ氏が24%で依然として首位トップだが、今月初めの調査時からは8ポイント下がった。

 トランプ氏はCNNとの電話インタビューで、この結果に驚いたと言いながらも「重要なのは一番でっかいやつだけだ。わかるだろ。予備選投票だよ」と語った。

 これに対し、討論会後に支持率を伸ばして2位につけたのが、コンピューター大手ヒューレット・パッカード(Hewlett Packard、HP)の元最高経営責任者(CEO)であるカーリー・フィオリーナ(Carly Fiorina)氏だ。

 フィオリーナ氏は、討論会で同氏の外見を侮辱するような発言をしたトランプ氏を冷静にやりこめ支持率を15%に伸ばした。これに3位の元脳外科医ベン・カーソン(Ben Carson)氏が肉迫している。(c)AFP

2678チバQ:2015/09/24(木) 00:33:22
http://www.sankei.com/world/news/150919/wor1509190046-n1.html
2015.9.19 18:18
【米大統領選】
オバマ大統領はイスラム教徒? 米国人ではない? トランプ氏、集会で否定せず批判浴びる

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出る杭は打たれる? 批判を浴びるトランプ氏(AP)
 【ワシントン=加納宏幸】2016年次期米大統領選の共和党候補指名争いで首位に立つ不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)が18日、オバマ大統領の「出生問題」をめぐり再び批判を浴びた。17日のニューハンプシャー州の集会で一人の質問者がキリスト教徒であるオバマ氏を「イスラム教徒」「米国人ではない」と決めつけたのを否定しなかったからだ。

 AP通信によると、質問者は「この国にはイスラム教徒をめぐる問題がある。現大統領もその一人であり、米国人でさえない」と述べた。トランプ氏はこの発言に反論しなかった。

 これに対し、民主党有力候補のヒラリー・クリントン前国務長官は18日、「(質問者の)発言を否定すべきだった」と主張。共和党候補からもトランプ氏を批判する声が出て、主要メディアもトランプ氏の資質を問題視した。

 トランプ氏は12年の前回大統領選に挑戦した際にも、オバマ氏は外国生まれのため大統領になる資格がないと主張したことがある。結局、オバマ氏がハワイ州の出生証明書を公表したことによってトランプ氏の人気は失速し、出馬断念に追い込まれた。

2679チバQ:2015/09/24(木) 00:34:40
http://www.sankei.com/world/news/150919/wor1509190034-n1.html
2015.9.19 11:33

米陸軍長官に同性愛者、禁止撤廃のオバマ大統領がファニング氏を指名





 米ホワイトハウスは18日、オバマ大統領が次期陸軍長官にエリック・ファニング陸軍次官代行(47)の指名を決めたと発表した。米メディアによると、ファニング氏は同性愛者であることを公表しており、上院の承認を得て正式に就任すれば同性愛を公言した初めての米軍長官となる。

 オバマ政権は2011年、同性愛者と公言して軍務に就くことを禁じた国防総省の規定を撤廃するなど、米軍内での同性愛者差別をなくす取り組みを推進している。今回の陸軍長官指名は、その象徴的な人事と言えそうだ。

 ファニング氏は文民で、カーター国防長官の首席補佐官や空軍次官を歴任。カーター氏は18日の声明で、ファニング氏は「高い知識を持ち、ひたむきで、公務の経験も豊富だ」と評価した。

 マクヒュー現陸軍長官は11月1日までに退任する予定となっている。(共同)

2680チバQ:2015/09/24(木) 00:40:23
http://www.sankei.com/world/news/150921/wor1509210038-n1.html
2015.9.21 15:59
【米大統領選】
反イスラム発言、火種に トランプ、カーソン両氏






ベン・カーソン氏=8月3日、マンチェスター(AP)
 来年の米大統領選の共和党指名争いで、実業家トランプ氏(69)を支持率で追い上げる黒人の元神経外科医ベン・カーソン氏(64)が20日放映のNBCテレビの番組で、イスラム教徒は米大統領に就くべきでないと発言、波紋を広げている。

 8年ぶりの政権奪還を目指す共和党にとってマイノリティーへの支持拡大が課題だが、ヒスパニック(中南米系)の反発を招いたトランプ氏の移民差別発言に加え、新たな火種となりそうだ。

 17日にはトランプ氏の集会で質問に立った参加者が「この国はイスラム教徒という問題を抱えている。(オバマ)大統領もその一人だ」などと発言。これをたださなかったトランプ氏を民主党陣営が「疑心と偏見をあおっている」(クリントン前国務長官)と強く批判したばかり。

 キリスト教右派の支持を受けるカーソン氏は、イスラム教は合衆国憲法と相いれないと主張し、「イスラム教徒を米国の指導者にすべきだとは思わない。決して賛同しない」と明言した。(共同)

2681チバQ:2015/09/24(木) 00:43:25
http://www.sankei.com/world/news/150922/wor1509220013-n1.html

2015.9.22 09:07
【米大統領選】
ウォーカー氏が撤退表明 移民問題で支持率低迷 候補“勢力図”に変化も





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記者会見するウォーカー米ウィスコンシン州知事=21日、同州マディソン(AP)
 【ワシントン=加納宏幸】米共和党のスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事(47)は21日、次期米大統領選に向けた同党の候補指名争いを中断すると発表した。一時は有力候補の一角を占めていたが、移民問題などで発言のブレが問題視され、支持率が低迷していた。大統領選から脱落するのはリック・ペリー前テキサス州知事に続き2人目で、同党候補は15人に減った。

 ウォーカー氏は同州での記者会見で「選挙運動を中断する」と述べた。選挙戦が個人攻撃に集中していることが理由だという。世論調査で首位の不動産王ドナルド・トランプ氏(69)を念頭に、他候補に「先頭走者に代わる前向きで保守的な選択肢」を提示するよう期待を示した。

 ウォーカー氏は今年3月前後、政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による最新世論調査の平均で当時、最有力視されていたジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)を上回る人気があった。

 ただ、不動産王ドナルド・トランプ氏(69)、元神経外科医ベン・カーソン氏(64)ら「非政治家」が支持を拡大する一方、知事や上院議員といった政治家や政治経験者が低迷。ウォーカー氏も支持を失った。CNNテレビなどの世論調査で3月中旬にブッシュ氏(16%)に次ぐ13%だった支持率は9月上旬に5%まで下落。16日の第2回討論会を受けた世論調査(20日発表)では1%未満に落ち込んでいた。
 同調査では、9月上旬に1位だったトランプ氏、2位だったカーソン両氏の支持率もそれぞれ8ポイント、5ポイント下落。代わりに、同党唯一の女性候補であるコンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)元最高経営責任者(CEO)カーリー・フィオリーナ氏(61)が15%(12ポイント増)となり2位に食い込んだ。

 フィオリーナ氏は討論会の評価を尋ねる設問で52%から「最高」との回答を得て首位に立ち、一方、「最低」のトップはトランプ氏の31%。討論会前にトランプ氏から「あの顔を見ろ。投票するやつがいるのか?」と侮辱されたフィオリーナ氏が、「全米の女性がトランプ氏の発言をはっきりと聞いた」と毅然と切り返したことなどが好感されたとみられる。

 共和党の指名争いでは、カーソン氏が20日のNBCテレビ番組で「イスラム教徒を米国の指導者にすべきだとは思わない」と主張。これに対し、同じ宗教保守派が支持するテッド・クルーズ上院議員(44)が、米憲法6条が大統領を含む官職の資格として「宗教上の審査を課されない」としていることを挙げ、カーソン氏を批判。選挙戦の構図に変動が起きている。

2682チバQ:2015/09/24(木) 00:51:43
http://www.cnn.co.jp/usa/35070816.html
米軍女性兵士の全面的な戦闘任務参加、海兵隊が「抵抗」か
2015.09.20 Sun posted at 15:34 JST
ワシントン(CNN) 米軍内で来年1月の実現を目指す全ての戦闘任務に男女平等主義を適用させる問題で、海兵隊だけが一部の任務についてこの原則からの除外を求める可能性があることが20日までにわかった。
メイバス長官ら海軍首脳の文官組は男女平等主義の推進を支持しているが、海兵隊幹部らはこれに反発しており、組織内の内輪もめにつながりかねない事態となっている。
海兵隊が女性兵士の配置拒否を求める任務の内容などは不明。男女平等主義の適用に関する特例の申請は今年10月1日までに求められている。海兵隊は機構的に海軍の傘下にあるため、この申請は海軍に提出することになる。メイバス長官は、海兵隊のための特例申請を行うつもりはないと明言している。
カーター国防長官が女性兵士に開放する任務の選択についての最終的な決定権を持っている。米陸軍では今夏、女性兵士2人が過酷な訓練で知られるレンジャー課程を初めて突破し、話題となっていた。

米国の陸海空軍は任務割り当て男女平等主義からの特別除外を求める考えはないとされる。米国防総省は戦闘能力の低減につながりかねないとする懸念も一部の軍幹部間にあるこの原則適用をめぐり、各軍の根回し作業に努めてきた。
ただ、米海兵隊は男女混合を進めた場合の影響力を探った研究報告書を作成。全て男性の部隊が前線でより効果的な戦闘を進められ、男女兵士の混合部隊より負傷者も少なくなると結論付けたという。
海兵隊のダンフォード司令官の報道担当者は、司令官がメイバス長官と会談したことを明らかにしたが、司令官の詳しい発言内容については言及しなかった。ただ、男女平等主義への疑念を示唆したことは明らかにした。
海兵隊当局者によると、同隊の335種類に及ぶ任務のうち94%の部分で女性兵士を受け入れている。

2683チバQ:2015/09/26(土) 08:27:58
http://www.sankei.com/world/news/150925/wor1509250067-n1.html
2015.9.25 23:18

ベイナー米下院議長が引退へ 保守派と衝突、後任にマッカーシー氏浮上

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ワシントンで会見するジョン・ベイナー氏=7月29日(ロイター)
 ジョン・ベイナー米下院議長(共和党)は25日、10月いっぱいで議員を引退することを議会関係者に伝えた。ニューヨーク・タイムズ紙などによると、ベイナー氏は党内の保守派から、議会運営をめぐり「穏健すぎる」との批判を受け続けており、こうした圧力により引退を決断したという。最近では2016会計年度の歳出計画をめぐり、保守派と衝突を繰り返していた。

 ベイナー氏は2011年に議長に就任し、今年1月に一部保守派議員の交代要求を押し切る形で3選された。後任の議長には共和党のケビン・マッカーシー院内総務が浮上している。(ワシントン 青木伸行)

2684旧ホントは社民支持@鹿児島市:2015/09/26(土) 11:05:20
米下院議長が辞職表明=政府閉鎖回避の見方広がる
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2015092600088&amp;m=rss
 【ワシントン時事】米共和党のベイナー下院議長(65)は25日、連邦議会内で記者会見し、党保守派が自身の解任に動く構えを見せていることを念頭に「混乱が長引けば下院に回復不能な打撃を与える」と述べ、10月末で議長から退き、議員としても辞職する考えを表明した。
 年度末が今月30日に迫る中、党保守派は暫定予算案の成立に動くベイナー議長に解任動議提出をちらつかせて対抗。米国では予算切れによる政府閉鎖の再発を懸念する声が出ていた。ベイナー議長が自ら身を引く決断をしたことで、危機は遠のいたとの見方が広がっている。
 米メディアによると、議長の後任には共和党下院ナンバー2のマッカーシー院内総務(50)の昇格が有力視されている。
 オバマ大統領は25日の記者会見で、「意見の相違はあったが、ベイナー氏はいつも礼儀正しく約束を守ってくれた」と述べ、政権との妥協点を探ろうとしてきたベイナー議長の姿勢をたたえた。(2015/09/26-07:40)

2685チバQ:2015/09/27(日) 21:43:45
http://mainichi.jp/select/news/20150926k0000e030184000c.html
米国:ベイナー下院議長が辞任、議員辞職と政界引退も表明
毎日新聞 2015年09月26日 10時23分(最終更新 09月26日 10時36分)
 【ワシントン及川正也】ベイナー米下院議長(65)=共和党=は25日、連邦議会内で記者会見し、10月末に議長を辞任し、議員も辞職して政界を引退する意向を表明した。ベイナー議長はオバマ政権への対応や議会運営を巡る不満から多数の共和党保守派から不信任決議案提出の動きがあり、辞任圧力に屈した形だ。後任には、保守派に支持がある共和党ナンバー2のケビン・マッカーシー院内総務(50)らの名前が挙がっている。

 ベイナー議長は「長期化するリーダーシップの混乱が議会制度に取り返しのつかない損害を与えることは明白だ」と強調。政府機関の一部閉鎖のおそれが高まるなか、混乱収拾のために辞任を決断したと明らかにした。

 米国では10月から新会計年度が始まるが、当面は暫定予算でつなぐ方針。しかし、共和党保守派が人工妊娠中絶支援団体に対する補助金の廃止を暫定予算成立の条件としており、政府機関の一部閉鎖に陥るおそれが出ていた。

 ベイナー議長は暫定予算成立を目指していたが、民主党と妥協した場合には、共和党の約30人が議長不信任案に同調するとみられ、民主党からの信任支持を取り付けない限り、不信任案が可決される可能性が高まっていた。

 ベイナー議長は自らの辞任表明で局面を打開する狙いもあったとみられ、米メディアによると、辞任表明を受けて共和党保守派も短期の暫定予算案には賛成に回る見通しとなり、ひとまず政府閉鎖は回避できる見通し。

 共和党は、来年11月の大統領選と連邦議会選挙への影響を回避するため、早急な立て直しを迫られる。

 ベイナー議長(オハイオ州)は1990年初当選、当選13回。07年に共和党トップの院内総務に就任。11年1月から現職。24日にはカトリック教徒として熱望していたローマ法王の議会演説を実現。これが花道になった。

2686チバQ:2015/09/27(日) 21:48:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150927-00000019-jij_afp-int
車いすの黒人男性を警官が射殺、米で物議
AFP=時事 9月27日(日)12時43分配信

車いすの黒人男性を警官が射殺、米で物議
米ミズーリ州デルウッドで、事件現場に警察が貼った立ち入り禁止テープ(2015年3月13日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米国で、車いすに乗った黒人男性を、複数の警察官が射殺した場面を携帯電話で撮影したとされる動画が物議を醸している。


 23日に米デラウェア(Delaware)州ウィルミントン(Wilmington)で白昼、撮影された映像に写っているのは、黒人男性のジェレミー・マクドール(Jeremy McDole)さん(28)。駐車された車の後方で車いすに乗っているマクドールさんに対し、1人の警官が「手を見せろ」と繰り返し叫んでいる。1発の発砲があった後、この警官は「手を見せろ」と続け、さらに「銃を捨てろ」と叫んでいる。

 そこへ「手を上げろ、手を上げろ」と叫びながら他の警官たちが駆けつけて数秒後、複数の銃声が鳴り響き、マクドールさんは横に倒れ、車いすから落ちた。

 マクドールさんは警官に命じられた通りに手を上げていないため、実際に銃を所持していたかどうかはこの動画からは不明だ。マクドールさんは現場で死亡が確認された。

 デラウェア州司法省は25日、「警官たちがデラウェア州法に従って行動していたかどうか」を究明するため、発砲について調査していると発表した。【翻訳編集】 AFPBB News

2687チバQ:2015/09/28(月) 01:36:20
http://jp.wsj.com/articles/SB12208348323212744301304581252074248178848
米共和党ルビオ氏に恩恵、ウォーカー氏撤退で 大統領選
By REID J. EPSTEIN
2015 年 9 月 24 日 14:02 JST

 来年11月の米大統領選で共和党候補者の一人、ウィスコンシン州のスコット・ウォーカー知事が選挙戦からの撤退を表明したことで、最初に恩恵を受けるのはマルコ・ルビオ上院議員(フロリダ州)だ。ルビオ氏はウォーカー氏と同様に共和党の新世代リーダーと目され、自らもワシントンを刷新するための準備ができている若手としてアピールしている。

 ウォーカー氏の資金調達を担当する全米委員会のメンバーによると、同氏を支援していた大口寄付が多い資金調達組織のほぼ3分の2をルビオ氏が引き継ぐことになっているという。

 ウォーカー陣営のジョージア州共同委員長の一人はすでにルビオ氏支持を表明している。ニューハンプシャー州共同委員長のクリフ・ハースト氏は同じ肩書と役割でルビオ陣営に合流した。またルビオ陣営は22日、ウォーカー氏を支持していたアイオワ州の郡委員長5人を獲得したと発表した。


 ワシントン州の自宅でウォーカー氏のための資金調達イベントを25日に予定していた土地開発業のボブ・ペンス氏は「ウォーカー氏の支持者にとってマルコ(ルビオ氏)は明確かつ論理的な選択だ」と述べた。

 経験のある資金調達者がルビオ氏の支援に回れば、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事に対して資金面で競争しやすくなる。選挙活動の財務状況は来月提出されることになっているが、共和党ではブッシュ氏が資金面でトップにつけているとみられている。ウォーカー氏の撤退で資金やスタッフが流れてくることで、ルビオ氏が勢いづく可能性がある。ルビオ氏は2回のテレビ討論会をうまくこなしたが、支持率は伸びていない。米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による世論調査の支持率平均値によると、ルビオ氏はドナルド・トランプ、ベン・カーソン、ブッシュの各氏に次いで4位となっている。

 ルビオ氏の他にも、ウォーカー氏の撤退で新たに資金調達委員会を獲得した候補がいる。ブッシュ氏はバージニア州の委員長から支持を得た。テッド・クルーズ上院議員(テキサス州)の陣営によると、ウォーカー氏を支持していたアイオワ州の郡委員長3人とジョージア州共同委員長が同陣営に合流した。

 ただ、金額に上限のないスーパーPAC(政治活動委員会)へ寄付している富裕層の中には、ウォーカー氏に代わる候補者をまだ決めていない人も多い。例えば、ウォーカー氏のスーパーPACに500万ドル(約6億円)を寄付したジョセフ・リケッツ氏とその家族は次に誰を支持するのか決めていない。リケッツ氏は米オンライン証券大手TDアメリトレードの創業者。リケッツ家はこれまでブッシュ、クルーズ、ルビオの各氏のほか、ニュージャージー州のクリス・クリスティー知事の各スーパーPACに寄付してきた。リケッツ家の広報担当者によると、すでに9候補の陣営から接触を受けたという。

2688チバQ:2015/09/28(月) 01:37:14
http://jp.wsj.com/articles/SB12468361420061044368104580608143236918332
2016年米大統領選、候補者の横顔
By WSJ NEWS GRAPHICS
2015 年 9 月 24 日 12:46 JST 更新
 2016年の米大統領選挙を控え、民主・共和両党の候補指名争いが本格化してきた。これまでに出馬を正式に表明した両党の候補者を紹介する。

<民主党>

リンカーン・チェイフィー氏

 共和党穏健派として、ロードアイランド州選出の上院議員を8年近く務めた。その間、共和党上院議員としてただ一人、イラク戦争に反対票を投じたほか、社会・財政・環境問題でも民主党の意見に賛同した。2006年の中間選挙で敗れ、07年に共和党を離党。10年には無所属としてロードアイランド州知事に就任した。13年には民主党に鞍替えしたが、14年の知事選には支持率低下を理由に出馬しなかった。

ヒラリー・クリントン前国務長官

 オバマ政権で2009年から13年まで国務長官を務めた。それ以前はニューヨーク州選出の上院議員で2回当選。夫のビル・クリントン氏は元大統領。大統領選への出馬は2回目で、前回の2008年には民主党の予備選挙で現在のオバマ大統領に負けた。ヒラリー氏は内政面ではオバマ氏を支持するが、外交面ではオバマ氏よりも強引だとみられている。

マーティン・オマリー前メリーランド州知事

 2007年〜15年までメリーランド州知事を務めた。それ以前は8年間、同州ボルティモアの市長だった。オマリー氏は長年、国政進出への野望を抱いており、11年〜13年には民主党知事会のチェアマンを務め、これが国政への足がかりとなった。知事在任中、オマリー氏は同性婚を合法化する法律に署名したほか、死刑を非合法化し、書類不備の一部移民に対し州立大学の学費を州在住者と同額にすることを認めた。ロックバンドでギターとボーカルを担当しているほか、ボルティモアを舞台に警察と麻薬取引などの犯罪を描いた米ケーブルテレビHBOのドラマ「ザ・ワイヤー」で主要登場人物のモデルとなった。

バーニー・サンダース上院議員(無所属)

 バーモント州選出の無所属議員だが、民主党の指名獲得を目指す。社会主義者を自認し、上院では最もリベラルな議員の一人。ニューヨークのブルックリン出身で1990年に下院議員に当選。上院議員になったのは2006年。連邦議員になる前はバーモント州バーリントンの市長を務めた。大工やジャーナリストとしての職歴があるほか、ハーバード大学やハミルトン・カレッジで教鞭を執った経験も。大統領に選出されれば米国初のユダヤ人大統領となる。

ジム・ウェッブ元上院議員

 ジム・ウェッブ氏(69)はバージニア州選出上院議員を1期(2007年1月〜13年1月)務めた。イラク戦争に反対し、自らを経済的なポピュリストと位置づけた。ベトナム戦争の従軍経験がある。レーガン政権で海軍長官や国防次官補を務めた。9冊の著書があり、民主党に対して労働者階級の白人からの支持獲得に注力するよう呼び掛けている。バージニア州アーリントン在住

2689チバQ:2015/09/28(月) 01:37:46
<共和党>

ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事

 1999年から2007年までフロリダ州知事。同州の共和党知事として初めて再選を果たした。父はジョージ・H・W・ブッシュ元大統領で、兄はジョージ・W・ブッシュ前大統領。コンサルティング会社ジェブ・ブッシュ・アンド・アソシエーツを率いているほか、2つの教育系シンクタンク(ファンデーション・フォー・フロリダズ・フューチャーとファンデーション・フォー・エクセレンス・イン・エデュケーション)の創設者でもある。ブッシュ氏は全米共通学力基準「コモンコア」による教育水準の底上げや移民関連法の見直しを訴えている。フロリダ州在住。

ベン・カーソン氏

 元神経外科医のカーソン氏は1987年に頭部が結合した双生児を分離する手術を行った医療チームを率いたことで国際的に知られるようになった。最近ではオバマ政権の医療保険制度改革法(オバマケア)を批判したり、2013年の全米朝食祈祷(きとう)会でオバマ大統領を前に10%の一律課税を訴えたりするなど、政治的な発言でも目立っていた。カーソン氏は論客として長く知られた存在であり、近年はコメンテーターとしてフォックス・ニュースに出演していた。過去に選挙による公職に就いたことは一度もなく、政治の経験はないものの、2014年の「Draft Ben Carson(ベン・カーソンを公職に)」運動の際には、2016年の大統領選への出馬が予想されるどの共和党候補の政治活動委員会(PAC)よりも多額の資金を集めた。

クリス・クリスティー氏

 クリス・クリスティー氏は元連邦検事で、ニュージャージー州知事としては2期目。労働組合が強い同州で公務員の年金・医療保険などの給付を見直す法案を通過させるなど公共部門の労組に挑み、支出削減を実現したことから全米で支持基盤を構築した。親しみやすさと闘争的な面を使い分けるスタイルでも全米の注目を集めている。クリスティー氏は共和党知事協会(RGA)の会長として、昨年の中間選挙で共和党知事候補の応援に走り回り、全米で共和党の資金供与者や指導者との人脈を築いた。その一方で、保守層の一部から、十分な保守派の判事を指名していないと批判されている。ニュージャージー州とニューヨーク市を結ぶジョージ・ワシントン・ブリッジの一部車線の閉鎖で大渋滞が発生した2013年の事件に絡み、連邦検事は意図的に渋滞を発生させた疑いがあるとして元側近2人を起訴した。2人は無罪を主張したが、別の側近は検察と協力しているという。クリスティー氏自身は車線閉鎖に関与していないと主張している。

テッド・クルーズ上院議員

 2012年にテキサス州選出の上院議員に当選。前職は同州の検察官。草の根保守派運動「茶会(ティーパーティ-)」系の“ヒーロー”。共和党保守派の急先鋒で、党指導部とオバマ大統領の双方に批判的な見解を表明している。2010年に成立した医療保険改革法(オバマケア)に反対し、この関連予算案を「人質」にとったうえで、2013年10月には21時間に及ぶ演説を繰り広げて政府機関を一部閉鎖に追い込んだ。だが、共和党員の多くは政府機関の閉鎖が結果的に共和党に政治的ダメージを与えたと考えている。2014年の予算案についても、オバマ大統領の移民政策の関連予算が削減されていないことを理由に成立阻止を試みたが、これは失敗に終わっている。また、連邦議会の共和党指導部はすぐに妥協してホワイトハウスと話をまとめてしまうと非難している。3月に出馬を表明したクルーズ氏は有力候補の中で正式に出馬表明した最初の候補者。

カーリー・フィオリーナ氏

 米ヒューレット・パッカード(HP)の最高経営責任者(CEO)だったフィオリーナ氏は、共和党の指名獲得を目指す候補者の中で唯一の女性。選挙による公職に就いた経験はない。政治経験としては、2010年にカリフォルニア州選出の上院議員選でバーバラ・ボクサー氏に敗れたことと、2008年の大統領選でジョン・マケイン上院議員のアドバイザーを務めたことが挙げられる。フィオリーナ氏は現在、バージニア州在住で、アメリカ保守主義同盟財団(ACUF)の会長に就いている。

2690チバQ:2015/09/28(月) 01:38:07
ジム・ギルモア氏

 1998年〜2002年までバージニア州知事を務めた。現在は保守系シンクタンク「フリー・コングレス・ファンデーション」を率いている。共和党全国委員会の委員長を務めた経験があり、2008年の大統領選挙では候補者指名争いに出馬したものの、十分な選挙資金を集めることができず、07年に早々とレースから降りた。08年の上院議員選挙では民主党のマーク・ワーナー氏に敗北。その時の得票率は30%程度だった。当時、ギルモア氏は人工妊娠中絶に反対し、銃を所持する権利に賛成の立場を表明した。最近では法人および個人の所得税率引き下げを訴えている。

リンゼー・グラム上院議員

 サウスカロライナ州選出。1月には大統領選に向けた出馬の是非を検討するための政治団体を設立したと発表。空軍の弁護士を務めた後、下院議員を経て2002年の選挙で上院議員に当選。上院では国家安全保障の強化を訴えており、大統領選でもこのテーマを強調したい考えだ。グラム氏は移民制度改革案で民主党議員と合意した共和党4議員の1人で、超党派議員グループは2013年に同法案を上院で可決させた。同氏は移民制度改正案に反対する最近の共和党の動きについて、党の政治的立場に悪影響を与えかねないと懸念している。

マイク・ハッカビー氏

 元アーカンソー州知事(1996年〜2007年)。フォックス・ニュースで司会を務めた経験があるほか、著作は12冊を数える。2008年の大統領選で共和党の候補者指名争いに加わったが、最終的な獲得代議員数は、勝利したジョン・マケイン上院議員に次いで2位だった。ただ、ハッカビー氏はこの年、全米で最初に行われたアイオワ州党員集会ではトップをつけた。南部バプテスト派の牧師として、中絶や同性婚に反対する社会的保守の立場で知られている。フロリダ州在住。

ボビー・ジンダル氏

 ルイジアナ州知事のジンダル氏は40代前半という若さながら輝かしい経歴を持っている。英オックスフォード大学のローズ奨学生だったジンダル氏は、24歳の若さで同州保健病院局の局長に任命された。その後、初めて挑んだ同州の知事選に敗れた経験を経て、2004年に連邦上院議員に当選。その3年後の07年に知事に就任した。ジンダル氏が全国紙の見出しに大きく登場したのは12年の大統領選直後だった。当時の共和党候補がレイプに関して問題発言をしたこともあり、「ばかな党でいるのは止めよう」と訴えたことが広く取り上げられた。出馬にあたり、ジンダル氏はすでにヘルスケアやエネルギー、教育といった幅広い分野で政策提言を行っている。また、メディアやワシントンのコンセンサスを批判することを好む。

ジョン・ケーシック氏

 オハイオ州知事のケーシック氏は連邦下院議員としての経験が20年近くある。1990年代終盤には下院予算委員長として均衡予算をまとめあげる上で重要な役割を果たし、押しの強い財政保守派と評価された。投資銀行勤務やフォックス・ニュースのコメンテーターを経て2010年に知事に当選。2014年の中間選挙では得票率64%で難なく再選を果たした。他の候補者に比べて知名度は低いものの、オハイオ州という重要なスイングステート(民主党と共和党の間で勝利政党が揺れる州)で選挙に勝ってきた経験があるため、2016年の大統領選でも手ごわい対抗馬になると支持者は指摘する。

2691チバQ:2015/09/28(月) 01:38:44
ジョージ・パタキ氏

 ニューヨーク州知事を3期務めた。以前に2回、大統領選出馬を検討したものの実現には至らなかった。一部の社会問題については中道派で、中絶の権利や気候変動の緩和に向けた行動を支持している。ニューヨーク州知事時代には環境問題に注力し、温暖効果ガス排出削減の地域的な取り組みを提唱。2007年に知事を退任した後は実業界で弁護士として働き、医療保険制度改革法(オバマケア)への反対など、保守的な発言をしている。

ランド・ポール上院議員

 ケンタッキー州選出で初当選は2010年。眼科医でもある。米国が外国に軍事介入することに関して、多くの共和党員よりも懐疑的な見方を示すなど、伝統的な党の政策スタンスにも挑戦してきた。2013年には国内でのドローン(無人飛行機)使用をめぐるオバマ政権の方針に反対し、13時間に及ぶフィリバスター(議事妨害)を強行したことで全国的に注目を集めた。アフリカ系米国人や若者など、伝統的に民主党寄りとみられている有権者に近づくことで、支持層の拡大を試みている。父親は徹底したリバタリアン(自由至上主義者)で大統領選に何度も出馬したことのあるロン・ポール元下院議員。

リック・ペリー氏(撤退)

 14年間テキサス州知事を務め、同州における雇用創出の実績を強調。空軍のパイロットだった経験とキリスト教福音派との親密な関係が全米の有権者にアピールできると期待している。移民問題など激しい議論のある問題に関しては慎重姿勢を取っており、テキサス州兵をメキシコとの国境に派遣した。その一方で、米国に不法滞在する学生に対して州内出身者と同じ「州民割引」を適用するプログラムを支持している。2012年の大統領選に出馬したものの、公開討論会で廃止すべきだと考えている省庁名を思い出せないという失態を演じた。昨年、職権乱用の罪で起訴されたが、同氏の弁護士は、州知事時代の行動は合法だったと主張している。

マルコ・ルビオ上院議員 

 2010年のフロリダ州上院選で、大きなうねりとなっていた「茶会」系の支持をとりまとめ、人気のあったチャーリー・クリスト知事(当時)を破って当選した。キューバ移民の息子。共和党が多様化へ向けて必死に取り組んでいた頃には、党の若い世代を代表する論客として、その地位をすぐに確立した。ルビオ氏が、違法滞在者に法的地位と最終的には市民権を与えることになる包括的な移民関連法を組み立てる手助けをした際には、保守派の多くの活動家が苛立ちを募らせた。2016年の大統領選を見据え、ルビオ氏は国際舞台で従来以上に積極的な役割を米国が果たすよう求めるなど、外交政策ですでに影響力のある発言をしている。

リック・サントラム氏

 ペンシルベニア州選出の元上院議員で、2006年に再選を逃す。12年大統領選の共和党指名争いでは、ミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事に次ぐ2位だった。社会的保守派として知られ、労働者層の経済的苦境に焦点を当ててきた。7人の子の父親。重い遺伝子疾患を持つ末娘ベラさんに関する本を、夫人と共著で最近出版した。

2692チバQ:2015/09/28(月) 01:39:02
ドナルド・トランプ氏

 不動産開発とカジノ経営を手掛ける。メディアの活用にたけ、NBCのリアリティーテレビ番組の主役として人気を博している。今回正式に出馬声明するまで過去5回の大統領選でも出馬をほのめかしてきた。歯に衣(きぬ)着せぬ発言や派手な人柄で知られている。これまで公職に就いたことはないが、交渉力とビジネス感覚に優れ資金力もあると豪語している。6月16日、ニューヨーク・マンハッタンにある自身の名を冠したトランプ・タワーで出馬表明を行った。

スコット・ウォーカー氏(撤退)

 ウィスコンシン州知事のウォーカー氏は2011年、州公務員の団体交渉権の制限に乗り出したことで全国的に知られるようになった。労働組合との対立は自身のリコール(解職請求)選挙につながったが、そこで勝利を収めた。昨年11月の中間選挙で再選を果たし、現在2期目。知事として減税をはじめとする財政問題に重点を置いてきたほか、最近は議論が分かれる州立大学の経費削減計画などに取り組んでいる。大統領選への出馬を検討している最中、福音主義キリスト教徒であることをしばしば強調してきた。

原文(英語):Who’s Running for President in 2016?

2693チバQ:2015/09/28(月) 01:46:24
>>2673 CNN世論調査
1:不動産王トランプ氏 24%
2:HPの元CEO フィオリーナ氏 15%
3:元神経外科医 カーソン氏14%
4:ルビオ上院議員11%
5:ブッシュ元フロリダ州知事9%

2694チバQ:2015/09/28(月) 01:56:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150926-00000530-san-n_ame
元市民活動家のデブラシオ市長 凶悪犯罪増でリベラル派の人気にも陰り「威勢はいいが、実行力がない」
産経新聞 9月26日(土)15時14分配信

 1992〜94年と2002〜13年にニューヨーク市警(NYPD)本部長を務めたレイモンド・ケリー氏が新著「不寝番(ふしんばん)」を出版した。犯罪取り締まりやテロ対策に追われた半生を回顧している。

 今月4日に74歳の誕生日を迎えたケリー氏だが、加齢以外に自叙伝を残す決心をした理由がある。自身が打ち立てた刑事政策を否定する、ビル・デブラシオ市長に対する反論だ。

 「デブラシオ市長は使い勝手の良い警察官の道具を簡単に捨てた」。先週、地元メディアの取材に応じたケリー氏は、自身の新著を引用して言い放った。

 ケリー氏は「ストップ・アンド・フリスク」と呼ばれる身体検査手法をNYPD本部長時代に確立した。だが、同手法は黒人に焦点を当てた運用となり、13年にニューヨーク地裁が「差別的で違法」と判断した。

 ケリー氏は控訴を求めたが、翌14年に就任したデブラシオ市長に反対された。白人警官が取り締まり中に黒人市民を殺してしまう事件が起きたこともあり、市長はNYPDを遠ざける姿勢を続け、警官からは反感を買った。

 「この結果が犯罪の増加だ」とケリー氏は怒りを隠さない。確かに、今年発生した殺人事件は昨年同期比で4%増え、強姦(ごうかん)も5%増加した(8月末時点)。

 90年代以降に低下し続けた凶悪犯罪が再び増える兆しを見せたため、セントラルパークでは自警団による巡回が復活した。「市長批判」をちりばめたケリー氏の出版記念会が、毎回の大入りとなるわけである。

 デブラシオ市長は元市民活動家。格差是正といった金融危機後の時流に乗り、13年に当選した。市長就任後は、大麻利用の刑罰軽減など革新的な政策を打ち出しているが、ここにきて人気が陰り始めた。低所得者層向け住宅の建築遅延がたたるなど、最近は支持基盤のリベラル層からの評判も今ひとつだ。

 民主党員の支持率は50%半ばと就任直後から10ポイント低下。17年の市長選に向け、対抗馬をデブラシオ市長にぶつける構想が民主党内で浮上している。

 「右」からも「左」からも攻撃されるのはなぜか?このほど開催された、市長の「番記者」による座談会で答えが見つかった。

 ニューヨーク・デーリー・ニューズのフェルミーノ記者によると「威勢はいいが政策の執行力がない」「約束時間を守らないなど、良い上司ではない」。

 ポリティコのペイバラ記者は「議会対策が苦手だし、重要案件の裁断を下した直後に長期の休みをとるなど、仕事の姿勢に難題がある」とも。

 シティ・リミッツのマーフィー発行人はメディアに対する閉鎖性を指摘する。米国では情報公開法に基づいて記者が公権力に情報開示を求めるのが日常茶飯事だが、「(デブラシオ市長側からは)全然返事がない」。米国人が為政者に期待する「イロハ」がなっていないのだ。

 先週末、市が財政支援するニューヨーク市地下鉄(MTA)トップが市長を公の場で批判した。市長は当初、MTAの路線拡大計画を支持したが、予算負担の配分をめぐって、MTAと対立している。

 「夢」はあるが、執行面や資金調達といった「兵たん」には弱い。「元活動家」が必ずしも「為政者」の資質を備えているわけではない-どこかで聞いたことのある議論がニューヨークでは交わされている。(ニューヨーク駐在編集委員 松浦肇)

2695チバQ:2015/09/28(月) 23:05:27
http://www.sankei.com/world/news/150928/wor1509280001-n1.html
2015.9.28 06:00
【米大統領選】
お粗末だった「トランプ話法」…共和党は加州討論会を政策論争への転機にできるか?





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16日、CNNテレビの討論会で応酬し合うドナルド・トランプ氏(左)とスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事(右)。中央はジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事。大統領選に向けた共和党の候補者指名争いは、ようやく「トランプ旋風」が止みつつある=カリフォルニア州シミバレー(AP)
 2016年11月の米大統領選に向けた共和党の指名争いは、夏を通してハリケーンのように吹き荒れた「トランプ旋風」が一服し、軌道がようやく真剣な政策論争に乗るのだろう。転機となったのはCNNテレビが16日に主催したカリフォルニア州での第2回討論会だ。それぞれの候補が世界最強の米軍最高司令官として大国を率いる資格があるのかを浮き彫りにした。

転機となった討論会

 国際情勢に関してバランスが取れた形で知見を披瀝(ひれき)できたのは、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)とマルコ・ルビオ上院議員(44)の2人だけだったといっても過言ではない。アジアに関しては次のような発言があった。

 ブッシュ氏 「米国は中国に対して強くある必要がある。サイバー安全保障では攻撃的な戦術を使い、抑止力のあるシグナルを送るべきだ」

 共和党候補は中国の習近平国家主席(62)による訪米に先立ち、「晩餐(ばんさん)会を中止すべきだ」(スコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事)、「私ならマクドナルドのハンバーガーをおごる」(トランプ氏)などとバラク・オバマ大統領(54)の対応を批判している。

 サイバー攻撃や南シナ海での人工島建設で反中感情が強まっていることが背景にある。ただ、ブッシュ氏は討論会で晩餐会を中止すべきかと聞かれ「そうは思わない」と反論。大規模な制裁など他にやるべきことがあるという考えを強調した。

 ルビオ氏 「北朝鮮は今、数十発の核兵器や私たちがいる場所(米西部カリフォルニア州シミバレー)を攻撃できる長距離ミサイルを持っている。中国は急速な軍拡を行い、ハッキングのほか世界で最も重要な航路である南シナ海での人工島建設を行っている」

 こう述べたルビオ氏は、米国で軍事費を削減する動きに警鐘を鳴らし、国家を安全にすることが連邦政府の最も重要な義務であると強調した。「軍事より外交」を重視する姿勢をとるオバマ氏とは対照的だ。

お粗末な「トランプ話法」

 これに対し、支持率で首位に立つ不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)はお粗末だった。日本の政界にも「座談の名手」といわれた人がいたが、モノマネや人物評で聴く人を沸かせるのはうまいのだが、まともな政策論争には到底向かないのがこの種の政治家の特徴だ。

 「トランプ氏の人身攻撃はノッポだチビだデブだブスだと、まるで中学生のようだ。そんな人に核兵器を扱わせるなんて心配ではないのか」

 討論会でランド・ポール上院議員(52)が指摘した。確かにトランプ氏は「(オバマ政権は)中国ともメキシコともうまくやれていない」「私ならロシアのプーチン大統領とでもうまくやれる」というばかり。

2696チバQ:2015/09/28(月) 23:05:53
 ブッシュ氏から民主党有力候補のヒラリー・クリントン前国務長官(67)との関係を“暴露”されると、挑発に乗せられてボロを出してしまった。ブッシュ氏の兄、ジョージ・W・ブッシュ前大統領(69)による03年のイラク開戦に反対したことを強調するため、トランプ氏は次のように述べたのだ。

 「あなたの兄の政権がバラク・オバマ(大統領)をもたらした。政権最後の3カ月は(16代大統領の)エイブラハム・リンカーンでも当選できなくなるほどの災難だった」

「見習い」は要らない

広告
 共和党候補のほとんどが、今になってみれば誤情報をもとにイラク開戦を決めたことが間違いだったことは認めている。

 だが、「オバマ氏が米軍撤退を急いだことが中東に真空をもたらし、イスラム教スンニ派過激組織『イスラム国』の台頭を許した」というのが“模範解答”だ。ブッシュ元知事が「兄は米国を安全にした」と反論すれば、他候補も「オバマ氏がいけない」と同調した。

 日米同盟の「片務性」や貿易不均衡について、20世紀の古い感覚で思い付きのように語るトランプ氏。討論会に先立つ15日、ロサンゼルスで外交・安全保障問題の演説をする予定だったが、ヒスパニック(中南米系)らの抗議の声が激しく15分ほどで切り上げてしまった。

 論争が深まるにつれ、まともな政策ブレーンの不在がトランプ氏にとってのアキレス腱(けん)になるだろう。ウィスコンシン州知事のウォーカー氏は人気実録番組「アプレンティス(見習い)」に主演したトランプ氏を「ホワイトハウスに見習いは要らない」と揶揄(やゆ)した。(ワシントン支局 加納宏幸)

2697名無しさん:2015/09/29(火) 21:33:47
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150929-00078166-diamond-bus_all
アメリカは日本人から見て、なぜこんなに“不便な国”なのか?
ダイヤモンド・オンライン 9月29日(火)8時0分配信

 アメリカを訪れた日本人なら誰でも思う。「何て不便な国なんだ」。まず日本人にとっては電車が遅れるのが信じられない。今年6月、筆者が乗ったニューヨーク-ボストン間の電車は行きも帰りも1時間以上も遅れた。ニューヨークの地下鉄には時刻表があるのかどうかも分からない。マンハッタンでは平日夕方になるとタクシースタンドの長い行列ができる。空港に行けば、国内線は平気で遅れる。経済大国とは思えない交通事情だ。

 なぜ、アメリカはこんなに“不便な国”になってしまったのか。今年5月、アメリカのインフラストラクチャーをテーマに著書を出版したロザベス・モス・カンター教授にその理由を聞いてみた。(聞き手/佐藤智恵 インタビューは2015年6月23日)

● なぜアメリカのインフラ事例から リーダーシップが学べるのか

 佐藤 これまでリーダーシップの本を多数出版されてきましたが、なぜ、今年、アメリカのインフラストラクチャーについての本を出版されたのでしょうか。

 カンター ビジネスを取り巻くシステムはますます複雑になっています。その中で次世代を担うリーダーたちは、新しいビジネスを生み出していかなくてはなりません。

 1980年〜1990年代であれば、ビジネスリーダーは「効率的にお金を儲けること」を目指せばよかったわけです。ところが現在、どの国のリーダーもいわゆる「エコシステム」(複数の企業によって構築された製品やサービスを取り巻く共通の収益環境)の中に組み込まれています。その中で結果を出していかなければならないのです。

 「将来のリーダーたちにとって最も役に立つ題材は何だろうか」と考えていたときに、アメリカのインフラストラクチャーについて書くことを思いつきました。中でも輸送インフラについて詳しく取材しようと思いました。人がどのように動くか、モノをどのように動かすか、は、多くの業界が関わってくる問題だからです。

 私はリーダーシップ論の専門家として知られていますが、アメリカのインフラストラクチャーが抱える課題を解決するためには、何よりもリーダーシップが必要であることが分かります。多くの利害関係者をまとめていくには、人を動かすためのビジョン、ストーリーが必要なのです。

2698名無しさん:2015/09/29(火) 21:34:04
>>2697

 佐藤 ハーバード大学で学んでいるエグゼクティブは、アメリカのインフラについてどの程度興味を持っているのでしょうか。

 カンター 私は現在「ハーバード大学アドバンスド・リーダーシップ・イニシアティブプログラム」のディレクターを務めています。このプログラムでは、元CEO等、ベテランの経営者たちがその知見を生かし、世界が抱える課題解決に貢献するプロジェクトを推進しています。

 インフラのような大きな問題は、1つの組織で解決できるものではありません。多くの関係者が関わります。しかも利害関係が複雑なので、1つにまとめるのは極めて困難です。ところが次世代のリーダーは、こうした環境の中で仕事をしていかなければなりません。プログラムに参加しているエグゼクティブの中には、食品のサプライチェーン、エネルギーの分野に興味を持っている人もいます。どれも輸送インフラが深く関わっている分野です。

● なぜ今、アメリカのインフラが 注目されているのか

 佐藤 アメリカで著書が出版されて以来、マスコミはこぞって「これはアメリカのインフラに警鐘をならす本だ」と取り上げていますね。インフラといえば、日本やドイツのほうが進んでいる印象がありますが、なぜあえてアメリカのインフラを取り上げたのでしょうか。

 カンター ハーバードビジネススクールは、世界を変革するリーダーを育成する教育機関ではありますが、アメリカの競争優位性を研究する専門のプロジェクトがあります。アメリカの政治的、経済的影響力は依然として大きく、アメリカがこれからも強国でありつづけるのか、という問題は、世界の未来に大きな影響を与えるからです。

 他の国がアメリカより優れている点は山ほどあります。日本の新幹線などはその良い例ですね。ところが世界の人々が、世界基準として比較対象としているのはアメリカなのです。だから私は今回、日本やドイツではなく、アメリカのインフラについて書くことにしたのです。

2699名無しさん:2015/09/29(火) 21:34:32
>>2698

 佐藤 著書では老朽化具合を生々しく描いていらっしゃいますね。

 カンター アメリカの国民に警鐘を鳴らしたいと思ったからです。これまでもアメリカのインフラの老朽化が進んでいることを問題視する人はいました。ところが、それをどのように改善したらいいのか、どのぐらい深刻なのか、という点についてはほとんど議論されてきませんでした。そこで私は、道路、鉄道など主要な交通インフラの歴史、テクノロジーの進歩が与えた影響、都市の進化などについて詳細に調査することにしたのです。

● なぜアメリカのインフラは遅れているのか

 佐藤 私自身もアメリカを訪れるたびに、「世界一の経済大国なのに、なぜこんなに不便なのか」と感じます。電車は1時間も遅れるし、渋滞はひどいし、空港もボロボロ。アメリカが他国に比べてインフラ分野で遅れをとっているのはなぜでしょうか。

 カンター いくつか理由があります。1つは、アメリカのインフラ関係の建物や施設は、他国よりも古い時代に建造されているということです。その当時は世界一の技術を駆使して作られましたが、長い年月を経て老朽化が進んだということです。

 特に老朽化が進んでいるのが、鉄道です。かつて鉄道は、アメリカ経済を発展させ、国民の生活を向上させるために重要な役割を果たしてきました。インフラには、「メンテナンスと改善」が不可欠なのですが、そのための予算をとるというのは、新しいものをつくるより難しいことなのです。

 佐藤 鉄道だけではなく、空港も道路も老朽化が進んでいます。

 カンター アメリカの航空産業は、第二次世界大戦直後、世界一の技術と規模を誇っていたのです。その頃は多くのパイロットが養成され、民間の航空会社が次々と誕生しました。ところが、アメリカはインフラを築くところにはお金をかけても「メンテナンスと改善」にはお金をかけませんでした。最新のインフラもメンテナンスをしなければ、老朽化が進むのは当然です。

 道路についても同じです。1950年代、アメリカは多額の国家予算を割いて、道路網の整備に注力しました。その結果、自動車産業が急速に成長し、他国よりも優位な地位を築くことができました。新たに道路をつくり、維持していく資金は主にガソリン税でまかなわれていました。ところがその税率はヨーロッパよりも低かったため、メンテナンスにまでお金がまわらなくなりました。アメリヵ国民は、税金を払いたがらなかったからです。

 佐藤 新しいものを建設するときには簡単に予算がついて、「メンテナンスや改善」には予算がつかないのはなぜでしょうか。

 カンター 本にも書きましたが、「メンテナンスや改善」というのは、政治的リーダーが掲げるキャッチフレーズとしてあまり魅力的ではないからです。

 アメリカ政府が巨額な予算を投じて国家プロジェクトを推進する際、その理論的根拠となってきたのが「国防」です。「国家防衛のためにはこれだけの予算が必要なのですよ」と言えば、国民から理解を得やすいからです。

 たとえば、アメリカの巨大な州間高速道路網は、全米州間国防高速道路法(1956年施行)のもとで整備されました。巨額な予算をかけて道路を建設した理由は「外国から攻撃されたとき、国民が速やかに避難できるようにするため」です。現実に米国本土が戦地になったことはありませんでしたが、当時は、そう言えば国民は納得してくれたのです。

 冷戦期には、国家防衛教育法(1958年施行)のもと、科学、テクノロジー、高等教育に多額の予算が割かれました。ソ連との宇宙開発競争に勝つためです。このときの投資は、アメリカの国力に大きな利益をもたらしました。現在、アメリカの技術力と高等教育が世界最高レベルにあるのは、この分野に巨額の資金が投じられたからです。

2700名無しさん:2015/09/29(火) 21:35:08
>>2699

 佐藤 教育への投資は、インフラのように物理的に劣化しません。同じように予算を投じても結果が分かれたということですね。

 カンター リーダーは人を動かすためのストーリーをつくり、ストーリーを語ります。第二次世界大戦から冷戦期まで、そのストーリーの中心となっていたのは、国防でした。「国防のために」という建前があれば、インフラだけではなく、様々な国家プロジェクトに予算を使うことができたのです。

 佐藤 メンテナンスにお金がまわらない理由は、ストーリーとして弱い、ということですか。確かに「国防のために道路を舗装するぞ」とはいかないですね。でも道路のメンテナンスについては、ガソリン税が使われることが法律で定められています。それなのになぜメンテナンスにまでお金がまわらないのでしょうか。

 カンター ガソリン税という制度そのものが古くなってしまったからです。今は電気自動車が走っている時代です。自動車も燃費効率がよくなっています。昔に比べれば、ガソリンそのものの消費も減りました。ミレニアル世代(2000年代に成人あるいは社会人になる世代)の中には、車を所有しない人もいます。スマートフォンを使って車をシェアすれば十分だと思っているからです。この制度を根本から見直すときがきていると私は考えています。

 >>続編『日本のインフラが米国より優れている3つの理由』は10月1日(木)公開予定です。

佐藤智恵

2701とはずがたり:2015/09/30(水) 00:40:41
アジア系、2055年には米国最大の移民グループに
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E7%B3%BB%E3%80%812055%E5%B9%B4%E3%81%AB%E3%81%AF%E7%B1%B3%E5%9B%BD%E6%9C%80%E5%A4%A7%E3%81%AE%E7%A7%BB%E6%B0%91%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97%E3%81%AB/ar-AAeUlFq#page=2
The Wall Street Journal. Miriam Jordan 6 時間前

 米調査機関ピュー・リサーチ・センターの研究によると、アジアからの流入で増加している移民とその子供たちは向こう50年間の米国の人口成長の大半を占めることになるという。

 2015年から65年のあいだに、米国の人口は36%増加して4億4100万人になると予想されている。新たな研究によると、移民とその子供たちはこの増加分の88%にあたる1億0300万人を占める見込みになっている。

 合法、違法の両方の移民を含むこの予測は、10年おきに実施される米国国勢調査からの政府データと人口の一部を対象に毎年行われている標本調査、アメリカン・コミュニティ・サーベイ(ACS)の分析に基づいている。

 変化としては、アジア系が今や移民によって増加している唯一の移民グループとなっており、このペースで行くと55年にはヒスパニック系を追い抜いて最大のグループになるということがわかった。

 今回の研究の共同執筆者であるマーク・ロペス氏は「中南米、特にメキシコからの移民が急減速した」とし、「その一方で、アジア系、特に中国とインドからの移民は着実に増えてきた」と指摘した。

 15年現在、移民人口に占めるヒスパニック系の割合は47%だが、65年にはこれが31%に縮小する。今日の割合が約25%のアジア系は65年に38%に拡大するとその研究は見積もっている。

 アジアからの移民が増加していることで、55年には米国に過半数を占める人種的、民族的グループがなくなろうとしており、米国の人口は白人が46%、ヒスパニック系が24%、アジア系が黒人を追い抜いて14%に、黒人が13%になると見込まれている。現在は白人が62%、ヒスパニック系が18%である。「米国の人口がより多様化することで、米国の政治が作り変えられる可能性もある」とロペス氏は言う。

 1970年代の移民は主に欧州出身者だった。1990年代から最近までは、記録的な数のメキシコ移民の流入もあり、主な出身地域は中南米となった。ところが2011年から、アジアが移民出身地域として最大となった。今日、米国に住むアジア系の3分の2近くが外国で生まれている。ちなみにヒスパニック系では37%が外国生まれである。

 外国生まれのアジア系移民にはインドと中国からの数万人の留学生が含まれている。彼らの多くは卒業後も一時就労ビザで米国に滞在し続け、最終的には合法的な永住権申請を行う。米国市民権の申請が可能となるのは、彼らが永住権を取得した5年後である。

 ハイヤン・ウーさんがサンフランシスコ大学でコンピューターサイエンスを学ぶために中国を旅立ったのは07年のことだった。現在は雇用主である地元のハイテク企業がウーさんの永住権のスポンサーとなっている。30歳のウーさんは長期的に滞在したいと考え、米国での子育てを思い描いているという。「ソフトウエア技術に関する限り、すべては米国で起こっている」とウーさんは言う。「雇用機会の大半もここにある」。

 現代では最も多くの移民を米国に送り込んできたメキシコだが、今回の研究の共同執筆者のジェフ・パッセル氏によると、その数は減少してきており、07年よりも前の水準に戻る可能性は低いという。

 13年のすべての新規移民に占めるメキシコ出身者の割合は15%で、この50年間で最も少なかった。10年前と比べると違法移民の急減をもたらしたこのトレンドの背景にはいくつかの要因がある。最も大きいのはメキシコの出生率の低下である。これにより、多くの世帯主やその他の働き手は家族を養うために米国でより高賃金な仕事を探さなくても済むようになった。比較的安定したメキシコ経済、国境を越える旅に伴う危険なども移民を思いとどまらせる要因となっている。

 その研究によると、今後も新規移民は米国のヒスパニック系人口の増加に寄与し続ける見込みだが、人口増加の主な原動力となるのは米国におけるヒスパニック系女性の出産だという。

2702チバQ:2015/09/30(水) 21:06:24


1:不動産王トランプ氏
2:元神経外科医 カーソン氏
3:ルビオ上院議員
4:HPの元CEO フィオリーナ氏
5:ブッシュ元フロリダ州知事


http://jp.wsj.com/articles/SB10679346927304483289404581262380728901822
ジェブ・ブッシュ氏の支持率、5位に低下=最新調査 米大統領選

2015 年 9 月 29 日 16:53 JST

 一時は2016年米大統領選の共和党候補と目されたジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事の支持率は7月から9月の間にほぼ半減し、さまざまな有権者の支持率が他の候補者に流れるなかで、現在は7%まで低下している。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とNBCニュースが共同で実施した最新の世論調査で明らかになった。

 現在、ブッシュ氏の支持率は、共和党指名争い候補者の中で5番目。不動産王と称されるドナルド・トランプ氏と、元神経外科医のベン・カーソン氏、マルコ・ルビオ上院議員(フロリダ州)、米ヒューレット・パッカード(HP)の最高経営責任者(CEO)だったカーリー・フィオリーナ氏が上位4位を占めている。

 ブッシュ氏の支持率は、男女の有権者、50歳未満および50歳以上の有権者、ラジオのトーク番組の聴取者、価値観重視の有権者から、保守派の草の根運動「茶会党(ティーパーティー)」に属する有権者といった全てで低下した。ブッシュ氏に対する支持率は、非常に保守的あるいは完全に保守的だとする有権者でも低下したが、低下幅が最も大きかったのは自称穏健派やリベラル派の有権者で、9月調査での支持率は8%と、7月の23%から15ポイント低下した。

2703名無しさん:2015/09/30(水) 21:17:52
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150928-00045534-gendaibiz-cn
米中「新」冷戦の幕開けか!?首脳会談で浮き彫りになった習近平の「空回り」、アメリカの「冷淡」
現代ビジネス 9月28日(月)6時2分配信

アメリカから邪険に扱われた習近平主席
 アメリカ時間の9月24日夜、国賓として訪米した習近平主席夫妻を迎えてホワイトハウスで晩餐会が開かれ、翌25日午前中に米中首脳会談、そして昼に共同記者会見が開かれた。

 今回の習近平主席の訪米を一言で表せば、「中国の熱気、アメリカの冷気」である。

 習近平政権は今回の訪米を、今年の中国外交最大のイベントと位置づけ、それこそ国を挙げて推進してきた。

 安倍晋三政権が安保関連法案を強行採決した時、本来なら中国は激しく反発しそうなものなのに、なぜかおとなしかった。それは、すでに習近平訪米3日前から、中国国内の報道が、ほとんど習近平主席の訪米一色になっていたからである。

 これに対し、アメリカはと言えば、トップニュースはいつも、同時期に訪米したローマ法王の一挙手一投足である。習近平主席は、俗な言い方をすれば、邪険に扱われていた。

 象徴的だったのは、25日昼に開かれたオバマ大統領と習近平主席の共同記者会見である。

 アメリカ人の女性記者が、「その場を借りて」オバマ大統領に、危機に陥ったアメリカの来年度予算について問い質し、オバマ大統領が長々と答えるという場面があったのである。その間、オバマ大統領の向かって左側に立った習近平主席は、「なんのこっちゃ?」という表情で、イヤホンを耳に当てて興味なさげに聞いていた。

 ちなみに中国中央テレビはこの56分間の会見を生中継せず、会見終了から4時間半を経て、12分間のダイジェスト版を放送した。しかも、中国人記者二人のヤラセ質問(あらかじめ政府に指示された質問をして、習近平主席が用意した「模範回答」を読み上げる)の部分を強調して放映したのだった。

6回目の会談で訪れた転機
 記者会見の冒頭でオバマ大統領は、「習近平主席と初めて会ったのは、2012年(2月)に国家副主席として訪米した際で、今回が6回目の会談だった」と述べた。思えばその6回中、メインは2回だった。

 1回目は、2013年6月にオバマ大統領が、国家主席に就任して3ヵ月の習近平主席を、カリフォルニア州の農園に1泊2日で招待し、8時間以上にわたる異例の米中首脳会談を行った時だった。

 この首脳会談のしばらく後、米中双方の政府関係者に聞くと、次のように述べていた。

 中国:「アメリカ側の待遇は、最高レベルのもので、オバマ大統領は何度も、『アジアのことは、これから中国と共に考えていきたい』と述べた。習近平主席は、『新型の大国関係』を提唱した。これは来るべき『G2時代』(米中が世界を主導する時代)を見越した対等な関係のことだ」

 アメリカ:「今回の米中首脳会談の目的は、新しい中国の指導者である習近平という人物を見極めることにあった。習近平主席は自信がないのか、手元に置かれたペーパーを棒読みするばかりで、オバマ大統領が予期せぬことを話題にしたり質問したりすると、左右を見て随行の楊潔虎国務委員らに答えさせていた」

 2回目は、昨年11月の北京APEC(アジア太平洋経済協力会議)に、オバマ大統領が訪中した際で、この時も1泊2日で計8時間にわたる米中首脳会談となった。この時は、習近平主席のホームグラウンドだけあって、中南海の中にある、習近平主席が誰よりも尊敬する毛沢東主席の住居跡にまで、オバマ大統領を案内した。

 この首脳会談の後、やはり米中の政府関係者に聞いたら、次のように述べていた。

 中国:「オバマ大統領は、『これからアジアのことは、中国に任せていきたい』とまで言った。習近平外交の偉大なる勝利だった」

 アメリカ:「米中首脳会談だけでなくAPEC全体を見ていて、中国の台頭はもはやどうしようもないと悟った。台頭する中国をいかに利用してアメリカの国益を向上させていくかを考えた」

2704名無しさん:2015/09/30(水) 21:18:41
>>2703

アメリカにとって中国は「味方」から「敵」に変わりつつある
 ここで見えてくる図式はこうだ。

 2013年の米中首脳会談は「中<米」で、2014年の会談は、「中≒米」くらいまで来た。そこで中国としては、今年の首脳会談で「中=米」まで持っていきたかったのだろう。

 だからこそワシントンに先駆けてシアトルへ行き、ボーイングの旅客機を300機も無理して買い、中国のIT産業のトップをズラリ引き連れて、「米中IT企業家会談」をセットしたのだ(もっともグーグルとツイッターは、「中国国内で禁止されているのに行っても意味がない」として欠席したが)。

 だが、習近平主席が満を持してシアトルからワシントンDCに乗り込んでみると、本人も思いもよらなかったであろう「冷遇」が待ち受けていたのである。

 24日のホワイトハウスでの歓迎晩餐会を終えて出てきた習近平主席は、「国賓待遇」とは思えないほどの苦虫を噛み潰したような表情をしていた。どこかで見た表情だと思ったら、昨年11月に初めて安倍首相と握手した時の様子と似ていた。

 今回、オバマ政権が習近平主席を冷遇したのは、主に二つの理由によるものだろう。一つは、サイバーテロと南シナ海の埋め立て問題によって、アメリカにとって中国が「味方」から「敵」に変わりつつあることだ。アメリカはすでに大統領選モードに入っているため、オバマ大統領としては、弱腰を見せるわけにはいかない。

 もう一つは、中国経済の失速である。独立まもない18世紀末から現在に至るまで、アメリカにとって中国は、常に「自国に富をもたらす黄金の市場」であり続けた。

 ところが昨今の中国経済の停滞によって、それほど特別な魅力がなくなってしまったのである。その証拠に、今年上半期のアメリカら中国への直接投資は、前年同期比で、37.6%も減少している。

 オバマ大統領は、かつて胡錦濤主席に言ったように、今回も「アメリカは、平和的に繁栄し台頭する中国を歓迎する」と述べた。つまり「平和的でない」、もしくは「繁栄しない」中国は歓迎しないのである。

 以下、今回の米中首脳会談の「成果」を、個々の問題別に見ていこう。

2705名無しさん:2015/09/30(水) 21:18:54
>>2704

■【米中投資協定(BIT)】

 米中は当初、今回の習近平主席訪米の目玉に、BITの締結を持ってこようとしていたが、どうにもまとまらない。そこで、目標を、「今回の米中首脳会談での締結」から「オバマ大統領の任期中の締結」に後退させた。

 米中のBIT交渉は、2008年以降、21回も行われている。焦点は、双方のネガティブリストとアメリカの最先端技術への投資問題である。

 中国政府は、アメリカとのBIT締結を、2001年のWTO(世界貿易機関)加盟に次ぐ「第二の開国」と捉えている。それはBITが、「相手国の企業を国内企業と同等とみなす」ことを基本原則としているからだ。そこで双方がネガティブリストを出し合い、「この分野だけは勘弁してほしい」という交渉をやってきたわけだ。

 中国にとっては、BITを結ぶことにより、国有企業改革に大きな影響が出てくる。現在の中国市場の状況を大まかに言えば、優遇されている度合いが、「外資系企業<中国の民営企業<中国の国有企業」であるが、BITを締結することによって、「外資系企業=中国の民営企業=中国の国有企業」としなければならなくなるのだ。

 習近平執行部は8月24日に、国有企業改革の基本方針を定めた。それによると、国有企業の市場の寡占化と、中国共産党の指導強化が2大トピックとなっている。これはまさに、BITの精神と相反するものだ。

 また、銀行業を外資系に開放すれば、中国の金融が、政府のコントロール下に置けなくなるという懸念も、中国側にはある。

 一方のアメリカ側は、中国企業を一般の企業ではなくて、中国共産党の出先機関のように捉えているため、最先端技術の分野への中国企業の投資を認めたら、軍事的に利用されてしまうという懸念を持っている。

 だがそうは言っても、アメリカは雇用に直結する中国からの投資は増やしたい。海外からアメリカへの投資額は、リーマンショックのあった2008年が3,063億ドルだが、2014年は860億ドルにまで減っている。そんな中、中国からアメリカへの投資は突出していて、2012年から2015年上半期までの投資額は、164億9,800万ドルに上る。

 この額は、すでに同時期のアメリカから中国への投資額98億ドルを上回っているのである。しかも、2014年だけで120億ドルも投資し、92社のアメリカ企業を買収している。まさに、中国企業のアメリカへの「爆投資」は、とどまるところを知らない勢いだ。

 米中は、9月9日から11日、ワシントンで第21回BIT交渉を行い、新たな双方のネガティブリストについて議論を行ったが、最終結論には至らなかった。どのみち、上院の3分の2の賛成が得られないと批准には至らないので、まだ当分は交渉が続くと見てよいだろう。

■【サイバーテロ問題】

 この問題に関しては、25日の共同記者会見で、アメリカ人記者が真っ先に質問した。するとオバマ大統領は、チラッと右隣に立つ習近平主席の方を見やってから、厳しい表情でこう述べた。

 「その問題は、習近平主席と厳しい議論をした。少なくとも、米中両政府は今後、あらゆるサイバーテロに共同で対抗していく。これが本日の首脳会談の進展だ。だが本当に進展があるかは、今後の状況を見ていかねばならない」

 すると、習近平主席が言い添えた。

 「中国政府もサイバーテロには反対する。この点に関して、オバマ大統領と多く意見交換して、新たな合意に至った。中国のインターネット愛好者は、6億人以上もいて、世界最大だ。インターネット空間は、多くの機会に溢れており、アメリカとの協力関係を深めていきたい」

 こうした応酬を見る限り、やはりオバマ大統領は習近平主席に対して、かなり激しい口調でサイバーテロへの非難を行ったものと思われる。何せ7月9日、アメリカ政府のコンピュータがサイバーテロに遭い、2000万人に上る個人情報が流出していて、アメリカはこれを中国政府が関与したサイバーテロと認識しているのだ。

 結局、米中は今後、年に2回のサイバーテロ防止のための政府間協議を行うことで合意した。

2706名無しさん:2015/09/30(水) 21:19:24
>>2705

【南シナ海の埋め立て問題】
 これは習近平主席が、にべもなく突っぱねた。

 「南シナ海は古代から中国の領海であり、どの国にも内政干渉はさせない。ただし、周辺諸国との平和的話し合いを続けること、及び国際法に基づいた自由な航行については保証する」

 オバマ大統領は、軍や共和党強硬派のことも考えて、首脳会談では激しい応酬となったのだろうが、記者会見では南シナ海問題について、深くは言及しなかった。

 ニュアンスから読み取る限り、オバマ大統領は、「サイバーテロ」で押して「南シナ海」で引いた印象である。習近平主席からすれば、その逆だ。中国政府はサイバーテロ自体を認めていないのだから、この辺りは、中国の外交的勝利と言えるだろう。

 だが、その結果、日本にとっては大変由々しきことになってきた。先週のこのコラムでも書いたが、安倍政権があれほど苦労して安保法制を成立させたのは、東シナ海と南シナ海における中国の軍事的脅威に、日米共同で対抗するためである。ところが南シナ海の問題に対して、オバマ政権は何とも腰砕けなのである。

 このまま行くと、「南シナ海はアメリカ軍の代わりに自衛隊が守ってくれ」と言い出しかねない。近未来の南シナ海における日中緊張を予感させる米中首脳会談だった。

■【中国経済と金融】

 中国経済の昨今の減速と、8月11日から13日にかけて中国が人民元の対ドルレートを突然4.5%切り下げた問題を、アメリカ人記者が指摘した。すると、習近平主席は、手元の紙をめくりながら反論した。

 「中国経済はいまや、『新常態』(新たな正常な状態)に入ったのだ。今年上半期も7%成長を維持しており、通年でも同レベルで進む予定だ。それでもGDPはアメリカより小さいので、今後の発展の余地はまだある。

 2005年の人民元改革以来、人民元はドルに対して35%も上がっている。8月にレートの中間値を下げたが、人民元とドルの為替は依然として安定している。

 IMFがSDR(特別引き出し権)を人民元に与えることに賛成することと、2010年のIMFの合意事項(中国の議決権を6位から3位に引き上げる決定)を、アメリカ政府はできるだけ早く批准すると、オバマ大統領は述べた」

 このIMFにおけるSDR問題でオバマ大統領の賛意を引き出したことは、今回の習近平主席訪米の最大の成果ではなかろうか。

 現在、SDRを取得しているのは、米ドル、ユーロ、日本円、英ポンドの4つの通貨だけで、今年年末に開かれるIMF総務会で、人民元が、SDRを取得する5番目の通貨になることが中国の悲願だ。すでにラガルドIMF専務理事も賛意を表明しており、残るはアメリカの同意となっていた。

2707名無しさん:2015/09/30(水) 21:20:05
>>2706

【北朝鮮問題】
 全般的にイライラした空気の米中首脳会談だったが、両首脳が共に「一片の陽光」のような雰囲気を見せたのが、イランと北朝鮮の核開発への対策について言及した時だった。

 イランの核問題に関しては7月14日、関係各国が包括的合意に達し、7月20日には国連安保理がイランへの経済制裁解除を決めた。これを「米中共同外交の賜」と両首脳が評価したのだ。

 一方の北朝鮮の核開発に関しても、「朝鮮半島の非核化のために米中双方が協力していくことで一致した」と、両首脳は会見で述べた。加えて習近平主席は、「一刻も早く北朝鮮が6ヵ国協議に復帰することを望む」と言い添えた。

 これは、10月10日に朝鮮労働党創建70周年を迎える北朝鮮に対して、「絶対に核実験をやるなよ」と牽制する意味がある。同時に、もし核実験を強行した場合、もしくは長距離弾道ミサイルの実験を行った場合、米中が国連安保理を使って北朝鮮にどのような制裁を再度行うかというところまで詰めたのではなかろうか。そしてその先にあるのは、「金正恩政権転覆」という米中共同作業だろう。

 他にも、100万人のアメリカの若者を中国に送る交流とか、2016年を米中観光年とすることなどで合意した。

すべては「皇帝気取りの統治」が招いたツケ
 冒頭でも述べたように、全体的に「中国の熱気、アメリカの冷気」を感じさせるアンバランスな米中首脳会談だった。2年前に訪米して以来、習近平主席が唱え続けている「新たな大国関係」も、すっかり空回りしてしまった。

 だが考えてみれば、経済の失速も、サイバーテロや南シナ海の埋め立ても、習近平政権の「身から出た錆」だ。いずれも胡錦濤政権時代にはなかったことで、習近平主席の「皇帝気取り」の統治が招いているのである。

 9月27日の「中秋節」(中秋の名月)に、少なからぬ中国人から「微信」(WeChat)の挨拶が届いた。その中で、次のように書いてきた知人がいた。

 〈 今回のアメリカ訪問で、あまりの冷遇ぶりに一番驚いたのは、当の習近平本人ではないか。主席の帰国後に、一体誰が責任を取って「腐敗分子」として粛清されるのかが、早くも話題になっている。 〉

 【今週の東アジア関連推薦図書】

 『迫りくる「米中新冷戦」』
古森義久著
(PHP研究所、税込み1,728円)

 「いまの日本にとって国の根幹を揺さぶられるほど巨大な影響を受ける国は、アメリカと中国だろう。アメリカは日本の安全保障を支える同盟相手である。中国は『反日』を国策に近い基本に据えて、日本の領土を奪う意図を明確にし、日米同盟を骨抜きにしようとする。その米中がいまや一段と険悪になった。新たな冷戦と呼べるほどの対立状態となってきた」
本書は、こんな書き出しで始まる。だが本書は、昨日書かれた本ではない。いまからちょうど一年前に出されているのである。古森氏の何という洞察力だろうか。そこには、オバマ政権の変節、サイバーテロ、「アジアへの旋回」などが、具体的な資料や証言などをもとに丹念に記されている。
まず確固たる持論が骨としてあって、そこに資料や証言などを肉付けしていくのが、「古森節」だが、本書もまた、「古森節」全開である。本当に頭の下がる大先輩の国際ジャーナリストの労作である。

 『習近平は必ず金正恩を殺す』
著者: 近藤大介
(講談社、税込み1,620円)
中朝開戦の必然---国内に鬱積する不満を解消するためには、中国で最も嫌われている人物、すなわち金正恩を殺すしかない! 天安門事件や金丸訪朝を直接取材し、小泉訪朝団に随行した著者の、25年にわたる中朝取材の総決算!! 

 『日中「再」逆転』
著者: 近藤大介
(講談社、税込み1,680円)
テロの続発、シャドー・バンキングの破綻、そして賄賂をなくすとGDPの3割が消失するというほどの汚職拡大---中国バブルは2014年、完全に崩壊する!  中国の指導者・経営者たちと最も太いパイプを持つ著者の、25年にわたる取材の集大成!! 

近藤 大介

2708とはずがたり:2015/10/01(木) 11:46:11

ヒラリー氏、国連で女性会議主宰の習主席に「恥知らず」
http://www.asahi.com/articles/ASH9W7T4MH9WUHBI025.html?iref=com_alist_6_03
ニューヨーク=金成隆一2015年9月28日06時57分

 次期米大統領選で民主党の最有力候補とされるヒラリー・クリントン前国務長官(67)は27日、ツイッターで「フェミニストを迫害しながら、習(近平・国家主席)が国連で女性の権利会合を催すって? 恥知らずな」と発信した。

 クリントン氏は1995年に北京で開かれた「世界女性会議」に出席し「人権は女性の権利であり女性の権利は人権である」と演説した。(ニューヨーク=金成隆一)

2709とはずがたり:2015/10/01(木) 13:16:10
>白人ブルーカラー層の民主党離れは今に始まった話ではないが、近年その勢いは増している。
>彼らが、従来の支持政党である民主党を見限り始めたのは60年代後半のこと。80年代には、多くが共和党のロナルド・レーガン大統領支持に転じ、民主党との溝が広がった。
>非大卒の白人有権者のうち、12年の大統領選でバラク・オバマを支持した人の割合はわずか33%、昨年の中間選挙で共和党候補者を支持した人は64%に上った。
>「彼らは文化的にも経済的にも疎外されている存在だ」と、政治アナリストのロナルド・ブラウンスティーンは指摘する。
>共和党支持に転じたブルーカラー層は、従来の共和党支持者よりも自由貿易に対して懐疑的だ。この事実が共和党を変化させている。
>ピュー・リサーチセンターが5月に実施した調査によると、自由貿易協定は自分の雇用を奪うものだと考えている人は、民主党支持者よりも共和党支持者に多かった。

米大統領選
「台風の目」トランプの意外な実力
The Billionaire for Blue Collars
大富豪のキワモノ候補のはずが、今や支持率首位。白人ブルーカラー層を引き付ける人気の構図を読み解く
http://www.newsweekjapan.jp/stories/us/2015/08/post-3845_1.php
2015年8月19日(水)17時30分
マシュー・クーパー

 あの「トランプ節」が全開──6月16日、不動産王のドナルド・トランプ(69)が、満場の支持者とサクラたちの前で、次期米大統領選の共和党候補の指名争いに名乗りを上げた。

 出馬表明を行ったのは、ニューヨークのマンハッタンにそびえ立つトランプ・タワー。モデル出身の妻メラニアと共に、エスカレーターに乗って舞台に降りてきたトランプは、おなじみの俺様発言を繰り出した。「私は、神が生み出した最も偉大な『雇用創出大統領』になる」

 自らが論点に据える貿易問題について、挑発モードで語ることも忘れなかった。「貿易協定で、アメリカが最後に中国に勝ったのはいつか? 私は常に中国をたたきのめしてきた」

 異常なまでの自信と、無理があり過ぎる髪形。そんなトランプを、演出上手の目立ちたがり屋と切り捨てるのは簡単だ。しかし大言壮語で知られるこの大富豪が、大統領選の行方を左右することになるかもしれない。

 何といっても、トランプにはカネがある。本人が公表したところによれば、純資産額は87億ドル。実際の金額はそれ以下だとしても、選挙戦をかき乱すための資金は十分ある。巨額を投じてネガティブ・キャンペーンでほかの候補の足を引っ張る一方で、自身の主張を売り込める。

 今やトランプは、17人が争う共和党の候補指名レースで支持率トップ。今月6日に行われる同党の第1回候補者討論会に登場するのは間違いない。

共和党に起きた大変化

 FOXニュースが主催する第1回討論会には、直近の世論調査5回の平均支持率の上位10人だけが参加できる。リック・ペリー前テキサス州知事らはトランプ人気で存在感がかすみ、討論会に出席できそうにない。

 論戦相手となる9人の候補者も、トランプお得意の「負け犬」呼ばわりにはひるむだろう。彼らに逆襲されても、トランプは痛くもかゆくもない。自己中心的だ、間違っている、という批判は聞き慣れているからだ。

 だがトランプが台風の目になる最大の理由は、共和党に訪れた大きな変化と関係がある。それは、共和党を支持する白人労働者層の急増だ。

 アメリカでは製造業の雇用者数が減少し、白人のブルーカラー労働者に打撃を与えている。失業の危機に直面する彼らは、トランプが掲げる「反自由貿易」論に魅力を感じやすい。

 白人ブルーカラー層の民主党離れは今に始まった話ではないが、近年その勢いは増している。

 彼らが、従来の支持政党である民主党を見限り始めたのは60年代後半のこと。80年代には、多くが共和党のロナルド・レーガン大統領支持に転じ、民主党との溝が広がった。90年代に民主党離れに歯止めがかかったのは、ビル・クリントン大統領が福祉改革や犯罪対策強化など、保守派寄りの政策を打ち出したおかげだ。

2710とはずがたり:2015/10/01(木) 13:16:36
>>2709-2710
 00年以降は、銃規制や石炭火力発電所への規制が引き金となり、民主党を見捨てる白人労働者層が増えている。非大卒の白人有権者のうち、12年の大統領選でバラク・オバマを支持した人の割合はわずか33%、昨年の中間選挙で共和党候補者を支持した人は64%に上った。

「彼らは文化的にも経済的にも疎外されている存在だ」と、政治アナリストのロナルド・ブラウンスティーンは指摘する。

 共和党支持に転じたブルーカラー層は、従来の共和党支持者よりも自由貿易に対して懐疑的だ。この事実が共和党を変化させている。

 ピュー・リサーチセンターが5月に実施した調査によると、自由貿易協定は自分の雇用を奪うものだと考えている人は、民主党支持者よりも共和党支持者に多かった。これはトランプには好都合だ。共和党の主要候補は、おおむね自由貿易を支持しているからだ。

 TPP(環太平洋経済連携協定)の交渉に関連して、米議会は6月末、大統領貿易促進権限法案を可決した。これで米政府がTPP参加国と交渉して妥結した内容は、議会で一括して批准されることになる。つまり同法案に賛成したということは、事実上の自由貿易協定の容認だ。

 共和党の大統領候補指名に名乗りを上げているマルコ・ルビオ上院議員は、同法案に賛成票を投じた。現在、各種調査で支持率2位の座を争うジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事と、ウィスコンシン州知事スコット・ウォーカーも法案を支持した。こうなるとますますトランプの反対が目立ってくる。

 低学歴の白人ブルーカラー層は、当然ながらメディケア(高齢者医療保険制度)や公的年金の縮小に反対だ。この点でもトランプは、共和党支持者の多くと同じように、社会保障の縮小に反対する姿勢を示している。

 ただ、トランプの主張には共和党支持者に受けが悪そうなものもある。例えば増税だ。

かなり善戦する可能性も

 トランプは、アメリカと公平に競争していない(と彼が考える)国からの輸入品の関税率を引き上げるべきだと繰り返し主張してきた。なかでもターゲットになっているのがメキシコだ。

 トランプは6月の出馬宣言で、フォードのメキシコ工場で生産された車には35%の関税をかけると公約。そうすればフォードは、メキシコ工場で生産していた車をアメリカの工場で生産するようになり、アメリカは雇用を取り戻せるというのだ。

 もちろん関税の引き上げは、所得税のそれとは違う(所得税の増税については、トランプを含む共和党の全候補が反対している)。だが、共和党は伝統的に増税に反対してきた。それだけに、たとえ関税でも「増税」という言葉へのアレルギーが、トランプ支持を鈍らせる可能性がある。

 トランプのライフスタイルが敬遠される恐れもある。低学歴の白人有権者は、キリスト教福音派であることが多い。田舎町の超保守的な教会に通う彼らが、ニューヨークにギラギラの不動産をいくつも持ち、ド派手な人生を送るトランプに共感することは難しいだろう。

 それでもトランプにはいくらかチャンスがある。アメリカでは92年に、やはり大富豪のロス・ペローが大統領選に出馬。保護貿易を唱え、大成功したビジネスマンとしてアメリカ経済を立て直すと主張したあたりは(選挙費用を自腹で負担したことも)、トランプにそっくりだ。

 ペローは民主党でも共和党でもなく、いわゆる第3党の候補として出馬したが、11月の一般投票で約19%もの票を得た。

 だとすれば、共和党に一定の支持基盤を築きつつあるトランプが、予備選でかなりの票を集めたとしてもおかしくない。事実、トランプは現在、ブッシュやウォーカーを抑えて断トツの支持率ナンバーワンにある。

 たとえ大統領になれなくても、彼には痛くもかゆくもないだろう。自由貿易を攻撃して、共和党予備選に一波乱起こしたのだ、目立ちたがり屋のトランプは大満足に違いない。
[2015年8月11日号掲載]

2711とはずがたり:2015/10/01(木) 13:23:49
>たしかに南シナ海の島嶼に関しては、中国は1992年に領海法を制定し、いわゆる「中国の赤い舌」と呼ばれる島嶼を、すべて中華人民共和国の領土領海と宣言した。国際法によれば国家の法的な決議機関で決議し、そのときに他国から撤廃を求める提訴を受けていなければ、それで合法的となるようだ(1931年のクリッパートン事件判例による)。

米中関係
まれに見る「不仲」に終わった米中首脳会談【習近平 in アメリカ③】
Xi Jinping in America
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2015/09/-in-2_4.php

南シナ海問題

 南シナ海問題では平行線をたどったようだ。オバマ大統領は首脳会談で、東シナ海や南シナ海における安全保障情勢、特に人工島建設に懸念を示したことを、共同記者会見で明らかにした。それに対し習近平氏は中国外交部報道官と同じように「南シナ海島嶼は中国古来の領土であり、中国は合法、正当な海洋権益を持っている」と突っぱねた。

たしかに南シナ海の島嶼に関しては、中国は1992年に領海法を制定し、いわゆる「中国の赤い舌」と呼ばれる島嶼を、すべて中華人民共和国の領土領海と宣言した。国際法によれば国家の法的な決議機関で決議し、そのときに他国から撤廃を求める提訴を受けていなければ、それで合法的となるようだ(1931年のクリッパートン事件判例による)。

 我が国の尖閣諸島の場合も1895年の閣議決定により合法的に日本国のものとなっている。

 にもかかわらず、1992年の中国の領海法では、その尖閣諸島を含めた南シナ海の東沙諸島、南沙諸島、西沙諸島などの島嶼を全て「中国の領土」として全人代(中国の立法機関)で決議した。

 日本はこのとき猛烈に反対しなければならなかったはずだ。提訴すべきなのである。

 しかし口頭で遺憾の意を駐日本国の中国大使に伝え、国会内で多少の質疑があっただけで、それ以上のことをしていない。
中国が領海法を制定したのは、1991年12月に敵対していたソ連が崩壊したからだ。それまでは中ソ対立があったので、米国や日本などと国交を正常化しソ連に対して「俺には米国や日本がいるんだぞ」と見せつけていた。そのソ連が崩壊したのなら、もう怖いものはない。日本も米国も必要なくなった。

 特に米国は1950年に起きた朝鮮戦争によって、東アジア諸国が赤化(共産党化)するのを恐れて、突如、日本を極東の基地として日米安保条約を結ぼうとし、またフィリピンとも1951年に相互防衛協定を結んでいたのだが、ソ連の崩壊により東南アジア一帯の赤化の可能性が低くなり冷戦構造もなくなったと安心した米国は、フィリピンに駐在させていた米軍を撤退させてしまったのである。

 中国がそのスキをついて領海法を制定したというのに、アメリカもまた、その時はいかなる反応もしていない。
日米ともに外交戦略に失敗しているのだ。

 よもや、中国が日本を凌駕するほどの経済成長を遂げるとは思わなかったのだろう。
 この点に日米が注目しない限り、南シナ海問題に関しては「永久に」平行線をたどるだろう。

アラスカ沖に現れた中国軍艦を習近平訪米と結びつけた日本のメディア

 9月25日、日本の某テレビ局は、今年9月2日に中国海軍の艦船5隻がアラスカ沖に現れたことを、習近平訪米と結び付けて「米国への威嚇」といったトーンで報道した。これは少々筋違いで強引な論法ではないだろうか。

 実は8月20日から28日まで、中国はロシアとともに中露合同軍事演習をおこない、ウラジオストックで閉幕式を開催した。この合同演習は習近平政権になってから5回目で、通常の軍事演習の一環だった。

 閉幕式のあと、中国海軍の5隻の艦船が二つのルートに分かれて帰国し、一部は米国のアラスカ州沖のベーリング海の公海上を航行して帰国した。狭い海峡を渡るため、その際、アリューシャン列島の海岸線から12海里の米国領海内を抜けた。

 国際法では、「他国の領海内でもその国の平和や秩序、安全を害さなければ艦船で航行する権利(無害通航権)」を認めている。

 米国国防総省は、「今回の航行は、この無害通航権に当たる合法的な通過で、そのまま太平洋に入って帰国している」として、「問題なし」と結論付けた。その旨、ウォールストリート・ジャーナルも報道している。

[執筆者]
遠藤 誉
1941年中国生まれ。中国革命戦を経験し1953年に日本帰国。東京福祉大学国際交流センター長、筑波大学名誉教授、理学博士。中国社会科学院社会科学研究所客員研究員・教授などを歴任。『チャイナ・セブン <紅い皇帝>習近平』『チャイナ・ナイン 中国を動かす9人の男たち』『ネット大国中国 言論をめぐる攻防』など著書多数

2712名無しさん:2015/10/04(日) 08:39:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151003-00050058-yom-int
「国境なき医師団」9人が死亡…米軍誤爆か
読売新聞 10月3日(土)18時40分配信

 【イスラマバード=丸山修】国際NGO「国境なき医師団」は3日、アフガニスタンの北部主要都市クンドゥズに開設した病院が同日未明に空爆を受け、少なくとも医療関係者ら9人が死亡したと発表した。

 37人が重傷を負い、多数の安否不明者が出ているという。アフガン大統領府によると、駐留米軍のキャンベル司令官は誤爆だったことを認め、大統領に謝罪した。

 クンドゥズは旧支配勢力タリバンに一時制圧されたが、アフガン政府の治安部隊が1日に奪還した。病院周辺では当時、米軍が掃討作戦を展開中で、駐留米軍の報道官は「空爆で近くの医療施設が巻き添えになった可能性がある」として、調査中だと語った。AP通信によると、アフガン内務省報道官は、病院内に当時、10〜15人のテロリストが潜伏中だったと明らかにした。

2713チバQ:2015/10/05(月) 01:25:28
http://www.sankei.com/world/news/151003/wor1510030058-n1.html
2015.10.3 21:59
【米大統領選】
オレゴン銃撃で銃規制が争点に ブッシュ氏「そんなこともある」にオバマ氏批判

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 【ワシントン=加納宏幸】オバマ米大統領は2日の記者会見で、米西部オレゴン州で起きた銃撃事件を受けて銃規制の強化を「政治問題化させたい」と述べるとともに、2016年11月の次期米大統領選で規制に反対する候補に「反対票」を投じるよう呼び掛けた。一方、共和党候補の多くが規制への慎重姿勢をとり、大統領選の争点の一つとして浮上してきた。

 米メディアによると、共和党有力候補の一人であるジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事は2日、事件を「非常に悲しい」としながらも、「そんなこともある」と突き放したと受け止められかねない表現を使い銃規制に関しては冷静な議論が必要だと強調した。

 これに対し、オバマ氏は記者会見で「米国民には、数カ月おきに銃乱射事件が起きている事実をもとに『そんなこともある』かどうかを判断してもらいたい」と批判した。

 また、銃規制に反対し、共和党に強い影響力を持つ「全米ライフル協会」(NRA)を名指しで「米国人の多数派を代表しているわけでもないのに、不安をあおり、資金を集め、政治家を怖がらせるやり方を知っている」と批判した。

 オバマ氏は12年にコネティカット州の小学校で起きた銃乱射事件を受けて銃規制法の強化を目指したが、法案成立に見通しは立っていない。「国民が武器を持つ権利」は米憲法修正第2条で保証されており、共和党やNRAなどが反対しているからだ。

 米国では「銃が犯罪を起こすのではない」という考えが根強く、オバマ氏の目指す銃規制も銃購入者に犯罪歴調査を義務づける内容だ。大統領選の民主党有力候補、ヒラリー・クリントン前国務長官は事件を受け、時間をかけて十分な犯罪歴調査を実施する銃規制を主張した。

 一方、共和党は支持率で上位の元神経外科医、ベン・カーソン氏は「問題は銃規制ではなく(容疑者の)精神状態だ」と発言。マルコ・ルビオ上院議員も「(銃規制)法によって事件が防げたといえる証拠はない」と述べ、銃規制への慎重姿勢を示した。

2714チバQ:2015/10/05(月) 01:26:30
http://www.sankei.com/world/news/151002/wor1510020045-n1.html
2015.10.2 20:14
【米大統領選】
バイデン氏の出馬、10月後半に最終判断 13日開催の民主党討論会参加は見送り

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バイデン米副大統領(ゲッティ=共同)
 【ワシントン=加納宏幸】次期米大統領選の民主党指名争いに参戦するか注目されるバイデン米副大統領(72)が最終判断を今月後半に先送りする見通しとなった。米CNNテレビが1日、バイデン氏に近い複数の同党関係者の話として伝えた。

 当初は9月中に出馬の是非を判断するとされていた。先行するクリントン前国務長官(67)は22日に私用メール問題での議会証言が予定されており、動向を見極めるとみられる。

 民主党の第1回討論会は13日に開かれるが、主催するCNNは、バイデン氏に資格はあるものの見送る公算が大きいと報じた。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の最新平均支持率は下落傾向にあるクリントン氏が40.8%で、サンダース上院議員(26.8%)、バイデン氏(20%)が支持を伸ばしている。

2715チバQ:2015/10/05(月) 23:01:29
http://www.sankei.com/world/news/151005/wor1510050031-n1.html
2015.10.5 18:27
【米大統領選】
どうするバイデン氏、クリントン票を食う「妨害者」?

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(1/3ページ)

3日、米ワシントンでスピーチし、聴衆に手を振るバイデン氏(AP)
 【ワシントン=加納宏幸】来年11月の次期米大統領選の民主党候補指名争いで先行するクリントン前国務長官(67)が緒戦の各州で苦しい戦いを強いられていることが、3日発表された米メディアによる世論調査で分かった。私用メール問題が尾を引き、離れた支持が他候補らに向かっている。焦点は今月後半までに出馬の是非を最終判断するとみられるバイデン副大統領(72)の動向だ。

 米紙ウォールストリート・ジャーナルとNBCテレビが4日発表したアイオワ、ニューハンプシャーの緒戦2州の世論調査(9月下旬に実施)によると、バイデン氏が出馬する場合、クリントン氏がより多く支持を失う見通しだ。

 来年2月1日に全米で最初の党員集会が予定されるアイオワでは、クリントン氏が47%、2位で無所属のサンダース上院議員(74)が36%で1カ月前の調査とほとんど変化はなくクリントン氏がリード。ただ、選択肢にバイデン氏を加えると、クリントン氏33%、サンダース氏28%、バイデン氏22%となり、クリントン氏がより多く支持を奪われる形となった。

 アイオワに続き2月9日に予備選を予定するニューハンプシャーでは、サンダース氏48%、クリントン氏39%とサンダース氏が依然優勢。バイデン氏が加わると、サンダース氏42%、クリントン氏28%、バイデン氏18%となり、クリントン氏は一段と苦しくなる。

 両州の結果はその後の選挙戦での勢いを決める。2008年大統領選で民主党候補指名が最有力視されていたクリントン氏はアイオワをオバマ米大統領に奪われ、続くニューハンプシャーを僅差で制したが、オバマ氏は勢いを維持した。

 当初は9月中とみられた出馬の是非の判断をバイデン氏は先送りした。米メディアはバイデン氏が出馬すれば「妨害者」としてクリントン、サンダース両氏への支持を奪うと予測。出馬に慎重とされた夫人も同意したと報じられ、民主党関係者は「ここ数週間で出馬の可能性は高まった」という。バイデン氏の判断が注目を集めている。

2716チバQ:2015/10/07(水) 23:14:15
http://www.sankei.com/world/news/151007/wor1510070007-n1.html
2015.10.7 09:00
【米大統領選】
クリントン氏反撃モード、CMで共和党大物を批判






6日、米アイオワ州の集会で、支持者の呼び掛けに応えるクリントン前国務長官(AP)
 来年の米大統領選の民主党指名争いで支持率首位のクリントン前国務長官は6日、在任中に公務で私用メールアドレスを使っていた問題をめぐり、共和党による攻撃の正当性を問うテレビCMを開始、反撃モードに入った。米メディアが伝えた。

 共和党は下院特別委員会でメール問題を追及している。CMは同党の大物が特別委に関して述べた発言を問題視。「クリントン氏には太刀打ちできないと誰もが考えていたが、特別委を設置した今、支持率はどうなった」と問い掛けるマッカーシー下院院内総務の言葉は、特別委を選挙の道具にしていることを認めた発言だと訴えている。

 クリントン氏は22日に特別委で証言する予定。マッカーシー氏は6日の声明で「特別委の使命は真実を明らかにすることに尽きる」と釈明した。(共同)

2717とはずがたり:2015/10/08(木) 13:52:47
やれやれポピュリストばっかやねぇ。。

【米大統領選】クリントン氏「TPP支持できない」 初めて態度を表明
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1510080022.html
09:15産経新聞

 【ワシントン=小雲規生】2016年の米大統領選挙で民主党からの候補者指名を目指しているヒラリー・クリントン前国務長官は7日、大筋合意が発表された環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)について「支持できない」とする声明を発表した。クリントン氏がTPPに対する賛否を明らかにするのは初めて。

 クリントン氏は声明で「TPPが私が求める高い水準に達しているとは思わない」と指摘。為替操作への対応が不十分で、医薬品メーカーの利益を患者や消費者の利益よりも優勢させているとして、「何年も生活のやりくりに苦しんできた勤勉な米国民に害をなすリスクが大きい」としている。

 TPPをめぐっては、自動車業界や労働組合などから、日本などを念頭に政府が為替相場を自国通貨安に誘導して輸出を有利に導くことへの厳格な対応策を求める声が上がっていた。また大筋合意では、バイオ医薬品について安価なジェネリック医薬品(後発薬)の市場参入を一定期間退ける内容が盛り込まれたが、高額な治療費負担を迫られているがんなどの患者らは期間をより短くするべきだとの声が出ている。

 クリントン氏は国務長官時代、オバマ大統領とともにTPP実現を後押ししてきた。しかし大筋合意後、民主党内でクリントン氏を追い上げるバーニー・サンダース上院議員や、共和党のドナルド・トランプ氏が反対を表明。クリントン氏もTPPへの反対が支持拡大につながると判断したもようだ。

2718チバQ:2015/10/08(木) 23:44:20
http://mainichi.jp/feature/news/20151008k0000e030186000c.html
米大統領選:クリントン氏TPP一転支持せず…政権に反旗
毎日新聞 2015年10月08日 11時31分(最終更新 10月08日 12時48分)
 【ワシントン及川正也】米大統領選の民主党候補者指名争いに出馬しているヒラリー・クリントン前国務長官(67)は7日、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の大筋合意について「支持できない」と表明した。国務長官時代に推進してきた経緯があり、オバマ政権に反旗を翻した形だ。クリントン氏の反対表明はオバマ政権に打撃となるが、批判の矛先は態度を一変させたクリントン氏に向かうおそれもある。

 クリントン氏は7日放映された米公共テレビ(PBS)の番組で、TPPの大筋合意について「私が設定した高い水準を満たしているとは思わない」と指摘。中国を念頭に置いた通貨操作条項が具体化されなかったことや、医薬品の開発データの保護期間短縮で妥協したことなどを挙げた。同氏は国務長官時代、「すべての参加国に大きな経済機会を提供する」とTPPを強く推進してきた。

 労働組合を支持基盤とする民主党は雇用が失われるなどとして反発しており、クリントン氏を追い上げるリベラル派のサンダース上院議員(74)らはTPPに明確に反対してきた。民主党は13日に初の候補者討論会を控えており、米メディアは「集中砲火を浴びるのを事前に回避する狙いがある」などと分析している。

 サンダース氏は「だれが信頼できるか米国民に判断してもらう」と述べ、別の候補のオマリー前メリーランド州知事(52)も「私は討論会直前で持論を変えることはしない」とクリントン氏の対応を批判した。

2719チバQ:2015/10/09(金) 20:12:17
http://www.sankei.com/world/news/151009/wor1510090042-n1.html
2015.10.9 17:44
【米大統領選】
「お家騒動」に揺れる共和党 マッカーシー氏が議長選出馬断念、路線争い激化

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米大統領選 米ウィスコンシン州で話す、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官 =9月10日
 【ワシントン=加納宏幸】米上下両院で過半数を握る野党・共和党が「お家騒動」で揺れている。保守強硬派の突き上げで辞任表明したベイナー下院議長(65)の後継選びで有力視されたマッカーシー院内総務(50)が8日、会派の候補選出手続きを前に突然、出馬断念を表明。穏健派と強硬派の路線争いが原因とみられ、次期大統領選の候補指名争いや11月5日に事実上の期限を迎える連邦債務上限引き上げ問題にも影響を与えそうだ。

 マッカーシー氏は8日の記者会見で、立候補を取りやめた理由を「共和党が団結するためには新しい顔が必要だ」と説明。自らは党を一体化させるような任を担えないとも述べた。

 共和党会派内の秘密投票で議長候補に選ばれるとみられていたマッカーシー氏が出馬を断念した背景には、29日に予定される下院本会議での議長選で過半数を得る見通しが立たないことがあるとみられる。

 共和党は下院(435議席)で過半数の218を大きく上回る247議席を占めるが、ベイナー氏に近いマッカーシー氏の就任を嫌う保守系草の根運動「ティーパーティー」(茶会)系を含む約40人のグループが7日、他の議員を支持すると表明。議長選の行方が不透明になっていた。

 マッカーシー氏が最近、今月22日に予定される私用メール問題でのクリントン前国務長官の議会証言を支持率低下と結びつける「失言」をしたことも、民主党から証言を政治利用するものとして批判を浴びた。

 強硬派は、2016会計年度(15年10月〜16年9月)予算で人工妊娠中絶に関わる団体への補助金を打ち切るよう求めて政府機関閉鎖に追い込む構えを見せた。だが、ベイナー氏らが閉鎖を回避する判断をしたことで穏健派に不満を募らせる。

 民主党との妥協を嫌う共和党支持者の「反ワシントン」感情に乗り大統領選の指名争いで首位に立つ不動産王トランプ氏は、マッカーシー氏の判断を「素晴らしい。賢くてタフな人物が必要だ」と評価。ベイナー氏は8日、党内手続きの延期を決めたが、有力な後継の見通しは立っていない。

2720名無しさん:2015/10/09(金) 22:31:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151003-00000525-san-cn
米中首脳会談の合意を米主要紙が疑いの眼差し…「中国は共産党が法に勝る」
産経新聞 10月3日(土)12時31分配信

 米メディアは米中首脳会談で合意したサイバー問題に関する対話メカニズム構築などの措置に抑止効果があるかを疑問視している。保守系、リベラル系のメディアで会談の評価に温度差はあるが、南シナ海で進められる人工島建設も含めた中国の行動を野放しにすれば米国の国益に禍根を残すことになるという見方では一致している。

 保守系のウォールストリート・ジャーナル紙は会談当日の25日の社説で、サイバー問題や南シナ海進出を挙げて「地域の覇権国となり最終的に世界の支配的な大国になろうとしているライバルに対してはより強力な反応が必要だ」と警鐘を鳴らした。会談後の28日付社説ではサイバー問題に関する合意を強く批判した。

 社説は、首脳会談で閣僚級の対話メカニズムの構築や、米中両国がそれぞれの「国内法」に基づいて合致した形での協力で合意したことに関し、「中国では共産党が法に勝る」とし、実効性に疑問符を付けた。さらに「中国人がサイバー窃盗を犯すのを抑止することにはならない」と強調した。

 このような形で首脳会談を終わらせたオバマ米大統領の外交姿勢を、社説は「架空の道徳的基準を高く掲げて毅然としているように思わせながら、強制力がありそうにない」と揶揄している。

 一方、リベラル系の代表格、ニューヨーク・タイムズ紙は28日付で「中国と共通の地盤を探る」と題した社説を掲載した。

 中国が2017年に温室効果ガスの排出量取引制度を中国全土で実施するなど地球温暖化防止に取り組む姿勢を改めて打ち出したことを挙げて、12月にパリで開かれる国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)で「米中が統一戦線を張ることへの希望が示された」と評価。首脳会談で「将来の課題にうまく対応することができるという安心」が得られたとした。

 ただ、社説はサイバー攻撃が続く場合は「報復攻撃を準備しなければならない」と主張。南シナ海で高まる緊張についても「進展がなかったことに失望した」と論じている。(ワシントン 加納宏幸)

2721名無しさん:2015/10/09(金) 22:32:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151006-35071507-cnn-int
「死ぬ権利」認める州法、米カリフォルニア州で成立
CNN.co.jp 10月6日(火)11時39分配信

(CNN) 米カリフォルニア州のジェリー・ブラウン州知事は5日、回復の見込みのない患者などの「死ぬ権利」を認める法案に署名し、成立させた。

同法では、回復の見込みのない患者などが自分の意思で死を選択できるようになり、死を手助けした医師などが罪に問われずに済むようになる。

これまでブラウン知事は同法案に対する姿勢を明確にしていなかったが、「自分に死が迫ったとしたら何を望むか」を考えたと告白。「もし自分が長期にわたる極度の苦痛の中で死に向かっているとしても、どうするかは分からない」「ただ1つだけ確かなこととして、同法によってその選択肢が保証されれば安心につながる。他人のその権利を否定することはできない」と指摘した。

一方、自殺幇助(ほうじょ)に反対する団体は、医師に致死量の薬剤を処方する権限を認めることは貧困層や十分な医療を受けられない層を傷つける結果になると警告。「機能不全の医療システムにこの『選択肢』を加えると、人々をより安価な死の選択に向かわせる結果となる」と指摘した。

同団体によると、医療関連団体やキリスト教団体、障害者団体などからも反対の声が上がっているという。

米国ではミシガン州のジャック・ケボーキアン医師が患者の死ぬ権利を訴え、自殺幇助を支持する長年の運動を展開。実際に患者数人の安楽死を手助けして、1999年に殺人の罪に問われた。

昨年には脳腫瘍(しゅよう)と診断されたカリフォルニア州の女性が、法律で安楽死を認めているオレゴン州に移り住み、自らの意思で命を絶った。これをきっかけに全米で死ぬ権利を巡る論議が巻き起こっていた。

2722名無しさん:2015/10/11(日) 10:51:24
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151007/k10010262541000.html
国境なき医師団 国際機関に誤爆の調査要請
10月7日 21時21分

アフガニスタンで国際的なNGO「国境なき医師団」の病院が空爆され、患者ら22人が死亡した事件で、国境なき医師団が7日、記者会見を開き、国際人道法の違反について調べる国際機関に調査を要請したことを明らかにしました。
この事件は、今月3日、アフガニスタン北部のクンドゥズで、国際的なNGO「国境なき医師団」の病院が空爆され、患者とスタッフ合わせて22人が死亡したもので、アフガニスタンに駐留するアメリカ軍の司令官が、アメリカ軍の攻撃機による誤爆だったことを公式に認めました。
これについて、「国境なき医師団インターナショナル」のジョアンヌ・リュー会長は7日、スイスで記者会見を開き、「誤爆の実態は、独立した中立の機関によって調査されなければならない」と述べ、スイスに本部を置く国際人道法の違反について調べる国際機関、IHFFC=国際人道事実調査委員会に対して、すでに調査を要請し、全容の解明を求める方針を明らかにしました。
さらにリュー会長は「国境なき医師団にとって、単独の空爆では、これまでで最も多い人命の損失だ」としたうえで、「空爆によって、現地の数万人の住民が最も必要としていた医療を受けられなくなった」と述べ、アメリカ軍による空爆を強く非難しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151009/k10010264231000.html
アメリカ軍の病院誤爆 さらに33人安否不明
10月9日 8時03分

アフガニスタンで国際的なNGO「国境なき医師団」の病院が破壊されたアメリカ軍による誤爆で、国境なき医師団はこれまでに死亡が確認された22人のほかに33人と連絡が取れず、安否が分かっていないことを明らかにしました。
アフガニスタン北部のクンドゥズで今月3日、「国境なき医師団」の病院が空爆を受け、アメリカのオバマ大統領は「アメリカ軍が誤って空爆した」として謝罪しています。この空爆で、病院の建物は大きく壊れ、これまでに22人の死亡が確認されていますが、国境なき医師団は8日、さらに患者9人とスタッフ24人の合わせて33人と連絡が取れず、安否が分かっていないことを明らかにしました。空爆があったときに病院にいた看護師の男性は、建物の外で反政府武装勢力タリバンとアフガニスタンの部隊の間で銃撃戦があり、病院の中に弾が飛んできて火災も起きるなど、混乱のなかで患者やスタッフが命を落としたと証言しています。
病院はすでに閉鎖され、国境なき医師団のスタッフも退避しているうえ、周辺では今も散発的に戦闘が続いているため、安否が分からない人たちの捜索の見通しは立っていません。

http://www.yomiuri.co.jp/world/20151008-OYT1T50038.html
米大統領、「国境なき医師団」会長に誤爆を謝罪
2015年10月08日 10時26分
 【ワシントン=今井隆】オバマ米大統領は7日、国際NGO(民間活動団体)「国境なき医師団」のジョアンヌ・リュー会長に電話し、アフガニスタン北部クンドゥズで米軍が同団体の病院を誤爆した事件について謝罪し、犠牲者への哀悼の意を表明した。

 ホワイトハウスが発表した。

 オバマ氏はまた、国防総省による透明性のある徹底した調査の実施を約束し、北大西洋条約機構(NATO)とアフガン政府による調査への協力を誓った。再発防止策を講じる考えも伝えた。リュー氏は独立した調査を要求した。

 オバマ氏は同日、アフガンのガニ大統領とも電話で会談し、誤爆に対する遺憾の意を伝えた。

2015年10月08日 10時26分 Copyright c The Yomiuri Shimbun

http://www.yomiuri.co.jp/world/20151009-OYT1T50021.html
「国境なき医師団」誤爆、現在も33人安否不明
2015年10月09日 00時18分

 【イスラマバード=丸山修】国際NGO(民間活動団体)「国境なき医師団」がアフガニスタン北部クンドゥズに開設した病院が米軍の誤爆を受け、医療関係者12人を含む計22人が死亡した事件で、同医師団は8日、現在も33人の安否が不明だと発表した。

 病院は空爆で大破し、不明者はがれきの下に取り残されているとみられ、今後、死者はさらに増える可能性がある。

 同医師団によると、不明者の内訳は医療関係者が24人、患者が9人。空爆を受けた当時、病院には医療関係者461人、患者105人がいたという。

2015年10月09日 00時18分 Copyright c The Yomiuri Shimbun

2723チバQ:2015/10/12(月) 12:12:15
http://www.sankei.com/world/news/151012/wor1510120005-n1.html
2015.10.12 07:30
【米大統領選】
クリントン氏、オバマ氏と「決別」か TPP「反対」など急転換…信頼低下リスクも

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大統領候補の信頼度
 【ワシントン=小雲規生】2016年の米大統領選で民主党からの候補者指名を目指すクリントン前国務長官がオバマ大統領との「決別」に動きだした。クリントン氏はかつて国務長官として主導した環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に反対を表明。他の政策でもオバマ氏と距離をとる姿勢が目立ち始めた。私用メール問題で逆風が吹く中、競合候補に支持率で追い上げられ、オバマ氏との差別化を打ち出したい事情が背景にあるが、急な方針転換は信頼が一段と低下するリスクと背中合わせだ。

 ■「差別化」苦しみ、追い上げ受け…

 「大統領は驚いてもいないし、怒ってもいない」。8日の記者会見でクリントン氏のTPP反対表明について聞かれたアーネスト大統領報道官は平静を装った。「今は実際にTPPの批准で票を投じる議会の説得に集中している」とも述べ、クリントン氏がTPP実現の障害になるとの観測の打ち消しに躍起だ。

 クリントン氏は7日、大筋合意にたどり着いたばかりのTPPについて「支持できない」として、議会での批准を目指すオバマ氏に冷や水をかけた。9月下旬には医療保険制度改革(オバマケア)に盛り込まれた雇用者の保険料負担を上積みする施策を廃止するよう訴え、オバマ政権が態度を明らかにしていない石油パイプライン建設への反対を明確にした。

 クリントン氏がオバマ氏から距離を取り始めたのは、現職大統領との差別化に苦しんでいるからだ。クリントン氏を追うサンダース上院議員はかねてからTPP反対の急先鋒(せんぽう)として存在感を発揮。一方のクリントン氏は国務長官時代にTPPを「国際貿易の絶対的な基準になる」としていただけに、これまであからさまな反対は控えてきた。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、全国規模の最新世論調査の平均ではクリントン氏の支持率はサンダース氏を上回る。だが最初の党員集会が来年開かれるアイオワ州では差が縮まり、次戦のニューハンプシャー州では逆転された。クリントン氏が新たに態度を示した施策は民主党の支持基盤の労働組合や環境保護団体が求めてきたものばかりで、確実に票を固めようという意図が透けてみえる。

 ■内外から批判「だから信用出来ない」

 ただしクリントン氏の動きには批判も出ている。民主党候補者指名に名乗りを上げているオマリー前メリーランド州知事は「急転換じゃないか!」と皮肉り、サンダース氏は「私が出馬表明初日から表明してきた立場だ」と冷ややかだ。

 また共和党は「政治的なご都合主義の一例。だから米国民の大半がクリントン氏を信用できないのだ」(共和党全国委員会のプリーバス委員長)と一蹴。クリントン氏は私用メール問題の影響などから、世論調査でも「信用できない」とする回答が目立つ。

 オバマ氏に背を向けたクリントン氏は黒人層などオバマ氏の熱烈な支持者を失うおそれもある。民主党ではTPPなどを推進してきたバイデン副大統領も出馬を検討中で、米紙ウォールストリート・ジャーナルは「オバマ氏はクリントン氏との決別で、バイデン氏の出馬を受け入れやすくなる」としている。

 13日には、民主党の大統領選候補による第1回討論会がラスベガスで開かれる。クリントン氏と他候補の応酬が注目されそうだ。

2724チバQ:2015/10/13(火) 21:27:11
http://www.afpbb.com/articles/-/3062464
「男女同一賃金」目指す新法成立、米カリフォルニア州
2015年10月07日 18:00 発信地:ロサンゼルス/米国
【10月7日 AFP】米カリフォルニア(California)州議会は6日、男女の賃金格差の解消を目指す法案を可決した。同法案は、全米で最も強硬な措置とされ、ハリウッド(Hollywood)の映画人からも称賛の声が上がった。

 ジェリー・ブラウン(Jerry Brown)カリフォルニア州知事は同法案に署名して法律として成立させた後に声明を発表。「カリフォルニア同一賃金法(California Equal Pay Act)が成立してから66年、いまだに多くの女性は男性と同じ仕事や同等の仕事をしながら、男性より少ない賃金しか得ていない」と述べた。「今回の法律は、根強く残る男女間の賃金格差に終止符を打つための新たな一歩だ」

 今回成立した「カリフォルニア公正賃金法(California Fair Pay Act)」は、女性の賃金は男性の約84%でしかないという調査結果を受けてカリフォルニア州議会のハンナ・ベス・ジャクソン(Hannah-Beth Jackson)上院議員が法案を提出したもので、同一の労働とはいえなくとも同等の仕事に従事している場合に賃金面で不平等を生むことを雇用者に禁じる現行法を基に作られている。

 アカデミー賞の受賞スピーチで、男女の賃金の平等を訴えた女優のパトリシア・アークエット(Patricia Arquette)さんは、「この法案が超党派の支持を得たのは、家族を養い、この国の経済を動かしているのは女性だから」とコメントし、同法の成立はカリフォルニアの女性が男性と対等に扱われるようになる上で重要な一歩だと述べた。(c)AFP

2725チバQ:2015/10/14(水) 19:57:46
http://mainichi.jp/feature/news/20151014k0000e030242000c.html
米大統領選:民主党5候補TV討論 クリントン氏意欲表明
毎日新聞 2015年10月14日 11時50分(最終更新 10月14日 13時46分)
 【ラスベガス(米ネバダ州)及川正也】2016年米大統領選の民主党候補者指名争いに出馬した主要5候補による初のテレビ討論会が13日、ラスベガスのホテルで行われた。女性初の大統領を目指すヒラリー・クリントン前国務長官(67)は「父親が娘に、大きくなったら大統領になれると言えるようになるため働く」と意欲を表明した。共和党に続いて民主党でも討論会が始まったことで「ポスト・オバマ」に向けた両党の政策論争が本格化した。

 大統領選予備選は16年2月に始まるが、議会不支持率が8割を超える政治不信を反映し、前哨戦では共和党で政治経歴がない実業家のドナルド・トランプ氏(69)らがジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)ら知名度のある政治家候補を抑える異例の展開。民主党もリベラル派のバーニー・サンダース上院議員(74)=無所属、民主党会派=が、支持率トップで最有力候補のクリントン氏を追い上げる波乱含みの幕開けとなり、両党とも先の読めない情勢だ。

 民主党討論会の主役はクリントン氏だった。長官時代に私有サーバーで公務メールをやりとりしたことに当初は「問題ない」と突っぱねたが、「信用できない」との世論の反発を受けて「謝罪」に追い込まれた。支持率は7月からの3カ月で20ポイント以上急落。「最初の判断をより賢明にすべきだった」とオバマ大統領も苦言を呈した。

 討論会でクリントン氏は言い訳せず「最善の選択ではなかった」と非を認めたものの、「今晩はメール問題について話したくない。次期大統領が何をやるべきかについて語るべきでしょう」と述べた。これにはサンダース氏も「米国民はメール問題に飽き飽きしている」と助け舟を出し、2人が笑顔で握手する場面もあった。

 クリントン氏は支持率回復に独自色を出すのに必死だ。オバマ政権の一員として推進してきた環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の大筋合意に突然不支持を表明。討論会では「中間層の雇用が増え、賃金が上がるという私の基準に届かなかった」と説明したが、労組の反発に配慮した「選挙目当て」との指摘もくすぶる。同性婚ではなく同性カップルに男女婚と同じ権利を与えるシビル・ユニオン方式を支持してきた立場も覆し、同性婚の擁護者のように振る舞うひょう変ぶりを問われ、「問題を解決したい進歩派」と言い張った。

 討論会には他にマーティン・オマリー前メリーランド州知事(52)、ジム・ウェッブ前上院議員(69)、リンカーン・チェイフィー前ロードアイランド州知事(62)が参加。次回は来月14日にアイオワ州で行われる。

 一方、共和党はすでに2回の討論会を開催。トランプ氏が支持率トップを維持し、元神経外科医のベン・カーソン氏(64)が追う形。一家から父子で3人目の大統領を狙うブッシュ氏は支持率が低迷している。

 ◇米大統領選の主な日程

 2015年10月 民主の候補者討論会開始

 2016年2月 両党の予備選開始

      7月 両党の党大会で候補者指名

     11月 投票日

2726チバQ:2015/10/14(水) 20:23:48
http://www.sankei.com/world/news/151014/wor1510140035-n1.html
2015.10.14 18:02
【米大統領選】
クリントン氏の「変節」議題に、初の民主党候補討論会…労組重視の「左傾化」も顕著

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ヒラリー・クリントン前米国務長官(ロイター)
 【ラスベガス(米ネバダ州)=加納宏幸】次期米大統領選の民主党候補による初の討論会が13日、米CNNテレビの主催で西部ネバダ州ラスベガスで開かれた。米国初の女性大統領を目指すヒラリー・クリントン前国務長官(67)、無所属のバーニー・サンダース上院議員(74)ら5人の論戦で浮かび上がったのは、マイノリティー(少数派)や労働組合を重視する「左傾化」だ。保守色を争う共和党とは対照的で、両党支持層の二極化が鮮明になった。

 2時間の討論では、国務長官として環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)を主導しながら反対を表明したクリントン氏の「変節」がまず議題になった。

 クリントン氏は「米国人に雇用をもたらし、賃金を上昇させるという私の基準に合わなかった」と説明した。同氏を支持するタイタス下院議員(ネバダ州)は討論会後、「クリントン氏は公平な貿易を支持しているが環境保護や雇用確保への懸念を表明した」と代弁したが、同党の支持基盤でTPPに反対する労組の票が狙いとみられている。

 一方、「民主社会主義者」を自称するサンダース氏は公立大学授業料無償化、最低賃金の時給15ドル(約1800円)への引き上げなどの持論を展開。「金融取引税でウォールストリートに子供たちが大学に行く手助けをさせたい」と語り、金融業界の富を大学無償化の財源とする考えを示した。クリントン氏も金融規制の強化を訴えた。

 両候補は黒人、中南米系ら少数派の権利尊重や富裕層から貧困・中間層への所得再分配を訴えた。サンダース氏の主張が若年層を引き付け、当初は独走するとみられたクリントン氏への支持を奪っていることで、民主党の候補指名争いはリベラル色の強い政策を競い合う展開となっている。

 討論会にはこのほかマーティン・オマリー前メリーランド州知事(52)、ジム・ウェッブ元上院議員(69)、リーンカーン・チェーフィー前ロードアイランド州知事(62)が参加。出馬が取り沙汰されるバイデン副大統領(72)は出席を見送り、今月中に立候補の是非を判断する見通しだ。

2727チバQ:2015/10/14(水) 20:24:56
http://www.sankei.com/world/news/151014/wor1510140013-n1.html
2015.10.14 09:49
【米大統領選】
バイデン副大統領が陰の主役 出馬決断、秒読みか






バイデン米副大統領(共同)
 米大統領選の民主党指名争いで、バイデン副大統領が出馬するのかどうかに関心が集まっている。13日の民主党討論会では、ステージに上がらないバイデン氏が陰の主役ともいえそうだ。バイデン氏の決断は秒読み段階とみられている。

 気さくな人柄で知られるバイデン氏が出馬に踏み切れば、本命視されるクリントン前国務長官の有力なライバルになる。クリントン氏は、大筋合意に達した環太平洋連携協定(TPP)を現時点で支持しないと表明するなどオバマ大統領と距離を置き始めた。

 バイデン氏の決断が遅れているのには理由がある。今年5月に病死した長男ボー氏は父の出馬を切望していたとされ、バイデン氏は長男の遺言に背中を押されたとの臆測がある。悲しみはなお癒えておらず、大統領選に臨む気力を自分や家族は持ち合わせているのかを熟慮し続けているもようだ。(共同)

2728名無しさん:2015/10/14(水) 20:38:28
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151014-00010006-wedge-pol
習近平への国賓待遇は 大統領権限の乱用!
Wedge 10月14日(水)12時12分配信

 アメリカン・エンタープライズ研究所(AEI)のブルーメンソール研究員(アジア研究部長)が、9月9日付でForeign Policy誌ウェブサイトに掲載された論説において、習近平の国賓訪米を批判し、米国はもっと現実主義に基づいた対中政策を取るべきだ、と共和党保守派の主張を展開しています。

 すなわち、米国民は一貫して中国に厳しい見方をしている。国民は中国を押し戻すことを期待しているのに、政府は反対に米国を侮蔑する習近平を最高の栄誉で迎えようとしている。

 2013年のサニーランズでの米中首脳会談から2年、中国は米国の人事管理局にまでハッカー攻撃をかけているし、南シナ海では驚くべき人工島建設を行っている。これはクリミア併合にも劣らない領土の現状変更だ。米国にとってはクリミアよりももっと大きな脅威になるかもしれない。

 前回の首脳会談がこれほど失敗しているのに、米国は、安倍総理に与えたと同じ栄誉と尊厳を以て習近平を迎えようとしている。大統領権限の乱用だ。習近平は穏健化するどころか、国賓訪米の直前に、毛沢東流の抗日戦争勝利式典を挙行し、文字通りグアムを狙うための「グアム・キラー」ミサイルなどを披露している。ハワイへの奇襲攻撃を再現できると言わんばかりである。

 軍事パレードと時を同じくして、中国海軍艦艇がアラスカ沿岸に来た。習近平の訪米前のこのタイミングでやったのは、米国に対する侮蔑の以外の何物でもない。一部政府関係者は中国艦艇の行動は、中国も同様のことを受け入れなければならなくなったという意味で好都合だと述べているが、敗北的な考えだ。

 中国が裕福になれば穏健化する、との希望的観測が今の対中政策の根底にある。それは、中国共産党も徐々に世界のルールを受け入れてゆくだろうとの考えだが、中国共産党はリベラルな政党ではない。中国は独自の世界観を持っており、国内での権力堅持と海外での自国権益拡大が戦略だ。ハイレベル会談を何回行っても、米国のネットワークは攻撃されるし、安全保障は損なわれ、価値は軽蔑され、経済の安寧は脅威を受けている。

 共和党に新しい指導者たちが登場している。彼らは中国を競争者、時として脅威になる国と捉える。冷戦勝利のためのパートナー、あるいは米国が作った国際システムを受け入れる新しい国としては捉えない。

 新しい共和党のアジア政策は、「差異のある関与(Unequal engagement)」だ。米中関係は重要だが、外交関与の大半はアジアの同盟国・友邦国にむけるべきだ。第1の優先順位は、同盟国・友邦国との関与の強化である。国防予算を回復し、活発な同盟外交をする。第2は、真のTPPを支持することである。アジアに高度の自由貿易市場ができるのであれば台湾や韓国、その他の東南アジアの国にも拡大していく。TPPは米の対アジア政策の主柱になる。第3は、中国の人権問題重視である。国内の人権抑圧と海外での攻勢はリンクしている。人権抑圧が減れば攻勢も弱まる。

 米の対中関与政策は、より現実主義的な、より大々的でないものにすべきだ。意味のないスローガンなどシンボリズムやレトリックはやめるべきだ。時には具体的な協力ができ、世界経済問題については一定の協力があるだろうが、中国が責任ある大国になるように、また、新たな大国間協調体制に中国が加わるように説得するという考え方は、当面無駄なこととして捨てるべきだ。安定の維持と紛争の回避が関与政策の中心目的である。両国の指導者は両国の利益が必要とする時に会えばよい。来る国賓訪米は、時期が間違っているし、場所も間違っている、と厳しく批判しています。

出典:Daniel Blumenthal,‘Rolling Out the Red Carpet Won’t Make China Play Nice’(Foreign Policy, September 9, 2015)
http://foreignpolicy.com/2015/09/09/rollingouttheredcarpetwontmakechinaplaynice/

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2729名無しさん:2015/10/14(水) 20:38:39
>>2728

 オバマの対中関与政策に対する共和党保守派からの激しい批判です。不安を覚えるような、やや激しい表現も散見されますが、後半の三つの優先政策(中国よりも同盟国・友邦国との関与を重視する、真のTPPを支持する、中国の人権問題を重視する)と最後のやや落ち着いた対中政策の在り方に関する諸点(対中関係は重要だがより現実主義的な、より大々的でないものにすべき、首脳会談は必要な時にすればよいなど)は、今の米国の保守派のムードを知る上で興味深いと言えるでしょう。

 無意味なシンボリズムはやめるべきだとの点は理解できます。習近平への国賓待遇付与は、おそらく中国がそれを要求しているからであり、米国としては安いコストだと思っているのかもしれないが、内容のない中国流のシンボリズムは意味がないように思います。

 対中警戒感は、今、米で高まっています。オバマ政権下の8年、中国と関与しても一向に変化がなく、反対にどんどん中国が影響力を増すことに対する強い反発と懸念が基になっているものと思われます。案外広く共有されている感情かもしれません。

 いずれにせよ次期政権は、どちらの党が勝利しても、対中政策はよりリアリズムを強調したものになる可能性が高いと思われます。共和党が勝てば尚更ですし、民主党のクリントンになっても、オバマの時代と比べれば対中外交はよりタフな外交になるでしょう。政権交代による微調整は必ずしも悪くありません。

岡崎研究所

2730名無しさん:2015/10/14(水) 20:42:50
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151014-00010001-wedge-int
「弱いオバマ」後の米国の選択
Wedge 10月14日(水)12時11分配信

 ワシントンポスト紙のコラムニスト、イグネイシャスが、9月10日付同紙にて、米国の力の影響力を如何に維持していくべきかにつき正直な外交議論が必要とされている、と述べています。

 すなわち、アチソン元国務長官は回顧録の中で、自分達が信じていた地政学上の多くのことが間違っていた旨述べている。過去50年の米外交の担い手達はいずれも世界の大変化を感じ取ってきた。キッシンジャーは回顧録を「激変の歳月」と題し、シュルツは「動乱の世界」と題した。

 オバマ政権の終了が近づく中、無秩序の世界で米国の力の影響力を如何に維持していくべきかというジレンマが再び問われている。オバマはイラクのような武力行使の間違いをあらゆる創造力を使って避けようとしてきた。しかし、大胆になるロシアと台頭する中国を阻止することには失敗し、また中東から抜け出すという試みは却って一層多くの問題を引き起こした。オバマは世界中から弱い大統領と看做されている。

 米国が後退し他国は進出している。それは中東で明白だ。かつて米国の覇権に従ってきた国々が今や単独で積極的に行動している。ロシア、サウジ、エジプト、トルコ、イラン等が真空を埋めようとしている。小国のカタールやアラブ首長国連邦さえもそうだ。

 しかし「弱いオバマのせいだ」と外交課題を個人化することは問題の深刻さを矮小化するものだ。共和党大統領選候補者達は圧力と武力行使の示威によって米国の力を回復できると主張する。しかし、それは米国の力の古いモデルを徐々に無意味にしている世界の変化を無視している。

 ヒラリー・クリントンは9日のブルッキングスでの外交演説で、オバマの「反応的外交」に対する批判を述べた。一般的にオバマの政策を支持したものではあったが、ロシアとシリアについてはもっと積極的な政策をとるべきだったと主張した。米国の力につき、クリントンはオバマに比べ伝統的な考え方により近く、力の投影についてはより積極的な感じを与えた。

 僅かな調整で米国の優位を回復できるとするクリントンが正しいのか。イラン核合意の破棄など米国の力の一方的使用の回復を主張する共和党が正しいのか。 

 技術や通信の発達が国家や同盟を分散化させ力の展開は今まで通りにはいかないという21世紀の現実に適した米の力のビジョンとは何なのか。これこそ大統領選挙ですべき外交議論だ。ベトナム、イラク、アラブの春のように、ある時点で正しいと思ったことがとんでもない間違いになりうる。グローバル化した経済は、ゼロサムゲームではなく、中国の利益は米の利益でもある時代だ。

 次期大統領は不安定になった世界システムを強固にしなければならない。米国の力の新しい創造的な適用の必要性は、アチソン等が直面した問題と違わない。今日、我々は不毛な、しばしば不正直な外交議論をしている。これは変えるべきだ。クリントンの演説はその契機になるかもしれない、と述べています。

出典:David Ignatius,‘The critical foreign policy debate that America needs to have’(Washington Post, September 10, 2015)
https://www.washingtonpost.com/opinions/giving-us-foreign-policy-the-importance-it-deserves/2015/09/10/bce8e854-57d9-11e5-8bb1-b488d231bba2_story.html

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2731名無しさん:2015/10/14(水) 20:43:00
>>2730

 このコラムは、重要な問題提起をしています。イグネイシャスは、米の新しい力のビジョンとは何なのかについて、正直な議論をすべきだと主張しています。党利党略のための議論ではなく、世界の変化とジレンマを踏まえた真面目な外交議論が必要だということでしょう。ただ、最終的に重要なことはこの問題への答えです。世界の変わったことと変わらないことを厳しく理解し、理念を共有する国が米の指導力を支え、時には正し、時には内向きになるのを防ぎ、非国家プレイヤーの脅威と今にあっては中国とロシアの挑戦に対処していくことによって秩序を保つ他ないのではないでしょうか。イグネイシャスが答えを示していないのは残念です。

 イグネイシャスが言及している、9月9日のクリントン政策演説は、イラン核合意に関するものですが、その中で、今後の大統領選の外交議論について、恐怖ではなく事実に基づき議論をしよう、意見の違いがあるのは認めるが自分に同意しない人を愛国主義や忠誠心がないと誹謗することはやめるべきだ、そして何よりも海外での米の信頼を傷つけることはやめるべきだ、米国は一つのチームで動くべきだ、と強調しています。

 米大統領選挙戦は、党内の競争と党の間の競争という二つの競争から成り立っています。今は主として党内競争の段階である。共和党内の競争ではいきおいオバマ批判が高ぶり、党内保守派の支持を得るため過激な発言が出やすく、さらに、今年はトランプの激しい乱暴な議論が影響しています。クリントンの発言は、そのような現状を踏まえ真面目な外交議論の必要性を訴えるものです。

 イグネイシャスの指摘は、我が国にも当てはまります。これまでの安保法制等の外交議論を見ると、安全保障環境の激化や我が国の国際社会での立ち位置等の観点からの議論よりも政党的、政局的な議論が多すぎると感じます。また、日本のメディアではイグネイシャスのような警鐘を鳴らす意見も目立ちません。我が国でも事実に基づく正直な外交議論が必要とされています。

岡崎研究所

2732名無しさん:2015/10/14(水) 20:56:49
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151014-00010002-wedge-soci
映画界に激震!? ハリウッド悩ます 男女賃金平等法
Wedge 10月14日(水)12時11分配信

 米カリフォルニア州が全米で最も強力な「男女賃金平等法」(カリフォルニア・フェア・ペイ・アクト=California Fair Pay Act)を10月6日に可決させ、来年1月からの施行が決定した。ジェリー・ブラウン知事は同法案について「雇用の上での男女差別を撤廃するための重要なマイルストーン」とコメントした。

 法案にはカリフォルニア州商工会議所、州共和党議会なども賛同。米国中の女性権利団体も「他州のモデルとなり、連邦下院議会の今後の法案作成にも影響を及ぼす」と高く評価している。

 現在でも連邦法、カリフォルニア法ともに「同じ職業に対し、雇用者が女性の給与を男性より低く定める」ことを禁じている。しかしカリフォルニア州の正規雇用者の給与を見ると、男女の比率は100:84で、女性が低い。

 新法案では「雇用者は基本的に同じ内容の仕事に対し、男女間での給与差をつけること」を禁じている。例えば職業タイトルや勤務地が異なったとしても、職務内容がほぼ同じであれば、女性は雇用者に対し給与格差の是正を求める権利を有する。また労働者側が雇用者に給与情報の開示を求める権利も認められる。

 労働者側が給与格差に不満を持つ場合、雇用側は「給与差が仕事の熟練度や成果によるもので、性差によるものではない」ことを証明しなければならない。

カリフォルニアからビジネスが他州に流出する危惧
 法案を賞賛する声もある一方で、「このような法案は不要な労働者による雇用者の提訴をもたらし、結果としてカリフォルニア州から多くのビジネスが他州に流出する恐れがある」との懸念もある。

 問題なのは「同じ内容の仕事」の定義だ。例えば複数の店舗を持つ小売店で、治安の良くない場所に勤務する男性と治安の良い場所を希望する女性でも、仕事内容がほぼ同一であれば雇用者は給与差をつけられない。深夜シフトを男性がこなすことが多い場合も同様だ。こうなると男性従業員側の不満が高まる結果になる。

 もっと頭を悩ませているのはハリウッド。「男優」「女優」、映画の主演、という「同じ内容の仕事」でギャラに差をつけることは違法となるのか。歴代で最高のギャラを受けた俳優はレオナルド・ディカプリオ(7700万ドル)以下、5位までが男優で、6位にアンジェリーナ・ジョリー(3000万ドル)となっている。

 ハリウッドでは女性監督グループが映画、テレビ会社を「男女雇用、給与差別」で訴えた過去がある。脚本、編集、音楽など、エンターテイメント分野にもこの法案が適用されるのか。

 南カリフォルニア大学法学部講師で雇用法専門弁護士でもあるアル・レイサム氏は「フォーチュン500を含む多くの企業が、今後カリフォルニア州内で新規オフィスを開設するのを避けるようになるだろう」と語る。「同じ内容の職業」という定義のあいまいさ、職能給の差を雇用側が「合理的に説明する」責任など、雇用側の負担が大きい、というのがその理由だ。

 カリフォルニア州では昨年、投資銀行を解雇された女性が「男女差別」を訴えて裁判を起こし話題になった。「勤続年数も学歴も自分より低い年下の男性が自分より高い給料を貰っている」という訴えは各地で起こされている。今回の法案はこうした女性達の味方となるのか、あるいは州内の雇用に無駄な混乱を招く結果となるのか。施行される来年1月からの動きに注目が集まりそうだ。

土方細秩子 (ジャーナリスト)

2733チバQ:2015/10/15(木) 01:18:03
http://www.asahi.com/articles/ASHBG4RHPHBGUHBI00S.html
ヒラリー氏、開き直り「学習すれば誰だって立場変える」
佐藤武嗣2015年10月14日23時18分
 次期米大統領選の民主党候補者指名争いに向け、同党のテレビ討論会が13日あった。首位を走るヒラリー・クリントン前国務長官(67)と左派のバーニー・サンダース上院議員(74)がライバル心むき出しで論戦を展開。ただ、依然出馬を検討中のジョー・バイデン副大統領(72)の動向が今後の情勢を左右しそうだ。

 「私の立場は一貫している。国務長官時代に環太平洋経済連携協定(TPP)が理想的な基準だと言ったのは確かだが、最終の交渉結果を見ると、米国民の雇用を増やし、賃金引き上げによいと私が考える基準を満たしてはいない」

 討論会冒頭、司会者から最近になってTPP反対を打ち出すなど対応が二転三転していると指摘されたクリントン氏はこう強調し、自身の発言を正当化。「学習をすれば、誰でも立場を変える」とも付け加えた。

 これに対し、リベラル派や若者の間で急速に支持を伸ばし、「民主社会主義者」を自任するサンダース氏は、TPPを「破滅的な貿易協定」と切り捨て、クリントン氏がシリア上空に飛行禁止区域の設置を提案したことにも「非常に危険な事態で、深刻な問題を引き起こす」として米軍の関与が泥沼化しかねないと指摘。クリントン氏との立場の違いを強調してみせた。

 一方のクリントン氏も、銃規制を強化するブレイディ法にサンダース氏が何度も反対票を投じたと反撃。上位を争う2人が互いを意識し、激しい政策論争を繰り広げた。

 この日の討論会には2人を含む5人の出馬表明者が登場したが、出馬の可能性が取り沙汰されるバイデン副大統領の姿はなかった。

2734とはずがたり:2015/10/15(木) 14:27:55
英労働党最左派のコービン氏に引き続いて民主社会主義者のサンダース候補が選ばれると面白いけど,コービン氏もサンダース氏も本選では勝てないだろうな。。民主党だと誰が党首になるようなものだ?辻元?

2015年 10月 14日 19:03 JST 関連トピックス: トップニュース
米討論会でクリントン氏に高評価、バイデン氏の決断に影響も
http://jp.reuters.com/article/2015/10/14/usa-election-idJPKCN0S80LN20151014?sp=true

[ワシントン 14日 ロイター] - 13日夜に行われた来年の米大統領選をめぐる民主党の候補者討論会では、前国務長官のヒラリー・クリントン氏(67)がアナリストの高評価を獲得した。

ラスベガスで開かれた討論会を聞いた民主党のストラテジスト、ロデル・モリノー氏は「ヒラリー氏の支持者ならば、討論会を聞いて非常に安心したのではないか」と指摘。「情勢の形成につながるような討論会だった」と述べ、クリントン氏の機敏かつ印象的な受け答えが、私用メール問題をめぐる党内の懸念を和らげたのではないかと評価した。

上院議員のバーニー・サンダース候補(74)は私用メール問題をささいなことだと指摘し、クリントン氏の弱点を攻め込むこともなかった。

民主党の指名争いではバイデン副大統領(72)が名乗りを上げるかどうかに注目が集まっているが、クリントン氏の強さを考慮すると出馬の余地が狭まったといえそうだ。

<メール問題で助け舟も>

討論会の席上で最有力候補のクリントン氏は、在任中に公務で私用メールアドレスを使っていた問題について、私用メールアドレスの利用は間違っていたとしながらも、有権者にとって重要な政策の問題に注力したいと強調した。

これに対し、指名を争うサンダース氏が「有権者もあのくだらないメール問題には飽き飽きしている」とクリントン氏に助け舟を出すと、会場には拍手が沸き起こり、2人が笑顔で握手する場面もあった。

サンダース氏は、クリ ントン氏の夫のビル・クリントン元大統領が1990年代に金融機関の規制緩和を進めたことを批判。「議会がウォール街を規制するのではなく、ウォール街を 議会を規制している」と訴えると、クリントン氏は大手銀行を批判するだけでなく、総合的で厳格な対応が必要だと応じた。

クリントン氏は、環太平洋連携協定(TPP)について、米国民の賃金上昇につながるとは思えないとの認識も示した。

サンダース氏は、候補者選びの序盤戦の1つとなるニューハンプシャー州の世論調査でトップに立つなど、最有力候補のクリントン氏を追い上げている。

2735とはずがたり:2015/10/15(木) 19:45:59

2015年 10月 15日 14:34
コラム:来年の米大統領選、共和党勝利を裏付ける2つの根拠
http://jp.reuters.com/article/2015/10/15/youngclark-election-idJPKCN0S90AR20151015?sp=true

[14日 ロイター] - 選挙は立候補者や有権者の気まぐれに左右される不可思議なイベントではない。結果に影響するいくつかの変数に基づき、おなじみのやり方で分析すれば、実際には非常に予測可能性が高くなる。

だからわれわれは相当な自信を持って、2016年の大統領選では共和党が勝利し、17年に同党の大統領が就任すると言い切ることができる。

こうした結論はわれわれが開発したデータ分析モデルに基づいており、主に2つの要素で成り立っている。いずれも現職の後継候補が直面する試練に関係したものだ。

共和党が勝つという第1の根拠は、現職候補が出馬しない場合、有権者は現職が属する政党に背を向ける傾向があるという点。事実、現職の後継候補の場合、敗北の確率は3倍も膨らむ。

第2の根拠は、オバマ大統領の支持率は後継候補に勝利をもたらすにはあまりにも低過ぎることだ。

なぜこれほど確信があるかといえるのか。特に足元の世論調査では、民主党候補指名で最有力視されるヒラリー・クリントン前国務長官が、ほとんどの共和党候補を支持率で上回っているというのに。その答えは単純で、われわれは世論調査でなく、モデルに依拠しているからにほかならない。

選挙戦の現段階で、世論調査は来年11月の選挙でだれに投票するかとの質問を提示しているが、これは非常に誤った結論につながりやすい。選挙当日の現実の結果と公表された世論調査の支持率は平均で8%ポイントのかい離が存在する。得票率でわずか2─3%ポイントが勝敗を分ける選挙で、この差は極めて大きい。

モデルによって結論を下すという考え方には、複雑さは見当たらない。過去のデータを点検し、一定のパターンを抽出した上でそうしたパターンを使って予想するのだ。

というわけでわれわれは過去の米大統領選のデータ集計から出発するのだが、早速問題にぶつかる。たとえ100年遡ってもデータが入手できる選挙は25回と決して多くない。

そこでわれわれは、米国以外の世界中の民主国家の大統領選挙や議会選挙にまでデータベースの範囲を拡大した。これによって35カ国から450を超える選挙の事例を得ることができた。

われわれのモデルにおける最も重大な発見は、現職の強さだ。現職が出馬する場合、落選よりも再選の確率はずっと大きい。当モデルに基づくと、現職の勝利確率は3倍だ。現職でなくその後継候補(今回なら民主党)が出馬すると敗北確率が3倍になる。

また世界中の選挙結果から分析したところ、その国の政府に対する国民の評価を知ることも重要だと分かった。評価を判断する指標はいくつかあるが、最も一般的(われわれが使う理由でもある)なのは現職の指導者、ないし大統領の支持率だろう。

こうした支持率の影響力を、われわれのモデルは証明している。後継候補が当選する確率が50%を上回るためには、現職の支持率が55%を上回らなければならないのだ。オバマ氏の今の支持率は45%なので、民主党の後継候補は当選よりも落選の確率が大きくなる。

このモデルは候補者でなく政党を基準としており、政党間の権力移動の確率しか見込まない。また予測はおおむね正確だが、百発百中というわけにもいかない。予測を狂わせる可能性がある要素として、例えばオバマ氏の支持率が急激に変化したり、投票率が異常に高くなったり低くなる事態(それは想定外の候補者乱入などで起きるかもしれない)が挙げられる。

今後オバマ氏の支持率が上向くことはあるだろう。だが、支持率が55%を上回らなければ、民主党が大統領の椅子に座り続けることはできない。大統領の支持率は次第に低下していくのが普通で、オバマ氏とてその例外ではない以上、55%を超える公算は極めて小さい。

ヒラリー・クリントン氏は特別な存在で、彼女の人気からすれば勝利の確率はずっと高くなるし、ビル・クリントン元大統領の「遺産」を継いでいる点を考えると現職と同等にみなされる、と主張する向きも出てくるだろう。

それでもこうした仮説を取り入れてわれわれがモデルで分析しても、オバマ氏の今の支持率ではヒラリー・クリントン氏の勝利する確率は50%に届かない。

民主党が大統領の椅子を手放さないために乗り越えるべき山はかなり高い。

*筆者のクリフォード・ヤングはイプソス・パブリック・アフェアーズ社長、ジュリア・クラークは無党派の政治・選挙分析専門家でイプソス・パブリック・アフェアーズのシニアバイスプレジデント。

2736チバQ:2015/10/15(木) 22:21:02
http://www.cnn.co.jp/usa/35071952.html
トランプ氏、序盤州で大差のリード 経済手腕に高い期待
2015.10.15 Thu posted at 12:12 JST
(CNN) 米大統領選の共和党候補指名レースのトップを走る不動産王ドナルド・トランプ氏は、予備選挙の序盤戦の舞台となるサウスカロライナ州とネバダ州での支持率で、2位以下に大差をつけている。CNNと調査機関ORCインターナショナルによる最新の世論調査が明らかにした。
ネバダ州ではトランプ氏の支持率が38%だったのに対し、2位のベン・カーソン氏は22%。サウスカロライナ州ではトランプ氏36%に対し、カーソン氏はその半分の18%だった。3位以下の候補の支持率は、両州ともに10%に満たなかった。
トランプ氏の強みはやはり経済だ。ネバダ州では67%、サウスカロライナ州では59%が、経済運営に最も期待できる候補者だと答えている。
また不法移民問題でも、ネバダ州では55%、サウスカロライナ州では51%がトランプ氏に最も期待していると答えた。

ただし外交問題では、最も期待する候補はトランプ氏だと答えた割合が大きく下がった。それでも2位の候補者に対して、ネバダ州で21ポイント、サウスカロライナ州では13ポイントの差をそれぞれつけた。
社会問題ではカーソン氏が善戦し、ネバダ州ではトランプ氏25%に対しカーソン氏は23%。サウスカロライナ州ではそれぞれ26%と22%という結果となった。
調査は10月3日〜10日に電話で行われた。サウスカロライナ州では1009人が対象となり、うち521人が共和党の予備選で投票する予定だという。誤差の範囲は投票予定者でプラスマイナス4.5ポイント。ネバダ州では1011人が対象となり、うち285人が共和党の党員集会に参加する予定。誤差の範囲は党員集会参加者でプラスマイナス6ポイント。

2737とはずがたり:2015/10/16(金) 16:50:26
太平洋を初めて横断した日本人は勝海舟の咸臨丸(しかも勝は船酔いで何もしていない)ではなくて支倉常長だってのはどうなった?

コロンブスに勝てなかった“新大陸発見者”とは?
http://news.goo.ne.jp/article/natgeo/world/natgeo-20151015220215643.html
07:30ナショナル ジオグラフィック日本版

コロンブスに勝てなかった“新大陸発見者”とは?
アイスランド、レイキャビクにあるハットルグリムス教会に立つレイフ・エリクソンの像。コロンブスよりも500年前に米大陸へ到達したバイキングと考えられている。(PHOTOGRAPH BY ARCTIC-IMAGES, CORBIS)
(ナショナル ジオグラフィック日本版)
■ 伝説のバイキング、レイフ・エリクソンの記念日が地味な理由

 米国にはレイフ・エリクソンデーという記念日がある。毎年10月9日、北米へ最初に到達したヨーロッパ人ともいわれるアイスランド人探検家、レイフ・エリクソンを記念する日だ。

 ところがこの日は、10月第2週のコロンブス・デーの陰に隠れて、ほとんど注目されていない。現在、コロンブス・デーは連邦政府の祝日で、学校や民間企業の多くがこの日を休日としている。

 しかし、19世紀から20世紀初めごろ、クリストファー・コロンブスはある論争の標的になっていた。多くの人々が、北米大陸を最初に発見したのはコロンブスより500年も前にこの地へやってきたエリクソンであると主張したのだ。

■ エリクソン支持が広がった時代

 1892年、米国はコロンブスの米大陸到達400周年を祝った。当時、多くのイタリア系米国人が、イタリア人であるコロンブスの功績を米国が認めたことを誇りに思っていた。一方で、北欧をルーツに持つ人々は、コロンブスではなくエリクソンをたたえるべきだと感じていた。

 当時、米国各地で反移民・反イタリア人感情が高まっていたことも、エリクソン支持に拍車をかけた。「米大陸へ最初に到達したヨーロッパ人が、南欧出身ではなかった」という主張が受け入れられやすかったと、アイルランド国立大学メイヌース校の歴史講師ジョアン・マンシーニ博士は語る。バイキングが北米に定住していたことを裏付ける考古学的証拠は見つかっており、今後も新たな証拠が出てくるだろうとみられている。

 エリクソンが支持された理由はほかにもあった。マンシーニ氏によると、19世紀の米国では、非カトリック教徒はカトリック教会に対して強い懐疑を抱いていたという。そうした時期にコロンブスが注目を浴びたため、反移民・反カトリック主義者たちが、国をあげて記念するならコロンブスよりもむしろエリクソンだと言い出し、多くのアングロサクソン系プロテスタント教徒も、エリクソンを新大陸の真の発見者とする意見を支持したのだ。

■ 記念日をめぐる戦い

 コロンブス400周年の前後、ローマカトリックの団体「コロンブス騎士会」はイタリア系米国人の団体と協力して、コロンブス・デーの制定を議会へ働きかけた。1907年、コロラド州初のイタリア系新聞社を創設した人物の活動により、コロンブス・デーは同州で初めて公式の祝日となった。それから数年のうちに15州がこれに続き、1971年に連邦政府の祝日となった頃には、既にほとんどの州がコロンブス・デーを祝っていた。

 レイフ・エリクソンデーを祝うようになったのも20世紀初頭だが、コロンブス・デーほど広く浸透することはなかった。20世紀半ばには米国の記念日(大統領がその日にちなんだ告示を発する日)となったものの、多くの人は何の日であるかすら知らない。

 コロンブスがエリクソンに「勝利」したのは、イタリア系米国人が早くからロビー活動を行ったためもあるが、たとえ最初の発見者でなかったとしても、コロンブスの方がヨーロッパ人の米大陸移住により大きな役割を果たしたことも大きな理由だろう。

 今日、コロンブスかエリクソンかの戦いは影を潜め、それよりもコロンブス・デー自体を祝うべきかどうかに議論の焦点は移っている。サウスダコタ州ではコロンブス・デーの代わりに「アメリカ先住民の日」を設け、ハワイ州とアラスカ州はどちらもコロンブス・デーを祝っていない。

 実際のところ、コロンブス・デーに反対する人の間では、コロンブスもエリクソンも自分たちがそれまで知らなかった場所を「発見」したというだけで、米大陸にはヨーロッパ人が来る以前から多くの人々が住んでおり、ヨーロッパ人の米大陸移住にどちらがより貢献したかなどという議論には意味がない、という見方もある。

文=Becky Little/訳=ルーバー荒井ハンナ

2738チバQ:2015/10/16(金) 21:41:18
http://www.sankei.com/world/news/151016/wor1510160059-n1.html
2015.10.16 19:48
【米大統領選】
バイデン副大統領、近く出馬是非を決断へ 米メディア報道

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ワシントンで講演する米国のバイデン副大統領=6月(AP)
 【ワシントン支局】次期米大統領選の民主党候補指名争いで、米メディアは16日、出馬の是非が注目されているジョー・バイデン副大統領(72)が近く最終判断すると報じた。CNNテレビ(電子版)は同氏側近の話として、決断が「3日以内」になるとの見方を示している。

 CNNによると、バイデン氏は今週、アイオワ州などの党選挙対策関係者に電話し、「出馬するかしないかではなく、どうやって大統領選に乗り出すか」について詳細にたずねたという。

 AP通信はバイデン氏側近のテッド・カウフマン元上院議員が支持者に送った電子メールの内容を紹介。同氏が支持者に、バイデン氏が出馬した際の手厚い支援を求めたと伝えた。

2739とはずがたり:2015/10/18(日) 14:59:55
流石ハーバード生だ。

トランプ氏慌てさせた韓国系ハーバード大学生の正体
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151014-00000009-cnippou-kr&amp;pos=5
中央日報日本語版 10月14日(水)10時14分配信

ジョセフ・チェ氏(中央)は12日、ドナルド・トランプ氏の「韓国安保ただ乗り論」に対し反論した。
4月の日本の安倍晋三首相の米国訪問時に安倍首相の面前で慰安婦問題に対して直球の質問を投げた韓国系ハーバード大学生が今度は共和党大統領選挙候補のドナルド・トランプ氏に直撃弾を飛ばした。

トランプ氏は12日に米ニューハンプシャー州で穏健中道主義性向政治団体ノーラベルズが主催した行事で講演中に参加者に質問権を与えた。この時、ハーバード大学経済学科3年生のジョセフ・チェ(韓国名チェ・ミンウ)が手を上げて立ち上がり質問した。彼はトランプ氏に向かい「韓国が在韓米軍駐留のために何も負担していないと主張するのは事実と合わない」と反論した。トランプ氏の「韓国安保ただ乗り論」に正面から問題提起したのだ。

トランプ氏は慌てたようにチェ氏の質問を途中で切り、「あなたは韓国人か」と問い返した。これに対しチェ氏は「違う。私はテキサス州で生まれコロラド州で育った。また、私がどこ出身なのかとは関係なく事実を正したい。韓国は毎年8億6100万ドルを支給している」と指摘した。

米国で生まれたチェ氏は韓国系移民2世で2013年にハーバード大学とプリンストン大学に同時合格した秀才と伝えられた。安倍首相が4月にハーバード大学で講演した時も沈黙デモを行った後で講演会場に入り、「日本軍と日本政府が性奴隷動員に関与したという強力な証拠にもかかわらず、なぜまだその事実を認めないのか」という質問を投げたことがある。

“奇襲”されたトランプ氏は「われわれが負担する費用に比べれば韓国の費用負担はピーナッツ(はした金)だ」と述べた。チェ氏がさらに問い詰めると、「韓国は富裕な国だ」という主張を展開した。「私が最近4000台のテレビを注文したが唯一の入札国はサムスンであれLGであれ韓国だけだった」というあきれた根拠を持ち出したりもした。

チェ氏は高校時代に校内新聞の編集長を務め、国際情勢討論クラブを作ってシリア内戦と北朝鮮問題などについて討論するなど、人権と国際関係問題に関心を持っていると米国メディアは伝えている。

2740チバQ:2015/10/18(日) 20:54:59
http://www.sankei.com/world/news/151017/wor1510170003-n1.html
2015.10.17 08:00
【米大統領選】
「俺の歌を政治利用するな!」米の“大御所”たちがトランプ氏に激怒





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米大統領選に絡む音楽無断使用や歌詞曲解に、ニール・ヤングさん(AP)ら、ビッグアーティストは業を煮やしている
 「俺たちの声や曲を、勝手に使うんじゃない!!」-。来年の米大統領選に向けた動きが活発になる中、選挙集会などでの音楽無断使用に、著名なアーティストが次々と怒りを爆発させている。今回、集中砲火を浴びているのが共和党予備選候補者のドナルド・トランプ氏(69)だ。曲を使われた側は“トランプ氏支持”と誤解されるなどとしているが、背景には無断使用だけでなく、メッセージの曲解などへの、アーティストのいらだちもあるようだ。

ニール・ヤングさんが口火

 米音楽誌ローリング・ストーンや英紙ガーディアン、BBC放送(いずれも電子版)などによると、楽曲使用をめぐりトランプ氏と最初にトラブルになったのは、カナダ出身のベテラン歌手、ニール・ヤングさん(69)だ。

 トランプ氏は、ニューヨーク・マンハッタンで6月16日に行った出馬表明のイベントと、その日夜のアイオワ州での演説会で、ヤングさんの「ロッキン・イン・ザ・フリー・ワールド(自由な世界でロックする)」(1989年)を、ヤングさん側の許可を得ず、無断で使用した。

 ヤングさん側の抗議を受け、トランプ氏側は「米作曲家作詞家出版者協会(ASCAP)から使用許可を得たが、もう使わない」と火消しに走った。

再三無断…提訴も

 次に怒りを爆発させたのが米バンド「R.E.M.」(2011年解散)だ。トランプ氏は9月9日のワシントンDCでの集会で、♪世界の終わりが来ても、一向に気にしないさ…という歌詞がある「イッツ・ザ・エンド・オブ・ザ・ワールド・アズ・ウィ・ノウ・イット(アンド・アイ・フィール・ファイン)」(1987年)を無断使用した。

 このバンドは、共和党のライバルである民主党の熱烈な支持者。元リーダー兼ボーカル、マイケル・スタイプさん(55)は、米ニュースサイトに「哀れで出たがりで強欲な小心野郎。俺たちの楽曲や俺の声を、バカバカしい選挙運動に使うな!!」と怒りをぶちまけた。

 アラバマ州で8月に開かれた集会で、代表曲「ドリーム・オン」(73年)を無断使用された米バンド「エアロスミス」も、即刻、使用中止を申し入れたが、今月10日の集会で再び「ドリーム・オン」が無断使用された。リーダー兼ボーカルのスティーブン・タイラーさん(67)の弁護士は法的措置も辞さない考えを示した。

レーガン氏時代から話題

 実は、大統領選に絡むこの手の話は、枚挙にいとまがない。84年の米大統領選では、再選を狙う共和党のロナルド・レーガン氏(1911〜2004年)が、ベトナム帰還兵の悲哀を歌った米ロッカー、ブルース・スプリングスティーンさん(66)の大ヒット曲「ボーン・イン・ザ・USA」を愛国曲と曲解、無許可で選挙キャンペーンに使用し失笑を買った。

 08年の米大統領選では、米歌手、ジャクソン・ブラウンさん(67)が、自身の楽曲「孤独のランナー」(1977年)を共和党候補のジョン・マケイン上院議員(79)陣営が無断でテレビ広告に使ったとして、マケイン氏を提訴した。

 今回の騒ぎに、ヤングさんは怒気を込めてこう言った。

 「俺は企業も企業の子飼いメディアも政治家も信用しない。信用するのは大衆だ。だから大衆のために楽曲を作る。大統領選の候補者のためじゃない」

2741チバQ:2015/10/18(日) 21:03:57
http://www.sankei.com/world/news/151018/wor1510180011-n1.html
2015.10.18 15:11

野党自由党がリード きょうカナダ総選挙





カナダの首相で保守党党首のスティーブン・ハーパー氏=17日、トロント(ロイター)
 カナダ下院(定数338)総選挙は19日、投開票される。約10年続いたハーパー首相率いる保守党からの政権交代があるかが焦点だ。野党第2党の中道左派、自由党が支持率で保守党と野党第1党の新民主党をリードしている。

 カナダ放送協会(CBC)によると、17日現在の支持率は自由党36%で、保守党31%、新民主党22%。自由党は選挙戦当初、後れを取ったが、最終盤で先行した。

 地元メディアによると、自由党を含め単独過半数には至らない可能性が大きい。少数与党政権は珍しくないが、首相就任には野党側の協力が必要。保守党の勝利でも、自由党と新民主党はハーパー氏の再任を認めない考え。地球温暖化防止のための京都議定書脱退にみられるハーパー氏の右派的な政策には、国民の反発もある。

 ■カナダ総選挙 定数338人を小選挙区制で選ぶ下院選。カナダは日本の約26倍の面積を持つが、人口は約3550万人。東部側に人口が偏っており、最大都市トロントを抱えるオンタリオ州が121議席、隣接するフランス語圏のケベック州が78議席と多い。通常、第1党が首相を出すが、過半数を取れなかった場合、野党側の協力が必要になる。ハーパー首相は2006年の総選挙で勝利し政権に就いたが、11年の総選挙で過半数を取るまで少数与党だった。(共同)

2742チバQ:2015/10/18(日) 21:24:58
http://www.sankei.com/world/news/151017/wor1510170057-n1.html
2015.10.17 19:41

TPP争点化は回避か カナダ19日総選挙 10年ぶり政権交代焦点






16日、カナダ・ニューブランズウィック州で演説するハーパー首相(ロイター=共同)
 カナダの総選挙が19日に迫った。約10年続いたハーパー首相率いる保守党からの政権交代があるかが焦点。環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に反対する野党第1党の新民主党は支持が低迷し、TPPは主要争点にならない見通しとなってきた。

 TPPへの評価は国の東西で分かれている。太平洋に面したブリティッシュコロンビア州バンクーバー。地元漁業団体の事務局長を務めるクリスティーナ・ブリッジさんは「TPPの大筋合意は歓迎。対日輸出の拡大につなげたい」と強調した。

 TPPが発効すれば、日本向けのサーモンやエビ、カズノコなどの関税がなくなる。漁業に限らず物流の出入り口になる太平洋側はTPPで貿易増が見込まれ、総じて前向きだ。

 一方、自動車関連産業が集中するオンタリオ州や乳製品の生産業者が多いケベック州など国際競争力の弱い産業を抱える東部各州は慎重な声が強い。(共同)

2743とはずがたり:2015/10/19(月) 17:35:17
>民主党の有力候補、ヒラリー・クリントン氏も「韓国たたき」に加勢、米韓のFTAは「当初期待された結果が得られていない」と述べた。
米韓FTAは米国有利に作られまくりと思ったんだけど。。

米大統領選候補の「韓国バッシング」が止まらない!食文化まで標的に=韓国ネット「朴大統領訪米の成果?」「これが韓国外交の現実」
レコードチャイナ 2015年10月16日 12時45分 (2015年10月19日 00時01分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20151016/Recordchina_20151016022.html

15日、来年の米大統領選挙に名乗りを上げている各党の候補者から「韓国たたき」の発言が相次いでいるとの報道に、韓国のネットユーザーからは諦めのコメントが数多く寄せられている。資料写真。(Record China)
[拡大写真]

2015年10月15日、韓国・JTBCは、来年の米大統領選挙に名乗りを上げている各党の候補者から、韓国に対するバッシング発言が相次いでいると報じた。発言の標的は、駐韓米軍に関わる費用負担から米韓自由貿易協定(FTA)、さらには韓国の犬肉食文化にまで及んでいる。

米大統領選候補者の「韓国たたき」といえば、ドナルド・トランプ氏が駐韓米軍関連費用をめぐり「韓国の安保はただ乗り」などの発言を繰り返したことや、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事が、韓国人などアジア系女性による米国での「遠征出産」を非難したことなどがこれまで話題に上ってきた。

そして今度は、共和党候補のマイク・ハッカビー氏によるツイートが問題になった。「(民主党候補の)サンダースに税金を預けるのは、北朝鮮の料理人に自分の犬を預けるのと同じだ」との投稿で、現地紙などから「犬肉を食べる朝鮮民族に対する差別的な思想」と批判を受けている。さらに、民主党の有力候補、ヒラリー・クリントン氏も「韓国たたき」に加勢、米韓のFTAは「当初期待された結果が得られていない」と述べた。

折しも朴槿恵(パク・クネ)大統領が訪米中の報道に、韓国のネットユーザーからは「言われるようなことをしたんだ」、「これが韓国外交の現実」、「韓国は米国のもう1つの州だから」といった諦めの声や、「朴大統領の存在感がなさ過ぎる」、「こんなことを言われても一言も言い返せない政府」、「これが朴槿恵訪米の成果なのか?」など、政府や大統領を批判する声が多く寄せられた。(翻訳・編集/和氣)

2744チバQ:2015/10/19(月) 22:12:28
http://www.sankei.com/world/news/151019/wor1510190047-n1.html
2015.10.19 18:07
【カナダ総選挙】
与党が苦戦、TPP批准に影響も 10年ぶり政権交代に現実味

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 【ニューヨーク=黒沢潤】カナダで19日、総選挙が行われる。選挙戦後半でハーパー首相率いる与党保守党が苦戦を続け、約10年ぶりとなる政権交代も現実味を帯びている。日本や米国、カナダなど計12カ国が今月上旬に大筋合意した環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の行方にも影響が出そうだ。

 カナダ放送協会(CBC)の世論調査によれば、中道左派の野党第2党、自由党は36%の支持を得て首位に立っている。一方、保守党は31%、野党第1党の左派、新民主党は22%にとどまる。

 各党は8月の解散当初、混戦状態にあったが、原油価格の低迷に伴う景気の停滞で、政権を担う保守党の伸び悩みが目立っている。

 TPP交渉が5日に大筋合意に達した後、参加国で本格的な国政選挙が実施されるのは初めて。ハーパー氏はTPP批准が「自国の利益になる」と一貫して訴え、選挙戦最終日の18日は最大都市トロント近郊で、経済分野における実績を強調した。

 一方、自由党のトルドー党首は18日、ハーパー氏の地元である西部アルバータ州に乗り込み、積極的に票の切り崩しに動いた。トルドー氏は自由貿易の推進派だが、「TPPの交渉は透明性を欠いている」と主張するなど、批准に慎重な姿勢を示している。

 新民主党のマルケア党首も、TPPが国内の雇用状況を悪化させるとして、反対姿勢を崩していない。

 今回の選挙で、主要3党はいずれも単独で過半数を占めるのは困難との見方が強い。カナダでは各党が過半数に達しない場合、少数与党政権が政策ごとに野党と協調を模索する例が多い。自由党が接戦を制した場合、新民主党と歩調を合わせ、TPP批准に難色を示す可能性がある。

2745チバQ:2015/10/19(月) 22:14:26
http://www.afpbb.com/articles/-/3063386?cx_part=latest_pickup
トランプ氏、大人気なのはなぜ?支持者が語る 米大統領選
2015年10月19日 12:20 発信地:リッチモンド/米国
【10月19日 AFP】2016年米大統領選挙の共和党指名候補争いで先頭を走る不動産王、ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏(69)の人気はとどまるところを知らず、もはや一過性の流行とは言えない。トランプ氏はなぜ、これほど支持者から称賛されているのだろうか。

 トランプ氏が選挙キャンペーンを開始してから4か月が経過した現在、約4人に1人の共和党員が同氏を支持している。選挙集会には常に多くの人々が集まり、南部バージニア(Virginia)州リッチモンド(Richmond)で先週開かれた集会でも5000人近くが同氏に声援を送った。

■ビジネスマンとしての評価

 トランプ氏の支持者らは、「ビジネスマン」という言葉を反射的に口にする。これがトランプ氏の能力を評価する基準の一つとなっていることは確かだ。

「私たちの国は転換点を迎えた。私たちは収入よりも支出が多い。だからビジネスマンが必要だ」と、現状に幻滅した不動産業者のテリー・ブレナンさん(50)は語る。トランプ氏に会いに、会場に一番乗りした人々の一人だ。

 大統領の能力を企業の経営能力に例える人は多い。最高司令官は交渉力に長け、断固とした決断力を持たなければならない、とする考え方だ。支持者らは、トランプ氏がバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領よりももっと上手くロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領に対処できると主張している。たとえ、外国の要人たちの名前を知らなかったとしても、だ。

「彼はたった一人で、今の地位にたどり着いたわけではない」と、アイルランド生まれで1980年代に米国に移住した元パラリーガルのアリス・バトラーショートさん(72)は語る。「彼はきちんとしたアドバイスができる人々を自分の周りに置くでしょう」

■独立性

 億万長者のトランプ氏は、「誰にも操られていない」ことを強調している。支持者らにとって、こうした独立性は極めて重要だ。支持者らは、見返りを求める利益団体や富裕な寄付者に対し、トランプ氏がなんの借りも持っていないことを称賛している。

 トランプ氏は、選挙活動費を自費で賄うと誓い、資金提供者と政治家の癒着関係についてもしっかりと説明する。自ら大金を民主党や共和党の政治家の選挙活動に寄付してきたと語り、小切手を受け取った過去の候補者たちから、あふれるほどのお礼を受けたと述懐する。

 トランプ氏の大統領選立候補は、自身のブランドのイメージを高めるための大掛かりなPR戦略に過ぎないのだろうか。

「まさか。彼に売名行為は必要ない」。バトラーショートさんは一蹴した。「私が100億ドル持っていたら、売名の必要はあるでしょうか?」

■米国が第一

 また、支持者らはトランプ氏のスローガン「米国を再び偉大に」を信奉し、不法移民の追放、中国や日本との貿易戦争への勝利、税金の軽減など、同氏の政策を支持している。

「国境がなければ、国は成り立たない」とトランプ氏は強調し、移民の不法入国を阻止するために、メキシコとの国境に壁を築くという誓約を新たにした。

 トランプ氏のメッセージの中心にあるものは、米国を最優先するということだ。同氏は、オバマ政権が世界における米国の地位を失墜させたと主張している。

「オバマ大統領は外国寄りすぎる」と学生のトーマス・ロサドさん(19)は不満をもらす。保守強硬派「ティーパーティー(茶会、Tea Party)」は米政府が外国に資金を投入しすぎていると主張しており、その一部はトランプ氏を支持している。

■「不適切」な発言

 最後に、挑発的なトランプ氏のスタイルが挙げられる。支持者らは、多くの米国人が思っていてもあえて口にしないことを、トランプ氏が大声で叫ぶのを聴いて満足を覚える。

 支持者らは、リチャード・ニクソン(Richard Nixon)元大統領によって世に広まり、トランプ氏も採用している「サイレント・マジョリティー(物言わぬ多数派)」を自認している。

 トランプ氏支持者の多くは、政治家たちを見下す一方で、民主党寄りだった同氏の過去については目をつむり、同氏が国際舞台で外国首脳を相手に失言を発する可能性については無関心を決め込む。

 マナー違反もいとわないトランプ氏の大げさな発言に興奮した様子のバトラーショートさんは「彼はロナルド・レーガン(Ronald Reagan)元大統領を二回り大きくしたような人物になりますよ」と語った。(c)AFP/Ivan Couronne

2746チバQ:2015/10/19(月) 22:20:25
http://mainichi.jp/select/news/20151019k0000e030132000c.html
米国:民主「和解」アピール 中傷合戦の野党に対抗
毎日新聞 2015年10月19日 11時19分

 【ワシントン及川正也】「オバマ大統領は信念の指導者」「ヒラリーが候補者として考えを語るのは当然」--。環太平洋パートナーシップ協定(TPP)を巡り、オバマ米政権の大筋合意に不支持を表明、関係悪化が懸念されたヒラリー・クリントン前国務長官とオバマ氏が、それぞれ互いを擁護する姿勢を示し和解を演出している。大統領選で中傷合戦になっている野党・共和党に対し、民主党の結束ぶりをアピールしたい思惑が透けてみえる。

 ◇

 オバマ、クリントン両氏はオバマ政権1期目で、大統領と国務長官として外交政策を推進した。しかし、来年の大統領選に向け民主党指名争いに出馬しているクリントン氏が、TPP大筋合意について「支持できない」と反旗を翻し、波紋を広げていた。

 これについてオバマ氏は16日の記者会見で「ヒラリーの見解だが、いちいちコメントしない。候補者が自分のビジョンや公約を明かすのは当然で適切なことだ」と理解を示した。さらに、「最終的な協定の概要を見てもらえれば、多くの人に納得してもらえる」と述べ、クリントン氏の支持も得られるとの見方を示した。

 一方、クリントン氏は16日のCNNテレビのインタビューで、退任後もアフガニスタン駐留米軍を存続させることに決めたオバマ氏の方針転換を擁護。「公約違反」との批判が出ていることについて、「オバマ大統領は強い信念を持つだけでなく現実を直視できるリーダーの典型だ。(次期大統領が就任する)2017年1月のアフガン情勢は予測できないが、私は大統領の決定を支持する」と言明。互いが相手の立場に理解を示し、関係修復を印象付けた。

2747とはずがたり:2015/10/20(火) 20:24:02
一安心である。
>トルドー党首は「内容を検討する」としているが、合意から離脱することはないとみられている。
取り敢えず何よりアメリカだな,問題は。

<カナダ>10年ぶり政権交代へ 野党第2党が単独過半数
毎日新聞 10月20日(火)11時41分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151020-00000027-mai-n_ame

 【ニューヨーク草野和彦】カナダ総選挙(下院338議席)の投開票が19日に実施され、地元メディアは、野党第2党の自由党が、単独過半数を獲得して勝利した。2006年から3期続いたハーパー首相率いる保守党政権は幕を閉じる。中道左派の自由党は約10年ぶりの政権奪取。43歳のジャスティン・トルドー党首はカナダ史上、2番目の若さで首相に就任する。

 カナダでは長年、自由党と保守党が交代で政権を担当。自由党は、外交・安全保障政策でハーパー政権の右寄り路線の修正を図る可能性がある。

 また、今回は環太平洋パートナーシップ協定(TPP)で大筋合意した後、交渉参加国で実施された初の国政選挙。トルドー党首は「内容を検討する」としているが、合意から離脱することはないとみられている。

 08年のリーマン・ショックから比較的早く立ち直るなど、ハーパー政権の健全な財政には定評があった。一方、最近の原油安で景気が停滞気味だったことに加え、長期政権に対する国民の「飽き」も、自由党に有利に働いたとみられる。

 カナダ放送協会(CBC)によると、20日午前0時15分(日本時間20日午後1時15分)現在の獲得議席は▽自由党170▽保守党93▽新民主党30--など。

2748チバQ:2015/10/20(火) 20:42:58
http://www.sankei.com/world/news/151020/wor1510200030-n1.html
2015.10.20 19:29
【カナダ総選挙】
新政権、TPP批准手続き難航か 単独過半数獲得の自由党「TPP交渉は透明性を欠く」

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(1/2ページ)

19日、カナダ・モントリオールで、総選挙の勝利演説の前に、支持者らに手を振る自由党のトルドー党首(ロイター)
 【ニューヨーク=黒沢潤、ワシントン=小雲規生】カナダで19日、総選挙(下院、定数338)が行われた。中道左派の野党第2党・自由党が与党の保守党を抑え、単独過半数を得て圧勝し、ジャスティン・トルドー党首(43)が首相に指名されることが確実となった。

 約10年ぶりの政権交代は、カナダを含め大筋合意した環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の批准に影響する可能性が指摘される。仮にカナダが不参加となれば合意内容全体のバランスが崩れ、米国の批准手続きでの波乱要因となる可能性もあるためだ。

 自由党は自由貿易推進派だが、TPPをめぐっては「交渉が透明性を欠く」と主張するなど、批准に慎重な姿勢を示してきた。

 トルドー党首はTPP大筋合意の際の声明で、「TPPは中間層の機会を拡大する」と指摘。半面、乳製品などの供給管理制度の確保などを重視し、政権を取った場合は議会で議論するとしており、批准手続きが難航する可能性もある。

 TPP交渉の大筋合意では、全参加国が署名から2年以内に批准手続きを終えられない場合、署名国の国内総生産(GDP)の85%超を占める6カ国による批准で発効するとの規定が盛り込まれた。このためカナダがTPPを批准できなくても、日米などが批准すれば発効する公算は大きい。

 しかしカナダがTPP参加を見送れば、カナダの乳製品市場の開放は棚上げとなり、カナダへの輸出増を狙う米国やオーストラリア、ニュージーランドの乳製品業界で不満が高まることも想定される。

 米国は豪州やNZから乳製品の輸入拡大を求められる立場でもあり、カナダ抜きではTPPが一方的に市場を開放するだけの内容となりかねないことへの懸念も大きい。

2749チバQ:2015/10/20(火) 20:43:20
http://www.sankei.com/world/news/151020/wor1510200032-n1.html
2015.10.20 19:58
【カナダ総選挙】
「政界のサラブレット」 新首相のトルドー氏 スノーボードが特技 父親は「カナダで最も偉大な首相」

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19日、カナダ・モントリオールの投票所で息子を抱く自由党のトルドー党首=(ロイター)
 公用語を英仏2カ国語にするなどの「多文化主義」を推し進め、「カナダで最も偉大な首相」と評されることも多いピエール・トルドー元首相(在任1968〜79、80〜84年)を父に持つ「政界のサラブレッド」として知られる。

 71年、首都オタワで3人兄弟の長男として生まれ、6歳のころ両親が離婚したため父親の手で育てられた。マギル大とブリティッシュコロンビア大で教育学などを専攻し、卒業後に教師を務めたこともある。

 父が死去した2000年の葬儀で弔辞を読んで注目され、08年総選挙にケベック州から出馬し初当選。自由党が歴史的敗北を喫した11年にも再選され、13年から党首に就任した。

 マギル大の政治学教授は「彼はまさにセレブ。ビル・クリントン米元大統領が持つ雰囲気とも似ており、(カナダ社会に)多くの興奮をもたらすだろう」としつつも、「政治経験は決して多くない」と指摘する。

 スノーボードの指導者資格を持つほか、イカダ下りのガイド、バーテンダーとしての経歴も。元モデルでテレビ番組の司会者を務めた妻との間に3人の子供を持つ。(ニューヨーク 黒沢潤)

2750チバQ:2015/10/20(火) 20:45:53
http://www.afpbb.com/articles/-/3063662?cx_part=txt_topics
カナダ総選挙で野党自由党が勝利、10年ぶり政権交代へ
2015年10月20日 14:57 発信地:オタワ/カナダ
【10月20日 AFP】19日に投開票されたカナダの総選挙(下院338議席)でジャスティン・トルドー(Justin Trudeau)氏(43)率いる野党・自由党(Liberal Party)が圧勝し、スティーブン・ハーパー(Stephen Harper)首相(56)率いる与党・保守党(Conservative Party)は惨敗を喫した。

 カナダ公営放送局のカナダ放送協会(CBC)や民放CTVによると、自由党は過半数の170議席を制し、単独政権を樹立する見込み。一方、保守党は大敗を受け、ハーパー首相の党首辞任を発表した。

 今回の激しく長い選挙戦の期間中、カナダの世論は大きく揺らいだが、直近の世論調査では自由党が保守党を8ポイント、リードしていた。

 勝利した自由党のジャスティン・トルドー党首は、「現代カナダの父」と目され今も人気が高い元首相、故ピエール・トルドー(Pierre Trudeau)氏の長男。「政権交代だけではなく、より良い政府への変化」を公約に掲げた。

 06年に首相に就任したハーパー氏は今回、4期目を目指したが、政権交代を強く望む世論と、ハーパー氏の就任以来最低となった支持率にトルドー氏が乗じて勝利した。(c)AFP

2751名無しさん:2015/10/20(火) 23:12:45
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151020-00010004-wedge-pol
ヒラリー氏の対抗馬で急浮上 ”極左勢力”サンダース氏
Wedge 10月20日(火)12時11分配信

 共和党の大統領候補者指名がドナルド・トランプ氏の存在により注目されている一方、民主党はこれまでヒラリー・クリントン氏の独走、と言われてきた。しかしここに来て注目を集めているのが、バーニー・サンダース上院議員(74)だ。

 サンダース氏はもともと無所属で自らを「極左勢力」と呼ぶ。その経歴は誠にユニークで、名門シカゴ大学を政治学専攻で卒業したものの、ユダヤ系ポーランド人である自らのルーツを求めてイスラエルに渡り、キブツで生活。米国に戻ってからは大工、映像制作などを行っていた。

 1981年にバーモント州バーリントンの市長に選出されると、社会主義的な手腕を発揮し、「低価格住宅」「累進課税」「環境保護」「保育所の整備」「女性の権利拡大」など次々と革新的な政策を実施、バーリントン市は「最も住みやすい街」ベスト10に選ばれるまでに注目された。

 上院議員になってからもその姿勢は同じで、「ミドルクラスの崩壊」「米国人の格差」と戦う政治家として名を挙げた。

 昨年7月時点では、民主党の「大統領候補として出馬の可能性のある人々の支持率」調査で、ヒラリー・クリントン氏が64.4%、続いて副大統領のジョー・バイデン氏が10.6%に対し、サンダース支持はわずか0.9%だった。ところが今年9月には、ヒラリー支持44%に対しサンダース25%、と急激に人気を伸ばしている。

 10月13日に行われた民主党の大統領候補討論会では、多くのメディアが「サンダースの勝利」と報じた。その理由は、相次ぐ学校などでの銃乱射事件を受け、ヒラリー氏は銃規制の重要性を訴えたが、これはサンダース氏がこれまで継続的に続けてきた銃所持反対運動から見れば付け焼刃に見えたこと。

 また、社会間格差の縮小について、ヒラリー氏は学生ローンの軽減などを訴えたが、元々大金持ちであるクリントンファミリー、という背景に対し、サンダース氏はまさに叩き上げの人物。早くから貧富の差という問題に取り組んできたサンダース氏が優勢なのは明らかだ。

 ニューヨークタイムズが行った世論調査では、討論会を「サンダース勝利」とした人は64%、MSNBCでは84%、CNNでは80%だった。

 ただし、現時点で討論会での勝利はただちに全体的な支持率には結びついていない。依然としてトップはヒラリー氏だ。サンダース氏にとってネックとなるのは74歳という高齢であること、過激な社会主義的思想が大統領として受け入れられるかどうか未知数であること、さらにユダヤ系である、という点だ。大統領になれば間違いなく初のユダヤ系となるが、ヒラリー氏も「初の女性」である。前回選挙ではモルモン教徒であるミット・ロムニー氏が話題となったが、ユダヤ教のサンダース氏がどんな受け取られ方をするのか、民主党内でも意見の分かれるところ。

 人気が上がるにつれ、サンダース陣営への寄付金も増えてきた。ビバリーヒルズで行われた集会では11万ドルを集め、討論会前後の1週間でサンダース氏の元に集まった選挙基金は200万ドルを超えた。しかし、同時期にヒラリー氏は800万ドルを集めており、資金の面からもまだ追いついてはいない。

 このためサンダース陣営は選挙戦の方向転換を迫られている。元々無名に近い存在からの出発のため、最初は大掛かりに「名前を売る」ことが先決とされていたが、今後は「小さな集会を周り、草の根的に賛同者を募る」方向にシフトする、という。

 サンダース氏の一番の強みは、もし共和党候補がトランプ氏になった場合、「億万長者が米国の不公平を語る」トランプ氏の手法を真っ向から叩き潰せる、という点かもしれない。庶民派のサンダース氏が語る「米国家庭の貧困化」は、トランプ氏の大風呂敷の欺瞞を追求する武器となる。

 バイデン氏が大統領選出馬を断念した今、オバマ大統領としてもヒラリー氏支持に動かざるを得ない状況だ。しかし、8年前にも優勢とされていたヒラリー氏は、彗星のごとく現れたオバマ氏にあっという間に逆転された。今回もそれと同じことが起こらない、とは限らない。

土方細秩子 (ジャーナリスト)

2752名無しさん:2015/10/20(火) 23:14:21
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151013-00010002-wedge-n_ame
”ネトウヨ”共感のトランプ氏 米大統領選はどうなる?
Wedge 10月13日(火)12時11分配信

 ドナルド・トランプ氏(69)が来年の米国大統領選挙、共和党候補の「台風の目」となって久しい。同氏が正式に立候補を表明したのは今年6月16日。当初はジェブ・ブッシュ、スコット・ウォーカー、マルコ・ルビオ、リック・ペリー氏ら有力候補が凌ぎを削る中、むしろ泡沫候補という扱いだった。

 ところが、候補者になるや否や、次々に問題発言を連発。「メキシコからの移民は犯罪者だらけ」「中南米政府は不要な市民を米国に『姥捨』している」「大統領になったらメキシコとの国境に万里の長城のような塀を作る」など、オバマ政権の「緩い」移民政策を非難する内容が目立った。

 これらの発言はメキシコ政府の正式な非難、メキシコの麻薬王による「賞金首」宣言などを引き出すと同時に、トランプ人気に火をつけた。7月9日の時点ですでに世論調査ではトランプ氏が数々の本命をかわしてトップに立ち、以来現時点まで支持率トップを維持している。

トランプ氏に共感する 「ネトウヨ」「ミドルクラス以下の白人」
 最初にトランプ氏に共感したのはいわゆる「ネトウヨ」だった。ソーシャルメディアなどネットでトランプ氏の発言が拡大し、面白半分ながら応援の声が高まった。それがメディアに取り上げられることで話題性がさらに高まる、という循環を繰り返した。

 人気の秘訣はズバリ「ミドルクラス以下の白人」の共感を集めたことだ。現在米国にはおよそ1200万人の不法移民が存在する。オバマ政権は彼らに正式なビザを与え、米経済の一環に取り込むのが基本方針だが、共和党支持の南部州では、

 「不法移民の子弟が州民と同価格で公立大学に進学する」

 「不法移民にも国民健康保険制度を適用する」

 などの政策への非難が高まり、訴訟沙汰になっているところも少なくない。

 「自分たちの仕事を奪う不法移民が米国民の税金の恩恵に預かるのはおかしい」という中低所得層にくすぶった怒りを、トランプ氏は舌鋒鋭く表現したことになる。

 また、トランプ氏は長年にわたり「アプレンティス」というテレビのリアリティー・ショウをプロデュースし、自らが主演してきた。内容は参加者がトランプ氏に与えられたビジネス課題をグループでこなし、敗者チームから1人が脱落、最後に残った1人がトランプ氏の企業で働ける、というもの。番組内でのトランプ氏の歯に衣着せぬ発言も人気で、ショウは予想外のヒットとなった。

 アプレンティスで見せた強力な個性を大統領候補としてもそのまま維持し、軸がぶれない点も評価されている。知名度に加えて「米国人の隠された本音」をズバズバ言う姿勢が、「チェンジ、ユニティ(統一)」を訴えながらむしろ8年の政権で米国内の格差や人種間の軋轢を高めたオバマ大統領とは違う、新しいリーダー像を生み出したとも言える。

 しかし、何人かの候補者が脱落し、共和党候補の絞り込みが始まった今からがトランプ氏にとっての正念場となるだろう。

 現に、9月にカリフォルニア州で行われた最初の候補者討論会では、トランプ氏の口を封じた元HP社CEO、カーリー・フィオリーナ氏が一気に支持率を上げた。現在ではトランプ氏にそっぽを向いた中南米系の票を集められる、マルコ・ルビオ氏の株が上がっている。トランプ氏の失点がそのまま対立候補の得点となり、一時は過半数近くまで伸びたトランプ支持率も30%前後に落ち込んだ。

 さらに、トランプ氏にとって不利なのは、トランプ支持層が「選挙で投票する層」とは重ならない、という点だ。ネットで共感するのは若者が多く、ミドルクラス以下の投票率は常に低めだ。つまりトランプ人気とはバブルであり、実際の投票ではもっと堅実に投票を行う層に支持される候補が強い、という見方がある。

2753名無しさん:2015/10/20(火) 23:14:45
>>2752

大統領選挙を「面白い見世物」にした
 これまで何度も大統領候補に模されながら、実際の立候補は拒否してきたトランプ氏が、なぜ今回は立候補に踏み切ったのか。これにも様々な見方があるが、有力なのは「ヒラリー・クリントン氏の当選を阻止する」意図があった、というもの。共和党として今回は政権奪還が至上命令だが、候補者が乱立する中、クリントン有利で進んできた。元々クリントン氏とは犬猿の仲であるトランプ氏が、自ら話題を提供することで人々の関心を共和党に向けたのでは、というまことしやかな説まで登場している。

 ひとつだけ確実なのは、今後複数回繰り返される候補者討論会が史上稀に見る白熱したものとなり、テレビ視聴率も過去最高が塗り替えられ続けるだろう、という点だ。大統領選挙を「面白い見世物」にした、という一点だけでもトランプ氏の立候補には大きな意義がある。

土方細秩子 (ジャーナリスト)

2754チバQ:2015/10/21(水) 00:43:48
>>2504>>2688
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1510210006.html
【米大統領選】民主党ウェッブ氏が指名争いから撤退

00:29産経新聞

 【ワシントン=加納宏幸】来年の次期米大統領選に出馬していた民主党のジム・ウェッブ元上院議員(69)が同党指名争いからの撤退を検討していることが20日分かった。AP通信などが伝えた。

 同日の記者会見で表明する見通しで無所属や第三党の独立系として選挙活動を続ける可能性もあるという。

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2755チバQ:2015/10/21(水) 00:50:06
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1510200041.html
【カナダ総選挙】「カナダは真の変革を示した」圧勝の自由党 有権者はハーパー政権に厳しい判断下す

10月20日 21:40産経新聞

 【ニューヨーク=黒沢潤】19日に行われたカナダの総選挙(下院、定数338)で、中道左派の野党第二党、自由党が圧勝した。有権者は選挙を通じ、ハーパー政権が推し進めてきた温暖化対策や対テロ戦、経済政策などに厳しい判断を下した。今後は、左派的な政策への揺り戻しが起きると見込まれている。

 「カナダは真の変革を示した」。自由党のトルドー党首は20日、大勢の支持者を前にした演説で勝利を宣言した。一方、ハーパー首相は敗北を認め、党首を辞任する方針を固めた。

 カナダ放送協会(CBC)によれば、自由党は184議席前後を獲得する見通し。保守党は102議席前後、野党第一党の左派、新民主党は41議席前後獲得するとみられる。

 ハーパー政権が敗北した要因の一つは温暖化対策だ。同政権は2011年、温室効果ガスを削減する京都議定書からの脱退を表明した。カナダ西部州一帯のオイルサンド(油砂)から原油を採掘する際、多くの温室効果ガスが排出されてしまうためだったが、「国際的な潮流から外れる」とみなされた脱退劇には国内でも批判の声が高まった。

 ハーパー政権はアフガニスタンに軍を派遣し、シリアやイラクで台頭するイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」掃討に向け爆撃機を投入するなど、米国を中心とした有志国との足並みをそろえた。ただ、カナダは伝統的にリベラルな国柄で、選挙戦で一貫して「人道支援重視」を訴えるトルドー氏の発言に多くの国民の関心が集まった。

 トルドー氏は首相就任後、爆撃機を早期に帰還させるほか、シリア難民を今年末までに約2万5千人受け入れる方針を示している。

 一方で、ハーパー政権の約10年間の経済手腕は内外から高く評価されてきた。ただ、最近は原油価格の下落にともなう景気後退への不満が国民の間で広がっている。トルドー氏は今後3年間、景気刺激策として公共事業に多額の予算を投入し、景気回復に全力を挙げる構えだ。

2756チバQ:2015/10/21(水) 00:50:37
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20151020-567-OYT1T50169.html
カナダ政権交代、TPP大筋合意を継承の公算

10月20日 23:46読売新聞

 【トロント=広瀬英治】カナダの下院解散に伴う総選挙(定数338)の投開票が19日行われ、中道左派の野党・自由党が単独過半数を獲得した。

 ハーパー首相率いる与党・保守党から約10年ぶりの政権交代となり、新首相には自由党のジャスティン・トルドー党首(43)が就く。ハーパー政権が進めた環太平洋経済連携協定(TPP)は大筋合意の流れを引き継ぐとの見方が強い。

 地元CBCテレビの集計では、自由党は解散時の36議席から過半数となる170議席を大きく上回る184議席に躍進。保守党は解散時から60議席減らし、99議席で最大野党となる。また、これまで最大野党だった左派の新民主党は51議席減の44議席にとどまった。

2757チバQ:2015/10/21(水) 00:51:17
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20151021k0000m030083000c.html
<カナダ>対米独自路線に回帰…10年ぶり政権交代へ

10月20日 21:00毎日新聞

 【ニューヨーク草野和彦】19日投開票のカナダ総選挙(下院定数338)で、中道左派の自由党が過半数の184議席を獲得し、約10年ぶりに政権に復帰することになった。自由党は、対米独自路線と移民に寛容な多文化主義が伝統で、次期首相に就任するジャスティン・トルドー党首(43)は同日、モントリオールで支持者を前に「カナダはかつての姿に戻る」と宣言した。

 主要政党の最終的な獲得議席は、自由党184▽保守党99▽新民主党44。

 ハーパー政権は、米国主導の有志国連合によるイラクでの過激派組織「イスラム国」(IS)への空爆に参加。また、昨年10月に首都オタワの議会議事堂で起きた銃乱射テロなどを受け、テロ対策を強化する法案を推進してきた。

 これに対しトルドー氏は、対IS空爆作戦からの撤退を公言し、ISと戦うクルド人部隊の訓練に力を入れると主張。さらに、年内にシリア難民2万5000人を受け入れる方針を表明するなど、治安上の理由から難民受け入れに消極的だったハーパー政権とは対照的な姿勢をみせている。

 トルドー氏の父、故ピエール・トルドー氏は1960〜80年代に首相を務め、カリスマ的な人気を誇った。70年に米国に先駆けて中国を承認。71年には世界で初めて「多文化主義政策」を導入し、民族や人種の多様性を尊重した国づくりを目指すことを宣言した。

 また、2003年の米軍主導のイラク戦争時には、国連安全保障理事会で決議を得られなかったことを理由に、当時のクレティエン自由党政権は参戦を拒否。米国と一線を画し、多国間主義を重視する同党の伝統は、トルドー氏にも影響を与えているとみられる。

 カナダでは歴史的に、保守党よりも自由党の政権期間の方が長い。だが、06年のハーパー政権発足後、自由党はリーダーに恵まれず、11年の前回総選挙(下院定数308)では34議席しか獲得できず、左派の新民主党に次ぐ野党第2党に転落した。

 トルドー氏は08年に下院議員に初当選し、13年に党首に就任したばかり。今選挙での自由党の大勝は、「カリスマ2世」への期待の大きさを物語る。

 カナダを含む12カ国が大筋合意した環太平洋パートナーシップ協定(TPP)についてトルドー氏は、ハーパー政権が情報を独占していたと非難。政権を担当したら「内容を精査」し、議会で公開討論を行う姿勢も示している。

 このため、TPPの批准には一定の時間がかかる可能性もある。だが、トルドー氏は自由貿易について「強く支持する」立場で、「合意から離脱することはないだろう」(オタワ外交筋)と見られている。

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2758チバQ:2015/10/21(水) 00:57:37
>>2757カナダ総選挙
>主要政党の最終的な獲得議席は、自由党184▽保守党99▽新民主党44。

2004年の名無しさんのコメントによると>>94
>保守=保守党、リベラル=自由党、社民=新民主党という3党が、メジャーな全国政党
って感じらしい

2011年の選挙結果は
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1116784031/2518
>保守党が選挙前の143から167に伸長。野党第3党だった左派・新民主党は36から102へと大幅に議席を増やし、初めて野党第1党に躍り出た。保守党と二大政党政治の歴史を築いてきた自由党は、77から34へと減らし、野党第2党に転落。ケベック州が地盤のケベック連合は47から4に大幅減となった。

2759チバQ:2015/10/21(水) 00:59:32
ケベック連合って一時期は凄かったイメージあるんですが・・・
>独立を志向するケベック連合が2議席から10議席に躍進した。
http://jp.reuters.com/article/2015/10/20/idJPL3N12K1FW20151020
015年 10月 20日 15:39 JST
UPDATE 2-カナダで10年ぶり政権交代、野党第2党の自由党が単独過半数
[カルガリー/モントリオール 20日 ロイター] - 19日に投票が行われたカナダ総選挙では、ジャスティン・トルドー氏(43)が率いる野党第2党の自由党が過半数議席を獲得し、10年ぶりにハーパー首相率いる保守党からの政権交代が実現した。

ハーパー首相は敗北を認め、党首を辞任する。

自由党は下院の定数338議席のうち184議席を獲得、保守党は100議席で野党第1党、野党第1党だった新民主党は43議席となった。

トルドー党首はピエール・トルドー元首相の息子。選挙戦終盤で支持率トップに躍り出た。同氏は米オバマ政権との関係修復や、過激派組織「イスラム国」に対する軍事行動から手を引き、人道支援などに重点を置くことなどの政策を訴えていた。

自由党が今回の選挙で新たに獲得する議席数は過去最高を更新する。これまでは、保守党が1984年の選挙で新たに獲得した111議席が過去最高だった。

ケベック州では過半数を占めていた新民主党の退潮が目立つ一方、独立を志向するケベック連合が2議席から10議席に躍進した。ただデュセップ党首は落選した。

2760チバQ:2015/10/21(水) 01:02:57
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%B1%E3%83%99%E3%82%B3%E3%83%AF
日本語ではケベック連合とも訳される。
結党以来十数年は順調に党勢を維持していたが、2011年5月2日の総選挙でケベック州内の選挙区で新民主党に大敗し、45議席を失い4議席を残す小政党となった。

2761チバQ:2015/10/21(水) 22:44:52
http://www.sankei.com/world/news/151021/wor1510210059-n1.html
2015.10.21 19:20

TPP必要性確認、イスラム国空爆からは撤退 カナダ次期首相がオバマ氏と電話会談

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20日、カナダの首都オタワで記者会見する自由党のトルドー党首(ロイター=共同)
 【ワシントン=小雲規生】19日のカナダ総選挙で圧勝して次期首相に就任することが決まった自由党のトルドー党首は20日、オバマ大統領と電話会談し、大筋合意に達した環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)を前進させることが必要だとの立場を確認した。ホワイトハウスが20日、発表した。

 TPP大筋合意は保守党のハーパー首相の下で実現しており、トルドー氏は大筋合意の内容を精査する考えを示している。一方、トルドー氏は自由貿易体制の重要性も強調しており、オバマ氏に対してもTPP実現に理解を示したとみられる。

 また、トルドー氏は電話会談で、11月末にパリで開幕する国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)で協力することも約束した。COP21では2020年以降の気候変動問題への対応策について協議されるが、ハーパー政権下のカナダは消極的な姿勢が目立っていた。

 ロイター通信によると、トルドー氏はオバマ氏との会談後の記者会見で、米軍などが行っているイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」への空爆作戦からカナダ軍機を引き揚げることをオバマ氏に伝えたことを明らかにした。トルドー氏は選挙戦中から引き揚げを表明しており、公約を実行に移したかたちだ。今後は人道面での協力を強化するほか、現地での軍事訓練を目的とした部隊は残す。

2762チバQ:2015/10/21(水) 22:45:41
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151021/k10010277571000.html
カナダ次期首相 対IS空爆離脱の意向伝える
10月21日 16時41分

カナダの首相に近く就任する野党・自由党のトルドー党首は、アメリカなどと続けてきた過激派組織IS=イスラミックステートに対する空爆作戦からカナダは離脱する意向をオバマ大統領に伝えました。
カナダで19日に行われた総選挙では、およそ10年ぶりに政権が交代することになり、中道左派の野党・自由党のトルドー党首が次の首相に就任します。
トルドー党首は20日、アメリカのオバマ大統領と電話会談を行い、そのあと記者会見しました。
この中でトルドー党首は、アメリカ主導の有志連合がイラクやシリアで続けている過激派組織ISに対する空爆作戦について、「戦闘任務を終了すると私たちが選挙で約束したことについて、オバマ大統領は理解を示している」と述べ、カナダ軍は離脱する意向をオバマ大統領に伝えたことを明らかにしました。その一方で、トルドー党首は、ISに対抗する勢力への訓練などを念頭に、アメリカが主導する有志連合に協力を続ける考えも伝えたということです。
空爆作戦からの離脱時期についてトルドー党首は明言していませんが、ISの壊滅を目指した有志連合の軍事作戦の行き詰まりが指摘されるなか、カナダの離脱が有志連合のほかの国にどのような影響を与えるのか注目されます。

2763チバQ:2015/10/21(水) 22:55:51
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201510/CK2015102102000124.html
米追従路線にNO カナダ自由党圧勝で政権交代へ

2015年10月21日 朝刊


 環太平洋連携協定(TPP)が大筋合意してから、初の本格的国政選挙となったカナダの下院総選挙で十九日、親米タカ派路線を突き進み、TPPを推進した与党保守党が大敗を喫した。一方、大きく躍進し、約十年ぶりに政権を奪還するのは若きリーダー、トルドー党首(43)率いる中道左派の野党自由党だ。トルドー氏はハーパー政権の親米タカ派路線の見直しを図るとみられ、カナダの政治は転換点を迎えることになる。 (アメリカ総局・斉場保伸)
 選挙管理委員会によると、自由党は単独過半数の百八十四議席を獲得し、圧勝。保守党は九十九、最大野党だった新民主党は四十四と、両党とも議席を大幅に減らした。
 「今夜歴史をつくったのは私ではない。あなたたちだ」。米CNNテレビは二十日、オタワに集まった満場の支援者を前にトルドー氏が勝利宣言する姿を映し出した。USAトゥデー紙によると、選挙戦で保守党候補を破った自由党のオリガン氏は十九日、「有権者が真の変革を望んでいたことはもはや疑いがない」と、大勝利を評価した。
 トルドー氏は選挙戦の間、「オバマ政権との関係を修正する。カナダはイスラム国(IS)との軍事的な戦いから手を引き、人道支援や訓練、環境問題に力を入れる」と述べ、ISと戦う有志国連合のあり方にも言及してきた。
 米国と長い国境を接するカナダはいや応なしに巨大な政治・経済・軍事力を持つ米国の影響を受ける。ハーパー政権は親米路線を貫き、米野党・共和党のような福祉よりも競争を重視するタカ派的な「小さな政府」を志向してきた。
 米国のブッシュ前政権時代、カナダの自由党政権はイラク戦争に反対したり、ミサイル防衛(MD)への不参加を表明したりしたことで、伝統的に緊密だった両国関係はぎくしゃくした。二〇〇六年に発足したハーパー政権は、関係修復を進め、米国と協調することで存在感を発揮してきた。
 米主導で進められたTPPへの参加もその一つ。だが、詳細な合意内容については選挙前には明らかにされず、秘密主義と批判を浴びていた。トルドー氏は基本的にはTPPを支持するとしているが、「カナダ経済への影響を見極めるためにすべての条文を開示してほしい」と、慎重に精査する考えを示している。
 このため、TPPについても批准までには曲折もあり得る。TPPを含め、圧勝したトルドー氏がハーパー政権時代の米国追従の政策をどのように見直すのかが注目される。

2764チバQ:2015/10/21(水) 23:29:06
http://www.sankei.com/world/news/151021/wor1510210044-n1.html
2015.10.21 15:17

ライアン氏、米下院議長選出馬へ 共和党の結束条件に






20日、ワシントンで記者会見するライアン下院歳入委員長(AP)
 共和党のライアン下院歳入委員長(45)は20日、10月末での辞任を表明したベイナー下院議長の後任を決める議長選について、共和党内グループの結束した支持を得られることを条件に出馬の意向を表明した。

 記者会見したライアン氏は、共和党が「本当の意味で一体に」なれるのであれば、議長の職を喜んで務めると表明。保守派などの強硬姿勢で分裂状態にある党内の各グループに対し、23日までに支持を表明するよう求めた。

 オバマ政権は、議会が連邦政府の債務上限を引き上げなければ、米国はデフォルト(債務不履行)に陥る恐れがあると懸念を強めており、共和党の対応が注目されている。

 次期議長をめぐっては、最有力の共和党のマッカーシー院内総務が突然撤退を発表。前回の2012年大統領選で共和党の副大統領候補となり、若手論客として人気が高いライアン氏の議長待望論は根強い。(共同)

2765チバQ:2015/10/22(木) 07:07:31
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASHBQ0C8ZHBPUHBI047.html
バイデン副大統領、不出馬表明 米大統領選

01:42朝日新聞

 来年11月の米大統領選に向け、立候補を検討していたジョー・バイデン副大統領(72)は21日に記者会見し、立候補しないことを正式に表明した。立候補すれば、民主党内で支持率が首位を走るヒラリー・クリントン前国務長官(67)の強力な対立候補となったとみられ、クリントン氏には有利に働きそうだ。

 バイデン氏はオバマ大統領とともにホワイトハウスで記者会見し、「選挙戦で候補者指名を獲得するのに必要な時間がなくなった」と述べ、立候補しない考えを明らかにした。

 バイデン氏は上院議員として当選回数7回の民主党中道派の重鎮。過去に2度、大統領選に立候補したが、いずれも指名候補争いで敗北。次期大統領選で3度目の挑戦をするかどうか注目されていた。バイデン氏が出ないことで政策や支援者、支持層が重なるクリントン氏に有利に働くのは確実で、どこまで支持率を回復できるか注目される。(ワシントン=佐藤武嗣)

2767チバQ:2015/10/22(木) 07:09:45
http://www.sankei.com/world/news/151022/wor1510220009-n1.html
2015.10.22 01:55
【米大統領選】
バイデン副大統領が不出馬を表明「窓は閉まった」 クリントン氏が有利に

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ワシントンで講演する米国のバイデン副大統領=6月(AP)
 【ワシントン=加納宏幸】ジョー・バイデン米副大統領(72)は21日、2016年の次期大統領選に向けた民主党候補指名争いへの不出馬を表明した。ホワイトハウスでオバマ大統領と記者会見し、「窓は閉まった」と述べた。選挙戦に参入するため十分な時間がないと説明した。

 民主党からはヒラリー・クリントン前国務長官(67)、無所属のバーニー・サンダース上院議員(74)らが出馬。クリントン氏の支持率が私用メール問題で下がるなか、民主党支持層に「民主社会主義者」を自称するサンダース氏に代わる選択肢としてバイデン氏への期待論があった。バイデン氏が不出馬を決めたことでクリントン氏が指名を獲得する可能性が高まった。

 バイデン氏は今年の夏までに出馬の是非を表明するとしてきたが、今年5月に長男を病気で亡くしたことで慎重に検討していた。

 CNNテレビは19日、バイデン氏の大統領選出馬に向け、同氏周辺が陣営幹部となる要員の面接を始めようとしていると報じていた。

2768チバQ:2015/10/24(土) 13:13:02
>>2688
https://www.nhk.or.jp/news/html/20151024/k10010280881000.html
米大統領選 民主党チェイフィー氏が撤退
10月24日 4時10分

アメリカ大統領選挙の民主党の候補者選びでクリントン前国務長官が勢いを取り戻すなか、支持率が低迷していたチェイフィー前ロードアイランド州知事は選挙戦から撤退すると表明しました。
来年11月に行われるアメリカ大統領選挙に民主党から立候補していたリンカーン・チェイフィー前ロードアイランド州知事は23日、首都ワシントンで演説しました。この中で、チェイフィー氏は「平和を通じて繁栄を目指すという公約の下、選挙運動をしてきたが、いろいろ考えた末、やめることを決めた」と述べ、選挙戦から撤退すると表明しました。
今回の選挙戦で民主党から候補者が撤退するのはウェッブ元上院議員に続いて2人目です。
民主党の候補者選びでは、クリントン前国務長官が先週の討論会で善戦し、22日に行われた議会証言も乗り切ったことで勢いを取り戻していて、世論調査では、2位につけるサンダース上院議員を20ポイント余りリードしています。さらに、バイデン副大統領が立候補しないと表明したことも、クリントン氏に有利に働くとみられています。
一方で、チェイフィー氏の支持率は1%以下にとどまっていて、民主党の指名を獲得できる見通しが立たないなか、撤退に追い込まれたものとみられます。

2769名無しさん:2015/10/24(土) 17:10:23
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2015102400088
クリントン氏の翻意に期待=TPP不支持受け駐米大使

 【ワシントン時事】佐々江賢一郎駐米大使は23日の記者会見で、2016年米大統領選の有力候補であるクリントン前国務長官が環太平洋連携協定(TPP)を支持できないと表明したことについて「完全に頭ごなしで全てを否定しているとは受け止めていない」と述べた。その上で「クリントン氏に限らず、詳細が分かってくるにつれ、広範な支持につながっていくことを期待している」と語り、賛成に転じることに期待感を示した。
 クリントン氏は今月7日にTPP不支持を明らかにした際、「これまでに知り得た内容に基づけば」との前提条件を付けている。 (2015/10/24-09:00)

2770チバQ:2015/10/24(土) 17:45:05
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1510230050.html
【米大統領選】クリントン氏の議会証言、「民主VS共和」の争い熾烈 11時間…本題そっちのけ口論も

10月23日 21:09産経新聞

 【ワシントン=加納宏幸】リビア東部ベンガジで2012年に起きた米領事館襲撃事件をめぐり、下院特別委員会が22日に開いたヒラリー・クリントン前国務長官(67)の公聴会は、16年次期大統領選をにらんだ党派対立の場となった。約11時間に及んだ公聴会で、野党・共和党は民主党候補指名争いで首位のクリントン氏を激しく責め立てたが、同氏は対応に問題はなかったと主張。逆に自らの政治哲学を説く余裕をみせた。

 黒いパンツスーツ姿で現れたクリントン氏の証言は選挙演説のようだった。

 「米国民は私たちに正しい教訓を学び、党派対立を克服して優れた政治を実現することを期待しています。国務長官として努力してきたことですが、将来もそうしていきます」

 クリントン氏は冒頭発言で滔々(とうとう)と持論を述べ、事件を政治利用しないよう共和党の委員を牽制した。

 特別委はクリントン氏が長官在任中に私用メールアドレスを使っていた問題を追及するため、公聴会を開いた。共和党側の質問はスティーブンズ駐リビア大使を含む米国人4人が殺害された事件に関し、国際テロ組織アルカーイダ系による犯行を事前に予測できていたかに集中した。

 クリントン氏は大量の公電が国務省に寄せられるものの、自らはテロ計画に関する情報は受け取っていなかったと主張。事件を受けて「私は責任を取り、再び悲劇が起こらないよう改革を始めた」と語った。

 私用メールを使ったことは「誤りだった」としながらも、使用は禁止されていなかったと述べた。公務に関する記録の保管を義務付ける米連邦記録法の改正で、「電子的記録」の保管が明記されたのはクリントン氏の退任後だった。

 クリントン氏は、今回の証言で支持率下落の原因となった私用メール問題に幕引きを図りたい考え。ただ、午前10時に始まり、休憩を挟んで午後9時まで続いた公聴会では、共和党のガウディ委員長が私用メール問題を「異常なこと」と指摘するなど、事件の真相究明よりクリントン氏に打撃を与えることを狙ったとみられる質問が目立った。

 民主党のカミングス筆頭委員は「共和党が規則も(審議)期限も予算制限もない特別委を設けたのは、クリントン氏が大統領選に出馬するからだ」と批判。クリントン氏そっちのけでガウディ氏と激しい口論を交わす場面もあった。

2771チバQ:2015/10/24(土) 17:46:28
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20151023k0000m030022000c.html
<米大統領選>民主に漂う危機感 バイデン氏不出馬で

10月22日 18:31毎日新聞

 【ワシントン及川正也】2016年米大統領選で、ジョゼフ・バイデン米副大統領(72)は21日、民主党指名争いに出馬しない意向を表明した。最有力候補のヒラリー・クリントン前国務長官(67)を逆転するのは困難と判断したためだ。「トランプ旋風」が席巻する共和党指名争いの熱気とは対照的に民主党は「出来レース」モードに陥りかねないとの危機感も漂う。

 「指名に向け勝利できる選挙活動に十分なだけの時間は尽きた」。バイデン氏はホワイトハウスでの出馬断念の声明発表でこう述べた。

 バイデン氏は5月に病死した長男に出馬を促されていたとされる。バイデン氏周辺は毎日新聞に対し、側近グループが選挙戦ロゴの作成にも着手し、オバマ路線継承か独自路線を打ち出すかも連日協議するなど準備を進めていたと明かした。

 バイデン氏は不出馬の背景を多く語らなかったが、周辺によると1年以上に及ぶ選挙戦を戦い抜く「気力と体力」が最終的な判断基準になったという。

 バイデン氏は過去2回大統領選に挑戦したが、ともに予備選で敗退。今回出馬すれば3度目の挑戦だが、党内には高齢問題を懸念する声もあった。民主党は1952年の大統領選でトルーマン政権のバークリー副大統領が出馬したが、74歳という高齢批判から予備選で敗北した経過がある。

 また、バイデン氏とクリントン氏はともに同じ時期に上院議員を経験。軍事・外交畑が専門で「外交政策では決定的な違いはない」(米外交専門家)のが実情で、対立軸が描きにくいという事情もあった。

 CNNの支持率調査では、クリントン氏45%、リベラル派のサンダース上院議員29%、バイデン氏18%だが、バイデン氏が出馬しない場合にはクリントン氏56%、サンダース氏33%となり「バイデン票」の多くがクリントン氏に流れると予測されている。民主党系シンクタンク幹部は「クリントン氏にとっては有利だ」と語る。

 一方、サンダース氏は医療保険の完全皆保険化や公立大学無償化を公約に掲げるが、メディアの試算では10年間で18兆ドル(約2160兆円)必要とされ、党内からも「非現実的だ」との指摘があった。「バイデン氏が出馬すれば政策論争を現実路線に戻すことができたが、それもかなわなくなった」(同幹部)と懸念する声も漏れる。

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2772チバQ:2015/10/25(日) 15:09:25
http://mainichi.jp/select/news/20151025k0000e030119000c.html
16年大統領選:黒人元医師に脚光 共和党指名支持トップ
毎日新聞 2015年10月25日 12時22分(最終更新 10月25日 13時04分)
 【ワシントン及川正也】2016年米大統領選共和党指名争いを巡り、来年2月に予備選・党員集会の先陣を切る中西部アイオワ州で、黒人の元外科医ベン・カーソン氏(64)が不動産王ドナルド・トランプ氏(69)を抜いてトップとなり、「新たな主役」として注目を浴びている。主要14氏が乱立する同党の情勢は混迷状態だ。

 22日発表のキニピアック大調査では、カーソン氏28%、トランプ氏20%で前月調査から支持率がほぼ入れ替わった。23日発表の地元紙デモイン・レジスターとブルームバーグの共同調査でもカーソン氏28%、トランプ氏19%と8月調査から逆転。同紙は「カーソン氏が時の人になった」とトランプ氏との攻守交代と位置づけた。

 カーソン氏は苦学の末にミシガン大学で医学博士号を取得し外科医になった。結合体双生児の分離手術に成功し、有名になった。政治経歴はないが、信仰心にあつく、物静かな語り口が支持を広げている。

 来年2月1日に党員集会が開かれるアイオワ州は白人が人口の9割を占める保守的な土地柄。また、外交政策の知識不足を指摘される一方、中絶反対などキリスト教右派の立場に近く「アイオワ州になじむ候補者」とされる。

 レジスター紙は「トランプ氏にとっては目を覚まさせる結果だ」と指摘。トランプ氏は23日、米CNNで「アイオワでの活動に力を入れる」と危機感をにじませた。

2773チバQ:2015/10/25(日) 15:21:49
http://www.afpbb.com/articles/-/3064028
根強い男女間の賃金格差、米大統領選でも争点
2015年10月23日 16:11 発信地:ワシントンD.C./米国
【10月23日 AFP】根強い男女間の賃金格差が、2016年米大統領選の争点の一つとして浮上しているが、専門家たちはその根本的な要因は複雑だと語る。

 米国勢調査局(US Census Bureau)によれば2014年、働く米国人女性の収入は男性よりも21%少なかった。米世論調査会社ギャラップ(Gallup)の同年の調べでは、米国の働く女性が直面する問題の中で最も差し迫っているのが賃金格差だと、10人中4人の米国人が答えた。

 だが賃金格差の原因は性差別だけではないだろうと、コーネル大学(Cornell University)経済学教授のフランシーネ・ブラウ(Francine Blau)氏は指摘する。同教授によれば、性差別もおそらく関係しているが、数値化するのは難しい。一方、明白なのは、特定の産業が男性に独占されていることや、手頃な費用で利用できる保育施設の不足が、多くの女性が高賃金の仕事に就けない要因となっている点だ。

 だが、男女間賃金格差21%という統計値は「誤解を招く恐れがある」とブラウ氏はいう。職歴や学歴、職種、業界といった変数を統制すると、実際の格差は9%まで縮小するという。同氏によれば、学歴はもはや男性に有利には働かない。今や平均して女性の方が男性よりも学歴が高いためだ。

 ブラウ氏は、給与支給において男性が優位である主な理由は、法曹界やエンジニアリング、工場での高度な技能職など、高賃金の職種が男性に占められていることだという。他方、比較して賃金の低い教職や看護職などは、昔から女性の仕事とみなされてきた。

■わずかな差でも一生では膨大

しかし、たとえわずかな賃金差でも女性にとって損失だと活動家たちはいう。「女性は人生で何十万ドルも失っている」と、NPO「女性と家族のための全米パートナーシップ(National Partnership for Women & Families)のビッキー・シャボー(Vicki Shabo)氏はいう。

 男女間格差は「たった7%、たった10%」だという人々にはいら立ちを覚えると、米国大学女性協会(American Association of University Women)の主任政策顧問のリサ・マーツ(Lisa Maatz)氏はいう。「働いて生活をやりくりしようとしている誰もにとって10%は大きな違いだ」

 この30年間で賃金格差は縮まってきたとはいえ、そのペースは極めて遅い。格差是正のための法制化を訴える民主党では、大統領選の指名候補を争うバーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員が「同じ仕事をして男性が1ドル稼ぐのに対し、女性が78セントというのは不当だ」と怒っている。女性票を見据えている民主党は、連邦レベルでの差別禁止政策を強化する法案を阻止する共和党を激しく批判している。

 しかし保守派は、差別に焦点を当てれば、女性の足を引っ張っているもっと複雑な社会的要因や、数値化が難しい各個人のキャリア選択といった要因から目をそらすことになるという。ブラウ氏は、女性は競争に尻込みしがちで、結果的に高給職を避けていることを示す研究を挙げている。

 女性はまた通常、男性ほど賃金交渉に意欲的でない。ただし、これは再び差別と偏見に関する議論へ帰結する。

 オスカー女優のジェニファー・ローレンス(Jennifer Lawrence)さんも、賃金交渉の壁に直面したことを明かしている。先日、映画界における男女の賃金格差に疑問を呈したローレンスさんは、「気難しい」「わがまま」といったレッテルを貼られることを恐れて、出演料の交渉で強く主張できなかったという。ローレンスさんはインターネット上の投稿で「自分の意見を聞いてもらうために、どんな戦略を使おうか熟考する男性の下でなんて、働いたことはないと思う。だって彼らは何もしなくても聞いてもらえるから」と書いた。(c)AFP/Ivan Couronne

2774チバQ:2015/10/25(日) 15:26:40
http://www.sankei.com/world/news/151022/wor1510220001-n1.html
2015.10.22 11:00
【アメリカを読む】
TPPでオバマ氏の「レガシー」の夢は叶うのか?議会は推進派の共和党も不満顔 大統領選は反対一色





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環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉の大筋合意を受けて、ホワイトハウスで米国の農業、産業界のリーダーたちと懇談するバラク・オバマ大統領(右)。左はソフトウェア・アライアンスのビクトリア・エスピネル最高経営責任者=6日、ワシントン(ロイター)
 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉は5日に終わった閣僚会合で大筋合意に達したが、今後は米議会での批准という難所が待ち構えている。米議会のキーマンや2016年の大統領選の有力候補からはTPPへの批判が持ち上がっており、これから米国内でTPP支持のムードが広がるかどうかは不透明だ。世論の動向次第では米議会がTPPの批准に消極的となり、日米など12カ国が成し遂げた大筋合意が水泡に帰する恐れもある。オバマ政権は国民と議会を説得するという責務を国際社会に対して背負っているといえる。

6年越しのレガシー作り

 「米国の価値観を反映した合意だ」。バラク・オバマ大統領(54)は5日の声明で大筋合意の内容に自信を示した。

 オバマ氏にとってTPPは、アジア太平洋地域での貿易や投資を活性化させることで、この地域の経済成長を米国経済の発展につなげる経済政策の一環。そのうえ自由貿易を軸とした各国との連携を深めることで、米国とは異なる価値観で国際社会での存在感を増してきた中国を抑えこもうという外交上の狙いもある。就任1年目の09年秋にTPPへの参加を表明し、約6年もの時間をかけて大筋合意にたどり着き、新たな政治的遺産(レガシー)作りに一歩近づいたかたちだ。

 ただし大筋合意に対しては、TPPに前向きだった共和党議員からでさえ反発が噴出している。TPP大筋合意に不可欠とされた貿易促進権限(TPA)法成立を共和党側で推進したオリン・ハッチ上院財政委員長(81)は大筋合意について「望ましい水準に達していない」と表明。また上院の共和党トップのミッチ・マコネル院内総務(73)も「多くの問題がある」としている。

 ハッチ氏やマコネル氏が不満を抱くのはオバマ政権が大筋合意のために一定の譲歩をせねばならなかったためだ。

キーマン2人の不満

 バイオ医薬品の新薬データ保護期間をめぐっては、米国は従来、「新薬メーカーが開発資金を回収したうえで、次の投資に十分な資金を得るためには12年が必要」との立場をとってきたが、大筋合意では「実質8年」まで歩み寄った。この妥協は5年を主張してきた豪州を説得するために不可欠だったが、製薬業界とのつながりが深いとされるハッチ氏はこの歩み寄りに不満をもっているとみられる。

 また米国のタバコメーカーは、大筋合意で各国が健康被害防止のために打ち出しているタバコの販売やパッケージなどに対する規制を撤廃させる道筋が途絶えたことに不満を募らせている。TPPでは、企業が政府の規制によって企業活動が妨害されていると判断した場合に紛争処理の訴えを出すことが認められているが、タバコはその例外扱いとされたからだ。マコネル氏はタバコ葉の生産が多いケンタッキー州の選出で、タバコが狙い撃ちされたことは納得がいかないのだろう。

 TPPが発効するには米議会での批准が不可欠だが、上院審議の鍵を握る2人から不満の声が出ていることは大きな不安要素だ。米メディアは大筋合意について「ようやく簡単なパートが終わった。TPPにとって最大の難所は議会の批准を得ることだ」と指摘している。

2775チバQ:2015/10/25(日) 15:27:00
大統領選も反対一色か

 また16年の大統領選の候補者もTPP攻撃を開始している。これまでTPPへの態度を明らかにしてこなかったヒラリー・クリントン前国務長官(67)は7日、大筋合意の内容について「支持できない」と表明。共和党でも支持率争いでトップを走る不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)が5日の大筋合意発表後、「ひどい合意だ」と酷評した。注目度の高い2人の候補者がTPP反対を打ち出したことで、大統領選に向けた論戦がTPP反対一色で染まる可能性もある。

 一方では米国の農業団体や製造業団体からは大筋合意を歓迎する声も目立つ。ただし米国内では、1994年1月に発効した北米自由貿易協定(NAFTA)が製造業などで雇用の流出につながったとの見方は強く、自由貿易協定への反感は根強い。

 米韓自由貿易協定(FTA)では、2007年4月の大筋合意後、米議会の反発などで追加協議が必要となり、批准は4年半が過ぎた11年10月になった。ある日本政府関係者は「大筋合意はTPPの実現ではない。国際交渉では米国に振り回されることはよくあることだ」と指摘している。(ワシントン支局 小雲規生)

2776チバQ:2015/10/25(日) 15:38:29
http://www.sankei.com/world/news/151023/wor1510230036-n1.html
2015.10.25 11:00

「チップやめます」NY高級店の挑戦 時給255円でチップ収入前提は「過去の考え方」




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USHGのダニー・マイヤーCEO(ロイター)
従業員の報酬均等化狙い 定着疑問視も

 ニューヨークで人気の高級レストランを展開するユニオン・スクエア・ホスピタリティー・グループ(USHG)が、系列の全13店で11月下旬から順次、チップを廃止すると発表したことが、全米に波紋を広げている。チップをもらえるウェイターら接客係と、もらえない調理人らの不公平感を解消して、従業員全員にやる気を出してもらうのが狙いという。チップが当たり前ともいえる米国での高級レストランの試みに、全米中が注目している。(SANKEI EXPRESS)

 「調理や食器洗いの担当者、予約受付係が重要な貢献をしているにもかかわらず、彼らにチップはシェアされていない」

 USHGのダニー・マイヤー最高経営責任者(CEO、57歳)は、チップ廃止に踏み切った理由をこう説明。約1800人のグループ従業員の報酬が均等化されると力説した。

 14日付米CNNマネー(電子版)や15日付ロイター通信、米紙USA TODAY(電子版)などによると、USHGではまず11月下旬、ニューヨーク近代美術館内(MoMA)にある「ザ・モダン」で始め、来年末までに「ユニオン・スクエア・カフェ」や「グラマシー・タバーン」など残り全店で実施する。

メニュー値上げで対応

 マイヤーCEOはチップ廃止の代わりに一部メニューを値上げするが「(顧客が支払う)食事の総額は現在と大差はない」と訴え、値上げはあくまでチップ相当分(おおむねメニュー価格の21〜25%)であると強調した。

 米国が定める連邦最低賃金は時給7・25ドル(約870円)だが、レストランの接客担当者の場合、顧客からチップがもらえることを前提に2・13ドル(約255円)と低い。ニューヨークなど大都市でも物価を考慮しつつも5ドル(約600円)に抑えられている。

 このため接客係からは、チップが廃止されても以前のような収入の水準が維持できるのかを不安視する声が聞かれるという。一方で、どのレストランでも接客係とチップをもらえない調理担当者との間に軋れきが生じ、訴訟沙汰になるケースも珍しくない。

 そこでマイヤーCEOのように、チップ廃止とそれに伴う値上げによって、調理担当の報酬を上げて、才能のあるシェフらを集めて他店と差別化を図ろうとの動きが出てきた。

 こうした動きはニューヨークの日本料理店で、まず顕著になり、広がりはじめている。有名シェフ、トム・コリッチオ氏(53)が手掛ける高級レストラン「クラフト」も9月、ランチタイムのチップを廃止した。コリッチオ氏はCNNマネーに「チップのために働くという考え方はもう過去のものだと思う」と語った。

接客係の不満、どう解消

 しかし全米規模ではこうした動きはまだ少数派だ。全米レストラン協会もUSA TODAYに「チップ制度は飲食業界の何百万人もの従業員やレストランから強力に支持されている」と強調する。

 米グルメサイト、イーターも「同様の試みはサンフランシスコの人気レストラン、アスターなどで短命に終わった」と指摘して、定着しないとみている。

 ただ、米国では長年、チップは「良質なサービスへの対価だと認識されている」(ウォールストリート・ジャーナル)ことから、チップ廃止が接客係のモチベーションの低下などにつながれば、利用客にも影響が出かねない。また、チップ廃止自体の周知が行き届かないと、単なるメニュー価格の値上げと受け止められて顧客が離れていくことも懸念される。

 客の理解を得ながら、接客係の不満と不安をどう解消できるか-。全米中のレストラン関係者が固唾をのんで見守っている。

2777とはずがたり:2015/10/26(月) 16:21:29
二人のルーズベルト大統領,T.ルーズベルトとF.ルーズベルトが党派違うけど親戚だってのは有名な話しだけど,家祖はニコラスという人でその後二手に分かれたが,どちらも名門として続きしかもF.ルーズベルト夫人がT.ルーズベルトの姪っ子だったそうな。
で,このルーズベルト夫人(本人も姓はルーズベルトな訳だが),世界人権宣言の起草等で活躍したリベラリストなんだそうな。こっちを知らなかったかすっかり忘れてたかしてたのは少々恥ずかしい。

エレノア・ルーズベルト
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AC%E3%83%8E%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88

2778チバQ:2015/10/26(月) 21:03:27
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20151026k0000e030191000c.html
<米大統領選>早くも…型破りの異色候補でヒートアップ

13:50毎日新聞

 ◇共和党でトランプ氏 民主党はサンダース上院議員

 1年も先の2016年米大統領選がもうヒートアップしている。熱気をあおるのが型破りの異色候補たちだ。「イヤミな大富豪」とやゆされるドナルド・トランプ氏(69)が共和党で暴れ回れば、「無頼の民主社会主義者」を自称するバーニー・サンダース上院議員(74)=無所属=が民主党の大本命クリントン前国務長官を脅かす。既成政治打破を目指すスタイルが米国民の心をつかんだようだ。【ワシントン及川正也】

 6月の出馬表明以来、数々の放言にもかかわらず、共和党でトップを走るトランプ氏。最近では「私の厳格な移民政策が実施されていれば、(米同時多発テロ犯の)連中はこの国にはいなかった」と豪語。テロを防げなかったのは当時のブッシュ大統領の責任のような言い方が波紋を広げた。

 「不法移民など共和党にうずまく不満を引き出している」とオバマ大統領も舌を巻く話術は、人気テレビ番組を長年率いた経験のたまもの。「エンターテイナー」と呼ばれるゆえんだ。

 「実業家としての実績がある」との声も多い。家業の不動産業を受け継ぎ、幾度の苦境を乗り越え、復活を果たした。全米の主要都市にそびえる金ぴかのタワービルや、ホテル、カジノが「トランプ王国」の象徴だ。

 トランプ氏の純資産は約5400億円とも言われる。米映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の脚本家が、シリーズでカジノ王として出てくる悪役ビフ・タネンのモデルはトランプ氏と明かしている。

 直近の米世論調査でも支持率27.2%と14主要候補中トップを走る。しかし、12年大統領候補だったミット・ロムニー氏は「トランプ氏の指名獲得はない」と断言。米国では、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)ら主流政治家に落ち着くとの見方が強いが、その根拠もまたない。

 一方、トランプ氏のような富裕層を目の敵にして「貧者の味方」と言われるのがサンダース氏だ。

 「一握りの億万長者の支配からこの国を取り戻す。私はすべての人が成功できる社会の信奉者だ」。バイデン副大統領の不出馬を受けて支持率を48.2%に伸ばしたヒラリー・クリントン氏を25.4%で猛追。学者のような風貌だが、トランプ氏に劣らない活気を放ち、「庶民の声を代弁している」「(大胆な福祉・公共政策を実施した)ルーズベルト大統領の再来」などと支持を集める。

 ユダヤ人移民の家系。21歳で黒人運動家キング牧師のワシントン大行進に参加。30代には選挙に繰り返し挑戦しては敗北。1981年にバーモント州最大都市バーリントン市長選に勝利し政治の道を歩み始めた。

 ニカラグアの反米左派サンディニスタ政権幹部と会い、新婚旅行をソ連で過ごした。「民主社会主義者」と自称するが、米ギャラップ社調査では、社会主義者は大統領にふさわしくないと思う国民が半分に上る。

 サンダース氏の公約は、企業の国有化こそ掲げないものの、福祉国家を思わせる。全国民に無料の医療保険を提供、公立大学の無償化……。実施には「10年で最低2000兆円」が必要との試算もあり、民主党内にも「非現実的」との指摘がある。

 米ブルッキングス研究所のロバート・リタン上級フェローは「2人の共通点は、メディアへの露出度によって巨額のテレビ広告や大口寄付者に頼らなくていいこと。これも、これまでの選挙の常識を覆している」と指摘。主流政治家を「守旧派」と見立てるイメージ選挙も奏功しているようだ。

2779チバQ:2015/10/26(月) 22:34:47
脱落かなあ
http://www.cnn.co.jp/usa/35072469.html
静かな車内で携帯電話、苦情でNJ州知事追い出される
2015.10.26 Mon posted at 11:16 JST
ワシントン(CNN) 米大統領選に出馬表明しているニュージャージー州のクリス・クリスティー知事(共和党)が25日、長距離列車アムトラックの車内で怒鳴ったり携帯電話で通話したりしてほかの乗客から苦情を浴び、車両から退去させられる出来事があった。
知事が乗車したのは、大声での会話や携帯電話の通話を自粛すべき「静寂車両」だった。
クリスティー知事は首都ワシントンからニュージャージーに戻るため、この日午前9時55分発の列車に乗った。同じ車両に乗り合わせた乗客のアレクサンダー・マンさんによれば、マクドナルドのストロベリースムージーを手に乗り込んできた知事は最初から、座席指定を巡るトラブルについて警護担当者と思われる人物を相手にがなり立てていたという。
座席に着くと今度は携帯電話を取り出して話し始めた。「会話の詳しい内容ははっきりしないが間違いなく仕事関連の電話だった」とマンさん。
5〜10分ほど話し続けたところで車掌がやって来て、乗客から苦情が出ているので通話をやめるかその車両から退去してほしいと求めたという。知事は再び警護要員を怒鳴りつけ、別の車両へ移った。その間も「馬鹿馬鹿しい」「本当なのか?!」と言い続けていたという。
ただしマンさんの証言に対しては異論もある。向かい側の座席に座っていたというケイティー・クラブシッチさんはツイッターへの投稿で、クリスティー知事の態度について「ものすごく礼儀正しく、私がこれまでに聞いた人前での電話の中では一番迷惑にならなかった」と振り返った。
クラブシッチさんによれば、検札に来た車掌から静寂車両だと告げられたクリスティー知事は、電話の相手にそのことを告げ、スムージーをつかんで、警護要員にブツブツ言いながら別の車両に移って行ったという。
知事の広報は、静寂車両に乗車したのは手違いだったと説明、「ご迷惑をおかけした皆様にお詫びします」とのコメントを出した。

2780チバQ:2015/10/28(水) 07:15:02
http://www.asahi.com/international/reuters/CRWKCN0SL27S.html
米大統領選、支持率で元医師カーソン氏首位 トランプ氏転落
2015年10月28日00時57分
 [ワシントン 27日 ロイター] - 27日公表の世論調査結果によると、米大統領選の共和党候補者指名争いで、元神経外科医、ベン・カーソン氏の支持率がトップで、不動産王のドナルド・トランプ氏が6月以来初めて2位に転落した。

 ニューヨーク・タイムズとCBSニュースが21━25日、共和党の予備選有権者、575人を対象に調査した。カーソン氏の支持率が26%、トランプ氏は22%の支持を集めた。

 トランプ氏支持者の方が、固い決意を抱くことも分かった。トランプ氏支持者の55%が、固く決心したと回答。カーソン氏支持者の8割は、最終的に同氏に投票するかを話すのは時期尚早と答えた。

 カーソン、トランプ両氏は、他候補に大きく差をつけた。

 3位はマルコ・ルビオ上院議員(支持率8%)、4位にジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事と、米コンピューター大手、ヒューレット・パッカード(HP)<HPQ.N>の元最高経営責任者(CEO)、カーリー・フィオリーナ氏(いずれも7%)が続く。

 ランド・ポール、テッド・クルーズ両上院議員や、ジョン・ケーシック・オハイオ州知事、マイク・ハッカビー元アーカンソー州知事はいずれも4%の支持を集めた。

 共和党の各候補は28日夜、討論に臨み、他候補との違いを訴える。

2781チバQ:2015/10/28(水) 22:22:18
http://www.sankei.com/world/news/151028/wor1510280053-n1.html
2015.10.28 22:05
【米大統領選】
“暴言王”トランプ氏が首位明け渡し 黒人元医師へ女性支持上昇

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 【ワシントン=加納宏幸】米紙ニューヨーク・タイムズとCBSテレビが27日発表した米大統領選の共和党候補指名争いに関する世論調査(21〜25日実施)によると、黒人の元神経外科医、ベン・カーソン氏(64)が首位を占め続けていた不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)を逆転した。女性や宗教保守層のカーソン氏に対する支持が上昇しているという。

 カーソン氏への支持は10月中旬の21%から5ポイント上昇して26%となり、トランプ氏の支持は逆に27%から22%へと5ポイント下落した。

 3位以下のマルコ・ルビオ上院議員(44)は8%、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)は7%、コンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)元最高経営責任者(CEO)のカーリー・フィオリーナ氏(61)は7%でほぼ横ばいだった。

 CBSによるとカーソン氏への支持は8月に比べて4倍となった。女性からの支持がトランプ氏を逆転。聖書の教えに忠実なキリスト教福音派や保守系草の根運動「ティーパーティー」(茶会)など保守色が強い支持層もカーソン氏への支持を強めていた。ただ71%が態度を最終決定しておらず、情勢は流動的だ。

 カーソン氏は、トランプ氏が他候補を激しく攻撃するのと対照的に、保守的な政策を穏やかな語り口で訴えるところに人気がある。最近の米キニピアック大の世論調査でも来年2月に予備選・党員集会の初戦が行われるアイオワ州でトランプ氏を抜き首位になった。

2782チバQ:2015/10/28(水) 22:36:32
http://www.afpbb.com/articles/-/3064595
マイク・タイソン氏がトランプ氏支持を表明、米大統領選
2015年10月28日 18:54 発信地:ワシントンD.C./米国
【10月28日 AFP】ボクシング元ヘビー級世界王者のマイク・タイソン(Mike Tyson)氏が政治のリングに足を踏み入れた──2016年米大統領選で不動産王ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏を断固として支持すると表明したのだ。

 タイソン氏は26日夜のインターネット放送「ハフポストライブ(HuffPost Live)」で、8年に及ぶバラク・オバマ(Barack Obama)政権の後にはビジネス志向の指揮官が見たいと語り、トランプ氏支持を表明した。

「彼(トランプ氏)は米国の大統領になるべきだ」「新しいことを試そうじゃないか。ビジネスのように米国を運営しよう。(ビジネスでは)肌の色は関係ない」「仕事ができる人が仕事を得るのだ」とタイソン氏は語った。

 2人の交遊関係は数十年に及ぶ。トランプ氏は1988年のマイケル・スピンクス(Michael Spinks)戦をホストし、その後も、米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)によるとタイソン氏の財務顧問を務めたという。

 トランプ氏を支持するのかと問われたタイソン氏は、ためらうことなく「そうだな。俺はトランプが好きだ」と語った。

 その夜、トランプ氏はタイソン氏の発言に飛びつき、こうツイートした。「アイアン・マイク、ありがとう。大いに感謝する!」(c)AFP

2783チバQ:2015/10/29(木) 22:14:32
http://www.sankei.com/world/news/151029/wor1510290039-n1.html
2015.10.29 19:09
【米大統領選】
“師匠”ブッシュ氏が“弟子”ルビオ氏に「仕事しないなら辞めろ」 共和党第3回討論会は非難合戦

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28日、米西部コロラド州ボールダーの大学で、操り人形に仕立てた大統領選共和党候補のブッシュ氏(左)とルビオ氏を批判する学生ら(ロイター)
 【ワシントン=加納宏幸】2016年の次期米大統領選に向けた共和党候補による第3回討論会が28日、米西部コロラド州ボールダーで開かれた。主催したCNBCテレビは当初、税制や雇用など経済政策を中心とする議論を期待したが、予備選・党員集会の初戦となる来年2月1日のアイオワ州党員集会まで100日を切ったこともあり、候補同士の非難合戦が熾烈(しれつ)さを増してきている。

 ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)は、同州選出のマルコ・ルビオ上院議員(44)が議会に欠席することが多いとし、「出席して仕事をすべきだ。そうでなければ辞職し、他の人に仕事を任せろ」と迫った。これに対し、ルビオ氏はブッシュ氏の批判を「私を攻撃することが(選挙戦の)役に立つと誰かに説き伏せられた」ためだと決めつけた。

 かつては政治の師弟のような関係にあったブッシュ、ルビオ両氏だが、選挙戦ではルビオ氏がリード。不動産王のドナルド・トランプ氏(69)、黒人の元神経外科医、ベン・カーソン氏(64)に次ぐ3位を維持している。ブッシュ氏としては、フロリダの地元紙が社説でルビオ氏に辞任を促したことを好機とみてルビオ氏の批判で失地挽回を図ったとみられる。

 民主党候補指名争いでヒラリー・クリントン前国務長官(68)が独走状態に入ったのと対照的に、共和党では本命視されていたブッシュ氏の支持率が1桁台で低迷するなど波乱が続いている。十数人が指名を争う混戦模様に変わりはなく、メーンの討論会では10人がステージに立った。

 トランプ、カーソン両氏が20%台の支持率でリードしている状況に変化はないが、首位を維持してきたトランプ氏の勢いにも変調の兆しが出ている。米紙ニューヨーク・タイムズとCBSテレビによる最新の世論調査でカーソン氏が首位に立ったのだ。
 この日の討論会でトランプ氏がカーソン氏を個人攻撃する場面はなかった。だがトランプ氏は、最近、宗教保守層のキリスト教右派などから支持され、穏やかな語り口で人気の高いカーソン氏を、「超低エネルギー」と揶揄(やゆ)した。

 「これは(おりの中で戦う)ケージマッチではない」。テッド・クルーズ上院議員(44)は討論会で、指名争いが候補同士のつぶし合いになることに強い懸念を示した。

2784チバQ:2015/10/29(木) 22:53:31
http://mainichi.jp/select/news/20151029k0000e030242000c.html
米共和党指名争い:支持率上位10候補激しい論戦、応酬
毎日新聞 2015年10月29日 11時43分(最終更新 10月29日 12時49分)

 【ボルダー(米西部コロラド州)及川正也】2016年米大統領選共和党指名争いを巡るテレビ討論会が28日、コロラド州で開かれた。既成政治打破を打ち出して支持率トップを争う不動産王ドナルド・トランプ氏(69)と元神経外科医ベン・カーソン氏(64)が他の候補者らの標的になる一方、政治の本流を歩むマルコ・ルビオ上院議員(44)が存在感を示した。

 27日発表の米CBSテレビなどの全米支持率調査では、無名のカーソン氏がトランプ氏を逆転。来年2月に最初の党員集会が開かれるアイオワ州の世論調査に続く首位入れ替えで、トランプ氏と激しく争う。主流派のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)やルビオ上院議員は非主流派の上位2氏に水をあけられ、二層化が鮮明になっている。

 壇上の中央に並んだトランプ氏とカーソン氏。討論会は冒頭からこの2人に厳しい批判が飛んだ。「仕事のやり方を知らない人を選ぶべきではない」。ジョン・ケーシック・オハイオ州知事(63)は、1100万人の不法移民全員を強制送還するトランプ氏の不法移民対策や、一律課税を原則とするカーソン氏の税制改革をやり玉に挙げ、巨額の財政負担が生じることから「夢物語」と指摘。有権者は「目覚めるときだ」と訴えた。

 ブッシュ氏とルビオ氏はともにフロリダ州が地盤で競い合うライバル。ブッシュ氏は選挙活動中のルビオ氏が上院で法案に投票する機会が減ったことを取り上げ、「仕事をしないなら辞めるべきだ」と指摘。ルビオ氏は「あなたと張り合うつもりはない。私は大統領を目指している」と激しく応酬。討論会で存在感を示すことに成功したのはルビオ氏だった。

 討論会は2部構成で行われ、支持率上位10候補による討論会にはトランプ氏らのほか、女性でコンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)元最高経営責任者(CEO)のカーリー・フィオリーナ氏(61)、テッド・クルーズ上院議員(44)、マイク・ハッカビー前アーカンソー州知事(60)らが参加した。

2785チバQ:2015/10/30(金) 19:28:23
http://www.yomiuri.co.jp/world/20151030-OYT1T50033.html
ブッシュ氏不発、メディア「敗者」…共和討論会
2015年10月30日 12時59分
28日、米西部コロラド州でのテレビ討論会で発言するルビオ氏(右)とブッシュ氏=AFP時事
28日、米西部コロラド州でのテレビ討論会で発言するルビオ氏(右)とブッシュ氏=AFP時事

 【ボルダー(米コロラド州)=今井隆】2016年米大統領選の共和党指名候補争いで3回目のテレビ討論会が28日、米西部コロラド州で開かれた。

 ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)が、支持基盤で競合するマルコ・ルビオ上院議員(44)を攻撃したが不発に終わり、米メディアは「敗者はジェブ」とこぞって報じた。一時は本命候補と目されたブッシュ氏は、苦しい立場に追い込まれつつある。

 ブッシュ氏は、ルビオ氏が上院での法案採決をたびたび欠席し、選挙活動をしていることをやり玉に挙げ、「上院議員を辞任し、他の誰かに任せたらどうか」と挑発。だがルビオ氏に「誰かに私を攻撃すると得をすると説得されたから、私に文句を言ってるのだろう」といなされると、二の矢を放つことができなかった。

2015年10月30日 12時59分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

2786名無しさん:2015/11/01(日) 21:01:23
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151101-00010002-shincho-int
カナダ新首相「母」が六本木で輝いた「35年前の夜」〈週刊新潮〉
BOOKS&NEWS 矢来町ぐるり 11月1日(日)8時1分配信

“血統”に重きをおかない欧米の政治風土でも、彼の存在は別格のようである。

 カナダの新首相に決まったジャスティン・トルドー氏(43)。実父は、1970年代から80年代に2度も首相を務めた故・ピエール・トルドー氏だ。今回の総選挙では“世襲批判”もなんのその。父譲りの甘いマスクで人気を博して、所属する自由党を、10年ぶりに与党へ導く活躍をみせた。

 民族共生を訴えた父の“血”を受け継ぐ彼は、上腕部にカナダ先住民のシンボルを彫り込んでいる。先進国のトップで唯一、タトゥーを入れる過激さは、父よりむしろ、母の血が色濃く影響しているのだろう。

 なにせ、実母のマーガレット・トルドー氏は、東京・六本木で夜のファーストレディとして輝いた過去を持つ女性なのである。

〈トルドー夫人が近々来日の予定なのだという。それも、さるディスコのオープニング・ママという使命で。彼女の尻の軽さをたたえればいいのか、わが経済力を誇ったらいいのか〉と、報じたのは、35年前の本誌(「週刊新潮」)2月28日号。この時、トルドー夫人は31歳で、首相の座への返り咲きを狙っていた夫とは、もう3年間別居状態。ローリング・ストーンズのメンバーと浮名を流したことで、世を騒がせていた。そんな彼女が、店から提示されたギャラは3500万円。〈たった十日間で阪神・掛布選手の一年分の稼ぎとは、さすが世界のプレイガール〉と揶揄される始末だったのだ。で、来日した夫人はといえば、

「初日は30分だけディスコに足を運び、会見をボイコット。2日目は仕事をすっぽかし、3日目は踊りもせずに、酒を呷(あお)るだけだったね」(当時を知る関係者)

 残りの日々は、“無断欠勤”を続け、歌舞伎を見たり、カナダに残した長男のジャスティン氏を含む3人の子供たちへの土産を物色。やりたい放題だったのである。

 ジャスティン新首相は当時8歳。今や両親と同じく3人の子供を持つパパとなり、妻は元キャスターの才媛だ。今のところ夫婦仲はよろしいようだが、いつの日か、やはり血は争えない――なんて言われることのないようヨロシクね。

※「週刊新潮」2015年11月5日号

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2787名無しさん:2015/11/03(火) 10:41:25
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2015110300100
「慰安婦」交渉加速を歓迎=日韓首脳会談で-米国務省

 【ワシントン時事】米国務省のトルドー報道部長は2日の記者会見で、安倍晋三首相と韓国の朴槿恵大統領が2日の首脳会談で従軍慰安婦問題の交渉加速で一致したことについて「デリケートな問題の解決努力の加速に合意したことを歓迎する」と述べた。
 また、1日の日中韓首脳会談に関しては「関係改善に向けた3カ国の努力を支持する」と表明。さらに「日中韓3カ国が強力で建設的な関係を保つことは、地域の利益に資する平和と繁栄を下支えする」と語った。 
 オバマ大統領は今年、日中韓の3カ国首脳を個別にホワイトハウスに招待。日韓双方に歴史問題の解決を働き掛ける一方で、中国に対しては国際法や規範の順守を求めてきた。オバマ政権は、対中抑止を進める上で、日韓関係の改善を最優先事項に位置付けている。(2015/11/03-08:24)

2788チバQ:2015/11/03(火) 15:29:37
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151103/k10010292781000.html
米大統領選 民主党 大学教授が撤退表明
11月3日 11時21分

アメリカ大統領選挙の民主党の候補者選びは、政治改革の実現を訴えて立候補していたハーバード大学の教授が撤退すると表明し、クリントン前国務長官が優位な情勢となっています。
来年11月に行われるアメリカ大統領選挙に民主党から立候補し、政治改革の実現を訴えていたハーバード大学のローレンス・レッシグ教授は2日、インターネット上に公開した動画で民主党の指名争いから撤退すると表明しました。
レッシグ氏は、インターネット上の著作権の在り方などについて研究している著名な法学者ですが、支持率が1%以下に低迷していて撤退に追い込まれたものとみられます。
今回の選挙戦で民主党から候補者が撤退するのは3人目です。
これによって民主党は、クリントン前国務長官、サンダース上院議員、オマリー前メリーランド州知事の3人の争いとなりました。
民主党の候補者選びでは、クリントン氏が私用のメールアドレスを公務に使っていた問題で支持率にかげりも見られていました。
しかし、先月行われた討論会で善戦して以降、世論調査では2位につけるサンダース氏を20ポイント余りリードするなど勢いを取り戻していて、民主党の候補者選びはクリントン氏が優位な情勢となっています。

2789チバQ:2015/11/04(水) 21:55:18
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&amp;k=2015110400082
クリントン氏の支持率急伸=バイデン氏不出馬受け-米大統領選


 【ワシントン時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが3日発表した米大統領選の民主党候補者指名争いに関する世論調査によると、最有力候補のヒラリー・クリントン前国務長官(68)の党内支持率は10月中旬の前回調査比13ポイント増の62%で、2位のバーニー・サンダース上院議員(74)の約2倍の人気を集めた。
 調査が行われたのは、バイデン副大統領が不出馬を表明し、共和党がクリントン氏を議会に招致した直後の10月25〜29日。バイデン氏の支持層がクリントン氏に流れるとともに、メール問題などをめぐる共和党の追及をクリントン氏が乗り切ったことが支持率を押し上げたとみられる。(2015/11/04-06:59)

2790チバQ:2015/11/04(水) 21:56:01

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&amp;k=2015110400535
州知事選で共和2勝=米


 【ワシントン時事】米中部ケンタッキー州の知事選が3日、投開票され、保守派の草の根運動「ティーパーティー(茶会)」が推す共和党新人マット・ベビン氏(48)が民主党新人ジャック・コンウェー氏(46)を破り、初当選を果たした。CNNテレビなどが報じた。
 選挙戦ではオバマ大統領の看板政策である医療保険制度改革の是非などが争点になった。1971年以降、民主党はケンタッキー州知事選で1回しか負けていなかっただけに、来年11月の大統領選に向けて課題を残す形となった。
 南部ミシシッピ州でも3日、知事選が行われ、CNNによると、共和党現職のフィル・ブライアント氏(60)が再選された。(2015/11/04-14:43)

2791チバQ:2015/11/04(水) 22:01:36
http://www.sankei.com/world/news/151103/wor1511030049-n1.html
2015.11.4 07:45
【米大統領選まで1年】
民主党終戦ムード クリントン氏、関門乗り切り「オバマ後継」 「対共和党」前面に

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10月30日、ジョージア州アトランタでの集会で演説するクリントン氏(AP)
 来年11月8日の米大統領選挙の投票日まで1年。初の女性米大統領を目指す民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)は、このまま党内の支持を固めて党候補に指名されるのか。一方、候補者が乱立する共和党は、政治家の経験がない「政界アウトサイダー」の旋風が最後まで吹き続けるのか。党候補選びのための予備選・党員集会が来年2月から各州で順次行われる。

 「長い一日だったわ」。延べ11時間に及んだ議会公聴会の翌10月23日、クリントン氏はワシントンで開かれた女性支持者の集会で、満面の笑みを見せた。

 公聴会での共和党の追及を無難にかわし、その前日にはバイデン副大統領の不出馬が決まった。「2つの問題を打ち破るために陣営の力を結集しなければならない」と側近らに常々、ハッパをかけてきただけに、安(あん)堵(ど)の色を隠さない。

 バイデン氏支持票の64%がクリントン氏へ流れるとみられており、アイオワ州では支持率が65%に跳ね上がった(モンマス大学)。バーニー・サンダース上院議員との党内での戦いは事実上終わったとみていい。

 オバマ政権のホワイトハウス広報部長からクリントン陣営の広報責任者に転じたジェニファー・パルミエリ氏も「ヒラリーを倒すことはできないわ」と意気込む。ニューハンプシャー州での逆転も射程内とみている。

 「追い風」を背に、クリントン氏の最近の演説は微妙な変化を見せ始めている。サンダース氏への言及が相対的に減り、自身を「オバマ氏の後継」と位置づけ、共和党候補との対決色を一段と強めているのだ。

 10月24日、クリントン氏はアイオワ州デモインへ飛び、夫のビル・クリントン元大統領を傍らに、6千人の聴衆を前に「米国は十分に偉大だ」という新しいスローガンを掲げた。

 「米国をもっと偉大にする」と叫ぶ共和党のトランプ氏へのアンチテーゼだ。そして「オバマ氏の下で成し遂げられた変革を守り、足場にしよう。オバマ氏と民主党は現実の解決策を提供している」と訴えた。

 バイデン氏が不出馬を表明する少し前には、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への不支持を表明するなど、「オバマ離れ」と独自色を打ち出した。サンダース氏の支持基盤であるリベラル層の取り込みを狙った「左旋回」でもある。

 これに加え、今度はオバマ、バイデン両氏の支持者を吸収し中間層の票をさらに固めようというわけだ。

 クリントン陣営は、トランプ氏を最もくみしやすい相手とみている。対カーソン氏では4・8ポイントの差を付けられ分が悪い(リアル・クリア・ポリティクス)。機を見るに敏なクリントン氏にとり、共和党の見極めがつかない展開こそが「最大の敵」でもあるようだ。(青木伸行)

2792チバQ:2015/11/04(水) 22:16:46
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1511030048.html
【米大統領選まで1年】候補者資金力格差顕著に クリントン氏圧倒的 94億円集め、2位に2倍近い差

11月03日 20:30産経新聞

 長丁場の大統領選を勝ち抜くために不可欠な資金調達力では、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官が抜きんでている。連邦選挙管理委員会が公表している9月末までの政治資金状況によると、クリントン氏の累計調達額は7747万ドル(約94億円)で、2位のバーニー・サンダース上院議員に2倍近い差をつけた。

 一方、草の根での支持の広がりを反映する個人献金に占める200ドル以下の献金の割合をみると、サンダース氏が約84%、共和党の元神経外科医、ベン・カーソン氏が75%に達しており、両候補の人気を裏付けている。共和党側のレースをリードする不動産王、ドナルド・トランプ氏は自らの資産を選挙運動に投じ、大口の資金提供は断っているとしている。

 また候補者自身とは別に、独自に選挙戦を支援できる特別政治活動委員会(スーパーPAC)の資金力では、共和党のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事が今年上半期に1億316万ドルを集め、2位のテッド・クルーズ上院議員(3772万ドル)を大きく引き離した。ブッシュ氏のスーパーPACは約4300件の献金のうち半数以上が5千ドル超で、富裕層からの支持の高さを示している。

2793チバQ:2015/11/04(水) 22:19:22
http://www.sankei.com/world/news/151104/wor1511040034-n1.html
2015.11.4 21:24
【米大統領選】
WSJ世論調査もカーソン氏が首位 クリントン氏は支持拡大

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クリントン前米国務長官(左、ゲッティ=共同)、カーソン氏(ゲッティ=共同)
 【ワシントン=加納宏幸】米紙ウォールストリート・ジャーナルとNBCテレビは3日、米大統領選に関する世論調査(10月25〜29日実施)を発表した。共和党では黒人の元神経外科医、ベン・カーソン氏が不動産王、ドナルド・トランプ氏に代わり首位に立ち、民主党では私用メール問題の議会証言を乗り切ったヒラリー・クリントン前国務長官が支持を拡大した。

 共和党支持層でのカーソン氏の支持は10月中旬の22%から29%へと上昇し、トランプ氏は25%から23%に。カーソン氏は人工妊娠中絶などに反対する「社会保守」や中間層の支持を集めた。3位以下はマルコ・ルビオ上院議員(11%)、テッド・クルーズ上院議員(10%)、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(8%)はほぼ横ばいだった。

 民主党ではクリントン氏が58%から62%へと支持を拡大し、バーニー・サンダース上院議員(無所属)は33%から31%に下落。調査はバイデン副大統領の不出馬表明、クリントン氏の議会証言の後に実施された。

2794チバQ:2015/11/04(水) 22:21:05
http://www.sankei.com/world/news/151103/wor1511030047-n1.html
2015.11.4 07:45
【米大統領選まで1年】
共和党いまだ混戦 有力候補「アウトサイダー」ぶり競いあう 黒人元神経外科医が快進撃

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10月29日、ネバダ州スパークスの集会で支持を訴えるトランプ氏(AP)
 共和党の候補者指名争いでは、政治経験のない「アウトサイダー」が州知事や上院議員を経験した政治家をリードしている。不動産王のドナルド・トランプ氏(69)と黒人の元神経外科医、ベン・カーソン氏(64)の2人だ。ここ数カ月、トランプ氏が首位を維持したが、最近はカーソン氏の伸長が著しい。

 「ワシントンが湿地の上に築かれたということをご存じでしたか?」

 カーソン氏が穏やかに話しかける。予備選・党員集会の序盤戦となるアイオワ、ニューハンプシャー、サウスカロライナ、ネバダの4州で最近、放映を始めたテレビCMだ。実際に湿地だったのは一部だが、政府機関が傾いている印象を与える。巨額の政府債務や党派対立による機能不全を指摘し、「ワシントンは壊れている」と続ける。

 10月末に発表されたニューヨーク・タイムズ紙(NYT)とCBSテレビの世論調査でカーソン氏はトランプ氏を逆転した。初戦となるアイオワでは、米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の平均支持率が10月下旬にトランプ氏を抜き去り、現在は7ポイント差を付けている。

 特に女性や聖書の教えに忠実なキリスト教福音派からの支持が拡大している。米メディアはCMの影響が大きいと指摘した。

 トランプ氏もアウトサイダーとしてオバマ大統領や共和党の議会指導部を批判して人気を博してきたが、穏健派のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)も「ワシントン政治家」の批判に参戦した。

 「マルコは共和党のオバマだ」。ブッシュ氏の陣営幹部が献金者向けの会合でこう説明したと米メディアが一斉に報じた。標的は同じフロリダ州選出のマルコ・ルビオ上院議員(44)。弁護士出身で、上院1期目で大統領選に出馬したことがオバマ氏との共通点。ワシントンでの「立法の実績が少ない」ことも同じだとし、ブッシュ氏の知事経験を売り込む作戦だ。

 ただ、米ピュー・リサーチ・センターの調査では、「経験」を重視する共和党支持者は3月は57%だったのが、9月は29%に激減。逆に「新しい考え」を重視する人が急増した。ブッシュ氏の作戦が功を奏する保証はない。

 NYT調査で「態度が未確定」な共和党支持層は71%。揺れる支持層をつかむため、テッド・クルーズ上院議員(44)のように議会指導部がオバマ政権に融和的だと批判することで「アウトサイダー」然と振る舞う政治家もいる。(加納宏幸)

2795チバQ:2015/11/04(水) 23:32:17
>>2793 WSJ
黒人の元神経外科医、ベン・カーソン氏:29%
不動産王、ドナルド・トランプ氏:23%
マルコ・ルビオ上院議員:11%
テッド・クルーズ上院議員:10%
ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事:8%

>>2780-2781 NYタイムズ
黒人の元神経外科医、ベン・カーソン氏(64):26%
不動産王、ドナルド・トランプ氏(69):22%
マルコ・ルビオ上院議員(44):8%
ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62):7%
コンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)元最高経営責任者(CEO)カーリー・フィオリーナ氏(61):7%
ランド・ポール上院議員:4%
テッド・クルーズ上院議員:4%
ジョン・ケーシック・オハイオ州知事:4%
マイク・ハッカビー元アーカンソー州知事:4%

主要11人に入っていた
・クリス・クリスティー(52)ニュージャージー州知事は それより下のよう
・スコット・ウォーカー(47)ウィスコンシン州知事は撤退済

2796チバQ:2015/11/05(木) 07:49:29
http://www.sankei.com/world/news/151104/wor1511040046-n1.html
2015.11.4 22:23
【米大統領選まで1年】
主要6候補の手法と戦略は?

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3日、アイオワ州コーラルビルでの集会で支持者に手を振るヒラリー・クリントン氏(AP)
 2016年米大統領選挙に名乗りを上げた民主、共和両党の主要候補者たちは「オバマ後」の米国をどこへ導こうとしているのか。それぞれの候補が唱える主な政策公約や、勝利に向けた選挙戦略を概観する。(ワシントン 青木伸行、加納宏幸、小雲規生)

民主1位 ヒラリー・クリントン氏「『タカ派』の外交 前面に」

 オバマ政権の1期目に国務長官を務めた民主党のクリントン氏にとり、外交・安全保障分野で「弱腰」と批判されるオバマ大統領との距離をどう取るかが大きな課題となっている。

 「シリアではとりわけ、ロシアのプーチン大統領の『いじめ』に対して立ち上がらなければならない」。10月の討論会ではシリアへの軍事介入を強めるプーチン氏を強く批判した。

 大統領夫人、上院議員を経て2008年大統領選の民主党指名争いでオバマ氏に敗れた。1期目のオバマ外交の中核を担い、アジア重視、イランとの対話、対露関係の改善を目指す「リセット」路線を進めた。

 しかし、プーチン氏が12年、大統領に再登板すると米露関係は悪化。14年3月のウクライナ南部クリミア半島併合で、クリントン氏の責任も問われることに。

 クリントン氏は、オバマ政権が否定するシリア上空への飛行禁止空域の設定を主張。女性の権利向上に関する会合を国連と共催した中国の習近平国家主席を「恥知らず」と批判するなど、オバマ氏に比べ強硬姿勢を前面に出している。



共和1位 ベン・カーソン氏「信仰を重視 中絶は否定」

  「結婚は男女によるものだと信じている。だからといって同性愛者を差別するわけではない」。元神経外科医のカーソン氏はキリスト教徒として信教の自由を守ることや、人工妊娠中絶に否定的な立場を重視した主張で支持を広げる。

 貧しい母子家庭に育ちながら、脳外科手術の権威として米文民最高の栄誉とされる「大統領自由勲章」を受章した。選挙戦では政府の規模縮小や税制の簡素化による「個人の努力が報われる社会」の実現を訴える。医療保険制度改革に関しては、個人への保険加入義務づけなどが米国の理念に反すると批判している。

 知名度向上のきっかけは2013年2月の政治イベント。近くに座る元弁護士のオバマ大統領に対し、「弁護士になるために学ぶのはどんな手段を使ってでも勝つこと。でも必要なのは問題を解決することですよ」と痛烈な皮肉を飛ばし、保守系のテレビ番組に出演するようになった。

 政治経験のなさを指摘され、討論会でも存在感が薄いことが多いが、ソフトな語り口の好感度は高い。

2797チバQ:2015/11/05(木) 07:49:56


民主2位 バーニー・サンダース氏「格差是正『人々を幸せに』」

 「欲望まみれのウォール街が経済を破綻させた。全ての人々が幸せに生活できる社会を」。民主党から候補者指名を目指すサンダース上院議員は「民主社会主義者」を自称し、格差是正を最大の争点に掲げる。

 主な政策では、最低賃金の時給15ドルへの引き上げや公立大学の授業料無料化、社会保障の拡充、富裕層への課税強化などリベラル色を前面に打ち出す。また北米自由貿易協定(NAFTA)が製造業の海外流出につながったとの見方から、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)にも「反対」の立場を取る。

 下院議員時代から無所属としてキャリアを積み、時代の流れに左右されない政策判断を売り物にする。後に同性婚への差別的な扱いが違憲だと判断された1996年の結婚防衛法や、2003年のイラク戦争開戦に対して当初から反対を貫いたことをアピールし、日和見主義を揶揄(やゆ)されるクリントン前国務長官との違いを強調する。

 74歳という高齢がネックだが、白髪を振り乱して熱弁を振るう姿は若者からも支持を集めている。



共和2位 ドナルド・トランプ氏「『雇用奪われた』不満吸収」

 不動産王のトランプ氏は「米国を再び偉大にする」と繰り返し唱え、オバマ大統領や議会指導者を「間抜け」と見なしている。

 「中国の指導者は米国の指導者に比べ利口だ。(米プロフットボールNFLの)ペイトリオッツの選手を連れてきて高校生と試合をさせる程の違いがある」

 トランプ氏が貿易問題で中国や日本、メキシコをやり玉に挙げたのも、オバマ政権の約7年間でこうした国々に米国の雇用が奪われたと印象づけ、「不公平さ」への怒りや不満をかき立てる狙いがある。

 世界一の国内総生産(GDP)を誇り、最強の軍を擁する米国だが、2008年のリーマン・ショック後、国民は自信を完全には取り戻せないでいる。共和党支持層は、不動産開発を成功させて富豪になったトランプ氏の「偉大な米国」という単純なメッセージに引き付けられている。

 トランプ氏を主に支持しているのは、景気回復の実感を持てない白人のブルーカラーだ。中間層や企業への減税で景気を刺激することで、6%の経済成長率を目指すと主張している。

2798チバQ:2015/11/05(木) 07:50:18


共和3位 マルコ・ルビオ氏「移民の子 巧みな討論」

 「父はバーテンダーで、母はメイドだった。私たちによりよい生活を送る機会を与えるため一生懸命に働いてくれた」。ルビオ上院議員はキューバ移民の両親の苦労を語ることが多い。

 学生ローンを使って法科大学院に通い、弁護士資格を取ったルビオ氏は、フロリダ州下院議員などを経て、2010年中間選挙で39歳の若さで上院議員になった。当時は保守系草の根運動「ティーパーティー」(茶会)ブームの最中。現職の州知事を破り、当初から「将来の大統領候補」と目されていた。

 民主党に偏る中南米系の支持を得ようとした共和党指導部は13年、オバマ大統領の一般教書演説への反論演説に抜擢(ばってき)。だが、オバマ氏が目指した約1100万人の不法移民に市民権取得の道を開く移民制度改革法案を支持し、保守強硬派の反発を買ったこともある。

 その後、移民問題では国境警備の強化に重点を置き、議会でも優れた討論の手腕を見せ、保守層の信頼も戻りつつある。早くも本選を視野に「クリントン氏にオバマ氏の政策を続けさせない」と訴えている。



共和5位 ジェブ・ブッシュ氏「穏健な保守 支持広がらず」

 ブッシュ元フロリダ州知事のブレーンにはベーカー元国務長官やウォルフォウィッツ元国防副長官、ゼーリック元国務副長官、ネグロポンテ元国家情報長官らが顔をそろえる。元大統領の父と前大統領の兄、そしてレーガン政権で要職を務めた保守派の面々だ。中でもウォルフォウィッツ氏は兄の政権下でイラク戦争の「設計者」と呼ばれた。

 こうしたブレーンを反映し、ブッシュ氏は「米国は戦力を投射し、世界の遠隔地を平和的に安定させることができる」とし、「強い軍事力に裏付けられた米国の復活」を標榜(ひょうぼう)している。

 シリアやイラク、アフガニスタン情勢に関する主張は、オバマ政権の戦略より保守的だ。シリア情勢では反体制派とクルド人部隊に「確固たる軍事力」を供与し、安全地帯などを設定するよう主張している。

 ただ、本人の保守色はそれほど強くない。自身が穏健派であることに加え、「ブッシュ王朝」のイメージを薄めて「ジェブらしさ」を打ち出しているためだが、それ故に支持が広がっていない側面もある。

2799チバQ:2015/11/05(木) 22:52:23
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151105-00000562-san-s_ame
カナダ・トルドー政権、男女15対15で「らしさ?」アピール どうなるTPP
産経新聞 11月5日(木)18時55分配信

 【ニューヨーク=黒沢潤】先月行われたカナダ総選挙で圧勝した中道左派、自由党のジャスティン・トルドー党首(43)は4日、首相に就任し、新内閣を発足させた。保守党から約10年ぶりの政権交代で、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)などへの対応が注目される。

 新政権の陣容は30代〜50歳と若く、首相以外の閣僚30人は男女15人ずつ。インド系のハルジット・サジャン氏を国防相に、先住民のジョディ・レイボールド氏を司法相に就任させるなど、人種や性別に配慮した顔ぶれとなった。

 トルドー氏は就任式後、「カナダらしい内閣を皆さんに示すことになり、大変うれしい」と語った。

 来月3日、初議会に臨むトルドー氏の重要課題はTPP批准問題だ。明確な姿勢は示していないが、選挙直後のオバマ米大統領との電話会談では、推進の必要性を確認した。

 米軍などが実施している「イスラム国」への空爆から自国軍機を撤退させる一方、シリア難民約2万5千人を年末までに受け入れる。中間層への減税を来年1月から実施するほか、温室効果ガスの削減に積極的に取り組むとみられる。

2800チバQ:2015/11/07(土) 23:58:34
http://www.sankei.com/world/news/151107/wor1511070051-n1.html
2015.11.7 23:36
【米大統領選】
出るくい、叩けばホコリ? 共和カーソン、ルビオ氏「過去」めぐりメディアの矢面に

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 記者会見で自らの過去を追及され反論するカーソン氏=6日、米フロリダ州(ロイター=共同)
 米大統領選の共和党指名争いで、上り調子の元神経外科医カーソン氏(64)とルビオ上院議員(44)の2候補に対し、生い立ちや過去のスキャンダルに関するメディアの追及が本格化してきた。出るくいは打たれるのが大統領選の定石だが、対応を誤れば失速の契機になりかねない。

 最近の世論調査でトランプ氏と支持率首位を競り合うカーソン氏。少年時代は気性が荒く、友人をナイフで刺しそうになったなどの“武勇伝”を自伝に記していた。しかし、友人らを取材したCNNテレビは、昔からカーソン氏はおとなしく、自伝を「誰も証言できない」と懐疑的に報じた。

 支持率3位に浮上してきたルビオ氏も、過去に党のクレジットカードを私用に使っていたことなどが問題視されている。

 トランプ氏はツイッターなどで「カーソンはうそをつき続けている」「ルビオは自分のカードさえまともに管理できない」とライバル攻撃に余念がない。(共同)

2801チバQ:2015/11/09(月) 21:04:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151109-35073166-cnn-int
クリスマスへの挑戦?、スタバの無地のカップが物議
CNN.co.jp 11月9日(月)11時19分配信

ニューヨーク(CNNMoney) 米スターバックスがクリスマスシーズン用に使い始めた無地の赤いカップに対し、「クリスマスに戦争を仕掛けた」と非難する声が出ている。同社は8日、このカップには「帰属と包容と多様性の文化の創出」を目指す狙いがあると説明した。

クリスマスカップは昨年までトナカイやクリスマスの装飾があしらわれていたが、今年はそうした「季節のシンボル」をなくし、赤い無地のカップに統一。同社のジェフリー・フィールズ副社長は10月にこのカップを発表した時点で、「我々すべてのストーリーを受け入れる純粋なデザインでホリデーを迎えたい」と語っていた。

これに対して元牧師のジョシュア・ファウアースタイン氏は5日にフェイスブックに投稿したビデオでスターバックスを批判、「カップからクリスマスをなくしたのは、イエスを憎んでいるからだ」とかみついた。

同氏は無地のカップに対抗する抗議運動も提案。スターバックスでコーヒーを注文する際に名前を聞かれたら、自分の名を答える代わりに「メリークリスマス」と告げて、カップにそのフレーズを記入させようと呼びかけている。

8日のCNNMoneyの取材に対して同氏は、抗議ビデオは1000万回以上も再生されたと主張。「この国で多数を占めるキリスト教徒が自分たちの声に耳を傾けるよう要求している。そのメッセージはスターバックスに届いたと思う」と語った。

これに対してスターバックスの声明では顧客に対し、無地のカンバスで自分のクリスマスの物語を自分のやり方で語ってほしいと促している。

フェイスブックやツイッターでは「メリークリスマス」の文字が入ったカップの写真が投稿される一方で、スターバックスに賛同する意見も寄せられている。

2802名無しさん:2015/11/09(月) 22:31:35
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2015110900432
「日本軍国化」に危機感=米一極支配構造を批判-O・ストーン監督、戦後70年語る

 米政治の腐敗、矛盾をえぐり出してきた社会派の米映画監督、オリバー・ストーン氏(69)はニューヨークで時事通信の取材に応じ、日本の戦後70年について語った。新たな安保法制を整備した安倍政権に対して「日本を軍国化させようとしている」と危機感を表明。また、オバマ政権を「世界の一極支配を追求する米国の政策は傲慢(ごうまん)だ」と痛烈に批判した。一問一答は次の通り。
 -戦後70年の世界、アジアをどう見るか。
 中国は巨大な経済力を誇示している。ただ、私は中国を脅威とは思わない。歴史的には(近代以降)日本が中国にとって脅威だった。安倍晋三首相は「中国脅威論」を利用して憲法を改正し、日本を軍事化させようとしている。安倍氏は、力の強迫観念で世界を見ている。
 -あなたは沖縄の基地問題に関与してきた。
 辺野古(沖縄県名護市)沿岸の美しさに心を打たれた。あなた方は世界で最も美しい場所を破壊しようとしている。なぜ、住民を抑圧している米軍基地を閉鎖しないのか。米国は自分たちの力を維持するために世界に基地を約700(米国防総省の公式発表は587)設置している。日本を侵略したのは、中国ではなく(江戸幕府に開国を迫った)ペリー提督と米通貨のドル、資本主義だ。
 -米国は日本との同盟強化を歓迎している。
 米国は日本を占領し、旧ソ連との冷戦が激化する文脈の中で(西側陣営の)「駒」に仕立て、1950〜60年代から日本の左翼政党を不安定化させてきた。米中央情報局(CIA)は日本の至る所に存在してきた。日本は繁栄したが、歴史問題への対応などで第2次世界大戦の教訓を十分に生かしておらず、現在の世界情勢を正しく理解していない。
 -ウクライナや中東で戦争が続いている。
 91年のソ連崩壊で、米国は「敵」を失った。このため、われわれは新たな「ヒトラー」をつくり出した。フセイン(元イラク大統領)をヒトラーと呼び、今はプーチン(ロシア大統領)を糾弾している。2001年9月の同時テロを受けて、米国は世界をばかげた巨大な国際(アフガニスタン、イラク)戦争に巻き込んだ。一方、米国内では銃で毎年3万人以上が殺害されている。
-オバマ大統領をどう評価するか。
 フランクリン・ルーズベルト元大統領は就任時、「これからこの国を変える。私は支配勢力、資本家から喜んで憎まれよう」と語った。オバマ氏はウォール・ストリートの銀行家や民主党保守派の側に付いた。国家安全保障局(NSA)による盗聴活動を含め、治安政策をブッシュ(前大統領)から引き継ぎ、事態を悪化させている。最大の失敗は、ウクライナ問題を理由にロシアとの冷戦を再び始めたことだ。 
◇オリバー・ストーン氏
 オリバー・ストーン氏 46年9月15日ニューヨーク生まれ。67年から米陸軍でベトナム戦争を経験。イェール大学中退。74年に長編映画監督デビュー。戦争映画「プラトーン」「7月4日に生まれて」の2作品でアカデミー監督賞を受賞。その他の代表作に「ウォール街」「JFK」など。米国の現代史を問い直すドキュメンタリーを制作し、原爆投下の背景を描いた。広島市や長崎市も訪問。沖縄県では米軍基地に反対する住民を訪ねている。(ニューヨーク時事)(2015/11/09-15:04)

2803チバQ:2015/11/10(火) 21:36:04
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2015/11/post-785.php
保守派からも見放された「ブッシュ・ファミリー」の憂鬱
2015年11月10日(火)16時10分
 共和党の大統領予備選は今週もテレビ討論があるのですが、その討論を前にしてジェブ・ブッシュ候補の勢いがかなり鈍ってきています。有力な政治サイト「リアル・クリアー・ポリティクス」が集計した各種世論調査の平均値では、支持率が5位になっていますが、問題はその数字です。

 1位がトランプ候補で24.8%、2位はカーソン候補の24.4%と、トップの「政界の素人」2人がほぼ拮抗。これに3位のルビオ候補(11.8%)、4位のクルーズ候補(9.6%)が続いています。ジェブはその下で、現在の党内での支持率は6.0%と完全に低迷しています。

 全国平均だけでなく、年明け2月に予備選と党員集会のあるアイオワ州とニューハンプシャー州でも同様に「ヒト桁の5位」となっています。このままの数字であれば、かなりの確率で撤退に追い込まれる、そんな状況となってきました。

 ジェブがここまで苦戦するのは、もちろん「トランプ旋風+カーソン人気」をもたらした「既成の政治家への不信感」というトレンドが、もろに逆風になったということがあります。

 ですが、それ以上に足を引っ張ったのは「ブッシュ」という名前でした。そのためにジェブは、選挙運動のキャンペーン・ロゴとして「Bush」の4文字のない「Jeb!」という表現で押し通しているのです。ではジェブ候補は、どうして「Bush」の4文字を「隠さなくては」ならなかったのでしょうか?

 一つには、父と兄が大統領であったことで「ブッシュ・ダイナスティ(王朝)」になるという批判をおそれたことがあると思われます。ですが、これは隠してもどうしようもないことですし、場合によっては保守中道のグループには安心感や信頼感を与えるという効果もゼロではないでしょう。

 問題は「ブッシュ(父)」ではなく、「ジョージ(兄)」です。要するに9・11のテロを受けてアフガニスタン戦争、そしてイラク戦争へと自身の判断で2つの大きな戦争を起こした兄の存在が問題なのです。「Bush」の4文字を見ると、兄ジョージの8年間、そして2つの戦争に疲弊した時代のことを思い起こす人が多いからです。

 この点に関して言えば、ジェブという人は、兄とは比較にならない知識人であるとか、あるいは経営者としての成功経験のある中道実務家だという評価があり、さらにはメキシコ出身のコルンバ夫人との家庭を通じて、ヒスパニックの人々に強い支持を受けているなど、兄の支持基盤とは異なる中道票を獲得できる人物である、そう言われていました。

 仮にそうした路線で行くのであれば、「Jeb!」のロゴを使いながら、イラク戦争を遂行した兄とは全く異なる政策、キャラクターであることを売り込んでいけば良かったはずです。ですが、その主張が強すぎると、今度は「兄のジョージのレガシー(遺産)を軽んじた」として、共和党の中の根強い「草の根保守」の離反を受けることになります。

 この点に関して、ジェブは結局その態度が定まっていない印象を与えてしまいました。一度は「兄のように自分もイラクに侵攻したかもしれない」という言い方で、兄と兄の支持層を「立てて」おきながら、別の機会には「イラク戦争には問題がある」というようなことを言って「どっちつかず」という評価がされたのです。

 そのように腰が定まらないことで、ジェブは「本当は相当に中道なのに、兄に遠慮して保守にも気を遣っている」という「スッキリしない」イメージを与えてしまうことになったのです。

2804チバQ:2015/11/10(火) 21:36:24
 そこへさらに妙な事件が起きました。「ブッシュ(父)」について、本人が公式に認めた評伝が出版されるのですが、その中で父は「ジョージ(兄)の2人の側近」すなわち、ディック・チェイニー前副大統領と、ドナルド・ラムズフェルド元国防長官をハッキリ批判していることが分かったのです。

 これには、まず保守派が怒っています。イラク戦争の口実となった「大量破壊兵器」は「存在しなかった」かもしれないし、その点でジョージ(兄)も反省していることは知られています。ですが、それでもチェイニーとラムズフェルドの遂行した戦争は、9・11直後の危険な状況の中では「仕方がなかった」という考え方が今でも保守派の中にはあります。そして、当時のブッシュ(父)はそれを黙認していたのに、今になって批判するのはどういうことか、というわけです。

 もっともブッシュ(父)の支持者からすれば、2006年の中間選挙で世論から最終的に「イラク戦争へのノー」が突きつけられた際、ブッシュ(父)とベイカー元国務長官の人脈に連なるロバート・ゲーツ国防長官が登板してラムズフェルド路線を否定したのは既に歴史的事実であるし、そのブッシュ(父)がチェイニー=ラムズフェルド路線を批判するのは自然という受け止め方が可能でしょう。

 そして、ご本人のブッシュ(父)とすれば、1991年の第一次湾岸戦争の当時、シュワルツコフ司令官、コリン・パウエル統合参謀本部議長の助言により、バグダット侵攻を行わずにサダム・フセイン政権の継続を黙認した判断を、自身の人生の総決算期となる現在、やはり正当な判断だったとしたいというのは理解出来るわけです。

 そうだとしても、結果的にこの「父の評伝」によって、ブッシュ家のイメージはあらためて分裂してしまいました。もっとも、ジョージ(兄)自身はイラク戦争については反省姿勢を見せているので、一家で別に不一致があるわけではありません。ですが、それでも保守層には「ブッシュ(父)のチェイニー、ラムズフェルド批判」というのは腹の立つエピソードなのです。

 この「父の評伝」は、ジェブにさらにマイナスの一撃を与えつつあります。ブッシュ一家の憂鬱は深まるばかりです。

2805チバQ:2015/11/10(火) 21:57:38
http://www.sankei.com/world/news/151110/wor1511100029-n1.html
2015.11.10 20:01

米国の大学で黒人差別が横行 猛抗議受けて総長辞任 アメフト部が試合をボイコットする事態に

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9日、ミズーリ州コロンビアのミズーリ大で、ウルフ総長の辞任に歓喜の声を上げる黒人学生ら(AP)
 【ニューヨーク=黒沢潤】米中西部ミズーリ州のミズーリ大学(同州コロンビアなど)で黒人差別が横行しているとして、黒人学生らによる抗議やボイコットが相次ぎ、9日に総長が混乱の責任をとって辞任を表明する事態となった。昨年、白人警官が丸腰の黒人少年を射殺する事件が起きた同州では、黒人差別への不満がくすぶり続けている。

 ミズーリ大で激しい抗議活動が起きたのは9月中旬。学生連盟の代表を務める黒人学生が大学の構内で「ニガー」という黒人への差別語を何度も浴びせられたことをフェイスブック上で告発したのが発端だ。先月にはユダヤ人などの絶滅政策を遂行したナチス・ドイツの「カギ十字」が学生寮内に掲げられ、黒人学生の怒りが広がった。

 しかし、大学側は迅速な対応をとらず、怒った黒人学生がウルフ総長の車の通行をたびたび妨害。一部の学生は今月上旬、ハンガーストライキまで始めた。

 8日には、アメリカンフットボール部の黒人学生30人以上がウルフ氏の辞任を求めて対外試合のボイコットを表明し、全米メディアの注目を浴びた。試合に伴う収益は大学の貴重な財源であるほか、近く予定される他大学との交流戦が中止された場合、100万ドル(約1億2千万円)の違約金が発生することになっていた。

 ウルフ氏は9日、「(黒人学生の)不満の全責任をとる」と辞任を表明。ニクソン州知事も声明で「キャンパス内に和解をもたらすための不可欠な一歩だ」と辞任を歓迎した。同大は4大学の連合体で、コロンビア校のロフティン学長も辞任を表明した。

 ロイター通信によると同大コロンビア校では学生(約3万5千人)の大半が白人で、黒人の割合は7%。大学は3カ月以内に黒人差別一掃に向けた抜本策を発表するという。

2806チバQ:2015/11/10(火) 21:58:15
http://www.sankei.com/world/news/151110/wor1511100025-n1.html
2015.11.10 17:34
【米大統領選】
数々の逸話は作り話? 共和党黒人候補者、カーソン氏の「美談」に疑惑の目 支持率低下の恐れも

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記者団の質問に答えるベン・カーソン氏=10月28日、米コロラド州ボールダー(共同)
 【ワシントン=青木伸行】来年の米大統領選挙の共和党候補者指名争いで、元神経外科医のベン・カーソン氏(64)がアピールしている自身の「美談」に、米メディアから疑惑の目が向けられている。有権者の離反と支持率の低下を招く可能性もありそうだ。

 やり玉に挙がっているのは、カーソン氏が自伝や講演、メディアとのインタビューで語ってきた逸話だ。

 ミシガン州デトロイト生まれのカーソン氏が高校生だった1968年4月4日、公民権運動家のキング牧師が暗殺され、カーソン氏の高校では翌日、黒人生徒が怒りを爆発させ、白人生徒を標的にしたという。

 事件の際、カーソン氏は「数人の白人学生を生物学研究室にかくまい守った」と米紙ウォールストリート・ジャーナルに語った。だが、同紙が当時の教師や同級生に取材したところ、かくまったという事実は確認できず、カーソン氏自身も白人学生の名前を誰一人思い出すことができなかったとしている。

 「奨学金疑惑」も追及の的だ。事件の翌69年、カーソン氏は陸軍士官学校から奨学金提供の申し出を受けたものの、「軍事のキャリアは望んでいない」と断ったと書いている。

 進学したのは名門エール大学。複数の米メディアは「陸軍士官学校には奨学金制度がなく、全士官候補生に対し無料であり、奨学金の申し出があるはずがない」と疑問を呈している。

 また、カーソン氏は貧しい家庭で育った少年時代のエピソードとして、とある少年の腹を刺そうとするなど「不安定でキレやすい性格だった。幸いなことに、私の人生は変わった」とアピールしている。

 だが、CNNテレビは「子供のころのカーソン氏を知る人で、問題がある少年だったという記憶をもっている人は誰もいなかった。今と同じように穏やかな語り口で、勉強熱心なカーソン氏を覚えている」と疑問を投げかけている。

 一方、カーソン氏は「メディアや他の候補者は自分のあら探しをしている。目的は国民と私の気を散らすことだ」と反論している。

2807チバQ:2015/11/10(火) 21:59:25
http://www.sankei.com/world/news/151109/wor1511090024-n1.html
2015.11.9 21:25
【米大統領選】
本命ブッシュ氏はいまや泡沫候補? 出遅れの波乱 第3グループに沈む

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ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事=2日、タンパ(AP)
 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選の共和党候補指名争いで、黒人の元神経外科医、ベン・カーソン(64)不動産王、ドナルド・トランプ(69)らの「政界アウトサイダー」たちがレースを先導していることに並ぶ波乱がある。一時は本命視されたサラブレッド、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)の出遅れだ。

 7月中旬まで首位争いをしていたブッシュ氏だが、カーソン、トランプ両氏の台頭と反比例する形で一時18%近かった米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の最新平均支持率は一桁台になった。

 「長い目で見れば、誰に投票するかについて人々が考え直してくれるだろうと確信している」

 ブッシュ氏は5日、AP通信のインタビューに答えた。現実離れしたカーソン、トランプ両氏の過激な主張に引き付けられている共和党支持層も目を覚ますと考えているようだ。

 ただ、自らを「実践的で改革精神を持った保守主義者」と称し、保守系草の根の「ティーパーティー」(茶会)運動によって強硬派と穏健派に二極化された共和党員を統合しようとするブッシュ氏の試みは成功しているとはいいがたい。

 最近2回の世論調査でのブッシュ氏の支持は4%にまで落ち込んだ。マルコ・ルビオ上院議員(44)、テッド・クルーズ上院議員(44)にも差を付けられ、「第3グループ」に吸収される格好になった。連邦議会からの支持表明も頭打ちとなり、流れはルビオ氏に向かっている。

 年内の討論会は残り2回。11月10日に中西部ウィスコンシン州ミルウォーキーで開かれる第4回討論会はブッシュ氏にとり正念場となる。陣営は上位討論会に参加する候補が8人に絞られることで政策論議の色合いが強くなり、ブッシュ氏に有利に働くと踏む。

 だが、討論会当日には父の元大統領の伝記が発売される。元大統領はイラク戦争を主導した長男の前大統領の主要閣僚を批判しており、討論会では誤った情報を元に兄が始めた戦争の是非を問われることは確実だ。この論争を乗り切れるかがブッシュ氏にとっての試金石となる。

2809チバQ:2015/11/11(水) 21:13:23
http://www.afpbb.com/articles/-/3066206?cx_part=txt_topics
トランプ氏、スタバ「不買運動」示唆 無地カップ論戦めぐり
2015年11月11日 14:24 発信地:ワシントンD.C./米国
【11月11日 AFP】2016年米大統領選挙の共和党の候補者指名を争う不動産王ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が、コーヒーチェーン大手スターバックス(Starbucks)がクリスマスシーズンのカップとして、クリスマス用のデザインを省いた無地の赤いカップを使い始めたことを受け、不買運動を示唆した。

 スターバックスは最近、これまで使用してきた雪の結晶やトナカイなどのクリスマスのデザインを省いた赤い無地のカップを使い始めた。これに対しネットなどで一部の人々から、クリスマスに戦争をしかけているなどとスターバックスを批判する声が上がっている。

 マナー違反もいとわない大げさな発言とともに選挙キャンペーンを展開しているトランプ氏にとって、これは見逃すには惜しい機会だったようだ。

 トランプ氏は9日夜、イリノイ (Illinois)州スプリングフィールド(Springfield)で開かれた選挙集会で、「最もはやっているスターバックスの店舗の1つがトランプ・タワー(Trump Tower)にある」と大観衆に向かって話し、「スターバックスをボイコットしたほうがいいのか?私にはわからない。本当のところ、どうでもいい」と付け加え、さらに「いずれにせよ、(その店舗の)賃貸は終了だ。だが誰も気にしない」と述べた。

 米国ではほぼ毎年、クリスマスの時期になると、年末にかけての休暇から宗教的な側面が減少していっているなどと嘆く主に保守的な人々から、同国はクリスマスに対する戦争に直面しているといった批判的な声が上がる。トランプ氏は「もし私が大統領になったら、みんながまた『メリー・クリスマス』と祝うようになるだろう。これは断言できる」と述べている。(c)AFP

2810チバQ:2015/11/11(水) 21:15:21
http://www.sankei.com/world/news/151111/wor1511110021-n1.html
2015.11.11 12:25
【米大統領選】
政界アウトサイダー“二強支配”塗り変わるか 共和党第4回討論会 瀬戸際のブッシュ氏

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米共和党の候補者討論会に参加したトランプ氏(左)とカーソン氏=10日、ウィスコンシン州ミルウォーキー(ロイター=共同)
 【ワシントン=加納宏幸】来年11月の米大統領選に向けた共和党候補による第4回討論会が10日夜(日本時間11日午前)、米中西部ウィスコンシン州ミルウォーキーで始まった。テーマは経済だが、参加者が前回の上位10人から8人に絞られたことで激しい攻防が予想される。黒人の元神経外科医、ベン・カーソン氏(64)、不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)の「二強」が支配する選挙戦の構図が塗り替えられるかが焦点となる。

 民主党でヒラリー・クリントン前国務長官(67)が他を大きくリードしているのとは対照的に、共和党ではなお15人が戦っている。予備選・党員集会の初戦、来年2月1日のアイオワ州党員集会まで3カ月。候補同士のつぶし合いも熾烈(しれつ)さを増している。

 共和党の候補指名争いでは、カーソン、トランプ両氏の「政界アウトサイダー」がそれぞれ20%台の支持率で選挙戦を主導。2人は、オバマ政権と妥協してきたとして同党指導部ら「ワシントン政治家」への反発を強める保守層の後押しを受ける。これを、若手論客であるマルコ・ルビオ(44)、テッド・クルーズ(44)の両上院議員が10%前後で追い上げる展開となっている。

 当初は本命視され、今年7月には20%近くあったジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)への支持率は徐々に下がり、現在は一桁台。予備選・党員集会の前に開かれる共和党討論会は今回を含めて12月と来年1月の計3回だけとなり、失地挽回に必死だ。

2811チバQ:2015/11/11(水) 21:17:05
http://mainichi.jp/feature/news/20151111k0000e030212000c.html
米大統領選:「変節」「誇張」共和2強がメディア批判
毎日新聞 2015年11月11日 11時16分(最終更新 11月11日 13時00分)

 【ミルウォーキー(米中西部ウィスコンシン州)及川正也】2016年米大統領選共和党指名争いで4回目のテレビ討論会が10日、ウィスコンシン州で開かれた。民間人候補の不動産王ドナルド・トランプ氏(69)と元神経外科医ベン・カーソン氏(64)の発言の「変節」や体験談の「誇張」がメディア報道で相次いで発覚。両氏がライバルやメディアへの批判を展開しているが、論戦ではあまり触れられず、疑念払拭(ふっしょく)にはいたらなかった。

 来年2月の予備選開始まで約2カ月半と迫る中、トランプ、カーソン両氏の勢いは衰えていない。米メディアは、「候補者の信頼性」や「大統領としての資質」を問うため一斉に両氏らの言動や経歴を検証し始めている。

 政治専門紙ポリティコは、カーソン氏が回顧録で「米陸軍士官学校の全額支給奨学金の申し出を受けた」としていることについて、陸軍士官学校に志願していなかったと暴露。カーソン氏は討論会で奨学金の申し出は事実だとして「曲解されている」と反論した。

 カーソン氏については過去の経験談の「誇張」も問題化しているが、討論会では「私を知る人は、私が誠実だと知っている」とかわした。

 一方、支持率調査でカーソン氏に首位を奪われることも出てきたトランプ氏は「カーソン氏の多くのウソ」とメディアに便乗、泥仕合になっている。

 ただ、トランプ氏についてもメディアの追及は強くなっている。

 トランプ氏は、CNNとのインタビューで「アフガニスタン攻撃は間違いだった」と発言しているのに、後に「言っていない」と主張したり、自身のウェブサイトにも記録されている他の候補者への中傷発言も否定したりしている。メディアはそうした姿勢を批判するが、トランプ氏は逆にメディア批判を展開して支持を集めている。

 ただ、両氏の高支持率は、8割前後に達する「既存政治不信」の世論を背景にしたものだ。それだけに、「信頼性」を問う世論の矛先が民間候補にも向かえば、選挙情勢が一変する可能性もある。

2812チバQ:2015/11/11(水) 21:19:16
http://www.sankei.com/world/news/151111/wor1511110028-n1.html
2015.11.11 14:32
【ミャンマー政権交代へ】
でも大統領になれないスー・チー氏「私がすべてを決定する」 野党NLD総選挙で過半数確保 

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8日、ヤンゴンで自ら投票する国民民主連盟(NLD)党首のアウン・サン・スー・チー氏(ロイター)
 【シンガポール=吉村英輝】ミャンマー総選挙で、アウン・サン・スー・チー氏(70)が率いる野党、国民民主連盟(NLD)は11日までの独自集計で、軍人枠を含めた国会全体で、政権交代可能な過半数を確保した。選挙管理委員会の途中集計でもNLDは圧倒。政局の混乱がなければ、半世紀にわたり軍主導の政治が続く同国で、同国の民主化を主導してきたスー・チー氏による政権奪取が実現する。

 NLDの11日までの独自集計によると、下院で改選対象82%の271議席、上院で同80%の135議席で当選を確実にした。

 ミャンマーの国会は、来年1月末に発足する新議会で、下院の民選議員、上院の民選議員、両院でともに25%の議席を握る軍人議員がそれぞれ、計3人の大統領候補を指名。上下両院の全議員の投票で大統領を選出し、落選した2候補は自動的に副大統領となる。

 NLDの集計結果は、軍人枠を含め、下院(定数440議席)と上院(同224議席)の両方で6割以上の比率となるため、NLDが2人の大統領候補を擁立できる。また、両院合計(同664議席)のうち406議席以上を固めたことで、単独で大統領を選出できることになる。

 選管が11日午前に発表した途中開票結果では、NLDは下院の開票済み149議席中134議席(89%)を獲得、上院も同様に33議席中29議席(87%)をとっており、NLDの独自集計結果を追認する流れとなっている。

 また、選管は同日午前、スー・チー氏が自身の下院選挙区で当選したことも発表した。

 新議会は2〜3月に大統領選出作業を進め、新大統領はテイン・セイン大統領が任期切れとなる3月末に就任する予定。新大統領は、議会に閣僚候補の名簿を提出するなど、新政権発足にあたり権限を持つ。

 ただ、政権交代しても、外国人の家族を持つスー・チー氏は憲法の規定で大統領になれない。スー・チー氏は10日、英BBC放送などのインタビューで、次期大統領には何の権限もないと明言し「私がすべてを決定する」と強調した。

 一方、憲法は国軍総司令官に国防相や内相の任命などの権限を付与しているほか、憲法改正など重要案件には、議会の25%を握る国軍が実質的な拒否権を持つ。政権奪取が確実となりつつあるスー・チー氏の課題は、国軍との協力関係構築に移りつつある。

2813チバQ:2015/11/11(水) 21:34:22
http://www.sankei.com/world/news/151111/wor1511110042-n1.html
2015.11.11 21:13
【米大統領選】
政策論で「2強」精彩欠く 共和党候補討論会でトランプ、カーソン両氏 ブッシュ氏は安保で挽回目指すも…

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米共和党の候補者討論会に参加したトランプ氏(左)とカーソン氏=10日、ウィスコンシン州ミルウォーキー(ロイター)
 来年11月の米大統領選の共和党候補による第4回討論会が10日、米中西部ウィスコンシン州ミルウォーキーで開かれた。2月からの予備選・党員集会まで3カ月を切り、世界における米国の役割を中心に激論が交わされたが、不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)、黒人の元神経外科医、ベン・カーソン氏(64)の「2強」は本格的な政策論争の中で精彩を欠いていた。(ワシントン 加納宏幸)

 参加者が前回の上位10人から8人に絞られたことで、候補同士が国家観を戦わせる場面が目立った。

 「イランの過激な(イスラム教)シーア派の宗教指導者は核兵器取得を試み、中国は南シナ海を乗っ取ろうとしている。米国が最強の軍事大国であれば、世界はより安全になる」。2強を追うマルコ・ルビオ上院議員(44)はこう訴えた。ランド・ポール上院議員(52)は軍事費増大による財政破綻に警鐘を鳴らし、これに反論した。

 民主党の候補指名争いで他を引き離すヒラリー・クリントン前国務長官(68)への批判も目立った。

 ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)は、軍事より外交を重視するオバマ米大統領と、政権1期目に外交を担ったクリントン氏の2人に「米国に果たすべき指導的役割があるとは信じていない」と指摘。イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」掃討のため、オバマ氏が拒否しているシリア上空への飛行禁止空域の設定を主張した。

 一時はクリントン氏と同じように本命視されたブッシュ氏の支持率は1桁台の低空飛行。中東での役割強化を主張することには、兄の前大統領が間違った情報を基に始めたイラク戦争の是非をめぐる論争に発展する危険性があったが、失地挽回を目指し、あえて火中のクリを拾った形だ。

 これに対し、トランプ氏は「プーチン大統領がイスラム国をたたきのめすのなら、100%支持する」とロシアの中東での影響力を許容するかのような発言をした。また、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉で中国の為替操作が議論されなかったとし、他候補から「中国はTPP交渉に入っていない」とたしなめられる場面もあった。

 カーソン氏は貧困家庭から医師になった自身の生い立ちをめぐる「美談」に米メディアが疑問を投げかけていることに「嘘だ」と反論したが、他候補との論争に絡む場面は少なかった。

2814チバQ:2015/11/11(水) 21:39:16
http://www.cnn.co.jp/usa/35073352.html
共和党候補が移民や外交で論争、個人攻撃影潜める 米大統領選
2015.11.11 Wed posted at 19:47 JST
(CNN) 来年の米次期大統領選に向けた共和党の第4回テレビ討論会が10日、米FOXビジネス・テレビの主催で開かれた。世論調査で首位を争う不動産王ドナルド・トランプ氏と元医師のベン・カーソン氏をはじめ8人の候補者が、移民制度、外交政策などの分野で激論を交わした。
過去3回の討論会で目立っていた個人攻撃や中傷から、本格的な政策論争に転じたのが大きな特徴だ。各候補者とも民主党の有力候補、ヒラリー・クリントン前国務長官との対比を意識しつつ、自身の政策を明確に打ち出そうとする姿勢がみられた。
カーソン氏は最近、自伝にうその記述があると報道されていることに対し、「入念に調べ上げられることは一向にかまわない。だがうそを言われるのは承知できない」と反発。リビア・ベンガジで起きた米領事館襲撃事件をめぐるクリントン氏のうそは取り上げないのかと、メディアを逆に批判した。
過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」への対応をめぐっては、トランプ氏とジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事が真っ向から対立した。
ISISとの戦いはロシアに主導させるべきだとの立場を取るトランプ氏は、「米国が世界の警察官であり続けることはできない」と主張。これに対してブッシュ氏は、トランプ氏が「間違っている」と反論し、「米国は世界の警察官であろうとしているわけではないが、世界のリーダーでなければならない」と強調した。
これまでの討論会では精彩を欠いていたブッシュ氏だが、今回は自信を取り戻した様子で持論を展開した。
移民制度改革の議論では、穏健派のブッシュ氏やジョン・ケーシック・オハイオ州知事と、強硬派のテッド・クルーズ上院議員の間で意見がぶつかった。
ブッシュ氏は、米国が不法移民を大量に追放することは「不可能であり、米国の価値観に反する」と主張した。一方クルーズ氏は「法を執行せずに不法移民の滞在を許し、結果として勤勉な米国人労働者の賃金を引き下げてしまう政策は、思いやりがあるとはいえない」と論じた。
オバマ政権が目指す最低賃金の引き上げに対しては、マルコ・ルビオ上院議員が「機械より人を雇う方が高くなってしまう」と、改めて反対を表明。トランプ氏とカーソン氏はさらに、もともと高い賃金をさらに上げれば、失業率が上昇するなど経済に悪影響を及ぼすとの見方を示した。
討論会にはこのほか元ヒューレット・パッカード最高経営責任者(CEO)のカーリー・フィオリーナ氏、ランド・ポール上院議員が参加した。
これに先立ち、支持率が下位の候補者による「前座」の討論会には、クリス・クリスティー・ニュージャージー州知事、マイク・ハッカビー元アーカンソー州知事、ボビー・ジンダル・ルイジアナ州知事、リック・サントラム元上院議員が参加。クリスティー氏は、共和党候補者が互いに攻撃し合うのでなく、クリントン氏に照準を合わせるべきだと力説した。

2815チバQ:2015/11/15(日) 10:12:16
http://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/world/toyokeizai-91572.html
トランプ氏は共和党の本命であり続けるか 米大統領選の指名争い、本命不在の大混戦

06:00東洋経済オンライン

トランプ氏は共和党の本命であり続けるか 米大統領選の指名争い、本命不在の大混戦
コロラド州ボールダーの公開討論会で気を吐くトランプ氏(中央)とルビオ氏(左)カーソン氏(右)(写真:AP/アフロ)
(東洋経済オンライン)
ズバ抜けた候補が見当たらない。2月1日のアイオワ州党員集会を機に始まる、アメリカ大統領選の予備選挙まで3カ月を切った。

共和党の候補者争いには10名以上が名乗りを上げているが、実業家のドナルド・トランプ氏と神経外科医のベン・カーソン氏、上院議員のマルコ・ルビオ氏の3人に絞られてきた感がある。当初に最有力候補とされていた元フロリダ州知事のジェブ・ブッシュ氏は脱落したと見てよい。

民主党では、ジョー・バイデン副大統領が不出馬を表明したことで、候補者はヒラリー・クリントン前国務長官、上院議員のバーニー・サンダース氏の二人に絞られた。

インサイダーvs.アウトサイダー
アメリカの大統領選挙にはパターンがある。有権者の反ワシントン意識を背景に政治改革を唱えるアウトサイダーと、ワシントンの政界の支持を得たインサイダーの戦いの様相を示すことだ。

過去の大統領選挙では、カーター、レーガン、クリントンの各候補は、いずれもワシントンの政界と関係のない州知事経験者だった。オバマ候補も上院議員出身であったが、当選2年目に大統領選挙に出馬しており、実質的にアウトサイダーだった。

今回の共和党候補ではトランプ氏とカーソン氏がアウトサイダーであり、ルビオ氏がワシントンのエスタブリッシュメントの支持を得た候補者である。民主党では、クリントン氏はワシントンを代表する政治家だが、サンダース氏は“民主的な社会主義者”と自称し、ワシントンの政界では一匹狼で、既成政治に挑戦するアウトサイダーだ。

共和党の予備選挙の焦点は、世論調査でリードするトランプ氏とカーソン氏の勢いがいつまで続くのか、ということである。

注意すべきは、両候補の支持率が高いとはいえ、いずれも20%台であり、圧倒的なリードとはいえないことだ。両候補の高い支持率は、候補者濫立で支持が割れていることと、それぞれの支持層の特徴を反映したものである。

トランプ氏の最大支持層はブルーカラーで、同候補に対する忠誠心が強い。カーソン氏の支持層は、エバンジェリカルと呼ばれるキリスト教右派と、ティーパーティ運動の支持者。多数を占めるホワイトカラー層や経営者層は、支持者を決め切れていないのが実情といえる。

現段階まで選挙戦は顔見せ的な様相が強く、詰めた政策論議は行われていない。予備選挙が始まると状況は大きく変わってくる。支持層の構成から判断して、トランプ氏とカーソン氏が支持基盤を拡大する可能性は小さい。

2816チバQ:2015/11/15(日) 10:12:45
ウォール街が支持する共和党のルビオ氏
注目すべき候補者は、コロラド州ボールダーの公開討論会で勝者との評価を得た、ルビオ氏であろう。

同氏はキューバ移民の子で、苦学して弁護士になった経歴を持つ。年齢も44歳と若い。有権者にアピールする要素を十分に持つ。まだ1期目の上院議員で、既成政治に染まっていない点も魅力だ。ブッシュ氏の脱落で、最大の資金源であるウォール街はルビオ氏支持に軸足を移しつつある。これから脱落する候補者の支持層を吸収するのは間違いない。ルビオ氏は“共和党のオバマ”と呼ばれ、民主党候補者に勝てる候補者として期待感が高まっている。

一方、民主党のクリントン氏は、ベンガジ事件や私的な電子メール使用というスキャンダルで、支持率が5月の64%から9月には40%にまで落ち込んだ。上院での公聴会を乗り切り、民主党の公開討論会で他の候補者を圧倒したことで支持率は回復しつつあるが、以前の勢いはない。

同候補の支持率が大きく崩れることはないだろう。しかしサンダース氏の追い上げは無視できない。

まず注目しなければならないのは、バイデン副大統領の支持層がどちらに流れるのか、ということだ。不出馬声明直後に行われた世論調査では、クリントン支持率は前の調査に比べ横ばいにとどまったのに対し、サンダース支持率が大きく伸びた。バイデン支持層がサンダース氏に流れている兆候で、着実にリベラル派の支持を得つつある。

サンダース氏の2月予備選挙3州を注視
サンダース氏は2月に行われるアイオワ州、ニューハンプシャー州、サウスカロライナ州の予備選挙に全力投入、クリントン氏を追い詰める戦略を取る。3州での選挙体制作りで、クリントン陣営に後れを取ったが、短期間で体制を構築しつつある。この3州の選挙結果は、その後の選挙に大きな影響を与える。

2008年の大統領選で、クリントン氏はアイオワ州、ニューハンプシャー州でオバマ氏に敗北、最後まで取り戻すことができなかった。クリントン陣営は失敗を教訓に、早い段階から3州での選挙体制を構築してきたが、安閑としてはいられない。

最新の世論調査によれば、アイオワ州ではクリントン氏(57%)がサンダース氏(25%)を大きくリードしているが、ニューハンプシャー州では48%対45%と拮抗している。もし、サンダース氏が3州で負ければ、クリントン氏の民主党での勝利は決まる。

共和党の場合、エバンジェリカルが多いアイオワ州では、トランプ氏とカーソン氏が21%対21%で接戦。ニューハンプシャー州ではトランプ氏が26%、カーソン氏が16%、ルビオ氏が急進して13%を獲得している。2月まで、共和党の公開討論会は3回予定され、まだ情勢は流動的。闘いはこれからだ。

 (「週刊東洋経済」2015年11月14日号<9日発売>「核心リポート05」を転載)

2817チバQ:2015/11/15(日) 10:27:37
>>2801>>2809
http://www.sankei.com/world/news/151114/wor1511140003-n1.html
2015.11.14 22:50

スタバはクリスマスを憎んでいる!? “赤い紙カップ”めぐり大論争





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米ニューヨークにあるスターバックスの店舗。クリスマスシーズンのカップをめぐる大論争は、まさにホットな話題だ(AP)
 米スターバックスが、今年のクリスマス(ホリデー)シーズン用に使い始めた「紙カップ」をめぐり、欧米で大論争が巻き起こっている。これまではクリスマスを連想させるデザインだったが、今年は赤一色の無地に。すると、保守的なキリスト教徒らが「スタバはクリスマスを憎んでいる」「キリスト教への挑発だ」などと猛反発。スタバ側は「(宗教や考え方にとらわれずクリスマスを)多くの人に楽しんでもらうのが狙い」と説明しているが、今のところ理解を得られそうにないようだ。

万人のためのデザイン

 米CNNテレビや英紙デーリー・メール(いずれも電子版)などによると、今シーズンのカップは、季節の飲み物とともに、欧州では10月22日、カナダを含む北米では11月1日から各店舗にお目見えした。スタバは1997年のホリデーシーズンに、クリスマスを連想させる赤字に、ジャズとサンタを題材にしたカップを採用。以来、クリスマスを盛り上げるため、トナカイやモミノキなどをデザインしたカップを用意してきた。

 スタバのジェフリー・フィールズ副社長は、今年の紙カップにデザインを描かなかった理由を「今シーズンは、われわれすべての物語を受け入れるため、あえて純粋なデザインにした」と説明した。クリスマスはキリスト教の行事ではあるが、さまざまな宗教や考え方の人たちにも楽しんでもらいたい、との願いを込めたというのだ。

「イエスを憎んでいるから」

 ところが、この無地のカップに保守的なキリスト教徒たちが激怒。アリゾナ州の元牧師、ジョシュア・フューアスティーン氏は、自身のフェイスブック(FB)に「スタバがカップからクリスマスを消し去ったのはイエス・キリストを憎んでいるからだ」との動画を投稿。これまでに約1200万人がこの動画を閲覧し、約15万人が「いいね!」と評価した。

 欧米では、スタバで飲み物を注文すると、紙のカップにお客さんの名前を書き入れ、できあがると名前を呼ぶシステムになっている。このため、フューアスティーン氏は、名前の代わりに「メリークリスマス」と告げて、カップに記入させ、これを広げる呼びかけも続けている。

2818チバQ:2015/11/15(日) 10:28:03
 フロリダ州の学生牧師、ネイト・ウェーバー氏も、FBに「私の人生において、正式にスタバ(の利用)を禁止する」と投稿。英では保守党のデビッド・バロウズ議員(46)が英ニュースサイトに5日「消費者主導というより、政治的な正当性を主張するのが理由のような気がする」と、スタバが建前論でキリスト教色を薄めたことを暗に批判した。

 こうした動きにスタバ側は、「お客さまには、思い思いのクリスマス物語を描いてほしい。そのために無地のカンバス(カップ)を用意した」と趣旨を説明、懸命に理解を求めている。

過去にはウォルマートも

 この手の騒動は、過去にもあった。2005年のホリデーシーズンに、米大手小売りチェーン、ウォルマートが顧客を迎える際、例年「メリークリスマス!」と呼びかけるところを「ハッピーホリデー!」に変えたところ、保守的なキリスト教徒のウォルマートでの不買運動に発展。翌年、元に戻したことがあった。米調査機関、ピュー・リサーチ・センターの調査では、米国人の70%以上はキリスト教徒で、熱心過ぎる教徒がこうした問題を起こしがちだという。

 だが、米国内でもフューアスティーン氏の考えに反対する声も少なくない。FBには「キリスト教が唯一の宗教じゃない」「私はスタバの店員でキリスト教徒だが、スタバの店員はコーヒーを愛するすべての(宗教の)人々を受け入れる」といった反論も多く投稿されており、クリスマスを控えて論争は、さらにヒートアップしそうだ。(SANKEI EXPRESS)

2819チバQ:2015/11/15(日) 21:12:41
http://mainichi.jp/feature/news/20151116k0000m030031000c.html
米大統領選:指名争い争点に国際テロ対策が浮上
毎日新聞 2015年11月15日 19時45分(最終更新 11月15日 19時49分)

 【デモイン(米中西部アイオワ州)及川正也】フランスでの同時多発テロを受け、2016年米大統領選指名争いの争点に、過激派組織「イスラム国」(IS)掃討など国際テロ対策が浮上した。軍事作戦の強化から銃規制緩和など広範な議論が活発化。今後、具体的な対抗策が焦点となりそうだ。

 民主党指名争いで本命視されるヒラリー・クリントン前国務長官は14日、アイオワ州での候補者討論会で「過激なジハード思想を根絶する必要がある。ISは最大の脅威で壊滅させる」と述べ、包括的なテロ対策を立案する考えを表明した。ただ、「米国は(最前線で)戦うことはなく、ISと戦う人たちを支援する」と述べ、オバマ政権のIS戦略を支持する考えを示した。支持率でクリントン氏を追うバーニー・サンダース上院議員は「残虐なISを地上から駆逐する」と述べたが、具体策は示さなかった。

 共和党指名争いに出馬している主要候補も13、14両日、仏同時テロに言及した。ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事は「西洋文明の破壊を意図」したテロで、ISとの戦いを「我々の時代の戦争」と指摘。マルコ・ルビオ上院議員もイスラム過激主義の自由主義社会に対する挑戦と位置づけた。

 支持率首位を争う元神経外科医のベン・カーソン氏は「地上部隊が重要だ」と軍事作戦の強化を求め、実業家ドナルド・トランプ氏は「もし(犠牲者らが)銃を携帯していたなら状況は変わっていただろう」と銃規制緩和論を持ち出した。

 民主党候補を対象にした12日発表のCBSテレビの支持率調査によると、「国際紛争」対応ではクリントン氏53%、サンダース氏16%と大差で、国際テロ対策が焦点になればクリントン氏に有利に働く可能性がある。

 一方、共和党候補では、「外交政策の経験がないカーソン、トランプ氏ら政界の非主流派にとって重要な局面になるだろう」(NBCテレビ)との指摘もあり、国際テロ対策が試金石となる可能性もある。

2820チバQ:2015/11/15(日) 21:13:51
http://news.ameba.jp/20151115-118/
将来の米大統領候補説も 「JFKの孫」が楽天に入社の舞台裏
2015年11月15日 07時00分
提供:NEWSポストセブン
 グローバルIT企業・楽天に、キャロライン・ケネディ駐日米大使の長男、ジョン・シュロスバーグ氏(22)が入社していたことが判明した。11月16日発売の『週刊ポスト』が報じている。

「楽天に超大物海外セレブの子息が入社したようだ」──本誌がその情報をキャッチしたのは10月下旬。「社内公用語は英語」の楽天は、昨今、ネット通販やデジタル書籍などの分野で海外進出が進み、グローバル企業に急成長している。新卒採用も4月入社に加え、海外の大学の卒業式に合わせた10月入社もあり、外国人社員も積極的に採用している。

 そんなグローバルIT企業に入社した“子息”こそ、シュロスバーグ氏だ。35代米大統領のジョン・F・ケネディ氏を祖父に持つアメリカの名門一家子弟である。

 産経新聞ワシントン駐在客員特派員の古森義久氏がいう。

「ジャックの愛称で呼ばれるシュロスバーグ氏は、祖父のケネディ元大統領にとっては唯一の男孫で、将来、政治家への転身は間違いないと囁かれています。実際、彼は雑誌や新聞のインタビューで“やがては政治の道に進みたい”と公言していて、気の早い人の間では、すでに彼を将来の大統領候補として推す声もあるほどです」

 ケネディ家のアメリカにおけるブランド力は絶大だ。

 2008年の大統領選の民主党予備選で、オバマ氏とヒラリー氏が激しい指名争いを繰り広げていた時に、キャロライン氏がオバマ支持を表明した途端、形勢は一気にオバマ氏に傾いた。それほどケネディ家の名前には力がある。

 シュロスバーグ氏は名門イエール大学を卒業した秀才にして、高身長のイケメン。まるで少女漫画の主人公のようなセレブ男子が、なぜアメリカを離れ、日本のIT企業での“サラリーマン生活”を選んだのか。

 楽天関係者がいう。

「ジャックは日本好きが高じて、大学で日本史を専攻したほど。昨年、キャロライン氏が東日本大震災の被災地を訪問した際には、福島第一原発視察などに同行した。復興に邁進する東北の人々の姿に痛く感動したようです。

 その視察時に、キャロライン氏が招待された楽天イーグルスの始球式にジャックも出席し、三木谷社長と3人で始球式を務めました。そこで社長と意気投合して連絡を取り合う仲になり、入社を希望するに至ったと聞いています」

 シュロスバーグ氏の日本贔屓は相当なもの。お気に入りのアイドルまでいるという。

「大学時代から3人組アイドルユニットの『Perfume』にハマっているそうです。2013年のクリスマスには、東京ドームで開かれた彼女たちのライブに親子で来場していました。子供の頃はポケモンカードを持ち歩いていたそうです」(同前)

 さらにこの夏、「佳子内親王とシュロスバーグ氏が“お見合い”をした」という記事が女性週刊誌に掲載され、話題になった。皇室関係者がいう。

「2人が私的に会ったという噂が出回っただけで、『お見合い』は言い過ぎでしょう。ただ、彼が日本の企業に就職したとなれば、2人の“距離が縮まった”とは言えます。噂が再燃するかもしれません」

 楽天は「一社員の在籍の有無についてはお答えしていません」(広報部)というのみだが、別の楽天関係者によれば「シュロスバーグ氏は10月1日付けで入社し、他の同期社員と共に働き始めている」という。

 将来のアメリカ大統領候補は、日本で社会人の第一歩を歩み始めたようだ。

※週刊ポスト2015年11月27日・12月4日号

2821チバQ:2015/11/15(日) 22:38:09
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/151114/mcb1511140500008-n1.htm
米年末商戦に見直し機運 1日集中より長期間セール (1/3ページ)
2015.11.14 06:27
米小売業界では、感謝祭(11月第4木曜)翌日の「ブラックフライデー」(今年は27日)に一斉に大幅値引きを行い、年末商戦をスタートするのが慣習だ。しかし、大手小売りの中にはセール期間を延長するケースもあり、1日の集中販売にこだわる傾向は薄れつつある。

 米小売りチェーン大手ターゲットは9日、家電・キッチン用品・玩具などのホリデーセールを今月22日から12月1日まで、10日間にわたり実施すると発表した。

 同社幹部のティナ・タイラー氏は「ブラックフライデー前、当日、後に買い物をしようと考えている全ての顧客にお得感を提供できるよう、より長期にわたる人気商品の特価販売を試みる」と説明した。

 小売り最大手の米ウォルマート・ストアーズも、今月に入ってすでに「iPad(アイパッド)」やテレビを含む数千点の値引きを開始している。

 一方、英国では、ウォルマート傘下の英スーパーマーケットチェーン、アズダが11日、今年はブラックフライデー・セールを実施せず、年末商戦全体で2600万ポンド(約48億5500万円)規模の値下げを行う方針を示した。

 同社は2013年、米国にならってブラックフライデー・セールを導入したが、「高額かつクリスマスに不要な商品の瞬間的なセールをめぐる買い物客の疲労」への配慮から今年は実施しないと説明。顧客からの意見をまとめた結果、たった1日の「ドタバタ騒ぎ」ではなくホリデーシーズン全体でのセールを求めていることが分かったという。

 このほか、英百貨店チェーン、ジョン・ルイスや英小売りチェーン、アルゴスもブラックフライデー・セールに懸念を示している。アルゴスの親会社、ホーム・リテール・グループは、昨年の「ほぼ異常」といえるレベルのブラックフライデーの注文や大幅値下げは、さまざまな問題を引き起こす可能性があるとの見解を示した。

 英国では昨年、ブラックフライデー・セールで客どうしが店内でけんかを起こしたり、需要に対応できず小売店のウェブサイトが停止したりなどトラブルが相次いだ。英調査会社ミンテルの小売り担当ディレクター、リチャード・パークス氏は、昨年のブラックフライデーは「クリスマスギフトへの支出に打撃を与えた」と分析している。

 米国でもブラックフライデーのセールを取りやめると表明する企業が出始めている。アウトドア用品大手のREIは27日当日に143店舗を休業すると発表。また、スウェーデンの衣料品ブランド「H&M」の米店舗や、米事務用品小売り大手ステープルズは感謝祭に店を閉める方針だ。ブラックフライデーは、セール営業が早まって感謝祭夕方から始まる傾向が強まっている。(ブルームバーグ Paul Jarvis、Christie Boyden)

2822チバQ:2015/11/16(月) 21:58:12
http://www.sankei.com/world/news/151116/wor1511160014-n1.html
2015.11.16 07:30
【ポトマック通信】
米大統領候補にとって「身長」は重要な要素らしい…





【外信コラム】
 米国人といえば背が高い印象があるが、街中を歩いていると、日本人からみて普通の身長の人も多い。米保健福祉省の調べでは、米国の成人男性の平均身長は176センチ。日本男性は172センチだから、その差は4センチと意外に小さい。また米国女性の平均身長は162センチで、こちらも日本との差は3センチでしかない。

 ただし大統領候補となると話は別だ。先日の共和党との討論会に参加した男性候補11人の平均身長は181センチ。なかでも不動産王のドナルド・トランプ氏とジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事はともに191センチで、米国男性のなかでトップ5%圏内に入る背の高さということになる。

 政治家の身長には米国人も関心があるらしく、米メディアでも「一番背が高い候補者は誰だ」といった記事がよくある。米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、歴代大統領の大多数は同時代の平均身長より高く、過去の大統領選のうち約3分の2では背が高い方が勝っている。「有事のときほど身体的に威厳がある指導者が好まれる」との分析もあるという。

 テレビと選挙の関わりが深まった1960年代以降の大統領で、身長が180センチ未満なのはジミー・カーター氏のみ。たかが身長ではあるけれど、一部の陣営には嫌なデータかもしれない。(小雲規生)

2823チバQ:2015/11/17(火) 20:33:17
http://www.sankei.com/world/news/151117/wor1511170046-n1.html
2015.11.17 19:55

カナダ新政権、「ニカーブ」着用認める イスラム教の衣装、前政権で禁止法 イスラム国空爆参加も中止表明

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 【ニューヨーク=黒沢潤】カナダに移民したイスラム教徒の女性が市民宣誓式に出席する際、全身を覆うニカーブの着用が許可されることになった。ハーパー前保守党政権時代に定められた「着用禁止法」が宗教の自由に反するとして最高裁まで争われていたが、発足したトルドー新政権が16日、上訴を取り下げた。

 禁止法は2011年に施行されたが、パキスタン出身の女性が、禁止法はカナダで保障されている宗教の自由に反するとして提訴。控訴裁判所が9月、違法と認定したのを受け、ハーパー前政権が上訴していた。

 トルドー氏は前月の総選挙に際し、禁止法はイスラム教徒の脅威をあおるものだと批判し、ニカーブ着用を支持していた。

 レイボールド司法相は16日の声明で、「カナダは強い。それは多様だからだ」と強調した。

 一方、トルドー首相は同日、総選挙の公約に従い、パリ同時多発テロを実行したと主張する「イスラム国」への空爆参加をいずれ中止すると表明した。

 カナダは戦闘機6機を現地に派遣。訓練要員として派遣している特殊部隊はそのまま残すという。

2824チバQ:2015/11/17(火) 21:19:55
http://www.cnn.co.jp/usa/35073512.html
米大統領選の共和党候補、シリア難民拒否の姿勢相次ぐ 仏テロで
2015.11.15 Sun posted at 15:49 JST
ワシントン(CNN) パリで13日夜起きた同時多発テロ事件を受け、来年の米大統領選に立候補している共和党候補の多くが15日までに、オバマ米政権が発表した少なくとも1万人のシリア難民の受け入れ計画を批判したり、見直しなどをそろって要求した。
同時多発テロ事件についてフランスのオランド大統領は過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の犯行と断定。ただ、襲撃犯の身元や出身地、フランスへの入国方法などの詳細はまだ明らかになっていない。一部の共和党候補によるシリア難民受け入れへの懸念などは事件発生から数時間後に表明された。
各種の世論調査で支持率首位を争う実業家ドナルド・トランプ氏はテキサス州での集会で、「大きな問題を引き起こすかもしれない難民を引き受けることは正気ではない」と主張。
マイク・ハッカビー元アーカンソー州知事もCNNの取材に「シリア難民の引き取りは最大限の馬鹿げた行動」と言い切り、代わりに中東で人道支援に当たることを提案した。
リック・サントラム元上院議員はフロリダ州の共和党関連会合で、ISISがシリア難民の米入国で狙うことをしてやるようなものだと指摘。ヒューレット・パッカード元社長のカーリー・フィオリーナ氏も同じ会合で、オバマ氏はテロリズムとの関係がないことの審査を約束せず一方的に難民受け入れを決めたと批判。さらに、オバマ大統領が13日、米国はISISの封じ込めに成功したとする発言は間違いだったとの怒りをぶちまけた。

また、ランド・ポール上院議員も同会合で「第1にシリアの難民は受け入れない」とする自らの立場を主張した。ルイジアナ州のボビー・ジンダル知事はオバマ大統領に書簡を送り、受け入れようとするシリア難民の監視方法やテロとの関係の有無を調べる方法などについての情報提供を要求した。
一方、ヒラリー・クリントン前国務長官ら民主党の大統領選候補3人はパリの事件とシリア難民の受け入れ問題を関連付ける見解など示さなかった。声明発表やツイッターで、フランス政府や国民を悼む気持ちを伝えた。

2825チバQ:2015/11/17(火) 21:20:49
http://www.cnn.co.jp/usa/35073611.html
難民を宗教で選別、共和党候補の提案にオバマ大統領が怒り
2015.11.17 Tue posted at 11:46 JST
ワシントン(CNN) 来年の米大統領選に名乗りを上げている共和党の候補者から、シリア難民の受け入れはキリスト教徒に限るべきだといった発言が相次いでいることに対し、オバマ大統領が16日、憤りをあらわにした。
オバマ大統領はトルコで開かれた主要20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)の記者会見の場で、共和党候補者の発言に言及。こうした候補者はISISに対する強硬姿勢を見せようとしているにすぎず、イスラム教のシリア難民に対する恐怖心をかき立てていると非難した。
名指しこそ避けたものの、特に保守強硬派テッド・クルーズ上院議員の姿勢をやり玉に挙げ、「(難民は)キリスト教徒だけ受け入れてイスラム教徒は拒むべきだと言う連中もいれば、内戦から逃れてきた人の宗教を問うべきだと主張する政治指導者もいる。そうした連中の中には、政治的迫害から保護される恩恵を受けた家系の出身者もいるのに、恥ずべきことだ。それはアメリカ的ではない」と語気を強めた。
クルーズ氏の父はキューバからの移民で、キューバ独裁政権下でひどい暴行を受けたと語っていた。クルーズ氏はまた、シリアのキリスト教徒は被害者であり、テロの危険は生じさせないと述べる一方、イスラム教徒の難民受け入れは「狂気の沙汰」だと発言していた。

ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事も16日のCNNの番組で、米国のシリア支援はキリスト教徒に重点を置くべきだと語った。
こうした姿勢をオバマ大統領は「暗黒の衝動」と形容。2001年の米同時テロ直後に共和党のブッシュ前大統領が「我々はイスラム教と戦争をしているわけではない」と語った言葉を引用し、「同氏の党の指導部の中に、これを無視しようとする者がいる。それは我々のあるべき姿ではない。この点については同氏の前例にならうことこそ正しい道であり、正しい衝動だ」と力説した。
さらに「ISILとの戦闘の価値は、信教を理由に人を差別しないこと、自分たちと違う人たちを殺害しないことにある。米国は宗教を問わない」と力を込めた。

2826チバQ:2015/11/17(火) 21:22:05
http://www.cnn.co.jp/usa/35073654.html
米国の州知事、半数以上がシリア難民受け入れに反対
2015.11.17 Tue posted at 20:06 JST
(CNN) パリの同時多発テロ事件を受け、米国50州のうち半数以上に当たる27州の知事が、シリアからの難民を受け入れるというオバマ米政権の方針に反対を表明している。
同事件では少なくとも1人の容疑者が、10月初めにシリア難民としてギリシャで認定を受け、欧州入りしたことが判明した。
シリアでは紛争が始まった2011年以降、25万人が死亡し、2200万人の人口の約半数が国内外へ逃れている。
このうち米国が受け入れた難民は1500人にとどまっているが、オバマ政権は9月、来年は1万人を受け入れるとの計画を発表した。各州からはこの計画自体に反対したり、身元調査の強化を要求したりする声が上がっている。
難民受け入れを決める権限は連邦政府にある。しかし専門家らによれば、州当局が住宅供給の資金を断つなど協力を拒否した場合、実際の受入れは非常に難しくなる。

受け入れに反対する州知事のうち、1人を除いて26人は野党・共和党の知事だ。
テキサス州のアボット知事はオバマ大統領への公開書簡でパリの事件に言及し、「米国の人道的配慮が悪用され、国民が同様の危険にさらされるかもしれない」と指摘。ツイッターを通して連邦政府にも受け入れ拒否を呼び掛け、「安全が最優先だ」と主張した。
ジョージア州のディール知事は、連邦政府が難民の身元調査手続きを見直すまで同州には受け入れないと表明した。
アラバマ州のベントリー知事は15日の声明で、パリ同時テロを受けて州内への受け入れに反対することを決めたと述べた。
ミシガン州のシュナイダー知事は、住民の安全を第一に考えて受け入れを「保留」するとの声明を出した。
16年大統領選に向けて共和党の指名を争っているオハイオ州のケーシック知事、ルイジアナ州のジンダル知事も、それぞれ反対を表明している。
一方でデラウエア州のマーケル知事は、「対象となるのはテロの手から逃れてくる人々だ」として受け入れを表明した。
イスラム教市民団体の米イスラム関係評議会(CAIR)は16日、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」に打ち勝つためには「アメリカの理想を世界に示す必要がある」と主張。難民受け入れを拒否する知事らはその理想を捨て、その代わりに「恐怖感を世界に示している」と批判した。
ローズ大統領副補佐官(国家安全保障担当)は15日、米NBCテレビの番組で、米国入りするシリア難民の身元は入念に調査していると強調した。これに対して共和党議員らから、シリア政府には国民の身元を記録したデータベースが存在しないため、調査は事実上不可能だと指摘する声が上がっている。

2827チバQ:2015/11/17(火) 22:13:54
http://www.sankeibiz.jp/express/news/151117/exd1511170900002-n1.htm
【アメリカを読む】“世界の警察”米国の役割、どうあるべきか… パリ多発テロで問われるオバマ流対策 (1/4ページ)
2015.11.17 09:00
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来年11月の米大統領選に向けた共和党の第4回候補者討論会で、安全保障問題等について意見を述べるジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(左)と耳を傾けるマルコ・ルビオ上院議員。軍事介入をめぐっては、共和党内でも亀裂が生じている=2015年11月10日、米ウィスコンシン州ミルウォーキー(ロイター)
来年11月の米大統領選に向けた共和党の第4回候補者討論会で、安全保障問題等について意見を述べるジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(左)と耳を傾けるマルコ・ルビオ上院議員。軍事介入をめぐっては、共和党内でも亀裂が生じている=2015年11月10日、米ウィスコンシン州ミルウォーキー(ロイター)【拡大】
 パリ中心部で起きた同時多発テロで、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」掃討作戦などバラク・オバマ米大統領(54)のテロ対策が改めて問われることになった。次期米大統領選の共和党候補たちはオバマ氏や民主党最有力候補のヒラリー・クリントン前国務長官(68)の弱腰を批判するが、自らもまた世界における米国の役割がどうあるべきかについて合意が作れないでいる。

 介入主義か孤立主義か

 保守系草の根運動「ティーパーティー」(茶会)系が台頭した2010年の中間選挙、オバマ大統領への不満が野党候補に向かった14年の中間選挙を通じ、共和党は米国民の「アンチ・ワシントン」「アンチ・エスタブリッシュメント」の感情に訴えて躍進した。

 ウィスコンシン州ミルウォーキーで10日に開かれた共和党候補による討論会は「アンチ」ではない形でどのようにして保守主義を定義付けるかが各候補に問われる結果となった。

 ともに茶会の後押しにより10年中間選挙で初当選したマルコ・ルビオ(44)、ランド・ポール(52)両上院議員は、介入主義か孤立主義のどちらが「保守」であるかという共和党にとって未解決の問いをめぐり論戦を交わした。

 「マルコ、マルコ! 1兆ドル(約122兆円)も軍事費を増加させようとしているが、それでは保守主義者といえないよ」

 リバタリアン(自由至上主義)の傾向があるポール氏は軍事面での米国の役割を強調するルビオ氏を批判した。国家財政が破綻してしまっては安全保障もおぼつかない。こう考えるポール氏はルビオ氏から「孤立主義者」と決めつけられたことへの怒りをむき出しにしていた。

 ルビオ氏はポール氏の主張に「国家が安全でなければ経済は成り立たない」と反論。「イランの過激な(イスラム教)シーア派聖職者は核兵器取得を試み、中国は南シナ海を乗っ取ろうとしている。米国が最強の軍事大国であれば世界はより安全になる」と訴えた。

 論戦で共和党内に亀裂

 共和党内の亀裂は、イスラム国掃討作戦をめぐる議論にも現れた。口火を切ったのは、当初は本命視されながら現在は支持率が1桁台に低迷しているジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)だ。

2828チバQ:2015/11/17(火) 22:14:20
 「シリアに飛行禁止空域を設定し、(穏健な反体制派の)自由シリア軍を支援して安全地帯を作るべきだ。米国の指導力が必要とされている」

 飛行禁止空域の設定は軍事的緊張を高めるとしてオバマ氏が拒否している政策だ。民主党最有力候補であるクリントン前国務長官もブッシュ氏と同様の主張をしているものの、ブッシュ氏は「オバマ、クリントン両氏は米国に果たすべき指導的役割があると信じていない」と断言した。

 一方、不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)は「ロシアのプーチン大統領がイスラム国をたたきのめすのなら100%支持する」と主張。ウクライナ情勢も挙げ、「ドイツのような経済大国があるのに、なぜ米国が働かなくてはならないのか。世界の警察官であり続けることはできない」と反論した。

 ポール氏も飛行禁止空域に関し、ロシアがシリアに軍事介入していることを挙げて「ロシア機を撃墜するつもりなら、子供たちをイラク戦争のような戦場に送り込むことになる。あの戦争は間違いだった」と述べ、ブッシュ氏をイラク戦争を始めた兄の前大統領と重ねて批判した。

高くつく「力の空白」

 討論会は共和党の深刻な亀裂を浮き彫りにした。財政状況を考えれば、介入に介入を重ねることはできない。その一方で、「力の空白」を過激組織が埋めたことでかえってコストが高くつくことは、米軍の完全撤退後のイラクでイスラム国が台頭したことが証明している。

 野党の立場であれば、オバマ政権を弱腰と批判していれば済んだが、クリントン氏との決戦を考えれば「米国を再び偉大にする」(トランプ氏)といった抽象的な言葉ではなく、米国が世界秩序の維持にどのような役割を果たすか具体的に語ることが求められる。

 「世界の警察官であり続けるつもりはないが、米国が世界の指導者でなければ、真空を誰かが埋めてしまう」。ブッシュ氏はこう訴えた。討論会が「反オバマ」から一歩進み、米国の指導力を真剣に議論するきっかけになるのなら同盟国・日本としても歓迎すべきだろう。(ワシントン支局 加納宏幸(かのう・ひろゆき)/SANKEI EXPRESS)

2829チバQ:2015/11/17(火) 22:20:01
http://www.sankeibiz.jp/express/news/151110/exd1511100900003-n1.htm
【アメリカを読む】大統領選 3候補の意外な資金力 (1/4ページ)
2015.11.10 09:00
 2016年の大統領選の候補者指名をめぐる争いが熱を帯びるなか、知名度で劣るとみられた3候補が意外な資金力をみせている。米連邦選挙管理委員会が公表した選挙資金状況によると、民主党側ではバーニー・サンダース上院議員(74)の調達額が、先行するヒラリー・クリントン前国務長官(68)に迫る勢い。共和党側では元神経外科医のベン・カーソン氏(64)とテッド・クルーズ上院議員(44)の資金力が注目を集めている。3候補は08年に候補者指名を獲得したバラク・オバマ大統領(54)同様、少額献金の多さでも際立つ。クリントン氏やジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)といった本流候補の資金力に変わりはないが、3候補の資金力が現在の健闘につながっていることは間違いなさそうだ。

 際立つ少額献金の多さ

 「もし私を応援してくれるなら、バーニー・サンダース・ドット・コムにアクセスしてください。平均献金額は30ドル。ご支援に感謝します」。サンダース氏が10月中旬の民主党候補者討論会でダミ声を枯らして献金を呼びかけると、会場からは大きな拍手が沸き上がった。

 サンダース氏は6〜9月の3カ月で2621万ドル(約32億3000万円)を調達。圧倒的な知名度で選挙戦をスタートさせたクリントン氏の2992万ドルに匹敵する資金力をみせつけた。共和党側ではカーソン氏が2076万ドルを集め、2位のブッシュ氏(1338万ドル)を引き離した。ブッシュ氏はクルーズ氏(1221万ドル)にも迫られており、2人の大統領を輩出したブッシュ家の威光を発揮できないでいる。

 長丁場の大統領選を勝ち抜くには選挙組織の運営や、候補者やスタッフの移動などの経費に加え、テレビやラジオでPR広告を流すためにも巨額の資金力が必要だ。資金切れになった候補は選挙戦からの撤退を迫られるという現実もある。

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 思い描くオバマ流戦略

 サンダース、カーソン、クルーズの3候補は、一般的な有権者からの集金力が優れているという点でも共通している。サンダース氏の場合、個人からの献金のうち200ドル以下の少額献金が占める割合は約84%で、全候補者のなかでトップ。200ドル以下の献金が21%にとどまるクリントン氏や、6%しかないブッシュ氏とは好対照だ。

2830チバQ:2015/11/17(火) 22:20:51
 08年大統領選の民主党での候補者指名争いでは、当時上院議員だったオバマ氏がインターネットを通じた少額献金の積み重ねで資金を集め、元ファーストレディーとしての知名度と人気を誇ったクリントン氏を逆転した。200ドル以下の割合が75%のカーソン氏や51%のクルーズ氏もオバマ流の戦略を描いているものとみられる。

 ただしクリントン氏やブッシュ氏に資金力での強みがあることに揺るぎはない。クリントン氏は選挙戦立ち上げから積み上げた累計の資金調達額が7747万ドルに達しており、サンダース氏の4146万ドルを引き離している。ジョー・バイデン副大統領(72)の出馬見送りや、12年にリビア東部ベンガジで起きた米領事館襲撃事件をめぐる下院での公聴会を無難に乗り切ったこともあり、サンダース氏の支持率での追随にブレーキをかけている。

大口生かせぬ「本命」

 また候補者とは別に独自の選挙支援活動を展開できる特別政治活動委員会(スーパーPAC)の資金力では、ブッシュ氏が今年上期に1億316万ドルを集め、2位のクルーズ氏に2.5倍以上の差をつけた。ブッシュ氏を支援するスーパーPACの代表者は米通信社ブルームバーグの取材に対して、予備選・党員集会の初戦となる来年2月1日のアイオワ州党員集会から地元フロリダ州予備選がある3月15日までの45日間を重点期間と位置づけていると言明。「資金力でわれわれに対抗できる陣営はない」と自信をみせている。

 ただしブッシュ氏の場合はクリントン氏とは異なり、支持率で不動産王のドナルド・トランプ氏(69)やカーソン氏だけでなく、クルーズ氏にもリードを許す厳しい展開が続く。クルーズ氏には「草の根の支持者からの少額献金と、大口献金者からの集金力との間のバランスが最もとれている」(米紙ワシントン・ポスト)との評価も出てきており、今後の展開次第ではブッシュ氏の強みである資金力でも優位が崩れる可能性もありそうだ。(ワシントン支局 小雲規生(こくも・のりお)/SANKEI EXPRESS)

2831チバQ:2015/11/18(水) 21:47:53
>>2690 インド系アメリカ人
http://www.yomiuri.co.jp/world/20151118-OYT1T50078.html
共和・ジンダル氏、大統領選指名候補争い撤退
2015年11月18日 18時05分
 【ワシントン=今井隆】2016年米大統領選の共和党指名候補争いに立候補しているボビー・ジンダル・ルイジアナ州知事(44)は17日、選挙戦からの撤退を表明した。


 支持率が1%前後に低迷していたのが要因。共和党の主要候補は14人となった。

2832チバQ:2015/11/19(木) 21:38:08
http://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-93078.html
パリ同時テロが「米大統領選挙」に落とす影 ヒラリー氏に追い風、トランプ氏に逆風?

06:00東洋経済オンライン

パリ同時テロが「米大統領選挙」に落とす影 ヒラリー氏に追い風、トランプ氏に逆風?
演説するヒラリー候補(写真:AP/アフロ)
(東洋経済オンライン)
日本を代表する3大シンクタンクである三菱UFJリサーチ&コンサルティング、みずほ総合研究所、野村総合研究所に、6回にわたって2016年の日本を予測してもらう本連載。第2回は、『経済がわかる 論点50 2016』を上梓したみずほ総合研究所の安井明彦氏が、パリを襲った同時多発テロが2016年の米国大統領選挙に与える影響を分析する。

パリを襲った同時多発テロ。海を挟んだ米国にも、大きな衝撃が伝わった。米国は長期間にわたって中東での軍事活動を続けており、2001年の同時多発テロの記憶も残る。2016年11月に投票が行われる大統領選挙には、どのような影響が及ぶのだろうか。

軍の最高司令官を選ぶ選挙
2016年の米国では、4年に1度の大統領選挙が行われる。実質的な選挙戦は2014年11月の中間選挙が終わった直後に始まっており、投票が行われる2016年11月までの2年間にわたり、長丁場の戦いが繰り広げられる。

選挙期間が長いだけに、その間に起こった出来事によって、選挙戦の流れは何度も変わりうる。今回の同時テロも、選挙戦のひとつの節目となりうる出来事である。

目に見える影響は、すぐさま表れた。パリ同時多発テロの翌日、11月14日には、党の指名候補を選ぶ予備選挙に関連して、民主党の候補者によるテレビ討論会が予定されていた。当初の予定では、国内問題を中心にした討論会になるはずだったが、パリでの惨事を受けて、テロ対策や外交問題が、急きょ重要な論点に据えられた。

冒頭では犠牲者に黙禱がささげられ、各候補はパリ同時多発テロに関する意見から発言を始めるよう促された。予備選挙に出馬しているヒラリー・クリントン前国務長官の最初の言葉は、「フランスのみなさんと共に祈りたい」だった。

2833チバQ:2015/11/19(木) 21:38:42
不幸な出来事を直ちに選挙と結び付けて語ることは、ともすると不謹慎に映るかもしれない。しかし、パリ同時多発テロが米国大統領選挙の文脈で語られる背景には、見逃されがちな事実がある。米国の大統領は、「米軍の最高司令官」でもあることだ。パリでの惨事は、米国の大統領選挙が軍の最高司令官を選ぶ機会でもあることを、あらためて有権者に意識させる出来事だった。

注目されるのは、テロ対策や外交問題への関心の高まりが、共和党の予備選挙に与える影響である。

トランプ氏には逆風?
共和党の予備選挙では、実業家のドナルド・トランプ氏を筆頭に、政治経験のない候補者が高い支持率を維持する異常事態が長期化している。共和党の支持者には、バラク・オバマ政権の8年間に対する不満が強い。劇的な変化を求める有権者の思いが、トランプ氏らの人気を支えてきた。

パリ同時多発テロの衝撃によって、こうした共和党の予備選挙の構図に変化が生じる可能性がある。「軍の最高司令官を選ぶ選挙」としての側面が意識されることは、政治経験が浅く外交的な知見が乏しい候補者への逆風になりやすいからだ。国の安全が意識されるようになれば、有権者の判断基準は変わる。危機感が高まれば、手腕が未知数の候補者に「懸けてみる」余裕は失われるだろう。劇的な変化だけではなく、安定した手腕を求める力学が働いても不思議ではない。

早速、外交的な知見を問われたのが、トランプ氏と並び高い支持を得てきた、元神経外科医のベン・カーソン氏である。パリ同時多発テロ後のインタビューでカーソン氏は、イスラム国への対応で最初に協力を呼びかけるべき国を繰り返し問われたのに対し、特定の国の名前を挙げることができなかった。

有利になると目されるのは、政治経験のある候補者だ。父・兄に大統領経験者を持つジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事や、上院で外交委員会に所属しているマルコ・ルビオ上院議員は、外交問題での知見を強みとしている。ここまでは支持率でトランプ氏やカーソン氏に引き離されてきたが、あらためて有権者の目が向くかもしれない。

クリントン前長官の強みと弱み
見逃せないのは、知見はともかく、外交面での経験となると、共和党には不安が残ることだ。ブッシュ元知事は、国政の場で外交に携わった経験があるわけではない。ルビオ議員にしても、まだ1期目の新人議員である。

外交面での共和党候補の経験不足は、本選挙で対峙するとみられる民主党の候補と比較すると、より鮮明になる。民主党の予備選挙では、クリントン前国務長官が優勢に戦いを進めている。言うまでもなく、オバマ政権の国務長官として、まさに外交の現場を経験してきた政治家である。その前職である上院議員時代にも、軍事委員会で活躍してきた経歴を持つ。ファースト・レディ時代を含め、外交面での経験は十分すぎるほどだ。

そのクリントン前国務長官にも弱みはある。オバマ政権の外交政策への関与である。国務長官としてオバマ政権の外交政策に携わってきたクリントン前国務長官は、オバマ外交に対する批判を受けやすい。

「イスラム国」の台頭に関しては、オバマ政権が断固とした対応を取ってこなかったことに理由を求める声がある。それでなくても、キューバ、イランとの関係改善など、融和を重視するオバマ政権の外交姿勢に対しては、これを「弱腰」とする批判が絶えない。

クリントン前国務長官は、オバマ外交との違いを打ち出す必要に迫られかねず、テロ後の「イスラム国」対策についても、オバマ政権よりも強硬な対応を主張する可能性があるだろう。

2834チバQ:2015/11/19(木) 21:39:00
戦時下で行われる選挙
実は米国にとって2016年の大統領選挙は、4回続けて行われる「戦時下の選挙」である。2001年の米国中枢同時多発テロを受け、米国のジョージ・W・ブッシュ大統領は、「テロとの世界的な戦い」に踏み切り、2004年の大統領選挙で再選を果たした。2008年、2012年の大統領選挙では、米軍のイラク、アフガニスタンでの戦闘終了を目指すオバマ大統領が勝利、米軍をイラクから撤退させたものの、そこに「イスラム国」という新たな脅威が台頭している。

2001年の米国中枢同時多発テロから、すでに14年の歳月が経過した。2016年の大統領選挙で初めて投票権を得る18歳の有権者にとって、米国中枢同時多発テロの記憶は鮮明ではないかもしれない。

しかし、そうした若い有権者たちは、人生のほとんどを自国が戦争を戦っている中で育ってきた「戦争しか知らない子供たち」でもある。米国の世論調査機関のピュー・リサーチセンターが米国中枢同時多発テロ直後の2001年10月に実施した世論調査では、「米国でのテロ再発を懸念する」との回答が73%を占めていた。同センターが2015年1月に行った調査でも、依然として64%がテロ再発の懸念を表明している。

すでに述べたように、米国の大統領選挙は選挙期間中に何度も流れが変わる。「イスラム国」の行方次第では、テロ対策や外交問題は、いずれ大統領選挙の後景に退くかもしれない。難民・移民排斥論へと、議論の中心が変質していく可能性もある。それでも、戦時下にある米国において、有権者が「米軍の最高司令官」を選ぶことの重さは変わらない。米国の大統領選挙は、2016年11月8日に投票日を迎える。

2835チバQ:2015/11/19(木) 21:39:26
>>2831
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20151119k0000m030101000c.html
<米大統領選>共和指名ジンダル氏脱落…残る主要候補14人

11月18日 22:23毎日新聞

<米大統領選>共和指名ジンダル氏脱落…残る主要候補14人
ルイジアナ州のジンダル知事=米南部オクラホマ州で2015年5月22日、西田進一郎撮影
(毎日新聞)
 【ワシントン西田進一郎】来年の米大統領選に向けた野党・共和党の候補者指名争いに立候補していたジンダル・ルイジアナ州知事(44)は17日、声明を発表し、選挙戦から撤退することを明らかにした。同党指名争いからの撤退は3人目で、同党の主要候補は14人になった。

 ジンダル氏は米国初のインド系知事で、若手のホープとされていた。しかし、党内支持率は最近の調査で1%前後に低迷。ジンダル氏は声明で「今回は私の番ではない」と撤退を表明した。

 同党の候補者指名争いは、ともに政治経験がない不動産王のトランプ氏(69)と、元神経外科医のカーソン氏(64)が首位争いをしている。これにルビオ上院議員(44)、クルーズ上院議員(44)らが続いている。

2836チバQ:2015/11/19(木) 22:01:20
http://www.sankei.com/world/news/151119/wor1511190026-n1.html
2015.11.19 11:30
【パリ同時多発テロ】
NYでのテロ警告か 「イスラム国」映像公表

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【パリ同時多発テロ】
 米メディアは18日、過激派組織「イスラム国」がニューヨークへのテロ攻撃を警告する内容の映像を公表したと報じた。ニューヨーク市警は現時点で具体的なテロ情報はないが、引き続き警戒を続けるとしている。

 モナコ大統領補佐官(国土安全保障・テロ対策担当)も米国に対する「信じるに足る脅威の情報はない」と語った。同組織は米首都ワシントンでのテロも警告している。 米紙ニューヨーク・ポスト電子版によると、映像では爆発物のようなものを組み立てて体に巻き付け、ニューヨークの市街地に向かう人物が映し出される。タイムズスクエアなど繁華街の風景も織り交ぜられている。何者かが手りゅう弾のピンを抜くシーンの後、映像は暗転するという。

 パリ同時多発テロの直後にフランスのオランド大統領が行った演説の映像が続き「次はもっとひどく、悲惨なことが起きる」と字幕が流れる。

 ニューヨーク市警は、映像の一部は使い古しだと指摘する一方で「ニューヨークが依然、テロの主要標的だというメッセージを再確認するものだ」と指摘。米連邦捜査局(FBI)などと連携して警戒するという。(共同)

http://www.sankei.com/world/news/151119/wor1511190053-n1.html
2015.11.19 16:51
【パリ同時多発テロ】
“脅しに動じない!”…NY市長、安全アピール イスラム国映像「信じるに足る脅威ない」




【パリ同時多発テロ】

18日、ニューヨークのタイムズスクエアに立つ武装した警察官(ロイター)
 ニューヨーク市のデブラシオ市長は18日深夜、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」が同市へのテロ攻撃を警告する内容の映像を公表したことを受け、ブラットン市警本部長と共に繁華街タイムズスクエアで記者会見し「信じるに足る具体的な脅威はない」と強調、安全をアピールした。

 映像に写っていたタイムズスクエアで会見することで、脅しに動じない姿勢を強調した。デブラシオ市長は、市警は米国最強の警察で「9・11(米中枢同時テロ)以来、14年にわたって絶えずこの街をテロの脅威から守ってきた」と指摘。

 ブラットン氏は、これからクリスマスなどのイベントでニューヨークを訪れる観光客らに対し「安心して来てほしい。市警は皆さんを守る」と請け合った。「イスラム国」の映像については「過去の映像を寄せ集めて慌ててつくったようだ」と分析し「新しい要素は何もない」と一蹴した。(共同)

2837チバQ:2015/11/20(金) 21:52:27
http://www.sankei.com/world/news/151120/wor1511200010-n1.html
015.11.20 08:04
【米大統領選】
クリントン氏がタカ派色 シリア軍事作戦加速促す






クリントン前米国務長官(ゲッティ=共同
 【ワシントン=共同】来年の米大統領選で与党民主党の最有力候補、クリントン前国務長官(68)は19日、パリ同時多発テロを受け、過激派組織「イスラム国」対策について演説した。シリアへの米特殊部隊増派や飛行禁止空域設定など軍事作戦加速を促し、オバマ大統領よりも「タカ派」色の強い立場を打ち出した。

 同時に、アフガニスタンとイラクでの戦闘の教訓を踏まえれば地上戦は現地や周辺国が主体となるべきだと語り、仮に米国内で再びテロが起きても米地上軍の大規模派遣は行うべきではないとした。

 クリントン氏は「目標は封じ込めではなく、破壊することだ」とし、同組織掃討作戦を「新たな段階」に進める時だと表明。空爆だけでなく地上戦で支配地域を取り返す必要があると述べた。(共同)

2838チバQ:2015/11/23(月) 19:12:27
http://www.sankei.com/world/news/151123/wor1511230030-n1.html
2015.11.23 16:13

米ルイジアナ州知事選で民主勝利 共和党から奪い大統領選に弾み





 21日投開票の米南部ルイジアナ州知事選で、民主党のエドワーズ州議会議員(49)が共和党のビッター上院議員(54)を破り、初当選を果たした。米メディアが22日までに報じた。

 共和党への支持が強い南部で知事ポストを獲得したことで、来年の大統領選に向けて民主党には弾みとなりそうだ。

 大統領選に向けた共和党指名争いに立候補していたジンダル知事の任期満了に伴う選挙。ジンダル氏は今月、指名争いからの撤退を表明した。(共同)

2839とはずがたり:2015/11/23(月) 20:34:03
トランプ氏、無所属出馬に含み 共和党に公平な扱い求める
http://jp.wsj.com/articles/SB10666961791936904616304581372661513214164?mod=WSJJP_hpp_RIGHTTopStoriesFirst
LAURA MECKLER
2015 年 11 月 23 日 12:36 JST

 米大統領選の共和党候補指名争いで首位に立つドナルド・トランプ氏は22日、共和党が自身を「公平に」扱っていないという結論に達した場合、無所属として大統領選に立候補する姿勢を示した。

米共和党、トランプ氏追い落としに「ゲリラ作戦」計画
 トランプ氏のそうしたコメントが飛び出したのはABC放送の番組「ディス・ウィーク」でのインタビュー。共和党指導部の幹部たちが団結してトランプ氏を候補者指名争いから脱落させようとしていると報じた20日付のウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)電子版の記事について聞かれたときだった。そのグループはトランプ氏の立候補を「挫折させ、破壊する」ために、秘密の資金提供者が支援する「ゲリラ作戦」を計画しているという。

 一部の共和党員は、トランプ氏が無所属で大統領選に出馬するという事態に危機感を抱いている。というのも、共和党候補者に入るはずの票が同氏に流れると、民主党候補者に有利に働くからである。

 無所属では立候補しないという約束を考え直す可能性があるかと問われたトランプ氏は明確な返答を避けた。

  同氏は「どうなるか様子を見ることになるだろう」とした上で、「非常に興味深い展開になりそうだ。私はすべての世論調査で大差でリードしている。もはや僅差ではなく大差なのだ」と述べた。

 無所属で立候補する可能性についてもう1度聞かれると、トランプ氏は「どうなるか様子を見なければならない。事態を見極めるのだ。私は公平に扱われるべきだ。私は当初からそのように主張してきた」と指摘。「私を公平に扱うのであれば、何の問題もない。私が求めているのは公平な条件、それだけである」と強調した。

2840チバQ:2015/11/23(月) 20:58:18
http://mainichi.jp/select/news/20151121k0000e030238000c.html
米国:ロアノーク市長が「難民声明」で謝罪
毎日新聞 2015年11月21日 11時49分

 ◇難民受け入れ支援中断主張 「気分害した人たちに謝る」と

【ワシントン西田進一郎】米南部バージニア州ロアノーク市のデビッド・バワーズ市長(民主党)は20日の市議会で、第二次世界大戦中の日系米国人の強制収容を引き合いに出してシリア難民の受け入れ支援の中断を主張した声明について「気分を害した全ての人たちに謝る」と謝罪した。地元テレビ局が伝えた。日系米国人の強制収容は、米政府・議会が基本的人権の侵害を認めて謝罪しており、市長の声明に批判が上がっていた。

 市長は18日の声明で「フランクリン・ルーズベルト大統領が真珠湾攻撃の後、日本人を隔離せずにいられなかったことを思い出す」と主張。過激派組織「イスラム国」(IS)の脅威について「当時の我々の敵(日本)からのものと同様に現実のもので、深刻だ」とし、シリア難民の受け入れ支援を中断すると説明した。

 これに対し、日系人や民主党内から批判が噴出。日系3世で強制収容を経験したマイク・ホンダ下院議員(民主党)らは「強制収容政策は米国の民主主義における醜い汚点であり、将来の排他的な政策を正当化するために使うべきではない」と批判する共同声明を発表していた。

2841チバQ:2015/11/24(火) 22:55:08
http://www.sankei.com/world/news/151124/wor1511240006-n1.html
2015.11.24 06:30
【米大統領選】
仏テロ後もトランプ氏が依然高支持率 民主党はクリントン氏が大きくリード

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カーソン氏(左)とトランプ氏(右)(ゲッティ=共同)
 【ワシントン=加納宏幸】来年11月の米大統領選に向けた共和党候補指名争いで、不動産王のトランプ氏と元神経外科医のカーソン氏の「非政治家」が高い支持率を維持していることが22日、米メディアの世論調査で分かった。13日のパリ同時多発テロで政治家の経験が重視されるとの見方があったが、シリア難民受け入れへの厳しい姿勢が評価されているようだ。

 ワシントン・ポスト(WP)紙とABCテレビがテロ後の16〜19日に実施し22日に発表した調査では、共和党支持層の32%がトランプ氏、22%がカーソン氏を支持し、前月と同じく支持率で1、2位を占めた。ルビオ上院議員(11%)、クルーズ上院議員(8%)、ブッシュ元フロリダ州知事(6%)が続いた。

 共和党支持層の52%が「変化をもたらす」候補を重視すると回答し、非政治家を支持する傾向が続いている。トランプ氏は、テロ対策や移民問題に関して「より信頼できる」との回答が他候補を大きく上回る40%台に上った。

 トランプ氏はテロを受け、米国内にいるイスラム教徒の監視を強めるべきだと主張。WP紙は、トランプ氏の強固な支持基盤である大学を出ていない白人層がシリア難民の受け入れに強く反対していることが影響しているとみている。

 民主党ではクリントン前国務長官が60%の支持を集め、無所属のサンダース上院議員は34%。クリントン氏が大きくリードする構図に変化はなかった。

 一方、FOXニュースが22日に発表した世論調査によると、シリア難民を1年間で少なくとも1万人受け入れるオバマ大統領の計画に、67%が反対すると答え、賛成は28%にとどまった。共和党支持層に限ると、反対が86%に上った。

2842チバQ:2015/11/24(火) 23:47:23
http://www.afpbb.com/articles/-/3067401
米下院、シリア難民らの受け入れ中止法案を可決
2015年11月20日 09:39 発信地:ワシントンD.C./米国
【11月20日 AFP】米下院は19日、難民審査が厳格化されるまでシリアとイラクからの難民受け入れを凍結する法案を可決した。これに対してはフランス・パリ(Paris)の同時テロを受けて排外主義に屈したものだと非難する声もでている。

 同法案の採決は、米議会がパリ同時テロへの反応を初めて示す機会となり、結果、法案は賛成289、反対137の大差で可決された。民主党議員も50人近くが賛成票を投じており、難民受け入れを表明しているバラク・オバマ(Barack Obama)大統領に造反するかたちとなった。

 野党・共和党が提出した法案は、イラクとシリア難民の審査過程で難民一人一人について身元調査を実施。さらに米連邦捜査局(FBI)長官、国土安全保障省(DHS)長官、国家情報長官(Director of National Intelligence)の3人に国家の安全の脅威とはならないと保証されなければ、米国への入国を認めないとしている。

 だが民主党側は、そのような措置はイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」など過激派グループらの阻止に集中すべき各長官にとって悪夢の業務となるだろうと主張している。

 続いて法案は上院に送られるが、採決の行方は定かではない。上院でも可決された場合はオバマ大統領が拒否権を行使すると、ホワイトハウス(White House)は発表している。(c)AFP

http://www.afpbb.com/articles/-/3067717
トランプ氏、米当局による「水責め」復活を呼び掛け
2015年11月23日 12:02 発信地:ワシントンD.C./米国
【11月23日 AFP】2016年米大統領選挙の共和党の候補者指名を争うドナルド・トランプ(Donald Trump)氏(69)は22日、拷問だとして非難されている「水責め」と呼ばれる尋問手法の復活を呼び掛けた。イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」のしていることに比べれば水責めは「取るに足らないこと」だとしている。

 この提案は、フランスの首都パリ(Paris)での同時テロ事件を受け、テロの脅威への対応策として行ったもの。同氏は先週にも、米国内の全イスラム教徒を登録するよう呼び掛け、論争を引き起こしていたが、今回の米ABCニュース(ABC News)とのインタビューでは、強硬発言をさらにエスカレートさせた。

 トランプ氏はテロ容疑者に対する尋問の手段としての「水責め」について、「私だったら復活させる。水責めは、奴らがわれわれにしたこと、していること、(米国人ジャーナリストの)ジェームズ・フォーリー(James Foley)氏を斬首したことに比べれば、ピーナツ(取るに足らないこと)だ」と語った。

 水責めは、2001年9月11日の米同時多発テロの容疑者少なくとも3人への尋問に米中央情報局(CIA)が用いた手段だが、バラク・オバマ(Barack Obama)大統領が2009年に就任した直後にその使用を禁止した。

 トランプ氏は一方で、共和党の他の大統領選候補者などから非難が殺到していたイスラム教徒追跡やモスク(イスラム教礼拝所)閉鎖の主張については、自身の立場を若干修正。「モスクを閉鎖したいわけではない。モスクを監視したい。監視下に置かれたモスクならいい」と語った。

 米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)とABCニュースが行った最新の全国世論調査によると、共和党の候補指名争いでのトランプ氏の支持率は32%で、2位の元小児神経外科医のベン・カーソン(Ben Carson)氏に10ポイントの差を付け首位となっている。(c)AFP/James MANNION

2843チバQ:2015/11/25(水) 23:23:37
http://www.sankei.com/world/news/151125/wor1511250031-n1.html
2015.11.25 11:58

旭日旗の地下鉄広告が物議 NY市長批判、撤去へ





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旭日旗のような図柄の地下鉄の車両内の広告=24日、ニューヨーク(ゲッティ=共同)
 ニューヨークの地下鉄の車両内に、旭日旗やナチス時代のドイツ軍記章をイメージさせるドラマの広告が掲示され、物議を醸している。デブラシオ市長は24日、「侮辱的だ」と批判し、ドラマをインターネット配信している米ネット通販大手アマゾン・コムに広告の撤去を要求。同社は撤去を決めた。複数の米メディアが報じた。

 ドラマは「高い城の男」。第2次大戦に日本とナチス・ドイツが勝利し、敗戦国になった米国を分断して統治するという内容の小説を基にしている。

 広告は、旭日旗の光線の部分が青色で一部に赤い星が入ったような図柄と、米国旗の星の部分がナチスの軍記章のようになっているデザインの2種類。マンハッタンの中心部を走る地下鉄車両の座席表面をラッピングする形で掲示された。

 広告は地下鉄で定められた掲載の基準に沿っていたが、デブラシオ市長は第2次大戦やドイツのホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)の生存者らにとって「無責任で侮辱的だ」と非難していた。(共同)

2844チバQ:2015/11/25(水) 23:30:40
http://www.sankei.com/world/news/151125/wor1511250056-n1.html
2015.11.25 18:59

黒人少年に16発浴びせた白人警官を訴追 米シカゴ、殺人容疑で 抗議デモが警察署取り囲む

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殺人容疑で訴追された白人警官ジェイソン・バンダイク容疑者=24日(AP)
 【ニューヨーク=黒沢潤】米中西部イリノイ州の検察当局は24日、同州シカゴで昨秋、黒人少年に16発の実弾を浴びせて殺害したとして、白人警官のジェイソン・バンダイク容疑者(37)を殺人容疑で訴追した。シカゴでは24日夜、事件に抗議する黒人住民らの抗議デモが発生し、警察署を取り囲む事態となった。

 事件は昨年10月20日に発生。ナイフを持った男が路上を歩いているとの通報で駆け付けたバンダイク容疑者が、黒人少年のラクアン・マクドナルドさん(17)を銃撃した。

 マクドナルドさんはナイフを所持していたものの、バンダイク容疑者から遠ざかるように徒歩で移動。しかし、容疑者は数発発砲し、マクドナルドさんが体を激しく回転させて路上に倒れた後も十数秒間撃ち続けた。

 事件を担当するアルバレス検察官は「明らかに行き過ぎで、権力の乱用だ。『力の行使』は不必要だった」と断罪した。

 バンダイク容疑者は過去4年半の間に、「権限の過剰行使」で住民から20件の苦情が寄せられていた。しかし、警察側はいずれの件も、不問に付していた。

 訴追発表後、警察側は判事の命令で事件当時のビデオ映像を公開。容疑者は当初、身の危険を感じたため発砲したと主張していたが、ビデオ映像で矛盾が明らかになり、黒人住民らの怒りに火が付いた。

 黒人住民らは「私たちを殺すな、(殺人について)どう感じているか私たちに言え。私たちを殺すな、(心の傷を)どう癒やせばいいのか私たちに言え」と連呼しながら激しく抗議した。厳寒にもかかわらず、デモ参加者は約300人に膨れ上がり、警官隊との小競り合いも起きた。

 ロイター通信によれば、少なくとも2人が逮捕され、釈放を求めてデモ参加者が警察署を一時取り囲む事態にもなった。

 シカゴのエマニュエル市長は黒人住民らに対し、平静を保ち、暴動を起こさないよう自制を要求。警官の過剰な対応でここ最近、命を落とした黒人住民の家族らも平和的なデモを求めた。

 米国で3番目に大きな都市であるシカゴ(人口約270万人)は、白人、黒人、ヒスパニック(中南米系)の人口がそれぞれ約3分の1を占める。2008〜14年の統計では、警察権限の過剰行使が原因で住民が犠牲となる銃撃が年平均で17件発生している。

2845チバQ:2015/11/27(金) 00:24:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151126-35074085-cnn-int
米俳優ウィル・スミス、政界進出を示唆 芸能誌で
CNN.co.jp 11月26日(木)18時45分配信

(CNN) 米人気男優のウィル・スミスさんは25日、米国の政治状況を踏まえ、「自らの将来はそこにあるのかもしれない」と政界進出を考えていることを示唆した。

米芸能誌ハリウッド・リポーターのポッドキャストで述べた。世界に役立てる新たな方法を真剣に見い出そうとしているとし、米国の政治が自らを必要としているかもしれないと語った。

スミスさんはこの中でアフリカ系(黒人)の人々の在り方を歴史的に振り返った場合、米国はその在り方を十分に高めてきたと主張。「米国は自らが存在出来る唯一の場所であり、他の国は自分を含め、デンゼル・ワシントン、オプラ・ウィンフリーやバラク・オバマを生み出せない」とし、「私はクライマーなので山を見たら、登らなければならない。私はキャンパーではない」と続けた。

スミスさんの新作映画「コンカッション」は今年のクリスマスごろに封切られる予定。アメリカンフットボール選手の頭部の負傷の後遺症問題を描いている。

2846チバQ:2015/11/28(土) 22:45:22
http://www.cnn.co.jp/usa/35074075.html
トランプ氏、身体障害の記者の姿態あざける NYT紙反発
2015.11.26 Thu posted at 17:04 JST
ニューヨーク(CNNMoney) 来年の米大統領選の共和党指名候補争いに出馬した実業家ドナルド・トランプ氏が選挙集会で身体障害を持つ米紙ニューヨーク・タイムズの記者の姿態をあざけるようなポーズを見せ、同紙は常軌を逸した振る舞いと激しく反発している。
トランプ氏は24日夜、サウスカロライナ州の集会で誇張された声音や腕を使ってサージ・コバルスキー記者の姿をまねる仕草を示していた。同記者は腕の動きに先天的な障害を持っている。
タイムズ紙の広報担当者はCNNMoneyの取材に「我々の記者の1人の外見を嘲笑するのは恥知らずの行為」と糾弾した。
トランプ氏の今回の行動の背景には、2001年の米同時テロについてニュージャージー州で数千人規模のイスラム教徒が世界貿易センタービルが倒壊する際に喝采を送ったのを見たとする自らの発言が絡んでいる。この発言は物議を醸している。
同記者は当時、米紙ワシントン・ポストに勤め、喝采の情報が流れた後、直ちに取材を始めそのような反応はなかったと結論付ける記事を書いていた。ポスト紙との最近の会見でも喝采を目撃したと証言した人物は思い出せないとも指摘していた。
トランプ氏は24日の集会で、喝采の事実の有無について「14年前のことだ」とも主張した。
コバルスキー記者はニューヨーク・デーリー・ニューズで勤務していた際、たびたびトランプ氏を取材した経験があり、同氏は身体障害のことは知っていたとみられる。また、これまでの選挙戦で自らを不快にさせた記者や評論家らを攻撃する言動もたびたび示している。

2847チバQ:2015/11/28(土) 22:46:06
http://www.cnn.co.jp/usa/35074158.html
米国人の旅行機会が増大、新記録相次ぐ 背景に景気回復
2015.11.28 Sat posted at 16:06 JST
ニューヨーク(CNNMoney) 米運輸統計局は28日までに、航空会社の国内線利用客の輸送距離が今年1〜8月期に前年同期比で5%増の約4230億マイル(1マイルは約1.6キロ)を記録したとの最新統計を公表した。
通年の最高記録となる勢いを示しており、航空燃料費の下落と合わせ航空業界には好材料となっている。ただ、航空利用客にとっては機内の混雑度が増すことを意味し、国内便の座席占有率は今年これまで85%と過去最高の水準を示している。
景気改善や安値の原油価格の効果で米国民の旅行機会も増えているとみられ、米高速道路局によると、米国人による車の走行距離は9月時点で約2兆4000億マイルを記録。前年同期比で3%以上増加する新記録となった。
経済の回復で出張などの旅行機会が多くなり、雇用増で通勤などの走行距離が増えたとみられる。
米国では26日から感謝祭の休暇に入ったが、全米自動車協会(AAA)によると車利用や空路での旅行者数は2007年以降、最多の規模になる見通し。約4700万人が50マイル以上の旅行を実施するとみられている。

2848チバQ:2015/11/28(土) 22:48:18
http://www.afpbb.com/articles/-/3068284
米共和党内にトランプ氏排除の動き、「ファシスト」と批判も
2015年11月27日 16:33 発信地:ワシントンD.C./米国
【11月27日 AFP】米大統領選の予備選では、一般大衆の歓心を買おうとした候補者から突拍子もない発言が飛び出す事例は珍しくない。しかし、共和党の指名候補争いで首位を走るドナルド・トランプ(Donald Trump)氏がますます扇動的な放言を連発する中、党内のライバル候補は包囲網を強め、保守派の論客からも同氏を「ファシスト」呼ばわりする声が上がり始めた。

 最も物議を醸しているのは、トランプ氏が米国に住むイスラム教徒の登録制導入を支持すると表明したことと、2001年の9.11米同時多発テロの際にニュージャージー(New Jersey)州でアラブ系住民が歓声を上げるのを見たと、根拠もなく主張したことだ。

 あまりに好戦的な態度に、トランプ氏が民主主義的な価値観を尊重しているのかどうか疑問視する声が共和党内からも上がっている。

 専門家は、トランプ氏によって共和党が長期にわたるダメージを被る恐れがあると指摘。仮に同氏が共和党の指名を獲得した場合、大統領選では民主党候補指名争いをリードするヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏に敗北を喫するのは必至だと警告する。

 こうした状況下、トランプ氏の候補指名を阻止する必要があるとの認識で、共和党の複数の選挙チームが手を組みつつあるようだ。名の知られた保守派の論客も、強い言葉でトランプ氏を批判し始めた。

「宗教的信条に基づいて米国市民に連邦登録制度を強制するのは、ファシズムだ」。ジェブ・ブッシュ(Jeb Bush)元フロリダ(Florida)州知事の国家安全保障顧問を務めるジョン・ヌーナン(John Noonan)氏は、こう言い切った。予備選で苦戦を強いられているブッシュ氏自身も25日、米テレビ局FOXニュース(Fox News)に、トランプ氏は特にイスラム教徒に関する辛辣な発言で「別次元の世界」を作り出していると述べた。

 一方、米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)は24日付の論説で、ここ1週間の予備選について「ドナルド・トランプ氏の人種差別的なうそ一色だった」と評した。

 報道によれば、共和党内ではトランプ氏を非難・攻撃するネガティブ・キャンペーンに乗り出す動きが出ている。既に共和党候補の1人、ジョン・ケーシック(John Kasich)オハイオ(Ohio)州知事は、トランプ氏をナチス・ドイツ(Nazi)と関連付けるオンライン広告キャンペーンを開始した。(c)AFP/Michael Mathes

2849チバQ:2015/11/29(日) 10:28:18
http://www.sankei.com/world/news/151129/wor1511290014-n1.html
2015.11.29 07:50
【米コロラド州銃撃】
相次ぐ銃犯罪にオバマ大統領「普通じゃない」と銃規制訴え






ロバート・ディア容疑者 (AP)
 米西部コロラド州コロラドスプリングズの医療施設で27日起きた銃撃事件で、捜査当局は容疑者の男の動機解明を進めた。現場が妊娠中絶の手術を行うことで知られる施設だったため、男が中絶に反対していた可能性も指摘されている。

 オバマ米大統領は28日、この事件を受け、銃犯罪が相次ぐ現状について「普通じゃない」と強調、あらためて銃規制を訴える声明を出した。

 AP通信によると、男はロバート・ディア容疑者。米テレビは後ろ手に手錠を掛けられて連行される白いTシャツ姿の同容疑者の映像を放映した。警官の一人はAPに「(容疑者の)思想やイデオロギーについての情報はない」と述べた。

 一方、同施設を運営するNPO「プランド・ペアレントフッド」の支部責任者は「過激主義者が悪意に満ちた環境をつくり出し、国内のテロを助長することを懸念する」などとの声明を出した。(共同)

2850チバQ:2015/11/29(日) 12:53:52
http://www.cnn.co.jp/usa/35074163.html
トランプ氏の選挙戦に本物のゾウ、共和党のシンボル
2015.11.29 Sun posted at 10:46 JST
フロリダ州サラソタ(CNN) 来年の米大統領選に向けた不動産王ドナルド・トランプ氏の選挙運動は「政治ショー」「サーカス」とも形容されてきたが、この週末にはついに本物のゾウが登場した。
フロリダ州サラソタのイベントで、会場の敷地内を歩き回っているのは「エセックス」という雌のアジアゾウ。ゾウを所有する会社のオーナーが、トランプ氏の支持者だという。
ゾウは共和党の伝統的なシンボルマークだ。トランプ氏は大統領選で同党の指名獲得を目指している。同氏の陣営にコメントを求めたが、28日の時点で返答は得られていない。

2851チバQ:2015/11/29(日) 20:06:28
http://www.sankei.com/world/news/151129/wor1511290003-n1.html
2015.11.29 15:00

トランプ氏、またまた炎上 「イスラム教徒データベース化で監視」発言 追及すると「君たちが勝手に…」と責任転嫁





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20日、サウスカロライナ州スパータンバーグで行われた政治集会で、ポーズをとりながら熱弁を振るうドナルド・トランプ氏。共和党の大統領候補指名争いで依然としてトップを走るが、「データベース発言」で潮目が変わるのか注目される(ロイター)
 パリ同時多発テロを受け、イスラム教徒を排斥しようとする動きが米国に飛び火、保守層を中心に拡散する兆しを見せ、来年11月の大統領選の帰趨(きすう)に影響を及ぼしそうな情勢だ。そんな中、野党共和党の候補指名争いでトップを走る不動産王のドナルド・トランプ氏(69)が「米国在住のイスラム教徒の動向をしっかり監視するためにデータベースを超えるシステムを導入する必要がある」などと発言。激しい批判にさらされ、言葉を濁して“前言撤回”を余儀なくされた。数々の問題発言を繰り返しながらも、これまでは主張を取り下げなかったトランプ氏だが、他陣営は初の翻意を潮目が変わる好機ととらえ、トランプ潰しに躍起だ。(SANKEI EXPRESS)

「ナチスと同じ手法」

 トランプ氏の今回の発言は、19日に行われたNBCテレビとのインタビューで飛び出した。パリ同時多発テロについて、ひとしきりのやり取りがあった後、トランプ氏は「テロリストの脅威から米国を守るため、イスラム教徒の全国民の諸情報を国(連邦政府)に登録させるべきだ。データベースを超える多くのシステムがあるはずだ」などと語った。

 これに対してイスラム教徒の団体などが「かつてナチスがユダヤ人を差別し迫害した方法と同じだ」「21世紀にこの国で大統領を目指そうとする人物の発言とはとても思えない」と猛反発。米主要メディアもこれに同調した。

マスコミに責任転嫁

 翌20日、遊説先でメディアの突撃インタビューを受け、「大統領になったら本気でデータベースを導入するつもりなのか」と問われたトランプ氏は一瞬、沈黙した後、「それは君たちが(報道で)勝手に示唆したことだ。私は情報管理をしっかりやらなくてはいけないと言ったが、データベースを導入するとは言っていない」とまくしたてた。確かにトランプ氏は「データベースを超えるシステム」と言っていたが、これは「データベース導入」とは五十歩百歩の表現であり、苦しい抗弁だった。CNNはさっそく「トランプ氏は必ずイスラム教徒のデータベース登録をやるつもりだ」とかみついた。

 トランプ氏はイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」がビデオ声明でワシントンへの攻撃を予告した16日にも、「米国内のモスク(イスラム教礼拝所)の閉鎖を検討すべきだ」と述べ、物議をかもした。

共和党重鎮に警戒感

 一連のトランプ氏の問題発言に対して、共和党の候補指名争いで本命視されながら、低迷を続けているジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)は20日、CNBCテレビのニュース番組に出演し、「モスクを閉鎖するとか、イスラム教徒を登録するとか言っているが、全くの間違いだ。人々の不安を操作しようとするものであり、強さではなく、弱さの表れだ」などと批判した。

 共和党内の保守本流を自負するグループが恐れているのは、いつかは支持率が下がると見られながら、いまだにほとんどの世論調査で候補者指名レースでトップを譲らないトランプ氏が、まさかの共和党大統領候補になってしまうことだ。この場合、中道・無党派層の支持は得られず、ヒラリー・クリントン前国務長官(68)が最有力視されている民主党候補との本選では勝ち目がないからだ。

 共和党の重鎮たちは今回の発言をトランプ潰しのチャンスととらえている。米紙ウォールストリート・ジャーナルは20日、「共和党の“工作員”がトランプ氏の立候補を『挫折、破壊させる』ため、秘密の資金提供者から支援を受ける『ゲリラ作戦』を計画、着手した」と報じた。

2852チバQ:2015/11/29(日) 22:55:41
http://www.afpbb.com/articles/-/3068416
トランプ氏、「世界中のイスラム教徒は米同時多発テロに大喜び」
2015年11月29日 15:42 発信地:マイアミ/米国
【11月29日 AFP】2016年米大統領選挙の共和党の候補者指名を争う不動産王ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏(69)は28日、世界中のイスラム教徒が2001年の9.11米同時多発テロに「大喜び」していたと述べた。

 トランプ氏は今月、アラブ系やイスラム教徒の米国人は米同時多発テロを称賛していたと語って人々から疑問視されたほか、米国在住のイスラム教徒の登録制導入にも支持を表明していた。

 28日に米フロリダ(Florida)州サラソータ(Sarasota)で開かれた選挙集会で同氏は扇動的な発言をさらにエスカレートさせ、「世界中のイスラム教徒が(9.11米同時多発テロに)間違いなく大声援を送ったと、誰もが認めている」と、集まった大勢の支援者に語った。

 実際には、パレスチナ解放機構(PLO)の故ヤセル・アラファト(Yasser Arafat)前議長やリビアの故ムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐など、アラブやイスラム教の複数の指導者たちは当時、この襲撃を非難していた。

 2008年の米世論調査会社ギャラップ(Gallup)の調査によると、米同時多発テロを「完全に」正当化されるとし、米国を好ましくないとみているのは、全世界のイスラム教徒のわずか7%にすぎなかった。(c)AFP

2853とはずがたり:2015/11/30(月) 12:08:36
2015年 11月 30日 08:21 JST
トランプ氏支持率12ポイント低下、首位は維持=米大統領選世論調査
http://jp.reuters.com/article/2015/11/29/us-election-trump-idJPKBN0TI0Z820151129

[ワシントン 27日 ロイター] - ロイターとイプソスが27日に公表した世論調査によると、2016年の米大統領選に向けた共和党候補指名争いでは、ドナルド・トランプ氏の支持率が31%でトップだった。

トランプ氏は首位を維持したものの、支持率は前回22日調査時から12ポイント低下した。

2位は元神経外科医のベン・カーソン氏。カーソン氏は、10月下旬にはトランプ氏との差を6ポイントまで縮めていたが、支持率は15%にとどまった。

3位はマルコ・ルビオ上院議員とテッド・クルーズ上院議員で、ともに約8%。4位はジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(7%)だった。

2854とはずがたり:2015/11/30(月) 12:09:52
2015年 11月 30日 11:36 JST
米民主党クリントン候補、2750億ドルのインフラ投資計画公表へ
http://jp.reuters.com/article/2015/11/30/usa-election-clinton-idJPL3N13P0TH20151130

[ボストン 29日 ロイター] - 2016年米大統領選で民主党有力候補のクリントン前国務長官は今週、政府のインフラ投資を5年間で2750億ドル拡大する計画を公表する。

同氏の側近は、全額を法人税制の変更によって賄うと述べたが、詳しい内容は明らかにしなかった。

計画では250億ドルをインフラ銀行に支出する。民間投資を促すことで合計5000億ドルがインフラ整備に回ると試算している。

クリントン氏は29日、遊説先のボストンで「私の雇用創出計画はインフラへの投資から始まる」と述べた。将来に向けてインフラ拡充が必要とされていることに加えて、賃金の高い雇用を生み出し、米経済の生産性と競争力も高めると指摘した。

2855チバQ:2015/11/30(月) 23:03:39
http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/477557/
カニエの時とは大違い ウィル・スミス政界進出表明への反応
2015年11月30日 06時00分

政治家転身を宣言したウィル・スミス
 米セレブタレント、キム・カーダシアン(35)の夫として、すっかりカーダシアン家の一員になった黒人人気ラッパー、カニエ・ウェスト(38)が「2020年の米大統領選に立候補する」と発表し、ブッシュ元大統領を大笑いさせたのは先月のこと。そんな中、ハリウッドの大物俳優ウィル・スミス(47)が今週、政界進出を表明。こちらは“現実味のある話”として注目を集めている。

 カニエは10年前、米南東部に甚大な被害をもたらした「ハリケーン・カトリーナ」直後、被災者救済キャンペーンのためテレビの特番に出演。当時大統領だったジョージ・ブッシュに対し「彼は黒人(被災者)など眼中にない」と辛辣に批判した。以来、これを根に持っていたブッシュ氏は、報道陣からカニエが大統領選出馬の意向を表明したと聞くや、「ハッハッハ!」とバカにするように大笑いしてみせた。

 大方の米メディアが、カニエの出馬表明について半信半疑の扱いをすると、今度はウィルが、米芸能サイト「ハリウッド・リポーター」とのインタビューで「近い将来、政治家の道を進むことになる」と明言。メディアはカニエとは全く異なる反応を見せている。

「自分はクライマー。だから山を見つけると登る。でも、そこに長く滞在するタイプじゃない」

 ウィルは自身の性格をこう分析した上で、音楽や映画の世界で満足のいく実績を残したと判断した結果「新たな高みに挑み、世界に自分の力を役立てたい」と政治家転身への覚悟を語った。これらの話をメディアはストレートに報じている。

 ハリウッド出身の政治家といえば、カリフォルニア州知事から米大統領にまで上り詰めたロナルド・レーガンや、同州知事を2期務めたアーノルド・シュワルツェネッガーがあまりにも有名だ。

 08年の大統領選ではオバマ氏を支持し、米国初の黒人大統領誕生を支えたウィル。今度は自分が、“ハリウッド初の黒人政治家”として、歴史に名を残すことができるか期待される。

2856チバQ:2015/11/30(月) 23:12:41
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20151201k0000m030083000c.html
<米大統領選>トランプ氏 「反イスラム」で支持率が再上昇

21:42毎日新聞

 【ワシントン西田進一郎】パリ同時多発テロを受け、来年の米大統領選に向けた共和党候補者指名争いで支持率首位を走る不動産王トランプ氏(69)のイスラム教徒を敵視したり、反感をあおったりする発言が止まらない。批判や事実関係を疑問視する声があがっても、撤回はせず、矛先をメディアなどにそらして強弁する。テロ発生後に支持率を再び伸ばしており、トランプ氏の「憎しみの政治」(ワシントン・ポスト紙)の勢いが衰える様子はない。

 「私は100%正しい。発言を取り消すつもりはない」。トランプ氏は29日、NBCテレビのインタビューでイスラム教徒を「敵視」する発言を正当化した。

 問題になっているのは22日の発言。トランプ氏はABCテレビの番組に電話で出演し、2001年の米同時多発テロの際、「アラブ人が多く住むニュージャージー州では、世界貿易センタービルが倒壊する際に数千人が喝采を送っていた」と述べた。司会者は「警察はそんなことはなかったと言っている」と問いただしたが、トランプ氏は「テレビで見た」、「あの時よく報じられていた」と繰り返し主張した。

 ワシントン・ポスト紙が当時のニュース映像を検証調査した結果、そのようなものは存在せず、米国外のイスラム教国家でテロを祝ういくつかの報道があっただけだと報じた。 トランプ氏の強硬な発言はこれにとどまらない。イスラム教徒への監視を強めるため、イスラム教徒のデータベースや信仰する宗教を記した個人識別証などを作る案に前向きな姿勢を表明し、「信教の自由に触れる」と批判されると、「私はデータベースを提案していない。記者がしたのだ」とツイッターに投稿し、反論した。ほかにも、米国内のモスク(イスラム教礼拝所)の閉鎖を検討すべきだとも述べている。

 共和党指名争いに出馬しているジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事は29日のCBSテレビで、「彼の話は正直言って気味が悪い。彼はまともな候補ではない」と強く批判した。

 だが極端な主張を発信し続けるトランプ氏の支持率は、パリ同時多発テロの後、再び上昇している。米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計した22日時点の世論調査平均値は、トランプ氏が27.5%(12日時点比2.7ポイント増)で、2位の元神経外科医カーソン氏(64)は19.8%(同4.6ポイント減)だった。発言の中身よりも強い姿勢がテロへの恐怖や怒りを感じる共和党支持層を引き付けているとみられる。

2857チバQ:2015/11/30(月) 23:24:12
http://www.sankei.com/world/news/151130/wor1511300028-n1.html
2015.11.30 18:44
【米大統領選】
シリア問題が主要争点に 候補が中東訪問 2万人派遣論も

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来年の米大統領選に向けた民主党討論会で演説するクリントン前国務長官=14日、アイオワ州(ロイター)
 【ワシントン=加納宏幸】来年11月の米大統領選に向けてシリア問題が主要争点に浮上し、政権奪還を目指す野党・共和党候補がオバマ政権を批判し、対案を競っている。同国やイラクでのイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の台頭は政権による米軍のイラク完全撤退の決断が影響しているとみられるだけに、政権継承を目指す民主党のクリントン前国務長官も応戦を迫られる。

 共和党の支持争いで首位の不動産王、トランプ氏を追う元神経外科医、カーソン氏は11月27日からヨルダンを電撃訪問した。オバマ政権の医療保険制度改革(オバマケア)批判など内政問題で支持があるトランプ氏にとり外交・安全保障はアキレス腱(けん)。自身への「素人」批判をはね返す狙いもあった。

 「1万人のシリア難民を米国に連れてくるのは問題解決の端緒にもならない」。カーソン氏は29日放映されたCNNテレビのインタビューで、オバマ政権がシリア難民を1年間で少なくとも1万人受け入れるとしていることを批判した。

 ヨルダンのシリア難民と面会したカーソン氏は、難民の真の望みは米国に渡ることではなくシリアに戻ることだとし、米国としては難民キャンプへの資金援助をすることで役割を果たすべきだと提言。十分な身元調査をせず難民を受け入れることは「米国の状況を複雑化させる」と述べた。

 首位に立つトランプ氏も政権の方針を批判。難民を「狂犬」になぞらえて国内にあるイスラム教のモスクを監視するよう主張している。また、2001年の米中枢同時テロの際にニュージャージー州のアラブ系住民が喝采を送っていたとし、事実ではないという指摘を受けて反論に追われている。

 それでも、共和党支持層は難民受け入れに慎重なこともあり、イスラム教徒の排斥を求める発言をしても高支持率を維持している。

 一方、米国の軍事的役割を重視する共和党候補のグラム上院議員は29日、同党のマケイン上院軍事委員長とイラクの首都バグダッドを訪問。両上院議員は、イラクで現地部隊の助言や訓練などに当たっている約3500人の米軍要員を1万人規模に増やし、シリアに新たに送る1万人と合わせて2万人規模の地上部隊の駐留が必要だと主張した。空爆の誘導や過激派を急襲する特殊作戦の要員だという。

 これに対し、クリントン氏は人道的見地からの難民の受け入れを主張し、拒否すべきだとする共和党候補を批判。また大規模な地上部隊の派遣を否定し、オバマ米大統領と歩調を合わせている。その一方で、パリ同時多発テロを踏まえ、「これは全世界による戦いであり、米国が主導しなければならない」と述べ、米国の指導力を強調した。

 クリントン氏は米軍の空爆誘導要員の派遣やシリア北部への飛行禁止空域設定も主張しており、米軍が中東の現地部隊を支援する役割に徹するべきだとするオバマ氏の路線に微修正を加えようとしている。

2858チバQ:2015/12/01(火) 21:45:48
http://www.afpbb.com/articles/-/3068323
事実は二の次の米大統領選、飛び交う「虚言」の数々
2015年12月01日 15:17 発信地:ワシントンD.C./米国
【12月1日 AFP】2016年の米大統領選挙に向けた民主・共和両党の候補指名争いが本格化する中、二の次にされているのが「事実」だ。

 2001年の米同時多発テロが起きた際、アラブ系住民が歓声を上げていたと主張した共和党のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏の先月の発言は、候補者たちによる虚言のほんの一例だ。事実確認を行う「ファクトチェッカー」たちによると、事実を歪曲しているのは、トランプ氏だけではない。

 共和党の候補者では、マルコ・ルビオ(Marco Rubio)上院議員が、溶接工は哲学者よりも多く稼いでいると発言。また、元神経外科医のベン・カーソン(Ben Carson)氏は、米国の独立宣言の署名者に公選職の経験があった人はいなかったと発言した。

 また、コンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)の元最高経営責任者(CEO)カーリー・フィオリーナ(Carly Fiorina)氏は、米国が25万人のシリア難民を受け入れる準備をしているという誤った主張を展開した他、女性に医療を提供するNPO「プランド・ペアレントフッド(Planned Parenthood)」が「体の部位を得るために赤ん坊たちを惨殺している」ことを示す証拠動画があると主張したが、この動画の所在は明らかになっていない。

 民主党の候補者らもまた、事実を捻じ曲げる発言をしている。ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官は、在任当時に私用サーバーを通じた電子メールの使用を国務省から「許可されていた」と発言。バーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員は、「気候変動はテロ増加と直接関連している」と断言し、証拠を誇張した。

 ファクトチェッカーによって誤りが暴かれているこうした主張は、すでに政治の一部と化しているが、今回の大統領選では候補者による扇動的な発言が特に目立つ。中でもとびぬけているのが、トランプ氏だ。

 トランプ氏は今年、米国の実際の失業率は最高で42%だと発言。最近では、白人の殺人被害者の81%が黒人に殺害されたことを示すグラフをツイートした。だが、政治家らの発言の正確性を評価するウェブサイト「ポリティファクト(PolitiFact)」によると、司法省による正確な数字は15%だという。

 米テレビ局FOXニュース(Fox News)の番組でこの誤りを指摘されたトランプ氏は、「ツイートしたのは私ではない。専門家とされる人(の投稿)をリツイートしただけ」と弁解した。

■自説に固執する政治家

 政治家は得てして、事実を突きつけられてもなお、自説に固執するものだ。

 トランプ氏は、米同時多発テロで多くのアラブ系住民が歓声を上げたと論じているが、この噂は、警察やファクトチェッカー、そして米メディアによって事実ではなかったことが、テロ発生から数日の間に確認されている。

 だが米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)から誤りを指摘されたトランプ氏は、「謝罪を求める!大勢の人が、私は正しいとツイートしている!」と反撃に出さえした。

 また、先月29日に出演した米NBCニュースの番組では「14年前だが、テレビで見た。私も、大勢の人々もあの映像を見た」と主張。「トランプ・オーガナイゼイション(Trump Organization)には、『私たちも見た。路上で踊っていた』と言う電話が数百件も寄せられている」と語り、発言の撤回を拒否した。

 政治家らの頑固さには、ファクトチェッカーも驚きを隠せずにいる。ポリティファクトの創設者であるデューク大学(Duke University)のビル・アデア(Bill Adair)教授(ジャーナリズム)は、「明らかに事実に反するのに、それを認めない。どうしたらそんな事が言えるのか見当もつかないことが確かにあった」と語る。

2859チバQ:2015/12/01(火) 21:46:02
■独り歩きする誤報

 米ボストンカレッジ(Boston College)の政治学者、エミリー・ソーソン(Emily Thorson)氏によると、「誤った情報」はたとえすぐに訂正されても影響が長く続くことが多い。例えば、あるレストランで虫が出たという話を聞くと、それが間違った情報だと分かった後も、そのレストランに対して悪い印象を持ち続けてしまうことがある。「最初の印象を取り消すのは難しい。誤った情報はたちまち伝わり、繰り返される」と、同氏はAFPに説明した。

 また、専門家らによれば、候補者の確固たる支持者は、ファクトチェッカーが証拠を示してもほとんど影響されないのだという。米ダートマス大学(Dartmouth College)の政治学者、ブレンダン・ナイハン(Brendan Nyhan)氏は、事実確認について、「議論の的となっている政治問題の場合、効果がなくむしろ逆効果であることが多い」と述べ、「人間は元々持っていた考えや姿勢に反する情報には抵抗する傾向がある」と説明した。(c)AFP/Rob Lever

2860チバQ:2015/12/01(火) 21:51:14
http://mainichi.jp/feature/news/20151202k0000m030110000c.html
米大統領選:民主予備選 クリントン氏、盤石の体制
毎日新聞 2015年12月01日 20時49分

 【ワシントン西田進一郎】来年の米大統領選で民主、共和両党の予備選が始まるまで、1日で2カ月となった。民主党では最有力候補のヒラリー・クリントン前国務長官(68)が盤石の体制を築きつつある。上院では民主党会派46議員のうち38人の支持を取り付け、本命視されながらオバマ大統領に逆転された2008年の苦い経験を背景に雪辱を期している。

「皆さんが私のために働く準備ができているなら、私も皆さんのために働く準備はできています」

 クリントン氏が11月30日、首都ワシントンでの政治資金集会で語ると、約1000人の参加者から歓声がわき上がった。民主党の女性上院議員14人のうち13人が出席し、次々にクリントン支持を表明して「初の女性大統領」への期待感が会場を埋め尽くした。

 予備選は来年2月1日に中西部アイオワ州で開かれる党員集会で始まるが、既に知事12人、下院議員140人以上もクリントン支持を表明している。

 一時は、民主党会派の無所属、バーニー・サンダース上院議員(74)に追い上げられたが、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)不支持や最低賃金引き上げなどリベラル色の濃い政策を前面に出して対抗。主要労働組合である全米サービス業従業員組合(SEIU)や全米教員労組(AFT)など、サンダース氏寄りとみられた労組からの支持も取り付けている。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」集計による直近の世論調査平均値は、クリントン氏が55.8%、サンダース氏が30.2%。差は9月末時点で13.2ポイントまで縮まったが、再び開く傾向にある。

2861チバQ:2015/12/04(金) 00:51:34
http://www.sankei.com/world/news/151203/wor1512030040-n1.html
2015.12.3 18:08
【米大統領選】
なお首位走るトランプ氏、指名獲得に現実味 ルビオ、クルーズ両氏が受け皿に

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トランプ氏(AP)
 【ワシントン=加納宏幸】来年11月の米大統領選の共和党候補指名争いで、不動産王のトランプ氏と首位争いをしていた元神経外科医、カーソン氏が支持を落とし、若手のルビオ、クルーズ両上院議員が受け皿として浮上したことが2日、米キニピアック大(コネティカット州)の世論調査で分かった。予備選・党員集会が始まる2月1日まで2カ月を切り、各陣営は差別的な発言を繰り返しながら独走するトランプ氏への対応を迫られている。

 トランプ氏は2日、ワシントン近郊のバージニア州マナサスで演説し、「私はすべての世論調査と討論会で勝ってきた」と自賛した。調査で自身に次ぐ2位に浮上した、キューバ系移民の両親を持つルビオ氏を「不法移民に対して非常に弱腰だ」と批判するなど他候補への攻撃も続けた。

 トランプ氏は2001年の米中枢同時テロの際に東部ニュージャージー州のアラブ系住民「数千人」が喝采を送ったと発言し、事実ではないとして批判を浴びている。だが、リベラルな主流メディアにたたかれても傷を負わないトランプ氏。米メディアは料理を焦げ付かせないよう調理器具をコーティングするテフロン素材になぞらえる。

 今回のキニピアック大調査で、共和党支持層におけるトランプ氏の支持率は11月の24%から3ポイント上昇して27%となり、2位のルビオ氏(17%)とは10ポイント差。経歴疑惑や外交・安全保障に関する知識不足が露呈したカーソン氏は11月の23%から16%に支持を落とし、クルーズ氏と並んだ。一時は本命視されたブッシュ元フロリダ州知事は5%で苦しい戦いを続けている。

 今後、ルビオ、クルーズ両氏が支持を拡大する見込みがある。ただ、トランプ氏は2月1日に初戦の党員集会が開かれるアイオワ州、続いて予備選が行われるニューハンプシャー州でも首位を占め、緒戦で勢い付けば指名獲得も現実味を帯びる。他陣営はトランプ氏を攻撃するCMを流すなど、巻き返しに躍起だ。

 ただ、調査では、民主党で独走するクリントン前国務長官と決戦を争った場合、トランプ氏は他の共和党候補に比べ劣勢に立つとの結果が出た。トランプ氏が本選に進めば、同氏の「暴言」が大統領選に合わせて行われる連邦議会選や州知事選に影響を与える恐れがあり、米メディアは州レベルの共和党組織が対策を練り始めたと伝えている。

2862とはずがたり:2015/12/04(金) 16:03:54

米銃乱射「テロの可能性」…オバマ大統領が言及
http://www.yomiuri.co.jp/world/20151204-OYT1T50118.html?from=y10
2015年12月04日 13時49分

 【サンバーナディーノ(米西部)=田原徳容】米カリフォルニア州の障害者支援施設で2日に起きた銃乱射事件で、AP通信は3日、情報機関関係者の話として、射殺されたサイド・ファルーク容疑者(28)が、インターネットを利用してイスラム過激派と接触していたと報じた。自宅から爆弾や銃弾が大量に見つかった。

 オバマ米大統領は3日、テロの可能性に言及し、動機の解明を急ぐ方針を示した。

 同通信によると、同容疑者が接触していたのは、連邦捜査局(FBI)がテロ捜査関連で監視下に置く人物という。米CNNテレビも同日、同容疑者とFBIの捜査対象者の間で数か月前までやりとりがあったと伝えた。オバマ大統領は記者団に対し、動機は依然不明だとした上で、「テロの可能性もあるが、職場の問題の可能性もある」と述べた。

米乱射、計画的犯行?2容疑者が複数の武器用意
http://www.yomiuri.co.jp/world/20151203-OYT1T50179.html?from=yartcl_popin
2015年12月04日 00時53分

 【サンバーナディーノ(米西部)=田原徳容】米ロサンゼルス郊外サンバーナディーノにある障害者支援施設で2日、武装した2人が銃を乱射し、14人が死亡、17人が負傷した。

 2人は車で逃走したが、警察との銃撃戦の末、射殺された。警察は、2人が複数の武器を用意していたことなどから、計画的な犯行とみて動機の解明を進める。

 警察は2日の記者会見で、2人について、地元の保健当局職員でイスラム教徒のサイド・ファルーク容疑者(28)と、同容疑者の妻とみられるタシュフィーン・マリク容疑者(27)と特定したと発表した。

 警察によると、保健当局が同施設で開催していたパーティーの会場に武装した両容疑者が押し入り、数分間発砲。スポーツ用多目的車(SUV)で逃走したが、約4時間半後に警察に射殺された。警察は施設内で複数の爆発物を発見し、除去作業を実施。捜査過程で、男1人が拘束されたが、事件との関連性は不明だ。

2863チバQ:2015/12/06(日) 12:33:30
http://www.cnn.co.jp/usa/35074497.html

米共和党指名争い、トランプ氏が独走 2位に20ポイント差 
2015.12.05 Sat posted at 11:26 JST

(CNN) 来年の米大統領選の共和党候補指名獲得争いで、トランプ氏の支持率は36%に達し、2位を20ポイント引き離して独走状態にあることが、CNNと調査機関OCRの最新の世論調査で分かった。
トランプ氏のリードは6月の出馬表明以来、最大となった。
トランプ氏を追うテッド・クルーズ上院議員の支持率は16%で、元神経外科医のカーソン氏は14%。さらにマルコ・ルビオ上院議員が12%で続いている。他の候補者の支持率はすべて5%以下。
10月中旬に行われた前回の世論調査からは、カーソン氏、ジェブ・ブッシュ・元フロリダ州知事、ランド・ポール上院議員が大きく支持率を落とした。一方、クルーズ氏は12%増、トランプ氏は9%増と支持率を大きく伸ばした。
共和党支持者のうち、大卒以上の層ではクルーズ氏が21%の支持を集めトップ。僅差で19%のカーソン氏とルビオ氏、18%のトランプ氏が追う。一方、それ以外の層では、トランプ氏の支持率が43%と圧倒的なリードを保っている。
トランプ氏は争点別でも圧倒的な支持を得ており、経済、連邦予算、不法移民、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」、外交といった争点で、いずれも他を寄せ付けない支持率を獲得している。
調査は11月27日〜12月1日、無作為に選んだ成人1020人を対象に電話で実施。うち登録有権者は930人で、共和党支持者や共和党寄りの無党派層は445人だった。共和党支持者らの調査結果に関する統計上の誤差はプラスマイナス4.5%。

2864チバQ:2015/12/06(日) 12:34:52
>>2862
http://www.cnn.co.jp/usa/35074507.html
米カリフォルニア銃乱射 「支持者」の犯行、ISISが宣言
2015.12.06 Sun posted at 10:49 JST
(CNN) 米カリフォルニア州サンバーナディノの福祉施設で起きた銃乱射事件について、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」は5日、「支持者たち」による犯行だったと宣言した。
ISISがイラクで運営するラジオ局アルバヤンが伝え、事件の容疑者夫婦を「神が殉教者として受け入れることを祈っている」と表明した。
ただし容疑者らがISISのメンバーだったとは断言せず、ISISとして犯行を認めているわけではない。
CNNの軍事アナリストは、ISISが過去のテロ攻撃で、実行犯を「騎士」「戦士」などと呼んでいたことを指摘。支持者という表現が使われたからといってそれは容疑者らがメンバーだったという意味ではなく、ISISから指示があったという意味でもないと述べた。
さらに、支持者というのはメンバーに比べて低い立場と考えられ、容疑者夫妻はISISと直接接触していなかった可能性があるとも語った。
ホワイトハウスによると、オバマ米大統領が5日朝、当局者らから受けた報告も「犯人が犯罪組織やテロ組織の構成員だったことを示す事実はない」との内容だったという。
当局は容疑者夫妻の渡航歴や電話、コンピューターに残った履歴などを基に、犯行の動機を詳しく調べている。

http://www.cnn.co.jp/usa/35074508.html
オバマ米大統領、異例の執務室演説へ テロの脅威めぐり
2015.12.06 Sun posted at 11:42 JST
(CNN) オバマ米大統領は米東部時間の6日午後8時(日本時間7日午前10時)、ホワイトハウスの大統領執務室からテレビ演説を行い、カリフォルニア州で起きた銃乱射事件の捜査状況やテロの脅威全般について演説する。CNNなどが生放送を予定している。
ホワイトハウスによると、オバマ大統領はまず、連邦捜査局(FBI)が「テロ行為」として捜査している銃乱射事件について、最新の情報を示す。
アーネスト報道官によれば、大統領はさらにテロの脅威全般についても説明。脅威の本質や現在に至るまでの経緯、掃討作戦の方針などを語る。
「過激派組織『イラク・シリア・イスラム国(ISIS)』を撲滅するとの固い決意」を改めて表明し、「暴力を使って破壊的なイデオロギーを広めようとするテロ集団に打ち勝つために、米国は正義と平等、自由を誓う価値観を駆使する必要がある」と訴える見通しだ。
野党・共和党の大統領選候補や議員らは、銃乱射事件を受けたオバマ大統領の対応を批判し、大統領が銃規制強化に言及したことに強い反発を示している。大統領は5日のラジオ演説で、旅客機の搭乗禁止名簿に記載されるような危険人物でも銃を購入できるという現状は「正気のさたではない」と厳しく批判した。
オバマ大統領が執務室から演説するのは、就任以来3回目。過去2回はいずれも2010年で、1回はイラク駐留米軍の戦闘任務終結を宣言し、もう1回はメキシコ湾原油流出事故への対応を説明した。

2865チバQ:2015/12/06(日) 16:13:40
http://news.goo.ne.jp/search/article/?MT=%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E9%81%B8&amp;IE=UTF-8&amp;OE=UTF-8
【米大統領選】“暴言王”トランプ氏が過去最高支持率36%! オバマ政権の「イスラム国」対応への不満代弁

12月05日 19:24産経新聞

 【ワシントン=加納宏幸】来年11月の米大統領選に向けた共和党指名争いで独走する不動産王、トランプ氏に対し、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」への対応で同党支持層からの期待が強まったことが、4日発表されたCNNテレビの世論調査で分かった。オバマ大統領への不満も吸収しているとみられ、米連邦捜査局(FBI)がカリフォルニア州での銃乱射事件をテロ行為と断定したことで、この傾向はさらに強まる可能性がある。

 事件前に実施された同調査によると、トランプ氏は10月の前回調査での27%から36%へと支持を拡大。トランプ氏と同様にシリア難民受け入れで厳しい立場を取るクルーズ上院議員が4%から16%へと躍進し、2位に付けた。トランプ氏の支持率、2位との差(20ポイント)は過去最大となった。

 イスラム国問題に誰が最もうまく対処できるかを尋ねた設問では、46%がトランプ氏を挙げ、8月調査の32%に比べて14ポイントも増加。外交政策でも9月調査の22%から30%に上昇していた。パリ同時多発テロを受け、トランプ氏は米国内のイスラム教徒への警戒を訴えており、強硬姿勢が支持につながったとみられる。

 一方、オバマ氏は同時多発テロ前日の11月12日に収録されたABCテレビ番組によるインタビューに対し、「イスラム国が力を付けているとは思わない。当初の目標の通り、私たちはイスラム国を封じ込めている」と述べていた。

 だが、パリと米国でのイスラム国がらみの犯行は、その脅威がイスラム国による支配地域があるイラク、シリアに封じ込められていないことを証明した形だ。

 ブッシュ、オバマ両政権で続けて安全保障を担ったゲーツ元国防長官は4日付のワシントン・ポスト紙で、オバマ氏が2013年にシリア空爆を断念したことを念頭に「次の大統領は決然とし、レッドライン(越えてはならない一線)を引くことには慎重でなければならない」と論じた。

 ゲーツ氏は“トランプ現象”に関し、「多くの米国人が政治指導者に激怒し、トランプ氏のような人物を通じて怒りの声を上げようとしている」と指摘した。

2866チバQ:2015/12/06(日) 19:30:02
http://www.sankei.com/world/news/151205/wor1512050018-n1.html
2015.12.5 09:13
【カリフォルニア銃撃】
大統領「脅威ない」宣言から1週間で惨劇 「ホームグロウン」封じ込め困難 テロの恐怖、米国飛び火





 米西部カリフォルニア州の福祉施設で起きた銃乱射事件は4日、思想的な背景を持つ人物が米社会を震撼させるために行った犯行の可能性が高まった。テロの恐怖は、パリ同時多発テロが起きた欧州から米国に飛び火。米国民が恐れていた事態が現実になった。

 保安当局はクリスマスや年末年始に向けて神経をとがらせてきた。「イスラム国」は米国でのテロを予告。このためオバマ大統領自ら11月25日に「具体的な脅威はない」と国民に平静を呼び掛けていた。それからわずか1週間で惨劇に直面し、暴力を完全に封じるのは困難だとの現実が浮き彫りになった。

 米国では「(イスラム国の)メッセージを受け取った人物が武器を手に行動を起こしかねない」(ブルッキングズ研究所)との見方があった。排他的な空気が広がれば、米社会に不満を持つ市民を「ホームグロウン(自国育ち)」の新たなテロに駆り立てる悪循環を招くことも考えられる。(共同)

2867チバQ:2015/12/06(日) 23:54:42
>>2702 9月末 
1:不動産王トランプ氏
2:元神経外科医 カーソン氏
3:ルビオ上院議員
4:HPの元CEO フィオリーナ氏
5:ブッシュ元フロリダ州知事

>>2795 11月頭
>>2793 WSJ
黒人の元神経外科医、ベン・カーソン氏:29%
不動産王、ドナルド・トランプ氏:23%
マルコ・ルビオ上院議員:11%
テッド・クルーズ上院議員:10%
ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事:8%

>>2780-2781 NYタイムズ
黒人の元神経外科医、ベン・カーソン氏(64):26%
不動産王、ドナルド・トランプ氏(69):22%
マルコ・ルビオ上院議員(44):8%
ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62):7%
コンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)元最高経営責任者(CEO)カーリー・フィオリーナ氏(61):7%
ランド・ポール上院議員:4%
テッド・クルーズ上院議員:4%
ジョン・ケーシック・オハイオ州知事:4%
マイク・ハッカビー元アーカンソー州知事:4%

>>2853 11月末 ロイター
1.ドナルド・トランプ 31%
2.元神経外科医のベン・カーソン 15%
3.マルコ・ルビオ上院議員8%
3.テッド・クルーズ上院議員8%
5.ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事7%
>>2861 12月頭 米キニピアック大(コネティカット州)の世論調査
1.不動産王のトランプ氏:27%
2.ルビオ上院議員:17%
3.元神経外科医、カーソン氏:16%
?.ブッシュ元フロリダ州知事5%

>>2863 CNN
1.不動産王のトランプ氏:36%     
2.テッド・クルーズ上院議員:16%   茶会系 父親はキューバからの移民でヒスパニック系>>2313
3.元神経外科医のカーソン氏14%  茶会系 
4.マルコ・ルビオ上院議員12%    穏健とも茶会系とも言い難い>>2571

2868チバQ:2015/12/08(火) 02:47:49
http://www.sankei.com/world/news/151207/wor1512070031-n1.html
2015.12.7 20:11

対テロ対策で失点続きのオバマ大統領 なお戦略手探り 政権への不信感高まる

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6日、ホワイトハウスの大統領執務室から国民向けにテレビ演説するオバマ米大統領(UPI=共同)
 米カリフォルニア州の乱射事件は、オバマ大統領が「イスラム国」などの過激主義を過小評価する発言を繰り返している最中に起きた。異例のテレビ演説はその失点を挽回し、テロと戦う姿勢を見せるのが目的だったが、政権の戦略がなおも手探りである実態をかえって浮き彫りにした。

 オバマ氏は演説で「ここ数年でテロリストの脅威は新たな局面に発展した。銃乱射のような複雑さの少ない暴力行為に転じている」と述べた。2001年の米中枢同時テロ後に国際テロへの対処能力を向上させた米国が、単純なテロ行為にもろい実態を認めた形だ。

 オバマ氏は最近、テロに関して失点続きだった。パリ同時多発テロの前日には「私たちはイスラム国を(シリア、イラクに)封じ込めている」と発言。乱射事件の1週間前には「具体的で信頼できる情報は得ていない」と発表していた。

 米国民はそんな政権への不信感を強めている。米CNNテレビが6日発表した世論調査によると、イスラム国への対処でオバマ氏への不支持は3分の2近くの64%に上り、支持は33%にとどまった。テロ対策でも不支持(60%)が支持(38%)を大きく上回った。
 米軍のより強い関与を求める声が強まっている実態も判明した。昨年9月のシリア空爆開始直後のCNN調査では、米国がイスラム国掃討のため地上戦闘部隊を送ることを「好ましい」とする回答は38%にとどまっていたが、最新の調査では53%まで拡大。反対の45%を初めて上回った。

 オバマ氏は演説で、国内でのイスラム教徒に対する差別を批判するとともに、野党・共和党で強まっているシリア難民受け入れ反対の意見も牽制(けんせい)した。だが大統領選の共和党候補指名争いで首位の不動産王、トランプ氏は演説後、ツイッターで「(対策は)これで全て? 速やかに新大統領が必要だ」と反応した。

 トランプ氏は難民受け入れ拒否や国内のモスク(イスラム礼拝所)の監視を主張し、政権への不満の受け皿になっている。今回の演説でこうした流れを変えるのは難しそうだ。(ワシントン 加納宏幸)

2869とはずがたり:2015/12/08(火) 04:10:54
中絶反対は或る種米国に於けるイスラム原理主義的な立ち位置にあるようである。で,イスラームの世俗主義に対応するのがグローバル資本主義という訳だ。

冷泉彰彦
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代
中絶医療施設への銃撃テロ、保守派が抱える闇
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2015/12/post-791.php
2015年12月01日(火)17時50分

 先週末、コロラド州コロラドスプリングスにある医療施設が銃で武装した男に襲撃され、警官隊との銃撃戦が発生。警官1人を含む3人が死亡する惨事となりました。逮捕された狙撃犯はロバート・ディアという57歳の男性で、動機などの詳細は現時点で判明していませんが、「ベビー・パーツ(胎児の臓器利用のこと)を許さないため」などと語っているようです。

 襲われた医療施設は全国組織の団体である「プランド・ペアレントフッド」という団体が経営しています。不妊対策や避妊を中心とした家族計画に関する啓蒙活動を行いながら、男女に対する不妊治療や人工妊娠中絶など実際の診療行為も行っているようです。

 この「プランド・ペアレントフッド」ですが、今年に入って保守系団体による「潜入撮影ビデオ」が出回り、その中で中絶した胎児の臓器売買に関する(真偽のほどは不明ですが)疑惑があったことから、全米の保守派による「同団体への補助金を打ち切れ」という政治運動に発展していました。

 この秋には、この「プランド・ペアレントフッド」への補助金をカットするかしないかで、議会共和党の右派が「予算未成立の場合は政府閉鎖も辞さず」という強硬な姿勢を見せ、結果的にはベイナー下院議長が辞任する事態になっています。

 ディアという狙撃犯が「臓器売買」のことを口にしているという報道が事実であれば、同団体に対する保守派による一連の敵意に満ちたプロパガンダに乗せられて、凶行に及んだということが考えられます。

 実は、この「プランド・ペアレントフッド」に対する今回のテロ行為には、長いアメリカにおける「保守派の闇」とでも言うべき問題があります。今回は「胎児の臓器売買批判」というプロパガンダに触発された可能性が高いわけですが、もっと一般的な「中絶医師への襲撃」という問題で、90年代以降長い歴史があるのです。

 例えば、96年の夏季五輪の大会期間中に発生したアトランタ五輪公園爆破の容疑者エリック・ルドルフが典型的です。ルドルフは五輪テロを起こす前にも、中絶医を襲撃したり、同性愛者の集まるナイトクラブを爆破したりと、極端な価値観を動機にした事件を多く起こしていたのです。

2870とはずがたり:2015/12/08(火) 04:11:38
>>2869-2870
 その背景にある思想とは何なのでしょう。それは、ルドルフがオリンピックそのものを攻撃対象にしたところに1つのカギがあります。ルドルフは供述の中で「オリンピックというのは大企業が大金を払って、国際的な社会主義を許す愚行であって、背景には中絶賛成のイデオロギーがある」という言い方で爆弾テロの動機を語っていました。

 つまり、「国際的なもの」や「大企業の経済力」などが「中絶賛成のイデオロギー」と結びついた敵の正体だというのです。そこには、グローバル経済から取り残された者の鬱屈した「反国際主義」があり、「大企業への憎悪」があります。さらに思想的に飛躍する中で、「国際的な大企業に支えられたリベラル思想」が「人間であるにも関わらずヒトの生命に対して決定権を持つ」という傲慢に至っているというストーリーを描いて憎悪の対象にしていたわけです。

 理屈としては分からないわけでもないのですが、それではどうして「中絶への怒り」という感情が、諸外国では見られない政治的イデオロギーに発展するのでしょう? そこにあるのは、「強者による殺人の正当化という偽善」への怒りです。それは宗教の教義にそう書いているから、というレベルを越えて一種の信念になってしまっており、理屈を越えた感覚としてあるようです。

 これに加えて、アメリカの保守が抱きがちな「大自然の脅威に対抗するカウボーイ的なヒロイズム」や、銃社会ゆえの「殺されるかもしれない」という恐怖心が「殺される存在としての胎児」への感情移入と、「殺す側」であるリベラル派への強烈な反発になる、そしてそれが「中絶反対」という一点に凝縮するというイデオロギーのメカニズムが見られます。

 この一点に凝縮するというのが特徴であって、例えば中絶反対派は女性の社会参加や給与水準の均等などの点で「アンチ・フェミニズム」であるかというとそうではありません。そうではなくて、彼らが重視しているのは「生命倫理」に集約されているのです。

 その関連で、中絶問題に加えて「尊厳死」に対しても強く反対しており、クリント・イーストウッド監督がオスカーを受賞した『ミリオンダラー・ベイビー』という映画では、尊厳死の問題が肯定的に描かれているとして上映反対運動が起きましたが、そこにも同様のイデオロギー的背景があります。

 自分は「殺される側」だという自己規定をして、中絶や尊厳死を肯定する人間を「殺す側」だと決めつけて敵視する、そこまでなら「生命を尊重している」という姿勢を曲がりなりにも主張できるかもしれません。ですが、そこで「敵視した相手」の命を奪ってもいいということになると、論理矛盾も甚だしいということになります。ですが、その矛盾に気が付かないところが、テロリストがテロリストたる所以なのでしょう。

2871とはずがたり:2015/12/08(火) 04:13:18

冷泉氏もはっきりした事は判らず曖昧な物言いに終始しているイメージ。
俺の妄想ベースだと中東から連れてきた奥さんが過激派思想に傾倒していて旦那は奥さんにめろめろで言いなりだったとか?

冷泉彰彦
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代
乱射事件、「イスラム教徒の容疑者」に苦悩するアメリカ
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2015/12/post-792.php
2015年12月04日(金)17時25分

 今週2日、ロサンゼルス近郊のサンベルナルディーノにある福祉施設で発生した銃乱射事件は、14人の犠牲者を出すという規模の大きさが全米に衝撃を与えました。同時に、事件の背景に「原理主義テロ」の可能性が否定できないため、メディアの報道には明らかな「歯切れの悪さ」があります。オバマ大統領のコメントも同様です。

 メディアや大統領は真実を隠そうとしているのでしょうか? 違うと思います。アメリカは今回の事件に対して、どのように理解し、どのように対応するかという点で、苦悩の最中にあると言えます。捜査と情報開示がまったくの現在進行形の事件ですが、とりあえず現時点での論点について整理しておこうと思います。

 まず、射殺された男女2人の容疑者ですが、28歳の男性サイード・ファルークと、27歳の女性タシュフィーン・マリクであり、2人は夫婦だったと発表されています。

 同市の市警の発表と一部報道によれば、死亡したファルーク容疑者は、地元サンベルナルディーノ郡の保健局に食品衛生管理の職員として勤務しており、既に勤続5年、年俸は5万1000ドル(約625万円)だったそうです。また、職場では静かで礼儀正しい人物という評価だったと報道されています。

 事件現場は障害者支援の拠点施設ですが、この日はたまたま郡の保健局が「歳末パーティー」を開くために場所を提供していました。パーティーの冒頭では、ファルーク容疑者は普通に参加していたのですが、記念写真を撮ろうとすると彼がいないので、同僚たちは不審に思ったようです。その間にパーティーを中座したファルークは、自宅に帰って妻を連れ、共に重武装してパーティー会場に戻って凶行に及んでいました。

 一部報道によればファルークは、パキスタン系の2世でアメリカ生まれのアメリカ市民であり、同時にイスラム教徒でした。そのファルークは、2013年にサウジアラビアへの巡礼に行っており、2014年には再度サウジを訪問して、戻った時には新妻のマリクを伴っていたそうです。

 驚くべきなのは、夫妻には生後6カ月の乳児がいるのですが、その赤ちゃんを親に預けて乱射事件へと向かい、そして警官隊との銃撃戦の末にその赤ちゃんを残して死亡しているということです。28歳と27歳の収入も身分も安定している若い夫婦が、しかも生後6カ月の可愛い盛りの子供を残して、これだけの暴力と破滅行為ができるということが信じられません。

 この点に関して、現在はFBIも入って夫妻のネット閲覧履歴などを捜査しているようです。現時点では、テロ容疑者に指定された人物と電話やSNSで接触していた形跡があるという報道があります。例えばですが、サウジ巡礼の際に、アルカイダなどのリクルーティングに引っかかり、過激思想に影響されて破滅への道を歩んで行った、そんな可能性も議論されています。

2872とはずがたり:2015/12/08(火) 04:13:52
>>2871-2872
 ネット上の量販店のサイトには、マリクが出産予定を登録してベビーグッズの買い物リストを作った記録がまだ残っています(本稿執筆時点)。また、ファルークの職場では、出産前に「ベビーシャワー」という祝いのイベントを同僚たちにしてもらっていたという証言もあります。CNNのインタビューに応じていた夫婦の隣家の女性は、「幸せそうな若夫婦でまったく何の不審な点もなかった」と証言していました。

 もしかすると、文化の狭間で引き裂かれる中で、苦悩のエネルギーが良くない方向へ向かってしまったのかもしれません。その一方で、攻撃計画が先にあって、ある時点以降は「幸せな若い両親」というのは「偽装」だったというような証拠が出る可能性も否定できないのです。CNNでは最初からテロを仕掛けるために「強いられた結婚」だという説も排除できない・・・そんな議論もされていました。

 こうした様々な憶測はあるものの、警察当局や大統領は極めて慎重です。例えばオバマ大統領は、事件から一夜明けた3日には「テロリズムである可能性は排除できないが、職場のトラブルという可能性も排除できない」という発言をしています。そこには、慎重さと同時に重苦しさが感じられます。

 アメリカは、明らかに苦悩しています。警察もメディアも、2人の本名を発表するまで半日以上の時間を置きましたし、大手メディアはパキスタン系であることや、サウジ巡礼の話は事件翌日の昼過ぎまでは伏せて報道していました。その「苦悩」というのは、2人の真の動機を理解しかねて苦悩しているということではありません。

 そうではなくて、仮に今回の事件が「イスラム教徒による原理主義テロ」であるならば、アメリカ社会の中で「移民排斥」や「イスラム教徒への偏見拡大」といった「マス・ヒステリー」に近い現象が拡大する可能性があるからです。

 9・11の直後にブッシュ政権は、「イスラムとの共存」を国民に説き、国内のイスラム教徒との団結姿勢を見せながら、アフガニスタンとイラクという戦争に突き進むことで「アメリカが攻勢に出て弱みを見せない」ことが、保守層の「安心」になる政治的判断を下しました。

 ですが、現在は、状況が異なります。世論の厭戦感情が強いために対ISIL地上戦は不可能な一方、パリの事件が「他人事であるがゆえに、国内での不安が増す」という異常な状況にあるのです。

 そんな中、ドナルド・トランプという稀代のポピュリストは、事件の前日には「ISIL攻撃では不十分。アメリカでもテロリストを生み出したら、その家族をこっちが人質にとって、場合によっては殺すことにして対抗すべき」という極端な言論を展開しています。

 そのトランプは、「9・11の直後に、ニュージャージー州では何千人というイスラム教徒が集まって、勝利を喜んだ」(地元の人間として断言できますが、100%デマです)とか、「9・11はブッシュ政権時代に発生した。意味わかるだろ?」(ブッシュに責任があるような言い方で、これも大いに物議を醸しました)などという暴言もはいており、それが一部の支持者に受け入れられているのも事実です。

 そのような世相の中で、今回の事件が、世論の不安感情に「点火してしまう」こと、大統領もメディアもそれをおそれているのです。9・11直後とは、また別の形でアメリカは苦悩の中にあります。

2873チバQ:2015/12/09(水) 00:04:52
http://www.sankei.com/world/news/151208/wor1512080010-n1.html
2015.12.8 08:49
【米大統領選】
共和党トランプ氏、イスラム教徒の入国禁止を主張

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7日、サウスカロライナ州で演説する米大統領選の共和党指名を争うトランプ氏(AP)
 【ワシントン=加納宏幸】来年11月の米大統領選に向けた共和党の候補指名争いで首位に立つ不動産王、トランプ氏は7日、米カリフォルニア州サンバーナディーノでの銃乱射事件を受け、イスラム教徒が米国に入国することを全面的に禁止すべきだとする声明を発表した。

 トランプ氏はイスラム教徒が米国民への憎悪を強め、イスラム法により聖戦が正当化されていると指摘。「わが国が、聖戦のみを信じて人命を尊重する感覚を持たない人々による恐ろしい攻撃の犠牲になってはならない」とした。

 これまでもトランプ氏はシリア難民の受け入れ拒否や国内のイスラム教モスク(礼拝所)監視を主張。選挙戦をリードするトランプ氏の発言は影響が大きく、共和党の対立候補は「トランプ氏は錯乱している。まともな政策提言ではない」(ブッシュ元フロリダ州知事)などと批判した。

2874とはずがたり:2015/12/09(水) 09:53:17

なんかを調べてたら(→思い出した,息子がすぐ暑がって薄着なのでバセドー氏病とかじゃあないか心配になって甲状腺とか調べてたらケネディがアジソン病でってのがひっかかった)ケネディはホルモン治療の副作用で顔が黒かったとあって勿論ケネディと云えば暗殺で,それを調べてるとケネディ一家の悲劇の話しになる。

で,上院議員で暗殺されたのはケネディ司法長官とヒューイ・ロングのみとの事。で,フランクリン・ルーズベルトと大統領候補の座を争った所得再分配の持論の政治家だそうな。先日,大恐慌とニューディールについて調べてた所だったのでひょんな所から繋がった。

ヒューイだったらその後どうなってたかねぇ。。

もしヒューイ・ロングが大統領になっていたら 〜『鷲たちの盟約』ほか
http://himehikage.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/post-f3d1-1.html
『鷲たちの盟約』アラン・グレン著/佐々田雅子訳
(新潮文庫 2012年邦訳)

1943年、アメリカ合衆国。10年前に大統領就任目前のルーズヴェルトが暗殺され、未だに大恐慌の悪夢から脱せずにいるこの大国は、今やポピュリストに牛耳られた専制国家と化している。ポーツマス市警のサム・ミラー警部補はある晩、管内で発見された死体の検分に向かうが、その手首には6桁の数字の入れ墨があった…(文庫カバーより)

Amerikaneagle もし急進的ポピュリストだった南部出身のヒューイ・ロングが、暗殺されることなく大統領にまで登りつめていたら第二次世界大戦最中のアメリカはこうなっていたかもしれない、という歴史改変サスペンス。ヒトラーのドイツを支持し、アメリカはドイツと中立条約を結ぶべきと訴えて経歴を汚すことになったリンドバーグも1シーンに登場し、まさにその思惑どおりの展開が、本書では繰り広げられる。

常に秘密警察に見張られている緊張感、そして警官という立場上、家族を守るためにも体制側に従わないわけにはいかない主人公のジレンマなどは、同じ新潮文庫のトム・ロブ・スミス作品に近いものがある。あっちに登場した黒人歌手ポール・ロブソンがこっちにもちらっと登場するし。
感情を揺さぶられ読み出したら止まらない面白さはスミス作品のほうが上だと思うが、こっちは史実や実在した人物が思わぬところで絡んでくる面白さがある。終盤になって、手首に入れ墨のあった線路脇の死体の身元がほのめかされるけど、あれはあの超有名人物ってことでいいのかしら? それともその関係者? ちゃんと読み取れていない…。

話はどこに落ち着くのか最後まで予想がつかないまま、主人公はある決心をする。なるほどそういう手段しかないのかと、納得半分、気の遠くなる思いが半分。

かつて南部の黒人奴隷が北部やカナダへ逃亡するのを手助けした「地下鉄道」が、本書では反体制分子として目をつけられた人々を国外に逃がす地下組織として再び組織される。学生時代にその「地下鉄道」も関係する論文を書き、英文資料を漁っていたのを思い出した。バンド活動とアルバイトのほうに精を出していたし英語理解力も乏しく、どうやってごまかして課題を完成させたのか、今となっては謎。

2875チバQ:2015/12/09(水) 22:58:49
http://www.sankei.com/world/news/151209/wor1512090044-n1.html
2015.12.9 18:43
【米大統領選】
トランプ氏「イスラム教徒入国禁止」発言に集中砲火「妄想で名を上げた」 日系人強制収容引き合いに正当化も

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米サウスカロライナ州での集会で演説するトランプ氏=7日(ゲッティ=共同)
 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選の共和党候補指名争いで首位の不動産王、トランプ氏がイスラム教徒の入国禁止を主張した問題は、米政府はもとより共和党からも批判が相次いだ。それでもトランプ氏は8日、第二次大戦中の日系人強制収容を引き合いに自らの発言を正当化。「国を害する」(アーネスト大統領報道官)ような暴言を止めようとしない。

 ケリー米国務長官は8日、訪問先のパリで「発言は建設的ではない」と批判した。アーネスト氏も同日の記者会見で「トランプ氏は大統領になる資格がない」と述べるとともに、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」掃討作戦に参加する有志連合の中東諸国との協力に悪影響が出ることに懸念を示した。

 大統領選の民主党最有力候補、クリントン前国務長官もホームページで「トランプ氏は選挙戦を通じ、偏見と妄想症の取引で名を上げた」と非難した。

 共和党でも、ライアン下院議長がトランプ氏の発言を「保守主義ではない。共和党や米国が支持するものでもない」と否定した。

 これに対し、トランプ氏は8日、米メディアで「(批判は)気にしていない」と発言した。

 ABCテレビの番組では、フランクリン・ルーズベルト元大統領が戦時中に日系人強制収容に道を開く決定を下したことを挙げて、自らの政策と「何ら変わりはない」と主張。イスラム教徒の入国禁止は「他に手段がない」と語った。

2876チバQ:2015/12/09(水) 23:15:27
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&amp;k=2015120900370
68%「無所属でも投票」=共和トランプ氏支持者-米紙調査


 【ワシントン時事】米紙USAトゥデーが8日発表した2016年米大統領選に関する世論調査結果によると、共和党指名争いの首位を走る不動産王ドナルド・トランプ氏(69)の支持者の68%が、トランプ氏が第3党や無所属の候補として出馬した場合でも、トランプ氏に投票すると答えた。投票しないという回答は18%だった。
 トランプ氏は9月、共和党を離れて出馬する選択肢は封印すると党に誓約した。しかし、自身を引きずり降ろそうとする動きが主流派の間で強まってきたことを受け、第3党などからの出馬の可能性を再びほのめかし始めている。
 党指名争いでの支持率はトランプ氏が27%でトップ。2位はテッド・クルーズ上院議員(44)の17%、3位はマルコ・ルビオ上院議員(44)の16%だった。調査はトランプ氏がイスラム教徒の入国禁止を提唱する前の2〜6日に行われた。(2015/12/09-11:54)

2877チバQ:2015/12/09(水) 23:20:41
http://www.sankei.com/world/news/151209/wor1512090017-n1.html
2015.12.9 09:24

モスク前にブタの頭部 イスラム敵視のヘイトクライムか FBIが捜査 米東部フィラデルフィア

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 【ニューヨーク=黒沢潤】米東部ペンシルベニア州フィラデルフィアのモスク(イスラム教礼拝所)前に6日夜、ブタの頭部が投げ付けられていたことが分かり、米連邦捜査局(FBI)は7日、憎悪犯罪(ヘイトクライム)の可能性があるとみて捜査を開始した。

 監視カメラの映像によると、モスク前を走行していた赤いトラックの窓から、何らかの物体が投げ付けられていた。モスク関係者が7日朝にブタの頭部を発見し、警察に届け出た。

2878チバQ:2015/12/09(水) 23:23:34
http://www.sankei.com/world/news/151209/wor1512090064-n1.html
2015.12.9 21:52
【米大統領選】
トランプ氏お膝元NYで“怒りの嵐” イスラム教徒「知的レベルの表れ。正気の沙汰か」

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米サウスカロライナ州で演説するトランプ氏=7日(ゲッティ=共同)
 不動産王のトランプ氏が7日、米カリフォルニア州サンバーナディーノでの銃乱射事件を受けてイスラム教徒の米国への入国を全面禁止にすべきだと発言したことに対し、米国のイスラム教徒からは「本格的な迫害の動きにつながりかねない」と強い批判の声が上がった。熱心な共和党支持者らも発言に疑問を呈している。(ニューヨーク 黒沢潤)

 「トランプ氏の知的レベルがそのまま(発言に)表れた。州知事や上院議員の候補ならともかく、一国のトップを目指す人物の言葉ではない。支持者がそれを笑って称賛するとは、正気の沙汰なのか」

 トランプ氏が所有するビル「トランプタワー」のあるニューヨーク市マンハッタン島の東に位置するクイーンズ区。数十万人のイスラム教徒が住む同区のモスク(イスラム教礼拝所)「アッダワ」近くで、パキスタンから24年前に移住したタクシー運転手、ラフィ・カーン氏(52)は語気を荒らげた。娘と息子は米国で生まれた薬剤師といい、「米社会に立派な貢献をしている」と強調する。

 米軍では陸軍1928人、海軍879人、空軍595人のイスラム教徒が国防を担っている。それだけに、多くのイスラム教徒にとりトランプ氏の言動は「冒涜(ぼうとく)」と映る。

 28年前にエジプトから移住したアフメド・エルデルバイ氏(40)も、「米国は多民族で構成されている。イスラム教徒を排除するという過激な発言をする者は米国にいてほしくない。彼は(祖先がいた)欧州に行くべきで、再び米国に戻らない方がいい」と言い切った。

 米国のイスラム教団体「米イスラム評議会」(本部・ワシントン)幹部のフッサム・アイロシュ氏は、ナチス・ドイツがユダヤ人を迫害・虐殺して以降、責任ある者がトランプ氏のような発言をするのを聞いたことがないと指摘。その上で、米社会に今後、イスラム教徒迫害の動きが強まりかねないと懸念を示す。

 米東部ペンシルベニア州フィラデルフィアのモスク前には6日夜、赤いトラックの窓からブタの頭部が投げ込まれていたことが監視ビデオの映像で判明した。連邦捜査局(FBI)が憎悪犯罪(ヘイトクライム)の可能性があるとみて捜査を始める事態になっており、米国のイスラム教徒約450万人は不安におびえている。

 米国では1880年代、「中国系移民が多くの雇用を奪った」として排斥運動が高まった結果、中国人排斥法が議会で可決された。第二次世界大戦中も、日系移民が収容所に入れられて辛酸をなめた。

 イスラエルから37年前に移住したユダヤ系米国人で共和党支持者のマウリオ・フェダー氏(65)は銃乱射事件の実行犯らについて「アメリカン・ドリームを追い求めて米社会の一部となったのに、イスラム国に共鳴するとは問題だ」と批判しつつも、「トランプ氏の言動は子供のようだ。同じイスラム教徒でも、シリア難民は米国が厳重な審査のうえ受け入れるなど助けてしかるべきだ」と指摘。さらに、「彼は刺激的なことを言って自己宣伝に努めているが、共和党を混乱させ、結局は(民主党候補の)クリントン氏を利するだけだ」と切り捨てた。

2879チバQ:2015/12/09(水) 23:35:28
http://www.afpbb.com/articles/-/3069562
トランプ氏に世界中で非難の嵐、ハリポタ作者「ヴォルデモートより悪」
2015年12月09日 10:00 発信地:ワシントンD.C./米国
【12月9日 AFP】2016年米大統領選挙で共和党の指名獲得争いの首位に立つ不動産王ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏(69)が、イスラム教徒の入国禁止を提案したことを受け、世界中で批判の嵐が巻き起こっている。米ホワイトハウス(White House)は同氏を大統領の資格がない「祭りの客引き」と呼び、ライバル候補らもこぞって非難の声を上げた。

 トランプ氏の発言は、過激思想に傾倒していたとされるイスラム教徒の夫婦が起こしたカリフォルニア(California)州の銃乱射事件を受けたもの。バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は6日の国民向けテレビ演説で、事件を「テロ行為」と呼びつつも、「アメリカとイスラムとの戦い」ではないと強調した。

 だがトランプ氏は、それから24時間もたたないうちに、「米国の指導者らが何が起こっているのか把握できるまでの間、イスラム教徒の入国を全面的かつ完全に禁止」すべきだと訴えた。

 エジプトのイスラム教権威機関「ダールイフタ(Dar al-Iftaa)」は、この提案を「過激主義で人種差別主義」と非難。この他、英政府などからも批判の声が上がっているが、トランプ氏は8日もなお、反省の色を見せていない。

 トランプ氏のポピュリスト的な基準から見ても過激な今回の発言は、共和党の有力メンバーや選挙のライバル陣営からも同様に猛烈な批判を受けた。

 候補者指名争いで大幅に遅れをとっているリンゼー・グラム(Lindsey Graham)上院議員は米CNNテレビで、トランプ氏の選挙スローガン「アメリカを再び偉大に」を引き合いに出し、「どうすればアメリカを再び偉大にできるか知っているか」と問いかけ、「ドナルド・トランプに『地獄へ落ちろ』と言うことだ」と述べた。

2880チバQ:2015/12/09(水) 23:35:45
■「ルーズベルト大統領もやった」と反論

 だが、トランプ氏は少しもひるまず、自身の入国禁止の提案を、第2次世界大戦(World War II)中にフランクリン・ルーズベルト(Franklin D. Roosevelt)大統領が取った「敵国人」の日本人とドイツ人に対する方策になぞらえた。

 米ニュース専門局MSNBCの番組「モーニング・ジョー(Morning Joe)」でのインタビューで、この提案は米国が重んじる価値観に反しないかとの質問を受けて、同氏はこう答えた。「ノーだ。FDR(ルーズベルト大統領のイニシャル)がやったじゃないか」

 それでも批判の嵐は収まらず、人気児童小説「ハリー・ポッター(Harry Potter)」の作者J・K・ローリング(J.K. Rowling)氏は、同作に登場する悪役よりもトランプ氏は悪者だと述べた。

「恐ろしい。ヴォルデモート(Voldemort)も全く足元に及ばない悪者だ」としたローリング氏のツイッター(Twitter)投稿は、瞬く間に拡散した。

 英政府も同様の反応を示している。デービッド・キャメロン(David Cameron)英首相は報道官を通じ、トランプ氏の発言を「敵対的で、用をなさず、単純に間違っている」と一蹴し、「全く同意できない」と述べた。

 また、スイス・ジュネーブ(Geneva)に本部を置く国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)も、トランプ氏の発言に直接言及はしなかったものの、米大統領選で使われている表現は重要な米国の難民再定住制度を脅かすものだと警鐘を鳴らした。(c)AFP/Peter STEBBINGS

2881チバQ:2015/12/09(水) 23:36:12
http://www.afpbb.com/articles/-/3069552
トランプ氏に「大統領の資格なし」 ホワイトハウスが痛烈批判
2015年12月09日 07:41 発信地:ワシントンD.C./米国
【12月9日 AFP】米ホワイトハウス(White House)は8日、2016年大統領選挙で共和党の指名獲得争いの首位を走る不動産王ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏がイスラム教徒の入国を禁止すべきだと提案したことを受け、同氏に大統領に就任する資格はないとして、共和党陣営に対しトランプ氏を糾弾するよう呼び掛けた。

 ジョシュ・アーネスト(Josh Earnest)大統領報道官は、トランプ氏を「偽物の髪」をまとった「祭りの客引き」で、その選挙運動は「歴史のごみため」レベルだとこき下ろし、同氏の提案は憲法違反だと指摘。その発言を「侮辱的」「有害」などさまざまな言葉で形容しながら、「ドナルド・トランプ氏はきのう(7日)の発言で、大統領への就任資格を失った」と述べた。

 このようにホワイトハウスが異例なまでの痛烈批判を展開するのは、トランプ氏の発言がイスラム教徒の米国人とイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」との戦いに与え得る影響への懸念の表れであることと同時に、大統領選を来年に控え、政治上の好機として利用したい思惑もうかがえる。

 アーネスト報道官は即座に、トランプ氏の発言を批判しながらも大統領候補となれば支持すると表明している共和党の重鎮らに対する批判も展開した。「トランプ氏の発言は資格剥奪に相当する。そして、共和党支持者らを恐れてそれを認められない共和党員も、やはり大統領になる資格はない」と語った。(c)AFP

2882チバQ:2015/12/09(水) 23:37:49
http://www.afpbb.com/articles/-/3069619
トランプ氏暴言「もうやめて」 イスラム系米国人が悲鳴
2015年12月09日 15:42 発信地:ジャージーシティー/米国
【12月9日 AFP】2016年米大統領選挙で共和党の指名獲得争いの首位に立つ不動産王ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏(69)が、イスラム教徒の入国を「完全に」禁止すべきだと提案したことに対し、イスラム系米国人らは、同氏にこうした発言で暴力をあおるのをやめるよう訴えている。ニューヨーク(New York)では先週末、イスラム教徒の店主が殴る蹴るの暴行を受ける事件も発生し、ヘイトクライム(憎悪犯罪)の可能性が取り沙汰されている。

 活動家らは、フランス・パリ(Paris)の同時テロ事件や、米カリフォルニア(California)州で過激思想に傾倒していたとされる夫婦が起こした銃乱射事件を受け、米国内の反イスラム感情がかつてないほど高まっていると指摘しており、トランプ氏の扇動的な呼び掛けもその一端を成している。

「トランプ氏は人々に、私たちを傷つけても構わないという権利を与えている」と嘆くのは、1980年にエジプトから米国へ移住したアフメド・シェディード(Ahmed Shedeed)さん。農業工学の学位を持ち、現在は旅行会社を運営する傍ら、ニュージャージー(New Jersey)州ジャージーシティー・イスラム教センター(Islamic Center of Jersey City)の代表も務めている。

 モスク(イスラム教礼拝所)でAFPの取材に応じたシェディードさんは、トランプ氏が憎悪と暴力をあおっていると批判。「頼むから、お願いだから、こういう非難はもうやめてほしい。イスラム教徒らを、米国のモザイクの一部として見てほしい。私たちも米国の一部であり、追い出すことはできない」と語った。

 イスラム系米国人らは恐怖心を吐露している。最近話題に上るのは、ヒジャブ(頭髪を覆い隠すスカーフ)をまとっていた女性が唾を吐きかけられた、感謝祭の日にイスラム教徒のタクシー運転手が背後から銃で撃たれた、フィラデルフィア(Philadelphia)にあるモスクの前にブタの頭部が置かれていた、などという事件だ。

 トランプ氏がイスラム教徒の入国禁止を呼び掛けた数時間前には、ニュージャージー州のイスラム系コミュニティーの指導者らが検察の当局者らと面会し、イスラム教徒へのヘイトクライムとみられる犯罪に対し真剣に対処するよう求めていた。

 全米最大のイスラム人権団体「米イスラム関係評議会(CAIR)」は、先月にイスラム教徒に対する脅迫や器物破損、差別的行為が頻発したと報告している。同団体のニハド・アワド(Nihad Awad)事務局長は、首都ワシントン(Washington D.C.)で記者会見し、「無責任で、単に非アメリカ的だ。ドナルド・トランプ氏の口ぶりは、わが国のような偉大な国家の指導者よりかは、リンチ集団のリーダーのようだ」と指摘した。

■「イスラム教徒を殺したい」

 バラク・オバマ(Barack Obama)大統領はカリフォルニア州での銃乱射事件を受けて、国民に対しイスラム教徒を差別しないよう呼び掛けると同時に、イスラム教徒らに対し、過激思想に「言い逃れせずに立ち向かっていく」ためのさらなる行動を要請した。

 トランプ氏は今回の発言の前にも、2001年9月11日の米同時多発テロの際にジャージーシティーのアラブ系住民が喜びをあらわにしていたとの主張を、これが事実ではなかったことを示す圧倒的な証拠があるのにもかかわらず、固持し続けていた。そんな中、オバマ大統領の演説を聞いたシェディードさんは、米国人であることを改めて誇りに思ったという。

「私たちは苦悩し、恐怖の中にいた。そして涙に暮れていた」とシェディードさん。「私たちはトランプ氏のような人々を恐れている。もし9・11の時にトランプ氏が表舞台に立って同じ話をしていたなら、私たちの多くが危害を加えられたに違いない」

 ニューヨークでコンビニエンスストアを経営するサーカー・ハーク(Sarker Haque)さんは5日昼、店に入ってきた男に殴る蹴るの暴行を受け、唇を切り左手を脱臼するけがをした。男は50代の白人で、「俺はイスラム教徒を殺したい」と脅迫したという。

 ハークさんは、この事件をきっかけに、初めて恐怖心にさいなまれるようになったと話す。「以前は不安を感じたことなどなかった」「それが今は、常に左右を見回していないといけない」。警察は、容疑者の男を暴行容疑で逮捕したと発表した。ハークさんは、事件はヘイトクライムだったと考えている。(c)AFP/Jennie MATTHEW

2883チバQ:2015/12/10(木) 00:43:34
http://www.sankei.com/world/news/151208/wor1512080032-n1.html
2015.12.8 17:46
【米大統領選】
“伏兵”クルーズ上院議員、トランプ氏を抜く アイオワ州で支持率急上昇 「カーソン票」を吸収、高学歴層に人気

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会見するテッド・クルーズ上院議員=7日、グリーンビル(AP)
 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選に向けた共和党指名争いで来年2月1日に初戦となる党員集会が開かれる中西部アイオワ州でテッド・クルーズ上院議員(44)への支持が急上昇している。7日に発表されたモンマス大学(ニュージャージー州)の世論調査では、不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)を抜いた。強硬な保守層の人気を集め、全米レベルでもトランプ氏をじわじわと追い上げている。

 調査によると、党員集会への参加を予定する共和党支持層からのクルーズ氏の支持は10月の10%から24%に急上昇し、トップに立った。2位のトランプ氏は19%でほぼ横ばい。3位のマルコ・ルビオ上院議員(44)は10%から17%へと支持を拡大していた。

 一方、前回、首位だった元神経外科医、ベン・カーソン氏(64)への支持は32%から13%に激減。自らの経歴に関する疑惑が浮上し、安全保障の知見にも疑問符が付いたことが影響したとみられる。

 クルーズ氏は特に、カーソン氏を後押ししてきた聖書の教えに忠実なキリスト教福音派や保守系草の根運動「ティーパーティー」(茶会)からの支持を急拡大させていた。同大は「カーソン氏の人気が下がったことで、クルーズ氏がほとんどの有権者を囲い込めた」と分析している。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による直近の世論調査平均値でもアイオワ州で首位のトランプ氏(24.7%)をクルーズ氏(22.7%)が激しく追い上げ、全国レベルでも2位のカーソン氏と僅差の3位だった。

 クルーズ氏は7日、南部サウスカロライナ州での記者会見で、オバマ米大統領や大統領選の民主党最有力候補、ヒラリー・クリントン前国務長官(68)のテロ対策を槍玉に挙げた。

 「(市民の武装権を定めた)憲法修正第2条の権利を狙ったオバマ、クリントン両氏のテロに対する姿勢は甚だしい見当違いだ」

 両氏が銃規制の強化を主張していることを批判したものだ。こうした発言は、主に共和党支持層のうち高学歴者を引き付けている。CNNテレビの世論調査によると、大学を出ていない層ではトランプ氏が46%の支持で他を圧倒したのに対し、大卒層ではクルーズ氏が22%で首位だった。

 アイオワ州党員集会は参加者の半数が福音派とされる。同性婚や人工妊娠中絶に厳しい態度を取るクルーズ氏が支持を広げ、初戦の勢いを第2戦のニューハンプシャー州予備選以降につなげる展開も予想される。

2884チバQ:2015/12/10(木) 23:17:08
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NZ49636K515W01.html
トランプ氏の入国禁止発言、共和党予備選投票予定者の3分の2が支持
2015/12/10 11:29 JST
   (ブルームバーグ):8日に実施した米世論調査では、来年の共和党大統領予備選で投票を予定している人の3分の2近くが、ドナルド・トランプ候補が主張したイスラム教徒の入国一時禁止を支持すると回答した。3分の1強はこの発言によりトランプ氏に投票しようとする気持ちが強まったとしている。
ブルームバーグ・ポリティクスの委託によりパープル・ストラテジーズが実施したオンライン世論調査によれば、来年の大統領選挙で投票を予定している有権者の37%がトランプ氏の同発言を支持している。トランプ氏は共和党候補指名争いでトップに立っている。
パープル・ストラテジーズで世論調査を統括するダグ・アッシャー氏は調査結果を分析し、トランプ氏の発言を支持した「回答者の中には宗教的に偏狭な考えを表わした人もいれば、テロを恐れるあまり、安全のためなら何でもしたいという人もいるとみている」と指摘。発言に対し「この48時間に従来の社会通念が各方面から表明されたものの、調査結果が示唆するのは、少なくとも予備選挙のキャンペーンではトランプ氏が打撃を受ける可能性は低いということだ」と説明した。
原題:Bloomberg Politics Poll: Nearly Two-Thirds of Likely GOP Primary Voters Back Trump’s Muslim Ban(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:シカゴ John McCormick jmccormick16@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Michael Nizza mnizza3@bloomberg.net

2885チバQ:2015/12/10(木) 23:18:10
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2015/12/post-794.php
暴言大炎上でも共和党の「トランプ降ろし」が困難な理由
2015年12月10日(木)16時15分
今週飛び出したドナルド・トランプの「すべてのイスラム教徒のアメリカ入国を拒否すべきだ」というコメントは、与野党一体となっての非難の大合唱に包まれました。

 オバマ政権のアーネスト報道官が「大統領候補の資格なし」と切って捨てたのを筆頭に、民主党サイドだけでなく、ブッシュ前大統領、チェイニー前副大統領、ライアン下院議長などの共和党の大物も口を極めて非難をしています。

 ペンシルベニア州のフィラデルフィアといえばアメリカ建国時の首都であり、来年7月に民主党の党大会が予定されている大都市ですが、同市のマイケル・ナッター市長は「トランプの入市禁止」を宣言。一方で海を渡ったイギリスでも、「トランプ入国禁止措置を求める請願」が盛り上がっています。

 そんなわけで、まともな政治家やジャーナリストの中でトランプを擁護する人間は一人もいなくなっただけでなく、保守・リベラルに関わらず、ほとんどの政治家がトランプを積極的に非難するという事態になっています。

 ですが、その一方で共和党は深刻な苦悩を抱えています。

 それは「トランプ降ろし」が難しいという悩みです。

 トランプの暴走が止まらない中、そのトランプは今でも共和党内の支持率1位というポジションを守っています。来年2月から始まる予備選・党員集会のプロセスをトランプが生き残り、7月に共和党の統一候補となったケースはどうでしょう。その場合は巨大な中間層・無党派層におけるトランプ支持は低いため、おそらくヒラリーになると思われる民主党候補には負けるでしょう。

 それどころか、大統領選と自動的に「同時選挙」となる上院の3分の1、下院の全議席の改選においても、共和党は党としての一体感を持った選挙戦ができずに後退する可能性があります。

 では、今回の発言を「憲法違反」だとして、共和党全国委員会が「トランプは候補として失格」という烙印を押したとします。その場合には「違う爆弾」が炸裂するというのです。それは「トランプが無所属で出馬する」という可能性です。

この点に関しては、今回の大統領候補レースの初期段階である今年9月の時点ですでに懸念が出ていました。トランプは「予備選で負けても無所属で出るのではないか?」という不安が共和党にはありました。そこで共和党の全国委員会は、トランプに対して「予備選で負けた場合は無所属では出ません」という「宣誓書」を作ってサインさせているのです。

 問題は、その宣誓書の効力です。そもそも憲法で定められた被選挙権を否定する効力は持たないという法解釈もあるのですが、それ以前の問題として例えば現時点で「トランプ失格」を宣言すると、トランプは「予備選で負けていないのに追放された」として堂々と誓約書を無視して無所属で出てくる可能性があるというのです。

 実際トランプは、直近のFOXニュースの番組内で「公正に扱われないようなら無所属で出馬する」可能性を言明し、さらなる炎上を招いています。

 どうして、共和党全国委員会が「トランプの無所属出馬」を警戒しているのかというと、92年大統領選の苦い経験があるからです。このとき、二期目に挑んだ現職のブッシュ(父)は、当時42歳のビル・クリントンに負けたのですが、その原因としては「湾岸戦争と冷戦に勝ったが経済が悪かった」とか「日本の宮中晩餐会で嘔吐して健康不安が出た」というような解説が多いようです。

 ですが、本当の敗因は「保守分裂選挙」にあったというのが多くの歴史家の見方となっています。徹底した歳出圧縮と減税を主張したロス・ペローという富豪が18.9%の票を獲得して、保守票を食ってしまったのです。

 今回の選挙も、仮にトランプが「第三極」として出てくると、似たような結果、つまり92年同様に「クリントン」の勝利が濃厚になってくるわけで、これは共和党にとっては恐怖のシナリオなのです。しかも、トランプはペローと同じ大富豪で、相当額の資金を自分で供給できる人物です。

 それにしても、ここまで「暴言」を続けるトランプにどうして支持が集まるのでしょうか?

 例えば、CNNが9日の朝に「トランプの支持者」を集めて討論をさせていたのですが、その場でのやり取りが参考になると思います。トランプの熱心な支持者8人の討論の中で、キャスターが「共和党のリンジー・グラハム議員」が「トランプ発言を批判」している映像を見せました。

2886チバQ:2015/12/10(木) 23:18:29
 おそらくはリベラル寄りと思われるキャスターは、「アンタ達保守の権化のような軍事タカ派のグラハム議員もダメと言っている」ことを突きつければ、支持者は「ひるむ」と思っていたようです。ですが、支持者の反応は違いました。1人の女性は興奮して「グラハムとかマケインとか、あるいはブッシュ、チェイニーなんかも全部ダメ。利権団体が後ろにいる腹黒だから」と言い放ったのです。

 政治評論、とりわけ選挙評論の専門家であるNBCのチャック・トッドによると、「トランプは、ブルーカラー保守の大票田を掘り起こして」しまい、彼等は「リーマン・ショック以降の景気低迷の傷が癒えない中で、既成の権威のすべてを疑っている」層だと言うのです。「この人達は、仮にトランプが無所属で出ればついていく」という分析もあります。

 そうは言っても、トランプの発言については「憲法違反」であり「大統領候補失格」だということで、メディアも与野党の政治家も「完全に一致」しつつあります。ということは、このままの状態で共和党の大統領予備選を進行するのもまた、かなり難しい状況となっています。

 とりあえず、来週火曜の15日にCNNと地元ラジオの主催による「共和党候補討論会」がラスベガスで行われます。ここで共和党全国委員会とCNNがトランプの出席を認めるかどうかが注目されます。

 空前の視聴率が見込まれるだけに、CNNとしてはトランプの参加を期待しているかもしれませんが、共和党としては難しい判断になります。もしかするとトランプが先手を打ってボイコットするかもしれません。来週は大統領選にとって年内の大きなヤマ場になると思います。

2887チバQ:2015/12/12(土) 10:23:51
http://www.sankei.com/world/news/151211/wor1512110026-n1.html
2015.12.11 11:48
【米大統領選】
トランプ氏が支持固める 「心配」「恐ろしい」 世論調査で不安も拡大






米大統領選の共和党指名争いの候補トランプ氏=11月、米オハイオ州(AP=共同)
 米紙ニューヨーク・タイムズとCBSテレビは10日、来年11月の大統領選に向けた世論調査の結果を発表した。共和党指名争いは実業家トランプ氏(69)が10月の前回調査から13ポイント増の支持率35%で首位の座を固める一方、「トランプ大統領」の展望に懸念や不安が広まっていることも判明した。

 調査は今月4〜8日に実施され、大部分はトランプ氏が7日にイスラム教徒の米入国禁止を提唱する前に得た回答。

 共和党予備選で投票予定の有権者のうち35%がトランプ氏を支持し、過去最高。このうち51%が支持は揺らがないとした。

 ただ、民主党支持者や無党派を含めた全体では、トランプ氏が大統領になった場合を考えると「心配」が24%、「恐ろしい」が40%に上った。クルーズ上院議員が16%で2位に浮上した。(共同)

2888チバQ:2015/12/12(土) 11:01:27
http://www.sankei.com/world/news/151211/wor1512110001-n1.html
2015.12.11 11:00
【アメリカを読む】
オバマ大統領のあま〜い「イスラム国」認識 「封じ込めてる」発言に世界はドン引き クリントン氏も距離を置き…





(1/3ページ)

11月24日、ホワイトハウスでの記者会見で、フランスのフランソワ・オランド大統領(左)を抱きしめるバラク・オバマ米大統領。両首脳は「イスラム国」への空爆拡大で合意したが、会談をリードしたのはオランド氏で、オバマ氏はどこまでも受け身だった(UPI=共同)
 トルコによるロシア軍機撃墜でシリア内戦をめぐる国際情勢は複雑化の一途をたどっている。バラク・オバマ米大統領(54)がイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」への認識を改めない限り、米軍主体の有志連合がイスラム国を弱体化させ最終的に打倒するという戦略目標を達成することは難しい。

甘い「イスラム国」の認識

 「イスラム国が力を付けているとは思わない。当初の目標の通り、私たちはイスラム国を封じ込めている」

 オバマ氏は11月12日に収録された米ABCテレビの報道番組「グッドモーニング・アメリカ」によるインタビューに対してこう答えた。

 有志連合にとっての主要課題はイスラム国がシリアとイラクの領土を占領していることにあり、イスラム国の指導部を除去して指揮統制から切り離すことを完全に成し遂げることが目標だと強調した。

 米国は翌13日に日本人ジャーナリストの後藤健二さんらを殺害したとみられる通称「ジハーディ(聖戦士)・ジョン」を無人機による空爆で殺害したと発表した。これだけで終わっていれば、オバマ氏がインタビューで語った戦略目標が前進していることの「証明」として受け止められていたはずだ。

 しかし、この直後にパリで発生した同時多発テロにより、イスラム国がシリアやイラクに「封じ込められている」ことに疑問符が付いた。
イスラム国が両国の領域を支配することにより預言者ムハンマドの後継者が支配する「カリフ制国家」の再興を目指す路線から一歩踏み出し、アルカーイダのような国際テロ組織の顔を持ち始めたとすれば新たな戦略が必要となる。オバマ氏の発言は間が悪かった。

壊滅目指すクリントン氏

 「われわれの目標はイスラム国を抑止したり封じ込めたりすることではなく、打倒し、壊滅させることだ」

 来年の米大統領選で民主党最有力候補のヒラリー・クリントン前国務長官(68)はパリ同時多発テロから一夜明けた14日の民主党討論会で語った。オバマ氏の発言を意識していることは明らかだ。

 来年の米大統領選でマイノリティー(少数派)や若者といったオバマ氏の支持基盤を取り込む一方、政権の支持率低迷による悪影響を避けたいクリントン氏は、「オバマ離れ」を印象づけるため意識的にシリア問題で差別化を図っている。

 例えば、クリントン氏は長官在任中、オバマ氏に提案したシリアの穏健な反体制派への武器供与を拒否されたことを繰り返し明かしている。

 また、有志連合による空爆を強化するため米軍の空爆誘導要員の派遣やシリア北部への飛行禁止空域設定を主張し、「これは全世界による戦いであり、米国が主導しなければならない」と述べ、米国がリーダーシップをとるべきだと主張している。

 オバマ氏がイスラム国をプロバスケットボールNBAの「二軍チーム」にたとえるなど、その脅威を低くみせようとしてきたのとは対照的だ。

呆然とするほどの受け身

 「今年初めからイスラム国は多くの国を攻撃している。デンマーク、チュニジア、レバノン、クウェート、トルコ、エジプト、そして航空機が撃墜されたロシア。いかなる場所でもテロと戦う決意を共有したい」

 訪米したフランスのフランソワ・オランド大統領(61)は24日、オバマ氏との共同記者会見で訴えた。イスラム国は米首都ワシントンやニューヨークへの攻撃を予告しており、米国にとってパリでのテロは他人事ではない。

 しかし、イスラム国に対する包囲網形成を目指して世界を飛び回るのはオランド氏だ。「軍事より外交」を旨とするオバマ氏にとり、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領(63)を説得し、撃墜されたロシア機のパイロットを射殺したとされるトルクメン人を含むシリア反体制派への攻撃を止めさせるのはその神髄を見せる場所のはずなのだが。

 米国の保守系評論家、チャールズ・クラウトハマー氏(65)はオバマ氏が「65カ国による有志連合」を誇るばかりで、「呆然とするほどの受け身、無関心、無気力な口調」に終始していると批判する。米国がリードしなければイスラム国を「封じ込め」、徹底的な打撃を加えることはできない。(加納宏幸 ワシントン支局)

2889チバQ:2015/12/12(土) 11:01:48
http://www.sankei.com/world/news/151211/wor1512110026-n1.html
2015.12.11 11:48
【米大統領選】
トランプ氏が支持固める 「心配」「恐ろしい」 世論調査で不安も拡大






米大統領選の共和党指名争いの候補トランプ氏=11月、米オハイオ州(AP=共同)
 米紙ニューヨーク・タイムズとCBSテレビは10日、来年11月の大統領選に向けた世論調査の結果を発表した。共和党指名争いは実業家トランプ氏(69)が10月の前回調査から13ポイント増の支持率35%で首位の座を固める一方、「トランプ大統領」の展望に懸念や不安が広まっていることも判明した。

 調査は今月4〜8日に実施され、大部分はトランプ氏が7日にイスラム教徒の米入国禁止を提唱する前に得た回答。

 共和党予備選で投票予定の有権者のうち35%がトランプ氏を支持し、過去最高。このうち51%が支持は揺らがないとした。

 ただ、民主党支持者や無党派を含めた全体では、トランプ氏が大統領になった場合を考えると「心配」が24%、「恐ろしい」が40%に上った。クルーズ上院議員が16%で2位に浮上した。(共同)

2890チバQ:2015/12/13(日) 11:55:19
http://www.sankei.com/world/news/151212/wor1512120060-n1.html
2015.12.12 21:15
【米大統領選】
「反イスラム」発言しても…トランプ氏、共和党の首位キープ 最新世論調査






トランプ氏(AP)
 ロイター通信は11日、来年11月の米大統領選に向けた最新の世論調査結果を発表し、共和党指名争いで実業家トランプ氏(69)が支持率35%で首位を維持した。イスラム教徒の入国拒否という極端に排外的な主張を打ち出した後も、人気が揺らいでいないことが分かった。

 調査は8〜11日に実施。カリフォルニア州の銃乱射事件を受け、トランプ氏が7日表明した入国禁止の主張はオバマ政権や共和党指導部だけでなく、英仏首相ら同盟国の指導者からも非難を浴びている。しかし、共和党支持者のうち64%は問題視せず、「不快」としたのは29%にとどまった。

 ただ、全体では47%、民主党支持者の間では72%が「不快」と回答。民主党、共和党支持者の間で受け止め方が大きく異なることが浮き彫りになった。(共同)

2891チバQ:2015/12/13(日) 11:55:36
http://www.sankei.com/world/news/151212/wor1512120055-n1.html
2015.12.12 19:38
【米大統領選】
トランプ氏排除画策に反発…カーソン氏「離党辞さず」と声明 共和党主流派を牽制

Tweet

トランプ氏(AP)
 来年11月の米大統領選の共和党指名争いに出馬している黒人の元神経外科医カーソン氏(64)は11日、党主流派が支持率首位の実業家トランプ氏(69)の指名阻止を画策し始めたとの米紙報道に反発、離党も辞さないとの声明を出した。

 「非政治家」を排除しようとする動きを牽制するとともに、自身の支持率が下がっていることから存在感を高める狙いもありそうだ。

 11日付のワシントン・ポストによると、共和党全国委員会のプリーバス委員長ら20人以上の党有力者が7日にワシントンで会食。この場で、指名争いが来年7月の党大会にもつれ込んだ場合、主流派の票をトランプ氏以外の1人の候補に集め、トランプ氏指名を阻止すべきだとの意見が出た。

 カーソン氏は、報道が事実なら有権者への裏切りだとし「離党するのはトランプ氏だけではない」と語った。(共同)

2892チバQ:2015/12/13(日) 15:54:05
http://www.cnn.co.jp/usa/35074850.html
初戦アイオワ州、クルーズ議員が支持率首位 トランプ氏抜く
2015.12.13 Sun posted at 13:58 JST
ワシントン(CNN) 来年2月に米大統領選の初戦となる民主、共和両党の党員集会が開かれるアイオワ州で、共和党候補指名を目指すテッド・クルーズ上院議員の支持率が急上昇し、実業家ドナルド・トランプ氏を抜いて首位に立ったことが、最新の世論調査で分かった。
地元紙デモイン・レジスターとブルームバーグ・ポリティクスが12日に発表した調査結果によると、共和党党員集会に参加するとみられる有権者の間でクルーズ氏の支持率は31%と、両社が10月に実施した前回調査から21ポイントも上昇。トランプ氏の21%を大幅に上回った。
前回トップに立っていた元医師ベン・カーソン氏は13%と3位に転落し、マルコ・ルビオ上院議員は10%で前回と同じ4位。ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事は6%と、前回より1ポイント上昇した。
クルーズ陣営のアイオワ州担当責任者は「まだ課題はあるものの、我々のメッセージが確かに伝わりつつある」と述べた。クルーズ氏は同州でこの数カ月間、キリスト教福音派の牧師や信者らへの働き掛けに重点を置いてきた。

アイオワ州で大きな影響力を持つ福音派指導者のボブ・バンダー・プラーツ氏は10日、クルーズ氏への支持を表明した。大統領選に向けた同州の共和党党員大会では過去2回、同氏が支持した候補が勝利を収めている。
今回の調査は、トランプ氏がイスラム教徒の入国を禁止すべきだと発言した後の今月7〜10日に共和党党員集会の参加予定者400人を対象に実施された。
CNNと調査機関ORCによる7日発表の調査では、トランプ氏が首位、クルーズ氏2位との結果が出ていた。トランプ氏は12日夜のツイートでCNNの結果を強調し、「デモイン・レジスターの調査は偏向している。信用するな」と呼び掛けた。
デモイン・レジスターは調査結果を伝える記事の中で、過去5回の大統領選をみても党員集会前に21ポイントの急上昇を記録した候補者はいなかったと指摘している。

2893とはずがたり:2015/12/14(月) 18:54:16
2015年 12月 10日 13:06 JST
アングル:トランプ氏の反イスラム発言、共和党ユダヤ戦略に黄信号
http://jp.reuters.com/article/usa-election-trump-jewishvoters-idJPKBN0TT0BH20151210?sp=true

[ワシントン/ニューヨーク 9日 ロイター] - 2016年大統領選挙で共和党候補指名を争う不動産王ドナルド・トランプ氏が、イスラム教徒の全面的な米入国禁止を提唱したことを受けて、共和党が進めているユダヤ票取り込み戦略に黄信号が点っている。

共和党はこれまで長年にわたり、イスラエルの安全保障を最優先課題とするユダヤ系米国人の支持取り込みを重要戦略に掲げてきた。1週間ほど前には、複数の候補者がワシントンで開かれたユダヤ系保守派グループの会合に出席、イスラエルとの連帯を宣言し支持を呼び掛けた。

ところが、トランプ氏の「イスラム教徒入国禁止」発言が、これまでの共和党の取り組みを台無しにしたようだ。トランプ氏が12月末に予定しているイスラエル訪問への懐疑的な見方も広がっている。

ミネソタ州選出の元上院議員で、共和党ユダヤ人連合(RJC)の幹部でもあるノーム・コールマン氏はロイターに「(共和党にとって)プラスでないことは明白だ。彼のコメントは汚らわしい」と強調した。

共和党ストラテジストのリー・コーウェン氏は「ユダヤ人コミュニティーは、宗教のみを理由に迫害された記憶を共有している。標的とする宗教は違えど、同様の主張をする人への警戒心は強い」と話す。

カリフォルニア州で発生した銃乱射事件の犯人が2人のイスラム教過激派だったことを受けて、トランプ氏は今週、移民や学生、観光客らを含むすべてのイスラム教徒の米国入国を禁止することを提案した。

トランプ氏の発言には批判が殺到。共和党、民主党、ホワイトハウス、人権団体、諸外国、シリア反体制派のほか、フェイスブック(FB.O)のザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)などが非難の声を上げた。

一部のユダヤ人共和党支持者の間でも、トランプ氏を見限る動きが出ているようだ。



2008年の大統領選挙では、バラク・オバマ氏はユダヤ人票の78%を獲得した。2012年大統領選では、共和党のミット・ロムニー候補が積極的なユダヤ票取り込み戦略を展開。ロムニー氏は、オバマ政権の中東政策を非難したほか、自分が大統領に当選すればイスラエルとネタニヤフ首相に対してより忠実なパートナーになるなどと主張した。

最終的には、オバマ大統領がユダヤ票の69%を獲得し、再選を決めた。しかし、ユダヤ系米国人の支持取り込みという意味では、ロムニー氏は共和党の候補として、過去25年間で最も健闘したと言える。



皮肉なことに、トランプ氏は、ユダヤ系米国人の有力者とビジネスをしたり、日常的に親しく交際している唯一の大統領候補者という。

さらに、トランプ氏はユダヤ系の孫がいる唯一の共和党候補者でもある。トランプ氏の娘のイヴァンカさんは実業家のジャレッド・クシュナー氏と結婚後、ユダヤ教正統派となった。一家はコーシャー(ユダヤ教の戒律・慣習に沿って適正に調理された食品)をとり、ユダヤ教安息日に従い、シナゴーグ(ユダヤ教の礼拝堂)にも通っている、という。



(James Oliphant記者、Michelle Conlin記者 翻訳:吉川彩 編集:内田慎一)

2894チバQ:2015/12/14(月) 23:08:30
http://www.sankei.com/world/news/151213/wor1512130001-n1.html
2015.12.14 09:00
【米銃規制】
テレビ通販で24時間銃が買える…惨事起こる度に銃売り上げが伸びる皮肉





(1/4ページ)

カリフォルニア州サンバーナディーノで14人が死亡した銃乱射事件の現場近くで、犯人が使用した銃を掲示しながら記者会見を行う警察当局。銃社会であるが故に米国では銃犯罪がとどまるところを知らない=3日(AP)
進まぬ規制「国家的な恥辱」

 14人が死亡した銃乱射事件がカリフォルニア州サンバーナディーノで2日に起きたばかりの米国で、銃器の売れ行きが好調だ。これまでも乱射事件の直後には銃の販売量が増えており、今回も例外ではなく、年明けには24時間放送の銃器専門ショッピングチャンネル「ガン・テレビ」までスタートする。銃絡みの事件が相次ぐ一方で、実効ある銃規制が一向に進まない米国。有力紙ニューヨーク・タイムズは5日、1920年以来95年ぶりに1面で社説を掲載し、「野蛮なまでに速く効率的に人々を殺害できるよう設計された銃」を合法的かつ容易に購入できる現状を「国家的な恥辱」であると批判した。(SANKEI EXPRESS)

保守系「安全こそニーズ」

 ガン・テレビを始めるのは、保守派のキリスト教系団体「ソーシャル・レスポンシビリティ・ネットワーク(SRN)」。

 AFP通信によると、SRNはガン・テレビの始動によって「世界一多様な銃火器を購入できる驚くべき機会を責任を持って提供する」と宣言しており、今、米社会で求められているのは銃規制ではなく、「銃器の販売取引に関する教育、情報、安全こそが求められ、ガン・テレビがそのニーズに応える」と主張している。

 購入方法は、画面に表示された商品を電話かインターネット経由で注文する方式で、注文した銃器は最寄りの銃器店に配送される。購入者は、銃器店で所定の用紙に必要事項を記入し、身元確認審査を通った後に商品を受け取れる。

 CNN放送によると、サンバーナディーノでの乱射事件後、全米各地の銃器店では売り上げが「概ね20〜30%伸びている」という。こうした傾向は、オレゴン州のコミュニティーカレッジで起きた無差別発砲で10人が死亡した事件(今年10月)や、コネティカット州の小学校で銃乱射によって児童ら26人が死亡した事件(2012年12月)など、世間を騒がせた銃絡みの大事件の後には必ず見られる現象だ。

2895チバQ:2015/12/14(月) 23:08:48
 理由については、(1)一時的に国民の自衛意識が高まる(2)事件後に銃規制が強化されることを予測し、その前に購入しようとする駆け込み需要が生じる-などが挙げられている。

「自衛超え、戦争用兵器」

 バラク・オバマ米大統領(54)は5日、国民向けのビデオ演説で「テロリストや犯罪者の予備軍に銃を簡単に入手させるべきではない」と銃規制強化を訴えたが、米議会で野党・共和党が規制に反対しているため、進展は難しい状況だ。国民の銃購入量も、増え続けている。CNNによると、法律で義務づけられている銃器店から米連邦捜査局(FBI)への銃注文者の身元確認照会件数(ほぼ銃器の販売丁数と一致)は、今年は11月末までで1983万件に達し、昨年同期比で6%増となり過去最高だ。1日当たりの件数でも今年は11月27日のブラックフライデー(感謝祭翌日の金曜で商品がよく売れる日)に、18万5345件を記録し過去最高を更新した。

 憲法修正条項第2条で一般市民が「武器を所持して携帯する権利」を認めている米国では、個人所有の銃が約2億7000万丁(世界最多)も出回っている。「自衛のため」といえば聞こえはいいが、その結果としてここ数年、毎年3万1000人前後が銃が原因で死亡している。1日当たり85人(うち約50人は誤射・自殺)という異常な数字だ。

 ニューヨーク・タイムズは5日の1面社説で「乱射事件で使われる銃は(自衛を超え)まさに戦争用兵器だ。国民の怒りは銃の普及によって利益を得る業界に高く依存している政治家たちにこそ向けられるべきだ」と主張した。

2896チバQ:2015/12/14(月) 23:16:52
http://www.sankei.com/world/news/151214/wor1512140049-n1.html
2015.12.14 22:21

黒人受刑者が米刑務所で暴行死か 看守から人種差別発言も

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 米ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)は13日、2010年にニューヨーク州立クリントン刑務所で、黒人の男性受刑者が複数の白人の看守から人種差別的な発言をされた上、暴行を受け死亡する事案があったと伝えた。複数の受刑者らの目撃証言に基づくとしている。

 この刑務所では08年にも同様の死亡事案があり、同紙は白人の看守による人種差別や暴行が横行していると批判した。

 男性受刑者は10年10月、看守と口論となり、暴行を受けた後に死亡。検視結果は、心臓の筋肉に酸素が十分行き渡らない心虚血による心肺停止だった。地元捜査当局は看守の行為に問題はなかったとの結論を出した。

 同刑務所は今年6月、殺人罪などで服役していた受刑者2人が壁に穴を開けるなどして脱獄した際も、多くのメディアに取り上げられた。(共同)

2897チバQ:2015/12/16(水) 21:58:35
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1512160045.html
【米大統領選】共和党主流派、好調トランプ氏降ろしを画策 「暴言は決戦で命取り」 党候補から離脱リスクのジレンマも

18:09産経新聞

 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選の共和党候補である不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)の躍進で指名獲得が現実味を帯び、米議会の同党幹部ら主流派は危機感を強めている。イスラム教徒を入国禁止にするとの発言は民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)との対決が想定される決選で命取りになりかねない。指名候補を最終決定する来年7月の党全国大会でトランプ氏を引きずり降ろすシナリオもささやかれている。

 共和党のマコネル上院院内総務、プリーバス全国委員長ら20人を超える党関係者は7日集まり、「トランプ降ろし」の可能性を協議した。主流派の受けがいいマルコ・ルビオ上院議員(44)、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)に近い人物も同席したという。ワシントン・ポスト紙が報じた。

 2月からの各州の予備選・党員集会では全国大会で候補に投票する代議員を選ぶ。代議員は基本的に各州での結果に基づき候補に投票するが、第1回の投票で過半数を得る候補がない場合に実施される再投票では拘束されないという。マコネル、プリーバス両氏らが協議したのは、再投票に先立つ話し合いでトランプ氏以外を勝たせる筋書きだ。

 プリーバス氏が率いる党全国委員会は過去2回の大統領選でマイノリティー(少数派)から支持を受ける民主党のオバマ大統領に敗れた経験から、ヒスパニック(中南米系)などに支持基盤を広げる必要があるとする報告書を発表し、テコ入れを進めてきた。

 トランプ氏の暴言は、約275万人とされる米国内のイスラム教徒だけでなく、5千万人を超える最大のマイノリティーであるヒスパニックにも向かっており、民主党の政権維持に道を開きかねない。報告書作成に携わったヘンリー・バーバー氏はAP通信に「トランプ氏の発言はホワイトハウス入りを目指す誰のためにもならない。彼が指名を獲得すれば共和党にとって災難だ」と嘆いた。

 だが、トランプ氏の「入国禁止発言」後に実施された米モンマス大学の世論調査(14日発表)でトランプ氏の支持率は10月の前回から13ポイント伸び、41%となった。乱戦が続いた同党での4割超えは初めてだ。

 主流派は早期にトランプ氏が淘汰(とうた)されることを期待。州レベルの共和党組織からもトランプ氏に選挙戦からの撤退を求める声が上がっているが、各州の予備選・党員集会が始まる2月以降も勢いを維持する可能性が高まっている。

 対するトランプ氏は主流派による「トランプ降ろし」を意識して、このところ第3党からの出馬をちらつかせてきた。15日の討論会では「共和党に全てをささげる」と否定したが、主流派の不安は拭えない。

 トランプ氏の暴言は党にとりマイナスだが、同氏が全国委員会との誓約書をほごにして第3党で出馬されれば保守票が食われ、民主党を利することになりかねない。主流派はそんなジレンマを抱えている。

2898チバQ:2015/12/16(水) 23:19:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151216-00000141-mai-n_ame
<米大統領選>共和党 主役はトランプ氏 人気、不動
毎日新聞 12月16日(水)22時0分配信

<米大統領選>共和党 主役はトランプ氏 人気、不動
ドナルド・トランプ氏=AP
 【ラスベガス(米西部ネバダ州)西田進一郎】来年の米大統領選に向けた共和党の候補者指名争いで、ドナルド・トランプ氏(69)が依然として主役だ。不動産王で有名人だが、政治経験はなく、放言や暴言を繰り返す。米メディアや専門家が「そのうち失速する」と予測したのを覆し、支持率は直近の調査で過去最高を記録した。

 15日に開かれたテレビ討論会でも、首位者としてステージ中央に立った。「私は42(%の支持)だが、あなたは3だ」。トランプ氏は、支持率が低迷するジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)が「無礼な振る舞いでは大統領には決してなれない」と攻撃を仕掛けると、支持率を持ち出して反撃した。トランプ氏の最大の武器がこの支持率だ。

 ラスベガスのホテルで14日夜に開かれたトランプ氏の集会。数千人の参加者の多くは、白人の中高年層。「米国を再び偉大な国に」というトランプ氏のスローガン入りの赤い帽子をつけた人も。

 ノーマン・ティトコムさん(72)は「政治家はみな同じようなことを言うが、トランプ氏の考えは新鮮だ。人の好き嫌いに関わらず、議論すべき問題を表に出しているんだ」と力説した。不法移民問題やテロ対策などがその例だという。

 「バカだ」「最低だ」「頭が良い」「信じられないほど素晴らしい」--。平易な短い言葉を多用する。「相手(敵)」と「自分たち」を対立させ、「正しくて頭が良い自分たち」が、「敵」のせいで苦しんでいると語りかける。延長線上に、メキシコ移民やイスラム教徒などに対する差別的、侮蔑発言が出る。

 発言を批判する世論が高まる一方で、支持率は逆に伸びてきた。支持者はトランプ氏を「正直だ」と表する。演説を最前列で聞いていたシェルリ・ディジアコモさん(62)も「彼は思ったことを言っているだけよ」と言う。数々の暴言も「一言一言には注意を払わない。衝撃的に伝えて問題に焦点をあてようとしているのだから」と気にしない。

 ◇テロの不安が追い風

 パリ同時多発テロ事件とカリフォルニア銃乱射テロ事件でテロへの不安が広がっている。米ギャラップ社の14日発表の世論調査で、最重要課題にテロを挙げた人が、11月の3%から16%に急増し、過去10年で最多になった。不安の高まりが、モスク(イスラム教礼拝所)の監視やイスラム教徒の一時入国禁止など強硬策を訴えるトランプ氏への期待につながり、パリの事件後、支持率は再び上昇に転じた。

 「とにかく米国を再び安全な国にしてほしい」と話す主婦のシャロン・クラックさん(43)。トランプ氏に投票するため生まれて初めて有権者登録をしたという。

 ただ、極端な姿勢と言動には賛否が分かれる。14日の集会でも、演説中に熱狂的な「トランプコール」がわき上がる一方で、「黙れ」と書いた紙を掲げたり、大声を上げて妨害し、会場から追い出される者もいた。

 バージニア大政治センターのラリー・サバト所長は「民主党支持者や無党派に加え、共和党支持者でも6割がトランプ氏は大統領にふさわしくないと考えている。最終的に大統領になる可能性は非常に低い」と冷めた見方を示す。

 ◇「不動産王」と呼ばれ メキシコ移民への差別発言も

 トランプ氏は1946年、ニューヨークで不動産業を営む裕福な家庭に生まれた。父の経営する会社に入社し、80年代初めの好景気に乗って複合ビルの開発やホテル、カジノ経営で成功を収めて「不動産王」と呼ばれた。

 2004年からは一般人が参加するリアリティー番組の司会を務め、同氏が番組で放つ決め言葉「お前はクビだ」が有名になった。自伝など著作も多く、知名度は高い。

 多くの物件に自身の名前を冠し、ニューヨークにある超高層ビル「トランプ・ワールド・タワー」には、芸能人やスポーツ選手、実業家など多くの世界的な著名人が居を構えている。個人資産は100億ドル(1兆2000億円)超と自称しているが、米経済メディアは「過大申告」だと指摘している。

 また米メディア大手NBCユニバーサルと「ミス・ユニバース大会」を運営する団体に共同出資していたが、メキシコ移民に対する差別発言を引き金にNBCなどとの関係が悪化。今年9月に団体の所有権を売却した。

2899チバQ:2015/12/17(木) 22:04:48
http://www.newsweekjapan.jp/tsuchiya/2015/12/post-10.php
テロを恐れつつ、アメリカにも距離を取る多民族国家カナダ
2015年12月17日(木)16時00分
 カナダといえば、オーストラリアと並ぶ「ミドル・パワー」の典型的な国である。カナダは南の国境で米国に面し、北の北極海をはさんでロシアと向かい合う。西は太平洋に面した長い海岸線を持っているが、しかし、歴史的に見るとカナダはずっと東向きの「大西洋国家」であった。かつては大英帝国の植民地であり、いまでも英連邦の一員であり、すべての硬貨と20カナダドル紙幣には英国の女王エリザベス二世の肖像が描かれている。

 そうはいっても、国内には英語を話す人々だけでなく、「ファースト・ネーション」と呼ばれる先住民、ケベック州にはフランス語を話すかつてのフランス植民地の人たち、そして多くの移民たちがいる。西部には日本、中国、香港、ベトナムといったアジアからの移民とその子孫たちも多い。2015年10月の総選挙によって保守党から自由党へ政権交代が行われたが、ジャスティン・トルドー新首相は、シリアからの難民も受け入れようとしている。

テロを恐れるカナダ
 2015年11月、新政権発足間もない首都オタワで13回目となる日加平和安保協力シンポジウムが開かれ、両国から政府関係者と研究者が参加した。いわゆる「トラック1.5」の対話で、政府間協議の「トラック1」、学術協議の「トラック2」の良いところを合わせて議論するという枠組みである。

 いくつかパネル討論が設定されたが、カウンター・テロリズムもその一つであった。カナダというと平和な国というイメージがあるかもしれないが、カウンター・テロリズムのセッションに参加した防衛大学校の宮坂直史教授によれば、カナダはそれなりに多くのテロに巻き込まれている。1985年のエア・インディアの爆破テロでは、亡くなった乗客・乗員329人のうち280人がカナダ人であり、カナダ人には忘れられない事件である。2014年10月には、イスラム教に改宗した男がオタワの国会議事堂近くで衛兵1人を射殺した後、議事堂内に乱入し、そこで射殺されるという事件が起きた。

 トルドー首相は、暴力によって問題は解決されないとして、イスラム国空爆の有志連合からの撤退を公約として当選し、公約実現のための対応を進めている。

 同じくカウンター・テロリズムのセッションには、カナダ政府の内閣で国家安全保障・インテリジェンスを担当していた元次官補が登壇した。彼女は、プライバシーなどの人権と安全のバランスをどうやってとるかは、非常に難しい判断を求められる、と苦しい胸の内を示した。

 例えば、80人のカナダ人がイスラム国のトレーニングを受けて帰国したことが分かっているという。彼らはまだ何も犯罪行為を犯していない。しかし、現下の情勢では、何らかの形で彼らを監視しないわけにはいかないだろう。彼らがフランスのパリのようなテロ行為を計画し、首都オタワ、商業都市のトロントやモントリオールでテロを実行したら大失態になる。

 カナダには通信安全保障局(CSE)というSIGINT機関が存在する。カナダは、米国、英国、オーストラリア、ニュージーランドとともにいわゆる「ファイブ・アイズ」を形成する国である。ファイブ・アイズは冷戦中のBRUSA協定、それを引き継いだUKUSA協定に基づくSIGINT活動のための協力枠組みである。

 CSEは、カナダに対するテロを防ぐために通信の監視を行っており、2013年のエドワード・スノーデンによる米国の機密暴露では、米国の国家安全保障局(NSA)や英国の政府通信本部(GCHQ)のようなスキャンダルに見舞われることはなかった。しかし、オーストラリアの通信電子局(ASD)、ニュージーランドの政府通信保安局(GCSB)とともに、カナダのCSEも同様のインテリジェンス活動を行っていると見られている。

 移民による多民族国家であるカナダでは、一方では、混迷するヨーロッパ諸国と同じ状況になることを恐れ、インテリジェンス活動の強化を求める声がある。他方では、多様性の中の一体性を追求してきた国是を忘れるべきではないという声も根強い。

2900チバQ:2015/12/17(木) 22:05:10
カナダのサイバーセキュリティ
 日加平和安保協力シンポジウムでは、サイバーセキュリティのパネルも設定された。パネルの冒頭、司会者が「サイバーセキュリティが重要な課題だと思う人は手を挙げてください」と聴衆に問いかけると、聴衆の全員が手を挙げた。サイバー攻撃による直接的な死者はおそらくまだ世界で一人も出ていない。それにもかかわらず、潜在的な脅威としてサイバー攻撃はカナダでも広く認知されているということである。カナダ企業も中国からと見られるサイバー産業スパイの犠牲になっている。

 サイバーセキュリティのパネルのカナダ側の登壇者は、トロント大学のシチズン・ラボの研究者であった。シチズン・ラボは、ダライ・ラマに絡む中国の大規模なサイバー・エスピオナージ(スパイ)活動とされている「ゴーストネット」を暴いたことで知られている。シチズン・ラボは、その後も各種のサイバー・オペレーションの実態や、各国政府によるインターネットのコントロールに関するレポートを出している。

ハッカー倫理の是非
 ここでもイスラム過激派が論点の一つになった。イスラム国はリクルート活動や広報活動のためにツイッターなどのインターネット・メディアを活用している。それに対してハクティブズム集団のアノニマスが大規模な攻勢をかけ、数千のアカウントを潰したと主張している。聴衆の中には、これまでのアノニマスの活動に反発を抱いている人もおり、アノニマスにとっての正義をどう捉えるか議論が行われた。アノニマスがやっていることはイスラム国の活動を潰すという点では良いかもしれないが、関係のないアカウントが巻き添えで狙われてしまうということも起きており、それは表現の自由の侵害なのではないかという声もあった。おそらく、インテリジェンス機関が追いかけていたアカウントまで潰されてしまい、追えなくなってしまうという事情もあるのだろう。

 同じく議論が分かれたのが、エドワード・スノーデンにとっての正義である。スノーデンは、おそらくハッカー倫理に沿った考え方をしている。「ハッカー」はすっかり悪事を働く者の代名詞になっているが、もともとは米国ボストンのマサチューセッツ工科大学の鉄道クラブに起源を持つ。本来のハッカーは、想定外の技術の使い方をすることによって世の中を良くしようと考える人たちのことである。しかし、彼らの技能は、門外漢にとっては魔法のように見え、魔女狩りのような扱いを受けるようになっている。

 本来のハッカー倫理の影響を受けた人たちは、自分たちの技能を使って世界をより良い方向に変えたいと願っている。ウィキリークス、アノニマス、スノーデンらは、いずれもそうした彼らなりの正義を追求しようとしている。しかし、それが既存の法律とぶつかるとき、新たな軋轢が生まれる。

日加協力の深化
 カナダ政府の北東アジア担当者は、日本が大国となりつつある中国との距離の置き方に悩んでいるのは興味深いという。なぜなら、カナダもまた隣の大国である米国との距離の置き方に悩んできたからだという。おそらく、カナダと米国の間には、表にはあまり出ないものの、アプローチの差があるということなのだろう。

 カナダは、東向きで大英帝国だけを見ていれば良かった時代を過去のものにしつつある。南にはちょっと付き合いにくい大国の米国、北には協調的な政策を捨て去りつつあるロシア、そして、騒ぎが大きくなりつつある西のアジアも見なくてはいけなくなっている。米国のバラック・オバマ大統領はアジアへのリバランスを強調しているが、カナダのトルドー首相も、アジアや中東への関与を念頭に置き、外務省の名前を「グローバル・アフェアーズ・カナダ」という名前に思い切って変更した。

 日本とカナダとの間では、2010年に「政治・平和及び安全保障協力に関する日加共同宣言」が出ているが、それから5年が経ち、カナダでは新政権が誕生した。米国とは少し違ったアプローチで平和と安全保障を考えるカナダとの提携を深めても良い時期だろう。

2901チバQ:2015/12/18(金) 07:50:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151218-00000003-reut-eurp
英国でEU離脱論に勢い、47%が支持に傾く=世論調査
ロイター 12月18日(金)2時23分配信

英国でEU離脱論に勢い、47%が支持に傾く=世論調査
12月17日、英世論調査で英国民の47%がEUからの離脱に傾いていることが分かった。写真は11月10日、ロンドンで(2015年 ロイター/Toby Melville)
[ロンドン 17日 ロイター] - 17日に公表された英世論調査によると、英国民の47%が欧州連合(EU)からの離脱に傾いていることが分かった。

離脱の是非を問うために2017年末までに実施を予定している国民投票でどのような立場を取るか、0から100の数値(「絶対に残留」が0、「絶対に離脱」が100)で点数をつけてもらったところ、「51━100」が47%、「0━49」が38%となった。

調査は保守党副党首だったマイケル・アシュクロフト氏が資金支援し、2万人以上を対象に11月20日から12月2日の期間に実施した。

アシュクロフト氏によると、14%は「50」と答え、立場を決めていない。約4分の1は強い見解がなく、簡単に気が変わる可能性があるとした。

35%は、キャメロン英首相がEU改革の交渉でより良い条件を確保できた場合は残留に投票する可能性が高いとした。

2902チバQ:2015/12/20(日) 11:32:49
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20151219-567-OYT1T50125.html
サンダース氏陣営、不正閲覧判明…民主指名争い

09:21読売新聞

 【ワシントン=今井隆】2016年米大統領選の民主党指名候補争いを巡り、バーニー・サンダース上院議員(74)の選挙スタッフがヒラリー・クリントン前国務長官(68)の支持者らのデータを不正に閲覧していたことが18日、判明した。

 サンダース氏のクリーンなイメージを大きく傷つけかねず、クリントン氏優位で推移する選挙戦の流れを加速させる可能性もある。

 米メディアによると、民主党全国委員会が管理している各候補の支持者らの名前や年齢層、連絡先、献金額などのデータが、ソフトウェアの不具合によって一時的に他候補の陣営からも閲覧できる状態になり、この間にサンダース氏陣営のスタッフがクリントン氏側のデータをダウンロードした。

2903チバQ:2015/12/20(日) 11:52:34
http://www.afpbb.com/articles/-/3070693
プーチン大統領、トランプ氏を「才能ある傑出した人物」と評価
2015年12月18日 08:42 発信地:モスクワ/ロシア
【12月18日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は17日、来年行われる米大統領選の共和党候補の一人であるドナルド・トランプ(Donald Trump)氏について、「才能ある」「傑出した」人物だと評するとともに、トランプ氏の対露姿勢を歓迎した。

 プーチン大統領は首都モスクワ(Moscow)で開かれた年次記者会見後に記者団に対し、トランプ氏は「非常に傑出した人物で、才能があることは疑いようがない」「彼の人徳を評価するのはわれわれではなく米国の有権者だが、彼こそが大統領選の絶対的な立役者だ」と語った。

 トランプ氏は9月に行われた討論会で、ロシアの対シリア軍事介入をやめさせるためにどんなことをするつもりかと尋ねられ、「私は彼(プーチン氏)と対話していく。うまくやって行くつもりだ」と、まずプーチン氏から一目置かれたいという考えを示し、「私はプーチン氏とうまくやって行けると思っている、他の人々ともうまくやって行く。そうすればずっと安定した世界を築けるだろう」と話していた。

 トランプ氏のこのような発言に、プーチン氏は好感を抱いたとみられる。「トランプ氏は(米露の二国間)関係をこれまでとは異なるレベルに引き上げ、ロシアとより緊密で深い関係を目指すと言っている。それをわれわれが歓迎しないはずがあろうか?もちろん歓迎する」と語った。(c)AFP

http://www.afpbb.com/articles/-/3070854
今度はトランプ氏がプーチン大統領を称賛
2015年12月19日 13:04 発信地:ワシントンD.C./米国
【12月19日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領が、2016年米大統領選、共和党指名争いの候補の一人、ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏を「才能ある」「傑出した」人物だと称賛した翌日の18日、今度はトランプ氏がプーチン大統領を「力強く、人気がある」と称賛した。

 トランプ氏は米ニュース専門局MSNBCの番組で「彼は力強い指導者であり、パワフルな指導者だと思う。彼は彼の国を象徴している」とプーチン大統領を評した。

 トランプ氏は「世間から優秀だと言われることはいつだっていいことだ。それがロシアを率いる人物であればなおさらだ」と述べた。

 番組司会者の一人が、プーチン氏は「ジャーナリストや政敵を殺害し、他国に侵攻している」とコメントすると、トランプ氏はこれをはねつけ、「彼は国を動かしており、この国で私たちが擁している人物とは違い、少なくとも彼は指導者だ。わが国でも人はたくさん殺していると思う。世界でも今、愚行は横行している。多くの殺害が行われている」と述べた。

 トランプ氏は、ジャーナリストや政敵の殺害について非難するかどうかは、3度質問されてようやく、「ああ、もちろん(非難はする)」と主張を改めた。(c)AFP

2904とはずがたり:2015/12/20(日) 22:02:12
中国人生徒、米の学校で急増 5年前の4倍
「親は米国の教育を最も価値があるものと考えている」
http://jp.wsj.com/articles/SB12245266549339404205904581425011894745114?mod=WSJJP_hpp_RIGHTTopStoriesFirst
EGIATE SCHOOL
By MIRIAM JORDAN
2015 年 12 月 19 日 13:35 JST

 米国の私立や公立の小中高校に通う中国人の生徒数が急増し、過去最高水準に達していることが、米国土安全保障省の統計から分かった。米国での大学進学を念頭に置いたケースが大半だ。

 国土安全保障省の1部門で、学生ビザで入国した外国人を追跡する「学生・交換留学渡航者プログラム」(SEVP)が収集した統計によると、今年11月の時点で米国の小中高校に在籍する中国人生徒は3万4578人で、5年前の8857人の3.9倍に上った。

 米国で中高校(中等教育学校)に通う外国人生徒は6万815人、小学校(初等教育学校)では6074人で、これらの半数を中国人が占めていることになる。

 もちろん、米国全体の生徒数から見れば中国人生徒はごくわずかにすぎない。教育省傘下の全国教育統計センターによると、2013-14年度には4970万人が公立の小中高校に在籍していた。

 若い中国人生徒――なかにはたった10歳の子どももいる――が増えると同時に、高等教育を求めて中国から米国に渡る学生の波も続いている。SEVPによると、米国の大学に在籍する中国人学生は現在36万91人で、昨年11月の33万209人から増加した。米国の大学生のうち、およそ5%が外国人だ。

左グラフ:米国における教育課程別の外国人の数(上から小学校、中高校、学士課程、修士課程、博士課程)、右グラフ:小中高校に在籍する外国人の推移(青:全体、赤:中国人、単位:千人) ENLARGE
左グラフ:米国における教育課程別の外国人の数(上から小学校、中高校、学士課程、修士課程、博士課程)、右グラフ:小中高校に在籍する外国人の推移(青:全体、赤:中国人、単位:千人)
 教育専門家などによると、中国経済が減速しても、この傾向は弱まりそうもない。

 南カリフォルニア大学・米中研究所のクレイトン・デュベ所長は「中国人の親は米国の教育を最も価値があるものと考えており、それを手に入れるためなら喜んで犠牲を払う。この傾向は続く」と話す。

 留学ブームのおかげで、学校のために生徒を集めたり、生徒を受け入れるホストファミリーを探したりする産業が生まれた。景気後退期に学生が減った私立の学校も救われた。

 一部には、中国人が私立学校に応募するため、米国人が入学できないという批判もある。一方で、高い学費を払う中国人の生徒は、学資援助を受けて学校に通う低所得の米国人生徒を実質的に支援しているとの指摘もある。

2905とはずがたり:2015/12/21(月) 23:26:03
自民党を徹底的に憎んで罵詈雑言投げつけておきながら説得力無いけど,世界市民(コスモポリタン)主義者の俺としては,アメリカに限らず日本を含め世界中の政治的な非寛容さは非常に深刻な大問題であると感じている。

右と左が憎み合う狂気の合衆国
The United States of Hate
銃乱射事件で責任のなすりあい。真相そっちのけで戦いに明け暮れる保守とリベラルの病理
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2015/12/to.php
2015年12月21日(月)17時30分
カート・アイケンワルド(本誌シニアライター)

 先週カリフォルニア州南部サンバーナディーノの障害者支援施設で銃乱射事件が起きると、瞬く間にソーシャルメディアを埋め尽くした問いがあった。悪いのは、民主党か、共和党かという問いだ。

 事件で14人の命を奪ったのは、イスラム教徒の夫婦だった。保守派は、これがイスラム過激派のテロということになれば、オバマ政権と民主党がイスラム過激派との戦いに弱腰だったせいだと非難しようと、早くも手ぐすね引いていた。一方、リベラル派は、職場トラブルが原因だったとなれば、銃規制強化を阻んできた共和党を非難するつもりで満々だった。

 あまりに病んでいる。アメリカは、視野狭窄状態の2つの勢力に分裂し、それぞれが自らの政治的勝利だけを目指すようになった。痛ましい事件が起きたり、景気が落ち込んだりしても、対立勢力を非難するチャンスとしか考えない。社会に憎悪が蔓延し、国民の半分がもう半分のことを「異なる政治的思想を持つ人たち」とは考えず、「国を破壊しようともくろむ邪悪で精神を病んだファシストたち」と見なしている。

 銃乱射事件そのものと同じくらい恐ろしいことだ。アメリカが自国の抱える問題を一向に解決できないのは、意見の対立があるからではない。中東で争い続けるイスラム教のシーア派とスンニ派のように、互いに非合理な嫌悪を抱く2つの陣営に分裂しているからだ。

 ここには、丁寧な議論の余地はない。サンバーナディーノの事件では、被害者の氏名が特定され、証拠が示される前から、どちらの陣営の責任かが最大の論点になった。

 事件について現時点で分かっていることを見ておこう。まず、一般にテロリストは見知らぬ人を大量に殺害するものだが(不特定多数を狙ってこそ、社会に恐怖を植え付けられる)、サイード・ファルークは職場の同僚たちを殺した。典型的な職場トラブルの事件に見える。また、動機や背景が何であれ、夫婦で銃乱射事件を起こすのは極めて珍しい。ましてや夫婦には幼い子供がいた。

冷静な議論は生まれない
 テロは、政治的なメッセージを発するために実行される。報道によれば、夫婦がイスラム過激思想に影響されていたことは明らかだが、政治的なメッセージを発しようとした形跡はない。銃を乱射する前にアラーの名を叫んだり、自爆を試みたりすることはなく、現場に政治的な目的や動機を示唆する文書のたぐいも残していないという。

2906とはずがたり:2015/12/21(月) 23:26:27
>>2905-2906

 ということは、イスラム過激派だったと思われる夫婦が、夫の職場トラブルにより銃を乱射したという、前代未聞の事件だったようにも見える(FBIは事件の2日後、テロと断定して捜査していると発表した)。

 もっとも、動機を論じることにどの程度意味があるのか。

「国際テロだと言うなら話は違ってくるが、そうでなければ、銃乱射犯がISIS(自称イスラム国、別名ISIL)のイデオロギーに心酔していようと、人種差別主義のイデオロギーに染まっていようと関係ない」と、CIAのテロ対策センター出身で、現在は戦略安全保障情報コンサルティング会社ソウファン・グループの幹部を務めるパトリック・スキナーは言う。

「ネットの情報に影響されてISISに共鳴したか、ネオナチ思想を抱くようになったか、あるいは単にむしゃくしゃしていたのかという違いは、大きな問題ではない。人々の安全に対する脅威という点は同じだ」

 言い換えれば、問題は動機ではなく、銃弾だということだ。テロリストだろうがネオナチだろうが、上司を逆恨みする従業員だろうが、私たちの中に紛れている人間時限爆弾とも言うべき不満分子が銃弾を放てば、罪のない人々が死ぬ。

 アメリカは団結してこうした危険を減らす方策を探るべきだが、保守派・リベラル派双方が怒号を浴びせ合い、点稼ぎに躍起になっているありさまだ。

 銃撃犯が共和党か民主党か、どちらに登録していたかを問題にする人たちもいる。ある保守派ブロガーは「リベラル派は生命を尊重しない」という理由で、無差別殺人はすべて左派の仕業だと決め付けた。リベラル派のブロガーも「この国の政治的動機による国内発のテロはすべて右派の犯行だ」とやり返す。

 政治家やコメンテーターも憎悪の炎に油を注ぐばかり。今やどんなテーマでも冷静な議論ができなくなっている。例えば気候変動。地球温暖化に警鐘を鳴らす気候学者はアメリカ経済の地盤沈下をたくらむリベラル派の回し者と見なされ、温暖化を否定する論客は漏れなくエネルギー業界の御用学者呼ばわりされる。問題の根底にある事実には誰も目を向けない。

 共和党の大統領候補指名を目指すカーリー・フィオリーナは中絶反対派の支持をつかもうと、脳を取り出すために胎児を生かしている中絶クリニックをビデオで見たと嘘をついた。あきれたのは保守派がこの荒唐無稽な話をすんなり信じたことだ。

良識的な訴えもむなしく
 やはり共和党候補のテッド・クルーズ上院議員は大半の犯罪は民主党員の仕業だと断定、先月末にコロラド州の中絶クリニックで起きた銃乱射は「性転換した左派活動家」の犯行だと根拠なく主張している。

 一方、バラク・オバマ大統領は難民問題で、保守派が「夫を亡くした女性や孤児を恐れている」と批判。ヒラリー・クリントン前国務長官は共和党を敵に回すのを誇りに思うと宣言した。

2907とはずがたり:2015/12/21(月) 23:27:15
>>2905-2907
 こうしたなかで、良識ある議論を呼び掛ける政治家もいる。共和党候補のベン・カーソンはコロラド州の事件が起きた翌日、報道番組に出演。中絶問題などで互いを尊重して理性的な議論をしようと呼び掛けた。「憎悪に満ちたレトリックが状況を悪化させることは疑う余地がない。見解の相違について、知性を働かせ良識ある議論をするよう最大限の努力をすべきだ」

 この呼び掛けに異議を唱える人がいるだろうか。ところが、この狂気の時代には、カーソンは邪悪な反対陣営に擦り寄ったと、かつての支持者が断じるありさまだ。「大統領候補としてのカーソンは終わった」。番組放映後、中絶反対の活動家トロイ・ニューマンはそう宣言した。

 残念ながら、亀裂は埋まりそうにない。この10年ほど、アメリカは「事実」の洪水に見舞われてきた。インターネット、ケーブルテレビ、ラジオのトークショー。情報はあふれているが、まともな知識は入手しにくい。

 複雑な話(現実はいつだって複雑だ)はネットやテレビでは受けないし、有権者の支持もつかめない。聴衆をつかみ、寄付を集めるには、衝撃的で扇情的なフレーズが一番だ。

「現実的な脅威があるのに、それに対処することには誰も関心を持っていない。人々の関心事は脅威を政治的に利用すること、選挙資金を集めること、リツイート率を高めることだけだ」と、スキナーは嘆く。「まるで狂った人間を相手にしているようだ。この国は狂人たちの国になってしまった」

[2015年12月15日号掲載]

2908チバQ:2015/12/23(水) 01:36:39
http://www.sankei.com/world/news/151222/wor1512220010-n1.html
2015.12.22 09:07
【米大統領選】
オバマ氏我慢の限界!?トランプ氏を名指しで批判「不安食い物」






オバマ大統領(UPI=共同)
 オバマ米大統領は21日放送の米公共ラジオ(NPR)とのインタビューで、来年の大統領選の共和党指名争いで先頭を走る実業家トランプ氏について、経済的苦境にある労働者層が抱く怒りや不満、不安に付け入り「選挙運動の食い物にしている」と名指しで批判した。移民やイスラム教徒への排外主義をあおり続けるトランプ氏に我慢できなくなったようだ。

 白人の肉体労働者らを念頭に「ブルーカラーの男性」の賃金が金融危機や技術革新、グローバル化の影響で上がらずにいると指摘。トランプ氏がこれを中南米系の増加など米社会の人口構成の変化に結びつけて怒りをたきつけていると分析した。過激派組織「イスラム国」(IS)をめぐっては、国民のテロへの不安は理解できるとしながら「米国を破壊できるような組織ではない」と強調、掃討作戦での勝利を確信していると語った。メディア報道の過熱により脅威が誇張されている側面があるとも指摘した。(共同)

2909チバQ:2015/12/23(水) 01:40:13
>>2435
http://www.asahi.com/articles/ASHDQ23PCHDQUHBI001.html
共和・グラハム氏が撤退 米大統領選
ワシントン=佐藤武嗣2015年12月22日09時54分

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 来年の米大統領選で共和党から立候補していたリンジー・グラハム上院議員は21日、選挙戦から撤退すると発表した。共和党のベテラン議員で、同党の重鎮マケイン上院軍事委員長も支持を表明したが、世論調査の支持率が低迷していた。これで共和党からの候補者は計13人となった。

 グラハム氏は、ビデオで「選挙戦から撤退する。米国民の力により(米国の)安全を確保することに取り組んでいく」と述べ、安全保障問題で発信を続けていく考えを強調した。(ワシントン=佐藤武嗣)

2910チバQ:2015/12/23(水) 02:13:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151222-00000056-reut-n_ame
トランプ氏、共和党で勝利してもクリントン氏に勝てず=世論調査
ロイター 12月22日(火)14時25分配信
[ワシントン 21日 ロイター] - ロイター/イプソスが21日実施した米大統領選共和党候補指名争いをめぐる世論調査によると、指名争いをリードする不動産王ドナルド・トランプ氏は、仮にきょう投票が行われた場合、有力ライバルのテッド・クルーズ氏とマルコ・ルビオ氏のいずれとの一騎打ちでも勝利することができる。ただ、民主党の最有力候補であるヒラリー・クリントン前国務長官を打ち破ることはできない、という結果になった。

トランプ氏とテキサス州選出のクルーズ上院議員が共和党予備選で対決したという想定では、トランプ氏が41%の支持を獲得。クルーズ氏は31%だった。残る28%はこの顔ぶれならば棄権すると答えた。

フロリダ州選出のルビオ上院議員と対決した場合、トランプ氏の40%に対し、ルビオ氏は34%の支持率だった。約27%は棄権すると答えた。

共和党候補の中で首位を守ってきたトランプ氏だが、民主党のクリントン氏ときょう大統領選で1対1で対決したという想定では、クリントン氏の支持率が40%となり、トランプ氏は29%だった。

回答者の8%がどちらを支持するかわからないと答え、14%がいずれにも投票しない、9%が棄権すると答えた。

調査は各政党の投票者と見込まれる1627人を対象に12月16─21日に実施。誤差は2.8─3.7%ポイント。

2911名無しさん:2015/12/23(水) 09:31:29
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2015122300073
日米同盟、かつてなく強い=国務長官

 【ワシントン時事】ケリー米国務長官は22日、日本の天皇誕生日を祝う声明を発表した。長官はこの中で、4月の安倍晋三首相の公式訪米と日米防衛協力の指針(ガイドライン)再改定、10月の環太平洋連携協定(TPP)大筋合意などの動きに触れながら、「われわれの同盟は過去1年間でかつてないほど強くなった」と指摘した。 (2015/12/23-06:58)

2912チバQ:2015/12/23(水) 16:14:36
http://www.afpbb.com/articles/-/3071204
トランプ氏がクリントン氏に暴言、性差別と非難集中
2015年12月23日 08:38 発信地:ワシントンD.C./米国
【12月23日 AFP】来年の米大統領選で共和党の指名獲得争いで首位に立っているドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が、民主党のライバル、ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏に対し、自身が造り出した下品な言葉を投げかけ、またも女性を差別する発言をしたとして非難の矢面に立たされている。

 問題の発言は、21日夜に開いたミシガン(Michigan)州の選挙集会でのもの。トランプ氏のクリントン氏に対するあざけりは今回、性的に露骨で個人攻撃の色合いを帯びたものになった。

 クリントン氏が2008年の大統領選での民主党指名争いでバラク・オバマ(Barack Obama)現大統領に敗れた当時を振り返ったトランプ氏は、ユダヤ人の言語であるイディッシュ語で「男性器」を意味する「シュロング」を使い、「彼女(クリントン氏)は勝つと思われていたのに、シュロングされた。つまり負けたってことだ」と述べた。本来は名詞の「シュロング」を、「負かす」という意味の動詞に使ったとみられる。

 歓声を上げる支持者らを前にトランプ氏はさらに、19日に行われたテレビ討論会で、トイレ休憩後のクリントン氏が遅れて戻ったことに言及。「彼女がどこに行ったかは分かっている。ああ気持ち悪い。口にしたくもない」「いや、気持ち悪すぎる。言わないでくれ、へどが出る」とまくし立てた。

 3度の結婚歴があるトランプ氏が女性の体の機能について悪趣味な発言をするのはこれが初めてではない。8月には、米FOXニュース(Fox News)のメーギン・ケリー(Megyn Kelly)氏が自身に対し厳しい質問をぶつけたのは生理中だったからかもしれないと示唆し、非難を浴びた。

 また、女性に対する個人攻撃は同じ共和党の候補にも及び、カーリー・フィオリーナ(Carly Fiorina)氏に対し「あの顔を見てみろ!誰があんなのに投票するかね?」と言い放っていた。

 今回のトランプ氏の発言に対しても性差別的だとの批判の声が上がっているが、同氏はこれまでの放言に対して向けられた怒りをかわしてきており、世論調査では共和党候補の中で引き続き一番人気を誇っている。(c)AFP

2913チバQ:2015/12/23(水) 16:18:47
http://www.sankei.com/world/news/151223/wor1512230002-n1.html
2015.12.23 14:00
【米大統領選】
寿命2.7年削る国家首脳の座 「最高齢」トランプ氏は超健康体アピール

驚異的な健康体であることが示されたドナルド・トランプ氏。米国史上最も健康な大統領になる可能性を秘めている?=2日、米マナサス(AP)
 来年11月の米大統領選に向けた共和党指名争いで首位を走る不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)の“暴言”がメディアをにぎわせているが、米大統領や首相のような一国のかじ取りを担う指導者は、落選した候補者より寿命が約3年も短いという興味深い研究結果が14日、英医学誌に掲載され、話題を呼んでいる。(SANKEI EXPRESS)

主要17カ国で追跡調査

 理由は明確ではないが、激務によるストレスと考えられ、特に米大統領は世界の命運を左右する決断を迫られるだけに、そのプレッシャーが健康をむしばんでも不思議ではない。それだけに大統領“候補者”の健康面が気になるが、ことトランプ氏に関しては「史上最も健康な大統領になりうる」と医師が太鼓判を推す超健康体。体力面でも他をリードしているとの見方も出ている。

 14日付の米CNNテレビ(電子版)やAP通信などによると、この研究結果は英医師会雑誌(BMJ)のオンライン版で14日、発表された。

 研究チームは、1722〜2015年に米国、英国、ドイツ、フランスなど主要17カ国で大統領や首相の経験者279人と、選挙で彼らに敗れた計261人のその後を調査。首脳経験者は、落選した候補者に比べて寿命が2・7年短く、早死にする確率も20%高かったことが判明した。

 研究チームを率いた米ハーバード・メディカル・スクールのアヌパム・ジェナ准教授は、一国の運命を任されるという重圧から来るストレスと、健康的な生活が送れないという2つの要素が考えられると指摘。

 さらに「首脳は正しい食生活や運動より国家に関わる問題を優先する」としたうえで、「ビル・クリントン元米大統領(69)はストレスでジャンクフードを食べ過ぎて、退任後、心臓のバイパス手術を受ける羽目になった」と語り、職責の重圧が寿命を縮めているとの考えを示した。

「目に見えて老け込む」

 また、大したことがないように感じる2・7年という数字も「医学的には有意義(な結論)」と明言。正確な理由は不明としながらも、補強材料として、首脳経験者は「在任中、目に見えて老け込んでいる」などと主張した。

 過去の調査では一般人と比較して、特に違いはないと結論付けていたが、「一般人はジミー・カーター元米大統領(91)が受けたようながん治療や、クリントン氏のような心臓バイパス手術は受けられない」ため、比較の対象としてふさわしくないと判断。今回、首脳経験者と落選候補者を比較すれば正確に調べられると考えた。

 ところが、米イリノイ大学のS・ジェイ・オルシャンスキー教授は、首脳になれば各国の上位1%の富裕層に入り、最高の医療環境に恵まれると指摘。「彼らはストレスで白髪やしわが増えるが、早死にの証拠にはならない」と反論する。

酒もたばこもやらず…

 気になる次期米大統領だが、仮にトランプ氏が選出されれば、70歳での就任となり、これまでの史上最高齢であるロナルド・レーガン氏(1911年〜2004年)の69歳を更新する。14日付米紙ニューヨーク・ポスト(電子版)などによると、トランプ氏のプライベート・ドクターを務めるレノックス・ヒル病院(ニューヨーク)のハロルド・ボーンスタイン医師は、トランプ氏は酒もたばこもやらず「血圧は最高が110、最低が65と驚異的に良好」「体力とスタミナもずぬけている」などと驚嘆。「(当選したら)史上最も健康な大統領なると明言できる」と太鼓判を押した。

 当人もこの健康診断結果を公表した後、フェイスブックに「偉大な遺伝子に恵まれていることに感謝している」と語った。今回の研究結果がトランプ氏に当てはまるのか、大統領選の興味は尽きない。

2914チバQ:2015/12/23(水) 22:20:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151223-00000059-mai-n_ame
<米国>イスラム教徒標的…ヘイトクライム急増 
毎日新聞 12月23日(水)20時22分配信

 【ワシントン和田浩明】米国でイスラム教徒を標的にした憎悪犯罪(ヘイトクライム)が急増している。パリ同時多発テロが発生した11月13日以降の1カ月では例年の3倍近くに達していることが、米連邦捜査局(FBI)のデータを分析した研究者の調査で分かった。

 米カリフォルニア州立大学「憎悪・過激主義研究センター」のブライアン・レビン所長がFBIのデータを調べたところ、11月13日〜12月13日の間に米国で37件のイスラム教徒に対する憎悪犯罪が起きていた。2010〜14年の月平均発生件数である12・6件の約3倍だ。具体的には、ヘジャブ(スカーフ)をつけた女性に対する暴力行為やモスク(イスラム礼拝所)への放火、発砲などが発生した。

 レビン氏は背景として、米大統領選挙の候補者らによる反イスラム発言に言及。「憎悪犯罪の急増は、イスラム教徒の社会参加に対する敵意拡大の症状かもしれない」と指摘している。

 複数のイスラム系団体で作る米イスラム組織評議会の関係者らは21日、ワシントンで記者会見して対応策を発表した。

 評議会は、来年11月の大統領選に向けて100万人の有権者を登録して反イスラム的な動きに対抗するとともに、一般の米国人とイスラム教徒の相互理解を深める取り組みを進める意向を表明した。評議会のウサマ・ジャマル事務局長は「イスラム恐怖症にも、過激派組織「イスラム国」(IS)のようなイスラムでない過激主義にも、我々の将来を決めさせない」と述べた。

 米国では今月2日に西部カリフォルニア州で14人が死亡する銃乱射テロが発生し、容疑者の1人がIS指導者への忠誠を誓っていたことが判明。130人が死亡したパリのテロでもISが犯行声明を出した。こうした事態を受け、野党共和党の大統領選有力候補のトランプ氏が「イスラム教徒の入国禁止」を提案して一定の支持を集めるなど、反イスラム感情の高まりが指摘されている。

2915チバQ:2015/12/24(木) 22:20:35
http://news.goo.ne.jp/article/newsweek/world/newsweek-E161768.html
「トランプ旋風」は多様化社会に抵抗する保守層の悪あがき - 冷泉彰彦 プリンストン発 日本/アメリカ 新時代

16:45ニューズウィーク日本版

 2015年もそろそろ幕を閉じ、大統領選の年2016年を迎えようとしているアメリカですが、依然として「トランプ旋風」が吹き荒れています。そのトランプ候補は、年の瀬にかかる中で、今度はライバルのヒラリー・クリントン候補をターゲットにして「暴言パフォーマンス」を続けています。

 今回の暴言は、女性であるヒラリー候補に対して卑猥な言葉を使うなど、これまで以上に「目を覆いたくなる」性質のものですが、とにかく「観客が飽きないよう」に暴言を少しずつエスカレートさせていくパターンを今後も続けるつもりなのでしょう。

 そんな「トランプ旋風」を見ていると、まるでアメリカが「赤狩り」や「ブッシュの戦争」の時代のように、危険な右傾化をしているように見えます。ですが、「トランプ旋風」というのは現象としては強烈であっても、実際にアメリカ人全体を代表するものではないのです。

 例えば今週の22日に発表された、クイニピアック大学(コネティカット州)の世論調査では、対象者全員の50%が「ドナルド・トランプを合衆国大統領とするのは恥ずべきこと(embarassed)」だとしています。同じ「恥ずべき」という言葉でも ashaming とすると「正しいことの反対としての恥ずべきこと」という価値判断が入りますが、embarassed となるともっと直感的で「当惑」とか「困った」というニュアンスもあります。要するに「ノー」ということです。

 この「50%がノー」というのはどういうことを意味しているのでしょう? 「トランプ現象」だけを見ていると、まるで「マッチョで反知性的な白人男性」が評価されているように見えますが、実は、現在のアメリカのマジョリティーの価値観というのは、その正反対だということが言えるのです。

 いい例が史上空前のヒット映画となっている『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(原題は "Star Wars: The Force Awakens")でしょう。シリーズの第7作、そして完結編3部作の第1作として満を持して封切られた本作は、封切り直後の週末(オープニング・ウィークエンド)の北米での興行収入が2億4800万ドル(約300億円)と空前の新記録を打ち立てました。

 私は近所のシネコンで木曜深夜2時スタートの「IMAX3D特別公開」に行く機会がありましたが、開場数時間前から行列を作っていたファンで場内は熱気にあふれていました。「懐かしいキャラクター」が登場するたびに大きな拍手が湧いた一方で、結末近くに最も重要な人物が登場した瞬間には、一切拍手は起きずに静まり返るなど、シリーズへの愛着に満ちた人々との「エピソード7体験」となりました。

 この「エピソード7」では、完結編3部作におけるドラマの中心を担っていく新世代の人物が登場するのですが、それを演じる俳優陣はデイジー・リドリー(イギリスの白人女性)、ジョン・ボイエガ(イギリスのナイジェリア系男性)、オスカー・アイザック(アメリカのグアテマラ系男性)、アダム・ドライバー(アメリカの白人男性)と多様性(ダイバーシティ)を体現した顔ぶれになっています。

 特に中核となるリドリーとボイエガという、白人女性とアフリカ系男性という若手2人のコンビに関しては、シリーズのファンからも極めて好意的に受け入れられ、すでに現象になっているように思います。アメリカの世相として、そのことにはまったく違和感がないばかりか、むしろ自然に思える、それが2015年末の現在なのです。

 多様性ということでは、同性婚について最高裁判決で全国での権利が確定したのが遠い昔のように、すでに社会では当たり前となり反対論はどこかへ消えてしまいましたし、IT業界では女性のCEO(最高経営責任者)やCOO(最高執行責任者)が大勢活躍したり、男性の育休が拡大したりしています。FRB(連邦準備制度)のトップも女性のイエレン議長になって、その権威も今回の利上げの判断で確立しています。時代はどんどん先へと進んでいるのです。

2916チバQ:2015/12/24(木) 22:21:39
 海外の文化ということでは、「クールジャパン」と言われる日本文化も相変わらずアメリカでの人気は衰えていません。例えば、アマゾンの「書籍の年間ベストセラー」(12月23日現在)を見てみると、紙版の2位(1位は幼児向け絵本なので、成人向け書籍の事実上トップ)に日本の近藤麻理恵さんの『人生がときめく片づけの魔法』が入っています。(キンドルでは18位)

 ヒットの要因ですが、ニューヨークなど住環境の悪い環境で働きながら暮らす若い女性には「片づけ」を工夫したいというニーズがあったこともありますが、何よりも異文化としての日本的な「スピリット」が共感を呼んだことにあります。

 例えば、整理術の中で「モノにトキメキを感じたら残す、感じなかったら捨てる」とか、「モノを捨てる時には心の中で感謝しながら捨てる」という部分が、アメリカの読者の琴線に触れたようです。

 日本人からすると多少違和感があるのですが、そのような近藤氏の思想は「禅のスピリット」だということが真面目に語られていること、そして何よりも英語タイトルには「日本式の片づけ法」ということが書いてあること、ハードカバーの表紙には日の丸を思わせるデザインが施されていることなどを総合すると、200万を超えるという読者たちは、明らかに「これは日本の文化」だと思って自分の生活に取り入れているということは間違いなさそうです。

 これが、2015年末のアメリカの現実です。

「トランプ旋風」というのは、その裏返し、つまり最新のトレンドに乗り遅れた保守層の「ささやかな抵抗」に過ぎないと言えます。そのようなマイノリティに過ぎない「トランプ・マニア」が「現象」となっているのは、CNNをはじめとするメディアが演出しているということもありますが、「保守でなければ予備選に勝てない、保守に過ぎると本選では勝てない」という共和党の「持病」が最悪の形で出ていると見ることができます。

 そんな中、年が明ければ選挙戦の1年がスタートします。まずは、2月1日のアイオワ州党員集会と、9日のニューハンプシャー州予備選が注目されます。共和党がトランプ旋風の「悪酔い」から覚醒して本格候補を担ぐことができるのか、それともトランプ「降ろし」に失敗してヒラリーに惨敗するコースをたどるのか、ここに注目しなければなりません。

2917チバQ:2015/12/24(木) 22:45:39
http://www.afpbb.com/articles/-/3071320
米大統領選で「風刺画戦争」勃発、共和党候補の娘をサルに例える
2015年12月24日 13:09 発信地:ワシントンD.C./米国

【12月24日 AFP】2016年米大統領選をめぐる「風刺画戦争」が始まった。米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)が、共和党の指名候補を目指すテッド・クルーズ(Ted Cruz)上院議員の5歳と7歳の娘2人をサルにたとえた風刺画を掲載したのが発端だ。

 ワシントン・ポストが掲載したのは、手回しオルガンを弾くクルーズ氏と、それに合わせて2匹のサルが踊る風刺画。「テッド・クルーズは自分の子どもたちを政治の道具にしている」との見出しが付けられていた。この風刺画は既に同紙ウェブサイトから削除されている。

 クルーズ氏は、マイクロブログのツイッター(Twitter)で「上等だ。ワシントン・ポストは私の娘たちを笑いものにし、執拗(しつよう)に私を攻撃していいる。キャロラインとキャサリン(同氏の娘たち)はあんたたちとは格が違う」と怒りを表明。さらに23日夜、民主党の指名争いトップを走るヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官が犬2匹を散歩させている風刺画をツイッターに投稿した。

 風刺画の犬には、それぞれ「ワシントン・ポスト」「ニューヨーク・タイムズ(New York Times)」と書かれており、「こっちのほうが風刺画として上出来だろう。ヒラリーと彼女の言いなりのペット犬たちだ」とクルーズ氏。米メディア、特に「ワシントン・ポスト」と「ニューヨーク・タイムズ」が民主党寄りだとみる共和党内の不満をほのめかした。

 クルーズ氏はテキサス(Texas)州選出の上院議員で、世論調査で共和党指名候補争い2位。来年2月に幕を開ける大統領候補予備選の初戦アイオワ(Iowa)州では、トップの支持率を獲得している。(c)AFP

2918チバQ:2015/12/26(土) 15:36:27
http://www.sankei.com/world/news/151230/wor1512300003-n1.html
2015.12.25 10:00
【米大統領選】
怪物・トランプ氏を創造した共和党はフランケンシュタイン博士なのか?黄禍論に転じる危険性も…

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アイオワ州デモインで行われた政治集会で演説するドナルド・トランプ氏。相次ぐ過激な問題発言にもかかわらず、共和党の大統領候補指名争いで首位をキープしている=11日(ロイター)
 カリフォルニア州サンバーナディーノでの乱射事件を受けて共和党の大統領候補指名争いで首位の不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)がイスラム教徒の入国を禁止すべきだと主張した。メディアや識者は一斉にこの発言を「越えてはならない一線を越えた」などと批判したが、それでもトランプ氏は保守層の支持を固め、共和党にとっての「怪物」になりつつある。

自身こそが生みの親

 「トランプは怪物なのかもしれない。だが、共和党主流派こそが彼を生み出したフランケンシュタイン博士だ」

 ヒラリー・クリントン前国務長官(68)を支持する特別政治活動委員会(スーパーPAC)、プライオリティーズUSAアクションの戦略家、ポール・ベガラ氏(54)はワシントン・ポスト紙でこう評した。共和党のポール・ライアン下院議長(45)や他候補が、トランプ氏が指名を獲得した暁には支持すると表明していることを揶揄(やゆ)したものだ。

 共和党はバラク・オバマ大統領(54)がイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)の同調者を「暴力的過激主義者」と呼び、イスラム教徒と峻(しゅん)別(べつ)していることを批判。また、不法移民の市民権取得に道を開く移民制度改革にも強く反対してきた。

 「イスラム教徒が米国に入国することを全面的かつ完全に禁止する」「メキシコから不法移民が来ないよう、国境沿いに万里の長城を築く」といったトランプ氏の主張が支持者に受け入れられる素地を作ったのは、確かに共和党かもしれない。

 科学者、フランケンシュタインは墓地の死体をつなぎ合わせて創造した怪物に、妻や友人を殺される。物語と違い、共和党の「怪物」は姿を消しそうにない。大統領選と同じ11月に連邦議会選を迎える議員たちは、トランプ氏の指名獲得でマイノリティー(少数派)の支持を失し、民主党に議席を奪われる事態を本気で懸念している。

イスラム恐怖症を利用

 トランプ氏の支持に陰りが見えないのは、米社会にあるイスラモフォビア(イスラム恐怖症)によって入国禁止という分かりやすい解決策が受け入れられやすくなっているからだ。

 オバマ氏は欧州での難民危機を受けて1年間で少なくとも1万人のシリア難民を受け入れる方針を表明し、暴力的過激主義者と一般のイスラム教徒を峻別する考えを強調している。オバマ氏と同じ民主党のクリントン氏の考えも同様だ。

 理性で考えれば、イスラム教徒の排斥は信教の自由をうたう米憲法修正第1条に反し、移民で成り立つ多民族国家として「米国が支持するものではない」(ライアン下院議長)はずだ。

2919チバQ:2015/12/26(土) 15:37:22
 だが、パリ同時多発テロやサンバーナディーノ乱射事件の後では、オバマ氏がイスラム教徒に差別や偏見を持たないよう訴えれば訴えるほど強硬保守派は勢いづき、トランプ氏を支持するという悪循環に陥っている。

黄禍論に転じる危険性

 「人種的偏見、戦時ヒステリー、政治指導の過ちによりこれらの行動は動機付けられた」

 これはトランプ氏の行動を指したものではない。第二次大戦中のフランクリン・ルーズベルト政権による日系人強制収容に関し、米政府が1988年に公式謝罪した際の声明だ。

 トランプ氏は強制収容そのものは否定しつつも、ルーズベルト政権が日系人など「敵性外国人」に対してとった政策と自らの政策に「何ら変わりはない」と主張した。

 イスラム教徒への逆風を自らへの順風として利用しようとするトランプ氏の行動は、2001年9月11日の米中枢同時テロの1週間ほど後に当時のジョージ・W・ブッシュ大統領(69)が出した次の声明とは対照的だ。

 「米国の敵は多くのイスラム教徒の友人たちではない。私たちの敵はテロリストの過激なネットワークと、それを支援するすべての政府だ」

 イスラム教徒全体を「敵」にまわすことで利益を得るのはISであることは間違いない。イスラム社会と西洋社会の「文明の衝突」というフィクションを宣伝することで外国人戦闘員を募集し、自爆テロを実行してきたのがISだからだ。

 トランプ氏の危険な言説は、矛先が変われば戦前のようにアジア系への「黄禍論」に転じ得る。その兆しは日韓に対する「安保ただ乗り論」に現れている。日本も「トランプ流ポピュリズム(大衆迎合主義)」への支持動向に警戒を怠るべきではない。(ワシントン支局 加納宏幸)

2920チバQ:2015/12/26(土) 15:38:14
http://www.sankei.com/world/news/151225/wor1512250023-n1.html
2015.12.25 13:31
【米大統領選】
米国は「危険な時」 トランプ現象に警告の社説「政治の場で醜い事態が起きている」

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演説するトランプ氏(ロイター)
 24日付の米紙ワシントン・ポストは、大統領選の共和党候補指名を目指すトランプ氏の排外的主張が一定の支持を集める現状を念頭に「政治の場で醜い事態が起きている」と指摘、米国は「危険な時」を迎えていると社説で警告した。

 ヒスパニック(中南米系)移民やイスラム教徒の排斥を掲げるトランプ氏の主張は過激さを増す一方、共和党でトランプ氏は支持率首位を維持している。極端な主張が選挙戦の原動力にすらなっている「トランプ現象」に同紙は危機感をあらわにした。

 社説は、トランプ氏について「憎悪をあおり、恐怖につけ込むことで政治的な成功を得ようとしている」と分析。「トランプ氏の選挙戦の本質は、自分たちと異質な人たちを卑しむべき人間以下の存在であるかのように扱い、傷つけても構わないとみなす点にある」と指摘した。(共同)

2921チバQ:2015/12/27(日) 12:43:45
http://www.sankei.com/world/news/151226/wor1512260011-n1.html
2015.12.26 18:00
【日々是世界】
米国内を二分する「少数人種優遇措置」 火付け役は最高裁判事 リベラル派反発も、根強い「白人逆差別論」





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米連邦最高裁前でアファーマティブ・アクションの廃止を訴えるアビゲイル・フィッシャーさん=12月9日、ワシントン(ロイター)
 銃規制問題で揺れる米国で、もう一つの「終わらない議論」が白熱している。大学の入学選考で、黒人ら人種的な少数派を優遇する積極的差別是正措置(アファーマティブ・アクション)の是非だ。今月初め、「多くの黒人学生を受け入れることが良いとは限らない」と否定的な見方を示した連邦最高裁のベテラン判事の発言をめぐって、リベラル系の議員やメディアが「黒人差別だ」などと猛反発。これに対し、保守系のメディアは判事の見解に支持を表明するなど“擁護”に回っている。

火付け役は最高裁判事

 「可能な限り多くの黒人学生を受け入れることが大学にとって良いことだという理屈が成り立つとは思わない」

 今月9日、テキサス大オースティン校の入学選考の合憲性をめぐる連邦最高裁の口頭弁論で、アントニン・スカリア判事(79)=写真=がこう発言し、アファーマティブ・アクションの議論に火を付けた。

 米メディアによると、スカリア判事はさらに、黒人学生が難関大のテキサス大に入って授業についていけなくなるより、良い成績が残せるような大学に進んだ方がよいのではないかと発言。「多くの黒人の科学者は、テキサス大のような大学を出ていない。彼らはもっとレベルの低い大学の出身だ」とも語ったという。

 保守派として知られるスカリア判事は、アファーマティブ・アクションにも否定的とされる。こうした発言に、早速かみついたのはリベラル系の議員だった。民主党のハリー・リード上院議員(76)は「人種差別的な考えだ」と批判。さらに、イスラム教徒の入国禁止を唱えた、大統領選で共和党候補の指名獲得を目指すドナルド・トランプ氏(69)の名前まで出し、「トランプ氏とスカリア判事の違いは、スカリア判事が法服をまとい、生涯を約束される地位があることだけだ」と断じた。引き合いに出されたトランプ氏も「黒人社会にとって、スカリア判事の発言はとてもつらい」と批判。民主党議員からは審理からスカリア判事を外すよう求める声も出始めた。

根強い「白人逆差別」論

 アファーマティブ・アクションは、合法的な人種差別が存在していた1961年、当時のジョン・F・ケネディ大統領(1917〜63年)が提唱。長年にわたる差別の影響を積極的な解消策で断ち切ろうとするもので、米国の多くの大学で人種的優遇措置が採用されてきたが、「白人に対する逆差別だ」などと反対意見も根強い。

 テキサス大オースティン校の入学選考では、定員の約75%は州内の公立高校の成績トップ10%の学生に割り当てられるが、残り約25%の合格者は人種などさまざまな要素を考慮して決められる。2008年の入学選考で不合格となった白人女性のアビゲイル・フィッシャーさん(25)が「憲法が禁じる人種差別にあたる」として、訴えを起こした。
 スカリア判事の発言を受けて米国の主要メディアは一斉に見解を示した。

 保守系のウォールストリート・ジャーナル紙は13日(電子版)、「スカリア判事の人種優遇措置に対する見解は正しい」とする識者の寄稿を載せた。人種優遇措置の議論はその効果ではなく、適法かどうかに集中しすぎていると指摘。双方を論じることが重要であるとして、効果に疑義を呈したスカリア判事を支持した。

 人種優遇措置を採用した結果、黒人の退学者数が増えたり、大学間で黒人学生を取り合う事態に陥っているなどと、“負の側面”を列挙。こうした問題は50年近く前から、たびたび大学教授らによって指摘されてきたとした。

メディアの見解も割れる

 一方、リベラルな論調のニューヨーク・タイムズ紙(NYT)は10日(電子版)、「スカリア判事が“ミスマッチ”議論に足を踏み入れた」とする記事を掲載した。「学力が不相応な大学に入ってしまうと落ちこぼれてしまう」というミスマッチの理論は、「立証しえない、欠点のある仮説に基づいているという批判の声がある」と指摘。「スカリア判事の発言は嘆かわしいし、見当違いだ」と厳しく非難する、全米黒人地位向上協会(NAACP)の司法担当者の話も紹介した。

 テキサス大オースティン校の合憲性をめぐる連邦最高裁の判決は、16年6月末までに出る見通し。NYTは9日(電子版)、「全米の大学でアファーマティブ・アクションが危機にさらされている」と題した記事を掲載し、判決の行方を案じている。(国際アナリスト EX)

2922chibaQ@rossia`:2016/01/03(日) 22:51:02
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-O06E5J6VDKHV01.html



パタキ元NY州知事、米大統領選の共和党候補指名争いから撤退
2015/12/31 00:11 JST

    (ブルームバーグ):ニューヨーク州知事を3期務め、2001年9月11日の同時多発テロ事件にも対応したジョージ・パタキ氏は29日、16年米大統領選挙の共和党候補指名争いから撤退した。共和党候補の指名争いでは資産家のドナルド・トランプ氏が高い支持率を維持する一方、パタキ氏はほとんど支持を得られていなかった。
パタキ氏(70)は大統領選からの撤退演説で、「大統領選のキャンペーンを中止し、ホワイトハウスを目指した私の旅は今夜終わりを迎えた。われわれを一つにまとめることのできるふさわしい人物が選ばれると確信している」と述べた。
原題:George Pataki Quits Presidential Race(抜粋)

2923chibaQ@rossia`:2016/01/03(日) 23:49:14
http://mainichi.jp/articles/20160103/k00/00m/030/029000c
銃規制の強化表明、具体策協議へ…年頭所感

毎日新聞2016年1月2日 19時44分(最終更新 1月2日 19時44分)

 【ワシントン西田進一郎】オバマ米大統領は1日、週末恒例のラジオ・インターネット演説で年頭所感を発表し、残る任期約1年で銃規制の強化に取り組む考えを重ねて表明した。ホワイトハウスで4日にリンチ司法長官と協議し、大統領権限でできる規制強化策を検討する見通しだ。

 オバマ氏は演説で、銃暴力の被害者や遺族の苦しみに触れたうえで、「議会は再発防止のために何もしてこなかった」と批判した。そのうえで「私は2、3カ月前、ホワイトハウスのチームに対し、銃犯罪を減らす新たな対策を検討するよう指示した」と説明、リンチ氏とその具体策について協議するとした。

 米国では2012年に東部コネティカット州の小学校で銃乱射事件が発生し、児童ら26人が殺害された。これを受け、オバマ氏は殺傷能力の高い銃器の販売規制などに取り組む姿勢を強調し、議会も13年に包括的な銃規制法案を約20年ぶりに審議した。

 しかし、合衆国憲法修正2条は自衛のための武器保有の権利を定めている。野党・共和党の有力支持団体である全米ライフル協会(NRA)は猛反発してロビー活動を強化した。この結果、当時は与党・民主党が過半数を占めていた上院でも可決できず、頓挫した。

 その後も銃犯罪は続き、昨年12月には西部カリフォルニア州で銃乱射事件が起きた。オバマ氏は演説で、強力なロビー団体と対決する考えを強調し、「全ての子供たちのため、より安全な米国にしよう」と銃規制への支援を呼びかけた。

 ただ、共和党が上下両院の過半数を占める議会が規制強化に積極的に取り組む見通しは立っていない。このため、法整備の必要がない大統領権限で実施できる範囲の規制強化をまず打ち出し、議会にもさらに踏み込んだ法整備を求める構えだ。

2924チバQ:2016/01/04(月) 16:21:40
http://www.sankei.com/world/news/160104/wor1601040005-n1.html
2016.1.4 00:16
【米大統領選】
イスラム過激派、トランプ氏発言を勧誘利用 クリントン氏の指摘正しかった?

共和党のトランプ氏(AP)
 米大統領選の共和党候補指名を目指す実業家トランプ氏の反イスラム発言が、ソマリアを拠点とするイスラム過激派アルシャバーブの戦闘員勧誘ビデオに利用されていることが3日までに分かった。AP通信などが伝えた。

 アルシャバーブはツイッター上で51分間のビデオを公開。トランプ氏がイスラム教徒の入国禁止を訴える映像を使い、米国内の宗教や人種に基づく差別を批判し、イスラム教徒やアフリカ系米国人に組織に加わるよう呼び掛けた。

 民主党の最有力候補のクリントン前国務長官は過激派組織「イスラム国」(IS)がトランプ氏の主張を利用して戦闘員を勧誘していると指摘し、トランプ氏は証拠がないなどとして「彼女はうそつきだ」と非難していた。(共同)

2925チバQ:2016/01/04(月) 16:26:22
http://www.sankei.com/world/news/160101/wor1601010004-n1.html
2016.1.1 15:00
【ウイークリーワールド】
ネットで大人気の「世界で最もセクシーな政治家」 カナダ首相の型破りエピソード
 カナダの政治がいま、ネット上でかつてないほど注目を集めている。11月に第29代首相に就任したジャスティン・トルドー氏(44)の“王子さまぶり”に、世の女性たちが熱中しているのだ。190センチ近い身長に端正な顔立ち、筋骨隆々な肉体…。さらに父親は元首相というサラブレッド。米ファッション誌「ヴォーグ」(1月号)までもが、若き新首相を特集した。外見だけでなく、これまでの政治家とは一線を画す型破りなエピソードの数々も、世界の女性たちの心をわしづかみにしている。

「愛の告白」も大注目

 「セクシーでフェミニスト、手の上に赤ちゃんを乗せて直立させることだってできる」

 ヴォーグは11月22日のウエブ版の記事で「型破りな最もセクシーな10人の男性」を特集。英国出身の俳優、ベネディクト・カンバーバッチら“旬な俳優陣”に混じってトルドー氏は政治家として唯一ランクインし、こう紹介された。

 ヴォーグは1月号でトルドー氏への大型インタビュー記事とともに、ソフィー夫人と抱き合うグラビア写真を掲載。記事の中身は夫人とのなれそめなど私生活にスポットをあてたもので、その扱いはハリウッドスター並みだ。

 ソフィー夫人はトルドー氏の弟と同級生で2人は幼なじみ。2003年のチャリティーイベントで再会して意気投合し、最初のディナーデートで、当時31歳だったトルドー氏は「僕は君に出会うために31年間過ごしてきたんだ」と夫人に告白したという。

 テレビタレントとして活躍していたソフィー夫人も、その美貌から「世界で一番セクシーなファーストレディー」(ニューヨーク・ポスト紙)などと話題に。首相就任直後、税金でベビーシッターを雇っていたことがスキャンダルとして報じられたが、3人の子供と一緒にメディアに登場する機会も多く、夫とともにカリスマ的な人気を誇っている。

ボクシングの試合に勝って…首相に?

 父親は、「カナダで最も偉大な首相」と評されることも多いピエール・トルドー元首相。2000年の父親の葬儀で「Je t’aime papa」(パパ大好き)と感動的な弔辞を読み、国民的に注目されたが、経歴だけを見ると、ごく普通にいる若者と変わりはない。

 大学を卒業後、世界中を旅しスノーボードなどを愛好、最終的に教師に落ち着いた。左肩にはタトゥーが彫られ、俳優として活躍した時期もあった。

 08年に初当選してからも「首相候補」とは言い難かったトルドー氏が頭角を現わしたきっかけも一風変わっている。ニューヨーク・タイムズマガジンは「12年のボクシングの試合から首相への勝利のロードが始まった」と振り返る。

2926チバQ:2016/01/04(月) 16:26:43
 トルドー氏の自由党は、11年の選挙で与党・保守党に大敗を喫した。そこで党再生のために取った手段が、チャリティーのボクシングの試合で肉体派の保守党議員に勝つこと。試合前には、おぼっちゃまのトルドー氏の敗北が濃厚とされたが、大方の予想を裏切り保守党議員に勝利した。

 ニューヨーク・タイムズマガジンのインタビューに、トルドー氏は「試合に備えて徹底的にトレーニングを続けた。あの試合で、一度決断すると、信じられないほど努力する人間だと分かってもらえたと思う」と、ボクシングが転機の一つになったと認めている。試合の翌年、自由党の党首に選ばれたのだ。

公約は大麻合法化

 就任から2カ月が経ち、トルドー新政権は“らしさ”を発揮し、評価は上々のようだ。

 新政権は、首相以外の閣僚30人を男女15人ずつの同数とし、男女平等を最優先とする理由を問われ、「because it’s 2015」(だって2015年じゃないか)ときっぱり。閣僚の人種の多様性にも配慮し、早速、国民の心をとらえた。

 選挙戦の公約であるイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)への空爆中止、シリア難民の受け入れなども着実に進めている。一方、注目されるのは優先課題の一つである大麻の合法化だ。

 カナダでは医療用の大麻は認められているが、嗜好品としては禁止されており、年間数万人が所持などで検挙されているという。

 トルドー氏は嗜好品としての大麻を合法化し、課税対象とする考えを表明。子供への譲渡や大麻使用時の運転などは厳しく規制するという。

 地元メディアによると、トルドー氏自身も過去5、6回大麻を吸ったことを認めている。だが、国内では根強い反発の声がある上、法制化までには時間を要することから、実現までには難航が予想されている。

 未知数とされた外交手腕には期待感が高まる。就任直後、フィリピン・マニラで開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議でオバマ米大統領と初会談。45分間にわたる会談は、友好的な雰囲気で行われたと伝えられた。

 ニューヨーク・タイムズマガジンのインタビューに、トルドー氏は「オバマ氏は、選挙に勝利した夜の私の家族の様子をテレビで見て、08年の大統領選を思い出したと言っていた」と語った。

 前出のボクシングの試合で撮影した上半身裸の写真がネット上に出回り、「カナダに移住したい」と書き込む女性まで現われたトルドー旋風。16年は、その真価が問われることになりそうだ。

2927チバQ:2016/01/04(月) 16:28:13
http://www.sankei.com/column/news/160104/clm1601040007-n1.html
2016.1.4 11:10
【米大統領選】
女性を阻む「ガラスの天井」はついに砕かれるか? 客員論説委員・千野境子

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(1/3ページ)

19日、ニューヨークで演説するクリントン前米国務長官(ロイター)
 ズバリ、11月にヒラリー・クリントン第45代米国大統領は誕生するだろうか。

 《今回は(女性の昇進を阻む)最も高く、最もてごわいガラスの天井を打ち破ることはできなかったが、1800万もの割れ目ができた。これが米国における進歩の歴史の常だった》

 2008年の大統領予備選でバラク・オバマとの民主党指名獲得競争に敗れ、そう語ったヒラリー。今回は自称社会主義者のバーニー・サンダース上院議員が対抗馬なので、「予備選に勝利した初の女性候補」の“勲章”は2月のアイオワ州党員集会を待たず、ほぼ手中に収めた。

 とはいえ本選でのヒラリーの懸念材料は、そもそも歴史的に、同じ党が3期連続した例が共和党のレーガン2期と父ブッシュの例以外にないことだ。その上レーガン人気のような現職大統領の後押しもオバマには期待できない。

 加えてヒラリーは10月には69歳になる。前回は61歳。共和党候補が息子のように若いマルコ・ルビオやテッド・クルーズ各上院議員のどちらかになれば、テキはここぞとばかりに若さやフレッシュぶりをアピールするだろう。

 歴史が新しい米国社会では若さにとりわけ価値が置かれる。大統領選で「変革」が常にキーワードとなってきたのも、両者が表裏一体のものでもあるからだ。

 ただしヒラリーには以上の不利に勝るとも劣らぬ強みもある。

 確かに若くはない。しかし経験は共和党候補の誰よりも勝る。中でもアジア・リバランス(再均衡)政策の下、南シナ海問題で当時の楊潔●中国外相をたじたじとさせ、機を捉えミャンマー民主化を加速させるなど09年から13年の国務長官時代は、その後のオバマ外交の低迷やおよび腰と比べると、一段と精彩を放っている。

 中国が核心的利益を固持し、強大化にも歯止めがかからないとすれば、アジア太平洋におけるリバランスの強化と深化は次期米大統領の一番の課題である。

 一方でテロから難民、移民、経済まで世界の課題は複雑化を極め、利害は錯綜(さくそう)、世界の指導者とりわけ米国には経験に裏打ちされた巧緻や熟慮がますます重要だ。

 ヒラリーにとって前回大統領選は、本人はもちろんビルの妻としても初の負け戦だった。大統領夫人に国務長官と世間的には功成り名を遂げたヒラリーがあえて再出馬を決意する。そこには文字通り『困難な選択』(回顧録)があったはずだ。しかし失敗を恐れず再チャレンジする生き方も、米国社会では評価され歓迎される。

 さらに世界の政治的潮流が女性国家元首登壇の垣根を低くしつつあるのも、ヒラリーには追い風だ。今年の嚆矢(こうし)となる16日投票の台湾の総統選挙は、民進党の蔡英文主席の勝利が有力視されている。くしくも彼女も再挑戦組で、2人そろって米国、台湾史上初の女性トップを目指す。

 米大統領選は米国民だけの関心事ではない。歴史を振り返れば、米大統領が変わるとき、世界も変わってきた。中国の台頭やロシアの復活に次期米大統領がどう対処するか。世界は無関係ではありえない。

 その意味でも共和党には一刻も早く無駄な消耗戦を切り上げ、民主党と本当に戦える候補選びに入ってほしいものだ。

 共和党レースはこれまでどこかヘンである。内向き志向や議会、既成政治家への幻滅、イスラム原理主義の脅威など理由はいろいろ指摘できるが、候補者たちが国民の不満の代弁者に終始してよいはずはない。次期米大統領候補者たちは世界のために確かな処方箋や大胆な夢、展望を語ってこそ、真のランナーにふさわしい。(ちの けいこ)

●=簾の广を厂に、兼を虎に

2928とはずがたり:2016/01/04(月) 17:15:10
>>2226-2228>>2344とか
昔だったらCIAに潰されてた様な政権も許容するようになったのはいいこんだ。

南米、陰る左派政権…非現実的な経済政策に国民反発 頼みの鉱物も下落
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E5%8D%97%E7%B1%B3%E3%80%81%E9%99%B0%E3%82%8B%E5%B7%A6%E6%B4%BE%E6%94%BF%E6%A8%A9%E2%80%A6%E9%9D%9E%E7%8F%BE%E5%AE%9F%E7%9A%84%E3%81%AA%E7%B5%8C%E6%B8%88%E6%94%BF%E7%AD%96%E3%81%AB%E5%9B%BD%E6%B0%91%E5%8F%8D%E7%99%BA-%E9%A0%BC%E3%81%BF%E3%81%AE%E9%89%B1%E7%89%A9%E3%82%82%E4%B8%8B%E8%90%BD/ar-BBo1m6J#page=2
産経新聞
5日前

 【ニューヨーク=黒沢潤】南米で左派政権に陰りが出ている。アルゼンチンで11月に行われた大統領選、ベネズエラで12月に行われた国会議員選では中道右派がそれぞれ勝利した。ブラジルでは左派政権が低迷し、来春に大統領選が行われるペルーでは、中道右派のケイコ・フジモリ候補が幅広い支持を得て独走状態にある。左派退潮の背景には、現実にそぐわない経済運営や国際的な鉱物・穀物価格の下落、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の普及といった側面がある。

 ベネズエラの国会議員選で圧勝した野党連合・民主統一会議(MUD)は年明けから、国会で政権与党の約2倍の巨大勢力にのし上がる。強大な権限を持つ反米左派のマドゥロ政権の任期が2019年まで続くものの、一部の経済政策が変更される見通しだ。

 ブラジルでも中道左派のルセフ政権の支持率が急降下している。「大統領は自国の問題で手いっぱいで、友好関係にあるマドゥロ政権の精神的支援すらできない」(駐ベネズエラ外交筋)状況にある。

 ■中道右派のケイコ・フジモリ候補が圧倒

 アルゼンチン大統領選で勝利した中道右派のマクリ氏は今月10日、中道左派のフェルナンデス氏から政権を引き継ぎ、路線変更を本格化させている。4月10日に大統領選を控えるペルーでは、中道右派のケイコ・フジモリ候補が2位候補者の約2倍の支持率(約33%)を獲得。ウマラ現左派政権の支持率は15%前後と、「ブラジルのルセフ政権と“最下位競争”を繰り広げている状態」(駐ペルー外交筋)にまで落ち込んでいる。

 南米では、ベネズエラで反米左翼のチャベス大統領が台頭したのをきっかけに2000年代から左派陣営が勢いを伸ばした。03年にブラジルでルラ政権、07年にはアルゼンチンでフェルナンデス政権が誕生。ボリビアやエクアドルでも、反米左派政権が相次ぎ台頭した。ところが、ベネズエラやアルゼンチンなどは価格統制や為替管理といった「無理のある経済政策」(中南米専門家)を次々と実施。左派政権下の国々では労働者の最低賃金を引き上げ、国家財政が圧迫される事態にもなった。「社会政策をダシに地位を得た左派政権への国民の反発も強まった」(同専門家)という。

 ■中国減速が波及…SNS普及もダメージに

 一方、国際的な鉱物・穀物価格の下落も左派政権を直撃している。ベネズエラにとり外貨収入の96%を依存する原油の価格下落は深刻な問題だ。ペルーでも銅価格の下落が経済に大きな影響を与え、アルゼンチンでは大豆など穀物価格の下落が政権交代の引き金になった。従来、これらを購入していた中国が景気減速のため購買力を弱め、二重のあおりを受けている。

 ある外交筋によれば、1990年代とは異なり、SNSの普及によって、政府に管理された情報ではなく、バイアス(偏り)のない情報を共有できるようになったことも左派退潮の背景にあるという。

 今年7月には、左派政権の精神的支柱でもあったキューバが54年ぶりに米国との国交を回復させた。南米諸国への衝撃は大きく、ボリビアのモラレス政権、エクアドルのコレア政権にも影響を与えている。

2929チバQ:2016/01/04(月) 23:53:43
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date3&amp;k=2016010200101
クリントン氏、優位固める=勢い止まらぬトランプ氏-2月から予備選・米大統領選



 【ワシントン時事】オバマ大統領の後継を選ぶ米大統領選は11月8日の投開票に向け、民主、共和両党の予備選・党員集会が2月1日からスタートする。民主党指名争いでは初の女性大統領を目指すヒラリー・クリントン前国務長官(68)が優位を固める一方、共和党は不動産王ドナルド・トランプ氏(69)の勢いをどの候補も止められない状況だ。
 全米の先陣を切って開かれるのは2月1日のアイオワ州党員集会。続いて9日にニューハンプシャー州予備選が行われ、サウスカロライナ州予備選、ネバダ州党員集会、10州以上が集中する3月1日の「スーパーチューズデー」などを経て、両党の候補者が徐々に絞り込まれていく。
 パリ同時テロを受けて米国民の関心が安全保障政策に集まる中、国務長官経験者のクリントン氏は独走状態に入った。格差是正を訴え、クリントン氏との支持率の差を一時13ポイント前後まで詰めていた「民主社会主義者」を自任するバーニー・サンダース上院議員(74)は伸び悩んでいる。
 このまま行けばクリントン氏の指名はほぼ確実とみられているが、クリントン氏が私用のメールを公務に使っていた問題について連邦捜査局(FBI)が調査を進めているのが不安材料だ。

 一方、共和党では、いずれ失速するとの識者らの当初の予想に反し、首位のトランプ氏が後続を大きく引き離す。昨年12月上旬にはイスラム教徒の入国禁止を主張し、国内外から批判を浴びたが、対米テロへの不安を強める一部の有権者の間では発言はむしろ追い風になった。
 2位の保守強硬派テッド・クルーズ上院議員(45)はアイオワ州でトップに立ったが、全国規模ではトランプ氏の勢いを鈍らせるには至っていない。党主流派の期待を背負う3位のマルコ・ルビオ上院議員(44)は伸び悩み、元神経外科医ベン・カーソン氏(64)とジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)は苦しくなってきた。
 両党とも7月に党大会を予定し、予備選・党員集会を勝ち抜いた1人を大会で正式に候補者として指名するのが通常の流れだ。しかし、共和党は予備選・党員集会の段階で候補者を1人に絞れず、決着が党大会での決選投票にもつれ込む可能性もささやかれている。(2016/01/02-15:38)

2930名無しさん:2016/01/05(火) 20:33:47
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/160105/mcb1601051154013-n1.htm
米大統領選、クリントン元大統領が「ソロデビュー」 初戦の重要州で動き活発
2016.1.5 11:54
 米大統領選の民主党最有力候補クリントン前国務長官は4日、夫の元大統領を緒戦の重要州に送り込み、支持固めへ攻勢をかけた。共和党の指名獲得を目指す実業家トランプ氏は5日から重要州で初のテレビ広告を放映する計画。2月に始まる両党の指名争いをにらみ、選挙戦は新年から活発化した。

 元大統領は4日、指名争いの幕開けとなる中西部アイオワ州に続く重要な舞台となる東部ニューハンプシャー州で演説。妻について「知識や経験、気質において(大統領候補に)より適任な人物はいない」と支持を呼び掛けた。これまで元大統領は前面に出るのを控えてきた。米メディアは今回選挙での「初のソロデビュー」と報じている。

 トランプ氏は5日から両州でテレビ広告を放映。約30秒の映像では、イスラム教徒の入国を禁じ、不法移民対策でメキシコとの国境に壁を建設すると表明。「米国を再び偉大な国にする」と訴える。(共同)

2931チバQ:2016/01/05(火) 22:32:09
http://www.sankei.com/world/news/160105/wor1601050046-n1.html
2016.1.5 20:40
【米大統領選】
トランプ氏初制作の選挙CM公開 「ISの首切り落とし、石油奪う」 排他主義“凝縮”、ウソの映像貼り付けも

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キャンペーンの会場から、抗議のデモ隊が排除されるのを待つドナルド・トランプ氏=4日、ローウェル(AP)
 米大統領選の共和党候補指名争いで首位の不動産王、ドナルド・トランプ氏が4日、初めて制作した選挙CMを公開した。これまでの排他主義的なメッセージを“凝縮”した内容で、議論を呼んでいる。

 CMでは、カリフォルニア州の銃乱射事件の容疑者夫妻や遺体が入った袋が映し出され、「ドナルド・トランプはそれを過激なイスラムのテロと呼ぶ。それがイスラム教徒の一時的入国禁止を求める理由だ」と主張。イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)にふれ、「彼はすぐに首を切り落とし、彼らの石油を奪う」と訴えている。

 さらに、「彼は南部に壁を建設することで、不法移民の流入を防ぐ」と続き、群衆が国境に殺到している映像が映し出される。だがAP通信によると、これはモロッコにあるスペインの飛び地で撮影された映像であることが判明した。

2932チバQ:2016/01/06(水) 20:28:22
http://mainichi.jp/articles/20160106/k00/00e/030/169000c
英国
下院が米トランプ氏の入国禁止審議へ 署名57万人

毎日新聞2016年1月6日 09時56分(最終更新 1月6日 09時56分)


 英下院は5日、米大統領選の共和党指名争いの先頭走者で、イスラム教徒への排外主義をあおる実業家トランプ氏を入国禁止にすべきかどうか、18日に審議することを決めた。英国で約57万人がトランプ氏の入国禁止を求める申し立てに署名したことを受けた措置。実際に禁止措置を取ることは政治的に難しいとみられる。

 申し立てを扱う下院委員会が決定した。ただ、委員会として申し立てを支持しているわけではないと説明。英国では10万人を超える署名を集めた申し立ては、議会審議の対象となる。(共同)

2933チバQ:2016/01/06(水) 20:33:49
http://www.sankei.com/world/news/160106/wor1601060017-n1.html
2016.1.6 07:15

オバマ氏が涙で銃規制強化訴え 「怒りがわく…」 全米ライフル協会は「感情的な説教はいらぬ」と反発

 【ワシントン=加納宏幸】オバマ米大統領は5日、銃の購入者に対する身元調査を拡大することを柱とする銃規制強化策をホワイトハウスで正式に発表した。オバマ氏は涙ながらに犠牲の拡大を食い止めるよう訴えたが、野党・共和党やロビー団体は武器保有の権利を保障した合衆国憲法を盾に反発している。

 オバマ氏は2012年に米東部コネティカット州の小学校で起きた乱射事件などの被害者家族を伴い演説し、「どの家族も愛する子供が銃弾で命を奪われるとは想像していなかった。子供たちのことを考えると怒りがわく」と、涙を流しながら規制の必要性を訴えた。

 新たな規制は大統領権限の範囲で、インターネットなどで銃を販売する者にも取引免許の取得を義務付け、購入者への身元調査を拡大。共和党の有力支持団体、全米ライフル協会(NRA)はオバマ氏の演説を「感情的で見下すような説教はいらない」と評した。

2934チバQ:2016/01/07(木) 20:59:38
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2016010700510
出生めぐりライバル攻撃=共和トランプ氏-米大統領選



米大統領選の共和党候補指名争いでトップを走る不動産王ドナルド・トランプ氏=2015年12月28日、ニューハンプシャー州ナシュア(EPA=時事)
 【ワシントン時事】米大統領選の共和党指名争いの首位を走る不動産王ドナルド・トランプ氏(69)は5日、2位のテッド・クルーズ上院議員(45)について、カナダ生まれで、父親がキューバ人だったことから出馬資格を疑う声が出ており、大統領選候補としては「不安定だ」と語った。6日付のワシントン・ポスト紙が報じた。
 トランプ氏はこれまで、自身に矛先を向けないクルーズ氏への批判だけは控えてきた。しかし、全米の先陣を切って2月1日に候補者を選ぶアイオワ州でクルーズ氏にリードを許していることから、攻撃を解禁し始めたようだ。
 米憲法は大統領の条件として「生まれながらの米市民」であることを求めている。ポスト紙によると、クルーズ氏は「母親が生まれながらの米市民だから自分も同じ」と主張。複数の法学者がこれに賛同する見解を示しているが、実際に訴訟で出馬資格を問う動きが出ているという。(2016/01/07-14:26)

2935チバQ:2016/01/08(金) 18:57:00
http://www.asahi.com/articles/ASJ183F4GJ18UHBI00X.html
銃規制「不支持なら選挙支援しない」 オバマ大統領
ワシントン=小林哲2016年1月8日18時23分
 オバマ米大統領は7日、米紙ニューヨーク・タイムズに銃規制について寄稿し、政治家が銃規制を支持しない場合、同じ民主党の候補であっても今後は選挙で支援しない方針を明らかにした。次期大統領選などが念頭にあるとみられる。さらに、オバマ氏は同日夜、バージニア州の大学で開かれたCNN主催のタウンホールミーティングに参加し、銃規制について市民と語り合った。

 オバマ氏は寄稿で、「いまの議会では、常識的な銃規制がなされることはないのは明らかだ」と共和党が多数を占める議会を批判。「常識的な銃規制を支持しない候補者は、たとえ私の党であっても、支援しないし、投票しない」と明言した。

2936チバQ:2016/01/08(金) 19:01:47
http://www.sankei.com/world/news/160107/wor1601070074-n1.html
2016.1.7 21:14
【米大統領選】
来月から予備選 民主党「経済のクリントン強調」 共和党「トランプ現象どこまで」

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演説する米共和党の大統領候補、トランプ氏=4日、マサチューセッツ州ローウェル(ロイター)
 今年11月8日の米大統領選挙に向け、2月1日のアイオワ州を皮切りに全米各州で民主、共和両党の指名候補を絞り込む予備選・党員集会の戦いが熱を帯びる。オバマ大統領の与党・民主党が政権を維持できるのか、あるいは野党の共和党がホワイトハウスを奪還するのか。戦いの行方は世界情勢をも大きく左右する。両党の候補指名争いの現状を追った。(ワシントン支局)



 民主党での候補者指名が有力視されるヒラリー・クリントン前国務長官だが、本選での共和党候補との対決では勝利を楽観できない。無党派層からの支持に弱みがあり、信頼度は暴言で知られる不動産王、ドナルド・トランプ氏よりも低い。このためクリントン氏は無党派層への浸透を狙い、「経済のクリントン」をアピールする戦略も取っている。

 先月22日発表のキニピアック大学の世論調査では、クリントン氏が本選で共和党のトランプ氏と対決すると想定した場合の支持率は47%で、40%のトランプ氏を上回った。しかし共和党の本選候補をテッド・クルーズ、マルコ・ルビオ両上院議員とした場合、支持率は四十数%で横並びとなった。

 背景にはクリントン氏が無党派層からの支持率でクルーズ氏やルビオ氏に約10ポイントの差をつけられていることがある。対トランプ氏でも無党派層からの支持率はほぼ互角。「信頼できる候補者かどうか」という質問では無党派層の72%が「信頼できない」と答え、トランプ氏の60%よりも悪い評価を受けている。

 クリントン氏はこれまでリベラル層の支持固めのため、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)やカナダからの石油パイプライン建設に反対してきた。しかし、状況に応じて主張を変える日和見主義とも批判され、リベラル層以外での苦戦につながっている。

 このためクリントン氏は最近の選挙戦では経済成長にも重きを置く。18日の討論会では「超富裕層を守るための政治圧力は阻止されなければならないが、雇用も生み出したいし、民間企業のパートナーにもなりたい」として大企業への配慮を強調。「大企業が私を支持することはない」と述べた対立候補のバーニー・サンダース上院議員(74)と対照的な立場を取った。

 夫のビル・クリントン元大統領は民主党ながら企業寄りの経済政策で好調な経済成長を維持し、財政黒字化も成し遂げた。クリントン氏は「特に経済面では夫にアドバイスを求める」とも話して、無党派層の期待に応えようとしている。(ワシントン 小雲規生)

2937チバQ:2016/01/08(金) 19:02:16


 共和党は不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)の独走を誰が食い止めることができるかが焦点だ。今のところ若手のテッド・クルーズ(45)、マルコ・ルビオ(44)の両上院議員が追う展開。2月1日のアイオワ州党員集会、9日のニューハンプシャー州予備選の緒戦が選挙戦を左右しそうだ。

 カリフォルニア州サンバーナディーノ乱射事件を受け、トランプ氏はイスラム教徒の入国禁止を打ち出した。その過激な主張にかかわらず、共和党支持層からの人気は高まる傾向にある。

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 ただ、その後の指名争いに影響を与えるアイオワ州に目を向けると、クルーズ氏の伸長が目立つ。最近は複数の世論調査でトランプ氏を抜いている。

 保守的なキリスト教福音派が共和党支持層の半数を占めるとされる同州の保守系団体「ファミリー・リーダー」のボブ・バンダープラーツ代表はクルーズ氏への支持を表明した。福音派を基盤に活動する同代表は過去の党員集会に強い影響を及ぼす「キングメーカー」。保守系草の根運動「ティーパーティー」(茶会)や宗教保守層からの後押しを受けるクルーズ氏にとっては力強い援軍だ。

 選挙予測を手がけるバージニア大学のラリー・サバト教授は、アイオワで勢いづいたクルーズ氏が地元・テキサス州など南部諸州で躍進する可能性を指摘する。

 そのため、トランプ氏はクルーズ氏を意識し、「ちょっとマニアックだ」などと攻撃を始めている。

 ただ、2008年と12年の大統領選では、アイオワで首位に立った候補が指名を逃し、第2戦のニューハンプシャー州を制したマケイン上院議員(08年)、ロムニー元マサチューセッツ州知事(12年)が指名された。同州ではトランプ氏がクルーズ、ルビオ両氏を約20ポイントも上回っている。

 選挙戦では、民主党最有力のヒラリー・クリントン前国務長官(68)と本選で当たれば敗れると予測されるトランプ氏が指名を受けられるか、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)の低支持率に失望した主流派が誰に流れるかが注目点だ。(加納宏幸)

2938チバQ:2016/01/08(金) 19:10:28
http://www.sankei.com/world/news/160108/wor1601080012-n1.html
2016.1.8 08:12
【米大統領選】
不出馬を「毎日後悔」 民主のバイデン副大統領






バイデン米副大統領(UPI=共同)
 米民主党のバイデン副大統領(73)は7日までに、11月の大統領選への出馬断念を昨年10月に表明したことについて「毎日後悔している」と述べた上で、家族のためを思えば「正しい判断だった」と複雑な心境を吐露した。

 東部コネティカット州のテレビ局とのインタビューで語った。昨年5月に長男を亡くしたバイデン氏は、不出馬の理由を精神面も含めて態勢づくりが間に合わなかったと説明していた。

 民主党の指名争いは、首位を走るクリントン前国務長官(68)と、リベラル層の支持を集めるサンダース上院議員(74)による事実上の一騎打ちとなっている。

 バイデン氏は「しっかりとした政策論議が交わされている」と評価。「私が参加してもそうなっていただろう」と述べた。(共同)

2939とはずがたり:2016/01/11(月) 18:02:27
生まれながらの米国市民ってなんだ?米国生まれでなくても米国籍を持っていれば?議いという事か。

2016年 01月 6日 16:26 JST
トランプ氏、カナダ出生クルーズ議員の大統領資格問題視=米紙
http://jp.reuters.com/article/trump-idJPKBN0UK0Q520160106?rpc=188

[ワシントン 5日 ロイター] - 米大統領選挙の共和党候補指名争いをリードしている不動産王のドナルド・トランプ氏は、大統領の資格要件を再び問題にしようとしている。米紙ワシントン・ポストに対し、ライバルのテッド・クルーズ上院議員がカナダ生まれであることを指摘し、もし共和党候補に指名されると厄介な問題が生じかねないと語った。5日付同紙にインタビューが掲載された。

トランプ氏は以前も、オバマ大統領の出生地に疑問を唱える「バーサー運動」の先頭に立ち、米国生まれであることを証明せよと要求したことがある。

最近のロイター/イプソス調査によると、トランプ氏は指名争いで首位を独走するが、初戦となる党員集会が来月開かれるアイオワ州ではクルーズ議員のリードを許している。

トランプ氏は同議員への攻撃ではないとしつつも、出生地をめぐって様々な問題が生じるうえに、裁判沙汰になる可能性もあると指摘。「そんなことになったら大問題だ」と同紙に語ったという。

米国憲法によると大統領は「生まれながらの米国市民」でなければならない。クルーズ議員はカナダ・アルバータ州のカルガリー生まれだが、母親が米国市民であり、本人は立候補の要件を満たすとしている。

2940チバQ:2016/01/13(水) 00:33:25
http://www.yomiuri.co.jp/world/20160112-OYT1T50145.html
共和フィオリーナ氏失速、下位枠に…米大統領選
2016年01月12日 20時00分
 【デモイン(米アイオワ州)=今井隆】米大統領選の共和党指名候補争いを巡り、15日の第6回テレビ討論会を主催するFOXビジネスネットワークは11日、視聴率の高い夜の部に参加する上位7人を発表した。


 一時は世論調査2位に浮上したこともあるヒューレット・パッカード元最高経営責任者(CEO)のカーリー・フィオリーナ氏(61)が上位枠から漏れ、下位候補による別枠の討論会に逆戻りとなった。

2941チバQ:2016/01/13(水) 00:34:16
http://www.cnn.co.jp/usa/35076068.html
共和党のポール議員、討論会を辞退 選出基準に不満
2016.01.12 Tue posted at 13:10 JST
ワシントン(CNN) 米大統領選の共和党候補指名争いに名乗りをあげているランド・ポール上院議員は11日、今週開かれる同党テレビ討論会への参加を辞退すると表明した。
討論会は14日、フォックス・ビジネス・ネットワーク(FBN)の主催で開かれる。FBNは先月、本番の討論は最新の全米世論調査の平均で上位を占めた6人と、予備選・党員集会の開幕戦となるアイオワ、ニューハンプシャー両州での上位5人を参加者とすると発表していた。
ポール氏による辞退表明の直後、FBNは参加条件を満たした候補者7人を発表。この中に含まれなかったポール氏ら4人は、下位グループによる「前座」の討論会に回された。同氏が辞退した結果、前座は多くても3人の討論となる。
CNNが先月開いた前回の討論会には、ポール氏も上位9人の1人として参加していた。
ポール氏は11日、CNNとのインタビューで「我々は上位の選挙戦を展開しているのだから、上位以外の参加には応じられない」と述べた。
さらに「私は最近の世論調査で常に5〜6位を維持してきた。先週は全米規模の調査で4位との差がわずか1ポイントだった。私を討論会から除外するのは間違いだ」と主張した。
これに続いてポール陣営も声明を出し、「指名レースの序列をメディアに決めさせるわけにはいかない」と強調。同氏の支持率はこの数週間、上昇傾向にあるとの見方を示した。
FBNはどの世論調査を基に討論会参加者を決めたのか、具体的には公表していない。

2942チバQ:2016/01/13(水) 00:38:31
http://www.cnn.co.jp/usa/35076022.html
ブルームバーグ前NY市長、大統領選参戦か 事前調査を実施
2016.01.10 Sun posted at 17:48 JST
ワシントン(CNN) 米ニューヨーク市のマイケル・ブルームバーグ前市長が先月、今年の米大統領選に自らが無所属で出馬した場合、民主党のクリントン前国務長官、共和党の実業家トランプ氏の両有力候補と競り合えるかの可能性を探る世論調査の実施を依頼していたことが10日までにわかった。
前市長に近い筋がCNNに明らかにした。世論調査の具体的な結果については触れなかった。
同筋は、世論調査の要請はトランプ氏が過去半年間で有力候補に躍り出たことを意識した措置としている。ブルームバーグ氏はメディア事業で財を成した富豪としても有名。
同氏による世論調査依頼は米紙ニューヨーク・タイムズが最初に報じていた。

ブルームバーグ氏は2008年の大統領選で無所属での出馬を検討したことがある。しかし、予備選の早い段階で立候補を断念していた。12年の大統領選では気候変動問題を理由にオバマ大統領の再選支持を表明していた。
米紙ニューヨーク・ポストは昨年、ニューヨークの民主党関係者がブルームバーグ氏と接触し、大統領選出馬への関心の度合いを探ったとも伝えていた。
同氏は銃規制強化の提唱者でもあり、保守派のいら立ちも誘っている。銃保持の権利を主張する全米ライフル協会(NRA)は昨年夏、ブルームバーグ氏を非難する広告キャンペーンに踏み切り、個人的な資産を使い国民各自の権利と自由をはく奪しようとしているなどとなじっていた。
ブルームバーグ氏は長年、民主党の支持者だったが、01年の市長選に合わせ共和党支持に転じていた。しかし、3期目を狙う市長選には無所属で出ていた。

2943チバQ:2016/01/13(水) 22:52:55
http://www.sankei.com/world/news/160113/wor1601130021-n1.html
2016.1.13 11:45

オバマ氏が最後の一般教書演説 TPPの早期承認求める 銃規制強化・移民制度改革に決意

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一般教書演説を行うオバマ米大統領=12日、ワシントンDC
 【ワシントン=加納宏幸】オバマ米大統領は12日夜(日本時間13日午前)、2016年の施政方針を示す一般教書演説を上下両院合同会議で行った。08年のリーマン・ショックから景気回復に導いたとして就任後7年間の実績をアピールし、今後、銃規制強化や移民制度改革に取り組む考えを強調。イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)の脅威から国民を守る決意も示した。

 オバマ氏は任期最後の演説で「10年以上先に焦点を当てる」とし、来年1月の大統領退任後も含めた長期的な課題に言及。「民主主義には市民同士の信頼の絆が必要だ」と述べ、党派対立の解消を主張した。

 就任前から訴えてきた「チェンジ(変革)」に触れ、「政治過程の変革は(次期大統領で)誰が選ばれるかではなくどのように選ばれるかだ。米国人が求めるときにだけ変革は実現する」と述べた。

 また、米軍主体の有志連合によるIS掃討作戦が効果を上げていると強調。先月のカリフォルニア州サンバーナディーノ乱射事件後に大統領選の共和党候補で不動産王のトランプ氏がイスラム教徒の入国禁止を訴えるなど排外主義が広がることに警鐘を鳴らした。

 オバマ氏は同乱射事件を踏まえ、銃の購入者に対する身元調査を拡大するなどの新たな銃規制強化策を残り1年間の任期における重要課題と位置付けている。

 銃犯罪の阻止を訴えるとともに、演説で大統領が訴える政策に関係する人物を来賓として招くための傍聴席の1つを凶弾に倒れた犠牲者のための空席とし、哀悼の意を表している。

 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に関し、「TPPがあれば中国は地域の規範を設定できない。米国がそれを行う」と述べ、早期承認を訴えた。

2944とはずがたり:2016/01/14(木) 19:01:47
2016年の中南米:ブラジルの凋落
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/45710?utm_source=editor&amp;utm_medium=self&amp;utm_campaign=link&amp;utm_content=recommend
2016.1.7(木) The Economist
(英エコノミスト誌?2016年1月2日号)

中南米最大の経済大国に危機が迫っている。

ブラジル全土で反政権デモ、3月に続き再び
ブラジルでは昨年、ルセフ大統領の退陣を求める大規模な反政府デモが相次いだ〔AFPBB News〕
?2016年の年始を迎えるころ、ブラジルは熱狂的なムードに包まれているはずだった。何しろ8月にはリオデジャネイロで南米初のオリンピック(五輪)が開催され、ブラジル国民が最も得意とする「華々しいパーティーを開く」チャンスが訪れる。しかし実際には、ブラジルは政治と経済の大きな危機に直面している。

?2015年12月16日、格付け会社のフィッチはブラジルの信用格付けを「投機的等級」(ジャンク級)に引き下げた。3大格付け会社のうち、ブラジルの国債を投機的に格下げしたのはこれで2社目だ。

?その数日後には、財政安定化を目指してブラジルのジルマ・ルセフ大統領が任命したジョアキン・レビ財務相が、失意のうちに就任1年を待たずに職を辞した。ブラジル経済は2016年に2.5〜3%ほどのマイナス成長が予想されており、この数字は2015年からさほど改善されていない。石油に依存し経済制裁に苦しんでいるロシアでさえ、ブラジルと比べればまだ持ちこたえているほどだ。

?経済の問題と並行して、ブラジルの連立政権は国営石油会社ペトロブラスを取り巻く大規模な汚職スキャンダルで信用を失っている。さらには財政赤字の規模を隠蔽してきたと糾弾されているルセフ大統領も、議会での弾劾手続きに直面している。

?BRICSのBたるブラジルは、本来なら急成長する新興経済国の先鋒になるべき存在だ。にもかかわらず、政治の機能不全に直面しており、さらには制御不能のインフレに逆戻りしつつあるようだ。厳しい選択をしなければ、ブラジルを正しい軌道に戻すことはできない。だが現在のところ、ルセフ大統領にそうした選択をする意欲があるようには見えない。

大統領の失政

?ブラジルの苦境は、他の新興国と同様に、世界的なコモディティー(商品)価格の下落に起因している部分もある。

?だが、ルセフ大統領とその所属政党である中道左派の労働党(PT)は、もともと悪い状況をさらに悪化させた。2011年から2014年にかけての1期目に、ルセフ大統領は浅はかにも大盤振る舞いを敢行し、年金支給額の引き上げとお気に入りの業界に対する非生産的な税控除に支出した。2010年時点で国内総生産(GDP)比2%だった財政赤字は、2015年には同10%にまで膨らんだ。

…(以下有料記事)

ブラジルでカーニバルが続々中止
深刻な不況が予算を直撃、サンバパレードどころじゃない
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/45768
2016.1.14(木)

2945とはずがたり:2016/01/14(木) 19:05:28
ブラジル経済:壊れたレバー
深刻化するスタグフレーション、財政難が金融政策を阻害
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/45149?utm_source=editor&amp;utm_medium=self&amp;utm_campaign=link&amp;utm_content=recommend
2015.11.4(水) The Economist
(英エコノミスト誌?2015年10月31日号)

ブラジルの中央銀行がインフレ対策で二の足を踏んでいるのは、危機的な財政状況が原因なのだろうか?

?ブラジル経済は、過熱の一歩手前にあるようにはとても見えない。国際通貨基金(IMF)は、同国経済は2015年に3%縮小すると予測し、翌2016年も1%のマイナス成長を見込んでいる(ブラジル経済が2年連続で縮小したことは1930〜31年以降一度もない)。9月までの1年間で丸々120万人の雇用が消失した。失業率は7.6%に達し、1年前の4.9%から急増している。

?まだ職がある人たちも、生活の苦しさを実感している。(インフレ調整後の)実質賃金が前年比で4.3%減少しているからだ。

?経済が軟調であるにもかかわらず、インフレ率は2ケタに近づいている。最近になって、ブラジルの中央銀行は、2016年のインフレ目標として設定した4.5%の達成は難しいと認めた。

?市場では、インフレ率が目標値まで下がるのは2019年以降だと見ている。

ブラジルは「フィスカル・ドミナンス」に陥ったのか?

?物価の急激な上昇が、最近のレアル下落が招いた輸入品の価格上昇による一時的なものにすぎないなら、それほど大きな問題ではない。しかし、一部のエコノミストの唱える説は、より警戒を要する。ブラジルの財政があまりに危機的な状況にあるため、中央銀行のインフレに対処する力が損なわれているというのだ。これはフィスカル・ドミナンス(財政による支配)*1と呼ばれる現象だ。

?ブラジルが現在の苦境に陥った直接の原因は外的なものだ。世界経済が力強さに欠け、特に原油や鉄鉱石に対する中国の需要が低迷したことから、輸出と投資の両方が停滞した。

?しかし、ブラジルの問題の多くは自ら招いたものだ。ブラジルのジルマ・ルセフ大統領は、2011〜14年の最初の任期中に、コモディティー(商品)による望外の好況を利用し、肥大した政府の適正化を図ることもできたはずだ。ブラジルはGDPの36%に相当する額を税金として徴収しておきながら、その見返りとなるまともな公的サービスはほとんど提供していない。…

ブラジル経済:景気後退の鋭い痛み
国中に広まる沈滞ムード、ジャンク級への格下げで一段と暗転
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/44836?utm_source=editor&amp;utm_medium=self&amp;utm_campaign=link&amp;utm_content=recommend
2015.9.24(木) The Economist
(英エコノミスト誌 2015年9月19日号)

 職業安定所は、おおよそ陽気な場所ではない。国の生活の大部分を円滑に動かしている個人的なコネがない人々にとって、職業安定所がしばしば最後の砦となるブラジルでは、特に暗澹とすることがある。

 中心街のサンパウロにある職業安定所で列に並ぶ54歳の運転手、フランシスコさんは、2年以上も失業している。

 列がこんなに長かったことはない、とフランシスコさんはため息をつく。「危機のせいだよ」

 ブラジルの成長は何年も停滞している。ジルマ・ルセフ大統領の任期1期目の2011年から2014年にかけては、成長率が平均で2%だった。ブラジルの大豆、鉄鉱石、石油に対する世界的な需要が急拡大していたにもかかわらず、だ。

 民間部門に対する政府の干渉は、過度に緩和的な金融・財政政策と相まって、信頼感を低下させた。投資は干上がり、インフレは高進した。高いコモディティー(商品)価格の支えがなくなった今、国内総生産(GDP)が大きく落ち込み(2015年第2四半期は前期比1.9%減)、それまで底堅かった労働市場を道連れにしている。

跳ね上がる失業率

 今年1月以降、50万人近い雇用が削減された。ビジネススクールのファンダサウン・ゲットゥーリオ・ヴァルガスの研究者たちは、2016年末までにさらに250万人の雇用が削減されると見ている。7月の失業率は7.5%で、1年前の4.9%から跳ね上がり、史上最大の年間上昇率を記録した(図1参照)。

 失業率は来年末には約10%に達し、その後しばらく、その水準にとどまると予想されている。ブラジルの人と話すと、失業手当を受けている友人や家族がいない人を探すのは難しい。

 財政を均衡させる責任を非協力的な議会に負わせるルセフ大統領の的外れな取り組みを受け、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は先日、ブラジルの債券をジャンク債の水準に引き下げた。この決定を契機に、簡易宿泊所から企業の役員室に至るまで、ムードは一段と暗くなった。

2946チバQ:2016/01/14(木) 23:27:59
http://www.sankei.com/world/news/160114/wor1601140002-n1.html
2016.1.14 00:04
【米一般教書演説】
「オバマ政治」継承へ 大統領選で民主候補に“踏み絵”迫る

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12日、ワシントンで一般教書演説を行うオバマ米大統領(ロイター)
 【ワシントン=加納宏幸】オバマ米大統領は一般教書演説で残り1年間の任期で「“第3期”オバマ政権」に道筋を付ける意図を明確にした。憲法の規定で任期は2期に限られるが、11月の大統領選で与党・民主党候補を当選させることを通じオバマ政治を継承させる意向とみられる。

 大統領選は2月1日のアイオワ州党員集会を皮切りに党指名候補を絞り込む予備選・党員集会に入る。

 「この中の何人かがアイオワに戻りたくてそわそわしているのは分かっている。コツを知りたければこの後に握手しましょう」

 オバマ氏は議場を見渡し、軽口で笑いを誘った。民主党から無所属のサンダース、共和党からクルーズ、ルビオ、ポールの各上院議員が出馬している。

 来年1月以降の次期政権も見越した政策を訴えたオバマ氏。取り組むべきテーマとして、不法移民の市民権取得に道を開く移民制度の抜本改革、銃規制の強化、最低賃金の引き上げなどの難題をたたみかけるように読み上げていった。

 足元の民主党ではクリントン前国務長官をサンダース氏が追い上げている。

 オバマ氏は支持を表明せず、残り任期の重要課題、銃規制強化策に反対する候補は「私の党であっても応援も投票もしない」と断言。演説でも大統領の条件に(1)経済的機会の提供(2)気候変動問題の解決(3)「世界の警察官」とならず米国の安全を確保(4)政治改革への取り組み-を挙げた。

 マクドノー大統領首席補佐官は最近、オバマ氏の支持表明は予備選で大勢が決した後だと述べた。政権発足の原動力となった若者、女性、マイノリティー(少数派)の支持動向に影響を持つオバマ氏は、支持を明言せず候補に“踏み絵”を迫ることで、次期政権を方向付ける考えのようだ。

2947チバQ:2016/01/15(金) 20:18:49
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160115/k10010372891000.html
米大統領選 共和党討論会で支持率1位・2位が舌戦
1月15日 16時37分

アメリカ大統領選挙に向けて、野党・共和党のテレビ討論会が開かれ、候補者選びの初戦アイオワ州で首位を争う不動産王のトランプ氏と、クルーズ上院議員が大統領になる資格などを巡って舌戦を繰り広げました。
11月の大統領選挙に向けて、野党・共和党のことし初めての討論会が14日、南部サウスカロライナ州で、テレビ局「FOXビジネスネットワーク」の主催で開かれました。
この中で支持率トップのトランプ氏は、支持率2位で初戦の中西部アイオワ州ではほぼ互角の人気を集めるクルーズ上院議員について、カナダ生まれであることを指摘し、「民主党は彼の出生を法的に問題視するだろう」と述べ、大統領候補にふさわしくないと批判しました。
これに対して、クルーズ氏は「トランプ氏が急に問題だと言い始めたのは、アイオワ州で支持率が落ちたことにうろたえたのだろう。われわれは誰が最高司令官にふさわしいかという議論に集中すべきだ」と切り返しました。さらに、クルーズ氏は「ニューヨークの人々の価値観はリベラルであり、金とメディアしか関心がない」と述べ、ニューヨーク出身のトランプ氏をやり玉に挙げるなど、双方は激しい非難を繰り広げました。
アメリカのメディアは、トランプ氏とクルーズ氏の舌戦を大きく取り上げていて、およそ2週間後に迫った候補者選びの初戦に向けて選挙戦は激しさを増しています。

2948チバQ:2016/01/15(金) 20:35:05
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201601/CK2016011502000119.html
「格差是正」サンダース氏急伸 米大統領選・民主指名争い

2016年1月15日 朝刊


写真
 【ワシントン=斉場保伸】十一月の米大統領選の民主党指名争いで、党内支持率トップのヒラリー・クリントン前国務長官(68)の人気に陰りがみられる。追うバーニー・サンダース上院議員(74)がここに来て急速に支持を集めており、八年前にも本命視されながら現オバマ大統領と激しい指名争いを演じた苦戦の悪夢がよみがえる可能性も出てきた。
 クリントン氏は前国務長官としての政治経験と高い知名度で「初の女性大統領」の誕生を期待され優位を誇ってきた。一方、社会主義者を自称するサンダース氏は格差の是正を訴えるなどリベラルなスタンスを一貫して打ち出してきた。ここに来て、最低賃金の引き上げや公立大学の授業料を無料化するというサンダース氏の主張が若者を中心に浸透度を深めている。
 民主、共和両党が大統領選を戦う候補を選ぶ予備選・党員集会は二月一日にアイオワ州でスタートする。リアル・クリア・ポリティクスが集計した各種世論調査の支持率平均値では十二日現在、アイオワ州でクリントン氏が45・5%、サンダース氏が45・3%。その差はわずか0・2ポイントで拮抗(きっこう)する。
 続く二月九日に予備選があるニューハンプシャー州では、隣接のバーモント州選出のサンダース氏が地の利を生かして48・8%の支持を集め、クリントン氏の42・6%を逆転している。
 クリントン氏は八年前の〇八年一月にはアイオワ州でオバマ氏に敗れ、続くニューハンプシャー州で演説中に「(選挙戦は)楽じゃない」と涙。辛くも一勝一敗に持ち込んだ局面があった。仮に今回クリントン氏がアイオワ、ニューハンプシャー両州を落とせば、世論はクリントン氏の「弱さ」に着目し、その後の選挙戦が極めて厳しいものとなるのは必至だ。
 ワシントン・ポスト紙によると、この状況を受けてクリントン氏は「全然神経質になんかなってないわ。最後までできる限りのことをする」と述べた。だが全米でも両氏の差の縮まる傾向がここ数日顕著で、クリントン氏の圧倒的優位は揺らいでいるのが実情だ。

2949チバQ:2016/01/15(金) 21:16:41
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160116k0000m030107000c.html
<米大統領選>共和党候補、つぶし合い過熱

21:12毎日新聞

 【ワシントン西田進一郎】11月の米大統領選に向けた共和党候補者指名争いで、支持率上位3人によるつぶし合いが過熱している。南部サウスカロライナ州で14日に開かれたテレビ討論会では、首位の不動産王ドナルド・トランプ氏(69)と3位のマルコ・ルビオ上院議員(44)が、急速に支持を伸ばして2位につける保守強硬派のテッド・クルーズ上院議員(45)を攻撃した。

 「あなたには大きな疑問がある。(立候補にあたって)疑問があってはいけない」

 トランプ氏は、キューバ移民の父と米国人の母の間にカナダで生まれたクルーズ氏に対し、「生まれながらの米国人」という大統領になる資格があるのかどうか、裁判所で確認すべきだと改めて攻撃した。

 クルーズ氏は1期目だが、オバマ大統領批判の急先鋒(せんぽう)として知られる。保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」の強い支持を受け、党指導部とも衝突。立候補表明後は、聖書に忠実で原理主義的なキリスト教福音派の取り込みも図ってきた。

 支持率は1桁だったが、昨年11月に元神経外科医のベン・カーソン氏(64)が外交・安全保障の知識不足が露呈するなどして失速すると支持層を奪って急伸。2月1日に候補者選びの初戦が行われる重要州で、福音派が多い保守的なアイオワ州では一部の世論調査でトランプ氏を抜いた。

 一方、党本流の支持を受けるルビオ氏は、候補の乱立状態が解消されれば主流派の支持を集めて浮上できると計算。先行する2人に対抗する軸となることを目指す。討論会では、クルーズ氏が移民問題で立場を変えたと指摘し、「アイオワで有利になると言われたからだろう。保守主義ではなく、政治的計算だ」と酷評した。

 これに対しクルーズ氏は、ルビオ氏が不法移民に市民権付与の道を開く法案を過去に支持したと反論したが、ルビオ氏の勢いに押し込まれた。

2950チバQ:2016/01/16(土) 12:17:56
http://www.sankei.com/world/news/160116/wor1601160035-n1.html
2016.1.16 11:56
【米大統領】
共和党2位のクルーズ候補に資格なし? 「カナダ生まれだ」と提訴

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15日、サウスカロライナ州でのイベントで話すクルーズ上院議員(ゲッティ=共同)
 米南部テキサス州の弁護士が、大統領選の共和党指名争いで支持率2位のクルーズ上院議員について、カナダ生まれのため米大統領の資格要件を満たしているか疑義があるとの立場から司法による確認を求める訴えを同州の連邦地裁に14日起こした。ロイター通信が15日報じた。

 共和党指名争いでは、支持率首位の実業家トランプ氏がクルーズ氏の大統領資格を疑問視し、攻撃を強めている。弁護士とトランプ氏の間につながりはないという。

 米憲法は大統領の要件として「出生による合衆国市民」と規定。クルーズ氏は母親が米国市民のため自分も米国市民だと主張し、出生地がカナダでも問題はないとしている。(共同)

2951とはずがたり:2016/01/17(日) 13:11:57
ばらまきなんかするから。。

ベネズエラで「経済緊急事態宣言」、原油安の影響
TBS News i 2016年1月17日 00時25分 (2016年1月17日 01時50分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20160117/Tbs_news_50659.html

 原油安の影響を受けて、経済が悪化している南米ベネズエラで15日「経済緊急事態宣言」が出されました。
 ベネズエラ政府が発表した「経済緊急事態宣言」の期間は60日間で、マドゥーロ大統領に企業の経営への介入や、為替取引の制限といった権限が与えられます。

 世界有数の原油埋蔵量を誇るベネズエラは、外貨収入のおよそ96%を原油の輸出に頼っていますが、世界的な原油安により国内の経済状況は悪化。2015年1月〜9月期のインフレ率は年率換算で141.5%まで上昇しています。

 マドゥーロ大統領は15日、議会演説で国民に「経済緊急事態宣言」への理解を求めました。

 ただ、ベネズエラの議会は去年12月に行われた選挙で、中道右派の野党連合が3分の2を超える議席を獲得。大統領に大きな権限を与える緊急事態宣言に反発するのは必至で、マドゥーロ大統領が意図している政策が実行できない可能性もあります。(16日19:35)

2952チバQ:2016/01/18(月) 20:33:46
http://mainichi.jp/articles/20160118/k00/00e/030/171000c
銃規制強化巡り舌戦 民主、アイオワ初戦控え

毎日新聞2016年1月18日 12時42分(最終更新 1月18日 12時42分)
 【ワシントン西田進一郎】11月の米大統領選に向けた民主党候補者による第4回テレビ討論会が17日、南部サウスカロライナ州で開かれた。候補者選びの初戦となる中西部アイオワ州党員集会は2月1日で、集会前の討論会は今回が最後。同州の支持率では、ヒラリー・クリントン前国務長官(68)とバーニー・サンダース上院議員(74)が競っており、初戦勝利で弾みを付けたい両氏が火花を散らした。

 サンダース氏は、銃規制強化に後ろ向きだと批判するクリントン氏に対し、「クリントン氏は自分の言っていることが非常に不誠実だと知っている」と反論し、銃販売の際の身元調査強化などの必要性を主張。これに対し、クリントン氏はサンダース氏の過去の投票行動を挙げて銃規制強化に後ろ向きだったとし、「サンダース氏が立場を変えたと聞くことができてうれしい」と皮肉った。

 一方、サンダース氏はクリントン氏と金融業界(ウォール街)の結びつきを挙げながら、自分には巨額の資金を集める特別政治活動委員会もないと「違い」を強調し、ウォール街への反発が強いリベラル層に訴えた。

 全米での支持率はクリントン氏がサンダース氏に差を付けている。最新の世論調査の平均値では、クリントン氏が51.0%に対し、サンダース氏は38.3%。ただ、アイオワ州ではクリントン氏のリードはわずか4ポイントにとどまり、両氏の批判合戦が始まっている。

 討論会にはマーティン・オマリー前メリーランド州知事(52)も参加した。

2953チバQ:2016/01/18(月) 20:42:14
http://www.sankei.com/world/news/160118/wor1601180038-n1.html
2016.1.18 20:32
【米大統領選】
8年前の「悪夢」再び? クリントン氏が対立候補を猛攻撃 巨額献金に「それで改革できるの」とかみつき





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 【ワシントン=加納宏幸】11月の米大統領選に向けた民主党候補の第4回討論会が17日、南部サウスカロライナ州チャールストンで開かれた。党指名候補選びの初戦、アイオワ州党員集会(2月1日)前の最後の討論会で、最有力のクリントン前国務長官(68)は、世論調査で追い上げをみせる無所属のサンダース上院議員(74)を医療保険制度改革や銃規制の問題で激しく攻撃した。

 クリントン氏は政権の医療保険制度改革(オバマケア)をたたえる一方、政府が一元的に医療保険を運営する制度の導入を訴えるサンダース氏を「なすべきことは(オバマケアを)改善することであり、引き裂いて一からやり直すことではない」と批判した。また、サンダース氏は銃規制に反対するロビー団体や業界寄りの投票行動をしてきたと指摘した。

 一方、サンダース氏はクリントン氏がウォール街から巨額の献金を受けているとし、「それで(金融規制に関する)ウォール街改革ができるのか」と主張した。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」(RCP)による最近の世論調査の平均では、クリントン氏の支持率51・0%に対しサンダース氏は38・3%。ただ、アイオワ州でクリントン氏は4ポイント差に迫られ、2戦目の予備選が2月9日に開かれるニューハンプシャー州では、サンダース氏に6・2ポイントのリードを許している。

 クリントン氏はオバマ大統領と戦った2008年の大統領選でも、予備選・党員集会の前まで最有力視されながら、アイオワ州をオバマ氏に奪われたことで激しいもつれ合いに持ち込まれ、最後は敗れる「悪夢」を経験している。

 最低賃金の時給15ドルへの引き上げや公立大学の授業料無料化を掲げるサンダース氏は、若年層やリベラル層の支持を集め、クリントン氏にとり侮れない存在だ。ロイター通信によると危機感を抱いたクリントン陣営はアイオワ、ニューハンプシャーなどの序盤州や予備選・党員集会が集中する3月1日の「スーパーチューズデー」の各州に、選挙資金の半分を投入する予定だ。

2954チバQ:2016/01/18(月) 20:42:32
http://www.sankei.com/world/news/160117/wor1601170025-n1.html
2016.1.17 15:52
【米大統領選】
トランプ氏、毒舌を封印しNY愛語る 「9・11」市民対応を称賛、共感呼ぶ






討論会で手を振るトランプ氏=14日、米サウスカロライナ州(AP)
 米大統領選の共和党候補指名獲得を目指す実業家トランプ氏がこのほど地元ニューヨーク市民の偉大さを格調高く称賛、品格の善しあしには無頓着ないつもとは異なる一面をのぞかせた。毒舌が持ち味のトランプ氏が発した毒のない言葉は、党派を超えて共感を呼んだ。

 トランプ氏がニューヨークへの愛を語ったのは、14日の党候補者討論会。「ニューヨークは偉大な都市であり、偉大な市民が住んでいる。(2001年の米中枢同時テロで)世界貿易センタービルが崩壊した際、市民の対応は美しく、優しさにあふれていた」と強調した。

 クルーズ上院議員への反論の一言。支持率でトランプ氏を猛追するクルーズ氏は、ニューヨーク市民の関心は「カネとメディア」にあり、妊娠中絶や同性婚への寛容さは共和党の保守主義とは相いれないと主張。トランプ氏はこうした「ニューヨークの価値観」を体現しているとの見方を示した。(共同)

2955チバQ:2016/01/18(月) 22:16:14
http://mainichi.jp/articles/20160119/k00/00m/030/061000c
米大統領選
民主党 クリントン氏をサンダース氏が猛追

毎日新聞2016年1月18日 19時52分(最終更新 1月18日 21時34分)
 【ワシントン西田進一郎】11月の米大統領選に向けた民主党の候補者指名争いで、ヒラリー・クリントン前国務長官(68)をバーニー・サンダース上院議員(74)が猛追している。サンダース氏は全米の支持率で差を縮め、2月1日に指名争いの初戦が行われる中西部アイオワ州では、クリントン氏の支持率とほぼ並ぶ勢いだ。

 サンダース氏の支持率は、第2戦が行われる東部ニューハンプシャー州でクリントン氏を上回る。猛追を受ける同氏はこれまで控えていたサンダース氏への攻撃を強めている。

 「サンダース氏は全米ライフル協会や銃擁護団体の意向に沿って何回も投票してきた」。17日に南部サウスカロライナ州で行われたテレビ討論会で、クリントン氏はサンダース氏が銃器製造企業などを守る法案に賛成してきたと攻めた。銃規制を求める世論の高まりに配慮し、同氏の姿勢を批判したものだ。

 「本命候補」のクリントン氏と、「民主社会主義者」を自任するサンダース氏。政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計する支持率調査の全米平均値によると、昨年12月はクリントン氏が20ポイント以上の差をつけてリードしていたが、最近は12・7ポイント差まで追い上げられている。

 要因の一つは、格差是正を前面に掲げ、公立大学の授業料無料化などを唱えるサンダース氏の訴えが、若者に響いていることだ。米ニューヨーク・タイムズ紙などが今月上旬に行った世論調査によると、45歳以下の有権者に限るとサンダース氏の支持率はクリントン氏の約2倍。金融危機に伴う就職難や重い学生ローンに直面し、経済格差を実感している若年層がサンダース氏の支持層の中心とみられる。

 候補者選びに大きな影響を与えるアイオワ州で、クリントン氏のリードはわずか数%。ニューハンプシャー州では、隣接するバーモント州選出のサンダース氏が「地元」の強みでクリントン氏をリードしている。全国の支持率でトップを維持する同氏だが、序盤戦で連敗すれば潮目が変わる可能性もある。

 クリントン氏には、2008年大統領選の民主党候補者選びで本命視されながら、アイオワ州党員集会でまさかの3位に終わり、トップだったオバマ大統領を勢いづけた苦い経験がある。これを教訓に、クリントン氏は今回の立候補表明後、最初の集会をアイオワ州で開くなど、同州での活動に重点を置いてきた。

 だが、クリントン氏を取り巻く状況は今回も厳しい。地元紙デモイン・レジスターの世論調査によると、党員集会の参加予定者の43%が自らを「社会主義者」と答え、38%の「資本主義者」を上回った。クリントン氏は過去の討論会で自身を「資本主義者だ」と語り、サンダース氏との違いを強調してきた。

 クリントン氏は17日の討論会に先立つテレビ番組で、「私は今の状況に非常に気をよくしている、2月1日まで働きかけ続けるつもりだ」と初戦の勝利に決意を語った。

2956チバQ:2016/01/19(火) 22:09:41
http://www.sankei.com/world/news/160119/wor1601190040-n1.html
2016.1.19 20:43

英国 トランプ氏入国禁止に至らず 下院で議論 「言論の自由に反する」 「攻撃的でクレージー」の意見も  

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トランプ氏(ロイター)
 【ロンドン=岡部伸】英下院は18日、米大統領選の共和党候補指名争いの先頭走者で、イスラム教徒を差別するかのような言動で物議を醸している実業家トランプ氏を入国禁止にするかどうかについて審議を行った。野党の労働党からは、イスラム教徒の米国への入国禁止などを唱える同氏の発言はヘイトクライム(憎悪犯罪)をあおり「有害」とする批判が相次いだが、与党の保守党など多数の議員から「入国禁止措置は言論の自由に反する」との意見が出て採決に至らず、入国禁止とはならなかった。

 トランプ氏は昨年12月、米国で14人が殺害された銃撃事件を受けてイスラム教徒の入国禁止を提案。これに対してメイ内相はトランプ氏の英国入りを拒否できる事案と明言。キャメロン首相も同氏の発言を「対立を招き、愚かで間違っている」と非難していた。

 英国ではヘイトスピーチ(差別的な言動)を行う人物の入国を禁じた例があり、約57万人がトランプ氏の入国禁止を求める署名を行ったのを受け、下院で審議されることになった。

 3時間に及ぶ審議では、保守系など多くの議員が同氏の発言を「攻撃的でクレージー」としながらも「(偏った)考えを変えるならば英国入国を認めるべきだ」「入国を禁止すれば(英下院が)反米的と世界からより注目される」「米国の国内問題に英国は巻き込まれるべきではない」といった意見が相次いだ。

 また北アイルランドの社会民主労働党のロビンソン議員は「英国に来てほしい。イスラム系外国人を嫌悪して欲求不満を抱く彼の真意を知りたい」と語った。

 英北部スコットランドでゴルフ場を経営するトランプ氏は、「入国禁止なら7億ポンド(約1167億円)以上の投資計画を即時停止する」と警告していた。

2957チバQ:2016/01/19(火) 22:11:14
http://www.sankei.com/world/news/160119/wor1601190002-n1.html
2016.1.19 10:00
【アメリカを読む】
なお内向き志向崩さぬオバマ大統領が浮かべた涙…共和党のみならずクリントン氏も微妙な距離





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5日、ホワイトハウスで銃規制の強化について演説中に涙を拭うバラク・オバマ大統領。米大統領たるもの「俳優」でなくては務まらぬが、オバマ氏はなぜ「世界の警察官」を演じようとしないのか=ワシントン(AP)
 第40代米大統領、ロナルド・レーガン(1911〜2004年)は俳優上がりが大統領になれるのかと質問され、「俳優でなくて大統領が務まるのかね?」と切り返したという。銃規制の強化を訴えるバラク・オバマ米大統領(54)が流した涙はこの逸話を思い起こさせた。日常的な銃犯罪は米社会の宿痾であり規制の必要性は否定しないが、オバマ氏が「世界の警察官」という歴代大統領にとっての当たり役をかたくなに演じないことが気になる。

残り任期も内政重視か

 カリフォルニア州サンバーナディーノで昨年12月に起きた乱射事件を受け、オバマ氏は銃規制の強化を残り1年となった大統領任期の重要課題と位置付け、国民に向けて繰り返しその必要性を訴えている。

 「どの家族も愛する子供が銃弾で命を奪われるなどと想像していなかった。子供たちのことを考えると怒りがわく」

 ホワイトハウスで5日、被害者家族を伴ったオバマ氏が行った「涙の演説」は繰り返し報じられた。オバマ氏にとって名場面の一つとなるのだろう。

 オバマ氏は一度、銃規制強化に失敗している。2012年に米東部コネティカット州の小学校で起きた乱射事件を受けて連邦法で銃購入者全員の犯罪歴など身元調査を義務付けようとしたが、上院の壁に突き当たり頓挫してしまったのだ。そのため、今回の規制強化は大統領権限でできる範囲で実施する。

 演説でオバマ氏は、武器保有の権利を保障した合衆国憲法修正第2条を盾に規制強化に反対してきた野党・共和党や有力ロビー団体の全米ライフル協会(NRA)を強く批判した。

 また、米紙ニューヨーク・タイムズへの寄稿では「改革を支持しない候補者は、私の党(民主党)であっても応援も投票もしない」と表明し、11月の大統領選、議会選挙に影響を及ぼそうという意図をあらわにした。

2958チバQ:2016/01/19(火) 22:11:40

クリントン氏も「距離」

 その一方で、北朝鮮が6日に実施した核実験、サウジアラビアによるイランとの断交、中国が南シナ海の人工島で実施した試験飛行など安全保障上の重要課題に関しては、新年を迎えてから1週間余りを経ても表立った形で何も語っていない。

 こうした内向きな姿勢を、大統領選の共和党候補たちはこぞって批判している。外交・安全保障通のマルコ・ルビオ上院議員(44)は北朝鮮をテロ支援国家に再指定するようオバマ政権に迫った。

 オバマ氏は14年11月に起きたソニーの米映画子会社へのサイバー攻撃に際し、ブッシュ前政権が08年に解除したテロ支援国家に再指定する考えを示した。しかし、政権の慎重姿勢によってたなざらしになっていた。

 ルビオ氏は今回の北朝鮮による核実験を受け、「オバマ・クリントン外交の失敗を物語る最新の例であり、世界中の敵がオバマ氏の弱さにつけ込もうとしている」と断じた。

 オバマ氏とともに批判された民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)にしても自らが主導したアジア重視のアジア・リバランス(再均衡)政策の下で「北朝鮮の脅威に立ち向かい、中露とともに最も強い制裁を科すために取り組んだ」と実績を誇った。オバマ氏の「無為無策」と微妙に距離を置こうとする意図は明らかだ。

見当違いの叱責

 オバマ氏は昨年11月半ばのアジア歴訪からの帰路、大統領専用機内でホワイトハウスのスタッフたちを叱責した。イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)掃討作戦をめぐる広報戦略が十分なものではないという理由だった。米紙ワシントン・ポストが報じた。

 11月13日のパリ同時多発テロを受け、ISを「封じ込めている」としたオバマ氏の発言が批判の的となっていた。ワシントン・ポストは「(対IS作戦の)戦略そのものが欠如しているとみられているのに、オバマ氏はより良く説明することが必要であると感じている」と指摘した。

 サンバーナディーノ乱射事件を受け、オバマ氏は12月6日に就任以来3回目となるホワイトハウスの執務室からのテレビ演説を行ってIS掃討作戦の効果を強調し、「広報戦略」を自ら実践した。また、米国務省は連日、報道機関にメールを送り、掃討作戦に参加する有志連合の戦果を伝えるようになった。

 だが、ISや中国がなりふり構わず活動できる空白を放置したのは誰か。その責任を感じることなく、自らの「戦略」をメディアが正しく理解していないといらだっているのであれば筋違いというものだ。(加納宏幸 ワシントン支局)

2959チバQ:2016/01/19(火) 22:19:20
http://mainichi.jp/articles/20160120/k00/00m/030/024000c
キューバ
米国へ亡命希望急増 国交回復から半年

毎日新聞2016年1月19日 18時01分(最終更新 1月19日 20時06分)
米国とキューバが国交を回復して20日で半年になるが、ここにきて米国へ亡命を希望するキューバ人が急増している。亡命キューバ人に永住権を与えていた特例法が、国交正常化に伴い廃止されるとの見方がキューバ国内で広まっているためだ。空路エクアドルへ出国し、陸路で米国へと北上しているキューバ人は1万人を超えるとみられ、周辺国を巻き込む問題となっている。【サンパウロ朴鐘珠】

 米国への亡命手段はボートでフロリダ海峡を渡るか、陸路でメキシコから国境を越えるかに大別される。米領に足を踏み入れた時点で亡命は成立するが、到達前に海上で米沿岸警備隊に拘束されれば強制送還される。転覆の恐れもある海峡越えを選ぶ者は少数派だ。

 陸路を選ぶ場合は南米エクアドルが起点になる。昨年11月末までエクアドルはキューバ人にとって数少ない、査証(ビザ)なし渡航を認める国だった。

 だがエクアドルから米国までは直線距離でも約4000キロ。国境線を8回も越えなければならない。米紙マイアミヘラルドによると、亡命にはエクアドルまでの航空券を含めて1人当たり3000〜7000ドル(約35万〜82万円)かかる。密入国あっせん業者や、口止め料を要求する警察官らに繰り返し金銭を搾り取られるからだ。

 昨年9月中旬にエクアドル入りし、今年1月上旬にパナマまでたどり着いたキューバ人女性は毎日新聞の取材にメールで応じ、「警察が足元を見て強盗まがいにカネを奪っていく」と嘆いた。コロンビアとパナマの間では密林が道路を寸断しており、海岸沿いにボートで密入国させる業者に2時間の乗船で400ドル(約4万7000円)を請求された。女性は旅費を稼ぐためエクアドル到着後に中国料理店で1カ月、不法に働いたという。

 中米コスタリカでは8000人近いキューバ人がニカラグアとの国境地帯で足止めされている。キューバ政府と親密なニカラグア政府は昨年11月、従来80ドル(約9400円)前後の手数料と引き換えに認めていたキューバ人の領内通過を禁止した。中米に滞留するキューバ人を狙った身代金目的の誘拐事件も起き、周辺国は対応を迫られた。

 ニカラグアを除く中米7カ国は協議の末、人道的措置としてキューバ人の一部をメキシコまで移送することにした。今月12日、180人のキューバ人がコスタリカからエルサルバドルへ航空機で移動し、その後バスでグアテマラを縦断、13日にメキシコへ入国した。メキシコ政府は20日間有効の一時滞在査証を発行し、期限内に米国境まで移動するよう促した。残りの滞留キューバ人の対処方法について、移送の費用負担割合も含めた協議を関係国は継続する方針だ。

2960チバQ:2016/01/19(火) 22:19:54
「制裁解除」「人権」交渉停滞

 米キューバ両首脳が外交関係正常化の方針を発表したのは約1年前の2014年12月。15年1月から正式交渉を始め、4月には首脳会談、7月には相互に大使館を再開した。しかし、その後の動きは停滞している。特に双方が最優先課題に掲げる、米国の対キューバ経済制裁の全面解除とキューバの人権状況改善で進展が見られず、利害の不一致が際立っている。

 経済制裁については15年10月が転機になるかと思われた。国連総会は「米国の対キューバ禁輸措置解除を求める国連決議案」を191カ国の圧倒的多数で採択した。しかし、米政府は議会の説得が間に合わず再び反対票を投じ、国際社会を失望させた。

 オバマ大統領は任期中の年内にキューバ訪問を実現させたい意向を持つ。だがキューバでは政治犯の逮捕件数が15年も8616件に上り、14年の8899件からほとんど改善されていないことが人権団体の調査で明らかになった。米側が最も憂慮する言論、集会の自由といった人権状況が好転しない現状では、大統領の歴史的訪問に向けた地ならしすら難しい。

 後継者を決める大統領選を11月に控え、オバマ氏がキューバ政策で妥協を見せれば、共和党を利する可能性がある。キューバ側が再三要求するグアンタナモ米海軍基地の返還を米側が「現在は協議対象ではない」と先延ばしするのにも、そうした背景がある。

 【ことば】亡命キューバ人への特例法

 米政府はキューバからの人材流出を促しカストロ政権に打撃を加える目的で1966年に「キューバ人地位調整法」を制定。米国への亡命希望者に対し、米国滞在後わずか1年で永住権を与えている。95年には「ウエットフット・ドライフット(ぬれ足・乾き足)制度」を導入。キューバ人が海上で拘束された場合は強制送還されるが、米領土に上陸もしくは到達した場合は亡命を認める。そのため、メキシコから米国への陸路での入国は不法とはならない。キューバ人の特別扱いは法的根拠を欠くと、米国内からも非難の声が上がっている。

2961チバQ:2016/01/20(水) 22:06:57
http://www.sankei.com/world/news/160120/wor1601200019-n1.html
2016.1.20 18:15
【米大統領選】
トランプ氏をペイリン元アラスカ州知事が支持 「ISの尻蹴り上げる最高指揮官だ」 「彼女の支持欲しかった」と相思相愛

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ペイリン元アラスカ州知事(ゲッティ=共同)
 【ワシントン=加納宏幸】11月の米大統領選に向け共和党候補指名争いをリードする不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)は19日、中西部アイオワ州エイムズでの集会で、2008年大統領選で同党初の女性副大統領候補となったサラ・ペイリン元アラスカ州知事(51)の支持を受けたと発表した。ペイリン氏は強硬保守層の人気があるが、選挙戦は保守分裂の様相を呈しており、支持表明がプラスに働くかは予断を許さない。

 トランプ氏とともに登壇したペイリン氏は聴衆に「兵士に仕事をさせ、イスラム教スンニ派過激組織『イスラム国』(IS)の尻を蹴り上げさせられる最高司令官を応援する用意はいい?」と問いかけた。

 一方、トランプ氏は「出馬したときから彼女の支援がほしいかった」と述べた。トランプ氏は以前、ペイリン氏を政権に迎えると表明。ペイリン氏も昨年9月、「トランプ政権」の下でエネルギー長官を務めることに意欲をみせた。

 トランプ氏には、ペイリン氏の支持を発表することで、指名争いの初戦、2月1日のアイオワ州党員集会を優位にする思惑がある。同州でテッド・クルーズ上院議員(45)と激しい首位争いを展開。初戦を失えばクルーズ氏が勢いづくとみられているからだ。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の最近世論調査平均値はトランプ氏の27・8%に対し、2位のクルーズ氏は26・7%。トランプ氏はクルーズ氏がカナダ生まれであることから憲法の規定で大統領就任の資格に疑義があると主張するばかりか、「本当に意地の悪い奴」「完全な偽善者」と悪罵の限りを尽くしている。

 ペイリン氏が影響力を持つ保守系草の根運動「ティーパーティー」(茶会)の後押しで当選したクルーズ氏は「ペイリン氏なしでは上院議員になれなかった」と述べたことがある。トランプ氏への支持が報じられても、クルーズ氏は「(ペイリン氏が大統領選で)どう行動するにせよ、彼女の大ファンであることに変わりはない」と強調した。

 ペイリン氏は08年大統領選で共和党候補に指名されたマケイン上院議員の副大統領候補。だが、外交・安全保障に関する知識不足を露呈したのに加え、身内の不祥事も発覚。本選でオバマ米大統領に敗れたマケイン氏の陣営幹部が「深く後悔している」と述べた。

 AP通信によるとペイリン氏の長男が18日、アラスカ州の同氏の自宅で銃を持ち出し、恋人に暴力をふるったとしてドメスティック・バイオレンス(DV)などの容疑で逮捕された。

2962チバQ:2016/01/21(木) 22:08:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160121-00000037-jij_afp-int
「反トランプ」運動、米国で発足 大物俳優や著名人が続々賛同
AFP=時事 1月21日(木)16時34分配信

「反トランプ」運動、米国で発足 大物俳優や著名人が続々賛同
米サウスカロライナ州で行われた保守強硬派「ティーパーティー」の集会で演説するドナルド・トランプ氏(2016年1月16日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米国の劇作家らが20日、米大統領選挙の共和党指名獲得争いで首位に立つ富豪のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏を糾弾する運動「ストップ・ヘイト・ダンプ・トランプ(#StopHateDumpTrump、ヘイトをやめてトランプを除去しよう)」を立ち上げた。米大物俳優や作家、知識人らが続々と賛同の意を表明している。

「トランプ大統領」の誕生を阻止すべく発足した同運動のオンライン署名には、これまでに歌手・俳優のハリー・ベラフォンテ(Harry Belafonte)さんや、女優のケリー・ワシントン(Kerry Washington)さん、ジェーン・フォンダ(Jane Fonda)さん、映画監督のジョナサン・デミ(Jonathan Demme)氏、言語学者のノーム・チョムスキー(Noam Chomsky)氏らが名を連ねた。

 発起人は劇作家のイブ・エンスラー(Eve Ensler)氏、ドキュメンタリー映画監督で反戦運動「コード・ピンク(Code Pink)」を立ち上げたジョディ・エバンス(Jodie Evans)氏、法学者のキンバリー・クレンショー(Kimberle Crenshaw)教授の3人。「憎悪や分断をあおる演説手法を多用しているにもかかわらず、トランプ氏の選挙キャンペーンは勢いを増している。こうした中で、声を上げ行動する機会を米国の人々に提供したい」とエンスラー氏は説明した。

 また、メディアや政治団体がトランプ氏の過激主義を「一般化」した責任を問うことも、運動の目的の1つだという。エンスラー氏は、メディアも政治団体も「トランプ氏の過激主義を娯楽として扱い、過度な放送時間を割いて不平等に報じ、調査も質問も非難も適切に行ってこなかった」と批判している。

「ダンプ・トランプ」運動のウェブサイトは、トランプ氏について「米国と全米国人の民主主義、自由、人権、平等、幸福に対する深刻な脅威だ」と主張。「歴史は、憎悪に満ちた指導者に立ち向かうことを人々が拒否したとき、何が起こるのかを私たちに教えてくれる。彼(トランプ氏)に代表される憎悪と排他の政治に対抗すべく、あらゆる手段を使って声を上げていく」と言明している。

 ウェブサイトには立ち上げからわずか数時間で1200人近い賛同の署名が集まった。【翻訳編集】 AFPBB News

2963とはずがたり:2016/01/23(土) 22:46:16

予備選直前にペイリンの支持を取り付けたトランプの目算
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2016/01/post-803_1.php
2016年01月21日(木)16時10分

2965チバQ:2016/01/24(日) 15:47:55
http://www.sankei.com/world/news/160124/wor1601240010-n1.html
2016.1.24 08:45

ブルームバーグ前NY市長、米大統領選へ出馬検討、無所属で

 【ニューヨーク=黒沢潤】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は23日、総合情報通信社ブルームバーグの創設者で、前ニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグ氏(73)が米大統領選への出馬を本格的に検討していると報じた。無所属での出馬で、3月初めに正式に決断するという。

 共和党内でトランプ氏が攻勢を強め、民主党内でクリントン氏の勢いに陰りが見える中、勝機があるとみているという。関係者によれば、すでに側近に対し、出馬に向けた具体的計画の策定を指示。昨年12月には、独自に世論調査を実施したという。出馬した場合、私財から選挙資金として10億ドル(約1190億円)を投入する方針だ。

 ブルームバーグ氏はもともと民主党員で、2001年にニューヨーク市長選に出馬した際は共和党に籍を置いた。その後、無所属に転じ、13年末に任期を終え退任した。

 経済政策では共和党寄りだが、銃規制を積極的に推し進め、全米各地の首長で構成される銃規制推進団体を創設。地球温暖化防止への取り組みや、移民制度改革に向けた諸活動でも知られる。

2966チバQ:2016/01/24(日) 16:18:48
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1601230037.html
【米大統領選】「金持ち課税強化」で論戦過熱 大富豪トランプ氏は微妙なさじ加減、無党派層獲得の思惑も クリントン氏はサンダース氏と差別化

01月23日 18:54産経新聞

 【ワシントン=小雲規生】米大統領選挙で富裕層向けの課税強化をめぐる論戦が過熱している。オバマ政権は富裕層向けの課税強化を進めてきたが、民主党で候補者指名を狙うバーニー・サンダース上院議員はさらに富裕層への課税を強めるとアピール。一方、共和党側は富裕層を含めた減税を打ち出している。ただし民主党側の候補者選びで先行するヒラリー・クリントン前国務長官や、共和党でトップを走る不動産王、ドナルド・トランプ氏は無党派層獲得を狙った微妙なサジ加減もみせており、思惑が入り乱れている。

 「大統領になった1日目から、最も裕福な人たちは応分の税金を負担することになる」。サンダース氏は17日のサウスカロライナ州での討論会で富裕層との対決姿勢を鮮明にした。

 米内国歳入庁(IRS)は昨年末、2013年に最も収入が多かった400世帯の平均収入が約2億6500万ドル(315億円)だったと発表した。このうち7割はサンダース氏が「不労所得」と批判する資産売却益や利息などだ。

 またこの400世帯が納めた税金は約6100万ドルで実効税率は22・9%。富裕層向け減税が13年から打ち切られて12年の数字より上昇したが、90年代前半の約30%と比べれば「優遇されている」との見方もできる。サンダース氏は所得税の最高税率の引き上げと、税率が低い資産売却益などの税率を富裕層では所得税と同水準とすることなどで負担を求めると訴える。

 一方、共和党の候補者指名争いでトランプ氏を猛追するテッド・クルーズ上院議員は、公平実現のため給与所得や資産売却益の区別や金額の大きさに関わらず全ての税率を10%にすると公約。ライバルのマルコ・ルビオ上院議員は資産売却益などの税率をゼロにするとして対抗心を燃やす。

 ただし民主党の指名争いでトップを走るクリントン氏は資産売却益などへの課税強化を訴える一方、「私が引き上げたいのは国民の収入であって税率ではない」とも発言。11日に明らかにした公約では所得税率は年収500万ドル以上の世帯に対して4%の引き上げにとどめ、「民主社会主義者」を自称するサンダース氏と同一視されることを警戒する。

 また共和党のトランプ氏も所得税率引き下げはアピールするが、資産売却益などの税率は現行通りとし、クルーズ氏やルビオ氏に比べて穏当だ。大統領選の本選に進めば「富裕層よりの大富豪」とのイメージは無党派層獲得の障害になりかねず、国民全体の利益を考える候補者としての印象づくりも狙っているようだ。

2967チバQ:2016/01/24(日) 19:34:48
http://mainichi.jp/articles/20160125/k00/00m/030/035000c
米大統領選
党員集会初戦アイオワの地元紙が支持候補紹介

毎日新聞2016年1月24日 18時43分(最終更新 1月24日 18時43分)

アメリカ
2016米大統領選

 【ワシントン西田進一郎】米大統領選に向けた民主、共和両党の候補者選びで、初戦となる党員集会が2月1日に開かれる中西部アイオワ州の有力地元紙デモイン・レジスターは23日、民主党はヒラリー・クリントン前国務長官(68)、共和党はマルコ・ルビオ上院議員(44)を支持すると発表した。

 両党の主要候補に直接インタビューをしたうえで決めたという。クリントン氏については「(民主党で)知識と経験の深さ、広さにおいて対抗できる候補はいない」と指摘した。

 一方、共和党については、今回の選挙が党の将来を規定するとし、「怒りや悲観、恐れ」か「違った道」の選択だと指摘。ルビオ氏を「共和党と米国の新たな方向性を描く可能性がある」と評価した。ルビオ氏の現在の支持率は、不動産王ドナルド・トランプ氏(69)とテッド・クルーズ上院議員(45)に次ぐ3位。

2968とはずがたり:2016/01/26(火) 00:41:05
病んでるなぁ,アメリカ。。

2016年 01月 12日 11:45 JST
コラム:米国を脅かす「アフルエンザ」、裕福な若者に蔓延
http://jp.reuters.com/article/column-affluenza-us-idJPKCN0UQ07Q20160112?sp=true

[5日 ロイター] - 米テキサス州の裕福な家庭で育ち、4人を死亡させた飲酒事故を起こしたイーサン・カウチ(当時16)が、裁判で「金持ち病(アフルエンザ:富裕を意味するaffluenceとインフルエンザを掛け合わせた言葉)」のせいだと弁護されたことに、世間は冷ややかな反応を示した。

そうした弁護の大半が正当化されたからだ。

だが、恐ろしい悲劇を起こしたティーンエージャーの責任を最小限にするというばかげた努力のせいで、米国社会が内包する重大な危機についての積み重なる証拠を覆い隠すほど愚かなことはないだろう。裕福な家庭に育った子供による無謀な、時に自己破壊的な問題行動は増加の一途をたどっている。

このような「かわいそうな金持ちの子供たち」に同情を寄せる必要はないのかもしれないが、彼らの抱える問題に何も手を打たなければ、これは皆の問題となってしまうだろう。

われわれ筆者の一人は、裕福な家庭の若者が起こす問題が増加していることについて約20年研究を続けてきた。もう一人は、問題の起きる大きな原因について執筆している。

過剰な薬物乱用や見境のない性交渉といった高いリスクを伴う行動は、ホワイトカラーで高学歴の家庭で占められたコミュニティーに育つ若者の間で急速に増えている。彼らは進学校に通い、課外活動でも多くの機会に恵まれている。親の年収は15万ドル(約1800万円)以上で、全国平均の2倍をはるかに上回る。それなのに、思春期になると問題行動を見せ始め、大学生になるにつれ、それは悪化していく。

具体的にはどのような問題なのか。第一に、マリフアナやアルコール中毒が挙げられる。都市部の貧困地区で暮らす10代の子供たちより、裕福な家庭の10代の方が、薬物とアルコールの使用頻度が高いことが研究で明らかになっている。大学生は一般的な人よりも、薬物の乱用や依存を経験する可能性が2.5倍という調査結果も出ている。また大学生の半数が、パーティーなどで飲み過ぎたり、非合法もしくは処方された薬を乱用したと報告している。

第二に、犯罪は貧困家庭で育つ若者の問題だと広く考えられているが、郊外の裕福な学生においても同程度の非行が存在することがデータによって示されている。だが、その内容には違いが見られる。裕福な家庭の子供たちの場合は、親や友人から盗みをはたらくといった非行などだが、貧困地区の子供たちは武器の携帯など自衛に関連する行動となっている。

最後に、精神的な問題が挙げられる。深刻なうつ病を発症する割合は、裕福な家庭の若者は全国平均より2─3倍高く、摂食障害や自傷行為も全国平均をはるかに上回っている。

つまり、薬物乱用、非行、心理的障害が、裕福な若者の「代名詞」だと言える。ではなぜそうしたことが起きるのか。

冒頭のイーサン・カウチの場合は、メディアの報道によると、夫婦間の問題で頭がいっぱいな両親によるネグレクト(無視)が大きな原因だったとみられている。

2969とはずがたり:2016/01/26(火) 00:41:29
>>2968-2969

親が制約を設けなかったことが影響していることは間違いない。上位中流層の一部の親は、ひどい不正行為に対してさえ適切な罰を子供に与えていない。富裕層の若者の5人に1人は、もし学校や司法当局から厳重な処罰を警告されても、親が救い出してくれると考えている。

とはいえ、親の甘やかしだけが原因では決してない。将来有望なコミュニティー内の、薬物使用を良しとする仲間同士の文化も大きな役割を果たしている。特に男子においては、飲酒と薬物使用は仲間内の地位の高さと関連している。アメフトの試合後にビール6缶パックを一気飲みするのは、人気のある子たちだ。

だが親や仲間以上の原因は、自分は他の人とは違う、トップであらねばならないというプレッシャーにあると考えられる。楽しいだけでサッカーをやるな。一流のプロを目指せ。ただピアノを習うな。リサイタルができるくらいになれ。学校の成績が良いだけで満足するな。同じく恵まれたクラスメートを出し抜き、ハーバード大学やスタンフォード大学に入れ、というようなプレッシャーだ。

裕福な親の子どもは学校や課外活動、社会生活で他よりも優れていることを期待する。良い成績を上げ、一流大学に入らなければならないというプレッシャーを多くの10代が抱えているのは事実だが、富裕層ではなおさらだ。

上位中流層の若者は、慣れ親しんだ生活水準を望み、非常に高い目標も容易に達成できる環境にある。テストの点であろうと、テニスのテクニックであろうと、楽器の演奏であろうと、コーチを付けるなどして抜きん出ることを親が熱心に手助けしてくれる。あらゆる種類の高い援助を受け、子供は他よりも抜きん出なくてはならないと感じるようになる。

では、以上のような問題をなくすために何ができるだろうか。

まずは親が適切な制約を設け、断固たる態度で臨むべきだろう。2つ目は、子供にかける期待について細心の注意を払う必要がある。もし子供が成績が良いから愛されるのだと感じるようになれば、成績が落ちて親を失望させることを非常に心配するようになってしまうだろう。

そして3つ目は、親自身が精神的に安定しているよう注意しなければならない。精神的に疲れ切った状態では、親の務めをしっかりと果たすことは不可能だ。富裕層の親は他と比べて、悩みがあることを認めたがらない。

裕福な家庭の子供が抱える問題は現に存在する。彼らの危うさは「無責任な親」だけでなく、複数の原因に由来している。こうした問題の解決には、家族やコミュニティー、学校、大学といったさまざまなレベルでの協力が必要だ。

富裕層の若者の多くが、大人になれば、権力と影響力を手にするのは当然だと考えているだろう。彼らのために、そして彼らが大人になってから影響を及ぼす人たちのためにも、思いやりをもって彼らの苦しみに真剣に耳を傾けなければならならい。

何よりも、彼らをただの「甘やかされた金持ちの悪ガキ」と片付けてはいけないのだ。

*筆者の一人、スニヤ・S・ルーサー氏はアリゾナ州立大学の心理学教授であり、コロンビア大学ティーチャーズ・カレッジの名誉教授。もう1人の筆者バリー・シュワルツ氏は、スワースモア大学の心理学教授。

2970チバQ:2016/01/26(火) 22:35:52
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201601/CK2016012602000133.html
NY前市長、米大統領選への出馬検討 有力2氏に脅威

2016年1月26日 朝刊


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 【ワシントン=斉場保伸】十一月の米大統領選に向け、大富豪のマイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長(73)が独立候補として出馬を検討と米メディアが一斉に報じた。決断するのは三月初めという。銃規制問題や経済政策などで知見が深い候補者が登場すれば、第三の選択肢となり、民主・共和両党の候補者に脅威になりそうだ。
 全米で最初に民主・共和両党が候補を選ぶアイオワ州党員集会は二月一日。その直前に明らかにされた出馬検討について、米紙ニューヨーク・タイムズはブルームバーグ氏周辺の話として「共和党と民主党の候補争いの現状に、いらだち当惑している」と報じた。
 「ブルームバーグ氏が出馬を決断するのを楽しみにしている。競争は良いことだからね」。共和党支持率トップの不動産王ドナルド・トランプ氏(69)は二十四日の米テレビNBCのニュースに出演し、こう強気の発言を行った。
 ブルームバーグ氏は女性の権利推進に積極的。銃規制も強力に推し、民主党の主張に近いスタンスを取っている。民主党で支持率をリードするヒラリー・クリントン前国務長官(68)への支持を奪う可能性も取りざたされる。クリントン氏はNBCで「指名を受けられるようベストを尽くす。私が指名されなかったら彼が出るということと思う」と述べ冷静を装った。
 ブルームバーグ氏は証券会社経営などを経て、一九八一年に金融情報会社ブルームバーグ社を設立。民主党員だったが、ニューヨーク市長選に共和党から出馬し、二〇〇二〜一三年に市長を務めた。トランプ氏をはるかにしのぐ世界有数の資産家で、選挙戦では、少なくとも十億ドル(約千百九十億円)の個人資産を使う考えだという。
 民主党でクリントン氏を猛追するバーニー・サンダース上院議員(74)は「米国の民主主義は億万長者によって争われるものなどではない。われわれはそれに打ち勝つ」とABCテレビで不快感を表明した。
 大統領選史上、無党派候補が勝利した例はない。だが、トランプ氏は環太平洋連携協定(TPP)に反対で、移民排斥の発言を繰り返す。クリントン氏もTPPに反対で、リベラル層の支持を受けるサンダース氏の主張に傾きがち。ブルームバーグ氏はこれに不満を抱く有権者の支持を集める可能性がある。

2971チバQ:2016/01/26(火) 23:11:23
http://www.sankei.com/world/news/160126/wor1601260040-n1.html
2016.1.26 17:31
【米大統領選】
伸び悩むクリントン氏ら「主流派」政治経験がアキレス腱? 「人は見たことないものに向く」

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 【ワシントン=加納宏幸】11月の米大統領選に向け、民主党候補3人が25日、中西部アイオワ州デモインで住民との対話集会に臨んだ。候補指名争いの初戦となる同州党員集会は1週間後の2月1日。クリントン前国務長官(68)は外交に携わった実績を強調したが、民主、共和両党ともに「主流派」は政治経験がアキレス腱となり、苦しい戦いを迫られている。

 クリントン氏はアイオワ州で、無所属のサンダース上院議員(74)に肉薄されている。政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による最近の世論調査平均値で全米では10ポイント以上引き離しているが、同州では0・6ポイント差だ。

 対話集会で、クリントン氏はイラン核協議に道筋を付けた外交経験などを語り、オバマ大統領の路線継承を強調。「サンダース氏を尊敬しているが、民主党候補となり、大統領、最高司令官になるのは私の方がふさわしい」と述べた。

 サンダース氏は、クリントン氏が上院議員として2002年の対イラク武力行使容認決議に賛成し、金融規制でウォール街寄りの行動を取ったと指摘し、「経験は重要だが、判断力も重要だ」と当てこすった。

 ワシントンでの経験は主流を行く大統領候補にとり、「既成政治」(サンダース氏)というレッテル貼りの原因になっている。オバマ氏は25日までの政治専門紙ポリティコのインタビューでクリントン氏への好意をにじませながら、「人々の目は見たことのないものに向かう。そこが彼女にとり不利だ」と論じた。

 一方、アイオワ州の有力紙デモイン・レジスターはこのほど民主党でクリントン氏、共和党でルビオ上院議員(44)をそれぞれ支持するとの社説を掲げた。同紙はクリントン氏の外交手腕を評価。ルビオ氏に関しては中間層重視の姿勢が不動産王トランプ氏(69)に体現されるような「怒り、悲観、恐怖」とは違う道に米国や共和党を導く可能性があるとした。

 ルビオ氏は保守系草の根運動「ティーパーティー」(茶会)の支持で上院議員になったが政治行動は穏健派に近く、低迷するブッシュ元フロリダ州知事(62)に代わる候補として主流派が期待する。ただ、不法移民の市民権取得に道を開く移民制度改革を支持したことをトランプ氏や強硬保守派の支持を受けるクルーズ上院議員(45)は批判。支持率では両氏に次ぐ3位にとどまっている。

2972チバQ:2016/01/28(木) 20:36:21
http://www.sankei.com/world/news/160127/wor1601270029-n1.html
2016.1.27 13:14
【米大統領選】
トランプ氏、討論会拒否か、FOXニュースと対立

反応

反応


 11月の米大統領選に向けた共和党指名争いで支持率首位の実業家トランプ氏(69)は26日、中西部アイオワ州で記者会見し、同州で28日に開かれる党全国委員会公認の候補者討論会に参加しない意向を示した。主催するFOXニュースが自身を公平に扱っていないとした。

 候補者選びの初戦となる2月1日のアイオワ州党員集会を控え、討論会は誰に投票するか有権者が見極める貴重な機会。実際に欠席すれば、先頭走者不在の異例の討論会となる。

 FOXは昨年8月に第1回討論会を主催。女性司会者がトランプ氏の過去の女性蔑視発言を厳しく追及し、対立してきた経緯がある。FOXは今回も同じ女性司会者を起用する方針。トランプ氏は会見で「FOXが私なしの討論会でいくら稼げるか見てみようじゃないか」などと語った。(共同)

2973チバQ:2016/01/28(木) 20:37:08
http://www.sankei.com/world/news/160127/wor1601270044-n1.html
2016.1.27 17:53
【米大統領選】
トランプ氏また“ご乱心” アイオワ州討論会の欠席示唆 過去に確執の女性司会者に噛みつく 「私なしでテレビ局、いくら稼げる?」
アイオワ大学のレスリングチームに歓迎される米共和党の大統領候補、トランプ氏=26日、アイオワ(ロイター)
アイオワ大学のレスリングチームに歓迎される米共和党の大統領候補、トランプ氏=26日、アイオワ(ロイター)
 【ワシントン=加納宏幸】11月の米大統領選に向けた共和党候補指名争いで首位を走る不動産王、トランプ氏(69)は26日、中西部アイオワ州で28日に開かれる同党候補の討論会(FOXニュース主催)に参加しない可能性があると同州で述べた。女性司会者のメーガン・ケリー氏が自らを「公平に扱わない」恐れがあるためだという。

 ケリー氏は昨年8月の第1回討論会で、トランプ氏の女性蔑視発言を問いただした。その後、トランプ氏はケリー氏が生理中だったため自らに厳しく当たったとするような発言をし、改めて批判を浴びた。

 トランプ氏は自らの欠席に関し、「私なしでFOXがカネをいくら稼げるかは見ものだ」と語った。これに対し、FOXはケリー氏を司会者とする方針に変わりがないと表明。ケリー氏も「トランプ氏がメディアをコントロールすることはできない」と述べた。

2974チバQ:2016/01/29(金) 23:12:50
http://mainichi.jp/articles/20160130/k00/00m/030/052000c
米大統領選
「主役不在」で共和討論会 トランプ氏欠席

毎日新聞2016年1月29日 19時55分(最終更新 1月29日 19時56分) 
【デモイン西田進一郎、長野宏美】11月の米大統領選に向けた共和党候補によるテレビ討論会が28日、候補指名争いの初戦の舞台となる中西部アイオワ州デモインで開かれた。しかし、支持率首位を走る不動産王ドナルド・トランプ氏(69)が、討論会を主催するFOXニュースと対立してボイコット。初戦4日前の討論会が「主役不在」という異例の展開となった。

 トランプ氏は、FOXの女性司会者を不服として討論会の2日前にボイコットを表明した。女性司会者は昨年8月の討論会で司会を務めた際、トランプ氏が過去に行った女性蔑視発言を厳しく問いただしていた。

 トランプ氏は、討論会に合わせて約3キロ離れた大学講堂で別の集会を主催。わずかの準備期間ながら、講堂は「米国を再び偉大な国に」というトランプ氏のスローガンが入った赤い帽子やシャツを着た人たち約700人で満員になった。トランプ氏は居並ぶメディアのカメラを見回し、FOXの討論会より多いと満足そうに語った。

 一方の討論会では、女性司会者が「象が部屋にいない」と開口一番に水を向けたのに対し、マルコ・ルビオ上院議員(44)が「何のための選挙かはっきりさせよう。トランプを巡る選挙ではない」と述べて政策論争を提唱。「主役不在」のまま移民問題や安全保障を巡る政策論議が淡々と続いた。

 デモイン中心部のホテルでは、同党支持者約150人が討論会を見守った。大学研究員のスティーブ・フォックスさん(58)は「トランプ氏は不要な会話が多い。他の候補者の話を聞く良い機会になった」と歓迎。イベントプランナーのケイティ・ファンクさん(27)は「大統領は誰に対しても向き合う必要がある。討論から逃げるべきではない」とボイコットを批判した。

 一方、トランプ氏の集会に参加した文筆業のブランドン・ホールさん(26)は「討論は何回もやってきた。それよりアイオワの人たちに直接訴えかけようという戦略的な判断だ」と、ボイコットを評価した。

2975チバQ:2016/01/30(土) 08:37:15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160130-00000084-san-n_ame
2016米大統領選 民主・クリントン氏の本命動かず
産経新聞 1月30日(土)7時55分配信

 【ワシントン=青木伸行】民主党の最有力候補であるヒラリー・クリントン前国務長官(68)は28日、アイオワ州内の2カ所の中学校で集会を開き、若者の党員に焦点を絞り、党員集会への参加と支持を呼びかけた。

 「アイオワで多くの若者たちが、私を支援し選挙活動に従事してくれていることを、誇りに感じている」

 こうアピールした背景には、アイオワ州で若年層の多くが、対抗馬であるバーニー・サンダース上院議員(74)を支持しているという現状がある。

 クリントン氏は、全米規模の世論調査では支持率で首位だが、アイオワ州ではサンダース氏に追い上げられている。

 アイオワ州は有権者の投票動向が民主、共和両党に揺れ動く「スイング・ステート」として知られる。2004年の大統領選ではブッシュ前大統領(共和党)を約4千票の僅差で勝たせ、08、12年はオバマ現大統領に軍配を上げている。

 民主党の支持層についてみると、白人のリベラル層が多い。こうした伝統的な土壌が若年層の支持とともに、党員集会を間近に控え、「超リベラル」であるサンダース氏の追い上げを助長している。

 2月に予備選・党員集会が実施される序盤4州のうち、支持率でクリントン氏は、ニューハンプシャー州でサンダース氏に首位の座を奪われている。

 だが、バージニア大学のラリー・サバト教授は「仮にクリントン氏がアイオワ、ニューハンプシャー両州を落としても、主流派や非白人層の支持のおかげで候補指名を獲得するだろう」とみる。政治アナリストのチャーリー・クック氏も「候補指名争いはすでに、(クリントン氏の勝利が確実で)終わっているといっていい」と断言する。

 一方、オバマ氏の“クリントン氏支持”も鮮明だ。オバマ氏は最近、度々昼食を共にしているクリントン氏を「極めて経験豊富で非常に賢く、すべての政策を知り尽くしている」と称賛し、米メディアは「暗黙の支持」と報道した。

 これに対し、サンダース氏は27日、ホワイトハウスでオバマ氏と会い、会談後には報道陣に「大統領は公平、公正であろうと努めていると思う」と強調した。しかし、アーネスト大統領報道官も、その後の記者会見でクリントン氏を評価する発言が目立ち、同氏には追い風となっている。

2976チバQ:2016/01/31(日) 16:46:39
http://www.cnn.co.jp/usa/35077113.html
米NYT紙が民主クリントン氏、共和ケーシック氏の支持表明
2016.01.31 Sun posted at 16:20 JST
ワシントン(CNN) 米紙ニューヨーク・タイムズは30日、今年の米大統領選の立候補者では民主党のヒラリー・クリントン前国務長官、共和党ではオハイオ州のジョン・ケーシック知事を支持するとの論説を掲載した。
有力紙とされる同紙の支持表明は、来月1日に民主、共和両党の指名候補争いの初戦となるアイオワ州の党員集会に臨む両氏に追い風となる可能性がある。
タイムズ紙はクリントン氏の経験と政策理念を評価。一方で指名争いのライバルとなっているバーニー・サンダース上院議員については大銀行の解体や医療制度改革案を含む一部の公約の実現性に疑問を呈した。
「ヒラリー・クリントンは米国の未来図を確保する上で民主党にとって適切な選択である」と指摘。「中産階級に繁栄への希望を与え、女性の権利を拡大させ、不法移民の滞在に合法性の機会をもたらし、米国の安全を維持する」などの未来図に同調した。
共和党候補の支持率で首位である人物が示す未来図とは根本的に異なっているとも述べ、同党の指名争いで優勢な戦いを続ける実業家ドナルド・トランプ氏を突き放した。
同紙はケーシック知事について、これまでの共和党指名候補争いで露呈されている極端な主張と経験不足に飽き飽きしている同党支持者にとっては唯一選べる候補であると主張。ただ、避妊の権利の限定や同性愛結婚への不支持などを表明していることから穏健派ではないとも指摘した。
その上で、約20年の下院議員時代に見せた党派内での闘いや超党派的な交渉経験などに言及し、妥協に応じ、生活を向上させる政府の能力を信じている人物であると評価した。

2977チバQ:2016/01/31(日) 16:58:40
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160131X645.html
民主クリントン氏、大接戦=共和トランプ氏は一歩リード―1日アイオワ党員集会

14:59時事通信

 【ワシントン時事】米大統領選の民主、共和両党の候補者指名争いの初戦となるアイオワ州党員集会が1日、州内1700地区で行われる。最終盤の各種世論調査によると、民主党ではヒラリー・クリントン前国務長官(68)がバーニー・サンダース上院議員(74)と大接戦を展開。共和党では不動産王ドナルド・トランプ氏(69)が一歩リードしている。

 党員集会は1日午後7時から、州内にある教会や民家を会場に一斉に開催。各候補の得票率は州都デモインで即日集計される。予備選・党員集会は6月にかけて全米各地で順に開かれるが、アイオワ州の結果は第2戦となる9日のニューハンプシャー州予備選と合わせ、選挙戦の流れを左右するとみられている。

 民主党では、本命のクリントン氏が年明け以降、複数の世論調査で「民主社会主義者」のサンダース氏に逆転され、予想外の苦戦を強いられている。8年前の大統領選では3位に沈み、「終わりの始まり」となっただけに、クリントン氏にとっては負けられない戦いだ。

 クリントン氏は夫のビル・クリントン元大統領らの応援も得て総力戦を展開。30日には有力紙ニューヨーク・タイムズの支持を獲得した。ただ、国務長官時代に私用アドレスでやりとりしたメール22通に「極秘」の情報が含まれていたことも直前に明らかになり、痛手になる可能性もある。

 一方、共和党では一時首位に躍り出た保守強硬派のテッド・クルーズ氏(45)をトランプ氏が抜き返し、一歩先行している。しかし、トランプ氏は司会者の人選を不服として、党員集会前最後の28日のテレビ討論会をボイコット。この過激な一手が有権者にどう映るかが不安材料だ。

 トランプ氏不在の討論会ではクルーズ氏が批判の集中砲火を浴び、ダメージを負ったとの見方が広がっている。党主流派から期待を集めるマルコ・ルビオ上院議員(44)がクルーズ氏にどこまで迫り、勢いをつけられるかも焦点だ。

 地元紙デモイン・レジスターが30日に発表した最終盤の世論調査によれば、民主党では党支持層の45%がクリントン氏を支持すると回答し、42%のサンダース氏を3ポイントリード。共和党はトランプ氏28%、クルーズ氏23%、ルビオ氏15%だった。

2978チバQ:2016/01/31(日) 17:00:18
http://www.asahi.com/articles/ASJ1Z346GJ1ZUHBI00L.html
クリントン氏の私用メール7通「極秘」 選挙戦に打撃
ワシントン=峯村健司2016年1月30日18時31分
 米大統領選の民主党候補者指名で有力視されるヒラリー・クリントン前国務長官が在任中に公務で私用メールアドレスを使った問題で、国務省は29日、当時送受信した約3万通のメールのうち、7通を最も機密性の高い「極秘」に指定したことを明らかにした。

 これまで約1300通が機密扱いとなっているが、最高機密にあたる「極秘」の指定は初めて。安全性の低いメールを使って機密をやりとりしたことに批判が強まるのは必至だ。

 民主党候補指名争いの初戦となるアイオワ州党員集会を2月1日に控え、野党共和党は「国家の安全を無視して国民の信頼を裏切る候補者」(共和党全国委員会のプリバス委員長)と非難を強めており、選挙戦に打撃になる可能性がある。

 国務省のカービー報道官によると、7通のメールには37ページにわたる22件の書類が添付。送信された当時は「極秘」ではなかった。同省は29日、約1千通をホームページに公開したが、7通については情報機関の要請を受けて公表は避けた。(ワシントン=峯村健司)

2980チバQ:2016/01/31(日) 23:27:07
http://mainichi.jp/articles/20160201/k00/00m/030/077000c
米大統領選
ネット世代、サンダース氏支持 民主アイオワ

毎日新聞2016年1月31日 21時23分(最終更新 1月31日 22時28分)


 【デモイン(米中西部アイオワ州)長野宏美】11月の米大統領選に向けた民主・共和両党の候補指名争いの初戦となる中西部アイオワ州の党員集会が2月1日に迫り、現地では候補たちが最後の攻防を続けている。民主党は、ヒラリー・クリントン前国務長官(68)を中高年が支持する一方、その子供にあたる大学生や高校生がバーニー・サンダース上院議員(74)を熱狂的に支持し、世代の違いが目立つ。

 「バーニー! バーニー! 政治革命だ」。アイオワ州デモインで1月29日夜、サンダース候補を応援する音楽ライブが開かれた。数百人の高校生や大学生が集まり、陣営の音頭に合わせ、声を上げた。

 ライブに来た高校生のマディソン・ディロンさん(18)は、「私たちはいろいろな情報に接するので、親の世代より価値観が多様でリベラルになっている。同性愛も中絶の権利も尊重する」と語り、「バーニーは平等な考えを持ち、信念を持って未来を良くしようとしている」と期待した。

 サンダース氏を支えるのはインターネットが普及した環境に育った1980年代から2000年代初頭に生まれたミレニアル世代と呼ばれる若者だ。「あなたたちミレニアルはより良い価値観を持っている。月曜夜の党員集会に行ってね」。演奏の合間に女性スタッフが呼びかけた。

 地元紙デモイン・レジスターが30日に発表した世論調査によると、クリントン氏の支持率が45%、サンダース氏は42%。サンダース氏が勝利するためには、党員集会への高い参加率が必須なのだ。

 一方、クリントン氏は夫で元大統領のビル氏とともに現地入りして遊説。州東部シーダーラピッズで30日、「誰が大統領になる準備ができているだろうか?」と経験を強調した。

 コンサルタントのジャニス・ビーチャンさん(63)は「サンダース氏は大好きだが、実際に物事を動かすには経験や知識が必要」とクリントン氏を支持する。20歳の息子がサンダース氏を支持するのは「ヒラリーが対応してきた困難を知らない世代だから」という。

 やはり息子がサンダース氏支持だという元大学職員のダイアン・シェイファーさん(63)は「若い世代はインターネットによって何事も速く進むのに慣れており、変革にも素早さを求める。だから、バーニーの政治革命に熱狂する。だが、現実は甘くない」と語った。

2981チバQ:2016/02/01(月) 21:40:17
http://mainichi.jp/articles/20160202/k00/00m/030/096000c
米大統領選
上位2人激しく競り合う 懸命に支持層固め

毎日新聞2016年2月1日 21時30分(最終更新 2月1日 21時30分)


 【デモイン(米中西部アイオワ州)西田進一郎】米大統領選の候補者指名争いの初戦となるアイオワ州党員集会が1日始まる。同州の世論調査では民主、共和両党とも上位2人が激しく競り合い、情勢は流動的だ。

 地元紙デモイン・レジスターの世論調査(1月26〜29日実施)によると、民主党はヒラリー・クリントン前国務長官(68)が支持率45%でトップ。しかし、42%のバーニー・サンダース上院議員(74)との差はわずかだ。そのうえ、3割が「投票先を変える可能性がある」と答えている。

 クリントン氏にとって初戦のアイオワ州は落とせない戦いだ。2戦目のニューハンプシャー州はサンダース氏が優位。連敗スタートとなれば、潮目が変わる可能性がある。

 国務長官時代に私用メールアドレス・サーバーでやりとりしたメールのうち、22通に「極秘」情報が含まれていたことが直前に判明したクリントン氏に対し、格差是正を訴えるサンダース氏は若者を中心に支持を拡大させ、選挙運動に勢いがある。若者を集会に動員できるかが焦点となる。

 一方、共和党は、不動産王のドナルド・トランプ氏(69)が28%で首位。保守強硬派のテッド・クルーズ上院議員(45)が23%、マルコ・ルビオ上院議員(44)が15%で追う展開だ。

 クルーズ氏は、共和党の党員集会参加者の過半数を占めるとされる保守的なキリスト教福音派に浸透しており、宗教票を武器にトランプ氏に切り込む。

 トランプ氏の支持基盤は中低所得の白人労働者。過去の党員集会にあまり参加していなかったとされるこの層が、党員集会に参加するかどうかが、勝敗の分かれ目となる可能性がある。

2982チバQ:2016/02/01(月) 22:10:57
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160202k0000m030096000c.html
<米大統領選>上位2人激しく競り合う 懸命に支持層固め

21:30毎日新聞

 【デモイン(米中西部アイオワ州)西田進一郎】米大統領選の候補者指名争いの初戦となるアイオワ州党員集会が1日始まる。同州の世論調査では民主、共和両党とも上位2人が激しく競り合い、情勢は流動的だ。

 地元紙デモイン・レジスターの世論調査(1月26〜29日実施)によると、民主党はヒラリー・クリントン前国務長官(68)が支持率45%でトップ。しかし、42%のバーニー・サンダース上院議員(74)との差はわずかだ。そのうえ、3割が「投票先を変える可能性がある」と答えている。

 クリントン氏にとって初戦のアイオワ州は落とせない戦いだ。2戦目のニューハンプシャー州はサンダース氏が優位。連敗スタートとなれば、潮目が変わる可能性がある。

 国務長官時代に私用メールアドレス・サーバーでやりとりしたメールのうち、22通に「極秘」情報が含まれていたことが直前に判明したクリントン氏に対し、格差是正を訴えるサンダース氏は若者を中心に支持を拡大させ、選挙運動に勢いがある。若者を集会に動員できるかが焦点となる。

 一方、共和党は、不動産王のドナルド・トランプ氏(69)が28%で首位。保守強硬派のテッド・クルーズ上院議員(45)が23%、マルコ・ルビオ上院議員(44)が15%で追う展開だ。

 クルーズ氏は、共和党の党員集会参加者の過半数を占めるとされる保守的なキリスト教福音派に浸透しており、宗教票を武器にトランプ氏に切り込む。

 トランプ氏の支持基盤は中低所得の白人労働者。過去の党員集会にあまり参加していなかったとされるこの層が、党員集会に参加するかどうかが、勝敗の分かれ目となる可能性がある。

2983チバQ:2016/02/01(月) 22:38:43
http://mainichi.jp/articles/20160201/k00/00e/030/180000c
米大統領選
宗教票、激しい争奪戦…アイオワ・共和

毎日新聞2016年2月1日 11時58分(最終更新 2月1日 11時58分)
 【ダベンポート(米アイオワ州)西田進一郎】11月の米大統領選に向けた共和党候補指名争いで、初戦となる1日の中西部アイオワ州党員集会を前に、参加者の過半数を占めるとみられるキリスト教福音派の動向が焦点になっている。支持率2位のテッド・クルーズ上院議員(45)が浸透してきた福音派に、首位の不動産王ドナルド・トランプ氏(69)が急接近するなど、宗教票の激しい争奪戦が繰り広げられている。

 「我々は一緒になって、愛する『輝ける丘の上の町』を取り戻すことができる」。州都デモインの東約230キロにあるウィルトン。1月29日、図書館兼コミュニティーセンターでクルーズ氏が新約聖書を起源とする言葉で演説を締めくくると、会場を埋めた約500人の拍手と歓声がしばらく鳴りやまなかった。

 演台を降りたクルーズ氏に駆け寄った若い男性が「聖書の精神で米国を再統合してください」と手を差し出すと、クルーズ氏は「必ずやる」と握り返した。学生のブローフ・プルラムさん(19)は「クルーズ氏は福音派が支持する真の保守だ」と興奮気味に語った。

 アイオワ州には聖書の記述を「神の言葉」と信じる福音派が多い。同州の共和党党員集会の参加者を対象にした出口調査では、2008年大統領選時は60%、12年には57%が自らを福音派と答えた。同州にあるドレイク大のデニス・ゴールドフォード教授(政治学)は「福音派は共和党にとって非常に重要な支持層だ」と語る。

 クルーズ氏は昨年、福音派のテレビ伝道師ジェリー・ファルウェル氏が設立したリバティー大学(バージニア州)で立候補を表明。アイオワ州では全99郡の牧師に支援を求めるなど福音派に焦点をあてて活動してきた。

 デモインにある教会のマイケル・デマスタス牧師(45)はクルーズ氏を支援する。福音派の「三つの核」である人工妊娠中絶反対、同性婚反対、信教の自由の確保に取り組んできた実績が理由だ。逆に、過去に同性婚や人工妊娠中絶容認を表明していたトランプ氏については、相いれない候補と見てきた。

 ところが、リバティー大創設者の息子ジェリー・ファルウェル・ジュニア氏が1月26日、トランプ氏への支持を表明。同氏は南部テキサス州の著名な牧師の支持も取り付けた。デマスタス氏には、何か「交換条件」があったのだろうと思えてならないという。

 トランプ氏は勢いづいている。30日夜にはアイオワ州最東端のダベンポートでジュニア氏との対談集会を開催し、「私は福音派とうまくやってきた」と自信をみなぎらせた。

 地元紙の世論調査では、福音派の33%がクルーズ氏を支持し、トランプ氏への支持は19%。しかし、対談を聞いたルーク・グリブルさん(24)は「最終盤でトランプ氏への風が吹いている」と期待をかける。宗教票が動くかどうかが勝負の分かれ目になりそうだ。

2984チバQ:2016/02/01(月) 22:44:00
http://www.sankei.com/world/news/160201/wor1602010027-n1.html
2016.2.1 19:11
【米大統領選】
最初の党員集会に強烈な自負 アイオワ州など序盤戦がなぜ重要?

 「アイオワには国の進路を正しく定めるという聖なる責任がある」。11月の米大統領選に向けた指名候補選びの初戦、アイオワ州党員集会を翌日に控えた1月31日、州都デモインで開かれた共和党候補の集会で壇上の中年女性が声を張り上げた。こうした州民の強烈な自負がアイオワの政治風土を形作っている。(デモイン 加納宏幸)

 アイオワ州党員集会は1972年から全米で最初に開かれているが、その価値が注目されるようになったのは76年の大統領選だ。ジョージア州知事を務めたがほとんど知名度のなかった民主党のカーター元大統領が「支持なし」に次ぐ2位となり、第2戦のニューハンプシャー州予備選も制して大統領への道を開いた。

 指名候補を選出する党の全国大会に送り込まれる代議員数は多くはないが、民主、共和両党の候補はアイオワ州での勝利が全米での勢いにつながると考え、党員集会を前にたびたび足を運ぶようになった。陣営はテレビやラジオのCMにも大量の資金を投入する。

 地元の政治学者は「大統領候補との近さ、広告への接触の多さが、両党支持層の政治意識を両極化させている」という。

 2008年の大統領選では、クリントン前国務長官に比べリベラル色の強い黒人候補だったオバマ米大統領を選んだ。また、共和党では党員集会参加者の半数以上を占めるキリスト教福音派など「宗教保守」が強く、08年のハッカビー元アーカンソー州知事、12年にはサントラム元上院議員が勝利する原動力となった。

 次に控えるニューハンプシャー州は比較的穏健な地盤で、アイオワ州との両方かいずれかで勝利することが重要だ。1972年以来、双方を落としながら指名獲得、大統領就任につなげたのはクリントン元大統領しかいない。

2986チバQ:2016/02/02(火) 19:38:22
http://www.asahi.com/articles/ASJ217K48J21UHBI043.html
アイオワ州、民主は「事実上の引き分け」 米メディア
デモイン〈米アイオワ州〉=佐藤武嗣2016年2月2日15時16分
 米大統領選の本格的な幕開けとなる、民主、共和各党の候補者選びが1日夜(日本時間2日午前)、アイオワ州党員集会で始まった。民主党はクリントン前国務長官(68)とサンダース上院議員(74)が大激戦で、開票率が95%を超えても横一線となっている。米CNNやワシントン・ポスト紙は「事実上の引き分け」と報じた。8年ぶりの政権奪還を目指す共和党は、クルーズ上院議員(45)がトランプ氏(69)、ルビオ上院議員(44)を破り、接戦を制した。

党員集会は、民主、共和各党が州内計約1700の地区で一斉に実施した。

 民主党によれば、9割以上の地区で集計を終え、クリントン氏とサンダース氏が共に支持者獲得数でほぼ横一線で大激戦を演じた。

 米国初の女性大統領を目指すクリントン氏は、ファーストレディーや国務長官を務め、「ホワイトハウス入りした初日から準備と覚悟ができている」と経験と実績を強調。最近は医療保険制度改革などオバマ政権の路線継承を訴える。

 2008年の大統領選に出馬した際は優位とされながらアイオワ州でオバマ氏に敗れ、その後撤退。今回も「初戦」を落とせば、その後の選挙戦に影響しかねず、同州で集中的に選挙運動を重ねてきた。

 これに対し、左派のサンダース氏は、ウォール街と政治の癒着を指摘し、米社会で広がる貧富の格差是正や公立大授業料無償化、国民皆保険の導入など、既存の制度を大胆に変える「政治革命」を訴えてきた。

 出馬表明時は支持率が1桁台だったが、草の根運動が浸透。「変革」に共鳴した若者を中心に支持が急速に広がり、民主党支持層の間では、45歳未満からの支持率が7割を超える。

 一方、共和党は、保守強硬派のクルーズ氏がトランプ氏やルビオ氏を破った。

 クルーズ氏は保守系草の根運動「ティーパーティー」(茶会)から支持され、保守強硬派としてしばしば共和党執行部とも対立。「小さな政府」を目指すべきだとし、医療保険制度の拡充や、オバマ政権を弱腰外交だと批判。「イスラム国」(IS)を「じゅうたん爆撃」で壊滅させると主張してきた。

 これに対し、実業家のトランプ氏は政治経験がなく、既存政治を批判して「偉大な米国の復活」を主張。メキシコからの不法移民を問題視し、メキシコとの国境に「万里の長城」を構築し、数百万人を強制送還すると公約。日本や中国との貿易不均衡是正を掲げ、環太平洋経済連携協定(TPP)にも反対する。

 「アウトサイダー」(非主流派)とされる2人に対し、主流派にも一定の支持のあるルビオ上院議員も善戦した。(デモイン〈米アイオワ州〉=佐藤武嗣)

■主要候補の支持者獲得率

【民主党】(候補者数計3人)

クリントン前国務長官(68)    49.8%

サンダース上院議員(74)     49.6%

(アイオワ州民主党の発表。集計が終わった地区の割合は95%)

【共和党】(候補者数計12人)

クルーズ上院議員(45)      27.7%

トランプ氏(69)         24.3%

ルビオ上院議員(44)       23.1%

カーソン氏(64)          9.3%

ポール上院議員(53)        4.5%

ブッシュ元フロリダ州知事(62)   2.8%

(アイオワ州共和党の発表。開票率は99%)

     ◇

 〈アイオワ州党員集会〉 民主、共和両党は、7月の全国党大会で大統領選候補者を指名するための代議員を州単位で選ぶ。多くの州では党員による投票で決める「予備選」を実施するが、一部の州では、党員が実際に地区ごとに集まり、討議を通じて立候補予定者ごとの代議員の配分を決める「党員集会」を実施する。アイオワ州の党員集会は、全米で最初に行われ、今後の選挙戦を左右するとされ、注目されている。

2987チバQ:2016/02/02(火) 19:40:13
http://www.sankei.com/world/news/160202/wor1602020046-n1.html
2016.2.2 17:34
【米大統領選】
アイオワ州党員集会、日本とは異質の投票風景 民主の集計方法、支持候補ごとに党員をグループ分け 共和は投票用紙に記入
 米中西部アイオワ州で1日に行われた、大統領選の候補指名に向けた共和、民主両党の党員集会の会場は、接戦を反映して熱気に満ち、日本の選挙ではみられない「お祭り騒ぎ」ぶりと、政治に対する有権者の関与の深さを印象づけた。(デモイン 青木伸行、加納宏幸)

 州都デモイン市内の州立歴史博物館。第47、48、55の3地区に所属する両党の党員が、党別にそれぞれ3つ設けられた部屋やフロアに分かれて集まり、午後7時過ぎに集会が始まった。

 1階にある、まるで学校の教室のような一室があてがわれた民主党の第47地区の小さな部屋は、160人以上の党員で埋め尽くされた。

 登録されている党員は約800人。集会が始まる前、責任者は「実際に参加するのは登録された党員の10〜15%でしょう」と予測していたが、蓋を開けてみると2割程度に上り、驚きを隠せない様子だった。

 「クリントン氏支持はこっちに座って。サンダース支持は向こう。オマリー氏の支持者はそっちへ」

 責任者の誘導でたちまち3つのグループができ、頭数がひとりひとり数えられていく。結果はクリントン氏79人、サンダース氏77人、オマリー氏8人。

 だが、これで終わらなかった。規定により、“投票率”が15%に満たなかったオマリー氏の支持者は、クリントン、サンダース氏の支持に回るか、事実上の棄権をしなければならない。

 そこからクリントン、サンダース両グループから猛烈な勧誘が始まった。

 「クリントン氏はまさに変革の人です」

 「本当の変革を求めるのであれば、サンダース氏を支持してほしい」 

 手招きや拍手も交え、オマリー氏の支持者を呼び込もうと懸命だ。同氏の支持者に加え、クリントン、サンダース両氏のどちらを支持するか揺れていた党員の移動もあり、最終結果はサンダース氏が84人に増え、83人のクリントン氏をわずか“1票差”で逆転した。

 共和党の風景は民主党と異なる。まず、各候補の陣営のスタッフがそれぞれ数分間、「トランプ氏は特殊な利益との関係がなく日本、メキシコ、中国に対する手ごわい交渉と駆け引きができる」「クルーズ氏は合衆国憲法の擁護者だ」などと演説した。その後、党員は支持者の名前を用紙に記入し、「ポスト」と書かれた投票箱に投じた。

 両党ともに大接戦となった党員集会。民主党の会場の一室には、「今回初めて参加しました」という市民権を持つ26歳の日本人男性の姿も。この男性は「お祭り騒ぎで、有権者ひとりひとりの政治に対する参加意識と自覚が、日本とはまったく違います」と話していた。

2988チバQ:2016/02/02(火) 19:41:02
http://www.sankei.com/world/news/160202/wor1602020050-n1.html
2016.2.2 18:19
【米大統領選】
トランプ氏、無難戦略が裏目に クリントン氏の優勢動かず 米バージニア大のコンディク氏

反応

反応


1日、米アイオワ州デモインで支持者が集まった会場を離れるトランプ氏と妻(ロイター=共同)
1日、米アイオワ州デモインで支持者が集まった会場を離れるトランプ氏と妻(ロイター=共同)
 ■米バージニア大政治センターのカイル・コンディク氏の話

 トランプ氏には落胆の一夜となった。アイオワ州で好まれる地道な草の根の選挙運動をせず、攻撃対象になるのを恐れて直前の討論会を欠席するなど無難な戦略に走った。常に勝利を語ってきただけに、初戦のつまずきが世論に与える影響は大きい。ニューハンプシャー州で勝たなければ、困難な展開になる。

 クリントン氏にとっても、(民主党支持層の中では)サンダース氏を支えるリベラルな白人有権者が主流な土地で健闘したといえる。今後も民主党は接戦が予想されるが、選挙戦はクリントン氏に有利な州に移っていく。最終的な優勢は動かないだろう。クリントン氏の懸念材料は(私用メール問題などの)スキャンダル。真の敵はサンダース氏ではなく、米連邦捜査局(FBI)だ。(共同)

2989チバQ:2016/02/02(火) 19:43:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160202-00000571-san-n_ame
米大統領選 クルーズ氏勝利の背景に「宗教保守」 トランプ氏の空中戦に対抗
産経新聞 2月2日(火)18時53分配信

 【デモイン(米アイオワ州)ワシントン=加納宏幸】共和党のクルーズ上院議員はアイオワ州党員集会で不動産王、トランプ氏を破った直後、「草の根にとっての勝利であり、全アイオワ、全米の勇気ある保守主義者にとっての勝利だ」と宣言した。キリスト教福音派をはじめとする草の根の「宗教保守」の支持が、トランプ氏の空中戦に対抗する原動力となった。

 クルーズ氏の勝利に道を付けた影の立役者はオバマ大統領、そして政権に妥協的な姿勢を取る共和党の議会指導者らエスタブリッシュメント(主流派)だ。

 「アイオワは今晩、共和党の大統領候補がメディアやワシントンのエスタブリッシュメントに選ばれるものではないと通告した」

 クルーズ氏は1日夜の勝利宣言でこう述べた。ルビオ上院議員、ブッシュ元フロリダ州知事ら「穏健派」を好む主流派を牽制(けんせい)したのは明らかだった。

 2012年、保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」の後押しで議席を得たクルーズ氏の政治経歴は、オバマ氏や共和党主流派との戦いといえる。

 クルーズ氏を一躍有名にしたのは13年9月、医療保険制度改革(オバマケア)に反対する21時間以上のフィリバスター(議事妨害)演説だ。名門プリンストン大学のディベート・チームで全米チャンピオンになったことのあるよどみのない弁論の矛先は、予算をめぐってオバマ氏と妥協するベイナー前下院議長ら共和党の“身内”にも向かった。

 イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)への絨毯爆撃を主張し、キューバ移民の子としてカナダで生まれながら移民政策の厳格化を唱えるところはトランプ氏に近く、一時は共同歩調を取った。

 トランプ氏との違いは人工妊娠中絶や同性婚など宗教観が絡む問題への反対姿勢だ。党員集会前日、クルーズ氏の集会に出た女性(50)は「トランプ氏は中絶に賛成したが、クルーズ氏はプロライフ(生命尊重)の立場を明確にしている」と支持理由を語った。

 アイオワ州は共和党支持層の過半数が福音派の保守地盤。クルーズ陣営は約1万2千人のボランティアを動員し、一日当たり2千軒を訪問する徹底的な「どぶ板選挙」を展開。候補自身も州内99郡の全てに足を運び、支持を固めた。

 クルーズ氏としてはアイオワ州での勝利を地元テキサス州を始め宗教保守の強い南部諸州での戦いにつなげたい考えだ。

2990とはずがたり:2016/02/02(火) 19:48:44
アイオワ州、民主は「事実上の引き分け」 米メディア
http://www.asahi.com/articles/ASJ217K48J21UHBI043.html
デモイン〈米アイオワ州〉=佐藤武嗣2016年2月2日15時16分

 米大統領選の本格的な幕開けとなる、民主、共和各党の候補者選びが1日夜(日本時間2日午前)、アイオワ州党員集会で始まった。民主党はクリントン前国務長官(68)とサンダース上院議員(74)が大激戦で、開票率が95%を超えても横一線となっている。米CNNやワシントン・ポスト紙は「事実上の引き分け」と報じた。8年ぶりの政権奪還を目指す共和党は、クルーズ上院議員(45)がトランプ氏(69)、ルビオ上院議員(44)を破り、接戦を制した。

 党員集会は、民主、共和各党が州内計約1700の地区で一斉に実施した。

 民主党によれば、9割以上の地区で集計を終え、クリントン氏とサンダース氏が共に支持者獲得数でほぼ横一線で大激戦を演じた。

 米国初の女性大統領を目指すクリントン氏は、ファーストレディーや国務長官を務め、「ホワイトハウス入りした初日から準備と覚悟ができている」と経験と実績を強調。最近は医療保険制度改革などオバマ政権の路線継承を訴える。

 2008年の大統領選に出馬した際は優位とされながらアイオワ州でオバマ氏に敗れ、その後撤退。今回も「初戦」を落とせば、その後の選挙戦に影響しかねず、同州で集中的に選挙運動を重ねてきた。

 これに対し、左派のサンダース氏は、ウォール街と政治の癒着を指摘し、米社会で広がる貧富の格差是正や公立大授業料無償化、国民皆保険の導入など、既存の制度を大胆に変える「政治革命」を訴えてきた。

 出馬表明時は支持率が1桁台だったが、草の根運動が浸透。「変革」に共鳴した若者を中心に支持が急速に広がり、民主党支持層の間では、45歳未満からの支持率が7割を超える。

 一方、共和党は、保守強硬派のクルーズ氏がトランプ氏やルビオ氏を破った。

 クルーズ氏は保守系草の根運動「ティーパーティー」(茶会)から支持され、保守強硬派としてしばしば共和党執行部とも対立。「小さな政府」を目指すべきだとし、医療保険制度の拡充や、オバマ政権を弱腰外交だと批判。「イスラム国」(IS)を「じゅうたん爆撃」で壊滅させると主張してきた。

 これに対し、実業家のトランプ氏は政治経験がなく、既存政治を批判して「偉大な米国の復活」を主張。メキシコからの不法移民を問題視し、メキシコとの国境に「万里の長城」を構築し、数百万人を強制送還すると公約。日本や中国との貿易不均衡是正を掲げ、環太平洋経済連携協定(TPP)にも反対する。

 「アウトサイダー」(非主流派)とされる2人に対し、主流派にも一定の支持のあるルビオ上院議員も善戦した。(デモイン〈米アイオワ州〉=佐藤武嗣)

■主要候補の支持者獲得率
【民主党】(候補者数計3人)
クリントン前国務長官(68)    49.8%
サンダース上院議員(74)     49.6%
(アイオワ州民主党の発表。集計が終わった地区の割合は95%)

【共和党】(候補者数計12人)
クルーズ上院議員(45)      27.7%
トランプ氏(69)         24.3%
ルビオ上院議員(44)       23.1%
カーソン氏(64)          9.3%
ポール上院議員(53)        4.5%
ブッシュ元フロリダ州知事(62)   2.8%
(アイオワ州共和党の発表。開票率は99%)
     ◇
 〈アイオワ州党員集会〉 民主、共和両党は、7月の全国党大会で大統領選候補者を指名するための代議員を州単位で選ぶ。多くの州では党員による投票で決める「予備選」を実施するが、一部の州では、党員が実際に地区ごとに集まり、討議を通じて立候補予定者ごとの代議員の配分を決める「党員集会」を実施する。アイオワ州の党員集会は、全米で最初に行われ、今後の選挙戦を左右するとされ、注目されている。

2992チバQ:2016/02/02(火) 19:50:26
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1602020055.html
【米大統領選】波乱の幕開け告げるアイオワ州党員集会 民主、共和両党で非主流派が“本命”を揺るがす

19:34産経新聞

 【デモイン=青木伸行】米アイオワ州で開かれた大統領選の党員集会で、民主党は「本命」のヒラリー・クリントン氏がバーニー・サンダース氏を相手に予想以上に苦戦した。共和党もテッド・クルーズ氏、ドナルド・トランプ氏という「非主流派」が上位を占めるなど混戦模様で、波乱含みの選挙戦を象徴する幕開けとなった。

 「ため息をつき、ホッとし、安心した」

 クリントン氏は1日夜、州都デモイン市内で支持者を前に、「当確」が出るのを待たずに“勝利宣言”とも受け取れる発言をした。

 サンダース氏も「事実上引き分けのようだ」と述べた。公式集計で両者の差はないに等しい。サンダース氏が追い上げた要因は、アイオワ州における民主党の主要な支持基盤であるリベラル層と、若年層の支持にあったとみられている。

 クリントン氏も“左旋回”を見せ、リベラル層の取り込みに躍起となったが、「超リベラル」なサンダース氏をしのぐほどまでリベラル層を引き込むには至らなかったようだ。

 クリントン氏は2008年大統領選でのアイオワ州党員集会では3位に終わっただけに、今回の結果は“善戦”といえなくもない。

 ただ問題なのは、若年層の支持を極端に得られなかったことだ。CNNテレビの出口調査では、17歳から29歳の84%がサンダース氏を支持し、クリントン氏は14%にすぎない。

 デモインの党員集会で、サンダース氏を支持した19歳の男性は「ヒラリーよりも、サンダース氏の方が信頼できる」と話した。

 とりわけ若年層の間にはクリントン氏に代表されるエスタブリッシュメント(主流派)層への不信感が根強い。国務長官在任中の公務に私的な電子メールアカウントを使っていた問題が影響した可能性もある。

 一方、党員集会でクリントン氏を熱烈に支持した40歳代の女性は「サンダース氏はリベラルの代表のように言われるけど、ヒラリーだってリベラルです」と反論。9日に予備選が行われるニューハンプシャー州はよりリベラル色が強く、世論調査ではサンダース氏がリードする。クリントン氏は引き続き「左旋回」姿勢を維持するとみられる。

 だが、バージニア大学のラリー・サバト教授は「クリントン氏はアイオワ、ニューハンプシャー両州で苦戦しても、現在のスタンスを変えないことが勝利への道だ」と指摘する。さらなる左傾化は逆に中間層などの離反を招き、全国レベルでの首位の維持にも影響しかねないというわけだ。

 ニューハンプシャー州に続くサウスカロライナ、ネバダ両州ではクリントン氏が優勢で、山場は10州以上の予備選・党員集会が集中する3月1日の「スーパーチューズデー」となりそうだ。

 一方の共和党は、アイオワで2位に終わったトランプ氏がニューハンプシャー州では高支持率を維持。アイオワで同氏に肉薄する3位と健闘したマルコ・ルビオ氏ら「党主流派」候補も巻き返しを伺っている。

2993チバQ:2016/02/02(火) 19:54:51
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160202-00000079-reut-n_ame
焦点:米アイオワ州党員集会、ルビオ氏躍進で共和党本流に弾み
ロイター 2月2日(火)19時17分配信

焦点:米アイオワ州党員集会、ルビオ氏躍進で共和党本流に弾み
 2月2日、米大統領選に向けた候補者指名争いの初戦となった1日のアイオワ州党員集会では、共和党で3位につけたマルコ・ルビオ上院議員も、強力な勝者といえる。ルビオ氏と家族、同州デモインで1日撮影(2016年 ロイター/Aaron P. Bernstein)
[デモイン(米アイオワ州) 2日 ロイター] - 米大統領選に向けた候補者指名争いの初戦となった1日のアイオワ州党員集会で、共和党はテッド・クルーズ上院議員が不動産王ドナルド・トランプ氏を破り勝利したが、3位につけた同党の本流(エスタブリッシュメント)候補マルコ・ルビオ上院議員も、強力な勝者といえる。

過去数カ月間、共和党の候補指名争いはクルーズ氏とトランプ氏の焦土戦術が目立ち、より穏健な候補らは苦戦を強いられてきた。

党指導部が勝者を長く待ち望むなか、1日の党員集会でルビオ氏が上位に浮上した。

得票率はクルーズ氏が28%、トランプ氏は24%。ルビオ氏は23%で両氏とわずかな差となった。

ルビオ氏は、最終結果発表後「決して起こらないと言われていたことが今起きている」と述べた。

候補指名争いは間違いなく新たな局面を迎えた。

アイオワ州共和党の元政治ディレクター、クレイグ・ロビンソン氏は「三つどもえのレースになっている」と指摘した。

ロビンソン氏ら同州の政治評論家は、ルビオ氏がトランプ、クルーズ両氏に水をあけられ、おそらく15─18%程度の得票率に終わると予想していたため、ルビオ氏の躍進は衝撃を与えた。

アイオワ州デモインの共和党ストラテジスト、ダグラス・グロース氏は、同州で3位につけたことはルビオ氏が党の本流である「エスタブリッシュメントの総意を得た候補であること」を示すと指摘した。

ルビオ氏はアイオワ州での選挙遊説で、クルーズ氏やトランプ氏同様に、過激派組織「イスラム国」や移民問題、医療保険改革法(オバマケア)などについて非難した。

しかしそれは、より楽観的で開放的なメッセージを通じてだった。

キューバ系移民の息子として生まれ、米国で育った同氏は、選挙に勝利した場合、初のヒスパニック系大統領となる。

ルビオ氏はこの週末、党員集会を控えた最後の選挙運動で、「怒りだけでは不十分だ。怒りは計画でも解決策でもない」と有権者に呼びかけた。

党員集会でルビオ氏を支持した有権者らは、ロイターに対し、同氏のポジティブなメッセージに共鳴したとし、同氏を、民主党の有力候補ヒラリー・クリントン氏に対抗する最も強力な候補とみなしていることを明らかにした。

アイオワ州クライブのKevin Huerkampさんは「私は実際に変化をもたらしてくれる誰かを探していた。マルコ・ルビオ氏がその人物だと思う」と語った。

選挙結果によると、ルビオ氏は都市部のデモイン、アイオワ市、ダベンポートで、クルーズ、トランプ両氏を抑えた。このことはフロリダやオハイオなど人口の多い州で今後、ルビオ氏が成功を収める可能性を示唆している。

(James Oliphant記者 翻訳:佐藤久仁子 編集:加藤京子)

2994チバQ:2016/02/02(火) 20:36:28
http://www.sankei.com/world/news/160202/wor1602020057-n1.html
2016.2.2 19:53
【米大統領選】
アイオワ州党員集会、民主党はクリントン陣営が勝利宣言 共和はクルーズ氏、3位ルビオ氏はトランプ氏に肉薄

 【デモイン(米アイオワ州)=加納宏幸】11月8日の米大統領選に向けた民主、共和両党の候補指名争いの初戦、アイオワ州党員集会が1日夜、州内約1700カ所の会場で実施され、民主党はクリントン前国務長官(68)の陣営が2日未明に勝利宣言した。得票率の差は1ポイント未満の接戦になった。

 共和党はクルーズ上院議員(45)が不動産王、トランプ氏(69)を破って勝利し、ルビオ上院議員(44)もトランプ氏に肉薄して3位に付けた。上位3人はいずれも20%台で4位の神経外科医カーソン氏(64)と差を付けた。今後は三つどもえの展開になる可能性がある。

 民主党の発表によると、2日午前4時(日本時間同日午後7時。集計率99%)時点でクリントン氏と無所属のサンダース上院議員(74)の得票率の差は0・3ポイントだった。AP通信によると1つの会場から結果報告がなく全ての集計が終わっていない。

 女性初の大統領を目指すクリントン氏はオバマ政権の継承を訴え、世論調査で全国の首位。アイオワ州では若年層の支持を集めるサンダース氏に肉薄された。

 共和党は信教の自由を訴えるクルーズ氏が組織選挙を展開。保守的なキリスト教福音派の影響力が強いことが有利に働いたとみられる。トランプ氏は一歩及ばなかったが、強硬保守派の2人が上位を占めた。

 民主党のオマリー前メリーランド州知事、共和党のハッカービー元アーカンソー州知事は1日、アイオワ州での惨敗を受け、選挙戦から撤退した。

 予備選・党員集会の第2戦は2月9日のニューハンプシャー州予備選。今年6月まで順次、各州や自治領などで開催され、7月の党全国大会で候補に投票する「代議員」の獲得を競う。過半数を得た候補が正式に党の指名を受け、11月8日の本選に臨む。

2995チバQ:2016/02/02(火) 20:37:03
http://www.sankei.com/world/news/160202/wor1602020058-n1.html
2016.2.2 20:05
【米大統領選】
民主・サンダース氏、ブレない「民主社会主義者」 “異色”最高齢の候補、支持者は若者

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1日、米アイオワ州デモインで開かれた民主党の党員集会でスピーチするサンダース上院議員(ロイター)
1日、米アイオワ州デモインで開かれた民主党の党員集会でスピーチするサンダース上院議員(ロイター)
 民主党のアイオワ州党員集会で、最有力のクリントン前国務長官(68)相手に大接戦を演じたサンダース上院議員(74)。「無所属」で「民主社会主義者」を標榜(ひょうぼう)する異色候補の躍進に注目が集まった。

 「今夜アイオワで政治革命が始まった」。1日深夜、同州デモインでサンダース氏が支持者を前にこう呼びかけると、会場を埋め尽くした若者から熱狂的な歓声がわき起こった。

 主要候補者の中で最も高齢のサンダース氏だが、主な支持層は若者だ。「政府は一握りの億万長者のものではない」とウォール街を批判。富裕層増税や公立大学の無償化などの訴えに、格差社会の是正を求める若者層が共鳴し、草の根運動で選挙戦を展開している。

 ポーランドからのユダヤ系移民の父を持つ。20〜30代にはベトナム反戦運動など左派政治運動に傾注し、1981年から米東部バーモント州バーリントン市長を8年務めた。

 その後、同州選出の連邦下院議員に8回当選し、2007年に上院議員に転身。10年12月には減税措置の延長をめぐって8時間半にわたる演説を行い、注目を集めた。無所属議員として25年間のキャリアを持ち、時代に左右されない政策判断が売り物だ。

 重要施策に「選挙資金制度の改革」を掲げ、平均27ドル(約3200円)の小口献金に頼る。ただ、黒人や中南米系など白人以外に支持が広がっておらず、今後どこまで浸透できるかは未知数だ。(上塚真由)

2996チバQ:2016/02/03(水) 22:52:52
http://www.sankei.com/world/news/160203/wor1602030037-n1.html
2016.2.3 21:48
【米大統領選】
第2戦もはやヒートアップ 撤退との虚偽情報に謝罪、コイントスでの勝敗には不満

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米大統領選の主な日程
米大統領選の主な日程
 【ワシントン=小雲規生】米大統領選に向けた候補指名争いの初戦となった1日のアイオワ州での党員集会を終えた各候補者は2日、休む間もなく予備選が9日に行われる第2戦のニューハンプシャー州での追い込みに入った。各候補はライバルの牽制やアイオワでの投票結果への疑念などを口にし、選挙戦は一段とヒートアップしている。

 「ニューハンプシャーはアイオワよりも自分に向いている」。アイオワ州での共和党の党員集会で2位に終わった不動産王、ドナルド・トランプ氏は2日の記者会見で、結果を今後にひきずるとの懸念を躍起になって否定。メディアが3位のマルコ・ルビオ上院議員を勝者扱いしていることにも、不満をぶちまけた。

 一方、トランプ氏をおさえて勝利したテッド・クルーズ上院議員はCNNテレビに「この勢いで指名を勝ち取る」と気勢を上げたが、勇み足も。クルーズ氏の陣営が1日、ライバル候補の元神経外科医、ベン・カーソン氏が撤退するとの虚偽の情報を流したことが判明したためだ。クルーズ氏は慌てて謝罪し、ニューハンプシャーの予備選への影響を抑えようと懸命だ。

 一方、ヒラリー・クリントン前国務長官とバーニー・サンダース上院議員が大接戦を演じたアイオワ州の民主党は2日、クリントン氏が勝者だと正式に発表。クリントン氏はCNNに「とても興奮している」と喜びをあらわにした。

 しかしABCテレビによると、各候補への支持が拮抗した場合にコインの裏表で勝敗を決める規則について不満もくすぶっている。アイオワでは複数の会場でクリントン氏側がコイントスで勝利した。サンダース氏は2日、記者団に対して「民主主義を実現するのに最善の方法ではない」と述べ、結果に異議を唱える可能性を否定しなかった。

2997チバQ:2016/02/03(水) 22:53:31
http://www.sankei.com/world/news/160202/wor1602020070-n1.html
2016.2.2 22:15
【米大統領選】
大接戦でコイントスも アイオワ民主党員集会 少なくとも5会場で実施

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1日、米アイオワ州デモインの教会で開かれた民主党の党員集会で、出席者の数を確認する担当者(中央)(共同)
1日、米アイオワ州デモインの教会で開かれた民主党の党員集会で、出席者の数を確認する担当者(中央)(共同)
 米大統領選で候補指名争いの初戦となったアイオワ州の民主党党員集会で、クリントン前国務長官とサンダース上院議員が大接戦となったため、一部の会場で勝敗を決めるためにコイントスが行われた。地元紙などが2日報じた。

 報道によると、党の規則では、候補を支持する人がほぼ同数などの条件がそろった場合、割り当てられる代議員の最後の1人をどの候補が獲得するかを、コイントスで決める。コイントスが実施されたのは州都デモインなどにある少なくとも5つの会場で、全てをクリントン氏が勝ち取ったという。(共同)

2998チバQ:2016/02/03(水) 22:53:51
http://www.sankei.com/world/news/160202/wor1602020062-n1.html
2016.2.2 20:56
【米大統領選】
党員集会、州ごとに異なる選挙方式 クリントン氏VSサンダース氏、「オマリー票」が影響か

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1日、米アイオワ州デモインで、集まった支持者に笑顔を見せるヒラリー・クリントン前国務長官(右)と夫のビル・クリントン元大統領(ロイター)
1日、米アイオワ州デモインで、集まった支持者に笑顔を見せるヒラリー・クリントン前国務長官(右)と夫のビル・クリントン元大統領(ロイター)
 党員集会は、11月の米大統領選挙の本選に出馬する民主、共和両党の候補者を選ぶ党内手続きの一つ。両党は、州・地域ごとに党員集会または予備選挙を実施し、州・地域に割り振られた代議員の獲得数を競う。過半数の代議員を獲得した人物が7月の党大会で本選候補に指名される。

 党員集会は選挙区や市町村ごとに学校や公民館などで開かれ、事前登録した党員が、各陣営関係者の演説などを踏まえ、支持する候補者を決める。その方式は話し合いや挙手、投票など、両党間で異なり、同じ党でも州によって違う。

 アイオワ州の党員集会で共和党は投票方式を採用。一方、民主党は、各会場で支持候補ごとにグループを作り、対立候補の支持者や支持候補が決まっていない党員らを自らのグループに引き入れるアピールを展開する。15%以下の支持しか得られなかった候補の支持者は、他候補の支持に回るか、棄権する。

 クリントン氏とサンダース氏との間で接戦となったアイオワ州での民主党の党員集会は、支持が低迷したオマリー前メリーランド州知事の支持者の動向が勝敗を分けた可能性がある。

2999チバQ:2016/02/03(水) 23:08:03
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160203/k10010395261000.html
米大統領選候補者選び ニューハンプシャー州も激戦か
2月3日 7時08分

米大統領選候補者選び ニューハンプシャー州も激戦か
アメリカ大統領選挙に向けた候補者選びの幕開けとなったアイオワ州の党員集会で、共和党はクルーズ上院議員が、また民主党はクリントン前国務長官がそれぞれ勝利したものの、候補者の間で大きな差は開かず、今月9日に行われる東部ニューハンプシャー州の予備選挙も激しい戦いとなりそうです。
ことし11月のアメリカ大統領選挙に向けてアイオワ州の党員集会が1日に行われ、このうち与党・民主党は、女性初の大統領を目指すクリントン前国務長官が49.8%の支持を、また「民主社会主義者」を名乗り格差の是正を前面に掲げるサンダース上院議員が49.6%の支持をそれぞれ獲得し、僅か0.2ポイントの差でクリントン氏が逃げきりました。
一方、政権奪還を目指す野党・共和党は、保守強硬派のクルーズ上院議員が27.6%の支持を、過激な発言を繰り返す不動産王のトランプ氏が24.3%の支持をそれぞれ獲得し、クルーズ上院議員が初戦を制しました。また、若手のホープとされるルビオ上院議員が23.1%の支持を獲得し、2位のトランプ氏に1.2ポイント差に迫りました。
両党の候補者選びの次の舞台は、今月9日に予備選挙が行われるニューハンプシャー州です。アイオワ州では候補者の間で大きな差は開かなかったことから、ニューハンプシャー州でも激しい戦いとなりそうで、クリントン氏やトランプ氏の戦いぶりが注目されます。
米メディアの分析は
今回の結果について、アメリカの有力紙、ワシントン・ポストは、候補者を「勝者」と「敗者」に分けて分析しています。
共和党については、勝利を確実にしたクルーズ上院議員と、3位につけたルビオ上院議員を「勝者」に、そしてトランプ氏を「敗者」に分類しています。このうちクルーズ氏については、「クルーズ氏と彼のチームは最良の組織を作り、南部的かつ社会保守的な考えに合致して勝利した」として、クルーズ氏がキリスト教の価値観を重んじる保守派の支持を固めたと分析しています。また、ルビオ氏については、「多くの人が予想したとおり、共和党主流派の最も強い候補として浮上した。2位のトランプ氏に迫る結果は1週間前には想像もつかなかった」として、善戦したと伝えています。
一方、「敗者」としたトランプ氏については、「かろうじて2位につけた。世論調査の支持率が実際の票に結びつくのかという疑問はさらに大きくなった」としています。
また、民主党については、勝利を宣言したクリントン前国務長官と、サンダース上院議員の双方を「勝者」と位置づけました。このうちクリントン氏については「序盤の2州両州での敗北を回避することができた」としたほか、サンダース氏については「今夜起きたことほど、ニューハンプシャー州で起きる出来事に影響を及ぼすことはない。支持者は活気づき、かつてなく戦う価値を感じるだろう」と伝えています。
また、ニューヨーク・タイムズは、民主党の党員集会について「戦いは互角だった」としたうえで、「クリントン氏にとって、理想的ではないが容認できる結果だ」として、全米レベルでは支持率が高いクリントン氏が依然最有力候補であるという見方を示しました。
一方、サンダース氏については2008年にオバマ大統領がアイオワ州でクリントン氏に勝利したような結果は残せず、指名争いを勝ち抜けるような機運がまだ高まっていないと分析しています。

3000チバQ:2016/02/03(水) 23:20:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160203-00000067-san-n_ame
2016米大統領選 民主党 大接戦、コイントスで「決着」
産経新聞 2月3日(水)7時55分配信

2016米大統領選 民主党 大接戦、コイントスで「決着」
アイオワ州党員集会 主要候補の得票率(写真:産経新聞)
 アイオワ州で開かれた民主党の党員集会で、大接戦を展開したクリントン氏とサンダース氏の両陣営が、州都デモインなどにある少なくとも6つの会場でコインの裏表で勝敗を決めるコイントスを行った。いずれもクリントン氏側が勝ち、同氏が僅差で勝利を得る結果につながったという。

 党員集会は選挙区や市町村ごとに学校や公民館などで開かれ、事前登録した党員が、各陣営関係者の演説などを踏まえ、話し合いや挙手、投票などで支持する候補者を決める。

 アイオワ州では、共和党は投票方式を採用しているが、民主党は各会場で支持候補ごとにグループを作り、対立候補の支持者や支持候補が決まっていない党員らを自らのグループに引き入れるアピールを展開する。

 地元紙などによると、同党の規則では、各候補を支持する人々がほぼ同数となった場合などに限り、どちらが代議員を獲得するかをコイントスで決める。ネット上では、クリントン氏の「強運」ぶりに驚嘆が広がったほか、「文字通り、カネで選挙が左右された」との冗談も飛び交った。(ワシントン支局)

3001チバQ:2016/02/03(水) 23:20:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160203-00000064-san-n_ame&amp;pos=1
2016米大統領選 トランプ旋風、空回り 伸びぬ票、世論調査とズレ
産経新聞 2月3日(水)7時55分配信

2016米大統領選 トランプ旋風、空回り 伸びぬ票、世論調査とズレ
大統領選共和党支持者の傾向(写真:産経新聞)
 【デモイン(米アイオワ州)=青木伸行】米アイオワ州で1日に開かれた共和党の党員集会は、政治の門外漢であるトランプ氏による「トランプ現象」が“本物”かどうかを占う試金石として注目されていた。

 名だたる政治アナリストは昨年、「トランプ旋風は秋には収束する」「年末には撤退するだろう」と予想していたが、年が明けても勢いが衰えないまま、重要な初戦に突入した。政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の事前世論調査でトランプ氏の支持率は33・2%。追い上げるクルーズ氏に6・5ポイント差に迫られながらも首位を保っていた。

 結果はクルーズ氏の得票率は27・6%、トランプ氏は24・3%。トランプ氏は逆転された上、実際の得票率は世論調査の支持率とは大きな違いを見せた。

 政治アナリストや、同氏を毛嫌いする共和党員は「口先だけで支持を表明している者も多いのでは。世論調査と投票行動との間には乖離(かいり)があるのではないか」(クルーズ陣営)と期待を込めて語り、“いちるの望み”を託していた。

 トランプ氏は今回、そうした期待を裏切ることなく敗北した。「トランプ氏に核のボタンを委ねていいのか」といったブレーキが、いざ投票となり働いたものとみられる。

 トランプ氏の支持者は既存の政治と政治家にお灸(きゅう)を据えようとしているだけなのか、劇的な政治の転換を本気で望んでいるのか-。こうした問いへの答えも、アイオワ州に限ってみれば前者だったといえよう。

 米国社会の観点からみると、トランプ現象の根底には、リベラルと保守の対立の先鋭化という潮流が横たわっている。米国社会はリベラル化の傾向にあり、これに対する保守層の鬱積した危機感と不満の矛先は、共和党の穏健な主流派や既存の政治家に向けられ、その反動としてトランプ氏の支持率を押し上げてきた。

 アイオワ州は選挙結果が民主、共和両党に揺れ動く「スイング・ステート」で、両党の支持者の比率も半々と極めて拮抗(きっこう)している。共和党では保守層、民主党では白人のリベラル層が多く、保守とリベラルの対立の先鋭化という米国社会の縮図だったといえる。

 そうした構図の中、分散する共和党の保守票の一部がトランプ氏から“離反”したとみられることは同氏には打撃で、他州での予備選・党員集会にも響きそうだ。

3002チバQ:2016/02/03(水) 23:21:54
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160203-00000066-san-n_ame&amp;pos=3
2016米大統領選 共和党 主流派ルビオ氏、肉薄3位
産経新聞 2月3日(水)7時55分配信

2016米大統領選 共和党 主流派ルビオ氏、肉薄3位
大統領選共和党支持者の傾向(写真:産経新聞)
 【デモイン=加納宏幸】米大統領選で共和党主流派の候補が軒並み苦戦する中、ルビオ上院議員にとっては候補指名争いの初戦、アイオワ州党員集会でクルーズ上院議員、不動産王トランプ氏に迫ることが11月8日の本選までの長期戦略を成功させる必須条件だった。トランプ氏に肉薄する3位に付けたことで、主流派の代表候補として認知されることになる。

 「私が指名候補になったとき、民主党の指名候補がクリントン前国務長官であってもサンダース上院議員であっても必ず打ち破ることができる」

 ルビオ氏は1日夜、支持者にデモインでこう訴えると、9日に実施される第2戦のニューハンプシャー州予備選に備えて同州入りした。世論調査によると同州では同じ主流派のケーシック・オハイオ州知事、ブッシュ元フロリダ州知事が比較的好調だ。フロリダ州選出のルビオ氏は同州で予備選が行われる3月15日までの「サバイバル戦略」を描く。

 2月の序盤4州、3月1日の「スーパー・チューズデー」では代議員が候補に比例配分されるため大きく差が付きにくく、首位になれないまでも着実に代議員数を重ねて上位を確保。1位の候補が州の代議員を全て獲得する「勝者総取り」が認められる3月15日以降、フロリダ州を跳躍板に勝負をかける考えだ。その頃までには、民主党も指名候補が固まっている可能性が高い。

 ルビオ氏は中国や北朝鮮を厳しく批判し、尖閣諸島(沖縄県石垣市)を日本領と明言。世界における米国の軍事的な役割を前面に打ち出している。共和党のライバルとの間で、外交経験を売りにするクリントン氏と「最高司令官」の座を競うには誰がふさわしいかという論戦に持ち込む狙いがあるとみられる。

3003チバQ:2016/02/04(木) 00:03:46
http://mainichi.jp/articles/20160203/k00/00m/030/060000c
米大統領選
支持者、引き抜き合戦…民主・党員集会

毎日新聞2016年2月2日 21時25分(最終更新 2月3日 01時22分)
 【デモイン長野宏美】米アイオワ州デモインの高校で開かれた民主党の党員集会は参加希望者の行列が途切れず、開始時間を30分以上過ぎて始まった。参加者は候補者の名前が印刷された紙を壁に貼り、支持する候補ごとに3カ所に分かれて陣取った。この地区の参加者は273人。ヒラリー・クリントン前国務長官(68)の支持者は女性や中高年が多く、落ち着いた雰囲気。一方のバーニー・サンダース上院議員(74)の陣地は大学生ら若者が占め、開始前から「バーニー、バーニー」と気勢を上げた。

手拍子と歓声で勧誘

 サンダース氏を支持する百貨店勤務のザック・スタンさん(23)は大学生の妹から「公立大学の無料化などを訴える革新的な政治家がいる」と勧められ、一家4人でファンになった。だが、ネブラスカ州の大学に通う妹は授業があり、父は深夜勤務で参加できず、母メラニーさん(55)と2人で2時間以上前に会場に入った。

 午後7時半過ぎ、開始の宣言に続き、各候補の支持者の代表が1分間の応援演説。サンダース氏の支持者は「お金ではない政治を」と訴えた。一方、クリントン氏の支持者は国務長官としての実績を強調した。

 民主党の党員集会では、支持者の数に応じて代議員が割り振られるが、全体の15%に満たないと、別候補へのくら替えを迫られる。司会者が「20分決断の時間を与える。15%をクリアするには(全参加者273人の15%)41人必要だ」と15%ラインを宣言した。

 挙手による集計を終え、3番手のマーティン・オマリー前メリーランド州知事(53)の支持者は22人と15%に届かなかった。クリントン氏とサンダース氏の両陣営による引き抜き合戦が始まった。サンダース氏の陣地にいた女性から「あなたたちは終わりだ」と鋭い声が飛ぶ。オマリー支持者たちの表情が凍り付いた。このままでは自分たちの陣営にくら替えしてもらえない。焦った他のサンダース支持者たちは口々に謝罪。「バーニーはオマリーが必要だ」と手拍子と歓声で勧誘を始めた。

 オマリー支持者のうち、5、6人がサンダース陣営に加わると大きな拍手が起きた。数人はクリントン陣営に。6、7人は「オマリー支持を貫きたい」と移動しなかった。

 最終的に代議員の数に関係する代表選びは、171人の支持を集めたサンダース氏が4人、85人が支持したクリントン氏が2人を獲得。約1時間半の集会は拍手で幕を閉じた。前日にクリントン氏支持を決めた店員のエミー・バーマンさん(25)は「経験と実行力が決め手になった。大統領候補の話を聞く機会もあり、民主的でいい制度だ」と語った。

3004チバQ:2016/02/04(木) 00:05:04
http://mainichi.jp/articles/20160204/k00/00m/030/037000c
米大統領選
共和、生き残りへ3氏「背水の陣」

毎日新聞2016年2月3日 19時10分(最終更新 2月3日 23時44分)
 【デモイン(米中西部アイオワ州)及川正也】11月の米大統領選に向けた民主、共和両党の大統領候補指名争いは2日、最初の一般投票による予備選が9日に実施される北東部ニューハンプシャー州へと舞台が移った。共和党では1日のアイオワ州党員集会で不調に終わった候補者たちが背水の陣で臨む。

 起死回生を狙うのは、アイオワ州の「トップ3」を追うジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)、ジョン・ケーシック・オハイオ州知事(63)、クリス・クリスティー・ニュージャージー州知事(53)の「現元知事トリオ」だ。

 「彼らはまだテストされた経験がない」。前日からニューハンプシャー州入りしていたブッシュ氏は2日、アイオワ州党員集会で上位3位に入ったテッド・クルーズ上院議員(45)、不動産王ドナルド・トランプ氏(69)、マルコ・ルビオ上院議員(44)を批判。フロリダ州知事として実績をあげたブッシュ氏が政治経歴のないトランプ氏と、ともに初当選議員のクルーズ、ルビオ両氏の経験不足を突き、支持を訴えた。

 ニューハンプシャー州の世論調査でトランプ氏ら3氏に次ぎブッシュ氏と4位を争うケーシック氏は、アイオワでの戦いを捨てて前倒しで同州入り。2日も「結果を出す準備はできている」と財政健全化を果たした実績を強調。同州を重視するクリスティー氏も「トランプ列車は失速した」と、トランプ氏らの追い落としを狙った。

 生き残りをかける3氏のうち、ブッシュ氏はアイオワ州党員集会で6位、ケーシック氏8位、クリスティー氏10位とふるわなかった。トランプ氏に加え、ルビオ氏が躍進したことで逆転の壁はさらに高くなっている。

 迎え撃つ立場になったルビオ氏の陣営スポークスマンは2日、ブッシュ氏ら3氏について「ニューハンプシャー州で勝てなければ、その先はない」と、撤退含みの展開になると強調。一方、アイオワの勝者クルーズ氏はブッシュ氏らへの反撃よりトランプ、ルビオ両氏を振り切ろうと躍起だ。2日、大きな争点となっている不法移民対策に寛容だとしてルビオ氏に「共和党のオバマ大統領」とレッテルを貼り、イメージダウンを狙った。

 波乱が起きたアイオワ州の結果や、巻き返しを狙うブッシュ氏ら3氏の猛攻などで「投票まで1週間の支持率は、浮き沈みや入れ替わりが激しいジェットコースター状態」(米NBCテレビ)になりそうだ。

3005チバQ:2016/02/04(木) 01:37:19
1102 チバQ 2016/02/03(水) 23:39:42
http://news.goo.ne.jp/article/fuji/world/fuji-frn1602030006.html
敗北したトランプ氏に“逆転カード”はあるか 来週負けると米大統領選は大波乱

17:01夕刊フジ

 米大統領選で、民主、共和両党の候補指名争いの初戦となった1日のアイオワ州党員集会は、想定外の結果で終わった。民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)は僅差で勝利したが、共和党指名争いで先頭を走ってきた不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)は、テッド・クルーズ上院議員(45)に敗北した。今後、トランプ氏は巻き返せるのか。

 「2位で終わった。言いたいのは本当に光栄だということだ。テッド(クルーズ氏)を祝福したい」「アイオワの人々を愛している」

 トランプ氏は1日夜、支持者を前にこう敗北を宣言した。

 これまで、トランプ氏は、他の候補者を厳しい言葉で批判したり、イスラム教徒への過激な発言で注目されてきた。だが、この日の3分ほどの演説では、そうした姿勢は影を潜めた。

 アイオワ州は、共和党支持層の過半数が福音派という保守地盤だ。保守強硬派であるクルーズ氏は、約1万2000人のボランティアを動員し、一日あたり2000軒を訪問する徹底的な「どぶ板選挙」を展開して、トランプ氏の空中戦に勝利した。

 マルコ・ルビオ上院議員も、トランプ氏に肉薄する3位に付け、主流派の代表候補として存在感を示した。

 トランプ氏は今後、どう選挙戦を戦うのか。

 国際政治学者の藤井厳喜氏は「トランプ氏がまだ、共和党指名争いの先頭を走っているのは間違いないが、来週のニューハンプシャー州で負けると大波乱となる。ブッシュ元大統領は1988年の大統領選で、アイオワ州で負けたが、ニューハンプシャー州で勝利し、大統領になった。トランプ氏としては、ここでリーダーシップを発揮して、陣営を立て直せるかどうかだ。過激な発言は今まで通りだろうが、最近、小さな集会を多数こなして選挙民に直接訴えていると聞く。この試練を乗り越えられるか注目される」と語っている。

3006チバQ:2016/02/04(木) 20:51:56
http://www.asahi.com/articles/ASJ244JXTJ24UHBI010.html
共和党のポール氏とサントラム氏が撤退 米大統領選
ニューヨーク=金成隆一2016年2月4日19時05分
 米大統領選のアイオワ州党員集会の結果を受け、共和党のランド・ポール上院議員(53)とリック・サントラム元上院議員(57)は3日、指名獲得争いからの撤退を表明した。党員集会での支持者獲得率はポール氏が4・5%(候補者12人中5位)、サントラム氏が1%(同11位)で、いずれも低迷していた。


 ポール氏は声明で「撤退するが、戦いは終わっていない」と述べ、上院議員として再選をめざす意向を示した。小さな政府をめざす姿勢でリバタリアニズム(自由至上主義)や保守系草の根の「ティーパーティー(茶会)」からの一定の支持を集めてきたが、政府による個人情報の収集強化に反対する訴えなどが、手厚いテロ対策を求める世論に十分に浸透しなかったとみられている。

 一方、サントラム氏はテレビ番組で撤退表明。その上で「新世代で国を統合できる人」として、マルコ・ルビオ氏(44)への支持を表明した。サントラム氏は2012年の同州の党員集会では宗教保守派の支持を集めて1位。今回約23%の支持を集め、上院議員テッド・クルーズ氏、実業家ドナルド・トランプ氏に次ぐ3位に入ったルビオ氏には追い風になりそうだ。(ニューヨーク=金成隆一)

3007チバQ:2016/02/07(日) 17:13:47
http://mainichi.jp/articles/20160206/k00/00m/030/081000c
米大統領選
共和、ルビオ氏が急伸

毎日新聞2016年2月5日 20時45分(最終更新 2月6日 00時59分)

 【ワシントン西田進一郎】米大統領選に向けた共和党の候補指名争いで、1日のアイオワ州党員集会の後に行われた複数の世論調査の結果が4日、発表された。マルコ・ルビオ上院議員(44)が支持率を伸ばし、党員集会を制した保守強硬派のテッド・クルーズ上院議員(45)と2位の不動産王ドナルド・トランプ氏(69)との「三つどもえ」の構図が浮き上がってきた。

 民間調査会社「パブリック・ポリシー・ポーリング」の調査(2、3日実施)では、全米レベルで支持率首位を走っているトランプ氏の支持率は、昨年12月調査から9ポイント減って25%。一方、クルーズ氏は3ポイント増、ルビオ氏は8ポイント増でともに21%とし、トランプ氏に4ポイント差に迫った。


 一方、CNNテレビなどが第2戦の舞台となる東部ニューハンプシャー州を対象に行った調査(2〜4日実施)では、ルビオ氏は集会直前より7ポイント増の18%で、クルーズ氏をかわして2位に浮上。トランプ氏は集会直前と変わらず29%だった。

 ルビオ氏は同党主流派が推している。党員集会では、事前の世論調査の支持率を大幅に上回る23%の得票率を獲得。多数いる主流派候補の中で頭一つ抜け出したことから、主流派支持層の期待がルビオ氏に集中し始めているとみられる。

3008チバQ:2016/02/07(日) 17:14:26
http://mainichi.jp/articles/20160206/k00/00m/030/080000c
米大統領選
民主2氏、イメージ争い

毎日新聞2016年2月5日 20時44分(最終更新 2月5日 22時43分)

 【ワシントン西田進一郎】米大統領選に向けた候補指名争いの第2戦となるニューハンプシャー州予備選を9日に控え、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)とバーニー・サンダース上院議員(74)によるテレビ討論会が4日、同州で開かれた。「『体制派』対『反体制派』」の構図を作りたいサンダース氏に対し、これを否定して「実績と政策の実現可能性」に焦点を当てたいクリントン氏が反撃し、火花を散らした。

 「クリントン氏はエスタブリッシュメント(体制派)を代表しているが、私は普通の米国人を代表している」。サンダース氏は、クリントン氏が自分や自分を支持するリベラル層や若者たちとは異なる立ち位置にいると再三印象付けようとした。クリントン氏が「進歩派」を自称することについても、かつて「穏健派」と表現していた発言を持ち出して否定した。

 これに対し、クリントン氏は「私を体制派とみなしているのは一人だけだ」と反論。サンダース氏が、金融業界(ウォール街)からクリントン氏側への資金提供に触れ、同氏は中間層や労働者家族に必要な変化をもたらすことはできないと批判すると、「あなたや陣営がやってきた巧妙なレッテル貼りはやめる時だ。政策課題への見解の違いについて話そう」と強い口調でまくし立てた。

 候補指名争いは、1日のアイオワ州党員集会後、マーティン・オマリー前メリーランド州知事(53)が撤退し、一騎打ちになった。クリントン氏は党員集会でまさかの大接戦に持ち込まれた。

 また、各紙世論調査によると、ニューハンプシャー州ではサンダース氏が大差でリードしている。過去の討論会では泰然自若と構えていたクリントン氏だが、今回は厳しい反撃や攻勢が目立った。

3009チバQ:2016/02/07(日) 23:50:51
http://www.afpbb.com/articles/-/3075893
トランプ氏の「不可解」な髪形、カリスマ美容師たちも困惑
2016年02月05日 15:53 発信地:ワシントンD.C./米国
【2月5日 AFP】あれは、いわゆるバーコードヘア?それとも現代アート?あるいは、カワウソのしっぽとトウモロコシのひげを掛け合わせたもの──?

 米大統領選で共和党候補指名争いに加わっているドナルド・トランプ(Donald Trump)氏のトレードマークとなっている「ヘルメットヘア」には、トップスタイリストらも首をかしげ、毒舌を浴びせている。

 額から前へ垂れ下がり、色は季節や照明によってカナリアイエローから黄褐色まで変化するそのヘアスタイルは、トランプ氏の代名詞となるほど広く認知され、英経済誌エコノミスト(Economist)の表紙まで飾った。

「ワシントン、問題が発生した…」という見出しの下に使われたのは、ヘリコプターがトランプ氏のヘルメットヘアをつり下げながらホワイトハウス(White House)上空を飛ぶユーモラスなコラージュだ。

 セレブたちのヘアメークを担当するスタイリストらも、この髪形には「問題あり」だとAFPに語っている。トランプ氏の髪は「カワウソのしっぽとトウモロコシのひげを掛け合わせたもの」だと冗談を飛ばしたのは、タレントのキム・カーダシアン(Kim Kardashian)やモデルのアレッサンドラ・アンブロジオ(Alessandra Ambrosio)らを顧客に抱えるフランス人ヘアスタイリスト、フレデリック・メヌトリエ(Frederic Mennetrier)氏だ。

 色はどうだろうか。「一言で表すなら『抽象的』。コンテンポラリーアートだね」とメヌトリエ氏。「いろんなものを想像させる。彼の狙いだけは想像もつかないが」

 女優のユマ・サーマン(Uma Thurman)やナオミ・ワッツ(Naomi Watts)のヘアを手掛けるステファヌ・ボダン(Stephane Bodin)氏も、トランプ氏の「卵の黄身色の髪」は「悪趣味の極み」と同調している。

 トランプ氏の髪は(あるいは「トランプ氏に髪がないことは」と言うべきかもしれないが)、何十年も前から同氏が気にしてきていることのようだ。

 非公認の伝記によると、1991年に離婚した元妻イバナ(Ivana Trump)さんとトランプ氏は1989年、同氏の髪がきっかけでもめたらしい。イバナさんが薦めた薄毛治療のためのスカルプリダクション(頭皮縮小)手術の執刀医が、施術に失敗したのだとか。

 イバナさんのヘアを長年手掛けてきたルイス・リカリ(Louis Licari)氏の言葉を信じるなら、結果トランプ氏は植毛を受ける羽目に陥ったという。

■ヘア論争を自ら利用も

 うわさ話はさて置いても、トランプ氏が自身の「ヘア論争」を有利に使う手を心得ているのは確かだ。同氏は恥じる様子もなく、「見た目はいまいちかもしれないが、これは地毛だ」と主張している。

 それを実証するため、昨夏サウスカロライナ(South Carolina)州で開かれた選挙集会では、支持者の一人をステージ上に呼び、至近距離から頭を見せて確認させるというパフォーマンスまでやってみせた。これもトランプ氏がメディアを熟知しており、人々に親近感を湧かせる能力の持ち主であることを示すエピソードの一つといえる。

 そこまでやったにもかかわらず、「ヘア論争」は収まるところを知らない。俳優ダスティン・ホフマンやロック歌手のブルース・スプリングスティーン(Bruce Springsteen)をはじめ、数々のセレブのヘアを担当してきたクリストフ(Cristophe)氏は、「地毛だと思う。だからこそなでつけているんだろう」と話している。(c)AFP/Sébastien BLANC

3010チバQ:2016/02/08(月) 20:35:15
http://mainichi.jp/articles/20160209/k00/00m/030/061000c
米大統領選
共和ブッシュ氏、保守穏健派として再評価

毎日新聞2016年2月8日 20時22分(最終更新 2月8日 20時22分)
 【ナシュア(米ニューハンプシャー州)及川正也】米大統領選の共和党候補指名争いで、支持率低迷にあえぐジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)がじわりと支持を広げている。大統領経験者の父と兄を持つ出自が反体制派の攻撃の的となってきたが、保守穏健派の象徴として再評価されているようだ。9日のニューハンプシャー州予備選で上位に食い込み、長期戦に持ち込みたい構えだ。

 予備選を2日後に控えた7日、小学校体育館での演説会で、万雷の拍手と歓声がわいた場面が2回あった。

 「就任初日にオバマ大統領を非難しないと誓う。兄がたたかれたことにはうんざりした。同じことはしない」

 「ドナルド・トランプは戦争捕虜ら米国のヒーローを敗残者だと言ったが、あなたこそ敗者だ」

 わずか15分の演説だったが、不動産王トランプ氏(69)への敵意をあらわにした場面では聴衆が総立ちとなった。「彼は誠実で、謙虚だ」。定年後の生活を送るポール・バンさんは目を細める。ジェブ氏の父と兄にも投票した「ブッシュ・マニア」だ。「王朝とか体制派は関係ない。人柄で選んできた」とバンさんは言う。

 会場に詰めかけた7割ほどが年配の家族連れ。若者が放つ熱気はないが、同じ共和党支持者でも、メキシコ系移民を犯罪者扱いし、イスラム教徒を入国させないというトランプ氏の過激な主張に顔をしかめる人々だ。

 7日発表のマンモス大調査では、1月に4%だった同州内の支持率が13%に急伸。マルコ・ルビオ上院議員(44)と同率3位で並んだ。昨年春は支持率トップだったが、トランプ氏の登場で急落し、低迷が続いただけに陣営は自信を強めている。同州では母バーバラさん(90)が遊説に同席するなどブッシュ家総動員の応援態勢だ。

 支持拡大は共和党内だけではない。ブッシュ氏の演説を初めて聴いたマーク・ワッサーマンさん(69)は「とても印象深かった。保守的だが極めて中道だ」と話す。自身は民主党リベラル派というが、民主党候補のクリントン前国務長官(68)、サンダース上院議員(74)とも不満だといい、「今回はまだ民主党か共和党か決めていない」と打ち明けた。

 演説のほとんどをテロやロシアなど外交問題に割き、「強い指導者」を演出した。しかし、45分続いた質疑応答では、教育や医療が質問の大半を占め、生活への関心が際立った。「弱者対策にどこまで本気なのか」との共和党への不満も根強くあり、有権者との温度差は穏健派のブッシュ氏も例外ではない。

 1970年代以降、現職大統領を除いて初戦アイオワと第2戦ニューハンプシャーを制して指名を得た候補者は共和党にはいない。ブッシュ氏は「ニューハンプシャー予備選は、選挙戦をリセットさせる傾向がある」と巻き返しにかける。ブッシュ氏は第3戦の南部初の予備選サウスカロライナ州(20日)でも善戦しており、3月1日の「スーパーチューズデー」を戦い抜き、ルビオ氏との地元フロリダ決戦(3月15日)での決着を目指す。

3011チバQ:2016/02/08(月) 20:35:44
http://mainichi.jp/articles/20160209/k00/00m/030/057000c
米大統領選
両党初戦2位が優勢 9日ニューハンプシャー

毎日新聞2016年2月8日 20時12分(最終更新 2月8日 20時12分)
 【ポーツマス(米東部ニューハンプシャー州)西田進一郎】11月の米大統領選に向けた共和、民主両党の候補指名争いで第2戦となるニューハンプシャー州予備選は9日、投開票される。世論調査では、ともに初戦のアイオワ州で2位に終わった共和党の不動産王ドナルド・トランプ氏(69)と、民主党のバーニー・サンダース上院議員(74)が優勢だ。2人が雪辱を果たせば、両党の指名争いは混戦が続くことになりそうだ。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた直近の世論調査平均値によると、共和党はトランプ氏が31.3%と首位で、2位は初戦でトランプ氏に迫る3位に食い込んだ主流派のマルコ・ルビオ上院議員(44)で15.1%。初戦を制した保守強硬派のテッド・クルーズ上院議員(45)は11.9%と伸び悩んでいる。

 米調査会社ギャラップの調査では、ニューハンプシャー州は隣接するバーモント州と並んで全米で最も宗教色の薄い州との結果が出た。保守的なキリスト教福音派の力が強く、福音派に浸透したクルーズ氏が勝利を収めたアイオワ州とは状況が異なる。

 また、大規模集会やテレビ出演など「空中戦」に頼って初戦を落としたトランプ氏は、小規模の会合や支持者との交流など「地上戦」を増やしている。さらに、主流派のホープとして支持率を上げているルビオ氏は、大統領選から撤退したボビー・ジンダル前ルイジアナ州知事(44)の支持も獲得。ニューハンプシャー州でも躍進すれば主流派候補の一本化に向けた流れが出てくる可能性がある。

 一方、一騎打ちの民主党は、サンダース氏が53.6%で、ヒラリー・クリントン前国務長官(68)に13.2ポイントの差を付けている。バーモント州選出のサンダース氏にとってニューハンプシャー州は「地元」だ。サンダース氏は7日、同州ポーツマスで約1000人を集めて演説し、「問題は、我々が億万長者たちと戦い、政府は皆のもので、ひと握りの富裕層だけのものではないと言う勇気があるかだ」と語り、「政治革命」を呼びかけた。

 これに対し、クリントン氏はリベラル層へのアピールを強めるとともに、サンダース氏の政策を実現不可能だと批判して自らの実績を強調する戦略に出ている。第3戦以降の州では優勢だが、序盤で「弱さ」が露呈することは避けたいところだ。

3012チバQ:2016/02/08(月) 20:39:36
http://www.sankei.com/world/news/160208/wor1602080022-n1.html
2016.2.8 10:56
【米大統領選】
クリントン氏が予備選最前線を一時離脱 フリント水道水被害を視察し「道徳にもとる」 非白人層へのアピールか?

中西部ミシガン州フリントを訪問したクリントン氏(中央)=7日(AP)
 米大統領選の民主党最有力候補、クリントン前国務長官が7日、水道水汚染による健康被害が問題になっている中西部ミシガン州フリントを訪問した。指名争い第2戦のニューハンプシャー州予備選を9日に控えているにもかかわらず、選挙の最前線を一時離脱した。米メディアが伝えた。

 フリントは黒人住民が多数を占めている。州当局による汚染への対応の遅れが指摘されており、クリントン氏は問題の背景に人種差別があるとの立場を示している。訪問の背景には、先を見据えて全米の非白人層にアピールする狙いもありそうだ。

 地元市長の招きに応じてフリントを訪れたクリントン氏は「単に容認できないとか、間違っているとかという次元では済まない。フリントで起きていることは道徳にもとる」と述べ、問題解決に向けた財政支援を訴えた。(共同)

3013チバQ:2016/02/09(火) 23:08:28
http://mainichi.jp/articles/20160210/k00/00m/030/061000c
米大統領選
共和ルビオ氏、「新星」と脚光 NH州予備選

毎日新聞2016年2月9日 20時21分(最終更新 2月9日 21時09分)
 【ナシュア(米東部ニューハンプシャー州)及川正也】9日投開票される米大統領選ニューハンプシャー州予備選で、初戦アイオワ州で頭角を現した共和党のマルコ・ルビオ上院議員(44)が「新星」として脚光を浴びている。ここで上位を維持し、強みの南部州に舞台が移る今後の選挙戦で躍進を狙う。州議会議員からのたたき上げで中間層の支持がある一方、最年少にもかかわらず若者の支持はいま一つ。期待と不安が交錯する。

 「この国を一つにする必要がある。大統領になったら、私のことを嫌いな人々を含め、すべての米国民のために働く」。8日夜、ナシュア短大体育館での演説で「意見の違いを超えて米国に奉仕する」という持論を繰り返した。

 両親はキューバ移民。父はバーテンダー、母はホテルの清掃をしてルビオ氏を育てた。「両親のようにテーブルやホテルの部屋をきれいにする人たちにメッセージを届けたい」。苦労人の言葉に拍手が湧いた。苦学して上院議員に上り詰めた「アメリカンドリーム」の体現者だ。

 「彼の移民政策は典型的な保守派の主張とは違う」とニューハンプシャー州在住のジョー・メイナッシュ氏(49)は言う。ルビオ氏は不法移民に市民権取得の道を開く移民制度改革法案の超党派上院立案者グループの一人。修正を経て上院を通過するが、下院では廃案になった。

 メイナッシュ氏が指摘するように、ルビオ氏の移民政策はトランプ氏らの攻撃の標的となっている。ルビオ氏はオバマ政権の外交・国内政策を厳しく批判するが、共和党支持者の移民流入に対する「怒り」を吸収するには至っていない。

 「経験がない」。演説会開始前、こう叫んだ男性が退場させられる場面があった。地方議員から中央政権に転じたが、上院議員は1期生。現職知事などの対立候補は「責任ある決定を経験していない」と批判する。

 8日発表の米CNNなどの同州世論調査で2位。別の調査で2位となったジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)と並んでトランプ氏を追う。

 一方、CNN調査では18〜34歳の支持は14%にとどまり、トランプ氏(30%)の半分もない。手だれの政治家からは「経験不足」を突かれる。強烈な個性に欠けるルビオ氏のジレンマだ。

 それでも米メディアの解説者らは「2位に食い込めば、本命候補の一角に躍り出る」とみている。ブッシュ氏同様にフロリダ州が地盤で南部州に強い。南部決戦を前にブッシュ氏との争いも隠れた焦点になりそうだ。

3014チバQ:2016/02/09(火) 23:10:34
http://www.sankei.com/world/news/160209/wor1602090058-n1.html
2016.2.9 17:20
【米大統領選】
共和党候補のマルコ・ルビオ上院議員44歳は、クリントン氏打倒の「切り札」となりえるのか?

 米大統領選に向けた民主、共和両党の指名候補選びが始まった。民主党はよほどのスキャンダルがなければヒラリー・クリントン前国務長官(68)が11月8日の本選に歩を進めそうだ。一方の共和党では、好調だった不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)の前に「エレクタビリティー」(electability、当選可能性)という壁が立ちはだかり、選挙戦がにわかに面白くなってきた。

エレクタビリティーの壁

 共和党の候補指名争いは1日夜、アイオワ州党員集会で投じられた「一票」で始まった。州都デモインの会場に集まった党員の手には既定の投票用紙だけではなく、コピー用紙をちぎったような紙片も。ここに候補の名前を記入し、郵便物の配送に使われる箱に投じた。世界最強の米軍最高司令官(大統領)を目指す戦いの幕開けとしては、実に素朴だ。

 集会の開始宣言を前に、教室のような部屋に詰めかけた150人ほどの党員の間を、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)陣営の若い運動員がせわしなく動き回っていた。

 「ヘイ、俺を説得してみろよ!」。投票を待つ党員が、「Jeb!」と大きくプリントされたTシャツ姿の運動員を冷やかす。党員は運動員の「ブッシュさんは素晴らしい人」というほめ言葉をうなずきながら聞いていたが、もらったTシャツやバッジを党員がその場で身に着けることはなかった。

 集会が始まると、各陣営の支持者が椅子の上に立ち上がって数分ずつ投票を呼び掛ける。

 「クリントン氏がルビオ氏を強く攻撃しているのは、彼女にとり最も手ごわい候補だからだ。ルビオ氏でなければ民主党を打倒することはできない」

 マルコ・ルビオ上院議員(44)を支持する男性がこう訴えた。ルビオ陣営はクリントン氏に勝ちうる候補として売り込んでいる。デモインなど都市部でのルビオ氏躍進の背景には、党員たちが本選をにらみエレクタビリティーを真剣に考えたという事情があった。

民主党に勝てる候補

 アイオワ州予備選は事前の予想ではトランプ氏と、この州で根強い「宗教保守」から支持されるテッド・クルーズ上院議員(45)の一騎打ちと目されていた。ふたを開けるとクルーズ氏が首位で、2位のトランプ氏にルビオ氏が肉薄。代議員(30人)の獲得数はクルーズ氏の8人に対し、トランプ、ルビオ両氏がともに7人で並んだ。

 「私が指名候補になったとき、民主党の指名候補がクリントン氏であってもサンダース上院議員であっても必ず打ち破ることができる」

3015チバQ:2016/02/09(火) 23:10:52
 ルビオ氏は党員集会終了後の1日夜、デモインでこう宣言した。米CNNテレビの集会参加者に対する調査によると、候補の資質として「勝つことができること」を挙げた党員のうち44%がルビオ氏を支持し、トランプ氏24%、クルーズ氏22%を大きく上回っていた。

 第2戦のニューハンプシャー州予備選(9日)など序盤4州での戦いや3月1日の「スーパー・チューズデー」に向けて、ルビオ氏がエレクタビリティーのある候補として浮上したのは間違いない。米メディアはルビオ氏をアイオワ州での「真の勝者」とたたえている。

主流派を糾合する存在

 両親がキューバからの移民というマイノリティー(少数派)の出身、上院議員1期目、そして演説のうまさ-。ルビオ氏のプロフィルは誰かと重なり合う。民主党のバラク・オバマ米大統領(54)だ。オバマ氏も2008年のアイオワ州党員集会でクリントン氏を破ったことで、黒人であることや経験不足から来るエレクタビリティーへの不安を弱めることに成功し、その後の戦いにつなげていった経緯がある。

 もちろん、ルビオ氏は世界を指導する米国の役割を重視する視点から、「世界の警察官」を放棄したオバマ氏を批判するなど主義主張は完全に異なる。また、クリントン氏に代表される主流派に戦いを挑んだオバマ氏に対し、ルビオ氏はむしろトランプ、クルーズ両氏のような「非主流派」の台頭を不安視する主流派を糾合する存在になる可能性が大きい。

 44歳のルビオ氏は、68歳のクリントン氏との戦いを見据えて、「新世代のリーダー」であることを強調している。経験不足に関する他陣営からの批判をはね返し、「党を団結させる」(ルビオ氏)ようなメッセージを打ち出せるかどうかがエレクタビリティーを現実化する上で鍵となる。

(ワシントン支局 加納宏幸)

3016チバQ:2016/02/09(火) 23:12:32
http://www.cnn.co.jp/usa/35077574.html
ブルームバーグ氏、大統領選への出馬検討を明言
2016.02.09 Tue posted at 09:31 JST

(CNN) 11月の米大統領選に無所属で立候補する可能性が取り沙汰されてきたマイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長が、出馬を検討していることを自身で初めて明言した。
英経済紙フィナンシャル・タイムズとのインタビューで、出馬の可能性についての質問に「あらゆる選択肢を検討している」と答え、「候補者たちの発言や予備選での有権者の行動を注視している」と語った。そのうえで、本格的な選挙戦を展開するには3月第1週までに届け出を済ませなければならないとの認識を改めて示した。
ブルームバーグ氏はまた、「議論のレベルがどうしようもないほど低い。有権者に対する侮辱だ」と述べ、国民にふさわしいのは「はるかにまとも」な選挙戦だと主張した。
同氏が大統領選出馬を検討していることを、自身の口で確認したのはこれが初めて。

米紙ニューヨーク・タイムズは先月、同氏が無所属での出馬を検討中だと伝え、その理由として共和党でドナルド・トランプ氏が優位に立ち、民主党ではバーニー・サンダース氏の躍進をヒラリー・クリントン氏が阻止できていないという現状に対する懸念を挙げていた。
トランプ氏とサンダース氏はどちらも初戦アイオワ州の党員集会では2位にとどまったが、第2戦となるニューハンプシャー州の世論調査ではそれぞれトップを独走している。
ブルームバーグ氏は穏健な実業家として、無所属で立候補する構え。財政保守主義の一方で、銃規制や環境問題ではリベラルな立場を取る。390億ドル(約4兆5000億円)に上る資産のうち10億ドル余りを投じ、自己資産で選挙戦に臨むと予想される。

3017チバQ:2016/02/09(火) 23:18:34
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1602090065.html
【米大統領選】共和党、主流派争い熾烈、民主党はお膝元、サンダース氏に勢い 第2戦、ニューハンプシャー州予備選9日に投開票

22:49産経新聞

 11月の米大統領選に向けた候補指名争いの第2戦、ニューハンプシャー州予備選が9日、投開票される。民主党はバーニー・サンダース上院議員(74)、共和党は不動産王ドナルド・トランプ氏(69)の「非主流派」が優勢だ。1日に実施されたアイオワ州党員集会に続き、候補のその後の勢いを左右する重要な一戦で、結果に注目が集まる。(米ニューハンプシャー州ナシュア 加納宏幸)

 ●共和党は、主流派がつぶしあい

 共和党は3割の支持率があるトランプ氏をともに10%台のマルコ・ルビオ上院議員(44)、ジョン・ケーシック・オハイオ州知事(63)、アイオワ州でトランプ氏を破ったテッド・クルーズ上院議員(45)、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)の4人が追う。穏健な保守地盤の同州で「主流派」の争いは熾(し)烈(れつ)だった。

 トランプ氏は「あなたが会社を持っていたら決してブッシュ氏を雇わないだろう。だだっ子みたいだ」とけなした。主流派の象徴であるブッシュ氏を批判し、支持を引き付ける狙いがあるとみられる。アイオワ州でトランプ氏が敗れたのは「空中戦」の限界だった。その教訓から小規模な集会を開いて巻き返しに躍起だ。

 トランプ、クルーズ両氏に比べて穏健なルビオ、ケーシック、ブッシュ各氏が善戦するとみられるが、アイオワ州でトランプ氏と僅差の3位に付けて注目されたルビオ氏は州知事経験者から「経験不足」を理由に集中砲火を浴びる。

 「勝利して共和党を統一しなければならない」。ナシュアの集会でこう語ったルビオ氏が主流派を糾合する存在になれるかは9日の戦いにかかっている。

 ●サンダース氏の勢い阻止できるか 民主党

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の最近世論調査平均値によるとニューハンプシャー州で民主党はサンダース氏がヒラリー・クリントン前国務長官(68)を10ポイント以上リードしている。サンダース氏はアイオワ州で0・2ポイントの僅差で敗れたが、ニューハンプシャー州のリベラルな土地柄に加え、隣接するバーモント州選出であることは同氏にとり有利に働くとみられる。

 「皆さんに支援してほしい。そして、政治革命に加わってもらいたい」

 サンダース氏は8日、ナシュアでの集会で聴衆に訴えた。州内での「最後の訴え」で同氏はクリントン氏を念頭にウォール街からの巨額の献金を批判した。

 これに対し、クリントン氏は、サンダース氏も党の機関を通じてウォール街から間接的に資金を受け取っているとして反撃した。

 クリントン氏は第3戦のネバダ州党員集会(20日)以降は選挙戦を優位に運ぶ見通しだが、米キニピアック大学による最新世論調査では全米でもサンダース氏に2ポイント差に迫られたとの結果が出た。夫の元大統領もニューハンプシャー州入りし、ファーストレディーや国務長官の経験を訴えた。

     ?

 【用語解説】ニューハンプシャー州予備選 

 米大統領選の民主、共和両党の候補指名争いで全米の最初に行われる選挙。アイオワ州党員集会に続いて実施され、両州が序盤戦として定着した1976年以来、クリントン元大統領(92年、民主)を除く全指名候補がいずれか、もしくは両方の州を制してきたため、乱立する候補を絞り込む効果も持つ。有権者が予備選当日に民主、共和両党に登録して投票できるため、有権者の4割を占める無党派層の動向で、両党の選挙結果が大きく左右される特徴がある。

3018チバQ:2016/02/10(水) 00:20:37
http://www.zakzak.co.jp/zakjyo/zkj-news/news/20160209/zkj1602091140001-n1.htm
《zak女の雄叫び お題は「冷」》米大統領選で“場外戦”不動産王に冷たい視線を送る歌姫 (1/2ページ)
2016.02.09
11月の大統領選に向け、米国は民主、共和両党の候補指名争いがヒートアップしている。とりわけ話題を振りまいているのが、共和党の不動産王、ドナルド・トランプ氏だ。

 イスラム教徒の入国禁止など過激な発言で物議を醸しているが、7日現在、共和党指名争いで支持率はトップ。トランプ氏の人気がどこまで持続するのかが最大の関心事の一つとなっている。

 ところが、トランプ氏はセレブからはめっぽう人気がない。このほど、トランプ氏に「NO」を突きつけたのが、世界的に人気のある英歌手のアデルだ。

 トランプ氏はこれまでアデルの「ローリング・イン・ザ・ディープ」や「スカイフォール」を選挙集会などで使用。アデルのファンからは抗議が殺到し、広報担当者は、1日付の英インディペンデント紙(電子版)で、「アデルはいかなる政治活動にも楽曲の使用を許可していない」と表明した。

 トランプ氏はアデルのコンサートに通う姿が目撃されており、ファンであることは知られた事実。「アデルの方はファンではないようだ」(米紙)などと皮肉混じりに報じられた。

 ところが、当のトランプ氏は抗議を受けた後の集会でもアデルの楽曲を使用し続けており、聞く耳を持っていない。ただ、米メディアによると、歌姫と不動産王のバトルは、不動産王に軍配が上がるようだ。

選挙集会での楽曲使用は、アーティスト本人に許可を取る必要はなく、ライセンスエージェントが包括的に管理しているという。エージェントは申請があれば拒否できない。つまり、アーティストは自身の政治信条と異なる候補者であっても、集会での楽曲使用を止めることは難しいというのが、報じられている見解だ。

 米大統領選で「音楽」は、重要な要素となる。民主党の指名獲得を目指すヒラリー・クリントン前国務長官は、選挙キャンペーンでどんな曲を流せば効果的なのか、コンサルタント会社に9000ドル(約105万円)を支払い、プレーリストを作成した。

 14曲から成るプレーリストを見ると面白い。米メディアの分析によると、中南米系を動員する曲として、ジェニファー・ロペスの「レッツ・ゲット・ラウド」、女性のパワーを伝える曲として、ケイティ・ペリーの「ロワー」など、有権者の特性を緻密に分析し、選曲されたという。

 トランプ氏をめぐっては、エアロスミスのスティーヴン・タイラーなども楽曲を使用され、抗議の意を示している。批判を受ければ受けるほど、支持率を伸ばしてきたトランプ氏。今回の歌姫とのバトルはどう影響するのだろうか。(M)

                  ◇

 入社して15年、新たな分野に挑戦中のアラフォー記者。

                  ◇

 【zak女の雄叫び】取材や日常…。女性記者21人が月ごとのキーワードで本音を綴るリレーコラムです。2月のお題は「冷」です。

3019とはずがたり:2016/02/10(水) 12:22:06

民主サンダース氏勝利、第2戦/共和トランプ氏、ともに反主流派
http://www.shikoku-np.co.jp/national/main/20160210000047
2016/02/10 11:08

 【マンチェスター(米東部ニューハンプシャー州)共同】米大統領選に向けた民主、共和両党の候補指名争い第2戦、ニューハンプシャー州予備選が9日行われ、米メディアによると、民主のサンダース上院議員(74)と共和の実業家トランプ氏(69)がそれぞれ初勝利した。両氏は党内の反主流派。既存の政治の打破を掲げ、社会の現状に不満を持つ有権者の共感を集めた。

 初戦のアイオワ州党員集会と勝者が分かれたことで、指名争いの行方は不透明感を増した。焦点は20日の西部ネバダ州の民主党党員集会、南部サウスカロライナ州の共和党予備選に移る。

3021チバQ:2016/02/11(木) 08:50:47
http://www.sankei.com/world/news/160210/wor1602100053-n1.html
2016.2.10 22:04
【米大統領選】
「大丈夫かい」不動産王のトランプや元ファーストレディーも“どぶ板”選挙戦?

 ニューハンプシャー州内の投票所では、日本とほとんど変わらない投票風景が見られた。違いは、主要候補者が投票日の当日に投票所を訪れ、有権者に最後まで支持を呼びかけていたことだ。

 共和党のドナルド・トランプ氏はマンチェスター市内の2カ所の投票所を訪れ、「大丈夫かい」と声をかけた。

 民主党のヒラリー・クリントン氏はデリー市内の中学校で、共和党候補のカーリー・フィオリーナ氏の夫と遭遇。「これって驚きじゃない? カーリーによろしく」と言うと、有権者と握手し笑顔を振りまいた。

 ナシュア市内の小学校では、有権者が名前、住所などを確認し受け付けを済ませると、党ごとに異なる投票用紙をもらい、カーテンで仕切られた投票ボックスの中へ。投票用紙には各候補者の名前が印刷されており、その右端にある楕円(だえん)形のマークを黒く塗りつぶす。

 それを投票箱ならぬ投票機に挿入する。自動的に誰に投票したかが記録され、カウントされる仕組みだ。

 「忙しくて、てんてこ舞いです」とは女性スタッフ。マンチェスター市内の投票所でも、スタッフの一人が「今までにない高い投票率です」と話した。

 イラクなどに従軍した元海兵隊員の男性(29、共和党員)は「直前まで誰に入れるか迷った」と言う。こうした有権者も少なくなかったようだ。(ナシュア 青木伸行、加納宏幸)

3022チバQ:2016/02/11(木) 08:52:12
http://www.sankei.com/world/news/160210/wor1602100041-n1.html
2016.2.10 19:19
【米大統領選】
トランプ氏に対抗 共和党主流派が望み 共和党指名候補争いは長期化の様相
 米大統領選の共和党候補、ジョン・ケーシック・オハイオ州知事(63)がニューハンプシャー州予備選で2位に付けたことで「主流派」同士の戦いは長期化する可能性が出てきた。息を吹き返した「非主流派」の不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)に対し、誰が主流派代表の座を占めるかは混沌としている。(ニューハンプシャー州ナシュア 加納宏幸)

 「今晩、ネガティブ・キャンペーンの闇に光が差した。皆さんがそれを起こしてくれたのです」

 ケーシック氏は9日夜、州都コンコードでの集会でこう語った。候補同士のつぶし合いの様相を呈している選挙戦からは一線を引いてきた同氏は、トランプ氏らを念頭に「私たちは米国が抱える問題を過激に走ることなく解決しなければならない」と付け加えた。

 州知事として80億ドル(約9150億円)の財政赤字を黒字に改善させた財政保守主義者。下院軍事委員会に長く所属し、予算委員長も務めた経歴から安全保障には造詣が深い。昨年11月には中国の東シナ海進出に対抗するため在沖縄米軍の増強を主張。ある知日派は「日本が歓迎すべき大統領候補の一人」と語る。

 政策実現のためには民主党との協力もいとわない実務派であることもあり、“トランプ旋風”の下では日が当たらなかった。しかし、穏健な保守地盤のニューハンプシャー州予備選で躍進し、上位争いに名乗りを上げた形となった。

 予備選では、1日のアイオワ州党員集会で3位に付けたマルコ・ルビオ上院議員(44)が主流派を糾合する形で淘汰(とうた)の流れができるとみられていた。しかし、6日の討論会で他候補から定型のセリフを繰り返していると批判されたことが「経験不足」との指摘を裏付ける形となり、予備選直前に失速した。

 これによりケーシック、ルビオ両氏、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)の主流派3人と、強硬保守派のテッド・クルーズ上院議員(45)が今後の予備選・党員集会に望みをつなぐ形となった。

 指名候補を正式に選出するため7月に行われる共和党全国大会への代議員数は、ルビオ、ブッシュ両氏の地盤フロリダ州が99人、ケーシック氏が知事を務めるオハイオ州は66人と多い。しかも予備選はいずれも勝者総取り方式が始まる3月15日に実施される。地元での巻き返しを目指し、生き残りをかけた争いは熾烈(しれつ)を極めそうだ。

3023チバQ:2016/02/11(木) 08:55:40
http://www.sankei.com/world/news/160210/wor1602100045-n1.html
2016.2.10 20:14
【米大統領選】
クリントン氏、想定外の惨敗 無党派層取り込めず
 民主党のニューハンプシャー州予備選で、クリントン前国務長官が直前世論調査での支持率の差約13ポイント(リアル・クリア・ポリティクス調べ)を大きく上回る約20ポイント差をつけられてサンダース上院議員に敗れたことは、あらかじめ敗北を覚悟していたクリントン陣営にとっても想定外だったとみられる。クリントン氏は1日のアイオワ州党員集会で事実上の引き分けに終わるなど順調な滑り出しだったとは言えず、20日のネバダ州党員集会での巻き返しが必須となっている。

 クリントン氏は9日夜、ニューハンプシャー州南部マンチェスター市内での“敗北集会”に、夫のクリントン元大統領、娘のチェルシーさんを伴い登壇した。

 「まだニューハンプシャーを愛している。残るすべての州の票のために戦う」


 サンダース氏は自らを「民主社会主義者」と称する超リベラル派だが、クリントン氏はオバマ大統領に比べても「中道寄り」とみられている。

 それだけにクリントン氏は、リベラル色が強いアイオワ州と、サンダース氏の地元バーモント州の隣にあって同氏有利とされたニューハンプシャー州を1勝1敗で「何とかしのいだ」(政治アナリスト)との見方もできなくもない。

 7月の全国党大会に送り込む代議員の獲得数は今のところ、両州を合わせクリントン氏36人以上、サンダース氏34人以上(暫定)。だが、クリントン氏が最終的に指名を獲得するとの見方はなお根強い。ネバダ州以降、10州以上の予備選・党員集会が集中する3月1日の「スーパーチューズデー」にかけ、中道穏健派や非白人層の票などが期待できるクリントン氏に有利な州が続くためだ。世論調査でも優勢となっている。

 また、民主党は各州の予備選・党員集会で決まる代議員とは別に、上下両院議員や党幹部で構成される「特別代議員」の枠を設けている。特別代議員はそれぞれ独自の判断で支持を決めることができ、候補者による働きかけがモノをいう。AP通信による、クリントン氏は少なくとも392人を固め、40人前後のサンダース氏に大差をつけている。

 ただ、今回の民主党の予備選では、直前まで態度を決めていなかった約4割の無党派層のうち7割以上がサンダース氏に投票。クリントン氏はアイオワ州と同様、若年層の支持を集められず、今後に大きな課題を残した。(ナシュア=米ニューハンプシャー州 青木伸行)

3024チバQ:2016/02/11(木) 09:13:59
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160210k0000e030205000c.html
<米大統領選>既成政治に強い不満 ニューハンプシャー

02月10日 13:07毎日新聞

<米大統領選>既成政治に強い不満 ニューハンプシャー
ニューハンプシャー州
(毎日新聞)
 11月の米大統領選に向けた民主、共和両党の大統領候補指名争いで、9日に米ニューハンプシャー州で実施された予備選は、共和党の不動産王ドナルド・トランプ氏(69)、民主党のバーニー・サンダース上院議員(74)がそれぞれ勝利した。いずれも党派内の非主流派で、有権者の「既成政治」への強い不満や怒りが爆発した形だ。両氏の支持者らは「反体制のうねりを起こす」と気勢を上げた。

 ◇共和

 9日夜、「トランプ勝利」を米メディアが一斉に報じると、マンチェスター郊外の結婚式場に設けられたトランプ陣営の集会場は拍手と歓声に包まれた。笑顔を見せたジェイ・リザールさん(45)は「彼は正直で信念の男だ」と興奮気味に語った。前日の大雪が積もり、凍える寒さの中、場外に入場を待つ数百メートルの列ができる人気ぶり。勝利宣言でトランプ氏は「とてもすばらしい」と場内を見渡し、支持者は「USA」の連呼で応えた。

 対テロ戦で活路を見いだせないオバマ政権に対抗し、「強いアメリカを取り戻す」と繰り返し訴えたトランプ氏。リザールさんは「彼はビジネス界の成功者でもあり、アメリカの立て直しに必要だ」と指摘。米メディアもこぞって「力強さを証明し、(大統領としての)資質に対する疑問を封じた」などと解説した。

 トランプ氏は初戦アイオワ州党員集会で、保守強硬派のテッド・クルーズ上院議員(45)に敗れ、穏健派マルコ・ルビオ上院議員(44)にも迫られた。今回の予備選で敗れれば「勢いを失う」と危機感を強め、正念場の戦いに臨んだ。

 アイオワ州でテレビ中心の選挙運動が上滑りに終わったトランプ氏は、戦術を転換。ニューハンプシャー州ではレストランを回り、一人ひとりと握手する「ドブ板」選挙を展開した。事前の世論調査では、支持率で2位集団を15ポイント以上引き離す独走状態だった。それでも8日夜は大雪の中、スポーツ競技場に5000人を集め、「何があっても投票に行ってほしい」と引き締めた。

 ニューハンプシャー州は予備選の投票総数について2008年を上回る55万人と予測していた。「4割を超す無党派層の動向が勝敗を決める」(米メディア)とされ、無党派の支持が高かったトランプ氏を後押ししたようだ。

 トランプ氏は10日、南部初の予備選が20日に行われるサウスカロライナ州で集会を開く予定。クルーズ、ルビオ両氏やジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)ら南部州に強い候補を相手に戦いを挑む。【マンチェスター(米東部ニューハンプシャー州)及川正也】

3025チバQ:2016/02/11(木) 09:14:18
◇民主

 「巨大なお金に支配される社会を変えてほしい。彼ならできる」。サンダース氏の「当選確実」が伝わると、コンコードの集会場でケイ・クッシュマンさん(73)は両手の拳に力を込めた。クリントン氏の敗北宣言に続きサンダース氏が会場に姿を見せると、興奮は最高潮に。拍手と歓声、足を踏み鳴らす音は鳴りやまない。「サンキュー、ニューハンプシャー」。同氏が演説を始めると、声が聞こえなくなるほどの歓声が大波のように巻き起こった。

 プラカードを掲げて喜ぶエミリー・ミネリーさん(18)は「本当にうれしい。政治革命をやってほしい」と興奮した様子。サンダース氏のプレートを手に、音楽に合わせて踊りだしたり、抱き合ったりして喜ぶ若者たちも。映画ロッキーのテーマ曲が流れると、「バーニー」コールが次々起こった。

 サンダース氏は昨年4月に立候補を表明した時、わずか数%の支持率にとどまり、「本命候補」のヒラリー・クリントン前国務長官(68)とは50ポイント以上の差があった。ニューハンプシャー州と隣接するバーモント州選出という「地の利」があったにせよ、同氏に勝ったことはサンダース氏はもちろん、陣営や支持者にとって大きな価値がある。

 ボランティアでサンダース氏を支援した大学生のファロン・アンドリューさん(19)は「私たちは革命を起こせる。(候補)指名獲得はもちろん、本選でも勝って米国を変えて」と期待を込めた。

 サンダース氏は経済格差の是正を中心に、公立大学の授業料無償化や国民皆保険の導入、富裕層への増税などを掲げる。その政策には「非現実的」との批判がつきまとい、外交・安全保障面での知識不足を指摘する声もある。それでも、多額の学生ローンを背負って就職ができず、「不満」を募らせる若者たちを中心に賛同者が広がった。

 7日の集会に参加したステファニー・ロックさん(25)もその一人だ。6万ドル(約690万円)の学生ローンを抱え、卒業したものの職が見つからない。「どうやって返せばいいの? 社会を変えなくちゃおかしい」と語る。【コンコード(ニューハンプシャー州)西田進一郎】

3026チバQ:2016/02/11(木) 09:29:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160211-00000082-san-n_ame
米大統領選 共和、主流派争い大混戦 ニューハンプシャー州予備選
産経新聞 2月11日(木)7時55分配信

米大統領選 共和、主流派争い大混戦 ニューハンプシャー州予備選
米大統領選の主な日程(写真:産経新聞)
 ■保守地盤で光明、ケーシック氏2位躍進

 米大統領選の共和党候補、ジョン・ケーシック・オハイオ州知事(63)がニューハンプシャー州予備選で2位に付けたことで「主流派」同士の戦いは長期化する可能性が出てきた。息を吹き返した「非主流派」の不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)に対し、誰が主流派代表の座を占めるかは混沌(こんとん)としている。(ニューハンプシャー州ナシュア 加納宏幸)

 「今晩、ネガティブキャンペーンの闇に光が差した。皆さんがそれを起こしてくれたのです」

 ケーシック氏は9日夜、州都コンコードでの集会でこう語った。候補同士のつぶし合いの様相を呈している選挙戦からは一線を引いてきた同氏は、トランプ氏らを念頭に「私たちは米国が抱える問題を過激に走ることなく解決しなければならない」と付け加えた。

 州知事として80億ドル(約9150億円)の財政赤字を黒字に改善させた財政保守主義者。下院軍事委員会に長く所属し、予算委員長も務めた経歴から安全保障には造詣が深い。昨年11月には中国の東シナ海進出に対抗するため在沖縄米軍の増強を主張。ある知日派は「日本が歓迎すべき大統領候補の一人」と語る。

 政策実現のためには民主党との協力もいとわない実務派であることもあり、“トランプ旋風”の下では日が当たらなかった。しかし、穏健な保守地盤のニューハンプシャー州予備選で躍進し、上位争いに名乗りを上げた形となった。

 予備選では、1日のアイオワ州党員集会で3位に付けたマルコ・ルビオ上院議員(44)が主流派を糾合する形で淘汰(とうた)の流れができるとみられていた。しかし、6日の討論会で他候補から定型のセリフを繰り返していると批判されたことが「経験不足」との指摘を裏付ける形となり、予備選直前に失速した。

 これによりケーシック、ルビオ両氏、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)の主流派3人と、強硬保守派のテッド・クルーズ上院議員(45)が今後の予備選・党員集会に望みをつなぐ形となった。

 指名候補を正式に選出するため7月に行われる共和党全国大会への代議員数は、ルビオ、ブッシュ両氏の地盤フロリダ州が99人、ケーシック氏が知事を務めるオハイオ州は66人と多い。しかも予備選はいずれも勝者総取り方式が始まる3月15日に実施される。地元での巻き返しを目指し、生き残りをかけた争いは熾烈(しれつ)を極めそうだ。

3027チバQ:2016/02/11(木) 09:30:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160211-00000080-san-n_ame
米大統領選 異端トランプ氏、正統の兆し!?
産経新聞 2月11日(木)7時55分配信

米大統領選 異端トランプ氏、正統の兆し!?
クリントン氏 トランプ氏(写真:産経新聞)
 ■「空中戦」から「どぶ板」に転換

 ■穏健・保守層の支持急伸

 米大統領選の共和党候補指名争いで不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)がニューハンプシャー州予備選を制した。穏健な保守地盤でその過激な主張が受け入れられたことは、異端が正統として扱われ始めたことを意味する。米国ではトランプ氏がレーガン元大統領と同じ「グレート・コミュニケーター」(対話の名手)なのかという論争も起きている。(米ニューハンプシャー州マンチェスター 加納宏幸)

 トランプ氏の演説は有権者の怒りに火をつけ、キャッチフレーズの「米国を再び偉大にする」ことが必要だと聴く者に信じ込ませるのが特徴だ。

 「貿易で中国、日本、メキシコを打ち負かす。米国のカネを奪うどんな国もやっつけるんだ。そんなことは二度と起こさせない」

 ニューハンプシャー州での勝利を受けトランプ氏は9日夜、マンチェスターで顔を真っ赤にして支持者らにこう演説した。昨年6月の出馬表明から何度も繰り返しているセリフだが、いつも会場は沸く。

 「メキシコ人は強姦(ごうかん)犯だ」「不法移民が来ないよう米南部国境に万里の長城を築いて建設費をメキシコに払わせる」「イスラム教徒を入国禁止にする」-。こうした過激な発言のたびにトランプ氏は共和党の鬼っ子扱いされてきた。

 「トランプは怪物なのかもしれない。だが、共和党主流派こそが彼を生み出したフランケンシュタイン博士だ」。民主党の戦略家、ポール・ベガラ氏は昨年12月、ワシントン・ポスト紙でこう評した。

 ◆オバマ政権へ不満

 オバマ政権の7年間で、共和党支持者は暮らし向きが良くなっていないと感じている。米ギャラップ社が1月に実施した世論調査では66%がこう答え、逆に71%が「良くなった」と答えた民主党支持層と二極化していた。予算編成でオバマ米大統領と妥協する議会指導者ら主流派への不満が「怪物」を生む素地を作りだしたといえる。

 ニューハンプシャー州ウィンダムで9日、トランプ氏に投票したコンサルタント、トーマス・ダロイさん(52)は「政治屋のせいで米国はもはや偉大な国ではなくなった。トランプ氏は経済を立て直す偉大な指導者だ」と語った。

 米CNNテレビが9日に実施した同州での出口調査は、「怪物」が「本物」になる兆しを物語る。

 穏健な保守層からの人気は低いと目されていたが、強硬保守、保守、穏健の各層で他候補を上回る支持を獲得。「当選可能性」を重視するとした回答者からの支持は首位のマルコ・ルビオ上院議員(44)=33%=に迫る29%だった。

 今月1日に実施された初戦、アイオワ州党員集会での敗北を機に選挙戦略を見直したことが幅広い層からの支持につながった。メディアを通じて支持を高める「空中戦」から戸別訪問を中心とした「どぶ板選挙」に転換したのだ。

 ◆「対話の名手」論争

 「この1週間の“地上戦”から多くのことを学ばせてもらったよ」

 トランプ氏は勝利演説で満面の笑みを浮かべた。全米の知名度を得るきっかけとなったリアリティー番組「アプレンティス」でもトランプ氏は出演のたびに視聴率を気にして次の戦略を練り、派手好きなセレブという自らのイメージを「実業家」へと転換させることができた。戦略の見直しは今回も成功した。

 メディアはトランプ氏の運動員が雪の中を歩き、有権者に支持を訴える様子をこぞって報じた。暴言や粗野な振る舞いが注目され、有権者の支持を集めていくトランプ氏を、予備選の動向を伝えたテレビ番組の出演者は苦笑しながら「もしかしてグレート・コミュニケーター?」と語った。

 俳優出身で、元祖「対話の名手」のレーガン氏は1980年大統領選で、アイオワ州でブッシュ元大統領に僅差で敗れて2位になった後、ニューハンプシャー州で圧勝し、大統領への道筋を付けた。保守層の怒りをエネルギーに変えるトランプ氏と前向きなメッセージを送ったレーガン氏は根本的に異なるが、進撃が止まる気配はない。

 「サウスカロライナに行って勝利するぞ!」。トランプ氏はニューハンプシャー州での勝利演説をこう締めくくった。

3028とはずがたり:2016/02/11(木) 19:14:18

米司法省がファーガソン市を提訴、黒人射殺めぐる警察改革拒否で
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E7%B1%B3%E5%8F%B8%E6%B3%95%E7%9C%81%E3%81%8C%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%82%BD%E3%83%B3%E5%B8%82%E3%82%92%E6%8F%90%E8%A8%B4%E3%80%81%E9%BB%92%E4%BA%BA%E5%B0%84%E6%AE%BA%E3%82%81%E3%81%90%E3%82%8B%E8%AD%A6%E5%AF%9F%E6%94%B9%E9%9D%A9%E6%8B%92%E5%90%A6%E3%81%A7/ar-BBpnizM
AFPBB News
3 時間前

【AFP=時事】米司法省は10日、武器を持っていなかった黒人青年マイケル・ブラウン(Michael Brown)さんが白人警官に射殺された事件を受けてまとめられた警察改革案の受け入れをミズーリ(Missouri)州ファーガソン(Ferguson)の市議会が否決したことを受け、同市を提訴すると発表した。

 ロレッタ・リンチ(Loretta Lynch)司法長官は、記者会見で「深く失望した」と表明。「ファーガソン市は、前進する真の機会を得たにもかかわらず、後退する道を選んだ」と批判した。

 2014年にファーガソン市で起きたブラウンさん射殺事件では、数週間にわたって抗議行動が続き、ときに暴徒化。人種問題と米警察当局の対応をめぐり、全米で議論を巻き起こした。

 事件後の米連邦当局の調査では、ファーガソン市で定型化した人種差別がまん延し、憲法上の市民の権利が侵害されている事例が複数認められた。このため同市は、市警組織と裁判所の改革を迫られていた。

 必要とされる改革の概要が記された131ページに及ぶ同意判決文書は、リンチ司法長官によれば、半年以上かけて「忍耐強く行われた交渉」の末にまとめられたもの。だが、ファーガソン市議会は9日、潜在コストの削減を理由に、賛成6票、反対0票で文書を交渉の場に差し戻すと決定した。

3029名無しさん:2016/02/11(木) 21:15:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160211-00000001-wordleaf-n_ame
トランプ氏にサンダース氏 「異端」が躍進する米大統領選
THE PAGE 2月11日(木)10時0分配信

 第2戦までを終えた米大統領選の候補指名争いには、ある異変があります。アイオワで勝利した共和党のクルーズ氏、今回のニューハンプシャーを制した共和党のトランプ氏、民主党のサンダース氏。彼らはそれぞれの党でメインストリームの政治家ではなく「非主流派」の存在です。彼らは、より保守寄り、よりリベラル寄りに先鋭的な立場を掲げ、お互いに距離があることも特徴です。なぜ両極端で、異端な彼らが支持を集めるのか。アメリカ研究が専門の慶應義塾大学SFC教授、渡辺靖氏に寄稿してもらいました。

「主流派」と「非主流派」とは?
 米大統領選に向けた候補指名争いの第2戦となるニューハンプシャー州の予備選は、共和党ではドナルド・トランプ氏、民主党ではバーニー・サンダース氏が勝利。「非主流派」の躍進が目立つ今回の大統領選を象徴する結果となった。

 そもそも「主流派」「非主流派」とは何か?

 アメリカは「自由」を非常に重んじる社会である。それゆえ政府の介入にはもともと懐疑的な傾向がある。こうした政治風土にあって、より「小さな政府」を掲げ、減税や規制緩和、市場競争、教会の役割などを重視するが保守政党である共和党だ。逆に、自由放任はかえって人々を不幸=不自由にするとして、より「大きな政府」を掲げ、社会的弱者の権利擁護や格差是正を重視するのがリベラル政党である民主党だ。

 共和党の「主流派」はジェブ・ブッシュ氏、ジョン・ケーシック氏、クリス・クリスティー氏、マルコ・ルビオ氏などである。「非主流派」はさらに2つに分かれ、前回のアイオワ州の党員集会で勝利を収めたテッド・クルーズ氏のような「保守強硬派」がその1つである。キリスト教保守派(福音派)や経済保守派(茶会=ティーパーティ派)などの支持が厚い。もう1つはトランプ氏のような「アウトサイダー派」である。政治経験は皆無で、2009年までは民主党員だった。

 かたや、民主党の「主流派」はヒラリー・クリントン氏であり、「非主流派」はサンダース氏である。サンダース氏は「反戦平和主義者」や「民主社会主義者」を自認し、大手金融機関の解体、公立大学の授業料無償化、国民皆保険の導入などを掲げている。クリントン氏がイラク戦争を支持し、ウォール街(金融業界)と関係が深い点を攻撃しており、かつての「ウォール街を占拠せよ」運動などとも親和性が高い。

 では、なぜ「非主流派」がこれほどまでに注目を集めるのか。

3030名無しさん:2016/02/11(木) 21:27:18
>>3029

アメリカでも縮小する「ミドルクラス」
 その背景としては、実質賃金の伸び悩み、格差拡大、ミドルクラスの縮小、党派対立の激化、人種対立の再燃などの国内問題、そしてテロの恐怖から中東情勢の混乱、中国や北朝鮮による挑発を前にしたアメリカの威信の揺らぎなどの国際情勢がある。こうした難題が山積するなか、アメリカ人の7割近くが「アメリカは間違った方向に進んでいる」と感じている。オバマ大統領の支持率も約45%とさえないが、議会の支持率は約13%とかつてないほど低い。「既存の政治家にはもはや現状打破など期待できない」「ワシントン(=中央政界)は馴れ合いと既得権益の世界と化している」という閉塞感が「非主流派」への追い風となっている。

 さらに言えば、「オバマ的なるもの」への反動もあるだろう。8年前に「1つのアメリカ」を掲げて当選したオバマ大統領は共和・民主両党の和合と妥協を求めたが、結果的に、双方の不満を高め、皮肉にも党派対立を深め、ワシントンの機能不全を招いた面もある。そうした理性的な歩み寄りの姿勢そのものが説得力を失い、むしろ旗幟を鮮明にし、「敵」と対峙する姿勢が歓迎されるムードが広がっている。

トランプは「反知性主義」なのか
 共和党側の「トランプ旋風」は白人低所得者層(プア・ホワイト)の支持を原動力にしている。「移民を入国させないため、メキシコとの国境に万里の長城を作り、費用をメキシコにもたせる」「イスラム教との入国を禁止すべきだ」「大統領初日に中国を為替操作国に指定する」「TPPには反対」「富裕層への減税措置を撤廃する」「社会保障制度は守る」といった公約は「主流派」の主張から大きく外れるが、プア・ホワイトの心を勝ち取るものである。

 そして、さらに大切なのは、過激な言動を繰り返し、ときに候補者討論会への参加を取りやめるなどの、ワシントンの政治家の常識を覆すトランプ氏の型破りの振る舞いがマイナスどころか「彼こそは大胆な変革をもたらしてくれる」とプラスに受け止められがちな点だ。主要メディアそのものが「旧弊したワシントンの一部」と見なされており、メディアがトランプ氏を叩けば叩くほど彼の支持率は高くなってゆく。

 加えて、日本から「トランプ旋風」を理解するうえで忘れてはならないのは、トランプ氏がアメリカのビジネスマンの典型的な交渉スタイルを体現している点だ。例えば、はじめに大胆な条件を出す(つまり大風呂敷を広げる)ことでアジェンダを設定してしまい、そこから徐々に落とし所を探ってゆくという手法だ。あるいは、ときに交渉のテーブルは蹴っ飛ばして退席し、タフな交渉者であることを印象付けるという手法だ。

 移民をめぐる発言や討論会への対応などはこうした(トランプ氏が慣れしたんできた)スタイルを踏襲したものであるとも考えられる。日頃、アメリカのビジネスマンと接点が薄い日本の学者や記者はトランプ氏を「反知性主義」の権化であるかのように描きがちだが、そうしたレッテルを貼ることこそ「反知性主義」かもしれないという自省は持っていて良いだろう(『トランプ自伝 不動産王にビジネスを学ぶ』(原題Trump: The Art of the Deal)、1987年)は参考になる)。

3031名無しさん:2016/02/11(木) 21:28:00
>>3030

オバマより先鋭的な「サンダース旋風」
 かたや、民主党側の「サンダース旋風」は大学生など若者の支持を原動力にしている。アメリカの大学進学率はこの四半世紀で約50%から約75%に急伸している(日本は約40%から約50%へと増加)。ただ、4年制大卒者の半数近くがかつて高卒者を対象にした仕事に就いているというデータもあるほど、雇用条件は悪化している。つまり「大卒」はかつての「高卒」と同程度の意味しか持たなくなっている。加えて、大学の授業料は高騰し、私立では年間3万5000ドル〜5万ドル、州立でも年間1万5000ドル程度となっている。ローンを抱えいいる学生も多い。

 一攫千金や立身出世という言葉に象徴されるアメリカン・ドリームはおろか、親の代と同水準の暮らし向きを維持することすら困難になりつつある。サンダースは遊説先で自らの躍進を「政治革命」と称しているが、大学のキャンパスを席巻する「サンダース旋風」は、8年前の「オバマ旋風」ほどの広がりはないが、より先鋭的な印象を受ける。

サンダースとトランプの間の「距離」
 言うまでもなく、「サンダース旋風」と「トランプ旋風」の間には大きな距離がある。ただ、どちらもミドルクラスの窮状感や閉塞感を追い風にしている点は同じである。その点は「ウォール街を占拠せよ」運動と「茶会」運動の構図と良く似ている。「ウォール街を占拠せよ」運動は批判の矛先を大企業、すなわち「ビッグ・ガバメント」に、「茶会」運動は批判の矛先を「大きな政府」、すなわち「ビッグ・ガバメント」に向けていた。

 ただ、どちらの運動もアメリカの民主主義が自分たちの手の届かない勢力に牛耳られているのでないかというミドルクラスの怒りを原動力にしていた。「反主流派」の躍進が注目される今回のニューハンプシャー州の予備選だが、少なくともその予兆は数年前からあったのである。

■渡辺靖(わたなべ・やすし) 1967年生まれ。1997年ハーバード大学より博士号(社会人類学)取得、2005年より現職。主著に『アフター・アメリカ』(慶應義塾大学出版会、サントリー学芸賞受賞)、『アメリカのジレンマ』(NHK出版)、『沈まぬアメリカ』(新潮社)など

3032チバQ:2016/02/12(金) 19:39:41
http://www.sankei.com/world/news/160212/wor1602120001-n1.html
2016.2.12 16:30
【米大統領選】
ブルームバーグ前NY市長は台風の目になるか? メリハリ効いた実務手腕 リベラル社会政策&保守的外交に待望論絶えず

 先週半ばの国連本部。潘基文事務総長の隣に座った白髪の男性が満面の笑みを浮かべていた。前ニューヨーク市長で総合情報通信社ブルームバーグの創業トップ、マイケル・ブルームバーグ氏である。

 国連で開いていたのは、地球温暖化といった気候変動リスクをどう運用方針に反映させるかを話し合う投資家会合。ブルームバーグ氏は主賓だった。同氏いわく、「政策は小さな積み重ねで動く」。温室効果ガスを排出する企業に対する情報開示を各国政府に求めるなど、世界中で流行している「地球温暖化を防止する投資家活動」を支持した。

 専門的な分野だが、多くの記者が会合を傍聴していた。「ブルームバーグ氏が無所属で米大統領選への出馬を検討している」との記事が1月下旬に出てから、本人が初めて公の場に顔を出したからだ。

 一連の報道を見る限り、「出馬観測」の精度は高そうだ。投資家会合と同じ日に、ブルームバーグ社のワシントン支局では、「(利益相反で)果敢な取材ができなくなる」と政治部長が辞表を出している。

 「こんなニュースを待っていた」。ニューヨークのクイーンズ地区で生まれ育った自営業者のティム・リーさんは、「出馬観測」に大喜びだ。

 ニューヨーク市長を務めた2002〜13年は、「交通渋滞の解消から教育制度改革まで、メリハリの利いた実務手腕を発揮した」(リーさん)。オバマ政権で国防長官を務めたチャック・ヘーゲル元上院議員など、政界でもブルームバーグ氏の出馬を支持する声が出ている。

 ニューヨークの記者交流会では最近、就職活動中の元ブルームバーグ社記者が目立つ。同氏がブルームバーグ社に復帰した14年、最初に手掛けたのが組織改革。「『私がいない間に規律が緩んだ』と人員削減などのリストラにいそしんだ」(元同社記者)。社員に対する口癖は、「ユア・ジョブ・イズ・オン・ザ・ライン(君は仕事を失うリスクがある)」だそうだ。

 リベラル色の強い社会政策で知られるブルームバーグ氏だが、経済政策は保守本流。小さな政府、規制緩和が信条で、資本主義が物差しである。

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 外交政策も保守色が強い。中東政策では親イスラエルで知られ、オバマ政権によるイラン核合意に批判的な論文を掲載した。モザイク模様の信条なのだ。当初は民主党員だったが、ニューヨーク市長選を機に共和党にくら替えしている。

 1912年のセオドア・ルーズベルトや68年のジョージ・ウォレスなど、2大政党制が確立してからの米国では、「第3の軸」として大統領選に出馬して勝った候補者はいない。ブルームバーグ氏が歴史に挑もうとするのはなぜか?

 共和党では右派のトランプ氏とクルーズ上院議員、民主党では左派のサンダース上院議員が勢いを増している。底流にあるのは、ブッシュ家やクリントン家といった支配階級への反発だ。

 強敵で中道寄りのクリントン前国務長官がサンダース議員に敗退すれば、ブルームバーグ氏に勝機が舞い降りる。2大政党の支持層が左右に拡散したところで中間層を取り込むのだ。ニューヨーク市民は、出馬の有無を決めるという3月上旬が待ち遠しい。(ニューヨーク駐在編集委員 松浦肇)

3033チバQ:2016/02/12(金) 19:40:17
http://www.sankei.com/world/news/160212/wor1602120034-n1.html
2016.2.12 17:05
【米大統領選】
ヒラリーVSサンダース、マイノリティーに照準 民主党討論会、経済格差や人種差別是正を訴え

 【ワシントン=青木伸行】民主党の大統領候補指名を争うヒラリー・クリントン前国務長官(68)と、バーニー・サンダース上院議員(74)は11日、中西部ウィスコンシン州で開かれた討論会に臨み、黒人、ヒスパニック(中南米系)のマイノリティー(人種的少数派)に、経済格差や人種差別の是正などを競って訴えた。

 サンダース氏が大差で勝利したニューハンプシャー州予備選(9日)に続き、20日に中南米系が多いネバダ州で党員集会、27日には黒人が多いサウスカロライナ州で予備選が開かれる。

 このため討論会で両氏はマイノリティー票の取り込みを狙った。世論調査で両州でリードしているクリントン氏は「アフリカ系(黒人)は雇用、教育、住宅供給、刑事司法制度で差別に直面している。これらの問題を是正するために大統領になる」と強調。「黒人初の大統領としてオバマ氏が推進する移民制度改革を、強く支持する」と述べた。

 これに対し、サンダース氏も「アフリカ、中南米系は低い賃金と高い失業率に苦しんでおり、職業訓練などにもっと投資をすべきだ。刑事司法制度の改革も必要だ」と指摘。「そのためにもエスタブリッシュメント(支配階級)によるこれまでの経済と政治を改革し、国民融和を図る」と訴えた。

 NBCテレビなどの全国調査によると、クリントン氏は1月末の時点で黒人の74%の支持を得ており、17%のサンダースを大きく引き離している。クリントン氏は今回の討論会当日には、連邦議会の黒人議員有志団体「ブラックコーカス」の支持を得た。中南米系の支持も厚い。

 一方、白人票を基盤とするサンダース氏は10日、ニューヨークで黒人運動の有力指導者シャープトン師と会談し、支持を求めた。だが、同師は近くクリントン氏とも会う予定で、態度を明確にしなかった。

 民主党の予備選・党員集会で決められる代議員総数は4763人で、指名獲得に必要な過半数は2382人。CNNテレビによると、これまでの代議員獲得数(特別代議員を含む)はクリントン氏431人、サンダース氏52人。

3034チバQ:2016/02/12(金) 19:41:55
http://www.sankei.com/world/news/160212/wor1602120036-n1.html
2016.2.12 17:46
【ポトマック通信】
“暴言王”VSクリントン、娘たちの戦いは…
 家族への感謝を口にするという当たり前のことが「心境の変化」としてニュースになってしまうのは暴言王ならではだろう。9日、米大統領選の共和党候補指名争いでニューハンプシャー州予備選を制した不動産王、トランプ氏は勝利演説で家族の名前を一人一人挙げていった。

 「イヴァンカは今日、7カ所も投票所を回ってくれた」。自らの不動産会社で副社長を務める娘、イヴァンカさん(34)はとりわけ目に入れても痛くない様子で、隣に立たせてその働きをほめた。

 ファッションモデルとしても知られるイヴァンカさんが投票所で父への支持を呼びかけると聞いて、カメラを持って同州ウィンダムの高校まで車を飛ばした。残念ながら厳重なガードで肉声には触れられなかったが、真剣な表情で有権者の言葉に耳を傾ける様子は父親とは対照的だった。

 大統領選は家族ぐるみの総力戦だ。イヴァンカさんの親友で、民主党候補クリントン前国務長官の娘、チェルシーさん(35)も、父の元大統領とともに応援で全米を駆け回っている。母のライバルである上院議員をうっかり「サンダース大統領」と呼んでニュースになってしまった。

 2人の娘を持つ父として、大統領候補の「娘たちの戦い」にも注目していきたい。(加納宏幸)

3035チバQ:2016/02/13(土) 11:07:19
主流派:ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事  マルコ・ルビオ上院議員  マルコ・ルビオ上院議員
保守・強硬派:ドナルド・トランプ氏 テッド・クルーズ上院議員
あとは、ベン・カーソンが残ってるのかな?最近報道されないけど

http://www.sankei.com/world/news/160213/wor1602130022-n1.html
2016.2.13 09:54
【米大統領選】
ギルモア元バージニア州知事が撤退 アイオワではわずか12票 混戦の共和党候補は6人に絞られ
 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選に向けた共和党候補指名争いに加わっていたジム・ギルモア元バージニア州知事(66)は12日、選挙戦から撤退すると発表した。

 これまでの獲得票は1日のアイオワ州党員集会で12票、9日のニューハンプシャー州予備選で133票にとどまり、討論会に出る資格も得られなかった。

 最大で17人の混戦になっていた共和党の候補は6人に絞られた。

3036名無しさん:2016/02/14(日) 12:07:50
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2016021400022
尖閣国有化で危機感=緊張緩和へ対応急ぐ-米政府

 【ワシントン時事】日本政府が2012年9月に沖縄県・尖閣諸島を国有化した後、米政府が急速な日中関係悪化に危機感を募らせ、緊張緩和に向けて対応を急いでいた実態が、米国務省が13日公表したクリントン前国務長官のメールで浮き彫りになった。

 それによると、キャンベル国務次官補(当時)は12年10月2日、「日本・中国」と題したメールをクリントン長官(同)に送信。「摩擦が長引けば地域の安定を害すると分かっていながら、中国と日本は態度を硬化させつつある」と懸念を示し、「双方の顔が立つ繊細な外交」を進める必要性を強調した。 
 具体的には「調停者になることを避けつつ積極的な努力を示す」ため、元政府高官らからなる小規模な超党派グループを両国に派遣することを提唱。「急いで決める必要がある。スピードが不可欠だ」と決断を促した。クリントン氏は6分後に返信し、「前に進めるべきだ。ドニロン大統領補佐官に提案したら、前向きだった」と伝えた。
 キャンベル氏は超党派グループの人選もメールに記しているが、個人名は白く塗りつぶされ、判読できない。ただ、同年10月10日には故ダニエル・イノウエ上院議員が訪日して野田佳彦首相(当時)と会談し、国有化について意見交換している。
 メールの公開はクリントン氏が私用メールを公務に使用していた問題が発覚したことを受けた措置。国務省は月内に全メールの公表を終える予定だが、公開されるたびにメールの一部が機密指定を受けて非公開となっており、大統領選でクリントン氏の打撃になる可能性もある。(2016/02/14-08:50)

3037名無しさん:2016/02/14(日) 12:41:55
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160214-00011085-forbes-bus_all
「怒りの選挙」で誰がアメリカ大統領に?
Forbes JAPAN 2月14日(日)12時31分配信

19カ国「Forbes」編集長に聞く「日本人への注文」

スティーブ・フォーブス編集長が読む2016年の世界
「起業家精神」で日本経済は甦る

クリミア危機にギリシャ選挙、そして移民問題。2015年、世界は大きく揺れた。「経済予測家」として知られる本誌のUS版編集長に15年を総括してもらった。

2015年の世界経済をひと言で振り返るのならば、「失望」だ。

中国経済は明らかに問題を抱えており、日本も景気後退している。アメリカの経済はもう7年近く停滞している。ブラジルをはじめとしたラテンアメリカ諸国もコモディティ価格の下落に苦しんでいる。辛うじてヨーロッパだけが堅調だ。いわば、打率2割台で低迷している野球チームみたいなもので、希望が感じられない。

経済でもう一つ注意すべき点は、連邦準備制度理事会(FRB)、日本銀行、欧州中央銀行(ECB)をはじめとした「中央銀行」による金融政策の迷走だ。

金融緩和は本来、景気刺激策。ところが現実には金融市場を歪め、景気を悪化させている。金利を抑えれば、市場は正常に機能しない。価格統制と同じで、市場を歪める恐れがある。

政治に目を向ければ、ヨーロッパの「移民問題」がある。これは、アメリカが国際情勢に積極的に関与しない場合にどうなるかを顕著に表している。

オバマ政権はリビアのカダフィ政権を追放することに成功したものの、部族間の抗争の激化やテロリストの台頭を招いた。これがシリアへの内戦にもつながり、難民がヨーロッパに雪崩(なだ)れ込む事態になっている。

クリミア問題では、ロシアに対して強い態度を示すことができなかったために、中東問題でも付け入る隙を与えてしまった。

南シナ海の南沙諸島問題も本質は同じだ。アメリカはようやく中国が造成した人工島の「領海」内に海軍を派遣したが、より頻繁に巡視活動を行い、国際法を盾に係争水域であることを主張しなくてはならない。

よくない外交にはそれなりの結果がついて回り、それがひいては反貿易や外国人差別など、政治経済に悪影響を及ぼす。アメリカが外交に対して消極的になると、悪い結果になりがちだ。

3038名無しさん:2016/02/14(日) 12:42:06
>>3037

米国民にとっての怒りの選挙

政治経済の両面で振るわないことから、16年に大統領選を控えるアメリカでは、有権者が政治に対して失望している。

その結果、不満の意思を示すために彼らはアウトサイダーを支持している。暴言で話題になっている共和党候補のドナルド・トランプへの支持もその一例だ。

民主党ではバーモント州知事のバーニー・サンダースが躍進しているが、彼は筋金入りの共産主義者である。当選するとは思えないが、重要なのは彼が支持されている点だ。すなわち、左派の支持者にも怒りや不満が溜まっていることを意味している。

なんといっても、サンダースは冷戦最中の80年代にソ連(当時)の首都モスクワに新婚旅行へ行ったような男である。しかも誘拐されたわけではなく、自ら喜んで行ったのだから驚きだ。同じ敵国でも、せめて太陽とビーチがあるキューバにすればよかったのに、と思う。かなり風変わりな人物だが、それが今では民主党支持者の3分の1から支持されているという。それほどに有権者は怒っている。

民主党からはおそらくヒラリー・クリントン前国務長官が候補者指名争いに勝利するだろう。共和党は、テッド・クルーズ上院議員やマルコ・ルビオ上院議員が要注目だ。ただ、波乱含みで伏兵の台頭もあり得る。ここにきて、ニュージャージー州知事のクリス・クリスティもにわかに注目を浴びている。安易な予測は禁物だが、16年大統領選では共和党にも勝機はあるのではないだろうか。

とはいえ、どの候補が選ばれるかはフタを開けてみないとわからない。候補者も多く、各候補とも資金が豊富。12年の大統領選とは異なり、熾烈(しれつ)なものとなるのは間違いない。少なくとも、16年の2月頃まで候補者の大きなふるい落としはないだろう。

日本復活の切り札とは

日本経済の復活も16年の世界経済を占ううえで、大きな焦点となる。日本は、20年近く金利を抑えてきたが、あまり効果がないこともわかってきた。

円安も経済によいとは言い難い。そもそも、通貨の切り下げは「フールズ・ゴールド(黄鉄鉱)」のようなもの。体重計の目盛りをいじれば、体重が減ったように見えるが実際は違うのと同じだ。

時計が時間を計るのと同じで、お金とは、モノやサービスの適正価値を測るモノサシにほかならない。行きすぎた金融操作は、市場に悪影響を及ぼす。

確かに、短期的には一部の産業を利するかもしれない。しかし、ダメージを受ける産業があるのも事実。それは結果として、経済成長を損ねることになる。

私のささやかな願いは、安倍晋三政権が金融政策に頼るのではなく、真の経済成長を促す税率の引き下げや構造改革を進めることだ。すでに、14年の消費税増税による購買意欲の衰退は教訓となっているはず。所得税率も高すぎる。日本は50〜60年代に頻繁に税率を引き下げ、それが奏功した。歴史から学べることもあるのではないだろうか。

日本にはグローバル企業が数多くあり、国民の教育水準は高く、勤労意欲も高い。それでもかなりのポテンシャルを秘めながら、それを十分に生かせていない。

だからこそ、円安や過度の金融緩和をやめ、税率を引き下げ、財政支出を削ることが必要だ。新規参入しやすいように構造改革を進め、女性やシルバー世代の労働市場への参加を促す?。

構造改革を進めると、起業家が生まれやすくなるという利点がある。これは単に経済回復ということに留まらず、日本を完全に復活させることにもつながる。

70年代、多くのアメリカ人はアップルやマイクロソフトといった企業を知らなかった。でも、そうしたスタートアップは、いまや誰もが知るグローバル企業へと成長した。

日本にもそれができないわけがない。


STEVE FORBES / スティーブ・フォーブス
フォーブス メディア会長兼主筆。1947年、ニュージャージー州生まれ。「経済予測家」としても著名で、翌年の予測が最も正確なジャーナリストに贈られる「クリスタルアウル賞」を4度受賞。96年と2000年の米大統領選に共和党から立候補している。

Steve Forbes

3039とはずがたり:2016/02/14(日) 18:40:18

クリントン氏を米下院黒人議員団が支持、南部予備選に弾み
27日のサウスカロライナ以降、人種構成が多様な州へ進むクリントンへ強力な支援に
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/02/post-4521.php
2016年2月13日(土)13時13分

 米大統領選の民主党有力候補、ヒラリー・クリントン前国務長官は11日、米下院の黒人議員団から支持の表明を受けた。黒人票がカギを握る南部サウスカロライナ州での予備選を前に、クリントン陣営の士気を高める表明となった。

「クリントン氏はリーダーとしての技量を発揮してきた。様々な任務を経て、国政の最高責任者に就く準備は整った」と、支持を表明した同議員団のG.K.バターフィールド下院議員は述べた。

 9日に開催されたニューハンプシャー州予備選でバーニー・サンダース上院議員に惜敗し、選挙戦の立て直しを図るクリントン氏にとって、同議員団からの支持表明は重要なものとなる。

 今月27日に行われる予備選の開催地、サウスカロライナ州は黒人票が有権者層の主要な一角を占めており、民主党候補者にとって同有権者層からの支持は今後、選挙戦が人種構成が多様な州へとすすむにつれ、重要性が増すものと見られている。

[ワシントン 11日 ロイター]

3040とはずがたり:2016/02/14(日) 19:07:54
トランプ氏に集中砲火=共和候補、第3戦前に討論会―米大統領選
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160214X683.html
16:53時事通信【EPA=時事】

 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補によるテレビ討論会が13日、指名争いの第3戦の舞台となるサウスカロライナ州で行われた。第2戦のニューハンプシャー州予備選で圧勝した不動産王ドナルド・トランプ氏(69)の勢いを止めるため、他の候補はトランプ氏に激しい集中砲火を浴びせた。

 「トランプ氏はリベラルだ」。初戦のアイオワ州の勝者、テッド・クルーズ上院議員(45)は、トランプ氏は保守とは言えないと力説した。サウスカロライナ州の世論調査でトランプ氏は首位。「第3戦も落とせば勢いを止められなくなる」(米メディア)との焦りが背景にある。

 「クルーズ氏は最大のうそつきだ。嫌なやつだ」と反撃に出たトランプ氏に対し、クルーズ氏は「大人は他人の発言を邪魔しない」と皮肉り、「トランプ氏は生涯を通じてリベラル(の政治家)を支えてきた」と畳み掛けた。

 ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(63)は「トランプ氏は侮辱で指名を得ようとしている」と批判。トランプ氏が「ブッシュ氏の兄の時代に世界貿易センタービルは(米同時テロで)崩壊した」とブッシュ前大統領に矛先を向けると、今度はマルコ・ルビオ上院議員(44)が「ブッシュ前大統領は米国を守った」と反論した。

3041とはずがたり:2016/02/14(日) 19:15:40

クリントン氏、「守れぬ約束」批判=民主候補がテレビ討論会-米大統領選
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201602/2016021200067

 【ワシントン時事】米大統領選に向けて民主党の指名を争う候補者2人のテレビ討論会が11日、ウィスコンシン州で開かれた。9日のニューハンプシャー州予備選はバーニー・サンダース上院議員(74)の圧勝に終わっており、ヒラリー・クリントン前国務長官(68)は第3戦となる20日のネバダ州党員集会を前に「サンダース氏は守れない公約を掲げている」と批判した。
 クリントン氏は、サンダース氏が主張する公立大学無償化や国民皆保険について「政府が約40%大きくなる」と指摘。「サンダース氏が挙げている数字では計算が合わない。国民に正直に言うべきだ」と強調した。サンダース氏は「あなたはまだホワイトハウスに入ったわけではない」と述べ、実現不可能とは言えないと反論した。(2016/02/12-12:51)

3042とはずがたり:2016/02/15(月) 16:06:13

どんな衣装だったんだ?!

邦人殺害で問題発言、市長辞意=抗議が殺到―トリニダード・トバゴ
http://news.goo.ne.jp/topstories/world/608/d35344936aff766588af4eb2bdf362de.html
(時事通信) 10:03

 【サンパウロ時事】カリブ海の島国トリニダード・トバゴで音楽家の長木谷麻美さん(30)が殺害された事件で、首都ポートオブスペインのキー市長が13日、長木谷さんにも被害の責任があったかのような発言をした責任を取り、辞意を表明した。トリニダード・ガーディアン紙(電子版)など複数のメディアが14日報じた。

 市長は10日、長木谷さんが被害に遭った際にカーニバルの衣装を着ていたことに触れ、「女性は乱暴されないように自ら身を守る責任がある」と発言。被害者にも非があると受け取れる言い方をした。

 市民や女性団体は「犠牲者への冒涜(ぼうとく)を許すな」と激しく抗議し、市長辞任を求めて署名活動を展開。市長は言葉尻を捉えられたと釈明する一方、「不快感を与えた方に謝罪する」との声明を発表したが、市民らの怒りは収まらなかった。

3043チバQ:2016/02/15(月) 22:47:33
http://www.sankei.com/world/news/160214/wor1602140035-n1.html
2016.2.15 06:30
【米大統領選】
暴言王・トランプ氏がブッシュ前大統領に噛みつき、聴衆からブーイング 「イラク派兵は過ちだった…」

【ワシントン=加納宏幸】米大統領選に向けた共和党候補指名争いの第3戦となる20日の南部サウスカロライナ州予備選を前に、候補討論会が13日、同州で開かれた。序盤2州の戦いで候補は6人に絞り込まれ、主流派と非主流派の応酬は先鋭化。イラク戦争の是非や移民制度改革をめぐり議論を戦わせた。

 当初は本命視されながら苦戦しているジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(63)は15日、サウスカロライナ州で兄の前大統領の応援を受ける。非主流派の不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)は前大統領による2003年のイラク開戦を批判した。

 「前大統領は過ちを犯した。(米軍が)イラクに行くべきではなかった。中東を不安定にさせた」

 トランプ氏は主流派が推すブッシュ氏を前大統領に見立てて、たたみかけるように批判した。

 ブッシュ氏は「トランプ氏がリアリティー番組を作っているときに、兄は米国を安全にするための機構を作っていた」と反論したが、トランプ氏は01年9月11日の米中枢同時テロがブッシュ前政権下で起きたとし、安全は守られなかったと強弁し、聴衆からブーイングを受けていた。

 これまでの2戦が行われたアイオワ、ニューハンプシャー両州に比べて人種の多様性が高いサウスカロライナ州では争点の中で移民問題の比重が大きい。ここでも非主流派は主流派を激しく攻撃した。

 トランプ氏がブッシュ氏を不法移民の問題に関して「最も弱い」候補であると断じれば、強硬保守の論客、テッド・クルーズ上院議員(45)は主流派のマルコ・ルビオ上院議員(44)を「オバマ米大統領の違法な(不法移民に対する)恩赦を撤回しないと言った」と批判した。

 これに対し、ルビオ氏はクルーズ陣営がアイオワ州党員集会の直前に元神経外科医、ベン・カーソン氏(64)が撤退するとの虚偽の情報を流したことを引き合いに出して、「クルーズ氏は嘘ばかりついている」と述べた。

 サウスカロライナ州はキリスト教福音派、保守系草の根運動「ティーパーティー」(茶会)の影響力が強いが、クルーズ氏が勝利した初戦アイオワ州党員集会ほど強硬保守を選ぶ傾向は強くないとされる。

 12年を除き、1980年以来、サウスカロライナ州で勝利した候補が指名候補になってきた。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による最近の世論調査平均値ではトランプ氏が35・3%でリード。クルーズ氏16%、ルビオ氏14%、ブッシュ氏11・3%、ケーシック氏11%、ベン・カーソン氏4%と続く。

3044チバQ:2016/02/15(月) 22:48:19
http://www.sankei.com/world/news/160212/wor1602120001-n1.html
2016.2.15 07:00
【米大統領選】
ブルームバーグ前NY市長は台風の目になるか? メリハリ利いた実務手腕 リベラル社会政策&保守的外交に待望論絶えず

 先週半ばの国連本部。潘基文事務総長の隣に座った白髪の男性が満面の笑みを浮かべていた。前ニューヨーク市長で総合情報通信社ブルームバーグの創業トップ、マイケル・ブルームバーグ氏である。

 国連で開いていたのは、地球温暖化といった気候変動リスクをどう運用方針に反映させるかを話し合う投資家会合。ブルームバーグ氏は主賓だった。同氏いわく、「政策は小さな積み重ねで動く」。温室効果ガスを排出する企業に対する情報開示を各国政府に求めるなど、世界中で流行している「地球温暖化を防止する投資家活動」を支持した。

 専門的な分野だが、多くの記者が会合を傍聴していた。「ブルームバーグ氏が無所属で米大統領選への出馬を検討している」との記事が1月下旬に出てから、本人が初めて公の場に顔を出したからだ。

 一連の報道を見る限り、「出馬観測」の精度は高そうだ。投資家会合と同じ日に、ブルームバーグ社のワシントン支局では、「(利益相反で)果敢な取材ができなくなる」と政治部長が辞表を出している。

 「こんなニュースを待っていた」。ニューヨークのクイーンズ地区で生まれ育った自営業者のティム・リーさんは、「出馬観測」に大喜びだ。

 ニューヨーク市長を務めた2002〜13年は、「交通渋滞の解消から教育制度改革まで、メリハリの利いた実務手腕を発揮した」(リーさん)。オバマ政権で国防長官を務めたチャック・ヘーゲル元上院議員など、政界でもブルームバーグ氏の出馬を支持する声が出ている。

 ニューヨークの記者交流会では最近、就職活動中の元ブルームバーグ社記者が目立つ。同氏がブルームバーグ社に復帰した14年、最初に手掛けたのが組織改革。「『私がいない間に規律が緩んだ』と人員削減などのリストラにいそしんだ」(元同社記者)。社員に対する口癖は、「ユア・ジョブ・イズ・オン・ザ・ライン(君は仕事を失うリスクがある)」だそうだ。

 リベラル色の強い社会政策で知られるブルームバーグ氏だが、経済政策は保守本流。小さな政府、規制緩和が信条で、資本主義が物差しである。

 外交政策も保守色が強い。中東政策では親イスラエルで知られ、オバマ政権によるイラン核合意に批判的な論文を掲載した。モザイク模様の信条なのだ。当初は民主党員だったが、ニューヨーク市長選を機に共和党にくら替えしている。

 1912年のセオドア・ルーズベルトや68年のジョージ・ウォレスなど、2大政党制が確立してからの米国では、「第3の軸」として大統領選に出馬して勝った候補者はいない。ブルームバーグ氏が歴史に挑もうとするのはなぜか?

 共和党では右派のトランプ氏とクルーズ上院議員、民主党では左派のサンダース上院議員が勢いを増している。底流にあるのは、ブッシュ家やクリントン家といった支配階級への反発だ。

 強敵で中道寄りのクリントン前国務長官がサンダース議員に敗退すれば、ブルームバーグ氏に勝機が舞い降りる。2大政党の支持層が左右に拡散したところで中間層を取り込むのだ。ニューヨーク市民は、出馬の有無を決めるという3月上旬が待ち遠しい。(ニューヨーク駐在編集委員 松浦肇)

3045チバQ:2016/02/15(月) 22:49:14
http://www.sankei.com/world/news/160215/wor1602150017-n1.html
2016.2.15 19:02

ビヨンセさん演出が波紋 スーパーボウルのパフォーマンス、「政治的」と保守系から批判…背景に差別問題

スーパーボウルのハーフタイムショーに出演したビヨンセさん=7日、米サンタクララ(ロイター=共同)
スーパーボウルのハーフタイムショーに出演したビヨンセさん=7日、米サンタクララ(ロイター=共同)
 米国の人気黒人女性歌手ビヨンセさんが、プロフットボールの祭典「スーパーボウル」で見せたパフォーマンスを、保守系メディアや政治家が「政治的」と批判し波紋が広がっている。過激な公民権運動を想起させる演出のためで、背景には米国の根深い黒人差別問題が横たわっている。

 ハーフタイムショーでビヨンセさんが従えた数十人の女性ダンサーは、黒ずくめの衣装。アフロヘアの頭に載せた黒いベレー帽は、1960〜70年代に急進的な黒人解放闘争を展開した政治組織「ブラックパンサー党」のトレードマーク。

 今年で50回目を迎えたスーパーボウルは、ベイエリアと呼ばれるカリフォルニア州北部のサンタクララで7日行われた。ブラックパンサーが結成されたのも約50年前のベイエリア。ビヨンセさんのスタイリストは、黒人女性の強さと連帯意識を表現しようとビヨンセさんが意図的にブラックパンサーをモチーフにしたと述べた。(共同)

3046チバQ:2016/02/15(月) 22:49:50
http://www.sankei.com/west/news/160214/wst1602140006-n1.html
2016.2.14 17:00
【艶!スポーツ】
ハイレグ、網タイツだけじゃない…スーパーボウルのショーで「ビヨンセ」が込めた思いとは

 7日に行われた第50回スーパーボウルの米国内のテレビ視聴者数が、テレビ番組史上3位の1億1190万人を記録したという。注目度の高さから試合当日が「事実上の祝日」となり、入手困難なチケットは数十万円まで高騰。30秒間のスポットCM料金は500万ドル(約6億円)に達する。

 そんな米国最大のスポーツイベントは試合以外にも見どころがたくさんある。

 そのひとつが、ハーフタイムショー。今回はグラミー賞バンドの「コールドプレイ」やブルーノ・マーズらが出演したが、最も妖艶な“異彩”を放っていたのは2013年以来の登場となったビヨンセだった。

 「最もホットな女性」「最も才能に溢れたシンガーソングライター」「伝説的なディーヴァ」などの異名を持つ歌姫。1981年9月4日生まれの34歳だが、黒革のジャケットに、ハイレグの網タイツ姿で会場を席巻し、リズムに乗って踊る観客たちの動きで、スタンドが揺れるほどの盛り上がりとなったという。

 歌ったのは新曲「フォーメーション」。AFP通信によると、ミュージックビデオには過去2年間の警察による黒人殺害事件の数々がちりばめられており、会場でビヨンセとダンサーらが拳を突き上げたパフォーマンスが黒人民族主義組織「ブラックパンサー党」の敬礼に相当するとの非難の声が一部で上がった。一方で、ビヨンセに勇気づけられたとするネットユーザーもいるという。

 過去には、ジャネット・ジャクソンが胸を露出するハプニングがあったり、ローリング・ストーンズの過激な歌詞が放送で一部カットされたり…と何かと注目を集めるハーフタイムショー。今年は衣装だけでなく、大会後の騒動も含め、ビヨンセが主役の座を奪ったと言えるかもしれない。

3047チバQ:2016/02/15(月) 23:07:13
http://mainichi.jp/articles/20160215/k00/00e/030/119000c
米連邦最高裁
スカリア判事が死去 後任巡り駆け引き

毎日新聞2016年2月15日 10時56分(最終更新 2月15日 10時56分)
 【ワシントン西田進一郎】米連邦最高裁のアントニン・スカリア判事が13日、滞在先の南部テキサス州で死去した。79歳だった。地元メディアは死因を心臓発作だと報じている。スカリア氏は最高裁長官を含む判事9人の中で保守派の代表格として知られた。最高裁判事は保守派とリベラル派が拮抗(きっこう)。オバマ大統領が後任にリベラル派を指名しても、上院多数派の野党・共和党は承認しない見通しで、後任を巡る駆け引きが始まった。

 最高裁判事は基本的に終身制で、スカリア氏は1986年、当時のレーガン大統領の指名を受けて就任。自己防衛のために個人が自宅で銃を所持することの合法性が争われた訴訟で、所持を認める多数派の判決文を書いた。また、同性婚を認めた判決や医療保険制度改革(オバマケア)の合法性を認めた判決では反対意見を述べた。

 スカリア氏を含めた判事の構成は、保守寄りの中道派1人、保守派とリベラル派が4人ずつ。同性婚や人工妊娠中絶の是非など世論を二分する訴訟では5対4で決まることが多い。誰が後任に就くかは、最高裁の方向性や米国の政治・社会に大きな影響を与える。

 大統領の指名を受け上院が承認する仕組みだが、多数を占める共和党はリベラル派の就任に反対。共和党上院トップのミッチ・マコネル院内総務は「次の大統領になるまで判事の補充をすべきではない」との声明を出し、オバマ大統領をけん制した。

3048とはずがたり:2016/02/16(火) 18:15:25

2016年02月16日 16:17短縮 URL
米国の不動産王で、大統領選挙における共和党候補として名乗りを上げているドナルド・トランプ氏は、ロシアに対する自分の愛を認めた。トランプ氏は「自分は、他の共和党大統領候補よりも、はるかにうまく、ロシア政府と作業する事ができるだろう」と述べた。
http://jp.sputniknews.com/us/20160216/1619654.html

トランプ氏は、サウスカロライナ州での記者会見で、共和党の大統領候補を目指しているライバル、ルビオ上院議員やクルーズ上院議員と自分とを比較して、次のように述べた―

「ああした人達が、プーチン氏とうまく交渉できるとは見ていない。生じてしまった馬鹿げたあらゆる事の後で、ロシアと良い関係を維持しようとする事に、何も悪い事など無い。ロシアとの間で、貿易分野における、よい合意の数々を作成するつもりだ。」
なおトランプ氏は、これまでも何度となく、ロシア政府との協力を支持してきた。

米国大統領選挙は、今年11月に実施される。

3049チバQ:2016/02/16(火) 18:36:12
http://www.sankei.com/world/news/160216/wor1602160041-n1.html
2016.2.16 14:07
【米大統領選】
ブッシュ前大統領が弟応援 低迷打開目指す


 米大統領選で共和党の指名獲得を目指すジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(63)の応援のため、兄のブッシュ前大統領(69)が15日、南部サウスカロライナ州で演説した。

 前大統領は支持率が低迷する弟について「偉大な大統領に必要な経験と資質を備えている」と称賛。「米国の市民が怒りや不満を覚えているのは分かるが、不満をたきつけるような人は大統領として望ましくない」と強調した。

 イラク戦争で信頼を失った前大統領に対する市民の見方は今も複雑。演説がジェブ氏の後押しになるかどうかは不透明だ。

 ブッシュ前大統領は既にテレビの選挙CMには出演していたが、聴衆を前にした応援演説は初めて。2009年1月にオバマ大統領にホワイトハウスを明け渡した後、政治に関して発言することがほとんどなかっただけに、米メディアも大きく取り上げた。共和党の指名争いでは、支持率首位の実業家トランプ氏が、前大統領の実績を擁護するジェブ氏を攻撃。(共同)

3050チバQ:2016/02/16(火) 18:45:26
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/160216/cpd1602160500004-n1.htm
最高裁人事で米議会対立 後任判事承認、共和党「選挙後」主張
2016.2.16 05:00
 米連邦最高裁のアントニン・スカリア判事の死去に伴う後任人事をめぐり、民主党と共和党の対立が深まっている。後任の指名には上院の承認が必要だが、多数を占める共和党の指導部は2016年の選挙後まで取り上げないと表明。これに対し民主党側は、オバマ大統領が指名する候補の承認投票を議会は行うべきだと訴えた。

 大統領選で民主党候補指名の獲得を目指すヒラリー・クリントン前国務長官は、オバマ大統領の任期は来年1月まで残っており「判事指名はオバマ氏の仕事だ。上院は承認採決の責任がある」とコメントした。

 クリントン氏と民主党候補指名を争うバーニー・サンダース上院議員(バーモント州)はCBSの番組「フェース・ザ・ネーション」で、最高裁判事候補の採決を拒否するのは「理解に苦しむ」と述べ、「オバマ大統領に反対する共和党の議事進行妨害が信じられないほどの前例のない水準に強まっている証拠だ」と指摘した。

 9人の判事で構成される最高裁は保守派5人、リベラル派4人だったが、保守的立場だったスカリア判事の死去で4対4となり、中絶や移民といった米国で最も議論を呼ぶ法律問題の一部に直ちに影響が及ぶ見通し。

 スカリア判事は13日、テキサス州西部のリゾートで死亡しているのが見つかった。79歳だった。共和党のマコネル上院院内総務は「次期最高裁判事の人選については米国民が発言権を持つべきだ。従って新しい大統領が就任するまでは空席を埋めるべきではない」との声明を発表。一方、オバマ大統領は同日、ためらわずに後任を指名すると表明した。(ブルームバーグ Todd Shields)

3051とはずがたり:2016/02/16(火) 19:39:18
なるほどw
併し上院で拒否権持ってるみたいだけど。。

【オピニオン】共和党、最高裁判事の死で酔いは覚めるか
http://jp.wsj.com/articles/SB11865717880025093900504581544093742996016?mod=WSJJP_hpp_LEFTTopStoriesFirst
By ALLYSIA FINLEY
2016 年 2 月 16 日 18:04 JST

 米連邦最高裁のアントニン・スカリア判事の死去によって、大統領選は一段と緊張感を増している。ここに希望の兆しがあるとすれば、それは恐らく保守派がようやく酔いを覚まし、「最も保守的な」候補者か、自制のきかない(または節度のない)候補者を(共和党指名の大統領選候補者として)選ぶという自滅的衝動に駆られるのをやめるかもしれないことだ。彼らはようやく「本選挙で勝てる見込み」がいかに重要かに気づき、マルコ・ルビオ・フロリダ州上院議員にあらためて目を向ける可能性がある。

 ニューハンプシャー州予備選でのさえない戦...

3052チバQ:2016/02/17(水) 21:21:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160217-00000544-san-n_ame
馬に「無慈悲」? どうなるNY名物馬車…協議決裂で当面存続
産経新聞 2月17日(水)17時12分配信

馬に「無慈悲」? どうなるNY名物馬車…協議決裂で当面存続
米ニューヨーク市は観光名物の馬車の存続問題で揺れている(黒沢潤撮影)(写真:産経新聞)
 【ニューヨーク=黒沢潤】廃止か存続かで揺れている米ニューヨーク市名物の観光馬車が、当面は現状の規模のまま存続する見通しとなった。デブラシオ市長が2014年、馬の取り扱いが「無慈悲」であるとして3年以内に禁止する方針を打ち出したのを受け、市側と馬車業界団体が妥協策を探っていたが決裂し、結論が先延ばしされた。

 市側と馬車業界団体は今月上旬までに、セントラルパーク周辺を行き交う馬車を現在の220台から95台に削減する妥協案で合意した。馬が疲弊しないよう、1日の稼働数を最大75台に抑えるほか、市側が厩舎(きょうしゃ)の改築に2千万ドル(約21億円)を拠出するといった内容も盛り込まれた。

 しかし、同案を議会で採決にかける直前、馬車業界団体が「将来に自信を持てない」と翻意。市長派の市議会民主党陣営からも業界への同調者が多数現れ、議会での採決が急遽(きゅうきょ)、中止された。

 13年の市長選の際、デブラシオ氏は動物愛護団体からの支持を得て当選した。馬車廃止を望む動物愛護の活動家からは多額の寄付を受けている。一方、市民や観光客の間では、馬車存続を望む声が強いという。

3053チバQ:2016/02/17(水) 21:48:13
http://www.sankei.com/world/news/160217/wor1602170006-n1.html
2016.2.17 16:40

駐米中国大使館の住所「劉暁波プラザ1番地」に 大統領は拒否権行使と米国務省 投獄中の民主活動家命名法案、上院可決に中国猛反発
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 【ワシントン=加納宏幸】米上院が首都ワシントンの中国大使館前をノーベル平和賞受賞者で投獄中の民主化活動家、劉暁波氏にちなんで「劉暁波プラザ」に改称する法案が可決したことについて、米国務省のトナー副報道官は16日の記者会見で改称に慎重な考えを示した。下院で法案が可決しても、オバマ米大統領が拒否権を使うとの見解を明らかにした。

 法案が成立すれば、中国大使館の住所は「劉暁波プラザ1番地」となる見通し。中国外務省の洪磊報道官は16日の定例記者会見で「断固として反対する。法案が成立すれば深刻な結果を招く」と非難している。

 トナー氏は「中国には人権尊重の責務を果たし、他の政治犯と同様に劉氏の釈放を強く求め続けている」と強調した。その一方で、改称に関しては「目標達成のために効果的とはいえない。この種の立法活動はわれわれの取り組みを困難にさせる」と述べた。

 法案は中国に人権状況の改善を促すため米大統領選の共和党候補で強硬保守派のクルーズ上院議員が提出。同党候補で対中強硬派のルビオ上院議員も共同提案者になっている。12日に全会一致で可決され、下院に送られた。成立には下院での可決後、大統領の署名が必要となる。

 米国では1980年代、旧ソ連の抑圧に抗議するため、ワシントンの旧ソ連大使館前の通りがノーベル平和賞を受けた人権活動家の名にちなみ「アンドレイ・サハロフ・プラザ」に改称された例がある。

3054名無しさん:2016/02/17(水) 23:59:42
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1602/17/news102.html
銃乱射犯のiPhoneパスコードを総当たりへ──米判事、Appleに「10回ミスでデータ消去」機能のオフ命じる
銃乱射犯のiPhoneに侵入するため、パスコード入力を10回間違えるとデータが消去されるiOSの機能をオフにするよう、米判事がAppleに命じた。

 米判事は2月16日、Appleに対し、捜査当局が銃乱射犯のiPhoneに侵入するため、パスコード入力を10回間違えるとデータが消去されるiOSの機能をオフにするよう命じた。捜査当局は、入力可能なパスコードを全て試す「総当たり」でロックを突破可能になるという。米メディアが報じている。

 このiPhoneは、昨年12月2日にカリフォルニア州サンベルナルディーノの福祉施設で起きた銃乱射事件の容疑者が持っていたiPhone 5c。事件では乱射犯によって14人が殺害され、乱射犯の夫婦2人も射殺された。

 米連邦捜査局(FBI)の幹部は先週、捜査の重要な手がかりがiPhoneに残されている可能性があるものの、iPhoneのロック機能のためアクセスできていないことを明らかにしていた。

 報道によると、Appleは「捜査当局を支援できる独自の技術的手段」を持っているが、任意の提供を拒否したという。このため米判事はAppleに対し、捜査を支援する「合理的な技術的手段」の提供を命令。データの暗号化を解除するのではなく、パスコード入力を10回ミスするとデータを全消去する機能の回避手段を提供するよう命じているという。

 Washington Postによると、捜査当局が「ブルートフォース」、つまりパスコードの総当たりでロックを突破することができるようになる。

 Appleは昨年、別の事件で問題になったiPhoneに対し、「いったんロックされたiPhoneのデータは、パスコードを知らない限りAppleでも取り出す手段はない」と回答。「iOS 8とそれ以降を搭載するデバイスでは、Appleはデータを取り出す技術的な能力を持っていない」という。

 背景の1つには、ユーザーデータの秘匿をめぐって米テクノロジー企業と米政府との間で繰り広げられている綱引きがある。iPhoneに捜査当局がアクセスできるようなバックドアの設置にAppleは一貫して反対している。

3055チバQ:2016/02/18(木) 22:40:54
http://mainichi.jp/articles/20160219/k00/00m/030/088000c
米大統領選
共和、中傷合戦過熱 トランプ氏とクルーズ氏

毎日新聞2016年2月18日 21時04分(最終更新 2月18日 21時04分)
 【コロンビア(米サウスカロライナ州)西田進一郎】米大統領選に向けた共和党候補指名争いは20日、南部の初戦サウスカロライナ州予備選を迎える。アイオワ州党員集会を制したテッド・クルーズ上院議員(45)と、ニューハンプシャー州予備選で勝利した不動産王ドナルド・トランプ氏(69)が火花を散らす。トランプ氏が訴訟をちらつかせれば、クルーズ氏は受けて立つ構えをみせるなど、中傷合戦がエスカレートしている。

 「ドナルド、この広告が中傷だと主張して訴訟を起こしたいなら起こせばいい」

 クルーズ氏は17日、サウスカロライナ州セネカで記者会見し、自身の選挙広告の正当性を主張した。広告は、トランプ氏が1999年のテレビ番組で人工妊娠中絶に賛成の立場を示した映像を含む。トランプ氏は、広告には「うそ」や「中傷」が含まれており、放映を停止しなければ提訴するとの警告状を送っていた。

 サウスカロライナ州には、キリスト教の伝統的価値観を重視する保守的な住民が多い。クルーズ氏はトランプ氏優位の流れを変えようと、同氏は人工妊娠中絶などに前向きな「保守的ではない」人物だと主張している。

 一方、トランプ氏は「提訴には正当性がある」と改めて警告し、「同様に、生まれながらのカナダ人であるクルーズ上院議員に関して訴訟を起こしたければ、私はそうする」との声明を発表。カナダ生まれのクルーズ氏に米大統領の資格があるのかと改めて問題提起し、自らが訴訟を起こす可能性に言及した。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計した直近の世論調査平均値によると、州内の支持率はトランプ氏が34.5%でリードし、クルーズ氏が17.3%、マルコ・ルビオ上院議員(44)が16.8%で追う展開だ。

 米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが17日に発表した全米規模の世論調査では、党内支持率で前月比7ポイント減の26%だったトランプ氏に代わり、クルーズ氏が8ポイント増の28%で首位に浮上。昨年11月初めに発表された調査以来、約3カ月半ぶりにトランプ氏が首位の座を降りた。

3056チバQ:2016/02/18(木) 22:58:42
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160219k0000m030088000c.html
<米大統領選>共和、中傷合戦過熱 トランプ氏とクルーズ氏

21:04毎日新聞

 【コロンビア(米サウスカロライナ州)西田進一郎】米大統領選に向けた共和党候補指名争いは20日、南部の初戦サウスカロライナ州予備選を迎える。アイオワ州党員集会を制したテッド・クルーズ上院議員(45)と、ニューハンプシャー州予備選で勝利した不動産王ドナルド・トランプ氏(69)が火花を散らす。トランプ氏が訴訟をちらつかせれば、クルーズ氏は受けて立つ構えをみせるなど、中傷合戦がエスカレートしている。

 「ドナルド、この広告が中傷だと主張して訴訟を起こしたいなら起こせばいい」

 クルーズ氏は17日、サウスカロライナ州セネカで記者会見し、自身の選挙広告の正当性を主張した。広告は、トランプ氏が1999年のテレビ番組で人工妊娠中絶に賛成の立場を示した映像を含む。トランプ氏は、広告には「うそ」や「中傷」が含まれており、放映を停止しなければ提訴するとの警告状を送っていた。

 サウスカロライナ州には、キリスト教の伝統的価値観を重視する保守的な住民が多い。クルーズ氏はトランプ氏優位の流れを変えようと、同氏は人工妊娠中絶などに前向きな「保守的ではない」人物だと主張している。

 一方、トランプ氏は「提訴には正当性がある」と改めて警告し、「同様に、生まれながらのカナダ人であるクルーズ上院議員に関して訴訟を起こしたければ、私はそうする」との声明を発表。カナダ生まれのクルーズ氏に米大統領の資格があるのかと改めて問題提起し、自らが訴訟を起こす可能性に言及した。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計した直近の世論調査平均値によると、州内の支持率はトランプ氏が34.5%でリードし、クルーズ氏が17.3%、マルコ・ルビオ上院議員(44)が16.8%で追う展開だ。

 米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが17日に発表した全米規模の世論調査では、党内支持率で前月比7ポイント減の26%だったトランプ氏に代わり、クルーズ氏が8ポイント増の28%で首位に浮上。昨年11月初めに発表された調査以来、約3カ月半ぶりにトランプ氏が首位の座を降りた。

3057チバQ:2016/02/18(木) 23:44:40
http://www.sankei.com/world/news/160218/wor1602180027-n1.html
2016.2.18 11:20
【米大統領選】
民主党第3戦は接戦か ネバダ州世論調査


クリントン前米国務長官(左、UPI=共同)、サンダース米上院議員(ゲッティ=共同)
クリントン前米国務長官(左、UPI=共同)、サンダース米上院議員(ゲッティ=共同)
 米CNNテレビは17日、大統領選の民主党候補者選び第3戦が20日に行われる西部ネバダ州で、クリントン前国務長官とサンダース上院議員の支持率がほぼ拮抗しているとの世論調査結果を伝えた。

 調査は10〜15日に実施。両者の支持率はクリントン氏が48%、サンダース氏が47%だった。昨年10月の調査に比べてクリントン氏は2ポイント低下したのに対し、サンダース氏は13ポイント上昇した。

これまでクリントン氏は非白人層の支持でサンダース氏を上回っているとされ、ヒスパニック(中南米系)が多いネバダでは有利とみられていた。今回、サンダース氏の猛追が裏付けられた。

 指名争い序盤の2戦を終え、2人は1勝1敗。クリントン氏は全米レベルで優位を維持しているが、第3戦を落とせば指名争いは混迷しそうだ。(共同)

3058チバQ:2016/02/18(木) 23:51:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160218-00000041-reut-n_ame
オバマ米大統領、3月にもキューバ訪問の可能性=関係筋
ロイター 2月18日(木)10時25分配信

オバマ米大統領、3月にもキューバ訪問の可能性=関係筋
 2月17日、オバマ米大統領は3月にもキューバを訪問する準備を進めている。関係筋が同日明らかにした。写真はカリフォルニア州で16日撮影(2016年 ロイター/Kevin Lamarque)
[ワシントン 17日 ロイター] - オバマ米大統領は3月にもキューバを訪問する準備を進めている。関係筋が17日明らかにした。

オバマ大統領は昨年12月、ヤフーニュースとのインタビューで、2016年のキューバ訪問に意欲を表明。両国関係の進展と、反体制派との会談実現を条件に挙げていた。

米当局者は「大統領は条件が整えば訪問したいと話している」と述べた。

両国は2014年12月に国交正常化交渉を開始すると発表。54年ぶりに国交を回復した。

*内容とカテゴリーを追加します。

3059チバQ:2016/02/18(木) 23:58:01
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&amp;k=2016021800226
人気知事がルビオ氏支持=米大統領選


 【ワシントン時事】米共和党のニッキー・ヘイリー・サウスカロライナ州知事(44)は17日、大統領選の共和党指名争いでマルコ・ルビオ上院議員(44)を支持すると表明した。
 ヘイリー氏は州内で高い人気を誇る女性知事で、共和党の副大統領候補としても名前が取り沙汰されている。ヘイリー氏の支持は20日の同州予備選に向け、ルビオ氏の追い風になりそうだ。(2016/02/18-10:22)

3060チバQ:2016/02/19(金) 20:58:44
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160219k0000e030209000c.html
<米大統領選>ルビオ氏、ブッシュ氏正念場

12:17毎日新聞

<米大統領選>ルビオ氏、ブッシュ氏正念場
対話集会で支持者らに向けて演説するブッシュ元フロリダ州知事=米南部サウスカロライナ州コロンビアで2016年2月18日、西田進一郎撮影
(毎日新聞)
 ◇サウスカロライナ予備選

 【コロンビア(米南部サウスカロライナ州)西田進一郎】米大統領選に向けた共和党候補指名争いの「第3戦」となる20日のサウスカロライナ州予備選を前に、党主流派候補の2人が生き残りをかけて戦っている。勢いづくマルコ・ルビオ上院議員(44)に対し、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(63)はやや押され気味だ。

 「マルコ・ルビオを(大統領に)選べば、米国の毎日が素晴らしいものになる」。同州チェーピンの集会で17日、ニッキー・ヘイリー州知事(44)が支持を表明した。インド移民の両親を持つ女性知事で、共和党期待の若手として全米での知名度も急上昇中だ。ルビオ氏は満面の笑みを浮かべて知事の発言に拍手を送った。

 ルビオ氏は主流派を糾合する軸になるとみられたが、ニューハンプシャー州予備選で5位に沈んだ。サウスカロライナ州で知事の支持を受け、反転攻勢を狙う。

 ともに若手であるキューバ系のルビオ氏とインド系の知事の連携は、人種的な多様性があるサウスカロライナ州に加え、その先の予備選・党員集会にも好影響が見込める。集会参加者のゲイリー・レメンスナイダーさん(54)は「2位に食い込める可能性がある」と期待を込めた。

 一方、ブッシュ氏は、米軍最高司令官としての適格性と、大統領を輩出するブッシュ家を前面に出して必死に巻き返しを図る。

 18日に州都コロンビアで開いた対話集会では、退役軍人のリンゼー・グラム上院議員(60)が「ルビオは大統領の準備ができていないが、ブッシュはできている」と紹介。ブッシュ氏は「米軍を再建すると誓う」と宣言し、聴衆から大きな拍手を浴びた。同州は八つの米軍基地があり、軍との結びつきが強い。

 昨年6月の立候補表明以降控えてきたブッシュ家のアピールも全面解禁。兄のジョージ・W・ブッシュ前大統領(69)は15日、退任後初めて選挙の応援演説に立った。ただ、イラク戦争開戦を決断した兄への米国民の厳しい見方もあり、効果は不透明だ。支持者のタラ・シッピーさん(38)は、「とにかく経験や責任感に焦点があたるようになれば、状況は変わってくると期待している」ともどかしげに語った。

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3061チバQ:2016/02/19(金) 21:19:33
http://mainichi.jp/articles/20160220/k00/00m/030/100000c
米大統領選
民主クリントン氏ピンチ 全米支持率2位

毎日新聞2016年2月19日 21時01分(最終更新 2月19日 21時17分)
サンダース上院議員が首位に

 【ラスベガス(米ネバダ州)長野宏美】米FOXニュースは18日、米大統領選の民主党候補指名争いの全米支持率で、バーニー・サンダース上院議員(74)が47%、ヒラリー・クリントン前国務長官(68)が44%という世論調査結果を発表した。昨年4月に出馬表明したサンダース氏が首位になるのは初めて。西部の初戦となるネバダ州の党員集会を20日に控え、クリントン陣営には厳しい結果だ。

 政治専門サイトの集計する世論調査の平均値では依然としてクリントン氏が優勢。NBCなどが18日発表した調査でもクリントン氏が53%で、サンダース氏の42%を上回る。だが、1カ月前の調査では25ポイントあったリードが11ポイント差に縮まった。

 初戦のアイオワ州で善戦し、2戦目のニューハンプシャー州で圧勝したサンダース氏が勢いに乗っているのは明確だ。

 ネバダ州の党員集会を2日後に控え、両者はラスベガスで開かれたテレビ局「MSNBC」主催の対話集会に出演。州内の有権者の17%がヒスパニック系であることを意識する両者は、不法移民の合法化につながる移民制度改革に最優先で取り組むと訴えた。

 サンダース氏は「移民制度改革法案を通過させるため全力を尽くし、市民権獲得に道を開く」と強調したが、実現時期を問われると「独裁者ではないので議会と協調しなければならない」と慎重姿勢を見せた。一方、クリントン氏は就任100日以内の法案提出を約束。これまでより踏み込んだ発言でサンダース氏との違いを見せようと攻勢に出た。

 ネバダ州ではヒスパニックに人気の高いクリントン氏が有利とみられていた。だが、サンダース氏は若者を取り込んで支持を広げている。

 運転手のブライアン・アリアスさん(22)は米国生まれだが、母親はホンジュラスからの不法移民で5年前に合法的な滞在資格を得た。母はクリントン氏を応援するが、ブライアンさんと兄(23)はサンダース氏支持だ。

 ブライアンさんは、「サンダース氏は数十年、同じことを言い続けていて信用できる。ヒラリー(クリントン氏)は一貫性がない」と強調。「サンダース氏の方が移民や平等な社会のことを考えていると母にも薦めている」と話した。

3062チバQ:2016/02/19(金) 21:20:16
http://mainichi.jp/articles/20160219/k00/00e/030/177000c
ローマ法王
「キリスト教徒ではない」…トランプ氏を批判

毎日新聞2016年2月19日 10時54分(最終更新 2月19日 12時43分)
 【ローマ福島良典、コロンビア(米南部サウスカロライナ州)西田進一郎】キリスト教カトリック教会のトップであるフランシスコ・ローマ法王(79)は18日、移民政策で「壁を作ることだけを考えている人はキリスト教徒ではない」と述べ、米大統領選の共和党指名候補選びで不法移民の入国阻止と国外追放を主張する不動産王ドナルド・トランプ氏(69)を批判した。トランプ氏は猛反発している。

 法王はキューバ、メキシコ歴訪の帰路、特別機中で記者団の質問に答えた。メキシコとの国境沿いに2500キロの壁を建設し、1100万人の不法移民を国外追放したいと表明したトランプ氏について、「米国のカトリック信徒はこのような人物に投票できるか」と質問が出た。

 法王は「投票するかしないか、どう助言するかという問いについては、私は関わらない」としながらも、「どこにであれ、壁を作ることだけを考え、橋を作ろうとしない人物はキリスト教徒ではない」「そのようなことを言ったのであれば、その男性はキリスト教徒ではない」と繰り返した。

 トランプ氏は18日、選挙運動中の南部サウスカロライナ州でさっそく反論。「宗教指導者が個人の信仰を疑問視するのはみっともない」と法王を非難した。また、自分が大統領になれば、「キリスト教が常に攻撃を受け、弱体化させられるようなことはさせない」と述べ、バチカンが過激派組織「イスラム国」(IS)に攻撃された場合という例を持ち出して、「トランプ氏が大統領だったらこんなことは起こらなかったのにと、法王が願い、祈ることになると断言できる」とも語った。

 法王は南米アルゼンチンに移住したイタリア系移民家族の出身。2013年3月の就任以来、社会的弱者に寄り添う「貧者の教会」路線を掲げ、難民・移民への支援を呼びかけている。今回のメキシコ訪問では、米国との国境を訪れ、ミサをささげた。

 法王はまた、他者との「出会いと対話」を重視。これまでも、「壁を崩壊させることのできる『出会いの文化』を広めよう」「橋は他者に手を差し伸べ、平和を助ける。人々を分け隔てる壁は崩れ去る運命だ」などと「橋と壁」のたとえを多用してきた。

3063チバQ:2016/02/19(金) 21:25:52
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160219X416.html
トランプ氏は「キリスト教徒にあらず」=移民防止の「壁建設」批判―ローマ法王

06:49時事通信

 【ベルリン、ワシントン時事】フランシスコ・ローマ法王は18日、米大統領選の共和党候補指名を目指す不動産王ドナルド・トランプ氏(69)が、不法移民流入防止のため米メキシコ国境への壁建設を唱えていることに関し、「キリスト教徒ではない」と厳しく批判した。

 これに対し、トランプ氏は「宗教指導者が人の信仰に疑問を投げ掛けるのは、恥ずべきことだ」と猛反発。異例の応酬が、指名争いの行方に影響を与える可能性もある。

 AFP通信などによると、法王はメキシコ訪問から戻る機中、記者団に「架け橋ではなく、壁を築こうとする者はキリスト教徒ではない」と指摘。有権者の投票行動には介入しないとしつつ、「もし彼(トランプ氏)がそのようなことを言ったのなら、キリスト教徒ではない」と強調した。

 米メディアが発言を速報すると、集会に出席していたトランプ氏はすぐさま反論。自身が大統領に就任しなければ、バチカンが過激派組織「イスラム国」(IS)の攻撃を受けることもあり得るとした上で、「攻撃されたとき、法王はトランプ氏が大統領だったら良かったのにと思うだろう」と豪語した。

3064チバQ:2016/02/21(日) 10:15:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160221-00000023-jij-n_ame
民主クリントン氏が2勝目=西部ネバダ州党員集会―米大統領選
時事通信 2月21日(日)8時29分配信

 【ワシントン時事】米大統領選の候補者指名争いは20日、民主党が第3戦で西部初のネバダ州党員集会を開いた。
 ヒラリー・クリントン前国務長官(68)とバーニー・サンダース上院議員(74)の一騎打ちで、クリントン氏が勝利し、1日の初戦アイオワ州党員集会に続いて2勝目を挙げた。
 クリントン氏は、ネバダ州ラスベガスで支持者を前に演説し、「ありがとうネバダ」と勝利宣言。「(勝てるかどうか)疑う人もいたかもしれないが、われわれは少しも疑わなかった。厳しいレースを戦い抜いたサンダース議員をたたえたい」と述べた。
 約1700ある地区の82%が開票した段階で、得票率はクリントン氏が52.1%、サンダース氏が47.8%。クリントン氏はこれで2勝1敗となった。
 ただ、アイオワでは辛勝、2戦目のニューハンプシャー州予備選(9日)では大差の敗北だった。サンダース氏は全国支持率でもクリントン氏を追い上げており、今後も激戦が続くとみられる。
 一方、共和党も20日、第3戦で南部初の予備選をサウスカロライナ州で実施した。不動産王ドナルド・トランプ氏(69)が優勢で、テッド・クルーズ上院議員(45)やマルコ・ルビオ上院議員(44)が続いている。同日夜(日本時間21日午前)に投票が締め切られ、開票に入った。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160221-00000005-jij_afp-int
クリントン、トランプ両氏が勝利確実 米大統領選指名争い3戦目
AFP=時事 2月21日(日)9時34分配信

クリントン、トランプ両氏が勝利確実 米大統領選指名争い3戦目
米ネバダ州の民主党党員集会で勝利し、夫のビル・クリントン元大統領(右から2人目)と共に支持者の前に現れて手を振るヒラリー・クリントン前国務長官(右、2016年2月20日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】(更新)米大統領選の候補者指名争いは20日、民主党が西部初の党員集会をネバダ(Nevada)州で行った。CNNやFOXニュース(Fox News)、NBCニュース(NBC News)は、ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官がバーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員を抑えて勝利することが確実になったと伝えた。

 米メディアによると、集計率が80%を超えた段階で、クリントン氏は52.1%の支持を獲得し、サンダース氏の47.8%を上回っている。

 一方、共和党は、南部初の予備選をサウスカロライナ(South Carolina)州で実施した。 投票は午後7時(日本時間21日午前9時)に締め切られ、その後開票が始まった。

 FOXニュースとNBCニュースは、最有力とみられていた不動産王ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が勝利を確実にし、 テッド・クルーズ(Ted Cruz)上院議員とマルコ・ルビオ(Marco Rubio)上院議員が2位を争っていると伝えた。対立候補との差を広げたいトランプ氏にとっては大きな勝利になる。

 大接戦で予想外の展開となっている両党の指名争いは、いずれもこの日が3戦目だった。【翻訳編集】 AFPBB News

3065チバQ:2016/02/21(日) 10:23:09
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160221k0000m030052000c.html
<米大統領選>存在感増すヒスパニック…ネバダ民主集会直前

02月20日 21:25毎日新聞

<米大統領選>存在感増すヒスパニック…ネバダ民主集会直前
ヒスパニック系移民の応援演説を受けたヒラリー・クリントン氏(中央)=米ネバダ州ラスベガスで2016年2月19日、長野宏美撮影
(毎日新聞)
 【ラスベガス(米ネバダ州)長野宏美】米大統領選で民主党の党員集会が20日に開かれるネバダ州では、ヒラリー・クリントン前国務長官(68)とバーニー・サンダース上院議員(74)の支持率が伯仲し、激戦が予想される。現地ではヒスパニック系の不法移民の子どもたちが選挙応援に加わり、存在感を増している。

 ◇不法移民の子が選挙応援

 「不法移民は日陰の存在。改革のため、声を上げて影響力を見せたかった」。サンダース陣営でボランティアをしている大学生のカサンドラ・アルバレスさん(22)の両親はメキシコからの不法移民。2012年の大統領令で合法的に米国滞在資格を得た不法移民の子ども「ドリーマーズ」の一人だ。投票権はないが、戸別訪問やソーシャルメディアなどを通じて、サンダース氏の魅力を訴えている。

 サンダース氏を支持するドリーマーズの18日の集会には50人以上が集まった。高校生のペドロ・デュランさん(18)は「ヒラリーがヒスパニックに人気があるのは移民に優しかった夫の影響と知名度のおかげ。バーニーを知ると彼を支持する人が多い。彼は本物の改革者だ」と語った。

 一方、同州のドリーマーズの活動家9人は今月初め、クリントン氏支持を表明した。ラスベガスで19日に開かれたクリントン氏の集会でも、ヒスパニック系の若い女性が「ヒラリーは私たち(ヒスパニック)の高等教育を前進させた」と強調した。

 高校生のアンディ・バラホナさん(18)はロサンゼルスから駆けつけた。エルサルバドルからの不法移民だった父はアンディさんが2歳の時に強制送還され、昨年亡くなった。友人の多くは公立大学無償化を掲げるサンダース氏に引かれているが、「ヒラリーは実行力がある」と支持する。

 同州のヒスパニックの有権者は1994年は5%だったが、現在は17%に増加。そのうち約45%を80年代から00年代前半に生まれた若者が占め、彼らの動向が注目されている。

3066とはずがたり:2016/02/21(日) 13:55:01
ブッシュの撤退はいいこんだ。ブッシュと聞くだけで不愉快になる。

ブッシュ氏、無念の撤退=「名門」も挽回ならず―米共和予備選
http://news.goo.ne.jp/topstories/world/862/fa2dbf4c502114009a093d73112eaf77.html
(時事通信) 13:02

 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補指名争いで、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(63)は20日、予備選が実施された南部サウスカロライナ州で支持者を前に演説し、選挙運動を中止すると発表した。今回の予備選でも上位に入れず、無念の撤退となった。

 ブッシュ氏は演説で、これまでの選挙運動に誇りを持っていると強調しつつ、「しかし、私は(有権者の)決定を尊重する。そして今夜、選挙運動を中止する」と宣言した。今後の選挙戦については「強い保守の共和党指導者がホワイトハウスを勝ち取れる」と期待を込めた。

 大統領経験者の父と兄を持つブッシュ氏は最近、兄のブッシュ前大統領や元大統領夫人で母のバーバラさんも動員し、「名門」の看板を掲げて戦った。しかし、挽回はかなわなかった。

共和党指名争い、トランプ氏が2連勝 米大統領選予備選
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJ2P2FBKJ2PUHBI00F.html
09:56朝日新聞

 米大統領選の共和党候補者指名に向けた同党サウスカロライナ州予備選が20日にあり、実業家のトランプ氏(69)の勝利が確実となった。同氏は9日のニューハンプシャー州予備選に続き、2連勝。指名獲得の本命候補としての地歩を固めた格好だ。

 AP通信の独自集計によると、開票率約1%で、トランプ氏が34%強の得票で勝利を確実にした。トランプ氏に続き、クルーズ、ルビオ両上院議員が約2割の票を得て、競い合っている。

 トランプ氏はニューハンプシャー州に続き、2位に大差をつけて連勝する見通し。保守色の強い米南部でも勝利したことで、今後の選挙戦も優位に進めるとみられる。(コロンビア〈米サウスカロライナ州〉=佐藤武嗣)

民主クリントン氏が2勝目=共和トランプ氏も連勝―ブッシュ氏は撤退・米大統領選
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160221X683.html
12:27時事通信

 【ワシントン時事】米大統領選の候補者指名争いは20日、第3戦で民主党がネバダ州党員集会、共和党がサウスカロライナ州予備選をそれぞれ実施した。民主党はヒラリー・クリントン前国務長官(68)、共和党は不動産王ドナルド・トランプ氏(69)が、いずれも2勝目を挙げた。結果を受け、共和党のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(63)が選挙戦からの撤退を発表した。

 民主党はクリントン氏とバーニー・サンダース上院議員(74)の一騎打ち。クリントン氏はネバダ州ラスベガスで支持者を前に演説し、「(勝てるかどうか)疑う人もいたかもしれないが、われわれは少しも疑わなかった」と勝利宣言した。

 西部で初のネバダ党員集会では、約1700ある地区の88%が開票した段階で、得票率はクリントン氏が52.6%、サンダース氏が47.4%となった。

 クリントン氏はこれで2勝1敗だが、1日のアイオワ州党員集会では辛勝、2戦目のニューハンプシャー州予備選(9日)では大差の敗北だった。サンダース氏は全国支持率でもクリントン氏を追い上げており、今後も激戦が続くとみられる。

 南部で初めてのサウスカロライナ予備選で、共和党のトランプ氏はニューハンプシャーに続く連勝となった。演説したトランプ氏は「国のために勝利の道を進み始める」と誓った。

3067チバQ:2016/02/22(月) 01:20:30
http://www.asahi.com/articles/ASJ2P4JTDJ2PUHBI010.html
撤退のブッシュ氏、うっすらと涙 守勢に回った選挙戦
コロンビア〈米サウスカロライナ州〉=奥寺淳、佐藤武嗣2016年2月21日20時32分
父子で大統領を務めた「名門政治一家」出身として万全の態勢で大統領選に臨んだジェブ・ブッシュ氏が20日、撤退に追い込まれた。自ら知事を務めたフロリダ州予備選を戦う前のあっけない幕切れは、共和党主流派への世論の風当たりの強さを象徴している。

「この国を結束させるために選挙を戦ってきたことを誇りに思うが、(アイオワ州からの)人々が示した意思を尊重したい。今晩撤退することにする」

 ブッシュ氏はサウスカロライナ州予備選の開票が半分進んだところで会場のホテルに姿をみせ、支持者にこう語りかけた。突然の撤退宣言に、支持者から「ノー」と嘆息まじりの声。ブッシュ氏も一瞬声を詰まらせながら「ありがとう」。支持者からの拍手が20秒近く続くと、目にうっすらと涙を浮かべた。

 圧倒的な資金力と支持母体、知名度がありながら、ブッシュ氏の選挙戦は大きく揺れ動いた。

 イラク戦争への厭戦(えんせん)機運が強い世論を意識し、昨年6月に出馬表明した際は父や兄のジョージ・W・ブッシュ氏の姿もなく「ブッシュ家」を封印。「自分は自分自身だ」と独自色を出そうと躍起になったが、インタビューでイラク戦争の是非を聞かれ、発言は二転三転。メディアから「基本的な質問に、準備もできていない」と酷評された。

3068チバQ:2016/02/22(月) 01:21:12
http://www.sankei.com/world/news/160221/wor1602210030-n1.html
016.2.21 20:24
【米大統領選】
若年層ソッポ…クリントン氏また苦戦 「ブッシュ王朝」は敗退 既存政治への嫌悪直撃

 【ラスベガス=加納宏幸、ワシントン=青木伸行】米大統領選に向けた候補者指名争いで、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官がまた大苦戦。共和党はジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事が選挙戦から脱落した。両者に共通するのは、既存政治に対する有権者の根強い嫌悪感だ。

 クリントン氏は、バーニー・サンダース上院議員に大差で敗れた9日のニューハンプシャー州予備選と同じく、若年層からの支持や信頼度の低さが響いた。

 クリントン氏はラスベガスの高級ホテルでの勝利宣言でサンダース陣営に参じた有権者に呼びかけた。

 「向こう側の若者たちに、あなたたちが直面していることを分かっていると言いたい。大学を出るのに巨額のローンを抱えるのでは、学費を安くするだけでは足りないでしょう」

 サンダース氏による公立大学の授業料無料化や国民皆保険の主張は若者を引き付けている。党員集会参加者に対するCNNテレビの調査によると、30歳未満の層でクリントン氏は14%の支持しか得られず、82%のサンダース氏に大きく水を空けられていた。

 同調査では25%が候補の「誠実さや信頼度」を最重視すると答えたが、これを理由にクリントン氏に投票したのは12%だけ。既存の政治やウォール街に近い「主流派」のイメージが影響しているとみられる。

 勝利宣言でサンダース氏を念頭に「単一争点の国ではない」と述べ、総合力を誇ったクリントン氏。ファーストレディーや国務長官の「経験」を上回るメッセージを打ち出せるかが、本選をにらんだ課題となる。

 「異端児」のドナルド・トランプ氏の旋風を真正面から受け、「ブッシュ王朝」が敗退した-。当初は共和党の最有力候補と目されたブッシュ氏の撤退は、エスタブリッシュメント(支配階級)と、既存の政治に対する国民の嫌悪感を象徴している。

 序盤の3戦で下位に低迷したブッシュ氏は「この国に結束と、確実な道筋をもたらすために戦ってきたが、及ばなかった」と、選挙戦に終止符を打った。

 昨年6月、フロリダ州マイアミで「この国の未来の指揮を執る」と、出馬を宣言した当時は、知名度と人脈、資金力の高さが強みとみられていた。

 父と兄が大統領経験者という毛並みの良さは逆に、「3度目のブッシュ時代」への既視感を伴った嫌悪感を、有権者の間に抱かせた。それをあおり立てたのがトランプ旋風だった。

 ブッシュ氏は「王朝」のイメージを払拭しようと、「ジェブらしさ」を打ち出そうとはした。しかし、それは穏健路線そのもので、オバマ政治への反動から保守化を強める共和党内にあって、埋没した感がある。

 予備選の直前にブッシュ氏は、イラク戦争に踏み切り米国に後遺症をもたらした兄を、応援演説のため初めて登壇させた。この「王朝の負の遺産」ともいえる微妙な存在を表舞台に引き出し、「強い保守」を印象づけようとしたことは、最後の賭けだったようだ。

3069チバQ:2016/02/22(月) 01:21:41
http://mainichi.jp/articles/20160222/k00/00m/030/043000c
米大統領選
トランプ氏、指名獲得へ前進 南部初戦で勝利

毎日新聞2016年2月21日 19時33分(最終更新 2月21日 21時10分)
 【コロンビア(米南部サウスカロライナ州)西田進一郎】20日の共和党サウスカロライナ州予備選で、不動産王ドナルド・トランプ氏(69)が保守的な南部で初戦をつかみ、指名獲得に向け大きく前進した。対抗勢力では、保守強硬派のテッド・クルーズ上院議員(45)をかわしたマルコ・ルビオ上院議員(44)が主流派を糾合して対抗軸を作ることができるかが焦点だ。

 「(次の)ネバダ州、(3月1日の)スーパーチューズデーでも大きな勝利を収め、終わらせよう」。トランプ氏は勝利演説で、サウスカロライナ州で勝った勢いを維持し、10以上の州で予備選・党員集会が開かれるスーパーチューズデーで指名獲得にめどを付けたい考えを示した。

 サウスカロライナ州は黒人や保守的なキリスト教福音派が多い。トランプ氏はリベラルな北東部ニューハンプシャー州で勝っており、リベラルと保守両方の州で勝利できることを証明したことになる。

 出口調査では、連邦政府に不満や怒りを感じると答えた投票者は92%に上った。「共和党に裏切られたと感じる」と答えた人も53%に上り、既成政治・共和党主流派への怒りがトランプ氏への投票につながった。また、イスラム教徒の一時入国禁止についても、投票者の73%が賛成と回答しており、トランプ氏の過激な姿勢が受け入れられたとみられる。

 一方、ルビオ氏は、若手の地元有力上下両院議員や人気があるインド系女性知事のニッキー・ヘイリー知事(44)から直前に支持表明を取り付けて猛追し、2位につけた。出口調査では、直前に投票先を決めた人のうち3割がルビオ氏に投票したと答えており、こうした支持表明が後押しになったようだ。

 同じ主流派でフロリダ州を地盤とするジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(63)の撤退も追い風だ。ルビオ氏陣営の集会で開票速報を見守ったカート・アーノルドさん(52)は「非常に勢いが出てきた意味のある2位で、主張が似ているブッシュ氏の支持層の獲得も見込める」と語る。

 ルビオ氏は支持者を前に「今夜からは(指名争いは)3人の争いになる。そして候補指名を勝ち取るのは私たちだ」と語った。

 三つどもえの一角、保守強硬派のクルーズ氏は、トランプ氏に勝ったアイオワ州と同様、1万人規模のボランティアが戸別訪問などを繰り返す「どぶ板」選挙も展開したが、伸びなかった。キリスト教福音派を中核とした宗教票を軸に、地元テキサス州を含めた南部で先行しようという戦略は揺らぎつつある。

3070チバQ:2016/02/22(月) 01:22:46
http://mainichi.jp/articles/20160222/k00/00m/030/027000c
米大統領選
ブッシュ氏、無念の撤退

毎日新聞2016年2月21日 18時38分(最終更新 2月21日 18時38分)
 【コロンビア西田進一郎】「アイオワとニューハンプシャー、サウスカロライナの人々は意思を示した。私はその決定を尊重する。今夜、選挙運動を中断する」。米大統領選に向けた共和党候補指名争いで、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(63)は20日、サウスカロライナ州予備選で惨敗する見通しになったことを受け、「撤退」を発表した。続投を望む支持者から「ノー」と声が上がると、一瞬声を詰まらせ、無念さをにじませた。

 ブッシュ氏は大統領経験者の父と兄を持ち、知事としての実績でも知られる。2014年12月に立候補への意欲を示して以降、約半年間は党内支持率でほぼ首位を走り、最有力候補だった。民主党からはヒラリー・クリントン前国務長官(68)が立候補を表明し、身内に大統領を持つ「王朝対決か」ともささやかれた。

 しかし、兄が始めたイラク戦争への国民の厳しい目や「ブッシュ家で3人目」という反感が足を引っ張り、さらに15年夏に立候補表明した不動産王ドナルド・トランプ氏(69)から既成政治に対する不満の矛先にすえられ、支持率が急落。今月始まった党員集会・予備選でも低迷していた。

3071チバQ:2016/02/22(月) 01:25:12
http://mainichi.jp/articles/20160222/k00/00m/030/026000c
米大統領選
クリントン氏とトランプ氏が2勝目 第3戦

毎日新聞2016年2月21日 18時35分(最終更新 2月21日 21時11分)
 【コロンビア(米南部サウスカロライナ州)西田進一郎、ラスベガス(西部ネバダ州)長野宏美】米大統領選に向けた民主、共和両党の候補指名争いの第3戦としてネバダ州で民主党党員集会、サウスカロライナ州で共和党予備選が20日、行われた。民主党は、ヒラリー・クリントン前国務長官(68)がバーニー・サンダース上院議員(74)を降し、2勝目を挙げた。一方、共和党は不動産王ドナルド・トランプ氏(69)が東部ニューハンプシャー州に続き連勝。ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(63)が選挙戦からの撤退を発表した。

 クリントン氏は初戦のアイオワ州党員集会に続く2勝目で、ニューハンプシャー州予備選で圧勝して勢いに乗るサンダース氏を食い止めるうえで重要な勝利になった。

 一方、サウスカロライナ州はキリスト教の伝統的価値観を重視する「バイブルベルト」。共和党予備選では、南部の戦いを占う指標とされ、同州の勝者は1980年以降、1回を除いて最終的に党の指名を得てきた。

 トランプ氏は、序盤3州の2州で勝ち、混戦から抜け出す足がかりを作った。また、主流派のマルコ・ルビオ上院議員(44)が、保守強硬派のテッド・クルーズ上院議員(45)をかわして2位に入った。主流派のブッシュ氏の撤退も支持票がルビオ氏に回るため追い風になるとみられる。

 民主党は27日にサウスカロライナ州予備選、共和党は23日にネバダ州党員集会がある。その後、予備選・党員集会が集中し、序盤戦の山場となる3月1日のスーパーチューズデーを迎える。

各候補者の得票率

【民主党・ネバダ州党員集会】

クリントン氏 52.7%

サンダース氏 47.2%

      集計率96%

【共和党・サウスカロライナ州予備選】

トランプ氏  32.5%

ルビオ氏   22.5%

クルーズ氏  22.3%

ブッシュ氏   7.8%

ケーシック氏  7.6%

カーソン氏   7.2%

     集計率100%

(日本時間21日午後9時現在、米CNNより)

3072チバQ:2016/02/22(月) 21:22:40
http://mainichi.jp/articles/20160223/k00/00m/030/077000c
米大統領選
序盤3州、想定外の激戦

毎日新聞2016年2月22日 21時00分(最終更新 2月22日 21時00分)
 米大統領選に向けた民主、共和両党の候補指名争いの序盤3州で、共和党は不動産王ドナルド・トランプ氏(69)、民主党はヒラリー・クリントン前国務長官(68)がそれぞれ2勝した。トランプ氏が幅広い支持を集めることも、クリントン氏が厳しい戦いを強いられることも数カ月前には想定すらされなかった展開だ。各候補は、両党が10州以上で同時に予備選・党員集会を行う3月1日の「スーパーチューズデー」に向けて熱い戦いを続けている。【コロンビア(米南部サウスカロライナ州)西田進一郎、ラスベガス(西部ネバダ州)長野宏美】

共和 「怒りや不満」力に

 「(11月の本選で戦うのは)ヒラリーと私だろう。ものすごい投票率になる」

 共和党のサウスカロライナ州予備選から一夜明けた21日。米CNNのインタビューに応じたトランプ氏は自信をみなぎらせた。

 自信の裏には、性別や年齢層などにとらわれない支持の広がりがある。同州予備選の出口調査では、自分を「穏健派」「やや保守的」と答えた人たちのそれぞれ約35%から支持を得て首位だった。そのうえ「非常に保守的」層でも保守強硬派のテッド・クルーズ上院議員(45)に6ポイント差の29%まで迫った。さらに、無党派と答えた投票者でも33%を獲得してトップだった。

 原動力は既成政治への怒りと不満だ。連邦政府に怒りを感じる層の44%、不満を感じる層の25%が支持した。物議を醸したイスラム教徒の一時入国禁止案も、投票者の7割超が支持した。選挙戦術も、初戦アイオワ州党員集会での教訓を踏まえ、ボランティアを動員した戸別訪問など「どぶ板」選挙も取り入れるなど「進化」している。

 一方、主流派のマルコ・ルビオ上院議員(44)は、初戦のアイオワとサウスカロライナの両州で直前の追い込みによって都市部を制した。両州とも、「本選で勝てる候補」を重視する人たちの中での支持は他の候補を圧倒。無党派層の取り込みが期待できる主流派の軸になりつつある。まず、撤退したジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(63)の支持層を引き付ける必要がある。

 クルーズ氏は、保守的なキリスト教福音派の支持を基盤に初戦のアイオワを制した。だが、サウスカロライナではトランプ氏に切り崩された。中でも福音派の支持率で2位に沈んだのは痛い。宗教票や保守層を軸に南部で有利に戦いを進めるためには、まず足元を固め直すことが急務だ。

民主 「経験」VS「信頼性」

 クリントン氏は21日、CNNのインタビューで「私は常に人々の生活を変えるために戦っている」と述べ、自らを信頼に値する人物だと強調した。

 意識しているのは、序盤3州での出口調査だろう。

 NBCテレビの出口調査によると、3州とも、選択の基準に「信頼」を挙げた人の8割以上がサンダース氏に投票した。一方、「本選で勝てるか」を基準にした人の8割、「経験」とした人の9割がクリントン氏だった。

 民主党では、クリントン氏が従来の民主党支持者や高齢者らの支持を得て2勝1敗でリード。サンダース氏は若者やヒスパニック系らの支持をどうやって票に結びつけるかがカギとなる。

 話し合いを経てから投票などをするため拘束時間が長い党員集会と、投票に行くだけの予備選という方式の違いも大きい。

 党員集会だったネバダ州では、44歳以下の72%がサンダース氏、45歳以上の66%がクリントン氏を支持した。だが、投票率は前者が37%、後者が63%。結果は、45歳以上から支持されたクリントン氏の勝利だった。

 一方、予備選だったニューハンプシャー州では無党派層を取り込みやすかった。隣接するバーモント州選出で地の利があったこともあり、サンダース氏が圧勝した。

 今後の焦点は少数派が多い南部など。クリントン氏はネバダ州で黒人票の76%を得て圧倒。若年層が多いヒスパニックは53%がサンダース氏を支持した。

 サンダース氏は21日のCNNインタビューで「多くの黒人やヒスパニックが服役を強いられる刑事司法制度は崩壊しているというメッセージを聞いてくれるはずだ」と期待感を表明した。

3073チバQ:2016/02/22(月) 22:17:24
http://www.sankei.com/world/news/160222/wor1602220047-n1.html
2016.2.22 21:18
【米大統領選】
スーパーチューズデーにらみ共和党三つどもえ激戦 ルビオ氏反攻なるか
 【ラスベガス(米西部ネバダ州)=加納宏幸】米大統領選の候補指名争いは23日の共和党ネバダ州党員集会、27日の民主党サウスカロライナ州予備選で序盤の戦いが終わる。候補たちは21日、指名候補を選出する代議員全体の約4分の1を決める3月1日のスーパーチューズデーをにらんだ運動を展開した。共和党は不動産王、トランプ氏(69)を若手2人が追う三つどもえの戦いが長期化しそうだ。

 ニューハンプシャー州に続き第3戦のサウスカロライナ州予備選を制して勢いに乗るトランプ氏は21日、ジョージア州で集会を開いた後、ネバダ州へ。サウスカロライナ州で2位に付けたルビオ上院議員(44)もテネシー、アーカンソーの両州を経てネバダ州入りした。経由地はいずれもスーパーチューズデーに予備選がある。

 穏健派のブッシュ元フロリダ州知事が撤退したことで、支持者や選挙資金の上積みを期待するルビオ氏は、テネシー州で記者団に「指名候補になったら必ず共和党を統一し、成長させる」と述べた。CBSテレビの番組ではトランプ氏のキャッチフレーズを挙げて「大統領を目指すなら『米国を再び偉大にする』と言うだけでなく、どう政策を実現するか説明すべきだ」と批判した。

 初戦のアイオワ州党員集会で勝利しながらサウスカロライナ州ではルビオ氏と僅差の3位だったクルーズ上院議員(45)は21日、ネバダ州パーランプでピックアップトラックの荷台に立って演説し、銃規制に反対する考えを強調。盛大な歓声に包まれた。

 クルーズ氏も、同氏を「嘘つき」と決めつけているトランプ氏を、「本質的な議論をしたくないから『嘘つき』などと言っている」とこき下ろした。

 ルビオ氏は米議会主流派やビジネス界を中心とする穏健保守、クルーズ氏はキリスト教福音派や保守系草の根運動「ティーパーティー」(茶会)などの強硬保守に支持を広げたい考え。ブッシュ氏の撤退でルビオ氏が勢いを増しそうだが、いずれの保守層からも支持を吸収するトランプ氏をどう攻略するかが課題だ。

3074チバQ:2016/02/22(月) 22:17:55
http://www.sankei.com/world/news/160222/wor1602220006-n1.html

2016.2.22 00:33
【米大統領選】
「怒れる有権者」のトランプ旋風に待った…共和党主流派、ついに一本化へ動く
 【ワシントン=青木伸行】米大統領選の候補者指名争いで、共和党のドナルド・トランプ氏は、20日のサウスカロライナ州予備選を制し、ニューハンプシャー州に続き連勝を飾った。23日のネバダ州党員集会も制する勢いだ。ただ、主流派のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事が撤退するなど、これまで分散していた主流派への支持票が収斂(しゅうれん)されていくにつれ、トランプ氏の勢いに今後、陰りが生じることも予想される。

 「今夜は特別な夜だ!」

 連勝による党候補指名獲得への手応え、天王山である「スーパーチューズデー」(3月1日)への展望、ブッシュ氏の撤退…。トランプ氏の勝利宣言の言葉には、さまざまな思いが込められていたようだ。

 共和党の牙城であるサウスカロライナ州は、宗教右派色が極めて濃い。世論調査機関ギャラップなどによると、共和党員の6割以上が、プロテスタントの一派である「福音派」だ。

 CNNの出口調査では、福音派の33%がトランプ氏に一票を投じ、福音派を支持母体の一つとするテッド・クルーズ上院議員(27%)は後塵(こうじん)を拝した。

 予備選の直前には、ローマ法王がトランプ氏を「キリスト教徒ではない」と非難し、同氏が法王を逆批判。有権者の投票行動への影響も注目されたが、カトリックとプロテスタントとの違いが、影響を軽微なものにしたとみられる。

 同州はまた、草の根保守運動「ティーパーティー」(茶会)の拠点の一つでもある。だが、茶会が後押しするクルーズ氏とマルコ・ルビオ上院議員の保守層からの得票率は、それぞれ26%と22%で、トランプ氏(33%)に及ばなかった。

 穏健派や無党派層などのトランプ氏への支持も、他候補をしのいだ。最大の勝因はしかし、既存の政治と主流派に不満を抱く「怒れる有権者」の4割以上が、同氏を支えたことだ。

 一方、主流派の支持票はブッシュ、ルビオ、ジョン・ケーシック(オハイオ州知事)の3氏に分散されてきた。ブッシュ氏の撤退は、やはりフロリダ州を地盤とするルビオ氏の求心力を高め、ブッシュ氏の支持票の多くが、同州を筆頭にルビオ氏に流れるとみられている。ブッシュ氏と同様、支持率の低迷にあえぐケーシック氏が今後、仮に撤退すれば、ルビオ氏にはさらに追い風になり得る。主流派の支持票の「一本化」は、トランプ氏にとり嫌な展開に違いない。

3075チバQ:2016/02/22(月) 22:25:18
1223 :チバQ :2016/02/22(月) 22:18:32
http://www.sankei.com/world/news/160221/wor1602210036-n1.html
2016.2.21 21:52
【米大統領選】
「サンダース革命」に追い風 「分かりやすさ」で若者・中南米系取り込み…親の世代は疑問視も

 【ラスベガス=加納宏幸】米大統領選の民主党候補指名争いでバーニー・サンダース上院議員(74)の主張が若者を引き付けている。一騎打ちを繰り広げるヒラリー・クリントン前国務長官(68)の支持基盤とされてきたヒスパニック(中南米系)の過半数も、「政治革命」を掲げるサンダース氏を支持した。

 サンダース氏は20日、ネバダ州党員集会を受け、ラスベガス郊外のヘンダーソンで「金融業界、政界、メディア界のエスタブリッシュメント(主流派)と戦うことは簡単ではない。だが、私たちに追い風が吹いているのは明らかだ」と敗戦演説を締めくくった。

 民主社会主義者を自任するサンダース氏の主張は、富裕層の富を中間層や貧困層に移転させるという分かりやすさが特徴だ。そのためクリントン氏への金融界からの巨額献金を糾弾し、オバマ米大統領が進める環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)も雇用の喪失につながるとして容赦なく批判する。そのポピュリズムは、共和党での「トランプ現象」にも通じる。

 20日の党員集会。ラスベガスのホテルに設けられた会場に、メキシコ出身のオネシモ・ムニョスさん(55)は近隣の高級ホテルから調理服で駆け付けた。「大企業を代表するクリントン氏では何も変えられない。国民皆保険や最低賃金引き上げを目指すサンダース氏は全ての米国人を代表している」と語る。

 「過激なアイデアへの準備はいいか?」。党員集会の前夜、サンダース氏がヘンダーソンでの集まりで問うと、若者が目立つ聴衆から喝采が起こった。

 中米エクアドル出身の母を持つ女子大生、ジェイド・フットさん(19)もその中の一人。冷戦後に生まれ、社会主義に否定的な印象は持っていない。

 「社会主義は共産主義と違い、全ての人に利益をもたらす。社会保障も社会主義のプログラムだということをみんな忘れている」

 サンダース氏も「キューバやベネズエラではなくデンマークやスウェーデンのような(福祉)国家」を目指すと説明。理想の大統領は社会保障を含むニューディール政策を進めたフランクリン・ルーズベルトだ。

 ただ、ジェイドさんの母、エリーナさん(49)は娘の熱中ぶりがちょっと心配だ。「大学を無料になんてできる? 娘の決定は尊重するけど…」とつぶやいた。

3076チバQ:2016/02/22(月) 22:26:27
http://www.sankei.com/world/news/160221/wor1602210002-n1.html
2016.2.21 19:00

米最高裁判事の死に“陰謀説” トランプ氏も反応、一部で「オバマ氏が黒幕」の声まで

 米テキサス州のリゾートホテルで13日に急逝した米連邦最高裁のアントニン・スカリア判事=写真(ロイター)=が、何者かに殺害されたとする“陰謀説”が米国内で飛び交っている。発見時の枕の位置がおかしいという証言と、司法の重要人物の変死なのに、地元判事が司法解剖は不要と判断したことが、話を大きくしているようだ。スカリア氏は、民主党オバマ政権の重要政策差し止めの判断をしたこともあり、“オバマ氏による暗殺説”まで飛び出す状態だ。

 ■トランプ氏「真実味ある」

 複数の米メディアは、スカリア氏は79歳と高齢で、高血圧や心臓の持病があり、死因は心臓まひとする医師の見解を報じていた。しかし、スカリア氏が滞在したホテルのオーナー、ジョン・ポインデクスター氏が地元紙の取材に答えた一言が“陰謀説”のきっかけとなった。

 「発見時、横たわったスカリア氏の頭頂部とヘッドボートの間に枕が置かれていた」

 ポインデクスター氏は、米紙ニューヨーク・タイムズにも「全くしわのないシーツの上で、手を組んだ状態だった」などと証言した。このため、枕を使って殺害されたという声が上がり始めた。

 これに加えて、地元判事が即座に「司法解剖の必要なし」と判断したことで“陰謀説”に拍車がかかった。最高裁判事といえば、司法の中枢に身を置く人物。捜査経験を持つウィリアム・リッチー氏は「司法解剖をしなかったのは驚きだ。葬儀までまだ時間がある。専門家に調べさせるべきだ」と指摘する。

 また、CNN(電子版)によると、ジョージ・ワシントン大の法学者、ジョナサン教授は「最高裁判事という重要人物の司法解剖が行われず、現場へ行った保安官の電話報告で死亡確認をしたことに驚いている」と話した。

 “陰謀説”には、激しい米大統領候補指名争いを続ける不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)も反応。「枕が顔の上にあった」とラジオ番組で語り、“陰謀説”には真実味があるとの考えを示した。また、この番組の司会者で保守派のマイケル・サベージ氏も「ケネディ大統領暗殺事件を調べたような調査委員会を設置すべきだ」と主張した。

 ■「オバマ氏が黒幕」も

 スカリア氏は1986年、レーガン大統領の指名で、最高裁判事に就任。9人の最高裁判事の最古参で、銃保有の権利を支持する一方、同性婚や人工中絶に反対するなど、最も保守的といわれ、リベラルな民主党オバマ政権にとって、目の上のたんこぶのような存在だった。急逝の4日前には、二酸化炭素(CO2)排出量を2030年までに05年比32%削減する「クリーン・パワー・プラン」の実施を一時差し止める判断を示した。

 このプランは、民主党オバマ政権が掲げる重要政策の一つだったこともあり、“オバマ氏による暗殺説”が生まれたようだ。
 さらに“陰謀説”は拡大を続け、インターネット上では、米中央情報局(CIA)が「心臓まひを起こさせる特殊銃を使って暗殺した」と言及するサイトもあるという。

 捜査当局は、室内に事件性をうかがわせる痕跡などはなかったという。さらに、CNNに対して「捜査員なら睡眠中に死亡したか、枕で窒息させられたか、現場を見れば区別はつく」と“陰謀説”を一蹴する。

 保守派を代表するスカリア氏の死去で、最高裁はリベラル派、保守派とも4人となった。この微妙なパワーバランスが生んだ“陰謀説”の闇は、なお深い。(SANKEI EXPRESS)

3077チバQ:2016/02/22(月) 22:51:47
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160222k0000e030182000c.html
<米大統領選>トランプ氏が大差リード 序盤3州獲得代議員

11:56毎日新聞

<米大統領選>トランプ氏が大差リード 序盤3州獲得代議員
共和党・主要候補の獲得代議員数(21日時点)
(毎日新聞)
 ◇共和党サウスカロライナ州予備選 代議員50人全員獲得

 【コロンビア(米南部サウスカロライナ州)西田進一郎】米大統領選に向けた20日の共和党サウスカロライナ州予備選を制した不動産王ドナルド・トランプ氏(69)が、同州の代議員50人全員を獲得した。序盤2州は得票率に応じて代議員が比例配分されたが、同州は「勝者総取り」方式。トランプ氏は獲得代議員数でも2位以下を大きく引き離した。

 共和党の代議員は2472人おり、各候補は過半数の獲得を目指す。同州には50人が割り当てられ、州全体の得票数1位の候補と、七つある連邦下院議員選挙区ごとの1位の候補が代議員を獲得するする仕組み。

 トランプ氏は州全体だけでなく、選挙区単位でも全勝した。獲得代議員数を67人に伸ばし、11人のテッド・クルーズ上院議員(45)、10人のマルコ・ルビオ上院議員(44)らを引き離した。

 ただ、序盤3州で決まったのは代議員全体の約4%にあたる103人にすぎない。序盤の山場はテキサス州(代議員数155人)など11州で予備選・党員集会がある3月1日の「スーパーチューズデー」だ。この日は代議員全体の約4分の1にあたる595人の配分が決まる。

 さらに、15日には勝者総取り方式のフロリダ州(同99人)、オハイオ州(同66人)などで予備選・党員集会があり、ここが指名獲得に向けた分かれ道になりそうだ。

3078とはずがたり:2016/02/23(火) 11:45:02
>一般論では「若者が政治に関心を抱き、参加するのは良い事」なのだろうが、Bernie Brosを目撃した今は、疑問を感じずにはいられない。
>妥協を許さない「オール・オア・ナッシング」の理想を貫けば、社会は機能しなくなるし、戦争を回避することもできない。
正論だけど,若者達の絶望をちゃんと汲み取れないと駄目である様に思える。トランプとサンダースに両極に分裂したアメリカ非体制派の絶望の渕は深い。。

ウォール街が富を独占してゐると云う批判は真っ当に思えるけど,ウォール街が富を産みだしてもその他の部門でも豊かに暮らせれば良いんだけどそうなってないのが不満の源泉であろう。今の100倍ぐらいの人間が金融で鞘の争奪戦に参戦すれば配分はまともになるのかねぇ?それでもやっぱり成功するのは一握りで今と変わらない?

中産階級は産革前後では商工業者が,王侯貴族と農民の間に出来て,黄金の20年代以降は工場労働者がその階層として社会の中庸と安定性を担ってきたが,現代に於いてはその工場労働社会層が社会のサービス化に伴って解体しつつあるのに対して新しい中間層が育ってない苦しみがある。その苦しみが終わった後に国民皆ウォール街ビジネスマン化か国民皆IT起業家化に拠って金融かITで年収2千万稼ぐのが中産階級になる…かな??

サンダース旋風の裏にある異様なヒラリー・バッシング
実現困難なサンダースの公約に共感してヒラリーを敵視する「バーニー・ブラザーズ」とは
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/02/post-4539.php
2016年2月17日(水)15時30分
渡辺由佳里(エッセイスト)

 2008年の大統領選挙では、若者たちがバラク・オバマを熱狂的に支持した。共和党のブッシュ大統領(当時)が始めたイラク戦争が泥沼化し、膠着状態に陥った連邦議会への不信が高まるなか、黒人で、新人上院議員のオバマは、「政治と国を変えてくれる救世主」としてすがりつくのに最適の人物だった。当時若者の間では、アメリカの古い世代とその価値観を否定する行為として、フェイスブックの名前のミドルネームをオバマにならって「フセイン」にするのが「かっこいい」こととして流行った。

 今回2016年の大統領予備選挙で、リベラルな若者たちから熱狂的に支持されているのは、自称「民主的社会主義者」のバーニー・サンダースだ。昨年大統領選への出馬を発表したときには、メディアから「絶対に勝ち目はない」と笑い者にすらされていたサンダースだが、今月9日のニューハンプシャー州予備選では、ヒラリー・クリントンに支持率で25ポイントの大差をつけて圧勝した。

 この珍現象を可能にしたのは、ちょうど大学生くらいの年代の若者たちだ。

 連邦議会の議員としては、ヒラリーより長いキャリアを持ち、しかも6歳も年上の74歳の白人のサンダースを、なぜ若者が支持するのだろうか?

 アメリカでも不思議に思われているこの現象を、ニューハンプシャー予備選の取材を通して体感してきた。

 予備選の投票の4日前、バーニーとヒラリーの両候補が講演する民主党のイベントが開催された。会場前では、マイナス10度の厳しい寒さにもかかわらず、候補のボランティアたちがプラカードを持って立っていた。

 ここまではよくある風景だが、会場入り口に近づくと大音響で音楽が流れている。「政治イベントにしては現代的でヒップな曲だな」と思い見てみると、録音ではなく、テントでDJがプレイしている。テントにはサンダースの愛称「バーニー」と書いてあり、その前で若い女性がフラフープを回しながら腰をくねらせて踊っている。

「どこかで見たような風景だ」と思って、すぐに気付いた。ロックコンサート、それもグレイトフル・デッドのコンサートだ。

 グレイトフル・デッドは、1960〜70年代にかけて流行ったヒッピー文化とカウンターカルチャーを代表するロックバンド。この時代の若者はベトナム戦争で政府への不信感を募らせ、既成の社会体制を否定して新しい価値観を見出そうとしていた。それがカウンターカルチャーであり、ヒッピー・ムーブメントだった。

3079とはずがたり:2016/02/23(火) 11:45:14

 サンダースの支持者は、他の候補と比べると圧倒的に若者が多い。「民主的社会主義」の理念でアメリカの政治を根本的に変えることを約束するサンダースは、現代の若者にとっては「反体制」の指導者であり、21世紀のカウンターカルチャーのリーダーとみなされている。

 もちろん違いはある。20世紀のカウンターカルチャーの背景にはベトナム戦争があったが、徴兵制度がない今の若者にとって、泥沼化しているイラク戦争はさほど身近なものではない。それよりも、値上がりを続ける大学の授業料と就職難のほうが肌で感じる切実な問題なのだ。

 トップ大学の学費は年間500万円を超え、学費ローンという借金を抱える大学卒業生は半数以上。卒業時点での借金の平均は現時点で500万円程度だという。しかも、アメリカでは、四年制の大学を卒業しただけでは高給の職には就けない。「海洋生物学を学んだのに、それを活かすためには大学院に行く必要があり、その資金を貯める就職先がない」と嘆く若者や、「非営利団体での仕事は楽しいけれど、給料が安いのでローンを返せない」とぼやく若者が筆者の知り合いにも沢山いる。しかも彼らは、アメリカでは収入が上位10%に属する中産階級の子弟なのだ。

 国民の収入格差は、現代アメリカが抱える深刻な問題だ。上位0.1%に属する少数の金持ちが持つ富は、下方90%が持つ富の合計と等しく 、70年代にはアメリカの過半数だった「中産階級」(調査機関ピュー研究所の定義では、国民の平均年収の3分の2から2倍の収入がある層) が消えつつある。

 サンダースは、大衆の心をとらえやすく、覚えやすいようにするためだろう、「99% vs 1%」という数字を使っている。不公平な時代に生まれたことに憤る若者たちにアピールするのが、サンダースの「近年では、経済がもたらす新たな収入の99%は、上位1%に行っている」 というスピーチと、次のような公約だ。

・大学の学費を無料にする
・北欧のように国民全員が無料で医療を受けられるようにする
・中産階級から搾取して富を独占するウォール街を解体し、収入と富の平等を図る

 60年代の若者の敵は、戦争や人種差別を続ける政府だった。サンダースを支持する現代の若者の最大の敵は「上位1%に属する大富豪」であり、その1%を独占する「ウォール街」だ。このあたりは、2011年の「ウォール街を占拠せよ(Occupy Wall Street)」運動の流れを受け継いでいる。

 彼らは、共和党候補だけでなく、サンダースのライバルであるヒラリーと、ヒラリーを応援する政治家も、上位1%を支える「体制」側の敵とみなしている。ニューハンプシャー州マンチェスター市で開催された民主党のディナーイベントで、それは如実に見て取れた。

 イベント会場は、ふだんはアイスホッケーの試合が行われるアリーナで、面白いことに、バーニーとヒラリーの双方の支持者が、対戦するホッケーチームを応援するファンのように、ステージを挟んで左右に綺麗に分かれて座っていた。

 ヒラリー応援団には、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)活動家、人権理事会(HRC)、家族計画連盟(Planned Parenthood Federation)といった支援団体のメンバーが目立ち、まとまった感じだった。

 一方のサンダース応援団は若者が多いが、60〜70歳くらいの年配の人が結構混じっている。彼らも、かつてはジャック・ケルアックの本をベルボトムのジーンズのお尻のポケットにつっこみ、ウッドストックや反戦運動に出かけた若者たちなのだろう。

 大学の学費を無料にするためには、巨額な資金が必要だ。医療費もそうだ。「ではその資金はどこから持ってくるのか?」という人々の疑問に対して、サンダース陣営からは「ウォール街から」という答えが戻ってくる。

3080とはずがたり:2016/02/23(火) 11:45:32
>>3078-3080

 シンプルな回答にサンダース支持者は満足しているようだが、少しでも現実的になれば、それが不可能なことは明らかだ。彼らが望むとおりウォール街を解体して搾取しても、経済の混乱を引き起こすだけで国民全員に無料で大学教育と医療を与えることはできない。サンダースが成功例として挙げる北欧諸国は租税や消費税が高いが、彼らはアメリカの税金が上がるのは断固として反対のようだ。トップ1%の金持ちが下方99%のコストを払えばいいと信じている。

 サンダース信奉者たちは、「タダ」を実現するコストについては考えない。

 さらに、60年代ヒッピーの合言葉は「ラブ&ピース」だったが、サンダース支持者たちは、どちらかというと「ラブ」よりも「ヘイト(憎しみ)」の方が強いようだ。

「大学の学費を無料にする」というサンダースの政策に対して、ヒラリーは「私とバーニーが求めることは同じ。けれども、私は現実主義者。できることしか約束しない」と反論するが、サンダースの支持者は許さない。理想主義者の彼らは、少しでも「体制」の臭いがするものを徹底的に攻撃する。

 女性で民主党全国委員長のデビー・ワッサーマン・シュルツがスピーチを始めると、すぐにあちこちからヤジが飛び始めた。私は偶然サンダース応援側の席に座っていたのだが、大声でヤジやブーイングをしているのは、私の周囲にいる若い男性たちばかりだ。

 席を2つ挟んだ右手の男性は、サンダースの名前をネオンのように光らせたプラカードを胸に掲げ、「You suck!(おまえは最低だ!)」とひっきりなしに大声で叫び続けている 。

 これがメディアで噂の「Bernie Bros(バーニー・ブラザーズ)」だ。

 サンダース支持者のなかには、ソーシャルメディアやニュースメディアのコメント欄に人格攻撃に近いヒラリー批判を書きこみ、それに反論する女性がいれば、「自分のほうが正しい」という独善的な態度でその女性まで攻撃する若い男性が増えている。彼らは「Bernie Bros」と呼ばれ、インターネットでは以前から話題になっていた。

 メディアでは「そういう人がいても、少数だけ。それで苦情を言うヒラリー陣営は大げさ」と捉えていたが、このイベントでヤジを飛ばす若い男は少数ではない。

 元女性州知事で現職上院議員のジーン・シャヒーンがヒラリー支持表明のスピーチをしている最中も、ブーイングや大声のヤジは続いた。

 60歳くらいのサンダース支持者の女性が、見るに見かねて前に座っている若者に注意したところ、彼は顔を真っ赤にして「憲法修正第1条で保障された表現の自由を知らないのか? 僕には発言の自由がある!」と、注意した女性に向かって怒鳴り始めた。

 共和党候補のトランプのイベントでも、応援にかけつけた政治家に悪態をつく支持者がいたが、態度の悪さでは、サンダース支持者はトランプ・ファンと同等だ。

 Bernie Brosを見ていると、どうやら「革命」を口実にして、「体制」を象徴するヒラリーやその支持者を血祭りにあげることで自己満足に浸っている若い男性が少なくないようだ。

 一般論では「若者が政治に関心を抱き、参加するのは良い事」なのだろうが、Bernie Brosを目撃した今は、疑問を感じずにはいられない。

 妥協を許さない「オール・オア・ナッシング」の理想を貫けば、社会は機能しなくなるし、戦争を回避することもできない。ヒラリーを叩きのめして、11月の本選で共和党候補を勝たせれば、極右の最高裁判事を任命し、「女性が中絶を選ぶ権利」や「同性婚の権利」が撤回される可能性もある。その危険を訴えるLGBTや人権理事会のメンバーからの意見には、サンダースの熱狂的支持者は耳を傾けようとはしない。

 そんな若者たちが、「票」という武器を手にしてソーシャルメディアで仲間に「革命」を呼びかける現状こそが、アメリカの民主主義の危機なのかもしれない。

3081チバQ:2016/02/23(火) 23:28:37
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160223k0000e030206000c.html
<米大統領選>クルーズ氏が広報担当解雇

11:17毎日新聞

<米大統領選>クルーズ氏が広報担当解雇
広報担当の解雇について報道陣に弁明するテッド・クルーズ上院議員(中央)=米ネバダ州ラスベガスで2016年2月22日、長野宏美撮影
(毎日新聞)
 【ラスベガス(ネバダ州)長野宏美】米大統領選の共和党候補者指名争いで、ネバダ州党員集会を翌日に控えた22日、テッド・クルーズ上院議員(45)が側近の広報担当を解雇した。中傷合戦が過熱する中、マルコ・ルビオ上院議員(44)が聖書を侮辱したと受け取れるビデオをソーシャルメディアで公表したことが原因。クルーズ氏はアイオワ州党員集会の際に、元神経外科医のベン・カーソン氏(64)は近く撤退すると陣営が虚偽の情報を流して支持を働きかけたことで「うそつき」「汚い」との批判を受けていた。

 クルーズ氏はラスベガスで報道陣に「この選挙戦は最高基準で高潔に行われることを明言する。この件は大きな間違いだった」と弁明した。広報担当はフェイスブックで「不正確な話を載せたことをルビオ氏に謝罪したい」と謝った。度重なる虚偽情報の流布で、信頼失墜につながりかねないだけに、早期収束を狙ったとみられる。

 ルビオ氏を支持する共和党のジェームズ・リッシュ上院議員はCNNテレビに出演し、「クルーズ陣営はウソを言い続けている。これはこの陣営の体質だ。大統領選に名乗りを上げた候補者は誠実な選挙運動をする必要がある」と批判した。

 共和党の指名争いは不動産王ドナルド・トランプ氏(69)がサウスカロライナ州を制し、首位を走っている。ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(63)が撤退し、上位3候補の争いが激化するとみられ、対トランプ氏の座をルビオ氏とクルーズ氏が激しく争っている。

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3082チバQ:2016/02/23(火) 23:28:53
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1602230064.html
【米大統領選】23日、ネバダ州で共和党党員集会 トランプ氏10ポイント以上リード、ルビオ氏ら若手どう対抗

20:09産経新聞

 【ラスベガス(米西部ネバダ州)=加納宏幸】米大統領選に向けた共和党の候補指名争いは23日、ネバダ州で党員集会が行われ、1日のアイオワ州党員集会で始まった序盤4州の戦いを終える。ブッシュ元フロリダ州知事の撤退で主流派の支持は穏健保守の若手ホープ、ルビオ上院議員(44)に集中。非主流派の不動産王、トランプ氏(69)や強硬保守のクルーズ上院議員(45)はルビオ氏を守旧派の代表として攻撃している。

 1日のアイオワ州党員集会を皮切りとするサバイバルレースで、候補は12人から5人に絞り込まれた。

 世論調査によると、ネバダ州の党員集会はトランプ氏が10ポイント以上リードしているとみられている。予備選・党員集会が集中する3月1日の「スーパーチューズデー」を前に、トランプ氏の勢いを若手2人が止められるかどうかを占う重要な戦いとなる。

 これまでブッシュ氏を後押ししてきた元大統領候補のドール元上院議員は22日、ルビオ氏への支持を表明。ハッチンソン・アーカンソー州知事や上下両院議員も新たにルビオ氏の支援に加わった。ブッシュ氏に流れ込んでいたビジネス界からの献金もルビオ氏にシフトしている。

 これに対し、トランプ氏はラスベガスで1万人近くの聴衆を前に演説し、巨額献金に支配された政治から「この国を取り戻す」と牽制。クルーズ氏に関しても「キリスト教福音派の支持を得られないのは彼が嘘つきだからだ」と批判した。

 クルーズ氏は22日、ルビオ氏が聖書を軽んじているとする虚偽の情報に基づく広告を作ったとして広報責任者を解雇。行き過ぎた他陣営攻撃に批判も出ているが、それでも同氏はラスベガスで、ルビオ氏を現状維持を重んじる政治家であるとして批判した。

3083チバQ:2016/02/24(水) 23:25:32
http://www.sankei.com/world/news/160224/wor1602240029-n1.html
2016.2.24 14:52
【米大統領選】
トランプ氏が3連勝 共和党第4戦 ネバダ州党員集会で 「スーパーチューズデー」に弾み
 【ワシントン=小雲規生】米大統領選に向けた共和党の候補指名争いの第4戦、ネバダ州党員集会が23日行われ、米主要メディアによると、非主流派の不動産王、トランプ氏の勝利が確実となった。

 トランプ氏は1日のアイオワ州党員集会で始まった序盤4州の戦いで3勝したことになり、予備選・党員集会が集中する3月1日の「スーパーチューズデー」に向けて弾みをつけた。

 米CNNによると、集計率7%の段階で、得票率はトランプ氏が41・9%でトップ。穏健保守派のルビオ上院議員が25%、強硬保守派のクルーズ上院議員が21・8%と続いた。また、元神経外科医のカーソン氏は7・2%、ケーシック・オハイオ州知事は3・8%。

 トランプ氏、ルビオ氏、クルーズ氏による三つどもえの争いが注目されたが、事前の世論調査でリードしていたトランプ氏が圧勝。穏健派から支持されていたブッシュ元フロリダ州知事は20日に選挙戦から撤退し、各候補の得票率がこれまでの選挙戦とは大きく異なる結果になる可能性も指摘されていた。

3084チバQ:2016/02/24(水) 23:30:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160224-00000100-mai-n_ame
<トランプ氏>ネバダでは「口撃」対象のヒスパニックも支持
毎日新聞 2月24日(水)21時25分配信
 【ラスベガス(米ネバダ州)長野宏美】米大統領選に向けた共和党ネバダ州党員集会で、不動産王ドナルド・トランプ氏(69)が圧勝した。「口撃」の標的にしてきたヒスパニック(中南米系住民)からも高い支持を受けたことで、勢いを加速させている。

 トランプ氏の支持者が集まったラスベガスのカジノ。集会終了直後の午後9時過ぎ、CNNテレビが「勝利確実」を速報すると、「ウォー」と歓声が起きた。

 トランプ氏は「高齢者で勝ち、高学歴で勝ち、学歴が低い人でも勝った」と、すべての層を取り込んだことを誇った。NBCの出口調査によると、党員集会参加者の85%が白人で、うち47%がトランプ氏を支持。ヒスパニックの参加者は8%で少数派だが、ここでも45%が支持した。

 ネバダ州は、ヒスパニックが州人口の約3割を占め、外国生まれも19%に上る。不法移民が人口に占める割合も全米で最高の7・6%に達するため、移民問題への関心は高い。トランプ氏は、不法移民の強制送還やメキシコ国境に壁を建設することを提唱するなど、ヒスパニックを敵視してきたが、反移民政策を取るトランプ氏に共感する人も多い。NBCの出口調査によると、移民問題を重視すると答えた人のうち62%がトランプ氏を支持した。

 米自治領プエルトリコ出身の運転手、オランド・デルガドさん(54)は「(標的とされてきた)メキシコ人はトランプ氏を嫌うだろう。でも不法移民のコントロールは必要だ」と語った。同じくプエルトリコ系のコンサルタント、ハイラム・ペレスさん(64)も「不法移民は米国の経済や治安を壊している。テロの心配もある。強い米国に戻るには成功したビジネスマンの力が必要だ」と語った。トランプ氏に期待し、初めて集会に参加したという。

 また、連邦政府に「不満か怒り」を感じている人が94%に上り、そのうち47%がトランプ氏に投票した。トランプ氏は既成政治への不満を取り込み、幅広い層に支持を広げた。

 党員集会が行われたラスベガスの高校で、白人警官のジョン・トルチェットさん(52)が「トランプ氏は自分の資金で選挙をしていて、誰の利益も代表していない。政治家にはうんざりだ」と投票先を決めていない人に勧めていた。NBCによると、次の大統領は政治の主流派以外を求めると答えた人は61%に上り、そのうち71%がトランプ氏を支持した。

3085チバQ:2016/02/25(木) 00:21:20
http://www.sankei.com/world/news/160224/wor1602240044-n1.html
2016.2.24 21:13
【米大統領選】
なぜ人気?トランプ氏 指名争い3連勝 切り札は「主流派への反感」「現状への怒り」

 米大統領選の共和党候補指名争いで不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)がネバダ州党員集会も制し、3連勝した。トランプ氏を止められる存在は穏健保守のマルコ・ルビオ上院議員(44)に絞られつつあるが、エスタブリッシュメント(主流派)に対する反感をあおる手法でトランプ氏は雪だるまのように支持を膨らませている。(ラスベガス 加納宏幸)

 トランプ氏は23日夜、カジノが並ぶラスベガスの目抜き通りのホテルで勝利を宣言した。

 「評論家は私たちがこんなに勝つとは予想していなかったが、勝って勝って勝ちまくっている。この国も勝ち始める」

 会場は熱狂の渦に包まれ、トランプ氏が口を開くたびに歓声が起こった。支持者からの「トランプ! トランプ!」「USA! USA!」といった掛け声で、トランプ氏は何度か演説を中断した。

 初戦のアイオワ州をテッド・クルーズ上院議員(45)に奪われた後のトランプ氏の勢いはとどまるところを知らない。その原動力は現状に対する有権者の「怒り」と「不満」だ。

 党員集会の会場でのCNN調査によると、連邦政府への怒りを感じている有権者の49%がトランプ氏に投票すると回答し、2位のクルーズ氏(25%)を大きく上回った。不満を抱いていると答えた層でも43%がトランプ氏を支持していた。

 トランプ氏の矛先は、後手に回ったイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)対策、不法移民の取締の手ぬるさ、自由貿易の推進による雇用創出といったオバマ大統領の政策が中心だ。加えて、オバマ政権に「失政」を許している共和党の議会指導部や主流派の大統領候補にも矛先は向かう。党の亀裂を深める言動で自らへの支持を高めている格好だ。

3086チバQ:2016/02/25(木) 00:21:53
 ルビオ氏は逆に、同じ穏健保守のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事が撤退したことを受け、トランプ氏に抵抗して党の統一を図る存在になろうとしている。

 「党を成長させ、戦いに勝つ」。ルビオ氏は23日の集会でこう語った。CNN調査ではここ数日でルビオ氏への支持を決めた有権者が多く、ブッシュ氏撤退の効果とみられる。投票に当たり「勝てる候補」を選ぶと答えた24%のうち、過半数の51%がルビオ氏を支持。当選可能性を重視する有権者がルビオ氏を志向していることも分かった。

 しかし、共和党支持者はトランプ氏を追うルビオ、クルーズ両氏に物足りなさを感じているようだ。

 トランプ氏の集会に参加した男性(43)は「クルーズ氏にも当選当初は期待したが、ワシントンでエスタブリッシュメントになってしまった」と語った。別の50代の男性は「民主党のクリントン前国務長官を破る強さがあるのはトランプ氏だけ」と述べた。

 クルーズ氏はオバマ政権の医療保険制度改革(オバマケア)などで共和党の議会指導部にも抵抗してきた「非主流」のスタンスを売りにしてきたものの、CNN調査では非主流であることを理由にした支持は71%がトランプ氏に向かい、2位のクルーズ氏は15%しか得られていなかった。

 この潮流が続けば、トランプ氏が3月1日のスーパーチューズデーで一気に勝負を決める可能性もある。トランプ氏は勝利宣言で「これからは素晴らしい2か月になる。正直、2か月もかからないかもしれないけどな」と述べた。

3087とはずがたり:2016/02/25(木) 19:09:59
2016年 02月 25日 13:44 JST
コラム:米大統領選、トランプ氏優勢が示す「金の力」の限界
http://jp.reuters.com/article/column-trump-money-idJPKCN0VY0CA?sp=true

[ワシントン 24日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 米大統領選の共和党候補指名争いを不動産王ドナルド・トランプ氏がリードしていることは、大いなる皮肉を含んでいる。トランプ氏が得票1票に対して費やした選挙資金は共和党候補者の中で最も少ないからだ。

せめてもの救いは、資金力だけでは米大統領選に勝てないことを見せつけた点だろう。

選挙運動を繰り広げている者の多くは、この事実に気付いていないようだ。前回、現職大統領が立候補しなかった大統領選は2008年で、この時の共和党候補に比べて現在の同党候補の選挙資金は既に倍増している。センター・フォー・レスポンシブ・ポリティックスによると、08年はこの時期までに共和党候補が調達した資金は3億0600万ドル。これに対して今年は、直接集めた2億7000万ドルに加え、スーパーPAC(政治活動委員会)を通じた調達が3億5000万ドル近くに上っている。8年前、スーパーPACは合法化されていなかった。


最も資金を浪費したのはジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事。確保した選挙資金1億5000万ドルのうち、約1億2000万ドルを使った挙句、支持率が低迷して先週末に選挙戦から撤退した。得票1票当たり約1320ドルを使った計算だ。

マルコ・ルビオ、テッド・クルーズ両上院議員はブッシュ氏に比べれば得票が多く、まだ選挙戦に残っている。しかしルビオ氏は得票

1票当たり260ドル、クルーズ氏は233ドルを投じてなお、過去3回の投票でトランプ氏に得票率で2桁台も水を開けられた。

トランプ氏はすべての候補に恥をかかせた。彼がこれまでに費やしたのは2500万ドル前後。これは昨年9月に選挙戦を撤退する前に3200万ドルを投じたスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事を含め、あらゆる候補者よりも少ない。しかもトランプ氏は、得票1票当たりの資金が60ドルにとどまっているのだ。

とはいえ、国際的な基準に照らしたとき、米国の選挙の乱費ぶりには変わりがない。例えば英国の各政党が昨年の総選挙で使った資金は総額3700万ポンド(5500万ドル)だ。しかも米大統領選はまだ8カ月以上を残している。

トランプ氏は資金を節約し、大衆受けするメッセージ、型破りな振る舞い、自らが支配するメディアでの大きな取り扱いを武器に選挙戦を続けている。理由は何であれ、伝統的な選挙演説スタイルよりも有権者の心をつかんでいることは確かだ。将来の候補者は、資金力だけでなく派手さも必要だという教訓を得るだろう。

●背景となるニュース

*トランプ氏は23日のネバダ州共和党党員集会で、大統領選候補指名争いの投票に勝利した。得票率は46%。これで3連勝となる。

*ルビオ上院議員は今回も2位で得票率24%、3位はクルーズ上院議員の21.4%だった。

*共和、民主両党の党員集会や予備選挙が集中する「スーパーチューズデー」は3月1日。

3088チバQ:2016/02/25(木) 22:53:31
http://www.asahi.com/articles/ASJ2S3W3ZJ2SUHBI016.html
スパイク・リー監督、サンダース氏を支持 米大統領選
ワシントン=佐藤武嗣2016年2月25日11時16分
 米大統領選の民主党候補で左派のバーニー・サンダース上院議員に対し、人種差別をテーマにした作品の多い黒人映画監督スパイク・リー氏が支持を表明した。サンダース氏は、学生時代に人種差別に抗議して逮捕された若き日の写真が公開された。黒人層への浸透に苦労しているだけに、こうした動きが追い風になるかが注目される。

特集:米大統領選挙2016
 映画「マルコムX」などの作品で有名なリー氏は23日、「バーニーは企業から一銭も受け取らず、それは賄賂をもらっていないということだ」と、選挙運動の資金集めの方針に賛同を表明。「彼は生涯をかけて富や教育の平等のために闘ってきた。行動する時だ」と支持を呼びかけた。

 一方、米紙シカゴ・トリビューンは最近、50年以上前に学校の人種差別に抗議して警官に両腕をつかまれ、連行されるシカゴ大の学生だったサンダース氏(当時21歳)の写真を公開。同氏も写真の青年が自分であることを認め、CNNに「逮捕され、警察の護送車に押し込まれ、警察署に連れていかれたことをはっきり覚えている。興味深い一日だった」と語った。

 民主党の候補者指名争いは、27日に南部サウスカロライナ州の予備選を迎える。白人層ではサンダース氏が支持を伸ばすが、投票者の過半数を占めるとみられる黒人層ではクリントン前国務長官が圧倒的に優位とされる。黒人に影響力のある映画監督の支持や、公民権運動に傾倒したサンダース氏の青年時代の写真公開で、同氏がどこまで黒人層に浸透するかが、選挙戦のカギを握りそうだ。(ワシントン=佐藤武嗣)

関連ニュース

3089チバQ:2016/02/26(金) 00:57:07
http://mainichi.jp/articles/20160226/k00/00m/030/063000c
米大統領選
黒人票取り込み焦点…民主・サウスカロライナ

毎日新聞2016年2月25日 21時58分(最終更新 2月26日 00時30分

 【コロンビア(米サウスカロライナ州)西田進一郎】米大統領選の民主党候補指名争いで、第4戦となる27日の南部サウスカロライナ州予備選は黒人票が鍵を握る。ヒラリー・クリントン前国務長官(68)は夫のビル・クリントン元大統領が誇る根強い黒人人気に加え、人権問題に取り組む姿勢をアピールして支持を拡大。バーニー・サンダース上院議員(74)が過去3戦で強みを見せた若者層でも黒人票を基に食い下がり、全体で優位に戦いを進めている。

クリントン氏優勢

 23日夜、コロンビアの教会で開かれた集会。クリントン氏の周りに座った黒人女性たちが次々と支持を表明した。ある女性は17歳の息子が自警団員に射殺され、別の女性は43歳の息子が白人警官に取り押さえられて窒息死した。みなクリントン氏が自分たちと直接会い、「誰も話を聞いてくれない時から話を聞いてくれた同志だ」と体験談を語った。クリントン氏は「構造的な人種差別を終わらせるためにはみなが関わる必要がある」と強調。黒人でほぼ埋め尽くされた教会が沸いた。

 同州は民主党有権者の過半数が黒人とされ、その動向が勝敗を左右する。NBCテレビなどの世論調査では、クリントン氏の支持率は60%でサンダース氏が32%。黒人に限ると、クリントン氏は68%に伸び、サンダース氏は21%となる。クリントン元大統領は、黒人の多い南部アーカンソー州で生まれ育ち、同州知事から大統領に上り詰めた。子供時代の境遇などから黒人の女性ノーベル賞作家のトニ・モリスン氏が「初の黒人大統領」と評したほど黒人の間に信頼感と人気がある。クリントン前国務長官も人気を共有している。

 2008年の予備選では、クリントン氏が黒人公民権問題を巡って黒人指導者のキング牧師よりも当時のジョンソン大統領の功績を強調したと受け取られる「失言」をした。元大統領もオバマ氏は「黒人の代表」と印象づける戦術をとって批判を浴び、黒人票の8割がオバマ氏に流れた。

 ただ、状況は変わったようだ。黒人人権運動を引っ張るウィリアム・ビリー・マーフィー弁護士らは22日、コロンビアの小さな教会で集会を開いた。マーフィー氏は集会前、クリントン氏について「オバマ大統領に尽くしたし、我々とともに戦ってきた。もう黒人社会との関係改善はできた」と語った。

3090とはずがたり:2016/02/26(金) 16:52:46
南米チャベス路線の終焉。ベネズエラ・マドゥロ大統領、亡命までのカウントダウンが始まった
http://hbol.jp/84397
2016年02月25日

 ベネズエラの代表紙のひとつ『El Nacional』が2月17日付でマリア・フェルナンダ・カバル国会議員のツイートを掲載した。彼女はそのツイートで〈「コロンビアがニコラス・マドゥロの亡命先を提供するか検討している」〉という内容を伝えたのだ。更に、彼女は〈「南米諸国連合(UNASUR)のサンペール(書記長)とベネズエラ政府の要人がマドゥロと家族の亡命先について検討する会合をもった」という情報を得た〉ことも伝えた。

 同紙のミゲル・エンリケ・オテロ社長もマドゥロ政権から迫害されたひとりで、亡命先のスペインから〈「マドゥロ政権はもう末期だ」〉と語っている。また、ベネズエラ議会の野党連合は6か月を目安にマドゥロ政権の終幕に合意しているとしている。(参照:「Bolsamania」)。また、チャベス前大統領の親派で元閣僚経験者らはマドゥロの政治生命は〈あと5か月以上は続かない〉と断言しているという。(参照:「El Mundo」)。

 さらに、スペイン紙『ABC』も、2月20日付で〈米国、バチカン、南米諸国連合そしてラウル・カストロがマドゥロの亡命先を模索している〉と報じた。つい最近もコロンビアのサントス大統領がワシントンでオバマ大統領と会談しているが、恐らくその時にマドゥロ大統領のコロンビアへの受け入れについても相談したものと推察される。ペルーも亡命先としてマドゥロ大統領を受け入れる用意があるという。

ジカ熱感染拡大と医薬品の不足が襲うベネズエラ

 ベネズエラのカラカスに駐在する欧州連合(EU)の外交筋によると、〈食料、医薬品、ガス、電力の不足は深刻な事態にある〉という。更にそれに追い打ちをかけるようにジカ熱の感染が拡がっている。(参照「Hechos de Hoy」)。

 政府は〈4000人が感染している〉と認めているが、NGOでは〈感染者は既に40万人〉と推計しているという。医薬品が不足しているベネズエラでジカ熱の感染拡大を防ぐ能力はないと見られており、隣国のコロンビアとブラジルはそれが拡大することを非常に恐れている。(参照:「ABC」 )。

 スペインのサッカー1部リーグのマラガチームでプレーしているベネズエラ出身のフアンピー選手はベネズエラで薬を手に入れることは〈「冒険をするようなものだ」〉と述べて薬を手に入れるのが如何に困難であるかを『El Pais』紙のインタビューで語った。

16年間で600%超のインフレ

 マドゥロ政権が終焉を迎えざるを得ないベネズエラ経済の疲弊した状態について、3紙『infobae』、『infolatam』、『La Vanguardia』が挙げている数字からかいま見ることが出来る。

 それによると、チャベス大統領が政権に就いた1999年からマドゥロ現政権の2015年までの16年間に〈インフレは615.3%〉上昇した。〈チャベス政権時が309.7%、マドゥロ政権時が305.6%〉だという。特に僅か3年間のマドゥロ政権でのインフレの上昇は激しく、〈2013年は56.2%、2014年は68.5%、そして2015年は180.9%〉を記録した。〈2014年と2015年の2年間でGDPは9.6%後退〉した。1990年代は国家の歳入の70%が原油の輸出に依存していた。しかし、産業の後退と共に税収が減少し、2000年代になってから歳入の90%が原油の輸出に依存するようになった。しかも、原油価格の下落で歳入は大きく減少。その事情下で、例えば、2014年の原油の輸出は370億ドル(4兆4400億円)であったのが、2015年には半減して125億8700万ドル(1兆5100億円)まで歳入が減少した。その影響で2015年の収支バランスは181億5000万ドル(2兆1780億円)の赤字となった。

 軍人出身の州知事らも〈アリアス・カルデナスを筆頭にマドゥロ大統領の政権放棄を望んでいる〉という。勿論、彼ら軍人出身の州知事の間で大統領のポストへの就任要請を期待している者もいるという。また、コロンビアのウリベ前大統領のある協力者は〈マドゥロ大統領がコロンビアのサントス大統領に亡命したい旨を伝えた〉という。

 コロンビア政府は勿論それを否定している。(参照:「El Mundo」)。

<取材・文/白石和幸 photo by Kremlin.ru(CC BY 4.0)>
しらいしかずゆき●スペイン在住の貿易コンサルタント。1973年にスペイン・バレンシアに留学以来、長くスペインで会社経営する生活。バレンシアには領事館がないため、緊急時などはバルセロナの日本総領事館の代理業務もこなす。

3091チバQ:2016/02/26(金) 20:15:06
http://www.yomiuri.co.jp/world/20160226-OYT1T50111.html
トランプ氏阻止を…ワシントン・ポストが社説で
2016年02月26日 10時51分
 【ワシントン=今井隆】米紙ワシントン・ポストは25日付の社説で、米大統領選の共和党指名候補争いに関し、不動産王ドナルド・トランプ氏(69)が「指名候補になりそうだ」と指摘し、「想像もできないことが不可避になりつつある」と強い危機感を示した。


 その上で、「今こそ、良心ある共和党指導者がトランプ氏を支援できないと表明し、(指名)阻止のためにできることをする時だ」と訴えた。

 社説はまた、選挙戦でのトランプ氏の言動を批判。特に、不法移民1100万人を強制送還するとの公約について、「(旧ソ連の)スターリン政権や(カンボジアの)ポル・ポト政権以来の規模の強制措置だ」と非難した。

 トランプ氏は予備選・党員集会で3連勝しており、指名が現実味を帯びてきている。

2016年02月26日 10時51分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

3092チバQ:2016/02/26(金) 20:50:24
http://www.sankei.com/world/news/160226/wor1602260033-n1.html
2016.2.26 19:46
【米大統領選】
「トランプ氏はポーランドからの不法移民を雇っていた」 不動産王へ反撃、「遅すぎた」との声も

 【ワシントン=小雲規生】11月の米大統領選に向けた共和党の候補者討論会が25日、テキサス州で行われ、トップを走る不動産王、ドナルド・トランプ氏が追い上げを狙うマルコ・ルビオ上院議員とテッド・クルーズ上院議員から集中砲火を浴びた。追及を受けたトランプ氏が追い込まれる場面もあったが、予備選や党員集会が集中する3月1日のスーパーチューズデー前の反撃にしては「遅すぎた」との声も出ている。

 ルビオ氏は不法移民問題をめぐり、「トランプ氏はポーランドからの不法移民を雇っていた」「労働者に嘘をついた」と繰り返し攻撃。トランプ氏は「38年前のことだ」と応じたが、ルビオ氏は追及を緩めず、問題を蒸し返し続けた。

 米メディアによると、トランプ氏は1980年代、ポーランドからの不法移民200人から不当に安い賃金で働かされたと訴えられた。ルビオ氏は不法移民の強制送還を打ち出して支持を集めるトランプ氏が実際には不法移民を利用していたと暴露したかたちだ。

 またトランプ氏は司会者から納税記録を公表していないことを追及され、「他の候補者には質問しないのか」「すべての質問が私に向けられるのか」と慌てる場面もあった。トランプ氏は討論会終了後に「討論を楽しんだ」と振り返ったが、ルビオ氏とクルーズ氏の奮闘ぶりが目立った。

 候補者指名が現実味を帯びてきているトランプ氏にはメディアの間での警戒感も強い。米紙ワシントン・ポストは討論会に先立ち、25日付の社説で「トランプ氏にストップをかけるためにあらゆる手段をとるべきだ」と呼びかけた。ただ、「トランプ氏への集中砲火は遅すぎたかもしれない」(米紙ウォールストリート・ジャーナル)との指摘もあり、今回の討論会がルビオ氏とクルーズ氏を浮上させるかどうかは不透明だ。

3093とはずがたり:2016/02/26(金) 22:03:58
>>3091

トランプ氏の指名獲得阻止を=米有力紙が異例の社説-大統領選
http://www.jiji.com/jc/zc?g=int&amp;k=201602%2F2016022600087

 【ワシントン時事】米有力紙ワシントン・ポストは25日、大統領選について「思いも寄らなかったことが不可避になりつつある。不動産王ドナルド・トランプ氏が共和党の指名候補になりそうだ」と危機感を示し、トランプ氏の指名を阻止するため、共和党指導者はあらゆる手段を講じるべきだと主張する異例の社説を掲載した。
 ポスト紙はこれまでのトランプ氏の言動を挙げながら「トランプ政権の危険性」を指摘。特に不法移民1100万人の強制送還を言明している点に触れ、「(旧ソ連とカンボジアの独裁者)スターリンかポル・ポト以来のスケールの強制措置だ」と非難した。(2016/02/26-06:58)

3094名無しさん:2016/02/27(土) 16:33:41
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&amp;k=2016022600144
クリントン氏寄稿は事実誤認=佐々江駐米大使

 【ワシントン時事】佐々江賢一郎駐米大使は25日の記者会見で、日本や中国が為替操作を行っていると批判したヒラリー・クリントン前国務長官の米紙への寄稿について「日本が含まれているのは事実誤認だ」と述べ、日本の政策は円安誘導には当たらないと反論した。その上で「正しい理解を持ってもらえるよう必要な機会に努力したい」と語った。 (2016/02/26-08:30)

3095名無しさん:2016/02/27(土) 17:02:18
>>3094

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160226/k10010422531000.html
駐米大使 クリントン氏の円安批判は「事実誤認」
2月26日 10時18分

アメリカ大統領選挙に向けて、民主党から立候補しているクリントン前国務長官が日本が輸出を有利にするため、円安を誘導していると批判したことについて、佐々江駐米大使は「事実誤認だ」と反論し、理解を求めていく考えを示しました。
ことし11月に行われる大統領選挙に向けて与党・民主党から立候補しているヒラリー・クリントン前国務長官は今週、アメリカの地方紙に寄稿し、「中国や日本、それにほかのアジアの国々は通貨の価値を下げることで意図的に商品を安くしてきた」として、日本が輸出を有利にするため、円安を誘導しているなどと批判したうえで、大統領に当選した場合、対抗措置を取る考えを示しました。
これについて、佐々江駐米大使は25日、ワシントンの日本大使館で行った記者会見で、「日本が含まれているのは事実誤認だ。為替レートはいろいろな要素で成り立っており、アメリカの金融当局も日本が為替操作をしているといった認識は持っていないと思う」と述べ、円安誘導は行っていないと反論しました。そのうえで、「勘違いすることはある。必要な機会に正しい理解を持ってもらえるよう努力したい」と述べ、理解を求めていく考えを示しました。

3096チバQ:2016/02/28(日) 16:28:49
http://www.asahi.com/articles/ASJ2X3CY2J2XUHBI005.html
クリントン氏、大差で勝利 サウスカロライナ州予備選
コロンビア〈米サウスカロライナ州〉=佐藤武嗣2016年2月28日16時13分

 米大統領選の民主党候補者指名を争う南部サウスカロライナ州予備選が27日、行われた。黒人層から支持されるクリントン前国務長官(68)が7割強の票を得て勝利した。一方、サンダース上院議員(74)は伸び悩み、予備選・党員集会が今後本格化する南部での浸透に課題を残した。

 米CNNの集計では、クリントン氏が73・5%の得票で、サンダース氏は26%にとどまった。クリントン氏はこれまで2勝しているが、いずれも僅差(きんさ)での勝利。今回初めて大差でサンダース氏に勝利し、3月1日に11州で予備選・党員集会が実施される「スーパー・チューズデー」に向け、勢いづきそうだ。

 クリントン氏は同日夜、支持者が集まる会場で「我々が共に立ち上がれば、壊せない壁はない」と人種や性による差別を撤廃していく意気込みを改めて強調。「オバマ大統領の実績や達成したものを足がかりに前進を続けたい」とも述べ、大統領選勝利に改めて強い意欲を示した。

 米CNNの出口調査では、黒人の86%がクリントン氏に投票。サンダース氏は青年時代に公民権運動の活動家として人種差別と戦った実績などを強調したが、同州で知名度の低さが響いた。若者や無党派への支持ではクリントン氏をなお上回っているが、黒人の比率が比較的高い南部でどう選挙戦を立て直せるかが大きな課題となった。(コロンビア〈米サウスカロライナ州〉=佐藤武嗣)

■民主党サウスカロライナ州予備選の結果

クリントン前国務長官(68)  73.5

サンダース上院議員(74)   26.0

(数字は得票率(%)。開票率は99%)

 ※CNNの集計による

3097チバQ:2016/02/28(日) 16:45:28
http://mainichi.jp/articles/20160228/k00/00e/030/170000c
米大統領選
クリントン氏3勝目 黒人層から強い支持

毎日新聞2016年2月28日 10時39分(最終更新 2月28日 13時17分)
 【コロンビア(米南部サウスカロライナ)西田進一郎】米大統領選に向けた民主党候補指名争いで、南部初戦となるサウスカロライナ州予備選が27日に投開票され、ヒラリー・クリントン前国務長官(68)が黒人層から強い支持を受け、バーニー・サンダース上院議員(74)に圧勝した。クリントン氏は西部ネバダ州から連勝。序盤4州を3勝1敗として弾みをつけ、11州と米領サモアの予備選・党員集会が集中する序盤の天王山「スーパーチューズデー」(3月1日)に向かう。

 スーパーチューズデーでは南部7州で予備選・党員集会が行われるため、南部初戦の戦いは黒人票の行方を占う意味で注目された。

 クリントン氏は序盤4州で3勝目で、初めての圧勝。序盤2戦はサンダース氏にリベラル層に加えて若年層の支持も奪われ、押され気味の戦いが続いた。しかし、ネバダ州でサンダース氏の勢いを止め、今回は圧勝でスーパーチューズデーに向けて勢いをつけた。

 一方、サンダース氏は序盤3州の勢いを維持できなかった。勝ち目が薄いとみたサンダース氏は、最終盤はサウスカロライナ州を離れ、スーパーチューズデーで予備選・党員集会を開く州などでの選挙運動に力を入れていた。

3098チバQ:2016/02/28(日) 16:46:07
http://www.afpbb.com/articles/-/3078544
民主党サウスカロライナ州予備選はクリントン氏勝利、米報道
2016年02月28日 10:32 発信地:コロンビア/米国
【2月28日 AFP】(更新、写真追加)米大統領選の民主党指名候補争いは27日、南部サウスカロライナ(South Carolina)州で第4戦となる予備選挙が行われ、ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官が勝利したと米メディアが伝えた。指名争いの山場「スーパーチューズデー(Super Tuesday)」へ向けてクリントン氏が、ライバルのバーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員を抑え、弾みをつけた格好だ。

 投票が締め切られた後、CNN、MSNBC、FOXニュース(Fox News)など各局が一斉にクリントン氏の勝利を伝えると、同氏陣営が勝利演説を準備していた同州コロンビア(Columbia)の会場には大きな歓声が沸いた。

 支持者らは声を揃えて「今だ、今だ、今だ、女性がホワイトハウス(White House)へ!」と叫んだ。一方、サンダース上院議員は速やかに声明でヒラリー氏を祝福するとともに「この選挙はまだ始まったばかり。われわれはニューハンプシャー(New Hampshire)で決定的勝利を勝ち取った。彼女(クリントン氏)はサウスカロライナで決定的勝利を勝ち取った。そして、いよいよスーパーチューズデーだ」と述べた。

 民主党候補争いの序盤戦はサウスカロライナ州以前の段階で、接戦だったアイオワ(Iowa)州と、ネバダ(Nevada)州でクリントン氏が3戦中2勝し、夏の全国党大会での投票に参加する代議員数でヒラリー氏がリードしている。クリントン氏陣営はサウスカロライナ州に多い黒人有権者の支持獲得に注力し、同州ではクリントン氏が容易に勝利すると予想されていた。(c)AFP

3099チバQ:2016/02/28(日) 16:46:39
http://www.afpbb.com/articles/-/3078485
米大統領選、元候補クリスティー氏がトランプ氏支持を表明
2016年02月27日 10:07 発信地:ワシントンD.C./米国
【2月27日 AFP】米大統領選の共和党候補指名争いでトップを走る不動産王ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏(69)に対し、元ライバル候補で既に撤退を表明したニュージャージー(New Jersey)州のクリス・クリスティー(Chris Christie)知事(53)が26日、正式に支持を表明した。反トランプ勢力にとっては大きな後退となる。

 テキサス(Texas)州フォートワース(Fort Worth)でトランプ氏と共に会見したクリスティー知事は、かつて民主党に真っ先に敗北する候補だとやゆした相手について、「米国と世界の両方で、ドナルド・トランプ氏よりも強いリーダーシップを米国民に提供できる候補者はいない」と評価。トランプ氏こそ、今年11月の大統領選で民主党に勝つための最善の選択だと述べた。

「共和党にとって一番大事なのは、(民主党の大統領最有力候補)ヒラリー・クリントン(Hilary Clinon)氏を打ち負かせる人物を指名することだ」

「11月にヒラリー・クリントン氏に勝利できるのは、ドナルド・トランプ氏しかいない。だから私は今日、彼を支持することを喜んで表明する」

 クリスティー氏は民主党支持者の多いニュージャージー州で知事を務める中道派で、連邦検事経験もあり、一時は共和党の最有力大統領候補と目されていた。しかし、アイオワ(Iowa)州の予備選で10位、ニューハンプシャー(New Hampshire)州で6位と結果がふるわず、今月10日に大統領選撤退を表明していた。

 一方、トランプ氏はこれまで3州で勝利しているが、共和党の大物から支持を得るのはこれが初めて。クリスティー氏の支持表明は多くの票には結びつかないとみられるが、11州で党員集会が行われる指名争いの山場「スーパーチューズデー(Super Tuesday)」を来月1日に控え、党内の反トランプ勢力にとっては大きな後退といえる。(c)AFP

3100チバQ:2016/02/28(日) 16:49:01
http://www.afpbb.com/articles/-/3078552
米白人至上主義KKKとカウンターが衝突、3人刺され13人逮捕
2016年02月28日 13:39 発信地:ロサンゼルス/米国

【2月28日 AFP】(写真追加)米カリフォルニア州(California)で27日、白人至上主義団体「クー・クラックス・クラン(Ku Klux Klan、KKK)」の集会中、これに抗議するカウンター(対抗)デモを行った人々との間で衝突が発生し、3人が刺され、13人が逮捕された。警察などによると、刺された3人はカウンター側で、うち1人は重体だという。

 AFPの取材に応じた目撃者のブライアン・レビン(Brian Levin)さんによれば、同州アナハイム(Anaheim)で正午ごろ、デモをしようと集まったKKKのメンバー6人をカウンターデモ参加者が取り囲み、少なくとも1本の角材を使って襲いかかったという。

 現地警察は「KKKのメンバー6人が到着した途端にカウンターデモの参加者が襲いかかった。この最初の衝突がきっかけとなってあちこちで乱闘となり、カウンターの参加者が刺された」としている。カウンターデモ参加者らはKKKのメンバー2人を踏みつけたという。逮捕されたのはKKK側が6人、カウンター側が7人で、それぞれの側で1人ずつが女性で、残りは全て男性だった。

 目撃者のレビンさんは、カリフォルニア州立大学(California State University)の「ヘイト・過激思想研究センター(Center for the Study of Hate & Extremism)」の所長で、第三者として現場にいたが、カウンター側が「KKKが乗ってきたSUV車のフロントガラスを割り、その時点で極めて暴力的な展開になった」と語った。

 中には倒れ込んだところをカウンター側に蹴られるKKKのメンバーもおり、レビンさんは両者の仲裁に入らざるを得なかったという。「私はKKKのメンバー2人がそこから出られるよう助けた。私は、キング牧師(公民権運動指導者のマーティン・ルーサー・キング)はこんなことは良しとしない、この人たち(KKK)に危害を加えるなと叫んだ」

 この後、レビンさんが、群衆の中から助け出したKKKのメンバーに対し「ユダヤ人に命を助けてもらった気分はどうだ?」と尋ねると、KKKのメンバーは「ありがとう」と答えたという。(c)AFP

3101チバQ:2016/02/28(日) 17:13:09
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/article/227371
米大統領選 特別代議員の支持注目 党実力者で構成 乗り換えも可能 民主はクリントン氏優勢
2016年02月28日 03時00分
 【ワシントン山崎健】米大統領選の民主党候補者指名争い第4戦となる南部サウスカロライナ州予備選が27日朝(日本時間27日夜)、始まった。これまでクリントン前国務長官とサンダース上院議員の激戦が続いており、戦績はクリントン氏の2勝1敗だ。しかし、肝心の獲得代議員数ではサンダース氏に7倍以上の大差を付けリードしている。理由は、党幹部や州知事、連邦議会議員ら実力者で構成する「特別代議員」の支持。指名争いが接戦になるほど、その動向が勝敗に大きく影響する。
 民主、共和両党の候補者指名争いは、人口などに応じて各州に割り当てられた「代議員」獲得レースだ。代議員は州の代表として大統領候補を選ぶ7月の党大会で投票する。過半数を得た候補が党の指名を獲得し、一般有権者による11月8日の本選挙で争う。
 代議員には各州の予備選・党員集会の結果で配分が決まる「一般代議員」と、特別代議員の2種類ある。一般代議員は予備選・党員集会で決まった候補に党大会で投票する。一方、特別代議員は予備選などの結果にとらわれず、自由に投票できる。
 民主党の代議員総数は4761人で、特別代議員は約15%の710人。共和党の代議員総数は2472人で特別代議員は約7%。AP通信などの集計によると、26日現在の民主党の代議員獲得状況は、クリントン氏が505人で、サンダース氏は71人にとどまる。一般代議員はクリントン氏52人、サンダース氏51人とわずか1人差だが、特別代議員は6割以上がクリントン氏支持だからだ。
 オバマ政権で要職を務め、経験豊富なクリントン氏は、党実力者の信頼が厚い。対するサンダース氏は米国では異端な「民主社会主義者」を自称する反主流派。党中央の支持も資金的援助も少ない。
 特別代議員制度は、世論の振り子が極端に触れた場合にブレーキをかけるための仕組みとされる。しかし、民意を反映しない非民主主義的な制度だとサンダース氏陣営は批判する。
 とはいえ、情勢は流動的だ。特別代議員は、いったん誰かの支持を表明しても、党内世論の動向に応じて党大会の投票先を変えることができる。2008年の前回大統領選では、クリントン氏は当初、指名争いの特別代議員数でライバルのオバマ氏を上回っていた。ところが、「オバマ旋風」を受け支持を変える特別代議員が相次ぎ、敗れた。
 今回も、人口の3割近くを黒人が占めクリントン氏有利とされるサウスカロライナや、10州以上の予備選・党員集会が集中するスーパーチューズデーでサンダース氏が善戦すれば、クリントン氏から乗り換える特別代議員が出て、流れが変わる可能性がある。
=2016/02/28付 西日本新聞朝刊=

3102チバQ:2016/02/28(日) 17:35:20
http://mainichi.jp/articles/20160227/k00/00m/020/105000c
米大統領選
両党候補、「反TPP」競い合う

毎日新聞2016年2月26日 21時11分(最終更新 2月27日 00時20分)
 【ワシントン清水憲司】米大統領選は、民主、共和両党の候補者指名争いの山場となる「スーパーチューズデー」を3月1日に控え、日米など12カ国の環太平洋パートナーシップ協定(TPP)への反対論一色の様相になってきた。自由貿易は「製造業を衰退させ、国内の雇用を失わせた」として、両党とも候補者がTPP反対を競い合う展開だ。

 「TPPは最悪だ。米国を打ちのめす第一の方法は(貿易相手国の)通貨安だ。(米建機大手)キャタピラーは日本のコマツとの競争に苦しんでいる」。不動産王ドナルド・トランプ氏は今月中旬の演説で、TPPが参加国の通貨安への対応策を示せていないとして反対論をまくし立てた。序盤4州で3勝し、共和党の指名争いで先頭走者の地位を確立した。

 共和党は自由貿易の支持者が多いが、大統領選では「TPP支持」は、候補者にとってマイナス材料だ。自由化による国際競争の激化で国内企業の経営体力が弱まれば、雇用に悪影響が及ぶとの連想を生みやすいからだ。

 主流派に近く、2位につけるマルコ・ルビオ上院議員は比較的TPPに前向きとみられるが、3位の保守強硬派でTPP反対のテッド・クルーズ上院議員の陣営はインターネット上に「(TPPは)ルビオ氏とオバマ大統領の貿易協定だ」とするページを開設、ルビオ氏を攻撃する。TPP支持のジェブ・ブッシュ氏の撤退も論戦を反対論へと偏らせる。

 大統領選を覆う「反TPP」の波を受け、共和党では米通商代表部(USTR)元代表のポートマン上院議員が今月、「より良い合意が必要」と表明。ただでさえ小差が予想される議会承認は賛成票が減るばかりで、「(TPP承認に必要な)過半数の支持を得られるか分からない」(ライアン下院議長)状況だ。

 一方、民主党は国務長官時代に交渉の一翼を担ったヒラリー・クリントン前国務長官が候補者指名争いをリードする。「反TPP」を旗印に、将来の雇用に不安を感じる若者の支持を集めるバーニー・サンダース上院議員に「嫌々TPPに反対している」と挑発されると、クリントン氏は23日の米紙への寄稿で、中国や日本を名指しして「為替操作に断固たる措置を取る」と対抗措置の導入を表明し、TPP反対の姿勢を強めた。

 TPP承認をめぐる議会審議は11月の大統領選後に持ち越される可能性が高い。推進派は「クリントン氏は、大統領選に勝てば、賛成に転じる」(全米商工会議所のドナヒュー会頭)と、選挙後の情勢変化を見込むが、予断を許さない情勢が続きそうだ。

 【キーワード】TPPの発効手続き

 環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の合意内容が実際に効力を発揮する「発効」の要件は、協定で定められている。2月4日の署名から2年以内に全12カ国が国内手続きを終えればその60日後に発効。それまでに手続きが終わらない国があっても、6カ国以上が手続きを終え、手続きを終えた国の国内総生産の合計が全体の85%を超えれば発効となる。このため経済規模の大きい日本と米国の国内手続き完了が不可欠となっている。日本政府は今国会で手続きを終えたい考えで、3月に特別委員会を設置、4月から審議を始める見通し。TPPに対する反対論が依然として根強い米国での承認が発効のカギと言われており、日本など各国が注視している。

3103チバQ:2016/02/28(日) 19:21:57
http://www.sankei.com/world/news/160227/wor1602270006-n1.html
2016.2.27 18:47
【米大統領選】
クリントン氏の行方を阻む「ガラスの天井」は実は女性と若者だった オルブライト女史の「地獄」失言も尾を引いて…

 米大統領選の民主党候補指名争いでバラク・オバマ大統領(54)の正統な後継者と強調する民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)が2008年の「オバマ旋風」を再現するために乗り越えなければならない壁がある。女性、若者への浸透だ。米国初の女性大統領を目指すクリントン氏が「ガラスの天井」を打ち破る戦いで、女性からの支持が盛り上がりに欠けている。

元国務長官の「失言」

 女性初の国務長官、マドレーン・オルブライト氏(78)が東部ニューハンプシャー州予備選を前にしたクリントン氏の応援演説で「失言」をした。

 「お互いに助け合わない女性には地獄が待っている」

 オルブライト氏は若い女性にクリントン氏への支持を呼びかけたのだが、事実上の謝罪に追い込まれた。ニューヨーク・タイムズ紙で「私の信念を話したのだが、不適切な文脈とタイミングで使ってしまった。女性が単にその性別だけで特定の候補を支持すべきだというつもりはなかった」と書いたのだ。

 同性の足を引っ張る女性は地獄に落ちるという表現はオルブライト氏が25年前から何度も使っているもので、これまで問題視されることはなかった。

 そんな表現が失言として報じられたことは、クリントン氏が置かれている状況を物語る。

 クリントン氏と一騎打ちをしている無所属のバーニー・サンダース上院議員(74)の女性支持者は「女性大統領の誕生をみてみたいが、誰でもいいわけではない。信頼できる女性でなければダメ」(西部ネバダ州でコールセンターに勤める22歳)と答える人が多い。

 私用メール問題やサンダース氏がいう「ウォール街からの巨額の献金」がなければ、サンダースを支持している女性の多くはクリントン氏にくら替えするだろう。問題はオルブライト氏が強調した性別ではなく、クリントン氏への信頼なのだ。

勝敗の鍵握る

 1日の中西部アイオワ州党員集会、9日の東部ニューハンプシャー州予備選での有権者の動向に関するCNN調査をみると、クリントン氏にとり女性票の動向が勝敗の鍵を握っていることが分かる。

 クリントン氏が0.2ポイントの僅差でサンダース氏を破ったアイオワ州で、女性の53%がクリントン氏、42%がサンダース氏をそれぞれ支持していた。しかし、サンダース氏に大差で敗れたニューハンプシャー州では逆に女性の55%がサンダース氏を支持し、クリントン氏への支持は44%にとどまった。

3104チバQ:2016/02/28(日) 19:22:38
 ニューハンプシャー州に関する別の出口調査によると、若年層に人気のあるサンダース氏は30歳未満の女性に限った場合には8割からの支持を受けていた。クリントン氏が勝利した20日のネバダ州党員集会では女性からの支持はサンダース氏よりも高かったが、圧倒的というわけではない。

 サンダース氏との候補指名争いはもとより、共和党指名候補との本選をにらんだ場合、女性や若者からの支持をつかむことが不可欠となる。

マケイン氏と同じ弱さ

 ニューハンプシャー州で、クリントン氏に対する女性の支持はサンダース氏に比べて低く、世代別では65歳以上だけでサンダース氏の支持を上回った。

 クリントン氏が置かれている状況は、2008年の本選でオバマ氏と戦った共和党のジョン・マケイン上院軍事委員長(79)のそれに似通っている。CNNの出口調査によると、女性票はオバマ氏の56%に対し、マケイン氏が43%。マケイン氏がオバマ氏を上回った世代も65歳以上だけだった。

 08年大統領選で、民主党の指名争いでオバマ氏に敗れて本選に進めなかったクリントン氏は08年6月に撤退を宣言した演説で「最も高くて最も硬い『ガラスの天井』を砕くことはできなかった」と語り、女性の進出を阻む障害があると強調していた。

 民主社会主義者を自称するサンダース氏が起こそうとしている「政治革命」をクリントン氏が食い止め、本選を制するためには、まず女性からの信頼を得るという「ガラスの天井」打破が課題だ。

 オバマ氏との近さや、ファーストレディーや国務長官としての経験を強調するだけでは前向きなメッセージを送ることはできない。(ワシントン支局 加納宏幸)

3105チバQ:2016/02/28(日) 19:25:38
http://www.sankei.com/world/news/160227/wor1602270045-n1.html
2016.2.28 13:00
【トランプ研究・上】
スピーチライター不在 「メモには従わない。先導するのは自分だ」 
 米大統領選の共和党候補指名争いで、「不動産王」のドナルド・トランプ氏の勢いが止まらない。2月の序盤4州の予備選・党員集会を3勝1敗で勝ち抜いたばかりか、あらゆる有権者層に支持が広がるという構造的な変化を見せている。米国社会はトランプ氏をめぐる二極化を強めており、さらなる「トランプ研究」を迫られている。(ワシントン 青木伸行)

 トランプ氏は連邦と州の行政、立法府などでの政治経験がない「アウトサイダー」だが、彼のブレーンも同様だ。取り巻きのキーマンは2人。選挙運動の参謀であるコーリー・ルワンダウスキー氏と、政策顧問のサム・クロービス氏である。

 ルワンダウスキー氏は2015年1月にトランプ氏に雇われるまで、保守系財閥の大富豪であるチャールズ・コック氏、デービッド・コック氏の兄弟が支援する財団で、保守系草の根運動「ティー・パーティー」(茶会)の活動を後押しするなどしていた。

 ルワンダウスキー氏を知る関係者は、「彼は爆弾を投げつける。非常に好戦的な人物だ」と評する。いわば「類は友を呼ぶ」といった存在のルワンダウスキー氏は、トランプ氏が保守層に食い込んでいる秘密兵器のようだ。

 一方、クロービス氏は元米空軍の大佐で、安全保障に詳しい。広報担当はニューヨーク人脈で、広報戦略の専門家であるヒックス・ホープ氏が担っている。

 だが、彼ら以上にトランプ氏を支えているのが、「陰の側近」たちだ。例えば、元ニューヨーク市長のルドルフ・ジュリアーニ氏。市の治安を劇的に改善し、01年の米中枢同時テロ当時、市長として復興に辣腕(らつわん)をふるったことで知られる。

 ジュリアーニ氏は「虚心坦懐(たんかい)にアドバイスしている」とし、同氏が“側近”の一人であることをトランプ氏も認めている。

 前国防情報局(DIA)長官のマイケル・フリン氏も事実上のアドバイザーで、「トランプ氏は普通ではない質問をしてくる。恐ろしく理解力が早く、最初に会ったときに強烈な印象を受けた」と語っている。

 トランプ氏が、大統領に就任した暁には財務長官に起用するとした、投資家のカール・アイカーン氏らもいる。だが、政治家につきもののスピーチライターが見当たらない。トランプ氏自身が「広告塔」なのだ。

 こんなエピソードがある。長らくトランプ氏の政治顧問を務め、ニクソン、レーガン両元大統領の選挙運動に従事したロジャー・ストーン氏をクビにしたのだ。

 ストーン氏は13ページのメモを手渡し、「現在の経済システムは、国民を不正に操作している」と訴えるようアドバイスした。トランプ氏はしかし、メモを投げ捨てて言い放った。

 「メモには従わない。投票と世論を先導するのは自分だ」

 つまり、「トランプ氏自身が戦略や有権者へのメッセージなどすべてを管理している」(関係者)のだ。

3106チバQ:2016/02/28(日) 19:26:42
http://www.sankei.com/world/news/160228/wor1602280009-n1.html
2016.2.28 13:00
【トランプ研究・下】
「アメリカン・ドリームは死んだ」 多数論証、脅迫論証、逆言法-扇動家が頼る修辞法

米大統領選の共和党候補指名争いでトップに立つドナルド・トランプ氏は、テレビ番組とお茶の間のタレントのようであり、傲慢で怒りっぽい「扇動家」でもある。その特徴は、国民の偏見を利用し、理性ではなく感情に訴える手法を駆使していることだろう。

 テキサス農工大学のジェニファー・マルシエカ教授(コミュニケーション学)は、トランプ氏の修辞法の特徴を次のように分析する。

 それは(1)「世論調査が示している」といった、大衆が納得しやすい「多数論証」(2)自身への批判に対し、議論ではなく「でくの坊」「弱虫」などと相手の人格批判で応じる(3)「私に歯向かう者はボロボロになる」などの「脅迫論証」(4)「それについては話したくない」と、責任を回避し話題を転換する「逆言法」-といった手法が目立っていることだ。

 扇動家はこうした修辞法に頼りがちで、しかも「事実」には関心がなく、誤った前提に基づき立論することが多いという。例えば、トランプ氏はイスラム教徒について、「ジハード(聖戦)をひたすら信じて憎悪で満ち、人命を尊重しない-と定義している」と指摘する。

 トランプ氏はまた、「米国を再び偉大な国にする」と訴え、拍手喝采を浴びている。だが「どのように」という具体性には乏しい。

 にもかかわらず、支持が幅広い層に浸透しているのはなぜか-。

 世論調査結果や、既存の政治と政治家に不満を抱く「怒れる有権者」の声からは、「『私を信じよ』という自信に満ち、彼なら何かを変えてくれそうだと思わせる。その方が具体性はなくても説得力がある」(支持者の一人)という感覚が浮かび上がる。

 オバマ大統領は「変革」を掲げて登場し、民主党の大統領候補指名を争うバーニー・サンダース上院議員は、「革命」という最も強い言葉を使う。トランプ氏からは「改革」という言葉も聞かれず、「米国を再び偉大な国にする」などのスローガンを代用している。

 そうしたせりふに支持者が魅了されるのは、「オバマ政権下で閉塞(へいそく)感が強まり、生活も苦しくなり、『アメリカン・ドリーム』がなくなったと感じているからだ」(政治アナリスト)という見方がある。

 トランプ氏も、「悲しいことにアメリカン・ドリームは死んだ」と発言する。大衆の意識を敏感にかぎ取る才能がある。父親の後を継いだとはいえ、「不動産王」と呼ばれるまでにのし上がり「でっかく考えて、でっかく儲(もう)けろ」(邦題)といった啓発本なども多数著している。そうしたことも支持の下地なのだろう。

 当初は「トランプ氏はテレビのショーのホストだ。政治の世界までコメディーになった」と揶揄(やゆ)された。

 しかし今や、米有力紙ワシントン・ポストが「思いもよらなかったことが不可避になりつつある。トランプ氏が指名されそうだ」と危機感を示し、共和党主流派からは「トランプ氏の阻止は手遅れか」と、悲鳴にも近い声が漏れてくる。

 「米国は分裂している」というトランプ氏の高笑いが聞こえてきそうだ。(ワシントン 青木伸行)

3107チバQ:2016/02/28(日) 19:29:40
http://www.sankei.com/world/news/160228/wor1602280031-n1.html
2016.2.28 18:26
【米大統領選】
クリントン氏、「本命」候補の底力示す 州人口3割の黒人票固める 今後の選挙戦も優位に

 【ワシントン=青木伸行】民主党のサウスカロライナ州予備選で圧勝したクリントン前国務長官は、3月1日に11州などで予備選・党員集会が一斉に実施されるスーパーチューズデーに向け、選挙戦を優位に進めており、最有力候補の地位を固めることになりそうだ。

 クリントン氏は2月の序盤4戦を、共和党の候補者指名争いで首位を走るドナルド・トランプ氏と同様に3勝1敗で終えた。クリントン氏は27日夜、「序盤の4州を切り抜けた」と勝利宣言し、スーパーチューズデーを勝ち抜くことへの自信を見せた。

 一方、サンダース上院議員は「われわれは立ち止まらない」と述べ、雪辱を誓った。

 クリントン氏は、オバマ大統領が初当選した2008年の候補指名争いでは、サウスカロライナ州の予備選でオバマ氏に敗れている。それだけに、黒人が多い南部での初戦となった今回の予備選での圧勝により南部での手応えを感じ取ったようだ。

 勝利の決め手は州人口の約3割を占める黒人の支持票だった。一方で、白人の投票者も54%がクリントン氏に投じ、白人を主な支持基盤とするサンダース氏の46%を上回った。

 サンダース氏は若者に圧倒的な人気を博しており、今回も17〜29歳では54%の支持を得たが、クリントン氏も46%と善戦。「非常にリベラル」な層でも7割が同氏に投票した。

 こうした明るい材料を得て臨むスーパーチューズデーは、夫のビル・クリントン元大統領のおひざ元であるアーカンソー州など11州と米領サモア、海外在住者の票、計894人の代議員獲得が争われる。

 各種世論調査では、クリントン氏が11州のうち9州で優勢だ。サンダース氏は地元バーモント州で優位を保ち、リベラルな土地柄のマサチューセッツ州で追い上げを見せている。

 米CNNテレビによると、これまでにクリントン氏は536人の代議員を獲得(うち特別代議員445人)し、83人のサンダース氏(同18人)との差を広げている。

3108とはずがたり:2016/02/29(月) 00:42:35
冷泉彰彦
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代
「トランプ降ろし」の仰天秘策も吹き飛ぶ、ルビオとクルーズのつばぜりあい
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2016/02/post-813.php
2016年02月25日(木)16時00分

 今週開かれた共和党のネバダ州党員集会では、ドナルド・トランプ候補が45.9%の得票率を獲得し、遂に40%の大台を突破。2位のルビオ(23.9%)、3位のクルーズ(21.4%)両候補に大差をつけています。来週3月1日の「スーパー・チューズデー」(南部の州が多いので大学スポーツリーグの名称を取って別名「SECプライマリー」とも呼ばれる)」では、共和党の場合14州で予備選または党員集会が行われますが、現在のトランプ陣営は絶好調と言っていいでしょう。

 共和党系のアナリストたちは、この事態に「真っ青」になっています。「小さな政府論」も「ブッシュのイラク戦争」も「自由貿易」も否定するトランプの存在は、共和党の中核イデオロギーを破壊するだけでなく、11月に大統領候補として担ぐことになれば、上下両院から地方選挙まで含んだ「巨大な同時選挙」が総崩れになる可能性もあるからです。

 そこで、多くのワシントンの保守派は「トランプは1位になるかもしれないが、代議員数で過半数は取れない」だろうから、その場合は7月の党大会の現場で「代議員の中で各州の予備選結果に縛られずに自由に再投票ができる州の代表」が「談合」して決選投票に臨み、トランプを排除するというシナリオを描いてきました。

 この「党大会の現場での自由な決選投票」のことを「ブローカー・コンベンション(Brokered Convention)」と言い、その場合に起きる「現場での談合」のことを「フロア・ファイト(Floor Fight)」というのですが、64年ぶりにそれに持って行こうというのです。共和党の全国委員会のラインス・プリーバス委員長も「あらゆる可能性を排除しない」と明言していました。

 ところが、この「構想」に暗雲が漂ってきました。というのは、トランプはもしかしたら、この調子で行くと、代議員数で過半数を取ってしまうかもしれないのです。プリーバス委員長は、現在の情勢を見て「誰が当選しても自分は祝福せざるを得ない」とトーンダウンをしてきています。さすがに代議員数で過半数を取った人間を「降ろす」のは難しいし、そんなことを口にしては共和党の党内民主主義が制度的にも崩壊するからです。

 しかし、それでもトランプが予備選に勝って統一候補になるのは困ると考える人は沢山いるようです。そこで、ある「秘策」が検討されていると言われています。ターゲットは終盤に予定されている6月7日の予備選です。実は3月15日以降に予定されている予備選の多くは「1位が代議員を総取り」する規定になっていて、例えばこの6月7日に実施される5州はすべてそうなっています。ここには代議員数が全米最大(172人)のカリフォルニアと、都市型選挙区のニュージャージー(代議員数51人)が含まれています。

 この合計223人の代議員を「トランプに渡さない」ことに成功すれば、トランプは「1位だが過半数ではない」ということになり、見事に「ブローカー・コンベンション」が成立し「フロア・ファイト」という「談合」に持ち込めるというのです。

 NBCのベテラン政治記者チャック・トッドは、カリフォルニアを取るだけの目的でミット・ロムニー前大統領候補を担ぐ動きもあると指摘していますが、トッドのような「ビッグネーム」が言い始めているというのですから、あながち根拠のない話ではなさそうです。

3109とはずがたり:2016/02/29(月) 00:42:52
>>3108-3109

 ところが、これには異論もあります。仮に「フロア・ファイト」となった場合、現在の勢いからすると「2位のルビオ」と「3位のクルーズ」を、どちらかに一本化しなくてはなりません。ですが、この一本化が政治的に不可能だというのです。

 これはワシントン・ポスト紙のジム・タンカーズリー記者が指摘しているのですが、「ルビオはクルーズが大統領になるのは困る」「クルーズはルビオが大統領になるのは困る」という強い政治的な「利害」対立を持っているというのです。というのは、2人は共に44歳(ルビオ)、45歳(クルーズ)と若いところがミソで、仮に今回がダメでも「将来大統領になるチャンスがある」と考えているに違いないからです。

 例えば、クルーズの側から見ると、仮に今回ルビオが大統領になってしまうと、8年やって退任する場合には、その副大統領が有力な後継者になる可能性があります。そうなると12年とか16年待たされる危険が出てきます。

 では、クルーズがルビオの副大統領になればいいかというと、その場合でも8年待って禅譲に期待するしかなくなります。それ以前の問題として、ルビオの副大統領候補にしてもらっても、今回負ければ、「自分も一緒に負けて」しまうことになり、ペイリンやライアンのような立ち位置に追いやられてしまいます。

 また、ルビオが4年やって再選で負けた場合、仮に自分が副大統領であれば、敗北の責任は自分も背負わされます。また2020年に民主党の若い実力者に政権を取られると、そこから4年後の相手の再選狙いの際にチャレンジャーになっても勝ち目は薄くなります。ルビオの側から見ても、この構図は全く一緒です。

 では、このままの勢いでトランプが共和党の統一候補になるのはどうなのでしょうか? 実は、この2人にとってはそんなに悪い話ではありません。トランプが本選で負けて、ヒラリーが勝ったとして、ヒラリーの最初の4年が好景気で推移するとはとても思えないし、年齢の問題もあるので、2020年にヒラリーに挑戦する形で出馬すれば勝ち目はあるというわけです。

 年齢的にも48歳とか49歳という「大統領選適齢期」に勝負をかけることができるし、「ヒラリーを打ち負かす」チャンスとしては、今年より2020年の方が可能性は高いという計算もできます。

 ですから、ルビオとクルーズにとっては、「自分が予備選に勝って統一候補になる」のが良いのは当たり前ですが、次善の策としては「トランプを予備選で勝たせて本選で負けさせる」シナリオなのです。そして「ルビオにとってはクルーズが」「クルーズにとってはルビオが」党大会で勝利するのは「絶対に避けたいシナリオ」だというのです。政治家らしいゲーム理論ですが、これはこれで説得力があります。

 しかし、4位以下はもう「泡沫候補」のレベルとなって撤退が始まっている現状では、「トランプを降ろす」ためには、2位のルビオと3位のクルーズを一本化させるしかありません。それでもこの2人が組めないというのであれば、「トランプ勝利」の可能性は相当高くなるでしょう。

 こうした現状をうかがって、これまでゼロだった議会共和党からの「トランプ支持」がポツポツ出始めました。「スーパー・チューズデー」直前の共和党は大混乱の中にあります。

3110チバQ:2016/02/29(月) 04:53:02
1051 :チバQ :2016/02/29(月) 04:50:28
http://news.livedoor.com/article/detail/11234931/
【米大統領選】トランプ氏支持にあの悪名高い団体の元最高幹部 今後の選挙戦に影響も

2016年2月28日 19時39分 産経新聞
 【ニューヨーク=松浦肇】米国の白人至上主義者からなる秘密結社、クークラックスクラン(KKK)の元最高幹部が米大統領選の共和党候補指名争いでトップに立つドナルド・トランプ氏の支持に回り、物議をかもしている。

 トランプ氏が掲げる不法移民対策やマイノリティーに対する差別的姿勢が注目された格好だが、米国で悪名の高い極右組織の元幹部が「味方」に付いたことで、トランプ氏の今後の選挙活動に影を落とす可能性がある。

 ニューヨークの地元紙デイリー・ニュースによると、KKKの元最高幹部で白人至上主義者として知られる政治活動家のデイビッド・デューク氏がラジオ番組でトランプ氏支持を呼びかけたという。デューク氏は1980年代後半から90年代前半にかけて米大統領選に立候補した経歴があるが、KKKとの関係が暴かれて全米で批判された。

3111チバQ:2016/02/29(月) 04:54:21
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160229k0000m030072000c.html
<米大統領選>1日序盤の天王山 トップ2人優勢揺るがず

02月28日 22:50毎日新聞

<米大統領選>1日序盤の天王山 トップ2人優勢揺るがず
スーパーチューズデーの予備選・党員集会実施州
(毎日新聞)
 米大統領選候補指名争いは3月1日、予備選・党員集会が集中する序盤の天王山「スーパーチューズデー」を迎える。多くの州で、民主党ではヒラリー・クリントン前国務長官(68)、共和党では不動産王のドナルド・トランプ氏(69)が世論調査の支持率でリードしている。【コロンビア(米南部サウスカロライナ州)西田進一郎】

 ◇民主党

 クリントン氏は、サウスカロライナ州予備選で圧勝し、黒人層の支持の高さを見せつけた。1日に民主党が予備選・党員集会を開く11州のうち、7州は南部州。黒人が多い南部はクリントン氏を守る「防火壁」になると予想される。バーニー・サンダース上院議員(74)はこの防火壁を破らなければ、指名獲得への道を切り開くのは難しい。

 事前の世論調査の支持率では、クリントン氏が11州のうち9州でサンダース氏をリードしている。

 「私たちは『米国を再び偉大に』する必要はない。偉大さを失ったことは決してないのだから」

 クリントン氏は27日、サウスカロライナ州予備選の勝利宣言で、共和党の最有力候補トランプ氏のスローガンを真っ向から否定した。さらに「米国を再び一体化する必要がある。壁を築くよりも障壁を取り除かねばならない」と語った。不法移民対策としてメキシコとの国境に巨大な壁を造るというトランプ氏の公約を強烈に皮肉った形で、本選を視野に入れたけん制だ。

 序盤3戦で波に乗れなかったクリントン氏は、南部での初戦となるサウスカロライナ州での戦いを重視した。南部出身の夫ビル・クリントン元大統領の根強い黒人人気を基礎に、オバマ大統領の後継者は自分だと強調し、「構造的な人種差別を終わらせる」と訴えた。狙い通り、サウスカロライナ州でサンダース氏に約48ポイントの大差をつけて勝利した。

 一方、サンダース氏がリードするのは、東部の地元バーモントと隣接するマサチューセッツの2州のみ。圧勝が期待できるバーモント州を除き、サンダース氏が力を入れるのがマサチューセッツ州とオクラホマ州だ。オクラホマ州も南部だが黒人比率は低く、クリントン氏の強みが出にくい。続いて比較的白人が多い中西部ミネソタ、西部コロラド両州も視野に入れる。

 全米に組織を持たず、支持議員なども少ないサンダース氏にとって同時に多くの州で選挙運動を展開するのは難しい。できるだけ多くの場所で大規模集会などを開き、知名度を上げて、格差是正などの主張を広げたい考えだ。

 ◇共和党

 共和党の候補指名争いは1日、11州で党員集会・予備選が行われ、全代議員の約4分の1にあたる595人の配分が決まる。うち7州が保守的なキリスト教徒が多く住む「バイブルベルト(聖書地帯)」と呼ばれる地域に重なる。最有力候補のトランプ氏は初戦アイオワ州で2位だった後、3連勝中。他の候補は攻めあぐねており、トランプ氏が圧勝して候補指名に近づく可能性がある。

 トランプ氏は穏健派の多い東部ニューハンプシャー州、保守派の多い南部の初戦サウスカロライナ州でいずれも勝ち、穏健派と保守派の垣根を越え、性別も年齢層も問わず、各層から広く支持を集めている。距離を置いていた連邦議会議員や穏健派のクリス・クリスティー・ニュージャージー州知事(53)が支持を表明するなど、勢いが加速している。

 世論調査では、11州のうち9州でトランプ氏がリード。スーパーチューズデーで圧勝して早期の指名争い決着につなげたい考えだ。

 全米の支持率で2位につける保守強硬派のテッド・クルーズ上院議員(45)は大票田の地元テキサス州で勝利し、食い下がりたい。キリスト教保守派を支持基盤とする同氏は、初戦のアイオワ州を制し、保守的な南部で勝利を重ねて指名獲得を目指す戦略だった。しかし、サウスカロライナ州でトランプ氏に敗れるなど切り崩されており、予断を許さない状況だ。

 マルコ・ルビオ上院議員(44)は党主流派を糾合して対抗する戦略だ。しかし、序盤4州で勝利はなく、「対トランプ」の対抗軸になれていない。支持率4位にとどまる主流派のジョン・ケーシック・オハイオ州知事(63)は3月15日にある同州予備選を念頭に戦い続けており、現時点では一本化も困難。まずはミネソタ州やバージニア州などで勝ち、対抗軸としての足場を固めることが急務だ。

3112チバQ:2016/02/29(月) 04:59:31
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20160228-00000539-fnn-int
米大統領選 外信部編集委員が大胆に解説します。
フジテレビ系(FNN) 2月28日(日)19時29分配信
アメリカ大統領選、3月1日はヤマ場といわれる「スーパーチューズデー」です。
トランプ氏とヒラリー氏の一騎打ちになるのか、それとも大番狂わせあるのか。外信部・風間 晋編集委員が大胆に解説します。

注目のスーパーチューズデーは、複数の州で、予備選や党員集会が開かれ、勝敗が積み上がっていく方式だが、今回、3月1日に開かれるのは、11の州。

(このヤマ場に向けて、現在の情勢は?)
まず、民主党なんですけれども、サウスカロライナ州で、大差で勝ったヒラリー氏が、スーパーチューズデー以降も、その組織力や資金力に物を言わせて、サンダース氏との差をぐんぐん広げていくと思います。
一方 共和党ですけれども、こちらはトランプ氏が快調です。
クルーズ氏は、キリスト教強硬派頼みですし、ルビオ氏は、長く共和党を牛耳ってきた主流派をまとめきれず、いずれも伸び悩んでいます。
政治を変えたい、だけれど、宗教がかるのはちょっと嫌だなという人たちが、こぞってトランプ氏を支持するという構図になっていると思います。

(トランプ氏も、予想以上に勢いが落ちていないと。このままいくと、ヒラリー氏とトランプ氏、一騎打ちになる?)
その可能性が一番高いんですけれども、もしかしたら、もう一波乱あるかもしれないなと思っていて。

(もう一波乱、第3の候補者、マイケル・ブルームバーグ氏の本選挙参戦。これは、どういうこと?)
ブルームバーグ氏は、経済情報のブルームバーグ社のCEO(最高経営責任者)で、世界14位の大富豪なんですね。
しかも、ニューヨーク市長を3期12年の経験と実績があって、これまで何度も大統領選挙に出るんじゃないかと取りざたされては、見送ってきた経緯があります。
ところが、ことしは、共和党がトランプ氏じゃないですか。
そして、民主党もヒラリー氏が、左に行き過ぎているということで、両方の党も、今、アメリカ国民が望んでいる候補者を出していないといって、怒っているんですね。
そこで、3月の初旬には、今度こそ、自ら無所属で出馬を表明するんじゃないかという観測が出ているんです。

(無所属でなんですね。ブルームバーグ氏の政治的なスタンスは?)
一言で言うと、共和党的な小さな政府を支持しているんですけれども、同時に、中絶の容認とか、銃規制の推進など、リベラル色もあって、中間層に幅広くアピールできる人だといわれているんですね。
しかも、CEO(最高経営責任者)としてのリーダーシップは、折り紙つきなんです。

(もし、ブルームバーグ氏が参戦して、中間層を取り込むとなると、この選挙戦の様相はガラッと変わる?)。
11月の本選挙で、誰も過半数を取れずに終わる可能性、それを想定しておくべきなんじゃないかなと思います。

(そうなると どうやって大統領を決める?)
それが、200年ぶり決着ルール復活。
合衆国憲法修正12条に、その決着ルールが書いてありまして、連邦議会下院が、大統領を選出します。副大統領は上院が決めます。

(議会が大統領を選べる?)
このルールに従って、議会が大統領を選んだのは、1824年の一度きりなんです。
ブルームバーグ氏が出馬したら、ほぼ200年ぶりの事態ということがあるかもしれない。
これまでの経験則や常識が全く通用しないといわれる、ことしの大統領選にふさわしい決着だと思いませんか。

まず当面は、3月1日のスーパーチューズデーに注目が集まる。

3113とはずがたり:2016/02/29(月) 18:59:58
最高裁もトランプの行動をストップ出来るやろうしね。

「米軍はトランプ大統領の命令拒否できる」元CIA長官
http://jp.wsj.com/news/articles/SB10195177451869553360604581567721214899738?mod=trending_now_1
By DAMIAN PALETTA
2016 年 2 月 28 日 12:30 JST

 米国の国家安全保障局(NSA)長官や中央情報局(CIA)長官を歴任したマイケル・ヘイデン退役空軍大将は、ドナルド・トランプ氏が大統領に選出され、公約を実施した場合、米軍は最高司令官となるトランプ氏の命令の一部を拒否するだろうと述べた。

 ヘイデン氏は最近まで、共和党の大統領候補指名争いから撤退したジェブ・ブッシュ氏のアドバイザーだった。

 ヘイデン氏はHBOのトーク番組「リアル・タイム・ウィズ・ビル・マー」のインタビューで、「トランプ氏が選挙運動中の公約を行動に移すような政治を行えば、非常に心配になる」と述べた。

 共和党の大統領候補指名争いでトップを走るトランプ氏は、大統領に選出されればテロリスト容疑者に対し、「水責め」の復活など拷問を行うと公約。

 また、米軍に命令してテロリストの家族らを殺害することも示唆している。これはジュネーヴ条約違反であるとの指摘もある。

 ヘイデン氏は、トランプ氏がホワイトハウスから命令を下した場合、軍部はその一部を拒否する必要があると指摘。「米軍は違法な命令に従う必要はない。(トランプ氏の提案の一部は)武力紛争に関するすべての国際法違反になる」と話した。

3114チバQ:2016/02/29(月) 22:46:15
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201602/CK2016022902000244.html
民主予備選3勝目のクリントン氏 本選に軸足、トランプ氏の資質批判

2016年2月29日 夕刊


28日、米テネシー州メンフィスの教会で演説するクリントン前国務長官=AP・共同
写真
 【ワシントン=石川智規】米大統領選の民主党指名候補争いをめぐり、ヒラリー・クリントン前国務長官(68)は二十八日、南部テネシー州の教会で演説。「私たちはより寛容にならなければいけない。米国の融和を図る必要がある」と訴えた。共和党の不動産王ドナルド・トランプ氏(69)が好戦的な発言を続けることを念頭に、同氏との違いを打ち出した。
 クリントン氏は「(トランプ氏が)米国を再び偉大な国にと言うが、米国は今も偉大だ。むしろ私たち米国は一体になる必要がある」とトランプ氏を念頭に批判。「なぜ私たちは景気回復が必要か。共和党が経済を壊したからだ」と強調した。
 前夜の南部サウスカロライナ州予備選で圧勝したクリントン氏。指名候補争い当初は苦戦が続いたが、三勝一敗となり再び勢いがついてきた。三月一日に行われる序盤戦最大のヤマ場「スーパーチューズデー」だけでなく、大統領選の本選も見据えた発言が増えつつある。
 この日演説したテネシー州は、スーパーチューズデーで予備選が行われる場ともなる。

3115チバQ:2016/02/29(月) 23:02:35
http://www.sankei.com/world/news/160229/wor1602290027-n1.html
2016.2.29 20:26
【米大統領選】
支持集める「反TPP」候補 雇用縮小で
 【ワシントン=小雲規生】11月の米大統領選に向けた候補者指名争いで、2月4日に日米などが署名した環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)を批判する候補者が支持を集めている。論戦では共和党、民主党ともに有力候補がTPP批判を展開し、支持派の候補者は苦戦を強いられている。背景にあるのは2000年代に入って、米国内で製造業の雇用が約500万人も失われている現実で、候補者たちは反TPPに駆り立てられている。

 「米国は日本との間で本当にぞっとするような合意をした」。共和党の候補者指名争いをリードする不動産王のトランプ氏は2月24日、予備選を1日に控えたバージニア州の大学でのイベントでTPPを酷評した。

 トランプ氏は2月20日にもサウスカロライナ州予備選勝利後の演説で「米国は貿易で勝てていない。中国や日本が米国にしていることを見てみろ」とオバマ政権を批判し喝采を浴びた。日中が為替操作で輸出を促進しているとの批判も繰り返し、中国からの輸入品への高関税も視野に入れる。

 民主党のクリントン前国務長官は23日、新聞への寄稿でTPP反対を改めて強調。サンダース上院議員は1994年発効の北米自由貿易協定(NAFTA)にも反対してきた筋金入りの反自由貿易派だ。

 これに対して自由貿易に前向きな候補は苦戦している。TPP支持を明言し、トランプ氏が唱える中国製品への高関税を「米国内での中国製品の価格が高くなるだけだ」と批判したルビオ上院議員はトランプ氏に先行を許した。「(中国製品に高関税をかければ)中国は当然、報復として米国製品に高関税をかけるだろう」とトランプ氏を批判していたブッシュ元フロリダ州知事は、選挙戦からの撤退に追い込まれた。

 自由貿易に懐疑的な言動への支持の背景には、米国内で製造業の雇用が大幅に減っている事情がある。米労働省によると、1999年末に1730万人いた製造業での就業者は2015年末には1230万人まで減った。かつては30%を超えていた非農業部門の就業者数に占める製造業の割合は現在では9%程度だ。

 有権者の間では、雇用縮小の理由はNAFTAや01年の中国の世界貿易機関(WTO)加盟で、メキシコや中国からの輸入が有利になったことにあるとの思いが強い。米紙ワシントン・ポストのコラムニスト、ユジーン・ロビンソン氏は「自由貿易協定への反対は製造業の海外流出で取り残された労働者階層に希望を与えている」とみる。

 一方、経済の専門家の間では、自由貿易協定は輸出を後押しし、経済全体を拡大させるとの声が強い。また製造業での雇用減少は世界中でみられる現象で、技術革新により生産活動にかかる人手が少なくなったことが主要因だともされる。リベラルな論調で知られるノーベル経済学賞受賞者のクルーグマン・ニューヨーク市立大学教授も「保護主義的な政策をとっていても製造業の雇用減少は起きていただろう」とする。

 ただ米国では大手企業が国内生産を縮小して、海外での生産を増やす事例が多いことも事実だ。米メディアには「有権者は小難しい経済学上の議論に興味はない。候補者に求めているのは雇用を守る強いメッセージだ」との指摘もある。

 候補指名争いは、予備選・党員集会が集中する1日のスーパーチューズデーで最大のヤマ場を迎えるが、TPPへの各候補の対応も焦点の一つとなりそうだ。

3116チバQ:2016/03/01(火) 00:21:54
http://www.asahi.com/articles/ASJ2Y3WJ5J2YUHBI00M.html
トランプ氏対ルビオ氏、罵倒激化 主要メディアあきれ顔
ニューヨーク=金成隆一2016年2月29日22時06分
 米大統領選の共和党候補者指名争いで、先頭を走る実業家トランプ氏(69)と、追い上げを図る上院議員ルビオ氏(44)の非難合戦が激しくなっている。前半戦の山場、全米11州で予備選・党員集会がある3月1日のスーパーチューズデーを目前に、小学生並みの口げんかが続いている。

 「トランプ氏の毛穴は日焼け用スプレーで詰まっているから、汗をかかないんだ」「保守運動を詐欺師に乗っ取られるな」。2月28日、ルビオ氏はバージニア州の演説でトランプ氏への批判を展開した。世論調査で差を広げられ、縮まりそうにない。これまで外交分野などでの政策論争でアピールし、個人攻撃を避けてきたが、戦略を変えた模様だ。テレビ番組でも「天下一品の詐欺師」と非難を繰り返した。

 攻勢が目立ったのは25日の討論会。トランプ氏が「(国境に)壁を作り代金はメキシコに払わせる」と訴えると、横から「トランプ・タワーのように不法移民の労働者を雇うのか」。トランプ氏が雇用流出を問題視すれば、「(トランプ・ブランドの)ネクタイや服は海外産。なぜ米国で作らない」。

 トランプ氏も黙ってはいない。ルビオ氏を「小さなルビオ」「軽量級」とさげすみ、「討論会で彼はプールから出てきた直後のように汗だらけだった」「(ロシアの)プーチンと向き合うには汗をかかない人間が必要だ」。

 集会では「ルビオのマネだ」と言いながら、ペットボトルの水を会場にまき散らし、大喝采を浴びた。討論会で水をよく飲むルビオ氏への中傷だ。

 主要メディアは「校庭でのとっくみあい」(米ニューヨーク・タイムズ紙)などとあきれている。(ニューヨーク=金成隆一)

http://www.asahi.com/articles/ASJ2Q415XJ2QUHBI00T.html
ルビオ氏に追い風? 応援団はまるで「ベネトンのCM」
サウスカロライナ州コロンビア=中井大助2016年2月23日19時36分
■ウォッチ 米大統領選2016

 「まるでベネトンのコマーシャルでしょ!」
 20日にあったサウスカロライナ州の共和党予備選の前日、同州のニッキー・ヘイリー知事が声を上げた。

 ヘイリー氏は直前にマルコ・ルビオ上院議員の推薦を決めたばかり。この日は同州のティム・スコット上院議員、トレイ・ガウディ下院議員と一緒に応援演説に立った。

3117チバQ:2016/03/01(火) 00:22:23
http://mainichi.jp/articles/20160301/k00/00m/030/050000c
米大統領選
注目 序盤の山場「スーパーチューズデー」

毎日新聞2016年2月29日 19時45分(最終更新 2月29日 20時27分)
民主のクリントン氏、共和のトランプ氏 どうなる勢い

 【ワシントン西田進一郎】米大統領選に向けた民主、共和両党の候補指名争いは3月1日、計12州と米領サモアで予備選・党員集会が一斉に開かれる序盤の山場「スーパーチューズデー」(決戦の火曜日)に突入する。序盤4州で3勝した民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)と共和党の不動産王ドナルド・トランプ氏(69)が、多くの州で勝って指名獲得に向けた流れを揺るぎないものにできるかどうかが焦点だ。

 クリントン氏は2月27日のサウスカロライナ州予備選で7割を超える得票で圧勝し、勢いが出てきた。支持の厚い黒人やヒスパニック(中南米系)など非白人が多い南部7州で多くの勝利を重ねる戦略だ。西部コロラド州や中西部ミネソタ州でも優勢で、バーニー・サンダース上院議員(74)を突き放す可能性がある。

 共和党の注目点は「トランプ氏を止められるのか」。保守派強硬派のテッド・クルーズ上院議員(45)と主流派のマルコ・ルビオ上院議員(44)がトランプ氏への批判を強めて突破口を探るが、奏功していない。3連勝中のトランプ氏が候補指名を獲得するとの見方は強まっており、下院議員や有力知事らに続いてジェフ・セッションズ上院議員が28日に上院議員としては初めて支持を表明した。

 スーパーチューズデーで共和党の予備選・党員集会が行われる11州では、ほとんどの州の世論調査でトランプ氏が支持率トップ。米NBCテレビなどが28日に発表した南部3州の世論調査でも、ジョージア州で7ポイント、テネシー州で18ポイントの差をつけている。ただ、クルーズ氏の地元テキサス州では、クルーズ氏が13ポイント差をつけてトランプ氏を抑えている。

 共和党は3月15日から1位の候補が州に割り当てられた全代議員を獲得する「勝者総取り」を採用する州が出てくる。このため、クルーズ氏やルビオ氏がスーパーチューズデーで複数の州で勝ち、代議員数の差でトランプ氏に迫っておけば、3月15日以降の州で逆転を狙うこともできる。

3118チバQ:2016/03/01(火) 20:17:08
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201603/CK2016030102000139.html
米大統領選序盤戦 「反主流派」が異例の躍進 格差、貧困への怒りが背景

2016年3月1日 朝刊


 【ワシントン=石川智規】二〇一六年米大統領選は当初、「ブッシュ対クリントンの戦い」と言われた。ところが二月に入り指名候補選びが本格化すると構図は一変。共和党の不動産王ドナルド・トランプ氏(69)と、民主党のバーニー・サンダース上院議員(74)という二人の「反主流派」が、格差や貧困に憤る米国民と共鳴し主要候補を揺さぶっている。異例の展開をたどる序盤戦を振り返った。
 「アメリカを再び偉大な国に」。得意のフレーズに支持者らが大歓声で応える。トランプ氏演説会でお決まりの風景だ。
 掲げる政策は、シリア難民の本国送還やイスラム教徒の入国禁止など極端なものが多い。円安でコマツの建設機械が売れ、米国民の職を奪うと日本を敵視する。対立候補への悪態も多い。強烈な主張はしかし、変革を期待する国民の心をつかんだようだ。時折、イラク戦争批判などリベラルな主張を織り交ぜる点も支持を広げる源泉となる。
 共和党は当初、十人以上の立候補者が乱立した。だが、二月に入りトランプ氏優位の風が強まると、ジェブ・ブッシュ元州知事(63)ら撤退者が相次いだ。現在も選挙戦を展開するテッド・クルーズ(45)、マルコ・ルビオ(44)の両上院議員は、スーパーチューズデーの結果次第で厳しい立場に追い込まれる。
 民主党は、ヒラリー・クリントン前国務長官(68)とサンダース氏の一騎打ちの構図だ。
 米テレビ局の世論調査では、昨年三月のクリントン氏の支持率が61%で指名が確実視された。しかし国務長官時代に公務で私用メールアドレスを使った問題などで支持が続落。今年二月中旬の全国調査では、クリントン氏44%に対し、サンダース氏47%となった。
 サンダース氏は、既存の政治家や富裕層が牛耳る現状を指摘し「もうたくさんだ」と繰り返す。また「クリントン氏はウォールストリート(金融街)から献金を受けている」と批判し、経済格差に不満を抱く若者を中心に支持を広げた。
 しかし、指名候補選びの舞台が南部州に移ると黒人層から根強い人気を誇る夫のビル氏やオバマ大統領とのつながりをアピールするクリントン氏が勢いを取り戻してきた。
 これまでの四戦中、クリントン氏は三勝一敗。サンダース氏にとって、三月は正念場となる。

3119チバQ:2016/03/01(火) 20:26:12
http://www.sankei.com/world/news/160301/wor1603010012-n1.html
2016.3.1 08:45
【米大統領選】
トランプ氏さらに支持拡大 共和党、残り候補合計超す
 米CNNテレビは2月29日、大統領選の共和党指名争いで、実業家トランプ氏(69)の支持率が49%に達し、残り4候補の合計を上回ったとの最新世論調査結果を発表した。党員集会や予備選が集中する3月1日のスーパーチューズデーを前に、さらに勢いを増していることが明らかになった。

 民主党はクリントン前国務長官(68)が55%、サンダース上院議員(74)が38%。米メディアでは11月の本選がクリントン、トランプ両氏の対決となる流れだとの論調が目立ち始めている。

 世論調査は2月24〜27日に実施された。共和党支持者の間でのトランプ氏の支持率49%は昨年6月の出馬表明以降、最高。主流派ルビオ上院議員が16%、保守強硬派クルーズ上院議員が15%、元神経外科医カーソン氏が10%、ケーシック・オハイオ州知事が6%。(共同)

3120チバQ:2016/03/02(水) 00:07:29
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016030101002474.html
トランプ氏、本選は不利との予想 CNN世論調査

2016年3月1日 23時18分


 【ワシントン共同】米CNNテレビは1日、米大統領選の共和党候補者選びで実業家トランプ氏が指名を獲得した場合、11月に行われる民主党候補との本選では不利となることが予想されるとの世論調査結果を発表した。
 民主党のクリントン前国務長官とトランプ氏が本選で戦うことになった場合、どちらに投票するかの設問で、クリントン氏に投票と答えた人は52%、トランプ氏に投票との回答は44%だった。サンダース上院議員とトランプ氏との一騎打ちの場合は、サンダース氏55%、トランプ氏43%だった。
 調査結果は、有権者920人に2月24〜27日に行った電話聞き取りに基づいている。

3121チバQ:2016/03/02(水) 00:08:25
http://www.sankei.com/world/news/160301/wor1603010050-n1.html
2016.3.1 20:46
【米大統領選】
最大のヤマ場「スーパーチューズデー」始まる トランプ、クリントン両氏はどこまで迫るか

 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選に向けた民主、共和両党の候補指名争いは1日、予備選・党員集会が集中する「スーパーチューズデー」を迎えた。世論調査によると、民主党はヒラリー・クリントン前国務長官(68)、共和党は不動産王のドナルド・トランプ氏(69)が優勢。指名には両党所定の代議員数の過半数を獲得する必要があり、2人がどれだけ近づくかが焦点だ。

 民主党は11州と米領サモアで予備選・党員集会が行われ、海外在住者の投票も始まる。米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」(RCP)による最近世論調査の平均値では、南部7州などでクリントン氏が優位にある。バーニー・サンダース上院議員(74)は地元・東部バーモント州でクリントン氏を圧倒。隣接するマサチューセッツ州で接戦に持ち込んでいるもようだ。

 サンダース氏は公立大学の授業料無料化などの主張が若年層から支持され、緒戦2州で善戦。しかし、クリントン氏は第4戦の南部サウスカロライナ州で黒人票を手堅くまとめて圧勝した。スーパーチューズデーに予備選を行う州も黒人票の比重が大きく、クリントン氏に有利とみられる。

 米CNNテレビによると、これまでの獲得代議員数はクリントン氏551人(うち特別代議員460人)に対し、サンダース氏85人(同20人)。

 11州で投票が行われる共和党は、3連勝しているトランプ氏の勢いを他の候補が止められるかが見どころだ。RCPによると、テッド・クルーズ上院議員(45)が地元の南部テキサス州や同アーカンソー州で優位だが、他はトランプ氏が優勢で、主流派のマルコ・ルビオ上院議員(44)は伸び悩んでいる。

 トランプ氏が圧勝すれば指名獲得の可能性が強まる。一方、クルーズ氏は全米で2番目に代議員が多く割り振られているテキサス州を制するかが注目される。ルビオ氏は15日の地元・南部フロリダ州での戦いにつながる結果を出せるかが焦点だ。これまでの獲得代議員数(CNN調べ)はトランプ氏82人、クルーズ氏17人、ルビオ氏16人。

3122チバQ:2016/03/02(水) 00:09:11
http://www.sankei.com/world/news/160301/wor1603010051-n1.html
2016.3.1 20:47
【米大統領選】
どうして火曜日に集中? スーパーチューズデー、馬車移動のなごり 数々のドラマ生む 

 米大統領選の候補選びのための予備選・党員集会が集中する「スーパーチューズデー」は、数々のドラマを生んできた。火曜日に投票が行われるのは、キリスト教の安息日である日曜が過ぎ、月曜に馬車で遠方の投票所に移動したなごり。11月8日に予定される大統領選の本選も火曜日に実施されるが、スーパーチューズデーは党指名を目指す候補には特別な意味を持つ。

 2月1日のアイオワ州党員集会を皮切りに始まった候補指名争いは、7月に民主、共和両党が開く全国大会で指名候補を正式に決めるため、各州・地域の代議員を奪い合う戦い。最も多くの代議員がスーパーチューズデーの1日で決まる。

 民主党は11州と米領サモアで党員集会・予備選を開き、総代議員数4763人(過半数は2382人)の約5分の1に当たる865人を競う(特別代議員や、1日から投票が始まる海外在住者に割り振られた代議員を除く)。

 共和党は11州で投票が行われ、総代議員数2472人(過半数は1237人)の約4分の1に当たる595人を奪い合う。

 1州ずつ行われてきたこれまでの序盤4州と異なり、スーパーチューズデーは全米レベルで他党の指名候補と戦うことができるか、真の実力が問われる。

 スーパーチューズデーは1984年、大統領候補選びへの影響力を持とうとする州が3つの火曜日に予備選・党員集会を集中させたのが始まり。88年に南部9州が3月8日に実施してから集中日として定着した。

 民主党のビル・クリントン元大統領と同党の指名候補を目指す妻のヒラリー・クリントン前国務長官はスーパーチューズデーに関して対照的な経験を持つ。

 元大統領は、全国的にはほぼ無名なアーカンソー州知事として臨んだ1992年の指名争いで、序盤戦は一進一退を繰り返していた。しかし、3月10日のスーパーチューズデーでの圧勝を機に快進撃を開始。共和党現職のジョージ・H・W・ブッシュ大統領(当時)を破ってホワイトハウス入りする地歩を固めた。

 これに対し、2008年にオバマ米大統領と指名を争った前国務長官は当初、優位とみられながら2月5日、過去最大の22州で実施されたスーパーチューズデーでオバマ氏に互角の戦いに持ち込まれた。南部諸州の黒人がオバマ氏を支持したことが響いた。指名争いは6月まで続き、最終的にオバマ氏に敗れた。(ワシントン 加納宏幸)

3123チバQ:2016/03/02(水) 00:10:16
http://www.sankei.com/world/news/160228/wor1602280040-n1.html
2016.2.29 06:00
【米大統領選】
異端の2候補が覆した法則…トランプ&サンダース支持の原動力は同根の「怒り」なのだ ニューヨーク駐在編集委員・松浦肇

 「どう解釈すればよいのか…」。米国政治研究の権威、コロンビア大学のロバート・シャピロ教授は首をかしげる毎日だ。

 「政界有力者からの支持を多く得た候補者ほど、大統領選を有利に展開する」。政治学の世界には「裏書き効果」と呼ばれる有名な法則があるのだが、「米大統領選で、当初は泡沫(ほうまつ)候補とみられた共和党のドナルド・トランプ氏と民主党のバーニー・サンダース上院議員が大健闘し、今回は法則が通用しない」(シャピロ教授)という。

 米データ解析ウェブサイトが大統領選候補の「裏書き効果」を数値化したところ、共和党はルビオ上院議員がトップで150点、2位のクルーズ上院議員が34点。民主党はクリントン前国務長官が474点で1位になった(26日現在)。

 だが、全米世論調査の平均値では上位の顔ぶれが変わる。共和党1位はトランプ氏の34%で、2位のクルーズ氏を14ポイント引き離した。民主党はクリントン氏が48%で1位だが、サンダース氏が42%と肉薄する。

 実は、トランプ氏の裏書き効果は22点。サンダース氏は3点しかない。2人の「異端」が定説を覆したのだ。

共通項は「新・負け組」

 右派の「暴言王」に左派の「民主社会主義者」。イデオロギーは正反対だが、両者の支持基盤には共通項が浮かび上がる。ともに、最近の社会構造変化で新たな「負け組」となった層で、怨嗟(えんさ)の声が満ちあふれているのだ。

 25日夜のマンハッタン。ダウンタウンにある居酒屋に10人ほどの市民が集まり乾杯した。「もう一度米国を偉大な国にしよう!」

 トランプ氏を支援する集まりで、中年の白人が目立つ。大学勤務から自営業まで職種はさまざまだが、典型的な中間層である。

 失業率は改善したが、豊かになったのは富裕層だけ。賃金上昇率は鈍く、中間層の平均所得は金融危機前の2006年から5%も減った。「暮らしは楽になっていない」(ニューヨーク郊外に住むベン・ローゼンシャインさん)だけに、自分たちの仕事を奪う恐れのある移民やマイノリティー(社会的少数派)を警戒し、中間層には手厚い社会保障を約束するトランプ氏の主張は耳に心地よい。

投票呼びかけのボランティア登場

 一方、最近のニューヨークでは、「バーニー(サンダース氏)のフォーンバンク」と称するボランティアが増えている。個人の自宅に支持者が集まり、コールセンターのように電話を使って同氏への投票を働きかける活動である。

 参加者の多くは1980〜2000年に生まれたミレニアル世代だ。その一人である33歳のブランドン・ラックダシェルさんは大学を卒業後、映画関連の仕事に就いた。「民主党ですら社会インフラの劣化を看過している。大学などの無償化を訴えるサンダース氏に共感を覚える」という。

 米政府の歳出の大半は、年金や医療保険などシニア世代向けだ。一方で大学などの学費は値上がりし、平均的なミレニアル世代は約1万6000ドルの教育ローンを抱えているとされる。

 瓦解(がかい)する中間層と、困窮する若者世代。「異端2人組」は米国社会のゆがみに便乗したのだ。

(ニューヨーク駐在編集委員・松浦肇)

3124とはずがたり:2016/03/02(水) 08:32:19
>秋に大統領選挙を控えた米国で、有権 者の間でまったく現実味が感じられないフレーズの一つに、経済は順調だという言い方がある。
日本と同じだw

米国民は怒り心頭:トランプ氏善戦の陰に大恐慌以降「最悪の景気回復」
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E7%B1%B3%E5%9B%BD%E6%B0%91%E3%81%AF%E6%80%92%E3%82%8A%E5%BF%83%E9%A0%AD%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E6%B0%8F%E5%96%84%E6%88%A6%E3%81%AE%E9%99%B0%E3%81%AB%E5%A4%A7%E6%81%90%E6%85%8C%E4%BB%A5%E9%99%8D%EF%BD%A2%E6%9C%80%E6%82%AA%E3%81%AE%E6%99%AF%E6%B0%97%E5%9B%9E%E5%BE%A9%EF%BD%A3/ar-BBqdqjw#page=2
Bloomberg
Victoria Stilwell、Sarah McGregor
2 時間前

(ブルームバーグ): 秋に大統領選挙を控えた米国で、有権 者の間でまったく現実味が感じられないフレーズの一つに、経済は順調 だという言い方がある。

  オバマ大統領が1月の一般教書で使ったように、このフレー ズを使いたければそれを裏付ける統計のヘッドラインを見つけることは 可能だ。しかしながら党候補者指名争いたけなわの現在、共和党の主流 派をドナルド・トランプ氏が脅かし、断然有利だったはずのクリントン 氏に対してバーニー・サンダース上院議員が予想以上に健闘している背 景には、米経済は順調などではないと嫌気が差している国民がいる。そしてヘッドラインの裏に潜む数字に目を向けると、国民の怒りも納得が行く。

  失業率は8年ぶりの低水準なのだろうか。確かにそうだが、 生産年齢人口全体をカバーする指標の大半は弱く、労働参加率は下降トレンドをたどってきた。経済は失速することなく6年以上も成長してき たのだろうか。確かに先進国の大半よりは良い状況だが、このペースでは生産ギャップを埋めるのはどんなに早くても2026年以降になりそう だ。賃金の伸びはようやく上向き始めたのか。全体の数字としてはその可能性もあるが、その度合いは大きくない。そもそも、誰の賃金が伸び たと言うのか。

  コップが半分空っぽになっていることを示すこうした統計 は、2009年に終息したリセッション(景気後退)がいまだに大統領選挙 の行方に影を落としている理由を説明している。ゆがんだ富の配分を批判するサンダース氏。貿易の影響で雇用が失われると猛烈に攻撃するトランプ氏。いずれも米国の政治においては目新しい主張ではない。しかし、大恐慌以降で最悪の不況とそれを受けた最も弱々しい回復を目の当 たりにして、全米の有権者はこの主張に積極的に耳を傾けるようになっ た。

  かつて米議会予算局(CBO)局長を務め、現在は中道右派 のアメリカン・アクション・フォーラムの社長を務めるダグ・ホルツエアキン氏は、「『景気後退は終わり経済は回復し、良いことずくめだ』 と言うが、『ちょっと待てよ。うちは回復どころか、むしろ悪くなっている』というのが一般世帯の反応だろう」と語る。「日常生活において目に見える現実と、耳にする話の間に大きな矛盾がある。それで国民は 怒っているのだ」と続けた。

  2018年までの米経済について、ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査では、景気後退以降の平均である2.1%成長を大きく上回るペースは予想されていない。

  欧州や日本からみればうらやましい数字かもしれない。しか し、米国の有権者が主流派を敬遠し始めた理由をこうした数字は物語っていると、ウェルズ・ファーゴ・セキュリティーズ(ノースカロライナ州シャーロット)のチーフエコノミスト、ジョン・シルビア氏は説明す る。

  「有権者は自分たちの現状と主流派の候補者らを結びつけて 考えている」とシルビア氏。「現状はあまり良くないというのが彼らの見方だ。成長率は今後7年も2-2.5%程度なのか。それではアメリカ ンドリームは多くにとってかなわぬ夢で終わる」と述べた。

原題:Angry Americans: How the 2008 Crash Fueled a Political Rebellion(抜粋)

--取材協力:Arit John、Kevin Cirilli.

3125チバQ:2016/03/02(水) 22:51:08
http://mainichi.jp/articles/20160302/dde/001/030/074000c
米大統領選
スーパーチューズデー 共和トランプ氏、6州確保 民主クリントン氏7勝

毎日新聞2016年3月2日 東京夕刊
【ワシントン及川正也】米大統領選で民主、共和両党の候補者指名争いは1日、予備選・党員集会が集中した最大決戦「スーパーチューズデー」を迎え、首位を走る民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)と共和党の実業家ドナルド・トランプ氏(69)が過半数の州を制して快勝した。両氏の優勢は一段と鮮明になり、今後は11月の本選で激戦州となる南部フロリダや中西部オハイオなど5州で実施される15日の予備選に焦点は移る。

 1日は両党がともに実施した10州に、民主党がコロラド州と米領サモアを加えた11州・1地域、共和党がアラスカ州を加えた11州で実施。争われた代議員は、民主党が865人(選挙結果に左右されないスーパー代議員を含めると1017人)、共和党が595人。7州が南部州で共和党は宗教右派、民主党は黒人票の動向が焦点となった。


選挙集会であいさつする民主党のクリントン氏=南部フロリダ州マイアミで1日、ロイター
 米メディアによると、東部時間1日午後11時20分(日本時間2日午後1時20分)現在、民主党はバーニー・サンダース上院議員(74)が地元の東部バーモント州を含む3州で勝利。南部州での勝利は初めて。クリントン氏は高い黒人支持を背景にテキサスなど南部だけで過半数の6州を制して圧勝した。

 とくに過去2回の大統領選で民主党が勝利し、共和党の独占州から共和、民主両党が競り合う「スイングステート(揺れる州)」になった南部バージニア州を制したことはカギを握る無党派層への訴求力を示した。


選挙集会で演説する共和党のトランプ氏=中西部オハイオ州コロンバスで1日、ロイター
 8年ぶりの政権奪還を目指す共和党は、トランプ氏がジョージアやバージニアなど南部5州と東部マサチューセッツ州で勝利。南部州の多くは本選で共和党が強い州。とくに共和党の「集票マシン」とされるキリスト教右派の影響力が強く、共和党の「本命候補」の座を手中にしつつあることを示した。

 最大票田の南部テキサス州は地元のテッド・クルーズ上院議員(45)が死守し、隣接するオクラホマ州も制して南部決戦でトランプ氏に食い下がった。一方、マルコ・ルビオ上院議員(44)はミネソタ州で勝利し、バージニア州などで善戦したが、トランプ、クルーズ両氏に抑え込まれて劣勢は鮮明になった。15日の地元フロリダ州での逆転にかけるが勝敗は見通せない。

3126チバQ:2016/03/02(水) 22:55:26
>>3111
>サンダース氏がリードするのは、東部の地元バーモントと隣接するマサチューセッツの2州のみ。圧勝が期待できるバーモント州を除き、サンダース氏が力を入れるのがマサチューセッツ州とオクラホマ州だ。オクラホマ州も南部だが黒人比率は低く、クリントン氏の強みが出にくい。続いて比較的白人が多い中西部ミネソタ、西部コロラド両州も視野に入れる。

バーモント:サンダース
マサチューセッツ:クリントン
オクラホマ:サンダース
ミネソタ:?
コロラド:サンダース


>マルコ・ルビオ上院議員(44)は党主流派を糾合して対抗する戦略だ。しかし、序盤4州で勝利はなく、「対トランプ」の対抗軸になれていない。支持率4位にとどまる主流派のジョン・ケーシック・オハイオ州知事(63)は3月15日にある同州予備選を念頭に戦い続けており、現時点では一本化も困難。まずはミネソタ州やバージニア州などで勝ち、対抗軸としての足場を固めることが急務だ。
ミネソタ:ルビオ
バージニア:トランプ

3127チバQ:2016/03/02(水) 22:56:27
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2016030202000246.html
2016年3月2日 夕刊


クリントン氏に勢い、8勝 米大統領選、トランプ氏6勝

 【ワシントン=斉場保伸】米大統領選挙の民主、共和両党の指名候補を決める序盤戦のヤマ場となるスーパーチューズデーは一日、全米十二州一地域で党員集会・予備選挙の投開票を行った。AP通信のこれまでの開票結果では、民主党はヒラリー・クリントン前国務長官(68)がジョージア州、バージニア州などで勝利し、勢いづいている。共和党の不動産王ドナルド・トランプ氏(69)もジョージア州、アラバマ州など過半数を制して大勝。大勢は一日深夜(日本時間二日午後)に判明する。

 スーパーチューズデーは民主党が十一州と米領サモア、共和党は十一州(両党で計十二州一地域)で党員集会・予備選を実施する最大の集中日。ここまでともに三勝のクリントン氏とトランプ氏が候補指名にどれだけ前進できるかが焦点だ。

 トランプ氏はこのほか、バージニア、テネシー、マサチューセッツ、アーカンソー各州でも勝利した。ただ、テッド・クルーズ上院議員(45)は大票田である地元テキサス州以外にもオクラホマ州で勝利。今後の戦いに希望をつないだ。マルコ・ルビオ上院議員(44)はミネソタ州で勝ったものの苦戦している。

 一方、クリントン氏は南部地域で黒人層、中南米系移民層の支持も集めてリードを拡大。テキサス、テネシー、アラバマ、アーカンソー、マサチューセッツ各州、米領サモアでも順調に勝利を積み上げている。

 対するバーニー・サンダース上院議員(74)は格差の解消を訴えて若者を中心に支持を拡大し、自らの地盤であるバーモント州で勝利。さらにオクラホマ、コロラド、ミネソタ各州の勝利を加えることで、クリントン氏に対して善戦している。

 指名候補は、六月までに各州で開かれる党員集会と予備選の結果を踏まえて獲得する代議員の過半数を得れば決まる。スーパーチューズデーで民主党は全代議員の18%に当たる八百六十五人、共和党は24%に当たる五百九十五人の配分が決まる。

3128チバQ:2016/03/02(水) 22:57:23
http://mainichi.jp/articles/20160302/dde/007/030/024000c
米国の選択
16年大統領選 スーパーチューズデー 「怒り」「安定」米世論二分

毎日新聞2016年3月2日 東京夕刊
 【ワシントン及川正也】米大統領選指名争いの天王山となった1日の「スーパーチューズデー」は、共和党の実業家ドナルド・トランプ氏(69)と民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)が大勝した。既成の「ワシントン政治」への不満と期待が交錯する中、トランプ氏は「怒り」のはけ口として、クリントン氏は経験豊かな「オバマ路線」の継承役として、それぞれ指名獲得に大きく前進した。

民主・クリントン氏、支持者「経験」強調

 【マイアミ(米南部フロリダ州)和田浩明】「ヒラリー! ヒラリー!」。1日夕、南部フロリダ州のマイアミで開かれたクリントン氏の支持者集会に集まった有権者らからは、勝利を祝う声が上がった。

 午後9時前、7州で勝利を確実にしたクリントン氏が姿を見せると、会場全体が大歓声で揺れた。「米国は常に偉大だったが、米国を一体にしなければならない」。そう呼びかけると会場からは「USA、USA!」のコールが沸き上がる。

 「今の米国に必要なのは愛と優しさだ。壁をつくるのではなく、障害をなくさなければならない」との言葉にも大きな拍手が湧いた。

 民主、共和両党の深刻な対立や共和指名争いをリードする実業家のトランプ氏らが違法移民の入国阻止の壁建設を訴えていることを意識した演説で、分裂した米国を癒やし復活させる指導者としての意欲を打ち出した。

 フロリダ州北部から車で4時間かけてやってきた女性看護師のアニータ・バルトさんは、「彼女はタフだし、上院議員や国務長官としての経験があり政策も分かっている。共和党候補は『ヒラリーを倒せ』と言うだけでまともな政策がない」と話した。東部マサチューセッツ州出身の白人男性ジェフ・ファニングさん(71)も「どんな問題でも対処できる経験の幅がある」とほめあげた。

サンダース氏、選挙戦を継続

 【エセックスジャンクション(米バーモント州)田中義郎】民主党の候補指名争いで劣勢に立たされたバーニー・サンダース上院議員(74)は、地元バーモント州など3州で勝利した。サンダース氏は地元集会で「この選挙は大統領を選ぶだけではなく、米国を変えるための選挙だ」と述べ、選挙戦を継続する意思を強調した。

 支持者たちから歓声で迎えられたサンダース氏は「経済的正義、社会正義、健全な環境、平和な世界のために全ての州で戦っていく」と力を込めた。集会に参加した建築家のネイサン・ウエストさん(23)は「サンダース氏なら政治を変えられる」と話した。

 世論調査の結果などから、スーパーチューズデーではアフリカ系米国人に人気が高いクリントン氏が有利との事前予想が並んだ。

 サンダース氏がクリントン氏と互角に戦うためにバーモントなど3州だけでなく東部マサチューセッツ州でも勝利を目指したが、クリントン氏に惜敗した。

3129チバQ:2016/03/02(水) 22:57:41
サンダース氏、選挙戦を継続

 【エセックスジャンクション(米バーモント州)田中義郎】民主党の候補指名争いで劣勢に立たされたバーニー・サンダース上院議員(74)は、地元バーモント州など3州で勝利した。サンダース氏は地元集会で「この選挙は大統領を選ぶだけではなく、米国を変えるための選挙だ」と述べ、選挙戦を継続する意思を強調した。

 支持者たちから歓声で迎えられたサンダース氏は「経済的正義、社会正義、健全な環境、平和な世界のために全ての州で戦っていく」と力を込めた。集会に参加した建築家のネイサン・ウエストさん(23)は「サンダース氏なら政治を変えられる」と話した。

 世論調査の結果などから、スーパーチューズデーではアフリカ系米国人に人気が高いクリントン氏が有利との事前予想が並んだ。

 サンダース氏がクリントン氏と互角に戦うためにバーモントなど3州だけでなく東部マサチューセッツ州でも勝利を目指したが、クリントン氏に惜敗した。

共和・トランプ氏、「本選も勝てる」自信

 【パームビーチ(米南部フロリダ州)西田進一郎】共和党のトランプ氏は1日、事前の世論調査の結果通り、保守的な南部諸州から穏健な東部マサチューセッツ州まで次々と勝利を確実にしていった。トランプ氏はフロリダ州にある自身のリゾートクラブで一部メディア向けの記者会見を開催。圧倒的な強さで「本命」候補になったトランプ氏は「米国を『再び一つに』よりも『再び偉大に』の方がいい」と語り、クリントン氏の発言を引用してけん制するなど、本選を見据えた発言も出た。

 トランプ氏は会見で、持論であるメキシコとの国境に「万里の長城」を造ることについても、改めて実現可能だと強調した。一方、共和党内で「党を分断する」と批判されていることについて聞かれると、自身は民主党支持者や無党派層までを共和党に引き寄せ、むしろ党を大きくしているなどと主張した。

 トランプ氏はこの日、予備選・党員集会がある11州ではなく、予備選が5日にあるケンタッキー州と15日にあるオハイオ州とフロリダ州に入った。オハイオ、フロリダは「勝者総取り」で争う州。対立候補、ケーシック知事(63)の地元オハイオ州と、マルコ・ルビオ上院議員(44)の地元フロリダ州で勝ち、指名獲得を決定的にしたい考えだ。

 1日午後、オハイオ州でトランプ氏は「小さなマルコ」「うそつきテッド・クルーズ(上院議員)」など、共和党の対立候補への個人攻撃を展開。クリントン氏についても「大統領としての強さも、スタミナもない」などとこき下ろし、電話で出演したテレビ番組でも「私は他の誰よりもはるかに簡単にクリントンを打ち負かすだろう」と自信をみなぎらせた。

クルーズ氏、テキサス死守

 【ヒューストン(米南部テキサス州)長野宏美】地元テキサス州とオクラホマ州で勝利した共和党のテッド・クルーズ上院議員(45)は1日、ヒューストン郊外で支持者を前に「これまで15州で勝っているのは私とトランプ氏だ。トランプ氏を倒せるのは私たちだけだ」と訴えた。

 トランプ氏が全米でリードを広げており、クルーズ氏は155人の代議員を抱える地元での勝利に生き残りをかけた。スーパーチューズデーに向けて地元に入り、同州のグレッグ・アボット知事やリック・ペリー前知事の応援を受けて集会を重ねてきた。ヒューストンの投票所で報道陣に囲まれたクルーズ氏は「地元ですら勝てない候補者は大きな問題だ」と語った。トランプ氏に対抗するため、「どの州でも勝てなかった候補者は一本化を考える時が来ている」と自身への合流を促した。だが、頼みのキリスト教福音派の票も一部がトランプ氏に流れており、懸念材料になっている。

ルビオ氏、大逆転に望み

 【マイアミ(米フロリダ州)和田浩明】「アメリカをどうしていくか。米国の将来をかけた選挙戦だ。レーガン元大統領のように強い米軍を再構築する」。共和党のルビオ氏は中西部ミネソタ州で勝利。「強い米国」を目指すと重ねて強調した。

 主流派候補の筆頭とされているが、序盤4戦で勝利なし。2月29日は1日でバージニアからオクラホマまで南部5州を駆け足で回り、当日は世論調査で勝算のあるミネソタ州入りした。クルーズ氏の地盤テキサス州のキリスト教福音派教会のリック・ミネット牧師(61)は「本選で民主党に勝利できる本当の保守派はルビオ氏だ」と支持する。

 最大の勝負どころを15日の地元フロリダ州予備選と位置づける。1日夜はマイアミに戻って集会を開催。大逆転に望みをつなぐ。

3130チバQ:2016/03/02(水) 23:22:26
371 :チバQ :2016/03/02(水) 23:21:02
http://www.sankei.com/world/news/160302/wor1603020036-n1.html
2016.3.2 11:08
【米大統領選】
スーパーチューズデーで独走態

勢を固める「嫌われ者」 クリントンVSトランプの戦いか?!

【ワシントン=青木伸行】民主党のヒラリー・クリントン前国務長官と、共和党の不動産王ドナルド・トランプ両氏は、米大統領選の予備選・党員集会の天王山である「スーパーチューズデー」で、大半の州を押さえる勢いで、独走態勢を固める見通しだ。

 米メディアは、両氏が「指名獲得へ抜け出す」(CNNテレビ)などと報じ、大統領選で対決する可能性が高まるとの見方を伝えている。そうなれば「嫌われ者」同士の戦いになりそうだ。

 CNNの最新の全国世論調査によると、民主党員のクリントン氏支持率は55%、共和党員のトランプ氏支持率は49%に達した。

 全国民を対象に、「クリントン対トランプ」の顔合わせでみると、52%対44%。前回調査(1月)では48%対47%だった。昨年6月の時点で、クリントン氏は24ポイント差をつけていたが、9月にトランプ氏が48%で並んで以降、微増、微減の“接戦”となっている。

 両氏の共通点は、「嫌悪度」がトランプ氏60%、クリントン氏55%と高く、支持の一方で毛嫌いする層も多いことだ。

 手腕発揮が期待されている政策分野では、トランプ氏が経済、テロ対策、移民対策、反銃規制。クリントン氏は外交、人種問題、医療と違いが鮮明だ。

 トランプ氏にとっての問題は、大統領候補に指名されたとしても、共和党員の35%が「絶対に支持しない」とし、13%が「多分支持しない」としていることだ。つまり、48%が11月8日の大統領選投票で、トランプ氏に投票しないということが起こりうる。

 一方、クリントン氏が指名された場合の民主党員の不支持は、「絶対」20%、「多分」13%の計33%。両氏にとり中間層の取り込みが重要になりそうだ。

3131チバQ:2016/03/02(水) 23:23:28
http://www.sankei.com/world/news/160302/wor1603020060-n1.html
2016.3.2 20:12
【米大統領選】
どうする共和党、トランプ氏の進撃止められず 党内対立で時間切れ近づく
【ワシントン=加納宏幸】スーパーチューズデーで共和党の不動産王、ドナルド・トランプ氏が大きく前進したことで、同党は分裂の危機に直面している。党内の主流派と非主流派の対立が反トランプ勢力の結集を阻み、「アウトサイダー」(部外者)であるトランプ氏の進撃を食い止められないでいるためだ。

 トランプ氏は1日夜、フロリダ州パームビーチで記者会見し、「私は共和党を拡大した。信じないかもしれないが、私は統一者だ」と述べた。共和党のベン・サス上院議員が、トランプ氏が指名を獲得した場合に離党する可能性を示唆したことを意識した発言だ。

 しかし、最後の望みである反トランプ勢力の糾合は、テッド・クルーズ上院議員が3州、マルコ・ルビオ上院議員が1州でそれぞれ勝利したことで、時間切れが近付いている。

 「まとまった代議員を獲得できていない候補者に対し、結集を求めたい」

 クルーズ氏は1日夜、地元テキサス州でこう述べ、ルビオ氏に撤退を促した。

 だが、ルビオ氏は地元のフロリダ州で「リンカーンとレーガン元大統領の(共和)党と米大統領の座が詐欺師に掌握されることは決してない」とトランプ氏を批判。15日の同州予備選での勝利を目指す決意を表明した。クルーズ氏もトランプ氏やルビオ氏を政権に融和的だとして攻撃しており一本化どころではない。

 共和党全国委員会などの主流派は、過去2回の大統領選でオバマ大統領に敗れたことを教訓にマイノリティー(少数派)や若者の支持拡大を目指してきた。キューバ移民の子で40代のルビオ氏はうってつけの人材だ。ブッシュ元フロリダ州知事の撤退で主流派の一本化に期待が集まった。

 一方のクルーズ氏は保守系草の根運動「ティーパーティー」(茶会)に代表される強硬保守の論客。2013年、オバマ政権の医療保険制度改革(オバマケア)に反対するため21時間以上のフィリバスター(議事妨害)演説を行い、非主流派の代表格として認知されるようになった。

 だが、共和党が公約するオバマケア廃止は実現されず、支持層はワシントンの「決められない政治」に不満を募らせた。政権に弱腰だとして主流派を批判してきたクルーズ氏も、完全な部外者であるトランプ氏にしてみれば「最悪のワシントン・インサイダー」(陣営CM)だ。

 ルビオ氏の陣営は予備選・党員集会でトランプ氏に総代議員の過半数を取らせず、7月の党大会で決着を付けるシナリオも視野に入れるが、スーパーチューズデーでのトランプ氏の躍進は、共和党の「敵対的買収」(サス氏)が迫っていることを物語っている。

3132チバQ:2016/03/02(水) 23:24:15
http://www.sankei.com/world/news/160302/wor1603020065-n1.html
2016.3.2 20:52
【米大統領選】
トランプ氏圧勝させたのは南部の政治風土、本戦の鍵握る北部は…

 米大統領選のスーパーチューズデーでドナルド・トランプ氏が圧勝したのは、この日に共和党の予備選・党員集会を実施した11州のうち7州が南部に集中していたことが大きい。

 スーパーチューズデーはもともと、南北戦争(1861〜65年)での敗北の歴史を背景に、伝統的に「反ワシントン」の機運が強い南部諸州が大統領選の候補者選びでの発言力を高める狙いで1980年代に設けたのが始まりだ。

 保守的な白人に代表される南部の共和党支持者の多くは連邦政府への不信感が根強く、不法移民の流入や貿易自由化にも批判的だ。潜在的な排外主義者や白人優越主義者も一定の割合で含まれているとみられ、トランプ氏の主張は、これら支持者の思考に合致する。

 「反ワシントン」を唱え、粗野な言動を売り物にする政治家が南部で人気を集めるのは今回が初めてではない。68年の大統領選では、民主党政権の黒人差別撤廃政策に猛反対してきたジョージ・ウォレス元アラバマ州知事(98年死去)が第3党の「米国独立党」から出馬し、本選で同州など南部5州で勝利した。
 また、20〜30年代にかけては、大企業を攻撃し、ルイジアナ州知事や連邦上院議員として独裁的な政治手法を駆使したヒューイ・ロング氏(35年暗殺)が絶大な人気を獲得するなど、南部では大衆迎合的な政治家がもてはやされる土壌が根強い。同州では、今回トランプ氏支持を表明した白人優越主義秘密結社クー・クラックス・クラン(KKK)の元幹部、デービッド・デューク氏が89〜92年に州下院議員を務めている。

 ただ、トランプ氏による今回の勝利は本選での勝利を約束するものではない。

 今回予備選のあった南部諸州は、バージニアを除くと本選で共和党の勝利が確実視される州ばかりだ。同州は近年、保守的傾向が薄れ、両党が拮抗する激戦州と化したが、本選で勝敗の鍵を握る北部のホワイトカラー層は今回、ルビオ氏を強く支持。トランプ氏としては今後、本選をにらんだ激戦州での勝ち方が課題となりそうだ。(黒瀬悦成)

3133チバQ:2016/03/02(水) 23:24:57
http://www.sankei.com/world/news/160302/wor1603020070-n1.html
2016.3.2 22:11
【米大統領選】
トランプ、クリントン両氏は南部で強さ サンダース氏「民主党指名、望みほぼなくなる」と米紙

 【ワシントン=加納宏幸】共和党の不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)は南部諸州で大きく勝ち越した。いずれも南部サウスカロライナ州予備選での圧勝に続き、各党の伝統的な支持基盤を味方につけたことで指名獲得に向けて大きく前進した。

 トランプ氏は米南部7州のうち5州で勝利し、キリスト教に基づく保守的な価値観が強い南部の「バイブル・ベルト」(聖書地帯)でも強さを発揮した。

 スーパーチューズデーに予備選が実施された南部7州はいずれも聖書の教えに忠実なキリスト教福音派の割合が全米の25.4%よりも高い(米調査機関ピュー・リサーチ・センター調べ)だけに、当初は人工妊娠中絶や同性婚に否定的な見解を取るテッド・クルーズ上院議員(45)に有利とみられていた。

 しかし、ピュー調査で7州のうち最も福音派の割合が高かったテネシー州での米CNNテレビの出口調査によると、同派などのトランプ氏への支持は首位の41%を占め、クルーズ氏の27%を大きく上回っていた。

 また、トランプ氏は各州で共和党だけでなく「無党派」と答える有権者からの支持も集めており、「米国を再び偉大にする」というトランプ氏の下に幅広い層が集まっていた。

 「これまで予備選が行われた州をみれば分かることだが、私は多くの(支持者の)人数を獲得している。これまでの何十年も共和党にはなかったことだ」

 トランプ氏は1日、対抗馬であるマルコ・ルビオ上院議員(44)の地元・フロリダ州パームビーチで記者会見を開き、支持基盤の拡大を誇った。

 これに対しルビオ氏は1日のミネソタ州での勝利を踏まえ、15日に実施されるフロリダ州予備選を制し、穏健保守が強い州で逆転を狙う。クルーズ氏も地元・テキサス州やオクラホマ州で勝った勢いを5日のカンザス、ケンタッキー、ルイジアナ各州の保守地盤での戦いにつなげる考えだ。

 ただ、最新のCNN世論調査では全国でトランプ氏が49%の支持を集めたのに対し、ルビオ氏16%、クルーズ氏15%。ルビオ氏はフロリダ州でもトランプ氏に水をあけられており、巻き返しには反トランプ勢力の統一が急務となる。

 一方、クリントン氏は夫のビル・クリントン元大統領、オバマ米大統領という2代の民主党大統領を誕生させる原動力となった南部の黒人層の後押しが大きかった。夫の地盤・アーカンソーを含む南部7州の6州で勝利。いずれも黒人票の8割以上を獲得した。

 中でもテキサス、ジョージア、バージニアの各州は代議員数も多く、バーニー・サンダース上院議員(74)に差を付けた。

 クリントン氏は2008年の大統領選でオバマ氏に南部の黒人票を獲得させたことが敗因の一つとなったことを教訓に、昨年4月の出馬表明直後からサウスカロライナ州など黒人の多い州で選挙運動を展開した。また、黒人初の大統領であるオバマ氏との「近さ」を強調してきたことも勝因となった。

 サンダース氏は大学生など若年層からの強い支持を背景に地元・バーモント州を含む4州で勝利した。同氏は1日、6月まで続く予備選・党員集会を最後まで戦い抜く考えを強調した。

 しかし、米メディアはクリントン氏が黒人層やヒスパニック(中南米系)から幅広い支持を得ていることを見せつけたことを挙げ、「サンダース氏にとって、民主党の指名候補になる望みはほぼなくなった」(ワシントン・ポスト紙)などと報じている。

3134とはずがたり:2016/03/03(木) 12:54:51
>共和党にとって「存亡の危機」だが、それは…トランプの主張は「排外、政治的正しさへの反抗」といった「表層」をはがしてしまえば、その中身は、「小さな政府ではなく必要な福祉施策は行う」「自由貿易より国内雇用」「世界の警察官でなく仲介役」といった政策から成り立ち、妊娠中絶に理解を示すなど宗教保守派とも一線を画している。つまり、共和党の中核イデオロギーと真っ向から対立しているわけ

>「保守本流の大統領候補を無所属で立てる」という作戦すら検討されているという。ただその場合、南部の一部の州では「万単位の署名」を集めないと選管が候補を受け付けないそうで、そのためには「時間がない」という疑念の声もある。

冷泉彰彦
「プリンストン発 日本/アメリカ 新時代」
トランプ勝利で深まる、共和党「崩壊の危機」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160302-00165666-newsweek-int
ニューズウィーク日本版 3月2日(水)16時13分配信

 予備選最大のヤマ場「スーパーチューズデー」の結果、民主党はヒラリー・クリントン候補が勝利へ向けて大きく歩を進めた。ヒラリーの勝利演説は、本選を意識した威風堂々としたもので、すでに選挙戦のターゲットを「対共和党」に向けてきている。

 一方で、対する共和党は混迷の中にある。いや「崩壊の危機」と言ってもいい。

 ドナルド・トランプ候補が多くの州で勝利したということが問題なのではない。この時点では、2位以下の候補も代議員数を獲得できるので、代議員数ではまだ他の候補も追撃可能だし、そもそも今回の「トランプの勝ち方」は政界やメディアの関係者にとっては「想定内」の範囲だったからだ。

 問題は、他の候補の動向だ。

 まず、テッド・クルーズ候補だが、地元テキサスでは「仮に負けたら撤退」と言われていたが、フタを開けてみれば圧勝だった。しかも隣のオクラホマでも勝っていて、これで緒戦のアイオワを入れると3州で1位になった。この結果を受けてクルーズは、テキサスでの勝利集会で「反トランプ連合の結集軸は自分しかあり得ない」と胸を張った。

 一方で、保守本流の期待を受けていたマルコ・ルビオ候補は、善戦が予想されていたバージニアで勝てず、マサチューセッツでも票が伸びずに3位に終わった。では「ボロ負け」かというと、決してそうではなく、「穏健保守の票が中道派のケーシック候補に流れた」ための後退だという立派な説明がついている。さらにミネソタでは1位になり、これで「本命のくせに、まだ1州も勝っていない」という批判も免れることになった。

 つまり、両候補とも「トランプ追撃に必要な勢いは得られてないが、かといって撤退するような状況にもない」。

3135とはずがたり:2016/03/03(木) 12:55:10
>>3134-3135
 さらにオハイオ州知事のケーシックは、3月15日の地元オハイオの予備選までは歯を食いしばっても選挙戦を続けると見られていたが、今回のマサチューセッツ(2位)などでの善戦を受けて、「4位なりの勢い」をつけている。

 以上のように、「反トランプ連合」が結集できる見通しは、スーパーチューズデー終了時点では見えてきていない。スーパーチューズデーが「以降実施の予備選では勝者総取り(代議員数)」になる前の最後の段階で「候補を絞り込む」のが目的であるなら、共和党はその「絞り込み」には完全に失敗した。

 このままでは、共和党内に「全国レベルでは反トランプが53%(Fox News)」いるにも関わらず、共和党はトランプの対抗馬を一本化できないまま、共和党は今後「勝者総取り」でトランプが代議員数をどんどん上乗せしていくのを「指をくわえて見ている」しかない。

 共和党指導部の中では、7月の党大会の時点で、トランプ候補を「1位だが代議員数の過半数は取れていない」状態に持っていき、党大会の場で代議員の談合によって「保守本流候補」にスイッチする作戦が囁かれていた。だがこのままでは、このシナリオは成立せず、トランプが予備選で「代議員の過半数」を取ってしまう可能性が見えてきた。

 ワシントン政界では、「共和党の統一候補はトランプにジャックされた」ため、それとは別に「保守本流の大統領候補を無所属で立てる」という作戦すら検討されているという。ただその場合、南部の一部の州では「万単位の署名」を集めないと選管が候補を受け付けないそうで、そのためには「時間がない」という疑念の声もある。

 まさに共和党にとって「存亡の危機」だが、それは単純にトランプが嫌だとか、トランプではヒラリーに勝てないからという理由ではない。トランプの主張は「排外、政治的正しさへの反抗」といった「表層」をはがしてしまえば、その中身は、「小さな政府ではなく必要な福祉施策は行う」「自由貿易より国内雇用」「世界の警察官でなく仲介役」といった政策から成り立ち、妊娠中絶に理解を示すなど宗教保守派とも一線を画している。

 つまり、共和党の中核イデオロギーと真っ向から対立しているわけで、このまま「トランプを大統領候補として担いだ」格好では、上下両院、あるいは州知事の選挙は戦えなくなってしまう。

 党大会の場で「談合」して「トランプ外し」をしようとか、「保守本流の無所属候補」を擁立するというと、まるで陰謀渦巻くテレビドラマのようだ。だが、実はアメリカの長い歴史を見てみると、ポピュリズムと連邦政府の衝突というのは何度も経験している事態でもある。

 このまま保守本流が引き下がるとは思えない。共和党は「崩壊の危機」に瀕しているが、同時にトランプを「外し」てこの危機を乗り越えるために、驚くべきドラマを演出する可能性は残されている。

冷泉彰彦(在米ジャーナリスト)

3136チバQ:2016/03/03(木) 18:59:21
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/syasetu/article/228310
米大統領選 トランプ旋風は何を映す
2016年03月03日 10時47分

 予想外の展開である。「トランプ旋風」が止まらないのだ。
 米大統領選で党候補争いのヤマ場となる「スーパーチューズデー」の1日、共和、民主両党は多くの州で候補者選びを実施した。
 共和党では、実業家トランプ氏が11州のうち7州で勝利を収め、指名争いで一段と優位に立った。トランプ氏の共和党指名獲得が現実味を帯びてきたといえる。
 トランプ氏は「不動産王」の異名を取る大富豪で、政治経験はゼロだ。品格を疑わせる暴言を発することもしばしばで、事前の人気は高くても、候補選びが進めばいずれ失速するとみられていた。
 ところが、暴言連発のトランプ氏にかえって人気が集まるという現象が起き、序盤で他の共和党候補を大きく引き離している。
 トランプ氏の発言が問題なのは、イスラム教徒や移民など、米国社会の少数派への差別を助長しかねない内容だからだ。
 真偽不明のうわさに基づくイスラム教徒への攻撃や、「(不法移民流入防止のため)メキシコとの国境に長大な壁を造り、費用はメキシコに支払わせる」など実現性の疑わしい主張もしている。
 「不法移民」や「イスラム教徒」など分かりやすい「敵」を設定して排斥する。支持拡大のために大衆の敵意や怒りを利用し、社会の分断も気にしない。そんなトランプ氏に、格差や閉塞(へいそく)感に悩む米国民が拍手喝采している-。それがトランプ旋風の構図だとすれば、米国社会の危うさを感じる。
 トランプ氏はこんな発言もしている。「中国や日本、メキシコを貿易で打ち負かす。われわれから多くの金を奪い取る国々をたたきのめす」。まるで貿易摩擦が激しかった1980年代の日本観のようだ。現在の日米関係を正確に認識しているのか、不安を覚える。
 言うまでもなく米大統領を選ぶのは米国民であり、その選択には米国なりの事情があろう。しかし、理性と寛容が後退し、感情と敵意が幅を利かす論戦は残念でならない。国際社会を納得させる選挙戦となることを望む。

=2016/03/03付 西日本新聞朝刊=

3137チバQ:2016/03/03(木) 18:59:55
http://www.sankei.com/world/news/160303/wor1603030021-n1.html
2016.3.3 09:28
【米大統領選】
カーソン氏が事実上の撤退表明 一時はトランプ氏と人気二分

【ワシントン=加納宏幸】米大統領選の共和党候補指名を争っている黒人の元神経外科医、ベン・カーソン氏(64)は2日、「スーパーチューズデーの結果を踏まえると、政治的な道が開けるようには見えない」との声明を発表し、選挙戦からの撤退を事実上表明した。4日にワシントン郊外で開かれる「保守政治行動会議」(CPAC)で正式発表する。

 これまでの予備選・党員集会で1勝もできていないカーソン氏はスーパーチューズデーでも惨敗。米CNNテレビのまとめでは、指名競争の勝敗を決める代議員の獲得数は7人にとどまり、過半数(1237人)に遠く及んでいない。声明では3日にミシガン州デトロイトで開かれる討論会の出席を見送ることを明らかにした。

 貧困から著名な医師となったカーソン氏は穏やかな語り口で人気を集め、一時は不動産王のドナルド・トランプ氏(69)と保守派の人気を二分していた。

3138チバQ:2016/03/03(木) 19:05:19
http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000069546.html
優勢クリントン氏に影響か 前NY市長出馬動向に注目(2016/03/03 13:40)
 アメリカ大統領選の民主党の候補者選びはヒラリー・クリントン氏が優勢になっています。そのヒラリー氏と支持層が重なる前のニューヨーク市長が新たに出馬するか注目が集まっています。

 民主党、ヒラリー・クリントン氏:「候補者指名を勝ち取り、11月の本選挙でも勝てる」
 ヒラリー氏は「他人を侮辱することがエンターテインメントだと思っている人がいる」と述べ、早くもトランプ氏を意識した戦略を展開しています。しかし、そんなヒラリー戦略を脅かす人物がいます。政策が近く、独立候補での出馬を検討しているニューヨーク前市長のブルームバーグ氏で、近く出馬するかどうか最終判断を下す予定です。一部メディアは、ヒラリー氏の優勢が固まったことで可能性は低くなったと報じていますが、もしブルームバーグ氏が出馬すればヒラリー氏は戦略の見直しを迫られることになります。

3139チバQ:2016/03/03(木) 19:29:25
http://www.sankei.com/world/news/160303/wor1603030054-n1.html
2016.3.3 19:12
【米大統領選】
「ストップ・トランプ」が活発化 フロリダ州でCM枠買い取り攻撃
 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選の共和党候補指名争いは1日の「スーパーチューズデー」勝利で勢いづく不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)にブレーキをかけようとする動きが活発化してきた。最後のチャンスは15日のフロリダ州予備選。逆転を目指すマルコ・ルビオ上院議員(44)の地元である同州では「トランプ攻撃」が激化している。

 ルビオ氏はスーパーチューズデーから一夜明けた2日、ミシガン州でトランプ氏を「詐欺を働く人物を選んではいけない。不法移民に立ち向かうと言いながら、自分のホテルを建てるために不法移民を雇っている」と批判した。

 トランプ氏と指名争いを戦うルビオ氏やテッド・クルーズ上院議員(45)ら「反トランプ勢力」は、トランプ氏が白人優越主義の秘密結社クー・クラックス・クラン(KKK)元幹部の支持表明を拒む断固とした姿勢をみせていないことも攻撃している。

 米CNNテレビの集計では、これまでの代議員(指名に要する過半数は1237人)獲得数はトランプ氏332人、クルーズ氏230人、ルビオ氏113人。ルビオ氏にとっては勝者総取りのフロリダ州(代議員99人)、オハイオ州(同66人)両予備選などがある15日が正念場となる。

 複数の政治団体はフロリダ州でCM枠を買い取りトランプ氏攻撃を開始。共和党大統領候補だったロムニー元マサチューセッツ州知事も3日、「反トランプ」への賛同を呼びかける。

3140チバQ:2016/03/04(金) 02:34:31
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160303-00000078-mai-n_ame
<米大統領選>「トランプ降ろし」激化 ロムニー氏再出馬?
毎日新聞 3月3日(木)21時11分配信

 ◇共和、穏健・保守強硬派が共闘

 【ワシントン及川正也】米大統領選指名争いで共和党の「アウトサイダー」、実業家ドナルド・トランプ氏(69)が序盤の最大決戦「スーパーチューズデー」を制したことを受け、2日から本格的な「トランプ降ろし」が始まった。共和党議員やメディア、政治資金団体、ネオコン(新保守主義派)は総反撃に打って出る構えで、2012年の大統領候補ミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事(68)を担ぎ出す動きもある。

 「クルーズ上院議員とは同じ党だが、トランプ氏は侵入者だ」。共和党穏健派のグラム上院議員は米メディアにこう語り、トランプ氏の指名阻止のためなら普段はそりが合わない保守強硬派のテッド・クルーズ上院議員(45)支持も辞さない考えを示した。共和党内では最近「トランプ氏以外ならだれでもいい」が合言葉になりつつある。

 米紙ニューヨーク・タイムズの予測によると、トランプ氏がいまの勢いで勝ち続けた場合、5月中には指名に必要な代議員1237人を確保できる見通し。一方、2位を争っているクルーズ氏かマルコ・ルビオ上院議員(44)のどちらかに反トランプ候補を一本化すれば、6月初旬までにトランプ氏を突き放せるという。

 「反トランプ」色を強める米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは社説で、ルビオ氏への一本化を提案。ワシントン・ポストもトランプ氏には大統領の資質がないと断じ、共和党に対応を求める異例の展開になっている。

 トランプ氏がイラク戦争を「屈辱的失敗」とし、ロシアのプーチン大統領をたたえていることについて、ブッシュ前政権当時のネオコンで知られるエリオット・コーエン氏は2日、米誌に「(トランプ氏が大統領になれば)米外交は惨事になる」と批判した。共和党の政治資金団体(PAC)にも、トランプ氏に対する中傷宣伝の資金が集まっている。

 ただ、「2位・3位連合」の一本化調整は難航している。共和党内には「トランプ氏が指名されれば、本選では民主党で有力なクリントン前国務長官に票が流れ、政権奪還の道が閉ざされる」といった悲鳴が後を絶たない。

 ここにきて「奥の手」として浮上しているのが、保守穏健派で知名度が高いロムニー氏の「再登板」だ。同氏は3日にユタ州で演説する。他候補への支持表明や自身の出馬表明はしないが、「反トランプ」を鮮明にする方針という。ユタ州選出のハッチ上院議員は、党内の混乱が続いた場合、ロムニー氏の再出馬も「ありうる」と米CNNに語っている。

3141とはずがたり:2016/03/04(金) 16:03:31
事業なんてのは色々やってそのうち幾つかが成功するもんだろうけど。

ロムニー氏が列挙する「トランプ氏の失敗事業」
http://jp.wsj.com/articles/SB12477199894747223486304581577750673974770
By HEATHER HADDON
2016 年 3 月 4 日 11:26 JST

 米マサチューセッツ州の元知事ミット・ロムニー氏は3日、大統領選で共和党指名獲得の可能性が高まっているドナルド・トランプ氏について、かつて失敗した事業を羅列し、同氏がビジネスの天才ではない証しだと指摘した。それに対し、トランプ氏はそれらは小さな事業だとして、注力してきた不動産や娯楽ビジネスで成功を遂げた実績を強調している。

トランプ氏と負債―その脱出劇
 ロムニー氏はこの日、「トランプ氏は詐欺師」だと激しく非難。トランプ氏が失敗したビジネスとして、以下を列挙した。

トランプ・ウオツカ

 2006年に「サクセス・ディスティルド」のキャッチフレーズで「トランプ・ウオツカ」を発売。タイム誌の記事によれば、トランプ氏は「T&T(トランプ・アンド・トニック)」が全米で一番人気の酒になると予想した。酒を飲まないトランプ氏は同年にテレビ番組で、これが「すばらしいウオツカだと言われた」と話していた。

 だが、トランプ・ウオツカは11年に販売を停止し、同氏が出馬に際して選挙管理委員会に提出した資産報告書には記載されていない。空のボトルは今もイーベイで買うことができる。

トランプ・シャトル

 トランプ氏は1989年、イースタン航空のシャトル事業から航空機を取得し、自分の名前と豪華なサービスで飾り立てようとした。破綻した同航空の資産取得に3億6500万ドルを投じたが、事業は羽ばたかなかった。シャトル便は、ニューヨークからワシントンやボストンに手っ取り早く移動する手段として重宝されるもので、凝ったサービスは求められていなかったためだ。事業は多額の債務を負い、デフォルト(債務不履行)に陥った後、USエアウェイズに売却された。

トランプ・ステーキ

 07年に販売を開始。高級なアンガス牛をデラックスな包装箱に入れて提供していた。通販会社シャーパーイメージで販売され、トランプ氏が笑顔でステーキの皿を指さしている写真で知られていた。トランプ氏は販促ビデオにも出ていた。商品はもう売られていないが、シャーパーイメージは引き続きウェブサイトにこの写真を掲載している。

トランプ大学

 04年に不動産投資家を目指す人のために開設された。入門コースは無料、3日間のセミナーは1495ドルだった。だが10年に閉鎖され、現在は係争を抱えている。トランプ氏は3日、参加者の満足度は高かったと述べた。

3142旧ホントは社民支持@鹿児島市:2016/03/04(金) 20:03:53
>>3140-3141
何というか遅すぎた感が。

トランプ氏に批判集中 共和党のテレビ討論
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160304/k10010431361000.html
 アメリカ大統領選挙に向けた候補者選びで野党・共和党のテレビ討論会が行われ、勢いを増すトランプ氏に対し追いかける候補は、トランプ氏では民主党のクリントン前国務長官には勝てないなどと批判を集中させ、激しい応酬となりました。
 アメリカ大統領選挙に向けた共和党の候補者選びは、予備選挙などが行われた全米の15の州のうち不動産王のトランプ氏が10の州で勝利し勢いを増しています。
 こうしたなか中西部ミシガン州では3日、FOXニュース主催のテレビ討論会が行われ、クルーズ上院議員はトランプ氏が過去にクリントン前国務長官に献金したことがあると批判したうえで「世論調査を見ても、トランプ氏はクリントン氏に勝てない。これまでの選挙戦でトランプ氏を破った私だけが彼を止めることができる」などとアピールしました。
 またルビオ上院議員も、トランプ氏は共和党の理念に沿わない発言をしてきたなどと指摘し「支持者の多くは、レーガン元大統領たちが築いてきた保守の共和党を覆されたくないと思っている」と批判しました。
 これに対しトランプ氏は「私はこれまで10の州で勝ったのに対し、クルーズ氏は4州だけだ。スーパーチューズデーでも、私はクルーズ氏よりも50万票、ルビオ氏よりも100万票多く勝ち取った。クリントン氏にも勝てる」と反撃しました。
 共和党の候補者選びはフロリダ州など5つの州で予備選挙が行われる今月15日に次のヤマ場を迎えますが、指名獲得が現実味を帯びてきたトランプ氏に対し、勢いを止めたい候補者たちが攻撃をさらに強めています。

共和党主流派 トランプ氏批判を強める
 共和党の候補者選びで指名獲得が現実味を帯びてきたトランプ氏に対して、党内の主流派は批判を強めています。
 前回4年前のアメリカ大統領選挙に野党・共和党から立候補したロムニー元マサチューセッツ州知事は3日の演説で、トランプ氏について「いんちきな詐欺師だ」と痛烈に批判し、大統領候補に選ばれるべきではないという考えを強調しました。
 また、共和党の重鎮で同じく8年前の大統領選挙に立候補したマケイン上院議員も3日、「トランプ氏についての懸念をロムニー氏と共有する。共和党の多くの指導者もトランプ氏に懸念を示している。共和党の有権者は、誰が最も尊敬され、誰が指導者にふさわしいのかよく考えてほしい」と呼びかけました。
 またこれに先立って共和党を支持する有識者60人が2日、公開書簡を発表し、トランプ氏について「孤立主義的だったり軍事介入に積極的だったりと激しくぶれている」としたうえで、「トランプ氏が大統領になれば、アメリカの安全や世界での立場が損なわれる」と指摘し、トランプ氏の当選阻止に向けて活動していく考えを明らかにしました。
 さらに、アメリカのメディアによりますと、共和党の重鎮で議会上院のマコーネル院内総務が上院議員に対しトランプ氏と距離を置くよう助言し、トランプ氏が指名を獲得した場合、民主党からの立候補を目指すクリントン前国務長官が大統領になるのもやむをえないとして、そうした対応を検討しているとも伝えています。
 有力紙のニューヨーク・タイムズは「党内の幹部などによるこうした努力は、もしもトランプ氏が指名を獲得すれば、共和党が偏狭で無謀な党だというらく印を押されるというおそれからきているものだが、多くの人は、トランプ氏を完全に打ち負かすことはいまや、ほとんど不可能だと認めている」と分析しています。

3143チバQ:2016/03/04(金) 21:45:44
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201603/CK2016030402000263.html
共和党主流派「反トランプ」で足並み 米大統領選指名争い

2016年3月4日 夕刊


 【ワシントン=青木睦】米大統領選の党指名争いで、不動産王ドナルド・トランプ氏(69)が「スーパーチューズデー」で大勝したのを受け、共和党主流派が「トランプたたき」に躍起になりだした。前回二〇一二年大統領選の指名候補ミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事(68)が三日、「反トランプ」ののろしを上げ、共和党の知識人や政治資金団体も足並みをそろえた。
 ロムニー氏はユタ州で演説し、トランプ氏を「不正直を特徴とするペテン師だ」と激しく非難し、トランプ氏が大統領になれば「米国は暗黒の奈落の底に落ちる」と警告。指名争いでトランプ氏に投票しないよう訴えた。
 トランプ氏は即座に反撃。メーン州での集会で、前回選挙でオバマ大統領に負けたロムニー氏を「失敗した候補者だ」と一蹴した。トランプ氏はこれに先立ち、テレビ局のインタビューで、主流派が指名争いで不公正なことをするなら独立系候補として出馬すると表明。「そうなれば数百万人がついてくるだろう」と脅しを利かした。
 一方、共和党の外交専門家六十人は連名で公開書簡をネット上に発表し、トランプ氏の指名阻止を訴えた。政治資金団体は反トランプ宣伝のために資金を集めている。ロムニー氏がどれほど影響力を持っているかは未知数。逆に、トランプ支持者を結束させるだけという指摘は多い。トランプ氏の指名獲得が現実味を帯び、主流派がにわかに始めた「トランプたたき」は遅きに失した感は否めず、党内の亀裂を深めるだけで終わる可能性もある。

3144チバQ:2016/03/04(金) 21:48:19
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJ334Q13J33UHBI011.html
トランプ氏躍進、共和党動揺 別の強硬派やむなく支持も

05:07朝日新聞

 米大統領選の予備選挙などが集中した1日のスーパーチューズデーで、共和党の候補者指名獲得を目指すトランプ氏が大きく躍進したことで、同党主流派が激しく動揺している。党のベテラン議員が、トランプ氏阻止のため、これまで敵視してきた非主流派のクルーズ上院議員への結集を呼びかけるなど、異常な事態が起きている。

 「トランプ氏を阻止する唯一の方法として、クルーズ氏に結集するしかないだろう」。共和党のグラハム上院議員はスーパーチューズデーの結果を受け、出演したテレビで語った。

 グラハム氏は連邦議会議員を20年以上務める、共和党主流派のベテラン議員だ。保守の草の根運動「茶会」の支持を受け、党執行部を公然と批判する保守強硬派のクルーズ氏を敵視。かつては「上院でクルーズ氏を殺しても、上院の裁判では有罪にならない」と発言したほどだ。

3145チバQ:2016/03/05(土) 10:02:39
http://www.afpbb.com/articles/-/3079311
トランプ氏、討論会で過去最大級の「ひわいな」発言 米大統領選
2016年03月04日 18:44 発信地:デトロイト/米国
【3月4日 AFP】3日に行われた米大統領選の共和党候補指名を目指す4人による討論会で、首位を走る不動産王ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が開始から数分と経たないうちに、自分の性器についてほのめかすという、これまで11回行われた同討論会の中で最もひわいな類の発言をした。

 8か月前にトランプ氏が出馬を表明した瞬間から、同氏の大げさな言動は、2016年米大統領選の象徴となった。だが、ミシガン(Michigan)州デトロイト(Detroit)で行われた共和党討論会で、トランプ氏はさらに低いレベルへ品位を下げた。

 トランプ氏は、ライバルであるフロリダ(Florida)州選出上院議員のマルコ・ルビオ(Marco Rubio)氏が、トランプ氏の手を「小さい」と述べて個人攻撃したことに触れ「彼(ルビオ氏)は私の手を糾弾した。私の手を糾弾する人間など、今まで誰もいなかった」と切り出した。両腕を挙げたトランプ氏が「この手は小さいですか?」と問い掛けると、騒がしい観衆からは笑いとブーイングが巻き起こった。

 トランプ氏はさらに「彼(ルビオ氏)は私の手を引き合いに出した」と続け、「もし手が小さいなら、別の『モノ』も小さいに違いない。(だが)私は保証する、そちらは何の問題もない」と語った。

 ルビオ氏は、個人攻撃のせきを切ったのはトランプ氏のほうだと弁明し「トランプは基本的に誰でも個人攻撃している。(だから)そういった攻撃を受けるべき人間がいるとするならば、それはドナルド・トランプだ」と反論した。(c)AFP

3146名無しさん:2016/03/05(土) 11:41:48
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date3&amp;k=2016030300723
対日要求は「ゆすり」=トランプ氏を非難-米共和党識者60人

 【ワシントン時事】米共和党の外交・安全保障の有識者60人は2日、インターネット上で連名の公開書簡を発表し、大統領選の同党候補指名争いで首位を走るドナルド・トランプ氏の当選阻止に向け、「精力的に活動する」と表明した。日本は米国に防衛してもらうために金を払うべきだとする同氏の主張を「ゆすりだ」と非難している。
 書簡には、チャートフ元国土安全保障長官、ゼーリック前世界銀行総裁らが名を連ね、共和党内で、トランプ氏の外交・安保政策に対する危機感が募っている現状を浮き彫りにした。シンクタンク、アメリカン・エンタープライズ政策研究所のマイケル・オースリン氏ら日本や北東アジアの専門家も含まれている。 
 書簡は、孤立主義から軍事的冒険主義にまで激しくぶれるトランプ氏の主張を、一貫性を欠くと糾弾。通商戦争をけしかける姿勢やテロ容疑者の拷問容認、憎しみに満ちた反イスラム主義の言辞、米メキシコ国境での壁の建設計画などを批判し、「忠実な共和党員として、トランプ氏を党の公認候補として支持できない」と強調した。(2016/03/03-17:22)

3147とはずがたり:2016/03/05(土) 17:39:20

テロ容疑者への拷問、トランプ氏が撤回
http://www.yomiuri.co.jp/world/20160305-OYT1T50032.html?from=y10
2016年03月05日 10時33分

 【ワシントン=今井隆】米大統領選の共和党指名候補争いでトップを走る不動産王ドナルド・トランプ氏(69)は4日、これまで主張していたテロ容疑者への拷問実施やその家族らの殺害について、事実上撤回する声明を発表した。

 ジュネーブ条約に違反しているなどと批判を浴び、軌道修正に追い込まれた。

 トランプ氏は、「拷問」と非難されたテロリストへの尋問手法の「水責め」の復活や、「よりひどいこと」の実施を繰り返し訴え、3日のテレビ討論会では「私がやれと言ったら(軍は)それを実行する。それが指導力のあり方だ」と断言していた。4日の声明では一転、「米国は法や条約に縛られており、私は軍やその他の当局に法を破るような命令はしない」と表明した。

3148チバQ:2016/03/06(日) 11:51:03
http://www.sankei.com/world/news/160305/wor1603050049-n1.html
2016.3.5 15:59
【米大統領選】
トランプ氏の全米保守の祭典欠席にブーイング 「来年、大統領として出席する」と声明するも…

 【ワシントン=加納宏幸】米保守派が集う最大級のイベント「保守政治行動会議」(CPAC)が4日、ワシントン郊外で開かれ、大統領選の共和党候補指名を争うテッド・クルーズ上院議員(45)が演説で支持を呼びかけた。出席者には強硬保守が多く、指名争いを先行するドナルド・トランプ氏(69)への警戒が渦巻いていた。

 「トランプ氏はCPACを欠席することになった。誰かが(女性司会者の)メーガン・ケリー氏が来るといったのだと思う」

 クルーズ氏は厳しい質問をするケリー氏が司会の討論会にトランプ氏が欠席したことを当てこすった。会場からはトランプ氏へのブーイングが起き、一部で「トランプ! トランプ!」との声が上がった。

 トランプ氏は5日に出席する予定だったが、4日になり中止。選挙運動を優先するためだという。陣営は「来年、大統領として出席することが楽しみだ」とする声明を発表した。

 主催団体、アメリカ保守連合(ACU)のシュラップ会長は「ここで保守主義者に偉大な大統領になれることを説明しないのは大きな間違いだ」と述べた。

 毎年、全米から数千人の保守運動家や学生を集めるCPACは保守主義者のいわば全国大会。全米ライフル協会(NRA)など100以上の団体や、一人当たり300ドル(約3万4千円)の参加料を払った個人が参加する。

 1970年代に始まり、レーガン元大統領も常連だった。最近は宗教保守、保守系草の根運動「ティーパーティー」(茶会)、自由至上主義者(リバタリアン)の参加者が目立つ。大統領予備軍の人気を占う恒例の模擬投票で昨年はリバタリアン流の主張を持ち、すでに候補指名争いから撤退したランド・ポール上院議員が首位になった。

 ニューヨークから来たユダヤ系男性のアリエル・コーヘインさん(44)は今年、クルーズ氏に投票した理由を「イスラエルに理解がある候補だからだ。パレスチナ問題で中立だというトランプ氏は保守主義者ではない」と説明した。

 大統領選の候補指名争いは5日、共和党がカンザス、ケンタッキー、ルイジアナ、メーンの4州、民主党はカンザス、ルイジアナ、ネブラスカの3州でそれぞれ予備選や党員集会を開く。共和党はトランプ氏が差を広げるか、クルーズ、ルビオ両氏が追い上げられるかが焦点となる。

3149チバQ:2016/03/06(日) 11:55:20
http://mainichi.jp/articles/20160306/k00/00e/030/123000c
米大統領選
クルーズ氏、サンダース氏とも2州制す

毎日新聞2016年3月6日 11時52分(最終更新 3月6日 11時53分)

 【ワシントン西田進一郎】米大統領選に向けた民主、共和両党の予備選・党員集会が5日、南部ルイジアナ州など計5州で行われた。共和党は4州のうち、これまでに中西部カンザス州と東部メーン州で保守強硬派のテッド・クルーズ上院議員(45)が勝利。米メディアによると、残る2州では最有力候補の実業家ドナルド・トランプ氏(69)がリードしている。

 一方、民主党は3州のうち、カンザス州でバーニー・サンダース上院議員(74)が勝利。米メディアによると、中西部ネブラスカ州ではサンダース氏が、南部ルイジアナ州では最有力候補のヒラリー・クリントン前国務長官(68)が勝利を確実にした。

3150チバQ:2016/03/06(日) 12:09:12
http://www.sankei.com/world/news/160306/wor1603060011-n1.html
2016.3.6 10:31
【米大統領選】
気勢どこに? トランプ氏がカンザス州落とす、クルーズ氏が勝利確実に
 米大統領選に向けた候補者選びは5日午後(日本時間6日午前)、共和党と民主党が計5州で党員集会や予備選を続けた。序盤の天王山となった1日の「スーパーチューズデー」で勝利した共和党の実業家トランプ氏(69)と民主党のクリントン前国務長官(68)が先頭走者の立場をさらに固めるかが注目される。

 共和党ではトランプ氏が過激な言動を繰り返している。党候補にふさわしくないとして党主流派が勢いを止めようとしており、有権者の投票行動に影響するかが焦点。5州のうち中西部カンザス州の党員集会は保守強硬派のクルーズ上院議員(45)の勝利が確実になった。

 トランプ氏は5日、党員集会が開かれる中西部カンザス州ウィチタで支持者を前に「もし私が負けたら、君たちに腹を立てるぞ」と気勢を上げた。

 結果は即日集計され、日本時間6日昼前にも大勢判明の見通し。(共同)

3151チバQ:2016/03/06(日) 12:09:53
http://www.sankei.com/world/news/160306/wor1603060015-n1.html
2016.3.6 11:17
【米大統領選】
“暴言王”トランプ氏が2州相次ぎ敗北 クリントン氏もカンザス落とす

 米大統領選に向けた候補者選びは5日、共和党と民主党が計5州で党員集会や予備選を実施した。共和党は、全米規模での支持率で実業家トランプ氏(69)に続く2位の保守強硬派クルーズ上院議員(45)が、中西部カンザス州と東部メーン州の党員集会で勝利した。和党主流派は、過激な言動で物議を醸すトランプ氏が党指名候補にふさわしくないと反対しており、勢いに陰りが出るかどうかが焦点だ。

 序盤の天王山となった1日の「スーパーチューズデー」で共和党はトランプ氏、民主党はクリントン前国務長官(68)がそれぞれ勝利し、先頭走者の立場を固めた。

 トランプ氏は5日、カンザス州ウィチタで支持者を前に「もし私が負けたら、君たちに腹を立てるぞ」と気勢を上げた。

 カンザス州では民主党の党員集会も開かれ、クリントン氏を追うサンダース上院議員(74)が勝利した。(共同)

3152チバQ:2016/03/06(日) 12:12:14
http://www.sankei.com/world/news/160304/wor1603040022-n1.html
2016.3.4 18:47
【米大統領選】
「トランプ大統領」誕生に強い懸念 トランプ氏vsロムニー氏 互いに非難 安保専門家も

 【ワシントン=加納宏幸】2012年大統領選の共和党候補、ロムニー元マサチューセッツ州知事は3日、候補指名獲得の可能性が高まった共和党の不動産王、トランプ氏を「ペテン師」と呼び、他候補への投票を呼び掛けた。共和党を支持する外交・安全保障を専門とする有識者75人も同氏を批判する公開書簡を発表。「トランプ大統領」誕生への危機感が強まっている。

 ロムニー氏はユタ州で演説し、「トランプ氏はペテン師、詐欺師だ。彼が公約していることには価値がない」と批判。大衆の怒りをかき立てるだけの政治手法や女性蔑視発言をいとわない気性の面からも大統領にふさわしくないと述べた。

 特に安全保障面で米国の利益を損なう可能性を指摘。「大言壮語が同盟国を警戒させ、敵対国の憎しみをあおっている」とした。トランプ氏がロシアのプーチン大統領を称賛する一方で、イラク戦争を始めたブッシュ前大統領を「嘘つき」と呼んだことを挙げ、「悪が善に勝るという倒錯の一例」と語った。

 その上で、「トランプ氏の指名獲得は民主党のクリントン前国務長官の勝利を可能にする」と断言。クルーズ、ルビオ両上院議員、ケーシック・オハイオ州知事のいずれかを指名するよう求め、「他候補が共通の土台を見いだせれば本選で勝てる」と予測した。

 これに対し、トランプ氏はメーン州での演説で、ロムニー氏が12年大統領選で支持を求めてきたことを挙げ、「『ひざまずけ』と言えばよかった」と発言。「失敗した候補」としてロムニー氏をおとしめた。

 外交・安全保障問題でのトランプ氏の能力に疑問符が付く中、同氏は3日、そうした問題で助言する自らの「国家安全保障諮問委員会」の委員長に強硬保守派のセッションズ上院軍事委員会戦略軍小委員長を指名した。セッションズ氏は不法移民への厳しい態度で知られ、シリア難民の受け入れにも強く反対した。

 ただ、共和党内からのトランプ氏批判は一斉に火を噴いている。ブッシュ前政権で要職を務めたゼーリック前世界銀行総裁らが発表した公開書簡は、トランプ氏が日本に米軍の日本防衛の代償を払わせると主張していることを「ゆすりの感情であり、同盟の指導者とはいえない」と批判。「団結してトランプ氏の大統領就任に反対する」とした。

 公開書簡には、マイケル・オースリン、パトリック・クローニン両氏ら日本を含むアジア専門家らも署名。ロムニー氏の外交顧問を務めたマックス・ブート氏はロイター通信に対し、署名したのは「トランプ氏は北朝鮮の金(キム)正(ジョン)恩(ウン)第1書記よりも危険で不安定」であることが理由だと述べた。

 一方、08年大統領選の共和党候補、マケイン上院軍事委員長も3日、ロムニー氏や有識者による「安全保障問題でのトランプ氏の無知で危険な発言への懸念に賛同する」との声明を発表。トランプ氏に米軍の最高司令官になる資格があるかを真剣に考えるよう共和党支持者に求めた。

3153とはずがたり:2016/03/06(日) 14:04:12
米共和党 クルーズ氏とトランプ氏ともに2勝
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160306/k10010433431000.html
3月6日 13時45分

米共和党 クルーズ氏とトランプ氏ともに2勝
アメリカ大統領選挙に向けた候補者選びは5日、各地で予備選挙や党員集会が行われ、共和党は4つの州のうちクルーズ上院議員が2つの州で勝利し、トランプ氏が2つの州で勝利を確実にしました。
一方、民主党は3つの州のうちサンダース上院議員が2つの州を制し、クリントン前国務長官は1つの州で勝利しました。
このうち共和党では、保守強硬派のクルーズ上院議員が中西部カンザス州と東部メーン州で、不動産王のトランプ氏や若手のホープとされるルビオ上院議員らをおさえて勝利しました。一方、ABCテレビはルイジアナ州とケンタッキー州の南部2州で、トランプ氏が勝利を確実にしたと伝えました。
これによって共和党の候補者選びでは、トランプ氏が合わせて12の州を制したのに対し、クルーズ氏が合わせて6つの州で勝利したことになります。

また、民主党では格差の是正を前面に掲げるサンダース上院議員がカンザス州と中西部ネブラスカ州で、女性初の大統領を目指すクリントン前国務長官をおさえて勝利しました。一方、ルイジアナ州ではクリントン氏が勝利しました。
これによって民主党の候補者選びではクリントン氏が合わせて11の州を制したのに対し、サンダース氏が合わせて7つの州で勝利したことになります。

3154とはずがたり:2016/03/06(日) 23:12:06
2016年 03月 6日 17:14 JST
コラム:米国人の心をとらえるトランプ流「勝利宣言」
http://jp.reuters.com/article/column-trump-winner-idJPKCN0W60QX
Arie W. Kruglanski

[2日 ロイター] - 「われわれは共和党を拡大している」。米大統領選序盤のヤマ場「スーパーチューズデー」を制した不動産王ドナルド・トランプ氏は、戦いを終えてそう宣言した。

「われわれはもっと大きな党になる。ほとんど誰も想像しなかったことを、われわれは成し遂げたのだ。われわれを倒すものは誰もいない」

今年の米大統領選共和党候補指名争いにおけるトランプ氏の相次ぐ勝利は、政治専門家を実に驚かせている。有権者はトランプ氏の虚栄に満ちた大言壮語を見抜くだろうとの専門家の予想はまんまと外れた。

トランプ氏は最初の4州のうち3州で勝利した後、予備選や党員集会が集中した3月1日のスーパーチューズデーでは北東部と南部で圧勝し、11州のうち7州で勝利を収めた。自滅するどころか、トランプ氏が共和党候補指名争いでトップに躍り出ることができたのは、まさにそのような同氏の態度が一因とも言える。

リアリティー番組のスターでもあったトランプ氏の政治的成功の大きな秘訣(ひけつ)は、同氏の言葉遣いにある。特に、「勝利」のメタファー(隠喩)を巧みに利用していることだ。

ネバダ州党員集会の勝利スピーチでもそれは明らかだ。

「われわれは福音主義者の支持を得て勝った。老いも若きも、高学歴者も、またそうではない者も私を支持し、私は勝った。私は教育レベルの低い人が大好きだ」

皆、勝者が好きだ。一部の専門家によれば、多くの人たちが取りつかれるほどまでに、スポーツが社会化と文化的対応の本質的な部分を形成している米国においては、なおのことだ。

競争の価値は幼少期からたたき込まれ、米国民の気質の基本的な要素を形成する。米国で最も地位の高い大統領を選ぶプロセスさえ競争とみなされ、米国民の暮らしに根強いスポーツのメタファーがそこには反映されている。

言葉は重要である。メタファーは物の見方を誘導する。具体的な欲求を呼び起こし、特定の感情を引き出す。「勝つことが全てではないが、唯一無二である」と断言したのは、米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)アメリカンフットボールのコーチ、ヘンリー・ラッセル・サンダース氏だった。(民主党候補のバーニー・サンダース氏は無関係だ)

トランプ氏にとって、敗者になることは最悪な事態だ。その二文字は究極のこき下ろしであり、侮辱である。故に何が何でも勝者に、あるいは勝者として振る舞わなければならないのだ。同氏のシナリオでは、勝者とは金持ちで、社会的に成功し、性的な魅力も兼ね備え、華やかな女性を傍らに置くことを意味しているようだ。

3155とはずがたり:2016/03/06(日) 23:12:31
>>3154-3155
トランプ氏は自分が勝者だと言い続けている。同氏が「大好き」な支持者たちも勝者だと主張する。敗者は自分たちではないと。同氏の言葉は、人々の重要な能力や理性を回避して無意識のプロセスを喚起する。どのように勝利したかは重要ではなくなる。結果こそが大事なのだ。事実は曲げられ、ストーリーがでっち上げられ、真実もゆがめられる。全ては見せかけの勝利のためだ。

トランプ氏が絶え間なく引き合いに出す勝者と敗者の図式は、支持者の間に勝利を渇望する気持ちをかき立てる。「勝者」との一体感を強烈に感じるあまり、トランプ氏のメッセージに対する理性的な反論がいっさい抑えられてしまう可能性を秘めている。そして、行き過ぎた言動や非常識な主張の正当化に力が与えられる。

例えば、トランプ氏から「レイプ犯」「麻薬密売人」との汚名を着せられたヒスパニック系が、ネバダ州党員集会で同氏にかなりの票を投じたという事実は、他にどのような説明がつくだろうか。

また、トランプ氏が数多くの女性を不快にさせ、性的に表現し、固定観念に当てはめているにもかかわらず、なぜ同氏が共和党を支持する女性から最も支持されている候補であるかを理解する一助となるだろう。

一部のトランプ支持者は、同氏の過激な発言について、文字通り意味するわけではないとして正当化する。同氏が大統領に選ばれれば、共和党指導部の助言に耳を貸すと考えている。

どうやらうわべだけの政策を掲げていそうなトランプ氏は、より見識のある人たちからの助言を必要とするだろう。

不思議なことに、トランプ氏にすでにその兆しが見えているようだ。アイオワ州ペラでの集会で、同氏は次のように語っている。「大統領になったら、私は生まれ変わる。何でもする。かつていなかったほど最も偏見のない人にだってなれる」。1日夜の記者会見でも、同氏は非常に礼儀正しかった。

とはいえ、トランプ氏が勝者ぶりを見せつける機会を逃すはずはない。資本主義社会において、これは物質的な富を意味する。同氏が常に口にしていることだ。「私は金持ちだ。本当の金持ちだ」と、幾度となく語る。昨年6月に大統領選への出馬を表明した際には、「金持ち」「カネ」「純資産」という言葉を、45分間で30回も口にした。自分の純資産は87億3754万ドル(約9950億円)だと言うが、一部の推計によれば、それは大いに誇張されているという。

トランプ氏はまた、ゴージャスな元モデルが妻だと有権者に常に訴える。同氏の基準でいえば、これも真の勝者の証しなのだ。

勝者を繰り返し持ち出すトランプ氏に対し、メディアや専門家は辛辣(しんらつ)な皮肉を浴びせ、笑いものにしている。だが、同氏の勝者への執着にはそれなりの道理がある。極めて効果的でなければ、そのような戦略は取らないに違いない。

トランプ氏を大統領選のレースから脱線させたいと考えるなら、同氏のこうした戦略を理解した方がいいだろう。でなければ、究極のジョークのネタにされるだろう。

*筆者は米メリーランド大学心理学部のDistinguished University Professor。同大START(テロ及びテロ対応研究コンソーシアム)のシニアリサーチャーも務める。

3156とはずがたり:2016/03/06(日) 23:12:58
2016年 03月 6日 17:02 JST
焦点:「トランプ旋風」見過ごした米共和党上層部の誤算
http://jp.reuters.com/article/usa-trump-analysis-idJPKCN0W801I?sp=true

[ワシントン 2日 ロイター] - 昨年6月のある晩、一部の共和党大口献金者が、ユタ州ディアバレーの高級リゾートで催されたカクテルパーティーに参加していた。元マサチューセッツ州知事のミット・ロムニー氏が主催した3日間の小旅行イベントの一部である。

客たちは大統領選立候補予定者6人の話を聞いてきたばかりだった。工具メーカーであるポジテックツール社のトム・ダンカン最高経営責任者(CEO)は、翌年11月の大統領選に勝利するための夢のカードについて数人の出席者と語り合っていた。大統領候補にウィスコンシン州知事のスコット・ウォーカー氏、副大統領候補にフロリダ州選出のマルコ・ルビオ上院議員といった布陣である。

ダンカン氏自身は、オハイオ州知事のジョン・ケーシック氏をひいきにしていたが、ヒューレット・パッカード元CEOのカーリー・フィオリーナ氏にも注目していた。だが、何カ月も前から出馬の意向をほのめかしていたドナルド・トランプ氏の名前を挙げる者は1人もいなかった。

その4日後、ニューヨーク不動産業界の大物であるトランプ氏は正式に立候補を表明し、数週間のうちに、共和党内のライバルを蹴散らして世論調査のトップに躍り出た。

トランプ氏の台頭は連日のようにテレビやソーシャルメディアで話題になったが、この時期、共和党上層部のあいだで、どのような会話がひそかに交わされていたのかは、あまり明らかにされていない。

多くの場合にある共通点があった。トランプ氏を真面目に論じることが、かたくなに拒否されていたことである。その一方で、昨夏の数カ月、トランプ氏の姿を見るためにスタジアムにはファンが詰めかけ、メディアの選挙報道は彼の話題ばかり、世論調査では老若男女を問わず支持の広がりが見られたのである。

その後数カ月、国内各地で、ディアバレーと同じような光景が、世間とは切り離された共和党のエリート層のなかで繰り返されることになる。共和党上層部の多くは、トランプ氏が最終的には自滅するか、同氏の大言壮語、無責任な中傷、「偉大なアメリカを取り戻す」という彼の約束を裏付ける確かな政策の不在に対して、国民が我慢しきれなくなると考えていた。

だが、彼らは間違っていた。

トランプ氏は「スーパーチューズデー」に予備選を行った州の過半数で勝利を収め、共和党候補指名への歩みを加速している。

トランプ氏がメキシコ国境に壁を築いて不法移民を締め出し、武装勢力の一員である可能性があるという理由でイスラム教徒の入国を禁じ、シリア難民を拒否すると約束した後でも、同氏を支持した有権者のムードを読み誤ったと、共和党の献金者や、戦略担当者、選挙運動担当者たちは認めている。

本記事の取材に対して、トランプ陣営の広報担当者ホープ・ヒックス氏はコメントを拒否している。

<空気を読めなかった党関係者>

トランプ氏の台頭は、共和党内の通常の指名プロセスの構造を完全に逸脱したところで起きているように思われた。

例えば、昨年2月に開催された草の根活動家による集会、保守政治行動会議(CPAC)の参加者の多くは、大統領選出馬予定者であるウィスコンシン州知事のウォーカー氏や、テキサス州選出のテッド・クルーズ上院議員に熱狂していた。ホワイトハウスを目指す共和党候補者にとっては必ず顔を出すべき集会である。

この集会でのスピーチでトランプ氏は、今や有名になった公約を試してみた。南部の国境に巨大な壁を築いて不法移民を阻止するという、その後彼の攻撃的な選挙運動の起爆剤となり、共和党の大統領候補指名レースで他候補を大きくリードする推進力となった、例の公約である。

「彼のスピーチの評判は良かったが、模擬投票ではそこまで振るわなかった」と、毎年CPACを主催している全米保守連合のマット・シュラップ会長は語る。模擬投票で勝利を収めたのは、ケンタッキー州選出のランド・ポール上院議員だった。

CPAC参加者の大半は、過去に選挙運動に参加したことのある保守的な政治活動家である。だが、トランプ氏の成功を後押ししている支持者たちはタイプが違う。CPACで人気を集めた候補者たちは勢いを失った。ウォーカー氏は公式の出馬表明後、2カ月でレースを降りた。ポール氏は2月に行われた最初の予備選で脱落した。クルーズ氏はこれまでに10回以上行われた予備選のうち3回しか勝っていない。

3157とはずがたり:2016/03/06(日) 23:13:16
>>3156-3157
選挙戦の序盤、トランプ氏は富裕な共和党支持者にとって謎でしかなかった。8月上旬の日曜日、大統領選について協議するためにニューヨークの高級避暑地であるハンプトンズに集まった人々も同じだった。彼らは、周囲に金融関係者の邸宅が集中していることから「ゴールドマン・ポンド」と名づけられた池に近い、ヘッジファンド経営者の邸宅で昼食を共にした。

匿名を条件に話してくれた客の1人によれば、このとき集まった客たちのなかには、元国防官僚、大手不動産企業のCEO、著名なプライベート・エクイティ・ファンドのパートナー、保守派の学者などが含まれていたという。この情報提供者は、他の客と同様に、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事を支持していた。

「さまざまな話題が出たが、特に大きかったのは、トランプ氏の立候補に対する懸念と驚きだったと言えるだろう」と、同情報提供者は語る。ロイター/イプソスのデータによれば、この時点で全国世論調査におけるトランプ氏の支持率は、最も近いライバルの2倍だった。

この情報提供者によれば、出席者たちはトランプ氏の台頭について議論し、同氏が多くの米国民の琴線に触れたという見方に達したという。彼らは、トランプ氏の存在によって他の候補者が消極的になるのではないかと懸念していた。あと1週間足らずに迫っていた共和党の最初の公開討論会の場がトランプ氏に牛耳られないことが彼らの願いだった。

とはいえ彼らは、序盤戦がどのようなものであれ、世論調査でのトランプ氏の首位は長続きしないと判断した。

この情報提供者は8月6日のインタビューで、「自動車レースNASCARで疾走する車のような勢いだが、壁に激突するのは時間の問題だ。他のドライバーを巻き添えにしないことを願う」と語った。

だが、トランプ氏はクラッシュしなかった。

そしてNASCARのブライアン・フランスCEOは2月29日、トランプ氏支持を表明した。

<見落とされた警告>

ジェブ・ブッシュ氏を支援する外部資金団体「ライト・トゥ・ライズ」は、指名獲得に邪魔になるかもしれないライバルを攻撃するために、1億ドル(約113億8000万円)を超える巨額の選挙資金を用意した。だが、トランプ氏がブッシュ氏をリードしていたにもかかわらず、昨年の夏や秋にもトランプ氏を潜在的な脅威として認識していなかったことが、同団体の首脳陣の1人への複数回の取材で明らかになった。

「トランプ氏がわれわれの敵になるとは考えていない」と、この幹部は昨年秋、匿名を条件に語った。1月か2月には、トランプ氏は指名獲得競争において取るに足りない存在になっているだろう、と彼は予言した。

ブッシュ氏は、数カ月にわたる奮闘の末、サウスカロライナ州の予備選で惨敗し、2月21日に撤退を表明している。

冒頭で紹介したポジテック社のダンカンCEOによれば、11月、12月になっても、3期にわたって大統領選の代議員を務めた人々との会話のなかでトランプ氏の話題はほとんど出なかったという。

「まだ時間はたっぷり残っていた。正直言って、彼は自滅すると思っていた」とダンカン氏は言う。

時間がほとんど残されていない今、党上層部には、見落としていた初期の警告を思い返すことしかできない。

そうした警告の一つが、昨年1月の「アイオワ・フリーダム・サミット」だった。大統領選に向けた非公式のスタートとなる、共和党大統領出馬予定者の「集団オーディション」である。主催者がトランプ氏を候補予定者に追加すると、入場希望者が急増したのだ。

この会議の主催者である保守派支持団体「シチズンズ・ユナイテッド」のデービッド・ボッシー会長は、「トランプ氏の名前をアナウンスすると、会場は自然に盛り上がった」と話す。

「眠りこけていたのでもなければ、党上層部にせよ、メディアにせよ、地球上の誰にせよ、共和党の指名獲得競争でトランプ氏が優勢になることを見落とすなんて、とうてい考えられない」

(Emily Flitter記者、Luciana Lopez記者)(翻訳:エァクレーレン)

3158とはずがたり:2016/03/06(日) 23:25:48
米NY付近で小規模地震多発、大地震の警告も
http://jp.wsj.com/articles/SB12477199894747223486304581575873777317158?mod=JWSJ_EditorsPicks
By HEATHER HADDON
2016 年 3 月 3 日 13:01 JST

 米ニューヨーク付近で小さな地震が多発し、住民の間に不安が広がっている。一部の地質学者は今後も地震の増加が続くと予想し、大地震が起こる可能性もあると警告している。

 米地質調査所(USGS)のデータによると、今年は1、2月だけで7回の地震があり、既に昨年1年間の5回を上回っている。最近の地震はいずれもマグニチュード(M)2.0以下だ。 

 今年起きた地震のうち6回は、ニュージャージー州北部の一角で起きた。週末の2月20日には3回の地震があった。それを受け、地元の緊急対応部門に住民からの照会が殺到した。 

 ニューヨーク付近で過去に起きた地震の傾向を分析しているラトガース大学のアレクサンダー・ゲーツ氏は、同地域では地震が増加する傾向にあるとして、「遅かれ早かれ、大地震が起こるだろう」と述べた。

 5年ごとに更新されるニュージャージー州の危機対応策は地震も対象にしている。ただ、当局者は、同州の地震被害リスクは依然低いとし、「(米国の中で地震が集中している)カリフォルニアとは違う」と指摘している。 

 地質学者や他の地震専門家は、ニューヨーク地区で大きな地震が起こる可能性について長らく警告してきた。USGS によると、1737年と1884年には被害地震が発生している。後者はM5.5だった。

3159チバQ:2016/03/07(月) 22:22:59
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20160307/frn1603071205006-n1.htm
共和党主流派の“トランプ否定”で勢いに陰り? クルーズ氏が猛追 米大統領選候補者選び
2016.03.07
 米大統領選の候補者選びは、この週末も共和党、民主党ともに党員集会や予備選が行われ、共和党は、クルーズ上院議員(45)が実業家のトランプ氏(69)と2勝ずつ分け合い、猛追態勢に入った。

 共和党主流派は、過激な言動で物議を醸すトランプ氏について党指名候補にふさわしくないとみており、今後の選挙戦で勢いに陰りが出るかどうかが注目される。

 クルーズ氏は東部メーン、中西部カンザスで大勝したほか、トランプ氏が勝利した南部のケンタッキーとルイジアナで僅差の2位につけた。

 19州で戦いを終えた共和党は、トランプ氏が12州、クルーズ氏が6州、ルビオ氏が1州で勝利。AP通信の推計によると獲得代議員総数は順に378人、295人、123人となった。

 主流派のルビオ上院議員(44)や中西部オハイオ州のケーシック知事(63)は存在感を示せずにいる。ケーシック氏には前カリフォルニア州知事の俳優、アーノルド・シュワルツェネッガー氏(68)が支持を表明した。

 一方、民主党は6日のメーン州の党員集会でサンダース上院議員(74)の勝利が確実となり、クリントン前国務長官(68)が11州、サンダース氏が8州を制している。

3160チバQ:2016/03/07(月) 22:27:23
http://www.asahi.com/articles/ASJ3344VVJ33UHBI00R.html
異端トランプ氏に共感なぜ 過激発言続々、「嫌い」首位
ワシントン=佐藤武嗣2016年3月7日09時36分
 「エスタブリッシュメント(既成勢力)は、さぞ不満だろう。私は自分で選挙資金を賄い、彼らの金を受け取らない。コントロールされずに米国民のために正しいことをしていくんだ」

 5日夜のフロリダ州パームビーチ。同日、米大統領選の予備選・党員集会で2勝をあげたドナルド・トランプ氏は集まった記者に自信たっぷりにこう語った。企業のロビー活動や共和党主流派を皮肉り、「党の異端児」であることをむしろ誇った。

 昨年6月、メキシコ不法移民を「麻薬密売人」「強姦(ごうかん)犯」と決めつけ、物議をかもした。NBCテレビがトランプ氏と連携した人気番組の放映を中止し、百貨店メーシーズもシャツなどの「トランプ」ブランドの商品を撤去するなど、様々な企業が「社会的制裁」に踏み切った。

 党運営を仕切る全国委員会のトップ、プリーバス委員長も7月上旬、ひそかにトランプ氏に電話した。「表現を和らげるように」との注文だったが、同氏は引き続き、「反移民」を演説の柱に据え続けた。

 公然と共和党幹部の要請を無視できるのは、トランプ氏が「無所属での立候補」という切り札を持っているからだ。

 仮にトランプ氏が無所属で出馬すれば、保守票が割れる。1992年、無党派のロス・ペロー氏が立候補したことで、当時のブッシュ大統領が民主党のビル・クリントン氏に負けた悪夢がよみがえる。

 結果として、異端児は野放しとなった。昨年8月、共和党の初めての討論会で、女性司会者が「トランプ氏は女性を見下す傾向がある」と追及すると、同氏は翌日、こうインタビューに答えた。

 「彼女の目からは血が流れていた。どこであれ、血が出ていたよ」

3161チバQ:2016/03/07(月) 22:31:22
http://www.sankei.com/world/news/160306/wor1603060029-n1.html
2016.3.7 02:00
【米大統領選】
共和党指名争いはルビオ氏の低迷で「反トランプ」はクルーズ氏に収れんか? 民主はクリントン氏優位変わらず

 米大統領選の予備選・党員集会では共和、民主両党ともに先頭走者を追う候補が健闘した。5州(共和党4州、民主党3州)の結果は今後の候補指名争いにどのような影響を与えるのだろうか。(ワシントン 加納宏幸) 

 共和党では、ドナルド・トランプ氏を追う強硬保守のテッド・クルーズ上院議員、主流派のマルコ・ルビオ上院議員の若手2人の明暗が分かれた。

 クルーズ氏の人気は保守的な地盤である南部、中西部にとどまるとみられていたが、中西部カンザス州に加え、州知事がトランプ氏の支持を表明した東部メーン州で勝ち、広がりをみせた。特に圧勝したカンザス州では2012年大統領選に比べ、投票者数が2倍以上に増えていた。

 ワシントン近郊で開かれた「保守政治行動会議」(CPAC)が5日に発表した参加者の人気投票の結果はクルーズ氏40%、ルビオ氏30%、トランプ氏15%。これまでに予備選・党員集会が実施された19州の戦歴はトランプ氏12州、クルーズ氏6州、ルビオ氏1州で、クルーズ氏は今回挙げた2勝により「反トランプ」の統一候補としての地位を固める可能性がある。

 クルーズ氏は5日、アイダホ州で「“戦場”が分割されたままではトランプ氏に有利になる」と述べ、ルビオ氏らに撤退と自陣営への合流を呼びかけた。

 ルビオ氏は15日の地元・フロリダ州予備選に望みをかけるが、5日はいずれの州も3位以下に終わり、浮上の兆しはみえない。

 トランプ氏は5日夜、フロリダ州でルビオ氏に撤退を勧め、「クルーズ氏と一対一で戦いたい。彼はニューヨーク、ニュージャージー、ペンシルベニア、カリフォルニアで私に勝てないだろうから」と語った。

 一方、民主党はサンダース氏が2州で勝利したものの、黒人の比率が大きい南部ルイジアナ州では、1日のスーパーチューズデーの南部諸州の戦いに続き完敗。民主党指名争いの帰趨(きすう)を決めるマイノリティー(少数派)から高い支持を受けるクリントン氏の優位は変わらないとみられる。

3162チバQ:2016/03/07(月) 22:43:32
http://www.asahi.com/international/reuters/CRWKCN0W801H.html
焦点:「トランプ旋風」見過ごした米共和党上層部の誤算
2016年3月7日12時42分
 [ワシントン 2日 ロイター] - 昨年6月のある晩、一部の共和党大口献金者が、ユタ州ディアバレーの高級リゾートで催されたカクテルパーティーに参加していた。元マサチューセッツ州知事のミット・ロムニー氏が主催した3日間の小旅行イベントの一部である。

 客たちは大統領選立候補予定者6人の話を聞いてきたばかりだった。工具メーカーであるポジテックツール社のトム・ダンカン最高経営責任者(CEO)は、翌年11月の大統領選に勝利するための夢のカードについて数人の出席者と語り合っていた。大統領候補にウィスコンシン州知事のスコット・ウォーカー氏、副大統領候補にフロリダ州選出のマルコ・ルビオ上院議員といった布陣である。

 ダンカン氏自身は、オハイオ州知事のジョン・ケーシック氏をひいきにしていたが、ヒューレット・パッカード元CEOのカーリー・フィオリーナ氏にも注目していた。だが、何カ月も前から出馬の意向をほのめかしていたドナルド・トランプ氏の名前を挙げる者は1人もいなかった。

 その4日後、ニューヨーク不動産業界の大物であるトランプ氏は正式に立候補を表明し、数週間のうちに、共和党内のライバルを蹴散らして世論調査のトップに躍り出た。

 トランプ氏の台頭は連日のようにテレビやソーシャルメディアで話題になったが、この時期、共和党上層部のあいだで、どのような会話がひそかに交わされていたのかは、あまり明らかにされていない。

 多くの場合にある共通点があった。トランプ氏を真面目に論じることが、かたくなに拒否されていたことである。その一方で、昨夏の数カ月、トランプ氏の姿を見るためにスタジアムにはファンが詰めかけ、メディアの選挙報道は彼の話題ばかり、世論調査では老若男女を問わず支持の広がりが見られたのである。

 その後数カ月、国内各地で、ディアバレーと同じような光景が、世間とは切り離された共和党のエリート層のなかで繰り返されることになる。共和党上層部の多くは、トランプ氏が最終的には自滅するか、同氏の大言壮語、無責任な中傷、「偉大なアメリカを取り戻す」という彼の約束を裏付ける確かな政策の不在に対して、国民が我慢しきれなくなると考えていた。

 だが、彼らは間違っていた。

 トランプ氏は「スーパーチューズデー」に予備選を行った州の過半数で勝利を収め、共和党候補指名への歩みを加速している。

 トランプ氏がメキシコ国境に壁を築いて不法移民を締め出し、武装勢力の一員である可能性があるという理由でイスラム教徒の入国を禁じ、シリア難民を拒否すると約束した後でも、同氏を支持した有権者のムードを読み誤ったと、共和党の献金者や、戦略担当者、選挙運動担当者たちは認めている。

 本記事の取材に対して、トランプ陣営の広報担当者ホープ・ヒックス氏はコメントを拒否している。

3163チバQ:2016/03/07(月) 22:44:00
<空気を読めなかった党関係者>

 トランプ氏の台頭は、共和党内の通常の指名プロセスの構造を完全に逸脱したところで起きているように思われた。

 例えば、昨年2月に開催された草の根活動家による集会、保守政治行動会議(CPAC)の参加者の多くは、大統領選出馬予定者であるウィスコンシン州知事のウォーカー氏や、テキサス州選出のテッド・クルーズ上院議員に熱狂していた。ホワイトハウスを目指す共和党候補者にとっては必ず顔を出すべき集会である。

 この集会でのスピーチでトランプ氏は、今や有名になった公約を試してみた。南部の国境に巨大な壁を築いて不法移民を阻止するという、その後彼の攻撃的な選挙運動の起爆剤となり、共和党の大統領候補指名レースで他候補を大きくリードする推進力となった、例の公約である。

 「彼のスピーチの評判は良かったが、模擬投票ではそこまで振るわなかった」と、毎年CPACを主催している全米保守連合のマット・シュラップ会長は語る。模擬投票で勝利を収めたのは、ケンタッキー州選出のランド・ポール上院議員だった。

 CPAC参加者の大半は、過去に選挙運動に参加したことのある保守的な政治活動家である。だが、トランプ氏の成功を後押ししている支持者たちはタイプが違う。CPACで人気を集めた候補者たちは勢いを失った。ウォーカー氏は公式の出馬表明後、2カ月でレースを降りた。ポール氏は2月に行われた最初の予備選で脱落した。クルーズ氏はこれまでに10回以上行われた予備選のうち3回しか勝っていない。

 選挙戦の序盤、トランプ氏は富裕な共和党支持者にとって謎でしかなかった。8月上旬の日曜日、大統領選について協議するためにニューヨークの高級避暑地であるハンプトンズに集まった人々も同じだった。彼らは、周囲に金融関係者の邸宅が集中していることから「ゴールドマン・ポンド」と名づけられた池に近い、ヘッジファンド経営者の邸宅で昼食を共にした。

 匿名を条件に話してくれた客の1人によれば、このとき集まった客たちのなかには、元国防官僚、大手不動産企業のCEO、著名なプライベート・エクイティ・ファンドのパートナー、保守派の学者などが含まれていたという。この情報提供者は、他の客と同様に、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事を支持していた。

 「さまざまな話題が出たが、特に大きかったのは、トランプ氏の立候補に対する懸念と驚きだったと言えるだろう」と、同情報提供者は語る。ロイター/イプソスのデータによれば、この時点で全国世論調査におけるトランプ氏の支持率は、最も近いライバルの2倍だった。

 この情報提供者によれば、出席者たちはトランプ氏の台頭について議論し、同氏が多くの米国民の琴線に触れたという見方に達したという。彼らは、トランプ氏の存在によって他の候補者が消極的になるのではないかと懸念していた。あと1週間足らずに迫っていた共和党の最初の公開討論会の場がトランプ氏に牛耳られないことが彼らの願いだった。

 とはいえ彼らは、序盤戦がどのようなものであれ、世論調査でのトランプ氏の首位は長続きしないと判断した。

 この情報提供者は8月6日のインタビューで、「自動車レースNASCARで疾走する車のような勢いだが、壁に激突するのは時間の問題だ。他のドライバーを巻き添えにしないことを願う」と語った。

 だが、トランプ氏はクラッシュしなかった。

 そしてNASCARのブライアン・フランスCEOは2月29日、トランプ氏支持を表明した。

3164名無しさん:2016/03/07(月) 22:44:16
<見落とされた警告>

 ジェブ・ブッシュ氏を支援する外部資金団体「ライト・トゥ・ライズ」は、指名獲得に邪魔になるかもしれないライバルを攻撃するために、1億ドル(約113億8000万円)を超える巨額の選挙資金を用意した。だが、トランプ氏がブッシュ氏をリードしていたにもかかわらず、昨年の夏や秋にもトランプ氏を潜在的な脅威として認識していなかったことが、同団体の首脳陣の1人への複数回の取材で明らかになった。

 「トランプ氏がわれわれの敵になるとは考えていない」と、この幹部は昨年秋、匿名を条件に語った。1月か2月には、トランプ氏は指名獲得競争において取るに足りない存在になっているだろう、と彼は予言した。

 ブッシュ氏は、数カ月にわたる奮闘の末、サウスカロライナ州の予備選で惨敗し、2月21日に撤退を表明している。

 冒頭で紹介したポジテック社のダンカンCEOによれば、11月、12月になっても、3期にわたって大統領選の代議員を務めた人々との会話のなかでトランプ氏の話題はほとんど出なかったという。

 「まだ時間はたっぷり残っていた。正直言って、彼は自滅すると思っていた」とダンカン氏は言う。

 時間がほとんど残されていない今、党上層部には、見落としていた初期の警告を思い返すことしかできない。

 そうした警告の一つが、昨年1月の「アイオワ・フリーダム・サミット」だった。大統領選に向けた非公式のスタートとなる、共和党大統領出馬予定者の「集団オーディション」である。主催者がトランプ氏を候補予定者に追加すると、入場希望者が急増したのだ。

 この会議の主催者である保守派支持団体「シチズンズ・ユナイテッド」のデービッド・ボッシー会長は、「トランプ氏の名前をアナウンスすると、会場は自然に盛り上がった」と話す。

 「眠りこけていたのでもなければ、党上層部にせよ、メディアにせよ、地球上の誰にせよ、共和党の指名獲得競争でトランプ氏が優勢になることを見落とすなんて、とうてい考えられない」

 (Emily Flitter記者、Luciana Lopez記者)(翻訳:エァクレーレン)

3165チバQ:2016/03/07(月) 23:32:32
http://www.sankei.com/world/news/160307/wor1603070013-n1.html
2016.3.7 08:48
【米大統領選】
共和党・ルビオ氏が自治領プエルトリコで勝利 ミネソタ州に続き2勝目
 【ワシントン=青木伸行】米大統領選の候補指名争いで共和党は6日、カリブ海の米自治領プエルトリコで予備選を開き、キューバ系のマルコ・ルビオ上院議員(44)が勝利し、ミネソタ州に続き2勝目を挙げた。

 プエルトリコでは代議員23人が争われ、日本時間7日午前8時現在の得票率はルビオ氏74・2%、不動産王ドナルド・トランプ氏(69)の13・7%、テッド・クルーズ上院議員(45)の8・6%などを大きく引き離している。

3166チバQ:2016/03/07(月) 23:33:20
http://www.sankei.com/world/news/160307/wor1603070023-n1.html
2016.3.7 12:01
【米大統領選】
民主党・サンダース氏がメーン州で8勝目 共和党・トランプ氏はプエルトリコで完敗
 【ワシントン=青木伸行】米大統領選の候補指名争いは6日、民主党が東部メーン州で党員集会、共和党はカリブ海の米自治領プエルトリコで予備選を開き、民主党はバーニー・サンダース上院議員(74)、共和党はキューバ系のマルコ・ルビオ上院議員(44)がそれぞれ勝利した。

 メーン州での得票率は、サンダース氏64・2%、クリントン氏35・6%(日本時間7日午前10時半現在)。サンダースの勝利はこれで8州目。クリントン氏は11州と米領サモアで勝利している。

 一方、ルビオ氏はミネソタ州に続き2勝目を挙げた。最終得票率は73・8%と、不動産王ドナルド・トランプ氏(69)の13・6%、テッド・クルーズ上院議員(45)の9%を大きく引き離し、代議員23人を獲得した。

3167チバQ:2016/03/07(月) 23:37:14
http://mainichi.jp/articles/20160307/k00/00e/030/159000c
米大統領選
共和、ルビオ氏が2勝目 フロリダに望み

毎日新聞2016年3月7日 11時29分(最終更新 3月7日 12時33分)
 【ワシントン西田進一郎】米大統領選候補の指名争いは6日、カリブ海の自治領プエルトリコで共和党の予備選、東部メーン州で民主党の党員集会がそれぞれ行われた。プエルトリコでは、共和党主流派の期待が集まるマルコ・ルビオ上院議員(44)が圧勝し、2勝目を挙げた。メーン州では「民主社会主義者」を自称するバーニー・サンダース上院議員(74)が8勝目を確実にした。


 共和党の指名争いは、実業家ドナルド・トランプ氏(69)12勝、保守強硬派のテッド・クルーズ上院議員(45)6勝、ルビオ氏2勝となった。同氏は4州で予備選・党員集会が行われた5日、全ての州で3位以下に沈み、トランプ氏から撤退を「勧告」されていた。

 こうした中、ルビオ氏は地元フロリダ州と関係の深いプエルトリコにただ一人現地入りするなど力を入れた。同地では7割超の得票で全代議員23人を獲得し、15日の同州予備選などに望みをつないだ。

 一方、民主党はこれで、最有力候補のヒラリー・クリントン前米国務長官(68)が12勝、サンダース上院議員が8勝となった。クリントン氏が黒人など人種的少数派から強い支持を受けて優位に戦いを続けるのに対し、サンダース氏は白人リベラル層や若者の支持を受けて追い上げている。メーン州は人口に占める白人の割合が9割を超えている。

3168とはずがたり:2016/03/08(火) 08:57:37
ブルームバーグ前NY市長、出馬見送り 米大統領選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160308-00000002-jij_afp-int
AFP=時事 3月8日(火)7時55分配信

【AFP=時事】(更新)今年行われる米大統領選への出馬を検討していたマイケル・ブルームバーグ(Michael Bloomberg)前ニューヨーク(New York)市長(74)は7日、出馬を見送ると発表した。

ブルームバーグ前NY市長、大統領選出馬を検討 米紙報道(1月24日)

 理由について、自身が出馬すれば、共和党候補指名争いで上位の不動産王ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏やテッド・クルーズ(Ted Cruz)上院議員の大統領選出につながりかねないためと説明。

 ブルームバーグ氏は、侮辱的発言で注目を集めるトランプ氏が共和党の候補指名争いで首位を走る状況への失望を表明し、過去数か月にわたり独立系候補としての立候補を検討していた。

 現行候補に反対する人々からも、出馬して「愛国者の義務」を果たすべきだと促されていたが、「データを分析した結果、出馬しても勝てないことが明白になった」という。【翻訳編集】 AFPBB News

3169チバQ:2016/03/08(火) 21:37:01
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160308/k10010435371000.html
ブルームバーグ氏立候補せず 米大統領選
3月8日 8時35分

ブルームバーグ氏立候補せず 米大統領選
アメリカ大統領選挙に向けた候補者選びで、無所属として立候補を検討していた、前ニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグ氏は7日、選挙戦に立候補しないことを表明しました。
前ニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグ氏は、ことし11月に行われるアメリカ大統領選挙に、無所属として立候補を検討していることを明らかにしていました。これについてブルームバーグ氏は7日、ウェブサイト上に寄稿し、「今から選挙戦に参加しても勝つことはできない」として、立候補しないことを表明しました。さらにブルームバーグ氏は「私が選挙戦に出れば、共和党から立候補しているトランプ氏やクルーズ上院議員の当選につながりかねないことになる」として、みずからの立候補によって民主党の有権者の票が割れ、トランプ氏らに有利な状況を作ることを避けるためにも立候補しないとしています。
ブルームバーグ氏は、金融情報会社を創設した世界的に有名な資産家で、同時多発テロ事件直後の2002年から3期にわたってニューヨーク市長を務めました。
ブルームバーグ氏が立候補すると、その高い知名度や豊富な資金力などから、無党派層や、民主、共和両党の支持者から一定の票を得るとみられ、最終的な判断が注目されていました。

3170チバQ:2016/03/08(火) 21:41:05
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201603/CK2016030802000246.html
ブルームバーグ氏不出馬 「出ればトランプ氏が勝つ」

2016年3月8日 夕刊


写真
 【ワシントン=石川智規】米大統領選への出馬を検討していたマイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長(74)=写真、AP・共同=は七日、自身のブログで、立候補しない考えを明言した。
 ブルームバーグ氏はこの数カ月間、多くの支援者らから出馬を促されたと振り返りつつ「世論調査などのデータを見れば、私が出馬しても勝てないことは明らかだ」と強調。
 さらに「出馬すれば、共和党のトランプ氏やクルーズ上院議員の当選につながりかねない」と続け「良心に照らしてそのようなリスクを取ることはできない」と決断の理由を説明した。今後の選挙戦では、民主、共和両党候補者の「誰も支援しない」という。
 ブルームバーグ氏は一九八一年に金融情報会社「ブルームバーグ」を設立し、トランプ氏をしのぐ世界有数の資産家として知られる。民主党員から共和党に転じ、二〇〇二年から一三年までニューヨーク市長を三期務めた。
 ことし一月下旬、大統領選について「あらゆる選択肢を考える」と出馬に意欲を見せ、去就が注目されていた。

3171名無しさん:2016/03/08(火) 21:45:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160308-00000019-jij-n_ame
ブルームバーグ前市長が出馬見送り=「トランプ氏の手助けできぬ」―米大統領選
時事通信 3月8日(火)7時27分配信

 【ワシントン時事】米大統領選に無所属か第3党の候補として出馬することを検討していたマイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長(74)は7日、声明を発表し、出馬を見送ると表明した。
 立候補すれば民主党支持層から一定の票を奪い、共和党を利するとみられていただけに、民主党にとっては追い風だ。
 ブルームバーグ氏は声明で「私が出馬すれば(共和党の実業家)ドナルド・トランプ氏らの当選につながる可能性が十分ある。そのリスクは冒せない」と不出馬の理由を説明した。
 ブルームバーグ氏はトランプ氏について「親しい間柄だが、人々の偏見と恐怖を食い物にし、私が記憶する中で最も扇動的な選挙戦を進めている。中国や日本に貿易戦争を仕掛けると脅しているのも危険な間違いだ」と批判した。

3172とはずがたり:2016/03/08(火) 21:57:41

2016年 03月 8日 16:16 JST
アングル:「トランプ発言」で海外外交官が米国に異例の警鐘
http://jp.reuters.com/article/angle-trump-diplomats-alarm-idJPKCN0WA0O0?sp=true

[ワシントン 7日 ロイター] - 米大統領選の共和党候補指名争いでトップを走る不動産王ドナルド・トランプ氏が公の場で行った「扇動的で侮蔑的」な発言に対し、他国の外交官たちが米政府当局者に警戒感を示しているという。

欧州、中東、中南米、アジア各国の高官は、最近の私的な会話のなかで、トランプ氏の発言に見られる主に外国人嫌悪について不満を漏らしていたと、米当局者3人が明らかにした。

「(トランプ氏の)発言が今後も続き、場合によってはエスカレートするにつれ、世界各国で一部の指導者の懸念も高まる」と、米当局者の1人は話す。

米当局者3人は不満を漏らした外交官の出身国を完全に明かすことは拒否したが、うち2人は少なくともインド、韓国、日本、メキシコがそのなかに含まれていることを明らかにした。

たとえプライベートな会話でも、米大統領選のさなかに他国の外交官が候補者について懸念を表明することは非常にまれだという。特に、大統領選の勝者が誰であっても協力する必要があると意識する米国の同盟国は、国内政治に干渉していると見られたくないと普通は考える。

英国、メキシコ、フランス、カナダなどの指導者層のなかには、すでに公の場でトランプ氏の取る立場を批判している人もいる。ドイツのガブリエル経済相は、6日付ウェルト日曜版のインタビューで、トランプ氏のことを平和と繁栄に対する脅威だと述べた。

トランプ氏の選挙陣営は、この件についてコメントを差し控えた。

日本、インド、韓国の大使館もコメントしなかった。

メキシコ政府の報道官はいかなる私的な不満も確認しないとしたうえで、同国の外相が先週、トランプ氏の政策や発言は「無知で差別主義的」であり、不法移民を阻止するため国境沿いに壁を築くという同氏の計画は「ばかげている」と述べたことを強調した。

米当局者によれば、外交官たちはとりわけトランプ氏が掲げる反移民、反イスラム教徒の政策を懸念している。

欧州や中東の当局者は、トランプ氏の反イスラム宣言が過激派組織「イスラム国」や他のイスラム系武装勢力の勧誘に使われているとして米当局者に懸念を訴えているという。

また、国際的な貿易協定への反対姿勢や、中東の紛争で同盟諸国に役割拡大を求めるトランプ氏のもとで、米国がますます内向きになると危惧する声も聞かれる。

「欧州の外交官たちはトランプ氏の台頭について、信じられないという様子でいつも聞いてくる。今ではパニックとなりつつある」と、北大西洋条約機構(NATO)のある米高官は匿名を条件にそう話した。

3173とはずがたり:2016/03/08(火) 21:58:00
>>3172-3173
「EU(欧州連合)が実存的危機に直面し、米国の支援をかつてないほど必要としているなかで、米国が内向きになることを彼らはいつも以上に心配している」と語る。

100人を超える米共和党外交政策の重鎮たちは公開書簡で、トランプ氏の提案は自国の安全保障を損なうものだとして同氏への反対を表明している。

<質問の嵐>

ブリードラブ在欧米空軍司令官は1日、大統領選をめぐり、米国の同盟諸国の間で懸念が高まっていると指摘。トランプ氏を名指しこそしなかったものの、「今回の大統領選では総じて、欧州の当局者から多くの質問を受けている。候補者たちの討論会をこれまでとは非常に違うものと受け取っているようだ」と語った。

私的な外交関係については具体的には明かさなかったものの、一部の他国当局者はトランプ氏に対する自国政府の懸念を認めた。

英当局者は1月、「ドナルド・トランプ氏の言うことは、私の考えでは、間違っているだけでなく、過激派に勝利するために必要な努力を実際に困難にさせている」とのキャメロン首相の発言を強調した。

中国の当局者は先週、外務省報道官の発言に言及。中国製品に高い関税を課すと提案したトランプ氏の発言を中国は懸念しているかと問われた華春瑩報道官は、特定の候補者についてはコメントを拒否。ただ、中国と米国は国際的な政治・経済の安定を維持する「主な責任」を負っていると強調した。

イラン、イラク、サウジアラビア、ベトナムなど、トランプ氏の標的となっている他の国々の当局者はコメントしなかった。

米国の外交専門家数人も、他国の外交官から不満を聞いたと話す。

「私が話をした外交官は皆、トランプ現象に驚き、心配している。特に中東と欧州の外交官は」と、ジョージ・W・ブッシュ政権下の2001─09年に米国家安全保障会議(NSC)で中東問題を担当し、現在は外交問題評議会シニアフェローのエリオット・エイブラムス氏は述べた。

(Mark Hosenball記者、Arshad Mohammed記者、Matt Spetalnick記者 翻訳:伊藤典子 編集:下郡美紀)

3174チバQ:2016/03/09(水) 22:18:19
http://mainichi.jp/articles/20160310/k00/00m/030/053000c
米大統領選
トランプ氏3勝 クリントン氏1勝1敗

毎日新聞2016年3月9日 21時04分(最終更新 3月9日 21時04分)
 【ワシントン西田進一郎】米大統領選の候補者選びは8日、中西部ミシガン州など4州で共和党、南部ミシシッピ州など2州で民主党の予備選などがそれぞれ行われた。共和党は実業家のドナルド・トランプ氏(69)が3勝。ただ、保守強硬派のテッド・クルーズ上院議員(45)が西部アイダホ州で勝ったほか、残り3州でも2位に入るなど存在感を示した。民主党ではヒラリー・クリントン前国務長官(68)とバーニー・サンダース上院議員(74)が1勝1敗で引き分けた。

 共和党では、トランプ氏がミシガン、ミシシッピ両州の予備選とハワイ州の党員集会を制した。これによって、通算24州・地域での予備選などの結果は、トランプ氏15勝▽クルーズ氏7勝▽マルコ・ルビオ上院議員(44)2勝--となった。

 11月の本選に向け共和党内では主流派による「トランプ降ろし」が活発化しているが、トランプ氏は代議員数を積み重ねている。同氏は8日夜に南部フロリダ州で記者会見し、クルーズ氏が「トランプ氏を倒すことができるのは自分だけ」と強調していることを念頭に、「彼(クルーズ氏)はほとんど私を倒せない」と指名獲得に自信を見せた。

 主流派の期待を集めるルビオ氏、中西部オハイオ州のジョン・ケーシック知事(63)はいずれの州でも3位以下だった。共和党の指名争いは15日から、州ごとの勝者が代議員を総取りする方式に本格的に移行する。15日はルビオ氏が地元のフロリダ州(代議員99)、ケーシック氏がオハイオ州(同66)で必勝を期すが、勢いを維持するトランプ氏との戦いは厳しいものになりそうだ。

 一方、民主党では、クリントン氏が黒人からの高い支持を背景に、ミシシッピ州で8割を超える得票で圧勝。これに対しサンダース氏は、事前の世論調査で10ポイント以上の大差で劣勢が伝えられていた大票田ミシガン州を接戦の末に制した。ただ、この日の獲得代議員数は、ミシシッピ州で大勝したクリントン氏が上回った。これで通算22州・地域でクリントン氏が13勝、サンダース氏が9勝となった。

3176名無しさん:2016/03/09(水) 22:26:57
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJ382K0NJ38UHBI00N.html
移民のシュワ元知事、トランプ氏を懸念か 他陣営を支持

03月08日 22:38朝日新聞

 米大統領選の共和党候補者指名争いで、元カリフォルニア州知事のシュワルツェネッガー氏が6日、オハイオ州知事のケーシック氏(63)への支持を表明した。自身も移民のシュワルツェネッガー氏は、移民制度への厳しい姿勢を示し、首位を走る実業家トランプ氏(69)の勢いを懸念している模様だ。

 シュワルツェネッガー氏はオハイオ州の集会にケーシック氏と並んで出席。1960年代にオーストリアから米国に移り住み、懸命に働いてボディービルディングや俳優業で成功した経緯を振り返り、「この国は機会の国だ。誰が何と言おうと、世界で最も偉大な国だ」と述べた上で「重責を担うホワイトハウスにはケーシック氏が必要だ」と訴えた。

 15日に予備選があるオハイオ州は、勝者が全代議員を獲得する「勝者総取り」形式。ケーシック氏は地元で負ければ選挙戦から撤退すると表明しているが、世論調査ではトランプ氏にリードを許している。(ニューヨーク=金成隆一)

3177チバQ:2016/03/10(木) 22:00:41
http://www.yomiuri.co.jp/world/20160310-OYT1T50058.html
フィオリーナ氏がクルーズ氏支持…米大統領選
2016年03月10日 12時55分
 【ワシントン=黒見周平】米大統領選の共和党指名候補争いで、2月に選挙戦から撤退した元企業経営者カーリー・フィオリーナ氏(61)が9日、保守派のテッド・クルーズ上院議員(45)の支持を表明した。


 クルーズ氏のフロリダ州の集会で、「トランプ氏を打ち負かせる唯一の候補」と強調した。

 クルーズ氏は、予備選でトップを走る不動産王ドナルド・トランプ氏(69)に対抗し、支持拡大を図っている。フィオリーナ氏はヒューレット・パッカードの元最高経営責任者(CEO)。

3178チバQ:2016/03/10(木) 22:07:04
http://www.sankei.com/world/news/160310/wor1603100018-n1.html
2016.3.10 11:59
【米大統領選】
フィオリーナ氏はクルーズ氏支持を表明「トランプ氏を破れる」 共和党唯一の女性候補

 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選の共和党指名争いから撤退した米コンピューター大手ヒューレット・パッカード元最高経営責任者(CEO)、フィオリーナ氏(61)は9日、強硬保守派のクルーズ上院議員(45)への支持を表明した。もう一人の若手で主流派のルビオ上院議員(44)が低迷する中、不動産王のトランプ氏(69)に対抗しうる候補としてクルーズ氏の存在感が強まっている。

 フィオリーナ氏は共和党唯一の女性候補だったが、予備選・党員集会の緒戦で振るわず、2月中に選挙戦から撤退。9日、南部フロリダ州マイアミで開かれたクルーズ氏の集会に表れ、「トランプ氏を破れるのはクルーズ氏だけだ」と述べ、同氏を統一候補とするよう呼びかけた。

 また、トランプ氏と唯一の女性候補である民主党のクリントン前国務長官(68)を「同じコインの裏表で、2人とも体制を改革しない」と批判した。

 トランプ氏はフィオリーナ氏を「あの顔を見ろ。投票するやつがいるのか?」と侮辱。他にも女性を蔑視する発言が少なくない。

 米紙ワシントン・ポストが9日に掲載した世論調査では支持率で首位のトランプ氏(34%)は男性から44%の支持を得ていたが、女性からは24%で、1月の調査での37%から急落していた。フィオリーナ氏という援軍は、25%の支持率で2位に付けるクルーズ氏にとり追い風になりそうだ。

 フィオリーナ氏の支持を受けたクルーズ氏は「トランプ氏が党指名候補になりクリントン氏が本選で勝つのを見たくなければ加わってほしい」と述べ、他陣営に合流を呼びかけた。

 米CNNテレビ調べで、クルーズ氏は8日までに実施された23州・1地域での予備選・党員集会のうち7州で勝利し、代議員360人を獲得した。15州で461人の代議員を得たトランプ氏を追い、3位のルビオ氏(1州・1地域で代議員154人)には大きく差を付けている。

 クルーズ氏は「反ワシントン」の立場から米議会指導部やルビオ氏などの主流派を激しく攻撃してきたことから党内に敵が多い。

 ただ、選挙戦から撤退した主流派のグラム上院議員(60)はトランプ氏に対抗するにはクルーズ氏への一本化もやむを得ないと主張。同じく撤退し、15日のフロリダ州予備選での支持が注目されるブッシュ元フロリダ州知事も地元選出のルビオ氏だけでなくクルーズ氏とも10日に面談する。

3179とはずがたり:2016/03/11(金) 00:28:32
苦戦中ヒラリーが支持されない根本的な理由
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160301-00107212-toyo-bus_all
東洋経済オンライン 3月1日(火)15時0分配信

原文はこちら ヒラリー・クリントンであることは、世界で最も有名な女性の一人で、米政界の数々の要職を兼ね、次期米大統領候補であることよりも、大きな苦痛を伴う。1年前には民主党指名候補者の本命と広く目されながら、彼女は考え得るどのようなものよりも、はるかに厳しい苦闘に直面した。

 しかし、クリントンが直面している問題の大半は、彼女がバラク・オバマと大統領選を争った2008年には予測可能であり、その予兆もあった。その他は彼女自身が招いたものだ。

■ 政治的感覚の乏しさ

 一例を挙げると、彼女は単純に、とても良い政治家ではない。クリントンは自身の選挙運動を二度立ち上げた唯一の人物として知られている(最初の試みはアイオワで、そこで彼女は非公開の会議を開き約8人と話し合ったが、あまりうまくいかなかった)。この印象的で本当に知的な女性は、最高レベルで求められる政治的感覚を全く持っていなかったのだ。

 米大統領として政治的に成功するには卓越した直感力、変わり身の速さ、そして何よりも、出馬する強い理論的根拠が必要だ。確かに、クリントンは大統領になったら推し進めるという数々のプログラムを提供した。しかし、ウィンストン・チャーチルの言葉を借りれば、彼女の焼き菓子にはテーマがない。彼女が発するメッセージと彼女自身が最も近いと感じられるのは、人々を高揚させるようなものではないが、「私は前進的であり、物事を実行できる人間だ」ということだ。

 対照的に、バーニー・サンダースはとても手ごわい競争相手となった。国民皆保険制度の導入と公立大学の授業料無料化という公約は非現実的ではあるが特に若年層に人気が高く、彼らはクリントンよりもサンダースを圧倒的に支持している。彼女のメッセージは漸進的なもので、大きな夢ばかり語るな、といったものだ。サンダースは政治改革を説いている。

 それから、信頼性の問題がある。サンダースの誠実さは非の打ちどころがないと思われているが、一方クリントンは、誠実さを疑わせる理由を提供し続けている。彼女には感覚が鈍いと思える時があり、金に関する問題への大衆ムードに対しては特に鈍い。富裕層とそれ以外の人々の格差増大への怒りは年々強まっている。

 選挙運動を始める少し前にヒラリー・クリントンは、ホワイトハウスを去ったとき、彼女とその夫は「無一文」だったと言った。もしそうならば、彼らはすぐに取り戻したということだ。つまり、ビルとヒラリーは1億ドルを優に超える資産を有すると見られるが、そのほとんどはケタはずれの講演料から得られた。

 過去の米大統領と同様(ジミー・カーターは皆が知る例外だが)、クリントン家は彼らの名声と影響力を利用して財産を蓄えた。ビルが怪しい国際的人物とビジネスをしている間、ヒラリーはウォール街の企業を相手に講演して巨額の資産を築いた。それらの企業は、2008年の大不況を引き起こしたとして、大衆の怒りの的となっている。

 これはサンダースに理想的な材料を与えた。彼はクリントンがゴールドマン・サックスから3回の講演で67万5000ドル稼いだ事実を指摘している。CNN主催の対話集会で司会者に、なぜそのような大金をゴールドマンから受け取ったのか聞かれて当惑したクリントンは肩をすくめ、こう答えた。「彼らが提供したからだ」。

 また、オバマ政権の1期目に国務長官だった当時、セキュリティが確保されていない個人用サーバーを経由して職務上のメールを送信していたことが、2015年3月に発覚。この問題では彼女の判断能力が問われた。この件については現在、FBIによる捜査が行われている。

■ 「初の女性大統領」も神通力なし

 初の女性大統領となって歴史を作る可能性があることは、彼女自身やその陣営が期待したような効果は発揮していない。2008年には、多くの女性が、自分が女性であるというだけでクリントンを支持しなければならないと言われるのを嫌がった。

 クリントンがニューハンプシャーの候補者選び第2戦で支持を獲得できた唯一の女性グループは、、年齢別で見て65歳以上だった。サンダースはそこで22%の差をつけてクリントンを敗った。

 第3戦のネバダではサンダースが十分なアフリカ系米国人の票を獲得できなかったことが、クリントンに有利に働いたようだ。大統領選全体は、また少し違うものになりそうだが。

エリザベス・ドリュー

3180とはずがたり:2016/03/11(金) 18:16:07
サンダース氏がしぶといんじゃなくて米国中産階級の悲鳴がでかいのである。。

ヒラリー氏、サンダース氏のしぶとさにいらだち
http://news.goo.ne.jp/topstories/world/164/6fb72478c94f17c2789d568e2490d28d.html
(読売新聞) 09:27

 【ワシントン=尾関航也】米大統領の民主党指名候補争いで、ヒラリー・クリントン前国務長官(68)は、バーニー・サンダース上院議員(74)のしぶとさにいらだちを募らせている。

 「私には利益団体に立ち向かってきた長い歴史がある」。9日の民主党討論会で、ヒラリー氏はサンダース氏をにらみつけながら声を荒らげた。ヒラリー氏が金融機関や石油会社の利益を代表しているとの批判に反論したものだ。

 ヒラリー氏は指名獲得に必要な代議員数で先行するが、8日のミシガン州予備選では予想外の敗北を喫した。CNNによる同州の出口調査によると、「米経済の仕組みは富める者に有利」と考える人が86%にのぼった。こうした不公平感が急進的な格差是正を主張するサンダース氏の人気を支えている。30歳未満は81%がサンダース氏に投票した。

3181チバQ:2016/03/11(金) 18:29:26
http://www.afpbb.com/articles/-/3080047
米大統領選、旧敵カーソン氏もトランプ氏支持へ
2016年03月11日 12:49 発信地:ワシントンD.C./米国
【3月11日 AFP】米大統領選の共和党候補指名争いから撤退した元神経外科医のベン・カーソン(Ben Carson)氏が11日、不動産王ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏への支持を表明する見通しだ。トランプ氏が米メディア報道を肯定した。

 カーソン氏は10日、米フォックスニュース(Fox News)ラジオに対し、トランプ氏支持へと「確実に気持ちが傾いている」と発言。カーソン氏の側近も、同氏が最近トランプ氏と会ったことを認めた。さらに米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)は消息筋の情報として、カーソン氏が11日にフロリダ(Florida)州で記者会見を開き、トランプ氏支持を表明すると報じた。

 これについてトランプ氏は、フロリダ州マイアミ(Miami)で開かれた共和党候補の討論会で、10日にカーソン氏と会ったことを明かし、同氏が「明日の朝に私への支持を表明する予定だ」と述べた。

 カーソン氏はキリスト教保守派で、一時はトランプ氏と並んで高い支持率を誇ったが、人々の心を打った身の上話の信ぴょう性に疑義が生じたことから勢いを失い先週、撤退を表明した。選挙戦では、トランプ氏がライバル候補だったカーソン氏を容赦なく嘲笑したこともあった。(c)AFP

3182チバQ:2016/03/12(土) 11:03:12
http://mainichi.jp/articles/20160312/k00/00m/030/077000c
米大統領選
オバマ氏「共和は自業自得」 トランプ氏台頭

毎日新聞2016年3月11日 20時35分(最終更新 3月12日 10時26分)

 【ワシントン西田進一郎】オバマ米大統領は10日、大統領選に向けた共和党候補指名争いで実業家のドナルド・トランプ氏が台頭していることについて、オバマ政権の全てに反対し、協力や妥協をしなかった共和党主流派らが招いたものだと批判した。

 ホワイトハウスでトルドー・カナダ首相と会談した後、共同記者会見で語った。オバマ政権下で広がった政治的な分断がトランプ氏のような人物の台頭につながったとの指摘があると聞かれて、「これまでも共和党からいろいろと批判されてきたが、彼らの候補指名争いについてまで非難されるとは意外だ」と一蹴。「共和党中枢などが私の政策の全てに反対し、協力や妥協をすれば裏切りだとの考えを過去7年間にわたって共和党支持層に浸透させ続けてきた」とし、これがトランプ氏のような人物が指名争いをリードできる環境を作ったと非難した。

 そのうえで、この状況や共和党の方向性を懸念する「思慮深い保守派たち」に、「サーカスのような状況」を生んだ経緯を反省するよう促した。

3183チバQ:2016/03/12(土) 11:03:58
http://mainichi.jp/articles/20160312/k00/00m/030/076000c
米大統領選
共和主流派、地元死守なるか 15日正念場

毎日新聞2016年3月11日 20時33分(最終更新 3月11日 23時38分)
 【ワシントン西田進一郎】米大統領選に向けた共和党候補指名争いは15日、フロリダなど6州・地域で予備選・党員集会が開かれる「ミニ・スーパーチューズデー」を迎える。得票1位の候補が全代議員を獲得する「勝者総取り」方式の州・地域を含むのが特徴。大きく先行する実業家ドナルド・トランプ氏(69)に対し、崖っ縁に追い込まれた党主流派の2人が地元を死守し、望みをつなぐことができるかが焦点だ。

 15日は、11州で予備選・党員集会があった1日の「スーパーチューズデー」に次ぐ規模で予備選・党員集会が実施され、367人の代議員を争う。勝者総取りで行われる南部フロリダ州(代議員数99人)と中西部オハイオ州(同66人)が注目だ。

 主流派のマルコ・ルビオ上院議員(44)は地元フロリダ州、ジョン・ケーシック・オハイオ州知事(63)は地元オハイオ州で勝ち、獲得代議員数で300人以上の差があるトランプ氏との差を一気に縮めたい。また、2人がそれぞれ勝てば、トランプ氏が指名獲得に必要な全代議員の過半数1237人に届くことを阻止できる可能性が広がる。党主流派などが描く、7月の党大会で決選投票に持ち込み、「反トランプ」候補の一本化で逆転するシナリオも現実味が出てくる。

 しかし、3人いる「反トランプ」候補の間には大きな溝がある。7勝をあげてトランプ氏を追う保守強硬派のテッド・クルーズ上院議員(45)は、主流派と事あるごとに対立してきた非主流派だ。フロリダ州で10日に開かれたテレビ討論会でも、党大会で逆転を狙う党主流派のシナリオを真っ向から否定。「指名獲得への道があるのはトランプ氏と私だけだ」とし、トランプ氏に勝たせないよう自分に一本化してほしいと呼びかけた。

 一方、トランプ氏がフロリダ、オハイオ両州で勝てば、ルビオ氏とケーシック氏は撤退が避けられない状況になる。トランプ氏は大きく代議員数を積み上げてクルーズ氏を突き放し、一気に指名獲得への流れが加速する。世論調査では、フロリダ州ではルビオ氏に約15ポイントの差をつけて先行しているが、オハイオ州はほぼ並んでいる。

 指名獲得が視野に入りつつあるトランプ氏は10日のテレビ討論会で、これまでのような個人攻撃や他候補を見下す言動を自制した。一方で、4日に撤退した元神経外科医ベン・カーソン氏(64)から支持を得たことを紹介し、支持の広がりをアピール。同党予備選への参加者が大幅に増えていることを強調し、民主党支持層も無党派層も引きつけている自分の下に共和党が結束するよう呼びかけた。

3184チバQ:2016/03/12(土) 11:07:27
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20160311-00000583-fnn-int
大統領選 「トランプ旋風」で、支持者も過激さ増す
フジテレビ系(FNN) 3月11日(金)15時26分配信
アメリカ大統領選挙で勢いを増す「トランプ旋風」。支持者も過激さを増している。
ノースカロライナ州で演説する共和党のトランプ氏だが、突然、会場がざわついた。
客席を見ると、男性がカウボーイハットをかぶった男に顔を殴られていた。
殴られた男性は、反トランプ派で、会場で抗議活動をしたため、警官に退場させられているところだった。
殴った男は、トランプ氏の支持者で、暴行などの容疑で逮捕された。
トランプ氏の集会では、会場を荒らす反対派と支持者の衝突が増えていて、トランプ氏が、「彼らをつまみだせ」と叫ぶのが、半ば恒例となっている。

3185名無しさん:2016/03/12(土) 15:56:02
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2016031200058
「日本人の勇気、記憶に」=米国務長官

 【ワシントン時事】ケリー米国務長官は11日、東日本大震災から5年になるのに合わせて声明を出し、「この悲劇に直面した時に日本人が見せた勇気を記憶にとどめている。震災で傷ついた人々、とりわけ最愛の人を失った方々に改めて哀悼の意を表する」と表明した。(2016/03/12-06:53)

3186チバQ:2016/03/13(日) 22:45:36
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160313/k10010441721000.html
米大統領選予備選挙 共和党 ワシントンでルビオ氏勝利
3月13日 12時14分

米大統領選予備選挙 共和党 ワシントンでルビオ氏勝利
アメリカ大統領選挙に向けた野党・共和党の候補者選びが、首都ワシントンで行われ、若手のホープとされるルビオ上院議員が勝利しました。
ことし11月のアメリカ大統領選挙に向けた野党・共和党の候補者選びは12日、首都ワシントンで予備選挙が行われました。アメリカメディアによりますと、若手のホープとされるルビオ上院議員が37.3%、中西部オハイオ州のケーシック知事が35.5%、不動産王のトランプ氏が13.7%、保守強硬派のクルーズ上院議員が12.3%などとなっていて、ルビオ氏が勝利しました。
また、共和党は西部ワイオミング州でも州の代議員のおよそ半分を決める党員集会を行いました。共和党などによりますとクルーズ氏が66.3%、ルビオ氏が19.4%、トランプ氏が7.2%の支持を得て、クルーズ氏が9人の代議員を獲得しました。ワイオミング州では残る14人の代議員について、来月16日に再び、党員集会を行うことにしています。
大統領選挙の候補者選びは、今月15日には、重要州の南部フロリダ州や中西部オハイオ州など5つの州で予備選挙が行われ、「ミニ・スーパーチューズデー」とも呼ばれる次のヤマ場を迎えます。

3187チバQ:2016/03/13(日) 22:46:11
http://www.sankei.com/world/news/160313/wor1603130013-n1.html
2016.3.13 10:35
【米大統領選】
「決戦」控え非難応酬 トランプ氏めぐり険悪に

【2016米大統領選〜ホワイトハウスへの道〜】
 実業家トランプ氏の演説会場で騒ぎを起こした男を取り押さえ、連行する警護隊員ら=12日、米オハイオ州(ロイター)
 実業家トランプ氏の演説会場で騒ぎを起こした男を取り押さえ、連行する警護隊員ら=12日、米オハイオ州(ロイター)
 米大統領選の候補者選びは12日、共和党の実業家トランプ氏の集会が11日に安全上の理由から中止されたことをきっかけに、責任の所在をめぐり候補者同士が非難の応酬を繰り広げた。フロリダ、オハイオ両州予備選など大票田での「決戦」を15日に控え、選挙戦は一段と険悪さを増した。

 トランプ氏は12日、ツイッターで「(民主党の)クリントン前国務長官とサンダース上院議員の支持者が集会を妨害した」と指摘。オハイオ州の遊説先ではサンダース氏を「共産主義者」呼ばわりした上で、自分の支持者は悪くないと主張した。

 トランプ氏は11日、中西部シカゴで予定していた集会を急きょ中止。会場では、トランプ氏の支持者と抗議の市民がもみ合いになった。トランプ氏の集会ではこれまでも抗議の市民が追い出されたり、トランプ氏の支持者に殴られたりすることが頻繁に起きてきた。(共同)

3188チバQ:2016/03/13(日) 22:50:14
http://www.afpbb.com/articles/-/3080143
トランプ氏の選挙集会で小競り合い、集会は延期に 米シカゴ
2016年03月12日 14:29 発信地:ワシントンD.C./米国
【3月12日 AFP】(更新、写真追加)米シカゴ(Chicago)で11日、米大統領選の共和党候補指名を目指すドナルド・トランプ(Donald Trump)氏の選挙集会の会場でトランプ氏支持者と反トランプ派の人々の間で小競り合いが発生し、トランプ氏は安全上の懸念から集会を中止して後日改めて開催すると発表した。

 米CNNテレビの推計では、トランプ支持者と反トランプ派のにらみ合いが混乱に発展した時、会場のイリノイ大学シカゴ校(University of Illinois at Chicago)には8500〜1万人がいた。会場とその周辺には移民問題に関するトランプ氏の発言に怒りをつのらせていた主に黒人やヒスパニック系の反トランプ派数百人の姿もあり、数時間前から緊張が高まっていた。

 トランプ氏が発表した声明は「会場や周辺地域に集まった数万人の人たち全員の安全を考慮して、今夜の集会は別の日に延期する」としている。ニュース映像では、興奮した人たちの衝突が施設内全体に広がり、何人かが防弾チョッキを身に着けた警察官らに外に連れ出される様子が流れた。

 トランプ氏は警察と協議して集会の中止を決めたことを明らかにした。またCNNに対し「私は誰にもけがをさせたくなかった」「われわれは(集会を中止するという)良い決断を下したと思う。われわれの言論の自由は侵されたが」と述べた。

 これに先立つ同日、ミズーリ(Missouri)州セントルイス(St Louis)で行われたトランプ氏の選挙集会も反トランプ派の人たちにより数回にわたって中断されていた。(c)AFP

3189チバQ:2016/03/14(月) 00:29:33
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160314k0000m030097000c.html
<米大統領選>今後の行方左右 ミニ・スーパーチューズデー

03月13日 22:46毎日新聞

<米大統領選>今後の行方左右 ミニ・スーパーチューズデー
従業員のほとんどが一時帰休とされた鉄鋼大手「USスチール」の工場。静まりかえった正門前には、就職説明会の看板が立っていた=米中西部オハイオ州クリーブランド近郊で2016年3月11日、清水憲司撮影
(毎日新聞)
 米大統領選の候補者指名争いは15日、共和、民主両党とも大票田の南部フロリダ州など5州と1地域で予備選などが行われる「ミニ・スーパーチューズデー」を迎える。「運命の火曜日」とも言われるこの日の焦点は、共和党のジョン・ケーシック氏(63)が知事を務める中西部オハイオ州と、マルコ・ルビオ上院議員(44)の地元フロリダ州の動向だ。11月の本選の行方を左右するほどの重要州で、先行する実業家、ドナルド・トランプ氏(69)に迫れるのか。米国の縮図とも言える両州の現状を探った。

 ◇オハイオ、貧困層怒りあらわ

 「まるでゴーストタウンだ。こんな大きな工場に70人しか働いていないんだから」。オハイオ州北部クリーブランド近郊の鉄鋼大手「USスチール」の工場近くで、鋳造会社のティム・ジェンキンス副社長(50)はため息をついた。原油安の影響でシェール油田の開発が急減速し、USスチールで製造されていた鋼管の販売が激減。昨年末まで700人いた従業員の多くは一時帰休を強いられた。

 工場前でパブを営むジョードル・ヒギンボサムさん(61)は政治嫌いだが、今回はトランプ氏に投票するつもりだ。「90年代まではにぎやかだったのに。政治に大きな変化が必要だ」と力説する。製造業が安い労働力を求めて次々に海外移転した結果、貧困ライン(4人家族で年収2万4250ドル=約270万円)以下で暮らす人口の割合は4割に近く、全米2位の多さだ。

 12日、クリーブランドを訪れたトランプ氏が「工場や製造業を、中国やメキシコ、日本に持って行かれたくない」と叫ぶと、ひときわ大きな歓声が起こった。景気回復に取り残された怒りが、トランプ氏を後押しする。

 オハイオ州は事実上「大統領を決める州」だ。本選で同州を制した候補者は、1964年以降13回連続で全米でも勝利を収め、大統領に選出されてきた。 オハイオ州で敗れれば撤退を迫られるケーシック氏は、12日の集会で「大統領になるチャンスをつかみたい」と訴えた。80億ドル(約9000億円)に上った州財政の赤字を社会保障費の削減などで黒字転換した実績で、党主流派の人気を集める。

 州都コロンバス近郊のトウモロコシ農家フレッド・ヨーダーさん(61)は「穏健だからこそ、効果的な政策が打てる」と支持する。

 米CNNの世論調査ではトランプ氏リードだが、FOXニュースはケーシック氏優勢とみる。数ポイント差を争う激戦はいよいよ最終盤を迎える。【クリーブランド(オハイオ州)清水憲司】

3190チバQ:2016/03/14(月) 00:29:47
◇フロリダ、移民層の動向鍵

 共和党主流派のルビオ氏にとって、フロリダ州予備選は「命懸けの戦い」(米メディア)。キューバ移民の両親を持つ同氏の命運を握るのは、州人口の24%を占めるヒスパニック系の動向だ。

 「キューバ系、コロンビア系、ベネズエラ系。由来がどこであろうが、米国人として一つにまとめることができるのはマルコ(ルビオ氏)だけ」。最大都市マイアミの選挙事務所で12日、応援弁士のミア・ラブ下院議員(40)がマイノリティーの結集を訴えた。両親がハイチ移民で、共和党では初の黒人女性議員。党内の「多様性」の進歩を示す存在だ。

 事務所では約20人のボランティアがスペイン語で、ヒスパニック系有権者に期日前投票を呼びかける「電話作戦」を展開。その一人で地方自治体勤務のキューバ系男性(29)は「トランプでは11月の本選で民主党候補に勝てない」と危機感をあらわにした。トランプ氏は過激な言動で党内を分断させると批判されているためだ。

 だが、フロリダ州予備選の各種世論調査でもトランプ氏が首位を走り、2位のルビオ氏に6〜23%の差をつける。背景には、「プア・ホワイト(白人の労働者、貧困層)」が中心だったトランプ氏の支持層の拡大がある。きっかけの一つが、主流派ジェブ・ブッシュ元知事(63)の指名争いからの撤退だった。

 「トランプは行動が期待できる男だ」。マイアミビーチ近くで弁護士のリチャード・デナポリ氏(38)が語った。支持していた元知事の撤退後、同じ主流派のルビオ氏ではなく、トランプ氏の支持を決めた。「ルビオには実績がない。我々は『トランプ革命』を目撃しているのだと思う」

 フロリダ州は北部に保守層、南部に移民、東部にはリベラルなニューヨークなどからの移住者が多く、米国全体を象徴する「小宇宙」とされる。トランプ氏がここで勝利すれば、支持層の一層の広がりを証明することになる。【マイアミ(フロリダ州)草野和彦】

3191チバQ:2016/03/14(月) 00:30:00
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1603130025.html
【米大統領選】15日に「ミニ・スーパーチューズデー」 中心はトランプ氏 5州で予備選・党員集会 ヒラリーの“リトマス紙”

03月13日 21:34産経新聞

 米大統領選の候補指名争いは15日、予備選・党員集会が相次ぐ「ミニ・スーパーチューズデー」を迎える。ミニとはいいながらも、共和党は首位を走る不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)が独走態勢に入るか、それとも追う候補が同氏の指名獲得を阻止できるかの大きな転換点だ。民主党もヒラリー・クリントン前国務長官(68)の本選に向けた勢いを占う大事な戦いを抱えている。(ワシントン 加納宏幸)

 ■「反トランプ」連合

 共和党はこれまでの予備選・党員集会で代議員を比例配分してきたため大差は付かなかったが、15日以降は首位候補がすべての代議員を独占する勝者総取り方式が始り、一戦一戦の結果が大きく戦況に影響する。

 15日の焦点は南部フロリダ州(代議員数99人)と中西部オハイオ州(同66人)の予備選。フロリダ州選出のマルコ・ルビオ上院議員(44)、ジョン・ケーシック・オハイオ州知事(63)は地元で勝てなければトランプ氏を逆転する望みはほぼなくなり、撤退を余儀なくされる。

 ルビオ氏は11日、「オハイオ州でトランプ氏を破ることができるのはケーシック氏だけだ」と述べ、有権者に同氏への投票を呼びかけ、フロリダ州では「反トランプ」の統一候補として自らへの投票を訴えた。相互支援を呼びかけた形だ。

 ただ、ルビオ、ケーシック両氏が総代議員数2472人の過半数(1237人)を制するのは極めて難しくなっている。米紙ウォールストリート・ジャーナルの試算では、ケーシック氏は残る代議員の90%、ルビオ氏は83%を確保しなければ過半数に達しない。

 これに対し、トランプ氏は59%、2位のテッド・クルーズ上院議員(45)は67%で過半数に届く。トランプ氏は10日の討論会で「(自らとクルーズ氏との)2人は代議員を確保でき、他の2人はできない。これは批判ではなく数学的な事実だ」と述べた。

 ルビオ氏とケーシック氏がそれぞれ地元で勝てば、トランプ氏に過半数を許さず7月の党全国大会で決選投票に持ち込み、下位連合で逆転するシナリオも視野に入るが、敗れればトランプ、クルーズ両氏の一対一による戦いに入りそうだ。

 民主党は15日、ヒラリー・クリントン前国務長官(68)、バーニー・サンダース上院議員(74)が5州で計691人の代議員を奪い合う。同党には勝者総取り方式がないため状況は劇的に変動しないが、支持率ではクリントン氏が上回り、特別代議員も含めて優位を維持するとみられる。

 ただ、クリントン氏は1日のスーパーチューズデーに南部諸州で黒人票に支えられてサンダース氏を圧倒したが、若年層や無党派層の支持に弱みがある。

 15日に予備選が実施される5州のうちフロリダ、オハイオ、南部ノースカロライナの3州は11月の本選で投票動向が民主、共和両党に揺れ動く「スイング・ステート」。クリントン氏にとっては本選に向けたリトマス試験紙になる。



 【用語解説】米大統領選11月8日に民主、共和両党の指名候補らにより争われ、勝者は来年1月20日にオバマ米大統領の後任として第45代大統領に就任する。たけなわの候補指名争いは7月に開かれる両党全国大会で正式決定される指名候補の座をめぐり行われている。

 各候補は両党が6月まで全米各州・地域で開く予備選・党員集会で全国大会に出席する代議員の数を積み上げ、過半数を制した者が勝利。民主党は総代議員数4765人(12日現在)の過半数2383人、共和党は2472人の過半数1237人が当選ラインだ。

 全国大会は本選に進む指名候補や副大統領候補を儀式的に承認する場となることが通例だが、4人が争う共和党では代議員の過半数を得る候補がなく決選投票が行われる可能性も。指名候補は本選で各州に配分された計538人の選挙人を争い、過半数270人を得た候補が大統領になる。

3192とはずがたり:2016/03/14(月) 08:37:19
トランプ氏、集会中止で「エネルギーをもらった」 大統領は苦言
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E6%B0%8F%E3%80%81%E9%9B%86%E4%BC%9A%E4%B8%AD%E6%AD%A2%E3%81%A7%E3%80%8C%E3%82%A8%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC%E3%82%92%E3%82%82%E3%82%89%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%80%8D-%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E3%81%AF%E8%8B%A6%E8%A8%80/ar-AAgItdp#page=2
AFPBB News
23 時間前

【AFP=時事】米大統領選の共和党候補指名争いで首位を走るドナルド・トランプ(Donald Trump)氏は12日、前日イリノイ(Illinois)州シカゴ(Chicago)で予定されていた同氏の選挙集会が小競り合いにより中止されたことを受け、「エネルギーをもらった」と発言した。人種差別的色合いが強い同氏の選挙運動は多くの非難を集めている。

 シカゴのトランプ氏集会で小競り合いが発生したことを受け、民主党候補で優勢に立ち、15日にも数州で予備選を控えるヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官はトランプ氏について「マッチで遊べば、自分では制御できない火を付けることになる。それはリーダーシップではない」と述べ、「それは政治的放火罪だ」と厳しい警告を発した。

 またバラク・オバマ(Barack Obama)大統領は、テキサス(Texas)州で開催された資金集めの集会で、トランプ氏の選挙スローガン「米国を再び偉大にしよう」という言葉をやゆし「米国は今、実に偉大になっている」「大統領候補者は、(偉大な米国を)さらに良くする計画に焦点を当てるべきであり、侮辱や子供同士のようなあざけり合い、事実のでっちあげ、人種や宗教間の対立をあおるようなことをすべきではない。ましてや他の米国人に対する暴力などもってのほかだ」と述べた。

 11日の小競り合いは、シカゴのトランプ氏集会で黒人やヒスパニック系が多数を占める反トランプ派が会場の内外に集合し、トランプ氏の支持者とにらみ合いになったことから始まった。集会が中止された後、会場では殴り合いが数件発生した。会場で警官に瓶を投げつけたり、ステージに上がって発言しようとしたりする人が出るなどして小競り合いは数時間続いた。

 11日の小競り合いは1960年代の市民権運動をほうふつとさせたが、トランプ氏はその責任がすべて、同氏が「暴漢」と呼ぶ反トランプ派グループにあると主張した。

米オハイオ州クリーブランドで開いた選挙集会で演説するドナルド・トランプ氏(2016年3月12日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News
c AFPBB News 提供 米オハイオ州クリーブランドで開いた選挙集会で演説するドナルド・トランプ氏(2016年3月12日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News
 トランプ氏は12日朝、「合衆国憲法第1修正で保障されたわれわれの権利を邪魔した組織的グループの暴漢たちに、米国はエネルギーをもらった」とツイッター(Twitter)で述べ、支持派と反対派の衝突の再発が懸念される中、12日にはオハイオ(Ohio)州で大規模な支持集会を2度開催した。

 この日1度目の選挙集会は、同州デートン(Dayton)の航空機格納庫で開催され、特にトラブルもないと思われたものの、終盤に差し掛かり反トランプ派の1人がステージに上がりトランプ氏に近づこうとしたことから、シークレットサービスが間に入る一幕があった。

【翻訳編集】AFPBB News

3193チバQ:2016/03/14(月) 22:08:32
http://www.afpbb.com/articles/-/3079995
【AFP記者コラム】米大統領選の政治と宗教、共和党予備選と「聖書地帯」
2016年03月14日 19:07 発信地:ワシントンD.C./米国
【3月14日 AFP】公には政教分離とされているが、米国の政治と宗教は昔から切っても切れない関係にある。とはいえ、大統領選の候補者たちが、信仰心を持つ人々にここまであからさまに訴えかけているのを見ると衝撃を受ける。

 米南部サウスカロライナ(South Carolina)州で選挙戦を取材中、政治集会に来ているのか、教会に足を踏み入れたのか、分からなくなる時があった。ある共和党の候補者が、支持者たちに向かって聖書を引用しながら祈るよう求めたからだ。「アーメン」のコーラスも響いていた。

 同州北部アンダーソン(Anderson)の集会では候補の一人、テッド・クルーズ(Ted Cruz)上院議員(テキサス州選出)が聖書を引用し、聴衆もそれに合わせた。「私の名をもってとなえられる私の民が、もしへりくだり、祈って」──旧約聖書の歴代誌下第7章14節をクルーズ氏が読み始めると、1000人の聴衆の何十人、いやたぶん何百人もが、暗記しているその句を復唱した。

 キリスト教徒ではない米国人として、外国で20年間を過ごしてきた私は、自分の国の大統領選における宗教色の濃さにいつも興味をそそられる。

 2008年には、当時上院議員だったバラク・オバマ(Barack Obama)現大統領が、苦労している米国人の中には「銃や宗教にすがっている」者がいると発言し、論争となった。

 2012年には、モルモン教の指導者だったミット・ロムニー(Mitt Romney)氏が共和党の指名候補を勝ち取ったが、その信条が特にキリスト教福音派から問題視されて結局、モルモン教徒初の大統領になることはできなかった。

 そして4年後。宗教色の濃さをまたも目にしている。外国メディアは当惑し、一部の同僚は、政治の舞台でこれほど宗教について議論が交わされるのは見たことがないと言っている。

 米共和党の大統領予備選挙へようこそ。その序盤戦では、福音主義の有権者たちが特別大きな影響力を持つ。3月の1週間に及んだサウスカロライナでの選挙取材で、私たちAFPの取材班は、祈りで始まる選挙集会にいくつか参加し、またキリスト教を前面に押し出した集会をそれ以上多く見ることになった。

 敬虔なキリスト教徒が多い「バイブル・ベルト(Bible Belt)」(聖書地帯)と呼ばれる地域の州の共和党有権者は、およそ4人に3人が福音主義者を自認し、誰に投票するかを決める過程で候補者の信仰が重要だと語る有権者が多い。

 テッド・クルーズ氏のチャールストン(Charleston)での演説を聞きに来ていた21歳のチャンス・コービンさんは私に「彼は明らかに神の子だ。その意味は大きい」と言った。

3194チバQ:2016/03/14(月) 22:08:57
 クルーズ氏が昨年、大統領選への出馬を表明したのは、世界最大のキリスト教大学と称するバージニア(Virginia)州のリバティ大学(Liberty University)だった。

■「2人のコリント人」

 これまでの共和党公認候補争いでトップを走るドナルド・トランプ(Donald Trump)氏は、一番好きな本は聖書だと言い、1月にリバティ大学でも演説した。だが新約聖書の「コリント人への第二の手紙」を言い間違え、有権者たちを苛立たせた。「第二の」と言うべきところを「2人のコリント人」と言ったトランプ氏。コービンさんは「彼は明らかに聖書を読んだことがないし、もしかしたら目にしたこともないのでは」と語った。

 一方、もう一人の共和党候補、マルコ・ルビオ(Marco Rubio)上院議員は、ジョン・F・ケネディ(John F. Kennedy)米大統領に次ぐ2人目のカトリック教徒の大統領になろうとしている。サウスカロライナ州ではやはり、自らの信仰を前面に押し出していた。

「私の信仰心は私の人生に最大の影響をもたらしている」とビューフォート(Beaufort)で語った数日後、ルビオ氏は同州の予備選でトランプ氏に次いで2位につけた。「ゲームチェンジャーになり得る」と、ルビオ氏の演説に立ち上がって喝采した福音主義者のスーザン・ブラントさんは、前はクルーズ氏を支持していたが、ルビオ氏の信仰心のあつさを聞いて、くら替えしたという。

■聖書と銃

 米国の歴代大統領44人のうちの圧倒的多数がキリスト教徒だ。過去150年で言えば、全員がキリスト教徒だ。どの宗教を信仰しているか明かさなかったのは、アブラハム・リンカーン(Abraham Lincoln)を含め数人だけだ。無神論者あるいは不可知論者だと公言していた大統領は一人もいない。

 私たちAFP取材班は、サウスカロライナ州の予備選を翌日に控えた金曜日、チャールストン大学(College of Charleston)のシアターのバルコニーにいた。リアリティー番組『ダック・ダイナスティー(Duck Dynasty)』でスターになったフィル・ロバートソン(Phil Robertson)氏が、迷彩服姿で厚い聖書を持ち、ステージに上がってきた。あごひげを生やした保守主義者のロバートソン氏は「私はクルーズ支持者だ。その理由はこの手を見れば分かるだろう?」と聴衆に向かって言った。「聖書と銃のおかげで、われわれはここにいる。これからも聖書と銃によって、われわれはここにいられる。そしてこの男(クルーズ氏)はその両方を持っている」。歓声はいつまでも止まなかった。

 何人かの外国人記者と目が合った。彼らもまた仰天した様子だった。「敬けんな気持ちで投票しなさい」とロバートソン氏は命じた。「それが唯一の勝利への道だ」

 一方、ドナルド・トランプ氏はサウスカロライナ州における宗教論争に、思いもよらない展開を加えた。トランプ氏のキリスト信仰に疑念を呈したローマ・カトリック教会のフランシスコ(Francis)法王と舌戦になったのだ。

 トランプ氏が法王のコメントを「恥ずべきものだ」と非難すると、AFP特派員たちはルビオ氏やジェブ・ブッシュ(Jeb Bush)元フロリダ州知事の陣営から引き上げ、大言壮語の大富豪の下へ駆けつけ、この舌戦に関する彼の反応を追おうとした。結局、彼は法王を「素晴らしい人物だ」と褒め立てて幕引きを図ったが。

 候補者たちが信仰に訴える中、ロイヤル・ミッショナリー・バプティスト教会(Royal Missionary Baptist Church)のアイザック・ホルト(Isaac Holt)牧師など、政治について積極的に語り始めた宗教指導者たちもいる。

 私たち取材班がノースチャールストン(North Charleston)で平日の夜に彼を訪ねたとき、教会の入り口近くに1台のパトカーが待機していた。チャールストンでは昨年、黒人教会として歴史のあるエマニュエル・アフリカン・メソジスト監督教会(Emanuel AME Church)で白人男性が銃を乱射し、9人を殺害した事件が起きて以来、各地の教団が警戒態勢にある。

3195チバQ:2016/03/14(月) 22:09:08
 ホルト牧師は、地域社会は少しずつ癒されてはいるが、政治的な分断は残っており、それは主に人種の違いに沿っていると語る。「私から見て、共和党は誰も黒人の有権者がたくさんいる場所へは行かない」と牧師は言う。「この国を分断しているのが政治だ」

 数分後、ロイヤル・ミッショナリー・バプティスト教会の裏では、キーボードが奏でる熱烈なゴスペル音楽に合わせて、教会に来た人々が歌い、踊り、トランス状態になって身を震わせている人もいた。「悪魔が何を言おうと、私は気になどしない」と、牧師の1人が信者たちに語った。「神とともにある限り、勝利はあなた方のものだ」(c)AFP/Michael Mathes

このコラムは米ワシントンD.C.を拠点とするAFP特派員マイケル・マティスが執筆し、3月1日に配信された英文記事を日本語に翻訳したものです。

3196チバQ:2016/03/14(月) 22:39:04
http://mainichi.jp/articles/20160313/k00/00m/030/079000c
バージン諸島、共和勝者なし

毎日新聞2016年3月12日 23時38分(最終更新 3月12日 23時38分)

 【デイトン(中西部オハイオ州)西田進一郎】米大統領選に向けた米領バージン諸島の共和党党員集会が10日、行われた。AP通信によると、いずれの候補者も代議員を獲得できなかった。このため、割り当てられている9人の代議員は、7月の同党大会でそれぞれの判断で投票できるという。

3197チバQ:2016/03/14(月) 22:40:57
http://mainichi.jp/articles/20160314/k00/00m/030/078000c
米大統領選
トランプ氏、危機一髪 演説中に男取り押さえ

毎日新聞2016年3月13日 21時21分(最終更新 3月13日 23時11分)
 【デイトン(米オハイオ州)西田進一郎】米大統領選の共和党候補指名争いをリードする実業家ドナルド・トランプ氏(69)が12日、中西部オハイオ州デイトン郊外で演説中、ステージに上がろうとした男が警備員らに取り押さえられる騒ぎがあった。

 トランプ氏は11日夜にイリノイ州シカゴで集会を予定していたが、大規模な抗議活動が起きたため、急きょ中止したばかり。過激な発言で物議を醸してきた同氏の集会では、大声を出して演説を遮るなど反対派による抗議が続いている。12日も演説中に抗議が散発。トランプ氏は「外に連れ出せ」「家の母さんのところへ帰れ」などと発言していた。

 男がステージ後方の警備用の柵を跳び越えたのは、演説の終盤。後方で起きた異変に気づいたトランプ氏は一瞬、演台を両手で押さえて頭をすくめた。すると、周辺の警護担当者が一斉に同氏の前後左右を囲んで周囲に目を光らせるなど、会場は緊迫した雰囲気に包まれた。

3198チバQ:2016/03/14(月) 22:42:00
http://mainichi.jp/articles/20160315/k00/00m/030/077000c
米大統領選
指名レース決着なるか 1日に続く決戦

毎日新聞2016年3月14日 21時49分(最終更新 3月14日 22時23分)

米大統領選の候補者指名争いは15日、スーパーチューズデー(1日)に続く決戦を迎える。争うのは、民主、共和両党とも中西部3州と南部の2州の計5州。ともに首位を走る民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)、共和党の実業家ドナルド・トランプ氏(69)が事実上、指名レースに決着をつけられるかが焦点だ。

トランプ氏

 トランプ氏は「勝者総取り」の南部フロリダと中西部オハイオ両州で、それぞれ地元のマルコ・ルビオ上院議員(44)とジョン・ケーシック・オハイオ州知事(63)を倒し、一気に勝負を決める戦略だ。直近のオハイオ州世論調査で、ケーシック氏に逆転を許したことから、同氏批判を重点的に展開している。

 「ケーシック氏が認めたNAFTA(北米自由貿易協定)で、企業が出て行った」。13日、トランプ氏は中西部イリノイ州ブルーミントンの飛行場格納庫で、数千人の支持者らに語った。【ウエストパームビーチ(米フロリダ州)西田進一郎】

ケーシック氏

 「ダークサイド(暗黒面)に向かうのか、上に向かっていくかの選択だ」。オハイオ州で必勝を期すケーシック知事は13日、州東部ハノバートンで、対立をあおる発言を繰り返すトランプ氏との違いを強調した。元自動車販売員ティム・ロードンさん(75)は「普段は民主党支持だが、トランプ氏の勢いを止めるため、今回はケーシック氏への投票を考えている」と話した。ルビオ氏が同州の支持者に、ケーシック氏への投票を呼びかけるなど「反トランプ」連合を模索したことも影響した可能性がある。【ハノバートン清水憲司】

ルビオ氏

 地元フロリダ州で生き残りをかけるルビオ氏は13日、州中部オーランド近郊で開かれた集会で、トランプ氏の集会で起きている衝突を「第三世界のようだ」と批判した。「今の状態が続けば、我々はバラバラになる」。トランプ氏を止めなければ党内分断が進むと強調し、有権者の危機感をあおる作戦だ。

 CBSテレビが13日発表した州予備選の調査結果では、ルビオ氏が3位に転落。代議員獲得数で2位につけるテッド・クルーズ上院議員(45)の方が、指名獲得の可能性があるとして「反トランプ」の支持を集めている模様だ。【マイアミ(フロリダ州)草野和彦】

クルーズ氏

 「トランプ氏と競り合っている。投票を呼びかけてほしい」。トランプ氏を追うクルーズ氏は13日、南部ノースカロライナ州コンコードの自動車レース場で支持を訴えた。

 同州の代議員はフロリダ州(99人)に次いで多い72人。支持率ではトランプ氏に引き離されているが、勝者総取りと違って比例配分のため、接戦に持ち込めば多くの代議員の獲得を見込める。オハイオ、フロリダなど勝者総取り州で劣勢のクルーズ氏は、着実に代議員を積み上げる「名を捨て実を取る」戦術で臨んでいる。【ワシントン及川正也】

クリントン氏

 「私は何百万もの雇用を作り出す唯一の候補だ」。クリントン氏はオハイオ州コロンバスで13日、「米国の労働者に害を与える、いかなる貿易協定も阻止する」と誓い、現在の内容ならば環太平洋パートナーシップ協定(TPP)に反対する立場を再び表明。ただし一貫して反対するバーニー・サンダース上院議員(74)とは異なり、内容を吟味する姿勢も示した。

 クリントン氏は15日に予備選を行う5州の世論調査でリードしている。残る2日間で出身地シカゴの労働組合などを回り、支持を固める姿勢だ。【コロンバス長野宏美】

サンダース氏

 5州で劣勢が伝えられているサンダース氏は、トランプ、クリントン両氏を相手にする「二正面作戦」を強いられている。

 「病的な虚言者だ。政治の世界で暴力は受け入れられないと言うべきだ」。サンダース氏は13日、オハイオ州コロンバスの集会で、自身の集会が混乱したのは「サンダース陣営の差し金」と主張するトランプ氏に反撃。一方で新薬開発に年間30億ドル(約3400億円)を投入するエイズ対策を発表し、対策に消極的だったとされる故ナンシー・レーガン元大統領夫人の功績をたたえたクリントン氏にあてつけた。【コロンバス長野宏美】

3199チバQ:2016/03/14(月) 22:42:38
http://mainichi.jp/articles/20160314/k00/00e/030/141000c
指名争い
共和オハイオ ケーシック氏66議員獲得の勢い

毎日新聞2016年3月14日 09時59分(最終更新 3月14日 09時59分) 【ハノバートン(米中西部オハイオ州)清水憲司】米紙ウォール・ストリート・ジャーナルとNBCなどが13日まとめた世論調査によると、激戦となっている中西部オハイオ州の共和党予備選は、地元州知事のジョン・ケーシック氏が6ポイント差で実業家ドナルド・トランプ氏からリードを奪った。ケーシック氏が最終盤で巻き返している。

 調査によると、ケーシック氏が39%の支持を集め、トランプ氏は33%で続いた。テッド・クルーズ上院議員が19%、マルコ・ルビオ上院議員は6%で、事実上、ケーシック、トランプ両氏の一騎打ちの様相だ。

 同州は代議員66人を予備選の勝者が総取りする仕組みで、票差がわずかでも、代議員獲得数では大きく明暗が分かれる。地元の南部フロリダ州で敗れればあとがなくなるルビオ氏の陣営は、オハイオ州の支持者に、同じ主流派のケーシック氏への投票を呼びかけるなど「反トランプ」連合の構築を試みている。こうした動きが世論調査に影響した可能性がある。

 州北部クリーブランド近郊で13日開いた集会で、聴衆から「ルビオ氏を副大統領候補に選ぶのか」と連携の可能性を尋ねられたケーシック氏は「オハイオ州でルビオ氏が強ければ副大統領になれるのだが」とはぐらかしながらも、「私がオハイオで勝てば、すべての状況が変わる」と自信をのぞかせた。

 民主党は、ヒラリー・クリントン前国務長官が58%と、バーニー・サンダース上院議員(38%)に20ポイントの差を付けた。

3200チバQ:2016/03/14(月) 23:06:33
http://www.sankei.com/world/news/160313/wor1603130025-n1.html
2016.3.13 21:25
【米大統領選】
15日に「ミニ・スーパーチューズデー」 中心はトランプ氏 5州で予備選・党員集会 ヒラリーの“リトマス紙”
 米大統領選の候補指名争いは15日、予備選・党員集会が相次ぐ「ミニ・スーパーチューズデー」を迎える。ミニとはいいながらも、共和党は首位を走る不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)が独走態勢に入るか、それとも追う候補が同氏の指名獲得を阻止できるかの大きな転換点だ。民主党もヒラリー・クリントン前国務長官(68)の本選に向けた勢いを占う大事な戦いを抱えている。(ワシントン 加納宏幸)

 ■「反トランプ」連合

 共和党はこれまでの予備選・党員集会で代議員を比例配分してきたため大差は付かなかったが、15日以降は首位候補がすべての代議員を独占する勝者総取り方式が始り、一戦一戦の結果が大きく戦況に影響する。

 15日の焦点は南部フロリダ州(代議員数99人)と中西部オハイオ州(同66人)の予備選。フロリダ州選出のマルコ・ルビオ上院議員(44)、ジョン・ケーシック・オハイオ州知事(63)は地元で勝てなければトランプ氏を逆転する望みはほぼなくなり、撤退を余儀なくされる。

 ルビオ氏は11日、「オハイオ州でトランプ氏を破ることができるのはケーシック氏だけだ」と述べ、有権者に同氏への投票を呼びかけ、フロリダ州では「反トランプ」の統一候補として自らへの投票を訴えた。相互支援を呼びかけた形だ。

 ただ、ルビオ、ケーシック両氏が総代議員数2472人の過半数(1237人)を制するのは極めて難しくなっている。米紙ウォールストリート・ジャーナルの試算では、ケーシック氏は残る代議員の90%、ルビオ氏は83%を確保しなければ過半数に達しない。

 これに対し、トランプ氏は59%、2位のテッド・クルーズ上院議員(45)は67%で過半数に届く。トランプ氏は10日の討論会で「(自らとクルーズ氏との)2人は代議員を確保でき、他の2人はできない。これは批判ではなく数学的な事実だ」と述べた。

 ルビオ氏とケーシック氏がそれぞれ地元で勝てば、トランプ氏に過半数を許さず7月の党全国大会で決選投票に持ち込み、下位連合で逆転するシナリオも視野に入るが、敗れればトランプ、クルーズ両氏の一対一による戦いに入りそうだ。

 民主党は15日、ヒラリー・クリントン前国務長官(68)、バーニー・サンダース上院議員(74)が5州で計691人の代議員を奪い合う。同党には勝者総取り方式がないため状況は劇的に変動しないが、支持率ではクリントン氏が上回り、特別代議員も含めて優位を維持するとみられる。

 ただ、クリントン氏は1日のスーパーチューズデーに南部諸州で黒人票に支えられてサンダース氏を圧倒したが、若年層や無党派層の支持に弱みがある。

 15日に予備選が実施される5州のうちフロリダ、オハイオ、南部ノースカロライナの3州は11月の本選で投票動向が民主、共和両党に揺れ動く「スイング・ステート」。クリントン氏にとっては本選に向けたリトマス試験紙になる。



 【用語解説】米大統領選11月8日に民主、共和両党の指名候補らにより争われ、勝者は来年1月20日にオバマ米大統領の後任として第45代大統領に就任する。たけなわの候補指名争いは7月に開かれる両党全国大会で正式決定される指名候補の座をめぐり行われている。

 各候補は両党が6月まで全米各州・地域で開く予備選・党員集会で全国大会に出席する代議員の数を積み上げ、過半数を制した者が勝利。民主党は総代議員数4765人(12日現在)の過半数2383人、共和党は2472人の過半数1237人が当選ラインだ。

 全国大会は本選に進む指名候補や副大統領候補を儀式的に承認する場となることが通例だが、4人が争う共和党では代議員の過半数を得る候補がなく決選投票が行われる可能性も。指名候補は本選で各州に配分された計538人の選挙人を争い、過半数270人を得た候補が大統領になる。

3201チバQ:2016/03/15(火) 20:56:08
http://www.cnn.co.jp/usa/35079545.html
「決戦の地」オハイオ、ケーシック知事がトランプ氏をリード
2016.03.15 Tue posted at 18:50 JST
オハイオ州コロンバス(CNN) 今秋の米大統領選に向けた共和党の候補者指名争いで現地時間15日に予備選が行われるオハイオ州では、州知事のジョン・ケーシック氏が支持率で共和党の指名レースで首位を行く実業家のドナルド・トランプ氏をわずかに上回っていることが分かった。モンマス大学の世論調査で明らかになった。
世論調査によれば、ケーシック氏の支持率は40%と、トランプ氏の35%を上回った。15日は、オハイオ州をはじめ、フロリダ州やイリノイ州などでも予備選が行われる。オハイオ州は66人の代議員を「勝者総取り」で獲得できるため注目度も高い。
他の共和党候補のオハイオ州での支持率はテッド・クルーズ上院議員が15%、マルコ・ルビオ上院議員は5%だった。
先週末にはシカゴの集会で、トランプ氏の支持者と反対派が衝突をするなどしていたが、有権者への影響は小さいようだ。
共和党支持者の67%が投票行動に影響はないと答えた。16%が今回の出来事によってトランプ氏を支持する可能性が高まると答えた。トランプ氏を支持しない可能性が高くなると答えた割合は14%だった。
一方、民主党候補では、ヒラリー・クリントン前国務長官の支持率は54%で、バーニー・サンダース上院議員の40%を上回った。
調査は今月11〜13日、オハイオ州の各党の予備選に参加する可能性のある人(共和党503人、民主党302人)を対象に行われた。誤差は共和党でプラスマイナス4.4ポイント、民主党で5.6ポイント。

3202チバQ:2016/03/15(火) 21:05:10
http://mainichi.jp/articles/20160315/k00/00e/030/155000c
米大統領選
オハイオとフロリダ、火曜日決戦前夜の動きは

毎日新聞2016年3月15日 11時37分(最終更新 3月15日 15時22分)
「ミニ・スーパーチューズデー」 どうなる「トランプ旋風」

 米大統領選指名争いは15日、選挙戦の行方を決定付ける5州での決戦「ミニ・スーパーチューズデー」を迎える。共和党は「トランプ旋風」が吹き荒れるか、失速するかが焦点だ。カギを握る中西部オハイオ州と南部フロリダ州で前夜の動きを追った。

オハイオ州

 製鉄業で栄え「スチールバレー」と呼ばれたが、衰退後からの復活にもがく街・ヤングスタウン。この小都市で、地元州知事ジョン・ケーシック氏(63)と首位を走る実業家ドナルド・トランプ氏(69)が「ニアミス」を演じた。民主党の地盤だが、選挙によって投票先を変える人が多い「揺れる街」だ。

 ケーシック氏は14日午前、「苦境から抜け出したわけではないが、ここ4〜5年で状況はかなり変わった」と実績を強調。中小企業に対する規制について「ばかげた規制をやめることで雇用は創出される」と訴えた。直近の世論調査ではケーシック氏がトランプ氏を逆転し小差でトップを走る。

 遊説予定を急きょ変更し、14日夜にヤングスタウン近郊に入ったトランプ氏は「ケーシック氏では偉大なアメリカを復活できない」と対抗心をむきだしにし、「彼は北米自由貿易協定を支持した」と非難した。【ヤングスタウン清水憲司】

フロリダ州

 キューバ系移民が多いフロリダ州で、トランプ氏が圧倒的に優位な戦いを展開している。マルコ・ルビオ上院議員(44)は同州出身で両親がキューバ系だが、「トランプ旋風」の前に存在がかすんでいる。

 「今の米国に必要なのは強い指導者。私の中でキューバ問題は重要度が低い」。最大都市マイアミで、キューバ系移民の高校教師、エデル・ロサノさん(41)は言い切った。ビジネス経験が豊富なトランプ氏に経済の立て直しや、不法移民・難民対策を最優先で期待する。

 友人のエンリケ・ポーラックさん(55)も「トランプが米国を強くする」と同調。英語とスペイン語でトランプ氏の発言を紹介するフェイスブックをつくったという。

 昨年7月の米・キューバ国交回復について、キューバ系でも、若い世代や民主党支持者は歓迎する一方、共和党支持者には反対が多い。こうした世論を背景に、ルビオ氏はオバマ政権のキューバ政策を強く批判するが、トランプ氏は「私ならもっと(キューバ政権と)よい取引をする」と柔軟姿勢を見せる。

 14日発表の五つの世論調査では、いずれもトランプ氏が大差(17〜25ポイント)でルビオ氏をリード。キューバ系にもトランプ氏が浸透しつつあるようだ。【マイアミ草野和彦】

3203チバQ:2016/03/15(火) 21:19:58
http://news.goo.ne.jp/article/newsweek/world/newsweek-E166446.html
ますます高まる共和党大会「トランプ降ろし」の可能性 - 冷泉彰彦 プリンストン発 日本/アメリカ 新時代

15:45ニューズウィーク日本版

 共和党内でいま議論されているのは、トランプ候補のトップ独走を阻止する見通しが立たない中で、7月にオハイオ州クリーブランドで開かれる共和党大会の場で、トランプの獲得代議員数が「過半数に満たない」状況になったら、どうなるかということです。

 まず原則はどうなっているかというと、基本的には、各州から送られてきた代議員というのは、各州の予備選・党員集会の結果を代表しているだけに過ぎません。州によって「州憲法」に規定されていたり、あるいは「州の公選法」、あるいは「州共和党の内規」に規定されていたり、その「縛りの根拠」はマチマチですが、とにかく代議員は勝手な投票はできません。この点に関しては、大統領選の本選の選挙人団(エレクトラル・カレッジ)に似ています。

 ところが、一回目の投票を終わって「過半数」が誰も出ないとなると、状況は激変します。多くの州では、この時点で代議員は「出身州の予備選結果」という縛りから「解放される」のです。

【参考記事】トランプ勝利で深まる、共和党「崩壊の危機」

 問題は、その「縛り」の規定です。実際に「縛りからの解放」というのは、どんな段階を踏んでいくのかについては、50州の規定を調べないと分からず、大変に複雑です。ですが、ここ数週間、様々な解説が出回っています。例えば、ニューヨーク・タイムズの記事などによれば、7月の党大会における「投票」については、規定に3段階があるということになっています。

 まず第1回目の投票ですが、総数2473の代議員が投票するにあたって、基本的には各州の予備選・党員集会の「縛り」が適用されます。3月15日から始まる勝者総取り州での予備選では全員が勝者に、そして比例配分される州では得票に応じてその数は決定されており、変更はできません。ただし、全体の5%だけは「勝手に投票していい代議員(民主党のスーパー代議員のようなもの)」が存在します。

 この第1回投票で「過半数の勝者」が出ない場合は第2回投票になるのですが、いきなり完全に「自由な談合」になるわけではありません。例えば、勝者総取り州の中のカリフォルニアなどの場合は、「代議員を誰にするかを勝者が指名できる」だけでなく、「第2回投票においても自由投票を許さない」という規定になっていて、依然として州の予備選結果の拘束を受けるのだそうです。従って、この第2回投票においては、総数の43%は自由投票はできず、自由に投票できるのは57%だけになります。

 この2回目でも「過半数の勝者」が出なかった場合は、第3回へ進みます。ここで州によっては「勝者総取りであっても、また勝った候補が代議員を指名可能であっても」そんなことを言っている訳にはいかない、つまり「全国的な見地から共和党としての大統領候補、統一候補を決定する」という大きな目的のために「拘束が外される」のです。

3204チバQ:2016/03/15(火) 21:20:13
 ここではカリフォルニアの代議員172人が一気に「自由投票」になるなど、全体の81%が自由投票できるようになります。以降はこの繰り返しとなり、19%は選挙結果からの拘束は続きますが、81%の代議員は、それこそ「個人の自由な投票」を行って、過半数の勝者が出るまで「談合(フロア・ファイト)」を続けることになります。

 ニューヨーク・タイムズなどの説明は以上ですが、これをそのまま鵜呑みにするわけにはいきません。というのは、アメリカは良い意味での訴訟社会だからです。万が一真剣な戦いとなった場合には、州ごとに州憲法の判断をめぐって「代議員の地位」や「自由投票の可否」に関する規定の合憲性が問われることとなり、訴訟と仮処分など司法の介入が行わる可能性があるからです。

【参考記事】「トランプ降ろし」の仰天秘策も吹き飛ぶ、ルビオとクルーズのつばぜりあい

 いずれにしても、現時点では「共和党が正常化する」見通しとしては、このようにトランプを「1位だが過半数には達しない」という状況に持っていくことが、共和党の本流にとっては最優先課題になっています。

 よく言われるのは、そんな「党大会での談合」で候補を決める、まして支持率1位の候補を「引きずり下ろして」他の候補にスイッチするというのは、共和党としてはイメージダウンになるのではないかという懸念です。

 ですが、この点に関しては「トランプが共和党の大統領候補として堂々と過半数を取って正式に指名される」ことによる「イメージダウン」にくらべれば天と地ほどの差があるというのが、共和党の本流、いやほとんどの上下両院議員の本音だと思います。共和党の支持者の過半数も同じ思いではないでしょうか。

 ということは、この「例外的な」事態、つまり党大会の現場で、代議員の自由な投票によって統一候補が決定するという事態が現実のものとなる可能性がかなり高くなってきているのです。

3205チバQ:2016/03/15(火) 22:54:04
http://www.sankei.com/world/news/160315/wor1603150043-n1.html
2016.3.15 18:27
【米大統領選】
帰趨を決するか?ミニ・スーパーチューズデー 15日にグアムなどで候補者選び、勝者総取り方式も始まる
 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選に向けた共和、民主両党の候補指名争いは15日、「ミニ・スーパーチューズデー」の予備選・党員集会が行われた。首位を走る共和党の不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)と民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)がそれぞれ独走態勢に入るかが焦点となる。いずれの州も代議員数が多く、下位候補にとっては選挙戦を継続できるかの正念場となる。

 共和党は5州・1地域での戦いで、南部フロリダ、中西部オハイオ両州予備選、北マリアナ諸島党員集会は首位が全代議員を得る勝者総取り方式。フロリダ州選出のマルコ・ルビオ上院議員(44)、オハイオ州のジョン・ケーシック知事(63)は苦戦続きのため、地元を落とせば撤退の判断を余儀なくされる。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」(RCP)の最近の世論調査平均値によると、フロリダ州の支持率はトランプ氏42・9%に対し、ルビオ氏23・8%と大きく引き離されている。オハイオ州ではケーシック氏が38%でトランプ氏の34・3%をやや上回っている。

 ただ、これまでの予備選・党員集会での勝利は、ルビオ氏は1州・2地域にとどまり、ケーシック氏はゼロ。獲得代議員数でもトランプ氏やテッド・クルーズ上院議員(45)に大きく引き離されている。今後はトランプ、クルーズ両氏による一対一の戦いになる公算が大きい。

 民主党はフロリダ、中西部イリノイ、オハイオなど5州で予備選が開かれる。クリントン氏は特別代議員数でバーニー・サンダース上院議員(74)を圧倒しているものの、東部や中西部の州をサンダース氏に奪われている。

 RCPによると、フロリダ、ノースカロライナ両州ではクリントン氏が優位にあるがイリノイ、オハイオ両州ではサンダース氏に10ポイント差以内に迫られている。特にイリノイ州はクリントン氏の出身地で、同氏が路線継承を強調するオバマ大統領の地元だけに負けられない戦いだ。

3206チバQ:2016/03/16(水) 19:27:06
http://www.sankei.com/world/news/160316/wor1603160018-n1.html
2016.3.16 09:41
【米大統領選】
トランプ、クリントン両氏がフロリダで勝利、ルビオ氏は撤退表明

【ワシントン=小雲規生、加納宏幸】11月の米大統領選に向けた民主、共和両党の候補者選びで、フロリダ州予備選は15日投開票され、共和党の不動産王、ドナルド・トランプ氏と民主党のヒラリー・クリントン前国務長官が勝利を確実にした。

 共和党のマルコ・ルビオ上院議員は同日、地元フロリダ州での敗北を受け、米大統領選の共和党候補指名争いから撤退すると表明した。同州で発表した。

 米CNNテレビによると、フロリダ州では78%集計の段階で、共和党のトランプ氏が45・4%の支持を獲得。地元選出のマルコ・ルビオ上院議員は27・6%の支持に留まり、トランプ氏に大差をつけられた。

 共和党はフロリダ州で最多得票者が全代議員を得る勝者総取り方式を採用。トランプ氏は同州での勝利で99人の代議員を獲得したことになる。

 一方、民主党ではクリントン氏がフロリダ州で90%集計段階で、64・8%の支持を獲得。バーニー・サンダース上院議員の33・0%に大差をつけた。

http://www.cnn.co.jp/usa/35079617.html
ケーシック知事が地元オハイオ制す、トランプ氏も3勝 共和党指名争い
2016.03.16 Wed posted at 12:00 JST

(CNN) 米大統領選に向けた共和、民主各党の候補者指名争いは15日、5州の予備選が集中する「ミニ・スーパーチューズデー」を迎えた。CNNの予想によると、共和党はオハイオ州をジョン・ケーシック同州知事が制した。実業家のドナルド・トランプ氏はフロリダ、イリノイ、ノースカロライナの3州で勝利する見通し。一方、民主党はヒラリー・クリントン前国務長官が3州で勝利を確実にしている。
フロリダ、オハイオ両州の共和党予備選は、1位の候補が代議員を独占する「勝者総取り方式」。
オハイオの予備選を制したケーシック氏は、同州の住民らに感謝の意を表した。共和党で、過去にオハイオを落として大統領就任を果たした候補はいない。
トランプ氏はフロリダを地盤とするマルコ・ルビオ上院議員を破り、99人の代議員を獲得した。
ルビオ氏はこの結果を受けた演説で敗北を認め、選挙運動を中止すると表明した。同氏は共和党の上院議員や州知事らから多数の支持を得ていたが、今回の選挙戦ではこうした支持が票につながらないことが明らかになった。
一方、民主党の指名争いでは、クリントン氏はまずフロリダ、続いてノースカロライナ、オハイオ両州でも勝利を確実にした。ライバルのバーニー・サンダース上院議員は、今後争いの舞台となる西部諸州での選挙戦に力を入れると見られている。

3207チバQ:2016/03/16(水) 19:27:47
http://www.sankei.com/world/news/160316/wor1603160021-n1.html
2016.3.16 11:25
【米大統領選】
トランプ氏がフロリダなど3州で勝利、ルビオ氏は撤退発表 ケーシック氏はオハイオ制す 5州で予備選

 【ワシントン=小雲規生】11月の米大統領選に向けた候補者選びで15日、民主、共和両党はフロリダ、ノースカロライナ、オハイオ、ミズーリ、イリノイの5州で予備選を行った。米メディアによると、共和党側では不動産王のドナルド・トランプ氏がフロリダなど3州で勝利。オハイオ州ではジョン・ケーシック同州知事が勝利した。民主党側ではヒラリー・クリントン前国務長官がフロリダなど3州で勝利した。

 地元フロリダ州で敗北したマルコ・ルビオ上院議員は15日夜、「われわれは正しい側にはいるが、勝利する側にはいない」として選挙戦撤退を発表した。

 CNNテレビによると、フロリダ州では93%集計段階でトランプ氏が45%の支持を得て、27%のルビオ氏を圧倒。トランプ氏はイリノイ州、ノースカロライナ州でも勝利した。ミズーリ州はトランプ氏とテッド・クルーズ上院議員の接戦となっている。

 トランプ氏は最多得票者が全代議員を得る勝者総取り方式のフロリダ州での勝利で代議員数を99人上積みして候補者指名に近づいた。同じく勝者総取りのオハイオ州で勝ったケーシック氏は66人を獲得し、穏健派候補としてトランプ氏とクルーズ氏の追い上げを狙う。

 一方、民主党側ではクリントン氏がフロリダ、ノースカロライナ、オハイオの3州で勝利。クリントン氏は15日夜、フロリダ州で演説し、「民主党の候補者指名の確保と11月の大統領選での勝利に近づいている」と述べた。ミズーリ、イリノイ州ではクリントン氏とバーニー・サンダース上院議員が競り合っている。

3208チバQ:2016/03/16(水) 19:32:04
http://news.goo.ne.jp/article/newsweek/world/newsweek-E166550.html
トランプ対抗馬2人の明暗が分かれた、フロリダとオハイオ

16:20ニューズウィーク日本版

 予備選中盤の大きなヤマ場となった今週15日――とりわけ共和党ではフロリダ州(代議員数99)とオハイオ州(同66)の予備選が「天王山」と言われていた。何より、共和党だけのルールだが、この両州以降、多くの州で予備選のルールが「勝者総取り」に変わるからだ。

 もし両州でドナルド・トランプ候補が勝利して彼だけが「代議員数165」を確保して他はゼロということになれば、トランプの過半数獲得に向けて大きく弾みがつくことになる。そんな中で、フロリダでは地元選出のマルコ・ルビオ候補(上院議員)が1位を狙い、オハイオでは地元知事であるジョン・ケーシック候補が同じく1位を狙って、それぞれに「トランプの総取り」にストップをかけようとしていた。

 その結果は、明暗が分かれた。ルビオは、トランプ候補に20%近い差を付けられて敗北、トランプに代議員数99の「総取り」を許すと共に、選挙戦の軸となるべき地元での惨敗という結果を受けて、選挙戦からの撤退を表明することになった。

 一方オハイオでは、ケーシックが1位となって、代議員数66を「総取り」してトランプに「ブレーキ」をかけると同時に、「最後の保守本流候補」として以降の選挙戦に望みをつないだ。

 ルビオの敗因は、前にも述べたように「トランプの挑発に乗って品性のない中傷合戦に巻き込まれた」ことだが、そのような迷走全体が「頼りなさ」として受け止められたことが大きい。これに加えて、主張そのものが迷走したことも、根本的なミスだった。

【参考記事】トランプとの「お下劣舌戦」で撃沈したルビオ

 当初はジェブ・ブッシュ候補を推していた「共和党の保守本流」が、ジェブの低迷を見て急遽ルビオを「保守本流の希望」として期待を寄せた時期がある。ルビオ自身も、その時は、胸を張って「いかにも保守本流」らしい態度で演説をしていたのだが、ここへ来て地元での選挙が苦戦になると「自分はティーパーティー出身のチャレンジャー」という言い方に変わっていた。そんな態度の変節も、有権者に見放された原因だろう。

 反対にケーシックは、いくら「地元の人気知事」だとは言え、「トランプ旋風」の吹き荒れる中で、この時期に1位を獲得した意義は大きい。共和党の本流の中には、このままケーシックがペンシルベニア、ニューヨーク、カリフォルニアなどをおさえていけば、1位にはならなくても「トランプの過半数阻止」を実現する重要なコマになるという期待も出てきている。

 ケーシックの強みは、20代から州議会、30代から連邦下院議員を長く務め、政治の実務、とりわけ予算や通商政策に強いことだ。

 例えばTPPに関しては、「国内雇用を奪う」という感情論に迎合してトランプ、ヒラリー、サンダースなどは「反対」を表明しているが、ケーシックは「21世紀のグルーバリズムの時代には国際競争は避けられない」として、「アメリカは堂々と勝負するが、ダンピングなどの不正行為は絶対に許さない」という主張を堂々と展開している。彼が胸を張って、しかも丁寧に説明すると、こうした真正面からの政策論にも有権者は耳を傾ける。

 一方の民主党では、今月8日のミシガン州におけるサンダース勝利を受けて「中部でのサンダース・ドミノ現象」が起きるのではないかという観測もあった。だが15日のオハイオでは、ヒラリー・クリントン候補が安定した強さを見せて、そんな噂を払拭した。それだけでなく、フロリダ、ノースカロライナといった大票田でも1位になっており、これで過半数の代議員獲得に大きく近づいた。

【参考記事】ボストンのリベラルエリートが、サンダースを支持しない理由

 ヒラリーは勝利演説の中で、これからのアメリカは「経済の安定、安全保障、国内の和解」の3点を目指すという目標を掲げて、弁舌をふるった。一時期はサンダースの勢いにおされて、政策の左シフトが見えていたヒラリーだが、この日の姿勢には、中道実務家に戻って正々堂々と戦う姿勢が見えていた。

 依然として「トランプ旋風」は猛威をふるい続けているし、現政権批判の厳しい州ではサンダースの勢いは残っている。だが、この大統領選の全体が左右のポピュリズムに流されているわけではない。今月15日の結果だけを見れば、ケーシック、クリントンという実務家の政治家に対しても、強い支持が向けられていることがわかる。


<ニューストピックス:【2016米大統領選】最新現地リポート>

≪筆者・冷泉彰彦氏の連載コラム「プリンストン発 日本/アメリカ 新時代」≫

冷泉彰彦(在米ジャーナリスト)

3209チバQ:2016/03/16(水) 19:32:57
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160316k0000e030246000c.html
<米大統領選>共和党主流派望み、ケーシック氏オハイオ制す

13:43毎日新聞

 米大統領選の共和・民主両党指名争いの正念場となった15日の5州予備選(ミニ・スーパーチューズデー)。共和党レースで首位を走る実業家のドナルド・トランプ氏(69)が大票田の南部フロリダ州を制した一方で、中西部オハイオ州では地元のジョン・ケーシック知事(63)が死守。「反トランプ派」の結集を狙う党主流派が7月の党大会をにらみ、望みをつなぐ形になった。民主党では両州などを制したヒラリー・クリントン前国務長官(68)が、指名に一歩近づいた。

 ◇ケーシック氏

「人々を分断するのではなく、一つにするのがアメリカなのだ」。地元オハイオ州でトランプ氏との事実上の一騎打ちを制したケーシック氏。州の代議員66人を総取りした貴重な勝利を宣言すると、州北部クリーブランド近郊に集まった支持者からは「USA! USA!」とのシュプレヒコールが上がった。開票状況を見守った大学生のニコラス・ボドルさん(20)も「オハイオにとって大きな勝利だ。共和党候補になるチャンスが出てきた」と興奮気味に語った。

 この日まで一勝もしていなかったケーシック氏は、地元で敗れれば選挙戦からの撤退を迫られるだけに、州内を小まめに回る背水の陣で臨んでいた。指名争いに入ってから初の勝利宣言。「両親からは努力をすれば世界を変えられると教わった。我々はクリントン氏を倒し、私が大統領になる」と結んだ。【ベリア(オハイオ州)清水憲司】

 ◇トランプ氏

 「我々は勝って勝って勝ちまくる。決して止まることはない」。フロリダ州など3州で勝利を確実にしたトランプ氏は15日夜、同州パームビーチの自らのリゾートクラブに親しい支持者らを集めて勝利宣言した。しかしオハイオでは敗れたためか、記者からの質問は受け付けなかった。

 トランプ氏は両州で連勝して全代議員の過半数獲得に早く近づき、主流派などが目指す党大会での「反トランプ」候補らの連携による逆転の可能性を小さくする計算だった。マルコ・ルビオ上院議員(44)を地元フロリダで破り、撤退に追い込んだが、ケーシック氏に代議員66人を総取りされた。主流派が息を吹き返し、巻き返しの動きを強めることも予想される。

 トランプ氏は勝利宣言で、共和党が一つにまとまる必要があると強調。撤退したルビオ氏について、「難しい指名争いを戦った」とねぎらい、「素晴らしい未来がある」とエールを送った。ルビオ氏の支持者を取り込もうという狙いがあるようだ。【パームビーチ(フロリダ州)西田進一郎】

3210チバQ:2016/03/16(水) 19:33:10
 ◇ルビオ氏

 地元フロリダ州で敗北したルビオ氏は15日、州最大都市のマイアミ市内のフロリダ国際大学の集会場で支援者を前にレース撤退を宣言した。

 午後8時過ぎ。ルビオ氏が家族と共に登壇。「撤退」の雰囲気を感じ取った支援者から「戦い続けろ!」の声が飛んだ。だが、ルビオ氏は「私が2016年に大統領になることは神の計画に入っていなかった」と敗北を認めた。一方で「米国の皆さんに伝えたい。恐怖やフラストレーションに駆られてはいけない」と言明。指名争いトップのトランプ氏が、国民の怒りを背景に躍進していることへの危機感も示してみせた。

 保険会社勤務でキューバ系の女性、エディス・カルボネルさん(43)は「悲しい。マルコが大統領になるチャンスが消えた」と涙にくれた。今後、誰を支持するかについては「まだ決めることができない」と語る一方、「トランプだけはいや」と断言した。「彼は自分に同意しない人を黙らせようとする人だから」【マイアミ(フロリダ州)草野和彦】

 ◇民主 クリントン氏手堅く

 「この勢いで11月の本選でも勝利する」。激戦の中西部オハイオ州と大票田南部フロリダ州を制したヒラリー・クリントン前国務長官(68)は15日夜、フロリダ州ウエストパームビーチに入り、支持者に「指名獲得」を誓った。

 「お互いをおとしめ合っていては何も達成できない」。勝利宣言するクリントン氏の視線は、民主党のライバル候補のバーニー・サンダース上院議員(74)ではなく、共和党で首位を走る実業家ドナルド・トランプ氏(69)に向いていた。

 クリントン氏は8日、衰退した工業地帯を抱える中西部ミシガン州で予想外の敗退。その経験を乗り越えてのオハイオでの勝利だった。【ウエストパームビーチ長野宏美】

 ◇サンダース氏

 民主党の候補者指名争いで粘りを見せているバーニー・サンダース上院議員(74)は大票田のフロリダ、オハイオ両州などで敗れた。南西部アリゾナ州で開票を見守っていたサンダース氏は「米国社会の現実に対応せず、前に進むことはできない」と選挙続行を宣言。クリントン氏に惨敗し、米メディアは「サンダース氏がクリントン氏に吹き飛ばされた」などと報じた。【ニューヨーク田中義郎】

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3211チバQ:2016/03/16(水) 19:38:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160316-35818728-bbc-int
【米大統領選2016】オハイオ州で敗れトランプ氏の戦い長期化か
BBC News 3月16日(水)12時29分配信

【米大統領選2016】オハイオ州で敗れトランプ氏の戦い長期化か
【米大統領選2016】オハイオ州で敗れトランプ氏の戦い長期化か
米大統領選に向けた州予備選が15日に開かれ、共和党から立候補している実業家ドナルド・トランプ氏が大票田のフロリダ州を制したが、オハイオ州では、ジョン・ケーシック同州知事が勝利し一矢を報いた。このため、共和党の候補指名争いはまだしばらく続く見通しとなった。

一方で党主流派の支持を受けたマーコ・ルビオ上院議員(フロリダ州選出)は、地元州での勝利をトランプ氏に奪われ、選挙戦からの撤退を発表した。

トランプ氏は、同日に予備選が開かれたイリノイ、ノースカロライナ両州でも勝利した。党重鎮らはトランプ氏の発言や主張する政策に懸念を示しており、同氏が勝利を続ける状況に頭を痛めている。

民主党では、ヒラリー・クリントン前国務長官がフロリダ、オハイオ、イリノイ、ノースカロライナ各州で勝利し、ライバルのバーニー・サンダース上院議員(バーモント州選出)に対するリードを広げた。

ミズーリ州では両党とも接戦となっており、勝者は現時点でまだ決まっていない。共和党では、トランプ氏と代議員獲得数で現在2位となっているテッド・クルーズ上院議員(テキサス州選出)が、また民主党ではクリントン氏とサンダース氏が、それぞれデッドヒートを演じている。

フロリダ州パームビーチの支持者集会に登壇したトランプ氏は、「党をまとめなくてはならない」と語った。

一方で地元州を制して1勝目を挙げたケーシック氏は支援者集会で、若い世代にとって「機会にあふれる環境」を作りたいと述べる一方、撤退を表明したルビオ氏のこれまでの選挙戦をたたえた。

ルビオ氏は地元フロリダ州のマイアミで、トランプ氏の勝利を祝福し、選挙戦からの撤退を表明。有権者は怒り、不満を募らせていると述べ、米国が「政治的な嵐」の中にあると語った。

同じくマイアミで支持者集会に登場したクリントン氏は、勝利を確信した明るい表情を見せた。トランプ氏を非難し、「国民は解決策を渇望している」と述べた。

クリントン氏は、多額の学費ローンや育児費用、格差問題に取り組むと支持者らに約束した。

3212チバQ:2016/03/16(水) 19:39:05
トランプ氏の勝利演説 - ジョン・ソーペル北米編集長 米フロリダ州パームビーチで

そして3人になった――。地元フロリダ州でトランプ氏に大敗を喫したルビオ上院議員は、大統領選から撤退するほかに選択肢がなかった。パームビーチにあるトランプ氏の豪華できらびやかな宮殿兼会員制クラブ「マール・ア・ラゴ」は当然、お祝いムード一色になった。

トランプ氏は勝っただけでなく、大勝した。そしてほかの3州でも勝った。しかし、昨年6月に共和党から立候補して党内を混乱させ、メディアの注目を一身に集めてきた同氏にとって、勝った州ではなく負けた州に焦点が当てられているのは、いつもとは違う、今回限りかもしれない状況だ。

なぜならケーシック氏の勝利によって、共和党の指名争奪戦がまだ続くというだけでなく、7月の党大会までずっと続くかもしれないからだ。

「ドナルド・J・トランプ大広間」(ほかの呼び名などありえるはずもない)で、トランプ氏は勝ち誇ったとは程遠い勝利演説を行った。落ち着いて控えめなその口調は、休む間もない選挙日程にくたびれた様子を物語っていた。

2週間前の「スーパー・チューズデー」の後の方がずっと、自分は共和党候補になるぞという自信がみなぎっていた。そしてルビオ氏については健闘をたたえて彼の未来は明るいと寛大な態度を示したのに対し、ケーシック氏については全く触れなかったのが、わかりやすかった。まるでオハイオ州の敗北の事実などなかったかのような態度だった。

単なるうっかりミスかもしれない。あるいは「テフロン加工された」この人でさえ、政治の難しさに突然気づいたのかもしれない。

(英語記事 US election 2016: Trump faces long fight as Kasich wins Ohio)

3213チバQ:2016/03/16(水) 21:10:12
http://www.sankei.com/world/news/160316/wor1603160042-n1.html
2016.3.16 19:49
【米大統領選】
「私を攻撃した人はみな敗れる」 独走トランプ氏、共和党内対決に勝利宣言?
 「私を攻撃した人はみな敗れている」。米大統領選の共和党候補指名争いで不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)の言葉が再び現実になった。個人攻撃で失地回復を試みたマルコ・ルビオ上院議員(44)は地元の南部フロリダ州で敗れて撤退。15日の勝利でトランプ氏は指名獲得に向けて独走態勢に入り、主流派が正攻法で打ち破る芽は摘まれた。(ワシントン 加納宏幸)

 15日の「ミニ・スーパーチューズデー」に先立つトランプ氏の集会では支持者と反対派が衝突し、他陣営は同氏を対立の原因とするCMを繰り返し流した。

 「政治史上、だれも経験したことのない悪質な中傷広告だった。それでも支持率は上がったんだ」。トランプ氏はフロリダ州での勝利宣言でこう述べた。

 反対派に演説を妨害されるたびに「あいつをつまみ出せ」「彼の顔を殴りたい」と聴衆をあおったトランプ氏。中西部シカゴで衝突により集会が中止に追い込まれたことを、民主党のバーニー・サンダース上院議員(74)支持者の仕業だと言い張った。

 米統計学者、ネイト・シルバー氏による出口調査の分析によると、対立が激化した後の予備選直前にトランプ氏への投票を決めた有権者の割合は過去の予備選・党員集会に比べ上昇。マイナスの影響を逃れた。

 ただ、不法移民やイスラム教徒を侮辱する暴言で既成政治への有権者の怒りをあおって支持につなげるトランプ氏の手法に、共和党主流派はまゆをひそめる。ルビオ氏は15日の撤退表明で「人々を怒らせ、不満を抱かせるのが最も安易な道だが、そうしなかったことが誇りだ」と述べた。

 主流派は、トランプ氏が11月の本選で民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)と戦った場合には敗れる可能性が高いとの世論調査も懸念。7月の共和党全国大会の第1回投票で指名が決まらず、下位の候補か「第三の候補」が決選投票に挑む「競合大会」とすることを模索する。

 それにはトランプ氏に代議員の過半数を獲得させない必要がある。テッド・クルーズ上院議員(45)やジョン・ケーシック・オハイオ州知事(63)の今後の戦いにかかっているが、トランプ氏は15日の勝利により指名候補を決める7月の共和党全国大会までに代議員の過半数を確保できる可能性が出てきた。

 指名が現実味を帯びる中、共和党のライアン下院議長、マコネル上院院内総務はトランプ氏との電話で支持者の暴力行為にくぎを刺した。トランプ氏は勝利宣言で2人との電話を「すばらしい会話だった。私たちは党をまとめる」と紹介。米CBSテレビはこれを「トランプ氏は本選を戦う気分に移った」と報じた。

3214チバQ:2016/03/16(水) 21:12:20
http://www.sankei.com/world/news/160316/wor1603160043-n1.html
2016.3.16 19:57
【米大統領選】
「サンダース旋風」ここまでか クリントン氏、大票田で盤石 「トランプ大統領」阻止に照準


 【ワシントン=青木伸行】民主党のヒラリー・クリントン前国務長官が、15日の予備選で大勝したことの意義は大きい。南部フロリダ州、中西部オハイオ州などの“大票田”を押さえ、代議員の獲得数でバーニー・サンダース上院議員との差をさらに広げた。「サンダース旋風」もここまでといえ、クリントン陣営は共和党のドナルド・トランプ氏との本選に照準を合わせている。

 「指名獲得に近づいた」。クリントン氏の勝利宣言は、これまで以上に力強さに満ちていた。候補指名に必要な代議員の過半数(2383人)獲得に大きくせまり、ゴールが視界に入ったからだ。

 クリントン氏は8日の中西部ミシガン州予備選で、事前の予測に反し、サンダース氏に小差で敗れる「番狂わせ」を味わった。このため15日のオハイオ、イリノイ、ミズーリの中西部3州について陣営は、事前の世論調査でリードしていたものの、一抹の不安を抱いていた。

 ミズーリ州は事実上の引き分けとなったものの、他の2州を制し、南部でも今回も強さを発揮し指名を盤石にした。何よりクリントン氏は黒人、ヒスパニック(中南米系)の支持票や、上下両院議員などで構成する特別代議員をはじめ、党の組織票に支えられていることが大きな強みだ。

 一方、白人のブルーカラー、若年、無党派層を中核とするサンダース氏の抗戦は限界を露呈した。

 ヒラリー陣営は15日夜、共和党内のトランプ氏に対する抵抗は「遅すぎた」とし、「彼が指名されることはほとんど確実だ」と断言。早くも「クリントン対トランプ」を想定し、「トランプ大統領」の誕生を阻止するため、本選でクリントン氏に投票するよう有権者に呼びかけた。

3215チバQ:2016/03/17(木) 19:22:13
http://www.asahi.com/international/reuters/CRWKCN0WI33B.html
米民主党サンダース氏、ミズーリ州予備選の再集計要請も
2016年3月17日07時56分
 [ワシントン 16日 ロイター] - 米大統領選の民主党候補指名を目指すバーニー・サンダース上院議員は、接戦となった15日のミズーリ州予備選について票の再集計を求める可能性がある。サンダース氏の選挙対策チームが16日、明らかにした。

 同州の勝者はまだ正式には決まっていないが、16日夕方の時点で、APはヒラリー・クリントン前国務長官が0.2%ポイント差でサンダース氏をリードしており、両者とも代議員数71人中32人を獲得する見通しと伝えている。

 サンダース氏の選対チームは民主党の候補指名レースの状況に関する電話会見で、「われわれは現在、この過程がどう作用するか評価している」と記者団に述べた。

3216チバQ:2016/03/17(木) 19:35:52
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160317k0000m030134000c.html
<米大統領選>ルビオ氏支持、分裂か

03月16日 22:03毎日新聞

 米大統領選の共和党候補指名争いは、15日の「ミニ・スーパーチューズデー」で中西部オハイオ州のジョン・ケーシック知事(63)が地元を死守する一方、南部フロリダ州では地元のマルコ・ルビオ上院議員(44)が惨敗し、撤退を余儀なくされた。独走状態の実業家ドナルド・トランプ氏(69)をテッド・クルーズ上院議員(45)とケーシック氏が追う構図となる。両氏とも「反トランプ」勢力の一本化を主張するが、実現は見通せない。

 「常識こそが役に立つ。それが我々の国が進む方向だ」。主流派のケーシック氏は勝利宣言で力を込めた。数々の放言で物議を醸す「非政治家」のトランプ氏を意識した発言だ。堅実な政治手法を持ち味にじわじわと存在感を増すケーシック氏は、主流派の「最後のとりで」となった。

 ケーシック氏は勝利宣言で「責任感があり、非常に才能あふれる人物だ」とルビオ氏へのねぎらいを忘れなかった。指名レースから脱落した同氏も同じ主流派。支持を得られれば、同氏がこれまでに獲得した代議員が手に入る。ケーシック氏は支持者向けに配信したメッセージで「我々は人々を団結させる唯一の陣営」と強調、トランプ氏の対抗軸形成に意欲を示した。

 ケーシック氏の戦略は、東部のペンシルベニアやメリーランドなど穏健な州でトランプ氏を破り、7月の党大会まで同氏による代議員の過半数(1237人)獲得を防ぐことだ。党大会では1回目の投票で過半数を獲得する候補がいなければ、2回目以降の投票で陣営間の合従連衡が起こりうる。保守強硬の非主流派クルーズ氏よりも、穏健な主流派の方が「反トランプ」統一候補に選ばれる可能性が高いとにらむ。

 だが、ルビオ氏は同じ主流派であるケーシック氏への支持を表明しなかった。ルビオ氏は保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」から強い支持を得るなど、保守的な面も併せ持つ。単純に同じ主流派のケーシック氏支持とはいかない。

 フロリダ州マイアミの投票所で15日、ルビオ氏の支持者に撤退の場合の支持先を聞くと、「クルーズ氏は理念的過ぎる」としてケーシック氏を推す人と、「ケーシック氏は穏健過ぎる」としてクルーズ氏を推す人に分かれた。

 一方、クルーズ氏は「トランプ氏に繰り返し(予備選・党員集会で)勝っているのは自分だけだ」と、自陣営を中心とする「反トランプ」一本化で譲らない。ルビオ氏は15日の撤退宣言で、主流派と非主流派の橋渡しを目指した戦いだったと自身の選挙戦を振り返った。痛恨の表情は、その困難さを際立たせた。【ベリア(オハイオ州)清水憲司、マイアミ(フロリダ州)草野和彦】

 ◇民主のクリントン氏、「米国の縮図」オハイオ州制す

 「指名獲得に近づいた。11月の本選でも勝利する」。南部フロリダ州と中西部オハイオ州を制した後、ヒラリー・クリントン前国務長官(68)はフロリダ州で支持者に笑顔を見せた。今回の勝利はバーニー・サンダース上院議員(74)を振り払い、本選で勝つためにも大きな意味を持つ。

 フロリダ、オハイオ両州は選挙のたびに勝利する政党が変わる「スイング・ステート」。クリントン陣営はとりわけオハイオ州を重視していた。同州は人種や労働者の比率から「米国の縮図」と言われる。同じく衰退した工業地帯を抱える中西部ミシガン州で、自由貿易に強く反対するサンダース氏に番狂わせで負けたクリントン陣営は、雇用問題を重点的に訴えてきた。

 この戦略が功を奏したことはNBCの出口調査に表れている。オハイオ州で「最も米国が直面している問題は経済・雇用だ」と答えた39%のうち、60%がクリントン氏に投票。「外国との貿易が米国の雇用を奪っている」と回答した53%のうち、クリントン氏の支持は55%で、ともにサンダース氏を上回った。

 クリントン氏は黒人層の支持を受けて南部では圧勝してきたが、激戦州が多い中西部や、民主党の牙城である北東部で苦戦してきた。AP通信は、同氏が重要な中西部オハイオを制したことで「不安を取り除いた」と伝えている。

 フロリダで勝利宣言を聞いた経営者のリック・モートンさん(58)は、共和党の指名レースを独走する実業家ドナルド・トランプ氏(69)について、「対立をあおるだけのトランプ氏は、経験豊富なヒラリーに討論で歯が立たないだろう」と本選に目を向けた。

 一方、サンダース氏は「まだ半分以上の代議員が決まっていない」と声明を出すなど、撤退の気配を見せていない。次の戦いを見据えてアリゾナ州に入り、「ともに立ち上がれば成し遂げられないことはない」と支持者に呼びかけた。【ウエストパームビーチ(フロリダ州)長野宏美】

3217とはずがたり:2016/03/17(木) 19:39:56
オバマ米大統領が最高裁判事にガーランド氏指名、共和党阻止の構え
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%82%AA%E3%83%90%E3%83%9E%E7%B1%B3%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E3%81%8C%E6%9C%80%E9%AB%98%E8%A3%81%E5%88%A4%E4%BA%8B%E3%81%AB%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E6%B0%8F%E6%8C%87%E5%90%8D%E3%80%81%E5%85%B1%E5%92%8C%E5%85%9A%E9%98%BB%E6%AD%A2%E3%81%AE%E6%A7%8B%E3%81%88/ar-BBqxmuq
ロイター
14 時間前

[ワシントン 16日 ロイター] - オバマ米大統領は16日、連邦最高裁判事に、コロンビア特別区連邦控訴裁のメリック・ガーランド判事(63)を指名した。

オバマ米大統領が最高裁判事にガーランド氏指名、共和党阻止の構えc REUTERS オバマ米大統領が最高裁判事にガーランド氏指名、共和党阻止の構え
就任には上院の承認が必要。過半数を占める共和党は、次の大統領が就任するまで、上院で後任候補に関する公聴会も採決も行わないとすでに表明、指名を阻止する構えだ。

大統領選の共和党候補指名争いでトップを走る不動産王のドナルド・トランプ氏もABCの番組で、民主党に最高裁人事を行わせないよう、政権を奪還することが共和党にとって決定的に重要と語った。

最高裁は9人の裁判官で構成、保守派の代表格、スカリア判事が2月13日に死去したことに伴い、リベラル派と保守派が4人ずつで拮抗していた。

今回の指名で、数十年ぶりに最高裁が左派に傾く可能性もある。

3218チバQ:2016/03/17(木) 19:42:24
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160317k0000e030228000c.html
<米大統領選>「暴動起きる」…指名獲得できなければ

11:54毎日新聞

 ◇トランプ氏発言、「引き下ろし」けん制

 【ワシントン及川正也】米大統領選の共和党候補指名争いで首位を走る実業家ドナルド・トランプ氏(69)は16日、米CNNの番組で、7月の党大会で指名を獲得できなければ「暴動が起きる」と発言した。「トランプ降ろし」をけん制する狙いとみられるが、暴力をちらつかせた「脅し」とも受け取られ、米メディアは大きく取り上げている。

 トランプ氏は他候補を大きくリードしている点を強調。7月の党大会で、指名に必要な代議員数に「20人や100人足りない」ことを理由に指名が獲得できなければ、「(支持者の)暴動が起きる。私は扇動しないが、ひどいことが起きる」と警告した。

 大統領候補の指名獲得には党大会の投票で全代議員の過半数(1237人)が必要。トランプ氏は優勢を維持しているが、最終的に過半数に届くかどうかはまだ見通せない。

 党大会の1回目の投票で過半数を得る候補がいなければ、2回目の投票に移る。陣営間の多数派工作や、予備選に出馬していない候補の担ぎ出しも可能になるため、トランプ氏は混乱に乗じた「引き下ろし」を警戒している。

 米メディアによると、共和党主流派のベイナー前下院議長は16日、「初回投票で指名が決まらなければ、ライアン下院議長を候補に推す」と語った。ライアン氏は主流派の切り札との期待があるが、出馬は否定している。

 トランプ氏を巡っては、自身の集会で支持者と抗議者の衝突が相次ぎ、「顔を殴れ」などと暴力を助長する発言が物議を醸したばかり。「暴動」発言も熱心な支持者をけしかけていると受け取られかねない。

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3220チバQ:2016/03/17(木) 19:48:36
http://mainichi.jp/articles/20160317/k00/00m/030/177000c
米大統領
最高裁判事にリベラル派指名 共和は審議拒否も

毎日新聞2016年3月17日 01時02分(最終更新 3月17日 01時02分)
 【ワシントン及川正也】オバマ米大統領は16日、先に死去したアントニン・スカリア連邦最高裁判事の後任に、首都ワシントンの連邦巡回控訴裁のメリック・ガーランド裁判長(63)を指名すると発表した。最高裁判事は上院の承認を経て就任する。ガーランド氏は穏健なリベラル派とされる。オバマ氏は議会の協力を求めたが、野党・共和党は次期大統領に委ねるべきだとして承認審議を拒否する動きをみせている。

 オバマ氏はホワイトハウスで声明を発表し、ガーランド氏の起用について、超党派で容認される人物だと指摘。「最高裁は(党派対立の)政争を超えた存在だ」と述べ、超党派で承認を急ぐよう議会に求めた。

 ガーランド氏はハーバード法科大学院を修了後、裁判所書記などを歴任。司法副長官補当時には、1995年のオクラホマシティー連邦政府ビル爆破事件を担当した。クリントン大統領時代の97年に連邦巡回控訴裁判事。2013年から現職。

 最高裁は長官を含む判事9人で終身制。現在は、共和党の大統領が指名した保守派3人と保守系中道派1人、民主党の大統領が指名したリベラル派4人。86年に就任したスカリア氏は生前、保守派の代表格として知られ、保守とリベラルが拮抗(きっこう)していた。

 最高裁の近年の判決では、医療保険制度改革(オバマケア)の合法性や同性婚を認めるなどリベラル派の流れに傾斜している。

 最高裁は現在、オバマ氏が大統領令で実施を発表した移民制度改革や気候変動対策での二酸化炭素(CO2)の排出量規制を巡る訴訟などを抱えており、民主党は推進したい立場だ。

3221チバQ:2016/03/17(木) 19:57:00
http://www.sankei.com/world/news/160317/wor1603170005-n1.html
2016.3.17 01:02

死亡の最高裁判事、後任にガーランド氏指名 大統領発表も承認は不透明 中道派の連邦高裁判事

 【ワシントン=小雲規生】オバマ米大統領は16日、2月に亡くなった連邦最高裁判所のアントニン・スカリア判事の後任として、首都ワシントン連邦高裁のメリック・ガーランド判事(63)を指名すると発表した。オバマ氏は中道的な立場で知られるガーランド氏を指名することで、共和党が多数派を占める上院での承認を得たい考えだ。

 ガーランド氏は1997年に当時のクリントン大統領から高裁判事として指名され、上院では超党派の76議員が承認を支持した。オバマ氏はホワイトハウスで発表した声明で、ガーランド氏が保守派判事や共和党重鎮らからも尊敬されてきたことに触れ、「上院は最高裁判事の承認という責務の民主主義における重要性を深く考えてほしい」として承認を促した。

 しかし共和党は、任期が残り1年を切ったオバマ氏が保守派だったスカリア判事の後任を指名することに激しく抵抗しており、ガーランド氏の承認手続きの見通しは不透明だ。

3222とはずがたり:2016/03/17(木) 19:59:56
2016年 03月 17日 18:52 JST 関連トピックス: トップニュース
焦点:トランプ氏、今後資金調達が必要に 献金者は悪評恐れる
http://jp.reuters.com/article/focus-trump-idJPKCN0WJ0Y9?sp=true

[ワシントン/ニューヨーク 16日 ロイター] - 米共和党の指名獲得に大きく前進した不動産王ドナルド・トランプ氏は、これまで、大口献金などに頼らずほとんど自己資金で選挙活動を行ってきた。ただ、本選を見据え、今後予想されるネガティブ・キャンペーンなどに対抗するため、いずれ本格的な資金調達が必要になるとみられている。

一方、共和党献金者の多くは、これまで女性やヒスパニック系、イスラム教徒への差別的な発言を繰り返してきたトランプ氏に献金した場合、自身の評判が傷つくことを恐れている。

これまで共和党主流派の献金者の多くは、11月の本選で民主党のヒラリー・クリントン前国務長官、もしくは、バーニー・サンダース上院議員の勝利を阻止するため、どんなことでもする構えでいた。

ただ、ここにきて一部の共和党員は、トランプ氏への政治資金提供に慎重になっている。

指名争いから撤退したウィスコンシン州のスコット・ウォーカー知事を支援していた共和党大口献金者のダン・エバーハート氏は、トランプ氏に外交分野の専門性が欠けている点などを問題視。「仮に党候補となった場合、気持ちの上では支援するが、資金面で支援することはない」と断言した。

デンバーのテクノロジー企業幹部、クリス・ライト氏は「党候補に選出されたとしても支持することは無理だ」とし、「われわれが暮らしている自由で発達した社会では受け入れがたい」と述べた。

ジェブ・ブッシュ氏の政治資金団体「スーパーPAC」を支援していたテキサス州のゲイロード・ヒューイー氏や、保守的な「スーパーPAC」に200万ドル以上を寄付したフロリダ州のロナルド・ファーマン氏は、誰を支持するかなどまだ決定していないが、トランプ氏が差別的な発言を差し控えることを望んでいる。

<自前の選挙活動>

トランプ氏はこれまで、自身の資産などで選挙資金を賄っている。リアリティー番組の司会を務めたこともある同氏は、その問題発言や有名人という立場でテレビでは常に一定の露出があり、他の候補者ほどテレビ広告費を使っていない。

同氏は、ストラテジストやコンサルタント、世論調査専門家も起用せず、少数のスタッフで質素な選挙活動を行っている。有権者1人当たりに費やした選挙活動費は、指名争いから撤退したブッシュ氏が551.70ドル、ルビオ氏が30.40ドルだったのに対して、わずか3.20ドルだ。

ただ、共和党候補として本選を戦うことになれば、自己資金では賄いきれないとの指摘がある。

政治資金団体や労働組合、民主党対立候補によるネガティブ・キャンペーンの集中攻撃が予想され、そうした非難にテレビやラジオで反論するには、明らかに多額の資金が必要になる。対立候補がクリントン氏となった場合、同氏にはトランプ氏を攻撃できる圧倒的な資金力がある。

先週の討論会でトランプ氏は、本選で献金を募るかまだ決めていない、と明らかにした。

<指名争い長期化なら資金必要に>

トランプ氏が資金提供を求めれば、一部の共和党からは献金が見込める。2012年の大統領選でミット・ロムニー氏の資金調達に貢献したボブ・グランド氏は「他に選択肢がない。トランプ氏は、クリントン氏よりはいい。それは確かだ」と語った。

資金調達を迫られれば、トランプ氏はソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)などを活用し、小口の個人献金を集めることも可能だ。さらに、著名投資家カール・アイカーン氏や、モータースポーツ統括団体の全米自動車競走協会(NASCAR)のブライアン・フランス代表など、通常政治にはあまり関与しない実業家から大口献金を募ることもできる。

ただ、本選で民主党候補と戦う前に、トランプ氏はまず党内で対立候補と対峙しなければならないかもしれない。指名争いが長期化すれば、いずれにしても資金集めが必要になる時が来るだろう。

(Ginger Gibson 記者、Michelle Conlin記者 翻訳:伊藤恭子 編集:加藤京子)

3223とはずがたり:2016/03/18(金) 17:37:31
2016年 03月 16日 19:19 JST
アングル:米共和党指名争い撤退のルビオ議員、多くの戦略ミス
http://jp.reuters.com/article/usa-election-rubio-missteps-idJPKCN0WI17Q?rpc=188&amp;sp=true

[マイアミ 15日 ロイター] - 米国が直面する問題に対する滑らかな口調、保守的な見解、キューバ系米国人として様々な層を引きつけることのできる魅力、そして若く整った容姿──マルコ・ルビオ上院議員(44)は、共和党の大統領候補者に必要とされるこうした要素をすべて兼ね備えていた。

しかし今回の選挙戦では、共和党の「本流(エスタブリッシュメント)」と呼ばれる人々との関与はマイナスとみなされている。ルビオ上院議員は15日、地元フロリダ州での米大統領選に向けた共和党予備選を落とし、選挙戦からの撤退を表明。同州予備選では実業家ドナルド・トランプ氏が勝利した。

ルビオ氏の撤退に至るまでの過程には多くの誤算と手に入れられなかった好機があったことが、選挙キャンペーンの関係者、献金者、共和党ストラテジストへのインタビューで明らかになった。

ルビオ氏は、キューバ系移民を両親に持ち困難な子ども時代を過ごしたという経歴をアピールし、一般的な有権者が親しみを感じられるような新たな時代の共和党員としての地位確立を目指した。拡大するヒスパニック(中南米系)の支持獲得にも力を注いできた。

しかし、ルビオ氏の選挙戦は当初から厳しいスタートに直面していた。

同氏のアドバイザーは、大統領選の共和党指名争いで初戦となるアイオワ州と第2戦のニューハンプシャー州で、小規模地域で多くの時間を費やすよりも、共和党員に人気の高いフォックス・ニュースや地元放送局などへの出演を求めた。ストラテジストらは、何回も訪問を重ねるのではなく、戦略的な場所に集中することで時間と資金を節約しようとしたとの見方を示した。

<アイオワ州の不満>

この戦略的な「賭け」は裏目に出た。アイオワ州の共和党活動家はルビオ氏が同州に長く滞在せず、支持獲得に必要な直接対話も十分にしなかったと不満を漏らした。

2月1日のアイオワ州党員集会ではテッド・クルーズ上院議員が勝利。トランプ氏が2位につけ、ルビオ氏は3位だった。3位となったことは同氏陣営にとってはある程度の勝利とみなされたが、アイオワ州の共和党員は違う考えだった。

共和党活動家ジェイミー・ジョンソン氏は「彼には勝つチャンスがあったのに」と指摘し、「アイオワ州の住民は地元に来てもらうことを好む」と述べた。

3224とはずがたり:2016/03/18(金) 17:37:50
>>3223-3224
<夕食会に姿見せず>

ニューハンプシャー州の選挙キャンペーンでも、ルビオ氏が費やしたのは28日間のみ。ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事が費やしたほぼ半分、そしてニュージャージー州知事のクリス・クリスティ氏とオハイオ州知事のジョン・ケーシック氏の約70日間からは大差となった。

ニューハンプシャー州の共和党有力者ファーガス・カレン氏は各候補者を招いたイベント開催を計画したが、ブッシュ氏やケーシック氏は承諾した一方、ルビオ氏は出席しなかった。同州の保守活動家ルネ・プラマー氏も、共和党候補者と地元の指導者を招いた夕食会を開いたが、ルビオ氏は参加しなかった。

<深み欠くとの懸念>

ルビオ氏をめぐる別の問題は、既に慣れたテーマでしか議論を展開できないという見方だ。

クリスティ氏はこれに気が付き、ニューハンプシャー州予備選の直前に、ルビオ氏がかねてから使ってきた文言を繰り返しているのをとらえ、暗記しているだけだなどと批判。ルビオ氏が深みに欠けているという一部有権者の見方は強まった。

トランプ氏のメディア席巻はライバル候補者が注目を得ることを困難にしてきた。しかしトランプ氏による攻撃的な発言に対し、ルビオ氏は2月25日のテキサス州ヒューストンでの討論会以降、同じような攻撃的な発言で対応。これも有権者にとっては「誤った判断」と映った。ルビオ氏はその後、トランプ氏への個人攻撃を後悔していると述べた。

<移民改革への関与>

ルビオ氏が抱えていた問題は2013年1月28日までさかのぼるとの見方もある。ルビオ氏はこの日、超党派の上院議員らと米連邦議会議事堂で移民改革法案について記者会見を行った。

「8人組」と呼ばれる超党派議員らがまとめたこの法案は、メキシコとの国境管理強化などを条件に、不法移民に米市民権獲得への道を開く内容だった。

その後、法案は反発を受け、ルビオ氏も同法案から距離を置くと、ヒスパニック系団体は同氏が諦めたとして非難した。

予備選でトランプ氏が不法移民の強制送還やメキシコ国境沿いでの壁設置を表明して多くの保守派を喜ばせる中、ルビオ氏の移民改革法案への関与とその後の遠ざかりは、選挙キャンペーンに影を落としてきた。

ライバル候補者の支持者らも、移民改革に背を向けたルビオ氏の態度を攻撃材料に利用して、批判広告を展開した。

(Steve Holland記者、James Oliphant記者 翻訳:本田ももこ 編集:加藤京子)

3225とはずがたり:2016/03/18(金) 19:33:31
興味深い。

「トランプ現象」を掘り下げると、根深い「むき出しのアメリカ」に突き当たる
http://www.newsweekjapan.jp/morley/2016/03/post-2.php
2016年03月11日(金)16時30分

「トランプ現象」を掘り下げると、根深い「むき出しのアメリカ」に突き当たる
 記事の冒頭にこちらの写真を貼っておく。後ほど解説するので、数秒間見つめていただきたい。

 ドナルド・J・トランプ氏を理解するには、まず彼の熱烈な支持者の心境に寄り添うことが必要だ。アメリカのリベラル系メディアはトランプ氏の大躍進に焦りを隠せず、来る日も来る日もひたすらこき下ろす記事を発信している。

 だが、ただ「おぞましい」「明らかな嘘を付いている」「支離滅裂な演説をする」「まったく実現不可能な公約を口走っている」「暴言がひどい」と羅列しているだけでは、トランプ氏の破壊力に太刀打ち出来ない。それどころか次にトランプ氏が仕掛ける扇動に対してあらかじめ免疫をつけることもできない。大手メディアや共和党のエスタブリッシュメントがトランプ氏を「許しがたき、恥ずべき存在」だと非難すればそれだけ、同氏の支持者は熱狂するからだ。「ざまを見ろ」と。

 この支持者たちは誰なのか?なぜ溜飲を下げているのか? 表面的な「トランプ現象」から、より地面の奥にあるレイヤーに向かって掘削していくと、あまり見たことのない地層に突き当たる。裸のアメリカと呼んでもいい。そのむき出しのアメリカを理解する上で鍵となる人物がいる。1968年の大統領選に独立系候補として出馬したアラバマ州知事、ジョージ・ウォレス氏だ。

 ニューズウィーク英語版が「トランプとジョージ・ウォレスの人種差別的な亡霊」という見出しでタイムリーな記事を発信している:

 ニューズウィークによれば、かつて人種平等に強く反対していたのは民主党だった。白人と黒人を区別することこそが、大多数の白人労働者の雇用と給料を保証する一番の方法だと考えられていたのだ。言わば「公序良俗を守るための差別」だった。しかし第二次大戦後、黒人の公民権を求める運動は次第に高まり、これが南部社会に強い亀裂を生みつつあった。そこにポピュリスト政治家として飛び込んだのがジョージ・ウォレスだった。

「今も明日も、そして永遠に人種は隔離する」
 ウォレスは心の底から人種差別を信じていたわけではなく、あくまで政治の小道具にした節がある。当初は黒人の人権を守ろうとする進歩派の判事だった。ウォレスは知事選に出馬するが、人種差別を前面に押し出した候補に大敗し、現実の厳しさを味わう。「選挙に勝たなければ意味がない」と悟ったウォレスは一転、熾烈な差別のレトリックでアラバマ州の白人たちの情緒に訴えるようになる。演説で吠えるように声を張り上げ続け、アラバマ知事選で圧勝。就任演説で、
 「今も明日も、そして永遠に人種は隔離する」
 という決め台詞も放った。そのフレーズを考案したスピーチライターはKKKの正式メンバーだった。ウォレスはこの成功体験で深く学習してしまった。

 アラバマ州知事になったウォレスは公民権運動に猛反対する姿勢を貫く。1963年、ウォレスは2人の黒人学生ジェームズ・フッドとヴィヴィアン・マローンのアラバマ大学入学を阻止するために、大学周辺を州兵で固めて自ら大学の建物の入り口に立ちはだかった。それはパフォーマンスだった。

 ケネディー大統領が司法省幹部を特使として2人の黒人学生に付き添わせ、2人の入学を認めるよう求める大統領布告を読み上げるまで立ちはだかり、この様子を取材させるために報道機関をあらかじめ呼び寄せた。南部の有権者たちに向けて、「州の権利や州民の伝統的な生活様式を破壊しようとする連邦政府にたった一人で立ち向かう勇敢な知事」 というイメージをアピールしたのだった。このパフォーマンスはニュースとして全米に報じられた。

 注目されたタイミングを見計らってウォレスは1964年の大統領選に出馬。民主党側の予備選で公民権への反対を訴え、ジョンソン大統領と対決。予備選で敗退したが、南部の州で善戦した。

3226とはずがたり:2016/03/18(金) 19:33:50

保守的な南部白人有権者たちの怒りを代弁する扇動戦術
 翌年の1965年3月7日、600名ほどの公民権運動家達がアラバマ州セルマ市を出発して平和的にデモ行進をした際、弾圧することを選ぶ。報道機関が見守る中、橋を歩いて渡ってきた無抵抗のデモ隊に対して州兵や保安官達が棍棒や催涙ガス、鞭などで襲いかかり、セルマへと追い返した。この暴力沙汰はウォレス知事の誤算だった。デモの鎮圧を指示したが、まさかそこまで警察側が暴力をふるうと思っていなかったのだ。警察による一方的な暴力の場面は全米にテレビ中継され、「血の日曜日事件」と名付けられた。

 その2日後の3月9日、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師がより大勢のデモ隊を率いて、この橋を再び渡った。騒ぎがどんどん広がる中、ジョンソン大統領が介入し、同年には選挙権の人種平等を保証する法律を通した。ウォレスが人種差別を道具にして権力を掌握しようとした結果、反対に人種平等を保証する法律の実現を早めたのだった。ジョンソン大統領は側近に、
 「これで南部は共和党に渡してしまったようなものだな」と漏らしている。

 そして1968年。人種問題やベトナム戦争など社会的な対立が最大限に達した中で大統領選が開催される。ジョージ・ウォレス知事は再び独立系候補として出馬。黒人の公民権に強く反対し、保守的な南部白人有権者たちの怒りを代弁する扇動戦術をとった。その年、南部の投票率は異例の50%に迫った。ウォレスは北部の若い白人男性にも強く支持され、当初は破竹の勢いがあった。しかし共和党のニクソンと競り合う最中、副大統領候補に選んだ元空軍大将が記者会見に不慣れなせいで、
 「ベトナム戦争を終結させるためには核戦争の使用も辞さない」
 と発言。いっきに支持者がドン引きしてしまい、そのままジョージ・ウォレスは泡沫候補へと転落、露と消えた。この年はリチャード・ニクソンが勝った。

 ニクソン及び共和党はウォレスが群衆の情緒に訴えかけ、怒りの感情を誘導するテクニックを見逃さなかった。それまで民主党の得意技だった「差別の政治」をそっくり吸収し、共和党の味付けで再構築する。ニクソンはウォレスが「州の権利」というフレーズで主張した公民権への反対を「サイレント・マジョリティー=沈黙する多数派」という表現に言い換えた。

 公民権に反対する派閥を切り離した民主党は、二度と差別的なアメリカに戻らないことを謳う政党へと変貌した。人種問題に保守的な見解を持つ多くの白人有権者が民主党から共和党へと亡命、二度と戻ることはなかった。結果、「差別の政治」は共和党陣営の専売となる。

 公民権法が実現して15年が過ぎた頃、アメリカ社会では人種平等の認知が進み、世論のせめぎあいは男女平等を求めるフェミニズムや性的マイノリティーの権利を求めるゲイ・ライツなどへと移った。差別は大っぴらに口にできなくなった。しかし人々の心の中に歴然と残っていた。

問題は「地域社会」という物言い
 そんな中、1980年の大統領選が開催される。共和党候補のロナルド・レーガンは独自の「南部戦略」を用いた。共和党の指名候補となったばかりのレーガンはミシシッピー州に行き、かつて公民権運動の活動家3人が殺害された町のすぐ近くで遊説を行い、含みのある発言をした。意訳すると、以下のようになる。
 「私は州の権利を尊重する。私は市民が地域社会や私生活の中で出来る限りのことをする姿勢を応援する。現在、連邦政府は過剰なまでの権限を持ってしまった。大統領になったら州や地域社会に配慮する方向で、権力のバランスを元に戻そうと思う」

 問題は「地域社会」という物言いだ。これは非常に間接的な言葉遣いで、
 「皆さんの人種問題に関する考え方に外から踏み込むことはけしてありません」
 とほのめかしているようにも聞こえる。つまり、
 「積極的にミシシッピー州の黒人への富の再分配や権利の拡大を推進することはない」
 と公約しているように読み取れるのだ。

 レーガン大統領のアドバイザーだったリー・アットウォーターはこのように述べた。
 「1954年にはひたすら『ニガー、ニガー、ニガー』と連呼していればよかった。だが1968年にはそんな言葉を使うと党が損害を被る。だから今度は『差別撤廃に向けたバス通学』『州の権利』とかいう風に言い方を変える。どんどんと物言いを抽象化させ、減税政策などの経済用語に埋め込んでいく。だがその政策の結果、白人より黒人の方が痛みを感じるようになっている。それが白人有権者の無意識に訴えかける。直接黒人について語らなくても、黒人を叩く方法があるということだよ(以上、意訳)」

3227とはずがたり:2016/03/18(金) 19:34:06
 共和党の「南部戦略」はニクソン、レーガン、ブッシュ(父)へと受け継がれていく。だが時代に合わせて露骨な差別や社会を分断するレトリックはトーンダウンされた。「小さな政府」「州の権利の尊重」「地域社会への配慮」「個人の選択に政府が介入しないこと」などと抽象的な言葉へと暗号化され、そこに白人を優遇する政策の意図があったとしても、薄味だった。アメリカが比較的安定した経済成長を続けていたため、「優しさ」の仮面を被ることができたとも言える。金持ちが優遇されるものの、白人の労働者層にも富が回っていたため、そこまで人種優位や隣人への排他的な感情に訴えかけずとも票が稼げたのだ。一方、税制はひたすら黒人を虐げるものであり続けた。

トランプは「黒人」のかわりに新たな敵となる存在を見つけ出す
 さて、現在のアメリカはどうか?1960年代とは環境が一変している。学歴が低い白人男性の視点から現在の政治地図を見ると、あまりにハンデがうず高く積み上げられている。白人の人口が圧倒的多数ではなくなり、政治は非白人の有権者に媚びるようになった。男女平等で男性の特権が無化し、伝統的な「男らしさ」を軽々しく口にすればセクハラとみなされる。LGBTライツの考え方が浸透し、キリスト教的な価値観が都市部では風化していく。加えてユダヤ教、イスラム、ヒンドゥーなどの信仰にも配慮せねばならず、クリスマスのデコレーションを取りやめにするデパートも続出。肩身が狭い。

 そこに経済的なダメージも追加される。グローバル経済の浸透により、雇用が中国をはじめとした新興国へと流出。かつての工業地帯は再起不能だ。中産階級が没落し、国内の格差が拡大する。グローバル経済の中では学歴の格差が前の世代よりも拡大する。

 愛国心も打撃を受ける。アメリカの外交が複雑化したため「アメリカが一番」といった価値観が成り立たない。アメリカはもう世界の覇者ではなく、二流国へと滑り落ちていくようだ。経済的な立場が弱くなり、夢も見られず、自尊心が失墜した白人男性は最後にブチ切れる。そのブチ切れにトランプが正面から応えてくれる。「怒ってもいいんだ」と。

 トランプは「黒人」のかわりに新たな敵となる存在を見つけ出し、その「敵」に向かって罵倒を繰り返す。「アメリカを弱くするリベラル政治」「嘘ばかりつくメディア」「金に魂を売り渡す職業政治家たち」「自由貿易の協定でアメリカから何兆円と奪っていく中国や日本、メキシコ」「アメリカをテロ攻撃するイスラム国」「メキシコからの不法移民」「真実を語ることも許されない政治的な正しさの風潮」などなど。これらは古い歌のメロディーを新しい歌詞で歌っているようなものだ。

 そこにきめ細かい思慮はない。「アラブの春」が引き起こした動乱とアメリカのイラク戦争での失敗が「イスラム国」の誕生へと連鎖していった過程は、そっくり抜けている。アメリカに刃向かう敵をとにかく、一撃で仕留めればそれで話が済む、とトランプは吹聴する。

トランプの扇動はウォレスの手法を何段階も進化させたもの
 共和党エスタブリッシュメントに反旗を翻している候補は他にもいる。テッド・クルーズ氏は共和党の急進派であるティー・パーティーと宗教右派の揺るぎない支持を受け、イデオロギーの純粋さでフロントランナーとなる。はずだった。しかしトランプ氏は腹の底から湧き上がる怒りを呼び覚まし、動物的な磁気で有権者を惹きつけ、テッド・クルーズに対しても野蛮で下品な罵倒を浴びせ、自分の方が「強いやつ」なのだという原始的なアピールを成功させてしまった。

 現時点でトランプの集会に集まった支持者たちは決め台詞ごとに歓声を挙げ、熱狂している。

 トランプ「メキシコに、あの壁を作るぞ。その壁の費用は誰が払うんだ?」
 支持者「メキシコだ!」

 という風に。

 支持者たちは興奮し、口々に、
 「トランプさんは、私が使うような言葉で話してくれる」
 と話す。世界有数の大富豪と自分が一対一でつながったかのような親近感を抱いているのだ。トランプは支持者たちに向かって、
 「教養なんてなくても、いい。私は無学な人間が大好きなんだ。学問なんてそれほど要らない。私を支持する人は、すでに頭がいいのだから」
 とおだてる。

3228とはずがたり:2016/03/18(金) 19:34:31
>>3225-3228
 投票の誓いを立てるジェスチャーもきわどい。支持者たちが一斉に右腕を上げる姿は、かつてのナチスの「ハイル・ヒトラー」の仕草に似ている。この姿をリベラル系メディアがその都度拾って話題にするため、参加者はますます「嘘つきメディア」の鼻を明かしたような達成感を味わえる。彼らにとってこの集会こそが「本音」を言っていい場所になる。右手を上げて、
 「USA!USA!USA!」
 と大合唱すれば、みんなで一つになれる。

 トランプの扇動はウォレスの手法を何段階も進化させたものだ。多様化とグローバリズムを嫌う白人男性たちの「本音」に言葉を与え、感動をもたらしている。

 メキシコとの国境沿いに長大な「壁」を建設すると繰り返し、テロの容疑者に対する拷問をより過酷な形で復活させると約束し、KKKによる支持声明を強めに否定せず、それがスキャンダルとして報じられると討論会で自らの男性器をネタにした冗談を言い、さらなるスキャンダルがメディアを駆け巡る中で直前の炎上が忘れ去られる。集会のボルテージが上がり、反対する人間による抗議行動も激化。すべてがトランプのPRとして作用する。まるで手品のような展開だ。プロレスの悪役がいきなり善玉に転ずることがあるように、日頃憎ませておいて時々高邁な理想を語る。「ツンデレ」の大博打だ。

 かつてジョージ・ウォレス知事の演説をジャーナリストが書き起こすと、その内容は支離滅裂だった。しかし現場にいると、同じ演説がまったく異なるリアリティーと迫力を持ち、電気を感じるようだとも報じられた。トランプ氏も同様の術を持っている。演説の全文書き起こしと動画を見比べるとよくわかる。支持者たちは酔い続けている。パーティーで一気飲みのコールをする大学生のように。

 インターネットやソーシャルメディアのおかげで「透明性」が増し、政治家の発言の事実関係をすぐに検証できる時代になった。ネットが民主主義を後押ししているかのようだ。しかしネットには反対の作用もある。個々のユーザーが自分の意見や価値観を肯定してくれる情報のみを取捨選択し、毎日を安易な自己肯定で満たすことも可能になった。

 「ヴァーチャル・リアリティー」とは、「不都合な意見や現実を排除することによって生み出される心地良いユートピア」の別称でもある。気に入らない意見はまとめてブロックすればいい。複雑な現実を「プロレス」に再構築してくれる人物が現れたなら、子供のように素直な気持ちで熱狂できる。そのユートピアを汚すアウトサイダーへの深い憎悪もひたすら蓄積される。

レイシストに家全体を乗っ取られた
 かつて「沈黙する多数派」と呼ばれた保守的な白人男性も今や「叫ぶ少数派」だ。未来に希望を持てなくなった白人たちがトランプ氏にすがって熱狂する。ティー・パーティー系の原理主義者たちはクルーズ氏に期待する。エスタブリッシュメントに付く共和党員はルビオを支持し「リベラルの陰謀」と戦う。そして、残った数少ない穏健な保守層は沈黙を強いられた。コメディアンのビル・マーによればトランプの大躍進は、
 「大きな家の中にレイシスト専用の部屋を作ってあげて、居心地をよくしてあげた結果、レイシストに家全体を乗っ取られた」
 ようなものだ。かようにして共和党は崩壊していく。

 2015年3月、オバマ大統領はアラバマ州セルマを訪れ、かつてデモに参加した人々と手を繋いで50年ぶりに同じ橋を渡った。その時の様子をホワイトハウスの公式アカウントが以下のようにツィートした。
mori1.jpg


 希望と多様性か、逃避と分断か。アメリカでは二つの相容れない世界観が競合しているのだ。

3229とはずがたり:2016/03/18(金) 19:35:04
プロフィール

モーリー・ロバートソン

日米双方の教育を受けた後、1981年に東京大学に現役合格。1988年ハーバード大学を卒業。国際ジャーナリストからミュージシャンまで幅広く活躍。スカパー!「Newsザップ!」、NHK総合「所さん!大変ですよ」などに出演中。

3230とはずがたり:2016/03/18(金) 23:06:53
「共和党指名争い、全国大会で決着の可能性高まる」ライアン下院議長
フォードvsレーガンの対決以来、40年ぶりに党全国大会で大統領候補者を決定か
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/03/post-4721.php
2016年3月18日(金)19時03分

 ライアン米下院議長は17日、大統領選の共和党候補指名争いが今夏の党全国大会で決着する可能性が高まっていると述べた。

 指名争いに参加しているどの候補も7月までに過半数の代議員(1237人)を獲得できなかった場合、11月の大統領選本選に進出する党指名候補は、7月にオハイオ州クリーブランドで開かれる党全国大会に出席する代議員によって選出されることになる。

 指名争いでトップを走るドナルド・トランプ氏は16日、自身の指名獲得が退けられれば「暴動」が起きると警告。同氏が7月よりも前に1237人の代議員を獲得できるかどうかは不透明だ。

 ライアン議長はトランプ氏の「暴動」発言について、暴力をほのめかすことは受け入れられないと非難。党全国大会の議長を務めることになるため、大会の手続きを詳しく調べなくてはならないとしたほか、法の支配が行きわたるよう確実を期したいと述べた。

 議長は「オープンな党全国大会となる可能性がわれわれが従来想定していたよりも高まったという認識のほかに何ら変化はない。われわれはこれが現実になる可能性がかなり高いという見方を理解している」と述べた。

 また、自身が今年の大統領選に出馬する可能性をあらためて否定した。

 共和党の候補指名争いにおいて、指名獲得が確実な候補者がいない中で党全国大会が開かれたのは1976年が最後。この時は現職のジェラルド・フォード大統領が1回目の投票でロナルド・レーガン氏を下した。

 また、党全国大会で複数の投票が実施されたのは1948年が最後。この際はトーマス・デューイ氏が指名を獲得した。

 一方、共和党の候補指名争いから撤退したマルコ・ルビオ上院議員は17日、大統領選本選では誰の伴走者にもならないと述べ、副大統領候補になることはないとの考えを示した。

3232チバQ:2016/03/18(金) 23:32:23
http://mainichi.jp/articles/20160319/k00/00m/030/050000c
米大統領選
「トランプ包囲」協議…共和保守派

毎日新聞2016年3月18日 20時11分(最終更新 3月18日 21時06分)

 【ワシントン及川正也】米大統領選の候補者指名争いで、共和党保守派のグループは17日、ワシントン市内で緊急会合を開き、同党予備選で首位を走る実業家トランプ氏の指名阻止に向けた対応を協議した。「反トランプ勢力」の候補一本化や、7月の党大会での決着も想定。第3の候補の担ぎ出しなども視野に入れる。「トランプ包囲網」は次第に広がっており、トランプ氏が反発するのは必至で、対立は激化しそうだ。

第3の候補も視野

 会合は6月まで続く予備選でトランプ氏が指名獲得に必要な代議員の過半数を取れるかどうかは微妙な情勢を踏まえて招集。保守派の下院議員や論客らが出席した。米CNNによると、反トランプ氏のクルーズ上院議員とケーシック・オハイオ州知事の候補者調整は、一方への肩入れはできないとして判断を見送ったという。

 党大会では予備選に出馬していない保守派候補を擁立することも検討した。党大会では代議員による1回目の投票で過半数を獲得した候補がいない場合、過半数を得る候補が出るまで投票が続く。2回目からは代議員のほとんどが投票先を拘束されない自由投票になる。投票では予備選に出ていない候補も名乗りを上げられる。

 ベイナー前下院議長らは、党大会で2012年大統領選の共和党副大統領候補だったライアン下院議長を擁立したい意向を示している。ライアン氏は「予備選を戦っている人が指名されるべきだ」と拒否しているが、議長就任時も再三拒否した末に承諾した経過があり、米メディアは「受諾する可能性はある」と解説している。

 民主党の前例だが、1952年大統領選で指名争いに出馬しなかったスティーブンソン・イリノイ州知事が党大会当日に出馬し、3回目の投票で指名を獲得したケースがある。こうした党大会は両党通じて、これが最後だ。

 保守派の動きに呼応し、指名争い撤退表明時にトランプ氏の勝利に祝意を送ったルビオ上院議員は17日、トランプ氏指名なら「共和党は解体される」と記者団に指摘。「トランプ包囲網」は一段と広がっている。

3233とはずがたり:2016/03/20(日) 15:57:43
党大会でライアン議長が指名される可能性はどうなんだろ?
>フロリダ、イリノイ、ノースカロライナでの勝利により、彼の共和党の指名獲得はほぼ確実となった。

2016年 03月 20日 09:32 JST
コラム:リベラル・保守双方の有権者をつかむトランプ戦術
http://jp.reuters.com/article/column-trump-liberal-conservative-idJPKCN0WK0NC?sp=true

[16日 ロイター] - これはもう「トランプ」問題である。12日、ドナルド・トランプ候補が暴力事件の発生を理由にシカゴでの選挙遊説を中止せざるを得なくなったことからも、それは明らかだ。

だがこの暴力事件は、3日後の世論調査ではトランプ候補に何ら打撃を与えなかったようである。フロリダ、イリノイ、ノースカロライナでの勝利により、彼の共和党の指名獲得はほぼ確実となった。結論は明らかだ。トランプ候補の支持者の多くはトラブルを求めているのだ。

7月に開催される共和党大会での最初の投票でトランプ候補が過半数を獲得できなかった場合に同氏の指名を阻む戦略を練るため、ある保守系団体が今週、ワシントンで会合を開いている。たとえトランプ候補が他の誰よりも多くの代議員を獲得したとしても、である。党がトランプ候補の指名を邪魔するようなことがあれば、「われわれは会場を焼き払うだろう」と、トランプ支持者の1人は語っている。

トランプ候補は荒削りなポピュリストである。だが、そう言ってみても、あまり多くを説明したことにならない。ポピュリズムとは何か、ひとことでは言えないからだ。

富裕層・特権層(「カントリークラブ保守」)を攻撃する左翼のポピュリズムもある。その一例がバーニー・サンダース上院議員で、ウォール街といわゆる「1%(の富裕層)」を容赦なく批判している。

高学歴エリート(リムジンに乗ったリベラル)のスノビズムと尊大さを攻撃する右翼のポピュリズムもある。たとえば、ポリティカル・コレクトネスや高学歴層が伝統的な宗教を軽蔑することを絶えず批判していたのがベン・カーソンだった。

その両者を併せ持つのが、トランプ候補だ。

トランプ候補は左翼ポピュリストだろうか。そう、彼が自由貿易を攻撃するのはサンダース候補と同様である。自身が富裕層であるにもかかわらず、トランプ候補にはウォール街への愛着はない(「ヘッジファンドの連中は殺人者なのに罰せられない」)。

ウォール街の側でも同じことだ。米金融界は、トランプ候補が大統領になれば市場と経済に災厄をもたらすと信じている。米金融界の大物たちは、反トランプの広告に何百万ドルも注ぎ込み、同氏が党大会代議員の過半数を獲得するのを阻もうとしている。

では、トランプ候補は右翼ポピュリストだろうか。移民、マイノリティー、女性に対する攻撃を見れば、そのとおりである。それに加えて彼は、昔ながらの孤立主義を信奉しており、米国は自国の利益が直接脅かされない限り外国への介入を避けるが、ひとたび脅威があれば相手を木っ端みじんに打ち砕く、としている。彼の「イスラム国」への対応戦略は「やつらを徹底的に爆撃する」である。

トランプ候補の支持層は、イデオロギー的な壁を完全に乗り越えている。最も彼を支持しているのは、大学教育を受けていない白人、特に男性の有権者だ。トランプ流ポピュリズムのもう一つの要素、「強い男」願望である。

1959年、偉大な社会学者シーモア・マーチン・リプセットは、「労働者階級の独裁主義」、つまり「下層階級の人々」のあいだの不寛容の傾向、過激で非民主的な態度について書いている。

トランプ候補はロシアのプーチン大統領への敬意を表明している。「彼は自分の国を動かしているし、少なくとも、リーダーである。そこがわが国とは違う」とトランプ氏はMSNBCで話している。プーチン氏の政治手法に関しては「わが国もたくさん殺していると思う」と答えている。

3234とはずがたり:2016/03/20(日) 15:58:07
>>3233-3234
トランプ候補がこのところ見せているプーチン流の動きと言えば、批判的な報道機関が自分の選挙イベントを取材するのを拒否したことだ。デモイン・レジスター、ユニビジョン、フュージョン、ハフィントン・ポスト、ナショナル・レビュー、マザー・ジョーンズ、バズフィード、そして最近ではポリティコも排除されている。

自分の集会に対する抗議参加者に彼が送るメッセージも同じだ。「あいつらをたたき出せ」である。15日夜の勝利宣言では、メディアについて「吐き気がする」と表現するのを忘れなかった。

多くの米国民は、トランプ候補が言うのと同じ理由で、「強い男」を望んでいるように見える。政府の連中は何一つ実現できていない、という理由だ。米連邦政府は袋小路で行き詰まっている。

トランプ候補は自分流に仕事を片付けると約束するが、具体的には説明しようとせず、ただ自分なら「アメリカを再び偉大にできる」と約束するばかりだ。彼は専門家やアドバイザーさえ帯同しない(「外交政策については誰に相談しているのか」と質問され、トランプ候補は「私の第一の相談相手は私自身だ」と答えた)。彼は自分流にやりたがっている。たった1人で。

なぜトランプ候補は共和党の指名獲得競争で勝利を収めつつあるのか。米国が世界でも最もポピュリスト的な国であることを忘れないでおこう。米国に次ぐ第2位の国を探しても、他はどこも(権威主義的な王制国家である)サウジアラビアと大差ない。

それというのも、この国はもともと、権威(圧制的な政府、硬直した教会、閉鎖的な経済)から逃げ出してきた者たちによる植民に由来しているからだ。

エリートへの不信は、米国史を通じて流れる、深く根づいた価値観である。米国の大衆文化において、金持ちや権力者(企業幹部、政治家、官僚)がどのように表現されているかお気づきだろうか。たいていは無能で腐敗している。もっとひどい描写の場合もある。

米国の政界は、米経済と同様に、非常に起業家的である。市場があるところには製品が生まれる。支持されない戦争が行われているときには反戦派の候補が出てくる。有権者が重税に不満を抱いていれば、減税派の候補が出てくる。大衆がいつもながらの政治にウンザリしていれば、1992年のロス・ペロー氏のように、反政界の横断幕を掲げるアウトサイダーが突然浮上する。今日では、それがトランプ候補なのだ。

出口調査は、トランプ支持者を最もうまく定義する一つの特性が「怒り」であることを明らかにしている。「連邦政府の仕事ぶりについてあなたの感情を最も的確に表現する言葉はどれですか」という質問に対して、「わくわくする」「満足している」「不満がある」ではなく、「怒っている」と答える有権者のほとんどが、トランプ支持なのだ。

彼らは何に怒っているのだろうか。答えは2つ、景気の後退と、文化的な影響力の低下だ。

トランプ候補を最も強く支持しているのは、米国社会のうち衰退している部門の有権者だ。ニューヨーク・タイムズによる調査「トランプ主義の地域分布」によれば、トランプ候補の支持率が最も高いのは、高校の卒業証書を持たない白人の比率が高く、民族的・宗教的マイノリティーの数が少なく、農業や製造業など「旧経済」タイプの雇用が多く、労働参加率が低い地域だ。たとえば、アパラチア地方である。

つまり、米国民のうち、景気の回復から取り残され、外国との貿易により雇用を脅かされ、人口は減少し、伝統的な宗教・文化に基づく価値観が挑戦を受けているような人々だ。彼らは怒れるレジスタンスであり、トランプ候補は彼らレジスタンスのリーダーなのだ。

イデオロギー的にはどうか。彼らは、オバマ大統領のような、スノッブな謙遜さを備えたリベラルを憎悪している。そして、無頓着(むとんちゃく)に彼らを搾取していくミット・ロムニー氏のような保守派も憎悪している。

トランプ候補を止めようとする保守派の努力が失敗すれば、同氏と大統領の座のあいだに立ちふさがる存在はただ1人、ヒラリー・クリントン氏だけだ。多くの有権者にとって苦渋の選択になろう。どちらも有名人で、長年にわたって世間の視線にさらされており、米国民の大部分から否定的に見られている。ただしクリントン氏よりもトランプ氏の方がよけいに嫌われている、という点が民主党にとっては心強い。

米国民は皆、オハイオ州デイトンで9月26日に行われるトランプ対クリントンの最初の公開討論を期待していい。きっと火花が散るだろう。視聴率は過去最高を記録するかもしれない。

*筆者は第一線で活躍する政治アナリストで、ジョージ・メイソン大学で行政・国際関係の教授を務める。

3235チバQ:2016/03/21(月) 21:24:45
http://www.afpbb.com/articles/-/3081045
反トランプ派、NYで大規模デモ アリゾナ州では道路封鎖
2016年03月20日 18:29 発信地:ニューヨーク/米国
【3月20日 AFP】米大統領選の共和党候補指名争いで首位を走る不動産王ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏の反対派数百人が19日、ニューヨーク(New York)市内で抗議デモを行った。また、同氏の選挙集会が開かれた南西部アリゾナ(Arizona)州では、反対派が幹線道路を封鎖し、集会では暴行騒ぎもあった。警察や複数の目撃者によると、トランプ氏の選挙戦の勢いを止めようとするこの日の抗議運動では数人の逮捕者が出た。

 米NBCテレビのウェブサイトに掲載された動画には、アリゾナ州トゥーソン(Tucson)での選挙集会で、トランプ氏の顔と「Bad for America(米国にとってよくない)」と書かれたプラカードを掲げた男性が、集会の出席者から殴る蹴るの暴行を受け、警備員に付き添われて会場から出ていく様子が捉えられている。加害者は手錠をかけられて連行され、傷害罪で訴追されたという。

 トゥーソンでの集会に先立ち、反対派はアリゾナ州フェニックス(Phoenix)郊外で主要幹線道路を封鎖し、トランプ氏の支持者らが集会に出席するのを阻止しようと試みた。トランプ氏は22日に行われる共和党のアリゾナ州予備選を前に同州入りしていた。

 一方、ニューヨークのマンハッタン(Manhattan)では、セントラルパーク(Central Park)を見下ろすトランプ氏の高級不動産物件に近い「コロンバスサークル(Columbus Circle)」に反対派が集まり、「ドナルド・トランプは去れ、人種差別主義者で性差別主義者、反同性愛者」とシュプレヒコールを上げた。現場に大勢の警官が配置される中、参加者らは「トランプを追放しろ」「トランプの周囲に壁を築け」などと書かれたプラカードを掲げた。また「ドナルド・トランプ1人と難民2万5000人の交換を」と書かれたプラカードも見られた。こうした運動の中、5番街(Fifth Avenue)では一時、小競り合いがあり、1人が逮捕されたものの、警察が直ちに事態を収拾した。(c)AFP/Brigitte DUSSEAU

3236チバQ:2016/03/21(月) 21:25:34
http://www.afpbb.com/articles/-/3081066
オバマ氏、キューバ訪問開始 現職米大統領では88年ぶり
2016年03月21日 09:44 発信地:ハバナ/キューバ
【3月21日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は20日、キューバの首都ハバナ(Havana)に到着した。現職の米大統領による同国訪問は88年ぶり。冷戦(Cold War)期から50年以上にわたり敵対関係にあった両国の関係修復に向けた歴史的な訪問となる。

 米大統領専用機「エアフォース・ワン(Air Force One)」がハバナに着陸すると、オバマ大統領はツイッター(Twitter)に「ケ・ボラ、キューバ?」と投稿。「ケ・ボラ」はキューバのスラング(俗語)で「調子はどうだい?」という意味だ。

 オバマ大統領はその後、ミシェル(Michelle Obama)夫人と娘のマリア(Malia Obama)さん、サーシャ(Sasha Obama)さんと共に笑顔で機内から姿を現し、雨模様となった空港に傘を手に降り立った。

 大統領としての任期最終年に外交政策で歴史的成果を残したいオバマ大統領は20日午後、ハバナで再開した米国大使館を視察する。21日にはラウル・カストロ(Raul Castro)国家評議会議長との会談や野球観戦が予定されており、22日にキューバを離れる。(c)AFP/Sebastian SMITH、Andrew BEATTY

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160321/k10010450941000.html
オバマ大統領 キューバ カストロ議長と首脳会談へ
3月21日 15時51分

オバマ大統領 キューバ カストロ議長と首脳会談へ
現職のアメリカ大統領として88年ぶりにキューバを訪れているオバマ大統領は、2日目の21日には、ラウル・カストロ国家評議会議長との首脳会談を行い、経済面での関係強化などを確認する一方、キューバの人権状況の改善を強く求める考えです。
アメリカのオバマ大統領は20日、アメリカの現職大統領として88年ぶりにキューバを訪れ、ミシェル夫人と2人の娘を連れて首都ハバナの旧市街を訪問し、大聖堂でローマ法王と共に両国の国交回復に向けた秘密交渉の仲介役を担ったキューバのカトリック教会のトップ、オルテガ枢機卿と面会しました。
訪問2日目となる21日、オバマ大統領は、ラウル・カストロ国家評議会議長と首脳会談を行います。
会談でオバマ大統領は、両国が去年7月に国交を回復して以降続いている、経済面での関係強化をさらに進めていくことなどを確認する見通しです。
一方、キューバではオバマ大統領の到着の直前、民主化を求める集会を行った女性団体のメンバーら数十人が当局に拘束されていて、首脳会談ではキューバの人権問題も重要な議題となる見通しです。
アメリカ国内では、社会主義体制の下、人権が守られていないキューバとこれ以上、関係を強化すべきでないという指摘もあり、オバマ大統領はカストロ議長に対し人権状況の改善を強く求める考えです。
オバマ大統領は22日には、キューバの民主活動家らと面会し、人権問題を重視する姿勢を内外にアピールするねらいです。
民主化訴える集会開いた数十人を拘束
オバマ大統領の歴史的なキューバ訪問が始まった20日、大統領の到着の直前に現地で民主化を訴える集会を開いた女性団体のメンバーら数十人が当局に拘束されました。
キューバでは、政治犯として投獄された男性の妻らで作る団体が毎週日曜日の教会のミサのあと、民主化を求める抗議活動を続けていますが、メンバーがたびたび当局から拘束されるなどしており、欧米の人権団体は批判を強めています。
アメリカとキューバは去年7月に国交を回復して以降、アメリカによる制裁緩和で、経済面での関係強化が進んでいます。ただ、アメリカでは、社会主義体制の下、キューバの人権状況の改善が進んでいないとして、これ以上、関係を強化すべきではないという指摘も出ています。

3237チバQ:2016/03/21(月) 23:33:42
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/article/232780
オバマ憎しが原動力 トランプ氏30年来の夢へ 米大統領選攻防
2016年03月21日 01時33分

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 【ワシントン山崎健】米大統領選の共和党指名争いで独走する実業家のトランプ氏(69)は、約30年前からホワイトハウスへの野心を抱いていた。指名獲得が現実味を帯びる不動産王は、どんな政治的な道を歩み、何を成し遂げようとしているのか。

 会場がどっと沸く度に、さらし者になったトランプ氏は壇上のオバマ大統領をにらみつけていたという。

 2011年4月、各界の著名人が集まったワシントンでの夕食会。そのころトランプ氏は「オバマ氏は父親と同じアフリカのケニア生まれ。米国生まれではなく大統領の資格がない」と執拗(しつよう)に攻撃していた。数日前、ハワイ州の出生証明書を公表していたオバマ氏はトランプ氏をあざ笑うように、映画「ライオン・キング」で子ライオンがアフリカで産声を上げる場面を会場で上映。「トランプ氏は今度はアポロ11号の月面着陸も捏造(ねつぞう)だと言い出すかもしれない」。同氏をやゆするジョークを連発し、会場を爆笑の渦に包んだ。

 ■決 断

 トランプ氏は人一倍プライドが高い。夕食会に居合わせ同氏のただならぬ様子を目撃した複数の記者は、オバマ氏への敵対心が、出馬を決断した心の奥底に流れているとみる。

 翌12年の大統領選は、自身のビジネス絡みのスキャンダルなどもあり出馬を断念したが、米メディアによると、選挙直後から側近たちが4年後に向けて準備を開始。選挙があった同年11月には「米国を再び偉大な国に」という今回のスローガンを商標登録していた。

 父親の不動産業を引き継ぎ、若くして成功を収めたトランプ氏は、1980年代には、世界最強の権力の座に憧れを持ち始めていたとされる。87年、複数の米有力紙に意見広告を出し注目を集めた。この時すでに現在と重なる「日本やほかの国々に防衛の対価を支払わせろ」などの主張を展開。共和党からの挑戦が取りざたされた88年大統領選は、出馬しなかったもののテレビ番組で「もし出れば勝てる」と豪語していた。

 2000年は第3政党からの出馬を検討したが結局断念。その後、民主党の政治家に献金するなど同党寄りだった時期もある。12年は再び共和党からの出馬を模索。今回、政治的立場が一貫していないことを批判されても、「柔軟に態度を変える権利がある」。まったく意に介さない。

 ■熱 狂

 「どこの国境に壁を造るんだ?」「メキシコ!」

 「費用は誰に払わせるんだ?」「メキシコ!」

 今や集会での「お約束」になったトランプ氏と聴衆との掛け合い。メキシコとの国境に同国の負担で「万里の長城」を建設するという目玉公約は、不法移民対策の強硬派という印象を有権者に植え付けるために周到に準備されたのだという。だがメキシコ政府は早くも拒否。実現性は乏しい。

 一方、トランプ氏支持者の中核をなす白人低所得者層などが期待する大型減税案。超党派の非営利団体の試算では、現在約19兆ドル(約2109兆円)の政府債務が今後10年間に最大約15兆ドル増える計算で、これも実現は困難視されている。

 「トランプ公約」への疑問は根強い。しかし既存の政治家や社会の現状への怒り、不満を巧みにあおられた支持者たちの目は、すっかり曇らせられているようだ。各地で頻発する支持者と抗議者の衝突はトランプ人気の異常さを映し出す。

 19日夜、メキシコと接するアリゾナ州での集会。「不法移民を止める。やつらは危険だ」。そう叫び、喝采を浴びたトランプ氏。危うい熱狂を背に、30年来の夢実現に突き進む。

=2016/03/21付 西日本新聞朝刊=

3238とはずがたり:2016/03/21(月) 23:40:56

キューバ到着のオバマ氏「これは歴史的訪問」
http://www.yomiuri.co.jp/world/20160321-OYT1T50050.html?from=ycont_navr_os
2016年03月21日 20時34分

 【ハバナ=尾関航也、吉田健一】オバマ米大統領は20日、現職の米大統領として88年ぶりにキューバを訪問した。

 米国とキューバは昨年7月、54年間断絶していた国交を回復。オバマ氏は今回の3日間の訪問で関係正常化への流れを推し進めたい考えで、経済封鎖の全面解除など課題解決に向けた協議の進展を図る。

 オバマ氏を乗せた大統領専用機は20日午後4時19分(日本時間21日午前5時19分)、ハバナのホセ・マルティ国際空港に着陸した。空港ではキューバのロドリゲス外相が出迎えた。

 オバマ氏は到着後、国交回復と同時に再開した在キューバ米大使館で職員と懇談し、「これは歴史的訪問であり、キューバの人々と直接かかわる歴史的な機会だ」と強調した。新たな米キューバ関係の「最初の一歩に過ぎない」とも述べた。

3239チバQ:2016/03/22(火) 22:13:09
http://www.sankei.com/world/news/160322/wor1603220053-n1.html
2016.3.22 18:37
【米大統領選】
「トランプ政権」の核に? 外交・安保チーム公表 不法移民強硬派など足場固めも資質には疑問符

 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選の共和党候補指名争いをリードする不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)は21日、不法移民への厳しい態度で知られるジェフ・セッションズ上院議員が率いる、自らの外交・安全保障政策チーム「国家安全保障諮問委員会」のメンバー5人を米紙ワシントン・ポストに明らかにした。

 5人は元軍人やテロ対策の専門家など。自分自身がブレーンだ-としていたトランプ氏だが、発言のぶれや矛盾を批判されることが多く、11月の本選を視野に外交・安全保障で助言を受ける専門家の人選を急いでいた。

 トランプ氏は治安対策の観点からイスラム教徒の入国禁止や不法移民の退去を主張。また、通商問題で米国の「強さ」を復活すると提唱していることから、中東問題、エネルギー問題、テロ対策に詳しい人材で固めた。「トランプ政権」の核になる可能性があり、トランプ氏は今後もメンバーを追加するとしている。

 トランプ氏は21日、2012年大統領選の共和党候補指名争いで敗れたニュート・ギングリッチ元下院議長を交え、セッションズ氏を含む上下両院議員と首都ワシントンで会談し、政策や今後の選挙戦をめぐり意見交換した。

 共和党の予備選・党員集会でトランプ氏は2位のテッド・クルーズ上院議員(45)に獲得代議員数で大きく差をつけており、7月に開かれる同党全国大会での指名を前提に民主党の指名獲得が視野に入ったヒラリー・クリントン前国務長官(68)との論戦に向け足元を固めている。

 ただ、トランプ氏は21日のワシントン・ポスト紙論説委員との会合で、米国の中東政策について「(他の)国づくりをすべきだとは思わない。自国を再建する必要がある」と語り、「内向き」(同紙)の姿勢を鮮明にした。

 トランプ氏はワシントンで開かれた在米イスラエル・ロビー団体、米国イスラエル公共問題委員会(AIPAC)の年次総会で同国への支持を強調したが、パレスチナ問題で「中立」だと述べたことは今後の論戦に尾を引きそうだ。

 これに先立ち年次総会に出席したクリントン氏は、トランプ氏を念頭に「イスラエルの安全保障と生存に関し、米国が中立でいることはできない」と訴え、同氏の大統領としての資質に疑問を投げかけた。

3240チバQ:2016/03/22(火) 22:34:24
http://www.sankei.com/world/news/160322/wor1603220059-n1.html
2016.3.22 18:58
【米大統領選】
独走トランプ氏をクルーズ氏が追い上げなるか アリゾナ、ユタなどで22日に予備選・党員集会 

反応

反応

共和党のクルーズ米上院議員(AP)
共和党のクルーズ米上院議員(AP)
 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選の共和、民主両党の候補指名争いは22日、西部アリゾナ、ユタ両州などで予備選・党員集会が開かれる。共和党は獲得代議員数で首位の不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)をテッド・クルーズ上院議員(45)が追い上げられるか、民主党はヒラリー・クリントン前国務長官(68)がリードを広げられるかが焦点。

 共和党は両州と米領サモア、民主党は両州と西部アイダホ州の戦い。世論調査によると、共和党はトランプ氏がアリゾナ州、クルーズ氏がユタ州でそれぞれ先行している。

 一方、民主党は21日、海外在住者向け予備選の結果、バーニー・サンダース上院議員(74)が69%の得票率で勝利したと発表した。サンダース氏は9人、クリントン氏は4人の代議員をそれぞれ獲得。170以上の国・地域から3万4570人が参加した。

3241とはずがたり:2016/03/23(水) 08:16:10

【米大統領選】トランプ氏が在日米軍について「なぜ日本が駐留経費を100%負担しないのか」「アメリカの利益にならない」 米紙との会合で
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%80%90%E7%B1%B3%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E9%81%B8%E3%80%91%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E6%B0%8F%E3%81%8C%E5%9C%A8%E6%97%A5%E7%B1%B3%E8%BB%8D%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%E3%80%8C%E3%81%AA%E3%81%9C%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%8C%E9%A7%90%E7%95%99%E7%B5%8C%E8%B2%BB%E3%82%92%EF%BC%91%EF%BC%90%EF%BC%90percent%E8%B2%A0%E6%8B%85%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%8B%E3%80%8D%E3%80%8C%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%81%AE%E5%88%A9%E7%9B%8A%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%E3%80%8D-%E7%B1%B3%E7%B4%99%E3%81%A8%E3%81%AE%E4%BC%9A%E5%90%88%E3%81%A7/ar-BBqLB5s
産経新聞
12 時間前
在米イスラエル・ロビー団体、米国イスラエル公共問題委員会(AIPAC)の年次総会で演説する米大統領選の共和党候補、不動産王トランプ氏=21日夕、ワシントン(加納宏幸撮影)
 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選の共和党候補指名争いで先行する不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)は21日、米紙ワシントン・ポストの論説委員らとの会合で日本や韓国への米軍駐留が米国の利益になるかと問われ、「個人的にはそうは思わない」と語り、アジア太平洋地域への関与を見直す考えを示した。米国が以前ほど裕福ではなく、その余裕がないとの認識を理由に挙げた。

 トランプ氏はこれまでも日本に米軍の日本防衛の代償を払わせると主張してきた。オバマ政権はアジア太平洋の安全保障を重視する「リバランス(再均衡)」政策を進めてきたが、トランプ氏が政権を取れば大きな政策転換を伴いそうだ。

 同紙が21日に公表した会議録によると、トランプ氏は米軍駐留経費の日本側負担に関し、「なぜ100%(の負担)ではないのか」と疑問を投げかけた。

 中国が尖閣諸島(沖縄県石垣市)に侵攻した場合の対応については、「何をするかは言いたくない」と答えた。オバマ政権下で日米は尖閣諸島に関し、米国による日本防衛義務を定めた日米安保条約5条の適用対象であることを重ねて確認している。

 トランプ氏は中国による南シナ海への進出について、中国製品に高関税を課すなど貿易面での圧力で解決を目指す考えを強調。北大西洋条約機構(NATO)に関してもウクライナ問題などで欧州側の加盟国がより多くを負担する必要があるとの認識を示した。

3242とはずがたり:2016/03/23(水) 20:56:13
ユタ州はクルーズ氏が勝利確実に…米大統領選
http://www.yomiuri.co.jp/world/20160323-OYT1T50084.html?from=y10
2016年03月23日 15時44分

 米大統領選の共和党指名候補争いで、米メディアは23日、保守強硬派のテッド・クルーズ上院議員(45)がユタ州党員集会で勝利を確実にしたと報じた。

3243チバQ:2016/03/23(水) 21:43:28
http://www.sankei.com/world/news/160323/wor1603230048-n1.html
2016.3.23 19:40
【米大統領選】
アリゾナ州もトランプ、クリントンの2強が勝利 ユタ州は落とす
 【ワシントン=加納宏幸】11月に実施される米大統領選の共和、民主両党の候補指名争いは22日、西部アリゾナ州予備選で共和党の不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)がそれぞれ勝利し、先行する2人が7月の両党全国大会での指名獲得に向けて着実に代議員数を増やした。

 1位の候補が州の代議員を独占する勝者総取り方式による共和党アリゾナ州予備選は、トランプ氏が2位のテッド・クルーズ上院議員(45)、3位のジョン・ケーシック・オハイオ州知事(63)に大差を付けて代議員58人を得た。

 ユタ州党員集会では逆にクルーズ氏が他を圧倒し、規定により代議員40人を独占した。同州は末日聖徒イエス・キリスト教会(モルモン教)の本拠地。教徒の前大統領候補、ロムニー元マサチューセッツ州知事がトランプ氏の指名阻止のためクルーズ氏への投票を呼びかけていた。

 一方、民主党はクリントン氏がアリゾナ州予備選を制したものの、ユタ、西部アイダホ両州党員集会ではバーニー・サンダース上院議員(74)が勝利した。

 選挙戦の焦点は総代議員の過半数(共和党1237人、民主党2383人)の確保。日本時間23日午後4時半現在の米CNNテレビによる獲得代議員数の集計では、共和党はトランプ氏741人、クルーズ氏461人。民主党はクリントン氏が特別代議員を含め1711人を得ている。

3244とはずがたり:2016/03/24(木) 19:05:51
驚くほど現代に似ているアメリカ建国時代の権力闘争
http://www.newsweekjapan.jp/watanabe/2016/03/post-18.php
2016年03月23日(水)17時00分

 12年前の2004年に刊行された、アメリカ建国時代に活躍した政治家アレクサンダー・ハミルトンの伝記が、再びベストセラーになっている。

 再流行のきっかけは、ブロードウェイのミュージカル『Hamilton』だ。もともとはオフ・ブロードウェイで小さくスタートしたのだが、またたく間に人気になり、ミュージカルアルバム部門でグラミー賞を受賞した今ではチケット入手が難しくなっている。

 ハミルトンは、すべてにおいて型破りな人物だった。18世紀なかばにイギリス領西インド諸島で内縁関係の父母の間に生まれたハミルトンは、10代で孤児になり、独学で文筆家としての才能を発揮して、 経済的な援助を集め、ニューヨークに留学する機会を得た。キングスカレッジ(現在のコロンビア大学)で経済学や政治学を学ぶかたわら、独学で広い分野の知識を蓄え、またたく間に頭角を現した。

 ハミルトンは頭脳明晰なだけでなく、独立戦争に従軍して軍人としての才能も発揮し、後に初代大統領となるジョージ・ワシントン総司令官の副官として活躍した。建国後は合衆国憲法の草稿を執筆し、ワシントン大統領のもとで、初代の財務長官になり、「国立銀行」の設立を果たした。ハミルトン自身は大統領にはなっていないが、「Federalist(フェデラリスト)」の党首として、建国初期の大統領誕生の背後で影響力を持った人物だ。

「多才」という表現が陳腐に感じるほど多くの分野での卓越した才能があり、しかも20代前半の若さで国の重要な職に就いたハミルトンは、性格も言動も「ふつう」の領域をはるかに超えていたようだ。

 口が達者で、女性を魅了し、群衆を説得するのが得意だが、いったん自分が正しいと思い込んだら相手を論破し、意見を押し通すために敵を作りやすかった。後見人のような立場だった初代大統領ワシントンといさかいを起こして口をきかなかった時期があり、第二代大統領のジョン・アダムズとその妻アビゲイルからは徹底的に憎まれ、財務長官時代に国務長官を務めたトーマス・ジェファーソンとは理念のうえでまったく共通点がない政敵だった。

 だがチャーミングで社交的だったことでも知られ、20代後半に恋愛結婚した妻エリザベスとの間に8人の子どもをもうけながら、36歳のときに13歳年下のあやしい身元の女性マリア・レイノルズと情事を持つことになる。マリアの夫から脅迫されて口止め料を払い、それが「汚職」の証拠だと糾弾されたときには、政治家・弁護士としての潔白さを証明するために自ら情事の詳細を公にしたという複雑な人物でもある。 そして、49歳(年齢については異論あり)のとき、政敵のアーロン・バーに「決闘」で命を奪われた。

 決闘に強く反対してきたハミルトンが、決闘に応じたのは不思議だ。だが、彼は名誉を守るために決闘を受けたものの、挑戦者のバーを撃つつもりは最初からまったくなかった。ハミルトンは「空撃ち」で決闘をシンボリックに解決する方法を想定しており、決闘に臨む前に友人たちにはそれを語り、書面での証拠も多く残している。

 バーのほかにも敵が多かったハミルトンだが、この劇的な死により、国民は「英雄」として彼をたたえ、副大統領まで務めたバーは「英雄を殺した卑怯者」とみなされて政治生命を失った。

 ハミルトンという人物の劇的な人生もさることながら、建国時代の政治家たちが「アメリカをどのような国家にするべきか?」という理念で大衝突した部分が非常に興味深い。

 建国当時にパワーを持っていた政党は、Federalist(フェデラリスト)だ。そして、敵対する政党は、Democratic-Republican(通称リパブリカン、だが現在の共和党ではない)。

3245とはずがたり:2016/03/24(木) 19:06:09
>>3244-3245

 2つの党の違いを簡単にまとめるとこうだ。

「フェデラリスト」(代表的政治家:アレクサンダー・ハミルトン、第2代大統領ジョン・アダムズ、連邦裁判所の初代長官ジョン・ジェイ、ニューヨーク州知事デウィット・クリントン)――ボストンなどニューヨークより北部の知識階級のエリート、裕福な商業階級が中心。教育を受けていない民衆はモラルが低く無知なので、エリートで構成された強い政府がまとめる必要がある。投票権を得る条件は厳しくするべき。製造業、商業、銀行、貿易を奨励。

「リパブリカン」(代表的政治家:第3代大統領トーマス・ジェファーソン、第4代大統領ジェイムズ・マディソン、第7代大統領アンドリュー・ジャクソン)――南部の農業主、中小の商業主が中心。高等教育を受けていない者が多い。ふつうの民衆にも十分自律はできる。投票権はすべての国民に(ただし、黒人と女性はのぞく)。国家の権限は最低限にし、州に強い権限を与える。シンプルな農業優先政策。金持ちではなく、小規模な農家、平民を助ける政策。

 フランス革命についても、ハミルトンとジェファーソンの意見は鋭く対立した。市民による革命を手放しでたたえるジェファーソンに対して、群衆による暴動を嫌うハミルトンは、革命後にも興奮が収まらず国が不安定になることを予期した。

 これらの違いを見ると、ハミルトン時代のフェデラリストは現在の共和党で、リパブリカンは現在の民主党だという印象を受けるかもしれない。だが、北部のフェデラリストが奴隷制度に早くから反対していたのに対し、リパブリカンの政治家のほとんどが奴隷を所持する農業主だった。これらの党の中間にいた初代大統領ワシントンは「奴隷反対」の立場だったが、自分自身も奴隷所有者だった。遺言で所持していた奴隷を解放し、自由になった彼らと子どもたちのために金も残したが、それはワシントンと妻が奴隷を使うことの恩恵を十分に受けた後、つまり死後のことだった。

 この本を読んでいると、大統領を決めるときの政治的な駆け引きや根回しが現代とよく似ていることに驚く。実は、アダムズが大統領再選を狙っていたとき、それを阻止したのは、同じ党に属するハミルトンだった。大統領としてのアダムズの仕事を批判する手紙を自分の支持者に書き、それが公にひろまって、対立するリパブリカンのジェファーソン大統領の誕生につながった。

 ジェファーソンが大統領になるのが明らかになってきたフェデラリストのコーカス(党員集会)では、「ジェファーソンが大統領になるくらいなら、内戦のほうがいい」という絶望的な声も出たらしい。ドナルド・トランプが予備選に勝つ見込みが強くなった現在の共和党では、「トランプを指名候補にするくらいなら、第三党の候補を出してそちらを推す」という意見すらあるが、建国時代にも同じような状況があったのだ。

 また、現在の共和党内では、「トランプが共和党を崩壊させる」という恐れを口にする政治家が出てきているが、実際に、ハミルトンのせいで「フェデラリスト」は威力を失い、ジェファーソン以降はリパブリカンの大統領が続いた。

 このような共通点だけでなく、政治的理念の違いが個人的な深い怨恨に発展していくところも、今のアメリカの政治や大統領選に驚くほど似ている。つまり、人間の性(さが)は、そう変わらないということなのだろう。

3246チバQ:2016/03/24(木) 20:46:30
http://www.yomiuri.co.jp/world/20160323-OYT1T50141.html
米大統領選、ブッシュ氏がクルーズ氏支持の声明
2016年03月23日 23時30分
 【ワシントン=黒見周平】米大統領選の共和党指名候補争いで、2月に撤退したジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(63)が23日、保守強硬派のテッド・クルーズ上院議員(45)を支持するとの声明を出した。


 クルーズ氏は、指名候補争いでトップを走る不動産王ドナルド・トランプ氏(69)の「対抗馬」として、党内主流派の支持が相次いでいる。

 ブッシュ氏は声明で、「クルーズ氏は選挙戦に勝つ力のある信念を持った保守政治家だ。党と国のため、トランプ氏がもたらした対立と下品さを乗り越えなければならない」と指摘した。

3247チバQ:2016/03/24(木) 21:05:29
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1603240032.html
【LA発 米国通信】トランプ旋風を止めろ! ハリウッドスターが相次ぎ批判 ジョニー・デップは風刺映画で「あいつはガキだ…」

13:49産経新聞

 暴言には枚挙にいとまがないにもかかわらず、米大統領選の共和党候補者指名争いで相変わらずトップを走る不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)。米国民の間でも「人気」と「嫌悪」が交錯する中、あからさまにトランプ氏を批判するハリウッドスターが目立ち始めている。

「あいつはガキだ」

 米アリゾナ州立大学で3月12日、ハリウッド俳優、ジョニー・デップさん(52)がトーク・イベントに参加した。“トランプ嫌い”で知られるデップさんは時折、トランプ氏のモノマネを交えながら、多くの学生らに語りかけた。

 「レーガン(元米大統領)は以前、ゴルバチョフ(元ソ連共産党書記長)に『この壁を壊せ』といったのに、ドナルド・トランプはこうさ。『私は壁を建設するが、その膨大な費用は払わないぞ。なぜか。メキシコが払うからだ』」

 「トランプは何もかも自分のものだという。自分のものじゃないのに」

 「あんな態度になったのは、金持ちのガキだったからじゃないか」

 「あいつはガキだ」

 デップさんがこきおろすたびに、学生らは「ヒューッ」と歓声をあげ、会場は拍手で包まれた。反トランプ陣営さながらの様子だった。

from

特殊メークでそっくり

 デップさんといえば、今年2月にネット上で公開されたトランプ氏を揶揄(やゆ)するパロディー伝記映画「トランプ自伝 不動産王にビジネスを学ぶ」(原題・「The Art of the Deal」)にトランプ氏役として出演していることで話題を呼んだ。

 特殊メークで顔をふっくらとさせ、若かりしころの金髪の髪形もそっくりに。何より、しぐさや話し方が似ており、デップさんの演技力が光っている。

 50分のストーリーは、1988年にテレビで放送予定だった自伝ドラマが、アメリカン・フットボールの中継が延長されたことで、時間がずれ、トランプ氏の逆鱗に触れて未公開となったという架空の設定で始まる。そのビデオテープがたまたまアリゾナ州フェニックスのガレージセールでみつかり、それを再生すると…。

 「トランプ自伝」の本を手にする少年に対し、「それは聖書の次に売れている」と得意げに語るなど、随所に皮肉がこめられ、後半には、2016年の大統領選の結果を知っている設定で映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のドク博士も登場するという。

 映画鑑賞の希望者は今でも多いが、現在は視聴できない状態。だが、2月にアップしたコメディー動画サイト「ファニー・オア・ダイ」で、視聴が可能になったら通知が受けられるようにメールアドレスを登録することができる。

「ノー」の署名サイト

 ハリウッドはもともと、リベラル色が強く、民主党支持者が多いが、トランプ氏を名指しで批判するセレブはほかにもいる。

 人気俳優のジョージ・クルーニーさん(54)もその一人。「外国人嫌いのファシスト」「日和見主義者」。クルーニーさんは英紙ガーディアンの取材に、トランプ氏を名指ししてののしった。

 クルーニーさんは、民主党の大統領予備選をテーマにした映画「スーパー・チューズデー〜正義を売った日〜」(2011年)の脚本・監督を務めたこともあり、政治への関心も高い。排外主義的な発言が目立つトランプ氏が支持される状況に危機感を抱いているようだ。4月中旬には民主党候補者指名争いで優勢を保つヒラリー・クリントン氏(68)をロサンゼルスの自宅に招きファンドレイジングを催すという。

 トランプ氏の人種や女性、障害者に対する配慮に欠ける発言を批判し、「ノー」を突きつける署名サイトには、映画「華氏911」(04年)などで知られるマイケル・ムーア監督(61)やアカデミー賞主演女優賞を2回受賞している女優、ジェーン・フォンダさん(78)、人気テレビドラマ「スキャンダル 託された秘密」で元ホワイトハウス広報官の役柄で主演しているケリー・ワシントンさん(39)らも署名している。

3248チバQ:2016/03/24(木) 21:05:49
トランプ氏支持派は…

 反対に、トランプ氏を支持するセレブはロックミュージシャンのキッド・ロックさん(45)。「彼の選挙運動はとても愉快だ」と芸能メディアに語っている。女優のリンジー・ローハンさん(29)も同情的。「私はドナルド・トランプを知っている。彼はナイスよ」と語る。そのほか、元プロボクサーのマイク・タイソンさん(49)やプロレスラー、ハルク・ホーガンさん(62)らもトランプ氏支持派で知られる。特にホーガンさんは昨年、トランプ氏が大統領になったあかつきには「副大統領になりたい」とメディアに語っている。

3249名無しさん:2016/03/26(土) 19:29:26
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201603/2016032200390&amp;g=pol
在日米軍基地「利益ない」=NATOも負担とトランプ氏

 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補指名を目指す不動産王ドナルド・トランプ氏(69)は21日、米紙ワシントン・ポストとの会見で、日本や韓国に基地を置くことで米国に利益があるとは「個人的には思わない」と述べた。
 トランプ氏は例として、韓国について「豊かな国で、船も造っているし、テレビも製造している」と説明。米国は「今や貧しい国になった」と主張し、「以前のような立場ではない」と語った。トランプ氏はかねて、日本や韓国の防衛で米国の負担が大きすぎると主張してきた。
 さらに、米国の北大西洋条約機構(NATO)への関与についても、同様に巨額の財政負担があるとして、「コスト配分を変える必要がある」と訴えた。(2016/03/22-12:12)

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201603/2016032200239&amp;g=pol
菅長官「平和に資する」=米大統領キューバ訪問

 菅義偉官房長官は22日午前の記者会見で、オバマ米大統領のキューバ訪問について、「両国関係がさらに進展すると思う。地域の安定と平和、繁栄に資するものと期待したい」と評価した。日本とキューバの関係についても「従来、友好関係があり、さらに飛躍させていきたい」と語った。(2016/03/22-10:59)

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201603/2016032200127&amp;g=pol
在外予備選はサンダース氏勝利=日本でも圧倒-米民主

 【ワシントン時事】米大統領選の民主党候補指名争いは21日、国外在住者による予備選の開票が進み、同党によると、バーニー・サンダース上院議員(74)がヒラリー・クリントン前国務長官(68)に大差で勝利した。
 国外在住者の予備選は1〜8日に170カ国以上で行われ、計3万4570人が投票。得票率はサンダース氏が68.8%、クリントン氏が30.9%だった。日本でも1356人が参加し、得票率86.9%のサンダース氏が、同13%のクリントン氏を圧倒した。(2016/03/22-09:00)

3250名無しさん:2016/03/27(日) 08:18:24
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2016032700018
トランプ氏「在日米軍撤退も」=駐留経費、負担増求める-米大統領選

 【ワシントン時事】米大統領選の共和党指名争いで首位を走るドナルド・トランプ氏(69)は、大統領に就任した場合、日本が駐留経費の負担を大幅に増額しなければ、在日米軍を撤退させる考えを示した。米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)が26日に掲載したインタビューで語った。
 トランプ氏はこれまでも「日米安全保障条約は不公平だ」と負担増を求める意向を示していたが、米軍撤退の可能性に言及したのは初めて。
 インタビューで、日米安保条約について「片務的な取り決めだ。私たちが攻撃されても、日本は防衛に来る必要がない」と説明。また「米国には巨額の資金を日本の防衛に費やす余裕はもうない」と述べ、米国の財政力衰退を指摘した。
 その上で、インタビュアーが「日本は世界中のどの国よりも駐留経費を負担している」とただしたのに対し、「実際のコストより、はるかに少ない」と強調。さらに「負担を大幅に増やさなければ日本や韓国から米軍を撤退させるか」と畳み掛けられると、「喜んでではないが、そうすることをいとわない」と語った。 
 トランプ氏は日本政府と再交渉し、安保条約を改定したい考えも表明。日韓両国が北朝鮮などから自国を防衛できるようにするため、両国の核兵器保有も否定しないという見解も示した。
 さらに「私は米国のことを第一に考える」と述べ、日韓両国だけでなく、北大西洋条約機構(NATO)やサウジアラビアなどアラブ諸国との関係も見直すと表明。特にアラブ諸国に関しては、過激派組織「イスラム国」(IS)掃討作戦に地上軍を派遣しなければ、石油の購入を停止することもあり得るとけん制した。(2016/03/27-06:12)

3251チバQ:2016/03/27(日) 11:16:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160327-00000003-jij_afp-int
米大統領選、サンダース氏2州で勝利 民主党の党員集会
AFP=時事 3月27日(日)9時4分配信

米大統領選、サンダース氏2州で勝利 民主党の党員集会
米ワシントン州シアトルの選挙集会で演説する米民主党のバーニー・サンダース上院議員(2016年3月25日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米大統領選に向けた民主党候補指名争いは26日、アラスカ(Alaska)州とワシントン(Washington)州の党員集会でバーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員が勝利した。ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官を追うサンダース氏が選挙戦に弾みをつけた形となった。


 米テレビ各局の報道によると、両候補への支持はアラスカ州でサンダース氏が79.2%、クリントン氏が20.8%、ワシントン州でサンダース氏が74.6%、クリントン氏が25.1%とみられる。代議員の数はアラスカ州が16人、ワシントン州が101人。

 同日は代議員25人のハワイ(Hawaii)州でも民主党の党員集会が行われた。結果は現地時間同日夜に判明する見込み。【翻訳編集】 AFPBB News

3252チバQ:2016/03/27(日) 11:24:31
http://www.sankei.com/world/news/160327/wor1603270020-n1.html
2016.3.27 10:40
【米大統領選】
クリントン氏が2州で敗北 依然根強いサンダース人気も逆転は困難?

反応

反応


25日、米ワシントン州シアトルでの集会に参加したサンダース上院議員(ロイター)
25日、米ワシントン州シアトルでの集会に参加したサンダース上院議員(ロイター)
 米大統領選の民主党候補指名争いは26日、西部ワシントン州など3州で党員集会が開かれた。米主要メディアによると、格差是正を訴えるサンダース上院議員(74)が同州とアラスカ州で女性初の米大統領を目指すクリントン前国務長官(68)に勝利した。残る1州はハワイで、日本時間27日昼にも大勢判明の見通し。指名獲得に必要な代議員総数でクリントン氏に大きく後れを取るサンダース氏だが、依然として根強い人気を維持していることを示した。

 民主党の指名争いは、原則として得票率に応じ代議員を比例配分する仕組み。共和党が一部の州で採用している「勝者総取り」方式と違い、勝者が2位以下を引き離しにくい。一方で、逆転を図るのも困難とされる。(共同)

3253チバQ:2016/03/27(日) 21:56:11
http://www.sankei.com/world/news/160327/wor1603270027-n1.html
2016.3.27 20:24
【米大統領選】
クリントン氏、足踏み状態…サンダース氏が西部ワシントンなど3州で圧勝 民主党党員集会
 【ワシントン=青木伸行】米民主党は26日、大統領選の候補者指名へ向け西部ワシントン、アラスカ、ハワイの3州で党員集会を開き、バーニー・サンダース上院議員(74)が3州で勝利した。

 サンダース氏はワシントン州で72・7%、アラスカ州で81・6%の得票率を得て、大差でクリントン前国務長官(68)を制した。若年層と白人のリベラル層が後押しした。

 米CNNテレビによると、これまでの獲得代議員総数(特別代議員を含む)はクリントン氏1733人、サンダース氏1039人(日本時間27日午後8時現在)。

 クリントン氏の優位は動かないが、15日にフロリダ州など5州で全勝した後は今回を含め、指名獲得に必要な代議員の過半数(2383人)へ向け、やや足踏み状態にある。

 このためクリントン氏は当面、自身の地盤で、代議員247人を争う「大票田」のニューヨーク州に照準を合わせ遊説に力を入れており、代議員数の底上げを狙っている。

 一方、サンダース氏は特別代議員数が27人と、482人のクリントン氏に大差をつけられており、「巻き返しを図る」としている。

3254名無しさん:2016/03/27(日) 22:58:55
>>3250

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2016032700018
トランプ氏「在日米軍撤退も」=安保改定、日本の核保有容認-米大統領選

 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補指名争いで首位を走る不動産王ドナルド・トランプ氏(69)は、大統領に就任した場合、日本が駐留経費の負担を大幅に増額しなければ、在日米軍を撤退させる考えを明らかにした。日本による核兵器の保有を容認する意向も示した。
 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)が26日に掲載したインタビューで語った。トランプ氏は、これまでも「日米安全保障条約は不公平だ」などと日本側の負担増を求める方針を示していたが、米軍撤退の可能性に言及したのは初めて。
 トランプ氏はインタビューで、日米安保条約について「片務的な取り決めだ。私たちが攻撃されても、日本は防衛に来る必要がない」と説明。「米国には、巨額の資金を日本の防衛に費やす余裕はもうない」とも述べ、撤退の背景として米国の財政力衰退を挙げた。
 その上で、インタビュアーが「日本は世界中のどの国よりも駐留経費を負担している」とただしたのに対し、「実際のコストより、はるかに少ない」と強調。「負担を大幅に増やさなければ、日本や韓国から米軍を撤退させるか」と畳み掛けられると、「喜んでではないが、そうすることをいとわない」と語った。
 トランプ氏は、日本政府と再交渉して安保条約を改定したい考えも表明。日韓両国が北朝鮮などから自国を防衛できるようにするため、「核武装もあり得る」と述べ、両国の核兵器保有を否定しないという見解も示した。 
 さらに「私は米国のことを第一に考える」と述べ、日韓両国だけでなく、北大西洋条約機構(NATO)やサウジアラビアなどアラブ諸国との関係も見直すと表明。特にアラブ諸国に関しては、過激派組織「イスラム国」(IS)掃討作戦に地上軍を派遣しなければ、石油の購入を停止することもあり得るとけん制した。(2016/03/27-11:47)

3255チバQ:2016/03/30(水) 22:32:57
http://www.sankei.com/world/news/160330/wor1603300011-n1.html
2016.3.30 08:28
【米大統領選】
トランプ氏指名阻止の動き続々と ウィスコンシン州知事、クルーズ氏支持を表明

 【ワシントン共同】米大統領選の共和党候補指名争いで、選挙戦から昨年撤退した中西部ウィスコンシン州のウォーカー知事(48)は29日、保守強硬派のクルーズ上院議員(45)への支持を表明した。独走する実業家トランプ氏(69)を追うクルーズ氏にとって、心強い味方となりそうだ。

 ウィスコンシン州では4月5日に予備選が開かれる。ウォーカー氏は声明で、クルーズ氏は「利益団体に立ち向かうことに気後れしない」として、政治の現状を変えられる政治家だと評価。トランプ氏を抑えて党指名を獲得し、本選で勝利することに「一番近い候補者だ」とした。

 共和党では、ブッシュ元フロリダ州知事ら指名争いから撤退した元ライバルたちがトランプ氏の指名獲得阻止を狙い、クルーズ氏支持を表明する動きが相次いでいる。(共同)

3256チバQ:2016/03/30(水) 22:33:59
http://www.sankei.com/world/news/160330/wor1603300047-n1.html
2016.3.30 19:58
【米大統領選】
「ペンに小型爆弾が」 “トランプ節”炸裂、記者暴行容疑の側近を擁護 対抗馬の妻の顔を侮辱…止まらぬ騒動

 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選の共和党候補指名争いで先行する不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)の選対責任者で側近のコーリー・ルワンドウスキ氏が女性記者に暴行したとして米南部フロリダ州の警察に訴追され、トランプ氏は29日、辞任要求をはねつけた。日本、韓国による自主防衛のための核武装も重ねて容認した。「トランプ騒動」はとどまるところを知らない。

 ルワンドウスキ容疑者は8日の同州での集会でトランプ氏に近付こうとした女性記者を制止しようとして腕をつかんだとされる。

 トランプ氏は29日、米CNNテレビが中西部ウィスコンシン州で開いた共和党候補の対話集会で容疑者を引き続き職務に当たらせる考えを示し、「彼女(女性記者)はペンを持っていて、それが小型爆弾だったかもしれない」と容疑者をかばった。

 候補指名争いで2位のテッド・クルーズ上院議員(45)、3位のジョン・ケーシック・オハイオ州知事(63)はトランプ氏の判断を非難した。

 対話集会の司会者は、トランプ氏が27日付の米紙ニューヨーク・タイムズに掲載されたインタビューで日本と韓国の核兵器保有を容認する発言をしたことを繰り返し問いただした。核拡散防止条約(NPT)による不拡散体制を否定すれば、米国の優位性を揺るがすような大きな戦略の転換になるからだ。

 だが、トランプ氏は「日本が北朝鮮に対して防衛力、攻撃力を持った方がいい。米国は引き金を引きたくない」と述べた。韓国に関しても同様の認識を示し、日韓双方に自主防衛の努力を促した。

 候補が個別に登壇した対話集会では、クルーズ氏の陣営が選挙活動に使ったとトランプ氏が主張する同氏の妻のヌード写真をめぐり両氏が応酬。トランプ氏はツイッターに自らの妻と顔をゆがませたクルーズ氏の妻ハイディさんが並ぶ写真を投稿し、「百聞は一見にしかず」と“反撃”したが、司会者から指摘されると「ハイディさんは美しい女性だ」とうそぶいた。

3257チバQ:2016/03/30(水) 22:41:09
http://www.sankei.com/world/news/160330/wor1603300005-n1.html
2016.3.30 07:32
【米と国交回復・キューバルポ】
「カストロよりオバマを議長に」とハバナ市民はラブコール オバマ人気の影に生活不安… 
 現職の米大統領として今月下旬、88年ぶりにキューバを訪れたオバマ大統領をキューバ国民は熱狂的に歓迎した。半世紀に及ぶ敵対関係に終止符を打ち、制裁緩和などを通じてキューバ国民の生活向上に貢献しようとしているためだ。ただ、国交回復の恩恵を受けているのは一部の国民で、大半の生活は苦しいまま。カストロ政権の政治姿勢にも変化の兆しはみられず、キューバ社会には国交回復の「明暗」が交錯している。(ハバナ 黒沢潤)

 「ジョージ・ブッシュ(前米大統領)よりオバマの方が断然、好きだ」。オバマ氏がラウル・カストロ国家評議会議長と会談した革命宮殿近くで、自営業のホアン・リベロさん(48)はこう強調した。

 キューバ独立系機関の昨年春の調査によれば、キューバでオバマ氏の人気は高く、好感を持たない国民は17%と、ラウル氏(48%)や兄フィデル前議長(50%)を大きく下回る。

 外交筋によれば、実はオバマ氏はブッシュ前政権時代より50近く新たな制裁を科してきた。最近の緩和策が注目されるため、オバマ政権の「寛容さ」ばかりが目立つが、実情は異なる。

 それでも、キューバの貧困解消実現に向け、米議会に制裁の全面解除を訴えるオバマ氏の姿勢は魅力的に映る。女性のミレニアさん(28)は「オバマ氏をキューバのトップ(議長)に迎えたいほどだ」とラブコールを送る。

 
■    ■

 オバマ氏が決断した国交回復以降、キューバに多数の観光客が流入し、多額のカネが落ちているのは事実だ。2015年の観光客は過去最高の350万人を記録。日本人観光客は約1万3千人と、増加率(81%)では世界一だ。1959年のキューバ革命に関心を抱く60代の人々が多いという。

 キューバが注目されることで、マヤ文明の遺跡が散在するメキシコ、カリブ海に浮かぶ米プエルトリコなどの観光地は悲鳴を上げている。高齢のラウル氏が宣言通り2018年に引退した場合、カストロ兄弟の政権への影響力が激減するため、「国が劇的に変化する前に共産主義体制を見ておきたいという人が増える一方だ」(観光業者)という。

 米・キューバ経済評議会によれば、ビジネスチャンスを狙ってキューバ入りした経済団体は14年末以降、500に上る。オバマ氏訪問に合わせ、キューバを訪れた米系ホテルも商談をまとめるなど、経済向上への下地は整えられつつある。

 
■    ■

 レストランや観光業が歓迎の声を上げる一方で、大半の国民は国交回復の恩恵を実感できないでいる。

 国民の月額平均給与は25ドル(約2500円)。20代の女性は「ラウルは600ドルもするスペイン産ワインを飲み、庶民の“夢”である牛肉を口にする。国民第一なら私たちにも与えるべきだ」と口をとがらせる。

 政権が国民に与える配給品は毎月1人あたり、卵7個▽豆1キロ▽米2キロ-など。1週間で底を突き、残りはわずかな給与で買うしかない。独立系ジャーナリストのサンティアゴ氏(38)は「腹をすかせた国民は多い。食糧を買うカネがなければ、残念ながら夕食はない」と窮状を訴える。

 ハバナはデコボコの道が多く、移動手段のバスも不足気味。国民のインターネットのアクセス率も5%以下と「鎖国」状態にある。他国民並みの暮らしは「夢のまた夢」でしかない。

 
■    ■

 国交回復後、カストロ政権の強権体質にも変化の兆しは見られない。オバマ氏の訪問に合わせ、世界中から押し寄せた報道陣をハバナのホテルに宿泊させるため、カストロ政権は先約の人々を車で東に約2時間のバラデロに強制移動させた。民主国家ではあり得ない手法に不満が渦巻く。

 中米外交筋は「キューバの憲法には『国民主権』と書かれているが、実際は『政権主権』でしかない」と述べ、米国がキューバの民主化もにらんで決断した国交回復が同国社会に大きな影響を及ぼすのはかなり先との見方を示した。

3258チバQ:2016/03/30(水) 23:03:01
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160331k0000m030062000c.html
<トランプ氏>選対本部長、訴追される 女性記者に暴行容疑

19:43毎日新聞

 【ワシントン西田進一郎】米大統領選の共和党候補指名争いで首位を走る実業家、ドナルド・トランプ氏(69)の選対本部長が29日、トランプ氏に近寄って質問した女性記者の腕を強くつかんだとしてフロリダ州の警察に暴行容疑で訴追された。トランプ氏陣営は「完全に無実だ」と真っ向から否定している。接戦が予想されるウィスコンシン州予備選が4月5日に控えており、トランプ氏の指名獲得阻止を目指す他候補は批判を強めている。

 警察の発表によると、今月8日にフロリダ州で演説を終えて退室しようとするトランプ氏に女性記者が近寄って質問したところ、選対本部長のコーリー・ルワンドウスキ容疑者(42)が記者の左腕をつかんで引っ張った。腕にはあざが残ったという。当時の監視カメラの映像も公開した。

 陣営は「潔白を証明できる」と反論。トランプ氏は29日夜の対話集会で、ルワンドウスキ容疑者を解雇する考えはないと強調した。

 一方、指名争いでトランプ氏を追うテッド・クルーズ上院議員(45)は対話集会で、選挙運動員が記者に暴行を加えるべきではないと指摘し、「攻撃と侮辱によって成り立っているトランプ氏の選挙運動の文化と一致する」とトランプ氏を批判した。オハイオ州のジョン・ケーシック知事(63)も対話集会で選対本部長を解雇すべきだとの考えを示した。

 クルーズ氏らにとって、トランプ氏の指名獲得を阻止する上でウィスコンシン州予備選は負けられない戦いになる。最近の世論調査の平均値ではクルーズ氏とトランプ氏はほぼ横一線。大接戦の中、指名争いから昨年9月に撤退し、保守強硬派に人気のスコット・ウォーカー同州知事(48)は29日、クルーズ氏への支持を表明した。

3259チバQ:2016/03/31(木) 21:20:16
http://www.cnn.co.jp/usa/35080476.html
国境警備の労組、トランプ氏支持を表明 米大統領選
2016.03.31 Thu posted at 18:34 JST
ワシントン(CNN) 米税関・国境警備局の国境警備部門職員の労働組合は30日、米大統領選では共和党指名候補争いで首位を走る実業家ドナルド・トランプ氏を支持する方針を明らかにした。
職員1万6500人を擁する同労組が大統領選での支持候補を宣言したのは初めて。同組合は書簡で、トランプ氏は完全にワシントンの既成勢力の影響から解き放たれた人物と評価した。
書簡は「我々は、メディアを恐れず、政治的公正さにとらわれず、お金を必要とせず、外国の独裁者に屈服しない人物をホワイトハウスに送り込む必要がある」と強調。「軍を支持し、法執行を重視し、米国の現状に怒り、他国の利益に従属しない人物が必要。トランプ氏はそのような人物だ」と主張した。
トランプ氏は選挙戦で、メキシコからの不法移民を遮断するため国境地帯で壁を建設する強硬な対策を提案。以前には国境警備担当要員と共に米国の国境地帯の視察も計画していたが、同労組本部からの圧力で実現しなかったいきさつもあった。
トランプ氏は、労組からの支持表明は大きな光栄と歓迎。支持は「米国社会を脅かしていた国境間でのギャングや麻薬密輸カルテルの活動を許してきた汚職にまみれた政治家の完全な拒絶を意味する」と述べた。

3260チバQ:2016/03/31(木) 21:30:01
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1603310038.html
【米大統領選】候補指名、共和・民主両党で大逆転なるか

21:24産経新聞

 米大統領選の候補指名争いは共和、民主両党ともに、2月1日の初戦アイオワ州党員集会から約2カ月を経ても指名獲得に必要な代議員の過半数を得た候補がいない異例の展開をみせている。先行する共和党の不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)への指名を阻止しようとする下位候補に一発逆転の秘策はあるのか。「ウルトラC」の可能性を探った。(ワシントン支局)



共和党、秘策“トランプ封じ”

 共和党はトランプ氏が6月7日までの予備選・党員集会で代議員2472人の過半数1237人を得られず、決着が7月18〜21日に米中西部オハイオ州クリーブランドで開かれる共和党全国大会に持ち越される可能性が出てきた。対抗馬のテッド・クルーズ上院議員(45)、ジョン・ケーシック・オハイオ州知事(63)は「決選投票」に備えた秘策を実行に移している。

 3月30日までの獲得代議員数(米CNNテレビ調べ)はトランプ氏739人、クルーズ氏460人、ケーシック氏145人。過半数を取るにはトランプ氏は残る代議員の50%以上、クルーズ氏は80%以上が必要で、3人が代議員を奪い合う現状では高いハードルだ。

 「最も多くの代議員を得た者が指名候補になるべきだ」。トランプ氏はこう主張し、全国大会の決選投票で2位以下や「第三の候補」が指名されることを牽制(けんせい)する。他の候補が指名された場合の不支持も表明。民主党を利する「分裂選挙」をちらつかせることで揺さぶりをかける。

 各州・地域での予備選・党員集会で選出された代議員は全国大会で候補に投票する。ほとんどの代議員の投票行動は拘束され、地元で決められた配分に従って候補に一票を投じるが、2回目以降、過半数を得る候補が出るまで続く「決選投票」では多くが拘束から解かれるため2、3位の候補にも勝機がある。

 そこで、クルーズ、ケーシック両氏の陣営は逆転勝利に持ち込むべく、すでに決まっている代議員への説得工作に当たっている。トランプ氏も最近、全国大会に詳しい選挙参謀を招き、決選投票でも代議員をつなぎとめようとしている。

 実は現在、全国大会で指名される資格があるのはトランプ氏だけ。党則40Bは8州以上での過半数の代議員確保を要件としているからだ。大会直前に開かれる党則委員会でこの条項は見直される見通しだが、その際に資格要件を外し、2012年の共和党大統領候補であるロムニー元マサチューセッツ州知事、ライアン下院議長といった「第三の候補」を決選投票に参加させる計画もささやかれる。

 通常は予備選・党員集会で決着が付くため指名候補を形式的に選ぶだけだった全国大会。今年は、現職大統領だったフォード氏がレーガン氏を破った1976年の全国大会以来の「競合大会」になる可能性が高い。(加納宏幸)

3261チバQ:2016/03/31(木) 21:30:32


民主党、風吹くサンダース氏

 民主党側の候補者選びで逆転を狙うバーニー・サンダース上院議員(74)は、3月22日以降に投票が行われた6州のうち5州で大勝した。この勢いを持続し、なんとか代議員数でクリントン氏を上回り、党幹部らで構成される特別代議員も振り向かせたいところだ。民主党内での「クリントン人脈」の強さなど壁は厚く、困難な挑戦ながら、前評判を覆す粘りに注目が集まっている。

 「出馬表明時は支持率で60ポイントの差があったが、今は逆転している世論調査もある」。サンダース氏は27日のテレビ番組で自らの勢いを強調した。

 サンダース氏が言及したのは24日発表のブルームバーグの調査。サンダース氏の支持率は49%で、クリントン氏の48%を上回った。他調査ではクリントン氏が優勢だが、逆転の可能性を示す内容だ。実際、22日以降で勝利したワシントンなど5州では全代議員の7割を得て、累計代議員数(特別代議員除く)の差を239人に縮めた。

 これから候補者選びを行う18州4地域で、投票により配分される代議員数は1747人。このうち58%を獲得すればクリントン氏を逆転できる。民主党ではこのほかに712人の特別代議員もいるが、陣営は「代議員の過半数をとれば、特別代議員の支持も集まる」とそろばんをはじく。

 サンダース氏の強みは有権者との近さだ。企業からの大口献金に頼らない選挙運動をアピールし、金融業界に近いとの批判が絶えないクリントン氏との違いを訴える。米国からの雇用流出を招くとして環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)を強く批判する点も労働者に好感され、クリントン氏はTPP反対で“追随”せざるを得なくなった。

 ただし、サンダース氏は党員同士が議論などで支持する候補者を決める党員集会では強いが、投票のみで決める予備選では弱い。残りの選挙戦で党員集会方式をとるのは代議員数が少ない1州と3地域のみだ。

 また特別代議員の支持獲得も容易ではない。CNNによると、30日時点で483人の特別代議員がクリントン氏支持を表明しているが、サンダース氏支持はわずか31人。今後の戦いぶりで特別代議員の意向が変わる可能性はあるが、民主党内では「指導部の一部である特別代議員はクリントン家とは長いつきあいだが、サンダース氏とは知り合ったばかりだ」との声も多い。(小雲規生)

3262チバQ:2016/03/31(木) 21:58:25
http://www.sankei.com/world/news/160331/wor1603310002-n1.html
2016.3.31 07:29
【米大統領選】
誓約撤回 自分以外指名を獲得してもその候補者を支持するとした誓約「守らない」 トランプ氏らドロドロ人間模様

 米大統領選の共和党候補指名を狙う実業家トランプ氏(69)が30日までに、自分以外が指名を獲得してもその候補者を支持するとした誓約を「守らない」と表明した。トランプ氏を追う候補者2人も誓約を事実上撤回。党内の不協和音の高まりを示していると言えそうだ。

 トランプ氏は昨年9月、指名争いで自身が敗れても党外から出馬せず、誰であろうと共和党候補を支援するとの誓約書に署名した。トランプ氏を追うクルーズ上院議員(45)、オハイオ州のケーシック知事(63)も同様に署名している。

 共和党全国委員会は、トランプ氏が党に背を向けて無所属候補として立候補すれば保守票分裂で共和党候補に打撃を与え、結果的に民主党候補を利すると懸念していた。

 トランプ氏は今月29日に中西部ウィスコンシン州で開かれた対話集会で、誓約を守るかとの司会者の質問に「いや、もはや守らない」と答えた。(共同)

3263とはずがたり:2016/04/04(月) 10:06:46
2016年 04月 4日 08:16 JST
コラム:米民主党指名争い、サンダース氏にまだ勝機あり
http://jp.reuters.com/article/column-sanders-idJPKCN0WY45E?sp=true
Robert L. Borosage

[29日 ロイター] - 米大統領選で民主党候補指名を争うバーニー・サンダース上院議員に撤退を求める声が、権力層から雨あられのごとく降り注いでいる。

「バイバイ、バーニー」と題した社説をワシントン・ポスト紙は早々と掲載し、数多くのニュースキャスターなどに同調した。一方、米政治情報サイトのポリティコは、民主党議員たちが水面下でサンダース氏に撤退を促していると報じている。

オバマ大統領でさえ、今こそヒラリー・クリントン前国務長官を支持する時だと、富裕層の献金者に暗に訴えた。(大統領、すでに彼らはそうしていますよ)

こうした「サンダース降ろし」の一部はクリントン陣営が広めたものだが、大半は全くの愚行と言える。サンダース氏が今、撤退するなどあり得ない話だ。

サンダース氏が民主党候補指名を獲得するチャンスはまだある。西部6州のうち5州で圧勝したばかりだ。それに、サンダース氏はただの候補者ではない。信念そのものなのだ。単に大統領になるというだけでなく、国を変えるような政治革命を起こせるムーブメントを巻き起こしたいと考えている。

それは、政治から大金を引き出すことと、サンダース氏の掲げる政策を通すことの両方を達成するのに十分強力な政治運動であることを意味する。サンダース氏の支持者たちは、民主党全国大会などを通して、そのような努力を同氏が前進させることを期待している。

確かに、サンダース氏が指名を獲得する可能性はほとんどないかもしれないが、比較的知られていなかった民主社会主義者の同氏が立候補した当時と比べると、その可能性ははるかに高くなっている。

全有権者の半数近くはまだ票を投じていない。サンダース氏は今後もたくさんの有権者と対話を重ねる。同氏はすでに15の予備選と党員集会で勝利し、勢いは増している。

ブルームバーグの最新世論調査によると、サンダース氏は初めて、クリントン氏を僅差で上回った。他の全国調査でも、大差をつけてリードしていたクリントン氏との差が縮まり続けていることが一貫して示されている。

サンダース氏支持者の大半は熱心であり、特に同氏は若者の関心を喚起し続けている。彼らはサンダース氏の選挙活動を盛り上げたいと躍起になっている。2月の献金額は、サンダース氏が4300万ドル(約48億2000万円)で、クリントン氏の3000万ドルを上回った。サンダース氏を支持する約200万人の小口献金者が、クリントン氏の裕福な献金者よりも多くの献金を集めたということだ。実際、クリントン氏の献金者の7割以上は大口献金者で、その額は頭打ちになりつつある。

サンダース氏に懐疑的な人たちは、同氏がクリントン氏に西部で完全に勝利するには、55%対45%というようなほぼ互角の戦いで勝つだけではだめだとこぼしていた。だがふたを開けてみれば、サンダース氏はワシントン、アラスカ、ハワイ、アイダホ、ユタの各州で70%以上の得票率で圧勝した。クリントン氏のリードを徐々に詰めているのだ。

一方、クリントン氏は実質的にすべての大口献金者や熟練の選挙ブレーンたちから支持されている最有力候補と目されているが、確実に勝利を手にしたとは言えない。全有権者の半数以上が同氏を好ましくないと答え、同氏より下位なのは共和党候補指名争いでトップの不動産王ドナルド・トランプ氏だけだ。CBSが1984年に調査を始めて以来、大統領選候補者でこれほどまでに否定された人は他にいない。

3264とはずがたり:2016/04/04(月) 10:07:11
>>3263-3264
米国民はクリントン氏の誠実さと信頼性を疑っている。同氏の強みは経験と当選する可能性にある。しかし複数の世論調査の結果は、どの共和党候補に対しても、クリントン氏よりサンダース氏の方が善戦している。その主な原因は、サンダース氏の方が無党派層に人気があるからだ。これに加え、クリントン氏は、国務長官時代の私用メール問題など枚挙にいとまがない。

サンダース氏にもまだ望みはある。同氏の支持率が伸びるなか、クリントン氏の人気は落ちる一方だ。サンダース氏の支持者たちは同氏の選挙戦に資金を調達し続けるだろう。そのような状況で大統領選から撤退する候補など普通はあり得ない。トランプ氏と共和党候補指名を争うオハイオ州のジョン・ケーシック知事やテッド・クルーズ上院議員は、サンダース氏の状況をうらやましく思うだろう。

サンダース氏は「政治革命」を起こすのがいかに困難であるかを分かっており、幻想など抱いていない。本当の闘いは始まったばかりだ。

繰り返すが、なぜサンダース氏がここで「のろし」を降ろさねばならないのか。同氏の声がこのように多くの大衆に届く機会は二度とないだろう。支持者を得て、市民活動を活性化し、メッセージと政策を広めているというのに。

その努力はすでに実っている。大統領候補が大口献金者に頼る必要のないことを、サンダース氏は証明してみせた。今後の大統領選では非主流派の席も用意されるだろう。

サンダース氏は議論をかき立て、クリントン氏に自身の立場を調整したり、サンダース氏のレトリックの一部を使い回したりすることを余儀なくさせている。貿易、ウォール街、法人税逃れとCEOの報酬、刑事司法、最低賃金と労働組合、政治とカネなどについて、サンダース氏は選挙活動(「Black Lives Matter」や「Fight for $15」のような運動も)で新たな見方を示している。

サンダース氏が大統領選にとどまる時間が長ければ長いほど、クリントン氏は自身の新しい一般大衆向け公約を捨てるのがますます困難になるだろう。

たとえクリントン氏のリードをしのげなかったとしても、サンダース氏は事実上、クリントン氏と同じくらい多くの代議員数を獲得して、民主党全国大会に行くことができる。そこで、大銀行の解体や均衡のとれた貿易、崩壊しそうなインフラ再建、医療制度、学費無料の公立大学などをめぐり、議論を戦わせることができるだろう。

全国大会が終わっても、サンダース氏と支持者たちは、大胆な改革のために闘い、腐敗を暴き、改革を求める運動や候補者を支持することができる。サンダース氏は、今回の大統領選だけで終わらない新しいエネルギーを解き放ったのだ。

党の総意支持者はその失敗にがくぜんとし、民主主義社会の官僚は神経をとがらせ、ウォール街の献金者は落ち着かないだろう。だがそれに慣れるしかない。サンダース氏が大統領選から撤退する理由など少しもないのだから。昔のゴスペルソングにあるように、前途は険しい。だが、もう引き返せないところまで来ている。それにサンダース氏は、全く疲れてなどいない。

*筆者は進歩主義的な米シンクタンク「Institute for America’s Future」の設立者。姉妹団体「Campaign for America’s Future」の共同ディレクターも務める。

3265とはずがたり:2016/04/04(月) 16:27:48
トランプ氏が使い分ける“扇動者と誠実な友”2つの顔
http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E6%B0%8F%E3%81%8C%E4%BD%BF%E3%81%84%E5%88%86%E3%81%91%E3%82%8B%E2%80%9C%E6%89%87%E5%8B%95%E8%80%85%E3%81%A8%E8%AA%A0%E5%AE%9F%E3%81%AA%E5%8F%8B%E2%80%9D2%E3%81%A4%E3%81%AE%E9%A1%94/ar-BBriY6b#page=2
ダイヤモンド・オンライン
週刊ダイヤモンド編集部
8 時間前

トランプ氏が使い分ける“扇動者と誠実な友”2つの顔: Illustration by Tadayuki Sakakibarac diamond Illustration by Tadayuki Sakakibara
『週刊ダイヤモンド』4月9日号の第1特集は「吹き荒れるトランプ旋風!踊る米大統領選」。過激な発言で人気を集めるドナルド・トランプ氏に引っかき回されている米国大統領選の現状を、徹底した現場取材で明らかにしていきます。

「会場の皆さん、トランプフォース・ワンが近くの空港に到着しました!」

 米国大統領専用機にちなんで、ドナルド・トランプ氏は自家用ジェット機をこう呼ぶ。さらに、空港からヘリコプターで移動。3月13日、フロリダ州の屋外の演説会場上空をヘリで低空旋回すると、会場には大統領専用機を舞台とした映画「エアフォース・ワン」のテーマ曲が流れ、聴衆は大きな歓声を上げた。

 映画、というよりは漫画じみた演出が笑いを誘うが、笑えない現実もある。

 本人が到着する前に演説した女性は、10歳の息子が不法移民に殺害された悲しみを切々と訴えた後、こう金切り声を上げた。「(当時、共和党の候補者争いをしていた)マルコ・ルビオ氏も同じ目に遭えば、彼の幸せな人生は失われることでしょう」──。聴衆はここでも、熱狂の雄たけびを上げた。

 トランプ氏を最有力候補に押し上げたのは、主に国民の経済的な不満、そして怒りだ。米国では、富を一部の富裕層が占有し、白人の低学歴男性は職に就きづらい苦境にある。

 その不満は、製造拠点を海外に移す大企業、貿易相手の中国やメキシコ、日本、そして、仕事を求めてメキシコや中南米から流れ込む不法移民に向けられる。イスラム過激派によるテロへの恐怖や怒りが、それに輪を掛ける。こうした感情を大胆に代弁するのが、まさにトランプ氏なのだ。

 前日の12日、所変わってオハイオ州クリーブランド。トランプ氏の演説会場では、「ISは爆弾で地獄に落ちろ」「ヒラリーは牢獄の中へ」など、物騒な言葉が書かれたバッジが売られていた。「各国との貿易、労働協定には、みんなもウンザリだろう?」「海外で製造された製品に35%の関税をかけてやる!」。トランプ氏の激しく下品な演説に、聴衆は大盛況。

 民主党のバーニー・サンダース候補の支持者が抗議のやじを飛ばすと、トランプ氏は「プロテスター(抗議者)をつまみ出せ!」と叫ぶ。トランプ支持者ともみ合いになり、警察官が仲裁に入った。

「ファンタスティックだった。今まで参加した政治イベントの中で、最高だね」。白人の大工ジョン・フィリップさん(46歳)は演説後、大いに留飲を下げていた。景気が落ち込み、仕事を十分に受注できないのだという。

「トランプは国内に仕事をつくり出す。不法移民を適切に防ぐ姿勢も支持するわ」と話すべルミア・ルーシックさん(37歳)は、セルビアからの合法的な移民だ。合法移民もまた、不法移民に対して「一緒にしないでくれ」といった反感を抱く。米国内の亀裂は、複雑で多岐にわたるのだ。

3266とはずがたり:2016/04/04(月) 16:28:09
>>3265-3266
デマゴーグか優秀なリーダーかトランプ氏の知られざる素顔に迫る
 トランプ氏には、大衆を扇動するポピュリストとは違った、別の顔もあるようだ。

「トランプ氏は、絶対に勝ち、最良の大統領になる」──。米紙「ワシントン・ポスト」の元調査報道担当記者で、ノンフィクション作家のロナルド・ケスラー氏(72歳)は、米大統領選挙の共和党指名候補に最も近い実業家、ドナルド・トランプ氏についてこう語る。

 トランプ氏とは26年来の友人だ。フロリダ州のリゾートに住む富裕層について書いた著書『パーム・ビーチ、フロリダ』のために、トランプ氏に取材を申し込み、同氏のリゾートクラブ「マール・ア・ラゴ」に会いに行ったのがきっかけだった。以来、年に2回は妻と2人でクラブを訪れ、1週間ほど滞在し、トランプ氏との親交を深めてきた。

 トランプ氏は現在、共和党の予備選挙でトップを走りながらも、ライバル候補者や、民主党候補のトップであるヒラリー・クリントン前国務長官を、挑発的な態度で批判する。しかし、ケスラー氏は、トランプ氏は、「誠実」で「物分かりがいい」人物だと言い、挑発的な態度は指名を獲得するためで、指名されれば、トランプ氏は本来の自分の姿を見せる、とみている。

「優れたリーダーでなければ、2万2000人もの従業員と100億ドル規模のビジネスを動かしていくことはできない」と、トランプ氏がクラブの従業員をどう扱うか見てきたケスラー氏は言う。トランプ氏は、自社の社員はもちろんのこと、ゴルフコースの造成に当たる建築関係者などに至るまで、人の話をよく聞く。

 ケスラー氏が知るトランプ氏は、睡眠時間は1日わずか3時間で、新聞をくまなく読み、数字の記憶力がいい。酒も飲まず、タバコも吸わないが、人に好かれる術を知っており、それが彼の事業の成功に結びついてきたという。

「デマゴーグ(扇動政治家)」と「優れたリーダー」。2つの顔を使い分けるトランプ氏がもし大統領になったとしたら、どちらの“顔”が出てくるのだろうか。

 世界の地政学リスク分析を専門とする米ユーラシア・グループを率いるイアン・ブレマー氏は、「トランプ大統領」誕生のリスクをこう語った。

「もしもトランプ大統領が誕生すれば、テールリスク(発生確率は低いが甚大な損失をもたらすリスク)は高まるでしょう。世界で深刻な対立の火種がある中で、中国との軍事的な衝突すらあるかもしれない。米国の世界への影響力や、これまで米国が築いてきた秩序が破壊されて、取り返しがつかなくなるかもしれません」

「トランプ政権の下では、米国は一方的に相手に責任をなすり付ける国になり、同盟は弱くなる。Gゼロ(リーダーシップなき世界)の状態がさらに進むことになるでしょう。日米同盟にとってもトランプは脅威となります。貿易協定で日本に責任を押し付ける一方、防衛面でのコミットメントはあいまいになる。日本にとっては最悪です」

3267チバQ:2016/04/04(月) 22:07:10
http://mainichi.jp/articles/20160405/k00/00m/030/051000c
米大統領選
決着7月に持ち越しも 共和指名争い5日再開

毎日新聞2016年4月4日 21時59分(最終更新 4月4日 21時59分)
 【ワシントン西田進一郎】米大統領選の共和党候補指名争いは5日、中西部ウィスコンシン州予備選で2週間ぶりに再開する。指名争いは、実業家ドナルド・トランプ氏(69)が獲得代議員数で大きくリードするが、現在のペースでは指名獲得に必要な代議員の過半数は確保できない。決着が7月の党大会に持ち越される可能性があり、主流派とトランプ氏の駆け引きも激化している。

 予備選・党員集会は6月7日の最終戦まで続き、総代議員2472人の過半数にあたる1237人以上を確保した候補が指名を獲得する。

 しかし、3月末時点での獲得代議員数(CNNテレビなど推計)は、トランプ氏は739人、テッド・クルーズ上院議員(45)は460人。残る代議員約850人のうち、トランプ氏は55%以上、クルーズ氏は85%以上を獲得しなければ1237人に達しない。

 党大会では、各州・地域の代議員が地元の投票結果に基づき投票する。しかし、誰も過半数を得られなければ、2回目以降の「決選投票」ではほとんどの代議員が自由に投票できるようになる。このため、党主流派が主導し大会直前の党規約委員会で資格要件を外して「第三の候補」に道を開く可能性もある。

 過半数獲得で主流派の動きを封じ込めたいトランプ氏だが、ウィスコンシン州では最近の世論調査の平均値でクルーズ氏に6ポイント以上の差をつけられている。党主流派が、トランプ氏の過半数獲得阻止のため、距離を置いていた保守強硬派のクルーズ氏を対立軸と位置づけて結集していることなどが背景にある。

 こうした動きにトランプ氏も対抗策を練っている。昨年9月には「指名争いで自分が敗れた場合でも共和党を離れて立候補はせず、共和党の指名候補を支持する」と誓約書を書いたが、3月末に「守らない」と表明した。

 自分が党を出て保守層を割れば、結果的に民主党を利するため共和党が負けるという「脅し」で、再び主流派を揺さぶっている。

3268チバQ:2016/04/04(月) 22:14:12
http://www.sankei.com/world/news/160403/wor1604030003-n1.html
2016.4.3 19:00

反同性愛法にディズニーが「NO」 「成立なら撤退」米ジョージア州に通告
 米南部ジョージア州で同性愛者を差別する法案が州議会を通過したことを受け、米大手映画会社のウォルト・ディズニーと傘下のマーベル・スタジオが、法案が成立すれば、ジョージア州での映画製作などをボイコットすると発表した。2002年から映画やテレビ番組の製作に税制優遇措置を設けたことで全米3位の“映画の街”に成長したジョージア州だが、ディズニーの発表を機に、ハリウッドの他の映画会社や俳優陣らが同調する可能性が高く、その行方を全米が注視している。(SANKEI EXPRESS)

サービス提供拒否可能に

 「ディズニーとマーベルはジョージア州で素晴らしい撮影を体験してきたが、差別的な慣行を容認する州法が成立するなら、他の場所でビジネスを行うだろう」

 ディズニーの広報担当者はこんな声明を出し、全米のメディア・娯楽業界を驚かせた。3月23日付米紙ロサンゼルス・タイムズや同24日付ワシントン・ポスト(いずれも電子版)などによると、この法案は、自身の信仰を理由に同性愛者へのサービス提供を拒否できるというもので、例えば、飲食店や小売店が同性愛者の入店や商品販売を拒否したり、宗教関係者が同性婚を執り行うことを拒否できる。

 南部の保守的な価値観が未だに色濃いジョージア州だが、15年6月に連邦裁判所が同性婚を憲法上の権利と認めた。しかし、法案が成立すれば、同性婚への差別が文字通り“合法的”に行われる恐れがある。

 法案は今年2月に州議会を通過し、ネイサン・ディール知事(73歳、共和党)が署名すれば成立する。期限は5月3日だ。

 そこで、この法案の成立を阻止しようとまず、米映画協会(MPAA)のバン・スティーブンソン上級副社長が21日「知事はこの差別的な法案には署名しないと確信している」と強く牽(けん)制(せい)。これに続いてディズニーとマーベルが実力行使に踏み切ることを表明した。米3大ネットワークのひとつのABCテレビもディズニー傘下のため、同調することが予想される。

 特にマーベルはこれまでに、昨年公開の「アントマン」や今春公開の「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、そして来春公開予定の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.2」などをジョージア州アトランタ郊外の撮影スタジオで製作している。

娯楽業界全体に反発の輪

 3月21日付米業界紙デーリー・バラエティ(電子版)などによると、ジョージア州は2002年から、映画やドラマの製作で50万ドル(約5600万円)以上投資すれば、譲渡所得税の20%を控除するといった優遇措置を導入。

 おかげで、ハリウッドを抱えるカリフォルニア州やニューヨークに次いで全米3位の規模の撮影地となり“南のハリウッド”と呼ばれるまでに成長した。

 ジョージア州の調べでは昨年度、映画とテレビドラマ計248本が州内で撮影され、撮影隊などが17億ドル(約1900億円)を地元に落とした。その経済効果の総額は60億ドル(約6800億円)にも上ったという。

 だが、今回のディズニーの措置を受け、人気ドラマ「ウォーキング・デッド」を製作するケーブル局AMCネットワークが知事に署名しないよう促した。

 さらに、米女優、アン・ハサウェイさん(33)やリー・ダニエルズ監督(56)ら映画関係者34人と、アトランタに本社があるCNNや、人気のケーブルテレビ局HBOを傘下に持つタイム・ワーナーも共同で法案の署名に反対の意向を表明するなど、米国の娯楽業界に反発の輪が広がっている。

 それだけではない。ジョージア州のアトランタは米最大のスポーツイベント「スーパーボウル」の19年大会の開催候補地となっているが、ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)は先週、法案が署名されればアトランタでの開催が不利になるとの考えを示している。同性愛者への差別的な法案をぶちあげたせいで、ジョージア州はまさに四面楚歌の状況だ。

3269チバQ:2016/04/04(月) 22:31:34
http://www.afpbb.com/articles/-/3082053
米ジョージア州知事、「反同性愛」法案に拒否権 映画界などが圧力
2016年03月29日 14:48 発信地:ニューヨーク/米国
【3月29日 AFP】米ジョージア(Georgia)州のネイサン・ディール(Nathan Deal)知事は28日、同州議会が可決した「宗教の自由」法案に対し、拒否権を行使する意向を表明した。同法案に対しては、同性愛者の権利を侵害する内容だとして、大手企業やハリウッド(Hollywood)の映画業界、人権活動家らから激しい非難の声が上がっていた。

 法案は、聖職者が同性婚を執り行うことを拒否したり、教会や社会奉仕活動を行う団体が信仰を理由に同性愛者の雇用やサービスの提供を拒否したりすることを認める内容で、共和党が多数派を占める州議会で可決されていた。

 だが、アップル(Apple)、マイクロソフト(Microsoft)といった大手企業や米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)などから、ディール知事に法案への署名を拒否するよう求める声が相次いで上がった。

 また映画界では、ウォルト・ディズニー(Walt Disney Company)が同州からの事業撤退も辞さない考えを表明。人気女優のアン・ハサウェイ(Anne Hathaway)さんやジュリアン・ムーア(Julianne Moore)さんもディール知事に拒否権を行使するよう訴えていた。

 ジョージア州当局によれば、昨年同州で撮影された映画とテレビ番組は240本以上で、17億ドル(約1900億円)の経済効果を州にもたらしていた。

 今月、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)に対し差別的だとされる法案を拒否した共和党州知事は、ディール氏が2人目。もう一人はサウスダコタ(South Dakota)州のデニース・ドハード(Dennis Daugaard)知事で、トランスジェンダーを自認する児童・生徒が学校で希望する性別のトイレや更衣室を使用することを禁じる法案に対し、拒否権を発動した。

 一方ノースカロライナ(North Carolina)州では先週、トランスジェンダーの生徒に出生時の性別に応じたトイレの使用を義務付けるなどしてLGBTコミュニティーに差別的と批判されていた法案が、共和党のパット・マクロリー(Pat McCrory)知事の署名を経て成立。

 これを受け、人権団体「米国自由人権協会(ACLU)」は28日、同法の撤廃を求める訴訟を起こした。またニューヨーク(New York)州のアンドリュー・クオモ(Andrew Cuomo)知事は、同法が廃止されるまで、公的資金を使ったノースカロライナ州への不要不急な出張を禁止した。(c)AFP/Jennie MATTHEW

3270チバQ:2016/04/05(火) 21:45:00
http://www.sankei.com/world/news/160405/wor1604050030-n1.html
2016.4.5 19:25

キューバで関心集めるトランプ氏 「開放」支持の姿勢で“歓迎”の声も
【ニューヨーク=黒沢潤】キューバで、米大統領選の共和党候補指名で先行する不動産王、ドナルド・トランプ氏の動向が関心を集めている。対キューバ制裁解除への反対派が多数を占める共和党内にあって、トランプ氏は反対一辺倒の強硬論者ではないためだ。制裁緩和策を推し進めるオバマ米大統領が先月下旬にキューバを訪問した際、一部の共和党議員が訪問団に公然と加わったことも注目されている。

 「私は(オバマ氏と、強硬な共和党議員との)中間に立つ」。トランプ氏は先月、オバマ氏のキューバ訪問に先立つ共和党討論会でキューバ政策を問われた際、こう述べた。

 トランプ氏は昨年、ビジネスマンとしての視点から、「キューバを(孤立ではなく)開放させるのはいいことだ」とも強調。一連の発言は、キューバ亡命者の父を持ち、対キューバ強硬派の共和党対抗馬、テッド・クルーズ上院議員とは一線を画した格好だ。

 駐ハバナ外交筋によれば、キューバ人の多くは制裁解除を目指すオバマ氏の政策を引き継ぐ民主党候補ヒラリー・クリントン氏の勝利を望んでいるとされるが、「最近はトランプ氏を歓迎する声も出てきた」(キューバ独立系ジャーナリスト)という。

 キューバでは、米大統領選への関心が日々高まっており、オバマ氏とハバナで共同会見したカストロ国家評議会議長に対しキューバ系米国人記者から、「ヒラリー、トランプ両氏どちらの当選を望むか」との質問も出た。カストロ氏は「投票権がない」とけむに巻いたが、「政権がこれほど米大統領選に関心を寄せたことは近年ない」(中米外交筋)との指摘が出ている。

 キューバでは一方、オバマ氏のキューバ訪問に同行した共和党議員への関心も高まっている。超党派訪問団約40人のうち、共和党からは上院からジェフ・フレイク議員ら2人、下院からマーク・サンフォード議員ら3人が参加した。いずれも制裁解除後の農産物輸出などを狙う中西部や南部の議員らだ。サンフォード氏は「他国政府を変革させる手段として『孤立』より『関与』を重んじる政策に賛成だ」と語る。

 共和党上院では、議員54人のうち、少なくとも15人がキューバとの貿易促進を目指すなど、制裁緩和を支持。上下両院合わせて同調者は数十人に上るという。

 また、オバマ氏の制裁緩和を受け、米大手企業がカストロ政権との接触を本格化させる中、米経済界寄りの共和党がこうした企業の動きに水を差すのは難しいともみられている。オバマ氏は最近、どちらの党から大統領が選ばれても、米議会は制裁解除に動くとの見方を示している。

3271とはずがたり:2016/04/06(水) 13:10:02

米大統領選】共和トランプ氏人気に陰り?ウィスコンシン州予備選、民主はサンダース氏に勢い
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1604060022.html
11:09産経新聞

 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選の候補指名争いは5日、中西部ウィスコンシン州で予備選が実施された。米CNNテレビによると、共和党はテッド・クルーズ上院議員(45)が、民主党はバーニー・サンダース上院議員(74)がそれぞれ勝利した。いずれも2位の候補が勝利したことで、指名獲得に必要な代議員数で首位との差を縮めた。

 共和党は首位の不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)が、これまでの獲得代議員数でクルーズ氏を大きく上回っている。

 しかし、トランプ氏は人工妊娠中絶手術を受けた女性を処罰すべきだと主張したことや側近が女性記者の腕をつかんで暴行容疑で訴追されたことなどが響き、同州で伸び悩んだとみられる。日韓の核武装を容認した発言も尾を引いており、代議員の過半数を獲得し、7月の党全国大会の1回目の投票で指名を受ける道は険しくなりそうだ。

 民主党は首位のヒラリー・クリントン前国務長官(68)が特別代議員でサンダース氏を圧倒し、総代議員数での優位は変わらない。ただ、3月22日以降に実施された7州のうち6州目を落としたことで、サンダース氏が勢いづくことは確実だ。サンダース氏はこうした各州の「民意」を背景に党全国委員会幹部、連邦議会議員、州知事ら特別代議員を自らの支持に取り込もうとしている。

 焦点は今月19日に開かれるニューヨーク州予備選に移る。トランプ、クリントン両氏ともに地元とする大票田であり、態勢の立て直しを図っている。

3272とはずがたり:2016/04/06(水) 13:17:26
クリントンvsトランプで民主の勝ちかと思ってたけど,サンダース@民主vs共和党のトランプでもクルーズでも無い第三の候補,例えばライアンだと共和党の勝ちかもね。

潮目変わった? トランプ氏苦戦、指名争いは不透明に
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJ461TYWJ46UHBI007.html
12:38朝日新聞

 米大統領選の民主、共和両党の候補者指名争いで5日、ウィスコンシン州予備選があった。共和党は、主流派が支援するクルーズ上院議員(45)が勝利した。トランプ氏(69)は7月の党全国大会前に、指名獲得に必要な代議員総数の過半数確保が不透明になった。民主党は、サンダース上院議員(74)がクリントン前国務長官(68)を上回り、直近の予備選・党員集会で6連勝した。

 共和党の同州予備選は、割り当て代議員42人のうち18人は州全体で勝利した候補が総取りし、残りの24人は選挙区ごとの勝者総取り方式を採用している。

 CNNの集計では開票率75%で、クルーズ氏が49・6%の得票率でトランプ氏の33・5%を大きくリード。ケーシック・オハイオ州知事(63)は14・5%で苦戦を強いられている。

 ウィスコンシン州では、同州のウォーカー知事や2012年の同党大統領候補ロムニー氏がトランプ氏阻止を訴え、クルーズ氏を支持。同州は主流派の象徴、ライアン下院議長の地元でもあり、主流派は同州予備選をトランプ氏阻止の「主戦場」と位置づけている。

 トランプ氏が過半数を確保するには残りの代議員の7割近くを獲得する必要があり、7月の党全国大会前に指名獲得できるか不透明に。同大会で決選投票になれば、主流派はトランプ氏以外の候補を勝たせる方法を模索している。

 クルーズ氏は同日夜の集会で「今夜がターニングポイントだ」と勝利宣言し、潮目が変わりつつあると強調。ただ、同氏が党全国大会前に過半数を確保するには残り代議員数の9割近くを獲得する必要があり、困難だ。決選投票では、クルーズ氏が逆転することもありうるが、これまで立候補していないロムニー氏やライアン議長の参入も取り沙汰されている。

「下品で米国ブランドに傷」 オバマ氏、大統領選に苦言
http://www.asahi.com/articles/ASJ3J355DJ3JUHBI01F.html?ref=goonews
ワシントン=奥寺淳2016年3月16日11時58分

 これは米国のブランドにかかわる問題だ――。オバマ米大統領は15日、大統領選の共和党指名候補争いで首位を走るドナルド・トランプ氏陣営で、差別的な発言や乱闘騒ぎが起きていることに「下品で対立を生む」などと苦言を呈した。

 米議会で開かれたアイルランドのケニー首相との昼食会で、オバマ氏は「最近、選挙戦で起きていることに失望しているのは、この部屋で私だけではないはずだ」と切り出した。トランプ氏の名指しは避けたものの、女性や少数者に対する下品で対立を生む言葉が聞かれると非難。こうした動きに伴って暴力沙汰が起きているとし、「民主主義を傷つけている」と強い懸念を示した。

 「米国には、礼儀正しく振る舞うべきだとの法律はないが、相手から振る舞われたいように自分も他人に接しなさいと親から教わる伝統がある」と諭すように語ったオバマ氏。「世界にどう見られているか。米国のブランドが傷つくような事態を見たいのか」と続け、候補者や支持者が自制するよう求めた。(ワシントン=奥寺淳)

3273チバQ:2016/04/06(水) 16:55:30
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201604/CK2016040602000258.html
米大統領選ウィスコンシン州予備選 共和党はクルーズ氏勝利
Tweet 2016年4月6日 夕刊

5日、米ウィスコンシン州で、大統領選の共和党予備選挙投票終了後に支持者にあいさつするクルーズ上院議員=ゲッティ・共同


 【ワシントン=石川智規】米大統領選の民主、共和両党の指名候補を争う予備選挙は五日夜、米中西部ウィスコンシン州で開票作業が行われた。米メディアによると、共和党はテッド・クルーズ上院議員(45)が勝利し、不動産王ドナルド・トランプ氏(69)は敗北。民主党はバーニー・サンダース上院議員(74)が勝利した。

 クルーズ氏は、指名争いから撤退した同州知事のスコット・ウォーカー氏(48)から支持を得たことなどが奏功し、トランプ氏の独走を食い止めた形だ。これまで優位な戦いを進めてきたトランプ氏は、妊娠中絶手術を受けた女性を「罰するべきだ」と発言したが撤回。日韓の核武装容認発言も、オバマ大統領らが批判し、有権者の投票行動に影響した可能性がある。

 共和のウィスコンシン州予備選で獲得できる代議員数は四十二人。米メディアによると、州全体の勝者が二十四人を得るほか、残る十八人は州内の各地域別の勝者に割り振る。これにより、クルーズ氏は現段階で二十四人を確保した。

 民主は白人労働者層や女性からの支持を得るサンダース氏がヒラリー・クリントン前国務長官(68)を下した。代議員数の配分など結果の大勢は五日深夜(日本時間六日午後)に判明する。

3274チバQ:2016/04/06(水) 16:56:11
http://www.yomiuri.co.jp/world/20160406-OYT1T50038.html
共和トランプ氏大敗、民主はサンダース氏勝利
2016年04月06日 13時53分Tweet
 【ミルウォーキー(米ウィスコンシン州)=黒見周平】米大統領選は5日夜(日本時間6日午前)、中西部ウィスコンシン州で共和、民主両党の予備選の開票が行われた。

 米メディアによると、共和党は保守強硬派テッド・クルーズ上院議員(45)が不動産王ドナルド・トランプ氏(69)を大差で破り、勝利を確実にした。「トランプ旋風」の勢いが弱まったことで、指名獲得の決着は7月の党大会まで先送りされる可能性が高まったとの見方が出ている。

 CNNテレビによると、開票率81%でクルーズ氏が得票率49・2%、トランプ氏は同34・1%。ジョン・ケーシック・オハイオ州知事(63)は同14・2%。ウィスコンシン州の42人の代議員数の大半はクルーズ氏が獲得する見通しだ。

 トランプ氏は獲得代議員総数でリードしているが、指名獲得に必要な代議員過半数1237人に到達するには、残りの代議員の6割超を得る必要がある。同州では、代議員42人のうち30人前後を獲得することが前提だっただけに、このまま失速が続けば過半数獲得は厳しい。クルーズ氏は5日夜、ミルウォーキーで演説し、「今夜がターニングポイントになる」と語った。

 「反トランプ」で結束する党内主流派は、クルーズ氏支援を加速。指名候補争いでは早々に撤退したものの、州内で人気の高いスコット・ウォーカー知事がクルーズ氏の支持を表明したことも、追い風となった。

 トランプ氏は「人工妊娠中絶を行った女性は罰せられるべきだ」などの発言で女性団体から批判が相次いでいた。逆風が強まる中、選挙戦には妻のメラニアさんを投入して挽回を図ったが、及ばなかった。

     ◇

 民主党では、バーニー・サンダース上院議員(74)が、ヒラリー・クリントン前国務長官(68)を破り、勝利を確実にした。開票率91%の段階で、サンダース氏が得票率56・3%、クリントン氏は同43・4%。

3275チバQ:2016/04/06(水) 16:57:16
http://mainichi.jp/articles/20160406/k00/00e/030/207000c
米大統領選
.共和クルーズ氏、民主はサンダース氏…予備選
毎日新聞2016年4月6日 11時04分(最終更新 4月6日 12時51分)

 【ワシントン西田進一郎】米大統領選に向けた民主、共和両党の候補指名争いは5日、中西部ウィスコンシン州で予備選が行われた。米CNNテレビによると、共和党ではテッド・クルーズ上院議員(45)が指名争いの首位を走る共和党の実業家ドナルド・トランプ氏(69)を破って勝利した。一方、民主党では、バーニー・サンダース上院議員(74)が最有力候補のヒラリー・クリントン前国務長官(68)を降した。


 共和党指名争いは、トランプ氏が獲得代議員数でクルーズ氏らを大きく引き離している。しかし、指名獲得には、6月7日まで続く予備選・党員集会で総代議員2472人の過半数にあたる1237人を確保する必要がある。

CNNによると、トランプ氏が同州で代議員を獲得できない場合は、残る予備選・党員集会で割り当てが決まる代議員のうち6割を獲得しなければならなくなる。しかし、これまでは5割弱の獲得ペースで、ハードルは高い。トランプ氏が7月の党大会前に過半数を獲得できず、決着が党大会に持ち越される可能性が高まった。

 クルーズ氏は5日夜、「今夜は(指名争いの)転換点だ」と勝利宣言した。トランプ氏の指名阻止を目指す党主流派などは、同州でクルーズ氏を支援した。過半数獲得を阻んで党大会に持ち込み、逆転を目指す戦略だ。これに対し、トランプ氏は3月末には妊娠中絶手術を受けた女性を「罰すべきだ」と発言し、批判を浴びて撤回に追い込まれるなど勢いには陰りも見えている。

 一方、民主党の指名争いは、クリントン氏が予備選・党員集会の結果で得た代議員と、個人の意思で投票先を決めることができる連邦議会議員など「特別代議員」を合わせた代議員獲得見通しでサンダース氏を大きくリードしている。

 ただ、サンダース氏はウィスコンシン州を含め、3月下旬以降に行われた7州での予備選・党員集会で6勝。3月中旬までは南部で大きく負け越して勢いを失っていたが、勢いを取り戻した。今月19日にはクリントン氏の地元で大票田の東部ニューヨーク州で予備選があり、弾みを付けて「敵地」に乗り込む。

3276チバQ:2016/04/06(水) 16:58:11
http://www.sankei.com/world/news/160406/wor1604060018-n1.html
2016.4.6 10:25更新
【米大統領選】
トランプ、クリントン両氏伸び悩む ウィスコンシン州予備選


トランプ氏(UPI=共同)
 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選の候補指名争いは5日、中西部ウィスコンシン州で予備選が実施された。米CNNテレビの出口調査によると、共和党はテッド・クルーズ上院議員(45)、民主党はバーニー・サンダース上院議員(74)がそれぞれリード。いずれも党内2位の候補が優位にあり、指名獲得に必要な代議員数で首位との差を縮める見通しだ。

 共和党は首位の不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)が、これまでの獲得代議員数でクルーズ氏を大きく上回っている。

 しかし、トランプ氏は人工妊娠中絶手術を受けた女性を処罰すべきだと主張したことや側近が女性記者の腕をつかんで暴行容疑で訴追されたことなどが響き、同州で伸び悩んだとみられる。日韓の核武装を容認した発言も尾を引いており、代議員の過半数を獲得し、7月の党全国大会の1回目の投票で指名を受ける道は険しくなりそうだ。

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 民主党は首位のヒラリー・クリントン前国務長官(68)が特別代議員でサンダース氏を圧倒し、総代議員数での優位は変わらない。ただ、3月22日以降に実施された7州のうち6州目を落とせば、サンダース氏を勢いづかせることになる。サンダース氏はこうした各州の「民意」を背景に党全国委員会幹部、連邦議会議員、州知事ら特別代議員を自らの支持に取り込もうとしている。

 焦点は今月19日に開かれるニューヨーク州予備選に移る。トランプ、クリントン両氏ともに地元とする大票田であり、態勢の立て直しを図っている。

3277とはずがたり:2016/04/06(水) 19:35:40

偶然ではない!トランプとオバマの政策はそっくりだ
背景にあるのは地政学的な変化
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/46304
2016.3.14(月) 加谷 珪一

?トランプ氏は差別的発言を連発するお騒がせ候補だが、彼の発言を注意深く聞いてみると、実はオバマ大統領と共通点が多いことが分かる。人種差別的なポピュリズムを取り払った場合、トランプ氏の政策は、共和党主流派ではなく、むしろオバマ路線の継承に近い。

?正反対の存在に見えるオバマ大統領とトランプ候補に共通点が多いのは単なる偶然ではない。背景にはシェールガス開発によってエネルギーの自給が可能になったという地政学的な変化がある。

?かつて米国は、世界に背を向け、引きこもりを続けた時代があったが、米国はもしかすると新しい孤立主義、つまり新モンロー主義の時代に向かおうとしているのかもしない。トランプ氏が大統領にふさわしいのかという問題とは別に、米国経済の底流に大きな変化が生じている可能性について我々日本人は意識しておく必要がありそうだ。

?だが少々気になる点もある。トランプ氏は過激な発言ばかりが目に付くため、どのような政策を打ち出しているのかあまり報道されることがない。トランプ氏は具体的な政策については少しボカしている面もあるため詳細は不明なのだが、彼の発言をよく聞いてみると、実はオバマ政権との共通項が多いことに気付く。もしかすると、こうした点も幅広い支持の獲得に寄与している可能性が高く、そうだとすると、トランプ氏の存在は決して侮れない。

?トランプ氏が所属する共和党は伝統的に資本家層を支持母体としている。資本家層だけでは十分に票数にはならないため、かつては白人中産階級も支持層として取り込んでいた。しかし中産階級の没落に伴い、もともとは民主党の地盤であった南部に進出。宗教右派を取り込む形で勢力を拡大し、現在の共和党が成り立っている。

?共和党は、巨大な連邦政府組織に対しては基本的に懐疑的スタンスであり、いわゆる小さな政府を標榜するケースが多い。また資本家層を支持母体としていることから、グローバル経済との親和性が高く、富裕層の減税に対して前向きである。一方、国民皆保険制度や公的年金については批判的であり、オバマ大統領が進めてきた皆保険制度(いわゆるオバマケア)には猛反発してきた。


?一方、民主党は従来はマイノリティや労働者、リベラルな中間層などを支持母体としてきた。最近では、シリコンバレーに代表されるようなITビジネス関係者やいわゆる無党派層的な人々の取り込みも進んでいる。オバマ大統領はまさに無党派層の取り込みに成功したことで大統領に就任することができた。

?民主党は基本的にリベラルであり、社会問題の解決には連邦政府が責任を持つべきと考える支持者が多い。これは大恐慌から第2次大戦にかけて、長きにわたって君臨したルーズベルト大統領の影響が大きく、民主党政権は、いわゆる大きな政府を標榜している。富裕層への増税に積極的なのも民主党である。

ではトランプ氏が掲げる政策はどのようなものなのだろうか。

?トランプ氏は、たびたび社会保障制度の拡充や富裕層への増税、関税引き上げなどについて言及しており、これまでの共和党の主張とは正反対であることが分かる。むしろトランプ氏の主張は民主党のそれに近い。

?トランプ氏が本当にその政策を実施するということになれば、あれほど共和党が反対してきたオバマケアはむしろ拡大するという方向性になってしまうだろう。またオバマ大統領が繰り返し実現を訴えてきた富裕層への課税も実現するかもしれない。

3278とはずがたり:2016/04/06(水) 19:35:58
>>3277-3278
?さらに興味深いのは外交政策である。共和党には、中東問題をはじめとする国際問題に対して積極的に関与すべきと主張する政治家が多い。ブッシュ政権で実施されたイラク戦争は、中東問題への過剰な関与がもっとも顕著な形で表面化した結果といってよいだろう。

?こうした積極外交は、実は民主党も同じである。ベトナム戦争を主導したのはケネディ政権だし、クリントン政権も旧ユーゴスラビアへの空爆を実施するなど、国際問題への積極的な関与を行っている。こうした外交姿勢は、現代米国においては、党派を超えた主流派的な価値観といってよい。

?歴代政権の中で唯一の例外がオバマ大統領である。オバマ大統領は、イラク戦争の処理という任務があったとはいえ、本質的には孤立主義的なスタンスが明確である。折に触れて、中東問題には関与せず、米国は単独でやっていけばよいという方向性を打ち出している。

?実際、オバマ氏はシリア問題に対しては頑なまでに積極関与を嫌ってきた。また史上最大規模の軍縮を行い、中東から多数の米軍を撤退させている。以前からある程度計画されていたとはいえ、沖縄に常駐する海兵隊の兵力を大幅に減らし、グアム撤退を加速させたのもオバマ政権である。


?実は、トランプ氏の主張にもこうした孤立主義的な傾向が見て取れる。トランプ氏は強い米国というイメージこそ語っているが、日米安保条約の見直しに言及したり、中東問題に無関心など、実際には積極外交は望んでいないように見える。こうした部分でもオバマ政権との共通点が見受けられるのだ。

米国はもはやエネルギーを他国に頼る必要がない

?一見、正反対に見えるオバマ大統領とトランプ氏にここまでの共通項が見出せる理由は、米国をとりまく地政学的な環境が大きく変わっているからである。

?米国は2014年、サウジアラビアを抜いて、世界最大の石油生産国に躍り出た。天然ガスなどを含めたエネルギー全体で見た場合、米国は近い将来、ほぼすべてのエネルギーを自給できるため、数字の上では中東の石油に依存する必要がなくなっている。

?現実には、米国は豊富な石油を輸出する方向性なので、中東からの原油輸入が途絶えることはない。しかし、数字上、一切の輸入が必要ないというインパクトは大きいはずだ。

?米国はかつて、欧州とアメリカ大陸の相互不干渉を主旨とする「モンロー宣言」を発し、長く孤立主義を続けてきたという歴史がある。世界の警察官を標榜し、世界のどこにでも顔を出して武力を行使する米国人の姿は、あくまでごく最近のものでしかない。

?エネルギーのすべてを自給することができ、世界最大の軍事力と経済力を持つ米国は、理屈の上では、他国に対して一切遠慮する必要がなく、国際問題を積極的に解決するインセンティブも少なくなっている。そうなってくると、暴言を繰り返すお騒がせ候補のトランプ氏と、リベラルな大統領であるオバマ氏の主張が実は似通っているというのも偶然の産物ではない可能性が高くなってくる。

?新モンロー主義ともいうべきこの流れが本物であるならば、ドルの垂れ流しや米国を中心とした安全保障体制など、これまでは「常識」だと思っていた価値観が通用しなくなる可能性は十分に考えられる。少なくとも、絶対にあり得ないと一蹴するのはもはやナイーブ過ぎる時代に入ったのかもしれない。

3279チバQ:2016/04/08(金) 00:27:49
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/article/236352
トランプ氏過半数厳しく ウィスコンシン州予備選 民主はサンダース氏
2016年04月07日 00時04分

 【ワシントン山崎健】米大統領選の候補者指名争いで民主、共和両党は5日、中西部ウィスコンシン州予備選を実施した。共和党は代議員獲得数2位の保守強硬派、クルーズ上院議員(45)がトップの実業家トランプ氏(69)に勝利。民主党もサンダース上院議員(74)が首位のクリントン前国務長官(68)を破った。民主党のクリントン氏は代議員獲得数で優位を保っているが、トランプ氏は7月の共和党大会までに指名獲得に必要な代議員総数の過半数確保が厳しくなった。

 米ワシントン・ポスト紙によると開票率99・9%での共和党の得票率はクルーズ氏48・3%、トランプ氏35・1%、ケーシック・オハイオ州知事(63)14・1%。AP通信の6日午前の集計では獲得代議員総数はトランプ氏740人、クルーズ氏514人、ケーシック氏143人。

 指名獲得には代議員の過半数の1237人が必要だ。各候補が獲得した代議員のうちトランプ氏の割合は46%。6月7日まで続く残りの予備選で過半数に達するには今後57%のペースに上げる必要があり、米メディアの多くはトランプ氏が過半数を獲得するのは困難との分析を伝えている。

 一方、クルーズ氏の過半数獲得も事実上不可能で、決着は7月の党大会での決選投票に持ち越される公算が高まった。

 トランプ氏は最近、中絶手術を受けた女性に処罰を求める発言をした後、非難されて撤回。女性記者を乱暴に扱ったとする暴行容疑で側近が訴追されたり、日本や韓国の核武装容認論を展開して外交での認識不足を批判されたりしたことなどが敗因とみられる。

 民主党の獲得代議員総数はクリントン氏1748人、サンダース氏1058人。クリントン氏は過半数の2383人を視野に入れているが、直近の7州の戦いで6敗し精彩を欠いている。

 両党ともトップの2人の地元である大票田、ニューヨーク州での19日の予備選が次の焦点となる。

=2016/04/07付 西日本新聞朝刊=

3280チバQ:2016/04/08(金) 00:28:28
http://mainichi.jp/articles/20160407/k00/00m/030/088000c
米大統領選
民主のサンダース氏、勢い強調 最近7勝

毎日新聞2016年4月6日 20時12分(最終更新 4月6日 20時12分)
【ワシントン西田進一郎】米大統領選に向けた民主党候補指名争いは、5日のウィスコンシン州予備選でバーニー・サンダース上院議員(74)がヒラリー・クリントン前国務長官(68)を破った。サンダース氏は同日夜、次戦の舞台となるワイオミング州で演説。最近の8予備選・党員集会で7勝したことに触れ、「ほとんどが圧倒的な数字での勝利だ」と勢いを強調した。

 ウィスコンシン州での出口調査で、サンダース氏は、若者(18歳から44歳)の73%、白人の59%の支持を獲得し、これまで同様の強みを発揮した。一方、クリントン氏を「正直で信頼できる」と答えた人は58%にとどまった。「そうではない」と答えた人は39%で、うち9割以上がサンダース氏に投票したといい、「信頼性」が依然としてクリントン氏の弱点になっている。

 次の焦点は、19日に行われるニューヨーク州予備選。代議員291人を抱えるクリントン氏の地元だ。直近の世論調査の支持率でサンダース氏は、クリントン氏に約10ポイント差にまで迫っている。

 予備選・党員集会の結果で得た代議員数では、クリントン氏との差を詰めつつあるサンダース氏。今後は、個人の意思で投票先を決めることができる連邦議会議員など「特別代議員」の大きな支持の差をどう解消するかがカギになる。

3281チバQ:2016/04/08(金) 00:32:38
http://www.cnn.co.jp/usa/35080769.html
ウィスコンシン州予備選、流れは変わったか 5つのポイント
2016.04.06 Wed posted at 19:59 JST
ウィスコンシン州ミルウォーキー(CNN) 米大統領選に向けた民主、共和両党の候補者指名争いで5日、ウィスコンシン州の予備選が実施された。その結果から分かったことを5つのポイントにまとめる。
共和党ではテッド・クルーズ上院議員が実業家ドナルド・トランプ氏を破り、指名争いは党大会へ持ち込まれる可能性が高まった。民主党ではバーニー・サンダース上院議員が勝利を収め、レースはまだ終わっていないことをヒラリー・クリントン前国務長官に思い知らせた。
19日に予定される大票田ニューヨーク州の予備選では共和党がトランプ氏、民主党がクリントン氏と、どちらもトップ候補の優勢が伝えられているだけに、ウィスコンシン州はクルーズ、サンダース両氏がぜひとも勝っておきたい争いだった。両氏ともその目的を果たしたうえに、クルーズ氏はトランプ氏に15ポイント、サンダース氏はクリントン氏に13ポイントの差をつけて圧勝した。
1.共和党は党大会で決着か
トランプ氏が夏の党大会までに指名獲得に必要な代議員1237人を確保することは、これまで以上に難しくなった。この先の東部諸州やカリフォルニア州を制したとしても、指名ラインには達しないというシナリオが現実味を帯びてきた。
クルーズ氏はこのところ、反トランプ氏の声を束ねる作戦に力を入れている。ミルウォーキーでの勝利演説では、同日だけで200万ドル(約2億2000万円)の寄付を集めたと胸を張ってみせた。「党大会の前か当日か、いずれにしても我々は過半数の代議員を獲得し、11月にはクリントン氏を破る」と、早くも指名後の本選に照準を合わせる構えを示した。
クルーズ氏の支持者と反トランプ氏を掲げる人々は、ウィスコンシン州が指名レースの転換点になったとの見方を示している。
2.立て直しを迫られるトランプ氏
次に控えるニューヨーク州は、トランプ氏の本拠地。だがウィスコンシン州の結果をみると、同氏はいったん態勢を立て直す必要がありそうだ。
ウィスコンシン州の有権者は、共和党指導部に対する不満がこれまでの州ほど大きくなかった。世論調査ではトランプ氏が指名を獲得することに「恐怖」を感じるとの回答が4割を占め、選挙戦で誠意に欠けるのはクルーズ氏よりもトランプ氏だと答えた人が多かった。
トランプ氏にとって特に大きな懸念材料は、クルーズ氏との差が農村部では3ポイントにとどまったのに対し、都市近郊で22ポイント、都市部でも13ポイントも開いたことだろう。レースの舞台は今後、人口密度の高い東海岸へ移るからだ。
一方、同氏にとって唯一の朗報は、今回の結果に男女差がみられなかったことだ。このところ中絶をめぐって二転三転した発言は、女性からの支持率低下を招くことにはならなかったようだ。

3282チバQ:2016/04/08(金) 00:33:04
3.ニューヨークへ向けて勢いに乗るサンダース氏
最近民主党の予備選や党員集会が開かれた7州のうち、サンダース氏は6州を制している。問題はこの先、19日のニューヨーク州から始まる東部でのレースだ。
ウィスコンシン州の民主党予備選は党員登録のない無党派層も投票できるオープン方式だった。党員の票はクリントン、サンダース両氏がほぼ半数ずつ分け合ったものの、無党派層の得票率は71%対29%でサンダース氏が大幅に上回った。ところが東部諸州は党員だけが投票する方式を採用しているため、サンダース氏は無党派の若者らを呼び込むという強みを発揮することができない。
それでもウィスコンシン州での勝利を追い風に、サンダース氏はさらに多くの資金を集め、支持者らの熱意を維持していく構えだ。
4.サンダース氏を受けて立つクリントン氏
ウィスコンシン州は白人人口が圧倒的多数を占め、予備選もオープン方式で行われることから、民主党ではもともとサンダース氏の勝利が予想されていた。同氏の得票率は18〜29歳の若年層で82%対18%、白人有権者で59%対41%と、クリントン氏を引き離した。
これに対して人種構成がはるかに多様なニューヨークのような州では、クリントン氏が有利となる。
クリントン陣営は5日、サンダース氏がニューヨーク地方紙とのインタビューで具体的な政策を示せなかったと批判。資金集めのメールにこのインタビューの全文を添付してサンダース氏の実行力に疑問を投げ掛けるなど、攻勢を強めている。

5.共和党は本選で勝てるのか
共和党は最終的に指名を獲得するのがクルーズ氏になってもトランプ氏になっても、本選では苦戦を強いられる可能性がある。
出口調査の数字によると、トランプ氏が指名された場合、本選で同氏に投票すると答えた共和党員はわずか62%。クリントン氏支持に回る人が10%、独立系候補を支持する人が17%、棄権するとの回答が8%を占めた。
同様にクルーズ氏が指名された場合、本選で同氏に投票するという人は66%にとどまり、6%がクリントン氏、18%が独立系候補に票を入れ、6%が棄権すると答えた。
これは共和党の3番手、ジョン・ケーシック・オハイオ州知事が「共和党候補で本選に勝てるのは私だけ」と訴えてきた主張を裏付ける統計とも解釈できる。ただ、ウィスコンシン州は教育水準の高さや穏健派の多さからケーシック氏には有利とみられたにもかかわらず、同氏の得票率はクルーズ、トランプ両氏に大きく差をつけられ、レース残留が危ぶまれる数字となった。

3283チバQ:2016/04/08(金) 20:35:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160408-00000024-jij_afp-int
ジュリアーニ元NY市長、トランプ氏支持を表明
AFP=時事 4月8日(金)14時34分配信

ジュリアーニ元NY市長、トランプ氏支持を表明
ドミニカ共和国の首都サントドミンゴで記者会見するルドルフ・ジュリアーニ元ニューヨーク市長(2016年2月29日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米ニューヨーク(New York)市長時代に発生した2001年9月11日の同時多発テロで、その対応が国際社会で高く評価されたルドルフ・ジュリアーニ(Rudy Giuliani)氏が7日、大統領選の共和党候補指名争いで不動産王のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏を支持すると表明した。

【関連写真】トランプ氏とツーショット

 ニューヨーク州の予備選を19日に控えるなか、ジュリアーニ氏はタブロイド紙ニューヨーク・ポスト(New York Post)の取材に「トランプを支持する。トランプに投票するつもりだ」と語った。指名争いで首位を走るトランプ氏は同州の世論調査でも2位以下に2桁の差をつけてリードしている。

 ジュリアーニ氏は、トランプ氏がニューヨーク州予備選で代議員95人の大半を獲得して指名獲得に大きく前進し、7月の党大会の決選投票までもつれ込む可能性は避けられるとの見通しも示した。

 ジュリアーニ氏はその一方で、トランプ氏を追い上げるテッド・クルーズ(Ted Cruz)上院議員に矛先を向け、キリスト教保守派の福音派であるクルーズ氏が以前、選挙活動の中でニューヨークには保守的価値観がないようだと発言したことについて、ニューヨークに対する侮辱だと批判した。

 ジュリアーニ氏は2008年の大統領選に向けた共和党候補指名争いに立候補している。【翻訳編集】 AFPBB News

3284チバQ:2016/04/10(日) 12:39:00
http://www.sankei.com/world/news/160410/wor1604100019-n1.html
2016.4.10 08:28
【米大統領選】
西部州でサンダース氏勝利 対クリントン氏で勢い

 米大統領選の民主党候補者選びは9日、西部ワイオミング州で党員集会が開かれ、党指名争いで2位のサンダース上院議員(74)が、首位のクリントン前国務長官(68)に勝利した。サンダース氏は直近の予備選・党員集会で7連勝となった。

 指名獲得に必要な代議員の数ではクリントン氏が依然として先行しているが、若者の熱狂的支持を得るサンダース氏があらためて勢いを見せた。

 候補者選びは、全米屈指の大票田ニューヨーク州で19日に予備選を控える。同州が地盤のクリントン氏は必勝を期す構えで、両候補者による激しい選挙戦が続いている。(共同)

3285チバQ:2016/04/10(日) 21:05:29
http://www.sankei.com/world/news/160409/wor1604090045-n1.html
2016.4.9 13:14

知日派の元米下院議長が4人の少年に性的虐待 1人に口止め料も渡すと検察側が指摘

 多額の現金を届け出なく第三者に渡し、連邦捜査局(FBI)に虚偽の証言をしたとして起訴されたハスタート元米下院議長(74)が少なくとも4人の少年を性的に虐待し、うち1人に口止め料を渡していたことが検察側資料で明らかになった。ニューヨーク・タイムズ紙電子版が8日伝えた。

 ハスタート氏は知日派として知られ、2010年に旭日大綬章を受章した。性的虐待をしたのはイリノイ州の高校に勤務していた1960〜80年代という。

 起訴状によると、ハスタート氏は10年ごろ、過去に「不適切な行為」をしたことへの口止め料を払うため、複数の銀行から少額ずつ現金を引き出し、渡していた。FBIの捜査に対し、引き出した金は現金で保管していると虚偽の説明をした。(共同)

3286チバQ:2016/04/10(日) 21:35:20
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160410-00000026-asahi-int
「オバマ大統領が広島訪問を検討」米紙電子版が報道
朝日新聞デジタル 4月10日(日)13時39分配信

 米ワシントン・ポスト紙(電子版)は9日、オバマ米大統領が5月の主要7カ国(G7)首脳会議(伊勢志摩サミット)後に広島を訪問する検討を始めたと報じた。米政府当局者の話として伝えた。まだ決断はされていないとしつつ、広島に数時間滞在し、核軍縮をテーマにした演説をする可能性も探っているという。

 米政府高官は同紙に、オバマ氏の広島訪問が実現した場合、2009年に「核なき世界」を提唱したプラハ演説を想起させる演説をすることもあり得ると語ったという。

 複数の米政府高官は朝日新聞の取材に対しても「大統領は広島訪問に強い関心を持っている」と語っている。オバマ氏の広島訪問の可能性を探っているが、11日にケリー国務長官が米閣僚として初めて平和記念公園で献花し、その後の国内外の反応を考慮して最終決断する考えを示している。

3287チバQ:2016/04/10(日) 23:24:47
http://www.cnn.co.jp/usa/35080942.html
民主サンダース議員、ワイオミングで勝利 9戦で8勝と勢い
2016.04.10 Sun posted at 10:24 JST
(CNN) 米ワイオミング州で9日、米大統領選の民主党候補者指名に向けた党員集会があり、CNNの予測によるとバーニー・サンダース上院議員がヒラリー・クリントン前国務長官に勝利することが確実となった。
サンダース氏の得票率は55.7%とクリントン氏の44.3%を上回った。両候補とも7人の代議員を獲得した。
サンダース氏は最近行われた9戦のレースのうち、在外投票を含む8戦を制したことになる。今までに圧勝を収めてきた各州と同様、ワイオミングも人口密度が低く、白人が圧倒的多数を占める西部州のひとつ。本選では伝統的に共和党の強い州だが、今回の民主党党員集会は異例の注目を集めた。19日のニューヨーク州を皮切りに東部諸州での決戦が予定されるなか、サンダース氏はここで一段と勢いを強めた形だ。
同氏はニューヨーク市内での集会でワイオミング州での勝利を報告し、支持者らのかっさいを浴びた。

3288チバQ:2016/04/11(月) 21:25:20
http://www.sankei.com/world/news/160411/wor1604110008-n1.html
2016.4.11 09:43

カナダ野党党首が辞意表明
演説するカナダの新民主党、トーマス・マルケア党首=3月22日、オタワ(ロイター)
演説するカナダの新民主党、トーマス・マルケア党首=3月22日、オタワ(ロイター)

 昨年10月のカナダ総選挙で敗れ、大幅に議席を減らした野党、新民主党のトーマス・マルケア党首が10日、辞意を表明した。後任が決まるまで職務を続けるとしている。ロイター通信が報じた。

 新民主党は10日、マルケア氏に対する信任投票を実施し、不信任票が過半数を占めた。同党は選挙戦が始まった昨年8月上旬には支持率がトップだったが、その後失速し、野党第1党から同第2党に転落した。(共同)

3289チバQ:2016/04/12(火) 21:12:57
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160412X161.html
トランプ氏、党大会戦略で出遅れ=クルーズ氏にいら立ち―米大統領選

14:31時事通信

 【ワシントン時事】米大統領選の共和党指名争いの首位に立つ不動産王ドナルド・トランプ氏(69)が2位のテッド・クルーズ上院議員(45)にいら立ちを強めている。夏の党大会に向けた戦略の一環として、クルーズ氏が各州の代議員に自身の支持者を次々に潜り込ませているためだ。

 「ねじ曲がった不正行為で(トランプ氏擁立の)運動を覆そうとしている」。トランプ氏は10日のニューヨーク州での集会で、クルーズ氏の動きをこう批判した。トランプ陣営の関係者も「ゲシュタポ(ナチス秘密警察)の戦術」と攻撃した。

 クルーズ氏が代議員の中に支持者を増やしているのは、党大会での決選投票をにらんだ動きだ。代議員は1回目の投票の際、各州での予備選・党員集会の結果に拘束されるが、決着が2回目以降にずれ込めば、多くが拘束を解かれる。その中に支持者が多ければ、逆転も可能というわけだ。

 米メディアによると、2月のサウスカロライナ州予備選ではトランプ氏が50人の代議員枠を総取り。しかし、クルーズ氏は9日行われた代議員選考で、自身の支持者を紛れ込ませることに成功した。こうした例は、アイオワ、インディアナ、ノースダコタなど全米各州に広がっている。

 ただ、トランプ陣営はワシントン州で届け出期限後に代議員選出馬を支持者に求め、コロラド州代議員選ではクルーズ派候補への支持を誤って呼び掛けるなど、数々の失態を犯している。トランプ氏の出遅れは「陣営の無策のせいであるケースも多い」(ワシントン・ポスト紙)のが実情だ。

3290チバQ:2016/04/12(火) 21:26:05
http://www.cnn.co.jp/world/35080952.html
米国務長官、G7で広島初訪問 原爆投下の謝罪はせず
2016.04.11 Mon posted at 09:54 JST
広島(CNN) 米国のジョン・ケリー国務長官が主要7カ国(G7)外相会合に出席するため広島市に到着した。核兵器を戦争に使用した唯一の国である米国の国務長官が被爆地広島を訪れるのは初めて。
米国が第2次世界大戦中の1945年8月に投下した原爆のため、広島では約14万人が死亡し、3日後に長崎に投下した原爆では約7万人が死亡した。戦争は間もなく終結した。
しかしケリー長官に同行している国務省高官によると、ケリー長官が今回の広島訪問で米国による核兵器の使用や原爆がもたらした惨状について謝罪する予定はない。
国務省高官は、「米国務長官が謝罪のため広島に来たのかと尋ねられれば、答えはノーだ」「国務長官、そしてすべての米国人と日本人が、これほど多くの我々の国民に降りかかった悲劇に深い悲しみを覚えるかといえば、答えはイエスだ」と語った。
ただ、国務省のトナー報道官によれば、ケリー長官は今回の訪問を利用して、戦争中に「多大な人命が失われたことを認識する」意向だという。
ケリー長官や参加国の外相は、核不拡散の象徴となってきた平和記念公園や慰霊碑、広島平和記念資料館を訪れる。
トナー報道官は、「これは第2次世界大戦の終結以来、米国と日本が最も親しい友好国になり、強力な同盟国になったことの確認でもある」と強調した。

日本政府や国民は、広島でのG7開催を機に、核に対する日本の断固たる姿勢について各国に理解を深めてもらいたい意向だ。
ケリー長官の今回の訪問は、G7首脳会議出席のため来月訪日するオバマ大統領の広島訪問に向けた地ならしになる可能性もある。国務省高官によれば、ホワイトハウスはまだ正式決定はしていないという。
G7外相会合には米国、英国、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本の外相が出席。初日となった10日の午後はシリア内戦や欧州の難民危機、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」への対応、ウクライナの紛争などについて話し合った。
ケリー長官は訪日に先立ち、政治的混乱の続くイラクとアフガニスタンを訪れていた。
その後、同長官ら外相の一行は、6世紀にさかのぼる世界遺産、宮島・厳島神社を訪れた。宮島で開いた夕食会では、南シナ海での中国の行動や北朝鮮の核の脅威などを協議した。

3291チバQ:2016/04/13(水) 22:48:55
http://www.mbs.jp/news/national/20160413/00000050.shtml
米大統領選・共和党、ライアン下院議長が出馬拒否
更新:04/13 16:52

 アメリカの大統領選挙に向けた指名候補争いでのトランプ氏のリードが続く中、共和党幹部が土壇場で担ぎ出すことが取りざたされていたライアン下院議長が出馬を拒否しました。 「はっきりさせておきます。共和党の指名は欲しくないし、受け入れもしません。私は除外して下さい」(ポール・ライアン下院議長)

 共和党内で人気が高く2012年の大統領選挙で副大統領候補にもなった主流派のポール・ライアン下院議長は12日、緊急に会見を開き、仮に党から候補として指名されても拒否する考えを表明しました。

 共和党の指名候補争いで首位のトランプ氏と2位のクルーズ氏は、いずれも共和党幹部の支持が薄いことから、ライアン議長を7月の党大会で担ぎ出し、決選投票で指名されるよう仕向ける、いわば「ウルトラC」が取りざたされていました。しかし、ライアン議長自身が「党大会の投票で選ぶ候補は予備選挙に参加していた人だけにすべきだ」と完全に否定した形です。

 一方のトランプ氏は、大票田ニューヨーク州の予備選挙を1週間後に控え、世論調査の全てで2位に20ポイント以上の差をつけています。

 「負けるから、彼女は私とだけは戦いたくないんですよ。皆さん、これは事実ですよ」(トランプ氏)

 トランプ氏は共和党で圧倒的な優勢を保つ中、集会における演説では民主党レースで首位のクリントン前国務長官を意識した発言が増えています。(13日15:07)

3292チバQ:2016/04/13(水) 23:29:20
http://www.sankei.com/world/news/160413/wor1604130036-n1.html
2016.4.13 21:34

同性愛者らが対象の州法は差別か否か 米で大企業を巻き込み論争に 事業撤退を警告し圧力かける企業に批判の声も
 【ワシントン=小雲規生】同性愛者ら性的少数者(LGBT)をめぐる米国の一部の州の法律の是非が企業活動を巻き込んだ論争に発展している。「性転換者への差別」が指摘されている南部ノースカロライナ州の州法をめぐっては、決済サービス大手のペイパルが同州での事業所開設計画を撤回。ジョージア州でも同様の問題をはらんだ州法案に映画産業などが反発し、法案の成立を阻止した。ただ、保守層の間では同性愛が聖書の教えに反すると信じる立場も根強く、企業からの圧力を批判する声も上がっている。

 「ノースカロライナの新しい州法は差別を固定化するもので、わが社の企業理念の核心に反する」。ペイパルのダン・シュルマン最高経営責任者(CEO)は5日の声明で、同州で400人の雇用創出が期待された国際業務拠点の開設計画を撤回すると発表した。

 ペイパルが反発したのは3月23日に成立した州法「HB2」。性転換者が出生証明書上の性別と異なる性別のトイレを使用することを制限する内容で、共和党のマックロリー知事は「基本的なプライバシーとエチケットを守るために必要だ」と説明する。

しかしLGBT支援団体やアップル、グーグルなどのIT企業らは相次いでHB2への反対を発表。米プロバスケットボールのNBAは来シーズンのオールスター戦の開催地を同州から別の場所に移すと示唆した。ロック歌手のブルース・スプリングスティーンさんも8日、HB2に抗議するため10日に州内で予定していたコンサートを中止すると発表した。

 一方、ジョージア州では、キリスト教の聖職者らが信仰を理由に同性愛者の結婚式を執り行うことを拒否することなどを認める州法案に対し、メディア大手のディズニーなどが「差別を認める州法が成立すれば、州の外でビジネスを行う」と声を上げた。同州の州都アトランタは「南部のハリウッド」とも呼ばれる映画産業の拠点。アトランタに本社を構えるデルタ航空やコカ・コーラも州法案を批判し、ディール知事は3月28日に法案への拒否権発動を決めた。


 LGBT支援の声を上げる企業は、リベラル色が強いとされるIT企業や映画産業が目立つ。昨年6月の連邦最高裁判決で同性婚が全米で認められるようになり、LGBTの権利擁護への関心が高まっていることも企業の意見表明を後押ししているとみられる。

 ただし、聖書の教えを重視する立場からは「同性婚への関与を強制されることは信教の自由の侵害にあたる」との主張も強い。議会を通過した法案には州民の意思が反映されているといえ、大企業が経済力を背景に圧力をかけることを疑問視する声もある。

 米ヘリテージ財団のライアン・アンダーソン氏は「大企業は州民の意思と公共の利益を犠牲にして、自らの主張を州政府に押しつけようとしている」と批判している。

3293チバQ:2016/04/13(水) 23:30:35
http://www.sankei.com/world/news/160413/wor1604130025-n1.html
016.4.13 19:16
【米大統領選】
トランプ氏は怒っている「不正なシステムだ!」…代議員選出の仕組みを批判 ライアン下院議長は「決選」出馬を否定

 【ワシントン=加納宏幸】米共和党のポール・ライアン下院議長(46)は12日、記者会見し、米大統領選の党指名候補を最終決定する7月の党全国大会の「決選投票」に出馬しないと明言した。予備選・党員集会で先行する不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)への指名を全国大会で覆すシナリオがある中、取り沙汰されてきた自らの参加を否定することで党の分裂回避を図った。

 ライアン氏はワシントンで開いた記者会見で「指名を受けるつもりはない」と述べた。また、「(全国大会の)1回目の投票で過半数を得る候補がいなければ、予備選・党員集会に実際に参加した人の中から選ぶべきだ。私を除外してほしい」と訴えた。

 全国大会の直前に資格要件などを決める党則委員会に、予備選・党員集会に参戦していない「第3の候補」を全国大会で選ばないよう党則で規定するよう求める考えも示した。

 米CNNテレビの集計によると、共和党の候補指名争いでの代議員獲得数はトランプ氏が758人、テッド・クルーズ上院議員(45)が538人、ジョン・ケーシック・オハイオ州知事(63)が145人。トランプ氏が過半数の1237人に届くには残る代議員の約6割を獲得しなければならず、1回目の投票で指名を受けることは難しくなってきた。

 クルーズ氏は決選での逆転を目指し、水面下で代議員への働きかけを強めており、危機感を抱くトランプ氏は最近、代議員を選ぶ予備選・党員集会の仕組みを批判している。

 特に、陣営のミスにより投票で決まる代議員34人すべてをクルーズ氏が獲得したコロラド州や、得票率でクルーズ氏を上回りながら同数の代議員しか与えられなかったルイジアナ州の選出手続きを問題視。トランプ氏は「(全体の)得票では私が数百万人も上回っている。不正なシステムだ」と述べている。

 ただ、他陣営は各州で異なる選出手続きを把握した上で緻密に対策を練ってきた。共和党全国委員会は全候補が同じルールの下で戦っていると強調している。

3294チバQ:2016/04/13(水) 23:32:55
http://www.sankei.com/world/news/160413/wor1604130003-n1.html
2016.4.13 00:36
【米大統領選】
トランプ、クリントン両氏が0・2ポイントの僅差を制す 先月実施のミズリー州予備選

米大統領選の候補指名争いで接戦のため結果が確定していなかった中西部ミズーリ州予備選(3月15日実施)は12日、共和党で不動産王トランプ氏(69)、民主党でクリントン前国務長官(68)の勝利がそれぞれ確定した。

 同州のカンダー州務長官がツイッターで発表した。両氏とも2位とは0・2ポイントの僅差だった。(ワシントン 加納宏幸)

3295チバQ:2016/04/13(水) 23:41:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160413-00000023-jij_afp-int
クリントン氏、「男性不人気」克服が当選のカギに
AFP=時事 4月13日(水)15時31分配信

クリントン氏、「男性不人気」克服が当選のカギに
【AFP=時事】ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏は、究極の「ガラスの天井」(社会進出を阻む目に見えない障害)を打ち破り、女性初の米大統領になるための史上最大のチャンスを手にしている。しかし、これが男性たちによって台無しにされる可能性はあるのだろうか?


 上院議員を2期、ファーストレディーを2期務め、米国が最重要指名手配犯としていたウサマ・ビンラディン(Osama bin Laden)容疑者を殺害した際には国務長官を務めるなど、肩書だけ見ればクリントン氏の右に出る候補は、ほぼいない。

 だが、今年の大統領選での民主党候補としての指名獲得は確実かと思いきや、左派系対抗馬のバーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員に白人男性票を奪われている。獲得できていない白人男性票の割合は、2008年にバラク・オバマ(Barack Obama)氏と闘った時よりもさらに大きい。

「完璧な人間などいないが、彼女(クリントン氏)は信用していない。ずる賢こすぎる。夫の方がましだ」。共和党の候補指名争いで首位を走るドナルド・トランプ(Donald Trump)氏の選挙集会に来ていた男性(81)はこう語る。かつて無党派や民主党支持者だったこの男性は、今年は共和党に投票するという。

 この男性だけではない。キニピアック大学(Quinnipiac University)が最近行った世論調査の結果によると、白人男性の68%が、クリントン氏に対し否定的な意見を持っている。このところ、予備選でサンダース氏に連敗を喫していることからも、クリントン陣営が盤石とは言えない様子がうかがえる。先週ウィスコンシン(Wisconsin)州で行われた予備選では、サンダース氏が男性票の64%を獲得したと出口調査結果を、CNNテレビは伝えている。

 男性有権者たちは、クリントン氏の経済対策手腕を疑問視し、同氏は日和見主義で不誠実、少数派の権利や銃規制を擁護し、自分たちのことなど気にも掛けてくれないと、不平を漏らしている。

 さらに、隠れた性差別、オバマ大統領に対する白人リベラル派の失望、サンダース氏の経済面での大衆迎合主義といった要素も、反発を招く原因とされる。

■「笑顔足りない」と批判
 だが、男性票離れの問題は、クリントン氏が11月の本選で共和党候補と一騎打ちするにあたり、致命的ではないとしても深刻な弱みとなると専門家らはみている。相手がたとえ、女性の間で人気が低いトランプ氏だったとしてもだ。

 クリントン氏が女性初の大統領候補に指名される可能性のある予備選挙の段階でトランプ氏は、中絶経験のある女性は罰されるべきだと発言したり、気に入らない女性を軽蔑的な言葉で侮辱したりして、女性に対する態度を選挙運動の中核に置いた。

 男性コメンテーターらは、クリントン氏が笑顔を振りまかずにわめき散らしていると批判し、フェミニストや同氏の支持者らから怒りを買っている。

 キニピアック大学の世論調査によると、クリントン氏とトランプ氏の対決となれば、46%対40%の得票率でクリントン氏が勝つものの、白人男性票だけみれば34%対51%とトランプ氏に劣る見込みだ。一方サンダース氏であれば、全体でもトランプ氏に競り勝ち、さらに男性票だけに絞っても互角とみられている。

 ニューヨーク(New York)のハーレム(Harlem)地区での選挙集会に参加したクリントン氏の熱烈な支持者の男性(23)は、AFPに対し、同氏が女性であるがゆえに一般受けという意味で苦労することは「100%」間違いないと語る。「彼女の苦労はより大きいはずだ。バーニー・サンダースなら、壇上で好きなだけ大声で叫んで指を突き付け、意地悪く嘲笑的な態度だって取れる。だがヒラリー・クリントンは絶対にそんなことはできない。声を荒げようものなら、金切り声を上げていると批判される。ちょっと不公平だと思う」

 ただニューヨーク州アイオナ大学(Iona College)のジーニー・ゼイノ(Jeanne Zaino)教授(政治学)は、クリントン氏が依然首位を走っていることから、白人男性層からの支持を取り付けられない理由は性差別よりも主に政策によるものだと説明。サンダース氏には男性の共感を呼びやすい自由貿易や経済改革の問題で強みがある点を指摘した。【翻訳編集】 AFPBB News

3296チバQ:2016/04/13(水) 23:46:30
http://www.asahi.com/articles/ASJ4F2S6HJ4FUHBI012.html
トランプ氏阻止の筋書き崩れる ライアン氏、擁立論否定
ニューヨーク=金成隆一2016年4月13日13時28分
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 米大統領選の共和党候補者指名争いについて、同党のライアン下院議長は12日、ワシントンで会見し、「私は指名を受け入れるつもりはない」と断言した。予備選で首位を走るトランプ氏が代議員の過半数を得られなかった場合に備え、ライアン氏の擁立を期待する声が党内からあがっていた。

 ライアン氏は「候補になりたければ(予備選から)立候補して競うべきだ。そうしなかった私が擁立対象として検討されるべきではない」と述べた。「予備選を戦った人が指名されるべきだ」とも述べ、トランプ氏、クルーズ上院議員、ケーシック・オハイオ州知事の誰かが指名されるべきだとの考え方を明確にした。

 同党の指名争いは、トランプ氏が代議員の獲得数で総数の過半数に達し、指名を確実にできるかが焦点。過半数に届かず、7月の党大会での決選投票になった場合、党内の一部には、新たに擁立する候補に票を集め、トランプ氏らの指名を阻止する筋書きがあった。ライアン氏の名前はたびたびあがっていた。(ニューヨーク=金成隆一)

3297チバQ:2016/04/14(木) 22:01:11
http://www.yomiuri.共和候補争い、党大会決着が現実味…米大統領選
2016年04月14日 10時09分
 【ワシントン=三井誠】米大統領選の共和党指名候補争いで、優勢を保つ不動産王ドナルド・トランプ氏(69)が、7月の党大会までに指名獲得に必要な過半数の代議員を獲得できず、党大会決着にもつれ込むシナリオが現実味を帯びてきた。


 1回目の投票で候補が決まらず、過半数を獲得する候補が出るまで投票が繰り返される党大会になれば、64年ぶりで、1970年代に現在のような予備選が本格的に導入された後では初めてとなる。

 ◆外れる拘束

 現在の予備選・党員集会で選出される代議員のほとんどは投票者が選んだ候補を党大会で投票するよう拘束されている。通常の党大会は特定の候補者が代議員の過半数を事前に獲得するため勝敗が明らかで、「政治ショー」の側面が強い。どの候補も過半数を獲得できないまま党大会に突入した場合、「競争によって行われる党大会」となる。1回目の投票でどの候補も過半数を獲得できなければ、2回目以降は拘束が外れて自身の意思で投票できる代議員が増え、候補者間の代議員獲得を巡る選挙戦が活発化する。co.jp/world/20160414-OYT1T50050.html

3298チバQ:2016/04/14(木) 22:09:41
http://www.sankei.com/world/news/160414/wor1604140019-n1.html
2016.4.14 12:01
【米大統領選】
トランプ氏側近、不起訴へ 女性記者の腕つかむ 米サイト報道

 米南部フロリダ州の司法当局は、大統領選共和党候補指名を狙う実業家トランプ氏の選挙イベントで女性記者の腕をつかみ、暴行の疑いが持たれた同氏側近の選挙活動責任者を起訴しない方針を固めた。米政治専門サイトのポリティコが13日報じた。

 当時、保守系インターネットメディアに所属していた女性は3月8日、フロリダ州内での選挙イベントを取材。トランプ氏に質問しようと近づいたが、責任者が腕をつかんで制止した。女性は腕にあざができたとして刑事責任を求めていた。

 ポリティコは、女性が名誉毀損で訴える可能性があるとしている。(共同)

3299名無しさん:2016/04/16(土) 16:43:17
http://www.jiji.com/jc/article?g=int&amp;k=2016041300089
対立候補も政権で厚遇=トランプ氏、中傷後に秋波-米大統領選

 【ワシントンAFP=時事】米大統領選の共和党指名争いで首位の不動産王ドナルド・トランプ氏は、11日公表された米紙USAトゥデーのインタビューで、指名争いで激烈な中傷合戦を繰り広げた対立候補の中から、一部を政権の重要ポストに迎えることを検討していると語った。
 トランプ氏は、選挙戦で「リトル・マルコ」とののしったマルコ・ルビオ上院議員を「彼のことは好きだ。(政権入りも)考えられる」と評価。同じく既に選挙戦を撤退したスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事についても「彼をたたきのめしたが、ずっと好きだった」と秋波を送った。その上で「副大統領に考えている人物はいるが、誰にも名前は言っていない」と明かした。(2016/04/13-07:02)

3300チバQ:2016/04/17(日) 12:44:52
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160416X897.html
首都を51番目の州に=11月住民投票へ―米
04月16日 14:38時事通信

 【ワシントン時事】米首都ワシントンのバウザー市長は15日、ワシントンを米国の51番目の州に格上げすべきかどうか問う住民投票を、11月の大統領選に合わせて実施したい意向を明らかにした。ワシントン・ポスト紙などが報じた。

 ワシントンは現在、いずれの州にも属さない特別区。上院に議席はなく、下院に本会議での投票権がない代議員1人を送り出している。バウザー市長は市民らとの朝食会の席上、「私たちは市民としての権利を要求する」と語り、選挙権が制限されている現状を変革したいと強調した。

 ただ、投票の結果、州移行が多数を占めたとしても、連邦議会による法改正が必要になる。ワシントンでは民主党への支持が圧倒的に強く、議会審議で共和党が抵抗するのは確実とみられている。

3301チバQ:2016/04/17(日) 17:38:12
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016041700034&amp;g=int
クルーズ氏が代議員上積み=米大統領選


 【ワシントン時事】米大統領選の候補指名争いは16日、西部ワイオミング州で共和党の代議員選出手続きがあり、米メディアによると、テッド・クルーズ上院議員(45)がこの日選ばれた14人全員を獲得した。
 ワイオミング州は3月にも一部代議員を選んでおり、クルーズ氏が9人、首位に立つ実業家ドナルド・トランプ氏(69)は1人という結果だった。これまでの獲得代議員数を見ると、トランプ氏の勢いは落ちているものの、クルーズ氏に200人近い差をつけている。(2016/04/17-09:28)

3302とはずがたり:2016/04/17(日) 18:40:57
「ケリー広島献花」を受け止められなかったアメリカ
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2016/04/post-825_1.php
2016年04月12日(火)17時20分

今週11日、G7外相会議で広島を訪れたアメリカのケリー国務長官は、G7外相の一員として広島の原爆死没者慰霊碑に献花しました。また前後して、原爆資料館も見学しています。しかしこのニュース、アメリカの各メディアから基本的にスルーされました。

 日米の時差を考えても、アメリカの11日朝のニュースや朝刊には間に合わせようと思えばできたはずです。しかし朝の時点での扱いはほぼゼロでした。その代わり、ニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストなどは日中になって電子版で論評を出しました。

 テレビに関して言えば、報道は極めて限られています。CNNが短く編集したニュースをウェブに出しており、この映像は午後から夕方のニュースで放送した可能性はありますが、夕方以降の7時台、8時台のニュースでは取り上げられていません。

 3大ネットワークでは、例えばNBCの場合、朝のニュースでも扱わず、夕方6時半の「ナイトリーニュース」でも取り上げずに終わりました。ということは、メディアとしてはほぼスルーした格好です。

 ケリー長官は資料館見学について 「gut-wrenching」 つまりこの場合の訳としては「魂がねじれるような」経験だったと述べています。このコメントについては、私は誠実なものだったと思います。

 しかしながら現時点では、アメリカはこの「ケリー献花」という「事実」を受け止めきれていません。メディアが取り上げなかったということ、またケリー長官のコメントを補足する形で、国務省から「今回の献花は第二次大戦全体の犠牲者への追悼である」という「見解」が出たということは、要するにそういうことです。

 この点についてニューヨーク・タイムズは、興味深い掘り下げ方をしています。

 ジョナサン・ソーブル記者は、ケリー長官の献花を、オバマ大統領の広島献花につなげることが「可能か?」という一点にほぼ絞って分析をしています。そこで日米関係の専門家として、東京財団の渡部恒雄さん(ナベツネさんではありません。民主党の政治家だった渡部恒三さんのご子息です)から「日本人の多くはオバマ大統領が広島に来れば、仮に謝罪の言葉がなくても暖かく迎えるであろう」というコメントを取っています。

 一部からは批判も出るかもしれませんが、これは渡部さんのグッド・ジョブだと思います。ですが、ソーブル記者の記事の全体は、オバマ大統領が広島に行くことの是非について、何とも神経質に過ぎる書き方をしていて、とても気になります。

 一方でワシントン・ポストのキャロル・モレーロ記者の記事は、G7外相会議の位置づけとして「核拡散防止」というテーマがあったことなど、「ケリー献花」がどのような位置づけで行われたのかを正確に説明する記事で好感が持てました。

3303とはずがたり:2016/04/17(日) 18:41:08
>>3302-3303
 興味深かったのは、記事がトランプの「アメリカによる韓国と日本の防衛責任を放棄させる代わりに、両国に核武装を認める」という発言を意識して書かれていたということです。岸田外相がこのG7外相会議の会見で、このトランプ発言を踏まえての質問に対して「日本は核武装の意思なし」ということを明確にしたことを含めて、トランプの発言がこのG7での「核拡散防止」の努力から見て「ズレまくっている」ことを訴えようとしていました。

 しかしそれでも、このモレーロ記者の記事も決して「オバマ大統領の広島訪問」への応援にはなっていません。

 オバマの広島訪問の可能性ですが、今回の「ケリー献花」を主要メディアがスルーしたということも含めて、背景には2つの問題があるように思います。

 1点目は、ヒラリー・クリントン候補が予備選を勝ち抜くまでは気が許せないという問題です。オバマ大統領は、ここへ来て「リビアで性急なカダフィ打倒を支援したのは、自分の在職中最大の誤り」だと認めていますが、これはヒラリーに対して「悪いのはヒラリーではなく自分」だとする一種の援護射撃と理解ができます。

 その一方で、メール問題でのヒラリーの訴追に関しては否定的なコメントを大統領として出すなど、自分の後継者として「明確な支持」は出せないものの、何とか支援ができないか、かなり気を遣っているようです。こうした点から考えると、少なくともヒラリーが予備選の勝利を確定させるまでは、オバマとしてはあまり冒険はできないという事情がありそうです。

 2点目は、今年の大統領選予備選を通じて「孤立主義」あるいは「一国主義」的な感情論が飛び交っていることです。そんな中で、「大統領が広島で献花を行って、合衆国として謝罪するとは何事だ」的な「反対の感情論」に火をつけては大変なことになる、そんな慎重姿勢があるように思います。

 今回の「ケリー献花」を、アメリカメディアが「受け止められなかった」のは事実で、その延長で考えると、オバマ大統領の広島訪問の可能性にも不透明さを感じざるを得ません。現時点では45%程度と考えるのが妥当かもしれません。

 そうだとしても、ケリー長官のコメントは、一人の人間として立派なものでした。報道によれば、予定外の行動として原爆ドームへ足を運んだり、広島城を見学したりして、警備当局は大変だったようですが、この広島という土地への深い思いがそうさせたのでしょう。その行動がジョン・ケリーという人物のクオリティを証明している、私はそう思います。

3304チバQ:2016/04/17(日) 20:33:03
http://mainichi.jp/articles/20160416/k00/00m/030/068000c
米大統領選
大票田NYで激論 民主の2氏

毎日新聞2016年4月15日 20時00分(最終更新 4月15日 22時06分)

 【ニューヨーク長野宏美】米大統領選に向けた候補指名を争うニューヨーク州予備選を19日に控え、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)とバーニー・サンダース上院議員(74)による討論会が14日、当地で開かれた。全米で2番目に多い代議員291人を抱える大票田。指名争いに影響を与えかねないだけに、両者は激しい論戦を展開した。

 サンダース氏は「クリントン氏はかつてイラク戦争に賛成し、雇用を奪う貿易協定も支持した」と指摘し「その判断力を疑う」と批判した。

 クリントン氏は「サンダース氏は銀行解体など彼の中核的な主張に関して答えるにも苦労し、外交政策を問われても答えられない。大統領と最高司令官としての判断力を持つ必要がある」と反論した。

 サンダース氏は3月下旬から予備選・党員集会で7連勝し、勢いづいている。格差是正を唱え、反ウォール街を掲げるだけあって、13日にはウォール街を抱えるニューヨーク市の集会に若者ら2万7000人(陣営発表)が集まった。

 これまでの獲得代議員数ではクリントン氏が優位に立つが、予想外の長期戦を強いられている。同州選出の上院議員だったクリントン氏としては、勝利は譲れない。世論調査で同州での支持率はクリントン氏が2桁リードしている。

 サンダース氏も同州ブルックリンで生まれ育ち「地元」であることを強調している。

3305チバQ:2016/04/18(月) 00:38:53
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160412-OYT1T50042.html?from=yartcl_outbrain1
城見学・街で夕食…ケリー氏の予定外行動に驚き
2016年04月12日 10時54分
 広島城(広島市中区)の見学に繁華街での夕食――。

 厳戒な警備が求められる米国のケリー国務長官一行の11日の会合終了後の「予定外の行動」に、広島県警は迅速な対応を迫られた。

 午後6時10分頃、割烹かっぽう・安芸茶寮(中区)にケリー氏一行が到着、報道陣に手を振りながら店に入った。店によると1時間半かけて、ケネディ駐日米大使らと共に、すしやよもぎ豆腐などを食べたという。10日、関係者から来店の打診があり、同店では「いきなりだったので驚いた」。

 午後3時40分頃にも一行は広島城を訪問、天守閣から原爆ドームなどを眺めた。案内役を務めた中木啓・同城館長によると、来訪は県警などから直前に伝えられたという。「突然の訪問で驚いたが、熱心に見ていただけた。天守閣は原爆で倒壊し、復元されたことなどを説明したが、(ケリー長官は)うなずいているようだった」。

3306チバQ:2016/04/18(月) 00:48:11
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/article/239086
米大統領選、共和党指名68年ぶり決選投票? トランプ氏不利との見方も
2016年04月18日 00時02分

写真を見る

 【ワシントン山崎健】熱を帯びる米大統領選の共和党候補者指名争いは、首位を走る実業家トランプ氏が指名獲得に必要な過半数の代議員を予備選・党員集会で確保できるかが微妙になり、7月の党大会で決着する可能性が増している。党大会での「決選投票」になれば共和党では68年ぶり。トランプ氏にとっては不利になるとの見方もある。

 今年の共和党大会は中西部オハイオ州クリーブランドで7月18〜21日に開催。各州・地域代表の2472人の代議員が、党大統領候補を決める投票を行い、過半数の1237人に達した人物が指名を獲得する。

 1回目の投票では大半の代議員が予備選・党員集会の結果に従って投票。過半数獲得者がおらず決選投票になると、各州の規則により2回目では全体の約6割が自由投票になる。それでも決まらなければ3回目では約8割、4回目になればさらに多くの代議員が自由投票になり、多数派工作が勝負の鍵を握る。

 ■周到なクルーズ氏

 AP通信の集計では16日現在、共和党候補の獲得代議員数はトランプ氏747人、クルーズ上院議員559人、ケーシック・オハイオ州知事144人。

 米メディアによると、各陣営は決選投票を想定し、2回目以降の投票での支持獲得に向け、大会参加が決まった代議員への個別の働きかけを水面下で既に活発化させているという。特にクルーズ氏陣営の周到な動きが目立っているとされ、複数の米メディアは決選投票ではトランプ氏からクルーズ氏に乗り換える代議員が相次ぎ、トランプ氏が不利になると見通している。

 一方、撤退したルビオ上院議員、ブッシュ元フロリダ州知事、元神経外科医カーソン氏が獲得した計180人超の代議員の扱いは州によって異なる。残っている候補に振り分けたり、1回目から自由投票を認めたりするなどさまざま。ただ、ルビオ氏は決選投票になった場合、自身が主流派の一本化候補として再び浮上することにわずかな望みを託し、撤退前に獲得した約170人の代議員を他の候補に振り分けたりしないよう関係州に通知、1回目は自分に投票するよう求めている。

 ブッシュ、カーソン両氏は撤退後、それぞれクルーズ氏、トランプ氏支持を表明したが、代議員はそれに従う義務はない。

 ■逆転なら混乱必至

 また同党は指名獲得条件として8州以上の予備選などで代議員の過半数を獲得していなければならないとも規定し、現時点でトランプ、クルーズ両氏がクリア。排外主義的なトランプ氏の指名獲得阻止を目指す党主流派は大会前にルールを変更し、指名争いに参加していない人物を担ぎ出す奇策を練っているともいわれる。

 共和党大会での決選投票は過去10回あり、最後は1948年にさかのぼる。民主党は52年が最後。共和党の10回中7回は、大会前に最も支持を集めていた候補が敗退。決選投票は党内に亀裂を生み、48年の共和党、52年の民主党とも本選挙では敗れた。

 仮にトランプ氏が6月まで続く指名レースを1位で通過しながら党大会で別の人物が逆転で指名を獲得する事態になれば、トランプ氏や支持者が猛反発し党大会が混乱するのは必至。トランプ氏の無所属出馬もあり得る。党の結束は乱れ、共和党の8年ぶりの政権奪還は困難になる。

=2016/04/18付 西日本新聞朝刊=

3307チバQ:2016/04/19(火) 22:56:06
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/article/239398
サンダース旋風 民主分断 きょうニューヨーク州予備選 支持者、クリントン氏に嫌悪感
2016年04月19日 01時34分
【ニューヨーク山崎健】米大統領選の民主、共和両党の候補者指名争いは19日、大票田ニューヨーク州の予備選が行われる。民主党は、同州選出の上院議員だったクリントン前国務長官(68)が依然優勢だが、このところ連勝中のサンダース上院議員(74)が対決姿勢を強め、激しく追い上げる。17日、ニューヨーク市ブルックリンであったサンダース氏の集会を訪れると、選挙戦を巡る党内の分断が鮮明になっていた。

 森の中に続く長蛇の列に並び会場まで歩くこと約30分。ブルックリンにある広大なプロスペクト公園には、サンダース氏の集会では過去最高の約2万9千人(主催者発表)が詰めかけていた。

 「政治革命にようこそ!」。汗ばむほどの強い西日を浴びながらサンダース氏が第一声を発すると、「未来を信じる」と書かれた青いプラカードがあちこちで大きく揺れた。

 バーモント州選出の上院議員ながら少年時代はブルックリンで育ったサンダース氏。約1時間の演説の中心は、最近激しさを増しているライバル攻撃だ。「私はクリントン氏の判断力を疑問視している」。上院議員時代にイラク戦争に賛成票を投じたことをやり玉に挙げると、会場に大ブーイングが響き渡った。

 AP通信によると獲得代議員総数はクリントン氏1758人、サンダース氏1069人。指名獲得に必要な過半数(2383人)確保に向けクリントン氏優勢だが、サンダース氏は直近の予備選などで7連勝。勢いの差は歴然だ。

 同州でも3月にはクリントン氏が支持率で50ポイント近く差をつけていたのに、最近では10ポイント台に縮まったとの世論調査もある。いらだつクリントン氏が今月初旬、サンダース氏は「勉強不足」と指摘したことから、両者が互いの「大統領としての資質」に疑問を投げ合う展開となり感情的対立が深まっている。

   ■     ■

 サンダース氏支持者の中心は「格差是正」の訴えに共鳴する熱狂的な学生が多いとされるが、会場には親子連れや社会人とみられる人も目立ち支持の広がりをうかがわせた。

 会社員男性のマーク・デービスさん(26)は支持の最大の理由に「信用性」を挙げた。愚直な主張にぶれはない。それは政策に一貫性がないとも指摘されるクリントン氏を「信用できない」とする国民が多数を占める状況を反映する。

 さらに「大型献金中心のクリントン氏と違い、多くの一般市民からの小口献金で支えられているところが魅力。勝てない可能性が高いと分かっていても彼を応援したいのです」。

 候補者同士が敵意をむき出しにする現状は党内の亀裂を生み、秋の本選挙で党の団結を阻害するのではとの見方もある。米メディアによると、特にサンダース氏支持者にクリントン氏への嫌悪感が強いとされる。

 クリントン氏が指名されたら本選挙で投票するかと尋ねたらデービスさんは「イエス」と答えた。しかし一緒に来た男性弁護士のジョシュア・クラビッツさん(25)は即座に「ノー」。「私の一票は神聖なものだ。気に食わない人には絶対あげられない」と語った。

=2016/04/19付 西日本新聞朝刊=

3308チバQ:2016/04/19(火) 22:57:53
http://www.sankei.com/world/news/160418/wor1604180028-n1.html
2016.4.18 20:27
【米大統領選】
“2強”が大票田NYで勝負 左傾化するクリントン氏、トランプ氏は過半数へ正念場
 米大統領選の候補指名争いをめぐるニューヨーク州予備選が19日に実施される。民主党は、ヒラリー・クリントン前国務長官(68)が「経済参謀」を活用して反ウォール街の姿勢を強めている。共和党は、不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)が代議員の過半数獲得へ近づけるかが焦点だ。

■大企業とのつながりに嫌気

 ニューヨーク州予備選を前に、クリントン前国務長官の経済参謀2人が事業家を相手に電話会談を催した。2人は、エコノミストと元投資銀行マンで、雇用確保や産業競争力といった経済政策をクリントン候補に助言している。

 両名が強調したのは、「米国の雇用が第一」という考え。製造業回帰を軸に、雇用を生んだ企業に税制優遇措置を与える政策を提案し、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)には「小さな製造業が対応するのが難しい」と否定的な見方を示した。

 クリントン氏はオバマ政権の国務長官時代にTPPの旗振り役だったことで知られる。経済政策に関しては共和党に近い自由主義者だったはずだ。

 だが、経済参謀らは「管理貿易者」的な立ち位置を示唆し、企業の海外課税強化にもこだわった。クリントン陣営の経済政策が「左傾化」し始めた証拠だ。

「演説内容を開示すべきではないのか?」。14日、ニューヨーク市で開催した候補者討論会で、クリントン氏の対抗馬であるバーニー・サンダース上院議員(74)がクリントン氏を問い詰めた。クリントン氏が高額報酬を対価に、米銀向けに講演した過去を批判した。

 3月以降にサンダース氏が追い上げを見せているのは、クリントン氏のウォール街や大企業とのつながりが嫌気されているからだ。

 ニューヨーク州は大票田だ。事前の世論調査ではクリントン氏が10ポイントほど先行する。党候補の指名獲得に必要な代議員総数でも、クリントン氏はサンダース氏に勝るが、「金権主義」批判で人気のあるサンダース氏の勢いが増したため、クリントン氏は「左傾化」路線に軌道修正した。「黒人女性の若年層がサンダース氏支持に回っている」(米ハーバード大のエリザベス・ヒントン助教授)という。

 クリントン氏は、「身内」ともいえるウォール街もたたき始めた。自説を曲げるクリントン氏の姿勢は、予断を許さないニューヨーク州予備選の行方と同氏の焦りを象徴している。(ニューヨーク 松浦肇)


■地元で勢い取り戻せるか

 共和党の大統領候補指名争いで先行するトランプ氏にとって、ニューヨーク州予備選は重要な意味を持つ。指名候補決定のため、7月の党全国大会に送り込まれる代議員の過半数に届くかを占う戦いになるからだ。一方、追うテッド・クルーズ上院議員(45)がトランプ氏を過半数割れに追い込み、決選投票で逆転劇を演じるには、大票田の同州で可能な限り上積みすることが必須だ。

 トランプ氏は「これまでに最も多くの代議員を得てきたのは私であり、誰も近づけない。(過半数の)1237人に届くはずだ」と自信を強める。米CNNテレビ(電子版)によると、トランプ氏の獲得代議員数は758人。残る16州の戦いで6割程度の代議員を獲得しなくてはならず、ハードルは決して低くはない。

 ニューヨーク州の代議員数は全米4位の95人。1位の172人を奪い合うカリフォルニア州(6月7日)と合わせれば、残る代議員数の3分の1に達する。それだけに絶対に落とせない戦いだ。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による最近の世論調査平均値(17日現在)はトランプ氏が52・2%、ジョン・ケーシック・オハイオ州知事(63)が23・2%、クルーズ氏が17・8%。地元ニューヨーク市出身のトランプ氏が他を圧倒する。

 ニューヨーク州の代議員95人は比例配分方式で選ばれるが、得票率が20%に届かない候補には配分されない。最近、劣勢のトランプ氏にはクルーズ氏を突き放し、終盤戦に向けて勢いを取り戻す好機となる。

 一方のクルーズ氏はトランプ氏を過半数割れに追い込むには、同州はもとよりカリフォルニア州などリベラル色の強い州の有権者を味方に付ける必要がある。(ワシントン 加納宏幸)

3309チバQ:2016/04/19(火) 23:40:06
http://mainichi.jp/articles/20160420/k00/00m/030/057000c
米大統領選
トランプ氏とクリントン氏、NY州で復権狙う

毎日新聞2016年4月19日 19時47分(最終更新 4月19日 19時47分)
 【ニューヨーク國枝すみれ】米大統領選に向けた民主、共和両党の候補指名争いで、東部ニューヨーク州予備選の投票が19日午前6時(日本時間同日午後7時)から、始まった。共和党の実業家ドナルド・トランプ氏(69)、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)の両トップランナーは最近、苦戦が続いており、それぞれの地元で大票田でもある同州で勝利し、勢いを取り戻せるかが注目される。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた今月6〜17日の世論調査の平均値によれば、共和党は、トランプ氏が53.1%▽ジョン・ケーシック・オハイオ州知事(63)が22.8%▽テッド・クルーズ上院議員(45)が18.1%--の順。圧倒的なリードを保つトランプ氏は、ニューヨーク州の代議員95人の総取りを狙っている。

 トランプ氏は自身の失言などが続いた中で、今月5日の中西部ウィスコンシン州予備選ではクルーズ氏に大敗し、「潮目が変わった」との見方も出た。

 6月7日まで続く予備選・党員集会で、指名獲得に必要な総代議員の過半数を確保できない場合、7月の党大会での決選投票となる。党指導部と対立し、代議員制を「ゆがんでいる」と批判するトランプ氏にとっては不利だ。ニューヨーク州で圧倒的な強さを見せ、カリフォルニア州など残る大票田で勝利につなげたい考えだ。

 一方、民主党では、クリントン氏の支持率が53.1%で、41.4%のバーニー・サンダース上院議員(74)をリードする。組織力と資金力で勝るクリントン氏だが、3月下旬以降の予備選・党員集会ではサンダース氏が7連勝中。全米での支持率で両者の差は2ポイント以内まで縮小した。ニューヨーク州の代議員数は291人(特別代議員含む)で、比例配分方式となっている。

 同州にはトランプ氏が居を構え、同州選出の上院議員だったクリントン氏の地盤。サンダース氏にとっては出生地だ。3人とも「地元」を強調し、激しい争いを繰り広げてきた。

3310チバQ:2016/04/20(水) 00:20:18
http://this.kiji.is/94696200663385596?c=39546741839462401
トランプ氏、党と対決色
「民意無視」と批判
2016/4/18 16:53

 17日、ニューヨーク市内での共和党のイベントで演説するトランプ氏(ロイター=共同)
 【ワシントン共同】米大統領選の共和党候補指名争いで首位の実業家トランプ氏(69)が、7月の党大会を見据え、指名獲得阻止を狙う党主流派との対決色を強めている。西部コロラド州とワイオミング州で有権者の投票なしに2位のクルーズ上院議員(45)の勝利が決まったことに不満を強め「民意を無視した」と批判している。

 トランプ氏は15日付のウォールストリート・ジャーナル紙への寄稿で「私の選挙戦略は有権者と共に勝つこと。クルーズ氏の戦略は有権者抜きの勝利だ」と皮肉った。

3311とはずがたり:2016/04/20(水) 09:57:01
代議員の投票行動への縛りも含めてやたら複雑で判りにくいわな。。
保守強硬派のクルーズ氏とアメリカ的には極左のサンダース氏の対決だと流石にクルーズ氏が有利か?穏健派のルビオ氏取り込めば盤石だろう。クリントン女史は嫌われすぎだなぁ(;´Д`)
もしサンダース氏が候補者なって中道寄りの副大統領候補を誰か据ゑられるのか?

クルーズ陣営、共和党の代議員選出方法を攻撃するトランプを批判
トランプ陣営が大敗しつつあるため、代議員の選出過程に文句を付け始めたと指摘
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/04/post-4935.php
2016年4月19日(火)10時52分

4月17日、米大統領選で共和党候補指名を目指すテッド・クルーズ上院議員(写真)の陣営担当者が、ライバルのドナルド・トランプ氏の陣営は候補者選出過程が自分に不利に作り替え、「非民主的な途上国のようなアプローチ」を取っていると批判した。写真はニューヨークで15日撮影(2016年 ロイター/Carlo Allegri)
 米大統領選で共和党候補指名を目指すテッド・クルーズ上院議員の陣営担当者が、ライバルのドナルド・トランプ氏の陣営は候補者選出過程が自分に不利に作り替えられていると主張するなど、「非民主的な途上国のようなアプローチ」を取っていると批判した。

 同担当者はABCの番組で、トランプ陣営は「大敗しつつある」ため、党大会で投票を行う代議員の選出過程に文句を付け始めた、と指摘した。

 トランプ氏はニューヨークで行った記者会見で、複雑な代議員獲得方式を追い風にクルーズ議員が勝利していることにいらだちを隠さず、代議員が投票で決まらない方式は「歪んでいる」と批判した。

 代議員選出の方法は州によっても異なり、得票数に応じた単純割り当てではない。

 共和党全国委員会のプリーバス委員長は、17日に複数のインタビューに応じ、代議員選出ルールがトランプ氏に不利に作られているわけではないとあらためて言明した。
[ワシントン 17日 ロイター]

米共和党クルーズ氏、副大統領候補で選考でルビオ氏を高く評価
7月の党大会で決選投票になった場合は指名を獲得できる、と自信を示す
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/04/post-4911.php
2016年4月14日(木)19時01分

4月13日、米大統領選で共和党候補の指名獲得を目指すテッド・クルーズ上院議員(写真)は、大統領候補となった場合に指名する副大統領候補を検討していると明らかにするとともに、指名争いから先月撤退したマルコ・ルビオ上院議員を高く評価した。ペンシルベニア州で撮影(2016年 ロイター/Carlo Allegri)
 米大統領選で共和党候補の指名獲得を目指すテッド・クルーズ上院議員は13日、大統領候補となった場合に指名する副大統領候補を検討していると明らかにするとともに、指名争いから先月撤退したマルコ・ルビオ上院議員を高く評価した。

 クルーズ氏はこの日、CNNのタウンホールイベントに家族と参加。選挙活動について語ったほか、家庭での顔を披露する場面もあった。

 指名争いで現在2位のクルーズ氏は、首位を走るドナルド・トランプ氏との差を縮め、7月の党大会での決選投票に持ち込んだ場合、指名を獲得できると自信を示した。

 また、検討中の副大統領候補の名前を挙げることはなかったものの、「多くの選択肢を検討している」と発言。

 ルビオ氏について聞かれると「優れたコミュニケーション能力の持ち主」と評価し、副大統領候補として考えるのは「当然」と語った。
[ワシントン 13日 ロイター]

3312チバQ:2016/04/20(水) 20:41:56
http://www.cnn.co.jp/usa/35081482.html
ニューヨーク予備選 トランプ、クリントン両氏の勝利確実
2016.04.20 Wed posted at 12:00 JST

ニューヨーク(CNN) 米大統領選に向けた民主、共和両党の候補者指名争いは19日、大票田のニューヨークでそれぞれ予備選が実施された。CNNの予想によると、共和党では実業家ドナルド・トランプ氏、民主党ではヒラリー・クリントン前国務長官の勝利が確実になった。
大統領選の指名争いでニューヨーク州がカギを握るのは数十年ぶり。共和党でトップを走るトランプ氏と民主党の最有力候補クリントン氏はともにこのところ連敗を喫し、同州での巻き返しを図ってきた。
共和党のニューヨーク州予備選では95人の代議員が比例配分される。トランプ氏は今夏の党大会までに指名を確定するため、出身地の同州で全代議員を獲得する大勝を狙っていた。それには14人が配分される州全体と、27の各選挙区で過半数の票を確保する必要がある。午後10時時点のCNN予想では、同氏が州全体での過半数を勝ち取ることが確実となった。

同党では2番手のテッド・クルーズ上院議員が最近、コロラド州をはじめとする各州の複雑な代議員選出手続きを経て着実に勝利を重ねてきたのに対し、トランプ氏は指名レースのルールが「不公平」との主張を強めていた。
一方、247人の代議員がかかる民主党の予備選では、クリントン氏が最近の指名レース9戦中8勝を収めたライバル、バーニー・サンダース上院議員の勢いに歯止めをかけた。
クリントン氏は勝利を受け、「ありがとう、ニューヨーク」とツイートした。

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016042000218&amp;g=int
両党首位が挽回の勝利=NY州「地元」予備選-米大統領選
 【ニューヨーク時事】米大統領選の共和、民主両党候補指名争いは19日、ニューヨーク州予備選が実施された。米メディアによると、共和党首位の実業家ドナルド・トランプ氏(69)と民主党トップのヒラリー・クリントン前国務長官(68)が勝利した。両候補は最近の指名争いで劣勢だったが、全米有数の代議員数を擁するニューヨークで巻き返した格好だ。
 トランプ氏と民主党のバーニー・サンダース上院議員(74)はニューヨーク市出身で、クリントン氏はニューヨーク州選出の上院議員だった。3氏は「地元」で威信を懸けた選挙戦を展開した。トランプ氏とクリントン氏は獲得代議員数で優位に立っているが、3月下旬以降の指名争いで連敗しただけに、負けられない戦いだった。

19日、米ニューヨーク州予備選で勝利した民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(AFP=時事)
 圧勝したトランプ氏は19日夜、「最終的に誰の予想も超える代議員を取る」と宣言。クリントン氏は「レースはホームストレッチに入り、勝利が見えてきた」と明言した。共和党は2位にジョン・ケーシック・オハイオ州知事(63)が入り、獲得代議員数で2番手のテッド・クルーズ上院議員(45)は3位だった。
 ニューヨーク・タイムズ紙の途中集計では、民主党が予備選の結果に関係なく支持候補を決める特別代議員を含め代議員291人のうちクリントン氏が135人、サンダース氏が104人を獲得。共和党は95人で、トランプ氏が89人、ケーシック氏が3人となっている。(2016/04/20-13:26)

3313チバQ:2016/04/20(水) 20:42:39
http://www.yomiuri.co.jp/world/20160420-OYT1T50041.html
トランプ氏圧勝、クリントン氏も勝利へ…NY州
2016年04月20日 13時27分
19日、ニューヨークで開かれた集会で演説するトランプ氏(ロイター)
19日、ニューヨークで開かれた集会で演説するトランプ氏(ロイター)

 【ニューヨーク=黒見周平、水野哲也】米大統領選の民主、共和両党の指名候補争いは19日夜(日本時間20日午前)、ニューヨーク州で予備選の開票が行われ、共和党の不動産王ドナルド・トランプ氏(69)と民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)が勝利を確実にした。

 トランプ氏は、州内27選挙区の大半で、代議員を総取りできる特例が適用される得票率50%を超え、同州の代議員95人をほぼ独占する見通しだ。トランプ氏は今月上旬のウィスコンシン州予備選でテッド・クルーズ上院議員(45)に敗れ、勢いが鈍っていたが、地元での圧勝で、指名獲得に必要な全国の代議員の過半数1237人の獲得に向け、勢いを取り戻した格好だ。

 トランプ氏は19日夜、マンハッタンの「トランプ・タワー」で勝利演説し、「我々はどんな予想よりも多くの代議員を獲得できるだろう」と語った。

2016年04月20日 13時27分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

3314チバQ:2016/04/20(水) 20:43:44
http://www.sankei.com/world/news/160420/wor1604200021-n1.html
2016.4.20 18:31
【米大統領選】
トランプ氏は過半数に望み 逆転目指す「目障り」なクルーズ氏

 【ワシントン=加納宏幸】トランプ氏は地元・ニューヨーク州予備選での圧勝の勢いを、目標とする代議員の過半数1237人の獲得につなげたい考えだ。

 マンハッタンのトランプ・タワーで勝利を宣言したトランプ氏。過半数に望みをつなぐだけに、2位のテッド・クルーズ上院議員(45)は引き続き、トランプ氏には目障りな存在となりそうだ。

 「これからの選挙戦はあまり深刻ではない。クルーズ氏は数学的にみて排除された」。トランプ氏はニューヨーク州で惨敗したクルーズ氏を当てこすった。

 トランプ氏が首位のまま6月7日までの予備選・党員集会を終えることはほぼ確実だが、代議員の過半数を確保できなければ、7月18〜21日にオハイオ州クリーブランドで開かれる党全国大会の決選投票で逆転される恐れがある。

 決選投票では、2回目で約6割、3回目で約8割の代議員が各州の予備選・党員集会で定められた投票先の拘束が解かれる。このため、クルーズ氏は水面下で代議員への説得工作を進めている。

 トランプ氏の過半数獲得はなお容易ではなく、同氏は逆転勝利を許す仕組みを「不正だ」「公平ではない」と批判。過半数に届かなくとも、首位の候補が指名されるべきだと主張する。今回の勝利宣言の際にも、「投票によらなければ代議員を取るべきではない」と牽制(けんせい)した。共和党全国委員会の一部からも、過半数に届かなくても100人余りの差をつけていれば、首位の候補を指名すべきだとの意見が出ている。

 一方、クルーズ氏にとってニューヨーク州での敗退は織り込み済み。26日の東部5州、6月7日の最大の票田カリフォルニア州に望みをかける。東部5州で最も代議員数が多いペンシルベニア州で今回の結果を見届けたクルーズ氏は、「トランプ現象」で分裂した党の団結を訴えた。

 だが、ニューヨーク州での米CNNテレビの出口調査では、代議員数が過半数に届かなくても首位が指名を受けるべきだとの回答が約7割を占め、「民意」にあらがうのは難しくなっている。

3315チバQ:2016/04/20(水) 20:44:22
http://www.cnn.co.jp/usa/35081515.html
NY予備選、大差の結果にみる5つのポイント
2016.04.20 Wed posted at 20:12 JST
(CNN) 米大統領選の党候補者指名を争うニューヨーク州の予備選で、共和党は実業家のドナルド・トランプ氏、民主党はクリントン前国務長官が勝利を収め、両氏とも指名獲得に大きく近づいた。同州の結果から分かったことを5つのポイントにまとめる。
1.トランプ氏、地元で圧巻の強さ
トランプ氏はニューヨーク市のクイーンズ区出身。このところ陣営幹部が交代したり獲得したはずの代議員を奪い取られたり、人工妊娠中絶をめぐる発言が批判を浴びたりと、良い話のなかった同氏だが、ライバルのテッド・クルーズ上院議員、ジョン・ケーシック・オハイオ州知事を引き離して圧勝した。また同州の共和党員を対象とした出口調査では、本選で民主党のクリントン氏に勝てる可能性が最も高い候補とみられていることが分かった。
自身のビジネス拠点、トランプ・タワーで有力者らとともに檀上に立った同氏は「テレビで見る限り、もはや大したレースではない」と述べ、クルーズ氏は「数字の上でほぼ排除された」との見方を示した。
クルーズ陣営が最近になって代議員数を着実に伸ばしてきたことに対し、トランプ氏は19日、党が自分から「選挙を取り上げようとしている」と改めて主張。ニューヨーク州の争いは有権者が投票所に出向いて票を投じる公平な形式だったと強調し、党員集会や州党大会を得意としてきたクルーズ氏を批判した。さらに、こうした方式の選挙は「不正に操作されている」との説を展開した。
今後、第2の「スーパーチューズデー」とも呼ばれる26日には、メリーランドやペンシルベニアなど北東部諸州での争いが控えている。トランプ氏はこれらの州でも好意的に迎えられる見通しだ。
2.クリントン氏も望み通りの大勝
クリントン氏もニューヨーク州とは深いかかわりがあり、勝利演説でも「今回の予備選には個人的な思い入れがあった」と述べた。
同氏が圧勝したことにより、ライバルのバーニー・サンダース上院議員が追いつくことはますます困難になった。クリントン氏はすでに本選を意識しているとみられ、祝勝会では指名獲得の暁に協力を請うことになるサンダース氏の支持者らに向けて「私たちの間を分かつものよりも、結びつけるものの方がはるかに多い」と呼び掛けた。
サンダース氏がここで勝利をつかめれば、形勢逆転のチャンスもあった。その可能性が消えた今、クリントン氏はさらに勝利を積み上げていく必要がある。3月1日のスーパーチューズデーで圧勝した後、ミシガン州を落とした時のような失敗を繰り返すわけにはいかない。
ニューヨーク州の出口調査では、30〜49歳の層でクリントン氏への支持が特に目立った。同氏はまた、人種的少数派や女性、高齢者らの間で強みを発揮した。一方サンダース氏は、18〜29歳の層や男性、白人の支持率でクリントン氏を上回った。今後レースの行方を左右するニュージャージー州やカリフォルニア州の有権者もニューヨーク州と同様の構成になるため、サンダース氏は苦戦を強いられそうだ。

3316チバQ:2016/04/20(水) 20:44:52
3.残念な結果に終わったサンダース氏
クリントン氏の支持団体が19日に指摘したところによると、サンダース氏はニューヨーク州の予備選に「勝つ」という発言を少なくとも27回繰り返していた。同氏はこの2週間、出身地のニューヨーク市ブルックリン区にほぼ泊まり込む態勢で支持を訴えていた。
サンダース氏は19日夜、ペンシルベニア州での演説でクリントン氏の勝利に祝福の言葉を贈る一方、ニューヨーク州の予備選は登録済みの党員に限定した「クローズド」方式だったことが問題だと述べた。この方式のために、同氏は他州で強みを発揮した無党派層から力を借りることができなかった。演説では「現行の方式は間違っている。将来は変更するべきだ」と主張した。

しかし26日に民主党予備選が実施されるペンシルベニア、メリーランド、コネティカット、デラウェア、ロードアイランド各州のうち、無党派層も投票できるオープン方式はロードアイランドのみ。サンダース氏はまたしても同じ問題に直面することになる。
サンダース氏の支持者らはさらに、ブルックリン区の党員登録名簿から昨年秋以降、12万6000人の名前が外されていたとの報道も例に挙げ、ニューヨーク州のレースは不公平だったと訴えている。
CNNの政治評論家によると、サンダース氏が克服できていない根本的な弱点は、黒人票を取り込めないことだという。ニューヨーク州では黒人指導者や関連団体に働きかけ、黒人の歌手や俳優が出演する広告を流したが、支持率を上げることはできなかった。同州でできなかったとすれば、この先の見通しも不透明だと言わざるを得ない。
4.クルーズ氏の長い夜とケーシック氏のピザ作戦
クルーズ氏は19日夜、ペンシルベニア州フィラデルフィアで演説した。ニューヨーク州の結果が出る前のタイミングだったため、同州予備選で3位に終わり、獲得代議員数はゼロという屈辱に言及する場面は避けられた。
ニューヨークのことには何も触れず、「その州出身の候補者が勝つのは当然だ」と、トランプ氏の勝利を暗に受け流した。
クルーズ氏が選んだ演説の場所やタイミングからは、ニューヨーク州での勝利は期待していなかったことがうかがえる。同氏の側近らは事前に、同州で配分される代議員95人のうち、トランプ氏が獲得する人数を90人未満に抑えられれば、それだけでも立派な成果だと話していた。

ケーシック氏はピザ店やデリを回る食べ歩き作戦で、トランプ氏に大差をつけられながらも2位に入り、一握りの代議員を獲得。トランプ氏が狙った「総取り」を阻止した。来週、穏健な郊外の選挙区で代議員を集め、そこから「クリントン氏と闘える唯一の共和党候補」として党大会での決着を目指したい構えだ。

3317チバQ:2016/04/20(水) 20:46:24
5.民主党は活性化、共和党は分断懸念
民主党の指名争いは最近ますます過熱気味で、個人的な非難合戦の様相を呈している。しかし出口調査では民主党員の67%が、この争いは党を活性化させていると回答。逆に党を分断していると答えた人は29%だった。
クリントン陣営の報道責任者は、サンダース氏がレースに残留することは「民主党にとっても米国にとっても非生産的」だと批判する。しかし長期的な目で見れば、民主党員がレースに強い関心を持つことが、本選に向けて党の結束を強める助けとなる可能性もある。
一方、共和党では、指名争いで党が分断されているとの回答が60%を占め、活性化されたとの回答は36%にとどまった。
これは、首位に立つトランプ氏が指名手続きを「不正」と非難し続けているためかもしれない。最終的に候補者が決まった後、党内をまとめるのに手間取る恐れもありそうだ。


http://www.cnn.co.jp/special/us_election2016/#election2016
CNN代議員数集計
共和党
    
全代議員数:2472
トランプ847
クルーズ533
ケーシック148
ルビオ173
カーソン9
ブッシュ4

民主党
    
全代議員数:4765
クリントン1930
サンダース1223
オマリー0
CNN代議員数集計は予備選及び党員集会の結果と、民主党の「特別代議員」及び共和党の「非誓約代議員」に関するCNNの独自調査に基づく

3318チバQ:2016/04/20(水) 21:11:33
http://www.sankei.com/world/news/160420/wor1604200020-n1.html
2016.4.20 18:28
【米大統領選】
クリントン氏、指名獲得へ足踏み状態に歯止め
【ワシントン=青木伸行】クリントン氏は、自身の地盤であり大票田のニューヨーク州で勝利したことで、大統領候補指名の獲得に向け、このところ続いていた足踏み状態に歯止めをかけ、息を吹き返した格好だ。

 クリントン氏はアリゾナ州予備選などが行われた3月22日以降、4月9日のワイオミング州党員集会までの計8州では、1勝7敗と振るわなかった。この期間に獲得した代議員数(特別代議員を除く)も130人にとどまり、サンダース氏の225人を下回っていた。

 潮目を変えるべく、万難を排して臨んだニューヨーク州予備選の結果は、「一連の敗北を払拭する強烈なメッセージ」(アナリスト)になったといえる。26日に行われるペンシルベニア州など東部5州での戦いも、総じてクリントン氏に有利だとみられている。

 米CNNによると、クリントン氏は指名獲得に必要な代議員の過半数(2383人)まで、あと453人に迫った。特に党幹部などで構成する特別代議員では、クリントン氏(487人)がサンダース氏(40人)を大きく引き離したままだ。

 こうした「党はクリントン氏を望んでいる」(ニューヨーク市立大学のデビッド・バードセル教授)という構造を、サンダース氏は「克服できない」(米紙ウォールストリート・ジャーナル)との見方が、ニューヨーク州での勝利によってさらに強まっている。

 著名な政治アナリストのチャーリー・クック氏も「サンダース氏が追いつくことは、途方もなく難しい」とみる。

 サンダース陣営はしかし、「高い支持率を維持し、カリフォルニア州などで勝利を積み重ね、クリントン氏支持の特別代議員を翻意させる」(幹部)と意気込む。全国レベルの支持率はクリントン氏47.7%、サンダース氏46.3%と競っている(リアル・クリア・ポリティクス)。

 これに対し、クリントン陣営は「サンダース陣営の戦略は幻想だ」(幹部)としている。

3319チバQ:2016/04/20(水) 21:12:57
http://mainichi.jp/articles/20160421/k00/00m/030/079000c
米大統領選
次の山場26日 トランプ氏指名獲得も視野に

毎日新聞2016年4月20日 20時28分(最終更新 4月20日 20時30分)
 【ニューヨーク國枝すみれ】米大統領選の共和、民主両党の候補指名争いは19日に投開票があった東部ニューヨーク州予備選で、共和党は実業家ドナルド・トランプ氏(69)、民主党はヒラリー・クリントン前国務長官(68)が勝利した。次の山場は、東部5州の予備選が集中する26日。トランプ氏が今回同様に大勝すれば、一時は困難視された7月の党大会前の指名獲得も視野に入ってくる。

 「勝利者として党大会に乗り込む」。ニューヨークで圧勝した19日夜、マンハッタンの5番街の「トランプタワー」で開いた集会で、トランプ氏は支持者を前に気勢を上げた。

 共和党の指名を獲得するためには、全代議員の過半数を確保することが必要。党主流派はトランプ氏の過半数獲得を防ぎ、党大会での決選投票を狙っているが、トランプ氏が最近、失速気味だったこともあり、その現実味が増していた。

 CNNテレビによると、ニューヨーク州予備選は開票率94%の段階でトランプ氏が60.5%を得票。同州に割り当てられた代議員95人のうち少なくとも89人を獲得する大勝だった。

 26日に予備選が行われるコネティカットやペンシルベニアなど5州でも、トランプ氏は優位な戦いを進める。各種世論調査では、いずれの州でも支持率で2桁のリードを保って首位に立っている。

 19日の米紙ワシントン・ポスト(電子版)は、ニューヨーク州予備選の結果について、「過半数の代議員獲得による指名獲得に一歩近づく勝利だ」とトランプ氏にとっての意味合いを強調した。

 一方、民主党のクリントン氏は開票率94%で57.9%を得票し、バーニー・サンダース上院議員(74)に15.8ポイント差をつけた。3月下旬からの連敗を7で止めるだけでなく、指名獲得に必要な代議員2383人の確保に近づいた。

 クリントン氏は19日日夜にマンハッタンで開いた勝利集会で、「民主党の指名争いは追い込みの段階に入った」と宣言した。

 大敗したサンダース氏だが、19日にペンシルベニア州内で演説し、「(11月の本選では)クリントン氏よりも大きな差をつけてトランプをまかすことができる」と食い下がる姿勢をみせた。

3320チバQ:2016/04/21(木) 06:00:56
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/article/239710
トランプ氏陣営危うい熱気 集会に漂う排斥ムード ニューヨーク州予備選投票始まる
2016年04月19日 23時06分
【バッファロー(米ニューヨーク州)山崎健】米大統領選の民主、共和両党の候補者指名争いは19日朝(日本時間同日夜)からニューヨーク州予備選の投票が始まった。即日開票され同日深夜(同20日昼)に大勢が判明する見通し。大票田での決戦前夜、共和党の首位を走る実業家トランプ氏(69)が開いた同州バッファローの集会は、排他主義的な同氏を象徴するように不穏な空気が漂っていた。

 ハイライトは主役が登場した直後に訪れた。

 支持者に紛れ込み、ステージ近くに陣取っていた「反トランプ」の約20人の若者たちが演説開始とともに抗議の声を上げ始めると、たちまち警備員が押しかけ排除に取りかかった。「やつらをつまみ出せ!」。トランプ氏が叫ぶとアイスホッケー場を埋めた1万1千人以上の聴衆から、この日一番の大歓声が上がる。抵抗する若者たちの大半は手や足をつかまれ、文字通り引きずり出されていった。

 その光景を、3階席にいた記者の後部座席の若者たちは手をたたいて楽しそうに眺めていた。

 異 常

 開会前、会場入り口には約500人の「反トランプ」の人たちが集まり、約50人の警官に監視されながら抗議活動。「この街に憎しみはいらない」「バッファローはイスラム恐怖症にノーだ」。さまざまなプラカードを掲げ「トランプが憎むものこそ愛するべきだ」と入場者に向かってシュプレヒコールを浴びせていた。

 最近、トランプ氏の集会を巡っては各地で支持者と反対者が衝突。地元警察によると、この日も抗議グループの6人が逮捕された。自動小銃を持った警官も配備される異常な警備ぶりが目を引いた。

 約1時間の演説の中でトランプ氏は、聴衆をあおるように、不法移民防止のためにメキシコとの国境に同国のお金で「万里の長城」を建設するという目玉公約について何度も言及。その都度、会場は「私たちは壁が欲しい!」、「USA! USA!」などの大合唱に包まれた。

 会場を占めていたのはほぼ100%が白人だ。中南米からの不法移民に仕事を奪われているとの憤り、50年後には白人が少数派に転じるかもしれないとの不安…。こうした白人の負の感情がトランプ氏の排斥主義的な主張と共鳴してつくり出された会場の一体感には、他の候補者の集会取材では経験したことがない、危うい熱気が感じられた。

 忠 誠

 若い支持者も少なくなかった。2人の友人と来ていた18歳の少年は、トランプ氏の魅力について「彼は自分のお金で選挙をやっているから誰にも操られていない」と話す。「お金持ちに庶民の気持ちが分かると思いますか」と尋ねたら「分かっているさ。だからこんなに支持者がいるんだよ」と自慢げに語った。

 トランプ氏が指名獲得に必要な代議員の過半数を確保できるかどうかは微妙な情勢。7月の党大会の決選投票にもつれ込めば不利になるともいわれる。

 銀行勤務の女性、ジェシカ・シーさん(33)は、壁建設の公約実現には疑問を抱きながら「仮に別の候補が指名候補になっても、本選挙では投票用紙にトランプ氏の名前を書く」と明言。共和党の候補になれなかったトランプ氏が無所属出馬しても「100パーセント支持する」と忠誠を誓っていた。

=2016/04/20付 西日本新聞朝刊=

3321チバQ:2016/04/21(木) 23:00:25
http://www.yomiuri.co.jp/world/20160421-OYT1T50026.html
クリントン氏「決定的勝利」…米大統領選で米紙
2016年04月21日 10時45分
 【ニューヨーク=水野哲也】クリントン氏は19日夜、マンハッタンのホテルに集まった支持者に満面の笑みで「選挙戦は最終段階にあり、勝利が見えてきた」と指名獲得への自信を表明し、大歓声と「ヒラリー・コール」に包まれた。



 特別代議員を含めた獲得代議員数でのサンダース氏との差を700人以上に広げ、「追いつくことはほぼ不可能」(ワシントン・ポスト紙)なリードを築いた。予備選・党員集会の結果に拘束される一般代議員の獲得数でも差は260人に広がり、逆転は困難な情勢だ。

 ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)は「予想より多い代議員をもたらした」と分析し、クリントン氏の「決定的な勝利」と伝えた。

 3月下旬以降の予備選・党員集会では8戦7敗で、地元のニューヨークで敗れれば、サンダース氏が勢いづき、予備選・党員集会に縛られない特別代議員での圧倒的なリードも安泰ではなくなる恐れがあった。

3322チバQ:2016/04/21(木) 23:11:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160421-00000000-jij_afp-int
米紙幣に初の黒人 元奴隷女性のH・タブマン、新20ドル札に
AFP=時事 4月21日(木)7時58分配信

米紙幣に初の黒人 元奴隷女性のH・タブマン、新20ドル札に
ハリエット・タブマンの肖像をデザインした20ドル札紙幣の例。「ウィメン・オン・トゥエンティーズ」提供(2015年4月29日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米財務省は20日、米20ドル紙幣の新たな顔として、元奴隷で奴隷解放運動家のハリエット・タブマン(Harriet Tubman)の肖像を採用することを決めたと発表した。米紙幣にアフリカ系米国人の肖像が使用されるのは初めて。

 ジェイコブ・ルー(Jacob Lew)米財務長官は同日、新たな5ドル、10ドル、20ドルの各紙幣のデザイン上の変更点を発表。新10ドル札には、当初変更が検討されていた米初代財務長官アレクサンダー・ハミルトン(Alexander Hamilton)の肖像が引き続き採用されることが決まった。各紙幣の新デザインは、2020年までに公表される予定だ。

 新たな米紙幣のデザインをめぐっては、女性の肖像採用を求める声が高まり、1年以上にわたりロビー活動や世論調査が続けられていた。

 1849年に奴隷生活から脱走したタブマンは、伝説的な奴隷解放運動「地下鉄道(Underground Railroad)」の運営に携わり、数千人の奴隷の逃亡を助けた人物。新紙幣のデザインをめぐる60万人以上を対象とした調査で、1位を獲得していた。

 当初の計画では、2020年に行われる10ドル札のデザイン刷新で、ハミルトンと共に女性の肖像を採用することが検討され、20ドル札のデザイン変更はその10年後に実施される予定だった。

 だが草の根運動団体「ウィメン・オン・トゥエンティーズ(Women On 20s)」が、米国で女性に参政権が与えられてから100年の節目となる2020年に合わせ、女性の肖像を採用した新20ドル札を発行するよう求める運動を展開。ルー財務長官によると、こうした声に応え、20ドル札の表面にタブマンの肖像を採用し、現デザインで採用されているアンドリュー・ジャクソン(Andrew Jackson)元米大統領の肖像は裏面に移すことが決定した。【翻訳編集】 AFPBB News

3323とはずがたり:2016/04/22(金) 16:26:19
どうなってんだ,カナダは!?
少数民族の迫害とかだと本来は人権スレ相当なんかも知れないけど

2016.3.15 15:00
【世界を読む】
背後から射殺も後ろ手緊縛も「自殺」に…消えた女性は4千人に拡大、カナダ先住民めぐる“闇”深まる
http://www.sankei.com/west/news/160315/wst1603150003-n1.html

 カナダで1200人もの先住民女性が殺害されたり、行方不明になっているとされた事件で、新たな展開があった。被害女性1200人という数字自体が事件の異常性を物語るが、その規模がさらに拡大し、被害女性が4000人に達する可能性があることが判明したのだ。事件の陰には、警察当局のずさんな捜査があったとも指摘されている。ジャスティン・トルドー首相は就任直後の昨年12月、一連の事件について全国調査を開始すると発表したが、先住民女性をめぐる“カナダの闇”は一層深まっており、今春始まるとされる本格捜査に注目が集まっている。

拡大する「悲劇」

 AFP通信によると、トルドー内閣の女性閣僚のひとり、キャロリン・ベネット先住民・北方相は2月16日、殺人事件に巻き込まれた疑いを家族らが訴えていたにもかかわらず、適切な捜査がなされずに「自殺」や「事故死」、さらには「自然死」として処理された先住民女性の数が数千人規模にふくらむ可能性について言及した。

 ベネット氏は「悲劇はさらに拡大している」と語っており、カナダの女性人権団体は、その数を4000人にも達する見込みだと発表している。

 また、警察による事件処理のずさんさも指摘しているベネット氏は、その実例として「後頭部を撃たれて死亡」した女性や、「両手を後ろ手に縛られた状態で死亡」していた女性のケースが、「自殺」と判断され、事件化されていなかったことも明らかにした。

埋もれていた「数字」

 これまで、カナダ連邦警察は過去30年の間に殺害された先住民女性は1049人で、172人の行方が分からなくなっているとしていた。これ自体が驚愕の数字だが、今回、一連の事件の解明を“公約”に掲げていたトルドー政権の発足で、埋もれていた数字が掘り起こされた格好だ。

 英紙ガーディアンによると、カナダの女性全体に占める先住民女性の割合は4%。しかし、殺人事件の被害女性のうち、16%が先住民女性といい、先住民女性が置かれた環境の厳しさは数字からも明らかである。

 AFPが報じたところでは、ベネット氏は今春から開始されるという公式な調査を前に、行方不明者の家族らと面会。その中で、ベネット氏は一連の事件について「犠牲者の多くが自殺や、薬物の過剰摂取、自然死などとして処理された」と述べ、家族が再捜査を望んでいることに理解を示したという。

期待背負う「女性閣僚」

 カナダ国内では、地元紙トロント・スター(電子版)が「『GONE』 MISSING AND MURDERED INDIGENOUS WOMEN」とのタイトルで特集ページを設けるなど、事件への注目度は高い。

 昨年に政権交代を果たしたトルドー政権にとっても、事件の解明は「最優先事項」と位置づけられており、男性15人、女性15人で男女同数が話題となった内閣の中で、ベネット氏はメディアが注目する女性閣僚の1人だ。ベネット氏は連邦議員時代から先住民をめぐる問題などに熱心に取り組んでいたといい、就任時から大きな期待が寄せられていた。

 ガーディアンによると、ベネット氏は先住民女性をめぐる悲惨な事件について「調査にはベストを尽くしたが、正確なデータがないため被害者数の把握は困難」とコメントしたが、事件に取り組む姿勢をこう表現している。「重要なのは被害者数ではなく、愛する者を奪われた家族や、生き残った被害者の声に耳を傾け、具体的な行動をとることだ」。

 調査が進めば進むほど被害者の数はふくらみ、事件の規模は拡大するばかりだが、これまで捜査の目が向けられなかった「コールドケース(未解決事件)」に光があてられ、“闇”の解明が始められるようだ。

3324とはずがたり:2016/04/22(金) 16:34:16
トランプ氏、キャラ変えた?=大統領らしさを意識か―米
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E6%B0%8F%E3%80%81%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%A9%E5%A4%89%E3%81%88%E3%81%9F%EF%BC%9F%EF%BC%9D%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E3%82%89%E3%81%97%E3%81%95%E3%82%92%E6%84%8F%E8%AD%98%E3%81%8B%E2%80%95%E7%B1%B3/ar-BBs3A0c
時事通信
1日前

 【ワシントン時事】米大統領選の共和党指名争いの首位を走る不動産王ドナルド・トランプ氏(69)が暴言を封印し、大統領らしく見せようとしているとの見方が出ている。自身の言動が党主流派を遠ざけ、「トランプ降ろし」に拍車をかけたと反省しているとの見立てだ。

 トランプ氏は19日夜、ニューヨーク州予備選での圧勝を受け、マンハッタンのトランプ・タワーで演説。その際、2位のテッド・クルーズ上院議員(45)をいつものように「うそつきテッド」とは呼ばず、「クルーズ上院議員」と言及した。

 トランプ氏は最近、ツイッターでの悪口も控え、集会で原稿を読む場面も増えている。近く政策に関する演説も予定している。ニューヨーク・タイムズ紙は「別人のようだ」と指摘。ワシントン・ポスト紙は「発言のトーンを抑えるべきだという妻や娘の助言を聞き入れたようだ」と報じた。

3325チバQ:2016/04/24(日) 21:11:10
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160423-00000048-jij-int
指名獲得の道、なお曲折も=トップ候補2人が反転攻勢-NY州予備選〔深層探訪〕
時事通信 4月23日(土)8時29分配信

指名獲得の道、なお曲折も=トップ候補2人が反転攻勢-NY州予備選〔深層探訪〕
米大統領選の共和党候補指名争いでニューヨーク州予備選に勝利し、喜びのポーズを取るドナルド・トランプ氏=19日、ニューヨーク市(AFP=時事)
 米大統領選の候補者選びのヤマ場となった19日のニューヨーク州予備選は、人気に陰りが出ていた民主、共和両党のトップ候補2人が「地元」の強みを生かして勝利を収め、勢いを取り戻す結果となった。ただ、程度の差こそあれ、2人の指名獲得までの道のりはなお曲折が予想される。

 ◇「決選投票ならトランプ氏敗北」
 「今夜は勝利を祝うが、あすの朝には仕事に戻る。インディアナ州に飛び、ペンシルベニア州に行き、国中に足を運ぶ」。共和党首位の実業家ドナルド・トランプ氏(69)は19日夜、マンハッタンにあるトランプ・タワーで演説し、選挙運動をさらに加速させる考えを示した。

 3月中旬までの30戦で20勝するなど快進撃を続けてきたトランプ氏だが、同月下旬以降は4連敗。数々の暴言が災いし、潮目が変わったとみられていた。しかし、19日は約6割の得票で大半の代議員を獲得。ニューヨーク出身の地の利をてこに反転攻勢に出た格好だ。

 トランプ氏は獲得代議員数で大幅にリード。逆転される可能性はほとんどない。にもかかわらず、代議員上積みに必死になるのは、代議員の過半数を確保できず、夏の党大会で決選投票にもつれ込めば「トランプ氏敗北はほぼ確実」(ワシントン・ポスト紙)との見方が強まっているためだ。

 代議員は1回目の投票では各州の予備選・党員集会の結果に縛られるが、2回目以降は自由に投票できる代議員が増えていく。組織力のあるテッド・クルーズ上院議員(45)はこの2回目以降を見据え、党内の代議員選考で、トランプ氏が獲得した代議員枠に自身の支持者を数多く潜り込ませている。

 トランプ氏は演説で「私たちは勝者として党大会に行く」と述べ、党大会前の過半数獲得に自信を示してみせた。ただ、トランプ氏は最近、決選投票に備え、党則を熟知したベテラン党関係者を登用。水面下では代議員がトランプ氏支持者から電話やメールで脅迫を受けるケースも出ている。

 ◇サンダース陣営、党大会決選の構え
 「わが家に勝る場所はない。ニューヨークの人々はいつも私を支えてくれる」。民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)は19日夜、上院議員時代の地盤だったニューヨーク州を制し、安堵(あんど)の表情をのぞかせた。3月下旬以降の7連敗に歯止めをかけることができたからだ。

 獲得代議員数でのクリントン氏のリードは圧倒的だ。クリントン氏は予備選を通じて確保した「一般代議員」に加え、自由に投票できる「特別代議員」からも多くの支持を得ている。バーニー・サンダース上院議員(74)が追い付くのは「ほぼ不可能」(ポスト紙)との指摘もあるほどだ。

 しかし、サンダース氏は13日の州内での集会で約2万7000人を集めるなど、勢いを維持している。各種世論調査の平均値では、1年前に55ポイント以上あった2人の支持率の差が1.4ポイントまで縮まった。19日は無党派層が参加できない制度に勢いをそがれた面もある。

 サンダース氏の陣営はクリントン氏が一般代議員数で過半数を上回らない限り選挙戦から撤退せず、共和党と同様、夏の党大会で決着をつける構えを見せている。サンダース氏は19日、早くも次の戦いの舞台となるペンシルベニア州に入り、集会で「ここでは勝つ」と必勝を誓った。(ニューヨーク時事)

3326とはずがたり:2016/04/25(月) 14:29:11

2016年 04月 25日 13:29 JST
米共和党のクルーズ氏とケーシック氏、「トランプ阻止」で合意
http://jp.reuters.com/article/usa-election-republicans-idJPKCN0XM08Z

[ワシントン 24日 ロイター] - 米大統領選で共和党候補の指名獲得を目指すテッド・クルーズ上院議員とジョン・ケーシック・オハイオ州知事は24日、指名争いで首位を走る不動産王のドナルド・トランプ氏の指名獲得を阻止するため、今後3州で予定される予備選で互いの票を奪わないことで合意した。

クルーズ陣営は声明で、クルーズ氏がインディアナ州予備選に注力し、ケーシック氏が優勢とされるオレゴン州とニューメキシコ州ではケーシック氏と争わない方針を表明。一方、ケーシック氏は選挙活動のリソースをインディアナ州から引き揚げ、西部州に移すことで合意した。

今後の予備選はインディアナ州で5月3日、オレゴン州で5月17日、ニューメキシコ州で6月7日に予定されている。

3327チバQ:2016/04/26(火) 00:27:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160425-00010761-wsj-int
トランプ氏に託す希望-廃れた炭鉱町の住民たち
ウォール・ストリート・ジャーナル 4月25日(月)12時42分配信

 【ブキャナン郡(米バージニア州)】ジョディ・ボスティックさん(39)が当てにできるものはそう多くはない。

 政府には見捨てられたと思う。地元の炭鉱には何度も解雇され、生活のためにTシャツの店を開いた。大都市のメディアには自分も近所の人も無知同然に扱われている。

 ボスティックさんにとって残された希望は、ドナルド・トランプ氏が大統領になり、その経営手腕を生かしてアパラチア山脈に抱かれたここブキャナン郡に雇用をもたらすことだ。ボスティックさんは「ここは廃れている。住民は仕事を失い、町を去っている」と話す。

 「トランプが勝たなければもっとひどいことになる」。

 先月1日にバージニア州で行われた共和党予備選では、トランプ氏はブキャナン郡で69.7%の票を獲得した。これは同氏がこれまでに記録した郡レベルの得票率で最も高い水準だ。白人の労働者階級が多いブキャナン郡の現状をつぶさに検証すれば、なぜトランプ氏が支持者を勇気づけ、共和党の反トランプ派にとって悩みの種になっているかが見えてくる。

 ブキャナン郡の有権者に話を聞くと、トランプ氏は自分たちの不満を理解している、自分たちのために中央政界の支配層と戦ってくれるという答えが返ってきた。炭鉱はこれからも操業を続けるだろうか、川は氾濫しないだろうか、若者は職探しのためにこの町を去らなければならないのか。こうした不安が渦巻く町で、トランプ氏は住民にとってテレビを通じて何年も前からなじみのある心強い存在なのだ。

 トランプ氏が訴える米国の再生、国境閉鎖、反政府の大衆迎合主義といった主張は他の地域と同様、ブキャナン郡でも共感を呼び、民主党員さえ耳を傾けている。

 女性についてのコメントで紛糾を招いたり中絶や外交政策に関して意見をころころ変えたりしたため、全米レベルでは「トランプ嫌い」も多い。しかしブキャナン郡ではこうした問題はアウトサイダーであることの証拠だとして総じて前向きに受け止められている。

 トランプ氏は多くの民主党員も取り込んだ。郡検察官で民主党員として登録しているジェラルド・アーリントン氏はその理由について、トランプ氏が「住民を代弁しているし、住民になじみのある言葉で話す」と語る。アーリントン氏は共和党予備選でトランプ氏に投票した。共和党の候補に投票したのは初めてだったそうだ。

3328チバQ:2016/04/26(火) 00:27:50
 トランプ氏がブキャナン郡で獲得した票数は1586票。民主党の予備選で勝利したヒラリー・クリントン氏の得票数の3倍に上る。8年前、同郡では圧倒的に民主党が優勢だった。当時の民主党予備選ではクリントン氏が全体の90%に相当する2245票を獲得、得票率9%のオバマ氏に圧勝した。クリントン氏の得票数は共和党予備選勝者の5倍超にもなった。

 ブキャナン郡の多くの住民はオバマ政権の規制のせいで石炭業界が低迷したと受け止めており、トランプ氏なら規制を撤廃し、地球温暖化だと騒ぐ科学者を無視すると考えている。

 トランプ氏が圧勝した上位10の郡には多くの共通点がある。これらの郡は住民の多くが白人で、田舎にあり、南部に位置している。世帯収入や教育水準は全国平均を大幅に下回る一方で、貧困や障害者給付金の受給では全国平均を上回っている。

 ムーディーズ・アナリティクスによると、このうち4つの郡の主要産業が農業で、3つは地方交通の中心地。また、ミシシッピ州タラハチー郡では多くの住民が刑務所で働いている。

 これらの郡の住民は取り残されたように感じてはいるものの、トランプ氏が選挙戦のテーマとして打ち出している移民や対外貿易に頭を悩ませることはない。8つの郡では移民の割合が全国平均を大きく下回っている。中国からの輸入に苦しむ郡はほぼ皆無だ。それどころかブキャナン郡は中国に石炭を輸出しており、貿易の恩恵を受けている。

 昨年10月に本紙とNBCが共同で実施した世論調査によると、トランプ氏の支持者の76%が米国での暮らしに「居心地が悪く場違い」に感じると回答した。一方、共和党員の62%はトランプ氏への投票を検討しないと答えた。

 ブキャナン郡の住民は以前から米国の主流から切り離されていると感じていた。山に囲まれ、アクセントも違う。鉱山の町は常に崩落や爆発の危険にさらされている。ブキャナン郡はバージニア州の最西端に位置するが、地元の人間は「バージニアはロアノークでおしまい」とよく言っている。ロアノークはブキャナン郡から約290キロメートル東に位置する町だ。

 「われわれは煉獄(れんごく)にいるようなものだ」とジェームズ・L・ライフさん(54)は言う。ライフさんは黒いスポーツ用多目的車(SUV)の後ろで売られているトランプ氏のTシャツを買うために地元のウォルマートの近くに車を止めた。「死んでもいないけれど生きてもいない」。ライフさんは鉱山の崩落で生き埋めになったあと、1991年から障害者給付金で暮らしている。

 1970年代には石炭を積んだトラックの往来が激しく、住民は車や窓に積もる粉じんにうんざりしていた。鉱山で現場監督を務めるダニー・スミスさん(53)が1981年に高校を卒業したとき、おじさんは卒業祝いとして鉱山用の長靴とヘルメットを玄関先に置いていったそうだ。鉱山関係者によると、90年代には鉱山の仕事をやめても少し歩けば別の鉱山で仕事が見つかった。石炭会社は競うように凝ったクリスマスパーティーを開いた。

 だが、自動化の進展や市場の落ち込みを受けて、石炭業界の雇用は落ち込んでいる。ブキャナン郡の人口は90年以降27%減少し、現在は2万3000人だ。若者が町を去り、高齢化が進む。 ムーディーズ・アナリティックスの推計によると、インフレ調整後の平均収入は全国平均の半分程度で、95年から変わっていない。社会保障制度の障害者給付を受給する世帯は大卒者がいる世帯のおよそ3倍に上る。

 ブキャナン郡についての著作がある同郡出身の小説家リー・スミス氏は「これも運命」というあきらめと絶望が広がっていると話す。レバイサ・フォーク川沿いにある郡庁所在地のグランディは1929年以降、9回も大洪水に見舞われている。77年の大洪水では商業地区が破壊された。1億7700万ドル(現在の為替水準で約198億円)をかけた復興プロジェクトが実施され、建物は高速道路になった。ウォルマートの出店に向けて山の一部を削って平地が作られた。ウォルマートが開店したのは2011年のことだ。

By Bob Davis and Rebecca Ballhaus

3329チバQ:2016/04/26(火) 00:28:11
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160425-35081746-cnn-int
共和党2候補、反トランプで共闘 一部の州で「すみ分け」
CNN.co.jp 4月25日(月)16時11分配信

(CNN) 米大統領選に向けた共和党の指名争いで、テッド・クルーズ上院議員とジョン・ケーシック・オハイオ州知事の陣営が24日、それぞれ声明を発表し、不動産王ドナルド・トランプ氏を阻止するため、互いに力を合わせると表明した。

声明の中で、クルーズ陣営はインディアナ州に、ケーシック陣営はオレゴン州とニューメキシコ州にそれぞれ焦点を絞ると表明。この戦略の狙いは、トランプ氏に代議員1237人を確保され、指名を獲得される事態を阻止することにある。

全米でトランプ氏優位の状況が続き、党内の反トランプ勢力を結集することもできない現状の中で、クルーズ、ケーシック両氏とも指名を獲得できる見通しが薄れ、今後の予備選や党員集会でこのまま票を分け合う形になれば、結果的にトランプ氏に指名を奪われかねないと判断した。

クルーズ氏の陣営は「共和党の結束と、11月の本選で勝利できる共和党候補の指名のために、我々の陣営はインディアナ州に焦点を絞り、オレゴン州とニューメキシコ州ではケーシック知事に道を譲る」と表明した。

一方、ケーシック氏の陣営は「インディアナ州の予備選は総取り方式を採用していることから、トランプ氏に代議員1237人を取られないためには同州で勝利させないことが不可欠だ」と指摘、「我々の陣営は重点を西部に移し、インディアナ州はクルーズ陣営に譲る」と宣言した。

これまでケーシック氏は地元オハイオ州で1勝を挙げたのみで、指名争いでは他の候補に大きく後れを取っていた。クルーズ氏はトランプ氏に次ぐ2位を保っているものの、安定した勝利は収められずにいる。

ただし両陣営が24日の声明で言及したのはインディアナなど3州のみ。残る大票田のカリフォルニアや、ネブラスカ、ウエストバージニアなどの各州には触れていない。

トランプ氏はニューヨーク州での勝利に続いて北東部の各州でも勝利が予想されている。クルーズ陣営は危機感を強め、ケーシック氏に対して以前から撤退を求めていた。

3330チバQ:2016/04/26(火) 00:28:31
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160425-35081741-cnn-int
大票田ペンシルベニア トランプ、クリントン両氏がリード
CNN.co.jp 4月25日(月)15時39分配信

ワシントン(CNN) 11月の米大統領選に向けた共和、民主両党の候補者指名争いで、今週予備選が行われる東部ペンシルベニア州では、共和党は実業家のドナルド・トランプ氏が、民主党はヒラリー・クリントン前国務長官がリードしていることが25日までに分かった。NBCとウォールストリート・ジャーナル、マリスト大学が行った世論調査で明らかになった。

調査によれば、共和党候補のトランプ氏の支持率は45%とトップ。テッド・クルーズ上院議員の支持率は27%、ジョン・ケーシック・オハイオ州知事の支持率は24%だった。トランプ氏は、男性有権者や、大学を卒業していない有権者からの支持が高かったが、女性や大卒の有権者からの支持は低かった。

民主党では、クリントン氏の支持率は55%。バーニー・サンダース上院議員の支持率は40%だった。クリントン氏はアフリカ系(黒人)をはじめ、45歳以上の有権者や女性層などからの支持でサンダース氏を上回った。

調査は今月18〜20日に実施。民主党では予備選に参加する可能性のある734人を対象に行い、誤差の範囲はプラスマイナス3.6%。共和党では予備選に参加する可能性のある571人を対象に行い、誤差の範囲はプラスマイナス4.1%。

3331チバQ:2016/04/26(火) 23:15:32
http://www.sankei.com/world/news/160426/wor1604260007-n1.html
2016.4.26 07:53
【米大統領選】
トランプ氏「2人は哀れ」、選挙協力のクルーズ・ケーシック氏を非難 「ビジネスの世界で談合すれば刑務所行き」

 米大統領選の共和党指名争いで、2位のクルーズ上院議員(45)と3位のケーシック・オハイオ州知事(63)が首位の実業家トランプ氏(69)の指名獲得阻止を狙って選挙協力を発表したことに対し、トランプ氏は25日「2人がいかに弱く、あわれであるかをさらした」と激しく批判した。遊説先のロードアイランド州で述べた。

 共和党候補者争いは、クルーズ氏が自力で指名獲得に必要な過半数の代議員1237人を確保することが絶望的な情勢。ケーシック氏は予備選、党員集会を通じて1勝しかしていない。

 トランプ氏は25日の集会で「ビジネスの世界で談合すれば刑務所行きだ。政治はいんちきがまかり通るから、談合が許される」と指摘。指名争いで自分は勝利すると自信を示した。

 トランプ氏陣営は25日、指名争いから撤退したクリスティー・ニュージャージー州知事の選対責任者だったケン・マッケイ氏を陣営に迎えたと発表した。7月の党大会前に代議員の過半数を獲得する戦略や、獲得できなかった場合に党大会で反対勢力が多数派工作を仕掛けることを想定した対策を担当するとみられる。(共同)

3332チバQ:2016/04/26(火) 23:22:59
http://www.sankei.com/world/news/160426/wor1604260034-n1.html
2016.4.26 17:20
【米大統領選】
クルーズ氏、副大統領候補リストにフィオリーナ氏 26日、東部5州で予備選
 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選の共和党候補指名を争うテッド・クルーズ上院議員(45)が副大統領候補として米コンピューター大手ヒューレット・パッカード元最高経営責任者(CEO)、カーリー・フィオリーナ氏(61)を検討していることが25日分かった。米ABCテレビが伝えた。

 フィオリーナ氏は同党唯一の女性候補だったが、今年2月に撤退。クルーズ氏への支持を表明した。同氏の選対幹部はCNNテレビに対し、副大統領候補リストにフィオリーナ氏の名前があることを認めた。民主党で指名獲得が有力なヒラリー・クリントン前国務長官(68)と対抗するため女性の支持を得る狙いがあるとみられる。

 共和、民主両党は26日、ペンシルベニア、コネティカット、デラウェア、メリーランド、ロードアイランドの東部5州で予備選を実施。世論調査では、共和党は不動産王ドナルド・トランプ氏(69)、民主党はクリントン氏が優位。共和党の戦いはクルーズ氏らがトランプ氏の勢いを止め、7月の党全国大会で指名候補を選ぶ代議員の過半数獲得を阻止して決選投票に持ち込めるかが焦点だ。

3333チバQ:2016/04/27(水) 21:26:05
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJ4W2T9QJ4WUHBI00M.html
クリントン氏、指名獲得に自信 サンダース氏は勢い陰り
13:23朝日新聞

 米大統領選の候補者指名争いで、共和、民主の両党は26日、ともに米東部の5州で予備選を行った。

 予備選は両党ともに、ペンシルベニア、メリーランド、コネティカット、デラウェア、ロードアイランド各州で行われた。

 クリントン氏は26日夜、7月の民主党全国大会の舞台となるペンシルベニア州フィラデルフィアで集会を開き、「(共和党との)選挙で勝利するため、我が党をまとめていく」と指名獲得に自信を示した。

 クリントン氏は、予備選・党員集会の結果で選ばれる一般代議員とは別に、党全国大会で投票権が与えられる民主党連邦議会議員ら特別代議員の数でサンダース氏を圧倒。推定の獲得代議員総数は前回まででクリントン氏が1954人、サンダース氏が1241人だった。クリントン氏は今回の勝利で200人超の代議員を上積みする見通しで、推定の代議員総数は指名獲得に必要な過半数の2383人に迫る勢い。残りの代議員数を考慮すれば、指名獲得が濃厚な情勢だ。

 19日のニューヨーク州予備選の前まで7連勝していたサンダース氏は、やや勢いに陰りがみられ、一般代議員獲得数でもクリントン氏にリードを許しており、指名獲得は困難な情勢で、民主党内で撤退圧力も強まっている。ただ、今回はロードアイランド州で勝利したほか、コネティカット州でも善戦。サンダース氏は26日夜に声明で「最後の投票が終わるまで選挙戦を続ける」と宣言した。最終決着は6月以降に持ち越しとなる可能性もある。

3334チバQ:2016/04/27(水) 21:26:31
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160427k0000e030251000c.html
<米大統領選>クリントン氏4州制す…指名獲得近づく
12:53毎日新聞

 【ワシントン会川晴之】米大統領選に向けた民主、共和両党の候補指名争いは26日、東部5州で予備選が実施された。米CNNテレビによると、民主党はヒラリー・クリントン前国務長官(68)が大票田のペンシルベニアとメリーランドを含む4州で勝利。獲得代議員数をさらに上積みし、米国史上初の女性大統領候補指名が濃厚となった。共和党は首位を走る実業家ドナルド・トランプ氏(69)が全5州で圧勝し、党大会前の指名争いの決着に望みをつないだ。

 クリントン氏は26日夜、ペンシルベニア州のフィラデルフィアで「最も多くの代議員を獲得して、ここに戻ってくる」と演説し、指名獲得に自信を示した。民主党大会は7月にフィラデルフィアで開かれる。

 候補指名には、総代議員数の過半数獲得が必要となる。民主党の代議員数は、予備選・党員集会の結果に左右されない特別代議員を含めて4765人。得票率に応じて比例配分される。CNNの推計では26日の予備選の結果、クリントン氏の獲得代議員数は2100人を超し、過半数の2383人に迫った。

 クリントン氏は次回5月3日以降の予備選・党員集会で大敗し続けない限り、指名獲得が確実な状況となった。ただ、ロードアイランド州で勝利したバーニー・サンダース上院議員(74)は26日夜、選挙戦を続けると表明した。

 予備選があった5州は、ペンシルベニア▽メリーランド▽コネティカット▽ロードアイランド▽デラウェア。クリントン氏は3月下旬以後の予備選・党員集会で、サンダース氏に7連敗したが、今月19日に地元ニューヨークで勝ち、勢いを取り戻した。

 共和党は、7月の党大会前に、トランプ氏の代議員獲得数が指名に必要な過半数(1237人)に達するかが焦点になっている。トランプ氏は26日の圧勝で、2位のテッド・クルーズ上院議員(45)との差をさらに広げた。トランプ氏は同日夜、ニューヨークで演説し、「私は自分が指名獲得を確実にしたと思っている」と主張した。

3335チバQ:2016/04/27(水) 21:26:51
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160427k0000e030244000c.html
<米大統領選>党の団結を強調…民主・クリントン氏
12:44毎日新聞

 米大統領選に向けた民主党の指名争いで、ヒラリー・クリントン前国務長官(68)は26日、予備選が行われた米東部ペンシルベニア州フィラデルフィアで集会を開いた。指名獲得に大きく近づき、「この選挙に勝つため、党を団結させる。米国を互いが助け合う場所に作り上げる」と述べ、本選に向け党内の結束を訴えた。

 クリントン氏は、製造業の不振などで苦しむ人々の生活を引き上げると約束し、「物事を改善し、子供たちにより良い将来をもたらすことが、我々の国家としての核心だ」と強調。それが「フランクリン・ルーズベルト元大統領からオバマ大統領までの民主党の伝統だ」として、自らを「オバマ氏の後継」と位置付けた。また「私を支持することが、党を団結させることになる」とも述べた。

 クリントン氏はここまでバーニー・サンダース上院議員(74)に食い下がられ、指名争いを決着できないでいたが、19日のニューヨーク州予備選の勝利で勢いを回復。この日の5州の予備選に臨み、このうち代議員数で最大のペンシルベニア州などでクリントン氏は有利に選挙戦を展開し、サンダース氏を突き放した。

 医療研究者のクリスティン・ヒンケルさん43)は「彼女は素晴らしい政治家。特に外交問題では、他の候補者と比べものにならないぐらい優れている。これまでの大統領とは違う、女性らしい視点を持った大統領になる」と話した。【フィラデルフィア(ペンシルベニア州)清水憲司】

3336チバQ:2016/04/27(水) 21:27:09
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160428k0000m030073000c.html
<米大統領選>クリントン氏、本選に照準 民主党内結束図る
20:28毎日新聞

 26日に行われた米大統領選の民主党予備選を受け、候補指名が濃厚となったヒラリー・クリントン前国務長官(68)は11月の共和党候補との本選に向け動き出した。

 「この大統領選に勝ち、みんなでよくなる米国を築くためには、我が党は一致団結しなければならない」。26日夜、クリントン氏は東部ペンシルベニア州フィラデルフィアで開いた勝利集会で、本選に向けた党の結束を呼びかけた。

 民主党と共和党はそれぞれ強固な支持基盤を持つ州があり、本選での勝負を決めるのは、選挙の度に勝利政党が変わる「スイング・ステート(揺れる州)」での戦いだ。10州前後あり、クリントン氏はこのうち、既に予備選・党員集会が終わった南部フロリダ、バージニア州や中西部オハイオ州などで今月に入り、政治資金集会を開催。本選への態勢作りを着々と進めている。

 さらに、激化する共和党内の争いを尻目に、自らが主導して対立軸作りを始めている。

 「最低賃金引き上げに反対し、女性の権利は制限。数百万人の移民を送り返し、全イスラム教徒の入国を禁止すると脅している」。地元ニューヨークで快勝した今月19日の演説でクリントン氏は、トランプ氏だけでなく、保守強硬派のテッド・クルーズ上院議員(45)を名指しして、批判した。労働者と女性の権利の向上や多様な社会を志向する自らの主張と、両氏との違いを強調する戦略だ。

 クリントン氏の発言には、本選で両氏のいずれかとの戦いになれば「勝てる」との思いが透けてみえる。政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」は最近、クリントン氏と各共和党候補との一騎打ちを想定した世論調査の平均値をまとめたが、クリントン氏はトランプ氏に8・5ポイント、クルーズ氏には3ポイント差をつけている。

 クリントン氏にとって最大の課題は、「身内」の民主党支持層をどうまとめるかだ。

 クリントン氏が中高年やマイノリティーの支持を得ているのに対し、指名を争うバーニー・サンダース上院議員(74)は若者と白人から強い支持を受ける。また、ウォール街(金融業界)との関係の近さが指摘されるクリントン氏と、「反ウォール街」や格差是正を掲げるサンダース氏の戦いは、「体制派と反体制派」という構図でみられてきた。

 米紙USAトゥデーとサフォーク大学が25日に発表した世論調査では、サンダース氏支持層のうち、同氏が指名を逃した場合に本選でクリントン氏に投票すると答えた人は58%にとどまった。サンダース氏支持層の一部には、クリントン氏への根強い不信感がある。

 26日のクリントン氏の集会に参加した医療研究者のクリスティン・ヒンケルさん(43)は、民主党の指名レースが長引いた理由について、「(クリントン氏が)不正直という評判が立ってしまったため。政治に長く関わった人物はそういう印象を持たれる傾向がある。本選に向け、彼女はもっと正直に見えるよう、振る舞う必要がある」と指摘した。【ワシントン西田進一郎、ロサンゼルス長野宏美、フィラデルフィア(ペンシルベニア州)清水憲司】

3337チバQ:2016/04/27(水) 21:33:08
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160428k0000m030072000c.html
<米大統領選>共和党主流派、トランプ氏優勢で窮地に
20:28毎日新聞

 米大統領選の共和党予備選は、首位を走る実業家ドナルド・トランプ氏(69)の勢いが止まらない。トランプ氏の指名獲得阻止を狙う党主流派は、窮地に追い込まれている。

 26日に東部5州で全勝したトランプ氏。獲得代議員数を988にまで伸ばし、党候補指名獲得に必要な総代議員の過半数の1237人にさらに近づいた。

 クルーズ氏とジョン・ケーシック・オハイオ州知事(63)は24日、「敵の敵は友人」のロジックによる「共闘」で合意。今後の予備選では、クルーズ氏が保守的な中西部インディアナ州(代議員数57人)、ケーシック氏がリベラルな西部オレゴン州(同28人)とニューメキシコ州(同24人)での選挙活動に集中することになった。

 こうした州でのトランプ氏の勝利を阻止し、7月の党大会での決選投票に持ち込むことを狙ったものだ。

 だが、穏健派のケーシック氏と、キリスト教右派を支持基盤に、これまで主流派を攻撃してきたクルーズ氏とでは支持層が異なる。共闘発表後、両氏の支持率は低下。「絶望から出たなれ合い」と両氏を批判したトランプ氏に有権者が同調している可能性もあり、「反トランプ票」がまとまる保証はない。

 党主流派の危機感の最大の理由は、トランプ氏が党候補になった場合、本選で民主党候補に勝てないと考えるからだ。「リアル・クリア・ポリティクス」によると、米国民の64.5%はトランプ氏に否定的で、特に女性の不支持率が高い。

 保守派政治家のスポンサーとして知られる資産家チャールズ・コーク氏は24日放映のABCテレビのインタビューで、トランプ氏の主張は「ナチスを思い起こさせる」と批判。ロン・ポール元下院議員ら、トランプ氏が党候補に指名されても「支持しない」と公言する共和党の重鎮もいる。トランプ氏を巡り、党内の亀裂は深まっているのが現状だ。【ニューヨーク國枝すみれ】

3338チバQ:2016/04/27(水) 21:37:17
http://www.asahi.com/articles/ASJ4W23RZJ4WUHBI009.html
トランプ氏、東部5州で圧勝 代議員過半数へ大きく前進
ワシントン=佐藤武嗣、フィラデルフィア=中井大助2016年4月27日13時27分
 米大統領選の候補者指名争いで、共和、民主の両党は26日、ともに米東部の5州で予備選を行った。

 共和党は、トランプ氏が全5州で得票率を6割前後として、圧勝した。

 トランプ氏を追うオハイオ州のケーシック知事(63)とクルーズ上院議員(45)は、いずれの州でも苦戦。両氏は24日、トランプ氏の指名獲得阻止に向けて協力する方針を確認し、今回が合意後初の予備選となったが、「反トランプ連合」の効果は出ていない。

 トランプ氏は19日のニューヨーク州予備選に続いての地滑り的勝利となり、獲得代議員数を前回までの846人から100人超上積み。他候補との差を広げ、7月の党全国大会前に指名獲得に必要な代議員総数の過半数1237人の確保に向けて大きく前進した。

 同氏は26日夜にニューヨークで記者会見し、他候補が過半数を確保できる可能性はないとして、「私が想定される党の指名候補だ」と強調した。だが、党全国大会前に過半数を確保できるかは、なお不透明だ。党全国大会では1回目の投票で過半数に達する候補がいない場合に決選投票が行われ、党の主流派は決選投票に持ち込んで逆転することを模索している。(ワシントン=佐藤武嗣、フィラデルフィア=中井大助)

3339チバQ:2016/04/28(木) 22:18:32
http://www.sankei.com/world/news/160428/wor1604280031-n1.html
2016.4.28 13:11
【米大統領選】
「相方」にフィオリーナ氏 クルーズ氏の副大統領候補
 米大統領選共和党指名争いで、クルーズ上院議員(45)は27日、自分が党候補に指名された場合の「相方」となる副大統領候補に女性で米コンピューター大手ヒューレット・パッカードの元最高経営責任者(CEO)フィオリーナ氏(61)を選んだと発表した。

 フィオリーナ氏自身も大統領選に出馬していたが2月に撤退し、3月にクルーズ氏支持を表明した。クルーズ氏は指名争いで実業家トランプ氏に大きく後れを取っている。指名されていない段階で副大統領候補を発表するのは異例だが、話題づくりで有権者の関心アップを狙う。

 26日に東部5州であった共和党予備選はトランプ氏が全勝し、代議員総数の過半数獲得に近づいた。過半数獲得阻止を目指すクルーズ氏は来週のインディアナ州予備選に全力を傾けている。(共同)

3340チバQ:2016/04/28(木) 22:23:07
http://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20160428072.html
ハリウッドは民主クリントン氏支持が圧倒的、セレブや経営者も
18:10ロイター

ハリウッドは民主クリントン氏支持が圧倒的、セレブや経営者も
 4月26日、民主党の選挙キャンペーンを支えるドル箱でもある米ハリウッドでは、クリントン氏が圧倒的支持を集めている。俳優ジョージ・クルーニーさん(写真、左は妻)もクリントン氏を支持する一人。ベルリンの映画祭で2月撮影(2016年 ロイター/Stefanie Loos)
(ロイター)
[ロサンゼルス 26日 ロイター] - 米ハリウッドの娯楽産業はリベラルな気風で知られ、民主党の選挙キャンペーンを支えるドル箱となってきた。ただ、今年の大統領選では、候補指名を目指すバーニー・サンダース上院議員による、大手銀行の解体や授業料の無償化といった進歩的な主張はあまり受けが良くないようだ。

一方、より穏健な立場をとるヒラリー・クリントン前国務長官は、集めた政治献金の額でも、支持を表明した大物スターや経営者の顔ぶれでも、圧倒的優位を保っている。

ロイターの3月31日時点の選挙資金分析によると、ハリウッド俳優や映画会社の経営者、映画・TV・音楽業界の関係者は、クリントン陣営や同氏を支援する政治資金団体(スーパーPAC)に対し、少なくとも840万ドルを寄付していた。

さらに今月、俳優ジョージ・クルーニーさんが主催した2つのクリントン氏の資金集めパーティーでは1500万ドル(約16億3500万円)を集めたと報じられている。ペアの入場券は最高35万3000ドルだったという。

サンダース氏に対する3月末時点のエンターテインメント業界からの献金は約100万ドル。また、共和党の指名獲得を争う各候補者は合計で、全体の約5%にあたる46万ドルを集めた。

クリントン氏が支持されるのは、ハリウッドと良好な関係を築いた夫のビル・クリントン元大統領が一因とみられる。民主党の公共政策コンサルタントは「彼はポップカルチャーに心から敬意を表し、高く評価していたし、それを楽しんでいた」と話す。

もう1つの理由は、企業経営者がクリントン氏支持に回ったことだ。ハリウッドの歴史に詳しいスティーブン・ロス氏は、彼らの考え方はリベラルでも、「民主社会主義者」を名乗るサンダース氏のように企業や富裕層を攻撃する候補者を支援することはない、と指摘する。

メディア・エンターテインメントに特化した投資会社、サバン・キャピタル・グループの最高経営責任者(CEO)は350万ドル、米アニメ制作会社ドリームワークス・アニメーション<DWA.O> のCEOと、スティーブン・スピルバーグ監督はそれぞれ100万ドルを、クリントン陣営と政治資金団体に寄付した。

現時点では、サンダース氏の主張に共感するセレブもいるが、ひとたびクリントン氏が民主党候補に指名されれば、ハリウッドは一致団結して同氏を後押しすると予想されている。「サンダース支持派が、手のひらを反して共和党に投票することはないからだ」と専門家は話す。

3341チバQ:2016/04/28(木) 22:29:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160428-00010008-nishinp-int
思わぬ長期戦 指名確実のクリントン氏、弱点露呈 無党派に不評 本選影響も
西日本新聞 4月28日(木)12時32分配信

思わぬ長期戦 指名確実のクリントン氏、弱点露呈 無党派に不評 本選影響も
26日実施の予備選結果
 米大統領選の民主党候補者指名争いは26日、クリントン前国務長官が指名獲得をほぼ手中に収めた。2月1日の初戦、アイオワ州党員集会から約3カ月。予想外の長期戦の中では11月の本選挙でも想定される弱点が露呈した。指名獲得を事実上断念したサンダース上院議員が戦いを継続することは、クリントン氏の「負のイメージ」を有権者に印象づけかねない危険もはらむ。

 「大統領選で勝利するため、私は党を団結させる」。26日夜、ペンシルベニア州フィラデルフィア。当地が舞台の人気映画「ロッキー3」の主題歌「アイ・オブ・ザ・タイガー」とともに登場したクリントン氏は、ようやく決着をつけたと確信した興奮からか、これまで以上に力強いまなざしで聴衆に見えを切った。

 サンダース支持者の約3割が、仮にクリントン氏が指名を獲得しても「本選でクリントン氏に投票しない」と回答したとの世論調査もあるが、党分断克服への決意を示したのだった。

勝負の鍵は「揺れる州(スイングステート)」が握る
 民主社会主義者を自称するサンダース氏は当初、泡沫(ほうまつ)扱いされていた。3月の早い段階で指名獲得を確実にし本選に備える-。クリントン氏陣営はそんなシナリオを描いていた。

 ところが、不公平な社会の是正を愚直に訴えるサンダース氏は、格差に苦しむ若者たちの共感を呼び覚まし熱狂的な支持を獲得。

 同時に浮かび上がってきたのが、申し分のない政治経験を持ち知名度も抜群ながら、最近の世論調査では好感を持っていないと答えた人が6割近くに上るクリントン氏の不人気ぶりだ。

 各地の予備選などの出口調査では判を押したように白人男性、若者、無党派からの支持が低迷。特に無党派から支持を得られなければ本選挙では不利になる。

 米国内の多くの州は、民主、共和両党の色分けが固定化されている。勝負の鍵は無党派層の動向によって選挙の勝者が民主、共和両党で頻繁に入れ替わる「揺れる州(スイングステート)」が握っているからだ。

リベラル路線に引き寄せる狙い
 26日、サンダース氏は勝負を度外視して戦いを継続する考えを表明した。

 もともとサンダース氏は「本気で大統領になろうと思っているのではない」(民主党関係者)と言われてきた。オバマ大統領より保守中道で外交政策ではタカ派の面があるクリントン氏の政治姿勢を、指名争いでの政策論争を通じて、リベラル路線に引き寄せる狙いがあったともいわれる。実際、クリントン氏は国務長官時代に積極的に支持した環太平洋連携協定(TPP)の反対に転じ、自らを「進歩主義者」と表現するなど、立ち位置がリベラル路線に移動してきている。

 しかし決着がついているのに戦いが継続することは資金の浪費を意味する。弱点をさらし続ければ、有権者の印象もさらに悪化するだろう。「共和党候補になるとみられる実業家のトランプ氏を利するだけ」(クリントン氏の選対幹部)と陣営はいら立つばかりだ。

 「なんてすてきな夜なんでしょう」。オバマ大統領との指名争いで敗れた前回の挑戦から約8年。党の指名を確実にし、夫のクリントン元大統領と壇上で抱擁し喜びを分かち合ったクリントン氏だが、勝利の余韻に浸る余裕はない。

=2016/04/28付 西日本新聞朝刊=

3342チバQ:2016/04/29(金) 08:48:04
http://www.asahi.com/articles/ASJ4W7GW9J4WUHBI03R.html
ライバル退かず、続く指名争い 党内分断の米大統領選
フィラデルフィア=中井大助、ハンチントン〈ウェストバージニア州〉=金成隆一、ワシントン=佐藤武嗣2016年4月29日02時11分
 米大統領選の候補者指名争いで、26日に東部5州で行われた予備選の結果、民主党はクリントン前国務長官(68)の指名獲得が濃厚となった。共和党では、実業家のトランプ氏(69)が圧勝し、獲得代議員数を大幅に伸ばした。ともに他候補を引き離してトップを走るが、ライバルが撤退する気配はない。両党がそれぞれ抱える深刻な分断と対立の構図が、最終決着の先延ばしにつながっている。

■逆転困難のサンダース氏「選挙戦続ける」

 26日夜、満面の笑みを浮かべ、支持者の前に登場したクリントン氏は、7月に同じフィラデルフィアで開かれる民主党全国大会を見据えていた。「あなたたちの力で最も多くの票と代議員を連れ、党大会のため再びここに来る。そして選挙に勝ち、党を結束させる」と指名獲得に自信を見せた。

 ライバルのサンダース氏について「不可解なお金を政治からなくすことや、格差是正により力を入れることを要求してくれたことに拍手を送る」。批判は控え、「勝負はついた」と言わんばかりの演説だった。

 クリントン氏は5州のうち4州で勝利。予備選・党員集会の結果で選ばれる一般代議員の獲得数を1600超まで増やし、一般代議員とは別に、党全国大会で投票権が与えられる民主党連邦議会議員ら特別代議員の推計獲得数を加えれば、既に2千人超の代議員を確保。残り14州への割り当て代議員数約1200人のうち2割を獲得すれば、指名を確実にする計算だ。

 陣営の視線は、早くも秋の本選に移りつつあり、米紙ニューヨーク・タイムズによれば、支援する政治団体が7月の党大会前から、共和党候補を攻撃するテレビCMの上映も検討。一方で、陣営はサンダース氏に早期撤退を暗に促している。

3343チバQ:2016/04/30(土) 00:23:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160429-00050057-yom-int
クルーズ氏は人の姿をした悪魔…党内から酷評
読売新聞 4月29日(金)18時12分配信

 【ワシントン=黒見周平】共和党の重鎮ジョン・ベイナー前下院議長が、米大統領選の党指名候補争いで2位につけるテッド・クルーズ上院議員(45)を「人の姿をした悪魔」と異例の表現で酷評し、断固支持しない考えを示した。

 ベイナー氏は27日、スタンフォード大学のトークイベントで、クルーズ氏について「私は民主、共和両党に友人がおり、大体誰ともうまくやれるが、あの野郎とは無理だ」と指摘。首位の不動産王ドナルド・トランプ氏(69)は「ゴルフ仲間でメール友だち」と明かし、「トランプ氏が指名を獲得すれば票を入れるが、クルーズ氏には絶対投票しない」と語った。

 クルーズ氏は5月3日のインディアナ州予備選に向け、「反トランプ票」の結集を図っているが、党内から思わぬ攻撃を受けた形だ。

3344とはずがたり:2016/05/03(火) 21:35:35
2016.5.3 20:01
【米大統領選】
インディアナ州予備選、指名獲得へ重大局面 トランプ氏「勝てば終わりだ」
http://www.sankei.com/world/news/160503/wor1605030052-n1.html

 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選の共和、民主両党候補指名争いは3日、中西部インディアナ州で予備選が始まった。先行する共和党の不動産王、トランプ氏(69)、民主党のクリントン前国務長官(68)がそれぞれリードを広げて指名獲得の流れを確実にできるかを決める重要な戦いとなる。

 トランプ氏は「インディアナ州で勝てば(指名争いは)終わりだ」と語った。

 米CNNテレビの集計によると、トランプ氏はこれまでに代議員1002人を獲得。指名要件の過半数1237人までは235人だが、同州予備選は57人の代議員が勝者総取り方式に近い形で割り振られるため、勝てば2位のクルーズ上院議員(45)の572人に大きく差を付けられる。

 クルーズ氏はこの予備選を「極めて重要な役割を果たす」とし、3位のケーシック・オハイオ州知事(63)の選挙協力を得て、背水の陣で臨む。ただ、政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による最近の世論調査平均値ではトランプ氏が約10ポイントリードしている。

 民主党もクリントン氏がサンダース上院議員(74)に対して優勢にある。

3345とはずがたり:2016/05/03(火) 21:49:18

2016.4.30 08:44
【米大統領選】
「反トランプ連合」は機能するか 焦点インディアナ州の知事がクルーズ氏支持を表明
http://www.sankei.com/world/news/160430/wor1604300020-n1.html

 米大統領選の共和党候補者選びを巡り、中西部インディアナ州のマイク・ペンス知事(56)は29日、指名争い2位のクルーズ上院議員(45)を支持すると表明した。同州では5月3日、指名争いの行方を左右するとされる重要な予備選が開かれる。首位の実業家、トランプ氏(69)の勢いを止めたいクルーズ氏にとって追い風となりそうだ。

 指名獲得に向け7月の党大会前に代議員総数の過半数を手中に収めたいトランプ氏に対し、クルーズ氏は3位のケーシック・オハイオ州知事(63)と協力して阻止を狙う。インディアナ州予備選は、クルーズ、ケーシック両氏による「反トランプ連合」が機能するか注目されている。各種世論調査によると、インディアナ州ではトランプ氏が若干優勢だ。(共同)

3346とはずがたり:2016/05/04(水) 10:28:14
>>3343

室橋祐貴 Headshot
Platnews編集長
<米大統領選>トランプよりヤバい?トランプを追いかけるテッド・クルーズとは?
http://www.huffingtonpost.jp/yuki-murohashi/ted-cruz_b_9456482.html
投稿日: 2016年03月14日 16時51分 JST 更新: 2016年03月15日 14時24分 JST

3月15日に「ミニ・スーパーチューズデー」を迎える大統領選だが、共和党は不動産王ドナルド・トランプ氏が1位、それをテッド・クルーズ上院議員、マルコ・ルビオ上院議員が追いかける形となっている。トランプ氏については既に何度も紹介しており(過激な発言が目立つトランプ、実際は何をしようとしているのか?)、「主流派」の期待を集めるルビオ氏についても紹介した(米大統領選、共和党最有力候補マルコ・ルビオとは?)。

では、現在2位のテッド・クルーズ上院議員とは一体どういう人物なのだろうか。詳しく見ていきたい。

華麗な経歴

現在は福音主義の牧師であるキューバ移民の父親と英国系でデラウエア州出身の母親との間にカナダで生まれたクルーズ氏の経歴は輝かしい。

プリンストン大学卒で、この頃からディベートがうまく、大学時代には全米チャンピオンにもなっている。ハーバード・ロースクールではハーバード・ロー・レビューの編集者を務め、優秀な成績で卒業。1999年の大統領選の際にはジョージ・W・ブッシュの政策アドバイザーを務めた。その後、司法副次官などを経て2012年から上院議員となっている。

44歳のルビオ氏に比べると年齢が高く見えるが、まだ45歳と非常に若い。クルーズ氏の妻ハイディ氏は大統領選の準備を始める2013年までゴールドマン・サックスの副社長で、クルーズ氏はエスタブリッシュメントを代表するかのような人物だが、草の根保守「ティーパーティー」やキリスト教福音派からの支持を集めている。

2012年にテキサス州から上院議員に選出された時もティーパーティーの公認候補として立候補した。

過激な政策

こうして見ると、トランプ氏よりも大統領に向いているかのように見えるが、実際はトランプ氏よりも過激だ。テキサス州という信仰心の篤い南部人独特の白人保守主義が体に染みついているクルーズ氏は、政策もその影響を強く受けている。

国民皆保険(オバマケア)や銃規制に反対なのはもちろん、LGBTや妊娠中絶、障害者権利に反対、進化論や地球温暖化も否定している。また、「小さい政府」を目指しているため、エネルギー、商務、教育、住宅都市開発の各省を廃止、税率を一律にして内国歳入庁を廃止することも主張。ウォール街だけではなく、シリコンバレーの富裕層からも支持を集めており、インターネット規制に反対している。

外交に関しても、イスラエルとの同盟強化、イランとの核合意の破棄、ISへの「絨毯爆撃」、自由貿易の推進を掲げており、また、不法移民への反対に関してもトランプ氏と同様に、いやむしろそれ以上に、強く反対しており、10日の討論会では移民対策としてメキシコ国境に壁を造り、国境警備の人員を3倍にし、不法移民への福祉を打ち切ると表明した。

3347とはずがたり:2016/05/04(水) 10:28:34
>>3346-3347

信条が強い分トランプより危険

トランプ氏は実業家であり、いかに「ウケるか」を考えながら発言しているため、今後徐々に穏健的になることが予想されるが、クルーズ氏は信条が強く頑固だと見られている。

1期目であるクルーズ氏の知名度を上げることになったのは、2013年の予算審議で、オバマケアに反対するために行った議事妨害だ。21時間以上にわたって本会議場で演説し、政府機関閉鎖の立役者の一人となった。

こうした非妥協的な姿勢は、共和党からも反感を買っている。また、上下両院で過半数を握り、大統領選に向けて「政権担当能力」を見せつけたかった共和党主流派からも嫌われている。

今後は厳しい戦いに

「スーパー・サタデー」で勝利し、現在2位につけているクルーズ氏だが、今後はキリスト教福音派の支持者が少ない地域も多く、厳しい戦いになると見られている。2月に撤退したヒューレット・パッカードの元CEOカーリー・フィオリーナ氏は先週クルーズ支持を表明したが、フロリダ州が地元のルビオ氏とオハイオ州が地元のジョン・ケーシックオハイオ州知事が15日に勝ち拮抗しない限りクルーズ氏がトランプ氏を抜くのは難しいと思われる。もしくはルビオ氏とケーシック氏が早期に撤退し、「反トランプ派」からの支持を集めるかしかない。

共和党主流派はトランプ氏の指名獲得に必要な代議員の過半数獲得を阻止し、7月の党大会で決選投票に持ち込みたいとしているが、この時点でルビオ氏かケーシック氏が残っていれば反トランプ候補にクルーズ氏が選ばれることはないだろう。実際、クルーズ氏もこの戦略には反対している。

だが、ディベートがうまく、経歴的にもふさわしく見えるクルーズ氏はトランプ氏の影に隠れて過激な発言を取り沙汰されることが少ないが、実際のところその中身は最も過激で危険だろう。

3348とはずがたり:2016/05/04(水) 10:30:55
<米大統領選>共和党2位のクルーズ氏が撤退表明
http://news.goo.ne.jp/topstories/world/862/50907393ee5d36f2220939cd0fc2bfab.html
(毎日新聞) 10:06

 ◇クルーズ氏が撤退表明

 【北米総局】米CNNなどは、3日に行われた米大統領選の中西部インディアナ州予備選で、共和党の候補指名争いで首位を走る実業家ドナルド・トランプ氏(69)が勝利したと報じた。一方、2位のテッド・クルーズ上院議員(45)は同日夜(日本時間4日午前)、選挙戦からの撤退を表明した。

3349とはずがたり:2016/05/04(水) 20:00:53
クルーズ撤退、ヒラリー敗北の衝撃
http://news.goo.ne.jp/article/newsweek/world/newsweek-E169281.html
17:00ニューズウィーク日本版

 3日のインディアナ州予備選の惨敗を受けて、共和党のテッド・クルーズ候補は電撃的とも言える「撤退」を表明した。圧勝したドナルド・トランプ候補は、これによって共和党の統一候補と「見なされる」ことになった。

 それにしても、クルーズ陣営の「崩壊」は多くのアナリストの予想を越えていた。つい1週間前まで、多くの世論調査でリードしていたインディアナでフタを開けてみれば「53%対37%(開票率80%時点)」と大差で敗北したのである。

 理由は4つ挙げられる。

 1点目は「ケーシックとの2位・3位連合」の失敗だ。トランプを「過半数割れ」に追い込むという目的で、オレゴンとニューメキシコではケーシック、インディアナではクルーズに得票を集めるという「協定」を結んだのだがマイナスだった。福音派を中心とするクルーズ支持層と、中道的な現実主義を支持するケーシック支持層は水と油だったのだ。

 2点目は、「副大統領候補にカーリー・フィオリーナを指名した」ことだ。投票日直前になっての発表も唐突なら、いくら「軍事タカ派・社会価値観タカ派」的な言動をしている女性であっても、IT巨大企業の元経営者という人選は、インディアナの庶民感覚とは乖離していた。

 3点目は、ネガティブ・キャンペーンの失敗だ。クルーズ陣営は、一週間に1000万ドル(約10億円強)という巨費を投じて、「トランプ批判」のCMを流し続けた。だが、キャンペーンの結果は、「相手の積極的支持層の団結」を生む一方で「自陣営への嫌悪感の拡散」も伴い、完全な失敗だったと見られている。

 4点目は、ここへ来て「ドル安+株安」という経済の変動が見られたことだ。IT企業などの3月決算も悪く、景気の先行きに重苦しいムードが漂っている。そんな中、「アメリカ第一主義で雇用を再生する」という、トランプのメッセージが驚くほど票を吸い寄せたということが言える。

 それにしても意外だった。ここでのクルーズの「撤退」は、メディアも予想していなかった。そもそも、こんな大差の敗北は誰も予想していなかったが、とにかく展開が急だ。

 投票終了が東部時間の19時で、すぐにCNNなどはトランプに当確を出した。その後、19時半ごろからクルーズ派が集結して、候補者本人のスピーチを待ったが、結局登場までには1時間近くかかった。まず、クルーズの両親が出てきたので、多くの人は「おや?」と思ったのではないだろうか。

 その後、「副大統領候補」だったフィオリーナ氏が出てきて、候補者の紹介をしたあたりでは、もう会場はお葬式状態だった。やがて本人が登場して、両親とハイジ夫人、そして2人の娘達に謝辞を述べたあたりで、いつもなら歓声と拍手が出るはずだが、シーンと静まり返った会場の様子は異様だった。

 そして、1976年に「フォードが過半数の取れない1位」で共和党大会に臨んだ際に「辞退することで、自身の将来への可能性を開いた」レーガンを賛美し、会場がシーンと聞き入ったあたりで「確定」となった。程なくして本人の口から「選挙運動の停止」が宣言されると、会場には落胆のため息が漏れていたが、既に全ては終わっていたという感じだ。

 一部報道によれば、家族ぐるみで本当に「血と汗を」流してきたクルーズとしては、資金も先細りとなる中で燃え尽きたのだという。コンセッション(撤退)演説のムードからもそれはうかがえた。少なくとも、共和党主流派やトランプ派との「取引」で降りたのではなさそうだ。

3350とはずがたり:2016/05/04(水) 20:01:09
>>3349-3350
 さて、直後の現時点で「今後」を占うのは難しいが、以下のことが言えるだろう。

 トランプは直後にスピーチをしたが、相変わらず「子供向けの語彙で、同じことを何度も言う」スタイルで押し、そこには「勝利の歓喜」はなかった。ただし、クルーズの健闘に関しては、そこだけは毒舌を引っ込めて賞賛していた。

 それはそれで、本選を意識しての「トランプ流の作戦」なのだろうが、相も変わらず「同盟国との良好な関係は保つが、応分の負担を求める。世界の警察官といった大盤振る舞いはやらない」ことを念押しし、それが「偉大で強いアメリカ」だと吠えていたことには留意する必要があるだろう。

 一方で、共和党のプレーバス全国委員長が「党の団結」を訴えるツイートを流したことで、トランプが事実上の「統一候補として認知」されたという報道も出ているが、委員長にはそこまでの権限はないので、そこは不透明だ。

 3位のケーシックは当面は選挙戦を続けるようで、少なくとも当夜のうちに撤退することはなさそうだ。一部には、これで争点は「トランプか?アンチか?」にスッキリ絞られたので、カリフォルニアでの逆転勝利と、トランプの過半数阻止に向けて、彼を「最後の砦」とした抵抗が続くという説もある。

 だが、ケーシックにはそこまでの資金力はないだろうし、トランプの「事実上の統一候補」という地位は98%ぐらい確定したと見るのが妥当だろう。残る可能性は、多くの主流派が支持しない中で、党大会も「空席が目立つ」ようになり、上下両院の改選議員が「トランプとの同時選挙」であることを一切無視して自分の議席防衛に必死になるという筋書きだ。共和党内には「大統領はヒラリーでも仕方がない」という声も以前からある。

 しかし問題はそのヒラリーだ。今回のインディアナ州では、民主党も番狂わせとなり「死に体」のはずのサンダースが勝ってしまった。獲得代議員数では大勢に影響はなく、ヒラリーの優位に変わりはないが、イメージとしてヒラリーのダメージは大きい。

 特に、ウェストバージニア州で「これからは再生エネルギーの時代だから、炭鉱は閉鎖、鉱夫という職業も消滅する」と言ったヒラリーのスピーチが「大炎上」した結果、こともあろうに「その鉱夫代表に会って直接謝罪」した映像が全国に流れたのだが、これがかなり足を引っ張ったと言える。クリントン家にしては、珍しいダメージコントロールの失敗だ。

 この失言が「ヒラリーは庶民の雇用には無関心な富裕層代表」というプロパガンダの標的となっている。サンダースが撤退しない限り、この種の批判は続くだろうし、共和党内が「トランプで決まって無風状態に」なる一方で、民主党内の「コップの中の嵐」が各メディアで放映される頻度は高まる。

 トランプ陣営もそこは計算していて、「サンダース支持層」を本選で取り込もうとしている。さすがに11月に投票機で「トランプ」のボタンを押させるのは無理でも、サンダース支持派を棄権に追い込むことは、ヒラリーの票固めをジワジワ崩すことにもなりかねない。

 このインディアナの予備選で、大統領選の風景は大きく変わった。だが、その行き着く先は依然としてまったく不透明なままだ。
<ニューストピックス:【2016米大統領選】最新現地リポート>
≪筆者・冷泉彰彦氏の連載コラム「プリンストン発 日本/アメリカ 新時代」≫
冷泉彰彦(在米ジャーナリスト)

3351とはずがたり:2016/05/05(木) 08:52:54
トランプ氏の共和指名確定=ケーシック氏が撤退表明―米大統領選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160505-00000020-jij-n_ame
時事通信 5月5日(木)6時38分配信

 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補指名争いで、ジョン・ケーシック・オハイオ州知事(63)は4日、同州で演説し、選挙戦からの撤退を表明した。

 これにより、指名争いに残っているのは実業家ドナルド・トランプ氏(69)だけになり、トランプ氏の指名獲得が確定した。

 ケーシック氏はこれまで地元のオハイオ州でしか勝利していないが、夏の党大会が決選投票にもつれ込めば、主流派の自身に勝機があるとみて選挙戦を続けてきた。しかし、2位のテッド・クルーズ上院議員(45)が3日に撤退を決めたことで決選投票の可能性が事実上なくなったため、撤退を決断した。

3352チバQ:2016/05/05(木) 13:50:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160505-00000007-mai-n_ame
<米大統領選>共和党内、団結遠く 「反トランプ」重い代償
毎日新聞 5月5日(木)9時30分配信

<米大統領選>共和党内、団結遠く 「反トランプ」重い代償
共和党候補指名争いからの撤退を表明したテッド・クルーズ上院議員=インディアナ州で2016年5月3日、AP
 【ニューヨーク國枝すみれ、ワシントン西田進一郎】米大統領選で共和党候補指名を確実にした実業家ドナルド・トランプ氏(69)は3日、「共和党の政治家たちが次々と電話をかけてきて、『トランプ電車』に乗りたいと言ってくる」と胸を張った。だが、これまでの指名レースで中傷や個人攻撃が相次ぎ、党内は深く分断されたままだ。11月の本選に向け、一致団結するのは容易ではない。

 中西部インディアナ州予備選の結果が判明する直前の3日午前、共和党候補者同士の中傷合戦は極限に達した。

 トランプ氏は、ライバルのテッド・クルーズ上院議員(45)を蹴落とすため、クルーズ氏の父親がケネディ元大統領暗殺に関連していると報じたタブロイド紙「ナショナル・エンクワイアラー」を紹介。これに激怒したクルーズ氏は、トランプ氏を「病的なうそつき」で「道徳観念がない男」と酷評した。

 2008年大統領選で共和党指名候補ジョン・マケイン上院議員(79)を支えた側近のマーク・ソルター氏はツイッターで、「共和党はナショナル・エンクワイアラーが正しいと思っている男を指名しようとしている」と嘆いた。さらに「私は彼女の味方だ」と、民主党候補指名が濃厚なヒラリー・クリントン前国務長官(68)を本選で支持する意思を表明した。

 また、トランプ氏に「低エネルギー」と侮辱され、当初は党主流派の有力候補と目されながらレースから撤退した元フロリダ州知事のジェブ・ブッシュ氏(63)も4月下旬のCNNのインタビューで、「トランプ氏が民主党候補を打ち負かせるとは思えない」と指摘。トランプ氏が正式に指名された場合は支持するかとの質問にも、「そうならないことを希望する」と語り、支持を約束しなかった。

 「うそつきテッド」「ちびのマルコ(・ルビオ上院議員)」。他の候補を口汚く攻撃し続けたトランプ氏に拒否感を覚える共和党員も多く、ツイッターで「共和党から無所属に登録を変えた」と報告するケースも出ている。反トランプ候補に投票した共和党支持者の半分が「トランプ氏が指名された場合は本選で支持しない」と回答した調査もある。民主党にくら替えしないまでも、投票に行かない可能性もあり、共和党は厳しい局面に立たされる。

 ◇「道は閉ざされた」 クルーズ氏が敗北宣言

 「私は勝利への道がある限り、戦い続けると言ってきた。今夜、その道は閉ざされたようだ」。共和党のインディアナ州予備選で敗北したテッド・クルーズ上院議員は3日、州都インディアナポリスの集会場でレース撤退を宣言。ドナルド・トランプ氏への支持を呼びかけることもなく、激しい指名レースの傷痕を浮き彫りにした。

 クルーズ氏は南部テキサス州選出だが、インディアナ州は支持母体のキリスト教福音派が強い。指名争いで2位につけるクルーズ氏は正念場とみて、大量の人員と資金を投入した。3位のジョン・ケーシック・オハイオ州知事(63)陣営と選挙協力して「反トランプ票」を一本化する対抗策も講じた。

 これに先立ち、先月26日の東部5州予備選で惨敗した直後には、副大統領候補に元ヒューレット・パッカード最高経営責任者(CEO)のカーリー・フィオリーナ氏(61)を選ぶと発表。指名獲得前に副大統領候補を起用する異例の策で、追い上げを図っていた。

 それでもトランプ氏の勢いを止めることはできなかった。「我々は力を尽くした。だが、有権者は別の道を選択した。長い目で見た米国の将来に大きな希望をかけ、選挙戦を撤退する」。クルーズ氏が敗北を認めると、支持者からは落胆の声があがった。

 昨年3月、有力候補の中で最も早く出馬表明したクルーズ氏。無念さを胸に、指名争いの舞台から姿を消した。【ニューヨーク田中義郎】

3353チバQ:2016/05/05(木) 13:50:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160505-00000043-san-n_ame
米大統領選 議会選へ波及警戒 共和支持層56%「党が分裂」
産経新聞 5月5日(木)7時55分配信

 【ワシントン=加納宏幸】米共和党全国委員会は過去2回の大統領選での敗北を教訓に、女性や中南米系など少数派からの支持拡大に努めてきた。だが、女性や移民への差別発言を繰り返すトランプ氏の指名獲得は、こうした主流派の思惑を覆し、党分裂の引き金ともなりかねない。

 共和党では、2009年頃から顕在化していた保守系草の根運動「ティーパーティー」(茶会)系と議会指導者ら主流派との対立が今回の大統領選で一層悪化。米CNNテレビが3日実施したインディアナ州予備選の出口調査によると、トランプ氏の支持者も含む共和党支持層の56%が「党が分裂した」と答えた。

 トランプ氏は3日の勝利宣言で中南米系、黒人、女性の支持を勝ち取ったと主張した。だが、世論調査では女性の7割がトランプ氏を「好ましくない」と回答し、11月の大統領選に合わせて行われる知事選や上下両院選への悪影響を懸念する声が強まっている。

 そのため共和党系の政治団体では第三党からトランプ氏の対抗馬を擁立したり、両院選で同氏に批判的な候補を後押ししたりすることを通じて共和党が「トランプ党」になることを阻止する動きが出ている。

3354チバQ:2016/05/05(木) 13:51:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160505-00000044-san-n_ame&amp;pos=1
米大統領選 トランプ氏指名確実 「NY対決」地元に熱気
産経新聞 5月5日(木)7時55分配信

米大統領選 トランプ氏指名確実 「NY対決」地元に熱気
米国ニューヨーク(写真:産経新聞)
 【ニューヨーク=上塚真由】米大統領選の共和党候補指名が確実となった不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)と、民主党候補指名が濃厚なヒラリー・クリントン前国務長官(68)はともにニューヨークと深いつながりがある。11月の本選は「ニューヨーク対決」としても注目を集めるのは確実だ。

 全米で最も有名な大都市ニューヨークはこれまで、大統領選で注目を浴びることは少なかった。だが、3日夜にトランプ氏が記者会見を開いたニューヨークの「トランプ・タワー」前にはトランプ氏とクリントン氏双方の支持者が集まり、異様な熱気に包まれた。

 ◆ともに「愛着」強調

 「景気が悪くて米国の中産階級は苦しんでいる。トランプ氏は、エスタブリッシュメント(支配階層)の象徴のクリントン氏には容易に勝つだろう」。キャム・マックスウェルと名乗る銀行員の男性(57)は興奮気味に語った。

 クリントン氏を支持するマリッサ・ドゥケイさん(28)は「トランプ氏は人々の恐怖心をあおっているだけ。クリントン氏に絶対勝ってもらいたい」と祈るように話した。

 トランプ、クリントン両氏はともに地元ニューヨークへの「愛着」を強調する。トランプ氏はニューヨーク市クイーンズ区生まれで、自身が所有するトランプ・タワーに住む。予備選ではリベラルな気風を意味する「ニューヨークの価値観」を懸命にアピールした。クリントン氏はシカゴ郊外の出身だが、ニューヨーク州選出の連邦上院議員を2期務め、今も同州に活動拠点を置いている。

 ◆はや舌戦展開

 戦いの行方について、地元紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は3日、「多くの米国人はクリントン氏を好きではないかもしれないが、彼らはトランプ氏を恐れている」とし、トランプ氏の苦戦を予想する。

 しかし、トランプ氏はツイッターに「11月8日(本選の投開票日)、私はひねくれたヒラリー・クリントンを打ち負かすだろう」とつぶやいてみせた。最近ではトランプ氏が「女性というだけが売り物だ」とクリントン氏を攻撃し、同氏が反論するなど、早くも舌戦を展開している。

3355チバQ:2016/05/05(木) 13:51:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160505-00000020-jij-n_ame
トランプ氏の共和指名確定=ケーシック氏が撤退表明―米大統領選
時事通信 5月5日(木)6時38分配信

 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補指名争いで、ジョン・ケーシック・オハイオ州知事(63)は4日、同州で演説し、選挙戦からの撤退を表明した。

 これにより、指名争いに残っているのは実業家ドナルド・トランプ氏(69)だけになり、トランプ氏の指名獲得が確定した。

 ケーシック氏はこれまで地元のオハイオ州でしか勝利していないが、夏の党大会が決選投票にもつれ込めば、主流派の自身に勝機があるとみて選挙戦を続けてきた。しかし、2位のテッド・クルーズ上院議員(45)が3日に撤退を決めたことで決選投票の可能性が事実上なくなったため、撤退を決断した。

3356チバQ:2016/05/05(木) 13:55:15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160505-00000041-san-n_ame
米大統領選 クリントン氏は予断許さず 支配階層への反感…本選は接戦か
産経新聞 5月5日(木)7時55分配信

米大統領選 クリントン氏は予断許さず 支配階層への反感…本選は接戦か
ヒラリー氏とトランプ氏の略歴(写真:産経新聞)
 【ワシントン=青木伸行】民主党の候補指名獲得が確実視されるヒラリー・クリントン前国務長官は、すでに「クリントン対トランプ」を想定し、ドナルド・トランプ氏への「口撃」を強めている。この顔合わせに関する世論調査では、今のところクリントン氏がリードしているが、本選で追い上げられる可能性も指摘されており、陣営にとっては予断を許さない。

 「ロシアと中国は、世界的な同盟網が米国の戦略の強みだと分かっている。同盟に背を向ければ危険なシグナルを送ることになる。米国の安全は損なわれ、世界はより危険になる」

 米国初の女性大統領を目指すクリントン氏はこのところ、以前にも増してトランプ氏の外交政策などを声高に批判している。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると「クリントン対トランプ」を想定した最近の各種世論調査の平均では、クリントン氏がトランプ氏を6・2ポイント上回っている。ただ、トランプ氏(41%)がクリントン氏(39%)を逆転した調査結果(ラスムッセン・リポート)もある。

 こうしたことなどから、民主党関係者は「国内に充満する現状への不満を考えれば、本選は接戦になると覚悟する必要がある。トランプ氏を見くびるのは間違いだ」と警鐘を鳴らす。

 クリントン氏らエスタブリッシュメント(支配階層)への反感と、既存政治への批判を背景とするトランプ旋風が、本選でも吹きかねないというわけだ。

 また、政治アナリストのチャーリー・クック氏は「クリントン氏にとり、サンダース氏支持の無党派層などを、いかに糾合するかが課題だ」と指摘する。「クリントン嫌い」は5割以上に上り、足場を固めることが先決だといえる。

3357チバQ:2016/05/05(木) 14:09:26
http://www.sankei.com/world/news/160504/wor1605040038-n1.html
2016.5.4 18:59
【米大統領選】
トランプ氏、差別的言動が党分裂の引き金にも 女性の7割は嫌悪感 共和党、さらなる対抗馬の可能性


 【ワシントン=加納宏幸】米共和党全国委員会は過去2回の大統領選での敗北を教訓に、女性や中南米系など少数派からの支持拡大に努めてきた。だが、女性や移民への差別発言を繰り返すトランプ氏の指名獲得は、こうした主流派の思惑を覆し、党分裂の引き金ともなりかねない。

 共和党では、2009年頃から顕在化していた保守系草の根運動「ティーパーティー」(茶会)系と議会指導者ら主流派との対立が今回の大統領選で一層悪化。米CNNテレビが3日実施したインディアナ州予備選の出口調査によると、トランプ氏の支持者も含む共和党支持層の56%が「党が分裂した」と答えた。

 トランプ氏は3日の勝利宣言で中南米系、黒人、女性の支持を勝ち取ったと主張した。だが、世論調査では女性の7割がトランプ氏を「好ましくない」と回答し、11月の大統領選に合わせて行われる知事選や上下両院選への悪影響を懸念する声が強まっている。

 そのため共和党系の政治団体では第3党からトランプ氏の対抗馬を擁立したり、両院選で同氏に批判的な候補を後押ししたりすることを通じて共和党が「トランプ党」になることを阻止する動きが出ている。

3358チバQ:2016/05/05(木) 18:59:44
http://www.sankei.com/world/news/160504/wor1605040037-n1.html
2016.5.4 18:41
【米大統領選】
「敵」へのレッテル貼りで反ワシントン感情をつかむ トランプ氏の「もろ刃の剣」は対ヒラリー戦をどう戦う?
 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選の共和党候補指名争いで不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)がテッド・クルーズ上院議員(45)にとどめを刺したのは「嘘つきテッド」というレッテル貼りだった。「敵」を攻撃することで共和党支持層の心をつかんできたトランプ氏は3日の勝利宣言で党の団結を訴えたが、「融和路線」への変更は11月の本選でもろ刃の剣になりかねない。

 「手ごわく賢明な相手だった」。トランプ氏は3日、ニューヨークの「トランプ・タワー」で勝利宣言し、直前までの攻撃を忘れたかのようにクルーズ氏の健闘をたたえた。

 この日、トランプ氏は自らを支持するタブロイド紙の記事を基に「クルーズ氏の父はリー・ハービー・オズワルドと一緒にいた」とFOXニュースに語った。オズワルドは1963年のケネディ大統領暗殺の実行犯とされる。クルーズ氏が事実無根だとして激しく抗議すると、再び「嘘つきテッド」とののしった。

 最大で17人が乱立した指名争いは、トランプ氏と、ジョン・ケーシック・オハイオ州知事(63)だけが残った。主要候補たちはトランプ氏からの多種多様な攻撃やレッテル張りで次々と脱落していった。


 既存政治家をこき下ろすことで「反ワシントン」の感情を自らへの支持につなげてきたトランプ氏は、民主党の指名獲得が確実視されるヒラリー・クリントン前国務長官(68)を「不正なヒラリー」と呼ぶ。私用メール問題やウォール街からの巨額献金は、クリントン氏にとり本選でのアキレス腱(けん)だ。

 しかし、トランプ氏は勝利宣言でいつもの暴言を控えて、「共和党に団結をもたらしたい」と訴えた。7月の党全国大会の運営をめぐり批判していた党全国委員会のラインス・プリーバス委員長も持ち上げた。

 民主党候補との本選は党と党の総力戦だ。暴言の悪影響を恐れる主流派との融和は不可欠だが、そのために「トランプ節」を封印すれば、これまで獲得してきた支持者の離反を招くことになる。

3359とはずがたり:2016/05/06(金) 09:27:33
何時も冷静な冷泉氏が一寸苛立ちを見せて熱く(十分抑制的だけど)主張されてる。

冷泉彰彦
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代
日本は「トランプ外交」にどう対抗したらいいのか?
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2016/05/post-829.php
2016年05月02日(月)09時30分

 先月25日に北東部5州(ペンシルベニア、メリーランド、コネティカット、デラウェア、ロードアイランド)の予備選を、いずれも過半数を大きく超える得票で制覇したドナルド・トランプ候補は、「予備選の勝利は見えた」としてこれからは「本選への準備に入る」ことを宣言しています。

 そうは言っても、「暴言・放言スタイル」をやめて「もっと大統領らしく」振る舞うのかという質問に対しては、「自分はこのスタイルで勝ってきたのだから、変えるつもりはない」と居直っていました。

 それでも、さすがに「まともな政策論議」をしないといけない時期になったと判断したのか、27日には首都ワシントンで「外交政策スピーチ」に臨みました。

 本格的な政策論になるという前評判もあったのですが、フタを開けてみれば中身は相変わらずで、

1)ISIS討滅が最優先。
2)中ロとの関係改善を模索。
3)NATO拠出金は見直す。
4)日本や韓国などの同盟国には対等の防衛負担を求める。

 というワンパターンの繰り返しでした。ちなみに、これは「トランプ・ドクトリン」ではなく、本格的な外交政策については当選後に軌道修正することもあるという但し書きがついていました。ですが、現時点では「薄っぺら」で「非現実的」であることは否定しようがありません。

 ちなみに、以前のニューヨーク・タイムズのインタビューの際に飛び出した、「日本と韓国に核武装を認める」という「政策」には、さすがに国内外から批判の大合唱に囲まれたためか、今回は言及しませんでした。

 それにしても、2000年代以降、大統領の言動や大統領選の論戦などを通じて日本への言及は、少しずつ減っていますが、今回の一連の「トランプ騒動」では、久々に日本がターゲットになっていることにはいつまでも困惑を禁じえません。

 もちろん、トランプの発想法には日本経済が強かった80〜90年代のレトロ感覚が染み付いている、それ以上でも以下でもない、ということは「全く真に受ける必要はない」という態度を取ることも可能です。

 ですが、いかに無責任なものとはいえ、こうした言動が大衆受けしていることは、その世論の奥底に、こうした発言を生み出す土壌がある、そのことは決して無視できないと思います。要するに、アメリカの財政赤字が慢性化している前提で、ただでさえカネがないのに「外国のためにカネを使う」のはやめたい、そんな感情です。

3360とはずがたり:2016/05/06(金) 09:28:07
>>3359-3360
 そう考えれば、日本でも全く相似形の感情論はいくらでも見出すことができます。例えばODAへの反発や、韓国系学校への土地提供をめぐる反発にしても、これと同じような心理が世論の核にあるわけです。

 ですが現状のアメリカでは、これに加えて「アメリカだけを考えればいい」とか「世界の混乱には関わりたくない」という伝統的な孤立主義が絡んでいるので、相当にタチが悪いと言えます。

 さらに問題なのは、日本を頭越しに飛び越して、中国との関係改善を企図していることです。自由と民主主義などという概念とか価値観などでは「メシは食えない」と考えるトランプとその支持者は、相互にメリットがあると思えば、中国ともロシアともズブズブの関係になることに全く抵抗がなさそうであり、これも頭の痛い問題です。

 トランプのレトリックの巧妙なのは、実は「カネがないので支出を減らしたい」という後ろ向きの話を「毅然とした強いアメリカを取り戻す」という威勢のいい話に「すり替え」ていることです。その「すり替え」によって世論は「コロッと」騙されている面もありますが、世論は世論で「カネがないから支出を減らしたい」という冷静な政策論を「トランプの見せかけの威勢の良さ」にかこつけて、喜んで騒いでいるという面もあります。

 困ったことになりました。こうした「孤立主義」から来る「カネをケチる」方向性というのは、トランプ以外の人間が大統領になっても、多かれ少なかれ傾向としては出てくると思われるからです。

 日本の場合、在日米軍に関して、これ以上巨額な駐留費用の負担を要求されるようですと、自主防衛論と一国平和論という右と左のポピュリズムが暴走して、収拾がつかなくなる危険があります。経済が苦しい今、そんなことをやっている暇はないのです。

 ではどう対応したらいいのでしょうか?

 1つは、アメリカとの関係における「対称性」あるいは「相互性」を、他のあらゆる分野で意識することです。

 例えば、仮に今月末の伊勢志摩サミットの際に、オバマ大統領の広島献花が実現したとしたら、間隔を置かずに、安倍首相がハワイの真珠湾を訪問して、戦艦アリゾナ記念館に献花をするのです。

 こうした「対等性・相互性」という外交原則をキチッと果たすということは、何よりも「トランプ的なるもの」に吸い寄せられるような人々の心にも響く行動になるからです。

 もう1つは、日本が「自由と民主主義の価値観を大事にしていれば、頭脳労働を中心とした高付加価値の経済を開花させて最先端の技術と経済を実現できる」という成功事例であり続けることです。そうすれば、カネのことを考えると日本より中国が大事などという外交方針のバカバカしさに、さすがにトランプもその追従者も気づくでしょう。

 どちらの場合でも、トランプ現象に驚いて、日本が右往左往するような見苦しいことはまずやめることです。

3361チバQ:2016/05/06(金) 19:42:15
http://www.afpbb.com/articles/-/3086153
トランプ氏支持の「準備まだ」と共和党幹部、別の候補求める声も
2016年05月06日 10:25 発信地:ワシントンD.C./米国
【5月6日 AFP】米共和党指導部の一人であるポール・ライアン(Paul Ryan)米下院議長は5日、米大統領選で共和党の指名獲得を確実にしたドナルド・トランプ(Donald Trump)氏(69)を11月の本選で支持する準備はまだできていないと米テレビCNNに語った。

 これまでにもイスラム教徒の米入国禁止をはじめとするトランプ氏の公約を批判してきたライアン氏は、「私は(トランプ氏を)支持したいと望んでいる。そうしたいと思っている。しかし私は党をまとめることが必要だと思っている」と述べた。

 共和党がトランプ氏支持で結束できるのか懸念が高まっていた中でのライアン氏の発言は波紋を広げた。

 共和党の重鎮からはトランプ氏不支持の表明が相次いでいる。ジョージ・H・W・ブッシュ(George H.W. Bush)元大統領とジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)前大統領は2016年大統領選でトランプ氏を支持しないことを示唆。12年米大統領選で共和党候補だったミット・ロムニー(Mitt Romney)氏は党全国大会を欠席する意向だと伝えられている。

 一方、ネブラスカ(Nebraska)州選出のベン・サス(Ben Sasse)上院議員など共和党保守派の一部からは、トランプ氏と民主党での指名獲得が確実視されるヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏の2人に挑む第三の候補者を立てるべきだとの主張も聞かれる。(c)AFP/Michael Mathes

3362チバQ:2016/05/06(金) 20:20:08
http://mainichi.jp/articles/20160506/k00/00e/030/125000c
米大統領選
共和主流派、反発強く…トランプ氏指名へ

毎日新聞2016年5月6日 11時36分(最終更新 5月6日 11時36分)
 【ワシントン西田進一郎、ロサンゼルス長野宏美】米大統領選に向けて実業家ドナルド・トランプ氏(69)の候補指名が確定した共和党内で、主流派の反発が収まらない。前回2012年に党候補だったロムニー元マサチューセッツ州知事は党大会欠席の意向を表明。ブッシュ前大統領一族も「関わらない」と一線を画した。ライアン下院議長は5日、CNNテレビに「支持する準備ができていない」と語り、トランプ氏への態度を保留した。

 ライアン氏はインタビューで、トランプ氏を支持するかどうか態度を保留したうえで「私は支持したいと思っているが、(大統領選で勝つために)必要なのは党をまとめることだ。指名候補がその重い任務の大部分を背負わなければならない」と語り、分断された党を結束させる努力を求めた。また、党の基軸である保守的な理念、政策の必要性を強調し、トランプ氏をけん制した。

 これに対し、トランプ氏は「私はライアン氏の政策課題を支持する準備ができていない」と反論したうえで、「おそらく将来において、我々は協力し、何が米国民にとって最善かについて合意できるだろう」とする声明を発表した。

 トランプ氏と、その指名獲得を阻止しようと「トランプ降ろし」を狙った党主流派との溝は深い。米メディアによると、トランプ氏を厳しく「口撃」するなどトランプ降ろしの急先鋒(せんぽう)だったロムニー氏は、トランプ氏を党の正式な候補に指名する7月の党大会を欠席する意向だ。

 また、指名争いに敗れたジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事の父親であるブッシュ元大統領と兄のブッシュ前大統領も今回の大統領選に参加することも関与することもないとし、トランプ氏を支援しない考えを示しているという。

 一方、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)は5日、ロサンゼルスで集会を開き、トランプ氏と混乱する共和党を批判。「私たちは何をしでかすか分からない危険な人物を大統領にするわけにいかない」と語り、「彼の言葉は憎しみに満ちている」と非難した。混乱する共和党について「あちら側は怒鳴り合っている」と皮肉り、「私たちは問題を解決する必要がある」と結束を促した。

3363チバQ:2016/05/08(日) 12:22:29
http://mainichi.jp/articles/20160507/k00/00m/030/073000c
米大統領選
共和党内の分裂浮き彫り トランプ氏指名確定

毎日新聞2016年5月6日 21時14分(最終更新 5月6日 21時14分)
【ワシントン会川晴之、西田進一郎】米大統領選の共和党候補指名が確定した実業家ドナルド・トランプ氏(69)は4日、大統領に就任すれば、米軍が駐留する日本など同盟国に駐留経費の全額負担を求める考えを表明した。CNNテレビのインタビューで語った。

 一方、オハイオ州のジョン・ケーシック知事(63)は選挙戦からの撤退を表明した4日の会見で、「この経験を今後、生かしていく」と語ったが、トランプ氏への支持表明はなかった。3日に選挙戦を打ち切ったテッド・クルーズ上院議員(45)もトランプ氏支持の姿勢は見せておらず、党内の分断が浮き彫りになっている。

 トランプ氏はこれまでも、駐留米軍を撤退させる可能性に触れながら、同盟国に負担増を求める考えを示してきたが、今回は「全額負担」を要求する姿勢を明確にした。

 日本の核兵器保有を容認する考えを示した発言については、「私は日本に(核)武装してほしいのではなく、少なくともその(駐留)経費を弁済してほしいのだ」と説明。目的は駐留経費の負担を求めることであり、経費を払わない場合には駐留米軍が撤退し、日本が北朝鮮の脅威を前に自衛するために何が起きるかを語った、という持論を展開した。

3364チバQ:2016/05/08(日) 16:53:54
http://www.sankei.com/world/news/160507/wor1605070049-n1.html
2016.5.7 17:57
【米大統領選】
96年の大統領選候補の重鎮までトランプ氏を支持 共和党のドール氏「有権者の支持尊重が重要」
 米大統領選で共和党の指名獲得を確実にした実業家トランプ氏の陣営は6日、1996年大統領選の党候補だったドール元上院議員から支持を得たとの声明を発表した。

 ドール氏は5日までは態度を明確にしていなかった。声明で、ドール氏は「記録的な数の有権者がトランプ氏を支持した。投票を尊重することが重要だ」と説明した。

 党内ではトランプ氏と距離を置く重鎮が目立つ。ドール氏は1月に米メディアへのインタビューでトランプ氏を支持する可能性を示唆していた。(共同)

3365チバQ:2016/05/08(日) 16:54:19
http://www.sankei.com/world/news/160507/wor1605070023-n1.html
2016.5.7 10:05
【米大統領選】
共和党結束目指し会談へ 下院議長とトランプ氏
 米共和党実力者のライアン下院議長は6日、大統領選の党候補指名を確実にした実業家トランプ氏と12日に会談する考えを明らかにした。米メディアが報じた。トランプ氏指名を巡って党内で賛否が分かれており、会談を通じて党の結束へ糸口を見いだせるかが注目される。

 一方、指名争いから撤退したブッシュ元フロリダ州知事は6日、11月の大統領選ではトランプ氏にも、民主党の候補になるとみられているクリントン前国務長官にも投票しない考えを示した。

 指名争いを撤退したグラム上院議員も6日、トランプ氏の不支持を表明。ツイッターで「支持するのは良心が許さない」と述べた。

 トランプ氏は「グラム氏は私にたたきのめされたのだから、支持できないのは理解できる。彼は救いようがない」との声明を発表した。(共同)

3366チバQ:2016/05/09(月) 19:05:01
http://www.sankei.com/world/news/160509/wor1605090008-n1.html
2016.5.9 09:43
【米西海岸から】
盛り上がるハリウッドの反トランプ現象…選挙戦への影響は?

 映画の都、ハリウッドの目抜き通りの歩道に埋め込まれた2500以上の星形の敷石「ウォーク・オブ・フェーム」はロサンゼルスの観光名所の一つ。映画界やテレビ番組などで功績を認められたハリウッドスターや映画監督、有名人らの名前が刻まれている。

 米大統領選で共和党候補指名を確実にした不動産王、ドナルド・トランプ氏も2007年に名前を連ねた。テレビスターの横顔もあったからだ。

 「性差別や人種差別を助長している」。トランプ氏の言動を批判し、除去を求める署名活動が4月に行われた。「反トランプ」の姿勢を鮮明にする人気俳優や映画監督らも多く、ハリウッドではトランプ氏に逆風が吹きすさぶ。

 英ロックバンド、ローリング・ストーンズは今月4日、トランプ氏の選挙運動でバンドの曲を使用しないよう求めた。トランプ陣営は運動を盛り上げようとヒット曲を度々流してきた。米ロックバンド、エアロスミスやグラミー賞受賞経験がある英人気歌手、アデルさんらに続く使用禁止要請の動きだ。

 ハリウッドの反トランプ現象は盛り上がり、米メディアも大々的に報じるが、選挙戦には影響していないようだ。批判的なトーンでも「ニュースの主役」として扱われることの効果を考えさせられる。(中村将)

3367チバQ:2016/05/10(火) 21:36:10
http://www.sankei.com/world/news/160510/wor1605100013-n1.html
2016.5.10 09:02
【米大統領選】
トランプ陣営、政権移行責任者にクリスティー・ニュージャージー州知事
【ワシントン=加納宏幸】米大統領選で共和党候補の指名獲得が確実な不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)は9日、今年11月の本選での勝利に備えて、政権移行チームの責任者にクリス・クリスティー・ニュージャージー州知事(53)を指名したと発表した。クリスティー氏は2月に候補指名争いから撤退し、トランプ氏への支持を表明していた。

 これまでの政権移行チーム責任者は、新政権で閣僚や大統領首席補佐官などの要職に就くことが多い。トランプ氏の陣営は声明で、クリスティー氏の知識と忠誠心が指名の理由であると強調した。

3368チバQ:2016/05/12(木) 00:39:04
http://mainichi.jp/articles/20160511/k00/00e/030/184000c
米大統領選
ウェストバージニア、民主はサンダース氏勝利

毎日新聞2016年5月11日 10時40分(最終更新 5月11日 12時49分)
共和党、トランプ氏はネブラスカ州含め2州で勝利
 【ロサンゼルス長野宏美】米大統領選の候補指名争いは10日、南部ウェストバージニア州で予備選が行われ、CNNによると、民主党はバーニー・サンダース上院議員(74)が勝利を確実にした。

<トランプ氏、日本と中国の違い分かっていない?>
<習主席にビッグマックを勧めたトランプ氏の“中国愛”>
<共和党「反トランプ」の重い代償>
<オバマ氏「トランプ氏よ、大統領は娯楽ではない」>
<石破氏「安保条約読んで」 トランプ氏を批判>
 ヒラリー・クリントン前国務長官(68)は既に獲得代議員数で大きくリードしており、指名獲得が濃厚になっている。共和党の指名を確実にしている実業家ドナルド・トランプ氏(69)とクリントン氏が11月の本選で戦う構図は変わらない。CNNによると、クリントン氏は既に2235人の代議員を獲得しており過半数の2383人に近づいている。

 一方、サンダース氏は最後まで選挙を続ける姿勢を示しており、17日に予備選のあるオレゴン州で勝利演説し、「私たちの描く理想像が未来の米国や民主党だ」と、政策に影響を及ぼすことを強調した。さらに「メキシコ系やイスラム教徒、女性を侮辱するトランプ氏を大統領にするわけにいかない。私たちの強みは多様性だ」と語り、クリントン氏よりも自分の方がトランプ氏に勝てると訴えた。

 共和党は他の候補が撤退を表明しており、トランプ氏がウェストバージニア州と中西部ネブラスカ州の予備選で勝利し、代議員を上乗せした。

3369チバQ:2016/05/12(木) 22:44:58
http://www.sankei.com/world/news/160512/wor1605120046-n1.html
2016.5.12 19:38

米で「政府VS州」のトイレ・バトル泥沼化 LGBTを性差別? 法廷闘争に発展
 【ワシントン=加納宏幸】同性愛者や性転換者ら性的少数者(LGBT)に出生証明書と同じ性別のトイレを使うよう求める米南部ノースカロライナ州の州法「HB2」(通称・トイレ法)をめぐる論争が、連邦政府と州が互いを相手取り提訴する事態に発展している。州の判断が性別による差別を禁じた公民権法に反するかが争点となる。

 ノースカロライナ州のマックロリー知事(共和党)はトイレ法について「基本的なプライバシーとエチケットを守るために必要」と主張してきた。一方、民主党のオバマ米大統領はLGBTに対する差別であるとして批判している。

 米司法省はマックロリー氏に書簡を送り、トイレ法が公民権の侵害に当たるとして、9日を期限にトイレ法の施行を拒否する意思があるかを照会。同知事は連邦政府による介入は州に対する越権行為であるとして、ノースカロライナ州の連邦地裁に提訴した。

 マックロリー氏は9日の記者会見で、連邦政府が公民権法について「過激な新解釈」をしていると指摘。米議会に同法の規定を明確化するよう求めた上で「オバマ政権は(実質的に)法律を書き換えることを試み、米議会を迂回(うかい)しようとしている」と非難した。

 これに対し、司法省は9日、トイレ法が公民権法に違反しているとして同州を相手取って提訴。リンチ司法長官は9日、記者会見し、「ノースカロライナ州は性転換者に対し、州によって支援される差別を作り出した」と批判した。

 トイレ法は今年3月に成立。ロック歌手のブルース・スプリングスティーンさんらが同法に抗議するため州内でのコンサートを中止したり、大手企業がノースカロライナ州内での事業計画を見直したりするなどの影響が出ている。

3370チバQ:2016/05/12(木) 22:51:54
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160512-00000024-reut-n_ame
トランプ・ヒラリー両氏の支持率ほぼ拮抗、本選は接戦か
ロイター 5月12日(木)9時12分配信
[ニューヨーク/ワシントン 11日 ロイター] - 米大統領選の共和党候補指名獲得をほぼ確実にした不動産王ドナルド・トランプ氏の支持率が、民主党の最有力候補とされるヒラリー・クリントン氏と拮抗(きっこう)していることが、11日に発表されたロイター/イプソスの世論調査で明らかになった。

これは11月8日に実施される米大統領選の本選が、予想以上に接戦となる可能性を示唆している。

今回の調査は6─10日にかけ、1289人を対象にオンラインで実施。クリントン氏を支持すると回答した有権者は41%、トランプ氏は40%、未定は19%だった。同調査の誤差は約3ポイント。

前週のインディアナ州予備選でテッド・クルーズ、ジョン・ケーシック両氏を破り、共和党候補指名獲得をほぼ確実にして以来、トランプ氏が支持率を大きく伸ばしている状況が浮き彫りとなった。

「数字に満足している。良い方向に向かっている」と、トランプ氏はロイターに書面でこのようにコメントした。一方、クリントン陣営の広報担当者は、コメントの要請には応じなかった。

共和党の選挙参謀であるデビッド・カーニー氏は、同調査について、民主党候補指名獲得争いで、バーニー・サンダース上院議員に対し今なお苦戦しているクリントン氏の脆弱(ぜいじゃく)さを露呈するものだと指摘した。

クリントン氏は今年実施された支持率調査のほぼすべてでトランプ氏をリードしており、これまでに支持率が拮抗したのは数回のみ。直近では、マルコ・ルビオ氏が共和党候補の指名争いから撤退した3月中旬に支持率が拮抗した。

一方、トランプ氏も問題を抱えている。各地の予備選で繰り広げた激しい「口撃」のせいで、一部の共和党幹部の支持を取りつけるのに苦労している。ポール・ライアン米下院議長を含む一部の共和党指導層は、トランプ氏への支持を保留している。

トランプ氏は12日にライアン下院議長ら共和党議員と会談する予定だが、論調のトーンダウンや政治的姿勢の明確化を求める圧力に直面するだろう。

バージニア大学の政治学教授、ラリー・サバト氏は、移民流入を阻止するための壁構築費用はメキシコに払わせるなどの公約を掲げるトランプ氏は、マイノリティー(少数派)有権者からの反対の壁にもぶつかる可能性を指摘。

「今回の大統領選は何はともあれ、米有権者の人口構成によって決定づけられるだろう。1週間では変わらない」と、同氏は語った。

*内容を追加します。

3371名無しさん:2016/05/14(土) 14:11:12
http://www.jiji.com/jc/article?g=int&amp;k=2016033100608
トランプ氏、妻めぐり泥仕合=中傷合戦が過熱-米大統領選

 【ワシントン時事】米大統領選の共和党指名争いで、首位の実業家ドナルド・トランプ氏(69)と2位のテッド・クルーズ上院議員(45)の泥仕合がエスカレートしている。互いに妻が攻撃対象にされたと訴え、指名争いに敗れた場合でも相手への支持を拒否する構えを見せている。

 「私の妻と家族に攻撃を仕掛けてくる人を支持する習慣はない」。クルーズ氏は29日のCNNテレビの番組で、最終的な指名候補を支えると誓った党との誓約を事実上破棄。この後出演したトランプ氏も「支持しない」と明言した。
 発端になったのは「反トランプ」を掲げる政治団体がフェイスブック上で流した中傷広告だ。この広告はかつて雑誌に掲載されたトランプ氏の妻メラニアさんのほぼ全裸の写真を転載し、「これが次の大統領夫人。それが嫌ならクルーズ氏に投票を」と呼び掛ける内容だった。

 トランプ氏はこの広告に激怒。裏でクルーズ氏が動いていると決めつけ、ツイッターで「注意しろ、うそつきテッド。お前の妻の秘密を漏らすぞ」と警告。元モデルのメラニアさんとクルーズ氏の妻ハイディさんの写真を並べ、「1枚の写真は1000の言葉ほどに物を言う」と書き込んだ。(2016/03/31-15:29)

3372チバQ:2016/05/15(日) 21:16:10
http://www.sankei.com/world/news/160513/wor1605130041-n1.html
2016.5.13 16:05
【米大統領選】
トランプ氏、ライアン下院議長と会談 ライアン氏は支持表明せず
【ワシントン=加納宏幸】米大統領選で共和党候補の指名獲得を確実にした不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)は12日、ワシントンで共和党のライアン下院議長と会談した。両者は、11月の本選に向けて党の団結が必要であることを確認したが、ライアン氏がトランプ氏支持を表明するには至らなかった。

 トランプ氏は既存政治家を批判して支持を集めたものの、民主党で指名獲得が有力なヒラリー・クリントン前国務長官(68)に本選で勝つには共和党指導部との協力が必要となる。クリントン氏に支持率で並びつつあるとの世論調査が出る中、会談では本選勝利に向け「挙党態勢」での支援を求めたとみられる。

 会談後、トランプ、ライアン両氏は共同声明を発表し、「双方にはいくつかの相違点があるが、多くの重要分野で共通点があることが分かった」と強調した。

 ライアン氏との会談を受け、トランプ氏はツイッターに「ライアン氏ら共和党指導者と会い、素晴らしい一日になった。うまくいきそうだ」と投稿した。

 しかし、トランプ氏の暴言や政治姿勢を理由に支持表明を留保してきたライアン氏は記者会見で、会談を通じて「勇気づけられた」としながらも、「党を一体化させるにはしばらく時間がかかる」と語った。今後の政策協議を踏まえて支持するかを判断する意向だ。

 トランプ氏は12日、すでに支持を表明している共和党のマコネル上院院内総務とも会談した。

 マコネル氏はトランプ氏が11月の本選で「非常に競争力がある」との認識を示している。実際、ロイター通信が11日に発表した全米世論調査では、トランプ、クリントン両氏が本選で対決すると想定した場合の支持率は、クリントン氏41%に対してトランプ氏40%。1週間前はトランプ氏が13ポイント下回っていたが、同氏が指名獲得を確実にしたことで互角に持ち込んだ。

 また、米キニピアック大学が10日に発表した世論調査も、本選で勝敗のカギを握る激戦州で、クリントン氏が厳しい戦いを強いられつつあることを示した。

 トランプ、クリントン両氏が本選を戦った場合、中西部オハイオ州ではトランプ氏が43%でクリントン氏の39%を上回った。大票田の南部フロリダと東部ペンシルベニア両州ではいずれもクリントン氏43%、トランプ氏42%で、トランプ氏が1ポイント差に迫った。

3373チバQ:2016/05/15(日) 21:21:11
http://www.sankei.com/world/news/160514/wor1605140019-n1.html
2016.5.14 12:01
【米大統領選】
納税状況公開しないトランプ氏 「納税額ゼロ」の可能性も 広がる疑念 

 【ワシントン=小雲規生】米大統領選で共和党の候補者指名を確実にした不動産王、ドナルド・トランプ氏の不透明な納税状況に疑念が広がっている。トランプ氏は過去の大統領候補が慣例的に公表してきた「納税申告書」を明らかにしておらず、米メディアや民主党での候補者指名が有力視されるヒラリー・クリントン前国務長官から攻撃を受けている。トランプ氏は将来的な公表は否定していないが、「納税額ゼロ」の可能性もささやかれる実態が今後の選挙戦の逆風になることを恐れているとの見方が強い。

 「他人には関係のないことだ」。トランプ氏は13日、ABCテレビでのインタビューで所得に占める納税額の割合を問われて、逃げの一手に終始した。

 大統領選では候補者が確定申告用に収入や納税額などをまとめた報告書を有権者に公表するのが1970年代からの慣例だ。クリントン氏は夫の元大統領と合算の報告書で、2014年は2800万ドル(約30億円)の収入があり、このうち45・8%を納税したと公表。トランプ氏と指名を争ったテッド・クルーズ上院議員やジョン・ケーシック・オハイオ州知事らも公開している。

 これに対してトランプ氏は自らの報告書が米内国歳入庁(IRS)の監査を受けていることを理由に公表を拒否。監査は報告内容に不備があるかどうかを確認するための措置で、トランプ氏は「監査が終われば喜んで公開する」とする。

 しかし各メディアは「ニクソン大統領は監査中にも関わらず納税報告書を公表した」などとしてトランプ氏の態度を批判。クリントン氏も11日、「私と夫は33年間、報告書を公開してきた」と述べて、自らの透明性とトランプ氏の消極姿勢の対比をアピールした。

 トランプ氏は昨年7月に連邦選挙委員会(FEC)に資金情報を届け出た際には、100億ドル超の資産を保有し、14年には3億6200万ドルの収入があったと発表している。だが、専門家の間からは「IRSに対してはもっと少ない収入を申請して、巨額の税還付を受けているのではないか」「納税額がゼロの可能性もある」との指摘も多い。

 トランプ氏にとって収入の少なさは「成功者」としてのイメージを傷つけるマイナス材料だ。しかも行き過ぎた節税が明るみにでるようなことがあれば、クリントン氏から攻撃材料にされることは間違いない。

 トランプ氏はこれまでに「私の納税申告書は極めて複雑」「巨額の税金を払うのは本当の愚か者だ」とも発言しており、公表に消極的になるだけの理由があるとの見方が広がっている。

3374とはずがたり:2016/05/16(月) 13:31:46

米大統領選 トランプ氏、逃げの一手 納税額明かさず…「ゼロの可能性」も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160515-00000043-san-n_ame&amp;pos=3
産経新聞 5月15日(日)7時55分配信

 【ワシントン=小雲規生】米大統領選で共和党の候補者指名を確実にした不動産王、ドナルド・トランプ氏の不透明な納税状況に疑念が広がっている。過去の大統領候補が慣例として公表してきた「納税申告書」を明かさず、米メディアや民主党で候補者指名が有力視されるヒラリー・クリントン前国務長官から攻撃を受けている。「納税額ゼロ」の可能性もささやかれ、選挙戦で逆風になることを恐れているとの見方が強い。

 「他人には関係のないことだ」。トランプ氏は13日、ABCテレビでのインタビューで所得に占める納税額の割合を問われて、逃げの一手に終始した。

 大統領選では、候補者が確定申告用に収入や納税額などをまとめた報告書を公表するのが1970年代からの慣例だ。クリントン氏は夫の元大統領と合算の報告書で、2014年は2800万ドル(約30億円)の収入があり、このうち45・8%を納税したと公表した。

 これに対してトランプ氏は、報告書が米内国歳入庁(IRS)の監査を受けているとして公表を拒否。監査は報告内容に不備があるかどうかを確認するもので、「監査が終われば喜んで公開する」としている。

 しかしメディアは、「ニクソン大統領は監査中にもかかわらず納税報告書を公表した」などとトランプ氏の態度を批判。クリントン氏も11日、「私と夫は33年間、報告書を公開してきた」と述べて透明性を強調し、トランプ氏の消極姿勢との違いをアピールした。

 トランプ氏は昨年7月に連邦選挙委員会(FEC)に資金情報を届け出た際には、100億ドル超の資産を保有し、14年には3億6200万ドルの収入があったと発表している。だが、専門家の間からは「IRSに対してはもっと少ない収入を申請して、巨額の税還付を受けているのではないか」「納税額がゼロの可能性もある」との指摘も多い。

 トランプ氏はこれまで、「私の納税申告書は極めて複雑」「巨額の税金を払うのは本当の愚か者だ」などと発言しており、公表に消極的な理由がある-との見方が広がっている。

3375チバQ:2016/05/16(月) 23:33:27
http://www.cnn.co.jp/usa/35082675.html
保守系独立候補擁立の動き 共和党幹部は「自殺行為」と警告
2016.05.16 Mon posted at 17:49 JST
ワシントン(CNN) 米大統領選で実業家のドナルド・トランプ氏が共和党からの指名獲得を確実にするなか、トランプ氏の指名に不満を持つ共和党支持者の間で第三党から保守系の候補者を擁立しようとする動きが出ていることについて、共和党全国委員会のラインス・プリーバス委員長は16日までに、民主党の勝利に道を開いてしまう「自殺行為」だとして警告を発した。
プリーバス委員長はフォックス・ニュースの番組で、第三党から保守系の候補者が出れば保守票が割れて民主党が本選で勝利することを後押しすることになると指摘。そうした人々が懸念している事柄について対処するには別の方法があるとの見方を示した。
「反トランプ」の保守層のなかには、別の候補を立てようとする動きがある。
前回2012年の大統領選の共和党候補だったミット・ロムニー氏はネブラスカ州上院議員のベン・サス氏に声を掛けたという。事情に詳しい情報筋がCNNに明らかにした。
しかし、サス議員は大統領選への出馬を拒否したという。サス議員の広報担当は、大統領選出馬の報道について、「サス議員は以前聞かれたときにもはっきりさせたが、議員には3人の小さな子どもがおり、議員が望む唯一の天職は子どもたちを育てることと、ネブラスカ州に奉仕することだ。答えはノーだ」と述べた。
ロムニー氏の広報からコメントは得られなかった。
そのほか、ウィークリー・スタンダード誌の編集長ビル・クリストル氏などもトランプ氏以外の擁立に動いている。クリストル氏はCNNの取材に対し、自分のような共和党支持者は独立系候補のほうが気持ちよく投票できるとしていた。
ただし、今のところ、候補者は見つかっていないという。

3376チバQ:2016/05/17(火) 21:23:12
http://news.goo.ne.jp/article/newsweek/world/newsweek-E169976.html
ヒラリー対トランプの「ゴシップ合戦」に突入した大統領選 - 冷泉彰彦 プリンストン発 日本/アメリカ 新時代
15:30ニューズウィーク日本版

 アメリカの大統領選は、ここへ来て「ゴシップ合戦」になっています。まず、共和党のドナルド・トランプ候補に関するネタが、先週から今週にかけて色々と繰り出されてきました。

 話題になったのは、トランプが「自分自身をトランプの企業の広報担当者であると偽装」して、「自分でメディアに電話をかけたり、電話を受けたりしていた」というニュースです。その際トランプは「ジョン・ミラー」とか「ジョン・バロン」という偽名を使っていました。

 特に先週13日に「ワシントン・ポスト」が音声と共に報じた内容は、何とも生々しいと言いますか、露骨そのもので大いに話題になりました。具体的には1991年、当時は大変な人気を誇っていた芸能週刊誌「ピープル」が、トランプの会社に総帥の女性スキャンダルについて取材を申し込んだところ、「ジョン・ミラー」という広報担当者から「折り返しの電話」がかかってきたというものです。

【参考記事】米共和党、トランプ降ろしの最終兵器

 この時の通話を「ピープル」の記者は録音していました。まず「ミラー」は、当時「お騒がせ」となっていた、最初の奥さんのイヴァナさんとの結婚生活が破綻しつつあると語った一方、後に2番目の奥さんとなる女優のマリア・メープルスさんとの交際については「夫人とも良好な関係」だし「マリアさんとも良好」だと断言していました。

 さらに「ウチのボスは、マドンナからもデートしようと言われている」とか、「マリアさんと事実上同棲しているにも関わらず、他にも3人ガールフレンドがいるようだ」などと放言していたのです。

 そのテープの音声ですが、おそらくは磁気によって電話信号を録音したものと思われ、音質は良くないのですが、口調は現在のトランプと同じで、ベラベラ喋っている途中で、急に別の話題に振る時の口グセ「By the way......」を言うところは、完全に「そのもの」でした。

 このテープに関して、トランプはNBCの朝の情報番組「トゥデイ」の電話インタビューでは、「絶対に私ではない」と断言していました。ダメージコントロール上は「そう来たか」と思わせる対応ではあるものの、やはり材料が「面白すぎる」ために、これでメディアは一気にヤル気になったようです。

 週末のメディアでは、「トランプの過去はおそらくは地雷原だろう」などという言い方が幅を利かせていましたし、週明けからはトランプが、男性誌「プレイボーイ」の創業者ヒュー・ヘフナーが「プレイメイト」と呼ぶ「専属モデル」を住まわせていた「プレイボーイクラブ」の常連だったという暴露が始まっています。

 もちろん、こうした「ゴシップ」を攻撃する戦法については、トランプの積極的な支持層には届かないでしょう。そうした層は、広報担当者を騙り、プレイボーイとして浮名を流した「過去」は、むしろ彼のバイタリティであり、さらに「お行儀の良い善人」とは違う「開けっぴろげの魅力」だと考えるからです。



 ですが、例えば格差問題への怒りを抱えてサンダースを支持し、そしてヒラリーを憎む余りに「ヒラリーとトランプ」の組み合わせなら「トランプに投票するかもしれない」という若者層には、意外と効くかもしれません。

 現代アメリカ社会は、世代が下に行けば行くほど、男女平等の思想が定着していますし、若者たちには「ヌードモデルを『囲っている』豪邸に出入りしていた富豪」というキャラクターは「嫌悪感をもって」受けとめられる可能性があるからです。それは男女ともにそうです。

 一方で、ゴシップ報道では、クリントン陣営も攻撃を受けています。先週には、「ビル・クリントンの2億円贈与疑惑」が報じられて話題になりました。

【参考記事】打倒トランプへヒラリーが抱える弱点

3377チバQ:2016/05/17(火) 21:23:29
 大統領退任後のビル・クリントンは「クリントン・イニシアティブ」というNGOを運営しており、世界中から集めたカネで「貧困国の水資源確保」や「世界の環境保護」といった活動をしています。

 そのNGOのカネが200万ドル(約2億円)、ある「省エネテクノロジー」開発会社に流れているというのです。またその会社は政府からの研究資金として81万ドル(約8100万円)の助成を受けているのですが、これもクリントンがエネルギー庁に「口利きをした」結果だという報道があります。

 問題は、その会社を運営している女性が「クリントン家の家族ぐるみの友人」で、ニューヨーク郊外のクリントン家に「よく出入りしている」だけでなく、「金髪で離婚歴のある美女」という「思わせぶりの記事」がタブロイド紙を賑わせていることです。

 この種のスキャンダルは、90年代の一連の「ビル・クリントンの女性スキャンダル」を知っている人間には「またか」と思わせるものがあります。仮にそうした疑念を抱いてしまうと、ヒラリーについても「夫への管理不行届」という形での批判につながりかねません。

 また、最終的にNGO団体「クリントン・イニシアティブ」の管理に問題があるということになれば、ヒラリー陣営には大きなダメージになります。ヒラリーとしては、大統領候補に名乗りを上げて以降は「このNGOには自分は一切関わりない」としていますが、それでは済まないでしょう。

 こうした「ゴシップ」は、もちろんアメリカの大統領になろうという人物にとっては「必要な身体検査」であることに間違いありません。ですが、この時期にこのような形で集中して報じられると、選挙の真剣な雰囲気をぶち壊しているようにも思えます。

 私が昨年10月にこの欄で予想した「最悪のシナリオ」がまさに現実になってきたようです。もっとも、この時には「ヒラリー対トランプ」ならヒラリーが圧勝という予想をしていましたが、その点はまったく分からなくなってきました。

3378チバQ:2016/05/18(水) 21:21:55
http://www.sankei.com/world/news/160518/wor1605180017-n1.html
2016.5.18 13:20
【米大統領選】
民主党2州予備選、サンダース、クリントン両候補が勝敗分け合う
【ワシントン=小雲規生】11月の米大統領選に向けた候補者選びで、民主党は17日、ケンタッキー州とオレゴン州で予備選を行った。ケンタッキー州ではヒラリー・クリントン前国務長官が大接戦の末にバーニー・サンダース上院議員を下した。オレゴン州ではサンダース氏が勝利した。

 17日の結果を踏まえたCNNの集計によると、クリントン氏は獲得代議員数(特別代議員含む)を2289人まで伸ばし、今後9州・地域で行われる選挙戦で過半数(2383人)に達する可能性が高い。

 しかしケンタッキー州でのクリントン氏の得票率は46%台で、前回民主党からの候補者指名を目指した2008年に同州で獲得した65%を大きく下回っており、「本選に向けて不安が残った」との声もある。

 一方、サンダース氏は17日、6月7日に予備選があるカリフォルニア州で大規模な集会を開き、「最後の1票が投じられるまで戦う」と述べて、選挙戦の継続を宣言した。

 また共和党も17日にオレゴン州で予備選を行い、すでに候補者指名を確実にしている不動産王のドナルド・トランプ氏が勝利した。

3379チバQ:2016/05/18(水) 21:48:20
http://www.sankei.com/world/news/160518/wor1605180013-n1.html
2016.5.18 11:15

米陸軍長官に初の同性愛者、上院が承認
 米メディアによると、米上院は17日の本会議で、同性愛者であることを公表し、陸軍長官代行を務めたエリック・ファニング氏(47)を陸軍長官に充てる人事を満場一致で承認した。同性愛者と公言して米軍長官になるのは初めて。

 オバマ政権は2011年に同性愛者と公言して軍務に就くことを禁じた国防総省の規定を撤廃し、米軍内での同性愛者差別をなくす取り組みを進めている。(共同)

3380チバQ:2016/05/18(水) 22:00:46
http://mainichi.jp/articles/20160518/k00/00m/030/148000c
米大統領選
「サンダース票」焦点 クリントン氏

毎日新聞2016年5月18日 00時35分(最終更新 5月18日 01時33分)

【ロサンゼルス長野宏美】11月の米大統領選に向けた候補指名争いは17日朝、南部ケンタッキー州で民主党の予備選の投票が始まった。西部オレゴン州でも同日、共和、民主両党の予備選が実施された。民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)と共和党の実業家ドナルド・トランプ氏(69)が本選で戦う構図が固まりつつあるが、民主党では既成政治に不満を持つ人がバーニー・サンダース上院議員(74)を強く支持しており、クリントン氏が「サンダース票」をいかに取り込むかが焦点となっている。

 「うそつきヒラリー」。ロサンゼルスで5日に開かれたクリントン氏の集会の外で、数百人が抗議デモをした。大半が生活に不安を抱えるヒスパニック系の若者で、サンダース氏を支持する。

 メキシコ系のカルロス・ヘレディアさん(33)は「彼女の発言は整合性がない。1996年にボスニアを訪問した際に狙撃手に狙われたという武勇伝も、映像で誤りが分かった。うそつきより、率直なだけトランプ氏の方がましだ」と語った。

 建設作業員のヘロン・コリーヨさん(32)は「中間層の底上げを主張しているのに、大企業などから無制限に献金を得られるスーパーPAC(特別政治活動委員会)を使っており、金持ちの影響を受けている」と批判。「本選は第三者に入れる」と話した。

 調査会社「YouGov」の調べ(6〜9日)では、クリントン氏とトランプ氏が本選で対決した場合、サンダース氏の支持者のうちクリントン氏に票を入れると答えたのは55%にとどまった。

 既成政治の打破を叫ぶトランプ氏を選ぶ人も15%おり、トランプ氏は2日、FOXニュースで「サンダース氏を支持する多くの若者は自分の方にくるはずだ」と自信を見せた。

 自由貿易に反対、ウォール街など大企業からの政治献金を批判、社会保障制度の充実、富裕層への増税--。非主流派で、無党派層に人気の高いトランプ氏とサンダース氏は政策面で共通点が多い。

 一方、クリントン氏は今、サンダース支持者の「敵」ではないことを強調。「賃金が低すぎて不平等が大きすぎる。ウォール街(の影響)が一般の人を脅かすのは許さない。社会保障を拡大させるべきだ」と訴え、サンダース氏の政策に同調している。

 だが、サンダース支持者は無党派の若者が多く、どれだけ本選でクリントン氏に投票するかは不透明だ。

 ロイター通信の全米の世論調査(11日発表)では、クリントン氏の支持が41%、トランプ氏が40%と拮抗(きっこう)している。

3381チバQ:2016/05/19(木) 23:21:11
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160519-00000038-asahi-int
トランプ氏、支持率逆転 対クリントン氏で米世論調査
朝日新聞デジタル 5月19日(木)11時59分配信

トランプ氏、支持率逆転 対クリントン氏で米世論調査
米大統領選で共和党の指名獲得が確実となっている実業家のトランプ氏=1月28日、米アイオワ州デモイン、佐藤武嗣撮影
 米FOXニュースが18日に発表した大統領選に関する全米世論調査で、共和党の実業家トランプ氏(69)と民主党のクリントン前国務長官(68)の直接対決を想定した場合、トランプ氏がわずかに上回る結果となった。トランプ氏が指名獲得を確実にしてから、米主要メディアの全米調査で同氏がクリントン氏に対して優位となったのは初めて。

 FOXニュースが今回実施した世論調査では、トランプ氏の支持率が45%で、クリントン氏が42%。前回4月中旬の調査では、クリントン氏が48%で、トランプ氏の41%を7ポイント上回っていたが、今回逆転した。

 今回は特に男性や白人でそれぞれトランプ氏が55%の支持を集め、クリントン氏に20ポイント以上の差をつけた。無党派層も16ポイント差でリードした。クリントン氏に好感が持てないという「非好感度」も、過去最高の61%を記録し、トランプ氏の56%を上回った。

 一方、民主党の指名争いでクリントン氏に食い下がるサンダース上院議員(74)がトランプ氏と対決することを想定した場合は、サンダース氏が46%で、トランプ氏の42%を上回った。(ワシントン=佐藤武嗣)

3382チバQ:2016/05/19(木) 23:21:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160519-00010012-nishinp-int
クリントン氏足踏み 労働者に不人気、膨らむ不安 民主、2州予備選1勝1敗
西日本新聞 5月19日(木)17時22分配信

 米大統領選の民主党候補者指名争いは17日、南部ケンタッキー州と西部オレゴン州で予備選が行われた。指名獲得が確実なクリントン前国務長官(68)はケンタッキーで大接戦の末に「勝利宣言」したが、オレゴンではサンダース上院議員(74)に敗退。クリントン氏は西部カリフォルニア州などで予備選が行われる6月7日に獲得代議員数が過半数に達する見通しだが、共和党の実業家トランプ氏(69)との対決になる公算の11月の本選に向け不安が膨らんでいる。

 ケンタッキーは開票率100%でクリントン氏がリードしているが、得票率の差は1ポイント未満。クリントン氏は4月26日のペンシルベニアなど東部5州の予備選で4州を制し、党候補の指名獲得を確実にしたが、続く5月3日の中西部インディアナ州、10日の南部ウェストバージニア州で連敗。ケンタッキー、オレゴン両州はサンダース氏支持者が多い無党派有権者が参加できないためクリントン氏有利との見方もあったが、それを生かし切れなかった。

 18日午前(日本時間同日午後)のAP通信の推計では、獲得代議員総数はクリントン氏2291人、サンダース氏1528人。763人の大差があり、クリントン氏が6月7日、過半数の2383人に達するのは間違いない。しかし予備選などの結果に縛られない党有力者からなる「特別代議員」を除いた一般代議員数では1767人対1488人で差は279人。一般有権者の間では両者の人気にあまり差がないことが浮き彫りになっている。

 特にクリントン氏は白人労働者層からの不人気ぶりが明白。この層の人気が高いトランプ氏との戦いの不安要因になっている。

 共和党も17日、オレゴン州で予備選を実施し、指名獲得を確実にしているトランプ氏が勝利。カリフォルニアなど5州で予備選が行われる6月7日にトランプ氏の指名も確定する。

=2016/05/19付 西日本新聞朝刊=

3383とはずがたり:2016/05/19(木) 23:31:14
>>3381
どんどん不人気が高まってるのは感じてたけど,実際この結果が出るのを見ると衝撃だなぁ。。

3384チバQ:2016/05/20(金) 21:28:48
http://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20160520048.html
米下院、LGBTの権利を守る法案を僅差で否決
14:11ロイター

米下院、LGBTの権利を守る法案を僅差で否決
 5月19日、米下院は、連邦政府の契約企業で働くLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)の従業員の権利を守る法案を僅差で否決した。写真は同性カップルの小さな絵図が飾られたカップケーキ。2013年6月にサンフランシスコ市庁舎で撮影(2016年 ロイター/Stephen Lam)
(ロイター)
[ワシントン 19日 ロイター] - 米下院は19日、連邦政府の契約企業で働くLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)の従業員の権利を守る法案を僅差で否決した。

共和党の議員の多くが反対に回ったためで、議場では「恥だ、恥だ、恥だ」との叫び声が沸き起こった。

この法案は、米民主党のショーン・マロニー議員(NY州選出)が提案したもので、軍事建設・退役軍人歳出法の修正案となっている。下院本会議場での表示によれば、当初は十分な賛成票を得て、成立するとみられていた。

しかし、下院共和党の幹部たちが採決に許された時間を引き伸ばし、党所属議員に立場を変えるように促したことで、法案は結局、213対212で否決された。

民主党所属の183人が修正案に賛成し、共和党の29人も賛成に回った。213の反対票すべてが共和党議員によるものだった。共和党3人と民主党5人の合わせて8議員が棄権した。

議員たちは、投票時と、結果が公表されるまでの数分間に賛否の立場を変えることが認められている。

LGBTへの平等な権利保障は2016年の選挙戦で熱いテーマとなっている。同性婚カップルのウエディングケーキを焼くことは菓子店の「宗教上の自由」を侵害するのか、あるいは、トランスジェンダーがどの公共トイレを使うかを政府が決めるべきか、といった議論が国政レベルで巻き起こっている。

3385チバQ:2016/05/20(金) 21:37:16
http://www.afpbb.com/articles/-/3087669
ヒラリー氏、米大統領選民主党指名争いで「勝利宣言」
2016年05月20日 08:00 発信地:ワシントンD.C./米国
【5月20日 AFP】米大統領選で民主党の候補指名を目指すヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官は19日、バーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員と繰り広げてきた指名争いで、事実上の勝利宣言を行った。

 クリントン前国務長官は米CNNの生放送のインタビューで「私がわが党の候補になる。それはもう決まったことだ」「事実、私が(候補に)ならないことはあり得ない」と述べた。

 バーモント(Vermont)州選出のサンダース上院議員は、指名獲得に向けた激しい争いから依然離脱していないと主張し、最大の州であるカリフォルニア(California)州で来月7日に予備選が行われるまで戦い続ける姿勢を示している。

 そのサンダース氏に対しクリントン氏は、自身の指名獲得は避けられないことを認める時が来たと迫った。これは、同党の指名争いは基本的に終わったという認識を示すクリントン氏の発言としてはこれまでで最も強いものであり、今後は共和党の候補指名を確実にしたドナルド・トランプ(Donald Trump)氏との一騎打ちに焦点を合わせていくとみられる。

 同時にクリントン氏は、2008年大統領選の激しい指名争いで自身が当時の「(バラク・)オバマ(Barack Obama)上院議員に対して行ったのと同じように」、この戦いが終わればサンダース氏も協力してくれるはずだと自信を示した。(c)AFP

3386チバQ:2016/05/23(月) 21:00:01
http://www.sankei.com/world/news/160523/wor1605230010-n1.html
クリントン、トランプ両氏に際立つ「嫌悪度」 米WP紙世論調査「これほど厳しい評価は過去にない…」

【2016米大統領選〜ホワイトハウスへの道〜】
 【ワシントン=小雲規生】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は22日、最新の世論調査の結果として、11月の米大統領選で対決する公算が大きい民主党のヒラリー・クリントン前国務長官と共和党の不動産王、ドナルド・トランプ氏の双方の不人気ぶりが際立っていると報じた。同紙は「二大政党の候補者がこれほどまで厳しい評価を受けたことは過去の歴史ではなかった」としている。 

 登録有権者に対して両氏の好感度を尋ねたところ、「好ましくない」との回答がクリントン、トランプ両氏ともに57%に達した。「極めて好ましくない」との回答はクリントン氏が46%、トランプ氏が45%でいずれも高い割合を占めた。

 一方、「今日が投票日ならばどちらに投票するか」との質問には44%がクリントン氏、46%がトランプ氏と回答し、トランプ氏がわずかにリード。ただし「大統領選ではどちらが勝つと思うか」の質問に対しては、クリントン氏との回答が49%で、41%のトランプ氏を上回っている。

 また「第3党の候補者を望むか」の質問には、51%が「望む」と答えた。

3387とはずがたり:2016/05/23(月) 22:59:30
>トップ大学の学費は年間500万円を超え、学費ローンという借金を抱える大学卒業生は半数以上。卒業時点での借金の平均は現時点で500万円程度だという。しかも、アメリカでは、四年制の大学を卒業しただけでは高給の職には就けない。「海洋生物学を学んだのに、それを活かすためには大学院に行く必要があり、その資金を貯める就職先がない」と嘆く若者や、「非営利団体での仕事は楽しいけれど、給料が安いのでローンを返せない」とぼやく若者が筆者の知り合いにも沢山いる。しかも彼らは、アメリカでは収入が上位10%に属する中産階級の子弟なのだ。
なんで中産階級の子弟が大学出るだけで困窮しないと行けないんだヽ(`Д´)ノアメリカの競争社会の行き過ぎは狂っとるなぁ(;´Д`)

サンダース旋風の裏にある異様なヒラリー・バッシング
実現困難なサンダースの公約に共感してヒラリーを敵視する「バーニー・ブラザーズ」とは
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/02/post-4539.php
2016年2月17日(水)15時30分
渡辺由佳里(エッセイスト)

 2008年の大統領選挙では、若者たちがバラク・オバマを熱狂的に支持した。共和党のブッシュ大統領(当時)が始めたイラク戦争が泥沼化し、膠着状態に陥った連邦議会への不信が高まるなか、黒人で、新人上院議員のオバマは、「政治と国を変えてくれる救世主」としてすがりつくのに最適の人物だった。当時若者の間では、アメリカの古い世代とその価値観を否定する行為として、フェイスブックの名前のミドルネームをオバマにならって「フセイン」にするのが「かっこいい」こととして流行った。

 今回2016年の大統領予備選挙で、リベラルな若者たちから熱狂的に支持されているのは、自称「民主的社会主義者」のバーニー・サンダースだ。昨年大統領選への出馬を発表したときには、メディアから「絶対に勝ち目はない」と笑い者にすらされていたサンダースだが、今月9日のニューハンプシャー州予備選では、ヒラリー・クリントンに支持率で25ポイントの大差をつけて圧勝した。

 この珍現象を可能にしたのは、ちょうど大学生くらいの年代の若者たちだ。

 連邦議会の議員としては、ヒラリーより長いキャリアを持ち、しかも6歳も年上の74歳の白人のサンダースを、なぜ若者が支持するのだろうか?

 アメリカでも不思議に思われているこの現象を、ニューハンプシャー予備選の取材を通して体感してきた。

 予備選の投票の4日前、バーニーとヒラリーの両候補が講演する民主党のイベントが開催された。会場前では、マイナス10度の厳しい寒さにもかかわらず、候補のボランティアたちがプラカードを持って立っていた。

 ここまではよくある風景だが、会場入り口に近づくと大音響で音楽が流れている。「政治イベントにしては現代的でヒップな曲だな」と思い見てみると、録音ではなく、テントでDJがプレイしている。テントにはサンダースの愛称「バーニー」と書いてあり、その前で若い女性がフラフープを回しながら腰をくねらせて踊っている。

「どこかで見たような風景だ」と思って、すぐに気付いた。ロックコンサート、それもグレイトフル・デッドのコンサートだ。

 グレイトフル・デッドは、1960〜70年代にかけて流行ったヒッピー文化とカウンターカルチャーを代表するロックバンド。この時代の若者はベトナム戦争で政府への不信感を募らせ、既成の社会体制を否定して新しい価値観を見出そうとしていた。それがカウンターカルチャーであり、ヒッピー・ムーブメントだった。

 サンダースの支持者は、他の候補と比べると圧倒的に若者が多い。「民主的社会主義」の理念でアメリカの政治を根本的に変えることを約束するサンダースは、現代の若者にとっては「反体制」の指導者であり、21世紀のカウンターカルチャーのリーダーとみなされている。

 もちろん違いはある。20世紀のカウンターカルチャーの背景にはベトナム戦争があったが、徴兵制度がない今の若者にとって、泥沼化しているイラク戦争はさほど身近なものではない。それよりも、値上がりを続ける大学の授業料と就職難のほうが肌で感じる切実な問題なのだ。

3388とはずがたり:2016/05/23(月) 22:59:41

 トップ大学の学費は年間500万円を超え、学費ローンという借金を抱える大学卒業生は半数以上。卒業時点での借金の平均は現時点で500万円程度だという。しかも、アメリカでは、四年制の大学を卒業しただけでは高給の職には就けない。「海洋生物学を学んだのに、それを活かすためには大学院に行く必要があり、その資金を貯める就職先がない」と嘆く若者や、「非営利団体での仕事は楽しいけれど、給料が安いのでローンを返せない」とぼやく若者が筆者の知り合いにも沢山いる。しかも彼らは、アメリカでは収入が上位10%に属する中産階級の子弟なのだ。

 国民の収入格差は、現代アメリカが抱える深刻な問題だ。上位0.1%に属する少数の金持ちが持つ富は、下方90%が持つ富の合計と等しく 、70年代にはアメリカの過半数だった「中産階級」(調査機関ピュー研究所の定義では、国民の平均年収の3分の2から2倍の収入がある層) が消えつつある。

 サンダースは、大衆の心をとらえやすく、覚えやすいようにするためだろう、「99% vs 1%」という数字を使っている。不公平な時代に生まれたことに憤る若者たちにアピールするのが、サンダースの「近年では、経済がもたらす新たな収入の99%は、上位1%に行っている」 というスピーチと、次のような公約だ。

・大学の学費を無料にする
・北欧のように国民全員が無料で医療を受けられるようにする
・中産階級から搾取して富を独占するウォール街を解体し、収入と富の平等を図る

 60年代の若者の敵は、戦争や人種差別を続ける政府だった。サンダースを支持する現代の若者の最大の敵は「上位1%に属する大富豪」であり、その1%を独占する「ウォール街」だ。このあたりは、2011年の「ウォール街を占拠せよ(Occupy Wall Street)」運動の流れを受け継いでいる。

 彼らは、共和党候補だけでなく、サンダースのライバルであるヒラリーと、ヒラリーを応援する政治家も、上位1%を支える「体制」側の敵とみなしている。ニューハンプシャー州マンチェスター市で開催された民主党のディナーイベントで、それは如実に見て取れた。

 イベント会場は、ふだんはアイスホッケーの試合が行われるアリーナで、面白いことに、バーニーとヒラリーの双方の支持者が、対戦するホッケーチームを応援するファンのように、ステージを挟んで左右に綺麗に分かれて座っていた。

 ヒラリー応援団には、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)活動家、人権理事会(HRC)、家族計画連盟(Planned Parenthood Federation)といった支援団体のメンバーが目立ち、まとまった感じだった。

 一方のサンダース応援団は若者が多いが、60〜70歳くらいの年配の人が結構混じっている。彼らも、かつてはジャック・ケルアックの本をベルボトムのジーンズのお尻のポケットにつっこみ、ウッドストックや反戦運動に出かけた若者たちなのだろう。

 大学の学費を無料にするためには、巨額な資金が必要だ。医療費もそうだ。「ではその資金はどこから持ってくるのか?」という人々の疑問に対して、サンダース陣営からは「ウォール街から」という答えが戻ってくる。

 シンプルな回答にサンダース支持者は満足しているようだが、少しでも現実的になれば、それが不可能なことは明らかだ。彼らが望むとおりウォール街を解体して搾取しても、経済の混乱を引き起こすだけで国民全員に無料で大学教育と医療を与えることはできない。サンダースが成功例として挙げる北欧諸国は租税や消費税が高いが、彼らはアメリカの税金が上がるのは断固として反対のようだ。トップ1%の金持ちが下方99%のコストを払えばいいと信じている。

 サンダース信奉者たちは、「タダ」を実現するコストについては考えない。

 さらに、60年代ヒッピーの合言葉は「ラブ&ピース」だったが、サンダース支持者たちは、どちらかというと「ラブ」よりも「ヘイト(憎しみ)」の方が強いようだ。

「大学の学費を無料にする」というサンダースの政策に対して、ヒラリーは「私とバーニーが求めることは同じ。けれども、私は現実主義者。できることしか約束しない」と反論するが、サンダースの支持者は許さない。理想主義者の彼らは、少しでも「体制」の臭いがするものを徹底的に攻撃する。

3389とはずがたり:2016/05/23(月) 22:59:58
>>3387-3389

 女性で民主党全国委員長のデビー・ワッサーマン・シュルツがスピーチを始めると、すぐにあちこちからヤジが飛び始めた。私は偶然サンダース応援側の席に座っていたのだが、大声でヤジやブーイングをしているのは、私の周囲にいる若い男性たちばかりだ。

 席を2つ挟んだ右手の男性は、サンダースの名前をネオンのように光らせたプラカードを胸に掲げ、「You suck!(おまえは最低だ!)」とひっきりなしに大声で叫び続けている 。

 これがメディアで噂の「Bernie Bros(バーニー・ブラザーズ)」だ。

 サンダース支持者のなかには、ソーシャルメディアやニュースメディアのコメント欄に人格攻撃に近いヒラリー批判を書きこみ、それに反論する女性がいれば、「自分のほうが正しい」という独善的な態度でその女性まで攻撃する若い男性が増えている。彼らは「Bernie Bros」と呼ばれ、インターネットでは以前から話題になっていた。

 メディアでは「そういう人がいても、少数だけ。それで苦情を言うヒラリー陣営は大げさ」と捉えていたが、このイベントでヤジを飛ばす若い男は少数ではない。

 元女性州知事で現職上院議員のジーン・シャヒーンがヒラリー支持表明のスピーチをしている最中も、ブーイングや大声のヤジは続いた。

 60歳くらいのサンダース支持者の女性が、見るに見かねて前に座っている若者に注意したところ、彼は顔を真っ赤にして「憲法修正第1条で保障された表現の自由を知らないのか? 僕には発言の自由がある!」と、注意した女性に向かって怒鳴り始めた。

 共和党候補のトランプのイベントでも、応援にかけつけた政治家に悪態をつく支持者がいたが、態度の悪さでは、サンダース支持者はトランプ・ファンと同等だ。

 Bernie Brosを見ていると、どうやら「革命」を口実にして、「体制」を象徴するヒラリーやその支持者を血祭りにあげることで自己満足に浸っている若い男性が少なくないようだ。

 一般論では「若者が政治に関心を抱き、参加するのは良い事」なのだろうが、Bernie Brosを目撃した今は、疑問を感じずにはいられない。

 妥協を許さない「オール・オア・ナッシング」の理想を貫けば、社会は機能しなくなるし、戦争を回避することもできない。ヒラリーを叩きのめして、11月の本選で共和党候補を勝たせれば、極右の最高裁判事を任命し、「女性が中絶を選ぶ権利」や「同性婚の権利」が撤回される可能性もある。その危険を訴えるLGBTや人権理事会のメンバーからの意見には、サンダースの熱狂的支持者は耳を傾けようとはしない。

 そんな若者たちが、「票」という武器を手にしてソーシャルメディアで仲間に「革命」を呼びかける現状こそが、アメリカの民主主義の危機なのかもしれない。

3390チバQ:2016/05/24(火) 20:04:38
http://www.jiji.com/jc/article?g=int&amp;k=2016052300064
米大統領選「ましな悪」の選択に=サンダース氏、指名なければ



米大統領選で民主党指名候補を争うバーニー・サンダース上院議員=21日、カリフォルニア州ナショナルシティー(AFP=時事)
 【ワシントン時事】米大統領選で民主党指名候補を争うバーニー・サンダース上院議員(74)は、22日放映のABCテレビのインタビューで、自身が指名されず、前国務長官のヒラリー・クリントン氏(68)と実業家ドナルド・トランプ氏(69)が民主、共和各党候補として戦うことになれば、大統領選は「よりましな悪」の選択になると指摘した。
 サンダース氏は、「ましな悪」とは自身でなく国民が称していることだと説明。クリントン、トランプ両氏ともに国民から「嫌われている」と述べ、「経済的、社会的正義のために戦っているわれわれこそ支持されている」と訴えた。(2016/05/23-08:51)

3391チバQ:2016/05/26(木) 00:04:04
http://mainichi.jp/articles/20160525/k00/00m/030/039000c
米大統領選
トランプ氏支持率、クリントン氏を初リード

毎日新聞2016年5月24日 19時36分(最終更新 5月24日 23時04分)
 【ニューヨーク國枝すみれ、ロサンゼルス長野宏美】米大統領選に向け共和党の指名獲得を固めている実業家ドナルド・トランプ氏(69)が世論調査の平均支持率で民主党の有力候補ヒラリー・クリントン前国務長官(68)を初めて上回った。トランプ氏が支持基盤を固め、クリントン氏と激しく競り合っている。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた13〜19日の全米調査の平均値では、トランプ氏とクリントン氏の対決を想定した場合、トランプ氏支持が43.4%とクリントン氏の43.2%を0.2ポイント上回った。22日発表のABCテレビとワシントン・ポスト紙の合同調査では、トランプ氏支持は46%でクリントン氏の44%を2ポイント上回った。3月上旬はトランプ氏41%、クリントン氏50%だった。

 また23日発表のNBCテレビとウォール・ストリート・ジャーナル紙の世論調査によると、クリントン氏の46%に対し、トランプ氏は43%。トランプ氏は4月中旬の11ポイント差を3ポイント差まで縮めた。

 NBCによると、11月の本選でトランプ氏に投票すると答えた共和党員は4月の72%から86%に伸び、トランプ氏が共和党員の支持を固めつつあることが分かる。クリントン氏にくら替えすると答えた共和党員は1カ月で13%から6%に減った。

 一方、各種調査では両氏の好感度の低さが際立ち、1984年の大統領選以降、最も不人気な候補とも評される。ワシントン・ポスト(電子版)は22日、有権者の6割近くが両氏に好感を持っていないとし、「2大政党の候補者がこれほど厳しい評価を受けたことはない」と報じた。

 同紙とABCテレビの調査ではトランプ氏もクリントン氏も「好ましくない」が57%。「極めて好ましくない」はクリントン氏が46%、トランプ氏が45%を占めた。CBSテレビとニューヨーク・タイムズ紙の調査(13〜17日)でも、両候補を「好ましくない」とする回答が過半数だった。

 米西部のカリフォルニア州立大に通うホセ・アポラヤさん(18)は「何をするか分からない差別的なトランプは論外だし、不誠実な印象のヒラリーにも入れない。本選は第3党の候補を選ぶ」と語った。

3392チバQ:2016/05/26(木) 22:24:37
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160526-00000004-jij_afp-int
米11州、政府を提訴 トランスジェンダーのトイレ使用指針に異議
AFP=時事 5月26日(木)9時16分配信

米11州、政府を提訴 トランスジェンダーのトイレ使用指針に異議
米首都ワシントンのコーヒーショップにある、性別に関係なく利用できるトイレ(2016年5月5日撮影)、【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米国のバラク・オバマ(Barack Obama)政権が全米の公立学校に対し、トランスジェンダー(性別越境者)の生徒・学生に自分の認識する性別に基づいたトイレの使用を認めるよう要請する指針を通達したことを受け、テキサス(Texas)など11州の政府が25日、一方的な「行政命令」によって現行法を書き換えようとしているとして、連邦政府を相手取り訴訟を起こした。

 司法省と教育省は今月13日、全米の公立学校地区と大学に送付した通達で、トランスジェンダーの生徒・学生にとって安全な環境を提供するためのガイドラインを規定。特に学校側に対し、トランスジェンダーの生徒らが出生証明書に記載されている性別ではなく、自認する性別に応じたトイレを使用することを認めるよう求めた。

 この指針は、連邦政府の助成を受ける教育機関での性差別を禁じる1972年成立の連邦教育法第9編(Title IX)に基づいた措置とされ、オバマ政権は、同法により生徒らの性自認は保護されていると主張している。通達に法的拘束力はないが、指針に背いた学校に対しては、訴訟や補助金削減などの措置が講じられる可能性がある。

 11州の政府は、テキサス州ウィチタフォールズ(Wichita Falls)の連邦地方裁判所に提出した訴状で、連邦政府は「民主主義的プロセスを無視し、子どもとプライバシーを保護する常識的な政策を踏みにじった」と非難。裁判所に対し、連邦政府の通達を無効とするよう求めている。

 訴訟には原告として、テキサスを筆頭に、アラバマ(Alabama)、アリゾナ(Arizona)、ジョージア(Georgia)、ルイジアナ(Louisiana)、メーン(Maine)、オクラホマ(Oklahoma)、テネシー(Tennessee)、ユタ(Utah)、ウェストバージニア(West Virginia)、ウィスコンシン(Wisconsin)の各州が参加。うち9州は、共和党員が知事を務めている。またこのほかに、同じく共和党が政権を握っているミシシッピ(Mississippi)とカンザス(Kansas)の2州も、オバマ政権の指針に従わない方針を示唆している。

 米国では、トランスジェンダーのトイレ使用をめぐり、当事者らと保守派との間での論争が激化している。この「トイレ論争」は、ノースカロライナ(North Carolina)ではすでに連邦政府との法廷闘争に発展。トランスジェンダーが出生時の性別に合わせたトイレを使用するよう義務付けた同州の州法をめぐり、州政府とオバマ政権が訴訟合戦を繰り広げている。【翻訳編集】 AFPBB News

3393チバQ:2016/05/26(木) 22:26:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160526-00000021-reut-n_ame
クリントン氏、公務の私用メール使用は規則違反=国務省報告
ロイター 5月26日(木)8時56分配信

クリントン氏、公務の私用メール使用は規則違反=国務省報告
5月25日、クリントン前国務長官が在任中に公務で私的な電子メールアドレスを使っていた問題で、事前に国務省の承認を得ておらず、メール使用自体が規則に違反していたことが分かった。カリフォルニア州ブエナパークで撮影(2016年 ロイター/LUCY NICHOLSON)
[ニューヨーク 25日 ロイター] - ヒラリー・クリントン前国務長官が在任中に公務で私的な電子メールアドレスを使っていた問題で、同氏が事前に国務省セキュリティー当局の承認を得ておらず、公務での私用メールの使用自体が国務省規則に違反していたことが、25日分かった。


調査に当たっている国務省監察総監室(OIG)がまとめた報告書で明らかになった。

クリントン氏は米大統領選で民主党候補の指名がほぼ確実となる一方、同氏の私用メール問題をめぐっては、米連邦捜査局(FBI)などによる調査が続いている。

OIGの報告書によると、クリントン氏は公務に私用メールを使うに当たり、国務省セキュリティー当局に相談し、承認を得るべきだったが、その証拠は見つからなかった。また、セキュリティー当局者はOIGに対し、公務に関するやり取りをもっぱら私用メールで行うことは国務省規則に違反する上、セキュリティー上のリスクがあるため、承認することはないと語ったという。

報告書は、クリントン氏より前の歴代国務長官の電子メールの記録管理に関する問題点も明らかになったとしている。

クリントン氏や歴代国務長官からのコメントは得られていない。

※英文参照番号[nL2N18M0QB](契約の内容によっては英文がご覧いただけない場合もあります)

3394チバQ:2016/05/26(木) 22:26:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160526-00000509-san-s_ame&amp;pos=5
伊勢志摩サミット ネットに「舛添知事は見習え」の声が続々 カナダのトルドー首相 日本のオフをポケットマネーで過ごす
産経新聞 5月26日(木)10時10分配信

伊勢志摩サミット ネットに「舛添知事は見習え」の声が続々 カナダのトルドー首相 日本のオフをポケットマネーで過ごす
「イケメン」で知られるカナダのジャスティン・トルドー首相(左)=24日午後、首相官邸(斎藤良雄撮影)(写真:産経新聞)
 公金の公私混同疑惑が噴出している東京都の舛添要一知事(67)に対し、伊勢志摩サミットに出席するために来日しているカナダのジャスティン・トルドー首相(44)を見習えとの声がネット上でわき起こっている。

 トルドー首相は首脳会議前日の25日、夫人と共に日本の伝統的な旅館に滞在。トルドー首相は、都内で記者団に対し、11回目となる結婚記念日を祝う費用はポケットマネーから出すと説明。さらに、「これは、国家に仕えるためには必要不可欠だと私が常々述べている、ワークライフバランスの一例だ」と述べた。

 これが報じられ、ツイッターや掲示板に祝福の声が続々と寄せられたほか、舛添知事を引き合いに「ポケットマネーだってよ、聞いたか?」「当たり前のことだが、爪の垢を煎じて飲ませたい」「聞いてる?舛添さん」「恥を知っていれば、舛添知事はもう外国へ行けない」などの投稿や書き込みが相次いでいる。

 首相は夫人を同行しているが、日本文化に触れながら結婚記念日を祝い、費用をポケットマネーでまかなったという。

3395チバQ:2016/05/28(土) 09:40:36
http://www.afpbb.com/articles/-/3088591
オバマ米大統領、広島・平和記念公園で追悼演説
2016年05月27日 19:41 発信地:広島

【5月27日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は27日、広島の平和記念公園(Hiroshima Peace Memorial Park)で、原爆の犠牲者に追悼した。同公園を訪れるのは現職の米大統領として初めて。

 オバマ大統領は頭を下げ、暗い面持ちで献花し、目を閉じてひと時立ち止まった後に退き、安倍晋三(Shinzo Abe)首相が献花するのを見つめた。

 献花後、オバマ大統領は原爆の生存者たちを前に崇高な演説を行い、1945年8月6日に広島を破壊した原爆は「人類が自らを滅ぼす手段を手に入れたことを示した」と語った。「71年前、空から死が落下し、世界が変わった」

「われわれはなぜこの場所、広島に来たか。そう遠くない過去に放たれた恐ろしい力について熟慮するために来た。死者を追悼するために来た」(バラク・オバマ大統領)

「彼ら(犠牲者)の魂がわれわれに語りかけ、われわれに自らの内面を見るように問いかけ、われわれが何者なのかを見つめるよう求める」

「技術的進歩は、それに見合った人類の制度の進歩がなければ破滅をもたらしかねない。原子の分裂をもたらした科学の革命には、倫理的な革命も必要だ」

「それゆえに、われわれはここへ来て、ここに立ち、この都市の真ん中に立ち、爆弾が投下された瞬間を想像しようと自らを強いる」「われわれは、目にしたものに混乱した子どもたちの恐怖を感じようと、自らを強いる。声の出ない泣き声に耳を傾ける」

 演説後、オバマ大統領は高齢の原爆被害者たちと面会した。(c)AFP


http://www.sankei.com/world/news/160528/wor1605280015-n1.html
2016.5.28 07:49
【オバマ大統領広島訪問】
米メディアはどう伝えたか? 「心揺さぶられる瞬間」「日米の特別な関係を明示」

【ワシントン=小雲規生】米主要メディアは27日、オバマ大統領の広島訪問について「繊細さが要求される判断だった」などとして詳しく報じた。いずれもオバマ氏が謝罪を避けながらも、「核なき世界」の実現に向けたメッセージを重視したとしている。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)はオバマ氏が平和記念公園での演説後に被爆者と抱擁しあったことを「心揺さぶられる瞬間」と表現。オバマ氏と安倍晋三首相が献花後に交わした握手は「日米の特別な同盟関係を明確に示すものだ」とした。一方で広島訪問には中国や韓国で懸念が出ていたことも伝えた。

 米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は謝罪との受け止めを避けたいオバマ氏は被爆者と私的な場で会わず、公衆の場での短時間の会話に留めたと指摘。原爆資料館訪問も簡単なものだったとした。米紙ワシントン・ポスト(電子版)はオバマ氏の狙いは「核軍縮と不拡散に向けた米国の決意を改めて示すことだった」と分析した。

 CNNテレビも27日朝から広島訪問をトップニュースとして放送。オバマ氏の演説や被爆者との会話の様子を伝えた。

3396チバQ:2016/05/28(土) 09:41:58
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016052700674&amp;g=pol
歴史の旅、未来見渡す=ベトナムと広島を初訪問-アジア重視の集大成・米大統領



広島平和記念資料館を出て、献花に向かう米国のオバマ大統領(中央)=27日午後、広島市中区
 オバマ米大統領は27日、ベトナムと日本での政治日程を終えて帰国の途に就いた。オバマ氏にとっては、かつて激戦を繰り広げた両国との痛みを伴う歴史を直視する旅だった。「最終目的地」は政権が掲げてきたアジア太平洋へのリバランス(均衡)政策を未来に進める道筋を示すことだ。戦後70年を経て、米大統領の被爆地・広島訪問を初めて実現させたことは、アジア重視外交の集大成とも言える。


 ◇原爆の記憶は消えない
 オバマ大統領は27日夕、岩国基地(山口県岩国市)から専用ヘリコプターで広島入りし、平和記念公園に約1時間滞在。平和記念資料館(原爆資料館)で「私たちは戦争の苦しみを経験した。平和を広め核兵器のない世界を追求する勇気を持とう」と記帳した。

27日、広島市中区の平和記念資料館を訪問したオバマ米大統領による記帳
 「1945年8月6日の朝の記憶は決して消えることはない」。オバマ氏は被爆者を含む約100人足らずの招待者を前に、原爆投下の是非には踏み込むことなく「戦争が双方の市民に悲劇をもたらした」ことを繰り返し強調した。原爆投下への謝罪は行わないものの、逆に戦争の是非にも触れないことで「われわれ(米国)も悪かった」(オバマ氏側近)ことをにじませた。
 ◇「対中国ではない」
 来日前に訪れたベトナムでは、対ベトナム武器禁輸の全面解除に踏み切った。両国の共通の課題となっている中国への包囲網といった見方がある一方で、オバマ大統領が「中国は関係ない。両国関係が完全に変化したことを示したかった」と述べた言葉にうそはないだろう。
 米国は2014年に武器禁輸を部分解除しているが、ベトナムはこれまで武器を一切購入していない。ベトナムは南シナ海の領有権をめぐって中国と激しく対立する一方で、インフラや食品の輸入など経済面では中国に依存している。
 大統領は24日、ハノイで学生ら約2300人の聴衆を前に演説し、ベトナム戦争に言及し「300万人のベトナムの兵士と市民、5万8315人の米国民が命を失った」と語った。その上で「両国は痛みと尊い犠牲を忘れてはならない」と誓った。
 ◇旧敵とも和解は可能
 大統領の今回の歴訪には、隠れたテーマがもう一つある。それは原爆投下を含めて戦火を交えた敵同士の「和解は可能」というメッセージだ。ベトナムでは、チャン・ダイ・クアン国家主席との共同記者会見で「相互利益と尊重に基づいて対話すれば、関係を変化させることが可能だ」と強調。広島では「日米は同盟だけではなく、友情を育んだ」と訴えた。
 オバマ氏はこれまで、ウクライナ情勢やシリア情勢で軍事介入を避けていることから、野党共和党から「弱腰」と批判されてきた。だからこそ大統領は、被爆地から戦争の悲惨さと和解、未来への可能性を結び付けることで、あくまで平和を追求する哲学を外交レガシー(遺産)としたい考えだ。(2016/05/27-23:54)

3397名無しさん:2016/05/28(土) 21:05:03
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016052600940&amp;g=pol
トランプ氏は「無知」=G7首脳も注目-オバマ氏

 オバマ米大統領は26日に主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)の会場で開いた記者会見で、大統領選で共和党の指名獲得を確実にした実業家ドナルド・トランプ氏が掲げる政策は「世界情勢に関する無知をさらけ出している」とこき下ろした。 

 トランプ氏は移民流入を阻止するため、対メキシコ国境に壁を建設するなどと発言している。大統領は、他の首脳が「大統領選に非常に注目している」と指摘。「(首脳らは)どれだけ真剣に(トランプ氏の)発言を受け止めたらいいのか分からないでいる。彼らが混乱しているのはもっともなことだ」と語った。(2016/05/26-21:22)

3398チバQ:2016/05/29(日) 19:46:52
http://mainichi.jp/articles/20160529/k00/00e/030/171000c
米大統領選
第3の候補待望論 

毎日新聞2016年5月29日 16時44分(最終更新 5月29日 17時04分)
 米大統領選で民主、共和両党以外の「第3の候補」待望論がくすぶり続けている。現状では民主党のクリントン前国務長官(68)と共和党の実業家トランプ氏(69)の一騎打ちになる公算が大きいが、2人とも好感度は極端に低く、支持者以外の不人気ぶりが顕著だ。有力な第3の候補が登場すれば、選挙戦を左右する可能性もある。

 NBCテレビの世論調査では、第3の候補が出馬すれば、投票を「検討する」と答えた人は47%に上った。2012年の大統領選時は40%、08年は38%にとどまっており、かなりの有権者がクリントン、トランプ両氏以外の選択肢を求めているのは明らかだ。(共同)

3399チバQ:2016/05/30(月) 21:17:39
http://mainichi.jp/articles/20160531/k00/00m/030/047000c
米大統領選
「第三の候補」浮上 2大政党候補好感度低く

毎日新聞2016年5月30日 21時12分(最終更新 5月30日 21時12分)
 【ロサンゼルス長野宏美】米大統領選で共和、民主両党以外の選択肢として注目されている小政党「リバタリアン党」は29日、フロリダ州の党大会で、ゲーリー・ジョンソン元ニューメキシコ州知事(63)を大統領候補に選出した。

 11月の本選で対決が予想される共和党の実業家ドナルド・トランプ氏(69)と民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)は好感度の低さが際立ち、「第三の候補」を望む声が高まっている。こうした不満を受け皿に、第三党が選挙戦に影響を与える可能性がある。

 リバタリアン党は1971年結党。自由至上主義で、市場経済や個人の自由を尊重する。政府の役割を縮小する「小さな政府」を唱える点では共和党に近く、人工妊娠中絶や同性婚などに寛容な点は民主党に近い。

 ジョンソン氏は95〜2003年にニューメキシコ州知事を務めた。12年の大統領選で共和党の指名争いに出馬し、その後、リバタリアン党にくら替えして党の指名を獲得したが、得票率は1%以下だった。

 同党は大統領選で1%以上の票を得たことがないが、FOXニュースが18日発表した世論調査の支持率では、トランプ氏の42%、クリントン氏39%に続き、ジョンソン氏も10%を獲得した。NBCテレビとウォール・ストリート・ジャーナル紙の調査(19日)では、第三の候補への投票を「検討する」と答えた人は47%で、12年の40%、08年の38%を上回った。

 米国では現在の2大政党制が確立した20世紀以降、第三党から大統領は出ていない。だが、92年の大統領選で実業家のロス・ペロー氏が無所属から立候補して約19%の支持を獲得。共和党のジョージ・ブッシュ大統領(父)の票を奪い、ビル・クリントン大統領の誕生につながる一因になったとされる。

3400チバQ:2016/05/30(月) 21:36:31
http://www.afpbb.com/articles/-/3088757
米リバタリアン党、元州知事を大統領候補に 不満の受け皿目指す
2016年05月30日 14:17 発信地:ワシントンD.C./米国
【5月30日 AFP】米国の小政党リバタリアン党(Libertarian Party)は29日、ゲーリー・ジョンソン(Gary Johnson)元ニューメキシコ(New Mexico)州知事を大統領候補に指名した。共和党の指名獲得を確実にした不動産王のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏、民主党の指名争いを優位に進めるヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官への世論の不満が伝わるなか、党の規模を超えた大きな影響を大統領選に与えていきたい考えだ。

 リバタリアン党は「最小の政府と最大の自由」(党代議員)の実現を中心的な目標に掲げる。この日、フロリダ(Florida)州オーランド(Orlando)で党大会を開き、党の大統領候補を選んだ。

 ジョンソン氏はたたき上げの実業家で元共和党員。所得税の撤廃と米内国歳入庁(IRS)の廃止を主張しており、州知事時代には減税と官僚組織のスリム化に取り組んだ。マリフアナ合法化の推進派でもある。

 ジョンソン氏は党員らを前に行った演説で「私は真実を語る。嘘つきではない」と強調。自身の率直な姿勢は大統領選の現状に不満を募らせている有権者を引き付け、長らく弱小政党に甘んじてきたリバタリアン党が「大きな政党」に飛躍することに寄与するはずだと力説した。

 今回の大統領選では二大政党である共和、民主両党の候補に対する不満が広がっていることから、リバタリアン党は付け入る隙があるとみている。実際、トランプ氏とクリントン氏、ジョンソン氏による三つどもえの大統領戦を想定した最近の世論調査では、少なくとも2つの調査でジョンソン氏が10%の支持を獲得している。

 ジョンソン氏は29日の記者会見でトランプ氏に対する批判のトーンを強め、同氏がメキシコ人移民を「レイプ犯」呼ばわりしたのを理由に「差別主義者」と断じた。

 AFPとの今月のインタビューでは、トランプ氏とクリントン氏を「現在の米政界における最も両極端な二人」と評し、「私は社会問題に関してはヒラリーよりもリベラルだし、財政問題では(共和党の候補指名争いから撤退した)テッド・クルーズ(Ted Cruz)よりも保守的だ」と語っている。(c)AFP/Brian KNOWLTON

3401チバQ:2016/05/30(月) 22:18:37
>>3168-3171
この言い方だとブルームバーグが出るってのは
さすがにないかな?

3402チバQ:2016/05/31(火) 19:46:56
http://www.sankei.com/world/news/160531/wor1605310046-n1.html
2016.5.31 18:30
【米大統領選】
「造反」含みで予測困難な戦いに トランプ、クリントン両氏本選へ課題 

【ワシントン=青木伸行】米大統領選の共和党候補者選びは、不動産王のドナルド・トランプ氏が代議員の過半数を獲得し、指名が確定した。民主党のヒラリー・クリントン前国務長官の指名は、6月7日にカリフォルニア州などで行われる予備選・党員集会で確定する。「嫌われ者」同士の本選は接戦となる見通しで、自党の支持層の一部が、相手候補支持に回る“造反”も予想されるなど、予測が難しい選挙となりそうだ。

 米CNNテレビによると、トランプ氏は来月の予備選・党員集会を待たずして、代議員獲得数が1238人(27日現在、過半数1237人)に至った。クリントン氏は2305人(同2383人)と目前だ。

 だが、米世論調査会社ギャラップによれば、共和、民主各党の支持者の21%が、それぞれ本選ではトランプ、クリントン氏に投票しないとしている。そればかりか、各党支持者の12%ずつが、相手候補に投票すると回答している(ラスムッセン・リポート)。

 民主党ではさらに、バーニー・サンダース上院議員の支持者の31%が、本選でクリントン氏を支持しないとの調査結果もある。ウェストバージニア州では、サンダース支持者の44%がトランプ氏支持に回るとし、クリントン氏支持は22%にとどまっているほか、約3割は「どちらも支持しない」と棄権を示唆している。

 こうした動向は、トランプ、サンダース両氏の支持者の間に、既存の政治と制度、エスタブリッシュメント(支配階級層)、生活への不満に根ざした変革への欲求という、共通項があることを示してもいる。

 共和党のみならず、民主党にも亀裂が生じている状況下で、本選では両氏にとり(1)無党派層の取り込み(2)自党支持者内の、自身を毛嫌いする層のつなぎ止め(3)相手党の支持者のうち、相手候補を毛嫌いする層の取り込み-が課題となる。

 トランプ氏の場合、非白人層や女性の低い支持、外交をはじめとする行政経験のなさが弱みだ。両氏が抱える弱点を補強する形で、本選を共に戦う副大統領候補選びもカギを握る。

3403とはずがたり:2016/06/01(水) 10:57:27

【長谷川豊】私はトランプ大統領の誕生を支持する
http://www.excite.co.jp/News/net_clm/20160530/Goowatch_0644fe2f6cbb56b32e2f50b541f3b3bc.html
教えて!gooウォッチ 2016年5月30日 18時00分 (2016年5月30日 21時37分 更新)


先日、アメリカ共和党の関係者の方とお食事をさせてもらいました。

その方はもともと、マルコ・ルビオ候補者を推していたのですが、テレビの討論会会場で実際の討論能力を目の当たりにし「これはトランプが来るぞ」と判断。当時は誰も相手にしていなかったトランプ支持に回り、現在は大忙しのようです。

しかし……本当にこんなことになっちゃいましたね(苦笑)。

皆さんも覚えてらっしゃるでしょうが、もともと共和党員であっても誰も「ただの客寄せパンダ」と思っていたわけです。ドナルド・トランプという男は。それが、あれよあれよという間に、本当に共和党の指名を獲得してしまった。しかも、ヒラリーとの世論調査をしたところ、なんとヒラリーに勝ちそうだ、と予想するメディアまで出てくる始末です。

「バラいろダンディ」に出演して下さったアメリカの大企業家・ヨシダソースの吉田会長も現在はアメリカ在住。奥さんは民主党支持なのでいつもケンカが絶えないようですが、
「今まで50年近くアメリカにいるが、こんなにも盛り上がっているアメリカ大統領選挙は初めてだ」
と教えてくれました。

分かります。本当に大きなうねりが来るとき、国民は意外とそれを感じ取るものなのです。大阪で取材をした私にはそれが分かります。8年前の大阪も同じような状況でした。街全体が何か高揚感のようなものに包まれていました。

トランプは現実的な政策を打ち出してくる、と予想されます。現在の日本との日米地位協定も確実に口を出してくることでしょう。トランプは日本を嫌い、とかそういう訳では全くありません。しかし、「不平等なシステムは改善されるべきだ」と主張しています。そして、それらは一定の説得力を保持しています。

ペリーが来航するまで、日本は鎖国国家でした。
現在の戦後の日本は鎖国ではないものの、「敗戦国」という立場上、かなりの関税などでも優遇措置を設けられてきたことは事実です。ペリー以来の新しい『開国』を求められたときに、日本はどのように対応できるのか。私はトランプ大統領の誕生を期待している一人です。

長谷川豊(Hasegawa Yutaka)

3404とはずがたり:2016/06/03(金) 10:11:34

個人的にライアン議長をなんとなく注目している。

ライアン米下院議長「今秋トランプ氏に票を投じる」と表明
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/06/post-5240.php
2016年6月3日(金)09時59分

 米共和党のポール・ライアン下院議長は2日、同党の候補指名をほぼ確実にしている実業家ドナルド・トランプ氏への支持を表明し、11月の米大統領選で同氏に票を投じるとの考えを示した。

 ライアン議長はこれまでトランプ氏への支持を表明していなかった。

 同議長は地元ウィスコンシン州の新聞のコラムで「トランプ氏と私の間に見解の相違があることは明白」としつつも、さまざまな問題において、より多くの点で見解は一致していると強調した。

 ライアン議長は、ここ数週間でトランプ氏と会談を重ね、「共和党の結束に焦点を当て、予備選挙の過程で生じた亀裂を修復するための取り組み」について協議したと明らかにした。「こうした会談を経て、トランプ氏が国民の生活の改善に向けた政策課題の法制化を支援してくれると確信している」とし、「今秋(11月の大統領選で)トランプ氏に票を投じる」と述べた。

 ライアン議長は「支持」という言葉は特に使わなかったが、同議長のスポークスマンは、支持として受け止められるべきだと明確にした。


[ワシントン 2日 ロイター]

3405とはずがたり:2016/06/03(金) 21:38:49
【寄稿】クリントン氏は本当に指名を獲得できるのか
バイデン氏は出馬を見送ったことを「毎日」後悔していると述べている
http://jp.wsj.com/articles/SB11290027141701334812004582102013165671198?mod=JWSJ_EditorsPicks
By DOUGLAS E. SCHOEN
2016 年 6 月 1 日 18:27 JST

 米大統領選でヒラリー・クリントン前国務長官が民主党候補に指名されない可能性は理論上のものにすぎないとは必ずしも言えない。

 メディアや民主党内のほぼ全ての人がクリントン氏の指名獲得は確実とみている中、どうしたらそのようなことが起こるのだろうか。いくつかの可能性を考えてみよう。

 クリントン氏が6月7日のカリフォルニア州予備選でバーニー・サンダース上院議員に負けた場合、指名獲得の必然性は大きく崩れかねない。そうしたシナリオは十分あり得る。

フーバー研究所のビル・ウェイレン・リサーチフェローが来週のカリフォルニア州予備選の最新世論調査や見通しについて語る(英語音声、英語字幕あり)
 PPICの最新世論調査によると、クリントン氏の支持率はサンダース氏を2ポイント上回っているにすぎない。FOXニュースの調査でも同じ結果だった。たとえ僅差でもサンダース氏が勝てば、250人以上の一般代議員を獲得することになり、代議員数を大きく積み増すことができる。カリフォルニア州では明らかにサンダース氏に流れが傾いている。党員でなくても参加できるオープン型の予備選を見ると、サンダース氏は投票前の世論調査の支持率は芳しくないものの、予備選・党員集会当日は新たに登録した有権者や若者の票を集めて健闘する傾向がある。

 カリフォルニア州では1月1日から5月半ばまでに150万人近くが民主党の有権者登録を行った。これは2012年の同じ時期の3.18倍に上り、サンダース氏にとっては大いに励みになる兆候だ。

 カリフォルニア州でサンダース氏が勝利した場合、本選の候補者としてのクリントン氏の弱さが際立つことになる。今のところクリントン氏支持が圧倒的に多い民主党の特別代議員は、このまま同氏を支持すべきかどうか真剣に考えざるを得なくなろう。

 サンダース氏は党大会で、特別代議員に予備選あるいは党員集会で勝った候補者への投票を義務付ける規則の変更を提案する可能性がある。そう信じるに足る十分な理由がある。規則変更案の採決はほぼ確実に行われるだろうが、これはクリントン氏の指名獲得に対する信任投票にもなる。サンダース氏が7日にカリフォルニア州、モンタナ州、ノースダコタ州で勝ち、ニュージャージー州で健闘すれば、クリントン氏との獲得代議員数の差は200人を切るかもしれない。そうなれば、特別代議員に関する規則変更案が通る可能性も高まる。

トランプ氏に勝てない可能性

 もう一つの問題は、ここ数週間、クリントン氏はドナルド・トランプ氏に対抗できる最強の候補者との見方が薄れつつあることだ。政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス(RCP)」がまとめた各種世論調査の平均支持率ではクリントン氏とトランプ氏が肩を並べている。また、ABCニュースとワシントンポスト紙が共同で実施した世論調査と、FOXニュースが実施した世論調査では、クリントン氏の支持率はトランプ氏をそれぞれ2ポイント、3ポイント下回った。

 クリントン氏の指名獲得の必然性を崩す要因は他にもある。本選でトランプ氏との対決となった場合の支持率では、サンダース氏は常にクリントン氏を上回り、最新の世論調査ではトランプ氏より約10ポイント高かった。

3406とはずがたり:2016/06/03(金) 21:39:32
>>3405-3406
 サンダース氏の勢いを恐れて、クリントン陣営と民主党全国委員会は同氏に譲歩し始めており、党の政策綱領にサンダース氏が関与を強めることを認めた。考え方の異なる哲学者のコーネル・ウェスト氏とキース・エリソン下院議員が政策綱領委員に任命され、民主党のさらなる左傾化が確実となった。政策綱領をめぐる話し合いでは、サンダース氏の社会主義的な考え方が披露されるほか、米国とイスラエルの関係をめぐる醜い言い争いが起きそうだ。 

 クリントン氏が直面している法的な問題も深刻化しつつある。クリントン氏が国務長官時代に私用メールサーバーを公務で使用していた問題について、国務省の監察官が先ごろ報告書を発表した。これにより、同氏が規則を破り、公の場での発言には裏があったことが明々白々となった。党内では、クリントン氏とその側近たちがどこかで責任を認めない限り、政府の調査を乗り切れないのではとの懸念が強まっている。

 クリントン氏が近く連邦捜査局(FBI)の事情聴取を受けると報じられているため、捜査は終わりに近づいているとみられ、7月25日にフィラデルフィアで行われる民主党の党大会の前に司法長官が最終的な判断を下す可能性がある。監察官の報告書を踏まえると、クリントン氏が「無罪放免」されるとは考えにくい。

 最後に、クリントン氏の不支持率はトランプ氏と同じくらい高く、クリントン氏を信頼していると答えた有権者は4人に1人に過ぎない。民主党員はゾッとするような可能性に直面している。ほんの1〜2カ月前、彼らは共和党の党大会が混沌(こんとん)としたものになりそうな様子にほくそ笑んでいた。だが今や、自分たちの党大会がそうなるかもしれない。

バイデン氏が救世主に?

 党内では党大会で新しい候補者が登場するかどうかについて、さまざまなうわさが広がっている。04年に民主党候補になったジョン・ケリー氏がその候補の1人だ。だが、最もありそうなシナリオはジョー・バイデン副大統領の立候補だ。バイデン氏は出馬を見送ったことを「毎日」後悔していると述べている。

 バイデン氏は、トランプ氏の大統領就任から民主党、そして米国を救う救世主の役どころを与えられるだろう。彼はサンダース氏の支持者を取り込むため、党内の左派に尊敬されているエリザベス・ウォーレン上院議員のような人物を副大統領候補に選ぶ可能性が高い。

 こうした状況の中、オバマ大統領はどこにいるだろう。オバマ氏は今のところ、大統領選から距離を置いており、クリントン氏が私用メールサーバーで国家安全保障の機密情報を漏らしたとは考えていないとしか語っていない。しかし、世論調査でクリントン氏の支持率が下がり、法的問題が深刻化し、サンダース氏が盛り返し、トランプ氏がオバマ氏の「レガシー(政治的遺産)」のレッキングボール(建物解体用の鉄球)として迫る中、オバマ氏とバレリー・ジャレット大統領補佐官は民主党全国委員会とバイデン氏に対し、バイデン氏による「救済」はホワイトハウスの機嫌を損じるものではないというシグナルを送り始めるかもしれない。

 今まで述べてきたことはすべて「可能性」にすぎない。だが、法的問題あるいは政治的事情によって、クリントン氏が民主党候補に指名されないというシナリオを想像するのは、これまでになく容易になっている。

 (筆者のダグラス・E・ショーン氏は1994〜2000年にビル・クリントン大統領の政治顧問を務め、世論調査を担当した)

3407とはずがたり:2016/06/03(金) 21:48:30
>>3404
そうなんかw>ライアンは自称「政策オタク」

トランプに「屈服」したライアン米下院議長の不安な将来
Why Paul Ryan Endorsed Donald Trump
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/06/post-5244.php
2016年6月3日(金)17時10分
マシュー・クーパー
Joshua Roberts-REUTERS

<次の大統領候補とも目されていた米共和党下院議長のライアンが、遂にトランプへの支持を表明。これで共和党の「反トランプ」運動は一握りの大物政治家を除いて消滅した。トランプの行状を弁護する立場になったライアンの今後は?>

 米共和党のポール・ライアン下院議長は今週、大統領選で共和党の候補指名を確実にしたドナルド・トランプへの支持を表明した。

「秋の本選でトランプに投票する」と、ライアンはウィスコンシン州の地元紙に寄稿したコラムで明らかにした。何とも感情のこもらない、とりとめのないこのコラムでライアンは、自分とトランプとの間に様々な相違があることを認めた。同時に自分が政策課題としている減税や規制緩和について、トランプなら推進するだろうと書いている。

反トランプ運動の終わり
「これらの政策(減税や規制緩和)を実現するには、法案に署名する意思がある共和党の大統領が必要だ」と、ライアンは述べている。さらに連邦最高裁の判事の人選についても意見は一致しているという。

 下院共和党を率いる有力議員ライアンの態度表明で、トランプの指名獲得阻止を目指した「#NeverTrump(ネバートランプ)」運動は消失することになる。トランプには絶対に投票しないと公言しているのは、2012年に副大統領候補のライアンと共に本選を戦ったミット・ロムニーなど、一握りの共和党の大物政治家だけだ。共和党員は今ぞろぞろとトランプの旗の下に集まっている。ライアンは反トランプ派の最後の砦だった。

 なぜライアンはトランプ支持を決めたのか? ライアンの見解を額面通りに受け取れば、確かに来年以降に議会で審議される政策課題に、トランプなら合意するからだろう。

 移民問題や社会福祉などその他の問題に関して、ライアンはトランプとの間に意見の相違があり、すり合わせをしなければならないことを認めている。「我々の間に相違があることは隠すことではない」とライアンは述べている。「必要なら忌憚なく話し合うつもりだ」。だからと言って、トランプの副大統領候補になるというわけではないようだ。

 しかし本当の問題は、結局ライアンがトランプを支持せざるを得なかったことだ。もし共和党の下院議員がトランプに乗っかれば、ライアンは下院議員やその他の共和党員とまったく同調しないわけにはいかない。トランプを支持しなければ、間違いなくライアンは困難に直面する。特にトランプが本選で勝利して大統領になればそれこそ大変だ。トランプがこれまで何か些細なことでも仕返しをし忘れたことがあっただろうか?

 だからライアンは、ほぼ中立に近いところで落ち着いた。「投票はする。だけれども......」

 では今後ライアンはトランプと折り合いを付けられるのだろうか? ライアンは伝統的な「小さな政府」の信奉者で政府支出の削減を主張しているが、トランプは高齢者、貧困層への政府助成の削減には反対している。ライアンはTPP(環太平洋経済協力協定)など自由貿易圏の拡大を推進しているが、トランプは無条件で反対している。

トランプをどう弁護するのか
 しかしライアンとトランプの最大の違いは、政治家としての気質だ。ライアンは自称「政策オタク」で、政策の概要だけでなく詳細についても神経が行き届いている。ライアンに同意できない部分があっても、その政策能力に対して疑問を唱える人物はいない。

 一方、トランプは細かいことで汗をかく人物ではない。ロシアと取引をすると言うが、内容はよく分からない。カリフォルニア州の干ばつを終わらせると言うが、そのやり方は言わない。トランプは、ライアンが大好きな大統領の職務、つまり政策立案にはまったく関心がない。

 その他のあらゆる違いはさておき(ライアンは小さな街の出身だが、トランプは違う。ライアンは筋トレマニアだが、トランプは面倒臭いからやらない)、今後の数カ月間、2人はうまくやれるだろうか?

 今後はトランプが暴言を吐くたびに、支持者ライアンは記者にコメントを求められる。その時は、今週の支持表明と違って、慎重に文章を練る時間はない。

3409とはずがたり:2016/06/03(金) 21:50:46
>>3408-3409
 中産階級出身のライアンは、アルツハイマーにおかされた自身の祖母の話を引合いに出しメディケアを擁護した。「メディケアのおかげで、祖母は私と母の元で暮らすことができた。メディケアに愛着を感じている」と語った。ウォールストリート・ジャーナルは、ライアンの存在は、「金持ちで苦労無し」というロムニーのネガティブイメージを補完し、人々が共和党に親しみを感じる一助になったと主張する。

 多くのメディアがバイデンのポイントとして評価しているのが、リビア大使の殺害に関する彼の発言である。ライアンはこの事件を、オバマ政権が大使館の十分な安全を確保しなかったことが原因だとして攻撃した。

 これがバイデンに好機をもたらした。バイデンは共和党が大使館の安全対策の予算を3億ドル削減したことに触れ、責任の矛先を共和党に向けることに成功した。多くのメディアが、このやり取りでもバイデンが一本取ったとしている。ただしワシントン・ポストは、削減された予算は「大使館の安全対策だけのものではなかった」と指摘し、バイデンの主張は「勝手な推定」に過ぎないとしている。

副大統領候補の論戦は非常時の大統領の器を測る

 副大統領候補のディベートは大統領選の流れに大きく影響するものではないとされる。その期待値も高くない。けれども、ひとつだけ大きな役割がある。在任中の大統領が不慮の死を遂げた場合、副大統領は自動的に大統領の任に就く。つまり、可能性は低いにせよ、バイデンもライアンも一朝事あれば大統領に昇格する可能性を持っているのだ。事実、ジョン・F・ケネディーが暗殺された際、副大統領のリンドン・ジョンソンが36代大統領に就任した。

 非常時の際、大統領として対応できる器であるかどうかを判定することは、副大統領のディベートの重要な役目であると言える。ウォールストリート・ジャーナルが言うように「バイデンは2008年にこの試験に合格している」。しかし、若干42歳のライアンには、多くの人が少々不安を抱いている。今回のディベートはライアンにとって試金石であった。

 CNNは、バイデンがライアンに対し終始冷笑的な態度を貫いたのは、こうした事実が背景にあるからだと分析している。ライアンを取るに足らない存在として扱い、視聴者に不信感を抱かせる作戦というわけだ。バイデンはライアンが何か言うたびに不必要とも言える笑みを浮かべ、時には高笑いさえしてみせた。

 しかし、一視聴者としてディベートを見ていた限り、バイデンのこの作戦は(本当にそういう意図だったのであれば、の話だが)成功したとは言い難い。逆に、「不安定で常軌を逸した態度」「疲労回復ドリンクでハイになっている」(ウォールストリート・ジャーナル)という印象の方が強かった。

 多くのメディアも同じ感想を持ったようだ。CNNは「バイデンの“’薄ら笑い”は不愉快だ」というツィートが多かったことを指摘している。また、ワシントン・ポストは、「(バイデンは)発言していない時の表情がいかに大切かを理解していない」と論評した。 

 バイデンはライアンの発言をさえぎることも多かった。(オバマ陣営のカウントによれば82回)これにはライアンもたまらず、「副大統領、あせるお気持ちは分かりますが、最後まで話を聞かれた方が実のある内容になると思います」と、思わずチクリとやる場面もあった。

 さて、白熱したディベートの結果、軍配はどちらに上がったか? ウォールストリート・ジャーナルは当意即妙の受け答えが多かった点でバイデンを評価している。ワシントン・ポストは、引き分けの判断を下した。「良くも悪くも、バイデン主導のディベートだった」とした上で「バイデンのアグレッシブさが好きな人にはバイデンの勝ちだろう。しかし、嫌い人にとってはライアンの勝ちだ」。

 ディベートの直後にCBSが行った世論調査は、48%がライアンの勝ち、44%がバイデンの勝ちとしている。無党派層に限ってみると50%がバイデンの勝ち、31%がライアンを勝者とした。19%はタイとの判断だった。

 第1回の大統領候補ディベートの結果がロムニー優勢という意見でほぼ一致したのに対し、バイデン対ライアンのディベートは甲乙つけがたい接戦となった。大統領選において今後の雌雄を決するのは、あと2回行われるオバマ対ロムニーのディベートだ。CNNの解説者は「(今回のディベートの出来の良さが)オバマにとってプレッシャーにならなければ良いが」と語っている。

岩下 慶一(いわした・けいいち)
米国・シアトル在住。ジャーナリスト・翻訳者。翻訳書に「ネットワークが世界を動かす」「マクドナルド7つの成功原則」などがある。

3410とはずがたり:2016/06/03(金) 22:49:22
トランプ所有のホテルで宿泊客が激減
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160603-00171131-newsweek-int
ニューズウィーク日本版 6月3日(金)16時20分配信

 米大統領選で共和党の候補者指名獲得に必要な過半数の代議員を確保し、勢いが止まらないドナルド・トランプ。だが、絶好調の億万長者にも不安のタネがないわけではない。巨万の富を生み出してきた本業のホテル経営に暗雲が立ち込め始めているのだ。

 旅行検索サイト「ヒップムンク」を経由した宿泊予約を分析した調査によれば、トランプが各地に所有しているホテルの過去3カ月間の予約件数は、昨年同時期に比べて59%も減っているという。

【参考記事】トランプ大学のあきれた詐欺商法が明らかに

 トランプは昨年6月の出馬表明以来、メキシコ移民やイスラム教徒、女性などへの差別発言を繰り返しており、それに反感を持つ人々が現れ、客足が遠のいている可能性が指摘されている。「トランプ・ブランド」のゴージャスなイメージが、主要な顧客である富裕層の間で劇的に悪化しているとの調査結果もある。

 政敵やメディアにどれほど批判されても動じなかったトランプも、今度ばかりは暴言を控えるようになる?

[2016.6. 7号掲載]

アビゲイル・エイブラムズ

3411名無しさん:2016/06/04(土) 16:09:52
>>3171

http://jp.reuters.com/article/bloomberg-election-idJPKCN0W92J2
World | 2016年 03月 8日 08:47 JST 関連トピックス: トップニュース
ブルームバーグ前NY市長、米大統領選への出馬見送り

[ワシントン 7日 ロイター] - ブルームバーグ前ニューヨーク市長は7日、11月の米大統領選には出馬しないと表明した。当選の見込みがないことは明らかだとしている。

ブルームバーグ氏はNY市長時代、ビジネス寄りの財政政策を推進。銃規制やその他社会問題ではリベラルな見方をしていることから、極端な主張を掲げる候補者が優勢な今回の大統領選において、同氏が出馬した場合には、中道派の支持を集めるとみられていた。

ただブルームバーグ氏は、三つ巴の争いになった場合、共和党のドナルド・トランプ氏、またはテッド・クルーズ氏が当選する可能性が高まることを懸念。ブルームバーグ氏は、オピニオンサイトの「ブルームバーグ・ビュー」で「こうしたリスクは冒したくない」と説明した。

ブルームバーグ氏は、共和・民主両党の候補者らを厳しく批判。

共和党候補指名争いで現在トップを走る不動産王トランプ氏については、宗教的寛容を損ね、安全保障に脅威を及ぼす政策を支持している指摘。ブルームバーグ氏は「トランプ氏は人々の差別意識や恐怖感に訴え、国を分断する扇動(せんどう)的な選挙戦を展開している」とした。

民主党のヒラリー・クリントン前国務長官と、バーニー・サンダース氏についても、自由貿易や金融業界に批判的だとして攻撃した。

英フィナンシャル・タイムズ(FT)紙の先月の報道によると、ブルームバーグ氏は、既存候補者による論戦の内容について「まったく凡庸」と批判。同氏が大統領選への出馬を検討していると伝えていた。

*内容を追加しました。

3412名無しさん:2016/06/04(土) 17:30:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160604-00000022-jij-n_ame
カナダ首相、中国外相に抗議=人権問う記者への激高
時事通信 6月4日(土)6時46分配信

 【ニューヨーク時事】カナダのトルドー首相は3日、中国の王毅外相が訪問先オタワでの1日の記者会見で、中国の人権状況を問題視する質問をしたカナダ人記者に「傲慢(ごうまん)だ」などと激高したことについて、記者が不当な扱いを受けたことへの「不満」を王外相と駐オタワ中国大使に伝え、抗議したことを明らかにした。

 南部の都市ウィニペグで記者団に語った。

 外務省が中国側に抗議を伝えた。トルドー首相は「報道の自由は極めて重要だ。質問するのが報道の仕事であり、それをぜひ励行してほしい」と述べた。さらに「わたしは中国政府や中国の代表と会う機会があればその都度、人権についての懸念を強調してきた」と述べ、今後も問題を提起し続ける考えを示した。

3413名無しさん:2016/06/04(土) 17:31:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160604-00000039-jij-asia
「南シナ海で自ら孤立の長城」=米国防長官、中国を批判―協力強化も・アジア安保会議
時事通信 6月4日(土)10時42分配信

 【シンガポール時事】カーター米国防長官は4日、シンガポールで開催中のアジア安全保障会議で演説し、南シナ海で人工島整備を進める中国の動きに懸念を示した上で「南シナ海で自らを孤立に招く万里の長城を築きかねない」と批判した。

 一方で、中国と今後、軍事的交流を強化する意向も強調。「地域の緊張の元凶」と中国を非難した昨年の演説に比べ、批判のトーンをやや弱めた。6日から北京で米中戦略・経済対話が予定されていることなども考慮したとみられる。

 カーター長官は、アジア・太平洋地域では、航行の自由や紛争の平和的解決といった「原則に基づく安保ネットワーク」が構築され、2国間だけでなく多国間の協力体制も強化されていると指摘。こうしたネットワークは特定の国を排除するものではないとし、中国に参加を呼び掛けた。

 南シナ海情勢については「中国が拡張的で前例のない行動を取っており、その意図が懸念を生み出している」と述べ、人工島整備や軍事拠点化の動きを批判。周辺国も懸念を強めているとし、自制を促した。

3414チバQ:2016/06/07(火) 20:32:45
http://mainichi.jp/articles/20160607/k00/00e/030/151000c
米大統領選
クリントン氏、指名確実…「民主過半数」報道

毎日新聞2016年6月7日 10時07分(最終更新 6月7日 17時04分)
 【ニューヨーク西田進一郎】米大統領選に向けた民主党候補指名争いで、米CNNテレビなどは6日夜、予備選・党員集会の結果に拘束される一般代議員と拘束されない特別代議員を独自集計した結果として、ヒラリー・クリントン前国務長官(68)が指名獲得に必要な代議員の過半数2383人を超えたと報じた。指名されれば、民主、共和の2大政党で女性の指名候補は初めてになる。

 民主、共和両党は7月にそれぞれ党大会を開き、民主党はクリントン氏、共和党は実業家のドナルド・トランプ氏(69)を正式に党候補に指名する。このほか、小政党「リバタリアン党」からゲーリー・ジョンソン元ニューメキシコ州知事(63)が立候補する見通し。クリントン氏は11月8日の大統領選で、米国初の女性大統領誕生を目指し、トランプ氏らと戦う。

 CNNによると、クリントン氏はこれまでの予備選・党員集会で1812人の代議員を獲得している。これに加え、予備選・党員集会の結果に拘束されない700人あまりの特別代議員をCNNが独自調査し続けてきた結果、6日夜にクリントン氏支持の特別代議員が572人になり、合計で2384人に達したという。特別代議員は、知事や上下院議員らで、民主党の主流派を押さえたクリントン氏が大多数を確保している。AP通信もCNNに先立ち、独自集計の結果、クリントン氏が2383人に達したと報じた。

 「過半数確保」の報道を受け、クリントン氏は6日夕、支持者からの大きな歓声がわき上がる中、西部カリフォルニア州ロサンゼルス近郊の集会に満面の笑みで登場した。「歴史的な前例のない瞬間だ」と手を振り、「もし私に投票してくれたらトランプ(氏)を破るだろう。私はみなさんのために戦う。ともに米国の未来を作りましょう」と高らかに「勝利宣言」した。

 クリントン氏は、同党予備選で当初から本命視され、予備選・党員集会では序盤から優勢に戦いを進めたが、バーニー・サンダース上院議員(74)の猛追を受け決着は持ち越されてきた。

 サンダース陣営は6日夜に声明を出し、「党大会で投票するまで特別代議員を計算に入れるのは間違っているという党全国委員会の声明を、メディアは無視している。クリントン氏は指名確保に必要な一般代議員を獲得していないし、これからも獲得しないだろう」と主張。「我々の仕事は、バーニーがドナルド・トランプ(氏)に最も強い候補であることを特別代議員に確信させることだ」とし、党大会まで撤退しない意向を改めて示した。

 共和党に続き民主党の候補指名が事実上決着したことで、米大統領選は民主・クリントン氏と共和・トランプ氏の一騎打ちに移る。各種世論調査での支持率は拮抗(きっこう)し、両候補とも支持率より不支持率が上回る「不人気候補」の対決という異例の事態にある。

 クリントン氏は6月2日の外交・安全保障に関する演説で、トランプ氏を「恐ろしいほど支離滅裂だ。核のコード(核兵器の発射ボタン)を決して持たせてはいけない」などと厳しく批判。11月の本選に向けた攻撃を強化している。一方のトランプ氏は「ヒラリーは大統領にふさわしくない」と繰り返し酷評。クリントン氏が女性であることを政治的に利用しているなどと主張している。

◇ヒラリー・クリントン◇
 1947年10月26日、米中西部イリノイ州シカゴ生まれ。ウェルズリー大卒、エール大ロースクール修了。93年、夫のビル・クリントン氏の大統領就任でファーストレディーに。2001年にニューヨーク州選出の上院議員。2期目途中の08年大統領選の民主党指名候補争いに立候補したが、オバマ上院議員に敗北。09年1月、オバマ政権で国務長官に就任。13年2月に退任。

3415チバQ:2016/06/07(火) 20:46:22
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160607-00000039-mai-n_ame
<米大統領選>有権者、好き嫌いは二分…クリントン氏
毎日新聞 6月7日(火)11時56分配信

 【ロサンゼルス長野宏美】「彼女ほど賢く、経験豊富な人はいない」「うそつきで信頼できない」。女性初の大統領に一歩近づいたヒラリー・クリントン前国務長官(68)は、米国では好き嫌いがはっきり分かれる。

 弁護士でもある「働くファーストレディー」で、大統領の妻でありながら上院議員に当選。数々の「初」を実現してきた。言動が「高慢だ」と批判を浴びるが、「開拓者だ」とも称賛される。

 2008年の大統領選では、民主党の指名争いで初の黒人大統領を目指すオバマ氏に惜敗した。クリントン氏は撤退演説でこう語った。「一番高く、最も硬いガラスの天井は打ち砕けなかったが、1800万のひびを入れた」。女性の昇進を阻む障壁に、自分が得た1800万票の支持で風穴を開けた自負を示した。

 今、その穴を広げた。1年前に大統領選再挑戦を表明した。「米国は富裕層に有利な状況になっている」と語り、「米国人は擁護者を必要としている。私は擁護者になりたい」と訴えた。

 1947年、シカゴで衣料品店を営む父と専業主婦の母の間に生まれた。黒人の権利拡大を目指す公民権運動が盛り上がる中、少女時代を過ごす。学業優秀だった娘に父は「もっとやれる」と向上心をかきたてた。

 名門女子大ウェルズリー大を卒業する時、総代として演説をした。学長に交渉して実現した。「私たちは、不可能に見えることを可能に変えなければ」。演説は2000人が総立ちになり、雑誌にも取り上げられた。

3416チバQ:2016/06/07(火) 21:21:31
http://diamond.jp/articles/-/92411
追い詰められた共和党
残された“最後のカード”
週刊ダイヤモンド編集部 2016年6月7日

ドナルド・トランプ氏の躍進で、共和党の主流派が追い詰められている。“トランプ降ろし”の最終手段も残されているが、選挙で票を集めた同氏を排除すれば、党分裂のリスクが高まる。

 共和党主流派に残された“トランプ降ろし”のラストチャンスとなるのが、7月の党大会での決選投票だ。

 ドナルド・トランプ氏が、党大会までに共和党の候補指名に必要な代議員の過半数を獲得できない可能性が高まっている。そうなれば、党大会の第1回投票では決まらず、誰かが過半数を取るまで決選投票を繰り返すことになる。決選投票では、誰にでも自由に投票できるため、反トランプの候補を一本化できるかがポイントになる。

 予備選の候補のうちの誰かに一本化するのが常識的な対応だが、あいにく、予備選で2位につけるテッド・クルーズ氏はあまりに強硬な保守派であるため、反トランプ勢が結集できるか不透明だ。

 地元オハイオ州の予備選で勝利し、トランプ氏に一矢報いたジョン・ケーシック氏は、主流派からの支持はあるものの新鮮味がなく、支持が広がっていない。


Photo by Gage Skidmore
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 そこで待望論があるのが下院議長を務めるポール・ライアン氏だ。

 下院議長というポストは、予算案などを議会で通すたびに身内の共和党議員から「オバマに妥協し過ぎ」などと突き上げられる“針のむしろ”のポスト。ライアン氏は、前任の下院議長が辞任に追い込まれた後、なり手のいない同ポストを引き受けた“苦労人”だ。

 実は、環太平洋経済連携協定(TPP)合意の陰の功労者でもある。交渉合意に不可欠な米大統領貿易促進権限(TPA)法案(大統領に通商交渉の権限を与える法案)には与野党問わず反対する議員が多かったが、下院歳入委員長として可決させたのだ。

 昨年12月にトランプ氏がイスラム教徒の入国を禁止する発言をした際には、トランプ氏を強く批判するなど、主流派のご意見番としての役割も果たしてきた。

 しかし、いくらライアン氏に人望があっても、決選投票での逆転シナリオに賭けるのはあまりにリスクが高い。代議員獲得数はまさに共和党支持者の民意であり、それを幹部らが予備選にすら立候補していない人物を担ぎ出して談合で覆せば、反発は必至。エスタブリッシュメントへの不信感がさらに高まりかねない。


トランプ氏の集会で同氏に抗議する男性が支持者から殴られた。暴力沙汰で複数の集会が中止に Photo:REUTERS/アフロ
 トランプ氏は党大会で候補指名を受けられなければ、「(自分の支持者が不満を持ち)暴動が起こる」などと発言、“トランプ降ろし”をけん制する。

 共和党候補として出馬できなければ、独立系候補として出馬する可能性も高い。そうなれば、共和党支持者の票が割れ、結局は民主党を利することになる。

 つまり、トランプ氏を排除しても、本選挙で民主党に勝つのは難しい。民意をほごにする“汚れ役”となり、“負け戦”を引き受けてくれる人物はいるのか。共和党主流派に残された選択肢は限られている。

3417チバQ:2016/06/07(火) 22:05:16
http://www.asahi.com/articles/ASJ672HNVJ67UHBI00C.html
ビル・クリントン元大統領の弟逮捕 飲酒運転の疑い
ロサンゼルス=平山亜理2016年6月7日15時55分
 米カリフォルニア州の警察当局は6日、ビル・クリントン元大統領の異父弟のロジャー・クリントン容疑者(59)を飲酒運転の疑いで逮捕したと発表した。発表などによると、ロジャー容疑者は5日夜、同州で運転中に通報され、逮捕された。

 ロジャー容疑者は俳優や歌手として活動。1999年には、北朝鮮で開かれた「平和親善音楽祭」に出演し、金永南・最高人民会議常任委員長と会見したこともある。(ロサンゼルス=平山亜理)

こんなニュースも

3418とはずがたり:2016/06/08(水) 14:16:26

クリントン氏、勝利宣言=「女性初の米大統領候補に」―民主6州で予備選・党員集会
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160608X339.html
13:11時事通信

 【ワシントン時事】米大統領選の民主党候補指名を確実にしたヒラリー・クリントン前国務長官(68)は7日、ニューヨークで支持者を前に演説し、「私たちは一里塚に達した。わが国の歴史で初めて、女性が主要政党の大統領候補になる」と述べ、2月からの指名争いでの勝利を宣言した。これまで戦ってきたバーニー・サンダース上院議員(74)に対しては、11月の本選へ結束と協力を呼び掛けた。

 ニューヨーク市内の選対本部で演説したクリントン氏は、本選で戦う共和党の実業家ドナルド・トランプ氏(69)について「対立候補や家族をののしり、マスコミを攻撃し、イスラム教徒や移民を中傷した」と厳しく批判。「人格面で大統領と最高司令官になるにはふさわしくない」と断言した。

 この日は西部カリフォルニア、東部ニュージャージー、南西部ニューメキシコ、西部モンタナ、中西部サウスダコタの各州で予備選、中西部ノースダコタ州で党員集会が実施された。指名争い最後のヤマ場で、米メディアによると、クリントン氏はニュージャージー、ニューメキシコ、サウスダコタの3州で勝利。ノースダコタ州はサンダース氏が制した。

3419チバQ:2016/06/08(水) 21:07:28
http://www.sankei.com/world/news/160608/wor1606080053-n1.html
2016.6.8 19:43
【米大統領選】
どうなる副大統領候補 大統領候補の短所をカバー 人選が勝敗の一因にも
【ワシントン=青木伸行】米大統領選は、民主党のヒラリー・クリントン、共和党のドナルド・トランプ両候補が、7月の全国党大会と本選へ向け、誰を副大統領候補に指名するか注目される。それぞれ抱える弱点の補強を主眼に、「ランニング・メイト」を慎重に選ぶとみられ、正副大統領候補の組み合わせ(チケット)はホワイトハウス入りへの重要な要素となる。

 副大統領候補は本選を共に戦い、当選後は大統領を助け、大統領に不測の事態が生じた場合は後継者となる。大統領候補がランニング・メイトを決める際には、本選でより多く票が取れ、党の結束を図ることを勘案し、経験や年齢、地域、思想などのバランスが考慮される。短所を補う組み合わせが常だ。

 例えば、北東部マサチューセッツ州選出の上院議員から立候補した若きケネディ大統領は、南部テキサス州選出で、経験豊かな民主党上院院内総務だったジョンソン氏を選んだ。

 1984年、レーガン大統領に挑んだ民主党のモンデール氏は、フェラーロ下院議員という初の女性副大統領候補を立て、女性に不人気なレーガン氏の弱点を突こうとした。オバマ大統領が、上院外交委員長などを歴任したバイデン氏を起用したのは、彼の経験に負うところが大だった。

 トランプ氏は非白人層や女性の低い支持、外交をはじめとする行政経験のなさが弱みだ。副大統領候補については観測の域を出ていないが、ボブ・コーカー上院外交委員長、ニュート・ギングリッチ元下院議長、ニュージャージー州知事のクリス・クリスティ氏、女性ではオクラホマ州知事のメリー・ファーリン氏らが取り沙汰されている。

 クリントン氏はサンダース上院議員との予備選・党員集会を通じ、マイノリティー(人種的少数派)や高齢者の間で強さを発揮する一方、若者の有権者に弱く、女性からの支持も堅いわけではない。

 副大統領候補にはリベラル派のシェロッド・ブラウン上院議員、41歳でヒスパニック系のジュリアン・カストロ住宅都市開発長官、女性のエリザベス・ウォーレン上院議員、無党派層の支持獲得に貢献するとみられるティム・ケイン上院議員らが挙げられている。

 クリントン氏はサンダース氏を指名する可能性を完全には否定しておらず、サンダース氏も引き受ける選択肢を排除していない。

3420チバQ:2016/06/08(水) 21:08:00
http://www.sankei.com/world/news/160608/wor1606080052-n1.html
2016.6.8 19:35
【米大統領選】
クリントン氏は「サンダース・ロス」が課題 民主党でも党内の亀裂深く

 クリントン氏は7日夜、ニューヨーク市ブルックリンでの集会に満面の笑みを浮かべて登場し、ヒラリー・コールを上げる1千人以上の支持者に手を振り勝利の喜びをともにした。

 「トランプ氏は米国とメキシコの間に壁を築こうとしているだけでなく、米国人を互いに隔てる壁をつくろうとしている」

 クリントン氏は、不法移民の流入阻止のためメキシコとの国境に「万里の長城」を築こうとしているトランプ氏を非難した。

 マイノリティー(少数派)の強い支持で指名を確実にしたクリントン氏は今後、トランプ氏による人種差別や女性蔑視の発言を追及することで、トランプ氏が「気質的に大統領や最高司令官に適さない」(クリントン氏)ことを有権者に訴える考えだ。

 集会に出席したインド系の大学生、エイビン・タニカルさん(21)は「共和党員も11月(の本選)にはばかげたことを言って扇動するトランプ氏に投票しない。共和党を団結させるなんて無理だ」と語った。

 しかし、クリントン氏にも民主党の対抗馬、バーニー・サンダース上院議員(74)との長期戦で生じた党内の「壁」を打ち破り、党の結束を図るという宿題が重くのしかかる。

 民主社会主義者のサンダース氏はクリントン氏を「支配層」の代表と位置付け、既存政治家が中間層の経済的な苦しさを理解していないと考える若者の心をつかんだ。こうした不満はトランプ氏支持者の感情と重なり合う。

 そのため、トランプ氏は7日の集会で自由貿易協定に強く反対するサンダース氏に理解を示し、支持者に秋波を送った。クリントン氏にとり「サンダース・ロス」というべきサンダース支持者の喪失感を解消させられるかが課題だ。(ニューヨーク 加納宏幸)

3421チバQ:2016/06/08(水) 22:32:03
896 チバQ 2016/06/08(水) 21:13:35
http://www.sankei.com/world/news/160608/wor1606080023-n1.html
2016.6.8 09:37
【米大統領選】
専門家の予測は「クリントン氏有利」 カギは白人労働者票
米大統領選はヒラリー・クリントン前国務長官が民主党の候補指名獲得を確実にし、11月8日の本選で共和党の不動産王、ドナルド・トランプ氏と戦う構図が定まった。全米レベルの世論調査ではクリントン氏をトランプ氏が数ポイント差で追う展開。専門家の間では「クリントン氏有利」との予測がほとんどだが、トランプ氏は支持基盤である白人労働者層の徹底的な掘り起こしで起死回生を狙う。

 本選は、50州と首都ワシントンに割り振られた選挙人538人の過半数である270人を獲得した候補が勝利する。各州で有権者が正副大統領候補に投票し、最も多く得票した候補が州の選挙人を原則として総取りする。このため、投票動向が両党に揺れ動く「スイング・ステート(揺れる州)」など、激戦州の動向が選挙結果を左右する。

 米CNNテレビの予測ではクリントン氏は伝統的に民主党が強い「ブルー・ステート(青い州)」と呼ばれる、大票田のカリフォルニア(選挙人数55)、ニューヨーク(同29)両州などを固め、同党寄りのペンシルベニア(同20)、ミシガン(同16)両州も合わせ、既に237人の確保が確実な見通し。さらに、激戦州のフロリダ(同29)、オハイオ(同18)両州を獲得すれば過半数に届く計算だ。トランプ氏がクリントン氏の勝利を阻止するには、この2州の確保が必須だ。

 フロリダ州はカリフォルニア、テキサス両州に次ぎ、ニューヨーク州と同数の選挙人を抱える。また1964年以来、オハイオ州を落として大統領になった候補はいない。

 一方のトランプ氏は、テキサス(同38)やジョージア(同16)、アリゾナ(同11)などの計191人を「基礎票」に、どこまで上積みできるかが焦点だ。

 トランプ氏は自由貿易協定に強く反対することで、クリントン元大統領が初当選した92年以来、民主党が勝ち続けている「ラストベルト」(さびた工業地帯)のミシガン、ペンシルベニア、イリノイ各州の白人労働者を狙うなど、民主党の地盤の大幅な切り崩しを図る。(加納宏幸)

3423チバQ:2016/06/11(土) 00:51:14
http://www.sankei.com/world/news/160610/wor1606100044-n1.html
2016.6.10 22:26
【米大統領選】
民主党、オバマ氏らの支持でクリントン氏一本化進む 共和党、トランプ氏の人種差別で挙党ほど遠く
 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選で民主党の候補指名を確実にしたクリントン前国務長官への支持表明が相次ぎ、民主党では11月8日の本選に向けて共和党の候補指名が確定した不動産王、トランプ氏に対抗する戦線が整いつつある。トランプ氏の人種差別発言で一枚岩になれない共和党とは対照的だ。

 クリントン氏は9日、米公共ラジオ(NPR)の番組で、激しく指名を争ってきたサンダース上院議員に関し、「選挙戦や大統領就任後の協力を楽しみにしている」と述べた。

 サンダース氏は撤退表明こそしなかったものの、オバマ氏との会談後、近くクリントン氏との間で「トランプ氏を打ち破るためどのように協力できるか」について話し合うと述べた。

 オバマ氏に続き、バイデン副大統領が支持を表明。女性で「反ウォール街」の旗手、エリザベス・ウォーレン上院議員も「クリントン氏のために戦い、トランプ氏をホワイトハウスに近寄らせない」と述べた。

 サンダース氏はクリントン氏のウォール街との近さを批判して不満票を吸収してきた。旗幟(きし)を鮮明にしていなかったウォーレン氏のクリントン氏への支持表明は、サンダース氏への支持を取り込む効果がある。

 一方、トランプ氏は5月に指名を確実にしたが、挙党態勢構築にはほど遠いのが現状だ。不動産投資の指南のため設立した「トランプ大学」をめぐる訴訟で、判事の一人がメキシコ系米国人であるため公正に判断ができないと非難した発言が尾を引いているからだ。

 トランプ氏を支持する共和党のライアン下院議長は「常軌を逸した発言だ」とトランプ氏を非難。同氏が本選で重視するオハイオ州のケーシック、ウィスコンシン州のウォーカー両知事はこの問題を理由に支持しない可能性を示唆した。

3424チバQ:2016/06/11(土) 01:01:30
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061000031&amp;g=int
クリントン氏を支持=レガシー喪失に危機感-予備選終え直ちに選挙応援へ・米大統領

オバマ米大統領(左)とクリントン前国務長官=2010年6月、ワシントン(EPA=時事)
 【ワシントン時事】オバマ米大統領は9日、インターネットに動画を投稿し、大統領選で民主党の指名獲得を確実にしたヒラリー・クリントン前国務長官(68)を支持すると正式に表明した。15日にウィスコンシン州で開かれるクリントン氏の集会に出席し、選挙応援をスタートさせる。
 民主党候補者選びではバーニー・サンダース上院議員(74)が14日の首都ワシントンでの最終予備選まで戦い抜く考えを示している。ただ、大統領は共和党の実業家ドナルド・トランプ氏(69)に政権を奪われれば自身のレガシー(政治的遺産)を覆されかねないと危機感を強めており、早期に支持を打ち出し応援に乗り出した方がいいと判断した。
 大統領は動画で「(クリントン氏ほど)適任の人物はいない。応援に入るのを待ちきれない」と強調。クリントン氏はツイッターに「光栄だ。私は燃えている」と記した。トランプ氏は「オバマはもう4年間、自身の(路線を継ぐ)政権を続けたがっているが、誰も望んでいない」とやゆした。(2016/06/10-06:17)

3425チバQ:2016/06/11(土) 11:23:46
http://mainichi.jp/articles/20160611/k00/00e/030/199000c
米大統領選
トランプ氏支持率、クリントン氏下回る

毎日新聞2016年6月11日 10時18分(最終更新 6月11日 10時28分)
 ロイター通信は10日、米大統領選の共和党候補指名が確定した実業家トランプ氏の支持率が、民主党候補指名が確実になったクリントン前国務長官を11.2ポイント下回ったとの世論調査結果を伝えた。保守系FOXニュースが9日伝えた世論調査でもトランプ氏の支持率が落ち、クリントン氏が3ポイント上回った。

 トランプ氏が開いていた不動産セミナー「トランプ大学」が高圧的な勧誘で受講者に高額な授業料を要求していたとする疑惑が浮上したほか、クリントン氏が最近の演説でトランプ氏の外交政策を徹底的に批判したことが影響したとの見方がある。(共同)

3426チバQ:2016/06/11(土) 12:15:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160611-00000035-jij-int
大接戦、深い溝残す=元大統領の評価で対立-ペルー大統領選〔深層探訪〕
時事通信 6月11日(土)8時33分配信

大接戦、深い溝残す=元大統領の評価で対立-ペルー大統領選〔深層探訪〕
ケイコ・フジモリ氏=5日、リマ(AFP=時事)
 ペルー大統領選の決選投票で、ペドロ・クチンスキ元首相(77)が大接戦の末、ケイコ・フジモリ氏(41)を下して勝利した。選挙戦は、ケイコ氏の父アルベルト・フジモリ元大統領(77)の政治的評価をめぐり「フジモリ派」と「反フジモリ派」が激しく対立した。深い溝を残した国民の融和がクチンスキ氏の新政権にとって大きな課題となる。

 ◇親子同一視に反発
 両候補はともに中道右派で、政策面で大きな争点がない選挙戦だった。クチンスキ氏は、市民虐殺罪で禁錮25年の有罪判決を受けた元大統領の「負の側面」に焦点を当て、「反フジモリ派」の結集を図った。「独裁」「汚職」の批判を浴びる元大統領の姿をケイコ氏に重ねて「独裁か民主主義か」と呼び掛けた。

 だが「泥棒の子供は泥棒になりかねない」と訴えたクチンスキ氏の攻撃的な発言は、テロ撲滅などに手腕を発揮した元大統領を評価するケイコ氏支持者の強い反感を買った。首都リマ郊外での集会に駆け付けたマルタ・サンタマリアさん(80)は「私は大工だったが、子供たちは大工にならなかった」と強調。安易に親子を同一視するクチンスキ氏を「信用できない」と切り捨てた。

 ◇元大統領処遇も焦点
 クチンスキ氏は9日、事実上の勝利宣言を行い、「われわれは対話と団結を進める」と国民融和に乗りだす姿勢を強調した。クチンスキ氏の政党は議会の少数派で、安定的な政権運営には他党との協力が不可欠。単独過半数を占めるフジモリ派政党の議員が「融和の前にまずは謝罪すべきだ」と態度を硬化させる中、ケイコ氏との対話も急ぐ構えだ。

 リマで収監生活を送る元大統領は7月に78歳の誕生日を迎える。高齢に加えて健康状態も優れず、ペルー国内では「釈放や処遇改善を容認する声は増えつつある」(地元紙幹部)。ケイコ氏はかつて、父の恩赦を求めて実現しなかったが、クチンスキ氏は「ノーサイド」を強調する切り札として、自宅軟禁を認めるなど処遇改善に応じる可能性も浮上している。

 ◇ケイコ氏弟が挑戦も
 支持者から「大統領として実績を残せば、父への評価も変わるはずだ」と期待されたケイコ氏だったが、2011年の前回大統領選に続き、2度目の敗北となった。選挙のたびに再燃する「反フジモリ感情」の壁は厚く、5年後の次回大統領選に再挑戦するかは不透明だ。

 一方、ケイコ氏の弟で、4月の国会議員選でトップ当選したケンジ氏(36)は、「姉が今回敗れた場合、次回選挙は私が出馬する」と語っている。ケンジ氏はケイコ氏同様に知名度が高い上、姉以上に元大統領との距離が近い。父親譲りの強気の性格とされ、フジモリ家復権の新たな担い手になる可能性もある。(リマ時事)

3427名無しさん:2016/06/11(土) 18:14:33
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016060700734&amp;g=pol
TPP、為替に強硬姿勢=日本は警戒も-クリントン氏

 【ワシントン時事】米大統領選で民主党の候補指名を確実にしたヒラリー・クリントン前国務長官(68)は現時点で環太平洋連携協定(TPP)に反対し、貿易相手国の通貨安誘導を批判している。TPPを成長戦略の柱と位置付け、円高・ドル安の進展を懸念する安倍政権は、クリントン氏の発言に警戒を迫られそうだ。
 クリントン氏は2013年まで国務長官として米国のTPP参加を推進してきた。しかし、民主党支持基盤の労働組合で自由貿易に伴う雇用減少に懸念が強いことから、党指名争いでは「雇用創出などの基準を満たしていない」とTPP反対の姿勢を強調。中国や日本の「輸出振興を狙った為替操作」も批判し、大統領に就任すれば「断固たる措置を取る」と宣言した。
 米業界団体幹部によると、TPP批判などは「政策通のクリントン氏の本意ではない」。だが、激しいTPP非難を繰り広げる共和党のドナルド・トランプ氏(69)と対抗するため、クリントン氏が批判攻勢を緩めるのは難しい。
 TPPや通貨安への批判が高まれば安倍政権の経済政策「アベノミクス」の逆風となる。TPP発効は米国の議会承認が必須条件だが、大統領選での批判もあり、審議開始は見通せない。日本政府関係者は「米国の審議が遅れれば、合意内容の見直し要求が強まりかねない」と危ぶむ。
 為替政策では、麻生太郎財務相らは年初以降の円高を「偏った動きがあった」と訴え、円売り介入を辞さない構え。これに対し、クリントン氏らが「円安誘導批判」を強める懸念もあり、安倍政権には気が抜けない状況が続きそうだ。 (2016/06/07-17:45)

3428チバQ:2016/06/12(日) 12:22:36
http://www.afpbb.com/articles/-/3089932
クリントン氏とトランプ氏 ─ その強みと弱み
2016年06月10日 14:14 発信地:ワシントンD.C./米国

【6月10日 AFP】米大統領選で、民主党の指名獲得争いで勝利宣言をしたヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官(68)と、共和党の指名獲得を確実にしているドナルド・トランプ(Donald Trump)氏(69)は同世代だ。しかし両者の共通点はそれぐらいしかない。経歴や性格、政治家としての素質も、これ以上ないほど懸け離れている。

 今年11月の本選まで残り5か月。以下に両者の強みと弱みをまとめる。

■クリントン氏:経歴は十分、好感度は足りず

- 歴史に名を残す女性

 女性の政界進出に詳しいアメリカン大学(American University)のジェニファー・ローレス(Jennifer Lawless)氏はAFPに対し、「ヒラリー・クリントン氏が勝てば、白人男性以外の大統領が2代続くことになる」と指摘する。

 クリントン氏が先駆者の役割を果たすことで、民主党の女性ら、そして一部の男性に、政治プロセスへのより大きな参加を促す可能性もある。

 俳優のライアン・ゴズリング(Ryan Gosling)さんは英夕刊紙イブニング・スタンダード(Evening Standard)に「女性の力が必要だ。僕は昔から女性の方が好きだった。女性たちは僕たちより優れている。女性のおかげで僕はより良い人間になれる」と語った。

- 非の打ちどころのない経歴

 クリントン氏は、ヒラリー・ローダム(Hillary Rodham)の名で知られていた結婚前から、若き弁護士として女性や子どもたちのための活動に携わっていた。申し分のない立派な職業だった。

 夫であるビル・クリントン(Bill Clinton)元大統領の政治家人生を支えるため、成功していた弁護士業を離れ、夫と共にアーカンソー(Arkansas)州知事公邸へ、さらにはホワイトハウス(White House)へと移り住んだ。

 そして夫に続き、自身も政治の世界に。ニューヨーク(New York)州選出の上院議員を2期務め、さらに第1期バラク・オバマ(Barack Obama)政権では国務長官に就任した。

 ラスベガス(Las Vegas)の犯罪捜査官で、クリントン氏を支持しているという60歳の女性は今年2月、「大統領にこれ以上適した人は現時点では他にいない」と話していた。

- 一連のスキャンダル

 とはいえクリントン氏の豊富な政治経験に全く汚点がなかったわけではない。同氏を取り巻くスキャンダルは共和党の好餌となり、共和党は1990年代から同氏に対して疑わしい交友関係を持ち倫理的判断の甘い女性というレッテルを貼ってきた。

 その醜聞は多岐にわたる。夫妻の不動産投資に絡むいわゆる「ホワイトウォーター疑惑」(最終的に夫妻に非はないと認められた)に始まり、国務長官時代にはリビア・ベンガジ(Benghazi)で発生した米領事館襲撃事件、連邦捜査局(FBI)の捜査対象にもなった私用メールアドレスの公務使用問題もある。

 これらのスキャンダルにより、クリントン氏は近年最も不人気で二極化を招く民主党大統領候補となっている。

- スピーチが苦手

 クリントン氏は3月、「まだ気付いていない人のためにあえて言うと、私は夫やオバマ大統領とは違い、天性の政治家というわけではない」と認めた。

 同氏のスピーチは政策の詳細に深入りし過ぎてスムーズに流れないことが多い。ただ演説が不得意な大統領は過去にもいた。1952年に選出されたドワイト・アイゼンハワー(Dwight Eisenhower)氏だ。

3429チバQ:2016/06/12(日) 12:22:48
■トランプ氏:武骨なメディアの申し子

- 政治経験のない実業家

 有権者の多くはトランプ氏を、金もうけの才覚に恵まれたビジネスマンと捉え、健全財政と雇用創出に期待が持てると考えている。同氏は100億ドル(約1兆1000万円)の個人資産があると主張しているが、実はその半分にも満たないという指摘もある。

 民主党には、このとてつもない大物というイメージを低下させたい狙いがあり、カジノ事業の失敗やトランプ大学(Trump University)をめぐる疑惑を追及している。

- エンターテイナー

 トランプ氏は、自身の選挙集会では絶対に退屈させないと胸を張る。小競り合いもあれば、集会の邪魔をしようと紛れ込むデモ隊もいる。同氏本人の口から連発される侮辱・攻撃発言の数々に、参加者は毎度くぎ付けになる。

 1980年代からニューヨークの大衆紙の紙面を飾る常連となってきたトランプ氏は、メディアの使い方を心得ており、毎日のようにテレビインタビューに応じ、他のどの候補よりも圧倒的に露出が多い。

 思いつくままを口にしているとも取れるスタイルでありながら、その聴衆を魅了する能力は、クリントン氏の前に立ちはだかる大きな壁になるとみられる。

- 型破りな政策

 トランプ氏の選挙運動の根底には、既存の体制に警鐘を鳴らす必要があるという考えがある。だが政治的な不適切さを狙おうとするあまり、堅固な政治要綱を構築できずにいる。

 同氏の政策は主にテレビのインタビューコメントに表れる。メキシコ国境に壁を建設する、同盟国に米軍駐留費の負担増を要求するなど、見出しを飾るために扇動的な発言をすることも多い。

 イスラム教徒や移民をやり玉に挙げることで、右寄りの白人有権者をあおったが、その半面、共和党内の支持者の一部に衝撃を与え、ヒスパニック系有権者から猛反発を受けた。

 共和党上院指導部のミッチ・マコネル(Mitch McConnell)上院院内総務はトランプ氏に対し、「国民の懸案事項についての話を始めるべきだと忠告したい、しかも今すぐに」と戒め、「競い合ってきたさまざまな人々、国内のさまざまな少数派への攻撃をやめて、党の理念に徹してほしい」と述べた。(c)AFP/Ivan Couronne

3430とはずがたり:2016/06/12(日) 22:14:13
米フロリダのナイトクラブで銃乱射、20人死亡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160612-00050080-yom-int
読売新聞 6月12日(日)20時51分配信

 【ニューヨーク=吉池亮】米フロリダ州オーランドのナイトクラブで12日未明、銃乱射事件があり、地元警察当局は約20人が死亡、40人以上が負傷したと発表した。

 容疑者は一時、クラブ内に立てこもったが、警察特殊部隊との銃撃戦の末、射殺されたという。容疑者の身元などは特定されていないが、自動小銃などを所持していたとみられ、連邦捜査局(FBI)などは「テロ事件」として捜査を始めた。

 CNNテレビなどによると、銃撃は午前2時すぎに発生。容疑者はそのままクラブ内に立てこもったため、取り残された客らを救出するため、約3時間後、警察特殊部隊が突入した。激しい銃撃戦の末、容疑者は射殺されたが、取り残されていた約30人の客は無事救出されたという。

 記者会見した警察当局は「容疑者は事前に周到な準備をしていたようだ」と語り、計画的なテロだった可能性を示唆した。容疑者が建物内に爆発物などを仕掛けた可能性もあり、爆発物処理班が出動して調べているという。事件が起きたクラブは地元では有名な「ゲイ・ダンスクラブ」で、FBIなどは動機、背後関係などを調べている。

 オーランドはマイアミなどと並ぶフロリダ州の主要都市の一つで、ディズニーワールドなどのテーマパークも多く、日本人観光客が多いことでも知られている。10日夜にも女性歌手がコンサート終了後に男に銃撃され、死亡、男はその後自殺する衝撃的な事件が起きたばかりで、米メディアは相次ぐ銃撃事件として大きく報じた。

最終更新:6月12日(日)21時31分

3431とはずがたり:2016/06/13(月) 11:25:30
2012年の記事。このスレも元々2004年の大統領選用のスレなんでもう10年以上の歴史がある。時の経つのは早い。。(;´Д`)

「おバカで結構」米共和党綱領の呆れた中身
http://www.newsweekjapan.jp/stories/us/2012/08/post-2650.php
Let's Ban Thinking
FRBも社会保障も要らない? 州レベルの綱領が物語る共和党のヤバすぎるビジョン
2012年8月20日(月)16時43分
ポール・ベガラ(政治コンサルタント)

 誰にだって「理想の楽園」がある。私が夢見ている楽園は、無料のビールを飲みながら、カントリー界の大御所ウィリー・ネルソンの歌が聴けるコンサートだ。

 ジョン・レノンの歌のように人は私を夢想家と呼ぶかもしれないが、これは私に限った話ではない。全米各州の熱意にあふれる政治活動家たちも、綱領で地上の楽園を描いている。

 まずは愛すべきテキサス州から見てみよう。ここはアメリカで最も共和党が勢力を誇る州だ。選挙で選ばれる州当局のポストに就いている人は、1人残らず共和党員。州下院の定員150人中、101人が共和党議員だ。

 テキサス州の共和党勢は「大きな政府」による締め付けを毛嫌いしている。就学前教育の義務化にも、予防接種の義務化にも反対。「義務化」と言えば反対──いわば反「政府」勢力だ。

経済政策のお手本は1932年の綱領
 別の言い方をすれば、彼らの主張は「おバカで結構」。実際、彼らは考えること自体に反対しているのだ。「私たちは高次の思考力、批判的思考、それに類似したプログラムを教えることに反対する」──彼らは綱領でこううたっている。無知が至福なら、テキサス州の共和党の政治家は世界で最も幸せな人たちだ。

 テキサス州の共和党勢力は社会保障制度も要らないし、国連も要らないと考えている。もちろん、彼らに言わせればオバマ大統領だって要らない。

 しかし、耳を傾けるべき項目もないわけではない。彼らは、人体に個人認証用のICチップを埋め込むことは許されるべきではないと主張する。

 テキサス州政界の共和党員たちは経済問題に関して、連邦レベルの共和党綱領を長々と引用している。それも1932年の綱領だ。彼らはフーバー大統領の政策を懐かしがっているのだ。

 彼らは最低賃金制の撤廃やFRB(米連邦準備理事会)の廃止、金本位制の復活を目標に掲げている。来年には、ドルを廃止して物々交換に戻るべきだと言いだしてもおかしくない。

「天地創造は事実」と学校で教えるべき
 テキサス州だけが例外でないことを示すために、「進歩的」なミネソタ州の人々にも目を向けてみよう。

 ミネソタ州の共和党綱領もFRBの廃止をうたっている。だが特筆すべき点は、芸術活動と公営ラジオに対する資金援助の打ち切りを要求していることだ。

 彼らは憲法を強く支持している。そして生命は受胎の瞬間に始まり、中絶に関しては女性を妊娠させた男性にも女性と同等の発言権を認めるよう、憲法を改定すべきだと綱領で主張している。女性をレイプした男にも同様の発言権を認めるべきだとは、さすがに書いていないが。

 さらに彼らは、神による天地創造は事実だと学校で教え、性教育に関しては禁欲主義のみを取り上げるべきだと主張。テキサス州同様、米軍の同性愛者の受け入れを再び禁止するよう要求している。

 共和党の綱領はスティーブン・キングの小説と同じくらい面白い。ただしキングは共和党の政治家と違って、ファンタジーを立法化しようとは考えていないが。

3432チバQ:2016/06/13(月) 20:24:24
>>3430
http://www.sankei.com/world/news/160612/wor1606120026-n1.html
2016.6.12 21:01
【フロリダ銃乱射】
同性愛者集まるクラブで 死者は20人に、40人搬送 犯人は立てこもり銃撃戦の末、射殺 付近では歌手射殺事件も
 米南部フロリダ州のオーランドのナイトクラブで12日未明、何者かが銃を乱射、地元警察当局者は約20人が死亡し、約40人が病院に運ばれたと明らかにした。犯人はクラブ内に立てこもり、警察部隊との銃撃戦の末に射殺された。単独犯とみられ、拳銃など複数の武器を所持していたという。

 クラブの客の1人はCNNテレビに「通常の拳銃による銃声ではないように聞こえた。繰り返し撃っていたようだった」と話している。

 警察当局はクラブのある地区に近づかないよう、周辺住民に注意を呼び掛けた。このクラブは、同性愛者が集まることで知られているという。

 オーランドでは、若手女性歌手、クリスティーナ・グリミーさん(22)が、コンサート後にファンらにサインをしていた際に銃撃され死亡した事件が10日に起きたばかりだった。銃撃した白人の男は、犯行後に自殺した。(共同)


http://www.sankei.com/world/news/160612/wor1606120033-n1.html
2016.6.13 07:00
【フロリダ銃乱射】
死者50人 オバマ大統領「米史上最悪の銃撃」「憎悪に基づくテロだ」 容疑者はISに忠誠か

【オーランド=上塚真由、ワシントン=加納宏幸】米南部フロリダ州オーランドのナイトクラブで12日未明(日本時間12日午後)、銃乱射事件が発生し、地元当局によると、50人が死亡し、53人が負傷した。容疑者の男は警察と銃撃戦の末、店内で死亡した。オバマ米大統領は同日、「米国史上最悪の銃撃事件」だと述べ、「テロ行為であり、憎悪に基づく行為だ」と実行犯を強く非難した。オーランド市は非常事態を宣言した。

 米メディアは、男が犯行前、警察にかけた緊急通報の中で、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)に忠誠を誓う発言をしていたと伝えた。IS系のサイトも「ISの戦士が実行した」と事実上の犯行声明を出したが、実際に関与があったかは不明だ。

 当局によると、男はニューヨーク出身の米国籍でフロリダ州に住むオマル・マティーン容疑者(29)。家族はアフガニスタン出身という。殺傷力の強い銃や爆発物の疑いがある装置を所持しており、警察当局者は「周到に準備していたとみられる」と述べた。

 在マイアミ日本総領事館によると、日本人が被害を受けたとの情報はない。

 事件は同性愛者が集うとされるクラブ「パルス」で発生。男が客を人質に立てこもったため、発生から約3時間後に特殊部隊が突入し銃撃戦の末、男は射殺された。店内に取り残されていた約30人は救出された。

 オーランドでは、コンサート会場で10日夜、女性歌手(22)が男に銃撃され、死亡し、犯行後に男が自殺する事件も起きた。

3433チバQ:2016/06/13(月) 20:38:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160613-00000017-asahi-int
トランプ氏・クリントン氏が声明 テロ・移民…論争に
朝日新聞デジタル 6月13日(月)10時36分配信

 オーランドで12日に起きた銃乱射事件は、米大統領選にも影響を与えるのは必至だ。イスラム教徒の一時入国禁止などを主張していた共和党のトランプ氏(69)は、改めて自身の主張を正当化し、イスラム系の移民受け入れを厳格化する考えを示した。民主党から指名を獲得するクリントン前国務長官(68)は、性的少数者への差別撤廃や銃規制の強化を唱えた。

 共和党のトランプ氏は声明を発表し、「米国がイスラム過激派のテロリストに攻撃を受けた」と強調。犯人を「アフガニスタンからの移民の息子だ。9・11テロ以降、数百人の移民や彼らの子どもが米国でのテロに関与してきた」と指摘。ツイッターでも、「イスラム過激派に関して(自分は)正しかった」「(イスラム教徒の一時入国)禁止を求めてきた。厳しく対処しなければならない」と、自身が主張したイスラム教徒の一時入国禁止を正当化した。

 また、オバマ大統領やクリントン氏がイスラム教徒などへの配慮から「イスラム過激派」との言葉を使うのを避けていると批判。「クリントン氏は大統領選から撤退すべきだ」と述べた。

3434チバQ:2016/06/13(月) 22:45:27
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160614k0000m030035000c.html
<米銃乱射>「標的」になったLGBTなど 米の現状は…
19:16毎日新聞

 ◇最高裁が同性婚認める判決、南部で「差別」の法律成立…

 【ロサンゼルス長野宏美】12日に米南部フロリダ州のナイトクラブで発生し100人以上が死傷した銃乱射事件では、同性愛者が「標的」になった形だ。米国では若い世代を中心に容認する動きが広がり、昨年6月には最高裁が全米で同性婚を認める判決を出した。一方で、保守的な土地柄の南部では性的少数者(LGBTなど)を差別するような法律が相次いで成立するなど、反発の根強さが浮き彫りになっている。

 南部ミシシッピ州では4月、宗教上の理由で同性婚の結婚式を拒否することなどを認める法律が成立した。人権団体は「宗教の自由」の名の下に従業員を解雇したり、住宅の賃貸を拒否したりすることが可能になるとして、「LGBT差別だ」と批判している。南部ジョージア州では3月、議会が通過させた同様の法案に地元企業などが反発し、知事が拒否権を発動した。

 南部ノースカロライナ州も3月に、生まれた時と同じ性別のトイレを使うよう求める州法を制定。全米で心と体の性が一致しないトランスジェンダーを巡る「トイレ論争」が起きた。

 これを受け、オバマ政権は5月、全米の公立学校に本人が認識する性別のトイレが使えるよう通達を出した。だが、南部テキサスやアリゾナなど11州は通達は違法だとして連邦政府を相手取り提訴。このうち9州は野党共和党の知事が占める。同党の支持基盤は、LGBTに否定的なキリスト教保守派だ。

 ピューリサーチセンターの調査では、同性婚を容認する人は55%で10年前の35%から増加している。民主党支持者の70%が容認する一方で、共和党支持者は33%にとどまる。また、18〜29歳は73%が支持するのに対し、65歳以上は38%で、世代間の差も大きい。

3435チバQ:2016/06/13(月) 22:45:46
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20160614k0000m040031000c.html
<米銃乱射>日本国内のLGBTなどにも衝撃が広がる
18:59毎日新聞

<米銃乱射>日本国内のLGBTなどにも衝撃が広がる
銃撃でけがをし、介抱されながらナイトクラブの外に逃げる人たち=2016年6月12日、AP
(毎日新聞)
 多くの性的少数者(LGBTなど)が犠牲になった米国での銃乱射事件を受け、国内のLGBT関係者にも衝撃が広がった。

 高知県内でLGBTを支援するNPO法人「高知ヘルプデスク」代表の浜口ゆかりさん(58)は「昨年6月に全米で同性婚が可能になり、LGBTの存在が世界で認められつつある中での事件だけに、ショックだ」と話す。さらに「日本でも2020年に東京五輪が開催され、世界各地からLGBTを含む多くの人が集まる。ロシアでソチ五輪が開催された際は、ゲイ差別が問題となった。日本でもLGBTが狙われる可能性があり、危険だと感じる」と懸念。LGBTが安全に過ごせるよう政府が対応していく必要があると訴えた。

 LGBTが働きやすい環境づくりを目指す支援団体「虹色ダイバーシティ」(大阪市淀川区)代表の村木真紀さん(41)は「言葉が出ないほどの衝撃だ。LGBTへの配慮が進んだ米国でも、人の意識はまだまだなのだと改めて感じた」と話す。近年、日本でもLGBTに対する見方が変わってきたとされるが、村木さんは「一般論では認めていても、身近にLGBTの人がいるとわかると拒絶したり、暴言をはいたりする人もいる。事件の背景にある憎しみに対し、社会の多くの人と一緒に闘っていくことが重要だ」としている。【松原由佳、鵜塚健】

3436チバQ:2016/06/13(月) 22:46:48
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160612k0000m030081000c.html
<米大統領選>共和党内、遠い結束…主流派トランプ批判続く
06月11日 23:39毎日新聞

<米大統領選>共和党内、遠い結束…主流派トランプ批判続く
米大統領選のクリントン、トランプ両氏の支持率の推移
(毎日新聞)
 【ニューヨーク國枝すみれ、ワシントン西田進一郎】米大統領選で、共和党候補の指名が確実な実業家ドナルド・トランプ氏(69)に対する党主流派の批判がやまない。同氏の「差別的発言」が止まらないためで、党の結束はおぼつかない状態だ。対照的に民主党は、候補指名が確実なヒラリー・クリントン前国務長官(68)への党内有力者や各種団体からの支持表明が続出。世論調査の支持率で、クリントン氏が再びリードを広げ始めたとの結果も出ている。

 「人種差別主義が浸透していくのを見たくない」。2012年大統領選の共和党候補だったミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事は10日、CNNのインタビューで、トランプ氏の発言は米社会の一部に巣くう人種差別主義を増長させ「とても危険だ」と指摘。11月の本選でトランプ氏に投票しないと宣言した。ただ、クリントン氏にも投票しないという。

 トランプ氏は自身が創設した「トランプ大学」に対する集団訴訟で、同氏に不利な判断をした判事についてメキシコ系だったために「メキシコ国境に壁を建設すると主張する私を憎んでいるのだ」などと発言。共和党のポール・ライアン下院議長から「典型的な人種差別発言」と批判された。

 党予備選が終了した7日の演説は、準備していたものを読んだため、差別的な発言はなかった。だが10日の南部バージニア州での集会で、先住民に対する侮蔑となり得る「ポカホンタス(白人に協力した先住民の娘)」という表現を使用。「問題発言」が復活した。

 ロムニー氏のほか、ブッシュ家の2人の大統領経験者、マケイン上院議員ら党の重鎮に加え、少なくとも9人の共和党の知事が、トランプ氏が正式に指名される7月の党大会に参加しない方針を表明。本選と同時に知事選や連邦議会選挙もあり、トランプ氏と距離を置こうとする心理が働いているようだ。

 一方、クリントン氏は10日、党内リベラル派の有力者で副大統領候補の一人と目されているエリザベス・ウォーレン上院議員(66)とワシントンの自宅で会談。前日に正式な支持表明をしたウォーレン氏と、トランプ氏当選阻止に向けどう協力していくか意見交換した模様だ。ウォーレン氏は、予備選でライバルだったバーニー・サンダース上院議員(74)を支持してきたリベラル層との橋渡しになる可能性がある。

 クリントン氏に対しては既にオバマ大統領やバイデン副大統領が支持を表明。米メディアによると、全米最大の労働組合も近く支持を表明するという。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計している世論調査の支持率平均値は、10日時点でクリントン氏が44・1%、トランプ氏が40・3%。トランプ氏は5月下旬にわずかながら逆転したこともあったが、クリントン氏が党候補指名を確実にした今月7日以降、落ち込みが激しい。

3437チバQ:2016/06/14(火) 17:51:15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160614-00000075-san-n_ame
米大統領選 銃乱射事件に絡む思惑
産経新聞 6月14日(火)7時55分配信

米大統領選 銃乱射事件に絡む思惑
差別に関連するトランプ氏とクリントン氏の発言(写真:産経新聞)
 ■クリントン氏…「性的少数者のため戦う」

 ■トランプ氏…予言的中?移民攻撃に拍車

 【ワシントン=加納宏幸】米フロリダ州オーランドの銃乱射を受け、米大統領選で民主党候補指名を確実にしたクリントン前国務長官は同性愛者の権利擁護の必要性を、共和党候補指名が確定した不動産王、トランプ氏はイスラム過激派への備えの重要性をそれぞれ強調した。まだ容疑者の動機は捜査中であるにもかかわらず、11月の本選に向けた思惑が交錯した。

 クリントン氏は12日、声明でイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)を念頭に国土安全保障の重要性を訴えつつも、容疑者が「性的少数者(LGBT)プライド月間」である6月に同性愛者が集うナイトクラブを襲ったと指摘。「LGBTが自由に恐れることなく生きる権利のため戦い続ける」と強調した。

 LGBTや黒人などのマイノリティー(少数派)からの後押しで指名を確実にしたクリントン氏はオバマ氏と同じく、銃乱射を「憎悪に基づく行為」であると非難した。また、銃規制の強化も訴えた。

 一方、トランプ氏は12日の声明で、ISなどの組織を「イスラム教過激派」と呼ぶことを拒んでいるとしてオバマ氏の辞任やクリントン氏の選挙戦からの撤退を要求した。銃乱射事件を「イスラム過激派のテロリストに米国が攻撃された」と断言。「指導者が弱いため、私はこのような事件が起きると言っていた」とオバマ政権を非難した。

 昨年12月に米西部カリフォルニア州サンバーナディーノで起きた銃乱射事件を受けて、トランプ氏はイスラム教徒の入国を全面的に禁止すべきだと主張するなど、移民や難民による米国内でのテロに警戒を呼びかけ、白人層を中心とした支持を集めてきた。

 トランプ氏が自らの「予言」が的中したとして11月の本選に向けて支持の拡大を図ることは確実で、今回の銃乱射事件が同氏を後押しする可能性がある。

 銃乱射の余波はクリントン、トランプ両陣営の選挙運動にも及んでいる。

 オバマ、クリントン両氏は15日、中部ウィスコンシン州グリーンベイでそろい踏みの集会を開き、オバマ氏にとって最初となる応援演説を行う予定だったが、クリントン氏陣営は12日、銃乱射が発生したため延期すると発表。トランプ氏も13日夕に東部ニューハンプシャー州ポーツマスで予定していた演説を取りやめると発表した。

3438チバQ:2016/06/14(火) 17:51:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160614-00000022-jij_afp-int
米乱射容疑者、現場ゲイクラブの常連か 出会い系アプリ利用も?
AFP=時事 6月14日(火)14時22分配信

米乱射容疑者、現場ゲイクラブの常連か 出会い系アプリ利用も?
米フロリダ州オーランドの同性愛者向けナイトクラブで銃乱射事件を起こしたとされるオマル・マティーン容疑者。交流サイト「マイスペース」より(2016年6月12日提供)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米フロリダ(Florida)州オーランド(Orlando)の同性愛者向けナイトクラブ「パルス(Pulse)」で起き49人が死亡した銃乱射事件で、地元紙オーランド・センチネル(Orlando Sentinel)は13日、クラブの常連客4人の話として、射殺されたオマル・マティーン(Omar Mateen)容疑者(29)が同店を頻繁に訪れていたと報じた。

【写真】SNSには上半身裸の写真も投稿

 オーランド・センチネルの取材に応じたタイ・スミス(Ty Smith)さんは、マティーン容疑者について、「時折、店の隅に座って一人で飲んでいました。酔って大声を上げ、周りにけんかを売ることもありました」と語っている。

 スミスさんは、マティーン容疑者をパルスで10回以上見掛けたという。「私たちは彼とはあまり話をしませんでしたが、時々、父親の話をしていたのは覚えています。自分は妻子持ちだとも言っていました」(スミスさん)

 常連客のケビン・ウエスト(Kevin West)さんは米紙ロサンゼルス・タイムズ(Los Angeles Times)に対し、同性愛者向け出会い系アプリでマティーン容疑者からここ1年間にわたり時折メッセージを受け取っていたと話している。

 さらに別の常連客らは地元メディアと米MSNBCテレビに対し、マティーン容疑者が「Grindr(グラインダー)」を含む複数の同性愛者向け出会い系アプリを使い、性的な関係を持つ相手を探していたと証言している。【翻訳編集】 AFPBB News

3439名無しさん:2016/06/15(水) 20:05:31
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160615-00000035-jij-n_ame
最終予備選でクリントン氏勝利=サンダース氏に協力要請か―米大統領選
時事通信 6月15日(水)10時28分配信

 【ワシントン時事】米大統領選の民主党候補者選びの最終戦となる首都ワシントンの予備選が14日、行われ、米メディアによると、既に指名獲得を確実にしているヒラリー・クリントン前国務長官(68)がバーニー・サンダース上院議員(74)を破って勝利した。

 これを受け、クリントン氏はサンダース氏と会談。本選に向けて協力を要請したとみられる。

 サンダース氏は16日にインターネットを通じた支持者向けの演説を予定しており、この中でクリントン氏を支持するかどうかなど今後の対応を明らかにする見通しだ。

 長引いた候補者選びは民主党内に亀裂を残した。ワシントン・ポスト紙の5月の世論調査によれば、サンダース氏の支持者のうち20%が本選では共和党の実業家ドナルド・トランプ氏(70)に投票すると回答。クリントン氏にとっては、サンダース氏支持者の取り込みが課題となっている。

3440名無しさん:2016/06/15(水) 20:05:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160615-00000004-jij_afp-int
LGBTは「孤独ではない」 米大統領、乱射事件受け連帯表明
AFP=時事 6月15日(水)9時25分配信

LGBTは「孤独ではない」 米大統領、乱射事件受け連帯表明
米フロリダ州オーランドで、市内のナイトクラブで起きた銃乱射事件の犠牲者を追悼するため置かれた写真(2016年6月13日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米フロリダ(Florida)州オーランド(Orlando)の同性愛者向けナイトクラブで発生した同国史上最悪の銃乱射事件を受け、バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は14日、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)ら性的少数者との連帯を表明した。

 オバマ大統領は米国家安全保障会議(NSC)への出席後に会見し、米国の思いは事件の生存者や犠牲者の遺族、そして「標的にされた」LGBTの人々と共にあると表明。「あなた方は孤独ではない。米国民とその同盟者たち、そして世界中の友人たちが、あなた方の味方だ」と続けた。

 オバマ大統領はまた、12日の事件で射殺されたオマル・マティーン(Omar Mateen)容疑者(29)について「怒りに満ちた不安定な若者が過激思想に染まった」と発言。同容疑者がインターネット上にある過激派のプロパガンダに触発されたとの見方を改めて示した。

 事件では、18〜50歳の49人が死亡。地元病院によれば、負傷者53人のうち27人が14日の時点でまだ入院しており、そのうち6人が重体だという。オバマ大統領は16日にオーランドを訪問し、犠牲者への哀悼の意を遺族に示す予定だ。【翻訳編集】 AFPBB News

3441とはずがたり:2016/06/16(木) 19:31:14
トランプ氏の支持率下落、クリントン氏を下回る
http://www.yomiuri.co.jp/world/20160610-OYT1T50068.html?from=yartcl_outbrain1
2016年06月11日 00時11分

 【ワシントン=黒見周平】米大統領選で共和党指名候補に確定した不動産王ドナルド・トランプ氏(69)の支持率が、米FOXテレビの世論調査で3か月ぶりに下落した。

 9日に発表された支持率は39%で、5月より6ポイント下がり、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)の42%を下回った。

 FOXテレビは保守系で、本来はクリントン氏に厳しい結果が出る傾向があり、“トランプ旋風”が弱まった可能性がある。

 同テレビの調査を含め、米政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計した9日現在の各調査の支持率平均は、クリントン氏が44・1%、トランプ氏が40・3%。トランプ氏は5月下旬に一時優勢となったが、党指名候補に確定したクリントン氏が盛り返した格好だ。

3442チバQ:2016/06/16(木) 21:12:38
http://www.sankei.com/world/news/160615/wor1606150030-n1.html
2016.6.15 18:29
【米大統領選】
「反イスラム」先鋭化 トランプ氏、乱射事件で持論強調
【ワシントン=加納宏幸】米南部フロリダ州での銃乱射事件を受け、米大統領選で共和党候補指名が確定した不動産王、ドナルド・トランプ氏(70)がイスラム教徒などの移民排斥論を先鋭化させている。テロと戦う姿勢で支持を広げる考えだが、保守的な共和党員以外の支持を獲得しなければならない11月の本選では「反イスラム」の姿勢がネックになる可能性もある。

 トランプ氏は13日、事件の容疑者の両親がアフガニスタン出身であることを挙げて「私が大統領に選ばれれば、米国、欧州、同盟国に対してテロを実行した前歴のある地域からの移民を停止する」と述べ、イスラム教徒を入国禁止にするとの主張を拡大させた。

 これに対し、民主党の候補指名を確実にしたヒラリー・クリントン前国務長官(68)は14日、「容疑者はトランプ氏と同じニューヨーク市クイーンズ出身。イスラム教徒を入国禁止にしても事件は止められなかった」と述べた。

 オバマ大統領も、トランプ氏からの「イスラム教過激派」という言葉を使わないとの批判に「宗教全体と戦争状態にあると示唆すれば、テロリストに手を貸すことになる」と反論した。

 事件前に米調査会社ギャラップが実施した世論調査によると、テロ対策でより良い仕事をするとされたのは、トランプ氏50%に対しクリントン氏は46%。ロイター通信の世論調査では、クリントン氏を追うトランプ氏は13ポイントあった差を事件後にわずかながら縮めた。

 トランプ氏は移民への厳しい姿勢で白人を中心とする共和党支持層の人気を集めたが、本選ではより幅広い層の支持も得なければ激戦州を制することができない。移民排斥論は無党派層をクリントン氏の側に追いやる恐れがあり、共和党の上下両院議員からもトランプ氏批判が強まっている。

3443チバQ:2016/06/17(金) 00:33:06
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160616-00000087-reut-n_ame
クリントン氏、副大統領候補にウォーレン上院議員を検討=米紙
ロイター 6月16日(木)22時41分配信

[ワシントン 16日 ロイター] - 米大統領選の民主党候補指名を確実にしたヒラリー・クリントン前国務長官は、副大統領候補にエリザベス・ウォーレン上院議員の起用を検討している。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が関係筋の話として報じた。

クリントン氏が検討している副大統領候補者の中に、予備選で予想外の苦戦を強いられた対抗馬のバーニー・サンダース上院議員は含まれていないという。

ウォーレン氏は同党リベラル派に人気が高く、サンダース支持者の支援を取り付けるのに寄与すると見られている。

WSJによると、 ウォーレン氏のほか、ペレス労働長官やカストロ住宅都市開発長官、ロサンゼルス市のエリック・ガルセッティ市長などが候補に挙がっている。

3444チバQ:2016/06/17(金) 00:34:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160616-00000076-san-n_ame
2016米大統領選 予備選・党員集会終了 クリントン氏、首都圧勝
産経新聞 6月16日(木)7時55分配信

2016米大統領選 予備選・党員集会終了 クリントン氏、首都圧勝
クリントン氏とサンダース氏が指名争いで勝った州・地区(写真:産経新聞)
 ■サンダース氏と会談、協議継続

 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選は14日、首都ワシントンで民主党の予備選が行われ、同党候補指名を確実にしたヒラリー・クリントン前国務長官(68)がバーニー・サンダース上院議員(74)に圧勝した。これを受け、クリントン、サンダース両氏が会談。クリントン氏は自らへの支持を求めたとみられるが、7月の党全国大会に向けた政策協議の継続を確認するにとどまった。

 今年2月1日のアイオワ州党員集会から全米で実施された民主、共和両党の予備選・党員集会での指名争いは、この日で終了。米CNNテレビの集計(15日午前1時現在)では、クリントン氏は総代議員数4765人のうち2800人を獲得し、指名要件の過半数2383人を大きく上回った。サンダース氏の獲得代議員数は1878人。

 2人の会談はワシントンのホテルで約1時間半にわたって行われ、両氏の陣営幹部も同席した。

 サンダース氏の陣営が発表した声明によると、両氏は党大会に向け「働く家族や中間層のニーズに取り組む進歩的な政策」の策定を目指して協力することで合意。サンダース氏は11月の本選に向けた公約に、最低賃金引き上げや公立大学授業料の無料化など自らの政策を盛り込ませる考えだ。

 2人はまた、共和党候補指名を確定した不動産王、ドナルド・トランプ氏(70)を本選で破るため協力することも確認した。

 予備選・党員集会でクリントン氏はカリフォルニア、ニューヨーク、テキサス、フロリダ各州といった大票田を着実に制し、マイノリティー(少数派)重視の姿勢を打ち出して黒人層の多い南部諸州でサンダース氏を圧倒した。

 サンダース氏は若者や白人中間層から好感され、中西部や西部を中心に善戦。同氏の支持層が「反クリントン」の観点から投票を控えたり、トランプ氏を支持したりする事態を防ぐことが民主党にとっての課題で、サンダース氏がクリントン氏への支持を打ち出さない背景には、先鋭化した自らの支持層を軟着陸させる狙いもあるとみられる。

3445とはずがたり:2016/06/17(金) 12:59:02
米上院、銃規制4法案を20日にも採決 世論は一定の規制に7割賛成
http://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20160617029.html
11:02ロイター

[ワシントン 16日 ロイター] - 米上院は来週、銃規制に関する4法案について採決を実施する見通しだ。フロリダ州の乱射事件を受け、一定の規制を受け入れようとする米国人が増える中、銃規制をめぐる長年の論争は重要な局面を迎える。

20日に採決が予定されるのは、1)テロリストの疑いがある人物による銃購入を政府が阻止できるようにする民主ダイアン・ファインスタイン議員提出の法案、2)個人の銃購入に対する政府の禁止措置について3日以内に裁判所の承認を求める内容となっている共和ジョン・コーニン院内幹事の法案、3)全ての銃器販売にあたり身元確認の強化を求める民主クリス・マーフィー議員の法案、4)過去5年以内にテロ容疑で捜査を受けた人物が銃を購入しようとした場合に司法機関に通知することを定めた共和チャック・グラスリー議員の法案──の4法案。

このうち、コーニン氏の法案については民主党議員が実行不可能だとしているほか、ファインスタイン氏の法案については誤ってテロ容疑者リストに掲載された人の権利を損なう可能性があると共和党議員が指摘している。

いずれの法案も、成立には上下両院の可決を経て、オバマ大統領による署名が必要となる。

ロイター/イプソスが13─16日に実施した世論調査によると、米国人の約71%が少なくとも緩やかな銃規制に賛成している。2013年終盤および14年終盤の60%から上昇した。

3446とはずがたり:2016/06/17(金) 13:31:28
クリントン氏、副大統領候補にウォーレン上院議員を検討=米紙
http://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20160616069.html
06月16日 22:41ロイター

[ワシントン 16日 ロイター] - 米大統領選の民主党候補指名を確実にしたヒラリー・クリントン前国務長官は、副大統領候補にエリザベス・ウォーレン上院議員の起用を検討している。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が関係筋の話として報じた。

クリントン氏が検討している副大統領候補者の中に、予備選で予想外の苦戦を強いられた対抗馬のバーニー・サンダース上院議員は含まれていないという。

ウォーレン氏は同党リベラル派に人気が高く、サンダース支持者の支援を取り付けるのに寄与すると見られている。

WSJによると、 ウォーレン氏のほか、ペレス労働長官やカストロ住宅都市開発長官、ロサンゼルス市のエリック・ガルセッティ市長などが候補に挙がっている。

3447とはずがたり:2016/06/17(金) 13:31:46
サンダース氏、撤退せず…党大会まで選挙戦継続
http://news.goo.ne.jp/topstories/world/862/df7f03cdcf2cf4b27f568f8f3b68e173.html
(読売新聞) 11:24

 【ワシントン=尾関航也】米大統領選の民主党指名候補争いでヒラリー・クリントン前国務長官(68)に敗れたバーニー・サンダース上院議員(74)は16日、インターネット中継で演説し、7月25?28日の党大会まで選挙戦を継続する意向を表明した。

 サンダース氏は「党大会に草の根のエネルギーを持ち込まなければならない」と述べた。

 サンダース氏の指名獲得は絶望的だが、撤退を拒むのは、クリントン陣営や民主党指導部との交渉を通じ、自らの主張を党の公約に反映させる狙いがあるためとみられる。

3448とはずがたり:2016/06/17(金) 14:32:56

2016年 03月 16日 19:19 JST
アングル:米共和党指名争い撤退のルビオ議員、多くの戦略ミス
http://jp.reuters.com/article/usa-election-rubio-missteps-idJPKCN0WI17Q?rpc=135&amp;sp=true

[マイアミ 15日 ロイター] - 米国が直面する問題に対する滑らかな口調、保守的な見解、キューバ系米国人として様々な層を引きつけることのできる魅力、そして若く整った容姿──マルコ・ルビオ上院議員(44)は、共和党の大統領候補者に必要とされるこうした要素をすべて兼ね備えていた。

しかし今回の選挙戦では、共和党の「本流(エスタブリッシュメント)」と呼ばれる人々との関与はマイナスとみなされている。ルビオ上院議員は15日、地元フロリダ州での米大統領選に向けた共和党予備選を落とし、選挙戦からの撤退を表明。同州予備選では実業家ドナルド・トランプ氏が勝利した。

ルビオ氏の撤退に至るまでの過程には多くの誤算と手に入れられなかった好機があったことが、選挙キャンペーンの関係者、献金者、共和党ストラテジストへのインタビューで明らかになった。

ルビオ氏は、キューバ系移民を両親に持ち困難な子ども時代を過ごしたという経歴をアピールし、一般的な有権者が親しみを感じられるような新たな時代の共和党員としての地位確立を目指した。拡大するヒスパニック(中南米系)の支持獲得にも力を注いできた。

しかし、ルビオ氏の選挙戦は当初から厳しいスタートに直面していた。

同氏のアドバイザーは、大統領選の共和党指名争いで初戦となるアイオワ州と第2戦のニューハンプシャー州で、小規模地域で多くの時間を費やすよりも、共和党員に人気の高いフォックス・ニュースや地元放送局などへの出演を求めた。ストラテジストらは、何回も訪問を重ねるのではなく、戦略的な場所に集中することで時間と資金を節約しようとしたとの見方を示した。

<アイオワ州の不満>

この戦略的な「賭け」は裏目に出た。アイオワ州の共和党活動家はルビオ氏が同州に長く滞在せず、支持獲得に必要な直接対話も十分にしなかったと不満を漏らした。

2月1日のアイオワ州党員集会ではテッド・クルーズ上院議員が勝利。トランプ氏が2位につけ、ルビオ氏は3位だった。3位となったことは同氏陣営にとってはある程度の勝利とみなされたが、アイオワ州の共和党員は違う考えだった。

共和党活動家ジェイミー・ジョンソン氏は「彼には勝つチャンスがあったのに」と指摘し、「アイオワ州の住民は地元に来てもらうことを好む」と述べた。

3449とはずがたり:2016/06/17(金) 14:33:13
>>3448-3449
<夕食会に姿見せず>

ニューハンプシャー州の選挙キャンペーンでも、ルビオ氏が費やしたのは28日間のみ。ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事が費やしたほぼ半分、そしてニュージャージー州知事のクリス・クリスティ氏とオハイオ州知事のジョン・ケーシック氏の約70日間からは大差となった。

ニューハンプシャー州の共和党有力者ファーガス・カレン氏は各候補者を招いたイベント開催を計画したが、ブッシュ氏やケーシック氏は承諾した一方、ルビオ氏は出席しなかった。同州の保守活動家ルネ・プラマー氏も、共和党候補者と地元の指導者を招いた夕食会を開いたが、ルビオ氏は参加しなかった。

<深み欠くとの懸念>

ルビオ氏をめぐる別の問題は、既に慣れたテーマでしか議論を展開できないという見方だ。

クリスティ氏はこれに気が付き、ニューハンプシャー州予備選の直前に、ルビオ氏がかねてから使ってきた文言を繰り返しているのをとらえ、暗記しているだけだなどと批判。ルビオ氏が深みに欠けているという一部有権者の見方は強まった。

トランプ氏のメディア席巻はライバル候補者が注目を得ることを困難にしてきた。しかしトランプ氏による攻撃的な発言に対し、ルビオ氏は2月25日のテキサス州ヒューストンでの討論会以降、同じような攻撃的な発言で対応。これも有権者にとっては「誤った判断」と映った。ルビオ氏はその後、トランプ氏への個人攻撃を後悔していると述べた。

<移民改革への関与>

ルビオ氏が抱えていた問題は2013年1月28日までさかのぼるとの見方もある。ルビオ氏はこの日、超党派の上院議員らと米連邦議会議事堂で移民改革法案について記者会見を行った。

「8人組」と呼ばれる超党派議員らがまとめたこの法案は、メキシコとの国境管理強化などを条件に、不法移民に米市民権獲得への道を開く内容だった。

その後、法案は反発を受け、ルビオ氏も同法案から距離を置くと、ヒスパニック系団体は同氏が諦めたとして非難した。

予備選でトランプ氏が不法移民の強制送還やメキシコ国境沿いでの壁設置を表明して多くの保守派を喜ばせる中、ルビオ氏の移民改革法案への関与とその後の遠ざかりは、選挙キャンペーンに影を落としてきた。

ライバル候補者の支持者らも、移民改革に背を向けたルビオ氏の態度を攻撃材料に利用して、批判広告を展開した。

(Steve Holland記者、James Oliphant記者 翻訳:本田ももこ 編集:加藤京子)

3450名無しさん:2016/06/19(日) 00:05:32
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061800045&amp;g=pol
米次官補が19日訪日

 【ワシントン時事】米国務省は17日、ラッセル国務次官補(東アジア・太平洋担当)とビスワル国務次官補(南・中央アジア担当)が19〜21日の日程で訪日すると発表した。米代表団を率いて日本、インドとの3カ国高官協議と米印協議に出席する。中国の海洋進出などへの対応が議題となる見通し。 
 ビスワル次官補は22、23両日にオーストラリアも訪問する。(2016/06/18-06:26)

3451チバQ:2016/06/19(日) 21:22:46
http://www.sankei.com/world/news/160618/wor1606180070-n1.html
016.6.18 20:46
【米大統領選】
トランプ流「勝利の方程式」に陰り 乱射事件後も支持率上がらず 本選へ迫られる戦略見直し

 【ワシントン=加納宏幸】陰謀論めいた自説で有権者の危機感をあおり、熱狂的な支持につなげる-。米大統領選で共和党候補指名を確定した不動産王、ドナルド・トランプ氏(70)の「勝利の方程式」が通用しなくなってきた。主に共和党員を相手にする予備選・党員集会の路線を続けるか、それとも「大統領らしさ」を身につけるかの選択を迫られている。

 「安全に関し、人々はオバマ大統領やクリントン前国務長官に強い不満を持っている。オーランドのような攻撃はまた起きるぞ」

■2度の「予言」的中

 トランプ氏は17日、ツイッターで、12日に起きたフロリダ州オーランド銃乱射事件のようなテロが再発すると「予言」した。トランプ氏には2度、予言を“的中”させた成功体験がある。

 一つは今回の銃乱射事件。昨年12月のカリフォルニア州サンバーナディーノ銃乱射事件後、トランプ氏は容疑者がイスラム教徒だったことから再発の可能性があるとしてイスラム教徒入国禁止を主張した。

 もう一つは3月にベルギーの首都ブリュッセルで起きた同時テロ。トランプ氏は1月にイスラム教徒が多く住む地区を抱えるブリュッセルを「悪の巣窟」と呼び、テロ後に「私が100%正しかった」と述べた。

 イスラム教徒排斥論は、トランプ氏が共和党の候補指名争いで混戦から抜け出す原動力になった。

■支持率、反転せず

 だが、政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計した世論調査の支持率平均値によると、トランプ氏の支持は5月下旬に一時、クリントン氏を上回った後に下降を続けている。16日時点でクリントン氏44・1%、トランプ氏38・3%。12日の乱射事件後も反転の兆しはみえない。ワシントン・ポスト紙の最新の世論調査では、トランプ氏を「好ましくない」としたのは70%で、クリントン氏の55%を大きく上回った。

3452チバQ:2016/06/19(日) 21:23:16
 トランプ氏は5月上旬に共和党の指名を確実にした後、党の団結を強調するなど「大統領らしさ」の演出に努めてきた。11月の本選を制するには激戦州で共和党以外からの支持を受ける必要があり、自らの訴訟を担当するメキシコ系判事への人種差別発言や、イスラム教徒入国禁止論を軌道修正する必要があった。

 ところが、トランプ氏はオーランド銃乱射事件後も入国禁止論の正しさを主張。オバマ氏がテロに関与したかのような発言もしている。共和党幹部から批判が相次ぎ、CNNテレビは7月の党全国大会で別の指名候補を選ぶシナリオが再浮上していると報じた。

■「本選では通じない」

 トランプ氏の発言に関する報道を理由に「出入り禁止」にされたワシントン・ポスト紙では17日、保守派の論客チャールズ・クラウトハマー氏が「トランプ氏は共和党の有権者が全有権者を代表しているとみているようだが、それは違う」と指摘し、予備選・党員集会で通用した手法は本選では通じないと論じた。

3453チバQ:2016/06/19(日) 21:27:34
http://www.sankei.com/world/news/160619/wor1606190037-n1.html
2016.6.19 19:17
【フロリダ銃乱射】
過激思想と同性愛に怒り…動機の解明難航 FBI捜査に批判も 事件から1週間 
 【ニューヨーク=上塚真由】米国史上最悪となる49人の死者を出したフロリダ州オーランドの銃乱射事件は19日で発生から1週間を迎えた。射殺されたオマル・マティーン容疑者(29)の行動は次第に明らかになってきたが、焦点となる動機の解明は難航している。イスラム過激思想に染まる一方、同性愛者にゆがんだ怒りを抱いていたとされ、近年目立つホームグロウン(自国育ち)テロへの対策や銃規制、性的少数者(LGBT)の権利保護など、米社会の多くの課題に見直しが迫られている。

 ■携帯電話を解析

 米連邦捜査局(FBI)によると、マティーン容疑者は犯行開始後に警察に通報し、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)への忠誠に言及。また、犯行時間帯に本人のものとされるフェイスブックのアカウントで、シリアでの空爆で米国とロシアを非難し、乱射事件は「ISの報復」と訴えた。

 いつから過激思想に感化されたのかは不明だが、同級生によると、高校生だった15年前の2001年9月に米中枢同時テロが起きた際、歓喜したとされる。

 また、日頃から同性愛者への憎悪を公言し、無差別殺人の標的としたのも同性愛者が集うナイトクラブ。だが、自身もクラブの常連客であるうえ、同性愛者向けのアプリを利用していたという証言が出ている。米メディアによると、捜査当局は、マティーン容疑者が同性愛者だった可能性が高いとみて、携帯電話の解析などを進めているという。

 さらに、警察官になる夢を持っていた容疑者は勤務先の警備会社で仕事内容に不満を抱え、「イスラム教徒だから差別されている」などと語っていたとも報じられている。

 FBI幹部は「ヘイトクライム(憎悪犯罪)であり、テロでもある」との見解を示しており、動機など事件の背景は絞り切れていない。

 ■見逃された「サイン」

 一方で、米主要メディアは、事件を阻止できなかったFBIの捜査の検証を行っている。FBIは13年と14年にマティーン容疑者を事情聴取。イスラム過激思想に傾注した発言や自爆テロ犯との関係が捜査対象となり、13年5月からはテロ監視リストに入ったが、「危険性は低い」として10カ月後には外していた。

3454チバQ:2016/06/19(日) 21:28:15
 また、事件の数週間前、マティーン容疑者は防弾チョッキと大量の銃弾を同州の銃砲店で購入しようとしたが、店員が不信に思い販売を拒否。警察に通報したものの、個人情報が特定できず本格的な捜査は行われなかったという。

 テロ組織と明確な関わりがなく、個人で自発的に実行する「ローンウルフ(一匹おおかみ)型」とみられる今回の事件。FBI幹部は米メディアに「テロ組織への忠誠を誓ったとしても、言葉だけを根拠に捜査はできない」と話す。国家テロ対策センターのデータベースには13年当時、全世界で約110万人が登録されていたといい、大量の“テロ予備軍”から実行犯を絞るのは至難の業だ。

 しかし、共和党議員から「オバマ政権がイスラム過激派の脅威を『通常の犯罪』と扱ったため、FBIは捜査を終了した」といった批判が高まり、監視などを続けていれば事件は阻止できたとの声もあがる。

銃犯罪が後を絶たない中、一定の銃規制に賛同する国民は増えている。米議会上院は20日にも銃規制強化法案を採択する予定で、米メディアは、テロ監視対象リストの人物の銃購入を禁止するなどの内容を伝えている。ただ、銃規制には依然反対も根強く、今回使用された殺傷能力が高い自動小銃などの扱いについては議論が見送られそうだ。

3455チバQ:2016/06/19(日) 21:37:43
http://mainichi.jp/articles/20160620/k00/00m/030/033000c
米乱射1週間
銃規制、世論高まる 共和党は妥協点探る

毎日新聞2016年6月19日 20時14分(最終更新 6月19日 20時14分)
 【オーランド(米南部フロリダ州)で長野宏美】フロリダ州オーランドで起きた乱射テロ事件で、オマル・マティーン容疑者(29)は殺傷力の高い銃を合法的に購入していた。事件後、米国では銃規制の世論が高まっており、上院は20日、民主、共和両党がそれぞれ提案した規制法案を採決する見通し。ただ、実現にはまだ時間がかかりそうだ。

 当初、犯行に使われたのは半自動小銃「AR15」と報じられたが、ワシントン・ポスト紙などによると、米軍特殊部隊向け銃を民間仕様にした「MCX」だった。

 今回の事件後に実施されたロイター通信の世論調査(13〜16日)では、71%が緩やかな銃規制に賛成した。2014年の調査では60%だった。

 米政府の調査では、昨年、銃を買おうとしたテロの監視対象者のうち、9割を超える223人が購入を認められていた。このため、民主、共和両党の銃規制法案の柱もテロリストの疑いがある人物への銃販売の制限だ。

 民主党案は、銃や爆発物の販売を全面的に禁止。一方、共和党案は、捜査機関が3日以内にテロリストだと証明できた場合に限定する。共和党は長年、規制に反対してきたが、妥協点を探る動きが出ているといえる。

3456とはずがたり:2016/06/21(火) 14:07:28

米上院、銃規制4法案を20日にも採決 世論は一定の規制に7割賛成
http://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20160617029.html
06月17日 11:02ロイター

[ワシントン 16日 ロイター] - 米上院は来週、銃規制に関する4法案について採決を実施する見通しだ。フロリダ州の乱射事件を受け、一定の規制を受け入れようとする米国人が増える中、銃規制をめぐる長年の論争は重要な局面を迎える。

20日に採決が予定されるのは、1)テロリストの疑いがある人物による銃購入を政府が阻止できるようにする民主ダイアン・ファインスタイン議員提出の法案、2)個人の銃購入に対する政府の禁止措置について3日以内に裁判所の承認を求める内容となっている共和ジョン・コーニン院内幹事の法案、3)全ての銃器販売にあたり身元確認の強化を求める民主クリス・マーフィー議員の法案、4)過去5年以内にテロ容疑で捜査を受けた人物が銃を購入しようとした場合に司法機関に通知することを定めた共和チャック・グラスリー議員の法案──の4法案。

このうち、コーニン氏の法案については民主党議員が実行不可能だとしているほか、ファインスタイン氏の法案については誤ってテロ容疑者リストに掲載された人の権利を損なう可能性があると共和党議員が指摘している。

いずれの法案も、成立には上下両院の可決を経て、オバマ大統領による署名が必要となる。

ロイター/イプソスが13─16日に実施した世論調査によると、米国人の約71%が少なくとも緩やかな銃規制に賛成している。2013年終盤および14年終盤の60%から上昇した。

3457チバQ:2016/06/21(火) 19:08:49
http://mainichi.jp/articles/20160622/k00/00m/030/017000c

トランプ氏
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選挙資金、クリントン氏の30分の1以下に



毎日新聞2016年6月21日 17時58分(最終更新 6月21日 18時45分


 米大統領選の共和党候補指名が確定した実業家、トランプ氏の選挙資金が6月初めの段階で、民主党候補指名を確実にしているクリントン前国務長官の30分の1以下にとどまることが分かった。米主要メディアが20日、連邦選挙委員会(FEC)の公表資料を報じた。


 選挙活動を支える陣営の人数でも圧倒的な差がある。「最近の候補者の中では最も財政的、組織的に不利な状況にある」(ニューヨーク・タイムズ紙)とされ、トランプ陣営が11月の本選で厳しい戦いを強いられる可能性もある。

 米メディアによると、トランプ氏の6月初めの手持ち資金は約130万ドル(約1億3600万円)で、クリントン氏の約4200万ドルを大きく下回った。(共同)

3458チバQ:2016/06/21(火) 20:51:29
http://www.sankei.com/world/news/160621/wor1606210002-n1.html
2016.6.21 00:37
【米大統領選】
トランプ氏選対責任者、陣営離れる 支持率低下で事実上の更迭
 米大統領選で共和党の候補指名が確定した不動産王、ドナルド・トランプ氏の陣営は20日、予備選を通じて選対の最高責任者を務めていたコーリー・ルワンドウスキ氏が「陣営を離れた」と発表した。米紙ニューヨーク・タイムズが伝えた。同紙によれば、ルワンドウスキ氏は報道陣や共和党全国委員会の幹部らとの関係が険悪になっていた。陣営は、トランプ氏の支持率低下を受けて本選に向けた態勢の立て直しが急務となり、ルワンドウスキ氏の更迭を決めたとみられている。(ワシントン支局)

3459チバQ:2016/06/21(火) 20:52:29
http://www.sankei.com/world/news/160621/wor1606210010-n1.html
2016.6.21 11:15
【フロリダ銃乱射】
銃規制法案、またも暗礁 採決に進まず 



 【ニューヨーク=上塚真由】米上院(定数100)は20日、南部フロリダ州オーランドの銃乱射事件を受けて民主、共和両党がそれぞれ提出した4つの銃規制法案を審議したが、採決に進むための必要な賛成票を得られなかった。

 審議を打ち切り採決に持ち込むためには60票が必要だが、いずれも下回った。法案は暗礁に乗り上げ、銃規制をめぐる両党の溝が浮き彫りとなった形だ。

 民主党と共和党は各2法案を提出。いずれもテロリストの疑いがある人物への銃器類の販売制限が柱となっており、民主党案は政府の監視リストに載っている人物への銃販売を阻んだり、銃購入の際の経歴調査を拡充させたりする内容。共和党案では、禁止するのは判事の同意を得た場合に限るなどとした。

 議会多数派の共和党は、民主党案に、憲法が保障する銃所有の権利が侵害されかねないとして反対。民主党は共和党案では手ぬるいと批判し、互いに譲らなかった。

 共和党では穏健派議員が別の銃規制法案を準備し、妥協を探る動きがある。

 銃規制法案をめぐっては過去に何度も否決されてきたが、今回は規制を求める世論が高まり、大統領選で共和党の指名候補が確定した不動産王、ドナルド・トランプ氏(70)が一定の規制に支持したことから成否に注目が集まっていた。

3460チバQ:2016/06/22(水) 18:48:40
http://www.cnn.co.jp/usa/35084611.html
大統領選世論調査、クリントン氏リード 女性や少数派に強み

2016.06.22 Wed posted at 09:23 JST
ワシントン(CNN) 11月の米大統領選に向け、民主党から指名されるとみられているヒラリー・クリントン前国務長官の支持率が共和党からの指名を確実にしている実業家ドナルド・トランプ氏を上回っていることが22日までに分かった。米モンマス大学が調査結果を明らかにした。

調査によれば、11月の本選で投票する可能性の高い有権者のうち、クリントン氏に投票すると答えた人は49%、トランプ氏と答えた人は41%だった。登録有権者を対象にした調査でも47%対40%とクリントン氏がリードした。

クリントン氏は、女性層からの支持でトランプ氏を27ポイントリードしているほか、マイノリティー(少数派)の有権者からの支持も4対1以上と大きく引き離している。

一方、トランプ氏は男性層からの支持でクリントン氏を13ポイント上回っているほか、白人層からの支持も11ポイントリードしている。

他の世論調査でも似たような結果が出ているが、両候補に対する不支持率は高い。トランプ氏を本選で当選させないことが非常に重要だと答えた有権者の割合は49%と、クリントン氏の同41%を上回った。

調査は15〜19日、登録有権者803人を対象に行った。誤差の範囲はプラスマイナス3.5ポイント。

3461チバQ:2016/06/22(水) 18:49:46
http://www.sankei.com/world/news/160621/wor1606210026-n1.html
2016.6.21 20:50更新

【米大統領選】
トランプ氏、功労者の最側近を解任 「違った形の選挙運動するとき」 支持率低迷で戦略転換

【ワシントン=加納宏幸】米大統領選で共和党候補指名が確定した不動産王、ドナルド・トランプ氏(70)は20日、選対責任者を務めてきたコーリー・ルワンドウスキ氏(42)の解任を発表した。同氏は予備選・党員集会を通じて「トランプ氏をトランプ氏らしく」と唱え、暴言を支持につなげた“功労者”だ。トランプ氏は最側近に「クビ」を言い渡すことで、11月の本選へ戦略転換を図ろうとしている。

 トランプ氏は20日のFOXニュースの番組でルワンドウスキ氏の解任に関し、「彼は良いやつだが、違った形の選挙運動をするときがきている」と述べた。

 事実上、保守的な白人男性だけを相手にすればよかった指名争いの段階では、刺激的な発言で支持を拡大できたが、女性や穏健派層、中南米系など少数派の票の取り込みも不可欠な本選では、これまでの戦略は通用しない。実際、最近は「トランプ氏らしさ」の空回りが目立っていた。

 南部フロリダ州での銃乱射事件後、トランプ氏はイスラム教徒の入国禁止を再び主張し、共和党からも人種差別発言に批判が噴出。民主党候補指名を確実にしたヒラリー・クリントン前国務長官(68)にも支持率で差を広げられた。

 米メディアによると、ルワンドウスキ氏解任の背景には、ブッシュ前大統領ら多くの共和党候補の選挙戦に携わってきた選挙参謀、ポール・マナフォート氏との確執があった。マナフォート氏はトランプ氏に、暴言を控えて共和党全国委員会との関係を改善するよう進言。また、戦略の転換や陣営スタッフの増強も求めたが、ルワンドウスキ氏が反対していたという。

 だが、陣営の立て直しは容易ではない。

 20日の政治専門紙ポリティコ(電子版)によると、有給スタッフの数はトランプ陣営の70人弱に対し、クリントン陣営は700人近く。6月初めの時点で手元にあった選挙資金もトランプ陣営の約130万ドル(約1億3500万円)に対し、クリントン陣営は4250万ドル。この差は激戦州の戦いを左右しそうだ。

3462とはずがたり:2016/06/23(木) 19:47:41

<米大統領選>サンダース氏「敗北」 テレビ番組で認める
(毎日新聞) 11:43
http://news.goo.ne.jp/topstories/world/262/2a8bc09531c1799cb1b0d2527b6ba49f.html

 【ワシントン西田進一郎】米大統領選の民主党候補指名争いに立候補したバーニー・サンダース上院議員(74)は22日放送のテレビ番組で、「私が指名候補になることはなさそうだ」と語った。サンダース氏はヒラリー・クリントン前国務長官(68)が指名獲得を確実にした今月上旬以降も敗北宣言はしていないが、事実上敗北を認めた形だ。

 サンダース氏は指名争いからの撤退を正式に表明していない。これは、予備選などで獲得した1800人超の代議員を背景に、7月の党大会で採択される政策綱領に自身の政策を反映させることを目指しているからだ。

 サンダース氏は番組で、クリントン氏側と政策を巡る協議をしていると説明。選挙資金改革や教育、最低賃金引き上げなどを取り入れるよう望むと強調した。

3463とはずがたり:2016/06/23(木) 19:48:30
「トランプ降ろし」再燃=党大会ルール改正の動き―米大統領選
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160623X546.html
14:12時事通信

 【ワシントン時事】米大統領選で共和党候補者選びの争いを制した実業家ドナルド・トランプ氏(70)の指名獲得を阻止しようという動きが、7月の党大会に出席する代議員の間でじわりと広がってきた。今のところ成功の見込みは薄いようだが、党大会に向けた火種としてくすぶりそうだ。

 トランプ氏は党大会の投票で代議員の過半数(1237人)から支持を得れば、指名が正式に決まる。6月7日までに実施された各州での予備選・党員集会の結果、トランプ氏は1447人の代議員を獲得しており、現在の党大会のルールに従えば指名を阻止するのは不可能だ。

 そこで、トランプ氏に反発する一部の代議員のグループが目指しているのが、予備選・党員集会の結果から代議員を解放するためのルール改正だ。米メディアによると、具体的には「良心条項」を設け、代議員は良心に従って投票してもよいと定めることなどを検討している。

 この動きの賛同者は増えており、19日の電話会議には1000人以上が参加。このほか、ルール改正がなくても自由投票は可能と主張するグループも活動している。共和党のライアン下院議長が「良心に反して行動しろとは言わない」と語ったことも二つのグループを勢いづけたようだ。

 もちろん、党内ではトランプ氏や支持者の猛反発を恐れ、「トランプ降ろし」に尻込みする空気がある。ただ、この先の展開は読み切れない部分もあり、トランプ氏は「そうした動きは完全に違法であり(自身を支持した)何百万の人々への侮辱だ」とけん制を強めている。

3464チバQ:2016/06/23(木) 21:33:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160623-00000025-jij-n_ame
民主議員が座り込み=銃規制強化求め―米議会
時事通信 6月23日(木)8時41分配信

 【ワシントン時事】米民主党の上下両院議員が22日、銃規制強化を求め、下院本会議場で座り込みを行った。

 フロリダ州の銃乱射テロ事件の後も関連法案成立のめどが立たないのは、全米ライフル協会の支持を受ける共和党が及び腰だからだと印象付けるのが狙いだ。

 本会議場では黒人のルイス下院議員が共和党議員に向かって「私たちはこれまで無実の人々の血を無視してきた。この院の心はどこにあるのか。あと何人の母親と父親が悲しみの涙を流さなければならないのか」と演説。それが終わると、下院議員数十人が議長席と議席の間に座り込んだ。

 米メディアによると、上院からも複数の議員が参加。「法案なくして休会なし」と声をそろえて訴える場面もあった。共和党は「売名行為だ」(ライアン下院議長)と批判した。

3465チバQ:2016/06/23(木) 21:57:00
http://www.sankei.com/world/news/160623/wor1606230037-n1.html
2016.6.23 20:07
【米大統領選】
共和党の安保政策重鎮がクリントン氏支持 父ブッシュ政権の補佐官、スコウクロフト氏 声明で「深い専門知識ある」

【ワシントン=加納宏幸】米共和党のフォード、ジョージ・H・W・ブッシュ両政権で国家安全保障担当大統領補佐官を務めた重鎮のブレント・スコウクロフト氏は22日、米大統領選で民主党候補指名を確実にしたクリントン前国務長官を支持すると表明した。米メディアが一斉に報じた。

 米CNNテレビによると、スコウクロフト氏は声明で、イラン核協議に道筋を付けたクリントン氏の国務長官としての経験などを評価し、クリントン氏が「最高司令官に不可欠な国際問題に関する深い専門知識と世界についての理解がある」と指摘した。

 知日派の重鎮、リチャード・アーミテージ元国務副長官も政治専門サイト「ポリティコ」で、トランプ氏が共和党候補になれば11月の本選でクリントン氏に投票すると発言。共和党の外交・安全保障専門家の間で党派を超えてクリントン氏を推す動きが続いている。

3466とはずがたり:2016/06/24(金) 10:21:00
オバマ大統領の移民制度改革、米最高裁事実上認めず
http://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20160624006.html
03:16ロイター

 6月23日、米最高裁がオバマ大統領の移民制度改革を事実上認めない判断を示した。写真はホワイトハウスで同日撮影(2016年 ロイター/Carlos Barria)
(ロイター)
[ワシントン 23日 ロイター] - 米連邦最高裁は23日、オバマ大統領が大統領権限に基づき推進する移民制度改革を事実上認めない判断を示した。

改革は、一定の条件を満たせば不法移民に滞在資格を与えることなどが柱で、下級審では改革の差し止めを命じていた。最高裁では判事が1人欠けるなか4対4と意見が割れ、結果的に下級審の判断を維持した。

オバマ大統領はホワイトハウスでの会見で「過去20年以上にわたり、われわれの移民制度は欠陥を抱え続けてきたが、今回、最高裁が決定を下せなかったことで、移民制度はますます後退し、われわれが目指す国はさらに遠ざかることとなる」と語った。

3467名無しさん:2016/06/25(土) 17:16:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160624-00000131-mai-int
<英EU離脱>米国、「窓口」と「重し」失う
毎日新聞 6月24日(金)22時33分配信

 【ワシントン清水憲司、会川晴之】英国がEU離脱を決めたことに米国は強い衝撃を受けている。歴史的に「特別な関係」がある両国の外交・経済双方に打撃を与えるのは確実だからだ。離脱の背景として「反移民」や既成政治への不満が噴き出したことは、11月の米大統領選にも影響を及ぼす可能性が高い。

 「友人として言わせてほしい。EUは英国を強くする」。オバマ大統領は今年4月、英紙テレグラフ紙に寄稿した。離脱派から「内政干渉」と批判を浴びたこの試みは、結果として失敗に終わった。

 英国は、2001年のアフガン戦争、03年のイラク戦争に参戦。ケリー米国務長官が「多くの戦争を米国とともに戦い、同じような価値観を持つ」と話すなど、最も重要な同盟関係にある。

 英国は、米国と欧州大陸諸国をつなぐ「ゲートウエー(窓口)」としての役割も果たしてきた。対露制裁など大陸諸国が米国の思惑とは違う行動をしようとするたびに、英国がそれを止めていたが、今後はそれが望めなくなる可能性もある。米ブルッキングス研究所のトーマス・ライト氏は「米国の長期戦略にとって大きな試練になる」と分析する。

 共和党の大統領候補指名が確実なドナルド・トランプ氏は22日、米メディアに「自分なら恐らく離脱に投票する」と述べた。既成政治への強い反発は、「トランプ現象」の源泉とも言える。英国でも同じことが起きたことは、米国民の心を強く揺さぶりそうだ。

3468チバQ:2016/06/26(日) 10:42:54
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160626k0000m030051000c.html
<米大統領選>トランプ氏が攻勢 クリントン氏反撃
06月25日 22:03毎日新聞

<米大統領選>トランプ氏が攻勢 クリントン氏反撃
ドナルド・トランプ氏=西田進一郎撮影
(毎日新聞)
 【ワシントン西田進一郎】欧州連合(EU)からの離脱を決めた英国の国民投票で既成政治への不満や「反移民」感情などが原動力になったことは、11月の米大統領選にも影響を及ぼし始めた。共和党の候補指名が確実なドナルド・トランプ氏(70)は類似点を強調し、「米国でも起こる」と攻勢を強める。一方、民主党の候補指名が確実なヒラリー・クリントン前米国務長官(68)は、離脱で不確実さが生まれたと指摘し、経験豊富な指導者が必要だと訴えて反撃している。

 大統領選では、共和党予備選でトランプ氏、民主党予備選でバーニー・サンダース上院議員という、泡沫(ほうまつ)候補と目された2人の「アウトサイダー」が既成政治への不満や怒りを背景に支持を伸ばした。トランプ氏は不法移民に職や安全を脅かされていると主張し、恐怖心をあおった。メキシコ国境に「万里の長城」を建設し、約1100万人いるとされる不法移民を強制送還するなど強硬姿勢を表明することで旋風を起こした。

 EU離脱を支持していたトランプ氏は24日、英北部スコットランドのゴルフ場で、選挙スローガン「米国を再び偉大な国に」が書かれた帽子をかぶって記者会見。移民への反感を共有しているとして「ここ(英国)で起きたことと私の選挙活動には大きな類似点がある。人々は自分たちの国を取り戻したいのだ」と述べ、国民投票と大統領選を重ねた。

 国民投票では、残留派が多いといわれたイングランド北東部で離脱派が逆転したことが注目された。同地域は労働者階級が多い工業地帯だったが、現在は廃れ、移民の増加が社会問題化。反移民を掲げる離脱派の英国独立党の勢いが強くなっていた。米大統領選でも、中西部など廃れた工業地帯などで、職のない人たちの怒りが自由貿易や移民に厳しい姿勢をとる候補への支援につながっている。

 クリントン氏は24日の声明で、英国民の選択を尊重するとしたうえで、労働者家族の生活を守るのが最優先だと表明。「不確実な時期にはホワイトハウスには落ち着いていて、安定し、経験豊かな指導者が必要だ」とし、トランプ氏との違いを強調した。

 クリントン氏の外交政策アドバイザー、ジェイク・サリバン氏は国民投票と大統領選は性格が違うと指摘。「経済的な不安定さを求めるのか。経済のかじ取りを安定してできる人物を望むのか。大統領選では、それを米国の労働者家族が問うだろう」と語った。

3469チバQ:2016/06/26(日) 10:49:40
>>3465
http://www.cnn.co.jp/usa/35084877.html
共和党政権の元首脳ら、相次いでクリントン氏支持を表明
2016.06.25 Sat posted at 14:50 JST
(CNN) 共和党のジョージ・W・ブッシュ前大統領の下で財務長官を務めたハンク・ポールソン氏は25日までに、今年の米大統領選では民主党指名候補を確定させたクリントン前国務長官を支持する考えを明らかにした。
米紙ワシントン・ポストへの寄稿で述べた。共和党候補の指名が確実な実業家ドナルド・トランプ氏の大統領への就任は「想像出来ない」とし、共和党の保守派に連なる他の人物もクリントン氏支持で結集するだろうと予測した。
過去の共和党政権で高官を務めた人物がクリントン氏支持を相次いで表明する動きがこのところ目立ち始めている。フォード元大統領らの下で国家安全保障問題担当の大統領補佐官だったブレント・スコウクロフト氏らが含まれる。同氏はクリントン氏の外交政策での豊富な経験を高く評価した。
米外交政策専門誌フォーリン・ポリシーは23日、共和党の新保守主義派の代表的論者とされるロバート・ケーガン氏がクリントン氏の政治献金活動に加わったと報道。ジョージ・W・ブッシュ、レーガン両元大統領時代に国務、国防両省で要職を担ったリチャード・アーミテージ氏は先週、クリントン氏に一票を投じるとの意向を明らかにしていた。
ポールソン氏は、トランプ氏のこれまでのビジネス上の活動、対立をもたらしがちな振る舞いや大衆迎合的な言動などを批判。クリントン氏については米国民を結束させ、米経済や世界における米国の存在感の強化に必要な措置を講じることが期待出来ると評価した。
ポールソン氏は米金融大手ゴールドマン・サックスの最高経営責任者(CEO)を務め、2008年の財務長官時代は金融危機の収束などに当たった。

3470チバQ:2016/06/26(日) 10:50:13
http://www.cnn.co.jp/usa/35084874.html
本選の投票先、「高い確率で」クリントン氏 サンダース議員
2016.06.25 Sat posted at 11:49 JST
(CNN) 米大統領選に向けて民主党の候補指名を争ってきたバーニー・サンダース上院議員は24日、CNNの番組に出演し、11月に行われる本選では、同党の指名が確実な情勢となっているヒラリー・クリントン前国務長官に投票する可能性が高いとの認識を示した。
サンダース氏によるクリントン氏支持の発言としては現時点で最も強い表現となっている。ただ、考えを変える可能性は排除しなかった。
一連の考えはCNNの番組内で明らかにしたもの。サンダース氏はこの中で、「高い確率でクリントン氏に投票することになるだろう」と述べた。
サンダース氏は同日、これより先に出演した米MSNBCの番組で、さらに強固な形でクリントン氏支持を表明。11月の本選でクリントン氏に投票するかとの質問に対し、サンダース氏は「イエスだ。(共和党の候補指名が確定した実業家の)ドナルド・トランプ氏を破るために私ができる限りの力を尽くすのが目下の焦点だと思う」と言明した。
クリントン氏への全幅の支持を表明する時期が来るかのついては、明言を避けた。自身が優先する政策に対するクリントン氏の考えを見極めるため、クリントン氏から発言があるのを待っている状況だとしている。
クリントン氏が指名を獲得した経緯を公平なものだったと見るかについても、明言を避けた。そのうえで「指名候補を選ぶシステムには非常に多くの欠陥があると思う。ただ、それは我々にも分かっていたことだ」と述べた。

3471チバQ:2016/06/26(日) 10:51:43
http://www.cnn.co.jp/world/35084876.html
トランプ氏「次は米国」 大統領選でも反エリート感情が鍵か
2016.06.25 Sat posted at 14:03 JST
ワシントン(CNN) 欧州連合(EU)離脱の是非を問う英国の国民投票で、主流派の指導層を拒絶する英有権者の姿勢が鮮明になったことを受け、共和党からの大統領候補指名が確定した実業家のドナルド・トランプ氏は24日、米大統領選でも同様の事態が起きるとの見通しを示した。
英国民投票を前に展開された運動では、米大統領選と同様、大衆主義者的な怒りや、政治家による脅威の強調、一般の人々からは遠い存在に映る政治エリートを敵視する動きなどが広まった。また、自分たちの生活を形作る政治へのコントロールを一般の投票者は失ったという有権者の直感的な感情もあらわになった。11月に行われる米大統領選でも、こうした動きが同様の影響を及ぼしかねないとの疑念が浮上している。
トランプ氏は訪問先の英国で、次は米国の番だと宣言。「米国民は11月、改めて独立を宣言する機会があるだろう。米国民優先の貿易、移民、外交政策のために投票するチャンスだ。グローバルなエリートによる今日の支配を拒絶するチャンスでもある」と述べた。
トランプ氏は政治、ビジネス、メディアといった分野のエリートを激しく批判してきたが、英国の有権者も今回の国民投票で、同じようにエリート層を拒否する姿勢を示したともいえそうだ。
一方、民主党からの候補指名を確実な情勢としているヒラリー・クリントン前国務長官は、名指しこそしなかったもののトランプ氏をけん制。「お互いを中傷するのではなく国としてわれわれの抱える課題を解決する」ため、団結して今回の投票結果に対応するよう米国民に呼びかけた。

3472チバQ:2016/06/28(火) 20:06:57
http://www.sankei.com/world/news/160628/wor1606280022-n1.html
2016.6.28 10:12
【米大統領選】
クリントン氏をウォーレン上院議員が初応援 女性副大統領候補か

【2016米大統領選〜ホワイトハウスへの道〜】
27日、米シンシナティで開かれた集会で並び立つクリントン前国務長官(右)とウォーレン上院議員(ロイター)
27日、米シンシナティで開かれた集会で並び立つクリントン前国務長官(右)とウォーレン上院議員(ロイター)

 米大統領選で民主党候補指名が確実なクリントン前国務長官の支援集会に27日、党副大統領候補の1人、女性のウォーレン上院議員が初参加し、共和党の指名が確定した実業家トランプ氏を「危なっかしい守銭奴」と猛批判して会場を沸かせた。リベラル派に人気が高い同議員は、党の団結を演出したいクリントン氏に強力な助っ人となる。

 中西部オハイオ州シンシナティでの集会で、クリントン氏とウォーレン氏はともに民主党のシンボルカラーの青い服装で登壇し、喝采を浴びた。

 ウォーレン氏はトランプ氏について「強欲と憎悪に突き動かされた怒りっぽいいじめっ子だ」と評し、「クリントン氏は米国に必要な大きな心を持っている」とたたえた。

 トランプ氏は声明で、ウォール街に象徴される既得権益打破を訴えながら、富裕層などから多額の献金を受けているクリントン氏を応援するウォーレン氏は「魂を売り渡している」と批判した。(共同)

3473チバQ:2016/06/28(火) 20:10:42
http://www.sankei.com/world/news/160628/wor1606280048-n1.html
2016.6.28 19:20
【米大統領選】
クリントン氏に強力「援軍」登場 「反ウォール街」の人気議員ウォーレン氏 初参加の集会でトランプ氏こき下ろす
【ワシントン=小雲規生】11月の大統領選で民主党の候補者指名を確実にしているヒラリー・クリントン前国務長官が27日に開いたオハイオ州での政治集会に、反ウォール街の旗手として知られるエリザベス・ウォーレン上院議員が初参加した。ウォーレン氏は中間層からの人気と鋭い舌鋒で副大統領候補の一人として名前が挙がっており、クリントン氏の「最新兵器」(CNNテレビ)になるとみられている。

 ウォーレン氏は集会で、共和党の候補者指名が確定した不動産王、ドナルド・トランプ氏を「自分のためにしか戦えない小さくて臆病な守銭奴」「欲望と憎しみに突き動かされている、批判を受け止められないガキ大将」などと痛烈に批判。「クリントン氏はあなたたちのために戦っている」と強調して、クリントン氏支援を明確にした。

 ウォール街との近さで批判されるクリントン氏にとって、2008年のリーマン・ショック時にハーバード大教授として金融機関を厳しく批判して注目を浴びたウォーレン氏の支援は大きな意味を持つ。これまでウォーレン氏はクリントン氏と距離をとってきたが、6月に入って候補者指名を確実にしたクリントン氏への支持を表明していた。

 クリントン氏は集会で、「環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)のような悪い貿易協定を拒否することで米国の雇用と労働者を守る」と演説。さらに中国による鉄鋼製品のダンピング(不当廉売)も批判した。民主党と共和党の支持が拮抗する「激戦州」のひとつであるオハイオ州で、中間層への配慮をアピールしたかたちだ。

 これに対してトランプ氏は27日、米NBCテレビの電話インタビューで、ウォーレン氏が自らについて先住民の血を引いているとしていることについて「血筋をでっちあげている。私は彼女は人種差別主義者だと思う」と決めつけた。ウォーレン氏が副大統領候補になれば、さらに攻撃を強める姿勢も示している。

 ただしクリントン氏が同じ女性のウォーレン氏を副大統領候補に選ぶ可能性は低いとの見方もある。このため米メディアではオハイオ州選出のシェロッド・ブラウン上院議員やヒスパニック系のジュリアン・カストロ住宅都市開発長官らの名前も挙げられている。

 一方、トランプ氏も副大統領候補の絞り込みを進めている最中だ。米メディアではニュート・ギングリッチ元下院議長やニュージャージー州知事のクリス・クリスティ氏ら多くの名前が取り沙汰されている。

3474チバQ:2016/06/28(火) 20:33:03
http://www.sankei.com/world/news/160628/wor1606280006-n1.html
2016.6.28 07:50
【2016米大統領選】
性的少数者のパレードにクリントン氏飛び入り
【ニューヨーク=上塚真由】米ニューヨークの中心部マンハッタンで26日、性的少数者(LGBT)の人や支持者による恒例のパレードが行われた。南部フロリダ州の同性愛者向けのクラブで起きた銃乱射事件の犠牲者を悼み、銃規制を訴える参加者も目立った。

 パレードには、大統領選で民主党の候補指名を確実にしたヒラリー・クリントン前国務長官(68)が事前の発表なく飛び入り参加。数ブロックを練り歩き、沿道の歓声に応えた。また、クリントン氏の支持者らもポスターなどを掲げて同氏のLGBTに寄り添う姿勢をアピールした。

 同性愛者の仲間と沿道で見守ったマーク・バーダムさん(31)は、「銃乱射事件はヘイトクライム(憎悪犯罪)だ。結束するため声をあげないといけない。クリントン氏はLGBTの権利のために戦ってきた実績がある」と話した。

 今年は約3万2000人が参加。銃乱射事件を受けて厳重な警備態勢が敷かれた。LGBTパレードは26日、シカゴやサンフランシスコでも行われた。

3475とはずがたり:2016/06/29(水) 06:09:44
誰も出来るとはおもっちゃ居なかった訳だが,ぶれたとは思われるんちゃうか。

トランプ氏、イスラム教徒の入国禁止方針修正へ
http://www.yomiuri.co.jp/world/20160628-OYT1T50079.html?from=y10
2016年06月28日 20時54分

 【ワシントン=黒見周平】米大統領選で、共和党指名候補に確定している不動産王ドナルド・トランプ氏(70)は、自らが掲げてきたイスラム教徒(ムスリム)の入国禁止方針を修正する方針を固めた。

 米CNNテレビなどが27日、報じた。失速気味の勢いを回復する狙いがあるとみられるが、自身の最大の公約の一つだっただけに論議を呼びそうだ。

 CNNは、トランプ陣営幹部が入国禁止方針について「テロ対策であって、宗教を狙ったものではない」と説明したと伝えた。トランプ氏は修正案として、入国禁止をイスラム教徒一律とはせず、過去に米国へのテロに関与した国からの移民を制限するという方針に切り替えるとみられる。

3476とはずがたり:2016/07/01(金) 16:22:43
「難民受け入れ全面停止」トランプより排他的な共和党
http://news.goo.ne.jp/article/newsweek/world/newsweek-E171942.html
06月16日 16:33ニューズウィーク日本版

<難民にはオーランド銃乱射容疑者のような危険分子が混じっているから、もっと厳しい審査体制ができるまでは誰一人入れてはいけない──トランプの「イスラム教徒入国禁止」よりさらに排他的な法案に80人以上の共和党議員が結集>

 米南部フロリダ州オーランドで発生した銃乱射事件を受けて、米下院の共和党議員グループが中心となり、直ちに一切の難民受け入れを禁止する法案の提出に動いていることが、フォーリンポリシー誌が入手した資料から明らかになった。その内容は、米大統領選の共和党指名候補の座が確定したドナルド・トランプが提唱した「イスラム教徒の移民受け入れ停止」のさらに上を行く強硬策だ。

【参考記事】不法移民、トランプが強制送還部隊の創設を提唱

 法案の提出を目指しているのは、共和党下院議員のブライアン・バビン(テキサス州選出)の他85名の共和党議員。国土安全保障省が難民審査を再開するまでは難民の認定を禁じるという内容だ。さらに米政府監査院に対して、高齢者や低所得者、障害者向けの医療保険制度やその他の社会保障関連制度を利用している難民について、実態を報告するよう求めている。

アメリカが最優先

 法案への指示を求める文書の中で、バビンは次のように述べた。「この法案は、難民の受け入れが国家安全保障上の脅威にならないことを確証できるまで難民の受け入れを停止することで、アメリカ国民の安全を最優先に守るものだ」

 文書は難民の身元調査が「最小限」で、監視が行き届いていないと批判するなど、大半がトランプの反移民主義を真似た内容だ。

 トランプはここ数日の演説で、「難民の身元調査を行う体制が整っていない」と述べるなど、バラク・オバマ大統領の移民政策を執拗に批判している。だが実際のアメリカの身元調査手続きでは、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)による身元調査を終えてからアメリカの安全情報関連機関の審査を受けるというプロセスを経る必要があり、身元調査だけで2年以上かかる野が現状だ。オバマ政権が目標とするシリア難民の1万人受け入れという数値目標に届いていないのも、そうした煩雑な手続きが大きな壁となっている。それに対し隣国カナダはすでに2万7000人以上のシリア難民を受け入れている。

  しかしバビンは、オーランドのナイトクラブで銃を乱射し49人を殺害したオマル・マティーン容疑者が、犯行前にISIS(自称「イスラム国」、別名ISIL)に忠誠を誓ったと報じられたのを引き合いに出した。マティーンは移民ではなくアメリカ生まれだが(両親はアフガニスタンからの移民)、バビンにとってそんなことはどうでもいい。事件から2日後にはラジオで「アメリカには外からやってきたイスラム過激派が潜んでいる。移民2世も、過激派分子になりつつある」と語った。

銃規制求め議事妨害も

 法案は難民に対して不公平でアメリカの価値観にも反するとして、人権団体から痛烈な批判にさらされている。国際協力団体の英オックスファムで上級政策アドバイザーを務めるノア・ゴットシャルクは、「米議員の一部がオーランドで起きた悲劇を利用して、イスラム教徒、とりわけ紛争や暴力から逃れ、ただ安全な避難場所を求めているだけの亡命希望者や難民に対する恐怖心を煽っている」と批判した。「この法案はアメリカの安全を守るために不要なだけでなく、アメリカらしくない」

 一方、米上院では同日、民主党のクリス・マーフィー上院議員が、共和党議員たちが銃規制強化に同意しない限り、演説をやめない議事妨害(フィリバスター)を行った。

3477チバQ:2016/07/03(日) 10:31:26
http://www.cnn.co.jp/usa/35085258.html
トランプ氏の副大統領候補 最終リストの人物判明
2016.07.02 Sat posted at 19:51 JST
ワシントン(CNN) 米大統領選で共和党指名候補を確定させた実業家ドナルド・トランプ氏が進める副大統領候補の人選で、ニュージャージー州のクリス・クリスティー知事とニュート・ギングリッチ元下院議長が最終リストに残っていることが2日までに分かった。
トランプ氏の副大統領候補選出の経緯に詳しい筋が明らかにした。同氏は人選作業では最少の4人に絞り込んだと明かしていたが、同筋によると実際は7人に近い数字だという。
同筋はまた、副大統領候補の選考結果は米オハイオ州クリーブランドで7月に開催予定の共和党全国大会の前に発表される可能性があるとした。同大会の盛り上がりを高めることを狙った措置としている。トランプ氏陣営はこれまで副大統領候補は大会で発表する方針を示していた。
同筋によると、クリスティー氏は既に副大統領候補の1人となる審査に必要な正式な書類上の手続きを受けた。トランプ氏陣営の顧問によると、ギングリッチ氏も副大統領候補として真剣に検討されているという。
米紙ワシントン・ポストは先月30日、ジェフ・セッションズ(共和党、アラバマ州選出)とボブ・コーカー(同、テネシー州選出)の両上院議員も最終候補に残ったと報道。しかし、トランプ氏陣営に極めて近い筋は同報道は不正確と指摘した上で、驚くような人選がある可能性にも触れた。

一方、インディアナ州の知事室は1日、マイク・ペンス知事が今週末にトランプ氏と会談すると明らかにした。CNNの取材に述べたもので、トランプ氏からの要請によるものとしている。
トランプ氏の顧問はCNNに、同知事も副大統領候補の1人と明かした。トランプ氏選対本部責任者のポール・マナフォート氏がペンス知事の起用を推しているとの指摘もある。
トランプ氏は自らの副大統領候補について、政治経験が豊富で、議会対策で助力が期待出来る人物を選ぶとの考えを示していた。クリスティー氏も今年の米大統領選に出馬していたが撤退し、トランプ氏支持に転じていた。

3478チバQ:2016/07/03(日) 10:45:17
http://www.sankei.com/world/news/160702/wor1607020031-n1.html
2016.7.2 09:56
【米大統領選】
共和副大統領候補にペンス氏も トランプ氏が検討
 米大統領選の共和党候補指名が確定した実業家トランプ氏(70)の副大統領候補の1人に、中西部インディアナ州のマイク・ペンス知事(57)が新たに浮上した。NBCテレビなどは1日、トランプ氏の陣営がペンス氏についてスキャンダルの有無などを確認する「身体検査」を始めたと報じた。

 社会保守派のペンス氏は、保守層の票固めが期待できる。

 米メディアによるとトランプ氏はほかに、東部ニュージャージー州のクリスティー知事(53)やギングリッチ元下院議長(73)らも選択肢にしながら人選を進めている。(共同)

3479チバQ:2016/07/03(日) 19:19:14
http://mainichi.jp/articles/20160702/k00/00e/030/193000c
米大統領選
トランプ氏、態勢強化 陣営が資金集め本格化

毎日新聞2016年7月2日 11時06分(最終更新 7月2日 12時29分
 【ワシントン西田進一郎】米大統領選の共和党候補指名を確実にした実業家ドナルド・トランプ氏(70)が、11月の本選に向けた態勢作りを急いでいる。民主党候補指名を確実にしたヒラリー・クリントン前国務長官(68)に対抗するため、たて続けにスタッフの拡充を発表。これまで「自己資金」での選挙運動を強調してきたが、インターネットなどを通じた資金集めも本格化させている。


 選挙を支える陣営の人数は、5月末段階でクリントン氏の10分の1の約70人だったが、徐々に増やしている。6月下旬には2回にわたり、過去の大統領選にかかわった人ら計7人を採用。激戦州を担当する選挙対策の専門家や陣営と保守系・共和党支持の団体とをつなぐ専門家などとして補強した。7月1日にも上級アドバイザーなど2人を採用した。ただ、米メディアによると6月に採用したスタッフの一部が早くも陣営を離れたという。

 資金面の強化も急いでいる。米連邦選挙委員会の公表資料によると6月初め時点の選挙資金は、クリントン氏の30分の1以下にあたる130万ドル(約1億3300万円)。民主党全国委員会などと連携して資金を集めてきたクリントン氏に対し、トランプ氏は共和党全国委員会や各種団体との連携が弱かった。

 陣営は5月末にようやく党全国委員会と共同で資金集めを進めることで合意。陣営としても、6月下旬から支持者らに、息子のエリック氏、ジュニア氏が繰り返し電子メールで資金提供を呼びかけた。目標を6月中に1000万ドルに設定し、受け皿として「うそつき・ひねくれヒラリー」と題するサイトも開設した。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が6月30日にまとめた直近の全米世論調査の平均値では、トランプ氏の支持率は39・8%で、クリントン氏の44・6%を4・8ポイント下回った。5月下旬は完全に拮抗(きっこう)していたが、6月以降はややクリントン氏に先行されている。

3480とはずがたり:2016/07/07(木) 11:26:06

蘇った負の歴史、米国名門大学に奴隷売買の過去
「あなたの先祖は、大学が売り飛ばした奴隷でした」
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/47113
2016.6.21(火) 老田 章彦

 南部ルイジアナ州のバトンルージュに住むマキシン・クランプ(69)は、地元のテレビでは初の黒人司会者として活躍した女性だ。2016年2月、マキシンにかかってきた1本の電話は、驚くべき知らせをもたらした。

「あなたの高祖父(祖父母の祖父)が判明しました。彼の名はコーネリアス。あなたの町のすぐ近くの農場で奴隷として働いていました」

 思いがけない知らせに感激したマキシンは、話の続きを聞いて強い衝撃を受けた。高祖父コーネリアスがルイジアナに来たのは、ある大学が行った奴隷売買によるものだったというのだ。

 奴隷たちをルイジアナの農場に売り渡したのは、カトリックの修道会であるイエズス会が運営するジョージタウン大学だった(写真)。1789年にワシントンで創立された名門校だったが、当時は経営難から存続の危機に陥っていた。経営難に苦しむ学長(イエズス会の神父)は、起死回生の策として奴隷の売却を決めたのだった。

(ワシントンに隣接するメリーランド州にはイエズス会が所有する農場があり、そこで働く労働者の中には、裕福なカトリック信者から寄進された奴隷が含まれていた。)

 奴隷の労働によって経営が成り立っていた大学は、ジョージタウンのみならずハーバードやコロンビア、ブラウンなど数多い。当時は、宗教団体であるイエズス会ですら、奴隷の所有は「不道徳な行いではない」と認識していた。

 だが奴隷の売買ということになると、イエズス会にも躊躇があったらしい。ルイジアナなどディープサウスでは奴隷の待遇が過酷になりがちなことが知られていた。

 さらに神父たちが最も頭を悩ませたのは信仰の問題だった。カトリックに改宗させられていた奴隷たちは、毎週教会でミサを受けていたが、もしもそれが続けられなくなれば地獄に落ちると信じられていたのだ。

 これについてローマのイエズス会本部は「彼らを地獄へ落とすよりは、(大学が)経済的に困窮する道を選ぶべきだ」として、奴隷の売却に反対していた。だがジョージタウン大学の学長は奴隷272人の売却を強行。現在の貨幣価値にしておよそ3億5000万円の利益を得た。

 このことはカトリックの総本山であるローマ法王庁の知るところとなり、激怒した法王グレゴリウス16世(1765〜1846年)は、カトリック教徒による奴隷売買はいかなる理由があっても禁止する勅令を発した。

 その後、ルイジアナを訪ねたイエズス会の神父が、奴隷たちが過酷な待遇に苦しんでいることや、地域にカトリック教会がなくミサが受けられない状況にあることをワシントンに伝えたが、売却益は大学の借金返済などに消えており、すでに打つ手はなかった。

3481とはずがたり:2016/07/07(木) 11:26:20
>>3480-3481
人種差別の罪に時効はない?

 近年アメリカでは、黒人への暴行致死事件などをきっかけに反人種差別の運動が再燃し、全米の大学に広がっている。

 ミシガン大学では、白人とアジア系が大半を占める学生団体が、黒人をイメージさせる「ラッパー」や「ギャング」をテーマとする仮装パーティーを行い、学内に人種間の強い緊張が生まれた。学内は一触即発の状態となり、差別とどう向き合うのかについて考える学生と教員の対話集会が12時間にわたって行われた。

 100年前の人種差別も火種になっている。名門プリンストン大学には第28代アメリカ大統領ウッドロウ・ウィルソン(在任1913〜1921年)の名を冠した大学院がある。ウィルソンに人種差別を容認する言動があったことは衆知の事実だが、近年そのことを改めて糾弾する学生の声が強まり、大学院からウィルソンの名を外そうという運動が巻き起こった。

 過去の「罪」と向き合う作業はジョージタウン大学でも始まった。2015年8月、奴隷売却の事実関係を調査するワーキンググループが学内に組織されると、過去の徹底的な清算を求める学生がデモや座り込みを行い、11月には奴隷の売却に関わった2人の学長の名前を構内のビル名から外す措置が取られた。

卒業生も乗り出した子孫探し

 大学のワーキンググループとは別に、売り飛ばされた奴隷の子孫を探し出すプロジェクトを立ち上げた卒業生がいる。

 会社経営者で敬虔なカトリックであるチャード・セリーニ(52)は、人種問題にさして興味はなく、奴隷の歴史についても深く考えたことはなかった。だが、母校の学生デモを通じて奴隷売却のことを知り、長いあいだ子孫探しが行われてこなかったことに強い失望を感じた。

「彼らは名前も顔もない存在だったのではありません。確かにそこで生き、子孫をもうけた人たちなのです」

 奴隷について考え始めたら止まらなくなったというセリーニは、それから2週間のうちに子孫探しのNPOを立ち上げ、同級生と協力して基金を集め、8人の系図学者を雇うと、大学のワーキンググループと手分けして作業を始めた。

 セリーニたちが数カ月後に「発見」したのがコーネリアス少年だった。コーネリアスの消息は、売却先の農場の名簿に一度現れたきり長く途絶えていたが、南北戦争後に行われた1870年の国勢調査に再びその名が現れた。このときコーネリアスは48歳。妻と子をもつ自由市民となっていた。

カトリック信仰がつないだ家族の糸

 だが、こうした役所の記録だけではコーネリアスの子孫にたどりつくことはできなかった。決め手となったのは教会の記録である。

 コーネリアスは敬虔なカトリック信者だったが、奴隷時代には近くにカトリック教会がなく、正式な結婚式を挙げられなかったため、人前式で済ませるしかなかった。50代になってから念願がかない、教会で式を挙げることができた。

3482チバQ:2016/07/09(土) 14:38:52
http://www.sankei.com/world/news/160708/wor1607080029-n1.html
2016.7.8 12:57

米ダラスで警官銃撃、3人死亡7人負傷 黒人射殺への抗議デモ警戒中



 【ニューヨーク=上塚真由】米CNNテレビによると、南部テキサス州ダラスで7日、デモを警戒中の警察官が何者かに銃撃され、これまでに警察官3人が死亡、7人が負傷した。デモは全米各地で同日広がった警察による黒人殺害への抗議活動で、市民ら多数が参加していた。

 米メディアによると、銃撃はダラス市街地で行われていた抗議デモの最中に起きた。容疑者は逃走中とされる。目撃者は「20発ぐらいの銃声を聞いた」と証言した。

 ルイジアナ州とミネソタ州で5〜6日、相次いで黒人男性2人が警察官に射殺される事件が発生。7日は米各地で抗議デモが起き、警察に対する反発が高まっていた。

http://www.sankei.com/world/news/160707/wor1607070057-n1.html
2016.7.7 23:06

ミネソタでも警官が黒人男性を射殺 免許証取り出そうとしたところ発砲、映像拡散で抗議に火

6日、米バトンルージュで「黒人の命は重要だ」と書かれた紙を掲げて抗議する子どもたち(AP=共同)
6日、米バトンルージュで「黒人の命は重要だ」と書かれた紙を掲げて抗議する子どもたち(AP=共同)

 【ニューヨーク=上塚真由】米南部ルイジアナ州バトンルージュで5日、黒人男性(37)が白人の警察官に取り押さえられ、銃で撃たれて死亡し、司法省と連邦捜査局(FBI)は6日、警察の対応に問題がなかったかについて捜査を開始した。

 また、6日には中西部ミネソタ州ミネアポリス郊外でも黒人男性(32)が警察官に射殺された。米国では黒人に対する警察の過剰な実力行使が社会問題となっており、2件相次いだことで、抗議活動が拡大化している。

 バトンルージュでは5日未明、「黒人男性に銃で脅された」との通報で駆けつけた警察官2人が、オールトン・スターリングさんを射殺。当時の様子を撮影したとみられる映像が公開され、警察官2人がスターリングさんを地面に倒して動きを封じた後、警察官が発砲する様子が映し出された。

 また、ミネアポリス郊外では6日夜、車を運転中だったフィランド・カスティールさんが警察官に止められ、銃で撃たれて死亡した。同乗していた交際相手の女性が発砲直後とみられる動画を公開。女性によると、カスティールさんが免許証などを取り出そうとしたところ、警察官が発砲したという。警察は車内から拳銃が見つかったと発表した。

3483チバQ:2016/07/09(土) 14:41:19
http://www.sankei.com/world/news/160706/wor1607060003-n1.html
2016.7.6 00:36
【米大統領選】
トランプ氏、民主有力議員を「ポカホンタス」 止まらぬ差別発言 黒人層の支持率は1%

【ワシントン=加納宏幸】米共和党の全国委員会は、不動産王のドナルド・トランプ氏(70)を大統領候補に正式指名する全国党大会(18〜21日)を約2週間後に控え、マイノリティー(少数派)の支持拡大に向けた戦略協議をトランプ氏の陣営と開始した。米メディアは、イスラム教徒や中南米系への蔑視発言が目立った同氏が「軌道修正」を図りつつあると伝えるが、実際には差別発言は止まっておらず、大統領選と同時に行われる連邦議会選で改選を迎える同党の議員には頭痛の種となっている。

 トランプ氏は最近、民主党候補指名を確実にしたヒラリー・クリントン前国務長官(68)の副大統領候補として名前が挙がるエリザベス・ウォーレン上院議員(67)を「ポカホンタス」と呼んで激しく攻撃している。

 ポカホンタスは17世紀初めにいた先住民の女性で、入植した白人との間で翻弄された人生はディズニー映画にもなった。トランプ氏は、自らが先住民の血を引いているとするウォーレン氏の主張の真偽が過去の上院選で議論の的となったことを揶揄(やゆ)した。

 6月30日に東部ニューハンプシャー州で開かれた対話集会では、参加者の女性が、頭髪を覆う「ヒジャブ」を着用したイスラム教徒女性の空港保安検査員の排除を主張したのに対し、トランプ氏は「多くのことを考えている」と述べ、同主張を容認するかのような態度をとった。

 トランプ氏は昨年12月のカリフォルニア州サンバーナディーノでの銃乱射事件を受けてイスラム教徒の入国禁止を主張。最近になってその対象を「テロ国家から来る人々」に限定すると述べたことが「軌道修正」と報じられたが、何かにつけ「出自」を問題視する本質は変わっていない。

 同氏はかつて、オバマ大統領が「ケニア出身」との風説を信じ込み、大統領になる資格はないと攻撃。今回の指名争いでもテッド・クルーズ上院議員(45)がカナダ生まれであることを理由に、同様の批判を加えている。

 米キニピアック大学が6月に実施した世論調査によると、トランプ、クリントン両氏の支持率は、白人層ではトランプ氏が上回ったが、中南米系層でクリントン氏50%、トランプ氏33%、黒人層ではクリントン氏91%、トランプ氏1%と大きく差を付けられた。

 少数派からの支持が低いままだと、人種の多様性が高い州で共和党は「トランプ氏の党」という印象を持たれ、連邦議会選でも命取りになりかねない。

3484チバQ:2016/07/09(土) 14:54:25
http://www.sankei.com/world/news/160707/wor1607070009-n1.html
2016.7.7 07:56
【米大統領選】
「副大統領」が逃げた! 上院議員がトランプ氏の「副」を辞退
 米大統領選の共和党候補指名が確定した実業家、トランプ氏(70)の副大統領候補選びで、有力候補の一人とみられていた南部テネシー州選出のコーカー上院議員(63)は6日、選考対象から辞退したことを明らかにした。

 ワシントン・ポスト紙に「副大統領候補にはもっとふさわしい人物が他にいる。私は別の仕事に向いている」と述べた。トランプ氏に辞退の意向を5日伝えたという。

 正副大統領候補を正式指名する共和党大会の開幕は18日。コーカー氏は、3日前の15日までにトランプ氏が副大統領候補を発表するだろうとの見方を示した。

 コーカー氏は米外交に影響力を持つ上院外交委員長を務める実力者。トランプ氏が弱いとされる外交政策を補うことが期待されていた。米メディアによると、トランプ氏は、ギングリッチ元下院議長(73)や東部ニュージャージー州のクリスティー知事(53)らを選択肢にしながら人選を進めている。(共同)

3485チバQ:2016/07/09(土) 14:59:16
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160709k0000e030302000c.html
<米大統領選>副大統領候補は…党大会控え選考大詰め
11:09毎日新聞

 【ワシントン西田進一郎】米大統領選に向けた候補指名を確実にした民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)と共和党の実業家ドナルド・トランプ氏(70)による副大統領候補選びが大詰めを迎えている。分断された党支持層の結束や激戦州での後押しなどがポイントだ。正副大統領候補を正式に指名する今月中下旬の両党党大会に向け、両氏は最終的な選考を進めている。

 トランプ氏は6日のテレビ番組で、候補を10人まで絞り込んで検討していると明らかにした。「アウトサイダー」のトランプ氏は、政治経験が豊富で、議会対策などができる人物を候補に据える考え。18日からの党大会を視野に「候補」との面会を活発化させている。

 ところが、弱点の外交政策を補完できる有力候補とみられていたボブ・コーカー上院外交委員長(63)や、激戦州の中西部アイオワ州選出で若手女性のジョニ・アーンスト上院議員(46)が6日、米メディアに対し、副大統領候補を辞退する考えを示した。

 逆に急浮上しているのは、中西部インディアナ州のマイク・ペンス知事(57)だ。トランプ氏と溝がある党保守派の信頼が厚く、下院議員経験も豊富だ。トランプ氏は3日にペンス氏や家族に会い、ツイッターに「非常に印象的で、すばらしい人たちだ」と記した。保守派の重鎮ニュート・ギングリッチ元下院議長(73)や激戦州の東部ニュージャージー州のクリス・クリスティー知事(53)も選択肢とされている。

 一方、米CNNテレビによると、クリントン氏は7日、ワシントンの邸宅で、副大統領候補選定に関わってきた人物を交え、候補者選定の詰めの作業をしたとみられるという。25日からの党大会直前に副大統領候補を発表する見通しだ。

 女性有力候補のエリザベス・ウォーレン上院議員(67)は6月27日にクリントン氏の集会に初めて参加し、トランプ氏を「危なっかしい守銭奴」と酷評した。舌鋒(ぜっぽう)の鋭さに定評があるほか、党内リベラル派に強い影響力を持ち、党予備選で戦ったバーニー・サンダース上院議員(74)の支持層を引きつけることができる。ただ、「女性コンビ」の場合、弱点である白人男性層を引きつけられるかを疑問視する声もある。

 これらの観点から、激戦州の南部バージニア州選出で、白人男性層や無党派層への浸透が期待できるティム・ケイン上院議員(58)の名前もあがる。知事経験もあり、「すぐに大統領職を任せられる人物」というクリントン氏の選考条件にも合う。若手でヒスパニック(中南米系)のジュリアン・カストロ住宅都市開発長官(41)をあてる選択肢もある。

3486チバQ:2016/07/09(土) 15:00:12
http://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20160709020.html
米大統領選、第3の候補望む声=世論調査
08:02ロイター

米大統領選、第3の候補望む声=世論調査
 7月8日、世論調査によると、米大統領選に「リバタリアン党」のゲーリー・ジョンソン氏(写真)ら第3の候補を望む声が出ている。カリフォルニア州で6月撮影(2016年 ロイター/Patrick T. Fallon)
(ロイター)
[ニューヨーク 8日 ロイター] - ロイター/イプソスが実施した米大統領選の候補者をめぐる世論調査で、民主党のクリントン氏と共和党のトランプ氏以外に、「リバタリアン党」のゲーリー・ジョンソン元ニューメキシコ州知事や「緑の党」のジル・スタイン氏らの第3の候補を望む声が出ていることが分かった。

調査は7月1─8日に2153人を対象に実施。21%がクリントン氏もトランプ氏も支持しないと回答した。さらに、クリントン氏支持者のうち46%、トランプ氏支持者のうち47%が対立候補を当選させないことを最優先に投票すると回答。クリントン氏とトランプ氏の双方に対する好意的でない見方が広がっていることが示された。

これとは別に実施された調査の4氏の支持率は、クリントン氏が45%、トランプ氏が34%、ジョンソン氏が5%、スタイン氏が4%。

クリントン氏とトランプ氏のみを候補とする調査では、支持率はクリントン氏が46%、トランプ氏が33%だった。

ジョンソン氏とスタイン氏も共に知名度は低く、「ある程度知っている」との回答はジョンソン氏が23%、スタイン氏は16%だった。

3487チバQ:2016/07/09(土) 19:58:42
http://www.sankei.com/world/news/160709/wor1607090049-n1.html
2016.7.9 17:28
【ダラス警官銃撃】
死亡の容疑者「白人、特に白人の警官を殺したい 」 にじむ差別感情、米社会が抱える問題浮かび上がる
 【ロサンゼルス=中村将】米南部テキサス州ダラスの警察官狙撃事件の背景には人種差別をめぐる感情が色濃くにじむ。警察官による黒人射殺が起きるたびに警察への憎悪は増し、人種差別議論が繰り返されてきた。12人の警察官が標的にされ、5人が犠牲となった前代未聞の事件。米国が抱える根深い問題が改めて浮かび上がっている。

 「白人、特に白人の警官を殺したい」。警察官を次々に狙撃した黒人の元陸軍予備役兵士、マイカ・ジョンソン容疑者(25)は死亡する前、警察の交渉官にそう話したという。

 事件の前日と前々日にルイジアナ州とミネソタ州で連続して起きた警察官による黒人射殺の様子がインターネット上に動画で公開され、複数の動画投稿サイトなどを通じて、拡散した。無抵抗の黒人に何発も発砲する映像は強い衝撃を与える。連邦捜査局(FBI)はジョンソン容疑者も動画を見て、犯行に駆り立てられたとみて調べている。

 人種差別問題が背景にあったと指摘された事件としては、カリフォルニア州ロサンゼルス近郊で1991年3月、スピード違反をした黒人男性が白人警察官らに車からひきずり出され、暴行を加えられた事件が有名だ。住民がビデオカメラでこの様子を撮影。全米で映像が報道されると、黒人社会が猛反発した。警察官ら4人が起訴されたが、翌92年4月に陪審が無罪評決を下したことがきっかけとなり、市街地の商店などが焼き打ちにあうなどしたロサンゼルス暴動が起きた。

 近年では、ミズーリ州ファーガソンで2014年8月、丸腰だった黒人少年=当時(18)=が警察官に射殺された。警察官が不起訴になると、ファーガソンで暴動が発生。警察に敵意を示す黒人が増え、同年12月にはニューヨーク市で警察車両に乗っていた警察官2人が近づいてきた黒人の男に撃たれ死亡した。

 警察官による黒人射殺はその後も起き、「差別」と「危険の回避」の堂々巡りの議論が続く。狙撃事件を受けて、警察官らの黒人に対する緊張がさらに高まるのは必至だ。

3488チバQ:2016/07/09(土) 19:59:17
http://www.sankei.com/world/news/160709/wor1607090051-n1.html
2016.7.9 18:07
【ダラス警官銃撃】
「平和なデモ」から「処刑」に 惨劇に市民衝撃「互いが憎み合う連鎖を止めなければ」

 【ダラス=上塚真由】大勢の警察官が犠牲となった米南部テキサス州ダラスの狙撃事件。事件の様子が徐々に判明し、米市民の衝撃と悲しみが深まっている。

 発端は、7日午後7時に始まった、相次ぐ警察官による黒人男性射殺に対する抗議デモだった。ダラス中心部の公園に約800人が集まり、「黒人の命だって大切だ!」とスローガンを叫んだが、参加した黒人女性のアーティストのマーロンさん(41)は「とても穏やかで平和的なデモだった」と振り返る。警備する警察官と携帯で記念撮影する人の姿もあった。

 だが、中心部を練り歩いて約2時間後、事態は一変する。デモが通りの角を曲がると、待ち構えていたマイカ・ジョンソン容疑者が銃を発砲した。「どこから撃っているのか分からなかった」とマーロンさん。他の目撃者は「まるで処刑」と惨劇を表現した。警察官がバタバタと倒れ、銃撃戦が約45分間続いた。

 容疑者は大学の車庫に立てこもり、警察との交渉も決裂。警察では初めてとみられる「ロボット爆弾」を使い容疑者を爆殺した。「他に選択肢がなかった」とダラス警察のブラウン本部長。制圧は日付が変わって8日午前2時半だった。

 現場は、1963年にケネディ元大統領が暗殺された場所からほど近い。地元紙は「当時の悲しみが呼び起こされる」と伝えた。8日は現場近くの広場で追悼集会が行われ、「悲劇を繰り返さない」と誓い合った。白人女性のデミアン・デイウィートさん(47)は「お互いが憎み合う連鎖を止めなければならない」と涙ながらに語った。

 欧州歴訪中のオバマ米大統領は、ダラスの警官狙撃事件を受けて欧州滞在日程を1日短縮し、帰国することを決めた。来週初めにもダラスを訪問する。

3489名無しさん:2016/07/10(日) 11:19:27
http://www.gizmodo.jp/2016/07/post_664808.html
米ダラス銃撃で警察が容疑者をロボットで爆殺
2016.07.09 00:42

目には目を。もはや交戦状態です。

バトンルージュ黒人射殺動画が衝撃を与えた翌日、ルイジアナ州でまた別の黒人男性が警官に射殺され恋人がその模様をライブ中継する事件が起こって全米が怒り狂った昨晩、ダラス市の抗議集会でスナイパーたちが警官を次々射殺する事件が起こりました。

警官11人が撃たれ、うち5人が死亡。

駐車場の2階に立て籠もった容疑者1名は、自動操縦ロボットで爆破され死亡しました。さらに容疑者3名は現行犯逮捕されました。

ダラス市警デイビッド・ブラウン署長が翌朝の記者会見で明らかにしたところによると、爆破された容疑者は警察が数時間に渡って自首するよう説得しましたが、「最近の警官による射殺には我慢ならない。白人、特に白人の警官を殺してやりたかった」と応じる気配を見せず、市民2人を巻き添えで負傷させるなどしていたそうです。

現場で容疑者たちは三角のポジションでライフルを構え、何人かは建物の高い位置から路上を狙っていました。殺された容疑者は「市内に爆弾を仕掛けた」と言っていましたが、警察が探しても、そういったものは見つからなかった模様です。

オバマ大統領はNATOサミット出席中のワルシャワから黒人射殺で遺憾の意を表明した数時間後、また緊急記者会見を開いて、「ダラス市警は平和的なデモの間、市民の安全を守るため警護していた。卑劣極まりない犯罪だ」と非難しました。大忙しです。

ニューアメリカファンデーションのPeter Singer氏は、「この種の爆破は今回が初めて。イラクで駐留兵がMarcbot使ったことはあるが」とツイートしています。

下記はダラス警察関連の過去のロボ。

JSF @obiekt_JP
ダラス警察が使ってるロボット(画像は去年の警察本部襲撃事件の際のもの
10:54 PM - 8 Jul 2016
164 164 Retweets 73 73 likes

UPDATE: 爆殺された犯人は元アフガン駐留予備兵Micah Xavier Johnson。軍で射撃訓練を受けたプロで、自宅からは大量の武器、弾薬、ライフル、爆弾製造道具、防弾チョッキ、戦術プランが押収されました。警察発表によると、今回の警官射殺は「彼単独の犯行」とのことです。

Tom Winter ? @Tom_Winter
NBC News' Jim Miklaszewski confirms that the dead Dallas shooter Micah Xavier Johnson served in the U.S. Army:
2:10 AM - 9 Jul 2016
244 244 Retweets 96 96 likes

source: NYT
(satomi)

3490チバQ:2016/07/10(日) 18:43:37
http://mainichi.jp/articles/20160710/k00/00m/030/083000c
米国
人種間の対立感情収まらず…警官襲撃相次ぐ

毎日新聞2016年7月9日 23時23分(最終更新 7月9日 23時23分)
 【ダラス(米南部テキサス州)長野宏美】米南部テキサス州ダラスで警官5人が死亡した銃撃事件に絡み、全米各地で警官が相次いで襲われる一方、警官の暴力行為に対する抗議運動も続いている。マイカ・ジョンソン容疑者(25)は白人警察官の暴力行為に強く怒ってダラスで単独で凶行に走ったと見られ、この事件がかき立てた人種間の対立感情は当面は収まりそうもない。

 複数の米メディアは、黒人のジョンソン容疑者がネットで黒人過激グループ「新ブラックパンサー党」支持を表明していたと報じた。同グループに影響され白人への怒りを強めた可能性がある。英紙テレグラフによると、同容疑者は事件前、白人警官による黒人射殺は「ジェノサイド」(大虐殺)だと知人に話した。

 一方、CNNによると市警は事件当日の7日に拘束した男女3人を釈放した。

 警官に対する攻撃があったのは南部テネシー州ブリストルで、7日午前、37歳の男が白人警官らに発砲し、新聞配達の女性(44)が巻き添えで死亡し警官ら3人が負傷した。AP通信によると男は警官による黒人への暴力に激怒していたことを明らかにしたという。中西部のミズーリ州、南部のジョージア州でも8日、警官が銃撃され負傷した。

 一方、西部サンフランシスコや中西部ミシガン州デトロイトなどでは、1000人以上が抗議デモに参加。西部アリゾナ州フェニックスのデモでは、参加者が高速道路の入り口を塞ごうとし、警察が催涙ガスを噴射する事態に発展した。

 英テレグラフによると、知人男性(19)が1週間前に会った時、ジョンソン容疑者は「白人警官はただ黒人を殺しているだけだ」と怒った様子で語っていた。男性は「週数回、バスケットをしたが、それまで怒ったところをみたことがなかった」と話した。

 同容疑者は警察と銃撃戦になり立てこもった際、「白人、特に白人警官を殺したかった」と話していた。以前から抱えていた憤りが5、6両日に続いた警官による黒人射殺事件などで爆発した可能性がある。CNNはアフガン派兵などを通じ同容疑者に変化が起きた可能性があると伝えた。

3491チバQ:2016/07/10(日) 19:26:37
http://www.afpbb.com/articles/-/3092314
デフォルト危機のプエルトリコ、米上院が支援法案を可決 成立へ
2016年06月30日 11:19 発信地:プエルトリコ/米国


デフォルト危機のプエルトリコ、米上院が支援法案を可決 成立へ 米自治領プエルトリコのサンフアン市(2015年2月11日撮影、資料写真)。(c)AFP/PAUL J. RICHARDS
【6月30日 AFP】米議会上院は29日、カリブ(Caribbean)海の米自治領プエルトリコ(Puerto Rico)が抱える700億ドル(約7兆2000億円)の債務再編を可能にする法案を、賛成68、反対30で可決した。

 景気後退(リセッション)が10年以上続くプエルトリコは7月1日に約20億ドル(約2000億円)の償還期限を迎えるが、債務不履行(デフォルト)の恐れが高まったことから、米議会で支援法案が審議されていた。

 法案は既に下院でも可決済みで、バラク・オバマ(Barack Obama)大統領の署名を経て成立する。(c)AFP

3492チバQ:2016/07/10(日) 23:34:16
http://www.sankei.com/world/news/160710/wor1607100026-n1.html
2016.7.10 19:49
【ダラス警官銃撃】
「黒人国家」樹立掲げた新ブラックパンサー党とは…オバマ大統領就任後、増殖する「白人」「黒人」憎悪団体

 【ダラス=上塚真由】米南部テキサス州ダラスの警察官銃撃事件のマイカ・ジョンソン容疑者(25)は、白人を憎悪する黒人組織「新ブラックパンサー党」など、過激な黒人団体への支持をネット上で表明していた。米人権団体の調査によると、異人種への憎しみをあおる同組織のような「憎悪団体」は近年、増加傾向にあり、「人種間戦争」の引き金になりかねないとの懸念も広がっている。

 新ブラックパンサー党は1989年にダラスで設立され、「黒人国家」の樹立を掲げて白人優越主義の秘密結社「クー・クラックス・クラン」(KKK)などと対立している。人種差別や憎悪問題を扱う米人権団体「南部貧困法律センター」によると、2012年2月に南部フロリダ州で黒人少年が自警団に射殺された事件で、組織の地元リーダーは「目には目を、歯には歯を」と報復を呼びかけた。

 ジョンソン容疑者が新ブラックパンサー党などの過激な黒人団体の正式な構成員だったかは明らかでないが、日頃の言動から白人を敵視していたのは確実とみられている。

 同センターによると、昨年末時点で確認された憎悪団体の数は前年比約14%増の892団体。このうち、新ブラックパンサー党のような黒人の憎悪団体は180団体で、前年の113団体から約6割も増えた。憎悪団体全体に占める割合も05年は13%だったが、10年に15%、15年には20%と確実に増えている。

 一方で、KKKの伸長も目立つ。大きな契機は09年に黒人のオバマ大統領が就任したことで、これを受けてKKKの支部が急増した。ここ1、2年の増加も顕著で、15年末時点で前年比約2・6倍増の190団体となっている。

 同センターは、黒人過激団体が増えた背景として、黒人の市民に対する警察官の過剰な取り締まりの横行があると指摘。こうした団体の関係者が白人警官を襲撃する恐れは以前から懸念されていたという。今回の事件を機に、憎悪思想に傾倒する人が増える可能性もあり、「憎悪の連鎖」への対応は急務となっている。

3493チバQ:2016/07/11(月) 22:14:53
http://www.sankei.com/world/news/160711/wor1607110021-n1.html
2016.7.11 16:01
【米大統領選】
トランプ氏、元軍人も検討 副大統領候補選び最終段階

反応

反応


 米大統領選の共和党候補指名が確定した実業家トランプ氏の副大統領候補選びで、陸軍出身のマイケル・フリン元国防情報局長が「ダークホース」(ABCテレビ)として取り沙汰されている。トランプ氏は職業政治家を中心に人選を進めてきたが、不安視されている安全保障分野を補強できる元軍人の登用も真剣に検討しているようだ。

 共和党の正副大統領候補を正式指名する党大会は18〜21日に迫った。トランプ氏は大会前に副大統領候補を発表すると話しており、人選作業は最終段階とみられている。

 フリン氏は2012〜14年に国防情報局長を務めた。民主党員だが、オバマ大統領側近らと意見が合わず、予定よりも早く退任。事実上の更迭とみられた。その後、トランプ氏の外交政策アドバイザーの一人になった。

 ほかには、いずれも政治経験が豊富で党内での調整役が期待されるギングリッチ元下院議長、ニュージャージー州のクリスティー知事、インディアナ州のペンス知事らの名前が挙がっている。(共同)

3494チバQ:2016/07/12(火) 21:39:25
http://mainichi.jp/articles/20160713/k00/00m/030/029000c
米大統領選
サンダース氏、クリントン氏支持正式表明へ

毎日新聞2016年7月12日 19時09分(最終更新 7月12日 19時09分)
 【ワシントン西田進一郎】米大統領選に向けた民主党候補指名争いで予備選・党員集会を戦ったバーニー・サンダース上院議員(74)は12日、指名を確実にしたヒラリー・クリントン前国務長官(68)が東部ニューハンプシャー州で開く集会に出席する。サンダース氏は演説でクリントン氏への支持を正式に表明し、11月の本選に向けて挙党態勢をアピールする見通しだ。

 サンダース氏は、6月中旬に予備選・党員集会が終了した後も、指名争いからの撤退を表明せず、クリントン氏への支持表明も留保。党大会で採択する党の理念や政策をまとめた政策綱領に、自身が予備選で訴えてきた政策を盛り込むよう強く求めていた。

 同党は、8、9両日に綱領起草委員会を開き、25日に始まる党大会にはかる綱領案を策定した。サンダース氏が掲げてきた最低賃金を時給15ドルに引き上げることや気候変動対策などが盛り込まれた。一方、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)に対する強い反対の文言は、クリントン氏陣営などの反対にあい、盛り込むことができなかった。

 ただ、サンダース氏は10日、「民主党の歴史の中で最も進歩的な政策綱領ができた」と評価する声明を出した。クリントン氏の集会への参加は、自らの主張の多くが政策綱領に取り込まれ、共和党候補指名が確実な実業家ドナルド・トランプ氏(70)とクリントン氏の激しい舌戦が続く中、民主党内の結束を急ぐべきだと判断した結果とみられる。

3495チバQ:2016/07/12(火) 22:32:21
ブラックパンサーってなんか聞き覚えがあると思ったら
>>3045-3046でビヨンセが話題にした奴だったか

3496チバQ:2016/07/13(水) 20:05:32
http://www.sankei.com/world/news/160713/wor1607130060-n1.html
2016.7.13 19:57更新

【米大統領選】
クリントン氏の指名確定 サンダース票の取り込みが焦点

 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選の民主党候補指名を争ったバーニー・サンダース上院議員(74)が12日、ヒラリー・クリントン前国務長官(68)の支持を表明し、予備選・党員集会の開始から半年近くを経てクリントン氏の指名が確定した。11月の本選に向けた共和党の不動産王、ドナルド・トランプ氏(70)との戦いは、サンダース氏支持層の取り込みがカギを握る。

 サンダース氏は東部ニューハンプシャー州でのクリントン氏の集会で「この選挙戦は米国民が直面する危機に取り組むには、クリントン氏が断然、最高の候補だ」と述べた。クリントン氏は「トランプ氏を破るため力を合わせよう。一緒になれば、より強くなれる」と団結を訴えた。

 クリントン氏は自らの私用メール問題が不訴追となったことで大きな障害が取り除かれ、東部フィラデルフィアで今月25〜28日に開かれる民主党全国大会で正式に指名候補になる。

 党大会に指名候補を決めるため送り込まれる一般代議員の獲得数はクリントン氏2219人に対し、サンダース氏1832人(米CNNテレビ集計)。連邦議員などの特別代議員を除けば半数余りを獲得したにすぎず、クリントン氏はサンダース氏を支持する若年層や無党派層を意識した発言を続けている。

 クリントン氏は集会で環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に関し、「TPPを含む悪い貿易協定や不公正な貿易慣行にノーという」と述べた。党大会で採択される党綱領にはサンダース氏が主張する「TPP反対」は明記されなかったが、最低賃金の時給15ドル(約1500円)への引き上げなどが盛り込まれ、同氏は「最も進歩的な綱領」と評価している。

 ロイター通信の世論調査ではサンダース氏支持者でクリントン氏に投票すると答えたのは約40%どまり。トランプ氏はツイッターで「悪い貿易協定を止めさせたいサンダース氏支持者の皆さん、両手を広げて歓迎します」と呼び掛けた。サンダース氏支持者の「民主党離れ」を食い止めるのがクリントン陣営の課題だ。

3497チバQ:2016/07/14(木) 22:04:48
http://mainichi.jp/articles/20160715/k00/00m/030/099000c
米大統領選
怒れる中間層が蜂起…トランプ氏を支持

毎日新聞2016年7月14日 21時32分(最終更新 7月14日 21時49分)
 米大統領選に向けた全国大会を18日に控えた共和党が、中間・富裕層支持者の「蜂起」に直面している。その衝撃波に乗るのが実業家ドナルド・トランプ氏(70)だ。反移民、人種差別、女性蔑視と党幹部にさえ批判されながら予備選を勝ち抜き、今や党候補の正式指名を待つばかり。予想外の展開をもたらした「怒れる米国人」たちに、会いに行った。【ウィル郡(米中西部イリノイ州)で國枝すみれ、オーランド(米南部フロリダ州)で長野宏美】

<トランプ氏支持率、激戦2州で伯仲>
<トランプ氏の正式指名 阻止の動き>
<オバマ氏>「トランプ氏よ、大統領は娯楽ではない」
<クリントン氏>トランプ氏へ批判強化…「国を危険に導く」
18日から共和党大会
 「共和党も民主党も、主流派の政治家たちは怒鳴りあうだけで、国民の声を聞いてこなかった。だから蜂起が起きている」。公務員のジョセフ・クラルさん(47)が言う。米中西部イリノイ州シカゴから車で約1時間のウィル郡。米CNNによると、3月の予備選でトランプ氏は46.4%を得票し、圧勝した。クラルさんも票を投じた一人だ。

 緑の芝生が美しい住宅地には白人が多く住み、平均世帯年収は8万5000ドル(約897万円)を超える。クラルさんも年収8万ドル(約842万円)で生活に不自由はないが、最大のいら立ちの種は税金だ。

 イリノイ州の固定資産税率は収入の約2.7%で全米一。毎年上昇し続け、ウィル郡では1世帯あたり年約5200ドル(約55万円、20007〜11年平均)に及ぶ。「『この調子で税金が上がればやっていけない』と町を出る人は多い」とクラルさんは言う。

 近所の住民バーバラ・ハーマノウィックさん(65)は「我々の税金が不法移民の教育や医療に使われている」と思っている。だからこそ、「メキシコ国境に壁を築き不法移民を締め出す」という主張が気に入って、トランプ氏支持を決めた。

目立つ高学歴者
 「低学歴、低所得の白人男性」と言われてきたトランプ氏の主な支持層だが、今や、中所得者層以上にも拡大しつつある。選挙情勢分析で定評のあるウェブサイト「ファイブサーティーエイト」によると、トランプ支持層の平均年収は7万2000ドル(約760万円)。全国平均の5万6000ドル(約590万円)より3割近くも高い。

 高学歴者も目立つ。イリノイ州ペオリアで5月下旬、トランプ氏支持を呼びかけた州共和党大会には弁護士や大学教授などの人々も少なくなかった。学士号二つと修士号を持つという女性会計士、リンダ・スツァンさんは「女性の扱い方は(民主党の)ケネディ元大統領だってひどかった。大事なのは国を救えるかだ」とトランプ氏を擁護した。

 米南部フロリダ州オーランドで自動車修理工場を経営するリック・フォーセットさん(55)は、過去の大統領選と熱狂度の違いを実感する。この10カ月間でトランプ氏の名前を書いた車用ステッカーを6000枚近く配ったが、多くの人が「投票したいと思ったのは初めてだ」と語ったという。

参加意欲増す
 トランプ氏は、既存の政治家を徹底的に批判し「強いアメリカ」再生を訴える。この構図は、トランプ氏支持・不支持は別としても、多くの有権者の政治参加の意欲をかき立てたようだ。

 米世論調査機関ピュー・リサーチ・センターによると、今回の予備選で共和党に投票した人は全有権者の14.8%にあたる約3000万人。統計のある1980年以降では最高で、前回12年予備選から1000万人以上も増えた。

 フォーセットさんは、治安や雇用悪化の原因として不法移民を攻撃するトランプ氏は「真実を語っている」と評価している。「私たちはみな良い仕事、安全な国が欲しい。成功した実業家であるトランプ氏なら、それが実現できるはずだ」

3498チバQ:2016/07/14(木) 22:06:39
http://mainichi.jp/articles/20160714/k00/00e/030/173000c
米共和党
トランプ氏正式指名を阻止の動き

毎日新聞2016年7月14日 11時06分(最終更新 7月14日 12時38分)

 【クリーブランド(米中西部オハイオ州)國枝すみれ】米大統領選の候補者を選ぶ共和党全国党大会が18日に始まるのを前に、実業家ドナルド・トランプ氏の正式指名を大会規則の変更で阻止しようとする動きが、投票権を持つ代議員の間で浮上している。予備選・党員集会で大勝したトランプ氏に対する「党内反乱」の成否は不明だが、党内にくすぶる強い反感を象徴する動きだ。


 西部コロラド州の代議員ケンドール・ウンラ氏は11日、党大会が開かれるクリーブランドで他の代議員にトランプ氏に投票しないよう説得を続けていた。「過半数にあたる1237人の約7割から内諾を得た。勢いはある」と自信をみせた。

 ウンラ氏はトランプ氏に反対する理由を「共和党の価値観を体現せず、我々が培ってきた保守主義をハンマーでたたき壊そうとしている。(民主党候補指名が確実な)クリントン氏に勝利できない」と説明した。

 党大会では各州の全代議員2472人が投票し大統領候補者を正式指名する。地元の予備選などでトランプ氏が勝利した地区の代議員は、結果に沿って票を投じる義務がある。

 これに対し、ウンラ氏らは「良心に従って投票する」という一項を党大会の規則に盛り込んで、各代議員が自由に投票できる雰囲気の醸成を狙っている。

 党大会規則の変更には、党の規則委員会(定員112人)で議案を発議し、党大会で代議員の過半数の賛成を得る必要がある。

 ウンラ氏らは「大会開始まで説得を続ける。トランプ氏は共和党の首を絞める縛り首のひもだ。切らなければ党は全てを失う」と語り、指名阻止に意欲を見せた。

3499チバQ:2016/07/14(木) 22:09:15
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160715k0000m030019000c.html
<米大統領選>トランプ氏、激戦州で小差リード…世論調査
18:58毎日新聞

<米大統領選>トランプ氏、激戦州で小差リード…世論調査
ドナルド・トランプ氏=AP
(毎日新聞)
 【ワシントン西田進一郎】米キニピアック大が13日に発表した大統領選を巡る世論調査結果によると、共和党の候補指名を確実にした実業家ドナルド・トランプ氏(70)が、勝敗の鍵を握る激戦州の南部フロリダ、東部ペンシルベニア両州で、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)を支持率でリードしていることが分かった。6月の前回調査では先行されていたが、逆転した。ただ、差はいずれも小さく、拮抗(きっこう)した状態といえる。

 調査は先月30日〜7月11日に実施。クリントン氏の私用メール問題を巡り、米連邦捜査局(FBI)のコミー長官が「訴追は適当ではないが、極めて不注意だった」とクリントン氏と側近らを批判した時期を含んでいる。同大は、私用メール問題と世論調査結果との間に明確な因果関係はないとしつつも、「クリントン氏は、道徳的基準と正直さに関する項目でトランプ氏に劣った」と分析している。

 両氏の支持率は、フロリダ州ではクリントン氏39%(前回比8%減)、トランプ氏42%(同3%増)、ペンシルベニア州ではクリントン氏41%(同1%減)、トランプ氏43%(同2%増)。もう一つの激戦州である中西部オハイオ州では両氏とも41%。同州は前回も40%で並んでいた。

 また、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルなどが13日に発表した激戦州を対象にした別の世論調査結果でも、オハイオ州で両氏が支持率39%で並び、中西部アイオワ州ではクリントン氏がトランプ氏を3ポイント上回った。一方、ペンシルベニア州ではクリントン氏が9ポイント先行し、キニピアック大の調査とは異なる結果となった。

3500チバQ:2016/07/14(木) 22:09:45
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1607140039.html
【米大統領選】トランプ氏が激戦2州で逆転 世論調査、大票田フロリダも 私用メール問題が影響か
18:39産経新聞

 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選の共和党候補指名が確定した不動産王、ドナルド・トランプ氏(70)の支持率が、11月の本選を左右する2つの激戦州で、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)を上回ったことが13日、米キニピアック大の世論調査で分かった。クリントン氏の私用メール問題の報道が影響した可能性がある。

 調査は「スイングステート(揺れる州)」と呼ばれる南部フロリダ州など3州で、6月30日〜7月11日に実施された。大票田のフロリダ州ではトランプ氏(42%)がクリントン氏(39%)を3ポイント、東部ペンシルベニア州ではトランプ氏(43%)がクリントン氏(41%)を2ポイント、それぞれリードした。

 6月に実施された前回調査ではクリントン氏がフロリダ州で8ポイント、ペンシルベニア州で1ポイントそれぞれ先行していた。中西部オハイオ州では、前回と同様、拮抗(きっこう)していた。

 キニピアック大は、クリントン氏が「道徳観や誠実さに関する質問で支持を失っていた」としている。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の最近の世論調査平均値によると、全米ではクリントン氏がリードしているが、フロリダ州ではトランプ氏がここ数日で逆転し、わずかに先行している。

3501とはずがたり:2016/07/14(木) 22:58:02

米大統領選:トランプ氏、激戦州で小差リード…世論調査
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E7%B1%B3%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E9%81%B8%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E6%B0%8F%E3%80%81%E6%BF%80%E6%88%A6%E5%B7%9E%E3%81%A7%E5%B0%8F%E5%B7%AE%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%89%E2%80%A6%E4%B8%96%E8%AB%96%E8%AA%BF%E6%9F%BB/ar-BBuk2Gd#page=2
毎日新聞
3 時間前

 【ワシントン西田進一郎】米キニピアック大が13日に発表した大統領選を巡る世論調査結果によると、共和党の候補指名を確実にした実業家ドナルド・トランプ氏(70)が、勝敗の鍵を握る激戦州の南部フロリダ、東部ペンシルベニア両州で、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)を支持率でリードしていることが分かった。6月の前回調査では先行されていたが、逆転した。ただ、差はいずれも小さく、拮抗(きっこう)した状態といえる。

 調査は先月30日?7月11日に実施。クリントン氏の私用メール問題を巡り、米連邦捜査局(FBI)のコミー長官が「訴追は適当ではないが、極めて不注意だった」とクリントン氏と側近らを批判した時期を含んでいる。同大は、私用メール問題と世論調査結果との間に明確な因果関係はないとしつつも、「クリントン氏は、道徳的基準と正直さに関する項目でトランプ氏に劣った」と分析している。

 両氏の支持率は、フロリダ州ではクリントン氏39%(前回比8%減)、トランプ氏42%(同3%増)、ペンシルベニア州ではクリントン氏41%(同1%減)、トランプ氏43%(同2%増)。もう一つの激戦州である中西部オハイオ州では両氏とも41%。同州は前回も40%で並んでいた。

 また、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルなどが13日に発表した激戦州を対象にした別の世論調査結果でも、オハイオ州で両氏が支持率39%で並び、中西部アイオワ州ではクリントン氏がトランプ氏を3ポイント上回った。一方、ペンシルベニア州ではクリントン氏が9ポイント先行し、キニピアック大の調査とは異なる結果となった。

3502チバQ:2016/07/15(金) 19:43:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160715-00000010-jij-n_ame

保守派ペンス氏起用か=副大統領候補でトランプ氏―米

時事通信 7月15日(金)6時13分配信



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 【ワシントン時事】米CBSテレビなど複数のメディアは14日、大統領選で共和党の指名獲得を確実にした実業家ドナルド・トランプ氏(70)が、副大統領候補にマイク・ペンス・インディアナ州知事(57)を選んだと報じた。

 ただニューヨーク・タイムズ紙などは「トランプ氏の気が変わる可能性もある」と伝えている。

 トランプ氏は15日、ニューヨーク・マンハッタンのトランプ・タワーで記者会見し、副大統領候補を発表する予定だったが、フランスでのトラック突入で多数の死傷者が出たことを受け、延期した。米メディアによると、最終選考にはペンス氏のほか、ニュート・ギングリッチ元下院議長(73)やクリス・クリスティー・ニュージャージー州知事(53)が残っていた。

 ペンス氏は下院議員を6期務めた保守派の論客。候補者選びではテッド・クルーズ上院議員(45)を支持した。ただ、トランプ氏サイドには、ペンス氏を副大統領候補に起用すれば、トランプ氏に懐疑的な保守層の支持固めにつながるとの期待がある。

3503チバQ:2016/07/15(金) 20:32:31
http://www.sankei.com/world/news/160715/wor1607150052-n1.html


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http://www.sankei.com/world/news/160715/wor1607150052-n2.html
2016.7.15 18:47更新

【米大統領選】
トランプ氏の副大統領候補選定 保守票固め、党の支持結束、議会対策主眼に 


 【ワシントン=青木伸行】米大統領選の共和党候補指名が確定したドナルド・トランプ氏は、18日からの全国党大会を目前に、選挙戦と「トランプ政権」を天秤(てんびん)にかけ、副大統領候補の選定を慎重に続けた。

 トランプ氏は12、13の両日、インディアナ州でマイク・ペンス同州知事と、14日には1990年代に下院議長を務めた保守派の論客、ニュート・ギングリッチ氏と“最終面接”した。

 ギングリッチ氏は会談後「(候補は)『海賊』か、比較的安定した普通の人物かの選択に絞られた」と解説した。「海賊」は自身を、「普通の人物」はペンス氏を指すとみられる。

 “選考基準”についてトランプ氏は、「優れた政治知識と経験」「連邦議会に精通した者」「攻撃犬」「最も重要なのは相性だ」としてきた。

 ペンス氏は、人工妊娠中絶や同性婚に強く反対する社会保守派として知られる。一時は大統領選への出馬を狙える人物と目され、共和党の穏健・主流派の間でもウケが良い。

 ただ、インディアナ州で昨年に成立した宗教関連法が、同性愛者の差別につながると全米で猛反発を受け、人気に陰りを見せた。

 それでもペンス氏起用の観測に、ポール・ライアン下院議長らは好感を示し、「ペンス氏の起用は穏健・主流派を安心させる」と、評価の声が上がっている。

 米メディアは、トランプ氏がペンス氏を起用する場合の狙いと効果を、さまざまな角度から論じている。

 要約すると(1)トランプ氏が「本当に保守」なのか、懐疑論が内在する保守層の支持を固め、保守系財閥からの選挙資金も確保する(2)穏健・主流派内のトランプ氏への異論を緩和し、結束した支持を図る(3)インディアナ州と隣接する最重要激戦州の一つ、オハイオ州などを制する-などだ。

 また、「トランプ政権」の政策の実現性は、議会との関係に左右されるだけに、ライアン氏らとも近いペンス氏は、議会対策の要になり得る。だが、保守派を起用すれば、共和党寄りの無党派層の“離反”を誘発する可能性もある。

3504とはずがたり:2016/07/17(日) 17:57:33
トランプの支持率急落 “メキシコ人”発言がきっかけ
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160716-00510604-shincho-int
デイリー新潮 7月16日(土)5時50分配信

 メキシコ系不法移民を「レイプ犯」と決めつけ、身体障害者の記者を奇声と誇張したモノマネで揶揄、気に入らない女性にはデブ、ブタ、イヌ、売春婦。自身が詐欺疑惑で訴えられれば連邦判事まで“メキシコ人”呼ばわりする“暴言王”ドナルド・トランプ(70)。

 その差別的言辞にもかかわらず“旋風”に乗って米大統領選の共和党予備選を圧勝、あとは11月の本選を待つばかりかと思えば、向い風に見舞われている。

「6月以降、世論調査でのトランプの支持率が急落しています。5月には民主党のヒラリー・クリントンを上回る支持を得ていたのに、6月下旬のロイターの調査ではヒラリーに13ポイントもの差をつけられています。ワシントン・ポストとABCニュースの合同調査でも12ポイント差。ここにきてトランプ陣営が意外な低迷です」(国際部記者)

 今回の世論調査は死者49人を出したフロリダ州オーランドの銃乱射事件後。

 昨年のトランプは“メキシコ国境に〈万里の長城〉を作る”などと暴論を繰り返し、自ら話題を提供して支持を集めた。昨年秋に支持率が下降した際は、パリ同時多発テロ直後に“イスラム教徒は入国禁止にすべきだ”と発言、批判されながらも支持率は持ち直し、以後、独走。今回は“銃規制反対”などとぶち上げたが効果なし――。“有事”に支持率を伸ばすのがトランプ流ではなかったか。

 外交ジャーナリストの手嶋龍一氏は言う。

「6月初めに、判事を“メキシコ人”呼ばわりしたのが効いています。明らかな人種差別で、自身に不利な状況を相手の人種や民族のせいにするのは米国社会で最もタブーとされること。一時はトランプ支持でまとまるかに見えた共和党も、これでまとまらなくなってしまった。何より、英語で判事はJustice。この言葉の持つ意味は重いのです」

 支持率の差が2桁を超えると失速の兆候と見てよいそうだが、英語でトランプ(trump)は「切り札」の意。逆転の奥の手(ジョーカー)は自分自身とトランプが思っているなら、ジョーカーを持っている方がババ抜きでは負けということも忘れない方がいい。

「週刊新潮」2016年7月14日号 掲載

3505名無しさん:2016/07/17(日) 23:10:05
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000260&amp;g=pol
米政府、同盟強化に期待=憲法改正論議を注視-参院選【16参院選】

 【ワシントン時事】参院選での与党勝利を受け、米政府は安定政権の下で日米同盟強化を引き続き進められると期待している。有識者の間には、かねて憲法9条改正に期待する声がある一方、性急に進めれば周辺国の反発をあおりかねないとの懸念もあり、米政府は議論の行方を注視する構えだ。
 米政府当局者は、選挙結果について「これまで進めてきた協力を続けていけると期待している」と表明。改憲については「米国がとやかく言うことではない。日本国民が決めれば、米政府は支持する。議論の行方を見守りたい」と語った。
 参院選では民進、共産、社民、生活の4党が安全保障関連法の廃止を主張。米国内には、与党が敗れれば新しい日米防衛協力の指針(ガイドライン)に基づく協力深化にブレーキがかかりかねないと心配する向きがあった。このため米政府当局者は、与党勝利に胸をなで下ろしている。
 一方、米国には改憲による自衛隊の役割拡大を望む声が以前からあるが、ガイドライン改定から間がなく、新たな協力を具体化していく段階にあるため、米政府内で期待感は高まっていない。中韓両国の反応が読めないこともあり、改憲論議の成り行きを静観するのが米政府の基本方針だ。
 カーネギー国際平和財団のジェームズ・ショフ上級研究員は「同盟にとって、与党の安定はいいことだ。強く能力のある同盟につながる」と選挙結果を歓迎。ただ、「沖縄選挙区の結果は深刻なメッセージだ」とも語り、自民党が沖縄県で衆参の議席を失ったことが、米軍普天間飛行場移設問題に与える影響に懸念を示した。(2016/07/11-00:07)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071200251&amp;g=pol
改憲派「3分の2」論評せず=参院選で米国務省報道官

 【ワシントン時事】米国務省のカービー報道官は11日の記者会見で、参院選で憲法改正に前向きな勢力の議席が改憲の発議に必要な3分の2を超えたことについて「政策変更に関する推測は現時点で不適切だ」と論評を避けた。
 報道官は「日本は親しい友人であり同盟国だ。今後も緊密な連携を継続していくことを楽しみにしている」と、日本政府が同盟強化の路線を続けていくことに期待感を表明。自民党が沖縄で議席を失ったことが米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に与える影響に関しては「移設をこのまま進めることが最も日米の利益にかなう。合意の変更は予期していない」と語った。 (2016/07/12-10:48)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071200422&amp;g=pol
「改憲より経済改革を」=参院選受け社説-米紙【16参院選】

 【ワシントン時事】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は11日、参院選で憲法改正に前向きな勢力が参院の3分の2を超えたことを受け、「安倍晋三首相は憲法(改正)計画の前に、真の経済改革を最優先課題に据えるべきだ。新日本経済モデルを目指すことこそ正しい戦いだ」とする社説を掲載した。

 ポスト紙は「国際社会に背を背けつつあるかのような米国民の姿勢や、中国・ロシアの強引な態度を考えれば、首相が安全保障を心配することは間違っていない」としながらも、「改憲に向けて世論を変えるため政治力を使うのが賢いかどうかは別の問題だ」と指摘。首相は既に安全保障関連法を成立させているとも強調した。
 その上で「首相は暗礁に乗り上げた日本経済を離礁させることに集中した方がいい。アベノミクスの3本目の矢(成長戦略)はほとんど実行されていない」と主張。「憲法をどう変えようが、繁栄がなければ日本は強固な防衛体制を取ることはできない」と訴えた。(2016/07/12-13:27)

3506チバQ:2016/07/18(月) 22:34:23
http://www.sankei.com/world/news/160716/wor1607160060-n1.html
2016.7.17 01:16
【米大統領選】
共和党の正副大統領候補コンビが会見 トランプ氏「ペンス氏は信頼できる人物」 クリントン氏が批判「髪型の違うトランプ氏」

 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選で共和党の正副大統領候補になる不動産王、ドナルド・トランプ氏(70)、中西部インディアナ州のマイク・ペンス知事(57)は16日、ニューヨークで記者会見し、正式にペンス氏の副大統領候補への起用を発表した。トランプ氏はペンス氏を「信頼できる人物だ」と評価。ペンス氏は「副大統領候補として戦ってほしいとのトランプ氏の申し出を受け入れた」と述べた。

 政治経験のないトランプ氏としては、米下院共和党の幹部や州知事として実務経験を持つペンス氏を副大統領候補とすることで支持を拡大する狙いがある。

 ただ、ペンス氏はトランプ氏が反対する環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)を支持。トランプ氏が主張するイスラム教徒の入国禁止を「違憲だ」と批判したこともあり、政策の違いが民主党から攻撃されることは確実だ。

 また、ペンス氏は同性婚や人工妊娠中絶に反対のため、民主党候補指名が確定したヒラリー・クリントン前国務長官(68)は15日、ツイッターでトランプ、ペンス両氏が極端な政策を掲げているとし、ペンス氏を「髪形の違うトランプ氏だ」と批判した。

3507チバQ:2016/07/18(月) 22:42:47
http://mainichi.jp/articles/20160718/k00/00m/030/123000c
米大統領選
大物相次ぎ欠席表明…18日から共和党大会

毎日新聞2016年7月18日 12時10分(最終更新 7月18日 19時45分)
【ワシントン西田進一郎】11月8日の米大統領選に向けた共和党全国大会が18〜21日、中西部オハイオ州クリーブランドで開催され、実業家ドナルド・トランプ氏(70)が大統領候補に正式指名される。元・前大統領のブッシュ親子ら党主流派の大物が相次いで欠席を表明するなど、不協和音がやまない中、民主党からの8年ぶりの政権奪回に向けた機運を一気に高めることができるかが注目される。

 政治経験のない大統領候補の指名は、第二次大戦の連合国軍最高司令官だった1952年のアイゼンハワー氏(第34代大統領)以来。同州は人口構成や産業などの面で「全米の縮図」とされ、約10州ある本選での激戦州の一つ。60年大統領選を最後に、同州で敗れて当選した候補はおらず、共和党が必勝の意気込みを込めて、開催地に決めた。

 大会で採択される政策綱領の原案には、不法移民対策として、メキシコとの国境に「壁」を築くというトランプ氏の公約が盛り込まれている。2012年にリビアで起きた米領事館襲撃事件の生存者が演説する予定。当時の国務長官で、本選で対決する民主党のヒラリー・クリントン氏(68)を攻撃する。

 また、人気ゴルファーやモデル、スペースシャトル初の女性船長らも演説する予定で、ビジネス界やテレビ界で活躍してきたトランプ氏の特徴を出す。妻メラニアさんや、娘のイバンカさんら子供4人も登壇する。

 一方、ブッシュ親子に加え、過去2回の党大統領候補のマケイン上院議員、ロムニー元マサチューセッツ州知事も欠席する。トランプ氏は、副大統領候補に指名される中西部インディアナ州のマイク・ペンス知事(57)を通じて主流派とのパイプを構築し、党内結束につなげたい考えだ。

 民主党全国大会は今月25〜28日、東部ペンシルベニア州で開催。両党の正副大統領候補が正式指名されると、本選に向けた対決ムードが一気に高まる。

3508とはずがたり:2016/07/22(金) 17:38:54
戦争とか軍隊とか批判的な俺ですらバルト3国の防衛は西側の(もしそんなものがあるならだけど)核心的利益だと思うんだけどなぁ。。

> このセンチメントに多くの政治家が「便乗」した。例えばニューヨークの元市長、ルドルフ・ジュリアーニ氏などは、9・11の同時多発テロ直後にはニューヨーク選出の上院議員だったヒラリーと二人三脚で、ニューヨークの復興や治安確保をやっていたことなどまったく無かったかのように「ヒラリーは嘘つき」だとジェスチャー付きで絶叫していた。
ジュリアーニっはどうしちゃったんだ??

異例尽くしの共和党大会で見えた、「トランプ現象」の終焉
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/07/post-5526_1.php
2016年7月22日(金)15時20分
冷泉彰彦(在米ジャーナリスト)

<トランプが指名候補を獲得し、最悪の事態は回避された共和党大会。しかし依然として政策上の分裂は埋められず、予備選で対抗馬だったクルーズは最後までトランプ支持を表明しなかった>

 今週18〜22日の4日間にかけてオハイオ州クリーブランドで開催された共和党大会は、何もかもが異例だった。まず象徴的だったのは、地元の人気共和党知事で、ドナルド・トランプ候補に対抗して予備選を戦ったジョン・ケーシック知事が「不参加」を表明したことだ。

 ケーシックだけでなく、ブッシュ一家も同様で、結果として「存命中の共和党の大統領経験者」が誰ひとり顔を見せない党大会となった。ちなみに、大会の前週にジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事が、一家を代表してNBCのインタビューに応じ(インタビュアーは、ブッシュ元大統領報道官のニコル・ワレス氏)、「人々はトランプに騙されている」と激しい口調でトランプの代表候補選出に反対していた。

 党大会では、日替わりで大きなトラブルが発生した。初日の18日には、一部の「州代議員団」が自由投票を要求したり、「アンチ・トランプ」の看板を掲げたりして、公然と「造反」の姿勢を示して話題を呼んだ。

 この日はトランプのメラニア夫人が、夫を讃えるとともに自分の半生を振り返る演説を行ったが、一夜明けた19日からは、この演説が「盗作ではないか?」という疑惑が噴出して騒ぎとなった。2008年の民主党大会で、ミシェル・オバマ夫人が行ったスピーチからの「コピペ」ではないかというのだ。

 トランプ陣営は強く否定したが、やがて否定しきれなくなり、20日になって「トランプの企業サイドのブレーンがゴーストライターで、その女性が責任を取って謝罪する」という流れになった。結果的に「コピペ」を認めた形で、またダメージコントロールに2日間を要したために、批判的な報道が垂れ流しされるままになった。

 この間、多くの政治家や支持者が演台に立ってスピーチしたが、具体的な政策論はほとんどなく、共通の話題は「ヒラリー批判」だけ。19日頃からは、参加者の間で「Rock her up!(牢屋にぶち込め!)」というフレーズが合言葉になり、何かにつけてそのチャント(合唱)が起こるようになった。

 このセンチメントに多くの政治家が「便乗」した。例えばニューヨークの元市長、ルドルフ・ジュリアーニ氏などは、9・11の同時多発テロ直後にはニューヨーク選出の上院議員だったヒラリーと二人三脚で、ニューヨークの復興や治安確保をやっていたことなどまったく無かったかのように「ヒラリーは嘘つき」だとジェスチャー付きで絶叫していた。

「便乗」の最たるものはニュージャージ州のクリス・クリスティ知事だろう。自分は以前に連邦検察官だったので、その「経験を活かしてヒラリーの起訴をやってみよう」と提案し、一つ一つヒラリーの「罪状」を取り上げては「有罪? それとも無罪?」と聴衆を挑発していった。場内は大喜びで「有罪」と叫び、そしてお気に入りのフレーズである「牢屋にブチ込め」を合唱した。

3509とはずがたり:2016/07/22(金) 17:39:14
>>3508-3509
 何とも低次元の演説で、聴衆の代議員の反応もまた低次元だが、これに関してNBCの記者が「インディアナ州の代議員」たちにインタビューしていた。代議員はカウボーイハットをかぶった中年の女性たちで、典型的な中西部の白人保守派に見えたが、彼女らに言わせると「下品なヒラリー批判で盛り上がる」のは、「他に団結のしようがないから」だという。「そうでもしないと、結局ヒラリーが勝っちゃうでしょ?」という何とも冷めた視点がそこにはあった。下品なヒラリー批判で盛り上がるくらいしか「党の団結」を演出するのは難しいと言うのだ。

 そして3日目の20日に大きなドラマが起きた。予備選で獲得代議員数第2位と善戦したテッド・クルーズ上院議員(テキサス州選出)が演台に立ち、延々と彼なりの「保守思想」を語った上で、最後にこうブチ上げたのだ。「11月には投票に行きましょう。そして投票用紙を下から上までよく見て、自分の信念に従って投票しましょう」

 これに対してトランプ支持派で固めたニューヨーク州の代議員団からは激しいブーイングと共に「トランプ支持をせよ」というコールが起きた。だがクルーズは、「ニューヨーク代議員団は情熱的ですねえ。私は大好きですよ」と微笑んで受け流し、場内に大見得を切るかのように手を振って降壇した。要するに「自分はトランプを支持しない」と言ったようなものだ。

 このクルーズ演説はあまりに強烈で、会場内からは猛然と非難が起きた一方、リベラル派が多い各メディアは大変な盛り上がりとなった。結局この日のハイライトとなるはずのマイク・ペンス副大統領候補(インディアナ州知事)のスピーチの話題は完全に吹っ飛んでしまった。

 いよいよ最終日の21日、長女のイヴァンカ・トランプが紹介役となって、トランプ本人が「指名受諾演説」を行った。この受諾演説は1時間15分という記録的な長さとなったが、内容は相変わらず「保護主義」「孤立主義」「宗教保守主義の無視」など、共和党の基軸イデオロギーとは大きく乖離していた。会場は盛り上がったが、政策的に「党の団結」はまったく達成されなかった。

 一方で非常に気になったのは、21日のニューヨーク・タイムズに掲載されたトランプの単独インタビューだ。そこでは「バルト三国へロシアが侵攻」したケースでの米軍の行動を問われ、「見返りがなければ行動しない」と述べ、NATOの集団的自衛権を否定するという爆弾発言をしている。同じインタビューで、権力集中を強めるトルコのエルドアン政権への無条件での支持を打ち出し、これも極めて一方的な印象を与えている。

 結局、党大会では、代議員の過半数が造反して「第三の候補」が出てくるといったドラマは起こらず、トランプが正式に候補に指名され、トランプがそれを受諾したことも間違いない。つまり党大会としては、最悪の事態は回避された。

 だが政界の一部からは、クルーズの「爆弾演説」は2020年大統領選への前哨戦がスタートしたことを意味している、という声も聞かれる。11月の本選はヒラリーが勝ってもいいから、とにかく共和党の「再建」へ動こうということだろう。もしかしたら、風船と紙吹雪が舞ったこの21日の党大会の幕切れが、「トランプ現象の終わりの始まり」になるのかもしれない。

<ニューストピックス:【2016米大統領選】最新現地リポート>

3510とはずがたり:2016/07/22(金) 17:45:23

トランプはなぜ宗教保守派のペンスを選んだのか
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/07/post-5514.php
2016年7月19日(火)18時45分
渡辺由佳里(エッセイスト)

 共和党大会開始を2日後に控えた16日、トランプが副大統領候補にインディアナ州知事のマイク・ペンスを選んだことを発表した。
 ほかにも最終候補として名前があがっていたのは、ニュージャージー州知事のクリス・クリスティと元下院議長のニュート・ギングリッチだった。クリスティは予備選を脱落して以来、忠実にトランプのキャンペーンを支援してきたが、知名度と人脈ではギングリッチほどのインパクトはない。つい最近まで、この2人のどちらかだろうと見られていた。
 ところがトランプは、知名度がほとんどなく、インディアナ州の予備選ではライバルのテッド・クルーズを支持したペンスを選んだ。トランプの直感的なチョイスはギングリッチかクリスティだったようだが、トランプが唯一耳を傾ける娘のイヴァンカと息子のエリックがペンスを選ぶように説得したと言われている。

 アメリカでもあまり知られていないペンスとはどんな人物なのか?
 大学時代にキリスト教保守派になったペンスは、自分のアイデンティティについて「まずキリスト教徒、次に保守主義者、最後に共和党員」と述べている。
 ペンスが知事を務めるインディアナ州そのものが、非常に保守的な地域だ。北西部の近隣には、オハイオ、ミシガン、ウィスコンシン、イリノイという州がある。だが、その中でもインディアナは最も平均収入が低く、大学卒業者が少なく、キリスト教福音派が多く(イリノイの13%に比べ、倍の26%)、10代の妊娠と離婚が最も多い。

 ペンスの政治もこの地と彼の宗教観を反映したもので、「同性婚禁止」「中絶違法化」に積極的な右寄りの保守派だ。昨年には企業や組織が宗教的信念を理由にゲイ、レズビアン、トランスジェンダーなどへのサービスを拒否し、差別を正当化できる「Religious Freedom Restoration Act(宗教の自由復活法)」という法律に署名して発効させた。
 また婦人科クリニックを運営するNPO団体「Planned Parenthood」への予算をカットし、その結果、低所得者が性病の検査を受けられるクリニックが閉鎖され、クリニックが閉鎖された地域ではHIV感染者が激増した。この感染拡大の裏には、「Opana」というドラッグで依存者が注射針を使い回しした事実がある。ペンスは、感染を防ぐために新しい注射針を無料提供する「needle exchange」というプログラムに反対して、感染が広がった時にインディアナ州ではこのプログラムが禁止されていたことが指摘されている。
 石炭採掘は現在でもインディアナ州の重要な産業で、ペンスは「地球温暖化はただの俗説(myth)」と発言したこともある。

 このように極めて右寄りと呼べる保守派のペンスを副大統領候補に選んだ最大の理由は、「トランプは保守の価値観を信じていない」という理由で彼への投票を嫌がる共和党員を説得するためだろう。

 トランプ支持に消極的だったポール・ライアン下院議長は、「共和党の副大統領候補として、これ以上良い選択は考えられない」と評価した。

 共和党を団結させるための「大人な選択」という見方もあるが、本選で勝つために有効なチョイスと言えるのだろうか?

 少なくともソーシャルメディアでは、ペンスを歓迎する共和党有権者の声は少ない。トランプ支持者の間では「退屈」という評価も目立つ。ペンスはインディアナ州の政策で「女性の敵」と見られているので、トランプの女性票を増やすことには貢献しないだろう。

 ペンスの選択は、ある意味、共和党より民主党を喜ばせている。というのは、予備選で分裂した民主党を団結させるのには格好の人物だからだ。すでに、「LGBTの敵」「女性の敵」「環境保護の敵」とみなされているペンスが副大統領候補になったことで、ヒラリー嫌いのリベラルの間には危機感が生まれるだろう。もし仮にトランプが任期途中で大統領職を辞任した場合、副大統領が大統領職に昇格することになるからだ。

 何よりも、予備選では現在の共和党の政策を無視した独自の信念がトランプの魅力だったはずだ。それを本選で変えることで、トランプは一部のファンを失うリスクがある。

 筆者は当初から、トランプが本気で大統領職を遂行する意思があるのか疑問だったが、副大統領候補の選択にもその迷いがあらわれているように思われてならない。

<ニューストピックス:【2016米大統領選】最新現地リポート>
≪筆者・渡辺由佳里氏の連載コラム「ベストセラーからアメリカを読む」≫

3511チバQ:2016/07/23(土) 13:15:38
http://www.asahi.com/international/reuters/CRWKCN1022MG.html


KKK元最高幹部、米上院選への立候補表明 白人至上主義者

2016年7月23日07時36分

 [バトンルージュ(米ルイジアナ州) 22日 ロイター] - 米国の白人至上主義者からなる秘密結社、クー・クラックス・クラン(KKK)元最高幹部のデービッド・デューク氏(66)が上院議員選挙への立候補を表明した。

 同氏は米国で白人が脅かされているとした上で「欧州系米国人」はみずからの利害を守るための政治家が必要だと主張した。前日の共和党全国大会で正式に大統領候補指名を受諾した実業家ドナルド・トランプ氏については、自身の考えと共鳴する部分があるとした。

3512チバQ:2016/07/23(土) 13:27:43
http://www.sankei.com/world/news/160722/wor1607220025-n1.html
2016.7.22 11:54更新

【米大統領選】
トランプ氏、「米国第一主義」を強調 指名受諾演説「オバマ政権下で米国は大幅に安全でなくなった」

 【クリーブランド=小雲規生】米共和党の大統領候補に指名された不動産王のドナルド・トランプ氏(70)は21日夜(日本時間22日午前)、中西部オハイオ州クリーブランドで開催中の党全国大会で指名受諾演説を行った。トランプ氏は演説で「米国が復活したことを世界に示すときだ」と宣言。外交政策などで米国の国益を最優先させる「米国第一主義」を強調し、大統領選に向けて党内の結束も呼びかけた。

 約1時間15分にわたった演説のなかで、トランプ氏は「オバマ政権下で米国は大幅に安全でなくなり、世界は大幅に不安定になった」と主張。オバマ政権1期目の国務長官で、民主党の候補者指名が確実なヒラリー・クリントン氏(68)を批判した。

 また米国が条約上の防衛義務を負っている国々に対して「応分の負担」を求めることも強調。2月に日米など12カ国が署名した環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)については「米国の製造業を破壊する」などとし、TPPのような多国間の自由貿易協定ではなく、各国と個別の自由貿易協定を結ぶべきだとした。

 不法移民対策としてメキシコとの国境に壁を築くことにも言及。さらに「テロが広がっている国からの移民を即刻打ち切らねばならない」とも主張した。

 トランプ氏は今後、大統領候補として選挙戦を本格化させる。民主党は25日からペンシルベニア州フィラデルフィアで始まる党全国大会で、クリントン氏を大統領候補に選出する。

3513チバQ:2016/07/23(土) 13:34:20
http://www.cnn.co.jp/usa/35086313.html
民主クリントン氏、副大統領候補にケイン上院議員を指名

2016.07.23 Sat posted at 11:32 JST

(CNN) 米大統領選に向け民主党の候補指名を確実にしているヒラリー・クリントン前国務長官は22日、副大統領候補にバージニア州選出のティム・ケイン上院議員(58)を選んだと発表した。経験豊かで安定感のある候補を選んだ形だ。

クリントン氏は短文投稿サイトのツイッターで、「ティム・ケイン氏を副大統領候補に発表することができて興奮している。他者のために闘うことに人生をささげてきた男性だ」と述べた。

ケイン氏はこの数分後、「ヒラリー氏から今さっき電話があった。副大統領候補になれて光栄だ。明日のマイアミでの遊説が待ち遠しい」とツイートした。

クリントン氏は23日、フロリダ州マイアミで行われる選挙集会でケイン氏を紹介する予定。フロリダ州が今秋の本選で鍵となることを意識した動きで、スペイン語に堪能なケイン氏がクリントン氏を中南米系の有権者に紹介する機会にもなる。

クリントン氏はこの集会で初めてケイン氏と一緒に登場する。オハイオ州クリーブランドで行われていた共和党全国大会からスポットライトを奪いたい考えだ。

独ミュンヘンで銃撃事件が発生したことを受け、クリントン陣営は発表の時期を改めて協議した。銃撃事件と同時にニュースで放映され、無神経な動きとみなされることを避けるためだったが、結局、従来の計画通り22日に発表を行った。

ケイン氏はバーニジア州の州知事や民主党全国委員会の委員長を務めたこともある主流派。以前から経験豊かで無難な候補とみられ、白人労働者階級の有権者の支持拡大につながる可能性もある。

3514チバQ:2016/07/23(土) 13:35:51
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072200775&amp;g=cyr

トランプ流演出、不発気味=共和党大会、運営混乱も-米大統領選














20日、米オハイオ州クリーブランドで開かれた共和党全国大会で並ぶ大統領候補の実業家ドナルド・トランプ氏(左)と副大統領候補のマイク・ペンス・インディアナ州知事(AFP=時事)

 21日閉幕した米共和党の全国大会は、テレビタレントとしても鳴らした大統領候補の実業家ドナルド・トランプ氏(70)流の演出が随所に見られた。しかし、代議員の投票や多彩な顔触れによる連日の応援演説、バンドの演奏など党大会の基本線は従来と変わらず、型破り候補の演出は不発気味だった。一方、大会運営には一部混乱も見られた。

 ◇「お祭り」新味なし
 遠くの空からヘリコプターが現れ、オハイオ州クリーブランドの大会会場近くのエリー湖畔に着陸した。機体には「トランプ」と大書きされ、降り立ったのはトランプ氏。荘厳な音楽が流れ、娘、息子たちが出迎える。大会3日目、20日の登場シーンだ。初日の18日にはメラニア夫人をスピーチへと紹介する際、トランプ氏は逆光の舞台上からシルエット姿を現した。
 ただ、ヘリで会場入りした夜、ペンス副大統領候補が指名を受諾した演説の終わりにトランプ氏は舞台へ上がったが、このときは何の演出もなし。トランプ氏はかつて米紙ワシントン・ポストとのインタビューで、前回2012年の党大会が「今までで一番退屈な大会だった」と語り、今回の大会には「ショー」の要素を取り入れたいと述べていた。しかし、もともと党大会の雰囲気はいつもお祭りで、それ以上の新味はあまりなかった。
 ◇大会機能せず
 一方、初日の18日にメラニア夫人の演説盗用問題が発覚したのをはじめ、大会運営や陣営の対応には混乱が見られた。盗用問題では当初、疑惑を否定していたが、20日になって一転、スピーチライターの盗用を認める手際の悪さだった。大会日程も直前まで固まらず、米メディアによれば、上院トップのマコネル院内総務でさえ、自身がいつ演説するのか数時間前に知った。








米共和党全国大会で登壇し、代議員らに手を振るメラニア夫人=18日、オハイオ州クリーブランド(AFP=時事)

 団結が大切な大会の演説でクルーズ上院議員がトランプ氏への支持表明を拒否するなど、亀裂も表面化した。今回の大会に米紙USAトゥデーは「視聴率を取るには良かったかもしれないが、有権者を安心させるにはうまくなかった」と指摘。トランプ氏をアピールする最大の機会となるはずのクリーブランド大会は過去30年で最も「機能しなかった」と酷評する専門家の声も紹介した。
 ◇「私のヒーロー」
 指名受諾演説でトランプ氏は「(大統領選という)この旅の中で、妻のメラニアや素晴らしい子供たちに恵まれ、幸運だった」と振り返った。党大会では配偶者の応援演説は恒例だが、今回は夫人に加え、イバンカさんら娘、息子たちが連日演壇に立ち「家族応援団」の様相だった。
 息子のエリック氏は20日の演説で、ビジネスマンとしてのトランプ氏の業績を詳しく紹介。会場のトランプ氏に向かって「あなたは私のヒーローであり、親友であり、次の大統領だ」と断言し、会場の拍手を浴びた。(クリーブランド時事)(2016/07/22-18:42)

3515チバQ:2016/07/23(土) 13:38:39
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072300047&amp;g=int
民主幹部、クリントン氏に肩入れか=週明けの全国大会に影-米大統領選
【ワシントン時事】米大統領選の民主党候補者選びでヒラリー・クリントン前国務長官(68)が指名獲得を確実にする前、民主党全国委員会の幹部がバーニー・サンダース上院議員(74)の勢いをいかにそぐかを秘密裏に話し合っていた疑いが、告発サイト「ウィキリークス」が22日公開した内部メールで浮かび上がった。
 サンダース氏はかねて、民主党全国委がクリントン氏に肩入れしていると訴えてきた。メールはその主張を裏付けるような内容で、週明けに始まる民主党全国大会に影を落としそうだ。
 ウィキリークスなどによると、幹部はメールで、サンダース氏の名指しは避けながらも「彼が神の存在を信じるか、誰かに質問させられるか。彼は無神論者だと読んだことがある。いくらか効果があるはずだ」と指摘。他の幹部は「彼は大統領にはならない」「民主党を理解していない」などと記していた。(2016/07/23-05:34)

3516チバQ:2016/07/23(土) 13:43:09
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072100742&amp;g=int
立場の違い・知名度に課題=トランプ氏と組むペンス副大統領候補-米共和党大会
 【クリーブランド(米オハイオ州)時事】米共和党全国大会で副大統領候補指名を受けたマイク・ペンス・インディアナ州知事(57)は、20日の指名受諾演説で、11月の本選へ向けた結束の大切さを説いた。しかし、大統領候補の実業家ドナルド・トランプ氏(70)との立場の違いを今後、厳しく追及されることになる。知名度の低さも課題となりそうだ。
 ペンス氏は受諾演説で、トランプ氏について「どんなことがあっても退かない」「人々に決して背を向けない」と持ち上げた。さらに「トランプ氏が大統領になれば、大きな変化がもたらされる」と、経済やテロ対策に不満を持つ聴衆に約束した。
 これには会場で聞いていたトランプ氏も、満足そうな表情を浮かべた。だが、トランプ氏がかつて提唱したイスラム教徒の入国禁止について、ペンス氏は憲法違反と断じたことがある。イラク戦争をめぐっても、反対したというトランプ氏に対し、ペンス氏は下院議員時代、対イラク武力行使容認決議に賛成票を投じた。
 そもそもペンス氏は、大統領選候補指名争いでクルーズ上院議員を支持していた。見解の相違に関して、既にメディアの追及を受けているのに加え、秋には副大統領候補同士の討論会もあり、突かれるのは必至だ。
 一方、ペンス氏が受諾演説で自己紹介をする際、「私を知らないほとんどの人のために」と前置きしたように、知名度は高くない。NBCテレビが20日公表した世論調査では、ペンス氏を好ましいと思う人と好ましくないと考える人は、どちらも26%。判断できるほどよく知らないと答えた人が最も多く、48%だった。(2016/07/21-18:25)

3517チバQ:2016/07/23(土) 13:43:46
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072100635&amp;g=int
クルーズ氏、トランプ氏支持せず=元ライバル3人が登場-米共和党大会
クリーブランド時事】米共和党大会3日目の20日、大統領選の候補者選びで実業家ドナルド・トランプ氏(70)に敗れた3人が登場した。このうち獲得代議員数で2位だったテッド・クルーズ上院議員(45)は演説で、トランプ氏への支持表明を事実上拒否。会場の代議員から激しい抗議の声が上がった。
 クルーズ氏としては、将来の大統領選再出馬に向けて布石を打つ狙いがあったとみられるが、逆に打撃となる可能性がある。一方で支持拒否は、トランプ氏にとっても痛手となりそうだ。
 クルーズ氏は演説で「トランプ氏がきのう、大統領候補の指名を受けたことを祝福する」と表明。しかし、大統領選本選に向けてはトランプ氏を名指しせず、「良心に従って投票してほしい」と聴衆に呼び掛けた。「良心に従った投票」は、党内の反トランプ派が使ってきた表現だ。
 これに対し、会場の代議員は声をそろえてトランプ氏を支持するよう求めたが、クルーズ氏は「(トランプ氏の地元)ニューヨークの代議員団の熱意は評価する」と答えるにとどまり、支持を拒否。会場は大きなブーイングに包まれ、クルーズ氏はやじが飛び交う中で退席した。
 一方、同様に大統領選再挑戦を視野に入れているとみられるマルコ・ルビオ上院議員(45)とスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事(48)の演説は、クルーズ氏と対照的だった。
 ビデオメッセージを送ったルビオ氏は「互いに争う時期は終わった」と、トランプ氏の下で団結すべきだと強調。ウォーカー氏は演説で「トランプ氏以外への投票は(民主党候補の)ヒラリー・クリントンへの投票だ」と訴えた。(2016/07/21-17:08)

3518チバQ:2016/07/23(土) 13:45:06
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072000500&amp;g=int
異例ずくめの大統領候補=離婚2回、政治経験ゼロ-トランプ氏
 【クリーブランド時事】米大統領選で共和党の指名を受けた実業家ドナルド・トランプ氏(70)が「異色の候補」とされるのは、ビジネス界出身で政治経験が全くないからだけではない。2回の離婚を経験するなど、米大統領候補としては異例ずくめだ。



 トランプ氏は1946年、ニューヨークで生まれた。米メディアによると、裸一貫から財を築いたと言わんばかりの主張に反し、家は当時から裕福だったとされる。両親が陸軍幼年学校に入れたのは、奔放な性格を心配したからだったようだ。
 68年にペンシルベニア大ウォートン校を卒業後、不動産開発業を営む父の会社に入社した。センスを見込まれて経営を継ぐと、積極的投資で会社を急成長させ、80年代には全米でホテルやカジノを展開。不動産王と呼ばれるようになった。
 不動産以外にも自身の名前を冠したステーキ、チョコレート、ワイン、水などを販売。ミス・ユニバース大会の運営にも関わってきた。その一方、倒産させた会社も少なくなく、確定申告書の公表を拒んでいることから、資産総額も定かでない。本人は100億ドル(約1兆円)と主張しているが、誇張ではないかと疑念も向けられている。
 酒もたばこもたしなまない。テレビ出演が多く、2004年に始まった人気番組「アプレンティス(見習い)」での決めぜりふ「お前はクビだ」は流行語に。映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の悪役や、教育番組「セサミ・ストリート」のキャラクターのモデルになったことでも知られる。(2016/07/20-14:49)

3519チバQ:2016/07/23(土) 13:58:29
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1607210036.html
【米大統領選】「支持しろ!」 トランプ氏のかつてのライバルに激しい野次 共和党内の確執を浮き彫りに

07月21日 23:49産経新聞


 【クリーブランド(米オハイオ州)=加納宏幸】米共和党は20日、中西部オハイオ州クリーブランドで3日目の全国大会を開き、同党大統領候補の不動産王、ドナルド・トランプ氏(70)が副大統領候補に指名した、中西部インディアナ州のマイク・ペンス知事(57)が指名受諾演説を行い、必勝への決意を表明した。トランプ氏への支持を表明しなかったライバルには激しいやじが飛び、党内の確執の深さを浮き彫りにした。

 トランプ氏と最後まで候補指名を争ったテッド・クルーズ上院議員(45)の演説中に異変は起きた。

 「トランプを支持しろ!トランプを支持しろ!」。会場のアリーナにトランプ氏を候補に指名するため全国から集まった代議員たちは、クルーズ氏に向けて抗議の声を上げ、トランプ氏への支持表明を求めた。

 トランプ氏に電話で支持表明をしないと事前に伝えていたクルーズ氏は、演説でトランプ氏の指名を祝福。だが、「良心に基づき、自由を守り、憲法に忠実な候補に投票を」と述べ、同氏への投票を呼び掛けなかったことでブーイングの嵐がクルーズ氏を直撃した。

 このとき悠々と会場入りしたのは、翌日の指名受諾演説のため現地を訪れていたトランプ氏自身だった。大会初日の18日に続く2度目の登場だ。笑みを浮かべながら代議員らに手を振り、クルーズ氏の後に登壇する次男、エリック・トランプ氏(32)の演説を聴くため席に着いた。

 クルーズ氏が支持表明しなかったのは、2020年の次期大統領選に意欲があることからトランプ氏の批判勢力をつなぎ留めておく狙いがあったとみられる。

 クルーズ氏を支持する西部コロラド州の代議員で、トランプ氏の指名阻止のため党規約を変更する運動を主導したケンドール・アンルー氏は20日、「クルーズ氏がトランプ氏を支持したとすれば、20年に再出馬するときの支持者を失うだろう」と述べた。アンルー氏は11月の本選でクルーズ氏の名前を書いて投票するという。

 それでも党員の関心は既に、民主党候補に指名されるクリントン前国務長官(68)をどう打倒するかに向いている。ペンス氏は演説で、オバマ大統領やクリントン氏はワシントン政治を擁護する「現状維持」勢力だと攻撃。この後、「ともにトランプ氏を第45代大統領に選び、米国を再び偉大な国にしよう」と訴えると歓声が沸き起こり、共和党が今や「トランプの党」になったことを印象づけた。

3520名無しさん:2016/07/24(日) 08:19:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160723-00000026-jij_afp-int
元KKK最高幹部D・デューク氏、米上院選に出馬表明
AFP=時事 7月23日(土)16時40分配信

【AFP=時事】米白人至上主義団体「クー・クラックス・クラン(KKK)」の元最高幹部、デービッド・デューク(David Duke)氏(66)は22日、南部ルイジアナ(Louisiana)州から米上院議員選に出馬すると表明し、「本物の米国人」のための革命は近づいていると述べた。今年11月に投票が行われる米大統領選の共和党候補に指名されたドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が繰り広げてきた異例の選挙運動に触発された動きとみられる。

 白人至上主義者で第2次世界大戦(World War II)中のユダヤ人虐殺も否定しているデューク氏は、米国の極右勢力の中でも特に知名度が高い人物。

 ルイジアナ州バトンルージュ(Baton Rouge)では黒人男性が警官2人に射殺された今月5日の事件を受けて抗議行動が続き、さらに17日には黒人の男が警官3人を襲撃・殺害する事件が発生して人種間の緊張が高まっている。

 デューク氏は自身のウェブサイトに掲載した短い動画の中で、「私は、全ての米国人は平等な権利を持っており、敬意を払われるべきだと信じている。しかし、私が他の人と違うのは、欧州系米国人の権利と伝統に対する敬意を要求していることだ」「米国の上下両院のそれぞれに、少なくとも1人は欧州系米国人の権利と伝統を保護する政治家が必要だ」と述べた。

 デューク氏は「私たちは大量の移民流入を止めなければならない。また、アメリカを作った人々の子孫が浄化(一掃)される事態を止めなければならないと思う」とも述べた。

 共和党員であるデューク氏の出馬表明は、米大統領選で民主党の候補指名を確実にしたヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官に対抗する共和党候補としてトランプ氏が候補指名の受諾演説を行った数時間後に行われた。

 デューク氏は動画の中で、不満を抱える白人の労働者階級と中流階級の支持を集め、候補指名を獲得する原動力となったトランプ氏の主張の一部に触れ、自身もこれらの主張に賛成する姿勢を示した。

 米国人の雇用と事業活動の保護、公正な貿易、政治活動における海外からの寄付金の禁止などを主張しているデューク氏は、「時は満ちた。米国人の大多数を占める真の米国人のための革命が近づいている」と述べた。

 デューク氏は「私が長い間主張してきた問題をドナルド・トランプや大半の米国民が支持していることに大きな喜びを感じている」と述べ、現代の政治家候補の中でトランプ氏の主要なスローガンである「米国第一」という言葉や政策を最初に「打ち出した」のは自分だと主張した。

 しかしルイジアナ州共和党は、デューク氏の出馬に「最も強い言葉で」反対すると表明した。ルイジアナ州共和党のロジャー・ビレール(Roger Villere)議長は声明で、「デービッド・デュークは有罪判決を受けた重罪犯で、憎悪に満ちた詐欺師であり、共和党の価値観を体現していない」と述べた。

 デューク氏は1989年から1993年までルイジアナ州の下院議員を1期務めた。1991年にはルイジアナ州知事選に出馬し、スキャンダルまみれだったエドウィン・エドワーズ(Edwin Edwards)前同州知事に敗れたものの、保守派が強い同州で白人票の半分以上を獲得した。【翻訳編集】 AFPBB News

3521とはずがたり:2016/07/24(日) 16:01:59
警官の質上げる為に給料あげなあかんやろ。
>ダラス市警は長年、貧弱な士気と人手不足が指摘されてきた。初任給が年間4万5000ドル(約477万円)という低水準一因となっている。ブラウン本部長はCNNとの最近の会見で、この給与水準はダラス地域で最も低いと指摘。一定の経験を積んだ警官が他地域の警察に転じる例もある。

米ダラス市警、志願者が3.4倍と激増 警官5人殺害の街
http://www.cnn.co.jp/usa/35086325.html
2016.07.24 Sun posted at 14:44 JST

(CNN) 今月7日に警察官5人が殺害される連続狙撃事件が発生した米テキサス州ダラス市の警察は23日、市警への志願者数が同月8日〜20日の間、今年6月の同一期間に比べ344%と急増したと報告した。
市警によると、6月は136人だったが7月は467人にはね上がった。ただ、志願者の増加が採用人数の拡大につながるのかは不明。
志願者の激増は、市警のブラウン本部長が事件発生から4日後に開いた記者会見で、「ブラック・ライブズ・マター(BLM)」運動のデモ参加者に地域社会の状況改善を望むなら市警への加入を促したことを反映する形ともなっている。BLMは「黒人の命も大切だ」という意味のスローガン。
警官5人の殺害事件はルイジアナ、ミネソタ両州などで続発した警官によるアフリカ系(黒人)住民の射殺事件に怒りを募らせた黒人容疑者の犯行だった。BLMなどがダラスで抗議デモを実施し、警察がこれを警護している際に発生していた。
ブラウン本部長は会見で「抗議の行列から離れ市警に志願を。加わればそれぞれの地元に配属する。われわれはあなたたちが抗議の対象にしている問題の一部の解決を助ける」などと主張していた。
ダラス市警は長年、貧弱な士気と人手不足が指摘されてきた。初任給が年間4万5000ドル(約477万円)という低水準一因となっている。ブラウン本部長はCNNとの最近の会見で、この給与水準はダラス地域で最も低いと指摘。一定の経験を積んだ警官が他地域の警察に転じる例もある。同本部長はダラス市警の警官は評価されていないと感じているとも述べた。

3522チバQ:2016/07/25(月) 21:00:12
http://www.sankei.com/world/news/160725/wor1607250047-n1.html
2016.7.25 18:16
【米大統領選】
米民主党全国委員長が辞任へ クリントン氏への肩入れ疑惑 サンダース氏に「大統領になれない」

反応

反応


クリントン前国務長官の選挙イベントで話す民主党全国委員会のワッサーマンシュルツ委員長=23日、米南部フロリダ州マイアミ(ロイター)
クリントン前国務長官の選挙イベントで話す民主党全国委員会のワッサーマンシュルツ委員長=23日、米南部フロリダ州マイアミ(ロイター)

 【フィラデルフィア(米ペンシルベニア州)=加納宏幸】米民主党の大統領候補指名が確定したヒラリー・クリントン前国務長官(68)に民主党全国委員会が肩入れしていた疑惑で、同委員会のデビー・ワッサーマンシュルツ委員長(49)が24日、辞意を表明した。25日から東部フィラデルフィアで開かれる党全国大会が終わる28日に辞任する。

 内部告発サイト「ウィキリークス」が公開した約2万通のメールで、全国委幹部がバーニー・サンダース上院議員(74)の躍進を阻止しようとした疑惑が浮上。ワッサーマンシュルツ氏はメールで、サンダース氏を「民主党のことを理解していない」「大統領になれない」などと批判していた。

 ワッサーマンシュルツ氏は声明で「党を前進させるため辞任する」としているが事実上の引責辞任。全国委員長は正副大統領候補を指名する全国大会を主催し、政治資金配分、政策綱領の作成、選挙戦略の調整などに携わることから中立性が求められる。

 サンダース氏は辞意表明を「党の未来のため正しい決断をした」と評価したが、同氏の支持者は24日、フィラデルフィア市内で全国委への抗議活動をした。

3523チバQ:2016/07/26(火) 12:30:36
http://www.sankei.com/world/news/160725/wor1607250032-n1.html
2016.7.25 15:18
【米大統領選】
ブルームバーグ前NY市長がクリントン氏支持表明へ
 米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は24日、ブルームバーグ前ニューヨーク市長が、米大統領選の民主党候補となるクリントン前国務長官への支持を表明すると報じた。25日から開催される党大会で明らかにするという。

 前市長は一時、無所属で大統領選への出馬を検討していた。リベラルな主張で知られる一方、ニューヨーク市長には共和党候補として当選した。クリントン陣営は、共和党候補の実業家トランプ氏に抵抗感を持つ穏健な共和党員らの取り込みを目指しており、前市長は貴重な援軍となる。

 前市長はこれまでにも「反トランプ」の立場を表明。3月、自分が大統領選に立候補すればトランプ氏の当選に加担する恐れがあるとして、出馬を見送ると発表した。(共同)

3524チバQ:2016/07/26(火) 21:22:09
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160726k0000e030201000c.html
<米大統領選>「クリントン氏支持を」 民主・サンダース氏
13:23毎日新聞

<米大統領選>「クリントン氏支持を」 民主・サンダース氏
米民主党全国大会で、ヒラリー・クリントン前国務長官への支持を呼び掛けるバーニー・サンダース上院議員=2016年7月25日、AP
(毎日新聞)
 【フィラデルフィア長野宏美】米民主党全国大会初日の25日、バーニー・サンダース上院議員が演説し、ヒラリー・クリントン前国務長官への支持を呼び掛けた。予備選で激しい戦いを繰り広げた両氏だが、本選での共和党候補のドナルド・トランプ氏当選阻止のため、「ヒラリーが次の米大統領でなければいけない」と訴えた。

 演説でサンダース氏が「革命は続く」と主張すると、「バーニー」と書かれた紙が会場中で揺れ、存在感の大きさを示した。

 一方でサンダース氏は、雇用や教育などあらゆる問題でクリントン氏と考えを共有していると強調し、「ヒラリーは大統領の仕事が未来の世代のためだと理解している」と主張。さらに、自身の訴えが盛り込まれた党政策綱領を「史上、最も進歩的」と評価したうえで、「クリントン大統領のもと、綱領実現のためできることを何でもやる」と語った。

 開幕直前、民主党全国委員会(DNC)幹部らがメールでサンダース氏の選挙戦の妨害を相談していた疑惑が浮上。会場でも「ヒラリー」と「バーニー」コールが交錯した。一方、サンダース氏の前にはミシェル・オバマ大統領夫人が登壇し、「大統領の資格があるのはヒラリーだけだ」と訴え、後半は一体感で盛り上がった。

 南部フロリダ州代議員、ダイアナ・ニューホフさん(54)は「バーニーに不公正な選挙だったのは腹立たしい。でもトランプ大統領はありえない。全力で止めなければ」と語った。

3525チバQ:2016/07/26(火) 21:22:43
http://news.goo.ne.jp/article/nikkangeinou/entertainment/f-et-tp0-160726-0011.html
不人気トランプ 音楽界が楽曲使用に不快感
12:52日刊スポーツ

 11月に行われる米大統領選の共和党候補に正式に指名された不動産王のドナルド・トランプ氏を巡り、再びアーティストたちから怒りの抗議が相次いでいます。トランプ氏は選挙キャンペーン中、ローリング・ストーンズやアデル、エアロスミス、ニール・ヤングら人気アーティストたちの楽曲を繰り返し無断で使用し、集会で自分たちの曲を使用しないよう求められる騒動に発展していましたが、オハイオ州で先週行われた党大会でも同様の行為が繰り返されています。
 党大会初日にトランプ氏がステージに登場する際に使用したのが、クイーンの代表曲「伝説のチャンピオン」。これに対し、クイーンは「我々の意思に背いて無断で使用された」とツイッターに書き込み、政治の場で道具として使用することは許可しないと抗議。使用停止を求めています。トランプ氏陣営が「伝説のチャンピオン」を選挙戦で使用したのはこれが2度目で、クイーン側はファンから抗議や批判が相次いでいるとし、不快感を示しています。
 20日にトランプ氏が開催地のクリーブランド入りした際に使用したのは、イタリアのオペラ歌手故ルチアーノ・パバロッティ氏が歌うジャコモ・プッチーニのアリア「誰も寝てはならぬ」。トランプ氏が搭乗する飛行機をバックに集まった支援者やメディアの前で同氏が歌う曲が使用されたことに対し、「芸術家としてのキャリアを通じて表現した兄弟愛や連帯への価値観は、トランプ氏が打ち出す世界観とは全く相いれない」と遺族は声明を発表。同氏の作品を選挙戦で使わないように求めています。
 また、最終日にトランプ氏の娘で副社長を務めるイヴァンカさんが登壇した際に使用したビートルズの「ヒア・カムズ・ザ・サン」を巡っても、同曲を作曲した故ジョージ・ハリスンの遺産管理団体が、「我々の意志に反する不快な行為」と抗議の声明を発表。希望と再生をテーマに書かれた曲は、移民排除など過激な政策を掲げるトランプ氏の選挙戦にはふさわしくないとしています。
 トランプ氏を巡っては音楽界のみならず、ジョージ・クルーニー、ジョニー・デップ、ハリソン・フォードら大勢のハリウッドスターからも批判の声が相次いでおり、11月の本選を前にハリウッドでも反トランプ派の言動に注目が集まっています。
【千歳香奈子】(ニッカンスポーツ・コム/芸能コラム「ハリウッド直送便」)

3526チバQ:2016/07/26(火) 22:03:43
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160724k0000m030023000c.html
<米大統領選>2党の対決構図が固まる
07月23日 19:28毎日新聞

<米大統領選>2党の対決構図が固まる
支援者集会で、ヒラリー・クリントン氏(左)と一緒に笑顔で手を振るティム・ケーン氏=米南部バージニア州で2016年7月14日、AP
(毎日新聞)
 【ワシントン西田進一郎】11月の米大統領選に向け、民主党候補指名が確実なヒラリー・クリントン前国務長官(68)は22日、副大統領候補に南部バージニア州選出のティム・ケーン上院議員(58)を選んだと発表した。共和党の正副大統領候補の実業家ドナルド・トランプ氏(70)、中西部インディアナ州のマイク・ペンス知事(57)との対決構図が固まった。対照的な大統領候補に比べ、副大統領候補は手堅さを買われた形。勝敗のカギを握る無党派層にどう食い込むかが課題だ。

 「私のランニングメート(伴走者)ティム・ケーンは、他者のために闘うことに人生をささげてきた男だ」

 クリントン氏は22日、短文投稿サイト「ツイッター」でケーン氏の起用を発表した。ケーン氏もツイッターに「ヒラリーとの電話を切ったところだ。(南部フロリダ州)マイアミで明日ある遊説への出発が待ちきれない」と書き込んだ。

 ケーン氏を選択したのは、バージニア州で市長と知事の経験を持つため、激戦州の同州で優位に戦いを進めることを狙ったものだ。スペイン語をすらすらと話すので、本選のカギを握るヒスパニック(中南米系)の支持固めも期待できる。ただ、クリントン氏が取り込めていないリベラル層への影響力が強いとは言えず、弱点の補完は十分ではない。

 これに対し、共和党の副大統領候補のペンス氏は下院議員を6期務めており議会内での人脈が豊富だ。トランプ氏と距離を置く党主流派や保守層を引きつけ得る。ただ、20日の指名受諾演説で「トランプ氏はカリスマ性が強い。(カリスマ性のない私で)バランスをとった」と述べるほど、正反対の政治スタイルなため、緊密な連携が取れるか未知数だ。

 今回の両副大統領候補は経験や手堅さを重視した起用で知名度は低く、有権者の42%を占める無党派層(ギャラップ社調査)への訴求力には疑問もある。

3527チバQ:2016/07/26(火) 22:04:04
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1607230038.html
【米大統領選】民主党副大統領候補のケーン氏、「退屈男」を自認 地味だがクリントン氏を補う存在
07月23日 17:44産経新聞

 クリントン前国務長官が副大統領候補に選んだケーン上院議員は、手堅い政治手腕で定評がある。自ら「退屈」な人物だと認めるがスキャンダルの心配はなく、クリントン氏の弱点を補う存在になりうる。

 ミズーリ州の鉄工所を営む家庭で育ったケーン氏は、夫人の父が知事を務めたバージニア州で弁護士として活動、人種や住宅の問題を手がけた。州都リッチモンド市長、州副知事を経て知事に就任。教育や財政改革で実績を上げた。

 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に賛成しているため、リベラル層が反発するおそれもあるが、無党派や共和党の白人中間層の支持が期待できる。

 カトリックのケーン氏は、宣教師として中米ホンジュラスに滞在したためスペイン語が堪能で、ヒスパニック(中南米系)の支持にも結びつくと期待される。(加納宏幸)

3528チバQ:2016/07/26(火) 22:09:05
http://www.sankei.com/world/news/160726/wor1607260022-n1.html
2016.7.26 19:57
【米大統領選】
特別代議員制度の改正、民主党結束とサンダース支持者の糾合狙うも…

 【フィラデルフィア=青木伸行】米民主党が特別代議員制度を改正することを決めたのには、バーニー・サンダース上院議員がかねてより、この制度を「不公平だ」と批判し廃止を求めていたことに配慮して、党の結束を図り、ヒラリー・クリントン前国務長官への支持を糾合するためだ。

 民主党は共和党とは異なり、一般代議員のほかに、上下両院議員や党役員などで構成する特別代議員の枠を設けている。各州の一般代議員は党大会での大統領候補指名に際し、自州の予備選・党員集会の結果に拘束されるが、特別代議員には自由裁量がある。

 この特別代議員制度は歴史的に、党大会で票(支持)が割れて紛糾し、何回も投票が行われることを回避し結束を図ることが主眼だった。特別代議員は構成メンバーの性格上、主流派の候補に有利に働くという特徴がある。

 このため今回も、クリントン氏が特別代議員計712人のうち609人を獲得したのに対し、サンダース氏は47人にとどまり勝敗を大きく左右した。一方では56人がなお、態度未定のまま党大会に臨んでいる(ABCテレビ)。

 制度改正は、11月8日の大統領選の投票日以後、60日以内にクリントン、サンダース両陣営の代表を中心に21人で構成する「結束改革委員会」を立ち上げ、2018年1月1日までに報告書をまとめる。改正される制度が適用されるのは、20年の次期大統領選の指名争いからとなる。

 党内ではすでに、自由裁量権をもつ特別代議員を3分の1に低減し、残る3分の2については、各州での予備選・党員集会における候補者の得票率に応じ、特別代議員を比例配分する形で拘束する方法などが検討されている。

 だが、制度改正の決定により、サンダース氏の支持票が完全にクリントン氏へなびくわけではなさそうだ。米調査機関ピュー・リサーチ・センターによると、サンダース氏支持者の9割がクリントン支持に回るものの、1割は共和党候補のドナルド・トランプ氏に投票するとしている。

3529とはずがたり:2016/07/27(水) 01:46:54

トランプが大統領になったら民共共闘でトランプの政策全部葬り去らないとダメだね(;´Д`)

2016年 07月 26日 13:33 JST
トランプ氏の支持率上昇、クリントン氏上回る=世論調査
http://jp.reuters.com/article/usa-election-trump-high-idJPKCN1060BS

[フィラデルフィア 25日 ロイター] - 米CNNテレビが共和党大会でドナルド・トランプ氏が大統領候補に正式指名された後に実施した世論調査によると、トランプ氏の支持率は48%に上昇し、民主党候補指名が確実視されているクリントン前国務長官の45%を上回った。

トランプ氏は先週、米オハイオ州クリーブランドで開かれた共和党全国大会で、正式に大統領候補指名を受諾した。

3530とはずがたり:2016/07/27(水) 02:51:19

ナイトクラブ前で銃乱射、18人死傷 米フロリダ州
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160726-35086409-cnn-int
CNN.co.jp 7月26日(火)9時55分配信

(CNN) 米フロリダ州フォートマイヤーズのナイトクラブ前で25日未明に銃乱射事件があり、10代の少年2人が死亡、少なくとも16人が負傷した。警察は容疑者3人を拘束したが、テロとは無関係との見方を示している。

フォートマイヤーズ警察によると、この事件で14歳と18歳の少年がナイトクラブの駐車場で撃たれて死亡。12〜27歳の少なくとも16人が負傷した。

病院によれば、25日の時点で負傷者のうち4人が入院中で、2人は重体となっている。

警察はこの事件に関連して容疑者3人を拘束し、ほか数人の行方を追っていることを明らかにした。しかし事件発生の経緯など詳しいことは公表していない。

フェイスブックに掲載されたポスターによると、現場のナイトクラブでは24日夜、誰でも自由に参加できるパーティーが開かれていた。営業時間が終了し、参加していた10代の子どもたちを保護者が車で迎えに来ていたところで事件が起きたという。同クラブは、会場内外に警備員を配置するなど警備態勢は万全だったと強調している。

同クラブの入り口付近には、少なくとも36発の弾痕があった。

3531とはずがたり:2016/07/27(水) 13:33:19
サンダース派が猛反発=報道陣テントで座り込み―米民主党大会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160727-00000038-jij-n_ame
時事通信 7月27日(水)10時22分配信

 【フィラデルフィア時事】26日の米民主党全国大会でヒラリー・クリントン前国務長官(68)が大統領候補に指名された直後、バーニー・サンダース上院議員(74)を支持する代議員が大挙して世界各国の報道陣が集まるプレスセンターに押し掛け、抗議の座り込みを繰り広げた。

 
 代議員数百人は「これが民主主義だ」などとシュプレヒコールを上げながら、会場の屋内競技場からデモ行進。競技場の外にある報道陣用の大テントに入り、「バーニー」などと書かれたプラカードを掲げて無言の座り込みを始めた。

 参加者の中には布で口を覆い、「ヒラリーは地獄へ行け」「民主党全国委員会、お前はクビだ」と書かれたカードを持った人も。程なく警官隊がテントの入り口を封鎖し、中に入れなかった代議員はテントの外で抗議活動を展開した。

 大会開幕直前、党全国委幹部が指名争いでクリントン氏に肩入れしていた疑惑が内部告発サイトの暴露で明らかになり、サンダース支持者は反発を強めている。オレゴン州の代議員ジェレミー・ライクンズさん(30)は「クリントン氏は支持しない。これは始まりにすぎない」と語り、今後も抗議を続ける考えを示した。

3532とはずがたり:2016/07/27(水) 15:38:02

マイケル・ジョーダンさん、沈黙破り声明 人種問題巡り
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160726-00000040-asahi-int
朝日新聞デジタル 7月26日(火)11時55分配信

 米国で警察による黒人男性の射殺や、警察を狙った事件が相次ぐなか、バスケットボールのスーパースター、マイケル・ジョーダンさん(53)が25日、「もはや沈黙を続けることはできない」と懸念を表明する声明を発表した。

 「有色の人たちが公平な扱いを受けることと、警察官が尊敬され、支持されることの双方が実現されなければならない」。声明は、人種とスポーツに関連したウェブサイト「ジ・アンディフィーテッド」を通じて発表。地域と警察の関係構築を目指して設立された団体と、全米有色人地位向上協会(NAACP)の弁護基金の双方に、それぞれ100万ドル(約1億円)の寄付をすると明らかにした。

 リーグ優勝を6度経験するなど、NBA史上最高の選手とされるジョーダンさんは今でも高い人気を誇るが、社会的な発言をすることは珍しい。声明では、1993年に自身の父親を殺人事件で失ったことに触れ、「私もその痛みをあまりによく知っており、愛する人を亡くした家族とともに悲しむ」と言及。そのうえで「我々を分断させる言葉や、人種間の対立が悪化しているように見えることを悲しみ、不満に思っている。この国はよりいい場所だと知っている」と訴えた。(フィラデルフィア=中井大助)

3533チバQ:2016/07/27(水) 18:53:11
http://mainichi.jp/articles/20160727/ddm/007/030/051000c

米国の選択
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16年大統領選 「国の形」巡り全面対決 政策綱領出そろう



毎日新聞2016年7月27日 東京朝刊

民主・「多様性」「進歩的」VS共和・「排他的」「過激性」

 【フィラデルフィア(米東部ペンシルベニア州)西田進一郎、ワシントン清水憲司】米民主党が25日に採択した政策綱領は、包括的移民制度改革など従来の支持基盤を重視した政策に加え、死刑制度廃止も初めて盛り込んだ。最低賃金引き上げなど、自身の主張が取り込まれたバーニー・サンダース上院議員(74)は「史上、最も進歩的」と評価。11月の大統領選に向けた論戦のテーマとなる共和、民主両党の政策綱領が出そろった。


 「この選挙は民主党か共和党かという選挙を超えている。私たちはどんな国なのか、将来どんな国になるのかを問う選挙だ」。民主党の綱領は、共和党候補のドナルド・トランプ氏(70)を30回以上も名指し批判。「国の形」を巡り、対決色を前面に打ち出した。







 共和党の綱領は、トランプ氏の排他的な姿勢に加え、支持を期待する保守層にも配慮した結果、「記憶の限り、最も過激」(米紙ニューヨーク・タイムズ)なものとなった。

 一方で、民主党は「多様なものを包み込む姿勢」を強調。「LGBTなど(性的少数者)も他の米国人同様に、愛する人と結婚する権利がある」と同性婚の権利を確認し、「全ての女性は安全で合法的な中絶などを利用できるようになるべきだ」と主張。不法移民対策でメキシコ国境に「壁」を築くとする共和党に対し、法を守って生活している不法移民らには市民権獲得の道を開くことなどを挙げた。

 外交政策も違いが明確だ。「米国第一」の立場で同盟国との関係見直しを掲げるトランプ氏に対し、民主党は同盟国との連携強化という対立軸を鮮明にした。「トランプ氏は過去50年以上にわたる米国の外交政策を、北大西洋条約機構(NATO)を見捨てることでひっくり返そうとしている」と批判した。

 また過激派組織「イスラム国」(IS)掃討作戦は、「有志国連合を主導し続ける」とし、オバマ政権の政策を踏襲している。トランプ氏が提案した数万人規模の米軍派遣などは拒否した。

 両党の違いが微妙なのが、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)を巡る政策だ。民主党綱領は「雇用や賃金増を後押ししない貿易協定に反対する」との判断基準を提示し、TPPにも適用されるとした。賛否は避けつつ、「TPP阻止」を訴えるサンダース氏の立場にも配慮した。

 共和党綱領はTPPに直接言及せず、党内推進派に配慮を見せながらも、大統領選後、来年1月の新大統領就任までの「レームダック期間中」に「重要な貿易協定(の承認)を行うべきでない」と明記。反TPPのトランプ氏の主張に沿った内容となっている。

3534チバQ:2016/07/27(水) 18:54:48
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/article/261675
肩入れ疑惑 深まる不信 サンダース氏支持者怒り 米大統領選 民主党大会開幕

2016年07月27日 00時05分
【フィラデルフィア(米東部ペンシルベニア州)山崎健】25日開幕した米民主党大会会場には、大統領候補指名レースで敗れたサンダース上院議員の支持者たちの不信と不満が渦巻いていた。党全国委員会幹部がクリントン前国務長官に肩入れしていた疑惑が強い反発を招いており、共和党のトランプ氏当選阻止に向けた挙党態勢構築はさらに厳しさを増している。

 異様な熱気だった。開会直後から登壇者がクリントン氏の名前を口にするたびに、それをかき消すように、サンダース氏のファーストネーム「バーニー」を連呼する声が会場の大型アリーナに響き渡った。

 事態を重く見たサンダース氏が急きょ、妨害行為をやめるよう支持者にメールを送信。2、3時間後に騒ぎは収まったが、支持者の怒りはくすぶっていた。

 同じころ、会場近くでやはりサンダース氏の支持者が抗議運動を展開していた。「私たちの票は初めから考慮されていなかった」「公平な選挙を」。今回の疑惑を非難するプラカードを持った数百人の若者たちが「ヒラリー(クリントン氏のファーストネーム)には投票しない!」とシュプレヒコール。「彼女を刑務所に送り込め」。共和党が最近使うフレーズを叫んでいた学生のジョシュア・リナムさん(20)は「クリントン氏と党は国民を裏切った。明らかに汚職だ」。

 米CNNテレビによるとサンダース氏支持者の約4分の1は本選でクリントン氏に投票しないと回答していた。この日はミシェル・オバマ大統領夫人とサンダース氏の巧みな演説で会場に一体感が芽生えたようにも見えたが、内実は違う。

 ウィスコンシン州の代議員、ラウリー・ミラーさん(56)は「ヒラリーはバーニーから当選を奪った。私は11月の本選挙でバーニーの名前を書く」。不信はもはや拭い難いレベルにまで達しているようだった。

=2016/07/27付 西日本新聞朝刊=

3535チバQ:2016/07/27(水) 19:49:14
http://www.afpbb.com/articles/-/3095257
米民主党大会、P・サイモン氏の「明日に架ける橋」で結束なるか

2016年07月26日 15:02 発信地:フィラデルフィア/米国
【7月26日 AFP】(写真追加)フォークロック界の伝説的歌手ポール・サイモン(Paul Simon)さん(74)が25日、米民主党の全国大会でサイモン&ガーファンクル(Simon and Garfunkel)の「明日に架ける橋(Bridge Over Troubled Water)」を歌い、分裂状態にある民主党員に結束を呼び掛けた。

 米ペンシルベニア(Pennsylvania)州フィラデルフィア(Philadelphia)で開催中の党大会は、党の大統領候補に指名される予定のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官と、同氏と指名候補を争った左派バーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員支持者との間の亀裂を露呈したが、そのような状況下でのサイモンさんの選曲は人々の心に訴えかけるものとなった。

 サイモンさんがアート・ガーファンクル(Art Garfunkel)さんと組んでいたサイモン&ガーファンクルが1970年に発表したこの楽曲は、困難な時期を乗り越えるために力を合わせることをテーマにしている。

 25日のサイモンさんの選曲をめぐっては、サンダース氏がサイモン&ガーファンクルの楽曲「アメリカ(America)」を自身の選挙運動で使用していたこともあり、その意味合いはより大きなものとなった。

 民主党大会ではこの他、ポップミュージック界の歌姫、レディー・ガガ(Lady Gaga)さんとケイティ・ペリー(Katy Perry)さん、R&Bグループ「ボーイズⅡメン(Boyz II Men)」なども歌声を披露する予定となっている。(c)AFP

3536とはずがたり:2016/07/27(水) 19:52:56
>トランプ氏はまた、米軍の介入による財政コストについても正しく力説している。「さまざまな人を倒すのに、われわれは4兆ドル(約424兆円)も使った。もしこの4兆ドルを米国内の道路や橋を改修するために使ったなら、はるかに暮らしが良くなっただろう」と同氏は予備選の討論会で述べている。

2016年 07月 25日 09:08 JST
コラム:トランプ外交、全てが「狂気の沙汰」ではない
http://jp.reuters.com/article/column-trump-foreign-policy-idJPKCN1020SU?sp=true

[21日 ロイター] - 米大統領選で共和党候補指名を獲得した不動産王ドナルド・トランプ氏は最近の集会で、イラクのフセイン元大統領のことを「悪いやつ」だったが、「テロリストを殺す」ことには非常に長けていたと弁護した。

共和党のライアン下院議長は、このトランプ発言とはすぐさま距離を置き、同党の主要支持者からも批判の声が上がった。

トランプ氏はこれまでの選挙戦で何度も、世界における米国の役割をめぐり、共和党の外交政策担当者の怒りを買ってきた。21日の共和党大会での候補指名受託演説では自身の考えに触れなかったが、その前日のインタビューで、北大西洋条約機構(NATO)の共同防衛に条件を付けるべきとの考えを示した。

トランプ氏の考える外交政策の一部は明らかに危険である。国境に壁を築いてその費用をメキシコに支払わせたり、イスラム教徒の米国への入国を禁止したりするとの考えは、ほぼ世界全体から米国を孤立させる。このような考えは、米国の価値を反映していないばかりか、国益を高めるものでもない。拷問を増やすことに同氏が積極的であるように思われるのは全くおぞましいことである。

しかしながら、派手で、思ったことを矢継ぎ早に口にするトランプ氏だが、長い間ワシントンで通用してきた外交政策のコンセンサスに異議を唱える重大な疑問を投げかけている。それは真剣に受け止める価値のあるものだ。

第一に、トランプ氏は、米国が「世界の警察官」であり続けることはできないと事あるごとに主張し、米国が世界で「不可欠な国」だとする民主・共和両党議員の考えに盾突いている。イラクとリビアへの介入は、トランプ氏の主張を裏付けるものだ。

米国のイラク政策によって、4万人の米軍兵士が犠牲となったほか、15万人以上のイラク国民が命を落とした。国際武装組織アルカイダが同国で台頭し、最終的には現在の過激派組織「イスラム国(IS)」の勢力拡大にもつながっている。

一方リビアでは、独裁的なカダフィ政権崩壊に向けた米軍の支援が、同国を内戦に陥らせ、強大なIS系武装勢力の出現を許した。

トランプ氏はまた、米軍の介入による財政コストについても正しく力説している。「さまざまな人を倒すのに、われわれは4兆ドル(約424兆円)も使った。もしこの4兆ドルを米国内の道路や橋を改修するために使ったなら、はるかに暮らしが良くなっただろう」と同氏は予備選の討論会で述べている。

トランプ氏は両方の点で正しい。実際、ハーバード大学の調査によると、イラクとアフガニスタンの戦争でかかった費用の合計額は4─6兆ドルで、向こう10年間に米国が必要となるインフラ整備費用とほぼ同じ額となる。

こうした状況では、米国が2001年以降に中東で何もしなければ「われわれの生活はもっとましだった」とするトランプ氏の主張はある程度、真実を物語っている。

3537とはずがたり:2016/07/27(水) 19:53:13
>>3536-3537
トランプ氏は、米国が有する世界の同盟ネットワークについても困難な疑問を呈している。選挙戦のさまざまな場面で、同氏は自身が大統領になったら、日本との同盟関係を再交渉し、サウジアラビアから石油を買うことをやめると示唆している。NATOについては「時代遅れ」だとし、「NATOは解体するかもしれないが、問題ない」とすら述べている。

同氏のこのような姿勢は外交政策の主流派の多くを激怒させているが、いくつか正当なポイントも提起している。

NATOに関して言えば、自国の国内総生産(GDP)の最低2%を防衛費に投じることを勧告しているNATOのガイドラインを、加盟国のわずか5カ国(米国を含む)しか守っていない。

日本との同盟関係にいたっては、さらに不平等と言える。日本の防衛費はGDP比でわずか1%であり、有事の場合には米国は日本を守る必要があるのに対し、日本は米国に対してその必要がない。

このことは、例えば、米国には何ら戦略的利益のない尖閣諸島(中国名:釣魚島)をめぐる中国と日本の争いに、米国が引きずり込まれる可能性が全くないわけではないことを意味している。

最後に、北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長やロシアのプーチン大統領など、米国と敵対する国の指導者との会談に、トランプ氏が前向きな姿勢を示していることをむやみに一蹴すべきではない。

北朝鮮がいかに不愉快な国であろうとも、同国が核兵器を開発し、米国防総省が認めるように、「米国にとって直接脅威となり得る核武装した長距離ミサイルの開発に従事している」ことは現実なのだ。

北朝鮮に核プログラムを放棄する意思がなくても、少なくとも金正恩氏と会談し、米国と北朝鮮の間で取引は可能かどうか見極めることが、米国の国益であることはほぼ間違いない。過去15年間、うまくいった北朝鮮政策が他にないことを踏まえると、違うことを試してみても害にはならないだろう。

対ロシアではさらに説得力が増す。プーチン氏を悪者扱いすることは聞こえはいいが、米国とロシアの利益は場合によっては一致する。核によるテロや核拡散の脅威を減らすための協力は、今後の協力関係において1つの有益な分野である。シリアにおける暴力封じ込めも、ロシアとの協力が有益となり得る一例と言えるだろう。

トランプ氏が主張していることは結局、これまでよりも限られた国益に重点を置く外交政策ということだ。だからと言って、トランプ氏の考えが必ずしも米国にとって最善の道を示しているということではない。だが、外交政策に対する従来の「ワシントンの戦略」アプローチによるプラス面とマイナス面を議論する価値は少なくともあるのではないか。

ただ残念ながら、こうしたトランプ氏の考えの一部が、必要な議論を喚起するのに役立っている一方で、その他多くは一貫性に欠け、憂慮すべきものだ。

またトランプ氏は、米国が世界で担う役割の縮小化を時に支持しながら、他方ではこうした現実的政治アプローチとは完全に矛盾することを言っている。例を挙げると、もし大統領に選出されたら、「1番の優先事項はイランとの破滅的な合意を破棄することだ」とする一方、ISと戦うためシリアに米軍3万人を派遣するとしている。こうした政策はトランプ氏を独創的な考えを持つ人というより、従来の新保守主義な共和党員のように思わせる。

しかし何はともあれ、トランプ氏が外交政策に斬新な風を吹かせるアイデアをもたらしたのは明らかだ。大統領候補としてのトランプ氏の強みが何であろうと、このような提言は真剣に検討されるに値する。

3538チバQ:2016/07/27(水) 21:56:06
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160727-00000111-mai-n_ame

<米大統領選>党内結束、民主も遠く 予備選妨害疑惑も一因

毎日新聞 7月27日(水)21時37分配信



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 【フィラデルフィア(米東部ペンシルベニア州)西田進一郎】米東部フィラデルフィアで開催中の民主党全国大会で26日、大統領候補に正式指名されたヒラリー・クリントン前国務長官(68)は、11月の本選で共和党の実業家ドナルド・トランプ氏(70)と対決する。だが両候補は自党支持者にも相当の反対勢力を抱え、順風満帆にはほど遠いのが現状だ。

 「ヒラリーは問題だらけ。(本選で)彼女に投票するか分からない」

 怒りをにじませそう話すのは、西部アイダホ州の民主党代議員、アリシア・ガルシアさんだ。クリントン氏と指名を激しく争ったバーニー・サンダース上院議員(74)を支持する。クリントン氏の指名直後、約150人の代議員たちと党大会会場のメディア用テント近くに座り込み抗議した。

 党全国大会の本来の役割の一つは、本選に向けた党内の結束のアピールだ。サンダース氏自身は25日にクリントン氏への支持を表明し有力者らも演説で結束を強調したが、サンダース氏支持者らの反応は鈍い。

 一因は、大会直前の22日に浮上した党幹部の「反サンダース策動」疑惑だ。内部告発サイト「ウィキリークス」が暴露した電子メールに、党全国委員会幹部がサンダース氏の勢いを止める方法を協議する内容などが含まれていた。デビー・ワッサーマンシュルツ委員長は辞意を表明したが、事態は収束していない。サンダース氏支持者がどれだけクリントン氏を支持するか見通せない状況だ。

 不人気なうえ党内結束に難を抱えているのは共和党のトランプ氏も同じだ。米紙ワシントン・ポストなどが6月に実施した世論調査では、米国人の70%がトランプ氏に否定的で、クリントン氏の55%を上回った。

 共和党全国大会(18〜21日)には、ブッシュ前大統領一家ら重鎮が欠席。最後まで指名を争ったテッド・クルーズ上院議員は、20日の応援演説ですらトランプ氏への支持を表明せず、確執の根深さを印象づけた。

 自陣営のマイナス要因を覆い隠すため、両氏とも既に相手候補への厳しい攻撃の応酬を行っている。トランプ氏は、クリントン氏を「既得権益層」と批判。21日の指名受諾演説でも、大企業や主要メディアらの「操り人形だ」と指弾した。クリントン氏は演説でトランプ氏の暴言などに触れ「大統領の資格がない」と非難し資質問題で攻める。

 支持率ではクリントン氏が6月下旬以降、複数の世論調査で5ポイント前後先行していた。しかし、共和党全国大会の期間中や直後の結果では、トランプ氏が急激に支持率を伸ばし、わずかながら逆転したものが多い。両者のつばぜり合いは、当面続きそうだ。

3539チバQ:2016/07/27(水) 23:01:38
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1607270019.html
【米大統領選】クリントン氏「ガラスの天井」を破れるか 夫は“自虐”ネタで妻持ち上げる
20:29産経新聞

 米二大政党で女性として初めて大統領候補に指名された民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)が、オバマ米大統領に敗れた8年前の雪辱を果たした。11月の本選に向け、女性の昇進を阻む「ガラスの天井」を打ち破る最後の戦いが始まった。

 会場の大型モニターに歴代大統領が順に映し出された。もちろん男性ばかりで、ガラスが割れると、中継でクリントン氏が現れるという趣向だった。

 「ガラスの天井に最も大きいひびを入れられたなんて信じられない。これは皆さんの勝利です」と、クリントン氏は述べた。

 2008年6月。クリントン氏は「最も高くて最も硬いガラスの天井を砕くことはできなかったが、1800万のひびを入れることができた」と、投票した有権者に感謝の言葉を残して指名争いから撤退した。

 その後、オバマ氏に請われて国務長官に就き、歴代最高の112カ国を訪問。昨秋には米議会の公聴会で、在任中に起きたリビア・ベンガジ米領事館襲撃事件や私用メール問題に関する11時間の質問攻めを乗り切った。ファーストレディーとして過ごしたホワイトハウスに大統領として帰るための試練だった。

 「ヒラリーは私たちを一緒により強くしてくれる。彼女を選んでください」

 夫のビル・クリントン元大統領(69)は大会の演説でこう訴えた。共和党候補の不動産王、ドナルド・トランプ氏(70)が差別するイスラム教徒やヒスパニック(中南米系)に「未来」を約束すると、代議員は「変革者」と書かれた紙を手に喝采した。

 米史上初の「ファースト・ジェントルマン」となる可能性がある元大統領は、妻の予備選・党員集会を全面的に応援してきた。ホワイトハウス実習生との「不適切な関係」で物議を醸した元大統領だが、景気を回復させた実績から人気は高い。演説ではアーカンソー州知事時代に「間違ったクリントンを当選させてしまった」といわれたとの逸話を紹介、妻を売り込んだ。

 ガラスの天井を破り、青空が見えたときに初めてヒラリー・クリントン氏の戦いは歴史に刻まれる。

 「女性が投票できるようになってから100年近くがたち、皆さんは歴史を作りました。11月に再び歴史を作るのです」。応援に駆けつけた女優のメリル・ストリープさんが代議員に呼び掛けた。(フィラデルフィア 加納宏幸)

3540チバQ:2016/07/28(木) 15:51:28
http://mainichi.jp/articles/20160728/ddm/007/030/083000c

米国の選択
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16年大統領選 社会変革、性別関係なし クリントン氏、挑戦の原点 出身地イリノイたどる



毎日新聞2016年7月28日 東京朝刊

【パークリッジ(米中西部イリノイ州)で長野宏美】米国史上初の女性大統領を目指すヒラリー・クリントン前国務長官(68)が26日、民主党候補に正式指名された。弁護士、上院議員、国務長官と華麗な経歴を持ち、大統領予備選は2度目の挑戦で今回の地位を射止めた。女性の昇進を阻む「ガラスの天井」を砕こうと挑み続けるクリントン氏。その原点を探ろうと、出身地の中西部イリノイ州を訪ねた。


 「誰もやったことがないなら私がやろう、と考えるのがヒラリーだった」。シカゴ郊外パークリッジの高校で同級生だったジュディ・オスグッドさん(69)は振り返る。






クリントン夫妻(中央)とクリントン氏の同級生ら=1992年撮影、アーネスト・リケッツさん提供

 クリントン氏は1947年、イリノイ州シカゴで衣料品店を営む父と専業主婦の母の間に、3人姉弟の長女として誕生。3歳のとき引っ越したパークリッジで高校卒業まで育つ。「男は仕事、女は家庭の時代。女性の機会は今より限られていた」とオスグッドさん。男女の役割に違いがあることを当たり前に受け止め、大半の女性は「壁」があることにさえ気づかなかった。

 クリントン氏は高校3年の時、級長に立候補。当時は級長は男子、副級長は女子が務めるのが当然だった。結局は男子候補に選挙で敗れたが、「良い仕事をするのに性別は関係ないとヒラリーは分かっていた」という。







 クリントン氏は、壁を壊そうと力むのではなく、「なぜダメなの?」と軽やかに挑んだという。オスグッドさんは女性の仕事として一般的な小学校教師を選んだが、クリントン氏は弁護士になって男性社会に飛び込んだ。

 男性社会への女性の「侵入」を快く思わない人は、今も多い。性別は変えられないが、社会は変えられる。「そう考えるのがヒラリーって人よ」






クリントン氏の友人のアーネスト・リケッツさん(右)とジュディ・オスグッドさん=米中西部イリノイ州で、長野宏美撮影

 政治家としてクリントン氏のもう一つの特徴は、黒人や中南米系などマイノリティーに支持者が多いことだ。

 パークリッジは比較的裕福な白人が圧倒的に多い地域。小学校から高校まで一緒だったアーネスト・リケッツさん(69)によると、「多様性がないシェルターのような環境の中、教会の牧師の影響で視野を広げた」と言う。ドン・ジョーンズというその若き牧師は「信仰だけでは十分でない」と主張し、教会に通う子供らに社会問題に関心を向けさせた。







 人種差別撤廃をうたう公民権法が成立する2年前。14歳のクリントン氏は友人らと一緒に、黒人の人権活動家、マーティン・ルーサー・キング牧師の演説を聴きに行った。テレビは5チャンネルしかなく、限られた情報しかない時代に、こうした経験は貴重だった。

 クリントン氏は大統領予備選で、小規模な対話集会を重ねる。「他者の声を聞き、常に進化する。彼女は(選挙戦を)リスニングツアーと呼んでいる」

 長年、公職の表舞台に立つクリントン氏。世論調査で好感度が低く、「うそつき」「冷たい」などと批判を受ける。だが今も電子メールのやり取りを続けるオスグッドさんとリケッツさんは声をそろえる。「ヒラリーはこの町にいた当時の良さを失っていない」

3541チバQ:2016/07/28(木) 17:15:21
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072800634&amp;g=int

伴走者は楽天家ケーン氏=TPP推進、リベラル派に反発も-米民主党













27日、米フィラデルフィアで開かれた民主党大会で、聴衆に応える副大統領候補のケーン上院議員(AFP=時事)

 【フィラデルフィア時事】米民主党全国大会3日目の27日、副大統領候補にティム・ケーン上院議員(58)が指名された。ハーモニカが得意な、自他ともに認める「楽天家」。大統領選の激戦州とされるバージニア州選出で、手堅い選択と評価される一方、環太平洋連携協定(TPP)推進派で、党内のリベラル派には反発もある。
 「トランプを信じるか。これまでの実績を考えれば、信じない方が身のためだ」。ケーン氏は27日の指名受諾演説で、共和党大統領候補の実業家ドナルド・トランプ氏(70)を舌鋒(ぜっぽう)鋭く批判し、大統領候補の「ランニングメート(伴走者)」に期待される「猛犬」の役割を果たしてみせた。
 ケーン氏は1958年2月26日、ミネソタ州で鉄工所を営む両親の下に生まれた。ミズーリ大を3年で卒業後、ハーバード大ロースクールに進学。1年間休学し、カトリックの伝道師として中米ホンジュラスで溶接などを教えた。流ちょうなスペイン語を話すのは、この時の経験のためだ。
 ロースクール修了後は人権派弁護士となり、人種や障害を理由にアパートなどへの入居を断られる人々を弁護。バージニア州の州都リッチモンド市長を足掛かりに、同州知事、民主党全国委員長、上院議員と政界の階段を駆け上がった。
 23日のお披露目集会で「多くの人は私の名前を聞くのも初めて」と冗談を飛ばしたように、全米での知名度はそれほど高くない。それでも抜てきされた背景には、豊富な経験やオバマ大統領の推薦に加え、銃規制への姿勢もあったようだ。
 知事時代の2007年4月、貿易使節として日本を訪れたケーン氏は、ホテルの部屋に入って眠ろうとすると突然のノックに起こされた。30人以上が死亡したバージニア工科大学銃乱射事件の一報だった。「空港へ連れて行ってくれ。最初の飛行機に乗る」と指示し、すぐ米国に引き返した。以来、強硬な銃規制論者だ。
 ただ、知事時代に企業から高額の贈り物を受け取っていたことが明らかになっている。TPPに加え、金融業界への規制緩和を進めてきた経緯があり、リベラル派には不信感も強い。(2016/07/28-15:58)

3542チバQ:2016/07/28(木) 17:16:02
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072700744&amp;g=int

スターが続々登壇=共和党と対照的-米民主党大会













25日、米ペンシルベニア州フィラデルフィアで開かれた民主党全国大会で熱唱するボーカルグループ「ボーイズ・ツー・メン」(EPA=時事)

 【フィラデルフィア時事】米ペンシルベニア州フィラデルフィアで開催中の民主党全国大会では、スターが続々と壇上に上がり、大統領候補に指名されたヒラリー・クリントン前国務長官(68)の応援演説を行った。多くの芸能人が登壇を断った共和党大会とは対照的だ。
 2日目の26日は女優のメリル・ストリープさんが演説に立ち、「皆さんは11月の大統領選で歴史をつくる。ヒラリーは私たちの初めての女性大統領になる」と訴えた。
 初日は映画「アナと雪の女王」の主題歌で知られる人気歌手デミ・ロバートさんが「クリントン氏を次の大統領にしよう」と強調。ボーカルグループ「ボーイズ・ツー・メン」が熱唱し、シンガー・ソングライターのポール・サイモンさんが「明日に架ける橋」を歌い、党の結束を呼び掛けた。
 米メディアによると、スターが参加するのはクリントン氏を応援する大会だけではない。クリントン氏は共和党候補の実業家ドナルド・トランプ氏(70)より危険だと語る女優スーザン・サランドンさんら、会場周辺での集会に参加する著名人もおり、スターの意見も一様ではないことをうかがわせた。(2016/07/27-17:35)

3543チバQ:2016/07/29(金) 22:10:46
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1607290044.html
【米大統領選】フロリダなど3州が鍵 クリントン氏vsトランプ氏、決戦の行方は
21:24産経新聞

 【フィラデルフィア=加納宏幸】米大統領選の本選で、民主党のヒラリー・クリントン候補(68)は支持動向の予測が難しい共和党のドナルド・トランプ候補(70)を相手に、難しい戦いを強いられる。フロリダやオハイオなどの「激戦州」に加え、共和党が強い「レッド・ステート」(赤い州)、民主党が強い「ブルー・ステート」(青い州)という双方のシンボルカラーで呼ばれる州も争奪戦の対象になりそうだ。

 「トランプ氏は『米国第一』というが、彼が手がけるネクタイはコロラド州ではなく中国、スーツはミシガン州ではなくメキシコ、家具はオハイオ州ではなくトルコで作られている」

 クリントン氏は28日の指名受諾演説で、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)などの自由貿易協定を「米国の雇用を奪う」と批判するトランプ氏を揶揄(やゆ)した。名前を挙げたのは、両候補が激しく奪い合うことになる州。演説では、共和党支持者や無党派層にも支持を訴えた。

 11月の本選は50州と首都ワシントンに割り振られた選挙人計538人の過半数270人の獲得を争う。基本的に各州の選挙人を一般投票の勝者が総取りする。米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の選挙人予測(25日現在)はクリントン氏202人、トランプ氏164人。

 クリントン陣営の選対幹部、ロビー・ムーク氏はフロリダ(29人)、ペンシルベニア(20人)、ノースカロライナ(15人)を重点州に挙げる。1996年以来、共和党が勝ち続けているジョージア州(16人)もヒスパニック(中南米系)が急増しており、陣営は獲得に力を入れている。

 クリントン陣営にとって特に重要なのが、キューバ系が多く、共和党支持の傾向が根強い大票田、フロリダ州だ。製造業が強いオハイオ、ペンシルベニア両州の白人中間層は自由貿易協定への不満からトランプ氏に流れる可能性があり、中西部の鉄工所経営の家庭に育った副大統領候補のティム・ケーン上院議員(58)を使い、てこ入れを図る。

 最新の世論調査によると、トランプ氏はフロリダ州でクリントン氏と互角だが、ペンシルベニア、オハイオ、ノースカロライナ各州ではやや劣勢にある。そのため、白人労働者への浸透を強めるとともに、クリントン氏に不満を持つバーニー・サンダース上院議員(74)の支持者に働きかけ、ニューヨークなどの「青い州」の奪取を目指そうとしている。

3544チバQ:2016/07/29(金) 22:11:12
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1607290043.html
【米大統領選】愛娘同士は親友だった チェルシーさんとイバンカさん、好感度低い親をフォロー
21:19産経新聞

 【マイアミ=上塚真由】米大統領選の共和、民主両党の全国大会では、候補の家族らの“活躍”が目立った。米国で抜群の知名度を誇るクリントン一家は、女性初の大統領を目指すクリントン氏の優しい母親としての一面を懸命にアピール。一方の共和党も、過激な発言で物議をかもすトランプ氏を、4人の子供たちが「偉大な父親」などと持ち上げた。好感度の低い両候補の弱点克服に、家族が一躍買っている。

 「人生で何が起きようと、いつも私のそばにいてくれた」。28日のクリントン氏の受諾演説前に登壇した一人娘のチェルシーさん(36)はこう語り、クリントン氏の野心的なキャリアウーマンというイメージの払拭に努めた。

 10代の多感な時期をホワイトハウスで過ごしたチェルシーさん。演説では、多忙なクリントン氏がわずかな時間を割いて、2歳になるチェルシーさんの娘とビデオ通話で交流することを楽しんでいると明かし、「母は思いやりや信念、優しさ、猛烈な正義感、愛で満ちあふれた心によって動かされている女性」とクリントン氏をたたえた。

 一方の共和党全国大会では、トランプ氏の長女で元モデルのイバンカさん(34)が存在感を放った。イバンカさんは男女間の賃金格差解消のため「父親と一緒に私も戦う」と女性の有権者に訴えた。

 親は政敵だが、チェルシーさんとイバンカさんは親友。年齢が近く、それぞれ2人と3人の子供を持つ。マンハッタンの高級アパートに住み、チェルシーさんが慈善団体「クリントン財団」、イバンカさんは不動産会社と“家業”を継いでいることも同じだ。

 2人とも身重だった昨年から精力的に選挙活動に参加。米紙は、チェルシーさんを「クリントン氏の“ファーストレディー”の役割を担う」(ウォールストリート・ジャーナル)、イバンカさんを「トランプ氏が意見を聞き入れる少ない人物の一人」(ニューヨーク・タイムズ)と紹介し、親が大統領に就任した場合も、重要な役割を担うと指摘している。

3545チバQ:2016/07/29(金) 22:12:08
http://news.goo.ne.jp/article/newsweek/world/newsweek-E174606.html
オールスター勢ぞろいの民主党大会、それでも亀裂は埋まらない
16:00ニューズウィーク日本版

<オバマとミシェル夫人、夫ビルなど民主党のオールスターが結集してヒラリーを支援した党大会。しかし「反エスタブリッシュメント」を掲げる党内左派と中道派の間にできた亀裂は、簡単には埋まりそうにない>

 先週の共和党大会に続いて、今週は民主党大会がフィラデルフィアで開催された。その日程は共和党大会と同じで、月曜から木曜までの4日間。2日目に各州の投票(ロール・コール)を行って候補を正式指名し、最終日には候補自身が「受諾演説」を行うといった手順も同じだ。

 ちなみに、初日からドナルド・トランプ候補自身が登場した共和党大会と違って、民主党大会ではヒラリー・クリントン候補は初日と2日目には姿を見せず、3日目になって「チラッ」と登場したのだが、これはむしろヒラリーの方が「伝統」に即している。初日から出てきては「ありがたみ」がないわけで、過去にも同じような演出は両党で採用されてきた。

 しかし問題は中身だ。ブッシュ父子をはじめ、ロムニー前大統領候補、マケイン元大統領候補など党の重鎮が欠席した一方で、トランプの妻と4人の子供がスピーチに立つなど、トランプの内輪の人間ばかりが目立った共和党大会に比べると、民主党大会はそれこそ党の要人が勢揃いして、その「オールスター・ラインナップ」を誇示するかのようだった。

【参考記事】大荒れの民主党大会で会場を鎮めたミシェルのスピーチ

 まず初日には、大統領夫人のミシェル・オバマが登壇した。8年間ファースト・レディーとして国民的な人気を集めてきたミシェル夫人は、猛烈なカリスマ性をもって聴衆を魅了した。

 例えば、「奴隷たちが建てたこのホワイトハウスに寝起きする私は、その前庭で私の娘たちが遊ぶのを見てきました。そしてその娘たちは、今度は女性が大統領になる時代に生きるのです」。ほんの短いこれだけの文章に、奴隷解放と人種融和、そして女性の権利の拡大へと歩んできたアメリカの歴史を凝縮させて見せ、そして民主党の団結を説いたのだ。

 またバーニー・サンダース候補は、自分の支持者が「敗北を認めず、ヒラリーを支持しない」という不穏な空気を引きずる中で初日に登場し、「自分たちの政策をヒラリー陣営にのませた」ことで「政治的革命は成功しつつある」と述べて、懸命に支持者たちに団結を訴えた。サンダースに近いと言われるエリザベス・ウォーレン上院議員もこの日に登壇し、ヒラリー支持を訴えた。

 2日目にはヒラリーの夫ビル・クリントンが登場。もともと天才的にスピーチの上手なこの大衆政治家が、その健在ぶりを見せつけるようなパフォーマンスだった。「1971年の春。私は1人の女性に出逢いました」から始まるヒラリーとの青春の思い出、そしてプロポーズを2度断られた話から、結婚後の苦労話や子育てといったヒラリーと自分とのパーソナルなエピソードをふんだんに盛り込みながら、最後は政治的なメッセージを強く訴えた。

 さらに3日目の顔ぶれは、超豪華としか言いようのないもので、バイデン副大統領、ブルームバーグ元NY市長、ティム・ケーン副大統領候補と、これだけでも「お腹一杯」のメンバーに加え、最後にバラク・オバマ大統領が登場して場内の興奮は最高潮となった。この中では、ブルームバーグが「非民主党員・無所属」という異色の立番で登場し、厳しいトランプ批判を繰り広げる一方、サンダース支持者に対しては「民間セクターを毛嫌いしても何も生まれない」と「注意」する一幕もあった。

3546名無しさん:2016/07/29(金) 22:12:27
 オバマ大統領の演説は、40分に渡る力強いものだった。「2008年の予備選は厳しい戦いだった」とヒラリーと争った時代を懐かしみ、そして国務長官時代の彼女の功績を讃えた。決め台詞である「Yes, we can!」まで持ち出し、場内を大いに盛り上げた。演説が終わるとヒラリーが登壇し、2人は一緒に大喝采を浴びた。

 いよいよ最終日の4日目、娘のチェルシーの紹介でヒラリーが登場し、約1時間にわたって「指名受諾演説」を行った。自身の生い立ちをたどりながら、同時にアメリカの建国の理念に立ち返って「妥協による団結」を訴える力強いスピーチだった。演説後に舞う紙吹雪と風船は、前週の共和党大会と同じだったが、参加者の熱気は明らかに高かった。

 表面的は大いに盛り上がった民主党大会だが、その一方で開催中ずっと不協和音が続いていたのも事実だ。サンダース支持者を中心とした党内左派は、何かにつけてブーイングしたり、「Bernie or Bust」(「バーニーでなければ、全部ぶち壊す」という意味)と叫んだりしていた。

【参考記事】常軌を逸したトランプ「ロシアハッキング」発言の背景

 こうした民主党左派と中道の間には、まず格差という亀裂があり、そして軍事外交をめぐる亀裂もある。例えば、3日目に登壇したレオン・パネッタ国防長官は、ヒラリーの政策ブレーンの1人だが、サンダース支持者からは「No more war!(戦争はゴメンだ)」という野次が絶えなかった。本来リベラルであるパネッタは、粘り強く野次のやむのを待っていたが、さすがに困惑を隠せない表情だった。

 党内の亀裂が修復できなければ、結局はトランプを利することになるのは、サンダース支持者もよくわかっている。だが、それでも「ヒラリーが嫌い」だと言って、若者の一部には「サンダースでないのなら、トランプに入れる」という声が残っている。彼らは「オールスター」による党大会の盛り上がりに対しても、「エスタブリッシュメント(支配階層)」の権力誇示を見る思いがするらしく冷ややかなのだ。

 その根底には、社会価値観の「フロンティア消滅」という問題がある。以前の民主党は、中道と左派が経済や外交の政策では割れていても「同性婚」や「女性の選択の自由(中絶問題)」などで強硬姿勢を取る共和党に対して団結することができた。だがこの2つの問題は、時代の変化と最高裁の確定判決によって国民的な合意ができ、ある意味で「過去の問題」になったのだ。

 つまり民主党は、価値観の根幹の部分で連携して共和党の保守思想に対抗する「必要性が少なく」なっている。残るは銃規制だが、この点になると、例えばサンダースが「隠れ銃容認」であるように、地域特性が出てきてしまって党内の団結は難しい。そう考えると、中道現実派と左派との間の距離感は民主党内で当面続くと見て良いだろう。問題は、この亀裂が11月の投票行動にどう影響するかで、そこは9月以降の2人の候補のテレビ討論など、今後の選挙戦で大きな注目点になる。

<ニューストピックス:【2016米大統領選】最新現地リポート>

≪筆者・冷泉彰彦氏の連載コラム「プリンストン発 日本/アメリカ新時代」≫

冷泉彰彦(在米ジャーナリスト)

3547名無しさん:2016/07/30(土) 15:46:18
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072700854&amp;g=pol
「同盟重視」の路線評価=クリントン氏指名、TPPで不安も-日本政府

 米大統領選の民主党候補に指名されたヒラリー・クリントン前国務長官が打ち出した政策綱領について日本政府は、「同盟重視」路線の継続を示すものとして歓迎している。ただ、環太平洋連携協定(TPP)については依然否定的な姿勢をにじませているのは不安材料。日本側は、オバマ政権のうちの米議会承認を目指し、働き掛けを強める方針だ。
 菅義偉官房長官は27日の記者会見で「次の大統領にどなたがなろうとも、日米同盟は基軸だ」と述べ、候補者への言及を避けた。
 ただ、日本側に「『クリントン大統領』なら、日米関係は大きく変わらない」との期待感があるのは事実。民主党が25日に採択した政策綱領は「日本への歴史的な関与を続ける」と記述、同盟の負担増を日本に求める共和党候補・トランプ氏との違いを明確にした。アウトサイダーのトランプ氏と異なり、既存の人脈を活用して日本側の考えを政権中枢に伝えやすいことも、メリットと言えそうだ。
 一方、安倍政権が重視するTPPについて、政策綱領は賛否に直接言及しなかったものの、「雇用を支えず、賃金を上昇させず、安全保障を改善しない貿易協定には反対する」と明記。クリントン氏は国務長官時代にTPPを推進したが、雇用などの条件が満たされていないとして最近は「再交渉」の可能性に言及している。
 日本政府内では「選挙向け」と捉える向きがあり、関係者の一人は「クリントン氏もオバマ政権で決めてもらうのが一番いいと思っている」と指摘する。
 政府は9月召集の臨時国会でTPP承認を急いだ上で、米国に対しても11月8日の大統領選後、新大統領が就任する来年1月までの議会承認を求めていく戦略。菅長官も会見で「現職の大統領が本年中の議会通過に向けて取り組んでいると承知している」と強調した。 (2016/07/27-19:17)

3548チバQ:2016/07/31(日) 01:16:06
http://www.sankei.com/world/news/160730/wor1607300037-n1.html
2016.7.30 18:03
【米大統領選】
正副大統領候補の“チケット” 強みと弱みは? 民主は女性・マイノリティーに強し 共和は男性と白人票取り込む



 米民主党の正副大統領候補の指名が出そろい、実質的に大統領選の火蓋が切られた。民主党はヒラリー・クリントン前国務長官とティム・ケーン上院議員、共和党は“異端児”のドナルド・トランプ氏とインディアナ州知事マイク・ペンス氏。正副大統領の「チケット(組み合わせ)」は、今後の戦いを左右する重要な意味がある。(フィラデルフィア 青木伸行)

 全米の有権者を対象にしたCNNテレビの最新世論調査によると、「クリントン=ケーン」対「トランプ=ペンス」の構図では、45%対48%でトランプ組が若干リードしている。

 ただ、ケーン、ペンス両氏をそれぞれ知らない有権者がともに約4割にのぼっており、まずは人物像や政治信条などを周知させることが焦眉の急のようだ。

 初の女性大統領を目指すクリントン氏の強みの一つが、女性であることは言うまでもない。女性有権者の間で不人気なトランプ氏は、クリントン氏に27ポイントリードされている。ペンス氏の女性への訴求効果は見込めず、メラニア夫人と娘のイバンカさんの“援護射撃”に頼るほかなさそうだ。

 逆に、トランプ氏は男性と白人層の間で、クリントン氏をそれぞれ10ポイント以上リードしており、クリントン氏の弱点となっている。

 白人ではあるが、カトリック教会のイエズス会宣教師として中米ホンジュラスで活動した経験があり、流(りゅう)暢(ちょう)なスペイン語を話すケーン氏の存在は、民主党の伝統的な支持基盤であるマイノリティー(人種的少数派)のテコ入れに有効だ。

 共和党内にはトランプ氏が、副大統領候補にマイノリティーや女性を選ばなかったことを、「失策だ」と指摘する向きもある。白人のペンス氏との組み合わせはしかし、支持層の中核である白人有権者の支持を強化するだろう。

 穏健派のケーン氏は、無党派層の支持も吸収し得ると期待されているが、不透明だ。バーニー・サンダース上院議員を支持してきたリベラル層に対する吸引力は、極めて弱い。

 両陣営ともに弱点を克服する決定打を欠いている。特にクリントン氏にはリベラル派、トランプ氏には穏健派の最大限の糾合が課題で、無党派層の奪い合いも熾烈(しれつ)を極めそうだ。

3549チバQ:2016/07/31(日) 01:19:34
http://www.sankei.com/world/news/160730/wor1607300018-n1.html
2016.7.30 11:02
【米大統領選】
クリントン氏が激戦州のバスツアーを開始 トランプ氏が描く国の未来は「暗闇」と批判 対決色前面に
 米民主党大統領候補のクリントン氏は29日、ケーン副大統領候補と共に大統領選の激戦州を回る3日間のバスツアーを開始、党大会が開かれた東部ペンシルベニア州フィラデルフィアを出発した。

 クリントン氏はフィラデルフィアの集会で「今から私たちの目指す米国の将来に向けて闘わなければならない」と気を引き締め、共和党候補トランプ氏が描く未来像を「暗闇の中の国家」と強く批判し、対決色を前面に打ち出した。

 クリントン氏は29、30日に同州を回った後、31日に中西部オハイオ州で演説。オハイオは激戦州の代表格で、トランプ陣営からも29日にペンス副大統領候補が入る。

 一方、トランプ氏は29日、やはり激戦州の西部コロラドに入った。私用メール問題を抱えるクリントン氏を「投獄しろ」と叫ぶ支持者らを前に、クリントン氏が信用できない人物だと訴え続けると強調した。(共同)

3550チバQ:2016/07/31(日) 16:50:46
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160731X032.html
戦死者両親に批判的発言=党派問わず非難の声―トランプ氏

14:34時事通信


 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補、実業家ドナルド・トランプ氏(70)は30日、米陸軍大尉だった息子をイラクで亡くした両親に批判的なコメントをした。この発言に対しては党派を問わず非難の声が出ており、支持率に影響する可能性もある。

 トランプ氏が矛先を向けたのはパキスタン移民でイスラム教徒のカーンさん夫妻。先の民主党大会で演説した夫のキズルさんは息子の死について語った後、「あなたは憲法を読んだことがあるか。喜んで私の憲法冊子を貸そう」とトランプ氏の移民排斥の姿勢に疑問を投げ掛け、大歓声を浴びた。

 この発言について30日のインタビューで問われたトランプ氏は、仕掛け人がいると言わんばかりに「誰が書いたのか。スピーチライターが書いたのか」と指摘。壇上に立ちながら演説しなかった妻のガザラさんにも触れ、「彼女は何も言わなかった。恐らく発言を許されていなかったんだろう」と話した。

3551チバQ:2016/08/01(月) 22:30:13
http://www.sankei.com/world/news/160801/wor1608010023-n1.html
2016.8.1 21:21
【米大統領選】
トランプ氏がイスラム教徒の戦没者遺族を「侮辱」 身内からも批判
 【ワシントン=加納宏幸】米共和党大統領候補の不動産王、ドナルド・トランプ氏(70)が7月31日、戦死したイスラム教徒の米軍人の遺族を侮辱したとして批判された。共和党幹部もトランプ氏に対する不快感の表明が相次ぎ、陣営は釈明を迫られた。米軍最高司令官になる資質に関わるだけに、11月の本選にも影響を与えそうだ。

 遺族は、2004年にイラクで自爆テロにあって戦死したフマユン・カーン陸軍大尉の父でパキスタン出身のキズル・カーン氏。

 民主党大統領候補にヒラリー・クリントン前国務長官(68)を指名した同党全国大会に7月28日、妻と登壇し、イスラム教徒の入国禁止を主張するトランプ氏に「米国憲法を読んだことがあるのか」「(戦没者が眠る)アーリントン国立墓地を訪れたことがあるか」などと問いかけた。

 トランプ氏は31日、ツイッターで「カーン氏から敵意をもって攻撃されたが、反応してはいけないのか。イラク戦争(開戦決議)に賛成したのはクリントン氏で、私ではない」と反論。米メディアでは「クリントン氏のスピーチライターが原稿を書いたのではないか」とも発言した。

 カーン氏は31日のCNNテレビ番組でトランプ氏を「黒い魂を持っている。指導者には到底ふさわしくない」と批判し、共和党幹部に同氏への支持撤回を要求。クリントン氏もカーン氏に同調し、同党に「党派よりも国家(への忠誠)を取るべきだ」と訴えた。

 共和党のライアン下院議長は31日、声明を発表し、カーン大尉を含む多くのイスラム教徒の米軍人による献身をたたえ、宗教を理由に入国を禁止するような主張を「拒否する」とした。同党のマコネル上院院内総務も入国禁止は「米国の価値に反する」と指摘した。

 トランプ氏への批判の高まりを受け、共和党副大統領候補のペンス・インディアナ州知事は31日夜、「カーン大尉は英雄であり、すべての米国人が遺族を大事にすべきだ」とする声明を発表した。ただ、テロに関与した国からイスラム教徒を入国禁止にするとの主張は変えなかった。

3552チバQ:2016/08/01(月) 23:51:14
http://www.afpbb.com/articles/-/3095777
米海軍、同性愛者活動家H・ミルク氏の名を艦船に
2016年07月30日 19:39 発信地:ワシントンD.C./米国

政治
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米海軍、同性愛者活動家H・ミルク氏の名を艦船に 米首都ワシントンで行われた「ハーベイ・ミルク・フォーエバー」切手のお披露目式典(2014年5月22日撮影、資料写真)。(c)AFP/JIM WATSON
【7月30日 AFP】米海軍当局者は29日、1978年に暗殺された同性愛者の権利活動家でサンフランシスコ(San Francisco)の政治家でもあったハーベイ・ミルク(Harvey Milk)氏の名を取って、新しい給油艦をハーベイ・ミルク(USNS Harvey Milk)と命名すると明らかにした。

 ミルク氏は同性愛者に対する差別をなくすために尽力し、「同性愛者のマーティン・ルーサー・キング(Martin Luther King Jr.)牧師」という愛称で呼ばれた。選挙でサンフランシスコ管理委員会のメンバーに選ばれ、同性愛者として初めて米国で公職に就いたが、その1年後に殺害された。

 海軍の軍人の家系に生まれたミルク氏は、朝鮮戦争(Korean War)に海軍の潜水士官として従軍した。艦船接頭辞「USNS」は、この船は軍艦ではなく、民間人の乗組員によって運用されることが多い海軍を支援する艦船であることを示している。(c)AFP

3553チバQ:2016/08/02(火) 19:04:53
http://www.sankei.com/world/news/160802/wor1608020022-n1.html
2016.8.2 16:43更新

【米大統領選】
トランプ氏がかかとの「軽症」でベトナム戦争徴兵免除、大統領の資質問う声も
 米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は1日、米大統領選共和党候補の実業家トランプ氏がベトナム戦争中の1960年代後半、かかとに生じた骨の損傷を理由に徴兵を免除されていたと報じた。徴兵逃れを示す証拠はないが、深刻な病気だった様子もない。

 トランプ氏は、米陸軍大尉だった次男(27)=当時=をイラクで亡くした夫婦を中傷したとして批判を浴びている。詳しい実態が明らかになれば、大統領としての資質を問う声が出てくる可能性もある。

 同紙によると、トランプ氏はベトナム戦争中、計5回徴兵を延期された。うち68年に大学を卒業した際には、かかとの骨の損傷を訴えた。トランプ氏は医師から診断書をもらったと明らかにしている。だが、痛みについて「一時的で、軽症」だったと説明し、診断書を書いた医師の名前は覚えていないと主張。同紙は医師の診断書を見せるよう求めたが、トランプ氏側は応じていない。(共同)

3554チバQ:2016/08/02(火) 19:53:05
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080200071&amp;g=int

クリントン氏、再びリード=党大会効果大きく-米大統領選

 【ワシントン時事】米CBSテレビが1日発表した世論調査によると、大統領選に向けた支持率で共和党候補の実業家ドナルド・トランプ氏(70)と並んでいたヒラリー・クリントン前国務長官(68)が、7月25〜28日の民主党全国大会を挟んで再びリードを広げた。


【図解】クリントン氏とトランプ氏の政策比較

 同14日発表の調査は両候補とも40%で横一線。同18〜21日の共和党大会後も42%で並んでいたが、民主党大会後はクリントン氏46%、トランプ氏39%と、クリントン氏が一歩先行した。トランプ氏よりクリントン氏の方が党大会の効果が大きかったことがうかがえる。
 民主党大会をきっかけにクリントン氏の大きな課題である好感度も改善。クリントン氏を「好ましい」とみる人は5ポイント増の36%、「好ましくない」は6ポイント減の50%だった。
 1日発表のCNNテレビの調査でも、クリントン氏は民主党大会の前後で支持率を45%から52%に伸ばし、トランプ氏は48%から43%に減らした。(2016/08/02-08:12)

3555チバQ:2016/08/03(水) 23:26:23
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160803k0000e030242000c.html
<米共和党>トランプ氏「ライアン下院議長ら支持せず」
12:32毎日新聞

 ◇重鎮のマケイン上院議員についても

 【ワシントン西田進一郎】米共和党大統領候補の実業家ドナルド・トランプ氏(70)は2日、米紙ワシントン・ポストのインタビューで、11月の上下両院選で改選を迎えるライアン下院議長と重鎮のマケイン上院議員への支持表明を拒否した。両氏は、トランプ氏がイラクで戦死したイスラム教徒の米兵の親を批判したことを非難しており、党内亀裂の深刻さが改めて浮き彫りになっている。

 ライアン、マケイン両氏は今月、選挙区ごとに行われる同党内の候補者選びに臨む。トランプ氏は、ライアン氏の対立候補を称賛すると同時に、「我々には非常に強い指導力が必要だ」と答え、ライアン氏への支持表明を拒んだ。マケイン氏については「彼が(同じ)退役軍人のためにもっと良い仕事をすべきだったと感じてきた」とし、これまで同様に支持する考えはないとの考えを示した。

 トランプ氏の米兵の親への批判について、ライアン氏は「犠牲はいつもたたえられるべきだ」とくぎを刺し、マケイン氏は「(共和党はトランプ氏に)大統領候補の党指名を与えたが、最も模範的な国民を際限なく傷つける権限まで与えたわけではない」などと非難していた。

3556チバQ:2016/08/03(水) 23:27:44
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJ832PX4J83UHBI00F.html
トランプ氏、共和重鎮に揺さぶり 再選を「支持せず」
11:12朝日新聞

 米大統領選の共和党候補トランプ氏が2日、いずれも11月の連邦議会選挙で再選をめざす同党のライアン下院議長と重鎮マケイン上院軍事委員長について、現時点では支持しない考えを示した。トランプ氏の言動に苦言を呈してきた同党有力者2人に、トランプ氏が揺さぶりをかけた格好だ。

 ワシントン・ポスト紙のインタビューに答えた。同紙によると、トランプ氏は来週予備選を迎えるライアン氏について問われると、現時点では立場を熟考中で支持表明の「段階にまだ至っていない」と発言。さらに予備選でライアン氏と争うライバル候補の選挙戦をほめたという。

 また、月内に予備選を迎えるマケイン氏についても、トランプ氏は働きぶりに不満を並べ、「私は支持していない」と述べた。7月の党大会を経ても同党の分断が修復できていない現状が浮き彫りになった。

 ライアン、マケイン両氏は党の大統領候補になったトランプ氏の支持を表明した。しかし、トランプ氏が戦死したイスラム教徒の米兵の両親を侮辱した問題では、マケイン氏は明確に批判。ライアン氏も暗に批判する声明を出していた。(ニューヨーク=金成隆一)

3557チバQ:2016/08/04(木) 18:57:26
http://www.yomiuri.co.jp/world/20160804-OYT1T50146.html
共和党の州「選挙人」、トランプ氏への投票拒否

2016年08月04日 18時45分

 【ワシントン=黒見周平】米大統領選を巡り、南部ジョージア州の「選挙人」が、共和党の大統領候補ドナルド・トランプ氏(70)への投票を拒否する声明を出し、米メディアで注目を集めている。

 米大統領選は11月の本選後、州ごとの代表者である選挙人が各州の選挙結果に基づき、大統領と副大統領を正式に選出する。共和党支持者でベトナム系のバオキー・ブー氏は党から同州の16人の選挙人の一人に指名されたが、「トランプ氏には投票しない。彼には国を率いる資質や実直さが欠けている」との声明を出した。トランプ氏が米兵遺族を中傷したことが決定打になったという。

 選挙人を拘束する憲法や連邦法の規定はないが、自らを指名した党の候補に票を入れるのが慣習となっており、党の候補以外に投票する選挙人は「不実な選挙人」と呼ばれる。不実な選挙人は1948〜2004年に9人しかおらず、異例の展開をたどる今年の大統領選を象徴する現象の一つと言えそうだ。

2016年08月04日 18時45分 Copyright &copy; The Yomiuri Shimbun

3558チバQ:2016/08/04(木) 19:47:20
http://www.asahi.com/articles/DA3S12494893.html
(2016米大統領選)共和党内の対立、深まる トランプ氏、有力者不支持は報復?

2016年8月4日05時00分
 米共和党が、大統領候補のトランプ氏の発言をめぐって、党内対立を深めている。トランプ氏は2日、11月の連邦議会選挙で再選をめざす2人の有力者について、現時点では支持しない考えを示したが、自身の発言を批判した両氏への「意趣返し」との見方がもっぱらだ。揺れる党から、従来の支持者が離れる動きも相次いでいる

3559チバQ:2016/08/04(木) 20:50:10
http://www.sankei.com/world/news/160804/wor1608040023-n1.html
2016.8.4 19:17更新

【米大統領選】
トランプ氏が党結束妨げ、大統領の資質問う声も 戦没者遺族中傷で「造反」収まらず
 【ワシントン=加納宏幸】米共和党大統領候補で不動産王のドナルド・トランプ氏(70)がイラクで戦死したイスラム教徒の米戦没者遺族を中傷した問題で、大統領候補の適格性を問う声が共和党内で強まっている。11月8日の本選まで残り100日を切り、軽はずみな発言を繰り返すトランプ氏自身が党の結束を妨げている。

 トランプ氏を支持し、副大統領候補にも名前が挙がった共和党の重鎮、ギングリッチ元下院議長は3日、ワシントン・ポスト紙(電子版)でトランプ氏に対して自制を求めた。

 「トランプ氏は自らが民主党のクリントン前国務長官よりもより受け入れられない候補であると示すことによって、クリントン氏の勝利に手を貸している」

 ギングリッチ氏は戦没者遺族への中傷に加え、これに苦言を呈したライアン下院議長やマケイン上院軍事委員長の上下両院選での再選を支持しないとトランプ氏が述べたことも問題視。「トランプ氏が今のやり方を続けていては大統領にはなれない」と述べた。

 ベトナム戦争やアフガニスタン、イラクの「2つの戦争」の記憶が新しい米社会では、戦没者や遺族を批判することは党派に関わらず政治的なタブーだ。
 トランプ氏は昨年、ベトナム戦争で長期にわたり捕虜になったマケイン氏を「彼は捕らえられたから戦争英雄になった。私は捕虜にならなかった人が好きだ」と侮辱。トランプ氏が同戦争時に「徴兵逃れ」をした疑惑も浮上し、米軍最高司令官である大統領になる資質が問われている。

 しかし、トランプ氏は中傷発言を撤回しないどころか、米メディアの「偏向報道」を批判している。3日には激戦州となるフロリダ州での演説で「(共和党は)これまでになく結束している」と主張した。

 共和党ではニューヨーク州選出の下院議員がクリントン氏支持を打ち出したのに続き、「造反」の動きが広がりを見せている。ニューヨーク・タイムズ紙によると、大口献金者で米コンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)最高経営責任者(CEO)のメグ・ホイットマン氏がクリントン氏を支持し、献金すると表明した。

 米ABCテレビは3日、トランプ氏が選挙戦から撤退する可能性について共和党全国委員会が検討を始めたと伝えた。中傷発言の波紋は広がる一方だ。

3560チバQ:2016/08/04(木) 21:48:48
http://news.goo.ne.jp/article/newsweek/world/newsweek-E174896.html
ライアンやマケインも敵に回し、ますます孤立するトランプ - 冷泉彰彦 プリンストン発 日本/アメリカ 新時代
15:40ニューズウィーク日本版

<ライアン下院議長やマケイン上院議員の予備選について前代未聞の「不支持」を表明したトランプ。共和党内まで敵に回す言動に、メディアからは末期的な見方が>

 前回のコラムでもお伝えしたイスラム教徒の戦没米兵の遺族、カーン夫妻との確執に関しては、トランプはいくらでも謝罪のタイミングがあったはずですが、逆にカーン夫妻に対して怒りを募らせるばかりです。そんなトランプに対して、民主党だけでなく共和党の中からも批判が加速しています。

 自分自身が帰還兵であるジョン・マケイン上院議員を筆頭に、ポール・ライアン下院議長なども「カーン氏へのリスペクト」と「トランプへの批判」を表明しています。また、副大統領候補のインディアナ州知事マイク・ペンスの場合は、さすがにコンビを組んでいるだけあってトランプの批判はしていませんが、カーン氏への尊敬を何度も口にしており、トランプの「火消し」役に回っている格好です。

 選挙戦の初期から熱心なトランプ支持者として常に寄り添ってきた、ニュージャージー州のクリス・クリスティ知事もカーン氏への支持を表明するなど、これまでとは違った展開になっています。

【参考記事】戦没者遺族に「手を出した」トランプは、アメリカ政治の崩壊を招く

 そんな中、トランプは誰もがアッと驚く作戦に打って出ました。自分を批判したライアン下院議長が再選を目指すウィスコンシン1区の下院議員選挙の予備選に関して、「議長を支持しない」と宣言したのです。同時に、アリゾナ州のマケイン議員についても同様の通告をしています。

 共和党の大統領候補が、同じ共和党の下院議長と上院の長老議員に対して「再選を支持しない」というのは、前代未聞の出来事です。せっかく党大会を乗り切って、正式な候補指名を受けたのにも関わらず、あらためてトランプと共和党の中枢との間に、深い亀裂が走ることとなりました。

 トランプはこの他にも「奇行」と言いますか、「意味不明な言動」が止まりません。例えば、今週2日にバージニア州で演説中に、赤ん坊が泣いたのですが、これに対して一旦は「俺は赤ん坊は大好きなんだ。なんてかわいいんだ」と言ったのですが、その後でもう一度その赤ん坊が泣いたところ「出て行け」と命じたのでした。

 この経緯についてトランプは「赤ん坊がかわいいというのは、俺は冗談で言ったんだが、通じなかったみたいだ」と言っていたそうですが、大統領を目指す人間の言動とは思えないと批判されています。

3561チバQ:2016/08/04(木) 21:49:09



 さらに、USAトゥデイ紙のインタビューでは「長女のイヴァンカ氏がセクシャル・ハラスメントを受けたらどう思うか?」と問われて、「その場合は転職を勧める」と答えています。これも、現代の基準からは保守的というより非常識な回答と思われるのですが、これに関してトランプの次男のエリック・トランプが「(姉の)イヴァンカはそんな弱い人間じゃない。そんな仕打ちを受けたら戦うだろう」と語っています。

 そのエリックは別のインタビューでは、「(イスラム教徒の戦没兵士の遺族である)カーン夫妻に対して、父は謝罪していますよ」と、実際は謝罪どころか反撃を続けている父を「かばう(?)」発言するなど迷走しています。トランプ一家の内部でも様々な動揺が生じているようです。

 さらにメディアからは、精神的な問題も含めて「トランプの健康状態には疑問がある」という報道が出る始末です。

 民主党サイドでは、オバマ大統領があらためて「トランプは大統領職に相応しくない」という声明を出していますが、肝心のヒラリーは「問題から距離を置く」姿勢を取っています。これについては、静観しつつ相手の「自滅」を待つ作戦ではないかという解説がされています。

【参考記事】この週末にトランプ陣営が抱え込んだ5つのトラブル

 とにかくトラブルが次々に出てくる何とも異常な状態ですが、世論調査もこうした現状を受けてヒラリー優位の情勢が顕著になっています。

(8月2日発表、NBC・サーベイモンキー調査)
■ヒラリー・クリントン・・・50%
■ドナルド・トランプ・・・・42%

(8月3日発表、FOXニュース調査)
■ヒラリー・クリントン・・・49%
■ドナルド・トランプ・・・・39%

 FOXは元来が「アンチ・トランプ」ですが、それ以前から「アンチ・クリントン」でもあるわけで、基本的に保守層に強い局です。そこで10ポイントの差が付いたというのは、もちろん誤差があるにしても、この時期としてはかなり大きな差と言えるでしょう。

 まだまだ「異常事態」が続くトランプ陣営ですが、本人は演説で「党内の団結は最高の状態だ」と語っています。もはやメディアでは、「トランプの頭の中は一体どうなっているのか?」とか「いきなり放り出す日も近いのでは?」といった、ほとんど末期的なコメントが飛び交っています。

3562とはずがたり:2016/08/04(木) 21:55:00
トランプ氏、徴兵猶予5回=ベトナム戦争で―米紙
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080200524&amp;g=int

 【ニューヨーク時事】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は1日、大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)が1960年代の大学在学中と卒業後、健康上の問題を含め計5回、徴兵猶予となり、ベトナム戦争での兵役を免除されていたと報じた。

 
 トランプ氏は68年春にペンシルベニア大ウォートン校を卒業し、徴兵に応じる義務が生じた。ところが、かかとの骨に異常があると医師に診断され、その年の秋、健康上の理由で1年間の徴兵猶予となった。トランプ氏はこれに先立ち4回、在学中であることから徴兵を猶予されている。

 タイムズ紙によると、兵役に関する公文書はトランプ氏の徴兵猶予の理由を特定していない。同紙は診断書のコピーの提供を繰り返し要請したが、トランプ氏側から返答はないという。

 トランプ氏に軍務経験がないことは広く知られており、徴兵猶予の事実が伝えられるのも初めてではない。ただ、タイムズ紙は、イスラム教徒で米陸軍大尉の息子をイラクで亡くした夫婦を中傷した同氏の言動を絡め、「トランプ氏が国家に『犠牲』を払ったことがあるのか否か疑問が示された後だけに、当時の経緯が改めて精査されそうだ」と論じた。 
(2016/08/02-14:23)

トランプ夫人、今度は学歴詐称疑惑が浮上 公式サイト突如閉鎖
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160729-00000004-jij_afp-int
AFP=時事 7月29日(金)8時40分配信

トランプ氏は集会で泣き出した赤ちゃんにも敵意、波紋広がる
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20160804-00000056-jnn-int
TBS系(JNN) 8月4日(木)7時28分配信

3563とはずがたり:2016/08/06(土) 15:31:17
2016年 08月 6日 09:01 JST
アングル:米共和党の一部資産家、クリントン氏支援の輪広げる
http://jp.reuters.com/article/usa-election-clinton-republicans-idJPKCN10G0BV?sp=true

[ニューヨーク/ワシントン 4日 ロイター] - 米共和党員でありながら、大統領選候補ドナルド・トランプ氏に不快感を抱いている資産家グループが民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官への支援の輪を広げる運動に乗り出している。この運動の複数の関係者がロイターに明らかにした。

こうした資産家グループは、トランプ氏に幻滅した他の共和党員にクリントン氏を当選させるための献金や運動参加を呼び掛けており、クリントン氏本人や陣営から直接激励を受けた人もいる。

伝統的に共和党に大口献金してきた人々は、トランプ氏が女性やメキシコ人、イスラム教徒、復員軍人などに関して反感を誘う発言を繰り返している点に、心穏やかではいられない心境にある。そこでクリントン氏の陣営に巨額の資金を投じたり、穏健な共和党員にトランプ氏支持撤回を促せば、事態を変えることができるというわけだ。資産家たちがクリントン氏の応援に回れば、自らの事業成功が大統領としてよりふさわしい条件だとトランプ氏が主張しにくくもなる。

クリントン氏を支援する組織としては、共和党のロビイストのクレイグ・スナイダー氏の団体や、ジョージ・ブッシュ前大統領の政権で働いていたジョン・スタブス氏らが率いる「R4C16」、米商業会議所幹部のピエロッティ・リム氏が共同代表を務める「ヒラリーを支持する共和党女性」などが挙げられる。

前の2つは勝手連的だが、リム氏の団体はクリントン氏陣営と一緒に動いている。リム氏は招待された民主党大会で「トランプ氏を嫌悪し、公然とクリントン氏を支持する共和党員の声を届けたかった」と述べた。

また法律事務所ウィンストン・アンド・ストローンのパートナーで「数十年来の共和党員」と自負するダン・ウェブ氏は「トランプ氏に投票すれば孫たちに顔向けできなくなるとの結論に達した」と語り、シカゴで共和党員のビジネス関係者にクリントン氏支援に加わるよう説得して回っている。ウェブ氏の場合、活動を始めたのは著名投資家J・B・プリツカー氏と、クリントン氏の長年の友人であるラニー・デービス氏の誘いがきっかけになった。

レーガン元大統領とジョージ・ブッシュ前大統領の時代にホワイトハウスの事務方だったベテラン共和党員のジム・チッコニ氏も、党内でクリントン氏支持者を増やすことに取り組む方針を表明。「事態を動かすためには黙っているよりも何かやる必要があると感じた」との思いを口にした。

<クリントン陣営の成果>

クリントン氏の陣営で共和党員の資産家を味方に引き入れる作戦を主導している人物の1人は、ウォルマートの元幹部でビル・クリントン元大統領の側近だったレスリー・ダック氏だ、と陣営関係者は話す。

ただし事情に詳しい人によると、クリントン氏自身も共和党のビジネスリーダーと会って協力を要請しており、例えばその成果としてヒューレット・パッカードのメグ・ウィットマン最高経営責任者(CEO)は2日にクリントン氏支持を打ち出した。

クリントン氏の陣営は、マイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長も口説き落とし、民主党大会ではブルームバーグ氏がウォール街に向けてクリントン氏支持を熱心に促す演説する運びとなった。

もっとも過去1カ月を見ると、トランプ氏側は一部の大口献金者にそっぽを向かれてもなお数多くの小口献金を獲得し、総献金額は8000万ドル強と、クリントン氏側の9000万ドルに迫る水準となっている。

(Olivia Oran、Amanda Becker記者)

3564チバQ:2016/08/07(日) 09:36:26
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/article/264538
激戦9州、失点が左右 米大統領選・本選まで3ヵ月
2016年08月07日 01時43分

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 米大統領選は11月8日の投票日まで約3カ月となった。民主党のクリントン前国務長官(68)と共和党の実業家トランプ氏(70)の事実上の一騎打ちの戦いは、現時点ではクリントン氏有利との見方もあるが、情勢は流動的だ。中西部から東部にかけての「ラストベルト(さびついた工業地帯)」の白人労働者、大票田フロリダ州の中南米系(ヒスパニック)の動向が勝負の鍵を握っているとみられる。 (ワシントン山崎健)

 米大統領選は、全米50州と首都ワシントンに割り振られた計538人の「選挙人」を、各州で原則、勝者総取り方式によって争い、過半数(270人)を確保した候補が当選となる。

 米選挙分析の第一人者、バージニア大のラリー・サバト教授の最新予想によると、クリントン氏は最大票田カリフォルニア(選挙人55人)、ニューヨーク(同29人)など15州とワシントンで優勢で、最低でも190人を確保。トランプ氏はテキサス(同38人)など18州を押さえ、最低136人の獲得が見込まれる。

 残り17州(選挙人は計212人)の行方が勝敗を分ける。うち9州(同計125人)が、予断を許さない「激戦州」となっている。

 ■牙城を侵食

 特に焦点となるのが、共に激戦州のペンシルベニア(選挙人20人)とオハイオ(同18人)、さらにミシガン(同16人)などを含むラストベルトだ。かつて鉄鋼など製造業で栄えたが、今は失業や低所得にあえぐ白人労働者が多い。

 トランプ氏は、北米自由貿易協定(NAFTA)や中国の世界貿易機関(WTO)加入が雇用を奪い地域を衰退させたと主張。これらを支持したクリントン氏は環太平洋連携協定(TPP)も推進したと批判し、白人労働者の支持を獲得した。

 セントジョセフ大(ペンシルベニア州)のランダル・ミラー教授(米国研究・米国史)は「クリントン氏は2008年の大統領選初挑戦時、ラストベルトの白人労働者に支持された。しかし脱工業化による苦境が改善されない白人労働者は、今度は深く疑い、トランプ氏支持に変わった」と指摘。実際、ペンシルベニア州では今年、約8万人の民主党員が共和党に移った。

 黒人、ヒスパニック、女性からの支持でクリントン氏に大差をつけられているトランプ氏はラストベルトの白人労働者を重視。対する民主党は、1992年の大統領選から6連勝中の牙城であるペンシルベニア、ミシガンを侵食され、死守に懸命になっている。

 ■譲れぬ戦い

 一方、激戦州の最大票田フロリダ(同29人)。4日現在の各種世論調査の平均支持率はクリントン氏44・7%、トランプ氏42・0%と拮抗(きっこう)。ここを落として当選した共和党候補はおらず、両陣営とも譲れない。

 同州は年々ヒスパニック人口が増加。全人口に占める割合は90年当時の2倍に当たる約25%に上る。12年の前回選挙では、フロリダで勝ったオバマ大統領と共和党のロムニー候補との得票率の差はわずか1ポイントだったが、ヒスパニック票の得票率はオバマ氏60%、ロムニー氏40%と差がついた。

 ヒスパニック研究で有名なニューヨーク市立大のレイヤード・バーガド教授は「フロリダで勝つにはヒスパニックの支持が不可欠」と分析。移民排斥を唱えるトランプ氏への反発の度合いが勝敗を分けるとみる。

 豊富な政治経験を背景にライバルの資質を攻撃するクリントン氏。非白人層ではリードするものの、長官時代の私用メール問題では最近も事実と異なる説明をし、批判が再燃している。

 トランプ氏はクリントン氏への国民不信をあおり、政治経験のないアウトサイダー(異端者)だからこそ現状を変革できると訴えるが、先月末に戦争遺族を中傷し、党内外からかつてない批判を浴びている。

 互いに重大な問題を抱えた2人。9月下旬から計3回行われるテレビ討論で、直接対決する。

=2016/08/07付 西日本新聞朝刊=

3565チバQ:2016/08/07(日) 09:39:25
http://www.sankei.cs/160806/wor1608060036-n1.html
om/world/new2016.8.6 12:02
【米大統領選】
トランプ氏が共和党重鎮のマケイン氏らを一転支持 支持率下落で態度一変か?
米大統領選の共和党候補トランプ氏は5日、11月の上下両院選で改選を迎える党有力者ライアン下院議長と党重鎮のマケイン上院軍事委員長を候補として支持すると表明した。これまで支持を拒否していたが、態度を一変させた。

 党内からトランプ氏に批判が噴出し、支持率が下降するなど影響が出たためとみられる。

 トランプ氏は中西部ウィスコンシン州での演説で「われわれは団結しなければならない」としつつ「友人として意見の相違はある」とも述べた。ライアン氏は同州が地元だが、演説会場に姿を見せなかった。両氏の間にはまだしこりが残っているとみられる。(共同)

3566チバQ:2016/08/08(月) 07:52:05
http://news.biglobe.ne.jp/international/0808/jj_160808_3919962244.html
共和議員が小政党支持=米大統領選
時事通信8月8日(月)6時29分
 【ワシントン時事】米共和党のリジェル下院議員は7日までに行われた米紙のインタビューで、11月の大統領選で同党候補ドナルド・トランプ氏(70)ではなく、保守系の小政党「リバタリアン党」のゲーリー・ジョンソン元ニューメキシコ州知事(63)に投票する意向を明らかにした。
 共和党の連邦議会議員には民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)を支持する動きが出ているが、第3の政党の候補者への支持表明は初めて。 

[時事通信社]

3567チバQ:2016/08/08(月) 18:58:12
http://mainichi.jp/articles/20160808/k00/00m/030/098000c

米大統領選
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労働者取り込み焦点 激戦州の確保へ攻防激化



毎日新聞2016年8月8日 08時30分(最終更新 8月8日 08時30分)

【ワシントン西田進一郎】米民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)と共和党の実業家ドナルド・トランプ氏(70)の事実上の一騎打ちとなる大統領選(11月8日)まで3カ月だ。勝負は州・特別区ごとの選挙人獲得数で決まる。両党とも強固な地盤を持つ州があり競り合いになる激戦州は10前後。その確保に向け攻防は激化している。


 米政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が世論調査結果の平均値などを基に6日予測した選挙人獲得数は、クリントン氏が20州・特別区の233人、トランプ氏は20州の154人。大票田カリフォルニア(選挙人55人)、ニューヨーク(同29人)を確保するクリントン氏が先行する。焦点は11州・1小選挙区の計151人だ。

 トランプ氏は、白人労働者層を引きつけ激戦州や民主党地盤を切り崩す戦略だ。自由貿易拡大で国内製造業が弱体化し雇用を減らしたと主張。環太平洋パートナーシップ協定(TPP)からの離脱や北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉を掲げ、民主党支持の労働者取り込みを図る。

 焦点は中西部から東部の「ラストベルト(さびついた工業地帯)」だ。国際競争で工場が海外移転し衰退した。トランプ氏はペンシルベニア、オハイオ、ミシガン、ウィスコンシンなどで勝利を目指す。白人比率が極めて高く、トランプ氏有利とみられる州だ。

 5日夜ウィスコンシン州でトランプ氏は「NAFTAは我々の製造業を奪った。再交渉して職を取り戻す」と語り、拍手を浴びた。

 クリントン氏も「ジョブズツアー(雇用の旅)」でペンシルベニア、オハイオ、フロリダなど激戦州を回る。ネバダ州で4日「トランプに生活を壊された人たちと会った。彼が何をしたかを見てほしい」と述べ労働者保護を強調した。

 クリントン氏の強みはヒスパニック(中南米系)や黒人など非白人層の高支持率だ。コロラド、ニューメキシコではヒスパニック人口の増加で先行する。

 9月26日からはテレビ討論会を大統領候補が3回、副大統領候補が1回行う。クリントン氏はトランプ氏が大統領に必要な資質を欠くと強調し、トランプ氏はクリントン氏を既得権益層だと批判すると見られる。

選挙人538人を奪い合い

 米大統領選の勝敗は50州と首都ワシントンDCに割り振られた総計538人の「選挙人」を州・特別区ごとに奪い合い、過半数の270人を獲得した候補が勝つ仕組みだ。メーン、ネブラスカ両州を除く州・特別区で得票数1位の候補が選挙人全員を総取りする。選挙人数は3〜55人。

 1992年以降の過去6回の大統領選で、同一政党が「6連勝中」の州・特別区は民主党19、共和党13で、選挙人数では民主党242人、共和党102人が両党の「基礎票」だ。この地盤を守り、残る19州の選挙人194人を奪い合って過半数を目指す。

 この構図では、トランプ氏の方がハードルは高く、過半数獲得には民主党地盤の切り崩しも必要だ。

中立的選挙分析で知られる「ローゼンバーグ&ゴンザレス・ポリティカル・リポート」ネイサン・ゴンザレス編集長の話

 今回は近年の歴史上で最も人気のない2人が争う選挙だ。「誰かを支持する」より「誰かに反対する」という感覚の方が有権者の動機付けになろう。

 「激戦4州」は▽オハイオ▽フロリダ▽コロラド▽バージニア。民主党にはアイオワ、ペンシルベニアが頭痛の種になる可能性がある。共和党はノースカロライナ、アリゾナやジョージアも問題になり得る。トランプ氏が共和党を結束させる方法を見つければ接戦になるが、さもなければ大差で負けるだろう。

 両候補は基礎支持層を固め動かすことに注力すべきだ。最も賢明な方策は、有権者の意識を対立候補に集中させること。共和党を結束できる唯一の人物はクリントン氏だ。バーニー・サンダース上院議員の支持者をクリントン氏側につける上で最善の働きをするのはトランプ氏と言える。

3568チバQ:2016/08/08(月) 22:19:37
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080700142&amp;g=int
大統領候補にスタイン氏=米緑の党-米大統領選



米政党「緑の党」の大統領候補に決まった医師のジル・スタイン氏=2012年7月、メリーランド州ボルティモア(AFP=時事)
 【ワシントン時事】環境保護を前面に掲げる米国の小政党「緑の党」は6日、テキサス州で党大会を開き、大統領候補に医師ジル・スタイン氏(66)を指名した。スタイン氏は2012年大統領選に次ぐ挑戦となる。
 米国では二大政党制が確立して以降、第3の政党から大統領が出たことはない。しかし、スタイン氏は民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(68)に不信感を抱くリベラル層や無党派層を引き寄せ、躍進を図りたい考えだ。(2016/08/07-14:54)

3569チバQ:2016/08/09(火) 18:23:56
http://www.afpbb.com/articles/-/3096875
「反トランプ」の受け皿? 米大統領選、元CIA職員が無所属出馬

2016年08月09日 11:02 発信地:ワシントンD.C./米国

【8月9日 AFP】米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏に反発する動きが党内で続く中、米中央情報局(CIA)の元職員エバン・マクマリン(Evan McMullin)氏(40)が8日、大統領選へ無所属で立候補すると表明した。

「正しいことをするのに遅すぎるということはなく、米国民はドナルド・トランプ氏や(民主党候補の)ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏がもたらすものよりはるかに優れたものを与えられるべきだ」。マクマリン氏はフェイスブック(Facebook)の自身のページにこう書き込んだ。

 マクマリン氏はCIAでテロ対策に従事した経歴を持つが、知名度は低い。また下院共和党のスタッフとして働いた経験を持つ半面、時にトランプ氏を「独裁者」などと辛らつに批判してきた。米ABCニュース(ABC News)によると、反トランプ派の保守団体の支援を受けているという。

 マクマリン氏の出馬表明は、11月の本選まで3か月を切ってもなお、「トランプ降ろし」の動きが活発であることを示す。トランプ氏に対しては、その発言をきっかけとして過去2週間に共和党内で反発が高まっており、大統領としてのトランプ氏の能力を疑問視したり、対立候補であるクリントン氏への指示を表明したりする党員が相次いでいる。

 8日には、リチャード・ニクソン(Richard Nixon)元大統領からジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)前大統領まで、歴代の共和党政権で国家安全保障などを担当した元政府高官ら50人が米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)に公開書簡を発表し、トランプ氏に投票しないと宣言した。トランプ氏は「米国史上、最も無謀な大統領になる」と警鐘を鳴らしている。(c)AFP

3570チバQ:2016/08/10(水) 19:48:42
http://www.sankei.com/world/news/160810/wor1608100004-n1.html
2016.8.10 08:36
【米大統領選】
共和党上院議員がトランプ氏不支持を表明 「自制心欠けている」とコリンズ氏 造反の動き続く

2016.8.10 08:36
【米大統領選】
共和党上院議員がトランプ氏不支持を表明 「自制心欠けている」とコリンズ氏 造反の動き続く

3571チバQ:2016/08/11(木) 23:48:00
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJ8C55LFJ8CUHBI00Q.html
クリントン陣営、共和党員に「造反」呼びかけへ
20:47朝日新聞

 米大統領選の民主党候補となったクリントン前国務長官の陣営は10日、共和党員や無党派の有権者に「造反」を呼びかける専門チームを立ち上げたと発表した。共和党のトランプ氏に反発し、クリントン氏支持を打ち出す共和党有力者が相次いでいるためで、切り崩しを狙う。

 クリントン陣営は10日、新たにネグロポンテ元国家情報長官やグティエレス元商務長官などから支持を取りつけたとして、過去の共和党政権時の閣僚3人や共和党の現職連邦議会議員6人を含む50人の「支持者」リストを発表した。

 陣営のポデスタ選挙対策本部長は「クリントン氏への超党派の支持は、彼女が党派を超えて大きな課題に取り組める証拠だ」と述べ、共和党員や無党派の有権者に支持を呼びかけた。

3572チバQ:2016/08/11(木) 23:54:41
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160812k0000m030036000c.html
<米大統領選>最も無謀な大統領に…広がる「反トランプ氏」
19:34毎日新聞

<米大統領選>最も無謀な大統領に…広がる「反トランプ氏」
最近1カ月のクリントン氏とトランプ氏の支持率
(毎日新聞)
 ◇度重なる「暴言」などを問題視

 【ワシントン西田進一郎】米大統領選共和党候補の実業家ドナルド・トランプ氏(70)について、度重なる「暴言」や外交・安全保障政策などを問題視し、支持しないことを公言する同党議員や元政府高官らが相次いでいる。トランプ氏はこれらの人々を「失敗したワシントンのエリート」などと批判し、「アウトサイダー」としての支持拡大を模索。しかし、民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(68)との差は開く一方で、厳しい局面に立たされている。

 「ドナルド・トランプは米軍最高司令官になるための気質、判断力、自己鍛錬に欠けていると結論づけた」

 共和党穏健派のコリンズ上院議員は9日、CNNテレビでトランプ氏不支持の理由を説明した。これに先立つ米紙ワシントン・ポストへの寄稿では、トランプ氏の「自制が利かず、無知に基づく発言の数々が世界をより危険にする」と指弾。11月の本選に向けて、トランプ氏の「変身」を期待したが、変わらなかったため決断したという。

 連邦議会では、既にハンナ下院議員がトランプ氏を「不適格」とし、民主党のクリントン氏に投票することを宣言。上下両院で10人以上が不支持の意向を表明するか、強くにじませるかしている。

 さらに痛烈な批判を浴びせたのが、共和党の歴代政権を支えた元高官らだ。外交・安全保障政策の中枢を担った元高官50人は8日、「米国史上で最も無謀な大統領になる」とトランプ氏を批判し、「投票しない」と宣言する共同声明を発表。同党政権で環境保護局長官を務めた2人も9日、「トランプ氏は環境と公衆衛生保護を尊重する共和党の伝統を壊そうとしている」とし、クリントン氏支持を表明した。

 主な原因は、候補指名を受けた7月の党全国大会の後も、暴言がやまないことだ。イラクで戦死したイスラム教徒のカーン陸軍大尉の両親を宗教をにじませながら繰り返し攻撃。ロシアによるウクライナ領クリミア半島の一方的な編入については「私はクリミアの人々はロシアと共にいることの方を望んでいたと聞いた」など、編入を容認する発言をした。9日には、銃所持者にクリントン氏らへの何らかの「行動」を促したと受け取られる発言で、物議を醸した。

 クリントン氏の陣営は10日、共和党政権の閣僚や政府高官など約50人の支持者リストを公表した。グティエレス元商務長官やヒルズ元米通商代表部(USTR)代表ら元閣僚や政府高官のほか、議員や知事の経験者、経済界の有力者らが名を連ねた。陣営はトランプ氏に懸念を強める共和党や無党派の有力者に働きかけるチームを設立し、切り崩しを始めたことも併せて発表した。

 政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計した世論調査による支持率の平均値では、クリントン、トランプ両氏は7月末はほぼ並んでいた。しかし、8月に入って上昇基調のクリントン氏に対し、トランプ氏は下落基調。10日時点ではクリントン氏48.0%に対し、トランプ氏は40.3%だ。本選で勝利するためには、共和党を結束させたうえで無党派層を取り込んで激戦州で勝たなければならない。トランプ氏は態勢立て直しが急務だ。

3573チバQ:2016/08/11(木) 23:55:13
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1608110030.html
【米大統領選】クリントン氏に新疑惑が浮上 国務長官時代、財団幹部に「口利き」か トランプ氏は「私の行為なら報道は4倍」と不満
19:14産経新聞

【米大統領選】クリントン氏に新疑惑が浮上 国務長官時代、財団幹部に「口利き」か トランプ氏は「私の行為なら報道は4倍」と不満
(産経新聞)
 【ワシントン=小雲規生】米民主党の大統領候補、ヒラリー・クリントン前国務長官に「口利き」疑惑が浮上した。米メディアは10日、クリントン家が設立した「クリントン財団」が、クリントン氏が国務長官を務めていた当時の国務省に対して、財団への資金提供者に便宜を図るよう働きかけていたと一斉に報道。クリントン陣営はクリントン氏の関与を否定しているが、私用メール問題に続く疑惑で一段の信頼低下は避けられず、本選に向けた火種となりそうだ。

 疑惑は保守系市民団体が国務省への情報公開請求で入手して公開したクリントン氏が関わる電子メールの内容から判明した。

 2009年4月のメールでは、クリントン財団幹部のダグラス・バンド氏がクリントン氏の側近に対し、レバノン系ナイジェリア人の富豪、ギルバート・シュゴーリ氏と国務省関係者の間を橋渡しするよう依頼。シュゴーリ氏は00年に資金洗浄の疑いで起訴されているが、クリントン元大統領と親しく、財団の大口資金提供者としても知られている。またバンド氏は別のメールで、財団の協力者を国務省で雇うように働きかけていたとしている。

 クリントン氏の側近は「駐レバノン米国大使に話をする」「人事担当者が条件を提示する」などと応じていたという。市民団体は「クリントン氏が国務長官就任に際して財団には関与しないと述べた誓約に反している」と批判している。

 疑惑にさっそく反応したのが、共和党候補の不動産王、ドナルド・トランプ氏だ。10日のバージニア州での政治集会で、利益供与にあたる「違法行為だ」と指摘。「これが私の行為だったら、報道での扱いは4倍になっていただろう」として、メディアの偏向についても不満をあらわにした。

 一方、クリントン陣営は「メールにはクリントン氏自身は関わっていない」と反論。バンド氏も元大統領の側近としてメールを送るなどしていたとしている。

 しかし今回公開されたメールのうち44通は、クリントン氏が私的なメールアカウントでやりとりしたとして国務省に提出した約3万通のメールには含まれていなかった。米メディアでは、クリントン氏が繰り返してきた「公務に関わるメールはすべて提出した」との証言と食い違うと指摘されており、大統領選での勝利を目指すクリントン氏にとって足かせになりそうだ。

3574チバQ:2016/08/12(金) 15:17:12
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016081100286&amp;g=int

「オバマ大統領がIS創設」=トランプ氏、また暴言-米

今月上旬、米ワシントン近郊の国防総省で、過激派組織「イスラム国」掃討戦の進展状況を確認する会議を主宰するオバマ大統領(左)と、会議に出席したカーター国防長官(CNP=時事)

 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)が10日のフロリダ州での集会で、過激派組織「イスラム国」(IS)について「オバマ大統領に敬意を払っている。彼がISの創設者だからだ。共同創設者はひねくれクリントンだ」と語る場面があった。


 トランプ氏は最近の世論調査で、民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(68)に大きくリードを許している。トランプ氏の発言はオバマ氏とクリントン氏の失策がISの台頭を招いたと訴える趣旨とみられるが、再び暴言と受け止められ、物議を醸す恐れもある。(2016/08/11-15:11)

3575チバQ:2016/08/12(金) 16:40:02
http://mainichi.jp/articles/20160809/dde/007/030/014000c

米国の選択
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16年大統領選 「もはや傍観できぬ」 元CIA職員、無所属で出馬へ


毎日新聞2016年8月9日 東京夕刊

【ワシントン西田進一郎】元米中央情報局(CIA)職員のエバン・マクマリン氏(40)は8日、11月の大統領選に無所属で立候補する意向を表明した。CIA勤務の後、共和党下院議員団の政策部長を務めるなど保守系の立場。共和党内では、大統領候補の実業家ドナルド・トランプ氏に対する反発が根強く、これを取り込んで支持獲得を狙う戦略だ。トランプ氏にとっては、同党支持層の一部を奪われて痛手になる可能性がある。


 マクマリン氏は、自身のウェブサイトに発表した声明文で、民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官を「悪徳職業政治家だ」などと非難。一方で、トランプ氏に関しても「彼に米軍や核兵器の指揮権を委ねるのは極めて無責任だ。(大統領に)選ぶことはできない」と批判。そのうえで「もはや傍観してはいられなくなった」などと立候補の理由を説明した。

3576とはずがたり:2016/08/12(金) 23:07:47
エスタブリッシュメントが右往左往する度に米国の無党派的な票がどんどんトランプに流れ込むんじゃないか??
民主主義の大きな決断一頁としてイギリスのEU離脱(→将来的なEU解体!?)と並んでトランプ当選があっても不思議ではないと心の準備だけは出来ている。
流石に実際はないと思うんだけどねぇ・・。

元環境保護局長官2人も不支持=トランプ離れ歯止めかからず―米大統領選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160810-00000142-jij-n_ame
時事通信 8月10日(水)14時31分配信

 【ワシントン時事】米共和党が政権を担っていた時代に環境保護局(EPA)長官を務めた2人が9日、大統領選では共和党候補の実業家ドナルド・トランプ氏(70)ではなく、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)を支持すると表明した。

 クリントン氏の陣営を通じて発表した。

 外交・安全保障担当の元高官50人が8日にトランプ氏への投票拒否を発表したのに続くもので、共和党内で「トランプ離れ」に歯止めがかかっていないことを改めて浮き彫りにした。

 クリントン氏支持を9日明確にしたのは、ニクソン政権で初代長官に就いたウィリアム・ラッケルズハウス氏と、父親のブッシュ政権時代のウィリアム・ライリー氏。2人は声明で、気候変動は作り話だと唱えるトランプ氏を「科学に関する深刻な無知をさらけ出している」と指摘した。

3577とはずがたり:2016/08/13(土) 00:31:40
ヒラリーがTPPに反対なのも親中からなのか?

ヒラリーと中国の「黒い関係」に日本は警戒が必要だ
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160808-00097964-diamond-bus_all
ダイヤモンド・オンライン 8月8日(月)8時0分配信

 ヒラリー・クリントンとドナルド・トランプの対決となった米大統領選。過激な発言のトランプよりは、ヒラリーに当選してもらいたいと考える日本人は多いが、実はヒラリーは長年、中国から金銭支援を受け、「黒い関係」を続けてきた人物だったことが明かされている。

● 尖閣どころか鹿児島近辺まで侵入!  エスカレートする中国軍艦の挑発行動

 …米大統領選挙は、共和党ドナルド・トランプ、民主党ヒラリー・クリントンの一騎打ちとなり、11月の本選で決着がつく。どっちが勝つかは、誰も正確には予想できない。では、「日本にとって都合が良い方は? 」という質問ならどうだろうか? … 普通に考えれば、「やはりヒラリーがいい」となるだろう。

 しかし、事はそう単純ではない。ヒラリーは、過去に「中国と黒い関係にあった」ことが明らかになっているのだ。

 まず、「日本にとって都合が良い米国大統領」の条件について考えてみよう。
 
「日本最大の問題は? 」との問いには、人によってさまざまな答えがあるだろう。筆者が考える「日本最大の問題」は「中国」である。なぜなら、中国は、「日本には尖閣だけでなく、沖縄の領有権もない! 」と宣言しているからだ。
(中略)
 つまり中国は、まず「日本には尖閣ばかりか、沖縄の領有権もない! 」と宣言し、次に尖閣を奪うための具体的行動を起こしているのだ。これらすべての動きを無視する人は、よほどの「平和ボケ」か、中国との「親密な関係」を疑われても仕方ないだろう。

 ここまでで、「中国問題」は「とても切迫している」ことを、ご理解いただけたと思う。そして、日本一国で中国の脅威に立ち向かうことは、非常に困難だ。よって、日本にとって「良い米国大統領」とは、「中国は、大きな脅威であるという認識を日本と共有している人物」ということになる。

 トランプは「反中」といわれているが、発言は「経済問題」に限定されており、中国を「安全保障上の脅威」と認識しているようには見えない。彼は、「日本、韓国、NATO加盟国に『もっと金を払わせろ! 』」という話ばかりで、そもそも安全保障政策自体に興味があるかすら疑問だ。

 では、「やはり国務長官だったヒラリーか!? 」という話になるのだが…。

 日米関係、米中関係の本質を知りたい人にとって、米国在住政治アナリスト伊藤貫氏の著書「中国の『核』が世界を制す」は必読である。(伊藤氏は「核武装論者」だが、「核反対論者」が読んでも十分興味深いはずだ。それほど驚愕の内容が多い)

 伊藤氏によると、クリントン夫妻は、中国から金を受け取っていた。しかも、1980年代から。

 <クリントン夫妻とリッポ財閥の腐敗した癒着関係は、少なくとも一九八三年から始まっている。>(「中国の『核』が世界を制す」261p)

 引用部分に出てくる「リッポ財閥」とは何だろうか? 

 <中国共産党と人民解放軍は、クリントン夫妻に対して多額の贈賄をするパイプとして、インドネシア・香港・中国に拠点を持つリッポ・グループ(力宝集団)を使用した。リッポ・グループはインドネシアの華僑財閥・リアディ家が所有する企業集団であり、銀行業・不動産業・流通業・観光業等を経営している。>(同上260p)

 「多額の贈賄をするパイプ」として利用される企業。なんとも「中国らしい」話だ。

<ヒラリー夫人が上級パートナーを務めるアーカンソーの法律事務所は、この時期から、リッポグループの「顧問」として高額の報酬を得ている。FBIは、「クリントン夫妻と人民解放軍スパイ機関との協力関係が始まったのは、たぶんこの頃だろう」と推定している。>(261p)

● 幾度も中国から金をもらいながら なぜか罪に問われなかったクリントン夫妻

 この部分は、かなり衝撃的だ。なんとFBIは、「クリントン夫妻と人民解放軍スパイ機関が協力関係にあることを知っている」という。では、なぜヒラリーは、オバマ政権で国務長官を務め、民主党の大統領候補になれたのか? この答えは後述する。ここではさらに同書で描かれているヒラリーと中国の関係を押さえておこう。

 ヒラリーの夫ビルは1992年、「中国の金も」使って大統領選で勝利する。さらに1996年、またもや「中国の金も」使って再選を果たした。

3578とはずがたり:2016/08/13(土) 00:31:54
>>3577
 <クリントン夫妻は一九九二年の大統領選に出馬したとき、リアディから少なくとも(後に判明しただけでも)一二五万ドルの賄賂(違法な政治資金)を受け取っている。?一九九六年の大統領選挙では、リアディ(リッポ・グループ)からクリントン夫妻へ、はるかに巨額な賄賂が動いた。>(261p)?

 そして驚くべきことに、「クリントン夫妻が中国から金ももらっていたこと」が「公」にされた。しかし…。

 <一九九七年にこの事実が明るみに出たとき、クリントン夫妻は、「われわれはカネを受け取ったかもしれないが、何も憶えていない。誰がカネを出したのか、われわれは何も知らない」と言い張って、逃げてしまった。>(261p)?

 ここで、再度疑問がわく。なぜクリントン夫妻は、中国から違法な金をもらい、しかもFBIがそれを知りながら、罪に問われないどころか、出世し続けることができたのか? 

 <一九九二〜九六年のFBIとNSAの盗聴活動により、中国政府の首脳部が米国政界に対して大規模な贈賄工作を実行していることは明らかであったが、国務省・ペンタゴン・司法省・CIAは、この大規模な贈賄工作を止めることはできなかった。たぶんこれらの組織は、政治的な理由から動けなかったのだろう。>(278p)

 「FBI」「NSA」は知っていたが、「国務省」「ペンタゴン」「司法省」「CIA」は、「政治的な理由」から動けなかった。(! )

 伊藤氏は、さらに解説をつづける。

 ?<米民主党の政治家たちが中国から収賄しているというニュースがアメリカのマスコミに載るようになったのは、一九九六年後半である。(中略)この大規模な贈賄工作が、中国政府のスパイ組織による深刻な外交問題であるという解説記事が米マスコミに載るようになったのは、一九九七年の春以降のことである。>(279p)

 これを受けて、FBIは事実関係の調査に乗り出した。ところが…。

 <しかしFBIと連邦政府検察官による贈賄事件の捜査は、数か月しか続かなかった。?一九九七年初頭、ホワイトハウスの命令を受けた司法省が、この件に関する捜査を打ち切る決定を下したからである。>(279p)

… ここで分かるのは、「米国は三権分立の確立された理想的な民主主義国家」というのが「幻想だ」ということだろう。米国においても、中国やロシアと同様、「政治」が「司法」より強いのだ。

そういえば、ヒラリーは、つい最近もFBIの追求を逃れている。そう、国務長官だった時代に「国家機密を私用メールで送っていた」件だ。 … このようにヒラリーは、中国と長く、深く、黒い関係にあった。現在はどうなっているのかわからないが、十分警戒する必要があるだろう。

 それでは日本は、具体的にはどうすべきなのか? 

 もっとも大切なことは、中国を米国以上に挑発しないことである。

 米国は、「梯子を外す」ことが、しばしばある。たとえば、米国の傀儡政権だったジョージア(グルジア)は08年8月、ロシアと無謀な戦争をし、その結果、南オセチアとアプハジアを失った。(二共和国は、ジョージアからの独立を宣言し、ロシアは国家承認した)。この時、米国はジョージアを助けなかった。

 さらに14年2月、ウクライナでクーデターが起こり、親ロシアのヤヌコビッチ政権が倒れた。誕生した親欧米政権は、クリミアを失った。さらに、ロシアが支援するドネツク州、ルガンスク州も事実上失っている。この時も、米国がウクライナを十分助けたとはいえない。

● 米国抜きで中国と対立することは 日本にとって自殺行為に

 「中国が尖閣を侵略した時、米国は日本を助けるのか? 」筆者は「時と場合による」と考える。たとえば、その時の首相が「米軍は沖縄から出ていけ! 」と主張する、鳩山氏のような人物だったらどうだろうか? 米国が日本を助ける筋合いはないだろう。

 あるいは、ヒラリー・クリントンのように、長年中国と「黒い関係」にあった人物が米大統領であれば? 「アテにならない」と考えるべきだろう。

 日本は、先走って中国を挑発し、米国抜きの「日中戦争」になるような事態を回避しなければならない。ジョージアやウクライナのように、米国から「梯子を外される」危険性があることも、決して忘れるべきではない。日本が目指すのは、あくまで「米国を中心とする中国包囲網」であり、「主人公は米国」であるべきなのだ。

 では、ヒラリー大統領が、「米国は中国と競わない」「米国は、アジアにおける覇権を望まない」と心から宣言したら、日本はどうするべきだろうか? その時は、日本も中国との和解に動くしかないだろう。そうでなければ、「米国なしの日中戦争」が起こり、おそらく日本は敗北する。

北野幸伯

3579チバQ:2016/08/13(土) 07:51:22
http://www.sankei.com/world/news/160812/wor1608120040-n1.html
2016.8.12 20:31
【米大統領選】
トランプ旋風に逆風 共和党関係者、勝利の可能性「日ごとに蒸発」
 トランプ氏に強い逆風が吹いている。共和党関係者が相次いで“三くだり半”を突きつけているためだ。強まる一方の暴言は、誹謗(ひぼう)中傷で対立候補をおとしめるネガティブ・キャンペーンを誘発し、選挙戦のレベルの低下を招いている。

 主流派を含む共和党関係者の見解を総合すると、(1)初期の段階でトランプ氏を軽視せず、手を打つべきだった(2)全国党大会での指名獲得を阻止すべきだった(3)このままでは共和党への信頼が大きく損なわれ、党の将来も危ぶまれる(4)トランプ氏が大統領になった場合、政権政党として責任がもてない-などである。

 共和党の8年ぶりの政権奪還を希求し、民主党の3期連続の政権維持を阻止したいのはむろんだが、それでも「良心」と「政治理念」に照らせば、「トランプ大統領」を許容するわけにはいかない、というジレンマが存在する。

 党関係者の危機感は、元議員ら70人以上が提出を準備している書簡にも顕著に表れている。

 書簡はトランプ氏と「共に溺死することを回避」するとし、「トランプ氏が大統領選で勝利する可能性は、日ごとに蒸発している。無能なトランプ氏が、民主党に地滑り的勝利をもたらす可能性がある」と指摘している。

 こうした書簡は、民主党のオルブライト元国務長官ら両党の37人や、ヘイデン元中央情報局(CIA)長官ら共和党政権の元高官ら50人も公開している。

 党内には、今後のトランプ氏の支持率低下などを予測して自発的な撤退を促し、「後任」を選定する手続きを模索する動きもある。だが、現時点では、党のお墨付きを得た公認候補のトランプ氏が、党内で強まる反発などで撤退、あるいは共和党を離脱することは考えにくく、淡い期待といえそうだ。(ワシントン 青木伸行)

3580チバQ:2016/08/13(土) 07:56:52
http://www.sankei.com/world/news/160812/wor1608120032-n1.html
2016.8.12 20:06
【米大統領選】
「オバマ氏、クリントン氏はISの創設者」 トランプ氏繰り返す
 【ワシントン=加納宏幸】米共和党の大統領候補、ドナルド・トランプ氏(70)がイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)について、「オバマ大統領が創設者だ」と繰り返し発言している。イラクからの米軍の性急な撤退がISの台頭を招いたと批判し、オバマ氏と民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(68)の責任を問う狙いだ。

 トランプ氏は11日、前日に続き、フロリダ州での演説で「オバマ氏とクリントン氏は間違った判断をしたのだから、ISの創設者だ。ISは彼らに最優秀選手(MVP)賞を贈るだろう」と述べた。

 CNBCのテレビ番組が11日放映したインタビューでも、トランプ氏は司会者から発言をただされ、「何か間違ったことを言っているか。事実を言っているだけだ」と開き直った。

 これに対し、クリントン氏の陣営は「トランプ氏が再びくだらない発言をしている。事実を嫌い、前代未聞の無知な大統領候補による誤った主張だ」とする声明を発表した。

 共和党は、オバマ氏による2011年末のイラクからの米軍完全撤退で生じた「力の真空」が、ISが台頭する温床となったと主張。オバマ氏や当時の国務長官だったクリントン氏を繰り返し批判してきた。

 トランプ氏としては、イラクで戦死したイスラム教徒の米戦没者遺族への中傷が党内からも批判を浴びる中、オバマ、クリントン両氏に批判の矛先を転じる狙いがあるとみられる。

3581チバQ:2016/08/14(日) 13:31:35
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160814X738.html
「トランプ氏、正気じゃない」=デ・ニーロ氏
00:29時事通信

 「完全に正気じゃない」。ロイター通信によると、米ハリウッドの大物俳優ロバート・デ・ニーロ氏は13日、ボスニア・ヘルツェゴビナで開かれているサラエボ映画祭で、問題発言を繰り返す米大統領選共和党候補のドナルド・トランプ氏をこう評し、候補として不適格との認識を示した。

 デ・ニーロ氏は聴衆を前に、「彼は今いる場所にさえいるべきではない。神様助けて」と出馬に反対を表明し、喝采を浴びた。また、「彼の言ってきたことは常軌を逸していて話にならない」とこき下ろした。

3582チバQ:2016/08/14(日) 17:34:09
http://www.sankei.com/world/news/160813/wor1608130029-n1.html
2016.8.13 10:53
【米大統領選】
「ISはオバマ氏が創設」発言でトランプ氏が火消し「皮肉が分からないのか…」
 米大統領選の共和党候補トランプ氏は12日、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)は「オバマ大統領が創設した」との主張を繰り返したことについて、ツイッターに「皮肉が分からないのか」と投稿し、真剣に言ったわけではないと釈明した。事実関係を無視した挑発的な発言が批判を集めており、火消しに努めた。

 トランプ氏は7月にもロシアにハッキングを促した発言が問題視された際に「もちろん皮肉を言っただけだ」と打ち消したことがある。ニューヨーク・タイムズ紙電子版は「国民に対するコミュニケーション能力に疑問を抱かせる」と指摘した。

 トランプ氏は10、11両日、オバマ氏の中東政策を批判しながら「オバマ氏はIS創設者。共同創設者は『いかさまヒラリー・クリントン氏』だ」「本当の事を言っているだけだ」と語り、民主党候補クリントン氏と合わせて批判した。(共同)

3583チバQ:2016/08/15(月) 17:05:48
http://www.cnn.co.jp/usa/35087441.html
クリントン氏、接戦州含む4州でリード広げる 米大統領選

2016.08.15 Mon posted at 16:26 JST

ワシントン(CNN) 11月に行われる米大統領選で、民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官が共和党候補の実業家ドナルド・トランプ氏に対し、接戦州のノースカロライナやコロラドを含む4州でリードを広げていることが15日までに分かった。

NBCとウォールストリート・ジャーナル、マリスト大学の調査によれば、クリントン氏の支持率はコロラド州で46%とトランプ氏の32%を上回った。このほか、フロリダ州では44%対39%、ノースカロライナ州では48%対39%、バージニア州では46%対33%と、いずれの州でもクリントン氏がトランプ氏をリードしている。

7月の民主党と共和党の全国大会前に行われた調査よりも、今回の調査で、クリントン氏のリードは広がった。

リバタリアン党のゲーリー・ジョンソン元ニューメキシコ州知事と、緑の党のジル・ステイン氏を加えた場合でも、クリントン氏はリードを維持した。

調査は今月4日から10日にかけて行われた。この時期、トランプ氏は、戦没者遺族に対する発言や国民が銃を持つ権利を保障した憲法修正第2条をめぐる発言について批判を浴びていた。

3584チバQ:2016/08/18(木) 21:12:52
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160818k0000e030276000c.html
<米大統領選>トランプ氏、陣営刷新…巻き返し図る
11:04毎日新聞

<米大統領選>トランプ氏、陣営刷新…巻き返し図る
ドナルド・トランプ氏=2016年8月17日、AP
(毎日新聞)
 【ワシントン会川晴之】米共和党大統領候補の実業家ドナルド・トランプ氏(70)は17日、選挙陣営の首脳部を一新した。相次ぐ失言の影響で8月に入り支持率が低下し、民主党大統領候補のヒラリー・クリントン前国務長官(68)に引き離されつつある中、人心を一新して戦術を変更し、巻き返しを図る狙いがあると見られる。

 陣営刷新は、6月に選対本部長のコーリー・ルワンドウスキ氏を解任して以来、2カ月で2度目となる。発表によると、保守派のオンラインニュースサイト「ブライトバート・ニュース」の会長を務めるスティーブン・バノン氏を陣営の最高責任者に起用した。大手投資銀行に勤めた経歴もあるバノン氏は、筋金入りの右派論客として知られる。また、7月から上級顧問を務めてきたケリーアン・コンウェイ氏を選対本部長に昇格させた。

 これに伴い、3月末にトランプ陣営に加わり、6月以後は選対本部長を務めたベテラン政治コンサルタントのポール・マナフォート氏は会長となる。米メディアは事実上の更迭と分析している。

 マナフォート氏はトランプ氏の失言が相次ぐのは即興の発言が多いのが原因と見て、事前に準備した原稿をプロンプター(原稿映写装置)で読み上げる手法を導入し、党内結束や無党派層への浸透を狙っていた。ただ、同氏については過去に外国の独裁政権のコンサルティングを行ってきたとして、米主要メディアが批判していた。

 米メディアは、人事刷新でマナフォート氏の穏健路線が変更されると分析しており、挑発的な発言が一層強まる可能性もある。

 一方、米国家情報長官室は17日、トランプ氏に国家安全保障に関する機密情報を含む状況説明を行った。共和、民主両党の正式大統領候補に対する通例の措置だが、トランプ氏による情報暴露を懸念する声も出ている。

3585チバQ:2016/08/19(金) 18:46:24
http://mainichi.jp/articles/20160819/k00/00e/030/328000c

トランプ氏過激発言謝罪 「初反省」AP報道



毎日新聞2016年8月19日 12時28分(最終更新 8月19日 12時54分)

米大統領選の共和党候補トランプ氏は18日の集会で、批判を呼ぶ自身の過激発言について「後悔している」と述べ、謝罪した。AP通信によると、強気な姿勢が売りのトランプ氏が選挙戦で反省の言葉を口にするのは初めて。



 トランプ氏は問題発言が響いて苦戦しており、てこ入れのため、17日に陣営を刷新したばかり。新たに選対本部長に就いたコンウェー氏は18日「トランプ氏らしさ」を維持しながら選挙戦を立て直す考えを示していた。

 トランプ氏は南部ノースカロライナ州での集会で「白熱した議論の中で、言葉遣いを誤ったり間違ったことを言ったりすることがある」と発言。(共同)

3586チバQ:2016/08/21(日) 00:02:29
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160820X332.html
トランプ氏選対議長辞任=混乱相次ぎ打撃に―米大統領選
08月20日 00:30時事通信

 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)は19日、声明を出し、選対本部議長のポール・マナフォート氏の辞任を発表した。陣営内では6月以降、選挙戦略をめぐる対立などで幹部交代の混乱が相次いでおり、支持率が伸び悩むトランプ氏には一層の打撃となりそうだ。

 トランプ氏は短い声明で、マナフォート氏が19日朝に辞任を申し出て、受け入れたと明らかにした。「彼の立派な仕事に非常に感謝している」と述べた。陣営は17日、選対幹部を一部刷新したが、マナフォート氏は留任すると発表したばかりだった。

 過激な言動も影響してトランプ氏は、民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(68)に最近の世論調査支持率で軒並み差をつけられている。マナフォート氏は暴言を抑えて大統領候補らしく振る舞うよう促していたとされる。しかし、トランプ氏は結局聞き入れなかったようだ。

 選挙コンサルタントのマナフォート氏をめぐっては、ウクライナの旧ヤヌコビッチ政権与党の顧問だった際、不透明な現金を受け取った疑惑も米メディアが伝えているが、同氏は否定していた。

3587チバQ:2016/08/21(日) 00:03:06
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJ8N2FRZJ8NUHBI00K.html
トランプ氏の選対本部長、辞任 資金疑惑の渦中
08月20日 10:24朝日新聞

 米大統領選の共和党候補トランプ氏が陣営の刷新を急いでいる。19日、ポール・マナフォート選対本部長の辞任の申し出を受け入れたと発表。かつて国際コンサルタント業をしていたとされるマナフォート氏には、親ロシア派のウクライナ前政権側による資金提供疑惑が報じられていた。

 トランプ氏は声明でマナフォート氏について「選挙戦への働きぶりに大変感謝している」とし、辞任の理由は触れていない。17日には、選対の最高責任者(CEO)に保守系サイト「ブライトバート・ニュース」の会長スティーブン・バノン氏を起用していた。選挙戦を左右する重要州で民主党のクリントン氏に支持率で差を広げられており、陣営の態勢を改めて整える狙いがありそうだ。

 マナフォート氏を巡っては、ニューヨーク・タイムズ紙が15日、ウクライナで2014年に失脚した親ロ派のヤヌコビッチ前大統領の所属政党からマナフォート氏側への計1270万ドル(約12億8千万円)の支払いを示唆する「帳簿」が見つかったと報道。トランプ氏は北大西洋条約機構(NATO)を批判するなど、従来の米大統領候補よりロシア寄りと指摘され、この意味でマナフォート氏の過去も注目を集めていた。(ニューヨーク=金成隆一)

3588チバQ:2016/08/21(日) 08:12:21
http://www.sankei.com/world/news/160820/wor1608200044-n1.html
2016.8.20 16:41
【米大統領選】
トランプ氏が「黒人のために働く」? 支持率わずか1%に危機感
米大統領選の共和党候補トランプ氏は19日、中西部ミシガン州で演説し、大統領に就任すれば黒人のために働くと述べ、人種差別対策を重視する姿勢を強調した。白人労働者層を支持基盤とするトランプ氏は、最近の演説で黒人に投票を訴えることが多くなっている。黒人の間で支持率が極端に低く、危機感を強めているとみられる。

 ウォールストリート・ジャーナル紙とNBCテレビが今月初旬に伝えた世論調査によると、黒人のトランプ氏支持はわずか1%で、民主党候補クリントン氏の91%と圧倒的な差がついている。

 演説でトランプ氏は「民主党は黒人を票として利用しているだけで、選挙が終わったら何もしない」と主張。自身が大統領になれば、黒人やヒスパニック(中南米系)など少数派の雇用対策を強化し、4年間の任期を迎えた時には「黒人から95%の支持率を獲得してみせる」と豪語した。(共同)

3589チバQ:2016/08/22(月) 00:33:29
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/article/268839
米大統領選 開く支持率“減点”勝負 クリントン氏 財団の疑念解消に全力 トランプ氏 惨敗に危機感、暴言反省
2016年08月22日 00時10分

 【ワシントン山崎健】米大統領選は、民主党候補のクリントン前国務長官が大半の世論調査で共和党の実業家トランプ氏をリード。クリントン氏の勝利予想も相次いで出てきた。同氏陣営は、批判された関連財団の活動を修正するなど不安要因の解消に余念がない。一方、惨敗の危機感を募らせるトランプ氏は陣営を刷新。暴言の反省も述べるなど巻き返しに懸命だが、現時点では状況は厳しい。

 米メディアなどの六つの最新世論調査の支持率では、トランプ氏が2ポイントリードした一つを除き、いずれも5〜9ポイント差でクリントン氏が先行。政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計した支持率平均値は21日時点でクリントン氏46・8%、トランプ氏41・5%となっている。

 2012年の大統領選で全米50州の結果を的中させた統計学者ネイト・シルバー氏は、現時点ではトランプ氏は「極めて勝ち目が薄い」と、クリントン氏の勝利を予測。トランプ氏は得票率で10ポイント以上の差で惨敗する可能性もあるとみる。

 米大統領選は、全米50州と首都ワシントンに割り振られた総計538人の「選挙人」を奪い合い、過半数の270人を獲得した候補が勝つ仕組みだ。これに当てはめた予測で、リアル・クリア・ポリティクスは、クリントン氏が既に最低でも272人を確保する見通し(トランプ氏の最低確保見通しは154人)で、残り112人からの、さらなる上積みの可能性を指摘している。

 ■矛先かわす

 こうした中、クリントン氏の夫のビル・クリントン元大統領は18日、一族で運営する慈善団体「クリントン財団」は、妻が大統領選で当選すれば、海外からの献金や企業献金の受け取りをやめると表明した。

 財団を巡っては、外国政府などから不透明な巨額寄付を受けてきた疑惑が浮上。クリントン氏の国務長官在任時には、財団幹部が大口献金者のために国務省側へ職の世話などの口利きをしていた疑いも表面化。トランプ氏との直接対決となる9月下旬からのテレビ討論会で攻撃対象になるのは必至で、矛先をかわす狙いがあるのは明らかだ。

 米メディアによると、クリントン陣営は既に模擬討論の準備に着手。想定外の発言を繰り出すトランプ氏役を見つけるのは困難との見方もあるが、討論会は、大統領選の流れを大きく変えた歴史もあるだけに、陣営は万全の態勢で臨む。

 ■見えぬ糸口

 対するトランプ氏は17日、態勢を刷新し選対本部の最高責任者に保守系ニュースサイト会長のスティーブン・バノン氏を起用した。

 トランプ氏は18日の集会で過激発言について悔悟の念を示した。いわく「白熱した議論の中で、人は言葉遣いを誤ったり間違ったことを言ったりすることがある。私もやってしまい後悔している。誰かに痛みを与えたとすればなおさらだ」。

 強気な姿勢で支持を拡大してきたトランプ氏。選挙戦で反省の言葉を口にするのは初めてで、政治アナリストの一人は「危機的な状況だと彼自身が認識している証し」と指摘する。

 トランプ氏陣営は19日、フロリダなど四つの激戦州で支持を呼び掛ける初のテレビCMをスタート。しかし、この日の集会では黒人層に向けて「黒人は貧しく、学校も良くない。仕事もない。トランプのような新しいものを試して、失うものがあるのか」と物議を醸す物言いは相変わらず。反転攻勢の糸口は見えない。

=2016/08/22付 西日本新聞朝刊=

3590チバQ:2016/08/22(月) 18:49:56
あまりにも品がないのでは…?
http://www.sankei.com/world/news/160822/wor1608220008-n1.html
2016.8.22 08:10
【米大統領選】
米各地にトランプ氏の全裸像 「落選を期待」と声明



 米大統領選の共和党候補トランプ氏に批判的なアーティストらのグループがニューヨークのマンハッタンなど米各地でトランプ氏の全裸像を設置し、話題となった。グループはトランプ氏の落選を期待するとの声明を出したが、像は当局に無許可で設置されたため撤去が相次ぎ、トランプ陣営は静観している。

 トランプ氏の等身大という全裸像は「根性なしの帝王」と題し、米国の5都市で18日に設置された。トランプ氏が険しい表情で真正面を向き、垂れた腹の上で両手を組んでいる。

 像を設置したアーティストらは声明で「米国で最も悪名高い政治家の恐ろしい魂」を表現したと説明。「大統領の座を獲得するというトランプ氏のたくらみの失敗を願う」とした。

 像が設置されたニューヨークのユニオンスクエアでは通行人が写真撮影のため集まるなどした。(共同)

3591とはずがたり:2016/08/23(火) 23:04:55
2016年 08月 13日 16:53 JST 関連トピックス: トップニュース
コラム:経済処方箋に欠けるクリントン氏、トランプ案に見劣り
http://jp.reuters.com/article/clinton-economics-idJPKCN10N0FI?rpc=188&amp;sp=true

Gina Chon

[ワシントン 11日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏は11日の経済政策演説で、共和党候補ドナルド・トランプ氏の掲げる政策がトランプ氏のような富裕層に恩恵を与えるだけだと攻撃した。

クリントン氏の批判は概ね的を射ているのだが、トランプ氏が米国の成長鈍化やその原因に正確に焦点を当てたのに対して、クリントン氏はこうした問題への処方箋を提示していない。

トランプ氏は8日にデトロイト経済クラブで経済政策の具体的な内容を公表。クリントン氏はその3日後にミシガン州ウォーレンで1250億ドル規模の経済政策について説明した。

クリントン氏はトランプ氏の掲げる所得税や法人税の減税について、「トランプ氏のような金持ち」が恩恵を受けるだけだと指摘。企業の利益を個人の所得だと主張して減税しようとするトランプ氏の政策を「トランプの抜け穴」と呼んで批判した。

しかしトランプ氏は世界金融危機後の景気回復に関しては核心を突いている。例えば米国の第2・四半期の国内総生産(GDP)成長率は年率1.2%にとどまっているが、これは投資の弱さが原因だ。

米商務省経済分析局(BEA)によると、過去3四半期にわたって企業の支出は落ち込んでいる。第2・四半期に設備投資は2.2%減少し、2四半期連続でマイナスとなった。とりわけエネルギーセクターは大きく落ち込んでおり、ファクトセットがS&P500構成銘柄企業を対象に調べたところ、第1・四半期に前年比で37%も減少した。耐久財の新規受注も今年上半期は横ばいだった。

労働生産性も失望を誘う水準だ。労働省の8日の発表によると、第2・四半期の労働生産性は年率換算で前期比0.5%低下し、3四半期連続のマイナスとなった。

クリントン氏の政策はこうした問題にほとんど対応していない。より重点を置いたのは富裕層の富を吸い上げて中間層の支援に回すことだ。5年間で2750億ドルを投じるインフラ整備計画や国内製造業のてこ入れ策は、確かに米国の経済成長の押し上げにとって重要な意味を持つ。しかしクリントン氏の政策ではあくまでも富裕層の増税や最低賃金の引き上げ、学生の債務負担軽減が最優先事項となっている。

成長率や生産性の低迷を巡っては、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長を含めてエコノミストが頭を抱えており、次期大統領は問題の解決を迫られるだろう。クリントン氏はトランプ氏の政策を激しく攻撃したが、そのことでクリントン氏も手持ちの解決策が少ないことが浮き彫りになった。

3592チバQ:2016/08/24(水) 20:01:30
http://mainichi.jp/articles/20160824/k00/00e/030/216000c

米大統領選
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トランプ氏、挽回に躍起…移民送還一部緩和か



毎日新聞2016年8月24日 11時11分(最終更新 8月24日 12時39分)

 【ニューヨーク國枝すみれ】米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)が、弱点とされている中南米系住民や黒人などマイノリティーからの支持を獲得しようと、選挙攻勢をかけ始めた。


<まんがで解説>ドナルド・トランプさんって? .

 トランプ陣営の広報担当ケリアン・コンウェイ氏は21日、CNNテレビで、トランプ氏が公約していた不法移民の強制送還政策を一部修正する可能性があることを示唆した。数週間のうちに内容が決まるという。

 トランプ氏は、メキシコとの国境に壁を建設し、推計1100万人とされる不法移民を国外に強制送還すると公言。有権者の1割を占める中南米系住民の怒りを買った。トランプ氏は20日夜、ニューヨーク・マンハッタンのトランプタワーで、中南米系住民の支持者で構成された顧問団と協議。参加したジェイコブ・モンティ弁護士は、ユニビジョン・ニュースに対し「トランプ氏は、不法移民全員の強制送還は不可能で非人間的だと認めた」と話した。

 トランプ氏はまた、黒人有権者に対しても秋波を送っている。20日、バージニア州の集会で「共和党は(奴隷を解放した)リンカーン大統領の党だ。もう一度、共和党が黒人有権者の家となるようにしたい」と演説した。

 前日にはミシガン州で、民主党の政策が黒人が直面する貧困や犯罪、失業といった問題の元凶だと批判。「トランプ(という新しいもの)を試して、失うものがあるのか」と、黒人有権者に自身への投票を呼びかけた。

 ウォール・ストリート・ジャーナル紙などの世論調査によれば、黒人のトランプ氏に対する支持率はわずか1%にとどまっている。

 民主党の大統領候補のヒラリー・クリントン氏(68)の陣営は、トランプ氏の動きを「(国民の)注意をそらそうとする試みだ」などと批判している。

 米メディアの世論調査によると、クリントン氏への支持率は重要州のほとんどでトランプ氏を上回っている。CBSテレビが21日発表した調査では、クリントン氏は南部フロリダ州や中西部オハイオ州でそれぞれ5、6ポイント上回り、白人高齢者が多い中西部アイオワ州のみ、両者が横並びとなっている。

3593とはずがたり:2016/08/25(木) 15:16:45
英EU離脱を率いたファラージ氏、トランプ氏の集会で演説
http://www.newsweekjapan.jp/headlines/world/2016/08/175875.php
2016年08月25日(木)13時54分

[ジャクソン(米ミシシッピ州) 24日 ロイター] - 英国の欧州連合(EU)離脱キャンペーンの中心的存在だったナイジェル・ファラージ氏は24日、米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏の集会で演説し、トランプ氏は自身が英国で主導したのと同様の反体制運動を展開していると述べ、支持する考えを示した。

ファラージ氏は米ミシシッピ州ジャクソンで開催されたトランプ氏の集会に登場。トランプ氏に演壇に呼ばれ、握手を交わした後、マイクに向かった。

ファラージ氏は演説で、EU離脱をめぐる英国民投票で離脱支持を訴えるにあたり、国内への移民の大量流入に反対を唱えたことが世論が急速に離脱に傾く要因となったと分析。

オバマ米大統領が英国民に国民投票での残留への投票を呼び掛けたのと同じことは繰り返したくないため、トランプ氏への支持を呼び掛けることはしないとした上で、「ただ、私が米国民ならば、(民主党候補の)ヒラリー・クリントン氏に投票しないことは言っておこう」と語った。

トランプ氏はここにきて、不法移民に対する強硬な姿勢を軟化させている。24日放送された発言では、同氏は米国の法律を守ってきた移民との共存と協力に前向きな姿勢を示した。

世論調査の支持率でクリントン氏にリードを許しているトランプ氏は、かねてから英国のEU離脱派との協調を模索してきた。同氏は離脱派を勝利に導いたファラージ氏の言葉をもじり、「(大統領選のある)11月8日は米国民が再び独立を宣言する機会となる」と語った。

3594チバQ:2016/08/28(日) 16:15:02
http://www.afpbb.com/articles/-/3098846
ネオコンの代表格、トランプ氏を非難 クリントン氏に投票示唆
2016年08月27日 15:18 発信地:ベルリン/ドイツ
【8月27日 AFP】ネオコン(新保守主義)の代表格ポール・ウルフォウィッツ(Paul Wolfowitz)氏(72)が、米大統領選で共和党候補のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏を支持せず、民主党候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官に投票するかもしれないと発言した。26日付の独週刊誌シュピーゲル(Der Spiegel)に掲載されたインタビューで述べた。

 ウルフォウィッツ氏はトランプ氏を安全保障上のリスクとみなしていると同誌に語った上で、トランプ氏はロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領を称賛していると非難した。

 ウルフォウィッツ氏は世界銀行(World Bank)総裁を務めたほか、ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)前大統領政権下で要職を務め、イラクへの「先制攻撃戦争」を声高に主張した。(c)AFP

3595チバQ:2016/08/28(日) 23:44:56
http://www.sankei.com/world/news/160825/wor1608250039-n1.html
2016.8.25 19:35
【米大統領選】
クリントン氏の利益供与疑惑が拡大 面会者の半数以上が財団に献金 ノーベル賞のグラミン銀創設者も
【ワシントン=小雲規生】米大統領選の民主党候補のヒラリー・クリントン氏が国務長官在任中に面会するなどした民間人の半数以上が、クリントン家が創設した「クリントン財団」への献金に関わっていたことが23日、分かった。AP通信が報じた。面会者には外国政府と対立する著名経済学者や金融界の有力者らが含まれており、クリントン氏による利益供与疑惑が拡大したかたちだ。

 AP通信が入手したクリントン氏の日程を分析した結果、クリントン氏と面会したり電話で話したりした154人の民間人のうち、少なくとも85人が同財団に献金したり、同財団のプロジェクトへの関与を約束していたりしていた。85人の献金総額は1億5600万ドル(156億円)に上る。

 貧困層への無担保少額融資でノーベル平和賞を受賞したバングラディシュの経済学者、ムハマド・ユヌス氏は、自ら創設した「グラミン銀行」の関連組織を通じて数十万ドルを献金。2009年から12年にかけて3度にわたってクリントン氏と面会するなどした。

 ユヌス氏は当時、同銀行の経営をめぐってバングラディシュ政府と対立しており、国務省に仲介を求めていたという。クリントン氏は側近に対し、対応を検討するよう指示。また国務省はクリントン氏の国務長官在任中、グラミン銀の関連組織に対する220万ドルの資金融通を決めた。

 また面会者のなかには、同財団に大口献金している米投資会社ブラックストーンのスティーブ・シュワルツマン最高経営責任者(CEO)も含まれていた。国務省はシュワルツマン氏の求めに応じて、査証(ビザ)をめぐる問題に取り組んでいたという。

 AP通信はこれらの献金や面会に違法性はないとしつつ、「献金はクリントン氏に会うための『料金』だったとの印象を強めるものだ」としている。

 同財団をめぐっては、幹部がクリントン氏の側近に対し、大口献金者と国務省関係者の間をつなぐよう依頼していたことも判明。共和党のトランプ候補は21日、「これ以上にクリントン氏の腐敗度合いを示すものはない」と批判した。

 同財団はクリントン氏が大統領選で勝利すれば、外国からの献金は受けない方針を示している。しかし今後もクリントン氏が過去の献金者との関係を疑われ続けることは避けられず、選挙戦では大統領としての適性が問題視されそうだ。

3596チバQ:2016/08/28(日) 23:51:07
http://www.sankei.com/world/news/160827/wor1608270021-n1.html
016.8.27 09:32
【米大統領選】
クリントン氏に投票へ 共和党の元国防副長官ポール・ウルフォウィッツ氏

ツイート反応


 米共和党のブッシュ前政権で国防副長官を務めたポール・ウルフォウィッツ氏が、11月の大統領選で同党のトランプ候補ではなく、民主党のクリントン候補に投票すると語った。ドイツの有力誌シュピーゲル電子版が26日報じた。過激発言を続けるトランプ氏を問題視し、クリントン氏に投票する考えを示す共和党員が相次いでいる。

 ウルフォウィッツ氏は同誌に対し、トランプ氏がロシアのプーチン大統領を評価していることなどを批判。米国の安全保障に悪影響を及ぼすとした上で「思うところはあるが、クリントン氏に投票せざるを得ない」と述べた。

 ウルフォウィッツ氏は、イラク戦争を主導したネオコン(新保守主義)の代表格とされる。2005〜07年には世界銀行総裁を務めた。(共同)

3597チバQ:2016/08/30(火) 21:11:14
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160830k0000e030145000c.html
<米大統領選>ジョンソン元州知事 「第3の候補」に存在感
11:36毎日新聞

<米大統領選>ジョンソン元州知事 「第3の候補」に存在感
米大統領選に向け、支援者を前に演説するリバタリアン党のゲーリー・ジョンソン氏=東部ニューハンプシャー州コンコードで25日、AP
(毎日新聞)
 ◇「リバタリアン党」 支持率10%

 【ワシントン西田進一郎】米大統領選で民主、共和の2大政党と一線を画す「リバタリアン党」候補のゲーリー・ジョンソン元ニューメキシコ州知事(63)の存在感が増している。民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)、共和党のドナルド・トランプ氏(70)は、いずれも好感度が低い「不人気候補」。両氏に不満を持つ人々の受け皿として、ジョンソン氏は世論調査で10%前後の支持を集めており、今後さらに支持を伸ばせば、選挙戦に大きな影響を与える可能性がある。

 「目標は大統領選に勝つことだ。クリントンとトランプに二極化した大統領候補の討論会に参加すれば、我々が(選挙に)勝つのは不可能ではない」。ジョンソン氏は28日、FOXニュースの討論番組で、9月26日から始まる大統領候補によるテレビ討論会に参加し、支持を広げることに意欲を示した。

 討論会の参加条件は「平均支持率15%」。キニピアック大が25日発表した世論調査では、45%のクリントン氏、38%のトランプ氏に続き、10%の支持を獲得した。平均では現在8%だが、ジョンソン氏は「最近6、7週間で支持率は4ポイントも伸びており、討論会参加には楽観的だ」と自信を見せる。

 2大政党以外の候補が参加条件を満たせば、1992年大統領選に無所属で出馬し、大旋風を起こしたロス・ペロー氏以来となる。

 リバタリアン党は71年結党で、個人の自由・意思を尊重する。政府の役割を縮小して緊縮財政を求める「小さな政府」を志向する点で共和党と重なり、連邦予算の大幅削減などを主張する。一方、人工妊娠中絶や同性婚など社会問題での寛容さは民主党に近く、不法移民に市民権獲得への道を開く移民制度改革にも賛成する。

 ジョンソン氏は共和党員として2003年まで2期8年間、ニューメキシコ州知事を務めた。12年大統領選にはリバタリアン党から立候補したが、得票率は1%未満だった。

 一方、25日発表のキニピアック大の調査では、「嫌い」と「憎らしい」を合わせた回答が、トランプ氏は63%、クリントン氏も55%に達した。ジョンソン氏は無党派層の19%の支持を獲得したのに加え、共和党支持層の6%、民主党支持層の3%の支持も得ており、前回大統領選時とは異なる自信の裏付けになっているようだ。

3598とはずがたり:2016/08/31(水) 15:16:20

クリントン氏「一家の慈善団体は国務長官の職務に影響せず」 事業縮小し提携相手を探す
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/08/post-5727.php
2016年8月29日(月)10時18分

米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏は26日、一家の慈善団体「クリントン財団」について、国務長官在任中に財団の活動が自身の責務に影響を及ぼしたことはないと言明した。写真は15日、ペンシルバニア州スクラントンで撮影(2016年 ロイター/Charles Mostoller)
  米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏は26日、一家の慈善団体「クリントン財団」について、一部の慈善事業縮小に向け、提携相手を模索していると明らかにした。そのうえで、国務長官在任中に財団の活動が自身の責務に影響を及ぼしたことはないと言明した。

クリントン氏はMSNBCとのインタビューで「財団は提携相手を探しているが、時間がかかるだろう」と指摘。「簡単にプログラムを中止することはできないため、段階的に縮小するには時間がかかる。提携相手との交渉もかなり骨の折れる仕事だ」と述べた。

そのうえで「私の国務長官としての仕事が外部の圧力に影響されたことはない。すべての政策決定は、米国民の安全維持と海外における米国の利益保護に必要との判断に基づき行った。私の側近も適切な行動をとってきたと確信している」と語った。

クリントン財団をめぐっては、寄付などをめぐり、クリントン氏の利益供与疑惑が浮上している。財団は今後、一部の海外からの寄付や企業献金を受け取らない方針も示しているほか、財団の立ち上げに関わった夫のビル・クリントン元米大統領は、ヒラリー・クリントン氏が11月の大統領選で勝利することになれば、役員を辞任する意向を表明している。


[ワシントン 26日 ロイター] -

3599とはずがたり:2016/09/04(日) 15:18:23
ヒラリー氏に痛手?夫の女性問題で側近「離別」
卑猥なツイッターって何を送ったんだ!?厭らしく口説いたけど振られたってこと??

http://www.yomiuri.co.jp/world/20160831-OYT1T50158.html?from=yartcl_outbrain1
2016年08月31日 21時41分

 【ワシントン=尾関航也】米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏(68)が最も信頼する側近として知られるフーマ・アベディン氏(40)が29日、夫のアンソニー・ウィーナー元下院議員(51)との「離別」を発表した。

 発端は夫の女性問題で、陣営にとって痛手となりそうだ。

 米紙によると、ウィーナー氏は知人女性にツイッターで卑わいなメッセージを送り、これが明るみに出たことで「離別」に至った。ウィーナー氏は過去に2回、同様の女性問題を起こしていた。

 クリントン氏も、夫のビル・クリントン元大統領(70)の女性問題で苦汁をなめてきた。今回の一件は、有権者にビル氏の醜聞を連想させかねず、懸念する声が出ている。

(ここまで302文字 / 残り132文字)
2016年08月31日 21時41分

3600とはずがたり:2016/09/04(日) 15:20:59
2013年の記事

57 "セクスティング"で失脚したウィーナー元議員、恥ずかしい偽名で返り咲き
http://news.mynavi.jp/column/ent-economy/057/
三国大洋
[2013/08/02]

前々回の記事で、ヒラリー・クリントン米元国務長官(以下、ヒラリー)の講演料についての話をしたが、あの話の参照元であるNYTimesの記事のなかからもう1エピソード紹介したい。

現在は講演や執筆活動などに忙しいヒラリーの事務所で、「国務長官時代からの部下であるフマ・アベディン(Huma Abedin)という女性がスタッフとして働いている」という一文が終わりのほうに出てくるのだが、このアベディンさんが先週あたりから米メディアでにわかに大きな注目を浴びる存在になっている。

アベディンさんには、3年前に結婚したアンソニー・ウィーナー(Anthony Weiner)という元連邦下院議員の夫がいるのだが、このウィーナー元議員は2年ほど前に議員を辞職している。そのきっかけは、TwitterやFacebook、電子メールなどで性的な情報(人前で見せてはいけない部分を含む自分の裸体画像など)を含んだメッセージを女性に送りつけていたという事実が発覚したことだった。

これは「ウィーナーのセクスティング・スキャンダル」とも呼ばれている(註:米では携帯電話でショートメッセージをやりとりすることをテクスティング(texting)と呼ぶことも多いが、そのtexting とsexを掛け合わせたもの)。

ウィーナーはブルックリンの出身。今年1月の大統領就任式で司会進行役を務めたチャールズ・シューマー上院議員(Chuck Schumer)のもとでの見習いを経て、ニューヨーク州から選出され議員となった。

このため、地元に拠点をおく大手メディアでネタにされることも少なくない。たとえばジミー・ファロンのトークでも、頻繁に登場する名前の一つになっている。

Anthony Weiner and Huma Abedin’s Post-Scandal Playbook - NYTimes

(4月にNYTimes Magazineに掲載されていた、議員辞職後のミソギに励むウィーナー&アベディン夫婦を採り上げた記事。夫妻にはまだ幼い子供もいるらしい)
そんなウィーナー、議員辞職から1年以上かけていわゆる“ミソギ“に精を出し、今年の春あたりからは11月に投票があるニューヨーク市長選の出馬に向けた準備を進めていた。だがここにきて、実はミソギの期間中に性懲りもなくセクスティングを続けていたのが発覚してしまった。しかも「カルロス・デンジャー」(Carlos Danger)というバカげた偽名を使ってメッセージを送っていたことがバレて、さらなる大騒動に発展しているのだ。

さて。妻のアベディンさんはスキャンダル発覚後にさっそく記者会見を行い、「それでも(2011年の時と同様に)夫のことを支持する」と述べたが、この「内助の功」に対しても、「ろくでもない亭主にいつまで肩入れするつもり?」といった感じの厳しい声が上がっているらしい。

3601チバQ:2016/09/04(日) 16:48:49
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016090400049&amp;g=int
クリントン氏がリード維持=米大統領選、終盤戦に突入



 【ワシントン時事】米大統領選は伝統的に本選スタートの日とされる5日のレーバーデー(労働者の日)を境に終盤戦に入る。世論調査では民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(68)が依然リード。投開票日は2カ月後の11月8日に迫っており、最大のヤマ場となる討論会を経て、クリントン氏が独走態勢に入るのか、共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)が巻き返すのかが焦点だ。
 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、3日時点の平均支持率はクリントン氏46%、トランプ氏42.1%で、クリントン氏が3.9ポイント先行。個別の州の情勢調査からはじき出した獲得選挙人予測も、クリントン氏229人、トランプ氏154人と、クリントン氏が過半数の270人に近づいている。
 クリントン氏は一時、トランプ氏に支持率で約8ポイントの差をつけ、獲得選挙人予測も過半数に到達。しかし、長官時代の私用メール使用問題や慈善団体「クリントン財団」の献金者への便宜供与疑惑を追及され、減速した。ただ、トランプ氏も強硬路線を貫くのかどうか戦略が定まらず、勢いを取り戻せていないのが現状だ。(2016/09/04-14:15)

3602チバQ:2016/09/04(日) 16:54:32
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160904k0000m030123000c.html
<トランプ氏>「穏健化」か「過激」か 言動揺れる
00:47毎日新聞

<トランプ氏>「穏健化」か「過激」か 言動揺れる
7月以降の平均支持率の推移
(毎日新聞)
 米大統領選で共和党のドナルド・トランプ候補(70)が迷走している。言動が「過激」と「穏健化」との間で揺れ動き、民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(68)との支持率の差は開いたままだ。選対幹部の刷新もしたが、11月の本選に向けた明確な勝利戦略は描けていないようだ。【ワシントン西田進一郎、ニューヨーク國枝すみれ】

 「全ての内容が固まった時点で決断するが、かなり軟化したものになるだろう」

 不法移民対策について、トランプ氏は1日のラジオ局のインタビューで、南部アリゾナ州で前日に発表したばかりの強硬政策の修正をほのめかした。メキシコ国境の壁建設や推計1100万人の不法移民全員の強制送還という過激な公約を掲げたトランプ氏。8月下旬以降は、軟化を示唆しては強硬路線の維持を主張することを繰り返している。

 トランプ氏の支持率は先月から、下降局面に入った。イラクで戦死したイスラム教徒の米陸軍大尉の両親への批判がきっかけだが、その後も、ロシアによるウクライナ領クリミア半島の一方的な編入を容認するなど、問題発言を連発。共和党政権の元政府高官50人がトランプ氏に投票しないと宣言する書簡を公開する事態になった。

 党予備選では、過激な発言で共和党支持層の一部を熱狂させる戦略が奏功したトランプ氏。本選では、それまで批判してきた党主流派だけでなく、無党派層を含めた幅広い有権者も引きつけなければ勝機はない。だが、米キニピアック大が8月25日に発表した世論調査では、共和党支持層の12%がクリントン氏支持に流れ、無党派層の支持率もクリントン氏の方が高い。

 焦るトランプ氏は8月中旬、それまでの約2カ月間で2回目となる陣営幹部の一部刷新を行った。過激発言を控え、「大統領らしく」振る舞うよう軌道修正を主導した政治コンサルタントのポール・マナフォート氏を事実上更迭。「米国で最も危険な政治工作員」(米メディア)とされる保守系サイトのスティーブン・バノン会長を陣営最高責任者に迎えた。トランプ氏は「私のやり方でやりたいんだ」と語り、刷新の狙いは「原点回帰」にあると説明した。

 一方、支持率回復を狙って仕掛けているのが、ヒスパニック(中南米系)や黒人などマイノリティーへの働きかけだ。マイノリティーの極めて低い支持率を上げるのはもちろん、「人種差別主義者」という印象を消し去ることで、共和党支持層のうち、取り込みに失敗している穏健派や高学歴層を引きつける目的がある。

 不法移民対策の軟化を繰り返し示唆するのも、その一環だ。だが、強硬路線は、不法移民流入で失業率や犯罪率が悪化したという不満を持つ白人層の支持を獲得し、候補指名獲得の原動力にもなった。これらの支持層の離反を恐れるあまり、軟化の必要性との間で言動が揺れ動いているのが実情のようだ。

3603チバQ:2016/09/04(日) 16:54:44
 ◇共和地盤でも苦戦

 11月の本選について、選挙分析で定評があるバージニア大政治センター所長のラリー・サバト氏らは8月18日、クリントン氏が「安全圏内」「勝利の可能性が高い」の州の合計だけで、当選に必要な選挙人の過半数に達し、273人を確保する見通しと発表。トランプ氏は「やや優勢」の州を加えても190人にとどまっている。

 トランプ氏は、民主、共和両党の勢力が拮抗(きっこう)する約10州の「スイング・ステート(激戦州)」の大半を制した上で、民主党地盤の州のいくつかを奪い取る戦略を描いていた。そのため、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)からの離脱を主張し、工場の海外移転などで衰退した中西部から東部にかけて広がる「ラストベルト(さびついた工業地帯)」での戦いを強化しようとした。

 だが実際は、激戦州で大苦戦しているだけでなく、共和党地盤の南部州でもジョージアやノースカロライナなどをクリントン氏に切り崩されている。

 クリントン氏は、TPPへの反対姿勢を打ち出して通商政策が争点になることを回避。トランプ氏を「人種差別主義者だ」と批判し、マイノリティーの間での圧倒的な優勢を維持する戦略だ。クリントン一家が運営する慈善団体「クリントン財団」の便宜供与疑惑などが再浮上し、安心はできないが、優位な戦いを展開している。

 今後の焦点は両候補が直接対決するテレビ討論会で、今月26日に1回目が行われる。

 米ジョージ・ワシントン大政治経営大学院のマイケル・コーンフィールド准教授は「トランプ氏の選挙態勢は不十分で、討論会でクリントン氏を動揺させるだけでは追いつくことはできない。今後、クリントン氏に大惨事と言えるような事態が起きない限り、(本選では)彼女が勝つだろう」と予測している。

 【ことば】米大統領選の仕組み

 投票は全米50州と首都ワシントン(特別区)であり、人口に応じ各州に割り当てられた選挙人計538人の過半数(270人)を獲得した候補が勝者。一部の州を除き、得票数が多い候補がその州の選挙人を「総取り」する方式のため、全米での総得票数が多い候補が勝つとは限らない。

3604名無しさん:2016/09/05(月) 23:42:06
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160905-00000045-reut-n_ame
トランプ氏追い上げ、クリントン氏と支持率拮抗=世論調査
ロイター 9月5日(月)13時34分配信

[2日 ロイター] - ロイター/イプソスが公表した米大統領選の世論調査によると、共和党候補ドナルド・トランプ氏が支持率を伸ばし、民主党候補ヒラリー・クリントン氏の支持率と拮抗している。

トランプ氏の支持率は40%、クリントン氏は39%だった。

トランプ氏は共和党内でも支持を広げており、過去2週間で支持率は6%ポイント上昇し、約78%となった。ただ、2012年の前回大統領選時にミット・ロムニー氏が確保した85%には依然届いていない。

クリントン氏とトランプ氏のいずれにも投票しないとの回答は20%を上回った。

調査は8月26─9月1日、1804人を対象に全米50州で実施された。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160904-00000027-jij-n_ame
クリントン氏がリード維持=米大統領選、終盤戦に突入
時事通信 9月4日(日)14時11分配信

 【ワシントン時事】米大統領選は伝統的に本選スタートの日とされる5日のレーバーデー(労働者の日)を境に終盤戦に入る。

 世論調査では民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(68)が依然リード。投開票日は2カ月後の11月8日に迫っており、最大のヤマ場となる討論会を経て、クリントン氏が独走態勢に入るのか、共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)が巻き返すのかが焦点だ。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、3日時点の平均支持率はクリントン氏46%、トランプ氏42.1%で、クリントン氏が3.9ポイント先行。個別の州の情勢調査からはじき出した獲得選挙人予測も、クリントン氏229人、トランプ氏154人と、クリントン氏が過半数の270人に近づいている。

 クリントン氏は一時、トランプ氏に支持率で約8ポイントの差をつけ、獲得選挙人予測も過半数に到達。しかし、長官時代の私用メール使用問題や慈善団体「クリントン財団」の献金者への便宜供与疑惑を追及され、減速した。ただ、トランプ氏も強硬路線を貫くのかどうか戦略が定まらず、勢いを取り戻せていないのが現状だ。

3606チバQ:2016/09/09(金) 19:26:21
http://www.sankei.com/world/news/160908/wor1609080056-n1.html
2016.9.8 22:23更新

【米大統領選】
投票まで2カ月 世論調査の平均支持率は3ポイント差 熾烈さ増す舌戦 激戦州テコ入れ 


 【ワシントン=青木伸行】米大統領選の投票日(11月8日)まで2カ月。選挙戦は終盤に入り、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)と、共和党のドナルド・トランプ氏(70)の舌戦が熾烈(しれつ)さを増し、激戦州のテコ入れに躍起となっている。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計した主要世論調査の平均支持率は、クリントン氏45・9%、トランプ氏42・9%。このところトランプ氏が追い上げムードで、7月の民主、共和両党の全国党大会後、一時は7・9ポイント差を付けたクリントン氏のリードは3ポイントに縮まっている。支持率は依然、浮き沈みを見せている。

 各州の情勢分析では、大統領選挙人(計538人)の獲得予想数はクリントン氏が229人と、トランプ氏(154人)をリードしている。ただ、当選要件である過半数の270人には届いていない。

 これは勝敗がどちらに転ぶか分からない「トスアップ」(激戦州)が、リアル・クリア・ポリティクスによるとノースカロライナ、アイオワ、フロリダ、オハイオ、ペンシルベニアなど12州(選挙人計155人、メーン州の一部を含む)に上っているためだ。

 その激戦州にも変動が見られる。例えば、前回の情勢分析でバージニア、ペンシルベニア、ウィスコンシン州ではクリントン氏が「やや優勢」とされていたが、最新の分析では「トスアップ」に変わった。

 クリントン氏の支持率低下を含む、こうした最近の動向は主に、私的な電子メールアカウント使用問題が再燃したことに起因しているとみられている。

    
■  ■

 こうした状況にあってクリントン氏は、「過激主義者」「軍の最高司令官には不適格」「ラティーノ(中南米系)にとり危険だ」と、トランプ氏の大統領としての資質を一貫して突く戦略に出ている。

 一方、トランプ氏は黒人が集まる教会などを訪れ、「黒人は民主党の犠牲者だ」と、同党の支持基盤である黒人票の切り崩しを図る一方、「メール問題によってヒラリーは大統領に不合格」と烙(らく)印(いん)を押す。

 7日には、両氏が軍最高司令官としての資質などをめぐり舌戦を繰り広げた。

 トランプ氏は大統領に就任直後に、国防予算の強制削減措置を撤廃して米軍の装備を増強し、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)の掃討計画をまとめる方針を示した。さらに、アジア太平洋地域のリバランス(再均衡)戦略は、「中国の攻撃性を増大させた」と非難した。

 クリントン氏は「最高司令官には、困難な決断をするための絶対的な堅実さと強さが求められる。最高司令官として私は頼りにできるが、トランプ氏は当てにならない」と反論した。

 政治アナリストは現時点で、「クリントン氏が勝つ確率は74%」「クリントン氏が敗れる事態も起こりうるが、ないだろう」「ただ、同氏の地滑り的勝利にはならない」と、トランプ氏不利と予測している。

3607チバQ:2016/09/09(金) 19:27:52
最後の1行抜けてた

>>3606
 だが、トランプ氏は大方の予想を覆してここまで躍進してきた経緯があり、「行方は投票日まで分からない」との慎重な見方もある。26日から火蓋が切られる一騎打ちのテレビ公開討論が、一つのカギを握りそうだ。

3608とはずがたり:2016/09/10(土) 23:44:41

トランプ氏にも財団問題浮上=州司法長官に贈賄か-米大統領選
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016091000217&amp;g=int
 【ワシントン時事】米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(68)が慈善団体「クリントン財団」に絡む便宜供与疑惑の追及に苦しむ中、共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)にも「トランプ財団」を通じた贈賄疑惑が浮上した。今後の展開によっては、トランプ氏が11月の投開票日を前に失速する可能性もある。
 トランプ氏に持ち上がった疑惑は、自身が経営する不動産セミナー「トランプ大学」が詐欺の疑いで検察当局の調べを受けるのを免れるため、2013年に財団を通じてフロリダ州のパム・ボンディ司法長官側に2万5000ドル(約250万円)を渡したのではないかというものだ。
 米メディアによると、ボンディ氏の下には当時、大学に授業料をだまし取られたという訴えが多数寄せられていた。ボンディ氏は同年9月、大学を調べることを検討していると表明。しかし、4日後に自身を支援する政治団体が財団から寄付を受けると、ほどなく調べないことを決定した。
 疑惑が米メディアで騒がれ始めると、トランプ氏は5日、記者団に「彼女とそれ(寄付)について話したことは一度もない」と真っ向から否定。しかし、ボンディ氏の報道担当者は、ボンディ氏がトランプ氏に電話で寄付を頼んだことを認めており、双方の証言は食い違っている。(2016/09/10-15:03)

3609名無しさん:2016/09/11(日) 18:07:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160909-00000003-jij_afp-int
「アレッポって何?」 米大統領候補の無知に司会者あぜん
AFP=時事 9月9日(金)7時8分配信

【AFP=時事】米大統領選で、小政党リバタリアン党(Libertarian Party)から立候補しているゲーリー・ジョンソン(Gary Johnson)元ニューメキシコ(New Mexico)州知事が、8日放送の報道番組内で、内戦下のシリアで激戦が続く北部アレッポ(Aleppo)市の状況にどう対処するかとの質問に「アレッポとは何ですか?」と聞き返し、司会者らをあぜんとさせる一幕があった。

 質問を投げかけたジャーナリストのマイク・バーニクル(Mike Barnicle)氏は、シリア問題に関する知識不足を露呈したこのジョンソン氏の返答を受け、信じられないといった様子で「ご冗談でしょう」と応じ、「アレッポはシリアにあります。難民危機の震源地です」と説明した。

 するとジョンソン氏は、「シリアについては、私も確かに大変な状況だと思う」と答えた上で、「シリアに対処する唯一の方法は、ロシアと協力して外交的に事態を終息に導くことだと考えている」と続けた。

 かつてシリアの経済中心地だったアレッポは、2011年3月に始まった内戦で荒廃している。

 ニューメキシコ州知事を2期務めたジョンソン氏は、近く行われる大統領選候補の討論会に参加し、民主党候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏と共和党候補のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏との直接対決に臨みたい考えだが、そのためには世論調査で15%以上の支持率を獲得する必要がある。

 ジョンソン氏の名が世論調査で挙がることはほとんどないが、7日に公表された米紙ワシントンポスト(Washington Post)とオンライン調査会社サーベイモンキー(Survey Monkey)の合同世論調査では、全州平均で13%の支持を得ているとの結果が出ている。

 ジョンソン氏の発言の直後、ツイッター(Twitter)上では「#WhatIsAleppo(アレッポって何)」というハッシュタグがトレンド入りし、皮肉や驚きのコメントが相次いで投稿されている。中には、破壊されたシリアの写真に「これがアレッポだ」というコメントを添えて投稿し、失望をあらわにする人もいた。【翻訳編集】 AFPBB News

3610とはずがたり:2016/09/12(月) 14:02:39
もしこの段階で万が一とかあったらどうなるの?副大統領候補が昇格?党大会やりなおし?

クリントン氏、米カリフォルニア州での遊説中止 肺炎の診断で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160912-00000038-reut-n_ame
ロイター 9月12日(月)12時7分配信

 9月11日、米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官は、肺炎と診断されたことを受け、カリフォルニア州での遊説を中止した。写真はニューヨークで9日撮影(2016年 ロイター/Brian Snyder)
[ニューヨーク 11日 ロイター] - 米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官は、肺炎と診断されたことを受け、カリフォルニア州での遊説を中止した。選挙陣営の関係者が11日明らかにした。

クリントン氏は2日間の日程で資金調達イベントや演説を行うため、12日の朝にカリフォルニアに向かう予定だった。

3611チバQ:2016/09/12(月) 20:46:27
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1609120006.html
【米中枢同時テロから15年】クリントン氏が体調不調訴え追悼式典を途中退席 肺炎と診断 大統領選への影響も…
09:29産経新聞

 【ニューヨーク=上塚真由】米大統領選の民主党候補、ヒラリー・クリントン前国務長官(68)が11日、ニューヨークで行われた米中枢同時テロの追悼式典で体調不良を訴え、途中で退席した。クリントン氏の医師によると、同氏は2日前に肺炎と診断されており、式典中は暑さで脱水症状を起こしたという。

 米CNNテレビによると、クリントン氏は選挙運動のため12日から予定していたカリフォルニア州訪問も取りやめたという。

 11日の式典は、世界貿易センタービル跡地で行われた。クリントン氏はサングラス姿で同日午前8時ごろ到着したが、式典中の同9時半ごろに退席した。現場で撮影された映像では、足元がふらつき、周囲のスタッフに支えられて車に乗り込む姿が映し出された。

 その後、マンハッタンにある娘のチェルシーさんのアパートで休憩。クリントン氏は正午前に報道陣の前に姿を現し、「気分は良い」と笑顔で語った。

 事態を受けて、陣営は医師の診断内容を公表。それによると、同氏は9日に肺炎と診断された。抗生物質を処方され、日程を調整して休息を取るように指示されたという。医師は、「暑さで脱水症状を起こしたが、現在は順調に回復している」と説明した。

 式典には、共和党候補のドナルド・トランプ氏(70)も参加。クリントン氏は国務長官時代の2012年末、頭部の血栓で入院するなど、健康不安説が指摘されてきた。トランプ氏はこれまで「この国の課題に立ち向かうスタミナがない」と攻撃しており、健康問題が大統領選に影響を与える可能性がある。

3612チバQ:2016/09/12(月) 20:47:16
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160912X306.html
健康問題、米大統領選の焦点に=情報開示遅れる―クリントン陣営
14:27時事通信

 【ワシントン時事】米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(68)が11日、ニューヨークで行われた同時テロ15年の追悼式で体調を崩し、肺炎だったと発覚した問題は、高齢のクリントン氏の健康問題に焦点が当たる契機となった。当選すれば就任1年目で70代に入るクリントン氏の健康問題は、共和党やメディアの追及を受けるとみられ、選挙戦に影響を及ぼしそうだ。

 クリントン氏が追悼式を途中退席した後の様子とみられるインターネット上の映像では、よろけて両脇を支えられながら車に乗り込んでいる。共和党候補のドナルド・トランプ氏(70)は「(過激派組織)『イスラム国』(IS)と戦うには精神的にも体力的にもスタミナ不足だ」とクリントン氏を攻撃しており、この映像のイメージだけでも一定の打撃となる可能性がある。

 今回の件では、クリントン陣営の情報開示にも疑問が残った。クリントン氏が11日に体調を崩したため、主治医は肺炎を公表したが、その診断が下っていたのは9日だった。クリントン氏は先週の遊説中、せきに苦しめられる場面があったが、途中退席がなければ肺炎は公表されなかったかもしれない。

 退席についても「陣営は当初、その理由や居場所について何も情報を出さなかった」(ニューヨーク・タイムズ紙)。さらに、体調不良は暑さのせいと最初に説明した際に、陣営は肺炎には触れていなかった。

 クリントン氏は国務長官時代の2012年、脳振とうを起こして入院し、頭部の血栓治療を受けた病歴がある。これに関連して、トランプ陣営は「失語症」ではないかと具体的な症状までほのめかしながら、クリントン氏の健康に強い疑問を提起している。

3613チバQ:2016/09/12(月) 21:36:44
http://www.sankei.com/world/news/160907/wor1609070057-n1.html
2016.9.7 20:41
【大統領選・争点の現場】
変化か、安定か 4割無党派のニューハンプシャー州、候補に失望する支持者たち
 米北東部ニューイングランド地方のニューハンプシャー州ポーツマスは日露戦争の講和会議が開かれた街として知られる。ここに共和党で大統領を目指す人物のほとんどが面会を求める女性がいる。夫とともに不動産開発業を営むルネイ・プラマー(63)。今回も候補指名を争った17人のうち14人のため地元有力者を集めた昼食会を開いた。

 ビジネスや交友を通じて州内の経済界や政界に幅広い人脈を持ち、全米で2番目の候補指名争いとなるニューハンプシャー州予備選に強い影響力がある。8月末、ポーツマスのオフィスにプラマーを訪ねると、浮かない表情だった。

 「今年の11月は上院選でのケリー・アヨットの再選を重視することにするわ。彼女を勝たせなきゃ」

 自らを穏健派というプラマーには共和党候補が不動産王、ドナルド・トランプ(70)が指名を受けたのは想定外。地元有力者を集めた昼食会で候補の資質を「品定め」までした大統領選への熱意はうせていた。昨年5月に昼食会に招き、「魅力のある人」と感じたが、眼鏡にかなった候補を招く自宅での夕食には誘わなかった。

 「あなたたち日本人は他者に敬意を表し、考えて物を言う。トランプ氏はそうではない」とプラマー。党内や人種間に溝を作るような暴言にうんざりさせられている。トランプの指名獲得に失望し、11月の本選では民主党候補の前国務長官、ヒラリー・クリントン(68)に投票する共和党支持の友人もいるが、引き留めるつもりはない。

 初戦アイオワ州党員集会に続き最初の予備選が開かれるニューハンプシャー州のモットーは「自由に生きよ、さもなくば死を」。アイオワ州では熱心な党員が集まり候補を決めるため、共和党はより保守的、民主党はよりリベラルな候補が有利であるのに比べ、約4割を占める無党派層がどちらの党にも投票できるニューハンプシャー州は中道路線をとる候補が有利だ。

 だが、2月の予備選で勝利したのは、共和党が移民排斥を主張するトランプ、民主党は民主社会主義を自称するバーニー・サンダース(74)。アイオワで敗れた2人にとって躍進の始まりだった。

 「ここでは現状を維持することへの懸念が強かった。政治の世界の悪い『安定した秩序』よりも、人々は変化を求めたのです」。サンダース陣営で州北部の地元対策を統括したアダム・ヒューバティー(37)は振り返る。

 ワシントン経験が長いクリントンはサンダース支持者にとり「旧体制」の代表だ。州中部ラコニアでクリントンのため戸別訪問をするラルフ・ルクレア(73)は、私用メール問題で「ヒラリーは嘘つきだ」と支持を断られることが多い。「本当のことをいう政治家に会ったことがあるかい?」と聞き返し、会話に持ち込むコツを会得した。

 ニューハンプシャー州に住む有権者の政治意識に詳しいニューハンプシャー大学調査センター所長、アンドリュー・E・スミスは「サンダースを推した若年層や白人労働者層が投票所にいかなければ、クリントンの当選可能性が低くなりうる」と指摘する。そのためサンダースは5日、ニューハンプシャー州に入り、自らの支持者にクリントンへの投票を呼びかけた。

 変化を求めたニューハンプシャー州の有権者はトランプ、サンダースを全米で最初に選んだ。しかし、共和党員はトランプの暴言で、民主党員はサンダースを破ったクリントンの私用メール問題でそれぞれの候補に「大統領の資質」があるか確信できない。

 スミスは予備選を「既成政治家に『くたばれ』といえる代表者としてトランプが選ばれた」と振り返る。「変化」のトランプか、「安定」のクリントンか。激戦州のニューハンプシャー州は選挙人数が4と少ないながらも、有権者の意思を占うバロメーターとなる。(米ニューハンプシャー州ポーツマス 加納宏幸)=敬称略

3614チバQ:2016/09/12(月) 21:37:46
http://www.sankei.com/world/news/160903/wor1609030005-n1.html
2016.9.3 06:59
【米大統領選・争点の現場】
「人種には生物学的能力差がある」まで登場 「白人至上主義」が表舞台に 白人の国VS移民の国かの選択
 米大統領選の民主党候補、ヒラリー・クリントン(68)の陣営が、共和党候補のドナルド・トランプ(70)をクー・クラックス・クラン(KKK)などの白人至上主義団体と結びつけるCMを激戦州に向けて流し始めた。その中で攻撃されたのが、種には生物学的な能力差があるという「人種現実主義」を唱えるジャレッド・テイラー(64)だ。

 「あれはでたらめです」 首都ワシントン郊外、バージニア州オークトンの自宅兼事務所でテイラーは憤った。

 「白人が少数民族になり、国全体が変わることに抵抗するのは当然だ。日本だってイラク人やフィリピン人やシリア人が大勢入ってくると文化は逆さまになるでしょう? 白人が住む国だけがそれに抵抗するとナチスだと批判される」

 テイラーが主宰するサイト「アメリカン・ルネサンス」の閲覧者数は毎月約30万に上る。

                
■   ■

 テイラーは、不法移民の強制送還やイスラム教徒の入国禁止を主張するトランプが「白人が少数民族になる過程を遅らせてくれる」として支持する。トランプを人種差別主義者として攻撃するクリントンにとっては格好の標的となった。

 白人とマイノリティー(少数派)の支持動向は二極化している。キニピアック大学(米コネティカット州)の8月の世論調査では、白人層の支持はトランプ52%、クリントン41%。黒人やヒスパニック(中南米系)など非白人層の支持はクリントン77%に対し、トランプ15%だった。

 クリントン陣営がトランプを人種差別と絡めて問題視するのは、少数派の支持を固めるのに加え、差別的な思想に嫌悪感を抱く共和党支持層を引きつける狙いもある。クリントンは8月25日、ネバダ州での演説で、テイラーのようなトランプ支持者を伝統的な保守主義者と区別した。

 「これは私たちが知っている保守主義でも共和党の考え方でもない。『オルトライト』(オルタナティブ右翼)として知られる人種主義的な思想だ」

 白人至上主義団体を監視し、人種差別に抗議する南部貧困法律センターはオルトライトを「白人のアイデンティティーが、『政治的正しさ』や『社会正義』を用いた多文化勢力の攻撃を受けていると信じる極右主義」と定義付ける。

                
■   ■

 トランプはこのところ、黒人を意識した発言を続ける。8月30日のワシントン州での演説では共和党初の大統領として黒人奴隷を解放したリンカーンを引き合いに「共和党がリンカーンの党、民主党が奴隷制(擁護)の党だったことを忘れないでほしい」と述べた。だが最近の世論調査でも黒人の支持は1桁どまりだ。

 バージニア州北部パーセルビル。共和党副大統領候補のインディアナ州知事、マイク・ペンス(57)の演説会場にいた元空軍士官のハリー・ハーティング(62)は、共和党を多様な層から支持される党に変えたいと、キューバ系の上院議員マルコ・ルビオ(45)を応援した。自らと同じ白人が人種問題で過去の責めを負わされることへの不満がトランプ支持につながったことは理解するが、人種差別的な発言には反対だ。

 「不法移民は問題だが、法を守り、文化を尊重する移民ならどの国から来ようが気にしない。ただ、民主党が声高に人種問題を取り上げることに嫌気がさしている共和党員もいる」

 不法移民の犯罪、イスラム過激派のテロに危機感を抱く白人の支持を受けるトランプの下に白人至上主義者たちまでが結集したことで、「人種」は一気に主要争点に浮上した。今回の選挙は、米国を「白人の国」と位置づけるのか、移民国家として人種の多様化を許容するのかを問う戦いでもある。(米バージニア州パーセルビル 加納宏幸)=敬称略

                  


 米大統領選の投開票まで2カ月余。選挙では何が争われ、有権者らはどう受け止めているのか。現場から随時報告する。

3615チバQ:2016/09/12(月) 21:39:56
http://www.sankei.com/world/news/160907/wor1609070008-n1.html

2016.9.7 07:03
【米大統領選・争点の現場】
「誰に投票すればいいの」 頭悩ます豚農家 クリントンもトランプもTPP反対 でも意外に多い自由貿易派…


 数センチの厚切りの骨付き豚肉をグリルしたポークチョップや、細かいパン粉で揚げたカツレツをパンで挟んだポークテンダーロイン。会場には、アイオワ州名物の豚肉料理がずらりと並んでいた。8月の11日間で州都デモインに100万人超を集めた「ステート・フェア」。毎年恒例の、屋台や催しものでにぎわう一大イベントだ。

 「米国の豚農家にとって日本は金額ベースで最大の輸出相手。その門戸をさらに広げる環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の実現は目下の最重要案件だ」

 デモイン郊外で約2500頭の豚を育てるサム・カーニー(61)はフェアの会場で、日米など12カ国が2月に署名したTPPへの熱意をあらわにした。アイオワは全米一の豚肉生産量を誇る農業州。全米の豚肉生産者団体のトップとして自由貿易を推進した経歴もあるカーニーには、日本に豚肉関税の引き下げを認めさせるTPPへの支持に迷いはない。

 ただし頭の痛い問題がある。11月の大統領選を前にした政治状況だ。TPPを批准する立場の米議会ではTPPへの慎重論が噴出し、民主党候補のヒラリー・クリントン、共和党候補のドナルド・トランプはともに反TPPを打ち出している。カーニーは「どちらが勝っても選挙後につきあわねばならない以上、どちらを支持するかという問題には関わりたくない」と悩ましげだ。「オバマ政権の任期中に議会がTPPを批准するのが一番だ」と見込みの薄いシナリオを口にして、嘆息をついた。

■   ■

 アイオワは全米有数の激戦州だ。8月中旬に行われたアイオワでの世論調査では、両候補の支持率はいずれも40%だった。全米でクリントン支持の流れが強まるなかでも、トランプへの支持が落ちない保守的な土地柄といえる。

 クリントン陣営はカーニーのようなTPP支持派の影響力が強いアイオワを攻略するため、州内ではTPP批判を封印。18日に州内に乗り込んだ副大統領候補の上院議員、ティム・ケーンは指名受諾までは自由貿易を推進してきたことで知られ、数百人の聴衆を前に「私は貿易の力を知っています」と訴えた。

 集会に参加した元配管工のゲーリー・チャリパー(62)は「アイオワでは大勢が農業に関わっている。クリントンは今はTPP反対だが、自由貿易の大切さを理解していると思う」とクリントンの“変心”に望みをかける。

 一方、8月27日にデモイン入りしたトランプも演説で、「われわれは素晴らしい自由貿易協定を手にすることになる」と述べた。北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉を見据えた発言とみられるが、6月にTPPから「脱退する」と宣言したことは棚に上げ、自由貿易を後押しするかのような言い回しを使った。

■   ■

 クリントンやトランプがこれまでの選挙戦で反TPPを強調してきたのは、TPPで門戸開放を迫られる自動車産業が集積するオハイオ州など別の激戦州では、TPPへの反感が強いためだ。

 しかし米国全体でみれば構図は異なる。3月の世論調査では自由貿易協定を「良いことだ」とみる意見が全体の51%を占め、「悪いことだ」とみる意見(39%)を上回った。なかでもクリントン支持層では58%が好意的だ。

 TPPを推進するオバマ大統領も2008年の選挙戦では、前年に署名された米韓自由貿易協定は「賢明な合意内容だとは思えない」として強く反対。しかし当選後は韓国との追加交渉を行って11年の批准にこぎつけている。

 アイオワ大学教授のティモシー・ヘーグルは「クリントン氏にしてもトランプ氏にしても、大統領になればTPPに関する立場を修正することはありえる」と指摘している。(米アイオワ州デモイン 小雲規生、写真も)

=敬称略

3616とはずがたり:2016/09/13(火) 11:41:33

トランプ氏、肺炎のクリントン氏に意外な配慮 職員に批判自粛令
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160913-00000002-jij_afp-int
AFP=時事 9月13日(火)5時28分配信

【AFP=時事】米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏は12日、肺炎と診断されたライバルの民主党候補ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官の回復を願うと表明した。

 クリントン氏は11日、米同時多発攻撃から15年を迎えニューヨーク(New York)で開かれた犠牲者追悼式典に出席したものの、体調を崩して途中で退席。クリントン陣営はその後、同氏が肺炎と診断されたと発表し、カリフォルニア(California)州で12、13両日に予定していた遊説を中止していた。

 これについてトランプ氏が出した最初のコメントは、同氏らしからぬ控えめな内容だった。FOXニュース(Fox News)との電話インタビューに応じた同氏は、「何かあるようだが、私はただ、彼女が回復して選挙戦に復帰し、(今月26日の)討論会に臨むことを望んでいる」と表明。同時に、自身の健康記録の詳細を近く公開する方針を明らかにした。

 CNNとブルームバーグ(Bloomberg)の報道によると、トランプ陣営の職員らは、クリントン氏の病状に配慮し、この件に関するソーシャルメディア上の投稿を控えるよう指示を受けているという。

 対立候補に対する容赦ない個人攻撃で知られるトランプ氏はここ数週間、68歳のクリントン氏が一国を主導していく上での適性にも関わる深刻な健康問題を抱えていると吹聴していた。

 インターネット上には、クリントン氏が脳腫瘍やパーキンソン病、認知症を患っているのでは、という根拠のないうわさが出回っている。

 これに対しクリントン氏の側近の一人は12日、同氏には肺炎以外に患っている病気はなく、今週半ばにも選挙戦に復帰できる見通しだと述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

3617チバQ:2016/09/13(火) 20:25:15
http://mainichi.jp/articles/20160914/k00/00m/030/048000c

米大統領選
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クリントン氏「早期復帰」…健康不安説を否定

毎日新聞2016年9月13日 19時33分(最終更新 9月13日 19時56分)

 【アナーバー(米中西部ミシガン州)西田進一郎】米同時多発テロの追悼式典で体調を崩して途中退席した大統領選の民主党ヒラリー・クリントン候補(68)は12日、CNNテレビの電話インタビューで「気分はかなり良くなった。もっと早く休養すべきだった」と語り、9日に肺炎と診断された際の医師の忠告に従うべきだったとの認識を示した。そのうえで「できるだけ早く遊説に復帰したい」と述べ、「数日以内」に復帰するとアピールした。


「数日以内」アピール

 クリントン氏は追悼式を退席する際にふらつき、両脇を警護担当者らに支えられて車に乗り込んだ。クリントン氏はインタビューで「めまいでバランスを崩した」としたが、意識は失っていないと説明。「(同様の症状は)思い出せるのは2回だが、これまでの人生で数回経験した。問題は認識しているし、通常は回避できる」と語った。

 クリントン氏に対しては、9日に肺炎と診断されながら、体調を崩した11日まで公表しなかったため批判が出ている。インタビューでは、2015年に主治医の診断書を公表し、確定申告書も40年近くにわたって公開しているとし、「我々は既に透明性に関して高い基準を満たしている」と強調。確定申告書の公開を拒んでいるトランプ氏を逆に批判した。

 トランプ陣営はこれまで、クリントン氏が演説中にせき込むことなどを取り上げ、健康不安説をたびたび持ち出していた。クリントン陣営は「根拠がない」として取り合ってこなかったが、退席をきっかけに健康不安説が再燃しており、健康や大統領の職務遂行に問題がないことを説明する必要性が浮上。クリントン氏はインタビューで、せきについては春と秋に出る季節性のアレルギーによるものだと説明した。

 クリントン陣営は医療記録を追加公表することで事態の沈静化を図る方針だ。一方、トランプ氏も数日以内に詳細な医療記録を公表する方針を明らかにしている。


クリントン氏がこれまでに指摘された健康不安

・2012年に脱水症状で倒れ、脳しんとうを起こす。血栓が見つかり入院

・選挙集会で演説中に何度もせき込む。今月9日に肺炎と診断される

・今月11日、同時多発テロの追悼式典で体調を崩して退席

3618チバQ:2016/09/13(火) 21:32:33
http://www.sankei.com/world/news/160913/wor1609130040-n1.html
2016.9.13 21:11
【米大統領選】
「私の敵はメディアだ」とトランプ氏が敵意むき出し 保守系もこぞって批判の異常事態

 【ニューヨーク=上塚真由】米大統領選の共和党候補、ドナルド・トランプ氏(70)と米主要メディアの対立が激化している。リベラル系だけでなく、共和党寄りとされる保守系メディアもトランプ氏を批判的に報じ、主要メディアが一丸となって一人の候補を非難する異例の事態となっている。客観報道のあり方を問う声があがる一方、過激で派手な演出で衆目を集めてきた同氏のメディア戦略に陰りが見え始めたとの指摘もある。

過激さを増す批判

 最近のトランプ氏の怒りの矛先は「偏向報道」だ。9日には「CNN(テレビ)の私のドキュメンタリー番組は見る価値もない。私について語った人のほとんどを私は知らない。ジョークだ!」とツイッターでばっさり。同氏は「私の敵はクリントン氏ではない。メディアだ」と公言しており、敵意をむき出しにする。

 メディア側もエスカレートさせており、8月末にはオバマ米大統領の元選挙参謀、デビッド・プラフ氏がNBC放送のインタビューで、トランプ氏を「サイコパス(反社会性人格障害)の候補者だ」と指摘し、大きな波紋を呼んだ。その後、MSNBC放送の女性キャスター、ミカ・ブレジンスキー氏も「精神科医はトランプ氏を診断すべきだ」などと同調した。

 民主党候補のヒラリー・クリントン氏(68)を支持するリベラル系の代表格、ニューヨーク・タイムズ紙は、連日のように1面でトランプ氏の批判記事を掲載。保守系のウォールストリート・ジャーナル紙でさえ、社説で「大統領候補らしく振る舞うことができないならば、副大統領候補のマイク・ペンス氏に指名を譲るべきだ」と“辞退”を提言した。

「中立性」は必要?

 米国では1987年に放送における「公平の原則」が撤廃され、世論の二極化が進んだ。政策をめぐる議論が活発になる一方、保守派のラジオ番組司会者の過激な発言を問題視し、民主党の中には“復活”を求める動きもあった。

 今回の大統領選で、改めて中立性の是非や、客観報道のあり方が問われる事態に。昨年8月、トランプ氏と口論となり記者会見場から追い出されたスペイン語放送局「ユニビジョン」のホルヘ・ラモス氏は、タイム誌(電子版)に「候補が人種差別や性差別の発言をした場合、われわれは、中立の原則に身を潜めてはならない。それは誤った平等だ」と寄稿し、トランプ氏への批判は今後も強めるべきだと主張した。

 これに対し、保守系のワシントン・タイムズ紙のケリー・リデル記者は、メディアの間で「トランプ氏を攻撃すればかっこいい」という風潮があると指摘。作家のジャスティン・レイモンド氏は、ロサンゼルス・タイムズ紙への寄稿で、トランプ氏の冗談めいた発言までメディアが攻撃しているとし、「ジャーナリストが論理的に評価する力を失っている」と疑問を投げかけた。

トランプ氏こそ恩恵

 トランプ氏とメディアの対立について、米コロンビア大ジャーナリズム大学院のトッド・ギトリン教授は、「予備選では、トランプ氏の登場前から集会会場の様子がテレビ中継され、会場に到着するだけで『速報』として紹介されるなど、良い意味で特別扱いをされてきた」とし、「トランプ氏こそメディアの恩恵を多大に受けてきた」と指摘する。

 トランプ氏は1980年代から不動産王として派手な生活ぶりをメディアを通じて披露。事業だけでなく、結婚や離婚まで大々的に報じられてきたとし、「トランプ氏自身が、タブロイド紙との共同作品」とギトリン氏はいう。

 長年にわたりメディアと“共存”してきたトランプ氏に対し、ギトリン氏は「今は『剣で生きる者は剣に滅ぶ』ということを学んでいるだろう」と聖書の一部を引用して指摘した。

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3619チバQ:2016/09/13(火) 21:33:09
http://www.sankei.com/world/news/160912/wor1609120031-n1.html
2016.9.12 21:24
【米大統領選】
クリントン氏体調不良、そろって高齢のトランプ氏も大丈夫? 「核のボタン」持つ超大国の指導者に致命傷
 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選の民主党候補、ヒラリー・クリントン前国務長官(68)がニューヨークで体調不良を訴えたことで、大統領に就任した場合に4年の任期を全うできるか不安を残した。超大国を率いる米大統領にとり、健康が政治的な致命傷になりかねない問題であることを改めて示した。

 ホワイトハウスは大統領の健康状態を公開し、その重責を担える状態にあることを証明し続けている。身長、体重、心拍数、血圧などオバマ大統領が受けた健康診断の結果はもとより、常用している医薬品も詳細に公表される。大統領の車列には、不測の事態に備えて必ず救急車が付く。

 米政府がここまで大統領の体調管理に神経をとがらせるのは、世界最強の軍を率い、「核のボタン」を持つ大統領の決断には一刻の遅れも許されないからだ。

 1981年にレーガン大統領が銃撃を受けて入院すると、即座にジョージ・H・W・ブッシュ副大統領がホワイトハウスに呼び戻され、大統領の職を担った。長男のジョージ・W・ブッシュ前大統領も在任中、麻酔を使う内視鏡検査の際にはチェイニー前副大統領に権限を委譲した。

 ケネディ元大統領の暗殺を踏まえて加えられた合衆国憲法修正第25条は、大統領が外科手術の麻酔や心神喪失で職務を遂行できなくなった場合に、副大統領が臨時大統領に就くことを規定している。最高指導者が「不在」となり、敵国に付け入る隙を与えないようにする狙いがある。

 クリントン氏は今年10月に69歳の誕生日を迎える。来年1月に大統領に就けば、レーガン元大統領の69歳11カ月に次ぐ史上第2位の高齢就任となる。健康不安は11月の大統領選に影響を与えかねず、クリントン氏の当選可能性が4〜5%下がったとの予測もある。

 89年1月に64歳で大統領に就任したブッシュ元大統領は3年後の92年1月、訪日した際に宮沢喜一首相(当時)が催した晩餐(ばんさん)会の席上で嘔吐(おうと)して倒れた。同年11月の大統領選でブッシュ氏を破ったのは、46歳の若さで就任したビル・クリントン元大統領。ヒラリー・クリントン氏の夫だ。

 共和党候補のドナルド・トランプ氏(70)は繰り返しクリントン氏の健康状態に疑問を呈してきたが、トランプ氏が大統領に就けばレーガン氏を上回る史上最高齢となり、健康問題はひとごとではない。

3620チバQ:2016/09/15(木) 21:08:49
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJ9H22NHJ9HUHBI003.html
トランプ氏、重要2州でクリントン氏上回る CNN調査
10:44朝日新聞

 米CNNは14日、米大統領選でカギとなるフロリダ、オハイオ両州で共和党のトランプ氏の支持率が、民主党のクリントン前国務長官をわずかに上回ったとの世論調査を発表した。全米規模の調査ではクリントン氏がわずかに優位だが、トランプ氏も回復基調にあり、選挙まで2カ月を切る中、予断を許さない情勢だ。

 CNNは、選挙の度に民主、共和両党が接戦を演じる10州前後の「スイングステート(揺れ動く州)」のうち選挙人が多いフロリダ、オハイオ両州で7日から12日まで世論調査を実施。

 フロリダ州では「投票に行きそうな人」のうち、トランプ氏の支持率が50%で、クリントン氏の46%を上回った。オハイオ州でもトランプ氏が50%で、クリントン氏が46%だった。

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3621チバQ:2016/09/15(木) 22:59:20
http://www.afpbb.com/articles/-/3100838
米大統領選、クリントン氏撤退の場合…その後のシナリオは
2016年09月14日 12:38 発信地:ワシントンD.C./米国

政治 特集:米大統領選挙2016
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米大統領選、クリントン氏撤退の場合…その後のシナリオは
米ノースカロライナ州シャーロットでの集会に登場したヒラリー・クリントン氏(2016年9月9日撮影)。(c)AFP/Brendan Smialowski
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【9月14日 AFP】米大統領選挙の候補者が途中で撤退せざるを得なくなったらどうなるのか? 代わりに誰が候補者になるのか?――大統領選終盤を迎えている米国で、このような疑問が急浮上している。民主党候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏(68)が、11日にニューヨーク(New York)州で開かれた9.11米同時多発攻撃の追悼式典を体調不良で途中退席し、肺炎を患っていたことが判明したためだ。

 クリントン氏は同州チャパクア(Chappaqua)にある自宅での静養のため、12日と13日に予定されていたカリフォルニア(California)州での遊説を中止した。

 米国憲法では、大統領選の候補者が撤退した場合の指針について何も示されていないが、各党の党規にはそのようなケースを想定した項目が設けられている。民主党の党規の第2条第7項には、「民主党全国委員長の招集により、候補者の空席を埋めるための特別会合が開かれる」と書かれている。共和党の党規にも同様の記載がある。

 民主党の特別会合では、後任の選出は多数決で決定されるという。とはいえ、選出の参考となるような前例はほぼない。

 クリントン氏の健康状態をめぐっては、全快するとの見方が大半だが、アナリストたちは、撤退に追い込まれた場合を想定して、後任の名前を挙げ始めている。名前が挙がっているのは、副大統領候補のティム・ケーン(Tim Kaine)上院議員、クリントン氏と予備選を戦ったバーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員、ジョゼフ・バイデン(Joseph Biden)現副大統領だ。

 アメリカン大学(American University)のデービッド・ルブリン(David Lublin)教授(政治学)は、民主党役員は大統領の資質を満たす人なら誰でも選ぶことができると指摘している。(c)AFP/Brigitte DUSSEAU

3622チバQ:2016/09/19(月) 20:54:23
http://www.afpbb.com/articles/-/3101225
トランプ氏、テレビで頭髪試される!? 司会者がくしゃくしゃに
2016年09月16日 18:46 発信地:ワシントンD.C./米国
【9月16日 AFP】米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏のごわごわで煩雑な黄色っぽい頭髪は、大統領選において不可解なものの一つだが、その髪がテレビ番組の中でめちゃくちゃにされた。

 いつもは自信満々な態度のトランプ氏だが、15日にコメディアンのジミー・ファロン(Jimmy Fallon)氏が司会を務める人気トーク番組「ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン(The Tonight Show Starring Jimmy Fallon)」に登場した際には気のいい人物に徹し、控えめなトーンで話した。

 ファロン氏は得意の物まねでトランプ氏の口調をまねたり、からかったりした揚げ句、インタビューの最後に「あなたの髪の毛をくしゃくしゃにしてもいいですか?」と聞き、大統領選でライバルの民主党候補ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏に勝利してしまうといけないので、大統領にふさわしくないお願いができるのはこれが最後かもしれないから、と説明した。

 観客は大喜び。トランプ氏がにやっとほほ笑んでファロン氏の願いを聞き入れると、ファロン氏は右手を伸ばし、勢いよくトランプ氏の髪を何度もかき回した。その間、トランプ氏は笑みを浮かべて耐えていた。(c)AFP

3623チバQ:2016/09/19(月) 21:02:12
http://mainichi.jp/articles/20160918/k00/00e/030/128000c
米国
NY中心部マンハッタンで爆発 29人負傷

毎日新聞2016年9月18日 10時55分(最終更新 9月18日 14時11分

米メディアによると、17日夜、ニューヨークの中心部マンハッタンで爆発が起き、29人が負傷した。CNNテレビは関係者の話として、ごみ箱付近に爆発物が仕掛けられた可能性があると伝えた。ニューヨークのデブラシオ市長は17日深夜、記者会見、爆発は「意図的に起こされた」と語った。

 現場はマンハッタン南西部のチェルシー地区で、警察当局は周辺を封鎖し捜査を始めた。デブラシオ市長は「現時点でテロとの関連を示す証拠はない」との認識を示した。

 CNNなどは警察当局の話として、現場周辺で2個目の爆発物とみられるものが見つかったと報じた。(共同)

3624チバQ:2016/09/19(月) 21:02:58
http://mainichi.jp/articles/20160920/k00/00m/030/040000c
NY爆発
2現場に同一人物…事件前、かばん運ぶ

毎日新聞2016年9月19日 20時10分(最終更新 9月19日 20時26分)
【ロサンゼルス長野宏美】米東部ニューヨーク市マンハッタンの繁華街で17日に起きた爆発事件で、米CNNは18日、爆発現場と不審物の圧力鍋が見つかった現場の双方で、同一人物とみられる男が大きなかばんを運ぶ姿が防犯カメラに映っていたと伝えた。爆発したのは圧力鍋を使った手製爆弾だとされており、連続爆破事件が計画されていた可能性もある。

 CNNが捜査関係者の話として伝えたところでは、防犯カメラには、爆発の約40分前にかばんを運ぶ男が映っていた。約10分後に爆発現場から北に約200メートル離れた、不審物が見つかった別の現場でも同じようなかばんを運ぶ同一人物とみられる男の映像が記録されていた。男はかばんを路上に放置。その後に現れた2人の男が圧力鍋とみられる不審物を取り出し、路上に置いて立ち去った。

 米メディアによると、爆発物には圧力鍋が使われ、携帯電話などで起爆させる仕組み。殺傷力を高めるため金属の散弾のような物が詰められていた。別の場所で見つかった不審物も圧力鍋に携帯電話が取り付けられており、ニューヨーク州のクオモ知事はいずれも「形状が似ている」と語った。

 CNNによると、ニューヨーク近郊のニュージャージー州エリザベスでは18日夜、駅近くのゴミ箱からバッグに入った5個の爆発物が見つかり、捜査当局が1個を爆破処理した。ワイヤやパイプなどの部品が含まれ、携帯電話や時限装置はなかった。

 17日にはニューヨークの爆発事件のほか、ニュージャージー州のマラソン大会でもパイプ爆弾が爆発し、捜査当局が関連を調べている。同日、中西部ミネソタ州のショッピングモールで、刃物を持った男が9人を負傷させる事件も起き、過激派組織「イスラム国」(IS)系メディアが、男はISの「兵士」だと伝えた。

 ニューヨークの国連本部では総会が開催中で、20日から各国首脳による一般討論演説が始まるため、厳戒態勢を敷いている。

3625チバQ:2016/09/19(月) 21:29:46
http://www.sankei.com/world/news/160917/wor1609170009-n1.html
2016.9.17 08:43
【米大統領選】
第1回討論会、「第3の候補」参加できず
 米大統領選で、民主党でも共和党でもない政党から「第3の候補」として出馬しているリバタリアン党のジョンソン候補と緑の党のスタイン候補は16日、ニューヨーク州で26日に開かれる第1回候補者討論会に参加できないことが決まった。米メディアが報じた。

 五つの主要世論調査での支持率平均値が、参加資格を得るのに必要な15%に届かなかった。討論会は、民主党のクリントン候補と共和党のトランプ候補が招待され、2人の舌戦が注目される。

 討論会の主催者側が集計した支持率平均値はジョンソン氏が8・4%、スタイン氏が3・2%だった。(共同)

3626チバQ:2016/09/19(月) 23:52:56
http://www.cnn.co.jp/usa/35089153.html
バイクのヘルメット義務化反対の米議員が事故死、着用して
2016.09.15 Thu posted at 19:35 JST
(CNN) 米ミシガン州の州警察は15日までに、同州北部の道路をオートバイで走行中の同州議会の下院議員がトラックと衝突する事故を起こし、死亡したと発表した。
死亡したのは共和党所属のピーター・ペッタリア議員(61)で、2012年に20歳以上のオートバイ利用者全員にヘルメット着用を義務付ける州法に反対票を投じ、廃案に追い込んでいた。オートバイ愛好者の権利を理由にしていたが、今回の事故に遭った際はヘルメットを付けていたという。
州警察によると、州道33号線で起きた事故ではピックアップトラックが同議員の走行車線に右から進入し、ペッタリア氏のオートバイがトラックの側面に衝突していた。トラックを運転していたのは59歳女性だったが、けがはなかった。
同議員は州議会下院の運輸・インフラ整備委員会の委員長を務めていた。
米高速道路安全保険協会によると、米国では計28州でオートバイ利用者にヘルメット着用を法的に義務付けていないが、ミシガン州もその1つとなっている。

3627チバQ:2016/09/21(水) 18:40:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160921-35089363-cnn-int

父ブッシュ氏、クリントン氏に投票へ 内輪の会合で意向示す

CNN.co.jp 9月21日(水)11時14分配信



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(CNN) ジョージ・H・W・ブッシュ元米大統領が超党派財団の役員らが出席した会合で、11月に行われる米大統領選本選では民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官に投票する考えを示していたことが21日までに分かった。ブッシュ氏に近い複数の情報筋が明らかにした。

共和党の元大統領であるブッシュ氏が民主党候補に投票する意向を示したのは、共和党候補のドナルド・トランプ氏にとって、異例の批判といえそうだ。情報筋によれば、ブッシュ氏は以前にもクリントン氏に投票する意向を明かしたことがあるという。

情報筋によれば、ブッシュ氏は19日にメーン州で行われたプライベートと考えていた会合で、超党派の非営利組織「ポインツ・オブ・ライト財団」の役員らに対しクリントン氏に投票する計画について話したという。室内には40人ほどがいたが、何人がブッシュ氏の話を聞いていたかは不明。

米国では約7週間後に大統領選本選が控えているほか、第1回候補者討論会も翌週に迫っており、こうした中でのブッシュ氏の今回の発言は政治的に驚くべき動きだ。
故ケネディ元大統領のめいに当たるキャスリーン・ケネディ・タウンゼンド氏は先に、ブッシュ氏と一緒に撮影した写真をフェイスブックに投稿。「大統領はヒラリー氏に投票すると私に言った」との一文を添え、これを伝えていた。

タウンゼンド氏はポインツ・オブ・ライト財団の諮問委員会に名を連ねており、今回の会合でブッシュ氏と言葉を交わしていた。ただ、情報筋によれば、プライベートな会話だと考えていたものをタウンゼント氏が公にしたことについては、驚きと失望があったという。タウンゼント氏はその後、フェイスブックへの投稿を取り下げた。

ブッシュ氏の広報担当者は声明で、元大統領はあくまでプライベートな市民として投票する見通しだと指摘。その前の段階でブッシュ氏が大統領選についてコメントすることはないと述べた。

3628チバQ:2016/09/21(水) 19:11:22
http://www.sankei.com/world/news/160921/wor1609210002-n1.html
2016.9.21 08:00更新

【国際情勢分析】
NFL選手が「黒人差別」に抗議し、国歌斉唱時の起立を拒否したことがきっかけで全米に波紋が…

 米社会で黒人への偏見や差別が色濃く残る中、プロフットボールNFLの黒人選手たちが試合に先立つ国歌斉唱時に起立するのを拒み、差別の“追放”を社会に広く訴えるケースが増えている。これを受け、黒人の地位改善に取り組む慈善団体に多額の寄付をしたり、地元政治家と面会したりして事態改善を求める黒人選手も出てきた。

 国歌斉唱時の起立を拒み、米メディアから注目を浴びたのは、名門サンフランシスコ・フォーティーナイナーズのコリン・キャパニック選手。今月1日、サンディエゴ・チャージャーズとの試合の際、国歌斉唱に合わせて選手や大勢のファンらが起立する中、右膝をグランドにつけ、両腕を抱え込むポーズをとった。

 キャパニック選手はこの数日前、メディアに次のように語っていた。

 「私は、抑圧されている人々とともに行動する。それは、私個人のためではなく、『声なき人』たちに(不正義などの)事柄が起きているからだ」

 キャパニック選手の怒りは、2014年に中西部ミズーリ州で丸腰の黒人少年が白人警官によって射殺されるなど、「肌の色」だけで黒人が不当な扱いを受けていることが背景にある。

 ところが、一部のファンはキャパニック選手に愛国心がないと公然と批判。動画サイトには、同選手のユニホームと同じユニホームを焼くなどした映像が相次いで投稿されている。

 これに対し、キャパニック選手は「(声を上げることは)フットボールより大事なことだ。現状から、目をそむけることはできない」と強調、他のNFL選手もこれに続いている。

 デンバー・ブロンコスのブレンダン・マーシャル選手は、態度を鮮明にすることでスポンサーを失う危機に直面していたものの、起立を敢然と拒否。11日には、カンザスシティー・チーフスとシアトル・シーホークスとの試合に先立ち行われた国歌斉唱時に、選手が一列に並んで腕をガッシリ組み、キャパニック選手への「連帯」姿勢を示した。


 シーホークスのスター選手で、米名門スタンフォード大出身でもあるリチャード・シャーマン選手は「単なるジェスチャーは意味をなさない。行動が必要だ」と強調。今後、黒人の貧しい子供たち向けの教材を詰め込んだリュックを背負い、シアトル市中心部に向かうと発表した。

 チームメートのダウグ・ボールドウィン選手も「『大衆』と『運動体』との違いは、行動するかどうかにある」と力説。その上で、黒人の地位向上のためにシアトル市長や州警察幹部と面会すると語った。

 一連の“運動”を巻き起こす発端となったキャパニック選手は最近、1190万ドル(約12億円)の報酬のうち、100万ドルを貧しい黒人たちに寄付すると表明した。チーム側も、サンフランシスコ湾一帯にある慈善団体に100万ドルを拠出し、黒人の地位向上に尽力する考えを示すなど、一選手が見せた行為は米社会に“大きなうねり”を生じさせている。(黒沢潤)

3629名無しさん:2016/09/22(木) 14:36:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160916-00000064-it_nlab-life
「ニュース速報です、ヒラリー・クリントン急死」 とんでもない誤報にアメリカざわつく
ねとらぼ 9月16日(金)15時38分配信

 米ABC放送の支局であるWABC-TVが9月11日(現地時間)、大統領候補のヒラリー・クリントンが死亡したとの誤報を流しました。クリントンが9.11の追悼式で体調を崩し途中退席していたこともあり、視聴者に衝撃が走りました。

 司会者のジョー・トレスは番組の冒頭、「ニュース速報です。ヒラリー・クリントンが急死しました」と衝撃的な言葉を伝達。しかし、続けて「主治医はこの大統領候補が9.11の追悼式を途中退席したあと、肺炎だったとの診断を明らかにしました。退席する際、周囲から支えられ1人では立つことができない様子が録画されています」と、肺炎の症状の話題に移ったことから、どうやら健康(Health)問題のニュースを伝えようとしたときに、死亡(Death)と誤認して口にしてしまったようです。

 9.11の追悼式を途中退席したクリントンですが、実際には、約1時間後に回復し、元気な姿を見せています。しかし中には戻ってきたクリントンの顔がとても若返って見えることに違和を感じ、「クリントン影武者説」を唱える人もいるようです。

 現在68歳のクリントンに対しては、多くのメディアが健康上の不安を報道しており、匿名の専門家たちが「パーキンソン病」「老人性認知症」の疑いを指摘、中には「血管型認知症」で余命1年ほどではないかとする説も流れていました。

 これを受け、クリントンは自身の健康診断結果をTwitterで公開。肺炎からは回復し、健康に問題はないと医師に診断されていることを明かしています。さらに、70歳のドナルド・トランプ大統領候補も同じようにしてほしいとツイートしたところ、トランプは現地時間15日にアメリカで放送されたトーク番組「The Dr. Oz Show」で健康状態を公開。こちらも極めて良好とのことでした。

3630名無しさん:2016/09/22(木) 14:36:49
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160916-00136076-toyo-bus_all
米大統領選を攪乱する「健康問題」という爆弾
東洋経済オンライン 9月16日(金)6時0分配信

 レイバーデー(9月第1週の月曜日)の祝日を過ぎたら、米大統領選挙はいよいよ終盤戦である。競馬で言えば各馬が第4コーナーを回り、「そのまま!」「差せ!」の声が交錯するところだ。

 ところが終盤戦に突入したばかりの9月11日、同時多発テロ事件15周年のセレモニー会場で、ヒラリー・クリントン候補が体調不良で途中退席した。このことが「健康問題」という新たな争点を生み出している。

■一件落着とはならない理由

ヒラリーが会場から立ち去る際の映像が、ユーチューブにアップされている 。両側から支えられて、迎えに来たクルマに乗り込む瞬間によろめいている様子が見て取れる。ところが絶妙なタイミングで、SPがカメラの前をふさいでその姿を隠している。 彼女がクルマで運ばれた先は、ニューヨーク市内にある娘チェルシーのアパートだった。そこで1時間半ほど休んだ後は、再びカメラの前に元気な姿を見せている。翌日、カリフォルニア州での資金集めパーティーに出る予定はキャンセルされた。選対本部の発表によれば、彼女は2日前に「肺炎」と診断され、当日は暑さで脱水状態になったとのこと。ただしこれにて一件落着、とはなりそうにない。

 まず、「9.11」のメモリアル会場から退席した、という事実は重い。日本で言えば、東日本大震災の周年式典のようなものである。まして彼女は、事件当時はニューヨーク州選出の上院議員であったのだから。

もしものことがあった場合…
 容体は相当に悪いのではないか。ヒラリーは2012年に脳血栓で入院したことがある。今回の体調不良は、それとは関係ないのだろうか。などと諸説が入り乱れ、ネット上ではさまざまな憶測が飛び交っている(影武者説まである! )。

 真面目な話、彼女の身にもしものことがあった場合、このタイミングで候補者を交代させることは現実的に可能なのか。1972年の選挙戦では、民主党のジョージ・マクガバン候補の副大統領候補となったトマス・イーグルトンが、うつ病治療中であったことが党大会後に発覚し、サージェント・シュライバーに「差し替え」になった事例がある。

 しかし、大統領候補で同じことができるとは考えにくい。候補者を代える際には、何より党内が「全会一致で」「一瞬で」決めなければならない。強いて言えば、現職のジョー・バイデン副大統領(73歳)と、予備選で最後までクリントン氏を苦しめたバーニー・サンダース上院議員(75歳)に可能性があるだろう。が、いずれも高齢であるし、それで党内をまとまるかと言えば疑問符がつく。「このまま何とか逃げ切ってくれ!」というのが民主党支持者の声であろう。ついでに海外のわれわれとしても、正直なところ「こんなことでトランプ大統領が誕生なんて、勘弁してくれ〜!」との思いを禁じえない。

■横綱相撲や安全勝ちは存在しない

クリントン候補とトランプ候補の支持率は、定番のリアル・クリア・ポリティクスを見ると現在3ポイントほどのリードに過ぎない 。だが実際の差はもっと開いている。米大統領選挙は全米の一般投票ではなく、州ごとに獲得する選挙人の数で決まる。そちらで計算すると、クリントン候補はフロリダやオハイオといった激戦州を落としても、十分に半数以上の選挙人を確保する見込みである。バージニア州やコロラド州など、ヒスパニック人口の多い通常の激戦州がごっそり民主党優位に転じているからだ。 しかるに米大統領選挙には、「横綱相撲」や「安全勝ち」は存在しない。11月8日の投票日まで残り2カ月を切ったが、今後は「健康問題」という爆弾が民主党陣営を悩ませることだろう。

 考えてみればヒラリーは68歳(10月26日で69歳)、トランプは6月生まれの70歳だ。仮にこれが中国共産党における次期常務委員の人選であれば、両方とも年齢で足切りされてしまう(内規で68歳定年となっている)。トランプ氏は1946年生まれ、クリントン氏は1947年生まれ、いずれもわが国における「団塊世代」に相当する。どちらが勝っても、69歳で就任したレーガン大統領以来の高齢大統領となる。いや、もちろん1980年代と比べれば、今の高齢者の方がはるかに元気ではあるのだけれど。

3631名無しさん:2016/09/22(木) 14:37:06
>>3630

いよいよテレビ討論会で対決へ
 政治家にとって、健康状態は死活的に重要だ。1992年の大統領選挙では、ブッシュお父さんが訪日中に、宮中晩さん会でぶっ倒れたことがあった。ときの宮沢喜一首相は、咄嗟にバーバラ夫人に「なにか一言」と水を向け、そこでバーバラ夫人が「きっと今日、ジョージがテニスの試合に負けたからですわ。ブッシュ家の人間は負けることに慣れてないんですの」と当意即妙に答え、凍りついたその場の空気が和んだ。もっともこの時の映像は、アメリカ国内では何度も何度も流れて、「ブッシュは弱い」との印象を植え付けてしまった。そしてその後、ビル・クリントンの奇跡的勝利へのプロローグとなっていくのである。

 それでは2016年選挙はどうだろうか。ヒラリーの体調不良が今回だけで打ち止めになるのなら、影響は比較的軽微であろう。なにしろ今やアメリカの有権者はくっきりと色分けされている。「トランプ嫌い」の人は何があってもヒラリーに入れるだろうし、「ヒラリー嫌い」の人はトランプに入れる。「態度未定」の有権者はそれほど多くはない。

■ビルがヒラリーに語った言葉

 ひとつ考えられる懸念は、健康情報の取り扱いを間違える怖れである。もともとヒラリー選対は「秘密主義」で、外部に対する警戒心が強い。記者会見だって過去8カ月間も行っていない。この問題への対処を間違えると、「彼女は本当のことを言っているのか?」という疑念を増幅しかねない。

 同じことはトランプ陣営にも当てはまる。劣勢を自覚しているトランプ氏は、「健康問題は大統領選挙の争点だ」と気勢を上げている。が、情報開示に後ろ向きなのはトランプ陣営も同様だ。「お宅はどうなの?」と逆に突っ込まれるかもしれない。さしあたっての注目点は、9月26日に行われる第1回目のテレビ討論会における直接対決だ。

ところで春原剛氏の近著『ヒラリー・クリントン』(新潮新書)は、彼女のこれまでの人生をコンパクトにまとめている。今回の事件を経た後では、そのエピローグが妙に心に沁みる。実はビル・クリントンは心臓病を抱えていて、近く本格的な外科手術を受けるらしい。ビルはヒラリーにこう語ったという。 「自分が死ねば、人々は良いことだけを覚えていてくれるだろう。悪いことを忘れはしないだろうが、許してくれるだろう。だから自分の死を最大限に利用してほしい。そうすれば、何百万もの票に結びつくはずだ…」

 政治家とは何と因果な商売であることか。そしてまた、稀代の政治アニマル、クリントン夫妻の業は何と深いのであろうか。

3632名無しさん:2016/09/22(木) 14:37:25
>>3631

競馬場では欲深が美徳!?
 ここからは恒例の競馬コーナーである。実はこの夏、単行本の執筆のために自らに「禁競馬」を課していた。馬券を買うことはもちろん、テレビ中継を見ることさえ自粛していた。ということで、今の筆者は競馬が恋しくてたまらない。ああ、中山競馬場がワシを待っている。

 久々の出動となる今週末は、朝日杯セントライト記念(G2)である。菊花賞トライアルの2200メートル、昨年はキタサンブラックが勝利し、そのまま菊花賞でも初のG1を制覇した。今年も真に強い3歳馬が勝ってくれるだろう。

■あくまでも軸はディーマジェスティ

 となると、答えは出たようなもので皐月賞馬のディーマジェスティ。凱旋門賞に臨むマカヒキには一歩譲るが、サトノダイヤモンドとは1勝1敗、3歳馬3強の一角は伊達ではない。たぶん単勝1倍台の人気となるだろうが、これ以外の馬を買っては競馬ではなくてただのギャンブルになってしまう(なんだか小幡績先生のような口ぶりである )。

 とはいうものの、競馬はギャンブルでもあるから、普通の買い方をしていては面白くない。ディーマジェスティを軸にした3連単で、少し薄目の馬に流してみよう。①このレースとは相性がいいラジオNikkei賞を制したゼーヴィント、②賞金が足りなくて優先出走権(3着以内)が必要なメートルダール、③中山コースに強いステイゴールド産駒のステイパーシスト、④パドックでよく見えた馬を加えて勝負してみよう。さすれば配当的にも期待できるのではないか。

 強い馬が勝ってほしいが、高配当も期待したい。欲深も競馬場では美徳なのである。

かんべえ(吉崎 達彦)

3633名無しさん:2016/09/22(木) 14:41:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160921-35089363-cnn-int
父ブッシュ氏、クリントン氏に投票へ 内輪の会合で意向示す
CNN.co.jp 9月21日(水)11時14分配信

(CNN) ジョージ・H・W・ブッシュ元米大統領が超党派財団の役員らが出席した会合で、11月に行われる米大統領選本選では民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官に投票する考えを示していたことが21日までに分かった。ブッシュ氏に近い複数の情報筋が明らかにした。

共和党の元大統領であるブッシュ氏が民主党候補に投票する意向を示したのは、共和党候補のドナルド・トランプ氏にとって、異例の批判といえそうだ。情報筋によれば、ブッシュ氏は以前にもクリントン氏に投票する意向を明かしたことがあるという。

情報筋によれば、ブッシュ氏は19日にメーン州で行われたプライベートと考えていた会合で、超党派の非営利組織「ポインツ・オブ・ライト財団」の役員らに対しクリントン氏に投票する計画について話したという。室内には40人ほどがいたが、何人がブッシュ氏の話を聞いていたかは不明。

米国では約7週間後に大統領選本選が控えているほか、第1回候補者討論会も翌週に迫っており、こうした中でのブッシュ氏の今回の発言は政治的に驚くべき動きだ。
故ケネディ元大統領のめいに当たるキャスリーン・ケネディ・タウンゼンド氏は先に、ブッシュ氏と一緒に撮影した写真をフェイスブックに投稿。「大統領はヒラリー氏に投票すると私に言った」との一文を添え、これを伝えていた。

タウンゼンド氏はポインツ・オブ・ライト財団の諮問委員会に名を連ねており、今回の会合でブッシュ氏と言葉を交わしていた。ただ、情報筋によれば、プライベートな会話だと考えていたものをタウンゼント氏が公にしたことについては、驚きと失望があったという。タウンゼント氏はその後、フェイスブックへの投稿を取り下げた。

ブッシュ氏の広報担当者は声明で、元大統領はあくまでプライベートな市民として投票する見通しだと指摘。その前の段階でブッシュ氏が大統領選についてコメントすることはないと述べた。

3634チバQ:2016/09/24(土) 21:39:16
http://www.sankei.com/world/news/160924/wor1609240037-n1.html
2016.9.24 08:55
【米大統領選】
クルーズ上院議員はトランプ氏に投票 「良心に従いヒラリー阻止」
【2016米大統領選〜ホワイトハウスへの道〜】
 討論会で握手するトランプ氏(左)とクルーズ氏=3月10日、米南部フロリダ州(ロイター)
 討論会で握手するトランプ氏(左)とクルーズ氏=3月10日、米南部フロリダ州(ロイター)

 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選の共和党候補指名争いで敗れたテッド・クルーズ上院議員は23日、同党候補の不動産王、ドナルド・トランプ氏に投票すると表明した。同氏が候補に指名された7月の党全国大会で、クルーズ氏は支持を表明せず、会場にいた代議員からブーイングを浴びていた。

 クルーズ氏はフェイスブックで「熟慮の結果、トランプ氏に投票することに決めた」との声明を発表した。トランプ氏と「顕著な意見の相違」はあるが、民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官を勝たせればリベラルな連邦最高裁判事を任命するなどオバマ路線が継承されることになると判断したという。

 トランプ氏は指名争いで最後まで戦ったクルーズ氏を「嘘つきテッド」と呼び、カナダ生まれであることを問題視。妻の顔も侮辱した。2人の確執は強まり、クルーズ氏は党全国大会でトランプ氏への支持を明言せず、「良心に従って投票を」と呼びかけた。

 クルーズ氏は声明で「良心に従えば、(クリントン氏の勝利を)阻止するためにはどんなこともしなければならない」と強調。自らの支持者に対してもトランプ氏への投票を勧めた。

3635とはずがたり:2016/09/25(日) 16:40:58
冷泉彰彦
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代
トランプ当選の可能性はもうゼロではない
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2016/09/post-864_1.php
2016年09月23日(金)17時00分
Jonathan Ernst-REUTERS

<本選を直前に控えてヒラリーとトランプの支持率が拮抗してきている。景気、雇用の低迷感がジワジワと広がる中で、トランプという「ガラガラポン」への期待が徐々に高まる可能性が>

 米大統領選は、投票日まで残り50日を切り、最後のストレッチ(追い込み)に入りました。ですが、相変わらず選挙戦の内容は深まることはなく、品のない中傷合戦が続いています。

 そんななか、ドナルド・トランプ候補とヒラリー・クリントン候補の支持率は拮抗してきています。いつの間にか、全国規模の世論調査の数字も拮抗しているのです。

 政治情報サイト「リアル・クリアー・ポリティクス」によれば、最新の「世論調査の全国平均」では、まず支持率の単純平均値で、

■ヒラリー・クリントン・・・46.0%
■ドナルド・トランプ・・・・43.4%

 と僅差になっています。一方で、実際の選挙制度である「州ごとの選挙人数予測」では、

■ヒラリー・クリントン・・・272人
■ドナルド・トランプ・・・・266人

 とほとんど拮抗しているという集計が出ています。また非常に稀なケースとして、「ネブラスカ州で、特殊ルールにより選挙人数が割れる」などの現象によって、最終的な獲得選挙人数が「269対269」で同数になる可能性を指摘する専門家もあります。

 その場合は「大統領は下院が、副大統領は上院が選ぶ(但し議員1人1票ではなく、両院の各州議員団で1票)」ことになります。そんな可能性が取り沙汰されるぐらい、拮抗してきているというのです。

 8月の中旬、両党の党大会が終わり、トランプがイスラム教徒米兵の戦没者の両親を中傷して大炎上した時には、「ヒラリー楽勝」というムードが濃厚だったのですが、ジリジリと支持を落とし、国際社会としてはまったく受け入れられないこととは思いますが「トランプ大統領」誕生の可能性が、現時点では否定できない情勢となってきました。

 ちなみに、9月11日の慰霊式典で体調を崩したという「ヒラリーの健康問題」は解決済みで、特に波紋は広がっていません。問題は他にあります。

3636とはずがたり:2016/09/25(日) 16:41:14
>>3635-3636

 その理由は4点挙げられると思います。

 まずは景気です。今週、FRBのイエレン議長は「9月の利上げは見送り」という判断を表明しました。妥当な判断だと思いますし、市場も当然のこととして受け止めています。ですが、この判断は、「景気がそれほどの勢いではない」と示したことに他なりません。

 これは、アメリカ社会全体としては決して「今は良い時代ではない」という感覚に重なるわけです。そして、失業率は下がっているものの「自分は再就職したが希望年収にはまったく届かない」とか「今は職があるが、今度失業したらもう後がない」あるいは「自分の周囲に職のない若者が多い」といった「雇用に関するネガティブな生活実感」が濃厚だということもあります。

 そんな中で「こんなはずはない」とか「この世の中で成功している人間は妬ましい」あるいは「自分は特に失うものはないので、世の中を思い切りひっくり返して欲しい」という感情を持つ人たちが確実に増えていると言えるでしょう。

 2点目はテロと安全保障です。欧州のようなテロの横行する社会とは距離を置きたい、イラク戦争のような犠牲を伴う「介入」は二度とやりたくない、先週のニューヨーク、ニュージャージー州の爆弾テロのような単独犯も怖いので予備軍も含めて入国規制して欲しい......つまりトランプ的な「文明の隔離主義」「孤立・非介入・隔離」という考え方が不気味なまでに広がっています。

 シリア情勢にいたっては「複雑すぎて理解する気もない、従って興味はない、だが怖いから距離を置きたい」というアパシー(無気力・無関心)が広まっているように感じられます。こうなると、デマゴーグ的な煽り方をしてきたトランプだけでなく、「どうせ理解してもらえない」からと、国民に対して「複雑な中東情勢とアメリカの姿勢」を説明してこなかったオバマ=ヒラリーにも相当非があると言わざるを得ません。

 3点目はヒラリーの選挙戦です。本来やらなければならない、複雑なシリア情勢でも「国民に平易に真実を説明でき、その上で最適解を提案する」ことができていません。経済もそうです。ヒラリーの政策ハンドブックには「アメリカは先進国型経済を極め、知的労働で生きていく。その代わり、巨大な人口が知的労働に足りるだけの職業教育が受けられるように具体的な施策を整える」と書いてあるのです。

 しかし、その具体策を誠実に訴えることはできていません。「トランプ叩き」ばかりに走っているのです。これでは、「次期大統領はあの程度なのか」という、失望感と無関心が拡大するだけです。とにかく「基礎票は固めた」ので、消極的支持層の取り合いをするという「戦術判断」に流れているうちに、今度は基礎票が動揺しているという危険な状態に見えます。

 4点目はトランプの選挙戦です。8月に発足した選対の新体制では「コアのファンを裏切らないために、過去の暴言は否定せずに言い続ける」「ただし、新規の暴言ネタは控える」「基本的に以前よりは少しだけ上品に戦う」という「微妙な軌道修正」を行っています。これが戦術的には成果を挙げています。

 ヒラリーの選挙戦の低迷が大きいため、トランプ側は「自分に対して否定的な中道層」を取り込むための「本格候補らしい印象を与えるイメチェン」をしないまま、ジワジワと支持を伸ばしているのです。

 これまで筆者は、「大きな景気後退」「深刻なテロ」が起きた場合、トランプに票が流れる危険性を予測してきました。ですがそうではなくて、ドロドロとうごめいていた「曖昧な不安感」が増幅するだけでも、トランプには相当な追い風になっている。つまり「ブレグジット(英EU離脱)」に似た「ガラガラポンへの期待」からの投票行動が伸びてくる危険が高くなってきたということです。

3637チバQ:2016/09/26(月) 18:30:34
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016092600285&amp;g=int

実はイラン生まれ=元アフガン難民女性閣僚-カナダ













カナダのマリアム・モンセフ民主機構相(中央)=2015年11月、オタワ(AFP=時事)

 【オタワAFP=時事】アフガニスタン難民としてカナダに亡命後、刻苦勉励の末、トルドー内閣目玉の女性閣僚の一人になったマリアム・モンセフ民主機構相(31)が、実はイラン生まれと分かり、釈明に追われている。アフガン出身者として選挙戦を勝ってきたが、カナダ紙グローブ・アンド・メールが最近、経歴を再調査していた。
 22日付のモンセフ氏の声明では「母に問い詰めたところ、われわれはアフガン人で、イラン領内で生まれてもイラン人になったことはないし、それが問題になるとは考えたこともなかったと言われた」と説明した。アフガン国境から約200キロイラン領内に入った都市マシャドが実際の出生地だった。
 モンセフ氏の一家は戦火や迫害を逃れ、アフガンとイランを行ったり来たりしていた。その過程で父親は殺害され、最終的に20年前、カナダへの亡命が実現した。(2016/09/26-11:47)

3638チバQ:2016/09/26(月) 20:52:14
http://www.afpbb.com/articles/-/3102118
トランプ氏「エルサレムは不可分の首都」 イスラエル首相に約束

2016年09月26日 11:38 発信地:ニューヨーク/米国

【9月26日 AFP】米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏は25日、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相と会談し、自身が大統領に選出された場合、エルサレム(Jerusalem)をイスラエルの「不可分の」首都と認めると約束した。

 トランプ氏は米ニューヨーク(New York)に所有する自宅を兼ねた超高層ビル「トランプタワー(Trump Tower)」で、ネタニヤフ首相と非公式に会談。

 トランプ陣営の声明によると、同氏は「エルサレムは3000年以上にわたり、ユダヤ人の永遠の首都であり続けていると認識している。トランプ政権下において米国は、エルサレムがイスラエルの不可分の首都だという議会の以前からの決定をついに承認する」と述べたという。

 イスラエルは1967年の第3次中東戦争で東エルサレム(East Jerusalem)を占領。80年に統一エルサレムはイスラエルの永遠の首都だと宣言した。しかし、米国を始め国連(UN)加盟国の大半は、イスラエルによる東エルサレム併合を認めておらず、エルサレムの最終的地位がパレスチナ和平交渉の最大のカギとみなされている。

 米議会は1995年10月に、エルサレムをイスラエルの不可分の首都と認め、テルアビブ(Tel Aviv)からの米大使館移転を承認する法律を可決したが、歴代の大統領は民主党・共和党とも、外交政策に関する行政府の権限の侵害に当たるとしてこの法律を施行していない。

 トランプ氏は26日、民主党候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官との初のテレビ討論会に臨む。(c)AFP

3639チバQ:2016/09/27(火) 18:43:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160927-00000018-mai-int

<米大統領選>初の直接対決 テレビ討論会 資質で火花

毎日新聞 9月27日(火)11時26分配信



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<米大統領選>初の直接対決 テレビ討論会 資質で火花


ヒラリー・クリントン氏(左)とドナルド・トランプ氏=AP


 【ヘンプステッド(米東部ニューヨーク州)西田進一郎】米大統領選(11月8日投開票)に向けた民主党ヒラリー・クリントン候補(68)と共和党ドナルド・トランプ候補(70)による第1回テレビ討論会が26日夜(日本時間27日午前)、ニューヨーク市郊外ヘンプステッドのホフストラ大で行われた。両候補が公の場で直接対決するのは初めて。クリントン氏はトランプ氏の気質は大統領にふさわしくなく、政策も具体性を欠くと批判。トランプ氏は「クリントン氏にはスタミナがない」と反論するなど、激しく火花を散らした。

【写真特集】直接対決は批判の応酬に

 初回は「繁栄」「米国の進路」「安全保障」の三つをテーマに計90分間の論戦。長年政治に携わり、女性初の大統領を目指すクリントン氏と、政治経験がなく、その過激な言動で既成政治への不満を追い風にしてきたトランプ氏という異色の対決で、全米が注目した。討論会の勝者を聞いた米CNNの緊急世論調査では、クリントン氏が62%、トランプ氏が27%で、クリントン氏が「勝利」した。

 安全保障を巡っては、クリントン氏は、トランプ氏が日本や韓国の核保有を容認する発言をしたとし、超党派の方針である核不拡散政策に反し、「深刻な問題だ」と指摘。トランプ氏は、核兵器の問題は重大な問題だとの認識を示したうえで、米国は日本や韓国、ドイツなど同盟国を守っているにもかかわらず、同盟国はその経費を十分支払わないという持論を展開した。

 一方、経済政策を巡る議論では、クリントン氏は「あなた方の生活を良くする政策を実行に移す大統領としての大きな責任を背負える候補は誰かを判断しなくてはならない」と有権者に呼びかけ、実績と具体的な政策を持つとして自身をアピールした。トランプ氏は、自由貿易で雇用がメキシコに奪われたなどとし、「貿易協定の再交渉をしなければならない。我々の企業や職を奪う国々を止めなければならない」と訴えた。

 トランプ氏はクリントン元大統領が署名した北米自由貿易協定(NAFTA)を酷評し、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)を進めようとしているとして、元大統領の妻のクリントン候補を批判。クリントン氏は「(トランプ氏の発言は)正確ではない」などと反論し、応酬となった。

 各世論調査で両候補とも「好感を持たない」との回答が5割を超える「不人気候補」同士の対決。無党派層や、両党支持者の中でもまだ支持を得ていない層をどう取り込むかが課題だ。

 【ことば】米大統領選討論会

 大統領選終盤の重要イベント。国民の関心事や自身の政策など幅広い問題について、公開の場で候補者が直接、意見を戦わせる。テレビやインターネットで全米に生中継され、受け答えの印象や仕草も支持率に影響する。今回は3回実施。1、3回目は進行役がすべての質問をするが、2回目は会場からの質問も受け付ける。

3640チバQ:2016/09/28(水) 17:20:04
http://mainichi.jp/articles/20160928/k00/00m/030/076000c

米大統領選
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トランプ氏、誇張や誤り…メディア即座に指摘

毎日新聞2016年9月27日 21時52分(最終更新 9月28日 00時19分

 【ロサンゼルス長野宏美】米大統領選の共和党候補のドナルド・トランプ氏(70)と民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(68)が直接対決した初めての討論会は非難の応酬になった。米メディアは即座に両候補の発言を事実確認(ファクト・チェック)。ほぼ正確な発言に徹したとされるクリントン氏に対し、「誤りや扇動が多い」と批判されてきたトランプ氏は今回も誇張や誤りをより多く指摘された。

「クリントン氏、ほぼ正確」…討論会

 「間違いだ。間違いだ。私はイラク戦争に反対だった」。トランプ氏はイラク戦争への賛成を指摘されると、初めから懐疑的だったと激しく反論した。だが、ワシントン・ポスト紙は「まったくの誤りだ」と切り捨て、トランプ氏が米国のイラク侵攻前に「反対した証拠はない」と断言した。

 トランプ氏はこれまでたびたび主張してきた在日米軍など同盟国の経費負担について「我々は日本や韓国などを守っているが、彼らは公平な負担をしていない」と持論を展開した。

 だが、政治専門メディア「ポリティコ」は「日本は今年、(在日)米軍基地の直接支援だけで17億ドル(約1700億円)を負担し、基地で働く日本人のコストの90%以上を払っている」と数字を挙げて反論した。

 一方、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)を巡るクリントン氏への批判はトランプ氏に軍配が上がった。

 「あなたはTPPをゴールド・スタンダード(最も理想的な基準)と呼んだ」

 労働者層の支持獲得を狙うトランプ氏は、自由貿易協定は米国の雇用を失うなどとして強く反対しており、賛成から反対に転じたクリントン氏を追及した。

 「私の(TPP反対)発言を聞いて、突然反対し出した」とトランプ氏が指摘すると、クリントン氏は「私はそれが良い取引であることを望むと言ったんだ」と反論。だが、ワシントン・ポスト紙によると、クリントン氏は2012年にTPPを「ゴールド・スタンダード」だと明言している。

 クリントン氏は討論会の前半で「私のウェブサイトにはファクト・チェッカーがある。ぜひ見てください。何が真実かわかる」と語り、トランプ氏の発言をうのみにしないよう呼びかけた。

3641名無しさん:2016/09/29(木) 11:36:28
★【米大統領選】公開討論会、複数のアンケ
米公開討論会、複数のアンケート調査ではトランプ候補が優勢に・それでも大手メディアは一斉にクリトン圧勝と報道
Posted 19 hours ago, by Norman Rose

民主党のヒラリー・クリントン候補と共和党のドナルド・トランプ候補の間で行われた初の
TVでの公開討論会について、Timeなどの大手メディアが実施したオンラインアンケートの結果、
トランプ候補が圧勝する結果となったのにも関わらず、複数の大手メディアは、クリントン圧勝と
報じていることが、ソーシャルメディア上で波紋を呼んでいる。

月曜夜に開催された初の公開討論会、大手のニュースサイトでは、「クリントンが圧勝した」と
報じているが、実際のところ、 Time, Drudge Report, CNBC, The Hill, CBSが行ったオンライン
アンケート調査ではいずれもトランプ勝利となっており、大手メディアが行ったアンケートの中で
クリントン勝利となったのは、CNN/ORCしかないのが現状となっている。

保守系の有名キャスターのSean Hannityは、Fox Newsのニュース番組に出演して、
この欺瞞についてコメント。有名キャスターがこうしたコメントを行ったことにより、
どちらが勝利を収めたかという議論は改めて白熱するものとなっている。

しかし、大手サイトでのアンケート調査と報道内容に矛盾が生じているといことが指摘された後に
Timeが報じた記事では「Clinton Claims the Win(クリントン候補は自分が勝利したと主張している)」
と、トーンをやや後退させている。

マスメディアに対する信頼性はこのところ大きく低下するところとなっており、
今回の偏向報道は、その際たる例となっている。

外部リンク[html]:business.newsln.jp

3642チバQ:2016/09/29(木) 17:50:43
http://news.goo.ne.jp/article/nhknews/world/nhknews-10010711161_20160929.html
共和党の重鎮 クリントン候補支持を表明

14:01NHKニュース&スポーツ


アメリカ大統領選挙で接戦が予想されるバージニア州選出の元上院議員で軍事委員長などを務めた共和党の重鎮、ジョン・ウォーナー氏が民主党のクリントン候補を支持することを明らかにし、共和党の主流派の間ではトランプ氏を支持するかどうか依然、対応が分かれています。

3643チバQ:2016/09/29(木) 20:35:59
http://www.sankei.com/world/news/160929/wor1609290042-n1.html
2016.9.29 17:56
【米大統領選】
クリントン氏、トランプ氏突き放せず 人気拡大に苦慮 

 ロイター通信は28日、米大統領選の第1回候補者討論会に関する世論調査結果を公表し、民主党のクリントン氏が国民から高い評価を得た一方、共和党のトランプ氏を支持率で突き放せておらず、人気拡大に苦慮していると分析した。

 ロイターが調査会社イプソスと共に27日に2千人以上を対象に実施した調査の結果では、26日の討論会でより評価する候補としてクリントン氏を選んだのは56%で、トランプ氏の方が良かったとしたのは26%にとどまった。

 候補としての支持率は、クリントン氏が42%でトランプ氏は38%。ロイターは、過去数週間の調査でクリントン氏は4〜6ポイントのリードを維持しているとし、討論の出来栄えはクリントン氏の支持率を上げる要因にはなっていないようだと指摘。国民の反応が支持率に反映されるには数日かかるとの見方も示し、今後変動する可能性はあるとした。(共同)

3644名無しさん:2016/10/02(日) 14:20:48
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016100100170&amp;g=int
ミスコン優勝者中傷止まらず=トランプ氏「性的ビデオ調べろ」-米大統領選

 【ワシントン時事】ミス・ユニバース世界大会で優勝した女性に対する米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)の暴言が止まらない。共和党からは女性票だけでなく、大統領らしく振る舞えるか見極めようとしてきた男性の票も失いかねないといら立つ声が上がっている。

 発端は9月26日の大統領選討論会。民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(68)が1996年にミス・ユニバースに輝いたアリシア・マチャドさんの話題を取り上げ、大会運営にかかわっていたトランプ氏がマチャドさんを「ミス子豚」などとののしったと暴露した。
 トランプ氏は27日のテレビ番組で「彼女の激太りは大問題だった」と発言を正当化。30日早朝にはツイッターで「ひねくれヒラリーは最悪のミス・ユニバースにだまされた」と2人を中傷し、その後も「詐欺師にはめられるとは判断力がない」「(マチャドさんの)性的ビデオと過去を調べてみろ」と根拠のない書き込みをした。(2016/10/01-15:33)

3645とはずがたり:2016/10/02(日) 17:00:42


「ウラジーミル・プーチン」逮捕、ロシア大統領とは別人 米
http://www.cnn.co.jp/usa/35088306.html?tag=mcol;relStories
2016.08.31 Wed posted at 13:21 JST

3646とはずがたり:2016/10/02(日) 19:31:32
トランプ氏、18年間税逃れか=経営失敗の損失処理で―米紙
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161002-00000039-jij-n_ame
時事通信 10月2日(日)14時52分配信

 【ニューヨーク時事】米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)が1995年の確定申告で9億1600万ドル(約925億円)の損失を申請し、税額控除があまりに巨額だったため、税制の抜け穴によって最高18年間にわたり連邦所得税の支払いを免れていた可能性があることが1日、明らかになった。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)が報じた。

 同紙が入手した95年の納税記録によると、トランプ氏は米東部ニュージャージー州アトランティックシティーの三つのカジノ経営や航空事業への参入、一時所有していたニューヨーク市マンハッタンのプラザホテルの経営がいずれも失敗したことで、90年代初めに積み残された損失の処理を通じ、桁外れの税制上の優遇措置を受けていたという。

 この納税記録を解析した税理士らは、裕福な確定申告者に有利な税制のおかげで9億1600万ドルに上る損失処理が可能となり、18年間にわたる課税対象所得の相当額を支払わずに済んだと指摘している。

3647チバQ:2016/10/02(日) 21:14:48
http://www.asahi.com/articles/ASJB1221LJB1UHBI002.html
米紙、続々とトランプ氏不支持だが… 影響は限定的?
ニューヨーク=中井大助2016年10月2日05時15分
 米大統領選で、長く共和党候補を支持してきた主な地方紙が相次いで、同党のトランプ氏(70)を支持しない社説を掲げている。多くの暴言や排外的な政策が、伝統的な論調と合わないとの判断からだ。もっとも、読者の思いとは必ずしも重なっておらず、こうした新聞の社説が選挙戦に及ぼす影響は未知数だ。

 アリゾナ州最大手の「アリゾナ・リパブリック」は9月27日、1890年の創刊以来の伝統を破り、社説で民主党のクリントン氏(68)を推薦した。

 創刊時の紙名が「リパブリカン(共和党員)」で、筋金入りの共和党支持派だが、トランプ氏について「保守でもなく、大統領になるべきでもない」と断じた。読者向け動画で、フィル・ボアス論説委員長は、トランプ氏の扇動的・差別的な言動を「能力も品位もない」と批判。先日のテレビ討論会を見て、最終的な決断をしたという。

 長く保守的な立場をとってきた他の地方紙も同様の判断をしている。テキサス州の主要紙「ダラス・モーニング・ニュース」は9月7日、1940年以来初めて民主党を支持した。クリントン氏を推すのは「簡単な決断ではない」としながら、トランプ氏の経歴や判断と比べると「競争にならない」と述べた。

3648チバQ:2016/10/02(日) 21:40:14
http://mainichi.jp/articles/20160930/k00/00e/030/212000c
米列車事故
「叫び声と泣き声…」通勤ラッシュの惨劇

毎日新聞2016年9月30日 11時59分(最終更新 10月1日 10時37分

米ニュージャージー州のホーボーケン駅、列車が突っ込む
 【ホーボーケン(米東部ニュージャージー州)國枝すみれ】「叫び声と泣き声に満ちていた」--。米ニュージャージー州のホーボーケン駅で29日朝、列車が突っ込んだ事故は、平日の慌ただしい通勤ラッシュを惨劇に変えた。列車は制限速度を大幅に超えて駅に進入したとみられる。

 現場では、けがの程度で救護の優先順を決めるトリアージが行われていた。「空港で荷物につける名札のようなカードを首から下げ、血まみれの30〜40人が救急車両を待っていた」。ニューヨークの公共ラジオ「WNYC」の幹部ナンシー・ソロモンさん(57)が事故当時の駅舎の様子を証言した。4、5人は歩くことができずに地面に横たわっていたという。

 ホットドッグスタンドや花屋、新聞売店が並ぶ駅コンコースは天井の一部が崩落し、一変。ソロモンさんは「朝の通勤時間帯には数百人が肩を並べて歩いている。最悪の時間、最悪の場所で事故が起きた」と首を振った。

 停電した駅舎では、乗客がショック状態で黙っていたが、1人がソロモンさんに「暗くて、叫び声と泣き声に満ちていた。先に出た乗客が車両の窓から閉じ込められている乗客を助けていた」と話した。

 AP通信によると、列車が駅に進入する際には時速10マイル(約16キロ)までスピードを落とすことになっている。しかし、列車がスピードを落とした気配はない。事故の数十秒前に駅から外に出たという列車運転士のウィリアム・ブレインさん(53)は「車両止めを乗り越えていることから、時速30マイル(約48キロ)は出ていたのではないか」と推測した。

 現場に近いハドソン大学メディカルセンターには22人が搬送された。職員のキラト・カロデさん(35)は「警察官は列車がかなりのスピードで駅に突入したと話していた」と話した。

http://mainichi.jp/articles/20160930/k00/00m/030/078000c
米東部
列車が駅舎に突っ込む 1人死亡100人以上負傷

毎日新聞2016年9月29日 22時47分(最終更新 9月30日 11時03分)
 【ホーボーケン(米東部ニュージャージー州)國枝すみれ】米ニュージャージー州のホーボーケン駅で29日午前8時45分(日本時間同日午後9時45分)ごろ、通勤列車が駅舎に突っ込んだ。米NBCテレビなどによると、少なくとも1人が死亡、100人以上が負傷した。ニューヨークの日本総領事館は事故に巻き込まれた日本人の有無の確認を急いでいる。

【写真特集】米列車事故 崩れ落ちた天井、逃げる人々
<米列車事故 衝撃「爆発のよう」>減速せず駅へ
 事故原因は不明。NBCによると、捜査当局者は現時点でテロ行為を示す情報はないと述べた。

 ホーボーケン駅は複数路線が乗り入れる拠点駅で、突っ込んだ列車はニューヨーク州スプリングバレー駅発だった。AP通信などが伝えた乗客の話では、列車は減速することなく車止めを乗り越え、そのまま駅舎の柱に突っ込んだ。

 ホーボーケン駅はハドソン川を挟んでニューヨーク・マンハッタンの対岸にあり、乗客の多くはフェリーなどに乗り換えてニューヨークに向かう。事故が起きたのは通勤ラッシュ時で、先頭車両と2両目は乗り換えを急ぐ乗客で満員状態だった。AP通信によると、同駅の平日の乗降客は約1万5000人。

 ホーボーケン駅では2011年にも列車が車止めに衝突し、30人以上が負傷する事故が起きている。

3649名無しさん:2016/10/02(日) 22:04:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161002-00000000-jij_afp-int
テレビ討論後の支持率、クリントン氏上昇 トランプ氏低迷
AFP=時事 10月2日(日)8時1分配信

テレビ討論後の支持率、クリントン氏上昇 トランプ氏低迷
米ニューヨーク州のホフストラ大学で行われた第1回テレビ討論会を終え、会場を後にする民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(左)と共和党候補のドナルド・トランプ氏(右、2016年9月26日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米国で最新の米大統領選世論調査の結果が1日に公表され、先月26日の第1回テレビ討論会で堂々たるパフォーマンスを見せた民主党候補ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官の支持率が上昇したことが判明した。一方、共和党候補のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏は、元ミス・ユニバース(Miss Universe)との争いが原因で支持率が低迷している。

 トランプ氏は最近になってクリントン氏との差を縮めていたが、米政治情報サイト、リアルクリア・ポリティクス(RealClear Politics)が実施し、1日に公表した全国世論調査では、クリントン氏の支持率が43.8%、トランプ氏が40.9%となっている。

 また小政党リバタリアン党(Libertarian Party)から立候補しているゲーリー・ジョンソン(Gary Johnson)元ニューメキシコ(New Mexico)州知事の支持率は7.3%だった。

 先月26日に行われ、約8400万人が視聴した第1回テレビ討論会の後、クリントン氏の支持率は全国的な世論調査の結果と共に、大統領選の激戦州フロリダ(Florida)、ネバダ(Nevada)、ニューハンプシャー(New Hampshire)各州でも上昇していた。

 しかし、支持率が上昇したからといって、来月の大統領選でクリントン氏が勝利すると決まったわけではない。オハイオ(Ohio)、ノースカロライナ(North Carolina)、そしてトランプ氏が1日夜に集会開催を予定しているペンシルベニア(Pennsylvania)各州の世論調査の結果が待たれている。

 民主党では現在、2000万人以上の人口を擁し、選挙人の人数も多い激戦州フロリダ州でのてこ入れを図っている。同州では、有権者登録の締め切りまで2週間を切った。

 2008年と2012年の大統領選挙ではフロリダ州で勝利したバラク・オバマ(Barack Obama)大統領とジョセフ・バイデン(Joseph Biden)副大統領は、来週にもクリントン氏支援のためフロリダ州を訪問する予定だという。【翻訳編集】 AFPBB News

3650チバQ:2016/10/02(日) 22:17:28
http://www.sanki.com/world/news/160930/wor1609300035-n1.html
e2016.9.30 16:35
【米大統領選】
「第3の候補」また失態 尊敬する外国首脳は?に答えられず 「アレッポって何?」に続く大ポカ

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【2016米大統領選〜ホワイトハウスへの道〜】
ジョンソン元米ニューメキシコ州知事
ジョンソン元米ニューメキシコ州知事

 米大統領選に民主でも共和でもない第3政党のリバタリアン党から出馬しているジョンソン元ニューメキシコ州知事が28日夜のテレビ番組で、尊敬する外国首脳は誰かと聞かれ、名前を一つも挙げられなかった。9月上旬、シリア内戦の激戦地アレッポについて質問された際「アレッポって何?」と無知を露呈したことに続く失態となった。

 質問を受けたジョンソン氏はしばらくの無言の後、「アレッポの事を聞かれた時みたいだ」とあきらめ顔。「誰でもいいから」とたたみかける司会者に「メキシコの元大統領」と答えたが、名前は出ないまま。「脳みそが凍った」と弁明した。

 民主党クリントン候補と共和党トランプ候補のどちらも支持できない有権者の受け皿を目指すジョンソン氏だが、各種世論調査の支持率平均値は約7%にとどまっている。(共同)

3651チバQ:2016/10/02(日) 22:21:32
http://www.sankei.com/world/news/161001/wor1610010025-n1.html
2016.10.1 16:18
【米大統領選】
米主要紙が続々と反トランプの狼煙 創刊以来140年も共和党を支持してきた保守紙も「伝統を中止する!」


 【ニューヨーク=上塚真由】11月の米大統領選に向けて、米主要紙が社説で共和党候補、ドナルド・トランプ氏(70)への不支持を続々と表明している。

 1873年に創刊された中西部ミシガン州の保守系紙デトロイト・ニューズ(電子版)は9月29日の社説で、創刊以来、共和党候補を支持してきたが、トランプ氏に賛同できないため「長く尊重してきた伝統を中止する」と表明。同氏を「無節操で不安定」などと非難した。

 また、民主党候補のクリントン前国務長官(68)も性格に問題があるとし、小政党「リバタリアン党」のゲーリー・ジョンソン元ニューメキシコ州知事(63)を支持するとした。

 全国紙USA TODAYも30日付の社説で、創刊以来初となる大統領選候補に対する態度表明を行い、トランプ氏に投票しないよう呼びかけた。同紙は、クリントン氏も支持できないとした。

 このほか、テキサス州のダラスモーニングニュース紙(電子版)が9月7日の社説で、クリントン氏の支持を表明。同紙が民主党候補を支持するのは、第二次大戦時以来初めてという。

3652チバQ:2016/10/03(月) 20:01:00
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1071749960/l50

税逃れ報道のトランプ氏、支持者ら「天才」と擁護

AFP=時事 10月3日(月)18時22分配信
米ペンシルベニア州マンハイムでの選挙集会に到着した共和党大統領候補ドナルド・トランプ氏(2016年10月1日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が過去20年近く連邦所得税の支払いを免れていたとの疑惑が報じられたことを受けて、トランプ氏の支持者からは2日、擁護する声が相次いだ。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times、NYT)は1日、トランプ氏が1995年に所得税申告で9億1600万ドル(約930億円)の巨額損失を計上し、これによりその後20年近く連邦所得税の支払いを合法的に免れていたと報じた。トランプ氏はこの報道について、肯定も否定もしていない。

 トランプ陣営の有力な候補者代理人でニューヨーク(New York)元市長のルドルフ・ジュリアーニ(Rudy Giuliani)氏は、NYT紙の報道について、ニューヨークで大物実業家として名を成したトランプ氏の「絶対的な才能」の証しだとの見方を示した。

 ジュリアーニ氏は米ABCテレビのニュース番組で、「事業を手掛けていれば利益を最大限にする義務があり、これだけ控除可能だと税法に記載されていれば、控除を受けるものだ」とコメント。仮にそうしなかった場合、トランプ氏は投資家らから訴えられていただろうと示唆した。

 一方、民主党の大統領候補ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官と候補指名を争い、今はクリントン氏支持を表明しているバーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員は、ABCニュースに全く逆の見解を表明。「この国の誰もが『天才』だったら、我々は国など持てなかっただろう」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

3653チバQ:2016/10/03(月) 20:01:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161003-35089945-cnn-int

連邦所得税納めないトランプ氏は「天才」 元NY市長が称賛

CNN.co.jp 10月3日(月)17時15分配信
ワシントン(CNN) 米共和党の大統領候補ドナルド・トランプ氏が連邦所得税を納めていないのではないかとする観測が流れるなか、元ニューヨーク市長のルドルフ・ジュリアーニ氏は2日、CNNの番組に出演し、トランプ氏を「天才」と呼んだ。米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)はトランプ氏が約20年にわたって合法的に税の支払いを避けているのではないかと報じていた。

ジュリアーニ氏は、これが米国の税制の一部だと指摘。「トランプ氏は、彼が奉仕する人々のためにどうやって税法を操作するのかを知っている」と述べた。

NYT紙の報道によれば、トランプ氏は1995年の納税記録で9億1600万ドルの損失を計上。専門家によれば、このことで18年間にわたり所得税を支払わずに済む計算になるという。

NYT紙が入手したのは、トランプ氏がニューヨーク州居住者として提出した納税申告書と、ニュージャージー、コネティカット両州で非居住者として提出した納税申告書の計3ページ分。

CNNではこれらの書類について独自に信憑性(しんぴょうせい)を確認できていない。しかし、トランプ陣営はNYT紙が報じた事実について異議を唱えていない。

ジュリアーニ氏は、トランプ氏が連邦所得税を支払っていなかったからといって責められることはないと指摘。今回の件が示すのは、トランプ氏が事業体を維持し、構築することができたということだとの見方を示した。

ジュリアーニ氏はまた、1年で9億1600万ドルの損失を出した人物を優秀な実業家と呼ぶのは議論の余地があるのではという質問に対しては、言えると言明。「なぜなら、トランプ氏は復活したからだ」と指摘。アップルに一度は解雇されたが復活を遂げたスティーブ・ジョブズ氏や、選挙に落選しても最終的には首相として第2次世界大戦で英国を勝利に導いたウィンストン・チャーチル氏を引き合いに出し、トランプ氏を擁護した。

3654チバQ:2016/10/03(月) 20:09:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161002-00000041-mai-n_ame
<米大統領選>サンダース票どこへ 学生ローンの若者苦慮

毎日新聞 10月2日(日)21時49分配信

 11月の米大統領選で注目される有権者層の一つが、民主党予備選で旋風を起こしたバーニー・サンダース上院議員(75)を強く支持した人たちだ。中核の若い世代は深刻な学生ローンに苦しむ。激戦州の中西部ミシガンで、彼らの選挙観をさぐった。【イプシランティ(米中西部ミシガン州)で西田進一郎】

【写真】討論のあとに握手するクリントン氏とトランプ氏

 「月々の将来返済額は5959ドル(約61万円)」。ショウナ・マクナリーさん(34)は、ミシガン州イプシランティで同居する両親の家で学生ローン書類に目を落とした。

 高校卒業後、飲食店などで働いたが「人を助け、子供たちのために安定した職に就きたい」と医師を目指し、4年制大学卒業後の医学校で、高額な学費などのため年約10万ドル(約1020万円)を政府から借りた。民間分も合わせ総額は計53万ドル(約5400万円)だ。

 医学博士の学位まで取得したが、医師として働くには免許試験を通り、2018年から4年間の卒後研修が必要だ。一方、ローン返済は民間分が18年、政府分が23年に始まる。完済は50代後半。夫や子供3人と両親宅に身を寄せざるを得ない。

 ニューヨーク連銀などによると学生ローン返済者は4330万人で総人口の13%超。残高総額は10年前の約3倍の1兆2600億ドル(約128兆円)で滞納率は11・6%に及ぶ。一方、卒業後に見合う仕事に就ける可能性は低い。失業率は5%弱だが、ジョージタウン大の調査では15年の22〜27歳大卒者の失業率は19・8%。大卒の若者の44%が学位不要な仕事に就いていたとの調査結果もある。

 懐具合の厳しさから親と同居する若者も増えた。1960年の20%から15年には32.1%に達している(ピュー・リサーチ・センター調べ)。

 マクナリーさんは大統領選では民主党候補に投票してきた。オバマ大統領には「議会の抵抗はあったが、もっとやれた」と不満だ。民主党予備選ではサンダース氏を強く支持。国民皆保険制度の確立や無人機攻撃を含む戦争への反対、大学の授業料無償化など「全主張」が支持理由だ。

 一方、ヒラリー・クリントン前国務長官(68)は、オバマ氏より外交や社会政策で中道寄りの「タカ派」で、「挑戦しない」。大統領選でクリントン氏と事実上の一騎打ちである共和党のドナルド・トランプ氏(70)は「彼の何を信じたらいいのか分からない」存在だ。「『悪者』同士」の戦いと見るショウナさんは、環境保護を前面に掲げる「緑の党」のジル・スタイン候補に投票するつもりだ。

3655チバQ:2016/10/03(月) 21:30:34
http://www.sankei.com/world/news/160929/wor1609290009-n1.html
2016.9.29 07:54
【米大統領選ウラオモテ(上)】
はびこる「デジタル金権選挙」 消費者データで有権者を取り込み
 米首都ワシントン中心部。ホワイトハウスから徒歩約10分の場所にある名門私立大学、ジョージ・ワシントン大(GWU)のキャンパスにある一室を夜7時過ぎに訪ねると、二十数人の学生らがノートパソコンを前に携帯電話を耳に当て、一心不乱に電話で有権者に対し、今年の大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン(68)への投票を呼びかけていた。

 「フォーンバンク」と呼ばれるこうした手法は、陣営の運動員が有権者の家を訪ねる戸別訪問と並んで、有権者の政治傾向を直接確認し、支持を獲得する代表的なやり方だ。

 学生らのパソコンの画面に表示されるのは、有権者の名前、年齢、住所、電話番号など。この日の電話攻勢の指揮を執る、同大3年生で民主党学生部(会員数約4千人)の副会長、ジョシュ・カーミセ(20)は、「特定の有権者が過去の選挙で誰に投票すると言ったか、実際に投票したか、これまでの電話での反応も表示される」と話す。

 この日は夜9時まで約2時間かけ、南部ノースカロライナ州の中高年世帯約1200人に電話を入れた。

 これらの有権者のデータは、民主党全国委員会が一括管理する、「有権者活性化ネットワーク」(VAN)と呼ばれる巨大なコンピューターサーバーに収容されている。

 全米各地の民主党陣営は、VANから有権者の情報を読み出し、クリントン陣営や党全国委の指令に従い、運動員を電話や戸別訪問に走らせる。また、運動員が現場で新たに入手した有権者情報は、各自が持たされているパソコンやタブレット端末を通じてサーバーに蓄積されていく。

 膨大なデータを駆使しての選挙運動は、2008年大統領選で現民主党大統領のバラク・オバマ(55)が当選する原動力になった。一方、オバマの大統領就任に対抗して現れた、草の根保守派の「茶会」運動も、同様の方法を駆使して台頭したとされる。

 しかし、彼らはそもそも、どのようにしてこうした個人情報を手に入れられたのだろうか。

   
◆   ◆

 「有権者活性化ネットワーク(VAN)のデータは、主に自治体から合法的に提供された住民登録の情報と、選挙運動員の戸別訪問などで得られた情報をもとにしている、というのが表向きの説明だろう。だが、実態は違う」

 米中部の地方都市にあるビアホール。過去に元大統領ビル・クリントン(70)の選対スタッフを務めた政治専門家が語った。

 選挙運動の大本のデータは、確かに州政府や市、郡などの自治体が管理する住民登録の情報だ。候補の陣営はまず、住民リストを数百〜数千ドルで購入する。

 「だが、これだけでは名前と住所、電話番号くらいしか分からず、選挙データとして役に立たない。陣営が最終的に知りたいのは、誰が自分に投票してくれるかということだ」

3656チバQ:2016/10/03(月) 21:30:58
◆   ◆

 この政治専門家を含む複数の関係者の証言によると、陣営は次に、市場調査データ会社を通じて、リストにある住民の消費者データを有料で入手。内容は、自動車の購入歴や購読中の雑誌、どこのスーパーで買い物をするかなど、一見すると選挙とは関係ない。

 しかし陣営は、例えば日本製のエコカーに乗り、有機野菜を扱うスーパーに通う有権者であれば、民主党支持者である確率が高いと解析する。逆に、米国製小型トラックを愛用し、銃砲専門雑誌を購読していれば、共和党支持者である公算が大きいとみる。

 こうした「プロファイリング」を経て、例えば民主党であれば自党にどれだけ投票する可能性があるかをランク付けし、支持を獲得できそうな人々を抽出して重点的に電話や戸別訪問で攻勢をかける。これらの作業は全米規模で行われ、すべての情報がVANに集約されていくのだ。

 民主党関係者は言う。

 「電話や戸別訪問を行う『歩兵部隊』がいなければ選挙には勝てない。しかし、最も重要なのは、どれだけ充実した有権者データを蓄積し、どれだけ有効に現場に提供できるかだ」

 実は、共和党にも同様のネットワークは存在する。しかし、共和党候補ドナルド・トランプ(70)は、現場に十分な運動員を投入できていないという。トランプとの接戦から抜け出せないクリントンが最後は勝つ、とする選挙専門家たちの根拠もここにある。

◆  ◆

 ただ、VANの問題点は、消費者データの購入に莫大(ばくだい)なカネがかかることだ。一説には、有権者の最新動向をつかむため、大統領選のたびに共和党や民主党がデータ購入に費やす資金は「数千万ドル(数十億円)規模」。2012年の大統領選でオバマは11億ドル(約1100億円)、共和党候補のミット・ロムニー(69)は10億ドル弱を使った。VANは、テレビやインターネットでの選挙広告とともに、近年の大統領選挙費用を暴騰させている。

 従来の選挙運動に市場データを活用したことにより出現した、新たな「ハイテク金権選挙」。日本でも「戸別訪問解禁」が一部で唱えられているが、米国と同様のカネがかかる選挙に陥る恐れを覚悟する必要がある。(ワシントン 黒瀬悦成)

=敬称略



 米大統領選の華々しい選挙戦の裏では、何が起きているのか。3回にわたって報告する。

3657チバQ:2016/10/03(月) 21:31:50
http://www.sankei.com/world/news/160930/wor1609300003-n1.html
2016.9.30 07:07
【米大統領選ウラオモテ(中)】
多額の学費ローン、経済停滞…目覚めた「ミレニアム世代」 民主党に親近感
 「どうやったら学生を投票所に行かせられるか、知恵を出し合ってほしい」

 米中西部ミネソタ州セントポール。メトロポリタン州立大学の会議室で、「学内投票キャンペーン」の世話役を務めるブレット・バックナーが、参加した同大の教員や学生、議員スタッフら約10人に呼びかけた。

 約8千人いる同大の学生のうち、2012年の大統領選に投票したのは72%。全国投票率の55%に比べると驚異的な数字だ。

 だが、州全体の投票率は全米1位の76・1%。そのため、「今年は最低75%に引き上げたい」とするバックナーらは学生らの関心を呼び起こすため、大統領選の候補者討論会の学内観戦会を開くことを決めた。

 ミネソタ州政府で選挙管理を担う州務長官のスティーブ・サイモン(46)は、「われわれの投票はわれわれの声だ」と強調する。昨年1月に就任以降、アフリカや東南アジアなどの出身の新移民向けに11言語で書かれた投票用紙を用意したり、州内にある275の高校で模擬投票を実施したりして、「若いうちに投票を習慣づける」などの取り組みを進めている。

 実はミネソタ州は、1976年以降の大統領選で民主党候補が常に勝利してきた、全米随一の「民主王国」だ。州政府や高校、大学などが実質的に一体となって若者に政治参加を奨励するのは、民主党への親近感が比較的強い若者を早い段階から取り込むための、党が全米規模で進める長期戦略の一環でもある。

 民主党が「将来の票田」と期待する、2000年以降に投票年齢に達した「ミレニアル世代」(18〜35歳)は、今年4月時点で6920万人。52〜70歳の「ベビーブーム世代」6970万人に匹敵する(ピュー・リサーチ・センター調べ)。

 だが今回、民主党の思惑に予期せぬ狂いが生じた。前国務長官ヒラリー・クリントン(68)支持で固まる党指導部の意向とは裏腹に、党候補指名争いでミレニアル世代の支持は、「社会民主主義者」を自称する左派の上院議員バーニー・サンダース(75)に流れたのだ。

 メトロポリタン州立大准教授(政治学)のマシュー・フィルナー(46)は言う。

 「クリントンに代表されるベビーブーム世代は、社会のルールに従って努力すれば必ず報われる、との価値観で生きてきた。しかし、ミレニアル世代の多くは多額の学費ローンを抱え、経済停滞もあってはい上がれない。クリントンは彼らに『頑張ればうまくいく』と言うが、逆に不信感を増幅させるだけだ」

 男女平等や人種差別解消の流れが確立される中で生まれたミレニアル世代は、ベビーブーム世代が奉じる進歩的価値観に束縛されない。その分、自由競争を尊ぶ共和党が彼らを取り込む余地もあるが、その政治的方向性は見えにくい。

 一方、年金受給者が年々増えるベビーブーム世代は、「社会保障費を削って学費ローン救済の原資にすべし」などと主張する彼らに強い警戒感を示す。

 ミレニアル世代は12年大統領選での投票率が46%にとどまるなど、政治への関心が高くないとされてきた。クリントンが今回、相棒の副大統領候補としてミレニアル世代に受けそうな急進左派を選ばず、中高年層の支持が確実に見込めるティム・ケーン(58)を選んだのもこのためだ。

 しかし、「今年のサンダース旋風を機に政治意識に目覚めた」(大学院生)と言い始めた彼らが、4年後、あるいは8年後の大統領選で「主役」に躍り出る可能性は十分にある。

 若者対中高年。新たな「世代間闘争」が、米国の政治地図にさらなる断層を作り出そうとしている。(セントポール 黒瀬悦成)

3658チバQ:2016/10/03(月) 21:33:33
http://www.sankei.com/premium/news/161001/prm1610010042-n1.html
2016.10.1 20:02
【米大統領選ウラオモテ(下)】
オバマ大統領の「無策」が生んだ本物の怒り…密かに各州で「黒人」締め出しシステムが浸透している 

 日本で、選挙の投票に行くのは簡単だ。市町村に住民登録して一定期間を経れば、選挙人名簿に自動的に名前が載り、選挙管理委員会から投票所の入場券が自宅まで郵送されてくる。

 しかし米国では、18歳以上の有権者は、居住地の州の出先機関に出向くなどして自ら有権者登録を行わなければ投票ができない。

 また、誰もが平等に投票できるようになったのは51年前で、1965年に「投票権法」が成立するまでは、人種差別が制度化されていた南部諸州で黒人は選挙権を奪われていた。

 「ところが、似たような差別的な法律が全米のあちこちで導入されている」

 南部ノースカロライナ州チャペルヒルの法科大学院で公民権問題に取り組む、弁護士のマーク・ドロシンが眉をひそめた。

 2009年にバラク・オバマ(55)が大統領に就任して以降、共和党が州議会で過半数を占める全米の複数の州では、有権者登録の際に公的機関発行の写真付き身分証の提示を義務づけるなどの新たな州法を次々と成立させた。

 ノースカロライナ州でも13年、写真付き身分証提示の義務化、期日前投票期間の大幅な短縮、選挙当日に投票所で有権者登録ができる制度の廃止などを定めた法律が成立し、14年の中間選挙で一部が適用された。

 投票要件の厳格化は、「二重投票などの不正防止のため」という。だが、ドロシンは「本当の目的は、民主党の支持基盤である黒人や若者の投票を妨害することだ」と批判する。

 オバマ陣営は08年の選挙で、これまで投票に行っていなかった黒人層などの人種的少数派や貧困層、若者層に有権者登録を強く働きかけ、民主党を伝統的に支えてきた「異文化連合」を再活性化させて当選した。

 ノースカロライナなどでの動きは、こうした民主党の選挙戦術を封じる対抗措置だ。ニューヨーク大法科大学院のブレナン正義センターの調査では、全米の黒人有権者の4分の1が公的機関発行の身分証を持っていない。このため、身分証の提示が厳格化された州では、「民主党の得票率は2〜3%低下する」(政治学者)との試算もある。

 同センターによると、16年大統領選では、14の州で新たに投票規制が導入される。12年大統領選で規制が始まった6州を加えると、計20州で有権者登録に何らかの制限が加えられる。

 ノースカロライナの場合、今年6月に連邦高裁が「法律は黒人をピンポイントで狙い打ちしたものだ」との判断を下し、法を無効にした。州政府は上訴したが、最高裁は8月に訴えを却下。同州は激戦州で、共和党候補のドナルド・トランプ(70)が、投票規制のせいで有利とみられていたが、法律の消滅を受け、民主党候補ヒラリー・クリントン(68)との競り合いに転じた。

 トランプの出現で半ば忘れられているが、共和党指導部は12年大統領選に敗退したのを受け、黒人や中南米系など少数派の支持層拡大を党勢回復に向けた方針として打ち出していた。それとは真逆の州レベルでの「人種戦略」は、党内の穏健派と強硬派との亀裂の深さをも物語る。

 「だが、より深刻なのは、オバマが就任してからの8年間で黒人層が味わわされた失望感だ」

 ノースカロライナ州の州都ローリーの政治コンサルタント、ジョン・デービス(70)が指摘する。

 就任時、支持率68%(ギャラップ社)という圧倒的人気で迎えられたオバマはこれまで、黒人の経済・社会的状況の改善で具体的な成果を上げられなかった。

 同州などで起きた、黒人が警官に射殺されたことを発端とする暴動は、オバマの「無策」に向けられた黒人の怒りの表れでもあり、黒人がこの先も無条件に民主党を支持し続ける保証はない。

 投票規制をめぐる対立は、当事者である黒人を置き去りにした、共和党対民主党の空虚な「政治的綱引き」の様相を呈している。(ローリー 黒瀬悦成)

=敬称略

3659チバQ:2016/10/04(火) 19:07:19
http://www.sankei.com/world/news/161004/wor1610040018-n1.html
2016.10.4 11:13更新

【米大統領選】
トランプ氏「合法的節税だ」 疑惑報道めぐり強調
 米大統領選の共和党候補トランプ氏は3日、長年にわたり所得税の支払いを免れていたとの報道について「自分の利益のため、できる限り税金の支払いを少なくする目的で合法的に税法を利用した」と、合法的な節税を強調した。西部コロラド州での集会で語った。報道の真偽には言及しなかった。

 民主党候補クリントン氏は中西部オハイオ州での集会で「トランプ氏は国家に何も貢献していない」と猛烈に批判した。トランプ氏支持者らが「税法を知り抜いた天才」と称賛しているのとは対照的に、クリントン氏は「トランプ氏は腐敗した制度そのものを体現している」と指摘した。

3660チバQ:2016/10/04(火) 19:16:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161004-00000066-san-n_ame

2016米大統領選 トランプ氏「税金逃れ」新たな火種

産経新聞 10月4日(火)7時55分配信

2016米大統領選 トランプ氏「税金逃れ」新たな火種


トランプ氏をめぐる新たな問題(写真:産経新聞)


 ■討論会後も問題続々

 【ワシントン=青木伸行】米大統領選は第1回テレビ討論会(9月26日)以降、共和党候補ドナルド・トランプ氏が巨額の税金支払いを免れていた疑惑など新たなスキャンダルが発覚している。トランプ氏に打撃となり、選挙戦の行方を左右する可能性がある。

 「税金逃れ」の疑惑は、米紙ニューヨーク・タイムズが報じた。トランプ氏は1995年の確定申告で、9億1600万ドル(約929億円)の損失を計上。この申告に基づき桁外れの税控除を受け、95年から18年間にわたり「年間5千万ドル(約50億7千万円)以上の課税所得が、合法的に帳消しにされていた可能性がある」という。

 トランプ氏の95年の損失計上は、(1)米東部ニュージャージー州アトランティックシティーの3つのカジノ経営(2)航空事業への参入(3)一時所有していたニューヨーク市マンハッタンのプラザホテルの経営-などが失敗したためだった。

 ■抜け穴利用批判

 主要メディアは違法ではないものの、税制の抜け穴を利用したと批判している。大統領選の候補者は過去の納税記録を公開するのが慣例だが、トランプ氏は「監査中」としてかたくなに拒んでいる。

 トランプ氏の納税問題を追及してきた民主党候補、ヒラリー・クリントン前国務長官は「いかに事業の失敗が大規模で、長期間所得税を支払っていなかったかが、明らかになった」と、攻撃を強めている。

 トランプ氏は「経営者として事業を成功させた経験を基に、米国を繁栄に導く」と主張してきただけに、そのイメージは大きく傷付きそうだ。

 同紙の報道はリークによるもので、計3ページの95年の納税申告書が郵送されてきた。封筒の差出人の住所は、トランプ氏がマンハッタンに所有する「トランプタワー」だったという。

 このためトランプ氏は「ニューヨーク・タイムズなど既存メディアは、クリントン陣営や民主党の延長線上にある」とメディア批判に転じ、「自分は誰よりも税制を熟知しており、税制改革に最適の人物だ」と論点をすり替えている。

 ■「財団」に疑惑も

 メディアの追及はこの問題にとどまらない。米誌ニューズウィークは、トランプ氏が経営していたカジノ会社がかつて、米政府の対キューバ禁輸措置に違反しドルをキューバで使っていた疑惑を報道した。

 主要メディアは、体重が急増した元ミス・ユニバースの女性を、トランプ氏が「ミス子豚」と中傷した一件をこぞって取り上げ、ロサンゼルス・タイムズ紙は、所有するゴルフクラブの幹部に容姿端麗でない女性を解雇するよう命じていたと報じた。女性票の離反に拍車がかかりそうだ。

 また、米国で人気のディスクジョッキー、ハワード・スターン氏は、トランプ氏が2002年にラジオ番組に出演した際、イラク戦争に賛成の立場を示し、現在の主張とは食い違うと証言。ワシントン・ポスト紙は、慈善団体「トランプ財団」が、本拠を置くニューヨーク州から必要な認可を得ていなかったと報じた。

3661チバQ:2016/10/05(水) 19:49:35
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161005X552.html
副大統領候補討論、共和ペンス氏が一矢=トランプ氏浮揚、不透明―米大統領選
18:26時事通信

 【ファームビル時事】米大統領選に向けて4日に行われた副大統領候補の討論会。民主党のティム・ケーン上院議員(58)と共和党のマイク・ペンス・インディアナ州知事(57)は自陣営の大統領候補を売り込み、相手陣営の候補を蹴落とそうと躍起になった。米メディアの間では、背水の陣で臨んだペンス氏が一矢報いたとの見方が強い。

 「侮辱に満ちたドナルド・トランプの姿勢をどうして擁護できるのか」「ヒラリー・クリントンの選挙戦は雪崩のような侮辱の連続だ」。4日の討論会は冒頭から、民主党の大統領候補クリントン氏(68)と共和党の大統領候補トランプ氏(70)に対する非難合戦となった。

 討論会に決死の覚悟で臨んだのはペンス氏だ。先月26日の大統領候補の第1回討論会ではクリントン氏が圧勝。トランプ氏はそれ以降も、元ミス・ユニバースを侮辱する発言を繰り返して集中砲火を浴び、長年の所得税逃れやキューバ禁輸違反など新たな疑惑が次々と報じられていた。

3662チバQ:2016/10/06(木) 11:07:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161006-00000068-san-n_ame
2016米大統領選 副大統領候補討論 ペンス氏が暴言尻拭い

産経新聞 10月6日(木)7時55分配信

 ■露払いに徹した民主ケーン氏

 民主党大統領候補のヒラリー・クリントン氏(68)が乗り移ったかのように、共和党大統領候補のドナルド・トランプ氏(70)を激しく批判するケーン氏と、暴言が目立つトランプ氏の「尻拭い」役を担ったペンス氏。討論のスタイルは対照的だった。

 「(他者への)侮辱を原動力とするトランプ氏の選挙運動を擁護するとは信じられない」。ケーン氏は女性蔑視発言が問題視されるトランプ氏と組んだペンス氏を批判した。

 対するペンス氏は、「クリントン氏が『トランプ支持者の半分は嘆かわしい人たち』と言ったことに比べれば、少しも侮辱にあたらない」と反論。トランプ氏の支持者の半数を人種差別主義者などであるとしたクリントン氏の失言を、第1回大統領候補討論会でトランプ氏が追及しなかったことを補った。

 ケーン氏は、第2回討論会に臨むクリントン氏の露払いに徹した。トランプ氏が長年にわたって所得税の支払いを免除されてきた問題を繰り返し取り上げ、「納税回避のために戦い、(税負担で)テロとの戦いを支援する気がない」と非難した。納税申告書を公開していないことも「約束破りだ」とした。

 ペンス氏は逆に、第1回討論会でクリントン氏に押されたトランプ氏の主張を補完する役目を果たした。クリントン氏の私用メール問題などを追及しつつ、オバマ大統領とクリントン氏が外交や自由貿易交渉で「世界での米国の地位を弱めた」と主張。両氏が体現する「ワシントン政治」を強く批判した。

 もっとも、トランプ氏の暴言をかばい切れない場面も。人工妊娠中絶手術を受けた女性を処罰するとした発言を追及され、「彼はあなたやクリントン氏のような洗練された政治家ではない…」と吐露した。(ファームビル 加納宏幸)

3663チバQ:2016/10/06(木) 11:50:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161005-35090094-cnn-int
共和党候補の人柄に軍配 副大統領候補討論会、5つのポイント

CNN.co.jp 10月5日(水)20時8分配信

バージニア州ファームビル(CNN) 米大統領選の副大統領候補によるテレビ討論会が4日、バージニア州で開催され、民主党のティム・ケーン上院議員と共和党のマイク・ペンス・インディアナ州知事が舌戦を繰り広げた。

ペンス氏は、大統領候補ドナルド・トランプ氏の過激な言動が目立つ共和党の選挙戦に、落ち着きのある穏やかな論調を加えることに成功した。これに対してケーン氏は、トランプ氏のありとあらゆる問題発言をペンス氏にぶつけて説明を求めたが、同氏にことごとく受け流された。

この日の討論会から分かったことを5つのポイントにまとめる。

(1)ペンス氏の人柄に軍配

ペンス氏はかつてラジオ番組の司会者を務め、保守派の過激な論客として知られるラジオ司会者、ラッシュ・リンボー氏の「デカフェ(カフェイン抜き)版」を自称していた。討論会ではこの経験をフルに生かして論戦に臨んだ。

一方のケーン氏は、どうもカフェインが強すぎたようだ。ペンス氏の発言をしつこくさえぎり続けたために、議論が本題から外れて政策論争が分かりにくくなる場面も多かった。

感情を抑えきれず「たわごとだ」などと吐き捨てるケーン氏に、ラジオ番組で聴取者からの怒りの電話に答えるすべを磨いてきたペンス氏はあわてず騒がず対応した。

CNNと調査機関ORCが討論会の視聴者を対象に実施した世論調査によると、ペンス氏に軍配を上げた人が48%、ケーン氏が勝ったと判定した人は42%だった。

(2)ケーン氏はトランプ氏への攻撃に終始

ケーン氏はこの日、トランプ氏の過去の問題発言をできるだけ多く引っ張り出し、視聴者の耳へ届けることに力を注いでいた。

トランプ氏が中南米系のミス・ユニバース優勝者を侮辱し、テロとの戦い方を軍司令官よりもよく知っていると豪語し、「もっと多くの国が核兵器を持てば世界はより安全になる」と言い放った例などを挙げたが、ペンス氏は「創造性に富んだ話」と片付けて攻撃をかわした。ケーン氏は「あなたはこのうちどれかひとつでも擁護できるのか」と、躍起になって詰め寄った。

3664チバQ:2016/10/06(木) 11:50:59

(3)ペンス氏が独自の外交政策を主張

ペンス氏がトランプ氏とは異なる意見を述べる場面もあった。時として大きな相違点が浮き彫りとなったが、中でも目を引いたのは独自の対ロシア政策だ。ペンス氏はプーチン・ロシア大統領を「器の小さいいじめっ子」と評し、トランプ氏がプーチン氏を称賛したことはないと主張した。

トランプ氏は出馬当初からプーチン氏を「強い指導者」と呼び、好意的な発言を繰り返してきた。ペンス氏自身が先月CNNとのインタビューで、プーチン氏がオバマ米大統領より強力な指導者であることは「議論の余地なし」と話していたのも事実だ。
ペンス氏はシリア情勢をめぐり、ロシアがアサド政権への支援をやめないなら米国が同政権に対して軍事力を行使する覚悟を決めるべきだと主張。さらに「シリアの避難民を守るため、米国はただちに飛行禁止区域を設定するべき」との考えを示した。トランプ氏は飛行禁止区域を支持する一方、その設定と運用は中東諸国が担うべきだと強調している。

外交政策でトランプ氏とペンス氏の意見が大きく異なっているという事実は、これをきっかけに重要な問題として取り上げられる可能性がある。

(4)挑発に乗らなかったペンス氏

トランプ氏が先週の討論会で民主党の大統領候補ヒラリー・クリントン氏の挑発に乗った姿とは対照的に、ペンス氏は自制的な態度を貫いた。

ケーン氏が連発するトランプ氏への非難をペンス氏は一蹴(いっしゅう)し、すかさず次の話題に移ってクリントン氏に矛先を向けた。トランプ氏の問題発言が指摘されても直接反論することは避け、視聴者がケーン氏の狙い通りこうした発言に思いをめぐらすすきを与えなかった。

ペンス氏が討論会で株を上げたことは確かだが、これがトランプ氏の支持率向上につながるかどうかは必ずしも明らかでない。

討論会の終了後、ソーシャルメディア上では「ペンス氏は2020年大統領選に向けてデビューを果たした」との声も飛び交った。ペンス氏はクリントン氏への攻撃に力を注いだが、その一方でトランプ氏に対するケーン氏の攻撃には反論せず、これらの批判から生じる問題の解決を図ろうとはしなかった。

トランプ陣営のある幹部はこう語る。「ペンス氏は討論会に勝ったもののトランプ氏を擁護したとはいえないと、メディアは報じている。トランプ氏はこれを快く思っていない」

トランプ氏は先週、自身がクリントン氏と対決した討論会の報道にも不満を示していた。同氏の長年の友人は、「クリントン氏とペンス氏のほうがトランプ氏より討論に強いという評価を、本人が聞いたら気分を害するだろう」と心配顔で語った。

ただ、ペンス氏の弁舌が完璧だったわけではない。メキシコからの移民を「強姦(ごうかん)犯」「犯罪者」と呼んだトランプ氏の発言をケーン氏が非難した時、ペンス氏は「またメキシコの話を持ち出す」と不満を漏らした。この態度は人種的少数派の反感を買った可能性がある。

(5)副大統領候補自身の話は素通り

副大統領候補による討論会は、いわば代理戦争。本当の主役は大統領候補だ。ペンス氏とケーン氏自身の政治家としての経歴は全く話題に上らず、司会者からの問題提起もなかった。

実は両氏とも、環太平洋経済連携協定(TPP)をもともと支持していたが、トランプ、クリントン各氏の立場に合わせて反対に転じた経緯がある。それぞれの方向転換について、詳しい説明は今のところない。

ペンス氏が最近署名したインディアナ州の「宗教の自由法」は、性的少数者を差別する内容が含まれているとして物議を醸したが、この問題については司会者からもケーン氏からも質問がなかった。

この日の討論会は、今年の大統領選がほかのだれでもなくクリントン、トランプ両氏という大物2人の対決だということを改めて示す結果となった。両氏による第2回テレビ討論会は現地時間9日夜に予定されている。

3665チバQ:2016/10/07(金) 10:42:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161006-00000082-mai-n_ame

<米大統領選>「不人気対決」追い込み…投票まで1カ月

毎日新聞 10月6日(木)21時3分配信



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 米大統領選(11月8日)の投開票日まで8日であと1カ月。米史上初の女性大統領を目指す民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(68)の優位が指摘されるが、共和党候補の実業家ドナルド・トランプ氏(70)は熱狂的な支持層を抱え、予断を許さない。「異色対決」や「不人気対決」と呼ばれる選挙戦。最終盤の情勢を探った。【ワシントン西田進一郎、ニューヨーク國枝すみれ、ロサンゼルス長野宏美】

 ◇クリントン氏、共和地盤にも浸透/トランプ氏、課税逃れ疑惑痛手

 「腐敗した政界の既成勢力は新たな人民の、人民による、人民のための政府に取って代わられる。私への投票は、変化への投票、あなたたちのための投票だ」

 トランプ氏は5日、西部ネバダ州ラスベガス近郊で演説。9月26日の第1回テレビ討論会は主要メディアから「負け」と判断されたが、逆に「メディアは不正直」と開き直ってみせ、数千人の支持者を沸かせた。

 だが、クリントン氏との支持率の差はじわりと開き始めている。政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が主要世論調査の平均値としてまとめた5日時点の支持率は、クリントン氏が48.1%、トランプ氏が44.2%で、差は3.9ポイント。クリントン氏の健康不安説などで9月中旬に1ポイント差にまで縮まったが、テレビ討論会だけでなく、過去に巨額損失を出し、所得税の支払いを長年免れてきた可能性があるという報道なども影響しているようだ。

 さらに大統領選の仕組みを踏まえると、支持率の差以上にクリントン氏が優位だということが分かる。

 大統領選は全米での総得票数を争うのではなく、全50州と首都ワシントン特別区に割り振られた計538人の選挙人の過半数(270人)を獲得したほうが勝つ。州ごとの世論調査結果の平均値を基にした現時点の選挙人獲得予測では、クリントン氏が17州・特別区の205人、トランプ氏は21州の165人を確保する見通し。「獲得州」数では劣るクリントン氏だが、西部カリフォルニア(選挙人55人)や東部ニューヨーク(同29人)など大票田州を押さえているのが強みだ。

 焦点は、接戦の13州(同計168人)だ。オハイオやフロリダなど伝統的に両党の候補が競ってきた州に加え、過去6回の選挙でいずれも民主党候補が勝ったウィスコンシン、ペンシルベニア、ミシガンの3州、逆に過去6回のうち5回で共和党候補が勝ったジョージア、ノースカロライナ、アリゾナの3州で、両候補は大接戦を演じている。

 トランプ氏は、国際競争の激化で衰退した中西部から東部にかけて広がる「ラストベルト(さびついた工業地帯)」で自由貿易反対を強く訴え、白人の男性や労働者から支持を獲得。従来の民主党地盤の3州で健闘する要因となっている。一方でクリントン氏は、人口増が続くヒスパニック(中南米系)など非白人や女性からの支持を受け、ジョージアなど南部の共和党地盤を揺るがしている。

 ただ計算上は、トランプ氏は従来の共和党地盤3州を守ったうえで民主党地盤の一部を切り崩し、さらにオハイオ、フロリダを制さなければ、過半数獲得への道は開けない。高い精度の選挙予想で有名な米ウェブサイト「ファイブサーティーエイト」はクリントン氏が勝つ可能性を76.7%(5日時点)とはじいている。

 クリントン氏にも不安要素はある。米ジョージ・ワシントン大学政策運営大学院のマシュー・ダレック准教授は「若者らは既存の(社会の)仕組みに懐疑的で、その仕組みを体現しているのがクリントン氏だと見ている。これが若者の間での不人気につながっている」と語る。クリントン氏は、民主党予備選で若者たちの支持を集めたバーニー・サンダース上院議員(75)らを激戦州に連日投入。投票率が上がらなければ、熱狂的な支持層を持つトランプ氏に有利に働くとの見方もある。

3666名無しさん:2016/10/07(金) 10:42:20
 ◇残る2回の討論会が鍵

 逆転を狙うトランプ氏にとって、今月9日と19日の残る2回のテレビ討論会での「勝利」は欠かせない。初回の討論会では、周到に準備したクリントン氏にプライドを傷つけられ、我慢できずに攻撃する場面が目立った。気質や振る舞いが「大統領にふさわしくない」と指摘されているだけに、落ち着いた言動をすることが失地回復の鍵となる。

 しかし、米紙ニューヨーク・タイムズによると、トランプ氏は初回の失敗について、マイクの不調に気をとられて「思考回路の半分」が使えなかったことが理由だとし、「2回目の討論のために、1回目より熱心に準備する必要性はない」と考えているという。さらに、「彼女(クリントン氏)は意地悪だが、私は彼女よりも意地悪になれる」と予告しており、激しい攻撃を仕掛けるとみられる。

 トランプ氏は、クリントン氏の夫であるビル・クリントン元大統領の不倫問題を取り上げる可能性が高い。初回の討論会後、「娘のチェルシーさんが会場にいたから、(その話題は)しなかった」と話していたからだ。クリントン氏が夫の不倫相手の女性たちを批判したことを指摘し、「ヒラリーは女性の敵」というイメージをつくる戦略だ。

 一方、クリントン氏は初回の討論会で、1996年にミス・ユニバースで優勝したベネズエラ代表の女性について、トランプ氏が「ミス子豚」と呼んで侮辱したと非難。次回以降も、トランプ氏が女性を蔑視する人物だと印象づけ、感情的なトランプ氏の気質を露呈させつつ、自らは冷静さを保ち、どちらが大統領にふさわしいかを示す戦略だ。

 表立った選挙運動は控え、討論会への準備を進めるクリントン氏。確定申告書の公開を拒んでいるトランプ氏に対し、「所得税不払い疑惑」を踏まえた非難も強めるのは必至だ。トランプ氏を支える労働者層に不公平さを感じさせ、トランプ氏の成功した実業家のイメージを崩す狙いがある。

3667チバQ:2016/10/08(土) 07:35:40
http://www.sankei.com/world/news/161007/wor1610070029-n1.html
2016.10.7 16:05

オバマ氏の支持率最高に、55% 両候補不人気で再評価か

 米CNNテレビは6日、オバマ米大統領の支持率が政権2期目で最高となる55%を記録したとの世論調査結果を発表した。次期大統領候補の共和党トランプ氏と民主党クリントン氏の好感度の低さが際立つ中、オバマ氏を再評価する世論が高まっているようだ。

 CNNによると、オバマ氏の支持率は先月の調査から4ポイント上昇し、今年2月から50%以上を維持している。政権末期の支持率としては、1988年のレーガン大統領と並ぶ高水準という。アーネスト米大統領報道官は6日の会見で、世界的な金融危機から回復を果たし、雇用拡大を成し遂げた業績が評価されたと分析したが、「嫌われ者同士の対決」とされる大統領選がオバマ氏の評価を押し上げたとの見方が大勢だ。

 オバマ氏も今年4月の会合でトランプ氏の写真を前に演説し「私自身は変わっていないのに、最近支持率が上がっている。不思議だね」とジョークを飛ばしていた。(共同)

3668チバQ:2016/10/08(土) 07:36:42
http://news.livedoor.com/article/detail/12118753/
【米大統領選】11月8日の投開票まで1カ月 ヒラリー・クリントン候補がリード

2016年10月7日 21時34分 産経新聞
 【ワシントン=加納宏幸】11月8日の米大統領選まで残り1カ月となった。

 終盤情勢は、大統領選挙人(538人)の獲得予測で民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(68)が共和党候補の不動産王、ドナルド・トランプ氏(70)との差を広げている。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」(RCP)によると、6日現在の選挙人獲得予測はクリントン氏237人に対しトランプ氏165人。

 クリントン氏は8月中旬、勝利に必要な270人を上回る、過半数の272人の獲得が予測されていたが、9月下旬に188人まで下落。私用メール問題の再燃や米中枢同時テロ15周年記念式典で体調不良を訴えた影響とみられるが、9月26日の第1回大統領候補討論会で高い評価を得た後に持ち直した。トランプ氏は横ばいだ。

 RCPは12州(選挙人計136人、メーン州の一部を含む)をどちらに転ぶか分からない「トスアップ」(激戦州)としている。10月にペンシルベニア(選挙人数20)、バージニア(同13)の2州はトスアップからクリントン氏の「やや優勢」に変化。トランプ氏は激戦州で最大のフロリダ(同29)を落とすだけで勝ち目はほぼなくなる。

 一方、CNNテレビは9月21日現在で、272人対196人でクリントン氏の勝利を予測。フロリダ、オハイオ(同18)、ノースカロライナ(同15)、ネバダ(同6)の4州と勝者総取り方式ではないメーン、ネブラスカの一部を「激戦州」としている。

 第1回討論会後はクリントン氏が優勢とみられ、選挙予測に定評のあるバージニア大のラリー・サバト教授も討論会前に272人対215人だった予測を316人対215人に変更。9日の第2回討論会後の動向に注目が集まる。

3669チバQ:2016/10/08(土) 07:37:28
http://www.sankei.com/world/news/161007/wor1610070036-n1.html
【米大統領選】
11月8日の投開票まで1カ月 ヒラリー・クリントン候補がリード

(1/2ページ)【2016米大統領選〜ホワイトハウスへの道〜】
世論調査の結果が記された紙をタウンミーティングの際に出席者に向かって投げる共和党大統領候補のドナルド・トランプ氏=6日、ニューハンプシャー州サンダウン(ロイター)
世論調査の結果が記された紙をタウンミーティングの際に出席者に向かって投げる共和党大統領候補のドナルド・トランプ氏=6日、ニューハンプシャー州サンダウン(ロイター)

 【ワシントン=加納宏幸】11月8日の米大統領選まで残り1カ月となった。終盤情勢は、大統領選挙人(538人)の獲得予測で民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(68)が共和党候補の不動産王、ドナルド・トランプ氏(70)との差を広げている。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」(RCP)によると、6日現在の選挙人獲得予測はクリントン氏237人に対しトランプ氏165人。

 クリントン氏は8月中旬、勝利に必要な270人を上回る、過半数の272人の獲得が予測されていたが、9月下旬に188人まで下落。私用メール問題の再燃や米中枢同時テロ15周年記念式典で体調不良を訴えた影響とみられるが、9月26日の第1回大統領候補討論会で高い評価を得た後に持ち直した。トランプ氏は横ばいだ。

 RCPは12州(選挙人計136人、メーン州の一部を含む)をどちらに転ぶか分からない「トスアップ」(激戦州)としている。10月にペンシルベニア(選挙人数20)、バージニア(同13)の2州はトスアップからクリントン氏の「やや優勢」に変化。トランプ氏は激戦州で最大のフロリダ(同29)を落とすだけで勝ち目はほぼなくなる。

 一方、CNNテレビは9月21日現在で、272人対196人でクリントン氏の勝利を予測。フロリダ、オハイオ(同18)、ノースカロライナ(同15)、ネバダ(同6)の4州と勝者総取り方式ではないメーン、ネブラスカの一部を「激戦州」としている。

 第1回討論会後はクリントン氏が優勢とみられ、選挙予測に定評のあるバージニア大のラリー・サバト教授も討論会前に272人対215人だった予測を316人対215人に変更。9日の第2回討論会後の動向に注目が集まる。

3670チバQ:2016/10/08(土) 07:40:11
リアル・クリア・ポリティクスの数字
接戦州 数字は選挙人
06 ネバダ
11 アリゾナ
09 コロラド

10 ミネソタ
06 アイオワ
10 ウィスコンシン
18 オハイオ

29 フロリダ
16 ジョージア
15 ノースカロライナ

04 ニュウーハンプシャー
04 メーン

3671チバQ:2016/10/09(日) 08:33:04
http://www.sankei.com/world/news/161008/wor1610080020-n1.html
2016.10.8 10:40
【米大統領選】
「スターには女は何でもやらせる。思いのままだ」 トランプ氏の女性蔑視発言がまたも明るみに
【2016米大統領選〜ホワイトハウスへの道〜】
米東部ニューハンプシャー州で演説するトランプ氏(AP=共同)
米東部ニューハンプシャー州で演説するトランプ氏(AP=共同)

 米紙ワシントン・ポスト電子版は7日、米大統領選の共和党候補トランプ氏が2005年にテレビ番組収録に参加した際に録音された会話を公表、トランプ氏は「有名人なら女を思うままにできる」などと女性を蔑視する発言を繰り返していた。9日の討論会で民主党候補クリントン氏が一連の中傷発言を追及するのは必至で、新たな打撃になりそうだ。

 ポスト紙によると、会話はトランプ氏が番組収録の現場に向かうバスの中で録音された。トランプ氏は「きれいな女には目がない。キスをするのが待ち切れない」と話した後に「スターには女は何でもやらせる。思いのままだ」などと語った。

 ある女性と性交渉をしようと家具を買い与えたが、女性が既婚だと判明したために断念したとのエピソードも紹介した。トランプ氏は当時、メラニア夫人と結婚したばかりだった。

(共同)

3672チバQ:2016/10/09(日) 08:35:00
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/article/280779
米大統領選投開票まで1ヵ月 トランプ氏強まる逆風
2016年10月09日 02時12分


 【ワシントン山崎健】米大統領選は11月8日の投開票まで約1カ月に迫った。女性初の大統領を目指す民主党のクリントン前国務長官(68)と政治経験のないアウトサイダー(異端者)、共和党の実業家トランプ氏(70)による事実上の一騎打ちは最終盤に入りクリントン氏優位の情勢。フロリダなど接戦州が勝敗の鍵を握るが、7日、トランプ氏は女性蔑視の姿勢を裏付ける新たな事実が判明、強い逆風にさらされている。

 米大統領選は各州に割り当てられた「大統領選挙人」(計538人)の過半数270人を得た候補が勝者となる。政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による7日現在の情勢分析では、クリントン氏が247人、トランプ氏は165人を固めている。接戦となっているのが11州(選挙人は計126人)。中でも選挙人の数が多いフロリダ(29人)、オハイオ(18人)、ジョージア(16人)、ノースカロライナ(15人)などが両氏にとって勝負どころだ。

 ◆批判噴出

 トランプ氏が形勢逆転の起爆剤にするつもりだったのが、9日と19日に予定される残り2回のテレビ討論会だ。過去最多の約8400万人が視聴した9月26日の第1ラウンドは周到に準備して臨んだクリントン氏が、トランプ氏の過去の問題発言を列挙。トランプ氏は防戦に追われた印象で、米メディアはこぞってクリントン氏に軍配を上げた。このためトランプ氏は、9日は国務長官在任時の私用メール問題などクリントン氏の弱点を徹底的に攻めると鼻息を荒くしていた。

 ところが7日、トランプ氏が2005年、女性についてわいせつな発言をしている会話の入った動画を米メディアが公開。批判が噴出している。1995年にホテルなどの事業破綻で約9億1600万ドル(約940億円)の巨額損失を計上し、最大18年間も連邦所得税の支払いを免れていた可能性がある問題も初回の討論会後に発覚。支持基盤である白人労働者層の離反を招く恐れもある。

 ◆支持固め

 一方、クリントン氏は7日、ニューヨークの自宅近くで討論会の準備に余念がなかった。ただ初回の討論会では「勝者」とされたもののトランプ氏を支持率で突き放せたわけではない。

 リアル・クリア・ポリティクスによる各種世論調査の7日現在の支持率平均はクリントン氏47・6%、トランプ氏42・9%。5ポイント未満の差は「誤差の範囲内」とされ、クリントン氏のリードは討論会直前の3・1ポイントから4・7ポイントに開いただけだ。国民の半数以上から好感を持たれていないとの世論調査結果は定着しつつあり、クリントン氏はなお人気拡大に苦慮している。

 クリントン氏陣営は、新たに表面化した女性蔑視の姿勢などを含め、トランプ氏には大統領になる資質がないと改めて有権者に訴えていく方針。組織力を武器に接戦州の黒人、中南米系(ヒスパニック)層といった支持基盤を固め、逃げ切りを図る構えだ。

=2016/10/09付 西日本新聞朝刊=

3673名無しさん:2016/10/10(月) 21:06:37
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161010k0000e030173000c.html
<米大統領選>テレビ討論会開始…性的発言にトランプ氏弁明
10:35毎日新聞

<米大統領選>テレビ討論会開始…性的発言にトランプ氏弁明
2回目のテレビ討論会で討論するトランプ氏(左)とクリントン氏=2016年10月9日、AP
(毎日新聞)
 【セントルイス(米中西部ミズーリ州)西田進一郎】米大統領選(11月8日)に向けた民主党ヒラリー・クリントン候補(68)、共和党のドナルド・トランプ候補(70)による第2回テレビ討論会が9日午後(日本時間10日午前)、ミズーリ州のワシントン大学で行われた。両候補は、恒例となっている冒頭の握手すらせず、お互いのスキャンダルを取り上げて激しく攻撃し続けた。米メディアは「過去最も醜い討論会」(政治メディア「ポリティコ」)などと報じた。

 トランプ氏は、2005年に「スターなら女性は何でもしてくれる」など、わいせつな言葉で女性蔑視の発言をしていたことについて「私の家族とアメリカ国民に謝罪する」としたものの、「更衣室での会話のようなものだ」と改めて私的な会話にすぎないと弁明。「私ほど女性に敬意を持っている人間はいない」などと主張した。

 これに対し、クリントン氏は「彼の女性に対する見方や行動をまさに表している」と指摘した。さらに、女性だけではなく、移民▽ヒスパニック(中南米系)▽障害者▽イスラム教徒--などを攻撃してきたと過去の発言を批判。「過去の共和党の大統領候補は、政策には同意できなかったものの資質を疑うことはなかった。トランプ氏は違う」と語り、トランプ氏は大統領、米軍最高司令官にはふさわしくないと断じた。

 トランプ氏は、クリントン氏の夫のビル・クリントン元大統領の女性スキャンダルを持ち出し、「私のは言葉だが、彼のは(実際の)行動だ。女性たちにひどいことをした」と批判した。さらに、トランプ氏はクリントン氏を「悪魔」と呼び、クリントン氏が国務長官時代に公務に私用メールアドレス・サーバーを使っていた問題について「私が勝てば特別検察官に調べさせる。刑務所行きだ」などと攻めた。

 討論では、トランプ氏が1995年に事業で巨額損失を計上し、その後長年にわたって連邦所得税の支払いを免れてきたとの指摘について「もちろんだ。そうした」と認めた。また、共和党副大統領候補のマイク・ペンス氏がシリア政策でアサド政権軍に対する軍事行動も準備すべきだと主張していることについて、トランプ氏が「我々は(この問題で)話をしたことがない。同意できない」と真っ向から否定する場面もあった。

 投開票まで1カ月となる中、クリントン氏とトランプ氏の支持率差はじわじわ開く傾向にある。さらに、女性蔑視発言が7日に表面化し、共和党内ではトランプ氏への不支持を表明したり、大統領選からの撤退を求めたりすることが噴出する異常事態となっている。

 CNNテレビが討論会の直後に行った世論調査によると、視聴者の57%がクリントン氏の勝利と答え、トランプ氏と答えた34%を上回った。クリントン氏は初回に続く「勝利」となった。最後の直接対決となる第3回討論会は19日にネバダ州ラスベガスで開かれる。

3674名無しさん:2016/10/10(月) 21:07:41
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161010X094.html
トランプ氏への批判強まる=撤退要求、支持撤回も拡大―米共和
00:21時事通信

 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)によるわいせつな発言が明るみに出たことを受け、共和党内で8日、トランプ氏への批判が強まった。選挙戦からの撤退を求める声も広がっており、トランプ氏はこの問題で窮地に追い込まれる可能性も出てきた。

 この問題はトランプ氏が2005年、テレビ出演の待機中に「スターなら(女性は)させてくれる。何でもできる」と下品な言葉で語っていたことが録音データから明らかになったものだ。米国では「性暴力」(バイデン副大統領)を容認した発言などと厳しく受け止められている。

 共和党上院ナンバー3のスーン上院議員は8日、「直ちに(副大統領候補の)マイク・ペンス氏を大統領候補にすべきだ」とツイッターに記し、トランプ氏の撤退を要求。リー上院議員は「トランプ氏に身を引くよう求める」と語った。

 ライス元国務長官もフェイスブックへの投稿で「もう十分。彼は撤退すべきだ」と同調、米メディアによると、トランプ氏に撤退を求める連邦議会議員は約20人に上っている。

 撤退要求まで踏み込まなくても、支持撤回に踏み切った有力者は多い。マケイン上院議員は声明で「条件付きの支持さえ不可能になった」と表明。米メディアによれば、党全国委員会はトランプ氏支援の活動の一部を一時停止したもようだ。

3675名無しさん:2016/10/10(月) 21:09:32
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1610090043.html
【米大統領選】女性票が急落、「トランプ劇場」の幕切れも 蔑視発言、共和党内でも候補差し替え論
10月09日 18:29産経新聞

 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選の共和党候補、ドナルド・トランプ氏(70)が新たな女性蔑視発言でつまずいた。トランプ氏の刺激的な発言をこぞって取り上げてきたメディアは、分別のある成人男性なら人前で決して口にしない性交渉などを指す卑語を使ったことを批判。共和党幹部も候補の差し替えを求め、大統領選まで1カ月を残して「トランプ劇場」のたそがれを印象づけた。

 「メディアやエスタブリッシュメント(支配階層)はどうしても私を選挙戦から追い出したいようだが、絶対に撤退しない。支持者を決して失望させない」

 トランプ氏は8日、ツイッターでこう断言した。民主党候補、ヒラリー・クリントン前国務長官(68)の夫、クリントン元大統領に強姦(ごうかん)されたと主張する女性がヒラリー氏を「彼女は“強姦犯”と暮らし、保護している」と批判した投稿もリツイート。9日の第2回討論会でもこの問題を取り上げるとみられる。

 だが、トランプ氏が8日に発表したビデオで発言への謝罪の言葉に続けて「元大統領は複数の女性を虐待し、ヒラリーは被害者を攻撃したり脅したりした」と述べたことは「反省の色なし」と受け止められた。

 ロイター通信によると、これまでに共和党のライアン下院議長やマケイン上院軍事委員長ら60人以上の同党の公職者や経験者がトランプ氏を批判。20人以上が撤退を求めた。米メディアは同党全国委員会がトランプ氏への支援を中止する可能性に触れている。

 党内でトランプ氏批判が拡大しているのは、大統領選と同時実施の知事選や議会選に影響するからだ。米キニピアック大学の最新の世論調査によると、女性からの支持はクリントン氏53%対トランプ氏33%。同氏を支持することは女性票を失うことにつながる。

 ペンス・インディアナ州知事が副大統領候補討論会でトランプ氏以上に落ち着いた受け答えで「大統領らしさ」を見せたことも「差し替え論」を後押しする。

 一部の州では期日前投票が始まっており、候補の差し替えは困難とみられる。また、熱狂的なトランプ氏支持者の共和党離れはクリントン氏を後押しする。

 ただ、今回の発言で「既成政治家が言えなかったことを言う」というトランプ氏への評価は見直しを迫られており、第2回討論会での言動によっては差し替え論が加速しそうだ。

3676名無しさん:2016/10/10(月) 21:09:54
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161010k0000m030027000c.html
<トランプ氏>共和支持撤回相次ぐ 第2回討論会で打開へ
10月09日 18:27毎日新聞

 【ワシントン西田進一郎】米大統領選に向けた第2回テレビ討論会が9日、ミズーリ州セントルイスで開かれる。共和党のドナルド・トランプ候補(70)は、過去の下品で女性蔑視の発言が7日に暴露されたばかり。投票日まで残り1カ月の状況で、党内から支持撤回やトランプ氏に大統領選からの撤退を求める動きが相次ぐ異常事態となっている。討論会は、支持率でも下降傾向のトランプ氏が事態打開の糸口をつかめるかが焦点だ。

 「メディアやエスタブリッシュメント(既成の体制派)は私に選挙から撤退してほしくてしょうがない。私は決して撤退しないし、決して支持者たちをがっかりさせない」

 トランプ氏は8日午後、ツイッターで引き続き選挙戦を戦う考えを表明した。自身の女性蔑視の発言を大きく報じるメディアや党内で起きている撤退要求の動きを「敵」に見立てることで、批判の矛先をかわし、同時に自身の支持層に理解を求めようとした。

 発言が暴露された7日午後、トランプ氏はいったん「誰かの気分を害したなら謝る」との声明を出した。しかし、党内からの批判が相次いだため、8日未明にビデオメッセージを発表し、「私は間違っていた。謝罪する」と明確に謝罪した。ただ、謝罪の後は民主党のヒラリー・クリントン候補(68)の夫、ビル・クリントン元大統領のスキャンダルを追及する姿勢を示した。9日の討論会で取り上げるとみられる。

 トランプ氏の発言に対し、共和党のジョン・マケイン上院軍事委員長、ケリー・アヨット上院議員らが支持・投票の意向を完全に撤回すると表明。下院でもジェイソン・チャフェッツ監査・政府改革委員長らが支持撤回を明らかにした。さらに、複数の上下両院議員らは、トランプ氏に大統領選から撤退するよう要求し、代わりにマイク・ペンス副大統領候補を大統領候補にして戦うべきだとの意見も出ている。

 一方、ペンス氏は、トランプ氏の発言について「不快な気分になった。許していないし、擁護することはできない」との声明を発表したものの、同時にトランプ氏の謝罪を前向きに受け止め、9日の討論会に期待する考えを示した。

 第2回討論会は、司会者の質問に答える形ではなく、会場やソーシャルメディアなどを通じて有権者からの質問に両候補が答える形式で1時間半行われる。会場には態度を決めていない有権者が選ばれて参加するため、こうした浮動票層にアピールできるかどうかが問われる。第1回はクリントン氏が「勝利」し、両氏の支持率の差はその後じわじわ広がる傾向にある。各種世論調査の平均値(7日時点)は、クリントン氏が47.5%に対し、トランプ氏は42.9%。

3677名無しさん:2016/10/10(月) 21:11:23
http://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-139651.html
10年前の失言がトランプ氏の息の根を止めた 「トランプ女性蔑視発言」に共和党内が大混乱
10月09日 13:30東洋経済オンライン

10年前の失言がトランプ氏の息の根を止めた 「トランプ女性蔑視発言」に共和党内が大混乱
10年前の失言がトランプ氏の息の根を止めた
(東洋経済オンライン)
さすがに、これは致命的といえるスキャンダルだろう。ゴシップ番組「アクセス・ハリウッド」が10年前に撮影した、自分がいかに女性を性的に思い通りにできるかを淫らで攻撃的な言葉で自慢する共和党代表大統領候補のドナルド・トランプ氏の動画をワシントンポストが10月7日午後に公開。これに伴ってアメリカ大統領選挙は混乱状態へと陥っている。

問題となっている動画に関するニュースは瞬く間に全米に広がり、アメリカ南東部に凄まじい被害を与えているハリケーン「マシュー」に関するニュースよりもより大々的に報道されている。

トランプ氏が圧倒的に不利となった今、共和党は今後どのように選挙運動を進めていくべきか――。今後の戦略を決めるため、トランプ氏と共和党役員間の電話会議は8日土曜の早朝まで続いたという。

共和党役員は選挙戦敗退を覚悟
この電話会議を受けて、CNBCビジネスチャンネルのベテラン政治コメンテーターであるジョン・ハーウッド氏は8日早朝、次のようにコメントした。

「全国の共和党役員らは、絶望している。トランプ氏が共和党大統領候補であることは変えられないため、共和党は負けるだろう。上院下院ともに民主党員が多数になるかもしれないという現状を涙ながらに飲み込んでいる」

上院議員テッド・クルーズ氏の大統領選選挙運動のスポークスパーソンを務めたリック・タイラー氏は「これでもうトランプ氏が当選することはないだろう」と語り、「この国のリーダーとなる人物としては、トランプ氏はモラルに欠け過ぎている」と続けた。

現在に至ってほとんどの共和党役員はトランプ氏を公然と非難するようになり、トランプ氏への支持を取りやめるか、納得のいく謝罪を求めるか、といった立場を示している。

2012年に共和党代表として副大統領選に出馬し、現在は下院議長を務めるポール・ライアン氏はウィスコンシン下院議員選挙区へのトランプ氏との同行をキャンセルした。

ライアン氏はこれまでトランプ氏に対する軽蔑の意を露わにしてきたため、2人が同じ場に立つことはなかった。今回は2人が同じ場所に姿を現す初の選挙遊説となる予定だったが、かなわなかった。

連邦上院議員のミッチ・マコーネル氏はトランプ氏を明白に非難した。マコーネル氏とライアン氏は、より踏み込んだことも行っているようだ。内部関係者は、両氏が共和党議員に対し、トランプ氏との政治上の繋がりを切る許可、つまり応援をしなくても構わない、との許可を与えていることを認めた。

3678名無しさん:2016/10/10(月) 21:11:42
全国各地の共和党員が今、大混乱の中にいる
保守的で宗教心の強いユタ州では特にトランプ氏に反対する動きが顕著だ。現在のユタ州の州知事であるゲーリー・ハーバート氏はトランプ氏への支援を取り下げ、同様に影響力のあるマイク・リー上院議員、ジェイソン・チェイフェッツ下院議員も後に続いた。

ユタ州だけに限らず、全国各地の共和党員が今、大混乱の中にいる。特に11月の上院選挙での再選がかかっている共和党の上院議員にとっては重要だ。この中にはジョン・マケイン氏 (2008年共和党代表大統領候補) も含まれ、マケイン氏はトランプ氏の問題発言に対し「許しがたいことだ」とコメントしている。その中でも連邦議会で最も有力な共和党の女性議員とされるニューハンプシャー州から選出されたケリー・エイヨット上院議員に対する影響はかなり大きく、再選挙に出馬することすらできなくなってしまう危険と現在隣り合わせであるという。

トランプ氏がさらに恐れるべきことは、彼を大統領候補から取り下げようという国民の声が日に日に大きくなっていっているということだろう。今回の大統領選挙で出馬したニューヨーク州のジョージ・パタキ元州知事と、2012年の選挙でに少しの期間だけ選挙活動をしていたユタ州のジョン・ハンツマン元州知事は、トランプ氏は今回の大統領選を諦めるべきであると声を揃えた。

トランプ氏に他の共和党員の怒りの声に耳を傾けようという姿勢は一向に見られない。トランプ氏は金曜、「私の発言で怒らせてしまったかもしれない人達に謝罪した」という短い声明を発表した。その明らかに心のこもっていない謝罪は、火に油を注ぐだけの結果となった。

Fox Newsより
そのため、トランプ氏はお詫び動画を公開した。

この動画の目的はトランプ氏が自分の問題発言に対して謝罪するためのものであったはずが、話題はすぐにビル・クリントン元大統領の不貞を非難する方向へと向けられた。トランプ氏はその動画内で、9日夜に予定されている第2回大統領選討論会で民主党代表ヒラリー・クリントン氏とのバトルをヒートアップさせることを宣告した。

この騒動が勃発して以来、共和党内は完全に混乱状態にあり、記者達がトランプ氏の側近者達に近づくのが難しくなっている。ニュージャージー州のクリス・クリスティ州知事やルドルフ・ジュリアーニ元ニューヨーク市長等のトランプ氏と最も近しい指導者らは、指導者はトランプ氏を「トランプ氏らしくさせておけば良い」のだと以前から主張してきた。しかしそれはトランプ氏が批評家や対戦相手に対し感情に任せた発言をすることを許し、国民からの信用を失ってしまうという悲惨な結果となった。

今回問題となっている10年前の動画が出回りだす以前から、世論調査でのトランプ氏への支持は低下してきていた。9月26日に開催されたクリントン氏との最初のテレビ討論会で上手く結果を出すことができなかったためである。

共和党は絶望的な状況に
共和党にとっては、トランプ氏を候補者名簿から外し大統領としてより相応しい人物を候補者としてあげることができれば理想だろう(現在トランプ氏と共に選挙活動をしているインディアナ州のマイク・ペンス州知事が相応しいとの声が上がっている)。しかし、それを可能にする法的な手段はほぼ存在せず、共和党の役員らは怒りと悲しみに溢れかえっている。他の議員らによると、ペンス氏はこの件でトランプ氏への怒りを露わにしているという。ニューヨークの不動産で成功してきた感情に任せてばかり行動する金持ちに政治家としての運命を台無しにされてしまっては困るということだろう。

11月8日に行われる選挙の候補者名簿は、ほとんどの州でもう既に印刷されてしまっている。さらに期日前投票が既に始まっている州も多い。

アメリカという大きな国では、選挙はそれぞれ規制の異なる州単位で行われるため、候補者名簿に名前の載っている候補者以外から共和党員が当選することはどんなに頑張ってもほぼ不可能といえるだろう。

トランプ氏を最後まで公式な候補者としてサポートしていくとしても、選挙目前の今からトランプ氏以外の誰かを推していくとしても、共和党が今回の大統領選挙に勝利する見込みは薄いというのが悲しい現状である。

(記事の英語原文も配信しています)

3679チバQ:2016/10/10(月) 21:13:33
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161008X002.html
クリントン氏じわりリード=投開票まで1カ月、最終盤へ―10日討論会・米大統領選
10月08日 15:51時事通信

クリントン氏じわりリード
米大統領選は11月8日の投開票まで残り1カ月。民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官がじわりとリードを広げているものの、共和党候補ドナルド・トランプ氏も巻き返しを狙っており、先行きは予断を許さない。【AFP=時事】
(時事通信)
 【ワシントン時事】米大統領選は11月8日の投開票まで残り1カ月となった。米史上初の女性大統領を目指す民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(68)がじわりとリードを広げているものの、共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)も巻き返しを狙っており、先行きは予断を許さない。2人は9日夜(日本時間10日午前)の第2回テレビ討論会で再び激突。最終盤の攻防が本格化する。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、7日深夜までに発表された各種世論調査に基づく平均支持率は、クリントン氏が47.6%で、42.9%のトランプ氏を4.7ポイントリード。選挙人獲得予測はクリントン氏が当選ラインの270人に迫る247人で、トランプ氏は165人だ。

 先月、肺炎を患ったクリントン氏は健康不安の高まりなどから、一時、トランプ氏に支持率の差を0.9ポイントまで詰められた。しかし、同26日の第1回テレビ討論会でトランプ氏との資質の違いを印象付け、再び勢いを取り戻しつつある。

 これに対し、トランプ氏は討論会で元ミス・ユニバースの女性を「ミス子豚」と呼んだ過去を暴露された後も、この女性を「最悪」と侮辱するなど失策を連発。長年の所得税逃れといった疑惑も次々に報じられ、負の連鎖が止まらない状況だ。

 今月4日の副大統領候補の討論会は共和党側に軍配が上がった。党内ではこれをきっかけに流れが変わることへの期待も出ていたが、7日には性暴力を容認するかのようなトランプ氏の発言の録音が公になり、動揺が広がっている。

3680チバQ:2016/10/10(月) 21:19:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161010-00000526-san-n_ame
米大統領選 トランプ氏、元大統領の不倫問題持ち出し「女性への虐待だ」と逆襲 第2回討論会、視聴者の57%がクリントン氏に軍配
産経新聞 10月10日(月)18時5分配信

 【セントルイス(米中西部ミズーリ州)=青木伸行】米大統領選の第2回公開討論会が9日、セントルイスのワシントン大学で開かれ、民主党クリントン氏(68)と共和党トランプ氏(70)が、スキャンダルをめぐり激しく応酬した。

 トランプ氏は、2005年のテレビ番組収録の際、「有名人ならば女を思うままにできる」などと、女性を蔑視するわいせつな発言をしていたことについて、「家族と国民に謝罪する。ロッカールームでの話のようなものだ」と釈明した。逆に、ビル・クリントン元大統領の不倫問題を持ち出し、「女性への虐待だ」と攻撃した。

 クリントン氏は「彼が何者かを象徴している。これがドナルド・トランプだ。大統領、軍最高司令官に不適格だ」と訴えた。

 クリントン氏は、トランプ氏が1995年の確定申告で、多額の税額控除を受け「おそらく20年間、連邦税を支払っていない」と追及した。トランプ氏は税額控除を認めたうえで、「数十億ドルの税金を支払ってもいる」と反論した。

 クリントン氏は私用メール問題について「誤りだった。責任を取る。言い訳はしない」と改めて謝罪。しかし、トランプ氏は「私が勝てば特別検察官に調査させる。あなたは刑務所行きだ」と言い放った。

 CNNテレビが討論会直後に行った世論調査では、視聴者の57%がクリントン氏を勝者とし、トランプ氏は34%にとどまった。第1回討論会に続きクリントン氏に軍配が上がり、トランプ氏は苦しい状況に追い込まれそうだ。

 また、トランプ氏が女性蔑視発言を謝罪したことにより、共和党内で拡大する選挙戦からの撤退要求や、支持撤回の動きを沈静化できるか不透明だ。

 第3回討論会は、19日に西部ネバダ州ラスベガスで開かれる。

3681チバQ:2016/10/10(月) 21:23:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161010-00000042-san-n_ame
2016米大統領選 トランプ劇場に幕? 女性蔑視発言で強まる撤退論
産経新聞 10月10日(月)7時55分配信

 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選の共和党候補で不動産王、ドナルド・トランプ氏(70)が女性に対する侮辱的発言をした録音記録が暴露された問題を受け、共和党内で8日、トランプ氏に選挙戦からの撤退を求める声が強まった。トランプ氏はツイッターで「絶対に撤退しない」としたが、9日夜(日本時間10日午前)にミズーリ州で開かれる第2回討論会の波乱は必至。予断を許さない情勢になってきた。

 女性蔑視発言が問題視されてきたトランプ氏は、2005年のテレビ番組収録時に「スターなら女を思うままにできる」などと発言していたことが新たに判明。性交渉などを意味する卑語を使ったことも分かり、トランプ氏は批判にさらされている。

 上院共和党ナンバー3のスーン議員総会議長は8日、ツイッターで「トランプ氏は撤退し、速やかに(副大統領候補の)ペンス・インディアナ州知事が共和党候補になるべきだ」と指摘した。ペンス氏は発言を「許すことも弁護もできない」としながらも、トランプ氏が行った謝罪を受け入れる考えを示した。

 共和党重鎮でトランプ氏への支持を表明していたマケイン上院議員も8日、「女性に屈辱を与える発言をした」として、11月8日の大統領選ではトランプ氏に投票せず別の名前を書くと発表。他の上下両院議員からも撤退を求める意見が相次いだ。共和党は大統領選を1カ月後に控え異例の事態に陥っているが、候補差し替えは手続き上、間に合わないとの指摘もある。

3682名無しさん:2016/10/10(月) 23:15:49
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161005-00010003-nknatiogeo-sctch
アフリカ系米国人の文化を伝える新博物館、米ワシントンに
ナショナル ジオグラフィック日本版 10月5日(水)12時1分配信

 国立航空宇宙博物館や国立自然史博物館など、スミソニアン協会が運営する博物館は米国が誇る知の殿堂だ。そして2016年9月には、アフリカ系米国人の視点から米国の歴史を見直すという使命を帯びた「アフリカ系米国人歴史文化博物館」が新設された。来館者は年間500万人と予測されている。

忘れられていた祖父の勲章
 この博物館には、ジーナ・マクベイの祖父がフランス政府からもらった勲章も展示されている。マクベイが祖父の勲章のことを知ったのは、偶然の成り行きからだった。車の販売店で制服姿の一人の兵士に出会わなかったら、彼女は自分の祖父が第一次世界大戦で果たした役割を知ることもなかったかもしれない。

 店の待合室での何気ない雑談で、自分の祖父が第一次世界大戦に行った話をすると、その兵士は「おじいさまの任務は何でした? 任地は?」と矢継ぎ早に質問を浴びせた。

 彼女の祖父ローレンス・レスリー・マクベイ Sr.は、マクベイがまだ10歳のときに亡くなった。彼女はこの祖父と2回しか会ったことがなく、フランス政府から立派な勲章を授与されたことぐらいしか知らなかった。

「勲章の話をすると兵士は顔を輝かせ、祖父は黒人だったのかと尋ねてきました」。マクベイがアフリカ系だったので、そう推測するのは当然だった。彼は、勲章の名前は『クロワ・ド・ゲール(戦功十字章)』ではないかと言い、「祖父が本当にその勲章を授与されたのか知りたがりました」。次にその兵士が口にした言葉を、マクベイは今でも覚えている。「その勲章がどれほど重要なものかご存じですか? 歴史的に貴重なものですよ」

 1時間後、マクベイはパソコンで第一次世界大戦中の黒人兵士について調べていた。1カ月後には自宅のあるサクラメントからロサンゼルスの母親の家へ行き、祖父が亡くなった1968年以来、しまったままになっていた金属製の箱を調べた。そして4カ月後に首都ワシントンを訪れ、開設準備中の国立アフリカ系米国人歴史文化博物館の学芸員に箱の中身を託した。

「学芸員たちはそれを見て驚いていました」とマクベイは語る。箱の中には、祖父の軍功を詳細に伝える勲章や表彰状、写真、新聞の切り抜きが入っていた。彼が所属した第369歩兵連隊は全員が黒人で、その勇猛ぶりから「ハーレム・ヘルファイターズ」と呼ばれていた。白人の兵士と一緒に戦闘に参加することを禁じられていた彼らは、炊事や荷役を担当したが、その後、兵士の不足したフランス軍の戦力を補うため前線に送られた。今ではほとんど忘れ去られているが、この黒人兵士たちの勇敢な戦いぶりは当時、世界中に知られていた。

「こうしたことを学校ではまったく教えてくれませんでした。誰かが『これは貴重な記録だ。世に広めなくては』と言うまで、箱の中に眠っていたのです」とマクベイは語る。

3683名無しさん:2016/10/10(月) 23:16:06
>>3682

封印されてきた屈辱の過去
 この博物館の学芸員たちは、マクベイの祖父の遺品のような発見をことのほか喜ぶ。10年前に展示品の収集作業を開始したとき、市場価値のない遺品や史料の多くは地下室や屋根裏部屋、車庫、収納用のトランクにひっそりとしまわれていると考えていたからだ。

 だが彼らは、今も黒人の歴史の多くが埋もれたままであるという確信を裏付ける、もう一つ別の現実に気づいた。黒人の家族は往々にして、苦難に満ちた一族の過去を掘り起こしたがらない。非人間的で屈辱的な人種隔離の制度がまかり通った時代を生き延びた人々の多くが、前進するためには、過去について口をつぐむことが最良の方法だと判断したのだ。

 そのためには封印するほかないものがあった。マクベイが見つけた祖父の箱の中には、クロワ・ド・ゲール勲章のほか、祖国から授与された勲章二つ、フランス政府からの感謝状、米国陸軍の制服姿の祖父の写真も収められていた。「なかに1枚、上の方に祖母が“英雄”と書いた写真があり、感動しました。祖父は本当に勲章をもらっていたのです。私はその場に座り込み、泣いてしまいました」とマクベイは語る。
 こうした思い出を、どうして家族が忘れることができるだろう。

 ニューヨーク市に戻った黒人兵士たちは英雄として迎えられた。だが凱旋パレードが終われば、彼らが戻ってきたこの国は、相変わらず黒人を対等とは見なさない場所だった。兵士たちが帰国した1919年、「赤い夏(レッドサマー)」と呼ばれる人種暴動事件が各地で起き、数百人ものアフリカ系米国人が白人の暴徒に殺害された。

「当時の状況を知れば知るほど、祖父の過去が一切封印されてきた理由がわかりました。それほどつらかったのです」とマクベイは語る。

(ナショナル ジオグラフィック2016年10月号特集「未来へ伝える アフリカ系米国人の足跡」より)

Michele Norris/National Geographic

3684チバQ:2016/10/11(火) 20:48:25
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161011X217.html
共和党、亀裂深刻=下院トップ、トランプ氏見限る―米大統領選
14:36時事通信

 【ワシントン時事】米共和党のライアン下院議長は10日、大統領選候補ドナルド・トランプ氏(70)を事実上見放し、同時に行われる上下両院選に集中する意向を示した。大統領選の敗北宣言とも取れる発言だけに、党内からは反発が噴出。共和党は1カ月後に決戦を控え、党の亀裂が深刻化する危機的事態に直面している。

 「私はトランプ氏を擁護しない。皆さんも自分の選挙区事情を考え、ベストな行動を取ってほしい」。米メディアによると、党下院トップのライアン氏は10日朝の電話会議で、今後はトランプ氏を応援しない考えを明らかにし、党所属の各議員も支持撤回をためらう必要はないと呼び掛けた。

 トランプ氏をめぐっては、スターの自分は女性の同意なく体に触れたりキスしたりできると過去に語っていたことが7日に表面化。9日夜の第2回テレビ討論会で「更衣室の雑談のようなものだ」と居直り、失地回復を図れなかった。

 8〜9日に行われたウォール・ストリート・ジャーナル紙の世論調査では、民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(68)に14ポイント差までリードを広げられている。

 批判が強まる中、トランプ氏の応援を続ければ、大統領選の敗北にとどまらず、上下両院の過半数まで失いかねない―。ライアン氏としては、クリントン氏にホワイトハウスと上下両院の双方を明け渡し、「白紙委任」するわけにはいかないと判断したようだ。

 この決断は、トランプ氏に違和感を抱いてきた議員には朗報だ。ただ、「クリントン氏の勝利をほぼ認めた」(政治専門紙ポリティコ)に等しいため、親トランプ派の議員は猛反発。電話会議でも複数の議員が「トランプ氏を支えるべきだ」「間違っている」とライアン氏を突き上げた。

 プリーバス共和党全国委員長も10日夕の電話会議で、トランプ氏支援を継続すると表明し、盟友であるライアン氏とたもとを分かった。

 「トランプ切り」は、ライアン氏の意図とは裏腹に、共和党の「内戦」(クリントン陣営)を激化させ、大統領選と上下両院選で完敗するリスクをかえって高めかねない。トランプ氏はツイッターで「自党の大統領候補と戦って時間を無駄にすべきではない」とライアン氏を批判した。

3685チバQ:2016/10/11(火) 21:04:12
http://www.sankei.com/world/news/161011/wor1610110028-n1.html
2016.10.11 17:48
【米大統領選】
中立破りクリントン氏支持 米誌、トランプ氏は「最悪の候補」
 米誌フォーリンポリシーは11日までに、米大統領選で中立を保つ伝統を破り、民主党のクリントン候補を支持すると表明した。「半世紀近く特定候補に対する態度表明は避けてきた」とした上で、トランプ氏を「米国史上最悪の主要政党候補だ」と酷評した。

 同誌はトランプ氏について「国際関係における最も基本的な事実を知らない」と指摘。ロシアのプーチン大統領を評価していることなどを問題視した。

 クリントン氏については、大統領夫人や上院議員、国務長官を歴任し「第2次大戦後、最も大統領になる資格がある候補の1人」と称賛した。(共同)

3686チバQ:2016/10/11(火) 21:05:24
http://www.sankei.com/world/news/161011/wor1610110020-n1.html
2016.10.11 12:27
【米大統領選】
「女を思うままにできる」破廉恥発言を「ロッカールームの話」と弁明のトランプ氏にスポーツ界が総スカン
 【ニューヨーク=上塚真由】米大統領選の共和党候補の不動産王、トランプ氏(70)が9日の民主党候補のクリントン前国務長官(68)との討論会で、女性を蔑視した過去の発言を「ロッカールームでの話のようなものだ」と釈明したことに、米国内のスポーツ選手から非難の声が相次いでいる。

 トランプ氏は2005年のテレビ番組収録の際、「有名人ならば女を思うままにできる」などと発言。討論会ではこの発言を問われるたびに「ロッカールームの話」と繰り返し、内輪話に過ぎないと弁明した。

 これに対し、元サッカー米国代表で、同性愛者であることを告白したロビー・ロジャース選手は、「トランプ氏が『ロッカールームの話』を言い訳に使ったことに、アスリートとして腹が立った」とツイッターに投稿。NBAのポートランド・トレイルブレイザーズのCJ・マッカラム選手も、「どこのロッカールームでも聞いたことがない」と投稿。大リーグのオークランド・アスレチックスのショーン・ドゥーリトル投手もツイッターで「アスリートとして大人になってからずっとロッカールームにいるけれど、あんなのはロッカールームの話じゃない」と批判した。

 テニス四大大会の女子シングルで18勝したマルチナ・ナブラチロワ選手は、「あの発言は、トランプ氏の本性を現している。不愉快で不道徳だ」と怒りをあらわにした。

3687チバQ:2016/10/11(火) 21:42:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161011-00000084-mai-n_ame
<米大統領選>クリントン氏、課題残す…暴露メールも痛手
毎日新聞 10月11日(火)21時32分配信

 ◇公私「二面性」拭えず

 【ロサンゼルス長野宏美】米大統領選の民主党ヒラリー・クリントン候補(68)と共和党ドナルド・トランプ候補(70)が対決した9日の第2回テレビ討論会で、主要メディアの多くが初回に続き、クリントン氏の「勝利」を伝えた。安定感を示したクリントン氏だが、勝利を決定付けるには「信頼性」という課題も残っている。

 「あなたは刑務所行きだ」。トランプ氏は、クリントン氏が公務で私用メールを使っていた問題を激しく攻撃した。クリントン氏は「私の間違いだった」と率直に認めた。

 それでもトランプ氏は「うそつきだ」と非難を続け、司会者が次の質問に移ろうとすると、「なぜメール問題を取り上げない」と不満を述べた。女性蔑視や所得税未払い疑惑など、トランプ氏に次々に問題が浮上するのに比べ、メール問題そのものに新味はない。それでも、クリントン氏が信用されない大きな要因になっている。

 さらに、内部告発サイト「ウィキリークス」がクリントン氏に関するメールの公開を始め、今後の痛手になる可能性もある。

 7日に暴露された内容では、クリントン氏が2013年のある会合で、政治には「公私の立場(の使い分け)が必要」と述べていたことが判明。討論会では、一般からの質問を司会者が読み上げ、「政治家は二つの顔があっていいのか?」と問われた。

 クリントン氏はリンカーン元大統領を例に出し、「彼は奴隷制を廃止するため議員たちを異なる議論で説得した」と述べたが、苦しさは否めなかった。公人として長年、表舞台に立つクリントン氏は表と裏の顔を使い分ける二面性があり、「正直ではない」という印象を持たれているが、暴露されたメールはそれを裏付けた形だ。

 こうした点が好感度の低さにつながり、熱狂的な支持層を得にくい理由にもなっている。政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の最新の世論調査の平均値ではクリントン氏に好感を持たない人が52.8%で半数を超えている。

3688とはずがたり:2016/10/12(水) 14:53:04
トランプ氏、共和下院トップを非難=「軟弱で役立たず」―米大統領選
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161012X322
06:27時事通信

トランプ氏、共和下院トップを非難
米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏(右)は11日、ツイッターへの投稿で、トランプ氏の選挙戦に事実上見切りをつけ、今後は擁護しないと発言した党下院トップのライアン下院議長(左)を厳しく非難した。【AFP=時事】
(時事通信)
 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)は11日、ツイッターへの投稿で、トランプ氏の選挙戦に事実上見切りをつけ、今後は擁護しないと発言した党下院トップのライアン下院議長を「極めて軟弱で役立たずの指導者」と厳しく非難した。

 ライアン氏の10日の表明直後は「自党の候補と戦って時間を無駄にすべきでない」と抑制的な反応にとどめていたが、一夜明けて怒りを爆発させた格好だ。ただ、こうした対応は党内の亀裂を一層深める恐れがあり、米メディアによれば、陣営からも発言を慎むべきだとの声が出ている。 

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3689とはずがたり:2016/10/12(水) 15:10:31
クリントン氏側近、司法省と接触か メール問題巡り暴露
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJBD2R51JBDUHBI00C.html
12:40朝日新聞

 米大統領選で民主党候補のクリントン氏(68)が、国務長官時代に公務で私用メールアドレスを使っていた問題で、内部告発サイト「ウィキリークス」は11日、同氏側近が水面下で司法省側と、民事訴訟に関して情報交換していたことを示すメールを公開した。

 メールは昨年5月、クリントン氏のメール公開を求めた民事裁判について、クリントン陣営のファロン報道担当が「司法省の連中が聴取があると教えてくれた。我々は裁判官の考えを知る手がかりを得た」などと陣営幹部に報告するもの。ファロン氏はかつて司法省報道官も務めていた。

 ウィキリークスは、クリントン陣営のメールを計5万通所有していると主張しており、今後も公開が進めば、クリントン氏にとって痛手となる可能性がある。10日と11日に公開したメールでは、タウンホール形式の討論会で、事前に質問を関係者がクリントン陣営に横流したやりとりなどが記述されている。

 クリントン氏は真偽について回答していないが、共和党候補のトランプ氏(70)は同日、声明で「クリントン陣営と司法省との連絡は双方の癒着を示すもので、捜査に疑問を抱かせるものだ」と批判している。(ワシントン=佐藤武嗣)

3690チバQ:2016/10/12(水) 19:48:58
http://www.sankei.com/world/news/161012/wor1610120017-n1.html
2016.10.12 10:15更新

【米大統領選】
窮鼠トランプ氏が身内を噛む? ツイッターで共和党主流派に絶縁宣言 「マケイン氏は口汚い」「足かせ外れ気分いい」

 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)は11日、女性に対する自らの下品な発言を擁護しないとした共和党幹部をツイッターで次々と攻撃した。同党から「大統領候補にふさわしくない」として差し替え論が出ており、主流派との絶縁で、草の根の支持をバックに選挙戦を続ける道を選んだ形だ。

 トランプ氏を擁護せず、大統領選と同時に実施される上下両院選に集中すると述べたライアン下院議長について、トランプ氏は「非常に弱々しく、能力のない指導者」と批判。支持を撤回した他の「裏切り者」の共和党議員に対しても「彼らは勝ち方を知らない。私が教えてやる!」とした。

 トランプ氏に投票しないとの声明を発表したマケイン上院軍事委員長についても、トランプ氏は「極めて口汚いマケイン氏は(上院選の)予備選で私の支持を懇願しながら見放した」と非難した。また、「手かせ足かせが外れて気分がいい。やりたいように米国のため戦える」と共和党幹部に“絶縁”を宣言した。

 一方、アーネスト大統領報道官は11日、トランプ氏の女性に関する発言について「オバマ大統領は嫌悪を抱いている」と述べるとともに「性的暴行に相当する」と批判。トランプ氏と共和党幹部の対立に関し、同氏の台頭は保守主義の理念そっちのけで「反オバマ」を追求した共和党指導部の自業自得であり、「早急な回復は困難だろう」との見解を示した。

3691チバQ:2016/10/12(水) 20:04:42
http://www.sankei.com/world/news/161012/wor1610120005-n1.html
2016.10.12 08:12更新

【2016米大統領選】
米メディアは第2回テレビ討論をどう見た? トランプ氏「失敗」も「撤退論」に歯止め 勝者は「聴衆の男性」
【ワシントン=小雲規生】米大統領選の第2回テレビ討論会が終了後、米メディアは、トランプ氏が女性蔑視発言の釈明に失敗したとの評価を下した。ただし、同時にクリントン氏の「弱点」をあぶり出したことで、党内の「撤退論」に歯止めをかけることができたとしている。国内では中傷合戦への嫌悪感も広がり、討論会で相手候補の長所を述べるよう促した聴衆の男性を称賛する声も上がっている。

 米紙ニューヨーク・タイムズは10日付の社説で「トランプ氏は低調な選挙活動の焦点をクリントン夫妻への憎しみに絞り込んだ」として、トランプ氏の討論会での攻撃的な姿勢を問題視した。トランプ氏が女性蔑視発言の末に女性候補に敗れそうになっていることは「当然だ」とした。

 また、ウォールストリート・ジャーナル紙も10日付の社説で、トランプ氏は女性蔑視発言の釈明で有権者の納得は得られなかったと指摘した。しかし税制やオバマケア、メール問題での追及で「クリントン氏を守勢に立たせた」と強調。撤退論を退けて選挙戦を続けるには十分だったとした。
 オバマ政権で大統領上級顧問を務めたデビッド・アクセルロッド氏も、「クリントン氏がメール問題や(現在の主張と異なる)ウォール街での講演など、いつもの問題で苦しんでいることも事実」と論評した。

 一方、米国内では両候補による非難合戦への食傷ムードも広がる。ネット上では、討論会の最後に「相手候補の良いところを一つ挙げてください」と質問した聴衆のカール・ベッカーさんを「今晩の勝者」とたたえる声が広がる。

 ベッカーさんは10日、CNNテレビのインタビューで、討論会後に両候補から謝意の言葉をかけられたことを明かし、「どちらもカメラがないところでは非常にいい人だった。まだどちらに投票するかは決めていない」と話した。

3692チバQ:2016/10/12(水) 20:52:33
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161013k0000m030047000c.html
<米大統領選>トランプ氏、共和党最高幹部を批判
20:37毎日新聞

 【ワシントン西田進一郎】米大統領選の共和党ドナルド・トランプ候補(70)は11日、自身の女性蔑視発言を受け「トランプ氏を擁護しない」と批判した党最高幹部のライアン下院議長について、「非常に弱く、無能な指導者」と酷評した。11月8日の投開票日まで1カ月を切る中、共和党は大統領候補と党指導部が対立する異常事態が続いている。

 ライアン氏は10日、所属議員との電話会議で、今後はトランプ氏を応援せず、大統領選と同時に行われる議会議員選挙に専念し、下院の過半数維持を優先する考えを示した。

 トランプ氏はツイッターに立て続けに投稿し、怒りをぶちまけた。ライアン氏を非難したうえで、「『足かせ』が外れて、とてもうれしい。米国のために戦いたいように戦える」と主張。トランプ氏に投票しないと発表した党重鎮のマケイン上院軍事委員長についても「非常に口汚いマケイン氏は、自身の(上院選)予備選で私の支持を懇願したのに、更衣室での発言のようなもので、私をのけ者にした」と非難した。

 一方、ホワイトハウスのアーネスト大統領報道官は記者団に、女性蔑視発言について「オバマ大統領は嫌悪をもよおす内容だと感じている」と指摘。発言は「性的暴行に相当する」とし、「多くの人たちが厳しい非難に値すると結論づけている」と批判した。

3693チバQ:2016/10/12(水) 21:38:53
http://www.afpbb.com/articles/-/3104014
トランプ氏に新たな爆弾動画浮上 女性や黒人侮蔑? 公開要求高まる
2016年10月12日 11:28 発信地:ワシントンDC/米国
【10月12日 AFP】女性に関するわいせつな発言を捉えた動画の公開をきっかけに逆風が強まっている米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏に、新たな「爆弾映像」の存在が浮上している。女性を物扱いするなど「はるかにひどい」内容といい、国内で公開を求める圧力が高まっている。

 問題となっているのは、トランプ氏がホスト役を務めた人気リアリティー番組「アプレンティス(The Apprentice)」での発言。トランプ氏は米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)が7日に公開した2005年の映像で「スターなら女性はやらせてくれる」などと発言していたが、同番組の映像や台本ではもっとひどい話をしていたとのうわさが広まっている。

 番組関係者はこれまでに、トランプ氏がアドリブの場面で女性を物扱いした証拠があると示唆している。シーズン1と2のプロデューサーはトランプ氏の発言テープとしては「はるかにひどいものがあると請け負う」とツイッター(Twitter)に投稿。別のプロデューサーはトランプ氏が黒人に対する差別表現を指す「Nワード」を使ったとほのめかしている。

 一方、ニュースサイト「ハフィントン・ポスト(Huffington Post)」は入手した台本を基に、番組に出演した有名な女性カントリーミュージック歌手について、トランプ氏が「彼女の肌は最低だ。皮膚科に行った方がいいんじゃないか」とこき下ろし、その容姿を侮辱したと報じている。

 ただ、番組プロデューサーのマーク・バーネット(Mark Burnett)氏は「契約や法律上のさまざまな条件」のため、映像素材などは公開できないとしている。関係者らによると、番組従業員の契約には映像を流出させた場合、罰金500万ドル(約5億2000万円)を科すという条項があるという。

 トランプ氏は従業員らに秘密保護契約への署名を求めることが有名で、1991年に離婚した元妻イバナ(Ivana Trump)さんにも契約を結ばせている。(c)AFP

3694チバQ:2016/10/13(木) 18:18:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161013-00000070-jij-n_ame

クリントン陣営内のメール暴露=告発サイト、続々と-米大統領選

時事通信 10月13日(木)14時44分配信

12日、米コロラド州プエブロで演説する大統領選民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(AFP=時事)
 【ワシントン時事】内部告発サイト「ウィキリークス」が米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(68)の陣営内で交わされたメールを続々と暴露している。

【図解】米大統領選2016・ビジュアル解説

 米当局は、ロシア政府が絡んだサイバー攻撃の一環とみているが、共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)はこれを利用して反転攻勢に出ようとしている。

 メールの公開が始まったのは7日。ポデスタ選対本部長の受信ボックスから盗み取ったメールとされ、米メディアによると、12日までに6000通以上が公開された。メールは全部で約5万通あるといい、ウィキリークスは11月8日の大統領選をにらんで順次明らかにしていく構えだ。

 これまでに公開されたメールには、クリントン氏が公表を拒んできた金融機関向けの高額謝礼付きの講演原稿が含まれていた。「開かれた貿易、開かれた国境」を目指すとの文言が盛られ、環太平洋連携協定(TPP)反対を掲げるクリントン氏が公にしている主張と矛盾しかねない内容だ。

 クリントン氏が長官時代に私用のメールアドレスを公務に使っていた問題をめぐって、陣営幹部が司法省関係者から情報提供を受けていたことを示すメールもあった。大統領選で窮地に立つトランプ氏は連日、「恥さらしな行為。クリントン氏は出馬不適格だ」などと激しく攻撃している。 

 ウォール・ストリート・ジャーナル紙は12日、ハッキングにはロシア情報機関が関与しているとみて、連邦捜査局(FBI)が捜査していると報道。ポデスタ氏は「トランプ氏の後押しを狙ったものだ」との声明を出し、ロシア政府とウィキリークス、トランプ氏の関係者が連絡を取り合っている疑いも指摘した。

 暴露されたメールは今のところ、クリントン氏にとって大きな打撃にはなっていないが、今後公表されるメールの内容次第では痛手になる可能性も否定できない。アーネスト大統領報道官は記者会見で「民主主義を不安定化させようとしている。オバマ大統領も深刻に受け止めている」と懸念を示した。(了)

3695チバQ:2016/10/13(木) 20:04:09
http://mainichi.jp/articles/20161013/k00/00e/030/184000c
オバマ大統領
クリントン候補を積極応援 レガシー死守へ

毎日新聞2016年10月13日 11時11分(最終更新 10月13日 12時54分)
 【ワシントン西田進一郎】米大統領選に向け、オバマ大統領の民主党、ヒラリー・クリントン候補(68)への選挙応援が、現職大統領としては異例の積極的なものになっている。オバマ氏は、自身の「レガシー(政治的遺産)」を壊すと主張する共和党のドナルド・トランプ候補(70)の当選を何としても防ぎたい。一方、クリントン氏にとっては、弱点である若者層に人気があり高い支持率を誇るオバマ氏は強力な援軍で、双方の思惑が重なったようだ。

 「トランプ氏は大統領に必要な気質も、判断力も、知識も基本的な誠実さも持っていない」。オバマ氏は11日、激戦州の一つ南部ノースカロライナ州での演説で、トランプ氏を酷評し、クリントン氏への投票を呼びかけた。

 過去の大統領選では、2期8年の任期を終えようとする現職大統領の自党候補に対する応援は控えめだった。候補者が「3期目」と見られることを嫌ったり、現職大統領の不人気などで、一定の距離を置いたりするのが通例だったからだ。

 オバマ氏が積極的にクリントン氏を応援する背景には、トランプ氏が医療保険制度改革(オバマケア)やイラン核合意、キューバとの国交正常化など、オバマ氏の「レガシー」を元に戻すと公言していることがある。

 オバマ氏は9月、議員らの会合で「私の名前は投票用紙にないかもしれないが、これまでの(自身の政権下での)進歩(の行く末)が投票用紙にかかっている」と訴えた。危機感はバイデン副大統領らの積極的な選挙応援にもつながっている。

 また、若者の支持獲得に苦労するクリントン氏にとって、2008年と12年の大統領選で若年層の圧倒的な支持を獲得したオバマ氏の応援は力強い。米CNNテレビが今月6日に発表した世論調査で、オバマ氏の支持率は2期目で最高となる55%。政権末期としては共和党のレーガン大統領に匹敵する高さで、熱気に欠けるクリントン氏の選挙活動を盛り上げている。

 一方、共和党はトランプ氏の女性蔑視発言をきっかけに「トランプ離れ」や党主流派との対立が再燃している。米紙「USAトゥデー」は12日、同党の現職議員や知事の約4分の1に当たる87人が不支持を表明したと伝えた。党を挙げての選挙支援態勢にはほど遠い状況だ。

3696チバQ:2016/10/13(木) 20:12:20
http://www.sankei.com/world/news/161012/wor1610120045-n1.html
2016.10.12 22:55
【米大統領選】
クリントン氏、TPP再交渉視野 流出メールで「本音」判明
【ワシントン=小雲規生】米大統領選の民主党候補、ヒラリー・クリントン氏(68)が昨年10月の環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の大筋合意時に、大統領としてTPPを再交渉して実現させるシナリオを見据えていたことが、内部告発サイト「ウィキリークス」が11日に公表したメールで分かった。クリントン氏は大筋合意後の声明では再交渉に触れず、最近は大統領になってもTPPに反対すると強調しているが、「本音ではTPP実現を望んでいる」との観測が広がりそうだ。

 ウィキリークスが11日公表した、昨年10月6日付のクリントン陣営のメールには、前日のTPP大筋合意に関してスピーチライターが書いたクリントン氏の声明の草稿が含まれていた。

 草稿は、大筋合意を「支持できない」としつつ、「微妙な判断だ」とも強調。さらに、アジア太平洋地域の自由貿易協定は「実現可能で必要だ」とし、「私はオバマ政権の価値ある成果に基づき、高水準で全米国民のためになる協定を交渉する」としていた。

 しかし、昨年10月7日に発表された声明は、アジア太平洋での自由貿易協定の必要性に触れ、オバマ政権の努力に謝意を示しながらも再交渉には言及せず、大筋合意内容は支持できないと結論づけた。クリントン氏は当時、反TPPを旗印にするバーニー・サンダース上院議員(75)から民主党の候補指名争いで追い上げられており、反TPPを明確にする必要があったとみられる。

 クリントン氏はその後もTPPに否定的な立場を維持。今年8月には「今も反対だし、大統領選の後も反対する。大統領としても反対だ」と述べ、反TPPの姿勢を強めている。

 しかし、国務長官時代にTPPを推進したクリントン氏は今でもTPPに賛成だとの見方は根強い。

 米通商代表部(USTR)の元高官は、「クリントン氏はオバマ政権下で議会がTPPを批准し、自分は大統領としてTPP批准に関与しなくて済むのがベストだと考えている」と分析。仮にクリントン氏が大統領選で勝利し、議会がTPPを批准しないままオバマ氏の任期が終われば、「クリントン氏は12カ国全体ではなく、複数のグループ交渉を進めるかたちでの再交渉に入るだろう」と指摘している。

 ウィキリークスは今月7日から、サイバー攻撃で入手したメールを順次公開している。

3697チバQ:2016/10/13(木) 20:14:10
http://www.sankei.com/world/news/161013/wor1610130013-n1.html
2016.10.13 11:27
【米大統領選】
トランプ氏のセクハラを女性2人が告発…機内ファーストクラスで体触る エレベーター前で突然キス
 米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は12日、米大統領選の共和党候補トランプ氏に体を触られるなど、性的嫌がらせの被害を受けたという女性2人の証言を伝えた。

 1人は30年以上前、飛行機のファーストクラスでトランプ氏と隣り合わせたという女性。食事後、近づいてきたトランプ氏に体をまさぐられた。

 もう1人はトランプ氏が所有するニューヨークのビル内の会社で受付をしていた女性で、2005年、エレベーター前でトランプ氏とあいさつを交わした直後、いきなり唇にキスをされたという。同紙の女性記者に電話でコメントを求められたトランプ氏は、2人の証言を全面的に否定。

 一方、別の米メディアは12日、トランプ氏が1997年に10代の女性が参加するミスコンテストで更衣室に勝手に入り、着替えをのぞいたと報じた。(共同)

3698チバQ:2016/10/13(木) 20:15:48
http://www.sankei.com/world/news/161013/wor1610130038-n1.html
016.10.13 19:47
【米大統領選】
四面楚歌のトランプ氏「自暴自棄」に? 数百人が反旗、共和党内に断層広がる

【ワシントン=青木伸行】米大統領選で共和党の断層が広がっている。7月の全国党大会前後からこれまでに、ドナルド・トランプ候補に反旗を翻した議員や元政府高官らは、数百人にのぼるとみられる。四面楚歌(そか)の状況下でトランプ氏は、新たな戦略に打って出る方針で、「自暴自棄になる」(民主党のヒラリー・クリントン候補陣営)ことも予想される。

 共和党関係者のうち、「クリントン氏に投票する」と明言しているのが、ブッシュ前政権の財務長官だったヘンリー・ポールソン氏や、リチャード・アーミテージ元国務副長官、リチャード・ハンナ下院議員らだ。ジョージ・H・W・ブッシュ元大統領(父ブッシュ)も、「私人」として一票を投じると報じられている。

 これらは少なくとも約60人にのぼっている。彼らの発言からは、トランプ氏を危険人物ととらえ、党本来の理念、政策と相いれないことへの憤りと危機感がうかがわれる。

 クリントン氏支持にまで踏み切らないものの、トランプ氏への不支持を表明している者はさらに多い。ニクソン、フォード両政権で大統領補佐官、国務長官だったヘンリー・キッシンジャー氏や、リンゼー・グラム上院議員、ブッシュ前政権で国務長官を務めたコンドリーザ・ライス氏らだ。

 ジョン・マケイン上院議員などは、一度は支持しながらも撤回している。12日には新たに、メアリー・ピーターズ元運輸長官ら12人が不支持を表明した。

 一方、クリントン政権で中央情報局(CIA)長官だったジェームズ・ウルジー氏や、オバマ政権の国防情報局長だったマイケル・フリン氏らは、トランプ氏の顧問に就いている。こうした民主党政権からの“転身組”は、共和党の“造反組”に比べると少ない。

 共和党の現状を米メディアは「内戦」と表現する。もっとも「内戦」は今に始まったことではない。予備選・党員集会の過程を通じて繰り広げられてきた。7月の党大会でトランプ氏が候補に指名され沈静化したものの、2005年当時のトランプ氏のわいせつ発言が発覚し、寝た子を起こしたにすぎない。

 だが、トランプ氏はライアン下院議長から三くだり半を突きつけられるなど、党の組織票に頼れなくなり、「事実上の無所属候補になった」と論評するメディアもある。集票力が低下することは間違いない。

 そこで、トランプ陣営は戦略を転換するという。トランプ氏は幅広い支持の獲得を図ることをやめ、党主流派など、エスタブリッシュメント(支配階層)に反感を抱く自身の支持基盤のテコ入れに傾注する。ナショナリスト的なテーマを改めて打ち出し、クリントン氏への「やりたい放題の攻撃」を強め、民主党支持者の投票率低下も狙う。

 苦肉の策といえ、多くのアナリストは「党や浮動層に背を向けては得票数は増えない。民主党支持層を勢いづかせ逆効果になるだろう」(ケビン・マッデン氏)とみている。

3699とはずがたり:2016/10/13(木) 21:15:51
「オクトーバー・サプライズ」が大統領選の情勢を一気に変える
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/10/post-6010_1.php
2016年10月12日(水)11時40分
渡辺由佳里(エッセイスト)

3700チバQ:2016/10/17(月) 18:00:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161016-00000047-san-n_ame
2016米大統領選 臭いトランプ氏に蓋 共和、傍観者になる

産経新聞 10月16日(日)7時55分配信

 ■州知事・上下両院選にまで波及恐れ

 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選の共和党候補、ドナルド・トランプ氏をめぐるセクハラ疑惑は新たな「トランプ・ショック」となって同党を襲っている。11月8日の投開票まで1カ月を切り、候補差し替えはほぼ不可能。同時に実施される州知事選や上下両院選への打撃を食い止めるためには同氏を“無視”し、民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(68)を攻撃するしかないのが実情だ。

 オバマ大統領は14日、クリントン氏を後押しするためオハイオ州を訪れ、「支持基盤を激怒させないように、多くの共和党上下両院議員は傍観し、何も言わないでいる」と述べ、トランプ氏に対して沈黙を守る議員を批判した。

 共和党内ではトランプ氏支持者の熱狂は続いており、女性に関する下品な発言で支持を撤回した複数の上下両院議員が再び同氏への投票を表明している。

 ただ、トランプ氏の言動が女性票の「共和党離れ」を招くことは避けられず、接戦を展開している候補にとっては死活問題だ。

 共和党下院トップのライアン下院議長は14日、地元ウィスコンシン州での演説で「クリントン氏が勝ち、ワシントンや議会の支配を与えてしまえばすぐに危機に陥る」と訴えた。しかし、トランプ氏には一言も触れず、大統領選の勝敗にかかわらず上下両院の過半数は何としても維持したいという口ぶりだった。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」(RCP)による最新の世論調査の支持率平均値ではクリントン氏48・1%に対し、トランプ氏は41・4%で6・7ポイント差。2012年大統領選では同時期に勝者のオバマ米大統領(民主)と敗者のロムニー氏(共和)は2ポイント差でもつれ合いを展開しており、トランプ氏には厳しい情勢だ。

 AP通信によると、共和党全国委員会への献金も過去3カ月で25%減り、9月の献金額は約3940万ドル(約41億円)。前回大統領選の約4840万ドルに比べて900万ドル少なかった。選挙戦最終盤での減速は大統領選だけでなく、上下両院選にも影響しそうだ。

3701チバQ:2016/10/17(月) 18:19:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161015-00000011-mai-n_ame
<米大統領選>「死に体」トランプ氏 それでも人気の理由

毎日新聞 10月15日(土)9時30分配信

 米大統領選でドナルド・トランプ氏は苦境に立っている。10月1日に暴露された「国の所得税の長期間未払い」という疑惑、7日に表ざたになった「女性蔑視発言」のビデオテープ、さらに12日の「ニューヨーク・タイムズ」による女性の胸などを触ったという疑惑によって、大統領候補としてはほぼ「死に体」となっているのは間違いない。それでも人気があるのはなぜだろうか。【米在住ジャーナリスト・冷泉彰彦】

 ◇徹底的に「白人ブルーカラー層」に寄り添う

 そのトランプ氏は、とりあえず10月9日の「大統領選第2回テレビ討論」は乗り切っている。共和党内のポール・ライアン下院議長や、ジョン・マケイン上院議員などから「支持取り下げ」という通告を受けているのは事実だ。だが、それでも選挙運動を続行する姿勢には変わりはないし、今でも熱狂的な支持者に支えられている。

 では、この「トランプ現象」を支えているのは一体何なのだろうか?

 一つは、徹底的に「白人ブルーカラー層」に寄り添うという姿勢だ。現在のアメリカでは、最も人気のある芸能人がビヨンセであったり、オバマとミシェルという黒人のカップルがホワイトハウスの主人であったりするなど、多様性が「主流」の社会となっている。ということは、反対に白人は下手をすると「傍流」になるわけで、そこに屈辱感を抱えた層というのは確実に存在する。

 さらに言えば、金融とITなどの知的労働が尊敬され、高収入に結びつく現代アメリカでは、「知的でない」ということは経済的成功からも名誉からも見放された存在ということになる。そうした「屈折した層」の心理を、徹底的に引き寄せることに成功した、そのことがトランプ人気の核にある。

 二つ目は、さらに広範にアメリカ社会に存在する「現状不満」だ。強いはずのアメリカが、通商では中国に押される、過激派組織「イスラム国」(IS)のようなテロリストの挑発を抑え込めない、ふと気がつくと自分も周囲にも雇用への不安、将来への不安感が満ちている、そんなアメリカ社会の鬱屈をブラックホールのように吸収しているということも大きい。

 ◇政策が正しいかどうかより、分かりやすさ

 三つ目は、とにかく「発言が分かりやすく、ブレない」ということだ。例えば、イスラム教徒は入国禁止にするとか、メキシコとの国境に不法移民が流入しないように壁を造るといった政策は、実際問題として正しくないし、実行も不可能だ。だが、分かりやすいと言えば、これ以上分かりやすい「政策」はない。

 その分かりやすい主張を、いつまでも「ブレずに語る」というのは、その支持者にとっては「頼りになる」のである。つまり、政策として有効かどうかといった問題は関係なく、その主張を「支持する人間は味方」であり「批判する者は敵」という単純な二分法で政治を動かそうとしているのだ。これは一種のファシズムの手法だが、成功していると言わざるを得ない。

 四つ目は、芸能ショーのような演出だ。妻、娘、息子の妻たちなど長身でブロンドの女性たちを並べてみたり、家族ぐるみでキャラクターを売り込んだりする手法は、反対派にとっては「不気味」なだけだが、支持者にとっては自分もファミリーになったような感覚があるという。家族の結束ということでは、まるで映画の「ゴッドファーザー」のようだという批評もある。そうした家族を含めたキャラクターを売り込んだ後は、ショーアップした演説会に支持者を集め「暴言と放言」という「エンターテインメント」を売り込むのである。

 ◇芸能ショーのような政治集会

 トランプ氏が演説会で言う口癖には「楽しんでいるかい?」というセリフがある。政治集会を芸能ショーと勘違いしているかのような発言だが、実際にやっているのは芸能ショーに限りなく近い内容だと言えるだろう。

 今回のスキャンダルを契機に、大統領選の勝敗ということでは大きく後退したトランプ氏だが、政治家としてまったく経験のない人物が、「社会現象」を起こした結果として主要政党の代表候補になったというのは、確かに歴史に残るだろう。だが、同時に徹底して批判がされなくてはならないと考える。

3702チバQ:2016/10/17(月) 20:03:51
http://www.sankei.com/world/news/161017/wor1610170007-n1.html
2016.10.17 08:52
【米大統領選】
共和党事務所に火炎瓶、米南部で批判の落書きも


プッシュ通知 【2016米大統領選〜ホワイトハウスへの道〜】

 米南部ノースカロライナ州オレンジ郡にある共和党事務所に火炎瓶のようなものが投げ入れられ、室内の一部が焼損した。外壁には「ナチスの共和党、町から出て行った方が身のためだ」との落書きも残されていた。複数の米メディアが16日報じた。

 16日朝に付近の住民が事務所の被害を発見した。犯行は夜間に行われたとみられ、けが人はいなかった。地元警察が経緯を捜査している。

 米大統領選の民主党候補クリントン氏は自身のツイッターで事件について「恐ろしい。容認できない」とコメントした。(共同)

3703チバQ:2016/10/17(月) 20:12:31
http://www.sankei.com/world/news/161015/wor1610150026-n1.html
2016.10.15 17:27
【米大統領選】
共和党襲う「トランプ・ショック」 セクハラ疑惑の嵐に逃げる女性票と献金 選挙控え議員は沈黙…

 【ワシントン=加納宏幸】米大統領の共和党候補、ドナルド・トランプ氏をめぐるセクハラ疑惑は新たな「トランプ・ショック」となって同党を襲っている。11月8日の投開票まで1カ月を切り、候補差し替えはほぼ不可能。同時に実施される州知事選や上下両院選への打撃を食い止めるためには同氏を“無視”し、民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(68)を攻撃するしかないのが実情だ。

 オバマ大統領は14日、クリントン氏を後押しするためオハイオ州を訪れ、「支持基盤を激怒させないように、多くの共和党上下両院議員は傍観し、何も言わないでいる」と述べ、トランプ氏に対して沈黙を守る議員を批判した。

 共和党内ではトランプ氏支持者の熱狂は続いており、女性に関する下品な発言で支持を撤回した複数の上下両院議員が再び同氏への投票を表明している。

 ただ、トランプ氏の言動が女性票の「共和党離れ」を招くことは避けられず、接戦を展開している候補にとっては死活問題だ。

 共和党下院トップのライアン下院議長は14日、地元ウィスコンシン州での演説で「クリントン氏が勝ち、ワシントンや議会の支配を与えてしまえばすぐに危機に陥る」と訴えた。しかし、トランプ氏には一言も触れず、大統領選の勝敗に関わらず上下両院の過半数は何としても維持したいという口ぶりだった。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」(RCP)による最新の世論調査の支持率平均値ではクリントン氏48・1%に対し、トランプ氏は41・4%で6・7ポイント差。2012年大統領選では同時期に勝者のオバマ米大統領(民主)と敗者のロムニー氏(共和)は2ポイント差でもつれ合いを展開しており、トランプ氏には厳しい情勢だ。

 AP通信によると、共和党全国委員会への献金も過去3カ月で25%減り、9月の献金額は約3940万ドル(約41億円)。前回大統領選の約4840万ドルに比べて900万ドル少なかった。選挙戦最終盤での減速は大統領選だけでなく、上下両院選にも影響しそうだ。

3704チバQ:2016/10/17(月) 20:13:59
http://www.sankei.com/world/news/161016/wor1610160036-n1.html
2016.10.16 19:06
【米大統領選】
米政府と財界の親密ぶり、クリントン氏メールで暴露 「金融規制は政治的なもの」とまで…
 内部告発サイト「ウィキリークス」が、米大統領選の民主党候補クリントン氏の選挙陣営内部で交わされたメールを連日公開している。

 2015年5月のメールでは、クリントン氏の国務長官在任時の私用メール問題に絡む民事訴訟で、陣営の報道担当を務めるファロン氏が「司法省が関連の聴き取りの予定を教えてくれた」と報告。水面下で陣営と政府側が情報交換していたことを示唆している。

 ウィキリークスは、クリントン氏が公開に応じていないウォール街の企業向けの講演内容も暴露。国務長官退任後の13年10月の講演では、金融危機を受けた業界規制は「政治的なものだ」と述べ、世論対策との見方を示した。

 一連の講演では多額の謝礼を受け取っていたとの批判も浴びており、中間層の擁護者を掲げるクリントン氏の選挙公約とは矛盾するとの指摘も出そうだ。(共同)

3705チバQ:2016/10/18(火) 21:20:39
http://mainichi.jp/articles/20161019/k00/00m/030/024000c
米大統領選
ユタ州で異変 無名候補が躍進

毎日新聞2016年10月18日 18時12分(最終更新 10月18日 18時12分)
 【ロサンゼルス長野宏美】米大統領選(11月8日)が3週間後に迫る中、伝統的に共和党の強い西部ユタ州で異変が起きている。世論調査で無名の無所属候補が躍進し、共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)と民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(68)に迫っている。

 トランプ氏は女性問題などで劣勢になっているが、共和党地盤を守らなければ勝利が厳しくなるだけに、ユタ州の動向が注目されている。米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は17日、「(共和党地盤の)真っ赤な州のユタが大統領選の不確定要素に」と伝えた。

 州人口の約60%はキリスト教の宗派の一つ「モルモン教」の信者で、2012年の大統領選では共和党候補でモルモン教徒のミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事が制した。民主党候補が最後に勝ったのは1964年にまでさかのぼる。

 ユタ州の調査会社Y2アナリティクスの世論調査(10〜11日)では、トランプ氏とクリントン氏の支持率はともに26%で、無所属でモルモン教徒の元米中央情報局(CIA)職員、エバン・マクマリン氏(40)が22%で追い上げている。

 モンマス大学(ニュージャージー州)が13日発表したユタ州内の支持率は▽トランプ氏34%▽クリントン氏28%▽マクマリン氏20%。トランプ氏は「自分の価値観と異なる」と答えた人が73%で、クリントン氏について聞いた同じ質問の回答の70%を上回った。

 調査は「スターならば、女性は何でもやらせてくれる」というトランプ氏の発言が米紙で公開された直後で、保守的な考えのモルモン教徒らの「トランプ離れ」が加速したとみられる。

 ユタでは3月の党員集会でテッド・クルーズ上院議員が7割の得票で圧勝。7月の共和党全国大会でもトランプ氏指名に対し、代議員から抗議が起きた。

 モルモン教は聖書とは別に独自の聖典「モルモン書」を持つことなどから、異端視された歴史がある。そのため、トランプ氏が唱える「イスラム教徒の一時入国禁止」などに反発する人が多い。

3706とはずがたり:2016/10/19(水) 11:27:20

2016年 10月 12日 08:31 JST
焦点:「トランプ劣勢」が裏目に、クリントン氏に新たな悩み
http://jp.reuters.com/article/usa-election-clinton-message-idJPKCN12B07O?rpc=188

[ワシントン 10日 ロイター] - 米大統領選で民主党のヒラリー・クリントン候補の陣営にとっては新たなリスクが浮上しつつある。世論調査で共和党のドナルド・トランプ候補の劣勢が続けば、多くの民主党支持者が安心して実際の投票に行かなくなるという事態だ。

クリントン氏としては十分な得票を得られなければ、政策遂行に必要な政治的資源を欠いた状態で大統領に就任する形になる。最悪の場合は、落選もないとは言えない。

これは今までクリントン陣営が進めてきた選挙戦術と関係がある。つまりトランプ氏が当選した場合の危険性に多くの時間を費やし、クリントン氏自身の大統領としての魅力を具体的に提示してこなかったのだ。その結果、ミレニアル世代やマイノリティ、左派勢力など鍵となる有権者の間に、クリントン氏をぜひ当選させようという熱意は見当たらない。

世論調査からは、クリントン氏を支持する有権者の多くは第一義的にはトランプ氏の当選阻止が目的であり、トランプ氏勝利の可能性が遠のいたと考えれば、もはや選挙に行く動機は失われる。

フロリダ大学の選挙専門家、マイケル・マクドナルド氏は「投票率は選挙戦の伯仲度と関係する。接戦になるほど投票率は高まる」と指摘した。

ロイター/イプソスの最新世論調査では、クリントン氏支持者の約半数がトランプ氏を大統領にさせないためだと答えた。クリントン氏の政策が良いからとしたのは36.5%、人柄を理由に挙げたのは12.6%しかいない。

民主党支持層の大半を占める若者やアフリカ系、中南米系、低所得層といった有権者を投票所に赴かせるには、候補者や争点の面でそれなりの動機づけが必要になる。典型的なのはオバマ大統領が初当選した2008年のケースだ。

当然ながらクリントン陣営も、有権者がもうトランプ氏が勝つことはないだろうと思い込む展開をずっと懸念し、ことあるごとに選挙戦は厳しく、トランプ氏は大統領にふさわしくないとの考えを前面に打ち出してきた。ただ、支持率の面でクリントン氏の優位が広がるとともに、こうした戦術は行使が難しくなる。

トランプ氏が女性を蔑視したとされる発言の映像が公表された7日より前に実施したロイター/イプソスの50州調査によると、クリントン氏の当選確率は95%に達した。NBC/ウォールストリート・ジャーナル紙が10日発表した世論調査では、クリントン氏の支持率がトランプ氏を11%ポイント上回った。

<左派勢力の懸念>

クリントン氏は、ウォール街で多額の報酬を受け取って行った講演の抜粋が「ウィキリークス」に暴露され、その内容が民主党左派の怒りを買っている問題にも対処を迫られている。講演での発言は、クリントン氏が国際貿易を支持し、金融業界と癒着傾向にあるのではないかという左派側の懸念を裏付ける格好となった。

3707とはずがたり:2016/10/19(水) 11:27:43
>>3706-3707
また左派の一部は、クリントン氏が大統領たるべきだというもっと説得力のある主張を掲げるまで静観しようとしている面もある。

民主党の指名候補をクリントン氏と争ったバーニー・サンダース氏のためにオンラインメディア対応を取り仕切った左派系コンサルティング会社レボリューション・メッセージングのクリエイティブディレクター、Arun Chaudhury氏は「この選挙を単なるトランプ氏の信任投票 にしてはならない」と釘を刺す。

同氏は、クリントン氏が発している主なメッセージは「みんなが立ち上がってトランプ氏の当選を阻止しなければならない」というもので、決してクリントン氏を大統領にしようと言っているわけではないと指摘した。

やはりサンダース陣営に属していた世論調査専門家のベン・ターチン氏は、クリントン氏がもう少し自身が大統領職に就く正統性を提供すれば、より大きな差で勝利できるだろうとの見方を示した。

選挙スローガンに目を向けると、「強い米国を取り戻す」というトランプ氏に比べて、「みんなで強くなろう」と呼びかけているクリントン氏は訴えかける力が弱い。

クリントン陣営もメッセージをある程度修正する必要性は認識しているように見える。

選挙戦が加速した9月以降、クリントン氏は党内の指名争いを勝ち抜いた際の作戦に回帰し、民主党の中核的な支持者である若者や女性などが最も不安を抱えている問題に焦点を当てた小規模な集会の開催を続けている。

(James Oliphant記者)

2016年 10月 12日 08:45 JST
焦点:トランプ氏は討論会で止血に成功、党の懸念は緩和できず
http://jp.reuters.com/article/trump-stops-bleeding-idJPKCN12B0OV

[ワシントン 10日 ロイター] - 米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏は、9日の第2回討論会で、物議をかもす情報流出に見舞われた自身の選挙戦をかろうじて存続させられる程度の結果は出せたかもしれない。

だがその一方で、トランプ氏を見捨てようと考えている共和党議員をさらに強硬な立場へと追いやった可能性がある。

トランプ氏が討論会で自滅していたならば、女性へのわいせつ発言を受け、共和党の議員や幹部のあいだで同氏を見捨てる流れは勢いを増し、大統領選撤退を求める声が高まっていただろう。

しかし、そのような事態にはならなかった。トランプ氏が大統領候補になったことで、党の分裂を目の当たりにしてきた共和党議員は、おなじみのジレンマに再び直面している。

つまりそれは、接戦が予想される議会選を危うくさせている、手負いの候補者を公に見捨てるのか、それとも、ホワイトハウスへの道がまだ閉ざされていないとのかすかな希望を胸に候補者に対する支援を続けるのか、ということだ。

3708とはずがたり:2016/10/19(水) 11:28:06
>>3707-3708
トランプ氏は1回目の討論会よりも積極的かつ自制の利いたパフォーマンスを見せ、民主党のヒラリー・クリントン氏の国務長官時代の私用メール問題を攻撃するだけでなく、夫のビル・クリントン元大統領の不貞行為を蒸し返した。

こうしたことは、1年以上にわたり全米各地の集会に詰めかけた騒々しい支持者には受けが良いかもしれないが、11月8日の投票日にクリントン氏を負かすのに必要な激戦州での穏健な有権者の票を引き寄せるにはほとんど役に立たないだろう。

「今夜トランプ氏が見せたヒラリーに対する禁じ手無しのやり方は、ビル・クリントンが大統領だったころから、保守派が大統領候補に望んでいることだ」と、アイオワ州共和党の元政治ディレクター、クレイグ・ロビンソン氏は指摘。「共和党陣営らはこうしたパフォーマンスを大いに気に入るだろう」と語った。

だが共和党が運命を共にしているのは、特に女性や大卒者や郊外の有権者に苦戦している、大きな欠陥を持つ候補者だ。ロイター/イプソスによる最近の調査では、米国民の20%近くがどちらの候補者を支持するか、いまだに決めかねている。そのうち60%は女性だった。

今回のテレビ討論会直後にCNNが行った調査は、共和党が心配すべき理由を示している。討論会でクリントン氏が勝ったと答えた人が57%であった一方、トランプ氏を勝者と見る人は34%だった。

2005年に撮影されたビデオテープのなかでトランプ氏が行っている女性へのわいせつ発言をめぐり、ジョン・マケイン上院議員を含む多くの共和党議員が憤り、同氏を非難している。1974年に共和党のニクソン大統領が辞任して以来、同党は最悪の危機に直面している。

<共和党陣営の懸念>
同ビデオが公開されてから、共和党全国委員会は、この問題への対処法について地方の党当局者に何も助言を行っていない。

共和党内部では、トランプ氏に割り当てている資金を、今回の反発を受け、危機的状況に直面するかもしれない同党の上院・下院議員候補を支援するために回すことを検討する議論が活発化している。

「トランプ氏と完全に手を切り、共和党が支配する議会を維持することに重点を置くにはとうに時間が過ぎている」と、同党のベテラン戦略家であるジョン・ウィーバー氏は述べた。

共和党当局者はまた、別の心配事も抱えている。トランプ氏の不人気が、多くの共和党有権者を投票日に家にとどまらせるリスクがある。

こうした騒ぎや非難を背景に、トランプ氏は共和党陣営をまとめるため、9日の討論会でクリントン氏に挑発的な攻撃を新たに浴びせ続けた。

トランプ氏は、メディアに自身のわいせつ発言以外のネタを提供すべく、クリントン氏が国務長官時代に行った外交政策を激しく批判したほか、議論の応酬のなかでクリントン氏を刑務所に入れるとさえ語り、巻き返しを図った。また、ビル・クリントン氏の性遍歴を問題化するとの脅しを実行に移した。

このように攻撃することで、トランプ氏は傷口を止血できたかもしれないが、懸念を消すことは全くできなかった。

(James Oliphant記者 翻訳:伊藤典子 編集:下郡美紀)

3709チバQ:2016/10/19(水) 17:19:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161019-00000002-jij_afp-int

米民主党、副大統領候補にアップルCEO検討 流出メールで判明

AFP=時事 10月19日(水)6時19分配信
米サンフランシスコでアップルが開いたメディアイベントに登場したティム・クックCEO(2016年9月7日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】米大統領選の民主党候補、ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官の陣営が、副大統領候補として米IT大手アップル(Apple)のティム・クック(Tim Cook)最高経営責任者(CEO)を検討していたことが18日、内部告発サイト「ウィキリークス(WikiLeaks)」が公開した電子メールから明らかになった。

 ハッキングにより流出したこの電子メールは、クリントン陣営の選対本部長を務めるジョン・ポデスタ(John Podesta)氏が3月17日にクリントン氏に送信したもので、クック氏に加え、マイクロソフト(Microsoft)創業者で富豪のビル・ゲイツ(Bill Gates)氏とメリンダ(Melinda Gates)夫人、自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)のメアリー・バーラ(Mary Barra)CEOら30人以上を副大統領候補として提案。「追加または削除したい人がいればお知らせください」と記していた。

 候補者リストにさらに、知名度の高い軍人や、民主党候補指名争いでクリントン氏としのぎを削ったバーモント(Vermont)州選出上院議員のバーニー・サンダース(Bernie Sanders)氏をはじめとする議員ら、さらにマイケル・ブルームバーグ(Michael Bloomberg)前ニューヨーク(New York)市長の名前も挙がっていた。

 最終的にクリントン氏が副大統領候補に指名したのは、バージニア(Virginia)州選出上院議員のティム・ケーン(Tim Kaine)氏だった。

 ウィキリークスは今月7日から、ポデスタ氏の個人メールアカウントから流出した大量の電子メールを順次公開している。

 ポデスタ氏は、これらの電子メールの信ぴょう性を公式には認めていないが、先週には記者団に対し、「ロシアの情報機関」が共和党候補のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏を利するために自分の電子メールアカウントをハッキングしたと主張していた。

 米当局は、民主党などの機関やその他の著名な人物の電子メールを流出させたのは、国家の支援を受けたロシアのハッカーらだったと公式に断定している。【翻訳編集】 AFPBB News

3710とはずがたり:2016/10/19(水) 18:50:11

トランプ氏、望みつなげるか=独走うかがうクリントン氏-20日、最終討論会
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016101900650&amp;g=int

 【ラスベガス(米ネバダ州)時事】米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(68)と共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)による第3回テレビ討論会が19日夜(日本時間20日午前)、西部ネバダ州ラスベガスで行われる。投開票は20日後に迫っており、2候補の直接対決は今回が最後。クリントン氏がトランプ氏を一気に引き離して独走態勢に入るのか、トランプ氏が逆転に望みをつなぐのかが焦点だ。
 討論会は計90分間。2候補が司会者を挟み、移民、社会保障、最高裁人事、経済、外交、大統領の資質の6テーマについて15分間ずつ議論を交わす。討論の模様は3大ネットワークなどを通じて全米に生放送される。
 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、一騎打ちを想定した世論調査の18日夜時点の平均支持率は、クリントン氏48.9%、トランプ氏42%。クリントン氏は2回の討論会で高い評価を勝ち取り、1カ月前に0.9ポイントだった差を6.9ポイントまで広げた。

 獲得選挙人予測はクリントン氏256人、トランプ氏170人で、クリントン氏が過半数の270人に接近。ニューヨーク・タイムズ紙はクリントン氏の当選確率を92%に引き上げた。 
 トランプ氏をめぐっては7日、女性の同意なく体に触ったりキスしたりできると自慢する過去の録音データが露見。共和党内で支持撤回の動きが広がる中、トランプ氏は9日の討論会で実行したことはないと釈明したが、その後、そうした行為をされたと証言する女性が次々と現れた。
 トランプ氏は19日の討論会で「告発」に対する納得のいく説明を求められるとともに、環太平洋連携協定(TPP)に関する立場の変遷や私用メール問題などでクリントン氏を防戦に回らせ、優位を突き崩す突破口を開けるかがポイントだ。クリントン氏は討論会を無難に乗り切り、優位を盤石にすることを狙う。(2016/10/19-17:11)

3711チバQ:2016/10/19(水) 20:38:47
http://www.afpbb.com/articles/-/3104920
米大統領選ヒラリー氏勝利「確実」で早くも払い戻し アイルランドのブックメーカー
2016年10月19日 14:53 発信地:ロンドン/英国
【10月19日 AFP】アイルランドのブックメーカー(政府公認の賭元業者)、パディー・パワー(Paddy Power)は18日、米大統領選では民主党候補ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官の勝利が「確実」として、同氏に賭けていた人々に対して計80万ポンド(約1億200万円)を払い戻したことを明らかにした。

 大統領選まで3週間を切る中、共和党候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏の勝利に賭ける人が極端に少なくなったことが原因。

 パディー・パワーによると、トランプ氏の女性に対するわいせつな発言や性的暴行疑惑が明らかになった後、過去1週間でヒラリー氏に賭ける人が急増。「最近の賭けの傾向はヒラリー氏に一方的な様相を呈していて、賭けを行う人々はその傾向が100%正しいとみているようだ」と語った。

 パディー・パワーは、2012年の米大統領選でも、選挙日の2日前にバラク・オバマ(Barack Obama)氏の勝利に賭けていた人々に計70万ドル(約7300万円)を払い戻している。(c)AFP

http://www.afpbb.com/articles/-/3104315
トランプ氏は「恥知らず」 ミシェル夫人、女性蔑視発言を痛烈批判
2016年10月14日 08:39 発信地:ワシントンD.C./米国
【10月14日 AFP】ミシェル・オバマ(Michelle Obama)米大統領夫人(52)は13日、大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏による女性関係の過激な性的発言について、「恥知らず」で「容認しがたい」と痛烈に批判した。

 ミシェル夫人は米ハーバード大学(Harvard University)卒の弁護士だが、これまでは政治の分野で注目を集めることは避け、主に教育や健康問題に取り組んできた。しかし同日、民主党候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官がニューハンプシャー(New Hampshire)州で開いた選挙集会の応援に駆け付けると、「この狂気の沙汰に幕を引かなければ」と熱弁を振るった。

 トランプ氏をめぐっては、自分は有名人だから女性に触れてもとがめられないなどと豪語する動画が公開されたのに続き、過去に体を触られたり無理やりキスされたりしたなどとする女性2人の証言を米紙が報じた。トランプ氏側は事実関係を真っ向から否定している。

 ミシェル夫人は「これは更衣室の雑談などではありませんでした。権力者が性的搾取に当たる行為について、気ままにあからさまに語ったものでした。女性にキスした、体に触ったと吹聴しているんです」と強く非難した。

「どの党に属するかなど関係ありません。民主党だろうが共和党だろうが、無党派だろうが、このような扱いに値する女性などいません。この種の虐待を受けてしかるべき人などいないのです」と訴えた。(c)AFP

3712チバQ:2016/10/19(水) 20:40:14
http://www.afpbb.com/articles/-/3104850
トランプ氏は「泣き言を言うな」 オバマ大統領が痛烈批判
2016年10月19日 05:23 発信地:ワシントンD.C./米国
【10月19日 AFP】米大統領選で不正が行われているとする共和党候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏の主張について、バラク・オバマ(Barack Obama)大統領は18日、無責任な「泣き言」だと一蹴した。

 数々のわいせつ疑惑や世論調査での支持率低下で苦しい選挙戦を強いられているトランプ氏は、ここ最近の動向を見る限り、さらなる焦土作戦に踏み切るとみられている。

 トランプ氏が米大統領選で不正行為が横行しているとする危険な陰謀論を声高に訴えていることを受け、オバマ大統領は、訪米中のマッテオ・レンツィ(Matteo Renzi)伊首相を前に外交儀礼さえも取り払い、痛烈なトランプ氏批判を展開した。

 オバマ大統領は合同記者会見の場で、「私の人生で、あるいは現代政治史の中で、投票が始まってもいない時点で、選挙やその過程に疑惑の目を向けた大統領候補など、一度も見たことがない。前代未聞だ」と述べた。

「無責任な話だ…大統領に期待するようなリーダーシップと強靭(きょうじん)さが全く見えてこない。試合が終わってもいないのに、もう泣き言を言い始めるなんて」

「物事が自分の思うように行かなかったり、負けたりした際に他人を非難し始める人物には、この仕事に求められる素質はない」

「トランプ氏には、泣き言を言うのをやめて、票を獲得できるよう自分の主張に専心すべきだと忠告したい」

(c)AFP/Andrew BEATTY

http://www.afpbb.com/articles/-/3104442?cx_tag=pc_rankday&amp;cx_position=3#cxrecs_s
トランプ氏がすぐ背後に… クリントン氏、討論会での「奇行」語る
2016年10月15日 07:06 発信地:ワシントンD.C./米国
【10月15日 AFP】米大統領選の民主党候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏が、14日放送のテレビ番組に出演し、先週末のテレビ討論会で共和党候補のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏から「忍び寄られた」際の心境を語った。

 候補者が市民からの質問に答えるタウンホール形式で行われた9日のテレビ討論会で、トランプ氏はしばしば、質問に回答中のクリントン氏のすぐ後ろに立つ行動を見せていた。

 NBCテレビのトーク番組「エレン・デジェネレス・ショー(The Ellen DeGeneres Show)」に出演したクリントン氏は、討論会でのトランプ氏の挙動によって「とても変な気分になった」と回想。

 トランプ氏が女性へのわいせつ行為を語る映像が先週公開されたことに触れた上で、「彼はひどく取り乱していた。怒りに満ちていたことが肌で感じられた」と語ると、「彼はその場を支配しようと必死で、ステージ上で私に文字通り忍び寄っていた。背後に気配を感じた」と語った。

 一方のトランプ氏は10日の選挙集会で、討論会での自身の行動をめぐる批判を一蹴。「私は自分の演壇と椅子のそばに立っていた。彼女(クリントン氏)は部屋を横切って、私の目の前に立った。私のすぐ横に。そしたら次の日、新聞は何と言っていたか? 『彼は彼女のスペースを侵害した』だと。彼女のスペースを侵害するなど、こちらから願い下げだ」と語っている。(c)AFP

3713とはずがたり:2016/10/20(木) 13:04:31
「トランプホテル」に抗議の嵐 従業員ら、組合交渉要求
http://www.asahi.com/articles/ASJBN2QFDJBNUHBI00Q.html?iref=com_alist_8_02
ラスベガス=五十嵐大介2016年10月20日11時16分

 米大統領選の討論会が開かれたラスベガスで19日、共和党候補のトランプ氏が運営する「トランプ・インターナショナル・ホテル」の従業員ら数百人が、組合交渉に応じないトランプ氏に抗議した。民主党候補クリントン氏の支持も訴えており、トランプ氏は身内からも批判を受けている。

 同ホテルの従業員約520人は昨年12月、投票で労働組合の結成を決めた。だが、トランプ氏側は組合の存在を認めず、交渉に応じていないという。デモでは「トランプを捨てろ」などと書かれたプラカードが掲げられた。抗議後、メキシコからの移民を批判するトランプ氏へのあてつけとして、メキシコ料理のタコスも振る舞われた。

 エルサルバドルから33年前に渡米し、同ホテルで清掃係として3年働くセリア・バルガスさん(58)は「トランプ氏には交渉の席についてほしい。大統領になるのは大きな責任が伴うはずだ」と話した。バルガスさんは1日8時間、13室前後を掃除する。時給は14・71ドル(約1520円)。周囲の相場の17ドル(約1750円)よりも低く、年金もないという。(ラスベガス=五十嵐大介)

3714とはずがたり:2016/10/20(木) 14:31:18

<米大統領選>クリントン氏「3連勝」 討論会支持52%
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161020k0000e030234000c.html
13:16毎日新聞

 【ラスベガス(米西部ネバダ州)西田進一郎】米大統領選の民主党ヒラリー・クリントン候補(68)と共和党ドナルド・トランプ候補(70)による第3回テレビ討論会が19日午後(日本時間20日午前)、ネバダ州の大学で行われた。来月8日に投開票を控えた最後の直接対決でも両候補は、大統領としての資質などを巡り互いを非難。「選挙の公正さ」を疑問視するトランプ氏は選挙結果を受け入れるかについて、「そのとき話す」と明言を避けた。

 討論会は、移民▽経済▽外交??などを含む六つがテーマ。過去2回の討論会では主要メディアが「クリントン氏勝利」と判断しており、トランプ氏の巻き返しが焦点となった。だが、今回の討論会直後に米CNNが勝者を聞いた緊急世論調査では、クリントン氏52%、トランプ氏39%の結果となり、クリントン氏の「3連勝」となった。

 トランプ氏を巡っては「同意なく性的な接触を受けた」と訴える女性が次々と登場。トランプ氏は「まったくのうそだ」と主張し、クリントン氏陣営がこの動きに関与していると指摘。クリントン氏に「女性をけなすことが自分を大きく見せると考えている」と批判されると、トランプ氏は「私ほど女性を尊敬している人はいない」と反論した。

 また、クリントン氏はトランプ氏が「思慮が浅い」とし、核兵器使用を判断する大統領としてふさわしくないことを強調。トランプ氏は私用メール問題などに触れ「クリントン氏はうそつきだ」と応酬し、互いの発言を遮って激しい言い合いになる場面もあった。

 移民政策について、トランプ氏は「我々は壁を造る。壁が必要だ」とメキシコ国境に壁を造る考えを示し、不法移民を「つまみ出す」と強制退去させる方針を改めて主張。クリントン氏は不法移民に法的地位を与えることで「(社会の)陰から表に出し、経済の向上にもつながる」と訴えた。

 政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた世論調査の平均値(10?18日)では、両候補の一騎打ちを想定した支持率で、クリントン氏の48.6%に対し、トランプ氏は42.1%で、6.5ポイント差が開いている。

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3715とはずがたり:2016/10/20(木) 14:31:58
【米大統領選】オバマ氏の兄を討論会に招待 トランプ氏、心理戦仕掛ける
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1610190022.html
10月19日 22:04産経新聞

 【ラスベガス(ネバダ州)=小雲規生】19日にラスベガスで行われる米大統領選の第3回討論会に、オバマ大統領の兄で、共和党のドナルド・トランプ候補を支持しているマリク・オバマ氏が聴衆として参加することが18日、分かった。米メディアが一斉に報じた。トランプ氏がマリク氏を招待したとみられ、民主党のヒラリー・クリントン候補に心理戦を仕掛けている。

 マリク氏は18日、米紙ニューヨーク・ポストに対して討論会に参加すると表明。「トランプ氏は米国を再び偉大にしてくれる」と述べた。FOXニュースによると、トランプ陣営もマリク氏が聴衆のなかに含まれていることを認めた。

 米メディアによると、マリク氏はケニア人であるオバマ大統領の父親と最初の妻との間にケニアで生まれた。現在は米国市民の資格を持っている。7月には、クリントン氏の私的メールアカウント問題やリビア問題への対応を批判して、トランプ氏に投票すると明らかにしていた。

 トランプ氏は第2回討論会でも、ビル・クリントン元大統領から性的暴力を受けたと告白している女性4人を聴衆として招待した。今回もマリク氏を聴衆に含めることで、クリントン氏のメール問題などに注目を集め、揺さぶりをかける狙いがあるとみられる。

 一方、オバマ大統領は18日、トランプ氏がロシアのプーチン大統領をたたえていることについて、「米国政治で前例がない」と評し、対露強硬論でオバマ氏を批判してきた共和党議員らがトランプ氏を支持していることに疑問を呈した。

3716チバQ:2016/10/20(木) 17:32:31
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016102000688&amp;g=int

クリントン氏の優位鮮明に=トランプ氏、結果受け入れ留保-米大統領選最終TV討論














19日、米ネバダ州ラスベガスで開かれた大統領選討論会で、ステージ上を歩く民主党のヒラリー・クリントン氏(手前)と、見詰める共和党のドナルド・トランプ氏(AFP=時事)

 【ラスベガス(米ネバダ州)時事】米大統領選で最後となる第3回テレビ討論会が19日夜(日本時間20日午前)、西部ネバダ州ラスベガスのネバダ大学で開かれた。民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)と共和党のドナルド・トランプ氏(70)は再び激論を展開。選挙戦終盤で支持率を伸ばしているクリントン氏が勝利を収めたという評価が多く、優位が鮮明になった。
 一方、今回の大統領選を不正選挙だと主張してきたトランプ氏は、選挙結果を認めるかどうか態度を明確にしなかった。「その時点で検討する」と留保し、明言を迫る司会者に対し「どちらとも言わないでおこう」と答えた。
 トランプ氏は9月26日の第1回討論会では「彼女(クリントン氏)が勝てば、絶対に支持する」と断言していた。劣勢になって態度を翻したともいえ、11月8日に投票が迫った大統領選の先行きに不透明感が強まった。
 トランプ氏はさらに、クリントン氏が国務長官として私用メールを公務に使った問題などを引き合いに「彼女は大統領選立候補を許されるべきではなかった」とまで言った。これを聞いたクリントン氏は「恐ろしい」と反応し、「トランプ氏は思い通りにならないことは、全て不正だと主張する」と非難した。
 トランプ氏にわいせつ行為を受けたと訴える女性が9人も名乗り出た問題では、「妻に謝りさえしていない。何もしていないし、そうした女性たちに会ってもいないからだ」と真っ向から否定した。
 過激派組織「イスラム国」(IS)をイラクから駆逐した後の米軍部隊派遣について、クリントン氏はオバマ政権と同様に否定的な立場を表明。シリア内戦には飛行禁止区域設置などで対処する方針を説明した。トランプ氏は、内戦下のシリア北部アレッポの惨状は「人道上の悪夢だ」とし、国務長官としてシリア情勢に関わっていたクリントン氏を非難した。 
 キニピアック大が19日に公表した世論調査結果によれば、クリントン氏の支持率は50%、トランプ氏は44%だった。他方、メディアが反トランプ氏に偏っていると考える人は過半数の55%。「腐敗したメディア」が「不正」に加担しているというトランプ氏の主張を後押しする形にもなっている。(2016/10/20-17:18)

3717とはずがたり:2016/10/20(木) 19:20:44


トランプ、米大統領選の最終結果受け入れ明言せず 最終討論会
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/10/post-6082.php
2016年10月20日(木)18時58分

 米大統領選の候補者による最後の論戦となる第3回テレビ討論会が19日、ネバダ州ラスベガスで行われ、民主党のヒラリー・クリントン氏と共和党のドナルド・トランプ氏が激しい論戦を展開した。トランプ氏は、大統領選挙の結果を受け入れるかどうかについて明言しなかった。

 両候補は、冒頭から女性の人工妊娠中絶の権利をめぐり激しく対立。ただ、過去2回の討論会で互いの個人攻撃が目立ったのとは対照的に、今回は政策に基づいた議論が交わされ、銃所持の権利、移民問題などもテーマとなった。

 トランプ氏は、11月8日の大統領選挙の結果を受け入れるかどうかについて「その時に述べる」とだけ語った。同氏が結果について異議を申し立てる可能性もある。

 クリントン氏はこれに対し、「侮辱的だ。われわれの民主主義を軽視している」と批判。「米2大政党の一つの候補がそのような立場を示すことにがくぜんとする」と述べた。

 トランプ氏は、過去に女性に対してわいせつな行為を働いた疑惑が浮上している問題について、こうした話は「全くのうそだ」と主張。クリントン陣営が画策した可能性を示唆した。その上で、「私ほど女性に敬意を払っている人間はいない」と語った。

 クリントン氏は、自身が大統領になった場合、最高裁判事の任命に当たり、1973年に女性の人工中絶を合憲とした最高裁判決を支持する判事を任命すると明言。一方のトランプ氏は、この判決に反対する判事を任命する考えを示した。

 トランプ氏はまた、米国民が銃を所持する権利を守る最高裁判事を任命すると表明。クリントン氏は、銃所持の権利は支持するが、銃規制の強化を望むと述べた。

 さらに、両候補はロシアのプーチン大統領に対する見解をめぐっても対立した。

 クリントン氏は、トランプ氏が最近のサイバー攻撃について、プーチン氏とロシアを非難することを拒否していると発言。「(トランプ氏は)われわれを守ることを誓った軍や情報機関よりもプーチン氏を信じる」と非難した。

 米情報当局と国土安全保障省はこれまで、民主党全国委員会へのサイバー攻撃や電子メールの流出について、ロシア指導部が関与しているとの見解を示している。

 トランプ氏は、自身がプーチン大統領に近い存在だとの見方を否定した上で、クリントン氏よりも同大統領と良い関係を築けると示唆した。

 この日の討論会では、世論調査でクリントン氏にリードを許していたトランプ氏が巻き返しを図れるか注目されていた。CNNが討論会直後に行った調査では、52%がクリントン氏勝利、39%がトランプ氏勝利と回答した。

 メキシコペソは、討論会終盤に6週間ぶり高値を付けた。投資家がクリントン氏の勝利をほぼ確信していることを織り込んだとみられる。トランプ氏は米国への不法移民を防ぐためにメキシコとの国境に壁を建設すると主張。メキシコにその費用を負担させるとの考えを示している。

[ラスベガス 19日 ロイター]

3718とはずがたり:2016/10/20(木) 19:46:05
英国の国民投票を見てる様だ(((((((( ;゚Д゚))))))))ガクガクブルブル

東京株、半年ぶり高値=クリントン氏優勢―上げ幅236円
http://news.goo.ne.jp/topstories/business/151/6100d6f8dc9f4c8ced4b3d0b4d61e048.html
(時事通信) 17:50

 20日の東京株式市場で、日経平均株価の終値が前日比236円59銭高の1万7235円50銭と5営業日連続で値上がりした。日経平均は終値として、4月27日以来となる約半年ぶりの高値を付けた。19日(現地時間)に行われた米大統領選候補の第3回テレビ討論会後の世論調査結果で「ヒラリー・クリントン氏優勢」と伝わり、投資家心理が前向きになった。

 外交面で極端な政策方針が目立つドナルド・トランプ氏に比べ、穏健な政策を掲げるクリントン氏の優勢で、株式市場には安心感が広がった。原油価格の上昇や海外株高、中国経済の先行きに対する警戒感の後退も株価を押し上げた。市場関係者からは、世界的な景気回復期待を受けて「海外投資家からの買いが入りつつある」(銀行系証券)との指摘があった。

3719とはずがたり:2016/10/20(木) 20:08:00

2016年 10月 20日 15:51 JST
コラム:トランプ発言で「未知の領域」に突入した市場
http://jp.reuters.com/article/column-final-presidential-debate-idJPKCN12K0KF
Gina Chon

[ニューヨーク 20日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 米大統領選の候補者による最後の論戦となる第3回テレビ討論会が19日、ネバダ州ラスベガスで行われた。今回は社会保障や経済など海外投資家も関心を寄せる問題が集中的に議論されるとみられていたが、ふたを開けてみると、政策論争は中身に乏しく、これまで通りの非難合戦が繰り広げられた。

中でも驚きだったのが、共和党のドナルド・トランプ候補が、大統領選の結果を受け入れるかどうか明言しなかったことだ。同候補はツイッターで、公正な選挙が期待できないと主張。支持者に対し投票所を監視するよう呼びかけていた。

大政党の大統領候補が、民主的選挙の結果を尊重しないとなれば、米国経済のリスクは高まる。建国以来、平和的な権力移行は米国民主主義の証しだったはずだ。トランプ候補がこの伝統と決別すれば、世界経済は前例のない不透明感に覆われる。

確かに、同候補はこれまでも現実味に乏しい発言が多かった。しかし、トランプ旋風を前に、市場はすでに神経質になっている。有権者の意思を尊重しない可能性を示唆した今回の発言は、市場が未知の領域に突入したことを意味している。

3720とはずがたり:2016/10/20(木) 20:10:54
カナダの天国と地獄 中国人子弟は高級車乗り回し、絶望する先住民は自殺図る
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/160529/mcb1605290723003-n1.htm
2016.5.29 07:23

カナダ・バンクーバーのチャイナタウンは北米でも有数の規模を誇る。中国系の富裕層も急増しており、移民の子女らは高級車を乗り回しウルトラ・リッチな生活を送っているという

 カナダの「アジア系」には天国と地獄がある。一方は中東部オンタリオ州の辺境にある先住民の地区を襲った悲劇だ。貧困による将来への絶望感などから、半年余で100人以上の住民が自殺を図ろうとした。他方は西部バンクーバーなどに押し寄せる中国人の富裕層だ。移民などとしてこの国に渡り、子弟らは高級車を乗り回す。そんな若者を取り上げる「ウルトラ・リッチガール」というリアリティーショーまでヒットする。時代を隔ててはいるが、ともにユーラシア大陸から渡ったアジア系である。(坂本英彰)

11人が自殺を図った日も

 「毎晩のように、自殺未遂が発生している。もはや危機的な状況だ」

 英紙ガーディアンは、北極海に面したハドソン湾に近いアタワピスカトの地区長、ブルース・シシーシュさんの悲痛な声を伝えた。約2000人のほとんどは先住民だ。

 昨年9月以来、100件を超える自殺未遂が発生し、ひとりが死亡した。4月9日には、一日で11人もが自殺を図ろうとした。

 引き金になったのは、昨年9月、5人の十代女性が薬物自殺を図ろうとしたことだ。その後、まるで伝染するかのように次から次へと自殺志願者が現れた。

地区の4人のヘルスケア担当者はメンタルヘルスの知識もないのに対応に駆り出され、ろくに睡眠も取れない状況に陥った。

 アタワピスカトはカナダの豊かさから、取り残されたような地区だ。最も近い町から500キロも離れている。近くのダイヤモンド鉱山で働く住民はいるが、安定した働き口は極めて少ない。細々とした狩猟や漁業はあるが生計を立てるには苦しく、失業率は8割にのぼる。10〜14人もの大家族が2〜3部屋の家で住むケースが多く、学校に入っても卒業までたどりつくのは3割ほどしかいないという。

 性的虐待も一因に

 自殺を図ろうとした住民の年齢は11歳から71歳と幅広いが、とりわけ若者たちが多い。

 「いじめや薬物中毒、身体的・性的虐待など、いろんな理由で追い詰められていく」。親類にも自殺未遂者がいるというシシーシュさんは、地元テレビにそう説明した。

 地区は「非常事態」を宣言し、援助要請を受けた政府は精神医療チームを派遣するなど対応。トルドー首相は「心が痛む事態だ」とツイッターにコメントし、メディアの注目を集めることになった。

 ただ全人口の数%と少数派の先住民の自殺問題は、カナダ社会が長年抱えてきた暗闇だ。

 政府統計などによると、15歳から24歳の先住民の若者の自殺率は、その他の若者より5〜6倍高い。先住民の死亡を原因別にみると、45歳以下では自殺が最多となっている。

3721とはずがたり:2016/10/20(木) 20:11:08
>>3720-3721
 経済的な苦境や精神的な支えになる伝統文化の喪失、さらにインターネットで得られる情報が、豊かな都市住民との格差感を助長しているとの指摘もある。

 「残念ながら我々の多くのコミュニティーで、自殺未遂はあまりに日常的だ」

 先住民社会の「大酋長」のひとりは米メディアに嘆いた。

 「ウルトラ・リッチガール」

 一方、カナダ西海岸には、これとは正反対の豊かなアジア系がいる。急増している中国系の富裕層だ。

 「バンクーバーのウルトラ・リッチガール」というネット上のリアリティーショーが最近、カナダや中国でヒットした。有名ブランドの服に身を包み、高級レストランでの食事を日常的なこととして過ごす中国系子女の生態を描く。

 登場する大学院生(23)の女性はニューヨーク・タイムズに対し、両親が住む上海ではフェラーリや最高級クラスのベンツに乗るが、カナダではそれほど目立たないアウディを運転していると話す。

 「スーパーカーに乗っているのを見られたら、危ないかもしれないでしょ」

 そう言ってハンドルを握る腕には、高級車BMWよりも高価なブレゲの時計が輝いていたという。

 同紙によると、バンクーバーには10万ドル以上の車の所有者だけが入れるクラブがあり440人のメンバーの9割は中国人。会を創設した27歳の男性は「彼らは働かず、ただ親の金を使うだけだ」と言い、自らもそうしたうちの一人だと話した。

 予算は200万ドル!

 「上位1%の中国人」にカナダの人気は高い。移民に寛容で、かつては多額の投資と引き換えに永住権を付与する投資移民プログラムもあった。中国との飛行機の便も多い西海岸のバンクーバーには多くの富裕な中国人が投資し、いまでは世界有数の不動産が高い都市になっている。

 中国系「リッチガール」のひとりである24歳の女性は所有するコンドミニアムに加えて、一軒家も探す。カナダメディアに「この家、そんなに高くないわ。200万ドルの予算があるから」と言い放った。

 こうした中国人に向けられる目は複雑だ。

 「バンクーバーには、腐敗した中国官僚の息子や娘たちがたくさんいるよ。ここだと金をみせびらかすことができるのさ」

 富裕中国人に高級車を売るディーラーはニューヨーク・タイムズに毒づく。本国とは違い、カナダでは金の出所を詮索される恐れが少ないのだという。

 同紙によると、2005年から12年までの間、3万7千人の富裕中国人が投資移民プログラムの恩恵を受けた。2011年のバンクーバー都市圏人口230万人のうち、18%は中国系が占めた。1981年の7%と比べ大幅な拡大だ。

 富めるアジア系も貧困にあえぐアジア系も、豊かで自由な国、カナダが抱える現実である。

3722チバQ:2016/10/20(木) 20:28:37
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1610200050.html
【米大統領選】クリントン氏、共和党“牙城”の州でも支持伸ばす 主要激戦州はリード拡大
19:49産経新聞

 【ワシントン=青木伸行】米大統領選は19日、最後のテレビ討論会が終わり、民主党のヒラリー・クリントン、共和党のドナルド・トランプ両候補は、約3週間後に迫った11月8日の投票日へ向けラストスパートをかける。クリントン氏は、フロリダなど主要な激戦州でリードを広げており、最終討論会でも軍配が上がり、さらに差を拡大しそうだ。共和党の牙城であるインディアナなどでも支持を伸ばし、トランプ氏は窮地に立たされている。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、19日現在の選挙人(計538)の獲得予測はクリントン氏260、トランプ氏170。クリントン氏は過半数の270まで、10人に迫っている。

 激戦州は9州(選挙人計108)。クリントン氏はフロリダ、ノースカロライナ、ネバダ、メーンなどでリードしている。

 クリントン氏は第1回テレビ討論会(9月26日)の時点に比べ、トランプ氏との差をフロリダで0.6ポイントから3.6ポイントに広げた。ネバダではクリントン氏が4.2ポイントリードし、トランプ氏に3ポイント差を付けられていたアリゾナでも、僅差(0.2ポイント)で逆転している。

 一方、トランプ氏はアイオワ(3.7ポイント)、オハイオ(0.7ポイント)でかろうじてリードしているものの、伸び悩んでいる。

 注目されるのは、クリントン氏が共和党の牙城であるインディアナ、アリゾナで支持を伸ばしていることで、インディアナは今回、激戦州に加えられた。

 現状ではトランプ氏は、激戦州のほとんどで勝たなければ当選は難しく、大票田のフロリダ(選挙人29)や、オハイオ(同18)、ノースカロライナ(同15)、アリゾナ(同11)の1州でも落とせば、敗北を余儀なくされるという極めて厳しい状況にある。

 やはり共和党の牙城であるユタでは異変が起こっている。無所属の元米中央情報局(CIA)職員、エバン・マクマリン氏が躍進しクリントン、トランプ両氏を脅かしている。

 米CNNテレビは19日に公表した最新の世論調査結果を踏まえ、ユタを激戦州とする一方、フロリダをクリントン氏優勢として激戦州から外した。同氏が最大307の選挙人を獲得するとの予測も示した。

 クリントン陣営は今後、オハイオなど最激戦州のテコ入れと、牙城の切り崩しに傾注する。トランプ陣営はオハイオ、フロリダなどの確保に総力を挙げる。

3723チバQ:2016/10/20(木) 20:29:06
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1610200039.html
【米大統領選】最後の討論でクリントン氏が「3連勝」、トランプ氏は選挙結果の受け入れ明言せず
18:14産経新聞

 【ラスベガス(米ネバダ州)=小雲規生】11月8日の米大統領選前の最後となる第3回テレビ討論会が19日、ラスベガスで開かれた。支持率が低下している共和党のドナルド・トランプ候補(70)は選挙結果の受け入れを明言しないなど、徹底抗戦の姿勢をみせた。直後に行われた調査では民主党のヒラリー・クリントン候補(68)の3連勝との結果が出た。

 トランプ氏は大統領選の結果を受け入れるかとの質問に、「その時になれば話す」と述べ態度を保留。クリントン氏は「米国の民主主義をおとしめようとしている」と厳しく反論した。

 トランプ氏は最近の演説でもメディアがクリントン氏寄りの報道を繰り返していると主張。「投票所での不正」が行われる可能性も示唆してきた。共和党副大統領候補のマイク・ペンス・インディアナ州知事は「選挙結果を完全に受け入れる」と火消しに努めてきたが、トランプ氏は今回の発言で火に油を注いだかたちだ。

 CNNテレビは討論会直後の視聴者調査でクリントン氏が勝利したとの回答が52%、トランプ氏は39%だったと報じた。クリントン氏は過去2回の討論会直後の調査でも勝利している。

 一方、討論会ではこれまで大きく扱われなかったテーマも取り上げられた。トランプ氏は「クリントン氏は不法移民に恩赦を与えようとしている」と批判。クリントン氏は「トランプ氏は全米ライフル協会(NRA)の支持を受けている」として、銃規制に消極的なトランプ氏の態度を問題視した。

 またクリントン氏はロシアからとみられるサイバー攻撃にからみ、「トランプ氏は米軍や情報機関よりもロシアのプーチン大統領を信じている」と発言。これに対してトランプ氏は「プーチン氏はあらゆる面でクリントン氏の裏をかける」と切り返した。

3724チバQ:2016/10/20(木) 20:30:52
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1610200018.html
【米大統領選】討論会最後の舌戦で“火花” トランプ氏が巻き返し図る 「不法移民に恩赦与えるな」
11:59産経新聞

 【ラスベガス(ネバダ州)=小雲規生】11月8日の米大統領選前の最後となる第3回テレビ討論会が19日、ラスベガスで開かれた。支持率が低下している共和党のドナルド・トランプ候補(70)が民主党のヒラリー・クリントン候補(68)への攻撃姿勢を強め、最終盤の選挙戦での巻き返しを図った。

 討論会では、これまで大きく扱われなかった移民制度改革や銃規制の是非にも焦点が当てられた。

 トランプ氏は移民問題について質問されると「壁が必要だ」と述べ、不法移民流入の取り締まり徹底を主張。さらに、「クリントン氏は不法移民に恩赦を与えようとしている。極めて不公平だ」と述べ、クリントン氏が不法移民に市民権取得の道を開こうとしていることを批判した。クリントン氏は不法移民の米国生まれの子供に米国籍があることを踏まえ、「私は家族を切り離すようなことはしたくない」と反論した。

 銃規制をめぐる討論でクリントン氏は「トランプ氏は全米ライフル協会(NRA)から支援を受けている」とし、銃規制強化に反対するトランプ氏が圧力団体の言いなりになっていると指摘。トランプ氏はこれに対し「NRAからの支持を誇りに思う」と切り返した。

 一方、クリントン氏はロシアによるものとみられるサイバー攻撃がクリントン陣営の情報を流出させていることについて「前例のない出来事だ」と言及。トランプ氏は「プーチンはクリントン氏よりも頭が良い」と述べた。

 9日に行われた前回の討論会では、トランプ氏の女性蔑視発言やビル・クリントン元大統領の不倫問題をめぐり「泥仕合」となった。今回の討論会も序盤こそ落ち着いた展開だったが、互いの発言を遮り合う展開となった。

3725チバQ:2016/10/20(木) 20:32:33
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1610190028.html
【米大統領選】トランプ氏当選なら「不安定」 クリントン氏なら「円安」 「どちらでもドル高の容認ない」
07:09産経新聞

 米大統領選が終盤戦に突入し、金融市場では、11月8日の投票日に向けた思惑が錯綜している。日本時間20日午前には、民主党のヒラリー・クリントン氏、共和党のドナルド・トランプ氏の両候補による3回目のテレビ討論会が開かれる。選挙の流れを決める直接対決となるのは確実で、討論の行方を市場は固唾をのんで見守っている。

 直近の米メディアの世論調査では、トランプ氏の数多くの失言やスキャンダルにより、クリントン氏の優勢が伝えられている。ただ、「どちらが大統領になっても経常赤字につながるドル高を容認することはない」というのが市場の一般的な見方だ。

 基本的には円高ドル安基調が続くとみられる中、今後の金融市場を読み解く上で重要なカギとなるのが、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げの動向だ。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の植野大作氏は「どちらが勝利するかによってホワイトハウスとFRBの距離感は変わってくる」と解説する。

 トランプ氏は「FRBの権限縮小を支持する」「イエレン氏は任期満了後に交代させる」などと明言。「大統領による異例のFRBへの口先介入があれば、金融政策運営は不安定になる」との見方が大勢だ。

 一方、クリントン氏勝利の場合は「FRBの独立性が尊重され、年内の利上げが見えてきて短期的に円安ドル高に振れやすい」(植野氏)。

 為替政策を担う財務長官の人事にも注目が集まる。クリントン政権となった場合の財務長官候補には、同じ民主党員で、ドル高を牽制する発言を繰り返しているFRBのブレイナード理事の名前が浮上。トランプ氏側の有力候補は見当たらないものの、トランプ氏自身は保護主義的な立場だ。

 日本総合研究所の井上肇氏は「円高が進行しても、日本の通貨当局が円売り介入を封じられるとの見方が市場で強まれば、投機的な円買いが進む」と警戒する。円高ドル安が進めば、日本株にはマイナス材料となり、足踏みが続く日本経済には冷や水となりそうだ。(米沢文)

3726チバQ:2016/10/21(金) 18:56:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161021-00000030-jij_afp-int
トランプ氏の「いやな女」発言にネット大炎上、ロゴTシャツも登場

AFP=時事 10月21日(金)16時43分配信

【AFP=時事】どうやら米国は突如として「いやな女」で満ちあふれた国と化したようだ。19日に行われた米大統領選の第3回テレビ討論会で、共和党候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が民主党候補ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏に向かって「なんていやな女だ」と発言したことが、激しい反発を招いている。

 クリントン氏の意見表明を遮るようにトランプ氏が言い放ったこの捨てぜりふに、ソーシャルメディア上にはクリントン氏を擁護する女性たちのコメントが殺到。ツイッター(Twitter)ではこの言葉を嘲笑したパロディー投稿が相次ぎ、ハンドメイド製品の通販サイト「Etsy(エッツィー)」には、「Nasty Woman(いやな女)」をロゴにしたTシャツも登場した。

 炎上のきっかけとなったのは、クリントン氏を公に支持している女優レナ・ダナム(Lena Dunham)さんが拡散を呼び掛けたツイートだ。「もしあなたがいやな女なら、これを拡散して。おかげで人生がめちゃくちゃ楽しいって」

 これを受け、ツイッターのトレンドには「#ImANastyWoman(私はいやな女)」「#NastyWomanUnite(いやな女団結)」などのハッシュタグが並んだ。

 トランプ氏の発言から、米ポップ歌手ジャネット・ジャクソン(Janet Jackson)さんの1986年のヒット曲「ナスティ(Nasty)」を連想した人も多い。

「いやな男の子たち」について歌ったこの楽曲をトランプ氏とクリントン氏が論戦を交わす映像にかぶせて流した動画は、瞬く間にネット上で大人気に。また、米CNNテレビによれば、音楽配信サービス「スポティファイ(Spotify)」では20日、「ナスティ」の再生回数が250%増えたという。

 一方、米ニュースサイト「Vox.com」は、クリントン氏を「いやな女」呼ばわりしたことは、今回の選挙戦でトランプ氏がクリントン陣営に対して行った「最大の応援」となる可能性があると指摘。既にクリントン陣営は「nastywomengetshitdone.com」(いやな女はさっさとやる)というインターネットのドメインを購入し、このアドレスにアクセスすると自動的にクリントン陣営のウェブサイトに移動するようになっていると伝えている。【翻訳編集】 AFPBB News

3727チバQ:2016/10/21(金) 20:06:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161021-00000073-san-n_ame
2016米大統領選 トランプ氏、挽回できず 結果受け入れ保留、致命的

産経新聞 10月21日(金)7時55分配信

 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選の民主党候補、クリントン氏はCNNテレビが3回の討論会後に実施した世論調査でいずれも5割以上の支持を集めて完勝した。米有識者やメディアはクリントン氏の安定感を評価。共和党候補、トランプ氏は選挙結果の受け入れを明言しなかったことが同氏の運命を決める「決定的な瞬間」(ワシントン・ポスト紙のクリス・シリッツァ氏)とされ、選挙戦の劣勢を挽回できなかったとの見方が大勢だ。

 第1回はクリントン氏のペースで進み、トランプ氏は納税申告書を公開していない問題や過去の女性蔑視発言を批判された。第2回で挽回を狙ったトランプ氏はクリントン氏の夫の元大統領にまつわる「不倫問題」を追及。逆に自らの女性に対する下品な発言を批判され、「史上最低の討論会」となった。

 選挙戦を有利に進めるクリントン氏が克服すべき課題は好感度の低さ。「よりましな候補に投票する選挙」(米メディア)を好転させるため、陣営は今回の討論会で、泥仕合に辟易(へきえき)した若者らの足を投票所に向かわせる前向きなメッセージを送ることを重視した。

 過去2回に比べ、最終討論会は政策論争らしくなった。ニューヨーク・タイムズ紙は「とげとげしい2度の討論会を経て、クリントン氏はようやく切望していた政策論争ができた」と指摘。同氏の戦略が一定の成功を収めたと報じた。

 2敗で臨んだトランプ氏は今までよりも抑制的な振る舞いで支持率を上げたが最後のチャンスを生かすことはできなかった。保守系コラムニストのジョナ・ゴールドバーグ氏は「最大のしくじりは、選挙結果の受け入れを保留すると述べたことだ」と指摘。ロシアのプーチン大統領を批判しなかったことと相まって、支持基盤の拡大に資することはないと強調した。

 トランプ氏が投票所での不正を理由に選挙結果を受け入れない可能性に言及した問題は、オバマ米大統領が「泣き言はやめろ」と批判したことで最大の争点となった。米メディアは討論会後、トランプ氏の発言を大きく報じ、ニューヨーク・タイムズは20日の社説で「自らのエゴのため民主的なプロセスを中傷したことは国家に損失を与えかねない」と批判した。

 クリントン氏の圧勝を予測するバージニア大学のラリー・サバト教授は19日、「選挙戦の軌道は変わらない」との見通しを示した。

3728チバQ:2016/10/22(土) 09:36:43
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016102000815&amp;g=cyr
トランプ氏、崖っぷち=テレビ討論会で「全敗」-米大統領選
19日、米ネバダ州ラスベガスで開かれた大統領選の最終討論会で、熱弁を振るう共和党ドナルド・トランプ氏(左)と、民主党ヒラリー・クリントン氏(AFP=時事)

 米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)は、全3回のテレビ討論会で民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(68)に「3連敗」を喫し、崖っぷちに追い込まれた。トランプ氏は「大統領選は八百長だ」として、投票結果を受け入れない可能性を示唆。民主主義の根幹を揺るがしかねないと、批判が強まりそうだ。

 ◇「米民主主義から逸脱」
 「その時に話す。どっちつかずにしておく」。トランプ氏は19日の討論会で、大統領選で敗れた場合に結果を受け入れるか問われ、明言を避けた。米メディアは「権力の平和的移行という米民主主義の原則からの逸脱。決定的瞬間になるかもしれない」(CNN)などと一斉に速報した。
 10月は「オクトーバー・サプライズ」と呼ばれる大ニュースが飛び出し、大統領選の行方を決定付けるとされる月だ。今回は10月に入って、トランプ氏のわいせつな言動が次々に露見。トランプ氏の10月は「最近の歴史では最も惨め」(ニューヨーク・タイムズ紙)なものとなりつつある。
 転落のきっかけは7日、女性の同意なく体に触ったりキスしたりできると自慢するトランプ氏の発言が報じられたことだ。トランプ氏は行動に移したことはないと釈明したが、その後、9人の女性が被害を受けたと証言。これを受け、50人超の共和党議員が支持撤回や撤退要求を表明した。
 1カ月前に0.9ポイントまで詰めていたクリントン氏との平均支持率の差は6.5ポイントにまで拡大。米メディアや研究機関は、クリントン氏の当選確率を軒並み9割前後と見積もっている。
19日、米ネバダ州ラスベガスで開かれた大統領選討論会で、発言する共和党ドナルド・トランプ氏(AFP=時事)

 ◇原点回帰
 こうした中、トランプ氏が立ち返ったのが「門外漢」の原点だ。これまでは党主流派の求めに応じて暴言を封印しようと努めてきたが、ライアン下院議長の離反をきっかけに「手かせ足かせが外れた」と宣言。共和党すら攻撃の対象とする「焦土作戦」(タイムズ紙)を展開している。
 気性の荒さが際立てば、無党派層などへの支持拡大は見込めない。しかし、トランプ氏は討論会で、被害を訴え出た9人の女性を「名声が欲しいか、クリントン陣営にけしかけられたかのどちらかだ」と中傷。クリントン氏の発言中に「本当に汚い女だ」とやじる場面もあった。
 その極め付きが、選挙結果の受け入れを明言しなかったことだった。トランプ氏は「メディアは偏向し、有権者登録も不正に行われている。八百長だ」と主張したが、共和党からも「常軌を逸している」(フレーク上院議員)と非難が続出。ワシントン・ポスト紙は「大惨事だ」と断じた。
19日、米ネバダ州ラスベガスで開かれた大統領選討論会で発言する民主党ヒラリー・クリントン氏(AFP=時事)

 ◇クリントン氏は勝利後見据え
 トランプ氏が自滅に向かう中、クリントン氏の視線は既に大統領選後に向き始めている。
 トランプ氏の「八百長」の訴えに共鳴する支持者は少なくなく、圧倒的な差で勝たなければ選挙後にごたつきかねない。また、上下両院の過半数を奪還しなければ公約実現もおぼつかないため、クリントン氏は共和党地盤の攻略や、大統領選と同時実施の議会選の応援に力を入れ始めている。
 ただ、この目標を実現するにはトランプ氏への反発をあおるだけでなく、幅広い支持を勝ち取ることが必要となる。クリントン氏は討論会で「民主党員にも、共和党員にも、無党派層にも訴えを届けたい」と強調した。クリントン氏が優位を盤石なものにしようとする中、大統領選はいよいよ最終局面に入る。(ラスベガス=米ネバダ州=時事)(2016/10/20-18:32)

3729チバQ:2016/10/22(土) 12:36:38
vhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161022-00000011-jij-n_ame
大統領選結果拒否が45%=共和支持層、敗北の場合-米世論調査

時事通信 10月22日(土)5時27分配信

 【ワシントン時事】米NBCテレビが21日発表した世論調査によると、大統領選で共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)が敗れた場合に「結果を受け入れない」と答えた人は、同党支持層の45%に上った。

 「受け入れる」とした人は53%だった。

 トランプ氏は19日の討論会で選挙結果を受け入れるかどうかを明確にせず、民主党だけでなく共和党主流派からも批判の声が上がっている。しかし、調査結果からは「トランプ氏の主張が支持層にかなり浸透している」(NBC)ことがうかがえ、トランプ氏を勢いづける可能性もある。

 民主党支持層では82%がヒラリー・クリントン前国務長官(68)の敗北を「受け入れる」と回答。「受け入れない」は16%にとどまった。 (了

3730とはずがたり:2016/10/22(土) 18:47:23
良くない流れだなぁ

2016年 10月 22日 09:11 JST
トランプ氏の支持率上昇、クリントン氏に4ポイント差まで迫る
http://jp.reuters.com/article/usa-election-poll-idJPKCN12L2UD

[ニューヨーク 21日 ロイター] - ロイター/イプソスが21日発表した米大統領選に向けた支持率調査によると、共和党候補のドナルド・トランプ氏の支持率が上昇。トランプ氏による女性へのセクハラ疑惑などが取り沙汰されているにも関わらず、民主党候補ヒラリー・クリントン氏との差を縮めた。

調査は14─20日、全米50州で有権者1640人を対象にオンラインで実施。クリントン氏の支持率は44%、トランプ氏は40%となった。7─13日に実施された調査ではクリントン氏が8ポイントの差をつけていたが、そのリードは半分に縮まった。

また、今回の調査からは、トランプ氏が過去に女性に対するわいせつ行為を働いたと考えているとの回答が63%に達したこともわかった。

3731とはずがたり:2016/10/22(土) 18:47:55

2016年 10月 22日 09:14 JST
トランプ氏、大統領選挙運動で全力尽くせば満足 いかなる結果でも
http://jp.reuters.com/article/usa-election-idJPKCN12L2OV

[フレッチャー(米ノースカロライナ州 21日 ロイター] - 米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏は21日、11月8日の大統領選挙がどのような結果に終っても、選挙運動で全力を尽くすことができれば満足するとの考えを示した。選挙結果を受け入れることについて言明することを避けていた同氏だが、強硬姿勢を和らげている兆候がうかがえる。

トランプ氏は当地で行った集会で、大統領選で勝利するために全力を尽くしたかどうかで悔いを残したくないとし、「皆が投票に行けば、勝利すると確信している。勝利しようが敗退しようが、もしくは引き分けに終ろうが、私は満足する」と語った。

19日夜に行われた大統領候補による第3回テレビ討論会では、自身が選挙で敗退した場合、選挙結果を受け入れるかどうかは「その時に話す」とし、言明することを避けた。同氏のこうした発言が米国の民主主義を脅かすとし、民主・共和両党内から批判の声が上がっていた。

3732チバQ:2016/10/22(土) 23:15:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161022-00000069-mai-n_ame
<米大統領選>クリントン氏、献金も優勢 経済界から続々
毎日新聞 10月22日(土)22時1分配信

<米大統領選>クリントン氏、献金も優勢 経済界から続々
米大統領・資金集めの特徴
 【ワシントン清水憲司】来月8日投開票の米大統領選で、先行する民主党候補ヒラリー・クリントン氏(68)が、資金集めでも共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)をリードしている。クリントン氏優勢とみた経済界などからの大口献金が多いのが特徴だ。最終盤での追い込みが必要なトランプ氏だが、投票を呼びかけるテレビCMの放映量などでも差をつけられそうだ。

 米連邦選挙委員会や民間団体「責任ある政治センター」(CRP)の集計によると、昨年4月から今年9月末までに、クリントン陣営が5.9億ドル(約610億円)を集めたのに対し、トランプ陣営は4.3億ドル(約440億円)。両陣営への直接献金と関係団体を通じて集めた献金を集計したもので、「大富豪」のトランプ氏は当初、選挙費用を自己資金で賄い、外部からの資金集めで出遅れた影響が出ているようだ。

 陣営に直接200ドル以上を献金した人数はクリントン陣営が約20万人で、トランプ陣営の約2.4万人に大差をつける。1人あたりの献金額は、クリントン陣営は小口献金(200ドル以下)が総額の46%を占めるが、大口献金(2000ドル以上)も3分の1近くに達する。対照的に、トランプ陣営は大口献金が15%止まりで、58%を小口献金に頼る。

 米メディアによると、アップルのクック最高経営責任者(CEO)ら大企業幹部がクリントン陣営に対し、2012年大統領選でのオバマ大統領を上回る金額を投じている。伝統的に共和党候補にとって「ドル箱」とされる石油などエネルギー・資源業界も、トランプ陣営にクリントン陣営の半分程度しか献金しておらず、「トランプ離れ」が目立つ。

 業界別では、クリントン陣営がウォール街に象徴される「証券・投資」、「弁護士・法律事務所」、「テレビ・映画・音楽」からの献金が多かった。トランプ陣営は「退職者」に続き、トランプ氏の本業である「不動産」や「医療専門職」が上位を占めた。性別ではクリントン陣営は全体の6割が女性、トランプ陣営は7割が男性で、それぞれの支持層が浮き彫りになった。

 政治資金の動向を監視するサンライト財団のジョシュア・スチュワート氏は「新政権とのつながりを確保しようとするほとんどの業界が『クリントン大統領』にかけている。トランプ陣営は小口献金が多く、熱狂的な支持者に支えられていることを示しているが、広がりには欠く」と分析している。

3733チバQ:2016/10/24(月) 18:55:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161024-00000000-jij_afp-int
クリントン氏、トランプ氏を12ポイントリード 最新世論調査

AFP=時事 10月24日(月)8時19分配信
【AFP=時事】11月8日の米大統領選に向けて米ABCニュース(ABC News)が23日発表した世論調査で、民主党候補ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏(68)が共和党候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏(70)に対する支持率のリードを12ポイント差に広げた。

 クリントン氏は23日、態度を決めていない共和党員や無党派層らに支持を訴え、今後は上下両院選挙での民主党候補の支持押し上げに力を注いでいくと表明した。

 ABCニュースの全米調査によると、支持率はクリントン氏の50%に対してトランプ氏は38%。クリントン氏の支持率は10日前に行われたABCニュースと米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)の世論調査から4ポイント上昇した。

 白人の支持率ではトランプ氏が47%と、クリントン氏の43%をわずかに上回った。ただ、前回の大統領選ではこの有権者層で共和党候補が20ポイントリードしていた。

 女性の支持率はクリントン氏の55%に対してトランプ氏は35%。白人の大卒女性に限れば、クリントン氏支持がトランプ氏に対して32ポイントのリードと圧倒的な差をつけている。

 トランプ氏陣営の選対本部長を務めるケリーアン・コンウェイ(Kellyanne Conway)氏は23日、米FOXニュース(Fox News)に対し、選挙戦が終わったわけではないと発言。「彼(トランプ氏)もわれわれもあきらめない。勝利できるのは分かっている」と語った。【翻訳編集】 AFPBB News

3734チバQ:2016/10/24(月) 19:30:07
http://www.sankei.com/world/news/161024/wor1610240020-n1.html
2016.10.24 18:44更新

【米大統領選】
クリントン氏12ポイント差にリード広げる 米ABCテレビ調査
 【ワシントン=青木伸行】米ABCテレビは23日、大統領選に関する最新の世論調査結果を発表し、民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官の支持率は50%、共和党候補のドナルド・トランプ氏は38%と、リードは12ポイントに広がった。

 前回調査結果(13日)でクリントン氏のリードは4ポイントだった。トランプ氏の女性スキャンダルに女性の71%、男性の67%、無党派層の70%が批判的だった。

 また、クリントン氏勝利の場合、トランプ氏が選挙結果を受け入れないとしていることについては、共和党支持者の間でも34%が批判的な立場を取り、無党派層では65%、民主党支持者では91%にのぼった。

 こうした結果から、クリントン氏の急激な支持率上昇は、トランプ氏の女性蔑視発言や行動、自身が敗北した場合の選挙結果を拒否するとしていることが大きな要因であることが浮き彫りとなった。

3735チバQ:2016/10/25(火) 17:29:36
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161025-00000011-jij-n_ame

ネバダ紙がトランプ氏支持=有力紙で初めて-米大統領選

時事通信 10月25日(火)7時8分配信
 【ワシントン時事】米ネバダ州の最大紙ラスベガス・レビュー・ジャーナルは23日、大統領選で共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)を支持するとした社説を1面トップに掲載した。

 米メディアによると、トランプ氏支持を打ち出した有力紙は初めてだ。

 同紙は「トランプ氏は魔法の万能薬ではないが、特権的な政治エリートに混乱と不快をもたらすことを約束している」と支持の理由を説明した。

 政治専門紙「ザ・ヒル」の23日時点の集計では、発行部数上位100位以内の米紙のうち、民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(68)を支持する社は52社。小政党リバタリアン党のゲーリー・ジョンソン候補(63)は、トランプ氏を上回る3社の支持を得ている。大統領選まで約2週間となったが、態度を決めかねている社も多い。 (了)

3736チバQ:2016/10/25(火) 18:07:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161025-00000537-san-n_ame
米大統領選 注目高まるアジア系有権者票の動向 前回選から16%増、激戦州の勝敗を左右も

産経新聞 10月25日(火)17時50分配信

【ロサンゼルス=中村将】最終盤を迎えた米大統領選で、アジア系有権者の動向が注目されている。全体の4%にすぎない票田だが、激戦州の中にはアジア系の比率が高い州もある。一般投票で勝った候補が州の選挙人を総取りする戦いは、接戦になるほど、急増するアジア系の票の掘り起こしがカギを握る。

 全米各地ではアジア系を対象にした有権者登録キャンペーンが実施され、スーパーや老人ホーム、学校などでボランティアが登録方法や投票のやり方などを説明する光景が目立つ。アジア系は4年前の前回大統領選から16%増えて、900万人以上になっている。

 民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(68)陣営は7月からアジア系の票の獲得に動いてきた。ロイター通信によると、クリントン氏陣営が支持者あてに配布したメモには非白人系有権者に投票を促す必要性が記され、黒人やヒスパニック(中南米系)に加え、「ネバダ州やバージニア州のアジア系」と明記されていた。

 激戦州となっているネバダは有権者の9%がアジア系。この票の行方が勝敗を左右するまで、もつれる可能性もある。バージニアも激戦州か、クリントン氏が「やや優勢」で、有権者の5%を占めるアジア系の票がここでも重要になる。

 共和党候補の不動産王、ドナルド・トランプ氏(70)陣営は黒人や中南米系の有権者には積極的に支持を呼びかけてきたが、アジア系に対する目立った働きかけはなかった。アジア系が15%弱を占めるカリフォルニア州でも戦略が検討された形跡はない。

 トランプ氏が訴える移民政策などへの反発に加え、クリントン氏陣営がアジア系への有権者登録を積極的に働きかけた影響は数字にも鮮明に現れた。

 ナショナル・アジアン・アメリカン・サーベイ(NAAS)が今月10日に公表した全米各地のアジア系有権者1694人と太平洋諸島出身の有権者261人を対象にした最新調査で、クリントン氏支持は「どちらかといえば」も含めると70%に上る。トランプ氏支持は「どちらかといえば」を含めても20%。支持政党を前回選と比べると民主党は3%増えて41%、共和党は4%減り、16%だった。

 米調査会社ピュー・リサーチ・センターによれば、アジア系は2065年までに中南米系を抜くとされ、大統領選のたびに票の重要度は増していきそうだ。

3737チバQ:2016/10/25(火) 20:17:27
http://www.sankei.com/world/news/161025/wor1610250015-n1.html
2016.10.25 10:19
【米大統領選】
有名人が激戦州で戸別訪問、圧勝狙うクリントン陣営
 米人気歌手のケイティ・ペリーさんやマイリー・サイラスさんが、大統領選で勝負の行方を左右する激戦州の大学に現れ、民主党候補のヒラリー・クリントン氏に投票を呼び掛ける「戸別訪問」を実施している。

 11月8日の投票日まで約2週間。クリントン氏の陣営は有名人を選挙戦に多数投入。激戦州でも圧勝に持ち込みたい意向だ。

 22日、西部ネバダ州ラスベガスの大学を電撃訪問したペリーさんは「ヒラリーのこと知っている?」と学生寮のドアをノック。サイラスさんも22日に南部バージニア州の大学を訪れ「私はヒラリーを応援している。あなたも投票して」と訴えた。

 人気歌手で女優のジェニファー・ロペスさんらも南部フロリダ州などでコンサートを開き、排斥主義的な主張を繰り返すトランプ氏に対抗するメッセージを打ち出すという。(共同)

3738チバQ:2016/10/25(火) 20:18:18
http://www.sankei.com/world/news/161025/wor1610250012-n1.html
2016.10.25 09:05
【米大統領選】
クリントン氏と親密な知事の政治団体、FBI幹部の妻に5200万円大口献金
 【ワシントン=小雲規生】米大統領選の民主党候補クリントン氏と親密なバージニア州知事の政治団体が、連邦捜査局(FBI)幹部アンドリュー・マッケイブ氏の妻で、2015年に同州議会の上院選挙に立候補した女性に約50万ドル(約5200万円)の献金をしていたことが分かった。24日付の米紙ウォールストリート・ジャーナルが報じた。

 マッケイブ氏は選挙後の7月末にFBI副長官に昇格し、クリントン氏の私的メールアカウント使用問題の捜査に関わった。マッケイブ氏の妻はメール問題が発覚した3月に出馬を表明したが、6月の選挙戦で共和党の現職候補に敗北した。FBIはマッケイブ氏が妻の選挙運動には関わらなかったとしている。

 バージニア州のマコーリフ知事は1990年代からビル・クリントン元大統領との近い関係だったことで知られ、今年5月には中国の企業家からの政治献金をめぐってFBIから捜査されていると報じられた。

 マコーリフ氏からFBI幹部の妻への献金が政治倫理的な問題をはらむとの見方もあり、大統領選終盤で共和党側の攻撃材料とされる可能性もある。

3739チバQ:2016/10/26(水) 13:27:56
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161026-00000038-mai-n_ame
<米大統領選>クリントン氏 上下両院選にも注力

毎日新聞 10月26日(水)11時51分配信

【ワシントン長野宏美】11月8日の米大統領選で優位に立つ情勢を受け、民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(69)が、同時に行われる連邦議会選挙にも力を注ぎ始めた。大統領に当選した場合、議会の安定的な運営が重要なため、戦略を広げている。

 現在は上下院ともに共和党が過半数を占めるが、特に人事の承認などで強い権限を持つ上院で民主党の多数確保が欠かせない。

 「フロリダ州は彼のような上院議員が必要だ。彼は雇用を増やし、所得を上げる」。クリントン氏は25日、激戦州の南部フロリダ州の集会で、上院選の民主党男性候補を応援した。22日には東部ペンシルベニア州の集会で、大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)を支持する上院選の共和党候補を批判。クリントン氏は連日、激戦州の集会で、党の上院議員候補の支持を訴えている。

 政策の実現や最高裁判事の任命を円滑に進めるためには上院で過半数を確保する必要がある。現在の上院(定数100)議席数は民主党46、共和党54。政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の選挙情勢では民主党が47議席を確保する勢いで、共和党の46議席を上回っている。

 クリントン氏は周到な準備で3回の討論会をいずれも「勝利」し、世論調査でリードを続けている。同サイトの全米の支持率の平均値(13〜24日)はクリントン氏が48.3%でトランプ氏を5.1ポイント先行。議会選を視野に入れ始めたのは勝利への自信の表れとも言える。

3740名無しさん:2016/10/26(水) 18:51:25
http://mainichi.jp/articles/20161026/k00/00e/030/154000c

米大統領選
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「クリントン氏選挙人確保」 政治サイト分析
【ワシントン西田進一郎】米政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」は25日、米大統領選の世論調査を基にした情勢分析を更新し、民主党ヒラリー・クリントン候補が当選に必要な選挙人270人を超える272人を確保する見通しだと発表した。共和党のドナルド・トランプ候補の確保見通しは126人。激戦州の残る140人を全員トランプ氏が獲得しても270人に届かない計算だ。


 同サイトは、州ごとに各種世論調査の支持率を平均して候補者の優劣を判定し、それを基に積み上げた選挙人の確保見通しを公表し続けている。25日に中西部ミネソタ州が激戦からクリントン氏優位になったと判定し、クリントン氏に同州の選挙人10を加えて272人になった。

 ただ、同サイトは次々と発表される世論調査結果を基に頻繁に情報を更新している。また、クリントン氏は8月にも一時270人を超えていた時期がある。11月8日の投票日まで2週間あり、情勢が変動する可能性もある。
毎日新聞2016年10月26日 09時59分(最終更新 10月26日 10時11分)

3741チバQ:2016/10/27(木) 00:17:18
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1610260027.html
【米大統領選】崖っぷちのトランプ氏、「第三次世界大戦勃発」を警告 第二の故郷フロリダで闘志むき出し
10月26日 22:04産経新聞

 【サンフォード(フロリダ州)=加納宏幸】米大統領選(11月8日投開票)の共和党候補ドナルド・トランプ氏と民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官は25日、最大の「激戦州」、フロリダ州でそれぞれ遊説し、互いを批判し合った。特に、劣勢のトランプ氏にとり、自らの高級リゾートがあるフロリダ州は「第二の故郷」。クリントン政権下での「第三次世界大戦」勃発を警告し、闘志をむき出しにした。

 「今後2週間でフロリダ州で勝ち、ホワイトハウスを取り戻すぞ!」。フロリダ州サンフォードの空港で25日午後、自らの専用機から降り立ったトランプ氏がこう呼びかけると、観衆から歓声が上がった。

 トランプ氏はオバマ政権の肝いりで実現した医療保険制度改革(オバマケア)を集中的に批判した。共和党はオバマケアが雇用主の費用負担を増加させ、中小企業の経営を圧迫するとして反対してきた。

 米政府が24日、保険料が平均25%上がると発表したことを踏まえ、トランプ氏は「クリントン氏はオバマケアを2倍にも3倍にもしようとしている」と述べ、このまま民主党政権が続けば負担が増え続けると指摘。大統領就任後、ただちにオバマケアを廃止すると主張した。

 トランプ氏は25日、ロイター通信のインタビューで、クリントン氏がシリア上空に飛行禁止空域を設定すべきだと主張するなど、シリア情勢への関与を強めようとしていることについて、「クリントン氏の主張を聞いていたら、シリアをめぐって第三次世界大戦が起こる」と批判した。

 一方、26日に69歳の誕生日を迎えたクリントン氏もフロリダ州ココナツクリークで、聴衆の1日早い「ハッピー・バースデー」の歌に迎えられた。

 「誕生日のプレゼントをありがとう。先日の討論会も一足早い贈り物だった。トランプ氏の横で(3回で)4時間半の討論ができたのも私に大統領になるスタミナがある証拠よ」

 クリントン氏はトランプ氏から「スタミナがない」と指摘されたことを逆手に取り、討論会後のCNNテレビ世論調査で「3連敗」した同氏を当てこすった。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の情勢調査によると、クリントン氏は大統領選挙人の過半数を固めたものの、フロリダ州ではなお接戦を展開している。

3743チバQ:2016/10/27(木) 00:38:04
共和党のTPP推進派も次々と落選か

 トゥーミー、バー両候補はこれまで上院財政委員会のメンバーでした。同委員会はTPP(環太平洋経済連携協定)など通商法案を扱う委員会です。二人ともTPP支持派でした。アヨット氏らの落選はTPPの推進に大きな痛手になりそうです。

 他の共和党現職に目を移すと、マーク・カーク(イリノイ)、ロン・ジョンソン(ウィスコンシンの両候補も、世論調査の支持率で民主党の候補に10%前後リードされています。どちらもTPP推進派です。党関係者は二人とも落選する可能性が大と見ているようです。

 TPP反対を唱えてきた“クリントン大統領”と民主党が過半数を握る上院が誕生すればTPP批准はどうなるのか。米国によるTPP批准が大幅に遅れるのは間違いないでしょう。再交渉の話も出てくるでしょう。

 サバト教授の読みはこうです。「民主党はこの9議席のうち4議席を取るだけで、非改選議席と合わせて51議席(共和党49議席)を得られる。3議席取るだけでも50議席。対決法案の採決で50:50となっても副大統領が1票持っているから法案を可決できる」。

 特に、重要なのは最高裁判事をめぐる上院の承認です。リベラル派を推す民主党が過半数を取れば、最高裁のリベラル色を一気に強めることになります。

トランプの「わいせつ発言」、下院にも影響

下院はどうなると予想していますか。

高濱:共和党は第112議会(2011〜2013年)以降、下院で230〜40議席(総議席数は435)を堅持してきました。下院は予算に関する法案を先議する権限を有しています。オバマ政権は2013年以降、経済財政政策をめぐって、共和党が支配する下院に何度も煮え湯を飲まされてきました。民主党議員が増えれば、法人税減税や海外法人の売上高・資産への課税などで、どのような論議が繰り広げられるか、注目されるところです。

 選挙前の民主、共和両党の議席数は以下の通りです。11月8日には435の全議席(過半数218議席)が改選されます。

民主党 186議席
共和党 246議席
欠員 3議席
 民主党としては、クリントン圧勝のムードに便乗することで、共和党との議席差を縮めたい考えです。

 トランプ氏の「わいせつ発言」が露呈するまで各種世論調査は、共和党は下院ではかなり議席を減らすだろうが、引き続き過半数を制するとの予測で一致していました。ところが「わいせつ発言」以降、情勢は激変しました。

 世界の投資家が注目を集める予想会社「プリディクトワイズ」によれば、共和党が231〜240議席を取る確率は、「わいせつ発言」以前は46%(10月4日)でしたが、同発言後には31%(10月13日)に急降下しています。共和党は辛うじて過半数を維持することはできても、民主党との議席差が大きく縮まる可能性が出てきました。
("Overall House Control After 2016 Election," predictwise.com., 10/13/2016)

3744チバQ:2016/10/27(木) 00:38:23
共和党、下院でも20議席前後失う可能性

現段階で民主党は下院で何議席ぐらい取れそうですか。

高濱:前述のサバト教授はこう予想しています。共和党で「当選確実」の議席は204議席、「優勢」が11議席、「有力」が10議席で、合わせて225議席。一方の民主党は、「当選確実」が182議席、「優勢」が1議席、「有力」が10議席で、合わせて193議席。現時点で激戦を続けている「接戦区」は17議席です。

 ということは、共和党が「接戦区」すべてを落としても共和225議席、民主210議席で過半数は維持できます。民主党が下院を奪還するには、「接戦区」を全て取り、なおかつ共和党が「有力」としている10議席のうち8議席を取らなければなりません。ということは、共和党は惨敗したとしても、下院での過半数はなんとか維持できそうです。

止まらない主婦や若い女性の「共和党離れ」

トランプ氏は下院において、どの程度、共和党候補者たちの足を引っ張っているのでしょうか。

高濱:9月末の段階で共和党は「当選確実・優勢」議席が231議席と予想されていました。それが10月20日段階では225議席に減っています。

 例えば、筆者の住んでいるカリフォルニア州第10区の共和党候補のジェフ・デンハム氏(現職)、第49区のドレル・エイサ氏、第25区のスチーブ・ナイト氏らは9月末には「有力」でしたが、現在では民主党の対立候補と大接戦を演じています。

 デンハム陣営の運動員の一人は筆者にこう話しました。「『トランプと同じ党の候補は嫌だ』という共和党支持の中年主婦が増えている。若い女性は最初から振り向いてもくれない。民主党候補は『女性蔑視のトランプ=デンハム』という政治コマーシャルを連日流している。(トランプ氏の言動の)影響は州議会選の共和党候補にまで及んでいるらしいね」。

 大統領選、上下両院議員選、州知事選の投票日まで2週間を切りました。「トランプ現象」のあおりを受けて、2016年の選挙は議会の力学をも大きく変えそうです。

3745とはずがたり:2016/10/27(木) 13:06:09
石炭精錬所ってなんだ?製錬するのは鉄鉱石ちゃうの?
スズの精練所があると云う記述は見つけた。またビッツバーグはハイテク産業で復活してると云う記述も見かけた。

16年米大統領選
最後の攻防/3 ペンシルベニア 産炭地見捨てられ クリントン氏に怒り
http://mainichi.jp/articles/20161026/ddm/007/030/070000c
毎日新聞2016年10月26日 東京朝刊

支持率
クリントン氏46.4%
トランプ氏40.2%
※政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」より。25日現在

 米大統領選で民主党候補が6連勝中の東部ペンシルベニア州で、党籍を民主党から共和党へ変える有権者が急増している。ラストベルト(さびついた工業地帯)を象徴するこの州では化石燃料から再生可能エネルギーへの転換を訴える民主党候補ヒラリー・クリントン氏(69)への逆風が強い。

 今月14日夜、南西部ユニオンタウンの大学の講堂で開催された州下院選の候補者討論会。50人ほどの聴衆は全員が落ち着いた身なりの白人ばかり。司会者が締めくくりの質問として、大統領選で誰に投票するかと尋ねた。共和党のライアン・ワーナー氏は党候補のドナルド・トランプ氏(70)と答えたが、民主党のジェームズ・マリ氏は口ごもった。「ヒラリー、トランプ、互いに長所と短所がある。……もう少し考える時間がほしい」

 ユニオンタウンがあるフェイヤット郡一帯は、かつて製鉄業が盛んだったピッツバーグから車で1時間の山間部。製鉄に欠かせない石炭が豊富で、1950年代まで栄えたが、製鉄業の衰退に伴い活気は失われていった。郡の人口は減少傾向が続き、職を求める若者の流出も止まらない。

 郡歴史協会のクリスティーン・バカロウ会長(65)によると、炭鉱の白人労働者の組合運動が盛んだった名残で、一帯は伝統的に民主党の強固な地盤だった。それが今や、民主党員ですらクリントン支持を堂々と口にできないほど、見捨てられた産炭地に「怒りが充満している」という。

 有権者の怒りを買ったのは、クリントン氏の「大勢の鉱山労働者に今後、失業してもらう」という今年3月の発言だ。地球温暖化を懸念し、化石燃料依存からの脱却を訴える文脈での一言だったが、トランプ氏はこれに乗じて「私が当選したら鉄の街はよみがえる。鉱山労働者は再び炭鉱で働ける」と訴え、産炭地の民主党員の心をつかんでいった。

 トランプ氏は4月にあった州予備選を得票率57%で制し、フェイヤット郡での得票率は70%に達した。有権者数8万2654人の郡内で、今年1〜10月に民主から共和へと党籍変更したのは2131人に上った。逆に共和から民主への動きは約10分の1の220人にとどまっている。

 ピッツバーグにあった製鉄所はほとんどが取り壊されたが、国内最大の石炭精錬所は今も稼働している。そこで働く白人の男性工員(43)は党籍は民主党のまま、トランプ氏に投票するという。「組合は一応、民主党への投票を呼びかけている。でも職場の仲間はトランプ支持だ。誰だっていい年して職探しなどしたくはない」

 ペンシルベニアに割り当てられた選挙人は激戦州で2番目に多い20人。民主党の牙城を死守したいクリントン氏と、劣勢からの挽回の足がかりにしたいトランプ氏。22日には両候補が共に州内で遊説するニアミスもあった。【ユニオンタウン(東部ペンシルベニア州)で朴鐘珠】=つづく

ペンシルベニア州
有権者は民主党員416万人、共和党員324万人。前回2012年の選挙から民主党は11万人減ったが、共和党は11万人増えた。

3746チバQ:2016/10/27(木) 20:04:56
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161027-35091219-cnn-int
期日前投票を分析、激戦州でクリントン氏に勢い 米大統領選

CNN.co.jp 10/27(木) 11:54配信

ワシントン(CNN) 米大統領選挙の期日前投票で、民主党のヒラリー・クリントン候補が勝敗の鍵を握るとみられる複数の州で得票を伸ばしている。共和党候補に優位とみられてきたアリゾナ州は接戦の様相を呈してきた。

25日までに不在者投票や期日前投票を済ませた有権者は35州で730万人以上。前回2012年の同時期の状況と比較してCNNが分析した結果、ノースカロライナ、ネバダ、アリゾナの各州で民主党が前回よりも状況を改善させた。

一方、共和党はアイオワ州で前回に比べて状況が改善。フロリダ州では民主党が従来の共和党支持層に食い込んでいる。

激戦が予想される12州では460万人以上が投票した。このうちアリゾナ州は、民主党の得票が4116票差で共和党を上回る。4年前はこの時点で共和党に2万1179票の遅れを取っていた。

コロラド州も民主党が1万票以上の差を付けて共和党をリード。22日以来の得票差は2倍に増えた。2012年は共和党が約7600票上回っていた。

フロリダ州は共和党が1万8120票の差で上回るものの、11万3222票の差があった2008年に比べると大幅に後退した。クリントン陣営は同州でヒスパニック層への投票呼びかけに力を入れ、これまでに期日前投票を済ませた有権者にヒスパニック層が占める割合は、2008年の8%から今回は12%に増えている。加えて、白人有権者の投票率は82%から77%に減少している。

アイオワ州は民主党の得票が共和党を上回る状況が続く。ただし得票差は2012年に比べると縮小した。

先の週末から期日前投票が始まったネバダ州では民主党が前回よりもさらにリードを広げ、約1万5000票差で共和党を上回る。

ノースカロライナ州では民主党が登録有権者の数で10万人以上の差を付けて、前回よりも優位に展開。しかしクリントン氏が同州で勝利するためにはアフリカ系有権者の投票率を伸ばす必要がある。

共和党が地盤とするユタ州は前回、共和党が民主党に3万1000票差の差を付けていたが、今回の得票差は1万5843票に縮小した。

3747チバQ:2016/10/27(木) 20:06:02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161027-00000090-jij-n_ame
クリントン氏、共和牙城切り崩し=混乱封じへ「大勝」狙う-米大統領選

時事通信 10/27(木) 15:00配信

 米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(69)が、共和党のシンボルカラーから「赤い州」と呼ばれる同党の牙城の切り崩しに動き始めた。

 両党が毎回接戦を演じる「揺れる州」で優位に立ちつつあると判断したためだ。共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)が投票結果を受け入れない可能性を示唆する中、「大勝」を通じて選挙後の混乱を封じる狙いもある。

 20日、アリゾナ州の州都フェニックス。ホールを埋め尽くした聴衆の視線の先にいたのは、クリントン氏の「最強の応援弁士」といわれるミシェル・オバマ大統領夫人だった。ミシェル氏が「アリゾナは(民主党のシンボルカラーの)青い州に変わる」と奮起を呼び掛けると、聴衆から大歓声が起こった。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、約10ある「揺れる州」は19日の最後のテレビ討論会後、クリントン氏に傾きつつある。クリントン氏は26日時点でバージニア、ミネソタなど5州を確保。過半数に迫る252人の選挙人獲得にめどを付けている。

 そこで視野に入ってきたのがジョージア、ユタなど一部の「赤い州」の攻略だ。最大の標的が第2次大戦後、民主党が2回しか制したことがないアリゾナ州。クリントン氏は30超の事務所を設け、160人以上のスタッフを投入している。

 クリントン氏は先週、娘チェルシーさんや民主党の指名を争ったサンダース上院議員を応援に投入。その最後を国民の人気が高いミシェル夫人が飾った。

 20日の集会は会場前に入場を待つ人の長蛇の列ができ、最終的な聴衆は約7000人に達した。「トランプ氏が州内で開いた集会に匹敵する熱狂度」(地元ラジオ局記者)だった。 

 集会に参加した医師ジョシュア・ジャラッドさん(30)は「赤い州が青い州に変わろうとしている」と興奮気味に説明。元会社員のジョン・ケリーさん(68)は「歴史的な選挙だ。共和党員はトランプ氏を怖がっており、クリントン氏に投票してくれるかもしれない」と笑った。

 近くで開催中の「アリゾナ・ステート・フェア」では共和党員のマイク・ギアンブラさん(54)がホットドッグを焼いて売っていた。大統領選について尋ねると、声を潜めて「トランプ氏はほら吹きだ。私たちを戦争に引きずり込む」とささやき、「今回は投票を棄権する」と言い切った。

 州最大のアリゾナ・リパブリック紙は今回、1890年の創刊以来初めて共和党とたもとを分かち、クリントン氏支持を打ち出した。ただ、トランプ氏の支持者の反発も強く、同紙によれば、以来、購読の解約が相次ぎ、「お前たちは死ぬ。背後に気をつけろ」などの脅迫も寄せられている。(フェニックス=米アリゾナ州=時事)

3748チバQ:2016/10/27(木) 21:40:31
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161027X623.html
クリントン氏、再び過半数割れ=米大統領選
10:20時事通信

 【ワシントン時事】米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の26日時点の情勢分析によると、大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(69)が確保にめどをつけた選挙人は252人となり、勝敗ラインの270人を再び割り込んだ。

 激戦州ペンシルベニア州の情勢判断をクリントン氏優勢から接戦に切り替えたことに伴い、選挙人数を20人減少させた。

3749とはずがたり:2016/10/28(金) 00:48:48

【海外発!Breaking News】世も末の銃社会 12歳米少年「学校へ行け」とせかす母親に発砲
http://japan.techinsight.jp/2016/10/yokote201610141007.html
2016年10月14日 20:20 by Joy横手

午前1時「閉店の時間だ」に応じなかった客、用心棒に撃たれる 米・飲食店 で
http://www.excite.co.jp/News/world_clm/20161027/Techinsight_20161027_312532.html
TechinsightJapan 2016年10月27日 15時00分 (2016年10月27日 23時01分 更新)

3750チバQ:2016/10/28(金) 16:17:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161028-00000505-san-n_ame
新旧ファーストレディーが初登壇 クリントン氏とミシェル夫人「今こそ私達が仕事をするときだ」

産経新聞 10/28(金) 8:58配信

 【ワシントン=小雲規生】ミシェル・オバマ米大統領夫人は27日、ノースカロライナ州で開かれた政治集会で、民主党の大統領候補クリントン氏とともに登壇した。両者が同じ舞台に立つのは今回の選挙戦で初めて。ミシェル夫人はクリントン氏について「就任初日から最高司令官になる準備ができている」と称賛。「そんな人物が偶然にも女性だったということです」と付け加えて聴衆を沸かせた。

 ミシェル夫人はまた、クリントン氏がこれまでに多くの仕事を成し遂げてきたことに触れ、「今こそ私たちが仕事をするときだ」とクリントン氏への投票を呼びかけ。「クリントン氏が選挙で勝てなかったら、それは私たちの責任だ」と支持者を鼓舞した。

 さらにミシェル夫人はクリントン氏との共通点として、共にホワイトハウスで子供を育ててきたことを指摘。こうした経験を重ねれば「自分の子供の顔に米国のすべての子供の姿を重ねるようになる」と話し、クリントン氏の内面を代弁してみせた。

 演説のうまさや、明るく親しみやすい人柄で人気のミシェル夫人の応援には、クリントン氏の弱みである好感度の低さを覆す狙いがある。クリントン氏とオバマ大統領は2008年の民主党候補指名争いで激しく争い、一時は不仲も指摘されたが、両家の結束を示して選挙戦の最終盤を戦い抜く考えだ。

3751チバQ:2016/10/28(金) 16:17:54
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161028-00000034-jij-n_ame
旅客機が滑走路外れる=共和ペンス氏搭乗-米

時事通信 10/28(金) 9:48配信

【ニューヨーク時事】米大統領選の共和党副大統領候補、マイク・ペンス・インディアナ州知事を乗せた旅客機が27日夜、ニューヨークのラガーディア空港に着陸した際、滑走路から外れる事故があった。

 けが人はなかった。複数の米メディアが報じた。

 同機にはペンス氏と家族、選挙スタッフ、報道関係者らが乗っていたという。救助隊が現場で作業しているが、事故の詳しい状況は分かっていない。 (了)

3752チバQ:2016/10/28(金) 16:19:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161028-00000024-mai-n_ame
<米国>「ガラスの天井破り女性初の大統領」新旧夫人共演

毎日新聞 10/28(金) 10:49配信

 ◇オバマ大統領夫人がクリントン候補激励

 【ワシントン西田進一郎】ミシェル・オバマ米大統領夫人(52)は27日、大統領選の民主党ヒラリー・クリントン候補(69)の集会で演説に立った。ミシェルさんは「我々は、女性に敬意を表し、愛と尊敬に値する平等な人間だと子供たちに教える大統領が必要だ」と語り、女性蔑視発言などの共和党ドナルド・トランプ候補(70)を批判して、クリントン氏への投票を呼びかけた。今回の大統領選で2人の「ファーストレディー」が共演するのは初めて。

 ミシェルさんはクリントン氏の選挙CMに出演し、激戦州などで繰り返し応援演説に立っている。世論調査会社「ピュー・リサーチ・センター」の8月の調査によると、好感度は64%で、クリントン氏(39%)やトランプ氏(32%)を大きく上回る。群を抜く人気を誇るミシェルさんが、激戦州での勝利を目指すクリントン氏の終盤の「切り札」になっている形だ。

 現職の大統領夫人が後継候補の選挙活動に積極的に関わるのは前例のないことだが、ミシェルさんは「そうかもしれないが、今回が前例のない選挙であることも事実だ。だから来たのだ」と説明。今回の選挙を「共和党対民主党」にとどまらず、「子どもたちや国を形作る人を誰にするかを問うものだ」と意義付け、女性への対応や気質、「成熟」など大統領の必要要素を挙げて、クリントン氏がふさわしいと強調した。

 さらに「(米国は)ハワイから来た、シングルマザーの息子が大統領になれる国だ」とアフリカ系初のオバマ大統領の誕生に触れたうえで、「(両親が離婚し、親せきに預けられた)孤児の娘(であるクリントン氏)が、最も高くて硬い『(女性の昇進を阻む)ガラスの天井』を破り、大統領になれる国だ」と語りかけ、初の女性大統領を誕生させようと聴衆に呼びかけた。

3753チバQ:2016/10/28(金) 16:19:39
http://mainichi.jp/articles/20161028/ddm/007/030/115000c

16年米大統領選
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最後の攻防/5 アリゾナ 保守の牙城に異変 地元紙「反トランプ」決断



毎日新聞2016年10月28日 東京朝刊

 西部アリゾナ州で異変が起こっている。保守的な州の代表格だったが、共和党のドナルド・トランプ(70)と民主党ヒラリー・クリントン(69)の両候補の支持が拮抗(きっこう)する激戦州へと一変。自らの過激な言動が招いた結果とはいえ、トランプ氏は苦しい戦いが続く。
 トランプ氏にそっぽを向いた共和党支持者を象徴する存在が、州都フェニックスに本社を置く地元紙「アリゾナ・リパブリック」だ。1890年、共和党員を意味する「リパブリカン」の紙名で創刊された。

 編集局の一角の論説委員長室で、フィル・ボアス論説委員長(57)は身を乗り出し、こう語った。「創刊126年で初めて民主党候補を支持する。大きな決断だった」

 約1年前のこと。南部アラバマ州での集会で、トランプ氏の演説中に抗議した黒人男性に支持者が暴行し、トランプ氏が「つまみ出せ」と叫んだ。これをきっかけに、ボアス氏らはトランプ氏の大統領としての資質に疑問を抱き始め、社内で議論を重ねた。そして9月26日の両候補による第1回テレビ討論会後、社説でクリントン氏支持を打ち出した。

 ボアス氏は決断の理由を「トランプ氏は無責任で大統領にふさわしくない。『トランプ大統領』誕生を阻止できるのはクリントン氏だけだから」と明かし、こうも付け加えた。「アリゾナの人々は壁を造るのに反対だ」

 大統領選でアリゾナが注目されるようになった一因は、トランプ氏が「国境に壁を造る」と強硬な不法移民対策を訴えたからだ。だが、メキシコと国境を接するこの州では人口の約3割を中南米系が占め、不法移民も含めて農園や建設、サービス業などで貴重な労働力となっている。

 移民が特に多い州東南部トゥーソンに住む白人男性のスティーブ・オーエンさん(49)は「(賃金の安い)不法移民が減ると、食品などの価格が高くなる」と生活への影響を指摘し、包括的な移民制度の改革を訴えるクリントン氏を応援する。

 トランプ氏と党主流派との亀裂を象徴するのもアリゾナだ。

 2008年大統領選の党指名候補だったジョン・マケイン上院議員(80)は今回、党予備選中はトランプ氏を支持する考えを示していた。大統領選と同日に行われる州上院選で戦う民主党の女性候補、アン・カークパトリック氏(66)に「マケイン氏はトランプ氏支持と言っている」と攻撃されても、党の団結を優先し、支持する姿勢は揺るがなかった。

 だが、トランプ氏の女性蔑視発言で堪忍袋の緒が切れた。「スターなら女性は何でもやらせてくれる」という過去の発言が今月7日に報道されると、マケイン氏は「条件付きの支持さえ不可能」と完全に見限った。

 既成政治家やメディアを批判し、人気を集めてきたトランプ氏だが、保守派の牙城で払った代償は大きかったようだ。【フェニックス(米西部アリゾナ州)で田中義郎】=つづく


アリゾナ州

 米大統領選ではドワイト・アイゼンハワー元大統領が勝った1952年以降、共和党が15勝1敗と圧勝。民主党の唯一の勝者は96年のビル・クリントン元大統領だけ。

3754チバQ:2016/10/28(金) 16:20:34
http://mainichi.jp/articles/20161027/ddm/007/030/109000c

16年米大統領選
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最後の攻防/4 ネバダ 移民VS白人、最前線 反トランプ感情/雇用悪化不満



毎日新聞2016年10月27日 東京朝刊

 急増する中南米系の移民と、雇用悪化に不満を抱える労働者階級の白人。世界的な観光地ラスベガスで知られる西部ネバダ州は、民主党候補ヒラリー・クリントン氏(69)と共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)を支えるそれぞれの層がせめぎ合う最前線だ。


 「重要な選挙だ。ヒラリーに投票しよう」。両候補による最後のテレビ討論会当日の19日、ラスベガスの会場近くのトランプ氏が経営するホテル前で、約400人が抗議デモを開いた。待遇改善を訴える労働組合員やクリントン氏への投票を呼びかける人たちだ。

 投票を促す団体で働くケニア・モラレスさん(29)は、「ミス子豚」と書かれたたすきを掛けてこぶしを挙げていた。たすきの言葉は、トランプ氏がベネズエラ出身のミス・ユニバース優勝者を侮辱した発言を皮肉った。

 モラレスさんは3歳の時、家族でパラグアイから移住。今年5月、投票に必要な米国の市民権を申請した。「女性や移民を見下すトランプ氏の当選を阻止したい」と思ったためだが、州の有権者登録の締め切り(10月18日)までに取得が間に合わなかったという。

 今年1〜6月の州内の移民らによる市民権の申請は7169人で、前年同期の1・5倍になった。労組は有権者登録と共に市民権申請も支援。通常なら4〜6カ月で取得できるが、デモを主催した労組の広報担当のベサニー・カーンさんによると「反移民を掲げるトランプ氏への反発で申請が急増し、当局の処理に時間がかかっている」。移民らの「反トランプ感情」が強いがゆえに、モラレスさんのような皮肉なケースさえ生じている状態だ。

 共和党の地盤だったネバダだが1980年以降、中南米系の移民が3倍も増え、勢力図が変化した。一方で、州人口に占める割合が5割を切ろうとしている白人の危機感は強い。

 また観光業や娯楽産業に支えられるネバダは、2008年の金融危機以降も景気が低迷し、失業率が一貫して全米平均を上回る。逆に、大卒資格を持つ25歳以上の割合は22・5%と最も低い水準で、トランプ氏の支持層の傾向に重なる。

 ラスベガス近郊で5日にあったトランプ氏の集会には3000人以上が詰めかけ、立ち見客もあふれた。ほぼ白人ばかりの聴衆に向かい、トランプ氏は満足そうに語った。「すごい。誰も見たことがないムーブメントだ」

 CNNの調査では、「投票に熱狂的」と答えたのは、トランプ氏の支持者では57%に達し、クリントン氏の支持者の48%を大きく上回った。支持者の熱狂ぶりはトランプ氏の大きな武器だ。

 「選挙の不正対策はしているのか?」。18日、役場に有権者登録に来た建設業の白人男性、トーマス・デブリンさん(54)が職員に尋ねた。トランプ氏も有権者登録などでの「不正」を強調している。デブリンさんは10分以上、職員に対策を聞いた後、言った。

 「ヒラリーはまったく信用できない。この国を良くするのはトランプだ」【ラスベガス(米西部ネバダ州)で長野宏美】=つづく

3755チバQ:2016/10/31(月) 01:00:44
http://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20161029000.html
クリントン陣営、国務長官にバイデン氏起用検討=報道
10月29日 00:15ロイター

クリントン陣営、国務長官にバイデン氏起用検討=報道
 10月28日、クリントン陣営は選挙に勝利した場合、国務長官候補にバイデン副大統領を最有力視している。写真はペンシルベニア州で8月撮影(2016年 ロイター/Charles Mostoller)
(ロイター)
[ワシントン 28日 ロイター] - 米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏の陣営は、選挙に勝利した場合、新政権の国務長官候補としてバイデン副大統領を最有力視している。米メディア2社が報じた。

米政治専門サイト「ポリティコ」は27日夜、関係筋の話として、クリントン氏と同氏の政権移行チームが、バイデン氏をいかに説得し国務長官に就任させるか協議していると報じた。

NBCニュースもバイデン氏がクリントン氏の国務長官候補だと確認した。

バイデン氏は上院外交委員会の委員長を務めるなど、外交手腕に定評がある。

3756チバQ:2016/10/31(月) 01:04:58
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161029X010.html
オバマ氏、精力的に応援=支持率上昇で様変わり―米大統領選
10月29日 14:33時事通信

 【ワシントン時事】オバマ米大統領が大統領選で各地を遊説し、民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(69)を精力的に応援している。2年前の中間選挙では、不支持率が支持率を上回っていた大統領の応援を敬遠するムードが強かった。しかし、最近は支持率も安定して5割を超えており、投票日まで民主党支援に「全力で取り組む」と意気軒高だ。

 オバマ大統領は28日、フロリダ州オーランドで若い聴衆を前に演説した。オバマ政権の国務長官だったクリントン氏の仕事ぶりについて「毎日毎日懸命に働く」とアピール。特に若者が投票すれば「ヒラリーをホワイトハウスに送り込める」として、期日前投票所の場所まで紹介する念の入れようだった。

 フロリダでは大統領選と同じ日に投票がある上院議員選で、共和党大統領候補指名争いに出馬していたルビオ上院議員も戦っている。オバマ氏は演説で、クリントン氏だけでなく、ルビオ氏の対抗馬である民主党候補についても、かなりの時間を割いて支持を呼び掛けた。

 政治専門紙ザ・ヒルによると、バージニア大の調査では、オバマ政権下で民主党は上院で13議席、下院で69議席を失い、州議会では900議席以上減らしたという。大統領選でクリントン氏が勝ったとしても、上下両院選の結果次第で政権運営の円滑さには雲泥の差が出る。

 現在、両院を押さえる共和党はオバマ政権の主要政策にことごとく反対しており、大統領はここ数年、予算案の滞りによる政府閉鎖といった影響に苦しめられてきた。それだけに自分への安定した支持を武器に、今後も民主党の浮揚へ力を入れる方針だ。

 大統領は来週、投票まで1週間となる11月1日に、フロリダと並んで激戦州の中の激戦州といえるオハイオで、クリントン氏の応援演説に臨む。

3757チバQ:2016/10/31(月) 01:05:19
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161029X975.html
FBI、メール問題の捜査再開=クリントン氏に打撃―米大統領選
10月29日 14:42時事通信

FBI、メール問題の捜査再開
米連邦捜査局(FBI)は28日、ヒラリー・クリントン前国務長官(写真)が私用のメールアドレスを長官時代の公務に使っていた問題について、捜査を再開したと連邦議会に伝えた=米アイオワ州シーダーラピッズ【AFP=時事】
(時事通信)
 【ワシントン時事】米連邦捜査局(FBI)は28日、大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(69)が私用のメールアドレスを長官時代の公務に使っていた問題について、捜査を再開したと連邦議会に伝えた。関係者の訴追につながるかなど見通しは不明だが、大統領選の投開票を11月8日に控え、優位を維持してきたクリントン氏への打撃になるのは必至だ。

 FBIは7月、クリントン氏が当時やりとりしたメールを調べた結果、「極秘」を含む機密情報を「極めて不注意」に扱っていたことが判明したと批判。一方で「法に意図的に違反した明確な証拠はなかった」として、訴追を見送っていた。

 FBIのコミー長官は28日、問題を追及してきた共和党のチェイフェッツ下院監視・政府改革委員長らに書簡を送り、「FBIは別の事件を調べる中で、捜査に関わると思われるメールの存在を知った」と報告。「これらに機密が含まれていないか調べ、捜査に与える意義を評価するため、捜査上の必要な措置を取る」と説明した。

 ただ、コミー長官は「この素材が重要かどうかは評価できず、追加の作業を終えるのにどの程度の時間を要するかも予測できない」と付言した。投開票までに結論が出るかどうかは不透明で、有権者の間に根強いクリントン氏への不信が増幅する可能性もある。

 クリントン氏はアイオワ州で記者会見し、「今は生涯で最も重要な選挙の11日前で、(期日前)投票も進んでいる」と指摘。「国民は全ての事実を直ちに知る権利がある。遅滞のない説明が不可欠だ」と述べ、捜査情報を全面開示するようFBIに求めた。「新たなメールは7月の(不訴追の)結論を変えないと確信している」とも強調した。

 クリントン陣営のポデスタ選対本部長は、声明で「大統領選直前に、こうした動きが出るのは異常だ」と不快感を示した。

 共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)は、劣勢挽回へ攻撃を強めている。演説で「FBIが(不訴追という)恐ろしい過ちを正す勇気を持ったことに、大いに敬意を表する」と捜査再開を歓迎。「クリントン氏が犯罪の枠組みを大統領執務室に持ち込むのを許してはならない」と訴えた。

3758チバQ:2016/10/31(月) 01:07:36
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161030k0000m030106000c.html
<米大統領選>選挙最終盤に衝撃 クリントン氏、捜査再開
10月30日 01:04毎日新聞

 米連邦捜査局(FBI)のコミー長官は28日、民主党大統領候補のヒラリー・クリントン前国務長官(69)が在任時に私用メールアドレスで公務を行っていた問題で、新たな関連メールが見つかったため捜査を再開したと明らかにした。クリントン氏は訴追はないと主張するが、共和党のドナルド・トランプ候補(70)は批判を強化。投開票日を11日後に控えた最終盤で、クリントン氏が優勢だった流れが変わる可能性もある。【ワシントン西田進一郎、ロサンゼルス長野宏美】

 「7月の(訴追見送りとの)結論を変えるものではないと確信している」

 クリントン氏は28日夜、遊説先の中西部アイオワ州で緊急記者会見を開き、潔白を主張した。「我々の生涯で最も重要な選挙の11日前で、(期日前)投票も既に進行中だ」とも語り、FBIに捜査に関する情報を国民に公表するよう求めて数分間で打ち切った。

 クリントン氏にとり、メール問題は信頼性を疑われ支持率が下がる契機になった深刻な問題だ。コミー氏は今年7月、訴追に相当しないと司法省に勧告し、捜査は一度は終結していた。捜査再開に選対責任者のポデスタ氏は「大統領選直前に異常な動きだ」と不快感を示した。

 コミー氏の議会宛て書簡によると、再開の理由となったメールは、メール問題とは別件の捜査で見つかった。焦点は機密情報の有無だが現時点では「不明」で、訴追につながるかも分からない。

 米メディアによると、別件とは、クリントン氏の側近フーマ・アベディン氏の夫が、未成年者にわいせつなメッセージを送ったなどとするもの。夫婦の共有端末から問題のメールが見つかったという。

 大統領選の情勢は9月下旬以降、クリントン氏に少し傾きかけている。各種世論調査の平均支持率では、トランプ氏を5ポイント以上リード。当選に必要な選挙人の獲得見通しでも、複数の主要報道機関が「クリントン氏優勢」を予想する。

 劣勢のトランプ氏にとり、捜査再開は久々に得た「攻撃材料」だ。書簡送付が報じられた直後に東部ニューハンプシャー州で演説して捜査の再開を歓迎した。会場では「彼女(クリントン氏)を逮捕しろ」の大合唱の中、「ついに正義が行われる。(ニクソン大統領を辞任に追い込んだ)ウォーターゲート事件より重大だ」などと主張した。

3759チバQ:2016/10/31(月) 01:07:52
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161030k0000m030108000c.html
<米大統領選>上院選で共和守勢 トランプ氏への批判、逆風
10月30日 01:10毎日新聞

<米大統領選>上院選で共和守勢 トランプ氏への批判、逆風
米上院議会選挙開票予測
(毎日新聞)
 【ワシントン西田進一郎】11月8日の米大統領選と同時に行われる上下両院議員選で、2014年の中間選挙で共和党が確保した上院多数派の座を巡り、民主党との激戦が続いている。共和党は、大統領候補ドナルド・トランプ氏(70)の暴言やセクハラ疑惑への激しい批判を前に、守りの選挙を強いられている。

 上院(定数100、任期6年)は2年ごとに3分の1ずつ改選する。現在は共和党が54議席、民主党が46議席(無所属2を含む)。改選は民主党10議席、共和党24議席。民主党は5議席の上積みで多数派となる。

 政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると28日現在、民主党は11議席、共和党は17議席を獲得する見通し。非改選と合わせると民主党が47議席、共和党は47議席で、残る6州で議席獲得争いが続いている。

 上院には条約批准など、下院にはない権限がある。国論を二分する問題で論争を決着させ、社会のあり方を左右する連邦最高裁判所の判事の承認もその一つだ。大統領が指名する判事は長官を含め9人だが、保守派の代表格アントニン・スカリア判事が今年2月に死去し、現在は保守派とリベラル派が4人ずつだ。大統領と上院多数派が民主党になれば、9人目の新判事任命で最高裁のリベラル色を強める可能性がある。

 一方の共和党側。上院選候補にはトランプ氏を支持しない方針を表明したり、距離を置いて選挙活動をしたりする議員が多い。大統領選の党予備選で撤退した南部フロリダ州のマルコ・ルビオ上院議員(45)もその一人だ。

 15日に中部タンパで開かれた州共和党総会の夕食会でルビオ氏は30分以上も演説した。しかし、応援に駆けつけた副大統領候補で中西部インディアナ州のマイク・ペンス知事(57)は称賛したものの、トランプ氏には一言も触れなかった。

 共和党候補者らの状況について、アメリカン大公共政策学部のデビッド・ラブリン教授(米政治)は「トランプ氏を支持すれば穏健な支持者を遠ざけ、距離を置けば党の支持者からの批判を浴びる『板挟み』状態にある」と解説する。

 民主党は大統領候補ヒラリー・クリントン氏(69)やオバマ大統領が接戦州に入って応援を強化している。ラブリン教授は「多くの州が激戦で、投票当日の夜まで勝者は分からない」と指摘した。

 下院(定数435、任期2年)は現在、共和党246議席、民主党186議席(欠員3)。下院も民主党が議席を増やす見通しだが、共和党が多数派を維持する可能性が高い。

3760チバQ:2016/10/31(月) 01:08:08
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1610290041.html
【米大統領選】「オクトーバー・サプライズ」で勝敗左右? 「史上最低」の選挙さらに混沌 メール問題の捜査再開でクリントン氏優位揺らぐ可能性
10月29日 20:34産経新聞

 【ワシントン=小雲規生】米大統領選の民主党候補のヒラリー・クリントン氏の私的メールアカウント使用問題の捜査が再開され、選挙戦でのクリントン氏の優勢が揺らぐ可能性が出てきた。ただし共和党候補のドナルド・トランプ氏も度重なる問題発言で大統領としての資質を疑問視されており、信頼度の低さが際立つ両候補による「史上最低」の選挙戦は混乱の様相を深めている。

 連邦捜査局(FBI)は発見したメールの内容を明らかにしていないが、捜査再開がクリントン氏への根強い不信感を高めることは確実だ。捜査再開によってクリントン氏支持の有権者の足が投票所から遠のき、逆にトランプ氏の支持者を投票に駆り立てることは避けられず、激戦州の情勢を動かす可能性がある。

 過去の大統領選でも終盤戦での出来事が「オクトーバー・サプライズ(10月の驚き)」となって勝敗を揺るがした例がある。2012年には、ハリケーンへの適切な対応が現職のオバマ大統領の再選を後押ししたと指摘された。米紙ウォールストリート・ジャーナルは社説で「FBIのコミー長官はどういう内容かを知らせないまま、オクトーバー・サプライズを作り出した」とした。

 ただし有権者からの信頼度の低さはトランプ氏も同じだ。クリントン氏の弱点であるメール問題でも、ロシアに対しクリントン氏が消去したメールを公開するよう要請し、逆にクリントン陣営から「米国へのサイバー攻撃を呼びかけるのか」との批判を招いた。

 今回の捜査再開の結果は見通せないが、問題まみれの両候補による泥仕合がさらなる深みに陥ったことは間違いなく、米紙ワシントン・ポストは「まったくもって並外れた選挙戦だ」としている。

3761チバQ:2016/10/31(月) 01:18:18
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161031k0000m030097000c.html
<クリントン氏>私用メール捜査再開に猛反発
10月30日 21:17毎日新聞

<クリントン氏>私用メール捜査再開に猛反発
米人気歌手ジェニファー・ロペスさんらのコンサートで聴衆に支持を訴えるヒラリー・クリントン氏=米フロリダ州で29日、AP
(毎日新聞)
 【ワシントン西田進一郎】米大統領選の民主党、ヒラリー・クリントン候補(69)の私用メール問題で、米ワシントン・ポスト紙(電子版)などは29日、連邦捜査局(FBI)のコミー長官がFBIを所管する司法省高官らの反対を押し切って捜査再開を議会に報告したと報じた。投開票日直前の報告はクリントン氏優勢とみられる選挙情勢を変える可能性があり、クリントン氏側が猛反発している。

 ポスト紙によると、議会への報告前日の27日、コミー氏が捜査再開を議会に報告する意向であるとFBI当局者が司法省側に伝えた。これに対し、司法省高官らは「進行中の捜査についてはコメントしない」「選挙戦に影響を与えるとみられるような対応はしない」との立場を説明。だが、コミー氏は反対を踏まえたうえで、独自の決定として議会に報告することを決めたという。

 コミー氏はFBI職員への説明で、議会の公聴会で「宣誓」をしたうえで「捜査が完結した」と述べてきた以上、捜査に関連すると思われるメールの存在を把握したという最新の状況を知らせる義務を感じたなどと説明したという。

 過去の大統領選でも、投票直前の10月以降に選挙戦の情勢に大きな影響を与える出来事「オクトーバー・サプライズ」が起きたことがある。今回は、既に10月上旬に共和党ドナルド・トランプ候補(70)の過去の女性蔑視発言が暴露され、支持率などに大きな影響を与えた。今度は逆に、FBIの捜査再開報告というクリントン氏にとって悪い「オクトーバー・サプライズ」になる可能性がある。

 クリントン氏は29日に南部フロリダ州で演説し、「このようなことが起きるのはとても不思議なだけでなく、前例もなく、(国民を)ひどく困惑させるものだ」とコミー氏の対応を批判。FBIに詳しい説明をするよう求めた。一方、トランプ氏は西部コロラド州での集会で、クリントン氏を非難し、「最終的に正義が遂行されることを皆が強く望んでいる」などと述べ、さらにクリントン氏への批判を強める姿勢を鮮明にした。

 【ことば】クリントン氏のメール問題

 クリントン氏が国務長官の在任中に、私用アドレスで機密情報を含む公務上のメールをやりとりしていた問題。出馬表明の約1カ月前の2015年3月に発覚した。連邦捜査局(FBI)は16年7月、機密の取り扱いに不適切な点がなかったかクリントン氏から事情聴取。FBIは意図的な取り扱いの誤りや捜査妨害がないため犯罪として訴追するのは相当ではないと判断したが、コミー長官は「極めて不注意だった」と批判していた。米司法省はFBIの勧告を受け、捜査の終結を発表していた。

3762チバQ:2016/10/31(月) 01:19:49
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161031k0000m030098000c.html
<トランプ氏>新聞・テレビ批判をエスカレート
10月30日 21:20毎日新聞

<トランプ氏>新聞・テレビ批判をエスカレート
米コロラド州で開かれた選挙集会で演説するドナルド・トランプ氏=29日、AP
(毎日新聞)
 【ワシントン朴鐘珠】米大統領選で共和党のドナルド・トランプ候補(70)が主要紙やテレビへの批判をエスカレートさせている。民主党のヒラリー・クリントン候補(69)に肩入れした報道が大半を占め、不公平だという主張だ。ただ、ラジオやインターネットではむしろトランプ支持派の威勢がいい。メディアはトランプ氏の武器にもなっている。

 「うそっぱち」「とんま」「三流記者」「負け犬」……。トランプ氏は昼夜を問わずツイッターを更新し、自身に批判的な新聞社や記者を名指しで雑言を浴びせている。

 国内日刊紙の発行部数上位100紙中、クリントン氏支持を表明したのは55紙で、発行部数の合計は1282万部に上る。カリフォルニア大サンタバーバラ校などの調査によると、民主党寄りの新聞だけでなく、4年前の大統領選で共和党を支持した保守系の地方紙からも今回、クリントン氏支持への転向が相次いだ。

 一方、トランプ氏支持はネバダ州の地方紙1紙だけ。米国では新聞が社説で特定の候補者への支持を表明する慣例があり、クリントン氏に支持が偏ること自体には報道倫理上の問題はない。

 トランプ氏は、社説だけではなく一般記事でもトランプ氏の批判が多いと主張する。ボストン大ジャーナリズム学科のクリス・デーリー教授(62)は「看過できない問題を報じるのは記者の役目であり、不公平との指摘は正しくない。トランプ氏は逆にメディアを利用して選挙を戦い抜いてきた一面もある」と指摘する。

 当初は泡沫(ほうまつ)候補と見なされていたが、その過激な発言が連日報じられた。「トランプ氏なら演説を生中継するだけで視聴率が稼げる」(CNNテレビ記者)からだ。また、有権者の声が広がりやすいラジオとインターネットの世界ではトランプ氏に勢いがある。

 「ラジオで飛び交う言葉は建前ではなく本音だ。怒りの声を引き出し、庶民を連帯させる接着剤の働きがある」。そう語るのは全米38州で平日夜に4時間放送される保守系トーク番組の司会者、ダン・レイ氏(68)。番組に電話して政治への不満を吐き出すリスナーの多くは中間層以下の白人男性でトランプ氏の支持層に重なる。

 ネットではツイッターのフォロワー数がクリントン氏の1005万人に対し、トランプ氏は1280万人。トランプ氏は24日から、自身のフェイスブックでニュース番組に似せた独自の番組配信を始めた。主要メディアにそっぽを向かれた逆境はかえって、トランプ氏がヒール(悪役)という英雄像を演じるのに好都合な状況を生み出しているようだ。

3763チバQ:2016/10/31(月) 01:36:18
http://www.afpbb.com/articles/-/3106142?cx_part=txt_topics
2大政党候補だけではない、米大統領選の他の候補たち
2016年10月29日 15:41 発信地:ワシントンD.C./米国
【10月29日 AFP】来月8日投開票の米大統領選は同国の近代史上、最も不人気な2大政党候補2人による争いと言われているが、共和党候補のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏と民主党候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏の他にも候補がいる。

■ゲーリー・ジョンソン(Gary Johnson)氏(63、リバタリアン党、Libertarian Party)

「小さな政府」、減税、均衡のとれた国家予算、国外での軍事介入の抑制、社会的課題に対する自由主義的見解などを掲げるのが、リバタリアン党のジョンソン氏だ。さらに同氏は、大麻の使用を公言しており、さらに医療用・嗜好用大麻の合法化の判断は各州に任せれば良いという考えの持ち主でもある。米政治情報サイト「リアルクリア・ポリティクス(RealClearPolitics)」の最近の世論調査による支持率は、約6%となっている。

■ジル・スタイン(Jill Stein)氏(66、緑の党、Green Party)

 緑の党のジル・スタイン氏は医師だが、これまでのキャリアのほとんどを環境保護活動に費やしてきた。副大統領候補には人権活動家のアジャム・バラカ(Ajamu Baraka)氏を選んでいる。

 スタイン陣営は気候変動対策として、2030年までに100%クリーンな再生可能エネルギーへの転換を図るために「第2次世界大戦(World War II)と同規模の国家総動員を図る」ことを掲げている。また軍事費の削減や、すべての米国民が生活賃金をまかなえる雇用の創出、学生ローン債務をなくすことなどを掲げている。リアルクリア・ポリティクスの世論調査による支持率は2%にとどまっている。

■エバン・マクマリン(Evan McMullin)氏(40、無所属)

 政策通で知られるのが、米中央情報局(CIA)の元職員で、下院共和党のスタッフとして働いた経験も持つ、エバン・マクマリン氏だ。8月に大統領選出馬を表明した際は知名度は低かったが、無所属候補として「新しい保守運動」を掲げ、地元であり自らも信仰するモルモン教の拠点ユタ(Utah)州以外でも、主流候補2人に満足しない有権者の間で支持を広げてきた。

 特に伝統的に共和党が強い地元ユタ州では、州人口の60%を占めるモルモン教徒の間で共和党候補のトランプ氏の人気が極端に低く、マクマリン氏がトランプ氏を脅かす存在となっている。仮にユタ州でマクマリン氏が勝てば、かたくなに共和党を支持してきた同州で、1964年以降初めて共和党が負けることになる。(c)AFP

3764チバQ:2016/10/31(月) 17:46:40
http://jbbs.shitaraba.net/study/2246/

米大統領選、トランプ氏がクリントン氏に肉薄 フロリダでは逆転

AFP=時事 10/31(月) 7:52配信
【AFP=時事】米大統領選を9日後に控えた30日に公表された世論調査で、共和党候補のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏(70)が民主党候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏(69)を急速に追い上げていることが分かった。激戦州の一つフロリダ(Florida)州では、トランプ氏の支持率がクリントン氏を逆転した。クリントン氏をめぐっては米連邦捜査局(FBI)が国務長官在任中に公務で私用メールを使った問題の捜査を再開し、波紋が広がっている。

 米ABCニュース(ABC News)と米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)による最新の共同世論調査では、候補4人を対象とした支持率でクリントン氏の46%に対してトランプ氏45%と、クリントン氏のリードがわずか1ポイントにまで縮まった。

 またトランプ氏が大統領選を制するには絶対に負けられない州であるフロリダ州では、米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)とシエナ大学研究所(Siena College Research Institute)の共同世論調査でトランプ氏の支持率が46%と、クリントン氏の42%を上回った。前回はクリントン氏が1ポイントリードしていた。

 トランプ氏は「われわれは多くの世論調査でリードしている。しかも、多くは(クリントン氏に対する)犯罪捜査が発表された金曜日(28日)に先立って実施されたものだ」とツイッター(Twitter)に投稿した。

 一方のクリントン氏は30日、フロリダ州で支持拡大に向けて2日目の遊説を実施。前日にはマイアミ(Miami)で、私用メール問題をめぐり疑いのある新たなメールが見つかったとしてFBIが調査を再開したことに「非常に迷惑だ」と反発している。

 米政治情報サイト「リアルクリア・ポリティクス(RealClearPolitics)」による全米を対象とした最新の世論調査では、クリントン氏の支持率がトランプ氏を平均3.4ポイントリードしている。【翻訳編集】 AFPBB News

3765チバQ:2016/10/31(月) 17:55:25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161031-00000068-jij-n_ame
メール問題再燃、情勢不透明に=クリントン氏優位に変化か-米大統領選まで1週間

時事通信 10/31(月) 14:22配信

 【ワシントン時事】11月8日の米大統領選まで残り1週間となった。

 一時は民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(69)が優位を固めたとみられていたが、連邦捜査局(FBI)が投開票のわずか11日前にクリントン氏の私用メール問題に関する捜査再開を連邦議会に伝達。情勢は一気に不透明感を増している。

 共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)は10月30日、コロラド州で演説し、「ヒラリーは意図的に罪を犯した。腐敗を止める唯一の方法は(自分に)投票することだ」と攻勢を強めた。フロリダ州でマイクを握ったクリントン氏は「動揺してはならない。敵からどんな攻撃を受けても、判断を誤ってはならない」と防戦に回った。

 クリントン氏は10月中旬までに行われた計3回のテレビ討論会で3連勝の評価を勝ち取り、トランプ氏との支持率の差が一部世論調査では10ポイント以上に拡大。識者の間には決着はついたと断じる見方が広がっていた。しかし、内部告発サイトによる内部情報の暴露が続く中、支持率は再び下降を開始。それに追い打ちをかけるように飛び込んできたのが捜査再開のニュースだった。

 30日の時点では捜査再開の影響を完全に織り込んだ調査結果は発表されていない。しかし、捜査再開が判明した28日まで4日間行われた米紙ワシントン・ポストなどの調査(小政党2候補も質問に含む)では、クリントン氏46%、トランプ氏45%と、1ポイント差まで迫られている。

 30日発表の米紙ニューヨーク・タイムズの調査によれば、激戦州フロリダ州ではトランプ氏46%、クリントン氏42%と、トランプ氏がクリントン氏を逆転した。米メディアや研究機関は今のところクリントン氏勝利の公算が大きいと従来通りの見方を変えていないが、今後の展開次第で情勢が一変する可能性も否定できない。

 11月8日には大統領選に合わせ、新大統領の政権運営を大きく左右する議会選も行われる。これまでは、下院(定数435)で共和党が過半数を維持する一方、上院(同100)では民主党が多数を奪還すると予想する見方が強かったが、メール問題の再燃を受けてこちらも情勢が変わる可能性がある。 (了)

3766チバQ:2016/10/31(月) 23:15:28
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20161031-567-OYT1T50117.html
トランプ氏、支持率接近…1ポイント差の調査も
21:51読売新聞

 【ワシントン=尾関航也】米紙ワシントン・ポストとABCテレビは10月30日、米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏(69)と共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)の支持率が、1ポイントの僅差に縮まっていることを示す合同世論調査結果を発表した。

 米政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス(RCP)」の同日の調査ではクリントン氏の支持率は47・7%、トランプ氏は44・8%で2・9ポイントの差だった。

 連邦捜査局(FBI)はクリントン氏の新たなメール問題について捜査を始めており、投票日が迫る中、捜査の行方と選挙への影響が注目される。

 10月25〜28日に実施されたワシントン・ポストなどの全米調査によると、支持率はクリントン氏の46%に対し、トランプ氏は45%。第3党が擁立した候補者2人が計6%だった。

http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJB04T7KJB0UHBI00P.html
トランプ氏が猛追、民主党内に動揺 メール問題再燃で
20:46朝日新聞

 11月8日投開票の米大統領選で、連邦捜査局(FBI)が民主党候補クリントン氏(69)の私用メール問題の捜査再開を発表した問題をめぐり、劣勢だった共和党候補のトランプ氏(70)が猛攻撃している。一部の世論調査ではトランプ氏が猛追し、最終盤の情勢は不透明感を増している。

 トランプ氏は10月30日、ネバダ州などで演説し、捜査再開の公表は「とてつもない爆弾だ」と強調。クリントン氏が国務長官時代、機密情報を含む送受信に私用メールアドレスを使っていた問題について「クリントン氏の犯罪行為は意図的だ」と批判した。

 防戦を余儀なくされたクリントン氏は30日、激戦州フロリダで集会を開き、「敵が何を投げつけてこようとも、気を散らしてはいけない」と述べ、自身に投票するよう訴えかけた。

 ただ、民主党内では動揺が広がる。リード上院院内総務は30日、FBIのコミー長官宛てに書簡を出し、「明らかに片方の党に味方している」と批判、公職者が選挙結果に影響を与えることを禁止する「ハッチ法」違反だと抗議した。

3767チバQ:2016/11/01(火) 17:50:36
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6219433
米大統領選、クリントン氏がなお6Pリード 捜査再開の影響軽微

AFP=時事 11/1(火) 8:04配信
【AFP=時事】米大統領選の本選まで残り約1週間となった10月31日、最新世論調査の結果が発表され、私用メール問題で再捜査が決まった民主党候補ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官の支持率が、共和党候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏に対して引き続きリードしていることが明らかになった。

トランプ氏がすぐ背後に… クリントン氏、討論会での「奇行」語る

 NBCニュース(NBC News)と調査会社サーベイモンキー(SurveyMonkey)が全米を対象に行った合同世論調査によると、クリントン氏の支持率はおおむね先週と変わらず、6ポイントのリードを維持した。

 調査期間は10月24〜30日。連邦捜査局(FBI)のジェームズ・コミー(James Comey)長官は28日、クリントン氏による国務長官時代の私用メール問題の捜査に「関係する」可能性のある電子メールが新たに発見されたと発表したが、有権者に対してはほとんど影響を及ぼさなかった形だ。

 今回の世論調査の結果によると、候補4人を対象とした支持率では、クリントン氏の47%に対してトランプ氏が41%。リバタリアン党(Libertarian Party)のゲーリー・ジョンソン(Gary Johnson)氏は1ポイント落として6パーセント、緑の党(Green Party)のジル・スタイン(Jill Stein)氏は3%だった。

 一方、クリントン氏とトランプ氏だけを対象にした場合、クリントン氏は51%で、44%のトランプ氏を7ポイント引き離している。

 今回の調査では、有権者の間でFBI発表の受け止め方が分かれたことも明らかになった。議論すべき重要問題とみなす人が55%を占めた半面、44%は選挙戦の妨害に近いと考えていた。無党派層だけでみると、68%が重要問題としたのに対し、31%は妨げになると回答している。

 調査は投票を予定している有権者4万816人を対象にインターネット上で行われた。誤差の範囲はプラスマイナス1ポイント。【翻訳編集】 AFPBB News

3768チバQ:2016/11/01(火) 19:51:02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161031-00000090-mai-n_ame
<米大統領選>クリントン氏優勢 波乱含み、メール捜査再開

毎日新聞 10/31(月) 23:18配信

 ◇11月8日の投開票まで、残り1週間

 【ワシントン西田進一郎】米大統領選は11月8日の投開票まで残り1週間となり、民主党のヒラリー・クリントン候補(69)と共和党のドナルド・トランプ候補(70)は勝敗の鍵を握る激戦州を焦点に最後の追い込みに入った。世論調査の支持率は、9月下旬以降のテレビ討論会でクリントン氏が「3連勝」したことやトランプ氏の女性蔑視発言が暴露されたことなどを受け、クリントン氏が先行。ただ、クリントン氏の私用メール問題を巡る捜査の再開など最終盤まで波乱含みの展開が続いている。

 米政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が主要世論調査の平均値としてまとめた10月30日時点の支持率は、両候補の一騎打ちの場合にクリントン氏が47.1%、トランプ氏が42.5%で、差は4.6ポイント。9月下旬以降はじわじわ差が開いていたが、低下傾向にあったトランプ氏の支持率が底を打ち、再び縮まりつつある。ABCテレビなどが10月30日に発表した世論調査(25〜28日実施)では、その差は3ポイントだった。

 大統領選は全50州と首都ワシントン特別区に割り振られた選挙人計538人の過半数(270人)を獲得した候補が勝つ。州ごとの世論調査結果を基にした獲得予測では、クリントン氏が選挙人を263人まで積み上げ、過半数まであと7人。トランプ氏は164人にとどまっている。

 残るのは、激戦の8州とメーン州の1下院選挙区で、選挙人は計111人。8州では、南部フロリダ州(選挙人29人)がまったくの互角で、残る7州はクリントン氏が4州で先行するものの小差だ。トランプ氏が当選するためには、ほぼすべてで勝たなければならない。米紙ニューヨーク・タイムズは30日夜時点でクリントン氏が勝つ確率を90%とし、的中率の高さで知られるウェブサイト「ファイブサーティーエイト」は78.9%としている。

 ただ、クリントン氏優位の状況を変えかねないのが、連邦捜査局(FBI)のコミー長官がクリントン氏の私用メール問題を巡る捜査を再開したと議会に報告したことだ。ABCテレビなどが10月23日に発表した世論調査(20〜23日実施)では、差は12ポイントあったが、3ポイント差まで縮まっており、捜査再開が急激な支持率接近に影響した可能性がある。

 現時点では、FBIが把握していなかったメールを見つけたという段階だが、有権者には新たな疑惑が持ち上がったような印象を与える。このため、クリントン氏の陣営はコミー長官に、捜査について詳しく国民に説明するよう求めている。

 ノースカロライナ州立大のスティーブン・グリーン教授(政治学)は「メール問題の選挙への影響を語るのは時期尚早だ。メディアがメール問題に集中することはクリントン氏にとって良くないことだが、圧倒的多数の有権者にとって、クリントン氏やそのメール問題は既にこの選挙を考えるうえで織り込み済みだ」と話している。

3769チバQ:2016/11/01(火) 20:16:59
米大統領選 8日投開票、メール再捜査で激震 トランプ氏猛追1ポイント差

産経新聞 11/1(火) 7:55配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161101-00000059-san-n_ame

 【ワシントン=加納宏幸、小雲規生】米紙ワシントン・ポストとABCテレビが10月30日発表した共同世論調査で、大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)が民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(69)を1ポイント差の支持率で追っていることが分かった。米連邦捜査局(FBI)がクリントン氏の私用メール問題で捜査を再開した「オクトーバー・サプライズ(10月の驚き)」は劣勢にあったトランプ氏を勢いづかせている。

 世論調査によると、支持率はクリントン氏46%、トランプ氏45%。23日発表の調査ではクリントン氏のリードが12ポイントで、11月8日の投開票を前に最終盤でトランプ氏が猛追している。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による最近世論調査の支持率平均値は10月31日現在、トランプ氏が2・8ポイント差で追っており、17日時点の7・1ポイント差から縮まった。

 共同世論調査は25日からFBIが捜査再開を発表した28日に実施された。捜査の影響を28、29両日に調査した結果、480人のうち34%がクリントン氏に投票する可能性が「減った」と答えた。「変わらない」としたのは63%だった。

 米メディアによるとFBIは捜索令状を取得。メールに機密情報が含まれないか捜査を本格化させる。

 トランプ氏は私用メール問題をニクソン元大統領の辞任に至ったウォーターゲート事件になぞらえて攻勢を強めている。30日には激戦州であるネバダ州での集会で「クリントン氏の腐敗を打ち砕くには、投票するしかない」と訴えた。

 激戦州での期日前投票では、民主党支持者の出足が好調でクリントン氏が優位にあるとみられる。

 だが、大票田のフロリダ、オハイオ両州などは接戦になっており、各州・首都ワシントンに割り振られた選挙人を基本的に勝者が総取りする制度の下ではわずかな支持動向の変化が選挙全体の結果を大きく左右する。

 そのためクリントン陣営は投票日直前の捜査再開を非難するとともに、陣営の引き締めを図っている。

 クリントン氏を推す民主党のリード上院院内総務は30日、FBIのコミー長官に宛てた書簡で、捜査再開の発表が連邦政府職員の政治活動を禁じるハッチ法違反の可能性があると主張。同長官が「トランプ氏、同氏の最高顧問ら、ロシア政府の緊密な関係を示す爆発的な情報」を握っているとして、公表を求めた。

3770とはずがたり:2016/11/01(火) 20:45:46
>>3699>>3718 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1401097607/1529と割とトランプ勝利もあると思ってるけど,基本無責任大好きな俺は,普段ならトランプ当選楽しみにする所なんだけどトランプだけは流石に無責任に当選したら面白そうとは煽れない(;´Д`)

2016年 11月 1日 19:08 JST
コラム:米大統領選、世論調査を裏切る「大接戦」の可能性
http://jp.reuters.com/article/jackson-ipsos-idJPKBN12W3KS?sp=true
Chris Jackson and Julia Clark

[28日 ロイター] - 米大統領選挙の投票日が目前に迫り、ホワイトハウスを目指すレースはほぼ終わってしまったようにも見える。だが、その一方で、英国の欧州連合(EU)離脱の是非を決めた国民投票のように、事前の世論調査が現実の結果に裏切られるケースも増えている。

それは、性急な判断を下す前に、そうした調査における想定を何重にもわたって再チェックする必要があったからではないだろうか。ここでは、11月8日に予定される米大統領選挙について、そのような思考実験を行ってみたい。

2016年の大統領選は、誰が指名競争で勝利するにせよ、必ず接戦になるはずだった。民主党政権が8年間続いた後だけに、オバマ大統領の後継候補が誰であっても(実際にはヒラリー・クリントン氏が指名を獲得したが)、変化を求める世論という逆風を浴びる。

だが、オバマ大統領に対する支持率は50%を超えており、共和党候補のアドバンテージは小さく、逆転できないほどではない。

こうしたファンダメンタルズに着目する予測モデルは、選挙結果に関する限り、その的中率は約80%程度と、かなり高い。とはいえ、絶対に信頼できるというわけでもない。この場合、恐らく最も重要な点は、この予測モデルは実際に候補者が誰かを考慮に入れていないということだ。

共和党の大統領候補ドナルド・トランプ氏は、独特の選挙戦を繰り広げ、予測モデルの多くを修正してしまったようである。ここ数カ月の世論調査で、クリントン候補は4─6ポイントと比較的安定したリードを保っており、われわれの「ファンダメンタルズ・モデル」による予測、つまり「共和党の勝利」を覆してしまっている。

だが、この情勢は今後も続くのだろうか。クリントン氏による私用メールサーバー利用問題に関連して、新たなメールについてのFBIの捜査が29日に発表されたことが有権者に影響を及ぼすとすれば、なおさらである。

要するに、ファンダメンタルズから得られる結論と、現時点での世論調査が示唆する結果は、大きく矛盾している。どちらかが間違いになるのだから、ここでの仕事は、データ主導のわれわれの予測すべてを確認・検証することだ。

世論調査の結果は調査対象者を正確に描写しているのか、それとも選挙結果に影響を及ぼしかねない一部の有権者をシステム上、見落としてしまっているのか。

調査すべきエリアは主に2つだ。

第1に、調査においては、サンプルのなかでトランプ支持者を十分に拾いきれず、本来の姿以上にクリントン支持が多くなっているのではないか。この「見えないトランプ支持者」仮説は、トランプ支持者がわれわれの調査に回答していないだけであると想定する。

第2に、サンプルは妥当だが、トランプ支持者の一部は、質問されても自分が本当に支持している候補を表明することをためらう可能性がある、という仮説だ。

海外の調査会社は、世論調査の不正確さの原因の1つとして、無回答の多さを指摘している。つまり、ある種のグループ、たとえば英国のEU離脱(ブレグジット)を支持する有権者は、調査に回答する可能性が少ないなどだ。

2016年の米大統領選では、この「見えないトランプ支持者」現象が起きているのではなかろうか。米国の選挙の投票率が比較的低いことも、この潜在的な問題をさらにややこしくする。

米国の人口を正しく反映するサンプルが必要なだけでなく、投票率が50%だとすると、人口のどちらの半分が実際に投票するのかを正確に予想する必要がある。この問題を解決するために多くのアプローチが試されてきたが、われわれは比較的単純な方法を使っている。

この「見えないトランプ支持者」仮説が事実であるとすれば、2016年の世論調査における対象者は前回選挙の調査対象者と違って、ドナルド・トランプ氏の支持者が排除されているということになる。

3771とはずがたり:2016/11/01(火) 20:46:16

だが、それは事実ではない。

ロイター/イプソスが2012年の大統領選の際に行った世論調査は最終的な選挙結果を極めて正確に予測しており、そのため想定される有権者集団のベンチマークとして利用可能だ。この調査結果をベースとして、2012年10月の調査対象者(つまり投票する可能性の高い人)と、2016年10月の調査対象者を、投票の際の支持と強い相関関係を持つ複数の人口区分にわたって比較してみた。

このデータから見ると、世論調査の調査対象者は2012年からほぼ変化していない。人種・民族構成は安定している。学歴もほぼ一定だ。年齢も、2つの選挙世論調査のあいだで十分に相関している。これらを考え合わせると、われわれが現在行っている世論調査は、2012年の正確な世論調査の際に見られたものと実質的に同じ調査対象者数を捉えているものと思われる。

いずれにせよ今年の世論調査では、高齢者層においてはトランプがやや有利という結果が出ている。最近の世論調査におけるトランプ氏の劣勢に、「無回答」が大きな影響を与えているようには見えない。

それでは、トランプ氏は「ポリティカル・コレクトネス」の犠牲者なのだろうか。

トランプ氏や彼の支持者、そして複数の選挙評論家が、トランプ劣勢の原因の一端は、ポリティカル・コレクトネス、あるいは「社会的望ましさによるバイアス」にあると述べている。

一部の人々は実際のところ、トランプ氏を支持しているのだが、世論調査で表明することは体裁が悪いなど、何かしら気が進まないために、それを認めようとしていない、という考え方だ。

複数の研究がこの点に注目しているが、結論は、「その通り、オンライン世論調査では直接インタビュアーが介在しないからトランプ氏が強くなる」から「それは違う。質問方法を変えても、人々が示すトランプ氏支持の水準は変わらない」まで、バラバラである。

われわれは、仮に「社会的望ましさ」という要因があるとしても、その影響は小さいと感じている。ロイター/イプソス調査はオンラインで実施されており、インタビュアーの介在による影響を受けていないのだから、なおさらである。

もっと可能性が高いのは、通常であれば共和党に投票するが、トランプ氏支持に踏み切れない有権者層がある、ということだ。トランプ氏の人気度は、現代の大統領選における世論調査のなかでも最低であり、同氏への嫌悪感は民主党支持者に限定されない。

「2016年の大統領選挙の投票日が今日だったら、トランプ候補とクリントン候補のどちらに投票するか」という設問に対する回答を額面通りに出発点とするならば、10月に行われたロイター/イプソス調査で対象とした有権者において、クリントン氏は6ポイントのリードを保っている。

だが、大統領選での投票に関する質問に対し「決めていない」「第3党に投票する」「投票に行かない」と答えた有権者が約20%いる。つまり、投票所に足を運ぶ可能性が非常に高いものの、(支持する候補者がいるとしても)投票先を明らかにしていない有権者が、かなりの数だけ存在している。

3772とはずがたり:2016/11/01(火) 20:46:27
>>3770-3772
このグループについて想定される投票行動を理解するため、いくつか別のツールを用いてみた。

まず、「どうしても選ばなければならないとしたら、どちらを選ぶか」という「プッシュ」型の質問をすると、態度未決定の有権者の約5分の1は、いずれかの候補者を選んだが、クリントン氏とトランプ氏に均等に分かれるようである。それでも、有権者の投票先選択のうち15%はまだ不透明なままだ。

われわれはここから彼らの行動を導き出さなければならない。他の研究から、投票における嗜好を決定する主な要因が2つあることが分かっている。1つは回答者の支持政党(民主党、共和党、無所属)、もう1つはそして現職の大統領に対する感情である。ロイター/イプソス調査では、支持政党とオバマ大統領に対する支持についても質問しているので、この2つの情報は手元にある。この情報と「プッシュ」型の質問を組み合わせると、態度が読めない有権者は1%も残らない。

データによれば、このように投票に関する基本的な質問と「プッシュ」質問双方の結果を複合すると、クリントン氏の6ポイントというリードが確かなものであることを示している。2つめのデータポイントは、2つの質問の組み合わせと、残りの態度未決定の有権者について導き出された支持を合わせた得票である。ここでは、クリントン氏のリードは3ポイントに縮小する。

明らかに、態度未決定の有権者は今回の選挙に大きな影響を与える可能性がある。

クリントン氏のリードは十分に大きく、仮に、極端な仮定ではあるが、態度未決定の有権者が皆投票に行き、2対1の割合でトランプ氏に投票したとしても、クリントン氏が一般投票で勝利を収めるだろう。

だがこうした浮動票は、世論調査におけるトランプ氏とクリントン氏の差がはるかに接近しているいくつかの激戦州(フロリダ、アイオワ、オハイオなど)では、もっと大きな差を生み出す可能性がある。

楽勝ムードなど、とんでもない。今回の選挙は、見た目よりも接戦なのである。

3773チバQ:2016/11/01(火) 22:01:28
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1611010035.html
【米大統領選】投票日直前に新たなメールの存在公開はなぜ? FBIの判断に広がる疑問、司法省も厳しく批判
19:04産経新聞

 【ワシントン=小雲規生】米大統領選の民主党候補、ヒラリー・クリントン氏の私的メールアカウント問題に対する連邦捜査局(FBI)の捜査再開をめぐり、FBIのジェームズ・コミー長官が投票日直前に新たなメールの存在を公開したことに対して司法省が疑問を呈している。司法省とFBIの間では、クリントン氏に関連する他の捜査でも摩擦があったといい、両者の複雑な関係にも注目が集まっている。

 「重大な結果を招きうる重大な間違いだ」

 オバマ政権下で司法長官を務めたエリック・ホルダー氏は10月30日、米紙ワシントン・ポスト(電子版)への寄稿でコミー氏の判断を厳しく批判した。司法当局には、選挙の投票日が近づく中で選挙結果に影響を与える行為はとらないという慣例があるためだ。

 コミー氏を批判するのは民主党関係者だけではない。ブッシュ前政権下の司法長官、アルベルト・ゴンザレス氏は31日、CNNテレビのインタビューで「有権者が不完全かもしれない情報に左右される」としてコミー氏の判断を疑問視した。

 新たなメールが見つかった発端は、9月下旬に明らかになった、アンソニー・ウィーナー元下院議員が未成年女性に性的なメールを送ったとされる問題だ。ウィーナー氏はクリントン氏の最側近のフマ・アベディン氏の夫で、夫妻共有のノートパソコンにあった65万通のメールのうち数千通がクリントン氏の私的アカウントと関連がある可能性がある。FBI本部は10月初めに報告を受けたという。

 31日付のウォールストリート・ジャーナル紙によると、司法省はコミー氏が28日に新メールの存在を議会に通告する前から慣例に反すると警告していた。

 また、司法省はこれ以前にもクリントン財団の「口利き疑惑」について、FBIに積極捜査を認めるだけの証拠がないとしていたが、FBIからは不満の声が出ていたという。

 FBIはこのほか、クリントン家と近いことで知られるテリー・マコーリフ・バージニア州知事の選挙資金についても捜査。マコーリフ氏の政治団体が、FBIのアンドリュー・マッケイブ副長官の妻が州議会選挙に出馬した際に政治献金していたことも明らかになっている。

 コミー氏は議会あての書簡を出した理由について、7月に私的メールアカウント問題の捜査を終えたと証言したことを補足するためだと説明している。しかし、司法省の反対を押し切った背景には、クリントン氏と周辺に対する捜査をめぐる司法省との複雑な関係があるともいえそうだ。

3774とはずがたり:2016/11/02(水) 12:13:15
上院で民主党を圧勝,少なくとも共和党を過半数割れ,させてトランプ大統領ってのも米国の民意としては見識なのかも。
併しトランプが大統領になったら覇権国家としての米国は終了確定で,米国が終了したら次は中国が覇権を握ることが濃厚なんで日本としては直接被害を蒙る事になる訳だ。"西側の価値観"が脆くも崩れ去る日が近いのかも知れない。日米欧は中国・ロシアなど新興国の論理が主軸になる中,辺境としての黄昏を生きることになるのかも知れない。
インドぐらいは取り込まないと質ではなく量的な成長余力で太刀打ち出来ないけど。。

米大統領選、トランプ氏支持率がクリントン氏を逆転=WP/ABC
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20161102/Reuters_newsml_KBN12W55M.html
ロイター 2016年11月2日 07時21分 (2016年11月2日 12時06分 更新)

[1日 ロイター] - 米ワシントン・ポスト(WP)/ABCの最新の世論調査によると、米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏と民主党候補ヒラリー・クリントン氏の支持率が逆転した。
10月27日─30日に実施された調査によると、トランプ氏の支持率が46%、クリントン氏は45%でわずかながらトランプ氏が上回った。

クリントン陣営、FBI長官に圧力 「トランプ氏情報も公表を」
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20161102/Reuters_newsml_KBN12W4HS.html
ロイター 2016年11月2日 00時57分 (2016年11月2日 05時06分 更新)

[ホワイトプレインズ(米ニューヨーク州) 1日 ロイター] - 米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏の陣営は1日、同候補のメール問題をめぐり不十分な情報を公表するのであれば、共和党候補ドナルド・トランプ氏に関する情報も公開すべきとし、コミー米連邦捜査局(FBI)長官への圧力を強めた。
コミー長官は前週末、クリントン氏が国務長官時代に私用メールを使用していた問題に絡み、新たに浮上した電子メールについて捜査を再開する方針を発表。ただ、これらのメールがどの程度の重要性を持つかどうかは不明とした。
大統領選の投票日が1週間後に迫る中、クリントン陣営が火消しに追われる一方、トランプ氏は同問題の再燃を追い風にクリントン候補への攻勢を強めている。
クリントン陣営の選対責任者ロビー・ムック氏はCNNに対し、ロシア政府による米大統領選への干渉や同政府とトランプ氏および同氏の側近との関係に関する調査について、「コミー長官が大統領候補の調査に関する情報を公表する責務を担っているのなら、トランプ氏に関する情報もすべて公開すべきだ。トランプ氏とロシアの関係に関する情報を公表すべきだ」と語った。
米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)は前日、捜査当局がロシアによる米大統領選およびトランプ氏と同氏の側近との関係について調査を進めているが、決定的な証拠は明らかになっていないと報じた。民主党全国委員会(DNC)などに対するハッカー攻撃について、米政府はロシアの関与を指摘している。

3775とはずがたり:2016/11/02(水) 17:47:43

アメリカに存在するクレイジーな州法13選
謎しかない
https://www.buzzfeed.com/kylaryan/usa-crazy-laws?utm_term=.gvV4zyYrd6#.icJDVyL2Yw
posted on 2016/11/02 12:11
Kyla Ryan
カイラ ライアン BuzzFeed Staff, Japan

昔、何らかの事情で出来た州の法律。
ほとんど施行はされてないけど、確かに今も存在している。

1. フライドチキンは手で食べなければならない
ジョージア州。フォークやナイフは使っちゃいけないのね…

2. Netflixのパスワードを共有してはならない
テネシー州。ケチってないで自分のアカウントを作れっていうこと。

3. 魚を酔っ払わせてはならない
オハイオ州。酔っ払った魚ってどうなるんだろ…

4. 占い師に宝のある場所を教えてはならない
ペンシルベニア州。占い師は場所を聞かなくても超能力でわかる。

5. ロバはお風呂で寝てはならない
アリゾナ州。ロバをお風呂で寝させる人っているの?

6. 22時以降、スリッパを履いてはならない
ニューヨーク州。これ誰も守ってないんじゃ…

7. 写真を撮るために寝てるクマを起こしてはならない
アラスカ州。寝てるクマを起こす勇者を逆に見てみたい。

8. 高速道路でラクダに乗ってはならない
ネバダ州。いろんな意味で警察に止められる。

9. 女性は入れ歯をするためには夫から文書で許可をもらわなければならない

バーモント州。こんな差別的なものもある。
10. ニンニクを食べてから4時間以内は公共交通機関を利用してはならない
インディアナ州。これはわからなくもない。

11. 石鹸を盗んで見つかったら、その石鹸を使い切るまで身体を洗わなければならない
アリゾナ州。何時間のシャワーになるんだ。

12. 正式にピクルスと認めるためには、落とした時に弾むものでなければならない
コネチカット州。ピクルスって弾むんだ(驚

13. 偽ヒゲを付けて教会にいる人を笑わせてはならない
アラバマ州。教会でなければいいということ。

3776チバQ:2016/11/02(水) 20:06:01
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1611010045.html
【米大統領選】今後の流れ 2州除き1位候補が選挙人総取り、来年1月に次期正副大統領を正式決定
11月01日 22:19産経新聞

【米大統領選】今後の流れ 2州除き1位候補が選挙人総取り、来年1月に次期正副大統領を正式決定
(産経新聞)
 米大統領選は11月8日投開票の本選で有権者の一般投票が実施され、全米50州と首都ワシントン(コロンビア特別区)に配分された選挙人計538人の過半数270人を獲得した候補が当選し、来年1月20日、第45代大統領に就任する。

 選挙人は連邦上下両院議員の合計議席と同数が各州に割り振られ、ワシントンには3人が配分される。投票は、一般投票で有権者が各州の選挙人を選出する間接投票の形をとるが、投票用紙には候補者本人の名前が書かれており、事実上の直接投票となっている。

 メーン、ネブラスカ両州を除く各州・特別区の一般投票の得票1位の候補がそれぞれの州の選挙人を総取りする。その後、形式的手続きとして、選挙人は12月19日、各州で選挙人投票を実施。その結果はワシントンに送られ、来年1月6日、上下両院合同会議で開票され、次期正副大統領が正式決定される。

3777チバQ:2016/11/02(水) 20:22:35
http://mainichi.jp/articles/20161103/k00/00m/030/063000c
米大統領選
両候補、激戦州奔走 支持率差縮まる

毎日新聞2016年11月2日 20時03分(最終更新 11月2日 20時20分)
 米大統領選投開票日を1週間後の8日に控え、民主党のヒラリー・クリントン(69)、共和党のドナルド・トランプ(70)の両候補は1日、激戦州で支持取り付けに奔走した。

 「(トランプ氏について)良い点を全く思いつかない」と、クリントン氏は南部フロリダ州で発言。一方、トランプ氏は東部ペンシルベニア州で、オバマ政権最大の実績とされる医療保険制度(オバマケア)を批判。「廃止にしなければ、米国の医療保険制度を永遠に損なってしまう」と主張した。

 米政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が主要世論調査の平均値をまとめた2日時点の支持率は、クリントン氏が47.2%、トランプ氏が45.5%。10月30日には4.3ポイントだった差が、1.7ポイントまで縮まった。【大前仁】

3778チバQ:2016/11/03(木) 08:20:16
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1611030014.html
【米大統領選】あと1週間 共和党の多数派維持が焦点 上院で民主逆転の目 不透明感も
00:19産経新聞

 【ワシントン=小雲規生】米大統領選の投開票が行われる8日は、上下両院の議会選と知事選も同時に実施される。焦点は上院(定数100)で、共和党が多数を維持できるかどうかに注目が集まる。共和党の改選議席は民主党を大幅に上回り、民主党には逆転の好機だが、民主党の大統領候補、ヒラリー・クリントン氏(69)に対する土壇場での逆風が議会選にも影響するとの見方も広がっている。

 上院は現在、共和党が54議席、民主党が46議席。しかし、共和党は6年前の中間選挙で躍進したため、今年の改選議席は24と多く、民主党(10)を大きく上回る。大統領候補のドナルド・トランプ氏(70)が負けた場合、共和党が過半数を維持するには計34の改選議席中21議席を確保しなければならない。

 ここまでの選挙戦で、共和党の大統領候補指名争いでトランプ氏に惨敗したルビオ上院議員(フロリダ州)や、トランプ氏の安全保障政策を厳しく批判してきたマケイン上院議員(アリゾナ州)ら大物は優勢に戦いを進めている。

 米メディアなどの分析によると、共和党は現時点で17議席を確保したとみられるが、過半数維持にはさらに4議席の上乗せが必要だ。

 接戦とされるのは、ネバダ、インディアナ、ペンシルベニア、ノースカロライナ、ニューハンプシャー、ミズーリの6州。これらの州は大統領選でも重要な州が多く、民主党はクリントン氏や夫のビル・クリントン元大統領、オバマ大統領らを投入し、上院の過半数奪還に懸命だ。

 ただし、米連邦捜査局(FBI)がクリントン氏の私的メールアカウント問題の捜査を再開したことは、クリントン氏だけでなく民主党全体の印象を悪化させている。捜査再開がもたらす「民主党離れ」の動きは、大統領選よりも議会選に影響するとの見方が多く、情勢は予断を許さない。

 一方、全議席が改選される下院(定数435)はすでに共和党が過半数の220議席超を確保したとみられるものの、現状の246議席からは減らしそうだ。また、12州で行われる知事選では共和党が3州、民主党が4州で優勢で、残りの5州が接戦となっている。

3779チバQ:2016/11/03(木) 21:12:17
http://www.sankei.com/world/news/161103/wor1611030049-n1.html
2016.11.3 18:19
【米大統領選】
ロイター調査ではクリントン氏がなお6Pリード リアル・クリア・ポリティクスは2P差
【ワシントン=加納宏幸】ロイター通信は2日、米大統領選の民主党候補、ヒラリー・クリントン前国務長官(69)の私用メール問題で米連邦捜査局(FBI)が捜査再開を公表した10月28日から11月1日に実施した世論調査の結果を発表した。クリントン氏の支持率が45%で共和党候補、ドナルド・トランプ氏(70)の39%を6ポイントリード。公表前日に発表された差と変化はなかった。

 期日前投票などを済ませたか、投票予定の有権者1772人が回答。リバタリアン党と緑の党の候補を加えた4候補を対象にした調査では、クリントン氏(45%)がトランプ氏(37%)を8ポイント上回った。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による最近の支持率平均値では、クリントン氏をトランプ氏が追い上げており、2ポイント以内の差に収まっている。

3780チバQ:2016/11/04(金) 21:31:33
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161104k0000m030063000c.html
<米大統領選>終盤デッドヒート…トランプ氏が猛追
11月03日 21:57毎日新聞

 【ロサンゼルス長野宏美】8日投開票の米大統領選挙まで1週間を切り、共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)と民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(69)がデッドヒートを繰り広げている。トランプ氏が急激に追い上げ民主党地盤へ切り込む中、クリントン陣営はオバマ大統領らが応援に入る総力戦で逃げ切りを図る。

 「この社会の運命は、あなたたちの肩にかかる」。オバマ氏は2日、黒人や若者が多い南部ノースカロライナ州の集会でクリントン氏支持を呼びかけた。オバマ氏は先にラジオのインタビューで黒人の投票は「それほど堅実でない」と懸念を示していた。

 ニューヨーク・タイムズ紙によると、2008年と12年にオバマ大統領の勝利を後押しした黒人の期日前投票が伸び悩んでいる。ノースカロライナ州では12年に比べ、黒人の投票は16ポイント減少。逆にトランプ氏の支持層でもある白人は15ポイント上がった。南部フロリダ州でも黒人の期日前投票は12年は全体の25%を占めたが、今回は15%。オバマ氏は1日から4日連続で両州や中西部オハイオ州を回り黒人票の掘り起こしを狙う。

 米政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の世論調査を基にした10月25日段階の情勢分析では、クリントン氏は当選に必要な選挙人270人を超える見通しで、トランプ氏は126人。だが、その3日後、連邦捜査局(FBI)はクリントン氏が公務で私用メールを使用し機密保持の問題が生じた疑惑で、捜査の再開を表明。形勢は変わった。

 今月3日現在、クリントン氏が優勢だった東部ペンシルベニア州や南部バージニア州が接戦になり、選挙人獲得予測数はクリントン氏が226人、トランプ氏が180人と差は大きく縮まった。両候補の一騎打ちを想定した支持率の平均値もクリントン氏のリードは1.7ポイント差で接戦だ。

 クリントン氏はフロリダ州の集会で1日、トランプ氏から侮辱されたミス・ユニバース優勝者と登壇。トランプ氏の女性問題に焦点を移そうとしている。さらに、バイデン副大統領や、予備選で若者の人気を集めたバーニー・サンダース上院議員、夫のビル元大統領らも応援に投入。一方、女性蔑視発言で党が距離を置くトランプ氏。逆転には大半の激戦州を制し、民主党の地盤の一部を切り崩す必要もある。この数日は中西部ミシガン州やウィスコンシン州、ペンシルベニア州に入り、攻勢をかけている。

3781チバQ:2016/11/04(金) 21:36:21
http://www.sankei.com/world/news/161102/wor1611020017-n1.html
2016.11.2 15:20
【2016米大統領選 大荒れの最終盤(上)】
メール問題の捜査再開でクリントン氏苦境 「事件になるような行為はない」…資質強調、弁明5分だけ

 米大統領選の投開票(8日)まで1週間。民主党候補のヒラリー・クリントン氏(69)は最終盤の選挙戦で、米連邦捜査局(FBI)が国務長官時代の私的メール問題への捜査を再開するという波乱に揺さぶられている。クリントン氏は、10月19日の第3回テレビ討論会後、選挙の行方を左右するオハイオ州で2度の遊説を行うなど、同州の確保に躍起だ。

 「FBIは同じ結論に達する。事件になるような行為はない」

 10月31日。クリントン氏は州北部クリーブランド郊外での演説の冒頭、FBIによる捜査再開について支持者に弁明を強いられた。

 しかし、約30分にわたった演説のうち、残りの25分は圧倒的な信認を得ている外交政策に割き、大統領としての資質をアピール。共和党のドナルド・トランプ候補(70)を「現実の核戦争の可能性すら気にかけていないようだ」とこき下ろし、「ロシア政府とのつながりを即刻公表せよ」と要求した。両手の指を胸の前で組み、期日前投票で自身に票を入れるよう訴える姿には焦燥感もにじむ。

 オハイオ州は大統領選にとって特別な州だ。1948年以降17回の大統領選で同州で勝利した候補者が大統領になれなかったのは60年の一度しかない。

 だが、自動車や鉄鋼が主要産業の同州では、ビル・クリントン元大統領やオバマ大統領が重視する自由貿易政策が地域を衰退させたとの不満が大きく、クリントン氏は世論調査でトランプ氏にリードを許す。

 このため、クリントン氏は劣勢を覆そうと懸命だ。21日にも第3回討論会後初の遊説先としてオハイオ州に入り、クリーブランド市内での集会で「あなたが知っている全ての人に、私は全ての米国人のための大統領になりたいのだと伝えてほしい」と、トランプ氏の支持者取り込みを念頭に聴衆に働きかけた。演説後には約20分かけて、聴衆との握手やスマートフォンでの「自撮り」に応じた。

 クリントン氏に憧れ交じりの視線を注いでいたマリー・マッカースランドさん(26)は「集会に参加するのはこれで4度目。女性の人工妊娠中絶の権利を守ろうとしていることが支持する最大の理由です」と話す。圧倒的な支持基盤である女性が、逆風の中でもクリントン氏を後押しすることは間違いない。

 ただし聴衆の間には冷静な視線もある。娘と一緒に集会に参加したキース・ピーターソンさん(53)は「4年前のオバマ大統領の集会では、演説の全ての言葉に全ての聴衆が熱狂した。それに比べると、今回の盛り上がりは今ひとつかな」と言うと、足早に会場を立ち去った。 (クリーブランド 小雲規生)

3782チバQ:2016/11/04(金) 21:37:03
http://www.sankei.com/world/news/161103/wor1611030029-n1.html
2016.11.3 14:30
【2016米大統領選 大荒れの最終盤(中)】
大接戦続くフロリダ…  「クリントン氏はうそつきだ」トランプ氏の訴えに「彼女を投獄しろ」と応じる聴衆

 米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)にとり、民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(69)の私用メール問題で連邦捜査局(FBI)が捜査を再開したことは、ワシントンの不正を一掃するという主張の補強材だ。大接戦が続く最大の激戦州、フロリダ州(選挙人数29)では、トランプ氏の支持者がクリントン氏ら「エスタブリッシュメント(支配階層)」への怒りを募らせていた。

 フロリダ州中部サンフォード空港で10月25日に開かれたトランプ氏の集会は白人が目立った。Tシャツにプリントされた「嘆かわしい人」の文字。同氏支持者が白人至上主義者や性差別主義者の集まりであるとしてクリントン氏が貼ったレッテルも、彼らには誇りだ。

 「捜査が必要だ。不正なクリントン氏は3万3千通ものメールを削除し、宣誓の下で議会で嘘をついた」。専用機で飛来したトランプ氏が訴えると、「彼女を投獄しろ」という定番のかけ声が上がった。3日後の28日、FBIは捜査再開を発表した。

 トランプ氏の支持者には、ファーストレディー、上院議員、国務長官と王道を歩んだクリントン氏が主要メディアと結託して選挙をゆがめている、との思いが強い。

 集会を訪れた自動車販売業の女性(63)にトランプ氏が全体の選挙戦で劣勢にあると水を向けると、「CNNテレビなどの不正な世論調査の結果でしょ。不正がなければトランプ氏が絶対に勝つ」と答えた。トランプ氏がメディア批判をすると記者席に向かって聴衆から激しいブーイングが起こる。

 劣勢にあるトランプ氏にとり、フロリダ州を落とせば勝ち目はなくなる。10月下旬には3日間にわたって同州を回り、てこ入れした。

 クリントン氏も選挙人数の多いフロリダ、ペンシルベニア(同20)、オハイオ(同18)各州の死守は必須で、気の抜けない戦いが続く。オバマ大統領は先月に2回フロリダ州に入り、クリントン氏を応援した。

 期日前投票では民主党が好調な出足をみせたが、現地の報道によると捜査再開後に共和党の投票が増加。郵便投票も合わせると差がなくなっている。

 クリントン氏は予備選でサンダース上院議員を支持した若者をどう取り込むかが課題だ。南フロリダ大のスーザン・マクマナス教授は「クリントン氏は若者の支持低迷、トランプ氏は彼に批判的な一定規模の共和党員の存在という問題を抱えており、2人にとって投票率がカギとなる」と語る。

 いずれも好感度が低い候補同士の戦いだけに、再捜査で民主党支持者の足が投票所から遠のけば、トランプ氏を利することになる。(サンフォード 加納宏幸)

3783チバQ:2016/11/04(金) 21:37:43
http://www.sankei.com/world/news/161103/wor1611030074-n1.html
2016.11.3 23:28
【2016米大統領選 大荒れの最終盤(下)】
共和党の牙城・ユタ州で無所属の元CIA職員が躍進 「新たな保守派」掲げ
 「新たな保守派の道を作りましょう」。最終盤を迎えた米大統領選で、半世紀近く共和党の“牙城”だった西部ユタ州が大きく揺れている。共和党候補のドナルド・トランプ氏(70)でも、民主党候補のヒラリー・クリントン氏(69)でもない、同州出身の無所属候補、元米中央情報局(CIA)職員のエバン・マクマリン氏(40)の躍進が著しく、三つどもえの戦いとなっているからだ。

 同州トゥーイルで2日夜に行われたマクマリン氏の集会には約300人が参加し、熱心に演説に耳を傾けた。「『(トランプ氏かクリントン氏か)どちらかを選ばなければ』という考え方がだめなのです。どちらを選んでも米国のためにならない」。マクマリン氏の主張に大きな拍手がわき起る。

 人口の約6割を「末日聖徒イエス・キリスト教会」(モルモン教)の信徒が占める同州は堅実な考え方の住民が多く、保守的な土地柄として知られる。州議会の共和党議員が87人で、民主党議員は17人。共和党は1968年の大統領選以降、負けたことがない。

 ところが、トランプ氏の言動は目に余り、共和党候補といっても支持できない有権者は少なくなかった。人種差別的な反移民政策などを口にするトランプ氏を批判するマクマリン氏が出馬したのは今年8月。知名度ではトランプ、クリントン両氏に劣るが、CIA退職後、共和党下院の政策スタッフを務めた経験を強調し、「新たな保守派」を掲げて地道に訴えた。

 終盤にさしかかると、トランプ氏の女性蔑視発言や過去の性的嫌がらせ疑惑が浮上。政策そっちのけの主要2候補による中傷合戦に嫌気がさした有権者からの支持を確実に固めている。

 エマーソン大学の10月中旬の調査によると、マクマリン氏の支持率はトランプ氏を4ポイント、クリントン氏を7ポイント上回った。同月下旬の地元紙、ソルトレイク・トリビューンなどの調査では、トランプ氏がリードしたものの、マクマリン氏との差はわずか2ポイントだった。

 「トランプ氏やクリントン氏は信用できない。自分のために大統領になるのではなく、米国のことを本当に考えているのはマクマリン氏だと思う。新たな選択肢だ」。集会に参加した教師、キャロリン・クリスチャンセンさん(43)はそう語る。

 ユタ州でマクマリン氏が勝利し選挙人6人を獲得すれば、競り合う主要2候補の過半数獲得の行方に一定の影響を及ぼす可能性も出てくる。「たとえ勝てなくても、トランプ氏も、クリントン氏もだめだと思っている人のために正しい道を訴えていく」。マクマリン氏の言葉に大統領選後の混(こん)沌(とん)とした状況が見え隠れしている。(ユタ州トゥーイル 中村将、写真も)

3784チバQ:2016/11/04(金) 21:43:03
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1611040025.html
【米大統領選】いよいよ追い込み クリントン陣営オバマ大統領でテコ入れ、トランプ陣営はメラニア夫人が登壇
17:19産経新聞

 【ワシントン=加納宏幸】オバマ米大統領は3日、フロリダ州マイアミの大学で開かれた大統領選の民主党候補、ヒラリー・クリントン前国務長官(69)の支援集会で、学生らに「歴史が動くときがあり、あなたたちの手で良くも悪くもできる。今がまさにその瞬間だ」と呼びかけた。選挙戦の行方に強い危機感を表明した形だ。

 クリントン氏の私用メール問題で連邦捜査局(FBI)が捜査を再開したことを受け、共和党候補、ドナルド・トランプ氏(70)が猛追している。オバマ氏はシャツを腕まくりし、トランプ氏の女性蔑視発言などを問題視。大統領に不適格だと批判した。

 オバマ氏は1日から激戦州のオハイオ、ノースカロライナ、フロリダ各州でクリントン氏を応援。4日には再びノースカロライナ州に入り、8日の投開票日直前まで遊説を続ける。

 一方、トランプ氏の妻、メラニアさん(46)は激戦州のペンシルベニア州で夫を応援。演説で、ソーシャルメディア上での子供たちへのいじめを問題視し、「ファーストレディー(大統領夫人)になれれば、この問題に重点的に取り組む」と述べた。メラニアさんの演説はトランプ氏が候補指名を受けた7月の共和党全国大会以来だ。

 米紙ニューヨーク・タイムズとCBSテレビが3日発表した世論調査(10月28日〜11月1日実施)によると、クリントン氏の支持率は45%でトランプ氏の42%を3ポイント上回った。

 10月28日にFBIが捜査再開を公表する以前に発表された前回調査(同月12〜16日)ではクリントン氏のリードは9ポイントで、差が縮まった。

3785チバQ:2016/11/04(金) 21:51:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161104-37868871-bbc-int
【米大統領選2016】支持率タイに 両候補は激戦州に
BBC News 11/4(金) 14:02配信

【米大統領選2016】支持率タイに 両候補は激戦州に
【米大統領選2016】支持率タイに 両候補は激戦州に
11月8日の米大統領選を前に3日から4日にかけて、両候補の支持率がほぼ同率で並ぶなか、両候補はそれぞれ激戦州を回り、相手が大統領にふさわしくないと有権者に訴えかけている。BBCが4日未明に直近5種類の全米世論調査の中央値をとったところでは、共和党候補ドナルド・トランプ氏と民主党候補ヒラリー・クリントン氏はそれぞれ支持率45%で互角。一方で、クリントン氏が必要な選挙人の数を獲得する確率は9割だという調査結果もある。

10月後半に一時10ポイント前後の差をつけてリードしていたクリントン氏は、連邦捜査局(FBI)によるメール問題捜査再開の発表を受けて、そのリードのほとんどを失った。3日夜には激戦州ノースカロライナ州の集会で、トランプ氏の人間性を引き続き攻撃。「この選挙戦で彼は一貫して、最も憎むべき支持者たちに犬笛を提供してきたようなもの」「主要政党の候補がこんな真似をしたことは、いまだかつてない」と非難した。

クリントン氏はさらに、「もしドナルド・トランプが当選したら、何をすべきかまるで分かっていない、そしてきわめて危険なアイデアだらけの最高司令官になる」と訴えた。

一方で、トランプ氏は各種世論調査で、フロリダ州やノースカロライナ州で支持率を回復。勢いに乗るトランプ氏は同日、大統領選の結果をたびたび左右してきたフロリダ州で、「クリントン家の連中は実に相変わらずだ。(ビル・クリントン元大統領の)弾劾裁判や色々な問題を覚えてるでしょう。この国にああいう騒ぎはいらないんですよ、皆さん。すぐに仕事を始められる人間が必要だ」と述べた。

大統領になるには、選挙人270人を獲得する必要がある。2日に発表されたロイター・イプソス全国調査によると、クリントンが必要な270人を獲得する確率は89%で、先週の95%から下がった。

3786チバQ:2016/11/04(金) 21:51:27
<クリントン氏とトランプ氏の最新支持率。BBCが示す両候補の支持率は直近5種類の全米調査の中央値>

・主な政策課題――それぞれの立場は

・ドナルド・トランプ氏の勝ち方 なぜ劣勢州に注力

・ドナルド・トランプ氏が信じる22のこと

・【寄稿】揺らがない人たち――トランプ氏に忠誠を誓う支持者とは

・ヒラリー・クリントン氏を深く暗く憎む人たちとは

・ウィキリークスが公表 漏洩されたクリントン陣営メール

・分断のアメリカ まるで異質な部族同士のよう

オバマ米大統領は3日、フロリダ州マイアミの大学で開かれた集会で、学生たちに「これは笑い事じゃない、(リアリティ番組の)『サバイバー』や『バチェロレット』でない。これは本当のことで大事なんだ」と投票を呼び掛けた。

オバマ大統領は様々な機会で、若者やアフリカ系米国人に投票を呼びかけている。特にアフリカ系には、自分の業績を帳消しにするような結果にはしないでほしいと訴えている。

期日前投票の結果からは、アフリカ系有権者の投票率はオバマ氏が再選された2012年を下回るかもしれないと言われている。

一方のトランプ陣営では、めったに集会で演説しないメラニア夫人が、激戦州ペンシルベニア州の集会で演説。移民として、母親としての経験を語り、自分の夫は「米国を公平にする」と述べた。

7月の共和党全国党大会以来、初めての演説で、メラニア夫人は自分がファーストレディになったら、ネット上のいじめや暴力との戦いを主導し、「あまりに意地悪であまりに激しい」ものになったネットの風潮に取り組むと約束した。

夫のトランプ氏自身がツイッターで多くの人を罵倒してきたことについては、言及しなかった。

(英語記事 US election 2016: Battlegrounds targeted as polls tighten)

(c) BBC News
最終更新:11/4(金) 16:44

3787チバQ:2016/11/04(金) 21:52:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161104-01733431-nksports-soci
総得票上回っても逆転過去3回/大統領選キーワード
日刊スポーツ 11/4(金) 10:02配信

 米大統領選ががぜん緊迫してきた。女性問題と3回のテレビ討論で共和党のドナルド・トランプ氏(70)が失速し、民主党のヒラリー・クリントン氏(69)が安全圏の12ポイント差までリードを広げていたが、10月28日にFBIが私用メール問題の捜査再開を発表。一部世論調査ではトランプ氏が初めて逆転した。

 「ヒラリー・クリントン 運命の大統領」「大統領選からアメリカを知るための57章」など米大統領選に関する著作が多い越智道雄明大名誉教授にキーワードを解説してもらった。

 ◆選挙人 大統領選は候補に投票する直接選挙ではなく、各州に割り振られた選挙人に投票する間接選挙。人数は連邦上院+下院の議員数と同じで総勢538人。人口に応じて人数が決まり、最多はカリフォルニアの55人。最少はアラスカなど7州と首都ワシントンの3人。過半数は270人。選挙人は12月にその州で勝った候補に投票する。

 ◆総取り メーン州、ネブラスカ州を除き、得票の最も多い候補者が州の選挙人すべてを獲得。総得票数が上回っても敗れる“逆転現象”が起こることも。00年は民主党のゴア氏が共和党のブッシュ氏を54万票上回ったが、選挙人の数は266人対271人で敗れた。逆転現象は過去3回。

 ◆スイングステート シンボルカラーから民主党が強い州はブルーステート(青い州)、共和党が強い州はレッドステート(赤い州)と呼ばれる。伝統的に民主党は東海岸、西海岸、共和党は中西部、南部で強い。選挙のたびに勝利政党が変わる「揺れる州」もある。フロリダがスイングステートの代表例。青と赤が混じったパープルステート(紫の州)とも呼ばれる。

 ◆オクトーバーサプライズ 投票1カ月前の10月に発生する選挙戦に大きな影響を与える出来事。80年のイランの米国大使館人質事件の救出作戦を巡る密約、2012年のハリケーン「サンディ」襲来が代表。

3788チバQ:2016/11/04(金) 22:31:06
http://www.sankei.com/world/news/161104/wor1611040027-n1.html

2016.11.4 17:37
【米大統領選】
トランプ氏逆転はあるか カギ握るフロリダ、ノースカロライナ2州
 【ワシントン=加納宏幸】米連邦捜査局(FBI)が大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(69)の私用メール問題で捜査を再開したのを受け、共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)が差を縮めているとする世論調査が目立つ。トランプ氏が優勢だったクリントン氏に逆転勝利するシナリオはあるのか。激戦州の情勢を元に分析した。

 各種世論調査をもとにした米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」(RCP)の大統領選挙人(計538、過半数270)獲得予想は3日現在でクリントン氏226人、トランプ氏180人。

 クリントン氏は激戦州11(選挙人数計132、メーン州の一部を含む)のうち最大の票田であるフロリダ(29)、ノースカロライナ(15)を取れば勝利。トランプ氏がこれを阻止するには両州の獲得が必須だ。

 トランプ氏にとり横一線のフロリダは高級リゾートを経営する第二の故郷。同氏を支持する傾向が強い白人が老後を過ごす土地でもあり、黒人やヒスパニック(中南米系)の投票率が伸び悩めばトランプ氏が勝つ可能性がある。

 ノースカロライナ州でも両氏は一歩も譲らない戦いを展開している。米メディアによると、総人口の約2割を占める黒人の期日前投票は2012年大統領選の同時期に比べて16%減少、白人は15%上昇した。トランプ氏には有利な兆候だ。黒人のオバマ大統領は12年に同州で敗れている。

 ただ、トランプ氏が勝利するには両州を確保した上でなお46人の上積みが必要となる。激戦州のうち世論調査でトランプ氏が比較的優位にあるのはオハイオ(18)、アリゾナ(11)、ネバダ(6)、アイオワ(6)。これに加えクリントン氏が2・6ポイント以上リードするコロラド(9)で逆転すれば過半数に届く。

 RCPは捜査再開が公表された10月28日まではクリントン氏が最大で過半数の272人に届いたと予測していた。捜査再開後、226人まで下方修正しており、情勢は流動的だ。

 バージニア大学のラリー・サバト教授の3日時点の予測ではクリントン氏293、トランプ氏214で、激戦州はフロリダなどの計31。トランプ氏は激戦州で全勝し、クリントン氏がやや優勢にあるノースカロライナとネバダの2州を確保。同氏が優勢なニューハンプシャー(4)を加えてようやく過半数に届く。

3789とはずがたり:2016/11/05(土) 16:23:53
<亀井静香氏>トランプ氏と7日に会談
http://news.goo.ne.jp/topstories/politics/862/370a3b3216ef7b870649e4aaa4bcc493.html
(毎日新聞) 12:22

亀井静香氏(左)とトランプ氏=AP
亀井静香氏(左)とトランプ氏=AP
(毎日新聞)
 【ロサンゼルス長野宏美】亀井静香衆議院議員(無所属)は4日(日本時間5日)、毎日新聞の取材に対し、米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)と米東部ニューヨークで7日に会談することを明かした。亀井氏は5月、石原慎太郎元東京都知事とともに、「率直な意見交換により両国の国益について理解を深めたい」と意見交換申し入れ書を送っていた。

 亀井氏は電話取材に対し、「トランプ氏と直接会い、世界情勢や日米関係についてお互いの考えを話し合いたい」と語った。「無所属の一議員として会う」として、政府の代表ではないと語った。会談予定の7日は大統領選の前日のためトランプ氏の遊説日程により時間は流動的だという。

 安倍晋三首相は9月、国連総会出席のためニューヨークを訪問した際、民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(69)と会談したが、トランプ氏とは会談していない。トランプ氏が大統領候補となって以後、日本の国会議員と公に会談するのは初めて。

3790チバQ:2016/11/05(土) 23:35:44
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161105k0000e030230000c.html
<米大統領選>政策論争、深まらず…非激戦のワイオミング州
12:05毎日新聞

<米大統領選>政策論争、深まらず…非激戦のワイオミング州
米大統領選共和党候補のトランプ氏を応援するトレーナーを着る女性=米東部ペンシルベニア州バーウィンで3日、AP
(毎日新聞)
 最終盤を迎えた米大統領選で、民主党のヒラリー・クリントン候補(69)と共和党のドナルド・トランプ候補(70)が、勝敗のカギを握る激戦州に絞って選挙運動を展開する中、両候補が一度も遊説に立ち寄らず「蚊帳の外」に置かれた非激戦州がある。共和党の勝利が確実視される西部ワイオミング州に足を運ぶと、「トランプ旋風」の影響がほの見えるものの、政策論争にはつながっていなかった。【ジレット(米西部ワイオミング州)朴鐘珠】

 ◇トランプ氏効果、期日前投票増加

 ワイオミング州北東部のジレットは大平原に囲まれた人口約3万3000人の小都市。昼食時を前後して、通り1本だけの市街地にピックアップトラックが次々に停車した。降りてくるのは全員が白人。彼らが向かう先は期日前投票所だ。

 選管によると、3日午後1時までに4580人が投票を済ませた。期日前に投票した有権者の数は8年前が2074人。まだ締め切り前だが過去2回を上回る出足だ。

 「選挙に見向きもしなかった有権者をトランプ氏が引きつけているのか」。共和党地区委員会のクリス・スミス会長(41)は戸惑いの表情を浮かべた。スミス氏によると、ワイオミングの住民は西部開拓精神を引き継ぎ、独立心が強い。そのため規制が厳しい民主党政権を毛嫌いする。常に共和党が勝つため有権者の大統領選への関心は低いが、今回は「トランプ旋風」で政治への無関心層が刺激され、期日前投票の増加につながっている可能性もある。

 1968年以降、同州では共和党が12連勝中。今回も各種世論調査の支持率はトランプ氏の6割前後に対し、クリントン氏は3割弱。大統領選と同日に投票される議会選や地方選のポスターは市内に散見されるが、両候補のものはほとんど見かけない。

 期日前投票の増加は大統領選という「イベント」への関心の高まりを示すものとは言えそうだが、国政を巡る議論につながっているとは言い難い。一方で相手への批判は強くなる。「左派も右派も先鋭化してきた」。そうぼやくのは、民主党から州下院選に立候補しているダフィ・ジェニゲス氏(71)。ジレットでは民主党支持者というだけで嘲笑されたりするという。そのため他人との衝突を恐れ、インターネット上で好き勝手に不満を吐くようになっていると指摘。民主主義の危機だと警告する。

3791チバQ:2016/11/05(土) 23:39:00
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161105X905.html
上院過半数めぐり攻防=下院は共和優勢―米議会選
14:45時事通信

 【ワシントン時事】8日の米大統領選と同時に行われる連邦議会選は、民主、共和両党が上院選(定数100)で激しい攻防を繰り広げ、どちらが過半数を制するかが最大の焦点だ。下院選(定数435)は共和党が優勢を保っている。

 人事承認や外交で大きな影響力を有する上院をどちらの党が制するかは、新政権の運営に深く関わる。上院の現有勢力は民主党46(無所属2を含む)に対し共和党54。今回は約3分の1に当たる34議席(民主10、共和24)が改選される。

 共和党陣営では、大統領候補ドナルド・トランプ氏の「わいせつ発言」問題が10月上旬に表面化して以降、同氏とライアン下院議長ら有力議員との間で「お家騒動」が勃発。上下両院選とも苦戦が伝えられてきた。

 ところが選挙戦最終盤になって、民主党の大統領候補ヒラリー・クリントン前国務長官の私用メール問題をめぐり、連邦捜査局(FBI)が捜査を再開したことでクリントン氏優位の構図が崩れ、議会選にも余波が及んでいる。

 選挙予測に定評があるウェブサイト「ファイブサーティーエイト」は4日夜(日本時間5日午前)の時点で、上院選では約57%の確率で民主党が過半数を制すると予測する。一方、政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が算定した各種世論調査の平均値を見ると、非改選議席と合わせて民主党が46議席、共和党も46議席を固めて伯仲している。

 一方、全議席が改選される下院は、現有勢力246の共和党が議席数を減らすものの、過半数を維持する勢いだ。

3792チバQ:2016/11/05(土) 23:40:45
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJC533GTJC5UHBI00Z.html
オバマ氏、トランプ氏支持者を「擁護」 「言論の自由」
18:25朝日新聞

 オバマ米大統領が4日、大統領選の民主党クリントン氏の応援集会で、共和党のトランプ氏支持の男性を「擁護」した。演説を妨害してブーイングを浴びた男性を、オバマ氏は「言論の自由」を持ち出して守り、周囲が落ち着くように説得。トランプ氏は妨害者が入ると「つまみだせ」と指示するが、オバマ氏は違いを見せつけた。

 激戦州ノースカロライナ州で演説中、軍服姿の高齢男性が「トランプ 米国を再び偉大に」のプラカードを手に突然立ち上がった。周囲のクリントン氏支持者は一斉に「ヒラリー」の大合唱と男性へのブーイングを始めた。

 オバマ氏は「みんな静かに。私は真剣だ」と聴衆を沈静化。その上で「私たちは言論の自由を尊重する国に生きている」「彼は退役軍人のようだ。敬意を示そう」「お年寄りを敬わねばならない」と説いた。

 最後にオバマ氏は「ブーイングをやめよう、投票しよう」と呼び掛けた。相手に不満を言うぐらいなら投票に行こうという趣旨のメッセージで、中傷合戦に陥る選挙戦でオバマ氏が多用してきた。接戦が伝えられる中、クリントン氏の応援を繰り返すオバマ氏。この日はハプニングへの巧みな対応能力を示した。(ニューヨーク=金成隆一)

3793チバQ:2016/11/05(土) 23:42:19
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20161105-567-OYT1T50104.html
クリントン氏、接戦州逃げ切りに芸能人ら総動員
22:01読売新聞

 【ワシントン=黒見周平】8日投開票の米大統領選は、民主党候補ヒラリー・クリントン氏(69)と共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)の接戦になっている。

 当初はクリントン氏が大差をつけていたが、連邦捜査局(FBI)が10月28日、クリントン氏の「メール問題」を巡り、追加的な捜査を明らかにして以降、トランプ氏が猛追している。

 クリントン陣営は正副大統領や人気歌手らをフロリダ、ペンシルベニア州などの激戦州に総動員し、逃げ切りを図る方針。トランプ氏は主に副大統領候補マイク・ペンス氏(57)とのコンビで激戦州に加え、ウィスコンシン州などクリントン氏優位の州も回り、最終盤の逆転を狙っている。

 米政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス(RCP)」が各州の世論調査に基づいて集計した4日時点の選挙人獲得予想は、当選ラインの270人に対し、クリントン氏が216人を確保する勢い。トランプ氏は164人だった。

3794チバQ:2016/11/05(土) 23:45:50
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1611050046.html
【米大統領選】急成長のマリフアナ市場、合法化めぐる住民投票の行方は…8日に5州で実施
18:44産経新聞

 【ロサンゼルス=中村将】米大統領選と同時に、全米各州ではさまざまな住民投票が実施される。中でも関心が高いのは、娯楽用マリフアナ(乾燥大麻)の合法化を問う住民投票だ。西部コロラド州では2014年1月、全米で初めて一般へのマリフアナ販売を解禁したところ、同州の税収が大幅に増え、追随する州が続出。今回は全米一の人口と経済規模を誇るカリフォルニア州をはじめ、アリゾナ、ネバダ、マサチューセッツ、メーンの計5州で住民に賛否を問う。

 コロラド州はマリフアナ販売解禁以降、観光客が急増し、雇用も創出されるなど大きく潤っている。娯楽用マリフアナの販売の税率は10%。14年の税収は約7000万ドル(約72億1000万円)で、アルコール販売の税収4200万ドルを大きく上回り、「米国で初めてマリフアナからの税収がアルコールを超えた州」(米経済誌フォーブス)となった。15年の税収などは1億3500万ドルにまで拡大した。

 現在、一般人が嗜好品(しこうひん)として楽しむ娯楽用マリフアナを解禁しているのは、コロラド、オレゴンなど4州と首都ワシントン。また、患者の苦痛緩和のための医療用マリフアナは25州と首都で合法化されている。

 連邦政府はマリフアナを、ヘロインなどとともに「いかなる状況でも使用禁止」の第1分類薬物に指定している。にもかかわらず急成長を続けるマリフアナ市場を支えるのは、米国民の意識の変化だ。ギャラップ社の全米世論調査では、娯楽用マリフアナ合法化への「賛成」は、05年は36%だったのが、16年には60%となっている。

 南カリフォルニア大学と米紙ロサンゼルス・タイムズが9月に実施した、カリフォルニア州の有権者を対象にした調査でも、58%が「賛成」としている。

 カリフォルニア州は医療用のみ合法化されており、住民投票で娯楽用も合法化された場合、両用途を合わせた4年後の同州のマリフアナ市場規模は、現在の3倍以上にあたる22億ドルに達するとの試算もある。

 それだけに、カリフォルニア州が娯楽用を合法化すれば、連邦政府が全米規模でマリフアナを合法化する呼び水となる、との見方も出ており、住民投票の行方が注目される。

3795チバQ:2016/11/06(日) 09:19:12
http://www.afpbb.com/articles/-/3106956?cx_part=topstory
米大統領選まであと3日 両候補 激戦州フロリダで選挙運動
2016年11月06日 08:04 発信地:マイアミ/米国
【11月6日 AFP】米大統領選民主党候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官(69)と共和党候補のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏(70)は5日、共に激戦州とされる同国南部フロリダ(Florida)州で選挙運動を行った。クリントン氏が米国初の女性大統領に就任するのを阻止するためには、トランプ氏にとってフロリダ州での勝利が必須となる。

 まだ生きている人たちが覚えている範囲では最も醜く、最も対立を生んだ大統領選の終了まであと3日と迫り、支持率の差が狭まっていることで、両候補は勝利のための必死の努力を行っている。

 米国初の女性大統領就任を目指すクリントン前国務長官は4日、オハイオ(Ohio)州クリーブランド(Cleveland)で、米歌手のビヨンセ(Beyonce)と、ラップ歌手ジェイZ(Jay-Z)夫妻が出演する支援コンサートを開催。

 また5日に開催される同氏の選挙集会では、ジョン・ボン・ジョヴィ(Jon Bon Jovi)、ケイティ・ペリー(Katy Perry)、スティービー・ワンダー(Stevie Wonder)のパフォーマンスが予定されている。

 クリントン氏とは対照的に、選挙活動中に数々の侮辱発言を行い、政界の既成勢力を怒らせた不動産王トランプ氏は、自分の家族と数人の共和党政治家の支援に頼るのみとなった。

 10月末に米連邦捜査局(FBI)がクリントン氏の私用メール捜査再開を公表したのと同時期に両候補の支持率の差は縮まったものの、依然としてクリントン氏が優位を保っている。

 トランプ氏はメキシコ湾に面するフロリダ州タンパ(Tampa)で今週末の選挙活動を開始した。一方のクリントン氏は同州マイアミ(Miami)の期日前投票所を訪れた後、人口の多い同州南東部のペンブローク・パインズ(Pembroke Pines)で選挙集会を行った。

■クリントン氏がわずかにリード

 米政治情報サイト「リアルクリア・ポリティクス(RealClearPolitics)」が5日発表した世論調査の平均では、クリントン氏の支持率が45%、トランプ氏が42.7%と、クリントン氏が2.3ポイントリードしている。しかし同調査結果によるとフロリダ州の支持率ではクリントン氏のリードはわずか1.2%にとどまっているという。

 選挙戦が終盤に入り、元大統領夫人のクリントン氏はわずかなリードを守る形勢になっており、トランプ氏はその差を縮めようと勝利の決め手となる激戦州での支持を集めようとしている。

 今後3日間で、トランプ氏はフロリダ、ノースカロライナ(North Carolina)、ネバダ(Nevada)、コロラド(Colorado)、アイオワ(Iowa)、ペンシルベニア(Pennsylvania)、ニューハンプシャー(New Hampshire)の各州を訪れる予定。またトランプ氏は5日、民主党が強いミネソタ(Minnesota)州も訪問先に追加する意向を示した。

 一方のクリントン氏は、フロリダ州の後、ペンシルベニア州、オハイオ州、ニューハンプシャー州に向かう予定になっている。(c)AFP/Ivan Couronne with Jennie Matthew in New York

3796チバQ:2016/11/06(日) 09:23:20
http://www.sankei.com/world/news/161105/wor1611050051-n1.html
2016.11.5 19:54
【米大統領選】
逆転の鍵握る「隠れトランプ票」 推計500万の白人票…掘り起こしに陣営躍起
 米大統領選が最終盤を迎え、共和党候補ドナルド・トランプ氏の支持層となる白人労働者の投票率が、8日の投票日にどこまで伸びるかが注目されている。最近の大統領選で投票率が下落傾向にある白人有権者を、米メディアは「行方不明の白人票」と名付けて重視。トランプ陣営がこれら「隠れたトランプ票」の掘り起こしに成功すれば、逆転劇もあり得るとみる。

 1980年の大統領選で有権者に占める白人の構成比は88%だったが、2004年には77%に下落。12年は72%だった。白人の投票率も04年の67・2%から12年は64・1%に下がった。

 トランプ陣営は、12年に共和党のミット・ロムニー候補がオバマ大統領の再選を阻止できなかったのは、多くの白人票を取りこぼしたことが要因と分析。投票所に足を運ばなかった白人を「膨大な隠れたトランプ票」(選対責任者のコンウェイ氏)と位置づけ、移民問題や通商政策での過激な発言によって掘り起こしを図ってきた。

 ロムニー陣営に参加した元大統領次席補佐官、カール・ローブ氏は米紙ウォールストリート・ジャーナルで、こうした「行方不明の白人票」が「500万人」いると指摘。トランプ氏が白人の投票率を上向かせることに成功すれば、得票を大幅に上積みできる可能性があるとの認識を示した。

 世論調査では、「恐らく投票に行く」と答えた有権者が主要な支持率データに算入される。投票に行くか分からないと答えた回答者はデータから漏れるため、陣営が「隠れた票」を動員できれば、民主党のヒラリー・クリントン候補の優勢を覆す可能性も浮上する。

 明治大の海野素央教授は「激戦州のペンシルベニア州などで有権者に聞くと、アフリカ系はほぼクリントン氏支持。トランプ陣営にとっては、白人労働者の投票率が勝敗を左右する重要な要因になる」と話す。

 ただ、トランプ氏の支持層となる非大卒者の白人は、大卒者より20%近く投票率が低い。「白人労働者の投票率が上向いてもトランプ氏勝利につながりにくい」(ブルッキングス研究所のウィリアム・フレイ氏)との見方もある。(塩原永久)

3797名無しさん:2016/11/06(日) 14:25:01
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20161102-00000694-fnn-int
米大統領選 全米レベルでもトランプ氏逆転との世論調査
フジテレビ系(FNN) 11/2(水) 12:23配信
投票まで1週間を切ったアメリカ大統領選。ABCニュースなどの世論調査の支持率で、1週間ほど前は、わいせつ発言問題で劣勢だったトランプ氏とクリントン氏は、12ポイントの差があった。
しかし、その後は、徐々に差が縮まり、さらに10月28日には、クリントン氏のメール問題の捜査再開が判明。
それ以降に調査の大半が実施された最新の数字では、トランプ氏が、1ポイント差で逆転している。
日本時間2日午前11時半現在、フロリダ州では、クリントン氏の集会が行われている。
クリントン氏は、フロリダ州で、異例の1日3カ所という遊説をこなしたが、それは、危機感の表れともいえる。
クリントン氏は、「トランプ支持者の否定的で、暗く人を対立させるような危険な展望と振る舞いに、うんざりしている」と述べた。
クリントン氏の「焦り」の背景には、メール問題で、FBI(アメリカ連邦捜査局)が、捜査が再開したことを受けて、熱心な支持者が離れつつあるという警戒感がある。
フロリダ州では、トランプ氏が、頭1つリードしていて、ついに全米レベルでも、トランプ氏が逆転する世論調査の結果も発表された。
この集会に参加した支持者からも、メール問題を不安視する声が聞かれた。
クリントン氏の支持者は、「最近、不確実なことが多くて、人々は不安になっている」と語った。
トランプ氏も、今回のメール問題について、「最大のスキャンダルだ」と批判を強めていて、運命の日まで1週間と迫った今も、情勢は混迷を極めている。
最終更新:11/2(水) 12:23

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161102-00179858-newsweek-int
クリントンよりトランプの肩を持ったFBI長官
ニューズウィーク日本版 11/2(水) 16:32配信

 米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントンの陣営は、投開票まで11日となったタイミングで「メール疑惑」に関連するかもしれない新たなメールの発見と捜査の再開を発表したジェームズ・コミーFBI長官について、「あからさま」「開いた口が塞がらない」とダブルスタンダードを批判した。コミーは一方で、ロシアが米共和党候補ドナルド・トランプを支援する目的で米大統領選に介入していることの公表には反対していたからだ。

ヒラリーよりロシアに気を使った?

 米ケーブルテレビCNBCやニュースサイトのハフィントン・ポストは、匿名の元FBI高官の証言を入手。それによるとコミーは、ロシアが選挙に介入していることを公式に批判するには「大統領選投票日に近過ぎる」と言って反対したという。コミーは大統領選挙への影響だけでなく、法執行機関が自らの立場を利用して選挙に影響を与えることを禁じたハッチ法に抵触する可能性があると懸念していた。

【参考記事】メール問題、FBIはクリントンの足を引っ張ったのか?

 10月7日、米国土安全保障省長官と国家情報長官はロシアのサイバー攻撃を断定した内容の共同声明を発表した。「米政府の情報機関は、最近米国人や政治組織がハッカー攻撃を受けてメールが流出したのはロシア政府の指示によるものだと確信しており、一連の情報収集の目的はアメリカの選挙に干渉することだ」

 コミーは声明の内容には同意したものの、公表は遅らせようとしたという。声明にもFBIの名前は含まれなかった。

【参考記事】ヒラリー「第二のメール疑惑」の誇大報道

「あからさまなダブルスタンダードだ」と、メディアの取材に応じたクリントン陣営のロビー・ムーク選挙活動委員長は憤った。「コミー長官はアメリカの民主党候補に与える影響よりも、ロシア政府が関与する問題の方に配慮を見せた。開いた口が塞がらない」

 ムークはコミーの二つの決断について「論理的に全く成り立たない」と批判した。

 この件について本誌はFBIにコメントを求めたが、まだ回答はない。

ルーシー・クラーク・ビリングズ

3798チバQ:2016/11/06(日) 19:42:09
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161106X951.html
大統領選、8日投票=クリントン氏が一歩リード―トランプ氏猛追の展開に
14:19時事通信

 【ワシントン時事】米大統領選は8日、投開票が行われる。一歩リードする民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(69)を共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)が猛追する展開となっており、両候補は最後の週末となった5日、接戦州をフル回転で回り、自身への投票を呼び掛けた。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、2人の一騎打ちを想定した5日夜時点の全米支持率は、クリントン氏46.6%、トランプ氏44.9%と、1.7ポイント差まで接近。13州が接戦になっており、選挙人獲得見込みはクリントン氏216人、トランプ氏164人で、いずれも過半数の270人に届いていない。

 専門家によれば、期日前投票を済ませた人の数は5日までに全米で4000万人を超え、大統領選への関心の高さをうかがわせている。

 クリントン氏は5日、勝敗を大きく左右すると目される最激戦州のフロリダ州とペンシルベニア州を訪問。フロリダ州ではあいにくの雨で演説の短縮を余儀なくされながらも、「私に賛成せず投票しない人も含め、皆の大統領になりたい」とトランプ氏との違いを訴えた。

 私用メール問題の再燃に苦しむクリントン氏は最終盤に入ってから、歌手のビヨンセさんら著名な芸能人も動員。この日もペンシルベニア州の集会に歌手のケイティ・ペリーさんが登場し、「(投票日の)火曜日を楽しく過ごし、水曜日をもっと良い日にしよう」と聴衆に語り掛けた。

 一方、トランプ氏は最後の3日間で10州を回る強行日程を組み、5日はフロリダ、ノースカロライナ、ネバダ、コロラド各州を訪問。「会場を埋めるのにスターは必要ない」と著名人頼みのクリントン氏を当てこすり、「皆さんが生涯待ち続けたチェンジ(変革)まであと3日だ」と勝利を誓った。

 トランプ氏はこの日、共和党が毎週末に流しているラジオ演説を初めて担当。「クリントン家が載った歴史書を閉じ、偉大な市民が主役となる新しい一章を開く時だ」と支持を求めるとともに、「(共和党が)議会で過半数を維持できるよう力を貸してほしい」と議会選での協力も要請した。 

http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161106X948.html
トランプ氏が一時避難=演説中に男拘束―米大統領選
12:48時事通信

 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏が5日、西部ネバダ州リノで開かれた選挙集会で演説している最中に、突然シークレットサービスの2人に抱えられて演壇から退場し、一時避難した。CNNテレビによると、会場の前列で騒ぎがあり、男が警察に拘束された。

 シークレットサービスは、聴衆の中から「銃だ」と叫ぶ声が上がったが、武器は見つからなかったと説明した。トランプ氏にけがはなかった。

 トランプ氏は退場してから数分で演壇に戻り、演説を再開。「われわれを止めることは決してできない。シークレットサービスに感謝する」と述べた。

 同州ラスベガスで6月に開かれたトランプ氏の選挙集会でも、警官から銃を奪おうとした男が逮捕される事件が起きている。

3799チバQ:2016/11/06(日) 22:01:14
http://www.sankei.com/world/news/161106/wor1611060026-n1.html
2016.11.6 21:09
【米大統領選】
クリントン氏 経験と有権者に誇示
 クリントン氏にとってトランプ氏との対決は「勝って当然」の顔合わせのはずだった。政治や外交での経験と知識、選挙運動の組織力、討論会での弁舌。どれをとってもトランプ氏を上回る。クリントン氏が逃げ切り勝利を収める公算は大きいだろう。

 それでも選挙戦が混戦となっている要因は、私用メール問題に代表されるさまざまな疑惑にある。クリントン氏は夫の元大統領とともに30年以上も政治の表舞台で注目を集める一方、いくつもの疑惑への関与や不適切な対応が取り沙汰されてきた。立証された“悪行”はないが、その数の多さには驚くばかりだ。「クリントン嫌い」になる有権者の心情も理解できる。

 しかし、多くの問題が疑惑止まりであることを前提とすれば、クリントン氏の方が大統領の気質を備えているというのが大方の見方だろう。なにしろ暴言を繰り返してきたトランプ氏の素行は、「小学生なら一発で校長室に呼びだされるレベル」なのだ。

 クリントン氏が勝ちきるには、長年社会に尽くそうとしてきた事実を有権者に思い出してもらうことが一番だ。公式サイトに掲載された子供時代の写真のような明るさや聡明(そうめい)ぶり、純粋さを感じさせる表情が今のクリントン氏と重なれば、有権者からの信頼は十分勝ち取れる。

 選挙戦で勝利した後は経験と知識を生かし、相手の立場も尊重し、歩み寄りに応じられる政治家としての手腕を発揮する番だ。

 オバマ政権下ではすべての人々が幸せを感じているわけではない。景気回復や同性婚承認に象徴される社会のリベラル化に取り残された人々の不満を理解し、手を差し伸べなければならない。国務長官時代のアジア重視戦略の柱である環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)実現にかじを切ることも視野にあるだろう。

 ただ、疑惑が立証された場合には政権運営の行き詰まりは避けられない。クリントン氏が当選した後になって、「やっぱりトランプ氏の方がよかった」ということにならないよう祈る。(小雲規生)

3800チバQ:2016/11/06(日) 22:02:37
http://www.sankei.com/world/news/161106/wor1611060028-n1.html
2016.11.6 21:30
【米大統領選】
トランプ氏 資質欠けるも未知数に賭け
 本命のクリントン氏を相手にトランプ氏が番狂わせを演じている背景には、有権者の「怖いもの見たさ」の心情がある。口でいうほどクリントン氏の実力がないのは大統領夫人、上院議員、国務長官として実証済みで、それならば何が起こるかは分からないが未知数のトランプ氏に賭けてみよう-というわけだ。「モンスター」が大統領選に勝ち、ワシントンを席巻する可能性はある。

 トランプ氏は一時、女性に対する下品な発言や「セクハラ疑惑」で崖っぷちに立たされた。女性器や性交渉を意味する俗語を使う場面が放映されたのだから、大統領になる資質を問われるのは当然だ。

 ただ、暴言を繰り返してきただけに、下品な発言は有権者も織り込み済み。フロリダ州のある女性の支持者は「3人の男の子を育てたが、あの程度の話は日常茶飯事」と意に介さない。

 同じ悪さをしでかしても、不良少年と優等生では後者の方が耳目を集めるものだ。連邦捜査局(FBI)がクリントン氏の私用メール問題で捜査を再開したことで、「不正なヒラリー」のレッテルは受け入れられやすくなった。好感度の低い「2つの悪」(米メディア)から選ぶ今回の選挙は、「よりましだ」と思わせた側が有利だ。

 大統領選と同時に行われる上下両院選で、共和党候補がトランプ氏との共闘を避ける党内分裂が同氏の課題だったが、クリントン氏という「共通の敵」のつまずきでフロリダ、オハイオなど、大票田の激戦州で相乗効果を生む可能性がある。両州では共和党支持者の期日前投票が好調だ。

 エスタブリッシュメント(支配階層)に対する有権者の不満や怒りに火をつける戦法をとってきたトランプ氏が勝利すれば、米軍の海外派遣や自由貿易協定が国益にかなうかを基準とする「米国第一」路線を進めることになる。

 日本は米軍駐留経費負担増、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)破棄を前提に前例のない外交・安全保障政策の見直しを迫られるが、米国への過度な依存を考え直す好機になるかもしれない。(加納宏幸)

3801チバQ:2016/11/06(日) 22:41:20
RCPの最新状況
ヒラリー:216  (270まで54)
トランプ:164  (270まで106)

http://www.realclearpolitics.com/epolls/2016/president/2016_elections_electoral_college_map.html
フロリダFlorida (29) ペンシルバニアPennsylvania (20)
オハイオOhio (18) ミシガンMichigan (16) ジョージアGeorgia (16)
ノースカロライナNorth Carolina (15)
アリゾナArizona (11)
コロラドColorado (9)
ネバダNevada (6)
アイオワIowa (6)
ニューメキシコNew Mexico (5)
ニューハンプシャーNew Hampshire (4)
メーン州Maine CD2 (1) メーン州Maine (2)     ・・・総取りではない

3802チバQ:2016/11/06(日) 22:45:02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161106-00010012-afpbbnewsv-int
ケイティ・ペリーがクリントン氏を応援、元国務長官も
AFPBB News 11/6(日) 15:52配信
【11月6日 AFP】米ペンシルベニア(Pennsylvania)州フィラデルフィア(Philadelphia)で5日、米大統領選民主党候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官の選挙イベントが行われ、歌手のケイティ・ペリー(Katy Perry)が登場した。さらにマデレーン・オルブライト(Madeleine Albright)元国務長官も参加し、「クリントン氏ほど大統領になる準備ができている者は他にいない」と述べた。(c)AFPBB News

3803チバQ:2016/11/06(日) 22:45:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161106-00000035-jij-n_ame
社会政策で真っ向対立=不法移民・銃規制めぐり-米大統領選
時事通信 11/6(日) 15:00配信

 【ワシントン時事】8日投開票の米大統領選では、不法移民や銃規制など米社会に深く根ざした問題の解決策をめぐり、民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官と共和党候補ドナルド・トランプ氏の主張が真っ向から対立している。

 
 「不法移民を止めるためにメキシコ国境に壁を造る」。トランプ氏は演説でこの決めゼリフを繰り返し、1100万人超とされる不法移民の強制送還を約束した。ただ、「イスラム教徒の入国禁止」という主張は、移民受け入れ時の「徹底した身元調査」導入などにトーンダウンした。

 クリントン氏は、犯罪歴がない不法移民に市民権獲得の道を開くことを含む移民制度改革を公約に掲げた。また、イスラム教徒の入国制限を「米国的(やり方)でない」と批判。政府がイスラム社会の指導者との協力を強化すべきだと主張する。

 また、フロリダ州オーランドなど各地で多数の犠牲者を出す銃乱射事件が相次ぐ中、クリントン氏は銃購入者の身元調査や戦争で使うような銃器の入手制限など銃規制強化を訴える。

 これに対し、銃所持の権利推進団体である全米ライフル協会(NRA)の支持を受けるトランプ氏は「憲法上の武器保持の権利を奪おうとしている」とクリントン氏を批判し、銃規制反対を唱える。

 オバマ政権の最重要政策の一つで「国民皆保険」を目指す「医療保険制度改革(オバマケア)」について、トランプ氏は「就任初日に廃止する」とぶち上げる。しかし、ビル・クリントン大統領のファーストレディーとして医療保険の改革に取り組んだことがあるヒラリー・クリントン氏は「保険に加入できる人が増えた」と評価し、継承を明言している。(了)

3804とはずがたり:2016/11/07(月) 11:05:35

ドル104円台に上昇、クリントン氏メール問題めぐるFBI長官発言受け
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20161107/Reuters_newsml_KBN13112A.html
ロイター 2016年11月7日 06時31分 (2016年11月7日 10時06分 更新)

[シドニー 7日 ロイター] - 日本時間7日早朝の外為市場でドルが上昇。米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏の私用メール問題を再捜査している連邦捜査局(FBI)のコミー長官が、訴追を求めないとした当初の結論は変わっていないと表明したことを受けた。
ドル/円<JPY=>は1%高の104.05円、ユーロ/ドル<EUR=>は0.6%安の1.1066ドルで取引されている。

3805チバQ:2016/11/07(月) 12:39:04
http://www.asahi.com/articles/ASJC733Q4JC7UHBI00F.html
メール問題の不訴追、歓迎と反発 米大統領選に影響必至
ニューヨーク=中井大助、金成隆一2016年11月7日10時56分
 2日後に迫った米大統領選を、連邦捜査局(FBI)が再び揺るがした。9日前に捜査再開を表明したばかりの、民主党のクリントン氏の私用メール問題について「(訴追に相当しないという)結論は変わらない」と公表した。一方で、期日前投票は進んでおり、どこまで選挙結果に影響するかははっきりしない。


 FBIのコミー長官が6日、再捜査の結果を伝える手紙を送ったことを受けて、米メディアは新しいメールの多くが、すでに捜査当局が確認していた内容だったと報じた。クリントン陣営の広報担当は「問題が解決したのは歓迎だが、(捜査再開を伝える)最初の手紙が送られる前に(結論を)知ることは容易だった」とツイート。遊説中のクリントン氏本人は、この件について発言していない。

 一方、トランプ陣営の幹部はテレビインタビューで「当初からコミー氏は捜査を誤っていると思っていたが、これでまた証明された」と発言。共和党のプリーバス全国委員長は「FBIの捜査によってクリントン氏が法を破った証拠が示された」と声明を発表し、今後も追及する構えを見せた。

3806チバQ:2016/11/07(月) 12:40:16
http://www.asahi.com/articles/ASJBT61C3JBTUHBI02B.html
トランプ氏に重ねる「伝説のヒーロー」 寂れる鉄鋼の街
金成隆一2016年10月31日18時21分
■「トランプ王国」を行く:1 @オハイオ州ヤングスタウン

 ♪父は溶鉱炉で働いた 炉を地獄よりも熱く保つ仕事

 父はオハイオで職に就いた

 第2次世界大戦から帰還後のこと

 今では鉄くずとがれきが残るだけ

 ここの工場で作った戦車と爆弾で戦争に勝った

 朝鮮やベトナムに息子たちを送り出した

 今になって思う 一体何のために死んだのかと

     ◇

 米国の労働者階級に育ち、反戦や貧困、人種差別など社会の底流に流れる問題をテーマに歌い続ける「ボス」ことブルース・スプリングスティーン=写真①=が作った「ヤングスタウン」の抜粋だ。

 この米北東部オハイオ州にあるヤングスタウンという町は、歌詞にもあるように、かつては鉄鋼業が栄えたが、今は衰退してしまい、失業率が高く、若者の人口流出も激しい。まさに、「ラストベルト」(さび付いた工業地帯)の典型的な町だ。

 そして、共和党候補のトランプ氏の人気が高い地域でもある。

 ニューヨークから車でヤングスタウンに入り、街の東の外れにある「シティー・リミッツ・レストラン(City Limits Restautant)」という食堂に入った。

     ◇

 「ジム・トラフィカント(James Traficant)って聞いたことあるか? 2年前に事故死してしまったが、ここのトランプ人気を知りたければ、彼を調べるとおもしろいよ。とにかく、2人はそっくりなんだ」

 地元マホニング郡で22年間、保安官代理を勤めたデイビッド・エイさん(52)は、オムレツをほおばりながら、こう教えてくれた。トランプ氏の熱心な支持者だ=写真②。

 エイさんは続けた。

 「トラフィカントはヤングスタウン(第17選挙区)選出の下院議員で、今のトランプと同じことを主張していた。彼は首都ワシントンで暮らしていた時、普通の政治家が立派な家に暮らすのに、なんとポトマック川に係留した木製の小型ボートで暮らしていたんだぞ。まあ、トランプにそれはできないだろうけどな」

 隣の席に座っていた住宅管理人ビクター・ヘルナンデスさん(49)と家具職人カート・エンスリーさん(53)も、さっきまで雑談していたのに、トラフィカント氏の話になると黙って聞いている。

 「彼の伝説が始まったのは、製鉄所の相次ぐ閉鎖で失業者が急増していた1980年代。家賃を払えなくなった労働者に対し、裁判所は自宅からの強制退去命令を出した。しかし、保安官だったトラフィカントは『労働者は悪くない』と宣言して執行命令を無視し、刑務所に送られたんだ。労働者の味方だった」

 気付けば、オムレツを食べ終えていたエイさんが涙目になっている。ヘルナンデスさんもエンスリーさんも妙にしんみりして、「彼は真のヒーローだったんだ」とつぶやいた。

 地元紙などによると、トラフィカント氏=写真③=は、ヤングスタウンのトラック運転手の末っ子。高校時代とピッツバーグ大学では、アメリカンフットボールのクオーターバックとして活躍した。

 保安官として強制退去の執行命令に背いた際は、3日間刑務所に送られた。また、川の木製ボートを売った後は、議会の事務所で寝泊まりしていたという。

 84年、連邦下院議員選に民主党から立候補して初当選。首都ワシントンに行っても「反エスタブリッシュメント(既成勢力)」の姿勢を貫いたことで厚い支持を固め、連続8回再選を果たした。

     ◇

 食堂で別れてから数日後、エイさんからテキストメッセージが届いた。トラフィカント氏の演説に関する動画だった。

 「国境が開いたままで、どうやって国の安全を守るんですか? 国境を越えるのは、仕事を求める無実のメキシコ人ばかりと思いますか? 銃の密輸業者、テロリスト、薬物の密輸業者のことを考えてみて下さい」

 トランプ氏の演説とそっくりだ。トランプ氏の場合、「レイピスト(強姦(ごうかん)者)」とまで呼んだが。

3807チバQ:2016/11/07(月) 12:40:29
 さらにトラフィカント氏は続ける。

 「海外派遣中の軍隊1万人を帰還させ、国境を守るために配置しましょう。そんな提案をしたら、私は人種差別主義者(racist)とか偏見を持つ人(bigot)とか批判されたんです」

 トランプ氏の「国境沿いの壁」とは異なるが、国境警備の強化という趣旨はまったく同じ。批判される時の言葉まで同じだ。演説もうまい。

 「私の話を聞いていて、皆さん思ったでしょ、米国には国境警備隊がいるって。そうじゃないんです。国境の2マイル(約3キロ)ごとに1人しかいないんですよ。ご近所で2マイル先を想像してみてください。その間に1人だけですよ。米国には国境警備なんてないんです。彼らがダメだって言っているんじゃなくて、人数が足りていないって言っているんです」

 もちろん雇用も得意テーマだった。

 「もはや絶滅危惧種ですよ、雇用は。一つの職に100人が応募するんですから」「ウィスコンシン州のハーレーダビッドソン社が組合に言いました。『妥協が成立しないと、ウィスコンシン州を出て行く』と。税制とか規制が企業の重荷になっている。米国の労働者は今や、自国の国内政策の犠牲者なんですよ」

 具体的な社名を挙げる点も、トランプ氏とそっくりだ。トランプ氏が演説で多用したのは、メキシコ移転を発表していた空調機器メーカー「キャリアー」だった。

 自由貿易を徹底的に批判するのも同じだ。

 トラフィカント氏が中でも標的にしたのが、同じ民主党のビル・クリントン大統領が署名し、94年に発効した北米自由貿易協定(NAFTA)だ。トランプ氏はいまNAFTAの「再交渉か離脱」を掲げている。

 トラフィカント氏が当時「大統領だろうが、民主党だろうが、共和党だろうが関係ない。これ以上、人々の力を弱める法案には反対だ」と下院で訴えた演説は、いまも地元の語り草になっている。

     ◇

 トラフィカント氏の晩年は不遇だったようだ。2002年に収賄で有罪判決を受け、議会を追放された。ワシントン・ポスト紙によると、南北戦争以来で議会を追放されたのは2人目。09年に釈放されたが、14年9月にトラクターで転倒事故を起こし、ヤングスタウン市内の病院で死去した。73歳だった。

 トランプ氏が大統領選への立候補を表明したのは、トラフィカント氏の死から9カ月後だった。

 労働組合で委員長も務めた元道路作業員のジョン・ミグリオッジさん(48)=写真④=は、やはり勤務先の製鉄所で労組委員長だった父がトラフィカント氏の熱烈な支持者だったこともあり、トラフィカント氏の初当選の時から選挙を手伝った。子どもの名前も一回で覚えるトラフィカント氏を「魅力的な人だ」と心底おもった。

 ミグリオッジさんは今回の大統領選でトランプ氏の支持に回っている。

 「トラフィカントは批判を恐れず、労働者の本音をありのまま口にした。批判なんて全然気にしない。顔のツラが厚いところもそっくり。でも民主党の方針に背き続けたので、最後は収監されてしまった。トランプが共和党主流派から足を引っ張られているのと、まったく同じなんです」

 トラフィカント氏は地元を代表するローカル・ヒーローだった。一方、今回の大統領選で、トランプ氏の躍進ぶりは全米に広まっている。その理由について、トラフィカント氏が80年代から繰り返していたという警告が、まるで予言していたかのようで興味深い。

 「今の(庶民切り捨ての)貿易政策などを続ければ、いまヤングスタウンで起きていることが、やがて全米各地で起きるだろう」(金成隆一)

■共和党予備選でのトランプ氏と2位候補の得票率

ヤングスタウンがあるオハイオ州マホニング郡

トランプ氏 50.6%

ケーシック氏 37.4%

(政治ニュースサイト「ポリティコ」から)

3809チバQ:2016/11/07(月) 12:45:42
http://www.asahi.com/international/reuters/CRWKBN13202L.html
クリントン氏指名の最高裁判事、共和党議員が検討する姿勢=報道
2016年11月7日10時14分
 [ワシントン 6日 ロイター] - 6日付米アトランタ・ジャーナル・コンスティチューション紙によると、ジョージア州選出の共和党上院議員2人が、米大統領選挙で民主党のヒラリー・クリントン候補が当選した場合に指名される最高裁判事候補者を検討する姿勢を示した。

 ジョニー・アイザクソン上院議員とデビッド・パーデュー上院議員による発言。共和党のジョン・マケイン上院議員やテッド・クルーズ上院議員はこれまでに、クリントン氏が指名するどの候補も阻止する可能性を示唆している。

 最高裁は9人の裁判官で構成。保守派の代表格、スカリア判事が2月に死去したことに伴い、リベラル派と保守派が4人ずつとなりきっ抗していた。

 オバマ米大統領は3月、スカリア判事の後任としてコロンビア特別区連邦控訴裁のメリック・ガーランド判事を指名。共和党が過半数を占める上院が審理を拒み、最高裁判事の指名が大統領選の争点の1つに浮上した。

 クリントン氏が勝利すれば、数十年ぶりに最高裁が左派に傾く可能性もある。

 アイザクソン上院議員はクリントン氏が勝利した場合、上院が1月より前にガーランド氏を承認するとの見通しを示した。クリントン氏がもっとリベラル寄りの判事を指名することを一部の共和党議員は懸念している。

3810チバQ:2016/11/07(月) 12:47:30
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201611/CK2016110702000113.html
連邦議会選も熱戦 米大統領選

2016年11月7日 朝刊


写真
 【ワシントン=後藤孝好】米大統領選の投開票日の八日には、上下両院の連邦議会選も同時に実施される。どちらが多数を握るかによって、政権運営に大きく影響するため、民主、共和両党は大統領選と同様に熱戦を展開している。上院は民主党の過半数奪還の可能性があり、下院は共和党が優勢で引き続き過半数を維持する見通しだ。
 連邦最高裁判事や政府高官の人事、条約を承認する権限を持つ上院(定数一〇〇)の現有勢力は、民主党四十六議席(無所属二議席を含む)、共和党五十四議席。任期は六年で、二年ごとに三分の一ずつ改選され、今回は民主十議席、共和二十四議席の計三十四議席が対象となる。
 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、上院は六日時点で民主十議席、共和十六議席を確保。非改選と合わせて両党ともに四十六議席を固め、フロリダ州やペンシルベニア州など八州で互角の戦いを繰り広げる。
 共和党が多数の上院は、二月に最高裁判事が急死した後、オバマ大統領が指名した最高裁判事の人事を承認せず、今も欠員が続く。上院の勝敗は人工妊娠中絶や銃規制、同性婚など社会問題の憲法判断を示す最高裁判事の構成に直結する。そのため、民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(69)は、接戦州での集会で上院選候補と並んで支援を呼び掛けるなど、過半数の奪還に力を入れる。
 一方、共和党候補のドナルド・トランプ氏(70)は党主流派と対立し、議会選から距離を置く。女性問題が相次いで報じられて以降、党幹部のポール・ライアン下院議長は党所属議員らに「自分の選挙にとって最善のことをやるべきだ」と強調し、上下両院の過半数の維持に全力を挙げている。
 二年ごとに全議席を改選する下院(定数四三五)では、民主は百九十議席、共和は二百二十四議席を固め、共和の過半数維持が確実視されている。

3811チバQ:2016/11/07(月) 12:47:48
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201611/CK2016110602000112.html
期日前投票4割の勢い 専門家「クリントン氏優勢」

2016年11月6日 朝刊


 【ニューヨーク=北島忠輔】米大統領選は八日の投開票前に、全米五十州のうち三十七州と首都ワシントンで期日前投票が行われ、四日までに三千七百万人以上が投票を済ませた。最終的に全投票の四割を占める見通し。このうち投票者の情報を公開している十三州を専門家が分析した結果、西部コロラド州やネバダ州など接戦州を含む計十州で民主党候補のヒラリー・クリントン氏(69)が共和党候補のドナルド・トランプ氏(70)を上回った。
 フロリダ大のマイケル・マクドナルド准教授(49)がAP通信と連携して、各州の情報を集計した。
 コロラド、ネバダ両州では事前に有権者登録した人の半数以上がすでに投票し、クリントン氏がリードしている。民主党支持者の多いヒスパニック(中南米系)移民が今後も投票すると見込まれ、「移民に厳しい目を向けるトランプ氏の逆転は難しい」とマクドナルド准教授はみる。
 トランプ氏はアリゾナ、ネブラスカ、フロリダの三州で優位に立つ。フロリダ州の票差は1%未満で、有権者登録時に「支持政党なし」と届け出た有権者の投票先が勝敗を分けることになりそうだ。
 期日前投票をする人は全米で増えており、フロリダやミネソタなど七州とワシントンで、前回二〇一二年の期日前投票者数をすでに上回った。最終的には前回の四千六百二十二万人を超える見込み。前回は全投票者数(約一億二千九百万人)の約35%を占めた。
 マクドナルド准教授によると、すでに投票を済ませたのは「トランプ氏の女性蔑視発言やクリントン氏の私用メール問題に左右されずに投票先を決めている人たち」。新たに有権者登録した移民や「支持なし層」は民主に入れる傾向が強く、「クリントン氏に有利な情勢」という。

3812チバQ:2016/11/07(月) 13:47:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161107-00000019-jij_afp-int
米大統領選、両候補ラストスパート クリントン氏が4〜5Pリード
AFP=時事 11/7(月) 13:35配信

米大統領選、両候補ラストスパート クリントン氏が4〜5Pリード
米ニューハンプシャー州で遊説するドナルド・トランプ氏(左、2016年11月4日撮影)とノースカロライナ州で遊説するヒラリー・クリントン氏(同3日撮影)のコンボ写真。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米大統領選挙の投票日が2日後に迫った6日、共和党候補のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が5州を遊説して回る一方、民主党候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏は支持基盤で票固めに動き、激しい選挙戦を続けている。

【関連写真】支持者に手を振る民主党ヒラリー・クリントン氏

 世論調査でなお接戦の州があることが示されると、トランプ氏は重要な激戦州であるフロリダ(Florida)、 ノースカロライナ(North Carolina)、オハイオ(Ohio)、ペンシルべニア(Pennsylvania)を立て続けに訪問。さらに今後、民主党の牙城と言われたコロラド(Colorado)、ミシガン(Michigan)、ミネソタ(Minnesota)各州も回る計画だ。

 6日にはクリントン氏がペンシルベニア、オハイオ、ニューハンプシャー(New Hampshire)の3州を、トランプ氏はより精力的にアイオワ(Iowa)、ミネソタ、ミシガン、ペンシルバニア、バージニア(Virginia)の5州を訪問する。

 共和党全国委員会(Republican National Committee)のラインス・プリーバス(Reince Priebus)委員長は米ABCテレビの日曜の報道番組「ディス・ウィーク(This Week)」で、「われわれは勢いに乗った。ミシガンのようなところで勝てば(当選は)決まりだ」と語った。

 これに対しクリントン陣営は、トランプ氏のミシガン州訪問にも余裕の構えを見せた。陣営の選対部長ジョン・ポデスタ(John Podesta)氏はABCに対し、「われわれは満足しており、力強い締めくくりを迎えている。だがやるべきことはまだ膨大にある」と述べた。

 クリントン氏も抜かりはなく、7日の訪問先にミシガン州を加えた。

 米NBCテレビと米紙ウォールストリート・ジャーナル(Wall Street Journal)が6日に発表した合同の最終世論調査では、クリントン氏の支持率が44%、トランプ氏が40%で、クリントン氏が4ポイントリードしている。

 ABCと米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)が同日に発表した合同世論調査では、クリントン氏が48%でトランプ氏は43%となっている。

 ウェブサイト「ファイブサーティーエイト(FiveThirtyEight)」の運営者で選挙予測に定評がある統計専門家のネイト・シルバー(Nate Silver)氏は、クリントン氏が2対1でトランプ氏に勝利すると予測しているが、2012年のバラク・オバマ(Barack Obama)大統領の時よりも、クリントン氏のリードは「確かさに欠ける」としている。【翻訳編集】 AFPBB News

3813とはずがたり:2016/11/07(月) 14:41:57
「クリントン氏の訴追求めず」、米FBIがメール再捜査で結論
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161107-00000000-reut-n_ame
ロイター 11/7(月) 6:22配信

[ワシントン 6日 ロイター] - 米連邦捜査局(FBI)のコミー長官は6日、大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏が国務長官時代に公務で私用メールを使用していた問題について、訴追を求めないとした当初の判断を維持すると議会に伝えた。

議会宛ての書簡で、コミ―長官は新たに発見された電子メールの捜査が完了したことを明らかにし、クリントン氏の問題に関して「7月時点の結論に変更はない」と説明した。

コミ―長官の書簡によると、FBIのチームが別の事件に関連して押収した端末から入手した大量の電子メールを捜査。当時国務長官だったクリントン氏とのやり取りを点検した。

コミ―長官は約1週間前、クリントン氏の私用メール問題に絡み、新たに発見された電子メールを調査していることを議会に報告。これを受けて大統領選に向けた支持率調査で、クリントン氏の共和党候補ドナルド・トランプ氏に対するリードは縮小した。

クリントン陣営の広報責任者、ジェニファー・パルミエリ氏は「問題が解決して何よりだ」と述べた。

新たな電子メールは、クリントン氏の側近であるフーマ・アベディン氏の別居中の夫であるアンソニー・ウィーナー元下院議員が起こしたわいせつ事件をめぐる捜査で発見された。

ただ、クリントン氏を批判する共和党は態度を軟化させておらず、同党のポール・ライアン下院議長は、声明で「(クリントン氏は)自身が法を超越していると考え、常に自分勝手なルールに従って行動している」と言明。私用メール問題は「国家安全保障を脅かした」と主張した。

この問題でクリントン氏を攻撃してきたトランプ氏は、ミネソタ州ミネアポリスでの集会で、FBIが示した判断には言及しなかった。

共和党全国委員会のプリーバス委員長はFBIの捜査について、訴追には至らなかったものの、クリントン氏が法律に違反し、「自身の軽率な行動について繰り返し米国民にうそをついた」証拠を示したと指摘した。

3814チバQ:2016/11/07(月) 17:56:22
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161107-00000061-reut-n_ame
米大統領選、接戦の場合に何が起こるか
ロイター 11/7(月) 15:49配信

米大統領選、接戦の場合に何が起こるか
 11月4日、米大統領選挙のユニークな特徴として、一番多くの一般投票を獲得した候補者が選出されるとは限らないという点がある。勝敗は、選挙人団と呼ばれる、各州で選ばれた選挙人による投票によって決定される。写真は10月20日、投票用紙のサンプル(2016年 ロイター/Jonathan Drake)
[4日 ロイター] - 米大統領選挙のユニークな特徴として、一番多くの一般投票を獲得した候補者が選出されるとは限らないという点がある。勝敗は、選挙人団と呼ばれる、各州で選ばれた選挙人による投票によって決定される。

それはつまり、8日に行われる大統領選の結果について、共和党ドナルド・トランプ候補と民主党ヒラリー・クリントン候補の間で政治的な論争が持ち上がった場合でも、州ごとに展開されることを意味する。

●選挙人団とは何か

選挙人団は全米で538人の選挙人によって構成されており、州ごとに人口などに応じた人数が割り当てられている。大統領候補が勝利するには、過半数となる270人以上の選挙人を獲得する必要がある。

それぞれの州で、通常、各政党が自身の選挙人を指名する。8日の選挙において、有権者は大統領候補に投票するものの、実際にはその候補を支持する選挙人を選ぶこととなる。

一般投票の終了後、大半の州で、最も多くの票を獲得した候補が、その州に振り分けられたすべての「選挙人」を獲得する。その結果、もし選挙人数が270人に達した候補がいない場合、大統領は下院によって選出される。米下院は現在、共和党が支配している。

●選挙人は自分の意志で投票先を選べるか

一部の州法では、選挙人が一般投票の結果通りに投票することを義務付けており、州によっては各政党が選挙人に対して、自身の候補者に投票するよう、公式の約束を事前に取り付けている。

選挙人の中には、自身の党が指名した候補以外の候補に投票ができる者もいるが、それは極めて稀であり、現代において、それが選挙結果に対して意味のある影響をもたらすことはない。

3815チバQ:2016/11/07(月) 17:56:36
●接戦の場合は

大統領選に関する手続きは州法で定められており、州当局が管轄する。そのため、それぞれの州において、独自の再集計手続きがある。

南部フロリダ州では、共和党のジョージ・W・ブッシュ候補と民主党のアル・ゴア候補が争った2000年の大統領選において、得票率の差が0.5%未満だったため、自動的に再集計が行われた。

中西部ウィスコンシン州では再集計は自動的には行われず、もし候補からの要請があれば再集計が行われるが、選挙結果が変わらなかった場合、その候補が再集計コストを全額負担する決まりとなっている。

再集計以外の手段としては、誰であっても州の選挙プロセスについて法廷で争うことが可能だ。現在、米国の最高裁判所の判事はリベラル派と保守派が拮抗しており、法的闘争は下級裁判所で決まる可能性がある。ただし、それぞれの政治派閥の構成は各州で異なっている。

3816チバQ:2016/11/07(月) 18:20:10
http://news.goo.ne.jp/article/fuji/world/fuji-frn1611050002.html
現実味帯びてきたトランプ氏の大逆転、3つの必勝シナリオ 泥仕合の大統領選
17:05夕刊フジ

 「世界の警察官」ともいわれる米国大統領に、数々の暴言で知られる共和党候補のドナルド・トランプ氏(70)が就任するかもしれない。8日の大統領選目前で、民主党候補のヒラリー・クリントン氏(69)の私用メール問題が再燃し、トランプ氏が逆転したとの世論調査結果もある。専門家が描くトランプ氏の「3つの必勝シナリオ」とは。

 米メディアはこれまで、クリントン氏優勢との見方が大半だった。しかし、投票が近づいた10月下旬、クリントン氏の私用メール問題について米連邦捜査局(FBI)が捜査再開を明らかにしたことで、風向きが変わった。世論調査によっては、トランプ氏がリードする結果もあり、予断を許さない情勢になったのだ。

 トランプ氏が大統領選で当選するとしたら、どんなケースが考えられるのか。米国政治に詳しい福井県立大の島田洋一教授が想定するのは、(1)連邦最高裁判事の人事問題をアピールして、トランプ氏から離れた保守派の支持を取り込む(2)私用メール問題でクリントン氏が窮地に陥る(3)あってはならないが、イスラム系移民によるテロが起きた場合-の3つだ。

 ■(1)最高裁人事

 まず最高裁をめぐっては現在、リベラル派4人、保守派4人の判事で構成されている。本来は9人だが、保守派の判事が今年2月に急死。オバマ政権と共和党との軋轢(あつれき)で空席のままとなっているのだ。

 最高裁判事は終身制のため、仮に50歳前後の新判事が選ばれた場合、数十年にわたって務める可能性がある。島田氏は「クリントン氏が大統領になると、進歩派主導の最高裁になる。トランプ氏は『私が選ぶ判事と、クリントン氏が選ぶ判事のどちらに数十年やらせますか』と、もっとアピールするべきだろう」と語る。

 現に共和党候補の指名争いで最後までトランプ氏と争ったテッド・クルーズ上院議員は9月、トランプ氏支持を表明した。その背景には、クリントン氏を勝たせれば、リベラルな連邦最高裁判事を任命するなど、オバマ路線が継承されることになると判断したというのだ。

 ■(2)メール問題

 メール問題では、クリントン氏のメールの内容が今後明らかになるなかで「露骨に賄賂を要求しているような内容のものだったら刑事事件になる可能性がある」と島田氏。

 ■(3)移民テロ

 さらに、テロに関しては、「あってはならないことだが、仮にシリアから入ってきた難民などからテロを実行する人間が出てきたら、『クリントン氏はこういうリスクのある人を入れようとしている』ということで、数ポイントは(トランプ氏支持に)動くのではないか」とみる。

 現実的な情勢としては、クリントン氏がやや有利といい、島田氏は「米国の選挙のプロは激戦区のペンシルベニア、オハイオ、フロリダの3つの州が大事だとみている。トランプ氏はこの3つを全部取らないといけないし、取れば勝てる」と話す。

 クリントン氏の問題に加え、トランプ氏のセクハラ疑惑も取り沙汰され、「泥仕合」となった大統領選。最後まで情勢は流動的のようだ。

3817とはずがたり:2016/11/07(月) 19:07:00
<米雇用統計>10月も改善継続 失業率も低下
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161104-00000110-mai-bus_all
毎日新聞 11/4(金) 22:13配信

 【ワシントン清水憲司】米労働省が4日発表した10月の雇用統計(速報値)によると、景気動向を敏感に反映する非農業部門の就業者数は、季節調整済みで前月比16万1000人増(前月は19万1000人増)となった。失業率は4.9%と前月から0.1ポイント低下し、雇用情勢の改善が継続していることが確認された。米連邦準備制度理事会(FRB)が見込む12月の追加利上げに向け追い風になりそうだ。

 就業者の増加数は事前の市場予想(17.5万人増)をやや下回ったが、9月分は速報段階の15.6万人増から上方修正された。雇用改善の「質」を示す平均時給は前年同月比2.8%増と前月(2.7%増)から勢いを増し、2009年6月以来の伸びになった。

 FRBは雇用統計を含む経済指標が大きく悪化しなければ、12月13、14日の次回会合で昨年12月以来1年ぶりとなる利上げを実施する方針。今回の統計で、賃金を含め雇用の堅調な改善が確認されたことで、FRBは景気の先行きに自信を深めるとみられる。

3818チバQ:2016/11/07(月) 20:42:06
http://www.sankei.com/world/news/161107/wor1611070036-n1.html
2016.11.7 18:50
【米大統領選】
FBI、クリントン氏の訴追求めず 私用メール問題で 逆風一気に弱まる
 【ワシントン=小雲規生】米連邦捜査局(FBI)のコミー長官は6日、議会あての書簡で、10月28日に捜査再開を表明した米大統領選の民主党候補クリントン氏の私用メール問題で、訴追を求めない方針を明らかにした。2日後に迫った投票日に向け、逆風が弱まる公算が高まった。

 トランプ氏は演説で、クリントン氏は「不正なシステム」に守られていると主張。「8日に投票所で正義が下されるかは米国民にかかっている」と支持を訴えた。一方、クリントン陣営の広報責任者、パルミエリ氏は「問題が解決されたことは喜ばしい」と話した。

 コミー氏は書簡で、新たに見つかったメールのうち、国務長官時代のクリントン氏とのやりとりのすべてを調査したと説明。その結果、この問題でクリントン氏の訴追を求めないとする7月に発表した方針を「変えることはなかった」とした。

http://www.sankei.com/world/news/161107/wor1611070037-n1.html
2016.11.7 18:52
【米大統領選】
メール問題で訴追しないFBIに、共和党が反発「政治的圧力にさらされた」
 米連邦捜査局(FBI)がクリントン氏の訴追を求めない方針を改めて明らかにしたことで、共和党側からFBIに対する「政治的圧力」を疑う声が出ている。FBIは捜査状況の公表は透明性確保のためだとしているが、米メディアでは次期大統領が誰になってもFBIのコミー長官は難しい立場に置かれるとみられている。

 「コミー氏は猛烈な政治的圧力にさらされたに違いない」

 共和党の大統領候補トランプ氏の盟友、ギングリッチ元下院議長は、訴追見送りの背景にクリントン氏を支援する政治勢力が存在しているとの見方を示した。

 クリントン氏の私用メール問題の捜査再開は、トランプ陣営にとって“最高の贈り物”だった。クリントン氏の「クロ」が証明されずとも、捜査の継続自体が有権者の疑念をかきたてたからだ。それが突然に取り上げられたとあって、ギングリッチ氏は腹の虫がおさまらないようだ。

 しかし、コミー氏は今回の判断は「24時間体制の調査」の結果だと強調。FBI幹部は新たに見つかったメールの多くは私的な内容か、すでに調査したメールの複製だったと説明した。不明としていたメールの内容が分かったため、速やかに公表したというわけだ。

 大統領選が間近に迫った10月28日に捜査再開の公表に踏み切ったのは、「クリントン氏を守るために意図的に事実を隠していた」と後になって批判されることを恐れたからだとみられている。コミー氏はこのとき、民主党側から「違法だ」などと批判された。

 2013年9月に就任したコミー氏の任期は23年9月までの10年間。汚職事件も手がけるFBI長官は慣例的に強い独立性が保証されている。コミー氏は今回、民主、共和の両党から判断が疑問視されたが、建前上は次期大統領がクリントン氏でもトランプ氏でも、引き続き捜査を指揮することができる。

 ただし、ビル・クリントン元大統領が1993年、公用機を私用で使ったなどの理由で当時のFBI長官を解任したように、大統領にその座を追われる例がないわけではない。米紙ワシントン・ポストは「何カ月にもわたって政治における中心的な役割を演じたことで、誰が大統領になってもFBIやコミー氏は難しい問題を抱えることになる」と指摘している。(ワシントン 小雲規生)

3819旧ホントは社民支持@鹿児島市:2016/11/07(月) 22:19:30
323対215でヒラリーが勝つとみたが,どうでしょう

3820チバQ:2016/11/08(火) 07:28:00
http://www.sankei.com/world/news/161108/wor1611080005-n1.html
2016.11.8 06:00
【米大統領選】
トランプ氏に「投票しない」 クリントン氏も「支持できない」 元CIA長官、ヘイデン氏
 ブッシュ米前大統領の下で中央情報局(CIA)長官を務めたマイケル・ヘイデン氏(71)は、歴代共和党政権で外交・安保政策を担った元高官50人と共に、大統領選の共和党候補、ドナルド・トランプ氏に「投票しない」との共同声明を発表した。ヘイデン氏は同時に、民主党のヒラリー・クリントン候補も「支持できない」とする。その真意を聞いた。(ワシントン 黒瀬悦成)

 -トランプ氏を支持しないと表明した理由は

 「彼は、国際情勢や国際安全保障に関し、米国の大統領として必要な経歴、思考・行動様式を備えていない。興味すらないだろう。彼は、心の底からの信念に基づいて物を言っているのではなく、目の前にいる群衆を楽しませるために話しているようにみえる。しかも、言っていることは無定見でデタラメで、非常に非常に不愉快だ」

 -一方で、クリントン氏も支持しないのは

 「メール問題が一つの指標だ。私のように政府での勤務経験があれば、あのようなメールのシステムを(自宅に)設置するのは理解できないし、彼女の説明はつじつまが合わない」

-次期政権下で日米関係はどうなる

 「次の大統領がトランプ氏だとすると、全くわからない。日本にもわからないだろう(笑)。そこが恐ろしいところだ」

 「クリントン氏であれば、日米関係が損なわれることはない。実のところ、外交に関しては、オバマ大統領よりも安心できる」

 -どこが違うのか

 「オバマ氏が国内問題を重視するのに対し、クリントン氏は米国が世界で積極的な役割を果たすべきだと考えている。シリア問題でも、クリントン氏が国務長官のままであれば、米国はシリア問題により積極関与していたはずだ。クリントン氏はオバマ氏よりも外交課題でリスクを受け入れ、よりタフであるだろう」

 -クリントン氏は中国にどのように対処するか

 「中国が希求する正当な国益は尊重する必要がある一方、米国も友好国と共に地域において維持する権利を有する正当な権益がある。こうした要件でバランスを維持するのは、誰が米大統領でも難しい。しかし、クリントン氏はトランプ氏と違い、米国の同盟システムの基本的な価値を理解している。米国が日本に軍を駐留させるのは、それが日米双方に有益だからだ。クリントン氏はそこを分かっている」

 -対露関係は。トランプ氏はロシアのプーチン大統領を好きなようだ

 「理解できない。私は、トランプ氏は米国における権威主義的大衆迎合主義の代表だとみる。そしてプーチン氏は、権威主義的大衆迎合主義の世界的な申し子で、2人は思想的に共鳴し合っている」

3821チバQ:2016/11/08(火) 12:02:21
http://jp.wsj.com/articles/SB10192246251775523818204582423212237477368
米大統領選、行方占う東岸注目州の投票終了時間は

早期の開票結果、その後の展開のカギに

By
MICHELLE HACKMAN

2016 年 11 月 8 日 11:36 JST 更新
原文 (英語)
 米国時間8日夜に固唾(かたず)をのんで米大統領選の開票結果を見守る人々にとって、幾つかの米東岸諸州の早期開票結果が、その後の展開を占うカギになるだろう。以下は、開票結果が明らかになるにつれて、注意して見るべき最初の幾つかの州だ(時刻は米東部標準時と日本時間での各州の投票終了時間)。

米東部時間8日午後7時(日本時間9日午前9時):

バージニア州とジョージア州

 この2州で何が民主党候補ヒラリー・クリントン氏を神経質にするだろうか。バージニア州でオバマ大統領は前回選挙と前々回選挙の2度勝利した。世論調査によると、同州ではクリントン氏が一貫してリードしている。しかし、8日夜になったばかりの頃は、スリリングだろう。少なくとも民主党を支持する傾向がある同州北部の人口密集地からの開票結果が出るまではそうだ。

 これに対し、共和党候補のドナルド・トランプ氏を神経質にするものは何か。ジョージア州でもバージニア州と同様に投票所は午後7時に閉まる。同州では1992年以降、民主党候補は勝利していないが、幾つかの最近の調査では、トランプ氏がクリントン氏を1ポイントか2ポイント・リードしている。もし開票結果が接戦のようなら、アフリカ系アメリカ人(黒人)の有権者(ジョージア州の有権者全体の3分の1近くを占めると予想されている)が全米各地でクリントン氏に大挙して投票している一つの兆候かもしれない。逆に黒人の有権者の投票率が低いようだと、クリントン氏にとって他の諸州で問題が生じる兆しになるだろう。ペンシルベニア州やミシガン州などでは黒人有権者の投票がクリントン氏の勝利に決定的に重要だからだ。

米東部時間8日午後7時30分(日本時間9日午前9時30分):

オハイオ州とノースカロライナ州

 オハイオ州とノースカロライナ州でトランプ氏は何を期待するだろうか。選挙人団の過半数を確保するために、トランプ氏の計画はオハイオ州に大きく依存している。同州は、フロリダ州に次いで全米最大のスイングステート(勝者が入れ替わる激戦州)だからだ。大半の世論調査では、トランプ氏は同州でリードしている。したがって同州で同氏が負ければ、全米で一層大きな問題が生じるシグナルになる。

 トランプ氏がオハイオ州で負けると、同氏は同州の18人の選挙人票を別の州で獲得して埋め合わせねばならない。つまり、他の幾つかの大きな州の一つ、例えばミシガン州で勝つ必要がある。

 これに対し、クリントン氏は何を期待しているだろうか。ノースカロライナ州は、クリントン氏が共和党から奪還できる可能性のある少数の州の一つだ。選挙人団の勝利へのトランプ氏の道は既に狭くなっている。このためクリントン氏がノースカロライナ州で勝てば、トランプ氏の勝利への道はさらに険しくなる。同州では2012年の前回大統領選挙で共和党が約2ポイント差で勝利している。

 加えて、クリントン氏が同州で勝った場合、それは米国の西部諸州(同様に多様な有権者のいる地域だ)でクリントン氏が順調に軌道に乗っているシグナルになる、とデューク大学の政治学者デービッド・ロード氏は言う。

3822チバQ:2016/11/08(火) 12:02:49
米東部時間8日午後8時(日本時間9日午前10時):

ニューハンプシャー州とフロリダ州

 クリントン・トランプ両候補ともにニューハンプシャー州とフロリダ州には注視するだろう。

 ニューハンプシャー州は、大統領選の行方、および民主、共和どちらの党が上院を制するかの戦いを占う重要な目安になる。

 同州は、マイノリティー有権者が大きく集中していない州だ。つまりクリントン氏が他の多くの州ではずみをつけている大きなマイノリティー集団に欠ける州ということだ。しかし、有権者全体をみると、圧倒的に白人であるものの、わずかに民主党寄りだ、とニューハンプシャー大学のダンティ・スカラ教授(政治学)は言う。同州では大卒の有権者の比率が大きく、多くの世論調査では、クリントン氏寄りに傾斜している。

 今年、大卒の白人は、クリントン氏の支持者連合の重要な要素として登場した。一方、労働者階級の白人有権者は、一部の元民主党支持者を含め、トランプ氏支持に動いた。専門家たちは、同州の大卒白人の間でクリントン氏がどれほど得票できるかに着目し、その他の地域でも同氏が大卒白人層の支持取り付けに成功するかを予測するだろう。

 ニューハンプシャー州はまた、共和党が上院の過半数議席を獲得できるかどうかを占う有力な目安にもなる。1期目のケリー・エイヨット上院議員(ニューハンプシャー州選出)は、再選を狙う共和党議員の中で最もぜい弱な議員の一人とみられている。今回の改選議員の勢力は共和党24議席、民主党10議席となっている。

しかしエイヨット議員は、対抗馬であるマギー・ハッサン同州知事(民主党)と接戦になっている。スカラ教授は「エイヨット議員は逆風の選挙年にもかかわらず、しぶといことを証明した」と述べ、「同議員は、極めて困難な環境で極めて良く選挙戦を戦っている候補者だ」と語った。

フロリダ州は、トランプ氏が大統領選で勝利するためには恐らく最も重要な州だ。クリントン氏は同州の選挙人29人なしでも勝利への道を幾つか描ける。これに対しトランプ氏は、フロリダ州を落とすと選挙人の過半数維持が極めて困難になるだろう。オバマ大統領は2012年の前回選挙で、同州ではわずか1ポイント未満の小差で勝利した。

フロリダ州やその他の州での期日前投票のパターンをみると、ヒスパニック系有権者の投票率が史上最高に達し得ることが示唆されている。問題は、それがクリントン氏の勝利をもたらすのに十分かということであり、フロリダ州のうち有権者がそれほど多様化していない地域で同氏がトランプ氏の強い支持基盤を突き崩せるかどうかが焦点になる。

ヒスパニック系の投票の力がとりわけ目立つのはマイアミ・デイド郡だろう。同郡は、オバマ氏が前回選挙で20万8000票の差をつけ、フロリダ州全体で7万5000票弱という小差で勝利する原動力になった地域だ。今年、この差が拡大すれば、マイアミの伝統的に共和党寄りのキューバ系アメリカ人が民主党支持にくら替えしている一つの兆候になる。

フロリダ州でのヒスパニック系有権者の投票行動はまた、ヒスパニック系有権者がネバダ州、コロラド州、そしてアリゾナ州でどう投票するかのヒントになる。特にアリゾナ州は伝統的に共和党が勝つ州だが、今年はヒスパニック系の投票率次第でスイング(くら替え)する可能性がある。

3823とはずがたり:2016/11/08(火) 19:13:03
>連邦最高裁の判事は、長らく共和党の任命した保守系判事が5人、民主党の任命したリベラル系判事が4人という構成だった。

>最高裁判事には現在、空席がひとつあり、次の大統領が任命権を握っているのである。ヒラリーが大統領になれば、民主党系のリベラルな判事を任命するのは間違いない。

>共和党支持の保守派からすれば悪夢のような時代。その再来を避けるためには、“トランプに耐える方がよっぽどマシ”なのだ。

“隠れトランプ旋風”が吹いたハーバード大 インテリ学生が支持する理由とは
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20161108/DailyShincho_514388.html
デイリー新潮 2016年11月8日 08時01分 (2016年11月8日 19時00分 更新)
■「ハーバード大学」にも吹き荒れた「隠れトランプ旋風」(1)

 米大統領選を狂乱の渦に巻き込んだドナルド・トランプ(70)。彼の支持者は白人の低所得層とされてきたが、実は世界中の英知が集うハーバード大学でも“旋風”は吹き荒れていた。財務官僚を経て現在は弁護士の山口真由氏が、トランプ支持に走ったインテリ層の闇に迫る。

 ***

 昨年の夏から1年間、私はハーバード大学ロースクール(法科大学院)に留学していた。トランプが米大統領選への出馬を電撃表明したのは、私が渡米する直前の昨年6月16日のこと。

 当初は泡沫候補と思われた彼が共和党の候補者に指名され、ついにはヒラリー・クリントンとの本選に臨むまでになったプロセスを、偶然にも現地で体験したのである。

 今回は私自身の経験を踏まえ、ハーバードにおけるトランプ支持者の実態に触れながら、この“現象”について考えてみたい。

 粗野で無教養、差別意識を隠そうともしない南部の白人男性たち。これがアメリカ人の抱く、トランプ支持者の典型的なイメージだろう。ハーバード大学のイメージは、その真逆を行く。なにしろ、「ハーバード・コミュニティ」は世界中の知性が集まる場所なのだ。

 実際、ハーバードでのトランプ人気は著しく低い。そもそも、アメリカの「リベラルの牙城」として知られるこの大学の学生のうち、共和党支持者はわずか13%に過ぎない。洗練されたハーバードのインテリたちにとって、移民や女性に対する差別意識を隠そうともしないトランプは、私生活でも一線を画したい存在に違いない。

 だが、それはトランプを大統領候補に推した、共和党の教養ある支持者にとっても同じだ。なぜなら、彼らこそ、「共和党=差別主義者」というイメージと長らく戦ってきたのだから。

■共和党インテリ層からも批判
 ハーバードには共和党支持者たちで組織された「ハーバード・リパブリカン・クラブ」がある。しかし、このクラブは今年8月4日、トランプに三下り半を叩きつけたのだ。

 言っておくが、ハーバード・リパブリカン・クラブが、共和党の大統領候補に不支持を表明したのは128年に及ぶ歴史上、初めてのことだ。これは異例中の異例の事態と呼べる。クラブの公式フェイスブックにはこう綴られている。

〈トランプはコンサバ(保守)ではない〉〈共和党が、いやアメリカ人が共有してきた価値観は人間の尊厳である。それを踏みにじるトランプを、我々は恥じる〉

 格調高くかつ激烈な言葉でトランプを批判するクラブの宣言から伝わってくるのは、共和党のインテリ層の怒りと悲鳴だ。

 無論、その矛先は、ポリティカル・コレクトネス(直訳すると「政治的公正さ」、全てのマイノリティを差別しないという意味)に欠けるというイメージを払拭するための共和党の努力を水の泡にした、トランプに向けられている。

 ところが、そんな四面楚歌のトランプを支持する学生が、実はハーバード内には存在しているのだ。

 しかも、彼らは一般的なトランプ支持者のイメージとはかけ離れた、極めて知的な思惑を持っていた。

3824とはずがたり:2016/11/08(火) 19:13:31
>>3823-3824
■最高裁判事の方が大事
 共和党を支持する上品な男子学生は、トランプの俗っぽさに眉をひそめながらもこう明かした。

「大統領は所詮、4年間の我慢だ。でも、連邦最高裁の判事は死ぬまで続く。それこそ40年の我慢になるかもしれない。トランプに耐える方がよっぽどマシだよ」

 彼の発言には少々、説明が必要だろう。

 まず、アメリカの連邦最高裁は日本の最高裁よりも影響力が大きい。なにしろ、アメリカでは最高裁の下した判決が、そのまま法律としての効力を有するのだ。連邦最高裁の判事は9人で、一度任命されれば基本的にはその人が亡くなるまでの終身制である。任命権を持つのは、大統領その人だ。

 連邦最高裁の判事は、長らく共和党の任命した保守系判事が5人、民主党の任命したリベラル系判事が4人という構成だった。

 ところが、である。

 共和党に任命されたアンソニー・ケネディ判事は、徐々にリベラル側に寄っていき、特にLGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーの頭文字。いわゆる性的マイノリティを指す)の権利にはとても同情的だ。

 それが、昨年6月の同性婚を認める連邦最高裁判決に?がった。宗教的な理由に基づき、同性婚には絶対反対を貫いてきた共和党支持者にすれば、腸(はらわた)が煮えくり返るような裏切りだろう。

 さらに、共和党支持者を絶望させたのは今年2月、保守派の大論客であるアントニン・スカリア判事が79歳で息を引き取ったこと。

 つまり、最高裁判事には現在、空席がひとつあり、次の大統領が任命権を握っているのである。ヒラリーが大統領になれば、民主党系のリベラルな判事を任命するのは間違いない。となれば、ケネディ判事を計算に入れなくても、リベラル系判事が最高裁で多数派を形成することになる。

 1950〜60年代のアメリカでは、アール・ウォーレンというカリスマ判事に率いられたリベラル優位の最高裁が、アメリカの舵を大きく左に切った時代があった。

 黒人と白人の学区を分けるのは違憲、女性の避妊を認めないのも違憲……。ウォーレン判事率いる最高裁による立て続けのリベラルな判決に、保守派は泡を食った。伝統的に保守派はキリスト教の教えを固く信じる白人で、彼らは黒人と同じ学校に子弟を通わせたいとは思わず、避妊なんてキリスト教の教えに反する不道徳な行為だと考えていた。

 共和党支持の保守派からすれば悪夢のような時代。その再来を避けるためには、“トランプに耐える方がよっぽどマシ”なのだ。

 ***

「ハーバード大学」にも吹き荒れた「隠れトランプ旋風」(2)へつづく

特別読物「民主党の牙城『ハーバード大学』にも吹き荒れた『隠れトランプ』旋風――山口真由(弁護士)」より

山口真由(やまぐち・まゆ)
1983年生まれ。東京大学法学部在学中に司法試験と国家公務員Ⅰ種に合格。首席卒業し、財務官僚を経て2009年から弁護士。2015年夏からハーバード大学ロースクールに留学し、2016年8月に帰国。著書に『いいエリート、わるいエリート』など。

「週刊新潮」2016年11月10日神帰月増大号 掲載

3825チバQ:2016/11/08(火) 19:28:02
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161108k0000e030220000c.html
<米大統領選>両候補、激戦州を遊説 最後の訴え
11:55毎日新聞

<米大統領選>両候補、激戦州を遊説 最後の訴え
米大統領選に向けて演説するクリントン候補(左)とトランプ候補(右)=AP
(毎日新聞)
 ◇民主党のクリントン候補と共和党のトランプ候補

 米大統領選投票日前日の7日、民主党のヒラリー・クリントン候補(69)と共和党のドナルド・トランプ候補(70)は勝敗を左右する激戦州を遊説した。クリントン氏の集会には、夫のビル・クリントン元大統領やオバマ大統領夫妻らが勢ぞろい。トランプ氏は深夜まで計5州を縦断して投票を呼びかけた。投票は一部を除いて8日朝(日本時間8日夜)から始まる。

 ◇民主党のヒラリー・クリントン候補

 「どのような国にしたいのか、私たちは試されている。一緒に歴史を作ろう!」。ヒラリー・クリントン候補は7日、ペンシルベニア州フィラデルフィアの集会で声を上げた。オバマ大統領やミシェル夫人、夫のビル氏と長女チェルシーさんらが勢ぞろいし、ロック歌手のジョン・ボン・ジョビさんやブルース・スプリングスティーンさんも舞台に立ち「オールスター」で支持を訴えた。

 集会が開かれたのは独立宣言が行われた独立記念館前の広場。屋外に集まった数万人の支持者が「USA」と書かれたプラカードを掲げて声援を送った。

 クリントン氏は演説で「選挙戦が怒りに満ちたものになってしまった」とも吐露。投票日を翌日に控え、トランプ氏が人々の怒りを刺激するのと対照的に前向きなメッセージを打ち出している。同州ピッツバーグの集会では「明日は希望に満ちた寛大な米国のための投票だ」と呼びかけた。

 クリントン氏は中西部ミシガン、ペンシルベニアを回り、7日深夜に南部ノースカロライナ州に入る。同州ローリーでの集会には歌手のレディー・ガガさんらを迎えて最後の支持を訴える。【フィラデルフィア(米東部ペンシルベニア州)長野宏美】

 ◇共和党のドナルド・トランプ候補

 ドナルド・トランプ候補は7日、南部フロリダを皮切りに、ノースカロライナ、ペンシルベニア、ニューハンプシャーを訪れ、「我々は歴史的で一生に一度しか起こらないような変化をもたらす」と支持を呼びかけた。7日深夜にはミシガン州で集会を開く。

 「ラストベルト(さびついた工業地帯)」の一部とされ、自らが大学時代を過ごしたペンシルベニア州のスクラントンの集会では「炭鉱労働者、工場労働者、製鉄工場労働者の仕事を取り戻す」と強調。支持者らはトランプ氏の選挙スローガン「米国を再び偉大な国に」が記されたプラカードを掲げ、会場は熱気に包まれた。

 トランプ氏は選挙戦中の10月、女性蔑視発言で窮地に立たされたが、クリントン氏の私用メール問題で米連邦捜査局(FBI)が再捜査を開始し、接戦に持ち込んだ。そのため、トランプ氏はフロリダ州の演説で「腐敗した候補者だ」などと批判。クリントン氏を応援するオバマ大統領が導入した「医療保険制度改革(オバマケア)」についても「私が大統領になったら、オバマケアを廃止する」と改めて訴えた。【ニューヨーク田中義郎】

3826チバQ:2016/11/08(火) 19:31:54
http://news.goo.ne.jp/article/newsweek/world/newsweek-E180175.html
注目は明日・午前10時のフロリダ、米大統領選の結果は何時に分かる?
18:47ニューズウィーク日本版

<米大統領選の投開票がいよいよ始まる。ヒラリー・クリントン有利とも、いや激戦だとも伝えられるが、結果は日本時間のいつ頃に分かるのだろうか>

 さぁ、いよいよカウントダウンが始まった! 運命の11月8日(火曜日)、アメリカでは早い州で米国東部時間午前6時(日本時間8日午後8時)から本格的な投票が始まる。全米50州と首都ワシントン全てで投票が終わるのは米国東部時間9日午前1時だが、その間にも投票が終わった州から結果は順次速報されていく。大統領候補が勝利するのに必要な538人の選挙人のうち、過半数となる270人以上を獲得したところで勝敗が決まる。

 決戦の時を迎えた民主党のヒラリー・クリントンと共和党のドナルド・トランプ。2人のどちらが次期アメリカ大統領に選ばれるかは、日本時間の何時に判明するのだろうか。

 大統領選当日、米大手メディア各社は投票所にスタッフを送り込んで出口調査を行いその内容を報じていくが、投票の大部分が終了するまではその州の当確は出さないのが慣例だ。投票が締め切られる前に発表してしまうと、その後の投票行動に影響を及ぼすかもしれないからだ。そうなると、各州の当確が発表され始めるのは投票所が閉まってからということになる。観戦する側としては、州ごとに発表される当確情報に基づいて選挙人の数をクリントンとトランプに振り分け、どちらかが270人に達するのを見守ればいい。

 投票の締め切り時間は州ごとに異なるが、ニューヨーク・タイムズ紙のデータをもとに日本時間のタイムラインを作成すると(カッコ内は選挙人の数)――。

■日本時間 11月9日(水)午前8時(米国東部時間8日午後6時):インディアナ州(11)のほとんどとケンタッキー州(8)の半分で最初に投票所がクローズする。

■午前9時:フロリダ州(29)のほとんどの地域、ニューハンプシャー州(4)、ジョージア州(16)、バージニア州(13)などで投票終了。

■午前9時半:オハイオ州(18)、ノースカロライナ州(15)などで投票終了。

■午前10時:ミシガン州(16)のほとんど、ペンシルベニア州(20)、フロリダ州(29)の残りの地域などで投票終了。この時点で投票が終わった州の選挙人数は合計292。

※ニューヨーク・タイムズ紙の分析では、午前10時(米国東部時間午後8時)がひとつの山場だ。同紙はクリントンがほぼ確実に取ると思われている州に加えて、激戦州である6州(アリゾナ、フロリダ、ジョージア、ニューハンプシャー、ノースカロライナ、オハイオ)をすべて制覇すればクリントンの勝ちと見ている。

■午前11時:アリゾナ州(11)、ウィスコンシン州(10)などで投票終了。この時点で投票が終わった州の選挙人数は合計432。

■午後12時:アイオワ州(6)、ネバダ州(6)などで投票終了。この時点で投票が終わった州の選挙人数は合計457。

午後1時:カリフォルニア州(55)などで投票終了。この時点で投票が終わった州の選挙人数は合計535。

午後3時:全米最後のアラスカ州(3)で投票が終了。選挙人数の合計が全538に到達。

3827チバQ:2016/11/08(火) 19:32:06
フロリダ州に加え、この激戦州2州にも注目

 観戦ポイントとして注目すべきなのは、各候補が270人に到達するために鍵を握る州の動向だろう。なかでも最も目が離せないのは選挙人29人を握るフロリダ州の結果だ。

 ブッシュ前大統領の次席補佐官を務めたカール・ローブはウォール・ストリート・ジャーナル紙に寄稿し、「今年の大統領選の最重要州はフロリダ州だ」と語った。過去6回の大統領選で民主党が制してきた18州と首都ワシントンをクリントンが取れば、その時点で獲得選挙人数は242人。そこにフロリダ州の29人を加えれば270人に達するからだ。逆に言うと、トランプはフロリダを落とすとホワイトハウスへの道がほぼ絶望的になる。

 フロリダ州のすべての地域で投票が締め切られるのは日本時間午前10時だが、クリントンがトランプに大差をつけていればフロリダの開票速報は早い時点で出るかもしれない。逆に僅差の場合は、結果が出るまで数時間かかる可能性もある。2000年のジョージ・W・ブッシュ対アル・ゴアの選挙ではあまりに僅差だったため再集計が行われ、結果が出るのに約2週間を要した。

【参考記事】アメリカ大統領選挙、結果が大接戦 そのとき何が起きる?

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による最新の支持率平均値ではフロリダではクリントンが46.6%、トランプが47%とほぼ互角だが、同州では期限前投票で既に総投票数の約3分の2が投じられたと見られており、クリントン優位が伝えられている。専門家によれば、クリントン陣営の「どぶ板選挙」作戦のおかげでクリントンを支持するヒスパニック系と黒人有権者の投票率が跳ね上がっているという。

 フロリダ州の結果を待つ間に注目すべきは、人種や産業の構成などから「アメリカの縮図」と呼ばれ選挙人18人を握る激戦州オハイオの動向だろう。64年以降の大統領選で、オハイオを落として大統領になった候補はいない。「リアル・クリア・ポリティクス」による最新の支持率平均値では、クリントンが44%、トランプが46.2%と、トランプがリードしている。

 また、激戦州ノースカロライナにも注目が集まっている。4年前の大統領選の結果を正確に予測した統計分析の専門家ネイト・シルバーは、自身が主宰する「ファイブサーティーエイト(538)」で、今年の選挙戦の「主役」はフロリダ州とノースカロライナ州だとして、トランプがこのどちらで負けても270人には届かないとみる。

 選挙人15人を抱えるノースカロライナ州の最新の支持率平均値は、クリントンが45.7%、トランプが46.5%とその差は僅かだ。カール・ローブも、例えトランプがフロリダ州とその他の激戦州で勝ったとしても、クリントンが民主党が過去に勝利してきた18州+ワシントンの242人に加えてノースカロライナ州とバージニア州の両方(合計28人)を取れば決まりだとみる。

 前評判どおりクリントン有利に展開するのか、それとも接戦にもつれ込むのか。はたまたトランプの大どんでん返しがあるのか。他に接戦州とされるのは、アイオワ州(6)、アリゾナ州(11)、ネバダ州(6)、ニューハンプシャー州(4)、コロラド州(9)、ミシガン州(16)、ペンシルベニア州(20)、ウィスコンシン州(10)。だが、勝利演説が何時になるかを予想するには、まずはフロリダ、オハイオ、ノースカロライナに注目するのがよさそうだ。

【参考記事】ニューストピックス 決戦2016米大統領選

3828チバQ:2016/11/08(火) 19:35:07
http://www.sankei.com/world/news/161108/wor1611080001-n1.html
2016.11.8 08:00
【国際情勢分析】
米大統領選、英国のEU離脱と同じ逆転劇は起きるか だれにも言えない「隠れトランプ支持者」の行方
 8日の米大統領選では、共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)の「隠れ支持者」の動向が注目点のひとつだ。直近の半年の世論調査では、大半の期間で民主党のヒラリー・クリントン氏(69)が優勢だった。しかし、トランプ氏の女性蔑視や人種差別的な発言から、表だって支持者だと言わない人が多数おり、世論調査に表れない「トランプ票」によって、下馬評が覆されるかもしれないとの見方がある。米政治専門家らは、隠れたトランプ支持の“威力”を読み解こうと躍起だ。

 「私がトランプに投票するつもりだということは、妻にさえ秘密にしている」(中年男性)

 「大学の友だちは知らないわ、私がトランプ支持だなんて。どんな風に思われるか分からないから、話さないの」(女子大生)

 欧米メディアの報道に登場した「隠れトランプ支持者」の声は、ごく身近な人にさえ打ち明けない姿を浮き彫りにしている。

 トランプ氏の不法メキシコ移民を性犯罪者と同列視するような発言や、女性をさげすんだような言いっぷりは、これまでの大統領候補の姿からかけ離れている。そのため支持者であることを普段は隠し、選挙当日にトランプ票を投じる人が多数いるはずだと取り沙汰されてきた。

 こうしたトランプ氏の隠れ支持者について熱心に報道してきたのは、実はイギリスのメディアだった。世論調査に裏切られた手痛い記憶があるからだ。

 6月下旬に実施された英国の欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票。多くの事前の世論調査では、「EUに残留する」との回答が過半数を占めていた。ところが開票してみると、僅差ながらもEU離脱が優勢の結果に。予想を覆された英メディア自身が大騒ぎする羽目となった。

 世論調査の分野では、無作為に発生させた電話番号に電話をかけ、有権者に聞き取る一般的な調査手法では、正確に把握しきれない民意があることは知られている。米国で有名なのが、「ブラッドレー効果」と名付けられたものだ。

 1982年のカリフォルニア州知事選。世論調査では、アフリカ系候補のブラッドレー氏が、白人候補に対して圧倒的に優勢だとの結果が出ていた。しかしフタを開けてみると、白人候補が勝利した。世論調査で「アフリカ系候補に投票する」と述べていた白人有権者の多くが、実際は白人候補に投票したためだった。白人有権者は「人種差別的だ」との印象を持たれるのを恐れ、調査員に本心を伝えなかったためだと考えられている。

 「ブラッドレー効果の再来か」-。今回の大統領選でも、トランプ氏の隠れ支持者の存在が、「クリントン氏優勢」の事前の世論調査を覆すのではないかとの見方が、選挙戦が本格化した今夏以降、米メディアをにぎわしてきた。トランプ氏自身も、「ブレグジット(英国のEU離脱)のような大逆転」をみせると公言している。

3829チバQ:2016/11/08(火) 19:35:37
 そんな隠れトランプ支持者の影響力を探ろうと、米メディアや専門家が分析を加えている。米紙ワシントン・ポストで世論調査を分析しているフィリップ・バンプ氏は、インターネットを通じて回答を得る調査に着目する(10月31日=電子版)。

 一般的な電話による調査方法の場合には、回答者がブラッドレー効果のような「社会的プレッシャー」を感じ、トランプ氏支持を隠す可能性があるが、匿名でしかも人間に対して回答するわけではないネット調査なら、トランプ支持を隠す必要性が小さいと考えられる。

 そこで、電話調査とネット調査の結果を比べてみると、8〜10月のトランプ氏の支持率に大きな差がみられなかった。2つの調査手法の間で最も差が開いた9月でさえ、電話調査が44・5%、ネット調査が42・7%と、1・8ポイントの差しかなかった。

 こうしたことから、バンプ氏は、隠れトランプ支持者が「世論調査のデータに表れていない」という見解に否定的な見方を示している。7月までの共和党候補者指名を決める党員集会・予備選の時期には、トランプ氏の支持率が電話調査とネット調査で平均10ポイントの差があった。差が次第に縮小してきたことからも、トランプ支持を公言することに、回答者が「臆病」になっていないとの見方のようだ。

 むしろバンプ氏が重視するのは、「トランプ氏支持層となる白人労働者階級の投票率が(クリントン氏支持層となる)大学卒の女性より低い」という、米国選挙での一般的な傾向だと指摘する。

 世論調査では、「投票に恐らく行く」と答えた回答者がデータの対象になる。仮に「行くかどうか確率は50%」などとした回答者はデータに算入されないという。したがって、そもそも投票率が低いトランプ支持層の白人労働者は、世論調査のデータから漏れている可能性があるという。バンプ氏は、トランプ氏に一票を投じるため「彼らが投票所へ押し寄せる」かどうかが、クリントン氏優勢の下馬評を覆すかどうかを左右するとの認識をにじませている。

 同様の観点から、ジョージ・ブッシュ大統領の次席補佐官だったカール・ローブ氏も、白人有権者の動向に注目する。

 2012年の大統領選で共和党候補のミット・ロムニー陣営に参加したローブ氏は、米紙ウォールストリート・ジャーナル(10月28〜30日=電子版)で、トランプ陣営が描いている戦略を解説。再選を目指すオバマ大統領に対して厳しい批判姿勢を示さず、また熱心なロムニー氏支持でもないため、投票に行かなかった白人有権者が500万人おり、トランプ陣営が「彼らを投票所に向かわせることができれば勝てる」とする戦略を立てているという。

 ローブ氏はこの点、「一見もっともな考え方だ」と述べている。ただ、投票者に占める白人の比率は、2000年大統領選の81%から、12年の72%へと下落傾向にあると指摘。トランプ氏の荒唐無稽ともいえる主張に、白人有権者がことさら強く賛同するとも思えない点などから、「失われた500万人」の白人有権者が大挙してトランプ票を投じることに懐疑的な見解を示している。

 このように見てくると、世論調査で把握できない「隠れトランプ支持者」が選挙結果を左右するというよりは、トランプ支持層と重なる白人労働者層の投票率や投票数が、どこまで伸びるかが問題といえそうだ。特にフロリダやノースカロライナなどの激戦州で、トランプ氏が、政治に熱心でない潜在的な白人支持層の足を投票所へ向けさせることができたかどうかが、8日に問われることになる。

 「勝者が決まったときに、誰が投票所に行ったのかも判明する」。バンプ氏はそう述べて、世論調査の「限界」も示唆している。
(外信部 塩原永久)

3830チバQ:2016/11/08(火) 19:37:43
http://www.sankei.com/world/news/161108/wor1611080011-n1.html
2016.11.8 09:16
【米大統領選】
両候補が「最後のお願い」 重要州を遊説 クリントン氏3州、トランプ氏5州
 【ワシントン=小雲規生】米大統領選の投票日を翌日に控えた7日、民主党のヒラリー・クリントン候補と共和党のドナルド・トランプ候補はそれぞれ重要州を遊説し、有権者に支持を訴えた。米メディアの予測ではクリントン氏が優勢だが、トランプ氏が逆転する可能性も残っており、両氏は「最後のお願い」に懸命になっている。

 クリントン氏は7日夜までに、トランプ氏が劣勢を覆そうとしているペンシルベニア州とミシガン州で合計3回演説し、票固めを図る。さらに深夜には接戦が続くノースカロライナ州で演説し、逃げ切り勝利を狙う。夫のビル・クリントン元大統領やオバマ大統領らも応援のために各地を遊説に飛び回った。

 クリントン氏はペンシルベニア州での演説で「今回の選挙は米国を分断させるか連帯させるかを問うものだ」と述べて、差別的な言動を繰り返してきたトランプ氏の大統領としての資質を疑問視。「壁ではなく橋を作ることでより良い米国を目指す」と訴えた。

 一方のトランプ氏は7日、逆転勝利のためには絶対に落とせない接戦州のフロリダ州から遊説を開始。その後はノースカロライナ州、ペンシルベニア州、ニューハンプシャー州と北上し、深夜のミシガン州で選挙運動を締めくくる。娘のイバンカさんら家族やジュリアーニ元ニューヨーク市長らも重要州を回って支援を呼びかけた。

 トランプ氏はノースカロライナ州での演説でクリントン氏の私用メール問題に触れ、クリントン氏が「不正なシステム」に守られていると糾弾。「明日は歴史的な日になる」と述べ、製造業の海外流出を抑え、不法移民の流入防止を徹底するなどして「米国を再び偉大にする」と主張した。

3831とはずがたり:2016/11/08(火) 19:42:16
2016年 11月 8日 13:15 JST
米大統領選の投票監視、民主党の規制強化要請が3州で認められず
http://jp.reuters.com/article/usa-election-intimidation-idJPKBN1330BN?rpc=135

[ワシントン 7日 ロイター] - 米大統領選の投票監視をめぐり、共和党候補ドナルド・トランプ氏支持者による監視への規制強化を求めた民主党の訴えが3州で認められなかった。

最高裁判所はオハイオ州での投票監視に新たな規則を設ける訴えを棄却。ペンシルベニア州、ノースカロライナ州でも民主党の訴えが退けられた。

投票者を威嚇する行為は米国法で禁じられている。ただ民主党陣営は、選挙の不正操作に憤るトランプ氏の支持者がマイノリティ投票者の嫌がらせに動いたり、投票日当日に大都市で混乱が生じる事態を同氏が警告したことを懸念している。

民主党は、トランプ陣営や州の共和党組織などが支持者にマイノリティ投票者の威嚇を促しているとして、6州で裁判所に投票監視者への規制強化を求めていた。

3832チバQ:2016/11/08(火) 19:47:13
http://www.cnn.co.jp/usa/35091783.html
米オクラホマ州で強い地震 住民避難、学校は休校に
2016.11.08 Tue posted at 11:58 JST
(CNN) 米オクラホマ州で6日夜に強い地震があり、震源地付近の建物に被害が出て付近の住民が避難している。7日は一部の学校が休校となった。
オクラホマ地質調査所などによると、同州タルサから約80キロ南西のカッシング付近でマグニチュード(M)5.0の揺れを観測した。これまでのところ、負傷者は報告されていない。
同州非常事態対策局によると、震源に近いカッシングでは救急隊が高齢者施設の入居者を近くの体育館に避難させた。一部地域では約2時間にわたって停電が発生した。
フォーリン州知事によると、カッシングにある石油貯蔵施設ではこれまでのところ、地震による問題が起きた形跡はないという。パイプラインの運営にも支障は報告されておらず、橋などのインフラの点検でも損傷は見つかっていない。
カッシングの公立学校は7日を休校として、校舎などに被害が出ていないかどうか調査する。
オクラホマ州では2カ月前にもM5.6の地震があり、同州を含む6州で揺れを観測した。

3833チバQ:2016/11/08(火) 19:48:10
http://www.cnn.co.jp/usa/35091816.html
激戦州、有権者の動向、そして開票後――注目すべき7つのポイント 米大統領選
2016.11.08 Tue posted at 18:29 JST
ワシントン(CNN) 共和党候補のドナルド・トランプ氏は民主党候補ヒラリー・クリントン氏の「青い壁」を崩そうとしている。一方、クリントン氏は、トランプ氏への反発からラテン系有権者の投票が増えることを望んでいる。
投票日が目前に迫るなか、両候補はフロリダやペンシルベニア、ノースカロライナといった激戦州で最後の遊説を行った。両候補はまた、ミシガンやニューハンプシャーにも足を運んだ。ここ最近の選挙では両州は民主党が獲得しているが、今回の選挙戦ではひっくり返る可能性も出てきている。
大統領選の注目点や注目州を以下に挙げる

トランプ氏が勝たねばならない州は?
トランプ氏にとって、最もあり得そうな勝利への道筋は4年前の選挙で共和党候補のミット・ロムニー氏が獲得した激戦州であるノースカロライナとアリゾナを押さえると同時に、前回はオバマ大統領が勝利したフロリダ、オハイオ、アイオワの3州を取り返すことだ。
いずれかの州で敗北を喫すると、当選に必要な選挙人総数の過半数である270人の獲得がすでに難しい状況にあるなか、さらに情勢は厳しくなるだろう。もし、トランプ氏が選挙人の多いミシガンやペンシルベニアを取り返すことができれば、ノースカロライナの勝敗についてはそれほど気にしなくてもよくなるかもしれない。ペンシルベニアやミシガンで勝利すればノースカロライナでの敗北も相殺でき、選挙人270人の獲得も見えてきそうだ。
そうでなければ、ノースカロライナとアリゾナを押さえる一方で、フロリダやオハイオ、アイオワを取り返すなどしても260人までしか行かないだろう。
トランプ氏はどうにかしてあと10人の選挙人を獲得する必要が出てくるだろう。ニューハンプシャー(4人)やネバダ(6人)などは獲得できるかもしれない。コロラド(9人)やミシガン(15人)、ペンシルベニア(20人)という可能性もありそうだ。

クリントン氏が勝たねばならない州は?
クリントン氏にとって重要なのは「青い壁」と呼ばれる民主党寄りのペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシンを確保することができるかどうかだろう。
トランプ氏はこの3州を標的にしているが、クリントン氏はいずれの州でも支持率でリードしている。しかし、ミシガンやペンシルベニアの有権者の多くは投票日に投票を行うためクリントン陣営は他州で築いている期日前投票での優位をミシガンやペンシルベニアでは得られていない。
クリントン氏がペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシンを押さえ、さらに、ノースカロライナかフロリダ、オハイオのいずれか1州を取れば勝利を確実にすることができるだろう。
その3州のいずれでも勝利できないと、バージニアやコロラド、ニューハンプシャー、ネバダといった州を押さえる必要が出てくる。こうした州では期日前投票では民主党が優勢となっている。

3834チバQ:2016/11/08(火) 19:48:52
ラテン票は拡大するか
もしクリントン氏が勝つなら、投票者の多くは女性や大卒、そして、ラテン系の有権者ということになるだろう。
ネバダやフロリダでの期日前投票ではすでにラテン票の急増が見て取れる。ネバダでは4日に5万7000人が投票を行った。
調査によれば、初めて投票した有権者の多くは反トランプ票を投じた。
共和党全国委員会のプリバス委員長にとっては、過去の亡霊かもしれない。2012年の大統領選後、共和党全国委員会は、共和党がより多くのラテン系有権者を引き付ける必要があると警告していた。共和党が3回連続で大統領選に敗北するとなれば、その理由は候補者がそうした忠告を完全に拒絶したからだということになるかもしれない。
トランプ氏のメキシコ人移民に対する攻撃がラテン系有権者を遠ざけ、女性に対する攻撃がクリントン氏が多くの女性票を獲得することにつながっている。
トランプ氏に「声なき声」
トランプ氏の最大の強みは不満を持った白人有権者、特に男性でさらに学位を持たない有権者からの支持が圧倒的であるということだ。
トランプ陣営は、こうした有権者の支持が選挙戦を制する決め手になると主張している。こうした有権者の多くは、無党派か、トランプ氏の保護主義的なスタンスを受け入れている民主党支持者だ。
トランプ氏はさらに、中核的な民主党有権者が投票に行かないことも望むだろう。
トランプ氏はアイオワで優位を示しており、オハイオでもクリントン氏をリードしている。トランプ氏は、ブルーカラーの民主党支持者の多いペンシルぺニアやミシガンのどちらか一方ででも勝利できないかと望んでいる。
アフリカ系有権者は現れるか
民主党陣営の最大の懸念は、アフリカ系(黒人)有権者の投票が、2008年と2012年にオバマ氏を支持した水準近くにまで達するかどうかだ。
もしそうならなければ、クリントン氏にとって重要なフロリダやノースカロライナといった州で厳しい状況に陥るかもしれない。
オバマ大統領は黒人票の獲得に向けてクリントン氏を支援している。ラジオ番組に出演した際には、自分のときのようにクリントン氏を支持してくれるよう呼びかけた。
「トランプ後」の共和党は
トランプ氏が5月に共和党からの指名獲得を確実にして以来、共和党の上下両院の議員候補は、トランプ氏が行う戦没者遺族や保守的な正統性に対する攻撃などを説明する必要に迫られた。
トランプ氏が勝っても負けても、共和党は、トランプ氏による自由貿易の否定や海外での米国の役割の低減、共和党の連邦議会指導層への批判に対して、どのように対応するのか決断を下さなければならないだろう。
敗者は敗北を認めるのか
国を二分した長く厳しい選挙戦だが、もっとも重要な疑問はこれかもしれない。すなわち、敗者は敗北を認めるのか。そして、それはどのように行われるのか。
トランプ氏もクリントン氏も米国の歴史に残る不人気な大統領候補だ。国民の半分はクリントン氏を嘘つきだと考えており、もう半分はトランプ氏を人種差別主義者で女性嫌いだとみている。
そして、トランプ氏は特に、選挙戦は仕組まれたものだと主張している。
敗者が勝者を正当化する上で重要な役割を担いそうだ。あるいは、そもそも勝者の正当性を認めないかもしれないが。

3835チバQ:2016/11/08(火) 19:51:39
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/11/8-9.php
8日のアメリカ議会選挙、民主党の過半数奪還なるか 上院は接戦模様
2016年11月8日(火)12時44分
 今後2年の米国の政策決定を方向づける米連邦議会議員選挙が8日、大統領選と合わせて行われる。共和党が上下両院で握る過半数議席を民主党が取り戻せるかが注目される。
 今回の選挙で両院の過半数議席が民主党に移る場合、2017年に就任する新大統領に署名のため送付される法案はより穏健な内容となる可能性が高い。

 民主党が上院の過半数議席を確保するためにはあと5議席が必要になる。定数100の上院では現在、54議席を共和党、44議席を民主党、残りの2議席を民主党系の無所属議員が占めている。

 政治アナリストは最近まで、民主党が今回の選挙で4─7議席積み増すと予想していた。しかし、10月下旬に米連邦捜査局(FBI)が民主党の大統領候補ヒラリー・クリントン氏が国務長官時代に私用メールを使っていた問題に絡み再捜査を行うと表明したことで、選挙が共和党有利に傾くとの懸念が民主党に広がった。

 FBIはその後、メール問題でクリントン氏の訴追を求めないとした当初の判断を維持すると明らかにした。

 定数435の下院では、民主党が2011年に失った過半数議席を取り戻すためには30議席の積み増しが必要になる。ただ、一部のアナリストは、民主党の積み増しが5─20議席にとどまると予想している。

 下院で多数派の共和党議員は2013年に上院で可決された移民制度改革法案の審議を阻止しているほか、環境規制や金融規制の緩和を図る一方で国内プログラムの予算縮小を提唱している。

 大統領選の結果は議会選の結果に大きく影響するとみられる。ここ数十年を見ると、大統領選で勝利した政党が議会選でも優勢となっている。

 今回の選挙戦では、上院議員選が特に注目されている。

 ミズーリ州では共和党の現職、ロイ・ブラント上院議員に挑むジェイソン・カンダー氏が予想外の健闘ぶりを見せているほか、ペンシルベニア州ではケイティ・マギンティ氏が共和党現職パット・トゥーミー議員の再選を阻む可能性があるとされる。

 また、共和党重鎮で上院議員を30年務めるジョン・マケイン議員もアリゾナ州で再選が予想されているものの、同氏にとっては異例の激しい争いとなっている。

 選挙の結果、上院の議席数が民主党と共和党で50ずつとなる場合、次期大統領が議決権を持つことになる。

3836チバQ:2016/11/08(火) 19:53:31
http://www.afpbb.com/articles/-/3107253
クリントン氏選挙戦、締めにレディー・ガガさん登場「トランプ氏支持者との和解を」
2016年11月08日 17:59 発信地:ローリー/米国
【11月8日 AFP】米大統領選の激戦区ノースカロライナ(North Carolina)州で7日に行われた民主党候補、ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官の支援者集会に歌手のレディー・ガガ(Lady Gaga)さん(30)が駆けつけ、大物政治家やスターが勢ぞろいした集会の最後を締めくくった。ガガさんは演説で、近年では最も対立が際立った大統領選の一つとなったことを踏まえ、共和党候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏の支持者との和解も呼び掛けた。

 ガガさんは全米で最も早い投票が始まる数時間前、深夜の選挙集会で聴衆の若者に向けスピーチし、クリントン氏こそが恵まれない人々の代弁者だと称賛した。またトランプ氏が「どんなに卑怯で馬鹿げていても、彼女(クリントン氏)は満面の笑顔で議論を続けた」「まさに鉄でできている」などと賛辞を贈った。

 一方、ガガさんは、滞在資格を持たないメキシコ移民を「レイプ犯」と呼び、女性蔑視発言を行い、選挙結果を受け入れない可能性にも言及したトランプ氏の支持者も尊重するよう呼び掛け「このメッセージを広げることは重要。トランプ氏の支持者を嫌う必要はない。私たちが本当の米国人であれば、彼の支持者を敵と見るのではなく仲間と見るべきだ」と述べた。(c)AFP

3837チバQ:2016/11/08(火) 20:08:51
>>3801更新
http://www.realclearpolitics.com/epolls/2016/president/2016_elections_electoral_college_map.html
クリントン203 (270まで67)
トランプ164(270まで106)


■接戦州(171)
フロリダFlorida (29)
ペンシルバニアPennsylvania (20)
オハイオOhio (18)
ジョージアGeorgia (16)
ミシガンMichigan (16)
ノースカロライナNorth Carolina (15)
バージニアVirginia (13)   クリントン有利から接戦州に
アリゾナArizona (11)
コロラドColorado (9)
ネバダNevada (6)
アイオワIowa (6)
ニューメキシコNew Mexico (5)
ニューハンプシャーNew Hampshire (4)
メインMaine CD2 (1) Maine (2)  総取りではない

■クリントン有利(35)
ウイスコンシンWisconsin (10)
ミネソタMinnesota (10)
オレゴンOregon (7)
コネチカットConnecticut (7)
メインMaine CD1 (1) 総取りではない

■トランプ有利(9)
サウスカロライナSouth Carolina (9)

3838チバQ:2016/11/08(火) 21:08:25
■接戦州(171)

フロリダFlorida (29) 96民主 00.04共和 08.12民主【州勝利→当選】 
オハイオOhio (18)  96民主 00.04共和 08.12民主【州勝利→当選】 
ノースカロライナNorth Carolina (15)  96.00.04共和 08民主 12共和

ペンシルバニアPennsylvania (20)  96以降民主
ミシガンMichigan (16)  96以降民主
バージニアVirginia (13)   クリントン有利から接戦州に 96.00.04共和 08.12民主

ジョージアGeorgia (16)  96以降共和
アリゾナArizona (11) 12年ロムニー 96民主 00以降共和

コロラドColorado (9) 96.00.04共和 08.12民主
ネバダNevada (6)  96民主 00.04共和 08.12民主 【州勝利→当選】
アイオワIowa (6) 96.00民主 04共和 08.12民主
ニューメキシコNew Mexico (5) 96.00民主 04共和 08.12民主
ニューハンプシャーNew Hampshire (4)  96民主 00共和 04.08.12民主
メインMaine CD2 (1) Maine (2)  総取りではない


>>3833
クリントン氏がペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシンを押さえ、さらに、ノースカロライナかフロリダ、オハイオのいずれか1州を取れば勝利を確実にすることができるだろう。
>>3827
フロリダFlorida (29)
オハイオOhio (18)
ノースカロライナNorth Carolina (15)
に注目

3839チバQ:2016/11/08(火) 21:08:38
■接戦州(171)

フロリダFlorida (29) 96民主 00.04共和 08.12民主【州勝利→当選】 
オハイオOhio (18)  96民主 00.04共和 08.12民主【州勝利→当選】 
ノースカロライナNorth Carolina (15)  96.00.04共和 08民主 12共和

ペンシルバニアPennsylvania (20)  96以降民主
ミシガンMichigan (16)  96以降民主
バージニアVirginia (13)   クリントン有利から接戦州に 96.00.04共和 08.12民主

ジョージアGeorgia (16)  96以降共和
アリゾナArizona (11) 12年ロムニー 96民主 00以降共和

コロラドColorado (9) 96.00.04共和 08.12民主
ネバダNevada (6)  96民主 00.04共和 08.12民主 【州勝利→当選】
アイオワIowa (6) 96.00民主 04共和 08.12民主
ニューメキシコNew Mexico (5) 96.00民主 04共和 08.12民主
ニューハンプシャーNew Hampshire (4)  96民主 00共和 04.08.12民主
メインMaine CD2 (1) Maine (2)  総取りではない


>>3833
クリントン氏がペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシンを押さえ、さらに、ノースカロライナかフロリダ、オハイオのいずれか1州を取れば勝利を確実にすることができるだろう。
>>3827
フロリダFlorida (29)
オハイオOhio (18)
ノースカロライナNorth Carolina (15)
に注目

3840チバQ:2016/11/08(火) 21:17:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161108-00000010-wordleaf-n_ame
米大統領選 トランプ氏が1つも落とせない「3つの激戦州」とは?
THE PAGE 11/8(火) 20:30配信

 米大統領選の投票が8日(現地時間)が始まった。世論調査では、民主党のヒラリー・クリントン候補を共和党のドナルド・トランプ候補が最終盤に猛追し、接戦になっている。米大統領選は、全米50州ごとに振り分けられた選挙人の数を、基本的には「勝者総取り」方式で争う。大統領選の勝利の行方を占う「激戦州」と最新の選挙予測を、アメリカ研究が専門の慶應義塾大学SFC教授、渡辺靖氏に聞いた。

米大統領選 トランプ氏が1つも落とせない「3つの激戦州」とは?

クリントン氏が290人〜325人を獲得して勝利?
 渡辺氏はキーとなる激戦州に、オハイオ、ノースカロライナ、フロリダの3州を挙げた。

「トランプ候補はこの3つのうちどれか一つでも敗れるとピンチ。当選には1つも落とせない。クリントン陣営はここで3つ落としても可能性は残る」

 逆にニューハンプシャー州は、クリントン候補が勝つと予想されているが、ここを落とすことになると、クリントン陣営は勝利に不安を感じることになるという。

米大統領選 トランプ氏が1つも落とせない「3つの激戦州」とは?
[図]歴代の米大統領
 米大統領選は第ニ次大戦以降、同じ政党の候補が3回連続して勝利した例が1度しかない。1988年選挙で、再選した共和党のレーガン氏にジョージ・ブッシュ氏が続いた例のみだ。クリントン候補にとっては不吉なデータだが、渡辺氏によると、米政治に詳しい選挙の専門からの多くはクリントン候補の勝利を予想している。得票率で4%程度の差をつけ、選挙人の数(過半数は270人)では、290人〜325人程度を獲得する可能性が高いとみている。

 大統領選に合わせて、連邦議会の上下両院の選挙も行われる。新しい大統領にとっては議会でも自党が多数派を取れるかが、安定した政権運営にとって必要となる。専門家の予測では、下院は共和党の勝利が確実だが、上院でもかなりの接戦になるという。上院100議席のうち、民主党と共和党が50議席ずつ分け合うか、民主党が51議席と2議席差の勝利になるか、とみられている。

 ただ、50対50の同数になった場合でも、例えば、専門家の予測通りにクリントン候補が勝利すれば、副大統領は上院議員のティム・ケイン氏が就くことになる。副大統領は上院議長も兼ねることになっており、ケイン氏が最終決定権を持つので、事実上、民主党が多数派を形成することになる。

3841チバQ:2016/11/08(火) 21:22:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161108-00010010-afpbbnewsv-int
オバマ夫妻にロック歌手…クリントン氏オールスターで最後の訴え
AFPBB News 11/8(火) 16:20配信
【11月8日 AFP】米大統領選の投票日が翌日に迫った7日、民主党候補ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏(69)は重要州を駆け回り、支持拡大へ最後の訴えをした。ペンシルベニア(Pennsylvania)州フィラデルフィア(Philadelphia)で開いた集会には約4万人が参加。バラク・オバマ(Barack Obama)大統領夫妻らも駆けつけ、クリントン氏への支持を熱烈に呼び掛けた。

 フィラデルフィアの独立記念館(Independence Hall)前の広場で開かれたクリントン氏の集会には、夫のビル・クリントン(Bill Clinton)元大統領らも出席したほか、ロック歌手のブルース・スプリングスティーン(Bruce Springsteen)さんやジョン・ボン・ジョヴィ(Jon Bon Jovi)さんがパフォーマンスを行った。陣営によると参加者の数は過去最多を更新した。

 クリントン氏は「この選挙には明確な選択がある。分断か、それとも連帯かという選択だ」と力説。「全ての人のための経済か、上位層だけのための経済か。力強く、揺るぎないリーダーか、全てを危険にさらしかねない危険人物か」、その選択が問われていると訴えた。(c)AFPBB News

3842とはずがたり:2016/11/08(火) 21:34:08
日本みたいに詰まらんイベントではなく楽しいお祭りやね〜。投票行動への影響なんて糞喰らえで即時投票,即開票w

全米先駆けニューハンプシャー州の村で投票開始
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161108-00050071-yom-int
読売新聞 11/8(火) 14:57配信

 米大統領選は東部時間8日午前0時(日本時間同午後2時)、北東部ニューハンプシャー州ディックスビルノッチ村で全米に先駆けて投票が始まった。

 同村は、カナダ国境に近い山あいの小さな村で、1960年以来、日付が変わった直後に投開票を行っている。米CNNテレビは住民らが投票する様子を生中継し、開票した結果、4票を獲得した民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(69)が2票だった共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)を破った。

 本格的な投票は8日朝(日本時間8日夜)に始まり、早ければ同日深夜(同9日昼)に大勢が判明する見通し。(ニューヨーク支局)

3843とはずがたり:2016/11/08(火) 21:50:33
ポピュリズムの波にのまれた共和党の蹉跌(前編)
ポピュリズムを利用した共和党、選挙後に分裂か?
http://jp.wsj.com/articles/SB11740957682223234214304582399170310808952
By GERALD F. SEIB AND PATRICK O’CONNOR
2016 年 10 月 28 日 07:25 JST

 2015年6月。ドナルド・トランプ氏がニューヨークに立つトランプタワーのエスカレーターで降りてきて大統領選への出馬を表明した瞬間から、ポピュリスト(大衆迎合主義者)型の共和党が急に台頭し始めた。

 だが、彼がそれを作ったわけではない。

 トランプ氏を大統領候補に担ぎ上げた現在の共和党は、この40年間に同党に押し寄せてきた新たな有権者の波によって形成されてきたものだ。つまり、ジョージ・ウォレス氏を支持した南部の有権者や、ロナルド・レーガン氏に鞍替えした民主党員、パット・ブキャナン氏がかき集めたポピュリスト、そして保守派の草の根運動「ティーパーティー(茶会)」の歩兵たちのことだ。

 共和党のエスタブリッシュメント(主流派)はこうした新たな有権者を喜んで受け入れた。その多くが労働者階級で、銃や中絶、同性婚といった社会問題に関する共和党の姿勢に賛同もしていた。だが主流派はポピュリストの強い欲求に応じて党の経済的アプローチを調整するということを怠った。

 それをやってみせたのがトランプ氏だった。大統領選への出馬を表明した際、全国規模の世論調査でトランプ氏の支持率はわずか3%から5%しかなかった。だが彼はその後、自由貿易は有益ではなく有害だと考える数百万人もの新たな有権者の思いを代弁してみせた。彼は社会保障やメディケア(高齢者向け医療保険)の給付金には手を付けないと言った。移民が米中間階級の経済的・文化的に豊かな暮らしを引き裂いているという恐怖を執拗に訴えた。

 有権者の不満は一気に爆発し、共和党の幹部たちに衝撃を与え、主流派を活動不能に陥らせた。11月8日の大統領選の結果がどうあれ、これは何年にもわたって共和党の方向性を変えることになるだろう。

1968年の大統領選で、第三政党の候補者として出馬した元アラバマ州知事のウォレス氏 ENLARGE
1968年の大統領選で、第三政党の候補者として出馬した元アラバマ州知事のウォレス氏 PHOTO: PRESTON STROUP/ASSOCIATED PRESS
 トランプ氏の選挙活動は、これまでに共和党に押し寄せた波と同様に、新たな有権者を同党に引きつけることになった。しかし、別の有権者を遠ざけることにもなった。トランプ氏は深い亀裂を生じさせた。その亀裂は修復が難しく、共和党を二分さえしかねないものだ。一方は新たに勢いづいたポピュリストのグループであり、もう一方は伝統的な中道かつ保守派のグループだ。

 仮にトランプ氏が勝利すれば、共和党をよりポピュリスト寄りの方向へ導こうとするだろう。そうなれば、主流派や保守派、財界のリーダーらが追い払われる可能性がある。彼は貿易や移民、外交政策面で自身に同意しない人を軽視する傾向を強めている。トランプ氏と意見を異にする人々は共和党が自分たちの居場所なのかどうかを見極めざるを得なくなるだろう。

 トランプ氏が負ければ、共和党が依って立つ基盤は何かという険悪な論争が党内で発生する可能性が高い。トランプ氏を支持した党員は、同氏を支持しなかった主流派の「多くを名指しで」非難するだろう――。エリック・カンター前下院共和党院内総務はそう予測する。

 いずれにせよ共和党は「ドナルド・トランプから教訓を学び取る」べきだとカンター氏は言う。その教訓とは、「われわれの政策は(多くの平均的な米国人にとって)必ずしもプラスの結果をもたらしてはいないとの怒りを抱えた人々を取り込んできた」というものだ。

問題はエリート主義

 こうした不満の爆発をはるか以前に理解していた共和党員は少なからずいた。ティム・ポーレンティー氏は2001年に早くも、共和党は「ただのカントリー・クラブではなく、サムズ・クラブの政党」になる必要があると警鐘を鳴らした(訳注:サムズ・クラブとはウォルマート傘下の安売り店のことで、こういった店で買い物をする庶民層のこと)。ポーレンティー氏は後にミネソタ州知事となり、2012年には大統領選の候補者指名争いにも出馬した。

3844とはずがたり:2016/11/08(火) 21:51:25
>>3843-3844
 ブキャナン氏は初めて大統領選の予備選に出馬した1992年に、移民に対して不満を抱える有権者層を取り込んだ。同氏は「われわれは『いずれそうなる』と言っていた」と振り返る。「そして実際そうなった」

 ではなぜ、賢明なはずの他の大勢の政治家たちはトランプ氏のもとに兵隊たちが集まっている状況を把握していなかったのだろうか。

 バージニア州選出の元共和党連邦議員トム・デービス氏は「エリート主義が問題だ」と話す。党内には「われわれは賢く、彼らは愚かである。彼らには中絶と銃というエサを与えておけばいい」という態度の人間が大勢いたとしたうえで、「そんな風である必要はなかった」と語った。

 1970年。デービス氏はまだ若い政治家で、当時のニクソン大統領の顧問を務めていたハリー・デント氏のもとで仕事をしていた。デント氏はサウスカロライナ州出身で保守的な南部の有権者を従来の民主党支持から鞍替えさせようと目論んでいた。

 南部の民主党員の多くは1968年の大統領選で、第三政党の候補者として出馬した、人種分離制度を支持する元アラバマ州知事のウォレス氏に投票した。同氏は南部の5州で勝利。彼を支持した人々は左傾化しつつあった民主党からの疎外感を抱いていたのだ。

 デント氏とその仲間たちは共和党がこうした不満を抱いている民主党支持者の居場所となるように努めた。こうした有権者は共和党の財界寄りの経済政策に賛同していたわけではなかったが、徴兵拒否者への反発心や、人種分離廃止を達成するための強制バス通学への不信感、性と麻薬に代表されるカウンターカルチャー(反体制文化)への怒りといった文化的問題での連帯感を提供した。

ニクソンとレーガン・デモクラッツ

 ニクソン、レーガン両氏の政治工作員を務めたジョン・シアーズ氏は、ニクソン氏は今のトランプ氏がポピュリストを引きつけているのと、ある意味同じような方法で民主党からの鞍替え有権者を取り込んできたと指摘する。ニクソン氏もトランプ氏も、メディアや当時の政界主流派らによって広く軽蔑されていた。

 ニクソン氏は「アイビーリーグ校とニューヨーク・タイムズ、聖公会に対抗して出馬していた」とシアーズ氏は言う。南部の有権者を取り込む戦略は1972年のニクソン氏再選に役立った。そして中西部の小さな町の住民たちや北東部のリベラル派、西部の少数の保守派が長らく支持層の主体を占めてきた共和党に、新たなポピュリストの一翼が加わったのだ。デント氏は2007年に死去した。

 南部を基盤とした共和党のポピュリズムの拡大は1976年の大統領選で一時、中断された。南部出身のバプテスト派キリスト教信者で農民だったジミー・カーター氏が当選したときのことだ。この民主党政権は失敗だったと広く認識されたが、共和党に新たな有権者の波をもたらす機会となった。

 1980年。民主党から鞍替えしてレーガン氏に投票した、いわゆる「レーガン・デモクラッツ」は、リベラルな政策が自分たちの生活と地域社会の足を引っ張ったとする同氏の分かりやすい言葉に魅了された。彼らが共和党へ鞍替えしたことで、南部の地盤固めは完了した。レーガン・デモクラッツには不満を抱えたアッパーミッドウエスト(中西部の北側)の労働者階級も加わった。

 レーガン・デモクラッツは税率の引き下げという保守派の政策を受け入れ、レーガン氏は移民による経済的な利点という共和党の党是をうたい上げた。日本製品に関税と制限を課すことで伝統的な保守主義を打ち破った。労働組合の組合員はこれを称賛した。

*記事の後編(有料)に続く。

3845とはずがたり:2016/11/08(火) 22:10:19

米大統領選に見いだす一筋の光明
分裂を広げた今年の選挙が無駄にならない理由とは
http://jp.wsj.com/articles/SB10192246251775523818204582423150294702024
By GERALD F. SEIB
2016 年 11 月 8 日 10:51 JST

――筆者のジェラルド・F・サイブはWSJワシントン支局長

***

 選挙というものは国をまとめることもあれば、分裂させることもある。米大統領選を翌日に控えた今、痛いほど明らかなのは今年の選挙は後者だったということだ。

 さらに悪いことに、今回の選挙戦がもたらした傷は、勝利した方が国の統治に向き合うまでに簡単には癒えないと思う十分な理由があることだ。投票が始まってもいないのに、一方の党の幹部たちがもう一方の党の新たな大統領の弾劾について話している選挙など、この国でかつてあっただろうか?

 とはいえ、必ずしも希望がないという訳ではない。恐らく今年の大統領選を覆う雲の中にも一筋の光明がある。ここに考え得るいくつかの明るい希望を挙げてみる。

 恐らく、今年のお粗末で低俗な議論は誰しもにショックを与え、より文明的な会話に立ち返らせることになるだろう。また恐らく、民主・共和両党のエスタブリッシュメント(主流派)を芯まで揺さぶることで、エリート特有の慢心と傲慢さという膿(うみ)を絞り出すことになるだろう。 

 恐らく、ものごとのやり方を知っていると宣言しただけでドナルド・トランプ氏が躍進したことは、単純な議事進行妨害が実際に政治的代償を伴うと両党にどこかの段階で気付かせるはずだ。恐らく、民主党予備選でバーニー・サンダース氏が吹く笛の音に大勢の若者が集まったことは、ミレニアル世代にも政治に関心を持たせられることを示したはずだ。それも現状維持ではない政治に対してだ。

 恐らく、誰もが一歩後ずさりし、深く息を吸ってこう言うだろう。「こういう選挙は二度とごめんだ」。恐らく、各政党は大統領候補者の選出方法を見直し、連邦議会は「取引」の仕方――もしくはそれをしない方法――を再考するだろう。恐らく、地に落ちた米国の政治システムは、これから立ち直れるだろう。

 こうした希望が実現するかどうかは、新たに選ばれたホワイトハウスと連邦議会の政治家たちが示すリーダーシップのあり方に大いに左右される。だが同時に、これまでも真の危機には何度も繰り返し国を結束させてきた地域社会の連帯感を国民が奮い起こせるかどうかにもかかっている。

 現時点では、そうした連帯感がなかなか見えない。トランプ氏とクリントン氏のどちらを選ぶかを巡る会話は、それが家庭の夕食時であれ、ホテルで催されている大きな討論会であれ、緊張と怒りをはらみ、時には怒鳴り合いの一歩手前にまで発展する。先週末、CBSニュースが主催した討論会で、ある有権者は「互いに反目し合っている」と話した。

3846とはずがたり:2016/11/08(火) 22:10:31
>>3845-3846
 当然のことだが、米国は政治的に分裂状態がしばらく続いてきた。だがこの分裂は共和党と民主党、保守派とリベラル派を分けている伝統的な線に沿ったものだった。

 今年の大統領選で露呈した分裂は「前例がない」とビル・マッキンターフ氏は指摘する。同氏は共和党の世論調査員で、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とNBCニュースが共同実施する世論調査の共同ディレクターを務めている。今年の分裂は以前より根本的な、社会の最も基本的な線に沿って生じている。つまり、性別、人種、教育水準だ。WSJとNBCが先週末に実施した投票日前としては最後の世論調査がそれを浮き彫りにしている。

8日の米大統領選で見るべきポイントをWSJワシントン支局のジェラルド・F・サイブ支局長が解説(英語音声のみ)Photo: AP
 最も注目すべきは、教育水準という線に沿った新たな分裂が生じていることだ。トランプ氏とクリントン氏の二者択一の設問では、大学の学位を持った白人有権者の51%がクリントン氏を選び、トランプ氏を選んだのは41%にとどまった。一方、大卒でない白人有権者の間ではトランプ氏の支持率が2対1の割合で高かった。

 地方に住む有権者の5人に3人はトランプ氏を選び、都市部有権者5人のうち3人はクリントン氏を選んだ。より伝統的な分裂は今や、さらに広がりつつある。非白人層ではクリントン氏の支持率が75%であるのに対し、トランプ氏は15%だ。

 さらに言えば、今年の選挙はトランプ、クリントン両氏それぞれの支持者が誰を選ぶかで単に意見が合わないという選挙ではない。一方の支持者の多くは、もう一方の支持者がなぜその候補者を選ぶのか想定することさえできないという状況だ。

 恐らく最も懸念すべきは、クリントン氏を支持する有権者の90%がトランプ氏が大統領になっても支持したくないと回答し、一方のトランプ氏の支持者も90%超がクリントン氏に同様の感情を持っていることだ。選挙後も米国は分裂されたままだとの回答は、どちらの支持者も過半数に達した。

 今回の選挙戦は長かった。出馬を表明したのはクリントン氏が約1年半前で、トランプ氏はほぼ1年4カ月前だ。恐らく、大統領選を巡る緊張の大部分を作り上げたのは、この特定の2候補に向けられた不快な感情に過ぎなかったのだろう。

 いずれにせよ、今年の大統領選でエスタブリッシュメントに対して怒りを爆発させる機会が得られた有権者の溜飲が下がり、政界が国民の声にもっと耳を傾けることを学べば、選挙も無駄にはならない。希望を持てる理由はある。

3847チバQ:2016/11/08(火) 22:52:20
http://www.sankei.com/world/news/161108/wor1611080042-n1.html
2016.11.8 22:13
【米大統領選】
投票始まる 日本時間9日午後にも決着 期日前投票は約4割
 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選は8日朝(日本時間同日夜)、東部諸州を皮切りに順次投票が始まった。即日開票され、同日深夜(同9日午後)に大勢が判明する見通しだ。各種世論調査では民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(69)が優勢で、共和党候補の不動産王、ドナルド・トランプ氏(70)が追う展開となっている。

 大統領を選ぶ大統領選挙人(計538人、過半数270)が割り振られた全米50州と首都ワシントンで、期日前投票なども含めて計約1億3000万人の有権者が投票する見通しだ。

 AP通信によると、前回を上回る約4627万人が期日前投票を済ませ、多くの州で過去最高を記録。最終的に全投票の約4割に当たる5000万人を超えるとみられ、開票結果にも影響しそうだ。

 両候補は7日、重要州を回って最後の支持を呼びかけた。クリントン氏はペンシルベニア州での演説で、トランプ氏を意識して「壁ではなく橋を作ることで、より良い米国を目指す」と述べた。

 トランプ氏はノースカロライナ州でクリントン氏の私用メール問題に触れ、クリントン氏が「不正なシステム」に守られていると批判。また、欧州連合(EU)離脱が決まった英国民投票を上回る衝撃的な結果になると訴えた。

 クリントン氏は選挙戦を通じ、経済成長から取り残された中間層、黒人やヒスパニック(中南米系)などマイノリティー(少数派)を重視する政策を主張した。トランプ氏は「米国を再び偉大にする」を掲げ、メキシコ国境への「壁」建設を含む不法移民の取り締まり強化や、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の破棄などを掲げてきた。

 クリントン氏は私用メール問題、トランプ氏は女性蔑視発言などで、いずれも有権者の過半数から「信頼できない」とされており、前回大統領選の投票率約55%をどれだけ引き上げられるかが鍵となる。投票は8日夜(同9日朝)から順次締め切られ、開票される。上下両院議員選や州知事選なども同時に実施される。

3848とはずがたり:2016/11/09(水) 08:59:52
心情左翼でやってきた俺もすっかり保守・エスタブリッシュメント側に立ってしまってクリントンじゃないと困るなぁと思ってゐて米大統領選の結果が気になって仕方が無い。。

最速! 全米初の投開票はニューハンプシャー州でクリントンに軍配
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/11/post-6223.php
2016年11月8日(火)19時16分

11月8日、米ニューハンプシャー州ディックスビルノッチで、全米に先駆けて米大統領選の投開票が行われた(2016年 ロイター/Mary Schwalm)
 米ニューハンプシャー州ディックスビルノッチで、全米に先駆けて米大統領選の投開票が行われた。開票の結果、共和党のドナルド・トランプ候補が2票を得たのに対し、民主党のヒラリー・クリントン候補が4票を獲得し、初戦はクリントン候補に軍配が上がった。

[8日 ロイター]

3849とはずがたり:2016/11/09(水) 09:07:26
>大統領選当日、米大手メディア各社は投票所にスタッフを送り込んで出口調査を行いその内容を報じていくが、投票の大部分が終了するまではその州の当確は出さないのが慣例だ。

投票日は11/8だと思ってわくわくしてたけど時差もあるし投票が終わるのは日本時間の11/9の昼間なんだな(;´Д`)結構時差大きいなぁ・・。アメリカ時間の11/8午後6時投票〆切とかあるのに。

日本にしか居ないので時差を体感として知らないからなぁ(恥)

注目は午前10時のフロリダ、米大統領選の結果は何時に分かる?
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/11/10-23.php
2016年11月8日(火)18時47分
小暮聡子(ニューヨーク支局)

<米大統領選の投開票がいよいよ始まる。ヒラリー・クリントン有利とも、いや激戦だとも伝えられるが、結果は日本時間のいつ頃に分かるのだろうか>

 さぁ、いよいよカウントダウンが始まった! 運命の11月8日(火曜日)、アメリカでは早い州で米国東部時間午前6時(日本時間8日午後8時)から本格的な投票が始まる。全米50州と首都ワシントン全てで投票が終わるのは米国東部時間9日午前1時だが、その間にも投票が終わった州から結果は順次速報されていく。大統領候補が勝利するのに必要な538人の選挙人のうち、過半数となる270人以上を獲得したところで勝敗が決まる。

 決戦の時を迎えた民主党のヒラリー・クリントンと共和党のドナルド・トランプ。2人のどちらが次期アメリカ大統領に選ばれるかは、日本時間の何時に判明するのだろうか。

 大統領選当日、米大手メディア各社は投票所にスタッフを送り込んで出口調査を行いその内容を報じていくが、投票の大部分が終了するまではその州の当確は出さないのが慣例だ。投票が締め切られる前に発表してしまうと、その後の投票行動に影響を及ぼすかもしれないからだ。そうなると、各州の当確が発表され始めるのは投票所が閉まってからということになる。観戦する側としては、州ごとに発表される当確情報に基づいて選挙人の数をクリントンとトランプに振り分け、どちらかが270人に達するのを見守ればいい。

 投票の締め切り時間は州ごとに異なるが、ニューヨーク・タイムズ紙のデータをもとに日本時間のタイムラインを作成すると(カッコ内は選挙人の数)――。

■日本時間 11月9日(水)午前8時(米国東部時間8日午後6時):インディアナ州(11)のほとんどとケンタッキー州(8)の半分で最初に投票所がクローズする。

■午前9時:フロリダ州(29)のほとんどの地域、ニューハンプシャー州(4)、ジョージア州(16)、バージニア州(13)などで投票終了。

■午前9時半:オハイオ州(18)、ノースカロライナ州(15)などで投票終了。

■午前10時:ミシガン州(16)のほとんど、ペンシルベニア州(20)、フロリダ州(29)の残りの地域などで投票終了。この時点で投票が終わった州の選挙人数は合計292。

■午前11時:アリゾナ州(11)、ウィスコンシン州(10)などで投票終了。この時点で投票が終わった州の選挙人数は合計432。

※ニューヨーク・タイムズ紙の分析では、午前11時(米国東部時間午後9時)がひとつの山場だ。同紙はクリントンがほぼ確実に取ると思われている州に加えて、激戦州である6州(アリゾナ、フロリダ、ジョージア、ニューハンプシャー、ノースカロライナ、オハイオ)をすべて制覇すればクリントンの勝ちと見ている。

■午後12時:アイオワ州(6)、ネバダ州(6)などで投票終了。この時点で投票が終わった州の選挙人数は合計457。

午後1時:カリフォルニア州(55)などで投票終了。この時点で投票が終わった州の選挙人数は合計535。

午後3時:全米最後のアラスカ州(3)で投票が終了。選挙人数の合計が全538に到達。

3850とはずがたり:2016/11/09(水) 09:07:50
>>3849-3850
フロリダ州に加え、この激戦州2州にも注目
 観戦ポイントとして注目すべきなのは、各候補が270人に到達するために鍵を握る州の動向だろう。なかでも最も目が離せないのは選挙人29人を握るフロリダ州の結果だ。

 ブッシュ前大統領の次席補佐官を務めたカール・ローブはウォール・ストリート・ジャーナル紙に寄稿し、「今年の大統領選の最重要州はフロリダ州だ」と語った。過去6回の大統領選で民主党が制してきた18州と首都ワシントンをクリントンが取れば、その時点で獲得選挙人数は242人。そこにフロリダ州の29人を加えれば270人に達するからだ。逆に言うと、トランプはフロリダを落とすとホワイトハウスへの道がほぼ絶望的になる。

 フロリダ州のすべての地域で投票が締め切られるのは日本時間午前10時だが、クリントンがトランプに大差をつけていればフロリダの開票速報は早い時点で出るかもしれない。逆に僅差の場合は、結果が出るまで数時間かかる可能性もある。2000年のジョージ・W・ブッシュ対アル・ゴアの選挙ではあまりに僅差だったため再集計が行われ、結果が出るのに約2週間を要した。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による最新の支持率平均値ではフロリダではクリントンが46.6%、トランプが47%とほぼ互角だが、同州では期限前投票で既に総投票数の約3分の2が投じられたと見られており、クリントン優位が伝えられている。専門家によれば、クリントン陣営の「どぶ板選挙」作戦のおかげでクリントンを支持するヒスパニック系と黒人有権者の投票率が跳ね上がっているという。

 フロリダ州の結果を待つ間に注目すべきは、人種や産業の構成などから「アメリカの縮図」と呼ばれ選挙人18人を握る激戦州オハイオの動向だろう。64年以降の大統領選で、オハイオを落として大統領になった候補はいない。「リアル・クリア・ポリティクス」による最新の支持率平均値では、クリントンが44%、トランプが46.2%と、トランプがリードしている。

 また、激戦州ノースカロライナにも注目が集まっている。4年前の大統領選の結果を正確に予測した統計分析の専門家ネイト・シルバーは、自身が主宰する「ファイブサーティーエイト(538)」で、今年の選挙戦の「主役」はフロリダ州とノースカロライナ州だとして、トランプがこのどちらで負けても270人には届かないとみる。

 選挙人15人を抱えるノースカロライナ州の最新の支持率平均値は、クリントンが45.7%、トランプが46.5%とその差は僅かだ。カール・ローブも、例えトランプがフロリダ州とその他の激戦州で勝ったとしても、クリントンが民主党が過去に勝利してきた18州+ワシントンの242人に加えてノースカロライナ州とバージニア州の両方(合計28人)を取れば決まりだとみる。

 前評判どおりクリントン有利に展開するのか、それとも接戦にもつれ込むのか。はたまたトランプの大どんでん返しがあるのか。他に接戦州とされるのは、アイオワ州(6)、アリゾナ州(11)、ネバダ州(6)、ニューハンプシャー州(4)、コロラド州(9)、ミシガン州(16)、ペンシルベニア州(20)、ウィスコンシン州(10)。だが、勝利演説が何時になるかを予想するには、まずはフロリダ、オハイオ、ノースカロライナに注目するのがよさそうだ。

3851とはずがたり:2016/11/09(水) 09:38:34
今んところ予想通りなんかな??

2016年 11月 9日 09:14 JST 関連トピックス: トップニュース
米大統領選アップデート:クリントン氏がバーモント州勝利へ=CNN
http://jp.reuters.com/article/us-presidential-election-update-idJPKBN13400Y

[9日 ロイター] - CNNによると、8日に実施された米大統領選では、ジョージア(選挙人16)、バージニア(13)、サウスカロライナ州(9)は接戦している。

●バーモント州

CNNによると、民主党のヒラリー・クリントン候補がバーモント州を制するもよう。選挙人数は3人。

●ケンタッキー州

FOXによると、共和党のドナルド・トランプ候補がケンタッキー州を制するもよう。選挙人数は8人。

●インディアナ州

CNNによると、共和党のドナルド・トランプ候補がインディアナ州を制するもよう。選挙人数は11人。

3852とはずがたり:2016/11/09(水) 09:50:17

2016年 11月 9日 08:59 JST
米国で銃規制めぐる住民投票、4州で規制可決へ=世論調査
http://jp.reuters.com/article/usa-election-guns-idJPKBN1332UC

[ニューヨーク 8日 ロイター] - 世論調査によると、米国で8日の大統領選に合わせて行われる銃規制をめぐる住民投票では、4州で規制が可決される見通し。メーン州とネバダ州では、個人的な拳銃の売買を含め、銃器販売に一律に身元調査を義務付けるかどうかの投票を行う。

この2州で規制が可決される場合、米国国民の半数が身元調査の義務付けなど銃規制が強化された地域に住んでいることになる。すでに18の州と首都ワシントンで同様の規制法が承認されている。

ワシントン州の住民投票では、家庭内暴力の前歴があるなど危険性の高い人物の銃所有を判事が禁じることを認めるかどうかが問われる。

カリフォルニア州では、大容量弾倉を禁じるかどうか、一部の人々の銃弾購入にあたり身元調査をクリアすることを義務付けるかどうかが問われている。

合衆国憲法修正第2条は武器を保持する権利を認めており、この権利の擁護派はいかなる規制にも強く反対している。

3853チバQ:2016/11/09(水) 09:59:20
まもなく10時
フロリダ締め切りですね

3854名無しさん:2016/11/09(水) 11:58:58
http://www.cnn.co.jp/usa/35091841.html
トランプ氏3州、クリントン氏1州で勝利確実 米大統領選

2016.11.09 Wed posted at 09:59 JST

ワシントン(CNN) 8日投票の米大統領選は米東部時間の同日夜(日本時間9日朝)、中西部や南部の一部の州から開票が始まった。

CNNの予想によると、共和党候補のドナルド・トランプ氏がケンタッキー、インディアナ、ウェストバージニアの各州、民主党候補のヒラリー・クリントン氏がバーモント州でそれぞれ当選を確実にした。

オハイオ州やノースカロライナ州など、激戦州の大勢はまだ判明していない。

クリントン氏は7日深夜すぎ、ノースカロライナ州での最後の集会を、「愛は憎しみに勝つ」という言葉で締めくくった。トランプ氏の名と同じ「勝つ(trump)」という動詞を使い、同氏の憎悪発言を批判する意味を込めたスローガンだ。

トランプ氏は8日朝、フォックス・ニュースとのインタビューで「我々は多くの州を勝ち取るだろう」と宣言。クリントン氏優勢を伝える世論調査の数字はメディアのうそだとする主張を繰り返した。

大統領選と同時に投票が行われた連邦議会選では、民主党が上院で過半数奪還を狙う。下院では共和党が議席数の差を減らしつつも過半数を維持するとの見方が強い。

http://www.cnn.co.jp/usa/35091850.html
クリントン氏7州と首都、トランプ氏8州で勝利確実 米大統領選

2016.11.09 Wed posted at 10:45 JST

(CNN) 8日投開票の米大統領選は米東部時間の同日午後8時半(日本時間9日午前10時半)過ぎまでに、民主党候補のヒラリー・クリントン氏が新たに民主党寄りの6州と首都ワシントン、共和党候補のドナルド・トランプ氏が5州で勝利を確実にした。

出口調査に基づくCNNの予想によると、クリントン氏は最初に勝利確実となったバーモントに加え、デラウエア、イリノイ、メリーランド、マサチューセッツ、ニュージャージー、ロードアイランドの各州と、首都ワシントンで勝利する見通し。

トランプ氏はケンタッキー、インディアナ、ウェストバージニアの3州に加えて、新たにアラバマ、オクラホマ、ミシシッピ、サウスカロライナ、テネシーの各州を制する見通しとなった。

勝敗ラインの選挙人獲得数は270人。CNNの集計によると、午後8時の時点でクリントン氏が68人、トランプ氏が66人を獲得している。

http://www.cnn.co.jp/usa/35091854.html
トランプ氏がテキサス州、クリントン氏がNY州制す

2016.11.09 Wed posted at 11:32 JST

(CNN) 8日投開票の米大統領選は米東部時間の同日午後9時(日本時間9日午前11時)過ぎまでに、共和党候補のトランプ氏が新たにテキサス州など6州とネブラスカ州の一部、民主党候補のヒラリー・クリントン氏がニューヨーク州で勝利を確実にした。

出口調査に基づくCNNの予想によると、トランプ氏は大票田のテキサス州のほかアーカンソー、カンザス、ノースダコタ、サウスダコタ、ワイオミングの各州を制した。またネブラスカ州に割り当てられた選挙人5人のうち3人を獲得する見通しとなった。同氏は既にアラバマ、インディアナ、ケンタッキー、ミシシッピ、オクラホマ、サウスカロライナ、テネシー、ウェストバージニアで勝利を確実にしている。

クリントン氏はデラウエア、イリノイ、メリーランド、マサチューセッツ、ニュージャージー、ニューヨーク、ロードアイランド、バーモントの各州と、首都ワシントンで勝利する見通し。

勝敗ラインの選挙人獲得数は270人。CNNの集計によると、午後9時過ぎの時点でトランプ氏が128人、クリントン氏が97人を獲得している。

3855とはずがたり:2016/11/09(水) 12:12:21

<米大統領選>接戦 激戦州競り合い、横並び
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161109k0000e030213000c.html
11:39毎日新聞

 【ワシントン西田進一郎】米大統領選は8日、投開票された。米国初の女性大統領を目指す民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(69)と共和党候補の実業家ドナルド・トランプ氏(70)が接戦を繰り広げている。米主要メディアによると、東部時間8日午後9時(日本時間9日午前11時)段階で、クリントン氏が東部などの8州と首都ワシントンで勝利確実となり、トランプ氏は南部など14州を固めた。勝敗の鍵を握る激戦州の東部ペンシルベニアや南部フロリダなどでは競り合い、横並びだ。

 今回の大統領選は、民主党のオバマ大統領(55)の後任を決める。クリントン氏が勝てば、第二次世界大戦後では初めて民主党が3連勝だ。トランプ氏が勝てば、共和党が8年ぶりにホワイトハウスを奪還する。

 大統領選は、全米50州とコロンビア特別区(首都ワシントン)に割り振られた選挙人計538人のうち、過半数の270人を獲得した候補が当選する仕組み。米メディアによると、クリントン氏は開票初期の段階で、東部の大票田ニューヨークやマサチューセッツやニュージャージー、中西部イリノイなど民主党の地盤州を確保。一方、トランプ氏は共和党の地盤である南部のケンタッキーやテネシー、西部ワイオミングなどの州で勝利を確実にした。

 焦点の激戦州は、ペンシルベニアやフロリダに加え、中西部オハイオや南部ノースカロライナなど10州前後。米メディアの選挙人獲得予測ではクリントン氏が先行し、トランプ氏は激戦州の多くを獲得しなければ当選への道は開けない。

 投票所の一部では、電子投票機器の不具合などのトラブルが起きた。米紙USAトゥデーによると、西部ユタ州のワシントン郡では計380台の電子投票の機械のうち99台しか正常に稼働せず、紙による投票に切り替わった。また、ニューヨーク市の二つの投票所では、投票用紙を読み取る機械の一部が正常に作動せず長蛇の列ができ、不満を募らせた有権者らで騒然としたという。

 選挙戦では、大統領夫人や上院議員、国務長官などを歴任し、政治経験と実績を掲げたクリントン氏が「就任1日目」から仕事ができると主張した。一方、政治経験がないトランプ氏は、逆に「アウトサイダー(よそ者)」であることを前面に掲げ、既存の政治体制を変えると主張した。

 トランプ氏は「米国第一主義」を掲げ、自由貿易や同盟国との関係の見直しなど、これまでの共和党候補とは異なる主張を展開。メキシコ移民や女性、退役軍人などに対する度重なる暴言で批判は浴びたが、現状や「エスタブリッシュメント(支配層)」への不満を募らせる白人男性らの熱狂的な支持を得た。クリントン氏を「体制派」や「不正」の象徴と位置づけ、厳しく批判し続けた。一方、暴言などで党主流派と対立を抱えたままの選挙戦となった。

 クリントン氏は、オバマ大統領の「後継」だと強調し、大統領夫妻やバイデン副大統領夫妻も精力的に後押しした。トランプ氏の暴言に嫌悪感を持つ非白人や女性からの強い支持を得て、トランプ氏を「大統領にふさわしくない」と強調した。ただ、国務長官時代に私用メールを公務に使い機密保持で批判を浴びた問題にたびたび焦点があたり、「何かを隠している」との疑念がつきまとった。

 両候補とも、世論調査で「好感を持たない」との回答が5割を超える不人気候補同士の対決だった。対テロ戦略やロシア、中国との向き合い方、賃金が上がらないことへの対応策など、政策論争は低調なまま推移した。9月下旬から3回開かれたテレビ討論会も非難の応酬に終始し、選挙戦は異例の展開をたどった。

3856とはずがたり:2016/11/09(水) 12:15:50
米下院選挙 共和党が多数派維持へ 米ABC
http://news.goo.ne.jp/article/nhknews/world/nhknews-10010761351_20161109.html
10:45NHKニュース&スポーツ

アメリカでは、大統領選挙に合わせて連邦議会の選挙も行われていて、共和党が下院で多数派を維持することが確実となりました。

連邦議会の上下両院の選挙は、大統領選挙に合わせて8日に投票が行われ、このうち上院では定数100議席のうちおよそ3分の1にあたる34議席が、下院では435議席すべてが改選されます。

ABCテレビによりますと、下院では、現在、多数派となっている共和党が、引き続き過半数を維持することが確実となりました。

現在の連邦議会は、共和党が上下両院で多数派となっていますが、今回の選挙の結果、上院で民主党が現在よりも5議席増やして多数派を奪還し、上院と下院で多数派が異なる、いわゆる「ねじれ」の状態となるのかが焦点です。

3857とはずがたり:2016/11/09(水) 12:27:18

今画面でジョージア州(16)・オハイオ州(18)・フロリダ州(29)・ノースカロライナ州(15)・ウィスコンシン(10)はトランプ有利。このうちオハイオは当確出た様だ。

ペンシルベニア(20)・バージニア(13)・ミネソタ(9)・コロラド(9)はクリントン有利。

これを現有トランプ140・クリントン109を足すとトランプ228,クリントン160。加州の55を足してもクリントンは215。

「世論調査でトランプと云いたくない人が多かった」とのBBCの論評も。

民主は上院を抑えるのも難しく。

3858とはずがたり:2016/11/09(水) 12:30:13
トランプに当確でた様だ。

「オハイオ州の勝者が当選」続くか…全米の縮図
http://www.yomiuri.co.jp/world/20161108-OYT1T50126.html?from=y10
2016年11月09日 06時22分
特集 米大統領選

 【ワシントン=大木聖馬】8日投開票の米大統領選で、接戦州と位置づけられるオハイオ州の選挙結果に注目が集まっている。

 同州は産業構造や人口構成などから「全米の縮図」と言われ、1964年以降、同州を制した候補がいずれも大統領となってきたが、事前の予想では、半世紀以上に及んだ「伝統」が崩れる可能性が出て来たためだ。

 米政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス(RCP)」がまとめた7日時点の同州の世論調査平均支持率は、トランプ氏が45・8%、クリントン氏が42・3%で、トランプ氏が約4ポイントリード。ただ、RCPの選挙人獲得予想で優位に立つクリントン氏が同州を落としても、選挙は勝ち抜けるとの分析がある。

 分析通りとなれば、共和党のリチャード・ニクソン氏に同州を取られながらも当選したのは民主党のジョン・F・ケネディ氏だった1960年以来となる。

2016年11月09日 06時22分

3859チバQ:2016/11/09(水) 12:33:02
注目の、ノースカロライナ、フロリダ、オハイオ いずれもトランプ有利
こら、荒れるで

3860とはずがたり:2016/11/09(水) 12:56:39
フロリダなど激戦州でトランプまさかのリード、大統領選は互角の戦い
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/11/post-6233.php
2016年11月9日(水)12時40分

 11月8日、米大統領選は8日、投開票が行われ、共和党のドナルド・トランプ候補が、激戦州のフロリダ、バージニア、オハイオの各州で若干リードしている。写真はフィラデルフィアで撮影(2016年 ロイター/Charles Mostoller)
 米大統領選は8日、投開票が行われ、共和党のドナルド・トランプ候補が、激戦州のフロリダ、バージニア、オハイオの各州で若干リードしている。

 日本時間9日昼過ぎにも大勢が判明する見通しで、民主党のヒラリー・クリントン氏が女性初の大統領となるか、共和党のトランプ氏が政権を奪還するかが注目される。

 米東部時間午後9時35分(日本時間9日午前11時35分)時点で民主党のクリントン候補が獲得した選挙人の数は104人、共和党のトランプ候補は136人。当選には過半数の270人を獲得する必要がある。

 全米の3分の2以上の州で投票は既に締め切られている。オハイオ、フロリダ、ノースカロライナ、ペンシルベニア、ニューハンプシャー、バージニアの各州が大統領選の行方を左右するとみられている。

 フロリダ州では91%開票時点で、860万票中トランプ氏がクリントン氏を約14万票リードしている。

 トランプ候補は南部や中西部の州で、民主党のクリントン候補は東海岸沿いの複数の州や中西部イリノイ州で勝利を確実にし、ほぼ事前予想通りとなった。

 7日公表されたロイター/イプソスの米大統領選前最後となる週間世論調査によると、大統領選の本選でクリントン氏が勝利する確率は約90%。クリントン氏の勝率は前週の調査結果とほぼ同じだった。

 こうした中、トランプ候補が米西部ネバダ州ラスベガスでの期日前投票について、選挙管理人が規定の投票時間を延長して有権者に投票させたとして投票記録の保管命令を求めて起こした訴訟で、同州の地区連邦地裁は8日、これを棄却した。

[9日 ロイター]

3861チバQ:2016/11/09(水) 12:56:44
コロラド、ニューメキシコはヒラリーが押さえたようだが
オハイオ、フロリダはトランプ確定
ノースカロライナもトランプ優勢

トランプで決まりそうですね

3862とはずがたり:2016/11/09(水) 12:59:12
後4分程で西海岸の投票が締め切られるとの事。その中でこのガンガンの開票と報道w

3863とはずがたり:2016/11/09(水) 13:06:58
青だったウィスコンシンやミシガンがトランプ濃厚。

3864とはずがたり:2016/11/09(水) 13:16:13
>>3861
完全に流れはトランプですねー。
フィリピンの大統領と閣僚みたいにトランプがなんかぶち上げて官僚機構や議会がどうにか抑えて世界に向けて落とし所を考えるのかって感じになるのでしょうか?

3865とはずがたり:2016/11/09(水) 14:08:44
ビル・クリントンの人種観と複雑な幼少期の家庭環境
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/10/post-6087_1.php
2016年10月21日(金)12時04分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

…彼は、アメリカを再び繁栄に導いた大統領として高く評価されており、今なお国民の間で絶大な人気を誇っている。特に黒人の間で人気が高いことはよく知られている。

西川賢・津田塾大学学芸学部国際関係学科准教授は『ビル・クリントン――停滞するアメリカをいかに建て直したか』(中公新書)…

第2回は「第1章 深南部での青年期――苦難な環境と人格形成」より。人種差別がそこかしこに残るアーカンソー州の小さな町で、複雑な家庭に生まれ育ったビル・クリントンは、自身が生まれる前に自動車事故で実父を亡くした。祖父ジェームズは黒人居住区で食料品店を経営していたが、人種にこだわらず顧客には公平に接していたという。そしてビルが4歳になる前、母バージニアは再婚する――。



 こんなエピソードがある。アーカンソー州議員も務めた黒人法律家リチャード・メイズは、あるとき若い黒人女性が主催するパーティに招かれた。そこで、当時32歳で州司法長官だったクリントンを偶然見かけた。白人の招待客はクリントン1人だったが、ぎこちない様子などもなく、ほかの黒人の来客と普段通り談笑していた。メイズはクリントンの自然な振る舞いに感心したという。…

3866とはずがたり:2016/11/09(水) 15:53:26
これだねぇ。。

「隠れ支持者」はトランプ氏の秘密兵器になるか、米大統領選
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%80%8C%E9%9A%A0%E3%82%8C%E6%94%AF%E6%8C%81%E8%80%85%E3%80%8D%E3%81%AF%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E6%B0%8F%E3%81%AE%E7%A7%98%E5%AF%86%E5%85%B5%E5%99%A8%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E3%81%8B%E3%80%81%E7%B1%B3%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E9%81%B8/ar-AAjVx14
AFPBB News
3日前

【AFP=時事】8日に投票日を迎える米大統領選で、共和党候補のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏に投票すると公にするのを控えている「隠れた」支持者はどれほどいるだろうか。

 民主党候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官との大接戦が予想される中、こうした「隠れ支持者」がトランプ氏の秘密兵器となり、結果を左右するかもしれない。

 ホワイトハウス(White House)前で取材に応じた退役軍人のトーマス・ハドソン(Thomas Hudson)さん(64)は、期日前投票でトランプ氏に票を投じたことを気が進まない様子で認めた。いつもは共和党候補に投票することを「とても誇りに」感じているが、今回は「良心の呵責(かしゃく)」があると語った。

 重要なのはトランプ氏の隠れ支持者が、英国民投票が欧州連合(EU)離脱という結果に終わったのと同じような衝撃の選挙結果をもたらすことができるのかということだ。

 政治学者らはこうした予想外の選挙結果を「ブラッドリー効果(Bradley Effect)」と呼ぶ。1982年のカリフォルニア(California)州知事選で、世論調査では大きくリードしていた黒人のトム・ブラッドリー(Tom Bradley)元ロサンゼルス(Los Angeles)市長が敗れたことに由来する。有権者の多くは人種差別だと批判されることを恐れて、ライバルの白人候補に投票すると認めたがらなかったとみられている。

 米政治サイト「ポリティコ(Politico)」が主要11州の共和党の選挙関係者を対象に行った調査では、世論調査では隠れ支持者の数が実際よりも少なく出ると答えた人が71%に達している。

 バージニア(Virginia)州のある共和党員は「トランプ氏に投票すると認めない多くの共和党員を個人的に知っている」と言う。「私自身も認めたくない」

 電話調査でもトランプ氏の支持者は実際より少なく出るかもしれない。インターネット調査のほうが人々はどの候補者に投票するつもりなのか本音を明らかにしやすいとみられる。


オハイオ州ウィルミントンで開かれた選挙集会に参加した米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏(2016年11月4日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB Newsc AFPBB News 提供 オハイオ州ウィルミントンで開かれた選挙集会に参加した米大統領選の共和党候補…
 ウェブサイト「ファイブサーティーエイト(FiveThirtyEight)」は、「ドナルド・トランプ氏に対するヒラリー・クリントン氏のリードは、電話で直接聞き取る方式の調査の方が、そうでない調査よりも大きい」としている。

 米誌ニューズウィーク(Newsweek)に執筆している科学者で政治評論家のウィリアム・ハウスドルフ(William Hausdorff)氏によれば、こうした技術的な要因がEU離脱を決めた英国民投票の結果を世論調査が予測できなかったことにつながったという。

【翻訳編集】AFPBB News

3867とはずがたり:2016/11/09(水) 15:54:42
一部でペンでもトランプに当確でたようだ。

池上彰氏、ヒラリー氏が嫌われる理由を解説「米国民は首都を信用していない」
http://www.msn.com/ja-jp/news/entertainment/%e6%b1%a0%e4%b8%8a%e5%bd%b0%e6%b0%8f%e3%80%81%e3%83%92%e3%83%a9%e3%83%aa%e3%83%bc%e6%b0%8f%e3%81%8c%e5%ab%8c%e3%82%8f%e3%82%8c%e3%82%8b%e7%90%86%e7%94%b1%e3%82%92%e8%a7%a3%e8%aa%ac%e3%80%8c%e7%b1%b3%e5%9b%bd%e6%b0%91%e3%81%af%e9%a6%96%e9%83%bd%e3%82%92%e4%bf%a1%e7%94%a8%e3%81%97%e3%81%a6%e3%81%84%e3%81%aa%e3%81%84%e3%80%8d/ar-AAk4Hol?li=BBfTjut&amp;ocid=spartandhp
3 / 11
デイリースポーツ/神戸新聞社
1時間前

 ジャーナリストの池上彰氏が9日、テレビ朝日系「ワイド!スクランブル」に登場。米大統領選でヒラリー氏が米国民に嫌われる理由について、米国民が中央政府を信用していないという心情があると解説した。

 番組では米大統領選の速報を報道。トランプ氏有利という情勢について、なぜヒラリー氏は嫌われるのか?という話題となった。

 池上氏は、ヒラリー氏の夫が元大統領であることを挙げ「大統領時代の給料は実はそれほど高くはない。でも大統領を辞めた後にみんな財団を作るんです。そこで世界中から寄付を募る。また世界中を講演旅行して多額のお金が入るんです」という仕組みを説明。

 テレビ朝日の小木逸平アナウンサーが「(夫の)引退後、財団があるのに、また大統領になっちゃってどうするの?っていう話ですか?」と、夫婦で“荒稼ぎ”する姿勢を指摘すると、池上氏は「そうです」とうなずいた。


池上彰氏c デイリースポーツ/神戸新聞社 池上彰氏
 また、米国民は「首都を信じていない。連邦政府を信用していないんです」とコメント。過去の大統領についても、オバマ氏はイリノイ州、ビル・クリントン氏はアーカンソー州など、地方の政治から中央へ舞台を変えたことを挙げ「ワシントン政治に汚れていない人が選ばれていた。その点、(ヒラリー)クリントンさんはずっとワシントン。その不信感を(米国民は)持っている」と、ヒラリー氏が支持されない理由を解説した。

 トランプ氏は政治家経験は一切ないが、「それが新鮮なんです」とも指摘していた。

3868とはずがたり:2016/11/09(水) 16:05:46
Clinton HQ,事実上の敗北宣言。代理者が今日はこれ以上発言を出さない,支持者の皆さん今夜は帰って休んで下さいとのこと。

3869とはずがたり:2016/11/09(水) 16:15:32

大統領選アメリカ
佐藤優が斬る! もしトランプが大統領になったら、世界はこう変わる
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48143
佐藤 優作

「スーパーチューズデー」を制したドナルド・トランプ。これを受け、共和党議員やメディア、政治資金団体、ネオコンは総反撃に出る構えだ。暴力的な発言を繰り返すトランプになぜこんなに支持が集まるのか。アメリカの実情から佐藤優氏がその理由を解説する。

佐藤:要するに、トランプは「共和党をぶっ壊す」と言っているわけですよ。それによって改革を進めるのだと。

邦丸:小泉純一郎さんみたい。

佐藤:そういうこと。今まで政治に関心がなかった人の声なき声を吸い上げてくれるということで、たとえば、「イスラム教徒をテロが解決するまで入国させない」というのは暴言だというけれど、冷静に考えれば、誰を国内に入れるか入れないかというのは、国の主管なんですよ。ですからこれは、違法な発言ではないんですね。

佐藤:あるいは、「違法移民を送り返す」という発言も、不法滞在者を送り返すのは違法ではないですよね。トランプはバカじゃない。違法な発言はしないんです。

だけど、法律に違反していないけれど、世の中でタブーになっていることはある。そこを盛り上げることによって、今まで支持していなかった人の支持をかき立てることができた。

率直に言うと、アメリカの南部のほうでは右手に3リットルくらいの大きなボトル入りのコーラを、左手に1キロくらいのポテトチップスを持ってムシャムシャ食べている、私の1.5倍くらい太ったおじさんが、みんなでUFOの話をしてる。

佐藤:あるいは、「最近、どの外国に行ったか」と聞かれて、「ニューヨークだぜ。ユナイテッド・ステイツだから、ニューヨークは別の国だ」と答えるアメリカ人がたくさんいるんですよ。そういう人たちが、「トランプ、なかなかいいじゃないか」と言っているんですね。

佐藤:トランプが「アメリカの若者を戦争に出すことにカネを使うな」と発言すれば「おおっ」と言い、「イスラム国なんかみな殺しにしてやれ」と言えば「おおっ」と盛り上がっているでしょう。

それを理屈で押さえようとするマスメディアや共和党のなかのネオコンは所詮はエリート。そんな彼らがトランプを叩けば叩くほど、「トランプはオレたちの代表だ」と言って、ますます求心力がつくことになりますよ。

佐藤:要するに、(トランプ候補の主張は)既得権益を全部ひっくり返されるという話ですから。それと同時に、国際政治も変えてしまいます。

要するに、トランプはアメリカ孤立主義者なんですよ。激しいことを言うんだけれども、「ルーズベルト大統領が真珠湾奇襲の後、第2次世界大戦に突入したのが間違いだった。ナチスが台頭していようが、日本が出てこようが、放っておけばよかった。アメリカはアメリカの繁栄だけを考えていればよかった。もっとアメリカを豊かにしよう。偉大なアメリカにしよう。アメリカ人の生活さえ良くなればいいんだ。あとは知ったことじゃない」という理屈です。

アメリカが石油を手に入れるのであれば、「アメリカのそばにあるベネズエラが生意気だ。少しシメて、あそこから石油をとってくるか」と、こういう感じですよ。

だから、意外と平和外交になる。

3870とはずがたり:2016/11/09(水) 16:15:43
邦丸:平和外交!

佐藤:だから、中国もロシアも大歓迎。

邦丸:アメリカが出てこなくなるわけですものね。

佐藤:「金持ちケンカせず」ということです。トランプビルを中国に造るといったら、習近平も「いいヤツじゃないか」となる。

だから、世界秩序を全部、ひっくり返す。日本との関係も、まさに昔、鳩山由紀夫さんが言っていた「駐留なき安保」になる可能性もある。要するに、米軍が全部、退いちゃうんです。

「なんで、オレたちがあいつらのことを命を懸けて護らなきゃいけないの。自分の身を護りたいのなら、勝手に護ったら。アメリカにとって有害だということだったら出て行くけれど、アメリカ本土やグアムにいるよ」という感じになりますよ。

「TPPもやめる。日本のクルマにも家電にも思い切り関税をかけてやる。アメリカだけ良ければいいんだ。悔しければ、力をつけろ」と。こういう方針ですよ。だから、アメリカ人は拍手喝采なんですよ。

邦丸:民主党候補のバーニー・サンダースが予想外に支持を集めたのも、モヤモヤしている若い世代が、このままアメリカ国民でいて、われわれは幸せなのかと思っているところに、大学の無償化とか、スポッと胸に響く言葉を言ったからなんですね。

佐藤:モヤモヤなんていうレベルではないんですよ。私が去年の12月31日に対談した山口真由さんをご存じですか。

邦丸・西川:?

佐藤:東大をトップで卒業したあと、財務省に入省して2年で辞め、国際弁護士を目指してハーバード大学に留学中の方です。勉強法などの本もたくさん書いています。その彼女に「ハーバードはいかがですか?」とたずねたところ、「佐藤さん、ひどいところなので驚いたんですよ。授業料がいくらかご存じですか?」と言うんです。「いくら?」と聞くと、「7万ドルです」と。

西川:7万ドル!

佐藤:「1年で?」と聞くと、「10ヵ月で7万ドルです」と。つまり800万円。ロースクールまで最低6年かかるでしょ。ということは、授業料だけで4800万円かかるんですって。

邦丸:はあ〜〜〜。

佐藤:その金額を払える家の子弟しか、もうハーバードには入れない。ひと昔前までは、軍隊に入ればハーバードに入ることができるという話があったんだけれど、もうそういう時代ではない。超富裕層の子どもしか入れない。アメリカのほとんどのエリート大学がそうで、エリート大学を出ると投資銀行で年収2000万〜3000万からのスタートになる。

それ以外のフツーのアメリカ人は就職口がない。あるいは、大学を卒業してもアルバイトで日銭20〜30ドルもらっている。

こういう状態になっているから、若い人たちは閉塞感なんていうもんじゃない。格差が絶対に追いつかないところまで拡がってしまっている。だから、大変な不満があるし、これは異常な社会になっていると、彼女は言っていました。

3871とはずがたり:2016/11/09(水) 16:16:03
>>3869-3871
邦丸:仮にドナルド・トランプ大統領が誕生し、「アメリカさえよければいい」という一国孤立主義の考えに従って、「アメリカ軍はどんどん退く。今までは世界の警察と言われてきたけれど、これからは違う。日本も中東もアメリカには関係ない」となったとしましょう。いわゆる武器商人がアメリカでは巨大な力を持っていると言いますが、彼らからすれば戦争はカネ儲けになる。だから煽るんですね。

佐藤:はい。なので、戦争になります。トランプは「それに関しては適宜、儲けてください」というスタンスですから。それはもう中東で空白ができるから、戦争が起きますよ。そして国内では、おそらくカネ持ちをいじめると思う。

邦丸:カネ持ちいじめ。

佐藤:トランプ自身が、土地と土建で這い上がってきたから、遺産を相続するとか、金融でカネを右から左へ動かすとかいうのは嫌いなんです。だから、そっちのほうには課税したりするでしょうね。産業資本を強化する建設業のような、額に汗する人を重視する。

邦丸:実業を重視する。

佐藤:産業が大事だということで。

邦丸:ウォール街をシメちゃうということですか。

佐藤:今回のネオコンやマスコミの総反発というのは、実はウォール・ストリートの反発だと思うんです。

トランプは、ウォール・ストリートの大ガネ持ちにとってプラスじゃない。ということは裏返して言うと、庶民感覚のところの人にしてみれば、「なかなかいいじゃないか」ということになる。

ウォール・ストリートをシメ上げて、アメリカを強くするためにはみんなにチャンスがなくてはいけないということで、大学の授業料を安くすると思う。

邦丸:奇しくも、バーニー・サンダースと同じことをすることになっちゃうわけですね。

佐藤:同じですね。バーニー・サンダースは社会主義的な方法、トランプはファシズム的な方法で社会政策をやろうとしている。だから図式的に見ると、新自由主義による格差が行き過ぎちゃったから、一方においては社会主義、他方においてはファシズムが出ているという感じです。

日本も他人事ではない。特に子どもの貧困がひどいでしょう。6人に1人が食を欠くことがある。一人親の家庭の子どもは2人に1人という状態になっている。この格差がもう少し拡大すると、日本においても一方でサンダース現象、他方においてトランプ現象が出てきますよ。

邦丸:今、アメリカほどではないにしろ、日本でも少しずつ出ていますよね。

佐藤:率直に言って、トランプの雰囲気は橋下徹さんのなかにあるでしょう。一方、日本共産党が「国民連合政府」と言い出して小沢一郎さんがそこに全面的に賛成しているということだから、こっちはサンダースみたいな感じですね。

両方ともそれほど影響力を持たないのは、まだまだ日本は格差がアメリカに比べれば知れているし、戦争に直面もしていないからですよね。ただ、どの国でもこういうふうになってくると思います。

3872チバQ:2016/11/09(水) 17:03:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161109-00000067-asahi-int

共和党、上下両院で過半数維持 米議会選

朝日新聞デジタル 11/9(水) 16:47配信
 米連邦議会選挙が8日、大統領選と同時に行われ、共和党が上下両院で過半数を維持した。複数の米メディアが報じた。共和党が上院で多数派を維持したことで、最高裁人事の行方などにも大きな影響を及ぼす可能性がある。

 上院(定数100)の任期は6年で、2年ごとに3分の1ずつ改選される。今回の改選は34人(共和24、民主10)が対象。非改選を含め、米東部時間9日未明の時点で、共和党が48議席、民主党が46議席を獲得しており、残りの議席も共和党が優勢となっている。改選前の議席は共和54、民主46(無所属2人を含む)。共和党は2014年の中間選挙で上院の過半数を奪い返していた。

 2年ごとに全議席が改選される下院(定数435)は、9日未明時点では共和党が232議席、民主党が170議席を獲得した。共和党は14年の中間選挙で第2次大戦後最多の247議席を確保していた。改選前の議席は共和246、民主186、欠員3。

 政権の閣僚や欠員が続いている最高裁判事の人事は上院の承認が必要となる。特に米社会の重要問題を判断する最高裁判事は定員9人で、民主党、共和党の大統領に指名された判事が4人ずつで拮抗(きっこう)しており、後任次第では最高裁内のバランスを大きく変えうる。(ワシントン=五十嵐大介)

3873チバQ:2016/11/09(水) 17:15:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161109-00000103-jij-n_ame

モデルからファーストレディーに=外国出身は2人目-メラニア夫人・米大統領選

時事通信 11/9(水) 17:00配信

 旧ユーゴスラビアのスロベニア出身で元ファッションモデル。

 ルイーザ・アダムズ第6代大統領夫人以来約190年ぶり、米史上2人目の「外国生まれのファーストレディー」となる。

 1970年4月生まれの46歳。90年代半ばからニューヨークを拠点に活動し、2005年にドナルド・トランプ氏と結婚した。大統領選ではトランプ氏の長女イバンカさんと共に華やかな着こなしで選挙活動を支えた。過激な発言を繰り広げるトランプ氏に「大統領らしく振る舞って」と苦言を呈したこともあったという。

 大統領夫人として、女性の生活向上やネットでのいじめ対策に取り組む意向だ。トランプ氏と交際中の99年にはニューヨーク・タイムズ紙に、同氏が大統領に就任することがあれば「ジャクリーン・ケネディやベティ・フォード(元大統領夫人)のように伝統的な役割を果たし、夫を支える」と答えていた。

 ただ、選挙戦を通じてスピーチ盗用や学歴詐称などの疑惑がたびたび浮上。ワシントン・ポスト紙とABCテレビが8月に発表した世論調査では「ヒラリー・クリントン氏以来の好感度が低いファーストレディー候補」となった。(ワシントン時事)

3874チバQ:2016/11/09(水) 17:16:47
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161109-00010001-bfj-n_ame

【米大統領選】勝負決めた激戦州 クリントン氏は黒人・ヒスパニック・若者の支持を伸ばせず

BuzzFeed Japan 11/9(水) 17:11配信



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【米大統領選】勝負決めた激戦州 クリントン氏は黒人・ヒスパニック・若者の支持を伸ばせず


Andrew Kelly / Reuters


米大統領選では、大方の事前予想を覆して、共和党候補のドナルド・トランプ氏が当選を確実にした。勝敗を分けたのは、激戦州の結果だった。米メディアの分析をまとめた。【BuzzFeed Japan / 鈴木 貫太郎】

CNNは、トランプ氏の勝因として、フロリダ、ノースカロライナ、オハイオ州の結果を挙げた。

この3州では、当初から激戦が予想されていた。だが、事前の予測ではクリントン氏が有利との見方が強かった。
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【米大統領選】勝負決めた激戦州 クリントン氏は黒人・ヒスパニック・若者の支持を伸ばせず


Joshua Roberts / Reuters


激戦州5州を制したトランプ氏

ニューヨークタイムズは開票前、激戦の6州でクリントン氏が勝利し、過半数の選挙人を獲得する可能性があると報じていた。

ニューヨークタイムズが注視した激戦6州は、フロリダ、オハイオ、アリゾナ、ジョージア、ニューハンプシャー、ノースカロライナ各州。

トランプ氏はこの激戦6州のうち、少なくとも5州で勝利した。CNNによると、ニューハンプシャーは接戦が続いている。

こうした激戦州に加えて、トランプ氏は民主党有利と見られていた州でも勝利した。

選挙人20人を抱えるペンシルベニア州。過去6回の選挙では民主党が勝利していた州で、クリントン氏有利の見方が強かった。しかし、製造業に関わる白人労働者を中心にトランプ氏が支持を拡大し、民主党の切り崩しに成功した。
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【米大統領選】勝負決めた激戦州 クリントン氏は黒人・ヒスパニック・若者の支持を伸ばせず


Kim Hong-ji / Reuters


クリントン氏、黒人・ヒスパニック・若者の支持が伸びず

CNNは、独自出口調査の結果を発表、クリントン氏は黒人、ヒスパニック系の支持を得られなかった、と伝えた。

オバマ大統領が共和党のロムニー候補に勝利した2012年、オバマ大統領は黒人93%、ヒスパニック系71%の支持を獲得していた。これに対してクリントン氏は黒人88%、ヒスパニック系65%と伸び悩んだ。

さらに、クリントン氏は18〜29歳の若年層での支持率も伸ばせなかった。オバマ大統領60%に対して、クリントン氏の支持率は54%にとどまった。

3875チバQ:2016/11/09(水) 17:18:02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161109-00000102-jij-n_ame

トランプ氏勝利の背景に深い政治不信=米大統領選

時事通信 11/9(水) 17:00配信



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 【ワシントン時事】米大統領選で公職経験ゼロの共和党の実業家ドナルド・トランプ氏(70)が勝利を確実にした背景には、国民の根深い政治不信がある。

 トランプ氏の政策や政治姿勢は歴代大統領とは全く異なるため、米国の内政・外交が混乱し、国際社会を揺さぶる恐れも否定できない。

 米政治は近年、党派対立が激化し、2013年には政府が閉鎖される事態に発展した。米社会の閉塞(へいそく)感を打開できないエスタブリッシュメント(既成勢力)への反発から、大統領選では「アウトサイダー旋風」が吹き荒れ、トランプ氏を当選ラインに押し上げる大きな要因となった。

 トランプ氏は選挙戦で自身を「チェンジ(変革)の旗手」と位置付けた。投開票前のCBSテレビの世論調査では、12年の大統領選でオバマ大統領に票を投じた人の7%がトランプ氏を支持すると回答。オバマ氏の「チェンジ」に期待した有権者の一部がトランプ氏に流れた面もあるようだ。

 ただ、トランプ氏は先月下旬まで民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(69)に全米支持率で大きくリードされていた。投開票11日前になって連邦捜査局(FBI)がクリントン氏の私用メール問題の捜査再開を明らかにしたことが、土壇場での逆転につながったのは間違いない。

 トランプ氏は選挙戦で、米メキシコ国境にメキシコ政府の予算で壁を建設すると公約。駐留経費の負担を増やさなければ在日米軍などを撤退させるとけん制し、就任初日の環太平洋連携協定(TPP)離脱も主張した。いずれも本来の共和党とは懸け離れた孤立・保護主義的な立場だ。

 トランプ氏に対しては、歴代の共和党政権を支えてきた専門家の多くが「史上最も無謀」などと不支持を打ち出した。大統領になれば公約実現に向け協力を得るため、トランプ氏も現実路線に転換せざるを得なくなるという見方も出ているが、政権運営がどのようなものになるかは未知数だ。(了)

3876チバQ:2016/11/09(水) 17:18:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161109-00000066-mai-n_ame

<米大統領選>トランプ氏が当選確実 予想覆し逆転

毎日新聞 11/9(水) 16:46配信



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<米大統領選>トランプ氏が当選確実 予想覆し逆転


ドナルド・トランプ氏


 米大統領選は8日、投開票された。米メディアによると、政治経験のない共和党候補の実業家ドナルド・トランプ氏(70)が激戦州の中でも大票田の南部フロリダや中西部オハイオなど重要州を制した。勝利が確実視される残る州の選挙人を合わせると、当選に必要な過半数270人を超える見通しで、当選を確実にした。鍵を握る激戦州で敗戦した民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(69)は、民主党地盤の東部や西部の諸州などを中心に確保したが、及ばなかった。AP通信はトランプ氏が当選したと速報。米CNNによると、クリントン氏はトランプ氏に電話し敗北を認めた。【ワシントン西田進一郎】

【<米大統領選開票速報>トランプ氏が当選確実】

 米国で政治経験のない人物の大統領就任は、1953年の第二次大戦の連合国軍最高司令官だったアイゼンハワー氏(第34代大統領)以来。行政経験、軍歴もない大統領は1776年の建国以来初めて。

 トランプ氏は副大統領候補のマイク・ペンス・インディアナ州知事(57)と共に、2017年1月20日に就任する。トランプ氏は就任時は70歳7カ月で、81年1月に69歳11カ月で初就任したレーガン大統領(当時)を上回り、歴代で最高齢で就任する大統領になる。共和党は8年ぶりにホワイトハウスを奪還する。

 米メディアによると、トランプ氏は共和党の地盤である南部のケンタッキーやテネシー、西部ワイオミングなどの州で勝利を確実にした。激戦州ではオハイオ、フロリダ、ノースカロライナなどを得た。オハイオ州は「全米の縮図」と言われ、1964年以降の大統領選では、同州で勝った候補がいずれも最終的に当選した。

 一方、クリントン氏は東部の大票田ニューヨークやニュージャージー、中西部イリノイ、カリフォルニアなど民主党の地盤州を確保した。事前の選挙人獲得予想では優勢だったが、実戦でトランプ氏に逆転を許した。

 選挙戦では、トランプ氏は「アウトサイダー(よそ者)」であることを前面に掲げ、既存の政治体制を変えると主張。政治経験と実績を掲げたクリントン氏を「体制派」や「不正」の象徴と位置づけ、厳しく批判し続けた。

 また、「米国第一主義」を掲げ、自由貿易や同盟国との関係の見直しなど、これまでの共和党候補とは異なる主張を展開。メキシコ移民や女性、退役軍人などに対する暴言で批判は浴びたが、現状や「エスタブリッシュメント(支配階層)」への不満を募らせる白人男性らの熱狂的な支持を得た。

 度重なる暴言や過去の女性蔑視発言が暴露されるたびに支持率を大きく落とし、党主流派との対立を抱えたままの選挙戦となった。しかし、大手メディアを「最も不誠実だ」などと酷評しながらも、話題を振りまくことで逆に最大限利用した。大規模集会やソーシャルメディアも積極的に活用し、無党派層や政治に関心の低かった層を掘り起こすことにも成功した。

 米国初の女性大統領を目指したクリントン氏は08年大統領選の民主党候補指名争いで敗れ、今回は女性の社会進出を阻む「ガラスの天井」を打ち破ろうと呼びかけて本選に進んだが、再び敗退した。

 抜群の知名度と実績で、早い段階で「本命候補」と位置づけられたクリントン氏は、大統領夫人や上院議員、国務長官などを歴任した政治経験を前面に掲げ、「就任1日目」から仕事ができると主張。オバマ大統領の「後継」だと強調し、大統領夫妻やバイデン副大統領夫妻なども精力的に後押しした。

 しかし、約30年にわたり政界でスポットライトを浴び続けたことで、有権者の「飽き」を指摘する声が出ていた。さらに国務長官時代に私用メールを公務に使い機密保持で批判を浴びた問題にたびたび焦点があたって「何かを隠している」との疑念から信頼性が傷つき、敗戦につながった。

3877チバQ:2016/11/09(水) 17:19:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161109-00000096-jij-n_ame

米大統領にトランプ氏=初の公職・軍経験ゼロ-クリントン氏及ばず

時事通信 11/9(水) 16:45配信



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米大統領にトランプ氏=初の公職・軍経験ゼロ-クリントン氏及ばず


ドナルド・トランプ氏(EPA=時事)


 【ワシントン時事】オバマ民主党政権の後継を選ぶ米大統領選は8日、投開票され、過激な発言で物議を醸してきた共和党の実業家ドナルド・トランプ氏(70)が民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(69)を破り、第45代大統領への就任を確実にした。

 米主要メディアがそろって報じた。

 トランプ氏は政府・軍での職務経験がない初めての大統領となる。共和党政権は8年ぶりで、トランプ氏がオバマ大統領の内政・外交路線を転換しようとするのは確実だ。ただ、孤立・保護主義の色彩が強い米国第一主義など、トランプ氏の理念・政策は共和党の立場とも大きく隔たっており、政権運営がどう展開していくかは不透明だ。 (了)

3878チバQ:2016/11/09(水) 18:55:52
>>3837-3838あたりを整理
■接戦州(171)

【トランプ】フロリダFlorida (29) 96民主 00.04共和 08.12民主【州勝利→当選】 
【トランプ】オハイオOhio (18)  96民主 00.04共和 08.12民主【州勝利→当選】 
【トランプ】ノースカロライナNorth Carolina (15)  96.00.04共和 08民主 12共和

【トランプ】ペンシルバニアPennsylvania (20)  96以降民主
[????]ミシガンMichigan (16)  96以降民主
≪クリントン≫バージニアVirginia (13)   クリントン有利から接戦州に 96.00.04共和 08.12民主

【トランプ】ジョージアGeorgia (16)  96以降共和
【トランプ】アリゾナArizona (11) 96民主 00以降共和

≪クリントン≫コロラドColorado (9) 96.00.04共和 08.12民主
≪クリントン≫ネバダNevada (6)  96民主 00.04共和 08.12民主 【州勝利→当選】
【トランプ】アイオワIowa (6) 96.00民主 04共和 08.12民主
≪クリントン≫ニューメキシコNew Mexico (5) 96.00民主 04共和 08.12民主
[????]ニューハンプシャーNew Hampshire (4)  96民主 00共和 04.08.12民主
[トランプ2 クリントン1]メインMaine総取りではない

■クリントン有利(35)
【トランプ】ウイスコンシンWisconsin (10)  96以降民主
[????]ミネソタMinnesota (10)
≪クリントン≫オレゴンOregon (7)
≪クリントン≫コネチカットConnecticut (7)

■トランプ有利(9)
【トランプ】サウスカロライナSouth Carolina (9)

3879チバQ:2016/11/09(水) 18:58:22
http://www.afpbb.com/articles/-/3107329
メキシコペソが急落、史上最安値を更新 トランプ氏優勢で
2016年11月09日 12:58 発信地:東京/その他
【11月9日 AFP】米大統領選の開票速報で共和党候補のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が民主党候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官に対して優位に立っていると伝わったことを受け、外国為替市場では9日、メキシコの通貨ペソが対ドルで史上最安値を更新した。

 ペソは一時1ドル=20ペソまで急落した。(c)AFP


http://www.afpbb.com/articles/-/3107362
株急落、ドルも対円・対ユーロで下落 トランプ氏優勢で
2016年11月09日 15:49 発信地:香港/中国
【11月9日 AFP】米大統領選で共和党候補のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏の優勢が伝えられる中、9日の世界の株式市場は急落し、ドルが対円、対ユーロで大幅に下落した。

 外国為替市場でメキシコペソが史上最安値を更新する一方で、金などの安全資産は高値をつけた。また、東京、中国・上海(Shanghai)、豪シドニー(Sydney)、韓国ソウル(Seoul)、シンガポール、台湾・台北(Taipei)、インドネシア・ジャカルタ(Jakarta)、フィリピン・マニラ(Manila)、タイ・バンコク(Bangkok)などの株式市場では軒並み下落している。

 米大統領選の激戦州、オハイオ(Ohio)、ノースカロライナ(North Carolina)、フロリダ(Florida)をトランプ氏が立て続けに制することが分かり、民主党候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官の勝利を見込んでいた金融市場の希望は打ち消された。

 米経済を危険にさらす可能性があると懸念される政策を掲げるトランプ氏よりは安全だと、多くの投資家からみられていたヒラリー氏だが、ここまでの展開に市場は混乱に陥っている。(c)AFP/Danny McCord

3880チバQ:2016/11/09(水) 18:59:38
http://www.afpbb.com/articles/-/3106873
「白人でも黒人でもない」 国勢調査めぐるジレンマ、米国
2016年11月07日 11:21 発信地:ワシントンD.C./米国
【11月7日 AFP】米国で10年ごとに国勢調査が行われるたびに、中東および北アフリカ地域にルーツを持つ市民たちは不本意ながらも調査票の「白人」「黒人」「その他」の項目から1つを選んできた──。

 だが米国勢調査局(Census Bureau)はこのほど、調査票を45年ぶりに見直し、「アフリカ系米国人(African-American)」「インド系(Asian Indian)」といった新たな項目の追加を検討している。

 国勢調査局のアナリスト、レイチェル・マークス(Rachel Marks)氏はAFPの取材に「この調査は人種と民族性に関するデータの向上を目的としている」と説明。これによって米国で拡大する人種と民族の多様性を反映した重要な情報を提供できると語った。「中東・北アフリカ(Middle East-North African)系」の追加に関する審査はほぼ終了しているという。

 国勢調査票の見直しに関しては、主にイスラム教徒で構成される、これらの非白人・黒人社会で意見が割れている。具体的な数字が示されることによって、政治的発言力が高まると歓迎する声がある一方、イスラム教徒への風当たりが強くなっていることを背景に、目立つことに不安を覚えるとの意見もある。

 米国のムスリム団体「US Council of Muslim Organizations」のウサマ・ジャマル(Oussama Jammal)代表は、米大統領選にドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が立候補する時代にこうした動きは危険だと危惧する。「イスラム教徒の入国を禁止したり、監視対象にしたりすることを主張する人物にこのような道具を与えることを、私たちは本当に望んでいるのでしょうか?」

 ただ、誰もが1つの点では一致している。イラン、レバノン、サウジアラビアといった国にルーツを持つ人々が、公式の人種区分を選ぶか否かの決断を迫られているということだ。「私たちは白人なのですか?たとえ北アフリカの出身だとしても私たちは決して黒人ではない。問われているのは皮膚の色ですか?それとも出身地域なのでしょうか?だれもがジレンマを抱えている」とジャマル氏は指摘した。

■第2次大戦中の暗い過去を想起

 一部の国では、人種の記録は禁じられているが、米国では、公式統計に出身国や皮膚の色などの項目が含まれている。これによって「黒人の失業率は白人の2倍」といった、社会の傾向を自治体単位で把握できる。こうした統計は、各州の下院議席数の決定にも用いられる。

 調査票は質問項目で単刀直入に「あなたの人種は?」と尋ね、回答者は15の回答のうちから1つ以上を選ぶ。項目に中東地域を加えるべきとの運動が高まったのは1990年代の後半ごろからだ。

 しかしこの運動も、2001年9月11日の米同時多発攻撃や、こうした情報が反イスラムとして用いられるとの懸念からその動きは鈍化していった。

 さらに2004年には、国勢調査局が2000年の調査時に中東地域出身と申告した人々の所在に関する情報をまとめていたことが分かり、物議を醸した。この事実は第2次世界大戦(World War II)中の日系米国人の強制収用という暗い歴史を想起させた。当時、国勢調査局が日系人の特定に協力していたとの調査報告もある。

 だが、こうした不安は時とともに薄れ、非白人・黒人社会から調査票に新たな人種区別を加えてほしいとの要求が国勢調査局に近年再び寄せられるようになった。

「米政府は国民の多大な多様化を考慮しながら、可能な限り最良のサービス提供が可能になる」と米イスラム関係評議会(Council on American-Islamic Relations)のコリー・セイラー(Corey Saylor)氏は語る。

 問題の判断は政治の手に委ねられ、最終的な決定は連邦議会が下すことになる。(c)AFP/Jeremy TORDJMAN

3881チバQ:2016/11/09(水) 19:07:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161109-00000085-mai-n_ame
<米大統領選>勝利のトランプ氏 ところで、どんな人?
毎日新聞 11/9(水) 19:04配信

 米大統領選は共和党のドナルド・トランプ氏(70)が当選を決めた。資産総額37億ドル(約3825億円)の不動産王、人気番組を持つテレビタレント、暴言を連発する異端--そして、ついには大統領にまで上り詰めたトランプ氏の実像とは。【ニューヨーク田中義郎】

 9日未明、マンハッタン中心部のホテル。トランプ氏はほほ笑みを浮かべて勝利宣言した。長年の「野望」が成就した瞬間だ。

 トランプ氏は1985年ごろ、すでに周囲に「いつか大統領になる」と漏らしていたという。それでも、しばらくは大統領選のたびに、出馬意欲をちらつかせるだけだった。

 なぜ今回は、本気で大統領の座を狙ったのか。

 かつて、多くの議員がトランプ氏のもとを訪ね、献金を求めた。米国の抱える諸問題の解決策を語る議員たちに、トランプ氏は金を渡した。だが、問題は解決しない。「もう黙っていられない」。2012年にオバマ大統領が再選された直後、後の選挙スローガン「米国を再び偉大な国に」を商標登録し、出馬準備に着手した。「政治家は口先ばかりだ」。ワシントンを中心とした既存政治に対する「怒り」が行動を突き動かした。

  ◇  ◇  ◇

 トランプ氏は46年、ニューヨークで不動産会社を営むドイツ移民の父とスコットランド移民の母の間に生まれた。リーダーシップの発芽は13歳から5年間を過ごしたニューヨークの軍事アカデミー。野球部の主将としてチームをまとめ上げ、一目置かれた。当時の教官、セオドア・ドビアス氏は「最高のリーダーだった」と振り返る。

 父の不動産開発業を引き継ぐと、米国が好景気に沸いた80年代に一気に台頭する。83年にトランプタワーを建設し、広く名前の知られる存在となった。酒もたばこも口にしないが、高級クラブに通って上流階級の間に知人を増やした。そのころ開拓した人脈は後のビジネスや大統領選で生きている。

 当時から、交渉での押しの強さは際立っていた。90年4月にニュージャージー州アトランティックシティーで開業したカジノホテル「タージマハル」を巡る一連の出来事が好例だ。このカジノホテルは当初、別のリゾート会社が建設を始めていた。しかし同社のオーナーが急逝し、経営が悪化。米メディアなどによると、トランプ氏はオーナーの遺族から同社の議決権付き株式を購入して危機を救うが、「タージマハル」の建設やその費用調達の見返りとして、5年間で1億800万ドル(約109億円)を要求して払わせている。

 これには後日談もある。証券アナリストのマービン・ロフマン氏によると、オープン直前、ロフマン氏が米紙に「タージマハルは債務やローンの返済に1日130万ドル以上の利益を上げないといけない。10月ごろ、冷たい風が吹き始めるだろう」とコメントすると、トランプ氏はロフマン氏が勤める証券会社にファクスを送りつけ、「ロフマン氏が公式に謝罪するか、解雇されない場合には訴訟を起こす」と迫った。

 ロフマン氏と会社幹部がトランプ氏に電話を入れ、「公式の謝罪とは何を指すのか?」と問うと、トランプ氏はこう言ったという。「謝罪文に『タージマハルは大成功する』と書いて公表しろ」。結局、ロフマン氏は解雇された。「トランプはいじめっ子」。ロフマン氏は苦い表情で振り返る。

3882チバQ:2016/11/09(水) 19:08:08
◇ ◇ ◇

 トランプ氏はドン底も知っている。90年代に入ってすぐ、米国の景気が低迷し、所有していたカジノの株価も下がった。トランプ氏の負債額は34億ドル(約3538億円)にまで膨らみ、カジノやリゾート会社が米連邦破産法第11条の適用を4回も受けた。当時、トランプ氏はニューヨーク市内を歩いていた時、道端にいた一人のホームレスに目を留め「彼は金もないけど、借金もない」と絶望の言葉を口にしている。

 そんなトランプ氏に04年、思わぬ好機が訪れた。テレビ番組の司会の誘いがかかったのだ。その番組「アプレンティス(見習い)」はトランプ氏の会社で複数の素人を見習いで働かせ、最終的に残った人を採用するリアリティー番組。毎週、誰か一人が解雇され、トランプ氏が言い放つ「お前はクビだ」の決めゼリフが人気となり、高視聴率を稼いだ。

 再び有名人となったトランプ氏は衣料品会社などとライセンス契約し「トランプ帝国」を再建。メディアに取り上げられる効果を知る男は「人と違うことをしたり、相手とやり合ったりすると、メディアは喜ぶ。彼らが書き立てる分には金がかからず、効果も大きい」と計算していたという。

 トランプ氏は自著で「おれは金持ちだ」と言い切る。ただし「一番幸せなのは素晴らしい家族と真の価値観を持っている人」ともいう。

 トランプ氏は2度の離婚を経験したが、子どもたちには愛情を注いだ。小さいころ、父に家賃の集金や建設現場に連れられ、ビジネスのイロハを学んだ影響もある。トランプ氏は子どもたちを放課後、自ら経営する会社で遊ばせた。今も会社の要職に就け、家族に囲まれて生活している。

 だが、常に現状に安住しないのもトランプ氏だ。自身が求める「真の価値観」を実現するため、ホワイトハウスに乗り込む。

3883チバQ:2016/11/09(水) 19:09:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161109-00000574-san-bus_all
大統領選 円相場、乱高下の果てに103円半ば トランプ氏勝利でもドル買い進む
産経新聞 11/9(水) 18:31配信

米大統領選 円相場、乱高下の果てに103円半ば トランプ氏勝利でもドル買い進む
米大統領選開票状況で激しく下落変動した日経平均株価。トランプ候補の当選確実が報じられると、ドル円為替は円安に動いた=9日、東京都港区東新橋の外為どっとコム(桐山弘太撮影)(写真:産経新聞)
 9日の外国為替市場は、朝方に105円台前半をつけていた対ドル円相場が、米大統領選でトランプ氏優勢を受けて、一時101円付近まで急騰したが、その後は落ち着きを取り戻して円安に転じた。

 トランプ氏の勝利宣言後にはドルが買い戻される動きも進み、午後6時ごろの海外市場では103円台半ばで取引された。

 東京株式市場ではトランプ氏の優勢が強まった午後に、日経平均株価が一時1000円安を超える暴落となったことで、円相場も100円割れが懸念された。しかし午後2時ごろの101円10銭台が高値となり、そこからはじりじりと円安ドル高に戻す動きとなった。

 夕方に大統領選でのトランプ氏の勝利が確定した後の今後の欧米市場でも、ドル買い基調が強まると予想されている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161109-00000104-jij-biz
919円安の1万6251円54銭=9日の平均株価
時事通信 11/9(水) 17:00配信

 9日の東京株式市場の日経平均株価は、1万6251円54銭と前日終値比919円84銭安で終わった。出来高は概算で38億1000万株。

3884チバQ:2016/11/09(水) 19:11:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161109-00000125-jij-n_ame
異端トランプ氏の調整役=経験豊かな保守正統派-マイク・ペンス氏・米大統領選
時事通信 11/9(水) 18:00配信

異端トランプ氏の調整役=経験豊かな保守正統派-マイク・ペンス氏・米大統領選
9日、ニューヨークで、大統領選の勝利を祝い握手するトランプ氏(右)と次期副大統領のペンス氏(AFP=時事)
 米共和党下院議員を12年務めた政治経験豊かな保守正統派で、政治経験のない異端の次期大統領ドナルド・トランプ氏とは好対照の存在だ。


 党内の信望も厚く、ライアン下院議長ら党主流派とトランプ氏との「調整役」としても期待される。

 トランプ氏から飛び出す問題発言の「火消し」に追われ、トランプ氏の言動に不安を抱く共和党支持者に対し、本物の保守候補であると「保証する役割」(ロサンゼルス・タイムズ紙)を担った。

 副大統領候補に指名されるまで全国的には無名の存在だったが、10月4日の副大統領候補討論会では、持論をまくし立てる民主党候補ティム・ケーン上院議員の攻撃を終始冷静な対応で受け流し、評価を上げた。

 弁護士として活動した後、下院選に挑戦するも2度落選。2000年に3度目の出馬でようやく当選した苦労人。13年にインディアナ州知事に転身した。模範にする政治家としてチェイニー元副大統領を挙げる。

 1959年6月、インディアナ州コロンバス生まれ。カレン夫人との間に1男2女。57歳。
◇マイク・ペンス氏略歴
 59年6月7日、米インディアナ州コロンバス生まれ。86年インディアナ大法科大学院修了。弁護士や保守系シンクタンク所長、テレビ・ラジオ番組の司会者を経て、01〜13年に下院議員。13年にインディアナ州知事に就任した。カレン夫人との間に1男2女。(ワシントン時事)

3885チバQ:2016/11/09(水) 19:12:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161109-00000124-jij-n_ame
前例ない「実業家大統領」=暴言でもなお期待-ドナルド・トランプ氏・米大統領選
時事通信 11/9(水) 18:00配信

 昨年6月の大統領選への立候補表明後、多くの支持を集めて瞬く間に共和党のトップ候補となり、最高権力の座に上り詰めた。

 実業家で政界経験はなく、女性や少数派らに対する暴言で物議を醸してもなお、移民対策や景気浮揚を望む有権者の熱い期待を受け続けた。米史上前例のないタイプの新大統領は「米国を再び偉大にする」という公約をどう実現するのか、世界が注目する。

 1946年6月、ニューヨーク市で生まれ、育った。子供の頃から自己主張が強く、活発だったようで、学校でもスポーツや勉強で活躍した。68年、ペンシルベニア大ウォートン校を卒業。父親の不動産開発会社を任されると、事業を拡大し、80、90年代には世界で名の知れた不動産王にのし上がった。

 一方で、カジノやホテルの経営で手痛い失敗も経験した。95年には9億ドル(現在のレートで約936億円)以上の損失を申告し、十数年にわたり連邦所得税の支払いを免れていた可能性があるとニューヨーク・タイムズ紙に報じられた。「自分と会社の利益のために税法を活用した」と説明している。

 2004年からは若いビジネスマンを競わせるリアリティー番組の司会も務め、人気を博した。知名度の高い不動産王として、00年に第3党の改革党から大統領選への出馬を検討。12年大統領選に向けても一時、共和党内の支持率で首位を獲得したが、結局出馬を断念した。

 私生活も派手だ。77年にファッションモデルと結婚。90年に離婚し、93年には女優と再婚した。その結婚生活も99年に終わり、05年にモデルだった現在のメラニア夫人と結婚した。3度の結婚で3男、2女がおり、孫も7人いる70歳。
◇ドナルド・トランプ氏略歴
 46年6月14日、米ニューヨーク生まれ。68年ペンシルベニア大ウォートン校卒。父から継いだ不動産開発会社の経営者として、全米でホテルやカジノを展開。不動産王の異名を取った。04年に始まったテレビ番組「アプレンティス(見習い)」の司会者を務めた。3度の結婚でイバンカさんら3男2女がいる。現在の妻はスロベニア出身の元モデル、メラニアさん。(ワシントン時事)

3886チバQ:2016/11/09(水) 19:12:44
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161109-00180333-newsweek-int
トランプを勝利させた「白人対マイノリティ」の人種ファクター
ニューズウィーク日本版 11/9(水) 17:48配信

<大統領選の勝敗を決めたのは「白人対マイノリティ」という対立の構図だ。これからのアメリカのために、トランプは大統領選で作り上げた差別的な人物像をまず捨てなければならない>(写真:ニューヨークの勝利宣言会場で支持者にあいさつするトランプ)

 ドナルド・トランプ大統領のアメリカで、人々の怒りはどこに向かうのか?

 今回の大統領選は、最初から最後までが常識外れだった。

 投票当日まで、メジャーな予測機関はすべてヒラリーの勝利を予測し、その大部分が80%以上という高い確率を出していた。

 ところが、トランプが激戦州を次々と獲得しただけでなく、ヒラリーが楽勝するだろうと見られていた州でも苦戦した。

 これは、世論調査だけでなく、トランプ陣営自身も予想していなかった結果だろう。

 なぜこのようなことが起きたのだろうか?

 トランプが予想外に得票を伸ばした地域を見ると、その原因が見えてくる。

 これまで民主党が優勢だった地域でもトランプが優位に立っている。過去には重工業が盛んだったが、産業が時代遅れになって繁栄から取り残された「ラストベルト」と呼ばれる中西部だ。そこで暮らす有権者の多くは労働者階級の白人だ。

 彼らは、予備選でサンダース候補を支持した人たちでもある。民主党は彼らの票を期待していたが、彼らは民主党ではなくトランプを選んだのだ。筆者がコラム『トランプに熱狂する白人労働階級「ヒルビリー」の真実』で書いた人々にとって、トランプもサンダースも、どちらも自分の声を代弁してくれる存在なのだ。

 だが、もうひとつ明らかになったのは、「白人対マイノリティ/移民」という対立の構図だ。開票結果を見ると、これが最も大きなファクターとなったと考えざるを得ない。

 アメリカの国民は依然として白人が最も多いが、近年はマイノリティが急増している。1992年には有権者の84%が白人だったが、現在は70%でしかない。彼らは、それを肌で感じているはずだ。

 白人の支持が多いのは共和党で、92年には党員の93%が白人、16年現在も86%を維持している。一方の民主党は、92年は白人支持者が76%だったが、現在は57%に減少し、半数近くがマイノリティになっている(ピューリサーチセンターの調査より)。

 黒人のオバマが出馬した2008年には、黒人の93%、ヒスパニック系の71%、アジア系の73%がオバマに票を投じた。今回の選挙ではヒスパニック系の投票が増えたと言われ、それがヒラリー有利に働くと予想されていた。

 ところが、蓋を明けてみたら、黒人の投票数は前回2回の大統領選を大きく下回った。「黒人大統領」のオバマを応援するというモチベーションがなくなったからだろう。

 そして、白人有権者は予想以上に多く投票した。白人有権者の不満を積極的に取り込んだトランプがこの票を集めた。この差が、思いがけない州での逆転につながった。

 トランプは、予備選当初から「イスラム教徒によるテロ」「ヒスパニック系移民と都市部の黒人の暴力」「職を奪う移民」といったイメージを与え続け、「アメリカを、白人の国のままにしたい」と考える白人有権者が、堂々とソーシャルメディアでそういった意見を語れるようにした。

 差別的な発言を繰り返すトランプが社会に与える影響に恐怖を覚えるマイノリティは、ヒラリーを支持した。アメリカの人口動態は劇的に変わりつつある。アメリカは、どんどん「マイノリティ」「無宗教」「都市型」「ジェンダーフリー」の国になりつつあり、現在は過渡期だ。

3887チバQ:2016/11/09(水) 19:12:58
 だが、メディアがそれについて語れば語るほど、アメリカでマジョリティ(多数派)としての地位を失いつつある白人有権者は恐れ、反発を覚えたのかもしれない。

 トランプの「Make America Great Again(アメリカを再び偉大にしよう)」という選挙スローガンと「アメリカを優先する」というメッセージの本質は、「アメリカを、マイノリティや移民が乗っ取る前の、居心地がよい白人の国に戻そう」ということだ。トランプに投票した裕福な白人有権者の言葉からは、そういったセンティメント(心情)を感じる。

 アメリカの人々は、オバマ大統領の「希望」にひかれた。だが、今回はエスタブリッシュメント(既存政治)に対する「不満」と「怒り」がエネルギーの源となった。

 これからトランプが直面する問題は、不満を抱える白人有権者に過剰な約束をしたことだ。

 トランプ次期大統領には、「メキシコとの国境に壁を作る」「オバマケアより安くてすばらしい医療制度を作る」「職が外国に行くのを防ぎ、高給の職を沢山作る」という選挙公約を実現するために必要な経験や政治手腕はない。

 その結果、アメリカの景気が悪化し、生活が今よりも苦しくなり、病気になっても医療保険に加入できなくなったら、トランプを支持した人たちは、今度は怒りをどこにぶつけるのだろうか?

 トランプがまずやるべきことは、大統領選で票を取るために作り上げたペルソナ(人物像)を捨てることだ。

 そして、自分に票を投じてくれた人々の期待に応えるべく、国民生活を良くする政策に誠実に取り組む。一方で自分を支持しなかった半数の国民が安心して生活できるような言動を取ることだ。

 大統領選ではマイノリティや移民への差別で票を取ったとしても、実際には差別に反対する毅然とした大統領になれば、4年後の再選も可能かもしれない。

渡辺由佳里(エッセイスト)

3888チバQ:2016/11/09(水) 19:15:13
当確前の記事
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161109-00000055-mai-n_ame
<米大統領選>大接戦 トランプ氏勢い、激戦州オハイオ制し
毎日新聞 11/9(水) 13:22配信
 【ワシントン西田進一郎】米大統領選は8日、投開票された。米メディアによると、東部時間8日午後11時半(日本時間9日午後1時半)段階で、政治経験のない共和党候補の実業家ドナルド・トランプ氏(70)は、激戦州の中西部オハイオや南部フロリダなど22州で勝利を固め、218人の選挙人を得た。米国初の女性大統領を目指す民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(69)は、民主党地盤の東部諸州や大票田の西部カリフォルニア州などで勝利確実となり16州と首都ワシントンを獲得し、選挙人数を209人とした。両者は大接戦を続けている。

 今回の大統領選は、民主党のオバマ大統領(55)の後任を決める。トランプ氏が勝てば、共和党が8年ぶりにホワイトハウスを奪還する。クリントン氏が勝てば、第二次世界大戦後では初めて民主党が3連勝だ。

 大統領選は、全米50州とコロンビア特別区(首都ワシントン)に割り振られた選挙人計538人のうち、過半数の270人を獲得した候補が当選する仕組み。

 米メディアによると、トランプ氏は共和党の地盤である南部のケンタッキーやテネシー、西部ワイオミングなどの州で勝利を確実にした。激戦州ではオハイオ、ノースカロライナなどを得た。オハイオ州は「全米の縮図」と言われ、1964年以降の大統領選では、同州で勝った候補がいずれも最終的に当選した。

 クリントン氏は東部の大票田ニューヨークやニュージャージー、中西部イリノイ、カリフォルニアなど民主党の地盤州を確保した。激戦州では南部バージニアで勝利確実、東部ペンシルベニアで優勢だ。

 選挙戦では、トランプ氏は「アウトサイダー(よそ者)」であることを前面に掲げ、既存の政治体制を変えると主張。政治経験と実績を掲げたクリントン氏を「体制派」や「不正」の象徴と位置づけ、厳しく批判し続けた。

 また、「米国第一主義」を掲げ、自由貿易や同盟国との関係の見直しなど、これまでの共和党候補とは異なる主張を展開。メキシコ移民や女性、退役軍人などへの暴言で批判は浴びたが、現状や「エスタブリッシュメント(支配層)」への不満を募らせる白人男性らの熱狂的な支持を得た。

 暴言が報じられるたび支持率を大きく落とし、党主流派との対立を抱えたままの選挙戦となった。しかし、大手メディアを「最も不誠実だ」などと酷評しながらも、話題を振りまくことで逆に最大限利用した。大規模集会やソーシャルメディアも積極的に活用し、無党派層や政治に関心の低かった層を掘り起こした。

 クリントン氏は2008年大統領選の民主党候補指名争いで敗れ、今回は女性の社会進出を阻む「ガラスの天井」を打ち破ろうと呼びかけて本選に進んだ。抜群の知名度と実績で、早い段階で「本命候補」と位置づけられたクリントン氏は、大統領夫人や上院議員、国務長官などを歴任した政治経験を前面に掲げ、「就任1日目」から仕事ができると主張。オバマ大統領の「後継」だと強調し、大統領夫妻やバイデン副大統領夫妻なども精力的に後押しした。

 しかし、約30年にわたり政界でスポットライトを浴び続けたことで、有権者の「飽き」を指摘する声もある。国務長官時代に私用メールを公務に使い機密保持で批判を浴びた問題にたびたび焦点があたって、「何かを隠している」との疑念から信頼性が傷ついた。

 投票所の一部では、電子投票機器の不具合などのトラブルが起きた。米紙USAトゥデーによると、西部ユタ州のワシントン郡で電子投票機械の異常で紙による投票に切り替わった。また、ニューヨーク市の二つの投票所では、投票用紙を読み取る機械の異常で長蛇の列ができたという。

3889チバQ:2016/11/09(水) 19:15:56
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161109-00000043-mai-n_ame
<米大統領選>接戦 激戦州競り合い、横並び
毎日新聞 11/9(水) 11:40配信

<米大統領選>接戦 激戦州競り合い、横並び
米大統領選投開票の日を迎えたホワイトハウス=2016年11月8日、AP
 【ワシントン西田進一郎】米大統領選は8日、投開票された。米国初の女性大統領を目指す民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(69)と共和党候補の実業家ドナルド・トランプ氏(70)が接戦を繰り広げている。米主要メディアによると、東部時間8日午後10時(日本時間9日正午)段階で、クリントン氏が東部などの9州と首都ワシントンで勝利確実となり、トランプ氏は南部など16州を固めた。勝敗の鍵を握る激戦州の東部ペンシルベニアや南部フロリダなどでは競り合い、横並びだ。

 今回の大統領選は、民主党のオバマ大統領(55)の後任を決める。クリントン氏が勝てば、第二次世界大戦後では初めて民主党が3連勝だ。トランプ氏が勝てば、共和党が8年ぶりにホワイトハウスを奪還する。

 大統領選は、全米50州とコロンビア特別区(首都ワシントン)に割り振られた選挙人計538人のうち、過半数の270人を獲得した候補が当選する仕組み。米メディアによると、クリントン氏は開票初期の段階で、東部の大票田ニューヨークやマサチューセッツやニュージャージー、中西部イリノイなど民主党の地盤州を確保。一方、トランプ氏は共和党の地盤である南部のケンタッキーやテネシー、西部ワイオミングなどの州で勝利を確実にした。

 焦点の激戦州は、ペンシルベニアやフロリダに加え、中西部オハイオや南部ノースカロライナなど10州前後。米メディアの選挙人獲得予測ではクリントン氏が先行し、トランプ氏は激戦州の多くを獲得しなければ当選への道は開けない。

 投票所の一部では、電子投票機器の不具合などのトラブルが起きた。米紙USAトゥデーによると、西部ユタ州のワシントン郡では計380台の電子投票の機械のうち99台しか正常に稼働せず、紙による投票に切り替わった。また、ニューヨーク市の二つの投票所では、投票用紙を読み取る機械の一部が正常に作動せず長蛇の列ができ、不満を募らせた有権者らで騒然としたという。

 選挙戦では、大統領夫人や上院議員、国務長官などを歴任し、政治経験と実績を掲げたクリントン氏が「就任1日目」から仕事ができると主張した。一方、政治経験がないトランプ氏は、逆に「アウトサイダー(よそ者)」であることを前面に掲げ、既存の政治体制を変えると主張した。

 トランプ氏は「米国第一主義」を掲げ、自由貿易や同盟国との関係の見直しなど、これまでの共和党候補とは異なる主張を展開。メキシコ移民や女性、退役軍人などに対する度重なる暴言で批判は浴びたが、現状や「エスタブリッシュメント(支配層)」への不満を募らせる白人男性らの熱狂的な支持を得た。クリントン氏を「体制派」や「不正」の象徴と位置づけ、厳しく批判し続けた。一方、暴言などで党主流派と対立を抱えたままの選挙戦となった。

 クリントン氏は、オバマ大統領の「後継」だと強調し、大統領夫妻やバイデン副大統領夫妻も精力的に後押しした。トランプ氏の暴言に嫌悪感を持つ非白人や女性からの強い支持を得て、トランプ氏を「大統領にふさわしくない」と強調した。ただ、国務長官時代に私用メールを公務に使い機密保持で批判を浴びた問題にたびたび焦点があたり、「何かを隠している」との疑念がつきまとった。

 両候補とも、世論調査で「好感を持たない」との回答が5割を超える不人気候補同士の対決だった。対テロ戦略やロシア、中国との向き合い方、賃金が上がらないことへの対応策など、政策論争は低調なまま推移した。9月下旬から3回開かれたテレビ討論会も非難の応酬に終始し、選挙戦は異例の展開をたどった。

3890チバQ:2016/11/09(水) 19:19:36
http://www.sankei.com/world/news/161109/wor1611090064-n1.html
2016.11.9 18:32
【米大統領にトランプ氏】
激戦州ネバダで勝敗に一喜一憂 「トランプ!」と歓喜の声 「偏見に満ちた大統領でいいのか?」と落胆の声も
 激戦州のひとつだった米西部ネバダ州。カジノの都、ラスベガスは夜が更けると、大通り両側のホテルのネオンサインがきらめいていた。高級ホテル、シーザース・パレスのバーの壁に張りめぐらされた巨大液晶画面は、テレビ各局の米大統領選の特集番組を映し出していた。

 共和党候補、ドナルド・トランプ氏の勝利が伝えられると、バーは二分された。両手を突き上げ「トランプ!」と叫ぶ客、ビールを飲み干しうなだれる客。「お互いの批判ばかりの大統領選にはうんざりだったが、これで終わるよ」。ホテルの男性従業員はそう言って苦笑いした。

 ネバダ州は南部フロリダ州とともに、中南米(ヒスパニック)系米国人が多い。人口比率は全米平均が約17%だが、フロリダ州では約24%、ネバダ州は約28%に上り、トランプ氏が不法移民対策として掲げた「国境に壁」の公約は最後まで波紋を広げた。両州のヒスパニック系の6〜7割が民主党候補、ヒラリー・クリントン氏を支持しているともされてきた。

 だが、全米各地から訪問客が集まるラスベガスのホテルのバーはどちらの候補の支持者が多いともいえず、まるで米国の各州を赤色(共和党)か、青色(民主党)かで陣取り合戦するゲームを興じているように、客らは開票速報に一喜一憂した。

 ヒスパニック系の支持が低いとされたトランプ氏がフロリダ州を制すると、「ヒューッ」と口笛が鳴り響いた。ニュース速報はトランプ氏の予想外の強さを伝え続けた。夜半になって、激しい競り合いを展開したネバダ州でクリントン氏の勝利が伝えられたころには、トランプ氏が差を広げていた。

 ジョージア州からきた白人の女性会社員、ペイジ・ヘイワードさん(37)は「トランプ氏の言動には問題もあるが、大統領になればうまくやってくれると思う」と話した。ビールを何杯も飲んでいたテキサス州の白人の会社経営、ジャック・イーサムさん(48)は「トランプ氏の勢いには驚いたが、それだけクリントン氏への期待が小さかったのだろう」と語った。

 ホテル近くのピザ店にガールフレンドと一緒にいたネバダ州のヒスパニック系の店員、エイロン・サンチェスさん(28)は「トランプ氏に投票した人がこんなにも多いのが悲しい。偏見に満ちた大統領でいいと思う人が多いということだ」と落胆した。

 ホテルのバーは日付が変わってもトランプ氏の勝利を伝える特集番組が流れていた。バーのまわりでは、「壁建設」に無関心な大勢の客がカードやスロットに熱中していた。(ラスベガス 中村将)

3891チバQ:2016/11/09(水) 21:10:11
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161109X546.html
51番目の州への昇格支持=米首都
20:57時事通信

 【ワシントン時事】8日の米大統領選と同時に実施された首都ワシントンの住民投票で、ワシントンを米国の51番目の州に格上げする案が8割超の支持を集めた。米メディアが報じた。

 ワシントンは現在、州に属さない特別区。州に移行すれば、上院に議席を確保できるようになる。ただ、州昇格には住民投票で多数の支持を集めた後も、連邦議会による法改正が必要。ワシントンでは民主党の支持率が圧倒的に高く、8日の選挙で上下両院の多数派維持が決まった共和党が阻止に動くのは確実だ。

3892チバQ:2016/11/09(水) 21:10:33
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161109X545.html
深い政治不信を反映=クリントン氏、支持基盤伸びず―米大統領選
20:57時事通信

 【ワシントン時事】米大統領選で公職経験ゼロの共和党の実業家ドナルド・トランプ氏(70)が勝利した背景には、国民の根深い政治不信がある。トランプ氏の政策や政治姿勢は歴代大統領と全く異なるため、米国内外で混乱が生じ、国際社会を揺さぶる恐れもある。

 米政治は近年、党派対立が激化し、2013年には予算が成立せず政府が閉鎖される事態に発展した。社会の閉塞(へいそく)感を打開できないエスタブリッシュメント(既成勢力)への反発から、大統領選では「アウトサイダー旋風」が吹き荒れ、トランプ氏を当選ラインに押し上げる大きな要因となった。

 CNNテレビの分析によれば、ヒラリー・クリントン前国務長官(69)の敗因として、支持基盤である黒人や中南米系有権者、若者の票が十分に集まらなかった点が挙げられる。

 黒人は88%程度がクリントン氏を支持したが、4年前のオバマ大統領の93%には及ばなかった。トランプ氏は中南米系移民への侮辱発言を繰り返したが、クリントン氏への中南米系有権者の支持は65%で、これも4年前のオバマ氏の71%を下回った。

 トランプ氏は先月下旬まで、クリントン氏に全米支持率で大きくリードされていた。ところが投開票の11日前になって、連邦捜査局(FBI)がクリントン氏の私用メール問題の捜査再開を明らかにした。結局、訴追しないという結論は変わらなかったが、それが判明したのは投票2日前。クリントン氏は一定の打撃を被った。

 トランプ氏は選挙戦で、米メキシコ国境にメキシコ政府の予算で壁を建設すると公約した。こうした政策のため、歴代の共和党政権を支えてきた元高官らの多くは「史上最も無謀」などと不支持を打ち出した。大統領になれば現実路線に転換せざるを得なくなるという見方も出ているが、政権運営がどのようになるかは未知数だ。

3893チバQ:2016/11/09(水) 21:10:56
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161110k0000m030086000c.html
<米大統領選>浮き彫りのポピュリズム台頭 トランプ氏勝利
20:51毎日新聞

 ◇欧米政治、既存の対立構図が色あせ、「エリート対庶民」軸に

 【ローマ福島良典】8日の米大統領選で共和党候補のドナルド・トランプ氏(70)が国民の不満を吸収して勝利し、エリート主義に対抗するポピュリズム(大衆迎合主義)の台頭が浮き彫りになった。経済と社会のグローバル(地球規模)化に伴う貧富の格差や移民流入への反発は欧州でも強まっている。米大統領選の結果は今後の国際政治の潮流にも影響を及ぼしそうだ。

 「人種・宗教上の偏見を拡散している」。国連人権部門トップのゼイド国連人権高等弁務官は今年9月、トランプ氏やオランダの極右政党・自由党のウィルダース党首(53)、仏極右政党・国民戦線のルペン党首(48)ら「民族主義の扇動政治家」の差別的な言動を批判した。

 欧米政治は既存の「左右」や「保革」の対立構図が色あせ、「エリート対庶民」を軸に動いている。特に欧州では経済危機に難民危機とテロが追い打ちをかけ、移民排斥を掲げる極右政党や欧州連合(EU)懐疑派が躍進している。

 米ハーバード大ケネディ行政大学院のピッパ・ノリス教授らの研究によると、欧州における右派と左派のポピュリスト政党の得票率はそれぞれ、1960年代の6.7%、2.4%から、2010年代には13.4%、12.7%へと急増。研究はポピュリスト政党の台頭を「社会の基本的な価値観と慣習を脅かすとみられる文化的変化への反発の表れ」と分析している。

 「EU残留か、離脱か」を問う6月の英国民投票では、与党・保守党の欧州懐疑派や、英国独立党のファラージ党首代行(52)ら離脱派が勝利した。10月のハンガリー国民投票は低投票率のために不成立だったが、EUの難民割り当てへの反対が98%に達し、反対派のオルバン首相(53)が「勝利」を宣言した。

 トランプ氏と似通った実業家上がりのベルルスコーニ元首相(80)を生んだイタリアでは12月4日の国民投票に向け、既成政党批判を繰り広げる新興政治団体「五つ星運動」らの反対陣営が勢いを増している。同じ日のやり直しオーストリア大統領選では、中東などからの難民流入の制限を主張する極右政党・自由党のホーファー候補(45)が有利な戦いを進めている。

 欧州は来年、「選挙の年」だ。4〜5月の仏大統領選では「合法、非合法を問わず移民の流入を止めるのが私の目標だ」と宣言するルペン氏が決選投票に進む公算が大きい。来秋に総選挙を控えるドイツでも、難民受け入れに反対するペトリ党首(41)らの新興右派政党「ドイツのための選択肢」(AfD)が勢力を伸ばしている。

 ローマ社会科学国際自由大学(LUISS)のセバスティアーノ・マフェットーネ教授(政治哲学)は「今、世界的なトランプ現象が起きている。移民への反感が共通要素で、欧州の指導者は多文化主義にブレーキをかけようとしている。トランプ氏勝利の影響は世界中に波及し、(1)経済(2)政治(3)民主主義--の危機を招くだろう」と指摘している。

3894チバQ:2016/11/09(水) 21:11:18
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJC954B0JC9UHBI02M.html
トランプ氏、民主党の地盤を次々破壊 産業廃れた各州
17:29朝日新聞

 トランプ氏は、以前からの共和党の地盤を確実に固めたほか、フロリダ州やノースカロライナ州など東部の激戦州を制した。特に、産業が廃れて「ラストベルト」と呼ばれる各州で支持を伸ばしたことが勝因となった。

 トランプ氏は投票を控えた最終日に、フロリダ州など激戦州に加え、1992年から民主党が制してきたミシガン州などで相次いで遊説。選挙戦で訴え続けたスローガン「米国を再び偉大にしよう」を唱え、支持を呼びかけた。

 今回の選挙で、ラストベルトは象徴的な意味を持つ。トランプ氏の支持者が多い高齢の白人男性は第2次大戦後、米国製造業の黄金期を経験。長く、米国経済と家族の生活を支えてきた。だが、経済のグローバル化とともに、鉄鋼や自動車などの産業は衰退した。

 「自動車の街」と呼ばれたミシガン州の最大都市デトロイトは、高い失業率と犯罪率に苦しむ。

 生活に不安を抱く白人労働者たちは、トランプ氏の訴えに熱烈に共鳴した。

 「雇用がメキシコに逃げている」「不法移民は送り返せ」「クリントン氏ら政治家たちは何もしてこなかった」「自由貿易には反対だ」

 トランプ氏は、長く政界にいた対立候補のクリントン氏を容赦なく批判した。既成政治とのしがらみのなさを強調することで、現状に不満を抱く人々を引きつけ、他国や貿易制度に責任を押しつけた。「政治経験が無い」という悪条件を、逆に利点に変える手法だった。

 その結果、ラストベルトの各州で「労働者の党」をうたってきた民主党の地盤を破壊。人口や産業構成で「米国の縮図」とされるオハイオ州で早々に勝利を確実にし、ミシガン州、ペンシルベニア州、ウィスコンシン州でも得票を伸ばした。

3895チバQ:2016/11/09(水) 21:18:51
http://www.cnn.co.jp/usa/35091909.html
クリントン氏の敗因は?、全ての層でオバマ氏得票を下回る
2016.11.09 Wed posted at 20:06 JST

(CNN) 8日の米大統領選で民主党候補のヒラリー・クリントン氏が予想外の惨敗を喫した。オバマ現大統領が再選を果たした2012年の大統領選と比較して、その原因を分析する。
オバマ大統領を勝利に導いたのは黒人と中南米系、若者の「支持連合」だった。クリントン氏は、こうした層の投票率を前回のレベルまで引き上げられなかったのが敗因とみられる。
クリントン氏は米東部時間の9日午前2時(日本時間午後4時)すぎに敗北を認めた。投票締め切りの時点まで勝利を確信していたが、結果は民主党の安定地盤とされてきたウィスコンシン州やペンシルベニア州さえ落とす惨敗となった。
出口調査の数字によると、クリントン陣営が照準を合わせてきた主な層は勝ち取ったものの、12年のオバマ大統領に比べると、女性を含めた全ての層で当時の得票率を下回った。

3897チバQ:2016/11/09(水) 21:38:47
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016110900682&amp;g=use
米政治の行き詰まり映す=大統領選
【ワシントン時事】次期米大統領となるトランプ氏をめぐり最後まで予想外の展開を見せた今回の選挙は、米政治の行き詰まりを映し出した。民主、共和両党の対立による政治の機能不全に嫌気が差した有権者は、型にはまらないトランプ氏が停滞を打ち破ると期待し、大統領に押し上げた。しかし、選挙戦では候補者同士が次元の低い個人攻撃に力を注ぎ、分断はさらに広く、深くなった。トランプ氏は勝利演説で「分断の傷を縫合する時だ」と述べたが、深手は容易に癒えそうにない。

 選挙戦では、有権者から「政治が選択肢を示せていない」という声が聞かれた。トランプ氏は中央政界への抵抗勢力として旋風を起こした。他方、女性蔑視やイスラム教徒、移民らへの差別的発言で多くの国民の怒りを買った。共和党内の体制派からも嫌われ、「党内無所属」とも言える立ち位置にいた。
 一方、体制側を代表するようなクリントン氏は、「特権階級」への反感を一身に受け、私用メール問題を追及され「彼女を投獄しろ」という罵声を浴びた。ある男性有権者は「どちらがより『悪い』のか、判断する踏ん切りが本当に付かない。自分たちの政治状況が全く恥ずかしい」と語った。希望の一票を投じるというより、消去法の選挙だった。
img src="http://pic.d.jw.jiji.com/edit/pict/daily/201611/09at32_t.jpg&quot; > 「焦土作戦」ともいわれた候補の激烈な非難の応酬で、国民の間にも険悪なムードが漂った。トランプ氏は10月末の選挙演説で、クリントン氏なら「6億5000万人」の移民を受け入れるかもしれないと真顔で言った。うそと即座に分かる主張で平然と相手を攻撃する異様な選挙戦だった。
 ピュー・リサーチ・センターの調査によれば、クリントン氏支持者の6割近く、トランプ氏支持者の4割が、相手候補の支持者に敬意を払うのは難しいと答えている。
 「お互いに尊敬する良い点を一つ挙げてほしい」。10月9日にミズーリ州で開かれた大統領選の第2回討論会で、非難し合う両候補に男性有権者が最後に質問し、それまでのとげとげしい雰囲気は一瞬和らいだ。トランプ氏も「一つの国民として団結する時だ」と呼び掛けているが、今回の選挙で党派対立はまたひどくなった。残されたのは、国民和解という重い課題だ。(2016/11/09-20:28)

3898チバQ:2016/11/09(水) 21:40:29
開票前
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016110800914&amp;g=int
クリントン支持が多数=「最悪よりまし」冷めた声も-米大統領選・NYなど


8日、米ニューヨーク州チャパクアで、投票を終え、笑顔のクリントン前国務長官(AFP=時事)
 【ニューヨーク、ワシントン、シカゴ時事】米大統領選投票日の8日、民主党のヒラリー・クリントン、共和党ドナルド・トランプ両候補の地元であるニューヨークでは、通勤途中の有権者らが夜明け前から投票所に長蛇の列をつくった。民主党優勢の土地柄とあって、クリントン氏に投票した人が圧倒的に多いようだ。ただ「トランプ氏よりはましだから」と冷めた声も少なくなかった。
【特集】米大統領選〜最新ニュース、支持率、ビジュアル解説〜

 ニューヨークの繁華街マンハッタン中部の投票所で、白人女性のエイミー・レリーベルトさん(53)は迷わずクリントン候補に投票した。「真面目で政策に通じ、人々の生活を改善するために働いてきたから」だ。トランプ候補は「(選択肢として)あり得なかった」という。

8日、ニューヨークの投票所で、米大統領選の投票に臨む人々(AFP=時事)
 黒人やヒスパニック系住民の多いマンハッタン北部ハーレム地区の投票所には、開場して間もなく200人を超える行列ができた。話を聞いた10人は全員、クリントン氏に投票。支持理由では「経験豊富だから」が最も目立った。
 ただ、そのうち5人は「最悪(なトランプ氏)よりもましだから」と明かした。黒人女性のカレンさん(62)は「ヒラリーは経験はある。でも信頼できないし、国をまとめることもできないだろう」とクリントン氏への評価は低い。
 テレビ局勤務のラヘル・ゲブレメスケルさん(25)は「トランプが大統領になれば、嫌悪や不寛容など世界に間違ったメッセージを与える」と述べた。黒人女性ワンダさん(45)も「対立候補がトランプでなければ、ヒラリーに投票しなかっただろう」と冷めた表情だった。

8日、ワシントンの投票所で米大統領選の投票を行う有権者
 一方、首都ワシントン中心部の図書館に設置された投票所では、クリントン氏に一票を投じたコンサルタントの黒人女性ブルック・ストローザーさん(23)が「今回の選挙はまるでサーカスのよう。きょうで終わりになってうれしい。初の女性大統領が誕生してくれたら」と話した。
 また、オバマ大統領の地元である中西部シカゴでは、白人女性の会社員ドーン・スミスさん(42)がクリントン氏に投票後、取材に「彼女は結束などこの国の価値を体現している。トランプのように人種差別主義者ではない」と語った。 (2016/11/09-00:07)

3899チバQ:2016/11/09(水) 21:41:21
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016110901012&amp;g=int
嗜好用大麻を合法化=米加州

 【ロサンゼルス時事】米カリフォルニア州で8日、大統領選の投票に合わせて、嗜好(しこう)品としてのマリフアナ(乾燥大麻)使用合法化の是非を問う住民投票が行われ、賛成票が過半数に達した。8日には同州以外にネバダ、マサチューセッツ両州でも住民投票で解禁が支持されており、合法化の動きが加速しそうだ。 
 一方、カリフォルニア、ワシントン、ネバダ各州の住民投票では、銃規制強化が支持された。ネブラスカ州の住民投票では、死刑制度の復活が決まった。(2016/11/09-21:17)

3900チバQ:2016/11/09(水) 21:42:19
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016110900773&amp;g=use
大波乱の時代に突入する世界=米大統領選

 米大統領選挙で、共和党候補の実業家ドナルド・トランプ氏(70)が大接戦の末、民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(69)を抑えて勝利を収めたことは、世界に大きな衝撃を与えた。各国市場の動揺は避けられず、安全保障面でも不透明感が強まるのは間違いない。世界は大波乱の時代に突入する。
〔写真特集〕次期米大統領 ドナルド・トランプ氏

 ◇衝撃的な勝利
 開票が進み、トランプ氏の勝利が濃厚になった段階で、AFP通信は「衝撃的な勝利」が迫っていると報じた。3回のテレビ討論では、いずれもクリントン氏が内容で勝り、事前の世論調査でもおおむねリードを保っていた。しかし、クリントン氏有利という常識的な見方は「トランプ旋風」に蹴散らされた。
 激戦州のオハイオ、フロリダ両州で勝利を収めただけでなく、民主党の地盤であるペンシルベニア州なども獲得して、低所得の白人労働者層の強い支持を見せつけた。
 ニューヨーク・タイムズ紙が9月中旬に発表した世論調査では、「政治に真の変革をもたらすのはどちらか」との質問に、トランプ氏と答えた人が48%に上り、クリントン氏との回答は36%だった。選挙結果は、この差が決定的な形で表れたとも言えよう。
 米国民の多くは現状に不満を持ち、既存の政治に「ノー」を突き付けたかった。そして、クリントン氏はまさに既成政治家の代表格だったのである。
 ◇ほくそ笑む中ロ
 トランプ氏の勝利は、国際情勢にどのような影響を与えるのか。米ロ関係は「新冷戦」と言えるほど冷却化している。ロシアが2014年3月にウクライナのクリミア半島を強引に併合してから、世界は一変した。その後もウクライナ東部では、親ロシア派と政府軍の内戦が続いている。シリア内戦にもロシアは軍事介入した。
 北大西洋条約機構(NATO)は7月、ロシアを恐れるバルト3国などの防衛を確実にするために、4000人規模の兵力派遣を決定した。ところが、トランプ氏はNATOを「時代遅れ」と呼び、プーチン大統領のリーダーシップをほめ上げる。世界秩序を乱すロシアへの批判は聞かれない。プーチン大統領にとって願ってもない人物がホワイトハウス入りする。
 中国の習近平国家主席は、経済問題で「トランプ政権」と衝突が予想されるものの、南シナ海の領有権争いでは孤立主義的なトランプ氏の方が、クリントン氏よりくみしやすしと考えそうだ。
 日米関係は危機的状況に陥るかもしれない。東シナ海で緊張が続いている中、日本の防衛負担増を求めるトランプ氏を説得するのは容易ではない。日米同盟は大きな岐路に差し掛かる。(時事通信解説委員・明石和康)(2016/11/09-17:54)

3901とはずがたり:2016/11/10(木) 00:50:46
大統領になることになったトランプ氏がどんな言動を繰り出すか注目ですねぇ。。

アメリカが日本や欧州の停滞を尻目に成長できてるのが勝者総取りの絶望的な経済システムのお陰だとするとかなり陰鬱な訳だが,トランプの古びた興業政策ではその成長の源泉をぶった切ってしまう可能性もある。

天文学的収益を得ながら碌に課税しない富裕層・多国籍企業からイノベーションを奪う事無く税金奪って国民にばらまけれれば成功なんだろうけど。

3903チバQ:2016/11/10(木) 00:56:12
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1611090112.html
【米大統領にトランプ氏】米上下両院を共和党が確保 「ねじれ現象」解消 最高裁判事人事など推進
11月09日 23:09産経新聞

 【ワシントン=小雲規生】8日投開票の米大統領選と同時に行われた議会選挙では、共和党が上院(定数100)で多数派を維持した。共和党は下院(定数435)でも過半数を確実にしており、上下両院を共和党が握ることになる。大統領選で共和党候補のドナルド・トランプ氏が勝利し、議会と政権の「ねじれ現象」が解消。最高裁判事の任命や医療保険制度改革(オバマケア)の廃止などの動きが進みそうだ。

 上院の改選議席数は34議席。CNNテレビによると、9日午前6時(日本時間9日午後8時)現在、共和党が21議席、民主党が11議席を確保した。共和党は非改選の30議席を含めて過半数に達する計算だ。またニューハンプシャーは接戦。ルイジアナは今回の選挙で上位だった2候補による決選投票が12月に行われるが、共和党の勝利が有力視されている。

 一方、全議席が改選される下院は共和党が235議席を確保して多数派を維持。民主党は191議席にとどまっている。共和党は最終的には240議席前後に届くとみられているが、現状(246議席)からは減りそうだ。

 共和党が上下両院で多数派となったことで、次期トランプ政権下での審議は共和党が完全に主導権を握る。トランプ氏は次期大統領としての最優先課題の一つに現在1人の欠員が生じている最高裁判事の指名を挙げており、共和党主導の議会のもとで承認の手続きが進むとみられる。

 またトランプ氏は選挙戦でオバマ大統領の最大の政治遺産(レガシー)であるオバマケアを廃止し、新たな医療保険制度を導入することも公約している。民主党の反発は必至だが、共和党は今年1月、オバマケア廃止法案の審議で予算審議をからめる特別な投票手続きを使い民主党による上院での議事進行妨害を回避。法案を上下両院で可決することに成功した。オバマ大統領の拒否権が行使されたが、次期政権下でも同様の動きに出る可能性がある。

 また12州で行われた知事選では共和党がノースダコタなど6州で勝利。民主党はデラウェアなど4州での当選が確実になっている。

3904チバQ:2016/11/10(木) 00:56:53
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJC95S7GJC9UHBI03M.html
トランプ氏の勢いに乗って…共和党、上下院で過半数確保
00:42朝日新聞

トランプ氏の勢いに乗って…共和党、上下院で過半数確保
米上下院選挙前後の勢力
(朝日新聞)
 米大統領選と同時にあった連邦議会選挙は、9日午前10時半(日本時間10日午前0時半)までの米メディアの集計によると、共和党が下院(定数435)で過半数を維持し、上院(定数100)でも過半数を確保した。共和党が大統領選を制し、上下両院でも過半数を占めるのは2003年のブッシュ前大統領以来。来年1月に発足するトランプ政権が、政策や人事を有利に進められる環境が整うことになりそうだ。

 上院の任期は6年で、定数100人のうち、2年ごとに3分の1ずつ改選される。改選前の議席は共和54、民主46(無所属2を含む)で、今回の改選は34(共和24、民主10)が対象だった。CNNによると9日未明の段階で非改選を含め、共和党が51議席を獲得し、民主党は47議席にとどまった。民主候補が有利とみられていたウィスコンシン州のほか、接戦が予想された州でも共和党が議席を獲得。事前の世論調査以上の得票で勝利したトランプ氏の勢いを受けた形だ。

3905チバQ:2016/11/10(木) 00:58:17
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1611090123.html
【米大統領にトランプ氏】NY絶叫「USA!」 クリントン派「もう終わった」
11月09日 23:24産経新聞

 米ニューヨークのマンハッタンでは8日夜から、2人の大統領候補者の支持者たちが街に繰り出し、長い戦いの結末を見守った。共和党候補のドナルド・トランプ氏(70)の支持者らが「ユー・エス・エー」の絶叫で興奮をあらわにする一方、民主党候補のヒラリー・クリントン氏(69)の支持者は愕然(がくぜん)としながら「もう終わった」。結果を見届けず、失意のうちに帰宅の途につく姿も目立った。(ニューヨーク 松浦肇、上塚真由)

 ミッドタウンのビジネス街にあるヒルトン・ホテル。トランプ氏の陣営が集会を開いていたため一般人は近づけなかったが、南北を走る6番通りを挟んだ歩道では「米国を再び偉大にしよう!」と書かれたプラカードを掲げたトランプ氏の支持者たちが集まった。

 途中、クリントン候補の支持者が近くに陣取り、「人種差別はやめよう」と声を上げた。リベラルな校風で知られるコロンビア大学の音楽団もトランプ氏への事実上の抗議として、ヒルトン・ホテルそばを楽器を鳴らしながら行進した。

 一方のトランプ支持者は対抗する格好で、「ヒラリーを監獄に入れろ」と合唱。トランプ支持者の集まりでは「マスコミは不誠実だ」との声も上がり、近辺を取材していた外国人記者が絡まれる場面もあった。

 9日未明。トランプ氏当選の報道が流れ始めると、トランプ氏の支持者らは大絶叫。「ユー・エス・エー」と気勢を上げた。

 マンハッタンは民主党の金城湯池だ。アッパーウエスト地区の103丁目では、選挙ボランティアによる選挙の打ち上げ会が深夜にかけて予定されていたが「クリントン氏が敗色濃厚」との報道が流れると中止に。ボランティアたちは帰宅し始めた。近所に住んでいるというケビン・リーさんは「本当に悲しい」と目を真っ赤に腫らしていた。

 一方、ニューヨーク中心部のタイムズ・スクエアでは大型スクリーンが設置され、大勢の人が開票状況を見守った。

 激戦州で次々とトランプ候補の勝利が伝えられると、「もう終わった」「開票作業に問題が起きているのではないか」と、人々は次々と不安を口にした。普段は騒がしい場所として知られるが、この日は静かに開票を見守る結果となった。

 クリントン氏の選挙集会に参加したブルックリンのロビン・デビッドソンさん(40)は、レズビアンでパートナーと結婚し、2人の子供もいる。「トランプ氏は同性愛カップルに理解はない。これからどんな生活が待っているのか。他人を排除する大統領に決まったことを、子供たちにどうやって説明したらいいのか…」と途方に暮れていた。

3906とはずがたり:2016/11/10(木) 11:41:03
さんざんトランプを批判して来たライアンだけどもう次は切り替えて行くしかないわなー。

米下院議長、トランプ氏と緊密に協力 「共和党に大きな可能性」
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20161110/Reuters_newsml_KBN1343I1.html
ロイター 2016年11月10日 08時47分 (2016年11月10日 11時06分 更新)

[ワシントン 9日 ロイター] - ポール・ライアン米下院議長(共和党)は9日、米大統領選挙で勝利したドナルド・トランプ氏と緊密に協力し、共和党の政策を積極的に推し進めていく姿勢を表明した。
大統領選と同時に実施された議会選挙では共和党が上下両院の過半数を掌握し、ねじれ議会が解消する。共和党が大統領職のほか上下両院を制するのは2007年初旬以来、初めてとなる。
ライアン氏は地元ウィスコンシン州のジェーンズビルで行った記者会見で、「われわれは統一された共和党の政府を手中にし、大きな可能性を手に入れた」と述べ、改選後の議会運営などについて話し合うためにトランプ氏と近く協議の場を設けることで日程を調整していることを明らかにした。
両氏の関係は必ずしも円滑ではなかったものの、ライアン氏は過去18時間で2回にわたり会談したと表明。大統領就任宣誓式の終了直後の始動を目指していると述べた。

3907とはずがたり:2016/11/10(木) 19:27:11

2016年 11月 10日 10:15 JST
オピニオン:トランプ次期大統領の政策転換リスク=安井明彦氏
http://jp.reuters.com/article/opinion-trump-akihiko-yasui-idJPKBN1341S1?sp=true
安井明彦みずほ総合研究所 欧米調査部長

[東京 9日] - 来年1月に始動するドナルド・トランプ共和党政権の特徴を一言で分類すれば、「known unknown」すなわち「分からないことだけが分かっていること」だと、みずほ総合研究所の安井明彦・欧米調査部長は指摘する。

選挙中も公約は二転三転しており、政治経験の欠如、スタッフ不足、共和党議会の分裂リスクなど波乱要因は山積し、政策の不透明性が高水準となるのは必至だと見る。

同氏の見解は以下の通り。

<大きな政府への傾斜>
今回の米大統領選は、政治経験のない実業家ドナルド・トランプ氏が共和党候補者指名争いを勝ち抜いたうえに、本選でも勝利するという、異例の展開で幕を閉じた。後講釈にすぎないが、現状に対する米国社会の不満はそれだけ強く、トランプ氏が勝ったというよりも、政治のプロの象徴的存在であるヒラリー・クリントン氏(民主党候補)が負けたということなのだろう。

現状に対する不満の解消(真の変化)を約束して船出するだけに、トランプ政権は世論に振り回されながら常に迷走する恐れがある。そもそも、選挙期間中もトランプ氏の公約は二転三転しており、次期政権の特徴を一言で分類すれば「known unknown」、すなわち「分かっていないことだけが分かっていること」だ。政治経験の欠如、スタッフ不足など波乱要因は山積し、政策の不透明性が高水準となるのは必至である。

それでも過去の言動から政策運営をあえて予想すれば、次の3つの方向性は高い確率で追求されそうだ。まず「大きな政府」へのシフト、第二に、それにも関連するが、財政赤字の拡大容認、さらに米国第一主義に基づく閉鎖的・保護主義的な政策への転換である。

米国では「大きな政府の民主党」「小さな政府の共和党」と言われてきたが、そもそもトランプ氏の経済政策はその伝統的な共和党の路線から外れている。象徴的なのは、年金・医療保険だ。共和党はそれらの分野の予算削減を主張してきたが、トランプ氏は2015年6月の演説で「削減せずに、年金と医療保険を救う」と表明している。

注目すべきは、トランプ氏だけでなく、共和党の支持者においても、「大きな政府」志向が強まっていることだ。世論調査によれば、年金の削減に反対する割合は、民主党支持者と同じくらい高水準だ。かつて保守派運動「ティーパーティー」の躍進もあり、「共和党は小さな政府への傾斜が進んでいる」との論調がよく聞かれたが、そうした解釈の正しさが問われる状況となっている。

とはいえ、オバマ政権が導入した医療保険制度改革法(通称オバマケア)が廃止を免れるかは不透明だ。トランプ氏は、年金・医療保険の削減には反対しているが、民間保険業界主導の新たな仕組みの必要性を主張している。

3908とはずがたり:2016/11/10(木) 19:27:28
>>3907-3908

現在、複数の州で保険料が高騰していることが社会問題となっており、それに対する政策的な手当てが足元で必要な点はトランプ政権も理解するだろう。だが、「クリントン大統領」ならば、恐らくはテクニカルな修正だけで済んでいたところ、オバマケア廃止までにらんだ大手術に乗り出す可能性もある。その場合、共和党は、オバマケアに代わる新たな仕組みを自ら提示する必要があり、混乱の長期化は必至だろう。

<共和党の分裂リスク>
トランプ政権で予想される政策方向性の第2のポイントは、財政赤字の容認だ。実は、クリントン氏も同様の政策方向性を示していたが(インフラ投資拡充の考えも同じ)、自然増を超えた財政赤字拡大の度合いや中身に関しては、大きな違いがあった。

特に歳入面では、クリントン氏の場合、富裕層増税が盛り込まれており、自然増を超えた財政赤字拡大の度合いはかなり小さかったが、トランプ氏の場合は、増税をせず、大型減税のみを提案していたことから、赤字拡大の度合いは格段に大きかった。

上下両院で過半を維持したとみられる共和党は、前述したように「小さな政府」志向とはもはや必ずしも言えない状況だが、民主党に比べて財政規律へのこだわりがいまだ強いのは事実だ。トランプ氏の計画通りに行くのか、共和党議会との綱引きとなろう。

最後に、対外的な関わりについて言えば、そもそもこれまでは民主党が保護主義的で、共和党が開放的な政策志向が強いと考えられてきた。ところが、今回の選挙戦では、むしろその逆で、トランプ氏の方がより強く閉鎖的な姿勢を前面に押し出した。「メキシコとの間に(移民流入を防ぐ)壁を築く」「環太平洋連携協定(TPP)は最もひどい通商合意」「日本は(在日米軍経費について)全額負担すべきだ」といったトランプ氏の発言はその象徴だ。

むろん、そうした言動は選挙戦を勝つための戦術だったのかもしれないが、トランプ氏の場合は、本気で言っている可能性も懸念される。後者ならば、トランプ氏を阻止できるのは、共和党議会だけという構図になる。トランプ氏が持論にこだわれば、共和党が大きく割れてしまうリスクも浮上するだろう。

*安井明彦氏は、みずほ総合研究所・欧米調査部長。1991年東京大学法学部卒業後、富士総合研究所(当時)入社。在米日本大使館専門調査員、みずほ総研ニューヨーク事務所長などを経て、2014年より現職。主な著書に「アメリカ 選択肢なき選択」などがある。

*本稿は、安井明彦氏へのインタビューをもとに、同氏の個人的見解に基づいて書かれています。

(聞き手:麻生祐司)

3909チバQ:2016/11/10(木) 20:57:47
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJC9741LJC9UHBI06M.html
「敵陣」攻めたトランプ氏 「ラストベルト」地帯で逆転
05:16朝日新聞

 米大統領選で、民主党のクリントン氏優位とされながら、最後に逆転した共和党のトランプ氏。激戦州を制し、敵陣にまで攻め込む――。奇跡とも言える逆転を可能にしたのは、世論調査に表れない「隠れトランプ票」による底上げだ。クリントン氏は、ヒスパニック系の人口増という追い風に期待したが、「変化」を望む勢いに圧倒された。

 選挙結果は、全米50州と首都ワシントンDCのうち、選挙予測サイト「ファイブ・サーティー・エイト」の分析で勝率80%以上だった州では、トランプ氏が全州で勝利、クリントン氏もウィスコンシン州を落としたほかは勝利した。かぎとなったのは、勝率80%未満の接戦14州(総取り方式でないメーン、ネブラスカの2州を含む)だった。

 特に激戦区と呼ばれた州では、クリントン氏の勝率が50〜60%未満とされた4州のうち、トランプ氏が、最大の選挙人29人を抱えるフロリダ州などで勝利。ヒスパニック系が急増するネバダ州(選挙人6人)では、非白人層から人気のあるクリントン氏が勝利。もし、クリントン氏がペンシルベニア州など勝率60〜80%でやや優位とされた州を死守すれば、同氏が次期大統領になるはずだった。

 ところが、トランプ氏は、こうした「敵陣」に攻め込む素地を着々とつくっていた。五大湖周辺で鉄鋼業など産業が廃れた「ラストベルト」と呼ばれる地帯を集中的に攻めた戦略が功を奏した。

3910チバQ:2016/11/10(木) 20:58:19
http://news.goo.ne.jp/article/nikkangeinou/entertainment/f-et-tp0-161110-0006.html
ガガ、トランプ氏勝利で抗議 セレブたち落胆の声
05:42日刊スポーツ

ガガ、トランプ氏勝利で抗議 セレブたち落胆の声
トランプタワー前で抗議するガガ(ガガのインスタグラムから)
(日刊スポーツ)
 米東部時間の9日午前2時半ごろ、米大統領選挙でドナルド・トランプ氏が勝利を収めたことが明らかになるやいなや、ヒラリー・クリントン氏の支持者だったレディー・ガガが、トランプ氏が住むマンハッタンの5番街にあるトランプタワー前で、クリントン氏が選挙キャンペーンで使用した「Love trumps hate (愛は憎しみに勝つ)」というサインを掲げて抗議したと米情報サイトE!などが報じた。
 カリフォルニア州やオレゴン州では、街中でトランプ氏の勝利に抗議するいくつかのグループが見られたと報じられる中、ガガはツイッターで、黒いジャンプスーツ姿でトランプタワー前に停まっていた市の清掃トラックのステップに立ち、サインを掲げている写真をアップ。写真には、「愛が憎しみに勝つ、優しい国に住みたい」とのキャプションが付いている。
 この他、多くのセレブたちが、トランプ氏が大統領になることにショックと失望が入り混じった反応を示した。アリアナ・グランデは、トランプ氏の勝利が決定的となっていく中で、「本当に恐ろしいことだわ。泣いています」とツイート。
 選挙前、「トランプ氏が大統領になったら、アメリカを去る」と公言し、クリントン氏を支持していたマイリー・サイラスも、ツイッターでビデオ映像をアップ。薄暗い部屋の中で泣きながら、「クリントン氏は初の女性大統領になるべき人だと、今でも思っています」と語った。
 大御所歌手のシェールも、「世界はもう、元には戻らない。若者たちのことを考えると、悲しい」とツイート。
 ケイティ・ペリーは、「革命がやってくる。立ち上がれ。人々に力を。私たちはこれからも、決して沈黙しない」。マドンナは、「新たな火が灯された。私たちは絶対にあきらめない。屈しない」と新たな決意をツイートしている。(ニューヨーク=鹿目直子)

3911チバQ:2016/11/10(木) 20:58:48
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161110X580.html
20年はオバマ夫人に期待?=米大統領選―ソーシャルメディアで待望論
06:08時事通信

 【ロンドン時事】米大統領選でのトランプ氏勝利に失望した人々の間で、2020年の次期大統領選をにらみ、世論調査で人気の高いミシェル・オバマ大統領夫人に出馬を促す動きが広がっている。英紙デーリー・テレグラフ(電子版)が報じた。ソーシャルメディアでは、夫人が「(米国を救う)唯一の希望」などと期待する投稿が殺到している。

 ツイッターには、既に「ミシェル2020」のハッシュタグ(投稿を検索しやすくするための目印)が登場。トランプ氏勝利の結果判明後、「ミシェル、助けて。あなただけが私たちの希望だ」「4年後に初の黒人女性大統領を誕生させよう」といったコメントが相次いだ。

 今回の選挙戦でミシェル夫人は、民主党候補のクリントン前国務長官の支援に奔走し、人気の高さから「最強の応援弁士」とも言われた。もっとも、肝心の夫人は立候補の考えがないと再三強調。オバマ大統領も夫人の出馬の可能性を否定している。

3912チバQ:2016/11/10(木) 21:03:38
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161110k0000e030202000c.html
<米大統領選>「国の分断、予想以上」クリントン氏敗北演説
10:48毎日新聞

<米大統領選>「国の分断、予想以上」クリントン氏敗北演説
ビル・クリントン元大統領(右)を伴い、支持者らを前に演説するヒラリー・クリントン前国務長官=2016年11月9日、AP
(毎日新聞)
 【ニューヨーク長野宏美】米大統領選を戦った民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(69)は9日、東部ニューヨークのホテルで支持者らを前に演説し、敗北を認めた。勝利確実の共和党候補で実業家、ドナルド・トランプ氏(70)については「全米国人の大統領として成功することを望んでいる」と述べた。

 登壇したクリントン氏のシャツとジャケットの襟には紫色が使われ、並んだ夫のビル・クリントン元大統領のネクタイも紫だった。紫は民主党の青と共和党の赤のシンボル色が混ざった超党派の姿勢を象徴する。

 クリントン氏は選挙結果に関し「私たちが思ったよりも深く国が分断されていた」と発言した。その上で「未来に目を向けなければならない。広い心を持ち、トランプ氏に指導者としての機会を与える義務がある」と結束を呼びかけた。

 クリントン氏は女性初の大統領を目指したが及ばなかった。演説では「私たちはいまだに最も高く硬い(女性の昇進を阻む)ガラスの天井を砕くことができなかったが、私たちが思うより早く誰かが達成するだろう」と語り、将来の女性候補の活躍に期待を示した。敗北は「つらい」と無念をにじませたが、涙をこらえて笑顔で語り続けた。

 クリントン氏は勝利を期待し「ガラスの天井」を打ち破ることを示すような、天井までガラス張りの建物で演説を予定。だが、選挙の大勢が判明した9日未明には公の場に姿を見せず、トランプ氏に電話し、敗北を認めた。

 大統領選の開票作業は続いており、米メディアによると、9日午後(日本時間10日午前)の段階で、勝利に必要な選挙人270人を超える290人をトランプ氏が獲得、クリントン氏は228人。総得票数はクリントン氏がわずかに多い。

3913チバQ:2016/11/10(木) 21:04:37
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161110k0000e030220000c.html
<米大統領選>過去の差別発言に反発…全米各地でデモ、集会
11:22毎日新聞

<米大統領選>過去の差別発言に反発…全米各地でデモ、集会
ニューヨーク5番街のトランプタワー前で抗議のスローガンを叫ぶデモ参加者たち=2016年11月9日、AP
(毎日新聞)
 【ニューヨーク國枝すみれ】米大統領選で勝利した共和党候補のトランプ氏が過去に行った差別発言に反発するデモや集会が9日、全米各地で行われた。同氏の地元ニューヨーク市などでは女性やマイノリティー(人種的少数派)への差別発言も相次いで報告された。

 選挙中、トランプ氏は「メキシコ人は薬物や犯罪を持ち込む。彼らはレイプ魔だ」「有名人なら女は何でもさせてくれる」などの差別発言を行った。批判も受けたが一部国民は支持を続けた。

 トランプ氏の勝利を受け、ニューヨークで同氏が住む「トランプタワー」前には数千人が集結し「私の大統領ではない」と怒りの声を上げた。AP通信によると、西部カリフォルニア州オークランドでは一部の抗議者が複数のビルの窓ガラスを割るなどした。西部オレゴン州ポートランドの中心部ではデモ隊が星条旗を燃やして抗議した。西部コロラドやアリゾナ、中西部イリノイなどの諸州でもデモが報じられている。

 ニューヨーク市内の大学の関係者によると、9日午前に男子学生が女子学生に「トランプの米国になったから女を殴っても罰されずに済む」と話したという。同大の職員(30)は毎日新聞の取材に「学生はおびえ、泣いている者もいる」と話した。レズビアンの女子学生が同性婚制度が覆される不安を訴え、マイノリティーの学生からは、人種に基づく犯罪捜査の横行を心配する声もあるという。ニューヨーク市在住のエリス・ラクソさん(31)は「同性愛の友人が強制収容所に行けと言われた。私も怖い。米国を出ることを考えている」と話した。

3914チバQ:2016/11/10(木) 21:06:11
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161110X643.html
政権引き継ぎへ準備本格化=閣僚人事も着手か―トランプ次期米大統領
14:35時事通信

 【ワシントン時事】米大統領選から一夜明けた9日、当選を果たした共和党の実業家ドナルド・トランプ氏は政権引き継ぎに向けた準備を本格化させた。党幹部らと相次いで電話会談し、公約実現のための協力を確認。閣僚人事の検討にも着手したもようだ。10日にはホワイトハウスでオバマ大統領と会談する。

 トランプ氏は9日、電話で党幹部のライアン下院議長、マコネル上院院内総務と「将来の仕事」(ライアン氏)について意見交換。マコネル氏はこの後の記者会見で、オバマ大統領のレガシー(遺産)の一つであるオバマケア(医療保険制度改革)の廃止について「優先順位は極めて高い。早ければ早いほど良い」と述べ、トランプ氏と協力して即時撤廃を目指す考えを示した。

 トランプ氏はこの日、安倍晋三首相とも電話で会談。米メディアによると、選挙戦で応援を得られなかったブッシュ元大統領やその息子のブッシュ前大統領からも電話で祝福を受けた。

 一方、政治専門紙ポリティコは9日、トランプ氏の政権移行チームが新政権の閣僚候補者リストの作成を水面下で進めていると報じた。トランプ氏の意向を踏まえ、論功行賞や企業人としての実績が人選のポイントになっているという。

 同紙によれば、国務長官には大統領選で功績のあったニュート・ギングリッチ元下院議長やボブ・コーカー上院外交委員長、ジョン・ボルトン元国連大使が浮上。国防長官にはジェフ・セッションズ上院議員やスティーブン・ハドリー国家安全保障担当大統領補佐官の名前が挙がっている。 

http://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20161110050.html
トランプ氏、米新政権の要職人事で論功行賞か=関係筋
13:57ロイター

トランプ氏、米新政権の要職人事で論功行賞か=関係筋
 11月9日、関係者によると、米国の次期大統領に当選したドナルド・トランプ氏は新政権の人事で、選挙戦で自身に尽くした人物を要職に起用するとみられる。写真はニューヨークで撮影(2016年 ロイター/Carlo Allegri)
(ロイター)
[ニューヨーク 9日 ロイター] - 関係者によると、米国の次期大統領に当選したドナルド・トランプ氏は新政権の人事で、選挙戦で自身に尽くした人物を要職に起用するとみられる。大統領選では、共和党の多くの有力者がトランプ氏と距離を置いていた。

トランプ氏の政権移行計画に詳しい筋が9日明らかにしたところでは、最も熱烈にトランプ氏を支持していた議員の1人、ジェフ・セッションズ上院議員(アラバマ州選出)は国防長官など重要ポストへの起用が検討されている。

国務長官候補としては、ニュート・ギングリッチ元下院議員、ボブ・コーカー上院議員(テネシー州選出)が浮上しているもよう。コーカー議員は上院外交委員会の委員長を務めている。両氏はともにトランプ氏の副大統領候補者リストに名前が挙がっていた。

共和党全国委員会(RNC)のラインス・プリーバス委員長が大統領首席補佐官への起用でうわさされているほか、同氏の右腕でRNCシニアストラテジストのショーン・スパイサー氏はホワイトハウス報道官に起用される可能性があるという。

トランプ陣営の選挙対策本部長を務めたケリーアン・コンウェイ氏は、大統領上級顧問の候補と目されている。

共和党候補の指名争いから撤退した後、トランプ氏支持を表明した元神経外科医のベン・カーソン氏には教育長官のポストが用意される可能性がある。

このほか、国連大使にはリチャード・グレネル元米国連代表部報道官が、中央情報局(CIA)長官にはマイク・ロジャース元下院情報特別委員会委員長らが候補に挙がっているという。

3915チバQ:2016/11/10(木) 21:08:38
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/sankei-ecn1611100023.html
【米大統領にトランプ氏】株価急落は収束も米政策の不透明感晴れず 当面、不安定な値動きか
19:39産経新聞

 10日に日経平均株価が今年最大の上げ幅となったのは、9日の米国株が大幅高となった流れを引き継いだほか、円相場が一時1ドル=106円近辺まで急落して輸出関連企業の採算悪化懸念が後退したためだ。

 米大統領選で共和党のドナルド・トランプ氏が想定外に勝利したことに伴う株価急落局面はいったん収まった形だが、具体的にどのような政策を実施し、実現性があるのか、今のところ判然としない。市場には、新政権の政策姿勢が明確になるまで不安定な展開が続くとの見方がある。

 「トランプショック」が直撃した9日の平均株価が919円安と今年2番目の下げ幅となったのに対し、同日の米ダウ工業株30種平均は約2カ月半ぶりの高値で終え、対照的な流れとなった。さらに投資家の不安心理を映し出すとされる米国の「VIX指数」は急低下し、10月26日以来3週間ぶりの低水準となった。

 これを受け、10日の東京市場でも投資家がリスクを取る姿勢が持ち直し、株式の買い戻しを急いだ。9日の下げすぎの反動で自律反発を期待した買いも入った。平均株価は、9日の急落分をわずか1日ですべて取り戻したことになる。

 一方、新政権の下での政策の不透明感が払拭されたというわけではない。

 9日に米国株が大幅高となった背景にはこれまで過激な主張を繰り返してきたトランプ氏が勝利宣言で穏当な言動に終始したことへの安心感に加え、選挙戦で掲げていた大規模な減税やインフラ投資が米景気にプラスに働くとの期待が広がったことが背景にある。

 ただ、こうした政策を実現するには財政規律との両立が課題になる上、米議会との協調も欠かせない。

 みずほ証券の三浦豊シニアテクニカルアナリストは「新政権の政策姿勢がはっきりしてくるまでは、腰を据えて株式を買う長期の資金は本格的に流入せず、短期の資金による売買が中心になるのではないか」と指摘。そのうえで、「米国株や為替は値動きが大きくなってきている。日本株も荒い値動きが年内は続く可能性がある」との見方を示した。(森田晶宏)

3916チバQ:2016/11/10(木) 21:09:29
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161110X676.html
「反トランプ」全米に拡大=NYで1万人デモ、深刻な分断―大統領選
20:24時事通信

「反トランプ」全米に拡大
大統領選で共和党のドナルド・トランプ氏が接戦を制したことを受け、一夜明けた米国では9日、「反トランプ」デモが全米の10都市以上に広がった。写真はニューヨークの「トランプ・タワー」前に集まったデモ隊。【AA=時事】
(時事通信)
 大統領選で共和党のドナルド・トランプ氏が接戦を制したことを受け、一夜明けた米国では9日、「反トランプ」デモが全米の10都市以上に広がった。デモは9日夜(日本時間10日午後)になっても収まらず、ニューヨークでは1万人近くが「私たちの大統領ではない」と叫びながら行進した。

 デモは、ペンシルベニア州フィラデルフィア、首都ワシントンなど、民主党支持層の多い州や都市を中心に行われ、若者や中南米系など、それぞれ数百人から数千人が参加した。「団結する時だ」というトランプ氏の呼び掛けに反し、深刻化する米国社会の分断を改めて印象付けた。

 CBSテレビなどによると、ニューヨークのデモは、午後6時に数十人で始まったが、トランプ氏が拠点とする「トランプ・タワー」を目指して行進するうちに参加人数は7000〜1万人に膨れ上がった。デモは、タワー前の通りを占拠した後、トランプ氏関連のホテルなどに目的地を変え、さらに続けられた。参加した男性はCNNテレビに「選挙結果を見てわき上がった不安を解消するために来た」と語った。

 ロサンゼルスでは9日深夜まで、数千人のデモが行われ、「女性を尊重しろ」などと声を上げた。数百人が幹線道路を埋め、封鎖される騒ぎにもなり、ロサンゼルス・タイムズによると、拘束者も出たという。

 ロサンゼルスの市庁舎付近では、トランプ氏が暴言を繰り返してきた中南米系の若者ら数百人によるデモが行われた。参加者は「ビクビクしながら暮らさない」「戦い、立ち上がれ」などのシュプレヒコールを上げた。

 カリフォルニア州オークランドでも、道路を封鎖したデモ隊の参加者が車に接触するなどして負傷者が出た。

3917チバQ:2016/11/10(木) 21:09:48

http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161111k0000m030102000c.html
<米大統領選>米メディア、外れた当落で「謝罪」「釈明」
20:43毎日新聞

 【ワシントン西田進一郎】8日の米大統領選では世論調査を基にした米メディアや専門機関の予測の多くが結果を外していた。共和党のドナルド・トランプ氏(70)の勝利が衝撃的になった一因だ。予測を外した米メディアや専門機関は、トランプ氏当選が確定した9日未明以降、「謝罪」や「釈明」を始めた。トランプ氏の勝利は世論調査や選挙予測の信頼性も揺るがしている。

 「今晩がトランプ氏や陣営が望むようなものになるなら、世論調査会社も投票予測会社もつぶれますよ」。米CNNテレビのアンカー、ジェイク・タッパー氏は8日夜の選挙特別番組で、各種世論調査や予測に反してトランプ氏が優位な戦いを進めている状況についてコメントした。

 CNNの世論調査などを基にした選挙人獲得予測は、クリントン氏が勝利に必要な過半数にあと2人と迫る268人、トランプ氏は204人を固め、残る66人の争奪戦だというものだった。東部ペンシルベニアや中西部ウィスコンシン州などはクリントン氏優位と判定し、争奪戦の対象である「激戦州」にもしていなかったが、トランプ氏は両州も獲得した。CNNに限らず、多くのメディアが投票日前の段階で、クリントン氏が過半数を既に確保しているか、過半数に迫るとの予測をしていた。

 選挙予測で定評のあるバージニア大政治センターのラリー・サバト所長らは選挙前日の7日、最終予測としてクリントン氏が322人、トランプ氏が216人で圧勝すると発表。著名な「クック・ポリティカル・レポート」もクリントン氏が278人、トランプ氏は214人、激戦州46人としていた。

 しかし、10日朝(日本時間同夜)には、トランプ氏が過半数を上回る290人を獲得し、クリントン氏が232人という結果は、当事者らを揺さぶっている。同レポートは「ひどい間違いだった。私の人生の中で最も衝撃的なことだ」と認め、どうして間違ったのかを「トランプ氏を嫌いだが、投票はトランプ氏にした人たちの存在」など8項目を挙げて釈明する担当者の声明を発表した。

 予測が外れた主要な原因としてあげられているのが、世論調査の電話にさえ支持を明かさない「隠れトランプ支持者」の存在だ。

 予測が外れたサバト氏らは9日、「隠れトランプ支持者」の数を低く見積もっているとの指摘があったとしたうえで、「我々は信じなかった。我々は間違っていた。謝罪する」と発表した。USAトゥデー紙も「投票所に殺到したが、決して世論調査のレーダー上には現れない『隠れトランプ支持者』の数を過小評価していたかもしれない」と総括した。

 一方、ニュースサイト「ハフィントン・ポスト」も「『物言わぬ多数派』や『シャイなトランプ支持者』がいたことは無視できない」としながらも、調査の回答率が今回は極めて低かったことなどを指摘。「今後数週間で、何が機能し、何が機能しなかったのかを分析し、今後どうするかを検討する」と約束する記事を掲載した。

3918チバQ:2016/11/10(木) 21:57:34
http://www.cnn.co.jp/tech/35091978.html
米ハイテク業界にトランプショック、加州の独立目指す動き
2016.11.10 Thu posted at 18:12 JST
ニューヨーク(CNNMoney) 未来の超高速列車「ハイパーループ」の開発企業の共同創業者は10日までに、米国の次期大統領にドナルド・トランプ氏が決まったことを受け、米カリフォルニア州の合衆国からの離脱を目指す合法的なキャンペーンに資金援助する計画を明らかにした。
シャービン・ピシェバー氏は電子メールを通じたCNNMoneyの取材に、「真剣であり、私に可能な最大の愛国的な行動」とし、「米国は深刻な岐路にある」と強調した。投資家の同氏は配車サービス「ウーバー」の事業にも初期段階から関与したことで知られる。
ピシェバー氏がツイッター上で公表したこの提案にはシリコンバレーに拠点を置く複数のテクノロジー企業の創業者がすかさず賛同を表明した。
同氏は今回の提案は米国に必要な組織的な変化の一環と強調。分離しても、トランプ氏の任期が終われば合衆国に再度加入出来るとも主張した。
ただ、カリフォルニア州を離脱に持ち込む方途の詳細や独立が憲法改正などを経ずに可能なのかについては触れなかった。今回の提案や支持者の出現については、米国を改善する努力を捨て、「逃亡」の道を選んだとする批判も出ている。
ピシェバー氏の提案が実現する可能性はないと見られるが、トランプ氏の出馬に反対する立場を過去数カ月間打ち出してきたテクノロジー業界が同氏当選で受けた衝撃や不満を突き付けた形ともなっている。
同業界の企業幹部ら100人以上は今年の夏、トランプ氏の当選は技術革新にとって惨事になると警告する公開書簡に署名していた。また、最近数カ月間ではトランプ氏の財政政策、移民問題での提案や同氏の資質を批判する言論活動を示していた。

3919チバQ:2016/11/10(木) 21:58:57
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016110900881&amp;g=use
日系ホンダ議員が落選=米下院

 【ロサンゼルス時事】8日投開票された米下院選で、民主党の日系有力議員マイク・ホンダ氏(カリフォルニア州17区)の落選が確実となった。複数の主要メディアが伝えた。
 ホンダ氏は祖父母が熊本県出身の3世。2000年に連邦下院議員に初当選した。07年に下院で採択された従軍慰安婦問題をめぐる対日非難決議を主導した。
 下院選にはホンダ氏を含め日系候補4人が民主党から出馬。カリフォルニア州6区の現職ドリス・マツイ氏、同州41区の現職マーク・タカノ氏、ハワイ州1区の元職コリーン・ハナブサ氏の3人は当選を確実にした。
 上院のメイジー・ヒロノ議員(民主党)は非改選のため、日系の連邦議員は4人となった。(2016/11/09-18:54)

3920名無しさん:2016/11/10(木) 23:22:53

■「ハーバード大学」にも吹き荒れた「隠れトランプ旋風」(3)

粗野で無教養、差別意識を隠そうともしない南部の白人男性たち――
そんなイメージで語られがちな共和党候補ドナルド・トランプ(70)の支持層だが、
世界中の英知が集うハーバード大学にも、隠れた支持者たちはいる。

昨年の夏から1年間、同大学のロースクール(法科大学院)に留学していた山口真由氏が、
“隠れトランプ旋風”の実状を明かす。

 ***
さて、ここまでハーバードにおけるトランプ支持者の“思惑”に触れてきた。
だが、トランプを支持していたのは彼らのような熱心な共和党支持者や、キリスト教徒だけなのだろうか。

私は思い出していた。ハーバード・ロースクールの友人であるケヴィンが、
「ヒラリーは信用できない。トランプの方がまだ信用できるよ」と、酔った勢いで呟いていたことを。

「表現の自由」について学ぶクラスで、リベラルな教授は言う。
「共和党の指名争いは、歴史上稀に見る恥ずべき状態になっている」
トランプを「差別する人」、マイノリティを「差別される人」と表現した教授に対し、
授業後の立ち話でケヴィンは不快感を隠そうとしなかった。
その決めつけこそが、ステレオタイプな差別だというのだ。
「すべての人がすべての人を差別していると言った偉人がいるけど、僕も同感だ。
マイノリティだってある意味でトランプを“差別”しているんだと思う」と説く彼の言葉は、ハーバード生だけあって説得力がある。

そこで私が、「なぜ、授業中に教授に反論しなかったの?」と聞くと、
「一度、授業で同性婚に反対したことがある。授業が終わるとLGBT団体が僕の机まで来て、泣きながら抗議した。
“あなたは私たちのことを嫌いなのね。だから、差別するのね”って。もううんざりだよ」

■「差別主義者」のレッテル
ハーバードを卒業した白人男性は、「僕らは自分の意見を自由に表明することができない」という。

ポリティカル・コレクトネスが行き過ぎた現在のアメリカでは、白人男性であることはむしろ「原罪」なのだ。

努力して好成績を修めても、「優遇されてるからでしょ」と批判されることもあるという。
下手に反論すれば「差別主義者」のレッテルを貼られてしまう。

私の留学中に、人種差別に抗議した黒人学生がロースクールのロビーを何カ月も占拠する事件があった。
学校側は黒人学生たちに「どきなさい」とは言わないし、彼らが大量に貼り付けたポスターもそのままだ。
にもかかわらず、ロビー占拠に抗議した白人至上主義の学生が、トランプのポスターを貼ると学校側によって瞬時に撤去された。
親しくなったハーバードの学生たちも「ロビーを自由に使いたい。占拠はやり過ぎだ」と口を揃えていた。

だが、どうして学校側に抗議しないのか尋ねると、
「自分が矢面に立って“人種差別主義者”のレッテルを貼られたら、この国ではまともに就職できないよ」とあきらめ顔。

ケヴィンも酔った席での戯言を除いてオフィシャルにトランプ支持を表明することはない。
ポリティカル・コレクトネスが何より重んじられるアメリカ。
インテリ層がこれを間違うと大変なことになる。信用を失い、名誉を失い、将来を失う。

 トランプ支持を堂々と表明できる、粗野で素朴な南部の白人男性たちはよい。それを公表できない白人インテリ層のなかにこそ、
ふつふつと不満が堆積していたのかもしれない。そして、溜りに溜まった鬱憤が、トランプ旋風に一役買ったのではないか。


http://www.dailyshincho.jp/article/2016/11090801/?all=1

3921チバQ:2016/11/10(木) 23:43:33
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJCB5HWHJCBUHBI01W.html
敗北のクリントン氏、「紫色」に託した思いは
21:07朝日新聞

 米大統領選の決着がついてから一夜。民主党のクリントン前国務長官(69)は9日午前、共和党のトランプ氏(70)に負けたことを認めたうえで、「正しいことのために戦うことに価値があると信じ続けて」と呼びかけた。トランプ氏への協力も求め、米社会の分断の傷を癒やそうとした演説には、この選挙戦で「最もいい演説」だったとの評も出ている。

 女性初の米大統領を目指したクリントン氏は投開票日の8日夜、ニューヨーク市内にあるガラス張りのコンベンションセンターで選挙パーティーを開催。女性の社会進出を阻む「ガラスの天井」を突破することを象徴的に見せるため、ガラスの破片に見立てた紙吹雪まで用意していた。

 しかし、結果的にはライバルのトランプ氏が白人の圧倒的な支持を集める一方で、自らは女性やマイノリティーの票をまとめきることができず、予想外の敗北。敗れた候補が先に演説するという米大統領選の慣例を破り、9日の昼前になって市内のホテルに支持者やスタッフを集め、会見を開いた。

 拍手で迎えられたクリントン氏のブラウスは、民主党の青でも、共和党の赤でもなく、融和を示すかのような紫色。隣に立った夫のビル・クリントン元大統領も紫色のネクタイを締めていた。時折、涙を浮かべながらも、笑顔で「負けたことの痛みは長く続く」と敗北を認め、そのうえで「選挙戦は一人の人間のためでも、一つの選挙のためでもなかった。私たちが愛する国、そして希望を抱き、包容力があり、大きい心を持つ米国を築くためだった」と語りかけた。

 前夜にトランプ氏に電話をかけ、相手を祝福したクリントン氏は「米国を信じているのであれば、この結果を受け入れ、将来を見据えなければならない。トランプ氏が我々の大統領となる」と述べ、憲法で定められた権力の平和的な移譲の大切さを説いた。

3922チバQ:2016/11/10(木) 23:45:11
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161111k0000m030137000c.html
<米大統領選>驚き、落胆の米著名人 トランプ氏勝利に
22:04毎日新聞

 8日投開票された米大統領選で、共和党のドナルド・トランプ氏(70)が当選したことについて、民主党のヒラリー・クリントン候補(69)を支持した著名歌手や映画監督、俳優たちに落胆と驚きが広がっている。米国では歌手らが政治的な意見を表明することは珍しくないが、トランプ氏当選では、ツイッター上などで抗議活動が呼びかけられるほど激しい反発が起きている。

 人気歌手、レディー・ガガさんは9日、ツイッターで「米国の混乱はトランプ氏の無責任な選挙キャンペーンにある。彼が作った混乱に目を向けよう」と呼びかけた。ガガさんは7日、米南部ノースカロライナ州でのクリントン氏の集会に参加し、支持を求めていた。

 10月に西部ラスベガスの大学寮でクリントン氏への投票を呼びかけた歌手、ケイティ・ペリーさん。ツイッターに「私たちは絶対に黙ってはいない。座ってじっとしてはいけない。泣かずに、動こう」と投稿。歌手のマドンナさんも「新たな火がついた。私たちは決して諦めない」とつぶやいた。

 映画監督、マイケル・ムーアさんはトランプ氏への抗議運動が続いていることに触れ「これは始まりに過ぎない」と投稿し、女優のメリル・ストリープさんは「言葉がない。それでもヒラリーを応援する」と心境を明かした。

 一方、ボクシングの元ヘビー級王者、マイク・タイソンさんや米プロバスケットボールの元スター選手、デニス・ロッドマンさんはトランプ氏を支持してきたが、ツイッター上で選挙へのコメントはなかった。【山本太一】

3923とはずがたり:2016/11/11(金) 09:16:52
取り敢えずトランプの方向性に前向きなものがあるとするならば老朽化したインフラにニューディール宜しく公共投資することぐらいではないか。敗れ去った産業を保護しても長期的にはアメリカの国力を下げることになる。
日本がこれを奇貨に自由世界と尖端産業の覇権国家である事を降りたアメリカに代わって人権の価値の新報とIT化への先導で世界のトップリーダーを狙うぐらいの事はして欲しい所。

木村正人
欧州インサイドReport
トランプ米大統領を誕生させた「生きさせろ」という脱工業化の呪い
http://www.newsweekjapan.jp/kimura/2016/11/post-22.php
2016年11月10日(木)15時08分

<トランプの逆転勝利は、反グローバル化、反エスタブリッシュメントという意味ではブレブジットと同じ構図。職を奪われ人生を奪われた白人労働者の生存戦略だった。トランプには、真に彼らを救う政策を望む>

 米大統領選で共和党のドナルド・トランプ候補(70)が予想外の大勝利を収めた9日、ロンドンにあるシンクタンク、国際戦略研究所(IISS)では「トランプ大統領」誕生についてまるでお通夜のような討論会が開かれていた。6月の国民投票で英国が欧州連合(EU)離脱を選択した再現フィルムを見るような展開だった。

 米国の外交と内政を担当するIISSのダナ・アリン氏が「戦後、自由主義の価値を認めない米国の大統領が初めて誕生する」と沈痛な表情を浮かべた。英国のEU離脱決定、米大統領選でのトランプ勝利に続いて、来年4〜5月のフランス大統領選で極右政党・国民戦線のマリーヌ・ルペン党首が勝てば、欧米の自由民主主義は終止符を打つともアリン氏は言った。

 反グローバリゼーション、反エスタブリッシュメント(支配層)のドミノ倒しが続く。米国と英国が世界の国内総生産(GDP)に占める割合はそれぞれ25%と3.5%。世界の軍事費に占める割合は36%と3.3%だ。

 英国のEU離脱はともかく、トランプ大統領がこれまでの発言通り、環太平洋経済連携協定(TPP)や環大西洋貿易投資協定(TTIP)交渉、北米自由貿易協定(NAFTA)を破棄したら、すでに曲がり角を迎えている世界経済はさらに減速するだろう。

死に急ぐ白人男性
「すべての米国人のために働く」「これまで忘れられていた国民をないがしろにするようなことはしない」とトランプは勝利演説で誓った。「スラム化した都市を整備し、インフラを整備する。何百万人という労働力を投入する」「経済成長率を2倍にして、世界最強の経済をつくる」

 英国のEU国民投票でも離脱派がキャメロン首相やEUをエスタブリッシュメントの象徴に仕立て上げ、自分たちは「忘れ去られた庶民の味方」という構図を作り出してから形勢は一気に逆転した。トランプ勝利の原動力は、グローバリゼーションで製造業の生産拠点が海外に移転し、仕事を失ったホワイト・ワーキングクラスだった。

 昨年、ノーベル経済学賞に選ばれたプリンストン大学のアンガス・ディートン教授らの調査で、高等教育を受けていない米国の白人45〜54歳の死亡率が1999年から2014年にかけ10万人当たりで134人も増えていることが分かった。原因は心臓疾患や糖尿病ではなく、自殺のまん延、薬物乱用、アルコールによる肝臓疾患、ヘロインの過剰使用、中枢神経抑制剤の処方が原因だった。

 同じカテゴリーで他の先進国や米国ヒスパニック系の死亡率は年々、減少しているのに、米国の中年白人だけが上昇していた。つまり高等教育を受けていない米国の中年白人が先進国の中で、最も悲惨な人生を送っているということだ。民主党のヒラリー・クリントン候補(69)は敗戦の弁で「今後長らく痛みは続くでしょう」と涙を流したが、ヒラリーにはトランプに1票を投じた中年白人の悲哀は永遠に分からないだろう。彼女は紛れもないエスタブリッシュメントの一員だからだ。

3924とはずがたり:2016/11/11(金) 09:17:24
>>3923-3924
 米労働省によると04年から14年にかけ製造業で213万人、建設業で84万人、農業に従事する自営業者21万人、非農業の自営業者88万人の仕事が失われた。肉体労働に従事する白人中年男性は次第に居場所を失っている。トランプが高速道路や橋、トンネル、空港、学校、病院などインフラ整備に投資すると約束したのはこうした層への失業対策だ。

 人種差別発言や性差別発言を繰り返したトランプだが、勝利のツボは外さなかった。グローバル企業や金融機関の代弁者であり、自由貿易や新自由主義(ネオリベラリズム)の信奉者であるヒラリーは、それが故に敗北したのだ。そして共和党は大統領だけでなく、上下両院の過半数を押さえた。米国の政治をマヒさせてきた大統領府と議会のねじれは解消された。

 米中西部から大西洋岸中部に広がる「ラストベルト」はかつて製造業が盛んな地帯だったが、生産拠点が移り、使われなくなった工場や機械が赤茶色にさびついた。「ラスト」とはさびという意味で、脱工業化の負のシンボルとなった。米紙ニューヨーク・タイムズ電子版の大統領選マップを見ると、「ラストベルト」を中心にトランプが票を伸ばしたことが一目瞭然だ。

俺たちにも、生きさせろ
 これはヒラリーだけでなく、グローバリゼーションの負け組になった「ラストベルト」で雇用を回復させると約束したが、果たせなかったオバマ大統領への批判票でもある。

「米国を偉大な国に復活させよう」をスローガンに掲げたトランプは大統領選の期間中、めまいを覚えるような実に多くのことを約束した。

「メキシコ国境に壁を築く」「ヒラリーを私用メール問題で刑務所にぶち込む」「イスラム教徒の米国入国を禁止する」「200万人以上の罪を犯した違法移民を国外追放する」「医療保険制度改革(オバマケア)を廃止する」「国連の気候変動プログラムに対する米国の拠出金をすべて撤回する」

 トランプは勝利演説でこうも言った。「米国の利益を一番に考えるが、諸外国とは公正な関係を構築する。諸外国とは敵対することなくパートナーとしてやっていく」。トランプ大統領の誕生を心底喜んでいるのは、新たな世界秩序を構築するため、第二次大戦のスターリンとルーズベルトのように米国と対等な立場で話したいロシアのプーチン大統領だろう。

 トランプを支持した人たちの「俺たちにも、生きさせろ」という声を無視することは民主主義の否定につながる。彼らは人種差別主義者で性差別主義者のトランプ個人を支持したわけではない。トランプ大統領は米国の「ラストベルト」「ロストゼネレーション(失われた世代)」を救うことに専念すべきだろう。

3925とはずがたり:2016/11/11(金) 16:46:20
企業減税して失業に晒される白人労働者が救済されるのかね?日本は円安にして企業を儲けさせてそれが労働者にトリクルダウンすると安倍は云ってたけどそんな風にはならなかったぞ。

結局白人労働者の怒りを利用して富裕層が儲けるだけになりかねない。まあトランプなんかに煽られるのが悪いんだけど。

2016年 11月 11日 16:05 JST
アングル:米企業、トランプ勝利で海外利益への大幅減税を期待
http://jp.reuters.com/article/us-firms-trump-tax-break-idJPKBN1360G7?sp=true

[ワシントン 10日 ロイター] - 米大統領選でドナルド・トランプ氏が勝利し、共和党が連邦議会の上下両院を抑えたことで、米大手企業の間では海外利益での課税に対する大規模減税導入への期待が高まっている。

トランプ氏と共和党にとって税制改革は最も実りの多い分野。それぞれが独自案を示しているが、内容は類似している。いずれも法人税の税率引き下げと個人所得税の簡素化・税率引き下げを盛り込み、企業が低い税率で海外に溜め込んだ利益を本国に持ち込むことを認めていることから、抜本改革への期待が高まっている。

プライスウォーターハウスクーパースの税制政策サービス事業の共同責任者、ローイト・クマール氏は「税制政策に関しては、トランプ氏は事を進めるに当たって基本的に下院の青写真を取り込んだ」と指摘。「来年に事態が動く可能性はこの数年で最も高い」と述べた。

問題の核を成しているのは、企業が本国に送金するまでは海外利益に課税しないことを定めた法人税制。この税制の下で米大企業が海外に溜め込んだ利益は2兆6000億ドルに上る。

法人税の監視団体シチズンズ・フォー・タックス・ジャスティスの3月の推計によると、海外保有利益が最も多いのはアップル(AAPL.O)の2000億ドルで、これにファイザー(1940億ドル)、マイクロソフト(MSFT.O)(1080億ドル)、ゼネラル・エレクトリック(GE)(GE.N)(1040億ドル)が続く。

共和党が導入を働きかけている下院案は、法人税率を35%から20%に引き下げ、多国籍企業に既存の海外利益の本国送還を義務付けるとともに、「テリトリアル課税」制度を導入して海外利益への課税をほぼ停止するという内容。

一方のトランプ氏は法人税率を15%まで引き下げ、現金で保有する海外利益については本国送金に10%の税率を適用し、今後10年間にわたって支払い可能とするよう提案している。

ただ両提案の相違は克服可能だと楽観的な声が聞かれる。共和党のトム・コール下院議員は「突き詰めれば、税制の問題に解決不可能な違いは存在しない」と話す。

下院案は企業から大きな支持を集めている。

海外から米国への利益送金で税収が一時的に増えれば、トランプ氏にとってはインフラ投資拡大という他の政策の資金手当てに役立つ。また議会共和党にとってインフラ投資は最優先課題ではないが、2018年の中間選挙を控えて、雇用創出は民主党議員にも訴えるものがあるだろう。

(David Morgan記者)

3926とはずがたり:2016/11/11(金) 16:51:55

米でイスラム教徒襲撃相次ぐ、人権団体「トランプ氏は非難を」
http://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20161111039.html
12:49ロイター

[10日 ロイター] - 米国のイスラム教市民団体は10日、共和党のドナルド・トランプ氏が9日に勝利して以来、イスラム教徒を標的とした複数の襲撃があったと明かし、次期大統領にこうした事件を非難するよう求めた。

イスラム教の市民団体「米イスラム関係評議会(CAIR)」などによると、スカーフ姿の女性襲撃が少なくとも2件発生したほか、人種差別的な落書きや移民の子どもに対するいじめもあったという。

CAIRのイブラヒム・フーパー氏は電話インタビューで、「ここ数カ月間で、イスラム教への嫌悪が広がり、これはその避けがたい結果」だと指摘。「この種の偏狭な考えを否定するのはドナルド・トランプの責任だ」と述べた。

トランプ氏側のコメントは得られていない。

選挙戦ではイスラム教徒の米国への入国禁止を訴えていたトランプ氏だが、当選後は国民に結束を呼び掛けている。

サンディエゴ州立大学では9日、ヒジャブ姿の女子学生が襲撃され、強盗被害にあったほか、カリフォルニア州のサンノゼ大学でも、駐車場を歩いていた女性が頭に被っていたスカーフを男に引っ張られたという。いずれも大学が発表した。

3927名無しさん:2016/11/13(日) 12:10:05
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016111300035&amp;g=use
トランプ氏と会談=英独立党トップ-米

 【ロンドンAFP=時事】欧州連合(EU)離脱を決めた6月の英国民投票で、離脱派を先導した一人、英独立党(UKIP)のファラージ党首代行は12日、訪問先のニューヨークで、トランプ次期米大統領と会談した。UKIPが12日夜、発表した。8日の米大統領選後、メイ英首相を差し置いて、トランプ氏と対面した最初の英政治家となった。
 会談場所は、マンハッタンの高層ビル「トランプ・タワー」内のトランプ氏宅。党首代行は「素晴らしい大統領になると確信している」と祝意を表明した。
 トランプ氏の大統領選勝利を英国民投票の離脱派勝利と重ね合わせる評論家は多い。党首代行は8月、南部ミシシッピ州でのトランプ氏の選挙集会に参加し、トランプ氏の選挙運動はEU離脱を追求した自身の闘いと同じだと訴えていた。 (2016/11/13-11:27)

3928名無しさん:2016/11/13(日) 22:21:58

DADABOX
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news
2016年アメリカ大統領選挙 出口調査・選挙結果サイト一覧/ドナルド・トランプ氏当選 Trump Triumphs



大統領選ではドナルド・トランプ氏が当選。

同日の上院選・下院選ではともに共和党が過半数を獲得する見込み。注目の議員ではトランプ氏と共和党予備選で争ったマルコ・ルビオ氏が当選(上院フロリダ州)、日系人のマイク・ホンダ氏は同じ民主党のロー・カンナ氏に敗北(下院カリフォルニア州第17選挙区)、日系人のドリス・マツイ氏(下院カリフォルニア州第6選挙区)、マーク・タカノ氏(下院カリフォルニア州第41選挙区)は議席を維持した(ともに民主党)。

目次 [非表示]
1 開票結果
2 出口調査[Exit Polls]
2.0.1 性別
2.0.2 年齢
2.0.3 人種
2.0.4 学歴
2.0.5 所得
2.0.6 支持政党
2.0.7 イデオロギー
2.0.8 宗教
2.0.9 住居 residence
3 開票速報サイト
4 候補者公式サイト
開票結果

開票率92% 得票数 得票率 選挙人
Hillary Clinton 60,577,576 47.6% 232
Donald Trump 60,131,279 47.3% 290
残り 16
一般得票数の少ない方が当選するのは1888年、2000年に次いで史上3度目。

データはCNNの速報より。ミシガン州の開票が残っており、最終的な得票数は日本時間10日夕方頃までに確定する見通し。

出口調査[Exit Polls]

CNN Exit Polls 2016
Election 2016: Exit Polls - The New York Times

性別

性別 gender Trump Clinton
男性 53% 41%
女性 42% 54%
年齢

年齢 Trump Clinton
18-24 35% 56%
25-29 39% 53%
30-39 40% 51%
40-49 50% 46%
50-64 53% 44%
65以上 53% 45%
人種

人種 race Trump Clinton
white 58% 37%
black 8% 88%
latino 29% 65%
asian 29% 65%
other race 37% 56%
学歴

学歴 education Trump Clinton
high school or less 51% 45%
some college 52% 43%
college graduate 45% 49%
postgraduate 37% 58%
所得

所得 income Trump Clinton
under $30,000 41% 53%
$30k-$49,999 42% 51%
$50k-$99,999 50% 46%
$100k-$199,999 48% 47%
$200k-$249,999 49% 48%
$250,000 or more 48% 46%
支持政党

支持政党 party id Trump Clinton
民主党 democrats 9% 89%
共和党 republicans 90% 7%
なし independents 48% 42%
イデオロギー

イデオロギー Trump Clinton
liberal 10% 84%
moderate 41% 52%
conservative 81% 15%
宗教

宗教 religion Trump Clinton
protestant 60% 37%
catholic 52% 45%
mormon 61% 25%
other christian 55% 43%
jewish 24% 71%
muslim - -
other religion 33% 58%
no religion 26% 68%
住居 residence

住居 residence Trump Clinton
city over 50,000(都市部) 35% 59%
suburbs(郊外) 50% 45%
small city or rural(田舎) 62% 34%

3929チバQ:2016/11/13(日) 22:45:44
http://mainichi.jp/articles/20161111/dde/012/030/004000c
特集ワイド
ヒラリーはなぜ敗れたのか 米大統領選結果、識者が分析

毎日新聞2016年11月11日 東京夕刊 
本命だったはずの候補が敗れ、「米国史上初の女性大統領」は結局、誕生しなかった。「嫌われ者同士の戦い」とも称された米国大統領選。暴言暴論を繰り返し、女性問題まで露呈したドナルド・トランプ氏(70)を相手に、政治家としてのキャリアも長いはずのヒラリー・クリントン氏(69)は、なぜ負けたのか?【小国綾子】
時代遅れ、尊大な印象拭えず 政治アナリスト・横江公美さん

政治アナリストの横江公美さん
 クリントン氏の最大の敗因は、政策や言動の「時代遅れ感」です。だから有権者の心をつかめませんでした。

 米国で今、一番不満をためているのは中間層です。貧困層は、オバマ政権が国民皆保険を目指した医療保険制度改革で救われた。「次は我々を」と中間層は望んだ。だから民主党の候補者争いをしたサンダース氏は政策を「左」に振り切り、中間層が最も喜びそうな「大学授業料免除」を掲げました。この問題が米国で最も深刻だから。子ども2人を借金なしに米国内の大学に進学させるには1世帯年収27万ドル(約2800万円)が必要というデータもあるほどです。

 一方、トランプ氏は当選したらすべての所得層を対象に所得税減税を行う、と断言しました。

 ところがクリントン氏はそのどちらの政策にも踏み込めず、中間層にアピールできなかった。そもそも彼女には、ウォールストリートから多額の企業献金を集め、彼らの方を向いた政治家、という古臭いイメージがある。「私用メール問題」がそれを決定づけました。米国は情報公開や金銭の流れの透明性を重要視する社会です。透明性のない、危機管理もできない、時代遅れな候補--という印象を有権者に与えてしまいました。

 もう一つ、優等生的な「上から目線」でも嫌われました。米国が「世界の警察」の時代ならば、そのような言動はリーダーシップとして好意的に受け取られたでしょう。でも今はSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で「いいね!」の数を競う時代です。フレンドリーさが好まれる。トランプ氏はその点、暴言は多いけれど人間味があります。「キング・オブ・ブルーカラー」と呼ばれていましたから。

 クリントン氏は今回、2008年の予備選と違って、女性の立場を強調し、「マイノリティー(人種的少数派)のための代表」を前面に出すなど、戦術を変えていました。それでも有権者は彼女の「偉そう」な印象を忘れていなかったのです。

 一方、トランプ氏が前評判より票を集めたのは「隠れトランプ支持者」が大勢いたから。多様化の時代、「メキシコ国境に壁を」と言う候補への支持は恥ずかしくて口には出せない。それでも今の政治に不満を持ち、トランプ氏に変化を期待した有権者がそれだけ大勢いたということ。クリントン氏は、変化を求める時代の空気を読み切れなかったのです。

3930チバQ:2016/11/13(日) 22:46:02
米国社会に根強い「女性嫌い」 映画作家・想田和弘さん

 格差が拡大し、中間層が没落する中、米国人が既存の政治に不満を持つのはよく分かります。しかし、トランプ氏はむしろ状況を悪化させるでしょう。人種差別をあおる人物でもあり、米国と世界の行方がとても心配です。

 クリントン氏が負けた理由はさまざまですが、一つは米国社会に根付き、払拭(ふっしょく)できない「ミソジニー(女性嫌い)」だったと思います。もしも彼女が男性だったら結果は違ったのではないでしょうか。

 ある政治学者が今年行った調査によると、米国人の13%が「女性大統領の誕生」に「怒りを感じる」と答えたそうです。男女別の回答で見ると、女性はほぼ0%だったのに、男性は実に26%。「怒りを感じる」が4人に1人以上いたのです。「女を大統領にしたくない」という差別意識やミソジニーこそが、彼女の敗因だったと思います。

 米国人は大統領に「強さ」を求める傾向があります。それだけでも、女性には不利なのでしょう。クリントン氏は十分に強い女性だと思いますが、しかし、男性候補なら「力強い」と好意的に受け止められたものが、女性候補だと「隙(すき)がない」「性格がきつい」と、男性から見たフェミニストのステレオタイプなイメージに重ねられてはいなかったでしょうか。

 もう一つ。政治経験のないトランプ氏に対して、クリントン氏は政治家としてのキャリアが長く、実績もある。そのことがかえって、災いしたように思えます。

 扇動家としての能力にたけたトランプ氏は、ワシントンの政治家たちを「既得権益」と位置付けて攻撃し、人々の政治に対する怒りに火を付け、徹底的にあおりました。今回、米大手メディアは軒並みクリントン氏を支持し、トランプ氏を徹底的に批判しました。しかしトランプ氏は勢いを失わなかった。日本で「マスゴミ」という言葉が多用されるのと同様、米国でも既存メディアが「既得権益」とみなされてしまったからでしょう。

 また、トランプ氏は既存秩序の「破壊者」のように自らを演出することに成功した。だから、暴言を吐き、スキャンダルが暴かれても、そのダメージを最小限に抑え、時には魅力にすり替えられました。

 結局、夫も大統領を務めたクリントン氏は「既得権益」の代表格として、政治不信と憎しみの対象にされてしまったのです。

 ■人物略歴

よこえ・くみ
 1965年生まれ。米国のシンクタンク「ヘリテージ財団」の元上級研究員。松下政経塾15期生。近著に「崩壊するアメリカ トランプ大統領で世界は発狂する!?」。

 ■人物略歴

そうだ・かずひろ
 1970年生まれ。東大文学部卒。93年から米国ニューヨーク在住。代表作はドキュメンタリー映画「選挙」「選挙2」「牡蠣(かき)工場」など。



ニュースサイトで読む: http://mainichi.jp/articles/20161111/dde/012/030/004000c#csidx1331ca62d520c889a24bd8b4718055f
Copyright 毎日新聞

3931チバQ:2016/11/13(日) 22:59:11
http://www.afpbb.com/articles/-/3107752
クリントン氏、米大統領選での敗北は「FBI長官のせい」
2016年11月13日 13:05 発信地:ワシントンD.C./米国
【11月13日 AFP】米大統領選に敗れたヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏は12日、米連邦捜査局(FBI)による国務長官時代の同氏の私用メール問題捜査再開が選挙戦勝利への機運をそいだとして、大統領選における自身の敗因はジェームズ・コミー(James Comey)FBI長官にあると非難した。

 複数の米メディア報道によると、クリントン氏は選挙の資金調達担当者や資金提供者らとの電話会議で、コミー長官が議会に送った捜査再開に関する2通の書簡によって激戦州での情勢が対立候補のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏側に傾いてしまったと語った。

 オンラインニュースサイト「クォーツ(Quartz)」が電話会議参加者の話として伝えたところによると、クリントン氏は「今回の選挙が成功しなかった理由はたくさんあります」と述べたうえで「私たちが分析したところではジム(ジェームズ)・コミーの書簡が根も葉もない疑念を呼び、それは事実無根と証明されたけれども、私たちの勢いを止めてしまった」と述べたという。

 コミー氏は大統領選まで残すところ2週間を切った10月28日、クリントン氏が国務長官時代に私用メールアドレスを使っていた問題で新たなメールが発見されたことから捜査を再開するとした書簡を議会に送るという電撃的行動に出た。

 さらに本選までわずか3日前という11月6日、コミー氏は2通目の書簡を議会に送付。この中で、新たに見つかったメールを調べたがクリントン氏による不正行為はなく、よって同氏を刑事訴追しないとした7月の結論は変更しないと報告している。

 コミー氏の1通目の書簡はクリントン氏の古傷である私用メール問題を再び有権者に想起させ、2通目の書簡は、クリントン氏によれば、対立候補であるドナルド・トランプ氏側を勢いづけるというねじれた結果をもたらしたと、クォーツは報じている。(c)AFP

3932チバQ:2016/11/13(日) 23:04:04
http://www.afpbb.com/articles/-/3107591?cx_part=topstory
米大学でイスラム教徒の女子学生襲われる トランプ氏勝利の翌日
2016年11月11日 13:53 発信地:ロサンゼルス/米国

社会 米大統領選挙2016
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米大学でイスラム教徒の女子学生襲われる トランプ氏勝利の翌日 米ロサンゼルスのカリフォルニア大学ロサンゼルス校で、米大統領選でのドナルド・トランプ氏勝利に抗議する学生たち(2016年11月10日撮影、資料写真)。(c)AFP
【11月11日 AFP】米カリフォルニア(California)州の2つの大学当局は10日、大統領選で共和党のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏の勝利が確定した後、大学構内でイスラム教徒の女子学生が標的にされる事件があったと発表した。うち1件はヘイトクライム(憎悪犯罪)の疑いで捜査を行っているという。

 いずれの事件も9日、トランプ氏が次期大統領に選出されたことが確定した後に起きた。トランプ氏は選挙戦で敵対的・扇動的な表現でイスラム教徒を非難し、批判を浴びていた。

 サンディエゴ州立大学(San Diego State University)で起きた事件は、大学警察当局がヘイトクライムと強盗などの疑いで捜査している。大学警察によると、被害者の女子学生は構内で2人から「トランプ次期大統領とイスラム教コミュニティーに関する複数の言葉」を浴びせられ、財布とリュックサック、車の鍵を奪われた。女子学生は助けを求めに行き、警察官と共に現場に戻ったが、その時には既に車も盗まれていたという。

 大学総長と大学警察は、共同声明で「女子学生に浴びせられた言葉から、この学生が狙われた理由は、イスラム教を信仰しヒジャブ(頭髪を覆い隠すスカーフ)などイスラム教徒だと分かる服装をしていたためだとみられる」と発表した。

 一方、サンノゼ州立大学(San Jose State University)の大学警察も、構内の駐車場で9日に女子学生を狙った同様の事件があったことを明らかにした。被害者の女子学生は背後からいきなり男にヘッドスカーフをつかまれ、首を絞められたという。

 このほか、ニューヨーク大学(New York University)のムスリム学生協会は、9日朝に構内の祈祷(きとう)室を訪れた工学部の学生がドアに「トランプ」と落書きされているのを発見したとの声明を発表している。(c)AFP

3933チバQ:2016/11/13(日) 23:21:31
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJCD5481JCDUHBI01H.html

政権移行、共和党頼みのトランプ氏 首席補佐官が焦点
09:02朝日新聞

政権移行、共和党頼みのトランプ氏 首席補佐官が焦点
トランプ政権移行チームの顔ぶれ
(朝日新聞)
 米国のトランプ次期大統領が11日、政権移行チームの陣容を刷新した。来年1月の政権発足に向け、閣僚など膨大な政治任用ポストを埋めるには準備不足は否めず、ワシントンでの政治経験の長いペンス次期副大統領を執行委員長に充てた。選挙期間中は対立してきた共和党の支えも得ながら人選し、新政権づくりを進めたい考えとみられる。

 トランプ氏が陣容刷新に踏み切ったのは、政権発足まで約70日と迫るなか、約4千の政治任用ポストを決める必要に迫られたためだ。このうち15人の閣僚や大使など1千人以上は上院の承認が必要とされる。

 政治経験のない「アウトサイダー」のトランプ氏と対照的に、ペンス氏は、現職のインディアナ州知事で、下院議員を6期務めた共和党ベテラン。このため、これまでのクリスティー・ニュージャージー州知事を交代させ、新たにペンス氏を委員長に起用した。

政権移行チーム
セッションズ上院議員
キングリッチ元下院議長
クリスティー ニュージャージー知事
カーソン 外科医
フリン元国防情報局長
ジュリアーニ元ニューヨーク市長

3934チバQ:2016/11/13(日) 23:22:30
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161113k0000m030039000c.html
<トランプ氏>政権移行、党と連携 ペンス氏人脈活用
11月12日 20:39毎日新聞

 【ワシントン西田進一郎】米国のドナルド・トランプ次期大統領(70)は11日、政権移行チームの新たな体制を発表した。共和党内に幅広い人脈を持つマイク・ペンス次期副大統領を責任者に据えたほか、長女イバンカ氏ら親族4人や側近も登用し、「トランプ色」が濃いメンバー構成となった。また近く、次期政権の重要閣僚の人事を決定することも明らかにした。

 ◇重要閣僚、近く人選

 トランプ氏は来年1月20日の就任までの約2カ月間で、閣僚や省庁の次官ら約4000人の政治任用ポストの人選をする必要がある。ただ、「政界アウトサイダー」を自負してきたトランプ氏やその周辺と党側をつなぐ人脈は乏しい。党執行部や下院議員の経験があり、支持団体・組織とも深いつながりがあるペンス氏を執行委員会の委員長とすることで、連携して人選を急ぐ考えとみられる。

 トランプ氏は11日の声明で、移行チームの目的は「変革を実現できる指導者たちを選び、最高の資質を持った集団を構成すること」と説明。そのうえで「国の再建のために急務の雇用、安全保障、機会創出をはじめ、米国を再び偉大にする作業にただちに着手する」と強調した。ツイッターでは「政権を運営する人々について間もなく非常に重要な決定をする」と述べた。

 6人の執行委の副委員長のうち、元神経外科医ベン・カーソン氏は党候補指名を争ったトランプ氏同様、オバマ政権が導入した医療保険制度改革(オバマケア)を徹底批判。ジェフ・セッションズ上院議員は強硬な不法移民対策を主張していることで知られる。執行委メンバーに入ったトランプ家の4人は選挙中も、陣営の戦略構築に大きな影響力があったとされる。

 ペンス氏と共に党主流派とのつなぎ役が期待されるのが共和党全国委員長のラインス・プリーバス氏だ。トランプ氏は政権構想を固めていく中で、ペンス、プリーバス両氏を通じて党と協力しつつ、自分の意向を反映しやすい体制作りを目指す狙いがあるとみられる。

3935チバQ:2016/11/13(日) 23:29:26
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1611120042.html
【米新大統領にトランプ氏】ペンス次期副大統領を移行チーム責任者に クリスティー知事は降格 「トランプ・ファミリー」もチームに
11月12日 18:39産経新聞

 【ワシントン=加納宏幸】ドナルド・トランプ次期米大統領は11日、ツイッターに「間もなく、政権運営を担う人材に関する非常に重要な決定を下す」と投稿、閣僚候補選びが大詰めに入っていることを明らかにした。トランプ氏はまた、政権移行チームを改造し、大統領選期間中から移行チームを率いてきたクリス・クリスティー・ニュージャージー州知事に代わり、マイク・ペンス次期副大統領が責任者を務めると発表した。インディアナ州知事として、トランプ氏と共和党のパイプ役を務めてきたペンス氏の影響力が強まりそうだ。

 また、トランプ氏の長男ドナルド・ジュニア氏、次男エリック氏、長女イバンカさんら「トランプ・ファミリー」も移行チームの執行委員会に入る。

 クリスティー氏は副責任者に就く。米メディアは、元側近らが違法な道路閉鎖に関与したとして有罪とされたことに伴う降格としている。また、トランプ氏の女性蔑視発言に関するクリスティー氏の助言が受け入れられず、両者に確執が生じたとの見方も伝えた。

 副責任者にはクリスティー氏のほか、元神経外科医ベン・カーソン氏、ニュート・ギングリッチ元下院議長、マイケル・フリン退役陸軍中将、ルドルフ・ジュリアーニ元ニューヨーク市長、ジェフ・セッションズ上院議員が就く。

 執行委員会には、イバンカさんの夫のジャレッド・クシュナー氏、共和党のラインス・プリーバス全国委員長、保守系サイト「ブライトバート・ニュース」会長からトランプ陣営最高責任者(CEO)に就いたスティーブン・バノン氏らも入った。

http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJCD2579JCDUHBI009.html
トランプ氏、政権移行チーム刷新 長女イバンカさんも
11月12日 13:30朝日新聞

 米国のトランプ次期大統領(70)は11日、政権移行チームの陣容を刷新し、執行委員長に新たにマイク・ペンス次期副大統領(57)を任命した。来年1月の政権発足に向けて閣僚らの人選を急がねばならず、共和党主流派が人事を主導する可能性がある。トランプ氏の長女イバンカさんら「トランプ一家」も移行チームに名を連ねた。

 執行委員長はこれまで、ニュージャージー州のクリス・クリスティー知事が数カ月務めてきた。同知事は大統領選の党候補者指名争いに立候補したが、撤退後にトランプ氏支持を表明し、同氏の指名獲得の流れを作って政権移行チームを率いてきた。

 ただ、次期政権では15人の閣僚ポストと、上院の承認が必要な約千人の政権幹部を選ばなければならない。こうした人選が進んでおらず、大統領就任まで約70日となるなかで、連邦下院議員も務め、ワシントンに広い人脈を持つペンス氏に交代させ、人選を加速する狙いとみられる。

3936チバQ:2016/11/13(日) 23:29:55
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161112k0000e030217000c.html
<米国>政権移行責任者にペンス氏
11月12日 11:18毎日新聞

<米国>政権移行責任者にペンス氏
マイク・ペンス次期副大統領=AP
(毎日新聞)
 【ワシントン西田進一郎】米国のドナルド・トランプ次期大統領は11日、来年1月の就任に向けた政権移行チームの陣容を刷新した。選挙戦中から責任者を務めたニュージャージー州のクリス・クリスティー知事をチームの執行委員会副委員長に降格し、マイク・ペンス次期副大統領を責任者に任命した。執行委メンバーには実子3人を含む身内や側近を起用した。

 クリスティー氏は、政治的報復として同州内の道路を意図的に封鎖したスキャンダルで元側近らが有罪評決を受け、これが響いたとみられる。同時に、元下院議員で党指導部も務めたペンス氏を責任者にすえることで、連邦議会との連携を強化し、政権移行をスムーズに進める狙いもあるとみられる。

 執行委副委員長は、クリスティー氏に加え、共和党候補指名争いで敗退した元神経外科医ベン・カーソン氏▽ニュート・ギングリッチ元下院議長▽マイケル・フリン元国防情報局長官▽ルドルフ・ジュリアーニ元ニューヨーク市長▽ジェフ・セッションズ上院議員--を指名した。

 執行委メンバーには、政権運営の鍵を握る大統領首席補佐官の有力候補に取りざたされる保守系メディア「ブライトバート・ニュース」幹部でトランプ氏陣営の最高責任者を務めたスティーブン・バノン氏▽同じく同補佐官有力候補の共和党全国委員会のラインス・プリーバス委員長▽トランプ氏の長男ドナルド・トランプ・ジュニア氏▽長女イバンカ氏▽次男エリック氏▽イバンカ氏の夫ジャレッド・クシュナー氏らも指名された。

3937チバQ:2016/11/13(日) 23:35:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161111-00000570-san-n_ame
カリフォルニア独立?反トランプ「Calexit」が話題に、現実性は…
産経新聞 11/11(金) 19:14配信

 【ロサンゼルス=中村将】米大統領選で共和党候補のトランプ氏が勝利したことで、伝統的に民主党が強いカリフォルニア州では米国からの“独立”がにわかに盛り上がっている。英国が国民投票で欧州連合(EU)からの離脱を決め、流行した「Brexit(ブレグジット)」ならぬ、「Calexit(カレグジット)」という言葉がトランプ氏の当選後、ソーシャル・メディア上で話題のキーワードになった。

 大統領選で同州では民主党候補のクリントン氏が61・5%を獲得。トランプ氏(33・2%)に大差をつけて勝利した。ところが、トランプ氏の当選が確実視されると、大手配車サービス「ウーバー」などに投資してきたことで知られる著名ベンチャー企業家、シャービン・ピシュバー氏はツイッターで、「もしトランプ氏が勝ったら、カリフォルニアが自分の国になるキャンペーンに投資する」とつぶやいた。

 その後、シリコンバレーのIT企業家ら複数の賛同者が現れたという。

 今年の夏ごろから“独立構想”を主張している草の根グループ「イエス! カリフォルニア独立運動」(本部・同州サンディエゴ)のフェイスブックの「いいね」の数は投票日には約1万1000だったが、10日の時点で約2万2000に倍増。トランプ氏の勝利を追い風に、2019年の住民投票を目指す。

 同州の人口は約3880万人で、カナダの人口を上回る。経済規模を示す州の総生産は2兆4600億ドル(15年)で、フランスの国内総生産(GDP)の2兆4200億ドル(同)を抜き、世界6位の規模だ。

 仮に独立すれば、米国のGDPにも大きな影響を与えることになる。ただ、安全保障や治安維持など国家を形作る上で必要な提案はほとんどなされておらず、「一時的な反トランプ感情の盛り上がり」との指摘もある。

 米紙ニューヨーク・タイムズによると、同州が合衆国に加入した1850年以降、200回ほど独立の提案が持ち上がっては、消えてきたという。

3938名無しさん:2016/11/14(月) 00:08:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161111-00010005-bfj-int
トランプ“大統領“「プロ市民がデモをしている」とつぶやき炎上中
BuzzFeed Japan 11/11(金) 14:29配信

全米で相次ぐ「反トランプ」デモ。数千人単位の抗議集会が各地で開かれ、その勢いはとどまりそうにない。一部では暴徒化した参加者が警官隊と衝突し、逮捕者も出ている。西海岸で60人に及ぶという。【BuzzFeed Japan / 籏智広太】

参加者はこう、口々に叫んでいる。

「私たちの大統領じゃない」「くたばれ、トランプ」「お前の居場所はない」

それに対し、本人は11月11日(日本時間)、ツイートでこう怒りを露わにした。

”公正に開かれた大統領選挙が、大成功に終わった。いま、プロ市民たちが、メディアに扇動されてデモをしている!アンフェアだ!”

発言はさっそく炎上中だ。つぶやきから3時間でリツイートは3万5千回近くにまで伸び、多くの批判が集まっている。

“デモは憲法に基づいた権利です。あなたは大統領になるのですから、その嘘は政府のプロパガンダになりますよ“

“私たちはアメリカ人です。私たちはデモをすることが許されている。アンフェアではない、憲法に基づいたものなんです“

一方、こうした支持者のエールもある。

”すばらしいリーダーシップだ!いいスタートだ!”

ちなみに2012年、前回の大統領選挙のとき、トランプ氏はこうつぶやき、デモを「扇動」した過去がある。

“こんなことが起きてはいけない。私たちはワシントンまで行進し、このまがい物を止めないといけない。私たちの国は完全に分断された!“

3939とはずがたり:2016/11/14(月) 11:41:42
先ずは安全運転かー。

不法移民、犯罪者をまず送還=壁はフェンスも利用-トランプ氏
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161114-00000006-jij-n_ame
時事通信 11/14(月) 5:47配信

 【ワシントン時事】米国のトランプ次期大統領は13日放送のCBSテレビのインタビューで、1100万人超といわれる不法移民について、犯罪歴のある200万〜300万人をまず強制送還する考えを明らかにした。

 残りの人々の扱いは国境警備を強化した後に判断すると説明した。

 トランプ氏はもともと不法移民全員を強制送還すると公約していたが、大統領選の途中から犯罪歴のない不法移民の扱いをあいまいにしていた。

 トランプ氏はインタビューで「数百万人を強制送還する公約は実行するのか」と問われ、「犯罪者、犯罪歴のある人々、ギャングのメンバー、麻薬密売人は国から追放する」と表明。ただ、「素晴らしい人々の扱いは国境を万全にしてから決定する。彼らはすごくいい人々だ」と語った。

 トランプ氏はまた、メキシコ国境に築く壁について、れんがやしっくいだけでなく、フェンスも利用する考えを示した。

 一方、トランプ氏は大統領としての給料を受け取る考えはないことを強調。大統領選を通じて過激な書き込みを続けたツイッターなどに関し「勝利を手助けしてくれた」と評価する一方、大統領に就任した後は「節度を持って使う」と約束した。インタビューは11日に収録された。 (了)

3940とはずがたり:2016/11/14(月) 11:44:14

トランプ氏、同性婚容認や無給奉仕を表明 政権を「怖がらないで」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161114-00000005-jij_afp-int
AFP=時事 11/14(月) 9:41配信

【AFP=時事】(更新)米国の次期大統領に選出されたドナルド・トランプ(Donald Trump)氏は13日放送された米CBSテレビのニュース番組「60ミニッツ(60 Minutes)」のインタビューで、米国で同性婚が合法化されている状況を覆す考えがないことを明らかにした。全米各地で「反トランプ」デモが続いていることに関しては自分の政権を「怖がらないでほしい」と述べ、マイノリティーに対する取り締まりを危惧する国民の不安の払しょくに努めた。

全米各地で「反トランプ」デモ、負傷者や逮捕者も

 トランプ氏のテレビインタビューは当選後初めて。その中で「結婚の平等を支持するか」と問われると、「それは法律だ。最高裁で結論が出ている。決着済みだということだ」と回答。「それ(同性婚は合法)で構わないと思う」と続けた。

 一方で、定員9人のうち1人が空席となっている最高裁判事の人事をめぐっては、新たに指名する判事は人口妊娠中絶の制限を支持し、憲法で認められている武器所有の権利を擁護することになると明言した。

 全米各地でトランプ氏の当選に抗議するデモが続いていることに関しては「(トランプ政権を)怖がらないでほしい。国を元に戻していく」と約束。マイノリティーに対する嫌がらせや脅しが急増しているという報道に接して「悲しんでいる」とも語り、こうした行為は「やめなさいと言っておく」と訴えた。

 このほか、年40万ドル(約4300万円)の大統領職の給与を辞退する意向も表明。法律の規定があるため「年1ドルは受け取る」とした。【翻訳編集】 AFPBB News

3941チバQ:2016/11/14(月) 18:18:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161114-00000000-jij_afp-int
トランプ次期大統領、首席補佐官にプリーバス氏指名 党全国委員長

AFP=時事 11/14(月) 7:34配信

【AFP=時事】米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)次期大統領は14日、首席補佐官にラインス・プリーバス(Reince Priebus)共和党全国委員長、首席戦略官・上級顧問に選挙対策本部の最高責任者を務めたスティーブ・バノン(Steve Bannon)氏をそれぞれ指名した。トランプ氏が新政権の高官人事を行ったのは初めて。

 プリーバス氏はベテラン政治家で、長年盟友関係にあるポール・ライアン(Paul Ryan)下院議長をはじめ共和党指導部との橋渡し役が期待される。

 バノン氏は右派系の新興メディアの元幹部で、選挙戦の終盤にトランプ氏陣営を率いた。

 トランプ氏は声明で「(選挙戦で)非常に成功した私のチームと、国を率いていく上でも引き続き仕事ができることになり、とても興奮している」と述べている。【翻訳編集】 AFPBB News

http://www.afpbb.com/articles/-/3107558?utm_source=yahoo&amp;utm_medium=news

トランプ氏、最優先課題は「医療・国境・雇用」 議会幹部と会談

2016年11月11日 08:28 発信地:ワシントンD.C./米国
トランプ氏、最優先課題は「医療・国境・雇用」 議会幹部と会談

【11月11日 AFP】米国の次期大統領に選出されたドナルド・トランプ(Donald Trump)氏は10日、連邦議会を訪れ、来年1月の正式就任後は医療、国境管理、雇用を3大優先課題として取り組んでいく方針を表明した。

 大統領選での劇的勝利で世界を揺るがしたトランプ氏はこの日、首都ワシントン(Washington D.C.)で「凱旋(がいせん)ツアー」を続けた。マイク・ペンス(Mike Pence)次期副大統領と共に、ポール・ライアン(Paul Ryan)下院議長、ミッチ・マコネル(Mitch McConnell)上院院内総務とそれぞれ会談。議会における共和党の優先課題について話し合った。

 選挙戦の間、ライアン氏とトランプ氏の関係は冷え込んでいた。ライアン氏は先月、トランプ氏の女性に対するわいせつ発言が暴露されたことを受けて、トランプ氏を擁護しないと言い切っていた。しかしこの日は、大統領選で勝利したトランプ氏に友好的で敬意を込めた態度を見せた。

 トランプ氏は「オバマケア(Obamacare)」と呼ばれる医療保険制度の撤廃や、メキシコ国境沿いの壁建設などの公約を選挙戦の柱としていた。マコネル氏との1時間に及ぶ会談後には「われわれにはやるべきことがたくさんある」と強調した上で「われわれは移民問題を重視していく。医療も重視していく。雇用もだ」と述べた。ただ詳細には踏み込まなかった。(c)AFP

3942チバQ:2016/11/14(月) 18:52:54
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161114-00000069-jij-n_ame
トランプ氏支えた党主流派=プリーバス次期米大統領首席補佐官

時事通信 11/14(月) 15:29配信

 米共和党の体制派を容赦なく攻撃した異端の次期大統領トランプ氏を候補指名後から支持し続け、主流派では異色の存在だった。

 選挙戦終盤に形勢不利と見られた中でも「彼は勝つだろう」と言い切っていた。下院議員だったペンス次期副大統領と並んで、次期大統領と共和党の橋渡し役を担うとみられる。

 1972年3月、ニュージャージー州生まれの44歳。7歳のときに一家がウィスコンシン州に引っ越し、以来同州を地元とする。ウィスコンシン大を94年に卒業、マイアミ大法科大学院を98年に修了して弁護士になった。

 2004年にはウィスコンシン州上院選に出馬したが落選。同州共和党の役職を歴任し、07年からは州の党委員長として、連邦の上下両院選、知事選、州の上下両院選のいずれも勝つという功績を挙げた。

 こうした実績を買われて11年1月、38歳の若さで全国委員長に選出された。以来、3期目の現在まで、全国委員長としては近年にない「長期安定政権」を維持してきた。

 首席補佐官指名を受けた声明で「彼(トランプ氏)は全ての米国民のための偉大な大統領になるだろう」と述べた。トランプ氏がアウトサイダー候補から大統領へ脱皮するため、ホワイトハウスの事務方トップとしてトランプ政権を仕切ることになる。 

 高校の同級生だったサリー夫人と99年に結婚、1男1女がいる。(ワシントン時事)

3943チバQ:2016/11/14(月) 20:38:31
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161114k0000e030110000c.html
<トランプ氏>「300万人強制送還」…犯罪歴ある不法移民
11:08毎日新聞

<トランプ氏>「300万人強制送還」…犯罪歴ある不法移民
米国のドナルド・トランプ次期大統領=AP
(毎日新聞)
 【ワシントン西田進一郎】米国のドナルド・トランプ次期大統領(70)は13日放送の米CBSテレビのインタビューで、選挙戦の公約に沿って、不法移民対策としてメキシコとの国境に壁を築き、犯罪歴のある不法移民ら200万〜300万人を速やかに強制送還する方針を明らかにした。「壁」については、場所によって「フェンス」も認めるとするなど、現実的な政策への修正を図る姿勢も示した。

 トランプ氏はインタビューで、米国内に1100万人いるとされる不法移民について「犯罪歴のある人々、ギャングのメンバーや麻薬密売人を割り出す。200万人か300万人にもなる可能性があるが、国外に退去させる」と語った。

 残る不法移民については「すごくいい人たちだ」と表現し、「国境管理をしっかりしたうえで決める」と述べ、国境警備の強化後に判断する考えを示した。

 トランプ氏は選挙戦当初、不法移民全員を強制送還すると公約していた。しかし、実現性がないとの批判を受けると、「犯罪歴のある不法移民を強制送還する」と述べるにとどめ、残る不法移民の扱いについて触れることは避けてきた。インタビューでもこの路線を踏襲した形だ。

 また、国境の壁についても、当初は「巨大な壁」を築くとしていたが、巨額の費用などから実現性を疑問視する声もあり、共和党内ではフェンスで代用する議論が出ている。インタビューで「フェンスを受け入れるのか」と聞かれ、トランプ氏は「特定の地域では受け入れるだろうが、別の特定の地域では壁の方がより適切だ」と述べ、フェンスを使う可能性を示した。

 医療保険制度改革(オバマケア)については、既往症のある人の保険加入を保険会社が拒否することを禁じる点と、26歳未満の子供を親の保険の対象にできる点を改めて評価し、維持する方向で検討していることを強調。オバマケアを撤廃し、「同時に」新しい制度に差し替えると説明した。

3944チバQ:2016/11/14(月) 20:44:49
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161114X087.html
トランプ氏、新政権人事加速=首席補佐官指名に称賛―次期米大統領・共和
14:30時事通信

 【ワシントン時事】米国のトランプ次期大統領が大統領首席補佐官にラインス・プリーバス共和党全国委員長(44)を指名したことを受け、共和党内ではトランプ氏の人選を称賛する声が広がっている。トランプ氏はプリーバス氏の人脈を生かし、新政権の人事を加速する方針だ。

 プリーバス氏は13日、声明を出し、「(指名は)本当に光栄だ」と表明。「あらゆる人のためになる経済を創造し、国境警備を強化し、オバマ大統領の医療保険制度改革を廃止し、イスラム過激派のテロを根絶する。トランプ氏は全ての米国人のための偉大な大統領になる」と強調した。

 プリーバス氏はトランプ氏が批判してきた党主流派の一画。しかし、選挙戦ではトランプ氏を最後まで支え続けた上、党内で人望があり、党幹部の信頼も厚い。トランプ氏は安定した政権運営にはプリーバス氏の起用を通じた党主流派との連携強化が不可欠と判断したとみられている。

 発表を受け、プリーバス氏の盟友とされる党下院トップのライアン下院議長はツイッターで「ラインスを誇りに思い、興奮している」と人選を歓迎。大統領選候補者選びで争ったウォーカー・ウィスコンシン州知事も「ラインスは傑出した首席補佐官になる」と評価した。

 トランプ批判の急先鋒(せんぽう)、グラム上院議員も「極めて優れた選択だ。トランプ氏が統治を真剣に考えていることを示している」とたたえた。 

http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1611140012.html
【米大統領にトランプ氏】共和党全国委員長を首席補佐官に起用 上級顧問に「クリントン・キラー」
10:54産経新聞

 【ワシントン=加納宏幸】米共和党のトランプ米次期大統領は13日、新政権で大統領の右腕としてホワイトハウスの実務を取り仕切る大統領首席補佐官に、ラインス・プリーバス党全国委員長(44)を起用すると発表した。プリーバス氏は下院共和党トップのライアン下院議長らと親しく、政治経験のないトランプ氏としては円滑な政権のため議会との調整役を期待したとみられる。

 選挙対策本部の最高責任者(CEO)を務めたスティーブン・バノン氏(62)の首席戦略官兼上級顧問への起用も発表した。トランプ氏は声明で「2人は高い能力を持つ指導者として歴史的勝利に導いた。ともにホワイトハウスで米国を再び偉大にするために働く」と説明した。

 プリーバス氏は全国の党組織を統括し、支持基盤の拡大や選挙戦略の調整を行う党全国委員長としてトランプ氏の勝利に貢献した。バノン氏は保守系ニュースサイト「ブライトバート・ニュース」会長から8月に陣営入りし、選挙戦を率いた。民主党候補だったクリントン前国務長官攻撃の急先鋒として知られる。

 トランプ氏は来年1月の政権発足に向けて、閣僚の人選も急ぐ。

3945チバQ:2016/11/14(月) 20:48:04
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJCG5V3QJCGUHBI018.html
トランプ氏最側近は首席戦略官 独自色と融和、両立狙う
20:09朝日新聞

 トランプ次期米大統領(70)は13日、政権の要職として、大統領首席補佐官に共和党主流派と良好な関係を持つプリーバス党全国委員長(44)を、首席戦略官・上級顧問(カウンセラー)に「最側近」で選挙対策最高責任者のバノン氏(62)を起用することを発表した。あえて2人を「対等」に位置づけることで、党との「融和」と「独自色」の両立を狙ったものと言えそうだ。

 トランプ氏は13日の声明で両氏について「非常に有能な指導者で、我々の選挙運動を協力して働き、歴史的な勝利に導いてくれた。米国を再び偉大にするため、ホワイトハウスに迎える」と語った。その上で両氏を「対等なパートナー」と位置づけた。

 当面の政権運営には、共和党主流派の協力が不可欠のため、党からの信頼が厚いプリーバス氏を党との「パイプ役」として首席補佐官に起用したとされる。

3946チバQ:2016/11/15(火) 10:37:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161115-00000515-san-n_ame
米大統領にトランプ氏 次期政権の首席戦略官に「人種差別主義者」起用 民主、共和両党内から非難の声

産経新聞 11/15(火) 10:23配信

【ワシントン=青木伸行】ドナルド・トランプ次期米大統領が、スティーブン・バノン氏(62)を首席戦略官兼上級顧問に起用するとしたことに対する批判の声が、民主、共和両党内から上がっている。同氏が主流派と敵対する保守強硬派で知られ、「人種差別主義者」とみられているためだ。

 バノン氏が会長を務めていた保守系ニュースサイト「ブライトバート・ニュース」は、人種差別的な論調が目立つと指摘されている。このため共和党内に「バノン氏は白人至上主義で、憂えなければならない」との声がある。

 米国の有力ユダヤ人団体の幹部も、バノン氏は「反ユダヤ主義者で人種差別者だ」と不快感を表明した。

 一方、民主党下院トップのナンシー・ペロシ院内総務は「トランプ氏が、選挙戦で見せた憎悪あふれる分断的なビジョンを持ち続けていることの表れだ」と批判した。マークリー上院議員も「白人至上主義者を政府の頂点に招き入れた」とし、バノン氏の起用を撤回するよう求めた。

 これらは大統領首席補佐官に決まった党主流派の、ラインス・プリーバス共和党全国委員長(44)に対する好意的な反応とは対照的だ。プリーバス氏は幹部の信頼も厚く、ポール・ライアン下院議長らも「誇りに思い興奮している」と称賛している。

 保守強硬派と主流派の双方を取り込んだ今回の人事は、政策調整上の衝突を招く恐れもある。

3947チバQ:2016/11/15(火) 10:38:31
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161115-00050018-yom-int
NYタイムズ釈明、トランプ氏「謝罪した」主張

読売新聞 11/15(火) 9:21配信

【ニューヨーク=吉池亮】13日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、大統領選の結果を受けて「我々は新大統領に対し、公正な報道を続ける」とする読者へのメッセージを公表した。

 メッセージは同紙発行人、アーサー・サルツバーガー会長らの連名。3ページ目で「選挙結果は劇的で予想外だった。トランプ氏が全く型破りだったため、我々メディアは彼に対する有権者の支持を過小評価したのか。なぜこのような結果となったのか」などと振り返った。

 そして「選挙の重大な結果と、それに先立つ報道や世論調査を踏まえ、あらためてジャーナリズムの基本的な役割を果たすことをめざす」と表明した。

 同紙は民主党のヒラリー・クリントン氏(69)を支持していたが、「新大統領についても精度の高い公正な報道を続ける」などと訴えた。

 これに対し、ドナルド・トランプ氏(70)は同日、ツイッターに「私のことを悪く報じたニューヨーク・タイムズ紙が読者に謝罪の手紙を出した」と書き込んだ。また、「これで報道姿勢が変わるだろうか。疑問だな」などともツイート。同紙が「トランプ現象」を適切に評価しなかった結果、「購読者数を何千という単位で減らしている」などと、具体的な根拠は示さずに主張した。

 同紙は選挙期間中、トランプ氏を繰り返し批判したことについて、保守系メディアから「偏向報道だ」と攻撃されている。

3948チバQ:2016/11/15(火) 10:42:44
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161114-00000086-mai-n_ame
<トランプ氏>大統領選「SNSが勝利の助けに」

毎日新聞 11/14(月) 22:58配信


◇ツイッターのフォロワー1490万人

 【ワシントン清水憲司】米国の次期大統領に就任する共和党のドナルド・トランプ氏は13日、米テレビに出演し、短文投稿サイト「ツイッター」などのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)が「勝利の助けになった」と語った。就任後は「控えめにする」とも述べたが、この日も米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)とツイッター上でやり合った。

 トランプ氏は1490万人ものツイッターの読者(フォロワー)を抱え、「数という点でこれだけの力を持てた。すべての選挙戦で勝利する助けになった」と指摘した。民主党候補だったヒラリー・クリントン氏(69)がテレビCMなどに多額の費用をかけたことを引き合いに「ソーシャル・メディアはそれ以上の力がある。私がある程度、証明したかもしれない」とも語った。

 一方、ツイッターでの発言が物議を醸したこともあり、大統領就任後は「控えめにする」と話したが、「(メディアが)間違った記事や不正確な記事を出した時には、私にはやり返す方法がある」とも述べた。

 トランプ氏は13日も投稿を続け、ジョージ・H・W・ブッシュ元大統領やジョージ・W・ブッシュ前大統領らから祝福の電話があったと明らかにする一方、「『トランプ現象』を正確に伝えなかったNYTは数千の読者を失っている」と書いた。これに対し、NYTはツイッターで「新規読者は急増している」と反論。「トランプ政権にも偏見なしに迫っていく」との社員宛てメッセージも投稿した。

3949チバQ:2016/11/15(火) 13:34:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161115-35092174-cnn-int

トランプ氏、昨年での「脱落」示唆していた 予備選ライバルに

CNN.co.jp 11/15(火) 10:47配信
ワシントン(CNN) 米国のドナルド・トランプ次期大統領が去年、共和党予備選の最中に、同党の候補指名を争っていたクリス・クリスティー・ニュージャージー州知事に対し、10月には予備選から脱落するだろうとの見通しを示していたことがこのほど分かった。来月に出版されるCNNの大統領選関連書籍の中でクリスティー氏の側近が明かした。

これによると、トランプ氏は「10月末までもたないだろう」とクリスティー氏に伝え、脱落時には同氏を支持する意向を表明していたという。実際の展開は逆となり、クリスティー氏が脱落して今年2月にトランプ氏支持を表明。共和党主流派がトランプ氏に屈したことを示す最初の兆候として周囲に衝撃を与えた。

この側近は「2人の間には常に、先に脱落した方が恐らくもう一方を支持することになるだろうとの了解があったようだ」と指摘した。

トランプ氏とクリスティー氏は共和党予備選の期間中、マルコ・ルビオ上院議員を共通の敵としていた。クリスティー氏はニューハンプシャー州予備選の直前に行われた共和党候補討論会で、ルビオ氏を激しく批判。クリスティー氏からの支持表明があった後、トランプ氏はこの攻撃を称賛していた。

クリスティー氏とトランプ氏はニューヨーク近辺での政治活動を通じ、以前から面識がある。共和党予備選の間、お互いの批判は控え気味だった。クリスティー氏はその後、トランプ氏の最も強固な擁護者の1人となり、現在は次期政権の有力ポストの候補に挙がっている。

3950チバQ:2016/11/15(火) 18:21:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161115-00000086-jij-n_ame
強硬派起用に批判強まる=トランプ氏人事、再考要求も-「ラスプーチン」暗躍を懸念

時事通信 11/15(火) 14:26配信

【ワシントン時事】米国のトランプ次期大統領が新政権の首席戦略官・上級顧問にトランプ陣営の最高責任者だった保守強硬派のスティーブン・バノン氏を起用すると発表したことに対し、共和党内外で14日、批判が強まった。

 民主党からは人事の差し替えを求める声も出ている。

 バノン氏は保守系メディア「ブライトバート・ニュース」の経営責任者だった。大統領選では8月から陣営に加わり、トランプ氏らしさを生かした戦略を描いて番狂わせの勝利に導いた。しかし、一方で「オルト・ライト」と呼ばれる人種差別的な極右運動とのつながりも指摘されている。

 米メディアによれば、トランプ氏は当初、大統領首席補佐官にバノン氏を充てたい考えだったが、長女のイバンカさんら周辺の説得を受け入れ、共和党主流派のラインス・プリーバス党全国委員長の起用を決めたとされる。

 ただ、トランプ氏はバノン氏をプリーバス氏の「対等なパートナー」と位置付けており、米メディアの間では「プリーバス氏よりバノン氏が影響力を持つようになる可能性もある」「バノン氏は帝政末期のロシアで暗躍した怪僧ラスプーチンのようになる」との見方も出ている。 

 オバマ大統領は14日の記者会見で直接的なコメントは避けながらも、「団結のシグナルを送ることが重要だ」とトランプ氏に苦言を呈した。

 民主党のペロシ下院院内総務も声明で「バノン氏の起用は、トランプ氏が憎悪に満ち、不和をあおる見解を変えていないことを示している」と非難。同党のマークリー上院議員は「白人民族主義者をホワイトハウスに招き入れた」と述べ、トランプ氏に指名撤回を要求した。

 批判の声は共和党内にも広がっている。ケーシック・オハイオ州知事の顧問ジョン・ウィーバー氏は「人種差別主義者でファシストの極右が大統領執務室から数歩のところに陣取ることになる。米国は警戒すべきだ」と主張した。

 プリーバス氏は14日のテレビ番組で「選挙戦で善を促進する勢力だった。批判されているような姿は見たことがない」とバノン氏を擁護した。ただ、2人の政治的背景は大きく異なっており、米メディアの間では、政権の路線をめぐって2人の対立がいずれ深まるとの見方も出ている。

3951チバQ:2016/11/15(火) 19:22:48
http://mainichi.jp/articles/20161116/k00/00m/030/014000c
国務長官にジュリアーニ氏浮上



毎日新聞2016年11月15日 18時32分(最終更新 11月15日 18時32分)
. AP通信は14日、トランプ次期米大統領の新政権で外交を担当する国務長官候補にニューヨーク市のジュリアーニ元市長が浮上したと報じた。エネルギー長官には米国の「石油王」と称される大富豪のハロルド・ハム氏らの起用を検討している。


 トランプ氏は、週内にも閣僚・省庁幹部の人選を発表するとしており、1月の新政権発足の骨格固めに向けた作業が加速しているもようだ。








 ジュリアーニ氏はトランプ氏の選挙戦を全面的に支援してきた。元検事の経歴から司法長官の声もあったが、APによるとジュリアーニ氏は14日の会合で否定した。(共同)


ニュースサイトで読む: http://mainichi.jp/articles/20161116/k00/00m/030/014000c#csidx3e3f488e0640d289d589ca7a4915500
Copyright 毎日新聞

3952チバQ:2016/11/15(火) 20:22:41
http://news.goo.ne.jp/article/sponichi/nation/sponichi-spngoo-20161115-0036.html
トランプ氏“1ドル大統領” 報酬40万ドル受け取らない方針
07:01スポニチアネックス

トランプ氏“1ドル大統領” 報酬40万ドル受け取らない方針
米CBSテレビのインタビューで大統領報酬の40万ドルを受け取らない方針を示したトランプ氏(AP)
(スポニチアネックス)
 米大統領選で勝利した共和党のトランプ氏が13日放送の米CBSテレビのインタビューで、大統領報酬の40万ドル(約4300万円)を受け取らない方針を示した。

 大統領選後、初めてテレビ出演したトランプ氏は、法律で定められた最低額となる「年1ドルしか受け取らない」と話した。「不動産王」の異名を持ち、米経済誌「フォーブス」によると、純資産が約37億ドル(約3799億円)とされている。共和党候補の指名争いをしていた昨年9月には「大統領になったら最初にやることは給料を断ること」とし、それを「大したことではない」と語っていた。

 日本では今年9月、東京都の小池百合子知事が自身の給与を半減する条例案を都議会に提出し、可決された。小池氏同様に独自路線を歩み、どのような“トランプ劇場”を展開するのか、注目が集まる。

 また、インタビューの中では「不法移民を強制送還する」とも話した。米国内の不法移民は1100万人を超える。強制送還されるのは「犯罪者や犯罪歴があるもの」と説明。人数は「200万人か、もしかすると300万人になるかもしれない」とした。

 メキシコとの国境に壁を建設する方針についても改めて強調。共和党内からは壁ではなくフェンスを採用する案が出ているが、「特定の地域では受け入れるが、壁の方がより適切だ」と述べた。

 10日にオバマ大統領と会談し、笑顔で握手を交わすなど大統領選後のおとなしさが目立ったトランプ氏だが、選挙中の過激な“公約”は撤回せず、実行する方針を示した。

3953チバQ:2016/11/15(火) 20:35:42
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/mainichi-20161116k0000m020025000c.html
<TPP>米大統領選結果に恨み節…オバマ氏と米通商代表
19:40毎日新聞

 【ワシントン清水憲司】米通商代表部(USTR)のフロマン代表は14日、ワシントン市内での講演で、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)について「大統領選でスケープゴートにされた」と述べ、有権者の不満の標的になったとの考えを示した。フロマン氏は強気な交渉姿勢で知られたが、この日は選挙結果への「恨み節」を漏らし、落胆をうかがわせた。

 TPP離脱を掲げた共和党のトランプ氏の当選後、議会指導部はTPP承認案を審議しないと表明。フロマン氏は講演で「(法案手続きは)基本的に議会指導部の決定次第だ」と判断に従う考えを示した。

 選挙戦では「たくさんの人々が取り残されていると感じていることが強く示された」と語ったが、有権者の間に広がる停滞感は技術の進歩を背景にした賃金伸び悩みも原因と指摘。トランプ氏が選挙戦中、保護主義的な政策を掲げたことを念頭に「貿易を遮断することは誤った対処法であり、世界経済から(米国を)遮断することは答えにならない」と話した。

 オバマ米大統領も14日の記者会見で、TPPをめぐる論争が「人々に工場閉鎖や雇用の海外流出を思い出させ、複雑になってしまった」と述べ、無念さをにじませた。「人々が進路を正したいと感じており、移民の急増を止め、新しい貿易協定を結ばないという主張が選挙戦で大きな役割を果たした」と述べ、TPP離脱などグローバル化に反対する主張がトランプ氏の勝因になったとの考えを示した。

3954チバQ:2016/11/15(火) 20:36:04
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161116k0000m030037000c.html
<米国>財務長官にゴールドマン元幹部が最有力候補
20:12毎日新聞

 【ワシントン清水憲司】複数の米メディアは14日、来年1月に発足するトランプ政権の財務長官に、米金融大手ゴールドマン・サックス元幹部で選挙対策組織の財務責任者スティーブン・ムニューチン氏(53)が最有力候補になったと報じた。米通信社ブルームバーグによると、政権移行チームが推薦を決め、次期大統領のドナルド・トランプ氏(70)の判断待ちという。

 トランプ氏は選挙戦中、ヒラリー・クリントン氏(69)を「ウォール街の味方だ」と批判したが、重要閣僚の一人に「ウォール街の申し子」(米CNN)を起用する可能性が高まっている。

 ムニューチン氏は2002年まで同行に約17年間在籍し、退職後は投資ファンドを設立。金融危機で08年に経営破綻した住宅金融大手を買収し、経営トップに就いた。米メディアによると、強引な融資回収が問題視され、11年の「ウォール街占拠運動」で抗議の対象にもなったという。

3955チバQ:2016/11/15(火) 21:05:15
>>3952
>メキシコとの国境に壁を建設する方針についても改めて強調。共和党内からは壁ではなくフェンスを採用する案が出ているが、「特定の地域では受け入れるが、壁の方がより適切だ」と述べた。
いまさらかもしれないけど、国境にフェンスがないところもあるってことなのか?

3956チバQ:2016/11/15(火) 23:09:44
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20161115/plt1611151530002-n1.htm
【永田町・霞が関インサイド】「政策担当」に日系人 トランプ氏の政権移行チーム判明、随所に共和党有力者を配置 長女の夫の名も (1/2ページ)
2016.11.15
 早くも「ドナルド・トランプ米政権」の、ホワイトハウスおよび主要閣僚の人事が取り沙汰されている。

 筆者の手元に外務省が作成した「トランプ候補政権移行チーム 概要」と題したA4版1枚のペーパーがある。主要人事を予測するうえで重要な情報である。日本のメディアが紹介しないので、あえてここに記す。

 注目すべきポイントがある。そのキーワードは、保守系シンクタンクの「ヘリテージ財団」である。

 1973年、メロン財閥の当主とビール会社クアーズの創始者が設立した。ブッシュ(息子)政権の大統領次席補佐官を務めたカール・ローブ氏の言葉を借りると、「ワシントンの歴代保守大物6人の1人」とされるエドウィン・フュルナー氏(75)が翌年から今日まで所長である。

 そして、フュルナー氏以下3人が、政権移行チーム(14人)に名前を連ねているのだ。

 国務省における政権移行を担当するジェームズ・カラファノ同財団副所長と、財務、商務省・USTR(通商代表部)など経済系官庁を担当するビル・ウォルトン同財団役員である。

 それだけではない。レーガン政権の司法長官を務めたエドウィン・ミース氏(84)が行政管理予算局(OMB)を担当する。同氏もまた四半世紀にわたり同財団と深い関係を有しているのだ。

 政権移行チームの責任者は当初、ニュージャージー州知事のクリス・クリスティ氏とされたが先週末、マイク・ペンス次期副大統領が代わって務めることになった。

 こうして見てみると、「アウトサイダー」としてワシントン政界の「エスタブリッシュメント」に挑戦して勝利したトランプ氏だが、実はきちんと共和党有力者を周辺に配置していることが分かる。

 実利主義者なのだ。この政権移行チームには、その他にも興味深い名前が記されている。

 1人は、チーム内で「政策全般」を担当する日系のアド・マチダ氏だ。ブッシュ政権(父)のディック・チェイニー副大統領の補佐官を務めた。その後、ワシントン最大の法律事務所アキン・ガンプ・ストラウス・ハウワー&フェルド所属ロビイストという顔役だ。

 もう1人は、トランプ氏の長女、イバンカさんの夫、ジャレッド・クシュナー氏(35)だ。ハーバード大学卒業後、不動産投資家や新聞社オーナーとして成功した、優秀なビジネスマンである。ユダヤ系で、ヘンリー・キッシンジャー元国務長官の人脈にもつながるとされる。

 実は、トランプ次期大統領が最も信頼する人物で、件のペーパーには「実質トップ」と記述されている。大統領次席補佐官(総務担当)としてホワイトハウス入りすることも十分あり得る。

 要は、共和党主流派にも気脈を通じているのだ。 (ジャーナリスト・歳川隆雄)

3957チバQ:2016/11/15(火) 23:30:57
http://www.yomiuri.co.jp/world/20161115-OYT1T50047.html
米次期政権の国務長官にボルトン氏浮上…米紙
2016年11月15日 13時00分
特集 米大統領選
 【ワシントン=黒見周平、山本貴徳】米紙ウォール・ストリート・ジャーナルなどは14日、ドナルド・トランプ氏(70)の次期政権での国務長官に元国連大使のジョン・ボルトン氏(67)が浮上したと報じた。


 また、米ブルームバーグ通信は同日、政権移行チームが、米銀大手ゴールドマン・サックス出身のスティーブン・ムニューチン氏(53)の財務長官就任を、トランプ氏に打診していると報じた。

 国務長官には、共和党重鎮のニュート・ギングリッチ元下院議長(73)が取りざたされていたが、同紙は関係筋の話として、トランプ氏はボルトン氏と、長年の友人であるルドルフ・ジュリアーニ元ニューヨーク市長(72)に候補を絞りつつあると伝えた。

3958チバQ:2016/11/15(火) 23:45:07
>>3956
>ブッシュ政権(父)のディック・チェイニー副大統領の補佐官を務めた。
チェイニーは21世紀になってから大統領になったと思うんですが・・・
ジャーナリスト・歳川隆雄さんによると20世紀に大統領をやってたんですね。

3959チバQ:2016/11/16(水) 11:42:54
http://www.asahi.com/articles/ASJCJ2S8JJCJUHBI00S.html
トランプ人事、早くも内紛? 安保担当元下院議員が離脱

ワシントン=佐藤武嗣

2016年11月16日11時13分

 米国のトランプ次期大統領の政権移行チームで安全保障を担当していたロジャース元下院議員は15日、移行チームから離脱すると発表した。チーム内では、新政権での人事などをめぐり、同元議員ら「共和党主流派」と、トランプ氏に近い「反主流派」による主導権争いが過熱しており、それが表面化した格好だ。

 ロジャース氏は、陸軍出身で連邦捜査局(FBI)特別捜査官などを経て、下院情報特別委員長も務めた共和党のベテラン。安全保障の専門家で、大統領補佐官(国家安全保障・テロ対策担当)にも名前が取り沙汰されていた。

 同氏は15日のCNNのインタビューで、「チームは誤った方向に進みつつある」と離脱の理由を語った。チーム内の意思統一について「少々混乱しており、これは生みの苦しみだ」とも述べ、具体的な対立の中身には触れなかったが、「内紛」を認めた。


http://www.asahi.com/articles/ASJCJ2CDPJCJUHBI00M.html
ライアン氏、米下院議長再選へ トランプ氏との融和評価

ワシントン=峯村健司

2016年11月16日11時14分

 米共和党下院議員団は15日、党で公職の最高位である下院議長候補に現職のライアン下院議員(46)を指名することを全会一致で決めた。ライアン氏は大統領選中、過去のわいせつ発言が暴露されたトランプ氏を批判して対立。一部議員から反発もあったが、トランプ氏との融和路線にかじを切ったことが評価された。

 大統領選と同時に行われた連邦議会選で、共和党が下院で過半数を制したことから、ライアン氏は来年1月の新議会冒頭で正式に選出される見込み。トランプ氏が公約に掲げた不法移民対策や大規模なインフラ投資といった、これまでの共和党の方針と相いれない政策をどのように実現していくか指導力が問われそうだ。

 大統領選終盤の10月上旬、トランプ氏の「わいせつ発言」のテープが暴露されたのを受け、ライアン氏は「擁護しない」と表明。トランプ氏もライアン氏を「無力で無能な指導者」と批判して敵対した。これを受け、トランプ氏支持派の議員からライアン氏の再選に反対する声があった。

 しかし、トランプ氏勝利後の今月10日、両者は会談で協力していくことで一致した。ライアン氏は15日、記者団に対し「トランプ氏と協力して新政権を成功させる」と強調した。(ワシントン=峯村健司)


http://www.yomiuri.co.jp/world/20161116-OYT1T50036.html?from=ytop_top
米商務長官に「再建王」浮上…邦銀買収の知日派


2016年11月16日 10時46分
 【ワシントン=山本貴徳】トランプ次期政権の商務長官に、日米交流団体「ジャパン・ソサエティー」会長で著名投資家のウィルバー・ロス氏(78)が浮上した。

 著名投資家のカール・アイカーン氏が15日、トランプ氏とニューヨークで会談後にツイッターで明らかにした。

 ロス氏は企業再建を得意とし「再建王」の異名をとる投資家。1999年に経営破綻した大阪の幸福銀行(現在の関西アーバン銀行)を買収するなど日本とゆかりが深い知日派だ。ジャパン・ソサエティー(本部・ニューヨーク)は、日本の伝統文化などを米国に紹介し、100年以上の歴史がある民間団体で、ロス氏は2010年から会長を務めている。

 商務長官は産業振興や輸出の拡大を担う。ロス氏は環太平洋経済連携協定(TPP)には賛成の立場を取っていた。対日政策に関するトランプ氏の相談相手であるロス氏は、選挙戦ではトランプ氏への支持を早期に打ち出し、同氏の信頼が厚いとされる。

3960チバQ:2016/11/16(水) 12:00:26
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016111600241&amp;g=int

アジア太平洋への関与確認=「責務果たし続ける」-米司令官








 【ワシントン時事】ハリス米太平洋軍司令官は15日、ワシントンで開かれたイベントで、アジア太平洋地域は米国の未来にとって最も重要だと強調した。その上で、「われわれが同地域の同盟国やパートナーに対し、揺るぎない責務を果たし続けることは疑いない」と述べ、引き続き関与する姿勢を確認した。ロイター通信が伝えた。
 ドナルド・トランプ次期米大統領は選挙戦で、「米国第一」を掲げ、日本や欧州諸国などとの同盟を軽視する発言が目立った。米国のアジアへの関与を再確認することで、動揺する同盟国側の懸念を和らげる狙いがある。 
 また、ハリス司令官は、米国が日本と韓国と個別に安全保障条約を結んでいることを指摘した上で、北東アジアの防衛のため、日米韓3カ国がより緊密に連携すべきだとの認識を示した。(2016/11/16-10:35)

3961チバQ:2016/11/16(水) 18:35:07
http://www.sankei.com/world/news/161116/wor1611160043-n1.html
2016.11.16 18:20更新

【米大統領にトランプ氏】
政権移行チームで内紛 元下院委員長を更迭 円滑な準備に影
 【ワシントン=加納宏幸】トランプ次期米大統領は15日、ニューヨークでペンス次期副大統領と来年1月に発足する新政権の閣僚起用に関する調整を行った。新政権で省庁幹部を占める政治任用ポストは約4千人に上る。トランプ氏の政権移行チームは人選を急いでいるが、米メディアは同日、チームでの「内紛」が円滑な政権移行に影を落としていると報じた。

 政権移行チームで国家安全保障分野を統括していたマイク・ロジャース元下院情報特別委員長が15日、チームを離れると発表した。移行チームでは選挙期間中から責任者を務めてきたクリスティー・ニュージャージー州知事が降格させられ、ペンス氏が責任者に就いたばかり。ロジャース氏はクリスティー氏に近く、事実上の更迭だという。

 ロジャース氏は次期政権で中央情報局(CIA)長官への起用が取り沙汰されていた。米通信社ブルームバーグによると、クリスティー氏と確執があったトランプ氏の娘婿、ジャレッド・クシュナー氏がクリスティー氏に近い人物を一掃しようとしているという。

 CNNテレビはクシュナー氏が「内紛の中心にいる」とする一方で、移行チームによる閣僚選定プロセスから共和党主流派を除外する動きがあるとのロジャース氏の見方を伝えた。

 主流派の一人であるロジャース氏はCNNに、移行チームが「違った方向に行こうとしている」と述べた。大統領選の初期からトランプ氏を支えてきたグループと、途中から陣営に加わった共和党主流派に近いグループの間で路線対立が生じており、とりわけ外交・安全保障分野で準備が滞っているという。

 ニューヨーク・タイムズ紙によると、ワシントンでコンサルティング会社を経営するマシュー・フリードマン氏も移行チームを追放されたことが分かった。フリードマン氏はロジャース氏の下で国家安全保障会議(NSC)に関する政権移行準備を担当していた。

 一方、米下院共和党は15日、下院議長候補に現職のポール・ライアン氏を満場一致で指名した。

3962チバQ:2016/11/16(水) 18:36:05
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016111500555&amp;g=int

トランプ外交、見慣れぬ陣容に=日本重視も負担増要求か-次期米大統領














次期米政権の国務長官候補として名前が挙がっているボルトン元米国連大使(左)とジュリアーニ元ニューヨーク市長(AFP=時事)

 【ワシントン時事】米共和党のトランプ次期大統領が大統領選で勝利してから15日で1週間。安倍晋三首相、習近平中国国家主席、プーチン・ロシア大統領ら主要国首脳らと電話会談し、政権移行チームも政権を支える約4000ポストの人選に着手した。ただ、各国が注視する外交チームの陣容は、共和党主流派の専門家がトランプ氏と距離を置いているため顔が見えにくい。
 トランプ外交の司令塔となる国務長官には、ジュリアーニ元ニューヨーク市長やボルトン元国連大使、ギングリッチ元下院議長、コーカー上院外交委員長らの名前が浮上している。いずれも、オバマ大統領が政権1期目で起用したクリントン前国務長官のような国際的な知名度はない。
 さらに、トランプ陣営が頭を抱えるのは、ホワイトハウス幹部や閣僚を支える政治任用の上級管理職が不足している問題だ。アジア太平洋地域で見ると、アーミテージ元国務副長官やマイケル・グリーン元国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長ら知日派は選挙戦中にトランプ氏不支持の書簡を発表している。
 グリーン氏は取材に対し、「ブッシュ政権でアジア外交を担当していた国際派の専門家は次期政権に入らない」と明言。トランプ氏の下に集まるのは反主流のタカ派や保守派のみで、「現時点で計画や政策は何もない」と批判した。
 安倍首相は17日にニューヨークでトランプ氏との初会談に臨むが、日本側に特別な太いパイプがあるわけではない。「トランプ氏は日本重視を確認した上で、いかなる形であれ(同盟国としての)負担増を求めるだろう」(グリーン氏)との見方が強い。 
 トランプ外交の基本姿勢について、米シンクタンク「新米安全保障センター」のパトリック・クローニン上級顧問は「オバマ大統領が外交で追求した『法の支配』ではなく、勢力均衡に重きを置くとみられる。その中で実利を求めていくのではないか」と分析した。(2016/11/15-14:30)

3963チバQ:2016/11/16(水) 19:21:37
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016111600509&amp;g=int

敗者が100万票以上リード=民主に制度見直し論-米大統領選














ヒラリー・クリントン前米国務長官=9日、ニューヨーク(AFP=時事)

 【ワシントン時事】米インターネットメディア「クック・ポリティカル・リポート」によると、8日に行われた米大統領選の開票で、民主党候補だったクリントン前国務長官の得票数でのリードが15日、100万票を超えた。民主党内では、選挙結果は民意を反映していないと批判し、大統領選挙人制度の見直しを求める声が出ている。


〔写真特集〕ヒラリー夫人がファーストレディーと呼ばれた頃

 米大統領選は全米50州と首都ワシントンに割り当てられた計538人の選挙人のうち、過半数の270人を獲得した候補が当選する仕組み。ただ、選挙人の割当数は完全には人口に比例しておらず、2州を除いて、得票1位の候補がその地区の選挙人を総取りするため、得票数と獲得選挙人数の逆転が起きることがある。
 同リポートの集計では、クリントン氏は15日夜の時点で6231万8079票を獲得している。これに対し、共和党候補だったトランプ次期大統領の得票数は6116万6063票。しかし、獲得選挙人数ではトランプ氏が290人で、232人のクリントン氏を上回っている。
 米メディアによると、得票数と獲得選挙人数の勝者が食い違ったのは史上5例目。開票作業はまだ続いており、クリントン氏のリードは最終的に200万票を超えるとの推計もある。
 民主党のボクサー上院議員は15日、声明を発表し、「選挙人制度は時代遅れで、非民主的だ」と強調。選挙人制度を廃止し、得票数で勝者を決められるようにする憲法改正案を上院に提出した。ただ、共和党内で賛同する声は出ておらず、成立の可能性は極めて低い。(2016/11/16-14:37)

3964チバQ:2016/11/16(水) 19:34:50
http://www.afpbb.com/articles/-/3108001
トランプ氏当選後にヘイト急増、学校で「米国を白人の国に」ナチスかぎ十字も

2016年11月15日 16:20 発信地:ワシントンD.C./米国

【11月15日 AFP】米国ではドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が次期大統領に選出されて以来、差別的な事件の報告が全土で相次いでおり、マイノリティー(少数派)や人権団体はヘイトクライム(憎悪犯罪)を行う団体が勢いづいているとして懸念を強めている。

 フィラデルフィア(Philadelphia)ではナチス・ドイツ(Nazi)のかぎ十字やスローガンが店頭に落書きされ、ニューヨーク(New York)の高校では外国人排斥を唱えるコールが上がり、脅迫メールが届き、大学のキャンパスでは差別的な行為が横行している。こうした事例が各地で急増しているのは、今月8日の大統領選以降だ。

 米国内のヘイトグループ(人種や宗教に基づく差別・憎悪を扇動する集団)を調査している人権団体「南部貧困法律センター(SPLC)」はマイノリティーに対して増加している攻撃事例を追跡調査しているが、中でも攻撃にさらされているのは、トランプ氏が選挙期間中に最も扇情的な表現を用いて移民排斥の標的にしていたヒスパニック系の人々だ。

 トランプ氏は13日に放送された米CBSテレビの番組インタビューで、イスラム教徒やヒスパニック系の人々に対する嫌がらせが急増していることについて質問されると「そうしたことを耳にして悲しんでいる」と述べる一方、そのような行為は「ごくわずかだった」と主張した。そして「もしもこれが役立つなら、まっすぐカメラに向かって言う。やめなさい」と述べた。

■「移民は荷物をまとめて出て行け」教室で上がる声

 ワシントン(Washington)州のある教師はSPLCに対し、大統領選の翌日に「学校のカフェテリアで昼食時間に『壁を造れ』とコールが繰り返されるのが聞こえた。私が担任するクラスでも『この国で生まれたのでなければ荷物をまとめて出て行け』と叫ぶ生徒がいた。ホールでは『スピック(ヒスパニック系を指す差別的な表現)は出て行け』という声が上がっていた」と報告している。

 SPLCの元には、大統領選が行われた11月8日から11日までの間に黒人、女性、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)を狙った事件に関する報告が200件以上寄せられたという。

 米連邦捜査局(FBI)が14日に発表した報告書によると、イスラム教徒に対する攻撃は昨年67%増加した。

 全米各地の教育機関では、リベラルな校風で知られる学校も含め、ここ数日で憂慮すべき事件が立て続けに起こり、学校側は対処を約束するメールを保護者らに送る事態に迫られている。中には、トイレの壁にトランプ氏陣営のキャッチフレーズ「米国を再び偉大に(Make America Great Again)」をもじって「米国を再び白人の国に(Make America White Again)」というスローガンが落書きされていたケースもあった。

■危惧される暴力の激化

 言葉の暴力だけでは終わらなかった例もある。

 カリフォルニア(California)州サンノゼ州立大学(San Jose State University)では、イスラム教徒の女子学生が背後からいきなり白人男性にヘッドスカーフを引っ張られ、首が絞まりそうになる事件が発生。ミシガン大学(University of Michigan)でも、ヘッドスカーフを外さなければライターで火をつけるぞとイスラム教徒の女子学生が男性に脅される事件があった。

 モンタナ(Montana)州ミズーラ(Missoula)では、ユダヤ人がメディアを牛耳っていると非難するアメリカ・ナチ党(American Nazi Party)のパンフレットが地域で配布され、地元のシナゴーグ(ユダヤ教の礼拝所)が警察に警備を強化するよう要請した。

■首席戦略官に「極右アジテーター」

 こうした緊張の中、トランプ氏は白人至上主義者の間で人気が高い極右のアジテーターとして知られるスティーブ・バノン(Steve Bannon)氏を新政権の首席戦略官・上級顧問に指名した。

 反ユダヤ主義に対する監視団体「名誉毀損防止同盟(Anti-Defamation League)」の代表を務めるオレン・シーガル(Oren Segal)氏は、ホワイトハウス(White House)の高官にバノン氏を選出したことは「非常に緊張が高まっている今のような時期に過激派をさらに勢いづかせる結果にしかならない」として警鐘を鳴らしている。(c)AFP/S&eacute;bastien BLANC

3965チバQ:2016/11/16(水) 19:39:25
http://www.afpbb.com/articles/-/3108120
ミシェル夫人は「ヒール履いた類人猿」に賛意、女性町長辞任 米

2016年11月16日 12:17 発信地:ワシントンD.C./米国

【11月16日 AFP】米ウェストバージニア(West Virginia)州の町長がミシェル・オバマ(Michelle Obama)米大統領夫人を「ヒールを履いた類人猿」と評したフェイスブック(Facebook)の投稿に賛意を示したことから激しい反発を招き、辞任に追い込まれた。米メディアが報じた。

 ウェストバージニア州にある人口500人足らずの小さな町クレイ(Clay)の町長を務めていたビバリー・ウェーリング(Beverly Whaling)氏は批判は必至と思われるようなコメントを称賛したとみられたことから激しい非難を浴び、15日に辞任した。

 クレイ郡開発事業団(Clay County Development Corp.)のパメラ・ラムジー・テイラー(Pamela Ramsey Taylor)代表は、米大統領選でドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が勝利したことを受け、フェイスブックに「これで気品があって美しくて堂々としたファーストレディーをホワイトハウス(White House)に迎えられるかと思うとわくわくする」「ヒールを履いた類人猿は見飽きた」などと投稿したとされる。

 これに対してウェーリング町長は「あなたのおかげで最高の気分よパム」と書き込んでいた。

 地元メディアの報道を引用して伝えた米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)によれば、2人のコメントは後に削除され、フェイスブックページも閉鎖されている。また、テイラー氏は更迭されたという。

 オンラインの署名運動サイトには、いずれも女性のウェーリング氏とテイラー氏の辞任を求める署名が全米で16万人近くから集まっていた。

 クレイは、今も奴隷制の名残があるウェストバージニア州クレイ郡の中心地。米大統領選でトランプ氏は同州の選挙人5人を獲得し、民主党のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)候補への勝利につなげていた。(c)AFP

3966チバQ:2016/11/16(水) 19:39:56
http://www.afpbb.com/articles/-/3108163
米首都およびNY、学生たちが授業欠席し「反トランプ」デモ

2016年11月16日 18:59 発信地:ワシントンD.C./米国

【11月16日 AFP】米首都ワシントン(Washington D.C.)で15日、学生数百人が授業を欠席して、大統領選で勝利した共和党のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏に抗議するデモを行った。

 大統領選でのトランプ氏の衝撃的な勝利以降、米国各地で同氏に抗議するデモが行われる中、同日、首都ワシントンでは数百人の学生たちが、リンカーン記念館(Lincoln Memorial)と連邦議会議事堂の間の長い芝生の広場を行進し、その後ホワイトハウス(White House)に集結した。

 デモに参加した学生たちが手にしたプラカードには「愛を広げよう」「私の黒い肌は美しい」などのメッセージが書かれていた。

 またニューヨーク(New York)でも同日朝、土砂降りの雨の中、高校生数百人がトランプタワー(Trump Tower)前で抗議のデモを行った。(c)AFP/Maggy Donaldson, with Catherine Triomphe in New York

3967チバQ:2016/11/16(水) 19:41:40
http://www.afpbb.com/articles/-/3108163
米首都およびNY、学生たちが授業欠席し「反トランプ」デモ

2016年11月16日 18:59 発信地:ワシントンD.C./米国

【11月16日 AFP】米首都ワシントン(Washington D.C.)で15日、学生数百人が授業を欠席して、大統領選で勝利した共和党のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏に抗議するデモを行った。

 大統領選でのトランプ氏の衝撃的な勝利以降、米国各地で同氏に抗議するデモが行われる中、同日、首都ワシントンでは数百人の学生たちが、リンカーン記念館(Lincoln Memorial)と連邦議会議事堂の間の長い芝生の広場を行進し、その後ホワイトハウス(White House)に集結した。

 デモに参加した学生たちが手にしたプラカードには「愛を広げよう」「私の黒い肌は美しい」などのメッセージが書かれていた。

 またニューヨーク(New York)でも同日朝、土砂降りの雨の中、高校生数百人がトランプタワー(Trump Tower)前で抗議のデモを行った。(c)AFP/Maggy Donaldson, with Catherine Triomphe in New York

3968チバQ:2016/11/16(水) 20:46:01
http://news.goo.ne.jp/arti<米大統領選>過激派、トランプ氏を祝福
11月15日 20:34毎日新聞

<米大統領選>過激派、トランプ氏を祝福
トランプ氏=AP
(毎日新聞)
 米大統領選でのトランプ氏勝利は、内戦下のシリアで意外な人物から祝福された。

 「イスラム教スンニ派の勝利に向けた一歩だ」。米国のイスラム武装組織監視団体SITEによると、国際テロ組織アルカイダ系組織の有力指導者アブドラ・ムハイシ師は10日、トランプ氏の「排他意識とむき出しの敵意」がイスラム過激派を利すると述べた。反米感情が高まり、資金集めや戦闘員勧誘が容易になるとの見方だ。過激派組織「イスラム国」(IS)の支持者の一部もインターネット上で同様の見解を示している。

 イスラム過激派は従来、米国との対立を「異教徒との戦い」とあおることで、支持拡大につなげてきた。アフガニスタンやイラクで戦争を始めたブッシュ前大統領は、イスラム世界で不人気で、過激派には格好の相手だった。だが、中東への関与を薄めたオバマ大統領の登場で反米感情は抑制的になった。

 対IS戦に関しては、イラク北部モスルとシリア北部ラッカという2大拠点の攻略作戦が既に始まっており、トランプ政権も当面は「ISの領域支配打破」という現行路線を引き継ぐとみられる。しかし、トランプ氏がイスラム教の反発を呼ぶ言動を続ければ、中長期的に過激派のシンパが増え、結果的にテロを抑え込めなくなる恐れもある。

 またシリアでは、トランプ氏がロシアとの協調に転じ、露が支援するシリアのアサド政権存続を容認する可能性が指摘される。政権から公式な反応はないが、内部では「トランプ大統領」を歓迎する声が出ている。反体制派幹部のサミル・ナシャル氏は「選挙戦での発言を見ると、反体制派にはマイナスだ」と話している。【カイロで秋山信一】cle/mainichi/world/mainichi-20161116k0000m030045000c.html[

3969チバQ:2016/11/16(水) 20:53:29
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161116X465.html
言動一転、慎重さ目立つ=国民融和重視か―トランプ次期米大統領
14:19時事通信

 【ワシントン時事】トランプ次期米大統領は8日の大統領選で勝利して以降の1週間、選挙で見せた好戦的な言動から一転し、慎重で穏健な姿勢を際立たせた。「空前の醜さ」といわれた選挙戦後の国民融和を重視し、政権発足後の政策実現をにらんだ布石を打っているともみられる。ただ、これまで発言を二転三転させるのも珍しくなかっただけに、「大統領らしさ」が定着するのかどうかは、もう少し見極める必要がありそうだ。

 トランプ氏は選挙遊説で、うそや極論でも断言して相手を激しく攻撃してきた。しかし、9日未明の勝利演説で早くも、こうしたトーンを180度転換させ、「全ての米国民のための大統領になる」と団結を訴えた。これを聞いたオバマ大統領は「心強く思った」と評価した。

 11日のCBSテレビのインタビューでは、トランプ氏支持者による中南米系住民ら少数派への嫌がらせについて聞かれ、「非常に悲しい」と語った。「役に立つなら、私がカメラに向かって言おう。『やめなさい』」と真剣に呼び掛けた。

 論議を呼んできた政策面でも柔軟さを見せ始めた。トランプ氏と話し合ったオバマ大統領によると、「時代遅れ」と厳しく非難してきた北大西洋条約機構(NATO)について、トランプ氏は「戦略的関係の維持に非常な関心を示した」という。日韓核武装容認論も「言っていない」と否定した。

 選挙戦で一貫して撤廃を訴えた医療保険改革法(オバマケア)に関しては、ウォール・ストリート・ジャーナル紙のインタビューで、一部条項の維持を検討すると明らかにした。不法移民対策でも、いきなり全員を強制送還するのではなく、犯罪歴のある移民をまず対象にする考えを示した。メキシコ国境の壁建設では一部が「フェンス」になるという見通しを明らかにしている。

3970とはずがたり:2016/11/17(木) 15:42:32
サンダース氏が米民主指導部入り、上院院内総務にシューマー氏
http://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20161117019.html
07:33ロイター

サンダース氏が米民主指導部入り、上院院内総務にシューマー氏
11月16日、米上院民主党は新指導部の陣営を発表。同党トップの上院院内総務にはシューマー議員を選出し、サンダース議員(写真)も指導部入りした。ニューハンプシャー州ダーラムで9月撮影(2016年 ロイター/BRIAN SNYDER)
(ロイター)
[ワシントン 16日 ロイター] - 米上院民主党は16日、新指導部の陣営を発表した。同党トップの上院院内総務にはチャック・シューマー議員(65、ニューヨーク州)を選出した。退任するハリー・リード院内総務(ネバダ州)の後任となる。

米大統領選の民主党候補争いで健闘したバーニー・サンダース上院議員(バーモント州)も指導部入りし、アウトリーチ活動を担当するほか、エリザベス・ウォーレン上院議員(マサチューセッツ州)も指導部に加わる。

下院民主党の院内総務には、現職のナンシー・ぺロシ氏が再任を目指している。

また、上院共和党は同日、ミッチ・マコネル院内総務(ケンタッキー州)の再任を決めた。

3971とはずがたり:2016/11/17(木) 15:42:49

クリントン氏が活動再開=演説で心境吐露―米
http://news.goo.ne.jp/topstories/world/862/8ba36365cfb6aca2e56bb12afa389e5c.html
(時事通信) 14:55

 【ワシントン時事】米大統領選で敗れた民主党のクリントン前国務長官は16日夜、首都ワシントンで開かれた児童擁護基金のイベントで講演し、公の場での活動を再開した。

 クリントン氏は「今夜、ここへ来るのは簡単なことではなかった。この1週間、ただ犬と丸まって本を読んでいたい、二度と家から出たくないと思ったことが何度かあった」と現在の心境を吐露。「多くの人が選挙結果に失望したと思うが、私も表現できないほどがっかりした」と語った。

 しかし、一方で「私は高い地位に就くため政治の世界に入ったわけではない」と強調。「私たちの国の正しさを信じ、私たちの価値観のために戦い、決してあきらめないでほしい」と聴衆に呼び掛けた。

3972とはずがたり:2016/11/17(木) 15:43:13
総得票数で下回るトランプ氏、選挙人制度を称賛
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20161116-567-OYT1T50070.html
11月16日 22:39読売新聞

 【ワシントン=黒見周平】ドナルド・トランプ氏は15日、自身のツイッターで、米大統領選が総得票数ではなく、各州・地域に割り振られた選挙人の獲得数を競う仕組みであることについて、「本当に素晴らしい」と称賛した。

 トランプ氏は以前、選挙人制度を「民主主義にとって大失敗だ」と酷評していたが、態度を一変させた。全米各地で続いている「反トランプ」デモでは、得票総数で民主党候補ヒラリー・クリントン氏を下回ったトランプ氏の勝利を認めない主張が相次いでおり、選挙人制度を評価することで自らの正当性を強調する狙いがあるとみられる。

 米CNNテレビの16日時点の集計では、トランプ氏は選挙人538人の過半数以上の290人を確保したが、得票数はクリントン氏より約95万票少ない。トランプ氏は「得票総数を争う選挙であれば(人口が多い)ニューヨークやフロリダ、カリフォルニアで選挙運動を行い、もっと簡単に大差で勝っていた」と指摘した。

3973とはずがたり:2016/11/17(木) 17:13:34
トランプ氏「とても順調だ」 人事混乱報道に反論
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJCK32W3JCKUHBI00T.html
13:36朝日新聞

 トランプ次期米大統領は16日、政権移行チームが人事などをめぐり混乱し、引き継ぎに支障が出ているとする米紙ニューヨーク・タイムズの報道に対し、「とても順調だ」などとツイッターで反論した。

 トランプ氏は「落ち目のニューヨーク・タイムズの記事は、まったくの間違い。(政権移行は)とても順調にいっている」などとタイムズ紙を名指しで非難。ロシアや英国、中国、サウジアラビア、日本など多くの外国首脳と電話で話したとして、政権移行が円滑に進んでいることを強調した。

 タイムズ紙は、当選から1週間がたつ現在も現政権からの引き継ぎ作業が滞っていると指摘。国務省から外国の首脳と話す際の注意事項などの説明を受けずに、やみくもに電話を受けてしまっているなどと混乱ぶりを報じていた。

 AP通信によると、移行チームのギングリッチ元下院議長は「この手の作業には生みの苦しみはつきものだ」などと混乱があることを認めた上で、今後2?3週間で政権の形が見えてくると示唆した。

 政権移行チームでは、新政権の人事などをめぐって共和党主流派とトランプ氏に近い反主流派の主導権争いが過熱。15日には安全保障分野の人事を担当していた元下院議員がチームから離脱するなど、混乱が表面化している。(ワシントン=小林哲)

3974チバQ:2016/11/17(木) 21:57:02
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161118k0000m030044000c.html
<トランプ氏>存在感増す家族 政権移行チームに4人
19:24毎日新聞

 米次期大統領のドナルド・トランプ氏(70)のファミリーが存在感を増している。政権移行チームの16人に家族4人が入り、中枢人事などに物申す。大統領の座に上り詰めた父を支える家族の横顔とは--。【ニューヨーク田中義郎】

 15日朝、ニューヨーク5番街のトランプタワーに長男ドナルド・トランプ・ジュニア氏(38)の姿があった。報道陣から「(政権移行に関する)発表はあるか?」と聞かれ、「わからない」と即答。だが、その表情には笑みが浮かんだ。

 チームに名を連ねたのは長男の他、長女イバンカ氏(35)、次男エリック氏(32)、イバンカ氏の夫ジャレッド・クシュナー氏(35)。実子3人はトランプ氏の最初の妻イバナ氏(67)が産んだ子どもたちだ。

 ドナルド・ジュニア氏はトランプ氏と同じ名門ペンシルベニア大を卒業後、トランプ氏が経営する不動産開発業「トランプ・オーガニゼーション」で副社長を務める。エリック氏はバージニア州のワイン醸造所「トランプ・ワイナリー」のオーナーだ。

 イバンカ氏は20代でファッション雑誌の表紙を飾るなどモデルとして活躍する一方、ペンシルベニア大を優秀な成績で卒業した才媛だ。現在は、トランプ・オーガニゼーション副社長でアパレル会社「イバンカ・トランプ」を創業、3人の子の母親という三つの顔を持つ。夫のクシュナー氏はやり手のビジネスマン。不動産開発会社の御曹司で、25歳で米紙ニューヨーク・オブザーバーを買収した。ホワイトハウスを訪れたトランプ氏に同行するなど信頼は厚い。

 家族の発言力の大きさを物語る出来事が先日あった。政権運営のカギを握る大統領首席補佐官の座を巡り、共和党全国委員会のラインス・プリーバス委員長(44)と、選挙戦で陣営の責任者だった保守系メディア幹部のスティーブン・バノン氏(62)が争った。結局、プリーバス氏に決まったが、米メディアによると、決め手はイバンカ夫妻の意見だった。選挙戦中に共和党主流派を批判したバノン氏を起用すると、政局の運営に影響を及ぼすと考えたのだという。

 つらい記憶もある。トランプ氏は1992年にイバナ氏と離婚したが、既に2番目の妻マーラ・メープルズ氏(53)と交際していた。有名人の騒動はメディアに取り上げられ、実子3人はいじめに遭うなど涙を流した。

 そんなころ、トランプ氏は子供たちを放課後、会社で遊ばせたという。どんなに忙しくても子供からの電話には必ず出て、子供たちがトランプ氏の会社で働くようになると、海外でのホテル建設プロジェクトなどを任せて「英才教育」を授けたとされる。

 チームは主要閣僚の調整を続けている。イバンカ氏はテレビのインタビューで「教育や女性の機会拡大に強い関心があるが、公職には就かない」と明言したが、家族の政権入りがあるのか関心が持たれている。

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3975チバQ:2016/11/17(木) 21:58:06
http://news.goo.ne.jp/article/newsweek/world/newsweek-E180927.html
トランプ政権移行チーム、「内紛」の真相とは - 冷泉彰彦 プリンストン発 日本/アメリカ 新時代
16:20ニューズウィーク日本版

<政権以降チームで「内紛」が勃発したと米メディアは大騒ぎ。その背景には、トランプの娘婿クシュナー氏とクリスティ知事の根深い確執がある>(写真:大統領選ではトランプ当選に多大な貢献をしたクリスティ知事〔右〕だが)

 トランプ次期大統領の政権移行チームで内紛が発生したと、今週アメリカのメディアは大騒ぎになりました。まず、チームの中で安全保障を担当していたマイク・ロジャース元下院議員が15日、移行チームから離脱すると発表したのです。

 ロジャース氏は、2001年から15年まで7期14年、ミシガン州8区選出の下院議員として活躍、民主党にも人脈のある軍事や諜報の専門家です。NSA(アメリカ国家安全保障局)の盗聴問題がクローズアップされた際に、NSAを全面的に支持したことから、選挙区の離反を招いて引退していたのですが、かなりの大物でした。

 そのロジャースは会見で「自分を推薦したのはクリスティ知事(ニュージャージー州)だが、彼の人脈は全部外れる格好になりそうだ」と述べたので、騒ぎが一気に大きくなった格好です。そして、どうやら「クリスティ人脈」が外されたというのは、本当のことのようです。

【参考記事】動き出したトランプ次期政権、「融和」か「独自色」か?

 その背景について、CNNなどが大げさに伝えているのは、クリスティ知事とトランプの義理の息子(長女イヴァンカ氏の夫)であるジャレッド・クシュナー氏との間に確執があるというストーリーです。

 クリスティは、ニュージャージー州知事になる前に、連邦検事を務めていたことがあるのですが、2004〜05年にかけてクシュナーの父親であるチャールズ・クシュナー氏に関する「脱税と違法政治献金」の捜査を指揮したことがあったのです。ちなみに、クシュナー家というのは、トランプ家と同様にニューヨークの不動産ビジネスを手広くやっている一家です。そしてユダヤ系であり、イヴァンカも結婚と共にユダヤ教に改宗しています。

 この12年前の事件については、結果的にチャールズは、罪状を認めて司法取引に応じたのですが、それでも当時のクリスティ検事は「禁固2年の実刑」までしか減刑を認めず、実際にチャールズはアラバマ州の連邦刑務所に収監され、1年間服役したのです。その際に、まだ学生だったジャレッドは、父親を執拗に追い詰めるクリスティ検事の姿勢に激しい憤りを感じ、それが人生の大きな転換点になったと伝えられています。

 報道によれば「刑法が恣意的なニュアンスで歪められる」ことへの憤慨から、刑法関係の学問を極めようと決心して、ハーバード(学士)、NYU(ニューヨーク大学、法学博士)で法学を学び続けたのだそうです。



 では、今回の「クリスティ派追放劇」というのは、そのジャレッドによる、個人的な復讐だったのでしょうか? 多くのメディアはそのように「面白おかしく」書き立てていますが、もう一歩踏み込んでみると、それだけではないようです。

 04〜05年のクシュナー(父)への捜査は、単に苛烈な検事による資産家への厳しい追及という構図だけではありません。クシュナー家は、(実はトランプ家もそうですが)ニューヨークとニュージャージーの「民主党のタニマチ」だったのです。これに対して、共和党系の検事だったクリスティは執拗な捜査を行った、つまり政治的なバイアスのかかった「確執」と見ることができます。

 その後トランプ家は共和党に転じ、その娘とジャレッドが結婚したことから、クシュナー家も今回の選挙では共和党に転じているわけですが、それでクリスティとの確執がおさまったかというと、そうではないのです。

 と言うのは、クリスティ知事が、近年大きなスキャンダルを抱えているという別の問題があるからです。ニュージャージーでは有名な「ブリッジゲート事件」です。

3976チバQ:2016/11/17(木) 21:58:37
 2013年11月にニュージャージーの州知事選挙があり、2期目を目指したクリスティは60%対39%という大差で民主党のチャレンジャーを破りました。その2カ月前の9月に、ニュージャージーの東側、ハドソン川を挟んでニューヨークに面しているフォートリー市で、不自然な交通渋滞が発生したのです。

 渋滞は、ハドソン川を渡る2階建ての大きな「ジョージ・ワシントン橋」に流入する車線が閉鎖されたために発生し、渋滞の車列はフォートリー市内にまで及んで、下校中の子供を乗せたスクールバスが巻き込まれるなど、大きな問題になりました。

 調査の結果、再選を目指したクリスティを応援していた側近が、知事への支持を拒んだ「フォートリー市長」への「嫌がらせ」として「故意に渋滞を発生させた」ことが判明、裁判の結果、今年11月4日(大統領選の直前)に2人の知事側近は有罪判決を受けています。(量刑申し渡しは来年2月)

 この事件ですが、当初から知事の関与が疑われていました。しかし訴追されたこの2人をスケープゴートとする中で、知事は一貫して関与を否定。この2人も証言の食い違いを見せなかったので、今でも知事のクビはつながっているのですが、州民は完全にソッポを向いた格好で、側近の有罪判決以後は支持率も20%を切り「2017年の再選は消えた」というのが州では常識になっています。



 この有罪判決に関して、トランプ次期大統領が激怒したという報道も一部にはあります。ここからは筆者の想像になりますが、ジャレッドにしてみれば、かつて自分の父を刑務所へ追い詰めた際にも、そして今回の「ブリッジゲート」で逃げおおせたケースでもそうですが、このクリスティという人物が「極めて党利党略で動く」性格で、「法の知識と弁舌を駆使して生き残ってきた、法曹として不純な」人物という烙印を押すにいたったのでしょう。

 何よりも、新政権のスタートにあたって「ブリッジゲート裁判」という「闇を抱えた」人物は、そろそろ「お役御免」にしてはどうか、という思惑もあると思います。また新政権の人事にあたって、トランプの「独自人脈」よりも「経験と融和」という方向へのシフトという流れにも沿うものと言えるでしょう。

 ちなみに、このジャレッド・クシュナー、イヴァンカ・トランプという「娘夫婦」に関しては、トランプ次期大統領自身が「機密指定文書へのアクセス権」を2人にも認めたいという意向を示していましたが、本人たちが辞退すると表明したようです。

3977チバQ:2016/11/17(木) 21:58:48
 2013年11月にニュージャージーの州知事選挙があり、2期目を目指したクリスティは60%対39%という大差で民主党のチャレンジャーを破りました。その2カ月前の9月に、ニュージャージーの東側、ハドソン川を挟んでニューヨークに面しているフォートリー市で、不自然な交通渋滞が発生したのです。

 渋滞は、ハドソン川を渡る2階建ての大きな「ジョージ・ワシントン橋」に流入する車線が閉鎖されたために発生し、渋滞の車列はフォートリー市内にまで及んで、下校中の子供を乗せたスクールバスが巻き込まれるなど、大きな問題になりました。

 調査の結果、再選を目指したクリスティを応援していた側近が、知事への支持を拒んだ「フォートリー市長」への「嫌がらせ」として「故意に渋滞を発生させた」ことが判明、裁判の結果、今年11月4日(大統領選の直前)に2人の知事側近は有罪判決を受けています。(量刑申し渡しは来年2月)

 この事件ですが、当初から知事の関与が疑われていました。しかし訴追されたこの2人をスケープゴートとする中で、知事は一貫して関与を否定。この2人も証言の食い違いを見せなかったので、今でも知事のクビはつながっているのですが、州民は完全にソッポを向いた格好で、側近の有罪判決以後は支持率も20%を切り「2017年の再選は消えた」というのが州では常識になっています。



 この有罪判決に関して、トランプ次期大統領が激怒したという報道も一部にはあります。ここからは筆者の想像になりますが、ジャレッドにしてみれば、かつて自分の父を刑務所へ追い詰めた際にも、そして今回の「ブリッジゲート」で逃げおおせたケースでもそうですが、このクリスティという人物が「極めて党利党略で動く」性格で、「法の知識と弁舌を駆使して生き残ってきた、法曹として不純な」人物という烙印を押すにいたったのでしょう。

 何よりも、新政権のスタートにあたって「ブリッジゲート裁判」という「闇を抱えた」人物は、そろそろ「お役御免」にしてはどうか、という思惑もあると思います。また新政権の人事にあたって、トランプの「独自人脈」よりも「経験と融和」という方向へのシフトという流れにも沿うものと言えるでしょう。

 ちなみに、このジャレッド・クシュナー、イヴァンカ・トランプという「娘夫婦」に関しては、トランプ次期大統領自身が「機密指定文書へのアクセス権」を2人にも認めたいという意向を示していましたが、本人たちが辞退すると表明したようです。

3978チバQ:2016/11/17(木) 22:05:35
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/sankei-ecn1611170012.html
【米大統領にトランプ氏】巨額公共投資が柱 減税、規制改革も くすぶる「米中貿易戦争」の懸念
08:04産経新聞

 【ワシントン=小雲規生】オバマ米政権下で続いた低成長への不満などを背景に当選したドナルド・トランプ次期大統領は、経済政策について「年4%成長」を目指すと宣言している。そのための処方箋は5500億ドル(約59兆4000億円)の公共投資や減税、規制改革で経済活動を後押しすることが柱だ。ただしトランプ氏の政策はいずれも具体性に欠けており、経済効果は不透明。また選挙戦で公約した北米自由貿易協定(NAFTA)の見直しや中国への強硬姿勢は経済を混乱させる恐れもある。

 トランプ氏の経済政策はこれまで共和党が消極的だった財政出動と、共和党が得意とする減税、規制緩和の組み合わせだ。

 財政出動では「米国製品を輸出し、人々が迅速かつ安全に移動できるようにするための5500億ドルの投資」が柱。対象項目には道路や橋、空港、公共交通網、港湾などが並ぶ。オバマ政権の財政出動に反対してきた共和党らしからぬ大盤振る舞いは「経済成長にプラスであることは間違いない」とみられている。

 一方、減税では法人税を現状の35%から15%に下げ、さらに個人の所得税も最高税率を現行の39・6%から33%に下げたうえで簡素化するとの政策を発表済み。また現在のオバマ政権下で2万件以上増えた連邦政府の規制が年間2兆ドルの経済負担につながっていると批判し、「雇用を減らし、政府を肥大させる規制を取り除く」としている。

 ただしトランプ氏は具体的な個別政策を明らかにしておらず、経済効果がどの程度大きくなるかは見通せない。米紙ウォールストリート・ジャーナルが13日に発表した57人の専門家による大統領選の結果を踏まえた17年の予想成長率の平均値は2・2%。過去4四半期の平均1・5%ペースからは上向くものの、トランプ氏が公約する4%成長との差は大きい。

 またトランプ氏が打ち出すNAFTA見直しは英国の欧州連合(EU)離脱決定と同様の不透明感をはらむ。さらに中国による人民元相場の管理を「為替操作」と位置づけて強硬な対抗策を示唆していることには、米中間の「貿易戦争」への懸念もくすぶっている。

 トランプ氏の看板公約である不法移民の強制送還の徹底には「不法移民に労働力を依存している米国経済の実態を無視している」との批判もあり、トランプ流の経済政策は負の側面も多く抱えているともいえそうだ。

3979チバQ:2016/11/17(木) 22:23:16
http://www.afpbb.com/articles/-/3108294
「極右」バノン氏の首席戦略官起用、撤回を要求 サンダース氏
2016年11月17日 15:42 発信地:ワシントンD.C./米国
【11月17日 AFP】米民主党のバーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員は16日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)次期大統領が首席戦略官・上級顧問に起用したスティーブ・バノン(Steve Bannon)氏を「人種差別主義者」と呼び、指名を撤回するようトランプ氏に要求した。

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 バノン氏は、トランプ氏を支持する米保守系ニュースサイト「ブライトバート・ニュース(Breitbart News)」の会長で、選挙戦ではトランプ陣営の最高責任者を務めた人物。ただ、極右のアジテーターとして知られており、バノン氏の登用には批判の声が相次いでいる。

 サンダース氏は声明で、「バノン氏のような人種差別主義者を権限ある地位に登用するなど、全く容認できない」と批判。「米国は建国以来、人種差別、性差別、外国人嫌悪、同性愛嫌悪など、あらゆる差別を乗り越えようと闘ってきた」「われわれは、後戻りすべきではない」と述べた上で、「民主主義社会では、意見が一致しないこともあるが、人種差別や偏見を公共政策に含めることはできない」と警告した。

 トランプ陣営は、バノン氏が偏向した過激主義者だとの指摘を一貫して否定している。批判の声に対しては、バノン氏の経歴全てを見るべきだとして、元海軍将校で、米投資銀行大手ゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)に勤務していたほか、ハリウッド(Hollywood)のプロデューサー経験もあると強調している。(c)AFP

3980チバQ:2016/11/19(土) 10:40:56
http://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20161118035.html
米民主党ペロシ氏に対抗馬、若手議員が下院院内総務に立候補
11月18日 10:43ロイター

[ワシントン 17日 ロイター] - 米民主党のティム・ライアン下院議員(43、オハイオ州)は17日、新たな下院民主党院内総務に立候補する意向を表明した。民主党内では先の議会選での敗北を受けて、党の戦略や指導部に対し疑問の声が上がっている。

ライアン氏は声明で、民主党が下院の過半数を占めたのは過去18年のうちわずか4年だと指摘し、「前週の選挙の結果、われわれの立場は一層後退した」と述べた。

その上で「党を再び多数派に導くため、全エネルギーを費やす」と言明、「不安と幻滅が高まる今、有権者に耳を傾け、指導部に新しい声を取り入れる義務がある」と訴えた。

民主党の下院院内総務を務めるペロシ氏(76、カリフォルニア州)は、民主党議員の3分の2の支持を得ているとしている。

投票は11月30日に行われる。

3981チバQ:2016/11/19(土) 10:41:20
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20161118-567-OYT1T50056.html
米国務長官候補にロムニー氏浮上…共和党主流派
11月18日 12:18読売新聞

 【ワシントン=大木聖馬】ロイター通信は17日、トランプ次期大統領が2012年の大統領選共和党候補だったミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事と20日に会談し、米国務長官ポストを打診する可能性があると報じた。

 共和党主流派のロムニー氏は、今回の大統領選で同党指名候補争いが本格化していた今年3月、トランプ氏について「偽物、ペテン師。大統領としての気質も判断力もない」と批判し、反トランプ票の結集を呼びかけた。トランプ氏もロムニー氏について「選挙で無残に失敗した」と批判していたが、党重鎮のロムニー氏を閣僚に迎え入れられれば、党内融和を進めることも可能になりそうだ。

 一方、米CNNテレビは17日、国務長官候補として、インド系米国人女性で全米で知名度の高いニッキー・ヘイリー・サウスカロライナ州知事が浮上していると伝えた。

3982チバQ:2016/11/19(土) 10:45:03
http://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20161118086.html
トランプ政権3ポストに忠実な保守派、司法長官はセッションズ氏
11月18日 23:25ロイター

トランプ政権3ポストに忠実な保守派、司法長官はセッションズ氏
 11月18日、トランプ新政権の司法長官にジェフ・セッションズ上院議員が起用される方向だ。写真はニューヨークで14日撮影(2016年 ロイター/Carlo Allegri)
(ロイター)
[ニューヨーク 18日 ロイター] - ドナルド・トランプ次期米大統領は、新政権の司法長官にジェフ・セッションズ上院議員、国家安全保障担当の大統領補佐官にマイケル・フリン元国防情報局長、米中央情報局(CIA)長官にはマイク・ポンペオ下院議員を起用することを決定した。

政権移行チームが18日、発表した。

3人ともトランプ氏に忠実な保守派。選挙期間中に表明していた過激派組織「イスラム国」や不法移民に対する強硬姿勢などの方針の実現に向け布陣を固めた。

上院では民主党の反対が予想されるものの、共和党が過半数を握るため、セッションズ氏とポンペオ氏の指名は承認される公算が高い。フリン氏が起用されるポストには議会承認は必要ない。

セッションズ氏(69)はアラバマ州司法長官などを務め、上院議員は19年目。早い段階から大統領候補としてトランプ氏に支持を表明していた。不法移民の市民権取得に反対しているほか、メキシコとの国境に壁を建設するとのトランプ氏の政策を支持。米国の労働者の賃金低下につながるとの理由から合法な移民の制限も主張している。

このほか、人種差別的な発言を行った疑いがあるとして1986年に上院が同氏の連邦判事就任の承認を拒否。同氏の起用に対し市民権活動家から批判が出ている。

ポンペオ氏(52)は 陸軍出身で下院議員として現在3期目。2012年にリビアのベンガジで発生した米大使を含む4人が殺害された事件について、オバマ政権の対応を厳しく追及したことで知られている。

フリン氏はトランプ氏の側近の1人。イスラム武装勢力掃討策をめぐる見解などを理由に国防情報局(DIA)を2014年に解雇された経緯がある。

*内容を追加して再送します。

3983チバQ:2016/11/19(土) 10:45:30
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161119X959.html
安保補佐官にフリン氏=司法長官セッションズ氏―次期米政権
01:00時事通信

安保補佐官にフリン氏=次期米政権
トランプ次期米大統領は18日、新政権の国家安全保障担当大統領補佐官にマイケル・フリン元国防情報局長官(写真)を指名すると発表した。【AFP=時事】
(時事通信)
 【ワシントン時事】トランプ次期米大統領は18日、新政権の国家安全保障担当大統領補佐官にマイケル・フリン元国防情報局長官、司法長官にジェフ・セッションズ上院議員、中央情報局(CIA)長官にマイク・ポンペオ下院議員を指名すると発表した。司法長官とCIA長官は上院の承認が必要となる。

 トランプ氏は声明で、フリン氏の指名について「イスラム過激主義テロを打倒するため、フリン氏が私のそばにいてくれるのは喜ばしい」と述べた。

 フリン氏とセッションズ氏は選挙戦で早くからトランプ氏を支持し、政権移行チームでも中心的な役割を果たしてきた。フリン氏は10月に訪日し、日米同盟強化を唱えたほか、17日の安倍晋三首相とトランプ氏の会談にも同席した。

 ただ、フリン氏はイスラム教に対する強硬な発言などで物議を醸したこともある。国防情報局長官を辞任したのは自らの姿勢がオバマ政権の方針に合わなかったためだと主張していた。

 セッションズ氏は選挙戦でトランプ陣営の「国家安保顧問委員会」委員長としてトランプ氏に助言していた。トランプ氏は不法移民対策を政策の柱に掲げており、セッションズ氏は移民政策の強硬派として知られる。オバマ大統領は不法移民に市民権獲得の方法を用意しようとしたが、セッションズ氏は断固反対してきた。

 カンザス州選出の下院議員ポンペオ氏はウェストポイント陸軍士官学校卒の退役軍人。ハーバード大法科大学院も修了し、下院では情報特別委員会に所属している。

3984チバQ:2016/11/19(土) 11:48:15
国務長官候補
>>3914 11/10
ニュート・ギングリッチ元下院議長
ボブ・コーカー上院外交委員長
ジョン・ボルトン元国連大使
>>3951 11/15
ジュリアーニ元ニューヨーク市長

>>3962 11/16 上記4名

>>3981 11/18
ミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事
ニッキー・ヘイリー・サウスカロライナ州知事

3985チバQ:2016/11/19(土) 11:58:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161119-00000034-jij-n_ame
国防長官候補に前CIA長官ら=元軍高官や上院議員の名-米紙
時事通信 11/19(土) 9:04配信

国防長官候補に前CIA長官ら=元軍高官や上院議員の名-米紙
デービッド・ペトレアス前中央情報局(CIA)長官=2010年6月、ワシントン(AFP=時事)
 【ワシントン時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は18日、トランプ次期米大統領が新政権の国防長官について、デービッド・ペトレアス前中央情報局(CIA)長官、ジェームズ・マティス元中央軍司令官、ジャック・キーン元陸軍参謀次長ら元軍高官からの指名を検討していると報じた。

 
 ペトレアス氏は、イラク駐留米軍司令官としてイラク戦争終結に貢献し、アフガニスタンの駐留米軍司令官も務めた。その後、CIA長官に起用されたが、不倫問題で辞任した。マティス氏は対イラン強硬派として知られ、19日にもトランプ氏と会う予定。一方、キーン氏は18日、ツイッターに「公職に復帰するつもりはない」と投稿している。

 同紙によると、このほかジム・タレント元上院議員、ブッシュ前政権で国家安全保障担当大統領補佐官を務めたスティーブン・ハドリー氏、トム・コットン上院議員らも候補に挙がっている。

3986チバQ:2016/11/20(日) 11:27:45
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJCM5S0QJCMUHBI01R.html
強硬派起用のトランプ人事 対テロなど看板政策を断行か

00:54朝日新聞


強硬派起用のトランプ人事 対テロなど看板政策を断行か

トランプ政権に入る人物とトランプ氏の発言

(朝日新聞)


 米国のトランプ次期政権の地金が見えてきた。18日に発表した主要3ポストで、反イスラム主義や水責め拷問を肯定するような強硬派の人材を起用した。現実的路線や議会との融和を演出しつつ、自身がこだわる政策では譲らないという思いが透けて見える。

 安全保障政策を統括する国家安全保障担当大統領補佐官に、マイケル・フリン元国防情報局長(57)が指名された。トランプ氏は声明で「イスラム過激派によるテロを打倒し、政治的挑戦のかじ取りを担い、米国と外国を守るため、フリン氏がそばにいてくれるのをうれしく思う」と語った。

 司法長官にジェフ・セッションズ上院議員(69)、中央情報局(CIA)長官にマイク・ポンペオ下院議員(52)も指名した。

 しかし、米メディアは、3人が過去、イスラム教徒を敵視し、人種差別的な考えを持つ発言をしていたことを一斉に報じた。

 フリン氏は「イスラム教を恐れることは理にかなっている」と発言。セッションズ氏は不法移民への強硬論者で、全米有色人地位向上協会が「深く心を痛める」と声明で批判した。ポンペオ氏はCIAによるテロ容疑者への「水責め」を擁護していた経緯がある。

 こうした主張は、トランプ氏が選挙で訴えた「イスラム教徒の一時入国禁止」「不法移民の強制送還」などの考えに合致する。

3987チバQ:2016/11/20(日) 11:30:37
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161120k0000m030040000c.html
<米次期政権>要職に「強硬派」重用…論功行賞色濃く

11月19日 21:09毎日新聞


 【ワシントン西田進一郎】米国のドナルド・トランプ次期大統領は18日、ホワイトハウスで外交・防衛政策全般に関わる重要ポストの大統領補佐官(国家安全保障担当)にマイケル・フリン元国防情報局長(57)を起用すると明らかにした。また、司法長官に早くからトランプ氏を支持してきたジェフ・セッションズ上院議員(69)をあてるなど、計3人の人事を発表した。いずれもトランプ氏に忠実な「強硬派」で知られ、トランプ氏が選挙戦での発言同様に強硬な政策をとるのではとの懸念も出ている。

 フリン氏は元陸軍中将で、イラクやアフガニスタンでの対テロ戦争に情報分野で関わった。国防情報局長に就任したが、任期途中で退任。背景にはオバマ政権内での確執があったとされている。早くからトランプ氏の外交アドバイザーを務めてきた側近で、10月には日本を訪問。菅義偉官房長官らと会談し、安倍晋三首相とトランプ氏の17日の会談にも同席した。

 ただ、フリン氏には物議を醸す言動もある。イスラム教に関し「恐れることは理にかなう」と短文投稿サイト「ツイッター」に書き込み。オバマ政権下で緊張が高まったロシアとの関係改善を強く主張し、2015年にモスクワを訪問した際にパーティーでプーチン大統領と同じテーブルに座っていたと報じられた。

 セッションズ氏は上院議員で初めてトランプ氏支持を表明しており、今回の指名は論功行賞色が強い。南部アラバマ州で司法長官などを務め、不法移民排斥を長年主張。米メディアによると、1986年に連邦判事に指名されたが、白人至上主義団体を許容するような発言や、公民権運動団体を「米国的でない」と批判する発言をしていたとの証言から、人種差別主義者だと指摘され上院の承認を得られなかったという。

 中央情報局(CIA)長官にはマイク・ポンペオ下院議員(52)が指名された。ポンペオ議員は保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」の支援を受けて10年に初当選した。オバマ大統領はCIAによる「水責め」など過酷な尋問を中止したが、ポンペオ議員は強く反発した。

3988チバQ:2016/11/20(日) 11:31:50
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161120k0000m030031000c.html
<米国>NY5番街、閑古鳥…トランプタワー周辺警戒の余波

11月19日 20:37毎日新聞


<米国>NY5番街、閑古鳥…トランプタワー周辺警戒の余波

トランプタワー=田中義郎撮影

(毎日新聞)


 【ニューヨーク國枝すみれ】米東部ニューヨーク市は18日、中心部マンハッタンにあるドナルド・トランプ次期大統領の住居トランプタワー周辺の警備強化策を発表した。目抜き通りの5番街などで一部車線を封鎖する。これまでも抗議デモのたび周辺道路は規制されてきた。トランプ氏は来年1月の就任後も同市とホワイトハウスを行き来する予定で、周辺店舗の営業などに影響が出そうだ。

 トランプタワー前には現在、自動車爆弾を阻止するため金属製バリケードが設置され、大統領警護を担当するシークレットサービスが訪問者の身元と手荷物を確認している。現場付近では選挙結果が出た9日以降、「反トランプ」デモが6回起き、デモ隊で埋め尽くされた5番街は3回封鎖された。今後も同様の措置が取られる可能性がある。

 5番街の高級ブランド店は抗議デモと警備強化の余波で、クリスマス前のかき入れ時に客が激減している。トランプタワーにある宝飾店「ティファニー」本店は安全対策のため5番街の正面入り口を封鎖し、恒例のショーウインドーの飾り付けも中止した。地元紙によると、タワー周辺のレストランは売り上げが3割落ちたという。

3989チバQ:2016/11/20(日) 11:33:18
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161119X006.html
論功行賞で強硬派登用=現実路線への転換見えず―批判派とも会談・次期米大統領

11月19日 16:19時事通信


 【ワシントン時事】トランプ次期米大統領は18日、ジェフ・セッションズ上院議員(69)を司法長官に充てるなど、3人の新政権人事を発表した。閣僚級のポストが決まったのは初めて。3人とも「トランプ路線」を支持してきた強硬派で、論功行賞の色彩が強く、現実路線への転換を期待する民主党などからは落胆の声も出ている。

 「人種差別を許すことはできない。トランプ氏が偏狭な考えを捨て、決定を覆すよう求める」。民主党リベラル派の代表格であるウォーレン上院議員は18日、セッションズ氏を司法長官に据える人事案が伝わると、声明を発表。応じなければ、上院で否決を目指すとけん制した。

 セッションズ氏は、上院議員の中で真っ先にトランプ氏支持を明確にした人物だ。米メディアによれば、1986年、レーガン大統領(当時)から連邦判事に指名された際の上院審議で、人種差別主義者だと指摘する証言が続出。人事案が否決され、就任できなかった過去がある。

 中央情報局(CIA)長官に指名されたマイク・ポンペオ下院議員(52)は、共和党主流派と反目してきた「ティーパーティー(茶会)」派。国家安全保障担当大統領補佐官に任命されるマイケル・フリン元国防情報局長官(57)は、イスラム教を敵視するような発言などで物議を醸してきた。

 先に首席戦略官・上級顧問に決まったスティーブン・バノン氏(62)も「白人至上主義者」と批判を浴びている。これまでに固まった新政権の陣容は、大統領首席補佐官に就くラインス・プリーバス共和党全国委員長(44)を除いて「トランプ氏と強硬論を共有する忠実な支持者」(米メディア)ばかりだ。同様の人事が続けば、選挙戦でのトランプ氏の訴え通り、移民やイスラム教徒などマイノリティーに厳しい政権になる可能性が高い。

 もっとも、トランプ氏が自身に批判的な党主流派やライバルを登用し、厚みのある政権をつくろうとしている兆しがないわけではない。

 トランプ氏は15日、共和党の大統領選候補指名争いで激しくののしり合ったテッド・クルーズ上院議員と会談。17日にも反トランプを鮮明にしてきたニッキ・ヘイリー・サウスカロライナ州知事と会った。19日には「トランプ降ろし」を主導した2012年大統領選の共和党候補、ミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事と面会する。

3990名無しさん:2016/11/21(月) 06:51:02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161119-00000076-asahi-int
会談にイバンカ氏「政治の私物化」 米でトランプ氏批判
朝日新聞デジタル 11/19(土) 21:06配信

 トランプ次期米大統領が17日にニューヨークで安倍晋三首相と会談した際、長女イバンカ氏(35)らを同席させたことに「政治の私物化」との批判が出ている。国内外でホテルや不動産業を手がけてきたトランプ氏は当選後も「トランプ・ファミリー」を重用しており、政治とビジネスの境界が問題になっている。

 イバンカ氏は、ファミリーの中核企業「トランプ・オーガニゼーション」の幹部で、同社ホームページによると、不動産事業の利益を拡大する責任者を務めるほか、世界各地に展開するホテル事業にも関わる。

 会談は「非公式」とされ、報道陣に非公開だったが、後に公表された写真でイバンカ氏の同席が判明した。ニューヨーク・タイムズ紙は「(政治とビジネスの)利害対立の可能性」と指摘。米フォーチュン誌はイバンカ氏に国家の機密情報にアクセスする権限がない点も問題視している。

朝日新聞社

3991とはずがたり:2016/11/21(月) 14:39:40
ちゃんと続けよろなぁ

<米国>トランプ・ブランド苦戦 ホテルやアパレルなど
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20161121/Mainichi_20161121k0000e030169000c.html
毎日新聞社 2016年11月21日 11時02分 (2016年11月21日 12時51分 更新)

 【ニューヨーク田中義郎】米次期大統領のドナルド・トランプ氏(70)がホテルやゴルフ場、アパレルなどに自らの名前を冠した「トランプ・ブランド」が、苦戦している。選挙戦で人種的少数派や女性を排斥・蔑視する言動を繰り返したことから、反感を抱く人が少なくないためだ。

 米東部ニューヨーク市中心部マンハッタンにある高級マンション群「トランプ・プレース」の一部では16日、「トランプ」の文字が消えた。住民が「(トランプ氏の名前が付いているのは)恥ずかしい」と変更を求めてインターネットで署名を呼びかけ住民ら約650人が賛同したのだ。

 米メディアによると、プロバスケットボールNBAのミルウォーキー・バックスとメンフィス・グリズリーズ、ダラス・マーベリックスの3チームは、遠征先のニューヨーク、シカゴで、これまで定宿だったトランプ・ブランドのホテルの予約をキャンセルし、別のホテルに変更した。

 理由は不明だが、NBAは選手の約4分の3が黒人で、トランプ氏の次期大統領就任に不安が広がっている。スーパースターのキャバリアーズ、レブロン・ジェームズ選手(31)は失望を示しつつ、スマートフォン向け写真・動画共有アプリ「インスタグラム」で「僕らは強くならなければならない」と呼びかけた。

 さらに、ニューヨークに本部を置く大手百貨店が昨年6月ごろから、トランプ・ブランドの紳士服の販売をボイコットしたとの報道もある。長女イバンカ氏(35)のアパレル会社「イバンカ・トランプ」の商品の販売を中止した企業もあったという。

 大富豪のトランプ氏は、年間40万ドル(約4400万円)の大統領職の給与を辞退する意向を示した上で、法律の規定があるため「年1ドルは受け取る」と言う。とはいえ、「暴言」で注目を集め大統領の座を勝ち取った代償は小さくないようだ。

3992チバQ:2016/11/21(月) 20:28:21
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJCN7SRCJCNUHBI02M.html
国防長官に「狂犬」マティス元司令官検討 トランプ氏
00:41朝日新聞

 米国のトランプ次期大統領(70)は20日、新政権の国防長官にジェームズ・マティス元中央軍司令官(66)の起用を検討していると明らかにした。一方、19日には国務長官候補の一人として名前があがっているミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事(69)と会談し、外交問題で意見交換。近く両ポストを発表するとみられる。

 トランプ氏は19日、トランプ氏が経営するゴルフ場にマティス氏を招き、約1時間会談した。20日朝、自らのツイッターで「マティス大将は非常に印象的だった。大将のなかの大将だ」と語り、国防長官の最有力候補であると明かした。

 マティス氏は軍歴44年の元海兵隊大将。イラク戦争などでの戦闘指揮経験が豊富で、「狂犬」の異名を持つ。イランとの核問題の合意に強く反対している。

 一方、トランプ氏は19日にロムニー氏とも約1時間半会談した。ロムニー氏は会談後、記者団に、ポスト就任の打診があったかは明言を避けつつ、「様々な世界情勢に関し、広範な議論を交わした」と強調。「トランプ氏と話す機会が得られて光栄だ。次の政権が誕生するのを楽しみにしている」と語った。

 ロムニー氏は2012年の大統領選の共和党候補。今回の選挙ではトランプ氏を「ペテン師で大統領になる資質も判断力もない」と痛烈に批判して不支持を表明し、対立していた。

 選挙後、ロムニー氏は国務長官候補として浮上。20日にはペンス次期副大統領もテレビ番組で「積極的に検討している」と語った。ただ、米ロ関係の改善を模索するトランプ氏に対し、ロムニー氏は対ロシア強硬派で、外交方針が合うかどうかは不透明だ。

 国務長官候補には、ルドルフ・ジュリアーニ元ニューヨーク市長やジョン・ボルトン元国連大使、サウスカロライナ州のニッキー・ヘイリー知事らの名前も取り沙汰されている。(ワシントン=佐藤武嗣)

3993チバQ:2016/11/22(火) 21:40:57
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161123k0000m030036000c.html
<米政権人事>トランプ氏、女性登用?…多様性アピールか
19:18毎日新聞

<米政権人事>トランプ氏、女性登用?…多様性アピールか
トゥルシー・ガバード氏=同氏のホームページから
(毎日新聞)
 【ワシントン西田進一郎】新政権の人事を進めるドナルド・トランプ米次期大統領は21日、民主党の下院議員トゥルシー・ガバード氏ら女性3人と会談した。米メディアは、ガバード氏が国務・国防両省の要職や国連大使などの候補に浮上したと報じた。これまで政権入りが決まったのは白人男性ばかりで、トランプ氏が多様性のある人事を行うか注目されている。

 ガバード氏はイラク駐留経験がある退役軍人で、ヒンズー教徒初の連邦下院議員だ。民主党予備選では、イラク戦争開戦に賛成したヒラリー・クリントン前国務長官を批判。党全国委員会副委員長を辞任し、軍事力行使に一貫して慎重なバーニー・サンダース氏を支持した。会談は、対シリア政策やテロとの戦いで意見を聞きたいとして、トランプ氏側が要請したという。

 党予備選のころから女性や中南米系(ヒスパニック)、イスラム教徒を侮辱する発言が相次いだトランプ氏。大統領選の勝利演説では「今こそ、一致団結した国民として協力する時だ」「全ての米国民の大統領になると誓う」などと主張した。

 だが、これまで起用を発表したホワイトハウスの首席補佐官ら3人▽司法長官▽中央情報局(CIA)長官--の計5人はいずれも白人男性。不法移民やイスラム教徒らに対する強硬姿勢がトランプ氏と重なるなど、多様性にはほど遠い。

 トランプ氏は21日、ガバード氏のほか、内務長官への起用が取りざたされる南部オクラホマ州のメアリー・ファリン知事、アジア系米国人女性で初の閣僚を務めたエレーン・チャオ元労働長官の女性2人とも会談。トランプ氏の広報官は「最終的には閣僚も政権も、非常に幅広く多様性のあるものになるだろう」と強調した。

3994チバQ:2016/11/22(火) 21:41:27
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161122X302.html
民主党下院議員と会談=国連大使などに起用検討か―次期米大統領
06:55時事通信

 【ワシントン時事】トランプ次期米大統領は21日、民主党のタルシ・ギャバード下院議員とニューヨークのトランプ・タワーで会談した。ギャバード氏はシリア政策について話し合ったと説明しているが、米メディアによれば、トランプ氏は国連大使などへの起用を検討しているという。

 ギャバード氏はハワイ州選出。大統領選の民主党指名争いでは党全国委員会の役職を辞し、クリントン前国務長官の対抗馬だったサンダース上院議員を支持した。7月の民主党大会の数日後にようやくクリントン氏支持に転じた。

3995チバQ:2016/11/22(火) 21:43:09
http://mainichi.jp/articles/20161122/k00/00e/030/180000c
トランプ氏
「TPP離脱」当選後初表明 発効絶望的

毎日新聞2016年11月22日 10時22分(最終更新 11月22日 13時09分)
 【ワシントン清水憲司】ドナルド・トランプ次期米大統領(70)は21日、日米など12カ国による環太平洋パートナーシップ協定(TPP)について、来年1月20日の就任初日に「離脱の意思を(参加国に)通知する」との方針を表明した。トランプ氏は勝利後、TPPへの発言を控えていたが、この日、政権の最優先課題にあげたことで、TPPの発効は絶望的になった。


 21日夕(日本時間22日午前)、自らのフェイスブックに動画メッセージを投稿し、就任初日から取り組む政策課題を列挙。政権移行チームに具体的な準備を進めるよう指示した。

 トランプ氏は最初に通商政策をあげ、TPPが「米国にとって大惨事になり得る」として離脱する方針を表明し、その代わりとして「国内に雇用と産業を引き戻すような公正な2国間協定に向け交渉する」と明らかにした。

 TPP発効には参加12カ国全体の国内総生産(GDP)の85%以上を占める6カ国以上が国内手続きを済ませる必要があり、米国の議会承認が不可欠。トランプ氏がTPPに関する発言を封印していたため、参加国関係者の間ではトランプ氏の翻意に期待をかける声があがっていた。19日のTPP首脳会合でも各国が発効に必要な国内手続きを進めつつ、トランプ氏の動向を見守る方針で一致したばかりだった。しかし、トランプ氏がTPP離脱の方針を明確にしたことで、少なくとも政権発足後、一定期間はTPP発効の可能性が絶たれることになる。

 トランプ氏は演説で、米製造業の再興を通じて雇用創出に励む姿勢も強調。「私の政策は『米国第一』というシンプルな原則に基づいている」としたうえで、「鉄鋼を生産し、自動車を組み立て、(自由貿易によって受けた)大惨事をいやす。米国で次世代の生産や革新を起こしたい。米国の労働者のために富と雇用を創出したい」と述べた。

 他の優先課題として、シェールオイルや石炭産業への規制緩和でも雇用を拡大するほか、「新たに一つ規制を導入する際には二つの規制を撤廃する」として規制緩和を徹底する方針を示した。移民政策に関しても入国に必要なビザ(査証)の不正使用について調査し、米国の労働者が不利益を受けないようにするほか、ダムや発電施設といったインフラへのサイバー攻撃に防御を固める方針も示した。

3996チバQ:2016/11/22(火) 21:43:21
http://mainichi.jp/articles/20161122/k00/00e/030/180000c
トランプ氏
「TPP離脱」当選後初表明 発効絶望的

毎日新聞2016年11月22日 10時22分(最終更新 11月22日 13時09分)
 【ワシントン清水憲司】ドナルド・トランプ次期米大統領(70)は21日、日米など12カ国による環太平洋パートナーシップ協定(TPP)について、来年1月20日の就任初日に「離脱の意思を(参加国に)通知する」との方針を表明した。トランプ氏は勝利後、TPPへの発言を控えていたが、この日、政権の最優先課題にあげたことで、TPPの発効は絶望的になった。


 21日夕(日本時間22日午前)、自らのフェイスブックに動画メッセージを投稿し、就任初日から取り組む政策課題を列挙。政権移行チームに具体的な準備を進めるよう指示した。

 トランプ氏は最初に通商政策をあげ、TPPが「米国にとって大惨事になり得る」として離脱する方針を表明し、その代わりとして「国内に雇用と産業を引き戻すような公正な2国間協定に向け交渉する」と明らかにした。

 TPP発効には参加12カ国全体の国内総生産(GDP)の85%以上を占める6カ国以上が国内手続きを済ませる必要があり、米国の議会承認が不可欠。トランプ氏がTPPに関する発言を封印していたため、参加国関係者の間ではトランプ氏の翻意に期待をかける声があがっていた。19日のTPP首脳会合でも各国が発効に必要な国内手続きを進めつつ、トランプ氏の動向を見守る方針で一致したばかりだった。しかし、トランプ氏がTPP離脱の方針を明確にしたことで、少なくとも政権発足後、一定期間はTPP発効の可能性が絶たれることになる。

 トランプ氏は演説で、米製造業の再興を通じて雇用創出に励む姿勢も強調。「私の政策は『米国第一』というシンプルな原則に基づいている」としたうえで、「鉄鋼を生産し、自動車を組み立て、(自由貿易によって受けた)大惨事をいやす。米国で次世代の生産や革新を起こしたい。米国の労働者のために富と雇用を創出したい」と述べた。

 他の優先課題として、シェールオイルや石炭産業への規制緩和でも雇用を拡大するほか、「新たに一つ規制を導入する際には二つの規制を撤廃する」として規制緩和を徹底する方針を示した。移民政策に関しても入国に必要なビザ(査証)の不正使用について調査し、米国の労働者が不利益を受けないようにするほか、ダムや発電施設といったインフラへのサイバー攻撃に防御を固める方針も示した。

3997チバQ:2016/11/22(火) 22:01:16
>>3959
http://www.sankei.com/world/news/161121/wor1611210059-n1.html
2016.11.21 18:01
【トランプ次期大統領】
商務長官にロス氏「検討」 知日派、安倍晋三首相と9月に会談
 【ワシントン=小雲規生】組閣作業を進めているトランプ次期米大統領は20日、ニュージャージー州に保有する自らのゴルフ場で投資家のウィルバー・ロス氏(78)との面談後、記者団に対して商務長官としての起用を「検討している」と明らかにした。ロス氏も就任の可能性について「時間が教えてくれる」と応じており、CNNテレビはロス氏が「商務長官の最有力候補」と報じている。

 ロス氏は1970年代から金融業界に関わり、2000年からは自らの投資ファンドを運営。トランプ氏と同様に既存の自由貿易体制に批判的な一方、日本とのつながりが深い「知日派」としても知られる。国連総会出席のため、9月に訪米した安倍晋三首相とも会談し、トランプ氏からの伝言を伝えている。

 一方、大統領首席補佐官に指名されたプリーバス共和党全国委員長は20日、米ABCテレビでのインタビューで、国防長官候補のジェームズ・マティス元中央軍司令官(66)の起用について「非常に可能性が高い」との見方を示した。

 トランプ氏は19日にマティス氏と面会。20日には自身のツイッターで「国防長官として検討しているマティス氏は非常に印象的だった。まさに将軍の中の将軍」と太鼓判を押した。 

 またペンス次期副大統領は20日、FOXニュースの番組で、トランプ氏が19日に面会したミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事(69)について「国務長官起用が活発に検討されている」と述べた。ただし「他の非常に傑出した米国人たち」も候補になっているとも示唆している。

 このほかトランプ氏は20日、同じく国務長官に浮上しているルドルフ・ジュリアーニ元ニューヨーク市長(72)とも面会。政権移行チームの副議長であるクリス・クリスティー・ニュージャージー州知事(54)とも会っている。

3998名無しさん:2016/11/23(水) 16:05:13
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161122-00050247-gendaibiz-bus_all
レーガン大統領元側近が断言「トランプでも、日米同盟に変化ナシ!」 「米国の最も重要な同盟国は日本です」
現代ビジネス 11/22(火) 11:01配信

 「ググってみて、驚いたよ。正直言って、オバマケアには頷けるところがたくさんあったんだ。オバマケアをググろうとは何度も思ってはいたんだが、駆け回っていたから時間がなかった」

 劇的な勝利からわずか一週間で「変容」を見せたトランプ新大統領。さんざんコケにしてきたオバマケアについても、当選後には「なかなかいいじゃないか」と発言するなど、全米を振り回している。

 そんなトランプに、レーガン大統領らしさを見出すエキスパートがいる。レーガン政権時代、商務省審議官を務めた米国経済戦略研究所所長のクライド・プレストウィッツ氏だ。選挙戦では、レーガン元大統領の受け売りともいえる”Make America Great Again”を連発してきたトランプだが、彼は、”第二のレーガン”となれるのか? 『JAPAN RESTORED』の著者で、日本にも精通しているプレストウィッツ氏に話を聞いた。(在米ジャーナリスト/飯塚真紀子)

ヒラリーよりよっぽど穏健ですよ
 ――今回のトランプ氏勝利について、率直にどう感じていますか? 
 私は、ずっとトランプが勝つと思っていました。私が住むワシントンDCやあなたが住むロサンゼルスではヒラリー氏優勢でしたが、それらはアメリカを代表している地域ではないからです。

 ワシントンDCは、不景気というものを体験したことがありません。政府が成長し続けているため、経済的衰退が起きなかった。ここに住んでいる人たちはリセッションの痛みを感じていないのです。ロサンゼルスも、アメリカでは富裕層が多く住む地域で、人々の収入は経済の影響をあまり受けていません。

 しかし、都市部以外に住む人々にとっては、この10年、経済的に苦しい状態でした。平均的労働者の収入は、この4年、増加を見ませんでした。反対に、医療費はどんどん上がっていきました。今、ベビーブーマーがどんどん引退していますが、彼らには貯蓄もないのですよ。

 ミシガンやウィスコンシン、オハイオ、ペンシルバニアなどの州は経済の影響、特に、中国との国際貿易の影響を受けたのです。その状況を考えると、トランプが勝つ可能性はあると思っていました。

 ――日米の関係がどうなるのかは、やはり気になります。まず、貿易関係はどうなると予測されていますか? 
 トランプ自身、どうしたらいいかまだわかっていないのではないでしょうか。トランプはTPP成立を追い求めないでしょう。安倍首相はTPPを頑張って推進してきたと思うのですが、日本にとっては失望する結果に終わることになると思います。

 ただそれによって、日本に大きなマイナスのインパクトがあるかというと、それは疑問です。いろいろな予測をみても、TPPは、日本のGDPの成長にそれほど大きい影響を与えることを指し示していません。TPPの失敗は、日本人に心理的にはインパクトを与えるかもしれませんが、経済的に影響を与えるとは思えないのです。

 また、輸入関税も、中国製品には課されると予想されますが、日本の製品に課すとは思えません。特に、大半の日本車は、今、アメリカで製造されていますからね。トランプはNAFTA批判も行ってきましたが、大統領は独裁者ではないので、やれることには限界があります。特に、議会の賛同が必要なので、突然NAFTAを廃止にすることなどできないのです。

3999名無しさん:2016/11/23(水) 16:05:23
>>3998

 ――防衛問題についても、トランプ氏は刺激的な発言を連発しています。日米防衛関係については、どうなると予測されますか? 
 まず前提として、私はヒラリーの方が、トランプよりもタカ派だと思っています。ヒラリーはイラク戦争を支援しましたし、リビア攻撃に関しては、間違いなく彼女に責任があります。オバマ大統領にも、ヒラリーはシリアに軍隊を送るように強く勧めました。

 また、彼女の演説を聞くと、対ロシア姿勢も強硬だと感じました。国務長官時代はベトナムを訪問して、南シナ海で中国勢力が優勢になるのを食い止めると主張していました。一方、トランプはロシアとうまくやっていくと言っている。どこまで真剣に受け止めるかという問題はありますが、少なくともヒラリーより対立的な姿勢ではないのは明らかです。

 では、日本との関係はどうか。第二次安倍政権になってから、日本は一貫して防衛能力を強化しています。フィリピンやベトナム、インドとも同盟システムを構築しようと交渉している。トランプは、それを支援するために力を注ぐと思います。アメリカは、日本はもっと強い同盟国になってほしいと考えているのではないでしょうか。

 かつて、知日派としてならした米上院議員の大物、マイケル・マンスフィールドが駐日米国大使を務めたことがありました。彼に会う度、聞き飽きるほど「日米二国間関係が最重要だ」と主張していました。アメリカが、もし今、1カ国だけ同盟国に選ぶとしたら、どの国を最重要だ考えて選ぶと思いますか? 

 ――日本、ということでしょうか……? 
 私が生きてきた歴史の中では、アメリカにとって最重要な同盟国は、長い間、イギリスでした。しかし、イギリスは今、とても弱体化しています。こんにち、その答えは、日本にあると思います。そして、もし、トランプが日本を最も重要な同盟国だと考えるなら、彼は日本には強くなってほしいと願うでしょう。

 ただ、米軍基地問題については、とても複雑ですね。これはアメリカだけの問題ではなく、日本の意志も重要になってくるのです。沖縄はもちろん、他の島も基地を置きたくないと考えているので、日本がどうしたいかをはっきりさせねばなりません。トランプは「アメリカを再び偉大にする」と言っているので、すぐに日本での軍隊規模を縮小させることになるとは思いません。

4000名無しさん:2016/11/23(水) 16:05:46
>>3999

お手並み拝見、ですよ
 ――日本政府は、トランプ政権とどう向き合えばいいと思いますか? 
 焦る必要はありません。日本政府は、賢明に、そして注意深く、新政権に対処していくのがいいでしょう。日本政府の弱点は、アメリカの中心部としか付き合いがないことです。ワシントンDCの政府関係者とはよく交流していますが、例えば、ミシガン州の関係者とはつきあいがありません。そのあたりは強化していかなければならないところです。

 また、ワシントンDCはよそよそしいところなのですが、日本政府は、少数のシンクタンクやエキスパートとしかネットワークがありません。それでは十分ではないのです。ネットワークをもっと広げていくべきだと思います。

 ――トランプとレーガンに類似点を感じられていますか? 
 トランプとレーガン大統領には確かに類似点があります。まず、二人とも、もともと政治家ではありませんでした。ノーマルなアメリカの政治の中で活躍していたのではなく、アウトサイダーでした。また、二人とも、ドラマティックなチェンジに挑戦している点も似ています。レーガンの前はカーター大統領でしたが、カーター大統領は非常にリベラルでした。それをレーガン大統領が非常に保守的なアメリカへと変えたのです。

 レーガン大統領の後は、ジョージ・ブッシュ、クリントン、ジョージ・ブッシュ・ジュニア、オバマと続きました。ジョージ・ブッシュ・ジュニアは保守的だと自分では言ってはいましたが、彼の政策は、実際はとてもリベラルだったのです。つまり、この数十年間は、ずっとリベラルなアメリカが続いてきたと考えていい。

 トランプはそんな中、レーガン大統領のように、リベラルだったトレンドを、保守へとドラマティックにシフトしようとしています。その意味で、レーガン大統領に似ていると思うのです。

 もっとも、リベラルだった流れを保守に振り戻した方がいいのかどうかは、とても複雑な問題です。政策によってはその方がいいでしょうし、政策によっては悪化するかもしれません。それは、トランプのお手並み拝見といったところですね。

 ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

 プレストウィッツ氏が新大統領にかける期待値は高い。しかし、実際に政府を牛耳るのは、彼ではないかもしれない。

「トランプは交渉事は先頭に立って激しくやるんですが、成立すると、後は、プロのスタッフに任せるタイプなんです」 かつて、トランプと仕事を共にしたことがある建築家のポール・ウィレン氏が言う。当選を果たし、アメリカ国民との大きな”交渉”を終えた今、後のことは周りの人間にお任せ、となるのか? 

 もしも任せることになるとすれば、トランプ内閣の人事予想を見る限り、超保守な面々がそれを担うことになる。たとえプレストウィッツ氏が言うように、当選後のトランプが劇的に変化したとしても、「最高戦略責任者」に選ばれた”白人至上主義者”として悪名の高いスティーブ・バノン氏らにまで変容を期待することはできないだろう。

 矛盾だらけの内閣では、トランプ氏が”第二のレーガン”になるのは相当難しいと思うのだが……。

飯塚 真紀子

4001名無しさん:2016/11/23(水) 16:23:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161122-00000036-asahi-int
トランプ氏、サンダース支援の民主党議員と会談
朝日新聞デジタル 11/22(火) 10:35配信

 米国のトランプ次期大統領は21日、新政権発足に向けた人事選考で、民主党のトゥルシー・ガバード下院議員(35)と会談し、外交・安全保障問題で意見交換した。米メディアは、トランプ氏が国防総省か国務省の要職に同議員の起用を検討していると報じている。

 ガバード氏はイラク駐留を経験した退役軍人。大統領選の民主党予備選では、ヒラリー・クリントン前国務長官のライバルで、軍事力行使に慎重なサンダース上院議員を支援。「中東に派遣された元軍人として戦争の代償を経験した」として、クリントン氏がイラク戦争に賛成票を投じたことなどを批判し、党全国委員会の副委員長を辞任した経緯がある。

 会談後、ガバード氏はトランプ氏の面会要請に応じた理由について「(保守派の)ネオコンが我々を戦争の激化に引きずり込む前に、トランプ氏と面会する機会を持つのは重要だ」と述べた。

朝日新聞社

4002とはずがたり:2016/11/23(水) 19:30:19
米大統領選、3州で不正操作か 専門家が不審な傾向を指摘
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161123-35092618-cnn-int
CNN.co.jp 11/23(水) 14:29配信

(CNN) 今月8日に投開票された米大統領選をめぐり、激戦となった一部の州で票数が不正に操作されたり、コンピューターシステムへの不正侵入があったりした可能性を、著名な専門家らのグループが指摘していることが23日までに分かった。

ミシガン大学のコンピューター科学者、アレックス・ホルダーマン教授らによると、大統領選で民主党地盤とされながら共和党のドナルド・トランプ氏が制したウィスコンシン、ミシガン、ペンシルベニア各州の集計結果に不審な傾向がみられるという。

同教授らのグループは17日、敗北した民主党候補、ヒラリー・クリントン氏の陣営幹部らに対し、3州の再集計を要請するべきだと申し入れた。

申し入れの内容に詳しい情報筋によれば、これらの州では機械を使った電子投票方式の郡でクリントン氏の獲得票が少なく、投票用紙に記入する方式の郡での票数を7%も下回っていたことが判明した。

グループは不正侵入の証拠が見つかったわけではないとしたうえで、独立機関による調査が必要だと主張している。

米誌ニューヨーク・マガジンが最初に報じた。CNNは同グループやトランプ氏の政権移行チームに取材を試みたが、22日夜の時点で回答は得られていない。クリントン陣営の関係者は、この指摘に基づく監査を要請するかどうかについて明言を避けた。

4003チバQ:2016/11/23(水) 20:44:16
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1611230033.html
【トランプ次期大統領】英人事に介入? EU離脱主導のファラージ党首代行は「素晴らしい駐米大使になる」 英政府は「空きがない」と一蹴
18:29産経新聞

 【ロンドン=岡部伸】トランプ次期米大統領は21日、欧州連合(EU)離脱を選択した6月の国民投票で離脱派を主導した英独立党(UKIP)のファラージ党首代行について、駐米大使として「素晴らしい仕事をするだろう」とツイッターに投稿した。一国の指導者になる人物が他国の大使人事に介入するのは極めて異例だ。

 トランプ氏は、英国民投票の際に英国のEU離脱に理解を示したことでファラージ氏と接近。米大統領選ではファラージ氏がトランプ氏の選挙活動に参加していた。ファラージ氏は選挙後の12日もニューヨークを訪れ、メイ首相を差し置いて英政治家として真っ先にトランプ氏と面会を果たし、米英の政権をつなぐ架け橋となりたいと述べた。

 英独立党は、ファラージ氏が次期駐米大使になる可能性があるとしていた。

 トランプ氏は投稿で「多くの人がファラージ氏が駐米大使として英国を代表することを望んでいる」と強調。ファラージ氏は「青天の霹靂(へきれき)だ」と述べつつ、「どのような形であれ、英国の手助けができるならやりたい」と応じた。ただ、ジョンソン外相や英首相官邸は「(ポストの)空きはない」と一蹴した。

4004名無しさん:2016/11/23(水) 21:06:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161123-35092618-cnn-int
米大統領選、3州で不正操作か 専門家が不審な傾向を指摘
CNN.co.jp 11/23(水) 14:29配信

(CNN) 今月8日に投開票された米大統領選をめぐり、激戦となった一部の州で票数が不正に操作されたり、コンピューターシステムへの不正侵入があったりした可能性を、著名な専門家らのグループが指摘していることが23日までに分かった。

ミシガン大学のコンピューター科学者、アレックス・ホルダーマン教授らによると、大統領選で民主党地盤とされながら共和党のドナルド・トランプ氏が制したウィスコンシン、ミシガン、ペンシルベニア各州の集計結果に不審な傾向がみられるという。

同教授らのグループは17日、敗北した民主党候補、ヒラリー・クリントン氏の陣営幹部らに対し、3州の再集計を要請するべきだと申し入れた。

申し入れの内容に詳しい情報筋によれば、これらの州では機械を使った電子投票方式の郡でクリントン氏の獲得票が少なく、投票用紙に記入する方式の郡での票数を7%も下回っていたことが判明した。

グループは不正侵入の証拠が見つかったわけではないとしたうえで、独立機関による調査が必要だと主張している。

米誌ニューヨーク・マガジンが最初に報じた。CNNは同グループやトランプ氏の政権移行チームに取材を試みたが、22日夜の時点で回答は得られていない。クリントン陣営の関係者は、この指摘に基づく監査を要請するかどうかについて明言を避けた。

4005チバQ:2016/11/23(水) 22:34:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161123-00050081-yom-int
米次期国連大使、女性知事のヘイリー氏起用へ
読売新聞 11/23(水) 22:24配信

 【ワシントン=黒見周平】米メディアは23日、次期米大統領ドナルド・トランプ氏が国連大使にサウスカロライナ州の女性知事、ニッキー・ヘイリー氏(44)の起用を決めたと報じた。

 ヘイリー氏はインド系で、共和党のホープとして全米で知名度が高い。司法長官など新政権の主要ポストでは白人男性の起用が続いており、トランプ氏としては人事に幅を持たせる狙いもあるとみられる。

 ヘイリー氏は17日にトランプ氏と会談。一時、国務長官候補にも名前が挙がっていた。

4006チバQ:2016/11/23(水) 22:37:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161123-00000061-mai-n_ame
<米極右団体>「トランプ万歳」ナチス式敬礼 首都の集会で
毎日新聞 11/23(水) 20:26配信

 ◇「オルト・ライト」 映像が米誌のウェブサイトに公開

 【ニューヨーク國枝すみれ】「ハイル・トランプ(トランプ万歳)」。右手を斜め前に突き出してナチス式の敬礼をし、トランプ政権の誕生に興奮する「オルト・ライト」と呼ばれる極右運動の集会映像がインターネットで拡散し、人権団体などから批判が高まっている。

 問題の映像は19日に首都ワシントンで撮影され、米誌「アトランティック」のウェブサイトで公開された。指導的役割を果たすリチャード・スペンサー氏が「トランプ万歳、人民万歳、勝利万歳」と声を上げ、聴衆の一部がナチス式の敬礼で応じる様子が撮影されている。米ユダヤ系人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」は21日、「吐き気がする」と非難する声明を出した。

 「オルト・ライト」は白人優位主義、反ユダヤ主義、人種差別主義などの傾向を持つ。トランプ次期大統領が首席戦略官兼上級顧問に起用するスティーブン・バノン氏は、この運動をけん引したオンラインニュース「ブライトバート」の前会長だった。

 トランプ氏は22日、ニューヨーク・タイムズ紙に「(オルト・ライトを)活気づけたくはない。否定し、非難する」と答えたが、バノン氏については「まっとうな男だ」と述べた。

4007チバQ:2016/11/24(木) 17:53:00
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161124-00000006-jij_afp-int
クリントン氏の得票数リード、200万票超に拡大 米大統領選

AFP=時事 11/24(木) 9:52配信

【AFP=時事】今月8日に行われた米大統領選の開票で、敗れた民主党候補ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官の得票数でのリードが200万票を超えたことが23日、米インターネットメディア「クック・ポリティカル・リポート(Cook Political Report)」のまとめで明らかになった。

【写真】クリントン氏が敗北宣言 トランプ氏との協力表明

 今回の選挙では、共和党候補の不動産王ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が選挙人の過半数を獲得して当選を決めており、クリントン氏は9日に敗北を認めている。

 しかしクック・ポリティカル・リポートが公式データを基に集計した最新の一般投票の得票数は、トランプ氏の6221万2752票に対してヒラリー氏6422万7373票と、勝者を敗者が1.5%上回っている。

 米大統領選で、民主党候補が得票数で上回ったにもかかわらず落選したのは今世紀に入ってから2回目。2000年には民主党候補のアル・ゴア(Al Gore)氏が共和党候補のジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)氏を約54万4000票上回ったものの、敗北している。

 得票数の差がわずかだったフロリダ(Florida)州の選挙結果について、連邦最高裁がブッシュの勝利につながる判決を下したため、同氏が過半数の選挙人を獲得して当選した。【翻訳編集】 AFPBB News

4008チバQ:2016/11/24(木) 17:53:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161123-00000109-jij-n_ame

国連大使にヘイリー氏=少数派の女性知事-次期米大統領

時事通信 11/23(水) 23:10配信



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国連大使にヘイリー氏=少数派の女性知事-次期米大統領


米サウスカロライナ州のニッキ・ヘイリー知事=18日、ワシントン(AFP=時事)


 【ワシントン時事】トランプ次期米大統領は23日、サウスカロライナ州の女性知事、ニッキ・ヘイリー氏(44)を国連大使に指名すると発表した。


 次期政権の閣僚級人事で、トランプ氏が女性を起用するのは初めて。

 発表によると、トランプ氏は、ヘイリー知事について「州や国の発展に向けて、背景や所属政党にかかわらず人々を団結させてきた」と称賛。ヘイリー氏も「国連大使として国に仕えるのは名誉なこと」と述べ、指名方針を受け入れた。

 インド系人気知事のヘイリー氏はトランプ氏批判で知られ、共和党候補指名争いではルビオ上院議員を支持していた。大統領選後にトランプ氏と面会し、国務長官への起用も取り沙汰されていた。

 ヘイリー氏に外交経験はない。トランプ氏としては、マイノリティー(少数派)出身の女性を外交の要職に据えることで、移民やイスラム教徒に厳しい排外主義的なイメージを払拭(ふっしょく)する狙いがあるとみられる。 

 インド移民2世のヘイリー氏はサウスカロライナ州出身。同州下院議員を経て、2011年から同州知事を務める。夫マイケル氏との間に2人の子供がいる。

4009チバQ:2016/11/24(木) 19:28:00
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/article/288057
激震 トランプの米国(1) 変革「劇薬」に託す
2016年11月10日 01時50分


 超格差社会にあえぐ米国民は、エリート政治家を象徴する民主党のクリントン氏では変革は望めないと、共和党のトランプ氏という「劇薬」のような異端者に将来を託した。8日の大統領選で米メディアの予想を覆す結果をもたらしたのは、米社会で強まる内向き志向と巨大な反グローバリズムのうねりだ。その先頭に立つトランプ氏が、オバマ政権の実績を大幅に見直し、国内外に大きな波紋を広げることは避けられない。

 「今、クリントン前国務長官から私たちの勝利へ祝福の言葉をもらった」。9日午前3時前、ニューヨーク。勝利宣言したトランプ氏は、周囲の興奮をよそに落ち着き払っていた。

 クリントン氏の誤算の一つは民主党の牙城を守れなかったこと。過去6回の大統領選で民主党が制したペンシルベニア州を落とし、ミシガン州でも苦戦を強いられた。両州はかつて鉄鋼など製造業で栄え、今や雇用が海外に逃げ疲弊した「ラストベルト(さびついた工業地帯)」に連なる。

 米メディアの出口調査によると、ペンシルベニアの有権者の53%は北米自由貿易協定(NAFTA)などが地域の仕事を奪ったと回答した。トランプ氏が制した激戦州オハイオもラストベルトだ。

 トランプ氏はクリントン氏がもともと自由貿易推進論者だった点を攻撃し続け、これまで民主党支持だった白人労働者層をたぐり寄せた。逆にクリントン氏はラストベルトにのみこまれた。

 女性の昇進を阻む「ガラスの天井」の最後の1枚を破ると訴えながら、クリントン氏は肝心の女性票が伸びなかったのも痛かった。

 全米の約2万2千人から回答を得た出口調査では女性の投票先はトランプ氏40%に対し、クリントン氏は54%にとどまった。白人女性に限ればトランプ氏が51%と過半数を獲得。トランプ氏の女性蔑視発言やセクハラ疑惑の影響は限定的だった。

 一方、女性が重視した争点の一つが人工中絶是非を巡る連邦最高裁判事の指名問題。トランプ氏が「中絶反対の判事を指名する」と訴えたことが、女性保守層に影響した可能性がある。

     ■□

 9日朝、オバマ大統領はトランプ氏に電話で祝意を伝えた。だがトランプ政権の誕生はオバマ氏が8年間で築いた実績の白紙化を意味する。まずは「医療保険制度改革(オバマケア)」だ。既に2014年から本格実施されており、国内に大きな混乱をもたらすのは間違いない。

 一方、米国内に約1100万人いるとされる中南米系などの不法移民について、トランプ氏は選挙戦で「大統領に就任すれば、初日に(重犯罪を犯した)200万人が強制送還されることになる」と宣言。最終的には全員を強制送還すると公約した。不法移民の親と米国籍を持つ子どもたちは、離ればなれになることを余儀なくされる。

 メキシコとの国境にメキシコ側の負担で壁を造るという最大の公約も実現の道筋は見えない。メキシコ側が拒否しているためだ。

 トランプ氏支持者の中核をなす白人低所得者層などを対象にした大型減税案も不透明。政府債務が今後10年間に最大約15兆ドル増えるとの試算があり、実現は容易ではない。

 「皆さんを落胆させることはない。私たちは素晴らしい仕事をするだろう。大統領となる日を楽しみにしている」。勝利宣言でこう語ったトランプ氏。米国を待ち受けるのは、予測不能な「トランプ劇場」の第2幕だ。 (ワシントン山崎健)

=2016/11/10付 西日本新聞朝刊=

4010チバQ:2016/11/24(木) 19:28:37
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/article/288346
激震 トランプの米国(2) 共和、理念なき関係修復 排外主義批判から一転
2016年11月11日 10時17分


 「ノー・トランプ、ノー・ファシスト!」。9日夜、首都ワシントン。トランプ氏が経営するホテル周辺で数百人がデモ行進した。

 デモに先立つホワイトハウス前の集会では、トランプ氏が公約した不法移民の全員強制送還やイスラム教徒の入国拒否に反対する声が相次いだ。父親が不法移民という中南米系(ヒスパニック)の男性カルロス・メネスさん(40)は「戦い続けよう」と呼び掛けた。「イスラム教徒の友人がおびえている」と報告する人もいた。こうした動きは全米に広がっている。

 カナダ政府が運営する移民情報サイトは、トランプ氏の逆転ムードが漂い始めた8日夜からアクセスが急増、サーバーが一時ダウンした。トランプ大統領誕生に不安を抱いた人々が殺到した可能性がある。

     ■□

 まるで手のひらを返すようだった。

 「一緒に働けることに非常に興奮している」。9日。共和党の実力者、ライアン下院議長は地元ウィスコンシン州で記者会見し、共和党の8年ぶりの政権奪還を実現したトランプ氏を最大限持ち上げた。

 共和党は連邦議会選挙でも予想を上回る議席を獲得し、上下両院で過半数を維持。ライアン氏は「トランプ氏のおかげだ」と感謝の言葉すら述べた。

 ライアン氏ら党主流派が、候補者指名レースで最も勝ってほしくなかったの
がトランプ氏だ。排外主義的な言動は、党のブランドを傷つけるとしてさまざまな「トランプ降ろし」が画策された。約1カ月前、わいせつな女性蔑視発言が発覚した際、ライアン氏は「もう擁護できない」と嫌悪感をあらわにした。

 しかし、勝ったのはトランプ氏。国内の動揺や反トランプ感情の高まりをよそに、主流派は一転して関係修復に動いた。

 「次期大統領は反対している」。重鎮のマコネル上院院内総務は9日、オバマ政権が目指す環太平洋連携協定(TPP)の議会承認を一蹴した。本来は自由貿易を推進する共和党に近い政策。TPP脱退を掲げるトランプ氏への配慮が透けた。

     ■□

 来年1月の新政権発足をにらみ、党主流派は連邦最高裁判事の人事や、オバマ政権の「医療保険制度改革」廃止で、トランプ氏と連携する構えだ。

 しかし、ニューヨーク州立大の政治学者、ジェームズ・キャンベル教授は「議会にはトランプ氏と対立する議員が多い。亀裂修復は難しいだろう」とみる。焦点の一つが移民政策だ。

 米国内では近年、ヒスパニックが急増し、2050年には3人に1人になるという。共和党のプリーバス全国委員長は、政権奪還にはヒスパニックの支持が不可欠と指摘。移民制度への取り組みを提言してきた。

 トランプ氏が掲げる不法移民の強制送還は、この方針と真っ向からぶつかる。新大統領から協力を求められたとき、抵抗するのか、白人重視主義に転じるのか。党の価値観が問われる。 (ワシントン山崎健)

=2016/11/11付 西日本新聞朝刊=

4011チバQ:2016/11/24(木) 19:29:10
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/article/288579
激震 トランプの米国(3) 読めぬトランプ外交
2016年11月12日 02時18分

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 「達成された偉大な事柄についても説明を受けた」。10日昼、ホワイトハウスの大統領執務室。オバマ大統領と2人きりで約1時間半会談した共和党の次期大統領トランプ氏は記者団に語った。しかし、友好的な態度とは裏腹に、これまで全否定してきたオバマ氏のレガシー(政治的遺産)を一掃する腹づもりだ。

 「それぞれの仕事を前に進めてほしい」。選挙結果を受け、ケリー国務長官は9日、職員を励ますメッセージを伝えた。8年間積み上げた実績が白紙に戻りかねない事態に、国務省には重たい空気が漂う。

     ■□

 イラク戦争へ突き進み、イラン制裁を強化したブッシュ前政権の単独行動主義から脱却を誓ったオバマ氏。地球温暖化対策の新しい枠組み「パリ協定」や、54年ぶりのキューバとの国交回復は、国際協調外交の大きな成果だった。

 中でも、「核なき世界」を掲げるオバマ氏が最も誇るのが、30年以上敵対してきたイランとの核合意だ。欧米など主要6カ国は1月、イランがウラン濃縮など核開発活動を大幅に制限した見返りに、制裁を解除した。

 トランプ氏は国際協調より「米国第一」。イラン合意は「何の譲歩も引き出せず、最終的にイランは核(兵器)を手にする」と破棄を主張。パリ協定からの脱退も表明している。ただし、中東の核リスクをどうやって減らし、温暖化をどうやって防ぐのか、具体策は何も示していない。

 民主党のクリントン政権時代に国務長官を務めたマドレーン・オルブライト氏(79)は「経済のグローバル化や気候変動、核不拡散の問題では各国との協力が欠かせない」と指摘。トランプ氏の外交政策は「何を考えているのか分からない部分が多く、世界中が懸念している」と警告する。

     ■□

 ロシアとの関係も方向転換する可能性がある。

 「トランプ氏の側近とされる大半の人々を知っている。米国では極めて重要な責任を負う人々だ」

 インタファクス通信は10日、ロシアのリャプコフ外務次官が、米大統領選期間中からトランプ氏陣営と「接触をしていた」と語ったと伝え、米国内に波紋を広げた。

 ウクライナ紛争やシリア内戦を巡って、米ロは厳しく対立している。シリアでは、反体制派に空爆を繰り返すアサド政権をロシアが軍事支援。政権に批判的な米欧との協議は難航し、状況は泥沼化している。

 一方、トランプ氏は以前からプーチン大統領を高く評価する発言を繰り返し、ロシアとの関係改善に前のめりだ。過激派組織「イスラム国」(IS)との戦いについても、「ロシアと一緒に戦えばうまくいくだろう」と楽観論を語った。

 万一、トランプ氏がロシアの軍事介入を肯定するような事態になれば、紛争地域の安全保障環境は一変する。北大西洋条約機構(NATO)加盟国の疑心暗鬼を招き、国際社会は一気に不安定化しかねない。 (ワシントン山崎健)

=2016/11/12付 西日本新聞朝刊=

4012チバQ:2016/11/24(木) 19:30:13
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/article/288739
激震 トランプの米国(4)対日政策 本心見えず疑心
2016年11月13日 00時04分


 11日夜、首相官邸。日印首脳会談後の共同記者発表が終わったばかりの会見室後方で、2人の男が小声で会話を交わしていた。

 河井克行首相補佐官と外務省の秋葉剛男外務審議官。17日に米国で予定される安倍晋三首相とトランプ次期米大統領との初会談を前に、米新政権の陣容や政策を探れとの首相の特命を受けて、共に渡米する。

 大統領選のテレビ討論で「こんなことは今までなかった」(日米外交筋)ほど頻繁に、対日批判を口にしたトランプ氏の本心はどこにあるのか。それを踏まえ、同盟国日本の存在感をどうアピールできるのか-。

 初会談を成功させ、強い印象を与えるためにも「可能な限りの情報を首相に報告したい」。外務省幹部はこう意気込む。だが表情は険しい。「どこまで接触できるか分からない」

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 「側近を家族で固めている」とされるトランプ氏に通じる人脈が、政府には乏しい。そんな中、菅義偉官房長官など複数の政府関係者は、新たな国防長官候補に挙げられるフリン元米国防情報局長が10月に来日した際、安全保障や経済政策について意見を交わした。

 トランプ氏は日本が負担する在日米軍の駐留経費の増額を主張。さらに政府内には、沖縄県・尖閣諸島への日米安全保障条約適用にも言及したオバマ大統領と異なり、米軍の関与の軽減につながるような自衛隊の活動拡大を求められるのではないか、との懸念もある。

 これに対してフリン氏は「安保政策も日米重視も変わらない」と説明。北方領土問題の前進に向け、日本とロシアが経済協力などの交渉を加速化している点も「日本の立場はよく分かる」と肯定的だった。

 一方、環太平洋連携協定(TPP)などの通商問題では「トランプ氏は複数国間の取り決めはあまり好まず、(利害関係が分かりやすい)一対一で関係を築きたい」と解説。TPPについて否定的な見方を示したという。

 しかし、それを額面通りに受け止められるかは別だ。フリン氏と面会した防衛省幹部は「そもそも国防長官になれるほどの存在なのか」、別の外務省幹部は「彼の話が実際にトランプ氏に伝わっているのか疑問」と漏らす。

 政府内には「あれだけ批判していたオバマ大統領と会ったら態度を一変させた。日本にも現実的な対応をするのでは」との楽観論もある。だが大勢は、具体的な政策が見えず、周辺情報に振り回されて疑心暗鬼になっているのが実情だ。

     ■□

 「向こうはまだ政策の方針があるわけではない。日本からはっきりものを言うチャンスだ」

 11日、新政権下での在るべき日米経済関係について、政府に提言した財界人が強調した。

 外務省は異例の早さで実現する17日の会談をその「先手」としたい考えだが、政権幹部は「まずは個人的に良い関係をつくること。日米同盟やTPPに踏み込むかは首相次第」とみる。

 初の電話会談で「これから一緒にやっていこう」と協調を呼び掛けたトランプ氏に、首相は何を語り掛けるのか。

=2016/11/13付 西日本新聞朝刊=

4013チバQ:2016/11/24(木) 19:30:49
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/article/289108
激震 トランプの米国(5)中・韓・朝対米戦略手探り
2016年11月15日 01時55分


 「米国の『文化大革命』だ」。大統領選のトランプ氏勝利から一夜明けた10日。中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報は社説でそう表現した。

 文革は「建国の父」毛沢東が1966年に始めた政治運動。多くの犠牲者を出し、10年にわたり中国社会に大混乱を招いた。党が認める「歴史的悲劇」をたとえ話に持ち出すのは極めて異例。「トランプ大統領」が中国にとっても衝撃的だったことを物語る。

     ■□

 額面上は、人権を重んじ、オバマ政権のアジア重視政策を主導したクリントン氏より、トランプ氏の方が中国にとってくみしやすいという見方が強い。

 対中包囲網とみて警戒していた環太平洋連携協定(TPP)は、トランプ氏の反対で風前のともしび。トランプ氏周辺からは、日米が参加を見送った中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)への参加論さえ聞こえる。「中国の求心力が高まる可能性がある。思惑通りの方向だ」と北京のアナリストは語る。

 もっとも、期待感ばかりではない。

 トランプ氏が選挙戦の発言通りに中国を「為替操作国」に認定し、中国製品に高率関税をかければ大打撃だ。中国外務省報道官が連日「中米は重要な貿易パートナーであり、両国民に有益だ」と繰り返すのも危機感の裏返しだろう。

 「焦点は、中国の台頭を米国が認めるかどうかだ」と共産党関係者。「中華民族の偉大な復興」を掲げる習氏と、「偉大なアメリカ」の再興を目指すトランプ氏。協調か対立か。その輪郭はまだ見えない。

     ■□

 今年に入って24発の弾道ミサイルを発射し、さらに新型の中距離ミサイル「ムスダン」の発射準備に入ったと伝えられた北朝鮮が静けさを保っている。理由の一つは、北朝鮮を巡るトランプ氏の発言はぶれが大きく、「かなり不透明」(韓国聯合ニュース)な点だ。

 選挙中、金正恩(キムジョンウン)委員長と「ハンバーガーを食べながら核交渉をしてもいい」と対話の可能性を示唆したかと思えば、「金正恩を早く消し去る」とも発言。北朝鮮はトランプ氏の政策を見極めるため「当面は核実験などを自制し、様子をうかがうのではないか」(北朝鮮専門家)とみられる。

 韓国の朴槿恵(パククネ)大統領は10日にトランプ氏と電話会談し、北朝鮮や米韓同盟を念頭に置いた東アジアの安全保障政策の堅持を確認した。ところが、親友の国政介入疑惑で朴氏の支持率は歴代最低の5%に低迷。野党や国民の間では「レームダック(死に体)の朴氏に『トランプ・ショック』と向き合う外交は任せられない」との声が強まる一方だ。 (北京・相本康一、ソウル曽山茂志)

 =おわり

=2016/11/15付 西日本新聞朝刊=

4014チバQ:2016/11/24(木) 19:35:52
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1611240012.html
【トランプ次期大統領】教育長官にデボス氏 女性、少数派の重視姿勢
09:09産経新聞

 【ワシントン=加納宏幸】トランプ次期米大統領は23日、教育長官に「スクール・チョイス(学校選択)」を拡大するため活動する女性慈善家、ベッツィ・デボス氏(58)を指名すると発表した。一方、トランプ氏が住宅都市開発長官への起用を検討している黒人の元神経外科医、ベン・カーソン氏(65)は23日、ツイッターで受諾する可能性を示唆した。

 トランプ氏は同日、国連大使にサウスカロライナ州のインド系女性知事、ニッキー・ヘイリー氏(44)を閣僚級で国連大使に当てると発表。選挙戦ではヒスパニック(中南米系)や女性を蔑視する発言が問題視されたため、マイノリティー(人種的少数派)や女性を重視する姿勢を示す狙いがあるとみられる。

 デボス氏は共和党への大口献金で知られる富豪で同党の中西部ミシガン州委員長を務めた。大統領選ではブッシュ元フロリダ州知事ら主流派を支持してきた。

 義父は米直販大手アムウェイ共同創業者。デボス氏は学校選択を進める団体の代表で、公的資金を受けて民間が運営する特別認可校(チャータースクール)の拡大に取り組んできた。

 トランプ氏は声明で「デボス氏の指導力の下、世界一流の教育と学校選択を全ての家族にもたらす制度改革と官僚主義の打破に取り組む」とした。

 既存の公立校の運営資金が減ることを懸念する教職員組合から支持を受ける民主党は、学校選択に慎重な姿勢を取っている。

 一方、トランプ氏と大統領候補指名を争ったカーソン氏はツイッターで、都市問題で政権に「貢献できる」とした。全米の都市で警官による射殺事件をめぐる黒人の暴動が発生。トランプ氏は貧困層から著名な医師となったカーソン氏の経験を都市問題に生かしたい考えとみられる。

4015チバQ:2016/11/24(木) 19:40:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161124-00000006-jij_afp-int
クリントン氏の得票数リード、200万票超に拡大 米大統領選
AFP=時事 11/24(木) 9:52配信

クリントン氏の得票数リード、200万票超に拡大 米大統領選
米首都ワシントンで行われた非営利団体のイベントで、大統領選の敗北を認めてから初めて公の場に姿をみせた民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(2016年11月16日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】今月8日に行われた米大統領選の開票で、敗れた民主党候補ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官の得票数でのリードが200万票を超えたことが23日、米インターネットメディア「クック・ポリティカル・リポート(Cook Political Report)」のまとめで明らかになった。

【写真】クリントン氏が敗北宣言 トランプ氏との協力表明

 今回の選挙では、共和党候補の不動産王ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が選挙人の過半数を獲得して当選を決めており、クリントン氏は9日に敗北を認めている。

 しかしクック・ポリティカル・リポートが公式データを基に集計した最新の一般投票の得票数は、トランプ氏の6221万2752票に対してヒラリー氏6422万7373票と、勝者を敗者が1.5%上回っている。

 米大統領選で、民主党候補が得票数で上回ったにもかかわらず落選したのは今世紀に入ってから2回目。2000年には民主党候補のアル・ゴア(Al Gore)氏が共和党候補のジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)氏を約54万4000票上回ったものの、敗北している。

 得票数の差がわずかだったフロリダ(Florida)州の選挙結果について、連邦最高裁がブッシュの勝利につながる判決を下したため、同氏が過半数の選挙人を獲得して当選した。【翻訳編集】 AFPBB News

4016とはずがたり:2016/11/24(木) 21:48:40
クリントン氏の得票数リード、200万票超に拡大 米大統領選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161124-00000006-jij_afp-int
AFP=時事 11/24(木) 9:52配信

【AFP=時事】今月8日に行われた米大統領選の開票で、敗れた民主党候補ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官の得票数でのリードが200万票を超えたことが23日、米インターネットメディア「クック・ポリティカル・リポート(Cook Political Report)」のまとめで明らかになった。

 今回の選挙では、共和党候補の不動産王ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が選挙人の過半数を獲得して当選を決めており、クリントン氏は9日に敗北を認めている。

 しかしクック・ポリティカル・リポートが公式データを基に集計した最新の一般投票の得票数は、トランプ氏の6221万2752票に対してヒラリー氏6422万7373票と、勝者を敗者が1.5%上回っている。

 米大統領選で、民主党候補が得票数で上回ったにもかかわらず落選したのは今世紀に入ってから2回目。2000年には民主党候補のアル・ゴア(Al Gore)氏が共和党候補のジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)氏を約54万4000票上回ったものの、敗北している。

 得票数の差がわずかだったフロリダ(Florida)州の選挙結果について、連邦最高裁がブッシュの勝利につながる判決を下したため、同氏が過半数の選挙人を獲得して当選した。【翻訳編集】 AFPBB News

4017とはずがたり:2016/11/24(木) 22:18:07
なんとまだヒラリー大統領就任の可能性が残っていた! 選挙人への造反呼びかけ運動の行方
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161124-00118018-hbolz-int
HARBOR BUSINESS Online 11/24(木) 16:20配信

◆トランプ当選以来、続発する憎悪犯罪

 2016年11月9日、ヒラリー・クリントンの母校であるウェルズリー女子大学に、ドナルド・トランプの選挙旗を掲げた一台の不審車が侵入しました。黒塗りのトラックに乗った若い男たちは、「偉大な米国を取り戻せ!」とトランプの選挙スローガンを叫びながら構内を走り回りました。そして、黒人学生の集会所の前に停車すると「ウェルズリーのレズ女ども!」と学生たちを罵倒し、1人に「出ていけニガー(黒人野郎)め」と唾を吐きかけたのです。侵入者はすぐに学内警察の手によってキャンパスを追放されましたが、ウェルズリーの学生は身近に訪れた脅威におののいています。

 前日11月8日は、米国大統領選挙の投票日でした。ウェルズリー大学では盛大なパーティが催され、ヒラリーが米国初の女性大統領に就任する歴史的瞬間を祝おうと、3000人もの卒業生が集いました。ヒラリーの等身大パネルが飾られ、女性差別の撤廃を象徴する「砕けたガラスの天井」を模した砂糖菓子が振る舞われ、同窓生のマデレーン・オルブライト元国務長官がテレビ中継でメッセージを寄せ、会場は祝賀ムードに湧き返っていました。

 しかしテレビから刻々と開票情勢が入るにつれ、ウェルズリー生たちの表情は翳り始めました。トランプが激戦州のフロリダとオハイオを制したことが分かると、人々は声を失い、泣き崩れ、青ざめて抱き合いました。真夜中過ぎ、最後の望みだったペンシルバニア州でヒラリーが破れたとの報が入り、遂に学長がパーティの解散を宣言しました。卒業生たちが肩を落として会場を後にする中、学生寮から響き渡る絶叫が夜のキャンパスにこだましました。学生たちの嘆きと憤りに満ちた咆哮でした。

 選挙の翌日、ウェルズリー大学で起きた侵入車騒動は、女性差別・人種差別・性的マイノリティ差別という問題をはらんでいました。しかし更に深刻な憎悪犯罪が、全米各地で相次いでいます。車にナチスの鍵十字マークと共に「死ね。トランプより」とペンキで書かれたトランスジェンダーの女性、道端でヒジャブ(髪を隠す布)をはがされたイスラム教徒の女性、同級生から「綿花摘み(かつての奴隷労働)に戻れ!」と罵倒された挙句、暴行を受けて脳障害を負った8歳の黒人少年…南部貧困法律センターには、選挙後の10日間に700件以上もの犯罪が報告されました。トランプが増長した差別意識の影響が、選挙後により顕著になっています。

◆かつでトランプですら批判した選挙人制度

 民主党の支持者たちは、今回の選挙を「2000年の悪夢の再来だ」と語ります。当時の民主党候補だったアル・ゴアは、得票数では共和党のジョージ・W・ブッシュ候補を遥かに上回っていたにも関わらず、選挙に敗北しました。そして今回の選挙でも、ヒラリーはトランプより100万票以上多く獲得する見通しです。票の確認作業は今なお続いていますが、既にヒラリーはバラック・オバマに次いで史上2番目に多くの票を集めた大統領候補者となることが判明しています。

 クリントン政権の副大統領だったゴアと、ファースト・レディだったヒラリー。ビル・クリントン大統領の最側近だった2人は、揃って「より多くの票を得ながら選挙に負ける」という数奇な運命を辿ることになってしまいました。多数決を基本とする民主主義国家で、なぜこんな理不尽がまかり通るのか。そこに米国大統領選挙のいびつさがあります。

 そもそも11月8日に選出されたのは、「次期大統領」ではなく、「次期大統領を選ぶ選挙人」です。全米50州と首都ワシントンD.C.には、538人の選挙人が割り当てられています。この選挙人が12月19日に投票を行い、過半数の270票以上を獲得した候補が次期大統領となります。各州では得票1位の候補が選挙人を総取りするため、多数の死に票が発生し、結果的に得票数と獲得選挙人数の逆転現象が起こってしまうのです。

4018とはずがたり:2016/11/24(木) 22:18:24
>>4017-4018
 2000年にゴアが敗北した時、ヒラリーは「米国はもはや選挙人制度を廃止し、民意を反映する一般投票に移行すべき」と主張しました。そして皮肉にも、今回選挙人制度ゆえに勝者となったトランプも、2012年に選挙人制度を「民主主義の破綻だ」と批判しています。

 全米の2割の州は、選挙人制度を「前時代の遺物」とし、一般投票の勝者を大統領とするための法整備(NPVIC)に取り組んでいます。しかし制度改革に前向きなのは、民主党の地盤であるリベラルな州ばかりです。民主党支持者たちは、「選挙人制度は歴史的にも『地方在住・保守・白人・高齢の有権者』=『共和党支持層』に有利な仕組みである」と不満を訴えてきました。彼らの主張通り、2000年に次いで今回の選挙でも、選挙人制度が共和党候補に逆転勝利をもたらしています。

 米国で選挙人制度が取り入れられた理由の一つに、奴隷制度の存在がありました。建国当時の米国が、もし有権者=白人男性による直接選挙の形を取っていたならば、有権者人口の少ない南部の州が北部に比べて不利になっていたでしょう。しかし州人口に基づいて選挙人数を決定する方式を取れば、南部の州は当時数十万人いた黒人奴隷の人口を盾に、政治的影響力を増すことができるのです。結果的に米国は選挙人制度を導入し、選挙権のない黒人奴隷の数は、1人あたり「5分の3人」として人口に計上されました。改革派が「選挙人制度とは、白人が黒人(有色人種)を搾取するための制度だった」と憤る所以です。

◆まだ選挙は終わっていない―ヒラリー逆転勝利のシナリオ

 今回の選挙結果を受け入れられない民主党支持者たちは、選挙人団がトランプを選出しないことに一縷の望みを繋いでいます。共和党の選挙人全員が、代表候補であるトランプへの投票を義務付けられているわけではありません。誓約に反して白票を投じたり、トランプ以外の人物に投票しても、大半の州ではその投票は有効とみなされます。もし538人の選挙人の内、トランプに投票する者が過半数の270人を下回れば、最終的な決着は連邦議会の下院に委ねられます。ヒラリーが大統領となる可能性は、まだ完全に失われたわけではないのです。

 大統領の最終決定が下院に持ちこされたとしても、下院の議席も共和党が過半数を占めていることから、「どの道トランプ大統領の就任は阻めない」と悲観する向きもあります。けれどもヒラリーの支持者にとって、もはや失うものはありません。「選挙人は12月19日にヒラリーに投票せよ」と訴えるオンライン署名活動には既に約455万人が署名し、各地でトランプへの大規模な抗議活動が相次いでいます。

 ヒラリーは選挙翌日の敗北宣言において、「この国は私たちの予想より遥かに深く分断されている」と語りました。万が一12月19日にトランプではなくヒラリーが当選したとしても、その結果をトランプの支持者がすんなりと受け入れる筈はないでしょう。「米国は南北戦争以来の内戦に突入するのではないか」と恐れる声も高まっています。「史上もっとも醜い選挙」と呼ばれた2016年度大統領選挙の余波は、当分収まりそうにありません。

<取材・文/羽田夏子 写真/Gage Skidmore>

●はだ・なつこ/1984年東京生まれ。高校から米国に留学。ヒラリー・クリントンの母校であるウェルズリー大学を卒業後、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科にて国際関係学修士を取得。国連機関インターン、出版社勤務を経て、翻訳編集プロダクションを立ち上げる。日本メンサ会員。

4019とはずがたり:2016/11/24(木) 23:24:04

エネルギー省長官人事、エネルギー省廃止論者のペリー元テキサス州知事が浮上
http://business.newsln.jp/news/201611211500460000.html
Posted 3 days ago, by Rodney Bowman
ドナルド・トランプ次期政権のエネルギー省長官人事について、元テキサス州知事でのリック・ペリー(Rick Perry)氏の名前が浮上していることが判った。

ペリー氏は、2011年の大統領選の際にはテキサス州知事として、エネルギー省廃止を強固に主張していた人物ともなる。

保守派の間では、トランプ氏の大統領当選を受けて、全ての連邦規制の撤廃を望む声が強まっており、ペリー氏がエネルギー省長官に決まった場合には、石油・ガス開発関連の大幅な規制緩和が進められる可能性も生じている。

一方オバマ大統領は先週、北極圏(つまりアラスカ州)での石油・ガスの開発を禁止とする大統領令を施行していた。

ペリー氏に関しては、商務省長官、農務省長官への就任も取りざたされている。

Rodney Bowman is contributing writer of the Business Newsline. Send your comment to the author

4020チバQ:2016/11/25(金) 22:36:57
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1611250041.html
【トランプ次期大統領】サイバー攻撃で集計に不正? 選挙結果が覆るのか 第三党が再集計求める
22:09産経新聞

 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選の集計結果がサイバー攻撃で不正操作されたとの指摘があり、第3党、緑の党の候補だったスタイン氏が激戦州での再集計を求める資金集めを始めた。結果が覆れば民主党候補のクリントン氏が逆転勝利する可能性もあるが、クリントン氏はスタイン氏にリベラル票を奪われたこともあり、静観するとみられる。

 スタイン氏はミシガン、ペンシルベニア、ウィスコンシンの3州で再集計を求める意向だ。ウィスコンシン州の申し入れ期限が25日に迫り、必要な450万ドル(約5億円)の資金集めを急いでいる。目標額は達成できる見通しだという。

 米政府はロシアがサイバー攻撃で結果を操作する可能性を警戒してきた。スタイン氏の陣営幹部は「専門家から投票結果に関する安全が侵害された可能性があるという憂慮すべき報告を受けた」と説明した。

 ペンシルベニア、ウィスコンシンでは僅差で共和党のトランプ次期大統領が勝利した。未確定のミシガン州も含む3州でクリントン氏が勝利すれば勝敗が覆ることになるが、別の専門家からはサイバー攻撃を受けた証拠はないとの指摘もある。

4021チバQ:2016/11/25(金) 22:37:26
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJCS4T3WJCSUHBI015.html
激戦3州の再集計求める動き 「ハッキングで不正操作」
17:34朝日新聞

 今月8日に投開票された米大統領選で、激戦となったペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシンの3州について再集計を求める動きが広がっている。コンピューターへのハッキングで投票が不正操作された可能性があるとしている。

 ミシガン大のコンピューター科学者アレックス・ホルダーマン教授らは、以前から州の集計システムの脆弱(ぜいじゃく)性を指摘していた。

 大統領選では、民主党全国委員会やクリントン前国務長官の陣営幹部のメールがハッキングされ、内部告発サイト「ウィキリークス」が次々暴露した。ロシアの関与が指摘されている。科学者のみならず、支持者が投票用紙の再点検と再集計を求める請願書を州に提出する動きもある。

 激戦3州でのトランプ氏とクリントン氏の得票率の差は1・2ポイント以下。全米の得票総数はクリントン氏がわずかに上回っているが、州ごとの勝者総取り方式による獲得選挙人では、トランプ氏が290人で、クリントン氏が232人。この3州で結果が覆れば、クリントン氏の逆転勝利となる。ただ、今のところクリントン陣営に再集計を求める動きはないという。(ワシントン=佐藤武嗣)

4022チバQ:2016/11/25(金) 22:46:36
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161126k0000m030115000c.html
<韓国>朴大統領の弾劾可決も 野党が草案作り本格化
21:15毎日新聞

 【ソウル大貫智子、米村耕一】親友の国政介入疑惑で退陣圧力が高まっている韓国の朴槿恵大統領に対する国会の弾劾訴追案について、与党セヌリ党非主流派から40人が賛成に回る見通しとなり、可決が現実味を帯びてきた。野党側は世論の支持を背景に、早ければ12月2日に採決に持ち込む方針だ。

 最大野党「共に民主党」と第2野党「国民の党」は25日、それぞれ弾劾訴追案の草案作りを本格化させた。国会で可決した場合、憲法裁判所の判断を仰ぐことになるため、説得力のある内容とするためだ。

 与党セヌリ党内で朴氏と距離を置く非朴系議員は「少なくとも40人は確実に賛成する」と造反をアピール。セヌリ党から28人以上が造反すれば、弾劾訴追案が可決される可能性が出てくる。啓明大の金館沃(キム・グァンオク)教授は「無記名投票のため、賛成票はさらに増える可能性がある」と予想する。

 セヌリ党は25日、非朴系議員の要求を受けて議員総会を開催。鄭鎮碩(チョン・ジンソク)院内代表(日本の国会対策委員長に相当)は総会で「(野党が目指す)2日あるいは9日という弾劾訴追案審議の日程は受け入れられない。まずは予算審議や国政監査を優先すべきだ」と審議に応じない考えを明らかにした。

 朴氏に近い親朴系議員の大半が総会をボイコットし、出席は党所属計128人議員のうち約60人にとどまった。弾劾訴追案への対応をめぐり、党内対立は激しさを増している。

 野党側の足並みもそろっていない。野党第2党の国民の党は弾劾訴追案の可決を確実にするため、非朴系議員との共同発議を目指している。これに対し、最大野党の共に民主党の一部からは「与党議員に免罪符を与えるのか」と反発する声も出ている。

 政治評論家の黄泰舜(ファン・テスン)氏は「(毎週末に)大規模集会が続く中、各党が政局含みの思惑だけで動くなら、国民の怒りは国会にも向かうだろう」と警鐘を鳴らした。

4023チバQ:2016/11/26(土) 09:10:14
http://www.sankei.com/world/news/161124/wor1611240039-n1.html
2016.11.24 21:17
【トランプ次期大統領】
存在感増す長女・イバンカ夫婦、政治私物化や利益相反の声も
 【ニューヨーク=上塚真由】トランプ次期米大統領(70)の政権移行チームで、「トランプ・ファミリー」が存在感を増している。中でも、長女のイバンカさん(35)と夫のジャレッド・クシュナー氏(35)はトランプ氏から全幅の信頼を得ており、17日の安倍晋三首相との会談にも同席した。しかし、こうした動きに対しては、「政治の私物化」との批判や、「国益と個人的利益が相反する」との懸念も強まっている。

 「トランプ氏の会社と米国が一つの巨大なコングロマリット(複合企業体)になる」

 安倍氏との会談にイバンカさんが同席したことについて、オバマ大統領の倫理担当アドバイザーを務めたノーマン・アイゼン氏は、経済誌フォーチュンにこう危機感をあらわにした。

 億万長者で事業を世界展開するトランプ氏は、政治的な利害対立を防ぐため、イバンカさんら3人の子供にファミリー企業「トランプ・オーガニゼーション」を譲渡する意向を表明した。だが、その子供たちを政権移行チーム入りさせ、さらにはイバンカさんが安倍首相の会談に同席したことで、政治と事業との境界線が一層問題視されるようになった。

 トランプ氏にとり、「最もお気に入りの子供」(米メディア)とされるイバンカさんは特別な存在だ。

 ニューヨーク・タイムズ紙によると、トランプ氏に直言し、1日5回は会話しているという。10代の頃からモデルとして活躍し、現在は一族企業の役員のほか、自身の名を冠した洋服や装飾品なども手がける。3人の子供の母親でもある。

 選挙後には、テレビ番組に自身のブランドの約1万ドルのブレスレットをつけて出演し、その画像を社員が記者らにメールで送ったことから、「政治を宣伝に利用している」と批判された。将来は、政権の外から男女間の賃金格差の解消や保育などの問題に取り組む意欲も示している。

 イバンカさんと2009年に結婚したクシュナー氏も、トランプ氏の「右腕」として政権移行チームで絶大な影響力を握る存在として注目されている。

 クシュナー氏は、ニュージャージー州で不動産開発会社を経営する裕福なユダヤ教正統派の家庭に生まれた。父親の会社を継ぐ一方、06年に週刊紙「ニューヨーク・オブザーバー」を1000万ドルで買収。12年には大リーグの人気球団、ドジャースの買収に名乗りを上げたこともある。

 トランプ氏は娘婿について、「政治でも非常に優れている」と絶賛。一方で米メディアは、クシュナー氏がクリス・クリスティー・ニュージャージー州知事ら、政権移行チームで自らの意に沿わない人物を更迭したと報じた。政治専門紙ポリティコは「自らが通じていない分野でも自身の判断を推し進める点は義父に似ている」と評した。

 クシュナー氏は経済誌フォーブスに、次期政権での役割について「私の家族や事業にとって大事なことを考えなければならない」と述べ、政権と距離を置く姿勢を示した。しかし、トランプ氏はニューヨーク・タイムズとの会見で、クシュナー氏を中東和平交渉に関与させる考えを表明。クシュナー氏の祖父母は、ホロコースト(ユダヤ人大虐殺)の生存者でもある。

 連邦法では大統領が親族を「政府機関」で雇用することを禁止しているが、無給であれば可能という抜け道もあるとされる。米メディアは、クシュナー氏がホワイトハウスで「特別顧問」などとして働く可能性があると指摘している。

4024チバQ:2016/11/26(土) 11:06:38
http://mainichi.jp/articles/20161126/k00/00e/030/201000c
トランプ氏

安保副補佐官に女性起用 マクファーランド氏

毎日新聞2016年11月26日 09時57分(最終更新 11月26日 10時04分)

保守派の論客、FOXニュースのコメンテーター務める
 トランプ次期米大統領は25日、国家安全保障問題担当の大統領副補佐官にFOXニュースのコメンテーターを務め、保守派の論客として知られる女性のK・T・マクファーランド氏(65)を起用すると発表した。

 マクファーランド氏はオバマ大統領のテロ対策に批判的で、「地球規模のイスラム教徒による聖戦(ジハード)は西洋文明への戦争だ」と主張している。安保担当補佐官に指名されたフリン元国家情報局長と合わせ、ホワイトハウスに対テロ強硬派の顔触れがそろった。

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 マクファーランド氏は共和党レーガン政権で国防次官補代理を務めた。(共同)



ニュースサイトで読む: http://mainichi.jp/articles/20161126/k00/00e/030/201000c#csidxe8e97255ce81983b55da88d08a93c96
Copyright 毎日新聞

4025名無しさん:2016/11/26(土) 11:50:19
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161124-00020709-president-pol
橋下徹NY現地報告「なぜトランプ氏が勝ったのか? 政治家の経験を基に、その辺の学者とは違う分析をします!」
プレジデント 11/24(木) 10:15配信

■選挙で勝つには「闘う姿勢」と政治的な「色」が必要だ

 今、トランプ氏がなぜ勝ったのかの分析が花盛りだ。ラストベルト地帯(錆びついた工業地帯=アメリカ中西部から一部大西洋岸に至る、衰退したかつての重工業地帯)を制したとか、白人労働者たちの怒りの声を吸収したとか、クリントン氏が黒人票を意外に吸収しきれなかったとか。

 こんなのを投票所の出口調査の分析でやっても意味がない。

 というのも、そもそも世論調査が全く効かなかったのが今回の大統領選挙だ。それなのに、またも投票所の出口調査という世論調査で分析することに、どれだけの意味があるのか?  政治評論家気取りではなく、選挙を経験した者、しかも真に勝つか負けるか、生きるか死ぬかの選挙をやり続けてきた者であれば、巷の世論調査がどれだけ当てにならないかは分かっている。

 特に選挙結果が事前の世論調査とは大きく違うものになった場合、出口調査にはほとんど意味がない。論理的に考えれば分かるはずなのにね。

 にもかかわらず、世論調査や出口調査、さらに一番意味のない学者や研究者のプチ世論調査を基に、あーだーこーだと選挙結果を分析している者が多いけど、有権者の投票行動はそんな単純なものじゃない。

 しかし結論は極めて簡明だ。結局のところ、政権与党であれば、これまで多くの有権者に満足を与える政治をやってきたならば勝ち。多くの有権者がこれまでの政治に不満を抱いていたのであれば、政権与党の負け、野党の勝ち。

 選挙ってそれだけなんだよね。そして満足の中身は様々なものがある。雇用、給付金、補助金、社会保障、税制、国家としてのプライド……。どれか一つで良いわけではない。結局のところ有権者の満足とは総合的なものとしか言いようがないんだよね。

 とにかくトランプ氏はアメリカ国民の多くの不満をすくいあげた。オバマ大統領はアメリカ国民の多くに満足を与えることができなかった。このように大きくとらえないといけない。

 そしてやはり有権者の応援を受けるには、有権者に満足をもたらすことに加え、候補者自身が「強い大きなものと闘う姿勢」を示すことが重要になる。いいか悪いかは別として選挙とはそういうものであり、これが現実だ。僕の選挙や僕が代表だった当時の大阪維新の会の選挙はそこを意識していた。

 過日の小池百合子さんが圧勝した東京都知事選挙を見てよ。あの時もそうだったし、今回のアメリカ大統領選挙もそう。「闘っていた」のは明らかにトランプ氏だったね。

 その時に、最も重要になるのが候補者の「色」だ。有権者は、候補者の個別政策を政治評論家のようには分析しない。有権者はそこまで暇じゃない。候補者が言っていることを大きくまとめながら、候補者の「色」を読み取るんだ。

 ※本稿は、公式メールマガジン《橋下徹の「問題解決の授業」》vol.32(11月22日配信)からの引用です。事前予想に反し「トランプ氏勝利」という衝撃の結果をもたらしたアメリカ大統領選挙については、現地取材をもとにメールマガジンで今後たっぷり論じていきます!! 

橋下徹 撮影=市来朋久

4026名無しさん:2016/11/26(土) 20:27:30
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161124-00118018-hbolz-int
なんとまだヒラリー大統領就任の可能性が残っていた! 選挙人への造反呼びかけ運動の行方
HARBOR BUSINESS Online 11/24(木) 16:20配信

◆トランプ当選以来、続発する憎悪犯罪

 2016年11月9日、ヒラリー・クリントンの母校であるウェルズリー女子大学に、ドナルド・トランプの選挙旗を掲げた一台の不審車が侵入しました。黒塗りのトラックに乗った若い男たちは、「偉大な米国を取り戻せ!」とトランプの選挙スローガンを叫びながら構内を走り回りました。そして、黒人学生の集会所の前に停車すると「ウェルズリーのレズ女ども!」と学生たちを罵倒し、1人に「出ていけニガー(黒人野郎)め」と唾を吐きかけたのです。侵入者はすぐに学内警察の手によってキャンパスを追放されましたが、ウェルズリーの学生は身近に訪れた脅威におののいています。

 前日11月8日は、米国大統領選挙の投票日でした。ウェルズリー大学では盛大なパーティが催され、ヒラリーが米国初の女性大統領に就任する歴史的瞬間を祝おうと、3000人もの卒業生が集いました。ヒラリーの等身大パネルが飾られ、女性差別の撤廃を象徴する「砕けたガラスの天井」を模した砂糖菓子が振る舞われ、同窓生のマデレーン・オルブライト元国務長官がテレビ中継でメッセージを寄せ、会場は祝賀ムードに湧き返っていました。

 しかしテレビから刻々と開票情勢が入るにつれ、ウェルズリー生たちの表情は翳り始めました。トランプが激戦州のフロリダとオハイオを制したことが分かると、人々は声を失い、泣き崩れ、青ざめて抱き合いました。真夜中過ぎ、最後の望みだったペンシルバニア州でヒラリーが破れたとの報が入り、遂に学長がパーティの解散を宣言しました。卒業生たちが肩を落として会場を後にする中、学生寮から響き渡る絶叫が夜のキャンパスにこだましました。学生たちの嘆きと憤りに満ちた咆哮でした。

 選挙の翌日、ウェルズリー大学で起きた侵入車騒動は、女性差別・人種差別・性的マイノリティ差別という問題をはらんでいました。しかし更に深刻な憎悪犯罪が、全米各地で相次いでいます。車にナチスの鍵十字マークと共に「死ね。トランプより」とペンキで書かれたトランスジェンダーの女性、道端でヒジャブ(髪を隠す布)をはがされたイスラム教徒の女性、同級生から「綿花摘み(かつての奴隷労働)に戻れ!」と罵倒された挙句、暴行を受けて脳障害を負った8歳の黒人少年…南部貧困法律センターには、選挙後の10日間に700件以上もの犯罪が報告されました。トランプが増長した差別意識の影響が、選挙後により顕著になっています。

4027名無しさん:2016/11/26(土) 20:27:53
>>4026

◆かつでトランプですら批判した選挙人制度

 民主党の支持者たちは、今回の選挙を「2000年の悪夢の再来だ」と語ります。当時の民主党候補だったアル・ゴアは、得票数では共和党のジョージ・W・ブッシュ候補を遥かに上回っていたにも関わらず、選挙に敗北しました。そして今回の選挙でも、ヒラリーはトランプより100万票以上多く獲得する見通しです。票の確認作業は今なお続いていますが、既にヒラリーはバラック・オバマに次いで史上2番目に多くの票を集めた大統領候補者となることが判明しています。

 クリントン政権の副大統領だったゴアと、ファースト・レディだったヒラリー。ビル・クリントン大統領の最側近だった2人は、揃って「より多くの票を得ながら選挙に負ける」という数奇な運命を辿ることになってしまいました。多数決を基本とする民主主義国家で、なぜこんな理不尽がまかり通るのか。そこに米国大統領選挙のいびつさがあります。

 そもそも11月8日に選出されたのは、「次期大統領」ではなく、「次期大統領を選ぶ選挙人」です。全米50州と首都ワシントンD.C.には、538人の選挙人が割り当てられています。この選挙人が12月19日に投票を行い、過半数の270票以上を獲得した候補が次期大統領となります。各州では得票1位の候補が選挙人を総取りするため、多数の死に票が発生し、結果的に得票数と獲得選挙人数の逆転現象が起こってしまうのです。

 2000年にゴアが敗北した時、ヒラリーは「米国はもはや選挙人制度を廃止し、民意を反映する一般投票に移行すべき」と主張しました。そして皮肉にも、今回選挙人制度ゆえに勝者となったトランプも、2012年に選挙人制度を「民主主義の破綻だ」と批判しています。

 全米の2割の州は、選挙人制度を「前時代の遺物」とし、一般投票の勝者を大統領とするための法整備(NPVIC)に取り組んでいます。しかし制度改革に前向きなのは、民主党の地盤であるリベラルな州ばかりです。民主党支持者たちは、「選挙人制度は歴史的にも『地方在住・保守・白人・高齢の有権者』=『共和党支持層』に有利な仕組みである」と不満を訴えてきました。彼らの主張通り、2000年に次いで今回の選挙でも、選挙人制度が共和党候補に逆転勝利をもたらしています。

 米国で選挙人制度が取り入れられた理由の一つに、奴隷制度の存在がありました。建国当時の米国が、もし有権者=白人男性による直接選挙の形を取っていたならば、有権者人口の少ない南部の州が北部に比べて不利になっていたでしょう。しかし州人口に基づいて選挙人数を決定する方式を取れば、南部の州は当時数十万人いた黒人奴隷の人口を盾に、政治的影響力を増すことができるのです。結果的に米国は選挙人制度を導入し、選挙権のない黒人奴隷の数は、1人あたり「5分の3人」として人口に計上されました。改革派が「選挙人制度とは、白人が黒人(有色人種)を搾取するための制度だった」と憤る所以です。

4028名無しさん:2016/11/26(土) 20:28:09
>>4027

◆まだ選挙は終わっていない―ヒラリー逆転勝利のシナリオ

 今回の選挙結果を受け入れられない民主党支持者たちは、選挙人団がトランプを選出しないことに一縷の望みを繋いでいます。共和党の選挙人全員が、代表候補であるトランプへの投票を義務付けられているわけではありません。誓約に反して白票を投じたり、トランプ以外の人物に投票しても、大半の州ではその投票は有効とみなされます。もし538人の選挙人の内、トランプに投票する者が過半数の270人を下回れば、最終的な決着は連邦議会の下院に委ねられます。ヒラリーが大統領となる可能性は、まだ完全に失われたわけではないのです。

 大統領の最終決定が下院に持ちこされたとしても、下院の議席も共和党が過半数を占めていることから、「どの道トランプ大統領の就任は阻めない」と悲観する向きもあります。けれどもヒラリーの支持者にとって、もはや失うものはありません。「選挙人は12月19日にヒラリーに投票せよ」と訴えるオンライン署名活動には既に約455万人が署名し、各地でトランプへの大規模な抗議活動が相次いでいます。

 ヒラリーは選挙翌日の敗北宣言において、「この国は私たちの予想より遥かに深く分断されている」と語りました。万が一12月19日にトランプではなくヒラリーが当選したとしても、その結果をトランプの支持者がすんなりと受け入れる筈はないでしょう。「米国は南北戦争以来の内戦に突入するのではないか」と恐れる声も高まっています。「史上もっとも醜い選挙」と呼ばれた2016年度大統領選挙の余波は、当分収まりそうにありません。

<取材・文/羽田夏子 写真/Gage Skidmore>

●はだ・なつこ/1984年東京生まれ。高校から米国に留学。ヒラリー・クリントンの母校であるウェルズリー大学を卒業後、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科にて国際関係学修士を取得。国連機関インターン、出版社勤務を経て、翻訳編集プロダクションを立ち上げる。日本メンサ会員。

ハーバー・ビジネス・オンライン

4029名無しさん:2016/11/26(土) 20:28:44
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161126-00000028-jij-n_ame
米ウィスコンシン州が再集計へ=第3党候補が要請-大統領選
時事通信 11/26(土) 9:09配信

 【ワシントン時事】米大統領選で共和党のトランプ氏が勝利したウィスコンシン州の選挙管理委員会は25日、第3党「緑の党」候補だったスタイン氏らの要請を受理し、来週以降に投票結果を再集計する見通しだと発表した。

 再集計は手数料の払い込みが条件となるが、スタイン氏は必要額を大幅に上回る500万ドル(約5億5000万円)以上を調達しており、実施は確実とみられる。

 スタイン氏は、トランプ氏が勝ったペンシルベニア州、優勢とされるミシガン州でも再集計を求める方針。スタイン氏の陣営は「サイバー問題の専門家から投票結果が操作された可能性があるという憂慮すべき報告を受けた」と訴え、再集計に必要な資金を募っていた。

 3州の再集計で民主党候補のクリントン氏が勝てば大統領選の結果が覆るが、クリントン氏の陣営は見解を示していない。 

 米政府はロシアがサイバー攻撃で大統領選の結果を改ざんする可能性を警戒し、対策を強化していた。一方、トランプ氏も選挙中、不正集計される恐れがあると主張していた。

4030チバQ:2016/11/26(土) 22:01:50
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161126X912.html
くすぶる「トランプ降ろし」=選挙人投票で逆転狙う―米大統領選
14:16時事通信

 【ワシントン時事】米国で共和党の実業家トランプ氏の大統領就任を阻もうとする動きがくすぶっている。トランプ氏は8日に行われた大統領選の一般投票では勝利したものの、形式的には12月19日の選挙人投票で過半数270人の支持を得なければ、大統領には就任できないためだ。

 トランプ氏は一般投票で29州で勝利。選挙人290人を獲得したとされる。しかし、選挙人は憲法上、一般投票の結果に従うことを義務付けられておらず、実際にはトランプ氏は獲得にめどを付けたにすぎない。歴史上、有権者の意思に背く「不実な選挙人」が現れた例は何回もある。

 不実な選挙人が続出すれば、12月19日の選挙人投票の結果、トランプ氏の獲得選挙人が当選ラインを下回る可能性もゼロではない。反トランプ勢力が思い描くのはそんなシナリオだ。

 ある団体は民主党のクリントン前国務長官の当選を目指し、クリントン氏への投票を選挙人に要求する署名を募集。これまでに450万人以上の賛同者が集まった。米メディアによれば、選挙人の一部はトランプ氏にもクリントン氏にも投票しないよう「選挙人仲間」に働き掛けている。

 ただ、近年の大統領選では不実な選挙人は1回当たり1人がせいぜい。州法で選挙人の勝手な投票を禁じている州も半数以上あり、実際に「トランプ政権」の誕生を止められる見込みはほとんどない。このため、これとは別に、接戦だった州で票の数え直しなどを求める動きも強まっている。

4031チバQ:2016/11/26(土) 22:11:10
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161126-00000086-san-n_ame
米、進まぬ銃規制 トランプ氏は「反対派」 大統領選後も続発40件
産経新聞 11/26(土) 7:55配信

米、進まぬ銃規制 トランプ氏は「反対派」 大統領選後も続発40件
銃所持をめぐる各州の規制状況(写真:産経新聞)
 【ロサンゼルス=中村将】年間約3万人が銃で命を落とす米国で発砲事件が続発している。米大統領選の投開票日以降、少なくともおよそ40の事件が米メディアで報じられた。大統領選と同時に行われた住民投票で、西部カリフォルニア、ワシントン、ネバダの3州では銃規制強化の法案が賛成多数で支持されたが、トランプ次期大統領は選挙期間中、規制反対を表明しており、「銃社会」に変化をもたらすことは容易ではなさそうだ。

 カリフォルニア州ロサンゼルス近郊で8日、投票所の前で無差別の銃乱射事件があり、居合わせた男性(77)が死亡して複数が負傷した。15日にはオクラホマ州の空港で男が元同僚を射殺した後で自殺し、空港が閉鎖された。ほかにもテキサスやミズーリ、フロリダなどの州で警察官を標的にした発砲事件が相次いだ。

 大統領選では、民主党候補のクリントン前国務長官が「個人の銃保有の権利は尊重する」としながらも、銃購入者の身元・犯歴調査や、殺傷力の高い銃の販売制限など規制強化を訴えた。これに対し、全米ライフル協会(NRA)の強力な支持を受けたトランプ氏は、「全米でもっとも銃規制が厳しいシカゴ市では銃犯罪が多発している」などとして、規制に反対した。

 一方で、カリフォルニアなど西部3州の住民投票では、銃規制強化法案を賛成多数で支持。カリフォルニア州は銃購入者の身元調査の強化に加え、大量弾倉の銃の販売を禁止した。ワシントン州では、ドメスティックバイオレンス(DV)などの暴力事件を起こした人物について、銃の所有を裁判所が禁じることができるようになる。

 だが、規制が強化されても、合法的に銃が入手できる状況に変わりはない。犯罪歴のない「ホームグロウン(自国育ち)」のテロリストや、銃を横流ししようとしている人物の見極めは依然、難しいのが実情だ。

 合衆国憲法修正2条は「国民の武器保有の権利」を認めている。米国では銃を使った事件がクローズアップされると、銃の販売量が増える傾向にある。

 トランプ氏は選挙中、欠員となっている最高裁判事の人事にも触れ、「銃を所持する権利を守る判事を指名する」とも表明しており、銃犯罪のたびに起きる「銃規制」と「護身のための銃所持」の堂々巡りは今後も続きそうだ。

4032チバQ:2016/11/27(日) 11:39:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161127-00000043-san-n_ame
対キューバ融和も後退か トランプ氏「残忍な独裁者」
産経新聞 11/27(日) 7:55配信

 【ワシントン=加納宏幸】キューバのフィデル・カストロ前国家評議会議長の死去を受け、トランプ次期米大統領は26日、ツイッターで「フィデル・カストロが死んだ!」と書いた。「自国民を約60年間抑圧した残忍な独裁者が死んだ」とする声明も発表した。

 トランプ氏は昨年の国交回復の直後、キューバでのホテル事業に関心を示していたが、大統領選の共和党候補指名争いで勝ち進むにつれ、カストロ体制への圧力と人権状況の改善を重視する共和党の伝統的な政策に近づいていった。

 10月には、カストロ体制に批判的なキューバ系住民が集中する激戦州フロリダでの演説で人権状況の改善を求め、オバマ大統領が大統領令で実施した制裁解除を「逆転」させると述べた。

 制裁の全面解除に向けた最大のハードルが、米企業とキューバとの商取引を厳しく制限するヘルムズ・バートン法(キューバ自由・民主的連帯法)の存在だ。改正を目指しても、キューバ系のマルコ・ルビオ、テッド・クルーズ両上院議員ら強硬派が立ちはだかる。トランプ氏の政権移行チームに強硬派の人物が加わったことも、関係改善は見込めないとの見方につながっている。

 一方、オバマ大統領は26日に声明を発表し、哀悼の意を表明するとともに「キューバ国民が過去と将来を思えば、米国に友人がいることが分かるはずだ」とし、関係改善を進めることに意欲を示した。

 オバマ氏はフィデル氏が多くのキューバ国民やキューバ系米国人の人生を変えたと指摘、「一人の人物が人々や世界に及ぼした多大な衝撃は歴史により記録され、判断が下される」とした。また、国交回復を実現した自らの政策転換を「過去を後ろに置き、差異ではなく隣人として友人として、共有できる多くのことから定義付けられる2国関係の未来を追求した」と強調した。

 キューバは米南部フロリダ南端から約145キロ。1959年の革命以来、「裏庭」に出現した社会主義体制は米政権を悩ませてきた。米国は61年にキューバと断交したが、フィデル氏が一線を退いた後、オバマ大統領は2014年12月、政策転換を図った。

 15年7月に国交回復を実現。経済交流の拡大、制裁の解除を進めてきた。民主党のクリントン前国務長官が大統領選で勝っていれば、オバマ氏のレガシー(政治的遺産)として残るはずだった。

4033名無しさん:2016/11/27(日) 21:57:02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161122-00000004-jij_afp-int
トランプ次期大統領「就任初日にTPP離脱通告」 2国間協定交渉へ
AFP=時事 11/22(火) 8:37配信

【AFP=時事】(更新)米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)次期大統領は21日、日米など12か国が署名した環太平洋連携協定(TPP)について、選挙戦の公約通り「就任初日に」離脱を通告する考えを明らかにした。

 トランプ氏は就任後100日間の優先事項の概略を述べた動画メッセージで「われわれの法を回復し、雇用を取り戻すため、就任初日に大統領令で実行できる行動のリストを作成するよう、私の政権移行チームに指示した」と説明。

 その上で「貿易に関しては、わが国に災難をもたらす恐れがある環太平洋連携協定からの離脱の意思を通告する。その代わりに、雇用と産業を米国に取り戻す公平な2国間貿易協定の交渉を進めていく」と言明した。

 トランプ氏は議会承認を必要としない大統領令で迅速に取り組む優先課題として、TPP離脱を含む6項目を列挙。「米国人労働者を損なっている」とする就労ビザ(査証)の乱用に対する調査を労働省に指示することや、「シェールエネルギーやクリーンな石炭を含む米エネルギー生産に対して設けられ、多数の雇用を奪っている規制」を撤廃することなども表明した。

 安全保障面では「米国の重要インフラをサイバー攻撃などあらゆる攻撃から守る包括的な計画の作成」を国防総省と統合参謀本部議長に求めるとした。

「私の政策課題は単純な根本原則に基づくことになる。それは米国を第一にすることだ」。トランプ氏はそう強調した。【翻訳編集】 AFPBB News

4034名無しさん:2016/11/27(日) 22:00:42
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016112200399&amp;g=use
TPP、漂流へ=「日米FTA」の可能性-トランプ氏離脱宣言

 【リマ時事】トランプ次期米大統領が環太平洋連携協定(TPP)の枠組みからの離脱を宣言する意向を改めて表明した。米国が抜けるとTPPの経済規模は半分以下に落ち込み、関係者には「事実上の頓挫だ」「存在意義が薄れる」と失望感が広がった。トランプ氏の考えに沿う形で、日本と米国が2国間の自由貿易協定(FTA)を結び直す必要が出てくれば、TPP交渉以上に農産物などの市場開放を求めてくる懸念がある。
 トランプ氏が大統領選後初めて離脱に言及したことで、20日に閉幕したアジア太平洋経済協力会議(APEC)議長国を務めたペルーの政府筋は「極めて残念だ」と肩を落とした。ペルーも加わるTPP署名国は19日に首脳会合を開き、各国が早期発効に向けて国内手続きを進める意志を確認したばかりだった。
 今後、TPP署名国は、米国を除く11カ国による協定発効や、他の国を加えた新たな協定の構築など、TPPの枠組み見直しを想定した協議を本格化させる。合意内容を事実上修正する「再交渉」も視野に入れることになり、発効は数年先に遠のきそうだ。日本政府関係者は「米国がTPPに戻れる仕組みにすることも一案だ」と語り、トランプ氏の翻意になお期待を寄せる。
 トランプ氏は、多国間貿易協定のTPPに代わり、2国間協定に軸足を移すと明言。厳しい要求を相対で突き付けられる「日米FTA」は、日本が最も避けたいシナリオだ。トランプ氏が離脱を撤回し再交渉を行う場合でも、内向き志向が高まる米国内の世論や議会を説得するため、日本が新たな譲歩を迫られる可能性がある。(2016/11/22-12:43)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161122-00000059-jij-int
TPP、漂流へ=「日米FTA」の可能性-トランプ氏離脱宣言
時事通信 11/22(火) 13:00配信

 【リマ時事】トランプ次期米大統領が環太平洋連携協定(TPP)の枠組みからの離脱を宣言する意向を改めて表明した。

 米国が抜けるとTPPの経済規模は半分以下に落ち込み、関係者には「事実上の頓挫だ」「存在意義が薄れる」と失望感が広がった。トランプ氏の考えに沿う形で、日本と米国が2国間の自由貿易協定(FTA)を結び直す必要が出てくれば、TPP交渉以上に農産物などの市場開放を求めてくる懸念がある。

 トランプ氏が大統領選後初めて離脱に言及したことで、20日に閉幕したアジア太平洋経済協力会議(APEC)議長国を務めたペルーの政府筋は「極めて残念だ」と肩を落とした。ペルーも加わるTPP署名国は19日に首脳会合を開き、各国が早期発効に向けて国内手続きを進める意志を確認したばかりだった。

 今後、TPP署名国は、米国を除く11カ国による協定発効や、他の国を加えた新たな協定の構築など、TPPの枠組み見直しを想定した協議を本格化させる。合意内容を事実上修正する「再交渉」も視野に入れることになり、発効は数年先に遠のきそうだ。日本政府関係者は「米国がTPPに戻れる仕組みにすることも一案だ」と語り、トランプ氏の翻意になお期待を寄せる。

 トランプ氏は、多国間貿易協定のTPPに代わり、2国間協定に軸足を移すと明言。厳しい要求を相対で突き付けられる「日米FTA」は、日本が最も避けたいシナリオだ。トランプ氏が離脱を撤回し再交渉を行う場合でも、内向き志向が高まる米国内の世論や議会を説得するため、日本が新たな譲歩を迫られる可能性がある。

4035名無しさん:2016/11/27(日) 22:01:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161121-38047608-bbc-int
【米政権交代】人気舞台「ハミルトン」観客が次期副大統領にブーイング
BBC News 11/21(月) 11:46配信

米国建国の物語をヒップホップ音楽で語り大評判となり、今年のトニー賞を総なめした大人気ミュージカル「ハミルトン」の劇場で、観劇に訪れた次期米副大統領が観客にブーイングされ、マイノリティの多いキャストが「多様なアメリカの価値観を尊重する」よう副大統領に呼びかけ、これにドナルド・トランプ次期大統領が製作陣やキャストをツイッターで繰り返し非難するというやりとりがあった。

トランプ次期政権の政権移行チームを率いているマイク・ペンス次期副大統領は18日夜、ニューヨーク・ブロードウェイのリチャード・ロジャーズ劇場でロングラン上演されている「ハミルトン」観劇のため入場した。気づいたほかの観客は、一部は歓声を上げたものの、大勢が大きくブーイングした。

観客たちのツイートによると、上演中もペンス氏へのブーイングや、批判を込めた大きな歓声が続き、何度か舞台の進行が中断した。

カリブ海出身の孤児から独立戦争の英雄となり、ついには初代財務長官として米国経済の基礎を築いたアレキサンダー・ハミルトンの生涯をヒップホップに乗せて描く「ハミルトン」では、主役ハミルトンをラティーノ、ジョージ・ワシントンやトマス・ジェファーソンなど「建国の父たち」をアフリカ系などマイノリティ(少数民族)の俳優が演じていることも大きな特徴。

その中で有名となった「Immigrants, we get the job done(俺たち移民はきっちり仕事するぜ)」という台詞の際には、この夜の上演で多くの観客が立ち上がって拍手したという。

また、植民地アメリカを失った英国王ジョージ3世が「ちょっとお尋ねしたい。それでこれからどうするの?  自由になったはいいけど。国を導くのがどれだけ大変か知ってる?」と歌う箇所でこの夜、演じる俳優がペンス氏に直接語りかけるように歌ったところ、ほかの観客は約3分間、総立ちでスタンディングオベーションを送ったという。

芝居が終わるとキャストやスタッフが舞台上に集まり、主要キャストのひとり、ブランドン・ビクター・ディクソンさんがまず観客にブーイングはしないよう求め、すでに退席しつつあったペンス氏に、「聞いて下さい」と呼びかけた。

「今夜観客の中にお客さんがいました。ペンス次期副大統領、出ていくのが見えますけれども、聞いていただければと思います。ブーイングの必要はありません、皆さん、ブーイングするようなものはここに何もありません。僕たちはみんなここで、愛の物語を一緒に経験してるんです。(ペンスさん)お伝えしたいメッセージがあります。最後まで聞いていただきたく思います」と前置きしてから、ディクソンさんは、ペンス氏の来場を知った作者リン・マヌエル・ミランダさんとスタッフが急きょまとめたとされる手紙を、関係者を代表して読み上げた。

「ペンス次期大統領、ようこそいらっしゃいました。『ハミルトン アメリカのミュージカル』をご覧いただいて本当にありがたいです」

「私たちは、多様なアメリカです。そして私たちは、警戒し、懸念しています。あなたたちの新政権が私たちを守ってくれないのではないかと。自分たちやこの惑星、子供たちや両親、そして私たちを擁護し、私たちの不可侵な権利を維持してくれないのではないかと」

「けれどもこの舞台を観たことで奮い立っていただけるよう、本当に願っています。私たちのアメリカの価値観を尊重し、私たち全員のために、全員のために働いていただけるように」

「この作品を観てくださったことを、あらためて本当にとても感謝します。いろいろな肌の色や信条や指向の、多様な男女が集まって語る、この素晴らしいアメリカの物語を」

強固な保守派のペンス氏は、インディアナ州知事として今年初め、信仰を理由に事業者が同性愛者にサービスを提供しないことを容認する州法に署名。激しい非難と抗議を受けて、後に州法を修正した。また妊娠中絶についても強く反対してきた。

4036名無しさん:2016/11/27(日) 22:01:40
>>4035

劇場でのてんまつに、トランプ氏は怒りのツイートを連投した。

キャストが実際にはブーイングを止めるよう呼びかけたのを知らずしてか、「素晴らしい未来の副大統領マイク・ペンスがゆうべ劇場で、ハミルトンのキャストにいやがらせされた。カメラががんがん回ってるなかで。こんなことはあってはならない!」とトランプ氏は書いた。

さらに、「劇場は常に必ず、安全で特別な場所でなくてはならない。ハミルトンのキャストはゆうべ、マイク・ペンスというとても良い男に非常に失礼だった。謝れ!」と続けた。

これを受けて、メッセージを読み上げたディクソンさんは、「@realDonaldTrumpさん、会話は嫌がらせではありません。そして@mike_penceさんが、立ち止まって聞いてくれたことを感謝します」とツイートした。

ペンス氏自身は、フォックス・ニュースに出演した際、ブーイングされたことについて「子供たちをつついて、これが自由の音だと念押しした」と話している。

これまでにもバラク・オバマ大統領やヒラリー・クリントン氏をはじめ、各界の著名人が次々と「ハミルトン」を観劇している。

「ハミルトン」は作者で初代主演のリン・マヌエル・ミランダさんが2009年に当時作ったばかりのオープニング曲を、ホワイトハウスでオバマ夫妻の前で披露したことを機に、ワークショップを経て作品として完成。2015年1月にオフ・ブロードウェイで開幕した後、同年7月にブロードウェイに移動し、以来売り切れ状態でロングランを続けている。今年のトニー賞12部門のほか、ピュリツァー賞、グラミー賞なども受賞している。

現在はブロードウェイのほか、シカゴでも上演されており、来年には全米巡業とロンドン上演も決まっている。

(英語記事 Mike Pence, VP-elect, booed at Hamilton musical)

(c) BBC News
最終更新:11/21(月) 14:04

4037名無しさん:2016/11/27(日) 22:17:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161123-38074058-bbc-int
【米政権交代】トランプ氏、「オルタナ右翼」を非難 「否定する」
BBC News 11/23(水) 12:52配信

ドナルド・トランプ次期米大統領は22日、ナチス・ドイツ式の敬礼で自分の当選を祝った「alt-right(オルタナ右翼)」の集団を非難した。

米紙ニューヨーク・タイムズとの広範なインタビューの中で、次期大統領は「彼らを非難する。否定し、非難する」と述べ、「alt-right」を自称する集団を「活気づける」ようなことはしたくないと強調した。

「alt-right」には、ネオナチ、白人ナショナリスト、反ユダヤ人主義者らが含まれている。

19日にワシントンで開かれた集会では、登壇者が「ヘイル・トランプ(トランプを称えよ)!  わが民を称えよ!  勝利を称えよ!」などと叫び、参加者たちがナチス式の敬礼をする姿が撮影されていた。

ビデオでは、「alt-right」運動の指導者リチャード・スペンサー氏が、米国は白人のもので、白人は「太陽の子供たち」だと演説。さらに、自分たちの運動を非難するのは「この地球上を歩いた中で最もおぞましい生き物」だと罵倒した。

ワシントンでの「alt-right」集会は、連邦政府所有の会議場「ロナルド・レーガン・ビル」で開かれた。集会に抗議する人たちが取り囲み、交通が遮断された。

トランプ氏が新政権の首席戦略官に任命したスティーブ・バノン氏は、極端な右派系記事を掲載するオンラインメディア「ブライトバート・ニュース」の最高経営責任者だった。「ブライトバート」やバノン氏自身も、「alt-right」とつながりがあると批判されている。しかしトランプ氏は、ニューヨーク・タイムズに質問されると、強く反論した。

「ブライトバートは単なるメディアだ。あなたたちがニュースを伝えるのと同じようにニュースを伝えるだけだ」とトランプ氏は、ニューヨーク・タイムズの質問に答えた。

「もし彼が人種差別主義だとかオルタナ右翼だとか、その手のものだと思ったら、そもそも雇おうなどと思わない」

ドイツのメルケル首相は22日、トランプ氏の勝利が、これまで反社会的存在として非難されてきた白人至上主義者を活気づけてしまうのではないかと懸念を表明。首相に近い独政府幹部は、「ヘイル・トランプ」のビデオについて「おぞましい、非常に心配だ」と述べた。

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・「次期副大統領、私たちは懸念しています」と「ハミルトン」キャスト

・【寄稿】揺らがない人たち――トランプ氏に忠誠を誓う支持者とは

トランプ氏とニューヨーク・タイムズとのインタビューの他の要点は次の通り――。

・娘イバンカさんの夫ジャレド・クシュナーさんは、イスラエルとパレスチナの和平実現に貢献できるかもしれない。クシュナーさんは父親の不動産開発業を引きついだ実業家。外交経験はない。

・米国は世界各地の「国づくり」に関わるべきではない。

・共和党幹部のポール・ライアン下院議長、ミッチ・マコネル上院院内総務は、トランプ氏のことが「大好き」だという。

・自分の事業と国政を同時に、利害対立なく「完璧」に運営できる。

・人間の活動と気候変動には、いくらかの「つながり」がある

ニューヨーク・タイムズとのインタビューに先立ち、トランプ氏の顧問で広報担当のケリーアン・コンウェイ氏は、民主党大統領候補だったヒラリー・クリントン氏の国務長官時代のメール問題を追及していくという選挙公約について、追及していくつもりはないと述べた。

トランプ氏は討論会で、大統領になったらクリントン氏捜査のため特別検察官を任命すると発言したが、選対本部長だったコンウェイ氏はMSNBCに出演し、特別検察官は任命しないし、これ以上問題を追及しなければ、クリントン氏の「癒し」につながるだろうと述べた。

このインタビューの後、ニューヨーク・タイムズによるとトランプ氏は同紙に、「クリントン一家を傷つけたくないんだ。本当にそんなことしたくない。彼女は大変な思いをしてきたし、いろいろな形でとても苦しんできた」と話したという。

(英語記事 Trump disavows 'alt-right' supporters)

(c) BBC News
最終更新:11/23(水) 16:04

4038チバQ:2016/11/27(日) 23:17:22
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1611270033.html
【カストロ前議長死去】「解放だ」「自由だ」亡命移民多いマイアミ、お祭り騒ぎ 反米の生涯に米メディア注目
20:04産経新聞

 【ニューヨーク=上塚真由】キューバのフィデル・カストロ前国家評議会議長の死去を受け、米メディア各社は、半世紀にわたり反米姿勢を強硬に貫いたフィデル氏の生涯を大きく報じた。昨年に国交回復を実現し、米国では対キューバの雪解けムードが漂う中、カリスマ指導者の死は改めて人権侵害などの問題をクローズアップさせた。

 大半の米国人にとってフィデル氏は象徴的な存在にすぎないが、米国内に約200万人いるキューバ系移民は特別な思いで同氏の死去を受け止めた。

 政治亡命してきた移民が多く住む米フロリダ州マイアミではお祭り騒ぎが26日も続き、人々が路上に繰り出して「キューバの解放だ」「自由だ」などと歓喜の声を上げた。地元のサンセンチネル紙(電子版)は「フィデルは英雄ではない」と強調。「革命で貧しさから人々を救ったのは最初だけだ。残りの60年間はキューバ国民よりも、自分のことに多くの関心を寄せてきた」と断罪した。

 一方、ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)は26日、「半世紀近く米国とにらみ合い、11人の大統領を苦しめてきた」と指摘し、フィデル氏の生涯を紹介する動画も公開。若い世代はフィデル氏の死に無関心で国民の間でも世代間のギャップが大きいと紹介するハバナ発の記事も載せた。

 オバマ大統領は昨年7月に国交を回復させたが、共和党が多数を占める議会の反対で経済制裁の解除は見通しが立たず、完全正常化には至っていない。ウォールストリート・ジャーナル紙(電子版)は26日、「米国とキューバで重要な政権移行が進む中、両国の関係回復への疑問が増している」と言及。対キューバ強硬派の議員らがフィデル氏の訃報を利用し、関係正常化の動きを止めようとしていると指摘した。

4039チバQ:2016/11/28(月) 01:59:45
http://www.afpbb.com/articles/-/3109141
トランプ氏側近、国務長官人事に異論 ロムニー氏起用めぐり対立
2016年11月25日 14:04 発信地:パームビーチ/米国

政治 米大統領選挙2016
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トランプ氏側近、国務長官人事に異論 ロムニー氏起用めぐり対立
米ニュージャージー州のゴルフ場「トランプ・ナショナルゴルフクラブ・ベッドミンスター」で、ドナルド・トランプ次期大統領(右)との会談を終えてクラブハウスを出るミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事(2016年11月19日撮影)。(c)AFP/Don EMMERT
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【11月25日 AFP】大統領選によって国内の分断が露呈した米国では24日、家族や親戚が集まって感謝祭を祝った一方、ドナルド・トランプ(Donald Trump)次期米大統領の陣営内に、新政権の国務長官人事をめぐって対立があることが明らかになった。

 トランプ政権の国務長官としては、2012年米大統領選で共和党候補だったミット・ロムニー(Mitt Romney)元マサチューセッツ(Massachusetts)州知事が本命と目されている。しかし、トランプ陣営の中でも特に忠実な支持者らは、大統領選中にトランプ氏を排除しようとした共和党内の主流派の先頭に立ち、トランプ氏を「詐欺師」「ペテン師」と呼んで激しく批判したロムニー氏の国務長官指名を阻止すべく団結。名指しでロムニー氏に対する攻撃を開始した。

 ロムニー氏が国務長官に選ばれれば、共和党主流派やトランプ氏の外交政策を危惧する同盟国は胸をなでおろすだろう。だが、ロムニー氏とトランプ氏は米露関係など外交政策の点でも食い違いがあることが分かっている。ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)露大統領を高く評価し関係改善を打ち出すトランプ氏に対し、ロムニー氏はロシアを米国にとって「地政学的に最大の敵」だと発言している。

 トランプ氏の顧問、ケリーアン・コンウェー(Kellyanne Conway)氏は24日、「ソーシャルメディアや私的なやりとりを通じて、ロムニー氏に関する大量のコメントが寄せられている」「トランプ氏に忠実な一部の支持者たちは、ロムニー氏が国務長官になることを危惧している」とツイッター(Twitter)に書き込み、ロムニー氏の国務長官としての適性に疑問を投げ掛けた。

 同様にトランプ氏の熱烈な支持者であるニュート・ギングリッチ(Newt Gingrich)元下院議長も、ロムニー氏は大統領選でトランプ氏が公約した「現実的な米国第一の政策」の代弁者にはふさわしくないと、米フォックス・ニュース(Fox News)の番組で主張。「トランプ氏の外交政策構想にもっとふさわしい人物の名前を、他に20人は挙げられる」と述べた。

 マイク・ハッカビー(Mike Huckabee)前アーカンソー(Arkansas)州知事も、ロムニー氏があらゆる手段でトランプ氏失脚を狙ったことを「今でも非常に不満に思っている」とフォックス・ニュースに語り、国務長官起用に反対する意向を示した。(c)AFP/Mandel NGAN、Nicolas REVISE

4040名無しさん:2016/11/28(月) 11:50:37
http://news.tv-asahi.co.jp/sphone/news_politics/articles/000088789.html

4041名無しさん:2016/11/28(月) 12:03:34
トランプ氏の影響「わからない」45% ANN世論調査(2016/11/28 10:30)
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 ANNの世論調査によりますと、アメリカのトランプ次期大統領について日本への影響がどうなるのか聞いたところ、「分からない」と答えた人が45%に上りました。

 今月17日の安倍総理大臣とトランプ氏の会談について「評価する」と答えた人が最も多く、48%でした。次期大統領にトランプ氏が決まったことの日本への影響については「分からない」と答えた人が45%で、「悪い影響がある」と答えた人は44%でした。そのトランプ氏が離脱を表明しているTPP(環太平洋経済連携協定)について、今の国会での協定承認を支持するかどうかは結果が分かれています。また、安倍内閣の支持率は50.0%で、今年1月の調査以来、5割を回復しました。

4042チバQ:2016/11/28(月) 18:17:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161128-00000007-jij_afp-int
シリア政府軍猛攻のアレッポ、市民1万人が脱出

AFP=時事 11/28(月) 10:13配信

【AFP=時事】在英のNGO「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」は27日、シリア内戦の激戦地となっている北部アレッポ(Aleppo)の反体制派支配地区から、1万人近くに上る市民が政府側支配地区などに脱出したと明らかにした。政府軍は先週末にかけてアレッポ東部で6地区を反体制派から奪還し、27日にもさらに攻勢をかけていた。

【関連写真12枚】反体制派から奪還した地区を巡回する政府側部隊

 監視団によれば、市民約1万人は26日から27日にかけての夜間に反体制派が支配する市東部から退避した。うち少なくとも6000人はクルド人が支配するシェイクマクスード(Sheikh Maksoud)地区、残りは市の政府側支配地区に逃れたという。

 監視団はアレッポについて、政府側が「北部の大半の地区を支配下に置いた」としている。

 アレッポ東部では市民約25万人が何か月にもわたって包囲下にあり、深刻な食糧・燃料不足が起きている。【翻訳編集】 AFPBB News

4043チバQ:2016/11/28(月) 18:58:07
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016112800521&amp;g=int

トランプ氏側近、ロムニー氏に反発=陣営内、激しい綱引き-次期米国務長官選び














米国務長官候補に挙がる人々。左からペトレアス前中央情報局(CIA)長官、ケリー前南方軍司令官、ロムニー元マサチューセッツ州知事、コーカー上院外交委員長、ジュリアーニ元ニューヨーク市長(AFP=時事)

 【ワシントン時事】トランプ次期米大統領の選対本部長を務めたコンウェー氏は27日、米CNNテレビに出演し、国務長官の有力候補にロムニー元マサチューセッツ州知事が挙がっていることに対し「共和党の団結を全面的に支持するが、そのために国務長官のポストを与えるべきか分からない」と露骨な不満を示した。国務長官の人事をめぐり、トランプ陣営内部で対立が続いていることが露呈した。


〔写真特集〕トランプ氏のキーパーソンたち〜ロムニー氏、国務長官候補に浮上〜

 2012年の大統領選で共和党候補だったロムニー氏は、トランプ氏を「詐欺師」などと酷評してきた。こうした経緯からコンウェー氏は「ロムニー氏が最も重要なポストに選ばれれば(支持者の)多くは裏切られたと感じるだろう」と警告。「ロムニー氏がトランプ氏に投票したのかも分からない」と語り、政権入りの「資格」があるのか根本的な点を疑問視した。
 トランプ氏陣営では、ギングリッジ元下院議長も「トランプ氏の外交ビジョンにもっと一致する候補を他に20人思い浮かべられる」と述べ、ロムニー氏の起用をけん制している。
 トランプ氏は19日、ニュージャージー州入りして、所有するゴルフ場でロムニー氏と話し合った後、「素晴らしい会談だった」と笑顔を見せた。党内融和の観点からロムニー氏起用を検討しているとみられてきたが、陣営内で繰り広げられている水面下の綱引きは想像以上に激しい可能性がある。 
 他の国務長官候補としては、ジュリアーニ元ニューヨーク市長が意欲を示している。しかし、日本を含め海外を相手に手広く展開してきたジュリアーニ氏のビジネス関係が、ここへ来て障害となっているもようだ。ペトレアス前中央情報局(CIA)長官やコーカー上院外交委員長、ケリー前南方軍司令官の名前も浮上してきている。
 自ら所有するフロリダ州のリゾート施設で休暇を過ごしていたトランプ氏は27日、ニューヨークに戻った。休暇中も国務長官や国防長官など閣僚人事の調整を行っていたとみられるが、年末を前に駆け引きはますます熱を帯びるはずだ。(2016/11/28-16:24)

4045チバQ:2016/11/29(火) 19:50:56
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161129-00000041-asahi-int

ミシガン州はトランプ氏 米大統領選、全州で勝者確定

朝日新聞デジタル 11/29(火) 9:59配信
 米大統領選でミシガン州開票点検委員会は28日、同州で共和党のドナルド・トランプ氏(70)が勝利したと認定した。これで全州で勝者が確定し、獲得選挙人総数はトランプ氏が306人、民主党のクリントン前国務長官(69)が232人になった。

 同州ではトランプ氏とクリントン氏が大接戦となり、投票日から約3週間、勝者が決まらない異例の事態が続いていた。AP通信によると、同委員会はトランプ氏が得票率47・6%で、クリントン氏の47・4%を上回り勝利が確定したと認定した。

 同州は産業が廃れた「ラストベルト」に位置し、トランプ氏が白人労働者への支持拡大を狙った重点州。事前の世論調査ではクリントン氏優勢だったが、逆転した。共和党候補が同州で勝利したのは1988年以来。

 ただ第3党「緑の党」の大統領候補だったジル・ステイン氏は選挙結果が不正操作された可能性があるとして、ミシガン州やペンシルベニア州で近く再集計を求める方針だという。ステイン氏はウィスコンシン州にも再集計を要請し、同州は再集計に着手することを決めている。(ワシントン=佐藤武嗣)

4046チバQ:2016/11/29(火) 20:08:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161129-00000060-jij-n_ame
厚生長官に共和下院議員=オバマケアに反対-次期米大統領・米紙

時事通信 11/29(火) 12:37配信

 【ワシントン時事】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は28日、トランプ次期米大統領が厚生長官にジョージア州選出の共和党下院議員トム・プライス氏(62)を選んだと報じた。

 29日にも発表される見込み。政権移行チームの話として伝えた。

 同紙によれば、整形外科医でもあるプライス氏は、オバマ政権の目玉政策である医療保険制度改革法(オバマケア)への反対運動を主導してきた。オバマケアに代わる法案も提出してきたという。

 トランプ氏も選挙戦でオバマケア撤廃を公約としてきた。ただ、選挙後の米メディアのインタビューでは、一部維持も検討する考えを示している。

4047チバQ:2016/11/29(火) 21:32:05
http://www.sankei.com/world/news/161129/wor1611290011-n1.html
2016.11.29 10:51
【トランプ次期大統領】
テキサス州の共和党選挙人が辞職 大統領選の結果に影響はなし
 米政治専門サイト「ポリティコ」は28日、大統領選でテキサス州に割り振られた38人の選挙人の1人を務める共和党員の男性が、選挙人による12月19日の投票でトランプ氏を支持できないとして選挙人の立場を辞すると報じた。代わりの選挙人が充てられる見通しで、トランプ氏の獲得選挙人数に影響はないとみられる。

 トランプ氏はテキサス州で勝利。同州の選挙人はトランプ氏に投票するのが原則だが、男性は「良心に反してまでトランプ氏に投票することはできない」としている。(共同)

4049チバQ:2016/11/30(水) 18:42:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161130-00000016-jij_afp-int
「米国旗燃やせば刑務所送り」 トランプ氏の主張に批判殺到

AFP=時事 11/30(水) 12:22配信

【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)次期米大統領が29日、米国旗を燃やした人は全員刑務所送りにすると述べ、身内の共和党の幹部を含む議会関係者や政府当局者から批判を浴びている。

 トランプ氏は29日未明、簡易ブログのツイッター(Twitter)に「米国旗を燃やすことは誰にも許されない。そんなことをすればただでは済まない。市民権を失うか、刑務所に送られるかだ!」と書き込んだ。

 これに関連してジョシュ・アーネスト(Josh Earnest)米大統領報道官は「自ら選んだ仕方で意見を表明するため、われわれ全てが持つ自由」は合衆国憲法で保障されていると簡潔に指摘。「私自身を含めて大多数の米国人は国旗が燃やされることを侮辱的だと考えるが、われわれには国として、われわれの権利を慎重に守っていく責任がある」と苦言を呈した。

 議会の身内からも、言葉は丁寧ながら断固とした反対の声が上がった。

 共和党上院トップのミッチ・マコネル(Mitch McConnell)上院院内総務はトランプ氏の主張について記者団に問われ、「その行為(国旗を燃やすこと)は、不快な言論の一つの形として(合衆国憲法)修正第1条で認められた権利だ。この国には不快な言論も尊重する長い伝統がある」と回答。この件に関しては自分としても連邦最高裁判所の判断を支持すると語った。

 他の共和党議員たちもマコネル氏の考えに同調した。

 連邦最高裁は国旗を燃やす行為について、表現の自由の名の下に許容されるとの判断を示している。保守派のアントニン・スカリア(Antonin Scalia)判事は2012年、個人の意見と法律の尊重を区別することが重要だと説明している。【翻訳編集】 AFPBB News

4050チバQ:2016/11/30(水) 19:39:21
>>3954とかがあたり
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161130k0000e030185000c.html
<トランプ政権>財務長官にムニューチン氏…米報道
11:02毎日新聞

<トランプ政権>財務長官にムニューチン氏…米報道
ムニューチン氏=AP
(毎日新聞)
 ◇商務長官は知日派ロス氏

 【ワシントン清水憲司、西田進一郎】米メディアは29日、トランプ米次期大統領が新政権の財務長官に米金融大手ゴールドマン・サックス元幹部のスティーブン・ムニューチン氏(53)を、商務長官に知日派の著名投資家ウィルバー・ロス氏(79)をそれぞれ起用する見通しになったと一斉に報じた。早ければ30日にも発表するという。また、トランプ氏は29日、運輸長官にイレーン・チャオ元労働長官(63)を起用すると発表した。

 ムニューチン氏はゴールドマン・サックスに約17年間勤務後、投資ファンドを設立。近年は映画製作への投資も手がけている。父親もゴールドマン・サックス幹部だったため、「ウォール街の申し子」(米メディア)とも言われる。選挙中はトランプ氏陣営の財務責任者を務めた。

 来年1月に発足するトランプ政権では経済閣僚の要として、インフラ投資の拡充や法人税率引き下げ、金融機関に対する規制緩和などを担当する。

 商務長官となるロス氏は、1999年に経営破綻した旧幸福銀行(現・関西アーバン銀行)を買収して再建し、東日本大震災時には多額の寄付金を集めた知日派。環太平洋パートナーシップ協定(TPP)については、トランプ氏の経済政策顧問就任に際し、「最悪の貿易協定だ」と批判している。

 チャオ氏は台湾生まれの女性で、ブッシュ前政権でアジア系女性として初めて閣僚を務めた。トランプ氏は声明で、チャオ氏の専門的な知識が、財政規律を守りながらインフラを再構築していくうえで貴重であると起用理由を説明した。夫は共和党上院トップのマコネル院内総務で、党主流派や議会との連携を円滑にする狙いもあるとみられる。

4052チバQ:2016/11/30(水) 19:40:31
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016113000137&amp;g=int
有力候補ロムニー氏と夕食=国務長官人事で調整続く-次期米大統領


29日、米ニューヨークのレストランで、国務長官候補に挙げられるロムニー元マサチューセッツ州知事(右)と夕食を共にするトランプ次期大統領(AFP=時事)
 【ワシントン時事】トランプ次期米大統領は29日、ニューヨーク市内のレストランで、国務長官の有力候補に挙げられるロムニー元マサチューセッツ州知事と夕食を共にした。ロムニー氏と会談するのは当選後2回目。国際情勢をめぐる考え方について意見交換したとみられる。

 ロムニー氏は会談後、記者団に対し「トランプ氏の展望は米国民と力強く結び付いている。トランプ次期大統領こそが、私たちをより良い未来に導ける人物だ」と称賛した。調整が続いている国務長官人事には言及しなかった。
 ロムニー氏をめぐっては、同氏が大統領選期間中にトランプ氏を酷評していたことから、トランプ陣営内部で国務長官起用に反対する声が上がっている。(2016/11/30-12:49)

4053チバQ:2016/11/30(水) 19:49:23
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1611300018.html
【トランプ次期大統領】財務にムニューチン氏、商務にロス氏を固める トランプ氏が閣僚人事の調整急ぐ
11:19産経新聞

 【ワシントン=加納宏幸】トランプ次期米大統領は29日、財務長官に金融大手ゴールドマン・サックスの元幹部、スティーブン・ムニューチン氏(53)、商務長官に投資家のウィルバー・ロス氏(79)をそれぞれ指名する方針を固めた。米メディアが一斉に報じた。トランプ氏は同日、ニューヨークのトランプタワーで、起用する閣僚の人選を急いだ。

 ムニューチン氏は大統領選でトランプ陣営の財務責任者を務めた側近の一人で、トランプ氏が経済政策の柱とする大型の減税計画を主導した。ロス氏は現在、米国に不利な自由貿易協定に批判的な立場を取る一方で「知日派」としても知られ、9月には国連総会のため訪米した安倍晋三首相とも会談した。

 トランプ氏は29日、厚生長官にジョージア州選出のトム・プライス下院予算委員長(62)、運輸長官に共和党のブッシュ前政権で労働長官を務めた台湾出身の女性、イレーン・チャオ氏(63)をそれぞれ指名すると発表した。

 プライス氏は厚生長官としてトランプ氏が主張するオバマ政権の医療保険制度改革(オバマケア)の「廃止・置き換え」の実現に当たることになる。

 チャオ氏はアジア系女性で初の閣僚として労働長官を務めた。トランプ氏は声明で、自らが公約した大規模なインフラ整備に行政経験を生かす狙いがあると強調。チャオ氏の夫は共和党のマコネル上院院内総務で、党内融和にも配慮したとみられる。

 閣僚人事の焦点は筆頭閣僚の国務長官ポスト。トランプ氏は29日、名前が挙がっている2012年大統領選の共和党候補、ミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事(69)やボブ・コーカー上院外交委員長(64)と会談した。

4054チバQ:2016/11/30(水) 20:03:57
http://www.afpbb.com/articles/-/3109226
次期米政権、安保担当副補佐官にベテランのマクファーランド氏
2016年11月26日 06:55 発信地:ワシントンD.C./米国
【11月26日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)次期米大統領は25日、大統領副補佐官(国家安全保障担当)に、共和党政権下で同問題を長く担当してきたキャサリン・トロイア・マクファーランド(Kathleen Troia McFarland)氏(65)を起用した。

 マクファーランド氏は、初めてホワイトハウス(White House)のシチュエーションルーム(緊急対応室)入りしたのがリチャード・ニクソン(Richard Nixon)政権だったというベテランで、現在はFOXニュース(Fox News)のコメンテーターも務めている。

 先に国家安全保障問題担当大統領補佐官への起用が発表されているマイケル・フリン(Michael Flynn)元陸軍中将(57)に次ぐナンバー2となる。

 安保問題担当職の人事は上院の承認を受ける必要がないため、来年1月20日にトランプ氏がバラク・オバマ(Barack Obama)現大統領の後任として正式就任すると同時に、マクファーランド氏も着任することになる。

 マクファーランド氏は共和党の3代にわたる大統領を数十年にわたり支えた経験の持ち主で、外交政策の重鎮ヘンリー・キッシンジャー(Henry Kissinger)元国務長官の側近でもあったことから、納得の人事とみられている。(c)AFP

4057チバQ:2016/11/30(水) 20:09:00
http://www.afpbb.com/articles/-/3109623
運輸長官に台湾系チャオ氏=女性指名3人目-次期米大統領
2016年11月30日 09:03 発信地:米国

時事通信
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運輸長官に台湾系チャオ氏=女性指名3人目-次期米大統領 米ニューヨークのトランプタワーに到着したエレーン・チャオ元米労働長官(2016年11月21日撮影)。(c)AFP/Eduardo Munoz Alvarez
【11月30日 時事通信社】トランプ次期米大統領は29日、運輸長官に台湾系のエレーン・チャオ元労働長官(63)を指名すると発表した。次期政権の閣僚級人事では、教育長官候補のベッツィ・デボス氏、国連大使候補のニッキー・ヘイリー・サウスカロライナ州知事に続き3人目の女性となる。

 次期政権は道路、港湾などのインフラ投資による景気浮揚を目指しており、チャオ氏が推進役となる。トランプ氏は声明で「インフラの再建というわれわれの目的にとって、貴重な人材だ」と起用の理由を説明した。チャオ氏は「指名を光栄に思う」と表明し、経済成長と雇用創出に取り組む意向を示した。(c)時事通信社

4058チバQ:2016/11/30(水) 20:12:42
首席補佐官 ラインス・プリーバス(Reince Priebus)共和党全国委員長■主流派
首席戦略官・上級顧問 スティーブ・バノン 白人至上主義者の間で人気が高い極右のアジテーター >>3964


国家安全保障担当の大統領補佐官 マイケル・フリン元国防情報局長 □強硬派>>3986
国家安全保障問題担当の大統領副補佐官 K・T・マクファーランド 保守派の論客 >>4024
中央情報局(CIA)長官 マイク・ポンペオ下院議員 □強硬派>>3986

司法長官 ジェフ・セッションズ上院議員 □強硬派>>3986
国防長官 ジェームズ・マティス元中央軍司令官「狂犬」 >>3992
教育長官 ベッツィ・デボス 「スクール・チョイス(学校選択)」を拡大するため活動する女性慈善家 >>4014
財務長官 スティーブン・ムニューチン 米証券大手ゴールドマン・サックス出身 >>4051
商務長官 ウィルバー・ロス 知日派の著名投資家 
運輸長官 エレーン・チャオ元労働長官 台湾系女性
国連大使 ニッキー・ヘイリー サウスカロライナ州の女性知事 インド系



住宅都市開発長官:黒人の元神経外科医、ベン・カーソン
エネルギー省長官: 元テキサス州知事でのリック・ペリー

4059チバQ:2016/11/30(水) 20:13:01
http://jp.reuters.com/article/idJPL4N1DV081
Investing | 2016年 11月 30日 10:22 JST
〔情報BOX〕トランプ米次期政権の閣僚候補と指名が決まったポスト
[29日 ロイター] - トランプ次期米政権の主要閣_ポストの候補者とすでに指名が決まったポストは以下の通り。

●財務長官   *スティーブン・ムニューチン(元ゴールドマン・サックス 幹部、選挙戦でトランプ陣営の財務責任者)


inRead invented by Teads

●国務長官

*ミット・ロムニー(2012年大統領選の共和党候補)

*ルディ・ジュリアーニ(元ニューヨーク市長)

*デービッド・ペトレアス(元CIA長官)

*ジョン・ボルトン(元国連大使)

●国防長官

*ジェームズ・マティス(元中央軍司令官)

*デービッド・ペトレアス(元CIA長官)

●環境保護局(EPA)局長

*ジェフ・ホルムステッド(エネルギー業界担当弁護士、ブッシュ政権下のEPA幹部)

*ロバート・グレイディ(ベンチャーキャピタリスト)

●エネルギー長官

*ハロルド・ハム(コンチネンタル・リソーシズ CEO)

*ケビン・クレーマー(ノースダコタ州選出共和党下院議員)

●内務長官

*サラ・ペイリン(元アラスカ州知事、 2008年米大統領選の共和党副大統領候補)

*ハロルド・ハム(コンチネンタル・リソーシズ CEO)

*メアリー・ファリン(オクラホマ州知事)

*レイ・ウォッシュバーン(投資会社チャーター・ホールディングスのCEO)

●商務長官   *ウィルバー・ロス(著名投資家)   *リンダ・マクマホン(ワールド・レスリング・エンターテインメント の元幹部)

  ●米通商代表部(USTR)代表

*ダン・ディミッコ(米鉄鋼大手ニューコア 元CEO)

すでに指名が決まったポスト

●大統領首席補佐官

*ラインス・プリーバス(共和党全国委員長)

●首席戦略官兼上級顧問

*スティーブ・バノン(保守系メディア「ブライトバート・ニュース」の元トップ)

●司法長官

*ジェフ・セッションズ(アラバマ州選出共和党上院議員)

●中央情報局(CIA)長官

*マイク・ポンペオ(カンザス州選出共和党下院議員)

●国家安全保障担当の大統領補佐官

*マイケル・フリン(元国防情報局長)

●国連大使

*ニッキー・ヘイリー(サウスカロライナ州知事)

●教育長官

*ベッツィー・デボス(共和党の元ミシガン州委員長)

●保健福祉長官

*トム・プライス(ジョージア州選出共和党下院議員)

●運輸長官

*イレイン・チャオ(元労働長官)

4060チバQ:2016/11/30(水) 20:17:09
http://news.goo.ne.jp/article/fuji/world/fuji-frn1611300001.html
トランプ氏、元CIA長官らと会談 国務長官候補みな“すねに傷”
17:05夕刊フジ

 ドナルド・トランプ次期米政権の事実上ナンバー2で、外交を担う国務長官人事が混乱している。というのも、国務長官候補に浮上するのは、なぜか、すねに傷を持っている人物ばかりなのだ。米国の世界戦略に大きな影響を持つ国務長官人事が漂流している。

 トランプ氏は28日、国務長官候補に浮上したデビッド・ペトレアス元中央情報局(CIA)長官と、ニューヨークのトランプタワーで会談した。

 ペトレアス氏は陸軍出身で、中東全域を統括する中央軍司令官などを歴任。2011年9月にはCIA長官に就任したが、不倫問題で12年11月に辞任した。

 AP通信は28日、国防総省が、ペトレアス氏に対する過去の捜査の過程で不倫相手の女性に関する個人情報の漏洩があったとして、新たな調査を始めたと報じた。トランプ氏の選考に影響を与える可能性がある。

 トランプ氏は29日には、12年大統領選の共和党候補で、今回の選挙戦でトランプ氏の人格を激しく非難したミット・ロムニー氏や、ボブ・コーカー上院外交委員長とも会うという。

 こうしたなか、トランプ氏は28日、ツイッターで亡くなったキューバのフィデル・カストロ前国家評議会議長を「残忍な独裁者」と言及した。オバマ政権が進めた対キューバ融和政策を見直す可能性を示唆した。

4061チバQ:2016/11/30(水) 20:19:43
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161129X352.html
厚生長官にプライス氏=オバマケア反対の下院議員―次期米大統領
11月29日 23:25時事通信

 【ワシントン時事】トランプ次期米大統領は29日、厚生長官に下院予算委員長のトム・プライス氏(62)を指名する人事を発表した。整形外科医でもあるプライス氏は、オバマ政権の医療保険制度改革法(オバマケア)に反対してきた。

 トランプ氏は声明でプライス氏について「オバマケアを撤廃し、つくり替えるというわれわれの取り組みを主導するのに、非常に適任だ」と起用理由を説明した。プライス氏は「患者や家族、医師のために役立つ保険制度を確保するには、やるべきことが多くある」と決意表明した。 

http://www.afpbb.com/articles/-/3109589
トランプ氏、厚生長官にオバマケア反対派のプライス氏指名
2016年11月30日 04:24 発信地:ワシントンD.C./米国
【11月30日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)次期米大統領は29日、厚生長官にジョージア(Georgia)州選出のトム・プライス(Tom Price)下院議員を指名した。

 元整形外科医のプライス氏はバラク・オバマ(Barack Obama)大統領が成立させ賛否両論を集めている医療保険制度「医療費負担適正化法(Affordable Care Act)」、通称「オバマケア(Obamacare)」を激しく批判してきた。同氏の厚生長官への指名は、トランプ氏が選挙戦で掲げていたオバマケア撤廃という公約の実現を目指していく方針であることを示唆している。

 トランプ氏はプライス氏について「オバマケアを撤廃して代替策を講じ、医療を全国民の手が届く金額で提供するというわれわれの尽力を先導していくのに極めて適任だ」と評している。

 オバマ氏が鳴り物入りで導入したこの医療改革により、これまで米国民2000万人が医療保険に新規加入。保険未加入率は1割未満という歴史的低水準に押し下げられた。その一方で、一部の層の保険料が大幅に引き上げられ、また多くのプランで担保内容が減る事態も生まれた。

 だがトランプ氏は、オバマケアで最も人気の高い2つの内容については維持したい考えを表明している。1つ目は、26歳までは親のプランに加入できるようにすること、2つ目は、従来の条件のままでプランに入っている人に対し、保険会社が保険適用を拒否できないようにするということだ。(c)AFP

4062チバQ:2016/11/30(水) 20:21:24
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161130k0000m030094000c.html
<トランプ新政権>国務長官人事で混乱 前CIA長官急浮上
11月29日 21:16毎日新聞

 【ワシントン西田進一郎】トランプ米次期大統領の政権移行チームが国務長官の人事を巡ってぎくしゃくしている。共和党主流派のロムニー元マサチューセッツ州知事を起用して党内融和を図る案を、トランプ氏の側近らが公然と批判。一方の有力候補、ジュリアーニ元ニューヨーク市長はビジネスを巡る利益相反の問題が指摘されている。ここに来て、ペトレアス前中央情報局(CIA)長官が急浮上している。

 「ペトレアス大将との会談で深く感銘を受けた」。トランプ氏は28日、ニューヨークのトランプタワーでペトレアス氏と会談した後、ツイッターに投稿した。一方、ペトレアス氏は記者団に、国際情勢を巡って意見交換したことを明らかにし、「とても良い話し合いができた」と語ったが、自身の処遇などについては語らなかった。

 ペトレアス氏はイラクやアフガニスタンで駐留米軍司令官を務めた元陸軍大将だ。オバマ政権でCIA長官に就任したが、不倫問題で辞任した。

 国務長官候補には、ロムニー氏とジュリアーニ氏らが挙がっていた。トランプ氏は19日にロムニー氏と1時間半にわたって会談し、「うまくいった」と記者団に話した。ロムニー氏の起用は、党主流派の協力を取り付けるうえで象徴的な役割を果たす。

 しかし、側近グループが待ったをかけた。トランプ氏の選対本部長を務めたコンウェー氏は27日のテレビ番組で「ロムニー氏が最重要の閣僚ポストを得るなら、多くの(支持者の)人たちは裏切られたと感じる」と警告。側近グループの一人、ギングリッチ元下院議長も「(ロムニー氏より)もっとトランプ氏の外交ビジョンに本来一致する候補を20人は考えられる」とけん制した。

 側近グループでは、ジュリアーニ氏が自らを「最適任」と表して、国務長官への意欲を見せる。ただ、外交経験はなく、米メディアによるとジュリアーニ氏の法律事務所が手がけてきた海外とのビジネスがあり、問題視されている可能性があるという。

 トランプ氏は「第3の候補」も模索しているとみられ、29日にはロムニー氏と2回目の会談をするほか、国務長官候補の一人と目されるコーカー上院外交委員長とも会談する。政権の顔とも言うべき国務長官人事だけに、政権移行チーム内にしこりを残さず決めることができるか、早くもトランプ氏の手腕が問われている。

4063チバQ:2016/12/01(木) 03:08:53
http://www.sankei.com/economy/news/161130/ecn1611300033-n1.html
2016.11.30 21:53
【トランプ次期大統領】
主要経済閣僚固まる 目立つ「米国第一」「保護主義」 日本のGDP1%超下げの試算も

 トランプ次期米大統領が財務長官にスティーブン・ムニューチン氏、商務長官にウィルバー・ロス氏を指名する方向となり、米次期政権の主要経済閣僚が固まった。メンバーの発言や行動は「保護主義」など「米国第一」の考えが目立つ。こうした方向性を強行すれば、日本の国内総生産(GDP)が最悪1%超押し下げられるというシンクタンクの試算も現実味を帯びかねない。(山口暢彦)

 30日の東京株式市場は、日経平均株価の終値が前日比1円44銭高の1万8308円48銭と3営業日ぶりに反発。円ドル相場は午後5時現在、前日比41銭円安ドル高の1ドル=112円72〜73銭で取引された。トランプ氏が掲げる大規模な減税などによる米経済好転への期待から、円安株高の基調が続いている。

 ただ、三菱UFJリサーチ&コンサルティングの小林真一郎主席研究員は「こうした期待感は短期的で、いつはげ落ちるか注意する必要がある」と警告する。

 トランプ氏の経済政策の公約で主導的な役割を果たしたのはムニューチン氏で、実際の政策策定でも中心になるとみられる。

 だが、米両院の多数を占める共和党は財政赤字拡大に反対。政策を立法にこぎつけるためムニューチン氏らは譲歩を迫られるとの見方も強い。財政政策が小規模になれば市場の失望を招き「再び円高ドル安に向かいかねない」(小林氏)。

 一方、次期政権は対外政策では「保護主義」の看板を下ろしていない。トランプ氏は日本の米国に対する輸出の多さを批判したこともあり、今後円安ドル高が進んだ場合には、通貨政策の責任者となるムニューチン氏が日本に円安是正を求める可能性がある。

 また、ロス氏は自由貿易に賛成だが、米国に「不公平」な内容は反対だ。北米自由貿易協定(NAFTA)見直しでメキシコから米国への輸出品に高関税が課されれば、メキシコに拠点を置く日本の自動車メーカーが打撃を受ける。

 ロス氏は日本がいまなお発効を目指す環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)にも反対している。国際的に自由貿易機運が後退すれば、世界全体の貿易量が減少して世界経済の成長が鈍化し、日本経済にも悪影響が及ぶ。

 大和総研は、トランプ政権誕生で円高、株安、世界経済の縮小が大幅に進めば日本のGDPが1・12%引き下げられると試算した。

 日本政府はロス氏が知日派であることを利用するなどさまざまな手段を通じ現実路線にかじを切るよう働きかけが求められそうだ。

4064チバQ:2016/12/01(木) 03:13:27
http://www.sankei.com/world/news/161130/wor1611300027-n1.html
2016.11.30 16:57
【トランプ次期大統領】
トランプ氏勝利後、ヒスパニックや黒人など少数派への嫌がらせ横行
【ドナルド・トランプ氏、第45代米大統領に】

 米大統領選で共和党のトランプ氏の勝利が確実になった今月9日から10日間で、ヒスパニック(中南米系)や黒人など少数派を対象とした嫌がらせの報告が867件に上ったことが29日、米民間団体の調査で分かった。

 調査したのは、憎悪犯罪(ヘイトクライム)対策に取り組む「南部貧困法律センター」。実際の件数はより多い可能性がある。全体の32%が移民に対する排斥的な言動に該当し、23%が黒人への敵意に基づいていた。

 テキサス州でヒスパニックの男性に白人男性が「メキシコに帰れ」と叫んだ事案があったほか、ワシントン州の学校では生徒たちが「壁をつくれ」「この国で生まれていないなら出て行け」と連呼しているという。

 同センターは「トランプ氏は、自らの名前を使って行われている差別を明確に非難するべきだ」としている。(共同)

4065チバQ:2016/12/01(木) 17:52:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161201-00000072-san-kr
朴氏のため改憲に疑問も 「安定した移譲」混迷に拍車

産経新聞 12/1(木) 7:55配信

 【ソウル=名村隆寛】朴槿恵大統領が条件付きながら任期満了前に辞任する意思を表明したことで、どのように早期辞任を実現するかに関心が集まっている。特に、朴氏が言及した「大統領職の任期短縮」には憲法改正が必要とされ、野党が進めている弾劾と並行して、新たな課題に浮上した。

 韓国の憲法は大統領任期を5年と定めている。朴氏は、国政の混乱と空白を避けたいという理由で即刻辞任はせず、国会で与野党が話し合うことを求めた。

 憲法改正は議員の過半数で発議され、3分の2以上の賛成で議決する。ここまでは弾劾手続きと似ている。議決後は30日以内に国民投票が行われ、有権者の半数以上が投票し、過半数の賛成で憲法は改正される。ただ、弾劾と同様に相当時間がかかる。

 辞意を示したものの、進退を国会に丸投げしたかたちの朴氏の出方に対して、韓国では「弾劾から逃れようとしている」「改憲論議が与野党の対立により国会でまとまらないことを見越している」などの批判的な見方が少なくない。また、朴氏1人の辞任のために憲法改正まですることを疑問視する意見もある。朴氏が即座に辞任しない限り、弾劾であれ憲法改正であれ時間はズルズルと過ぎていく。

 仮に憲法改正が実現して、朴氏が任期満了前に辞任し、大統領選挙が「前倒し」されても、本来なら来年12月に予定される大統領選と半年から数カ月しか変わらないというわけだ。朴氏に即刻辞任を要求する世論の言い分でもある。

 「国政の混乱を最小化し、安定した政権移譲ができる案」を国会に求めた朴氏だが、この“難題”は国政混乱の火に油を注ぐ危険性もある。条件なしで朴氏が辞任しない限り、韓国は混迷から抜け出せない。

4066チバQ:2016/12/01(木) 21:34:50
http://www.sankei.com/world/news/161201/wor1612010007-n1.html
2016.12.1 08:52

院内総務にナンシー・ペロシ氏再任 米民主党の下院トップ
 米下院民主党は11月30日、下院民主党トップの院内総務にナンシー・ペロシ氏(カリフォルニア州)を再任した。76歳。2003年から下院で民主党を率いている。07〜11年には米国史上初の女性下院議長を務めた。

 ペロシ氏は134票を獲得し、対立候補ティム・ライアン議員(オハイオ州)は63票を得た。

 43歳のライアン氏は民主党が大統領選で敗北し、連邦議会選でも振るわなかったことを受けてペロシ氏の戦略や指導力に疑問符を突き付けたが及ばなかった。だがペロシ氏への不満が党内で一定程度あることも示した。(共同)

4067とはずがたり:2016/12/02(金) 13:48:11

国防長官にマティス氏=元軍司令官、文民統制の逸脱懸念―トランプ次期米大統領
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161202X769.html
11:56時事通信

トランプ氏、国防長官にマティス氏指名
トランプ次期米大統領は1日、オハイオ州シンシナティで演説し、新政権の国防長官にジェームズ・マティス元中央軍司令官を指名する意向を明らかにした。写真は、トランプ氏(左)とマティス氏=11月19日撮影【EPA=時事】
(時事通信)
 【ワシントン時事】トランプ次期米大統領は1日、オハイオ州シンシナティで演説し、新政権の国防長官にジェームズ・マティス元中央軍司令官(66)を指名する意向を明らかにした。「彼は素晴らしい。(国防長官として)最善だ」とたたえ、5日に正式発表すると述べた。

 マティス氏はアフガニスタン戦争やイラク戦争で部隊を指揮するなど中東情勢に精通しており、過激派組織「イスラム国」(IS)掃討作戦への対応が任される。一方で、日本などアジアでの経験は少ないとみられ、アジア太平洋政策は未知数だ。文民統制(シビリアンコントロール)の原則から元軍司令官の指名が懸念される可能性もある。

 マティス氏は海兵隊出身で、2004年のイラク中部ファルージャ制圧作戦で中心的役割を果たした。アフガンやイラクなどを管轄する中央軍司令官を務めた後、13年に退役。指揮官としての手腕を高く評価される一方で、「アフガンでベールを着用しない女性に暴力を振るう連中を撃つのは楽しい」などの発言で物議を醸したことがあり、「狂犬」のあだ名で知られる。

 連邦法の規定では、文民統制の原則に基づき、元軍人は退役後7年間は国防長官に就任できない。退役から3年のマティス氏が就任するには、議会から特別に規定の免除を受ける必要がある。過去にはトルーマン大統領が1950年、この規定の免除を適用してマーシャル元陸軍参謀総長(元国務長官)を国防長官に指名している。

4068チバQ:2016/12/02(金) 18:06:20
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016120200125&amp;g=int
国防長官にマティス氏=元軍司令官、文民統制の逸脱懸念-トランプ次期米大統領
 【ワシントン時事】トランプ次期米大統領は1日、オハイオ州シンシナティで演説し、新政権の国防長官にジェームズ・マティス元中央軍司令官(66)を指名する意向を明らかにした。「彼は素晴らしい。(国防長官として)最善だ」とたたえ、5日に正式発表すると述べた。
 マティス氏はアフガニスタン戦争やイラク戦争で部隊を指揮するなど中東情勢に精通しており、過激派組織「イスラム国」(IS)掃討作戦への対応が任される。一方で、日本などアジアでの経験は少ないとみられ、アジア太平洋政策は未知数だ。文民統制(シビリアンコントロール)の原則から元軍司令官の指名が懸念される可能性もある。
 マティス氏は海兵隊出身で、2004年のイラク中部ファルージャ制圧作戦で中心的役割を果たした。アフガンやイラクなどを管轄する中央軍司令官を務めた後、13年に退役。指揮官としての手腕を高く評価される一方で、「アフガンでベールを着用しない女性に暴力を振るう連中を撃つのは楽しい」などの発言で物議を醸したことがあり、「狂犬」のあだ名で知られる。
 連邦法の規定では、文民統制の原則に基づき、元軍人は退役後7年間は国防長官に就任できない。退役から3年のマティス氏が就任するには、議会から特別に規定の免除を受ける必要がある。過去にはトルーマン大統領が1950年、この規定の免除を適用してマーシャル元陸軍参謀総長(元国務長官)を国防長官に指名している。 
 トランプ氏は11月19日、ニュージャージー州に所有するゴルフ場でマティス氏と面会した後、記者団に「素晴らしい男。本物だ」と述べていた。
 ◇ジェームズ・マティス氏略歴
 ジェームズ・マティス氏 1950年9月8日、ワシントン州プルマン生まれ。69年に海兵隊に入隊し、予備役将校訓練課程でセントラルワシントン大学を卒業。91年の湾岸戦争に従軍。2001年の米同時テロ後のアフガニスタン戦争に第1海兵遠征旅団の指揮官として参加。北大西洋条約機構(NATO)変革連合軍最高司令官を経て、アフガンやイラクなどを管轄する中央軍の司令官に就任。13年に退役。(2016/12/02-11:57)

4069名無しさん:2016/12/04(日) 14:05:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161201-00000023-jij_afp-int
ジョギング中に拉致された女性、体に焼き印 米カリフォルニア州
AFP=時事 12/1(木) 13:25配信

【AFP=時事】米カリフォルニア(California)州北部でジョギング中に拉致され、約3週間後に道端で発見された女性(34)が、犯人に髪の毛を切り落とされ、体にメッセージを焼き付けられていたことが分かった。地元当局が11月30日明らかにした。

 同州シャスタ(Shasta)郡のトム・ボセンコ(Tom Bosenko)保安官は、被害者のシェリ・パピニ(Sherri Papini)さんの傷について「記号ではなくメッセージだ」と述べた。メッセージの内容については詳細を明らかにしなかったが、犯人が「力と支配」を行使しようとしたことと関連している可能性があると説明した。

 ボセンコ保安官はまた、「極めて異常な」犯人が被害者の長いブロンドの髪の毛を切り落としたのは、被害者に屈辱を与え、「彼女を征服する」ためだろうとの見方を示した。

 事件は11月2日、カリフォルニア州北部の田舎町でパピニさんが自宅近くをジョギングしていたところ、何者かに拉致された。夫のキースさんが仕事から帰宅したところ、妻が託児所に子ども2人を迎えに行っていないことが分かり、警察に通報した。

 パピニさんは11月24日未明、自宅から約240キロ離れた道端に拘束された状態で置き去りにされ、一緒に残されたかばんを使って走行中の車に助けを求めた。その後、病院に搬送され治療を受けたが、命に別状はなかった。【翻訳編集】 AFPBB News

4071名無しさん:2016/12/04(日) 16:47:58
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016120100090&amp;g=pol
随一の知日派=次期商務長官のロス氏-米

 トランプ次期米政権の商務長官に指名された著名投資家のウィルバー・ロス氏(79)は、2010年からニューヨークの日米交流組織ジャパン・ソサエティーの会長を務める政権随一の知日派だ。安倍晋三首相も9月の訪米の際に、ヒラリー・クリントン氏と会談する一方、ロス氏とも面会した。

 1937年ニュージャージー州生まれ。エール大卒、ハーバード大学経営大学院を修了後、英投資銀行ロスチャイルドで勤務。ニューヨーク支店で投資顧問業務などを担当し、カジノ経営で行き詰まっていたトランプ氏を助けた。
 2000年に独立して投資会社を設立。鉄鋼、自動車部品、繊維など破綻したメーカーを安値で買い取り再生させる手法で富を築いた。99年に経営破綻した大阪の幸福銀行(現関西アーバン銀行)に出資するなど日本でのビジネス経験も豊富。
 かつては民主党支持者だったが、今年に入って共和党のトランプ氏支持を表明。また環太平洋連携協定(TPP)も支持していたが、11月30日に「ひどい内容」と批判した。 (ニューヨーク時事)(2016/12/01-06:18)

4072チバQ:2016/12/04(日) 20:38:13
http://www.asahi.com/articles/ASJD3416TJD3UHBI00V.html
米テキサス新幹線、トランプ氏政策が計画に追い風
ダラス=五十嵐大介2016年12月3日20時28分
JR東海が技術支援する米テキサス新幹線計画の事業主体「テキサス・セントラル・パートナーズ(TCP)」のティモシー・キース最高経営責任者(CEO)は2日、朝日新聞などの取材に応じ、トランプ次期米大統領が掲げるインフラ投資について、「詳細はわからないが、極めて前向きな材料だ」と述べ、計画の追い風になるとの見方を示した。

 テキサス新幹線は、ダラス―ヒューストン間(約400キロ)を2022年までに結ぶ計画。JR東海の技術支援を受けて、TCPが建設計画作りを進めている。環境や安全面の審査を経て投資家からお金を募り、18年の着工を目指す。キース氏は「規制当局の対応によるが、今のところ予定通りに進んでいる」と話した。

 最大の課題は、120億ドル(約1・4兆円)の事業費をすべて民間資金でまかなうことだ。キース氏は「世界では年金を中心にインフラや不動産投資への強い需要がある。融資では(日本の政府系金融機関の)国際協力銀行(JBIC)が当初から関心を持ってくれており、さらに関心を高めてくれることを期待する」と話した。

4073チバQ:2016/12/04(日) 20:38:57
http://toyokeizai.net/articles/-/147995
「テキサス新幹線」実現には3つのハードル
リニアと並ぶJR東海の肝入りプロジェクト
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冷泉 彰彦 :作家 2016年12月04日
オバマ大統領がリーマン・ショック後の景気浮揚策の一環として、また排出ガス削減という国家目標にも合致することから推進した、米国全土での「高速鉄道構想」。だが、期待されたフロリダ州のプロジェクトが事実上中止に追い込まれるなど、大きな進捗は見られていない。

また、日本式の新幹線に関して言えば、各プロジェクトの初期段階において「専用線方式」や、米国基準で求められる衝突を考慮した重く頑丈な車両と異なる「柔構造の車両」が評価されず対象から除外されていた。

そんな中で、例外的存在となっているのがテキサス新幹線構想だ。まず、全米の高速鉄道構想の中で、唯一と言ってもいい「純粋に民間資金でのプロジェクト」として、着々と調査や準備が進んでいるということがある。そして何よりも、JR東海が技術協力する形で「N700系」をベースとした日本型の新幹線を前提に計画が進んでいるからだ。

JR東海の技術協力で進む民間高速鉄道計画

プロジェクトの全体スキームとしては、現地資本主導による民間の事業開発主体としてテキサス・セントラル・パートナーズ(TCP)が発足、2015年6月には開発資金の一部として7500万ドルを調達している。さらに、このTCPには、日本の官民ファンドである海外交通・都市開発事業支援機構(通称 JOIN)から4000万ドルの出資が決定された。

また、日本側から技術協力を行うためのコンサルティング会社として、JR東海が100%出資する現地子会社としてハイスピード・レイルウェイ・コンサルティング・コーポレーション(HTeC)が、この2016年の5月にテキサス州ダラス市に設立され、10月にはTCPとの業務提携契約に調印、11月から活動を開始している。

現地時間12月1日にはダラス市で、このHTeCの事務所オープンハウス(地元関係者を集めての披露)が行われ、同時に同社の加賀山慶一社長並びに、JR東海の落合克典室長による記者会見があった。さらに2日にはTCPのティム・キースCEOの会見が行われ、その両方に参加する機会を得た筆者は日米双方の当事者から現状説明を受けることができた。

プロジェクトの構想は、完全に「日本方式の新幹線」を建設し営業するという計画だ。標準軌の線路に高速鉄道から長距離特急、通勤列車に貨物までを混在させてしまうのが米国式だが、この「テキサス新幹線」は完全に「専用線」として建設、ほかの車輌は排除し、厳格な定時運行を行うことで最高の安全性を確保するという、まさに日本の新幹線を作ろうとしている。

2022年開業へ、来年が正念場

路線に関しては、ダラス・フォートワース都市圏(人口710万人)とヒューストン都市圏(人口670万人)を結ぶ全長約240マイル(約385キロメートル)を結ぶことをまず目指している。


TCP社に展示の車両モックアップには「N700-I」のバッジが
車両については、東海道・山陽新幹線に投入されている「N700系」をベースにした「N700-I Bullet」の導入が前提となっている。この「I」というのは「インターナショナル」の頭文字であり、JR東海が「N700系」をベースに海外展開を行っていく車両の総称である。従って、2018年に営業運転が予定されている新世代車両「N700S」の技術が搭載されることになるだろう。

営業最高速度は車両の性能を十分に発揮した時速330キロメートルを予定し、ダラスとヒューストンを90分で結ぶ。当初は1964年の東海道新幹線開業時と同じ30分ヘッド(間隔)で、8両編成の列車を走らせる。現在経済成長著しいテキサス州にあって、その中核2都市が結ばれることには、大きな期待がある。

現段階はフィージビリティ・スタディの後半というところだが、TCPのキースCEOの描く今後のスケジュールは、2018年着工、2022年開業という野心的なものとなっている。そこから逆算すると、2017年は大きなターニングポイントになるだろう。というのは、ここで以下の3つのハードルをクリアしていかねばならないからだ。

4074チバQ:2016/12/04(日) 20:39:12
3つのハードルの1点目は、資金調達だ。385キロメートルの新路線、当初3箇所を予定している駅舎と付帯設備、そして車両や電化施設、更には車両基地などのハードウェアに加えて、投資を呼び込むためのコストまで総合すると、プロジェクトしては極めて大規模なものとなる。

キースCEOによれば、総額で100億ドル(日本円で1兆1500億円)から120億ドルという数字を念頭に、その全額を民間資金で調達するという。資本金と有利子負債の組み合わせになるが、最終的には格付けを得てグローバルな金融市場から調達するにしても、核になる安定的な出資者を獲得することは極めて重要だ。2017年はその活動が本格化する。

2点目は、規制緩和である。米国で高速鉄道を運行するにはFRA(連邦鉄道局)の規制をクリアしなくてはならない。だが、米国の場合は、高速鉄道と言っても「在来線や貨物との線路の共有」「踏切や鉄道同士の平面交差」「定時運行意識の低いオペレーション」といった条件を前提に、例えば車両の対衝突強度などには欧州以上に厳格な規制がある。

つまり、今回の「テキサス新幹線」については、規制を緩めて欲しいというよりも、「専用線による高速鉄道」という新しいカテゴリを認識して、そのために新しい基準を作ってもらわなくてはならない。

いくらトランプ政権になって、規制緩和派のイレーヌ・チャオ氏が運輸長官に内定しているといっても、人命に関係する安全基準について、FRAが簡単に認可をするとは考えにくい。この点がクリアできなければ、資金調達も難しいわけで、この点が大きな課題として残っている。

地主による反対運動もネック


反対派対策として経済効果をアピールする「ノボリ」も
3点目は、反対派の存在だ。建設用地の収容にあたって、一部地主を含む反対運動というのがネックになっている。反対の理由はさまざまだが、騒音や振動への懸念というのは意外に少なく、それ以上に「鉄道が通ることで農地が分断される」「通過するだけなので利便性は提供されない一方で不動産価値が下がる」といった印象論からの反対があるのは事実だ。この問題を引きずるようでは資金調達に影響が出かねない。

テキサスの大地を「N700系」が走る、そんな夢のようなプロジェクトがかなり現実味を帯びてきた。だが、まだ越えるべきハードルは高い。こうした3つの課題をクリアして、2018年の着工に漕ぎ着けることができるか、2017年は正に正念場となろう。

(写真はすべて筆者撮影)

4075名無しさん:2016/12/04(日) 21:14:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161129-00000004-jij_afp-int
ミシガンはトランプ氏が勝利 米大統領選、全州で結果確定
AFP=時事 11/29(火) 8:01配信

【AFP=時事】米大統領選で結果が確定していない最後の州となっていた中西部ミシガン(Michigan)州は28日、共和党候補だったドナルド・トランプ(Donald Trump)氏がわずかな差で民主党候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏に勝利したと発表した。最終的な獲得選挙人数はトランプ氏が306人、クリントン氏が232人となった。

 州の開票点検委員会が結果を認証した。その後ルース・ジョンソン(Ruth Johnson)州務長官が出した声明によると、トランプ氏の得票はクリントン氏を1万704票上回った。認証を受けて、ミシガン州に割り振られた16人の選挙人票は正式にトランプ氏のものとなった。

 ただミシガン州の開票結果については、緑の党の大統領候補だったジル・スタイン(Jill Stein)氏が中西部ウィスコンシン(Wisconsin)州に続いて再集計を請求する見通しとなっている。申し立ては30日が期限。

 申し立てが行われたとしても、自動的に再集計に進むわけではない。トランプ氏は再集計の要請に異議を申し立てる期間として1週間が与えられ、実施は来月半ばまでずれ込む可能性もある。

 選挙人が各州の得票数結果に応じて正式に票を投じる選挙人投票は、来月19日に予定されている。【翻訳編集】 AFPBB News

4076チバQ:2016/12/04(日) 21:43:45
http://www.sankei.com/world/news/161203/wor1612030046-n1.html
2016.12.3 18:28
【トランプ-蔡 電話会談】
「何が悪い」 米台の「本音と建前」に一石 ホワイトハウスは不快感 
 【ワシントン=加納宏幸、台北=田中靖人】トランプ次期米大統領は台湾の蔡英文総統と電話協議をすることで、台湾をめぐり歴代大統領が使い分けてきた「本音と建前」を排し、前例にとらわれない外交手法をみせた。中国牽制(けんせい)の意図は不明だが、北京の顔色をうかがってきた米国外交のあり方に一石を投じたことは間違いない。

 トランプ氏は2日、ツイッターで蔡氏が電話をかけてきたと強調。米メディアが前例のない行動と報じ、北京から反応が出始めると再びツイッターで「米国は台湾に何十億ドルもの兵器を売りながら、私がお祝いの電話を受けてはいけないとは興味深い」と書いた。

 1979年の台湾との断交以来、米国は「一つの中国」原則を認識しているとの「建前」から、大統領と総統の会談を控えてきた。中南米訪問時などの乗り継ぎを名目に総統が米国の地方都市を訪れることはあっても、首脳を遇したと受け取られる首都ワシントン訪問は認めてこなかった。

 一方で、中国の台湾侵攻でアジアが不安定化する事態を防ぎたいという「本音」から武器の供与を通じて台湾の防衛に深く関与している。オバマ政権は昨年12月、台湾にフリゲート艦など18億3千万ドル(約2千億円)の武器売却を決定。これまでに総額120億ドルの武器を供与している。

 台湾の総統府は3日に発表した報道文で、蔡、トランプ両氏が10分を超える協議で「国内の経済発展と国防の強化」やアジア情勢をめぐり意見交換したと明らかにした。蔡氏はトランプ氏の「傑出した執政」に期待を表明。国際的な課題で台湾がより多くの「関与と貢献の機会」を得られるよう米国の支持を求めた。

 ただ、トランプ氏が安倍晋三首相との会談と同様に、米政府の説明を受けず電話協議をしたことにホワイトハウスはいらだちを見せる。米国家安全保障会議(NSC)のプライス報道官は2日、「大統領は国務省の助言から恩恵を受けてきた」とし、トランプ氏への不快感をにじませ、「一つの中国」原則を認識する米国の対中政策に「変わりはない」と強調した。

4077チバQ:2016/12/04(日) 21:46:31
http://www.sankei.com/world/news/161202/wor1612020048-n1.html
2016.12.2 22:39
【トランプ次期政権】
残る焦点は国務長官 候補4人に絞られる
 【ワシントン=加納宏幸】トランプ次期米大統領の政権移行チームが国防長官の候補を固めたことで、最重要閣僚である国務長官の人選に関心が集まっている。移行チームは11月30日、候補を4人に絞ったと明らかにした。うち2人は2012年大統領選の共和党候補ミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事(69)と、ルドルフ・ジュリアーニ元ニューヨーク市長(72)。人選をめぐり側近の間で意見対立があり、トランプ氏は慎重に検討を進めている。

 移行チームの報道担当者は「次期大統領は(国務長官の候補を)4人に狭めており、ロムニー、ジュリアーニ両氏が含まれる」と述べた。

 トランプ氏はすでに財務長官など7閣僚の人事を発表した。米メディアによると、候補の4人にはペトレイアス元中央情報局(CIA)長官(64)、ボブ・コーカー上院外交委員長(64)も含まれる。

 他にジョン・ケリー退役海兵隊大将(66)、ジョン・ボルトン元国連大使(68)が候補に残っているとする報道もある。

 トランプ氏は先月29日夜、ニューヨークのレストランでロムニー氏と夕食を共にし、2度目の会談を行った。ロムニー氏は会談の後、記者団に「トランプ氏は私たちをより良い未来に導ける人物であるという希望が膨らんだ」と述べた。トランプ氏は30日朝、ロムニー氏との会談について周囲に「2人は相性が合う」と振り返った。

 ロムニー氏を検討しているのは、共和党主流派との間で党内融和を図る狙いがあるとみられるが、ロムニー氏は大統領選期間中に暴言を繰り返したトランプ氏を「ペテン師」などと批判してきたため、トランプ氏を支持してきた側近からは同氏への忠誠心を疑う意見がある。

4078名無しさん:2016/12/04(日) 22:00:00
トランプを支える「バノン」の危険すぎる正体
東洋経済オンライン 11/27(日) 5:00配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161127-00146406-toyo-bus_all

4079チバQ:2016/12/04(日) 22:36:54
http://mainichi.jp/articles/20161204/ddm/003/030/047000c
クローズアップ2016

トランプ氏周到準備 就任前、中国揺さぶり 蔡総統と電話協議

毎日新聞2016年12月4日 東京朝刊
 トランプ次期米大統領と台湾の蔡英文総統が2日、電話で協議し、経済、政治、安全保障の緊密な関係を確認した。次期米大統領と台湾総統が協議し、双方がそれを公表したことに中国側は強く反発している。あえて台湾独立志向の強い民進党の蔡氏と接触したトランプ氏の思惑や今後の中国の出方などを探った。【ワシントン会川晴之、台北・鈴木玲子、北京・石原聖】

 <台湾のプレジデント(総統)から、大統領選勝利を祝う電話があった。ありがとう>。トランプ氏は電話協議をツイッターでこう報告した。蔡氏を「台湾のプレジデント」と表現し、台湾側に配慮を示す一方で「電話があった」の部分は中国への配慮と読める大文字になっていた。

 台湾総統府によると、双方が協議を約束した上で、台湾側から電話をかける形で実施し、米国と英国に留学経験のある蔡氏も英語で話した。「一つの中国」受け入れを中国から迫られている台湾の蔡政権は、米国の支援が頼みの綱。電話する蔡氏の写真を公表するなど次期米大統領と直接対話した成果を内外にアピールしている。

 トランプ氏は「非公式協議」との説明も成り立つ大統領就任前のタイミングを選び、前例にとらわれない台湾総統との電話協議で中国を揺さぶった。トランプ氏側近のコンウェー氏は協議後、米CNNテレビの取材に「(トランプ氏は)米国の過去の政策を十分に理解している」と語った。トランプ氏は米国の対中国、対台湾政策を十分に理解した上で、協議に踏み切ったとの意味だ。

 周到な準備をうかがわせるエピソードがある。選挙戦中にトランプ氏の外交顧問を務め、次期国務長官候補に名前が挙がるボルトン元国連大使は、1月に米ウォール・ストリート・ジャーナル紙に「米国は台湾カードを使うべきだ」との主張を寄稿していた。

 ボルトン氏はネオコン(新保守主義)の代表的な論客としても知られ、蔡氏との電話協議の当日も、トランプ氏が陣取るニューヨークのトランプタワーを訪ねていた。

 これまでトランプ氏は経済・通商面で中国を批判してきた。中国が特に反発するのが「為替操作国」に指定する主張だ。経済成長が鈍化する中、輸出減を招く人民元高を強いられれば、さらに経済が減速する可能性があるからだ。新たに台湾カードが加われば、トランプ氏は経済と外交の2枚のカードをその両手に握ることになる。

 電話協議があった2日、米下院は国防権限法案を可決した。対中配慮が目立つオバマ政権下でも、共和党が多数派を占める議会は台湾との関係強化に前向きだ。法案には台湾との軍高官の交流推進を米国防総省に促す内容が盛り込まれており、トランプ次期政権の台湾接近を後押ししそうだ。

 トランプ氏は蔡氏から<電話があった>とツイッターで報告した約1時間後に<米国が数十億ドルの武器を台湾に売却しているのに、祝いの電話を受けるべきではない、というのは興味深い>と投稿。批判に反論する形で、中国が反発する台湾への武器売却を引き合いに出し、再び中国を揺さぶった。

4080チバQ:2016/12/04(日) 22:37:10

王外相「台湾の小細工」
 「台湾側の小細工であり、国際社会にすでに根付いた一つの中国の枠組みを変えることはできない。米国政府が長年、堅持してきた一つの中国政策が変わるとも、私は思っていない」。中国の王毅外相が3日、北京でのシンポジウムに出席後、記者団に語った。

 その後、中国は外務省報道官談話で米側に公式に抗議したと発表した。中国は、次期米大統領と台湾総統の電話協議が米中関係の基礎を傷つけたと判断し、トランプ氏に歴代米政権が踏襲してきた「一つの中国」政策を継承するよう迫っていく構えだ。

 中国にとって台湾は「核心的利益」であり、譲歩できない問題だ。米国には中台関係の安定に向けた建設的な役割を求めており、独立志向の強い民進党の蔡氏との電話協議が「独立派を勢い付かせる」と警戒している模様だ。中国共産党は来年秋に指導部人事を決める5年に1度の党大会を迎えるため、内政、外交の安定を望んでいる。来年1月に発足するトランプ政権と安定した関係を築くことは極めて重要だ。

 習近平国家主席は2日、訪中したキッシンジャー元米国務長官と会談。「中米関係を平穏に移行させ、新たな出発点から安定した発展を継続させたい」と述べていた。「古い友人」と中国が位置付けるキッシンジャー氏を通じて、次期米政権に前向きなメッセージを発したのだ。その直後にトランプ氏と蔡氏の電話協議が明らかになったことは大きな衝撃だろう。

 中国国際問題研究院の楊希雨氏は米メディアの取材に「中台、中米の両方の関係にマイナスの影響を与えた。トランプ氏の就任後も長く影を落とすだろう」と語った。トランプ氏が就任後、台湾への大規模な武器売却を表明するなどして、関係修復が難しくなる事態を警戒している模様だ。

 中国はその一方で、トランプ氏の周辺に中国とのつながりが深い人物が多いことには期待している。インディアナ州知事であるペンス次期副大統領は、習氏が省トップを務めた中国浙江省と姉妹都市を結んだ縁がある。また、次期運輸長官に内定したイレーン・チャオ元労働長官は、父親が上海出身で、江沢民・元国家主席と同級生の間柄だといわれる。トランプ氏の外交政策が固まる前に、中国は台湾問題への理解を促し、関係修復を図っていく思惑とみられる。

 就任後の中国との交渉を優位に運ぶことを見据えるトランプ氏と、それをはね返したい中国。虚々実々の戦いが続くのは確実だ。



ニュースサイトで読む: http://mainichi.jp/articles/20161204/ddm/003/030/047000c#csidxe4068f07f4a65e19cd02585f6c76ccf
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4081チバQ:2016/12/04(日) 22:38:06
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/161203/mcb1612030647002-n1.htm
国防長官「狂犬」マティス氏 安保関連ポスト選定行き詰まり打開
2016.12.3 06:47
 トランプ次期米大統領は1日、オハイオ州シンシナティでの集会で、退役海兵隊大将のジェームズ・マティス氏を国防長官に指名すると表明した。「狂犬」の異名をとる同氏を「米国の非常に素晴らしい大将の一人だ」と述べた。

 同氏はマケイン上院軍事委員長から「米国屈指の熟練した軍人思想家」と称賛され、「歯に衣(きぬ)着せぬ物言い」を評価されたこともある。海兵隊に41年間在籍、海兵隊総司令官や米中央軍司令官を務め、2013年に退役した。

 国防長官にマティス氏の起用を決めたことで、次期政権の安全保障関連ポストの選定は行き詰まりが打開された。ただ、国務長官の選定は決着していない。12年大統領選の共和党候補で今年の大統領選ではトランプ氏の候補指名に強く反対したミット・ロムニー氏を国務長官に指名することには、一部で反発する声が上がっている。

 一方、米ゴールドマン・サックス・グループのゲーリー・コーン社長がこの週末に政権移行チームと会う予定だ。同氏は、ウォール街を離れて公職に就くとの観測が広がっている。(ブルームバーグ Tony Capaccio)

4083チバQ:2016/12/05(月) 20:50:41
http://www.sankei.com/world/news/161205/wor1612050017-n1.html
2016.12.5 07:16
【トランプ次期大統領】
国務長官候補、さらに拡大 トランプ氏、深まる混戦
 トランプ氏の選対本部長を務めたコンウェー氏は4日、次期政権の外交を担う国務長官の候補者リストをさらに拡大し、人選を続けると明らかにした。国務長官人事を巡ってはトランプ氏の側近の間で意見対立があり、最終的な判断まで曲折も予想される。

 コンウェー氏は、ニューヨークの「トランプタワー」で記者団に国務長官の最終候補は「まだ決まっていない」と説明。トランプ氏が新たな候補者と会談を続ける方針だと述べた。

 政権移行チームの報道担当者は先月末、国務長官候補をロムニー元マサチューセッツ州知事と、トランプ氏の選挙を支えたジュリアーニ元ニューヨーク市長を含む4人に絞り込んだと話していた。米メディアによると、ユタ州知事や駐中国大使を務めたハンツマン氏の名前が新たに挙がっているという。選挙戦でトランプ氏を激しく非難していたロムニー氏の起用にコンウェー氏が疑問を呈するなど、有力候補には次々と異論が噴出した。(共同)

4084チバQ:2016/12/05(月) 20:51:11
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201612/CK2016120502000120.html
中傷合戦、機密漏えい…ワケあり 「最重要」国務長官、遅れる選出

2016年12月5日 朝刊


 【ワシントン=石川智規】トランプ次期米大統領の下で外交政策を担う国務長官の選定が遅れている。候補者は四人に絞られたが、最有力視されるミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事(69)とは選挙中に中傷合戦を演じ、トランプ陣営内からの反発が根強い。他の候補者も外交経験の不足や機密漏えいをした過去を持つなど、いずれも最重要閣僚を務める人物としては決め手に欠ける。
 米メディアは国務長官候補に二〇一二年の大統領選共和党候補者だったロムニー氏を筆頭に挙げる。トランプ氏は選挙後、夕食を共にするなど二回会談。夕食を終えたロムニー氏は記者団に「トランプ次期大統領こそが、私たちをより良い未来に導ける」と持ち上げた。
 だが、ロムニー氏は今回の選挙中、トランプ氏を「詐欺師」などと激しく非難していたため、側近からの反発が根強い。トランプ氏の選対本部長を務めた側近のケリアン・コンウェー氏は「ロムニー氏がもっとも重要なポストに選ばれれば、(支持者は)裏切られたと感じる」と話している。
 選定がもたつく間、デビッド・ペトレアス元中央情報局(CIA)長官(64)が急浮上した。イラク、アフガニスタンの駐留米軍司令官を歴任した退役陸軍大将で、「私は軍人が大好き」と公言するトランプ氏の志向にも合う。
 だがペトレアス氏は、不倫相手の女性に機密情報を漏らし一二年にCIA長官を辞任、一五年に機密漏えいで有罪となった過去を持つ。トランプ氏は今回の選挙戦で、民主党候補ヒラリー・クリントン氏(69)の私用メール問題を徹底追及しただけに、同種の問題を抱えるペトレアス氏が選ばれれば、反発も予想される。
 また、当初から有力候補と目されたルドルフ・ジュリアーニ元ニューヨーク市長(72)は、市内の治安対策で名声を得たが、外交経験がないことから共和党主流派の間で反対論が根強い。外交通で知られるボブ・コーカー上院外交委員長(64)は、北朝鮮の脅威を念頭に日本の核武装を容認する発言をしたことで知られる。
 トランプ氏は五日以降、国務長官など残るポストを正式に発表する見通し。

4085チバQ:2016/12/06(火) 20:27:18
http://www.sankei.com/world/news/161206/wor1612060020-n1.html

2016.12.6 11:44

米南部ノースカロライナ州知事選、民主党が大接戦制す マックロリー知事が敗北宣言

 米大統領選と同時に12州で実施された知事選のうち、大接戦となり結果が固まっていなかった南部ノースカロライナ州で、再選を目指した共和党のパット・マックロリー知事が5日、敗北を宣言した。対立候補で、民主党のロイ・クーパー同州司法長官が次期州知事となる。

 11月8日の選挙は得票でわずかに先行したクーパー氏が勝利宣言したが、マックロリー氏が結果の再集計を求めていた。

 選挙結果を受け、全米50州の知事は共和党33人、民主党16人、無所属1人となる。全米州知事協会によると、共和党州知事の数は34人だった1922年以降で最多。

 マックロリー氏は心と体の性が異なるトランスジェンダーの人がトイレを使う際、出生証明書と同じ性別に従うよう義務付けた州法を成立させ、物議を醸したことで知られる。(共同)

4086チバQ:2016/12/08(木) 21:37:17
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161209k0000m030052000c.html
<トランプ氏>オバマ氏に相談 要職人事で教え請う
20:06毎日新聞

 【ワシントン西田進一郎】トランプ次期大統領は7日朝の米NBCテレビの番組に電話で出演し、閣僚人事など政権移行についてオバマ大統領に相談していることを明らかにした。トランプ氏は「彼にこれはどう考えるか、それはどう考えるかと聞いている。非常によい対話をしている」と語った。

 トランプ氏は選挙期間中に「ひどい仕事をした」などとオバマ氏を酷評していたが、態度を一変させて「先輩」に教えを請うているようだ。

 番組で、トランプ氏は要職に起用する予定の複数の人物や、すでに起用した人物について「彼は非常に高く評価していた」と明かし、オバマ氏からの助言について「真剣に受け止めている」と明言した。オバマ氏と要職の人選を巡り、オバマ氏から具体的な意見を聞いていることを示唆した形だ。

 これに対し、アーネスト大統領報道官は7日の記者会見で、両氏の会話が「少なくとも数回」あったとし、トランプ氏側からの要請や電話に応えていると認めた。具体的な内容は明かさなかったが、オバマ氏が「新政権にとって役に立つかもしれない助言や支援ができることを間違いなくうれしく思っている」と心境を代弁した。

4087チバQ:2016/12/08(木) 21:40:27
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20161208-567-OYT1T50075.html

4088チバQ:2016/12/08(木) 21:43:00
国土安全保障長官にジョン・ケリー前南方軍司令官(66)、環境保護局長官にコット・プルイット・オクラホマ州司法長官(48)、中小企業庁長官に元経営者のリンダ・マクマホン氏(68)を指名する方針

http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20161208-567-OYT1T50075.html
トランプ色濃く…プロレス団体元幹部が政権入り
11:53読売新聞

 【ワシントン=黒見周平】米メディアは7日、ドナルド・トランプ次期米大統領が3人の政権人事を固めたと報じた。

 国土安全保障長官にジョン・ケリー前南方軍司令官(66)、環境保護局長官にコット・プルイット・オクラホマ州司法長官(48)、中小企業庁長官に元経営者のリンダ・マクマホン氏(68)を指名する方針だ。いずれも「トランプ色」の濃い人事となった。

 国土安保省は、テロや災害などの脅威から国民を守り、国境警備も担う巨大官庁。ケリー氏はトランプ氏が選挙中に公約に掲げたメキシコ国境への「壁」建設や不法移民の強制送還に取り組む見通しだ。中南米などを担当する南方軍司令官の経験を生かす狙いがあるとみられる。元将官の重要ポストへの起用は国防長官、国家安全保障担当大統領補佐官に続き、3人目となる。

 プルイット氏は地球温暖化に関する規制反対派。トランプ氏は大統領就任初日に石油やガスの採掘に関する規制を撤廃する考えを示しており、プルイット氏が規制の見直しを担う。マクマホン氏はトランプ氏と交流のある人気プロレス団体「WWE(ワールド・レスリング・エンターテインメント)」の元幹部だ。トランプ氏は2007年、マクマホン氏の夫ビンス・マクマホンWWE会長と代理のレスラーを戦わせる「億万長者対決」を行って勝利。リング上で自らバリカンを使い、ビンス氏を丸刈りにした。WWEには、日本でも人気のレスラー、ハルク・ホーガン氏が属していたこともある。

http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161208X611.html
国土安保長官にケリー前南方軍司令官=次期政権、元将官起用3人目―米メディア
07:31時事通信

 【ワシントン時事】米メディアは7日、トランプ次期大統領が国土安全保障長官にジョン・ケリー前南方軍司令官(66)を指名する方針だと一斉に報じた。次期政権のポストで元軍将官が指名されるのは国家安全保障担当大統領補佐官のフリン氏、国防長官のマティス氏に続き3人目。

 ケリー氏は海兵隊出身で、イラク戦争で現場指揮した経験もある。中南米を管轄する南方軍司令官を最後に今年退役した。トランプ氏は選挙戦でメキシコ国境に壁を建設し、不法移民を阻止すると訴えてきた。南方軍司令官だったケリー氏も、麻薬やテロなど国境をまたいだ脅威に警鐘を鳴らしてきたことが評価されたとみられる。

 また、トランプ氏は7日、駐中国大使にテリー・ブランスタッド・アイオワ州知事(70)を指名する意向を公式に発表した。

 トランプ氏はブランスタッド氏の起用について、「数十年に及ぶ公職経験と習近平国家主席ら中国指導者との長きにわたる親交は、駐中国米大使として理想的だ」と説明。さらに「彼は米国の利益を代表し、中国指導部との相互で有益な関係を発展させる」と述べた。

4089チバQ:2016/12/08(木) 21:43:26
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016120800019&amp;g=use
駐中国大使にアイオワ州知事=習主席と親交-トランプ次期米大統領


トランプ次期米大統領と会談後、記者団に応じるブランスタッド・アイオワ州知事=6日、ニューヨーク(EPA=時事)
 【ワシントン時事】トランプ次期米大統領の政権移行チーム報道官は7日、トランプ氏が駐中国大使にブランスタッド・アイオワ州知事を指名する方針を決めたと明らかにした。知事も了承したという。上院の承認を経て就任する。同日中に正式発表する。
 トランプ、ブランスタッド両氏は6日、ニューヨークで会談した。米メディアによると、ブランスタッド氏は中国と結び付きが深く、習近平国家主席と親交がある。中国側もブランスタッド氏の指名を歓迎するとみられる。
 トランプ氏と中国をめぐっては、トランプ氏が台湾の蔡英文総統と電話で会談したことを受け、関係構築に不透明感が漂っていた。 (2016/12/08-01:29)
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4090チバQ:2016/12/08(木) 21:51:36
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016120800278&amp;g=int
米閣僚に「プロレス仲間」=型破りの登用-トランプ氏


次期米中小企業局長官に指名されたリンダ・マクマホン氏=11月30日、ニューヨーク(AFP=時事)
 【ワシントン時事】トランプ次期米大統領は7日、中小企業局長官にプロレス団体「WWE」の前最高経営責任者(CEO)で女性のリンダ・マクマホン氏(68)を指名すると発表した。トランプ氏はWWEの振興に寄与したとして2013年に殿堂入り。大統領選ではマクマホン氏の支援を受けており、論功行賞の意味合いが強いとみられる。
 トランプ氏は声明で「マクマホン氏は13人で経営していたWWEを従業員800人以上の世界的な団体に育てることに尽力した」と称賛。既成概念にとらわれないトランプ方式を象徴する人事と言えそうだ。
 トランプ氏は07年、WWEの興行で自身とマクマホン氏の夫がそれぞれ立てた代理レスラーを闘わせ勝利。この「億万長者対決」で敗れた夫をリング上で丸刈りにしたことでも知られる。(2016/12/08-10:55)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016120800670&amp;g=int
対中外交、硬軟織り交ぜ=大使に「旧友」起用-次期米大統領


中国の習近平国家副主席(左、当時)と乾杯するブランスタッド・アイオワ州知事=2012年2月、同州デモイン(EPA=時事)
 【ワシントン、北京時事】トランプ次期米大統領は7日、中国の習近平国家主席と親交が深く、「旧友」と呼ばれるテリー・ブランスタッド・アイオワ州知事(70)を駐中国大使に指名する意向を明らかにした。トランプ氏は先週、外交関係がない台湾の蔡英文総統と電話で会談したことを公表。中国側は警戒心を強め、トランプ氏の硬軟織り交ぜのアプローチに神経をとがらせている。
 ブランスタッド氏と中国のつながりは、1980年代にさかのぼる。84年に河北省を初めて訪問。この時、習主席は同省の共産党正定県委員会書記だった。また、韓長賦農業相や中国人民対外友好協会の李小林会長(故李先念・元国家主席の娘)とも交友関係があるとされる。
 今回の人事は、トランプ氏が対中関係の重要性を理解している証左といえる。同時に、ブランスタッド氏が対中貿易の重要性を訴えていることから、「トランプ氏が中国と貿易戦争を始めないことを保証したものだ」(ワシントン・ポスト紙)との見方が一般的だ。 
 トランプ氏は2日、NBCテレビとのインタビューで、政権幹部人事について「オバマ大統領の助言を真剣に受け止めている」と語った。
 ところが、トランプ氏は2日に蔡総統と電話会談。79年の米台断交以来、歴代米大統領は「一つの中国」の原則に基づき台湾総統とのやりとりを控えてきたが、トランプ氏は前例にとらわれない姿勢を明確にした。4日にはツイッターで、中国による南シナ海の軍事拠点化を批判している。
 中国では11月の米大統領選後、オバマ政権のアジア戦略である環太平洋連携協定(TPP)から離脱する方針を表明したトランプ氏に期待感が高まった。だが、最近では「台湾海峡での軍事闘争の準備を開始し、南シナ海での米国の挑発に備えるべきだ」(中国紙・環球時報)と警戒する主張も目立っている。
 ただ、中国政府はトランプ、蔡両氏の電話会談について「台湾の小細工」と非難の矛先を台湾に向け、トランプ氏への直接の批判は控えている。現段階では同氏の対中政策が予測不能なためだ。
 中国外務省報道官は、ブランスタッド氏の大使起用について「彼は中国人民の古い友人だ」と歓迎する意向を示した。一方、環球時報は「中国との友好を維持したいという希望を示しているが、トランプ氏の対中政策をさらに複雑にしている」と論評。中国側は、トランプ氏の意図を測りかねている。(2016/12/08-18:52)

4091チバQ:2016/12/08(木) 22:38:42
http://www.cnn.co.jp/usa/35093265.html
バイデン米副大統領、次回の20年大統領選に出馬?
2016.12.06 Tue posted at 12:11 JST
ワシントン(CNN) 米国のバイデン副大統領は5日、上院閉会後に臨んだ記者団との会見で、2020年大統領選への出馬に含みを持たせる発言を行った。
バイデン氏は36年間にわたって上院議員を務めた後、2008年からは副大統領として上院議長を兼務してきた。会見では、長年にわたる上院でのキャリアを「本当に楽しかった」と振り返った。
CNNが冗談交じりに将来の出馬について尋ねると、同氏は「うん、20年に出馬するつもりだ」と答えた。何に出馬するのかという質問には「大統領に決まってるだろう」と返した。記者らがこの発言を報道すると伝えても、「いいよ」と動じなかった。
バイデン氏はその後、「出馬しないという約束はしない。なにも約束するつもりはない。運命が思わぬいたずらをすることはずっと前から知っている」と改めて説明した。
同氏は88年と08年の大統領選に出馬したが、今回は昨年10月に不出馬を決め、最終的にヒラリー・クリントン氏への支持を表明していた。

http://www.cnn.co.jp/usa/35093424.html
次回大統領選は「出馬しない」 バイデン副大統領が前言撤回
2016.12.08 Thu posted at 15:20 JST
ワシントン(CNN) バイデン米副大統領は7日、記者団に対し、次回の2020年の大統領選について、大統領を目指して出馬する意図はないと語った。バイデン氏は今週に入り、次回の大統領選への出馬について含みを持たせる発言を行っていたが、今回の発言で大統領選出馬の可能性はなくなったようだ。
バイデン氏は先ごろ、冗談交じりに将来の出馬について尋ねられた際、「20年に出馬するつもりだ」と発言。何に出馬するのかという質問に「大統領に決まってるだろう」などと答えていた。
バイデン氏は1988年と2008年に大統領選へ出馬したことがある。36年間にわたって上院議員を務めた後、2008年からはオバマ政権下で副大統領職を務めている。

4092チバQ:2016/12/10(土) 18:25:52
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161210k0000e030218000c.html
<米国>また金融大手人材が浮上…次期国家経済会議委員長
10:48毎日新聞

 【ワシントン清水憲司】米メディアは9日、トランプ米次期政権の国家経済会議(NEC)委員長として、米金融大手ゴールドマン・サックス社長兼最高執行責任者(COO)のゲーリー・コーン氏(56)が最有力候補に浮上したと報じた。トランプ氏は選挙中、同行を「エリートの象徴」と批判したが、コーン氏起用が決まれば、主要ポストの同行出身者は3人目となる。

 NEC委員長は経済政策のとりまとめ役として各省の調整などを行う。過去には、同行会長を務めたロバート・ルービン氏が委員長を務めた後、財務長官に就任するなど、他の重要ポストへのステップになることもある。

 トランプ氏は同行出身者のスティーブン・バノン氏(63)を首席戦略官兼上級顧問に、スティーブン・ムニューチン氏(53)を財務長官にそれぞれ起用すると発表している。コーン氏にはNEC委員長就任を既に打診したとの情報もある。

 トランプ氏は選挙中、民主党のヒラリー・クリントン氏が同行から多額の講演料を受け取っていたことを厳しく批判したほか、共和党予備選でも対立候補の妻が同行出身だったことを引き合いに「ゴールドマン・サックスの言いなりだ」とツイッターに投稿。労働者を苦しめる既得権益層やエリートの象徴として描き、敵対する姿勢をみせていた。

4094チバQ:2016/12/10(土) 19:05:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161210-00000031-asahi-int
バレンタイン氏「臆測に過ぎない」 駐日大使起用報道に
朝日新聞デジタル 12/10(土) 11:11配信

バレンタイン氏「臆測に過ぎない」 駐日大使起用報道に
ボビー・バレンタイン氏=2012年12月18日撮影
 米スポーツラジオ局WEEIは9日、トランプ米次期政権が駐日大使に、プロ野球・千葉ロッテマリーンズなどで監督を務めたボビー・バレンタイン氏(66)の起用を検討していると報じた。バレンタイン氏は朝日新聞の取材に対し、「単なる臆測に過ぎないだろうが、話題になるだけで光栄だ」とコメントした。

 WEEIによると、バレンタイン氏はすでにトランプ氏の政権移行チームと協議。1980年代からトランプ氏と親交があり、「最終候補者リスト」に入っているとしている。

 バレンタイン氏は、安倍晋三首相が留学した南カリフォルニア大出身。大リーグの監督として、ニューヨーク・メッツやボストン・レッドソックスを率いたほか、2度にわたって千葉ロッテの監督を務めた。現在は、コネティカット州にある大学の体育局長をしているという。

4095チバQ:2016/12/10(土) 19:06:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161210-00000531-san-n_ame
トランプ次期政権 国務長官候補に石油大手トップが浮上 ティラーソン氏、経済てこ入れ重視
産経新聞 12/10(土) 17:33配信
 【ワシントン=小雲規生】米主要メディアは9日、トランプ次期政権の国務長官に米石油大手エクソンモービル会長兼最高経営責任者(CEO)のレックス・ティラーソン氏が最有力候補として浮上したと相次いで報じた。一方、これまで国務長官候補にあがっていたルドルフ・ジュリアーニ元ニューヨーク市長は9日、政権ポストを辞退したと公表。トランプ氏は選挙期間中から既存の政治体制を切り崩すとしており、経済人の登用を積極的に検討しているようだ。

 ティラーソン氏は2006年からエクソンモービルのトップを務め、産油国であるロシアとのつながりの深さで知られる。14年にロシアがウクライナ南部クリミア半島を併合した際には、オバマ政権による経済制裁に反対した。

 一方、ジュリアーニ氏は9日のFOXニュースとのインタビューで、辞退の理由として自分の他にも良い候補者がいることを挙げた。同じく国務長官候補とされるミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事については、選挙戦中にトランプ氏を厳しく批判したことを理由に「閣僚候補だとは思わない」と述べた。

 このほかの国務長官候補にはデビッド・ペトレイアス前中央情報局(CIA)長官、ボブ・コーカー上院外交委員長らが上がっている。また自動車大手フォード・モーター元CEOのアラン・ムラリー氏も検討されているという。

 今回、国務長官の有力候補にティラーソン氏が浮上したことは、不動産王として知られるトランプ氏が企業経営や投資を通じて雇用創出に貢献してきた経済人の手腕を高く評価していることの表れでもある。

 トランプ氏はこれまで、財務長官に投資家のスティーブン・ムニューチン氏、商務長官に同じく投資家のウィルバー・ロス氏を指名。さらに労働長官にはファストフードチェーンを経営するアンドルー・パズダー氏、中小企業局長には米プロレス団体ワールド・レスリング・エンターテインメント(WWE)のCEOを務めたリンダ・マクマホン氏を選んでいる。

4096チバQ:2016/12/10(土) 19:28:34
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJD82G5MJD8UHBI006.html
トランプ氏、環境長官に反規制派 パリ協定に影響か
12月08日 13:14朝日新聞

 トランプ次期米大統領は8日、環境保護局(EPA)長官にオクラホマ州司法長官のスコット・プルイット氏(48)を起用すると発表した。プルイット氏はオバマ政権の地球温暖化対策に反対し、同局を相手に訴訟を起こすなど規制反対の強硬派。就任すれば、米国の環境政策を大きく変える可能性がある。

 プルイット氏は、オバマ政権が導入した火力発電所の排出規制に猛反発。無効を求めて起こした訴訟は、全米の半数以上の州が参加する集団訴訟に発展した。オバマ氏の在任中の規制導入を阻む形となり、規制反対派から「功労者」とみられている。

 オバマ政権が導入した政策は、温暖化対策の新たな国際ルール「パリ協定」で米国が掲げた目標達成に欠かせない前提で、規制が見直されれば目標達成も難しくなる可能性が高い。

 また米メディアによると、トランプ氏は国土安全保障長官に元海兵隊大将のジョン・ケリー氏(66)を起用する方針を固めた。トランプ氏が「壁建設」を訴える国境警備などを担う。トランプ政権の要職に元軍将官が入るのは3人目となる。

 一方、トランプ氏は7日、中小企業庁長官にプロレス団体WWEの元最高経営責任者(CEO)のリンダ・マクマホン氏(68)を起用することを決めた。トランプ氏は、マクマホン氏の夫で現CEOのビンス氏と共に同団体のイベントに参加するなど近い関係にある。次期政権の閣僚人事は要職の国務長官などが決まっていない。(ワシントン=五十嵐大介、小林哲)


http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161208X607.html
環境長官に規制反対派=シェールオイル・ガス推進か―次期米大統領
12月08日 06:47時事通信

 【ワシントン時事】トランプ次期米大統領は7日、環境保護局(EPA)長官に、環境保護規制反対派のスコット・プルイット・オクラホマ州司法長官(48)を起用する方針を決めた。米メディアが報じた。

 プルイット氏はオバマ政権の環境規制に対抗措置を講じてきた。トランプ氏が掲げるシェールオイル・ガスの採掘推進策を後押しするため、規制撤廃に取り組む可能性が高い。

 政権移行チームは7日の電話会見でプルイット氏について「大規模なエネルギー資源に影響する法律、規制に精通している」と評価した。米有力環境保護団体「自然保護有権者同盟」のカルピンスキー会長は人選について、「キツネに鶏小屋を任せるようなものだ」と批判している。

4097チバQ:2016/12/10(土) 19:29:48
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161210k0000e030250000c.html
<米国>国務長官候補にエクソンCEO有力…メディア報道
12:41毎日新聞

 【ワシントン西田進一郎】米主要メディアは9日、トランプ次期政権の国務長官について、石油大手エクソンモービルのレックス・ティラーソン最高経営責任者(CEO)が最有力候補に浮上したと報じた。一方、トランプ氏の政権移行チームは同日、国務長官を含め入閣が取りざたされていた、ジュリアーニ元ニューヨーク市長を閣僚候補から外したと発表した。

 ワシントン・ポスト紙や、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)紙などが、ティラーソン氏を「第1候補」と相次いで報道した。トランプ氏は外交ポストに国際経験の豊富な経営者を登用する考えに傾いている模様だ。WSJ紙によると、ティラーソン氏はロシアのプーチン大統領ら各国首脳とも親交がある。

 一方、ジュリアーニ氏は国務長官就任に意欲を示していたが、米メディアによると、率いてきた法律事務所の海外とのビジネスが就任へのハードルになっていた。声明で、トランプ氏は「民間部門にとどまりたいという(ジュリアーニ氏の)意向を尊重し、理解した」と説明した。ジュリアーニ氏は政権移行チームの副委員長にはとどまるという。

 トランプ氏は国務長官候補について、ロムニー元マサチューセッツ州知事とジュリアーニ氏、ペトレアス前中央情報局(CIA)長官、共和党のコーカー上院外交委員長らを中心に人選を進めてきたが、最近になってティラーソン氏の名前が急浮上した。

4098チバQ:2016/12/11(日) 14:25:09
http://www.sankei.com/world/news/161211/wor1612110025-n1.html
2016.12.11 13:28更新

【トランプ次期大統領】
国務長官にティラーソン氏指名濃厚 副長官はボルトン氏か 米メディア
 トランプ次期米大統領が、外交を担う国務長官に米石油大手エクソンモービル会長兼最高経営責任者(CEO)のティラーソン氏を指名する意向だと、複数の有力メディアが10日報じた。同氏起用の可能性が強まっているが、最終決定ではないといい、ニューヨーク・タイムズ紙電子版は「トランプ氏は気まぐれで、気が変わる可能性もある」と留保を付けている。

 ティラーソン氏は外交経験がないため、NBCテレビなどは、外交実務経験が豊富なボルトン元国連大使を副長官に起用し、ティラーソン氏を補佐する方向だと報じた。

 トランプ氏は10日、自宅があるニューヨークのトランプタワーでティラーソン氏と会談した。国務長官への就任要請があった可能性がある。CNNテレビによると、ティラーソン氏は国務長官就任の話があれば「大変光栄だ」と述べていたという。(共同)

4099チバQ:2016/12/11(日) 14:54:02
http://mainichi.jp/articles/20161211/k00/00m/030/038000c

米大統領選
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「偽ニュース」批判高まる ネット上で拡散



毎日新聞2016年12月10日 21時12分(最終更新 12月10日 22時35分)
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 【ニューヨーク田中義郎、ロサンゼルス長野宏美】米大統領選の間、虚偽の情報を記事化した「偽ニュース」(フェイク・ニュース)が大量に伝えられたことを問題視する声が、米国で高まっている。偽ニュースは民主党候補だったヒラリー・クリントン前国務長官を標的にしたものが多く、インターネット上で拡散した。米メディアからは「偽ニュースが大統領選の結果を左右した」との指摘も上がっている。


 偽ニュースの具体例には▽クリントン氏が過激派組織「イスラム国」(IS)に武器を売った▽(米芸術家の)オノ・ヨーコさんが「私は1970年代にヒラリー・クリントン氏と性的関係を持った」と告白▽ローマ法王がドナルド・トランプ氏支持を表明。その声明がバチカン(ローマ法王庁)から発表された--など事実無根の内容で悪質だ。








 偽ニュースが原因の銃撃事件も発生した。「クリントン氏らが首都ワシントンのピザ屋に拠点を置き、児童への性的虐待や児童売買に関与している」との偽ニュースが流れ、南部ノースカロライナ州在住の男が4日、ライフル銃を持って、ピザ屋で発砲した。負傷者はいなかったが、男は警察の調べに対し、「ニュースについて調べるつもりだった」と供述したという。

 偽ニュースが大量に流された背景について、詳細は不明だ。ただ、ワシントン・ポスト紙は「ロシアが選挙前、インターネットを通じクリントン氏の健康不安説など偽ニュースを拡散させた」と伝えた。

 クリントン氏は8日、連邦議会のイベントでの演説で「悪意のある偽ニュースやうそのプロパガンダ(政治宣伝)の流行がソーシャルメディアを通して氾濫している。そして、今、偽ニュースが現実世界に影響を与えている」と警鐘を鳴らした。

4100チバQ:2016/12/11(日) 18:29:20
http://www.sankei.com/world/news/161211/wor1612110039-n1.html
2016.12.11 16:53

米議会選の全議席判明 上院は共和52、民主48で、共和党が上下両院の多数派を維持

 米共和党のトランプ氏が勝利した11月の大統領選と同時実施された上下両院の連邦議会選は10日、結果が判明していなかった南部ルイジアナ州で共和党が上院1議席と下院2議席を獲得した。AP通信などが報じた。

 これにより、来年1月発足の新議会で上院(定数100)の議席は共和党が52、民主党は48(同党系無所属2を含む)となる。全議席改選の下院(定数435)は、共和党が241、民主党が194。共和党は上下両院の多数派を維持する。

 上院選はルイジアナ州での10日の決選投票で、共和党のジョン・ケネディ同州財務長官が民主党候補に勝利した。(共同)

4101チバQ:2016/12/13(火) 21:01:05
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161213X421.html
国務長官にティラーソン氏=親ロシアのエクソンCEO指名へ―米
20:37時事通信

 【ワシントン時事】トランプ次期米大統領は13日、声明を出し、次期国務長官に米石油大手エクソンモービル会長兼最高経営責任者(CEO)のレックス・ティラーソン氏(64)を指名する方針を発表した。ロシアとの関係の深さから、上院の承認が難航する可能性もある。

 ティラーソン氏はプーチン・ロシア大統領と長く親交があることで知られる。米ロ関係を重視しているトランプ氏の意向に沿う人選と言えるが、行政や外交の実務経験がない人物を国務長官に起用するのは極めて異例だ。

 トランプ氏は今月に入り、ニューヨークのトランプ・タワーでティラーソン氏と2回会談。「企業経営者にとどまらず、世界で活躍できる人材だ」と称賛していた。

 ティラーソン氏は1952年生まれで、テキサス州出身。75年エクソンに入社し、2006年から現職。ロシアの国営石油会社と合弁事業にこぎつける一方で、欧米の対ロ制裁に反対する立場を表明している。長官職とエクソンの事業との間で利益相反が生じる懸念も出ている。

 米ロ関係をめぐっては、ロシアが「トランプ氏を(大統領選に)勝たせる」目的で選挙戦中に米国にサイバー攻撃を仕掛けたと中央情報局(CIA)が断定。トランプ氏がこの問題を真剣に受け止めていないとして、米政府や議会でトランプ氏およびロシアへの非難が高まっている。

 ティラーソン氏の日本や中国を含むアジア地域に対する考え方はあまり紹介されておらず、その政策や手腕は未知数だ。

 国務長官候補は当初、ロムニー元マサチューセッツ州知事が有力とみられていた。ただ、大統領選でトランプ氏を批判していたことから反対論が強く、見送られたもようだ。コーカー上院外交委員長やジュリアーニ元ニューヨーク市長の名前も挙がっていた。 


http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161213X431.html

米ロ、関係修復へ転換か=人的結び付き深く―トランプ政権
20:38時事通信

 【ワシントン時事】トランプ次期米大統領が13日、米石油大手エクソンモービルのレックス・ティラーソン会長兼最高経営責任者(CEO)を国務長官に起用する方針を明らかにしたことで、外交安保閣僚の顔ぶれがそろった。ティラーソン氏はフリン次期大統領補佐官と並んでロシアとの結び付きが深く、米ロ関係が冷戦終結後の「最悪の状態」(米政府当局者)から、修復に向かう可能性が出てきた。

 米メディアによると、ティラーソン氏は1990年代にエクソンの一行としてロシアを訪問して以来、プーチン氏との親交を深めた。トランプ氏は「彼は自分のためではなく、会社のためにロシアと多くの取引をまとめた」と称賛。米ロ関係の改善に向けて、その「手腕」を期待しているようだ。

 ただ、オバマ大統領も2009年の政権発足当初、ロシアとの関係改善を表明していた経緯がある。翌10年4月には米ロの新しい核軍縮条約に調印。しかし、12年5月にプーチン氏が大統領に返り咲くと、状況は一変する。

 ロシアはシリア内戦で米国と敵対するアサド政権を支援。ロシアが14年3月にクリミア半島を編入すると、対立は決定的となった。

 トランプ氏は選挙戦で、ロシアと協力して過激派組織「イスラム国」(IS)に対応すると主張してきた。一方で、「トランプ氏を勝たせるため」ロシアが米国にサイバー攻撃を仕掛けたと米中央情報局(CIA)が断定したことで、米国内ではロシアへの怒りが強まっている。

 また、米ロ関係を修復するためには、アサド大統領への退陣要求や対ロ経済制裁の見直しが迫られる。トランプ次期政権が実利を優先させてロシアと手を組めば、「力による一方的な現状変更」を容認しないという規範は崩れてしまう。

 西側外交筋は「ロシアから短期的に実利を得ても、長期的には米国の信頼が失われることになる。同盟国にとっては深刻だ」と懸念を示した。

4102チバQ:2016/12/13(火) 21:01:26
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1612130037.html
【トランプ次期大統領】ティラーソン氏国務長官指名 ロシアとの関係改善を期待 上院承認にハードルも
20:19産経新聞

 【ワシントン=加納宏幸】トランプ次期米大統領が米石油大手、エクソンモービル会長兼最高経営責任者(CEO)のレックス・ティラーソン氏を国務長官に起用する方針を固めたのは、ビジネスを通じて築いてきたロシアのプーチン大統領とのパイプを悪化した米露関係の改善につなげる狙いからだ。ただ、就任には上院の承認というハードルを越えなければならず、トランプ氏と議会側の対立も予想される。

 トランプ氏はプーチン氏の指導力をたたえるとともに、関係改善の必要性を強調してきた。11日放映のFOXテレビのインタビューで、トランプ氏はティラーソン氏が世界の指導者と知り合いであることや「ロシアと大きな取引をしてきた」ことを称賛した。

 CNNテレビによると、共和党内で影響力のあるベーカー、ライス両元国務長官やゲーツ元国防長官がティラーソン氏の起用を進言したとされる。

 しかし、米議会の共和党には、オバマ政権の弱腰姿勢がロシアのプーチン政権によるウクライナ南部クリミア半島の併合やシリアへの軍事介入を招いたとし、ロシアに対してより強硬な姿勢で臨むべきだとする声が根強い。ティラーソン氏とプーチン氏とのつながりは、承認に当たってのアキレス腱(けん)にもなりうる。

 ロシアをめぐるトランプ氏と共和党議会指導部の温度差は、ロシアがサイバー攻撃などで大統領選に干渉したとされる問題でも顕著になってきている。

 ワシントン・ポスト紙は10日付で、ロシアがトランプ氏を勝たせるため民主党候補のクリントン前国務長官に不利になる情報を暴露していた-とする分析結果を中央情報局(CIA)がまとめたと報じた。CIAは情報源となったロシア政府とつながりのある複数の人物を特定したという。

 オバマ大統領は情報機関に、来年1月の自らの退任までに詳細な調査結果を報告するよう指示。共和党のマコネル上院院内総務、ライアン下院議長も12日、記者会見や声明で外国政府の選挙への干渉は容認できないとし、両院で調査を実施する考えを表明した。

 トランプ氏はインタビューで、ロシアが選挙に干渉したとのCIAの分析を「ばかげている」と退けた。政権移行チームもイラク開戦の根拠となった大量破壊兵器保有に関して判断を誤ったことを引き合いに、CIAを批判した。

4103チバQ:2016/12/13(火) 21:04:17
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161213X415.html
ウォール街偏重を鮮明に=米大統領選から一変―トランプ氏
18:25時事通信

 【ワシントン時事】トランプ次期米大統領のウォール街偏重の姿勢が鮮明になってきた。トランプ氏は12日、経済政策の司令塔となる国家経済会議(NEC)委員長に金融大手ゴールドマン・サックスの社長兼最高執行責任者(COO)のゲーリー・コーン氏を起用すると発表。ゴールドマン出身者の起用は3人目で、選挙中の「反ウォール街」の言動を一変した形だ。

 トランプ氏は声明で「コーン氏は経済を完全に理解している」と絶賛した。選挙で大規模なインフラ整備などによる景気浮揚策を掲げたため、金融界の実力者を通じ、政策を進めたい思惑がある。一方、ウォール街も次期政権に経営を縛る金融規制の緩和を要求する見通しだ。

 米国は2008年のリーマン・ショック後、不況に陥り、ウォール街に対する不信が根強い。トランプ氏は有権者の不満に乗じ、民主党候補のヒラリー・クリントン氏とゴールドマンの「癒着」を攻撃。共和党の候補指名を争ったテッド・クルーズ上院議員の妻のゴールドマン勤務歴も非難していた。

 選挙直後、トランプ氏がウォール街重視に転じたことには批判があり、投資銀行幹部からも「リーマン・ショックから学んでいない」との懸念が聞こえる。だが、多くの金融関係者は、投融資拡大による商機を期待しているようだ。

4104チバQ:2016/12/13(火) 21:52:11
http://www.sankei.com/world/news/161213/wor1612130017-n1.html
2016.12.13 11:43
【トランプ次期大統領】
情報長官にヒューレット・パッカード女性元経営者か フィオリーナ氏浮上
 トランプ次期米大統領は12日、ニューヨークのトランプタワーで、コンピューター大手ヒューレット・パッカード元最高経営責任者(CEO)で女性のカーリー・フィオリーナ氏と会談した。ニューヨーク・タイムズ紙電子版によると、情報機関を統括する国家情報長官のポストについて話し合った。政権移行チーム関係者の話としている。

 フィオリーナ氏は、米誌から最強の女性経営者に選ばれたことがある。今回大統領選でトランプ氏と共和党候補指名を争ったが、今年2月に撤退し、3月にクルーズ上院議員支持に回った。(共同)

4105チバQ:2016/12/14(水) 21:15:26
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161214X564.html
将軍と金融、富豪の「3G」=史上最も裕福なトランプ次期政権―米
14:24時事通信

 【ワシントン時事】トランプ次期米大統領は13日、国務長官に石油大手エクソンモービルのティラーソン会長兼最高経営責任者(CEO)を指名すると表明し、次期政権の主要閣僚が固まった。目立つのは「将軍(ゼネラル)」と金融大手「ゴールドマン・サックス」出身者、大富豪を意味する「ガジリオネア」の重用だ。それぞれの頭文字を取り「3G政権」(民主党のマカスキル上院議員)とやゆする声が上がる。

 米メディアによると、トランプ氏と閣僚候補の合計資産は少なくとも120億ドル(約1.4兆円)を超え、「米史上最も裕福な政権」になる見通しだ。

 要職に就く元将軍は3人。国防長官に海兵隊出身で通称「狂犬」のマティス元中央軍司令官が指名されたほか、国家安全保障担当大統領補佐官にフリン元国防情報局長官、国土安全保障長官にケリー前南方軍司令官が決まった。

 トランプ氏は能力、経験から「将軍たちは素晴らしい」と絶賛するが、文民統制を危ぶむ声がある。3人はいずれも強硬派と目され、オバマ政権が模索した国際協調路線を転換し、「米国第一主義」に基づく対ロシア政策や同盟国との安全保障政策を打ち出す可能性がある。

 ゴールドマン出身者は3人が起用される。コーン社長兼最高執行責任者(COO)を国家経済会議委員長に指名。次期財務長官のムニューチン氏、首席戦略官・上級顧問に就くバノン氏もゴールドマン勤務歴を持つ。

 商務長官に就く著名投資家ロス氏の個人資産は29億ドル、次期教育長官デボス氏の義父は直販大手アムウェイ創業者で50億ドルの資産を持つとされる。国務長官に決まったティラーソン氏は1億5100万ドル相当のエクソン株を保有するとみられ、外交政策との「利益相反」が懸念されている。

 トランプ氏は大統領選で民主党候補ヒラリー・クリントン氏の資産やゴールドマンとの「癒着」を批判。「エスタブリッシュメント(既成勢力)打倒」を訴えたが、選挙後は態度を一変させ、金融機関や巨大企業寄りの政策を検討し始めた。

 「3G」登用は民主党が激しく反発し、共和党内にも、ロシアと強いつながりを持つティラーソン氏の国務長官起用に懸念が出た。閣僚就任には上院の過半数による承認が必要であり、曲折も予想される。

4106チバQ:2016/12/14(水) 21:20:48
http://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20161214005.html
エネルギー長官に前テキサス州知事、トランプ氏が指名へ
01:33ロイター

[ワシントン 13日 ロイター] - トランプ次期米大統領は、エネルギー長官にリック・ペリー前テキサス州知事の起用を決めた。政権移行チーム関係者が確認した。

ペリー氏は石油産業が盛んなテキサス州の知事を2000─2015年にわたり務めた。ペリー氏はこれまで、石油業界の規制緩和を主張、気候変動にも懐疑的な立場だ。同氏の起用は、トランプ次期政権が化石燃料業界寄りであることをあらためて示唆している。

トランプ氏は米環境保護局(EPA)長官にオバマ大統領の環境規制に強く反対していたオクラホマ州司法長官スコット・プルイット氏を、国務長官には石油大手エクソンモービル<XOM.N>のティラーソン会長兼最高経営責任者(CEO)を指名。また気候変動に懐疑的で石油・ガス業界の開発拡大を支持するキャシー・マクモリス・ロジャース下院議員を内務長官に起用するとみられている。

ペリー氏は2016年の大統領選で共和党指名候補争いに出馬、ライバルだったトランプ氏を激しく批判していた。その後自身は早々に撤退、トランプ氏が指名を獲得して以降は、トランプ氏への支持を表明していた。

4107チバQ:2016/12/14(水) 21:22:37
http://jp.reuters.com/article/trump-trade-team-idJPKBN1410DH?rpc=135
World | 2016年 12月 13日 11:20 JST 関連トピックス: トップニュース
焦点:トランプ政権の通商チーム、米中鉄鋼戦争の古豪を起用
彼らの過去の取り組みに基づけば、通商チームの対応は世界貿易機関(WTO)を介した中国の通商政策に対して従来より厳しいものになり、より幅広い中国製品に対して反ダンピング、反補助金の制裁を求める米政府の動きが一段と強まる可能性がある。

ロス氏、ディミッコ氏や米鉄鋼大手の経営者らはこれまで、対中貿易戦争の最前線に立ってきた。中国などからの安い輸入品で打撃を受けた米鉄鋼業界は過去3年、制裁関税の適用を求めて米商務省に16件の新たな申し立てを行っている。

ディミッコ氏とともに米通商代表部(USTR)代表の有力候補と目されているライトハイザー氏は、レーガン政権時代に日本を自主的な輸出規制に追い込んだ実績で知られている。

ライトハイザー氏と過去30年間にわたって働いてきたワシントンのある弁護士は「ライトハイザー氏はとても頭が切れ、非常に戦略的で、極めて大胆だ」と指摘。「彼が(USTR代表に)就任すれば、中国や他国にごまかしをやめさせるだけの影響力を確保するため、あらゆる手段を行使すると期待できる」と語った。

ライトハイザー氏は2010年、議会の委員会でWTOの紛争解決制度は効率的ではないと指摘し、米国は「中国の重商主義に対処する上で役立つ可能性のあるWTOの条項を、踏み込んで解釈することを検討すべきだ」と主張した。

4108チバQ:2016/12/14(水) 21:23:57
同氏はこうした戦術には、暫定的な輸入割り当てや、為替操作の影響を米国の反ダンピング関税に反映させる方式が含まれると説明した。

大統領選でトランプ氏への経済顧問を務めたロス氏は、通商交渉で米国の消費者市場へアクセスする権利を、より有利な条件を引き出すための材料として使う方針を示している。米国は中国にとって最大の輸出市場だ。

トランプ氏は選挙運動期間中、中国からの輸入品に45%の関税を課すほか、中国を為替操作国に認定すると約束していた。同氏が大統領就任後にこれらの公約を推し進めるかどうかは明らかではない。

ロス氏は先週、CNNに対し、トランプ氏が「すべての輸入品に45%の関税を無理やり課す」ことはないが、交渉の材料として温存しておくだろうと述べた。

一方でディミッコ氏は個人のブログで、USTR代表に指名された場合に中国にどのように対処するかを示唆している。同氏は中国が「20年間にわたって米国に対し、為替操作と不公正な補助金、知的財産権の侵害を通じて、重商主義的な貿易戦争を仕掛けてきた」と批判した。

トランプ氏の通商チームにとって重要な問題は、米中両国にとって打撃となる貿易戦争を引き起こさずに、どこまで中国の通商政策を変えさせられるかということだ。

中国の貿易問題に詳しい戦略国際問題研究所(CSIS)のスコット・ミラー氏は「新政権が既存のWTO規則の範囲内で執行に踏み切って少々摩擦が生じたとしても、問題ない」と指摘。「だが、その範囲を超えて対応すれば、報復を招くため穏便には収まらない」と話した。

中国の国営メディアは、トランプ氏が新たな関税を導入すれば、ボーイング(BA.N)の航空機やアップル(AAPL.O)のアイフォーン、米国産トウモロコシや大豆などが対象になる報復措置に結び付くと警告している。

(David Lawder記者)

4109チバQ:2016/12/14(水) 21:24:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161214-00000105-mai-n_ame
<米国>次期政権、陣容固まる…露・中東重視の姿勢鮮明
毎日新聞 12/14(水) 21:22配信

 【ワシントン会川晴之】トランプ次期米大統領が13日にエクソンモービルトップのレックス・ティラーソン氏の国務長官への起用を発表し、新政権の外交・安全保障担当の陣容がほぼ固まった。ロシアのプーチン大統領と良好な関係にあるティラーソン氏や元軍人らを重用していることから、対露関係の改善と中東でのテロ組織掃討を重視する姿勢が鮮明になった。

 ウクライナ問題に加え、内戦が続くシリアでも米露両国は激しく対立。ロシアが後ろ盾のシリア政府軍と米国などが支援する反体制派との激戦が続いてきた北部アレッポでは、米国が求めた人道支援のための一時停戦要求をロシアが無視し、政府軍がほぼ制圧した。

 オバマ政権のカーター国防長官やダンフォード統合参謀本部議長は、米国の安全保障政策の最大の課題は「ロシア問題」と明言し続けてきた。オバマ米大統領は先月、「米国との価値観や国際規範から逸脱する場合は、ロシアに立ち向かう」よう、トランプ氏に注文を付けたほどだ。

 一方でトランプ氏は選挙中から、シリア情勢を巡りロシアとの共闘を示唆。また、ロシア側は、トランプ氏の大統領選勝利直後、訪米したペスコフ大統領報道官が米メディアを通じて歓迎するメッセージを出すなど、互いに秋波を送ってきた。

 新政権の中東政策は、元陸軍中将で大統領補佐官(国家安全保障担当)となるマイケル・フリン氏、元海兵隊大将で国防長官に起用されるジェームズ・マティス氏が中心になるとみられる。両氏とも中東での経験が豊富なだけでなく、オバマ政権の国防情報局長だったフリン氏は、ロシアとの関係改善を訴えてきたことで知られる。

 トランプ氏は「テロリストを粉砕する」と勇ましい発言を続け、過激派組織「イスラム国」(IS)掃討を掲げる一方、「米国は中東で(戦費などで)6兆ドルも使った。このカネを使えば、米国は二度再生できる」とも述べ、米国自身の軍事的関与には消極的とも言える発言もしている。

 こうした事情を踏まえてか、シリアの政府系紙アル・ワタンは、米大統領選直後、「米国の政策が変わる時が来た」とし、トランプ政権はシリア問題の対処をロシアに「下請けに出す」とみて、歓迎する論説を掲載した。

 日本などアジア政策は未知数な面が多い。ただ、当選後、選挙中は批判した北大西洋条約機構(NATO)重視の考えを示すなど、基本的には同盟関係を尊重する方針とみられる。

4110チバQ:2016/12/14(水) 21:25:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161214-00000075-san-n_ame
トランプ氏、国務長官人事 米露関係の改善狙う 議会は強硬論、選挙干渉も調査
産経新聞 12/14(水) 7:55配信

トランプ氏、国務長官人事 米露関係の改善狙う 議会は強硬論、選挙干渉も調査
ロシアの関与が指摘される米大統領選への干渉(写真:産経新聞)
 【ワシントン=加納宏幸】トランプ次期米大統領が米石油大手、エクソンモービル会長兼最高経営責任者(CEO)のレックス・ティラーソン氏の国務長官への起用を決めたのは、ビジネスを通じて築いてきたロシアのプーチン大統領とのパイプを悪化した米露関係の改善につなげる狙いからだ。ただ、就任には上院の承認というハードルを越えなければならず、トランプ氏と議会側の対立も予想される。

 ◆過去の取引称賛

 ティラーソン氏起用の知らせを受け、ロシア大統領府高官は記者団に、「彼は精力的にビジネス面での協力を支援してきた」と歓迎する意向を示した。

 11日放映のFOXテレビのインタビューで、トランプ氏はティラーソン氏が世界の指導者と知り合いであることや「ロシアと大きな取引をしてきた」ことを称賛した。CNNテレビによると、共和党内で影響力のあるベーカー、ライス両元国務長官やゲーツ元国防長官がティラーソン氏の起用を進言したとされる。

 しかし、米議会の共和党には、オバマ政権の弱腰姿勢がロシアのプーチン政権によるウクライナ南部クリミア半島の併合やシリアへの軍事介入を招いたとし、ロシアに対してより強硬な姿勢で臨むべきだとする声が根強い。ティラーソン氏とプーチン氏とのつながりは、承認に当たってのアキレス腱(けん)にもなりうる。

 ◆CIA分析批判

 ロシアをめぐるトランプ氏と共和党議会指導部の温度差は、ロシアがサイバー攻撃などで大統領選に干渉したとされる問題でも顕著になってきている。

 ワシントン・ポスト紙は10日付で、ロシアがトランプ氏を勝たせるため民主党候補のクリントン前国務長官に不利になる情報を暴露していた-とする分析結果を米中央情報局(CIA)がまとめたと報じた。CIAは、情報源となったロシア政府とつながりのある複数の人物を特定したという。

 オバマ大統領は情報機関に、来年1月の自らの退任までに詳細な調査結果を報告するよう指示。共和党のマコネル上院院内総務、ライアン下院議長も12日、記者会見や声明で外国政府の選挙への干渉は容認できないとし、両院で調査を実施する考えを表明した。

 トランプ氏はインタビューで、ロシアが選挙に干渉したとのCIAの分析を「ばかげている」と退けた。政権移行チームもイラク開戦の根拠となった大量破壊兵器保有に関して判断を誤ったことを引き合いに、CIAを批判した。

4111とはずがたり:2016/12/15(木) 16:32:18

トランプ氏、保有の企業株式を6月に全て売却=政権移行チーム
ロイター 2016年12月7日 07時32分 (2016年12月7日 12時06分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20161207/Reuters_newsml_KBN13V2NV.html

[ワシントン 6日 ロイター] - トランプ次期米大統領が今年6月、保有していた企業株式をすべて売却していたことがわかった。同氏の政権移行チームが6日明らかにした。大統領選に向けた資金調達が目的だったとみられると同時に、大統領職との利益相反をめぐる懸念解消につながる可能性がある。
5月時点の資産報告書によると、同氏の株式ポートフォリオには米アップル<AAPL.O>、マイクロソフト<MSFT.O>、JPモルガン・チェース<JPM.N>などの銘柄が含まれていた。
また米紙ワシントン・ポストが同日報じたところによると、昨年12月時点のトランプ氏の株式ポートフォリオの価値は4000万ドル相当。銀行や石油会社などの銘柄が含まれていた。
トランプ氏の報道官ジェイソン・ミラー氏は電子メールで、トランプ氏が保有株すべてを売却したことを明らかにしたが、売却益の使途や他の投資からも手を引いたかどうかをめぐる質問には回答を控えた。
政権移行チームは株式売却に関する書類は提供していない。
政府倫理局によると、トランプ氏は2018年5月まで新たな資産報告書を提出する必要はない。大統領は通常、そうした情報を1期目に自主的に公表する。
保有株式の売却はビジネスマンから大統領に転身するトランプ氏にとって利益相反の可能性を低下させるものの、同氏が世界で展開する不動産やホテル・ゴルフリゾート事業などをめぐる懸念の解消にはつながらない。
トランプ氏はこれまでに、こうした事業から身を引く意向を示しているが、後継プランなど詳細は発表していない。
トランプ氏は同日、新型の大統領専用機「エアフォースワン」にかかるコストは「制御不能」とし、米航空機大手ボーイング<BA.N>への発注をキャンセルするよう政府に要請。同氏が過去にボーイング株を保有していたこともあり、物議を醸す格好となった。

4112名無しさん:2016/12/18(日) 11:33:59
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016121500831&amp;g=pol
米、静観も冷ややか=領土進展に否定的-日ロ首脳会談

 【ワシントン時事】米政府は、15、16両日の日ロ首脳会談について「国家が下した最高決断だ」(カービー国務省報道官)と表向き静観する構えを見せている。日ロ関係の進展については、ロシアのプーチン大統領が領土問題で譲歩することはないと冷ややかにみる声が多い。

 アーネスト大統領報道官は14日の記者会見で、日ロの接近に関し「(対ロシア制裁をめぐる)日本と他のG7(先進7カ国)との連帯を疑わない」と強調した。日米外交に詳しいカーネギー国際平和財団のショフ上級研究員は、G7の連帯に心配がないのは「安倍晋三首相が従来の方針を変えるための何の保証も、プーチン大統領は与えないからだ」と解説した。
 オバマ政権はこれまで、2014年のロシアのウクライナ軍事介入を受けて、国際的な対ロ経済制裁を主導してきた。米国内では現在、ロシアがトランプ次期大統領を11月の大統領選に勝たせるために米国へサイバー攻撃を仕掛けたと報道されており、ロシアへの敵対意識が強まっている。
 来年1月に米国の大統領に就任するトランプ氏はロシアとの関係を改善する方針を打ち出しているものの、「米ロ関係が改善すれば、プーチン氏が日本に譲歩する理由がますますなくなる」(ショフ氏)という皮肉な見方もある。(2016/12/15-19:08)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016121600751&amp;g=pol
プーチン氏の「分断工作」懸念=日ロの経済協力-米

 【ワシントン時事】米政府は、15、16両日の日ロ首脳会談について「(是非の)判断を下す立場にない」(国務省報道官)と述べ、論評を避けている。一方、元米政府高官や専門家らは、日ロの経済協力に関して「プーチン(ロシア大統領)は明らかに西側同盟国の分断を狙っている」と懸念を示した。

 レーガン政権の国家安全保障会議(NSC)で経済担当の高官を務めたヘンリー・ナウ氏は取材に対し、「中国に経済力で劣るロシアは、西側の経済協力や日本の経済プレゼンスを求めている」と指摘。「しかし、そうした事態になれば、米政府内に(日米連携への)疑念が生じる」と警告した。(2016/12/16-18:03)

4113チバQ:2016/12/19(月) 15:24:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161218-00000017-jij_afp-int
トランプ氏「前代未聞の」スペルミス、ネットユーザー大喜び

AFP=時事 12/18(日) 14:10配信

【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)次期米大統領は17日、中国が南シナ海(South China Sea)で米海軍の無人潜水機を奪った件についてツイッター(Twitter)に投稿し大きな注目を──トランプ氏が望んでいない形で──集めた。

【写真特集】トランプ次期米大統領を支える顔触れ

 不動産王トランプ氏はお気に入りのSNS、ツイッターに「中国が国際水域で米海軍の調査用無人潜水機を盗んだ──海中から無人機を乱暴に引き揚げて中国に持ち去るというunpresidentedな行為だ」と投稿した。

「前代未聞の、これまでにない」という意味の unprecedented という単語を、「大統領としてふさわしくない」という意味の unpresidential という単語に似ているが実在しない単語に書き間違えたトランプ次期大統領をネットユーザーたちは大喜びでたたきまくり、「Unpresidented」は瞬く間に米ツイッターのトップトレンドとなった。

「ハリー・ポッター(Harry Potter)」シリーズの著者J・K・ローリング(J.K. Rowling)氏はトランプ氏のスペルミスをまねて「トランプスペルチェック──これまでになく(Unpresidentedly)効果的」とツイートした。

 トランプ氏は約1時間後に当該ツイートを削除し、正しいつづりの unprecedented を使ってツイートし直した。

 特徴ある失言で知られる新人政治家トランプ氏に対しては賛否が大きく分かれている。大勢の人がトランプ氏のスペルミスをまねてからかった一方、支持者らは即座にトランプ氏を擁護し、反トランプ派はより大きな問題を無視して1度のタイプミスについて言い立てていると指摘した。

 最初のツイートから数時間後、トランプ氏はツイッターに戻り「われわれは中国に、彼らが盗んだ潜水機を取り戻したくはないと言ってやるべきだ。あれはあいつらに持たせておけ!」とツイートした。【翻訳編集】 AFPBB News

4114チバQ:2016/12/19(月) 15:47:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161217-00000040-asahi-int
米の次期駐イスラエル大使、入植活動推進派を指名へ

朝日新聞デジタル 12/17(土) 13:27配信
 トランプ次期米大統領は15日、弁護士のデービッド・フリードマン氏を駐イスラエル大使に指名すると発表した。フリードマン氏は親イスラエルで、占領地への入植活動の推進派でもある。イスラエル右派が歓迎する一方、パレスチナ側からは懸念の声が出ている。

 トランプ氏は声明で「米イスラエル関係は深化する。私が大統領の間は両国に隙間は生じない」とした。

 フリードマン氏はトランプ氏の長年の友人で、選挙戦でも顧問を務めていた。 フリードマン氏は指名を受けて「永遠の首都、エルサレムで仕事することを楽しみにしている」との声明を出し、米大使館をテルアビブからエルサレムへ移すと示唆した。

 聖地エルサレムをめぐってはイスラエルとパレスチナが帰属を争い、解決していない。米国や多くの国はイスラエルの首都とは認めておらず、フリードマン氏の発言はこれまでの外交方針に反する。

 トランプ氏も選挙戦で、エルサレムをイスラエルの首都と認め、米国大使館をテルアビブから移すと述べていた。

4115チバQ:2016/12/19(月) 15:53:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161217-00000090-jij-n_ame
米予算局長官に下院議員=歳出削減を主張

時事通信 12/17(土) 23:59配信

 【ワシントン時事】トランプ次期米大統領は17日、次期行政管理予算局(OMB)長官にミック・マルバニー下院議員(共和、サウスカロライナ)を指名すると発表した。

 同氏は歳出削減を強硬に主張する超保守派として知られる。OMB長官に就任すれば、大統領の予算教書作成などを担当する。

 トランプ氏は発表で「米国は20兆ドル(約2300兆円)近い債務を抱えているが、マルバニー氏は責任を持って財政を管理し、国を借金漬けから救うと確信している」と強調した。

 米メディアによると、マルバニー氏は共和党の草の根保守運動「ティーパーティー(茶会)」の波に乗って2010年の中間選挙で当選。歳出増や債務上限の引き上げに反対してきた。

4116チバQ:2016/12/19(月) 15:54:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161218-00000019-asahi-int
米共和支持者、薄れる反ロシア 「レーガンもびっくり」

朝日新聞デジタル 12/18(日) 12:27配信

 トランプ次期米大統領を誕生させた共和党の支持者層で、ロシアへの好感度がじわりと高まっている。民主党のクリントン前国務長官陣営へのサイバー攻撃が共和党の勝利に貢献したとの見方が広がったためとみられるが、オバマ大統領は16日の記者会見で、米社会に横たわる「分断」にロシアがつけ込んでいると警戒感をあらわにした。

 「3分の1を超える共和党の有権者が元KGB(旧ソ連国家保安委員会)幹部のプーチン大統領に好感を持っている。レーガン(元大統領)も墓場でひっくり返るだろう」。オバマ氏は会見でこう指摘した。

 世論調査会社「ユー・ゴブ」によると、本来は「反ロシア」色が強いはずの共和党の支持者層で、2014年には10%にすぎなかったプーチン氏に対する「好感度」が、今月には37%にまで上がった。一方、民主党支持層の同氏への好感度はわずか12%だ。共和党内でロシアへの好感が広がる逆転現象が起きている。

 大統領選では、クリントン陣営幹部のメールがハッキングされ、同氏が金融大手での非公開の講演で、環太平洋経済連携協定(TPP)に賛意を示していたことなどが内部告発サイト「ウィキリークス」などにより暴露され、選挙戦に少なからず影響を与えた。

4117チバQ:2016/12/19(月) 16:01:11
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161219-00000028-jij-n_ame
特別委設置を要請=大統領選へのロシア干渉―米超党派議員

時事通信 12/19(月) 10:43配信

 【ワシントン時事】米大統領選中に共和党候補だったトランプ氏を勝たせる目的でロシアがサイバー攻撃を仕掛けたとされる疑惑で、共和党のマケイン上院議員ら超党派の4議員は18日、特別委員会を設置して調査するよう共和党上院トップのマコネル院内総務に要請した。

 CNNテレビなどが報じた。

 CNNに出演したマケイン氏は「(ロシアが選挙に)干渉したのは疑いなく、それがサイバー攻撃だったことも疑いない」と指摘。「問題は、どのような被害があり、米国はどう対処すべきかだ」と述べた。

4118名無しさん:2016/12/19(月) 22:42:17
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016121600032&amp;g=int
内務長官にジンキ下院議員=トランプ次期米大統領が指名
【ワシントン時事】トランプ次期米大統領は15日、新政権の内務長官にモンタナ州選出のライアン・ジンキ下院議員(55)を指名すると発表した。内務長官は国立公園の管理や先住民問題などを担当する。
 ジンキ氏は海軍特殊部隊SEALS(シールズ)出身で、2008年に退役。モンタナ州上院議員を経て、14年の連邦下院選で当選した。下院では軍事委員会や天然資源委員会に所属した。 (2016/12/16-01:27)

4119チバQ:2016/12/20(火) 23:06:56
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20161220-567-OYT1T50045.html
トランプ氏の当選確定…選挙人、両党で7人造反
14:27読売新聞

 【ワシントン=尾関航也】11月8日に投開票された米大統領選の選挙人投票が19日、全米50州と首都ワシントンで一斉に行われた。

 計538人の選挙人による投票で、共和党のドナルド・トランプ氏が過半数を上回る304票を獲得し、当選が確定した。

 すべての選挙人が一般投票の結果に従えば、トランプ氏は306票を獲得するはずだったが、米メディアによると、テキサス州で2人の選挙人がトランプ氏への投票を拒否した。ただ、多数が造反する事態が回避されたことで、トランプ氏の大統領就任が覆る可能性はなくなった。

 民主党のヒラリー・クリントン氏が獲得した選挙人も、232人のうち5人が造反した。米紙ニューヨーク・タイムズによると、両党合計7人の造反者が出たのは史上最多だという。正式な投票結果は1月6日に集計される。

4120チバQ:2016/12/21(水) 22:26:57
http://www.sankei.com/world/news/161217/wor1612170033-n1.html
2016.12.17 17:24
【トランプ次期政権】
閣僚級17人も超リッチ、資産は1兆円超 人選ほぼ終了、主要ポストで目立つ白人男性

 トランプ次期米大統領による新政権の閣僚の人選はほぼ終了した。主要ポストは白人男性がほとんど独占。富裕層も目立ち、次期政権がマイノリティー(少数派)や女性の意見を尊重し、低所得者に目配りした政策を行うつもりがあるのか、疑問視する声が出ている。

 米メディアによると、トランプ氏を除く閣僚級17人の資産は少なくとも計95億ドル(約1兆1200億円)に達した。米国の貧困層や低所得者層の4300万世帯分の合計資産に匹敵するという。

 国務、国防、司法、財務という最も影響力がある四つの長官ポストは全て白人男性が占め、1989年に発足したブッシュ元大統領の政権以来という。

 トランプ氏は黒人の元神経外科医、カーソン氏を住宅都市開発長官に、台湾出身の女性チャオ氏を運輸長官にそれぞれ起用するなど、少数派や女性に配慮する姿勢をある程度は見せた。(共同)

4121チバQ:2016/12/21(水) 22:34:39
http://www.sankei.com/world/news/161219/wor1612190027-n1.html
2016.12.19 18:26
【トランプ次期大統領】
就任まで1カ月 外交・安保 オバマ氏の積み残し課題の解決へ軍人重用 ロシア、中東シフト鮮明もアジアは「?」

【ワシントン=加納宏幸】ドナルド・トランプ氏の次期米大統領就任まで20日で1カ月。就任当日から、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)の台頭や中国の海洋進出、北朝鮮の核・ミサイル開発などへの対応を迫られる。米石油大手エクソンモービル会長兼最高経営責任者(CEO)、レックス・ティラーソン氏の国務長官起用や退役軍人の重用は、オバマ政権下で悪化し、積み残される課題に対する「トランプ流」の答えだ。

 トランプ氏は、IS掃討にはロシアとの関係改善が必須と考える。11月、プーチン露大統領との電話協議で「国際テロや過激主義との戦いで力を合わせる必要がある」と確認した。

 ロシア・サハリンの大規模エネルギー開発を手掛けたティラーソン氏はプーチン氏と関係が深い。外交・安全保障の経験がない民間人の国務長官起用は極めて異例だが、世界的企業を率いた指導力や、国際畑を中心に歩んで築いた各国指導者との人脈が評価された。

 軍を含む公職経験がない初の大統領となるトランプ氏も、外交・安保の経験がない。安保分野に著名な退役軍人を据えるのには、経験不足を補う狙いがある。

 ホワイトハウスで外交・安保の司令塔となる国家安全保障問題担当大統領補佐官にマイケル・フリン国防情報局長、国防長官にジェームズ・マティス元中央軍司令官、国土安全保障長官にジョン・ケリー前南方軍司令官をそれぞれ充てる。

 フリン、マティス両氏は対テロ戦に関わった。ケリー氏は中南米を担当する南方軍司令官として不法移民や薬物の問題に取り組み、自らの息子をアフガニスタンでの作戦で亡くした。テロや不法移民に厳しく臨む狙いがにじむ。

 今後1カ月で取り組むべき課題は少なくない。まずはティラーソン氏のロシアとの「近さ」だ。共和党の反露感情は強く、就任に上院の承認を得られるかが最初の壁となる。閣僚人事でロシア、中東重視の路線を明確にしたが、日米同盟を含むアジア戦略の確定も急務だ。トランプ氏が台湾の蔡英文総統と電話協議をしたことに中国は反発。北朝鮮も新政権の反応を試すため挑発に及ぶ恐れがある。

 米シンクタンク、ヘリテージ財団の朝鮮半島専門家、ブルース・クリングナー上級研究員は「トランプ氏が好むという『予測不可能であること』はビジネスの交渉で効果があっても、同盟管理や外交では問題を作る」と述べた。

4122チバQ:2016/12/22(木) 18:34:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161222-00000004-jij_afp-int
トランプ氏、著名投資家アイカーン氏を顧問に起用へ 規制改革担当

AFP=時事 12/22(木) 7:46配信
【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)次期米大統領は21日、過剰規制への強硬な反対論者である米著名投資家カール・アイカーン(Carl Icahn)氏(80)を規制改革担当の特別顧問に起用する方針を明らかにした。

 アイカーン氏は物言う株主として知られ、環境保護局長官などトランプ氏による閣僚人事に助言してきたとされる。

 就任する顧問職は政府の役職ではなく、給与は受け取らない。投資の処分などが求められる倫理規定にも束縛されない。

 トランプ氏は声明で「カールは世界で最も偉大なビジネスマンの一人だ」と称賛。「わが国の息の詰まるような規制(の改革)に対する助力は極めて貴重だ」と期待を示した。

 アイカーン氏は「オバマ政権下で、米国の企業経営者は新規制によって1兆ドル(約118兆円)を超える損失を被り、7500億時間以上の事務処理に追われてきた。今こそ過度の規制を打破し、企業家たちに雇用創出と地域支援に尽力してもらうときだ」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

4123チバQ:2016/12/22(木) 19:28:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161222-00000047-jij-n_ame
駐日大使に元中国大使推薦=トランプ氏側近―NYタイムズ

時事通信 12/22(木) 10:27配信

【ワシントン時事】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は21日、トランプ次期大統領の首席戦略官・上級顧問に任命されたバノン氏が駐日大使として、オバマ政権で中国大使だったジョン・ハンツマン氏(56)を推薦したと報じた。

 ただ、反対している側近もいるという。

 ハンツマン氏はブッシュ前政権で通商代表部(USTR)次席代表を務め、2004年にはユタ州知事に当選。09〜11年に中国大使だった。12年大統領選の共和党候補指名争いに出馬したほか、トランプ次期政権の国務長官候補にも一時名前が挙がっていた。

 ニューヨーク・タイムズによれば、バノン氏はこのほか、フロノイ元国防次官を北大西洋条約機構(NATO)大使に薦めた。トランプ氏はこれまで、国連大使にニッキー・ヘイリー・サウスカロライナ州知事を指名したほか、中国大使、イスラエル大使の人事を決めている。

4124とはずがたり:2016/12/22(木) 19:51:10
トランプ氏の当選確定…選挙人、両党で7人造反
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161220-00050045-yom-int
読売新聞 12/20(火) 14:29配信

 【ワシントン=尾関航也】11月8日に投開票された米大統領選の選挙人投票が19日、全米50州と首都ワシントンで一斉に行われた。

 計538人の選挙人による投票で、共和党のドナルド・トランプ氏が過半数を上回る304票を獲得し、当選が確定した。

 すべての選挙人が一般投票の結果に従えば、トランプ氏は306票を獲得するはずだったが、米メディアによると、テキサス州で2人の選挙人がトランプ氏への投票を拒否した。ただ、多数が造反する事態が回避されたことで、トランプ氏の大統領就任が覆る可能性はなくなった。

 民主党のヒラリー・クリントン氏が獲得した選挙人も、232人のうち5人が造反した。米紙ニューヨーク・タイムズによると、両党合計7人の造反者が出たのは史上最多だという。正式な投票結果は1月6日に集計される。

4125チバQ:2016/12/22(木) 20:58:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161222-00000096-mai-int
<トランプ氏>大統領直属の国家貿易会議を新設

毎日新聞 12/22(木) 20:44配信

◇トップにはカリフォルニア大教授のピーター・ナバロ氏

 【ワシントン清水憲司】トランプ米次期大統領は21日、大統領直属の国家貿易会議(NTC)を新設すると発表した。トップにはカリフォルニア大教授のピーター・ナバロ氏(67)を起用する。選挙中からトランプ氏の政策策定を主導しており、商務長官となるロス氏とともに通商政策の司令塔になりそうだ。

 トランプ氏は、日米などの環太平洋パートナーシップ協定(TPP)からの離脱を表明し、2国間の通商交渉を重視する姿勢を示している。NTCは通商交渉戦略を練るほか、製造業再生や米製品の利用拡大を推進する。

 政権移行チームによると、同じく大統領直属の国家安全保障会議(NSC)と連携し、国家安全保障の観点からも防衛産業や製造業の振興に向けた戦略を検討するという。

 ナバロ氏は対中国強硬派として知られる。ロス氏との共著論文で、貿易赤字削減を重視する立場を表明し、対米貿易黒字が大きい中国について「輸出補助金や為替操作を行う世界最大の不公正貿易国だ」と批判している。

 また、トランプ氏は21日、経済政策の柱に掲げる規制緩和について助言する特別顧問に、米著名投資家カール・アイカーン氏(80)を起用することも発表した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161222-00000034-jij_afp-int
トランプ氏、新設の「国家通商会議」トップに対中強硬派を指名

AFP=時事 12/22(木) 20:38配信

【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)次期米大統領は21日、中国批判の急先鋒(せんぽう)として知られるピーター・ナバロ(Peter Navarro)氏を、貿易・産業政策を担う新たな組織「国家通商会議(White House National Trade Council)」のトップに指名すると発表した。

 非難の応酬により米中関係の緊張が高まる中、ナバロ氏の指名はトランプ氏が対中関係の見直しを進めていることを意味する。

 カリフォルニア大学アーバイン校(University of California, Irvine)の教授も務めるナバロ氏は、「Death by China(中国による死)」などの著作において、中国政府が国内の製造業を助成し、米国からの輸入を阻止することで経済戦争をしかけていると批判している。【翻訳編集】 AFPBB News

4126チバQ:2016/12/22(木) 20:59:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161222-00000543-san-n_ame
トランプ次期大統領 「利益相反」と高まる批判 外交政策への影響も 未知の領域へ

産経新聞 12/22(木) 18:20配信

 【ワシントン=小雲規生】トランプ次期米大統領に対し、大統領職と営んでいる事業の間で「利益相反」が生じるとの批判が強まっている。トランプ氏は連邦政府とのリース契約に基づいて9月にホテルを開業したほか、海外20カ国以上で展開している事業についても外交政策をゆがめる可能性が指摘されている。事業は子供たちに引き継ぐとして問題の沈静化を狙うが、利益相反の状態を完全に解消することは難しいのが実情だ。

 「大統領がリース契約から利益を得ることを禁じられていることは明らかだ」

 民主党のカミングス下院議員ら4議員は14日の声明で、トランプ氏がワシントンに開業させた「トランプ・インターナショナル・ホテル」にかみついた。

 ホテルの建物は政府が保有。トランプ氏は2013年、政府と60年間のリース契約を結び、全面改装した上で開業した。しかし契約は公職者が当事者となることを禁じており、トランプ氏の大統領就任後は契約違反となるとみられている。

 契約では、借り手が政府に経営状況を報告することを義務づけている。このままだと、事業家としてのトランプ氏の報告を大統領としてのトランプ氏がチェックする形になり、専門家は「誰がみても利益相反」と批判する。

 海外での事業展開でも問題を抱えている。トランプ氏のホテルやゴルフコースの経営には各国政府のさまざまな許認可が不可欠。事業を円滑に進めるため、相手国に都合の悪い外交姿勢が取れない可能性があるからだ。

 米紙ニューヨーク・タイムズは11月、トルコのクーデター未遂を受けてエルドアン政権が進めた大規模な粛清をめぐり、トランプ氏が理解を示したと指摘。また、トランプ氏がトルコでホテルを経営し、エルドアン氏からイスラム教徒の入国禁止発言をめぐって批判されていたことに触れ、「対トルコ政策がビジネス面での利益によって方向づけられるとの懸念が強まっている」とした。

 これらの批判を受け、トランプ氏は今月12日、ツイッターで事業の運営を長男と次男にまかせると表明。しかし、利益相反問題について説明するため15日に予定されていた記者会見は、日付けを定めないまま1月に延期された。

 米政府倫理局は「事業の運営を子供に任せるだけでは、利益相反は解消できない」との見解を示している。保有する企業の経営権を売却したり、第三者に預けたりしたとしても、トランプ氏の名前を冠し、息子たちが運営する企業とのつながりを周囲から疑われることは確実だ。トランプ氏は今後も難しい対応を迫られそうだ。

4127チバQ:2016/12/22(木) 21:46:48
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161222X840.html
クリントン氏、約290万票上回る=敗者で最多得票―米大統領選
12:44時事通信

 【ワシントン時事】米CNNテレビは21日、米大統領選で、敗北した民主党のクリントン氏が総得票数で共和党のトランプ次期大統領を290万票近く上回ったと報じた。クリントン氏は大統領選で落選した候補として、米史上最多の票を集めたという。

 全米50州と首都ワシントンに割り当てられた選挙人の獲得人数ではトランプ氏が当選に必要な過半数を確保している。

 トランプ氏は21日、自身のツイッターに「選挙人獲得での勝利は、投票数を集めることよりも難しく、洗練されている」「私は敗者のヒラリー(クリントン氏)よりも少ない選挙資金で勝った」と投稿している。

4128チバQ:2016/12/23(金) 09:07:15
http://www.sankei.com/world/news/161223/wor1612230007-n1.html
2016.12.23 08:48
【トランプ次期大統領】
報道官にスパイサー氏起用 共和党全国委員会の広報責任者
 トランプ次期米大統領は22日、大統領報道官に、共和党全国委員会の広報責任者ショーン・スパイサー氏を起用すると発表した。ホワイトハウスの顔として、記者会見でトランプ氏の政策や主張を広く説明する役割を担う。

 スパイサー氏は、大統領首席補佐官に就くプリーバス氏と関係が近い。両氏とも、オバマ政権ではほぼ連日開かれている定例記者会見の在り方を見直す考えを示している。ツイッターでの発信を好むトランプ氏の政権で取材機会が制限され、政府の透明性が低下する懸念もある。

 トランプ氏はまた、戦略広報担当責任者にホープ・ヒックス氏、広報担当責任者にジェーソン・ミラー氏、ソーシャルメディアを使った広報責任者にダン・スカビーノ氏を充てると発表した。

 大統領選で選対本部長を務めたケリーアン・コンウェー氏は大統領顧問に登用。ホワイトハウスからの情報発信を中心的に担うとみられる。(共同)

4129チバQ:2016/12/23(金) 09:08:10
http://www.sankei.com/world/news/161223/wor1612230006-n1.html
2016.12.23 08:45
【米大統領選】
クリントン氏、トランプ氏を総得票数280万票上回る 敗北候補の中で歴代3位 米大統領選
 米CNNテレビなどは21日、米大統領選で民主党のクリントン氏の総得票数が共和党トランプ氏を280万票超上回ったと報じた。得票差は約260万票とされていたが、さらに拡大した。大統領選では各州に割り当てられた選挙人の獲得人数を争う。選挙人ではトランプ氏が過半数の300人超を獲得し、勝利した。

 CNNによると、総得票数でクリントン氏はトランプ氏を2・1ポイント上回った。得票数で上回りながら十分な選挙人を確保できず敗北した大統領候補の中で、歴代3位の大きさという。

 トランプ氏は「地滑り的勝利を収めた」と強調しているが、事実検証サイト「ポリティファクト」は「誤った主張」だとしている。(ワシントン 共同)

4130チバQ:2016/12/23(金) 09:26:25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161221-00010005-bfj-int
まさかのアメリカ大使館バージョンの「恋ダンス」 きっかけを聞きました
BuzzFeed Japan 12/21(水) 16:36配信
12月20日、YouTubeに投稿されたアメリカ大使館の「恋ダンス」。YouTubeのトレンドで1位に輝き、FacebookやTwitterでも話題になっています。

【写真】トランプ大統領、安倍首相……2016年、隠れてPPAPしてた有名人たち

恋ダンス動画のきっかけは?”アメリカ大使館の星野源”の正体は?BuzzFeed Newsはアメリカ大使館に聞きました。【BuzzFeed Japan / 山光瑛美】

「すごくないですか?まさかこんなに熱狂的な反応があるとは、まったく想像していませんでした」

こう話すのは、アメリカ大使館の広報担当マリー・シェーファーさん。

アメリカのことをもっと知ってもらうために、SNSであらゆる動画を投稿しているアメリカ大使館。休暇シーズンを祝う動画として「恋ダンス」はぴったりだと思ったそうです。

「ワクワクして楽しい日本ポップカルチャーの『恋ダンス』に参加するのは、素晴らしい機会だと思いました」

日本のSNS上で流行り、社会現象になっている「恋ダンスを踊ってみた」を自分たちもやってみたい。ビデオグラファーに振り付けを教えてもらいながら撮影したとシェーファーさんは話します。

「最初は単なる楽しみでやっていたのですが、完成したビデオを見て『これはすごい!アップしたほうがいいのかも!』と思いました」

動画で紹介しきれないほどの人が、「恋ダンス」に出たいと希望していたそうです。

「サンタ姿にしようと決めたのはケネディ大使」
「恋ダンス」で何よりも見所なのは、ケネディ大使のサンタコスプレ。ケネディ大使が衣装を選んだのでしょうか。

「ケネディ大使が何を着るか、誰も指示なんかしないですよ(笑)サンタ姿にしようと決めたのは、ケネディ大使のアイディアです」

「ケネディ大使はユーモアのセンスが良く、熱心に参加してくれました」

ビデオの中で登場するクリスマス衣装も、「日本のみなさんに『Happy Holidays(素敵なホリデーを)!』と伝えるため」だと話します。

まさかのアメリカ大使館バージョンの「恋ダンス」 きっかけを聞きました
U.S. Embassy Tokyo (アメリカ大使館) / Via youtube.com
みんな気になる、”アメリカ大使館の星野源”。
ケネディ大使のほかにも注目されている出演者がいます。動画の合間合間に、オリジナルの星野源パートを完璧に演じるメガネの男性。誰なのでしょうか?

「プライバシーのため名前を明かすことはできませんが、アメリカ大使館の政治を担当するオフィサーです」

「ちなみに、彼の日本語は完璧なんですよ」

日本とアメリカの政府間をつなぐという、重要な役目を担うアメリカ大使館。動画やケネディ大使のユーモアを通して、大使館の楽しい仕事も知ってほしいとシェーファーさんは話します。

「仕事の明るい側面も見せたかったんです。だって、みなさん私たちに対して、堅苦しい外交官というイメージを持っていますよね(笑)」

4131チバQ:2016/12/24(土) 12:28:15
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161224k0000m030029000c.html
<トランプ氏>大統領報道官にスパイサー氏
12月23日 18:55毎日新聞

 ◇選挙対策本部長のコンウェー氏を大統領顧問に指名へ

 【ワシントン西田進一郎】トランプ次期米大統領は22日、定例記者会見を通じて「ホワイトハウスの顔」となる大統領報道官に共和党全国委員会の戦略担当兼報道部長のショーン・スパイサー氏(45)を起用するなど、ホワイトハウスの報道担当チームを発表した。大統領選や当選後の政権移行チームで報道対応にあたった主要人物をそのまま移行させる形だ。

 陣営の選挙対策本部長を務め、数多くのメディアに登場してトランプ氏の政策などを説明してきたケリーアン・コンウェー氏(49)を大統領顧問に指名する。

 トランプ氏は選挙中から主要メディアへの厳しい批判を続けてきた。当選から40日以上がたつが記者会見は一回も開いておらず、自らのツイッターで内政から外交まで一方的にメッセージを発信している。また、大統領首席補佐官に起用されるプリーバス共和党全国委員長は、ほぼ連日開かれてきた記者会見のあり方を見直す考えを示しており、次期政権がメディアにどう対応するかは不透明だ。

4132チバQ:2016/12/25(日) 16:32:19
http://www.sankei.com/world/news/161225/wor1612250018-n1.html
2016.12.25 11:05
【トランプ次期大統領】
トランプ財団解散へ 公私混同の批判回避
 トランプ次期米大統領は24日、退役軍人や子どもらの手助けを掲げてきた自らの慈善団体「トランプ財団」を解散すると発表した。運営を巡って法的な不備が指摘され、拠点を置くニューヨーク州が調査していた。

 内政や外交で絶大な権限を握る大統領就任を1月に控え、トランプ氏の不動産ビジネスなど私的財産との関係性を懸念する声が強まっている。政権移行チームは公私混同の批判を招きかねない事案の処理を急いでいる。

 トランプ氏は声明で「財団は素晴らしい仕事をしてきたが、大統領職との利益相反を避けるため別の方法で慈善活動を続ける」と説明した。「財団は基本的に経費をかけず、お金は100パーセント慈善行為に回してきた」とも述べ、不適切な使途を否定した。(共同)

4133チバQ:2016/12/28(水) 23:28:46
http://www.sankei.com/world/news/161228/wor1612280030-n1.html
2016.12.28 10:51
【トランプ次期大統領】
対テロ担当官にボサート氏
 トランプ次期米大統領は27日、国土安全保障やテロ、サイバー対策を担当する大統領補佐官にトマス・ボサート氏を起用すると発表した。同氏はブッシュ前政権で国土安全保障分野の役職を務めた後、コンサルタント会社を経営している。

 トランプ氏はまた、国際交渉の特別代表に自身が経営する不動産企業「トランプ・オーガニゼーション」の幹部ジェイソン・グリーンブラット氏を充てると発表した。同氏は選挙中にイスラエル政策をトランプ氏に助言していたという。(共同)

4134とはずがたり:2016/12/30(金) 10:47:18
ロシアによる米大統領選介入、オバマ政権が制裁発動へ 報道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161229-00000004-jij_afp-int
AFP=時事 12/29(木) 8:01配信

【AFP=時事】ロシアがサイバー攻撃によって米大統領選に介入したとされる問題で、バラク・オバマ(Barack Obama)米政権は週内にもロシアに対する報復措置を発表する見通しだ。米メディアが28日報じた。

 このサイバー攻撃では米民主党や同党の大統領候補だったヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏のスタッフの電子メールがハッキングされ、流出した。

 オバマ大統領はこれまでに、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領が直接指示したとほぼ断定。米情報当局は共和党のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏を勝たせるのが目的だったと結論づけている。

 米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)は当局者の話として、経済制裁や外交上の非難、秘密工作といった措置が早ければ週内にも発表されると報じた。サイバー攻撃による報復も含まれる公算が大きいという。

 米CNNによると、クリントン氏の陣営を標的としたとみられているロシアによる偽情報工作に関係した個人も制裁対象になる可能性があるという。

 大統領選ではクリントン氏とトランプ氏が接戦を演じたが、多くの民主党員はこのサイバー攻撃によってクリントン氏が勝つチャンスが損なわれたと考えている。

4135とはずがたり:2016/12/30(金) 17:48:31
トランプ最大のアキレス腱「利益相反」問題に解決策はあるのか
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2016/12/post-883_1.php
2016年12月22日(木)15時40分

4136とはずがたり:2016/12/30(金) 19:24:11
長い記事だな。。

トランプ氏の政策を徹底分析、見えてきたもの
http://news.goo.ne.jp/article/jbpress/business/jbpress-48790
07:00JBpress

 ドナルド・トランプ氏の米大統領選勝利は、ピープルによるエスタブリッシュメントに対する反乱という「革命」の側面と、グローバリズムに対するナショナリズムの反撃という側面がある。

 この両側面は、英国のEU離脱決定、イタリアでの「五つ星」運動の躍進などにも共通してみられる、世界的な潮流と言えよう。

 中でも今回の米大統領選挙の結果は、世界と日本の将来にとり、最も深刻な影響を及ぼす。

 トランプ氏の勝利の背景には何があったのか、トランプ候補は何を訴え新政権はどのような政策を採ろうとしているのかを、主に国内政策について、選挙期間中のトランプ氏の発言などから分析する。

1 背景となった深刻な米国内経済情勢
 大方の予想に反してトランプ氏が勝利した背景には、米国内各州の深刻な経済、とりわけ雇用喪失がある。

 2016年6月、メーン州での演説で、トランプ氏は、以下のように米国内の雇用喪失の深刻さを訴え、米国の労働者の利益のために自由貿易協定を見直すことを訴えている。

 米国はここ20年間で、5000万人人口が増加したにもかかわらず、製造業の雇用は3分の2に減少した。家計所得は2000年から4000ドル減少し、失業率は1970年以来最も高くなっている。

 9月にロスアンゼルスでは、以下のように演説し、バラク・オバマ政権の自由貿易政策とリーダーの無能を厳しく批判している。

 「米国は、日本、中国、メキシコに対し毎年大規模な貿易赤字を出している。米国に対し、中国は毎年1000億ドルの貿易赤字を出し、日本は毎年数千台の車を輸出し、メキシコからは不法移民が流入している。中国人も数百万人が流入している」

 「日本、中国、メキシコの指導者たちは賢明だ。彼らには豊富な交渉力もある。我々にも、交渉のできる有能な賢いリーダーが必要だ。善良だが米国のために何もできないリーダーはもういらない」

 また9月30日付の『ザ・ヒル』誌は、以下のように、オバマ政権下での一般国民の窮状を訴え既存の民主・共和両党の経済政策を批判し、既存政治にとらわれない実業家トランプ大統領候補の雇用創出政策、財政再建への期待を報じている。

 「オバマ大統領が去る頃には、米国の連邦財政赤字は20兆ドルになり、6割以上の米国民の貯蓄は1000ドル以下になるだう。ヒラリー・クリントンと左派の官僚たちは、政府の介入を増やし、自由市場への規制を強化すればするほど、問題解決になると信じていた」

 「他方、大半の右派は、単に減税し、補助金をバラまいて、わずかの雇用を生み出せばよいと信じていた。どちらも間違っている。幸い今、実業家出身の大統領候補トランプ氏がいる」

 「雇用の創出とは、それぞれの地区議会で工場を閉鎖させないように訴え、税制の環境を維持強化することだ。また、破滅的な貿易協定を再交渉することである」

 「トランプ氏の税制計画は、製造業の対外競争力を高め、雇用の海外流出を止め、事業を継続するものだ。また、大幅な減税と米国内での雇用に寄与した企業に対する報奨金により、米国を世界中から雇用を招き寄せる国にするものだ。我々は二度と奪われる立場に立ってはならない」

 「赤字急増を生む宣戦布告なき戦争を続けてでも産油国を守るべきだという共和党エスタブリッシュメントの主張に反対する。戦争は最後の手段であり、豊かな国には公平な資金分担を求めるべきであり、米国の納税者を彼らの踏み石にさせるべきではない」

 本選挙直前の2016年11月7日にトランプ陣営は次のように、米国内の雇用を喪失させ国内の製造業、畜産業などの主要産業の流出、崩壊をもたらしたとして、NAFTA(北米自由貿易協定)、中国のWTO(世界貿易機関)加盟、米韓自由貿易協定、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)など、既存の貿易協定への反対姿勢を、具体的にデータを上げて明確にしている。

 「TPPにより米国の自動車産業は一掃されるだろう。NAFTAにより、ミシガン、オハイオ、ペンシルベニア各州の自動車産業はメキシコに行ってしまった」

 「ミシガン州では、クリントンとオバマの政策により、米国の雇用と工場は他国に流出した。ミシガン州では、NAFTAと中国との貿易協定により、全雇用の4分の1以上、21万人分の雇用が失われた。2014年に再雇用された人の5人に3人は給料が減り、3人に1人は給料が2割以上減り、NAFTA締結以来ミシガン州では15万7000人分の雇用が失われた」

 「農民も甚大な被害を受けた。ミシガン州の主要畜産品であった牛の、メキシコとカナダへの輸出はNAFTA締結後21年間に46%減少した」

 「韓国との自由貿易協定締結以来、ミシガン州が韓国に輸出していた、自動車、機械類など上位10品目の貿易赤字は54%も増加した」

4137とはずがたり:2016/12/30(金) 19:24:58

 「ヒラリー・クリントンが進めているTPPにより、より多くのミシガン州の雇用が失われ、自動車産業と部品製造工場が中国や東南アジアに行ってしまうだろう」

 「オハイオ州では、NAFTA締結と中国のWTO加盟以来、30万7000人分、3分の1の雇用が失われた。オハイオ州でも2014年に再雇用された労働者の5人に3人は給料が減り、3人に1人は20%以上給料が減った」

 「NAFTA締結以来オハイオ州では14万5000人分の雇用が失われた。オハイオ州からメキシコ、カナダへの主要輸出品であった牛と豚の輸出は、NAFTA締結以来、それぞれ46%、76%減少した。韓国との自由貿易協定により、ヒラリー・クリントンは7万人分の雇用が創出されると言ったが、締結後の4年間で上位10品目の対韓輸出は58%も減少した」

 「ペンシルベニア州では、NAFTAと中国のWTO加盟により、製造業の雇用は30万8000人分、3分の1が失われた。メキシコとカナダへの牛の輸出は46%減少し、対韓貿易では、米韓自由貿易協定締結後、赤字額が54%増加した」

 「同様に、ノースカロライナ州では、製造業の雇用は34万8600万人分、43%減少した。特に繊維産業は壊滅し、ハイテク産業も打撃を受けた。この18年間で、ノースカロライナ州の最大の輸出産業であったコンピューターと電子部品は、390億ドルの赤字に転落した」

 「この新産業での赤字と、NAFTAによる自動車産業、製造業の赤字とあいまって、ノースカロライナ州の貿易は赤字になった。牛のメキシコ、カナダへの輸出額は、NAFTAの22年間で59%減少した」

 「米韓自由貿易について、クリントン長官は7万人分の雇用を生み、輸出を増加させると言っていたが、協定締結以来4年間で対韓貿易赤字は64%増加した」

 「ニューハンプシャー州では、製造業の雇用は23万人分、3分の1が失われた。牛のメキシコ、カナダへの輸出額は、NAFTAの22年間で59%減少した」

 「クリントン長官は、『新たな改善された米韓貿易協定』により、より多くの雇用が生み出され輸出は増加すると言っていたが、実際には対韓貿易赤字は154億ドル、99%増加した」

 「このことは、10万2500人分の米国人の雇用が失われたことに相当する。米韓自由貿易協定締結以来、対韓貿易赤字は23%増加した。特に主要農畜産品であるリンゴとミルクの輸出は、それぞれ4年間で8%と88%減少した」

 「TPPによりニューハンプシャー州は、雇用を喪失し、高価な訴訟沙汰に晒されることになるだろう。TPPは、外国企業に同州や米国に対する訴訟における秘密国際法廷での特別な権利を保障している。そのため、外国企業は米国の納税者から際限なく賠償金を得ることができる」

 上に挙げられているミシガン、オハイオ、ペンシルベニア、ノースカロライナ、ニューハンプシャーの諸州はいずれも、スウィング・ステイトと呼ばれる、民主党か共和党かいずれか票が割れる州であり、大統領選挙本選挙の帰趨を決する諸州でもある。

 中でも、ミシガン、オハイオ、ペンシルベニアなどの各州は、かつては米国の中核的産業地帯であった。しかし、20世紀の中頃から、産業の西部への移転、産業構造の変化、国際化など、種々の要因により衰退してきた。

 そのため、「ラストベルト(錆びついた地帯)」と呼ばれている。これらラストベルトの3州の衰退に、近年さらに拍車がかかっている。

 これらの3州では、スウィング州の中でも、これまでは、自動車労組組合員などを中心とする民主党支持者が比較的優勢を占めていた。

 しかし、ビル・クリントン大統領時代以来民主党政権が積極的に進めてきたNAFTAその他の自由貿易協定の結果、これらの州は、自動車産業の衰退、関連企業の海外移転、雇用の喪失、賃金の伸び悩みなど、深刻な経済危機にさらされてきた。他のノースカロライナ、ニューハンプシャー州も同様の状況にある。

 上記の5州のもう1つの主要産業である農畜産業も同様であり、大幅な貿易赤字と減産、雇用喪失を強いられている。これら5諸州は、このようにNAFTA、中国のWTO加盟、米韓自由貿易協定などで最も深刻な打撃を受けてきた諸州でもある。

 上記のトランプ陣営の本選挙直前の文書では、これらの自由貿易協定を推進したオバマ政権、ヒラリー・クリントン国務長官の責任を厳しく糺している。本選挙では、ニューハンプシャー州を除き、すべてトランプ候補が制し、大統領選勝利を決定づけた。

 その背景には、上記の、自由貿易体制のもとで米国内の産業の空洞化と雇用の喪失が一般の労働者や農民に深刻な打撃を与え、既存の政治家、エスタブリッシュメントに対する憤懣として鬱積していたという事情がある。

4138とはずがたり:2016/12/30(金) 19:25:20
 トランプ候補は、「ピープル」の憤懣の声を聴き取り、そのエネルギーを「アメリカ・ファースト」のスローガンのもと、結集することに成功した。同時に彼は、既存の政治に染まらない、しかも実業家としての実績を持つ有能なリーダーという、自らのイメージ創りにも成功している。それらが彼を勝利に導いたと言える。

 言い替えれば、トランプ氏がくみ上げることに成功した、国内経済問題に対する一般の労働者や農民の憤懣、特に雇用問題が、大統領選挙の勝敗を決する決定的要因となったと言えよう。

2 国内雇用回復、国内産業再生への期待
 2016年6月30日付の『フォーブス』誌は、トランプ氏の経済政策について、以下のように論じている。

 「トランプ氏が主張する、中間層を代表して貿易と移民について交渉する際の出発点は、貿易は自由であるべきだが、公正(fair)でなければならない。移民は歓迎されるべきだが、評価(measured)されねばならないというものであった」

 「トランプ氏こそ、所得格差と地域不安が取り返しのつかない点に達する前に、高まるナショナリズムの感情を正しく導ける、現実主義的な起業家精神を持つ希望の星である」

 「英国民がEUからの離脱に賛成票を投じ、米国の有権者がエスタブリッシュメントの候補者にノーを突きつけたのは、数十年にわたる賃金の伸び悩み、生活費の高騰、治安の悪化などをもたらした戦後の経済政治秩序に対する拒絶を反映したものである」

 「ビル・クリントン大統領は、統一した労働基準や為替操作を統制する規則を強制することもなく、中国のWTO加盟を承認した。移民受け入れは、慎重に実行する必要があったにもかかわらず、欧米の経済を成長させ繁栄をもたらすとして、軽率に拡大された」

 「官僚主義的なEUは、英国民にほとんど離脱交渉の余地を与えなかったが、英国民は投票を通じて変化を要求した。同様に、トランプ氏は、米国民の貿易と移民問題で、これ以上誤った政策を続けたくないという、草の根の声に耳を傾けた」

 「トランプ氏は孤立主義者ではない。彼は、グローバルな国際的エリートの利益ではなく、米国民の最善の利益を代表する賢明なグローバリストである」

 「EU離脱という投票結果は、英国と大陸との関係のあり方についての交渉の始まりを示しているが、同様にトランプ氏の主張は、米国の政治的エスタブリッシュメントに対し、労働者階層の窮状に対応するよう強いるものだ」

 「米国民は、英国のEU離脱による経済落ち込みに陥ることなく、現状からの経済再生を達成できる。トランプ氏の起業家精神に基づく解決策は、そのための最大の希望の星である」

 このように、トランプ大統領候補が一般国民の期待に応えて、米国に雇用を取り戻し、経済再生を可能にする最善の人物であることを強調している。

 選挙直前に行われたミシガン州での演説で、トランプ氏は、ラストベルトの経済再生策について、以下のように約束している。

 「ミシガン州こそ私の最後の演説の場所として最もふさわしい。私が大統領になれば、ミシガン州が外部委託によって失った雇用を取り戻し、ミシガン州を経済の原動力とすることを約束する」

 「かつては、地元のフリントで車が作られ、皆さんはメキシコで水を飲むことはなかった。今ではフリントでは車が作られず、皆さんはフリントの水を飲めなくなっている。我々が勝利すれば、自動車工場を造り拡張する。私は皆さんのためにしなければならないことをよく分かっている。それは、これまでよりも大きく、より良く、より強い自動車策業をミシガン州に取り戻すことだ」

 さらに「ミシガン州は歴史的な岐路に立っている。もしも我々がミシガンで勝利すれば、我々はこの歴史的選挙で勝利し、我々が望んできたものをすべて実行することができる」と、参加者に本選挙の歴史的な意義を強調している。

 また、2016年11月6日のミネソタ州での選挙直前の演説では、有権者に対して、以下のように訴えている。

 「我々の失敗を重ねてきたエスタブリュッシュメントは家庭での貧困と海外からの災厄以外に何物ももたらさなかった。我々はこの国を貧血状態にしてきた経済と政治には飽き飽きした。今こそ真の変化、人々を責任ある地位に就ける変化の時だ」

 「この選挙で、腐敗した政治支配層か、あなた方『アメリカ人民』か、いずれがこの国を運営するかが決まる。彼女(クリントン)は彼らとともにある。私はあなた方とともにある。これが最後のチャンスだ」

 「オバマケアを直ちに撤廃し取り換えるための真の変化が始まっている。オバマケアをそのままにしておけば、ミネソタ州の住民は、保険料の60%の引き上げを経験することになるだろう」

 「真の変化とは、我々の政府に正直さを取り戻すことを意味する」

4139とはずがたり:2016/12/30(金) 19:25:39
 「私が米国の有権者にする第1の約束は、政府の腐敗を終わらせ、この国を特殊利益から解放することだ」

 「トランプ政権は、米国から雇用が流出するのを止めるとともに、ミネソタ州から雇用が逃げ出すのを止める。もしある企業が、ミネソタを離れ、労働者を解雇し、別の国に移り、その製品を米国に輸入しようとするなら、35%の税を課する」

 「我々は、シェール、原油、天然ガス、クリーンな石炭などの国産エネルギーを、規制から解き放つ。我々は、ミネソタの農民、労働者、小規模事業家にとり有害な、オバマ政権による規制をすべて撤廃する」

 以上のように、トランプ候補は選挙戦の最終段階でも、企業の海外流出阻止と規制緩和により雇用を創出することを強調し、経済再生を誓っている。他方でトランプ候補は、大統領選挙直前のミネソタ州での演説でも、レーガン政権以来の大減税を行うと表明している。

 このような大減税と、後述するインフラ投資、国防費の削減停止を、20兆ドルに上る連邦財政赤字の中、同時に達成するのは容易ではないと思われる。規制緩和、国内のインフラと軍事への投資、保護主義的な貿易政策により、経済が活性化され、必要な財源が確保できるかが注目される。

3 各種の規制緩和政策
 トランプ氏は、経済再生の切り札として各種の規制緩和を進めることを、具体例を挙げて選挙期間中一貫して訴えている。規制緩和全般については、不要な規制をあぶり出し、その1割を止め、ビジネスを活性化するとしている。

(1)銀行業務の規制緩和

 トランプ氏は、選挙期間中は銀行やウォール街を攻撃し、ポピュリスト的な発言をしてきた。しかし大統領選挙の最終段階では、ポピュリスト的色彩を薄め、ウォール街寄りの政策を打ち出している。

 金融面では、政権移行チームは、金融危機後に銀行規制のために制定され、オバマ大統領が署名した2010年の「ドッド・フランク法」を見直すとしている。また不況期に商業銀行と投資銀行の分離を規定し、メガバンクを破壊した「グラス・スティーガル法」の再導入という選挙期間中の主張も、触れられなくなった。

 2016年初めのアイオワの選挙運動でも、トランプ氏は、「ウォール街を、罰を受けずに逃れさせてはならない。ウォール街にも課税すべきだ。ヘッジファンドの減税措置はなくすべきだ。他の候補は銀行に操られている」と主張してきた。

 しかしトランプ氏の選挙期間中の財務責任者であったスティーブン・ミニューチン氏は、ヘッジファンドのマネージャーであり、元ゴールドマン・サックスの銀行家でもあった。ミニューチン氏は、財務長官に指名されている。

 移行チームの財務政策担当のポール・アトキンス氏はトランプ氏について、「彼は長年にわたり金融規制と企業に対する制裁に反対してきたので、金融関係の経営者とマーケットは、彼の当選を喜んでいるだろう」と述べている。

 トランプ政権では、規制緩和が重大な政策項目となるとの移行チーム財務担当者の発言が伝えられると、ニューヨークのダウ平均株価は約4%上昇した。

 トランプ氏は減税よりも税体系の見直しを重視している。特に、税体系の見直しにおいては、会社や投資家にとり、株式買い取りよりも投資を魅力的なものにしなくてはならないとみている。

(2)労働政策の規制緩和

 労働政策については、トランプ氏は、労働省の新規制には反対するとしている。

 顧客にとり最善の利益となり、顧客とアドバイザーの間の利益対立を解消するために、すべての仲介業者と財務アドバイザーに対して消費者側にとり有利になる基準を定めるための、労働省の新しい規制にも反対するとみられている。

(3)国内エネルギー産業の規制緩和

 国内エネルギー産業へのインフラ投資については、積極的である。

 ジョージ・W・ブッシュ政権の政府高官でトランプ氏に近い人物の発言によれば、これまで環境保護と安全性の観点からオバマ政権下では開発が中止されてきて論争となっている、キーストーンXLやダコタ・アクセスのパイプライン計画について、トランプ新大統領は就任早々にも前進させるだろうと語っている。

 キーストーンXLはカナダのアルバータ州のタールサンドとメキシコ湾岸にある米国の精油所を結ぶパイプラインで、専門家は誰もが最高のものだと称賛する設備である。パイプラインの安全性を判定する権限を持つ連邦機関も安全性に問題はないとみている。

 それにもかかわらず、オバマ大統領は、パリの気候変動会議を1か月後に控えているとの理由で、2015年、パイプラインの開発認可を拒否した。パイプラインを敷設しているトランスカナダ会社は、敷設を拒否している米連邦政府を現在訴えている。

4140とはずがたり:2016/12/30(金) 19:26:05

 現在使用中のパイプラインは鉄道よりも安全であることは立証されている。それにもかかわらずオバマ政権は、連邦のパイプラインの安全性を確認する担当機関には意見を求めず、実情を知らない司法省にパイプライン開発の許認可権を与え、パイプラインの専門家の発言は封じられている。

 オバマ政権のもとで一部の活動家たちは、陸軍工兵団がパイプライン建設に許可を与える前に、環境評価が不十分として反対するという戦略を採っている。しかし、166ページに及ぶ陸軍工兵団の環境評価報告の内容は、事実に基づき詳細に記されたものであり、活動家たちが主張するような問題はない。

 しかしオバマ政権は、水質汚濁を理由にパイプライン計画に反対するネイティブ・アメリカンと活動家たちが2度も法廷で敗訴したにもかかわらず、彼らを擁護して、パイプライン計画の中止を命じている。

 トランプ氏の移行チームは、元のブッシュ政権やレーガン政権のメンバーから多くの制度上の知見を得ている。しかし、前政権の関係者の多くは、トランプ新政権での地位を得るために協力しているわけではない。それほど、オバマ政権の行き過ぎた政策に対する、保守良識派の不満は鬱積していると言える。パイプライン問題はその点を象徴している。

(4)社会保障関連法の規制緩和

 トランプ政権は。オバマ政権のもとで制定された「可能介護(affordable care)法」に盛られた、大量の実施規則、指針を、来年早々に修正または削除する。健康介護法と保険金支払いを巡る訴訟を含め、司法省が係争中の法案について、トランプ政権は、共和党員に有利なように法案を修正するであろう。

 トランプ政権は以下のような方法により、オバマケアの規制を緩和しあるいは修正することになる。

・下院の共和党員が、オバマ政権は、議会の承認を得ることなく、非合法の、コスト分担に対する補償金支払いを命じているとして、法務省を訴えている。トランプ政権は、この訴訟について、法務省側に法廷闘争を止めさせ、市場を弱めるような保険者への補償金の支払いを止めるだろう。

・最も重篤な患者にかかる費用をカバーするためのリスク・コリダー(回廊)保険金の支払いについて、オバマ政権は保険者に支払わせるように訴訟を決着させようとした。これに対し、議会の共和党は、リスク・コリダー保険は、予算に対し中立的でなければならないとの法律に違反する違法な補償金だとして強硬に反対している。トランプ政権は、司法省に対し、この訴訟についても共和党の意向に沿うように決着させるだろう。

・トランプ政権は、誰もがいずれ必要とする個人の医療介護保険の適用範囲拡大を保証するために、個人が義務的に支払うべき保険金に、より多くの例外規定を設けるであろう。

・トランプ政権は、オバマケア基金に対する、奉仕または登録による支援を中止するであろう。

・トランプ政権は、オバマ政権がすべての企業に対し、その保険計画に避妊法を含めるよう雇用者に要求していた、保健福祉省による義務規定を見直すであろう。最高裁は、より多くの事業者に例外を認める判決を出している。

4 トランプ新大統領の移民政策、対テロ政策
 トランプ候補は2015年5月、メキシコとの国境に壁を造ると明言している。その際、不法移民には善良な人もいるが、「一部には強姦者、殺人者、麻薬密輸人も含まれ、彼らは南部の国境から入ってくる」と、メキシコからの不法移民の危険性を訴えている。

 トランプ候補は、壁を造る理由として、メキシコ国境が乗り越えられるため、米国に安全保障上の危機がもたらされているとの危機感を指摘している。また、壁の建設に対しては1億人の米国民の暗黙の支持があり、バチカンにも壁があるが誰も法王を非難はしないと、正当性を主張している。

 さらに、壁建設の資金は「メキシコに払わせるべきだ」、なぜなら、メキシコが、「米国をかじり取り、国境と経済の両面で利益を得ているからだ」と主張している。

 トランプ候補は、具体的にどのようにしてメキシコに壁建設の資金を出させるかについては言及していないが、米国がこれ以上不法移民を受け入れられない、我慢の限界にきているとし、壁建設などの強硬策の必要性を説いている。

 また建設業者としての実績のあるトランプ氏は、「誰にも自分のような壁は作れない」とも表明し、壁建設実現への自信を見せている。

4141とはずがたり:2016/12/30(金) 19:26:23

 2015年2月にトランプ候補は、オバマ大統領の不法移民に対する恩赦を違法として、一刻も早く撤廃するよう主張した。メキシコからの不法移民には、テロ組織とつながりを持つ数千人に上る者も含まれており、事態はさらに悪化していると訴えている。

 2016年11月にはミネソタ州で移民対策について、以下のように具体的に述べている。

 「トランプ新政権は、受け入れ先の地域住民の了解なく海外からの難民を受け入れない。テロに好意的な地域からの難民については、全面的な審査が終り、受け入れのための態勢が保証されない限り入国許可を出さない。我々は国境の安全を守り防衛する。もちろん、巨大な壁も建設する」

 「我々は、不法移民の流入を止め、外国人犯罪者を追放し、市民への脅威となっている犯罪者と犯罪組織を最後の一人まで排除する」

 ムスリム移民についても、米国の指導者が何が起こっているか分かるまで、ムスリム移民の米国への流入を全面的に禁止すべきだと主張している。世論調査結果によれば、米国人の25%が米国内での暴力行為の一部はジハードとして正当化されていると感じ、51%が、米国のムスリムには、(米国を捨てて)イスラム法で統治されるとの選択肢が与えられるべきだという考えに同意している。

 このように米国民の間でムスリム移民に対する反感が高まっている。

 トランプ氏は、このような世論を踏まえ、米国民の間で憎悪が理解を上回っていることは明らかであり、この問題とそのもたらす脅威について我々が理解し対応策を決める前に、ジハードを妄信する連中のテロの犠牲者になるわけにはいかないとし、ジハードから米国民を守るべきだと訴えている。そのための決定的な方法がムスリム移民の全面入国禁止であると主張している。

 2015年3月、イランとの交渉について、トランプ氏は、ジョン・ケリー国務長官はイランに対し、我々の要求はこれだと突きつけ、もしイラン側が受け入れないなら交渉を打ち切るべきだ、オバマ政権はイランと長々と交渉しているが、こんなものは交渉とは言えない、私なら、イランとの交渉は一日で片付けられると、対イラン強硬論を主張している。

 また、オバマ政権はあまりにも絶望感にとらわれ過ぎて、イランと悪い交渉をしてしまった、イスラエル寄りとは思われないと非難している。

 イスラエルについてトランプ候補は、エルサレムはイスラエルの首都であり、市民の安全上首都は分割されるのは望ましくないとし、「私はイスラエルの真の友である」と発言し、クリントン氏が引き継ごうとしているオバマ政権のイスラエルたたきの政策を止めさせると約束している。

 銃規制については、国民に武器保持の権利を認めた憲法修正第二条を尊重するとして、銃規制反対の姿勢を明示している。また、最高裁判所判事については、堕胎に反対し生命を尊重する保守派の判事を任命することを約束している。

 これらの国内での銃規制反対、堕胎反対などはいずれも共和党の伝統的な支持層である全米ライフル協会、キリスト教福音派などの主張に沿った政策である。

 黒人層のトランプ支持率は8%、クリントン支持率が88%とも報じられており、黒人は最も反トランプの多いマイノリティだが、その中でも、黒人の若者の大半が独立派を支持しているとの、次のような声もネットを通じて寄せられている。

 「クリントン氏は自分が最善と思うことをするだけ、民意に迎合するだけで、黒人の若者の気持ちが分かっていない。トランプ氏は、若者の悩みに応える政策を提示してきた」

 「オバマ政権の8年間がたっても、4割の黒人の少年少女が貧困のうちに暮らしており、黒人は持ち家比率が白人よりも低く、失業者の比率も高い。黒人の若者の多くは、失うものはないと感じている。オバマ政権の8年間の政策は何ももたらさず、黒人層の傷を深めただけだ。クリントン氏がオバマの政策を継承するのは我慢ならない」

 このような黒人の若者の声は少数意見とみられるが、オバマ政権の政策が黒人層にすら十分な恩恵を与えず、失望を招いている一面を伝えている。なお、トランプ氏は、黒人の若者に対しては、特に教育の機会の拡大を訴えている。

 ネイティブ・アメリカンも民主党支持が多数派のマイノリティであるが、保護区内の石油などの数十億ドルに上るエネルギーに対する備蓄規制を緩和し、ネイティブが主体的に事業に取り組めるようにしてもらいたいとの要望もある。

 この点では、トランプ氏の主張が一部のネイティブ・アメリカンにも受け入れられるものであることを示している。

4142とはずがたり:2016/12/30(金) 19:27:26
>>4136-4142
 ヒスパニック系のトランプ候補に対する支持率は28%と報じられている。しかし、ヒスパニック系の米国人の中にも、米国は法治国であり、メキシコ出身者でも不法移民は不法なことに変わりはなく、彼らのおかげで、米国の市民として立派に責務を果たしているヒスパニック系の市民の職が脅かされ、あるいは地域の治安が悪化するなど迷惑を受けているとして、壁の建設を支持する声もある。

 このように、トランプ候補の移民政策やテロ対策に関する主張は、過激に聞こえても、各種エスニックグループの本音の要求に応えた面も多い。そのため、マイノリティも含めて幅広い支持を集めることができたと言えよう。その意味で、トランプ氏の主張が米国の分断を深めたという指摘は、必ずしも正確とは言えない。

5 高い軍、法執行機関への評価と期待
 トランプ氏は2016年年9月15日、ロスアンゼルスの海軍艦艇「アイオワ」艦上の演説で、以下のように、軍の再建と退役軍人、国境警備隊、警察官に配慮した政策をとることを明言し、国防や治安の第一線に立つ人々に相応の処遇を与え、強い米国を再建することを約束している。同時に、対外的にも交渉力のある有能なリーダーの必要性を訴えている。

 「退役軍人が多くの場合、不法移民よりも冷遇されているのは不公正だ。退役軍人用病院の不適切な管理、長い待ち時間を是正し、システムを改革する。民間病院の利用を進め、サービスを向上し、治療水準を改善する。米国を再び強くし、軍を強化し、退役軍人のための社会保障を充実する」

 「私を77人の中将、200人以上の軍人、22人の名誉勲章受章者が支持している。シークレットサービス、ニューヨーク市警にも感謝している。私は、『米国第一』を信条とし、再び米国に誇りをもたらす」

 「イランやプーチンから尊敬されるような大統領では駄目だ。イランとの取引にオバマは1500億ドル以上をつぎ込み、核兵器を保有する権利を約束した。クリントンとケリーは世界中で破綻を招いている」

 「国内にも多くの問題がある。不法移民により米国民の所得が失われ、麻薬が密輸入され、富が国外に流出した」

 軍については、オバマ政権の国防費の強制削減措置を止め、強い軍を再建すると表明している。また法執行機関についても、「国境警備隊も自らが無力なことにどうすればよいか議論している。

 不法移民の子供たちを85年間も面倒を見る必要があるのだろうか?」と演説し、理解と支援の姿勢を明確にしている。尋問方法として問題になっていた水責めについても、拷問に当たらないとして、法執行機関の活動への拘束を緩めている。

まとめ
 以上から、トランプ候補の主張が、いかに、一般国民の各層、各州、各種エスニックグループ、軍・法執行機関など、幅広い国民の支持を得るような内容であり、またそれに応じるきめ細かな訴えを、選挙期間を通じて、演説会やメディアを使い様々の機会に展開してきたかが分かる。

 また、単なるポピュリストではなく、ウォール街、銀行、エネルギー産業、軍需産業など、経済界の要望も踏まえた現実的政策を当選直後から正面に打ち出すようになっており、今後の政権基盤が財界主流を巻き込んだ堅固なものになる兆候を見せている。

 トランプ氏は政治歴も軍歴もない実業家出身の初の米大統領であり、選挙期間中に主張していた政策も内政が主である。内政面の政策運営については、選挙期間中の公約から一部乖離することはあっても、その支持基盤を為す一般の労働者、農民、小規模企業家などの声を反映した政策をとらねばならないとみられる。

 もともと共和党内でも主流派から外れ、党組織の支持はあまり期待できないトランプ新大統領としては、2期目を目指すためにも、雇用の確保、企業の海外移転阻止、各種の規制緩和、減税、自由貿易政策の見直し、壁の建設を含めた移民対策と国境管理の強化、治安維持とテロ対策、国内インフラ投資の拡大など、支持層の利害に直結した政策については、概ね選挙間の公約に沿って実行されるとみられる。

 他方、一般の民衆には直接影響の少ない、外交、国防など安全保障面の問題は、トランプ政権に入る専門家グループの意見がかなり反映されるとみられ、今後の政策は不透明な部分が多い。

 しかし、いずれにしても、「米国の国益第一」を追求し、「米国を再び偉大にする」との大目的に沿う政策になるであろう。

(矢野 義昭)

4143とはずがたり:2016/12/30(金) 19:32:05
>>4136-4142

>米国はここ20年間で、5000万人人口が増加したにもかかわらず、製造業の雇用は3分の2に減少した。家計所得は2000年から4000ドル減少し、失業率は1970年以来最も高くなっている。

>ミシガン、オハイオ、ペンシルベニア、ノースカロライナ、ニューハンプシャーの諸州はいずれも、スウィング・ステイトと呼ばれる大統領選挙本選挙の帰趨を決する諸州でもある。

> 中でも、ミシガン、オハイオ、ペンシルベニアなどの各州は、かつては米国の中核的産業地帯であった。しかし、20世紀の中頃から、産業の西部への移転、産業構造の変化、国際化など、種々の要因により衰退してきた。
> そのため、「ラストベルト(錆びついた地帯)」と呼ばれている。
> これらの3州では、スウィング州の中でも、これまでは、自動車労組組合員などを中心とする民主党支持者が比較的優勢を占めていた。
> しかし、ビル・クリントン大統領時代以来民主党政権が積極的に進めてきたNAFTAその他の自由貿易協定の結果、深刻な経済危機にさらされてきた。他のノースカロライナ、ニューハンプシャー州も同様の状況にある。
>上記の5州のもう1つの主要産業である農畜産業も同様であり、大幅な貿易赤字と減産、雇用喪失を強いられている。これら5諸州は、このようにNAFTA、中国のWTO加盟、米韓自由貿易協定などで最も深刻な打撃を受けてきた諸州でもある。

> 「英国民がEUからの離脱に賛成票を投じ、米国の有権者がエスタブリッシュメントの候補者にノーを突きつけたのは、数十年にわたる賃金の伸び悩み、生活費の高騰、治安の悪化などをもたらした戦後の経済政治秩序に対する拒絶を反映したものである」

> 「ビル・クリントン大統領は、統一した労働基準や為替操作を統制する規則を強制することもなく、中国のWTO加盟を承認した。移民受け入れは、慎重に実行する必要があったにもかかわらず、欧米の経済を成長させ繁栄をもたらすとして、軽率に拡大された」

>「我々は、シェール、原油、天然ガス、クリーンな石炭などの国産エネルギーを、規制から解き放つ。我々は、ミネソタの農民、労働者、小規模事業家にとり有害な、オバマ政権による規制をすべて撤廃する」

>トランプ氏は、選挙期間中は銀行やウォール街を攻撃し、ポピュリスト的な発言をしてきた。しかし大統領選挙の最終段階では、ポピュリスト的色彩を薄め、ウォール街寄りの政策を打ち出している。
>2016年初めのアイオワの選挙運動でも、トランプ氏は、「ウォール街を、罰を受けずに逃れさせてはならない。ウォール街にも課税すべきだ。ヘッジファンドの減税措置はなくすべきだ。他の候補は銀行に操られている」と主張してきた。
>しかしトランプ氏の選挙期間中の財務責任者であったスティーブン・ミニューチン氏は、ヘッジファンドのマネージャーであり、元ゴールドマン・サックスの銀行家でもあった。ミニューチン氏は、財務長官に指名されている。

>トランプ氏は減税よりも税体系の見直しを重視している。特に、税体系の見直しにおいては、会社や投資家にとり、株式買い取りよりも投資を魅力的なものにしなくてはならないとみている。

>ジョージ・W・ブッシュ政権の政府高官でトランプ氏に近い人物の発言によれば、これまで環境保護と安全性の観点からオバマ政権下では開発が中止されてきて論争となっている、キーストーンXLやダコタ・アクセスのパイプライン計画について、トランプ新大統領は就任早々にも前進させるだろうと語っている。
> 現在使用中のパイプラインは鉄道よりも安全であることは立証されている。それにもかかわらずオバマ政権は、連邦のパイプラインの安全性を確認する担当機関には意見を求めず、実情を知らない司法省にパイプライン開発の許認可権を与え、パイプラインの専門家の発言は封じられている。

4144とはずがたり:2016/12/30(金) 19:38:09
トランプ政権を牛耳る通商タカ派
米国の対中国政策を批判してきたナバロ氏起用、過激な見解に注目
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1060165061/1050-1051
2016.12.27(火) Financial Times(英フィナンシャル・タイムズ紙?2016年12月23日付)

4145名無しさん:2016/12/31(土) 08:31:43
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016122800567&amp;g=pol
米オバマ外交、「和解」「平和」求めた8年間=弱腰との批判も

 【ホノルル時事】オバマ米大統領が27日(日本時間28日)、安倍晋三首相と旧日本軍の攻撃を受けたハワイ真珠湾を慰霊訪問したことは、任期8年間の外交・安保政策で追求した敵対国との「和解」や「平和」を象徴するものとなった。ただ、国際協調を重視する姿勢は時に「弱腰」と批判され、トランプ次期大統領誕生の一因になったとの見方もある。
 大統領はこの日、首相と一緒に日本軍に撃沈された戦艦アリゾナの記念館を訪問。その後の演説で、「戦争よりも平和から勝ち取れる恩恵の方が多い、というメッセージを共に送りたい」と改めて訴えた。
 オバマ氏にとって「平和」は、2008年の大統領選から最重要テーマの一つだった。任期前半は、米国が関与したアフガニスタンとイラクでの二つの戦争の終結に心血を注ぐ結果となった。
 12年に米大統領として初訪問したミャンマー、武器禁輸を撤廃したベトナム、54年ぶりに国交を回復したキューバなど、米国が抱える歴史的な対立関係の改善にも取り組んだ。
 「平和」の実現には、常に「和解」のプロセスが必要となる。「8年前には考えられなかった」(米政府高官)大統領の被爆地・広島訪問や首相の真珠湾訪問は、同盟国との間に横たわる潜在的な「歴史問題」でさえ、完全な克服が容易ではないことを示しているとも言える。
 一方で、オバマ氏は中東やウクライナの情勢をめぐって軍事解決を回避してきたことで、内外から「弱腰外交」との批判を受けてきた。中国の海洋進出や北朝鮮の核問題を抑止できていない。こうした事態への反発が、「米国を再び偉大な国にする」(トランプ氏)といったスローガンへの支持を高めてきた側面は否めない。
 オバマ氏は演説で、第2次世界大戦を戦い抜いた世代を「戦争にひるむことを拒んだ」とたたえた。米国が指導力を発揮して平和を実現する難しさは、来年1月20日からトランプ次期大統領に引き継がれる。 (2016/12/28-15:43)

4146チバQ:2017/01/04(水) 15:03:29
http://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20170104031.html
情報BOX:トランプ米次期政権の閣僚候補者の顔ぶれ
12:44ロイター

情報BOX:トランプ米次期政権の閣僚候補者の顔ぶれ
 1月3日、ドナルド・トランプ次期大統領が率いる新政権の主要ポストに名前が挙がった候補者と、すでに指名が決まった新閣僚の顔ぶれ。写真はニューメキシコ州で昨年10月撮影(2017年 ロイター/Carlo Allegri)
(ロイター)
[3日 ロイター] - ドナルド・トランプ次期大統領が率いる新政権の主要ポストに名前が挙がった候補者と、すでに指名が決まった新閣僚の顔ぶれは以下の通り。

<すでに指名が決まったポスト>

●米通商代表部(USTR)代表

*ロバート・ライトハイザー

●国土安全保障長官

*ジョン・ケリー(海兵隊退役大将)

●環境保護局(EPA)局長

*スコット・プルイット(オクラホマ州の司法長官)

●労働長官

*アンディー・パズダー(ファストフード大手CKEレストランツ・ホールディングスの最高経営責任者)

●住宅都市開発長官

*ベン・カーソン(元神経外科医)

●大統領首席補佐官

*ラインス・プリーバス(共和党全国委員長)

●首席戦略官兼上級顧問

*スティーブン・バノン(保守系メディア「ブライトバート・ニュース」の元トップ)

●司法長官

*ジェフ・セッションズ(アラバマ州選出共和党上院議員)

●中央情報局(CIA)長官

*マイク・ポンペオ(カンザス州選出共和党下院議員)

●国家安全保障担当の大統領補佐官

*マイケル・フリン(退役陸軍中将、元国防情報局長)

●国連大使

*ニッキー・ヘイリー(サウスカロライナ州知事)

●教育長官

*ベッツィー・デボス(共和党の献金者。党の元ミシガン州委員長)

●厚生長官

*トム・プライス(ジョージア州選出共和党下院議員)

●運輸長官

*イレイン・チャオ(元労働長官。夫は共和党のマコネル上院院内総務)

●財務長官

*スティーブン・ムニューチン(元ゴールドマン・サックス<GS.N>幹部、選挙戦でのトランプ陣営の財務責任者)

●商務長官

*ウィルバー・ロス(著名投資家、ファンド「WLロス」会長)

●国防長官

*ジェームズ・マティス(元中央軍司令官)

●エネルギー長官

*リック・ペリー(前テキサス州知事)

●国家経済会議(NEC)委員長

*ゲーリー・コーン(ゴールドマン・サックス社長兼最高執行責任者)

●国務長官

*レックス・ティラーソン(エクソンモービル<XOM.N>の会長兼最高経営責任者)

●中小企業庁長官

*リンダ・マクマホン(プロレス団体の共同創業者で元最高経営責任者)

●内務長官

*ライアン・ジンキ(モンタナ州選出共和党下院議員)

●陸軍長官

*ビンセント・ビオラ(高頻度取引企業バーチュ・ファイナンシャル<VIRT.O>創業者)

●行政管理予算局(OMB)局長

*ミック・マルバニー(共和党下院議員、サウスカロライナ州)

●国家通商会議(新設、National Trade Council)

*ピーター・ナバロ(対中強硬派エコノミスト)

●国土安全保障・対テロ担当補佐官

*トーマス・ボサート(コンサルティング会社経営、ブッシュ前政権の国土安全保障担当副補佐官)

4147チバQ:2017/01/04(水) 15:03:48
<名前が挙がっている候補者>

●連邦準備理事会(FRB)副議長(銀行監督担当)

*ジョン・アリソン(米BB&T<BBT.N>の元CEO、米保守系シンクタンクのケイトー研究所元所長)

*ポール・アトキンス(米証券取引委員会(SEC)元委員、政権移行チームで金融規制の助言担当)

*トーマス・ホーニグ(米連邦預金保険公社(FDIC)副総裁、元カンザスシティー地区連銀総裁)

●証券取引委員会(SEC)

*ジェイ・クレイトン氏(法律事務所サリバン・アンド・クロムウェルのパートナー)

*ポール・アトキンス

*ラルフ・フェラーラ(米プロスカウア・ローズ法律事務所の証券担当弁護士)

*ダニエル・ギャラガー(元SEC委員、共和党)

*内容を追加します。

4148チバQ:2017/01/04(水) 15:11:03
http://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-152224.html
トランプ政権が発足前に直面している「難題」 問題含みの閣僚を全員就任させられるか
06:00東洋経済オンライン

トランプ政権が発足前に直面している「難題」 問題含みの閣僚を全員就任させられるか
トランプ政権が発足前に直面している「難題」
(東洋経済オンライン)
1月20日の米国第45代大統領への就任まで2週間あまりとなったいま、ドナルド・トランプ氏は、誰もが予想していなかった米政界の頂点に上り詰めるという自信と高慢さに満ちている。しかし、トランプ氏が数々の政治的、そして経済政策上の難題に直面しているという事実は隠しようがないし、大衆の期待感や不安感、懐疑心の大きさはこれまでの大統領とは比べものにならない。

トランプ氏の最大の頭痛のタネは、彼とウラジーミル・プーチン大統領率いるロシアとの結びつきが親密すぎるという批判や、中央情報局(CIA)との苦々しい確執に対する非難が集中していることだ。CIAや米国のそのほかの情報機関は、ロシアが11月の米国大統領選でトランプ氏に有利に傾けようと干渉したとの報告書をまとめており、これに対して同氏は猛然と反発している。

「問題児」を次々と政権要職に指名
ロシアによる干渉をめぐる議論は、米エクソンモービルの会長兼CEOのレックス・ティラーソン氏を国務長官に、そして国家安全保障担当補佐官に元陸軍中将のマイケル・フリン氏を、さらに副補佐官に元フォックス・ニュースのアナリストを務めるK.T. (キャスリーン・トロイア) マクファーランド氏をあわてて指名させる圧力となった。

ティラーソン氏とフリン氏は目下、大統領選にロシアが干渉したというCIAの報告を公式に認めるという巨大なプレッシャーにさらされている。それによってトランプ氏との関係に亀裂が入るリスクを負うか、あるいはCIAに同意せず、議会と戦うリスクを負うかを迫られている。特にティラーソン氏の場合、就任には上院の承認が必要なため、安易にCIAと対立するのは得策ではないと言える。

トランプ氏とCIAの関係は、すでに破綻している。同氏は、大統領側近が用意した日々の「公式」ブリーフィングを拒絶している一方、フリン氏や、非公式な情報スペシャリストを通じて情報を取得しようとしている。

圧倒的な支持者がいる一方で、不信感を抱えている国民が多いのも、次期トランプ政権の特徴だ。同氏の人気の低さは、「議論を呼んでいる閣僚たちの使命と、野心的すぎる政策目標を押し通すのに必要なだけの政治的資本があるのか、という疑問につながっている」と、米政治専門メディア、ポリティコのアナリストであるスティーブン・シェパード氏は話す。

トランプ氏は有権者のわずか38%しか彼を好意的に受け止めていないにもかかわらず、選挙で勝利した。大統領選の投票日における60%という不支持率は、大統領選で勝利した過去の大統領の中でも圧倒的に高い。同氏が当選したのは、彼を批判的に見ながらも投票した人が15%もいたという事実があるからだ(それは、裏返せばそれだけヒラリー・クリントン氏が「不人気」だったからだとも言える)。

対照的にバラク・オバマ大統領は、2009年に支持率68%でホワイトハウス入りし、これが賛否両論あった医療制度の改革に手をつけ、議会でこれを押し通す能力が彼にあるということを示したのである。

4149チバQ:2017/01/04(水) 15:11:22
すべての閣僚を就任させられるのか
世論調査員であるデビッド・ウィンストン氏に言わせれば、「トランプ氏がほかの大統領のようにうまくやれていないのは明らか」だ。「好意よりも批判の多い次期大統領はこれまでいなかった。そういう意味では、非常に厳しいスタートと言える」。

歴史的に米国の次期大統領が閣僚の指名において、議会から反対され、就任させられなかったことはほとんどない。民主党は今のところ、トランプが司法長官に指名している上院議員のジェフ・セッションズ氏について反対の姿勢を見せているが、上院議員は現職や前職のメンバーによって守られるという長い伝統があるため、同氏もその恩恵を受ける可能性が高い。

一方、教育やエネルギー、労働など各省トップ候補は、猛烈な反対にあうことが見込まれる。中でも、国務長官に指名されているティラーソン氏が就任するには一悶着ありそうだ。なぜなら、彼はプーチン大統領と極端に親密な関係を築き、ロシアのビジネス界とも近しいとの懸念を持たれているからである。

すでにワシントンでは少なくとも、3つの政治派閥がロシアによる米大統領選干渉疑惑に対して、議会で声を上げようとしている。

上院議員のジョン・マケイン氏とリンゼー・グラム氏は、米国の地政学上の敵としてのロシアの復活を深く懸念している上院議員グループを非公式に率いており、対ロシア政策を綿密に練っている。

上院多数党院内総務のミッチ・マコーネル氏が率いる共和党上院議員のイデオロギー的グループは、共和党内でのトランプ氏の躍進と、党を率いる能力に不満を抱いている。マコーネル氏らは共和党の政策を、自由貿易も含めてもっと過去の共和党の政策に沿った方向に戻したがっている。それを成し遂げるにはまず、トランプ氏とCIAとの関係を「修復」し、彼のロシアに対する考え方や米露関係について考え方を改めてもらうように仕向けなければならない。

一方、民主党もトランプ氏のロシアに対する「執着」に不安を膨らませており、米露の不健全な関係は、米企業のロシアにおける活動や米国の安全保障に悪影響を与えかねないと考えている。こうした理由からやはり、トランプ氏を政治的な活動を抑えたいと考えている。

問題だらけのツイッター投稿
これら3つの派閥はすべて、上記の通り異なる理由から、トランプ氏の攻撃からCIAを守る立場に立っている。

とりわけ、フリン氏を国家安全保障担当補佐官にするというトランプ氏の決定は、CIAなどの情報機関トランプ氏に反発の姿勢を示す最大の原因となっている。国防情報局(DIA)局長を務めた経験のあるフリン氏だけに、情報機関高官としてのスキルについては高い評価があることは確かだ。だが、彼は一部の過激派だけでなくイスラム教徒全体を米国の敵とみなす傾向が強くなったことで、DIAを追われている。彼は陰謀論にも陥りやすいのである。

フリン氏はまた、大統領選挙期間中に、クリントン氏に関する偽造の告発やニュースを定期的にツイッターに投稿していたことも明らかになっている。フリン氏は、クリントン氏がマネーロンダリングや子どもへの性犯罪に関与していた証拠があるとツイートしたこともある。退役軍人将校で、軍事アナリストのバリー・マキャフリー氏は最近、こうした投稿した内容を「ほとんど狂っている」として、調査を要求した。

数々な疑惑や問題を抱えながら、大統領に就任するトランプ氏。新たな政権が落ち着いて、政策に取り組めるようになるには時間を要しそうだ。

4150チバQ:2017/01/04(水) 15:12:43
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-prm1701030028.html
【アメリカを読む】前代未聞必至 20日の大統領就任式 デモ隊VS支持者で警備費100億円超 有名歌手も出演拒否
01月03日 18:04産経新聞

 1月20日に不動産王のドナルド・トランプ氏(70)が米国の第45代大統領に就任するまで残りわずかとなった。選挙後も過激な発言を繰り返すトランプ氏への賛否をめぐり、米社会の対立は深まるばかり。1月20日に首都ワシントンで行われる就任式の前後には、類をみない大規模な抗議デモが計画される一方、トランプ氏の支持者も大勢駆けつけることが予想される。緊迫ムードの中、歴史的な行事を迎える。(ニューヨーク 上塚真由)

     ◇

 2009年に行われたオバマ大統領の1期目の就任式では「過去最高の200万人超」(米メディア)という観衆が、黒人初の大統領の誕生に熱狂した。トランプ氏の就任式にも100万人規模の参加者が見込まれているが、特記すべきは抗議活動の多さだ。就任式前後を含めて数十万人が抗議に参加するとみられている。

 ワシントンの関係当局にはこれまでに少なくとも15団体がデモ行進の許可を申請。女性団体が21日に行うデモ行進についてはすでに許可が出ているが、それだけで約22万人が参加するという。

 過去にも、抗議活動が目立った就任式があった。米誌ニューヨーカーによると、いずれも共和党の大統領で、ひとつは1973年のリチャード・ニクソン大統領の2期目の就任式。ベトナム戦争に反対して6万人が抗議した。また、2001年に1期目の就任式を行ったジョージ・W・ブッシュ氏は、選挙の集計結果をめぐり民主党候補だったアル・ゴア氏と法廷闘争にまで発展するなど混乱をきたし、2万人がブッシュ氏に抗議したという。

 トランプ氏の就任式ではこれらを上回ることが予想されている。当局者が懸念しているのは、トランプ氏支持者とデモ隊が衝突する不測の事態だ。すでにワシントンでは厳戒な警備態勢が敷かれており、米紙ニューヨーク・タイムズは、11月8日の大統領選後から就任式までの警備費は、1億ドル(約116億円)を超える見通しだと伝えている。

4151チバQ:2017/01/04(水) 15:13:00


 有名な歌手にとっても、4年に1度の大舞台となる大統領就任式。前回の2013年には、国歌斉唱した歌手のビヨンセに口パク疑惑が浮上して話題となった。

 だが、トランプ氏は出演してくれる有名人探しに難航しているという。米メディアによると、これまでにセリーヌ・ディオンやエルトン・ジョンら多くの有名人が就任式の出演を拒否。排斥主義的な発言を繰り返すトランプ氏に対する有名人の反発は根強い。

 「いわゆるトップクラスの有名人がこぞって就任式のチケットをほしがっているが、彼らがヒラリー(クリントン前国務長官)のために何をしたのか見てほしい。何もしていない! 私が望むのは一般の人々だ」

 トランプ氏は12月23日にツイッターでこう不満をぶちまけた。クリントン氏は大統領選でビヨンセ、ジェニファー・ロペス、ケイティ・ペリー、レディ・ガガら超人気歌手を次々と投入。セレブ支持率では圧倒したが、トランプ氏を打ち負かすことができなかったことを皮肉ってみせた。

 トランプ氏がこれまで確保できた出演者は、国歌斉唱する16歳のジャッキー・エヴァンコのほか、モルモン・タバナクル合唱団、ダンスカンパニーのラジオシティ・ロケッツなど。ロケッツの女性ダンサーの一部は、トランプ氏の女性差別発言を受けて出演を嫌がっているとも報じられた。歴代の就任式と比べて地味な印象は否めないが、トランプ氏側は「国民のための就任式」とその意義を強調している。

    ◇

 一方、就任式で最も注目されるのは演説内容だ。

 米国民に語り継がれている名演説の一つは、1930年代の世界恐慌の最中に、フランクリン・ルーズベルト大統領が発した「私たちが唯一恐れるべきものは、恐れそのものだ」(Only thing we have to fear is fear itself)。

 また、米ソ冷戦中の1961年に就任したジョン・F・ケネディ大統領による「国家があなたに何をするかではなく、あなたが国家のために何ができるかを問え」(Ask not what your country can do for you,ask what you can do for your country)は、あまりにも有名だ。

 政治専門サイト「ポリティコ」によると、トランプ氏の就任式での演説原稿は、政策担当の大統領補佐官に起用されたスティーブン・ミラー氏が担当するという。ミラー氏は司法長官に指名されるセッションズ上院議員の元側近で31歳。ミラー氏は1日に3本の演説原稿を書くといい、トランプ氏の側近は「かれは機械だ」とその能力に太鼓判を押す。

 大統領選で自分に投票しなかった人々からも、支持を得ることができるか。不安を抱える米国民を勇気づけることができるのか。トランプ氏には、最初の大きな難題が課せられている。

4152チバQ:2017/01/04(水) 15:26:44
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161230k0000e030107000c.html
<米国>露外交官35人追放 大統領選サイバー攻撃に対抗
2016年12月30日 05:28毎日新聞

<米国>露外交官35人追放 大統領選サイバー攻撃に対抗
オバマ米大統領=AP
(毎日新聞)
 【北米総局】オバマ米大統領は29日(日本時間30日)、ロシアの情報機関が11月の米大統領選にハッキングした疑惑を巡り、米国内に駐在するロシア人外交官35人を国外追放する措置を講じると発表した。米政府はロシア連邦保安庁(FSB)など5団体と4個人への制裁措置と、東部ニューヨーク州とメリーランド州にあるロシア政府所有施設の閉鎖を命じた。

 オバマ氏は「ロシア政府の恥ずべき行動と、我が国の選挙を標的としたサイバー攻撃を受けて、幾つかの対抗措置を命じた」と言明。35人の外交官を一斉に国外追放を命じた措置は異例とみられる。

 タス通信によると、米政府の措置に対して、ロシアのペスコフ大統領報道官は「現在の(米首都)ワシントンでの(政権)移行期間を考慮すると、このような粗雑な行為は捨て去られるものだと思っている」と発言。来年1月20日にオバマ氏が退任し、トランプ政権が発足した後に、米露関係の正常化に乗り出したい意向を示した。

4153チバQ:2017/01/04(水) 16:03:09
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016123100100&amp;g=int
「トランプ政権」へ準備着々=閣僚人事、路線転換を体現-オバマ氏と決別・米


トランプ次期米大統領=12月28日、フロリダ州パームビーチ(AFP=時事)
 【ワシントン時事】米共和党のトランプ次期大統領が、1月20日の就任式に向けた準備を着々と進めている。閣僚には「オバマ政権からの急旋回を体現する顔触れ」(米メディア)がそろいつつあり、政権発足後直ちに政策転換に着手し、「新時代」到来をアピールしたい考えだ。
 「オバマ大統領による多くの挑発的発言と妨害を無視しようと、最善を尽くしてきた。政権移行は円滑に進むと思っていた。違った!」。トランプ氏は28日、ツイッターへの書き込みで、攻撃の矛先をオバマ氏に向けた。
 トランプ氏は大統領選で「史上最悪の大統領」とオバマ氏をこき下ろしたが、当選直後の会談以降は「相性が良い」と姿勢を一転させ、協力関係を強調していた。28日のツイートは、こうした関係に終止符を打ったものと受け止められている。
 もっとも、オバマ氏との決別は既定路線だ。トランプ氏はニューヨークのトランプ・タワーやフロリダのリゾート施設にこもって進める閣僚人事で、路線転換に向けた陣容を着実に整えている。
 国務長官には、オバマ氏が批判を強めるプーチン・ロシア大統領と親しいとされる石油大手エクソンモービルのティラーソン会長を起用。司法長官にはオバマ氏の移民制度改革に強硬に反対してきたセッションズ上院議員、厚生長官には医療保険制度改革法(オバマケア)撤廃派の筆頭格であるプライス下院予算委員長を充てた。
 労働長官には、最低賃金の大幅引き上げを批判するファストフード大手CKEレストランツのパズダー最高経営責任者を登用。エネルギー長官に指名されたペリー前テキサス州知事は、エネルギー省の廃止を唱えていた人物だ。
 残る閣僚ポストは、通商代表部(USTR)代表や農務長官など四つ。トランプ氏は30日もフロリダで閣僚候補との「面接」を重ねた。政権移行チーム広報担当のスパイサー次期大統領報道官は「大いなる前進があった。(残る人事の発表は)間もなくだ」と記者団に語った。 
 民主党は上院で一部の人事を阻止し、トランプ氏の勢いをそぎたい考え。だが、上院の過半数は共和党に握られており、奏功する可能性は低い。
 イスラエルによる入植を非難する23日の国連安保理決議採択で、米国は拒否権を行使しなかった。トランプ氏は28日、ツイッターで「イスラエルはかつて米国に偉大な友人がいたが、もういなくなってしまった」とオバマ政権の中東政策を批判した上で、こう続けた。「イスラエル、耐えてほしい。1月20日はすぐにやってくる!」(2016/12/31-14:35)

4154チバQ:2017/01/04(水) 17:04:11
http://mainichi.jp/articles/20170104/k00/00m/030/074000c
米次期通商代表

ライトハイザー氏起用へ 保護主義を支持

毎日新聞2017年1月3日 20時15分(最終更新 1月3日 21時05分)

 【ワシントン清水憲司】トランプ次期米大統領は3日、米通商代表部(USTR)の次期代表に、レーガン共和党政権でUSTR次席代表を務めたロバート・ライトハイザー氏(69)を起用すると発表した。トランプ氏の保護主義的な政策を早くから支持しており、通商交渉では中国など貿易相手国に厳しい姿勢で臨むとみられる。

 ライトハイザー氏は日米貿易摩擦のさなかの1983〜85年に次席代表として、日本に鉄鋼製品の輸出自粛を認めさせた「タフネゴシエーター(したたかな交渉人)」(元同僚)。その後は米鉄鋼大手の代理人として、中国企業による鉄鋼製品のダンピング(不当廉売)輸出といった不公正貿易を米政府に訴え出るなど、米中鉄鋼紛争に関わった。米紙への寄稿では、レーガン政権も日米貿易摩擦では厳しく対処したとし、トランプ氏が掲げる中国などに対する高関税導入は共和党の伝統に矛盾しないと擁護していた。

 20日発足のトランプ政権は、全体の通商戦略を商務長官となるロス氏と国家通商会議(NTC)委員長のナバロ氏が練り、USTR代表は交渉の実務を担う見通し。ナバロ氏に続く対中強硬派の起用で、通商政策の重心が環太平洋パートナーシップ協定(TPP)といった自由貿易交渉から、2国間協議や対抗措置などを通じた不公正貿易の是正に移ることになりそうだ。



ニュースサイトで読む: http://mainichi.jp/articles/20170104/k00/00m/030/074000c#csidxf17673cebc0b464bcd5e5392b3e12df
Copyright 毎日新聞

http://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-170104X117.html
米通商政策、保護主義に傾斜=赤字縮小へ強硬策も―日本も標的の可能性
14:41時事通信

 【ワシントン時事】トランプ次期米大統領が3日、通商代表部(USTR)代表にロバート・ライトハイザー元次席代表を指名し、通商政策を担う高官の顔触れがそろった。いずれもトランプ氏の保護主義的な政策を支持。貿易赤字の縮小に向け、中国などに対して関税引き上げを含む強硬措置を検討する構えだ。対米黒字が大きい日本も標的となる可能性がある。

 次期政権は環太平洋連携協定(TPP)を離脱し、「米国第一」の2国間協定締結や貿易不均衡の是正に乗り出す方針。「国家通商会議(NTC)」トップに就くカリフォルニア大のピーター・ナバロ教授、商務長官になる著名投資家のウィルバー・ロス氏が通商政策を方向付け、ライトハイザー氏が交渉など実務を担当する。

 3人に共通するのは、中国に対する強硬な姿勢だ。ナバロ氏は映画や著作を通じ、中国脅威論を訴えてきた。ロス氏はナバロ氏とともに中国に厳しい経済戦略を立案。ライトハイザー氏は2010年の議会証言で、世界貿易機関(WTO)ルールを拡大解釈し「中国に厳格な手法を取るべきだ」と述べた。

 米国のモノの対中貿易赤字は15年に3670億ドル(約43兆円)を超え、中国がWTOに加盟した01年の4倍以上になった。トランプ氏は中国の輸出拡大が「米国の繁栄を奪った」と主張。大統領就任後、鉄鋼製品などの関税引き上げや中国の「為替操作国」認定に踏み込む可能性がある。日本も、通貨安対策などが強化されれば、輸出に有利な円安環境が崩れる。2国間交渉で米製品の輸入促進策などを迫られる恐れもある。

4155チバQ:2017/01/05(木) 15:29:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170104-00000093-jij-n_ame
駐日大使にハガーティー氏検討=知日派の会社創業者―次期米大統領

時事通信 1/4(水) 18:42配信

 【ワシントン時事】トランプ次期米大統領がケネディ駐日大使の後任に、知日派で投資金融会社創業者のウィリアム・ハガーティー氏を指名する方向で検討を進めていることが4日、分かった。

 日米関係筋が明らかにした。ハガーティー氏はトランプ氏の政権移行チームで政治任用部長を務めており、トランプ氏の信頼が厚いとされる。

 ハガーティー氏はテネシー州ナッシュビル出身。ボストン・コンサルティング・グループ、トライデント・キャピタルなどコンサルティング会社勤務を経て、1997年、投資金融会社ハガーティー・ピーターソン社を設立した。ボストン・コンサルティング・グループ時代、日本に3年間勤務した経験がある。

 ハガーティー氏はブッシュ元大統領時代のホワイトハウスのスタッフを務め、2012年大統領選の共和党候補ロムニー元マサチューセッツ州知事の政権移行チームに参加するなど、共和党主流派にも人脈がある。トランプ氏の政権移行チームには大統領選の投開票前から加わり、約4000の政治任用ポストの人選などに携わっている。

 駐日大使人事をめぐっては、ハンツマン元駐中国大使やプロ野球の千葉ロッテマリーンズで監督を務めたバレンタイン氏の名前も取り沙汰されていた。大使就任には上院の承認が必要となる。

4156チバQ:2017/01/05(木) 15:35:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170104-00000088-mai-n_ame
<米次期政権>経済チーム固まる 雇用最優先、対中強硬

毎日新聞 1/4(水) 22:18配信

【ラスベガス清水憲司】20日に発足するトランプ米次期政権の経済政策を担う顔ぶれが固まった。国内雇用の確保を最優先し、財政支出拡大で景気のアクセルを踏む一方、対外的には対中国を筆頭に貿易協定や為替政策をめぐる衝突もいとわない構えだ。トランプ氏の看板である「米国第一」の実現を目指すが、中国との対立が深まれば米経済にも悪影響を及ぼしかねず、経済運営は波乱含みだ。

 通商政策を担うのは、商務長官となるロス氏、新設の国家通商会議(NTC)を率いるナバロ氏、米通商代表部(USTR)代表に起用されるライトハイザー氏の3人。個別の通商交渉は、元次席代表で日米貿易摩擦時の交渉経験もあるライトハイザー氏が担当するが、全体の戦略はロス氏とナバロ氏が練る。両氏は「貿易赤字削減が経済成長につながる」との立場で、選挙中に発表した共著論文が次期政権の指針になりそうだ。

 論文で両氏は中国を「通貨安誘導や輸出補助金を行う世界最大の不公正貿易国」と名指しで批判し、「我々は既に貿易戦争の渦中にある」と宣言した。トランプ氏が唱える相手国への高関税は「交渉のツール」と位置づけ、すぐ導入しないが、制裁措置を発動し合う「貿易戦争」になったとしても「中国は米国からの大豆輸入をやめるわけにいかない」などと強気だ。ただ、民主党政権で財務長官を務め、経済学者としても著名なサマーズ氏は3日、両氏の論文を「ブードゥー(おまじない)経済学をはるかに超え、経済学の主流を大きく外れている」と米メディアに語った。

 トランプ政権下で通商政策の重心が従来の自由貿易交渉から、主に中国を標的にした「不公正貿易の是正」に移るとみられ、日本など11カ国との環太平洋パートナーシップ協定(TPP)への復帰は「当面は考えられない」(元USTR幹部)情勢だ。

 一方、影の実力者になりそうなのが「物言う株主」である著名投資家アイカーン氏だ。特別顧問(規制改革担当)は政府の正式な役職ではないものの、米メディアによると、トランプ氏との近さから財務、商務など閣僚選びに影響を及ぼした。

 アイカーン氏は自ら保有する石油精製会社のコスト高につながる環境規制に反対しており、特別顧問就任は利益誘導につながる恐れがある。「キツネに鶏小屋の番をさせるようなもの」との批判に、アイカーン氏は「(特別顧問は)政策決定しない」と反論するが、「物言う株主」が活動する金融市場のルールを決める米証券取引委員会(SEC)のトップ選びにも関与しており、懸念は消えない。

 ◇◆米通商代表部(USTR)

 米大統領直轄で各国との通商交渉や貿易に関するさまざまな問題解決を担う組織。1962年に設置された特別通商代表(STR)を前身とし、74年の通商法により権限を強化された。その後、79年の通商協定法で拡充されて現在に至る。世界貿易機関(WTO)や国際連合貿易開発会議などの多国間交渉や2国間交渉で、米国を代表する権限を持つ。

 最近では、2016年2月に署名された環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の交渉を担当した。現在のUSTR代表はTPP交渉を担ったマイケル・フロマン氏。代表は閣僚級ポストで大使の資格を持つ。続く次席代表は2人いて、1人が米ワシントンに、残る1人はスイス・ジュネーブに常駐している。

4157チバQ:2017/01/05(木) 18:20:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170105-35094591-cnn-int
米NYの治安改善、犯罪件数が過去最低に シカゴから視察も

CNN.co.jp 1/5(木) 13:36配信

(CNN) 米ニューヨーク市警(NYPD)は4日、2016年に通報を受けた事件の件数が統計を取り始めて以来、最も少なくなったと発表した。

対照的にシカゴでは、2016年に起きた殺人事件の件数が1997年以来で最悪の水準となっている。

ニューヨーク市警のオニール本部長はブルックリンで開いた記者会見で、シカゴ警察のトップが先月、ニューヨークを視察に訪れたことを明らかにした。犯罪が減った理由については「われわれは地域社会の中で特定の人物を洗い出している。犯罪にかかわっているのはごく少数の人物にすぎず、われわれはそのために持てるすべてのリソースを使っている」と説明した。

この手法と組み合わせて地域社会とのかかわりに重点を置いたことが成功につながったと当局者は指摘。NYPDの警察官はこの2年で2000人増え、過去15年で最大の増員となった。

NYPDがまとめた統計によれば、2016年の発砲事件は998件と現代史上最も少なく、前年より12%減少。殺人事件は約5%減の335件、強盗は約9%減って1万5498件だった。

会見に出席したデブラシオ市長も、「何十年もの間、犯罪と都市と言われて人々が思い浮かべるのはニューヨーク市だった」「だが犯罪は転換させることができると我々は実証した」と胸を張った。

NYPDは記者会見が行われたブルックリン博物館で、1980〜90年代にかけてのニューヨークと現代を対比させる写真展も開催。地下鉄の車両は落書きだらけでセントラルパークはテントが並ぶ野営場と化していた当時とは対照的に、現代のニューヨークを写したカラー写真には整然とした光景が並んでいる。

4158チバQ:2017/01/06(金) 07:08:13
http://www.sankei.com/world/news/170105/wor1701050010-n1.html
2017.1.5 10:11
【トランプ次期大統領】
次席補佐官に3氏起用
 トランプ次期米大統領は4日、大統領次席補佐官にケイティ・ウォルシュ、リック・ディアボーン、ジョー・ヘイギンの3氏を起用すると発表した。

 ウォルシュ氏は共和党でプリーバス全国委員長の最側近として資金調達に手腕を振るい、大統領選でのトランプ氏勝利に貢献した。大統領首席補佐官に就くプリーバス氏を支える。

 ディアボーン氏は司法長官に就任するセッションズ氏の側近で、法律問題などを担当する。ヘイギン氏はレーガン政権以来の歴代共和党政権でホワイトハウスの役職を務めたベテランで、運用面を担当する。(共同)

4159チバQ:2017/01/07(土) 08:23:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170105-00000115-mai-n_ame
<次期駐日米大使>日本企業、ハガティ氏期待「関係強化に」
毎日新聞 1/5(木) 21:26配信

 【ワシントン会川晴之】トランプ次期米政権で駐日米大使への指名が確実となったウィリアム・ハガティ氏は、「トランプ氏のインナーサークルに所属する」(日米関係筋)とされ、トランプ氏が信頼を置く人物だ。自由貿易推進を掲げる共和党本流にも近い人物でもあり、在米の日本企業関係者からは、「日米関係強化に欠かせない人物」と期待する声が相次いでいる。

 ハガティ氏は、トランプ政権の国務長官候補としても名が挙がった同じ南部テネシー州出身のコーカー上院外交委員長(共和党)と親しく、それが縁でトランプ陣営に参加したと言われる。それ以前は、共和党予備選でトランプ氏に敗れたジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事を支持していた。

 テネシー州には日産、ブリヂストン、デンソーなどの日本企業が生産工場を置いている。州にとっては日本は最大の投資国で、ハガティ氏自身が駐日大使を希望したとの見方もある。経済交流団体「日米経済協議会」の一員として、昨年9月にも訪日している。

 「米国第一主義」を掲げるトランプ氏は昨年12月、ソフトバンクグループの孫正義社長が米国内で5万人の新規雇用を確約したことを高く評価。日本企業の投資実体をつぶさに見てきたハガティ氏を駐日大使に起用する方針を固めたことは、日本や各国に米国への投資を促すメッセージを送った意味合いもあるようだ。

 一方でトランプ氏は大統領選中の昨年8月、「駐日大使は極めて重要だ。なぜなら、我々は交渉しなければならない。切れる人物が必要だ」と強調。ハガティ氏には「親日家」だけでなく、貿易交渉などで日本側に譲歩を求めるタフな交渉人としての役割を期待した可能性もある。ハガティ氏は日本政府と8年越しの交渉の末、南部ルイジアナ州ニューオーリンズにあった日本総領事館を、地元のテネシー州ナッシュビルに移転させた「実績」もある。

 また外交や安全保障分野での手腕は未知数だ。

 戦後の駐日米大使の主流は、日本語に堪能な学識者のライシャワー、外交官のアマコスト両氏のような知日派か、マンスフィールドやモンデール、ベーカー各氏ら米政府や議会の大物によって占められていた。

 ◇過去の駐日米大使

 この流れが変わったのはブッシュ前政権2期目の2005年だ。米大リーグ球団をブッシュ氏と共同経営していた実業家のシーファー氏が就任。その後も大統領と親密な関係にあったり、選挙戦を支えた人物が論功行賞的に起用されたりするケースが続いている。

 オバマ政権1期目の駐日大使だった弁護士のルース氏は、オバマ氏が初当選した大統領選(08年)で多額の献金を集め、深い信頼関係があったことで知られる。ケネディ現大使は政治や外交経験はなかったが、名門の政治家一族の出身で、オバマ氏とも親交が深い。

 ハガティ氏は昨夏、投資金融会社の経営から離れトランプ陣営に参加。駐日大使指名は論功行賞の意味合いがある一方、日本語が堪能な知日派で、政権移行チームでも重用されるトランプ氏の側近でもあり、新たなタイプの大使ともいえる。【山本太一】

4160チバQ:2017/01/07(土) 08:25:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170106-00050035-yom-int
国家情報長官にコーツ前上院議員起用へ…米報道
読売新聞 1/6(金) 10:32配信

 【ワシントン=黒見周平】米メディアは5日、ドナルド・トランプ次期米大統領が情報機関を統括する国家情報長官に共和党のダン・コーツ前上院議員(73)を指名する方針を固めたと報じた。

 トランプ氏は、米大統領選へのサイバー攻撃を巡り、ロシアの関与を指摘した中央情報局(CIA)などに不満を口にしている。コーツ氏がロシアの脅威をどう認識しているか、今後注目が集まりそうだ。

 コーツ氏は上院議員を経て駐ドイツ大使を務め、2011年に再び上院議員となったが、昨年の上院選には出馬しなかった。

4161チバQ:2017/01/07(土) 08:34:12
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1701060038.html
【トランプ次期大統領】メキシコ政府、トランプ対策の“切り札”起用 ビデガライ氏を外相に、世論の支持は不透明
01月06日 16:29産経新聞

 【ロサンゼルス=中村将】中米メキシコのペニャニエト大統領はビデガライ前財務相を外相に起用すると発表した。ビデガライ氏は昨年8月、選挙期間中だったトランプ次期米大統領と、ペニャニエト氏との会談を設定したとされる。今月20日のトランプ氏の大統領就任を前に、対米外交の“切り札”を切った形だが、メキシコ世論の支持が得られるかは不透明だ。

 地元メディアによると、ペニャニエト氏は「米国との関係を強化するための起用」と強調した。

 トランプ氏は選挙期間中、移民政策やメキシコとの国境に壁を建設するなどの発言で物議を醸した。トランプ陣営にルートを持つビデガライ氏が、トランプ氏をメキシコに招待し、ペニャニエト氏との異例の会談を設定。双方の理解を深めるはずだったが、トランプ氏は改めて国境に「壁」を築くとの持論を展開し、溝は深まった。ビデガライ氏はこれを受けて財務相を引責辞任した経緯がある。

 トランプ氏は北米自由貿易協定(NAFTA)の見直しを公言。米企業によるメキシコ工場の建設見送りも進む中でのビデガライ氏の起用に、メキシコでは否定的な声もあがっている。

4162チバQ:2017/01/07(土) 08:35:38
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-170106X309.html
米情報機関の再編検討か=組織肥大化でトランプ氏
01月06日 01:20時事通信

 【ワシントン時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は4日、関係者の話として、トランプ次期米大統領が情報機関を統括する国家情報長官室の再編やスリム化を検討していると報じた。「組織が肥大化し、政治色を強めている」と問題視しているという。

 ただ、スパイサー次期大統領報道官は5日、「報道は誤りだ」と主張した。

 同紙によると、再編計画は、フリン次期大統領補佐官(国家安全保障担当)や中央情報局(CIA)の次期長官に指名されたポンペオ下院議員らが推進。CIAについても、本部の人員削減や現場要員の増強が俎上(そじょう)に載っている。

 ロシアが米大統領選に際し、民主党や同党候補のクリントン前国務長官の陣営幹部にサイバー攻撃を行い、選挙に干渉したと断定した情報機関の分析に、トランプ氏は懐疑的な見方を示してきた。政権移行チームに近い筋は同紙に「(情報機関が)政治色を強めているというのがトランプ氏の考えだ」と指摘。大統領選勝利の正当性が損なわれることを警戒しているとの見方もある。

4163チバQ:2017/01/09(月) 11:54:25
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-170108X523.html
情報機関トップにコーツ氏=議員歴20年以上、知見評価―次期米大統領
01月08日 00:02時事通信

 【ワシントン時事】トランプ次期米大統領は7日、情報機関を統括する国家情報長官に、共和党のダン・コーツ前上院議員(73)を指名すると発表した。コーツ氏は下院、上院議員を計20年以上経験し、ブッシュ前政権で駐ドイツ大使も務めた。

 国家情報長官室は、ロシアが米大統領選にサイバー攻撃で干渉したと結論付けた。トランプ氏は選挙で勝利した自身の正当性を脅かしかねないと警戒し、7日も「選挙結果に影響した証拠は示されなかった」などとツイートした。情報機関への不信を隠さないトランプ氏の下、コーツ氏の調整能力が問われることになる。

 トランプ氏は7日の声明で、コーツ氏の専門知識と判断力を高く評価し、「われわれに危害を与える勢力に対する警戒網の最前線に立つ」と指摘した。コーツ氏は同じ声明で「米国の安全保障の実現のため、あらゆる手段を活用する」と語った。

 国家情報長官室は2001年の米同時テロを受け、情報機関同士の連携強化などを目的に設置された。

4164チバQ:2017/01/09(月) 12:09:43
http://www.afpbb.com/articles/-/3113430
トランプ氏、米国家情報長官にダン・コーツ前上院議員を指名
2017年01月08日 10:55 発信地:ワシントンD.C./米国
【1月8日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)次期米大統領は7日、共和党のダン・コーツ(Dan Coats)前上院議員(73)を国家情報長官に指名すると正式に発表した。

 インディアナ(Indiana)州選出の上院議員だったコーツ氏は、駐ドイツ大使や上院情報特別委員会(Senate Select Committee on Intelligence)委員を務めた経歴がある温厚な人物で、米国の16の情報機関を統括する国家情報長官に適任だと高く評価されている。しかしトランプ氏は将来的に国家情報長官の役割を縮小する可能性もある。

 トランプ氏は声明で「ダンは、米国の情報機関を率いるのに必要な深い専門知識と健全な判断力を明確に示してきた」「国家情報長官として承認されれば、彼(コーツ氏)は米国の全情報機関から尊敬され得るリーダーシップを発揮し、米国に危害を加えようと試みる者たちを絶えず警戒する私の政権で陣頭指揮を執ってくれるだろう」と述べた。

 前日の6日、トランプ氏はジェームズ・クラッパー(James Clapper)現国家情報長官やジョン・ブレナン(John Brennan)中央情報局(CIA)長官ら米国の主要情報機関トップと会いブリーフィングを受け、昨年の米大統領選期間中、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領がトランプ氏を次期大統領としてホワイトハウス(White House)に送り込むのを後押しするため、主に米民主党を標的とした大規模なサイバー攻撃を命じたと説明されていた。

■ロシア政府のブラックリストに掲載

 1989〜99年と2011年から今月3日の任期満了まで上院議員を務めたコーツ氏は、ロシアによる2014年のクリミア(Crimea)併合を受けて米国が課した制裁の報復としてロシアがブラックリストに載せた米議員6人と米政権幹部3人のうちの1人。ロシアに対する厳しい制裁を主張していたコーツ氏は光栄なことだと述べていた。

 ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)前大統領政権時代の2001〜05年に駐ドイツ大使を務め、過去6年間は上院情報委員会や経済関係の委員会に所属していたコーツ氏は7日、国家情報局長官への指名を歓迎し「米国の安全を守ること以上の優先課題はなく、私が利用できる手段をすべて駆使してそれを実現したい」と声明で述べた。(c)AFP/Gregory Feifer

4165チバQ:2017/01/09(月) 13:00:30
http://www.sankei.com/world/news/170106/wor1701060023-n1.html
2017.1.6 10:26

黒人4人を憎悪犯罪で訴追 知的障害の白人男性に暴力 「トランプ」「白人の連中」とののしる



【ドナルド・トランプ氏、第45代米大統領に】

 米シカゴの警察当局は5日、トランプ次期米大統領をののしりながら、知的障害がある白人の男性(18)に暴行を加える映像をフェイスブックで公開した黒人の18〜24歳の男女計4人を拘束し、憎悪犯罪(ヘイトクライム)などの容疑で訴追したと発表した。

 米メディアが報じたフェイスブックの映像や警察の発表によると、4人は男性の手を縛って部屋の片隅に追い詰め、数時間にわたって頭部を蹴ったり、頭髪をナイフで切ったりした。映像には容疑者らが「ドナルド・トランプ」や「白人の連中」を汚い言葉でののしる声も記録されていた。

 容疑者のうち1人が男性の同級生。男性は容疑者のうち2人が住む家で暴行され、隣人が騒音に抗議した際に逃げ出し、警察に保護された。(共同)

4166チバQ:2017/01/09(月) 13:02:02
http://www.sankei.com/world/news/170106/wor1701060032-n1.html
2017.1.6 12:49

米下院、国連決議に反対 親イスラエル姿勢示す トランプ氏には“追い風”

 米下院本会議(定数435)は5日、国連安全保障理事会で昨年12月にイスラエルの入植活動を非難する決議が採択されたことに反対する決議案を圧倒的賛成多数で可決した。オバマ民主党政権が安保理で拒否権を行使せず、イスラエルを擁護しなかったとして共和党議員を中心に批判が出ていた。

 民主党議員の多くも下院決議案を支持し、採決結果は賛成342、反対80。米議会として超党派の親イスラエル姿勢を示した。オバマ政権下で冷え込んだ米国とイスラエルの関係強化を目指すトランプ次期米大統領には追い風になりそうだ。

 トランプ氏は「イスラエルを侮辱して無礼に扱うようなことを続けてはならない」とオバマ政権を批判していた。(共同)

4167チバQ:2017/01/09(月) 13:05:01
http://www.sankei.com/world/news/170107/wor1701070047-n1.html
2017.1.7 23:07
【トランプ次期大統領】
政権移行チーム、就任日までに離任を指示 オバマ大統領による政治任命の各国大使に 

6日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、トランプ次期大統領の政権移行チームが、オバマ大統領による政治任命の各国大使に例外なく、トランプ氏が就任する20日までに任地を離れるよう指示したと伝えた。ケネディ駐日大使らが含まれる。政治任命でない職業外交官出身の大使は対象外。

 政治任命の大使は大統領に近い人物が指名されるため、政権が交代すれば辞任するのが通例になってきた。ただ子供の教育問題などで任期を一定期間延長することも珍しくない。

 米国の元大使らでつくる団体「米外交アカデミー」のニューマン会長は同紙に「これほど厳密に期限を区切った例は記憶にない」と語った。後任の上院での承認手続きが長引けば、長期にわたり米大使が不在という事態も起こり得る。(共同)

4168チバQ:2017/01/09(月) 13:05:58
http://www.sankei.com/world/news/170108/wor1701080020-n1.html
2017.1.8 07:55
【米フロリダ銃乱射】
「逃げろ、逃げろ」 到着エリアに響く旅行者の悲鳴 容疑者は無言で次々発砲
 空港ビルの到着エリアに、乾いた銃声と旅行者らの悲鳴が響いた。「逃げろ、逃げろ」。米南部フロリダ州フォートローダーデールの国際空港で6日起きた乱射事件。居合わせた多くの人は「テロか」との恐怖に襲われ、逃げ惑った。

 「終始無言だった。黒い銃で次々と頭部を撃った」。NBCテレビが伝えた目撃者の話では、青いTシャツ姿のエステバン・サンティアゴ容疑者(26)は、黙って拳銃を次々発砲。到着客が手荷物を受け取るターンテーブルの間を移動しながら、弾倉を取り換えて撃ち続けた。

 インターネット上に投稿された事件直後の現場の映像には、スーツケースなどの荷物が散らばる中、撃たれた被害者を抱きかかえる人や、血だまりの中に横たわって動かない人の姿もあった。

 発砲後間もなく、容疑者は駆けつけた警察官に両脇を抱えられ、連行された。警察は早い段階で単独犯行とみていることを明らかにした。ただ、1時間以上経過した後に「別のターミナルでも発砲が起きた」との誤った情報が流れ、再び多数の人が慌てふためいて避難する騒ぎも。米国内外でイスラム過激派に影響を受けたとみられるテロや乱射が続き、米市民が過敏になっている様子がうかがえた。(共同)

4169チバQ:2017/01/09(月) 21:16:04
http://www.cnn.co.jp/usa/35094714.html
クリントン氏にNY市長選出馬観測 親友は「可能性なし」
2017.01.09 Mon posted at 18:51 JST
ワシントン(CNN) 米ニューヨーク市長選への出馬の可能性が取りざたされている民主党のヒラリー・クリントン氏について、同氏と親しいニーラ・タンデン氏が8日に放送されたCNNの番組で、「いかなる選挙にも彼女が再び出馬するとは思えない」と語った。
タンデン氏はクリントン氏の親しい友人で、リベラル系シンクタンク、アメリカ進歩センターの代表を務める。番組の中でクリントン氏の今後について、「子どもたちや家族を助ける道を見出すだろう。それは彼女が全人生で力を入れてきたことであり、これからの数年は多くの問題が彼らに影響を及ぼす」と予想した。
報道によれば、ニューヨークの政界ではクリントン氏が今年11月に行われるニューヨーク市長選に、現職のデブラシオ市長(民主党)の対抗馬として出馬する可能性が取りざたされている。
しかしタンデン氏は、ニューヨーク市長選にもそれ以外の選挙にもクリントン氏が出馬することはないとの見通しを示し、「彼女が今現在考えているのは、子どもたちや家族を助けることだと思う」と指摘した。
クリントン氏は昨年11月の大統領選挙で共和党のドナルド・トランプ氏に敗れて以降、公の場にほとんど姿を見せていない。直近では8日、夫のビル氏、娘のチェルシー氏と共にブロードウェイで「カラー・パープル」を鑑賞する姿が目撃されていた。

4170チバQ:2017/01/09(月) 21:21:53
http://www.sankei.com/world/news/170109/wor1701090028-n1.html
2017.1.9 18:48
【トランプ次期大統領】
後任の駐日大使ハガティ氏 コンサル時代に駐在3年、日本と関わり深い経済人…その狙いは?

 【ワシントン=小雲規生】トランプ次期大統領が駐日大使への指名を検討しているウィリアム・ハガティ氏は有力コンサルティング会社勤務時代、日本での3年間の駐在経験がある。2011〜14年にかけて務めた地元テネシー州政府の経済政策の責任者としては、同州に拠点を持つ日産自動車やブリヂストンなど日本企業からの投資を後押しした実績もある。

 政権移行チームのなかでは閣僚や各省幹部らの人選を指揮するなどトランプ氏からの信頼も厚い。トランプ氏が駐日大使に日本との関わりが深い経済人を選ぶ背景には、日本との窓口役には日本の手の内を知る人材が一番だという計算がある。環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)を否定するトランプ次期政権下で日米間の自由貿易協定交渉が始まることになれば、ハガティ氏の日本に関する知識や人脈が交渉上の武器になりそうだ。

 一方、ハガティ氏の外交や安全保障面での手腕は未知数だが、米国の国益を第一に置くことは当然だ。トランプ氏は選挙戦で日本に在日米軍駐留経費の負担増を求めており、ハガティ氏が日本にとって手ごわい存在となる可能性もある。

4171チバQ:2017/01/10(火) 14:45:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170110-00000023-jij-n_ame
娘婿がホワイトハウスへ=上級顧問に起用―次期米大統領

時事通信 1/10(火) 6:56配信

 【ワシントン時事】トランプ次期米大統領は9日、娘婿で実業家のジャレッド・クシュナー氏(35)を上級顧問としてホワイトハウス入りさせると発表した。

 プリーバス次期首席補佐官、バノン次期首席戦略官・上級顧問らと連携し、最側近グループの一人としてトランプ氏を支える。

 クシュナー氏はトランプ氏の長女イバンカさんの夫。米国には親類を政府機関の職に採用することなどを禁じた反縁故法があり、クシュナー氏の起用はこれに違反するとの指摘も出ていた。同氏は政府から給与を受け取らない方針で、これにより、法律への抵触を避けようとしているようだ。

 トランプ氏は声明で、クシュナー氏について「選挙戦と政権移行を通じて信頼するアドバイザーだった。かけがえのないメンバーだ」と強調した。ニューヨーク・タイムズ紙によると、同氏は中東、通商問題も担当する見通しだ。

4172チバQ:2017/01/10(火) 14:46:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170110-00000014-mai-n_ame
<トランプ氏>長女の夫を大統領上級顧問に

毎日新聞 1/10(火) 10:27配信

【ワシントン西田進一郎】トランプ次期米大統領は9日、長女イバンカさん(35)の夫で実業家のジャレッド・クシュナー氏(35)を大統領上級顧問に起用すると発表した。トランプ氏は選挙期間中からクシュナー氏に信頼を寄せ、選挙後も重要な会議のほか、要人との会談にも同席させるなど重用していた。

 米国には、大統領らが親族を「政府機関」で雇用することなどを禁じる「反縁故法」がある。しかし、ホワイトハウスが同法の「政府機関」にあたるのかどうかを巡っては議論がある。トランプ氏周辺は「政府機関」にはあたらないと主張してきたが、疑問の声が上がりそうだ。

 また、不動産ビジネスなどクシュナー氏の事業と役職との利益相反の懸念もある。米紙ワシントン・ポスト(電子版)によると、クシュナー氏は就任前に、自身の事業から身を引く準備をしている。

 トランプ氏の政権移行チームが9日に出した声明によると、トランプ氏はクシュナー氏について「選挙運動と政権移行を通じて、大きな力であり、信頼するアドバイザーだった。私のチームのかけがえのないメンバーだ」と称賛した。

 声明によると、クシュナー氏は在任中の給与は受け取らない。ホワイトハウスでは、大統領首席補佐官に就任するラインス・プリーバス共和党全国委員長、首席戦略官兼上級顧問に就くスティーブン・バノン氏と3人でチームを組み、指導的な役割を果たす。

 クシュナー氏は、不動産開発会社の創業者の息子で、20歳代前半で事業を引き継ぎ、週刊紙「ニューヨーク・オブザーバー」を買収するなど、やり手のビジネスマンとして知られる。2009年にイバンカさんと結婚し、3人の子どもがいる。

4173チバQ:2017/01/10(火) 14:54:53
http://www.sankei.com/world/news/170110/wor1701100016-n1.html
2017.1.10 09:59更新


ケリー米国務長官、過去の国務省のLGBT差別を謝罪

 ケリー米国務長官は9日、長年にわたり性的少数者(LGBT)であることを理由に不採用にしたり職員を解雇したりした国務省の過去の慣習について「間違っていた」と認め、謝罪する声明を発表した。

 政権移行を前に、LGBTの権利向上を推進したオバマ政権の姿勢を明確にする狙いとみられる。ケリー氏は「LGBTのコミュニティーを強く支持する」と強調した。

 国務省のカービー報道官は9日の記者会見で「過去の記録を調査し、謝罪するのが適切だと判断した」と説明した。

 政治専門サイト「ポリティコ」によると、国務省では1950〜60年代にかけて同性愛の職員を一掃する運動が起き、大量の職員が解雇されたという。(共同)

4174とはずがたり:2017/01/10(火) 16:00:49

2017年 01月 4日 11:15 JST
コラム:トランプ氏の景気刺激策、景気後退を先延ばしするだけ
http://jp.reuters.com/article/column-trump-stimulus-idJPKBN14O061?rpc=188
Gina Chon

[ワシントン 3日 ロイター BREAKINGVIEWS] - トランプ次期米大統領は景気がかなり良い状態で政権を受け継ぐ。減税やインフラ投資は短期的に景気をさらに押し上げるはずで、来るべき景気後退(リセッション)を遅らせるかもしれない。しかし無くしてしまうことは無理だ。

オバマ大統領は経済面で比較的しっかりした実績を残した。昨年11月の失業率は4.6%と9年ぶりの低さ。第3・四半期の成長率は年率3.2%と、2014年以来で最高だった。

トランプ氏はすべての所得層を対象とする減税や、法人税の35%から15%への引き下げを唱えている。1兆ドルのインフラ投資も掲げた。

しかし米国は既に完全雇用に近く、トランプ氏の景気刺激策の効力は削がれるかもしれない。2016年の雇用者数の伸びは月平均18万人で、前年の22万1000人から増加ペースが鈍った。長期失業者の復職がさらに増えたり、移民流入が加速しない限り、積極財政は賃金を押し上げ、物価上昇を招く可能性がある。

トランプ氏が米国の潜在成長率押し上げに向けた解決策を持っている様子は一切見られない。企業の設備投資の低迷を一因として、16年の成長率は1.5%にとどまる見通しだ。米連邦準備理事会(FRB)は9月、長期的な成長見通しを従来の年率2%から1.8%に引き下げた。

その上、過去の景気循環から察するに、米国は間もなく景気後退に陥る。2009年6月から途切れていない景気拡大は17年に入っても続きそうで、成長率の記録が始まった1854年以来で3番目に長い拡大期となりそうだ。

15年以来エコノミストらは間もなく景気が息切れすると予想してきた。トランプ氏はその時期を遅らせることができるが、そうすれば次の景気後退が都合の悪い時期にやって来るリスクが高まる。彼が再選を目指すであろう2020年の大統領選の直前だ。

4175とはずがたり:2017/01/11(水) 09:37:34
トランプの娘婿クシュナーが大統領上級顧問になる悪夢
Jared Kushner Is Going to Be Senior Advisor to His Father-in-Law, the President
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/01/post-6688.php
2017年1月10日(火)18時20分
エミリー・タムキン

<甘いマスクの下は権力に飢えた冷血漢?トランプの娘婿が次期政権の要職に就くと聞いて悪夢にうなされる人も少なくない>

 トランプ次期大統領の政権移行チーム幹部は1月9日、トランプの娘イバンカの夫ジャレッド・クシュナーが大統領上級顧問に指名される見込みだとNBCニュースに語った。カザフスタンやトルコをも思わせる強権的な動きだ。

 クシュナーが経営していた企業の取引先には怪しげなところも多く、トランプ自身の事業をめぐる利益相反疑惑に輪をかけることになりそうだ。

 クシュナーはトランプの選挙運動と政権移行チームの両方で中心的役割を果たしたとされる。トランプの本当の息子たち、ドナルド・ジュニアとエリックは、不動産王の父が大統領職に就いている間、父から経営権を引き継ぐ見通しだ。

 クシュナーはニューヨーク市で不動産開発事業を手がけており、1月9日まではクシュナーカンパニーのCEOを務めていた。同社は世界中の企業と取引を行っており、クシュナーが政権に参加すれば、諸外国で利益相反が問題になるのではないかという声が上がっている。

 クシュナーの弁護士はそうした疑念を否定して言う。「クシュナー氏は連邦政府が定める倫理法に従うと誓っている。われわれは、政権に参加するための手続きについて、政府倫理庁(OGE)と協議してきた」

嫌われたら大変
 だがクシュナーは大統領選でも、傘下企業を通じて影響力を行使してきた。たとえば、自ら所有する週刊紙「ニューヨーク・オブザーバー」をトランプの選挙運動のためのプラットフォームとして活用し、2016年7月には「私が知っているドナルド・トランプ」と題する記事を執筆。ホロコーストを生き延びた祖母を引き合いに出し、トランプは一部の人々が非難するような反ユダヤ主義者ではないと主張した。

 オブザーバー紙のある元ライターは次のようにツイートしている。「クシュナーの下で働きながら、彼がこんなに権力を持つことについて何度も悪夢を見た」

 クシュナーの影響力は、選挙運動やメディア内から政権移行チームへと広がっている。選挙戦中、トランプの右腕的存在だったニュージャージー州知事のクリス・クリスティーを失脚させたのも、クシュナーの意向だったとされている。

 クリスティーは元連邦検事で、クシュナーの実父を刑務所に送った経緯がある。クシュナーの実父は、脱税や証人買収、違法献金に関与していた人物で、連邦捜査局と手を組み、売春婦を使って人を陥れようとしたこともある。クシュナーが恨みを抱いていることに間違いはない。

 クシュナーは政権移行チーム内の駆け引きだけでなく、トランプの「外交」にも参加している。トランプの当選直後には、妻のイバンカとともに日本の安倍晋三首相との会談にも同席した。

 またクシュナーは、中国保険大手の安邦保険集団と取引を行っており、それがトランプの対中政策にも影響している。トランプが台湾の蔡英文総統と電話会談を行ったことに関して、駐米中国大使は政権移行チームに電話を入れ、「強い不満」を表明した。その電話はクシュナーに回された、とニューヨーク・タイムズ紙は伝えている。それはクシュナーが、安邦保険集団や中国のほかの投資家たちと関わりを持っているからだ。

 さらにトランプは、クシュナーがパレスチナ問題解決の中心人物になるかもしれないとも語っている。その理由はおそらく、イスラエルのハポアリム銀行がクシュナーに繰り返し融資を行っているためだろう。同銀行はイスラエル最大手で、一説によると、アメリカ人顧客たちの税金逃れを手助けしていると言われている。

 倫理的に見れば極めて厳しいが、家族の絆にとっては素晴らしい時代が到来するようだ。おめでとう、ミスター・クシュナー。

From Foreign Policy Magazine

4176チバQ:2017/01/11(水) 20:27:52
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20170111k0000m030109000c.html
<米国>「反縁故法」に抵触も…娘婿人事、次期政権に火種
01月10日 23:16毎日新聞

 【ワシントン西田進一郎】トランプ次期米大統領は9日、長女イバンカさん(35)の夫で実業家のジャレッド・クシュナー氏(36)を大統領上級顧問に起用すると発表した。通商や中東を中心に、内政から外交まで幅広い政策を主導する。ただ、大統領らが親族を「政府機関」で雇用することなどを禁じる「反縁故法」に抵触するとの批判もあり、火種を残しそうだ。

 反縁故法は、ケネディ政権(1961〜63年)で、大統領が弟を司法長官に任命したことに「政権の私物化だ」との批判が高まり、67年に成立した。それ以降、大統領の家族が政権入りした例はない。ホワイトハウスが同法の「政府機関」に該当するかどうかに関しては議論があり、トランプ氏側は「政府機関」には当たらないと主張している。クシュナー氏は在任中の給与は受け取らない方針で、法律への抵触を回避する狙いがあるとみられる。

 不動産ビジネスなどクシュナー氏の事業と役職との利益相反の懸念もある。米メディアによると、クシュナー氏は就任前に、自身の事業から身を引く準備をしている。

 一方、イバンカさんがホワイトハウスで公職に就く予定はない。トランプ氏の不動産ビジネスの中核企業で副社長を務めているが、辞職する方針だ。

 クシュナー氏は不動産開発会社の創業者の息子で、20歳代前半で事業を引き継ぎ、やり手のビジネスマンとして知られる。選挙期間中からトランプ氏に信頼され、選挙後も重要な会議に同席し、閣僚の人事にも深く関与した。ホワイトハウスでは、大統領首席補佐官に就任するラインス・プリーバス共和党全国委員長、首席戦略官兼上級顧問に就くスティーブン・バノン氏と3人でチームを組み、指導的な役割を果たす。

4177チバQ:2017/01/11(水) 22:03:59
http://www.sankei.com/world/news/170111/wor1701110025-n1.html
2017.1.11 14:37
【トランプ次期大統領】
イスラム教徒登録制に反対 次期国土安保長官
 トランプ次期米大統領が国土安全保障長官に選んだ元軍人のジョン・ケリー氏は10日、上院国土安全保障・政府活動委員会の指名承認公聴会で、イスラム教徒の登録制度導入に反対する考えを示した。

 国土安全保障省は国境警備やテロ対策を担当する。トランプ氏は選挙中にモスク(イスラム教礼拝所)の監視を訴え、移民排斥主義的な主張も目立っていたため、議会から次期政権の移民政策を不安視する声があった。

 ケリー氏は「人種や宗教に基づいて国民を登録する制度には賛成しない」と述べた。(共同)

4178とはずがたり:2017/01/12(木) 00:39:58

国境の壁建設費「絶対に支払わない」 メキシコ外相
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASK1C4KBJK1CUHBI017.html
01月11日 18:06朝日新聞

 トランプ米次期大統領が隣国メキシコの負担で建設すると主張している国境の壁について、メキシコのビデガライ外相は10日、地元テレビのインタビューで「建設費を支払うつもりは全くない」と明言した。メキシコ政府はこれまでも支払いの考えはないとしてきたが、トランプ氏の大統領就任を20日に控え、改めて従来の立場を明確にした。

 トランプ氏はメキシコからの不法移民を「強姦(ごうかん)犯」などと決めつけ、国境に壁を築くと主張。「まずは米国議会で予算を計上し、その後にメキシコに費用を返済させる」と語ってきた。

 これに対し、ビデガライ氏は「そんなことは不可能だ」と断言。「経済的な理由だけでなく、尊厳と主権の問題からも絶対に支払うつもりはない」と強調した。

 ビデガライ氏は財務相だった昨年8月、トランプ氏とペニャニエト大統領の会談実現を主導したが、メキシコ国内からの反発を招き、責任を取って辞任した。だが、トランプ氏とのパイプが期待され、今月4日に外相に起用された。昨年の会談について、ビデガライ氏は「メキシコについてよく理解してもらうことが目的だった。少し早すぎたが、より良い関係の基礎が築けた」と述べた。(サンパウロ=田村剛)

4179とはずがたり:2017/01/12(木) 12:33:44

米CNN記者の質問拒否=メディア選別あらわ―トランプ氏初会見
時事通信社 2017年1月12日 08時12分 (2017年1月12日 12時21分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20170112/Jiji_20170112X972.html

 【ニューヨーク時事】「(質問するのは)おまえじゃない。おまえの組織はひどい。偽のニュースだ」。11日にニューヨークで開かれた当選後初の記者会見で、トランプ次期米大統領は米CNNテレビのリポーターからの質問をかたくなに拒否した。自身に不都合な情報を伝えたメディアを忌避する一方で、報道を控えた他社には謝意を示すなど、メディアを選別する姿勢をあらわにした。
 CNNは10日、米大統領選を標的としたロシアのサイバー攻撃に関連し、ロシア工作員がトランプ氏の評判をおとしめるような個人・金融情報を取得したと主張していると報道。トランプ氏はこれに反発し、ツイッターに「偽ニュース。完全に政治的な魔女狩りだ!」と書き込んだ。
 トランプ氏は選挙期間中からCNNの報道姿勢に不満を持っており、同社を傘下に抱える米メディア大手タイム・ワーナーと米通信大手AT&Tの合併案について「少数の人々に権力が集中する」として反対を表明していた。
 トランプ氏は冒頭、会見に出席した報道陣に感謝を伝えつつも、「かつてはほぼ毎日会見を開いていたが、不正確なニュースがかなり増えたのでやめた」とけん制。前日に自身のロシア絡みのニュースを報じたCNNの記者の質問を受け付けなかったほか、同様の理由で米ニュースサイトのバズフィードもやり玉に挙げた。

4180とはずがたり:2017/01/12(木) 13:53:32
トランプ氏“日本名指し批判” 政府の反応
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20170112-00000033-nnn-pol
日本テレビ系(NNN) 1/12(木) 12:05配信

 トランプ氏が貿易不均衡をめぐり、日本を名指しして批判したことについて菅官房長官は活発な貿易が日米関係にとって重要だとの認識を示した。

 菅官房長官「活発な貿易投資、ここは日米経済関係の活力の源泉である、このように思ってます」

 菅長官は、また今後も経済関係のさらなる発展を図っていくと強調した。

 一方、自民党の閣僚経験者は「日本の輸出産業はまたびびってしまう。先が思いやられる」と語った。外務省幹部は「日米がウインウインの関係にあることを、もっと知ってもらうために働きかけないといけない」と話している。

ドル下落、トランプ氏会見への失望で一時114円台=NY市場 ロイター 2017年1月12日 07時22分 (2017年1月12日 12時06分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20170112/Reuters_newsml_KBN14V2NA.html

[ニューヨーク 11日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが下落。トランプ次期米大統領が記者会見で具体的な経済成長促進策を示さなかったため、ドル強気筋の失望売りが広がり、対円で114円台までドル安/円高が進む場面があった。
トランプ氏の会見前にドルは116.85円まで買われたほか、ユーロやスイスフランに対して1週間ぶり、対ポンドでは3カ月ぶりの高値を付けるなど全面高の展開になった。
しかしトランプ氏は、投資家が期待していた財政出動や米企業の海外利益還流促進などの政策分野に関してまったく言及せず、ドル売りの地合いに一変した。
会見を受けてドル/円<JPY=>は一時1カ月ぶり安値の114.26円に急落。ユーロ/ドル<EUR=>は1.0622ドル、ポンド/ドル<GBP=D4>は1.2273ドルまでそれぞれ上昇した。
BKアセット・マネジメントのマネジングディレクター、キャシー・ライアン氏は「トランプ氏の財政支出計画の具体的で詳しい内容が出てこなかったことで、市場はがっかりした」と指摘した。
一方、シティグループのG10FX戦略グローバル責任者兼マネジングディレクター、スティーブン・イングランダー氏は、トランプ氏の会見に「市場が多少非現実的な期待をしていた」との見方を示した。
ドルが幅広く売られた中で、メキシコペソだけは対ドルで過去最安値を更新した。トランプ氏が米自動車メーカーに、メキシコからの輸入車には高関税を課すと警告したことが影響した。

4181チバQ:2017/01/12(木) 19:28:00
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-170112X022.html
トランプ節健在、慎重さも=壁建設や過去の放言釈明―記者会見
15:03時事通信

 【ワシントン時事】トランプ次期米大統領は11日の記者会見で、メディアを激しく攻撃したり、就任前にも雇用を創出したとする成果を誇示したりした。選挙戦で誇張も交えて対立候補を攻撃し、「私を信じなさい」と断言口調で公約の実現をアピールしたトランプ節は健在だった。一方で、政策や過去の放言をこれまでよりは詳しく説明するという慎重さも見せた。

 トランプ氏が大統領選への出馬当初から訴えてきたメキシコ国境の壁建設は「荒唐無稽」ともいえる政策だった。会見でも壁を早期に造る方針は確認した。ただ、費用をメキシコが負担するという公約については「壁のコストは(メキシコから)返金してもらうだろう」と、後払い交渉の選択肢も示した。

 トランプ氏は昨年8月の選挙集会で、オバマ大統領が過激派組織「イスラム国」(IS)を創設したと言い放ち、厳しく批判された。会見では「この政権がISをつくった」と繰り返したが、イラクからの米軍撤退で生じた治安維持の空白にISが乗じたという解説も加えた。

 一方、不動産事業と大統領職の利益相反問題では、昨年12月にツイッターで唐突に、大統領在任中は「新たな取引は実行されない」と訴えた。これについて会見に同席した弁護士は「トランプ氏の指示により、新たな取引は厳しく制限する」と説明。大統領職にある間は外国での取引はせず、米国内での取引についても慎重に審査した上で許可すると明らかにした。

 ただ、そもそもメキシコ側は壁建設費用の負担を拒否しており、その交渉にも応じそうにない。利益相反の回避では、トランプ氏の会見直後に政府倫理局のシャウブ局長がシンクタンクの会合で「残念ながら、彼の現在の計画ではその目的は達成できない」と切り捨てている。

4182チバQ:2017/01/12(木) 19:32:18
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20170112k0000e030177000c.html
<トランプ氏>巨額貿易赤字に不満、是正意欲…選挙後初会見
11:07毎日新聞

 【ニューヨーク西田進一郎、ワシントン清水憲司】トランプ次期米大統領は11日、ニューヨークのトランプ・タワーで、昨年11月の大統領選後初めての記者会見を開いた。トランプ氏は「米国は年間、巨額の(貿易)赤字を出している。中国、日本、メキシコ、ほとんどの国に対してだ」と不満を表明し、貿易不均衡の是正を目指す考えを示した。大統領選を狙ったサイバー攻撃にロシアが関与したとされる問題については「ロシアがやったと思う」と初めてロシアの関与を認めた。

 トランプ氏は会見冒頭、「私は史上で最も多くの雇用を生み出す大統領になる」と強調。米国内の雇用確保や貿易不均衡の是正を通じて「米国第一主義」を目指す考えを改めて示した。

 米自動車大手フォード・モーターなどがメキシコ工場新設計画の撤回や米国内工場の増強を発表したことに謝意を表明。「米ゼネラル・モーターズ(GM)も続くことを期待するし、そうなるだろう」と改めて圧力をかけた。

 貿易不均衡に関しては、米国が中国、日本、メキシコとの間で巨額の貿易赤字を背負っていると指摘。「米国の貿易協定は惨事だ」と述べ、赤字削減を目的に協定見直しを求める意向も示した。貿易赤字削減は、商務長官となるロス氏、新設の国家通商会議(NTC)を率いるナバロ氏が「米経済の成長率向上につながる」と訴えている。

 大統領選で民主党全国委員会(DNC)などにサイバー攻撃が行われた問題については、ロシアの関与を認めたうえで「他の国からもハッキングされている」とも述べ、中国の名前も挙げながら、対策を強化する方針を示した。対露関係については「プーチン氏が私を気に入っているなら、それは『財産』だ」と語り、関係改善への意欲を改めて表明。過激派組織「イスラム国」(IS)対策などでの協力に触れた。

 トランプ氏は米国内外でホテルやカジノなどの事業を広く展開しており、これらと大統領職との利益が相反する可能性があるとして問題視されてきた。トランプ氏は事業を長男と次男に引き継ぐと説明した。

4183チバQ:2017/01/12(木) 19:34:00
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-170112X972.html
米CNN記者の質問拒否=メディア選別あらわ―トランプ氏初会見
08:12時事通信

 【ニューヨーク時事】「(質問するのは)おまえじゃない。おまえの組織はひどい。偽のニュースだ」。11日にニューヨークで開かれた当選後初の記者会見で、トランプ次期米大統領は米CNNテレビのリポーターからの質問をかたくなに拒否した。自身に不都合な情報を伝えたメディアを忌避する一方で、報道を控えた他社には謝意を示すなど、メディアを選別する姿勢をあらわにした。

 CNNは10日、米大統領選を標的としたロシアのサイバー攻撃に関連し、ロシア工作員がトランプ氏の評判をおとしめるような個人・金融情報を取得したと主張していると報道。トランプ氏はこれに反発し、ツイッターに「偽ニュース。完全に政治的な魔女狩りだ!」と書き込んだ。

 トランプ氏は選挙期間中からCNNの報道姿勢に不満を持っており、同社を傘下に抱える米メディア大手タイム・ワーナーと米通信大手AT&Tの合併案について「少数の人々に権力が集中する」として反対を表明していた。

 トランプ氏は冒頭、会見に出席した報道陣に感謝を伝えつつも、「かつてはほぼ毎日会見を開いていたが、不正確なニュースがかなり増えたのでやめた」とけん制。前日に自身のロシア絡みのニュースを報じたCNNの記者の質問を受け付けなかったほか、同様の理由で米ニュースサイトのバズフィードもやり玉に挙げた。

4184チバQ:2017/01/12(木) 19:41:07
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20170112k0000m030132000c.html
<トランプ氏>選挙後初の会見 「最多の雇用生む大統領に」
01:57毎日新聞

<トランプ氏>選挙後初の会見 「最多の雇用生む大統領に」
大統領選に勝利後、初となる記者会見を開いたトランプ次期米大統領=米ニューヨークで2017年1月11日、AP
(毎日新聞)
 【ニューヨーク西田進一郎】トランプ次期米大統領は11日午前(日本時間12日未明)、ニューヨークの「トランプタワー」で記者会見を開いた。会見を開くのは昨年11月の大統領選で勝利した後は初めて。トランプ氏は、米自動車大手フォード・モーターなどがメキシコ工場建設計画の撤回や米国内工場増強を発表したことに「感謝する」と述べ、「私は最も多くの雇用を生み出す大統領になる」と強調した。

 トランプ氏はまた、「米ゼネラル・モーター(GM)も続くことを期待する」として新たに圧力をかけた。「多くの人々がこれに続き、多くの産業も戻ってくる」と述べ、製薬など他の産業にも米国回帰を求める考えを表明した。

 トランプ氏は、昨年の大統領選へのサイバー攻撃にロシア政府が関与したとされる問題について、「ロシアがやった」と述べる一方で、「私自身はロシアと一切、取引をしていない」と強調した。また、ロシアとは過激派組織「イスラム国」(IS)との戦いで協力する必要があることも指摘。「プーチン露大統領と仲良くできるか分からないが、そうしたいと思っている。そうできるチャンスはある」と述べた。

 また、自身は事業から手を引き、息子2人に引き継ぐことも明らかにした。

 トランプ氏は大統領選中から、主要メディアを「最も不誠実な人たち」などと酷評し、自身に批判的な記事についてはツイッターなどで「口撃」してきた。一方、トランプ氏がツイッターで一方的な発信を続ける手法には批判も出ていた。トランプ氏が最後に公式な記者会見をしたのは、ほぼ半年前の昨年7月27日。最近の歴代大統領は、大統領選が終わって就任するまでに数回の記者会見をしている。トランプ氏は今月20日の大統領就任の10日前まで記者会見を開かなかったことになる。

4185チバQ:2017/01/13(金) 19:23:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170113-00000030-asahi-int
トランプ政権、またゴールドマン出身者起用 女性幹部

朝日新聞デジタル 1/13(金) 10:09配信

 トランプ次期米大統領は12日、大統領補佐官兼経済担当の上級顧問に、米金融大手ゴールドマン・サックス幹部のディナ・パウエル氏を起用すると発表した。トランプ氏は選挙中にウォール街を批判していたが、政権要職にゴールドマン出身者の起用が続いている。

 パウエル氏は中小企業や女性の起業家支援などを担当する。米メディアによると、パウエル氏はアラビア語が堪能。トランプ氏の長女イバンカさんや、イバンカさんの夫でホワイトハウスの上級顧問となるジャレッド・クシュナー氏らと仕事をするという。パウエル氏はブッシュ前政権で大統領補佐官や教育担当の国務次官補なども務めた。

 次期政権の閣僚では、財務長官に指名されたスティーブン・ムニューチン氏らがゴールドマン出身だ。(ワシントン=五十嵐大介)

4186名無しさん:2017/01/14(土) 18:32:58
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017011200609&amp;g=pol
具体性欠く「トランプ外交」=無難な答弁に終始-次期米国務長官

 【ワシントン時事】次期米国務長官に指名されたティラーソン前エクソンモービル会長は11日、上院外交委員会の公聴会で、ロシアのウクライナ軍事介入を「侵略だ」と非難し、沖縄県・尖閣諸島の防衛義務を確認するなど無難な答弁に終始した。ただ、米国の指導力の不在を指摘する一方で、トランプ次期大統領が掲げる「米国第一主義」を具体化する外交政策は示されなかった。
 ティラーソン氏は米国と対立するロシアのプーチン大統領と親交が深く、トランプ氏からは米ロ関係の修復を期待されているとされる。約9時間に及んだこの日の公聴会では、主に対ロ政策について質問が集中した。
 「ロシアは危険をもたらしている」。ティラーソン氏は当初、こう主張して「親ロ派」のイメージを払拭(ふっしょく)しようとした。米大統領選を狙ったサイバー攻撃へのプーチン大統領の関与についても「正しい想定だ」と認めた。
 しかし「プーチン氏は戦争犯罪人か」と質問されると、「私はそのような表現は用いない」。エクソンモービル時代に反対していた対ロシア経済制裁を維持するかどうかについては、あいまいな答えにとどめた。
 トランプ氏はこの日の記者会見で、「プーチンがドナルド・トランプを好きなら、それは負債ではなく財産だ」と強調。「私が国を率いれば、ロシアはわれわれの国により敬意を払うようになる」とも主張した。 
 一方、ティラーソン氏は公聴会で、次期政権のロシア政策をめぐって、トランプ氏と何も話し合っていないことを明らかにした。
 ティラーソン氏は中国による南シナ海の軍事拠点化についても批判。中国が進出を続ければ「これらの島への接近が認められなくなる」とも警告したが、具体的な方策を明示しなかった。(2017/01/12-16:07)

4187チバQ:2017/01/15(日) 09:25:27
http://mainichi.jp/articles/20170115/k00/00m/030/046000c
米下院

オバマケア廃止へ加速 決議案可決、代替案は未定

毎日新聞2017年1月14日 19時03分(最終更新 1月14日 19時03分)

【ワシントン西田進一郎】米下院は13日、オバマ政権の看板政策である医療保険制度改革(オバマケア)の廃止に向けた第一歩となる予算に関する決議案を賛成多数で可決した。上院も可決済みで、トランプ次期大統領の公約である「廃止し、(別の制度に)置き換える」方向に動き出した。ただ、代替案の策定はこれからで、策定や導入が遅れれば数百万人もの保険が中断する可能性もある。

 「この(オバマケア関連)法は崩壊している。事態がより悪くなる前に、我々が止めなければならない」。トランプ新政権下で与党となる共和党のライアン下院議長は13日、本会議場で決議案の意義を訴えた。トランプ氏は採決に先立って、オバマケアについて「もうすぐ過去のものになる」とツイッターに投稿し、公約実現に意欲を示した。

 トランプ氏は大統領選で、オバマケアの廃止と別の制度への置き換えを公約。新政権の厚生長官に、反オバマケアの急先鋒(せんぽう)のトム・プライス下院議員を指名した。11日の記者会見でも、オバマケアを「最悪の制度」と酷評し、「厚生長官が承認され次第、すぐに廃止し、ほぼ同時に新しい制度に置き換える」と語った。

 オバマケアは保険料を公的に補助することで国民の負担を軽減して「国民皆保険」を目指すが、共和党は政府の「過剰な関与」や財政負担につながると反対している。ただ、ホワイトハウスによると、オバマケア導入でそれまで無保険だった約2000万人が保険を手に入れたという。

 下院の決議は、共和、民主両党の会派構成にほぼ沿った賛成227票、反対198票で可決され、廃止に必要な関連法案を今月27日までに策定するよう関連委員会に指示した。

 しかし、共和党は「オバマケア廃止」では一致しているものの、その先にある代替案を巡る議論は深まっていない。トランプ氏も「素晴らしいものに置き換える」などと述べてきたが、具体像は示していない。

 代替案の責任は、トランプ新政権と共和党が全面的に負うことになるため、制度設計には細心の注意が必要だ。一方で、廃止から置き換えまで時間差が生まれれば、保険市場に大きな影響が出る可能性もある。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは「ここでへまをすれば、ワシントンを追い出されることになっても仕方がない」と政治的リスクの高さを指摘している。



ニュースサイトで読む: http://mainichi.jp/articles/20170115/k00/00m/030/046000c#csidx3c983e2b5d6264e99811dd06601861b
Copyright 毎日新聞

4188とはずがたり:2017/01/15(日) 18:59:44
>米政権の場合、大統領個人が選挙運動期間中に発言した政策は政権発足後に練り直され、前政権とほとんど同じという例が少なくない。なぜならば、米政権の個別の地域・諸国の外交政策は大統領の補佐官や国務省の担当者によって立案され実行されるからだ。

2016.11.10
「相馬勝の国際情勢インテリジェンス」
米国しか知らない典型的米国人が選んだトランプ大統領は結局、現政権と同じ政策に走る
http://biz-journal.jp/2016/11/post_17141.html
文=相馬勝/ジャーナリスト

 米大統領選は8日、投開票され、共和党のドナルド・トランプ氏(70)が民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(69)を破り、第45代大統領に就任することが確定した。当初は泡沫候補とみられていたトランプ氏が勝利したことで、アメリカ国民の変革への欲求が極めて強いことが証明されたといえよう。
 筆者は、米ニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストのトランプ氏が接戦を制したという速報をみていて、思い浮かべた話がある。それは日本の幕末、坂本龍馬と勝海舟の初めての出会いの際に交わされた会話だ。
 当時、外敵を打ち払うべしとの「攘夷」思想にかぶれていた龍馬は、米国との通商など、いわば親米外交を主張する海舟を斬るために、大胆不敵にも堂々と正門から海舟邸に乗り込む。ところが、海舟は龍馬の意図を知りながらも、自身がアメリカを訪問したときの体験などを丁寧に語って聞かせる。
 アメリカの大統領は国民の「入り札(選挙)」で身分に関係なく選ばれ、誰でも努力次第でなることができる。入り札の権利は国民にあり、初代大統領にはジョージ・ワシントンという人物が就任した。
 龍馬は「そのワシントンという大統領の子孫は、今何しているのだろうか」と尋ねた。あまりにも予想外の質問に、海舟は「今どこにいるか、誰も知らないだろう」と答えたという。さらに、海舟は龍馬に、国民の入り札で選ばれたアメリカの大統領は「自分の家の下女の生活のことを心配している」とも語って聞かせた。
 当時の日本は江戸時代で、徳川家康の子孫が代々将軍になっているが、アメリカでは身分に関係なく誰でも大統領になることができる。しかも、その息子ら子孫は「ただの人」「ただの国民の一人」で、特別扱いされていない。さらに大統領は下女の心配までしているというのだから、身分制が厳しい日本のことしか知らない龍馬にとっては大変な驚きだったであろう。
 これを聞いた龍馬はアメリカの成り立ちをはっきり理解し、「ワシントンは偉い。アメリカの大統領も偉いもんじゃ。アメリカは偉大な国だ」との感想を漏らした。これがきっかけで、龍馬は海舟の弟子になったほどだ。
トランプ氏へのアメリカ国民の期待


 ところが、それから150年後の現在のアメリカはどうか。今回の選挙でトランプ氏と最後まで大統領の座を争ったヒラリー氏は、夫が大統領経験者で、自身も名門大学の出身で弁護士という特権階級、ファーストレディを経て、米国務長官を歴任するなど輝かしい経歴と実績を持っている。いわば名門の出あり、サラブレッドだ。

 共和党でトランプ氏と大統領候補の指名を争ったジェフ・ブッシュ元フロリダ州知事にいたっては、父親と兄の二人が大統領経験者で、政治家としては名門中の名門の出といえる。ところが、ジェフ氏は指名獲得競争で早々と敗れている。
 これは、米国民の多くが名門出の既成の政治家に飽き飽きとしていることを示している。ジェフ氏が大統領になっても、彼の政治は父と兄のコピーでしかないからだ。
 あるいは、ヒラリー氏でも、夫のビル氏と大差はないだろうし、もっといえば、ヒラリー氏は09年1月から4年間の国務長官時代の政治の枠組みを出ないだろうことは容易に想像できる。間違ってもジェフ氏やヒラリー氏が、ワシントンのように「下女」の心配をすることはないだろう。この「下女」を「国民」と置き換えると、下馬評では優勢だったヒラリー氏が土壇場でトランプ氏に敗北した理由がよくわかるし、今回の大統領選挙の構図が透けて見えてくる。
 トランプ氏に投票したアメリカ国民は、ヒラリー氏よりも、自分たちの心配をしてくれるだろうトランプ氏が当選すれば、「自分たちの生活が良くなるはずだ」と強く期待したのであろう。
 個人的なことで恐縮だが、筆者はこれまで2回、米国の大学に留学している。1回目は1991年から92年。2回目は99年から2000年だが、いずれも経済的にはアメリカは斜陽といわれた時期だ。当時、アメリカは「富める者」と「持たざる者」に2極分化していく。富める者は限りなく富み、持たざる者は底なしの貧困に襲われるという構図だ。
 さらに、01年9月11日には同時多発テロで、ブッシュ大統領時代から中東に深く介入し、膨大な戦費を使い、弱者のための社会福祉政策は切り捨てられていく。

4189とはずがたり:2017/01/15(日) 18:59:56
>>4188-4189

奇抜な発言の背景

 このようなかで、今回の大統領選では、既存の政治の価値観をもたないトランプ氏が注目を浴び、多くの国民の支持を獲得し、ついに大統領の座をつかんだのだが、この裏には、何をやらかすかわからないというトランプ氏の異端児的な発言がある。
 英語では「異端児」とか「一匹狼」は、直接的には「焼き印のない牛」を意味する「Maverick」と呼ばれるが、まさにトランプ氏は「Maverick」であるがゆえに、既存の政治家では想像もつかないような奇抜な発言をしてきた。


 トランプ氏の発言が正しいかどうかは検証を避けるとしても、ヒラリー氏がもし、このような対日批判をすれば、すぐに「事実を認識してない」などと批判される可能性が大きいだろう。
 しかし、トランプ氏がこのような発言をするのは、同氏の対日観は、80〜90年代の日米貿易摩擦が最高潮に達した時に形成されたものだからだ。
 たとえば、大統領選出馬表明会見の際にも「日本やその他多くの場所から、仕事を取り返す。私は我々の仕事を取り返し、我々にお金を取り返す」と発言しているが、これはトランプ氏が90年には米雑誌のインタビューで、「まず日本はアメリカに商品を売りにきて我々のお金を残らず日本に持っていく。次に、そのお金を返しに戻ってきてマンハッタン中の不動産を買いまくる。というわけで、両方ともこちらの負けだ」と語っている内容の裏返しだ。
 トランプ氏の激しい対日批判として、日本で大きな話題になったものとしては、「在日米軍撤退の可能性」や「(日本が)核兵器を独自に保有することを否定しない」などの発言がある。さすがのトランプ氏も日本の核武装容認論は取り消したが、このような発言はアメリカの大学で対日外交を学んだことがある者ならば、絶対に口にしないだろう。
 ところが、今のアメリカでは日本に関心を持って勉強する学生が激減している。筆者の米国留学時代の研究テーマは「日米中3国関係とアジアの安全保障政策」だったが、筆者が大学の研究所以外で接するアメリカ人で、日本のことに関心を持っている人はほとんど皆無だった。彼らの関心は「スシ」など日本食が主だった。
1年間は日米関係について発言を控える


 大半のアメリカ人にとって、彼らの生活圏は米大陸だけであり、地方で生活している人であればあるほど、一生アメリカから離れない人も少なくない。ましてや、世界地図の上で、日本がどこにあるのかを正確に答えることができる人は、一般の米国人のなかでは、少なくとも多数派ではない。

 これは、トランプ氏の対日発言は、日本のことをよく知ったうえでの発言ではない可能性が強いことと無関係ではないだろう。トランプ氏の対日発言は、アメリカのことしか知らない一般的なアメリカ国民の孤立主義的な姿勢が反映されたものといえよう。だから、極端な内容でも、一般の国民は正確な判断ができず、極端であるがゆえに、彼らから喝さいが上がるというわけだ。
 だが、トランプ氏が大統領になったあと、同じような発言をすれば、国務省や海外から大きな批判の声が巻き起こるのは間違いないだろう。
 米政権の場合、大統領個人が選挙運動期間中に発言した政策は政権発足後に練り直され、前政権とほとんど同じという例が少なくない。なぜならば、米政権の個別の地域・諸国の外交政策は大統領の補佐官や国務省の担当者によって立案され実行されるからだ。
 とくに、経済界出身のトランプ氏の場合、その傾向が強くなるのは間違いないだろう。それは、トランプ氏には日本やアジアなどに関する知識はほとんどないに等しいからだ。この点がヒラリー氏との大きな違いであり、トランプ氏は大統領就任後、少なくとも1年間は日米関係について発言らしい発言は控えるのではないかというのが、現段階での筆者の見方だ。
(文=相馬勝/ジャーナリスト)

4190とはずがたり:2017/01/15(日) 19:06:17

米大企業、トランプ氏に次々「屈服」 次の矛先はGM
http://www.asahi.com/articles/ASK1446HBK14UHBI00V.html?ref=goonews
ニューヨーク=畑中徹2017年1月4日21時14分

 米自動車大手フォード・モーターは3日、メキシコに16億ドル(約1900億円)を投じて建設すると公表していた新工場の計画を取りやめると発表した。生産拠点をメキシコに移すことなどを計画する米メーカーに対し、名指しで「ツイッター攻撃」を仕掛けるトランプ次期米大統領の圧力に「屈服」するケースが相次いでいる。

米フォード、メキシコ工場新設を撤回 トランプ氏は歓迎
 フォードは計画撤回の理由について、「生産予定の小型車の需要が減った」(マーク・フィールズ最高経営責任者)と説明。代わりに米ミシガン州の既存工場の自動運転開発や電気自動車をつくる設備に7億ドル(約830億円)を投じ、700人の新規雇用を生み出す方針を明らかにした。

 フォードは昨年4月にメキシコ新工場の計画を発表した際、トランプ氏から「まったく恥知らずだ」と批判された。選挙期間中からたびたび名指しで批判を受け、関係がこじれていた。今回の判断にあたっては、米国内の雇用創出を重視する姿勢を強める同氏の意向にできるだけ配慮したとみられる。

 トランプ氏は自身のツイッターに、フォードの計画撤退を報じた米メディアの記事リンクをのせ、自らの「手柄」を支持者らにアピールした。

 米製造業では昨年11月にも、…

ロッキード、米軍F35値下げへ トランプ氏に屈する?
01月14日 17:23朝日新聞
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1043205301/4232

4191チバQ:2017/01/15(日) 19:26:52
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASK1H42G5K1HUHBI007.html
トランプ氏、「英雄」とも確執 就任式欠席表明も相次ぐ
18:14朝日新聞

 トランプ次期米大統領(70)と、公民権運動の英雄で、民主党のベテラン下院議員のジョン・ルイス氏(76)の間で確執が深まっている。ルイス氏は13日、トランプ氏について「正統な大統領とは見ていない」と発言し、20日の就任式を欠席する意向を表明。トランプ氏も14日、「言葉だけで行動や結果がない」とルイス氏にかみついた。

 就任式を欠席すると表明している民主党の下院議員は、ルイス氏のほかにも相次いでおり、米国内の分断がいっそう明らかになっている。

 ルイス氏は13日、NBCのインタビューでトランプ氏について「ロシアがこの男を当選させることに協力したと思う」「正統な大統領だと見ていない」と発言。これを受ける形で、トランプ氏が14日朝、「ルイス議員は選挙結果について文句を言うよりも、ひどい状況で壊れつつある自分の選挙区(しかも犯罪だらけ)を立て直すことにもっと時間を割くべきだ」「言葉、言葉、言葉ばかりで行動や結果がない」とツイッターで発信した。

 ルイス氏は1960年代の公民権運動を代表する人物の1人で、黒人の権利獲得に生涯を捧げてきた。63年にマーチン・ルーサー・キング牧師と並んでワシントンで演説し、65年には投票権を求める行進で警察官から暴行を受け、瀕死(ひんし)の重傷を負ったことなどで有名。87年から下院議員を務め、最も尊敬を集めている議員の一人だ。(ニューヨーク=中井大助)

4192チバQ:2017/01/15(日) 19:27:19
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20170116k0000m030032000c.html
<米国>トランプ氏が口撃…就任式欠席表明の議員
19:04毎日新聞

 【ワシントン西田進一郎】トランプ次期米大統領は14日、トランプ氏への批判から20日の大統領就任式をボイコットすると表明した民主党の黒人有力議員をツイッターで「口先だけ」などと激しく「口撃」した。

 ボイコットを表明したのは南部ジョージア州選出のジョン・ルイス下院議員(76)。故マーチン・ルーサー・キング牧師らと共に1963年8月の「ワシントン大行進」に参加するなど、公民権運動の闘士として知られる。米国では、16日がキング牧師や公民権運動をたたえる休日「キング牧師の日」。トランプ氏への反発が広がる可能性がある。

 ルイス氏は13日放送の米NBCテレビの番組で「私はこの次期大統領を正当な大統領とはみていない」と批判し、就任式に出席しない考えを示した。理由として、ロシアの介入がトランプ氏を助け、クリントン氏を妨害したと考えていることを挙げた。就任式を欠席すれば、約30年の議員生活で初めてという。

 トランプ氏は14日、ツイッターに「選挙結果に不当な文句をつけるより、自らの選挙区の立て直しにもっと時間を費やすべきだ」と投稿。さらに「口先ばかりで、行動も成果もない。悲しいことだ!」とルイス氏を批判した。

4193チバQ:2017/01/16(月) 22:13:10
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASK1J32K4K1JUHBI006.html
民主党議員、二十数人が欠席表明 トランプ大統領就任式
13:35朝日新聞

 20日に予定されるトランプ氏の大統領就任式を欠席すると表明する民主党議員が相次いでいる。ロシアのサイバー攻撃による選挙介入などを巡り、トランプ氏を「正統な大統領とは見ていない」と発言した公民権運動の英雄、ジョン・ルイス下院議員のほか、少なくとも二十数人が欠席を表明。全米各地で抗議集会も予定されており、異例の就任式となりそうだ。

 民主党議員の欠席表明はニューヨーク州やカリフォルニア州などの出身議員が中心。日系のマーク・タカノ下院議員も14日に「就任式には参加しない」と明かした。特にトランプ氏が、ルイス議員に「言葉だけで行動や結果がない」と応酬した後、民主内に反発が広がっており、さらに欠席者は増える見通しだ。

 トランプ氏を「人種差別主義者でファシスト、偏狭だ」として市民団体が民主党議員に欠席を求めている請願には、すでに約13万人が署名している。(ワシントン=佐藤武嗣)

4194チバQ:2017/01/16(月) 23:58:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170115-00050084-yom-int
トランプ氏「不支持」51%…異例の不人気
読売新聞 1/16(月) 7:11配信

トランプ氏「不支持」51%…異例の不人気
(写真:読売新聞)
 【ワシントン=尾関航也】20日に就任式を控えたドナルド・トランプ次期米大統領の政権移行期間の仕事ぶりに関する米ギャラップ社の世論調査で、半数を超える51%が「支持しない」と回答した。

 就任直前の大統領の支持率は「ご祝儀相場」もあって高くなるのが常だが、トランプ氏の支持率は昨年11月8日の大統領選直後とほぼ同じ44%にとどまり、歴代で初めて「不支持率」を下回った。

 ギャラップ社の調査は今月4〜8日に全米の有権者を対象に行われた。

 就任直前の大統領に関する調査が始まった1992年以降、歴代の支持率はクリントン氏が68%、ブッシュ氏が61%、オバマ氏が83%で、3人とも不支持率を大幅に上回っていた。

4195チバQ:2017/01/17(火) 00:03:24
http://www.afpbb.com/articles/-/3114211
サムスン副会長の逮捕状請求、韓国・国政介入疑惑
2017年01月16日 14:07 発信地:ソウル/韓国
【1月16日 AFP】韓国の朴槿恵(パク・クネ、Park Geun-Hye)大統領の親友による国政介入疑惑を捜査している特別検察官チームは16日、サムスン電子(Samsung Electronics)の李健熙(イ・ゴンヒ、Lee Kun-Hee)会長の息子で、サムスングループの事実上のトップである李在鎔(イ・ジェヨン、Lee Jae-Yong)副会長について、贈賄などの容疑で逮捕状を請求したと発表した。(c)AFP

4196チバQ:2017/01/18(水) 19:36:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170118-00000024-jij_afp-int
トランプ夫人、就任式で何を着る? 衣装提供拒むデザイナー続出で注目

AFP=時事 1/18(水) 13:36配信

【AFP=時事】米国の次期ファーストレディー、メラニア・トランプ(Melania Trump)夫人(46)は背が高くてスリムな元モデルだが、目下、「ファッションポリス」から新手の「取り締まり」を受けている。夫ドナルド・トランプ(Donald Trump)次期大統領の政策のせいで、夫人への衣装提供を拒否するデザイナーが続出しているのだ。

【関連写真】共和党全国大会に出席したメラニア夫人
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 男性誌GQでヌードを披露、フランス・パリ(Paris)でモデルとして活躍、さらにファッション誌ヴォーグ(Vogue)の表紙も飾ったことのあるメラニア夫人にとって、一世一代の衣装選びの機会は目前に迫っている。20日夜に開かれる夫トランプ氏の大統領就任式でいったい何を着るのか?
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 トランプ氏は米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)に対し、「就任式用の素晴らしいドレスがなかなか見つからない」と、今回の式典をまるで社交界で大人気の催し物として示したいかのように語っているが、果たしてそれが現実のものになるかどうかは、現時点では不明だ。
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 マミー・アイゼンハワー(Mamie Eisenhower)元大統領夫人のピンクのシルクのドレスから、ミシェル・オバマ(Michelle Obama)現大統領夫人が着用したジェイソン・ウー(Jason Wu)氏のデザインによる白いドレスまで、歴代ファーストレディーが大統領就任式でまとったドレスは、スミソニアン協会(Smithsonian Institution)が運営する米国歴史博物館(National Museum of American History)で一堂に集められ、展示されたこともある。
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 メラニア夫人に用意されているハードルが特別高いのも事実。初のファッション業界出身者のファーストレディーであるだけではなく、前任者のミシェル夫人は歴代で最もスタイリッシュかつ最も愛されたファーストレディーの一人だからだ。


■センスが良く、業界に愛されたミシェル夫人

 ミシェル夫人は、手頃なハイストリートブランドとオートクチュールとを巧みに取り混ぜ、新進気鋭でマイノリティーのデザイナーたちの服も採用しながら、親しみやすさとシックな雰囲気を難なく自分のものにしてしまうセンスでファッション業界を魅了した。
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 一方、メラニア夫人がどのような方向性を目指すのかはいまだにはっきりしない。数年前までは、時代に左右されないエレガントさと、米仏ファッションへの愛着で知られたジャクリーン・ケネディ(Jacqueline Kennedy)元大統領夫人のような「トラディショナルな」ファーストレディーになりたいという願望を口にしたこともあった。
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 しかし、メラニア夫人にとってようやくその役割を果たすタイミングがめぐってきた今、前例のない数のデザイナーらが、そもそも自分のスタイルは彼女に合わないと宣言したり、トランプ氏が他者を侮辱し、分断をあおるような選挙戦を行ったことを理由に、衣装提供の自粛を申し合わせたりしている。
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 最初に声を上げたデザイナーは、ソフィー・テアレット(Sophie Theallet)氏だった。テアレット氏は昨年11月、「トランプ氏が大統領選の間に人種差別、性差別、外国人嫌悪をあらわにした表現は、私たちが生き方の指針としている共通の価値観に合致しない」という見解を表明した。
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 露骨な反応が起きたのも無理はない。民主寄りのファッション業界は概して、トランプ氏の対立候補だったヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官を支持し、クリントン氏の選挙戦にも献金していた。
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 マーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)氏もファッション情報紙WWDに対し、「個人的には、トランプ氏とその支持者によって傷つけられることになる人々を助けることの方に注力したいと思う」と語っている。

4197チバQ:2017/01/18(水) 19:36:48
■メラニア夫人を拒むのは、大統領選の低俗な側面と同じ

 一方で、メラニア夫人に衣装提供できれば光栄だと語るトップデザイナーらもいる。キャロリーナ・ヘレラ(Carolina Herrera)氏、ダイアン・フォン・ファステンバーグ(Diane Von Furstenberg)氏、トミー・ヒルフィガー(Tommy Hilfiger)氏らがそうだ。


 トランプ氏所有のトランプタワー(Trump Tower)に事務所を構えるヒルフィガー氏はWWDに対し、メラニア夫人に加え、新政権で重要な役割を担うと目されている娘のイヴァンカ(Ivanka Trump)さんについても、スタイリングを担当できるデザイナーは誰でも「誇りに思う」べきだと述べている。
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 だが、こうした議論はある意味、的外れでもある。というのもメラニア夫人はネット通販を利用していることで知られており、欲しいファッションアイテムがあれば何の断りもなしにどんなものでも買えるからだ。
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 メラニア夫人が昨年の大みそかに着用した黒のドレスは、「ドルチェ&ガッバーナ(Dolce & Gabbana)」のものだった。その事実をインターネット上で偶然写真を見て初めて知ったという同ブランドのデザイナー、ステファノ・ガッバーナ(Stefano Gabbana)氏は、インスタグラム(Instagram)に5つのハートマークを添えて「サンキュー」と投稿した。
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 さらには、メラニア夫人に衣装提供を拒否するのは、昨年の大統領選における最も低俗な基準に合わせるようなものだと指摘するデザイナーもいる。
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 ファステンバーグ氏は、「ファッション業界の一端を担う私たちの役割は、美と受容、多様性を推し進めることにあるはずだ」と戒めている。【翻訳編集】 AFPBB News

4198チバQ:2017/01/18(水) 19:37:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170118-00000019-mai-n_ame
<トランプ氏>「好ましくない」54% 最も不人気大統領に

毎日新聞 1/18(水) 10:38配信

 ◇米紙Wポスト世論調査 「好ましい」は40%

 【ワシントン西田進一郎】米紙ワシントン・ポストなどは17日、最新の世論調査結果を発表した。20日に就任するトランプ次期米大統領について「好ましい」と答えた人は40%にとどまり、「好ましくない」が54%に達した。過去40年間に就任した大統領の中で、最も不人気な大統領になるとみられている。

 同紙などによると、1977年に就任したカーター元大統領以降、就任前調査の「好ましい」の割合は50%台後半から70%台後半だった。トランプ氏は「大統領としての資質を備えているか」との質問で「備えている」が44%、「備えていない」は52%だった。

 米CNNテレビが17日に発表した世論調査結果でも、トランプ氏の支持率は40%、不支持率が52%とほぼ同様の結果だった。

 トランプ氏は自身のツイッターで「いんちきな選挙の世論調査で間違った人たちが、今度は(大統領の)支持率の世論調査をしている。これまで同様に不正な調査だ」と反発している。

4199チバQ:2017/01/19(木) 16:41:48
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017011900499&amp;g=int

米農務長官に前州知事=次期政権の閣僚そろう-報道

 【ワシントン時事】トランプ次期米大統領が農務長官にソニー・パーデュー前ジョージア州知事(70)を指名する方針が18日明らかになった。19日にも発表する。米メディアが一斉に報じた。
 農務長官の指名で、20を超えるトランプ次期政権の全閣僚候補がそろう。
 パーデュー氏はジョージア州議員を経て、2003年から11年まで同州知事。その後、輸出コンサルティング会社を創業した。 (2017/01/19-14:53)

4200チバQ:2017/01/19(木) 16:43:07
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017011900489&amp;g=int

「ファーストレディー」イバンカさん代行?=トランプ氏は当面単身赴任

トランプ次期米大統領(右)と長女イバンカさん=11日、ニューヨーク(AFP=時事)

 【ニューヨーク時事】トランプ次期米大統領(70)は、当面の間ホワイトハウスに単身赴任する見通しだ。息子バロン君(10)の学年度が終わる6月まで、メラニア夫人(46)とバロン君がニューヨークにとどまるためだ。夫人がホワイトハウスを留守にする中、米主要メディアは、トランプ氏の長女イバンカさん(35)が「ファーストレディー」を代行するのではないかと報じている。


〔写真特集〕トランプ氏の美人すぎる娘 イバンカさん

 米CNNテレビなど複数のメディアによれば、政権移行チームは、ホワイトハウス内の「ファーストレディー事務所」を、「ファーストファミリー事務所」に変更する計画を検討しているという。イバンカさんの関与拡大を意識した動きで、CNNは関係筋の話として、「イバンカさんはワシントンでのホスト役や、父親への助言を行う可能性がある」と伝えた。 
 メラニア夫人は、選挙中にミシェル・オバマ大統領夫人の演説と酷似したスピーチを行って以降、トランプ氏当選後も表舞台にあまり姿を現していない。対照的に、イバンカさんは安倍晋三首相とトランプ氏の会談や、トランプ氏の記者会見にも同席。こうした差が、イバンカさんの「ファーストレディー代行」報道に拍車を掛けている。
 イバンカさんは、夫のクシュナー氏(36)が次期政権の上級顧問に就任するため、ニューヨークからワシントンへ3人の子供とともに移住する。イバンカさんが公職に就く予定はないものの、メラニア夫人に代わり、ホワイトハウスで一定程度存在感を発揮することになりそうだ。USAトゥデー紙は「ここ数十年で最も影響力のあるファーストドーター(娘)になる」と予想している。(2017/01/19-15:22)

4201とはずがたり:2017/01/19(木) 19:45:20
トランプ支持者が抱える、ある深刻な分裂
冷泉彰彦 プリンストン発 日本/アメリカ 新時代
http://news.goo.ne.jp/article/newsweek/world/newsweek-E184557
13:40ニューズウィーク日本版

 トランプ政権の発足にあたって、非常に気になる点が1つあります。それは大きく異なる2つの支持層に支えられているということです。

 政権運営が好調に推移すれば、この点は大きな問題になることはなく、任期を過ごしていくこともあり得ます。ですが、何か大きな壁にぶち当たるのであれば、この支持層にある「分裂」という問題は大きく立ちはだかり、支持率を低下させ、政権求心力を失うことにも繋がりかねないものです。

 まず、トランプ氏の「コアの支持層」、つまり選挙戦の初期から支持をしてきた層の期待感というのは、次のようなものです。
・アメリカ国内に力強い雇用を回復してほしい。
・医療保険改革によって被った負担増を止めてほしい。
・公的年金は財源を確保して満額支給してほしい。
・退役軍人には手厚い福祉を用意してほしい。
・アメリカのカネを、無関係な外国にバラまくのは止めてほしい。
・具体的には他国の政権交代に介入するような戦争は二度としないでほしい。
・テロの恐怖を拡大するような移民や難民の受け入れを止めてほしい。
・軍事費、薬価などの産業権益にはメスを入れて価格交渉してほしい。
・輸出に不利なドル高は容認しない。
・国民生活に不利なエネルギー価格高も容認しない。
 この支持層はその中核に強いナショナリズムを持っているものの、求めている政策のほとんどは民主党的な「大きな政府論」です。

 これに対して、選挙戦の最後に「勝ちに行く」ことで、乗っかってきた「共和党本流」の人々、政治家とその支持者の期待感は別です。それは、
・オバマ時代の規制を緩和して、大企業などの活動に有利にしてほしい。
・小さな政府論の観点で、国庫負担を伴う医療保険改革を廃止しほしい。
・同じく小さな政府論から公的年金への国庫補填は止め、民営化してほしい。
・民主党の利権になっている退役軍人への福祉にメスを入れたい。
・オバマ時代に弱体化したアメリカの軍事的プレゼンスを回復したい。
・オバマ時代に不遇だった軍需産業、製薬業界に活力を取り戻したい。
・強いドルを志向。
・原油安から脱してエネルギー価格の高値安定へと誘導したい。
 というものです。つまりレーガンからブッシュに繋がる共和党的な政策というわけです。

 このまったく異なる「コア支持層」と「共和党本流」は選挙戦の最初から水と油でした。ですから、共和党予備選を通じてトランプ氏と、例えば後者の代表だったジェブ・ブッシュ候補などは激しい中傷合戦を繰り広げましたし、その後2016年春にトランプ氏の優位が見えてきた際には、共和党の本流は「トランプ降ろし」を必死になって画策したのです。

4202とはずがたり:2017/01/19(木) 19:45:37
>>4201-4202
 では、そんな両者がどうして共存しているのかというと、それは「オバマ時代の政治をひっくり返したい」とか「ヒラリー・クリントンの政策を否定したい」という、心理的な衝動としては共通するものがあったからです。

 ですが、今週20日の就任式を境に、政治的な環境は変わります。オバマの時代は歴史の彼方、つまり「過去」へと飛び去っていくのであり、トランプ氏とその周囲はホワイトハウスという行政府を動かして、国政を担って行かなければなりません。一方で、共和党の本流にいる多くの議会メンバーは、個々人の選挙区の意向を反映させながら自分の政治をやっていかなければなりません。

 対立の火種は至る所に転がっているのです。では、そんな対立を抱えながらトランプはどのように政権運営していくのでしょうか?

 結局は、「中身としては是々非々」にならざるを得ないと思います。
 景気を維持するためには、株価を維持しなくてはならず、そのためには企業業績は悪化させることはできません。ですから大企業優遇の政策は実行に移されるでしょう。ですが、選挙で自分を選んだ有権者の期待にも応えなければなりません。ですから、世間の話題になりそうなテーマについては「劇場型パフォーマンス」を続けていくことになるでしょう。

 自動車産業への介入が良い例で、メキシコに工場が流出する空洞化に関しては強硬に否定していますが、これは一種のシンボル的な動きであり、そのような「規制」を全産業に対して発動するわけではありません。フォード社などが「おとなしく」従っているように見えるのは、トランプ支持者の不買運動が怖いということもあるかもしれませんが、「全体としては悪いようにはしないだろう」という読みがあるのだと思います。

 また、コアの支持者にしても、国務長官、財務長官、商務長官、教育長官といった主要ポストに億万長者の人物が名を連ねていることについては、それだけで「腹を立てる」ことはないわけです。ほかでもない億万長者のトランプ氏を大統領に当選させた彼らは、単純に富裕層だというだけで嫉妬や敵意を向けることはないでしょう。

 ですから、完全に思惑の異なる2つのグループを抱えながら、政策的にはバランスを取り、とりわけコア支持者向けには「劇場型」パフォーマンスを「手をかえ品をかえて」続けながら政権運営を続けることになると思います。もっと言えば、「コアの支持層」が怒りそうな「共和党本流的な政治」をやる場合には、「コアの支持層」が喝采するような「劇場型」の話題に「振る」手法が使われることも予想されます。

 問題は政権運営が行き詰まった時です。その際に、両者の対立が浮き彫りになって、政権が立ち往生することは十分にあり得ます。それをどう乗り越えていくのかが、まさにトランプ氏の「お手並み拝見」というところでしょう。

4203チバQ:2017/01/19(木) 21:12:15
http://mainichi.jp/articles/20170120/k00/00m/030/067000c
米大統領就任式

異例ずくめトランプ氏 第45代いざ序幕

毎日新聞2017年1月19日 20時10分(最終更新 1月19日 20時21分)
日本時間21日午前1時半から 「2、3回の予行演習」も
 【ワシントン西田進一郎】トランプ次期米大統領の就任宣誓式が20日(日本時間21日)、首都ワシントンの連邦議会議事堂前で行われる。第45代大統領で実業家のトランプ氏は、政治経験はもちろん、行政経験も軍歴もない初めての大統領だ。激しい大統領選で米国社会の分断が浮き彫りとなり、多数の抗議や議員の出席拒否が予想されており、異例の式典となる。

 就任式は、20日午前11時半(日本時間21日午前1時半)から始まる。ペンス次期副大統領の就任宣誓の後、トランプ氏は正午(同2時)ごろ、聖書に手を置いて職務を忠実に執行することを宣誓する。子どもの時に母親から贈られた聖書と、オバマ氏と同様にリンカーン大統領が1861年の最初の就任式で使った聖書の2冊を使う予定だ。トランプ氏は就任演説後、議事堂からホワイトハウスまでパレードする。

 就任演説については、スパイサー次期大統領報道官が18日、「共有する価値観や、私たちの国としての進む道、直面する課題」について話すと説明し、橋や道路など社会基盤の改修や雇用創出、移民問題、国民の結束などについて語るとの見通しを示した。演説は約20分を想定しているという。演説原稿は「トランプ氏が自ら執筆、編集し、更新している」とし、「ここ数日で少なくとも2、3回の予行演習」も行っていると明らかにした。

 トランプ氏は18日、自身のツイッターに、3週間前に撮影した就任演説の執筆風景とする写真とともに「(就任式がある)金曜日を楽しみに」と投稿した。

 国土安全保障省によると、就任式当日の人出予想は最大90万人で、オバマ大統領の最初の就任式の時の180万人の半数だ。就任式前後には、トランプ氏への反対、支持を訴える約100団体がデモを計画しており、米メディアによると、民主党の下院議員約60人が欠席を表明している。



ニュースサイトで読む: http://mainichi.jp/articles/20170120/k00/00m/030/067000c#csidx4370b26bac2706dac52e1cd442f4d1a
Copyright 毎日新聞

4204チバQ:2017/01/19(木) 21:16:29
http://www.sankei.com/world/news/170119/wor1701190038-n1.html
2017.1.19 17:59
【トランプ次期大統領】
大統領就任式 数々のドラマ生まれる 演説2時間で風邪こじらせ、1カ月後死去のケースも
 トランプ次期大統領は、20日の就任演説で米国民に結束を呼びかけるため、歴代大統領による名演説を参考にしながら自らの手で就任演説をしたためているという。数々のドラマがあった過去の就任式と同じように、歴史に残る演説が生まれるだろうか。(ワシントン 加納宏幸)

 トランプ氏は民主党のケネディ(1961年)、共和党のレーガン(81年)らの就任演説を手本にしているとされる。ケネディによる「国があなたたちのために何ができるかではなく、あなたたちが国のために何ができるかを問いかけよ」という就任演説は有名だ。

 民主党ではフランクリン・ルーズベルトが世界大恐慌下の33年、「われわれが唯一恐れるべきは、恐れそれ自体だ」と訴えた。オバマ大統領も2009年の就任演説で「恐怖ではなく希望を、紛争や不和ではなく目的の一致を」と結束を呼びかけたが、就任宣誓に言い間違いがあり、翌日にホワイトハウスで宣誓をやり直すおまけが付いた。

 トランプ氏が訴える「米国を再び偉大にする」の元祖、レーガンは就任演説で「政府がわれわれの問題を解決するのではなく、政府そのものが問題だ」と小さな政府を主張。大規模減税を唱えるトランプ氏が参考にする可能性がある。

 米メディアによると、トランプ氏の反面教師は第9代ハリソン。1841年の就任演説は8445語で、2時間近くと推定される。ハリソンは風邪をこじらせて1カ月後に死去し、史上最長の演説後、史上最短の任期で終わった。

 就任式後、連邦議事堂からホワイトハウスへ向かうパレードも注目点だ。経路のペンシルベニア通りには自らが手がけたホテルが建つ。1977年にカーター元大統領が歩いて以来、途中で大統領が下車するのが慣例のようになっている。

4205名無しさん:2017/01/21(土) 21:39:03
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017011600767&amp;g=pol
ケネディ大使の貢献に謝意=岸田外相

 岸田文雄外相は16日、近く離任するケネディ駐日米大使と東京都内の外務省飯倉公館で懇談した。岸田氏は、オバマ米大統領の広島訪問や安倍晋三首相の真珠湾訪問の実現などに触れ、「ケネディ氏の素晴らしい行動力と人柄があってこそ、なし得たものだ」と述べ、謝意を伝えた。ケネディ氏は「今の立場を離れても日米同盟の将来のために貢献していきたい」と応じた。
 岸田氏は、扇子や津軽塗箸のほか、岸田、ケネディ両氏を写したラベルを貼ったワインを贈呈。ケネディ氏は、オバマ大統領が広島訪問前に米軍岩国基地(山口県岩国市)の控室で折り鶴を折っている写真のパネルを贈った。(2017/01/16-20:49)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2017011600281&amp;g=pol
沖縄県民の皆さんに感謝=ケネディ大使が離任メッセージ

 ケネディ駐日米大使は16日、離任を前にビデオメッセージを発表し、「沖縄の苦闘や歴史を教えてくれた県民の皆さんに感謝する」とした上で「共通の目標に向けた連携の継続を願う」と述べ、沖縄の問題での日米協力の重要性を訴えた。
 大使はまた、「(オバマ)大統領の広島訪問への尽力と真珠湾訪問に感謝する」と語り、安倍晋三首相をはじめとする日本政府に対し謝意を表明した。(2017/01/16-11:50)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2017011800858&amp;g=pol
「またお会いしましょう」=ケネディ米大使が離日-成田空港

 ケネディ駐日米大使は18日夜、3年2カ月の日本駐在を終え、成田発の日航機で離日した。

 黒のコートに白いスカーフを身に着けたケネディ大使は午後6時半ごろ、夫のエドウィン・シュロスバーグ氏らとともに成田空港に到着。集まった報道関係者に「さようなら。寂しくなるわ」と声を掛けながらターミナル内へ入った。
 航空機搭乗前には、「またお会いしましょう」とにっこりほほ笑んで日本式に深く一礼し、手を振りながら機内へと消えた。
 ケネディ大使は、初の女性駐日米大使として2013年11月に着任。オバマ大統領との太いパイプを背景に調整力を発揮し、昨年5月のオバマ氏の広島訪問や同年12月の安倍晋三首相の真珠湾訪問などの実現につなげた。広島、長崎の被爆地のほか、米軍基地問題で揺れる沖縄や東日本大震災の被災地なども頻繁に訪問。日米の友好関係強化や戦後の「和解」に尽力した。(2017/01/18-20:30)

4206チバQ:2017/01/22(日) 07:01:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170121-00000020-asahi-int
トランプ「3G」政権陣容固まる 家族も、異例の顔ぶれ
朝日新聞デジタル 1/21(土) 7:08配信

トランプ「3G」政権陣容固まる 家族も、異例の顔ぶれ
 米国を再び偉大にする――。トランプ新大統領が率いる政権の陣容が固まった。政治経験のない「異端児」が選んだメンバーは、トランプ氏に近い大富豪や軍人に加え、家族も名を連ねるという異例の顔ぶれとなった。

 新政権の閣僚の特徴について「3G」という言葉が使われる。大富豪(Gazillionaire)、ゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)、将軍(General)というキーワードの頭文字から名付けられた。

 まずは大富豪ぞろいであることだ。米メディアのまとめでは、最も金持ちなのは教育長官に就くベッツィ・デボス氏。義父が直販大手アムウェイ創業者で総資産は51億ドル(約5850億円)にのぼる。商務長官のウィルバー・ロス氏はウォール街の「再建王」との異名をとり、総資産は25億ドルになる。

 トランプ氏が選挙中に批判したウォール街の人材も積極的に起用された。中でも米金融大手ゴールドマン・サックス(GS)の出身者が多く、財務長官に指名されたスティーブン・ムニューチン氏もその一人。トランプ氏の懐刀となる大統領上級顧問兼首席戦略官のスティーブン・バノン氏もGSに勤務していた。

4207チバQ:2017/01/22(日) 07:02:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170121-00000028-jij-n_ame
地元NY、反応冷ややか=トランプ・タワーは厳重警備
時事通信 1/21(土) 7:40配信

 【ニューヨーク時事】トランプ米大統領の地元ニューヨークは民主党支持層が多く、地元出身の共和党の大統領就任に市民は冷ややかな反応だ。

 トランプ氏がホワイトハウスへ移った後も、トランプ・タワー周辺では厳しい警備が続き、不満の声も聞かれる。

 「悲しい」。タワー前で取材に応じたミュージシャンのウェストン・ミニサリさん(27)は就任の感想を聞くと真っ先にこう口にした。「彼はこれまで抑えられてきた無知や憎悪をかきたてた」と続け、人種や性差別が悪化することを懸念した。ニューヨークでは20、21両日とも抗議デモが計画され、数千人から数万人が参加する見通しだ。

 一方、タワー周辺は20日も厳重な警備態勢が敷かれた。大統領就任後もメラニア夫人や息子バロン君がニューヨークにとどまり、トランプ氏が週末に帰宅する可能性があることが背景にある。

 周辺のビルに荷物を搬送している男性は「タワーに隣接するビルでも、大きい荷物は全て赤外線検査が必要なんだ」と語り、搬送に時間がかかると不満げ。ただ、「4年間は何も変わらないだろう」とあきらめ顔だった。

 タワーの周囲には、選挙中にトランプ氏がよく着用していた赤い野球帽をかぶり、トランプ氏支持をアピールする人の姿も。「2020年のトランプ氏再選を」と記されたシャツを着ていた製造業の60代の男性は「トランプ氏が政府を小さくすることを期待している。今は政府が全てを管理しすぎだ。国民はもっと自由を得るべきだ」と小声で話していた。

4208チバQ:2017/01/22(日) 07:03:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170121-00000024-mai-n_ame
<トランプ大統領>公約のオバマケア見直し 大統領令に署名
毎日新聞 1/21(土) 10:06配信

<トランプ大統領>公約のオバマケア見直し 大統領令に署名
就任式で、握手しながらお互いをたたえるオバマ前大統領(右)とトランプ米大統領=ワシントンで20日、AP
 米国のトランプ新大統領は就任初日の20日、オバマ前政権の看板政策で医療保険の加入者数を大幅に拡大した「医療保険制度改革(オバマケア)」について、見直しに向けた大統領令に署名した。

【写真で見る】米大統領就任式

 トランプ氏は大統領選の選挙期間中からオバマケアを批判し、「廃止して(別の制度に)置き換える」と公約していた。

◇医療保険制度改革(オバマケア)

 改革を進めたオバマ前米大統領の名前に医療保険(ヘルスケア)を加えた造語。米国史上初めて公的補助を通じ国民に医療保険加入を原則義務付けた医療保険改革。2014年に本格施行されたが、政府の「過剰な関与」や財政負担を嫌う共和党は強く反対する。当初、国民皆保険を目指したが、推計2000万人の加入にとどまる。低所得者の加入・利用が増加したため、撤退する保険事業者もでている。

4209チバQ:2017/01/22(日) 07:03:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170121-00000535-san-n_ame
トランプ大統領 大衆迎合、ナショナリズム色濃く 就任演説
産経新聞 1/21(土) 11:20配信

 【ワシントン=青木伸行】トランプ米新大統領の就任演説は、ポピュリズム(大衆迎合主義)とナショナリズム、孤立主義的な主張が極めて色濃かった。

 演説でトランプ氏はまず、反エスタブリッシュメント(支配階層)の立場を改めて押し出し、既存の「ワシントン政治」を批判して、国民が主体であるとの主張に力点を置いた。

 「今日の式典には特別な意味がある。単なる政権の移行ではない。権力をワシントンから移し、国民に返すものだ」と主張。「ワシントンは繁栄した。だが、国民に富の分け前はなかった。支配階層は保身に走り、わが国の市民を守らなかった」とも述べた。

 こうした既存の政治や政治家に対するアンチテーゼのうえに「真に大事なのは、どの党が政府を統制するかではなく、政府が国民に統制されるかどうかだ。2017年1月20日は、国民が再びこの国の統治者になった日として記憶されるだろう」とアピールした。

 対外的には、米国が犠牲を強いられてきたとの認識から、「米国第一」主義を展開した。

 「米国の犠牲の下で、他国の産業を潤し、他国の国境を守ってきたが、過去の話だ。これからは米国第一。貿易、税制、移民、外交に関する全ての決定は、米国の勤労者や家族に利益をもたらすよう下される」

 こうした米国第一主義の論拠としては「自国の利益を最優先することは、あらゆる国家の権利だ」と強調した。トランプ氏の反グローバリズムに立脚する姿勢は、英国の欧州連合(EU)からの離脱に対する強い支持にも表れている。

 そして「あなた方を決して失望させない。米国は再び勝利し始める」と約束し、「米国を再び偉大にする」ために、愛国心と団結を呼びかけた。

 国民を鼓舞する言葉には、トランプ氏らしく「われわれはでっかく考え、もっとでっかい夢を見なければならない」とした。

 就任演説は、大統領選挙戦での演説から暴言を取り除き、多少の美辞麗句を加えて1433語に仕立てたという感が否めず、これも「トランプ流」のようだ。

4210チバQ:2017/01/22(日) 07:05:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170121-00000080-jij-n_ame
実業家、金融、プロレス…=異色の布陣、「最も裕福」な米政権
時事通信 1/21(土) 16:37配信

 【ワシントン時事】トランプ米新政権には大手企業経営者やプロレス関係者ら異色の顔触れがそろう。

 政治経験がない人物も多く、手腕は未知数。富豪や選挙中に批判した金融出身者も積極的に登用し、「史上最も裕福な米政権」といわれる。

 実業界出身のトランプ大統領は、ビジネスの経験を重視。外交の要となる国務長官には石油大手エクソンモービル会長だったティラーソン氏(64)を起用し、労働長官には大手バーガー店経営のパズダー氏(66)を指名した。

 金融大手ゴールドマン・サックス(GS)からは、元幹部ムニューチン氏(54)を財務長官に、社長のコーン氏(56)を国家経済会議(NEC)委員長に据えた。首席戦略官・上級顧問のバノン氏(63)もかつてGSに勤務した。

 米メディアによると、政権幹部の総資産は140億ドル(約1兆6000億円)超。米国の低所得世帯3分の1の資産合計を上回るとの指摘もある。次期商務長官のロス氏(79)は著名投資家で、12月時点で29億ドルの資産を保有。規制改革担当特別顧問のアイカーン氏(80)も著名投資家だ。

 一方、内務長官を含む複数ポストには元軍人を充てた。こうした面々について、大富豪を意味する「ガジリオネア」、ゴールドマン、将軍(ゼネラル)の頭文字から「3G政権」との呼び名もある。

 中小企業局長官にはプロレス団体元幹部のマクマホン氏(68)を選んだ。トランプ氏自身、プロレス界とのかかわりがあるが、選挙支援に対する論功行賞の色彩も強い。

4211チバQ:2017/01/22(日) 07:06:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170121-00000077-jij-n_ame&amp;pos=1
元軍人重用、対IS戦強化=外交・安保の政権陣容―米新政権
時事通信 1/21(土) 15:51配信

 【ワシントン時事】20日に発足したトランプ米政権の外交・安全保障を担う閣僚らで就任が決まったのは、上院の承認を得たマティス国防長官、ケリー国土安全保障長官の2人と、上院の手続きは不要のフリン大統領補佐官(国家安全保障担当)の計3人だ。

 いずれも退役将官で、「軍人重用」を反映している。

 イラク戦争などを指揮し、中東に精通するマティス氏と、対イスラム強硬派で「力による平和」を掲げるフリン氏の起用で、過激派組織「イスラム国」(IS)対策を強化する方針だ。2人は日本などとの同盟関係を重視する姿勢も明確に打ち出している。

 国務長官に指名されたティラーソン前エクソンモービル会長は、ロシアのプーチン大統領との親密な関係や外交経験がないことへの懸念から上院での承認が遅れている。ただ、公聴会ではロシアの危険性を強調し、「親ロ派」イメージ一掃に努めた。

 国連大使に指名されたヘイリー・サウスカロライナ州知事は、承認に関する上院の公聴会で、在イスラエル大使館のエルサレム移転に賛成するなどトランプ氏同様にイスラエル擁護の姿勢を鮮明にした。一方で、ロシアについては「常に注意する必要がある。信頼できない」と指摘した。

 閣僚級以外に注目されるのは、トランプ氏が上級顧問に起用した娘婿で実業家のクシュナー氏だ。トランプ氏は19日、「(クシュナー氏が)中東に平和をもたらすことができなければ、誰にもできない」と述べ、中東和平問題を担当させる意向を示唆している。ただ、36歳と若く、政治経験もないため外交手腕は不透明だ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170121-00000034-mai-n_ame&amp;pos=4
<トランプ大統領>米軍備増強を強調 過激派打倒「最優先」
毎日新聞 1/21(土) 11:34配信

 【ワシントン会川晴之】トランプ米新大統領は20日、新政権が取り組む外交・安保政策の中で、過激派組織「イスラム国」(IS)に代表される過激派勢力の打倒を「最優先課題」に据えた。安保政策では「他の国が米国をしのぐ軍事力を持つことは許さない」と、海空軍力の増強など、オバマ前政権で削減が続いた国防費の増額に取り組むと強調した。

 テロとの戦いでは、イスラム教徒への配慮を背景に前政権が使用を避けていた「イスラム過激派組織」との言葉をISに対して使った。必要と判断した場合は各国と共同で軍事行動に出る考えを強調したほか、テロ組織への資金流入を絶つため、他国との機密情報の共有を増やすなど国際社会と協力して取り組むことを盛り込んだ。

 また「敵であった国が(米国の)友人になるのを歓迎する」と述べ、トランプ氏が関係改善を目指すロシアを念頭に、国際社会との連携強化を図る意向を示した。

 安全保障面では、軍の再建を最重要課題に据えた。冷戦崩壊直後の1991年から2016年にかけ、海軍の艦船が500隻から275隻、空軍機が約3分の1にそれぞれ減少したことを問題視し、議会に新国防予算案を送付すると明言した。

 また、イランや北朝鮮など弾道ミサイル開発を続ける国々から米国や同盟諸国を守るため、ミサイル防衛(MD)システムを強化すると強調。またサイバー戦争を「新たな戦闘分野」と位置づけ、サイバー攻撃を防御する能力とともに攻撃力の強化に最優先で取り組む考えを示した。

4212チバQ:2017/01/22(日) 07:07:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170121-00000062-mai-n_ame
<トランプ大統領>温暖化対策の環境規制など撤廃
毎日新聞 1/21(土) 19:37配信

 【ワシントン会川晴之】トランプ米大統領は20日、オバマ政権が地球温暖化対策として導入した行動計画など環境問題をめぐる構想や規制を撤廃すると発表した。エネルギー安全保障や国内産業育成を重視する観点から、国内産の原油、天然ガス、石炭の使用を増やすことに力点を置く。環境保護や温暖化対策を優先するオバマ前政権の政策を大転換する方針を明確に示した。

 トランプ氏は大統領就任直後、ホワイトハウスのウェブサイトで公表した文書で「国有地には50兆ドル(約5700兆円)の石油、天然ガスが未開発のまま眠っている」と指摘。不要な規制を撤廃すれば開発が進み、そこから得た資金で道路や学校などのインフラ整備に充てられると強調した。

 トランプ氏はこれまでも「エネルギー資源開発に反する政策で、あまりにも長い間、税金を無駄遣いしてきた」とオバマ政権を批判。エネルギー分野の規制緩和を訴えるライアン・ジンギ下院議員を国有地を管轄する内務長官に、オクラホマ州のスコット・プルイット司法長官を環境保護局(EPA)長官に、それぞれ起用するなど、規制見直しに意欲を示してきた。

 国立公園や野生動物保護区、先住民居留地など米政府は国土の5分の1を所有し、数十億バレルに達する原油や天然ガス、石炭、ウランなどの埋蔵資源の存在が指摘される。

 しかし、オバマ政権は環境保護の観点から、2015年に国有地でのシェール石油・ガス開発の規制を強化し、16年には国有地で新規に石油掘削権を与えることを禁止する措置を取った。また、オバマ政権は、13年に気候行動計画を発表し、地球温暖化対策の新しい枠組みである「パリ協定」の成立や発効に力を注いでいた。

 一方、トランプ氏は選挙期間中から大統領就任時の「パリ協定」離脱を表明。トランプ政権は新エネルギー政策の柱に、外国産石油からの「独立」を掲げた。

 政策転換は中東湾岸産油国が主要メンバーである石油輸出国機構(OPEC)を刺激し、オバマ政権時代に関係が悪化したサウジアラビアなど中東湾岸産油国との関係をさらに悪化させる懸念もある。このため、湾岸諸国とはエネルギー開発やテロとの戦いでの協力を深めることも同時に進める考えを示した。

4213チバQ:2017/01/22(日) 07:08:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170121-00000055-mai-bus_all&amp;pos=3
<トランプ大統領>見えぬ米経済成長…雇用回復、戦略描けず
毎日新聞 1/21(土) 18:41配信

<トランプ大統領>見えぬ米経済成長…雇用回復、戦略描けず
就任式で演説するトランプ米大統領=AP
 【ワシントン清水憲司】トランプ新政権は20日、大型減税やインフラ投資、規制緩和の実施で景気のアクセルを踏み、経済成長率を現状の約2倍の4%に引き上げる目標を示した。ただ、具体的な計画を作るのはこれからだ。実現の可能性も読み切れず、雇用や賃金を回復させ持続的な経済成長を実現するシナリオは示せていない。


 「道路を、高速道路を、橋を、空港を、トンネルを、鉄道を、全米に建設していく」。トランプ新米大統領は就任演説で、インフラ投資の拡大に意欲を示した。想定される投資規模は1兆ドル(約115兆円)。環境保護の観点から厳しく制限されていた国有地でのシェールガス・石油の採掘を認め、財政収入を増やし財源に充てる方針も発表した。

 トランプ氏の経済政策は、大規模投資や減税で景気を刺激するとともに、保護主義的な通商政策で製造業などの雇用を増やし、中間所得層の購買力を高めて消費を下支えするのが基本路線だ。

 スティーブン・ムニューチン次期財務長官は「3〜4%の持続的成長は可能だ」と自信をのぞかせる。全米商工会議所のトーマス・ドナヒュー会頭は「低成長から高成長へと、めったにないチャンスが来ている」と話し、経済界の期待は大きい。

 ただ、インフラ投資の具体策や、いつ、どの程度の規模で実施するのかは明示していない。財源も、民間資金を投入する姿勢を示しているものの、収益につながらないインフラにどこまで民間が投資するかは見通せない。国際通貨基金(IMF)は16日発表した世界経済見通しで、トランプ政権の政策次第で大きく変動する米経済の先行きについて「特に不確かだ」と予測の難しさを認めた。

 トランプ氏は、国外生産を強化する企業などを批判し、生産の国内回帰を誘導する保護主義的な政策で雇用を増やし、賃金を底上げしようともしている。もっとも、賃金の上昇圧力に勢いがつかないのは、雇用が国外に移ったためだけではない。情報技術(IT)の浸透や人工知能(AI)の技術革新などが雇用を肩代わりするといった要因もあり、保護主義だけでは解決できない。

 トランプ氏は、こうした状況のもとで中低所得層らの経済力を回復させる戦略を描けていない。むしろ、保護主義は企業の効率的な調達網を破壊し、商品やサービスの価格が上昇して消費者の負担を増やす恐れもある。

 米経済が安定的に4%成長を達成したのは、IT革命に沸いた1997〜2000年までさかのぼり、ハードルは低くない。就任演説で「大きく考え、夢はもっと大きく見ないといけない」と語ったトランプ氏流の「努力目標」という側面もありそうだ。

4214チバQ:2017/01/22(日) 07:09:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170121-00000092-jij-bus_all
岐路に立つ自由貿易=トランプ政権、TPP離脱―迫られる通商戦略見直し
時事通信 1/21(土) 19:21配信

 「米国第一」を掲げるトランプ新政権が発足初日の20日、環太平洋連携協定(TPP)離脱と北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉を宣言した。世界最大の市場を有する米国が国益最優先の通商戦略にかじを切ったことで、相互に市場を開放して「共存共栄」を図る自由貿易体制は岐路を迎えた。米国発の保護主義のまん延が懸念され、日本は通商戦略の見直しを迫られている。

 日本政府は20日、TPP参加国で初めて国内手続き完了を協定事務局のニュージーランドに通知したが、トランプ政権の離脱宣言で、早期の協定発効は断念せざるを得なくなった。

 安倍晋三首相は大統領就任の祝辞で「アジア太平洋は世界の経済成長の源。同盟の絆を一層強化したい」と強調し、日米協調の継続をトランプ氏に呼び掛けた。TPP交渉に携わった政府関係者は「時間はかかるが、諦めるのは早い」と米国の復帰に期待をつなぐ。日本政府は今後、他のTPP参加国をまとめ、米国の翻意を粘り強く促す考えだ。

 ただ、他国の思惑は一様ではない。米市場の参入機会が大事なベトナムやマレーシアは、トランプ氏が重視する2国間通商協定でタイなどに先行されることを心配し、「米国抜きのTPP」への関心は低い。メキシコ、カナダは米国とのNAFTA再交渉を最優先する公算が大きい。

 日本政府内にも「(大統領任期4年の折り返し点となる)2018年11月の中間選挙までは、米国がTPPに戻るのは難しい」(首相周辺)との見方がある。要人の交流を積み重ねて翻意を促す長期戦を見据えるが、成就する保証はない。

4215チバQ:2017/01/22(日) 07:09:37
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170121-00050207-yom-int
「祝意を示せない」民主議員70人が就任式欠席
読売新聞 1/22(日) 0:02配信

 【ニューヨーク=有光裕】20日のトランプ米大統領の就任式は、トランプ氏の言動などに反発し、米メディアによると、約70人の民主党議員が欠席した。

 下院(定数435)で194議席を占める同党議員の4割近くが欠席した計算になる。トランプ氏が今月、「口先だけで行動しない」とツイッターで批判した公民権運動の英雄として知られる民主党のジョン・ルイス下院議員の欠席に同調したことが一因だ。

 選挙戦から続くトランプ氏への不信感も根強い。「分断と憎しみの政治を行う人に祝意を示せない」と、ミネソタ州のキース・エリソン下院議員。また、バージニア州のドン・ベイヤー下院議員は「ロシアのトップが介入した恐れがある人物を(新大統領として)正当化することはできない」とロシアがサイバー攻撃で大統領選に介入したとされる問題を欠席理由に挙げた。

4216チバQ:2017/01/22(日) 07:10:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170122-00000002-mai-n_ame&amp;pos=4
<トランプ大統領>女性抗議、ピンクの波…「20万人」行進
毎日新聞 1/22(日) 0:57配信

<トランプ大統領>女性抗議、ピンクの波…「20万人」行進
トランプ大統領就任に抗議するデモに参加した女性たち=ワシントンで2017年1月21日、AP
 【ワシントン長野宏美、國枝すみれ】トランプ米大統領の就任から一夜明けた21日、首都ワシントンでは女性やイスラム教徒などへの発言が差別的と批判されるトランプ氏に対し人権尊重の重要性を訴えるデモ「女性の行進」が行われ、イメージカラーのピンク色を身に着けた参加者らが集まった。

 主催者などによると、ワシントンでは約20万人が参加の見通し。フランスやインドなど世界約60カ国でもこの動きに連帯の意思を示す600以上のデモが行われ、全世界で計200万人以上が参加するという。

 参加したニューヨーク州の販売員、マデレン・ガローネさん(27)は「女性を見下すトランプ氏が大統領になったのには失望したが、私たち女性は強い。ただ黙ってはいない」と強調した。「女性の権利は人権だ」という紙を掲げていたバージニア州の大学生、サラ・カーナットさん(23)は「すべての女性に敬意を表するため団結の時だ。トランプ氏に私たちの声を届けることが重要だ」と語った。

 就任直後の20日に起きたトランプ氏への抗議行動は一部で過激化した。大企業の事務所などが集中し「米国エスタブリッシュメント(支配層)の象徴」として知られるワシントン中心部の一角が、黒煙と炎に包まれた。反トランプデモ参加者の一部が車やゴミ箱に火をつけ、警官隊と衝突したのだ。

 現場では、警察官多数が道路に並んでデモ隊の通過を阻止。催涙スプレーを噴射して威嚇すると、一部にガスマスク姿も見られるデモ参加者らは抗議の声を上げた。写真を撮ろうとカメラを手に警官隊ににじり寄る記者に、デモ隊が「気をつけろ。警察はスティングボール(ゴム弾)を使うぞ」と警告する。一部のデモ参加者は警官に投石したうえ、銀行やコーヒー店のガラス戸を割るなどした。

 ただ、多くの抗議活動は平和的だ。ニューヨーク州から来たリジー・デワンさん(29)は20日、「地に足をつけ、空に拳を突き上げ、目は国を監視しよう」と書いたプラカードを持って抗議集会に参加。「私は白人優越主義に反対し、マイノリティーに厳しい刑事制度の改革を目指す」と話した。

 劇団関係者のアンドリュー・ヘフナーさん(34)も「トランプ氏は危険だ」というプラカードを持ち、就任式帰りのトランプ支持者が歩く通りにあえて立ち続け、懸念を語った。「トランプ支持者に私の気持ちを伝えたかった。これから4年間、最も立場の弱い人がもっと苦しめられるのではと懸念している」

4217チバQ:2017/01/22(日) 13:18:29
http://mainichi.jp/articles/20170121/k00/00e/030/254000c
トランプ大統領

反対派市民が暴徒化 首都で警官隊と衝突

毎日新聞2017年1月21日 11時09分(最終更新 1月21日 17時50分)

警官隊に投石、催涙スプレーで応戦 逮捕者217人
 【ワシントン國枝すみれ】首都ワシントン中心部では20日、トランプ新大統領に反対する市民の一部が暴徒化し、警官隊と衝突した。投石された警官隊は催涙スプレーで応戦した。ワシントンの警察によると、警察官6人が軽傷を負い、抗議者側にも負傷者が出た。逮捕者の数は同日午後6時半時点で217人に達した。


 英紙フィナンシャル・タイムズによると、大統領就任式を巡る混乱としては、ベトナム戦争に反対するデモ参加者81人が逮捕された1969年のニクソン大統領の就任式の例がある。今回の逮捕者数はこれを大きく上回っており、トランプ政権誕生を巡る米社会の分断の深さが露呈した。

 米メディアや警察によると、抗議者は銀行やコーヒー店のガラスをたたき割り、車1台を破壊して放火。警官隊は、催涙スプレーに加え、被弾すると針で刺されたように痛むゴム弾で対抗した。抗議者の一部はトランプ氏の就任を阻もうと、就任式会場の連邦議会議事堂前に入る警備ポイントで、自分の体をバリケードに鎖でつなぎ、抵抗した。

 この日は、トランプ氏の大統領就任に反対する30組織がデモなどを計画していた。西部カリフォルニア州ロサンゼルスや東部ニューヨーク州など全米数十カ所でも抗議のデモ行進が行われた。またドイツや英国でもデモがあった。

 21日にはワシントンで行われる「女性のマーチ(行進)」に約20万人の市民が参加する見込みで、世界中でこれに呼応した抗議活動が開かれる予定。

4218チバQ:2017/01/22(日) 13:33:38
http://www.sankei.com/world/news/170120/wor1701200046-n1.html
2017.1.20 19:34
【米大統領就任式】
閣僚の議会承認は2人だけ ティラーソン国務長官候補は見通し立たず
【ワシントン=加納宏幸】トランプ新大統領が選んだ閣僚候補の承認手続きが遅れ、20日の政権発足当日に上院の指名承認を得て就任できることになるのは2人にとどまる見通しだ。2001年のブッシュ政権や09年のオバマ政権の発足当日には、それぞれ閣僚級を含めむ7人が承認されている。

 AP通信によると、就任式後の20日午後に開かれる上院本会議で承認される見通しになっているのは、すでに上院軍事委員会が承認した次期国防長官候補のマティス元中央軍司令官と、次期国土安全保障長官候補のジョン・ケリー前南方軍司令官の2人だ。

 北朝鮮が米新政権の発足をにらみ大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射する兆候があることから、与党・共和党は安全保障政策を切れ目なく実施する必要があるとし、マティス、ケリー両氏の承認を重視。閣僚ではないが中央情報局(CIA)長官に指名されたポンペオ下院議員も20日に承認される可能性がある。

 閣僚や政治任用ポストの承認権を持つ上院(100議席)では共和党が半数以上の52議席を握っており、トランプ氏が指名した閣僚候補はほとんどが指名される見通しとなっている。

 しかし、最重要閣僚である国務長官候補に指名された米石油大手の前首脳、レックス・ティラーソン氏をめぐっては、同氏とロシアのプーチン大統領の関係を問題視する意見が共和党内にあり、承認の見通しは立っていない。

4219チバQ:2017/01/22(日) 13:40:24
http://www.sankei.com/world/news/170120/wor1701200021-n1.html
2017.1.20 09:41
【トランプ次期大統領】
共和党全国委員長にマクダニエル氏 元大統領候補のめい
 米共和党全国委員会は19日、ラインス・プリーバス委員長の後任に中西部ミシガン州共和党委員長を務めた女性のロナ・マクダニエル氏を選出した。

 マクダニエル氏は2012年大統領選の共和党候補を務めたロムニー氏のめい。プリーバス氏はトランプ新大統領の首席補佐官に就く。(共同)

4220とはずがたり:2017/01/23(月) 12:44:12
世界中で景気が良いのはアメリカとドイツだけで傾向としては良くなってるのに利己主義者の集まりの共和党が敗者への再配分を拒んだのがアメリカ人が負けてると感じた原因である。

<トランプ大統領>見えぬ米経済成長…雇用回復、戦略描けず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170121-00000055-mai-bus_all
毎日新聞 1/21(土) 18:41配信

 【ワシントン清水憲司】トランプ新政権は20日、大型減税やインフラ投資、規制緩和の実施で景気のアクセルを踏み、経済成長率を現状の約2倍の4%に引き上げる目標を示した。ただ、具体的な計画を作るのはこれからだ。実現の可能性も読み切れず、雇用や賃金を回復させ持続的な経済成長を実現するシナリオは示せていない。

【写真特集】トランプ米大統領、歓迎イベントを写真で〜演奏した歌手たちは…?

 「道路を、高速道路を、橋を、空港を、トンネルを、鉄道を、全米に建設していく」。トランプ新米大統領は就任演説で、インフラ投資の拡大に意欲を示した。想定される投資規模は1兆ドル(約115兆円)。環境保護の観点から厳しく制限されていた国有地でのシェールガス・石油の採掘を認め、財政収入を増やし財源に充てる方針も発表した。

 トランプ氏の経済政策は、大規模投資や減税で景気を刺激するとともに、保護主義的な通商政策で製造業などの雇用を増やし、中間所得層の購買力を高めて消費を下支えするのが基本路線だ。

 スティーブン・ムニューチン次期財務長官は「3〜4%の持続的成長は可能だ」と自信をのぞかせる。全米商工会議所のトーマス・ドナヒュー会頭は「低成長から高成長へと、めったにないチャンスが来ている」と話し、経済界の期待は大きい。

 ただ、インフラ投資の具体策や、いつ、どの程度の規模で実施するのかは明示していない。財源も、民間資金を投入する姿勢を示しているものの、収益につながらないインフラにどこまで民間が投資するかは見通せない。国際通貨基金(IMF)は16日発表した世界経済見通しで、トランプ政権の政策次第で大きく変動する米経済の先行きについて「特に不確かだ」と予測の難しさを認めた。

 トランプ氏は、国外生産を強化する企業などを批判し、生産の国内回帰を誘導する保護主義的な政策で雇用を増やし、賃金を底上げしようともしている。もっとも、賃金の上昇圧力に勢いがつかないのは、雇用が国外に移ったためだけではない。情報技術(IT)の浸透や人工知能(AI)の技術革新などが雇用を肩代わりするといった要因もあり、保護主義だけでは解決できない。

 トランプ氏は、こうした状況のもとで中低所得層らの経済力を回復させる戦略を描けていない。むしろ、保護主義は企業の効率的な調達網を破壊し、商品やサービスの価格が上昇して消費者の負担を増やす恐れもある。

 米経済が安定的に4%成長を達成したのは、IT革命に沸いた1997〜2000年までさかのぼり、ハードルは低くない。就任演説で「大きく考え、夢はもっと大きく見ないといけない」と語ったトランプ氏流の「努力目標」という側面もありそうだ。

4221チバQ:2017/01/23(月) 23:05:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170121-00000087-mai-n_ame
<トランプ大統領>理念なき実利追求を宣言…就任演説
毎日新聞 1/21(土) 23:39配信

<トランプ大統領>理念なき実利追求を宣言…就任演説
メラニア夫人が持つ聖書に手を置き、宣誓するトランプ氏(左)=AP
 ◇「私たちは自国を犠牲に外国を潤わせた」

 【ワシントン会川晴之】米共和党のドナルド・トランプ新大統領は20日の就任演説で、持論の「米国第一主義」を政権運営の核心に据えると強調した。超大国として崇高な理念や理想を語った歴代大統領とは違い、一切の修辞を捨て、利己的な実利だけを追求する考えを示した。米国が国際社会において「最大多数の最大幸福」を追求しないと宣言したことは、世界を揺さぶる大きな転換点となるに違いない。

 「私たちはこの数十年間、米国の産業を犠牲にして外国の産業を潤わせてきた」

 「私たちの富や強さ、自信が地平線のかなたに消えていくのにもかかわらず、他国を豊かにしてきた」

 トランプ氏はこのように、第二次世界大戦後、世界の超大国として繁栄を享受した米国が、気前よすぎるほど他国に支援を続けたことで、米国の荒廃を招いたと嘆いた。米国が欧州や日本の経済復興を強力に支援したことや、率先して途上国援助に取り組むことで世界の平和や貧困の克服に貢献した成果には一切触れず、米国のこうした振る舞いは「過去の話」とまで言い切った。

 トランプ氏が大統領になっても選挙期間中に訴えた政策を引き続き志向することが分かった点は収穫だ。「外国の首都、そして権力が集まる場所に向かって新しい宣言をする」と述べ、米国の新たな統治ビジョンが「米国第一」であると、2度繰り返した。トランプ新政権への対応に頭を悩ませていた各国の企業や政府は、米国が遠慮会釈のない自国最優先で臨むことを再確認し、覚悟を決めて相応の対策を練るしかないと悟ったかもしれない。

 トランプ氏は就任演説について、事前に「ケネディ、レーガン両元大統領の演説に鼓舞された」と述べていたが格調の高さは反映されなかった。大統領選期間中に、支持者から熱狂的な支持を集めた「トランプ節」全開の型破りの演説だった。

 トランプ氏が関係改善を指向するロシアのラブロフ外相は17日の会見で、過去の米政権は「欧米流の価値観を押しつける政権」と批判。その上で、トランプ氏が「実際的(プラグマティック)な政権」となることに期待を寄せた。

 地域の歴史や文化に理解を払わず、米国流の考えを武力を使ってまでも広めようとしたブッシュ(息子)元大統領。「核兵器なき世界の実現」という崇高な理念を訴えながら、核兵器増強予算にゴーサインを出すなど、発言と実行力に落差があったオバマ前政権。そして今度は「自分勝手な超大国」を目指すトランプ政権に、世界は向き合うことになる。

4222とはずがたり:2017/01/25(水) 17:13:31
トランプの言動は知性のないアメリカの一般市民の発想が良く判る。勿論トランプが知性無い可能性もあるけど知ってて代弁して権力を奪取した可能性の方がやや高いかな。さて何処迄やるのか。。

メキシコ国境に壁、大統領令署名へ トランプ氏目玉政策
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASK1T3HH2K1TUHBI00Q.html
12:26朝日新聞

 米国のトランプ大統領が25日から、メキシコ国境での壁建設や、内戦が続くシリアなど中東・アフリカの7カ国を名指しして、米国への入国を制限する一連の大統領令に署名を始める方針であることが分かった。ロイター通信などが伝えた。事実上、難民や移民の受け入れを拒絶する内容で、トランプ氏の「米国第一主義」は移民政策にも浮き彫りになった。

 トランプ氏は24日、ツイッターで「明日は国の安全保障で大きな日になる。とりわけ壁を造る!」とつづった。

 トランプ氏は25日にも、目玉政策だったメキシコ国境の壁建設に向けて関係機関に指示する大統領令に署名するとみられる。

 トランプ氏は選挙中、メキシコ不法移民を「麻薬密売人」「強姦(ごうかん)犯」などと決めつけ、壁の建設を提唱し、支持を集めてきた。

4223とはずがたり:2017/01/25(水) 18:03:31
閉ざされたケチ臭いアメリカなんぞ見たくないなぁ。。

トランプ米大統領、移民制限に関する大統領令に25日署名へ
http://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20170125029
08:54ロイター

トランプ米大統領、移民制限に関する大統領令に25日署名へ
 1月24日、トランプ米大統領(写真)は、25日に国土安全保障省で、移民の制限に向けた複数の大統領令に署名するとみられる。議会関係者や専門家が明らかにした。23日にワシントンで撮影(2017年 ロイター/Kevin Lamarque)
(ロイター)
[ワシントン 24日 ロイター] - トランプ米大統領は、25日に国土安全保障省で、移民の制限に向けた複数の大統領令に署名するとみられる。議会関係者や専門家が明らかにした。

大統領令には、難民の入国制限や、イスラム教国であるイラク、イラン、リビア、ソマリア、スーダン、シリア、イエメン出身の一部のビザ保有者に対する入国制限が含まれる見通し。

4224チバQ:2017/01/25(水) 19:16:06
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-170125X848.html
メキシコ国境の壁指示へ=7カ国へビザ発給停止も―公約実現に反発必至・米大統領
17:09時事通信

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は25日から、移民・難民対策に関する大統領令などに順次署名する。ニューヨーク・タイムズ紙は、大統領がメキシコとの国境への壁建設を命令すると報道。ロイター通信は、シリアやイラクなど中東・アフリカ7カ国へのビザ(査証)発給を停止するよう指示する見通しだと伝えた。

 いずれも大統領選から物議を醸してきた公約の実現を目指すもので、国内外に反発が広がりそうだ。

 トランプ大統領は選挙戦で、不法移民の流入を防ぐため対メキシコ国境に「万里の長城」を築くと公約。また、2015年12月にはパリ同時テロなどを受け、イスラム教徒の米国への入国禁止を提唱した。ただ、この発言には国内外から批判が強まったため、大統領は特定の宗教より出身国に着目して入国制限を課すと説明していた。

 タイムズ紙によると、大統領は壁建設に連邦政府の予算を拠出するよう指示する。

 また、ロイター通信によれば、イスラム教徒が大多数を占めるシリア、イラク、イラン、リビア、ソマリア、スーダン、イエメンの7カ国へのビザ発給停止を命令。既にビザを保有している人々についても入国を認めないよう税関国境警備局に命じる。さらに大統領は厳格な審査を適用できるようになるまでの間、難民の受け入れも一時的に停止する見込みだという。

4225とはずがたり:2017/01/25(水) 20:52:53
ウソを恥じないトランプ政権に、日本はどう対応するべきか
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2017/01/post-891_1.php
2017年01月24日(火)16時50分

<80年代の感覚で日本批判を続けるトランプがやっかいなのは、「劇場型パフォーマンス」のためには平然とウソをつくところ>(写真:今週TPP離脱の大統領令に署名したトランプ)

 トランプ大統領は今週23日に、大企業の経営者などとの会合で、規制緩和や法人税率の緩和など「企業優遇政策」を口にした一方で、日本や中国の通商政策を批判しました。要するに、貿易赤字が大きいのは問題だとか、それぞれにアメリカ製品を売りにくくしているなどという内容です。

 また「いつものトランプ節」というわけです。選挙戦の時からずっと、言い続けていますが、ファクト・チェックを行えば簡単に反論できる内容です。

 まず、基本的に日本への批判というのは、80年代のレトロ感覚で言っているだけであり、自動車産業に関して言えば、現在は現地生産比率が非常に高くなっており、部品産業を含めてアメリカで巨大な雇用を創出しています。

 また、日本で「アメ車」が売れない理由については、信頼度や効率性など日本人が重視するバリューが実現できていないわけで、要するに日本のマーケットに適合していないからです。そのような「ファクト」がまずあります。

【参考記事】警官に抑え込まれた反トランプ派、200人以上逮捕

 それから、日本の自動車市場を開放せよとか、同時に口にした中国でもっと自由に映画を売れるようにせよという主張は、実は「自由貿易」の思想であるどころか、特に日本に関する主張はTPPの中に盛り込まれていたのです。そのTPPをひっくり返しておいて、あらためて日本が悪いような言い方をするというのもまったく理屈が通らないと言えます。

 そんなわけで「論破するのは簡単」なのですが、ここに困った問題が横たわっているのです。それは「ファクト」が通用する相手ではないということです。

 トランプ政権の構造は、選挙戦の時からそうですが「劇場型パフォーマンス」を重視しています。それは敵を作ってその敵を叩くことで、支持者を扇動して自分の政治的な求心力にするという手法です。

 この「劇場型」というのは、別に21世紀の政治には珍しいものではありません。小泉政権だって、オバマ政権だって、みんな一種の劇場型です。ところが、トランプ政権が特殊なのは「オルタナティブ・ファクト」つまり「もう一つの事実」、要するに「ウソ」を平気で口にするということです。

 どんなに事実とは反していても、ある政治的な「敵と味方の対決劇」として求心力に使えるのなら、「ウソも方便」どころか「大きなウソは真実になる」という種類の悪質な扇動を行い、しかもまったく恥じていないのです。

 この手法は、さすがに大統領に就任したら自粛すると思っていたのですが、就任後も確信犯的に使用しているのですからタチが悪いと言えます。例えば、23日にトランプ大統領は、議会指導者との面談を行いましたが、そこで「ヒラリー候補が自分より単純な得票数合計で上回ったのは不法移民の票が入ったからだ」と述べています。各州の選管は有権者の確認には様々な努力をしているので不法移民が投票できる州はありません。真っ赤なウソです。ですが、民主党を敵視するという政治的な「劇」にあたってはどうでもいいのです。

 さらに、「20日の就任式の群衆は史上最高」だという、これまた平然とウソを言って、大統領と同じように報道官もウソに基づく主張を続けたばかりか、補佐官に至っては「もう一つの真実だ」と述べて居直っていました。

4226とはずがたり:2017/01/25(水) 20:53:10
>>4225-4226
 ですから、日本の通商姿勢に関しても、「80年代の貿易戦争を記憶している比較的高齢の支持者」に対して、「憎い日本を懲罰するとカッコいい」という「政治劇」を演じている中で、「敵味方の果たし合い」を面白く見せるには「事実などどうでもいい」ということになるのでしょう。

 これは大変に危険な相手です。その「ウソを平気で」という姿勢に対して、こちら側が「真面目に怒ってしまう」と、余計に相手の思うつぼで、どこまで行っても対立は解消しないばかりか、対立を相手は政治的求心力の拡大に利用してくるのですから、まったく落とし所が見えなくなってしまいます。

 とは言っても、こちらは独立国なのですから、いちいちトランプ政権の顔色をうかがうような姿勢は適切ではありません。フォード社のように、政権の意向を「受けて」メキシコ工場の建設計画を放棄し、そのウラで自動化工場を建設するような「ズルい作戦」というのは、採用できないと思います。

 では、こうしたトランプ政権に、日本はどう対応すれば良いのでしょうか?

 それは、具体的な提案、しかも「ウソでもファンタジーでもない、21世紀の現実を見据えた」観点で、日米の双方に「ウィン・ウィン」になるような提案を、どんどん繰り出すのです。

 そこで必要なのは「分かりやすさ」です。実は、TPPというのはそのような趣旨のアイディアであり、中期的には中国に市場開放を促すのが究極の目的だったのですが、世論に対する「分かりやすさ」が欠けていたために、「劇場型パフォーマンス」の「えじき」になってしまいました。そうではなくて、もっと明快に「世論が理解し」、しかも「政権のメンツも立つ」ような提案をどんどん繰り出したら良いと思います。

 簡単ではありませんが、知恵の見せ所だと思います。具体的にはやはり中国の市場開放か、或いはこれは通商ではなく政治ですが、朝鮮半島の安定化のようなテーマがふさわしいかもしれません。

4227とはずがたり:2017/01/26(木) 16:05:24
>正直なところ長嶋茂雄と長嶋一茂を間違えるレベルの大きな間違い
ワラ

霊言?トランプ政権の報道官、今度は「トランプ大統領は先日キング牧師と会った」
http://www.excite.co.jp/News/it_g/20170126/Buzzap_40879.html
BUZZAP! 2017年1月26日 09時18分 (2017年1月26日 15時52分 更新)

またもや「代替的な真実」なのでしょうか?詳細は以下から。

先日「大統領就任式に集まった聴衆は史上最大だった」という嘘を公式見解として発表したトランプ大統領のショーン・スパイサー大統領報道官ですが、またもや迷言を発しています。
BUZZAP!でもお伝えしたように、オバマ大統領就任式と比べてスカスカだったことを比較画像で示されて激怒したトランプ大統領は報道官に「大統領就任式に集まった聴衆は史上最大だった」と発言させ、その後側近のケリアン・コンウェイ氏がテレビ番組でスパイサー報道官になぜ嘘の説明をさせたのかと問いただされ、その発言は嘘ではなく「代替的な真実(Alternative Facts)」であると堂々と回答したことから世界的な大炎上となっていました。
【悲報】トランプ政権、就任式における聴衆が「史上最大だった」とした捏造を「代替的な真実」と主張 | BUZZAP!(バザップ!)
スパイサー報道官はその後「ネットやテレビを見ていた人も含めた」などと、あまりにも苦しい言い訳で逃げを打っていましたが、就任早々からトランプ政権の発言の信用度は地に落ちてしまいました。
そのスパイサー報道官が今度は「トランプ大統領はキング牧師と会った」と発言しています。まさかキング牧師が某教祖に乗り移って霊言でも話したのでしょうか?
スパイサー報道官は就任後2度目のブリーフィングの中で、報道陣から「トランプ大統領はカニエ・ウェストら黒人セレブとは会っているが、どれほどの公民権活動の指導者とは会っているのか」と問いただされ、「この前もキング牧師(Martin Luther King Jr.)と会ったところだ」と発言。もちろんキング牧師は1968年に暗殺されているため、「この前」会うことなどできるはずもありません。これはキング牧師の息子であるMartin Luther King IIIの間違い。正直なところ長嶋茂雄と長嶋一茂を間違えるレベルの大きな間違いで、スパイサー報道官の、ひいてはトランプ政権の言葉の軽さが続けざまに示された格好になっています。
なお、トランプ氏がMartin Luther King IIIと会ったのはキング牧師記念日(1月の第3月曜日、今年は16日)のこと。トランプタワーで2人は会談を持ち、Martin Luther King IIIによると「建設的な会談」であり、トランプ大統領は「共にアメリカ合衆国を作っていこう」としましたが、具体的な提言はなかったということでした。
普段なら単なる言い間違いとして処理される案件ですが、先日の就任式の参加者捏造と「代替的な真実」という擁護の後では意味合いが全く変わってきてしまいます。メキシコ国境への壁の建設の大統領令に署名したことも伝えられましたが、どこまでが真実なのか、本気なのか、読めない時代になってしまったことは間違いありません。
Spicer says Trump has met with Martin Luther King Jr. ? NY Daily News
Press Secretary Sean Spicer Says Donald Trump Met Martin Luther King Jr. “Just the Other Day” _ SPIN

4228チバQ:2017/01/26(木) 18:52:54
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170126-00000068-mai-n_ame
<トランプ大統領>“水責め”復活示唆「テロ容疑者に有効」

毎日新聞 1/26(木) 18:39配信


 トランプ米大統領は25日に放送された米ABCテレビのインタビューで、テロの容疑者らの尋問の際、拷問にあたるとして禁止されている「水責め」を行うことについて「絶対に有効だ」と述べ、復活を検討する考えを示唆した。トランプ氏は選挙期間中から水責めの復活を主張してきたが、大統領就任後に言及するのは初めて。

 トランプ氏は「過激派組織『イスラム国』(IS)がキリスト教徒だというだけで、人々を斬首している。火には火で対抗しなければならない」と話した。一方、実際に水責めを復活させるかどうかはマティス国防長官やポンペオ中央情報局(CIA)長官らの判断に「委ねる」とした。トランプ氏の発言を受け、軍出身の共和党の重鎮マケイン上院議員は25日、ツイッターで「法律は法律だ。水責めを復活させてはいけない」とトランプ氏を批判した。

 また、米紙ワシントン・ポスト(電子版)は25日、独自に入手した文書を基に、トランプ氏が水責めを禁じた取り調べ手法の見直しを検討するよう指示する大統領令を準備していると報じた。一方、スパイサー報道官は同日の記者会見で「(報道の基になった)文書はホワイトハウスのものではない」と報道を否定した。【松井聡】
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4231チバQ:2017/01/27(金) 19:47:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170127-00000046-jij_afp-int

米国の「聖域都市」とは? トランプ大統領の移民取り締まりで注目

AFP=時事 1/27(金) 19:19配信
米ニューヨークのトランプタワー前で抗議する、国際移民デーのデモに参加した人たち(2016年12月18日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は25日、不法移民を保護している全米各地の「サンクチュアリシティー(聖域都市)」に対し、米政府として断固とした措置を取ると明言した。

【写真】「国境の壁」実現へ、大統領令に署名するトランプ氏

 聖域都市とは、不法移民を強制送還させようとする米連邦政府の入国管理当局への助力・協力を拒否している自治体のことで、都市のほか群や州なども含まれる。ニューヨーク(New York)やロサンゼルス(Los Angeles)をはじめ、全米には約300の聖域都市がある。

 聖域都市では一般的に、警察官が市民に接触し在留資格の有無を調べることを許可していない。また、入国管理局が連行してきた不法移民の収容や、不法滞在が疑われる移民を釈放期日を過ぎた後も拘束下に置くことを拒否している。

 全米には不法滞在している移民が推計1100万人いるとみられ、聖域都市の多くはトランプ氏の当選以降、こうした不法移民たちを必ず守ると表明している。

■聖域都市が直面している現実

 トランプ大統領が25日に署名した大統領令は、入国管理当局への協力を拒否する都市に対し、連邦補助金の交付を停止すると脅す内容だ。米CNNによれば、たとえばニューヨーク市は社会福祉などの事業に充当している補助金104億ドル(約1兆2000億円)を失うことになるという。

 こうした中、聖域都市の一つとして知られてきたフロリダ(Florida)州マイアミデード(Miami-Dade)郡のカルロス・ゴンザレス(Carlos Gimenez)郡長は27日、収容施設を管理する郡矯正局に対し、トランプ大統領の命令に従い「米国土安全保障省が要請する不法移民の拘禁要請は全て尊重」するよう指示した。

 一方、ニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコ(San Francisco)の各市長は、大統領令を拒否し、移民を守ると改めて誓っている。

 ネバダ大学(University of Nevada)移民相談室(Immigration Clinic)のマイケル・ケーガン(Michael Kagan)室長は、合衆国憲法では州や市などの地方自治体に対し、連邦法の執行を拒否するあらゆる権利を認めていると説明している。【翻訳編集】 AFPBB News

4232チバQ:2017/01/27(金) 23:30:11
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20170128k0000m030144000c.html
<トランプ大統領>ツイッター戦略 発信は個人アカウント 
20:34毎日新聞

 ◇「不正直なメディアを避ける手段だ」と続行宣言

 【ロサンゼルス長野宏美】トランプ米大統領は20日の就任後も「メディアと戦争している」と公言し、ツイッターを使った国民への情報の直接発信を重視している。「米大統領」アカウントもオバマ前大統領から引き継いだが、発信の中心はこれまでの個人アカウントによるものだ。

 「ツイッターを続けるべきか?」。トランプ氏は20日夜、メラニア夫人と踊った就任を祝う舞踏会で、会場に問いかけた。拍手で歓迎されると、「敵はそれ(ツイッター使用)はひどいと言う。でも、不正直なメディアを避ける手段だ」と続行宣言をした。

 「個人」と「米大統領」のアカウントで書き込む内容は、「二つの人格」があるかのように趣が異なっている。「大統領」の方はもっぱら、ホワイトハウスのソーシャルメディア担当のダン・スカビーノ氏が投稿しているからだ。トランプ氏本人が書き込んだ時には、頭文字の「DJT」が記されている。

 例えば20日、「大統領」のアカウントでは「家族を代表し感謝します」と丁寧な投稿があった。その後も言葉遣いは抑制的だ。

 一方、「個人」アカウントでは従来通り、自慢や攻撃的な口調が目立つ。22日には「昨日、抗議デモを見たが、選挙があったばかりじゃないか! なぜ投票しなかったんだ!」と、大規模な抗議デモに不満をぶつけた。

 米メディアによると、トランプ氏は就任前から使っているアンドロイドの携帯から投稿している。個人の携帯から投稿を続けることは、「ハッキングされるリスクがある」との指摘もある。

 トランプ氏の選挙戦略を仕切った最側近の一人、バノン首席戦略官兼上級顧問は25日、ニューヨーク・タイムズ紙に「メディアは野党だ」と批判し、「しばらく黙っていろ」と語った。主要メディアを敵視し、ツイートを多用するトランプ氏の考え方に影響を与え続けているようだ。

4233チバQ:2017/01/27(金) 23:30:44
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1701270054.html
【トランプ大統領始動】「国境調整」実現に不透明感 輸入企業には逆風、産業界から反対も
19:34産経新聞

 【ワシントン=小雲規生】スパイサー米大統領報道官が26日に言及したメキシコなどからの輸入品に20%の課税を行うとの考えは、共和党が実現を目指している「国境調整」の仕組みに沿ったものだ。米紙ウォールストリート・ジャーナルは同日、「スパイサー氏は国境調整を後押しした」と報じた。しかし国境調整には産業界から反対も出ており、実現するかは不透明だ。

 国境調整は企業が輸出で得た収入を課税対象から外すとともに、海外からの輸入で支払った代金をコストとして利益から差し引くことを認めないとする仕組みだ。共和党は輸出促進を狙って導入を検討しており、米国の税制を間接税主体に改革すれば、世界貿易機関(WTO)のルール違反にもあたらないとしている。

 ただし国境調整は輸出企業には税金を取られにくくなる利点はあるが、輸入企業からの反対も強い。小売業界の団体は「90ドルで輸入した商品を100ドルで売った場合、利益が10ドルではなく100ドルとみなされるということだ」として、値上げが避けられなくなると主張。輸入が多い石油精製業界も反対している。

 トランプ氏自身も今月の米紙ウォールストリート・ジャーナルのインタビューでは、国境調整を「複雑すぎる」と批判していた。このためスパイサー氏は国境の壁をメキシコに負担させる方法は他にもあるとし、「別の方法に向かうこともある」とも述べている。

 国境調整が導入されれば、影響はメキシコだけでなく、米国が貿易赤字を抱えている中国や日本、ドイツ、インドなどにも影響が及ぶ。各国の経済政策や企業戦略にも波紋が広がる可能性がありそうだ。

4234チバQ:2017/01/27(金) 23:31:31
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-170127X202.html
「反トランプ」で高まる団結=訪米中止に歓迎の声―メキシコ
16:38時事通信

 【サンパウロ時事】米国のトランプ大統領が不法移民対策を目的とする国境の壁建設などを通じてメキシコへの圧力を強める中、危機に直面した同国で、国民の団結を呼び掛ける声が高まっている。支持率低迷に加え、米政権との対立に苦しむペニャニエト大統領だが、「反トランプ感情」の高まりは、政権浮揚のきっかけとなる可能性がある。

 政権の閣僚は26日、ペニャニエト氏が訪米を中止し、米国への対決姿勢を鮮明にしたことを受け、「国家のために団結しよう」「尊厳と主権に支援を」と相次ぎツイート。対米関係悪化による外交の危機を乗り越えるため、国民の協力を呼び掛けた。

 「反トランプ」をめぐっては、野党も政権と足並みをそろえる構えだ。革命民主党は「政府の決定を歓迎する。わが国の経済と国民のために行動すべきだ」と強調し、国民行動党の議員は「『メキシコは本気だ』とトランプ氏に教える必要がある」と訴えた。

4235とはずがたり:2017/01/28(土) 23:18:24
フランス語個園とスペイン語圏を糾合した米加墨一体の強力な経済圏を楽しみにしてたのにねえ。。

メキシコ大統領:国境の壁、発言自粛でトランプ氏と合意-電話会談
Nacha Cattan
2017年1月28日 08:51 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-01-27/OKGNN86K50XS01

メキシコのペニャニエト大統領は27日、トランプ米大統領と電話会談を行い、国境の壁をめぐる問題について公の場での発言を控えることで両首脳が合意したと表明した。ただ、米政権が発表した共同声明はそうした取り決めには触れていない。
  1時間に及んだ今回の電話会談について、両国政府は共に「生産的かつ建設的」だったとし対立を和らげようとしているものの、両国から出されたそれぞれの共同声明には違いが生じている。  
  メキシコ政府が発表したスペイン語の共同声明は、「両大統領は物議を醸しているこの問題について公の場での発言を控えることでも合意した」としているが、米政府からの共同声明には、この文章は盛り込まれていない。トランプ大統領はメキシコとの国境に壁を築くよう命じる大統領令に署名、その経費の負担をメキシコ側に求めており、ペニャニエト大統領は26日、訪米中止を発表した。
  ホワイトハウスとメキシコ大統領府の当局者に共同声明の違いについて問い合わせしたが、今のところ返答はない。
  トランプ大統領は27日、ペニャニエト大統領と「とても良い会談」をしたと説明するとともに、他国に有利な貿易交渉を行ったとして過去の米政権を批判。ホワイトハウスでのメイ英首相との共同記者会見で、トランプ大統領はメキシコが「交渉でわれわれを負かし、われわれをたたきのめした」と主張した上で、今後は「より公平な関係について取り組んでいく」と述べた。
  メキシコ・ペソは同日午後に持ち直し、1.5%高の1ドル=20.8980ペソとなった。
原題:Pena Nieto Says Trump Agreed Not to Talk About Wall Funding (1)(抜粋)

4236とはずがたり:2017/01/29(日) 16:35:51

司法が大統領令阻止=拘束イラク人の入国許可―米連邦裁
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170129-00000040-jij-n_ame
時事通信 1/29(日) 12:05配信

 【ニューヨーク時事】ロイター通信によると、ニューヨークの連邦裁判所は28日、ニューヨークのジョン・F・ケネディ空港で拘束されていたイラク人男性の一時的な入国を認める判断を下した。

 司法の判断が、イラクなどの出身者の入国を停止・制限したトランプ氏の大統領令を阻止した形で、他の拘束者に同様の動きが広がる可能性がある。

4237チバQ:2017/01/29(日) 23:26:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170129-00000060-mai-int
<トランプ大統領>大統領令で米大混乱、280人入国拒否
毎日新聞 1/29(日) 21:38配信

<トランプ大統領>大統領令で米大混乱、280人入国拒否
トランプ米大統領の大統領令に抗議する人々=米東部ニューヨークの空港で2017年1月28日、AP
 ◇NY連邦地裁は有効なビザ持つ人の送還は認めず

 【ワシントン西田進一郎】トランプ米大統領が出した難民や中東・アフリカの一部諸国からの入国を一時停止する大統領令が大混乱を生み、国土安全保障省によると、国内外の空港などで米入国が認められず拘束・搭乗拒否される人が28日までの2日間で約280人に達した。ニューヨークの連邦地裁判事は、有効な査証(ビザ)などを持つ人の送還は認めないとし、大統領令の効力を部分的に停止する判断を28日示した。ただ、大統領令の合法性などには言及しておらず、混乱は今後も続きそうだ。

 トランプ氏は27日、イスラム過激派の入国防止を目的に、入国審査の厳格化を命じる大統領令に署名。米国のテロ支援国家指定を受けたり、政情が不安定だったりする▽イラク▽シリア▽イラン▽スーダン▽リビア▽ソマリア▽イエメン--の7カ国の国民は入国を90日間停止。難民の受け入れも120日間停止した。7カ国はイスラム教徒が多数を占める。

 署名を受け、ニューヨークのケネディ国際空港など米国各地の空港で入国禁止と身柄の拘束が始まった。米メディアによると、ケネディ空港では2人のイラク人男性が拘束され、弁護士らは「拘束された人たちは有効な査証(ビザ)を持っている」としてニューヨークの連邦地裁判事に救済を申し立てた。

 判事は28日夜、送還を認めない判断を示し、男性らは一時的に滞在が許可されることになった。

 米CBSテレビなどによると、国土安保省高官は28日夜、大統領令への署名時に米国に向かっていた109人が到着後に入国を拒否され、173人は米国に向かう飛行機に搭乗する前に止められたと説明した。

 ケネディ空港には、拘束者の解放を求めて約2000人超が集結し、抗議の声を上げた。このほかにも、東部ニュージャージー州や西部カリフォルニア州、ワシントン州などの空港でも抗議のデモ活動が行われた。

 一方、トランプ氏は28日、「これはイスラム教徒の入国禁止ではない」と主張。「非常に順調に機能している」などと混乱を否定した。混乱の原因は準備や情報伝達などの不足とみられるが、政府高官は記者団に、「数週間にわたり、国務省や国土安全保障省の主要職員らと大統領令を巡って接触してきた。知るべき人たち全員は(事前に)知らされていた」と反論した。

4238とはずがたり:2017/01/30(月) 18:25:51
混乱しとるなあ。。

米トランプ政権、入国制限で方針変更「永住者は適用外」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170130-00000025-jij_afp-int
AFP=時事 1/30(月) 13:59配信

【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領率いる米新政権は29日、イスラム教国7か国の出身者を対象に開始した入国制限について、前日の発表を覆し、永住者は適用を猶予すると強調した。

 トランプ政権は28日、永住権カード(グリーンカード)保有者も、7か国のうちいずれかの出身であれば全員、旅行などで出国する前に入国制限措置の免除を個別申請する必要があると発表していた。しかし29日になって、政府高官が報道陣との電話会談で「グリーンカード保有者に関する方針としては、国益免除を通じて大統領令の適用外とする」と述べた。

 米国や世界各地では、7か国からの難民などの入国を停止・制限する大統領令が執行された27日から週末にかけて、約300人が入管当局に身柄を拘束されたり米国行きの便への搭乗を地元当局や航空会社によって阻止されたりして混乱が広がった。全米では国際空港をはじめ各地で大規模な抗議デモが起きている。【翻訳編集】

4239チバQ:2017/01/30(月) 21:00:58
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170130-00000017-mai-n_ame
<米入国停止令>「私たちはみんな米国人だ」…反発強まる
毎日新聞 1/30(月) 11:16配信

<米入国停止令>「私たちはみんな米国人だ」…反発強まる
トランプ氏の大統領令に抗議の声を上げるデモ参加者=ロサンゼルス国際空港で2017年1月29日、長野宏美撮影
 【ロサンゼルス長野宏美】トランプ米大統領が出した難民や中東・アフリカ諸国からの入国を一時停止する大統領令に対し、全米中で反発が強まっている。ホワイトハウス前や各地の空港では29日、抗議の声が響き渡った。

 ロサンゼルス国際空港のロビーでは大勢が座り込んだ。入り切れない人々は空港駐車場や階段からプラカードを掲げたり、ターミナル内を行進したりして、「(大統領令の対象国の)彼らを入国させろ」「トランプ出て行け」などと連呼した。

 空港内で記者会見したロサンゼルスのガルセッティ市長は29日、「私たちはみんな米国人だ」と語り、大統領令を批判した。

 イスラム教徒がかぶるスカーフを身につけた人、星条旗を持った車いすの障害者、白人や黒人、アジア系。多種多様な人たちがトランプ氏の大統領令に抗議するために駆けつけた。シリア生まれで1984年に米国に移民したイスラム教徒のサラさん(60)は家族や友人7人で抗議に参加し、「米国に来てからこれほど居心地の悪さを感じたことはない。トランプの考えは米国を代表していない」と顔を曇らせた。

 ロサンゼルス在住のイラン系米国人の女性(35)も「人種や宗教による選別が(テロ防止に)有効だと思わない。監視社会に戻るのではなく、前進すべきだ」と訴えた。この女性自身は現時点で嫌がらせは受けていないが、「危害を受けるかもしれないから怖い」として、取材に名前は明かさなかった。

 白人男性のソーシャルワーカー、ポールさん(35)は「イスラム教徒はテロリストではない。この政策は間違っている。私たちみんなの問題だ」と語った。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170128-00000067-jij-n_ame
「自由の女神が泣いている」=難民規制のトランプ氏に批判―米
時事通信 1/28(土) 14:51配信

 【ワシントン時事】トランプ米大統領がシリア難民の無期限受け入れ停止などを命じる大統領令に署名したことに対し、米国では「移民の国」の価値観に反すると非難する声が相次いでいる。

 米メディアによると、民主党のチャック・シューマー上院院内総務は「自由の女神が泣いている。移民を歓迎する伝統が踏みにじられた」と強い言葉で大統領を批判した。

 民主党のベン・カーディン上院議員も「冷酷な大統領令は米国の核心的な価値と伝統を損ない、国の安全保障を脅かす」と訴えている。関係国やイスラム教徒の間で反発が広がれば、過激派組織「イスラム国」(IS)掃討作戦やテロ対策に悪影響が出かねないと懸念も広がり始めた。

 米自由人権協会のアンソニー・ロメロ代表は、大統領が導入すると表明した「究極の入国審査手続き」について「イスラム教徒差別の間接的表現だ」と非難。宗教差別を禁じた合衆国憲法に違反すると強調した。

 27日はくしくも第2次大戦中のホロコースト(ユダヤ人大虐殺)犠牲者を追悼する国際記念日。ユダヤ人団体「Jストリート」のジェレミー・ベンアミ会長は「大統領令は恐ろしい記憶を呼び覚ます。米国は第2次大戦前もナチスの迫害から逃げようとするユダヤ人に避難先を提供せず、多くが命を落とした」と指摘する。

 米国のイスラム教徒人権団体の間では、連邦政府を提訴しようという動きも出ている。

4240チバQ:2017/01/30(月) 21:02:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170128-00000014-mai-n_ame
<トランプ大統領>水責め、復活を断念…国防長官の発言尊重
毎日新聞 1/28(土) 10:38配信

<トランプ大統領>水責め、復活を断念…国防長官の発言尊重
トランプ米大統領(左)=2017年1月27日、AP
 【ワシントン会川晴之】トランプ米大統領は27日、テロリストなどの尋問手段に「水責め」などの拷問を復活させる考えを断念することを明らかにした。マティス国防長官が反対していることを挙げ「彼の発言を覆すことはできない。私は彼に従う」と、米英首脳会談後の記者会見で述べた。

 マティス氏は11日の上院指名公聴会で、拷問復活の可能性を問われた際に「国内法、国際法、(捕虜などの取り扱いを定めた)ジュネーブ条約を順守する」と証言。国防長官就任後の26日にも、デービス国防総省報道部長が「(マティス氏の)考えに変更はない」と説明していた。

 トランプ大統領は25日に放送された米ABCテレビのインタビューで、テロの容疑者らを尋問する際、拷問にあたるとして禁止されている「水責め」を行うことについて「絶対に有効だ」と述べていた。ただ、実際に復活させるかどうかは、マティス氏やポンペオ中央情報局(CIA)長官ら現場の判断に「委ねる」考えを示していた。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170130-00000020-mai-n_ame
<米入国停止令>15州・首都司法長官が非難…抗議拡大
毎日新聞 1/30(月) 11:31配信

<米入国停止令>15州・首都司法長官が非難…抗議拡大
難民らの入国を制限する米大統領令に抗議する人々=米東部ボストンで29日、AP
 【ワシントン西田進一郎】イスラム教徒が多い中東・アフリカの7カ国からの入国一時停止などを決めた米大統領令に抗議するデモ集会は29日も首都ワシントンなど全米30都市以上であり、米メディアによると少なくとも数万人が参加した。トランプ大統領は同日の声明で大統領令の正当性を改めて主張したが、ニューヨークなど全米15州とコロンビア特別区(首都ワシントン)の司法長官らが、信仰の自由を侵害し「憲法違反」と非難する共同声明を発表。大統領令の合憲性を問う動きも活発化した。

【写真特集】トランプ大統領、エアフォースワン初搭乗

 27日に署名された大統領令を受け、米国内の空港では入国を拒否されたり、拘束されたりした人が109人に達した。プリーバス大統領首席補佐官は29日朝のテレビ番組で、「109人のほとんどは解放され、まだ拘束中なのは数十人だ」と語り、問題がなければ半日程度で審査が終わると説明した。

 一方、米メディアは国土安全保障当局者の話として、米国へ向かう飛行機に乗ろうとした乗客計173人が世界各地の空港で搭乗を拒否されたと報道。大統領令で、計280人以上がいったん拘束されたり、飛行機への搭乗を拒否されたりしたことになる。

 トランプ氏は29日の声明で「テロ(防止)と国を安全に保つためのものだ」と主張。対象の7カ国はオバマ前政権がテロの源泉と特定した国々で、他に40カ国以上のイスラム教徒が多数を占める国々は大統領令の影響を受けないことを根拠に、「メディアが間違って伝えているような『イスラム教徒の入国禁止』ではない」と反論した。一時停止期間(90日間)中に入国審査を見直し、最も高い安全性が確立されたと確認できれば、再び査証を発給することも説明した。

 また、コンウェー大統領顧問はテレビ番組で、28日の海外から米国への入国者は約32万5000人で、入国・搭乗を拒否された人は約300人だったことに触れ、「1%にすぎない。米国の国境と国民をより強く守る観点からすれば、小さい犠牲だ」と語った。

 一方で、司法長官らの共同声明は「信仰の自由は米国の根本的原則であり、どの大統領も変えることができない」と指摘。訴訟を念頭に「安全保障と価値を守るために闘う」と宣言した。

 野党・民主党は大統領令を覆すための立法措置を検討し、与党・共和党からも懸念の声が出ている。マケイン上院軍事委員長とグラム上院議員は共同声明で、過激派組織「イスラム国」(IS)との戦いで、7カ国に含まれるイラクなどと協力する重要性を強調。大統領令はこれらの国々に間違ったメッセージを送り、「米国の安全を高めるよりも、テロリストの勧誘活動を助けることになることを恐れる」と警告した。

4241チバQ:2017/01/30(月) 21:02:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170130-00000058-mai-n_ame
<トランプ大統領>バノン氏を重用 NSCメンバーにも
毎日新聞 1/30(月) 18:51配信

 【ワシントン会川晴之】トランプ米大統領は、スティーブ・バノン首席戦略官兼上級顧問を、国家安全保障会議(NSC)のメンバーに加えた。米国家安全保障の最高意思決定会議となるNSCのプリンシパル委員会にも参加資格を与えた。側近を重用する姿勢を明確に打ち出した形だ。28日に署名したNSC改革の大統領令に明記した。

 バノン氏は選挙戦後半に陣営の最高責任者を務めるなどトランプ氏が最も信頼を置く人物。トランプ氏が28日にロシアのプーチン大統領、ドイツのメルケル首相との電話協議に臨んだ際に、オーバルオフィス(大統領執務室)に、国家安全保障問題担当のフリン大統領補佐官などとともに同席していることが確認された。

 バノン氏は、トランプ陣営に加わる前は、白人至上主義や反ユダヤ主義などを掲げる極右思想「オルト・ライト」を先導する右翼メディア「ブライトバート」の会長を務めていた。議会共和党のキーマンであるライアン下院議長など党主流派や、報道機関を厳しく批判するなど、過激な言動で物議を醸す人物として知られる。

 新設の首席戦略官としてホワイトハウス入りしたが、「政権の政策理念や方針の設定に関わる」ことが示されただけで、具体的な担務は明かされていなかった。トランプ氏は、長女イバンカさんの夫でユダヤ系実業家のジャレッド・クシュナー氏を大統領上級顧問に登用するなど、側近や親族を重要ポストにつけている。

 NSCは第二次世界大戦後の1947年に設置された。米国の安全保障に関わる内政、外交、軍事問題を協議する。プリンシパル委員会には、正副大統領のほか、国務、財務、国防の各長官、国家安全保障問題担当大統領補佐官など限られた人物だけが参加資格を持つ。今回の改正で、軍制服組トップの統合参謀本部議長、情報当局トップの国家安全保障長官は定例メンバーではなく、関連案件を審議する場合に出席することになった。

4242とはずがたり:2017/01/30(月) 23:50:55
流石ぐっちーさん,アメリカはずっとアメリカファーストだったの良く知ってた心算だったのにトランプの衝撃で忘れてたわw
ただアメリカの過半数は未だトランプ的なアメリカファーストをアメリカ至上主義の発露,少なくとも実現方法としては間違ってると思っている様であるからな。

トランプ政権の「化けの皮」はすぐに剥がれる
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170128-00155851-toyo-bus_all
東洋経済オンライン 1/28(土) 6:00配信

トランプ政権の「化けの皮」はすぐに剥がれる
一流の投資家である、ぐっちーさんから見れば、トランプ政権はあまりに危険すぎる。では、何がリスクなのか(写真:ロイター/アフロ)
 アメリカでトランプ大統領がいよいよ誕生しました。

 そのこと自体はまあわかっていましたし、彼が当選してからもこれからが大変だな、と覚悟はしていたわけですが、実際に就任演説を聞いてみたら、これは大変というより、むしろ「悲惨」なことになるな、という確信を持ちました。

■「空っぽの就任演説」+「わかっていない日本のメディア」

 まず、その大統領就任演説ですが内容が何もない。こんな内容がない大統領演説は戦後初めてであります。まさにエンプティー(空っぽ)。一体何をやりたいのか、理念はなんなのかを一言も語ることなく、ひたすら 「アメリカ、ファースト!」を連呼しているだけではありませんか。

 この大統領就任演説というのは、これまでは選挙戦で死力を尽くして戦ってきて、それこそアメリカ中が分断され、失礼な言い方や容赦ない攻撃もお互いにしあったが、ここから先は一つのアメリカということで、すべての国民が一つになる、という大事なメッセージが出てくるものです。いうなればすべてを「ノーサイド」にする大事な儀式なのですが、それに対する言及は一切なし。まだ選挙中のつもりなのか、格調もなければ内容もない、びっくりするような代物でした。

 また、日本のメディアはこれを一斉に「アメリカ第一主義への転換」と大見出しで報道しました。一体何を考えているんでしょうかね。長年アメリカで仕事をしている私から言わせれば、「じゃあ聞きますけどアメリカが建国以来、アメリカファーストじゃなかった時ってあるんですかね?」となります。「答えてくれよ、いつアメリカ第一主義じゃなかった時があったのか?」と。世界の警察官を名乗っていたのだって、中近東に大きく介入していたのだって、アメリカという国にメリットがあればこそそうしていたのであって(日米安保条約だってそうだ)、別に外国のためにボランティアをしていたわけではない。アメリカのためのベストの選択がそうだった、というだけに過ぎません。

「アメリカは政策転換した」という捉え方は大間違い 
 つまり、実際にはその時々で「ファースト」にするテーマが変わっているだけであって、アメリカファーストじゃなかった時期なんて一切なかったわけです。しかしメディアはまさに鵜呑みの鵜のようなもんで、一斉にアメリカ第一主義への政策転換だとか書くわけですよね。

 TPP(環太平洋経済連携協定)にしても、誰ですか。ついこの前までアメリカの言うなりになってはいけないとか言っていた人たちは!! 日本はアメリカから「さっさと合意しろ」と散々プレシャーをかけられていたことをもう忘れたんですか?  あれほどアメリカファーストだった政策はないわけで、トランプ大統領はそれをアメリカの製造業という焦点に絞って、その点について方法論を変える、と言っているだけの話であって、製造業以外のインダストリーの人にとっては「全くアメリカファースト」じゃない政策だと言えるでしょう。

 ただし、2国間交渉に持ち込めば、アメリカの方がはるかにパワーがあるので、TPPよりもさらに過激な内容で交渉が成立できるかもしれない、と考えているだけに過ぎません。どうしてTPPからの離脱が米国第一主義への転換となるのか、よく頭を冷やして考えてほしいもんです。

4243とはずがたり:2017/01/30(月) 23:51:13

■「選挙戦での主張」をいまだに信じ続けるメディア

 さらにトランプ大統領が言っている、「白人労働者など一般の人々へホワイトハウスからの権力の移行だ」、なんてことをまともに捉えているメディアの神経も疑います。これは確かに選挙戦から言っていた主張で、「Drain the Swamp」(沼の栓を抜け! )とトランプ大統領が声高に叫んでいた政策(と呼べるのかどうかさえ疑問ですが…)の一つです。既存の権力者(エスタブリッシュメント)からワーキングクラス(ブルーカラー)に権力を取り戻す、なんて言っていたわけですから、さながら民主党のサンダース議員の専売特許のようなキャッチフレーズです。

 しかし、実際に起きたことはなんですか? 

 国務長官はレックス・ティラーソン、現役のエクソンモービルのCEO、財務長官はゴールドマン・サックスにもいたハゲタカ投資家としてボロ儲けをしたスティーブン・ムニューチン、さらには教育長官にはベッツィー・デボスを起用。彼女はアムウェイの創業者の息子の嫁ですよ。既存の権力者と成功者ばかりじゃないですか! 

 これほど言行不一致なことはないわけであって、もうこれだけでトランプ大統領は嘘つきだ、ということになるはずですが、そういう声はメディアからは、ほとんど聞こえませんわね。この政権の一体どこが貧乏な白人労働者に権力を取り戻す、ということになるんでしょうか。

「トランプに騙された」と、まだ気づかないのか?
 一方、今、反トランプでデモをしているような人たちも似たり寄ったりです。だいたいトランプ大統領が良く使う「the forgotten man and woman」というのは一体誰のことを言っているんでしょうか。メディアが好んで取り上げるようなラストベルトで職がなくて、うろうろしている学歴のない白人労働者を指す、というのであれば、人口で見ればゲイだってLGBTだって同じような人数の少数派であって、まさにその「the forgotten man and woman」ではないですか。

 なぜ、LGBTを救済することは「善」で喝采を浴びせ、同じ少数派の白人労働者を救済するのはいけないのか? そこに論理的一貫性を見出すことは不可能です。要するに、どっちもどっちでしょう。

 そもそも多くの日本のメディアはそういう白人層(ヒルビリーだのレッドネックだの、彼らを蔑む単語には事欠かない)が存在することも知りませんし、彼らがアメリカにおいて社会的にどんな存在なのか知りもしない。

 書店に行けば、彼らヒルビリーのレシピなんて本がベストセラーになっていて、それは道路で轢かれたリスをどう調理するか、とかタヌキ料理のレシピ、というような内容の本で、同様のテーマのテレビ番組がものすごい視聴率を挙げたりしている。こういう番組が高視聴率を取るということは、アメリカ全体で見ればそういう人々を蔑んで笑いものにして喜んでいる人がたくさんいる、ということにほかならず、彼らはまさにトランプ大統領がかかわっていたWWEというプロレス団体のファンとそっくり重なるような人々であって、別に忘れられた人々でもなんでもない。

■アメリカの権力構造の本質は何一つ変わっていない

 トランプ大統領自身も含めて、アメリカ人全体でそういう人々を蔑んで笑いものにしている構造そのものには、なんら変わりはないのです。その怒りが今回の選挙結果だというのであれば、じゃあ、トランプ大統領自身、ひいてはあなた自身はどうなんだ、という身もふたもない結論に行き着くだけでしょう(トランプ大統領自身は白人の大金持ちのただの成り上がりでしょうが! 

 本当に「彼らのために」、というのであれば大統領に当選したら、その資産をすべて寄付するくらいのことはするべきでしょう! )。一方、ゲイを支持するのはよくて、ヒルビリーを支持しちゃいかん、というのも全く納得いきませんね。

 結局、トランプという人は怒りの矛先を既存のエスタブリッシュメントに向けたふりをしただけで、ホワイトハウスの人事のように本質は何一つ変わっていない。それに人々が気づいた時にはすでに遅く、迷走した分だけ物事がこじれ、状況は前より酷いことになり、そのために国民が支払うコストは膨大になるだろうことには疑問の余地はありません。実は同じような危惧を小池百合子東京都知事にも持っているのですが、その話はまた別の機会に…。

4244とはずがたり:2017/01/30(月) 23:51:29
>>4242-4244
「トランプ政権=プロレス政権」の真の意味
 そしてもう一つ。当欄を順番で担当されている吉崎さん(双日総合研究所副所長)とはよく話すのですが、トランプ政権は要するにあのWWEのようなプロレス政権だ、という話です。プロレスと言うのは「お前殺すぞコノヤロー!」と過激にショーアップして技もとんでもない技をかけてきますが、あんなもの、真剣にやったら相手は本当に死んでしまいます。

 しかし、死なないわけですよ。つまり手を抜いているわけで、要するに相手が受け止められる範囲で技をかけているということです。つまりトランプ大統領の一連の過激な発言もこれはあくまで「プロレス」であるという解釈をしなければならないのではないか、という話です。まさにその通りでしょう。

■「具体策なし、結果責任なし政権」の末路

 そしてもう一つ気が付いたことがあります。

 すでに大統領令を何発も繰り出し、TPPからの離脱も、メキシコ国境の壁の建設をメキシコのコストで行う、などの案にサインしていますが、具体的にどうやるか、という点については、何ら明らかにされていないという点です。

 これから議会が調整に入っていくわけですが、各論は各担当大臣に任せてある、という言葉がこの大統領からはしょっちゅう出てきます。例えば、アメリカのメディアは早速かみついていましたが、自分は水攻めという拷問に効果があると確信しているが、実際にどうするかはポンペオ(CIA長官)などにすべてを任せると言っています。つまり、自分なりに方向性は打ち出すが、あとは現場が決めることだ、と結局は他人任せである、と明言していることになります。

 この景色もどこかで見たことがあります。

 そう、あの「アプレンティス」(「見習い」の意味)ですね。トランプ氏がホストを務め、「しろーと」を集めてカネを渡してビジネスをやらせ、かなりの無理難題を押し付けておいて、ダメだとなると"You are fired! "といって脱落していくという有名なテレビ番組です。要するに、自分の閣僚に無理難題を押し付けておいて思い通りの結果がでないと、最終的には"You are fired! "と叫ぶことにひょっとしたらなるのではないかと思い始めました。これはあり得るな〜…。

 トランプ大統領はWWEとアプレンティスの手法を本気でホワイトハウスに導入しようとしているのではないか、と密かに恐れているわけです。そういう意味では、こういう人の一言一言で振り回させる人々はたまったもんじゃありませんね。そこに理念などはなく、ただ、無理難題を押し付けては妥協点を探り、ダメだったときは"You are fired! "ということになると、次は一体なにが起きるのかすら、予測できません。

 私のような「投資する」という立場から指摘するなら、この種の「不透明性」を市場は最も嫌います。今は「トランプバブル」とかはしゃいでいますが、早晩化けの皮がはがれることになるでしょう。何するかわかんない人が大統領、というのはアメリカ経済にとっても非常に大きなリスクでしょうね。

 サポートに付いている共和党の経験のある人々が何とかするから大丈夫、なんて言ってる人がいますが、それはあまりにも楽観的なような気がします。投資家から見ると、トランプ政権は自動ブレーキや、ましてABSなどの近代的な安全装置がまったくついていない馬力だけはばかでかい、1980年代のアメ車のようなもので、ガソリンをがばがば食って、ぶつかったら大破する。という覚悟だけは必要でしょう。

 そして、ここまで読んで頂ければ、トランプ大統領のことだけに限りませんが、メディアで垂れ流される情報の拙さ、酷さを読者の皆様には改めて認識して頂くことができるのではないでしょうか。所詮、アメリカで何もやったこともなく、そもそもアメリカのことを何も知らない人々がアメリカのことをしたり顔で報道しているようなことを信じてはいけません。大体彼らは道路で轢かれたリスの肉で作ったハンバーグなんて食べたことがあるんでしょうかね!? 

ぐっちーさん

4245とはずがたり:2017/01/31(火) 09:18:02

オバマ氏、異例の現職批判=入国禁止令「同意しない」
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20170131/Jiji_20170131X576.html
時事通信社 2017年1月31日 07時05分 (2017年1月31日 08時45分 更新)

 【ワシントン時事】オバマ前米大統領の報道担当者は30日、トランプ大統領がシリア難民の受け入れ停止やイスラム圏7カ国出身者の一時入国禁止を命じたことについて「前大統領は信仰や宗教を理由に個人を差別する考えに根本的に同意しない」とする声明を発表した。
 米メディアによると、大統領経験者が現職を批判するのは極めて異例。前大統領がコメントを発表したのは20日の退任後初めてだ。
 報道担当者は、大統領の命令に抗議するデモが全米に広がっていることに触れ、「前大統領は(国民の)関心の高さに勇気づけられている」と指摘。「市民が自分たちの意見を聞かせようと(デモで)憲法上の権利を行使することは、まさに米国の価値観が危機にさらされているときに期待されることだ」と強調した。

4247チバQ:2017/01/31(火) 13:44:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170131-00000046-reut-n_ame
トランプ米大統領、入国制限に反対した司法長官代行を解任

ロイター 1/31(火) 11:48配信

[ワシントン 30日 ロイター] - トランプ米大統領は30日、難民・移民の入国を制限する大統領令を擁護しないよう司法省弁護士に指示したイェーツ米司法長官代行を解任した。スパイサー大統領報道官がツイッターで明らかにした。

報道官によると、大統領は後任にバージニア州東地区ダナ・ボエンテ弁護士を指名した。

イェーツ氏は、オバマ前政権下で司法副長官を務め、トランプ政権になっても政権側の意向で長官代行を務めていた。イェーツ氏は30日、今回の大統領令が合法であるとの確信が持てないとし、司法省は擁護しないとの見解を明らかにした。その1時間後に解任されたことになる。

ホワイトハウスは、イェーツ氏が「米国市民を守るための法令執行を拒否し、司法省を裏切った」と非難。同氏の行動は政治的なものだとした。さらに「イェーツ氏は、国境警備に弱腰で不法移民問題にも非常に疎かったオバマ前大統領に指名された」との声明を公開した。

司法長官には共和党のジェフ・セッションズ上院議員が近日中に承認される見通しになっていた。イェーツ氏の後任となるボエンテ氏は、セッションズ氏が就任するまで長官代行を務める。

ボエンテ氏はワシントン・ポスト紙のインタビューで、大統領令を執行すると述べた。

米国では司法省幹部が公式に解任された例は数件しかない。最も有名なのは、ウォーターゲート事件の捜査で当時のニクソン大統領に特別検察官解任を命じられたが、これを拒否し1973年に解任されたエリオット・リチャードソン氏の例がある。

*内容を追加しました。

4248とはずがたり:2017/01/31(火) 17:21:21

サマーズ氏:米大統領に反対の声を上げよう-企業トップに注文
http://www.msn.com/ja-jp/money/other/%E3%82%B5%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%BA%E6%B0%8F%E7%B1%B3%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E3%81%AB%E5%8F%8D%E5%AF%BE%E3%81%AE%E5%A3%B0%E3%82%92%E4%B8%8A%E3%81%92%E3%82%88%E3%81%86%EF%BC%8D%E4%BC%81%E6%A5%AD%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97%E3%81%AB%E6%B3%A8%E6%96%87/ar-AAmqP29#page=2
Bloomberg
Austin Weinstein
6 時間前

(Bloomberg) -- サマーズ元米財務長官は30日、トランプ大統領がイスラム圏7カ国からの入国を禁止する大統領令に署名したことについて、米国企業の最高経営責任者(CEO)は、大統領の政策への反対の声を上げるべきだと語った。

  サマーズ氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、トランプ大統領が米国の実業界のリーダーらをおじけづかせているとすれば、「米国民の誰もが深く憂慮しなければならない」と発言。ハイテク業界の反応を喜ばしく思うとしながらも、主流となる産業セクターからは「われわれが耳にする声が少な過ぎる」との認識を示した。

  米ハーバード大学の教授を務めるサマーズ氏は「このような状況では、自分の信念を声高に主張できるか、受け入れると決めるかどうか誰もが試されることになる」と述べた。

  さらに共和党政権と同党が多数を占める議会の下でも税制改革は「非常に難しい」とした上で、最近の株価上昇は「シュガーハイ(一時的な興奮状態)」だと指摘。新政権とメキシコとの間で緊張が高まっていることについては、「屈辱を与えたり、挑発したりする戦略が国際交渉で成功する可能性が高いとは思えない」と主張した。

原題:Summers Steps Up Criticism of Trump by Urging CEOs to Speak Out(抜粋)

--取材協力: David Westin

4249とはずがたり:2017/01/31(火) 17:27:27
とは総研はメキシコを全面的に応援するぞ!さてどうしよ?ドンタコスでも喰えばいいのかな・・・??(゚∀゚)??

国を挙げての大激怒! メキシコで反トランプの米製品ボイコットが過熱!
http://www.msn.com/ja-jp/money/news/%E5%9B%BD%E3%82%92%E6%8C%99%E3%81%92%E3%81%A6%E3%81%AE%E5%A4%A7%E6%BF%80%E6%80%92%EF%BC%81-%E3%83%A1%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%82%B3%E3%81%A7%E5%8F%8D%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E3%81%AE%E7%B1%B3%E8%A3%BD%E5%93%81%E3%83%9C%E3%82%A4%E3%82%B3%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%8C%E9%81%8E%E7%86%B1%EF%BC%81/ar-AAmd5gn
HARBOR BUSINESS Online 6日前

 いよいよ米国でトランプ大統領の誕生となったのであるが、メキシコではトランプの脅迫に屈してメキシコへの投資を中止したフォードやジェネラル・モーターズに対して州や地方自治体のレベルで米国車の不買運動が起きている。

 メキシコの制度的革命党(PRI)のリーダーのひとりファビオ・ベルトゥロネスがファイスブックに<「フォードはメキシコに背を向けた。我々メキシコ人もフォードに背を向ける時は今だ」>という記事をシェアすると、数時間の内に<「(メッセージ)気に入った」という回答が3000通以上あった>そうだ。(参照:「Prosco」)

 ツイッターのハッシュタグでは<「#USA買うな、#USA買うな、#メキシコの尊厳だ」>というメッセージが盛んにツイートされたという。同様に<「ボイコットだ。トランプが政権に就いている間は、メキシコ製品を101%購入しよう」>というメッセージも現れたそうだ。(参照:「Infomador」)

◆「フォードなんて買うな。メキシコ生産の日本車は素晴らしい」

 ソーシャルネットワーク上には<「もしフォードが我が国に投資をすることに興味がないのであれば、私はフォード車を購入することに興味なしだ。メキシコで生産している日本車は素晴らしい。ホンダ、マツダ、トヨタ。オートバイも最高だ」>といったメッセージや、<「フォードをボイコット。もうフォードの車を絶対に買うな。トランプがそれをすべて買えばよい。(トランプが)我々を破滅したいのであれば、彼も一緒に我々と破滅すれば良い」>というメッセージも出てきたという。(参照:「Infomador」)

◆政治家や州知事もボイコット

 フォードの投資が予定されていたサン・ルイス・ポトシー州を含め、ハリスコ、カンペチェのそれぞれ州知事もトランプ大統領のメキシコへ投資するなという脅迫に屈した企業に対してボイコットする運動に加わることを決心した。そして、フォードとジェネラル・モーターズのシボレーを購入しないとした。まず、サン・ルイス・ポトシーのフアン・マヌエル・カレラス州知事は<2017年はこの2社の車は購入しない>ことを決定。それに追随して、昨年はフォード車を389台購入したカンペチェ州のアレハンドゥロ・モレノ州知事もフォード車を購入しないことを決めた。ハリスコ州のタホムルコ市のアルベルト・ウリベ市長は<シボレー、ジェネラルモーターズ、フォードのどの車種も購入しない>ことを同様に決定し、<「メキシコは団結している。そして尊厳を持っている」>と強調した。(参照:「Anglo7」)

 同市の最近の買い付けでは<フォード車99台とジェネラルモーターズ2台>の購入だったそうだ。現在、パトカー、救急車、治安保護車を購入することになっているので、それは別のブランドの車を探す>としている。(参照:「Dinero en IMAGEN」)

 国会議員グループの間からも政府から交付金を支給されている州政府と地方自治体に対して、トランプの圧力に屈してメキシコへの投資から撤退した企業からの購入はしないように呼び掛ける声が出ている。その甲斐あって、<下院ではトヨタのハイブリッド車を購入する>ことになったとしている。(参照:「Dinero en IMAGEN」)

 米国の自動車の購入へのボイコット以外にも、例えば、ハリスコ州のタホムルコ市では<1700万ペソ(9000万円)の予算で、太陽パネルの購入を予定している>そうで、その入札には<EU、アジア、ラテンアメリカ、メキシコ国内を対象に応札を募る予定>にしているそうである。同様に、<500万ドル(5750万円)の予算で監視カメラの購入>も予定しているという。(参照:「Sinembargo」)

 米国製品の締め出しである。

4250とはずがたり:2017/01/31(火) 17:27:57
>>4249-4250
 また、メキシコ農作物連合のビクトル・スアレスはある記者会見の席で、<国内で消費する食料の42%を米国からの輸入に仰いでいる中で、遺伝子組み換えトウモロコシは1200万トンも輸入している>ことを指摘した。それに関連させて、民間の30の組織団体は<国産品で間に合うものは、これからは国産品を消費するように奨励をしなといけない>と訴えて、また<その方が健康的だ>とも言及している。(参照:「Sinembargo」)

 自由と民主主義を守り、貿易の自由をこれまで特徴として来た米国が、一人の大統領によって憎悪を駆り立てることは許されべきではない。それに対してメキシコ政府はその脅威の前に毅然と立ち向かう姿勢がないというのがメキシコ国民が現在の政府に感じている印象である。ペーニャ・ニエト大統領への<支持率は僅かに12%>しかないのである。国家の尊厳を回復できるナショナリズムを前面に訴えるリーダーが必要とされている。(参照:「Sinembargo」)

 2018年大統領選挙では国民の不安を先頭に立って解消させることのできるリーダーの誕生をメキシコ国民は望んでいる。

<文/白石和幸>

しらいしかずゆき●スペイン在住の貿易コンサルタント。1973年にスペイン・バレンシアに留学以来、長くスペインで会社経営する生活。バレンシアには領事館がないため、緊急時などはバルセロナの日本総領事館の代理業務もこなす。

4251とはずがたり:2017/01/31(火) 18:08:20
難民・移民制限の米大統領令、共和党からも批判
http://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20170130030.html
01月30日 11:48ロイター

[ワシントン 29日 ロイター] - トランプ米大統領が発した難民やイスラム教徒の多い中東・アフリカ7カ国から市民入国を禁止する大統領令について、民主党だけでなく共和党からも非難の声が出ている。

トランプ大統領の支持者である米上院外交委員会のボブ・コーカー委員長は、今回の大統領令はグリーンカード(永住権)保持者を中心に不利益を及ぼすと発言。「政権は直ちに、大統領令の適切な修正を行うべきだ。国家安全保障の完全な見直しと強化を経て、これらのプログラムの多くが改善され再び発令されることが私の望みだ」と話した。

これに対し、トランプ大統領は声明で「メディアは誤った報道をしているが、(入国管理令は)イスラム教徒の入国禁止ではないことを明確にする」と主張。「宗教ではなく、テロに対応し、わが国を安全にするためだ。イスラム教徒が過半数を占める国の40以上が影響を受けていない」と指摘した。その上で「今後90日間で安全に向け最善の政策を実施したと判断した国には、ビザを再び発給する」と述べた。

プリーバス大統領首席補佐官はNBCテレビで、グリーンカード保持者であれば7カ国からでも米国への再入国が可能だと説明。「今後数カ月以内にプログラムが修正されるまでは」、再入国時に税関・国境警備局(CBP)から「より詳細な質問」を受けることになると述べた。

さらに首席補佐官は、CBP職員は特定の国々から「不審な企みを持つ」ことが疑われる人物が到着した際、裁量権を有すると述べた。入国制限の対象にサウジアラビア、アフガニスタン、パキスタン、エジプトが入っていない理由については「おそらく、いずれは他国も大統領令に追加される必要がある」と話した。

大統領の外交政策に反対を唱えてきた共和党のマケイン上院議員とグラハム上院議員は、共同で声明を発表。大統領令は安全保障の強化より、テロリストの人材採用につながるだろうと批判した。「大統領令によって最終的に、テロリズムとの闘いにおいて自分で自分の首を絞めることになるのではないかと懸念する」とし、米国は「グリーンカード保持者が自分の国だと呼んでいる国へ戻る」ことを妨げるべきではないと主張した。

さらに「この大統領令は、意図的にせよそうでないにせよ、米国はイスラム教徒の入国を望んでいないというシグナルを発している」と指摘した。

これに対しトランプ大統領はツイッターで、両議員を名指しし「悲しむべきことに、入国管理のことが分かっていない」と批判した。

大統領はこのほかにも、米国には「厳重な国境警備と身元審査が必要だ、いますぐに」と投稿。「多数のキリスト教徒が中東で処刑された。この恐怖がこれ以上続くことを許すわけにはいかない」と主張した。過激派組織「イスラム国」の標的となったシリアなどの国々では、キリスト教徒よりずっと多くのイスラム教徒が殺害されたことに大統領は触れていない。

民主党の有力議員であるシューマー上院議員は、大統領首席補佐官の発言を受け「明確化は必要だが、明確化によりこれら(大統領令)の恐ろしい本質、政権の無能が露呈している」と述べた。

4252とはずがたり:2017/02/01(水) 08:38:47

米上院、チャオ氏の運輸長官指名を承認
ロイター 2017年2月1日 07時48分 (2017年2月1日 08時06分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20170201/Reuters_newsml_KBN15F2TV.html

[ワシントン 31日 ロイター] - 米上院は31日、イレイン・チャオ氏の運輸長官への指名を承認した。賛成93票、反対6票だった。
チャオ氏はブッシュ政権で労働長官を務め、アジア系米国人女性として初めて閣僚ポストに就いた。夫は共和党のミッチ・マコネル上院院内総務。
今後は運輸長官として、ドローン規制や自動運転車をめぐる政策決定に関わるほか、トランプ大統領が公約した大規模なインフラ整備計画が推進される場合には主要な役割を担うことになる。

4253チバQ:2017/02/01(水) 16:38:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170131-35095826-cnn-int
米大統領令と戦った日系2世、グーグルのホームページに

CNN.co.jp 1/31(火) 13:32配信

(CNN) ネット検索大手の米グーグルは30日、第2次世界大戦中の米政府による日系人の強制収容と戦った日系2世、故フレッド・コレマツ氏を米国のホームページに登場させた。特に現在の政治環境の中で、これは象徴的な意味を持つ。

30日はコレマツ氏の生誕98年に当たる。カリフォルニア、ハワイ、バージニア、フロリダの4州はこの日をフレッド・コレマツの日に制定している。

コレマツ氏は日本からの移民の子としてカリフォルニア州に生まれた。第2次大戦中の1942年、当時のルーズベルト大統領は真珠湾攻撃の報復として、日系人の強制収容を命じる大統領令に署名。これによって11万5000人以上が収容所に送られた。

コレマツ氏はイタリア系米国人の恋人と離れたくなかったためこの命令に従わなかったが、その年のうちに逮捕されてカリフォルニア州の強制収容所へ送られる。その後、自由人権協会(ACLU)の助けを借り、憲法上の権利を侵害されたとして米政府を提訴した。

裁判所はその訴えを認めず、コレマツ氏は上訴して最高裁まで争ったが、1944年に敗訴が確定した。

それから39年後、アジア系米国人を中心とする専門家らの支援で連邦裁判所は当時の判断を覆し、1998年には当時のクリントン大統領がコレマツ氏に自由勲章を授与した。

生涯を通じて公民権のために戦い、偏見と戦い続けたコレマツ氏。「何かが間違っていると感じたら、それを口に出すことを恐れてはいけない」。有名なその言葉を残して2005年に死去した。

4254チバQ:2017/02/01(水) 16:59:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170201-00000007-reut-n_ame
サンフランシスコ市がトランプ氏提訴、大統領令「違憲で非米国的」

ロイター 2/1(水) 4:57配信

[ボストン/サンフランシスコ 31日 ロイター] - トランプ大統領が不法移民に寛容な「サンクチュアリ・シティー(聖域都市)」への連邦交付金の削減をめぐる大統領令に署名したことを受け、 こうした聖域都市の1つとして知られるサンフランシスコ市は31日、米国憲法修正第10条に違反するとして訴訟を起こした。

【写真と記事】アングル:トランプ氏の「右腕」バノン氏、移民強硬路線を主導

トランプ氏は同大統領令に25日に署名。こうした提訴はサンフランシスコ市が初めてとなる。

サンフランシスコ市弁護士のデニス・ヘレラ氏は「大統領令は憲法違反であるだけでなく、非アメリカ的だ」と語った。

米国ではサンフランシスコのほか、ニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴ、フィラデルフィア、ボストン、デンバー、ワシントン、シアトルなどが不法移民に寛容な「聖域都市」として知られている。

こうしたなか、マサチューセッツ州とニューヨーク州はこの日、イスラム圏7カ国の出身者らの一時入国禁止を命じた大統領令は違憲だとして大統領側を提訴した。前日にはワシントン州も同様の方針を示している。

*内容を追加しました。

4255チバQ:2017/02/01(水) 17:00:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170201-00000067-san-n_ame
米入国拒否 大統領令極秘起草 トランプ流、省庁衝撃

産経新聞 2/1(水) 7:55配信

 【ワシントン=加納宏幸】中東・アフリカのイスラム圏7カ国からの入国一時禁止を命じるトランプ米大統領の大統領令は、スティーブン・バノン首席戦略官兼上級顧問ら最側近の手によって極秘で起草された。「予測不能」を信条とするトランプ氏が電撃的に署名した1月27日の大統領令は、関係省庁に衝撃を与えた。

 「もし入国禁止措置が(実施の)1週間前に発表されていたとしたら、その間に悪人が米国になだれ込んでいただろう」。トランプ氏は30日、大統領令により全米の国際空港で起きている混乱を尻目に、ツイッターでこう強調した。

 米メディアは、トランプ氏が同日夜、方針に従わないイエーツ司法長官代行を解任したことを「月曜日の夜の虐殺」と報じている。1973年にニクソン大統領(当時)がウォーターゲート事件の特別検察官を解任、正副司法長官を辞任させた「土曜日の夜の虐殺」になぞらえたものだ。

 かつてトランプ氏は著書で「予測不能であること。これこそが私のよき資質の一つであり、大金をもたらすことになった」と記したことがある。実業家としての信条を、法律と同等の効力を持つ大統領令や、省庁幹部の解任という形で政治指導者としても実践した。

 大統領令の起草を主導したのはバノン氏と、トランプ氏の就任演説でスピーチライターを務めたスティーブン・ミラー上級政策顧問だ。下院司法委員会のスタッフが同委員長ら共和党幹部に相談せず、文案の作成に携わったという。

 バノン氏は移民に対する厳しい姿勢で知られる保守系ニュースサイト「ブライトバート・ニュース」の会長を務めた。大統領選ではトランプ氏の陣営を最高責任者として切り盛り。外交・安全保障の司令塔である国家安全保障会議(NSC)の常任メンバーにも名を連ね、政権内での存在感を増している。

 米メディアによると、イスラム圏との外交を担当することになるティラーソン国務長官候補、入国一時禁止の対象国となったイラクでの作戦を担当するマティス国防長官、入国管理を統括するケリー国土安全保障長官にも発表直前まで大統領令の詳細は知らされていなかったという。国防総省では、米軍に通訳などとして協力するイラク人の名簿を作成し、入国一時禁止の免除を求める動きがあり、大統領令が十分な調整を経ず実施に移されたことを物語っている。

4256チバQ:2017/02/01(水) 17:01:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170201-00000043-jij-n_ame
最高裁判事に保守派指名=民主党は抵抗の構え―米大統領

時事通信 2/1(水) 10:12配信

【ワシントン時事】トランプ米大統領は31日夜(日本時間2月1日午前)、ホワイトハウスで演説し、空席となっている連邦最高裁判事に保守派のニール・ゴーサッチ連邦巡回控訴裁(高裁)判事(49)を指名すると発表した。

 上院の承認が必要だが、民主党は抵抗する構えも見せている。最高裁判事は終身制で、人選は政治・社会・経済のさまざまな司法判断に長年影響する。

 トランプ大統領は演説で、在職50年にも及ぶ可能性のある最高裁判事人事を「大統領による最も重要な決定」と位置付け、ゴーサッチ氏の技量や人格を称賛し、超党派の支持を訴えた。ゴーサッチ氏も登壇し、「両党上院議員と話して質問に答え、彼らの懸念に耳を傾けるのを待ち望んでいる」と承認への協力を約束した。

 ゴーサッチ氏はハーバード大法科大学院修了。2006年にブッシュ共和党政権下で、西部コロラド州などを管轄する控訴裁判事に就任した。最高裁判事の定数は9人で、保守派のスカリア判事が昨年2月に急死し、両党大統領が指名した判事が4人ずつで同数となっている。

 民主党全国委員会は指名を受けた声明でゴーサッチ氏の経歴について「企業の利益に深く共感し、明らかに労働者を軽視してきた」と批判した。同党のシューマー上院院内総務は1月初め、MSNBCテレビの番組で「良い人選でなければ、あらゆる手段を尽くして反対する」と述べていた。

 オバマ前大統領は昨年3月、スカリア氏の後任を指名し、共和党に承認を繰り返し求めた。しかし、共和党は結局承認手続きを進めず、空席が1年近く続く異常事態となった。上院(定数100)では共和党が承認に必要な過半数の52議席を持つが、民主党には長時間演説など議事妨害の手段も残されている。

4257チバQ:2017/02/01(水) 18:15:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170131-00000082-san-eurp

仏大統領選 有力元首相失速で混沌 超党派・前経済相が「台風の目」

産経新聞 1/31(火) 7:55配信
 【ベルリン=宮下日出男】フランス大統領選は与党の社会党など左派陣営の候補が決まり、主要候補の顔ぶれが固まった。4月23日の第1回投票まで約3カ月。有力候補だった中道右派のフィヨン元首相は最近、スキャンダルに見舞われて失速気味で、極右政党、国民戦線のルペン党首との一騎打ちという構図は崩れ、混沌(こんとん)としてきた。

 仏紙フィガロ(電子版)が29日に伝えた世論調査によると、第1回投票の投票先としては支持率25%のルペン氏が首位で、22%のフィヨン氏が2位。オランド政権を離れて独自に出馬を決めたマクロン前経済相が21%で続く。

 決選投票ではフィヨン氏がルペン氏を下すとの観測は大勢だが、その勢いには陰りもみえ、支持率は低下傾向にある。過去の下院議員時代、アシスタントとして雇った妻に勤務実態がなく不正に給与を払った疑惑が報じられ、検察が公金横領などの疑いで予備的捜査を開始。仏メディアによると、30日には夫妻から任意で事情を聴取した。

 フィヨン氏は疑惑を真っ向から否定し、正式捜査になれば出馬を断念する考えも示す。疑惑が浮上した後の世論調査では、フィヨン氏に好感を持つとの回答は38%で、今月上旬から4ポイント低下した。

 こうした中、「台風の目」として存在感を増しているのがマクロン氏だ。右派、左派という枠組みにとらわれず、超党派の市民運動を率いる姿勢が好感を持たれ、フィヨン氏に詰め寄る。フィガロの調査では、決選投票でルペン、フィヨン両氏のいずれと対決しても、マクロン氏が優位との結果も出た。ただ、マクロン氏は政党の支援基盤を持たず、勢いを持続できるかは不透明との見方もある。

 一方、左派陣営には厳しい情勢が続く。フィガロの調査では、大統領選の候補に決まったアモン氏の支持率は15%に上ったが、これまでは1桁に低迷し、共産党の支援を受ける急進左派系候補にも及ばなかった。長年にわたり左派系勢力の中心的存在だった社会党が、今後もその立場を維持できるかも注目点だ。

4258とはずがたり:2017/02/01(水) 20:30:40

トランプの人種差別政策が日本に向けられる日
2017年1月31日(火)17時41分
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/01/post-6851.php
譚?美(作家、慶應義塾大学文学部訪問教授)

 1月29日夜、ニューヨーク、シカゴ、ロサンゼルス、フロリダなど、アメリカの30以上の都市と国際空港で数千人の市民による激しい抗議行動が起きた。

 トランプ大統領がテロ対策のために中東やアフリカの7カ国(シリア、スーダン、イラン、イラク、ソマリア、イエメン、スーダン)の国民に対して3カ月間の入国禁止と、難民の受け入れを一時停止する大統領令に署名したため、アメリカへ航空機で到着したイスラム系の人々が次々に空港で入国を拒否され、拘束される事態が起こった。

 この措置に反発したアメリカ市民たちが、全国各地で怒りの声を上げたのだ。拘留された人は約170人にのぼり、家族に会いに来た老夫婦や中年女性、妊婦、子供もいて、グリーンカード(アメリカの永住権)保持者も含まれていた。

 世界各国の空港にも波紋が広がった。すでに発行されているアメリカ入国ビザが取り消されたことで、航空機への搭乗を拒否される人が続出している。

 ニューヨークのケネディ国際空港の建物の外では、氷点下のなか、段ボールのボードに走り書きしたプラカードを掲げて抗議する人々が「難民を歓迎します」、「アメリカ人はみな移民だ!」、「家族を釈放して!」とシュプレヒコールを叫んで、ピザを食べながら拘束された人たちの釈放を待ちわびていた。

 ホワイトハウスは火消しに躍起になった。報道官は「イスラム教徒を排除する目的ではない」、「あくまでもテロ対策を強化するためのものである」と釈明したが、すでにトランプ大統領と敵対するようになっていたメディアは、全米各地で激しく燃え上がる抗議行動の様子を逐一報道した。

 アメリカ15州と首都ワシントンの司法長官は合同で声明を発表し、「この大統領令は憲法違反の疑いがあり、裁判の場で明らかになることを確信している」として、提訴の準備に入った。

 数時間後、テキサス州、ニューヨーク州などで、州法による特別措置で拘束者は次々に釈放され、アメリカ政府は事態の沈静化に努めたが、いったん燃え上がった抗議行動は、そう簡単に収まることはないだろう。

 アメリカ人の怒りは本物だと、私は直感した。彼ら自身が深く傷ついている。市民もテレビのキャスターも、上院議員ですら、口々に自分の出自を言いつのり、移民した祖先の苦労を思って涙する。今回の大統領令は、いわばアメリカ人の「魂」にグサリとナイフを突き立てたようなものなのだ。

トランプ就任前から強硬策は始まっていた
 アメリカ政府のこうした強硬策は、なにもトランプ大統領の就任以後に突如はじまったものではない。2015年11月のパリ同時攻撃を受けて、2016年1月21日からすでに「テロリスト渡航防止法」が施行されている。

 同法では、日本国籍を含む世界中の人々のビザ免除プログラムを改定し、2011年3月1日以降にイラン、イラク、スーダンまたはシリアに渡航または滞在したことがある者(公務、人道支援、報道等の目的による渡航に対しては個別に審査された後に免除される可能性がある)は、大使館や領事館にビザを申請し、面接を受けなければならないことになった。

 また、ビザ免除プログラム参加国の国籍と、イラン、イラク、スーダンまたはシリアのいずれかの国籍を有する二重国籍者は、現在有効なESTA渡航認証を保有している場合でも、認証が取り消されることになった。

 その法律による変化は絶大だった。私は昨年夏以降、2度ほど日本とアメリカを往復した。1月から夏までの間のことはわからないが、夏以降の半年間だけでも、アメリカの入国審査は格段に厳しくなってきており、露骨な人種差別がまかり通っているのではないかと思わせられるほどだ。

 以前なら人種に係わらず、グリーンカード保持者は米国国籍保持者と同一に扱われ、入国審査もそれほど厳しいものではなかった。それがこの半年ほどの間に、アラブ系ばかりか、中国系や韓国系、インド系の人々も、たとえ米国国籍やグリーンカードを持っていても、外国からの渡航者以上に根掘り葉掘り質問され、長時間の厳しい審査を受けるようになった。

 その結果、入国審査場は長蛇の列ができて大混雑だ。中国人に至っては、観光客であっても「移民傾向」を疑われ、さらに別室で調べられる例が少なくない。不法滞在・不法就労を水際で防ごうという厳しい措置なのである。

4259とはずがたり:2017/02/01(水) 20:31:42
>>4258-4259
 今回のトランプ大統領の命令によるイスラム系移民の入国拒否や拘留は、こうした格段に厳格化した入国審査を、さらに一歩進めたもののように思える。

 20年ほど前まで、アメリカの入国申請書には、「あなたは共産党員ですか、または過去に共産党員でしたか」という質問事項が記されていた。「イエス」と書き込めば、無論、入国拒否に遭うのは必定だった。

 そのため、戦前に中国共産党員だった私の父は、米国国籍を取得してワシントンで医学者になった兄の身を心配して、20年近く音信を絶ったのだ。当時私たち一家は日本にいて、私はまだ中学生だったが、あの頃の寂しさと悲しさは今もよく覚えている。

 今日では入国申請書から渡航認証の事前取得へと切り替わったが、申請時に「あなたはイラン、イラク、スーダンまたはシリアに渡航または滞在したことがありますか」という質問事項があるのだろうか。もしあるなら、なにがしかの縁者の中には、私と似たような思いを味わう人が出てくるかもしれない。

 今のところ、日本人は例外的に優遇されている。アメリカ在住者も日本からの旅行者も、日本のパスポートさえ見せれば、入国審査官の態度もそれなりに柔和になり、よほどの場合でない限り、おおむね短時間で事足りるのである。日米間の親密な関係が幸いしているのかもしれない。

 だが、日本人も安心してばかりはいられない。今回はイスラム系7カ国に対する審査の厳格化が招いた騒動だが、これを「対岸の火事」だとおもって眺めているうちに、いつ、火の粉が日本へ降りかかってこないとも限らない。

アジア人に対する潜在的な差別意識
 振り返れば、過去にはアメリカの日本人差別があった。第二次世界大戦中に、日系人の財産を没収し、大々的に隔離政策を実施している。米国国籍を持つ若者は、アメリカへの忠誠心を示すために、志願して米軍兵士になり勇猛果敢に戦い、多くの犠牲者を出した。日米両国で家族が生き別れになった例も少なくない。

 中国人に対する差別も無論あった。日本人に対するより早い時期のことだが、19世紀半ばに大陸横断鉄道の建設労働者として大量に呼び入れられた中国人は、1日12時間の重労働に耐え、爪に火を点すように慎ましく暮らして貯金を蓄えたが、いざ、帰国しようとして資産凍結の憂き目にあい、アメリカに根を下ろして華僑になった人々もいた。アメリカ開拓時代には低賃金の下層労働者が不可欠だったせいだろう。華僑に対する厳しい法的規制はその後も何度もあった。

 そんな昔の例を上げなくても、9.11同時多発テロ事件の折にも、ハドソン川のほとりで景色を眺めていただけのインド人が市民に怪しまれ、通報されたことがある。一見してインド人とアラブ人の区別がつかなかったからだ。

 いずれにしても、アメリカにはアジア人に対する潜在的な差別意識と優越感をもつ人がいる。それがトランプ大統領でないことを祈るばかりだ。

 今後、もし日米間の経済交渉が暗礁に乗り上げ、あるいは米軍の駐留問題で合意に達しなければ、そしてトランプ大統領自身が満足するような結果が得られなかったと判断したら、日本への制裁措置として、日本人への入国審査の厳格化や入国禁止措置を講じないとは断言できないのである。

 あるいは中国との著しい貿易赤字の解消ができずに、アジア人を十羽ひとからげにして、法律も国籍も関係なく、日本人に対しても攻撃の矛先を向けてくるかもしれない。

 唯一の救いは、アメリカ市民には良心と理性が今も健在なことだ。極端な大統領令の連発に反発する人々の抗議活動は日増しに広がり、国政を左右するほど盛り上がりつつある。

 30日夜、トランプ大統領は、大統領令の実施に異を唱えた司法省のイェーツ長官代理を解任した。国務省や議会とも対決姿勢を強めつつある。事態はまだ流動的で、どんな事態が発生するのかわからない。

 目下アメリカのメディアを激しく罵り、露骨に敵視し、諸外国との国際摩擦も恐れていない様子のトランプ大統領だが、このうえアメリカ国民まで罵るようなことがあれば、アメリカ大統領としては、もう先がないのではないだろうか。

[執筆者]
譚王路美(タン・ロミ)
作家、慶應義塾大学文学部訪問教授。東京生まれ、慶應義塾大学卒業、ニューヨーク在住。日中近代史を主なテーマに、国際政治、経済、文化など幅広く執筆。著書に『中国共産党を作った13人』、『日中百年の群像 革命いまだ成らず』(ともに新潮社)、『中国共産党 葬られた歴史』(文春新書)、『江青に妬まれた女――ファーストレディ王光美の人生』(NHK出版)、『ザッツ・ア・グッド・クエッション!――日米中、笑う経済最前線』(日本経済新聞社)、その他多数。新著は『帝都東京を中国革命で歩く』(白水社)。

4260チバQ:2017/02/02(木) 05:31:57
http://www.afpbb.com/articles/-/3116216
中絶の権利、賛成多数も先行き不透明に 米保守派判事指名で
2017年02月01日 13:43 発信地:ワシントンD.C./米国
【2月1日 AFP】米国の中絶反対論者にとって、人工妊娠中絶の禁止を違憲と判断し、全米50州に女性の中絶の権利を認めた1973年の最高裁「ロー対ウェイド(Roe v. Wade)判決」の見直しは長年の願いだ。

 1日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が連邦最高裁判所の判事に保守派を指名したことにより、中絶反対者らはこの願いに一歩近づいた。だが、祝杯をあげるまでにはまだ至っていない。

 アントニン・スカリア(Antonin Scalia)判事が昨年2月に死去してから欠員となっていた連邦最高裁判所の判事に、保守派のニール・ゴーサッチ(Neil Gorsuch)判事が指名された。これで、これまで保守派とリベラル派が4人ずつと拮抗していた法廷のバランスに変化が生じる可能性がある。

 しかし、中絶問題をめぐっては保守派の判事アンソニー・ケネディ(Anthony Kennedy)氏がしばしばリベラル派と同調するため、ゴーサッチ氏の指名は、トランプ氏にとっての鉄壁の保障とはならないだろう。判事がもう一人死去または辞任しない限り、反中絶の意見を確実に多数派とすることはできない。

 ただ、反中絶の意見が多数派となれば、各州は中絶の権利を制限することができるようになる。他方で多数派の共和党が中絶禁止の連邦法を通過させることも考えられる。

 世論調査機関ピュー・ リサーチ・センター(Pew Research Center)が最近発表した調査では、米国人10人中7人が「ロー対ウェイド判決」取り消しに反対している。1月27日発表のキニピアック大学(Quinnipiac University)の世論調査でも、米国人の64%が中絶合法の維持を支持しており、反対は31%だった。(c)AFP/Sébastien BLANC

4261チバQ:2017/02/02(木) 09:07:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170201-00000022-jij_afp-bus_all

米IT勢、トランプ氏の入国禁止令に「共同戦線」 法的措置を協議

AFP=時事 2/1(水) 14:01配信
【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が難民の受け入れ停止やイスラム圏7か国の市民の入国禁止などを指示した大統領令について、米IT企業が広範な連合を組んで法的な対抗措置を取る検討に入ったことが関係者の話で分かった。多数の移民を雇用する米IT業界はこの措置で大きな打撃を受ける恐れが出ている。

【写真】トランプ大統領の入国制限令に抗議する人々

 関係者によると、法的措置を協議する会合には20社余りが参加予定となっていた。グーグル(Google)の親会社アルファベット(Alphabet)、ネットフリックス(Netflix)、エアビーアンドビー(Airbnb)、ツイッター(Twitter)などが参加したもようだ。

 他にも、アドビシステムズ(Adobe Systems)、ドロップボックス(Dropbox)、モジラ(Mozilla)、イェルプ(Yelp)、スペースX(SpaceX)なども招待されたか出席したという。

 IT企業の社員は匿名を条件に「まだ初期の段階だが、サンバーナーディーノ(San Bernardino)のiPhone(アイフォーン)のケースと同様の措置になるだろう」と述べた。2015年12月にカリフォルニア(California)州サンバーナーディーノで発生した銃乱射事件をめぐり、米政府はアップル(Apple)に対し容疑者が持っていたアイフォーンのロック解除を命じたが、IT大手各社はそれに抵抗し、アップル側を支持する法廷助言書を共同でまとめた経緯がある。【翻訳編集】 AFPBB News

4262とはずがたり:2017/02/02(木) 13:32:10
本音ベースでは支持されてるんだなあ。。

入国禁止49%賛成 反対41%を上回る 米世論調査
http://www.asahi.com/articles/ASK212WB4K21UHBI00J.html?ref=goonews
ワシントン=杉山正2017年2月1日09時34分

 トランプ米大統領による中東・アフリカ7カ国からの一時入国禁止や難民受け入れ停止をした大統領令の是非に関し、ロイター通信が全米50州で実施した世論調査で49%の人が賛成し、反対の41%を上回っていることが分かった。トランプ大統領は選挙中から「イスラム教徒の一時入国禁止」を掲げ、物議を醸す一方、熱狂的な支持も広げてきた。世論調査でも国内の分断が顕著になっている。

 同通信によると、49%が「強く」または「やや」賛成とする一方、同様に41%が反対とした。「分からない」が10%だった。

 支持政党によって、調査結果が全く逆になった。民主党支持層の53%が「強く」反対とする一方、共和党支持層の51%が「強く」賛成となった。

 また、今回の措置で、「より安全と感じる」と答えた人は31%にとどまったが、「より安全でなくなったと感じる」とした26%を上回った。さらに、38%がテロ対策として米国が「良い手本」を示したとする一方、41%が「悪い手本」とした。

 調査は30日から31日にかけ、インターネットを通じ、1201人の成人に対して行われた。

 一方、ギャラップ社が行ったトランプ氏への支持率調査(28〜30日)では支持が43%にとどまり、不支持の51%が上回っている。(ワシントン=杉山正)

4263とはずがたり:2017/02/02(木) 13:59:58
田舎の農民にもラストベルトの労働者にも関係の無い事だよね…。

「米の指導的地位失う」 学会・大学も入国禁止撤回要求
http://www.asahi.com/articles/ASK221VZ9K22UHBI00B.html?iref=com_alist_8_06
ワシントン=小林哲2017年2月2日09時47分

 トランプ米大統領が中東・アフリカの一部の国からの入国を大統領令で禁じたことを受けて、米国の主要学会や大学など164団体が1月31日、大統領令の撤回を求める文書をホワイトハウスに提出した。海外からの優秀な人材の入国を妨げることになり、「米国が科学のリーダーでなくなる」などと懸念し、撤回を求めている。

 署名したのは、米科学誌サイエンスを発行する「米科学振興協会(AAAS)」をはじめ全米の科学や医療、工学などの主要学会に加え、ハーバード大やマサチューセッツ工科大、スタンフォード大など多くの大学も名を連ねている。

 文書では、科学技術について「オープンで透明性があること、人とアイデアの自由な流入が発展の原則」と指摘。大統領令は、優秀な学生や学者が米国で研究したり、起業したりすることを妨げかねないと批判。米国は宇宙開発から先端医療、ハイテク分野まで世界の科学、教育、技術革新のリーダーと見なされてきたとした上で、「国際的な理系の才能を引きつける魅力を失い、科学と経済における指導的な地位を維持できなくなる」などとしている。(ワシントン=小林哲)

4264とはずがたり:2017/02/02(木) 22:54:40
不支持51%で囁かれる、トランプ大統領“辞任”シナリオ
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170126-00517008-shincho-int
デイリー新潮 1/26(木) 5:55配信

 新大統領に国民の期待が高まらないとしたら不思議である。選挙で支持を勝ち取ってこその就任だ。期待が上乗せされた「ご祝儀相場」で、支持率も天まで届くほどになる――というのが普通だが、トランプ次期大統領は偉大な例外だった。就任前にして支持率、じゃなく不支持率が51%に。だから当初から話題は「いつまで持つか」である。

 ***

 ちなみに、くだんの調査で支持率は44%。オバマ氏が83%、その前の不人気といわれたブッシュ氏も61%だったのにくらべると、圧倒的に低いのである。

 もっとも、福井県立大学の島田洋一教授は、

「トランプが自分から辞任することは絶対ないと思う。それに低支持率なんていうのは、信用していないメディアの数字で、自分には数字に表れない草の根の支持がたくさんある、という開き直りがあります」

 と語るが、トランプ氏の独りよがりを尻目に、動きは進んでいるようで、

「一部の民主党議員は、すでにトランプ氏の弾劾の準備に入っています」

 と、元共同通信ワシントン支局長で早稲田大学客員教授の春名幹男氏が言う。

「問題になるのがトランプ氏の資産。息子たちに自分の事業を引き継がせるため、大統領の立場を利用しての利益活動が十分できてしまう。またトランプ氏は大統領選への立候補後、複数の商標登録を中国に申請しましたが、それが彼の在任中に認可されれば、連邦政府の当局者が外国政府から贈与や報酬を受け取るのを禁じた憲法第1条9項8節に違反する可能性が出てくる。ほかにも、昨年ワシントンにオープンさせたホテルは元郵便局の建物で、今も連邦政府がトランプ氏の関連企業にリースしている。トランプ大統領の下では、建物の貸主と借主が同じになる利益相反が生じます」

■身内を敵に回すと
 この「弾劾」は、米国憲法で認められた制度で、

「違法行為による個人の責任を問うものです。まず下院が検察役になって弾劾訴追を決議し、それに過半数が賛成すれば弾劾相当になる。その後、上院が裁判官役になり、3分の2が弾劾相当と判断すれば、大統領は罷免になります」

 そう語る島田教授に、過去の例を尋ねると、

「ビル・クリントンは女性問題で、“性的関係はまったくない”と言っていたのがウソだとわかり、偽証罪と捜査妨害の罪で弾劾にかけられ、上院で3分の2の賛成が得られずギリギリ助かった。また、ウォーターゲート事件のリチャード・ニクソンは、大統領執務室の録音会話を公表され、そこで共和党議員のこともボロクソに言ったりしていて、身内の共和党からも“あんなやつダメだ”という声が出て、辞任せざるをえない状況に追い込まれた」

 要は、録音テープが出てきたり、身内を敵に回したりすると危ないようだ。

 ところで、大統領が辞任した場合は、罷免による場合も死亡による場合も、

「副大統領があとを継ぐと憲法で決められ、副大統領も罷免された場合は下院議長が継ぐと、大統領継承法で決まっています」

 と、島田氏。たとえばケネディ大統領の暗殺後はジョンソン副大統領が、ニクソン大統領の辞任後はフォード副大統領が、それぞれ昇格している。

「トランプが弾劾されたら、副大統領のマイク・ペンスが昇格し、共和党内にそのほうがありがたいと思っている人は結構いるので、最後までトランプを守ろうとはしないでしょう」(同)

 すでにトランプ氏が“身内”をも敵に回しているケースは多々あるので……。

特集「嵐の中へ船出した超大国『トランプ大統領』という魔人の急所」より

「週刊新潮」2017年1月26日号 掲載

4265とはずがたり:2017/02/03(金) 12:48:13

蘇聯が玖馬を衛星国にした様に中国が墨西哥と強力な提携関係を結んで盟友として取り込めたら愉快だ。第二巴奈馬運河でニカラグアに続いて墨西哥にも入れ込んで取り込むべし。無尽蔵の中国マネーがあれば行けるぞ♪で,20年位経って,カネだけじゃ無くて自由と云った価値観が真の友好関係には必要だってなると猶結構なんだけど,まあそんな事は後回しで今はトランプのアメリカがこける事が重要だ。程よくこけて日本が相対的に浮上するのも結構だけど其処迄の気概が日本には無さそうだ。

中国メーカー、メキシコに投資=トランプ政策に対抗か
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017020200371&amp;g=int

 【サンパウロ時事】メキシコのトラックメーカー、ジャイアントモーターズは1日、中国の自動車メーカー、安徽江淮汽車(JAC)と共同で、イダルゴ州の工場を拡張すると発表した。地元メディアが報じた。
〔写真特集〕米国とメキシコの国境〜壁ができる?〜

 トランプ米大統領は自国の雇用確保のため、トヨタ自動車などメキシコに進出するメーカーを相次ぎ批判。各国の対メキシコ投資に不透明感が広がる中、あえて増強に踏み切る。
 投資額は44億ペソ(約240億円)で、生産目標は2021年に1万台。記者会見にはグアハルド経済相やイダルゴ州知事も出席し、投資促進を訴えた。(2017/02/02-11:56)

4266とはずがたり:2017/02/04(土) 06:44:22
6万人のビザ無効=米入国禁止令
http://news.goo.ne.jp/topstories/world/164/1df9fd91b1a5c27f37824fea1244e761.html
(時事通信) 05:43

 【ワシントン時事】米国務省は3日、イスラム圏7カ国出身者の入国を一時禁止した大統領令で、米国に入国していない約6万人のビザが無効になったと明らかにした。

入国制限めぐる米大統領令、判事が一時差し止め命令
http://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20170204001.html
00:12ロイター

[3日 ロイター] - 米入国制限をめぐる大統領令について、米デトロイトの判事は2日、一時差し止め命令を出したことが、裁判所の文書で分かった。

合法的な永住者や有効な移民ビザを持つ人に対し、入国を拒否する措置を禁じる恒久的な差し止めを求め、ミシガン東部の地裁に訴えが起こされていた。

入国禁止の米大統領令 アジアでも反発広がる
http://news.goo.ne.jp/article/nhknews/world/nhknews-10010863881_20170203.html
02月03日 18:50NHKニュース&スポーツ

アメリカのトランプ大統領が中東やアフリカの7か国の人の入国を一時的に禁止したことを受けて、イスラム教徒が多く暮らすマレーシアでは3日、国会議員らが抗議デモを行うなどアジアでも反発が広がっています。

トランプ大統領は先週、大統領令に署名し、中東やアフリカの7か国の人の入国を一時的に禁止するとともに、すべての国からの難民の受け入れを一時的に停止するよう求めました。

これを受けて、イスラム教徒が人口のおよそ6割を占めるマレーシアでは3日、野党の国会議員や支持者などおよそ200人が首都クアラルンプールのアメリカ大使館前で抗議デモを行いました。

集まった人たちは「イスラム教禁止令に反対」などと書かれたプラカードを持ち、トランプ大統領に大統領令の撤回を求めました。抗議デモに参加した女性は「大統領令は難民の人たちや少数派の人たちを認めないだけでなく、社会に分断を作り出している」と強い調子で話していました。

東南アジアでは、インドネシア政府のルトノ外相も声明で、「特定の宗教を過激主義やテロと結びつけるのは間違っている」と述べて非難していて、入国を一時的に禁止する措置の対象となっていないアジアの国でも、イスラム教徒を中心に反発が広がっています。

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4267とはずがたり:2017/02/04(土) 22:31:02
陸軍長官候補が辞退=米新政権
(時事通信) 13:10
http://news.goo.ne.jp/topstories/world/1189/d854153703737f5a5b017309d101694a.html
 【ワシントン時事】米ブルームバーグ通信などは3日、トランプ大統領が陸軍長官に指名した金融機関バーチュ・ファイナンシャルのビンセント・バイオラ会長が、就任を辞退したと報じた。同日、大統領に伝えたという。トランプ氏が政権高官に指名した候補で辞退者は初めて。

 バイオラ氏は陸軍士官学校出身で、退役後の2008年、超高速取引(HFT)を手掛けるバーチュ・ファイナンシャルを創業。北米アイスホッケーリーグ(NHL)チームのオーナーも務める富豪として知られる。ブルームバーグ通信は関係者の話として、長官職とビジネスを完全に切り離すのは困難と判断したことが辞退の理由と伝えている。

4268とはずがたり:2017/02/04(土) 22:47:46
2017年 02月 4日 17:23 JST
コラム:実は新しくない、トランプ大統領の入国制限令
http://jp.reuters.com/article/vanburen-immigration-idJPKBN15I0E6?sp=true
Peter Van Buren

[1日 ロイター] - 「これは私たち(の国)ではない」と言う人々は、考え直した方がいい。残念ながら、私たちの国は以前から変わっていないのだ。

ムスリムを主体とする7カ国からの旅行者や難民の入国を禁じるトランプ米大統領による命令は、以前からずっと米国に存在していた暗い流れが、新たに表面化したにすぎない。

この大統領令は特に目新しいものではない。ただ、進化しただけなのだ。トランプ氏の大統領令の対象となるイラン、イラク、リビア、ソマリア、スーダン、シリア、イエメンは、9.11同時多発攻撃以降の移民法のなかで名指しされてきた国々なのである。

より具体的に言えば、トランプ氏の大統領令で国名が挙げられているのはシリアだけである。その他の国については、2015年、オバマ政権時代の法律である合衆国法典第8編第1187条(a)(12)を参照する形で言及している。このリストはトランプ氏の事業の取引先とは何の関係もない。リストを作ったのはトランプ氏ではないし、9.11後の厳格な審査の対象からサウジアラビアを除外した米国大統領は彼が最初ではない。

このリストは、小説「1984年」の著者ジョージ・オーウェルを思わせる「2015年ビザ免除制度改善及びテロリスト渡航防止法」に含まれるもので、対象国を1度でも訪れたことのある者が米国のビザ免除渡航制度を利用することを禁じている。

したがって、たとえば、通常ならばビザなしで米国に入国する資格のある英国市民であっても、対象国への渡航歴があれば、審査のために在外米国大使館又は領事館に出頭し、個別に承認を得て、パスポートに実際に印刷されたビザの発給を受ける必要がある。この規則は、ジャーナリストとして、あるいはボランティアの医療チームのメンバーとして対象国に渡航した場合にも適用される。

トランプ氏は例によって乱暴なスタイルで「きわめて厳格な審査」を提案したが、そのような審査プロセスはすでにジョージ・W・ブッシュ政権以来導入されており、オバマ政権でも引き継がれて現在に至っている。

これもオーウェル風の命名で「行政管理上の処理」と呼ばれている。対象となるのは、やはり同じ7カ国である。これら諸国からの渡航者は、それ以外とは別のビザ手続を必要とすることになり、さまざまな情報機関による審査を待つために渡航が遅れる。申請の一部は期限を切らずに審査待ちとなっている。

こうした措置のいずれに対しても、国務省の職員が集団で不同意の覚書を提出した例はない。

この週末に伝えられた、個々の難民に関するお誂え向きのエピソードは非常に感動的だが、諸外国と比較して、米国がきわめて少数の難民しか受け入れていないという事実については論じられないままである。

米国は年間の難民受け入れ人数に上限を設定しており、2016年度については8万5000人だった。8万5001番目の難民は、いかに絶望的な状況にあろうとも、翌年まで待たなければならない。2006年に遡ると、当時の上限は7万人だった(実際に認められたのは5万人以下だ)。

第2次世界大戦後のホロコーストの生存者(65万人、米国民の半数が受入に反対)、ベトナムのいわゆる「ボートピープル」(13万人、米国民の57%が受入に反対)など、米国に流入する難民数が急増することはあったが、歴史的に、米国民は難民を歓迎するというよりは、彼らを恐れる傾向がある。

1980年以来、米国が受け入れてきた難民は合計200万人に満たず、そのうち40%は、難民である親に連れられてきた子どもである。これに対し、難民には限定されないが、国外退去者の数はオバマ政権時代に限っても250万人に上る。

米国の州知事のうち30人は、可能であれば自州へのシリア難民の受入を拒否したいと表明している。米国民全体の約60%は、シリア難民のをけ入れに反対している。「テロ多発地域」からの移民受け入れ一時停止については、半数弱の米国民が支持している。

2016年度、米国が受け入れるシリア難民の上限は1万人だった。対照的にカナダは同年、シリア難民だけでも2万5000人受け入れている。ドイツが2016年にさまざまな国から受け入れた難民は30万人、前年の2015年には100万人近くを受け入れている。

4269とはずがたり:2017/02/04(土) 22:48:04
>>4268-4269
合衆国法典第8編第1152条(a)(1)(A)は「国籍、出生地又は常居所」を理由として移民(合法的永住者、グリーンカード保有者)を禁じることを違法としている。だがこの法律は、 観光客や留学生、そして難民など移民以外の渡航を同様の理由で禁止することについては何も触れていない。

また、国籍や出生地、常居所を理由とした合法的移民の禁止が許されないとはいえ、特定の国について年間の移民数が決まっていることは、事実上の禁止措置となっている。

たとえば、米国市民の親族である一部のフィリピン人やメキシコ人は、グリーンカード取得までに24年間待たされるに等しい制限に直面している(これもまたオーウェル流の用語で「優先期日」と呼ばれている。順番が来るまでに申請者が死亡してしまう例も珍しくない。

トランプ氏による大統領令を覆すことは難しいだろう。司法省の法律顧問室が署名したにもかかわらず、法廷においてトランプ氏の大統領令を弁護することを拒否して解任されたサリー・イェーツ司法長官代行は、自らの反対の理由を厳密な法律的根拠以外のもの、つまりこの大統領令の意図に置いているようだ。彼女は、大統領令が「賢明又は公正」であるか否かという基準を、自らの異議の根拠としたのである。

米国の裁判所は、最近では2015年にも、長年続く「海外でのビザ発給をめぐる決定に関する司法審査の否定」という原則を支持している。つまり、海外でのビザ発給をめぐる決定に対して国内の裁判所で異議を申し立てることはできないという意味だ。

また米国は一般的に、米国法による保護を、国外の外国人に拡大適用していない。連邦最高裁判所は、移民法の「絶対的権限の法理」を認めており、大半の裁量的判断を行政府に委ねている。法廷における週末の勝利は、米国の国境内部での執行を部分的に停止しただけであり、国土安全保障省も、政策としてではなく、例外的な「国益」を根拠として従っているにすぎない。憲法上の危機が生じているかどうかは明らかではない。

だが、移民に関するトランプ氏の大統領令を通じた行動をめぐって最も注目すべき側面は、この事態全体の原動力となっている要因、すなわち「恐怖」である。

米国政府は、2011年9月12日から今日に至るまで、恐怖を煽ってきた。国内の米国民はテロよりも転倒によって命を落とす可能性の方が高いにもかかわらず、トランプ氏は前任者たちと同様に、恐怖のシンボルである「米国内に侵入した外国人戦闘員」が引き起こす米国本土での攻撃への警戒を呼びかけている。

「何も行動せずに誰かが殺されたらどうするのか」。トランプ政権のスパイサー報道官は、大統領令を擁護してこう語った。

9.11の幻影は、これまでにも何かを正当化するために利用されてきたが(容疑者に対する拷問やグアンタナモ収容所の維持、空港での過剰な保安検査)、その頃よりもずっと過去に追いやられていたにもかかわらず、今回の大統領令は再びそれを呼び起こしている。

移民に関してトランプ大統領が行ったことは、いずれも米国の安全強化には貢献しないだろう。だが、9.11後の米国で一般化したセキュリティ状況と同様に、「安全」はテーマではない。

国民の恐怖を保ち、政府は国土を保護する任務を果たしている、という政治的な神話を維持することが肝心なのだ。トランプ大統領はは、オバマ氏やブッシュ氏と同様に、このことを理解している。

目を背けたくなる真実は、抗議行動の一方で、多くの米国民は外国人を恐がっており、トランプ氏が自分たちに与えてくれるものを求めている。これまでも常にそうだった。残念ながら、トランプ時代だからといって、根本的な部分では特に変わったことはほとんどないのである。

*筆者は米国務省に24年間勤務。著書に「We Meant Well: How I Helped Lose the Battle for the Hearts and Minds of the Iraqi People」など。「Hooper’s War: A Novel of WWII Japan」が刊行予定。

4270チバQ:2017/02/05(日) 20:51:31
http://www.sankei.com/world/news/170204/wor1702040028-n1.html
2017.2.4 10:27
【トランプ大統領始動】
支持率44%、政権発足後で過去最低 二極化が鮮明 CNN調査
 【ワシントン=加納宏幸】米CNNテレビは3日、トランプ米大統領による新政権発足時の支持率が44%で過去最低となったとする世論調査の結果を発表した。半数以上の53%が不支持と答え、過去最高だった。与党・共和党支持層(90%)と野党・民主党支持層(10%)では支持率に大きな差があり、トランプ氏をめぐる二極化が鮮明になっている。

 トランプ氏が政権運営の手本にする共和党のレーガン元大統領も支持率は低かったもののトランプ氏を上回る51%で、不支持率は13%だった。ジョージ・W・ブッシュ元大統領はトランプ氏と同様、大統領選の一般投票の得票数で対立候補を下回っていたが、それでも57%の支持があった。

 与野党の二極化はトランプ氏が大統領令で打ち出した政策にも現れており、中東・アフリカ7カ国からの入国一時禁止に対する支持は全体で47%だったが、共和党支持層の88%が賛成する一方、民主党支持層は88%が反対した。無期限停止されたシリア難民受け入れへの支持も共和党30%、民主党73%だった。

 調査は1月31日〜2月2日に全米の成人を対象に実施され、約千人からの回答を得た。

4271チバQ:2017/02/05(日) 20:58:30
http://www.sankei.com/world/news/170205/wor1702050036-n1.html
2017.2.5 19:36
【米入国禁止】
控訴裁、米司法省の上訴退ける 大統領令差し止め続く 政権と裁判所は全面対決
 【ワシントン=黒瀬悦成、加納宏幸】米司法省は4日、トランプ大統領がテロ対策のため大統領令で出した中東・アフリカ7カ国からの入国を一時禁止する措置を差し止めた西部ワシントン州シアトルの連邦地裁命令を不服とし、無効を求め上訴手続きを行った。AP通信によると、控訴裁はこれを退け、6日までに手続きをやり直すよう命じた。トランプ氏はツイッターで連邦地裁判事を強く批判しており、トランプ政権は裁判所側と全面対決に入った。

 地裁命令により、大統領令で暫定的に無効にされた約6万人分のビザ(査証)が再び有効となり、中東・アフリカのイスラム圏7カ国出身者の米国入国が認められることになった。

 これを受け、ビザの発給を担当する国務省は4日、7カ国出身者のビザを有効にすると明らかにした上で、有効なビザを所持していれば米国に入国できるとの認識を示した。

 入国審査を統括する国土安全保障省も地裁命令に従い、国際空港などでの入国禁止措置の執行を停止して通常の乗客検査体制に戻ると発表した。これを受け、米国に乗り入れている航空各社は入国禁止の対象となっていた乗客らの搭乗を再開した。

 トランプ氏は4日夜、自らの大統領令を否定した地裁命令に司法省が上訴する意向を伝えたことについて、滞在先のフロリダ州で記者団に「米国の安全のため私たちは勝つ」と述べた。これに先立ち、ツイッターでは「この判事と称する者による、わが国から法執行を取り上げるような判断はばかげており、覆されるだろう」と反論した。

 また、「中東の一部の国々は入国禁止に同意している。彼らは、特定の人間が入国を認められれば、死と破壊を意味することを知っている」とも主張した。

 米主要都市では4日、トランプ氏の政策に抗議するデモが起き、各地の空港では難民支援団体の関係者などが入国を果たした移民や難民らを出迎え歓迎した。首都ワシントンでも、ホワイトハウス周辺でデモが発生。「(トランプ氏が引き起こす)憎悪や恐れには反対だ。難民を歓迎する」と声を上げた。

4272とはずがたり:2017/02/06(月) 01:28:36

アメリカ
やはり暴走、「オルタナ右翼」が牛耳るトランプ政権
正確な情報分析は二の次?政治の経験と知識に乏しいトランプ
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/49058
2017.2.2(木) 黒井 文太郎

?暴走一直線のトランプ政権だが、その最大の理由は、トランプ政権の政策決定過程にある。アメリカ政府の省庁・機関にいた強力なヒューマンリソースが政策決定ラインから外され、ホワイトハウス内に入り込んだ少数の側近が、政治の経験と知識に乏しいトランプ大統領に影響を与えているのだ。


?まさに絵に描いたような側近政治だが、安全保障面でいえば、問題の根が深刻なのは、その側近グループがその分野のプロフェッショナルではない人物ばかりで、しかも中心に、情報・知見より政治的主張を優先する「オルタナ右翼」(オルト・ライト)系の人脈が陣取っていることだろう。

?トランプ大統領は、自分に批判的な主要マスメディアの報道を信用せず、「ロシアがトランプ政権誕生を水面下で支援した」と分析した米情報機関を遠ざけ、フェイク(偽)ニュースに満ちたオルタナ右翼系メディアなどが発信する情報を信用している。

?世界に影響力をもつ超大国がそのような側近政治になってしまっていることは、当然ながら世界の安全保障環境に影響を与える。超大国アメリカが偏った視野の情報認識だけで、思いつきのような政策を実行していけば、世界が蒙る迷惑は多大なものになるだろう。

トランプ政権の安全保障政策を司る4人

?では、トランプ政権の安全保障政策チームとは、どのような人々によって構成されているのか。

【スティーブ・バノン】(主席戦略官兼上級顧問)

?まず、安保政策に限らないが、現在のトランプ政権で最も発言力が大きいのが、主席戦略官兼上級顧問のスティーブ・バノンである。彼は、オルタナ右翼の中心人物の1人であり、オルタナ右翼の宣伝に大きな影響力を持つニュースサイト「ブライトバート・ニュース」の元会長だ。

?ブライトバート・ニュースは、白人至上主義系の人種差別的な主張を展開し、激しい論陣で移民反対を訴えてきた。既存のエスタブリッシュメント層に強い反感を表明し、「もう1つの保守」として共和党主流派をも攻撃している。


?早くからトランプ支持を打ち出し、本選でも「クリントンはISを創設した」「クリントンは重病」などのフェイクニュースすら利用してクリントン陣営を攻撃した。最近も「昨年の大晦日にドイツでイスラム教徒が警察署を襲撃し、教会に放火した」というフェイクニュースを流して、イスラム教徒への反感を煽っているが、このようにブライトバート・ニュースは「ファクト(事実)より主張が影響力を持つ」というSNS時代に顕著になっている“ポスト真実”の傾向を、まさに体現しているメディアといえる。

?ブライトバート・ニュースの主張とトランプ大統領の主張はほぼ同一であり、トランプ大統領がブライトバート・ニュースの論調の強い影響を受けていることが窺える。

?その中心人物であるバノンは、いわばトランプ政策のイデオローグのような存在である。選挙戦では、苦戦が伝えられるなかの2016年8月、当時の選対本部長が退いた後に、選対本部の最高責任者に就任した。その論功行賞もあってのホワイトハウス入りだが、彼はそれだけの存在ではない。

?トランプ政権のホワイトハウスでは、本来なら側近ナンバー1である首席補佐官と同等の立場とされているが、政策面では、批判の集中砲火を浴びているトランプ大統領に対して、ブレーンとしてむしろ影響力が強いとみられる。

4273とはずがたり:2017/02/06(月) 01:28:50

?また、米政権としては例外的なことだが、トランプ大統領は閣僚でもないバノンを、外交・安全保障政策を検討する国家安全保障会議(NSC)の常任メンバーにした。通常、米政権内での発言力は、国務長官、国防長官が上位で、政権によっては副大統領が強い影響力を持つこともあるのだが、トランプ政権では大統領の懐刀であるバノンが優位にある。

?トランプ政権の政策は、バノンと共鳴している大統領が、情報機関や省庁の分析を退け、ファクトより主張を優先するオルタナ右翼の手法をそのまま持ち込んでいるため、現実面でさまざまな問題を生じている。

【ジャレッド・クシュナー】

?トランプ大統領の娘婿である36歳のクシュナーは、通商・中東政策担当の上級顧問としてホワイトハウスに入ったが、トランプ大統領の身内であることから、大統領の対外的な窓口を担当する秘書的な最側近として振る舞っている。当然、背後には大統領が最も信頼している実娘のイヴァンカ・トランプがいる。

?クシュナーは不動産業者の家に生まれた実業家だが、トランプ大統領と同じく政治経験はない。トランプ陣営の選挙顧問を経てのホワイトハウス入りだが、安全保障問題はまったくの門外漢である。それでも中東政策担当とされたのは、ユダヤ人だからであろう。


?しかし、クシュナーは安全保障政策も含めて、トランプ大統領の独自政策のほとんどでアドバイスを行っているとみられる。妻のイヴァンカは公的には大統領の顧問ではないものの、夫とともに父親に広範囲にアドバイスしているとみられる。

?トランプ大統領は人を「自分にとって味方か敵か」で考えていて、自身が最も信頼しているイヴァンカとクシュナーを近くに置いているため、この“政治経験もなく安全保障に関する知識も乏しい若い夫妻”の政治への影響力が非常に大きくなっている。

【マイケル・フリン】(国家安全保障担当大統領補佐官)

?NSCをとりまとめ、ホワイトハウスの安全保障政策の要となるのが、国家安全保障担当大統領補佐官である。トランプ政権でその要職に抜擢されたのが、マイケル・フリン元陸軍中将だ。

?この要職には本来、国際関係・安全保障の専門家が就くのだが、トランプ政権の場合、共和党予備選中に、主だった共和党系の専門家がトランプ不支持を表明してしまっていたために人材が枯渇しており、そんな中でトランプ大統領と波長が合ったフリンが抜擢された。もっとも、フリンは軍出身とはいっても、その特異な言動で主流派からは外れた人物である。

?フリンは国防総省の情報機関「国防情報局」(DIA)の元局長で、米軍のインテリジェンスの要職にいた。だが、当時からイスラム教全体を嫌悪し、差別的な言動が問題視されていた。部下の分析を思い込みで否定することも多く、DIA内でも浮いた存在となり、アメリカの各情報機関が集まる「情報コミュニティ」でも孤立して2014年に更迭されている。

?また、フリンにはロシアとの密接な関係も指摘されている。昨年、ロシアの宣伝放送「RT」関連の会合に参加して金銭を受け取っていたほか、オバマ大統領(当時)がロシアへの追加制裁を決めた前日、駐米ロシア大使と5回にわたって電話連絡していたことも判明している。

?そんな人物だが、それでも安全保障問題に関わった人物が少ないトランプ政権では、その分野での発言力は大きい。NSCのまとめ役として、政権の事実上の安全保障ブレーン集団となるNSC事務局スタッフの人選にも大きな影響力を持っている。

【ラインス・プリーバス】(大統領首席補佐官)

?44歳の弁護士であるプリーバスは、学生時代から政治運動に参加し、共和党スタッフとして長く活動。共和党ウィスコンシン州委員長から共和党全国委員長となった。共和党組織に精通し、前出のバノンと違い、共和党の実力者たちにも人脈がある。

?政治のプロが少ないトランプ政権では、数少ない政治のプロであり、選挙戦ではトランプ陣営のとりまとめに奔走した。その功績を認められたことと、やはり政権の政治運営を期待されての首席補佐官抜擢となった。

?政権では政策面より、組織運営面で中心的な存在となる。安全保障政策を含め、トランプ大統領がバノン主席戦略官などと繰り出していく急進的な政策に対しては、それを主導するというよりは、政治的な手法の部分でフォローする役割にまわってしまっているとの指摘もある。

4274とはずがたり:2017/02/06(月) 01:29:07
>>4272-4274
*??*??*
?以上4人が、トランプ政権の安全保障政策で中心となる大統領最側近の政権内実力者といっていい。ホワイトハウス内の序列ではバノンとプリーバスが双璧といえるが、現時点では大統領と近いバノンの発言力が突出しており、安全保障政策でも主導権を握っているものとみられる。

?また、大統領の身内のクシュナー夫妻も、ほぼすべての分野で大統領の最も信頼するアドバイザーとして大きな影響力がある。フリンは安全保障分野の専門的なアドバイザーとして、自らの発言力の確保を画策している状況といえる。



?さらにこの他にも、ホワイトハウスのスタッフではないが、トランプ大統領が頼りにする人物がいる。

【ルドルフ・ジュリアーニ】(元ニューヨーク市長)

?サイバー・セキュリティ・アドバイザーに指名されているが、安全保障政策も含めた広範囲な分野で、トランプ大統領の実質的なアドバイザー役になっている。ジュリアーニはテレビのインタビューで「イスラム教徒を合法的に入国させない方法はないか、大統領から聞かれた」と発言している。

発言力を削がれる「長官」たち

?以上がトランプ大統領に直結し、政権の安全保障政策に深く関わるホワイトハウスの関係者である。側近政治を進めるトランプ政権では、それ以外の要人の影は薄い。

?国務長官になるのは、エクソン・モービル社元最高経営責任者(CEO)のレックス・ティラーソン。国務長官は本来なら、政権で大統領に次ぐ外交・安全保障政策を司るナンバー2である。ティラーソンはロシアとの関係が深い人物だが、外交・安全保障の未経験者であり、その手腕は未知数だ。しかも、国務省では新政権発足にあたって、大勢の主要幹部がその任を離れており、影響力の大幅な低下は必至となっている。

?国防長官はジェームズ・マティス元海兵隊大将。アフガニスタンやイラクで戦闘部隊の指揮をとった勇猛な指揮官(あだ名は、勇猛を意味するスラング「マッドドッグ」)として知られ、米中央軍司令官も務めた。トランプ政権では最も直近まで軍の要職にいた専門家である。

?ロシアへの警戒を表明し、同盟国を重視する姿勢を示すなど、政権幹部としては現実的な安全保障政策を主張している。トランプ大統領が「水責め」復活を示唆した際には、マティス国防長官が反対を表明し、それでトランプ大統領が取り下げたこともあった。

?このようにマティス国防長官の存在は、トランプ政権の暴走を抑制する数少ない要素だが、ホワイトハウス主導の側近政治の下では、その指導力を発揮することができるか未知数である。

?同じことは、国土安全保障長官のジョン・ケリー元海兵隊大将にも言える。中東7か国国籍保有者への入国禁止措置では、担当省庁である国土安全保障省の責任者であるケリー長官に事前に相談もなく、すでにホワイトハウスと軋轢が生じている。

?発言力が制限されるのは、ジョセフ・ダンフォード統合参謀本部議長とダン・コーツ国家情報長官(前上院議員)も明らかだ。両者ともトランプ政権ではNSC常任メンバーから外された。とくにコーツ国家情報長官は、駐ドイツ大使や上院情報特別委員会委員の経験があり、ロシアに対する厳しい姿勢が知られているが、この措置で情報機関全体とともに政権内での影響力は著しく低下することになる。

?トランプ大統領と敵対関係になっていたCIAについては、対テロ戦の強化を主張するなどトランプ大統領と主張が近いマイク・ポンペオ前下院議員が長官に任命された。CIAの重視というより、むしろCIAの影響力を削ぐ人事であり、その影響力は制限されるだろう。それに比べると、ニッキー・ヘイリー国連大使(元サウスカロライナ州知事)は、ロシアに厳しい立場ではあるが、トランプ大統領との距離は近い。

?こうした面々に加え、政権運営に発言力を持つマイク・ペンス副大統領(元インディアナ州知事)なども安全保障政策では比較的現実路線だが、ダンフォード統合参謀本部議長などの一部の専門家を除けば閣僚級幹部に安全保障分野の経験はほとんどなく、側近政治の下で指導的役割は与えられないだろう。

?1月30日、トランプ大統領は「自分の政権は記録的なスピードで政策を実行している」と自画自賛したが、オルタナ右翼が主導する側近政治では、充分に確度の高い情報が適切に分析されているとは考えられない。今後しばらくは、安易に提案された政策が実行され、混乱と分断が続きそうだ。

4275とはずがたり:2017/02/06(月) 15:24:10
【寄稿】トランプ政権の強硬な通商政策姿勢、米金融当局を苦境に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170206-63592845-bloom_cn-bus_all
Bloomberg 2/6(月) 14:34配信

トランプ米政権の下、金融政策と財政政策は衝突に向かい、米金融当局は需要面のショックに直面すると当初、想定されていた。だが、一部の国々への新政権の敵対的な姿勢を見ると、金融政策が衝突するのは国際的な貿易・金融政策で、金融当局が見舞われるのは供給面のショックかもしれない。

トランプ氏当選を受けてまず台頭した基本的なシナリオは、米経済が完全雇用に近い現状で、赤字財政によって需要が膨らめばインフレを加速させ、米金融当局は支出拡大の効果を相殺するために一段と積極的なペースでの引き締めを強いられるというものだった。

こうした金融政策運営はトランプ大統領の経済政策の目標と対立し、金融当局とホワイトハウスが衝突するという筋書きだ。

しかし、この論理展開では常に、対外セクターが難問の部分的な突破口となってきた。成長加速はドル高を招いて輸入品価格を押し下げ、増大する内需を海外の生産者に振り向ける。輸入品の値下がりはインフレ圧力を和らげ、金融当局の負担も多少軽減される。言い換えれば、米国の貿易赤字拡大により、政権との衝突につながるような金利の大幅引き上げなしで内需の増大を可能にする。

これがホワイトハウスと金融当局との対立を回避する部分的な解決策にすぎない理由には、ドル高が米製造業の重しになる点が挙げられる。貿易赤字拡大を容認すれば増大する内需をカバーできるが、製造業部門の雇用は打撃を受ける。そして、トランプ氏が公約に掲げてきたのは同部門の雇用を保護して増やすことだ。

トランプ氏は本気でこの約束を守ろうとしているようだ。だが、そうなれば米国は国際貿易という安全弁を失うことになる。国家通商会議(NTC)のナバロ委員長は、国際的なサプライチェーンを米国本土に取り戻したい考えだが、それには時間がかかり、その間にインフレ高進が予想される。

逆回転と悪循環

北米自由貿易協定(NAFTA)発効後の世界では、こうしたサプライチェーンが広がり、耐久財価格は大幅に下落した。この世界的な流れを逆行させるなら、正反対の事態が予想される。さらにトランプ氏の政策では、インフレ高進の下で米金融当局が利上げで内需の伸びを抑制しようとしても、海外に内需を振り向ける余地は小さくなる。この結果、急増する内需に金融当局は一層積極的にブレーキをかけなければならない。

高めの金利は一段のドル高につながると想定され、ドル安を志向していると受け止められるトランプ氏らの通商政策にここでも金融政策が衝突することになる。ナバロ氏はユーロが「甚だしく過小評価」されていると指摘。トランプ氏は、中国と日本がそれぞれの通貨を操作して押し下げるのを、米国は「間抜けな集団」のように傍観してきたと主張した。

それでも、ドル安はインフレ圧力をあおり、米金融当局にさらなる引き締めを促す。それがドル高圧力を高めてトランプ政権に目標達成をあらためて阻害する。

結局のところ、新政権が推し進めようとしている通商やドル、移民をめぐる政策は供給サイドのショックと捉えるのがベストだ。その帰結は成長鈍化とインフレ圧力の高まりであり、金融当局は苦境に陥ることになる。ショックは恐らく、最近の商品相場高に絡んだものよりずっと深刻となりそうだ。金融当局は商品値上がりを一時的なものとして受け流し、ほとんど対応を必要としなかったためだ。これに対し、政権の対外政策の転換の場合、衝撃はもっと長期的で、金融当局の対処の仕方もそれに相応したものでなければならない。

(この寄稿を書いたティム・ドイ氏は米オレゴン大学の教授で、「 ティム・ドイのフェッドウオッチ」の執筆者です。この寄稿文の内容は 同氏自身の見解です。このコラムの内容は必ずしもブルームバーグ・エル・ピー編集部の意見を反映するものではありません)

原題:Trump’s Hard Line on Trade Puts the Fed in a Quandary: Prophets(抜粋)

Timothy A Duy

4276とはずがたり:2017/02/06(月) 15:26:06
トランプ氏の輸入代替戦略に見る初代財務長官ハミルトンとの共通点
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-02-06/OKXJSC6K50XS01?cmpid=yjp
Rich Miller
2017年2月6日 14:00 JST
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 トランプ米大統領が唱える通商・経済政策には、初代財務長官アレクサンダー・ハミルトンの政策と重なる部分が多い。そして、その点に世界の国々や地域は懸念を感じている。
  トランプ氏はハミルトンと同じように、経済にとっての製造業の重要性を指摘し、政府による奨励を望んでいる。同氏はさらに、ハミルトンが用いたような輸入代替戦略を通じてその実現を目指している。これは米国で販売される外国製品を米国産で置き換えることで、グローバル化に逆行するものだ。
  米ダートマス大学教授で、ハミルトンの「製造業に関する報告書」について詳細な論文を執筆したダグラス・アーウィン氏はトランプ政権について、「彼らは確かにそうした方向に向かいたい意向と見受けられる」と語った。ハミルトンは1791年に議会に提出した同報告書で、国内産業の促進を説いた。
  これまでの流れに逆行するトランプ氏のスタンスの下、米国が「強いドル政策」を堅持するのか疑念が生じ、外国為替市場で動揺が広がるとともに、トランプ政権から通貨慣行をめぐり批判を浴びた日本やドイツからは鋭い反発を招いた。
  米国が経済ナショナリズムに転じつつあることを受け、1930年代の再現を憂慮する動きも台頭している。当時はポピュリスト(大衆迎合主義)の政権が保護主義や軍国主義の政策を推進し、第2次世界大戦につながった。
  世界最大のヘッジファンド運用会社、ブリッジウォーター・アソシエーツを率いるレイ・ダリオ会長と共同最高投資責任者(CIO)のボブ・プリンス氏は、1月31日付の顧客向けリポートで、「明らかになりつつあるトランプ政権の政策にわれわれは懸念を強めている」と記した。

相違点も
  独アリアンツの主任経済顧問モハメド・エラリアン氏はトランプ氏の政策プログラムを「輸入代替プラス」の手法と呼び、自動車など特定のセクターを支援する産業政策も含まれるとする。ダートマス大のアーウィン教授はここにハミルトンとの共通点を見いだす。一方で、大きな違いもあるという。
  ハミルトンは、独立を果たしたばかりの米国が自国を守るための武器製造の能力を確保したい考えだった。また、高めの輸入関税率も支持はしたが、幼稚産業への補助金給付に主な重点を置いていた。これに対しトランプ氏が目標とするのは経済成長の押し上げと、雇用創出の加速だ。同氏はこのために補助金よりも関税の方を強調している。
  逆説的ではあるが、「米国第一主義」の通商政策アプローチを取るトランプ氏は、中国が長年にわたり追求してきた戦略をまねている形だ。中国政府はサプライチェーンの刷新を通じて製品部品の国内生産を増やすという、トランプ氏がまさに現在採用しようとしているやり方を推し進めてきた。
  国際通貨基金(IMF)のエコノミストを務めた経歴を持つ、米コーネル大学のエスワール・プラサド教授は米中のこのような動向に関し、「収れんが見られるのは確かだ」との見方を示した。
原題:Trump Echoes Alexander Hamilton With Import Substitution Stance(抜粋)

4277とはずがたり:2017/02/06(月) 15:56:58
2016/11/15 10:30
中国、トランプに対決姿勢 「iPhoneが売れなくしてやる」と宣言
http://forbesjapan.com/articles/detail/14251?utm_source=ycd&amp;utm_medium=yahoojp-p4-c3-dl

ドナルド・トランプは選挙運動中に様々な主張を米国民にアピールしたが、11月13日にオンエアされた米CBSの番組「60 Minutes」では、その詳細についてあまり多くを語らなかった。

「中国は通貨操作を行なっており、対抗措置として中国製品に45%の関税を課す」という彼の公約が、果たして実行に移されるかどうかは依然不透明なままだ。

しかし、中国政府側はさっそくトランプにクギを刺す動きに出た。「トランプが関税を我が国に課すのであれば、中国政府はiPhoneや米国製自動車や航空機の中国での売上を抑制する手段に出る」と。

中国政府は13日、政府運営の「人民日報」の国際版「環球時報(かんきゅうじほう)」の紙面で、「トランプが中国に関税を課すのなら、iPhoneの売上は打撃を受けることになるだろう」と述べた。

「トランプは愚か者なのか」と中国

「中国政府は米国のボーイング社の代わりに欧州のエアバスの航空機を購入する。米国の大豆やトウモロコシの輸入も中止する。さらに、米国で学ぶ留学生の数も制限する。やり手のビジネスマンであるトランプはそんなにも愚かな人物なのだろうか」

トランプが言う「45%の関税」というのは選挙キャンペーン向けの出まかせなのではないか、とも彼らは述べている。「米国政府が課すことができる関税はせいぜい15%で、しかも150日間の期間限定になるのではないか」と。

米国政府が中国からの輸入品にほとんど関税を課してない一方で、中国は自国のメーカーを保護するため、米国製の自動車に約20%の関税を課している。

トランプはこれが非常に不公平な措置であると述べ、「中国は米国経済をレイプしている」と発言した。8月の選挙運動で彼は「俺は米国の貿易担当者たちに、この件で中国を訴えさせてやる。米国だけでなくWTOでも問題にしてやる」と発言した。


編集=上田裕資

4278とはずがたり:2017/02/06(月) 16:34:40
米入国禁止差し止め、最高裁1人欠員の影響は
リベラル派と保守派が4人ずつの最高裁判事、賛否同数なら逆転判決は不可能
http://jp.wsj.com/articles/SB10734999991334983926204582604061496799658
By DEVLIN BARRETT AND BRENT KENDALL
2017 年 2 月 6 日 10:21 JST 更新

 【ワシントン】イスラム圏7カ国出身者の米国入国を一時禁止する大統領令の差し止めを巡る裁判は、最高裁判事が1人欠員となっていることから、サンフランシスコにある連邦控訴裁の判断が最終的なものになる可能性がある。

 入管当局は現時点で、イスラム圏7カ国の出身者の入国を最低90日間停止するドナルド・トランプ大統領の大統領令について執行を停止している。大統領令はテロリストの入国を阻止するために必要だとして1月27日に出された。大統領令は難民の受け入れプログラムを4カ月間全面停止することも命じている。

 この大統領令に対し、直ちに異議申し立ての訴訟が起こされた。ワシントン州シアトルの連邦地裁は3日、大統領令の一時差し止めを命じた。司法省は大統領令の即時復活を求めて上訴したが、連邦第9巡回控訴裁は5日、この訴えを退けた。控訴裁は審理を継続することとし、最終審理が6日午後に行われることになった。最短では同日中に控訴裁の判断が下され、入国禁止措置が復活する可能性もある。

 最高裁は現在1人欠員で、リベラル派と保守派が4対4と真っ二つに分かれている。そのため控訴裁で敗訴した側は、最高裁に上告しても、控訴裁判決を覆すのに必要な過半数の支持を得られない可能性がある。最高裁が手続き停止の判断を下すには5人の判事の賛成が必要となり、賛否同数の場合は控訴裁の判決が有効となる。

 最高裁に1人欠員が生じているのは、死去したアントニン・スカリア最高裁判事の後任としてバラク・オバマ前大統領が2016年3月にメリック・ガーランド巡回控訴裁判事を指名したのに対し、議会共和党が承認手続きを拒否したためだ。有権者の意見を反映させるため次期大統領に指名を委ねるべきだというのがその理由だった。

 トランプ氏は先週、空席の最高裁判事にニール・ゴーサッチ巡回控訴裁判事を指名した。

 現在の最高裁判事8人が必ずしも賛否同数となるわけではない。信条・思想で二分された判断を出すとは限らず、幅広い意見の一致を見る可能性もある。ただこれまで移民・難民問題の判決では、各判事の立場がそのまま判決に表れている。オバマ前政権の一部不法移民の強制送還延期計画の是非をめぐる訴訟でも、判事の判断が賛否きっ抗し、同計画は暗礁に乗り上げた。

 今後、最高裁の欠員が埋まり判事が9人になれば、入国できる人とできない人を決める権限を大統領がどこまで持つのかという法的な問題について、数カ月後で判断が下される可能性がある。

 大統領令に対する異議申し立ての訴訟は全米各地で複数起こされている。サンフランシスコ控訴裁での訴訟が続く中で他の裁判がどう進められるのかは不明だ。

 トランプ氏は4日、シアトル連邦地裁のジェームズ・ロバート判事が大統領令の差し止めを命じたことに激怒し、ツイッターで「いわゆる判事による」判決という表現を使って批判した。

 大統領が判事を公に攻撃することには共和党議員の間からも懸念の声が上がった。共和党上院トップのミッチ・マコネル院内総務(ケンタッキー州)は5日、CNNテレビで「(判決には)時に失望することもあるが、個々の判事を批判することは避けるのが一番だと思う」と述べた。

4279とはずがたり:2017/02/07(火) 12:48:17

米大統領「昼食よりゴルフ」=安倍首相とのラウンド計画明かす
時事通信社 2017年2月7日 06時50分 (2017年2月7日 12時36分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20170207/Jiji_20170207X560.html

 【ワシントン時事】「一緒に昼食を取るよりゴルフコースを回った方が相手をよく分かるようになる」。トランプ米大統領は5日、ラジオのスポーツ番組に電話で出演し、訪米する安倍晋三首相と週末にゴルフをプレーする計画を明らかにした上で、「ゴルフ外交」の利点を力説した。
 大統領は番組の中で「全ての国と仲良く付き合っていきたい」と熱っぽく語った際、思い出したように「日本の首相が週末にホワイトハウスに来る。彼はゴルフをしたがっている」と説明。「私たちはフロリダ州パームビーチまで行ってラウンドするつもりだ。素晴らしいことだ」と述べた。
 インタビュアーから「賭けはするか。首相は良いゴルファーか」と尋ねられると、大統領は「分からない。彼はゲームが好きなんだと思う」と分析。「私たちは大いに楽しもうと思っている。私は(ゴルフを通じて)彼をパートナーにするつもりだ」と強調した。

4280チバQ:2017/02/07(火) 19:53:33
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20170208k0000m030083000c.html
<米入国禁止令>割れる世論調査 方法や質問文言も影響か
19:13毎日新聞

 【ワシントン西田進一郎】トランプ米大統領がイスラム教徒が多数を占める中東・アフリカの7カ国からの入国を一時禁止にした大統領令に関する世論調査の結果が割れている。トランプ政権は、大統領令を支持した人の割合が高かった調査結果を引用して「国民の支持」をアピールしているが、反対や不支持が多い調査結果もある。調査方法や質問の文言などが結果に影響しているようだ。

 トランプ氏は6日、ツイッターへの投稿で「否定的な世論調査結果は全てフェイクニュースだ。CNNやABC、NBCの選挙中の世論調査結果と同じだ。悪いが、国民は国境警備(強化)と徹底的な入国審査を求めている」と反論した。

 トランプ政権が「正しい」結果だと主張するのが、世論調査会社「ラスムセン」が大統領令署名(1月27日)前の1月25、26日に実施した賛成57%、反対33%という調査や、1月末にロイター通信が実施した支持49%、不支持41%という調査だ。

 しかし、1月末から2月初旬の世論調査では、まったく異なる結果も出ている。世論調査会社「ギャラップ」は支持42%、不支持55%▽CNNは賛成47%、反対53%▽CBSは支持45%、不支持51%--でいずれも不支持が支持を上回った。

 異なる結果が出た要因として、調査時期や質問の仕方などが考えられる。ラスムセンの調査は、大統領令署名前の調査で、施行に伴う大混乱などが考慮されていない。ロイターの調査はオンラインで、ラスムセンも一部オンラインで行われた。大統領選でも、トランプ氏の支持率は電話調査よりオンライン調査が高く出る傾向があった。電話調査では、トランプ氏やその政策を支持すると答えない層がいる可能性が指摘されていた。今回も同様の可能性がある。

 質問の仕方が回答者の心理に影響した可能性もある。賛成多数のラスムセンは、入国禁止を「米国に来る潜在的テロリストを審査ではじく政府の能力を向上させるまで」とし、7カ国を挙げたがイスラム教には触れなかった。

 一方、反対・不支持が多数のギャラップは大統領令を「イスラム教徒が多数を占める7カ国の大半の人の入国を一時禁止する」、CNNも同様に「イスラム教徒が多数を占める7カ国の市民が3カ月間米国に来ることを禁じる」と、イスラム教を明示していた。

4281とはずがたり:2017/02/08(水) 16:50:07
>>4272-4274>>4268>>4225など
中国の大国としての偉そうな振る舞いもアメリカがやってきた事と大差ない論展開して来た俺としても,アメリカが中国の真似を後追いでし始めるとなると可成り深刻に受け止めねばなるまい。
ルーズベルトのニューディール以来彫啄されて来たマクロ統計的手法がズタズタにされるとなると万死に値するぞ。。

Column | 2017年 01月 27日 11:10 JST
コラム:米経済統計、トランプ政権下で「中国化」する懸念
http://jp.reuters.com/article/usa-economy-breakingviews-idJPKBN15B06A?rpc=135&amp;sp=true
Gina Chon

[ワシントン 26日 ロイター BREAKINGVIEWS] - トランプ政権の下で、米国の経済統計が「中国化」する危険にさらされている。トランプ氏や側近たちは、政府統計への疑念をしばしば表明してきた。その人物が統計を公表する政府の主(あるじ)になったのだ。

トランプ氏は選挙中、政府統計をやり玉に挙げて事有るごとに統計が加工されていると批判。その調子で失業率は「まったくのでたらめ」とした上で、2015年4月の失業率は42%だったと主張していた。政府統計で見ると当時の失業率は5%強。もちろん代替的な指標は存在するが、ずっと広義の「U6失業率」でも10%をわずかに上回る水準だった。

大統領側近の姿勢も同様だ。ホワイトハウスのスパイサー報道官は今週の会見で、失業率統計の現状について発言するのを拒否しつつ、ワシントンの政治関係者は統計に執着し過ぎだと述べた。

トランプ氏は今や、労働省統計局やその他の統計機関を監督する立場にある。政権発足以降で最初の主要統計となるのが商務省経済分析局(BEA)が27日に公表する2016年第4・四半期と16年全体の国内総生産(GDP)速報値だ。BEAは貿易収支や企業投資、個人消費支出のデータの発表元でもある。そしてこれらはトランプ氏が改善させると約束している分野だ。

世界各地では、政府当局者が成長目標達成の重圧から経済統計の水増しに走っている例が見受けられる。中国の国営メディアは先週、遼寧省トップが2011─14年に統計を操作していた事実を認めたと伝えた。投資家は、中国が驚くほど同じような成長率で推移している状況にずっと疑いの目を向けている。過去2年間、中国の四半期GDPはわずかプラスマイナス0.1%の範囲でしか変動していない。

トランプ氏や側近は、政権発足からまだ1週間もたたないうちから、就任式の聴衆者数や大統領選の投票を巡っていわゆる「代替的事実」、つまり具体的な証拠のない主張を提示してきた。長年かけて培われた計算方法を駆使してそうそうたる専門家がまとめ上げる統計は、それほど簡単に政治的な理屈で捻じ曲げられないかもしれない。しかし統計の信頼性が次第に損なわれていく恐れはある。

●背景となるニュース

*米商務省経済分析局(BEA)は27日に2016年第4・四半期と16年全体の国内総生産(GDP)速報値を公表する。トランプ氏の大統領就任以降で最初に入手できる主要統計となる。同氏は選挙中、政府が提供する統計に疑問を呈し、失業率統計は「まったくのでたらめ」で本当は42%だと主張していた。労働省統計局によると、12月の失業率は4.7%だった。

*ホワイトハウスのスパイサー報道官は23日の会見で、失業率に関する質問への返答を拒否したが、失業率の計算方法にはいくつかあると指摘。「ワシントンであまりにも多く起きることは、われわれが1つの数字や統計にとらわれて、そうした数字の背後にある人や家族、事業を忘れてしまうことだ」と述べた。

4282チバQ:2017/02/08(水) 21:11:53
http://mainichi.jp/articles/20170208/k00/00e/030/281000c
米上院

教育長官、賛否同数に 副大統領が均衡破る

毎日新聞2017年2月8日 12時02分(最終更新 2月8日 14時03分)

【ワシントン西田進一郎】米議会上院は7日、教育長官にベッツィ・デボス氏をあてる人事案を承認した。過半数を占める与党・共和党からも反対者が出て、上院議員(定数100)の採決では承認に賛成と反対が50人ずつで並んだ。このため、上院議長を兼ねるペンス副大統領が賛成票を投じ、賛成が51票となって承認された。

 上院では、副大統領は通常本会議に出席しないが、採決で賛否が同数になった場合は出席して1票を投じ、「均衡」を破る。上院によると、副大統領が投票で均衡を破ったのはブッシュ政権時代の2008年3月以来。しかし、閣僚の人事承認を巡るものは史上初めてという。トランプ政権下での党派対立や、政権側と議会共和党の緊張関係が浮き彫りになった形だ。

 上院の構成は、共和党が52議席で、民主党が48議席(民主党系無所属2含む)。しかし、共和党議員2人が反対票を投じた。

 トランプ政権の閣僚(15人)と上院の指名承認が必要な閣僚級(6人)のうち、上院で承認されたのは、デボス氏で6人目となった。

 教育団体の代表で、長年、共和党に献金を行ってきたデボス氏は、公的資金を受けつつ民間が自由裁量で運営する「チャータースクール(特別認可校)」の拡大に寄与した。ただ、上院での指名承認の可否を検討する公聴会では、公的教育制度に関する知識不足を議員らに指摘されたほか、学校への銃持ち込みに関して、「ヒグマから防衛するために銃が必要かもしれない」と回答するなどした。教職員組合からは今回の承認について「子どものために悲しむべき日だ」と批判する声が上がっている。

4283チバQ:2017/02/08(水) 21:12:49
http://mainichi.jp/articles/20170208/k00/00e/030/200000c
米入国禁止令

国土安保長官「早急すぎた」 非を認める

毎日新聞2017年2月8日 08時44分(最終更新 2月8日 12時22分)
 【ワシントン三木幸治】中東・アフリカ7カ国からの入国を一時禁止する大統領令を巡り、ケリー米国土安全保障長官は7日、米下院委員会で「(大統領令の発令時期は)全て私の責任だ。議員と相談し、もう少し遅らせて出すべきだった」と述べ、突然の発令について非を認めた。一方で、空港などで混乱を引き起こしたことについては、連邦地裁の大統領令差し止め命令が原因との見方を示し、責任を否定した。

 大統領令はトランプ氏が大統領就任後、わずか1週間後の1月27日に発令。共和党幹部や関係委員会のトップらも事前に説明を受けず、トランプ氏の署名後に初めて知ったとされる。マコール下院国土安全保障委員長は「政策変更は当局や議会と連携して行われるべきだ」と不快感を示していた。

 ケリー氏は「(テロの)可能性がある人々が、(大統領就任後の)機会を利用して米国に来ないようにとの意図だった」と釈明、議会に理解を求めた。一方、地裁の差し止め命令については「判事(の決定)を尊重するだけだが、彼らは私とは別の世界に生きている」と述べた。



ニュースサイトで読む: http://mainichi.jp/articles/20170208/k00/00e/030/200000c#csidxbd389bcd87775c0b36c1b182e1a4eb8
Copyright 毎日新聞

4284チバQ:2017/02/08(水) 21:20:05
http://www.afpbb.com/articles/-/3116807
スーパーボウル中継で政治的CM、多文化主義や移民描く
2017年02月06日 16:27 発信地:ワシントンD.C./米国

【2月6日 AFP】(更新)5日開催された米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)の王者決定戦、第51回スーパーボウル(Super Bowl LI)のテレビ中継で、複数の企業が政治的なメッセージを含むとみられるコマーシャルを放映し、賛否両論の声が上がっている。

 スーパーボウルの中継では、あからさまに政治的なテレビCMは避けるのが通例だ。しかし、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領による難民・移民の入国制限令が物議を醸す中、米民泊仲介サイト大手「エアビーアンドビー(Airbnb)」は、多文化主義をアピールするCMをハッシュタグ「#WeAccept(私たちは受け入れる)」と共に放映した。
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 長さ30秒のCMには、人種や性別、年齢の異なる人々の顔写真が次々と登場。その上に「あなたが誰であれ、どこの出身であれ、誰を愛し、そして何を信仰していようとも、私たちは同じだ」という文章が映し出される。

 さらに、エアビーアンドビー創業者のブライアン・チェスキー(Brian Chesky)最高経営責任者(CEO)は、今後4年で400万ドル(約4億5000万円)を難民支援団体「国際救援委員会(IRC)」に寄付するとツイッター(Twitter)で発表。「わが社の最終目標は、今後5年間で生活困窮者10万人に短期宿泊施設を提供する」ことだと投稿した。

 米国で最も人気が高いビールのブランド「バドワイザー(Budweiser)」は、ドイツ出身の創業者アドルファス・ブッシュ(Adolphus Busch)が米国に移民としてやって来た物語を描いたCMを流した。

 一方、住宅リフォーム建材小売の「84ランバー(84 Lumber)」は、米国を目指してメキシコの砂漠を旅する母娘を描いたとみられるCMを放送。このCMの「完全版」はインターネットで見てほしいとして視聴者を誘導した。動画投稿サイトのユーチューブ(YouTube)に「テレビで放映するには問題が多すぎる」というキャプション付きで公開されている完全版ではこの母娘が巨大な壁に阻まれ立ち往生するが、最後に「成功を求める意志は、ここでは常に歓迎される」とのメッセージが表示される。

 スーパーボウルは米国最大のテレビ視聴者数を誇るスポーツイベントで、今年は1億1000万人超がテレビ観戦したとみられている。(c)AFP

4285チバQ:2017/02/09(木) 15:27:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170208-00000092-mai-bus_all

<米経済>保護か成長か 政権チーム、矛盾する2勢力

毎日新聞 2/8(水) 20:59配信
 【ワシントン清水憲司】トランプ米政権の経済チームは二つの勢力に分かれている。国家通商会議のピーター・ナバロ委員長ら保護主義派と、国家経済会議のゲーリー・コーン委員長ら成長重視派だ。両方の政策は本来矛盾し、どちらが優勢になるか注目されているが、トランプ大統領は選挙戦で両方を公約しており、政策を強引に束ねて推進する可能性がある。

 ホワイトハウスには、もともと経済学者が大統領に助言する経済諮問委員会が置かれていたが、クリントン政権が1993年に経済官庁のまとめ役となる国家経済会議を設立。トランプ政権は通商政策の司令塔となる国家通商会議も加えた。上下関係はなく、どの組織が主導権を握るかは、トランプ氏との関係の深さや政権内の勢力争い次第とみられている。

 保護主義派は貿易赤字削減を重視し、高関税などで貿易相手国との摩擦を辞さない。大統領選中から通商政策を指南してきたナバロ氏は、著書「中国による死」をもとにドキュメンタリー映画を自ら撮影。その中で「米国と家族を守る力になってほしい。中国製品を買ってはいけない」と呼びかける筋金入りの対中強硬派だ。経済学者としては異端視されるが、商務長官となるウィルバー・ロス氏と親しく、通商交渉でタッグを組む。

 だが、中国などとの「貿易戦争」に発展すれば、米国経済にも悪影響を及ぼすため、保護主義派の動向は金融市場や米企業を心配させている。こうした声も背景に市場の期待に応えようとしているのが成長重視派だ。

 米金融大手ゴールドマン・サックス前社長で、海外情勢や市場心理に精通するコーン氏は3日の米テレビで「政権が目指すのは規制緩和、税制改革、インフラ投資だ」と語り、成長路線の推進を強調した。同じゴールドマン出身で財務長官となるスティーブン・ムニューチン氏も歩調を合わせる見通しだ。

 一方、米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長ら経済学者が務めてきた経済諮問委員会の委員長の指名は遅れている。米メディアによると、当初は経済評論家ラリー・クドロー氏が有力視されたが、「ナバロ氏(の政策)は誤っている」と批判したこともあり、名前が消えた。

 このため、当面は国家通商会議に代表される保護主義派と、国家経済会議などの成長重視派が主導権争いを繰り広げる可能性がある。その場合、優勢になった勢力の経済政策がより重視される可能性も出てくる。

 ただ、トランプ氏は、選挙戦で保護主義と米国経済の成長加速の両方を公約した。ともにトランプ氏が唱える「米国第一」に直結するためだ。また、トランプ氏は自らの主張に都合のいい政策を採用し、全体の整合性にこだわらない傾向がある。保護主義と成長加速という矛盾した路線を無理やり同時に進めていけば、経済政策が行き詰まる可能性もある。

4286チバQ:2017/02/09(木) 16:34:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170209-00050099-yom-int

司法長官にセッションズ氏承認…米上院5票差で

読売新聞 2/9(木) 12:41配信
 【ワシントン=大木聖馬、尾関航也】米上院本会議は8日、ジェフ・セッションズ上院議員(70)を司法長官に充てる人事案を賛成52票、反対47票の僅差で承認した。

 トランプ政権の閣僚では6人目で、近く、長官に就任する。セッションズ氏は共和党内でも不法移民に厳しい屈指の保守強硬派として知られる。イスラム圏7か国からの入国を制限する大統領令を巡る訴訟でも、トランプ米大統領の意向を受け、徹底的に争うとみられる。

 司法省は、連邦政府が関係する訴訟で米国政府を代表し、大統領や各閣僚らに法的な助言を行う。カリフォルニア州の連邦控訴裁判所(高裁に相当)での訴訟でも、「国家の安全保障について決断するのは大統領だ」などと政府側の主張を表明する役割を担っている。連邦捜査局(FBI)も傘下に置く。入国管理を担う国土安全保障省と共に、移民行政の一翼を担う。

4287チバQ:2017/02/09(木) 16:35:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170209-00000038-mai-n_ame

<米最高裁判事>ゴーサッチ候補がトランプ氏批判

毎日新聞 2/9(木) 12:03配信
 【ワシントン三木幸治】トランプ米大統領が最高裁判事に指名した連邦控訴裁判事で、保守派のゴーサッチ氏は8日、トランプ氏が大統領令の停止などを巡って判事らを非難したことについて、「(判事を)失望させるもので、士気をくじくものだ」と語った。ゴーサッチ氏と会談した民主党の上院議員が明らかにした。

 米メディアによると、ゴーサッチ氏は民主党議員に対し、「失望」を表明すると同時に、同僚判事の誠実さや司法の独立に対する信念について力強く語ったという。

 最高裁は現在、保守派4人、リベラル派4人で拮抗(きっこう)。ゴーサッチ氏の就任には上院の承認が必要で、支持を得るために民主党議員と会談していたという。

4288とはずがたり:2017/02/09(木) 17:42:06
わざと嫌われる発言垂れ流して権力の座に就いたんだから嫌われても我慢しろよなあ。。

トランプ大統領、百貨店を非難 娘のブランド販売中止で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170209-00000003-jij_afp-int
AFP=時事 2/9(木) 6:31配信

【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は8日、長女イヴァンカ(Ivanka Trump)さんが手掛けるファッションブランドの販売中止を決めた米大手百貨店ノードストローム(Nordstrom)を非難した。

 米国とカナダに約350店舗を擁するノードストロームは先週、女性向けの服やアクセサリー、靴などの高級ファッション製品を展開するイヴァンカさんのブランドについて、売り上げ不振を理由に今後は扱わないと発表していた。

 トランプ大統領はツイッター(Twitter)への投稿で、「娘のイヴァンカはノードストロームから大変不当な扱いを受けている。彼女は立派な人間で、正しいことをするようにといつも私の背中を押してくれる! ひどいものだ!」と主張した。

 昨年11月の大統領選で予想外の勝利を収めたトランプ氏は以降、ツイッターを通じてさまざまな企業に対し、海外移転を非難したり、連邦政府向け航空機の価格が高過ぎると批判したりしてきた。

 だが今回のツイートでは、これまでと異なり自身の家族の事業を擁護しようとしたことから、ホワイトハウス(White House)に深刻な利益相反をもたらす恐れがあるとの批判の声が上がっている。【翻訳編集】 AFPBB News

トランプ大統領 長女のブランド販売中止のデパート批判
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170209/k10010869561000.html
2月9日 12時46分

アメリカのトランプ大統領は、長女のイバンカさんのブランドの商品販売を取りやめる大手デパートを批判し、不適切ではないかと物議を醸しています。
トランプ大統領の長女のイバンカさんのブランドの服やアクセサリーを扱ってきたアメリカ有数の大手デパート「ノードストロム」は、このほど販売を取りやめることを決めました。

このデパートは、イバンカさんのブランドの商品を扱っているために、トランプ大統領の政策に抗議する団体から不買運動の標的にされていましたが、販売を取りやめる理由について「毎年、ブランドの1割程度を入れ替えており、売り上げに基づく決定だ」と説明しています。

一方、トランプ大統領は8日、ツイッターに「娘のイバンカはこのデパートに不当に扱われてきた。娘はすばらしい人物で私が正しいことを行うよういつも促してくれる。ひどいことだ」と投稿してデパートを批判し、不適切ではないかと物議を醸しています。

トランプ大統領は、大統領としての職務が不動産業など、みずからの事業の利害と結びつく利益相反の問題が生じかねないと批判されたことを受けて事業から離れていて、イバンカさんも最近ブランドの経営から退いていました。
ホワイトハウスは擁護 民主は批判
これについて、8日に行われたホワイトハウスのスパイサー報道官の記者会見で、トランプ大統領の家族のビジネスへの関与の在り方をめぐって質問が相次ぎました。

スパイサー報道官は「これはトランプ大統領の家族のビジネスの問題ではなく、娘に対する攻撃だ。大統領の行動や大統領令への懸念をトランプ大統領の家族に転嫁することは受け入れられない。トランプ大統領は父親として家族を守る権利がある」と述べ、トランプ大統領を擁護しました。

一方、アメリカ議会下院の野党・民主党のトップ、ペロシ院内総務は8日、記者会見で「トランプ大統領は企業への批判を繰り返しており、不適切だ。完全に不適切な大統領だ」と述べ、強く批判しました。
どんなブランド?
イバンカさんのブランドは、イバンカさんが2007年に宝石のコレクションを始めたことをきっかけに立ち上げました。

ブランドは、働く女性をターゲットに、手ごろな価格の洋服やバック、靴などから高級なアクセサリーまで幅広く扱い、デパートのほかインターネットを通じて販売されています。

イバンカさんは、大統領選挙のあともトランプ大統領と行動を共にする姿がたびたび見られ、アメリカのメディアは、ブランドを経営する会社の話としてブランドの売り上げは伸びたと伝えましたが、トランプ大統領の政策に抗議する団体からは、不買運動の標的にもされています。

トランプ大統領は、大統領としての職務が不動産業などのみずからの事業の利害と結びつく利益相反の問題が生じかねないと批判されたことを受け、事業から離れていて、イバンカさんもことし1月には自身のフェイスブックで、ブランドの経営から退くことを表明していました。

4289チバQ:2017/02/12(日) 08:51:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170210-00000122-mai-n_ame
入国禁止停止支持>トランプ氏に司法の壁「正当化できぬ」
毎日新聞 2/10(金) 21:32配信

 メキシコ国境での壁建設など、選挙戦の公約を実現に移す大統領令に次々と署名し、「米国第一主義」で突っ走ってきたトランプ米大統領。その前に「司法の壁」が立ちふさがった。中東・アフリカのイスラム圏7カ国からの入国を一時禁止する大統領令について、西部カリフォルニア州サンフランシスコの連邦控訴裁は9日、連邦地裁の決定を支持し、即時停止命令を維持した。最高裁に上訴しても勝利は難しいとの指摘もあり、トランプ氏は戦略の練り直しを迫られている。【松井聡、伊藤遥、ワシントン三木幸治】

 「裁判所で会おう。我々の安全保障は危機的状況にある」。控訴裁の決定後、トランプ氏はツイッターでつぶやき、悔しさをにじませた。

 トランプ氏にとり安全保障対策は喫緊の課題。だからこそ先月20日の就任演説で「米国を再び安全にする」と強調し、そのわずか1週間後、7カ国からの入国を90日間禁止する大統領令に署名した。

 一方、米国に入国しようとした7カ国の人々が突然、帰国を余儀なくされるなど混乱を引き起こしたほか、永住権(グリーンカード)保持者の扱いもあいまいで、拙速さが目立った。それでもトランプ氏は「安全保障は大統領の権限で、高校生でも理解できる」と反論していた。

 だが、控訴裁の決定は「完敗」ともいえる内容だった。「7カ国の出身者によるテロが国内で行われた証拠を全く提出していない」と政権側の不備を指摘。政府が個人の行動の自由を奪う場合は米国憲法上、事前の説明が必要だが、適切な手続きを取らなかったことも非難した。

 さらに、安全保障に関する大統領令について「司法は審査権限を持たない」という政権側の主張に対しては「立憲民主主義の基本理念に反するそのような先例はない」と痛烈に批判した。トランプ氏は今月3日の連邦地裁の決定後、「一人の判事が我が国をこのような危機に追いやるとは信じられない」とツイッターで攻撃。「司法の独立」を軽視するような言動を繰り返していただけに、強烈なしっぺ返しをくらった形だ。

 今回の決定は、政権側が主張するように、安全保障には「公共の利益」があるとしながらも、他の利益とのバランスを考え、大統領令を「正当化できない」と結論づけた。

 欧米メディアは決定を「(大統領選予備選以降の)トランプ氏の連勝記録がストップした」(米紙ワシントン・ポスト)、「政権に打撃」(ロイター通信)などと大きく伝えた。

 公職経験のない初の米大統領に就任したトランプ氏の強みは、前例にとらわれない大胆な政策だ。選挙期間中から「強い米国」を掲げ、経済格差や移民の増加に不満を持つ白人中間層の支持を獲得してきた。だが、その過激な政策には民主党やリベラル層から反発も強く、遂行するには、強大な大統領権限を背景にした突破力が必要となる。今回の控訴裁決定で大統領権限に制約がかけられたことは、今後の政権運営にも影響を与える可能性がある。

 実際、入国禁止令の他にも、トランプ氏の政策や主張には米国憲法に抵触する疑義が指摘されるものが多い。不法移民の強制送還策に反対し、移民を保護する自治体への補助金停止▽人工妊娠中絶を支援する事業への援助中止--などがメディアや識者の間で議論を呼んでいる。また、裁判官やジャーナリストに対する個人攻撃も、憲法で保障された言論の自由や三権分立の精神を侵しているとの批判がある。

4290チバQ:2017/02/12(日) 08:52:11
 ◇「違憲確認」が焦点に

 大統領令を巡る展開は今後どうなるか。原告のワシントン州などは即時停止と違憲確認の二つを求めて訴訟を起こしており、争点は異なる。

 即時停止の仮処分は、違憲問題の本格的な議論をするまでの事態悪化を防ぐため、制度の一時的な中止を求めるものだ。大統領令が「公共の利益」に反するかどうかについて、裁判所が必要最小限の資料で判断する。政権側が上訴した場合、最高裁も短期間で判断するとみられる。

 最高裁判事は共和党に近い保守系4人、民主党に近いリベラル系4人で欠員が1人。同数意見の場合、控訴裁決定が最高裁でも維持される。

 一方、違憲確認訴訟は大統領令が合憲か違憲か判断するもので、連邦地裁が2月中旬までに双方に意見書を求めており、始まったばかりだ。

 「大統領令は合憲になる」との見方を示す専門家もいる。ジョージ・ワシントン大のジョン・バンザフ教授(米国法)は「米国では過去、アジア人の排斥など差別的な立法がされたが、憲法違反になっていない。また、憲法は米国民には適用されるが、他国民には適用されない。そのため、大統領令は合憲の可能性が高い」と指摘する。トランプ氏は空席の最高裁判事に保守系のゴーサッチ氏を指名し、現在、上院の承認を待っている状態だ。このことを踏まえ、バンザフ教授は「ゴーサッチ氏の承認を数カ月待ち、違憲確認訴訟を戦った方が有利」と指摘する。

 今回の大統領令は7カ国出身者の入国を90日間禁止するもので、違憲確認訴訟が終わるまでに期限が過ぎる可能性が高い。だがその後、訴訟で合憲と認定されれば、トランプ氏は特定国からの入国を自由に拒否できるようになるため、「再び混乱が起こる」との指摘も出ている。

 大統領令が停止されたり、連邦最高裁で違憲と判断されたりしたケースは過去にもある。

 2014年にオバマ氏が出した移民制度改革に関する大統領令は、連邦地裁と連邦控訴裁から即時停止の仮処分命令を受け、政権側が上訴。当時の最高裁の判事は現在同様、欠員1人で保守派とリベラル派が4人ずつとなっていた。多数決で同数となり、控訴裁の決定が維持された。

 1952年のトルーマン氏によるストライキを禁じる大統領令、95年のクリントン氏による政府機関が契約する企業を制限する大統領令はいずれも最高裁で違憲と判断された。

 ◇司法の役割果たした

上智大学・前嶋和弘教授(米政治学)

 控訴裁の判断は迅速であり、入国に関する混乱は当面、収まるだろう。政権側の圧力に屈せず、三権分立の中で司法が毅然(きぜん)とした判断を示したことに敬意を払いたい。(権力の誇大化を防ぐ)チェック・アンド・バランスの役割をしっかり果たしている。

 今後は連邦最高裁で争われることになるだろうが、争点となるのは、優先されるのが大統領に与えられた安全保障上の「国を守る権限」なのか、それとも憲法上で定められた「信仰の自由」や「法の下の平等」なのかということ。「自由な国」での司法の判断は、米国の歴史上重要なだけでなく、世界的にも大きく影響するはずだ。

 トランプ氏にとって今回の判断は痛手と言えるかもしれないが、入国禁止令を出すことや、リベラル勢力への批判的な言葉で、支持者を喜ばせられればよいのであって、実際には痛くもかゆくもないのではないか。

4291とはずがたり:2017/02/12(日) 21:56:05
メキシコ国境の壁「もっと安く」=F35引き合いに―米大統領
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00000032-jij-n_ame
時事通信 2/12(日) 14:24配信

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は11日、不法移民流入阻止の名目で建設を公約している対メキシコ国境の壁について、ツイッターに「もっと安くなる」と書き込み、コスト引き下げに自信を示した。

 壁の建設費に関し、予想を大きく上回る216億ドル(約2兆4500億円)に上ると試算した国土安全保障省の資料が、最近報じられたことを受けた発言とみられる。

 トランプ氏は、ツイッターに「私はまだ(壁の)設計や交渉に関与していない」と投稿。その上で「私が乗り出せば(最新鋭ステルス戦闘機)F35と同様、もっと安くなる!」と書き込んだ。 

メキシコ国境の壁、2.5兆円=工期は3年余-米政府試算
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017021000799&amp;g=int

 【ワシントン時事】トランプ米大統領が「不法移民の流入阻止」を目的に命じた対メキシコ国境の壁建設について、ロイター通信は9日、国土安全保障省が費用を216億ドル(約2兆4500億円)、工期を3年余りとする試算をまとめたと報じた。数日中にケリー国土安保長官へ提出されるという。
 トランプ氏は選挙戦で、壁の建設費は120億ドル程度で、「全額をメキシコに支払わせる」と言明していた。だが、私有地を収用したり環境規制をクリアしたりする必要があることから、試算では同氏の見立てを大きく上回った。
 既にフェンスなどが存在する区間などを除くと、新たに障壁を設けるのは2000キロ余り。試算は議会での予算措置を4月か5月に済ませることを想定し、9月に着工、2020年末までの完成を見込んでいる。(2017/02/10-14:33)

米国とメキシコの国境 写真特集
http://www.jiji.com/jc/d4?p=umb130&amp;d=d4_sta

4292とはずがたり:2017/02/12(日) 22:49:54
>この事実が日本の主要メディアではなぜか報じられない。
ちゃんと報道されてる>>4262のに碌に調べもせず何故かマスコミでは報道されないと書く低レベルな煽りをするバカ,そしてそれを鵜呑みにしてマスコミダメだと思い込むバカが多すぎる。

それは兎も角として本音ベースでは支持してる世界の分裂をしっかり受け止めねばならないのは事実。
そして日本人はhttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1401100637/1192な様に偉そうな事は何も言えないけど。

米国でこんなに支持されていた「入国禁止」大統領令
日本では伝えられない一般米国民の胸の内
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/49161
2017.2.12(日) 古森 義久

 米国のドナルド・トランプ大統領が中東・アフリカ7カ国からの入国を一時禁止した措置は、世界に混乱を招き各国で批判の的となっている。

 だが肝心の米国では、一連の世論調査によって一般国民の多くが支持していることが明らかになった。この事実が日本の主要メディアではなぜか報じられない。

「大統領令は憲法違反」?

 トランプ大統領は1月27日、イスラム教徒の多いシリア、イラク、イラン、リビア、ソマリア、スーダン、イエメンの7カ国からの米国への入国を一時禁止する大統領令を出した。この7カ国はオバマ政権から「テロ懸念国家」と指定されていた。トランプ政権は入国審査を厳格化するまでの期間として、それらの国からの入国を90日間禁止した。

 トランプ政権のこの措置は、米国内で民主党はじめ各方面から反発を受けた。ワシントン州の司法当局はこの大統領令を憲法違反だとして差し止めを求める法的措置をとった。

トランプ政権はこれに反発して、サンフランシスコの上級裁判所へ控訴した。だが同上級裁も2月9日、ワシントン州当局の主張を認める判断を発表した。トランプ政権は最高裁判所へ上訴する構えを明らかにしている。


肝心の米国民の反応は?

 では、肝心の米国民はトランプ政権のこの措置にどんな反応を示したのか。

 最初に世論調査の結果を報じたのはロイター通信である。調査では、米国民の49%がトランプ大統領の措置に賛成、41%が反対という結果が出た。米国の一般国民の約半数は大統領の措置に賛意を表明しており、反対する人より多いという事実が明らかとなった。

 ニューヨーク・タイムズやワシントン・ポスト、CNNテレビなど、反トランプ色が強く、民主党を支持するメディアは、その結果をごく簡単に報じただけだった。日本の主要メディアの伝え方もきわめてあっさりしていた。

 だがその直後の2月初め、今度は米国の大手世論調査機関ラスムセン社が世論調査の結果を公表した。それによると、7カ国からの入国を一時禁止する措置への賛成が57%、反対が32%であり、賛成派が大差で多かった。

 ラスムセン社は、大統領選キャンペーン中もトランプ氏の支持率を他の世論調査機関よりも正確に伝えてきた実績がある。だが、ラスムセン社が発表した「57対33」という数字は、日本の主要メディアの間ではまったく報道されなかった。

 さらに世論調査機関「モーニング・コンサルト」が政治雑誌の「ポリティコ」と合同で実施した世論調査でも、同じような結果が出ている。2月6日に報道された調査結果によると、トランプ政権の入国一時禁止措置を支持する米国民は全体の55%、不支持は38%だった。

大統領令はすべて支持されている

 さらにこの合同世論調査で注目すべきなのは、トランプ大統領が矢継ぎ早に打ち出した11の大統領令のうち、入国一時禁止措置は一般米国民から最も高い支持を得ていることだ。


 例えば、TPP(環太平洋パートナーシップ)からの離脱は支持が47%(不支持が33%)、メキシコとの国境での壁建設は支持が47%(不支持が42%)だった。これらよりも入国一時禁止措置は支持されている。トランプ大統領が出した11の大統領令はすべて賛成が反対を上回っている点も注視に値する。

 一見、過激に映るトランプ大統領の措置は、一般の米国民から支持されていた。民主党系の反対派は「人道主義に反している」「憲法に違反している」と非難するが、実は民意に沿っていないということだ。

 この現実は、日本のメディアでもほとんど伝えられていない。日本の多くのメディアが反トランプ陣営の米国の主要メディアの報道に依存している状況ではやむを得ないが、トランプ政権の読み方、マスコミ報道にはご注意を、ということだろう。

 昨年の大統領選で日米の主要メディアは的外れな分析や展望を重ねとんだ大恥をかいた。そのことは忘れられるべきではない。

4293とはずがたり:2017/02/14(火) 15:26:28
>1983年に当時のレーガン大統領が来日した際に、中曽根康弘首相の「日の出山荘」に行って、一緒に座禅を組んだいわゆる「ロンヤス関係」がいい例だと思います。実は、この「日の出山荘での座禅」については、アメリカ側ではあまり評判は良くないのです。
>例えば、2004年にレーガン大統領が死去した際に、唯一、レーガンの「汚点」だとして、この83年の「日の出山荘での座禅」が取り上げられていました。
>つまり、日本という外国から「度を越した接待を受けた」ということが非難の対象になったのです。中曽根氏サイドとしては「質素で精神的なもてなし」をしたつもりなのでしょうが、お茶を立てたりしたのが「極めて高級感のある接待で不適切」という印象を20年も後になってメディアに蒸し返されたわけです。

>現在のホワイトハウスの主は他でもないトランプ氏ですから、こうした公私混同の問題や、首脳間の親密な関係というのも「トランプ氏の個性」ということで、「暫定的に許された」形となっています。
>今回のゴルフと度重なる会食については、メディアを基本的にシャットアウトすることに成功し、また各メディアも特に批判キャンペーンを組んだりはしていません。ですが、仮にトランプ大統領の支持率が急降下し、各メディアが一斉にトランプ批判を繰り出すような事態になれば、今回の「フロリダでの親密な関係」というのは問題にされる危険は十分にあるということです。

日米首脳会談、異例の厚遇は「公私混同」なのか?
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2017/02/post-894.php
2017年02月14日(火)12時00分

<トランプ大統領のフロリダの別荘で安倍首相が異例の厚遇を受けたことについて、新政権への批判が続くアメリカでは「公私混同」の倫理問題という受け止め方がある>

安倍首相とトランプ大統領の日米首脳会談については、日本では大変に大きく報道されているようですが、アメリカのメディアの受け止め方はかなり違っています。3点ほど指摘しておきたいと思います。

1つ目は、まず10日金曜の時点での「無関心」です。ホワイトハウスでの会談と共同会見に関しては、特にCNNなどのニュース専門局は一斉に生中継をしていました。ですが、その報道の切り口は「日米関係はどうなる?」という視点ではなく、「入国禁止問題で渦中の大統領が生放送の記者会見に出てくる」という関心が主でした。

例えば、この10日の共同記者会見でトランプ大統領が指名したアメリカ側の記者は、日米関係の問題ではなく、真っ先にこの「7カ国からの入国禁止問題」について質問しました。隣に安倍首相がいるにも関わらず、直接関係のない「入国禁止問題」の質問が飛び出すというのは極めて不自然ですが、とにかくアメリカの世論とメディアの関心はそこにあったのです。逆に肝心の日米関係に関しては「無関心」でした。

2つ目は、両首脳がフロリダに移ってから北朝鮮がミサイルを発射したというニュースが飛び込んできました。ここでアメリカの世論の関心も、またそれを受けたメディアの報道姿勢も「アジア情勢と日米関係」へと急転回しました。

結果的に、日米首脳会談は大きな扱いとなり、週明けの13日の朝、3大ネットワークの一つであるNBCの朝のニュースではトランプ大統領の「100%日本の後ろ盾になる」というコメントが大きく流れ、安倍首相のこともあらためて取り上げられています。

3つ目は、フロリダのリゾートで両首脳が長時間に渡ってゴルフや会食を行ったということについては、アメリカのメディアではあまり大きく取り上げられていません。その理由としては、首脳同士の外交としては、今回のゴルフと度重なる会食というのは極めて異例だからです。

もっと言えば、詳しく報道がされれば大きな批判を招きかねないということで、メディアはシャットアウトされたと言っていいでしょう。

この問題ですが、比較するのであれば、1983年に当時のレーガン大統領が来日した際に、中曽根康弘首相の「日の出山荘」に行って、一緒に座禅を組んだいわゆる「ロンヤス関係」がいい例だと思います。実は、この「日の出山荘での座禅」については、アメリカ側ではあまり評判は良くないのです。

4294とはずがたり:2017/02/14(火) 15:26:43
>>4293-4294
例えば、2004年にレーガン大統領が死去した際に、偉大なる大統領の死として盛大な葬送が行われ、メディアはレーガンへの賛辞で溢れたのですが、唯一、レーガンの「汚点」だとして、この83年の「日の出山荘での座禅」が取り上げられていました。

つまり、日本という外国から「度を越した接待を受けた」ということが非難の対象になったのです。中曽根氏サイドとしては「質素で精神的なもてなし」をしたつもりなのでしょうが、お茶を立てたりしたのが「極めて高級感のある接待で不適切」という印象を20年も後になってメディアに蒸し返されたわけです。

この辺は非常に難しい問題です。現在のホワイトハウスの主は他でもないトランプ氏ですから、こうした公私混同の問題や、首脳間の親密な関係というのも「トランプ氏の個性」ということで、「暫定的に許された」形となっています。

今回のゴルフと度重なる会食については、メディアを基本的にシャットアウトすることに成功し、また各メディアも特に批判キャンペーンを組んだりはしていません。ですが、仮にトランプ大統領の支持率が急降下し、各メディアが一斉にトランプ批判を繰り出すような事態になれば、今回の「フロリダでの親密な関係」というのは問題にされる危険は十分にあるということです。

今回テレビカメラはほぼシャットアウトされましたが、活字を抑えることはできなかったようで、例えばAP通信社のダーレン・スーパービル記者、ジル・コルビン記者連名の記事「トランプのフロリダ屋敷は抗議行動を加熱させ、倫理的疑念を加速する」では、今回の日米首脳による「フロリダの週末」に関して手厳しい批判がされています。

この記事自体は、トランプ大統領と安倍首相がリゾートでの会食やゴルフで週末を過ごしていたその外で、「キーストーン・パイプライン建設反対」や「入国禁止令反対」のデモが行われていたという話題と、トランプ氏所有のリゾートに外国首脳を無料で招待することの問題を「ごっちゃ」にして報じており、その限りにおいては、ポジショントークと言われても仕方はないでしょう。ですが、仮にそうであっても、公私混同の倫理問題に関する指摘については、今後の参考にしたほうが良さそうです。

4295とはずがたり:2017/02/14(火) 15:27:01

米マイクロソフト、移民入国制限に例外措置を要請 個々に判断
http://news.goo.ne.jp/article/reuters/business/reuters-20170203031.html
02月03日 09:53ロイター

 2月2日、米マイクロソフトは、イスラム教徒の多い中東・アフリカ7カ国の出身者の入国を制限する米大統領令について、効力のある査証(ビザ)を所持し、犯罪歴がない場合は出入国を認めるようトランプ政権に提案したことを明らかにした。写真の同社ロゴはマサチューセッツ州ケンブリッジで1月撮影(2017年 ロイター/Brian Snyder)
(ロイター)
[2日 ロイター] - 米マイクロソフト<MSFT.O>は2日、イスラム教徒の多い中東・アフリカ7カ国の出身者の入国を制限する米大統領令について、効力のある査証(ビザ)を所持し、犯罪歴がない場合は出入国を認めるようトランプ政権に提案したことを明らかにした。

マイクロソフトのブラッド・スミス社長はケリー国土安全保障長官、およびティラーソン国務長官に宛てた書簡で、入国制限を個々の事例に基づき判断するプログラムについて提案。国土安全保障長官、および国務長官はトランプ大統領が署名した入国制限に例外を認める権限を持っていると指摘した。

同社が行った提案は米ハイテク企業が才能ある外国人を雇用する際に利用する頻度が高い「H─1B」ビザの保有者をカバーする可能性がある。

マイクロソフトのほか、インターネット検索大手グーグルの持ち株会社のアルファベット<GOOGL.O>、アマゾン・ドット・コム<AMZN.O>、アップル<AAPL.O>などの米国の大手ハイテク企業は自社の事業には世界中から集まる才能が欠かせないとしてトランプ氏の入国制限に反対する姿勢を示している。

4296チバQ:2017/02/14(火) 18:53:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170214-00000064-jij-n_ame
米安保担当補佐官が辞任=トランプ側近のフリン氏―就任前、ロ大使と制裁協議

時事通信 2/14(火) 13:01配信
【ワシントン時事】マイケル・フリン米大統領補佐官(国家安全保障担当)が13日、辞任した。

 フリン氏をめぐっては、昨年12月、補佐官就任前だったにもかかわらず、駐米ロシア大使と対ロシア制裁について話していたことが最近発覚。民間人の外交交渉介入を禁じる法律に抵触する可能性が指摘されていた。事実上の更迭とみられる。

 フリン氏はトランプ大統領側近の1人で、辞任は発足から1カ月に満たない政権にとって大きな打撃となる。ホワイトハウスは13日、国家安保担当の大統領補佐官代行にジョゼフ・キース・ケロッグ退役陸軍中将を起用すると発表した。

 フリン氏は昨年12月29日、キスリャク・ロシア大使と複数回にわたり電話。米大統領選に絡むサイバー攻撃を理由に、当時のオバマ政権が対ロシア制裁を発動した当日で、「トランプ政権発足後に制裁をどう扱うか話し合ったのではないか」と臆測を呼んだ。

 フリン氏は当初、疑惑を否定した。就任前のペンス副大統領もフリン氏の説明に基づき、同氏を擁護していた。ところが、今月9日になってフリン氏が報道担当者を通じ、ワシントン・ポスト紙に「(大使との電話で)制裁の話題が絶対になかったという確信はない」と前言を撤回。ペンス氏は激怒したという。

 同紙(電子版)は13日、司法省が1月末の時点で、疑惑を否定するフリン氏の主張が事実に反する恐れがあり、ロシアに弱みを握られかねないと警告していたと報じた。

 フリン氏は辞表の中で、大使との会話は「政権移行を円滑に進め、新大統領と外国との関係構築に着手するためだった」と釈明。「不完全な情報」を関係者に伝えたことを謝罪した。

4297とはずがたり:2017/02/14(火) 22:16:19
なんだこの日本のことしか考えてない記事は。。┐('〜`;)┌

フリン氏辞任、日本に痛手=同盟理解のパイプ役
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017021401189&amp;g=pol

 米国家安全保障担当のフリン大統領補佐官の辞任は、日本政府にとって痛手だ。日米同盟の重要性を理解していたフリン氏をトランプ大統領とのパイプ役として、重視していたためだ。
 政府はトランプ氏の最側近の一人だったフリン氏について、「安全保障政策はフリン氏の考え方が一番(トランプ氏に)影響力がある」(菅義偉官房長官)と分析。大統領選中から接触を重ねてきた。
 昨年10月、フリン氏が来日した際には菅長官が会談し、日米同盟を基軸とする外交方針を伝えていた。大統領選後の12月には谷内正太郎国家安全保障局長が会談。その後、2人はカウンターパートとして、ファーストネームで呼び合う関係になったとされる。10日にワシントンで行われた日米首脳会談にもフリン氏は同席した。 
 ただ、首脳会談や日米防衛相会談で、沖縄県・尖閣諸島への日米安全保障条約第5条適用などを確認しているため、政府内には「問題はない」とする声もある。菅長官は14日の記者会見で「大統領との信頼関係の下で揺るぎない日米同盟を構築していくことが確認されているので影響はない」と強調した。(2017/02/14-19:48)

4299チバQ:2017/02/15(水) 10:33:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170215-00000076-san-n_ame
フリン米補佐官辞任 政権内の権力闘争激化

産経新聞 2/15(水) 7:55配信

 【ワシントン=加納宏幸】トランプ米大統領から大統領補佐官(国家安全保障問題担当)の職を解かれたフリン氏はホワイトハウス内での側近争いに敗れたとの見方が強まっている。1月20日の就任以来、大統領令を連発して指導力を示してきたトランプ氏にとって、フリン氏の辞任は最初の挫折。政権内部の権力闘争は激化しており、外交・安全保障政策に影響を及ぼす可能性もある。

 フリン氏をめぐっては、かねてロシアのプーチン政権との近さがささやかれていた。フリン氏は2014年に陸軍から退役した後、ロシアの国営テレビ「RT」(旧ロシア・トゥデー)に出演。2015年にはロシアで開かれたRT開局10周年を記念する行事にプーチン露大統領と同席し、講演料を受け取っていたとされる。

 ロシアとの接近を図ろうとしているトランプ氏に対し、米議会共和党は制裁の継続を主張。議会の対露強硬論がフリン氏の辞任に影響した可能性がある。

 米連邦捜査局(FBI)は1月下旬、フリン氏がロシア側と交わした通話記録について捜査に着手していた。司法省がホワイトハウスに、「ロシアからの脅迫」に対するフリン氏の脆弱(ぜいじゃく)性を指摘したが、通話記録がもとになっているとみられている。

 米政治専門サイト「ポリティコ」によると、トランプ氏の最側近でもともとフリン氏に理解のあったバノン首席戦略官兼上級顧問が先週末、フリン氏に「正しい判断をすべきだ」と伝えて引導を渡したとされる。トランプ氏の娘婿クシュナー上級顧問がフリン氏の後任の人選に当たった。

 フリン氏は昨年10月、日本を訪問して菅義偉(すが・よしひで)官房長官や自民党議員らと会談し、日米同盟の重要性を強調していた。今回、フリン氏が政権を去ったことで、同盟に関する課題など対日関係については、マティス国防長官が実質的に担うとみられる。

4300とはずがたり:2017/02/17(金) 15:18:47
<トランプ大統領>会見で独演会 一貫性欠く持論まくし立て
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170217-00000029-mai-n_ame
毎日新聞 2/17(金) 11:04配信

 【ワシントン西田進一郎】トランプ米大統領は16日、ホワイトハウスで急きょ記者会見を開いた。トランプ氏は就任後約4週間で「信じられない」ほどの仕事をしたと成果を誇る一方、メディアの多くが真実を伝えず「フェイク(偽)ニュース」を流していると繰り返し批判。記者の質問をたびたび遮りながら、約80分間にわたって一貫性を欠いた持論をまくし立てる異様な会見となった。

 「他にもあなたの局より視聴率が良いところの人たちが待っているから」。トランプ氏は自身に批判的なCNNテレビの記者らの質問をたびたび遮る一方で、保守系FOXニュースの番組を称賛したり、「好意的な記者を見つけたい」と話しながら質問者を指名したりするなど「トランプ節」を全開させた。会見を生中継した複数のテレビ局は終了後、キャスターが大きなため息をつき、米メディアは「歴史上、驚きの瞬間」(CNN)、「メディアを非難、中傷。会見は戦いの場に」(ワシントン・ポスト紙電子版)などと異様さを伝えた。

 政権の勢いは陰っている。中東・アフリカ7カ国からの入国を一時禁止する大統領令は司法で「連敗」し、停止中。フリン大統領補佐官が就任前の駐米ロシア大使との電話協議を巡る騒動で辞任した。ホワイトハウス内の不協和音や大統領選中に陣営がロシアと接触していた疑惑も報じられ、緊急会見には反転攻勢を狙うトランプ氏の焦りがにじんだ。

 トランプ氏は「正直に言えば、私は混乱を引き継いでしまった。国内外での混乱だ」と話し、現在の混乱はオバマ前政権から引き継いだと主張。ホワイトハウス内のゴタゴタなど政権の混乱ぶりが連日報じられていることについて「テレビをつけて、新聞を開くと混乱の報道を目にするが、まったく逆だ。政権はよく微調整された機械のように運営されている」と反論した。

 逆に、「経営不振のニューヨーク・タイムズ紙」「今日のウォール・ストリート・ジャーナル紙は同じぐらい恥ずべきものだ」などメディアを個別に攻撃。フリン氏や陣営とロシアとの関係に質問が及ぶと「フェイクニュースだ」と怒りをぶつけ、情報機関からの情報漏れを調査する考えを示した。しかし、情報機関から漏れたとみられる情報を基にした報道が「フェイクニュースなのか、情報漏れか」と問われると、「情報漏れは完全に本当だ。(しかし)ニュースは偽だ。なぜなら多くのニュースは偽だからだ」などと独自の主張を展開。「私は(報道の)論調を見ている。憎しみに満ちた論調だ」と不満を表明し、自身に好意的でない報道が偽ニュースだとの認識をにじませた。

4301とはずがたり:2017/02/17(金) 16:54:55
大荒れトランプ政権、経済政策の命運を握る2人のキーパーソン
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/02/post-7002.php
2017年2月17日(金)15時28分
安井明彦(みずほ総合研究所欧米調査部長)

難局に直面する米国のトランプ政権が体勢を立て直すには、減税・インフラ投資などの前向きな経済政策を実現できるかどうかがポイントとなる。カギを握るのは、あまり報道されていない二人の人物、行政管理予算局(OMB)のミック・マルバニー局長と、経済担当のゲーリー・コーン補佐官だ。

トランプ政権は機能不全の瀬戸際
トランプ政権が揺れている。大統領側近のマイケル・フリン国家安全保障担当補佐官が辞任、労働長官に指名されていたアンディ・パズダー氏は議会承認を得られずに指名を辞退した。移民・難民の入国禁止に関する大統領令が全米で混乱を巻き起こす一方で、メディアでは連日のように大統領側近の仲たがいが伝えられる。トランプ政権は、機能不全に陥る瀬戸際にあるように見受けられる。

体勢の立て直しには、前向きな政策の実現が必要だ。なかでも重要なのが、ドナルド・トランプ大統領が主張してきた大型減税やインフラ投資である。大統領選挙後の米国の株価は、これらの積極的な財政政策の実現を期待して上昇してきた。その行方が不透明になるようでは、さらにトランプ政権の足もとは危うくなる。

日本にとっても、こうした政策の行方は見逃せない。トランプ大統領が主張してきた法人税の減税は、米国でビジネスを行う日系企業にも恩恵になる。インフラ投資についても、日本企業の参入機会が拡大するきっかけになるかもしれない。保護主義的な通商政策など、日米関係では気掛かりな政策が目立つだけに、なおさら、こうした前向きな政策の推進が期待される。

移民・難民の入国禁止のような問題含みの政策に比べると、こうした前向きな政策は出遅れ気味だった。入国禁止などは大統領令だけで進められるが、減税やインフラ投資などの財政を使う政策は、議会での立法が必要になる。その実現には、どうしても時間がかかる。

ムニューチン財務長官の人事が議会承認されるなど、経済分野に関するトランプ政権の人事は、ようやく陣容が整ってきた。議会での審議が本格化するこれからが、トランプ政権の正念場である。

財政運営の舵をとるマルバニーOMB局長
経済政策での失地挽回が必要なトランプ政権だが、そのカギを握る人物が二人いる。

その一人が、OMBのマルバニー局長である。耳慣れない名前かもしれないが、OMBは各省庁の予算をとりまとめ、政権としての提案を行うホワイトハウスの機関である。OMBが取りまとめた政権の方針は、毎年2月に「予算教書」として発表される。

減税やインフラ投資の提案も、この予算教書に含まれる。どの程度の減税や、インフラ投資を行うのか。トランプ大統領の意向を実際の数字に置き換えるのが、マルバニー局長の役割だ。

マルバニー局長の前職は、共和党の下院議員である。下院議員時代のマルバニー局長は、強烈な歳出削減論者として知られてきた。年金や医療保険、さらには国防費をも聖域とせず、歳出を減らす。それによって財政赤字を無くそうというのが、マルバニー局長の主張だった。

4302とはずがたり:2017/02/17(金) 16:55:09
>>4301-4302
こうした議員時代のマルバニー局長の主張は、必ずしもトランプ大統領とは一致していない。トランプ大統領が公約してきた大型減税やインフラ投資は、財政赤字を拡大させる。年金や医療保険の削減も、トランプ大統領の公約には含まれていなかった。国防費に至っては、トランプ大統領は増額を謳ってきた経緯がある。

マルバニー局長と同様に、共和党のなかには、財政赤字の拡大に警戒心を隠さない議員が少なくない。トランプ大統領の公約と自らの主張、さらには、共和党議員の関心をどうすり合わせるのか。マルバニー局長の責務は重い。

着々と地歩を固めるコーン補佐官
もう一人、トランプ政権の経済政策を語るうえで見逃せないのが、NEC(国家経済会議)の議長であるコーン経済担当大統領補佐官だ。ゲーリー・コーン補佐官は、大荒れに荒れるトランプ政権のなかで、着実に地歩を固めていると伝えられている。

トランプ政権では、とくに経済分野の人事が遅れていた。ムニューチン財務長官を議会が承認したのは、政権発足から3週間以上が経過した2月13日のこと。マルバニー局長の承認に至っては、2月16日までずれ込んだ。過去のOMB局長は、遅くとも政権発足から1週間以内には承認されている。まさに異例の事態だ。

そうしたなかで、トランプ政権の経済政策を陰で支えてきたのが、コーン補佐官だった。NECを担当する経済担当補佐官は、経済関連の閣僚の意見を取りまとめ、政権としての方針を大統領に提案する役割を担う。その閣僚が揃わない中では、コーン補佐官の存在感が高まるのは当然の成り行きだった。

コーン補佐官の手腕が発揮されたのが、2月3日に発表された金融規制の緩和に関する大統領令だ。コーン補佐官は、議会関係者などとの事前の調整を万全に進め、波乱なく仕事をやり遂げた。大混乱となった入国禁止の大統領令とは大違いである。トランプ大統領は、近々、具体的な減税案を提示するとしているが、そこでも、議会などとの事前の調整は、コーン補佐官が進めている模様である。

コーン補佐官の前職は、米金融大手ゴールドマン・サックス社の社長兼COO(最高執行責任者)。グローバルな経済・金融の現場に触れてきたのはもちろん、組織運営の経験も豊富である。報道によれば、多い時には一日に5回も呼び出されるなど、トランプ大統領の信頼を勝ち得ているようだ。

トランプ政権と言えば、「白人至上主義」的な思想が取りざたされるバノン首席補佐官や、対中強硬派でNTC(国家通商会議)を仕切るピーター・ナバロ氏が注目されてきた。マルバニー氏やコーン氏の動静は、それほど日本では報じられてこなかったが、トランプ政権の経済政策の命運は、この二人の双肩にかかっているといえそうである。

安井明彦
1991年富士総合研究所(現みずほ総合研究所)入社、在米日本大使館専門調査員、みずほ総合研究所ニューヨーク事務所長、同政策調査部長等を経て、2014年より現職。政策・政治を中心に、一貫して米国を担当。著書に『アメリカ選択肢なき選択』などがある。

4303とはずがたり:2017/02/17(金) 16:56:47
トランプのアメリカで反イスラム団体が急増
The U.S. Saw a Dramatic Rise in Anti-Muslim Hate Groups Last Year
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/02/post-7001_1.php
2017年2月17日(金)14時40分
ルーシー・ウェストコット

<大統領選以降、トランプが反イスラムの姿勢を鮮明にするなかで、昨年アメリカの反イスラムのヘイトグループの数が3倍に増えた>

昨年のアメリカ大統領選でドナルド・トランプが当選したことで、アメリカ国内の過激な右派グループが「明らかに活発化」し、反イスラムグループの数が3倍に増加したことが、民間団体「南部貧困法律センター(SPLC)」の報告書で明らかになった。

全米のヘイトグループや過激主義を監視するSPLCの報告書によると、アメリカのヘイトグループや過激な右派グループの数は、2015年の890から16年の917へと増加した。

SPLCのマーク・ポトクは、増加数そのものは少ないが過去最多とだった2011年の1018に近い数字まで増えているという。

なかでも「激増」しているのが、「反イスラム」のヘイトグループだ。15年の34から16年には101に増えた。大統領選でトランプが支持を拡大したことが大きな要因になっていると、ポトクは言う。トランプは選挙中、イスラム系住民の登録制度やモスクの監視などを主張していた。

世界規模の難民危機や反イスラム・プロパガンダの増加、またフロリダ州オーランドやカリフォルニア州サンベルナルディーノでイスラム教徒のテロによって多数の犠牲者が出たことなども、反イスラム感情が増大する要因となった。

【参考記事】入国禁止令、トランプ「敗訴」でひとまず混乱収拾へ

トランプで沸き上がるヘイト
「トランプは、『アメリカ在住のイスラム系住民のうち25%が、アメリカ人への暴力はジハードの名の下に正当化されると信じている』というデマを広めた」と、ポトクは指摘する。過激な右派グループによる暴力も、イスラム過激派による暴力と同様に深刻だという。

「トランプ現象は右派のヘイト感情を解き放ってしまった。過去にこうした例は思い浮かばない」と、ポトクは言う。「現状は(ナチスドイツが誕生した)1930年代のドイツとは違うものの、いくつかの共通点が見られる」

トランプ支持の波に乗って、ここ数年で少なくとも4つのヘイトグループが生まれたり、拡大したりしている。そのうちの一つがネオナチ系サイト「デイリー・ストーマー」で、ネット上だけでなくオフラインでメンバーが活動するクラブも結成している。その他のグループは、主に大学のキャンパス内で活動する小規模なグループだ。

多くの人々がネット上だけで右派ヘイトの活動に参加しているため、正確な人数を計測するのは難しい。15年にサウスカロライナ州チャールストンの教会で9人の黒人を射殺したディラン・ルーフのように、「通常はネット上だけで活動し、突然攻撃に出る」ケースもある。「ルーフのような人物が多くいると考えている」と、ポトクは言う。

今週、トランプ政権のマイケル・フリン大統領補佐官が辞任したが、ポトクは「これで政権から反イスラムの補佐官が一人減った」と見る。しかし政権中枢にはまだ反イスラム主義の信奉者が多く残っているという。「首席戦略官のスティーブン・バノン、大統領補佐官のスティーブン・ミラー、大統領顧問のケリーアン・コンウェイ、司法長官のジェフ・セッションズ――そしてもちろん、トランプ大統領自身だ」

4304とはずがたり:2017/02/17(金) 17:20:07
トランプ、移民やイスラム圏からの入国制限で新大統領令を来週署名
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/02/post-7000.php
2017年2月17日(金)11時07分

2月16日、トランプ米大統領がイスラム圏7カ国からの入国を制限する大統領令を「近く」差し替える方針を示したことが明らかになった。写真は会見するトランプ氏。(2017年 ロイター/Carlos Barria)
トランプ米大統領は16日、難民やイスラム圏7カ国からの入国を制限する新たな大統領令に来週署名すると発表した。

トランプ大統領は1月27日に入国制限に関する大統領令に署名したが、サンフランシスコの第9巡回控訴裁判所は、同大統領令の一時差し止めを命じた連邦地裁の決定について取り消しを求めた司法省の申し立てを退けている。

トランプ氏は記者会見で、連邦裁判所の決定を改めて批判。「ひどい裁判所が悪い決定を下した」と指摘。入国制限は「非常に円滑に」開始されたが裁判所の判断に阻まれたとの見解を表明した。

新たな大統領令は裁判所が提起した問題に対応したものになるとした。

司法省が16日に裁判所に提出した文書によると、大統領令は「大幅に修正」される見通しだが、詳細は明らかでない。

[サンフランシスコ 16日 ロイター]

4305チバQ:2017/02/17(金) 20:07:37
http://www.asahi.com/articles/ASK2J2VZ4K2JUHBI00H.html
米政権の労働長官候補、指名を辞退 元妻への暴行に批判
ワシントン=五十嵐大介2017年2月16日09時10分
 トランプ米政権の労働長官に指名された米大手ハンバーガーチェーン経営者のアンドリュー・パズダー氏が15日、指名を辞退すると表明した。元妻への暴行などで批判が強まり承認の見通しが立たなくなった。トランプ政権の主要閣僚候補で指名辞退に追い込まれたのは初めて。

 新政権ではフリン大統領補佐官が辞任したばかりで、さらなる痛手となるのは必至だ。

 パズダー氏を巡っては、民主党議員らが、不法移民を家政婦として雇ったことも批判。多数派の共和党の一部も支持を保留し、人事案の承認が困難となった。パズダー氏は声明で「家族との話し合いや熟慮の結果、指名を辞退する」とコメントした。

 パズダー氏は、日本を含む40カ国でバーガー店「カールスジュニア」などを運営するCKEレストランツの最高経営責任者(CEO)。トランプ氏は指名時の声明で「彼は雇用の創出を妨げる規制の負担から、零細企業を守るだろう」と述べたが、指名辞退についてはコメントしていない。

 トランプ政権の主要閣僚15人のうち、政権発足から1カ月近くたっても6人の人事案が承認されない異例の事態となっている。(ワシントン=五十嵐大介)

http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2017021602000251.html
米労働長官候補が辞退 不法移民雇用、共和党内も批判
 【ワシントン=石川智規】トランプ米大統領が労働長官に指名した米ファストフード大手「CKEレストランツ」のアンディ・パズダー最高経営責任者(66)は十五日、指名を辞退すると発表した。トランプ氏の閣僚候補が指名を辞退するのは初めてで、フリン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)の辞任に続くトランプ政権への打撃となる。

 パズダー氏は最低賃金の引き上げに反対しており、野党民主党が労働長官に適任ではないと抵抗していた。さらに納税状況に問題があると指摘されたほか、不法移民を雇っていたことや元妻が虐待被害を訴えていたことも判明し、共和党内からも不支持の声が続出。パズダー氏の指名公聴会は十六日に予定されていたが、承認は難しいとみられていた。

 パズダー氏は声明で「熟慮を重ねた上で、労働長官への指名を辞退することにした」と述べた。

4306チバQ:2017/02/17(金) 20:09:29
http://www.sankei.com/world/news/170217/wor1702170018-n1.html
2017.2.17 08:07
【トランプ政権】
労働長官にヒスパニック系のアコスタ氏を指名 パズダー氏の承認失敗で
【ワシントン=小雲規生】トランプ米大統領は16日、労働長官としてフロリダ国際大学の学部長で弁護士のアレクサンダー・アコスタ氏を指名すると発表した。上院で承認されればトランプ政権で初のヒスパニック系の閣僚となる。

 トランプ氏が昨年12月に指名していたファストフードチェーン経営の実業家、アンディ・パズダー氏は15日、上院での承認が見込めないことから指名を辞退していた。

 アコスタ氏はハーバード大で経済や法律を学び、ジョージ・W・ブッシュ政権時代に労働者の権利保護に関わる連邦政府の委員会ののメンバーを務めるなどした。

http://www.afpbb.com/articles/-/3118134
米労働長官、新候補にアコスタ氏 トランプ政権初のヒスパニック系
2017年02月17日 05:58 発信地:ワシントンD.C./米国
【2月17日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は16日、労働長官候補にフロリダ国際大学(FIU)法科大学院で学部長を務めるアレキサンダー・アコスタ(Alexander Acosta)氏を指名したと発表した。ヒスパニック系の閣僚指名はアコスタ氏が初めて。
 アコスタ氏はフロリダ(Florida)州の連邦検事や、全米労働関係委員会(NLRB)の委員、司法省の市民権局長を務めた経験がある。

 労働長官には当初、米大手ファストフードチェーン経営者のアンドリュー・パズダー(Andrew Puzder)氏が指名されていたが、過去の事業や私生活をめぐる懸念が浮上したことを受け、15日に辞退を表明していた。(c)AFP

4307チバQ:2017/02/17(金) 20:09:56
http://www.afpbb.com/articles/-/3118206
フリン氏後任の米大統領補佐官候補、指名を辞退
2017年02月17日 13:01 発信地:ワシントンD.C./米国
【2月17日 AFP】国家安全保障問題担当の米大統領補佐官を辞任したマイケル・フリン(Michael Flynn)氏の後任としてドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が就任を要請していたロバート・ハーウォード(Robert Harward)元海軍中将が、指名を辞退した。16日、米メディアが報じた。

 米CNNが伝えたハーウォード氏の声明は、指名辞退の理由について「大統領補佐官の職務は、一日24時間・週7日間ずっと集中力をもって仕事に専念しなければ全うできない。私にとってそれは現状では難しい」と説明している。

 フリン氏は、対ロシア制裁をめぐって駐米ロシア大使と協議したとの疑惑が持ち上がり、13日に辞任していた。ハーウォード氏が指名を辞退したことで、フリン氏の後任探しは振り出しに戻った。(c)AFP

4308チバQ:2017/02/19(日) 18:22:55
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-170219X279.html
「信じられない混迷」の船出=次々と公約着手、失態続発―トランプ米政権発足1カ月
14:59時事通信

 【ワシントン時事】トランプ米大統領が就任して、20日で1カ月。公約実行に次々と着手し、本人は「よく整備された機械のように動いている」と自賛するが、深刻な混乱や失態も続発。政権は「信じられない混迷」(ニューヨーク・タイムズ紙)の中で船出している。

 「われわれが極めて短期間に成し遂げたことを皆さんも見ただろう。ホワイトハウスはとても順調だ」。18日、フロリダ州での集会で演説したトランプ氏は、大勢の聴衆を前に胸を張った。

 トランプ氏は就任早々、大統領権限を駆使して環太平洋連携協定(TPP)離脱や北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉、医療保険制度改革法(オバマケア)見直しなどを矢継ぎ早に指示した。

 しかし、イスラム圏7カ国国民の入国を一時禁止する1月27日の大統領令は、空港で多数が身柄を一時拘束されるなど大混乱を招き、連邦地裁が一時差し止めを命じた。ロイター通信によれば、政府は21日にも、入国禁止の対象者を明確にするなど手直しを加えた上で、改めて大統領令を出す。

 混乱に拍車を掛けているのが、相次ぐ側近の失態だ。フリン前大統領補佐官(国家安全保障担当)は、就任前に駐米ロシア大使と対ロ制裁について話し合っていたことが問題視され辞任。コンウェー大統領顧問は、トランプ氏の長女が手掛けるファッションブランドの商品購入をテレビで呼び掛け、政府倫理局が懲戒処分を勧告した。

 労働長官候補が指名を辞退するなど、政権の陣容構築も遅れている。ワシントン・ポスト紙のまとめでは、上院で承認が必要な549ポストのうち、18日までに承認されたのはわずか14人。混迷ぶりを伝えるメディアを、トランプ氏は「フェイク(偽の)ニュース」「私の敵ではなく、米国人の敵だ」などと攻撃して開き直っている。

 訪米した安倍晋三首相と親密な関係を築くなど「安全運転」を心掛けているかに見える外交でも、失策が出ている。メキシコのペニャニエト大統領との首脳会談は、国境への壁建設をめぐる対立で中止。オーストラリアのターンブル首相との電話会談では、オバマ前政権が豪政府と合意した難民の米国移送に「最悪の取引だ」と難癖をつけ、険悪な雰囲気に陥った。

 トランプ氏は選挙戦で同盟を軽視するかのような発言を繰り返し、日本や欧州では懸念が広がった。日英との首脳会談でそれぞれ結束の維持を確認したが、本格的な外交活動はこれから。まず5月にイタリアで開かれる先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)などの場で、欧州大陸諸国首脳と良好な関係を築けるかも今後の焦点となりそうだ。

4309とはずがたり:2017/02/19(日) 20:51:15
「信じられない混迷」の船出=次々と公約着手、失態続発―トランプ米政権発足1カ月
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-170219X279.html
14:59時事通信

 【ワシントン時事】トランプ米大統領が就任して、20日で1カ月。公約実行に次々と着手し、本人は「よく整備された機械のように動いている」と自賛するが、深刻な混乱や失態も続発。政権は「信じられない混迷」(ニューヨーク・タイムズ紙)の中で船出している。

 「われわれが極めて短期間に成し遂げたことを皆さんも見ただろう。ホワイトハウスはとても順調だ」。18日、フロリダ州での集会で演説したトランプ氏は、大勢の聴衆を前に胸を張った。

 トランプ氏は就任早々、大統領権限を駆使して環太平洋連携協定(TPP)離脱や北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉、医療保険制度改革法(オバマケア)見直しなどを矢継ぎ早に指示した。

 しかし、イスラム圏7カ国国民の入国を一時禁止する1月27日の大統領令は、空港で多数が身柄を一時拘束されるなど大混乱を招き、連邦地裁が一時差し止めを命じた。ロイター通信によれば、政府は21日にも、入国禁止の対象者を明確にするなど手直しを加えた上で、改めて大統領令を出す。

 混乱に拍車を掛けているのが、相次ぐ側近の失態だ。フリン前大統領補佐官(国家安全保障担当)は、就任前に駐米ロシア大使と対ロ制裁について話し合っていたことが問題視され辞任。コンウェー大統領顧問は、トランプ氏の長女が手掛けるファッションブランドの商品購入をテレビで呼び掛け、政府倫理局が懲戒処分を勧告した。

 労働長官候補が指名を辞退するなど、政権の陣容構築も遅れている。ワシントン・ポスト紙のまとめでは、上院で承認が必要な549ポストのうち、18日までに承認されたのはわずか14人。混迷ぶりを伝えるメディアを、トランプ氏は「フェイク(偽の)ニュース」「私の敵ではなく、米国人の敵だ」などと攻撃して開き直っている。

 訪米した安倍晋三首相と親密な関係を築くなど「安全運転」を心掛けているかに見える外交でも、失策が出ている。メキシコのペニャニエト大統領との首脳会談は、国境への壁建設をめぐる対立で中止。オーストラリアのターンブル首相との電話会談では、オバマ前政権が豪政府と合意した難民の米国移送に「最悪の取引だ」と難癖をつけ、険悪な雰囲気に陥った。

 トランプ氏は選挙戦で同盟を軽視するかのような発言を繰り返し、日本や欧州では懸念が広がった。日英との首脳会談でそれぞれ結束の維持を確認したが、本格的な外交活動はこれから。まず5月にイタリアで開かれる先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)などの場で、欧州大陸諸国首脳と良好な関係を築けるかも今後の焦点となりそうだ。

4310とはずがたり:2017/02/20(月) 20:09:38
知らんかったけどニクソンもメディアを攻撃したのか。

トランプ「メディアは国民の敵」、独裁につながる=マケイン議員ら
McCain Among Critics Saying Trump's Gone Too Far With Press War
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/02/post-7017_1.php
2017年2月20日(月)18時50分
ニコラス・ロフレド

<政権に対する批判をすべて「偽」と決めつけ、メディアを「国民の敵」と言いふらす大統領は、いずれ国民の言論の自由も奪おうとする>

ドナルド・トランプ米大統領のメディア攻撃はもはや常軌を逸しており、このままでは独裁に道を開くことになると米政界やメディアの有力者が一斉に警戒の声を上げ始めた

トランプが一部メディアを「アメリカ国民の敵」だと指弾した問題をめぐり、日曜朝の各局のトーク番組には米共和党のジョン・マケイン上院議員やをはじめとする有力政治家やジャーナリストが相次いで出演し、トランプ批判を繰り広げた。一方、トランプを擁護する立場のラインス・プリーバス大統領首席補佐官は、彼が完全なでっちあげとみなす偽ニュースについての不満をぶちまけた。

古き良き共和党の代表格といえるマケインが、ついにトランプに深刻な懸念を表明したのは大きなニュースだ。「我々には、メディアと報道の自由が必要だ。我々が守らなければならない生命線だ」と、マケインはNBCの番組「ミート・ザ・プレス」で訴えた。「民主主義を守りたいなら、報道の自由、それも多くの場合、敵対的な報道が必要だ。それがなければ、我々はいずれ個人の自由の大半を失うだろう。独裁者はそうやって物事を始めるものだ」

「有害報道」とは何か
米大統領選を通じて、メディアは常にトランプの標的になってきた。大統領に就任してからも、トランプは「偽ニュース」や「不誠実なメディア」への批判を続けた。記者会見では公然と報道陣を罵り、メディアは信頼できないと視聴者に言いふらし、ツイッターでニューヨーク・タイムズ紙やCNNなど特定の報道機関をこき下ろした。土曜にフロリダ州メルボルンで支持者向けの集会を開いた際には、「反対勢力」のメディアがネタをでっちあげており、メディアこそ「問題の大部分だ」と糾弾。その前日にはツイッターで、「偽ニュースのメディアはアメリカ国民の敵だ」と投稿していた。

それにもかかわらず、プリーバスはミート・ザ・プレスでこう力説した。「大統領は(言論の自由を定めた)合衆国憲法修正第一条を信じている。報道の自由もだ。我々はあらゆるメディアが悪だとは思わない。メディア全体が悪いのではない」。だが「本当に有害なことも起きている。我々の政権はここ10日間で信じられない災厄に見舞われた。リークや偽ニュース、匿名の人物による告発など。そういう類の報道は有害だ」。

トランプ政権はメディアによる度重なるスクープで頭を悩ませている。ホワイトハウスの主流派と非主流派による主導権争いや、マイケル・フリン前大統領補佐官(国家安全保障担当)の辞任のきっかけになった駐米ロシア大使との電話協議の問題、新たに発令される可能性がある大統領令の草案、大統領選中にロシアがサイバー攻撃を行った疑惑をめぐるFBIの調査など、報道で次々に明るみにされた。プリーバスは日曜、一連の報道を「まったくのクズ」だと主張した。

マケインはこう警告した。「報道の自由の抑圧は常に独裁者の第一歩だ。歴史を振り返ると、独裁者が真っ先にするのは報道の自由を封じることだ。トランプ大統領が独裁者になろうとしているとは言わない。だが我々は歴史の教訓から学ぶ必要がある」

4311とはずがたり:2017/02/20(月) 20:09:50
>>4310-4311
保守派の米FOXニュースのクリス・ウォレスは、討論番組「フォックス・アンド・フレンズ」で、トランプはメディアを「敵」呼ばわりして「重大な一線を越えた」と指摘。その様子を独裁への第一歩と比較したマケインは「まったくもって正しい」と述べた。

「反射的にドナルド・トランプのメディア批判に賛同する視聴者も多いのは分かっている」とウォーレスは言った。「だがそれを言うのが大統領となれば話は別だ。なぜなら、メディアは国民の敵だと口コミで広めてほしい大統領は、やがて視聴者にもメディアと同じく政権批判を禁じるようになるからだ。それは非常に危険だ」

大統領選で共和党候補だったジョン・ケーシックは、トランプと比べて地味な存在だったが、CNNの番組「ステート・オブ・ザ・ユニオン」でメディアを擁護した。「メディアがあってよかった」「メディアの報道に必ずしも同意するわけではないが、存在は必要不可欠だ。メディアは民主主義で重要な役割を担っている」

ニクソンより危険
ワシントン・ポスト紙の報道チームでウォーターゲート事件を暴いたことで知られるジャーナリストのカール・バーンスタインは、トランプの言動をリチャード・ニクソン元米大統領と比較した。

「メディアをアメリカ国民の敵とみなして攻撃するトランプの姿勢は、リチャード・ニクソンによるメディアの攻撃よりも危険だ」と、バーンスタインはCNNの番組「リライアブル・ソース」で述べた。「『国民の敵』という言葉には独裁者や権威主義者に好んで使われた歴史がある」

米下院情報特別委員会のメンバーである民主党のアダム・シフ下院議員も、ABCニュースの「ディス・ウィーク」に出演し、ニクソンや独裁者を引き合いに出した。

「この大統領にこれ以上失望させられることはないと思っていたが、大統領選後のあらゆる発言の中で最も破壊的で不安にさせられた。なにしろ大統領自らが、報道機関が体現する報道の自由を国民の敵とみなしたのだから」

「歴代の米大統領やあのニクソンでさえ、そこまで言ったことはない。強く懸念する。そんな考えはアメリカ的ではない。超党派で追及すべき発言だ」

4312チバQ:2017/02/21(火) 20:01:40
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017022100138&amp;g=int
補佐官後任にマクマスター氏=外交・安保チーム立て直し狙う-米大統領


20日、米フロリダ州パームビーチで、トランプ大統領(右)と握手を交わすマクマスター陸軍中将(AFP=時事)
 【ワシントン時事】トランプ米大統領は20日、辞任したフリン前大統領補佐官(国家安全保障担当)の後任にH・R・マクマスター陸軍中将(54)を充てると発表した。補佐官代行だったキース・ケロッグ退役陸軍中将(72)は国家安全保障会議(NSC)の事務局の責任者に戻る。
 フリン氏は13日、駐米ロシア大使との接触を問題視されて辞任。発足直後の政権にとって大きな痛手となった。大統領は「尊敬を集める軍事戦略家」(ニューヨーク・タイムズ紙)のマクマスター氏の起用により、ホワイトハウスの外交・安全保障チームの立て直しを図りたい考えだ。
 フロリダ州の別荘に滞在中だった大統領は、別荘の一室に呼び込んだ記者団を前に人事を発表。「マクマスター氏はとてつもない才能と経験を備えた男だ。軍内で誰からも非常に尊敬されている」と説明した上で、「彼は長い間、ケロッグ氏を知っている。特別なコンビだ」と強調した。(2017/02/21-11:32)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2017022100235&amp;g=use
因習打破する「物言う軍人」=新安保補佐官のマクマスター氏-米政権

 戦場で数々の軍功を挙げた優れた戦略家として知られ、2014年の「最も影響力のある100人」に選んだタイム誌は「21世紀の米軍で、傑出した軍事思想家かもしれない」と評する。因習にとらわれない「物言う軍人」が、トランプ大統領の懐刀として、ホワイトハウスの安保・外交政策を切り盛りする。
 ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれ。陸軍士官学校を卒業後、ノースカロライナ大チャペルヒル校で米国史の博士号を取得した。1991年の湾岸戦争で戦車9台の部隊を率い、80台以上の戦車を有するイラク革命防衛隊の部隊を撃破。戦闘で勲功があった者に与えられる銀星章を受章した。
 一方、既成概念にとらわれた軍の在り方には、問題提起を続けてきた。97年の著書では、ベトナム戦争当時の米政府指導部や統合参謀本部の指導力欠如を鋭く批判。ロイター通信によると、14年には地方紙とのインタビューで「軍は批判が許されない環境だと思われているが、そうではない。私が仕えた指揮官は、率直な評価や批判を求めている」と語っている。
 ただ、直言スタイルが上官の不評を買う面も。05年に戦車部隊の指揮官として功績を挙げたにもかかわらず、06年と07年の2回にわたり准将への昇格が見送られた。自身への批判を嫌うトランプ氏が、型破りな現役軍人を使いこなすことができるか、不安視する向きもある。
 イニシャルから「H.R.」と呼ばれる。85年にキャスリーン夫人と結婚。3人の娘がいる。(ワシントン時事)(2017/02/21-08:51)

4313とはずがたり:2017/02/22(水) 23:24:20
メキシコを応援するぞっ!
よし,日本もカリフォルニア米の代わりにコシヒカリを贈ろう♪日本のコメは不当に高いから売れないだろうからな(;´Д`)

<国境税>対トランプ米大統領政策 メキシコが報復の覚悟
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170221-00000099-mai-s_ame
毎日新聞 2/21(火) 21:17配信

 ◇壁建設費用支払い拒否 米以外から輸入へ

 「メキシコを敵視する米国からトウモロコシを買うなんて、ばかげている」

 そう憤慨するのは、日本に次ぐ米国産トウモロコシの輸入国、メキシコのアルマンド・リオス上院議員(43)だ。毎日新聞の取材に16日、輸入先をカナダやオーストラリアで代替する法案を近く議会に提出することを明らかにした。

 メキシコは米国から年間23億ドル(約2600億円)のトウモロコシを輸入する。輸入量が減少すれば価格は下落し、米中西部アイオワ州などの農家を直撃する。トランプ米大統領の支持基盤と重なっている。

 トランプ氏はメキシコを「米国で仕事を奪い、不公正な貿易をしている」と批判し、メキシコに工場を移転した米国企業の製品などに「国境税」を課すと脅している。トランプ氏の「ツイッター攻撃」を受けた米自動車大手フォード・モーターはメキシコ工場建設を取りやめると発表した。メキシコの輸出額の8割は米国向け。特に自動車関連がメキシコ経済を支えてきただけに、死活問題だ。

 だが、メキシコ政府は米国に屈しない覚悟を固めたようだ。相応の経済損失もいとわないという決意だ。経済省はトランプ氏を支持する米議員の地元からメキシコに輸出されている産品のリストを作成した。「国境税」が導入された場合、ピンポイントで報復するためだ。例えば、米下院議長のポール・ライアン氏(共和党)の地元ウィスコンシン州はチーズなどの乳製品をメキシコに輸出している。

 メキシコのペニャニエト大統領は、日米首脳会談(今月10日)で「蜜月」を演出した日本とは対照的に、トランプ氏が要求した国境沿いの壁建設費用の支払いを拒否し、1月末に予定された首脳会談はキャンセルとなった。

 今月7日にはメキシコの空港で米国から強制送還されてきた不法移民135人を出迎えた。「安心してください」と声を掛け、住宅と職を用意するよう各省庁に指示した。自営業を始めるなら1人当たり2万5000ペソ(約14万円)〜7万5000ペソを融資する。大統領の異例の出迎えはメキシコ全土にテレビ放映され、国民の喝采を浴びた。

 放送を見たリオス議員は苦々しげに漏らす。「彼らは不法だけどよく働く。メキシコ人こそが米国を偉大にしてきたのに……」【メキシコ市で國枝すみれ】

4314とはずがたり:2017/02/23(木) 10:21:10
世界中の頭悪い庶民どもが想像力が欠如していて自分らはネットで賢い知識を得ていてしかもエスタブリッシュメントに搾取されててしかもグローバル経済からメリットを受け取ってないと思い込んでるからどうしようもない。トランプは頭は良くて解ってるんだとは思うが,矛盾に満ちた頭悪い庶民どもを支持基盤にしているから矛盾に満ちた政策でも構わないのである。どうせ矛盾が露呈するのに4年以上は掛かるし(日本の経済規模でさえ10年ぐらい大丈夫そうな勢いである)少なくとも4年持たせれば再選可能,7年半持たせれば後継者へ影響力も行使出来てしかも経済潰したのは偉大なトランプでは無く後継候補ということになる。小泉も巧く国民騙して逃げ切ったし,安倍ちゃんもそんな感じで行くのであろう。国を潰した事になるのは岸田になるか民進党(の後継政党)になるか!?ってとこだらう。

田原総一朗「トランプ氏の『米国第一』に感じる『大いなる矛盾』」
https://dot.asahi.com/wa/2017013100140.html
(更新 2017/2/ 1 16:00)

 ジャーナリストの田原総一朗氏は、トランプ大統領の演説について、矛盾を指摘する。

*  *  *
 ドナルド・トランプ大統領の就任式での演説を聴いて、彼は被害者意識の塊のような人物だと感じた。

「何十年もの間、私たちは米国の産業を犠牲にして外国の産業を豊かにしてきました。自国の軍隊の悲しむべき疲弊を許しておきながら、他国の軍を援助してきました。私たち自身の国境を守ることを拒否しながら、他国の国境を防衛してきました。そして、米国のインフラが荒廃し、劣化する一方で、何兆ドルも海外につぎ込んできました。私たちの国の富、強さ、自信が地平線のかなたに消えていったさなかに、私たちは他国を裕福にしてきたのです」

 そして、次のように宣言する。

「私たちが守るのは二つの単純なルールです。米国製品を購入し、米国人を雇用するということです」

 グローバリズムの中で米国の多くの工場がメキシコなど海外に出ていき、多くの米国人が職を失い、低賃金で働かなければならなくなった。豊かな生活を送れるのは一部の既得権層で、多くの米国人は格差に我慢できなくなった。そうした米国人たちがトランプ氏に投票したのだ。

 トランプ氏は何度も「アメリカ・ファースト」を断行すると力説した。具体的には、保護政策を徹底させる、ということだ。たとえばメキシコに工場を建設する予定だったフォード・モーターのCEOに強い圧力をかけ、計画を撤回させ、米国内の既存工場で新たな雇用を創出させることにした。ゼネラル・モーターズやトヨタ自動車にも、メキシコでつくる小型車に高い関税をかける、メキシコに工場をつくるのをやめ米国内につくれ、と圧力をかけている。

 たしかに、自動車に象徴される米国の第2次産業の製造部門は多くの工場が海外に出ていき、深刻な事態となっている。その意味では保護政策を徹底させるのは理解できる。だが、実は米国が世界に誇る金融業は、世界を舞台に活動できるグローバリズムにより繁栄している。トランプ氏が本当に保護政策に転換したら米国の金融業はやっていけなくなる。金融業にとっての米国第一とは、グローバリズムを堅持することだ。

 まだある。最近すさまじい勢いで世界を席巻しているグーグル、アップルなどのソフト産業にとって、保護政策は自殺行為に等しい。

 トランプ氏が選挙の際、いわゆるラストベルト、つまりかつての工業地帯をまわって米国第一をうたったのは保護政策であり、その限りではわかりやすいのだが、いざ大統領になって米国第一を実施するには、具体的にどのような政策をとればよいのか。米国第一とはいっても、業種によってとるべき内容は、大きく食い違っているのである。

「私たちは、首都ワシントンから権力を移し、国民の皆さんに戻すのです。あまりに長い間、この国の首都の小さな集団が政府からの恩恵にあずかる一方、国民はそのつけを背負わされてきました。ワシントンは栄えましたが、国民はその富を共有しませんでした。政治家は豊かになりましたが、職は失われ、工場も閉鎖されました」

 だが、トランプ氏の閣僚には金融大手ゴールドマン・サックスの元幹部であるムニューチン財務長官をはじめ、財界人や元軍人など、これまでの体制の「勝ち組」たちが名を連ねている。トランプ氏は自分の演説が矛盾に満ちていることがわかっているのだろうか。あるいは矛盾に満ちていて良いと考えているのか。

※週刊朝日 2017年2月10日号

4315とはずがたり:2017/02/23(木) 16:00:26

2017年 02月 22日 17:29 JST
カナダは今後も米からの亡命希望者受け入れる=トルドー首相
http://jp.reuters.com/article/usa-immigration-canada-border-idJPKBN1610FE

[オタワ 21日 ロイター] - カナダのトルドー首相は21日、同国は今後も米国から違法に国境を越えて入国した亡命希望者を受け入れると述べる一方、カナダ人の安全を守るための治安対策を確実に実施すると述べた。

トランプ米大統領による不法移民取り締まり強化への懸念から、ここ数週間に辺境で警備の手薄な国境を越えてカナダに入った人の数が増加。一方、カナダの警官が笑顔で移民にあいさつする画像が拡散している。

野党保守党は、治安上の懸念と、対応人員の不足を理由に、米国からの亡命希望者流入を食い止めるよう政府に求めている。

トルドー首相は議会で「カナダが開放的な国であり続ける理由の1つは、カナダ人が自国の移民制度を信頼していることだ。引き続き、厳格な制度と、助けを必要としている人々の受け入れのバランスを取っていく」と述べた。

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4316チバQ:2017/02/23(木) 21:26:30
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/mainichi-20170224k0000m020050000c.html
<米財務長官>ドル高支持「長期的に良い」政権内で食い違い
19:33毎日新聞

 【ワシントン清水憲司】ムニューシン米財務長官は22日付の米紙ウォール・ストリート・ジャーナルのインタビューで、大統領選後に進んだドル高について「トランプ政権と今後4年間の経済見通しに対する信任のしるしだ」として問題視しない考えを示した。トランプ大統領は1月、中国・人民元に対し「ドルは高すぎる」と述べており、政権内での食い違いが改めて浮き彫りになった。

 13日の長官就任後初めてのインタビューで、ムニューシン氏は「ドル高は米経済と海外経済の比較や、ドルが引き続き世界第1の通貨であることに多く関係している」と指摘。「長期的にはドル高は良いことだ。これまでもそうだったように長期的にドルは値上がりしていく」として、長年の基本方針である「強いドル」政策を継続する方針を表明した。

 短期的なドル高については「米国にとって、明らかにプラスの側面とプラスでない側面がある」と語ったものの、最近のドル高が問題だとの認識は示さなかった。

 また、トランプ氏が選挙中に「為替操作国」に認定すると唱えた中国との関係についても「通商や投資など目を向けて当然の問題がある。多くのことで連携する必要がある」と述べるにとどめた。

4317チバQ:2017/02/23(木) 21:34:08
737 :チバQ :2017/02/22(水) 19:31:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170222-00000014-jij_afp-int
同性婚先行導入州で高校生の自殺率低下、米調査

AFP=時事 2/22(水) 11:04配信
【AFP=時事】米国で連邦レベルでの合法化を前に同性婚の権利を認めた州では、高校生の自殺および未遂の発生率が低下したとする調査結果がこのほど発表された。


 同性婚を合法化した州では、ゲイ、レズビアン、バイセクシュアルの若者の自殺および未遂の件数が14%、全体では7%減少した。調査結果が20日、米国医師会(American Medical Association)小児科専門誌に発表された。

 調査では、2015年1月以前に同性婚を合法化した35州のうちの32州と、合法化していなかった州とを比較した。同性婚は最高裁の判決により2015年6月に全国レベルで合法化された。

 これらの同性婚を認めていなかった州では、自殺未遂率の低下は見られなかった。

 調査研究を率いたジョンズ・ホプキンス大学(Johns Hopkins University)のジュリア・レイフマン(Julia Raifman)氏は、「同性婚の承認は、性的指向に関連する社会的なスティグマ(レッテル貼り)を低減させる」と指摘。「平等の権利を持っているということと関連しているのかもしれない──たとえその権利をすぐに行使する計画がなかったとしても。これにより生徒たちの後ろめたさは低減し、将来への希望とつながる」と説明した。

 米国では、自殺が15〜24歳の死亡原因の第2位となっている。

 研究者らは、1999年1月から2015年12月までの間に収集したデータを基に動向調査を行った。米国では2004年、マサチューセッツ(Massachusetts)州が州として初めて同性婚の権利を認めた。【翻訳編集】 AFPBB News


738 :チバQ :2017/02/23(木) 21:33:44
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASK2R21XHK2RUHBI003.html
「心の性でトイレ」通達を撤回 トランプ氏、保守派配慮
11:00朝日新聞

 米トランプ政権は22日、心と体の性別が一致しないトランスジェンダーの生徒や学生を保護するオバマ前政権時代の通達を撤回した。公立学校に「心の性に応じて更衣室やトイレを使えるようにすべきだ」と求めた内容だったが、前政権時代から共和党保守派の反発が強く、訴訟にもなっていた。

 トランプ政権は撤回に際し、前政権が通達を出す前に法的検討を十分にしていなかったと説明。「関係する法的問題をより完全に検討する」とした。

 通達と撤回はいずれも、教育省と司法省の連名。ニューヨーク・タイムズによると、トランプ政権のデボス教育長官は撤回に反対だったが、セッションズ司法長官が強く求め、トランプ大統領も賛成したという。

 トランプ氏は昨年、トランスジェンダーの人について「自然だと思うトイレを使うのが適切だ」と発言していたが、選挙途中からは「州が決めるべき問題だ」と保守派への配慮を始めていた。

4318チバQ:2017/02/23(木) 21:50:06
http://www.sankei.com/world/news/170223/wor1702230025-n1.html
2017.2.23 12:45
【トランプ政権】
米大統領支持38%に下落、「メディアを信用」過半数
 米キニピアック大が22日公表した最新の世論調査結果によると、トランプ大統領の支持率は38%と、7日に発表した前回の42%から下落した。就任直後の1月26日発表の支持率は36%だった。

 「重要な問題で真実を語っているのはトランプ氏かメディアか」との質問について「メディアを信用する」と答えたのは52%と過半数で、トランプ氏と答えたのは37%にとどまった。

 トランプ氏は「メディアが偽ニュースを流している」などと政権に批判的な報道を繰り返し非難しているが、メディアの方が信用されていることが示された。(共同)

4319とはずがたり:2017/02/23(木) 22:35:13

トランプはなぜメディアを敵視し、叩き続けるのか?
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2017/02/post-896.php
2017年02月21日(火)15時45分

週末ごとのフロリダ滞在は、移動の費用をはじめ、警備の費用もバカにならないようで、これまでの3回の合計が1000万ドル(約11億3000万円)という莫大な経費がかかっていることから大きな批判を浴びています。そんな中、今週は「大統領がゴルフをしたかどうかは秘密」というコメントがありました。ホワイトハウスとしては、何とか批判を沈静化したいようです。

このように本人の発言に「フェイク」がかなり入っているのにも関わらず、演説の中では「多くのメディアはフェイク」であり「国民の敵」だというメディア攻撃を相変わらず繰り返しています。

批判を沈静化したい政権側は、ここで奇抜な策に出ました。トランプ大統領は、まるで2015年〜16年のような「選挙戦」を再開したのです。

この演説スタイルですが、何が目的なのか、実はよく分からないのです。なにしろ2020年に再選を目指す選挙戦を始めるには全くもって早すぎます。また2018年の中間選挙を目指すにしても、こんないい加減な演説を、しかも巨額の公費を使ってやられては、共和党の議員たちからすればいい迷惑だと思います。事実、共和党の議員団からは、大統領のメディアとの確執について厳しい批判が出ています。

例えば、入国禁止となって困っているイスラム圏からの旅行客や強制送還措置で引き裂かれる不法移民の母子といった、公約の実現した光景を見て、心の底から「良かった」とか「もっとやってくれ」という感情を抱くほど、トランプのコア支持者は歪んではいないと思います。そのような不健康で嗜虐的な感性は、さすがに大統領自身にも支持層にもないと思います。

そうではなくて、あくまで「敵」を作ってそれを叩く、しかもその敵は「強ければ強いほどいい」という中で、今は、大手メディアを敵に回しているということなのでしょう。

本来は、一刻も早く人事と組織を固め、連邦議会と相談しながら着実に政策を実行するという実績を積み上げることが、支持率アップ、そして中間選挙勝利へのシナリオであるはずです。ですが、「それが簡単にできない」現実の中では、劇場型の政治を続ける必要があり、そこには「敵」が必要で、現在はメディアとの確執を演ずるしかないということなのだと思います。

4320とはずがたり:2017/02/23(木) 22:44:06
>>1113-1114
大型のM&Aにおいて買収価格が高騰するのはよくあることなので、単純に価格が高すぎるという批判はあまり意味がない。ただ、こうした案件を成功させるためには、以下の2つのうち、どちらかの条件を満たす必要がある。

ひとつは、買収価格が高くても確実にキャッシュフローを得られること、もうひとつは、比較的短期間で業績を改善できる見通しが立っていることである。

不動産は買収価格が高いからといって、それに合わせてテナント料を引き上げることは難しく、買収価格の高騰はそのまま採算悪化につながる。その意味でロックフェラーセンターは最初から難しい案件だったと解釈できる。不動産価格が引き続き高騰することに賭けるしかない。

IBMのHDD事業やWHの買収については、業績を回復できる見込みがあれば、よい案件だったかもしれないが、現実はかなり厳しかった。

日立がHDD事業を買収した当時、HDDは急激な勢いでコモディティ化が進み、価格破壊ともいえる状況になっていた。これは構造的な要因であり、業務の改善でカバーできる部分は限られる。IBMはHDDのエキスパートであり、こうした状況を理解していたからこそ、自ら開発した技術と製品を手放したものと考えられる。

WHも同様である。米国では原子力事業はすでに斜陽産業と見なされており、福島原発事故以降はその傾向に拍車がかかっていた。WHのライバルで、やはり原発メーカーでもあったGE(ゼネラル・エレクトリック)は、同じ頃、原発からの撤退を決断している。

東芝だけが、縮小マーケットに対して果敢に挑んだ構図であり、WHについても、構造的な要因が大きかったと考えるべきだろう。買収後に東芝本体が業績拡大に関与できる余地は少なく、そのような中で強気の事業計画を策定してしまうと、結果として無理なプロジェクトにつながってしまう。

ソフトバンクやサントリーの買収はどうか?
一時期、日本企業の海外M&Aは停滞していたが、国内市場の縮小が顕著になっていることもあり、再び大型案件が模索されるようになってきた。ソフトバンクが3.3兆円を投じて英イギリスの半導体設計大手ARMを買収したり、サントリーが1兆6000億円を投じて酒類大手ビームを買収したのは典型的なケースといってよいだろう。

先ほどの成功法則に照らせば、ソフトバンクのARM買収とサントリーのビーム買収は成功する確率が高い案件といえる。

確かにARMについては、買収価格3.3兆円のうち約30%がプレミアム分であり、割高な投資であることは間違いない。だが、スマホ向けの半導体やIoT(モノのインターネット)の分野におけるARMの存在感は大きく、今後10年、同社のビジネスはほぼ成功が約束されている。次世代産業のカギを握る企業を3兆円で買えるのなら安いものという孫正義社長の感覚も分からなくはない。

ビームも分野こそまったく違うが、全体の構図という点ではARMと共通かもしれない。サントリーが買収する前、2012年12月期におけるビーム社の売上高は約25億ドル(約2580億円)、純利益は3億8000万ドル(約392億円)であった。

買収金額は売上高の6.2倍、利益の41倍であり、単純計算では40年以上経たないと投資金額を回収できないことになる。ただ、酒類の市場は急拡大することはないものの、長期的に安定した成長が見込める。急激に市場が縮小する可能性も低く、時間をかければ投資採算は確保できる。

サントリーとしては世界展開するための足がかりとして同社を買収しており、おそらく短期的な採算は考慮していないだろう。すべてのケースに当てはまるとは限らないが、少なくともソフトバンクやサントリーのようなケースについては、ある程度までなら高い買収価格も許容されそうだ。

4321とはずがたり:2017/02/24(金) 02:07:37
遂にこんな記事迄でた(;´Д`)
修正25条いいね。先ずは下院で弾劾始めなくては。トランプがファビョったところで25条だ

>弾劾のいいところは、反逆であれ殺人であれ、議会は証拠がなくても手続きを進められるし、どんな些細なことも「重罪や軽罪」と見なすことができる

>世界の一部の人々は、合衆国憲法修正第25条を心の拠り所にしている。これが3つ目の選択肢だ。これまであまり注目されたことがなかったが、この条項には「副大統領と......各省長官の過半数」が、大統領には「職務上の権限と義務を遂行できない」と判断した場合、「副大統領が直ちに大統領代理として、大統領職の権限と義務を遂行する」と明記されている。

>結局、軍人は合衆国憲法を守ると言って忠誠を誓うわけで、大統領ではない。

トランプを追い出す4つの選択肢──弾劾や軍事クーデターもあり
3 Ways to Get Rid of President Trump Before 2020
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/02/post-6863.php
2017年2月1日(水)19時52分
ローザ・ブルックス(米ジョージタウン大学法学部教授)

われわれは本当にあと4年、あの男で我慢するしかないのだろうか。

今、世界中の多くの人が同じことを考えていることだろう。ドナルド・トランプがアメリカの大統領に就任してからわずか1週目で、誰の目にも明らかになったからだ。皆が恐れた通り、彼は常軌を逸している。

大統領就任前の、楽観的な幻想を覚えているだろうか。「いざ大統領になれば、(TPP離脱など)選挙戦中のむちゃな公約がどれほど無意味かわかるはず」「ツイッターで手当り次第に他人を侮辱するのはよくないことも理解する」「メキシコとの国境に壁を建設するなどという勇ましい公約も取り下げるだろう」

期待は見事に外れた。就任から1週間で、選挙中の狂気のような公約はすべて本気だったことを、トランプは証明してみせた。

トランプの「政策」が招いた結果は、今のところ以下のとおりだ。保護主義に走るアメリカに代わり、中国がグローバル化と自由貿易の守護者になると買って出た。メキシコのエンリケ・ペニャニエト大統領はワシントンで予定されていた首脳会談をキャンセルし、大統領選で多くの不法移民が不正投票を行ったという主張には与党・共和党の重鎮も反論。国務省では高官の多くが辞任した。

3人に1人が弾劾を切望
一方、トランプの就任直後の支持率は調査開始以来の最低を記録した。大統領としての仕事ぶりに肯定的な評価を下した国民はたった36%。さらにイギリス国民の約80%がトランプは「悪い大統領になる」と回答。フランスでは77%、ドイツでは78%が同じように回答した。

わずか1週間でこの有り様だ。

だからこの疑問にたどり着く。本当にドナルド・トランプで我慢するしかないのか。

いや、必ずしもそうではない。

トランプを追放する方法は4つある。1つ目は、次の大統領選がある2020年11月まで、ひたすら辛抱強く待つこと。その頃には、さすがにアメリカの有権者も目を覚まし、無能な男を切り捨てる心の準備ができているはずだ。

だが1週目であの破壊力を見せつけられると、とても4年は耐えられそうにない。となれば2つ目の選択肢、「弾劾」だ。合衆国憲法の下、下院の過半数が賛成した場合、大統領を「反逆罪、汚職、その他の重罪および軽罪」の疑いがあれば弾劾裁判にかけられる。上院の3分の2が賛成して有罪が確定すれば、罷免だ。就任から1週間後の世論調査によると、すでにアメリカ人の3分の1以上は、トランプが弾劾されるのを熱望している。

4322とはずがたり:2017/02/24(金) 02:07:55
>>4321-4322
弾劾のいいところは、反逆であれ殺人であれ、議会は証拠がなくても手続きを進められるし、どんな些細なことも「重罪や軽罪」と見なすことができる(ビル・クリントン元大統領は、ホワイトハウスの元実習生モニカ・ルインスキーとの不倫疑惑をめぐり嘘をついたとして下院の弾劾決議を受けた)。逆によくないところは、上下両院の多数派をトランプの共和党が占めるため、議会が弾劾を可決する可能性が低いこと。民主党が議会で過半数を獲得すれば話は別だが、それには早くとも2018年の中間選挙まで待たねばならない。

いずれにしろ、弾劾には時間がかかる。たとえ議会が弾劾に大賛成でも、手続きには最低数カ月かかる。ましてトランプには核兵器の発射コードを預けてあるのだから、わずか2〜3カ月でも永遠のように思える。トランプが核ミサイル発射を決断するまで、残された時間はどれほどあるのだろうか。

日々暗雲が漂うなか、世界の一部の人々は、合衆国憲法修正第25条を心の拠り所にしている。これが3つ目の選択肢だ。これまであまり注目されたことがなかったが、この条項には「副大統領と......各省長官の過半数」が、大統領には「職務上の権限と義務を遂行できない」と判断した場合、「副大統領が直ちに大統領代理として、大統領職の権限と義務を遂行する」と明記されている。

最後は軍事クーデター
これならマイク・ペンス副大統領の野心もくすぐるだろう。ペンスはいつか大統領になりたいと思っているはずだ。彼は政治家として、必ずしも穏健派ではない。絶えず同性愛者を差別する政策を掲げ、気候変動にも懐疑的。それでも彼は、狂ってはなさそうだ。(「狂っているかいないか」は、アメリカの政治家を評価する新基準だ)

ペンスにはきっと、アメリカにとって重要な同盟関係を次々と骨抜きにし、核の先制使用もありうるというトランプの軽挙妄動に反対するくらいの分別がある。最悪の事態になれば、他の閣僚たちもトランプを追放して、ペンスを大統領にするだろう。

4つ目の選択肢は、アメリカではまさかあり得ないと思われるかもしれないが、軍事クーデター、或いは米軍の上層部が大統領命令の一部に従うのを拒否することだ。

文民統制の原則は、米軍の内部で深く根付いており、党派を超えたプロ意識を誇りにしてきた。一方、軍に関する決定では、制服組よりも、法律違反を厭わない高位の政治家の方が遥かに大きな権限を持つことも周知の通りだ。例えば1期目のジョージ・W・ブッシュ政権は、国内最高の軍事法律家から集団で公式な抗議を受けても、拷問をやめなかった。米軍の上層部が水責めなど過酷な尋問方法に反対しても、同政権は軍の意向を無視して、CIAや丸投げした民間企業に卑劣な仕事をさせた。両者のギャップが大きければ大きいほど、対立は生まれやすくなる。

トランプのやり方は、器用でも洗練されてもいない。政策を設定するにしても、側近や弁護士に密かに告げるような手法を取らず、暴言や夜遅くのツイッターで済ませてしまう。あの神経質で落ち着きがなく、自分勝手で突発的な振る舞いには、ホワイトハウスの一部の側近でさえ憤ったと報じられた。

果たして米軍トップは、分別に欠けるどころか危険な混乱を招く内容で、軍を当惑させる命令を受けたら、どういう行動に出るだろう。例えるなら、「明日メキシコへ侵攻せよ」とか「イスラム教徒のアメリカ人を一斉検挙し、グアンタナモ収容所へ送れ」「中国に教訓を与えてやる、核兵器を使ってな!」といった命令だ。

米軍の上層部が大統領の命令に公然と反抗する光景は、想像すると恐ろしい。だが、狂気の命令に軍が服従すると思うと、同じくらい身の毛がよだつ。結局、軍人は合衆国憲法を守ると言って忠誠を誓うわけで、大統領ではない。私は人生で初めて、軍のトップが大統領にこう告げるのが妥当な場面を想像できる。「いいえ、大統領。その命令には従えません」

みんな覚悟が必要だ。どう転んでも、これからの数年は荒れ模様になるだろう。

4323とはずがたり:2017/02/24(金) 09:17:49
>一つにはトランプ氏の難民・移民排斥政策。欧州各国首脳は公然とトランプ政権を批判しているのに対して、日本は黙認状態にある。「日本が難民・移民の受け入れを積極的に行っていないだけに、もともと批判する資格がない」(自民党議員)という意見もあるが、国際社会との軋轢を生んでいるトランプ氏との急接近を不安視する声もあがっている。

これ,日本がアメリカべったりでみっともない上に有害だと思うけど,その前に,元々国際貢献を云うなら軍事力出す前に移民の受入すべきなんだけど,アメリカが軍事力の貢献の無さを批判しても移民受入は批判しなかったからな〜。

まあ移民問題は主にイスラム帝国を解体した欧州の問題であって,日本は在日韓国居留民や在日朝鮮人を保護すれば良い訳で責任取ってない訳では無い。欧州が欧州らしい洗練された(=責任を誤魔化す穢い)やり方で植民地支配の贖罪を,グローバル市民の美名の元に難民受入をしてるだけなんではなるんだけど。

アメリカもプライマリーバランスは赤字の様だ。それは兎も角今にして思えば財政再建のレガシーよりはインフラ整備してラストベルトに雇用を生みだしておけばこんな事にならずに済んだのにね,と悔やまれる。
>「道路、橋などのインフラは1960〜70年代に造られたものが多く、日本とは比較にならないほど老朽化が深刻な問題となっています。だから、1月には民主党のサンダース上院議員らが先んじて10年間で1兆ドル規模のインフラ投資法案を提出している。アメリカにおけるインフラ投資は、雇用創出効果に加えて、低下する労働生産性を高める効果もあると考えられます」
>「…オバマ政権では米国史上最大の軍事費削減を実施し、景気回復効果で税収が伸びたこともあって、財政赤字の対GDP比率はリーマン・ショック直後の10年の12.6%から15年には4.6%にまで低下している。政府債務のGDPも、日本と比較してはるかに健全である…」

トランプ経済の賞味期限 どうしてあと2年なのか〈AERA〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170222-00000092-sasahi-bus_all
dot. 2/23(木) 16:00配信

 ドナルド・トランプ氏がアメリカ大統領に就任して約1カ月。新大統領は意に沿わない企業やメディアをツイッターなどで厳しい言葉で恫喝してきた。グローバル企業は戦々恐々としている。トランプ政権で世界はどう変わるのか。AERA 2017年2月27日号では、「トランプに勝つ日本企業」を大特集している。

 大規模なインフラ投資や大型減税などで国内総生産(GDP)4%成長を目指すトランプ政策。期待感からダウ平均株価は史上初めて2万ドルを突破した。だが、現実化するためにはハードルも高い。

*  *  *
「アメリカは日本の安全保障にコミットメントしている」

 2月11日(日本時間)、初の日米首脳会談後の共同記者会見でこう語ったトランプ氏。その隣に立つ安倍首相は終始、上機嫌だったという。全国紙政治部の官邸キャップが話す。

「イヴァンカさんと昭恵夫人は間が持たず、ギクシャクした雰囲気だったのと対照的に、トランプ氏と安倍首相は終始、和やかムード。2日間を共にすごすという異例の厚遇を受けたうえに、友好関係を築くことに成功したので、野党議員からも評価する声があがっているほど。すでに官邸サイドには『トランプ政権について知りたい』とばかりに、各国首脳からオファーが相次いでいます」

 いわく、“外交資産”としては申し分ない成果をあげたと永田町で話題になっているのだ。

「政治・外交の素人のトランプ氏に対中政策の刷り込みができた点が大きかった。会談でも、安全保障や通商政策と絡めて中国に関する話に多くの時間を割いたと言われています」(同)

4324とはずがたり:2017/02/24(金) 09:18:05

●いくつものほころび

 ただし、批判的な声も少なくはない。一つにはトランプ氏の難民・移民排斥政策。欧州各国首脳は公然とトランプ政権を批判しているのに対して、日本は黙認状態にある。「日本が難民・移民の受け入れを積極的に行っていないだけに、もともと批判する資格がない」(自民党議員)という意見もあるが、国際社会との軋轢を生んでいるトランプ氏との急接近を不安視する声もあがっている。

 そもそも不安材料は移民政策だけではない。トランプ政権そのものにもある。ケリーアン・コンウェイ大統領上級顧問はイヴァンカ氏が手掛けるファッションブランドの商品購入を呼び掛けたことが倫理規定に抵触するとして早くも懲戒処分が検討されている。さらに、マイケル・フリン大統領補佐官(国家安全保障担当)は政権発足前に駐米ロシア大使と対ロシア制裁について話し合っていた疑惑が浮上してわずか1カ月足らずで辞任する騒動に発展した。すでにトランプ政権にはいくつものほころびが見えているのだ。

●効果大のインフラ投資

 このようなトランプ政権の下でアメリカはどのように変わるのか? トランプ氏が掲げる政策から、今後のアメリカを占ってみよう。

「減税を柱とした大規模な財政政策に金融政策がかみ合えば、最短経路で低成長を終わらせ、目標に掲げる国内総生産(GDP)4%成長を達成する可能性もあります」

 こう話すのは三菱UFJリサーチ&コンサルティング上席主任研究員の片岡剛士氏だ。

 トランプ氏が掲げてきた財政政策は主に三つある。年間500億ドル規模の防衛支出拡大と所得税・法人税の大型減税、10年間で1兆ドルを予定しているインフラ投資だ。このうち、所得税減税は年間2500億ドル、法人税減税も同額の規模となる見込み。

 これらのなかで、最も直接的にGDPを押し上げる効果があるとされているのが、雇用創出効果も見込めるインフラ投資。乗数理論ではその投資額に対して最大で120%のGDP押し上げ効果があるとされている。年間投資額を1千億ドルとすると、米国GDPは0.5%押し上げられる計算となる。さらに、消費を呼び込む所得税減税は規模の大きさから、GDPを最大0.9%も押し上げる可能性があるという。法人税減税と防衛支出の効果を合わせると、トータルで「GDPを最大1.9%上振れさせるポテンシャルがある」(同)。2016年度の実質GDP成長率1.6%と単純に足し算すれば、これだけで3.5%。目標の4%達成は間近だ。

 日本では大規模な財政政策は、とかく「ばらまき」「効果薄」と批判されがちだが、アメリカでは別物。トランプ政権移行チームに複数のスタッフを送り込んできた保守系シンクタンク、ヘリテージ財団の元上級研究員で政治アナリストの横江公美氏は「アメリカは発展途上国の側面を持つ国だから」と言うのだ。

●財政余力は十分

「道路、橋などのインフラは1960〜70年代に造られたものが多く、日本とは比較にならないほど老朽化が深刻な問題となっています。だから、1月には民主党のサンダース上院議員らが先んじて10年間で1兆ドル規模のインフラ投資法案を提出している。アメリカにおけるインフラ投資は、雇用創出効果に加えて、低下する労働生産性を高める効果もあると考えられます」

 そもそも1兆ドルという規模は「決して大きな額ではない」という。経済評論家の加谷珪一氏が話す。

「アメリカのGDPは18兆ドルで日本の約4倍。日本に置き換えれば年間約2.5兆円規模の財政出動となります。財政悪化を懸念する声もありますが、オバマ政権では米国史上最大の軍事費削減を実施し、景気回復効果で税収が伸びたこともあって、財政赤字の対GDP比率はリーマン・ショック直後の10年の12.6%から15年には4.6%にまで低下している。政府債務のGDPも、日本と比較してはるかに健全であるだけに、財政余力は十分にあるのです」

4325とはずがたり:2017/02/24(金) 09:18:30
>>4323-4325
●トランプ支持者は多い

 トランプの財政政策は大半のアメリカ国民も好意的に見ていると考えられる。

「イスラム圏7カ国からの入国禁止措置を打ち出したあとのロイターの世論調査では49%もの人がこの措置に賛成していると答えて、大きな話題を呼びました。世界各国から反発を呼んでいる移民政策で、これだけの支持率なのだから、トランプ氏の財政政策に対する支持率はどれだけ高いのか?という話です。大統領就任式後に真っ先に出したオバマケアの見直しに関する大統領令しかり。アメリカの健康保険料は昨年10月から平均29%も上がっています。中間層は保険料の高さにものすごい不満を抱えているんです。日本人が考える以上に、トランプ支持者は多いと考えて付き合っていくべきでしょう」(横江氏)

 財政政策がフルパッケージで実現した場合には、短期的に景気拡大局面を迎えると見ていいだろう。

●設備投資は未知数

 減税策を巡っては議会が紛糾する可能性もありそうだ。

「法人税を35%から15%まで引き下げることを公約に掲げているが、その下げ幅が大きすぎるうえに、それにより企業の設備投資がどれほど刺激されるかは未知数。共和党内でも反発を呼んで、段階的に引き下げる、ないしは25%程度に落ち着く可能性がある」(片岡氏)

 さらに、現在の所得税率を7段階から3段階に簡素化する減税策は、いつ国民の反発を呼んでもおかしくない内容だ。確かに、所得税を支払う必要のない最低所得層は拡大する。だが、最高税率が39.6%から33%に引き下げられるという点で、実際には富裕層ほど大きな減税効果を享受できるプランとなっているためだ。おまけに、トランプ氏は相続税の廃止も掲げている。「富裕層優遇策」という批判の声が上がれば、妥協案に着地する可能性もある。当然、減税幅が縮小するようならば、GDPの押し上げ効果は薄まる。

 中長期的には新たな不安材料もある。国債増発に伴う米金利の上昇だ。すでにそれを織り込むかたちで、債券市場では米国債の売り物が増加。長期金利(米10年債利回り)は大統領選前の1.6%台から2.5%にまで上昇。イエレンFRB議長はトランプ氏の不満をよそに、利上げに向けたタカ派発言を残している。

 急激な金利上昇圧力は企業活動の足かせになりうるという。世界最大の資産運用会社であるブラックロックでグローバルマクロ戦略投資に従事した経験を持つ英系投資顧問会社SPRING取締役の塚口直史氏は次のように話す。

「金利上昇は企業の設備投資の意欲を低下させるうえに、消費者に対しては住宅投資の阻害要因になりえます。さらに、株安圧力にもなる。経済の好循環が続くようであれば、金利高と株高が両立するが、減税プランの縮小で株の失望売りが生じたりすると、トランプ政権にとって大きなダメージとなります」

 前出の加谷氏曰く、アメリカ国民は日本と比較にならないほど株価に敏感。

「夕方のニュース番組の第一報で株価の動向を扱うことが少なくありません。アメリカの年金基金はほぼ半分を株で運用しているほか、中間層以上は株を運用しながら老後に備えている。株価が国民の生活に直結するため、株安は政権の支持率低下にも結び付きやすいのです」

●共和党内からも反発

 その意味で、最も注目を集めるのが予算教書演説を経て、今後本格化する予算審議だ。ご存じのとおり、上下両院で過半数を握る共和党の主流派は財政支出の拡大に消極的だ。党内には「小さな政府」を理念とする強硬な財政保守主義者もいる。身内である共和党からも反発を浴びて減税策で大幅な譲歩を余儀なくされると、「早ければ2年後の中間選挙、ないしは4年でトランプノミクスはピークを迎えてシュリンクしていくことも考えられる」(片岡氏)

 大規模な財政政策でどれだけ経済を活性させることができるか? 政策が骨抜きにされるようであれば、トランプ政権の寿命は短い。(ジャーナリスト・田茂井治)

※AERA 2017年2月27日号

4327チバQ:2017/02/26(日) 11:41:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170226-00000019-jij-n_ame
全国委員長にペレス前労働長官=中間選挙へ建て直し―米民主党
時事通信 2/26(日) 8:50配信
 【ワシントン時事】米民主党は25日、アトランタで、国政選挙の指揮を執る全国委員会の委員長を選ぶ投票を行い、トム・ペレス前労働長官(55)を選出した。

 昨年11月の大統領選、上下両院選はいずれも共和党が勝利しており、民主党はペレス氏の下、来年の中間選挙に向けて党の建て直しを目指す。

 ペレス氏は勝利演説で「(トランプ大統領は)米史上最悪の大統領」と批判。「団結した民主党が抵抗を主導し、1期で終わりにする」と訴えた。

 ペレス氏はバイデン前副大統領ら主流派の支持を受けた。委員長の座を争ったエリソン下院議員は、大統領選で民主党候補指名をクリントン元国務長官と最後まで競ったサンダース上院議員が支持した。ペレス氏の勝利で、左派色の強いサンダース支持派の勢いはそがれた。

 大統領選では、ロシアのサイバー攻撃で民主党全国委員会の内部メールが流出。全国委幹部が予備選段階からクリントン氏に肩入れしていたことが明らかになり、ワッサーマンシュルツ委員長が引責辞任し、選挙戦に影響を与えた。

4328チバQ:2017/02/26(日) 11:43:02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170225-00000076-mai-n_ame
<トランプ政権>定例会見10メディア排除 記者会が抗議
毎日新聞 2/25(土) 21:33配信

 【ワシントン西田進一郎】米ホワイトハウスのスパイサー大統領報道官は24日、定例記者会見を非公式な形に変更し、CNNやニューヨーク・タイムズ紙など少なくとも10報道機関の参加を認めなかった。CNNは政権批判への「報復」だと反発しており、トランプ政権とメディアとの対立は激化する一方だ。

 この日は元々、スパイサー氏の定例記者会見が開かれる予定だったが、報道官室で撮影なしで質問を受ける形態に変更し参加メディアを選別した。テレビでは米主要5局のうちCNNだけ排除され、ニューヨーク・タイムズ紙▽政治メディア「ポリティコ」--などが参加を拒まれた。保守系FOXテレビや、バノン首席戦略官が会長だった右派系ニュースサイト「ブライトバート・ニュース」などは参加を許された。

 AP通信とタイム誌は参加を認められたがボイコット。ホワイトハウス記者会は抗議声明を発表した。CNNは「気に入らない記事への報復だ」と猛反発し、ニューヨーク・タイムズ紙は「さまざまな党の政権を取材してきた我々の長い歴史で、起こったことがない」と声明で批判した。

 CNNとニューヨーク・タイムズ紙は今月中旬、昨年の大統領選挙中にトランプ陣営幹部がロシア情報当局者と頻繁に連絡を取っていたと報道。CNNは24日、ホワイトハウスが連邦捜査局(FBI)に報道を否定するよう求めたが拒否されたと伝えた。一連の報道は主に匿名情報源を引用していたが、トランプ氏は24日の講演で「実名を出せないなら情報源として使用すべきではない」と主張。「フェイク(偽)ニュースは人々の敵だ」と報道批判を繰り返した。

 非公式会見に参加した記者によると、スパイサー氏は一部メディアを閉め出した理由は明示しなかった。

<ホワイトハウスに取材拒否されたメディア>

▽新聞

ニューヨーク・タイムズ

ロサンゼルス・タイムズ

ニューヨーク・デーリー・ニューズ

英デーリー・メール

▽テレビ

CNN

英BBC

▽政治専門メディア・ニュースサイト

ポリティコ

ザ・ヒル

バズフィード

※ジャーナリスト保護委員会(CPJ)の声明から。このほかニュースサイトのハフィントン・ポストも参加を拒否されたとして抗議している

4329チバQ:2017/02/26(日) 23:07:22
http://www.sankei.com/world/news/170226/wor1702260012-n1.html
2017.2.26 08:46
【トランプ政権】
トランプ大統領、ホワイトハウス記者会の夕食会欠席へ メディアとの対立先鋭化
 トランプ米大統領は25日、ホワイトハウス記者会が毎年春に開催する恒例の夕食会に「出席しない」とツイッターで明らかにした。トランプ氏は政権に批判的なメディアへの攻撃を繰り返しており、夕食会欠席の表明でメディアとの対立が一層先鋭化しそうだ。

 トランプ氏は24日、東部メリーランド州での演説で「偽ニュースを流すメディアは国民の敵だ」と激しく非難。ホワイトハウスでは、スパイサー大統領報道官による記者説明の場にCNNテレビやニューヨーク・タイムズ紙など一部メディアの記者が参加を許可されなかった。

 記者会主催の夕食会には政治家や著名人が多数招かれ、大統領自らが演壇で披露する余興が最大の見せ場。オバマ前大統領は最後の出席となった昨年4月の夕食会で、「オバマ退場」と述べマイクを落とすパフォーマンスで会場を沸かせた。(共同)

4330チバQ:2017/02/27(月) 01:21:04
http://www.asahi.com/articles/ASK2V321PK2VUHBI005.html
米民主党全国委員長に前労働長官 異例の接戦制す
ワシントン=佐藤武嗣2017年2月26日21時35分

 米民主党は25日、米南部アトランタで、同党の全国委員長を選ぶ投票を実施し、トーマス・ペレス前労働長官(55)を選出した。委員長選は、サンダース上院議員らが推す左派のキース・エリソン下院議員(53)との異例の接戦となり、決選投票でペレス氏が勝利。来年の中間選挙に向け、党の立て直しを図る。

 ペレス氏はオバマ政権で労働長官を務め、大統領選の同党候補だったクリントン氏とも近く、主流派が支持。一方、エリソン氏は党改革を訴え、この日の1回目の投票でいずれの候補も過半数に届かず決選投票となり、2回目の投票でペレス氏が勝利した。

 米メディアによれば、民主党全国委員長選でこれほど接戦となるのは過去30年間なかったといい、大統領選の民主党指名獲得をめぐるクリントン氏とサンダース氏の対立をそのまま引きずる結果となった。

 ただ、ペレス氏は勝利演説で、直ちにエリソン氏を副委員長に指名し、党の団結を訴えた。トランプ大統領を「米史上最悪の大統領」とも批判し、対決姿勢を強めて早期に政権を奪還すると強調した。

 同党の全国委員長をめぐっては、選挙戦でクリントン氏に肩入れし、中立性を欠いたとの批判を受け、前委員長が引責辞任するなど、党内でも主流派と非主流派の確執が広がっていた。(ワシントン=佐藤武嗣)

4331チバQ:2017/02/27(月) 16:40:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170227-00000014-jij_afp-int
米海軍長官候補が指名辞退 トランプ政権、人事でまたつまずき

AFP=時事 2/27(月) 11:13配信
【AFP=時事】米国防総省は26日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領が海軍長官に指名した投資家のフィリップ・ビルデン(Philip Bilden)氏が指名を辞退したと明らかにした。トランプ政権では幹部候補の指名辞退が相次ぎ、人事が迷走している。

 著名な実業家、プライベートエクイティー(PE)投資家として知られるビルデン氏をめぐっては、香港(Hong Kong)などに持つ資産を切り離せるかどうかに懸念がもたれ、長官就任に暗雲が垂れ込めていたと報じられていた。

 ジェームズ・マティス(James Mattis)米国防長官は声明で今回の指名辞退について、ビジネス上の利益を切り離すのが非常に困難なことなどからビルデン氏が「自身で決めた」と説明。早急に新たな候補者を提示すると述べた。「私は落胆しているが、彼の決断は理解するし、尊重する」とした。

 トランプ政権では陸軍長官に指名されたビンセント・バイオラ(Vincent Viola)氏も、長官職と自身のビジネスを切り離すのが困難との懸念が取りざたされる中で指名を辞退。労働長官に指名された大手ファストフードチェーン経営者のアンドリュー・パズダー(Andrew Puzder)も事業経営や私生活をめぐる問題が浮上し、指名辞退に追い込まれている。【翻訳編集】 AFPBB News

4332とはずがたり:2017/02/27(月) 18:49:36
長官の過半数の同意でトランプを罷免しないとあかんし親トランプの長官は徹底的に粗探しして辞退に追い込まんとあかんね。

4333チバQ:2017/02/28(火) 13:32:54
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170228-35097296-cnn-int

全米で銃持つ黒人が急増、トランプ政権で不安増大

CNN.co.jp 2/28(火) 12:32配信

(CNN) 米国でドナルド・トランプ氏が大統領に選出されて以来、アフリカ系米国人の銃愛好家団体の会員数が前年同時期の倍のペースで増えている。銃の購入者も黒人が目に見えて増加傾向にあるという。

全米アフリカ系米国人銃協会(NAAGA)には、大統領選挙でトランプ氏が選出された昨年11月以来、これまでに9000人が加入した。同団体の設立は2015年2月28日。同年11月から16年2月にかけての加入者は4285人にとどまっていた。

「ドナルド・トランプ氏が会員数に影響を及ぼさなかったと言えば嘘になる」とNAAGAのフィリップ・スミス会長は言う。現在の会員数は全米24支部で1万8000人を超えた。

新しくできた支部の1つは、大統領選挙の投票日翌日からわずか1週間後に設立され、66人が加入した。支部長によれば、トランプ陣営の集会で起きたアフリカ系米国人に対する暴行や、支持者がソーシャルメディアに投稿する憎悪発言を受けて不安が高まったことが、新しい支部設立の動機になったという。

米国で憎悪集団が台頭していることも、NAAGAの会員が増えた一因だとスミス氏は説明する。

銃販売店の客層にも変化が現れている。フロリダ州オーランドで銃販売店を営むジュニア・ジョセフ氏によると、これまでの客層は白人男性が大部分を占めていたが、昨年の大統領選挙以来、銃を買い求める黒人やラテン系の客が増えたという。

オハイオ州の銃販売業者ケビン・ジョーンズさんも、黒人の客が増え、特に年配の女性客が目立つと指摘した。

一方、バージニア州にある販売店の店員は、銃を買い求める女性は増えたものの、アフリカ系米国人の客が増えている様子はないと話している。

黒人が銃を持てば危険を招きかねないこともある。ミネソタ州では昨年7月、黒人男性が交通取り締まりの警官に車を止められ、銃所持の免許を持っていたにもかかわらず、射殺される事件が起きた。警官は殺人などの罪に問われている。

それでもNAAGAの会員増加は止まらない。新しい会員に占める割合は黒人女性が最も多いという。仕事を退職し、障害を持つ女性のアントニエッテ・シングさんはこの5カ月で護身用に2丁の銃を購入した。過去に被害に遭った経験から、誰かに襲われたとしても銃があれば抵抗できるチャンスがあると考える。NAAGAでは銃の扱い方などについて講習を受けている。

同団体は全米で新しく銃を買った人たちを対象に、銃関連の法律や扱い方などについての講習会を開いている。テキサス州で銃販売店を営むマイケル・カーギル氏も最近、黒人女性100人のグループから、銃の安全性と正しい撃ち方を教える講習会を開いてほしいと依頼されたという。

カーギル氏は銃への関心が高まっている理由として「ホワイトハウスの状況」を挙げ、「アフリカ系米国人などの社会では、人々が自分たちの身の安全に不安を感じている」と指摘。そうした状況は「ここ何年も見たことがなかった」と語った。

4334チバQ:2017/02/28(火) 13:33:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170228-00000088-san-n_ame

米、国連人権理脱退を検討 米報道 イスラエル批判に不信感

産経新聞 2/28(火) 7:55配信

 【ニューヨーク=上塚真由】米政治専門サイト「ポリティコ」は26日までに、トランプ米政権が国連人権理事会からの脱退を検討していると報じた。親イスラエルの立場を鮮明にする政権で、人権理がイスラエル批判の場として利用されているとの不信感があることが背景にあるという。

 米国は27日からスイス・ジュネーブで開かれる人権理の新会期には参加する予定だが、人権団体の間では、トランプ政権の国際的な人権問題に対する取り組みが後退するとの懸念が出始めている。脱退するかどうかの決断はトランプ氏のほか、ティラーソン国務長官、ヘイリー国連大使に委ねられるとしている。

 人権理の理事国は47カ国で任期は3年。選挙で毎年3分の1が改選され、昨年、日本や米国などが選出された。トランプ政権内では、人権理でのイスラエル批判が偏向しているとの不満があるほか、理事国に中国など、人権侵害国も選出されることに疑問視する声などが上がっているという。

 米国は、ブッシュ政権下の2006年の人権理設立時に理事国の選出基準に異議をとなえ、立候補を見送った。その後、オバマ政権時の09年に初出馬し、選出された。

4335チバQ:2017/02/28(火) 13:34:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170226-00000045-asahi-int
新安保担当補佐官、トランプ氏のイスラム教敵視に異議

朝日新聞デジタル 2/26(日) 21:30配信
 トランプ米政権で国家安全保障担当の大統領補佐官に就任したH・R・マクマスター陸軍中将が、イスラム教への敵視は対テロ政策に役立たないとの見解を示していたことが分かった。トランプ大統領や側近のイスラム教敵視に異議を唱えた格好で、政権内でしこりとなる可能性がある。

 米メディアによれば、マクマスター氏は23日、国家安全保障会議(NSC)のスタッフを前に、テロリストとイスラム教を区別すべきだとし、「『過激なイスラム教テロリズム』との呼び方は、テロ対策の役には立たない」と語った。

 過激派組織「イスラム国」(IS)などに対し、オバマ前大統領もイスラム教とテロリストは区別すべきだとして「過激派組織」と強調していたが、トランプ氏は選挙中から「なぜ『過激なイスラム教テロリズム』と呼ばないのか」と主張。25日の演説でも「過激なイスラム教テロリストを米国から追い出す」とイスラム教への敵視をむき出しにしていた。

4336とはずがたり:2017/03/01(水) 20:21:04
「ペンス大統領」の誕生まであと199日?
How Many Days Before President Pence?
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/02/199.php
2017年2月21日(火)18時30分
ロナルド・ファインマン(ニューヨーク市立大学非常勤教授)

<マイク・ペンス副大統領は、アメリカの外交政策が地に堕ち、国家の安全保障が危険にさらされる様子を、ただ眺めているつもりはないようだ>

マイケル・フリン国家安全保障担当補佐官がロシア関係のスキャンダルで辞任に追い込まれた一件は、ドナルド・トランプ政権を揺るがしている。フリンは、公職に就く前、駐米ロシア大使との電話で、当時のバラク・オバマが発動した対露追加制裁について「今は騒ぐな、遠からず解除するから」というニュアンスのことを言ったとみられている。民間人が外交を行うのは違法だし、マイク・ペンス副大統領に事実関係を聞かれたときは制裁の話はしていないと嘘をついた。

そして今、疑いの目は周囲の反対にもかかわらずフリンを安全保障担当の補佐官に指名したトランプに向けられている。トランプはもともと、ロシアのウラジミール・プーチン大統領との「親密な関係」を保守派や共和党員に非難されてきた。フリンのスキャンダルによって、トランプにはアメリカの伝統的な外交の原則を踏襲する気がないという疑いがますます強まっている。

評論家たちはかねて、フリンは信頼性に欠け、判断力に乏しいと睨んでいた。かつての同僚たちも、フリンが事実をねつ造する傾向があることについて「フリン・ファクト(フリンの事実)」とブラックジョークを飛ばしてきた。さらにフリンは、プーチンと近すぎることでも批判されてきた。共和党全国大会では、「ヒラリー・クリントンを逮捕しろ!」の大合唱("lock her up" chants)にも加わっている。

ありえない外交
その大ボスが、トランプである。外交政策専門家の多くは、トランプが公の場やツイッターで繰り返す不適切な言動や、感情の起伏の激しさ、見境のなさを目にしては首を横に振ってきた。

北朝鮮のミサイル発射実験に関する国家安全保障上のやりとりを衆人環視のディナーの席で行ったことは、責任感が欠如している表れだ。オーストラリアのマルコム・ターンブル首相との電話会談を一方的に打ち切って恥をかかせたことも大問題だ。オーストラリアは、この100年で4度の戦争を共に戦ったアメリカの同盟国なのだ。

中国との交渉では、トランプは手のひらを返した。最初は「1つの中国」を前提にはしないと台湾の蔡英文総統と電話会談までして、その後、中国からの無言の圧力に屈して撤回した。また中東の「2国家共存」案をめぐる支離滅裂ぶり(「『2国家』だろうが『1国家』だろうが、イスラエルとパレスチナの両方がハッピーなほうでいい」とトランプは言った)や、NATO(北大西洋条約機構)に対する強力な支持の欠如も大きな問題だ。

ペンスがフリンの排除に大きな役割を果たしたという事実は、すでにペンスがトランプに対して自己主張を行っている証拠だろう。どうやらペンスは、アメリカの外交政策が地に堕ち、国家の安全保障が危険にさらされていく様子を、ただ横で眺めているつもりはないようだ。アメリカ国民も、まさにそれを望んでいるはずだ。

ペンスはエスタブリッシュメント(支配階級)の共和党員で、連邦下院議員として12年の経験を積んできた。連邦下院議員時代の最後の2年間は下院共和党会議議長としてリーダーシップを発揮し、その後、インディアナ州知事になった。

ペンスは真面目で抜け目のない共和党員だ。敬虔なキリスト教徒として、妊娠中絶や同性愛に強く反対し、地球温暖化にも否定的な立場を取ってきた。そうした姿勢はインディアナ州の穏健な共和党支持者に煙たがられた。

ペンスは副大統領の任務の重大さを心得ており、その物腰やボディーランゲージから、トランプの勝手で軽率な行動をしばしば不愉快に感じている様子が見て取れる。

4337とはずがたり:2017/03/01(水) 20:21:22
>>4336-4337
憲法修正第25条第4項で
フリンの問題をめぐっては、共和党のポール・ライアン下院議長とミッチ・マコーネル上院院内総務も真相の追及を後押ししており、本格的な捜査が進むはずだ。共和党上院議員のジョン・コーニン(テキサス州選出)、ロイ・ブラント(ミズーリ州選出)、リンジー・グラハム(サウスカロライナ州選出)、ジョン・マケイン(アリゾナ州選出)も、フリンの公聴会への召喚を求めている。

米大統領就任から史上最も早い段階で(就任から25日)発覚した重大スキャンダルについて、FBIの捜査が進展するにつれて、トランプの辞任や弾劾を求める声が上がるだろう。

ペンスは表向きにはトランプを擁護するという難しい仕事があるが、裏では特に外交や安全保障に絡む問題で、トランプの過激な言動を封じ込める役割を果たしてくれそうだ。

ペンスが置かれた状況は、政治が混乱を極めたリチャード・ニクソン政権で副大統領を務めたジェラルド・フォードと似ている。というのも、もしトランプが衝動的な言動で共和党トップや外交政策エリートを邪魔し続ければ、米議会がトランプに反旗を翻す可能性があるからだ。

たとえトランプが猛烈に反対しても、大統領に職務遂行能力がない場合の手続きを定めた合衆国憲法修正第25条第4項に則り閣僚の過半数が賛成すれば、ペンスは「大統領代理」になれる。これを国民と関わりのない「宮廷革命」と呼ぶ人もいるが、とにかくペンスは、もはや危険すぎてトランプを大統領職に置いておけない証拠を並べ立て、説得力を持って論証できればいい。

すでに重荷を背負うペンスは、これ以上状況が悪化すれば必要に駆られてやるべきことをやるだろう。

1974年に当時のニクソン大統領は、下院司法委員会が大統領弾劾を決議したのを受けて辞任した。それほどの事態になれば、さすがのトランプも辞任すると考える人もいるだろう。だがあれほど精神的に不安定な人物が、いざ追い込まれた時にどう出るかを言い当てるのは不可能だ。

いずれにせよ、トランプは辞任する可能性がある。そのタイミングは、大統領として任期が最短だったウィリアム・ヘンリー・ハリソンの31日(1841年に肺炎で在職中に死去)と、ジェームズ・ガーフィールドの199日(1881年に駅で銃撃され、79日間にわたる激痛と荒療治の末に死去)の間といったところだ。どんなに長引いても、大統領就任16カ月目に消化不良で死亡したザカリー・テイラーの任期は超えられないだろう。ペンス大統領の誕生がいよいよ現実味を帯びてきた。

This article first appeared on the History News Network site.
Ronald L. Feinman is the author of Assassinations, Threats, and the American Presidency: From Andrew Jackson to Barack Obama (Rowman Littlefield Publishers, August 2015).

4338とはずがたり:2017/03/01(水) 20:22:29
トランプの2017年は小説『1984年』より複雑怪奇
2017 Isn’t ‘1984’ ? It’s Stranger Than Orwell Imagined
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/01/20171984.php
2017年1月31日(火)21時18分
ジョン・ブロイヒ(米ケース・ウェスタン・リザーブ大学准教授)

4341とはずがたり:2017/03/02(木) 12:02:49
<トランプ演説>事実誤認なお多く もはや報道の基本動作に
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20170302k0000e030222000c.html
11:12毎日新聞

 【ワシントン山本太一】トランプ米大統領による就任後初の連邦議会向け演説について、米主要メディアはこぞってファクトチェック(事実関係の確認)を行った。誇張や事実誤認が多いトランプ氏の発言の真偽を確かめることは、もはや報道機関の「基本動作」になっている。今回の演説も間違いが多いとの批判がある一方、「事実を伝える努力をした」と一定の評価をするメディアもあった。

 ニューヨーク・タイムズ紙は「9400万人の米国民が無職だ」との発言を「誤り」と指摘した。この数字は15歳以上の仕事がない人の総数で、退職者や障害者、学生らが含まれる。同紙は働きたくても職が見つからない人の数は今年1月時点で約760万人とする労働統計局の推計を報じている。

 テロ関連でトランプ氏は、「司法省のデータ」として2001年の米同時多発テロ以降、「国内でテロ関連行為に関わった者の大部分は国外から来た」と述べた。CNNによると、セッションズ司法長官が上院議員時代の16年に公表した調査では、テロ関連の罪で有罪判決を受けた580人のうち外国人は380人を占めた。トランプ氏はこの調査を根拠にした可能性があるという。

 しかし、CNNはこの調査の統計的な手法は無効だと指摘し、過去15年間の重大テロの実行者は国内、外国生まれがほぼ半数とするシンクタンクの研究を引用して、発言は「誤り」だと伝えた。

 「(共和、民主)両党の人とともに、水と空気の浄化を推進したい」。この発言に対し、政治専門サイト「ポリティコ」はトランプ氏が演説直前、川や湿地の保護を目的とする規制を見直す大統領令に署名したばかりだと指摘。また、温室効果ガスの削減を目指すオバマ前政権時代の環境保護計画を取り消す大統領令を来週にも出す予定だと報じた。そのうえで、環境保護に熱心な民主党や緑の党の議員は「環境を重視する大統領」との宣言を信じてよいのかどうか困惑している、と皮肉交じりに伝えている。

 ワシントン・ポスト紙は、大統領はこうした重要な演説で事実を誇張しないよう注意すべきだが、不正確な表現を多く含んでいたと批判した。一方、政治専門紙ヒルは、批判を避けるため、事前に一応の事実確認をして内容を間違えないよう努力したとの見方を伝えた。

4342とはずがたり:2017/03/02(木) 15:34:01

【トランプ政権】入国禁止対象からイラク除外、IS掃討に配慮、週内に新大統領令
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1703020011.html
08:39産経新聞

 【ワシントン=加納宏幸】トランプ米政権による中東・アフリカ7カ国からの入国を一時禁止する措置に関し、同政権が新たな大統領令の対象からイラクを除外する方向で検討していることが分かった。複数の米メディアが1日、政府高官の話として伝えた。イラクがイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)掃討作戦で米軍主導の有志連合の一員として戦っていることを考慮する。

 新たな大統領令は1日に予定されていたが延期され、週内にトランプ大統領が署名する見通しだ。

 CNNテレビによると、新大統領令では、シリア、イラン、リビア、ソマリア、スーダン、イエメンの6カ国に対する90日間の入国禁止は維持。米国の永住許可証(グリーンカード)の所有者や有効な査証(ビザ)保持者を入国禁止の対象から除外する。

 トランプ政権内ではティラーソン国務長官、マティス国防長官、マクマスター大統領補佐官(国家安全保障問題担当)がイラクを対象国から除外するよう求めたという。イラク軍は有志連合の支援を受けてISの拠点、北部モスル奪還作戦を展開しており、入国禁止が掃討作戦に悪影響を及ぼしかねないとの懸念が米政権内にあった。

 米軍はイラク国内に約5千人の要員を派遣し、現地部隊への助言や訓練の形で支援している。米軍の通訳として働いたイラク人が入国を拒否されるなどの混乱を踏まえ、イラクのアバディ首相はトランプ氏との電話協議で同国を入国禁止の対象から除外するよう求めていた。

 トランプ氏が1月27日に署名した大統領令をめぐっては、サンフランシスコ連邦控訴裁判所が2月9日、一時差し止めを命じた連邦地裁決定を支持。これを受け、トランプ氏は新大統領令を出す意向を示した。

4343チバQ:2017/03/02(木) 23:43:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170302-00000538-san-n_ame
トランプ政権 米セッションズ司法長官、ロシア大使接触を開示せず
産経新聞 3/2(木) 13:40配信

 【ワシントン=黒瀬悦成】米紙ワシントン・ポストは1日、セッションズ司法長官が昨年の米大統領選の期間中、キスリャク駐米ロシア大使と2回にわたり会っていたと報じた。

 セッションズ氏は上院の承認公聴会で、当時のトランプ候補陣営とロシア政府関係者が接触していたとされる問題に関して聞かれた際、自らの面会の事実を明らかにしていなかった。

 当時上院議員だったセッションズ氏は、昨年2月からトランプ陣営に参加していた。

 議会では、当時のトランプ氏陣営とロシア政府との関係について、特別検察官を立てて捜査するべきであるとの声が上がっており、司法当局を統括する立場にあるセッションズ氏自身が露政府と直接の接触があった疑惑が浮上したことで、大きな波紋を呼ぶのは確実だ。

4344チバQ:2017/03/02(木) 23:45:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170302-00000121-jij-bus_all
東芝機械株の大半売却=保有比率2%に低下―東芝
時事通信 3/2(木) 19:00配信

 東芝は2日、保有する東芝機械株の大半を売却すると発表した。東芝機械が実施する自社株買いに応じる形で、発行済み株式の18.1%分を3日朝に市場外取引で譲渡する。売却額は約153億円、売却益は約55億円の見通しで、業績予想に既に織り込んでいる。

 売却後の東芝の株式保有比率は20.1%から2.0%に低下し、東芝機械は東芝の持ち分法適用会社から外れる。東芝は原発事業で7000億円超の損失が発生し、財務体質が大幅悪化することを受け、保有資産の売却を進めている。

4345チバQ:2017/03/03(金) 17:50:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170303-00000031-mai-n_ame
<米司法長官>捜査と距離、幕引き図る…露大使と接触

毎日新聞 3/3(金) 11:06配信
 【ワシントン山本太一】米国のセッションズ司法長官は2日、記者会見し、昨年の大統領選期間中にロシアの駐米大使と2度面会しながら上院公聴会で説明しなかったとの批判に対し、上院議員の立場で接触したと説明した。そのうえで、ロシアによる大統領選への介入を巡る連邦捜査局(FBI)の捜査に関与しないと発表した。

 トランプ政権では、ロシアの駐米大使と対露制裁解除に関し協議したフリン前大統領補佐官がペンス副大統領らに正しい説明をしなかったとして辞任し、3人が閣僚などの指名を辞退。セッションズ氏が辞任すると打撃は極めて大きくなるため、政権は早期の幕引きを狙い、問題を沈静化させたい考えだ。トランプ大統領は2日、面会について「知らなかった」とし、全幅の信頼を置いており問題視しない考えを示した。

 セッションズ氏はトランプ陣営の外交政策顧問を務め、上院議員だった昨年7月と9月、キスリャク大使と会談したが、今年1月の閣僚承認のための公聴会で接触を否定した。

 2日の記者会見でセッションズ氏は「選挙陣営の立場ではなく、議員の立場で接触した」と会談に問題はないと強調。ただ、陣営内で選挙に携わったため、捜査に関与せず司法副長官が指揮すると述べた。セッションズ氏の広報担当者は、公聴会の質問は陣営としての接触を尋ねられたとして返答に誤りはないと釈明した。

 一方、野党・民主党は偽証罪にあたる可能性があるとして辞任要求を強める。シューマー上院院内総務は「議会に誤った情報を提供した。国益のために辞めるべきだ」と語った。

 オバマ前政権は昨年12月、ロシアがトランプ氏当選を狙い選挙にサイバー攻撃で介入したと断定し、FBIはトランプ氏周辺とロシア情報機関との接触について捜査を続けている。セッションズ氏は過去に人種差別的な発言で問題になったことから民主党が就任に強く反対し、2月8日、上院で小差で司法長官に承認されていた。

4346チバQ:2017/03/03(金) 17:53:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170303-35097535-cnn-int
トランプ氏、渦中の司法長官を擁護 疑惑追及は「魔女狩り」

CNN.co.jp 3/3(金) 15:38配信
(CNN) トランプ米大統領は2日声明を発表し、セッションズ米司法長官が昨年の大統領選期間中にロシアの駐米大使と接触していた件で、同長官を擁護する見方を示した。その中で同長官への疑惑を追及しようとする動きを「魔女狩り」だと非難した。

セッションズ氏は、司法長官指名の承認を得るための上院での公聴会で、ロシアのキスリャク駐米大使と2度に渡り接触していた事実を明かさなかったことが問題視されている。

トランプ大統領は声明の中で、公聴会でのセッションズ氏の発言について議員らを欺くようなものでは全くなかったと強調。一方でより正確を期することはできたかもしれないとの認識を示した。

トランプ大統領は「ジェフ・セッションズ氏は正直な男だ。間違ったことなど何も言わなかった。もっと正確に証言することもできたが、意図的にそうしなかったわけではないことは明白だ」と述べた。

その上で「今回の疑惑は全て、勝てると見込んでいた選挙戦を落とした民主党の面目を保つ手段として浮上したものだ。彼らは大げさに騒ぎ立てている。選挙に敗れ、今は現実を把握できなくなっている。国家機密などの情報が不正に流出していることこそ本当の問題で、(セッションズ氏への疑惑は)完全な魔女狩りだ」と語った。

4347チバQ:2017/03/03(金) 20:56:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170303-00000106-mai-n_ame
<米国>司法長官以外も 政権幹部、露大使と接触 選挙中
毎日新聞 3/3(金) 20:09配信

 【ワシントン山本太一】セッションズ米司法長官が昨年の大統領選中に、ロシアの駐米大使と2度接触しながら公聴会で説明しなかっただけでなく、他の政権幹部も大使と面会していたことが2日判明した。トランプ政権とロシアとの「不適切な関係」が改めて注目され、トランプ米大統領が目指すロシアとの関係改善の壁になっている。

 セッションズ氏は2日の記者会見で、大使との接触に問題はないと主張した。ただし、トランプ陣営で選挙に携わったため、ロシアのサイバー攻撃による大統領選への介入を巡る連邦捜査局(FBI)の捜査には関与しないと発表した。

 野党・民主党は偽証罪にあたるとして辞任を要求しているが、トランプ氏は辞任の必要はないと強調。政権発足から約40日で閣僚級2人が相次いで辞任すれば政権にとって大きな打撃になるだけに、火消しに躍起だ。

 米メディアは2日、クシュナー大統領上級顧問と辞任したフリン前大統領補佐官が昨年12月、ニューヨークのトランプタワーで大使と面会したと報じた。政権側は顔合わせのあいさつだったと説明している。フリン氏は大使と対露制裁に関する電話協議をしたのにペンス副大統領らに正しい説明をしなかったとして辞職したが、面会したことは明らかになっていなかった。さらに、セッションズ氏が昨年7月に大使と面会した際、陣営幹部2人も同席していたことが分かった。

 疑惑続出でロシアとの関係改善へ向けた機運はしぼみ、ロシアとの関係改善を訴えてきたトランプ氏は2月28日の議会向け演説で、ロシアという言葉を一度も使わず、封印した形になった。

4348チバQ:2017/03/03(金) 20:57:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170303-00000104-mai-n_ame
<米国>エネルギー長官に温暖化懐疑派ペリー氏 産業優先へ
毎日新聞 3/3(金) 20:05配信

 【ワシントン清水憲司】トランプ米政権のエネルギー長官に元テキサス州知事のリック・ペリー氏(66)が2日、就任した。環境保護局長官にはスコット・プルイット氏(48)が既に就任しており、エネルギー・環境担当の閣僚が出そろった。

 いずれも地球温暖化に懐疑的で、オバマ前政権の環境保護重視から、石炭や石油など資源産業の振興に大きくかじを切る見通しだ。

 両氏は石油産業と関係が深い。プルイット氏はオクラホマ州司法長官時代、オバマ前政権で環境保護局が主導した環境規制に反対する訴訟を連発。ペリー氏は、石油産業を監督するエネルギー省不要論を唱えたこともある。1月の議会公聴会でペリー氏は「地球温暖化には人為的な要因もある」と修正したが、環境政策に理解が深いとは言いがたい。

 トランプ大統領は選挙中、太陽光や風力など再生可能エネルギーを支援してきたオバマ前政権を批判し、環境規制の緩和を通じた石炭・石油産業の振興を公約した。ただ、競合関係にあるバイオ燃料についても、原料となるトウモロコシ農家の支持を得ようと使用促進を約束するなど焦点が定まっていない面もある。

4349とはずがたり:2017/03/07(火) 06:42:58
入国禁止に新たな米大統領令 イラク除外、対象6カ国に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170307-00000003-asahi-int
朝日新聞デジタル 3/7(火) 1:26配信

 トランプ米大統領は6日(日本時間7日)、中東・アフリカ7カ国の国民の入国を一時禁止にした大統領令に代わる新たな大統領令に署名した。対象国はイラクが除外され6カ国となり、入国査証(ビザ)や永住権を持つ人は入国可能になる。

 1月27日に出た大統領令は、シリアやイラクなど7カ国からの入国を90日間禁止。計6万人のビザが無効になり、米国に到着した対象国の人が空港で拘束されるなど混乱が生じた。連邦地裁は2月、大統領令の効力の一時停止を決定、7カ国からの入国が可能となっていた。連邦第9控訴裁もトランプ政権の不服を退け、効力停止の維持を決めた。

 これに対しトランプ氏は「治安のために急ぐ必要がある」として、新たな大統領令を出す考えを明らかにしていた。

 新大統領令は16日から適用される。イラクを除く6カ国に対しては事実上、ビザが発給されなくなり、米国への入国が制限されることになる。(ワシントン=高野裕介)

4350とはずがたり:2017/03/07(火) 18:29:15
10月の記事。本人では無いとは云え失業者出すわ,服は中国製だわと言行不一致も甚だしいわ( ゜д゜)、 Peッ

トランプ氏開業のカジノ閉鎖=経営難で3000人失業
http://www.jiji.com/jc/article?g=int&amp;k=2016101100389

 【ニューヨーク時事】米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏が1990年に開業した米東部ニュージャージー州アトランティックシティーのカジノホテル「トランプ・タージマハル」が10日、営業を停止した。経営難が続き、労働環境の改善を求めていた組合側との労使協議が決裂、閉鎖に追い込まれた。3000人の従業員が職を失うという。

 米メディアによると、トランプ氏は近年、経営にほとんど関わっておらず、友人の著名投資家カール・アイカーン氏の会社が運営していた。アイカーン氏は声明で、ここ数年で約3億5000万ドル(約360億円)の損失が生じていたことを明らかにした。 (2016/10/11-12:42)

4351チバQ:2017/03/07(火) 19:39:26
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20170307k0000m030078000c.html
<FBI>司法省に盗聴否定要請 米新旧政権、対立激化
03月06日 23:32毎日新聞

 【ワシントン山本太一】トランプ米大統領が昨年の大統領選中に当時のオバマ大統領に「盗聴された」と主張している問題で、米メディアは5日、連邦捜査局(FBI)のコミー長官が司法省に対し、トランプ氏の主張を公式に否定するよう求めたと報じた。オバマ氏も完全に否定しているが、スパイサー大統領報道官は、前政権が選挙に不当介入しなかったか議会に調査を求めるとしており、新旧政権間の対立は激化する一方だ。

 オバマ前政権時に就任したコミー氏は、トランプ氏が根拠を示さないまま4日にツイッターで「盗聴された」とオバマ氏を非難した後に司法省に要請。大統領が米国市民を対象にこうした盗聴を命令するのは違法だとして、正しい説明をするよう求めたとみられる。

 また、前政権の国家情報長官だったクラッパー氏もテレビインタビューで「大統領候補や当選した大統領、選挙に対する盗聴活動は一切ない」と述べた。

 スパイサー氏は5日、前政権が「行政府の調査権限を乱用しなかったか議会に調査を求めている」と発表した。下院情報特別委員会のニューネス委員長は「政府が、選挙陣営に対する監視活動をしていたかどうかを調査する」との声明を出した。

4352とはずがたり:2017/03/07(火) 23:05:36

「オバマが盗聴」というトランプのオルタナ・ファクトに振り回されるアメリカ政治
'Destructive, Baseless, Reckless:' Washington Responds to Trump Wiretapping Claims
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/03/washington-responds-1.php
2017年3月6日(月)22時40分
ニコラス・ロフレド

<また出た?トランプのオルタナ・ファクト(デマ)。証拠もなく人に罪を着せて自らの醜聞から目を逸らさせようとするのはいつものパターン>

ドナルド・トランプ米大統領は先週末、またも驚くべき爆弾発言をした。大統領選挙の期間中に、バラク・オバマ前大統領が情報機関に命じてトランプの電話を盗聴させた、と言うのだ。根拠らしい根拠は示しておらず、オバマ政権下の情報機関トップは、ホワイトハウスがトランプタワーの盗聴を命令したとするトランプの主張を完全否定した。野党の民主党からは批判が集中し、身内である多くの共和党からも疑問の声が上がった。

ショーン・スパイサー大統領報道官は、トランプの主張に関して政権はコメントを出さないと述べる一方、「2016年に行政府による調査権限の乱用があったかどうかについて、議会が監督権限を行使する」ことを求め、下院情報問題常設特別調査委員会(下院情報特別委員会)のデビン・ヌネス委員長(共和党)も米議会による調査を求めた。

オバマ政権で情報機関トップの国家情報長官を6年間務めたジェームズ・クラッパーは5日、米NBCテレビのインタビューで、もし外国情報監視法(FISA)に基づきロシアとトランプ陣営との関係を盗聴をせよという命令があれば自分にも知らされたはず。だがそんな命令は「一切なかった」と言った。「こんな騒ぎになった以上、真偽を突きとめるべきだろう。アメリカを分断させる努力が成功して、ロシアは今ごろ喜んでいるに違いない」

オバマの広報担当者ケビン・ルイスも声明を発表した。「オバマ前大統領もホワイトハウスの職員も、アメリカ市民に対する監視を命じたことはない。それ以外のすべての主張はウソだ」

オバマの副補佐官を務めたベン・ローズも、「どんな大統領も盗聴の命令を出せない」と反論した。

「最高"撹乱"司令官」
スパイサーは5日、ツイッターで「2016年の大統領選直前に、政治的な動機に基づく調査が行われた可能性を示す複数の報道がある。これは非常に問題だ」と投稿し、議会の調査を求めるトランプを擁護した。だがその報道はトランプのツイッターに引用されているだけ。一部メディアによれば、保守系ラジオ番組の司会者マーク・レビンの発言を紹介した保守系ニュースサイト「ブライトバート」の3日の記事を引用したものである可能性があるが、その主張にも根拠はない。

それでもヌネスはトランプの要求に一定の理解を示す。「当委員会の主眼は、大統領選中にロシアの情報機関が行った介入に対する米政府の対応だ。その一環として、政府が政党の選挙活動に対する監視活動を行ったかどうかも調査する。もし確かな証拠が認められれば、この問題に関する調査を継続する」

民主党は、ナンシー・ペロシ下院院内総務がトランプを「最高"撹乱"責任者」と呼ぶなどカンカンだ。

「合衆国大統領がこんな扇動的な告発をするなんて、根拠がないし破壊的ですらある。アメリカの民主主義の信用を失わせる」と、下院情報特別委員会のアダム・シフ(民主党)は言う。「数百万人の不法移民が違法に投票したせいで自分は得票数で負けたとか、オバマ前大統領はアメリカ生まれではないなど、これまでもウソを重ねてきた大統領のことだ。今回の批判もまた目くらましで、歪曲で、露骨なでっち上げという憂慮すべきパターンだろう」

レオン・パネッタ元CIA(米中央情報局)長官は、トランプの動機は明らかだと言う。「歴代の大統領が犯してきたのと同じ過ちを犯している。醜聞に見舞われると、注目をよそに逸らそうとする。うやむやにして、なかったことにしようとする。そのために何とかして他の問題を作り出す。だが最後に勝るのは真実であってツイートではない」

身内の共和党のベン・サッセ上院議員も、超党派の団結を呼びかける。「われわれは、ひとつの文明を台無しにするほどの信用の危機のただ中にいる。大統領の今回の主張は、本物の愛国者が慎重かつ冷静に検討する必要がある。市民の信頼と健全な社会を取り戻すためには、党派的な反応を超えて、真実を追求しなければならない。

4353チバQ:2017/03/08(水) 11:07:12
http://www.sankei.com/world/news/170307/wor1703070003-n1.html
2017.3.7 01:43更新

【トランプ政権】
イラク除外した6カ国から入国禁止、トランプ大統領が新たな大統領令に署名 16日から実施

 【ワシントン=加納宏幸】トランプ米政権が大統領令で中東・アフリカ7カ国からの入国を90日間、禁止した措置に関し、米政府は6日、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)掃討で米軍主導の有志連合の一員として戦うイラクを対象から除外すると発表した。AP通信によると、トランプ大統領は新たな大統領令に署名した。6カ国からの入国を一時禁止する措置は16日からの実施を予定している。

 新大統領令ではシリア、イラン、リビア、ソマリア、スーダン、イエメンの6カ国への入国一時禁止は米国へのテロリスト流入を防ぐ審査体制が取られているかを確認するために維持されるが、米国の永住許可証(グリーンカード)所有者や査証(ビザ)保有者を入国禁止の対象から除外することを明記する。

 一方、イラクに関しては米政府との協議の結果、米国の査証申請者への審査強化や、米側との情報共有で協力に進展が見込めるとして対象から除外された。

 IS掃討作戦に当たり、通訳などで米軍に協力するイラク人の米国入国が拒否される例があり、イラクのアバディ首相はトランプ氏に対し、対象からの除外を要請。トランプ政権内でもはティラーソン国務長官やマティス国防長官がIS掃討に影響が出るとして除外を求めていたとされる。


 全ての国からを対象にした難民の120日間の受け入れ停止も、すでに難民として米国への入国が認められている者については解除し、無期限の受け入れ停止としたシリア難民は、他の国と同様の扱いとする。

 トランプ氏が1月27日に署名した大統領令をめぐっては、サンフランシスコ連邦控訴裁判所が2月9日、一時差し止めを命じた連邦地裁決定を支持。これを受け、トランプ氏は新大統領令を出す意向を示したが、繰り返し延期されていた。

4354チバQ:2017/03/08(水) 22:13:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170308-00000050-asahi-int
「盗聴」「釈放」… トランプ氏、無根拠にオバマ氏批判
朝日新聞デジタル 3/8(水) 10:58配信

 トランプ米大統領が根拠なく、オバマ前大統領を批判する発言を繰り返し、波紋を広げている。トランプ陣営とロシア側が選挙前に接触していたことが発覚した問題で、オバマ氏が盗聴器を仕掛けるよう命じたと主張したのに続き、今度は米国が釈放した収容者について事実誤認。いずれもツイッターで言い放ち、修正・訂正もしていない。

 「オバマ政権がグアンタナモ収容所から釈放した122人の残忍な囚人が、再び戦場に戻っている。またひどい決定だ」。トランプ氏は7日、ツイッターで前政権をこう批判した。

 これは、イエメンでの米軍による空爆で、元グアンタナモ収容者の122人が殺害されたという米メディア報道を受けたものだった。しかし実際は、オバマ政権下で釈放されたのは122人のうち9人。残りはそれ以前の政権下で釈放されており、トランプ氏が早とちりした可能性が高い。

 トランプ氏は4日にも、ツイッターで「オバマがトランプタワーを盗聴した」と根拠も示さず主張。与党の共和党重鎮のマケイン上院軍事委員長は、「(米国民は)大統領が、前任者がトランプタワーに盗聴器を仕掛けて法律を破ったと言う根拠を知る権利がある」とトランプ氏を牽制(けんせい)した。

 これに対し、スパイサー大統領報道官は7日の記者会見で、トランプ氏は自身の主張を「後悔していない」と強調。一方で、記者から報道官自身の見解を問われると、「私は大統領を代弁し、彼が望むことを話すのが仕事だ。私自身の考えを話すためにここにいるのではない」と苦しい弁明に終始した。(ワシントン=佐藤武嗣)

4355とはずがたり:2017/03/09(木) 20:10:56
2017年 02月 1日 20:34 JST
焦点:米最高裁判事指名のゴーサッチ氏、政府の法権限に懐疑的
http://jp.reuters.com/article/usa-court-gorsuch-deference-idJPKBN15G47W?sp=true

[ニューヨーク 31日 ロイター] - トランプ米大統領は、昨年2月から空席となっていた米連邦最高裁判事に、コロラド州の第10巡回控訴裁判事、ニール・ゴーサッチ氏を指名した。同氏は、制定法の解釈において政府機関に与えられる権限について問題を提起しており、同氏が承認されればトランプ氏が推し進める規制緩和にも影響が出るかもしれない。

ゴーサッチ氏は、最高裁のシェブロン判決(Chevron v. Natural Resources Defense Council)に対して懐疑的な見方を示している。最高裁は1984年のこの判決で、政府機関の制定法の解釈が妥当である限り、裁判所はその解釈に従うべきだとしている。これにより、曖昧と受け取れる解釈であったとしても、裁判官は政府機関の解釈に従う傾向が強まったと指摘されることがある。

移民規制に関する事例でゴーサッチ氏は昨年8月、この法理には、誰もが問題と認識しているが目を背けているとし、憲法を公正に扱うことを若干難しくするような形で連邦政府に権限を集中させていると指摘。問題に取り組む時期かもしれないと主張した。

ゴーサッチ氏が最高裁判事に加わることでこの問題の議論が進み、シェブロン判決に懐疑的な見方が広がれば、連邦規制について最高裁で争う企業は、環境問題や移民など様々な問題で優位に立てる可能性が高まるかもしれない。

同時に、政府機関の制定法の解釈にどの程度従うかという点で疑問が高まれば、長期的にトランプ政権に影響が及ぶ。

トランプ大統領は、環境問題や医療保険制度改革などの分野でオバマ大統領が取り組んだ政策を覆すため、政府機関のトップに新たな人材を起用し、組織改革を急いでいる。

ノートルダム・ロー・スクールのジョン・ネーグル教授は「政府権限の縮小をもたらすかもしれない人物を最高裁判事に選んだのが、他の誰でもなくトランプ氏であったということは、まさに皮肉だ」と語った。

同氏は、最高裁がシェブロン判決の判例を覆したり、その効力を制限したりすれば、法律の根本的な解釈決定で下級裁判所は今以上に積極的に関与し、政府側の主張が通る可能性は低くなる、と指摘する。

ケースウエスタンリザーブ大学のジョナサン・アドラー教授は、トランプ政権にとり、一部の規制措置を連邦裁判所で擁護することは難しくなるかもしれない、との見方を示した。

実は、問題を提起したのは、ゴーサッチ氏が初めてではない。最高裁は2015年、環境保護庁(EPA)の空気清浄化に関する規制計画を却下する決定をした。当時、保守派のトーマス判事は、現在の政府の立場は、政府機関の連邦制定法の解釈に従うという行為の合憲性について深刻な問題を提起する、との見解を示した。

政府規制に異議を唱える企業を代表する保守派弁護士のアンドリュー・グロスマン氏はゴーサッチ氏について、ここ数年、様々な議論を巻き起こし見解が分かれている政府権限という根本的な問題について、最高裁をひとつにまとめるかもしれない、との見方を示した。

4356とはずがたり:2017/03/09(木) 20:12:49
オルト・ライト(オルタナ右翼)の寵児、「小児性愛OK」発言で転落
Milo Yiannopoulos Book Deal Pulled After Child Abuse Remarks
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/02/ok-6_1.php
2017年2月22日(水)18時00分
ジョシュ・ロウ

4357とはずがたり:2017/03/10(金) 23:27:02
>最新鋭ステルス戦闘機F35は当初価格から15%程度安くなる見通し。一方、米メディアはトランプ氏が就任後1カ月弱で、フロリダ州の別荘への移動で1000万ドルの税金を使ったと分析。
恫喝か威圧か忖度か知らんが軍事品のコスト削減は評価出来る。

「財政はめちゃくちゃ」=巨額債務に不満-トランプ米大統領
http://www.jiji.com/jc/article?g=use&amp;k=2017022300338

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は22日、ホワイトハウスで行われた予算に関する会議の冒頭で「われわれが引き継いだ予算、米国の財政はめちゃくちゃだ」と語り、20兆ドル(約2260兆円)近い米国の債務に不満を漏らした。自らが取り組む大統領専用機や最新鋭戦闘機の値下げ交渉などで、歳出抑制に努める意向も示した。
潜水艦も値下げ迫る=軍備増強もコスト削減意欲-米大統領

 トランプ氏は「米国の債務は過去8年間に2倍に増えた」と指摘。その上で、優先順位を付けて政策を進めることが重要とし、「もう浪費できない。注意深く金を使っていく」と強調した。会議にはムニューシン財務長官らが出席した。
 トランプ氏の交渉により、最新鋭ステルス戦闘機F35は当初価格から15%程度安くなる見通し。一方、米メディアはトランプ氏が就任後1カ月弱で、フロリダ州の別荘への移動で1000万ドルの税金を使ったと分析。この金額はオバマ前大統領在任中の旅費の10カ月分に相当するとみられる。
 一方、スパイサー大統領報道官は22日の記者会見で、大統領の2018会計年度(17年10月〜18年9月)予算教書の議会への提出が3月半ばになることを明らかにした。(2017/02/23-12:22)

4358とはずがたり:2017/03/11(土) 20:15:17
2017年 03月 6日 10:19 JST
コラム:情報リーク追及は地獄への道、ウォーターゲート再来も
http://jp.reuters.com/article/weiner-leaks-idJPKBN16A0X9?sp=true

[28日 ロイター] - 米国のトランプ政権は、飛躍的なペースで歴史に残る成果をあげようとしている。しかし残念ながら、そのなかには合衆国の憲法と法律の精神や文言に反するものが含まれている。

トランプ大統領は25日、ツイッターに次のように投稿した。「FBIは、長年政府に浸透している国家安全保障に関わる『情報漏えい者』を、まったく阻止できていない。FBI内部の漏えい者でさえ見つけられていない。今すぐ発見を(FIND NOW)」。トランプ大統領が大文字ばかり使うときは注意した方がいい。

見識ある市民なら、ロシアによるサイバー攻撃と2016年大統領選におけるトランプ陣営の選挙運動との関わりについて、FBIが防諜捜査を進めていることを知っている。この件を巡る米国の代表的な報道機関による一流の報道に接しているからだ。

大統領が疑っているのは、こんな情景だろう──。コロンビア特別区の薄暗い駐車場のどこかで、中折れ帽を被り人目を気にしながら速記でメモをとる記者たちに対して、FBI関係者が情報を漏らしている。もしくは最新の暗号化機能付きアプリを使っているのかもしれないが、これについては後述しよう。

トランプ大統領はこの疑惑が消えることを願っている。それを誰が責められるだろうか。このツイッター砲の最高責任者は、それを「まったくの政治的な魔女狩り」と呼ぶ。だが、トランプタワーの金ぴかの部屋と、シャンデリアで飾られたクレムリン宮殿のスイートルームを結ぶ証拠の痕跡があれば、米連邦捜査局(FBI)はそれを追うだろう。

どうやら大統領が目指しているのは、FBIを威圧し、ホワイトハウスの職員を怯えさせ、議会を黙らせ、情報漏えいを食い止め、メディアを阻止することのようだ。トランプ大統領は、記者たちを「人民の敵」と攻撃し続けている。この簡潔なフレーズが最後に流行ったのは、100年前、レーニンがロシア革命を推進していた頃だ。

プリーバス首席補佐官は先日、コミーFBI長官と会談した。それはプーチン大統領配下のスパイとトランプ陣営の選挙運動に関する報告、そしてこの件について大統領が激怒している、という内容だった。

コミー長官は、石のように沈黙を守るという正しい対応を見せた。もちろん、彼はプリーバス首席補佐官が「きわめて軽率」だったなどとは言わなかった。考えてみれば、そう言うこともできただろうが。

大統領を脅かすようなFBI捜査を、大統領首席補佐官が妨害しようとした最新の例は、1972年6月、ウォーターゲート事件の発覚から数日後のことだ。当時のハルデマン首席補佐官はニクソン大統領の命を受けて行動したが、それはオープンリール式のテープで録音されていた。このテープが、捜査妨害の決定的な証拠とされ、ハルデマン首席補佐官は有罪判決を受け、ニクソン大統領は辞任した。

筆者は特別検察官ではなく、プリーバス首席補佐官の行為が、21世紀に入って最も深刻な対外諜報事件についてコミー長官と連邦議会に圧力をかける司法妨害だとは断言できない。(司法妨害に関する連邦法は、連邦レベルにおける捜査について「影響を与え、妨害し、又は介入しようとする試み」を対象としている)。

ただ、大統領がFBIにケンカを売り、中央情報局(CIA)をナチス呼ばわりする状況は、ある意味で、犯罪よりも性質が悪い。これは大変な失態だ。今のホワイトハウスが、こうした失敗を続けることは許されない。メディアとの戦いをエスカレートさせるのも、愚かな考えだ。

「メディアは民主主義にとって必要不可欠だと考えている」。NBCの番組「トゥディ」に20日出演したジョージ・W・ブッシュ元大統領はそう語った。「権力には中毒性があり、腐敗しやすい。メディアが権力を乱用する者を批判することは重要だ」。知っている。筆者も2度、読み返さなければならなかったからだ。

4359とはずがたり:2017/03/11(土) 20:15:36
>>4358-4359
ホワイトハウスはさまざまな機会を捉えて、メディアを、そして政権内の情報提供者を攻撃している。先週、スパイサー大統領報道官は、部下の職員たちに対し、彼らの通話が監視されていると通告した。彼は特に、「Signal」や「Confide」といった暗号化通信アプリを使わないよう警告。トランプ大統領は、今や法執行機関のトップとも、にらみ合っている。

ホワイトハウスが最も避けたいのは、情報漏えい源を必死になって追及することだろう。特に、大統領による権力乱用を示唆するわずかな証拠でもある場合にはなおさらだ。そうした追及は、米国政界では地獄につながる道なのだ。そして私たちは過去にもその道を通ったことがある。

当時のニクソン大統領は就任から55日後、B52爆撃機の大編隊をカンボジアに派遣し始めた。米国はカンボジアとは戦争状態になく、この攻撃は機密とされた。だが、その情報はやがて漏えいした。

1969年4月25日、ニクソン大統領は国家安全保障問題担当のキッシンジャー補佐官を執務室に呼び、情報漏えい対策を担当するよう命じた。キッシンジャー補佐官は命令に従い、J・エドガー・フーバーFBI長官の助けを借りて、自分の部下である国家安全保障会議(NSC)スタッフたちの電話の盗聴を開始した。

盗聴の対象は広がり、NSC、国防総省、国務省の連邦政府職員ら13人、新聞記者4人が含まれるようになった。彼らは外国のスパイではなく、米国市民だった。

ホワイトハウスは盗聴内容の書き起こし記録を受け取ったが、何の役にも立たなかった。後にニクソン氏は「噂話やくだらないものばかりだった」と述べている。

当時、国家安全保障局(NSA)も独自の監視リストを作成していたが、その対象は2人の上院議員を含むまでに拡大していた。1人はフランク・チャーチ上院議員で、インドシナ半島における戦争に反対する最初の超党派法案を推進していた。もう1人はハワード・ベイカー上院議員で、1973年のウォーターゲート事件をめぐる公聴会で「大統領は何を知っていたのか、そしていつそれを知ったのか」と質問したことで知られている。

これらはすべて(ウォーターゲート事件で、情報リークを防ごうとしたため「配管工」と称されたコソ泥チームを含め)、言論や報道の自由を定めた合衆国憲法修正第1条に対して大統領が仕掛けた戦いの一環だった。当時は、「ペンは剣より強し」が実証された。今日ではどうだろうか。近いうちに分かるだろう。

トランプ大統領は、多くの自由な助言を受け付けていない。しかしこの問題に関しては忠告を受け入れるべきだろう。彼は、大統領職の権限を振りかざして、記者たちと行政府や立法府内の情報提供者のあいだに割り込むべきではない。情報漏えいをめぐって、FBI、連邦議会、報道機関に対して戦いを挑むことはできない。

これら3つの勢力はたえず対立している。だが、自由なメディアが連邦捜査官と協調して働くことは可能だ。彼らが一致してホワイトハウスに対抗すれば、決定的な量の共有情報が集められるだろう。

その情報はいつか、明白な証拠の痕跡を追及する召喚状という形を取るかもしれない。FBI捜査官が、その召喚状をホワイトハウスに突きつける可能性もある。1973年に起きたことだ。再び起きないとは言い切れない。

4360チバQ:2017/03/14(火) 17:17:13
http://mainichi.jp/articles/20170312/k00/00e/030/199000c

メキシコ

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農場から240遺体、大半が若者 麻薬犯罪か



毎日新聞2017年3月12日 11時57分(最終更新 3月12日 17時53分)
.メキシコ東部ベラクルス州の農場で11日までに、少なくとも240人の男女の遺体が埋められているのが見つかった。メキシコのメディアが報じた。大半が10〜20代の若者とみられ、同国で多発する麻薬犯罪に巻き込まれた可能性があるという。


 行方不明の子どもを持つ母親でつくるグループが昨年8月に遺体を見つけ、警察と掘り出す作業を続けていた。犠牲者は100以上の穴に分けて埋められ、四肢や頭を切断された遺体もあった。死者数がさらに増える可能性もあるという。(共同)


ニュースサイトで読む: http://mainichi.jp/articles/20170312/k00/00e/030/199000c#csidx7c730d112a625779835bfc742bb65bb
Copyright 毎日新聞

4361チバQ:2017/03/14(火) 18:22:00
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170314-00000539-san-n_ame
トランプ政権 ハガティ氏に日本政府が同意 次期駐日米大使に

産経新聞 3/14(火) 12:55配信
 【ワシントン=加納宏幸】トランプ米大統領が次の駐日大使に起用する実業家、ウィリアム・ハガティ氏(57)に関し、日本政府から同意(アグレマン)を得られたことが13日、複数の日米関係筋の話で分かった。トランプ政権として近くハガティ氏の指名を発表する。上院の指名承認が得られれば、オバマ前政権で大使を務めたキャロライン・ケネディ氏の後任となる。

 ハガティ氏は有力コンサルティング会社の社員として約3年間、日本で勤務した経験のある知日派で、投資会社を創業。南部テネシー州の経済開発責任者として、日本からの投資拡大に関わった。

 大統領選ではトランプ陣営で幹部を務め、政権移行チームで政治任用人事担当の幹部として閣僚級や各省幹部の人選に取り組んだ。

 アグレマンは大使などを派遣しようとする際、派遣される国(接受国)から事前に得る同意。外交関係に関するウィーン条約に規定されており、接受国は拒否することもできる。

4362チバQ:2017/03/14(火) 19:17:19
http://www.sankei.com/world/news/170314/wor1703140001-n1.html
2017.3.14 14:00
【国際情勢分析】
米で起きたインド人へのヘイト殺人 印が反発 トランプ大統領、感情悪化の火消しに追われる
 米中西部で先月下旬、インド人の男性2人が銃撃を受けて死傷する事件があった。容疑者の男が「おれの国から出ていけ」などと叫んでいたことから、インドで憎悪犯罪(ヘイトクライム)への非難が高まっている。両国の懸案事項となり、ドナルド・トランプ米大統領(70)が施政方針演説で犯行を非難するなど、両政府は市民感情がこじれないよう対応に追われている。

 この事件は、米カンザス州カンザスシティーのバーで2月22日夜に発生した。

 PTI通信などによると、事件後に殺人容疑などで逮捕された米海軍の退役軍人、アダム・プリントン容疑者(51)=は、インド人男性2人に発砲し、衛星利用測位システム(GPS)メーカーで働いていたエンジニアのスリニバス・クチボトラさん(32)が死亡、同僚のアロク・マダサニさん(32)と2人を助けようとした米国人男性(24)が負傷した。プリントン容疑者は発砲前に、2人の方が自分より恵まれているとからんでいたという。2人を中東系と勘違いしていたとの報道もある。

 米国では、トランプ政権が誕生し、就労ビザの発給基準や中東からの入国などで厳しい姿勢を示していたさなかだっただけに、米国の情報技術(IT)産業に多くの人材を送り出しているインドでは、米政権の態度が事件を招いたとの反発が広がった。

 インド紙ヒンドゥスタン・タイムズは、「トランプ大統領が憎悪犯罪が駆り立てられる環境を誘発し、作り出している」との民主活動家の批判を伝えている。負傷したマダサニさんの父親も同紙に、トランプ氏が米大統領選挙に勝利してから、米国は安全な場所ではなくなったため、息子に仕事をやめて家に帰ってくるよう促していたと明らかにし、「トランプ氏が大統領になって以降、状況はとても悪くなっているようだ。すべてのインドにいる親たちに、子供を米国に送るなと呼びかけたい」と訴えた。

 当初、米捜査当局は、憎悪犯罪であるかどうかについて明言していなかったが、サンダース米大統領副報道官はその後、「人種的な動機による憎悪行為とみられる」と述べ、事件を非難した。

 米印関係を重視する姿勢を鮮明にしているトランプ米大統領も2月28日の施政方針演説で、「先週のカンザスシティーの銃撃事件は、私たちが政策的には分裂した国ではあるかもしれないが、いかなる形であれ憎悪と邪悪を非難する点では結束して立ち向かう国であることを思い起こさせる」と指摘し、事態の沈静化を図った。

 また、ポール・ライアン米下院議長(47)は3月初めに訪米したジャイシャンカル印外務次官との会談後、犯行を「愚かな殺人」と非難し、両国関係を「重要なパートナーシップだ」と強調している。

 ジャイシャンカル次官は3日にワシントンで行われた記者会見で、犯行を「非常に痛ましい事件」で「憎悪犯罪として訴追されつつある」としつつも、「個人の行為であって、米国のシステムや社会は全体として、こうした犯罪にしっかりと反対している」と述べ、米国を擁護した。

 ところがこうしたさなかの3日、今度は米西部ワシントン州ケントで、シーク教徒のインド系米国人、ディープ・ライさん(39)が何者かに「国へ帰れ」とののしられて銃撃を受け、負傷する事件が発生した。現地警察は、憎悪犯罪とみて捜査している。AP通信によれば、ワシントン州には約5万人のシーク教徒が住んでおり、シーク教徒社会は不安に陥っているという。
(ニューデリー 岩田智雄)

4363とはずがたり:2017/03/14(火) 20:04:52
米大統領、「初閣議」を開催=民主議会対応を批判
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170314-00000020-jij-n_ame
時事通信 3/14(火) 7:35配信

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は13日、これまでに就任した閣僚をホワイトハウスに招集し、初めての「閣議」を開いた。

 大統領は閣僚候補4人が上院の承認をまだ得られていないと説明し、「恐ろしいことだ。民主党が邪魔し続けている」と民主党の議会対応を批判した。

 大統領は、空席となっている労働長官、農務長官、国家情報長官、通商代表部代表の4ポストを順に挙げ、「のどから手が出るほどほしい人々だ」と指摘。「党利党略に基づくこの妨害の主要な被害者は米国民だ」と強調した。

4364チバQ:2017/03/15(水) 06:45:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170314-00000105-mai-n_ame
<米大統領報道官>「盗聴」主張を後退 「監視」の意味も
毎日新聞 3/14(火) 20:38配信

 【ワシントン山本太一】トランプ米大統領が昨年の大統領選中、オバマ前大統領に「盗聴」されたと訴えた問題で、スパイサー大統領報道官は13日、「監視などを幅広く示す意味で盗聴という言葉を使った」と記者会見で述べ、「盗聴」の主張を事実上後退させた。根拠の薄い主張をツイッターで繰り返すトランプ氏には、与党・共和党内からも根拠の提示か主張撤回を求める意見が強まっている。

 この日は、下院情報特別委員会が「盗聴」の証拠提出を求めた期限だったが、司法省の延期要請を受け20日に再設定された。

 スパイサー氏は「大統領は本当はオバマ氏に電話を盗聴されたとは思っていない」と述べた一方、「幅広く報道されているように、オバマ政権が選挙で監視などをしたのは疑いない」と強調した。

 トランプ氏側とロシアとの関係捜査を念頭に置いた発言と見られる。「盗聴」との主張は撤回しなかった。

 共和党重鎮のマケイン上院議員は12日、テレビで「主張を撤回するか証拠を示すかのどちらかだ」と要請し、適切な対応がなければ「国民の不信につながる」と指摘していた。

4365とはずがたり:2017/03/15(水) 22:55:44
<米大統領選>オバマ前政権調査、議会に要請へ 報道官発表
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170306-00000000-mai-n_ame
毎日新聞 3/6(月) 0:40配信

 【ワシントン山本太一】スパイサー米大統領報道官は5日、ロシアが昨年の大統領選挙を妨害したとされる問題に、オバマ前政権が不当に介入しなかったか議会に調査を求めるとの声明を発表した。トランプ大統領は前日にも「オバマ氏がトランプタワーに盗聴器を仕掛けた」とツイートし、オバマ前大統領側は「完全な虚偽」と否定。新旧政権の対立が深まっている。

【1990年に来日】ドナルド・トランプ氏の軌跡

 議会はロシアによる干渉の有無を調べており、政権は前政権が「行政府の調査権限を乱用しなかったか」も調べるよう要請した。

 トランプ氏は4日、立て続けに7回、ツイッターに投稿。「オバマ氏が(昨年の大統領)選挙中に私の電話を盗聴した」などと訴え、政権側が野党を盗聴しようとしたウォーターゲート事件などになぞらえ非難した。

 オバマ氏の広報担当者は「前大統領も、当時のホワイトハウススタッフも、市民の監視を命じたことはない」と否定。前政権で大統領副補佐官(国家安全保障問題担当)を務めたベン・ローズ氏は「どんな大統領も盗聴を指示できない。市民を守るため規制がある」とツイートした。

 トランプ氏は批判的な主要メディアを「フェイクニュース」と中傷し、情報源の明示を求めているが、今回の主張の根拠を一切示していない。ニューヨーク・タイムズ紙は、保守系オンラインニュースサイト「ブライトバート」の3日公表の記事を参考にしたとの見方を伝えている。ブライトバートはバノン首席戦略官が以前、会長を務めており、報道の客観性を疑問視する声が上がっている。

 トランプ氏は先月の演説でも、スウェーデンで実際に起きていないテロが起きたかのように発言した。

4366チバQ:2017/03/16(木) 22:06:39
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20170317k0000m030072000c.html
<新入国禁止令停止>「信仰の差別」見透かす…裁判所が痛撃
21:10毎日新聞

 【ワシントン朴鐘珠】イスラム圏6カ国からの入国と全難民の受け入れを一時禁止する米大統領令を、発効前日に差し止めた15日のハワイ州連邦地裁の仮処分命令。トランプ大統領の選挙公約を実現するため、「最初の大統領令から薄めた」内容だったが、裁判所からは信仰の差別であることを見透かされ、「痛烈な一撃」(米紙ニューヨーク・タイムズ)を浴びる結果となった。

 「理論的で客観的な視点で読めば、この大統領令はいくら宗教的に中立を装ってみたところで、特定の宗教に不利益を与える意図で書かれたものであるとの結論に行き着く」

 ハワイ先住民の子孫であるワトソン判事が書いた計43ページの決定理由書には、トランプ氏に対して辛辣(しんらつ)な表現が散見された。トランプ氏の過去のテレビインタビューでの「イスラム教徒は我々を嫌っている」といった発言なども引用。大統領令の本質はイスラム教徒を排斥するものと喝破し、宗教差別を禁じた憲法に違反する可能性があると論じた。

 裁判所から先月、執行停止の仮処分を受けた旧大統領令を修正するにあたり、トランプ政権は入国させるべきでない人物像としてイスラム教徒を連想させる表現があった箇所を削除。対象6カ国のイスラム教徒数も世界全体の9%未満しかないと説明した。だが、ワトソン判事は「6カ国はイスラム教徒の人口割合が90.7〜99.8%と高く、国単位での規制はイスラム教徒を標的にした規制も同然」と反論した。

 トランプ氏は「勝つためなら最高裁まで闘う」と宣言したが、先行きは暗い。今回は宗教差別が仮処分の主な判断基準になったが、今後は別の争点が浮上する可能性もある。

 ジョージ・ワシントン大のシュラグ教授(法学)は政治専門紙ヒルへの投書で、大統領令には本来の目的とするテロ対策の効果が見込まれない欠陥があると指摘。一方、米国の入国審査は現状でも査証(ビザ)申請の際の面接や指10本の指紋採取が課せられており、テロ抑止効果は高いという。トランプ政権が入国禁止令の必要性を訴えるのなら、現在の入国審査が脆弱(ぜいじゃく)であることを具体的に立証する義務が生じると、シュラグ教授は語る。

4367とはずがたり:2017/03/16(木) 22:19:15
米連邦地裁、新入国禁止令も差し止め トランプ政権に打撃
2017/3/16 9:39 (2017/3/16 12:02更新)日本経済新聞 電子版
保存その他
 【ワシントン=川合智之】米ハワイ州のホノルル連邦地裁は15日、トランプ米大統領が6日署名したイスラム圏6カ国からの入国を制限する大統領令を一時差し止める仮処分を命じた。1月の入国禁止令の差し止めに続き、テロ対策に有効だとする行政の判断を司法が阻んだ形で、トランプ政権にとって打撃となる。

 新大統領令はイスラム教徒を狙ったものではないとする政権の主張について、同地裁のワトソン判事は「非論理的だ」とし…

4368とはずがたり:2017/03/18(土) 13:23:49
英国、トランプ氏監視疑惑は「ばかげている」 言及の米政府を批判
http://www.afpbb.com/articles/-/3121868?utm_source=yahoo&amp;utm_medium=news&amp;cx_from=yahoo&amp;cx_position=r1&amp;cx_rss=afp&amp;cx_id=3121874
2017年03月18日 07:21 発信地:ロンドン/英国

【3月18日 AFP】米大統領報道官が、就任前のドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領が英情報機関・政府通信本部(GCHQ)による監視対象になっていたとの疑惑に言及した問題で、英政府は17日、米政府からこの疑惑には今後言及しないとの確約を得たと発表した。GCHQはこれに先立ち、この疑惑を「ばかげている」と一蹴する異例の声明を出していた。

 米FOXニュース(Fox News)が報じたこの疑惑は、バラク・オバマ(Barrack Obama)前大統領が米国の法律を迂回するためGCHQを通じてトランプ氏を監視していたというもので、ショーン・スパイサー(Sean Spicer)米大統領報道官が16日の会見で言及した。

 GCHQ報道官は16日夜、この疑惑を「ナンセンスだ」などと一蹴。テリーザ・メイ(Theresa May)英首相の報道官も翌17日、こうした主張は「無視されるべき」とした上で、「われわれは米政府に対してこれを明確に伝え、こうした疑惑には二度と言及しないという確約を得た」と述べた。

 同報道官は、キム・ダロック(Kim Darroch)駐米英大使とマーク・ライアル・グラント(Mark Lyall Grant)英首相補佐官(国家安全保障担当)がホワイトハウス(White House)と直接対話したと述べたが、この件に関し米政府が英国側に謝罪したかどうかについては言及を避けた。

 一方ホワイトハウスは17日、スパイサー報道官は英国がトランプ氏を監視していたと述べたわけではなく、「単にそのような報道があったことを指摘しただけで、特定の報道を支持したわけではない」と弁明した。(c)AFP/Dario THUBURN

4369とはずがたり:2017/03/18(土) 15:48:00
米国務長官、韓国の面会申請を次々却下 多忙を理由
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170318-00000014-asahi-int
朝日新聞デジタル 3/18(土) 7:24配信

【写真】17日、南北軍事境界線近くの非武装地帯(DMZ)を訪れたティラーソン米国務長官(左)。右はブルックス在韓米軍司令官(東亜日報提供)

 韓国内では「大統領が罷免(ひめん)された政権に用はないということか」(政府関係者)との声も出たが、野党出身の丁世均(チョンセギュン)国会議長も面会を断られた。関係筋の1人は「ティラーソン氏は米中外相会談の準備に時間を割きたいようだ」と語る。

4370とはずがたり:2017/03/18(土) 16:13:31
米首都ワシントンの桜の花、寒波で半分が駄目に
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170318-00000020-jij_afp-int
AFP=時事 3/18(土) 14:02配信

【AFP=時事】今週、寒波に見舞われた米首都ワシントン(Washington D.C.)ではおよそ半分の桜の花が駄目になってしまったものの、生き延びた花は来週末に見ごろを迎えるとみられている。国立公園局(NPS)が17日、発表した。

 季節外れの陽気から一転して氷点下の気温となったワシントンでは観光名所となっている3000本以上の桜の木を危ぶむ声も広がっている。

 NPSの広報担当者は声明で、気温が氷点下5度前後まで下がり、全体のおよそ半分の開花が早く進んでいた桜の花はほぼすべて駄目になってしまったと明らかにした。開花が進んでいなかった残り半分のうち寒さの影響を受けたのは5%程度にとどまるとみられ、来週末ごろにはソメイヨシノの70%の花が満開となる「ピーク・ブルーム」の状態になると予想されている。

 例年、ワシントンにはピンクに咲きそろった桜を見に大勢の花見客が訪れる。1912年に当時の東京市長が日米友好の証しとしてワシントンに約3000本の桜を贈ったことを記念して毎年開催される全米桜祭り(National Cherry Blossom Festival)は観光の目玉で、巨額の収益を上げている。【翻訳編集】 AFPBB News

4371とはずがたり:2017/03/20(月) 06:57:07
トランプ経済が「レーガノミクスの再来」ではない理由
http://www.newsweekjapan.jp/kaya/2017/03/post-30.php
2017年03月07日(火)17時07分

<トランプの経済政策を80年代のレーガンの経済政策と比較する向きがあるが、似ているのはむしろ、民主党・ルーズベルト大統領のニューディール政策だ>

2月28日、トランプ米大統領による初の議会演説が無事終了した。注目の経済政策については概ね事前の予想通りだったが、政策の優先順位がより明確になった。

大統領選挙以後、株式市場はトランプ経済に対する期待感のみで株価上昇が進んできた。議会演説において、経済政策に関する具体的な言及がなかった場合、市場が失望売りに転じる可能性があった。多くの市場関係者が演説の中身に注目していたのはこうした理由からだ。

演説は、雇用の海外流出に歯止めをかけ、国内における雇用と投資の拡大を主張するもので、概ね、事前に予想された通りだった。トランプ経済の目玉である大型減税と大規模インフラ投資についても言及があり、公約が実現される可能性が高まってきた。市場には安心感が広がっており、翌日の米国株式市場は大幅高となっている。

ただ、各政策の実現可能性については微妙な違いが表面化している。トランプ氏はインフラ投資について、総額1兆ドル(114兆円)と金額を明示した上で、議会に対して法案を成立させるようはっきりと要請している。しかし、大型減税については金額についての言及がなく、具体的なスキームも提示されなかった。また、トランプ流保護主義の要となる国境税についても、抽象的な説明に終始した。

現在、トランプ政権と議会共和党は税制改革の内容について協議を続けているが、まだ着地点を見出せていない。今回の演説で税制の詳細について言及がなかったことは、場合によっては議会との交渉が長引く可能性を示唆しているとみてよいだろう。

ではそうなってくると、トランプ政権における経済政策は、当面どのような流れで進むのだろうか。実現の容易さという点で考えると、もっとも確度が高いのは1兆ドルのインフラ投資である。続いて、法人税・所得税の大幅減税、国境税の導入という順番になるだろう。

インフラ投資の優先順位が高いということは、トランプ経済はどちらかというと需要創造型になることを意味している。

トランプ政権は、しばしばレーガン政権(1981〜1989年)と比較されることが多いが、レーガン政権が実施した経済政策(いわゆるレーガノミクス)は完全な供給サイド経済であり、当面のトランプ経済とは正反対の立ち位置になる。トランプ氏の政策はむしろ大恐慌後に民主党のルーズベルト大統領(1933〜1945年)が実施したニューディール政策に近い。

アイゼンハワーとも異なり、レーガンとはむしろ正反対
トランプ氏が議会に法案成立を要請したインフラ投資は、鉄道や道路、トンネル、空港などについて、民間資金と公的資金を組み合わせ、10年をかけて総額1兆ドルを支出するというものだ。その狙いは、雇用の海外流出などで不本意な就労を余儀なくされている米国の労働者に対して仕事を再分配することにある。

4372とはずがたり:2017/03/20(月) 06:57:27
>>4371-4372
トランプ氏は演説の中で、アイゼンハワー大統領(1953〜1961年)による高速道路網の整備について言及した。確かにアイゼンハワー氏は全米に高速道路網を整備した立役者たが、同時に徹底した均衡財政論者でもあった。朝鮮戦争の早期終結を図ったのも、戦費の増大による財政悪化を懸念してのことである。また、高速道路への投資は、雇用を生み出すことが目的ではなく、急速に進む車社会(モータリゼーション)に対応するという意味合いが強かった。

同じ共和党の大統領ということで、アイゼンハワー氏を引き合いに出したものと思われるが、財政拡大を志向しているトランプ政権とはスタンスがだいぶ異なっている。

トランプ政権はレーガン政権と比較されることが多い。確かに愛国的スローガンという部分においてトランプ政権とレーガン政権には類似点が見られるが、根源的な部分では、両政権はむしろ正反対と考えた方がよい。

レーガノミクスは、高金利、ドル高、緊縮財政、減税、規制緩和の5つに集約できる。レーガン政権以前、1970年代の米国は深刻なスタグフレーションに悩まされており、経済成長が鈍化しているにもかかわらず、物価は上昇を続けていた。

レーガノミクスは、需要ではなく供給サイドを重視。徹底した規制緩和を進め、企業を容赦なく競争環境に放り込んだ。これは制度疲労を起こしていた米国経済に対する劇薬といってよく、このおかげで米国経済は力強く蘇った。だが、トランプ氏が強く批判している米国の中間層没落は、レーガノミクスによるグローバルな競争原理主義が生み出したものでもある。

優先順位は、インフラ投資、減税、国境税の順
トランプ氏が掲げてきた政策は、総花式で相互に矛盾するものも多かった。だが結果的に政策の優先順位は、インフラ投資、減税、国境税の順となりつつあり、需要拡大策がクローズアップされることになった。

競争力の弱い産業を保護する結果になっても、政府があえて需要を作り出し、労働者に仕事を分配するという意味において、トランプ政権の経済政策はニューディール政策に近い。つまりトランプ経済はどちらかというと民主党的なのだ。

ニューディール政策は、大恐慌後の極端な需要不足と労働者の失業問題を解消する目的で行われた、巨額の公共事業を中心とした経済政策である。まさにケインズ経済型の需要サイドに立脚した考え方であり、その後、第二次世界大戦という特需が発生したこともあって、米国経済は完全に息を吹き返した。

現在の米国はリーマン・ショックから立ち直り、ほぼ完全雇用に近いレベルまで失業率は低下したものの、雇用のミスマッチが依然として続いている。目的や状況は異なるかもしれないが、需要サイドを重視し、労働者に意図的に仕事を分配するという点においては、トランプ氏の政策はまさにニューディールといってよいだろう。

需要創造型経済における副作用のひとつは金利の上昇だが、ルーズベルト政権では、金利の釘付け政策を行い、金利上昇を容認しつつも、そのスピードや上昇幅については抑制を加えた。これが景気の拡大をうまく後押ししたことは間違いない。トランプ政権もドル高と金利上昇は容認しつつも、それを抑制しようという意図が見られる。

市場関係者の中には、超大型減税まで同時に具体化すると、景気が過熱したり、金利高騰を招くリスクがあることから、減税案の調整に時間がかかることを好感する向きもある。微妙なバランスに依存した舵取りではあるが、インフラ投資への優先順位が高まったことで、当面、米国経済は堅調に推移しそうだ。

4373チバQ:2017/03/21(火) 14:14:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170321-35098388-cnn-int
トランプ米大統領、支持率37% 就任以来最低の水準に

CNN.co.jp 3/21(火) 13:15配信
(CNN) 米国のドナルド・トランプ大統領の支持率が37%と1月下旬の就任以来最低の水準となったことが21日までに分かった。不支持の割合は58%だった。調査会社ギャラップが明らかにした。

トランプ大統領の支持率はこれまで40%台の半ばあたりを上下していた。

支持率の下落は、医療保険制度改革(オバマケア)の撤廃に向けて共和党が提示した法案や、裁判所からの反対に直面している入国禁止令などに対する国民の不満を表しているといえそうだ。

トランプ氏はまた、オバマ前大統領が大統領選時にトランプタワーに盗聴を行ったと主張しているが、これまでのところ具体的な証拠は提示していない。

ギャラップは、トランプ大統領の仕事ぶりについての支持・不支持を日々追跡している。全米の成人約1500人に電話インタビューを行っており、誤差はプラスマイナス3パーセントポイント。

4374とはずがたり:2017/03/22(水) 10:37:01
>たとえトランプ氏が精神障害だとしても、それだけで「大統領として不適格」ということはできない。過去にもうつ病や双極性障害などを抱えた大統領はいたからである。
誰!?

病名は「偏執病のナルシスト」? 米国で広がるトランプ大統領弾劾の動き
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E7%97%85%E5%90%8D%E3%81%AF%E3%80%8C%E5%81%8F%E5%9F%B7%E7%97%85%E3%81%AE%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%88%E3%80%8D%EF%BC%9F-%E7%B1%B3%E5%9B%BD%E3%81%A7%E5%BA%83%E3%81%8C%E3%82%8B%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E5%BC%BE%E5%8A%BE%E3%81%AE%E5%8B%95%E3%81%8D/ar-BByz3Xj?ocid=NEFLS000
dot.
3 時間前

 トランプ大統領の暴言が止まらない。「オバマが選挙戦中にトランプタワーを盗聴した」(3月4日)と爆弾発言をしたが、その証拠は示されていない。ティラーソン国務長官が来日するも、米国で激しさを増す「トランプ弾劾」の動きを追った。ジャーナリストの矢部武氏が取材した。

* *  *

 注目されているのは、35人の精神科医などが連名でニューヨーク・タイムズ紙に送った投書だ。

〈トランプ氏の言動が示す重大な精神不安定性から、私たちは彼が大統領職を安全に務めるのは不可能だと信じる〉(2月13日付)と警告したのだ。

「偏執病のナルシスト」

 米国精神医学会(APA)は「精神科医が自ら診察していない公的人物の精神状態について意見を述べるのは非倫理的だ」として禁じる規定を設けている。しかし、この35人は「黙っていることはあまりに危険すぎる」と考え、あえて規定を破って発言したのだ。

 それでは、トランプ氏が抱えるとされる「自己愛性パーソナリティー障害」(NPD)とはどういうものか。APAによれば、多くの人に自己愛性の傾向はあるが、そのうち「NPD」と診断される人は1%程度だという。NPDの診断基準は、「自分を過大評価し、実績や才能を誇張する。過度の称賛を求め、対人関係で相手を不当に利用する。共感性に欠け、傲慢で横柄な態度をとる」など9項目からなり、五つ以上があてはまると相当するという。

 臨床心理博士として約25年の診療経験を持つリン・メイヤー医師は、「ほとんどの項目がトランプ氏にあてはまる」と話す。たとえば、トランプ氏が「自分は賢いので、毎日の情報機関からのブリーフィングは必要ない」と話したことについて、メイヤー医師は「“頭が良くて何でも知っている”という誇大妄想からきていると思います。自己を過大評価し、実際にない能力があるように思い込んでいて、国や国民を危険にさらす可能性があります」と分析する。さらに怖いのは、自己制御が利かない衝動性と精神不安定性を持つ人物が核のボタンを握っていることだという。

 トランプ氏のNPDを懸念する精神科医が増える一方で、それに異議を唱える専門家もいる。デューク大学のアレン・フランシス名誉教授は、「トランプ氏の自己愛の強さは世界的かもしれないが、それは彼が精神障害であることを意味しない。その前提条件となる精神的な苦痛を感じていないからだ」という。

 しかし、メイヤー医師は「(トランプ氏は)苦痛を感じていると思う」と反論する。「夜中もツイッターで反撃しているのをみると、批判に対してかなり苛立ち、精神的に参っているのではないかと想像します。おそらく、周囲の人たちが彼の怒りを鎮めようと努めているのでしょう」

 ただ、たとえトランプ氏が精神障害だとしても、それだけで「大統領として不適格」ということはできない。過去にもうつ病や双極性障害などを抱えた大統領はいたからである。しかし、トランプ氏の問題は、自身の精神不安定性が米国の言論の自由や民主主義などを危険にさらすと懸念されていることだ。

4375とはずがたり:2017/03/22(水) 10:37:24
>>4374-4375
 長年共和党員だったという元控訴裁判事はこう語る。

「トランプ氏は米国の基本的な価値や常識的な礼儀を心得ていないように思える。意見が異なる人を片っ端から攻撃し、ツイッターで政策を発表する。このような人物が大統領の座に居座り続けるのは危険すぎます」

 結局、トランプ氏が大統領として適格かどうかは、最終的に国民が判断することだ。世論の圧力が高まれば、副大統領や閣僚、議会が行動を起こすことになるだろう。議会ではすでに動きが出ている。民主党のアール・ブルーメナウアー下院議員は2月半ば、「職務不能を理由に大統領を解任し、副大統領を代理に据える手続き」を定めた憲法修正第25条の適用に備える会を立ち上げた。この条項には「副大統領と閣僚の過半数が“大統領は職務上の権限と義務を遂行できない”と判断した場合、副大統領が代行する」と明記されている。同議員は「トランプ氏は就任式の参加者数を誇張し、得票数で負けたのは不正が行われたからだなどと根拠のない主張を繰り返している。妄想症で偏執病の大統領には本条項が必要になると思います」と述べた。

 他に「トランプ解任」の方法として、可能性が高いのは弾劾だ。憲法第2条は「反逆罪、収賄罪、重罪または軽罪で弾劾訴追を受け、有罪となった大統領は罷免される」と規定している。

全米で繰り広げられる反トランプデモ (c)朝日新聞社c dot. 全米で繰り広げられる反トランプデモ (c)朝日新聞社
 トランプ氏はすでに利益相反問題で提訴され、ロシアとの不適切な関係で調査を受けている。利益相反に関しては憲法に「報酬条項」があり、連邦政府の当局者が外国政府から報酬や贈与を受け取ることを禁止している。同氏は国内外で所有するホテルなどの事業を通して外国政府から報酬を受け取る可能性があるため、全ての事業資産を売却するか、独立管財人が運営する「白紙委任信託」に移さなければならない。

 しかし、それを拒否し、経営権を子供に譲ることで済ませようとしている。その結果、就任直後にワシントンにある政治倫理監視団体(CREW)から提訴された。有罪となれば、弾劾訴追の根拠になる可能性がある。

 また、「ロシアの米大統領選への関与にトランプ陣営が加担したのではないか」とする疑惑で、FBIや上院情報委員会などの調査を受けている。焦点はトランプ陣営の関係者がロシア側と接触し、ハッキングなどで「共謀」したかどうかである。

 これまでにトランプ陣営の選対参謀を務めたポール・マナフォート氏ら数人がロシア側と接触したことは確認されたが、「共謀」の証拠は出ていない。しかし、疑惑は膨らみ、3月1日にはトランプ陣営の幹部だったジェフ・セッションズ司法長官が昨年7月と9月に駐米ロシア大使と面会していたことが発覚。ちょうどハッキング疑惑が問題になっていた時期だ。同長官は上院の公聴会で、「選挙戦中にロシア当局者と面会したことはない」と証言していたため、野党・民主党から「偽証罪にあたる」と辞任を求められたが、拒否した。

 さらに民主党は政治的な影響を受けない特別検察官の任命を求めているが、注目すべきは一部の共和党議員がこれに同調していることだ。再選を意識してトランプ政権と距離を置こうとしているように思われる。とくに大統領選でクリントン候補が勝利した選挙区を地盤とする共和党議員は、地元で高まる「反トランプ」の圧力を感じているようだ。これは大統領の弾劾を進める上でカギとなるだろう。共和党が両院で多数を占める現状では、一定の同党議員の賛成がなければ弾劾できないからである。

 3月12日にギャラップが行った調査ではトランプ大統領の支持率は42%(不支持率51%)と低調で、「公共政策世論調査」(PPP)によればすでに国民の約半数が弾劾に賛成している。今後、さらに世論が高まれば、来年の中間選挙を見据えて弾劾支持に傾く共和党議員が増える可能性はある。

 冒頭のトランプ大統領の「盗聴」発言だが、法律専門家によれば、「大統領職を利用して“虚偽告発”するのは権力乱用にあたり、弾劾訴追の根拠となるだろう」という。(ジャーナリスト・矢部武)

※週刊朝日 2017年3月31日号

4376とはずがたり:2017/03/22(水) 12:49:44
2017年 03月 22日 10:08 JST
焦点:米株大幅安、調整入り不安も トランプ政策の綻び表面化
http://jp.reuters.com/article/markets-fret-trump-idJPKBN16T03R?rpc=135&amp;sp=true

[ニューヨーク 21日 ロイター] - 米国株が21日、昨年の米大統領選以来で最大の下げ幅を記録した。トランプ大統領の政策遂行能力に対する投資家の不安が表面化し、市場は調整局面に入りやすくなっている。

経済成長を重視するトランプ氏の政策への期待から、S&P総合500種.SPXは11月8日の大統領選以来10%近く上昇していたが、21日は10月11日以来で初めて1%以上も下げた。

株価は過去10年間で最も割高な水準に達しているため、投資家はたとえ明確なきっかけがなくても調整局面は訪れると予想していた。

トランプ大統領は医療保険制度改革(オバマケア)の改廃を最初の手柄にしたい意向で、21日には法案が通過しなければ「政治的な問題」が起こると述べて共和党議員らに支持を訴えた。これに反応して米国株とドルは下落し、米国債と金の価格は上昇した。

チェース・インベストメント・カウンセルのピーター・タズ社長は「トランプ氏の政策課題が平手打ちを見舞われたような感じだ」と言う。

23日にも予定されるオバマケア改廃法案の採決について、投資家は減税や規制緩和、インフラ投資など、成長促進策の審議の行方を占う試金石と位置付けている。

この法案の行方が不透明なことが、一連の政策の見通しにも暗雲を広げているとタズ氏は指摘した。

不安に追い打ちをかけるように、米連邦捜査局(FBI)のコミー長官は、昨年の大統領選を巡りトランプ陣営とロシアが共謀していなかったか捜査していることを確認した。捜査には数カ月を要するという。

リバティビュー・キャピタル・マネジメントのリック・メクラー社長はコミー長官の発言について「政界で多くの抗争が延々と繰り広げられ、企業が喜ぶ政策の可決が遅れる可能性を示している」と述べた。

S&P500種は3月1日の過去最高値から約2%下落しており、メクラー氏は今後数日中にさらに1.5─2%下げた場合には調整局面入りするとみている。

S&P500種の予想株価収益率(PER)は大統領選当日の16.6倍から18倍に上昇し、2004年以来で最も割高になった。配当利回りは2%強で、10年物米国債利回りに比べて見劣りする。

<おじけづく投資家>

21日の米株下落に先立ち、他の市場は既にトランプ政権の政策実行の遅れを織り込む展開となっていた。

1月に過去最安値に沈んだメキシコペソは先週、米大統領選以来の最高値を付けた。

円は6営業日連続でドルに対して上昇。米ジャンク債(高利回り債)の投資家も今月に入っておじけづき、バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチの米高利回り債指数と米10年物国債利回りのスプレッドは3月1日に底を打って以来、約40ベーシスポイント(bp)拡大している。

米10年物国債利回りは21日に2.43%を割り込み、約3週間ぶりの低水準となった。年内は財政刺激策が見込めないとの見方から、トレーダーが米経済に対する楽観論を後退させていることが一因だ。

ウェルズ・ファーゴ・ファンズ・マネジメントの首席ポートフォリオ・ストラテジスト、ブライアン・ジェイコブセン氏は「共和党は医療制度改革よりも税制改革を優先させるべきだった。彼らは物事を実行に移せる党というよりも、有象無象の寄せ集めと化している」と語った。

(Rodrigo Campos記者)

4377とはずがたり:2017/03/23(木) 18:49:13

米大統領周辺、苦しい弁明=虚偽批判強まる盗聴説
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017032300775&amp;g=int

 【ワシントン時事】トランプ米大統領がツイッターでの虚偽の主張でオバマ前大統領を中傷したと批判が強まる中、トランプ氏周辺が苦しい弁明に追われている。
 問題になっているのは「オバマ氏が大統領選前にトランプ・タワーを盗聴させていた」とする4日の投稿。コミー連邦捜査局(FBI)長官が20日の議会公聴会で「FBIにも司法省にもツイートを裏付ける情報はない」と断言したため、書き込みはでたらめだという批判が一気に広がった。
 これに対し、トランプ氏に近いニューネス下院情報特別委員長は22日、情報機関が監視対象の外国政府関係者などの電話を盗聴した際、会話相手だったトランプ氏周辺の発言を偶然捕捉していた例を多数確認したと発表。ホワイトハウスに出向いてトランプ氏に直接報告した。
 スパイサー大統領報道官は記者会見でニューネス氏の発言を読み上げ、大統領の「正しさ」をアピール。大統領はこの後、「汚名がそそがれたと感じるか」と記者団に問われ、「少し感じる。彼らの発見に感謝している」と語った。
 ただ、民主党内では、トランプ氏の主張は盗聴の標的にされたというもので、ニューネス氏が明らかにした事例は全く裏付けになっていないと批判する声が出ている。 (2017/03/23-14:30)

4378とはずがたり:2017/03/23(木) 21:23:45
ロシア利する仕事請け負う=トランプ陣営の元選対議長-米メディア
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017032300776&amp;g=int

 【ワシントン時事】米メディアは22日、トランプ米大統領の選対本部議長として昨夏まで陣営を率いていた政治コンサルタント、ポール・マナフォート氏が約10年前、プーチン・ロシア大統領の利益を増進するための仕事を秘密裏に請け負っていたと報じた。
 連邦捜査局(FBI)は大統領選を狙ったロシア政府の工作活動について、トランプ陣営と共謀していた可能性も含めて捜査している。マナフォート氏とロシアの近さにも関心を寄せているという。

ロシアの大富豪オレグ・デリパスカ氏=2016年6月、サンクトペテルブルク(EPA=時事)
 米メディアによると、マナフォート氏は2005年1月、プーチン氏に近いロシアの大富豪オレグ・デリパスカ氏に、旧ソ連圏での反プーチン勢力の弱体化工作などを行うと提案。06年から年間1000万ドル(約11億円)の契約を結んだ。関係は少なくとも09年まで続いた。 
 マナフォート氏は大統領選でトランプ氏の共和党指名獲得に貢献。ウクライナの親ロシア政党との関係が報じられ、昨年8月に更迭されたが、現在でもトランプ氏と連絡を取り合っていると周辺に話しているという。(2017/03/23-14:30)

4379とはずがたり:2017/03/24(金) 15:45:29

<米国>「うそを垂れ流し」トランプ氏をWSJが痛烈批判
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20170323k0000e030255000c.html
03月23日 11:21毎日新聞

 【ワシントン西田進一郎】トランプ米大統領が、北朝鮮のミサイルがハワイから100マイル(約160キロ)以内に着弾したと発表した時、多くの国民や他国は信じるだろうか??。米保守紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は22日付朝刊の社説で、トランプ氏が「誇張や証拠のない非難、信じがたい否定、うそを垂れ流しているとみられている」と主張。言動が自身の信頼性の低下を招いているとして、厳しい文言で警鐘を鳴らした。

 例として、3月4日に「オバマ前大統領に盗聴されていた」とツイッターに投稿したことを挙げた。主張を裏付ける証拠を示さないばかりか、情報当局者や共和・民主両党の幹部も証拠が見つかっていないと述べているにもかかわらず、「からになったジンの瓶を手放そうとしない酔っぱらいのように自らの主張に固執している」と指摘。さらに「ツイートの証拠を得ようと躍起になり、意地を張って間違いを認めることもしない」と批判した。

 そのうえで、大統領として公約を立法化していくうえでは、自身の中核的な支持層だけでなく、共和党内にもパートナーが必要で、海外にも支援を頼むことができる友人が必要だと指摘。さらに、トランプ氏が自身の支持率の低さを伝える世論調査結果を「フェイク(偽)ニュース」と呼んでいることに触れ、「トランプ氏が事実をより尊重しなければ、ほとんどの国民はトランプ氏を『フェイク・プレジデント(偽大統領)』だと結論づけるかもしれない」と皮肉を込めて警告した。

4380名無しさん:2017/03/24(金) 15:52:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170324-00000035-jij-n_ame
駐日大使にハガティ氏指名=投資会社創業者―米大統領

時事通信 3/24(金) 9:21配信
 【ワシントン時事】トランプ米大統領は23日、次期駐日大使に投資会社創業者ウィリアム・ハガティ氏(57)を指名すると正式に発表した。

 ハガティ氏は親日家で、政権移行チームの政治任用責任者を務め、トランプ氏から信頼を得たとされる。上院の承認を経て就任する。

 ハガティ氏はテネシー州出身。先の大統領選では当初、トランプ氏のライバルだったブッシュ元フロリダ州知事を支援していたが、後にトランプ氏の陣営に参加。昨年夏から政権移行チームに加わり、各省幹部など政治任用ポストの人選に携わった。

 過去にブッシュ(父)元政権の経済アドバイザーを務め、2012年大統領選の共和党指名候補となったロムニー元マサチューセッツ州知事の陣営に参加するなど、共和党主流派にも人脈がある。

 1990年代半ばに投資会社ハガティ・ピーターソン社を設立する以前は、ボストン・コンサルティング・グループなどに勤務。同グループ時代に日本に約3年間駐在した経験を持つ。ただ、外交分野の経験はなく、外交手腕は未知数だ。

 大統領は就任前の今年1月上旬にハガティ氏の起用を決定。日本政府も既に事前承認(アグレマン)を出しているが、政治任用の責任者だったこともあり、正式な指名が遅れていた。

4381チバQ:2017/03/24(金) 16:23:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170324-00000083-jij-n_ame
パイプ役か手ごわい交渉人か=新大使候補、対日姿勢は未知数

時事通信 3/24(金) 14:55配信
【ワシントン時事】トランプ米大統領が駐日大使に指名したウィリアム・ハガティ氏は、閣僚候補の人選など政権移行の要を担ってきた人物だ。

 このため、日本政府内からは大統領との太いパイプ役になるはずだと期待する声が出ているが、実際のところ対日姿勢は未知数で、さまざまな要求を突きつけてくる可能性も否定できない。

 米国では知名度の低いハガティ氏の起用は大統領選での功績に報いるものだという見方もある。しかし、大統領は選挙戦で「駐日大使は非常に重要なポジション」と訴えてきた経緯があり、単なる論功行賞とみるのは早計だ。

 大統領は一昨年夏の演説で「日本と交渉する駐日大使には切れる人物が必要だ」と強調。当時現職だったケネディ前大使を「過大評価されている」とこき下ろし、「私は一般には全く知られていないが、もっと優秀な人々を知っている。私ならそういう人物を駐日大使に据える」と語っていた。

 大統領は今年2月の安倍晋三首相との会談で、日本に対する大統領選中の強硬論を封印し、日米同盟重視の姿勢を鮮明にした。しかし、4月にも始まる日米経済対話で再び対日要求を強めてくる可能性も否定できない。コンサルティング会社ボストン・コンサルティング・グループで働いていた時に約3年間の日本駐在経験があり、親日家のハガティ氏が「タフネゴシエーター」に変貌する可能性もある。

4382チバQ:2017/03/24(金) 16:24:43
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170324-00000034-jij-n_ame
駐イスラエル大使承認=大使館移転、入植支持に懸念―米上院

時事通信 3/24(金) 9:02配信

【ワシントン時事】米上院は23日の本会議で、弁護士のデービッド・フリードマン氏の駐イスラエル大使就任を賛成52、反対46で承認した。

 同氏が在イスラエル米大使館のエルサレム移転や占領地ヨルダン川西岸のユダヤ人入植活動を支持していたことに懸念が広がり、駐イスラエル大使人事としては異例の数の反対票が投じられた。トランプ政権で大使人事が承認されたのは国連大使を除いて初めて。

 フリードマン氏はトランプ大統領の長年の知人で、選挙戦では顧問を務めた。フリードマン氏の起用は、トランプ政権の親イスラエル的な姿勢を象徴する人事とみられている。反対票を投じた民主党のワーナー上院議員は「現政権は(イスラエルとパレスチナの)『2国家共存』を支持する米国の超党派的な立場からそれていく恐れがある」と批判した。

4383チバQ:2017/03/24(金) 18:25:16
http://www.sankei.com/world/news/170324/wor1703240006-n1.html
2017.3.24 07:03更新

【トランプ政権】
民主党、米最高裁人事拒否の姿勢 議事妨害で阻止




 米上院民主党トップのシューマー院内総務は23日、トランプ大統領が最高裁判事に指名した保守派のゴーサッチ連邦高裁判事の承認について、議事妨害による阻止を目指すと表明した。トランプ氏は議会規則を改正して承認を進めるよう与党共和党に促しており、党派対立の先鋭化は必至だ。

 上院規則では、長時間の演説などの議事妨害を打ち切って承認を得るには定数100のうち60人の賛成が必要。共和党の議席は52にとどまるため、トランプ氏は60人を過半数に引き下げるよう提案している。

 シューマー氏は記者会見で「60票が獲得できないなら、規則改正ではなく、判事候補を変えるべきだ」と話した。来月初旬に上院本会議での承認採決が実施される見通し。民主党の一部議員が賛成に転じる可能性もあり、情勢は流動的だ。(共同)

4384とはずがたり:2017/03/25(土) 18:22:47

2017.3.25 07:59
【トランプ政権】
オバマケア代替法案を撤回 最重要公約、政権に大打撃
http://www.sankei.com/world/news/170325/wor1703250020-n1.html

 【ワシントン=小雲規生】ライアン米下院議長は24日、本会議での採決を予定していた医療保険制度改革(オバマケア)の改廃法案を撤回すると発表した。可決に必要な賛成票を固められなかったためで、オバマケアは当面存続する。オバマケア改廃は大統領選挙での最重要公約だっただけに、就任早々に大打撃を受けた形だ。

 ライアン氏は24日、記者会見で「残念な日になった」と述べて失望を表明。オバマケアの制度が一部で維持されることに不満を示してきた党内強硬派から十分な賛成を引き出せなかったことを認め、「近い将来はオバマケアは存続する」と述べた。

 一方、トランプ氏もホワイトハウスで記者会見し、保険料が上昇傾向にあるオバマケアは「自壊させておけばいい」と述べ、その責任は民主党にあると強調した。また今後は「税制改革に向かうだろう」とした。

 トランプ氏は選挙戦でオバマケア改廃を最重要公約とし、ビジネスで培った「交渉術」で実現させると宣言。改廃法案発表後はライアン氏のほか、下院議員の経験が長いペンス副大統領やプライス厚生長官らも総動員して票固めに躍起となった。しかし賛成票は可決に必要な216人に10人程度届かなかった模様で、共和党議員237人から多くの造反者が出たようだ。

 改廃法案撤回は就任後に目立った成果を残せていないトランプ氏にとって手痛い失敗。さらに共和党もホワイトハウスと上下両院を握りながら悲願のオバマケア改廃を実現できず、統治能力不足を露呈する結果になった。トランプ氏が思うままに政権を運営できるわけではないことが明らかになった形で、今後、支持層のトランプ離れが進む恐れがある。

オバマケア見直し法案を撤回 トランプ政権に打撃
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1225898224/500
2017/3/25 9:37

4386とはずがたり:2017/03/25(土) 22:13:31
いよいよトランプ政権がヤバくなってきた 「オバマケア代替法案」採決延期で見えたもの
http://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-164582
03月24日 11:00東洋経済オンライン
かんべえ(吉崎 達彦) :双日総合研究所チーフエコノミスト

「ワシントンDC」で見た「2017年のリアル」とは?
…久しぶりに見るワシントンで、ひとつだけどうしようもなく違和感を覚えることがある。それは…ニューススタンドも街角から姿を消してしまった。かろうじて残っているのはフリーペーパー専用のスタンドだけである。…

「オバマケア代替法案」が「ライアンケア」と呼ばれる理由
…そんなことよりも当地における大問題は、共和党によるオバマケア代替法案が下院で可決されるかどうか、である。

23日夜に投票にかけられる予定であり、本稿を執筆しはじめた時点では票読みは微妙。なにしろ、共和党が下院435議席中の多数を占めているとはいえ、造反者が22人を超えると不成立となってしまう。

もちろん民主党議員は一致団結して反対に回る。トランプ大統領とライアン下院議長は、アメとムチの両方を駆使して党内説得に努めているが、その成果ははかばかしくない。

オバマケアこと医療保険改革は、無保険者2000万人を救済するものとして、オバマ大統領の内政上、最大の功績とされている。ところが「割り勘負け」を嫌う富裕層からはそっぽを向かれ、しかもコストが年々増大することで評判が悪かった。

これを廃止することは共和党の悲願であったが、かといって与党になった途端に廃止して、「あとは野となれ山となれ」と無保険者を放り出すわけにもいかない。特にトランプ政権としては、「忘れられた人々を守る」という看板が泣くというものだ。

そこでライアン下院議長が、急きょオバマケアの代替案を作成した。プロっぽい手口でコストを削減しており、同法案を「ライアンケア」と呼ぶ向きもある。

ただし「とことん小さな政府」を標榜するフリーダム議連と呼ばれる共和党内の右派グループは、「これではオバマケアLiteに過ぎないではないか」とへそを曲げている。もともとティーパーティの流れをくむ人たちだけに、その姿勢はなかなかに「かたくな」なのである。

こちらで会ったさる弁護士は、「下院議員は2年ごとに選挙だからねえ。あいつらを説得することは簡単じゃないんだよなあ」とあきらめ気味であった。かといって、フリーダム議連の言い分を受け入れると、今度は党内穏健派の議員が離れていくことになる。この調子で行くと、上下両院で多数を握っていても、共和党政権にできることは少ないと言わざるを得ない。連邦議会は魑魅魍魎の世界なのである。

もちろん撤廃には多くの人たちが反対している。たまたま話題のトランプインターナショナルホテルで3時のお茶をしようと洒落こんだら、ホテル前には「オバマケア撤廃反対」の集会が行われていた。平和的なグループだったが、ここを出発したデモ隊が議会に向けて行進するのであろう。文字通り政治決戦の一日ということにある。

さあ、法案は可決か、否決か、修正か――と思ったところ、ライアン下院議長は票読みが足りないと見て、採決の延期を選択したようだ。これは現地ジャーナリストの読み通りの展開。問題はこの失点が、トランプ大統領に向けられるのか、それともライアン議長や議会共和党に向けられるのか。

この事態を受けて、NYダウ株価は6日連続の下落。オバマケアの代替法案さえ通せないのであれば、この後に続く税制改正やインフラ投資、あるいは金融規制の緩和なども目算が立たないことになる。これまで「トランプ政権による財政支出」を織り込んで、昨年11月から買い上がってきた市場としては、深く失望せざるを得ない。為替市場でも円高ドル安へのバックラッシュが起きている。

議会工作ができない政権に「来るべきものが来た」
しかるにこの事態、いよいよ「来るべきものが来た」という気もする。前回も書いた通り、株式市場はトランプ政権を楽観し、債券市場は悲観してきた。両方が正しいということはあり得ない。そして後者の側に立てば、共和党内はもともと「学級崩壊」状態であり、これにトランプ大統領の乱暴な政局運営も重なって、簡単には一枚岩になれないことは自明であった。

政治というものは、つまるところが妥協の技術である。法案をまとめるには、ベテランの知恵がいる。ところが現状を否定する民意がヒステリックに暴走して、トランプ政権という異常な政権を作ってしまった。トランプ大統領が「素のまま」では議会工作が進まない。逆に「手練手管」を弄すると支持者に背かれてしまう。

法案採決は24日に延期されたが、深夜に至っても議会内では説得工作が続けられている模様である。が、当「市場深読み劇場」としては、「やっぱり無理っぽいんじゃないの」ということを、とりあえず今週の結論としたい。…

4387チバQ:2017/03/26(日) 19:08:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170325-00000027-mai-n_ame
<米オバマケア>代替法案を取り下げ 可決見通せず
毎日新聞 3/25(土) 10:46配信

<米オバマケア>代替法案を取り下げ 可決見通せず
トランプ米大統領=AP
 ◇共和党の下院指導部、トランプ氏と合意

 【ワシントン西田進一郎】米与党・共和党の下院指導部は24日、トランプ政権が最重要政策の一つと位置付ける医療保険制度改革(オバマケア)を廃止して新たな制度に置き換える法案を取り下げることを決めた。下院本会議での採決を予定していたが、野党・民主党に加え、共和党内の保守強硬派などの反対が強いため可決の見通しが立たず、取り下げることでトランプ氏と合意した。政権発足後最初に取り組んだ重要法案でのつまずきは、トランプ政権にとって大きな打撃となりそうだ。

 トランプ氏と共和党議員らは、昨秋の大統領選と議会選で、オバマ前政権の看板政策だったオバマケアの「廃止、置き換え」を公約として訴えた。同党指導部は今月、オバマケアのうち保険加入の義務づけや罰則規定を廃止し、低所得者にも加入を促すための保険料補助をやめて年齢に応じた税額控除に変えることなどを柱とする法案を議会に提出。法案は、トランプ氏が議会の支持を得て政策を実現する能力を占う試金石とみられていた。

 しかし、党内の保守強硬派は政府の関与をより少なくするよう強く主張し、一方の穏健派は中高年の無保険者が出ることを懸念して反対。このため、指導部はホワイトハウスと連携し、法案を修正するなどして反対議員の切り崩しを続けてきた。

 下院(定数435、欠員5)で可決するためには過半数の216票が必要だ。ところが、米メディアによると24日時点で、237議席を占める共和党で35人以上が反対する意向を示し、採決すれば否決される見通しとなっていた。

 共和党のライアン下院議長は記者会見し、「可決に極めて近づいたが、(賛成票が)足りなかった。大統領に法案取り下げが最善の策だと伝え、合意した」と説明。そのうえで「我々にとって失望の日となった。これはつまずきだが、終わりではない」と強調した。

 トランプ氏はホワイトハウスで記者団に「非常に僅差だ」と悔しさをにじませた。そのうえで「オバマケアは破綻している。(民主党上下両院トップの)ペロシとシューマーこそが敗者だ」などと民主党に批判の矛先を向けた。また、トランプ氏は、次に取り組む最重要課題として税制改革を挙げ、「大規模な減税を含む税制改革に非常に力強く取り組むだろう」と語った。

 ◇オバマケア

 米国史上初めて公的補助を通じ国民に医療保険加入を原則、義務付けた医療保険制度改革を指す。当初、国民皆保険を目指した。加入者は推計2000万人増えたが、約3000万人が未加入。改革を進めたオバマ前大統領の名前に医療保険(ヘルスケア)を加えた造語。2014年に本格施行された。

4388チバQ:2017/03/26(日) 20:58:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170326-00050067-yom-int
オハイオ州のクラブで乱射、1人死亡15人負傷
読売新聞 3/26(日) 19:43配信

 【ニューヨーク=吉池亮】米中西部オハイオ州シンシナティで26日未明(日本時間26日午後)、ナイトクラブで乱射事件があり、地元警察当局の発表では1人が死亡、少なくとも15人が負傷した。

 AP通信などは、銃撃犯は複数いたと報じており、警察当局が行方を追っている。犯行動機などは不明だが、地元警察はテロだったとの証拠は見つかっていないとしている。

 クラブ内は土曜夜から詰めかけていた客らでにぎわっており、突然の銃撃で大混乱に陥ったという。

 米国では昨年6月、南部フロリダ州オーランドのナイトクラブで銃撃事件が発生。米国での乱射事件史上最多の49人が死亡している。

4389とはずがたり:2017/03/27(月) 22:50:02
>アメリカの白人労働者層には、共通の特徴がある。多くは18世紀に移民としてやってきたスコッツ・アイリッシュ達で、南はアラバマ州やジョージア州、北はオハイオ州やニューヨーク州にかけて広がるアパラチア山脈の近くに住み出した。
>先祖は南部の奴隷経済時代に日雇い労働者として働き、その後は物納小作人から炭鉱労働者に身を転じ、近年では機械工や工場労働者として生計を立ててきた。「ヒルビリー(田舎者)」と呼ばれた彼らは代々貧困を受け継いでおり、アパラチアから五大湖周辺のラストベルト(錆びついた工業地帯)に移住したものも多かった。
こいつら長年最先進国のアメリカに住んでながら何やっとったんや(;´Д`)と思わなくもないけど,それを拾ったトランプとサンダースであり民主・共和両党のエスタブリッシュメントへのパニッシュメントはでかかったと云ふべきか。

繁栄と無縁だったアメリカ白人たちの正体 取り残された街がトランプを大統領にした
http://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/life/toyokeizai-164380.html
03月25日 13:00東洋経済オンライン

格差の問題が叫ばれて出して久しいが、格差が深刻化する中でさらなる問題が沸き上がりつつある。「格差を是正せよ」「ダイバーシティって素晴らしい」という掛け声とともにフォーカスが当たるのは、いつだって最底辺に位置するマイノリティの人ばかりなのである。

アメリカの白人労働者階層「ヒルビリー」
「鶏口となるも牛後となるなかれ」とはよく言ったものだが、アメリカで実施されたある調査でも、それを裏付けるような結果が出ている。子供世代が自分たちよりも経済的に豊かになるだろうと答えた人の割合が、黒人やラテンアメリカ系住民で優に半数を超えたのに対して、労働者階層の白人の場合は、44%のみにとどまったのだ。

このアメリカの「牛後」にあたる白人労働者層には、共通の特徴がある。多くは18世紀に移民としてやってきたスコッツ・アイリッシュ達で、南はアラバマ州やジョージア州、北はオハイオ州やニューヨーク州にかけて広がるアパラチア山脈の近くに住み出した。

先祖は南部の奴隷経済時代に日雇い労働者として働き、その後は物納小作人から炭鉱労働者に身を転じ、近年では機械工や工場労働者として生計を立ててきた。「ヒルビリー(田舎者)」と呼ばれた彼らは代々貧困を受け継いでおり、アパラチアから五大湖周辺のラストベルト(錆びついた工業地帯)に移住したものも多かった。

このラストベルトに位置する州の多くは製造業の衰退、人口減少、移民増加といった共通の課題を抱えており、さしたる注目を集めてこなかったのが実情だ。ところが先のアメリカ大統領選においてにわかに注目を集め、結果的にはこの地域の票が一気に傾いたことによってトランプ大統領が誕生したのである。

本書『ヒルビリー・エレジー』はそんなラストベルトの一角、オハイオ州の鉄鋼業の町で子供時代を送った人物がその半生を綴った回想録である。とりわけこの記録が貴重なのは、貧困地域における問題の本質をマクロの視点ではなく、一人の生活者として、そしてファミリーの記憶として、ミクロの視点から描き切っていることだ。

暴力とアルコールとドラッグと失業が蔓延
幼少の頃から父親が次々と代わり、名前や住む場所や頻繁に変わる。母親はヒステリックに怒り、時にはDVに及ぶ。母親が逮捕されぬよう警察ではウソの証言を行い、あげく母親はヤク中になってしまい尿検査で提出する尿を息子にせがむ。それは著者の心に十分なトラウマを植え付け、その後の人生に大きな影を落とすほどであった。

しかもこの家が特別ということではなく、その光景は街の至るところでも繰り広げられていたという。暴力とアルコールとドラッグと失業が蔓延する地域は、とにかく社会課題が山積みで、しかも驚くほど多様であった。

そんな著者が大学を卒業し、最終的に社会で成功を収めるようになるまでには、いくつかの転機となる出来事があった。まずは高校生の時、祖母が安定した家庭環境を提供してくれたということである。何を当たり前のことと思われるかもしれないが、普通であることすら稀有、この点にこそ問題の本質が潜んでいるだろう。

4390とはずがたり:2017/03/27(月) 22:50:14
>>4389-4390
やがて海兵隊に入隊し、規則正しい生活を送ることの重要性を初めて学ぶ。さらに努力することで自分自身を変えていけるという経験を積み重ねると、次第に成功への歯車が回り出す。その後はイエール大学のロースクールへ入学し、この地域の出身者としては珍しく社会階層のアップグレードに成功するのだ。

生活者目線で指摘する問題点の数々は興味深く、産業構造といった外部環境のみならず、住民の気質にも問題があったという。プライドが高くて収入は低い。そんなヒルビリーの人たちは人生の早い段階から、自分たちに都合の悪い事実から目を背けることによって、不都合な真実に対処する方法を学ぶ。自分の人生なのに自分ではどうにもならないと考え、なんでも他人のせいにしてしまう傾向にあるのだ。

マスコミ不信に陥っており、自分たちに好都合な事実がどこか別の場所に存在すると思い込んでいるため、陰謀論のようなフェイクニュースに対しても簡単に餌食となってしまう。つまり理想と現実を混同し、街ぐるみで学習性無力感に陥っている状態だ。だから貧困は、地縁・血縁を通じて伝播しやすくなってしまう。

これらの状況を踏まえたからこそ、トランプは以下のようなメッセージを発し続けたのである。「アメリカを再び偉大な国にする」「見くびられた貿易政策が国の雇用を奪った」「不法移民は福祉に頼ってシステムを悪用している」 。さらに政治の門外漢というスタンスから「ワシントンの政治家たちはこれらの問題を傍観してきた」と煽り、マスコミにも矛先は向いた。

街の空気が私的な角度から可視化されていくにつれ、トランプがなぜ選挙中にあのようなメッセージを発し続けたのか――その文脈がリアリティをもって伝わってくる。ニューヨークからもシリコンバレーからも決して見えない風景が、ワシントンの命運を握ったのだ。

それは選挙戦術としては優れていたかもしれないし、彼の地の人々が自分の選択に意味を見出したという点においては大きな進歩であったのかもしれない。だが課題を本質的に解決できたのかと言えば、それはまた別の話であるだろう。

貧困地域の課題を解決するには?
著者は半生を振り返りながら、貧困にあえぐ地域の課題を持続可能な形で解決するためには社会資本が必要だと主張する。経済的な価値があるネットワークをもち、私たちを会うべき人に引き合わせてくれたり、価値ある情報やチャンスを与えてくれる――そういう人間関係に基づく資本こそが彼を貧困から救い出してくれたのだと。

本来セーフティネットになるはずの地縁・血縁がリスクそのものになったというのは特殊なケースかもしれないが、世界中において地縁・血縁といったつながりが希薄になり、代替となる可能性のあったSNSは「ポスト・トゥルース」の時代を迎えている。

このような状況下において、何がセーフティーネットになりうるかというのは普遍的な問いかけでもあり、決して対岸の火事とは思えない。世界がこれから直面していく未来的な課題を解決するためのヒントに満ち溢れた一冊と言えるだろう。

4391チバQ:2017/03/28(火) 14:41:43
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170328-00000036-jij-n_ame

行革トップに大統領娘婿=米ホワイトハウスが新部署

時事通信 3/28(火) 9:09配信

【ワシントン時事】米ホワイトハウスは27日、行政改革を推進するイノベーション担当部署を新設すると発表した。

 トップにはトランプ大統領の娘婿、クシュナー上級顧問(36)が就任する。

 政府機関の技術刷新やサービス向上のほか、国民の雇用促進、退役軍人の支援に関する政策などを大統領に提言する。米メディアによると、アップルのクック最高経営責任者(CEO)やマイクロソフト創業者のゲイツ氏ら実業界トップとも連携。政府業務の一部民間委託も検討するという。

 クシュナー氏はワシントン・ポスト紙に対し「政府は偉大な米企業のように運営されるべきだ」と発言。政府業務の効率化を目指す考えを強調した。 
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4392チバQ:2017/03/28(火) 18:32:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170328-00000019-mai-n_ame
<米不法移民対策>LAなど「聖域都市」に警告 司法長官

毎日新聞 3/28(火) 11:09配信
 【ワシントン西田進一郎】セッションズ米司法長官は27日、ホワイトハウスで記者会見し、不法移民対策の強化を目指す連邦政府に非協力的な州や市などが米国の安全性を損なっており、連邦法執行に関わる資金を交付しないと表明した。トランプ大統領は1月に署名した大統領令に非協力的な自治体への補助金停止を盛り込んでいた。これを実行に移すとの発表だが、地方自治体の反発は必至だ。

 ロサンゼルスやシカゴなど非協力的な市などは、不法移民に寛容な「サンクチュアリシティー(聖域都市)」と呼ばれる。連邦移民当局は不法移民の発見や送還を目指すが、地元警察は移民に滞在資格を問わず、不法滞在が判明しても移民当局には連絡しない。自治体側は捜査協力が得やすくなるなどと主張するが、不法滞在を助長するとの批判もある。

 セッションズ氏は会見で「危険な犯罪者を路上に置き米国の安全性を低めている」と聖域都市を批判し、不法移民による犯罪を列挙。連邦政府からの連邦法執行に関わる資金を求める地方自治体には、連邦法に従って連邦移民当局と不法移民に関する情報を共有していることを証明するよう求め、政府資金を受け取る条件にすると述べた。

4393チバQ:2017/03/30(木) 20:09:03
http://www.sankei.com/world/news/170330/wor1703300019-n1.html
2017.3.30 11:04
【トランプ政権】
イバンカさん、無給でホワイトハウス入り 「大統領補佐官」へ
 【ニューヨーク=上塚真由】トランプ米大統領の長女、イバンカさん(35)は29日、父親の助言役を務めるため、無給の職員としてホワイトハウス入りすることを明らかにした。米メディアによると、イバンカさんの肩書は「大統領補佐官」になる見通し。夫のクシュナー氏(36)も無給で大統領上級顧問を務めており、政権内でイバンカさん夫婦の存在感が一層高まりそうだ。

 イバンカさんはすでにホワイトハウスに執務室を持ち、各国との首脳会談などに同席してきたが、特定の役職はなく、親族が深く政権に関わることを問題視する声も上がっていた。イバンカさんは、倫理面で懸念の声があることを承知していたとし、「他の連邦職員と同じ規律に従いながら、無給の職員としてホワイトハウスで勤務することにした」とコメントした。

4394とはずがたり:2017/03/31(金) 20:38:51
2017年 03月 31日 07:38 JST
トランプ米大統領、共和党保守派に宣戦布告 重要政策可決へ圧力
http://jp.reuters.com/article/usa-trump-idJPKBN17138X

 3月30日、トランプ米大統領(写真)は、医療保険制度改革(オバマケア)代替法案の可決を阻止した共和党保守派議員に対し、重要政策の立法化をこのまま阻害し続ければ次回の議会選挙で敗北に追い込むとけん制した。ホワイトハウスで24日撮影(2017年 ロイター/Carlos Barria/File Photo)
 3月30日、トランプ米大統領(写真)は、医療保険制度改革(オバマケア)代替法案の可決を阻止した共和党保守派議員に対し、重要政策の立法化をこのまま阻害し続ければ次回の議会選挙で敗北に追い込むとけん制した。ホワイトハウスで24日撮影(2017年 ロイター/Carlos Barria/File Photo)
[ワシントン 30日 ロイター] - トランプ米大統領は30日、医療保険制度改革(オバマケア)代替法案の可決を阻止した共和党保守派議員に対し、重要政策の立法化をこのまま阻害し続ければ次回の議会選挙で敗北に追い込むとけん制した。

トランプ氏はツイッターで、党内の保守派下院議員で構成する「フリーダム・コーカス」のメンバーに対し、「フリーダム・コーカスが早急にチームに協力しないなら、共和党の政策課題をすべて損なう。われわれは2018年に彼らと民主党と戦うべきだ」と述べた。

だがフリーダム・コーカスのジャスティン・アマシュ議員は「大半の人はいじめを快く思わない」と反論。大統領の発言が建設的かと記者団に聞かれ、「小学5年生なら思い通りになって建設的かもしれないが、政府はこうは機能しない」とした。


共和党のライアン下院議長は記者団に対し、「大統領の不満は理解できるし、共有する」とし、共和党内で対話継続を促すと語った。

これに先立ち、ライアン氏はCBSの番組で、共和党内の意見の対立を受けて、トランプ大統領が民主党と協力して選挙公約の実現を目指す事態を懸念しているとし、「そうした状況は望まない」と述べていた。

4397チバQ:2017/04/01(土) 17:42:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170401-00000030-mai-n_ame
<米国>共和強硬派に「トランプ砲」…「議会選で戦う」
毎日新聞 4/1(土) 11:25配信

<米国>共和強硬派に「トランプ砲」…「議会選で戦う」
トランプ米大統領の3月30日のツイート
 【ワシントン西田進一郎】トランプ米大統領が、医療保険制度改革(オバマケア)を廃止して新たな制度に置き換える法案に反対した与党・共和党の保守強硬派に対し、自身の政策を支持しなければ2018年の中間選挙で戦うことも辞さない構えを示した。最重要法案の取り下げに追い込まれたトランプ氏が、今後の政権運営を見据え、異例の警告で反撃に出た形だ。

 トランプ氏は先月30日のツイッターで「(保守強硬派の議員グループ)『フリーダム・コーカス』が早急にチームに加わらないなら、共和党の政策課題全体を傷つける」と不満を表明。さらに「我々は18年に、彼らや民主党と戦わなければならない」と投稿した。

 トランプ氏は先週、ライアン下院議長ら共和党の下院指導部と連携し、オバマケアの代替法案の下院可決を目指した。同党は過半数の237議席を占めるが、保守強硬派の30人超が所属するとされるコーカスの議員らが反対。法案通過に必要な216票を確保する見通しが立たず、撤回に追い込まれた。

 今月下旬には2017会計年度の暫定予算が失効するため、トランプ氏や共和党指導部はその前に、会計年度末にあたる9月末までの予算案を成立させる必要がある。さらに、トランプ氏が次の重要政策として挙げる税制改革なども控えている。党内の対立はこうした場面でも再燃しかねず、トランプ氏は先手を打って党内の引き締めに乗り出した。

 一方、コーカスからの支持がなければ、法案可決のために野党・民主党議員の支持を得る必要が出てくる。ライアン氏は30日放送のCBSニュースのインタビューで、共和党内で対立が続けば、トランプ氏が民主党と協力して選挙公約の実現を目指す可能性が出てくることに言及し、コーカスに協力を促した。

4399とはずがたり:2017/04/04(火) 16:24:08
>>4398-4399
 ――敗北が嫌だったからでは。
 「うん。私は敗北しない。敗北は嫌いだ。しかし、あの日は決定的な日ではなかった。話している間も交渉は進んでいる。あなたが知っているかどうかわからないが、今も交渉しているんだ。採決をする理由はなかった。『採決はするな』と言ったんだ。今に分かる。いずれにせよ、私は素晴らしい医療保険制度を公約した。この国に素晴らしい医療保険をもたらす。現状では、どちらかだ。オバマケアの撤回と交渉中の代替案だ。うまくいかなければ……。フリーダム・コーカス(自由議員連盟=共和党内の保守強硬派)はいい。彼らは友人で、既に多くが(議連を)離れ、ご存じの通り、多くが我々の側に賛成を示している。しかし民主党の賛成がゼロの時――ゼロだ――共和党をほとんど百パーセントまとめないといけない」

 ――今後、民主党議員を切り崩しにかかる可能性もありますか。
 「第2の可能性としてはある。しかし第2の可能性――フリーダム・コーカスが大敗北を喫する――はあまりみたくない。我々のプランはとても良いものだからだ。良いプランというのはフェーズ1だけでなく2、3を足してだ。我々の思うとおりにいかず民主党と妥協すれば、私の考えではあまり良いプランにはならない。しかし医療保険制度はとても良いものになり、党派を超えたものになるだろう」

 ――大統領の職を楽しんでいますか。
 「とても気に入っている。楽しんでいる。楽しんでいるとも。我々は既に多くを達成し、とてもうまくやっている。雇用では、フォード・モーターが3工場の追加投資を発表した。数千人分の雇用だ。ゼネラル・モーターズ(GM)、フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)はメキシコに工場をつくろうとしていたが、ミシガン州にした。オハイオ州にした。我々は前進している」

 ――米国の企業経営者と話すと、「素晴らしい。景況感は回復している」と言う人と「トランプ氏がうちについてツイートして株価が下がったらどうしよう」という人がいます。
 「ツイッターなしで今の私はない。私はフェイスブック、ツイッター、インスタグラムで1億人を超えるフォロワーがいる。偽ニュースを頼る必要がない」


 ――他国も欧州連合(EU)から離脱する英国の後を追うと思いますか。
 「私はブレグジットは英国にとって非常に良いことだと思う。それらは英国にとって非常に良いことになるだろう。ブレグジット(の国民投票)が起きたとき、私は多くの国が追随すると考えていたが、実際はEUは一つにまとまりつつある。(英国のEU離脱は)双方にとって非常に良いことになりうる」

 ――ブレグジットはウイルスではなく、解毒剤だというわけですか。
 「非常に興味深いね。もし国民投票の翌日に君がその質問をしたら、私はこう答えただろう。『その通りだ。(EUの)解体が始まる』とね。しかし彼らは非常に良い仕事をし――私はもうすぐ彼らと会うのだが――彼らはうまくまとまってきている」
 「私はドイツのメルケル首相と素晴らしい会談をした。彼女と素晴らしい会談をして、私は本当に彼女のことが好きだ。彼女も私に同じ事を言った。私は2日前に彼女と話したんだ。彼女は同じ事を私に言った。我々は素晴らしい会談をしたが、報道はそれを伝えない」

 ――欧州は求心力を保っているということですか。
 「私は求心力を持っていると考える。彼らはブレグジット以降、前より良くなっている。前よりうまくやっていると思うよ」

 ――どのような意味で、彼らがよくやっていると考えるのですか?
 「EU諸国は、一緒になり続けるために(以前と)違う精神でやっている。英国と戦っていたときには持っていなかった精神だ。そして英国は出て行くことを決めた。私は本当に、英国にとって非常に素晴らしい交渉になると思う。EUにとっても本当に、本当に良いことになると考えている」

 ――フランス(大統領選)では(極右政党、国民戦線=FN=の)マリーヌ・ルペン党首が全く同じでないにせよ、あなたと似たような主張をしています。彼女の勝利が、あなた自身がやってきたことを正当化すると考えますか?
 「どうなるかは分からない。外的なかく乱要因によって選挙戦に変化があったことは知っている。面白いレースになるだろう。(レースの行方を)私は本当に知らないし、彼女のことも知らない。会ったこともない。これは非常に面白い選挙だ。しかし、外的な要因によってレースの行方は変わるかもしれない」

By Lionel Barber, Demetri Sevastopulo and Gillian Tett
(2017年4月3日付 英フィナンシャル・タイムズ紙 https://www.ft.com/

4400とはずがたり:2017/04/04(火) 20:30:42

米大統領夫人写真に賛否=「修正し過ぎ」
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017040400950&amp;g=int

 【ワシントンAFP=時事】米ホワイトハウスは3日、メラニア大統領夫人(46)の公式写真を公表した。「想像を超えた美しさ」と美貌をたたえる声が上がる一方、「修正し過ぎ」「昔の卒業アルバムのよう」などと批判するコメントも寄せられている。
 公式写真で、元モデルのメラニア夫人は黒いジャケットを着て腕を組み、かすかな笑みを浮かべている。左手には巨大なダイヤの指輪、右手には小ぶりながらも輝く指輪を着用。声明で「ファーストレディーとして仕えることを誇りに思う」とコメントしている。
 大統領夫人の公式写真が批判を浴びるのは初めてではない。オバマ前大統領のミシェル夫人は2009年、袖のない服で腕をあらわにした写真がカジュアル過ぎると批判を受けた。(2017/04/04-18:03)

4401チバQ:2017/04/06(木) 12:29:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170406-00000000-jij_afp-int
バノン氏、米NSC常任から外れる 新補佐官が人事再編

AFP=時事 4/6(木) 4:55配信
【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米政権のスティーブ・バノン(Steve Bannon)首席戦略官・上級顧問が、政権上層部の再編により、国家安全保障会議(NSC)の常任メンバーから外されたことが分かった。米当局者が5日、明らかにした。

【写真特集】トランプ次期米大統領を支える顔触れ

 バノン氏のNSC常任メンバーへの起用は、防衛、外交、情報活動などといった微妙な問題でのホワイトハウス(White House)の審議に政略を持ち込むものとして、広く批判されていた。

 極右系ニュースサイト「ブライトバート・ニュース(Breitbart News)」の元会長であるバノン氏は、トランプ氏を大統領へと押し上げた国家主義・反グローバル化運動の推進者とされ、賛否を巻き起こしている。

 バノン氏の名は、4月4日付けの大統領覚書でNSC会議の常任メンバーのリストから消えた。匿名で取材に応じたホワイトハウス高官は、同氏がNSCの常任メンバーから外されたことを認め、国家安全保障問題担当大統領補佐官に新たに起用されたH・R・マクマスター(H.R. McMaster)陸軍中将による人事再編の結果だと説明した。

 マクマスター大統領補佐官は、セルゲイ・キスリャク(Sergey Kislyak)駐米ロシア大使との秘密協議をめぐるスキャンダルで解任されたマイケル・フリン(Michael Flynn)氏の後任として、2月20日に就任した。

 同高官によると、マクマスター氏は自身のやり方を持っており、独自のNSC人事を行えるよう、トランプ大統領から約束を取り付けていた。【翻訳編集】 AFPBB News

4402とはずがたり:2017/04/06(木) 13:31:33

2017年 04月 6日 06:29 JST
前大統領補佐官ライス氏、犯罪犯した─トランプ米大統領=NYT
http://jp.reuters.com/article/usa-trump-russia-rice-idJPKBN1772TT

[ワシントン 5日 ロイター] - トランプ米大統領は5日、証拠は示さず、オバマ前政権時代に国家安全保障担当の大統領補佐官を務めたスーザン・ライス氏が犯罪を犯したとの考えを示した。米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)とのインタビューで述べた。

当局に傍受された通信記録に言及されていたトランプ大統領の関係者を特定するよう、ライス氏が求めたとしている。

トランプ大統領は自身の主張を裏付けるため通信記録を見直したかについては答えず、「適切な時期に」説明すると語った。

米情報機関が外国政府関係者を監視する際にトランプ氏側近の通信が傍受されたとする問題で、トランプ大統領と側近らは、ライス氏がその人物の名前を明らかにしたとの立証されていない報道に強い関心を示している。ライス氏は4日、MSNBCとのインタビューで、報道は「全くの誤り」と否定している。

米情報当局の関係者5人によると、米情報当局に監視されていたロシア人と米国人のやり取りを巡り、ライス氏は通常の手続きに沿って国家安全保障局(NSA)に対し、その米国人の身元を明かすよう要請した。ロシア人と接触していた米国人がトランプ大統領と関係がある人物だとライス氏が把握していた公算は小さいという。

国家安全保障担当の補佐官として、ライス氏はNSAに対し、身元を明かすよう命じることはできないが、要請はできる。

4404とはずがたり:2017/04/08(土) 15:57:16
NAFTAは更にメキシコから更にその南のグアテマラやベリーズに広めて行かねばならん。アメリカが新興のアジアに負けたくないのならね。

下がる支持率、企業も“離反”!? トランプを無視して米国企業がメキシコ投資を再開
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E4%B8%8B%E3%81%8C%E3%82%8B%E6%94%AF%E6%8C%81%E7%8E%87%E3%80%81%E4%BC%81%E6%A5%AD%E3%82%82%E2%80%9C%E9%9B%A2%E5%8F%8D%E2%80%9D-%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%92%E7%84%A1%E8%A6%96%E3%81%97%E3%81%A6%E7%B1%B3%E5%9B%BD%E4%BC%81%E6%A5%AD%E3%81%8C%E3%83%A1%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%82%B3%E6%8A%95%E8%B3%87%E3%82%92%E5%86%8D%E9%96%8B/ar-BBzy2VO#page=2
HARBOR BUSINESS Online
6 時間前

 トランプ大統領による米国企業のメキシコへの進出を阻止しようとした勢いは政権誕生から2か月を経過した今、次第に弱まっている。その証拠に、米国の企業がメキシコへの工場移転を再開し始めているのである。

 トランプ大統領が米国に残留すれば税金の免除をすると言っても、メキシコの労賃は米国の5分の1である。この労賃の差から発生する競争力は如何に生産効率を高めても、その差を埋めることは出来ない。

 それを充分に知っているフォード社ではあったが、大統領に就任直前、ハリケーンのように勢いのあったトランプ大統領の脅迫に屈してメキシコで新たに計画していた工場建設を中止した。この工場建設中止によって、米国で実施する投資額は12億ドル(1330億円)を予定しているが、それに伴う新たな雇用は僅かに130人が予定されているだけだという。仮に当初の計画通りメキシコのサン・ルイス・ポトシーで16億ドル(1770億円)を投資していれば2800人の雇用を生み、生産量も更に倍増していたはずである。

 トランプ大統領の治政への批判は止むことがない。ロシアゲートの調査が今後さらに深まって行くことは確かで、そこから弾劾に直面するようになるという想定も生まれている。その背景には、ロシアゲート以外にも、彼が事業家の時に彼の会社が利害関係を持っていた企業は500社にもおよび、そこから彼自身も利益を得ているということが発覚すれば、それは大統領の職務を全うすることに違反する可能性が高いということもある。反トランプ派はこの方面での解明も進めている。彼が辞任すれば、フォードはメキシコへの投資中断を悔やむことになるはずである。

◆トランプを無視してメキシコへの移転を進める企業

 そんななか、トランプの意向を無視してメキシコに工場移転を進めているのは次のような企業だ。(参照:「SIN EMBARGO」、「El Pulso Laboral」)

●トライアンフ・グループ

ワシントン州スポーケン市にあり、ボーイング社にファイバー部品を納めている。既に従業員を削減した。生産工場をメキシコのサカテカス州とバハ・カリフォルニア州に移転する。

●TEコネクティビティー

ニュージャージ州ペンソーケン市にある圧力センサのメーカーで、工場を閉鎖する予定。メキシコのヘルモシーリョ州に工場を建設する。

●イリノイ・トゥール・ワークス

イリノイ州モンゾン市に所在。自動車部品メーカーで、工場の一部を4月に閉鎖してメキシコのフアレス州フアレス市に移転する。

●レックスノード・コーポレション

インディアナポリスの350名の従業員を抱える産業用チェーンコンベアなどのメーカーで、メキシコに生産工場を建設予定。

4405とはずがたり:2017/04/08(土) 15:57:38
>>4404-4405
●キャタピラー

イリノイ州ジョリエット市に所在の建設機械メーカー。メキシコのモンテレイ州に工場を移転する。

●ニューコア

ノースカロライナ州シャーロット市に所在。会社の内部構造を改革し、メキシコで日本のJFEエンジニアリングと共同で自動車用の鋼板を生産予定。

 なぜここまでメキシコ移転に企業が走るのか? それは歴然としたメリットがあるからだ。

 アウディやテスラにサーキットボードを納品しているミシガン州のファーストロニックLLC は、2014年のメキシコへの移転で<「毎年、売上が30%伸びている」>と同社のジョン・サマット社長がブルームバーグの取材に答えたそうだ。更に、同社長は<「米国で生産していたら、大半の受注契約を手にする機会を失っていたであろう」>とも述べたという。

 この企業の移転を手助けしたテクマ・グループのアラン・ラッセル社長は安い給与を求めて企業がヨーロッパではチェコ、そしてアジアではベトナムで生産をするが、<米国にとって、それはメキシコである>と指摘している。更に同社長は<「これは、米国で雇用喪失させるのではなく、企業を救うためなのである」>と述べている。(参照:「El Pulso Laboral」)

 また、フォーブス電子紙が今月<米国、日本、中国から430社が今年メキシコへの投資を予定している>として記事にしている。その内の<300社はメキシコにとって新しい企業だ>としている。即ち、米国から今後もメキシコへの企業の進出は続くということなのである。(参照:「Forbes」)

◆メキシコだけが米雇用喪失の理由ではない

 トランプ大統領が米国での雇用の喪失を防ごうとしても、これから15年先の<2025年には米国の雇用の38%はロボットに職場を奪われる>という研究も発表されている。それは<900万人の雇用喪失に匹敵する>としている。そして、<それは10%の生産コストの削減になる>というのである。(参照「El Plural」)

 米国とメキシコの北米自由貿易協定(NAFTA)の交渉について、メキシコ政府は今年6月ー7月に交渉を開始したいと望んでいるが、米国政府は12月頃から開始したいという意向だという。米国政府の交渉内容がまだまとまっていないというのが交渉の遅れの要因だと想像されている。

 そもそも、この協定を問題視すること自体に無理があるのである。これはトランプ大統領の「米国から雇用が喪失したのはメキシコのせいで、その根底にあるのはNAFTAだ」という彼の偏見的な私見から生まれたものである。その偏見に正当性を持たせる理由づけに交渉担当となるグループが苦心しているのであろう。

 交渉の成り行き次第では、メキシコ経済は勿論大きな損害を受けることになるが、と同時に米国でもテキサス州など少なくとも5つの州はメキシコとの貿易が後退すると深刻な経済不振に陥るというのも米国政府は承知しているのである。

<文/白石和幸>

しらいしかずゆき●スペイン在住の貿易コンサルタント。1973年にスペイン・バレンシアに留学以来、長くスペインで会社経営する生活。バレンシアには領事館がないため、緊急時などはバルセロナの日本総領事館の代理業務もこなす。

4407チバQ:2017/04/09(日) 18:44:43
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170409-00000057-san-n_ame
「トランプ氏が最側近バノン氏更迭検討」と米報道 政権内対立に不満
産経新聞 4/9(日) 7:55配信

 【パームビーチ=黒瀬悦成】複数の米主要メディアは7日、トランプ米大統領がホワイトハウスの最有力側近とされるバノン首席戦略官兼上級顧問の更迭を検討していると伝えた。バノン氏と、トランプ氏の娘婿のクシュナー上級顧問が対立を深め、トランプ氏が内紛に不満を募らせているためだ。トランプ氏への影響力の強さから「黒幕」の異名までとったバノン氏が更迭されれば、政権の内政・外交政策は大きく方針転換する可能性もある。

 ホワイトハウスでは、バノン氏の下で「米国第一」を掲げる国家主義的な勢力と、より穏健な政策を志向するクシュナー氏の周囲に結集する金融業界や軍出身者がそれぞれ派閥を形成し、あらゆる問題で対立しているとされる。

 トランプ氏がシリアのアサド政権に対する巡航ミサイル攻撃の是非を検討する際も、攻撃を支持するクシュナー氏派と、中東情勢への関与に消極的なバノン氏派が衝突。トランプ氏はクシュナー氏の主張を受け入れる形で5日、バノン氏を国家安全保障会議(NSC)閣僚級委員会の常任メンバーから外した。

 ホワイトハウスが7日発表した、トランプ氏と主要閣僚らがフロリダ州のリゾート「マールアラーゴ」の会議室でシリアの戦況をテレビ画面で見守る写真でも、バノン氏は後ろの壁際に座っており、同氏が政権内で影響力を失いつつある様子をうかがわせた。

 一方、ニューヨーク・タイムズ紙などによると、プリーバス首席補佐官も、内政の最優先事項だった医療保険制度改革法(オバマケア)撤廃に失敗した責任を取らされる形で更迭が検討されている。

 トランプ氏は周辺に対し、プリーバス氏の後任候補を挙げるよう求めたとされ、これまでに国家経済会議(NEC)のコーン委員長や、マッカーシー共和党下院院内総務の名前が挙がっているという。

4408とはずがたり:2017/04/09(日) 19:12:52
国際・外交日本中国アメリカ韓国
米・ティラーソン国務長官の外交力は小学生レベルかもしれない
日韓中歴訪で露呈した信じ難い能力不足
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/51324
近藤 大介

「超内向き」なトランプ政権

まだ前任のオバマ大統領の時代のことだ。アメリカとアジアの国際関係論を教えるアメリカ人の旧知の大学教授が来日したので、オバマ政権と安倍政権との関係などを聞いた。するとその教授は、日本酒をしこたま飲んで赤ら顔になって、たまりかねたようにこう述べた。

「正直言うとね、オバマ大統領というのは、戦後の歴代政権の中で最も内向きな大統領で、海外のことなんか全体の10%くらいしか考えていない。かつ海外のことと言えば、ロシアが一番で、次がEU。その後に中東が来て、中国が来て……日本の占める割合なんか、おそらく5%くらいだろう。

つまり、10%の中の5%だから、全体の0.5%。だから、0.5%のことを捉えて、『オバマ大統領は安倍政権をどう見ているか?』なんて質問すること自体が愚問だよ。ほとんど何も考えていないに決まっているではないか」

なぜこんな話をほじくり返したかと言えば、3月15日から19日まで、日本、韓国、中国とアジア3ヵ国を歴訪したレックス・ティラーソン国務長官の姿を見ていて、「内向き」と言われたオバマ政権に輪をかけて、トランプ政権が「超内向き」な政権になりそうな気配が多分に感じられたからだ。

思えば、いまから8年前の2009年2月16日の夕刻、就任したばかりのヒラリー・クリントン国務長官が羽田空港に降り立った時は、ビッグニュースだった。

「私はアメリカにとってアジア太平洋地域との外交が不可欠との信念から、初の外遊先にアジアを選び、アジア歴訪の最初の訪問地に日本を選んだ」

クリントン長官は、記者団に囲まれて勇ましく発言した。

翌17日には麻生太郎首相主催の大々的な歓迎晩餐会を開いたし、東大で講演したり、拉致被害者の家族と面談したりして、2泊3日の滞在中、常にニュースの的だった。その間、麻生首相の訪米を決め、海兵隊のグアム移転を発表した。

日本を発った後、インドネシア、韓国、中国と回り、オバマ政権の「アジアへの回帰」を鮮明に打ち出したのだった。

それに較べて、今回のティラーソン国務長官の来日たるや、寂しいものだった。私が一番驚いたのは、ティラーソン国務長官のアメリカメディアの同行記者が、たった一人しかいなかったことだった。

北朝鮮はミサイルを飛ばし、韓国は大統領を罷免し、中国は空母を旋回させ、アメリカ軍は、史上最大規模の米韓合同軍事演習を実施している真っ最中だ。そんなホット・スポットをアメリカの新国務長官が歴訪するというのに、ティラーソン国務長官と共に降り立った同行記者は、たったの一人だけ。しかも『インディペンデント・ジャーナル・レビュー』というあまり聞き覚えのない保守系インターネット・メディアのエリン・マクパイクという若い女性記者である。

…そのマクパイク記者は、アメリカ帰国後の3月22日、「いかにしてレックス・ティラーソンは『アメリカ・ファースト』を外交政策に転換していくか」と題した長文の記事を掲載した。そこで、ティラーソン国務長官に最も近いアメリカ人ジャーナリストは、次のようなことを記している。



・今回のアジア歴訪では、メディアによるリスクを軽減するため、ティラーソン国務長官のスタッフは、私一人しか国務省専用機への同行取材を認めなかった。ティラーソン国務長官はそもそも目立つことが嫌いで、外交とは、アップル社がiPhoneの新商品の中身や発売日を教えないようなものだと思っている。



3月16日、岸田文雄外相とティラーソン国務長官の日米外相会談が1時間20分にわたって開かれたが、8年前のクリントン国務長官の訪日時に較べれば、何ともお寒い内容だった。

「2+2を早期に開催する」「辺野古移転が普天間飛行場移転の唯一の解決策である」「北朝鮮の核とミサイル開発は容認できない」「東シナ海の平和と安定のために協力する」……。どれも以前から決まっていることで、トランプ政権は「オバマ政権との違い」をアピールしているというのに、何一つ真新しい内容はなかった。

4409とはずがたり:2017/04/09(日) 19:13:09
>>4408-4409
応対にあたったある日本政府の関係者は、こんな感想を述べた。

「ティラーソンという男は、何を考えているのかサッパリ分からなかった。日本側が北朝鮮の拉致問題について説明した時には、『何だそれは?』という顔をして聞いていた。もしかしたら、日本では中国の悪口を言って、中国では日本の悪口を言うような男なのではないか。

総じて、トランプ新政権がアジアで一体どんな外交を展開していこうとしているのかが、見えてこなかった。ティラーソン国務長官が日本に残したのは、不安と不満だった」



存在の耐えられない軽さ

米中両外相の共同記者会見を見ていると、明らかに王毅外相の方がリード役だった。王毅外相は4年も外相をやっていること、中国のホームグラウンドであることなどもあるが、王毅外相にとっては、一世一代の晴れ舞台だったことも大きい。

王毅外相の任期はあと一年で、今年後半に開かれる第19回中国共産党大会で、次の処遇が決まる。王毅外相としては外交担当国務委員(副首相級)に昇進して、中国外交の最高責任者になりたい。

ところが、いまそのポストにいる楊潔?国務委員(前外相)は、「王毅外相は日本畑の外交官なので、最重要の対米外交ができない」と理由をつけて、もう一期5年務めたい。つまり、中国国内で楊潔?vs.王毅の激しい「内交戦」が再燃しているのである。すべては習近平主席の胸先三寸だ。

そのことを差し置いても、日本、韓国、中国と3ヵ国歴訪したアメリカの新国務長官の「存在の耐えられない軽さ」には驚いた。

まず第一に、マクパイプ記者との長いインタビューの発言を確認すると、外交官や政治家としての経験がないとはいえ、ある意味、トランプ大統領以上に、小学生のような言い回しばかりが目につく。世界最強国の外務大臣にしては、信じられないほどの役不足、能力不足なのである。おそらく本人もそのことをよく自覚していて、自信がないから、大のマスコミ嫌いなのだろう。

第二に、ティラーソン国務長官は、キッシンジャー元国務長官のような戦略型でもなければ、ヒラリー・クリントン国務長官のような理念型でもない。あえて言うなら、国務省という組織を、予算削減に合わせてダウンサイジングしていく総務型、庶務型の国務長官に思える。そのため、アジア各地で凄んでは見せたが、北朝鮮に先制攻撃するとかいう大それた外交を展開できるような器ではない。

第三に、3月8日に、アジア太平洋担当国務次官補だったダニエル・ラッセル氏が、突然、国務省を去っていったことだ。

ラッセル次官補は、アメリカの対北朝鮮外交最大のキーパーソンで、トランプ候補の大統領選勝利の後も、「北朝鮮外交があるから」と言って残った数少ない国務省幹部だった。それがティラーソン国務長官のアジア歴訪の1週間前になって突然、辞任したのは、ティラーソン国務長官とアジア外交を巡る齟齬があったとしか思えない。そして、キーパーソンを失ったアメリカのアジア外交は、漂流とまではいかないかもしれないが、一時的後退は免れないのである。

第四に、北京でも、マクパイプ記者に対しても、ティラーソン国務長官は、トランプ大統領と習近平主席の早期の米中首脳会談の重要性を力説していながら、その日程を発表できなかった。すでに4月6日、7日に習近平主席が訪米と書き立てたメディアもあるが、3月27日時点で発表がないのは不自然だ。中国は首脳の外交日程を、通常は2週間前に発表するからだ。特に、中国がティラーソン国務長官を尊重しているなら、その訪中時に発表してもよかったはずだ。

思うに、THAAD配備問題を巡って、米中で調整がつかなかったのではないか。加えて中国としては、このような「素人国務長官」を任命するようなトランプ政権との本格交渉は、急ぐ必要がないと判断したことも考えられる。

ともあれ半年か一年後には、ティラーソン氏は「前国務長官」として、自宅で悠々と孫と遊んでいるような気がしてならない。

4410とはずがたり:2017/04/09(日) 21:39:47
失脚したフリンは親露派だった様な気がするけどバノンは親露なんだっけ?

バノン氏影響力低下か…シリア攻撃反対通らず
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20170408-567-OYT1T50112.html
04:17読売新聞

 【ワシントン=黒見周平】シリア空軍基地へのミサイル攻撃を巡り、トランプ米政権内の内紛が表面化した。

 米メディアによると、トランプ氏の最側近だったバノン大統領上級顧問・首席戦略官がシリア攻撃に反対する一方、トランプ氏の娘婿クシュナー大統領上級顧問が実施を求めたという。攻撃の実現は、バノン氏のホワイトハウス内での影響力低下を示している可能性がありそうだ。

 ■路線対立

 米誌ニューヨーク・マガジンによると、バノン氏はシリアの化学兵器では米国民が犠牲になっておらず、米国が対抗措置を取るのはトランプ氏が推進する「米国第一」主義に反する、と進言したという。これに対し、クシュナー氏は、子供を含めた痛ましい被害が出ていることを踏まえ、「アサド政権を罰するべきだ」と訴えた。トランプ氏は、クシュナー氏の意見に賛同した。

 米メディアでは、ホワイトハウス内で、トランプ氏の従来の過激路線を推進するバノン氏と、穏健路線を重視するクシュナー氏やコーン国家経済会議(NEC)委員長の対立が激化しており、最近はバノン氏が劣勢に立たされているとの分析が多い。

 米紙ニューヨーク・タイムズは、バノン氏がトランプ氏の最側近として権勢を誇り、「陰の大統領」ともてはやされていたことに、「トランプ氏が不快感を持った」とも指摘した。

 バノン氏は4日、国家安全保障会議(NSC)の閣僚級委員会常任メンバーから外された。さらに今後は「更迭か、役割見直しの可能性がある」(米紙ウォール・ストリート・ジャーナル)という。バノン氏に近いプリーバス大統領首席補佐官にも更迭論が浮上しており、後任にはコーン氏の名前が挙がっている。

 ■NSC会合5回

 今回のシリア攻撃では、NSCが約48時間に計5回の会合を重ね、軍事的選択肢を絞った。

 スパイサー米大統領報道官によると、シリア西部で、化学兵器攻撃が米東部時間の3日夜に起き、トランプ氏は翌4日午前10時にマクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)らとの定例会議で第一報を受けた。関係省庁は対応の検討に着手し、4日夜と5日午前のNSC会合で選択肢が絞り込まれた。

 5日午後3時のNSC会合でトランプ氏に三つの選択肢が提示された。トランプ氏はそのうち二つを検討するよう指示し、中国の 習近平 シージンピン国家主席との会談のためフロリダ州の別荘へ向かう大統領専用機内でもNSC会合を開催した。

 攻撃の最終決定は、機密保護対策の施された別荘の一室で、6日午後4時開始のNSC会合で下された。

 午後8時半過ぎ、ミサイル59発がシリア空軍基地に到達した。ホワイトハウスが公開した午後9時15分の写真には、トランプ氏らが攻撃結果の説明を受ける姿が確認できる。クシュナー氏が中央テーブル席に座る一方、バノン氏は壁際に控えており、「2人の力関係の変化が出た」(米メディア)との指摘もある。

4411とはずがたり:2017/04/09(日) 21:43:19
ロシアに通じる売国奴の評価をシリア攻撃で払拭する必要があった訳だ。

トランプ氏長男、親ロ派主催の会合出席で5万ドル受領か
http://jp.wsj.com/articles/SB10766636087242413531904582654363827045138
By JAY SOLOMON AND BENOIT FAUCON
2017 年 3 月 3 日 08:30 JST 更新

 【ワシントン】ドナルド・トランプ米大統領の長男であるドナルド・トランプ・ジュニア氏は、フランスのロシアと友好的なシンクタンクの会合への出席で少なくとも5万ドル(約570万円)を受け取ったとみられている。シンクタンクの創設者とその妻はシリアの内戦終結へ向けた取り組みでロシア政府と協力している。

 トランプ・ジュニア氏は昨年10月11日、パリのリッツ・ホテルで「センター・オブ・ポリティカル・アンド・フォーリン・アフェアーズ(CPFA)」が開催した晩餐会で講演した。米欧やアラブ諸国の政府関係者によると、このシンクタンクのファビアン・ボサール会長と妻のランダ・カシス氏はシリア内戦終結を目指すロシアと協力関係にある。ボサール氏は12月、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領をノーベル平和賞候補として正式に推薦した。

 カシス氏はシリアの政治組織のリーダーで、内戦終結へ向けた交渉でロシア政府の後ろ盾を得ている。夫妻はロシアを代表しているわけではないとし、シリア内戦の終結に力を尽くしているだけだと述べている。

 トランプ大統領の側近はここ1年、ロシアの政府や国益とのつながりを持つ人物らと相次いで接触してきたが、10月の会合もその例に漏れない。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は11月、トランプ・ジュニア氏のこのCPFA会合出席について報じていた。

 複数の関係者によると、米当局はジェフ・セッションズ司法長官を含む複数のトランプ政権関係者とロシアとの接触について調査している。セッションズ氏に関する調査の結果や、まだそれが進行中なのかは明らかではない。トランプ・ジュニア氏はこうした調査の対象にはなっていないもようだ。

 トランプ・ジュニア氏は一族で経営する不動産企業「トランプ・オーガニゼーション」の副社長で、選挙陣営の幹部を務めた。

 同氏にはCPFA会合出席に対し少なくとも5万ドルが支払われた可能性が高い。トランプ・オーガニゼーションはWSJがこの金額について問い合わせた際、何らの反論もしなかった。

 同社のマーケティング副社長、アマンダ・ミラー氏は「トランプ・ジュニア氏は10年以上にわたり事業関連の講演依頼に応じている。事業経験を語ったり、キャリアに特化したアドバイスを提供したりし、様々な事項を議論してきた」と述べた。

 講演者の人材紹介エージェント大手「オール・アメリカン・スピーカーズ」のウェブサイトによると、トランプ・ジュニア氏の講演料は最低5万ドルとなっている。CPFA会合に参加した関係者は、CPFAが通常は講演者に相場の2?3割増しの謝礼を支払うと述べた。

4412チバQ:2017/04/12(水) 10:49:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170412-00000507-san-n_ame
米大統領報道官「ヒトラーは化学兵器使用せず」 ユダヤ人大虐殺を軽視と批判浴び謝罪に追い込まれる

産経新聞 4/12(水) 9:00配信
 【ワシントン=加納宏幸】スパイサー米大統領報道官は11日の記者会見で、「(ナチス・ドイツの)ヒトラーのような卑劣な人物でも化学兵器は使わなかった」と述べ、シリアでの化学兵器攻撃が疑われるアサド大統領の残虐性を強調した。ただ、ヒトラーは戦場で使用しなかったものの強制収容所のガス室でユダヤ人を大量虐殺した。批判を浴びたスパイサー氏は謝罪に追い込まれた。

 シリアでの化学兵器攻撃に使われたとみられる猛毒サリンはナチス・ドイツで開発された。スパイサー氏はヒトラーに関し、「アサド氏と違い、(サリン)ガスを自国民に使わなかった」と述べた。

 野党・民主党のペロシ下院院内総務は11日、「ホロコースト(ユダヤ人大虐殺)の恐怖を軽視している」との声明を発表し、スパイサー氏に辞任を要求した。ユダヤ系団体も発言に強く反発した。

 これを受け、スパイサー氏はCNNテレビのインタビューで、発言はアサド氏の残虐行為を強調するためだったと説明しながらも「他に比較できないホロコーストに関し、誤って不適切で無神経な言及をした。謝罪する」と語った。

4413とはずがたり:2017/04/12(水) 20:14:29
>>4408-4409

「日韓に差をつけたわけではない」米国務省が長官発言を釈明も、納得できない韓国ネット「本心が出たんだろ」「本妻と浮気相手くらいの差がある」
http://www.recordchina.co.jp/b172849-s0-c10.html
Record china配信日時:2017年3月21日(火) 16時10分

2017年3月21日、米国のレックス・ティラーソン国務長官が、日本を「同盟国」、韓国を「パートナー」と表現し、韓国から「日本と差をつけているのでは」などの指摘が上がっていた問題で、米国務省が事態の鎮静化に乗り出した。韓国・ノーカットニュースなどが伝えた。

米国務省報道官代行は20日(現地時間)の定例会見で「両国(日韓)とも強力な同盟でありパートナー」と述べ、ティラーソン氏の選択した語に特段の意味はないと釈明した。また、「ティラーソン長官は韓国を礼遇し、すでに尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官と何度も対話をした」として、「これは日本に対しても同じことだ」と説明した。さらに、「どちらがより重要な関係かといった論争をこれ以上したくない」とも述べ、米国が日韓両国を極めて重要視している旨を改めて強調した。

ティラーソン国務長官は先ごろメディアのインタビューで、日本については「この地域において米国の最も重要な同盟(our most important ally)」と述べた一方、韓国については「北東アジアの安定と関連して同様に重要なパートナー(important partner)」と述べており、この微妙な語の違いが韓国より日本を重視するトランプ政権の姿勢を反映しているのではないかと韓国で指摘が上がっていた。

報道官代行はまた、ティラーソン氏が今回の日中韓歴訪に当たり韓国でのみ外相との夕食会出席を疲労などを理由に断ったと報じられたことについて、「ティラーソン長官は疲れてはいなかった。夕食会の予定自体がなかった」と説明した。

当のティラーソン長官は一連の騒動を受け「皆がかなり事を膨らませて受け取っているようだ」と不満げな様子をみせているというが、韓国のネットユーザーは米国側の説明に納得がいかないようだ。記事には「思わず本心が出ちゃったんだろ。何より同盟は最優先で次は親友、最後がパートナーだよ」「日本は属国、韓国は植民地ってところじゃないか?」「同盟とパートナーは、婚姻届を出した本妻と、いつでも取り換えられる浮気相手くらいの違いかな」といった声が寄せられている。

また、「中国も米国も信じてはいけない」「韓国は日本のように君たちに寄生なんかしない」と米国に反発するようなコメントや、「日本とは戦争で戦った間柄なのに、国際政治には血も涙もないんだな」「無能な政権のせいで海外からはすっかりカモと認められちゃったよ」とため息交じりのコメントもあった。(翻訳・編集/吉金)

4414チバQ:2017/04/12(水) 22:09:35
http://www.sankei.com/world/news/170412/wor1704120036-n1.html
2017.4.12 15:47
【トランプ政権】
米下院補選で共和党勝利 中西部カンザス州、予想外の接戦に

反応 プッシュ通知

反応


【トランプ政権、始動】

 米中西部カンザス州で11日、連邦下院第4選挙区の補選が行われ、米メディアによると、共和党のロン・エステス候補が当選を決めた。同州では共和党支持が根強いが、民主党候補に激しく追い上げられ、予想外の接戦となった。

 トランプ政権発足後、初の本格的選挙。共和党のポンペオ議員がトランプ政権の中央情報局(CIA)長官に就任したことに伴う補選で、来年の中間選挙の前哨戦とみられていた。

 トランプ大統領は、医療保険制度改革(オバマケア)の見直しなど重要政策が軒並み停滞し、支持率が低迷。「反トランプ」を掲げた民主党のジェームズ・トンプソン候補には最終盤で無党派層などからも支持が集まった。

 月内には南部ジョージア州でも補選が予定されており、民主党候補が優勢となっている。(共同)

4415チバQ:2017/04/18(火) 14:38:49
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20170418k0000e030227000c.html
<米下院補選>「トランプ氏信任」争う…大統領選の激戦区
11:50毎日新聞

 【ワシントン高本耕太】米南部ジョージア州で18日投票される、連邦下院第6区(州都アトランタ北郊)補欠選挙の結果が注目されている。昨年11月の大統領選でトランプ大統領(共和)とクリントン候補(民主)が激しく争った選挙区で、米メディアは「トランプ政権への信任を問う選挙」と位置づけ大きく報道。トランプ氏自身も、情勢調査でリードが伝えられる民主党候補を「口撃」するなど、強い関心を示している。

 共和党のプライス議員がトランプ政権の厚生長官に就任したことに伴い、補選が行われる。この選挙区は長年、共和党支持が根強かったが、昨年の大統領選は激戦となり、CNBCテレビによるとトランプ氏が得票率1.5ポイント差で競り勝った。

 発足直後の政権が医療保険制度改革(オバマケア)見直しや税制改革など内政面で停滞するなか、野党・民主党は来年秋の中間選挙へ向けた反転攻勢の足がかりにしようと、今回の補選に大量の人材と資金を投入している。

 米各メディアの情勢調査によると、補選には18候補が立候補し、民主党の映像作家、オーソフ氏(30)が40%前後の支持率で優勢を維持。だが当選に必要な50%には達しない見通しで、6月20日の決選投票で共和党各候補陣営が支持を一本化できるかがカギとなる。

 補選が政権評価と絡めて注目されることに、トランプ氏も神経質になっている模様だ。17日には「スーパーリベラルの民主党候補は、犯罪者を守り、不法移民を許し、増税しようとしている!」と自身のツイッターに投稿。オーソフ氏を批判した。

4416チバQ:2017/04/20(木) 10:14:35
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20170420k0000m030075000c.html
<米下院補選>ジョージア州第6区、決選投票へ
04月19日 20:27毎日新聞

 【ワシントン高本耕太】米南部ジョージア州で18日、連邦下院第6区(州都アトランタ近郊)補欠選挙が投開票された。CNNテレビによると、民主党候補の映像作家、オーソフ氏(30)が最多得票となったが過半数に達せず、2位の元州務長官、ハンデル氏(55)=共和党=と6月20日に決選投票を行うことになった。

 補選は共和党のプライス前議員が厚生長官に就任したことに伴うもの。選挙区は伝統的に共和党地盤で、同党議員が1979年以来議席を維持してきた。昨年の大統領選では、トランプ大統領(共和)とクリントン氏(民主)の支持が拮抗(きっこう)した地域で、トランプ氏が僅差で逃げ切っていた。

 民主党は大統領選後初めての選挙勝利で政権に打撃を与えようと総力戦を展開。トランプ氏も「(オーソフ氏は)税金を上げようとしている」などとツイッターに投稿したほか、有権者向けの電話メッセージ(ロボコール)を作成してオーソフ氏に投票しないよう呼びかけるなど、異例の肩入れぶりを見せていた。

4417チバQ:2017/04/20(木) 10:19:37
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1704190076.html
【衆院区割り審】区割り見直し、地域一体性や基礎自治体を“無視” つじつま合わせの「格差是正」を続ければ本末転倒
04月19日 23:24産経新聞

 衆院「一票の格差」の是正は、「法の下の平等」や選挙権という国民の権利に関わる問題だ。しかし、つじつま合わせに終始する区割りには弊害も伴う。

 選挙区の面積が本州最大の衆院岩手2区(約7千平方キロメートル)は東京都の約3・2倍の広さがある。今回、岩手県の定数1減に伴って大船渡、陸前高田両市などの東日本大震災の被災地が新たに加わり、増加分だけで東京都全体の面積を上回って約4・4倍となる。

 北上山地を丸々抱え、東は太平洋、北は青森県境、西は秋田県境、南は宮城県境と接する。2区選出の鈴木俊一元環境相(自民)は「膨大な面積の選挙区に1人の代表とすることには限界がある」と嘆く。

 険しい吉野山地を含む奈良4区もまた、奈良県の定数1減によって面積がさらに拡大。同区選出の田野瀬太道衆院議員(同)は、こう疑問を呈する。

 「国政選挙で有権者が候補者に意見を言いたいと思えば、大都市は自転車で15分走れば3人に会える。田舎は車で山を越え、谷を渡らなければ候補者にすら会えない。選ぶ権利が阻害されているのではないか。一票の格差の話は国民不在のような気がして仕方ない」

 都市部でも新たな懸念が出ている。人口約8万6千人の東京都稲城市は現在、市域全体が東京22区に含まれる。しかし、面積約18平方キロメートルの小規模都市にもかかわらず、今回の勧告では新21区(約3万人)と新22区(約5万6千人)に真っ二つとなった。

 同市は事前に総務省に「地域の一体感を損なう」「住民軽視」と再考を求めていたが、こうした声は結果的に無視された。同様の要請をしていた東京都多摩市や神奈川県座間市も新たに分断を勧告された。人口比を重視した格差是正が進めば、こうした生活圏の分断は数多く生まれる。

 昨年成立した衆院選挙制度改革関連法は、人口比をより反映する議席配分方式「アダムズ方式」を採用した。同方式は平成32年の国勢調査結果に基づき本格的に導入される。次期衆院選は来年12月の任期満了までに行われ、早ければ、次々回の衆院選は、またも新たな区割りで行われる。試算では東京や神奈川などの都市部の定数が増える一方、宮城、福島、新潟、和歌山、岡山、広島、山口、愛媛、長崎の9県で新たに各1減となる見通しだ。

 人口の都市部への集中と地方での減少が今後も続くのは確実だ。アダムズ方式に基づけば、都市部への議席の偏在がますます進むのは避けられない。

 そもそも、現行の衆院選は選挙区と比例代表の重複立候補を認めており、比例での復活当選者が存在する以上、選挙区ごとの国会議員の数は異なる。人口だけで「一票の格差」を論じるのは無意味なのが実態だ。

 一方、参院では、格差是正の名の下に隣県を一つの選挙区とする「合区」を導入した。地域性を無視した「区割り」で選挙を実施した結果、合区となった鳥取・島根と高知・徳島の4県のうち3県で過去最低の投票率を記録するなど、有権者離れも招いている。

 「一票の格差」を是正して法の下の平等を実現することに拘泥するあまり、選挙権という国民の権利を行使する機会がそがれるのであれば、それは本末転倒だろう。(酒井充)

4418とはずがたり:2017/04/23(日) 14:20:54

3%超の持続成長は可能=税制改革、規制緩和で達成―米財務長官
時事通信社 2017年4月23日 07時56分 (2017年4月23日 14時00分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20170423/Jiji_20170423X014.html

 【ワシントン時事】ムニューシン米財務長官は22日、国際通貨基金(IMF)本部で行われたラガルド専務理事との対談で、米国経済の見通しに関し「3%超の持続成長は可能だ」と自信を示した。トランプ政権が目指す税制改革や規制緩和の実現などにより、成長が加速すると強調した。
 ムニューシン氏は「堅調な米国経済は世界にとっても良いことであり、政権の優先課題だ」と指摘。中間所得層や企業を対象にした減税、金融分野などの規制緩和で、IMFが予測する2018年の成長率(2.5%)を上回る伸びは可能だと語った。

4419とはずがたり:2017/04/24(月) 10:39:35
トランプ米政権:オバマケア代替法案の週内の下院採決目指す
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-04-24/OOW06Y6TTDS301
Bloomberg News
2017年4月24日 09:29 JST
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トランプ米政権は医療保険制度改革法(オバマケア)代替法案について、議会下院での週内採決を引き続き目指す方針だ。トランプ大統領は23日、オバマケアが「深刻な問題」を抱えていると指摘した。
  米行政管理予算局(OMB)のマルバニー局長は23日、「FOXニュース・サンデー」で、議会とホワイトハウスとの交渉が続く中、上院予算委員会が22日夜にヘルスケア法案の文言を下院に送付したことを明らかにした。
  下院議員は25日、イースターに伴う休会から戻り、28日以後の連邦政府機関閉鎖を回避するための法案の審議に集中的に取り組む見通しだ。ただマルバニー局長は、下院が今週ヘルスケア法案を採決できない「構造的理由」は見当たらないと語った。
  ホワイトハウスのプリーバス大統領首席補佐官は23日、NBCの「ミート・ザ・プレス」で、ヘルスケア法案の採決に関し「今週行われるかもしれないし、行われないかもしれない」と話した上で、「行われるよう望んでいる」と述べた。
  共和党保守派グループ「下院自由議員連盟」メンバーのデーブ・ブラット議員(バージニア州)は21日、リッチモンドのラジオ局とのインタビューで、ヘルスケア法案の採決が5月初めとなる公算が大きいとの見方を示した。
  
原題:White House Still Pressing to Hold Obamacare Vote This Week(抜粋)

4420とはずがたり:2017/04/24(月) 10:46:41

>ダイモン氏は4日付で株主に宛てた45ページにわたる年次書簡の中で、米国がこれまで以上に強くなっているさまざまな例を列挙した上で、同国が自ら招いた諸問題の長いリストを掲げた。
>記述するのに「気がめいる」としたダイモン氏はまず、今世紀に入って米国が戦費に何兆ドルも費やした点や債務まみれの学生、同国の大学で高い学位を取得しても外国人が残留できず国外退去を迫られたり、時には比較的軽度な違反で重罪となり多数の米国人が職場を追われるシステム、規制の縛りで抑制された住宅市場を挙げた。
>ダイモン氏はトランプ大統領が雇用拡大に向けて設置したビジネスフォーラムの一員で、楽観的な見方で知られる。
>ところが、4日の書簡からは懸念材料があふれ出た。労働参加率が低いとしたほか、都心の貧困層の子供に教育が行き届かず、高等・専門学校が就職に役立つ技術を教えていないとしたほか、国内で主要空港が20年以上も新設されないインフラ計画・投資の欠如も指摘。厄介な法人税制や過剰規制も挙げた。

大金持ちがちょこっと負担して社会をよく出来ると思うんだけどねえ。。

米国は「何か間違っている」-楽観で知られるJPモルガンCEOが警告
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-04-05/ONWUO26TTDSA01
Laura J. Keller
2017年4月5日 11:34 JST
Exclusive: JPMorgan Chase & Co. CEO Jamie Dimon And Publicis Group SA Outgoing CEO Maurice Levy Interview
Jamie Dimon. Photographer: Christophe Morin/Bloomberg

米銀JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)はトランプ政権下となって間もない米国について、2つ言いたいことがある。「米国は類いまれな国」であると同時に、「何かが間違っていることは明白」ということだ。

  ダイモン氏は4日付で株主に宛てた45ページにわたる年次書簡の中で、米国がこれまで以上に強くなっているさまざまな例を列挙した上で、同国が自ら招いた諸問題の長いリストを掲げた。
  記述するのに「気がめいる」としたダイモン氏はまず、今世紀に入って米国が戦費に何兆ドルも費やした点や債務まみれの学生、同国の大学で高い学位を取得しても外国人が残留できず国外退去を迫られたり、時には比較的軽度な違反で重罪となり多数の米国人が職場を追われるシステム、規制の縛りで抑制された住宅市場を挙げた。

  ダイモン氏はトランプ大統領が雇用拡大に向けて設置したビジネスフォーラムの一員で、楽観的な見方で知られる。大統領の経済政策の一部に既に支持を表明。2月には新政権が税制改革や規制緩和、インフラ投資などの計画を実行に移せば米国の未来は明るいとし、3月のインタビューでは米消費者と企業の信頼感向上に大統領が寄与し、「アニマルスピリッツを呼び覚ましたようだ」と評価した。
  ところが、4日の書簡からは懸念材料があふれ出た。労働参加率が低いとしたほか、都心の貧困層の子供に教育が行き届かず、高等・専門学校が就職に役立つ技術を教えていないとしたほか、国内で主要空港が20年以上も新設されないインフラ計画・投資の欠如も指摘。厄介な法人税制や過剰規制も挙げた。

  一方で、JPモルガンの成長や利益を伸ばす能力については引き続き楽観的な姿勢を示した。また、同行幹部らが米国や世界経済の基調的成長に自信を持っているとも付け加えた。
  それでも米国は判断の誤りの代償を払うだろうとして、学校や政府、企業を含む「機関への信頼感と自信が必要だ」と結論づけ、「お金をかけなくとも経済成長を助ける『秘伝のソース』は自信だ」と強調した。

原題:Dimon, Still Optimistic, Warns ‘Something Is Wrong’ With U.S.(抜粋)
原題:Dimon Alarmed That Foreigners With Advanced Degrees Can’t Stay(抜粋)

4421とはずがたり:2017/04/29(土) 17:13:51

トランプ氏に熱狂したラストベルトは今… 就任100日
http://digital.asahi.com/articles/ASK4R6JFNK4RUHBI043.html?rm=640
オハイオ州トランブル郡=金成隆一2017年4月29日05時07分

 トランプ米大統領は29日、就任100日を迎える。「米国第一」主義を掲げて雇用創出や不法移民対策に力を注ぐ一方、「力による平和」外交で軍事行動を活発化させた。支持者はどう見ているのか。盛んだった製造業がさびれた「ラストベルト」(さび付いた地帯)を訪ねた。(オハイオ州トランブル郡=金成隆一)

 「大事なのは雇用とか、道路の修復だったんじゃないのか」

 オハイオ州トランブル郡ウォーレン。トランプ氏を支持した元製鉄所勤務のジョセフ・シュローデン(63)はダンキンドーナツの店内でコーヒーを手に不満を口にした。平日だが、店には時間をもてあました様子の若者の姿。「連中を職場に戻してやってくれ。医療保険も早く立て直してくれ」

 驚いたのは、トランプ政権がシリアへの単独攻撃に踏み切ったことだった。「トランプ氏は選挙中、世界の警察官にはならないと言っていた。米国が中東の問題を直せるわけがない。シリアや北朝鮮ではなく、まずは自分の国を心配するべきだ。だからみんな彼に入れたんだ」

 地元の最大の懸念は薬物の蔓延(まんえん)だ。「郡内、2週間で82件」。連日のようにニュースが、薬物の過剰摂取で病院などに搬送された件数を伝える。間もなく16歳になる娘を持つシュローデンが食い入るように調べるのは、郵便番号別に開示される搬送件数の内訳だ。

 「オレの地域が全体の3分の1だ。ほとんどの住民が白人なのに。娘は携帯電話で友人と連絡を取り合い、パーティーに行く。どこで何をしているのかも分からない」

 ログイン前の続きシュローデンと別れ、地元の飲み屋に向かう。テレビは「米軍、アフガンで超強力爆弾投下」というニュースを流していた。酔客が爆弾投下の映像に歓声をあげた。「今回はでっかいぞ、ブーン!」「米国の強さを見せてやれ。オバマ時代は終わった」

 拳を突き上げていた製鉄加工業エドワード・パチェコ(50)は「世界のテロリストや独裁者に米国の意思を示せ」と語った。

 後方のテーブルの客が手招きする。「バーの圧倒的な少数派」を自称する反トランプ派の3人組だった。

 金融業のゲイル・グラディが首を振った。「この地域は連邦政府の(生活を支援する)プログラムに依存している人が多い。派手な軍事行動の裏で、その支出が大幅にカットされることがかき消されている」

 店を出た。トランプ氏の選挙戦を支えた重機操縦者のアレン・バナー(67)は建設現場の雇用期間が終わり解雇されていた。

 政権発足から約3カ月。目に見えた成果はあるかと記者が尋ねると「実業家出身とはいえ、簡単に成果は出せないだろう」としばらく考え込んだ。

 近所にある、天然ガス採掘用パイプの製造工場に案内してくれた。大型のパイプが敷地に積み上げられている。トランプ政権がオバマ前政権の環境規制の撤廃方針を発表後、工場は雇用増を決めたという。「まだ数十人規模だが、ガス採掘が盛んになれば、もっと増えるだろう」

 「雇用を取り戻す」との公約に共鳴したアレン。雇用増が地元で本格化する日を信じて待ち望んでいる。外交政策などに戸惑う声もあるが、まだまだトランプ氏への期待は根強くある。

 ワシントン・ポスト紙とABCニュースが17〜20日に行った世論調査では、トランプ氏に一票を投じた人の96%が投票について「正しかった」と回答。「後悔」はわずか2%だった。(敬称略)

4422とはずがたり:2017/04/29(土) 17:16:41
米GDP急減速、年率0・7%増 3年ぶり低水準 暖冬や自動車販売不振で消費低迷
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/sankei-ecn1704280046.html
04月28日 23:49産経新聞

 【ワシントン=小雲規生】米商務省が28日発表した2017年1?3月期の実質国内総生産(GDP、季節調整済み)速報値は年率換算で前期比0・7%増となり、前期(2・1%増)から急減速した。1・2%のマイナス成長だった14年1?3月期以来3年ぶりの低水準で、市場予想の1・1%増も下回った。

 暖冬の影響や自動車販売の減少などによる個人消費の不振が影響した。

 トランプ大統領は4%成長を目標としているが、成長率は16年7?9月期の3・5%をピークに2四半期連続で鈍化した。連邦準備制度理事会(FRB)は5月2、3日の連邦公開市場委員会(FOMC)では政策金利を据え置く見通しだ。

 ただし、物価安定の目安とする個人消費支出(PCE)物価指数が1?3月期に前期比の年率換算で2・4%上昇し、目標の年2%の上昇率を大きく上回ったことは6月以降の利上げの追い風になる。

 17年1?3月期は個人消費の伸び率が0・3%で、前期(3・5%)から急減速。09年10?12月期以来の小ささとなった。

 一方、住宅投資は13・7%増に加速しているほか、企業の設備投資も9・4%増と好調だった。輸出は5・8%増で、米景気の緩やかな拡大を背景に輸入も4・1%増えた。政府支出は1・7%減少した。

 市場では、「米景気が今年4?6月期以降に勢いを取り戻す」との見方も多い。

4423チバQ:2017/05/05(金) 06:57:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170428-00000092-mai-n_ame
<トランプ政権>クシュナー氏増す存在感 合理的政策が信条

毎日新聞��4/28(金) 20:24配信

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<トランプ政権>クシュナー氏増す存在感 合理的政策が信条

ホワイトハウスで記者会見するトランプ氏(左)を見守るクシュナー氏(右端)とイバンカ氏(右から2人目)=米ワシントンで2017年3月17日、AP拡大写真

 29日で発足から100日となるトランプ米政権で、弱冠36歳のジャレッド・クシュナー大統領上級顧問が存在感を増しつつある。トランプ大統領の長女、イバンカ大統領補佐官(35)の夫で、ホワイトハウスの主導権争いで優位にあると伝えられる。その人物像に迫った。

 「民主党にも共和党にも賛同できない点はある。良いところを掛け合わせ、駄目なところを捨てたい」。クシュナー氏は昨年11月発売のフォーブス誌の取材にこう語っている。もともとは野党・民主党の支持者だったクシュナー氏。党派にとらわれない合理的な政策実現が政治信条だ。

 1981年、東部ニュージャージー州でユダヤ人家庭の4人兄弟の長男として生まれた。祖父母はホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)を生き延びて米国に移住。父は不動産業を手掛けていた。

 ハーバード大卒業後、経営学修士(MBA)取得のために通ったニューヨーク大大学院在学中の24歳の時、父が脱税などで実刑判決を受け、家業を継いだ。ロイター通信によると、クシュナー氏はその2年後、ニューヨークの一等地のオフィスビルを単一ビルとして米史上最高額の41億ドル(約4560億円)で買収、注目を集めた。

 2008年のリーマン・ショックで賃料が大幅に下落し、破産の危機に直面。だが、所有ビルの小売りスペースを売却するなどして、事業存続に成功した。

 クシュナー氏の事務所はトランプタワーに近く、ビジネス関連の昼食会で知り合ったイバンカ氏と09年に結婚。「2人は私と不動産という二つの話題で意気投合した」。イバンカ氏はトランプ氏にクシュナー氏を紹介した当初をこう振り返っている。父の事業を引き継ぎ、数回の破産を経験したトランプ氏は同じような体験を持つクシュナー氏に親近感を持ったようだ。

 クシュナー氏は大統領選では陣営幹部として広報を担当。終盤、中西部ミシガン、東部ペンシルベニアの両激戦州がトランプ氏有利に傾きつつあることが分かると、数千人のボランティアによる戸別訪問や電話作戦を指示した。「選挙人獲得のため投資収益率が最も高いのはどの州かを考えた」というビジネスマン的なセンスがさえ、勝利に貢献した。

 政権発足当初、影響力を発揮したのは、右翼系メディアの元会長で保守強硬派のバノン首席戦略官(63)だ。だが、バノン氏が主導したイスラム圏からの入国を一時禁止する大統領令が司法判断で実施を阻まれるなど、政権は失速気味だ。

 そうした中、クシュナー氏は政権内で保守穏健・中道的な派閥を作り、現実的な政策を進めるため「バノン落とし」を仕掛けたと言われる。トランプ氏は今月5日、国家安全保障会議(NSC)の常任メンバーからバノン氏を外した。政権の浮沈の鍵を握るともいえる存在になってきたクシュナー氏。動向から今後も目が離せない。【山本太一】

4424チバQ:2017/05/05(金) 07:32:55
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1705020047.html
トランプ政権】政権内で現実主義と孤立主義せめぎ合い 「五人衆」影響力が増大もバノン氏に復権兆し

05月02日 18:34

 【ワシントン=加納宏幸】トランプ米大統領が北朝鮮の核・ミサイル開発への対処やシリア攻撃によって孤立主義的な政策を転換した背景に現実主義を取る「五人衆」が政権内で影響力を増大させていることがある。逆に中東・アフリカからの入国一時禁止措置を主導したバノン首席戦略官兼上級顧問の影は薄まっているようにみえるが、権力闘争はなお続いている。

 「五人衆」はティラーソン国務長官、マティス国防長官、マクマスター大統領補佐官(国家安全保障問題担当)、ロス商務長官、大統領の娘婿クシュナー上級顧問。米紙ウォールストリート・ジャーナルのジェラルド・F・セイブ氏は「ビッグ・ファイブ」と呼ぶ。

 4月にはシリア攻撃を支持するクシュナー氏と、孤立主義の立場からシリア内戦への関与に消極的なバノン氏が対立。ニューヨーク・タイムズ紙によると、バノン氏がクシュナー氏を「おまえは民主党員だ」と罵倒したとされる。

 結局、トランプ氏はクシュナー氏の意見を採用し、バノン氏は4月5日、NSCの閣僚級委員会の常任メンバーから外された。北朝鮮問題でも、トランプ政権は中国の影響力を重視し、バノン氏やナバロ国家通商会議(NTC)委員長の対中強硬論を抑えた。

 バノン氏の更迭論も報じられたが、復権の兆しもある。北朝鮮問題で同盟重視を続けていたトランプ氏は米軍の最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」配備の費用を韓国に負担させると発言。ホワイトハウスに通商政策と製造業政策を担当する部署を新設する大統領令に署名し、保護主義的なナバロ氏をトップに充てる。

 2018年中間選挙や20年大統領選をにらみ、バノン氏らに代表される自らの支持基盤を意識した「原点回帰」の動きとみられる。

4425チバQ:2017/05/05(金) 07:48:46
プエルトリコ、破産申請=債務7.8兆円、米自治体で最大

2017年05月04日07時59分

 【ニューヨーク時事】巨額債務にあえぐ米自治領プエルトリコは3日、連邦地裁に破産申請を行った。債務は700億ドル(約7兆8000億円)と、2013年に財政破綻したミシガン州デトロイト市の約4倍に上り、自治体としては米最大の破産手続きとなる。今後、裁判所の管理下で債務整理を進める。

伊アリタリア航空が破綻=運航は継続

 プエルトリコは経済の長期低迷が続き、求職難から米本土への移住が絶えず人口が急減。財政も急速に悪化し、15年8月にデフォルト(債務不履行)を宣言。債権者のヘッジファンドと協議を続けたが、不調に終わった。
 自治領であるプエルトリコは全米50州と異なり、自治体の破綻手続きを定めた連邦破産法9条の適用外だった。しかし、16年6月に成立した支援法で同様の手続きが認められるようになった。

4426チバQ:2017/05/05(金) 17:58:17
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-170505X426.html
米下院、オバマケア代替法案可決=政権公約、上院は難航か

07:35

 【ワシントン時事】米下院は4日、医療保険制度改革(オバマケア)を撤廃・代替する新たな法案を採決し、賛成217、反対213の僅差で可決した。トランプ大統領が公約に掲げた看板政策がようやく下院を通過したものの、上院での審議は難航が予想される。実現のハードルは高く、トランプ政権が強調する「政治的勝利」にはほど遠い。

 トランプ氏はホワイトハウスで「オバマケアは事実上、終わった」と宣言。「代替制度は素晴らしいプランで保険料は下がる」と強調した。

 政権と共和党執行部は当初、3月に代替法案の下院通過を目指した。共和党は過半数を握るが党内をまとめきれず採決を断念。トランプ氏は最優先で実現を目指した政策で大きくつまずいた。

 焦点となったのは、既往症を持つ人に対する高額保険料を免除するオバマケアの規定。保険会社を監督する州に免除するかどうかの裁量権を持たせるように修正したことで、免除に反対していた保守強硬派の賛成を取り付けた。しかし、既往症を持つ人の負担が膨らむことを懸念した穏健派がこれに反発。トランプ氏が目指した就任100日目の4月29日までの下院採決ができなかった。新法案では5年間で80億ドル(約9000億円)の援助策を追加したことで、穏健派が同意した。

4427チバQ:2017/05/06(土) 08:30:43
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASK553J8LK55UHBI00Q.html
オバマケア撤廃・国境の壁…トランプ氏の目玉政策足踏み

08:12

 トランプ米大統領が公約に掲げた目玉政策が立ち往生している。医療保険制度改革(オバマケア)の撤廃を目指す法案は4日、米下院で僅差(きんさ)で通過したが、成立のメドは立っていない。メキシコ国境での壁建設も米議会が了承せず、中東諸国などからの入国禁止措置は司法が差し止めを命令。議会と司法に阻まれ、「就任100日」が経っても足踏みが続く。

 「米上院でも法案が可決されるだろう。オバマケアは基本的に死んだ」。米下院で4日、オバマケアの廃止・代替法案が可決され、トランプ氏はホワイトハウスで上機嫌で演説した。

 トランプ氏は「共和党は結束を見せた」とも強調。3月に共和党執行部が提案した代替法案は党内調整に失敗。急激な変化を嫌う穏健派と、完全撤廃を求めた強硬派の両方から造反が起き、採決を断念。今回、仕切り直した修正案で、トランプ氏自ら反対議員への説得工作を重ね、ようやく下院通過に持ち込んだ。

 ただ、採決は賛成217、反対213でギリギリの可決。共和党内から20人が造反し、「結束」にはほど遠い。定数100の上院で共和党は52議席しかなく、同党内に慎重論も根強いことから難航は必至だ。

 トランプ氏が選挙集会で支持者との合言葉にしていたのが「Build the Wall(壁を造ろう!)」。メキシコ国境での壁建設という看板政策も進んでいない。就任直後は壁建設を命じる二つの大統領令を出し、「壁建設に直ちに着手する」と息巻いたが、現時点で着工実績はゼロだ。

 建設費を「メキシコ政府に支払わせる」と主張していたが、メキシコが拒否。約3140キロに及ぶメキシコ国境との壁の建設費は約150億ドル(約1兆7千億円)とされる。予算で計上しようとしたが、共和党内に反対の声があがった。

 結局、建設費ではなく、現在ある壁の補修費などを9月までの暫定予算に盛り込むことで妥協。新規着工の経費は先送りされた。

4428チバQ:2017/05/06(土) 08:31:38
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20170506k0000m030123000c.html
トランプ米大統領>サウジなど3カ国訪問へ 5月末初外遊

05月05日 23:07

 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領は4日、今月末にイタリア・シチリア島で開かれる主要7カ国(G7)首脳会議出席に先立ち、サウジアラビア、イスラエル、バチカンの3カ国を訪問すると発表した。就任後初の外国歴訪でイスラム教、ユダヤ教、カトリック・キリスト教の各主要宗教の中心地を訪れる。サウジの首都リヤドでは中東地域の首脳や宗教指導者との会合に出席。バチカンではフランシスコ・ローマ法王と会談する。

 ローマ法王庁は同日、法王とトランプ氏が24日午前に会談すると発表した。トランプ氏は3カ国を訪問後、25日にブリュッセルで開かれる北大西洋条約機構(NATO)首脳会議、26��27日にはシチリアでG7に出席する予定だ。

 ホワイトハウスの声明によると、トランプ氏はサウジでサルマン国王や周辺アラブ諸国首脳らと会談し、過激派組織「イスラム国」(IS)などとのテロとの戦いで協力を確認。対イラン政策についても協議する。イスラエルでネタニヤフ首相と会談するほか、パレスチナ自治政府のアッバス議長とも会談し中東和平交渉の進展に向けて意見を交わす。

 トランプ政権としては、初の訪問先に中東を選ぶことで、最重要政策に掲げる対IS戦略への協力を求めると同時に、1月に中距離弾道ミサイルを発射したイランへの圧力を高めたい思惑がある。また、トランプ氏はイスラエルとパレスチナとの和平交渉の仲介に強い意欲を見せている。

4429チバQ:2017/05/06(土) 08:32:36
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1705050042.html
【トランプ政権】初外遊でイスラム圏と協力アピール 入国禁止の影響払拭狙い

05月05日 21:24

(産経新聞)

 【ワシントン=加納宏幸】トランプ米大統領が今月下旬、就任後初の外遊でサウジアラビア、イスラエル、バチカンなど中東・欧州を歴訪することが正式に決まった。ホワイトハウスが4日、発表した。サウジを最初に訪問することには、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)掃討でイスラム圏との協力を重視している姿勢をみせる狙いがある。

 トランプ氏は4日、ホワイトハウスでサウジ訪問に関し、「イスラム教の同盟国とともに過激主義やテロと戦うための協力や支援の新しい基礎を築きたい」と語り、歴訪を中東の安定につなげる決意を示した。サウジではイスラム圏から集まる指導者と会合を持つことを明らかにした。

 続いて訪問するイスラエルではネタニヤフ首相と会談し、ホワイトハウスによると「イランがもたらす脅威に対抗する必要性」やIS対策を協議する。トランプ氏は一方でパレスチナ自治政府のアッバス議長とも会い、イスラエルとパレスチナの和平交渉の再開に向けた取り組みを本格化させることにしている。

 ブッシュ元大統領(子)とオバマ前大統領はそれぞれメキシコ、カナダを初の外遊先に選んだが、トランプ氏は中東訪問で入国一時禁止に関する大統領令でぎくしゃくしたイスラム圏との関係改善を図り、地域における米国の存在感を改めて示すことにしている。

 欧州では、バチカンで24日にローマ法王フランシスコ、ローマでイタリアのマッタレッラ大統領とそれぞれ会談する。トランプ氏はイスラム教、ユダヤ教、キリスト教の3つの宗教の中心地を回ることになる。

 25日にベルギーの首都ブリュッセルで開かれる北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に臨み、26、27両日にイタリア南部シチリア島タオルミナでの先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)に出席する。

4430チバQ:2017/05/06(土) 08:33:39
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-170505X442.html
赤字拡大「耐えられない」=日本を名指し批判―米商務長官

05月05日 10:02

 【ワシントン時事】ロス米商務長官は4日、対日赤字の大幅な拡大を示した3月の貿易統計を受けて声明を発表し、「米国はもはやこの膨張した貿易赤字に耐えられない」と表明した。日本を名指しで批判しており、不均衡の是正を理由に2国間協議へ圧力をかけたとみられる。

 3月の対日貿易赤字(季節調整前)は前月比55%増の72億ドル(約8100億円)となった。貿易統計は月ごとの数値変動が大きいが、声明では今回、特に対メキシコ、日本の赤字拡大を批判。ロス氏は「トランプ政権は偏った貿易関係から米国の雇用と産業を守るため、不均衡を是正することを約束している」と訴えた。

 ロス氏は世耕弘成経済産業相と6月にワシントンで会談したい考えを明らかにしており、2国間の通商協定交渉の検討を求める可能性もある。

4431チバQ:2017/05/06(土) 09:38:09
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1705030045.html
米保守勢力の内紛が深刻化 ヘリテージ財団の会長解任 トランプ政権への過度な接近が原因か?

05月03日 20:09

 【ワシントン=黒瀬悦成】米保守系政策研究機関「ヘリテージ財団」の評議員会は2日、ジム・デミント会長を同日付で解任したと発表した。解任理由については「運営面での問題が深刻化し、内部の意思疎通と協力関係が破綻した」としているが、ロイター通信は消息筋の話として、デミント氏ら執行部がトランプ政権に過度に接近し、保守思想の根本理念から大きく逸脱したと見なされたことが原因だと報じた。

 財団によると、次の会長が決まるまで財団創設者のエド・フルナー前会長が暫定会長を務める。デミント氏の側近とされた複数の幹部も同日辞任した。

 サウスカロライナ州選出の上院議員だったデミント氏は2013年に財団の会長に就任。複数の米メディアによると、デミント氏は財団を従来の政策調査や学術研究の場にとどめず、現実政治への関与を強めて政治団体のような組織に変貌させたとして、内部で不満が高まっていたという。

 米国で最も影響力のある保守系民間機関の一つであるヘリテージ財団で起きた今回の内紛は、保守派の間でトランプ氏の大衆迎合主義的な政策運営を支えようとする勢力と、保守思想を尊重する立場からトランプ氏に反発する勢力の対立が深刻化しつつあることを示すものだ。

 医療保険制度改革法(オバマケア)の撤廃に失敗するなどトランプ政権の国内政策が停滞する中、共和党を支える保守勢力の足並みの乱れは、来年に控える中間選挙にも影を落とす恐れがある。

4432とはずがたり:2017/05/06(土) 20:05:52
トランプ大統領が勢いづいている本当の理由
失点を一気に挽回する人事の勝利があった
http://toyokeizai.net/articles/-/167707
湯浅 卓 :米国弁護士 2017年04月15日

4月10日、連邦最高裁判事に決まったニール・ゴーサッチ氏の宣誓式がホワイトハウスで行われた。同氏の就任で、終身制の最高裁判事は保守派5人、リベラル派4人となった。保守派論客だったアントニン・スカリア氏の死去で、1年以上空席だった体制が、これでやっと元に戻った形だ。

保守派のゴーサッチ氏をドナルド・トランプ大統領が指名したのは1月31日のこと。この間、指名されたゴーサッチ氏が指名したトランプ大統領を批判するという”珍事”が起きたり、上院での承認手続きをめぐってフィリバスター(長時間演説による議事妨害)阻止という「禁じ手」を使った強行採決が行われたり、とにかく紆余(うよ)曲折があった。それらの逆風を乗り越えて、最終的に保守派の判事が決まったことは、トランプ大統領にとって大きな得点になる。

就任以来、トランプ大統領は移民規制に関する大統領令の挫折やオバマケア(医療保険制度改革法)代替法案の撤回など、失点続きだった。そのトランプ大統領にとって、就任100日を前に、公約の1つである保守派の最高裁判事の就任が決まったことは、逆転ホームランに値するほどの大きな勝利といえる。

なぜそこまで重要なのか。それは「最大のライバル」であるバラク・オバマ前大統領に一矢報いることになるからだ。

ヒラリー氏勝利ならオバマ氏が最高裁判事に

9人制の最高裁判事は、1年以上にわたって保守派4人、リベラル派4人で、1人空席のままだった。その空席を埋めるために、オバマ前大統領がリベラル派のメリック・ガーランド氏を指名したのは昨年3月。ところが、共和党は新判事を任命するのは新大統領であるべきとして上院での審議を拒否してきた。

オバマ氏は最高裁の権威を損なう共和党の妨害行為にうんざりし、「共和党はアメリカ民主主義の中核をなす機関の1つをむしばんでいる」と怒りをぶちまけていた。リベラル派はもちろんのこと、多くの国民がその怒りに共感した。

実は、そのオバマ氏は、ヒラリー・クリントン民主党大統領候補が当選した暁には、最高裁判事に指名されるであろうという話が民主党関係者の間でひそかに語られていた。そのうわさは共和党系支持者が圧倒的に多いウォール街にも伝わっていた。それは長年にわたる連邦最高裁の保守化を覆し、長期的に民主党寄りの連邦最高裁の実現という、民主党にとって究極のアメリカンドリームとさえいえた。

オバマ氏はハーバード大学ロースクールを首席で卒業した秀才だ。最高裁判事になる資格は十分に備えている。ヒラリー・クリントン氏が大統領になり、オバマ氏が最高裁判事になれば、民主党のリーダーシップは絶大なものになる。

選挙戦中、オバマ氏が全米を回って、まるでわがことのようにクリントン候補を応援したのは、そんな潜在的な願望もあったからだと邪推すれば、その熱心さも理解できるというものだ。

オバマ氏は、大統領任期中も退任後も抜群に高い支持率を誇っている。その人気の高さに遠く及ばないトランプ大統領にとって、最大のライバルは、いまなおオバマ前大統領なのである。選挙戦中にオバマ前大統領の最大公約であり、政治的成果でもあるオバマケア廃止をぶち上げたのも、ここへきてのシリア攻撃や北朝鮮に対する強硬姿勢も、「最大のライバル」オバマ氏への挑戦と言っていい。

オバマ氏のレジェンドを潰した

1期目のアメリカ大統領にとって最大の目標は再選を果たすことだ。その難関の扉を開くにはどうするべきか。「扉をたたけ、さらば開かれん」と新約聖書のマタイ伝にある。その言葉をウォール街で何度も聞いた。その難関の扉を開くには、2つの条件を満たさなければならないという教えがウォール街にある。

1つは、ギブ・アンド・テイクなど交渉相手とのやり取りを通じて、現実に仕事の実績を上げること。もう1つは、近い将来、自らの目標を実現できるように仕事をしっかり遂行すること。つまり、現在の実績と将来の実績、その2つの実績を上げることである。

4433とはずがたり:2017/05/06(土) 20:06:14
>>4432-4433
オバマ前大統領はその2つの実績を上げて、再選という難関の扉を開いた。オバマ氏を「最大のライバル」と意識しているトランプ大統領にとって、自分以上にオーラがあり、人気の高いライバルに張り合うには、まず相手の実績をたたき潰すこと、そしてそれこそ、トランプ大統領の実績なのだ。

ゴーサッチ最高裁判事の決定は、その第1の実績に当たる。オバマ氏が最高裁判事になるチャンスを封じたからだ。ゴーサッチ氏は連邦控訴審判事を務め上げた49歳、オバマ氏は55歳。最高裁判事は終身制であり、判事仲間で結束力が強く、年功序列を重んじる。ゴーサッチ氏のあとにオバマ氏が選任されることは、もはや考えられない。

その結果、オバマ氏の将来のレジェンドはついえることになった。オバマケアが潰れるよりも、そのインパクトのほうが大きい。トランプ大統領にとって大きな得点であり、大勝利だ。

将来の実績に向けて、もう1つ手を打った。シリア攻撃と北朝鮮に対する強硬姿勢だ。「偉大なアメリカ」再興という目標に向けて、「戦果」を上げることができるかどうかも焦点だ。

4月6日夜、米軍はシリアの空軍基地をミサイル攻撃した。6年前、シリア内線が始まって以来、米軍のシリア直接攻撃はこれが初めてだ。バッシャール・アル=アサド政権が反体制派の拠点を空爆した際、シリア軍が化学兵器を使用したことに対する対抗措置という。

トランプ政権は、これまでアサド政権には関与しない方針だった。それが急きょミサイル攻撃に転じたのは、シリア軍の化学兵器使用による子供たちの悲惨な映像がトランプ大統領の長女イヴァンカ氏(大統領顧問)の「悲しみと怒り」を誘い、それが父を動かしたとも報じられる。

ともかく、シリア内線の混乱、泥沼化は、2013年夏の米軍によるシリア攻撃が、突然中止されたことが原因とされる。このドタキャンは「オバマ最大の失態」とされ、タカ派は「史上最弱の大統領」と非難した。その失敗を繰り返さないためにも、トランプ大統領がシリア攻撃を即決したとしても不思議ではない。

今回のシリア攻撃は、これまでのオバマ支持者の目を覚まさせ、トランプ支持者を増やす絶好の機会になる。CBSテレビの世論調査(4月10日実施)では、シリア攻撃支持者は米国民の57%、反対は36%だった。

トランプ大統領が米軍にシリア攻撃の命令を出した当日は、まさに米中首脳会談の最中だった。パームビーチの別荘で習近平国家主席と会談中、トランプ大統領は何度も席を外した。にもかかわらず、トランプ氏はシリア攻撃については包み隠さず、習氏に伝えた。その説明を聞き、習氏は米軍のシリア攻撃に対して理解を示したという。

「トランプ軍複合体」のパワー発動

習氏が本当に理解を示したかどうかはともかく、目下、米中間では北朝鮮問題が焦眉の急となっている。トランプ政権は、中国政府に北朝鮮への説得工作を強く求めている。そんな対中折衝を進めるに当たって、このシリア攻撃は絶妙のタイミングだった。

トランプ政権は、オバマ政権時代の「戦略的忍耐」戦略の終わりを宣言し、先制攻撃を含む「あらゆる選択肢」を検討中であることを公言している。もし中国が北朝鮮の説得に応じず、北朝鮮の核開発を放置するなら、米軍はシリア同様、単独で北朝鮮攻撃も辞さないというメッセージになったはずだ。

パックスアメリカーナの全盛時代、「偉大なアメリカ」は「産軍複合体」という強力なパワーを発揮した。そのパワーを支えた産業の力は衰え、これから「偉大なアメリカ」を再興するには、「産軍複合体」に代わって「トランプ軍複合体」というべきパワーが発揮されることになる。トランプ大統領の指導力と軍事力の組み合わせによるパワーの発動だ。近い将来、それがうまくいく可能性が高まれば、トランプ大統領の評価も高まり、2020年の再選が視野に入ってくる。

4434チバQ:2017/05/06(土) 22:24:25
http://www.sankei.com/world/news/170506/wor1705060029-n1.html
2017.5.6 18:26
【トランプ政権】
米陸軍長官人事、また指名辞退 過去に差別的発言

 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領から陸軍長官に指名された南部テネシー州議会上院議員のマーク・グリーン氏は5日、指名を辞退したと発表した。過去に性的少数者(LGBT)やイスラム教に対して差別的な発言をしていたとして、民主党だけでなく身内の共和党からも「非常に懸念される」(マケイン上院軍事委員長)などと批判が相次いでいた。

 トランプ氏の陸軍長官人事で辞退者は2人目。海軍長官も指名された人物が辞退し、現在も人選が続くなど、トランプ政権下で主要省庁の高官人事が停滞している実態が改めて浮き彫りとなった。

 米メディアによると、グリーン氏は心と体の性が一致しないトランスジェンダーは「病気だ」と断言。また、公立学校で生徒にイスラム教について教えるべきでないなどと主張していた。グリーン氏は、一連の批判について「誤解であり、政治的思惑に基づいた攻撃だ」と反論した。

4435とはずがたり:2017/05/07(日) 08:03:57
>>4432-4433
再びトランプが得点か。。
北朝鮮に関しては習を褒め殺して制裁強化させるディール外交が今のところ効果出てるみたいだけど。

米下院、オバマケア代替法案可決=政権公約、上院は難航か
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017050500197&amp;g=use

 【ワシントン時事】米下院は4日、医療保険制度改革(オバマケア)を撤廃・代替する新たな法案を採決し、賛成217、反対213の僅差で可決した。トランプ大統領が公約に掲げた看板政策がようやく下院を通過したものの、上院での審議は難航が予想される。実現のハードルは高く、トランプ政権が強調する「政治的勝利」にはほど遠い。
 トランプ氏はホワイトハウスで「オバマケアは事実上、終わった」と宣言。「代替制度は素晴らしいプランで保険料は下がる」と強調した。
 政権と共和党執行部は当初、3月に代替法案の下院通過を目指した。共和党は過半数を握るが党内をまとめきれず採決を断念。トランプ氏は最優先で実現を目指した政策で大きくつまずいた。
 焦点となったのは、既往症を持つ人に対する高額保険料を免除するオバマケアの規定。保険会社を監督する州に免除するかどうかの裁量権を持たせるように修正したことで、免除に反対していた保守強硬派の賛成を取り付けた。しかし、既往症を持つ人の負担が膨らむことを懸念した穏健派がこれに反発。トランプ氏が目指した就任100日目の4月29日までの下院採決ができなかった。新法案では5年間で80億ドル(約9000億円)の援助策を追加したことで、穏健派が同意した。 
 法案は上院での審議に移るが、野党民主党の強い抵抗が予想され、下院以上に難航しそうだ。共和党は上院でも過半数の52議席を占めるが、下院案に修正を求める意見も多い。
 政権はオバマケア代替制度で政府支出を削減できると主張し、捻出分を大型減税に充てる考えを示してきた。トランプ氏は代替制度により「税制改革は良い内容になる」と説明しているが、財源の裏付けなどは示していない。(2017/05/05-07:40)

4436チバQ:2017/05/07(日) 09:58:11
http://www.asahi.com/articles/ASK543TV0K54UHBI013.html?ref=goonews
トランプ政権、揺れる貿易政策 新組織トップにナバロ氏
ワシントン=五十嵐大介2017年5月7日08時22分
 「米国第一」の保護主義的な政策で白人労働者層の心をつかんだトランプ米大統領は、貿易政策では表向き、強硬姿勢を崩していない。だが世界貿易の現実を踏まえ、態度を軟化させた政策もある。ホワイトハウス内では「国際派」の声が強まり、現実とのはざまで揺れている。

特集:トランプ大統領
 「北米自由貿易協定(NAFTA)を再交渉し、米国にとって公正な協定を得られなければ離脱する」。就任100日を迎えた先月29日、米東部ペンシルベニア州の州都ハリスバーグ。トランプ氏が演説でそう訴えると、約1万人の白人らで埋まった会場が沸いた。

 トランプ氏はこの日、NAFTAからの離脱を発表する考えだった。

 米ワシントン・ポスト紙などによると、「強硬派」のバノン首席戦略官や米国家通商会議(NTC、当時)のナバロ議長が離脱を支持。一方で、クシュナー大統領上級顧問、米国家経済会議(NEC)のコーン議長ら「国際派」が離脱に反対した。パーデュー農務長官やロス商務長官は、大統領執務室に米国の地図を持ち込み、離脱で影響を受けるのはトランプ氏を支持し、メキシコなどへの輸出に頼る農業や製造業が盛んな地域だと力説したという。

 トランプ氏は演説で「我々は離脱するつもりだった。カナダとメキシコの首脳が電話をかけてきて、交渉したいというから、わかったと言った」と話した。

 トランプ氏は1月の就任直後、公約通り環太平洋経済連携協定(TPP)からの離脱を決断。貿易赤字の原因の調査や、米国製品を優遇する「バイ・アメリカン」関連の大統領令に署名した。だが、公約だった中国の為替操作国の指定を見送るなど、重大な判断では現実路線もみせている。米ピーターソン国際経済研究所のゲリー・ハフバウワー氏は「トランプ氏の貿易政策は今のところ、当初よりずっと穏健だ。かみつくというよりは、ほえているだけだ」と指摘する。

 政権内では、TPP離脱を主導…

4437とはずがたり:2017/05/10(水) 09:47:17
トランプ米大統領、コミーFBI長官を解任=ホワイトハウス
ロイター 2017年5月10日 07時37分 (2017年5月10日 09時06分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20170510/Reuters_newsml_KBN1852O5.html

[ワシントン 9日 ロイター] - トランプ米大統領は9日、連邦捜査局(FBI)のコミー長官を解任した。トランプ大統領は、コミー長官はもはやFBIを統括することができないと判断。ホワイトハウスが公表したコミー長官宛ての書簡で大統領は「FBIの新たなトップを見つけて国民の信頼と法執行遂行への自信を回復することが不可欠」と述べた。
書簡によると、トランプ大統領は、コミー氏にはFBIを適切に率いることができないとしたセッションズ司法長官の助言を受け入れた。
コミー氏は、ヒラリー・クリントン元国務長官の電子メール問題に関する捜査で、昨年7月に不起訴の方針を表明したにもかかわらず、11月の大統領選の投票11日前に再捜査に転じたことが問題になっていた。
ホワイトハウスはコミー氏の対応に関するロッド・ローゼンスタイン司法副長官のメモを公表した。
ローゼンスタイン氏はその中で「クリントン氏の電子メールに関する捜査結果を巡るコミー長官の対応を擁護できない。コミー氏は間違っていたというほぼ一致した見解を同氏が受け入れようとしないことも理解できない」としている。

4438チバQ:2017/05/10(水) 13:19:17
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170510-00000045-asahi-int
FBI長官解任「大統領の決定に失望した」 共和党重鎮
朝日新聞デジタル 5/10(水) 12:41配信

 トランプ米大統領は9日、米連邦捜査局(FBI)長官の解任に踏み切った。トランプ政権とロシア側との関係が問題視されるなかでの捜査機関トップの解任には与党・共和党内からも批判が噴き出すなど、議会との対立が深まる可能性がある。

 共和党重鎮のマケイン上院軍事委員長は同日、声明で「コミー長官を解任するとの大統領の決定には失望した。彼はどのような特殊事態でもFBIをうまく牽引(けんいん)してきた」と強調した。

 トランプ政権は、クリントン元国務長官のメール問題への対応を問題視しているが、選挙でのトランプ陣営とロシア側との水面下の接触をFBIが捜査するなかでの長官解任だけに、捜査への影響を懸念する声があがる。

4439チバQ:2017/05/10(水) 14:57:51
http://www.sankei.com/world/news/170510/wor1705100017-n1.html
2017.5.10 08:57
【トランプ政権】
FBIのコミー長官を解任 司法長官らの勧告受け
 【ワシントン=加納宏幸】トランプ米大統領は9日、連邦捜査局(FBI)のコミー長官を解任した。スパイサー大統領報道官が声明を発表した。セッションズ司法長官とローゼンスタイン同副長官の勧告に基づく判断だという。速やかに次期長官の選定手続きに入るとしている。

 声明で、トランプ氏は「FBIは米国で最も大事にされ尊敬されている機関の一つだ。本日を法執行の最重要部門(FBI)の新たな始まりとしたい」とコメント。トランプ氏がコミー氏に解任を通告した書簡は、司法省の「コミー氏はFBIを効率的に導くことができない」との判断に同意したとしている。

 ローゼンスタイン氏はセッションズ氏に宛てた覚書で、コミー氏が昨年7月に私用メール問題の訴追を求めないとしてリンチ前司法長官の職権を侵したことや、記者会見を開いたことを理由に、「FBIの評判や信用性は重大な損失を受けた」としている。

 コミー氏は今月3日に開かれた上院司法委員会の公聴会で、民主党のクリントン元国務長官の私用メール問題に絡み、側近のフマ・アベディン氏が夫のパソコンに機密情報を含む「何百、何千」のメールを送っていたと証言した。これについて、FBIは9日、同委員会に書簡を送り、パソコンから見つかったのは「少数」だったと訂正した。コミー氏はその直後に解任された。

 FBIはロシアが大統領選への干渉疑惑や当時のトランプ陣営と露政府のつながりを捜査しており、トランプ氏はコミー氏への書簡で「3回にわたり私が捜査対象でないと知らせてくれたことに本当に感謝している」と記した。

 野党・民主党はコミー氏の解任が捜査に関係するものであるとして批判。同党のシューマー上院院内総務は独立した特別検察官による捜査を実施し、国民の信頼を回復するよう求めた。

4440とはずがたり:2017/05/11(木) 10:53:16

ロシア疑惑のFBI捜査、コミー長官が解任前に拡大要請=関係筋
https://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20170511008.html
07:09ロイター

[ワシントン 10日 ロイター] - コミー米連邦捜査局(FBI)長官がトランプ大統領から解任される以前に、ロシアの米大統領選関与疑惑を巡る捜査の拡大を要請していたことが、議会関係者の話から分かった。

コミー氏は数日前、ロシア関連の捜査で一段の資金提供を司法省に要請したと議員に伝えていたという。上院の情報委員会がFBIに対し、ロシア疑惑の捜査を急ぐよう求めたことを受けて、コミー氏は司法省への要請を明らかにしたもようだ。

上院司法委員会のメンバーで、民主党の有力議員ダイアン・ファインスタイン氏は、記者団に対し、コミー氏が捜査に関して一段の資源を求めていたと理解していると語った。3月15日にコミー氏と会った際、コミー氏は「大規模な対諜報・刑事捜査」が行われていると話していたという。

コミー氏が先週、ローゼンスタイン司法副長官に、捜査に絡み資源を大きく拡大するよう要請したとの報道について、司法省の報道官は電子メールで「全くの誤り」と回答した。

トランプ政権は、コミー氏の解任がロシア疑惑を巡る捜査に関連しているとの見方を否定している。

4441とはずがたり:2017/05/11(木) 11:13:27
2017年 04月 27日 12:37 JST
http://jp.reuters.com/article/column-trump-tax-idJPKBN17T0CG?rpc=135&amp;sp=true
コラム:トランプ米大統領の税制改革案、議会通過は困難か
Gina Chon

[ワシントン 26日 ロイター BREAKINGVIEWS] - トランプ米大統領が26日に示した税制改革案は、議会を通過できない公算が大きい。大幅な減税が打ち出されたが、これは成長率が年3%に上昇し、財政赤字を埋める新たな収入源を生み出せることが前提で、非現実的だ。

ムニューシン財務長官は「米市場最大の減税」になると説明した。提案では、法人税率を35%から15%に引き下げる。これは有限責任会社および、それと同様の法人に適用され、トランプ氏はこうした法人を約500社所有している。同時に、夫婦の標準控除を現行の約2倍の2万4000ドルに引き上げる。

これらはトランプ氏が選挙戦期間中に示していた計画とおおむね似通っている。保守系のタックス・ファウンデーションの試算では、この計画に従うと今後10年間で税収は最大4兆ドル減少する。しかもこれは、税制変更が経済成長を通じて税収に跳ね返る効果を勘案する「ダイナミック・スコアリング」に基づく試算で、このシンクタンクとしては甘目の数字だ。政府はこの方式を好んでいる。

財政状況はただでさえ悪い。議会予算局(CBO)の推計によると、米国の財政赤字はことし5590億ドルと、国内総生産(GDP)の2.9%に増え、2027年までには1.4兆ドル、GDP対比5%に達する見通しだ。一方、米連邦準備理事会(FRB)は今後数年間の成長率を2%前後と見積もっている。

税収への大きな影響は、議会共和党にも受けが悪いだろう。上院財政委員会のオリン・ハッチ委員長は既に財政赤字への影響に懸念を示した。共和党の保守派下院議員で構成する「フリーダム・コーカス」は、彼以上に減税を警戒しそうだ。

上院での審議手続きに照らしても、減税案がそのまま議会を通過するのは難しそうだ。共和党指導部は「予算調整制度」を通じて法案を推進したい考え。この制度だと、60票ではなく単純過半数の賛成で法案を成立させることができる。

しかしこの手続きでは、通常10年とされる予算対象範囲を超える期間にわたり財政赤字を拡大させるのを禁じる「バード・ルール」も順守しなければならない。ライアン下院議長の税顧問であるジョージ・カラス氏は先週、大幅な法人税率の引き下げは、たとえ3年で終わるとしてもこのルールに抵触するとの見方を示している。

共和党は元来減税に好意的だが、財政赤字「タカ派」の人数も少なくなく、彼らは法案の修正を要求しそうだ。

●背景となるニュース

*米政府は26日、税制改革の青写真を示した。法人税の税率を現行の35%から15%に引き下げることが盛り込まれた。

*この減税は、個人事業主や有限責任会社、パートナーシップ形態を含む、いわゆるパススルー法人に適用される。

*提案はトランプ大統領が昨年の選挙戦期間中に示した案とほぼ同じだが、下院共和党の支持を得ていた税の国境調整は含まれていない。

4442とはずがたり:2017/05/11(木) 14:11:57
【トランプ政権】米高官に「大声で」質問した記者、現行犯逮捕
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1705110011.html
08:39産経新聞

 【ワシントン=黒瀬悦成】米東部ウェストバージニア州の州都チャールストンにある州議事堂で9日、廊下を歩いていたプライス保健福祉長官とコンウェイ大統領顧問に大声で質問した地元記者が「政府の活動を妨害した」として警護の警察官らに現行犯逮捕された。米人権団体は「報道の自由の侵害で言語道断だ」との声明を出すなど、トランプ政権の報道機関に対する強圧的な態度が改めて批判を浴びている。

 逮捕されたのは独立系メディア「パブリック・ニュース・サービス」(PNS)のダン・ヘイマン記者(54)。ヘイマン氏は、麻薬問題に関する会合に出席するため同州入りしていたプライス氏に対し、トランプ政権が成立を目指す医療保険制度改革法(オバマケア)の代替法案に関する質問を大声で繰り返して追いすがり、警官に手錠をかけられた。

 ヘイマン氏は約8時間にわたって留置場に入れられた後、5000ドル(約57万円)を支払って9日夜に保釈された。起訴され有罪となれば罰金100ドルまたは最大6カ月の禁錮刑を科せられる。

 同氏は10日に記者会見し、「質問をするのが自分の仕事だ。相手が何も言わないから粘っただけだ」と訴えた。

4443とはずがたり:2017/05/11(木) 14:31:41
「THAAD費用は韓国の負担ではない」と述べたマクマスター補佐官、トランプ大統領と不和か
http://japanese.joins.com/article/945/228945.html?servcode=A00&amp;sectcode=A20&amp;cloc=jp|article|ichioshi
2017年05月11日08時51分
[? 中央日報/中央日報日本語版] comment8 sharemixi
トランプ米大統領がハーバート・マクマスター国家安全保障会議補佐官の起用を後悔しているという報道が出された。トランプ大統領とマクマスター補佐官の代表的対立事例として「THAAD費用分担議論」が取り上げられる中、トランプ大統領の側近がマクマスター補佐官をホワイトハウスから追い出すためにメディアに「不和説」を流す雰囲気も感知される。

ブルームバーグは9日、「ワシントンはマクマスター将軍が好きだ。しかしトランプ大統領は違う」という見出しの記事で、トランプ大統領はマクマスター補佐官が先月30日に韓国の金寛鎮(キム・グァンジン)国家安保室長と通話した内容を伝えるウォール・ストリート・ジャーナルの報道に接して激怒したと伝えた。

これに先立ちトランプ大統領は高高度防衛ミサイル(THAAD)費用と関連し、「韓国がTHAAD費用を出すのが適切だと韓国側に伝えた。THAADは10億ドルのシステムだ」(就任100日記念ロイター通信インタビュー)と話し波紋を呼んでいた。

この発言が韓国国内で議論を呼び起こした時点でマクマスター補佐官は金室長と通話し、トランプ大統領の発言は米国の公式の立場ではないと話した。「ホワイトハウスの早期鎮火」の努力と読み取れるものだった。さらに進んで金室長は公式会見を通じ「韓国が敷地と基盤施設を提供し、THAADの展開と運営・維持費用は米国が負担するという既存の合意を再確認した」とまで話した。

ブルームバーグは多数のホワイトハウス関係者の話として、トランプ大統領がウォール・ストリート・ジャーナル報道に接した後、マクマスター補佐官に電話して大声で叫び「韓国に適正な負担をさせる努力を無駄にするな」と叱責したと伝えた。マクマスター補佐官はその後FOXニュースのインタビューで、「私が(金室長に)話したのは再協議があるまでは既存の交渉が有効だということだった。私が嫌なことは米国大統領の発言を否定することだ」と一歩後退した態度を見せた。

記事によると、トランプ大統領とマクマスター補佐官の不和は2月にマクマスター補佐官がマイケル・フリン氏の後任としてホワイトハウスに入ってきて始まった。ブルームバーグは、「プロフェッショナル将校であるマクマスター補佐官はトランプ大統領の意を汲むのに失敗した。マクマスター補佐官は会見でトランプ大統領に質問する機会を与えないだけでなく、さらに説教までするという指摘を受けている」と伝えた。トランプ大統領はこうしたマクマスター補佐官の前で「私の全般的政策を過小評価する」として不満を隠さず、側近に彼を起用したことが誤った選択であり後悔していると明らかにしたという。

マクマスター補佐官はスティーブン・バノン首席戦略官とラインス・プリーバス首席補佐官とも対立しているとされる。最近ではトランプ大統領のメディアインタビューに先立ち対面報告会見を要請して拒否されたほか、オーストラリア首相との首脳会談にも同席できなかったと関係者らは明らかにした。

4444チバQ:2017/05/12(金) 11:39:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170512-00000014-asahi-int

米議会、通商代表部トップようやく承認 貿易交渉実務役

朝日新聞デジタル 5/12(金) 6:37配信
















米議会、通商代表部トップようやく承認 貿易交渉実務役


米通商代表部(USTR)代表候補のロバート・ライトハイザー氏=ワシントン、五十嵐大介撮影


 米議会上院は11日、米通商代表部(USTR)代表に弁護士のロバート・ライトハイザー氏(69)を起用する人事案を賛成82票、反対14票で承認した。宣誓式を経て近く就任する。貿易交渉の実務を担う「船頭役」がようやく承認されたことで、トランプ政権の通商政策が本格的に動き出す。

 トランプ政権は、メキシコとカナダとの北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉を最優先課題に掲げているが、USTRが不在のため調整が遅れていた。トランプ政権は近く、正式な交渉入りの90日前までに必要な議会への通告をするとみられる。

 ライトハイザー氏は1980年代のレーガン政権時代、USTR次席代表として、鉄鋼などの貿易交渉を担当。日米鉄鋼協議では、日本側に鉄鋼製品の自主的な輸出規制を認めさせた。その後、鉄鋼大手USスチールの顧問弁護士として、中国メーカーの不公正貿易への対応を政府に求めるなど、対中強硬派として知られる。(ワシントン=五十嵐大介)

4445とはずがたり:2017/05/12(金) 12:48:27
FBI長官代行が大統領側に反論 「捜査が妨げられることはない」
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20170512-00000022-jnn-int
TBS系(JNN) 5/12(金) 10:15配信

 アメリカ・トランプ大統領によるFBI長官の電撃解任をうけて長官代行に就任したマケイブ氏は11日、一連の騒動で大統領選挙におけるロシアの関与についての捜査が妨げられることはないと明言しました。

 「FBI(連邦捜査局)の職員の業務は、環境や判断の変化にかかわらず継続されるものであり、捜査を妨げようとする動きはありません」(アメリカ マケイブ長官代行)

 コミー前長官の電撃解任以降、初めて公の場で発言したマケイブ長官代行はまた、捜査を妨げる動きがあれば議会に報告するとも明言しました。

 さらにマケイブ長官代行は、ホワイトハウスの副報道官がコミー前長官の解任理由として「FBI内部の信頼を失ったため」と説明しているのに対して「私は彼の高潔さには最大限の敬意を払っているし今もって内部で幅広い支持を受けている」と反論。副報道官が捜査について「最も小さな案件の1つ」と主張したことについても「非常に重要な捜査で、小さいとはいえない」と断言し、政権側の説明との食い違いが鮮明になっています。(12日09:16)
最終更新:5/12(金) 12:15TBS News i

4447とはずがたり:2017/05/12(金) 19:54:13

米連邦政府、9月までの予算成立 新規の壁建設費含まず
http://www.asahi.com/articles/ASK561TBZK56UHBI001.html?ref=goonews
ワシントン=五十嵐大介2017年5月6日10時12分

 トランプ米大統領は5日、2017会計年度(16年10月〜17年9月)の連邦政府の予算案に署名し、予算が成立した。議会両院ですでに可決していた。この日の暫定予算の期限切れを前に予算が成立したことで、政府機関の一部閉鎖を回避した。

 総額約1・1兆ドル(約124兆円)の予算案では、国防費の増額やメキシコ国境の壁の補修費は盛り込まれたが、トランプ氏が主張する新規の壁の建設費は含めなかった。トランプ氏は「混乱を修復するには9月に良い政府閉鎖が必要だ」とツイートしており、本格的なトランプ政権の予算となる10月以降の予算案では、壁の建設費などで協議が紛糾するおそれがある。与野党は先月末、政府閉鎖を回避するため、5日までの1週間のつなぎ予算で合意していた。(ワシントン=五十嵐大介)

4448とはずがたり:2017/05/13(土) 17:27:33
米大統領、傷口広げる=批判封じが裏目―FBI長官解任
時事通信社 2017年5月13日 14時55分 (2017年5月13日 17時18分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20170513/Jiji_20170513X398.html

 【ワシントン時事】トランプ米大統領が、コミー連邦捜査局(FBI)長官解任で高まった自身やホワイトハウスへの批判を抑え込むのに必死。しかし、批判封じを狙った大統領の言葉は新たな論争を巻き起こし、かえって傷口を広げている。
 「私はとても活動的で、代弁者が完璧に正確な説明をするのは不可能! 一番いいのは記者会見をやめ、書面で回答することでは?」。大統領は12日、朝一番のツイッターへの投稿で開き直った。解任の経緯を偽って説明したとスパイサー大統領報道官らが批判されていることに反論した形だ。
 12日は朝から、大統領が1月下旬にコミー氏を夕食に招待し、「忠誠」を誓うよう求めたと伝えるニュースが米メディアをにぎわせていた。
 大統領は「コミー氏は報道関係者にリークする前に、私たちの会話を録音したテープがないことを祈った方が身のためだ」とも書き込んだ。録音データが存在するかのようににおわせ、忠誠報道はコミー氏側の作り話だと印象付けようとした。
 ただ、こうした奔放な言葉は傷口に塩を塗っている。会見中止の示唆に対し、ホワイトハウス記者会は「憲法上の原則を脅かす動きに反対する」と猛抗議。記者会見では「コミー氏を脅すのか」「録音はあるのか」と批判的な質問が相次ぎ、報道官は「脅しではない」などと釈明に追われた。
 大統領は11日、コミー氏に計3回、「私は(ロシア政府による大統領選介入疑惑で)捜査対象になっているか」と尋ねたことを暴露し、識者から「司法妨害罪に当たる」と懸念が噴出していた矢先だった。録音テープ騒動に対しては「司法妨害罪の次は証人脅迫罪だ」と驚く声も出ている。
 まだ少数派ではあるものの、民主党内では大統領の弾劾を目指すべきだと主張する声もじわりと広がり始めた。同党のハフマン下院議員は「一握りの共和党議員が民主党と手を組めば、もしくは民主党が下院の多数を奪還する2019年には、弾劾手続きが始まる」とツイッターで「予言」している。

4449とはずがたり:2017/05/13(土) 17:28:16

前FBI長官、議会聴聞会への出席断る=米
時事通信社 2017年5月13日 07時41分 (2017年5月13日 17時21分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20170513/Jiji_20170513X376.html

 【ワシントン時事】トランプ米大統領に解任されたコミー前連邦捜査局(FBI)長官は上院情報特別委員会に対し、解任の経緯を議題とする16日の聴聞会には出席できないと伝えた。ウォーナー副委員長が12日、CNNテレビの番組などで明らかにした。
 コミー氏は解任直後、FBI職員に宛てた書簡に「大統領は全く理由がなくてもFBI長官を解任できる。決定(の是非を論ずるの)に時間を費やすつもりはない」と記しただけで、以後、肉声は伝わっていない。 
>>次の記事:中国、団体競技不参加

4452とはずがたり:2017/05/14(日) 22:17:23
FBIコミー長官解任劇の奇々怪々
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2017/05/fbi_1.php
2017年05月11日(木)17時00分

<トランプ政権が突如コミー長官を解任したその裏には、「ロシア疑惑」に関して切羽詰まった事情があるとしか考えられない>

米東部時間の9日夕刻、FBI(米連邦捜査局)のジェームズ・コミー長官が、トランプ大統領によって突如解任されたというニュースが駆け巡ると、ケーブルテレビ各局は一斉に速報体制に切り替わりました。

ロスサンゼルスに出張中だったコミー長官は、テレビで自身が解任されたニュースを見て最初は冗談だと思ったそうですが、やがて解任通知が本部に届いていたことを知らされると、急遽専用機でワシントンDCに戻りました。

その際に専用機に乗り込むコミー、そして誘導路を移動して滑走路から離陸する専用機の映像をCNNなどはずっとライブで追っており、まるで90年代の「白いブロンコで逃走するO・J・シンプソンを追っかけた映像」の再現のようでした。そのくらい話題性のある「事件」だということです。

メディア、特にCNNなどはハッキリと、「これはトランプ陣営のロシアとの癒着に関する捜査妨害だ」としています。翌朝のニューヨーク・タイムズの見出しもそうですし、多くのメディアはそう見ています。

ですが、この解任事件、どうも良く分からないのです。とにかく、その理由がハッキリしません。トランプ大統領はセッションズ司法長官並びに、ローゼンスタイン司法副長官が「コミー解任を進言した書簡を送ってきた」から解任したとしています。

では、問題のローゼンスタイン司法副長官の「コミーを解任すべきだ」という書簡にはどう書いてあるのかというと、「ヒラリー・クリントン氏の電子メール問題に関する結論の出し方に問題があるから」ということになっています。このローゼンスタインというのは、トランプ大統領が「入国禁止令」が違法だから無効だと言われて怒って更迭したイエーツ司法副長官(司法長官代行)の事実上の後任として、トランプ大統領が指名して就任した人物です。

ということは、ローゼンスタインは「ヒラリーを最終的に不起訴とした」コミーを告発しているように見えます。ところが、肝心の書簡の中身を読んでみると、全然違うのです。昨年7月にかけての「第一次メール疑惑」についての言及もあるのですが、主要な部分については「10月28日の第二次メール疑惑」に関するものです。

ここでローゼンスタインは、「新たな証拠(ヒラリー側近の離婚係争中のダンナのPC)」が出た時点で、コミーは新証拠問題を「発表(speak)」するか「隠蔽(conceal)」するか迷ったと証言しているが、これはおかしいとして「隠蔽はせずに粛々と捜査を再開すればよかった」としているのです。

これは5月3日にコミーが議会で証言した際にあった、「本当にヒドい(really bad)」選択か「壊滅的な(catastrophic)」選択という(大変に有名になった)表現を、言い換えたものです。

要するにローゼンスタインは、ヒラリーを不起訴にしたのが不満なのではなく、10月末に新証拠(の可能性)が出た時に「大々的に発表して選挙戦を歪めた」ことを司法副長官として批判しており、そのことについてコミーが5月3日に議会証言して「自分は正しかった」としていることが大変に不満だ、だから解任を提案しているというのです。

奇々怪々としか言いようがありません。トランプ陣営からすれば、昨年の10月28日にコミーが「ヒラリーのメール疑惑の蒸し返し」をしてくれたから、自分たちは政権を奪取したという認識をしています。大統領自身が再三そのような発言をし、その延長でコミーを賞賛したことも何度もあります。

4453とはずがたり:2017/05/14(日) 22:57:16
>>4452-4453
それにもかかわらずトランプ大統領は、その10月末のコミーの言動を批判して解任を提案したローゼンスタイン書簡を根拠として、コミーを解任しているのです。ちなみに、大統領の署名したコミー宛の「解任通告」書簡には、ローゼンスタインの書簡が「添付」されています。

一体どう解釈したらいいのでしょうか?

一つの考え方としては、やはりホワイトハウスとしてはコミーを解任しなくてはいけない、切羽詰まった「何か」があったのだということです。それは、やはり「選挙運動期間中の陣営とロシア政府の癒着」問題が相当に切迫していることを示していると思います。

この点に関しては、問題の大統領のコミー長官宛の「解任通告」書簡の中に、何とも不思議な文言が入っています。それは「私が捜査対象になったかもしれない機会において、貴官は三度にわたって自分を捜査対象としなかったことは賞賛する」という部分です。

解任通告をするのには、全く必要のない文言ですが、急遽レターを作った中でこういう字句に「ポロッとホンネが」出てしまった可能性はあると思います。つまり大統領としては「ロシア疑惑」の捜査が自分にまで及ぶのを恐れているということですし、きわどい局面が過去に3回あったということを告白しているようなものです。

100%断定はできませんが、この2日間のドタバタ劇を見ていますと、とりあえず今回の解任劇は「ロシア疑惑」の深刻化、そしてこの問題について捜査を進めていたFBIへの恫喝という流れで見ていくのが一番しっくり来るように思われます。

ローゼンスタイン書簡について言えば、これは当座のニーズに応えるということで、トランプ大統領、セッションズ司法長官を満足させる一方で、内容をよく読むと「10月末のコミーの言動を批判している」ことから、ヒラリー陣営にも「満更でもない」表現となっているわけで、この人は相当な策士なのかもしれません。

そんな中、疑惑の張本人であるマイケル・フリン前安全保障補佐官が「上院の情報委員会」からロシアとの癒着問題に関して召喚されるという決定が流れました。その一方で、事態の急展開に驚いたショーン・スパイサー報道官は、9日夕に報道陣の質問から「逃れようとした」失態を問われてホワイトハウスの定例記者会見から「外された」格好になっています。

トランプ政権の周囲はにわかに騒がしくなってきました。

4454とはずがたり:2017/05/15(月) 15:54:00


トランプがFBI解任のコミーをけん制 会話テープの存在ほのめかす
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/05/fbi-10.php
2017年5月13日(土)16時51分

 5月12日、トランプ米大統領はコミー氏に対し、一連の経緯をメディアに語らないようけん制した。写真はホワイトハウスで10日撮影(2017年 ロイター/Kevin Lamarque)
トランプ米大統領は12日、連邦捜査局(FBI)長官職を解任したコミー氏に対し、一連の経緯をメディアに語らないようけん制した。

テープが存在するかは不明だが、コミー氏が自らの立場について説明すれば、政権側がテープで反論する可能性を暗に示した発言とみられる。トランプ氏との会話について、コミー氏は一切公言していない。

トランプ氏はツイッター投稿で「コミー氏は報道機関に漏らし始める前に、会話を録音した『テープ』は存在しないと願ったほうが良い」と述べた。

12日付のニューヨーク・タイムズ紙によると、政権発足から7日後の1対1の夕食会で、トランプ氏がコミー氏に忠誠を誓うよう求め、コミー氏は誠実な姿勢をとると伝えた。

トランプ氏は納得せず再度忠誠を求めたが、コミー氏は誠実な姿勢を約束した。コミー氏が同僚らに明かしたという。

コミー氏解任を巡るホワイトハウスの説明内容が変わる中、トランプ氏は信頼性に疑問を示す一部報道にも反論した。

トランプ氏は「多くの事態を抱える、非常に行動的な大統領として、代理人が完璧な正確さで(記者会見に)臨むことは不可能だ!」と指摘。「今後すべての『記者会見』を取り止め、正確性を担保するために反応を書面で示すことがベストではないのか???」と話した。

一連の投稿を受け、議会上院民主党ナンバー2のリチャード・ダービン議員はMSNBCの取材に「捜査に関して司法妨害している可能性があり、大統領は危険だ。大統領の信頼は失墜した」と批判した。



[ワシントン 12日 ロイター]

4455チバQ:2017/05/16(火) 00:35:53
https://www.cnn.co.jp/usa/35101019.html
FBI次期長官候補、元NY市長やNJ州知事の名前も浮上
2017.05.11 Thu posted at 17:21 JST
(CNN) トランプ米大統領が突じょ解任した米連邦捜査局(FBI)のコミー前長官の後任人事で有力候補と目される複数の人物が11日までに浮かび上がった。
新長官の就任には、米連邦上院(定数100)で51票の支持票が必要。
次期長官について一部の共和党議員は法執行業務で深い経験が何よりも必要と主張。民主党議員はこの点に同意しながらも、新たな長官は利益相反の疑問を抱かれないためにトランプ氏とは政治的かつ経歴上で何の関係もない人物であるべきと強調している。
このうちの1人は、元ニューヨーク市長のルディ・ジュリアーニ氏。同市南部地区担当の連邦検事として働いた経験もあり最有力候補との見方もある。ただ、昨年の大統領選でトランプ氏陣営に深く関わり、党派色が強いだけに上院での承認獲得は極めて難しいとの受け止め方もある。
ニュージャージー州のクリス・クリスティー知事の名前も出ている。昨年の大統領選から撤退後、トランプ氏支持に転じ、一時は政権移行チームの要職も務めた。今なおトランプ氏と親密な関係を築いているとされ、大統領の薬物乱用委員会の委員長に今年指名された。司法界での経験もあり、ニュージャージー州担当の連邦検事を務めたことがある。
この他の候補者はニューヨーク市警のレイ・ケリー元本部長、運輸保安庁のジョン・ピストール元長官、FBIのアンドルー・マッケーブ副長官やトレイ・ガウディー下院議員(共和党、サウスカロライナ州選出)ら。
ケリー元本部長はクリントン元大統領時代、FBI長官候補と報じられたことがあり、ピストール元長官はジョージ・W・ブッシュ元大統領時代にFBI副長官として仕えていた。連邦検事の経歴があるガウディー議員は私用メールアドレス問題でクリントン元国務長官を訴追しなかったコミー前長官を批判していた。

4456チバQ:2017/05/16(火) 18:40:19
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170516-35101212-cnn-int
トランプ氏支持率、40%割れ続々 共和党にも危険水域に
CNN.co.jp 5/16(火) 11:49配信

(CNN) 米国でドナルド・トランプ大統領の支持率が、就任からわずか115日で40%を割り込むところまで落ち込んでいる。

ギャラップが15日発表した世論調査では、トランプ大統領の支持率は38%に低下し、4月1日以来で最低となった。NBCとウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が14日に発表した世論調査では支持率39%。トランプ大統領が連邦調査局(FBI)のコミー長官を解任する前に米キニピアック大学が実施した世論調査では、わずか36%だった。

世論調査サイトのリアルクリア・ポリティックスがまとめた主要世論調査の平均値では、トランプ大統領の支持率は40.9%、不支持率は53.8%となっている。

トランプ大統領のこの支持率は、ジョージ・W・ブッシュ元大統領の2005年10月の支持率に匹敵する。当時のブッシュ大統領は、超大型ハリケーン「カトリーナ」への対応の不備と、社会保障制度の刷新失敗を受けて支持率が落ち込んでいた。

オバマ前大統領の支持率は、NBCとWSJの調査で2014年9月の40%が最低だった。

ギャラップの統計で就任後114〜117日目の支持率を過去4代の大統領と比較すると、オバマ前大統領が64%、ブッシュ元大統領56%、ビル・クリントン元大統領45%。これに対してトランプ大統領はわずか38%。

2018年の中間選挙を控え、共和党議員にとってこの支持率は大きな不安材料になる。ギャラップの専門家によると、「1946年以来、大統領の支持率が50%を超えていれば、中間選挙でその党が下院で失う議席は平均14議席。これに対し、支持率50%を下回ると、平均で36議席を失う」

野党の米民主党は下院で実質24議席を確保すれば、過半数を取り戻すことができる。だが2018年の中間選挙までにはまだ540日もあり、それまでに何が起きるかは分からない。

しかし今回発表された世論調査の大半は、コミー長官が解任される前に実施されたものだった。解任の理由をうまく説明できない状況が続く中、50%に近付くことは一層難しくなり、支持率が下がるほど、回復にかかる時間も長引く。

現時点ではまだ共和党議員の不安は中底辺でくすぶっているにすぎない。だが補欠選挙の結果次第では、不安が一気に高まることも予想される。

モンタナ州では今月25日に、ジョージア州では6月20日に下院の補欠選挙が実施される。両議席とも共和党の安定議席のはずだが、いずれか一方、または両方の選挙で共和党が敗れることがあれば、トランプ大統領の不人気が大きな痛手になる現実を見せつけられて、議会共和党が一気に混乱に陥る可能性もある。

4457とはずがたり:2017/05/16(火) 19:16:04
トランプ大統領が知らないFBI長官解任のリスク
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170511-00010004-binsider-int
BUSINESS INSIDER JAPAN 5/11(木) 21:10配信

「面白いいたずら」ではなかった
身長2メートルのジェイムズ・コミー連邦捜査局(FBI)長官は5月9日(現地時間)、西海岸のロサンゼルスに出張し、職員に話をしていた。

その瞬間、後ろにあったテレビに「FBI長官、解雇」の速報が踊った。

長官は笑って、「面白いいたずらだ」と言った。すると彼の側近が、背後をウロウロし始め、隣の事務室に移るようにと長官に耳打ちした。長官は話を切り上げ、職員らに握手をして、隣の部屋に移った。

コミー氏本人に、ホワイトハウスのトランプ大統領から電話はなかった。

ワシントンで、トランプ氏のボディガードが、7ブロック離れたFBIに、解雇を告げる書簡を届けた。しかし、受取人は約4300キロ離れたロサンゼルスにいた(米紙ニューヨーク・タイムズより) ー 。

トランプ大統領が突然、コミー長官を解雇したことは、逆に数々の疑惑や不安を膨らませ、政権の将来を危機に陥れる可能性を拡大させた。その理由は、以下の3つだ。

1. FBI長官をクビにするリスクを知らなかった
「笑える事実:ニクソン元大統領は、FBI長官をクビにはしなかった」

ウォーターゲート事件で辞任したニクソン元大統領の図書館・博物館は、コミー氏解雇のニュースの直後、こうツイートした。

「トランプ氏は、(解雇が)こんな大きなニュースになって、カンカンに怒っている」 と、MSNBCに出演したワシントン・ポストの記者フィリップ・ラッカー氏が、解雇翌日のホワイトハウスの様子を伝えた。職員のほとんどが、解雇の事実をテレビの速報で知り、「頭がないニワトリのように、駆け回っていた」という。ホワイトハウスの混乱ぶりが目に浮かぶ。

長官任期は10年、解任は1度だけ
1908年に創設されたFBIの長官が“クビ“になったのは、過去に1度しかない。司法省の下、全米にまたがる重大な犯罪を捜査し、善悪を見極めるアメリカ唯一の機関であり、捜査の中立性を保つため、議会は長官の任期を異例の10年と定め、政権交代に影響されないようになっている。

「大統領は大きな間違いを犯している。我々はアメリカ合衆国憲法の崩壊に直面している」 と指摘したのは、MSNBCに出演したリチャード・ブルーメンタール上院議員(民主党、コネチカット州)。中立と独立を保証されるべき司直のトップが、政治的思惑と取れる理由で、突然解雇されたことは、憲法への挑戦であるという解釈だ。

FBI長官の更迭が、建国とアメリカ民主主義の拠り所である憲法の軽視に直結することを知らなかったトランプ氏。そして憲法でさえも、彼をコントロールできないことに、全米が驚きを隠せずにいる。

4458とはずがたり:2017/05/16(火) 19:16:22
>>4457-4458
2. ロシアゲートの影が長引く見通し
「FBI長官をクビにしたって? じゃあ、“誰が”ロシアゲートを捜査するんだ? オーーーーー??? (観客が爆笑)」 9日深夜のトーク番組で、コメディアンが国民の疑問を代弁した。

コミー長官は3月20日、下院情報特別委員会で「爆弾発言」をした。「トランプ氏の選挙陣営とロシア政府の関係について、昨年7月から捜査している」

ロシアゲートをなぜ捜査する必要があるのか、という議員からの質問に対し、コミー長官はこの時、こう答えた。

ロシアゲートに必要なのは独立捜査機関
「アメリカが世界で輝いているのは、時に混乱もあるが、自由で公正な素晴らしい民主主義と、それを支える選挙制度があるからだ。だから、他国が民主的な米国の選挙に干渉し、破壊し、汚すのは、とても深刻な問題だ。さらに、アメリカ人が他国による干渉に加担しているのであれば、これほど重大な事態はない」

トランプ氏はこれに対し、解雇を告げる9日の書簡にこう書いた。

「(コミー氏が)別々の機会に3回、わたし自身が捜査の対象になっていないと知らせてくれたことには感謝しているが、FBIをうまくリードしていないという司法省の判断に賛成するしかない」

ロシアの力を借りて、世界最強の首脳の選挙に手を加えたとすれば、誰であれ「国賊」だが、それが大統領となれば、とんでもないスキャンダルだ。しかしトランプ氏は、“わざわざ”疑いを膨らませる一文を書簡に入れた。

一方、FBI内で信望があり、捜査を導いていたコミー氏が失脚したことで、民主党議員は「(ロシアゲートについて)独立の捜査機関が必要だ」という意見で一致。これに共和党重鎮のジョン・マケイン上院議員なども同調している。コミー氏の更迭は、逆にロシアゲートへの捜査に、これまで以上に注目が集まる結果となった。コミー氏は16日の上院情報委員会に証人として召喚されている。

3. 政権運営への「計算ミス」
トランプ氏にとって、最近は悪くないニュースが続いていた。下院で、主要な公約の1つだったオバマケア(オバマ政権の医療保険制度)を改廃する法案が可決された。5月末には、サウジアラビア、イスラエル、イタリアに、大統領として初の海外訪問を予定している。イスラム教、ユダヤ教、カトリックという3大宗教の各国を訪れ、「イスラム教の同盟国と、協力と支援の新たな礎を構築する」(トランプ氏)のが狙いだった。成功すれば、アメリカ大統領の歴史に残るはずだ。こうしたプラスに働くはずの政権運営が、コミー氏の解雇ですっかり影が薄くなった。共和党内の団結もさらに困難になった。ホワイトハウスの主要スタッフでさえ、「今回の決断は、計算ミスだ」 とこぼしているという。

津山 恵子:ジャーナリスト、元共同通信社記者。ニューヨーク在住。主に「アエラ」に米社会、政治、ビジネスについて執筆。近所や友人との話を行間に、米国の空気を伝えるスタイルを好む。

4459とはずがたり:2017/05/16(火) 20:02:27
トランプ大統領、ロシア外相に機密情報漏えいか 米紙が報道
TBS News i 2017年5月16日 09時57分 (2017年5月16日 14時30分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20170516/Tbs_news_91114.html

 アメリカの新聞「ワシントンポスト」は15日、トランプ大統領が先週、ロシアのラブロフ外相と会談した際、過激派組織「イスラム国」に関する機密情報を漏らしたと報じました。
 ワシントンポストが複数の政府高官の話として伝えたところによりますと、トランプ大統領は同盟国の1つから提供された「イスラム国」に関する最高レベルの機密情報をラブロフ外相らに漏らしたということです。政府高官は「トランプ氏は『イスラム国』の支配地域で活動する同盟国の諜報機関が脅威を察知した具体的な町の名前などを漏らした」と述べ、「重要な情報源を危険にさらすことになった」と批判しています。

 トランプ大統領は先週、FBI(連邦捜査局)のコミー長官を解任しましたが、ロシアとの関係をめぐる捜査を妨害するのが狙いだったとの見方が出ていて、情報漏えいが事実ならその責任を問う声が強まりそうです。

 「情報源や方法については決して話し合われることはなかった。大統領は公になっていないいかなる軍事作戦についても開示していない」 (マクマスター大統領補佐官)

 一方、トランプ大統領とラブロフ外相の会談に同席したマクマスター大統領補佐官は、ワシントンポストの報道を「誤報だ」と否定しました。(16日10:49)

4460チバQ:2017/05/16(火) 22:30:41
https://mainichi.jp/articles/20170516/k00/00e/030/175000c
米国
閣僚級24人そろう ライトハイザー氏通商代表就任

毎日新聞2017年5月16日 10時22分(最終更新 5月16日 10時22分)
 【ワシントン清水憲司】トランプ米政権の通商代表部(USTR)代表に15日、ロバート・ライトハイザー氏(69)が就任した。政権発足4カ月近くで閣僚級24人がようやく出そろった。ライトハイザー氏はベトナムで20、21日に行われるアジア太平洋経済協力会議(APEC)貿易担当相会合に出席する予定で、「米国第一」を掲げるトランプ政権の通商政策が本格始動する。

 15日の就任宣誓に立ち会ったペンス副大統領は「トランプ大統領は通商問題で闘い、米国を第一に据えると約束した。大統領はこの約束を守る」と語った。ライトハイザー氏も「(将来の世代は)トランプ大統領が通商政策の危険な軌道を永久に反転させたと言うだろう。農家、酪農家や労働者をより豊かに、米国をより安全にすべく、小さいながらも貢献できることを願う」と述べた。

 ライトハイザー氏は農産物の輸出拡大に向け「日本は第一の標的」と述べ、日本との2国間交渉に意欲を示している。政権の最重要課題である北米自由貿易協定(NAFTA)見直しも、早期の交渉着手に向け議会との調整を急ぐ方針だ。

4461チバQ:2017/05/16(火) 22:31:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170515-00000544-san-m_est
イラン大統領選 強硬保守派が候補一本化、ハタミ師は現職支持
産経新聞 5/15(月) 22:00配信

 19日投票のイラン大統領選で、有力候補とみられてきた強硬保守派のガリバフ・テヘラン市長が立候補を取り下げる意向を表明した。ロイター通信などが15日、伝えた。

 ガリバフ氏は声明で支持者に対し、同じ強硬保守派のライシ前検事総長への投票を呼びかけた。穏健派のロウハニ大統領の再選を阻むべく、候補の一本化を図った形だ。一方、改革派のハタミ元大統領は15日までに、ロウハニ師への投票を呼びかけるビデオ映像をインターネット上に投稿した。(カイロ 佐藤貴生)

4462とはずがたり:2017/05/17(水) 09:02:34

トランプ大統領、「不正調査委」設置の大統領令に署名
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20170512/Tbs_news_90822.html
TBS News i 2017年5月12日 12時05分 (2017年5月12日 18時40分 更新)

 トランプ大統領は、去年の大統領選で不正な投票があったかどうかを調べるための調査委員会を設置する大統領令に署名しました。総得票数でクリントン元国務長官に負けたことを認めたくないため、委員会を設置したとの見方も出ています。
 トランプ大統領が11日に署名した大統領令は、過去の大統領選挙で不適切な有権者登録などの不正がなかったかを調査するための委員会を設置するもので、ペンス副大統領がトップを務め、結果を大統領に報告するとしています。

 去年の大統領選でトランプ大統領は、各州に割り当てられた選挙人の獲得人数でクリントン元国務長官を上回り勝利しましたが、全米の総得票数ではクリントン氏よりおよそ290万票下回りました。これについてトランプ氏は、300万から500万人の不法移民がクリントン氏に投票したと主張していますが、根拠は示していません。

 総得票数での負けを認めたくないため、不正な投票があったと主張し、委員会を設置したとの見方も出ています。(12日10:45)

4463チバQ:2017/05/17(水) 11:05:22
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-prm1705170002.html
【アメリカを読む】「信教の自由」大統領令 トランプ氏には両刃の剣 共和党支持者も…
08:04産経新聞

 ドナルド・トランプ米大統領が署名した「言論と信教の自由を促進する大統領令」はキリスト教会の政治活動を容易にする措置だ。与党・共和党の支持基盤、福音派などの宗教右派向けの公約を一部実施したものだが、野党・民主党はもとより共和党支持者の評判も芳しくなく、トランプ氏にとっては逆効果になるとの指摘もある。

 免税措置を受けようとする宗教団体などの非営利団体は政治活動を禁止した税法上の「ジョンソン修正条項」を守る必要がある。大統領令は内国歳入庁(IRS)に条項を適用しないよう自制を求め、教会による政治活動の自由を認める。

 しかし、ジョンソン修正条項はもともと宗教団体が標的ではなかった。民主党の第36代大統領リンドン・ジョンソンが上院議員時代、ライバルが自らを「共産主義者」と呼ぶ攻撃に手を焼いた末に導入した措置だ。

 ところで、南部ジョージア州で6月に実施される下院補欠選挙の現地取材に入ったとき、共和党支持者の一人が民主党候補を「共産主義者」と呼んだ。自由経済を重んじる米国で、このレッテルは保守的な地盤で今も破壊力を持つ。

 上院議員のジョセフ・マッカーシーが政府内の「共産主義者」「ソ連のスパイ」を攻撃したマッカーシー旋風が吹き荒れた1950年代、上院議員時代のジョンソンも地元の南部テキサス州で攻撃を受けた。54年の上院選の予備選では民主党の対立候補を支持する非営利団体がジョンソンを「共産主義者」と批判。ジョンソン修正条項を加える法案は同年、当時のドワイト・アイゼンハワー大統領(共和)の署名により成立した。

 「リンドン・ジョンソンが導入した修正条項は宗教団体を脅かし、彼らの声はかき消されている。撤廃し、言論の自由を守るため全力を尽くす」

 トランプ氏は昨年7月、共和党候補の指名を受けた同党全国大会で訴えた。派手な女性遍歴、暴言の数々は敬虔(けいけん)な信仰心を持つ宗教右派には受けが悪かった。トランプ氏の信仰心に疑念を抱く層を引きつけるために打ち出したのが、宗教右派が求めてきたジョンソン修正条項の撤廃だった。

 この戦術は功を奏したといえる。昨年11月の大統領選で実施された出口調査では、白人の福音派は81%がトランプ氏、16%が民主党のクリントン元国務長官に投票したと答えた。福音派からのトランプ氏への支持は、モルモン教(61%)、プロテスタントなど(58%)、カトリック(52%)に比べて高く、過去4回の大統領選を比較しても、最高の支持を受けていた。

 トランプ氏はホワイトハウスで5月4日、福音派やユダヤ教などの指導者を集めて開かれた大統領令署名式でも「信仰を持つ人々が標的にされ、いじめられ、沈黙を強いられるのをこれ以上、許さない」と述べた。

 中東・アフリカのイスラム圏から入国を一時禁止する大統領令を出し、イスラム教徒を狙い撃ちにしたとして批判を浴びたトランプ氏。米メディアは、そのトランプ氏が宗教人の「言論の自由」を守れと主張することの矛盾を指摘しているが、宗教右派にはバラク・オバマ前大統領の政権下で信教の自由が抑圧されたという共通認識がある。

 オバマ前政権の医療保険制度改革(オバマケア)をめぐっては、敬虔なキリスト教徒の経営者が保険の適用対象から避妊薬や避妊器具を除外することを認めるよう求める訴訟を起こし、連邦最高裁判所はこの訴えを認めた。同性婚に反対する宗教観を持つことを理由に「結婚許可証」の発行を拒否して収監されたケンタッキー州の郡職員の女性は保守派から英雄視された。

4464名無しさん:2017/05/17(水) 11:05:36
 大統領令は、連邦政府機関に対し、信仰を理由にした差別を行わないよう促している。

 しかし、トランプ氏のもともとの主張はジョンソン修正条項の撤廃であり、これには立法措置を必要とする。福音派の権利擁護を主張する自由防衛同盟は大統領令を歓迎しつつも、「連邦政府への曖昧な指示は無視される余地がある」と手ぬるさを指摘している。

 逆に、人権団体の全米市民自由連合(ACLU)は政教分離の立場から、大統領令の無効を求める訴訟を検討していたが、実質的な不利益が生じないとみて取りやめた。

 民主党を支持する傾向が強い黒人層を信者に持つ教会の方が活発に政治活動を行っているという調査結果もある。黒人教会やイスラム教徒が大統領令を理由に政治活動を活発化させた場合に、共和党支持者はどう反応するのか。トランプ氏にとっては両刃(もろは)の剣になる可能性がある。(ワシントン 加納宏幸)

4465とはずがたり:2017/05/17(水) 12:59:00

トランプ氏、ロシア疑惑捜査の中止要請か FBIに
http://www.asahi.com/articles/ASK5K2471K5KUHBI007.html?iref=com_alist_8_05
ワシントン=佐藤武嗣2017年5月17日09時48分

 トランプ米大統領が連邦捜査局(FBI)に対し、ロシアとの関係をめぐり辞任したフリン前大統領補佐官(安全保障担当)への捜査打ち切りを要請したことを示すメモが存在していたと16日、ニューヨーク・タイムズなど複数の米メディアが報じた。大統領による捜査介入が事実なら、トランプ氏が窮地に追い込まれるのは必至だ。

 ニューヨーク・タイムズによると、メモは、9日にトランプ氏に解任されたFBIのコミー前長官が、在任中にトランプ氏と大統領執務室で会談した際の会話内容を、会談直後に記録したもの。

 会談は、フリン氏が政権発足前にロシア当局者と対ロ経済制裁について協議していたことが発覚して辞任した翌日の2月14日にあった。メモによれば、トランプ氏が、フリン氏とロシア政府との関係を調べるFBI捜査に関し、「あなたが進んでこれ(捜査)をあきらめ、フリン氏を放免することを私は期待している」と発言したという。

 トランプ氏はまた、コミー氏に対し、報道機関へのリークについて議論し、機密情報を報じた記者を投獄すべきだと促したという。

 報道を受け、ホワイトハウスは直ちに声明を出し、「大統領は、コミー氏やほかの誰にも、フリン氏に関連するものも含め捜査を中止するよう要請したことはない」と否定した。

 トランプ氏は9日、昨年の米大…

4466とはずがたり:2017/05/18(木) 12:41:38

NYダウ372ドル安…トランプ政権先行き警戒
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/business/20170518-567-OYT1T50016.html
11:37読売新聞

 【ニューヨーク=有光裕】17日のニューヨーク株式市場は米トランプ政権の先行きを警戒した売り注文が膨らんだ。

 ダウ平均株価(30種)の終値は前日比372・82ドル安の2万606・93ドルとなり、4月21日以来、約1か月ぶりの安値をつけた。1日の下げ幅としては、昨年9月9日以来、約8か月ぶりの大きさとなった。

 トランプ米大統領がコミー前連邦捜査局(FBI)長官に対し、フリン前国家安全保障担当大統領補佐官に関する捜査の中止を求めたとの疑惑が浮上し、今後の政権運営に支障が出るとの見方が広がった。

 続く18日の東京株式市場では、日経平均株価(225種)が一時、前日比360円超値下がりした。午前の終値は285円18銭安の1万9529円70銭だった。

4467チバQ:2017/05/18(木) 19:45:40
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/mainichi-20170518k0000e020279000c.html
<G7枠組み>変更の可能性 米政権「中露抜き」疑問呈す
11:44毎日新聞

 【ワシントン清水憲司】トランプ大統領が初めて出席する今月下旬の主要7カ国(G7)首脳会議(サミット)を巡り、米ホワイトハウス高官は17日、「ロシアや中国抜きのG7が十分に生産的かを検討する可能性がある」と述べた。サミットの内容次第ではトランプ氏が枠組みの変更を求める可能性を明らかにした。歴代政権はまずG7で結束を固め、ロシアや中国に対抗してきたが、立場の違いが鮮明になった。

 サミットは26日からイタリア・シチリア島で開かれる。高官は記者団に対し「トランプ氏はサミットに出席し、そこで価値あるものかどうか考えることになる」と述べた。サミットは各首脳との率直な意見交換の場になるとしたうえで、「世界がこれまでにどう変わり、今後どう変わっていくか」が議論されるとの見通しを示した。

 サミットは1975年に日本や米国、フランス、英国、西ドイツの5カ国で発足し、同年イタリアを加え第1回を開催。その後カナダが加わりG7となった。冷戦終結後にロシアも参加しG8になったが、2014年以降はウクライナ情勢を巡りロシアの参加を停止、再びG7となった。

 トランプ政権は過激派組織「イスラム国」(IS)撲滅に向けロシアとの連携を探るほか、北朝鮮情勢を巡って中国との関係強化も目指しており、こうした姿勢が背景にあるとみられる。

 一方、今回は新たな地球温暖化対策の枠組み「パリ協定」や保護主義への対抗について、各首脳がトランプ氏と討議する場になると見込まれる。枠組み変更論は、各国からの異論をけん制する効果もありそうだ。

4468チバQ:2017/05/18(木) 20:47:51
http://www.sankei.com/world/news/170518/wor1705180018-n1.html
2017.5.18 10:50
【トランプ政権】
トランプ大統領、解任したコミー氏の後任となる次期FBI長官候補者と面接 リーバーマン元上院議員ら4人
 【ワシントン=加納宏幸】トランプ米大統領は17日、連邦捜査局(FBI)長官を解任したコミー氏の後任となる次期長官候補4人とホワイトハウスで面接した。スパイサー大統領報道官が事前に民主党の副大統領候補だったリーバーマン元上院議員らの名前を発表し、米メディアが面接したことを確認した。

 4人はリーバーマン氏のほかマケイブFBI長官代行、キーティング元オクラホマ州知事、FBI幹部だったマクフィーリー氏。トランプ氏は19日からの中東・欧州歴訪を前に候補の指名を決め、上院に承認を求める意向とされる。

4469とはずがたり:2017/05/19(金) 08:58:19
トランプが弾劾で失職した方が色々丸く収まって共和党が大統領職と議会を握るという構造が機能しそうだな(;´Д`)そうだ,リスクオンだw

米大統領「魔女狩り」と不満=特別検察官任命
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-170518X094
05月18日 22:38時事通信

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は18日、昨年の大統領選での自身の陣営とロシアの共謀疑惑捜査で特別検察官が任命されたことに対し、ツイッターで「米史上、唯一、最大の政治家の魔女狩りだ」と不満をぶちまけた。

 トランプ大統領は「クリントン陣営とオバマ(前)政権で起きた全ての違法行為では、特別検察官は決して任命されなかった」と根拠が明確でない主張を展開した。大統領はいかなる共謀もなかったと疑惑を全面否定している。

4470とはずがたり:2017/05/19(金) 09:01:04
トランプ氏の「ロシア疑惑」捜査、特別検察官の任命でどうなる
https://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20170518041
05月18日 13:18ロイター

[ワシントン 17日 ロイター]) - ロシアによる米大統領選に対する介入や、トランプ陣営との癒着の可能性を巡る独立捜査を指揮する特別検察官に、ロバート・モラー元米連邦捜査局(FBI)長官が任命された。米司法省が17日発表した。

トランプ大統領が、コミーFBI長官を9日に解任したことで、「ロシア疑惑」に関するFBI捜査の今後を危ぶむ声が出ていた。

特別検査官の任命により、今後予想される展開は以下の通り。

●現在のFBI捜査は継続

コミー長官は解任されたが、FBIによる米大統領選へのロシア介入疑惑捜査は終結していない。法律専門家によると、ホワイトハウスが後任の人選を進める間にも、コミー氏が任命したキャリア捜査官が捜査を続ける可能性が高い。

●議会で進められている捜査も継続

上院と下院の情報特別委員会や、その他の委員会で進められている調査も同様に継続する。また議会は、モラー氏が特別検察官に任命された後も、特別委員会を設置したり、議会調査とは別に、(調査を行う)スペシャル・マスターを任命することができると専門家は指摘する。

上院共和党では過去に、特別検察官が任命されれば、議会による調査が邪魔されるとの懸念が指導部からも出ていた。モラー氏には、議会調査の停止を求める権限はない。刑事事件としての捜査が、議会による調査を複雑にする場合はある。だが、法律専門家によると、特別検察官による捜査はその点、現在進行中のFBIの捜査となんら変わらない。

●モラー氏は、司法省で並行して捜査を行う

モラー氏は、関係する証人に事情聴取し、関係書類を召喚し、十分な証拠があれば、FBIと協力して刑事訴追を行う。

●モラー氏は、トランプ政権から相当程度の独立性を確保する

ローゼンスタイン副長官は、司法長官が連邦政府の外から特別検察官(special counsel)を起用することができるという省規定を根拠に、モラー氏に同省によるロシア関連捜査の指揮を執るよう任命した。

ロサンゼルスのロヨラ法科大学院のジャスティン・レビット教授によると、この司法省規定は、1990年代に失効した旧制度の特別検察官(special prosecutor)の任命に関する法律に比べると、根拠としては弱い。

だがレビット氏は、「司法省規定は、特別検察官(special counsel)に非常に強い独立性を与えるよう設計されている。特別検察官の決定を覆すことは可能だが、その場合、議会に報告が行くことになっている」と指摘する。

特別検察官を任命したのがローゼンスタイン副長官だったのは、セッションズ司法長官が、駐米ロシア大使との接触について自身が不正確な証言をしたことを受けて、ロシア関連の捜査には関与しないと宣言していたためだ。

●モラー氏解任は困難

特別検察官を解任する権限を持っているのは、司法長官のみだ。ロシアがらみの今回の捜査では、セッションズ司法長官に代わり、ローゼンスタイン副長官にその権限がある。

レビット氏によると、司法省の規定では、特別検察官を解任できるのは、違法行為や職権乱用、利益相反、職務放棄など、具体的な理由があった場合に限られる。

ローゼンスタイン氏は、コミー前FBI長官と同様、大統領の意向次第で特別な理由がなくてもいつでも解任されうる立場だ。だがレビット氏は、モラー氏の捜査に圧力をかけるためにローゼンスタイン氏を解任することには、大きな政治的代償が伴うと指摘する。

「議会や世論の風当たりが強くなるだけだ」と、レビット氏は述べた。

4471とはずがたり:2017/05/19(金) 09:38:55

トランプ陣営、選挙戦中にロシア政府関係者と18回接触=米政府筋
https://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20170518066.html

 5月18日、昨年11月の米大統領選挙までの7カ月間に、フリン前大統領補佐官(写真)などのトランプ陣営が少なくとも18回、電話や電子メールでロシア政府関係者やロシア大統領府に関係がある人物を接触していたことが明らかになった。2月撮影(2017年 ロイター/Carlos Barria/File Photo)
(ロイター)
[ワシントン 18日 ロイター] - 昨年11月の米大統領選挙までの7カ月間に、フリン前大統領補佐官(国家安全保障問題担当)などのトランプ陣営が少なくとも18回、電話や電子メールでロシア政府関係者やロシア大統領府に関係がある人物と接触していたことが、明らかになった。現米政府関係者や政府OBが明らかにした。

米連邦捜査局(FBI)と議会は、ロシアの米大統領選介入疑惑のほか、トランプ陣営とロシアとのやり取りについて捜査している。今回明らかになったのは同捜査で調べられている記録の一部。

現政府関係者とOBの3人によると、そのうち6回は、フリン氏を含むトランプ氏のアドバイザーとロシアのキスリャク駐米大使による電話だという。

現政府関係者4人は、フリン氏とキスリャク氏の会話が昨年11月8日の大統領選の後に増加したと明らかにした。両氏は、米国家安全保障当局の手続きを通さずにトランプ氏とロシアのプーチン大統領が連絡を取る手段の設置について協議したという。

トランプ大統領就任後のホワイトハウスは1月、選挙戦中のロシア側との接触を否定。その後、ホワイトハウスとアドバイザーらは、選挙戦中にキスリャク大使とアドバイザーが4回面会したと明らかにした。

こうした接触についてロイターに明らかにした関係者は、トランプ陣営とロシアによる不正行為や共謀を示す証拠はこれまで確認していないと述べた。ただ、一連の接触が明らかになったことにより、トランプ大統領と側近に対し、ロシア側とのやり取りに関する詳細な説明を行う圧力が高まる可能性がある。

ホワイトハウスはコメントの要請に応じていない。フリン氏の弁護人とロシア外務省当局者はコメントを控えた。

4472名無しさん:2017/05/19(金) 12:36:27
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20170519k0000e030259000c.html
<トランプ大統領>「魔女狩りだ」特別検察官任命に反発
10:58毎日新聞

<トランプ大統領>「魔女狩りだ」特別検察官任命に反発
コロンビアのサントス大統領との共同会見で、ロシアの米大統領選介入疑惑について否定するトランプ米大統領=ホワイトハウスで2017年5月18日、AP
(毎日新聞)
 【ワシントン岩佐淳士】トランプ米大統領は18日、ホワイトハウスで記者会見した。ロシア政府による米大統領選介入疑惑について改めて否定し、捜査強化のため特別検察官が17日に任命されたことについて「魔女狩りだ。(捜査は)国を分断させる」と反発した。

 特別検察官任命後、トランプ氏が記者会見に臨んだのは初めて。コロンビアのサントス大統領との会談を受けた共同会見だったが、記者からは「ロシア疑惑」を巡る質問が相次いだ。

 トランプ氏は「私自身も私の選挙陣営も(ロシアと)共謀したことはない」と改めて主張した。さらに、過激派組織「イスラム国」(IS)対策など就任後の「実績」を強調し、「国の分断は見たくない。この国を本当によくするための仕事に戻らないといけない」と述べた。

 今月9日に解任された連邦捜査局(FBI)のコミー前長官に対し、捜査を打ち切るように求めていたとの報道に質問が及ぶと「ない。ない。次の質問」といらだちをあらわにした。「司法妨害」の疑いがあると指摘されるコミー氏の解任については「コミー氏は評判が悪かった。ローゼンスタイン司法副長官から(解任を)強く進言された」と正当化した。

4473とはずがたり:2017/05/19(金) 16:45:30

米大統領、FBIへの圧力否定=特別検察官「国を分断」-ロシア疑惑
https://news.nifty.com/article/world/worldall/12145-2017051900347/
2017年05月19日 13時06分 時事通信

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は18日の記者会見で、ロシア疑惑に絡みフリン前大統領補佐官(国家安全保障担当)に対する捜査をやめるようコミー前連邦捜査局(FBI)長官に圧力をかけたとの報道について、事実ではないと全面否定した。また、ロシア疑惑の捜査を指揮する特別検察官の任命を「国を分断する」と批判した。
 会見で記者団は、フリン氏の捜査中止をコミー氏に促したかと質問。すると大統領は問いをさえぎるように「ノー、ノー」と否定し、「次の質問」と促した。さらに民主党から出ている弾劾要求について問われると、「全くばかげている。みんなそう思っている」と切り捨てた。
 大統領は続けて「コミー氏は多くの人から不興を買っていた」と強調。「(議会)答弁もお粗末だった」と、聞かれてもいないのにコミー氏解任の理由をまくし立てた。
 一方、司法省による特別検察官任命については「尊重はするが、全体として見れば魔女狩りだ」と述べ、自身は不当に標的にされていると猛反発。「私の大統領選陣営(とロシア政府の間)に共謀はない」と自陣営の潔白を改めて主張した。
 ロシア疑惑では、ロシアとトランプ陣営が共謀し、民主党の内部情報の流出などで昨年の大統領選の流れをつくろうとしたのではないかとされている。

4474とはずがたり:2017/05/19(金) 23:05:14
「やっちゃだめ」を全部やっちゃうトランプ大統領
http://www.newsweekjapan.jp/pakkun/2017/05/post-25.php
2017年05月19日(金)18時15分

4475とはずがたり:2017/05/19(金) 23:36:25
2017年 05月 19日 16:35 JST
コラム:ロシアゲート追及、モラー特別検察官なぜ適任か
http://jp.reuters.com/article/column-russiagate-mueller-idJPKCN18F04G?sp=true
Alison Frankel

[ニューヨーク 17日 ロイター] - 米サンフランシスコ連邦地裁のチャールズ・ブレイヤー判事は2016年、フォルクスワーゲン(VW)の排ガス不正問題を巡り、被害者とVW、州政府の3者間の調停を指揮する申し分のない経歴を持つ人物を任命しなければならなかった。

そして、元連邦捜査局(FBI)長官のロバート・モラー氏が抜擢された。

「誠実で優れた判断力があり、関連した経験のある人物はそういない」と、若いころはサンフランシスコで連邦検事として働いたモラー元FBI長官を40年以上知るブレイヤー氏はこう記していた。

VWの件で、モラー氏はブレイヤー氏の大きな期待に応えた。

首都ワシントンにある自身が勤めていた法律事務所ウィルマ―ヘイルのオフィスで夜更けまで会議を開き、VW、規制当局、被害者による交渉を導く「見えざる手」として活躍した。モラー氏の奮闘もあり、ほんの数カ月足らずでVWは140億ドルの支払いで和解。被害者側と当局からも善意を引き出すことに成功している。

トランプ陣営とロシアとのつながりを捜査する特別検察官として新たな任務に就くモラー氏は、捜査官や検察官、交渉人としての自身のスキル全てが必要となるだろう。ウォーターゲート事件後に制定された法律の下、判事3人から成る委員会によって任命される独立検察官、あるいは司法省によって任命される特別検察官が率いるこのような特別捜査には、政治的困難を伴う。

イラン・コントラ事件を7年にわたり担当したローレンス・ウォルシュ氏や、ビル・クリントン大統領の調査を手掛けたケネス・スター氏のような名高い法律家でさえ、真相を追及するのに時間と税金を使いすぎるとの批判を浴びた。

海兵隊でも活躍したモラー氏にはすでに、複雑な捜査を指揮するにふさわしい相当な経験が備わっている。共和党のジョージ・W・ブッシュ大統領と民主党のオバマ大統領の下で12年間、FBI長官を務めた。同氏はまた、1990年代に司法省の犯罪局トップを務めたほか、1998─2001年はサンフランシスコの連邦検事だった。

4476とはずがたり:2017/05/19(金) 23:36:37
>>4475-4476
モラー氏がブッシュ政権下の2004年、当時司法副長官だったジェームズ・コミー氏と共に、ホワイトハウスの法律顧問が到着する前に入院中のアシュクロフト司法長官の元へ駆けつけ、司法省が違法とみなしていた盗聴計画に署名させようとするのを阻止したことは有名な話だ。コミー氏は2007年、このことを上院司法委員会で証言している。

モラー氏が今回の捜査で名を上げる必要がないということを理解するのは重要だ。同氏の業績は数多く、大きい。特別検察官としての仕事は、すでに輝かしいキャリアの仕上げにほかならない。

ウォルシュ氏やスター氏のような独立検察官の活動は司法省の管轄外で行われていた。彼らに説明責任があるのは、ワシントンのコロンビア特別区巡回控訴裁の連邦判事による委員会に対してのみだった。

こうした制度は、ウォーターゲート事件の特別検察官だったアーチボルド・コックス氏を解任するようニクソン大統領が司法長官と副長官に指示した「土曜日の夜の虐殺」のようなホワイトハウスによる直接的な妨害から検察官を守る狙いがある。結局、司法長官と副長官は大統領の指示を拒否したことで辞職に追い込まれ、コックス氏解任は下位の司法省当局者の手に委ねられた。

独立検察官制度に関する法律は1988年、米連邦最高裁によって合憲とみなされたが、議会は1999年に同法の更新を拒否した。

独立検察官とは異なり、モラー氏は司法省の緩やかな監督下で捜査を行うことになる。米刑法にある特別検察官の規定によれば、司法長官(今回の場合は、セッションズ司法長官が忌避しているため副長官)は検察官による判断の説明を求めることができ、外部の法律家が司法省の慣行に反しているとの結論に至った場合はそれを覆す権利がある。

とはいえ、そのような検討において、特別検察官の考えは相当重視される。もしローゼンスタイン副長官がモラー氏の判断を覆す場合、議会への報告が必要となる。同氏を解任できるのもローゼンスタイン副長官だけだ。規定は、特別検察官の解任命令を拒否した司法当局者を辞職させるというニクソン大統領の戦術を、大統領が再び行うことを阻止できるものではないが、もしそうなった場合、政治的代償は天文学的となるだろう。

政権トップに及ぶ捜査には、それを誰が引き受けようと、あらゆる限りの予測不可能な落とし穴が潜んでいる。だが、モラー氏の経歴が信頼できる指標となるなら、トランプ政権、司法省、議会、そして米国民は、「ロシア疑惑」解明に向けタイムリーかつ公正な捜査を期待できるだろう。期待が大きすぎても、モラー氏ならそれを実現できる男かもしれない。

4477とはずがたり:2017/05/21(日) 13:13:34
2017年 05月 21日 09:34 JST 関連トピックス: トップニュース
コラム:「ペンス大統領」ならどうなるか、投資家は頭の体操を
http://jp.reuters.com/article/column-cox-pence-onomics-idJPKCN18F0HH?sp=true
Rob Cox

[ニューヨーク 18日 ロイター BREAKINGVIEWS] - マイク・ペンス米副大統領だったらどうするだろう──。世界の投資家はそんな風に考えを巡らせるかもしれない。ロシアの米大統領選関与疑惑に関する捜査に特別検察官が任命されたことを受け、ワシントンではトランプ大統領に対する弾劾が実現する可能性も意識され始めた。

トランプ氏がホワイトハウスを追われる可能性は依然として高くはないかもしれない。しかし、問題のある政権運営は、危機管理上、さまざまな可能性を想定するのに十分だ。まず最初に検討すべきこと、それはトランプ氏が辞任した場合、政権を担うことになるナンバー2のペンス副大統領の経済に対する見方を検証することだろう。実際のところ、投資家も共和党議員も、ペンス氏の方が圧倒的に良いと感じるかもしれない。


ペンス氏は前インディアナ州知事で、米下院議員を12年務めたベテラン。筋金入りの保守派の経歴を持つ。2008年には金融システムの救済に7000億ドルを支出する法案に反対票を投じているが、昨年の大統領選の選挙運動ではその判断は正しかったとの見方を貫いた。その1年後には、当時のオバマ政権下での、巨額の公的資金による自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)やその他の自動車メーカーの救済に反対した。

GMは納税者の助けを得ることなしに再建されたほうが良かったというのがペンス氏の言い分だが、救済がインディアナ州の有権者に利益をもたらすのは明らかなことを考えれば、驚くべき行動だ。統計が示すところによると、その数年後、自動車産業の生産額でインディアナ州は全米2位であることが示された。

11年にペンス氏が共同提案者に名を連ねた法案では、税率軽減策の恒久化や不動産税の撤廃などが盛り込まれている。そして、金融危機を受けて銀行への規制強化を盛り込んだ金融規制改革法(ドッド・フランク法)にはもちろん反対した。サブプライムローン業界への規制にだって抵抗した。

個人が破産申し立て手続きにおいて債務の棒引き扱いを受けにくくすることを好み、最低賃金の引き上げには難色を示し続けた。地元紙によると、知事になった最初の年には、州法や連邦法に定められている場合を除き、地方政府が企業に対し賃金引き上げなどを要求することを妨げる法案に署名している。

左派寄りのシンクタンク、経済政策研究センター(CEPR)によると、ペンス氏の知事任期中、インディアナ州の経済成長率は米国全体よりもわずかに小さく、民間部門の雇用の伸びも全国水準をやや下回った。CEPRは昨年10月まとめたリポートの中で「この業績は、保守派的ではない」と結論付けた。

4478とはずがたり:2017/05/21(日) 13:13:47
>>4477-4478
大成功であったかどうかはさておき、ペンス氏の政策は「ペンソノミクス」の名称を奉るほど独創的なものではない。むしろ、従業員より投資家に利する政策を優先する、オーソドックスな保守派の信条を反映していると言っていいだろう。そうした政策は、革新派の民主党員や、より温情に厚い保守を自任する人々には受け入れられないだろうが、共和党員だけでなく、産業界や金融界の多くの人々に訴求する力がある。

一方で、ペンス氏の行動の原点にあるものは個人の利得というよりもむしろ政治信条であるようだ。ペンス氏の資産公開は、彼がつましい収入で生活していることを示している。トランプ氏のように米政府と家族の営む事業との間での利益相反があることをうかがわせるものはほとんどない。

だからと言って、ペンス氏が善良な人物であるかどうかは分からないが、こうした人物像を考慮すると、ペンス氏は、トランプ氏が直面したような問題は抱えずに済むかもしれない。

トランプ氏やその家族は収入を気にしており、共和党も含めた議員の多くは、税制改革などにおけるトランプ氏の意図を怪しんでいる。ペンス氏ならそんなことにはならないし、それどころか、リベラル派の中には、公表された資産の中で、彼が保護者として抱えている学資ローンの負債額が保有金融資産よりも多くなっていることに同情する向きもあるかもしれない。

ペンス氏が人を最も和ませる点は、トランプ氏とは異なる、中西部出身者としての彼の保守的な気質だろう。同性婚などに対する道徳観は、米東海岸や西海岸のリベラルな人たちに喜ばれることはないだろうが、弁護士でもあるペンス氏の、話し合いに臨む態度や、ツイッター中毒でもないところなどは、いかなる政治的信条の投資家ともうまく付き合えることだろう。

とはいえ、ペンス氏にも解消すべき疑念はある。米紙ニューヨーク・タイムズは今週、トランプ氏の政権移行チームについて、マイケル・フリン氏が連邦捜査局(FBI)による捜査を受けていることを知りながら、国家安全保障担当の大統領補佐官に起用していたと報じている。フリン氏は、自分が捜査対象であることをペンス氏に伝えていなかったことから辞任を余儀なくされた。トランプ氏が大統領を辞任する事態になった場合、ペンス氏がいつの時点で何を知っていたのかは、明らかにされる必要がある。

4479とはずがたり:2017/05/22(月) 08:53:08
フリン氏は「協力者」=ロシア当局者が自慢-米CNN
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017052000343&amp;g=int

 【ワシントン時事】米CNNテレビは19日、昨年の大統領選挙戦中、トランプ大統領の陣営にいたフリン前大統領補佐官(国家安全保障担当)を利用しトランプ氏に影響力を及ぼせると、ロシア当局者が「自慢していた」と報じた。ロシア側はフリン氏を「協力者」と見なしていたという。
前FBI長官、議会証言へ=「捜査妨害」が焦点-米

 フリン氏は昨年12月、駐米ロシア大使と対ロシア制裁について協議していたことに関連して2月に辞任した。CNNによれば、問題のロシア当局者の会話を捕捉した米情報機関はフリン氏を警戒し、情報共有を制限した例もあった。ただ、この会話でロシア当局者は、トランプ陣営への影響力を誇張していた可能性もあるという。 
 選挙戦からトランプ氏の側近だったフリン氏は、駐米ロシア大使と接触したほかに、ロシア国営テレビから報酬を受け取るなど不透明な関係があった。ロシア当局者の会話を傍受した当時のオバマ大統領は引き継ぎの際、トランプ大統領に対し、フリン氏について注意喚起していた。(2017/05/20-11:37)

4480チバQ:2017/05/22(月) 11:26:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170521-00000043-jij-n_ame
ロシア疑惑、長期化も=捜査の行方不透明―トランプ政権体力消耗か・米
時事通信 5/21(日) 15:13配信

ロシア疑惑、長期化も=捜査の行方不透明―トランプ政権体力消耗か・米
訪米したロシアのラブロフ外相(左)と談笑するトランプ米大統領(中央)と、ロシア疑惑の中心人物、キスリャク駐米ロシア大使=10日、ホワイトハウス(ロシア外務省提供)
 【ワシントン時事】トランプ米大統領の足元が、ロシアと共謀して大統領選に影響を与えようとした疑惑をめぐり大きく揺れている。

「解任で重圧和らいだ」=前FBI長官「頭おかしい変人」-トランプ氏・米紙

 大統領が連邦捜査局(FBI)に捜査中止を迫った疑いが報じられ、調査を進める議会から弾劾論が噴出。司法省が特別検察官任命に踏み切る事態となった。ただ、調査や捜査がスムーズに進むかは不透明で、決着まで長期化する可能性もある。

 「司法妨害だ。大統領の弾劾を要求する」。民主党のグリーン下院議員は17日の下院本会議で訴えた。大統領がコミー前FBI長官に一部捜査の中止を求めていたと伝える報道に反発した形だ。米メディアによると、同僚のウォーターズ下院議員も、党会合で同様の主張を展開した。

 ただ、こうした主戦論は民主党内でもまだ少数派だ。弾劾で大統領を罷免に追い込むには、下院の過半数の賛同を得て訴追し、上院の3分の2で有罪に持ち込む必要がある。両院の多数は共和党に握られている。民主党は議会調査で大統領の犯罪を「立証」し、共和党を切り崩さなければならない。

 民主党リベラル派は弾劾論を盛り上げるため、7月2日に「弾劾行進」と題したデモを全米で計画する。しかし、民主党執行部は「これは短距離走ではなくマラソンだ」(ダービン上院院内幹事)と訴え、冷静な対応を呼び掛けている。

 党執行部は上下両院の複数の委員会で進む疑惑調査を通じ、大統領との会話を記録したコミー氏のメモや、大統領が存在をほのめかした会話の録音テープの入手を目指す。さらに独立調査委員会の設置を呼び掛け、粘り強く事実を積み上げていく方針だ。

 コミー氏は上院情報特別委員会による公聴会への出席要請に同意。公聴会は30日以降に行われる見通しで、民主党はまずはこの場で「司法妨害」を裏付ける証言を得るのに全力を挙げる。

 一方、特別検察官の下で本格化する捜査の行方も見通せない。特別検察官に任命されたモラー元FBI長官は「外部の声に左右されない厳格な法律家」(米メディア)。捜査期間は制限されていない。終結まで数カ月から数年、場合によっては2020年大統領選までかかると予想する見方もある。

 20日付の米紙ワシントン・ポストは、ホワイトハウス高官が重要参考人に浮上していると報道。捜査が進む間、こうした疑惑の影は絶えず大統領につきまとう。同紙は「政権のエネルギーを捜査は吸い取る。政策実現が難しくなる」と懸念する識者の見方を紹介している。

4481チバQ:2017/05/22(月) 19:15:42
https://mainichi.jp/articles/20170522/k00/00e/030/202000c
米大統領

メラニアさんらスカーフせず 昔批判したのに…

毎日新聞2017年5月22日 10時26分(最終更新 5月22日 11時29分)
 【リヤド高本耕太】サウジアラビアを訪問中のトランプ米大統領に同行する妻メラニアさんと長女イバンカ補佐官の服装が話題を呼んでいる。現地女性のようにスカーフで髪を隠さず、下ろしたままにしている。同国を訪れる要人女性がスカーフを着用しない例は増えているが、トランプ氏はオバマ前大統領の妻ミシェルさんが着用しなかったことを厳しく批判した経緯がある。

 イスラム法を国家統治の基本に据えるサウジではイスラム教聖典が厳格に解釈され、女性は外出時は全身を覆う黒布(アバヤ)で体の線を隠し、頭部にはスカーフを巻く。目元以外にベールを着用する女性も多い。

 ミシェルさんは2015年1月に訪問した際、スカーフを着用しなかった。同国での女性の社会進出の遅れに批判的な見方の多い欧米では好意的な意見が多かったが、トランプ氏は当時、ツイッターで「サウジの人々は侮辱と受け止めた。我々はこれ以上、世界で敵を増やすべきでない」と批判していた。メルケル独首相やメイ英首相など、近年は訪問時にスカーフを着用しない指導者が増えている。

 一方、サウジのサルマン国王は20日に空港でトランプ大統領夫妻を出迎えた際、メラニアさんとも握手を交わし歓迎の意を示した。同国で男女の握手は異例という。

4482とはずがたり:2017/05/22(月) 22:14:40
トランプ大統領初の外遊 “反イスラム”に変化・・・
TBS News i 2017年5月22日 18時33分 (2017年5月22日 20時00分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20170522/Tbs_news_91705.html

 初めての外遊で中東を訪問中のアメリカのトランプ大統領は、2番目の訪問国イスラエルに到着します。これまで、“反イスラム”の言動を繰り返してきたトランプ氏ですが、その姿勢に変化が見られます。
 先週末、サウジアラビアで初めての外遊をスタートさせたトランプ大統領。サルマン国王らと会談し、およそ12兆円相当の武器売却で合意。その翌日には世界のイスラム圏の指導者との国際会合で・・・

 「これは善と悪との戦いだ」(アメリカ トランプ大統領)

 大統領選中、イスラム教徒への差別的な発言を繰り返していたトランプ大統領ですが、この日の演説では、イスラム教を「世界で最も偉大な信仰のひとつ」と呼ぶなど穏やかな言葉遣いを貫き、テロとの戦いにおける結束を呼びかけました。

 トランプ氏がもう間もなく到着する国、それは、トランプ氏が“ある理由”で特別な関心を持ってきた「イスラエル」です。

 「壁についてはイスラエルに聞いてください。壁が機能するか? イスラエルに聞いてください」(アメリカ トランプ大統領)

 「イスラエルにある最も有名な壁の一つが、こちらにある『分離壁』です。テロ対策を名目に造られたのですが、この壁によってパレスチナ人は自由にイスラエルとヨルダン川西岸の間を行き来できません」(記者)

 トランプ大統領が不法移民の流入を防ぐために建設するとしているメキシコ国境との壁。そのモデルとなっているのが、イスラエル国内に多く作られている「分離壁」で、実際はおよそ95パーセントがフェンスになっています。ダニー・ティルザさんは軍の大佐として1994年から2007年まで「分離壁」の建設を指揮していました。

 「フェンスには電気は流れていませんが、多くのセンサーがあり、もし触ったり登ったり、何か金属を持って近づいただけでも、どこで何が起きているのか正確に知らせてくれます」(ダニー・ティルザさん)

 トランプ大統領が特に関心を示しているのは、イスラエルが2013年に不法移民を防ぐためにエジプトとの国境に造った全長250キロのフェンスです。

 「トランプ大統領は正しい。私はイスラエルの南国境に壁を造ったが、全ての不法移民を止めることに成功した」(イスラエル ネタニヤフ首相のツイッター)

 しかし、ティルザさんは、トランプ氏が言うようにただ壁を造れば済むものではないと指摘しています。

 「障壁は物理的なものでつくることができるでしょうが、情報や兵士、正しい法律など安全に対する全体的な理解がなければ機能しません」(ダニー・ティルザさん)

 「アメリカ大使館をテルアビブからエルサレムに移転する」と表明したトランプ大統領が、移転を本当に実行するのかどうかも注目されています。エルサレムを「首都」と主張するイスラエル。一方、エルサレムを将来の独立国家の首都と位置付けるパレスチナは、イスラエルの主張に反発しています。

 「大使館の移転は現時点ではあまり考えられないでしょう。もしそんなことになったら、アラブ世界やヨルダン川西岸で抗議が起きるでしょうから」(新アメリカ安全保障センター ゴールデンバーグ上級研究員)

 中東問題の専門家は、イスラエルとパレスチナの双方が受け入れられる環境整備に加えて、およそ700人が勤める大規模な大使館の移転となると相当な時間がかかるとの見方を示しています。

 22日からのイスラエル訪問で、ネタニヤフ首相とパレスチナ自治政府のアッバス議長と会談するトランプ氏。2014年に頓挫し、行き詰まったままの中東和平交渉に再び道筋をつけることはできるのでしょうか。(22日17:58)

4483とはずがたり:2017/05/22(月) 22:18:44
ニクソンより深刻な罪を犯したトランプは辞任する
Trump 'Could be Impeached Now' Over Comey Firing, Historian Who Predicted His Election Says
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/05/post-7599_1.php
2017年5月15日(月)19時00分
ジェイソン・ルミエール

ビジネスマンとしてのトランプは説明責任を逃れる達人だった Yuri Gripas-REUTERS
<FBI長官コミーを解任したトランプは、遂に一線を越えてしまったようだ。議会が弾劾手続きに入るのはもはや不可避とみられ、そうなればトランプは辞任して、富豪ビジネスマンに戻るだろう>

昨年の米大統領選でドナルド・トランプが勝利するという予想を的中させた歴史家が、米連邦捜査局(FBI)のジェームズ・コミー前長官の解任劇はウォーターゲート事件と比べても「はるかに深刻」で、トランプは今すぐ弾劾されてもおかしくないと語った。

米アメリカン大学のアラン・リクトマン教授(政治史学)は昨年11月、1984年以降の米大統領選の結果をすべて言い当ててきたことで一躍脚光を浴びた。今年4月にトランプの弾劾を予測する著書『The Case for Impeachment(弾劾の論拠)』を出版したばかりだ。リクトマンは、先週のコミー解任で今後ますます大統領に火の粉が降りかかることになるという。

「今でもトランプを弾劾できることはほぼ間違いない」と、彼は先週末に本誌に語った。「議論の余地はあるが、トランプはすでに司法を妨害し、合衆国憲法で定められた報酬条項(外国政府から金銭を受け取ることを禁止)にも違反した。今すぐトランプを弾劾すべきだというわけではないが、弾劾(可能性)の調査は行うべきだ」

トランプがコミーを突然解任したのは、コミーがFBIのトップとして、ロシアによる大統領選介入問題とトランプ陣営の連携の可能性を巡り捜査を指揮している最中のことだった。ホワイトハウスは当初、解任の理由は、昨年の大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン元国務長官が公務で私用メールサーバーを使用した問題で、コミーの対応を問題視したロッド・ローゼンスタイン司法副長官の勧告を受け入れたためと主張していた。だがその後、トランプは説明を一転させた。

【参考記事】 >トランプのロシア疑惑隠し?FBI長官の解任で揺らぐ捜査の独立

「解任を決断したとき、自分自身に言った」と、トランプは木曜に米NBCのインタビューで述べた。「『私とロシアが連携しているなんて話はでっち上げだ。選挙に勝てない民主党の言い訳だ』」

コミーがロシアとトランプ陣営との関係を捜査していたのが気に入らなかった。だから解任した、と言わんばかりだ。

明らかな司法妨害
さらにトランプは、夕食の席と2回の電話の計3回にわたり、自分が捜査対象になっていないかどうかをコミーに確認し、捜査対象ではないと言わせたことを明らかにした。捜査の独立性を尊重するはずの大統領が、コミーに個人的な忠誠を求めたのだ。

米議会上院の民主党ナンバー2のリチャード・ダービン上院議員を筆頭に、トランプに批判的な論客は、コミーを解任したトランプの行為が捜査に関する司法妨害に当たると非難している。もしそうなら、弾劾に相当する罪だ。

「トランプ大統領は危険だ。民主主義の根幹に関わる捜査について、司法妨害した可能性がある。大統領の信頼が失墜した」とダービンは12日、米MSNBCのインタビューで述べた。

4484とはずがたり:2017/05/22(月) 22:19:00
>>4483-4484
リクトマンも同じ意見だ。

「トランプは司法妨害の罪に問われてもおかしくない。まず問題なのは、トランプが自分のことを捜査していた捜査機関のトップに自分への忠誠を強要した点だ」とリクトマンは指摘した。「それはかなり露骨な司法妨害だ。しかもコミーをクビにした上、解任の理由について当初は嘘をついた、あるいは自らの指示で政権関係者に嘘をつかせた疑いがある」

現代の米史上で最も弾劾に近かった大統領といえば、リチャード・ニクソンとビル・クリントンだ。2人とも司法妨害の疑いをかけられた。だがリクトマンは、不倫スキャンダルの渦中にあったクリントンが元ホワイトハウス実習生のモニカ・ルインスキーとの関係について虚偽の宣誓供述を行ったとされる疑惑よりも、今回のトランプの疑惑の方が「はるかに重大」だと言う。

さらにニクソンが、当時野党だった民主党全国委員会本部に盗聴器を仕掛けようとした事件のもみ消しを図ったのと比べても、より深刻な司法妨害に当たると見ている。ニクソンは辞任に追い込まれた。

「ウォーターゲート事件しか比較対象がないが、トランプの方がずっと深刻だ」とリクトマンは言う。「なぜならトランプの疑惑が、外国政府や国家安全保障をも巻き込んでいるからだ」

今回のトランプの行動は、身内である一部共和党議員から見ても、一線を越えていた。

共和党内からも批判
共和党員で上院情報委員会の委員長を務めるリチャード・バー上院議員(ノースカロライナ州選出)も懸念を表明した。「コミー長官解任のタイミングと理由に困惑している」

トランプの弾劾を実現するには、共和党内における幅広い意見の不一致を乗り越える必要がある。現在共和党は上下両院とも過半数を握っており、すぐに弾劾を求める可能性は低い。

だが議会がトランプの弾劾手続きに入るのは不可避と見るリクトマンに言わせれば、トランプ辞任の日はそう遠くなさそうだ。ニクソンは議会が大統領を罷免する弾劾手続きを進め、結果が出る前に辞任した。ホワイトハウス以外でのライフスタイルが充実しているトランプのことだから、ニクソンと同じ状況に追い込まれれば同じように辞任するというのが、リクトマンの描くシナリオだ。

「これまでのビジネス経験を通じて、ドナルド・トランプは説明責任を逃れる達人だった」とリクトマンは言った。「もし彼が40年以上続けてきた手法を最後まで貫くなら、辞任することで説明責任を回避する可能性がある。辞めたところで一文無しになるわけではないのだから」

(翻訳:河原里香)

4485とはずがたり:2017/05/23(火) 21:37:52

ロシア疑惑、長期化も=捜査の行方不透明―トランプ政権体力消耗か・米
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170521-00000043-jij-n_ame
時事通信 5/21(日) 15:13配信

【ワシントン時事】トランプ米大統領の足元が、ロシアと共謀して大統領選に影響を与えようとした疑惑をめぐり大きく揺れている。

「解任で重圧和らいだ」=前FBI長官「頭おかしい変人」-トランプ氏・米紙

 大統領が連邦捜査局(FBI)に捜査中止を迫った疑いが報じられ、調査を進める議会から弾劾論が噴出。司法省が特別検察官任命に踏み切る事態となった。ただ、調査や捜査がスムーズに進むかは不透明で、決着まで長期化する可能性もある。

 「司法妨害だ。大統領の弾劾を要求する」。民主党のグリーン下院議員は17日の下院本会議で訴えた。大統領がコミー前FBI長官に一部捜査の中止を求めていたと伝える報道に反発した形だ。米メディアによると、同僚のウォーターズ下院議員も、党会合で同様の主張を展開した。

 ただ、こうした主戦論は民主党内でもまだ少数派だ。弾劾で大統領を罷免に追い込むには、下院の過半数の賛同を得て訴追し、上院の3分の2で有罪に持ち込む必要がある。両院の多数は共和党に握られている。民主党は議会調査で大統領の犯罪を「立証」し、共和党を切り崩さなければならない。

 民主党リベラル派は弾劾論を盛り上げるため、7月2日に「弾劾行進」と題したデモを全米で計画する。しかし、民主党執行部は「これは短距離走ではなくマラソンだ」(ダービン上院院内幹事)と訴え、冷静な対応を呼び掛けている。

 党執行部は上下両院の複数の委員会で進む疑惑調査を通じ、大統領との会話を記録したコミー氏のメモや、大統領が存在をほのめかした会話の録音テープの入手を目指す。さらに独立調査委員会の設置を呼び掛け、粘り強く事実を積み上げていく方針だ。

 コミー氏は上院情報特別委員会による公聴会への出席要請に同意。公聴会は30日以降に行われる見通しで、民主党はまずはこの場で「司法妨害」を裏付ける証言を得るのに全力を挙げる。

 一方、特別検察官の下で本格化する捜査の行方も見通せない。特別検察官に任命されたモラー元FBI長官は「外部の声に左右されない厳格な法律家」(米メディア)。捜査期間は制限されていない。終結まで数カ月から数年、場合によっては2020年大統領選までかかると予想する見方もある。

 20日付の米紙ワシントン・ポストは、ホワイトハウス高官が重要参考人に浮上していると報道。捜査が進む間、こうした疑惑の影は絶えず大統領につきまとう。同紙は「政権のエネルギーを捜査は吸い取る。政策実現が難しくなる」と懸念する識者の見方を紹介している。

4486とはずがたり:2017/05/23(火) 21:47:04
<トランプ氏>情報長官にも圧力、露疑惑の否定要求 米報道
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20170523k0000e030155000c.html
10:35毎日新聞

 【ワシントン岩佐淳士】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は22日、トランプ米大統領が今年3月、米大統領選へのロシア政府の介入にトランプ陣営が協力したとの疑惑を巡り、情報機関のトップ2人に疑惑を否定するよう求めていたと報じた。トランプ氏は捜査にあたっていた連邦捜査局(FBI)のコミー前長官を解任し、「司法妨害」の疑いがもたれているが、情報機関にも圧力をかけていた疑いが浮上した。

 ポスト紙によると、トランプ氏はコーツ国家情報長官と国家安全保障局(NSA)のロジャース局長に対し、疑惑について公に否定するよう個別に求めた。複数の当局者によると、2人は要求を不適切とみなし、拒否。トランプ氏とロジャース氏との会話は文書化され、記録されているという。

 当時、FBI長官だったコミー氏は下院情報特別委員会で、ロシア政府とトランプ氏陣営が協力した可能性を捜査していると明言していた。情報機関を利用してコミー氏の発言を否定させることで、自身への批判が強まるのを避ける狙いがあった可能性がある。

 ホワイトハウス報道官はワシントン・ポストの取材に「ホワイトハウスは匿名の非合法リークによる裏付けのない主張に対し、確認も否定もしない」と答えた。

4487とはずがたり:2017/05/23(火) 22:34:48
<米大統領>「露と共有したかった」機密漏えい疑惑を弁明
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20170517k0000m030113000c.html
05月16日 21:52毎日新聞

 【ワシントン高本耕太、モスクワ杉尾直哉】トランプ米大統領が今月10日、ロシアのラブロフ外相らとホワイトハウスで会談した際、第三国が提供した過激派組織「イスラム国」(IS)に関する機密情報を漏らしたと、ワシントン・ポスト紙(電子版)が複数の現・元政府高官の話として15日報じた。

 トランプ氏は16日、ツイッターに「テロや航空機の安全に関する事実をロシアと共有したかった。人道的な観点から、またISやテロとの戦いでロシアに関与を深めてほしいからだ。私には大統領として絶対的な権限が与えられている」と投稿。問題はないとの認識を示した。だが米国の外交・安全保障政策に深刻な影響を与えかねないとの批判が広がっている。

 同紙によると、トランプ氏は会談で「素晴らしい情報を得ている」と語り、旅客機に持ち込むパソコンを用いたISによる攻撃計画やIS支配地域で脅威が検知された都市名を挙げた。

 これらの情報は同盟国が提供した最高機密で限られた米高官しか知らず、他の同盟国にも伝えていないという。提供情報の開示は提供元の同意が原則だ。

 米欧主要メディアは同様の内容を相次ぎ報道。ロシアが情報源を特定し提供者が危険に直面する懸念や、提供元や他の同盟国との信頼関係が失われ、情報収集や対テロ活動に悪影響が出る可能性を指摘した。

 野党・民主党下院のペロシ院内総務はCNNで「大統領になる準備の欠如だ」と批判。共和党のコーカー上院外交委員長も「事実なら憂慮すべきだ」と語った。

 ペスコフ露大統領報道官は16日、米報道を「全くのばかげた話」と批判した。

 会談は、トランプ陣営とロシアの癒着疑惑を捜査していた連邦捜査局(FBI)のコミー長官をトランプ氏が解任した翌日。米メディアは取材を許されず「権力を監視できない」と批判していた。

4488とはずがたり:2017/05/23(火) 22:45:24
2017年 05月 2日 15:13 JST
焦点:トランプ氏のインフラ計画、「準備完了」でも未着工の訳
http://jp.reuters.com/article/usa-infrastructure-idJPKBN17U0XY?sp=true
Luciana Lopez

[ニューヨーク 23日 ロイター] - トランプ大統領は先月末、ホワイトハウスのルーズベルト・ルームに集まった製造業者たちを前に、大規模なインフラ整備計画がまもなくスタートすると確約した。

大統領は今年には「実現させる」と語ったと、この会合に出席したマーリン・スティール(ボルチモア州)のドリュー・グリーンブラット社長は述べた。「非公開会合で、大統領が最初に言ったのは、実はこのことだった」と同氏は語った。

だが、1兆ドル(約111兆円)規模のインフラ整備計画を成功させるのは、口で言うほどたやすいことではない。政権に提案されているいくつかのプロジェクトがそれを裏付けている。

北米建設労働組合連合と政権移行を支援した外部のデベロッパーが提出したプロジェクトのリストには、いずれもインフラ建設企業が着工「準備完了」と称する複数のプロジェクトが含まれている。

だが「準備完了」とは言っても、さまざまな理由により、必ずしも実際にプロジェクトが開始できるとは限らない。したがって、プロジェクトの開始を急ぎ、雇用を生み出し、経済に刺激を与えようといくら努力しても、トランプ大統領の約束する10カ年・1兆ドル規模のインフラ整備プロジェクトは遅々として進まない可能性がある。

北米建設労働組合(NABTU)は、1月23日にショーン・マクガービー会長がトランプ大統領に面会した後、同組合は橋梁、パイプライン、水道など計26件のプロジェクトのリストを提出。政権移行を支援したオハイオ州のデベロッパー、ダン・スレイン氏がまとめたもう1つのリストには、内陸水路や港湾からFBIの新本部に至るまで、あらゆる分野のプロジェクト51件が含まれている。

大統領自身の計画は詳細に欠けるが、米政権幹部は、長時間を要する許認可プロセスを短縮する方法を模索していると話している。

「現行のシステムでは先が見えない」と同幹部は語る。

スレイン氏、NABTUのがともに支持しており、双方のリストに掲載されているプロジェクトは9件ある。そのうち7件はまだ着工されておらず、1件は予備的な工事が始まったにすぎない。インフラ整備プロジェクトをトランプ氏が望むようなスピード感で着手することの難しさを物語っている。

「プロジェクトが『準備万端』とされていても、実際にすぐに着工される例はめったにない」と語るのは、リストの双方に関係している2つの企業で社長と経営最高責任者(CEO)を務めるビル・ミラー氏。 

チョークチェリー/シエラマドレ風力発電所の建設に携わるパワー・カンパニー・オブ・ワイオミングと、ワイオミング、コロラド、ユタ、ネバダの4州にまたがるトランスウエスト・エクスプレス送電プロジェクトを開発するトランスウエスト・エクスプレスの2社だ。

政府保有地の一角に建設されているチョークベリー/シエラマドレ風力発電所は、最近になって工事が開始されるまでに8年の歳月と数千万ドルの資金を要した。ミラー氏によれば、トランスウエスト・エクスプレス送電プロジェクトに関しては、依然として州レベルの認可を数件待っているところだという。

「『準備完了』状態にするには、信じられないくらいの費用と時間を使う」とミラー氏は言葉を添える。

トランプ政権は着工に至るプロセスを迅速化したいと述べている。だが、そのプロセスの一部は、州レベルの認可のように、大統領の裁量範囲を超えている。

「大統領のインフラ整備計画の大半は、規制や認可の合理化によって実行可能なすべてのプロジェクトを迅速に推進させることに重きを置いている」とホワイトハウスの報道官の1人は語る。「こうした改革は個別プロジェクトが直面する障壁に対応するというより、プロセス全体における確実性を高めるものだ」

4489とはずがたり:2017/05/23(火) 22:45:58
>>4488-4489
<頓挫した海水淡水化プロジェクト>

水道関連インフラ開発事業者ポセイドン・ウォーターが提案した、カリフォルニア州ハンチントンビーチに海水脱塩プラントを建設する計画の遅延は、利害の対立と規制によって、いかにプロジェクトが頓挫するかを示す格好の例だ。

ハンチントンビーチのプロジェクトマネジャーを務めるポセイドンのスコット・マローニ副社長によれば、オレンジ・カウンティに飲料水を供給する海水脱塩プラントの構想を最初に提案したのは1990年代末。2000年代初めには認可取得に向けたプロセスが開始した。

ハンチントンビーチ市は2006年2月に同プロジェクトを承認していた。だがポセイドンは、それ以外にも複数の州機関から24もの許可を得る必要があった。たとえば、プラントには環境保護庁が全国的に義務づけている汚染物質排出防止システムが装備されるが、これについてサンタアナ地域水質管理委員会の認可が必要だった。

プロジェクト建設事業者であるポセイドンは、2006年に地元からの承認を得たことにより、カリフォルニア州海岸管理委員会に申請を行う資格を得た。

プロジェクトが進展するなかで、この申請は数年のあいだに何回か修正された。たとえば、州が冷却目的で海水を使用する発電所の段階的削減を始めたことで、プラントは設計を変更せざるをえなくなった。ポセイドンでは、発電所から排出される冷却水を脱塩する計画を立てていたが、代わりに海洋から直接海水を採取するよう設計を変更した。

2013年、ポセイドンは許可申請を取り下げた。州海岸管理委員会が同社に対し、当該水域の魚介類の幼生に対する事業の影響に関する懸念を調査するよう指示したことが理由である。

申請は2015年に再提出されたが、2016年9月に再び取り下げられた。海岸管理委員会から、州水質管理委員会が2015年に新たに制定した脱塩プラントに対する規則に同社の計画が適合していることの証明を求められたためだ。

これによってポセイドンは、プラントの海水採取と排水技術の設計を修正しなければならなかった。

プロジェクトは、さらに3件の承認を得なければならない。州土地委員会、サンタアナ地域水質管理委員会、カリフォルニア海岸管理委員会からの認可だ。

ポセイドンは、まもなく最後の認可を得られるとの自信があると語る。とはいえ、マローニ氏によれば、それでも2018年第2四半期までは建設は開始されない可能性があるという。

環境保護団体による反対は止んでいない。

ポセイドンの脱塩プラントについて、「決着済みとはとうてい言えない」とサーフライダー・ファウンデーションのカリフォルニア州担当政策コーディネーター、マンディ・サケット氏は語る。

同プラントは不必要かつ高コストであり、多大なエネルギーを消費し、海洋の生命を危険にさらすと主張するこの団体は、今後もこのプロジェクトに対する戦いを続けていくという。

「市民からの意見聴取や規制面での重要な検証など、まだいくつかの機会は残っている」とサケット氏は言う。

(翻訳:エァクレーレン)

4490とはずがたり:2017/05/23(火) 22:47:52
2017年 05月 15日 13:01 JST
大規模サイバー攻撃、150カ国20万件以上で被害 拡大の恐れも
http://jp.reuters.com/article/cyber-attack-idJPKBN18A084?sp=true

[ワシントン/フランクフルト 14日 ロイター] - 世界的に広がっている大規模なサイバー攻撃で、欧州警察機関(ユーロポール)のトップは14日、被害が少なくとも150カ国で20万件に達し、週明けの15日には件数がさらに拡大する可能性があると明らかにした。

攻撃には、パソコンを感染させ、復旧と引き換えに300ドルから600ドルの支払いを要求する「身代金(ランサム)ウエア」が使われ、企業や病院、学校などが被害を受けた。

ルノー(RENA.PA)は13日、自社システムにランサムウエアが拡散するのを防ぐため、仏サンドヴィルとルーマニアの工場で生産を停止したと発表。日産自動車(7201.T)でも英北東部サンダーランドの工場が標的となったが、広報担当者は「当社のビジネスに深刻な影響はない」としている。

攻撃は、マイクロソフトの基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」のぜい弱性を突いたもの。このバグを悪用するコード「エターナル・ブルー」は、ハッカー集団「シャドー・ブローカーズ」が3月、インターネット上に放出した。同集団は、米国家安全保障局(NSA)のハッキングツールから盗んだと主張している。NSAはコメントしていない。

「シャドー・ブローカーズ」の正体は不明。ただ、サイバーセキュリティーの専門家らの多くは、ロシアの集団ではないかと考えている。

マイクロソフトのブラッド・スミス社長は14日、ブログの中で、ソフトウエアのぜい弱性を積極的に公開していないとして米政府を非難。「政府が(ソフトウエアの)ぜい弱性を秘密にしていることが問題だということをあらためて示した」と指摘した上で、各国政府は今回のサイバー攻撃を受けてこうしたやり方をあらためるべきだと付け加えた。

政府の情報機関は、ソフトウエアの欠陥を企業と共有するよりも諜報活動などのために秘密にしておく傾向にあり、いかに両者の間のバランスを取るべきかを巡っては長年論争となっている。

同社長は「内部告発サイト『ウィキリークス』で米中央情報局(CIA)がため込んでいるぜい弱性を確認した。そして今回はNSAから盗まれたぜい弱性が世界中の顧客に影響を及ぼした」とした。

NSAとホワイトハウスはマイクロソフト社長のブログ内容について、今のところコメントをしていない。

非営利の米調査機関U.S. Cyber Consequences Unitは被害総額は数億ドルに達しそうだと予測。ただ、10億ドルは超えないとみている。

一方、米社Cyenceはトータルの経済的被害を40億ドルと見込んでいる。企業の業務が妨害されたことに伴うコストがあるとしている。

4491チバQ:2017/05/24(水) 10:24:19
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1705230073.html
【トランプ氏巡礼の旅】聖地「嘆きの壁」の次はベツレヘム パレスチナ自治政府のアッバス議長と会談
05月23日 22:09産経新聞

 【カイロ=佐藤貴生】トランプ米大統領は23日、ヨルダン川西岸のベツレヘムでパレスチナ自治政府のアッバス議長と会談した。記者会見でトランプ氏はパレスチナ和平の実現に向け、前向きに仲介する意思を強調した。ただ、和平に向けた具体的な道筋には踏み込まなかった。

 トランプ氏は「イスラエルとパレスチナの平和条約の実現に積極的に関与する。目標の達成に向け、可能なことはすべてやりたい」と述べた。アッバス氏は、イスラエルとパレスチナの「2国家共存」実現の必要性に改めて言及し、信頼と和平に向けた機運の醸成のため、「イスラエル側と協議する用意がある」と語った。双方の直接会談は3年以上、行われていない。

 トランプ氏はこれに先立つ22日、ネタニヤフ首相と会談し、共同声明を発表。シリア、イエメン、イラクなどの戦闘でイランの影響力が増しており、対イランで「中東全域が協力しうる好機」だと指摘した。

 ネタニヤフ氏はイランに対する米政権の姿勢転換にふれ、「どれほど私たちが感謝しているか分かってほしい」と述べて歓迎。トランプ氏が現職の米大統領として初めて「嘆きの壁」を訪問したことに謝意を示した。

 トランプ氏は23日、ナチス・ドイツによるユダヤ人大虐殺の犠牲者らの追悼施設「ヤド・バシェム」なども訪れた。

4492チバQ:2017/05/24(水) 10:26:51
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1705230049.html
【トランプ政権】トランプ氏のイスラエル訪問 中東外交の基盤固めに成功か 米大使館移転「なお検討中」
05月23日 18:39産経新聞

 【ワシントン=黒瀬悦成】イスラエルを訪問中のトランプ米大統領はネタニヤフ首相、パレスチナ自治政府のアッバス議長と相次いで会談し、中東和平再開への意欲を改めて示した。「対イラン」をテコにイスラエルとの関係強化も確認し、同国に先立ち訪問したサウジアラビアとともに、今後の中東外交の基盤固めに成功したといえる。

 トランプ氏は、注目されている在イスラエル米大使館をテルアビブからエルサレムに移転させるとの大統領選の公約について、「なお検討中」(サンダース大統領副報道官)として、イスラエル滞在中に方針を明らかにしなかった。

 また、今年2月にワシントンで行われた米・イスラエル首脳会談で、トランプ氏はヨルダン川西岸などでの入植地拡大について、ネタニヤフ氏に自制を要請。イスラエルとパレスチナ自治政府の双方に一連の配慮を示すことで和平働きかけの下地作りを図った。

 米・イスラエル関係をめぐっては、トランプ氏がイスラエルから提供されたイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)に関する機密情報をロシアのラブロフ外相に漏らしたと報じられ、両国の情報活動に深刻な悪影響が出ることが懸念されている。

 トランプ氏はこの日の会談の冒頭、記者団に「イスラエル(から情報をもらった)とは言っていない」と突然発言し、逆に情報源がイスラエルだったことを強く示唆した。しかし、ネタニヤフ氏は「情報共有は極めて良好だ」と取りなし、米国との関係緊密化を優先させていく姿勢を明確に打ち出し、少なくとも表向きは摩擦を封印した。

 トランプ氏がイスラエルやサウジラビアの期待に沿う形で対イラン強硬姿勢を打ち出すことは、先の大統領選で穏健派のロウハニ師が再選して改革への期待が高まるイランで、逆に保守派を勢いづかせかねないとの指摘もある。

 ただ、トランプ政権はイラン核合意を当面は維持すると表明。今後は、イスラエルやサウジに軸足を置きつつも、パレスチナへの関与を維持し、イランを暴発させない範囲内で封じ込めていくという「綱渡り外交」を展開していくことになる。

4493チバQ:2017/05/24(水) 10:27:52
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1705230051.html
【トランプ政権】トランプ氏中東歴訪の立役者は娘婿クシュナー氏
05月23日 18:39産経新聞

 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領の初外遊でサウジアラビアとイスラエルの歴訪を実現させた中心人物の一人が、トランプ氏の娘婿であるジャレッド・クシュナー大統領上級顧問だ。

 熱心なユダヤ教徒であるクシュナー氏は、トランプ氏から中東和平交渉の実質的な責任者を任されており、今回のトランプ氏とイスラエルのネタニヤフ首相、パレスチナ自治政府のアッバス議長との個別会談の根回しを行った。

 また、サウジ訪問の関連でも同国政府との調整役を務めた。米紙ニューヨーク・タイムズによると、クシュナー氏は両国が今回締結した、総額1100億ドル(12兆円)相当の武器をサウジに供与する契約をめぐり、今月初頭にサウジ代表団との会談中、米防衛大手ロッキード・マーチンのトップに電話をかけ、同社の高高度防衛ミサイル(THAAD)の値引きをその場で要請したという。

4494とはずがたり:2017/05/24(水) 10:30:16

ロシア疑惑、解消せず=捜査「十分根拠ある」―前米CIA長官
時事通信社 2017年5月24日 06時47分 (2017年5月24日 10時18分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20170524/Jiji_20170524X785.html

 【ワシントン時事】ブレナン前米中央情報局(CIA)長官は23日、ロシアが米大統領選にトランプ大統領の陣営と共謀して介入した疑惑に関し、「1月20日の退任までに頭の中の疑問は解決されなかった」と述べ、疑惑は解消していないと指摘した。その上で「連邦捜査局(FBI)の疑惑捜査は十分根拠があり、必要だ」と強調した。
 モラー特別検察官の下で進む捜査を「魔女狩りだ」と批判する大統領に反論した形だ。
 下院情報特別委員会の公聴会で語った。ブレナン氏は「ロシア当局者とトランプ陣営関係者の接触は把握していた。ロシアがそうした人物を唆そうとすることは知られていたため、懸念していた」と説明。「やりとりの中には共謀かどうか、疑念を感じさせるものもあった」と述べた。

2017年 05月 24日 07:04 JST
ロシアとトランプ陣営の共謀示唆する情報を目撃=前CIA長官
https://jp.reuters.com/article/usa-trump-russia-idJPKBN18J33E

 5月23日、米国のブレナン前中央情報局(CIA)長官は、昨年の米大統領選でトランプ陣営とロシアが共謀していたかは分からないが、疑惑を巡る調査を実施するに値する情報や諜報を見たと明らかにした。ワシントンで撮影(2017年 ロイター/Kevin Lamarque)
 5月23日、米国のブレナン前中央情報局(CIA)長官は、昨年の米大統領選でトランプ陣営とロシアが共謀していたかは分からないが、疑惑を巡る調査を実施するに値する情報や諜報を見たと明らかにした。ワシントンで撮影(2017年 ロイター/Kevin Lamarque)
[ワシントン 23日 ロイター] - 米国のブレナン前中央情報局(CIA)長官は23日、昨年の米大統領選でトランプ陣営とロシアが共謀していたかは分からないが、疑惑を巡る調査を実施するに値する情報や諜報を見たと明らかにした。下院情報委員会で証言した。

ブレナン氏は昨年の夏頃には、ロシアが大統領選に影響を与えようとしていたことは明白になったと指摘。昨年8月4日にロシア連邦保安局(FSB)のボルトニコフ長官に電話で、ロシアが干渉すれば米ロ関係を損うと警告したが、こうした強い抗議にもかかわらずロシアは関与を続けたと述べた。

トランプ陣営とロシア政府が共謀していた証拠を見たかとの質問に対しては、「そのような結託が実際に行われていたのかを結論づけるため、連邦捜査局(FBI)が調査するに値する情報や諜報を目にした」と答えた。

その上で「ロシア当局者とトランプ陣営と関係のある米国人との間で行れたやり取りを露呈した情報や諜報を承知している」とした。極秘情報だとして詳細は明かさなかった。

ブレナン氏はトランプ氏の大統領就任時にCIA長官を退任している。

一方、コーツ国家情報長官は上院軍事委員会の公聴会で、トランプ大統領がロシアとの共謀はないと否定するよう要請したかどうかを問われた。

コーツ長官は「大統領とは定期的に様々な事柄について協議するが、その内容を明らかにするのは適切とは思わない」と発言。質問には直接答えなかったが、否定もしなかった。

米紙ワシントン・ポストは、米大統領が今年3月、情報当局のトップであるコーツ長官とロジャース国家安全保障局(NSA)局長に対し、昨年の大統領選でトランプ陣営がロシアと共謀したことを示すいかなる証拠も公に否定するよう要請していたと報じていた。

4495とはずがたり:2017/05/24(水) 12:50:37

テープ録音で墓穴、泥舟と化したトランプ政権
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170523-00010003-wedge-int
Wedge 5/23(火) 11:30配信

 トランプ米大統領による連邦捜査局(FBI)のコミー前長官の解任以降、「ロシア疑惑」をめぐって事態はめまぐるしく動いた。鮮明になったのはトランプ氏に対する疑惑と不信が深まり、大統領弾劾の要求が高まったことだ。同氏は先進7カ国(G7)サミットから帰国後、人事刷新を行って乗り切りを図りたい意向だが、その思惑とは逆に捜査に拍車がかかるのは必至。

テープ録音で墓穴、泥舟と化したトランプ政権
(Mark Wilson/Getty Images)
決定的な証拠で“墓穴”
 5月9日のコミー氏の解任後に起きた一連の展開はまるでローラーコースターのよう。大統領が前の補佐官フリン氏のロシア疑惑をめぐる捜査をやめるようコミー氏に圧力を掛けたことが明るみに出たのをはじめに、ロシア外相らとの会談で、テロ関連の極秘情報を漏らしていた事実も発覚した。

 さらに司法省が大統領に反旗を翻し、ロシア疑惑捜査の特別検察官にロバート・モラー元FBI長官を電撃的に任命。特別検察官の任命は、ホワイトハウスが強く反対していたもので、トランプ氏は身内の造反に強い衝撃を受けた。

 追い打ちをかけるように、FBIが大統領に近い高官を重要参考人として捜査しているという衝撃的なニュースも報じられた。

 トランプ氏がフリン前補佐官に対する捜査を終了するようコミー氏に要求したというのはニューヨーク・タイムズが特ダネで報じた。これはコミー氏が残していたメモに基づく報道で、2月14日にホワイトハウスで行われた大統領とコミー氏による2人だけの夕食会の時だったという。

 大統領はこの報道を否定した上、得意のツイッターで「コミー氏はメディアに情報をリークする前に私との会話のテープがなかったことを願った方がいい」と録音テープの存在を仄めかして恫喝した。大統領によると、コミー氏はこの会談で、FBI長官の職にとどまりたいと訴えたとされ、こうした言動があったことを示唆することで、同氏をけん制しようとしたと受け取られている。

 しかし、大統領がフリン氏の捜査の終結を要求し、録音テープの存在をコミー氏脅迫の材料に使ったとすれば、この一連の言動は明らかに圧力を掛けて捜査を妨げようとした「司法妨害」に当たり、弾劾に相当する重大な違法行為となる。

 焦点はこの録音テープが実際に存在するのかどうかだ。ニクソン元大統領のウオーターゲート事件では、大統領執務室での会話が自動的に録音される仕組みとなっており、元大統領と側近による事件もみ消しの謀議が白日の下にさらされた。この事実が決定的な証拠となってニクソン氏は弾劾に至る前に大統領辞任に追い込まれた。

4496とはずがたり:2017/05/24(水) 12:50:48
>>4494-4495
 トランプ大統領やその側近がこのウオーターゲート事件の先例にすぐに気付いただろうことは想像に難くない。大統領はテープの存在についてコメントを拒否、「コミー氏には正直でいてもらいたいだけだ」と正面から答えていない。録音テープが決定的な証拠になることを恐れたためと見られているが、テープの存在を仄めかしたのは自ら“墓穴”を掘ったことにもなる。

 ウオーターゲート事件以来、大統領執務室での会話や、大統領の電話のやりとりを録音していた大統領はいなかったとされている。何らかの事態が発生した時、裁判所などからテープの提出を求められる事態を避けたかったからだ。

 しかしトランプ氏のビジネス上の元部下らによると、同氏が商談や電話の会話を録音していたこともあったようで、録音テープが存在している可能性もある。弾劾の要求を強めている野党民主党の議員は既に、ホワイトハウスにテープの提出を求めている。

 この録音テープとは別にもう1つの焦点はワシントン・ポストが報じたもので、FBIが重要参考人として捜査しているトランプ氏側近のホワイトハウス高官は誰か、ということだ。

沈没船から逃げ出すネズミたち
 フリン氏や、ロシア側と接触していた疑惑のあるトランプ陣営の元選対委員長マナフォート氏はホワイトハウスには既におらず、問題の高官はこれら人物ではない。また駐米ロシア大使と会っていたセッションズ司法長官もホワイトハウス高官ではない。

 ロシア側と接触していたことが判明しているホワイトハウス高官はトランプ氏の娘婿で、側近ナンバー・ワンであるクシュナー上級顧問だけだ。同氏は昨年11月にロシアのキスリャク駐米大使と会ったことが分かっている。またロシア開発銀行の頭取とも会談していたことを同氏自身が認めているが、FBIが同氏を重要参考人として検討しているとすれば、政権の屋台骨が揺るぎかねない激震となる。

 トランプ氏は現在、26日からイタリア・シチリア島で行われるG7首脳会議に先だって中東を歴訪中だが、帰国後にホワイトハウスの人事を大幅に刷新する考えといわれる。ホワイトハウスの内外から批判の強いプリーバス首席補佐官の更迭などが取り沙汰されている。

 しかし、ホワイトハウスの混乱と機能不全はツイッターなどで一方的に発信するトランプ氏に原因がある。危機を招いているのは自らの言動なのだ。ところが同氏は広報の無能さや一向になくならないリークをあげつらっては部下に八つ当たり、特別検察官の任命を「魔女狩り」と罵っている。

 こうしたトランプ氏に嫌気を差し、沈没船から逃げ出すネズミのようにホワイトハウスから去ろうとする当局者も出始めている。履歴書を人材コンサルティングに送り、転職を真剣に検討している者もいる、という。「ワシントンで最悪の仕事はトランプに仕えること」(米紙)という見出しが踊る所以だ。人事を刷新しても、ホワイトハウスに活気とやる気が戻るのは容易ではないだろう。

佐々木伸 (星槎大学客員教授)

4497とはずがたり:2017/05/25(木) 20:27:10
日本のもそうだぜ。出口で日銀が破綻するブードゥー金融政策だ。そんときゃ嫌でもハイパーインフレでインフレ目標軽くクリア出来るって寸法だけどな┐('〜`;)┌

2017年 05月 23日 16:01 JST
コラム:米予算教書、空論前提のブードゥー経済政策
http://jp.reuters.com/article/column-us-budget-voodoo-economics-idJPKBN18J0OO
Antony Currie

[ニューヨ-ク 22日 ロイター BREAKINGVIEWS] - トランプ米政権が23日に議会に提出する2018年度(17年10月─18年9月)予算教書は、架空の想定に基づく呪術(ブードゥー)経済政策だ。

マルバニー米行政管理予算局(OMB)局長は予算教書に魅力的な提案を幾つか盛り込んだが、今後10年で歳出を3兆6000億ドル削減する計画の大半は、失業率や医療保険制度改革法(オバマケア)の見直し、社会福祉制度改革などに関する実現不透明なファクターを前提としている。

たとえば、予算教書はオバマケア改廃によって今後10年間で年800億ドルの歳出削減が可能になるとしている。この試算は今月初めに下院で可決された改廃法案が成立することを前提としているが、法案が現在の内容で上院を通過する可能性は極めて低い。

社会福祉制度に関しても同様の単純なアプローチをとっており、「社会福祉制度改革を通じ、依存を労働の尊厳に置き換えることを目指す」としている。これは、トランプ政権がメディケイド(低所得者向け医療保険)やフードスタンプ(食料配給券)などの予算を1兆ドル超削減するとともに、政府の支援を失った低所得者が職に就くと期待していることを意味する。

予算教書はさらに、失業者や不完全雇用者のうち職を見つける人の数をあまりに多く見積もっている。マルバニー局長は、不完全雇用者の雇用状況が改善すれば米国内総生産(GDP)成長率を3%に押し上げる一助になると見込んでいる。

しかし、こうした想定は多くの要因を考慮に入れていない。また、ラザード・アセット・マネジメントによると、労働力のうち生産性が最も高い26歳から54歳の失業率は金融危機以来の低水準に近付いているが、教書ではこうした状況も考慮していない。

予算教書には、今後10年で190億ドルの育児休暇や学生ローンの返済上限を可処分所得の12.5%とする案など、批判を抑えることを狙った措置も盛り込まれた。しかし、この程度では議会共和党の説得にさえも十分とは言えない。

4498とはずがたり:2017/05/26(金) 08:31:59
流石アメリカ,世界最強の権力をもつ大統領を持つ一方で完全に三権分立だねえ。

米入国規制の新大統領令、高裁も認めず
https://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20170526012.html
06:46ロイター

[25日 ロイター] - イスラム圏6カ国からの入国を制限する新たな米大統領令について、リッチモンド連邦高裁は25日、一時差し止めとした連邦地裁の判断を支持する決定を下した。トランプ政権にとって痛手となりそうだ。

決定は賛成10、反対3。判決では政府側が主張する安全保障上の観点について「表現があいまい」としたほか「文脈においては宗教的な不寛容さや憎悪、差別に満ちている」とした。

4499とはずがたり:2017/05/26(金) 11:29:21

米大統領娘婿クシュナー氏、FBIのロシア捜査の対象に=報道
https://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20170526016.html
08:00ロイター

[ワシントン 25日 ロイター] - 米ワシントン・ポスト紙とNBCニュースが関係筋の話として伝えたところによると、トランプ米大統領の娘婿であるジャレッド・クシュナー大統領上級顧問が、ロシア疑惑に関する連邦捜査局(FBI)の捜査の対象となっている。

ワシントン・ポストは、クシュナー氏とロシアの大使やモスクワのバンカーとの接触についてFBIが捜査していると報じた。クシュナー氏は、捜査の重要人物とみなされていることが明らかになった唯一のホワイトハウス現当局者だという。

NBCニュースによると、クシュナー氏がFBIから記録などの情報提出を求められたかどうかは明らかになっていない。

ただ複数の米当局者はNBCに対し、クシュナー氏が捜査対象になったことは、同氏に犯罪の疑いがあったり、捜査担当者が訴追を検討しているという意味ではない、と述べた。

クシュナー氏の弁護人の1人は声明で、同氏が捜査に協力すると明らかにした。

FBI、複数の議会委員会、特別検察官は、ロシアによる2016年の米大統領選への介入疑惑やトランプ陣営とロシア当局者のつながりについて調べている。

FBIとホワイトハウスからのコメントは現時点では得られていない。

4500とはずがたり:2017/05/26(金) 15:47:39

FX Forum | 2017年 05月 12日 11:13 JST 関連トピックス: トップニュース
コラム:トランプ氏、FBI前長官に大統領特権を行使するか
http://jp.reuters.com/article/column-trump-comey-idJPKBN1870OC?rpc=135&amp;sp=true
Alison Frankel

[ニューヨーク 10日 ロイター] - トランプ米大統領は9日、ジェームズ・コミー連邦捜査局(FBI)長官に宛てた解任通知のなかで、自身が捜査対象ではないことを3度にわたって知らせてくれたことについて、同長官に謝意を示した。

米大統領選期間中におけるトランプ陣営とロシア政府との関わりを巡る、慎重を要するFBI捜査の初期段階で、コミー氏がそのような言質を大統領に与えていたとしたら、それは司法省の手続きにおいて不適切な開示行為だったと言える。

だがもしトランプ大統領の説明が間違っているとすれば、大統領はコミー氏の名誉を傷つけたことになる。FBI長官の職を解かれたコミー氏には自身を擁護する強い動機がある。

<非公開>

米上院情報委員会は10日、来週16日に開催する非公開公聴会でコミー氏に証言するよう要請したことを明らかにした。

コミー氏は正式な証言を行わない見通しだが、FBI前長官とホワイトハウスがこの要請にどう応じるか、非常に興味深い。とりわけトランプ大統領自身の言葉が選択肢を狭めてしまう可能性があるからだ。

上院は、FBIによる「ロシア疑惑」捜査で、コミー氏がトランプ大統領に捜査対象ではないと断言したとする大統領の主張の根拠について知りたがっている、とオバマ前政権で次席法律顧問を務めたサバンナ法科大学院のアンディ・ライト教授は語る。

ライト教授とジョージ・W・ブッシュ政権で法律顧問と司法長官を務めたアルベルト・ゴンザレス氏は共に、コミー氏がトランプ大統領にそのような言質を与えたのであれば、不適切だったと指摘する。

「もしコミ―氏が、どんな形であれ、大統領に対して捜査についてのコメントを行っていたとしたら、それは適切だったと思わない」とゴンザレス氏は述べた。

FBIを管轄する司法省は、大統領による干渉を回避するため、検察官や捜査官がホワイトハウスの当局者に開示できる情報を制限している。

コミー前長官の記憶とトランプ大統領のそれが一致しない場合、コミ―氏は「自身の行いを擁護する資格がある」とゴンザレス氏は言う。

実際のところ、コミー氏は自身の言い分を話す機会を強く求めるだろうとゴンザレス氏は予想する。「もしそんな会話は空言で、自分が解任され、さらに追い打ちをかけるような内容が解任通知にあったとすれば、私なら怒り心頭だろう」

4501とはずがたり:2017/05/26(金) 15:48:38
>>4500-4501
<特権か公表か>

連邦検察官を長年務め、輝かしいキャリアを持つコミー氏は、議会証言の経験も豊富である。同氏は2004年、病床のアシュクロフト司法長官のもとに駆けつけたときの状況について、2007年に上院司法委員会で証言し注目を浴びた。

2004年当時、司法副長官だったコミー氏は、ホワイトハウスのゴンザレス法律顧問が重篤な状態にあったアシュクロフト氏を訪れ、司法省が違法とみなしていた国内の盗聴計画に署名するよう圧力をかけようとした寸前に病院に到着したと語った。

コミー氏がトランプ大統領との会話について、議会で証言するのをやめさせる倫理的拘束力は何もない、とライト教授やオバマ政権で司法長官代行の上級法律顧問を務めたエリック・コロンバス氏は語る。

コミー氏は機密情報や捜査に関する詳細について、たとえ私人の立場であっても明らかにすることはできないが、大統領との会話は、弁護士と依頼人のあいだの秘匿特権で保護されるわけではないという。大統領はコミー氏の依頼人ではないからだ。(FBI長官だったコミー氏は、弁護士活動すらしていなかった。)

さらに興味深いのは、ホワイトハウスがコミー氏の上院委員会での証言を阻止するため、大統領特権を行使するかどうかだ。

大統領特権の1つは、大統領とのコミュニケーションの開示を阻止できる。だが、ライト教授と、米ミズーリ州セントルイスにあるワシントン大学のキャスリーン・クラーク教授(法律学)によれば、大統領とのコミュニケーションに対する特権は、開示を強く望む政府の関心があれば乗り越えることが可能だという。

<ウオーターゲートの前例>

大統領との会話に関する特権の限度を確立した前例は、ウオーターゲート事件の渦中にいた当時のニクソン大統領に音声テープと文書を特別検察官に提出するよう連邦最高裁判所が求めた1974年の判断にある。

したがって、もしホワイトハウスがコミー氏の口を封じようと大統領特権を行使しようと試みた場合、ウオーターゲートが論争の大きな部分を占めることは避けられないとライト教授はみている。

これは政治的な高い代償となる可能性があり、トランプ政権にとって勝ち目はないだろうと、ライト教授、クラーク教授は共に指摘する。

両教授によると、ホワイトハウスにとって致命的な弱味の1つは、コミー氏との会話についてトランプ大統領自ら公に行った発言だ。大統領特権を放棄せざるを得ない要因となる可能性があるという。

ライト教授が米安全保障に関するオンラインフォーラム「ジャスト・セキュリティー」で詳しく述べているように、ホワイトハウスは過去に、罷免されたサリー・イエーツ司法長官代行による予定されていた証言に対し、大統領特権の行使を撤回している。ただしそれが、イエーツ氏の弁護士による異議申し立てに対処できなかっただけなのか、それとも、イエーツ氏の証言が予定されていた3月の公聴会を下院情報委員会が中止したことが原因なのかは分からない。

イエーツ氏はその後、上院情報委員会で証言している。

「大統領が特権を行使するなら、それは現在の政治状況を悪化させる要因となる」とライト教授。「そのことに疑いの余地はない。大統領にとって、コミー氏は重大なダウンサイドリスクをもたらすワイルドカードだ」

4502とはずがたり:2017/05/27(土) 08:28:13
トランプが云うなやw

>徹底した検証を行って、適切な場合は法を最大限に適用して犯人を起訴するよう求める
それがいいww

トランプ大統領が声明「情報漏えいの徹底検証求める」
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20170526/Tbs_news_92061.html
TBS News i 2017年5月26日 06時44分 (2017年5月26日 09時00分 更新)

 イギリス・マンチェスターで起きた爆発テロ事件をめぐり、イギリスの捜査当局がアメリカとの情報共有をやめると発表したことを受けて、アメリカのトランプ大統領は「司法省などに情報漏えいについての徹底した検証を行うよう求める」とする声明を出しました。
 今回の事件をめぐっては、事件発生当初からアメリカのメディアからさまざまな捜査情報が先行する形で報道されたことから、イギリスの警察がアメリカとの情報の共有をやめると発表していました。

 トランプ大統領は25日、声明を発表し、「機密情報の漏えいは我が国の安全保障にとって重大な脅威となる」と強い懸念を示しました。そして、「司法省や関連省庁に対し、徹底した検証を行って、適切な場合は法を最大限に適用して犯人を起訴するよう求める」と強調しました。(26日00:42)

4503とはずがたり:2017/05/27(土) 08:59:47

2017年 05月 27日 06:42 JST
トランプ氏が「作戦司令室」設置へ、ロシア疑惑巡る攻撃に対応
http://jp.reuters.com/article/usa-trump-warroom-idJPKBN18M2LN

[ブリュッセル/ワシントン 26日 ロイター] - トランプ米政権は、深まるロシアとの癒着疑惑への対応で「作戦司令室」を設置する構えだ。税制改革など重要法案の立法化が遅れる事態を回避し、スキャンダルに対処する態勢を整える。政府当局者や関係筋が明らかにした。

トランプ大統領が9日間の初外遊からワシントンに戻り次第、ロシア疑惑に関する調査への対応で、有力な政治専門家や弁護士を起用する。

またトランプ大統領は政策課題の推進を訴え、選挙選で展開したような遊説を各地で行う戦略を描いているという。

関係筋はこうした取り組みは、トランプ大統領がコミー前連邦捜査局(FBI)長官を突如解任して以降、法執行機関や情報当局関係者によるメディアへのリークが増えている「新たな現実」に直面していることが背景にあると指摘する。

現在の状況で政策課題の実行は困難とし、「政権は政策課題に注力できるよう態勢を整える必要があり、一方で攻撃やリークに本格的に反撃する」と話す。

こうした新たな戦略的メッセージ作戦には、トランプ氏の娘婿、クシュナー上級顧問やバノン首席戦略官兼上級顧問が関与する見通しで、プリーバス大統領首席補佐官とバノン氏が今週、計画の土台作りを進めていたもようだ。

さらに、かつてトランプ陣営の選挙対策本部長を務めたコーリー・ルワンドウスキ氏も加わるとみられている。同氏は最近、ホワイトハウスに出入りする姿を目撃されており、早ければ来週にも政権入りする可能性があるという。

4504とはずがたり:2017/05/29(月) 20:31:07

トランプ米大統領の「ロシア疑惑」は底なし沼、FBI長官解任で傷口広げる、弾劾の可能性にも現実味?
http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20170528/Recordchina_20170528008.html
レコードチャイナ 2017年5月28日 09時00分 (2017年5月29日 18時10分 更新)

米国のトランプ大統領の「ロシア疑惑」が“底なし沼”の様相だ。一連の疑惑を捜査していたFBI長官を解任したことが傷口を広げ、新たに任命された特別検察官の捜査の進展によっては弾劾が現実味を帯びる可能性もある。写真はホワイトハウス。(Record China)

2017年5月27日、米国のトランプ大統領のロシアにまつわる疑惑が“底なし沼”の様相を呈している。一連の疑惑を捜査していた米連邦捜査局(FBI)の長官を突如解任したことが傷口を広げた。大統領自身の疑惑も相次いで浮上。新たに任命された特別検察官の捜査の進展によっては弾劾が現実味を帯びる可能性もある。

FBIのコミー長官の解任は電撃的だった。米メディアによると、大統領は1月27日、コミー氏を1対1の夕食会に招待。この席で自身に「忠誠」を誓うかコミー氏に尋ねたが、同氏は「誠実」に行動すると答えただけで、忠誠は誓わなかった。その後、コミー氏が大統領選時のトランプ陣営とロシア政府の「共謀」疑惑の捜査を行っていると明らかにしたことなどで、大統領は徐々に不信感を強めたとみられ、今月9日に解任に踏み切った。

米紙ニューヨーク・タイムズなどによると、解任翌日の10日にはホワイトハウスでロシアのラブロフ外相やキスリャク駐米大使らと会談した際、「FBI長官をクビにした。狂っていて本当に変人だ」と発言。「ロシアのせいで私は大きな圧力を受けていたが、それが取り除かれた」「私は捜査の対象になっていない」などとも語った。発言は会談要旨をまとめた公式文書に記されているという。

さらに、ニューヨーク・タイムズなどは16日になって「トランプ大統領がロシアとの接触を理由に今年2月、辞任に追い込まれたフリン大統領補佐官(国家安全保障担当)に関する捜査の終結をコミー氏に求めた」と報じた。ホワイトハウスは報道を否定しているが、コミー氏は大統領との会話のメモを持っているとされる。

疑惑は17日に米司法省がモラー元FBI長官を特別検察官に任命した後も続出。米紙ワシントン・ポスト22日、トランプ大統領がFBIによる捜査公表に対抗するため、情報機関に圧力をかけ、コーツ国家情報長官に対し、証拠はないという見解を公に示すよう求めたほか、ロジャーズ国家安全保障局(NSA)局長にも電話で同じ要求をしたと伝えた。コーツ氏は不適切だと考え、要請を拒否。ロジャーズ氏はなぜ応じられないかを丁寧に説明し、このやりとりはNSAの内部メモに記録されているという。

こうした中、まだ少数派だが、民主党内では「司法妨害」などを理由に大統領の弾劾を目指すべきだと主張する声もじわりと広がり始めている。弾劾で大統領を罷免に追い込むには、下院の過半数の賛同を得て訴追し、上院の3分の2で有罪に持ち込む必要がある。両院の多数は共和党が握っているが、民主党は特別検察官の捜査に期待を寄せる一方、独立調査委員会の設置を呼び掛けるなど、粘り強く事実を積み上げていく方針だ。

トランプ大統領は核・ミサイル開発に突き進む北朝鮮に対し、軍事力行使をもちらつかせ、中国にも北朝鮮を制止するよう圧力をかけている。しかし、肝心の政権で混乱が続くありさまでは金正恩・朝鮮労働党委員長や習近平国家主席から足元をみられかねない事態だ。(編集/日向)

4505とはずがたり:2017/05/30(火) 08:24:20
2/9の記事
大統領令に関してが興味深かった。

実は「乱発」ではないトランプ大統領令 中国の為替操作国指定はあるか?
https://nikkan-spa.jp/1285680
2017.02.09 ニュース

「トランプ大統領が大統領令を乱発している」としきりに報じられている。1月20日の就任式後にTPP離脱に関する大統領令を出して以降、メキシコからの不法移民の流入を防ぐための壁建設、カナダから原油を運ぶパイプラインの建設、オバマケア(医療保険制度改革)の撤廃、難民受け入れ凍結とイスラム圏7か国の入国禁止など、すべてを議会に諮ることなく大統領権限で実行してしまっているのだから無理もない。

 だが、実はこの認識は誤りだ。アメリカ政治思想の研究を行う東洋英和女学院大学大学院客員教授にしてジャーナリストの中岡望氏が解説する。

「日本のメディアはすべて一緒くたにして『大統領令』と報じていますが、今(2月8日時点)ホワイトハウスのウェブサイトに掲載されているのは8つだけ。これには、TPP撤退やメキシコ国境での壁建設、原油を運ぶパイプラインの建設などに関する“大統領令”は入っていません。なぜなら、これらはいずれも大統領令(Exective Order)ではなく、『大統領覚書(Presidential Memorandum)』という異なる大統領決定(Presidential Actions)なのです。この大統領覚書のほうが多く、12件に達しています」

 どちらかというと、「大統領覚書を乱発している」といったほうが正しいだろう。というのも、2週間程度で8件という大統領令の数も、決して多くはないのだ。

 連邦官報事務局の記録をチェックしてみると、前任のオバマ氏は大統領に就任した2009年1月20日の翌日に13489号大統領令に署名した後、1月30日までに9件の大統領令に署名している。その最初の大統領令は「自分の個人情報の会議を禁止する」ためのもの。「実はアメリカ人ではない」という陰謀論が渦巻いていたことに対抗する措置だった。

 オバマ氏が署名した大統領令のなかには、前任のブッシュ政権が司法手続きを経ずにテロ容疑者を収容して国際的な批判を浴びた「キューバのグアンタナモ米海軍基地にある収容所を1年以内に閉鎖する」という大統領令も含まれている。就任直後からいくつもの大統領令に署名することだけでなく、「オバマケアの撤廃」といった前政権の政策を転換させる大統領令を出すことも決して珍しいことではないのだ。

 中岡氏によると、この大統領令と大統領覚書との間に、大きな差はないという。

「どちらも議会の審議を経ることなく、行政機関の責任者に対して行政の執行の仕方を指示するためのもの。だから、オバマケアの撤廃に関する大統領令は撤廃に向けて、『現行のオバマケアが国民に強いる経済的負担を最小限にするように』と各省庁に指示を出すための令だったのです。行政機関に対する命令、ないし通達でしかないので、議会審議を経て制度化されたオバマケアそのものを撤廃するほどの効力はない。大統領覚書も同様です。TPP離脱に関する覚書を読んでみると、『ロバート・ライトハイザー通商代表部代表に対して、アメリカがTPP交渉から離脱することをTPP関係国に書面通告するように指示する』ということが書かれているだけなのです。この両者の違いは、簡単に言うと官報である連邦公報に載るか載らないか。大統領令のほうが、アメリカ国民の生活に直接的に影響を与える傾向が強いため、官報への掲載が義務付けられているようです。一方の大統領覚書には掲載義務がない。ただし、大統領の指示があれば掲載することもある。TPP離脱の覚書は、トランプ氏の指示があったため、官報に掲載されています」(中岡氏)

 それなら、ほぼ一緒では……? と思った人も多いはず。実は、大統領令と大統領覚書そのものからして、非常にあやふやなものなのだ。そもそも、どちらも合衆国憲法で規定された政策手段ではない。あくまで、「暗黙の法的権限にすぎない」(中岡氏)のだという。

4506とはずがたり:2017/05/30(火) 08:24:42
>>4505-4506
「合衆国憲法の条文には、日本の法律のように内容が細かく書かれていません。非常に簡潔な条文で構成されているのです。要は、憲法の解釈次第。一般に、大統領令や大統領覚書の根拠は、合衆国憲法第2章第1条の『執行権は大統領に属す』と同3条の『大統領は法律が忠実に執行されることに留意する必要がある』という条文にあるとされています。これらを、『法律が忠実に執行されるように留意していれば、議会審議を経ずに大統領の執行権でもって行政機関を動かすことができる』と拡大解釈しているのです。解釈でもって暗に認められた権限にすぎないので、1952年には大統領令の合法性を巡って訴訟も起きています。トルーマン大統領が大統領令により労働組合のストを禁止したことに対して、企業が異議を申し立てた結果、最高裁は憲法違反であるとの判決を下したのです。トランプ氏のイスラム圏7か国からの入国を禁止した大統領令に関しても、各地で違憲訴訟が起きている。アメリカ国民はもとより、共和党内からも反発の声があがって政府が釈明に追われていることもあって、メディアは『トランプ最初の敗北』と報じています」(中岡氏)

 結局のところ、大統領令も大統領覚書も、万能ではないのだ。最高裁で違憲と認められれば、当然のことながら効力は失われる。それ以前に、予算の裏付けを必要とする経済対策には適さない。予算案を議会が承認しないことには、執行することができないからだ。トランプ氏の大統領覚書に当てはめると、メキシコとの国境に壁を建設するプロジェクトなどは、予算に関して議会の承認が得られなければ実現しない可能性もある。さらに、議会が「大統領令は法的な効果を持たない」という法律を成立させれば、無効化することも可能だという。

 とはいえ、トランプ大統領が次々と署名している大統領令や大統領覚書が議会で覆される可能性は小さそうだ。カルフォルニア州弁護士で保守系言論人としても知られるケント・ギルバート氏が話す。

「入国禁止措置は宗教的差別の問題が絡むのでどうなるかわかりませんが、そのほかに対する反発は小さい。というのも、入国禁止措置に関するロイターの世論調査は賛成が49%・反対が41%で、思いのほか支持する人が多いと報じられています。一見、反発の大きい大統領令でこれだけの数字なのですから、そのほかの大統領令に対する支持率は優に50%を超えるのは間違いありません。トランプ氏の掲げる政策に対する支持率は、日本人が思っている以上に高い。それを議会で簡単に覆すとは思えません」

 そもそも、トランプ大統領は突飛な政策を実行に移しているわけでもない。

「トランプ氏が大統領選終盤に題した『アメリカ有権者に対する契約』には、ワシントンの腐敗と利権に対する6つの政策、労働者を守る7つの行動、安全と法の支配を復活させる5つの行動がありましたが、そのなかで議会にかけずに実行できるものを、順々に大統領令で実行に移しているだけ。その点では、トランプ氏は非常に“まじめ”な大統領(笑)。なぜなら、これまでの大統領は選挙期間中に掲げた公約を、大統領就任後にはあっさりと反故にすることも多かった。オバマ氏も2008年の民主党大統領予備選挙期間中から『新たな自由貿易協定は結ばない』と公言し、NAFTAからの離脱にも言及していた。自由貿易反対の労働組合の支持が不可欠だったからです。ところが、ご存じのとおり後にTPP推進に転じています。過去の大統領の方針転換を考えれば、トランプ氏は誠実だと考えている有権者は多いでしょう」(中岡氏)

 なお、「アメリカ有権者に対する契約」のなかで、議会を通さず、大統領令で実行できると見られているのは、「労働者を守る7つの行動」の3番目に記されている「財務長官に中国を為替操作国に指定させる」というもの。トランプ氏の行動力を考えれば、すぐに署名してもおかしくなさそうだが、現在のところ“口先介入”のみだ。

 実際に為替操作国に指定する際には議会の承認が必要だが、「財務長官に指定させる」ところまでは、大統領令で事足りる。当然、行政命令である以上、財務長官は拒否できまい。果たして、再び伝家の宝刀を抜くのはいつのことか? トランプ氏から目が離せない。

取材・文/池垣完(本誌)

4507とはずがたり:2017/05/30(火) 15:47:57
>「ロシア側は原油安やクリミア紛争による経済制裁解除を解決するため、アメリカの力が必要で、トランプ側もロシアがISを退治してくれれば、米国へのテロの脅威は減る――巷間、二者の思惑はこう語られていますが、実はもっと別の目論見がある。それは、トランプが“最終的な目標“と考える『キリスト教同盟(白人国家同盟)』の樹立です。アメリカとロシア、ヨーロッパの国々がキリスト教を共通の価値観にして手を結び、急成長するアジア圏や、人口が急増しているイスラム教国に対抗しようというもの。この構想をトランプが大統領選中からプーチンに持ちかけ、プーチンも同意したといいます。2016年12月、ローマ・カトリック教会とロシア正教会は、東西教会分裂以降、1000年ぶりに法王と総主教が会談を果たしましたが、私はこれも同連合結成への布石と見ている」

最終目標は「キリスト教同盟」!?…トランプがロシアとの蜜月を望む本当の理由
https://nikkan-spa.jp/1334926
2017.05.20 ニュース

 就任後まだ半年も経っていないのに、トランプ大統領は最大の窮地に経っている。2016年の大統領選挙でロシアが介入したという疑惑で、米司法省に特別検察官が任命されたのだ。事態が一気に進展したのは、言うまでもなくFBI長官のジェームズ・コミーを解任したからだ。

 トランプ政権の閣僚や側近を詳細解説した著作『トランプ政権を操る[黒い人脈]図鑑』(5月24日発売/扶桑社)を上梓したばかりの作家のベンジャミン・フルフォード氏は、コミー前長官についてこう語る

「コミー氏はもともと弁護士で、いくつかの地区や州の連邦検事を経て、司法省副長官まで登り詰めた人物。退職後はロッキード・マーティン社の副社長になったり、ヘッジファンドのマネージャーをしていた。そして2013年、オバマ政権でFBI長官に任命された。コミー氏が注目を浴びたのは、2016年2月に起こったFBIとアップルの『ロック解除事件』でしょう。銃乱射事件の犯人が持っていたiPhoneのロック解除をFBIがアップルに要請したところ、同社はそれを拒否した事件です。結局、FBIは自力でロックを解除したのですが、このときあるハッカー集団に約1.5億円の報酬を払ったことが問題になった。ともあれ、コミー氏の任期は慣例で10年となっているため、トランプ政権発足後も変わらず長官のままだったということ。そもそも過去に新大統領から辞任を要求されたFBI長官は皆無で、トランプも当初は長官留任を希望していた」

 2月にトランプ大統領は、辞任に追い込まれたフリン前大統領補佐官に対する捜査を中止するよう、当時のコミー長官に圧力をかけていた。それを裏付けるメモが見つかり、米主要メディアは一斉にトランプ自身や側近がロシアと共謀・結託していた可能性が高いと報じ始めた。

 選挙戦の“共謀”が事実だとするなら、ロシア側はなぜトランプ大統領に肩入れするのか、またトランプ大統領はなぜロシアと緊密な関係をとりたがっているのか。ベンジャミン・フルフォード氏は、その背景にある知られざる事実をこう説明する。

「ロシア側は原油安やクリミア紛争による経済制裁解除を解決するため、アメリカの力が必要で、トランプ側もロシアがISを退治してくれれば、米国へのテロの脅威は減る――巷間、二者の思惑はこう語られていますが、実はもっと別の目論見がある。それは、トランプが“最終的な目標“と考える『キリスト教同盟(白人国家同盟)』の樹立です。アメリカとロシア、ヨーロッパの国々がキリスト教を共通の価値観にして手を結び、急成長するアジア圏や、人口が急増しているイスラム教国に対抗しようというもの。この構想をトランプが大統領選中からプーチンに持ちかけ、プーチンも同意したといいます。2016年12月、ローマ・カトリック教会とロシア正教会は、東西教会分裂以降、1000年ぶりに法王と総主教が会談を果たしましたが、私はこれも同連合結成への布石と見ている」

 トランプ大統領自身は長老派教会のプロテスタントで、選挙では多くの中間層クリスチャンが彼を支持した。また、最近ではシリア難民問題において、迫害されているキリスト教徒を優先的に受け入れ、優遇すると言ったこともある。トランプ大統領の目指す理想郷は、白人のキリスト教徒による世界支配があるのかもしれない。

 トランプ大統領と閣僚、そして側近たちは何を考え、アメリカや世界をどうしたいのか。『トランプ政権を操る[黒い人脈]図鑑』では、閣僚・補佐官全35人の経歴・繋がりから、政権の裏にいる団体・組織をカラー図解で徹底的に解説している。同書を読めば、アメリカがどこへ向かっているか、見えてくるだろう。

<取材/日刊SPA!取材班>

4508とはずがたり:2017/05/30(火) 20:09:24

米大統領娘婿クシュナー氏、FBIのロシア捜査の対象に=報道
https://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20170526016.html
05月26日 08:00ロイター

[ワシントン 25日 ロイター] - 米ワシントン・ポスト紙とNBCニュースが関係筋の話として伝えたところによると、トランプ米大統領の娘婿であるジャレッド・クシュナー大統領上級顧問が、ロシア疑惑に関する連邦捜査局(FBI)の捜査の対象となっている。

ワシントン・ポストは、クシュナー氏とロシアの大使やモスクワのバンカーとの接触についてFBIが捜査していると報じた。クシュナー氏は、捜査の重要人物とみなされていることが明らかになった唯一のホワイトハウス現当局者だという。

NBCニュースによると、クシュナー氏がFBIから記録などの情報提出を求められたかどうかは明らかになっていない。

ただ複数の米当局者はNBCに対し、クシュナー氏が捜査対象になったことは、同氏に犯罪の疑いがあったり、捜査担当者が訴追を検討しているという意味ではない、と述べた。

クシュナー氏の弁護人の1人は声明で、同氏が捜査に協力すると明らかにした。

FBI、複数の議会委員会、特別検察官は、ロシアによる2016年の米大統領選への介入疑惑やトランプ陣営とロシア当局者のつながりについて調べている。

FBIとホワイトハウスからのコメントは現時点では得られていない。

4509とはずがたり:2017/05/31(水) 08:53:13
でらい楽観的な議論だが。

2017年 03月 14日 19:18 JST
コラム:トランプ帝国主義が招くドル高と中国衰退=武者陵司氏
http://jp.reuters.com/article/column-ryoji-musha-idJPKBN16I0E3?sp=true
武者陵司 武者リサーチ代表

[東京 12日] - トランプ米政権の負の二大イメージと言えば、保護主義と孤立主義だろう。ただ、それらは人々の不満に訴えるドナルド・トランプ氏の選挙戦術が生んだノイズあるいは間違ったシグナルであり、今後急速に是正されていくと考える。

私は、トランプ政権の真髄を正しく表現するならば、「守り」ではなく「攻め」、「孤立」ではなく「対外関与の強化」だと見ている。誤解を恐れずに言えば、パクス・アメリカーナ(米国覇権による世界平和)の再構築を目指した新手の「帝国主義」とでも呼ぶべきものだろう。

そうした兆候はすでに安全保障分野において、はっきりと確認できる。「アメリカ・ファースト(米国第一主義)」追求で内向きの対外不干渉主義が高まるかと思いきや、実際には「世界の警察官」としての言動が目立ち始めている。

1月28日には、イラクとシリアでの過激派組織「イスラム国」(IS)掃討計画に関する大統領覚書を公表した。これを読むと、ISとの戦いに参加する新たな連合パートナーの特定、あるいは対IS武力行使に関連して国際法の要件を超える米国の交戦規定や政策上の制約について修正の推奨などを計画に盛り込むとしており、積極的対外関与の色彩をむしろ強めている。3月9日には、シリア北部ラッカの奪還作戦に関連し、米軍が400人の増派を行うことも明らかにされた。

また、就任前は国内問題優先でアジア地域への関与を弱めるのではないかとの懸念があったが、実際は南シナ海問題などで中国との対立姿勢を強めており、トランプ大統領をはじめ米政権側からは日米同盟の意義を強調するメッセージが相次いでいる。北朝鮮問題についても、米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によれば、武力行使や政権転覆も選択肢として検討されているという。こうした動きの全てが、「トランプ政権下で米国の内向き志向が強まる」との事前予想を裏切りつつある。

理想主義的なオバマ政権下では、各国の協調で営まれる「世界共和国」的な概念が追求された。だが、いまやその真逆の「米国帝国主義」的な世界秩序の再構築が始まろうとしている。

<軍事と経済を同じ土俵で議論>

経済政策に目を移しても、帝国主義的な行動を確認できる。例えば、通商分野だ。環太平洋連携協定(TPP)からの米国離脱を「保護主義」と捉えるのは、物事の本質を読み誤っている。

帝国主義的発想に基づけば、価値観・経済力・軍事力で優位にあると自負している帝国の中枢が、その周縁の皆がハッピーになれる最大公約数をまとめようと自発的に動くはずがない。それぞれの相手から一番良い取引条件を引き出そうとするのは当然の行為だ。これを保護主義と呼びたければそう呼べばよいが、保護という言葉から連想される「守る」イメージではないことは明らかだ。

要するに、「攻め」であるからこそ、「同盟国は米国が再び先導役を務めることができると知る」(トランプ大統領、2月28日の議会演説)といった強気の言葉も出てくるのだろう。そして、その実現のためには、経済基盤の強化が不可欠であると認識しているがゆえに、他国に対して無理筋とも言える強硬姿勢を見せ始めているのだと思う。

とりわけ注目すべきは、側近が通商問題と安全保障問題をセットで語っていることだ。例えば、トランプ大統領が新設した米国家通商会議(NTC)の委員長を務めるピーター・ナバロ氏は、「なぜホワイトハウスは貿易赤字を懸念するのか」と題した米WSJへの寄稿で、貿易不均衡が経済成長を脅かし、米国の国家安全保障を危険にさらすとの持論を展開している。中国を暗に批判していることは明白だ。

なお、貿易不均衡是正にドル安が必要とのトランプ大統領の認識は、後述するように誤りだと考えるが、大事なことは、トランプ政権が軍事問題と経済問題を同じ土俵で議論していることだ。「白人労働者の不平不満を解消するために生まれてきた政権」と考えている人々は、早晩、そうした先入観の見直しを迫られることになるだろう。

4510とはずがたり:2017/05/31(水) 08:53:42
>>4509-4510
<国境調整税は絵に描いた餅ではない>

間違った先入観と言えば、トランプ大統領が掲げる国境税や大型インフラ投資に対する批判も当てはまると思う。人気取りの大風呂敷といった類の否定的な論調をよく見聞きするが、本当にそうなのか。

確かに、トランプ大統領がもともと示唆していたような関税の枠組みでの一方的な引き上げは、戦後70年かけて作り上げてきた国際貿易システムを破壊してしまうので、唯我独尊の米国でもさすがに自国への打撃を考えて実行しないだろうが、共和党案にあるような法人税制改革の一環としての国境調整税導入は決して絵に描いた餅ではないはずだ。そして、その結果得られる追加的税収は、法人減税や大型インフラ投資の財源として使うことが可能だ。

この点、レーガン政権下の1982―84年に大統領経済諮問委員会(CEA)委員長を務めたマーティン・フェルドシュタイン氏(ハーバード大学教授)が米WSJで示した論考に私は賛成だ。

同氏は、貯蓄・投資差額と一致する貿易赤字が貯蓄・投資を変えない国境調整税導入によって減ることはないが、輸入価格上昇と輸出価格下落を相殺するドル高が起こり、それが米国の交易条件の改善(外国通貨の実質購買力の低下)をもたらし、その果実が大幅な税収増になると論じている。

具体的には、輸入に対して20%の国境調整税(輸出は免税)が導入されるとすれば、ドルは25%上昇し、今後10年間で1兆ドル超(毎年1200億ドル)の税収増が見込めるという。フェルドシュタイン氏は、この税収増を元手に共和党案の法人減税(現行の35%から20%への引き下げ)が可能になるとしているが、インフラ投資の原資に充てることもできるだろう。偶然かもしれないが、1兆ドルは、トランプ大統領が議会演説で言及した大型インフラ投資の額とも一致する。

むろん、こうした考え方は、通貨安で貿易不均衡是正を目指すとするトランプ大統領の公式見解とは相容れないように思える。ただし、トランプ大統領が問題視しているのは、不公平な取引によって米国の富が流出することであり、その手段(通貨の強弱)にはこだわっていないはずだ。通貨高でも経済基盤の強化が可能であれば、米国の対外購買力を高めるので、むしろ大歓迎だろう。

そもそも前回のコラムで述べた通り、米国経済は労働集約的な低付加価値品を他国から買い、独占的な高付加価値品やサービスを他国に売る(サイバー空間に張り巡らせたインフラから「口銭」を稼ぐなど)新たな経済構造に転換済みだ。つまり、ドル高によって、むしろ自国利益を極大化できる構造になっている。

実際、経常収支赤字はサービス収支と第1次所得収支の増加で急速に改善しており、貿易赤字が現在の水準で推移すれば、あと6年程度で経常黒字国に転換する可能性もある。ドル高が進行すれば、さらに早まるだろう。こうした「強いドル」政策のメリットにトランプ政権が気付くのも時間の問題ではないか。

ちなみに、理想主義の仮面を捨て、帝国主義の本性をむき出しにした米国によって、一番不利な立場に立たされるのはやはり中国だろう。通商問題では日本も名指しされているとはいえ、安全保障問題とセットで槍(やり)玉に挙げられているのは中国だ。資本主義へのフリーライドを止め、公平な市場経済・取引環境の整備を急がないと、トランプ政権によって追い詰められ、緩やかな経済衰退を余儀なくされていく可能性は高い。

武者リサーチ代表の武者陵司氏は、トランプ米政権の経済政策は「保護主義」ではなく、パクス・アメリカーナ(米国覇権による世界平和)の再構築を目指した新手の「帝国主義」とでも呼ぶべきものであり、米国は「守り」ではなくむしろ「攻め」に転じようとしていると指摘する。
*武者陵司氏は、武者リサーチ代表。1973年横浜国立大学経済学部卒業後、大和証券に入社。87年まで企業調査アナリストとして、繊維・建設・不動産・自動車・電機エレクトロニクスなどを担当。その後、大和総研アメリカのチーフアナリスト、大和総研の企業調査第二部長などを経て、97年ドイツ証券入社。調査部長兼チーフストラテジスト、副会長兼チーフ・インベストメント・アドバイザーを歴任。2009年より現職。

*本稿は、ロイター日本語ニュースサイトの外国為替フォーラムに掲載されたものです。
(編集:麻生祐司)

4511チバQ:2017/05/31(水) 20:59:41
http://www.sankei.com/world/news/170530/wor1705300045-n1.html
2017.5.30 23:26
【トランプ政権】
ロシア疑惑捜査・3つのルート トランプ大統領側の共謀は… FBI前長官の証言次第で高まる弾劾の声
 ロシアによる米大統領選干渉疑惑で、トランプ米大統領側の共謀はあったのか-。これが、疑惑の捜査を統括するモラー特別検察官が解明を目指す核心だ。トランプ氏の娘婿クシュナー大統領上級顧問のロシア側との接触や、トランプ氏による司法妨害が疑われるコミー前連邦捜査局(FBI)長官の解任など不自然な動きは多いが、肝心の部分は闇の中にある。3つの疑惑を整理した。(ワシントン 加納宏幸)

ロシア側との接触

 ロシアとトランプ氏側をつなぐキーマンがキスリャク駐米ロシア大使だ。米メディアに「大物スパイ」と報じられたことのあるキスリャク氏は、大統領選のトランプ陣営や政権移行チームの幹部に接触した。

 捜査では(1)接触を通じて大統領選干渉疑惑に関する共謀が行われたか、(2)違法行為である民間人による外交活動があったか-の2点が焦点となる。

 ワシントン・ポスト紙はクシュナー氏が政権移行期の昨年12月初め、キスリャク氏と会い、ロシア政府に秘密の通信回線設置を打診したと報じた。キスリャク氏と同月、オバマ政権(当時)の対露制裁を協議しながら否定する説明をペンス副大統領にさせたことで辞任したフリン前大統領補佐官(国家安全保障問題担当)も同席した。

 トランプ氏からの信頼が厚いクシュナー氏は、選挙戦の早い時期から陣営内で影響力を発揮しており、FBIなどは疑惑の全容を知る「重要参考人」として調べを進める。

大統領選干渉への関与

 FBIは昨年7月に大統領選干渉疑惑の捜査を始めた。ハッキングされた民主党全国委員会のメールを内部告発サイト「ウィキリークス」が公開し、同党の大統領候補だったクリントン元国務長官に不利な情報が次々と暴露された頃だ。

 当時、トランプ氏はクリントン氏の私用メール問題で「ロシアよ、失われた3万通のメールを捜し出してほしい」とハッキングを呼び掛けていた。FBIなどはロシアの関与が疑われるハッキングをトランプ陣営が知っていたかどうかに注目している。

司法妨害はあったか

 疑惑絡みでトランプ氏本人とロシア側の接触は明らかになっていない。モラー特別検察官によるトランプ氏への調べは、犯罪となる司法妨害を行ったかが中心となる見通しだ。

 トランプ氏は、今年5月に解任されたコミー氏に対してフリン氏の捜査を中止させることはできないかと打診したと報じられた。

 コミー氏はトランプ氏のやり取りをメモにしているとされる。近く予定されるコミー氏の上院情報特別委員会での証言によっては、司法妨害の疑いを理由に、トランプ氏の弾劾を求める声が高まる可能性がある。

4512チバQ:2017/05/31(水) 21:00:53
http://www.sankei.com/world/news/170531/wor1705310002-n1.html
2017.5.31 07:07
【トランプ政権】
就任わずか3カ月…広報部長が辞任 「敵対的報道に対抗」さらなる人員交代も
 米政治専門紙「ヒル」など複数の米メディアは30日、ホワイトハウスのマイク・ダブキ広報部長がトランプ大統領に辞表を提出し、受理されたと報じた。ダブキ氏は約3カ月前に広報部長に就任したばかり。トランプ政権のロシア疑惑がメディアの厳しい追及を受ける中、同氏らの広報対応への批判が政権の内外で強まっていた。トランプ政権は、一連の疑惑をめぐる「敵対的な報道」に対抗するため広報体制を刷新すると表明しており、さらなる人員交代が検討されているとみられている。(ワシントン 黒瀬悦成)

4513とはずがたり:2017/06/01(木) 14:08:34

トランプ氏、謎の単語ツイート 暗号では?臆測飛び交う
http://news.livedoor.com/article/detail/13142019/
2017年6月1日 11時17分 朝日新聞デジタル

 トランプ米大統領がツイッターに投稿した文章に、謎の言葉「covfefe(コフィーフィー)」が登場。トランプ氏がスペルを間違えて書いたとみられるが、「暗号ではないか」など臆測が飛び交い、10万回以上リツイートされる騒ぎになっている。

 トランプ氏は5月31日未明、「連日続く否定的なメディア報道にもかかわらず」と、書きかけのような文章をツイート。その際に「press covfefe」と書いた。

 「press coverage(メディア報道)」の書き間違えとみられるが、ツイッター上で「サモア語では」「いや、ロシア語だ」と話題となり、「#covfefe」がトレンド入りした。

 さらに同日、スパイサー報道官が記者団に「大統領とごく一部の人はちゃんと(意味が)わかっている」と語ると、「暗号に違いない」「解読できた」とお祭り騒ぎに火が付いた。

 同日、カリフォルニア州のIT関係のイベントに出席したヒラリー・クリントン氏も「ロシアへの隠されたメッセージかと思った」と語って笑いを誘った。

 このツイートは数時間後に削除され、トランプ氏は「“covfefe”の本当の意味がわかるのはだれかな? 楽しんで!」と自らツイートした。(ロサンゼルス郊外=宮地ゆう)

4514チバQ:2017/06/02(金) 18:35:48
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1706020050.html
【米パリ協定離脱】支持基盤の期待を優先して離脱 政権内で激しい綱引き
18:29産経新聞

 【ワシントン=小雲規生】トランプ米大統領がパリ協定離脱を決断するまで、政権内では激しい綱引きが続けられた。バノン首席戦略官兼上級顧問らは離脱により選挙戦の公約を実現すべきだと主張。一方、ティラーソン国務長官らは米国の国際的な指導力低下を懸念する立場から残留を訴えた。トランプ氏は最終的に、自らを大統領の座に押し上げた強固な支持層の期待に応える道を選んだ。

 「支持層との約束を守れば守るだけ、再選の準備が整う」。バノン氏は公約実現の重要性を繰り返し訴えてきた。選挙戦の最高責任者として陣営を支えた存在感は消えていない。

 バノン氏と歩調を合わせたのがプルイット環境保護局(EPA)長官だ。オクラホマ州司法長官時代には、環境規制を打ち出すEPAを10回以上も提訴した筋金入りの離脱派で「米国はついに利益団体ではなく国民に向かって答える指導者を得た」と称賛した。

 一方、残留派も発言を強めていた。ティラーソン氏は「気候変動問題への対応に関する協議の場に残ることが重要」とし、離脱表明前日もトランプ氏と協議。トランプ氏の長女、イバンカ大統領補佐官も離脱は米国の国際的なイメージを損なうと主張した。残留派の間には、「血のつながりがトランプ氏の心を動かす」との期待もあった。

 最終的に支持層の期待に応えたトランプ氏は1日の声明で「私はパリのためではなく、(製造業で知られる)ピッツバーグの人々のために選ばれたのだ」と強調した。

4515チバQ:2017/06/02(金) 19:00:47
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20170602k0000e030331000c.html
<米パリ協定離脱>「最も愚かで危険」 トランプ氏雇用優先
11:53毎日新聞

 【ワシントン高本耕太、清水憲司】トランプ米大統領は1日、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」からの離脱を表明する演説で、枠組みが「米国にとり非常に不公平」との主張を繰り返し、米国民の雇用や経済成長を最優先に追求する「米国第一主義」をむき出しにした。米国内からは、国際社会での地位低下を危惧する声が上がっている。

 「何にも邪魔はさせない」。トランプ氏は演説冒頭、就任後に行った規制緩和や最高裁判事指名、不法移民対策強化などの政策に触れ、選挙公約を貫徹する姿勢を強調した。

 そのうえで、協定に残留した場合、「2025年までに270万人分の雇用が失われる」などと説明。協定が「米国経済を弱らせ、労働者の手足を縛り、国家の主権を脅かす」と指摘した。また中国やインド、欧州が協定下で経済開発を有利に進めると主張。「協定は米国の富を他国に再分配する大規模な仕組み」と批判した。

 ホワイトハウスの中庭ローズガーデンで登壇したトランプ氏は、大統領選の節目で多用した赤のネクタイ姿。約30分間にわたり離脱によるメリットを力説する一方、原稿に目を落としたまま語り、声量が小さくなる場面もみられた。聴衆からは時折、拍手が上がったが、報道陣は質問を許されなかった。

 離脱表明を受けて、米国に拠点を置く自然保護団体シエラクラブは声明で「歴代大統領の行動の中で、最も愚かで危険なものの一つ」と酷評した。ホワイトハウス前の公園では抗議デモが行われ、参加者らは「気候変動の危機に目を覚ませ」などと書かれたプラカードを掲げた。

 西部カリフォルニア、ワシントン州と東部ニューヨーク州の3知事は離脱を厳しく批判し、パリ協定を支持する連合を結成する意向を示した。

 企業経営者からも反発の声が上がった。電気自動車メーカー、テスラのマスク最高経営責任者(CEO)は「気候変動は現実のものだ。協定離脱は米国や世界にとって良くないことだ」とツイッターに書き込み、トランプ氏の政策助言会議の委員を辞任する考えを表明した。トランプ政権高官に複数の出身者がいる金融大手ゴールドマン・サックスのブランクファインCEOもツイッターで「世界のリーダーとしての米国の地位を後退させる」と批判した。複合企業ゼネラル・エレクトリック(GE)のイメルトCEOは「これからは政府に頼らず、産業界が(温暖化対策を)リードしないといけない」と投稿した。

 一方、与党共和党の上院トップ、マコネル院内総務は声明で「国内エネルギー産業や雇用に対するオバマ政権の仕打ちへの反撃を称賛する」と述べた。

4516チバQ:2017/06/02(金) 19:01:21
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20170602k0000e030332000c.html
<米パリ協定離脱>各国から反発の声
11:55毎日新聞

<米パリ協定離脱>各国から反発の声
トランプ大統領の決定に抗議するためホワイトハウスの外に集まった人々=米ワシントンで2017年6月1日、AP
(毎日新聞)
 【ブリュッセル八田浩輔、パリ賀有勇、ベルリン中西啓介】トランプ米大統領が1日、パリ協定離脱を発表したことで世界各国から反発の声が上がった。

 欧州連合(EU)のユンケル欧州委員長はツイッターで「重大な誤り」と批判した。

 トゥスク欧州理事会常任議長(EU大統領)らは2日、中国の李克強首相と首脳会談を開き、パリ協定の順守に向けた努力を加速させる共同声明を採択する。EU筋によると、声明では米国に直接言及しない見通しだが、パリ協定を多国間枠組みと相互信頼で「公平で効果的な解決策」につなげた「歴史的偉業」と位置付ける。

 ドイツのメルケル首相、フランスのマクロン大統領、イタリアのジェンティローニ首相は1日、「米国の決断を残念に思う」との共同声明を出した。

 トランプ氏はパリ協定の再交渉への期待も表明したが、3首脳は再交渉の可能性を否定。協定の推進のため、貧しくて脆弱(ぜいじゃく)な途上国への支援を加速していくことを他の参加国に呼びかけた。

 国連のドゥジャリク事務総長報道官は離脱発表は「大きな失望」とする声明を発表した。タス通信によると、ロシアのリャプコフ外務次官も、パリ協定が「米国を含まない一部の国だけ優先しているというのは間違い」だと述べた。

https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20170602k0000e030320000c
<パリ協定>米「離脱」 有利な枠組み要求、温暖化対策打撃
11:27毎日新聞

<パリ協定>米「離脱」 有利な枠組み要求、温暖化対策打撃
ホワイトハウスのローズガーデンでパリ協定での米国の役割について語るトランプ大統領=ワシントンで2017年6月1日、AP
(毎日新聞)
 【ワシントン清水憲司、高本耕太】トランプ米大統領は1日、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」から離脱すると表明した。パリ協定は温室効果ガス排出量で世界1、2位の中国、米国を含む国連気候変動枠組み条約の全参加国が合意した画期的な枠組みだったが、米国の離脱で空洞化する懸念が強まった。日本や中国、欧州連合(EU)は枠組みを維持する方針だが、米国は発展途上国向けの資金支援も停止する方針で、世界の温暖化対策の後退が確実な情勢となった。

 トランプ氏は「米国と国民を保護する厳粛な義務を果たすため、パリ協定から離脱する」とホワイトハウスで演説し、オバマ前政権が約束した2025年までに排出量を05年比26〜28%削減する目標の破棄を表明した。途上国の温暖化対策に向け、先進国が総額100億ドルを資金支援する国連「緑の気候基金」への残り20億ドルの拠出も停止すると宣言。米国離脱によって各国の目標達成努力を後退させる可能性が懸念される。

 また、トランプ氏はパリ協定が米国の経済や雇用創出の足かせになっており、中国やインドの削減目標が低いとも主張。米国に有利な条件を引き出すため、協定の再交渉か新協定の交渉を求めた。ただ、「米国の労働者にとって公平な条件を求める」としただけで具体的な要求は示さなかった。

 一方、トランプ氏は1日、メルケル独首相やマクロン仏大統領、トルドー・カナダ首相、メイ英首相とそれぞれ電話で協議し、離脱を説明した。各国首脳に対し「引き続き同盟関係を重視し、環境保護政策に力を入れる」との姿勢を強調。各国首脳は今後も環境政策などで対話と協力を続けていくことを確認した。

 パリ協定は米国や中国、発展途上国が参加した初の国際枠組みとして15年に合意した。離脱には約4年を要する規定があるが、離脱が完了すればシリア、ニカラグアに続く非参加国となる。トランプ氏はパリ協定離脱を選挙公約に掲げていたが、就任後は支持率低下に直面。協定離脱を表明した背景には、オバマ前大統領の政策を否定して人気を回復させたいとの思惑がある。ただ、トランプ氏が離脱に踏み切ったことで、「米国第一」を掲げる政権の内向き姿勢が一段と鮮明になり、米国が外交での求心力を失う転換点になる可能性もある。

4517チバQ:2017/06/02(金) 19:40:08
http://www.sankei.com/world/news/170602/wor1706020048-n1.html
2017.6.2 18:11
【米パリ協定離脱】
米国の州、市も続々と反旗 「米国気候連合」の創設を発表

反応
プッシュ通知

反応

【米パリ協定離脱】
2日、ベルリンの米大使館の建物に映し出された「敗者」などの文字(AP)
2日、ベルリンの米大使館の建物に映し出された「敗者」などの文字(AP)
 【ロサンゼルス=中村将】トランプ米大統領のパリ協定離脱発表を受けて、米西部カリフォルニア州のブラウン知事や、東部ニューヨーク州のクオモ知事は1日、パリ協定の目標達成に取り組む州で構成される「米国気候連合」の創設を発表。トランプ政権との対立を鮮明にした。ロサンゼルス市やニューヨーク市、ピッツバーグ市など米国の50以上の市も声明を発表し、再生可能エネルギーなどへの投資拡大を今後も継続していく方針を示した。

 米紙ロサンゼルス・タイムズによると、ブラウン氏は「この誤った意味不明の行動に徹底的に抵抗するだろう」と述べた。

 ブラウン、クオモ両氏はトランプ氏が3月、オバマ前米大統領が決定した気候変動対策の見直しを環境保護局(EPA)に命じる大統領令に署名した際も「ワシントン(トランプ政権)が何と言おうと、世界中のパートナーと協力して積極的に気候変動に対処する」との声明を出していた。

4518チバQ:2017/06/02(金) 21:52:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170602-00000093-mai-n_ame
<米パリ協定離脱>政権内で激しい綱引き
6/2(金) 19:49配信 毎日新聞
 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領が1日、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」からの離脱を表明した。政権内では、バノン首席戦略官ら離脱を主張する「経済ナショナリスト(国家主義者)」と呼ばれる一派と、トランプ氏の長女イバンカ補佐官ら「グローバリスト(国際主義者)」勢力が激しい綱引きを展開。トランプ氏の離脱表明演説は、論争に勝利したバノン氏らの政治理念が色濃く反映されるものとなった。

 離脱派はバノン氏のほかプルイット環境保護局長官ら。米国内産業の振興を最優先に掲げて排出削減目標の順守に反対。地球温暖化そのものに懐疑的な立場を取る。一方、残留派はイバンカ氏に加えティラーソン国務長官、コーン国家経済会議委員長ら。多国間協調を重視し、米企業が環境ビジネスに乗り遅れることを懸念し協定残留を主張してきた。

 大統領選で協定離脱を掲げたトランプ氏に対し、残留派は選挙直後から働きかけを強めた。昨年12月、気候変動問題に取り組むゴア元副大統領とトランプ氏とのトランプタワーでの面会を設定したのはイバンカ氏とされる。ティラーソン氏は1月の上院公聴会で「気候変動の問題に、行動を起こす必要がある」と踏み込んだ。

 残留派は5月下旬の主要7カ国首脳会議(G7サミット)での各国首脳による説得も想定。トランプ氏が判断時期をサミット後に設定したことで、「残留に傾いている」との観測が広がった。

 猛烈な巻き返しを図ったのが離脱派だ。政治メディア「ポリティコ」は、バノン、プルイット両氏がこの数カ月間、「多くの保守派指導者や議員を通じて『協定は化石燃料エネルギー推進の政策を脅かす』と吹き込ませた」と伝えた。

 離脱派不利とみられていた形勢が逆転したのは4月27日のことだ。米誌フォーリン・ポリシー(電子版)によると、離脱派はホワイトハウスで開かれた政権幹部の会議で「協定から抜けないまま国内の環境規制を緩和し、温室効果ガス削減義務を果たさなかった場合、政府として訴訟リスクにさらされる」との新たな論点を提示した。プルイット氏は表明直前の先月30日にも大統領と面会し、念を押した。

 離脱を宣言した1日の演説。トランプ氏は「協定に残った場合、深刻な司法上の問題がある」と述べて「訴訟リスク」に繰り返し言及した。また、「米国の主権を確立する」「米国民に公平な競争の場を与えることが仕事だ」などと強調。バノン氏の国家主義的な主張と足並みをそろえた。

 トランプ氏の離脱表明は国際世論だけでなく、足元の政権内にも亀裂を残した。演説会場の前列でプルイット氏やバノン氏が大統領に拍手を送る一方、イバンカ氏、ティラーソン氏の姿は見えなかった。

4519とはずがたり:2017/06/03(土) 08:55:55

やはり怪しかったトランプの娘婿・クシュナー!ロシアとの密通は政権揺るがすスキャンダルに発展か
https://hbol.jp/141304
2017年05月30日 国際

 5月下旬になり、トランプ大統領の娘婿であり、上級顧問でもあるクシュナー氏の話題が紙面トップを飾るようになりました。

 事の発端は、クシュナー氏がFBIのロシア疑惑での捜査対象となったという話。

 その直後の26日、ワシントンポストが特ダネを報じました。クシュナー氏が昨年12月、トランプタワーでロシアのキスリャク駐米大使と会談した際、秘密回線を使い、政権移行チームとロシアの間で、コンタクトを取るように提案していたという話です。

 トランプ政権のロシアゲートを巡る問題に、さらなる関心が集っています。

 筆者は約2か月半前、「トランプの娘婿にして右腕・クシュナーがロシアと接近していることの重大な意味とは」という記事を執筆しました。

 この時の話題は、まさに今回問題となっている、12月にトランプタワーでクシュナー氏が行った会談についての話です。

 そうです、既に2か月前から、クシュナー氏とロシアとの関係についての指摘がされているわけです。

 ただ、当時は現在のように、紙面のトップを飾るほどこの点については焦点が当たっていませんでした。現在ほどロシアゲートの話題が盛り上がっていなかったこと、クシュナー氏とキスリャク駐米大使の会談時間が短かったこと(約20分とされています)、そして、その内容がはっきりしていなかったことなど、いろいろ理由はあります。

 ただ、当時筆者は、「たとえ20分の会談時間でも、単刀直入に有意義な話ができたはず」と書きました。というのも、フリン氏というロシア通が同席しているという事実が大きかったからです。

 現に、今回のワシントンポストの報道で、20分という短時間でもクシュナー氏が際どい提案をしていたと分かっています。

クシュナー氏と銀行頭取の面談についても注目
 もう1つ、今後話題になるであろう点があります。国営ロシア開発対外経済銀行頭取である、ゴルコフ頭取とクシュナー氏の面談についてです。

 この会談は、上記のキスリャク氏経由で実現しています。この銀行は訳アリの銀行。ロシア経済制裁対象の銀行であり、ビジネスとして関りはもってはいけない銀行です。

 そんな中での面談。もし、制裁緩和や解除の際のビジネス(特に、トランプ氏、クシュナー氏に関していえば、不動産)など話し合っていたとすれば、アウトとなります。

 なお、この面談は政治的意味合いも持っています。ゴルコフ頭取は、プーチン氏に近いとされているからです。クシュナー氏(トランプ氏)がプーチン氏に別角度から近づくための面談であった可能性もあります。

4520とはずがたり:2017/06/03(土) 08:56:10
>>4519-4520
最大のキーマンはフリン氏
 クシュナー氏はビジネス上はロシアと近いものがありました。ただ、クシュナー氏はビジネスマンだったわけであり、政治的にはロシアと密接な関係はありませんでした。

 そんな中、政治的に間に入った人物が、フリン氏となります。キスリャク駐米大使との面談、ゴルコフ頭取との面談、フリン氏が間にいたからこそ実現した話です。

 ロシア→フリン氏→クシュナー氏→トランプ氏

 という大きな流れが形成させつつあったわけです。

 しかし、フリン氏解任で、この流れに問題が生じます。政治的にロシアに一番近い人物がいなくなったあたりから、ロシアとの関係はかなり歯車が狂い始めています。


 そんな最大のキーマンであるフリン氏は、今危機的状況にいます。議会上院の召喚状を受け取り、知ってることを話さないといけない状況になったかと思いきや、フリン氏はこの召喚を拒否。

 刑事訴追を免れる保証が得られれば協力するとされていますが、関連文書の提出を拒み、召喚も拒んでいるあたり、フリン氏はグレーゾーン(もしくは完全なクロ)の関係をロシアと持っていた可能性が高いです。もしくは、フリン氏は別の暴露話を持っている可能性もあります。

 なお、思い起こしていただきたいのですが、コミーFBI長官解任前、トランプ氏は、フリン氏への捜査中止を要請しています。トランプ氏にとっては、フリン氏はクシュナー氏のように、身内ではありません。裏切り行為なども残されているわけで、フリン氏を追及され続けるのは得策ではないとの見方もできます。

 今後は、フリン氏の角度から、トランプ陣営とロシアとの関係が明かされる可能性が残っているといえます。

 当然ですが、トランプ氏とクシュナー氏の間では、ロシアに関するコミュニケーションはかなり密に行われていたとみるのが妥当です。

 クシュナー氏はトランプ氏とロシアの関係も知っているでしょうし、トランプ氏がロシアとどう関わっていきたいのかも、一番把握している人物となります。

 現在クシュナー氏はFBIの捜査対象となっていますが、クシュナー氏に関していえば、どこまでロシアのハッキング問題について「知っていたか」、ここが最大の山場となります。クシュナー氏が知っていたとなれば、ではトランプ氏も知っていただろう、という展開も予想されます。

 フリン氏、クシュナー氏、両者の動きが、トランプ氏の未来を左右するといえます。

<文/岡本泰輔>

【岡本泰輔】
マルチリンガル国際評論家、Lingo Style S.R.L.代表取締役、個人投資家。米国南カリフォルニア大学(USC)経済/数学学部卒業。ドイツ語を短期間で習得後、ドイツ大手ソフトウェア会社であるDATEVに入社。副CEOのアシスタント業務などを通じ、毎日、トップ営業としての努力など、経営者としての働き方を学ぶ。その後、アーンスト&ヤングにてファイナンシャルデューデリジェンス、M&A、企業価値評価等の業務に従事。日系企業のドイツ企業買収に主に関わる。短期間でルーマニア語を習得し、独立。語学コーチング、ルーマニアビジネスコンサルティング、海外向けブランディング、財務、デジタルマーケティング、ITアドバイスなど多方面で活動中。

4521チバQ:2017/06/04(日) 01:41:07
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20170603k0000e030171000c.html
米パリ協定離脱>10州とロス市など 広がる自治体の反発

06月03日 10:30

「ホームレスのペンギン、氷求む」と書いた紙を手に米政権のパリ協定離脱表明に抗議する環境保護団体グリーンピースのメンバーら=スイスの首都ベルンの米大使館前で2日、AP

(毎日新聞)

 ◇大都市ではボストン、シアトルなど177市も

 【ワシントン清水憲司】トランプ米大統領が地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」離脱を表明したことに対し、米国内で自治体の反発が広がっている。これまでに計10州に加え、大都市のロサンゼルスやボストン、シアトルなど少なくとも177市が、オバマ前政権が約束した削減目標を維持していくことを表明。政権に反旗を翻し、自治体レベルで連携していく方針だ。

 西部カリフォルニア、ワシントン、東部ニューヨークの3州は1日、「米気候連合」を結成すると発表した。3州合計で国内の排出量の約1割を占める。温室効果ガスを2025年に05年比で26��28%削減する従来の目標達成に向け、それぞれ努力を続ける方針だ。

 ワシントン州のインズリー知事は声明で「トランプ氏の行動は、子孫のために地球を守る取り組みに対する恥ずべき仕打ちだが、州政府は取り組みを強化していく」と語った。CNNテレビによると、西部コロラドなど他7州もパリ協定の支持を表明している。

 離脱を表明した1日の演説でトランプ氏が言及した東部ペンシルベニア州ピッツバーグ市も反発している。

 トランプ氏は「私はパリではなく、ピッツバーグ市民を代表するために選出された」と述べ、かつて製鉄業で栄えたピッツバーグのような経済的苦境が協定離脱を正当化すると主張。だが、同市のペドゥート市長はツイッターなどで「市民の80%近くが(米大統領選でライバルだった)ヒラリー・クリントン氏に投票した」「トランプ氏は市のことを何も分かっていない」と指摘。2日には市としても削減目標を維持していくと強調した。

 またトランプ氏は演説で、マサチューセッツ工科大の研究を引用して協定の温暖化抑制効果が「ちっぽけだ」と主張したが、同大の研究担当者はロイター通信に「我々は協定離脱を支持しない」と回答。ホワイトハウスからは事前に連絡がなく、研究の意味を説明する機会もなかったという。

4522チバQ:2017/06/04(日) 10:12:23
http://www.sankei.com/world/news/170603/wor1706030068-n1.html
2017.6.3 18:04
【米パリ協定離脱】
温暖化対策推進派の市長が一夜にして3倍! トランプ政権と一線画す
【ロサンゼルス=中村将、ニューヨーク=上塚真由】トランプ米大統領が地球温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」からの離脱を表明したことに反発し、温暖化対策を推進する米国各地の市長らで構成される「メイヤーズ・ナショナル・クライメート・アクション・アジェンダ(MNCAA)」に加わる市長が急増している。大半の市長はトランプ政権とは一線を画し、今後もパリ協定の目標達成を目指す方針だ。

 MNCAAは、温室効果ガスの排出削減などへの取り組みを強化するために2014年に設立された。トランプ氏がパリ協定からの離脱を表明した前日の5月31日時点では、加盟者は56人だったが、表明から一夜明けた2日午後には優に3倍を超える188人に。MNCAAによると、加盟者はさらに増える見通しだ。

 MNCAAはトランプ氏の離脱表明を受けて声明を発表。「各市が(パリ協定の)目標を達成するよう努力し、一丸となって21世紀のクリーンエネルギー経済を作っていく」「大統領が同盟国との約束を破るのであれば、われわれが世界各地との関係を強化し、地球を壊滅的な環境問題から救う」などとした。

 MNCAA設立を主導した1人、カリフォルニア州ロサンゼルス市のガーセッティ市長は温暖化や環境を意識した街づくりを進めてきた。約5700万ドル(約62億7000万円)を投じて市内の街灯を発光ダイオード(LED)に付け替えた。コスト削減に加え、年間6万トンの二酸化炭素の排出を防げるという。余剰電力を利用して市内に1千カ所以上の電気自動車(EV)用充電ステーションを設置。段階的にEV社会化を進め、2035年までに市内の車の25%をEVや無公害車(ZEV)などにする目標を掲げている。

 ロサンゼルス市は2024年の夏季五輪招致でパリ市と争っており、開催地は9月に決まる。トランプ氏の離脱表明が、国際オリンピック委員会(IOC)などの判断に影響を及ぼす可能性も懸念され、ガーセッティ市長はそうした意味でもパリ協定の推進を積極的にアピールしたい考えだ。

 トランプ氏が1日にパリ協定離脱の演説を行った東部ペンシルベニア州ピッツバーグ市のペドゥート市長もMNCAAに加わる。

 トランプ氏は「私はピッツバーグの市民を代表するために選ばれた。パリのためではない」と、経済低迷に苦しむ同市民を代弁して決断したかのように説明した。これに対しペドゥート氏は強く反発。2日には「市はパリ協定を支持し、全面的に履行していく」とする行政命令を発した。

 MNCAAに加盟するニューヨーク市のデブラシオ市長も2日、米ラジオ番組で「パリ協定離脱は、ニューヨーク市にとって直接的な脅威となる」と訴えた。

 2012年に大型ハリケーン「サンディ」に見舞われた同市。沿岸都市であるゆえ、温室効果ガスの排出による気候変動は、市民の生活を直撃する死活問題だ。

4523チバQ:2017/06/04(日) 10:46:00
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170604-00000057-san-n_ame
米政権、海軍長官にスペンサー氏指名
6/4(日) 7:55配信 産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は2日、元投資会社役員のリチャード・スペンサー氏を海軍長官に指名したと発表した。スペンサー氏は海兵隊大尉の軍歴があるほか、国防長官と副長官に軍需産業の動向などに関し提言する「国防ビジネス委員会」の副議長を務めた。

 海軍長官の人事をめぐっては、今年に入って投資顧問幹部を務める別の人物が指名されたが、「(長官としての職務と)ビジネス上の利害を切り離すのが困難」として指名を辞退していた。

4524チバQ:2017/06/04(日) 10:51:36
http://www.afpbb.com/articles/-/3130693
パリ協定、離脱・残留めぐるトランプ政権内の亀裂 イヴァンカ氏も姿なし
2017年06月03日 15:33 発信地:ワシントンD.C./米国
【6月3日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領がホワイトハウス(White House)のローズガーデン(Rose Garden)で地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定(Paris Agreement)」離脱を表明した際、拍手が湧き起こった。だが一方で、その輪に加わらなかった重要人物も何人かいる。

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inRead invented by Teads
 パリ協定に参加していないのは世界でシリアとニカラグアだけ。これら2国に米国も続こうというトランプ大統領の決定に、ホワイトハウス内部の亀裂は個人的にも政治的にもさらに深まったように思われる。今回の問題に関するトランプ氏側近のそれぞれの立場を以下にまとめた。

<残留派?>

■イヴァンカ・トランプ大統領補佐官

 トランプ氏が1日にホワイトハウスでパリ協定離脱を発表した際、長女で大統領補佐官のイヴァンカ・トランプ(Ivanka Trump)氏の姿はどこにも見えなかった。イヴァンカ氏がこうした場面に立ち会わないのは異例のことだ。

 環境活動家の間では、イヴァンカ氏が父親に対して人為的原因による気候変動と将来想定される壊滅的な影響という差し迫った問題の理解を促すパイプ役になるのではと期待する見方もあった。イヴァンカ氏は今年4月のインタビューで、父親と意見が対立しても引き下がらないとの考えを明らかにしていた。

 トランプ氏がパリ協定離脱を表明した翌日、多くのアナリストはイヴァンカ氏の父親への影響力に疑問を呈した。

■クシュナー大統領上級顧問

 イヴァンカ氏の夫、ジャレッド・クシュナー(Jared Kushner)大統領上級顧問もローズガーデンに姿を現さなかった。その前からもクシュナー氏がトランプ大統領の右腕としてどれほどの影響力を持っているのか疑問視する向きも多かった。

 クシュナー氏は温暖化に関する姿勢を公に示すことがめったにないため、この問題でどのような立場を取っているのか明確ではない。

■ティラーソン米国務長官

 米石油大手エクソンモービル(ExxonMobil)前最高経営責任者(CEO)のレックス・ティラーソン(Rex Tillerson)米国務長官もあの場にいなかった一人だ。ティラーソン国務長官は、多くの財界リーダーと同じく、パリ協定残留を支持していたとされる。

 トランプ氏の発表翌日は見るからに落ち着かない様子で、パリ協定から離脱しようがしまいが、米国は今後も炭素排出量削減に力を入れていくと述べた。

<離脱派の2人>

■バノン首席戦略官・上級顧問

 ローズガーデンで笑顔を見せていたのは、右派ニュースサイト「ブライトバート・ニュース(Breitbart News)」の元会長でトランプ氏の「アメリカ・ファースト(米国第一)」主義の立役者、スティーブ・バノン(Steve Bannon)首席戦略官・上級顧問だ。気候変動に懐疑的なバノン氏は、トランプ大統領にパリ協定離脱を訴えてきた。

■プルイット環境保護局長官

 トランプ氏が発表を終えた後、ローズガーデンの演壇に立ったスコット・プルイット(Scott Pruitt)環境保護局(EPA)長官は、パリ協定離脱は大統領の「米国民を最優先する果敢な取り組み」の表れだとコメント。トランプ氏には「米国民に奉仕し、国民を導く、不屈の精神と勇気、信念の強さ」があると称賛した。(c)AFP/Elodie CUZIN

4525とはずがたり:2017/06/04(日) 18:43:08

コミー氏証言 トランプ氏、拒否の可能性も 大統領行政特権の行使「検討」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170604-00000055-san-n_ame
6/4(日) 7:55配信 産経新聞

 【ワシントン=加納宏幸】トランプ米大統領に解任された連邦捜査局(FBI)のコミー前長官が8日に上院情報特別委員会の公聴会で予定している証言に関し、トランプ氏が大統領行政特権により拒否する可能性が出てきている。スパイサー大統領報道官は2日の記者会見で「検討されていると思う」と述べ、否定しなかった。

 コミー氏は、ロシア疑惑の渦中に辞任したフリン前大統領補佐官(国家安全保障問題担当)に対する捜査中止をトランプ氏から求められたと証言する可能性がある。同氏との会話に関するメモを作成したとされており、トランプ氏が大統領行政特権を使ってコミー氏の出席やメモの提出を拒否することもあり得る。

 大統領行政特権は憲法に明記されているわけではない。しかし三権分立の下で慣例や判例によって、大統領や閣僚は議会や裁判所に対して自らが交わした会話などを機密とすることが認められている。

 ニクソン元大統領は特権を盾に、ウォーターゲート事件のもみ消し工作に関わる録音テープの提出を拒否しようとしたが、連邦最高裁は1974年、大統領が特権を保持していることは認めながらも、国家安全保障や外交に関わるものでなければ特権にも限界があることを明示して、証拠の提出を命じた。

 コミー氏の証言に関しても、トランプ氏は特権を行使できないとの見方がある。また、コミー氏に証言を拒否させれば、捜査中止を求める司法妨害が実際にあったとの臆測が広がるのは確実。トランプ氏は政治的なリスクも考慮し、慎重に検討するとみられる。

4526とはずがたり:2017/06/04(日) 18:50:00
ホワイトハウスの広報部長が辞表提出
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20170531-00000829-fnn-int
フジテレビ系(FNN) 5/31(水) 12:59配信

アメリカ大統領選へのロシアの介入疑惑で、トランプ政権への批判が強まる中、ホワイトハウスの広報部長が辞表を提出していたことがわかった。
ホワイトハウスは30日、政権の広報戦略などを担当する、マイク・ダブキ広報部長が、辞表を提出していたことを明らかにした。
「ロシアゲート」疑惑への追及が強まる中、トランプ大統領は、広報を含めたホワイトハウスの体制見直しを検討していて、ダブキ氏の辞任も、この一環だったものとみられる。
ホワイトハウス・スパイサー報道官は「トランプ大統領は、わたしやそのほか多くの者と同様、完全にうその話を見ることにいら立っている」と述べた。
トランプ大統領は30日のツイッターで、「ロシア当局者たちは笑っているに違いない」と投稿し、疑惑の追及を続けるメディアを批判している。
最終更新:5/31(水) 12:59

4527とはずがたり:2017/06/06(火) 06:56:16
サンダース支持者が寝たって事か?

2016-12-05
「ラストベルトの反乱」という神話。白人労働者たちがトランプに寝返ったというのは本当か。
http://hirokimochizuki.hatenablog.com/entry/rust.belt.revolt.myth

Slateに「ラストベルトの反乱という神話」という記事があがっていました。面白い記事だったので内容を紹介します。著者は南カリフォルニア大学法学部の教授とヨーク大学博士課程の学生の二人です。

The myth of the Rust Belt revolt.
http://www.slate.com/articles/news_and_politics/politics/2016/12/the_myth_of_the_rust_belt_revolt.html

トランプが勝った理由、クリントンが負けた理由として、白人労働者階級の反乱が頻繁に語られました。すなわち現状に不満を抱える白人労働者たちによる民主党から共和党への寝返りが起きたのではないか、というストーリーです。

特に地理的には「ラストベルト rust belt」と呼ばれる、カナダに近い中西部から大西洋岸にわたって広がるかつての工業地帯でこうした反乱が集中的に起こり、それがトランプの勝利を帰結したのではないか、という考えが多く語られました。

先の記事では、2012年と2016年の両大統領選挙における、アイオワ、ミシガン、オハイオ、ペンシルバニア、ウィスコンシンというラストベルト5州の出口調査と投票率のデータを活用し、この「ラストベルトの反乱」というストーリーの信憑性が検証されています。

著者の考えはシンプルなものです。

・2012年と比較して、民主党は年収10万ドル以下(特に5万ドル以下)の人々からの票を失った(155万票ほど)。
・人種・エスニシティという観点では、白人の95万票、黒人など白人以外(BIPOC)の40万票を失った。(※BIPOC = Black, Indigenous and Other People of Color)
・では共和党がこの155万票を根こそぎ持っていたかというとそうではなく、2012年と比較して、年収10万ドル以下での共和党の得票数は36万票しか増えていない。
・では残りの100万以上の票はどこに行ってしまったのか。
・一つには民主党でも共和党でもない「第三党」に行った。その数51万票。
・もう一つの要因は棄権の増加である。50万増えている。
・したがって著者はこう結論する。民主党に投票しなかった人々の多くは、トランプに投票するよりも第三党の候補に投票するか、そもそも誰にも投票しない傾向のほうが大きかった。

…著者の分析は非常に興味深いと思います。というのも、これまで民主党支持者だった人たちが一気に共和党、あるいはトランプ支持者になったわけではなく、彼らの多くはクリントンにもトランプにも投票することができず、棄権するか第三党に投票したということを言っているからです。

…著者たちが言うように「白人労働者たちが民主党から共和党に寝返った」というストーリーは一部正しいものの、より大きな変化を覆い隠してしまっている可能性があります。…

最後に投票率です。… 2008年と2016年の投票率を比較するとわかりやすいのですが、全体の投票率は63.7%から55.4%に8.3%下がっています。2008年の選挙の盛り上がりがよくわかる変化です。政党別に見ると、2008年から2016年にかけて特に民主党候補に対する投票率の低下が著しく、33.7%から26.5%へと7.2%も低下しています(共和党は2.8%の低下)。
もちろんこれだけでは、民主党の支持層がトランプに移ったのか単に投票に行かなかっただけなのかを判断することはできませんが、先に触れたオバマ時代(2008年、2012年)の黒人の投票率の高さを見ると、今回も彼らが同様の働きをしたかどうかは気になるところです。
いずれにせよ、今回の大統領選では、トランプ・共和党が勝ったという側面よりもクリントン・民主党が負けたという側面のほうが大きいことが明らかになってきているように思います。

逆に言えば、2008年、2012年についてはオバマだったからこそ民主党が勝てたという側面が大きいのではないでしょうか。

望月優大(もちづきひろき)
慶應義塾大学法学部政治学科、東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了(ミシェル・フーコーの統治性論/新自由主義論)。経済産業省、Googleなどを経て、現在はIT企業でNPO支援等を担当。関心領域は社会問題、社会政策、政治文化、民主主義など。趣味はカレー、ヒップホップ、山登り。1985年埼玉県生まれ。

4528とはずがたり:2017/06/06(火) 06:58:06
米ラストベルトの街、難民なしでは再生できず
http://jp.wsj.com/articles/SB12258386103811603570704582650791442984140
By Miriam Jordan
2017 年 3 月 3 日 12:55 JST

 【エリー(米ペンシルベニア州)】米国のラストベルト(さびついた工業地帯)と呼ばれる一帯に位置するこの街に、数年前から再生の機会が訪れている。それはかなりの遠方からやってきたものだ。

 エリーの街では、アフリカ、アジア、中東からの難民たちが集合住宅を満室状態にし、個人事業を始め、地元住民が見向きもしなくなった公園に出入りしている。だが今、米国が難民に門戸を閉ざし、あるいはその数を減らすようなことになれば、この動きが止まってしまうのではないかと賃貸物件の大家や店主、雇用主らは懸念する。

 ...

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4529とはずがたり:2017/06/06(火) 06:59:24

有休取得「3日増」政府目標、実施企業に助成も
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170604-00050127-yom-pol
6/5(月) 7:49配信 読売新聞

 政府は、2018年度の各企業の年次有給休暇(有休)取得について、前年度比で「3日増」を目指す新たな目標を掲げる方針を固めた。

 有休取得を増やした企業に助成優遇措置を講じるなど、取得促進に向けた仕組みの導入も目指す。

 政府は18年度から、公立小中高校の長期休暇を自治体ごとに分散化させる「キッズウィーク」を導入する方針で、保護者も有休を3日程度多く取ることで、家族のふれあいや親子一緒に地域行事などに参加する時間を増やしたい考えだ。

 政府は現在、「20年に有休取得率70%」を目標とするが、16年の調査では48・7%にとどまり、労働者1人あたりの有休は年間8・8日だった。取得増に向けては、月末の金曜日に午後3時に退社する「プレミアムフライデー」にあわせた有休取得を経済界に働きかける。

4530とはずがたり:2017/06/06(火) 10:23:36
トランプの醜悪振りにラストベルトの困難から目を逸らして仕舞いがちになる危険に気付いた。
民主党はラストベルト開発公社(RBA)やNAAA(新農業調整法)でも作るNew Deal 政策を掲げて次の選挙戦は戦わないと。

日本の農村保護政策はキチガイ沙汰だと思うけど,巧く機能してきた側面も見逃す訳には行かないのであろう。それでもこの惨状とはいえるのだが。

今,息子は7歳。よくみておけ,これがおまえの故国だぞ,と倖せにフィットで見せて回れるけど20年後30年後はどうなっているであろうか。。

トランプのアメリカ  ラストベルトは80年代、中西部農業地帯で始まった
https://news.yahoo.co.jp/byline/onokazuoki/20170318-00068861/
大野和興 | ジャーナリスト(農業・食料問題)、日刊ベリタ編集長
3/18(土) 21:55

アメリカの農業業界はこれから始まる日米FTA交渉に大きな期待を寄せている。首脳会談で決まった日米経済対話は四月のベンツ副大統領の来日を待って始まる。交易分野の対話は実質的な日米FTA(自由貿易交渉)となるが、そこでのアメリカの目論見は、対日貿易赤字の半減と農産物対日輸出額の倍増であるという話が伝わってきている。いずれにしても、農業が大きなイシューであることはまちがいない。では、アメリカ農業とは何者なのか。いくつかの風景を切り取ってみた。

◆レーガンのアメリカで

アメリカ農業と交易について考えるとき、落としてはならないのは、1980年代にアメリカ農業を襲った恐慌である。トランプが尊敬しているというレーガン大統領が行った経済政策、レーガノミックスが引き起こしたものだ。1981年、“強いアメリカ”を掲げて大統領に就任したレーガンは、軍事費増大と強いドルすなわちドル高政策を進めた。減税で企業と個人にカネを使わせることで経済振興を図って税収を上げ、その金を軍事費に回して、ベトナム戦争の敗北で自信を失い、経済も落ち目に陥ったアメリカを再び“強いアメリカ”に再興するという方針を掲げたのである。

その後の動きを追うと、減税で確かに消費は増えたが、すでにアメリカの製造業は外国に移転していて、国内消費が増えれば増えるほど、輸入が増大してドルが流失した。それにドル高が加わり、さらに輸入が増大した。一方でレーガン政権は一方で軍備拡張に走ったため、ベトナム戦費で赤字に陥っていた財政はさらに悪化した。

「強いドル」は輸出産業に大きな影響をあたえた。それは、武器と並ぶ輸出産業だった穀物を直撃、農村地帯を農業恐慌が襲った。ドル高で米国農産物は割高になり、輸出競争力が衰えてしまったのである。1981年度のアメリカ農生産物輸出高は438億ドルだった。それが82年度には391億ドル、86年度には260億五ドルに減った。

売り上げの減少は農場倒産となって現れた。中西部の穀物地帯では、いたるところに「農場売ります」の立て看板がみられた。ハリウッドで農場倒産と農村家庭崩壊の映画が製作され、ロック歌手による「Farm Aid」と銘打った農場を救えのチャリティコンサートがもたれたりした。当時の報道によると、中西部諸州では農民デモがひんぱんに行われ、ミネソタでは町の商店や中小企業主が商店や工場を閉め連帯の意をあらわし、教会でも集会が開かれたりしている。

◆壊れるコミュニティ
-ブルース・スプリングスティーンの世界-

ロックの王様といわれるブルース・スプリングスティーの曲のひとつに「マイ・ホームタウン」がある。彼の代表作品「ボーン・イン・ザ・USA」は、身の内から湧き上がってくる怒りを、世間にたたきつける激しいものだが、「マイ・ホームラウン」はその怒りを腹にため込み、吐き出すように、バラード風にゆっくりと歌われる。聴いているうちに、彼のだみ声が聴き手の腹にまで浸み込み、世間からはじき出され、貧困の中を漂う人々の哀しさにいつの間にか同化してしまう。

八歳のとき、田舎町で幸せだった。父親に膝に乗って、ビュイックでまちを一回りした。
父親が言った。よく見ておくんだ。これがお前のホームタウンだ、と。

4531とはずがたり:2017/06/06(火) 10:24:23
>>2530-2531
1965年、ハイスクールは白人と黒人の間で紛争が絶えなかった。土曜の夜、信号で2台の車が行き合った。
突然ショットガンが火を噴いた。
おれに町に、おれのホームタウンに。

大通りの店はみんな閉じられ、誰もいない。線路の向こうの縫製工場も閉鎖された。
工場長が言う。仕事はどこかに行き、ここには戻ってこない。
お前たちのホームタウンには。

昨夜、妻のケイトとベッドの中で話し合い、この町を出ることにした。南部へでも行こうか。
俺は35歳になった。息子が一人いる。昨夜、息子を車に乗せて町をひとまわりした。
よく見ておくんだ、これがお前のホームタウン。

アメリカが町も人も穏やかだった1950年代。やがて黒人の差別に対するたたかいが始まり、ベトナム戦争があり、工場がつぶれ、人が去り、自分のその街を去らなければならなくなった80年代。その歴史をブルース・スプリングスティーンは怒りを抑え、哀歓を込めて歌いあげた。いま聞き直し、トランプを大統領に押し上げたラストベルトにプアーホワイトの怒りと哀しみが二重写しとなって迫ってきた。

ラストベルト(Rust Belt)とはかつて製造業が栄え、いまやさび付いた地帯といわれるようになったアメリカ中西部地域と大西洋岸中部地域を指す。その中西部はレーガンの時代、農業が疲弊し、農場倒産が続出した地域と重なる。1982年から86年にかけ、アメリカで、販売高25万ドル以下の中小規模の農場が減る一方で、25万ドル以上が増えている(Census of Agriculteue)。『1987年大統領経済諮問委員会年次報告』によると、1985年で全農場数の4・1%を占めるにすぎなかった農産物販売高25万ドル以上の農場が、全農場の総収入の48・8%を稼ぎ出していた。農業経済学者のケネス・L・ロビンソンは次のように書いている。

「一八〇年代中頃農村地域に住む家族で貧困ライン以下の所得水準のものは、全体の四〇%であった。合衆国人口の二五%足らずの人々が都市地域外に住んでいるので、このことは、貧困の割合、すなわち貧困層に区分される人々の比率は、農村のほうが都市より大きいことを意味する」(「アメリカ農業の技術、政策、構造変化」(農政調査委員会発行『のびゆく農業』722号)

中小規模の農場倒産は雇用や購買力など地域経済の大きな影響をあたえていることがわかる。白人貧困層を生んだラストベルトは八〇年代からはじまっていたのである。

◆農業恐慌輸出

ドル高・金利高で競争力を失い、農産物輸出が減って、農場倒産が続出する事態に、レーガン政権はダンピング輸出で対応した。なにしろ、80年代初めから86年にかけ、小麦、トウモロコシ、大豆の価格は国際相場のほぼ半分、コメにいたっては三分の一にまで下がった。たまる一方に在庫に、レーガン政権は莫大な輸出補助金をつけて輸出したのだ。品目はトウモロコシ、大豆、小麦、綿花、コメ。恐慌の輸出である。

コメでは米タイ・コメ戦争が始まった。世界市場でシェアを競い合っていた両国が、国際市場で激突したのだ。値下げ競争が始まり、そのあおりを受けて生産者米価が下落したタイ農村では、農民の出稼ぎが始まった。男は労働力を、女は性を売る農民出稼ぎは、バンコクから東京、台湾、韓国へと広がった。そして日本へは、アメリカによる執拗なコメ市場開放要求として現れた。それはそのまま、いまに引き継がれている。

大野和興
ジャーナリスト(農業・食料問題)、日刊ベリタ編集長
1940年、愛媛県生まれ。四国山地のまっただ中で育ち、村歩きを仕事として日本とアジアの村を歩く。村の視座からの発信を心掛けてきた。著書に『農と食の政治経済学』(緑風出版)、『百姓の義ームラを守る・ムラを超える』(社会評論社)、『日本の農業を考える』(岩波書店)、『食大乱の時代』【七つ森書館】ほか多数。日刊ベリタ編集長、季刊『変革のアソシエ』編集委員、国際有機農業映画祭代表。

4532とはずがたり:2017/06/07(水) 10:20:23

米司法長官が辞任を示唆、トランプ氏との関係悪化で=ABC
ロイター 2017年6月7日 08時14分 (2017年6月7日 10時06分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20170607/Reuters_newsml_KBN18X31X.html

[7日 ロイター] - 米ABCニュースが関係筋の話として伝えたところによると、セッションズ米司法長官は最近、トランプ大統領との関係悪化を理由に、辞任の可能性を示唆した。
ABCニュースによれば、関係悪化のきっかけとなったのは、セッションズ長官が3月、昨年の大統領選期間中のロシアとの接触を巡る捜査に自身は関与しないと表明したことだったという。長官がそう発言するほんの数分前に大統領はそのことを知ったとABCは報じている。
ロイターは今回の報道を確認していない。

4533とはずがたり:2017/06/08(木) 17:30:47
米大統領、コミー氏証言で疑いが「完全に晴れた」と認識=弁護士
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170608-00000019-reut-asia
6/8(木) 7:56配信 ロイター

[ワシントン 7日 ロイター] - トランプ米大統領が選任した外部弁護士のマーク・カソウィッツ氏は7日、声明を発表し、コミー前連邦捜査局(FBI)長官の議会証言原稿で、大統領がロシアによる米大統領選介入疑惑に関する捜査対象ではなかったことが確認され、大統領は満足していると述べた。

同氏は「コミー氏が私的な書面でようやく、大統領がロシア疑惑を巡る捜査対象ではなかったと公に確認したことを大統領は喜んでいる」とした上で、「大統領は完全かつ完璧に疑いが晴れたと感じている」と述べた。

4534とはずがたり:2017/06/08(木) 17:32:22
>>4533
どっちやねん

<FBI前長官>捜査対象外「言ってない」トランプ氏に反論
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170607-00000042-mai-n_ame
6/7(水) 12:48配信 毎日新聞

 【ワシントン福岡静哉】米CNNは6日、ロシアによる米大統領選への介入疑惑を巡り、連邦捜査局(FBI)のコミー前長官が「トランプ大統領に『あなたは捜査対象ではない』とは保証しなかった」と話していると報じた。トランプ氏は「コミー氏から『捜査対象ではない』と3度言われた」と主張しており、真っ向から反論した形だ。コミー氏は8日開かれる米上院情報特別委員会の公聴会で、こうした内容を証言する見通しという。

 トランプ氏は5月、米NBCテレビのインタビューで、大統領選以降、コミー氏に対し、夕食の席と電話2回の計3回、「可能なら自分が捜査されているのか教えてくれるか」と尋ねたと明かした。その上で、コミー氏から「あなたは捜査対象ではない」と説明を受けたと述べていた。CNNによると、コミー氏に近い関係者は「大統領はコミー氏の言葉を誤解したのかもしれない」と話しているという。

 コミー氏は公聴会で、大統領は捜査対象ではないと保証するのは不適切だ、という趣旨の証言をする見通しという。また、コミー氏は自身を「事実の証言者」と位置づけ、トランプ氏とのやりとりについて証言するだけで、司法妨害に当たるかどうか結論づけることはしない方針という。

 コミー氏は昨年夏、大統領選介入疑惑を巡るトランプ氏陣営の関与について捜査に着手。今年5月、予算増額など捜査態勢の強化を司法省に要請。その直後、トランプ氏はまだ6年も任期が残るコミー氏を解任。捜査中止をもくろんだ「司法妨害」との非難を浴びた。

4535とはずがたり:2017/06/09(金) 20:45:58
>それでは、新しい21世紀の南北戦争とは何か?それは「地方の労働者と白人高齢者」と「都市部のエリートとマイノリティ」との戦いだ。

>トランプ大統領のコアなファン層は、白人の低所得者層、つまり、選挙にさえ行ったことがなかった、政治に無関心だった人たちだといわれている。
>彼らは、政治の部外者で、テレビで良く知っていたトランプ候補を、ロックスター的な救世主と見立てて、そこにすがったのだ。

「トランプはすでに、白人貧困層を裏切っている」 熱狂的支持者たちとアメリカのこれから
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170607-00010000-bfj-int&amp;pos=4
6/7(水) 7:51配信 BuzzFeed Japan
Jeff Swensen / Getty Images

独特の言動で存在感を見せ続けるトランプ大統領。突然、気候変動対策のパリ協定を脱退表明し、全世界を驚かせた。5月には自身のロシアとの癒着疑惑について捜査していたFBI長官をクビにし、物議を醸している。

その行動に対し、米国内ではトランプ大統領の「弾劾」へ向けた動きが出てきている。

現実問題、トランプ大統領が弾劾される可能性は、どれほどあるのだろうか。そして、彼を熱狂的に応援し、大統領に押し上げた支持者たちは今後どうなっていくのだろうか。米国で執筆活動を続ける渡辺由佳里さんに聞いた。
【中野満美子 / BuzzFeed Japan】

トランプ大統領弾劾の可能性は
「弾劾裁判とは、ひとことでいえば、大統領をクビにする手続きです。しかし、これでクビになった大統領はまだいません」

ビル・クリントンら2人の大統領が一歩手前までは行ったが、最後の関門(上院)は越えなかった。ニクソン大統領の場合、弾劾前に自ら辞任した。

いまのところ共和党の議員の多くはトランプ大統領を支持している。ただ、これはトランプ大統領個人への支持というよりは、党への忠誠心からだというのが、渡辺さんの分析だ。

だが、ほころびは少しずつ見え始めている。来年の中間選挙を見据えて、共和党の一部議員が、すでに大統領と距離を置き始めているという。

コアなファンである白人低所得者層
では、トランプ大統領を熱狂的に支持した人たちはどうなのか。

トランプ大統領のコアなファン層は、白人の低所得者層、つまり、選挙にさえ行ったことがなかった、政治に無関心だった人たちだといわれている。

アメリカ中西部には、かつて製造業が盛んだったが、いまは落ちぶれたラストベルト(さび付いた工業地帯)と呼ばれる一帯がある。そこには、多くの貧しい白人労働者たち(ヒルビリー)が暮らしていて、家庭崩壊が大きな問題となっている。

ヒルビリーの多くが、希望のないまま親と同じような一生を過ごす以外の選択肢はないと、人生を諦めている。そして、都市部の豊かなリベラルは自分たちを見下げる鼻持ちならない者として嫌悪し、マイノリティや移民のことは、リベラルが作ったポリティカル・コレクトネスで優遇されていると思っている。

経済と、地域差と、人種をめぐる対立
アメリカという一つの大きな国の中で、人種、民族、宗教、性的指向、教育レベル、収入が異なる人々が、まったく異なる現実をみて、交わることもなく、互いを理解しないまま暮らしている。この状況を渡辺さんは、「部族化」と呼ぶ。

そして、アメリカではいま、新たな「南北戦争」が始まりつつあるというのが、渡辺さんの見方だ。

4536とはずがたり:2017/06/09(金) 20:46:22
>>4535-4536
19世紀におきた内戦「南北戦争」は、奴隷制度を続けることを主張して合衆国を脱退して「アメリカ連合国」を作った南部11州と、それ以外の北部23州との闘いだった。南部は、黒人奴隷の労働力に頼る大規模農園が頼りだった。一方で、北部では工業化が進んでいた。知識階級は倫理的な理由から、労働者階級は奴隷に仕事を取られる恐れから、ビジネスマンは流動的な労働力を必要とする理由から、奴隷制度に反対だった。

そこには経済と、地域差と、人種問題をめぐる対立がおきていた。

それでは、新しい21世紀の南北戦争とは何か?

それは「地方の労働者と白人高齢者」と「都市部のエリートとマイノリティ」との戦いだ。そして、この対立に火を付け、煽って燃え上がらせたのが、他でもないドナルド・トランプ大統領だ。渡辺さんは著書『トランプがはじめた21世紀の南北戦争』で、そう指摘した。

トランプ大統領は「エリート」や「マイノリティ」、「移民」を仮想敵にして、地方の労働者と白人高齢者の怒りをかき立てた。それが、もともと存在していた亀裂をさらに深めた。「アメリカでもっとも差別され、見捨てられているのは自分たちだ」というヒルビリーたちの不満や、「白人以外の移民が増えたせいで、アメリカはかつての品性や偉大さを失った」という白人高齢者の嘆きに耳を傾け、その怒りを堂々と代弁したのが、トランプ候補だった。

彼らは、政治の部外者で、テレビで良く知っていたトランプ候補を、ロックスター的な救世主と見立てて、そこにすがったのだ。

裕福な大統領と低所得の支持者たち
ただ、トランプ大統領自身は、貧困層とはほど遠い大富豪だ。裕福な家に生まれ、父の事業を受け継ぎ、不動産業で名を馳せた。大統領となったいまも、親族が展開するビジネスが、国との関係で「公私混同」疑惑を指摘されている。

閣僚も資産家ぞろいだ。財務長官はウォール街OBのスティーヴン・マヌーチン。商務長官は投資家のウィルバー・ロスだ。

トランプ政権も、つまるところ「エリート」の集まりなのだ。そして、彼が推し進める政策には、エリートを優遇するものが多々ある。

渡辺さんは指摘する。

「わたしは、トランプはすでに、地方の白人貧困層を裏切っていると思っています」

トランプ大統領が進めている政策には、ヒルビリーに良い効果をもたらすとは言えないようなものが多々ある。

たとえば、オバマ政権が進めた国民健康保険制度の廃止と代替え法案。トランプ大統領は、これを強行的に下院で可決させた。上院も共和党が牛耳っているので、トランプの改革案がそのまま通る可能性は高い。

しかし、そうなったら2400万人の国民が健康保険を失い、その結果、命を失う人も出て来ると言われている。そのしわ寄せが行くのは、もちろん低所得層だ。

教育や福祉の分野でも、低所得層に有利な補助プログラムを、トランプ大統領はどんどんカットしている。

トランプ政権は、むしろ逆に、高所得層を優遇する税制改革を進めていたりする。

唐突に表明されたパリ協定脱退も「炭鉱のヒルビリーにとっては、絆創膏のようなもの」だと渡辺さんはいう。

「自分が何か(ロシア疑惑など)で追い詰められると、トランプはそれから目をそらさせるようなツイートをしたり、政策をとったりしているのです」

こうした状況にもかかわらず、熱狂的支持者たちがトランプ大統領を見放すような動きは、まだ見えてこないと渡辺さんは言う。

「いったん強く感情移入してしまうと、その人へのマイナス情報はなかなか受け入れられないものです。貧困層の支持者たちが、トランプ政権の実態に気づくには、もう少し時間がかかるでしょう。気づいたときにはもう手遅れ、とならなければいいのですが……」

4539チバQ:2017/06/12(月) 14:04:47
https://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20170612024.html?fr=topmynews
プエルトリコ住民、米国州昇格を97%が支持 投票率低調

12:39

[サンフアン 11日 ロイター] - 米自治領プエルトリコで11日、米国の51番目の州への昇格する是非を問う住民投票が実施され、賛成票が97%と圧倒的多数を占めた。ただ反対派が投票をボイコットするなどで投票率は23%にとどまり、米議会からの反対も予想される。

投票では「州への昇格」「自治領として現状維持」「独立」の3つの選択肢が提示された。自治政府が同様の住民投票を行うのは、1967年以来これが5回目。結果に法的拘束力はない。

プエルトリコは財政危機に陥っており、公的債務は700億ドル。貧困率は45%に上る。年金基金や健康保険制度も破綻に直面している。

ロセジョ知事は声明で「今後、米連邦政府はプエルトリコの米国市民の多数意見を無視することはできなくなるだろう」と主張。「世界の別の地域では民主主義を要求している一方で、米国領であるプエルトリコでこの日行使された住民投票を行う正当な権利に対応しないことは、連邦政府にとって極めて矛盾している」と述べた。ただ、連邦政府にとっての優先順位は低いとみられる。

現行の法律では、プエルトリコの350万人の住民は連邦税納税義務、大統領選の投票権、低所得層向けの医療保険「メディケイド」など連邦政府からの補助金を受ける権利を有しない。連邦政府はインフラや国防、貿易などの政策を監督している。

4540とはずがたり:2017/06/12(月) 14:56:12
自治領は州には属してないんやね?グアムとかは自治領?

住民投票、州昇格を支持=米自治領プエルトリコ
時事通信社 2017年6月12日 09時37分 (2017年6月12日 11時21分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20170612/Jiji_20170612X278.html

 【ニューヨーク時事】カリブ海の米自治領プエルトリコで11日、米国の「51番目の州」への昇格案などを問う住民投票が実施され、圧倒的多数の97.18%が昇格を支持した。ただ、実際に州になるには米議会の承認が必要で、早期の実現は難しいとみられる。
 プエルトリコが米自治領としての地位変更に関する住民投票を行うのは1967年以降5回目。直近では2012年11月の投票で州昇格案が多数を占めた。今回の投票では州昇格以外に「完全独立」「現状維持」の3案が提示されたが、独立派などが投票をボイコットしたため、投票率は23.0%にとどまっている。

4541とはずがたり:2017/06/12(月) 22:52:22
<米・州政府など>「利益相反」トランプ大統領を提訴へ 毎日新聞社 2017年6月12日 19時13分 (2017年6月12日 19時48分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20170612/Mainichi_20170613k0000m030046000c.html

 ◇首都ワシントンとメリーランド州が「憲法の報酬条項違反」と

 【ワシントン高本耕太】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は11日、トランプ大統領が家族の手がけるホテル業などを通じ、外国政府から利益を受けていることは合衆国憲法の「報酬条項」に違反するとして、首都ワシントンと、隣接するメリーランド州の両政府が12日に連邦裁判所に提訴すると報じた。トランプ政権は入国禁止令を巡り地方政府と係争中だが、大統領としての国益追求とビジネス上の利害が対立する「利益相反」を巡り、新たな司法闘争を抱える可能性がある。

 同様の訴訟は1月にワシントンの市民団体が起こしているが、地方政府による提訴は初めて。ポスト紙によると、サウジアラビア政府はトランプ氏就任後、複数回にわたり市内のトランプ・インターナショナル・ホテルの客室を確保。在米クウェート大使館は当初別のホテルで予定していたイベントを同ホテルで開催した。昨年9月にオープンした同ホテルは、外国政府関係者らがトランプ政権の好意を得ようとして利用する可能性があり、政治倫理上の問題が指摘されてきた。

 同ホテルの事業はトランプ氏の大統領就任後、長男に引き継がれたが、原告側はトランプ氏がホテルを含む一族のビジネスについて定期的に報告を受け、所有権も手放していないと指摘。宿泊費などの形でトランプ氏側が収入を受け取ることが、米政府当局者が外国から報酬を受け取ることを禁じた憲法の報酬条項に違反する一例だと主張する。

 トランプ氏は就任前に携わってきた計150に上るとされる事業を長男らに引き継ぎ「経営から完全に離れる」(顧問弁護士)と説明してきたが、確定申告書の公表は拒否している。原告側には訴訟を通じて大統領の確定申告書開示を促す狙いもある。

4542とはずがたり:2017/06/14(水) 10:30:15
>大統領の精神状態を疑う(=議会では無く閣僚によって大統領を罷免して貰うべきとの)声

大丈夫かトランプ 大統領の精神状態を疑う声が噴出
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170607-00193938-newsweek-int
6/7(水) 18:50配信 ニューズウィーク日本版

<テロ攻撃への対応に奔走するロンドン市長に的外れな攻撃を繰り返したトランプ。メディアはもちろん、共和党保守派からも疑いの声が......>

ドナルド・トランプ米大統領の「精神状態」について5日、有名な保守系コラムニストが疑問を投げかけた。月曜の朝にCNNの情報番組「New Day」にゲスト出演したワシントン・ポスト紙コラムニストのジェニファー・ルービンは、共和党内部でトランプは「不安定で信頼できない」という声が上がっていることを明かした。トランプの大統領としての適正に疑問が膨らんでいるのだ。

米政治専門メディア「ザ・ヒル」によれば、ルービンは次のように言った。「トランプの精神状態には深刻な懸念がある。アメリカの大統領がこれほど不安定で頼りにならないというのは大問題だ。どれほどの被害をもたらすかわからない」

さらにルービンはロンドンのサディク・カーン市長を批判したトランプのツイッタ―投稿を引き合いに出し、「問題は、的外れな批判で、テロリストに襲われたばかりで緊張状態にある市の市長を攻撃するという最悪の妨害をやってのけたのが、我々の大統領だということだ」と指摘した。

テロ直後に妨害ツイート

ロンドン中心部で3日に発生したテロ事件の翌朝、カーンが警備体制の強化を巡り「心配する理由はない」と演説したことについて、トランプは警備についての文脈は飛ばして「ロンドン市長はテロを『心配する理由はない』なんて言っている!」と批判した。

At least 7 dead and 48 wounded in terror attack and Mayor of London says there is "no reason to be alarmed!"? Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 2017年6月4日
(テロ翌日にロンドン市長を批判したトランプの投稿)

これを受けカーンのスタッフは、「トランプに応えるよりも大事なこと」があると言った。それは、過去3カ月で3度のテロ攻撃を受けたロンドン市民に平静を保ってもらうことだ。それにもかかわらずトランプは「ロンドン市長のサディク・カーンは、『心配する必要はない』と発言した後で、病的な言い逃れをした。メディアはそれを売り込むのに必死だ!」と追撃した。

「学習能力」は、ない

トランプは昨年の選挙戦の最中から、共和党の右派やメディアから厳しい言葉を浴びせられている。女性誌バニティ・フェアによると、ジョー ・スカーボロー(元共和党下院議員、MSNBC『モーニング・ジョー』司会者)は先月、トランプをこう評している。「残念ながら彼は学習しない。落ち目の男だ」と。

ウォーターゲート事件をすっぱ抜いたことで知られるジャーナリスト、カール・バーンスタインは5月、他のジャーナリストらとともに、トランプの精神状態と判断力に懐疑的な複数の共和党議員と話をしたと語っている。

バーンスタインはCNNに対し「多くの共和党議員が大統領の精神状態を疑うと言っている。私を含め複数の記者が、そういう意見を聞いている」と語った。

グレッグ・プライス

4543とはずがたり:2017/06/14(水) 13:01:50

米司法長官 “露と共謀”は「驚きのウソ」
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20170614-00000013-nnn-int
日本テレビ系(NNN) 6/14(水) 5:25配信

 アメリカのトランプ政権とロシアをめぐる疑惑で、渦中にいるセッションズ司法長官が現在、議会で証言している。

 アメリカ議会で行われている公聴会の中で、セッションズ司法長官は、去年の大統領選挙中、駐米ロシア大使と接触したことについて、「確かに2回あったが、選挙に関わる会話はしていない。不適切なものではない」と主張した。

 また、ロシアと共謀していたとの疑いについては、「ひどい、驚きのウソだ」と強調した。

 さらに、ロシアをめぐる疑惑の捜査から身を引いて以降、「捜査に関する情報は何も得ていない」と強調した。

 一方、トランプ大統領がロシア疑惑の捜査を指揮するミュラー特別検察官の解任を検討しているとの報道に関連し、トランプ大統領はミュラー氏を信頼しているかについて聞かれ、セッションズ氏は「私は知らない。そのことについて大統領と話していない」とだけ述べた。

4544とはずがたり:2017/06/14(水) 15:34:03

トランプ氏息子の慈善団体に寄付金流用疑惑、米NY司法長官が捜査
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170612-00000007-jij_afp-int
6/12(月) 9:55配信 AFP=時事

【AFP=時事】米ニューヨーク(New York)州の司法長官は、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の息子エリック・トランプ(Eric Trump)氏が運営する慈善団体が、集めた寄付金を父トランプ氏が経営する企業に流していたとの疑惑について捜査を開始した。司法長官の報道官が11日、明らかにした。

 エリック・トランプ財団(Eric Trump Foundation)は、テネシー(Tennessee)州メンフィス(Memphis)にある、がんやその他の重い病気を抱える子どもたちを対象とする非営利組織セント・ジュード小児研究病院(St. Jude Children's Research Hospital)への寄付金を集めるため、2007年に設立された。

 同財団は、ニューヨーク北部のウエストチェスター(Westchester)郡にある、父トランプ氏が所有する「トランプ・ナショナル・ゴルフ・クラブ(Trump National Golf Club)」のゴルフコースで毎年トーナメントを開催していた。

 このイベントの初期の数年間は、ゴルフコースの使用料はトランプ氏一族が経営する複合企業トランプ・オーガニゼーション(Trump Organization)から寄付されていた。エリック氏は寄付者らに対し、ゴルフコースの使用料は寄付で賄われているため、財団は集まった寄付金の大部分をセント・ジュード小児研究病院に送ることができると説明していた。

 ところが、米経済誌フォーブス(Forbes)の調査によると、トランプ・オーガニゼーションは2010年から同財団に対してゴルフコースの使用料を請求していたという。

 同誌が確認した納税申告書によると、1日限りのこのゴルフトーナメントの開催費用は、当初5万ドル(約550万円)未満だったが、数年後には増大し、2015年には32万2000ドル(約3550万円)に達している。

 ニューヨーク州のエリック・シュナイダーマン(Eric Schneiderman)司法長官の報道官はAFPに対し、事態を明らかにするため調査が開始されたと述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

4545とはずがたり:2017/06/14(水) 15:36:46
去年の9月には出てた疑惑のようだ。

米NY州、トランプ氏慈善団体の調査に着手 違法献金など疑惑噴出
http://www.afpbb.com/articles/-/3100888?utm_source=yahoo&amp;utm_medium=news&amp;cx_from=yahoo&amp;cx_position=r3&amp;cx_rss=afp&amp;cx_id=3131645
2016年09月14日 13:00 発信地:ワシントンD.C./米国

【9月14日 AFP】米ニューヨーク(New York)州のエリック・シュナイダーマン(Eric Schneiderman)司法長官は13日、不正行為に関わった疑いがもたれているとして、米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏の慈善団体「トランプ財団(Trump Foundation)」の調査に乗り出したことを明らかにした。同財団をめぐっては違法献金などさまざまな問題や疑惑が取り沙汰されている。

 シュナイダーマン氏は米CNNに対して「この問題に対する私の関心は、ニューヨーク州の非営利団体に対する規制者としての私の権限内のものでもある」とした上で「その観点から、われわれはトランプ財団が不正に関与してきたのではないかという懸念を持っている」と述べた。

 トランプ財団はこれまで、評判を失墜させる一連の疑惑に直面してきた。先週末には米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)が、トランプ氏は2008年以来同財団に全く寄付をしていないと報じた。

 同紙によれば、トランプ氏が慈善事業向けだった2万ドル(約206万円)を、自身の肖像画(1.8メートル)の購入に使った疑惑なども浮上している。

 トランプ財団はこのほか、フロリダ(Florida)州のパム・ボンディ(Pam Bondi)司法長官と関係がある運動グループに対して、2013年に2万5000ドル(約257万円)の違法献金を行っている。ボンディ氏は、トランプ氏が設立した不動産投資講座「トランプ大学(Trump University)」をめぐる詐欺事件の捜査で、ニューヨーク州のシュナイダーマン氏に加わることを検討していた。

 シュナイダーマン氏はこの件について調査を行ったことも明らかにした。民主党はロレッタ・リンチ(Loretta Lynch)米司法長官に宛てて、「ボンディ氏は(トランプ財団から)資金を受け取った後、一段の調査を拒んだ」として、ボンディ氏への献金について調査を求める公開書簡を発表している。(c)AFP

4546とはずがたり:2017/06/14(水) 18:37:36
米司法長官が証言、ロと結託は「うそ」 大統領との会話明かさず
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170614-00000010-reut-asia
6/14(水) 6:38配信 ロイター

[ワシントン 13日 ロイター] - セッションズ米司法長官が13日、米上院情報委員会の公聴会で証言し、ロシアによる米大統領選介入疑惑で自身がロシア当局と結託していたとの憶測は「最低で忌まわしいうそ」と主張した。

セッションズ長官は「米国の選挙および選挙活動への干渉を巡り、ロシア当局者や外国政府当局者といかなる会合も会話も持ったことはない」と釈明。「私がロシア政府と共謀していた、もしくは私が35年間超奉仕してきた米国に損害を与える、または民主的手続きの整合性に傷をつけるようなロシア政府との結託を認識していたとの憶測は最低で忌まわしい嘘だ」と言明した。

上院情報委のバー委員長はセッションズ長官に対し、公聴会が「報道されている多くの疑惑をめぐり事実を明確にする」機会であると念を押したうえで、ロシア当局者らとの会合やトランプ陣営とロシア当局者のつながりを巡る捜査から手を引いた理由、コミー前連邦捜査局(FBI)長官解任における役割などについて質問した。

セッションズ長官は3月、トランプ政権発足前にキスリャク駐米ロシア大使と2回接触していたことを認めた。司法長官の指名承認公聴会では明らかにしていなかった。

同大使と昨年ワシントン市内のホテルで3回目の会合を持ったとの報道に関する質問に対しては、セッションズ長官は3回目の会合も会話についても記憶になく、トランプ陣営のアドバイザーとしてロシア当局者と接触したことはないと語った。

また、証言に先立ち、ロシアとトランプ陣営の癒着疑惑捜査を指揮するモラー特別検察官について、トランプ大統領が解任を検討しているとの報道が流れた。

セッションズ長官はモラー氏については信頼しているとしつつも、トランプ大統領が信任しているかどうかは不明とした。モラー氏解任に向けた措置を講じるかとの質問に対しては「私がそのようなことをするのは不適切にあたるだろう」との見解を示した。

セッションズ長官は、コミー氏の解任前にFBIのロシア疑惑捜査についてトランプ大統領と話し合ったかどうか言及を避けた。また、ロシア疑惑捜査に関与しないと表明した3月の自身の決定を巡り、大統領から懸念を伝えられたかどうかについても回答しなかった。同長官は以前、この決定を巡り大統領とあつれきが生じたことから辞任を申し出た経緯がある。

ロシア疑惑捜査への不関与を決めたのは、自身が捜査の対象になっていると感じたためというよりも司法省の規定に則ったものだと説明した。

さらに、司法省の当局者がロシア疑惑捜査の対象となっている個人への大統領恩赦の可能性を話し合ったかどうかについても証言を拒否した。

証言拒否に民主党議員がいら立つと、セッションズ長官は司法省の方針に従ったものであり、大統領との内密の会話には言及しないと述べた。

無所属のアンガス・キング上院議員が証言拒否の法的根拠を求めると、セッションズ長官は「大統領が証言を承認するかどうか決断する機会がない中で、大統領との内密な会話を私が明らかにすることは不適切だというのが私の判断だ」と述べた。

4547チバQ:2017/06/14(水) 23:38:23
>>4540
ウイキに書いてありますが複雑です、、、

4548チバQ:2017/06/15(木) 09:47:06
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1706150017.html
米バージニア州の銃乱射容疑者、トランプ氏と共和党に激しい憎悪 

09:24

 【ワシントン=黒瀬悦成】南部バージニア州アレクサンドリアで14日早朝、男が銃を乱射し、スティーブ・スカリス下院議員(51)らが負傷した事件で、警察当局は同日、銃撃犯が西部イリノイ州の元不動産鑑定士、ジェームズ・ホジキンソン容疑者(66)だと正式に発表した。容疑者は駆けつけた警官との銃撃戦の末、制圧され、死亡が確認された。

 スカリス氏は腰の部分を撃たれ、病院で手術を受けたが、病院は「容体が悪化している」と発表した。事件では他に議会スタッフ1人、ロビイスト1人、議会警察の警官1人の計3人が撃たれて負傷した。

 昨年の大統領選で民主党の候補指名を争った左派系のバーニー・サンダース上院議員(無所属)は14日、ホジキンソン容疑者が選挙ボランティアをしていたことを明らかにした上で「暴力は決して容認できない」と犯行を非難した。

 ホジキンソン容疑者のフェイスブックのページには、「トランプ大統領を破滅させろ」などと激しく非難する多数の書き込みが確認された。3月からアレクサンドリアに移って車の中で寝起きし、現場周辺にも出没していたという。

 また、現場の運動場では、共和党の議員らでつくる野球チームが15日の民主党チームとの慈善対抗試合に向けて早朝練習を行っていたが、同容疑者は参加者の議員の一人に近づいて「民主党か共和党か」と聞き、共和党チームの練習であることを確認してから銃撃を始めたという。

 共和党議員団によると、15日にワシントン市内のナショナルズ球場で予定されていた慈善試合は決行される。

4549チバQ:2017/06/15(木) 20:11:10
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-170615X719.html
容疑者は「反トランプ」=背景に政治的不満か―共和党幹部は重体・米銃撃事件
11:53時事通信

 【ワシントン時事】米首都近郊バージニア州アレクサンドリアの野球場で14日、共和党のスティーブ・スカリス下院院内幹事らが銃撃された事件で、警察官に撃たれ死亡したジェームズ・ホジキンソン容疑者(66)が、トランプ政権や共和党を厳しく批判していたことが分かった。同容疑者が政治的な不満を募らせ犯行に及んだ可能性もあるが、警察は動機について発表していない。

 事件では、議員らでつくる野球チームが練習中に襲撃に遭い、警官1人を含む4人が撃たれて負傷した。スカリス氏は腰の左側を撃たれ手術を受けた。CNNテレビによれば、内臓が損傷し重体だという。政治専門紙ポリティコによると、ホジキンソン容疑者は現場の野球場近くの駐車場で、練習を早めに切り上げた議員を呼び止め、球場にいる議員が共和党か民主党かを確認した上で犯行に及んだ。

 米メディアによれば、同容疑者はイリノイ州ベルビルで住宅診断業を営んでおり、数週間前からアレクサンドリアに滞在していた。過去にソーシャルメディアへ「トランプ(大統領)はわが国の民主主義を破壊した。今度はトランプを破壊する時だ」などと投稿していた。

 2016年の大統領選では、民主社会主義者を自称し民主党の候補指名争いで敗れたサンダース上院議員を応援し、ボランティアで選挙運動に携わった。サンダース氏は声明で「卑劣な行為に吐き気がする。われわれの社会では、いかなる暴力も許容されない」と表明した。

4550とはずがたり:2017/06/17(土) 19:59:18

<キューバ>「米は教えを説く立場にない」 対話は継続
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170617-00000027-mai-int
6/17(土) 11:44配信 毎日新聞

 【サンパウロ朴鐘珠】トランプ米大統領が16日、オバマ前政権の対キューバ制裁緩和策の転換を表明したことを受け、キューバ政府は「米国はキューバに教えを説く立場にはない」と反発する声明を発表した。ただ、「今後も丁寧な対話と双方の関心事項における協力、ならびに2国間の懸案問題についての交渉を続ける意思がある」とも述べ、対話を継続する姿勢を強調した。

 キューバの国営メディアは16日、トランプ米大統領が対キューバ制裁強化を発表した演説の内容を同時進行でサイト上に速報し、関心の高さをうかがわせた。国営メディアの一つ「フベントゥ・レベルデ」は論評で「最も残念なのは彼(トランプ氏)が古ぼけた言い回しを持ち出し、散々聞き飽きた保守的な論法でキューバを批判したことだ」と、関係改善への流れが逆行するとの懸念を示した。

 米国の新たな政策により、観光目的の渡航制限が強化され、個人旅行は禁止される。1泊200ドル(約2万2000円)を超えるキューバの高級国有ホテルの減収は必至だ。民間人が1泊50ドル以下で旅行者に住居を貸し出す民泊施設や、個人経営のレストランも打撃を受ける。

 トランプ氏は16日の演説で民間ビジネスは支援する方針を同時に打ち出したが、キューバの民間事業で成長しているのは観光業にとどまっており、ビジネス全体に影響を与える可能性が高い。

4551とはずがたり:2017/06/17(土) 20:00:21
米国
キューバ政策転換 トランプ氏「制裁強化」表明
https://mainichi.jp/articles/20170617/k00/00e/030/254000c?inb=ys
毎日新聞2017年6月17日 10時39分(最終更新 6月17日 14時51分)

 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領は16日、南部フロリダ州マイアミで演説し、オバマ前政権の対キューバ制裁緩和策の転換を表明した。キューバのカストロ政権を「60年近く国を支配し、何万もの自国民を殺害してきた」と強く非難。「前政権が結んだ一方的な取引を中止する」と述べ、渡航や企業取引の制限を強化する方針を示した。2015年にハバナに再開した大使館は維持し、外交関係は保つとしている。

 新たな政策では、緩和方向にあった米国民のキューバ渡航を制限。キューバ軍や情報機関が関係する企業との取引も規制する。トランプ氏は、亡命キューバ人の多く住むマイアミでの演説で「カストロ政権が北朝鮮に武器を供給し、ベネズエラの政情不安を助長した。ハイジャック犯やテロリストをかくまっている」などと批判。政策転換は「軍政への資金を断ち、国民に資するものだ」と強調した。

 トランプ氏は「キューバ政府がすべての政治犯を釈放し、民主的な選挙を実施するまで制裁は解除しない」とも宣言。キューバ政府の反発は避けられず、オバマ前政権で進んだ両国関係の改善は停滞が予想される。

4552チバQ:2017/06/21(水) 15:22:29
https://mainichi.jp/articles/20170621/k00/00e/030/237000c
米下院補選

地盤ジョージア、共和制す 決選で民主を逆転

毎日新聞2017年6月21日 11時49分(最終更新 6月21日 13時24分)
当選を確実にし、夫(右)と喜ぶハンデル氏=米南部ジョージア州で20日、AP

 【ワシントン高本耕太】米南部ジョージア州で20日、連邦下院第6区(州都アトランタ近郊)補欠選挙の決選投票が実施された。米CNNなどによると、4月の第1回投票で2位だった元州務長官、ハンデル氏(55)=共和党=が1位だった映像作家、オーソフ氏(30)=民主党=を逆転し、当選を確実にした。「トランプ政権の信任投票」と位置づけられ、共和、民主両党が大量の資金を投入し総力戦の展開となったが、与党・共和党が踏みとどまり議席を維持した。

 ハンデル氏は当確報道を受け選挙事務所で演説。「大統領に感謝したい」と語ると、支持者から「トランプ」コールが上がった。

 補選は同選挙区選出のプライス前議員がトランプ政権の厚生長官に就任したことに伴うもの。伝統的に共和党地盤だが、昨年11月の大統領選は激戦となりトランプ大統領(共和)がクリントン氏(民主)に得票率1.5%差で競り勝った。

 補選で野党・民主党は、トランプ氏が廃止を目指す医療保険制度改革(オバマケア)を争点化。オーソフ氏が「トランプに立ち向かう」と語るテレビコマーシャルを作成するなど、反トランプ色を鮮明にした選挙戦を展開した。40年近く維持した議席の死守を目指す共和党も力を入れ、米メディアは両陣営の費やした選挙資金(外部政治団体含む)が5500万ドル(約61億円)に上り「史上最も高額な下院選となった」と報じている。

 大統領選後初の選挙勝利を反転攻勢の足がかりにしようと、全米の党員に応援を呼びかけた民主党にとって、落選は打撃で、来年秋の中間選挙に向けた運動の勢いがそがれる可能性もある。一方、トランプ氏は20日、ツイッターで「すばらしい成果だ。誇りに思う」とハンデル氏に祝意を送った。

 同日投開票された南部サウスカロライナ州の連邦下院第5区補選も共和党が議席を獲得した。同州は共和党支持の強固な州。

4553チバQ:2017/06/21(水) 21:53:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170621-00000547-san-n_ame
下院補選で共和党勝利 トランプ氏「大勝利だ」…最もカネのかかった下院選
6/21(水) 18:36配信 産経新聞
 【ワシントン=加納宏幸】米厚生長官に就任したプライス氏の辞職を受けた米下院ジョージア州第6選挙区補欠選挙は20日、決選投票が行われ、接戦の末、与党・共和党のカレン・ハンデル元同州州務長官(55)が民主党の元下院議員、スタッフ、ジョン・オソフ氏(30)を破って当選した。サウスカロライナ州の下院補選でも共和党候補が勝利した。

 共和党はトランプ政権への起用に伴う4つの下院補選で全勝し、トランプ氏はツイッターで「大勝利だ」などと勝者をたたえた。昨年の大統領選で敗れた民主党は一連の補選をトランプ氏への信任を問う選挙と位置付け、反転攻勢に打って出ようとしたが、厳しい結果となった。

 ジョージア州の補選は4月の第1回投票でオソフ氏が約48%を得たが過半数に届かず、決選投票にもつれ込んだ。ハンデル、オソフ両陣営は計5000万ドル(約56億円)を費やし、これまでで最もカネのかかった下院選と報じられている。

4554チバQ:2017/06/21(水) 21:55:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170621-00000082-jij-n_ame
米共和、地盤で苦戦=求心力回復望めず―米大統領
6/21(水) 14:51配信 時事通信
 【ワシントン時事】米南部ジョージア州で20日行われた下院6区補欠選挙の決選投票で、共和党候補ハンデル氏が民主党候補オーソフ氏に競り勝った。

 しかし、共和党が40年近く議席を維持してきた選挙区で思わぬ苦戦を強いられたのは事実。ロシア疑惑の追及に苦しむトランプ大統領が求心力を取り戻せると見る向きは少ない。

 「ありがとう」「ハンデル氏の大勝利を祝福する。すばらしい仕事だ。誇りに思う」。20日夜、米メディアが相次いでハンデル氏の当選確実を報じると、大統領はツイッターに立て続けに書き込み、「大勝利」をアピールした。

 米メディアによると、民主党は同補選を「トランプ氏の是非を問う投票」と位置付け、4月の1回目の投票時から総力戦を展開してきた。共和党もこれに対抗して、資金などを集中投下。今回の補選で投じられた選挙資金は両党合わせて下院選史上最高の5000万ドル(55億円)超に上ったとされる。

 ロシア政府の米大統領選介入疑惑に対する追及が強まる中、大統領の支持率は低迷。20日発表のCBSテレビの世論調査では過去最低の36%に落ち込んだ。こうした情勢を受け、オーソフ氏は「トランプを怒らせろ」とアピール。逆にハンデル氏は「大統領隠し」の選挙戦を余儀なくされた。

4555とはずがたり:2017/06/22(木) 13:29:21
2017年 06月 14日 15:05 JST
コラム:トランプ大統領が失った「特権」
http://jp.reuters.com/article/column-trump-privilege-idJPKBN19409V?rpc=122&amp;sp=true
Alison Frankel

[ニューヨーク 9日 ロイター] - 米国大統領に就任する以前のドナルド・トランプ氏は、会社の経営者であり、また自身のテレビ番組を持つスターだった。

トランプ氏は、金ぴかのバックル付きシートベルトを装備した自家用機で好きな時に移動し、よく焼かれ、ケチャップが添えられたステーキディナーに間に合うようトランプタワーのペントハウスの自宅や、所有するゴルフクラブに帰宅するのが常だった。

もし特権が現実を特徴づける力だとすれば、不動産王トランプ氏の権力は「3段重ね」だった。

トランプ氏が大統領となって以来、「特権」は異なる意味を持つようになった。トランプ政権がモラー特別検察官の捜査対象となってからは特にそうだ。

ぬるま湯につかっていたような、大統領就任前のトランプ氏の生活を満たしていた権力と富とは異なり、大統領の特権は、同氏が考えているであろうよりも保護をもたらさない法律尊重主義だと、専門家は指摘する。

米連邦捜査局(FBI)前長官のジェームズ・コミー氏は8日、上院情報委員会の公聴会で証言を行い、トランプ大統領との会話をメモに記録していたことを確認した。そのなかには大統領とのプライベートな夕食も含まれるが、コミー前長官によれば、その折に大統領は忠誠を求めたという。また別の会話では、大統領は前長官に対し、国家安全保障担当の大統領補佐官だったマイケル・フリン氏に対する捜査をFBIがやめるよう求めたとされている。

コミー氏はまた、トランプ氏が2人の会話を巡って公に言及し、ツイッターでその内容を記録したテープの存在を示していることについて、非常に懸念を覚えたため、友人を通じて自身が取ったメモの存在とその内容を記者に公表させたことを明らかにした。

<トランプ氏の弁護士「不当な公表」>

コミー証言に対し、トランプ氏の個人的な弁護士マーク・カソウィッツ氏は声明を発表し、大統領との会話についてコミー氏が説明した内容についてだけでなく、前FBI長官がこうした会話を公表する権利についても異議を唱えている。

このような大統領との会合は特権的であると、カソウィッツ氏は指摘。コミー氏が「特権的に知り得た情報を不当に公表する、完全に報復的な」動機を抱いているように見えると主張した。

カソウィッツ氏には、コミー氏による特権侵害の可能性を引き続き問題視する狙いがあるようだ。ロイターが9日伝えたところによると、カソウィッツ氏は来週初め、司法省の監察総監室や、上院司法・情報各委員会へ申し立てを行う方針だ。

コミー前FBI長官が大統領の特権を侵害したとするトランプ大統領側の主張は、具体的にどのような特権が大統領と前FBI長官との会話を保護し得たのか、という問題を提起している。

筆者が以前指摘したように、2人の会話においてコミー氏は大統領の弁護士として振る舞っていたわけではなく、したがって弁護士・依頼者間の秘匿特権にとらわれることはない。

一方、ジョージ・ワシントン大法科大学院のジョナサン・ターリー教授は、コミー氏が捜査資料の不当開示に関するFBIの規則に違反したと主張する。

「どのように見ても、これはFBIの情報だ」とターリー教授は指摘。コミー氏はそれを公開するために手はずを整えたとし、「彼(コミー氏)の説明は極めて非倫理的な行為だ」と語った。

しかし、たとえ前FBI長官が捜査の詳細を不適切に公表したとしても、それはFBIあるいは司法省に属する特権にかかわるものであり、トランプ大統領に属する特権に関する違反ではないだろう。

コミー氏とトランプ大統領との会話に適用し得る、大統領が唯一手にする特権は、コミュニケーションに関する大統領特権である。

カソウィッツ氏による声明の含意はさておき、大統領特権は、大統領の会話全てを隠す権利を認めてはいない。もしそうであれば、元大統領顧問たちの回顧録が書店にあふれることはないだろう。

米連邦最高裁判所は1974年の「合衆国対ニクソン」判決で、側近とのコミュニケーションを秘匿する行政特権を主張した大統領の権利を制限した。当時のニクソン大統領に対し、特別検察官に録音テープの提出を命じたときのように、大統領特権は絶対的なものではなく条件付きであり、犯罪捜査の場合には適用されない場合がある。

コミー氏は、トランプ大統領との会話を記録したメモが、モラー特別検察官の手に渡ったと証言した。

4556とはずがたり:2017/06/22(木) 13:29:33
>>4555-4556
<特権を放棄した大統領>

トランプ大統領は、コミー氏との会話を巡って大統領特権を行使する権利を放棄してしまったも同然だ。そうでなければ、大統領はツイッターやインタビューで会話の詳細を公開しなかっただろうし、その後、同氏の議会証言を阻止すべくホワイトハウスも特権を行使していたはずだ。

トランプ大統領はコミー氏解任を通知する5月9日の書簡のなかで、自身が捜査対象ではないことを、コミー氏から3回明言されたとしている。(コミー氏は上院で行った証言でその主張を確認した。)

大統領はその後、コミー氏との会話について新たな内容をツイッターで公開した。最も注目すべきは、NBCのレスター・ホルト氏とのインタビューにおいてだ。

大統領と側近らは、コミー氏の証言を阻止すべく大統領特権を行使すべきか検討した。だが、行使しないことを選んだのは見ての通りだ。

しかし彼らの慎重さは、トランプ氏が今となっては大統領特権を主張できないことについての、いかなる疑念もぬぐい去ってしまったと、オバマ前政権で次席法律顧問を務めたサバンナ法科大学院のアンドリュー・ライト教授は指摘する。

「彼(トランプ大統領)は特権を保とうとしなかった」とライト教授は述べ、コミー氏のメモに関して包括的な特権があるとするカソウィッツ氏の主張を「でたらめ」と呼んだ。

上院での証言はまた、コミー氏にとって副産物をもたらすことになるだろう。同氏も認めているように、トランプ大統領に仕えた4カ月間でいくつか疑問の余地がある決断を行ったからだ。

コミー氏自身の証言によれば、同氏は「誠実な忠誠」という言葉の理解を共有しているという確信のないまま大統領に請け合い、フリン氏の捜査をやめるよう大統領から求められたとする際に強く反対できなかったという。

<コミー氏は情報漏えい者か>

特別検察官の任命を促すため、自身のメモの一部を公表するよう友人に依頼したいう告白によって、コミー氏は情報漏えい者との非難にさらされている。

テキサス大学オースティン校ロースクールのスティーブ・ブラデック教授によると、コミー氏は、政府の情報漏えい者を訴追するために最もよく使われる2つの法律、スパイ活動法と資産の転換に関する米連邦法に違反していない。なぜなら、国家防衛にかかわる機密情報もしくは金銭的価値を持ち得る情報を公開したわけではないからだ。

とはいえ、ブラデック教授は、前FBI長官が自身のメモの公開を画策すべきではなかったとの見方も示し、「違法ではないが、間違っていた」と筆者に語った。ターリー教授も、コミー氏について「プロらしくない」「キズモノ」だと評した。

言い換えれば、トランプ大統領やカソウィッツ氏、そして彼らの仲間たちには、コミー氏に対して使用できる数多くの攻撃手段がある。だが、FBI長官と話す際、大統領に特権を行使する権限があるという考えは抜きにしよう。

制限なき特権感覚は、最高経営責任者(CEO)としてのかつての生活で、トランプ氏が下してきた決断の特徴と言えるかもしれない。だが、そのような生活がもう終わったと、大統領はまだ認識していないように見える。

4557チバQ:2017/06/23(金) 17:41:17
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-170623X882.html
米民主、内紛激化も=補選敗北で世代交代論

14:32

 【ワシントン時事】米ジョージア州で20日に行われた下院6区補欠選挙で民主党候補が共和党候補に競り負けたことを受け、民主党内で執行部の世代交代を求める声が上がっている。執行部側は取り合わない構えだが、来年11月の中間選挙に向けて内紛が激化する可能性もある。

 同区は古くから共和党の牙城。しかし、トランプ大統領の人気低迷に勝機を見いだした民主党は大量の資金を投入し、「トランプ氏の是非を問う選挙」と位置付けて攻勢を強めた。これに対し、共和党は保守層のアレルギーが強いペロシ民主党下院院内総務を想起させる戦術で対抗した。

 結果は3ポイント超の差で共和党が勝利。民主党の一部からは、2003年から党を率いているペロシ氏らの責任論が噴出した。ライアン下院議員は「私たちのブランドはトランプ氏よりイメージが悪い」と酷評し、ライス下院議員は「ペロシ氏と指導部は去る時だ」と執行部退陣を求めた。

4558チバQ:2017/06/24(土) 16:05:10
http://www.jiji.com/sp/article?k=2017062400311&amp;g=int
大統領暗殺示唆、冗談を謝罪=米俳優ジョニー・デップさん

2017年06月24日11時22分

22日、英南部サマセット州で開かれた音楽祭に登場した米俳優ジョニー・デップさん(AFP=時事)

 【ロサンゼルス時事】米人気俳優ジョニー・デップさん(54)が22日、トランプ米大統領の暗殺をほのめかすような発言を行い、インターネット上などで批判が相次いだ。これを受け、デップさんは23日、「趣味の悪い冗談を謝罪する」と声明を出した。米芸能誌ピープルが報じた。
 デップさんは英国南部で開かれた音楽祭で、トランプ大統領の名前を出した上で「最後に俳優が大統領を暗殺したのはいつ?」などと聴衆に語りかけた。米国では1865年にリンカーン大統領が俳優に暗殺された。
 発言に対する批判の中、デップさんは声明で「楽しませようとしただけで、誰も傷つけるつもりはなかった」などとコメントした。 
 米国では5月末、女性お笑い芸人がトランプ大統領に似せた人形の頭部を持つ動画を公開し、批判を浴びている。

4559とはずがたり:2017/06/24(土) 20:57:12

メキシコ国境に「ソーラー壁」=発電し建設コスト節減―米大統領
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-170624X973.html
06:09時事通信

 【ワシントン時事】トランプ米大統領が、不法移民流入防止のためメキシコ国境に計画する「壁」に、太陽光パネルを設置し発電する構想を披露した。生み出した電力を売って建設費用に充てる「見事な発想」と自賛するが、実現性は不明で、そもそも本気なのか疑問視する声も出ている。

 「われわれは、ユニークなことを考えている」。21日、アイオワ州での集会で演説したトランプ氏は、不法移民の取り締まり強化に関し持論を展開後、「ソーラー壁」構想に言及した。

 同氏は、数百億ドル(数兆円)規模とも言われる壁の建設費用を最終的にメキシコに負担させる方針。メキシコは負担を断固拒否しているが、電力売却益を回すことによって「メキシコが払う額も少なくて済む」という理屈だ。

 トランプ氏は「いいだろう? 私のアイデアだ」と胸を張るが、太陽光発電推進団体の幹部は、AFP通信に「(砂漠など)周囲に誰もいない場所にパネルを設置して、電力の買い手がつくだろうか」と懐疑的。壁は複数の州にまたがって建設することになるが、州によって規制などが異なるのもネックで「政府が(ソーラー壁の)アイデアを真剣に考えているとは思わない」と話す。

 政府が議会に示した10月からの新年度予算教書は、壁の建設費として16億ドル(約1780億円)を計上したが、太陽光パネルに関する言及はない。サンダース大統領副報道官は22日の記者会見で、ソーラー壁に関し「現時点で大統領が考えているアイデアの一つにすぎず、最終決定されたものではない」と説明した。

4560とはずがたり:2017/06/24(土) 21:57:48

冷泉彰彦
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代
トランプ支持率の下げ止まりは民主党の敵失なのか
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2017/06/post-923.php
2017年06月22日(木)15時40分

20日の下院補選での勝利を受けてアイオワ州のラリーで気勢を上げたトランプ Scott Morgan-REUTERS
<ロシア疑惑で下がり続けていたトランプの支持率はここに来て下げ止まり。さらに今週2つの下院補欠選挙で共和党候補が勝利し、トランプを攻めきれない民主党も正念場を迎えている>

トランプ政権は支持・不支持が拮抗した形でスタートを切りましたが、1月以降は一貫して支持率が低下していました。他でもない、マイケル・フリン前大統領補佐官(安全保障担当)が辞任したのを契機に表面化した「ロシア疑惑」が拡大の一途をたどったからです。

政治サイト「リアル・クリアー・ポリティクス」がリアルタイムで公表している、全国規模の世論調査の「平均値」でも、支持率に関して言えば5月中旬に40%を切って以来、30%台というアメリカの大統領としては異常に低い数字が続き、しかも下がり続けていました。

ところが、6月の中旬に38.6%という最低を記録して以降は、支持率がやや改善、不支持も減少しており、6月21日の時点では支持が40.1%と40%台を回復しています。不支持も54%で最悪期の56%からは2ポイント改善しているのです。

支持率の数字だけではありません。6月20日に行われた下院の補欠選挙では、ジョージア6区、サウスカロライナ5区の2選挙区で共和党候補が勝利しています。特にジョージア6区は、「トランプ政権への信任投票」であるとか「2018年の中間選挙の前哨戦」と言われて全国的に注目されたのですが、民主党は結局、議席を奪うことができませんでした。

この2戦全勝という「勝利」を受けて、トランプ大統領はアイオワ州に飛んで支持者を集め「アメリカを再び偉大に」と銘打った演説会を開いて気勢を上げています。先ほどの支持率40%台の回復というのは、この選挙の前の時点のものですから、結果を受けて更に上がるかもしれません。

ロシア疑惑が深刻化し、大統領自身が「FBI長官の解雇」という行動に出た中で、疑惑はさらに深まっています。そんな中での支持率の回復、そして補選での勝利という現象について、色々な解説がされています。

まず、一つのきっかけを作った事件としては、前週6月14日に起きた共和党議員団への銃撃事件が指摘できます。サンダース支持派で、トランプ大統領に激しい憎悪を抱いていたという狙撃犯のバックグラウンドが明らかになるにつれて、アメリカでは稀な左派テロという評価が確定しました。実際にジョージアの選挙戦終盤には、共和党陣営は「民主党のオソフ候補の支持者には銃撃犯のようなテロリストがいる」などという、「おどろおどろしい」ネガティブ・キャンペーンのテレビ広告を流していたのです。

4561とはずがたり:2017/06/24(土) 21:58:00
>>4560-4561

その一方で、民主党とメディアが「ムリに全国規模の関心を集めた」ことが、かえって勝機を逸することになったという見方もあります。民主党のジョン・オソフ候補は、前職はドキュンタリー番組のディレクターやライターをしていたジャーナリストですが、南部ジョージア州の補選に出るということで、政策に関しては「中道と左派の中間」だと自称し、サンダースよりも、ヒラリーよりも中道に寄った政策を主張していました。

ところが、一旦この「保守の牙城ジョージア6区」が「崩せるかもしれない」という報道が広まると、全国の民主党支持者が熱狂的な関心を寄せるようになったのです。その結果として、小口の個人政治献金が怒涛のように集まってしまい、全部で3000万ドル(約33億円)が集まると同時に、ボランティアなども殺到したのです。

結果として選挙戦は「トランプという差別的で品格に欠けた人物を許さない」という一種の抵抗運動になってしまいました。そうなると、共和党側も「負けられない」ということで、資金も集まり、こちらも1700万ドル(約19億円)を集め、そのカネで先ほどのようなネガティブ広告が大量に出稿されたのです。

そこでオソフ候補は、ドキュメンタリー映画作家ということから「中道ではなく、アフリカの不幸などを撮影に行く極左候補」だという烙印を押され、同時に「民主党はナンシー・ペロシ(下院院内総務)が影で操るトランプ・ヘイトの金権選挙をやっている」という攻撃を受けたのです。

そうなると、そもそもジョージア6区というのが保守の牙城だということが意味を持ってきます。それこそ、90年代には共和党のニュート・ギングリッチがここから連続して選出され、下院議長として「小さな政府論・均衡財政論」を掲げてクリントン政権と対決した歴史もあるのです。

仮に、ここまで全国区の関心を集めることがなく、オソフ候補が中道的な政策を静かに語ることができたら、いくら保守的な選挙区でも「反トランプ票」を集めて、過半数を取ることができたかもしれない、そんな議論もあるぐらいです。また、「トランプへの抵抗運動一色」ではなく「景気や雇用、経済政策」をしっかり語るべきだったという反省の声も聞かれます。

中には、「我々民主党には新しいリーダーシップが必要だ」(マサチューセッツ6区選出のセス・モールトン下院議員)という言い方で、公然とナンシー・ペロシ院内総務の退陣を求める声も出てきています。

現在の議会下院は定数435議席ですが、共和党が239議席(プラス今回補選の2議席)で過半数を握っています。これに対して民主党は193議席が現有勢力です。何よりも、大統領の弾劾裁判の発議には下院の過半数が必要で、そのためには次回2018年11月の中間選挙で25議席を上乗せして過半数を取らなくてはなりません。

そう考えると、今回の補選の結果、そしてトランプ支持率の「下げ止まり」というのは、民主党にとってはかなり厳しい事態です。世代交代を進め、政策論争での戦闘モードに戻れるか、党としての正念場に来ていると言えます。

4562とはずがたり:2017/06/24(土) 22:13:00
ジョージア6区はアトランタ北郊だそうな。

2017年 06月 21日 12:26 JST
米ジョージア州下院補選、共和党候補が勝利=CNN
https://jp.reuters.com/article/georgia-state-election-idJPKBN19C07Y

[サンディ・スプリングス(米ジョージア州) 20日 ロイター] - 米CNNは20日、ジョージア州下院6区補欠選挙の決選投票で共和党候補のカレン・ハンデル氏が勝利する見通しと報じた。

同選挙はトランプ大統領に対する住民投票として注目されていた。

CNNは開票率が65%を超えた段階でハンデル氏が民主党候補のジョン・オーソフ氏を破り勝利すると予想。


選挙結果はワシントンの政治力学に大きく影響することはない見込み。ただ、ヘルスケアや税制改革の法制化が進まない共和党にとって、自信につながるとみられている。

20日はサウスカロライナ州でも下院5区の補欠選挙が行われ、共和党候補ノーマン氏が勝利した。

米ジョージア州で下院補選の決選投票 全米が注目
https://www.cnn.co.jp/usa/35103031.html
2017.06.20 Tue posted at 20:43 JST

(CNN) 米ジョージア州アトランタ北郊の連邦下院第6選挙区で20日、補欠選挙の決選投票が実施される。伝統的な共和党地盤で民主党が議席奪取を狙う展開に、全米から注目が集まっている。
同選挙区選出のプライス前議員がトランプ政権の厚生長官に就任したことを受けた補選で、4月に第1回投票が行われた。20日は民主党ジョン・オーソフ氏、共和党カレン・ヘンデル氏の上位2候補が決選投票に臨む。
選挙戦につぎ込まれた資金は総額5000万ドル(約55億円)と、下院選としては史上最高を記録した。期日前投票を済ませた有権者の数も14万人と、大統領選に迫る異例の出足だ。
トランプ大統領の支持率が低迷するなか、来年秋の中間選挙でこれが共和党の議席にどう影響するか、民主党が共和党地盤の議席をどれだけ奪えるかを占う一戦になりそうだ。
トランプ氏も19日夜にツイッターを通して参戦し、オーソフ氏の住所は選挙区外に当たると批判した。
同選挙区は伝統的に共和党が強く、プライス氏は04年以降、毎回60%の得票率で当選していた。12年の大統領選では、共和党候補だったミット・ロムニー氏がオバマ前大統領に23ポイント余りの差で勝利した。昨年の大統領選でもトランプ氏が勝ったものの、民主党候補のヒラリー・クリントン氏との差はわずか1.5ポイントだった。

4563とはずがたり:2017/06/27(火) 14:41:22

トランプ政権 中東など6カ国の入国禁止令差し止めを一部解除 米最高裁 今秋審理後に最終判断
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170627-00000500-san-n_ame
6/27(火) 1:42配信 産経新聞

 【ワシントン=小雲規生】米連邦最高裁判所は26日、トランプ大統領が3月に署名した中東・アフリカ6カ国からの入国を一時禁止する新大統領令について、カリフォルニア州の連邦高裁などの差し止め判断を一部解除すると発表した。最高裁は今秋に審理を行い、その後、最終的な判断を下す。

 最高裁は米国内にいる個人や組織と関係がない入国者に対しては、入国禁止が認められるとした。米国内に親族がいるなどのケースでは引き続き、6カ国からの入国が可能になるとみられるが、こうした事情がなければ入国禁止が広範に実施される可能性がある。

 連邦高裁の差し止め解除を求めていたトランプ氏の主張が部分的に認められた形で、テロリストの入国阻止などを理由に大統領令を打ち出したトランプ氏の政策が前進した。また最高裁は6カ国からの難民としての入国希望者に対しても部分的に120日間の入国禁止が認められるとした。

 大統領令はイラン、リビア、ソマリア、スーダン、シリア、イエメンの6カ国からの入国を90日間禁じる内容。トランプ政権はこれらの6カ国はテロ支援国家に指定されていたり、政情が不安定化しているなどとしており、念入りな調査が必要だと主張していた。

 トランプ氏は1月には7カ国からの入国禁止を定めた大統領令に署名したが、「イスラム教徒の排斥にあたる」などとの批判を受けて撤回していた。新大統領令は対象を6カ国に絞り込み、テロ対策であることを明確にしているが、「宗教的な差別だ」との批判が残っている。

 今回の判断では保守派のトーマス、アリート、ゴーサッチの3判事が、大統領令への差し止めを全面的に解除すべきだと主張していた。

4564とはずがたり:2017/06/27(火) 18:55:06
TVカメラ制限で大統領報道官追及=米メディア
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170627-00000072-jij-n_ame
6/27(火) 14:21配信 時事通信

 【ワシントン時事】「あなたは税金から給料をもらっている米政府の報道官だ。説明してくれないか」。

 テレビカメラが入る定例記者会見の頻度をホワイトハウスが減らす中、スパイサー大統領報道官が26日の定例会見で、複数の記者から理由を厳しく問いただされる場面があった。

 この日の会見ではテレビカメラの撮影だけでなく、音声を生放送で流すことも認められなかった。こうした方式は22日から3回連続だ。

 CNNテレビのジム・アコスタ記者は「カメラのスイッチを入れるべきだ」「なぜカメラを認めないのか」などと再三質問。報道官が無視していると、他社の記者も「正当な質問だ」と加勢し、報道官は「カメラを入れる日もあれば、入れない日もある」と渋々説明していた。 

トランプ政権が定例会見制限=メディア反発、周辺も懸念
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017062400383&amp;g=int

 【ワシントン時事】米ホワイトハウスがスパイサー大統領報道官らによる定例記者会見の回数や取材方法を制限している。メディアとの対決姿勢を鮮明にするトランプ大統領の意向が背景にあるようだが、メディア側は報道の自由を後退させると猛反発。大統領周辺からも懸念が出ている。

 トランプ政権もオバマ前政権に倣い、当初は定例会見を週に4〜5回行うのが通例だった。しかし、大統領が5月下旬に外遊から帰国すると開催回数を削減。開いたとしても短時間で打ち切ったり、カメラ撮影を禁じたり、録音を放送で流すことを禁止したりするケースが多くなった。
 例えば23日はカメラ撮影を認めず、音声での生放送も禁止。このため、以前は会見をリアルタイムで流していたCNNテレビも、法廷画のような絵と音声を終了後に伝えるしかなかった。
 ホワイトハウスがこうした対応を取るのは、会見でロシア疑惑などを厳しく追及するメディアへの反発が大きいようだ。大統領は21日、「視聴率のためなら何でもする不誠実なメディアの脅しには屈しない」と強調。報道官は「辛辣(しんらつ)な質問でスターになりたがる記者が多い」と非難した。
 これに対し、ホワイトハウス記者会は22日、合衆国憲法を盾に「国民には政府高官が質問に直面するのを視聴する権利がある」と抗議。米メディアによると、大統領の支援者からも「生放送を減らせば、国民にメッセージを直接届ける機会が失われる」と懸念する声が出ているという。 (2017/06/24-14:43)

4565とはずがたり:2017/06/27(火) 20:18:30

米CNN、ジャーナリスト3人が退社 ロシア巡る報道削除で
ロイター 2017年6月27日 13時34分 (2017年6月27日 17時06分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20170627/Reuters_newsml_KBN19I0DM.html

[26日 ロイター] - 米メディア大手タイム・ワーナー<TWX.N>のニュース部門CNNは26日、ロシアを巡る報道が掲載後に削除されたことを受け、ジャーナリスト3人が辞表を提出、これを受理したことを明らかにした。
CNNは22日、米議会がロシアの投資ファンドとトランプ大統領の側近との関係を調べていると報じた。
CNNはこの記事について26日、掲載時に一部の編集プロセスが守られなかったことが内部調査により判明し、23日夜にウェブサイトから削除したと報じた。
CNNは削除された記事の代わりに、同記事の中で調査対象として報じられたアンソニー・スカラムッチ氏への謝罪を掲載した。
トランプ大統領はCNNを「偽ニュース」と呼び、就任後初の公式会見で同社記者からの質問を拒否するなど、CNNに対して批判的な態度を示してきた。

4566とはずがたり:2017/06/28(水) 10:13:39

オバマ氏のロシア疑惑対応は「共謀」、トランプ米大統領が批判
ロイター 2017年6月27日 09時23分 (2017年6月27日 14時06分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20170627/Reuters_newsml_KBN19I01I.html

[ワシントン 26日 ロイター] - トランプ米大統領は26日、昨年の大統領選へのロシアによる介入疑惑についてツイッターに投稿し、オバマ前大統領が「共謀や妨害をした」として証拠を示さずに批判した。
トランプ氏は「CIA(中央情報局)に介入を知らされた後もオバマ氏が何もしなかった理由は、(ヒラリー・)クリントンが勝つと思い、波風を立てたくなかったからだ」とし、この問題でオバマ氏が共謀・妨害したものの、「民主党やひねくれヒラリーにとって役立たなかった」と主張した。
トランプ氏は25日放送のフォックスニュースとのインタビューでも、オバマ氏が選挙前にロシア疑惑を承知しながら対応を取らなかったと非難。一方、前政権のある当局者は、オバマ氏がロシアのプーチン大統領に直接問題を指摘したと反論している。
さらにトランプ氏は「4カ月もロシアについて調べているのに、陣営関係者の共謀を示す証拠はゼロだ。共謀も妨害もない。私は謝罪を受けるべきだ」とも投稿した。

4567とはずがたり:2017/06/28(水) 12:52:15

<IMF>「米の3%成長不可能」所得格差を警戒
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170627-00000129-mai-bus_all
6/27(火) 22:07配信 毎日新聞

 【ワシントン清水憲司】国際通貨基金(IMF)は27日、トランプ米政権が掲げる経済成長率3%について「年1%を超える成長率の持続的な加速は到底不可能だ」との声明を発表し、望ましい経済政策として税財政改革を通じた低中所得者層の底上げを提言した。ドル相場については1〜2割程度の「やや過大評価」との見解を示した。

 米国経済に関する年次審査の終了にあわせて発表した。米経済について「過去3番目に長い景気拡大の中にあり、雇用は持続的に強い」と評価しながらも、2008年の金融危機以降、年2%前後にとどまる成長率や、低中所得者を中心に伸び悩む家計所得について「あまりに低く、あまりに不平等」と指摘。所得格差を緩和し、教育や労働参加を促す税財政改革を呼びかけた。

 米経済は1980年代には3〜4%の成長率を記録したが、若年人口の増加や米国の財政拡大などによるもので「こうした追い風が再び吹くことはないだろう」とも指摘。公約実現の遅れもあり、2017年の実質成長率見通しを4月時点の2.3%増から2.1%増に下方修正し、その後も2%前後が続くと見通した。

 米連邦準備制度理事会(FRB)については「雇用最大化」と「物価上昇率2%」の目標を「大筋で達成した」として、利上げ継続や資産圧縮開始を支持した。通商政策では「国家安全保障に立脚した輸入制限には慎重であるべきで、経済を弱体化させる措置は避けないといけない」として、トランプ政権が月内にも制裁案を出す鉄鋼・アルミ製品の輸入調査をけん制した。

4568とはずがたり:2017/06/28(水) 19:10:41
TVカメラ制限で大統領報道官追及=米メディア
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170627-00000072-jij-n_ame
6/27(火) 14:21配信 時事通信

 【ワシントン時事】「あなたは税金から給料をもらっている米政府の報道官だ。説明してくれないか」。

 テレビカメラが入る定例記者会見の頻度をホワイトハウスが減らす中、スパイサー大統領報道官が26日の定例会見で、複数の記者から理由を厳しく問いただされる場面があった。

 この日の会見ではテレビカメラの撮影だけでなく、音声を生放送で流すことも認められなかった。こうした方式は22日から3回連続だ。

 CNNテレビのジム・アコスタ記者は「カメラのスイッチを入れるべきだ」「なぜカメラを認めないのか」などと再三質問。報道官が無視していると、他社の記者も「正当な質問だ」と加勢し、報道官は「カメラを入れる日もあれば、入れない日もある」と渋々説明していた。 

トランプ政権が定例会見制限=メディア反発、周辺も懸念
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017062400383&amp;g=int

 【ワシントン時事】米ホワイトハウスがスパイサー大統領報道官らによる定例記者会見の回数や取材方法を制限している。メディアとの対決姿勢を鮮明にするトランプ大統領の意向が背景にあるようだが、メディア側は報道の自由を後退させると猛反発。大統領周辺からも懸念が出ている。

 トランプ政権もオバマ前政権に倣い、当初は定例会見を週に4〜5回行うのが通例だった。しかし、大統領が5月下旬に外遊から帰国すると開催回数を削減。開いたとしても短時間で打ち切ったり、カメラ撮影を禁じたり、録音を放送で流すことを禁止したりするケースが多くなった。
 例えば23日はカメラ撮影を認めず、音声での生放送も禁止。このため、以前は会見をリアルタイムで流していたCNNテレビも、法廷画のような絵と音声を終了後に伝えるしかなかった。
 ホワイトハウスがこうした対応を取るのは、会見でロシア疑惑などを厳しく追及するメディアへの反発が大きいようだ。大統領は21日、「視聴率のためなら何でもする不誠実なメディアの脅しには屈しない」と強調。報道官は「辛辣(しんらつ)な質問でスターになりたがる記者が多い」と非難した。
 これに対し、ホワイトハウス記者会は22日、合衆国憲法を盾に「国民には政府高官が質問に直面するのを視聴する権利がある」と抗議。米メディアによると、大統領の支援者からも「生放送を減らせば、国民にメッセージを直接届ける機会が失われる」と懸念する声が出ているという。 (2017/06/24-14:43)

4569チバQ:2017/06/30(金) 22:36:25
http://www.sankei.com/world/news/170630/wor1706300002-n1.html
2017.6.30 17:00
【アメリカを読む】
臆測呼ぶクリントン夫妻の37歳一人娘「政界進出の野望」 政治から社会ネタまで…ツイッターで存在感発揮

 ビル・クリントン元大統領(70)とヒラリー・クリントン元国務長官(69)の一人娘、チェルシー・クリントンさん(37)の「つぶやき」が注目の的だ。昨年11月の米大統領選で母親が敗れた後、ツイッターの投稿回数が急増し、政治から社会ネタまでひんぱんに発信している。5月には新たな児童書も出版。チェルシーさんの精力的な活動ぶりに、米メディアでは「政界進出を狙っているのか」との臆測も飛び交っている。
(ニューヨーク 上塚真由)

 大統領選後、表舞台に出る機会がめっぽう減った両親に代わって、クリントン家の「顔」となっているのが、2児の母親であるチェルシーさんだ。一家の慈善団体「クリントン財団」で副理事長を務めるほか、コロンビア大の公衆衛生大学院で非常勤講師としても働いている。

 5月末には、児童書「She Persisted」(彼女らは貫き通した)を出版。奴隷解放活動家のハリエット・タブマンや、ヘレン・ケラー、人気司会者のオプラ・ウィンフリーさんら13人の米国人女性を取り上げ、目標に向かって決してあきらめない生き方を紹介している。

 新書の宣伝もかねて、6月は米テレビ番組にもたびたび出演。ABCテレビのインタビューでは、昨年11月の大統領選後、家族で過ごす時間が増えたと明かし、母親のクリントン元国務長官が敗れたことは「予期せぬ恵み」と表現。自身の政界進出への可能性を問われると、「もっと多くの女性たちが選挙に立候補することを望んでいる。将来、そういう女性た

ちをサポートするのが楽しみ」とかわした。

 チェルシーさんの変貌ぶりが顕著に表れているのが、ツイッターの投稿回数だ。2012年にアカウントを開設し、フォロワーは約169万人。ニューヨーク・タイムズ紙によると、昨年11月には1カ月間で142回投稿したが、今年2月には300回に急増し、1日平均10回のペースで発信している。

 投稿内容はトランプ大統領の政策への批判に始まり、多岐にわたる。1月の大統領就任式でトランプ氏の三男、バロン君(11)への中傷が噴出すると、「大統領の子供」の経験者としてすかさず擁護。また、5月には、フィリピンのドゥテルテ大統領がレイプを容認するような発言をしたことに、チェルシーさんは「面白くも何ともない」「ドゥテルテは人権を一切顧みない、残忍な凶悪犯だ」などと投稿。これを受けて、ドゥテルテ氏がチェルシーさんを攻撃するなど騒動となった。

 なぜ、チェルシーさんは最近になって発信力を強めているのか。その真意はどこにあるのか。

 米紙ニューヨーク・タイムズは、チェルシーさんの友人や知人らにインタビュー。友人らは一様に「普通の人と同じようにツイートしているだけ」と、チェルシーさんは政界進出に興味がないと答えた。一方で、有力民主党員の一人は、両親が政界の表舞台から姿を消している間、『クリントン』の名前を世間から忘れられないようにしているのだろう、と読み取った。

「もしチェルシーが立候補することになれば、大変なことだ」(米紙ニューヨーク・ポスト)、「神様おねがい、チェルシーを止めて」(米誌バニティフェア)…。クリントン家から3人目の政治家が誕生することを懸念して、チェルシーさんに冷ややかな記事も少なくない。

 米メディアによると、民主党員でさえ、クリントン家の政界からの“引退”を望む人が多いという。4月末に米政治専門サイト「ポリティコ」などが行った世論調査によると、チェルシーさんの将来的な政界進出を望むと答えた人は27%にとどまり、望まないと答えた人は48%となった。

 チェルシーさんは、NBCテレビのインタビューで、昨年は母親の大統領選のサポートに専念しており、選挙後、ソーシャルメディアを利用することが増えただけと説明。トランプ政権を念頭に、「私たちは今、沈黙しないようにする責務がある」とも語った。

 政治家転身の可能性について、決して「NO」と言わないチェルシーさん。曖昧な言い回しも、周囲の関心をひきつける要因となっている。

チェルシー・クリントンさん

 1980年2月生まれ、アーカンソー州リトルロック出身。2001年スタンフォード大卒。オックスフォード大などで修士号。マッキンゼーなどを経て、クリントン財団副理事長。10年、知人でゴールドマン・サックス勤務のマーク・メズビンスキーと結婚。2児の母親に。

4570チバQ:2017/07/03(月) 18:15:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170703-00000565-san-n_ame

トランプ氏、ツイッターで「CNNに暴行」映像 女性司会者には容姿批判 相次ぐ異形のメディア攻撃


7/3(月) 18:06配信

 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は2日、過去にプロレス大会に出場した際の映像を編集し、自身が殴りつけている敵役の頭部に米CNNテレビのロゴを重ねる加工を施した上でツイッターに投稿した。映像はトランプ氏が暴力による言論弾圧を奨励しているようにも受け取れるため、米メディアや与野党から「とても大統領のやることとは思えない」と批判の声が噴出している。

 28秒間にわたる問題の動画は、世界最大のレスリング団体WWEによる2007年の興行「レッスルマニア23」の映像を使用。リングサイドに現れたトランプ氏が、CNNのロゴで顔が見えないスーツ姿の男性を押し倒して何度も拳で殴り、立ち去る様子が数回にわたり繰り返される。

 映像の最後にはCNNならぬ「FNN(詐欺ニュース・ネットワーク)」の文字が映し出され、日頃トランプ氏に批判的な報道を展開しているCNNへの意趣返しなのは明らかだ。

 CNNは同日、声明を発表し、「本日は、合衆国大統領が記者に対する暴力をけしかけるという悲しむべき日となった」と述べた上で、ロシアのプーチン大統領との初会談や北朝鮮情勢などの懸案をよそに、トランプ氏は「極めて低次元で幼稚な行為に没頭している」と非難した。

 トランプ氏は6月29日のツイッターでも、MSNBCテレビの朝の報道番組「モーニング・ジョー」の女性司会者について「知能指数が低く頭がおかしい」「(前に会ったときに)顔のしわ取りの整形手術でひどく出血していた」などと罵倒する発言を書き込み、波紋を広げていた。

 トランプ氏は1日に何時間もテレビの視聴に費やし、自身に関する報道を詳しくチェックしているとされ、一連のツイッターでの発言は、メディアの政権批判に対する同氏の苛立ちが異様な形で暴発した結果といえそうだ。

4571チバQ:2017/07/03(月) 20:01:09
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017070300115&amp;g=int
米大統領、「CNNをKO」動画公開=メディア批判エスカレート


 【ワシントン時事】トランプ米大統領は2日、自身が米CNNテレビに見立てた「敵」をたたきのめす動画をツイッターに掲載した。トランプ氏は1日の投稿で、CNNを「ごみジャーナリズム」と罵倒したばかりで、政権に批判的なメディアへの攻撃をさらにエスカレートさせている。
 投稿された動画でトランプ氏は、CNNのロゴで顔を隠した人物に襲いかかり、激しく殴打している。同氏が約10年前、プロレス興行に出場した時の映像を加工したものとみられる。動画の最後には、CNNをもじった「FNN(詐欺ニュースネットワーク)」という表示が出る。
 動画掲載を受け、CNNは声明で「米国の大統領が記者への暴力をけしかけるのは、悲しむべきことだ」と批判。「われわれは(報道という)仕事を続ける。彼も(大統領の職務という)自分の仕事に取り掛かるべきだ」と、メディア批判に力を入れるトランプ氏に反撃した。(2017/07/03-05:04) 関連ニュース

4572チバQ:2017/07/09(日) 23:00:56
台湾総統って書き方もミスリードでは?
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170709-00000042-jij-n_ame
習主席を「台湾総統」と誤記=安倍氏は「大統領」―米ホワイトハウス
7/9(日) 14:56配信 時事通信
 【ワシントン時事】米ホワイトハウスは8日、報道機関向けの声明で、トランプ大統領がドイツ・ハンブルクで会談した中国の習近平国家主席を台湾を指す「Republic of China」(中華民国)の総統と間違って記載した。

 その直前にトランプ大統領が会談した安倍晋三首相も「日本の大統領」と紹介。失態を重ねた。

 習氏の肩書は「President of People’s Republic of China」(中華人民共和国の国家主席)。これをホワイトハウスは、中国が国家認定を拒んでいる台湾と混同。安倍氏については「Prime Minister」(首相)とすべき肩書を「President」(大統領)と間違った。

 これまでの政権でも声明のつづり間違いはごくまれに起きていた。だが、トランプ政権は中国に北朝鮮への圧力強化を求める一方、6月に台湾への武器供与を決めたばかり。ワシントン・ポスト紙は「米中関係が複雑化しているさなか、ホワイトハウスの失態は起きた」と懸念を示している。

4573とはずがたり:2017/07/10(月) 16:54:20
オバマケア代替法案、成立の見通し立たず 共和党に悲観論広がる
ロイター 2017年7月10日 12時51分 (2017年7月10日 16時06分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20170710/Reuters_newsml_KBN19V090.html

[ワシントン 9日 ロイター] - 10日の米議会休会明けを前に、米与党・共和党の有力議員らは上院の医療保険制度改革(オバマケア)代替法案可決の可能性について否定的な見方を相次いで示した。
同党重鎮のマケイン上院議員はCBSテレビの番組で「廃案になるというのがわたしの見方だ」と表明。医療保険関連法案について共和党は民主党と協力する必要があるとの見方を示した。
トランプ大統領は9日ツイッターに「共和党が長年オバマケアの廃止、代替策導入を訴えてきたのをわたしは『一般市民』としても聞いてきた。そのチャンスが遂に来た」と投稿し、共和党議員らに法案成立を目指すよう訴えた。
ただ、7月4日の独立記念日に伴う休会中に地元州に戻った共和党上院議員らは、有権者が強く反対している状況に直面したため、さらに成立が難しくなる可能性がある。
同法案には民主党が反対しているほか、上院共和党の少なくとも10人が反対を表明。さらに、批判的な見方を示したり態度を保留にしたりする議員も多い。
ビル・カシディ共和党上院議員は9日、FOXニュースに対し、「明らかに法案は廃止だ」と指摘。「大幅修正の計画がなくなったかどうかは分からない。わたしはそれをまだ確認していない」と述べた。
一方、プリーバス大統領首席補佐官は同テレビに対し、トランプ大統領は議会が8月の休会前にオバマケア改廃法案を可決することを期待していると語った。
法案が上院を通過するには上院で52票を握る共和党から50票以上の賛成が必要となる。下院案は5月に通過している。上院トップのマコネル院内総務はこれまで、7月29日に始まる6週間の休会期間を前に採決を行う考えを示している。

4575とはずがたり:2017/07/12(水) 10:37:29

2017年 07月 12日 06:38 JST
トランプ氏長男、米大統領選巡るロシア支援を歓迎か メール公表
http://jp.reuters.com/article/usa-trump-russia-emails-idJPKBN19W249?sp=true

[ワシントン 11日 ロイター] - トランプ米大統領の長男、ドナルド・トランプ・ジュニア氏は11日、昨年の米大統領選中にロシア人弁護士と会合したとされる問題を巡り、一連の電子メールを公開した。

メールの内容からは、父親のトランプ氏の大統領当選に向けたロシア政府による支援の一環として、対抗馬だった民主党候補クリントン元国務長官に不利な情報を保有しているとされる弁護士との会合をトランプ・ジュニア氏が快諾していたことが示されている。

トランプ・ジュニア氏はツイッターで、問題の会合を取り持ったパブリシストのロブ・ゴールドストーン氏が同氏に宛てた2016年6月3日付のメールを公表。

ゴールドストーン氏は同メールで「ロシア政府のトップ検事が公文書に加え、クリントン氏に不利となる情報および同氏のロシアとの対応に関する情報をトランプ陣営に提供することを申し出た。あなたのお父さんに非常に役立つだろう」と指摘。さらに「これが高官レベルの機密情報であることは明確だが、ロシアと同国政府のトランプ氏に対する支持の表れといえる」と述べている。

トランプ・ジュニア氏は、メールのやり取りを公表したのは「完全に透明であるため」とし、問題の弁護士は「何も提供する情報を持ち合わせていなかった」と説明した。

これに先立ち、接触したロシア人弁護士ナタリア・ベセルニツカヤ氏は、NBCとのインタビューで、ロシア政府とのつながりはないとし、クリントン元国務長官ではなく、ロシア当局者に対する米国の制裁措置について話すことを望んでいたと語っている。

ホワイトハウスのサンダース報道官は、トランプ大統領は息子の透明性を高く評価しているとし、息子は「質の高い人間」だと考えていると述べた。

ロシア人弁護士との会合を最初に報じた米紙ニューヨーク・タイムズは、同紙が電子メールの内容を報道するとトランプ・ジュニア氏に伝えたところ、同氏はコメントの要請には応じず、自らツイッターにメールを公表したと主張している。

<金融市場は動揺>

市場は、突然の電子メール公表に動揺したもようだ。S&P総合500種.SPXは約20分程度で約0.6%下落。ドルも売られ、米国債利回りは低下した。

投資助言会社アランB.ランツ・アンド・アソシエーツのアラン・ランツ氏は「これは、トランプ大統領が政策課題を実現する上で新たな障害になる」とし、「そのため市場が即座に大きく反応した」と述べる。

トランプ・ジュニア氏がロシア人弁護士との会合に出席したことで、刑事責任を問われるかどうかを巡っては、専門家の見方は分かれている。

ただ「クリントン氏に不利な情報の申し出は、トランプ陣営に対するロシア政府の支援の一環」とゴールドストーン氏が指摘していることは、ロシアの大統領選関与やトランプ陣営との癒着を巡る疑惑を調査している連邦当局や議会に対し、新たな材料を提供するのは確実だ。

4576とはずがたり:2017/07/13(木) 16:43:49

米FDIC次期総裁に指名のクリンガー氏が辞退、家庭の事情
https://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20170713022.html
11:50ロイター

[ワシントン 12日 ロイター] - トランプ米大統領が連邦預金保険公社(FDIC)の次期総裁に指名していたジェームズ・クリンガー氏は12日、指名を辞退することを明らかにした。家庭の事情が理由だとしている。

トランプ大統領は6月、FDICの次期総裁としてクリンガー氏を指名していた。

同氏は下院金融サービス委員会の共和党メンバーを約20年間務め、同委員会の主席顧問も務めた。

FDICのマーティン・グルエンバーグ現総裁は、今年11月の任期終了まで職務を続ける予定。グルエンバーグ氏はオバマ前大統領に指名された。

4577とはずがたり:2017/07/13(木) 17:02:56
トランプ長男、ロシア疑惑の動かぬ証拠を自らツイート
Don Trump Jr.’s Emails Are the Smoking Gun
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/07/post-7972.php
2017年7月12日(水)20時43分
ミシェル・ゴールドバーグ

<娘婿クシュナーも含め、これでトランプ選対がクリントンを倒すためにロシアの手を借りようとしたことははっきりした。トランプ長男はバカなの?>

トランプ陣営のロシア疑惑で、決定的証拠が出たと言っていいだろう。出所はいかにもトランプらしく、一家の長男による奇妙なツイッターだ。

ドナルド・トランプ・ジュニアは、昨年の大統領選の最中にロシア政府との仲介役の男性と交わしたメールをニューヨーク・タイムズ紙が報道すると知っていたのだろう。7月11日の朝、誰もが驚いたことに、ツイッターで自ら進んで一連のメールを公開したのだ。

なぜそんなことをしたのかは意味不明だ。恐らく透明性をアピールすれば、メールの重大性を軽く見てもらえるとでも思ったのだろう。もしこれがドナルド・トランプ米大統領の戦略で、今回のような決定的証拠もうやむやにしようというつもり、それに対抗できるかどうかはアメリカ人の良識にかかっている。

ジュニアにメールを送ったのはロシアの音楽関係者、ロブ・ゴールドストーンだ。トランプと親交のあるロシアの資産家の息子で、あるポップ歌手の広報担当者だ。

選対幹部3人がロシア側と面会
メールの中でゴールドストーンは、米大統領選で民主党候補だったヒラリー・クリントンに不利な情報を提供すると申し出た。「これは明らかに非常に高レベルで、慎重に扱われるべき情報だが、ロシアやロシア政府によるトランプへの支援の一貫だ。アラスとエミンも協力している」とゴールドストーンは書いた(アラス・アガラロフはポップ歌手の父親で、かつてトランプがモスクワのトランプ・タワー建設で提携しようとした資産家だ。エミン・アガラロフはその息子のポップ歌手)。ジュニアはこう返信した。「それが本当なら最高だ、特に夏の後半がいい」

ジュニアはそのメールを妹イバンカ・トランプの夫ジャレッド・クシュナー(現大統領上級顧問)とトランプの選対責任者だったポール・マナフォートに転送し、ゴールドストーンが「ロシア政府の弁護士」として言及した人物と一緒に面会しようと持ち掛けた。その弁護士はナタリア・ベセルニツカヤで、昨年6月9日に米ニューヨークのトランプ・タワーでジュニア、クシュナー、マナフォートと面会した。

ベセルニツカヤが面会で3人に有益な情報を提供したかどうかは重要でない(ジュニアは情報はなかったと言っている)。

4578とはずがたり:2017/07/13(木) 17:03:10
>>4577-4578

このメールのやり取りは、トランプ陣営が大統領選でクリントンに勝つためにロシアの助けを欲していた事実を証明している。そして夏の後半、ロシアはハッキングされたクリントン陣営のメールを暴露してトランプ陣営を助けた。トランプ陣営はその3日前、ロシアとの紛争が続くウクライナ政府への武器供与を支持しないよう、共和党綱領を書き換えている。

トランプのロシア疑惑は、今も分らないことだらけだ。辞任したマイケル・フリン前大統領補佐官(国家安全保障担当)が、ロシアのセルゲイ・キスリャク駐米大使との電話で一体何を話したのか。少なくとも、フリンはロシアに弱みを握られているとサリー・イエーツ前米司法長官代理が信じるに足る内容だったはずだ。


クシュナーはなぜ、12月にロシア政府と結びつきの深いロシア政府系銀行の頭取と接触したのか。また、クシュナーがロシア政府との間に秘密の通信網を作ろうとした提案の詳細も知らされていない。

はっきりしているのは、トランプ陣営がアメリカと敵対する外国勢力からの助けを熱烈に歓迎したことだ。トランプ陣営が、ロシア政府の代理人との接触に関して繰り返し嘘をついてきたこともわかっている。ジュニアやクシュナーは、彼らの嘘をいつでも暴露できるロシア政府の命令に逆らえないだろうことも。

新たな事実が発覚したからといって、米議会で多数派を占める共和党議員が行動に出るかどうかはわからない。たとえ共和党が何もしなくても、自分たちまで無力に感じてはいけない。

トランプ政権発足後のみじめな半年間にはよく、ゆでガエルになったような気分にさせられたものだ。どんなに抵抗しようと、かつてなら考えられなかったような政治行動にも次第に慣れてしまう。

トランプの利益相反、ロシア疑惑を捜査していたジェームズ・コミーFBI前長官の解任、ロシアに機密情報を暴露して同盟国の情報機関を裏切ったこと、アメリカを国際社会の仲間はずれにしたこと......。

きっとトランプと側近たちは今回の新事実も、また不快でも新たな現実として受け入れてもらえると願っている。決定的証拠も証拠ではないと、我々に信じ込ませられると思っている。

議会共和党はどう出るか
楽観できる理由が1つある。これまでは、トランプ陣営幹部が米大統領選でトランプを勝たせるためにロシアと共謀したとする説には、本当らしさが欠けていた。状況証拠がどんなに出ても、トランプがロシアのウラジーミル・プーチン大統領の操り人形だという説明は突飛で、まるで3流のスパイ小説のようだった。多くの人が、ロシア疑惑を取り巻く嘘や、意図的に誤った方向付けや、匿名の聞き取りから、いつか全体の真相を掴むことなど無理だと感じていた。

しかし今、光明が差した。トランプの最側近がロシアと共謀する意図を持ち、その意図を示したメールを出しても罪には問われないと信じるほど軽率な感覚の持ち主だった。彼らは悪びれもせず、アメリカ国民に敵対的なロシアについた。今、最大の疑問は、議会の共和党も同じことをするかどうかだ。

(翻訳:河原里香)

4579とはずがたり:2017/07/13(木) 17:16:04
トランプ氏「政治史上最大の魔女狩りだ」
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20170713-00000013-nnn-int
7/13(木) 8:05配信 日テレNEWS24

(c) Nippon News Network(NNN)
[ 前の映像 | 次の映像 ]
 アメリカ・トランプ大統領の長男が去年の選挙中に、ロシア側からクリントン候補に不利な情報を提供すると持ちかけられ、実際に面会していた問題で、批判が強まっている。これに対し、トランプ大統領は12日、「魔女狩りだ」と猛反発した。

 アメリカメディアは今回の問題について、「ロシアとの共謀はないと言ってきたトランプ政権の説明が覆された」と追及を強めている。これに対してトランプ大統領は、ツイッターで「長男は無実だ。これは政治史上、最大の魔女狩りだ」と猛反発。ホワイトハウスも共謀はないとの認識を示した。

 サンダース副報道官「(Q:なぜトランプ大統領は“魔女狩り”と言うのか?)(ロシアと共謀していないという)トランプ大統領の見解は明確で変わりはない」

 ただ、メディアや野党からは選挙の法律に違反するとの指摘が出ている他、特別検察官も調査する方針だと伝えられている。トランプ政権の緊迫度が高まる中、トランプ大統領はこの後、フランス訪問へと向かう。

4580とはずがたり:2017/07/13(木) 17:16:50
トランプ大統領 特別検察官“厄介”と批判
2017年6月24日 08:23
http://www.news24.jp/articles/2017/06/24/10365168.html?utm_source=Yahoonews&amp;utm_medium=relatedarticles&amp;utm_content=366874&amp;utm_campaign=n24_acquisition

米・トランプ大統領は22日、トランプ政権とロシアとの関係を捜査しているミュラー特別検察官について「厄介だ」などと批判した。コミー前長官に近いミュラー特別検察官が捜査の指揮から外れるべきかと問われると、「様子をみよう」と述べるにとどめた。

 アメリカのトランプ大統領は22日、トランプ政権とロシアとの関係を捜査している特別検察官について「厄介だ」などと批判した。

 ミュラー特別検察官は、FBI連邦捜査局のコミー前長官を解任したトランプ大統領が捜査妨害をしたのかどうか調べていると伝えられている。保守系メディア・フォックステレビの番組「フォックスアンドフレンズ」でインタビューに応じたトランプ大統領は、ミュラー特別検察官を批判した。

 トランプ大統領「ミュラー特別検察官はコミー前長官の非常に親しい友人だ。これは非常に厄介だ。コミー氏は情報をリークしたが、(ロシアとの)共謀や捜査妨害など存在しない」

 自らにかけられた疑惑を改めて否定したトランプ大統領だが、コミー前長官に近いミュラー特別検察官が捜査の指揮から外れるべきかと問われると、「様子をみよう」と述べるにとどめた。

4581チバQ:2017/07/15(土) 05:37:34
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASK7G051DK7FUHBI034.html
新駐日大使にハガティ氏が承認 投資会社の創設者

07月14日 03:39

 トランプ米大統領が新しい駐日大使に指名していた投資会社創設者のウィリアム・ハガティ氏(57)が13日、上院本会議で承認された。8月中旬にも来日し、ケネディ前駐日大使の後任として着任する見通し。上院の投票結果は、賛成が86票、反対が12票だった。

 ハガティ氏は、経営コンサルタント会社ボストン・コンサルティング・グループに勤務していた1990年代後半、東京に3年間勤務した経験がある。昨年の大統領選では、トランプ氏陣営のテネシー州財務委員長として選挙資金の確保などに貢献した。

 同州には日産やブリヂストンなど多くの日本企業が進出しており、ハガティ氏は日本企業との投資交渉などにも携わった実務家として知られている。(ワシントン=土佐茂生)

4582チバQ:2017/07/16(日) 18:52:00
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1707150014.html
【松浦肇の緯度経度】民主党の金城湯池で「隠れ共和党員」の楽しみ NY市長選候補を品定め

07月15日 13:04

 ニューヨーク市のマンハッタン北西部に位置する住宅街アッパー・ウエストで、「小さな政府賛成」「同性婚を制限せよ」といった発言を放ったら、周囲にどやしつけられると覚悟した方がいい。

 民主党の金城湯池で、昨年の米大統領選ではクリントン候補が9割も得票した地区だからだ。

 そんな保守が肩身の狭い思いをしている一角に、勇気のある人たちがいる。「ウエストサイド・リパブリカン・クラブ(WRC)」と呼ばれる、共和党員の集まりである。

 WRCは月に1回ほど「隠れキリシタン」のようにキリスト教青年会の小さな部屋で会合を開いてきた。だが、トランプ政権が成立すると一気に参加者が増え、最近はシナゴーグ(ユダヤ教の会堂)の大講堂を借りている。

 トランプ政権を支持しているからといって、「陰謀史観を持った怪しげな市民が参加しているのだろう」とアッパー・ウエストの大多数のように偏見を持ったら大間違いだ。

 参加者は弁護士からボランティア活動家まで幅広い。財政問題から国防のあり方まで、会合の議題も建設的だ。

 このところのWRCの主な活動は、今秋に予定されているニューヨーク市長選における共和党候補の品定めである。9月に予備選、11月には本選を予定している。

 戦後、ほとんどの市長が民主党出身だったが、ジュリアーニ氏(1994��2001年)やブルームバーグ氏(02��13年)のように、90年代以降は共和党が勝つ例が増えてきた(ブルームバーグ氏の2期目は無所属)。

 今年の市長選は、14年から職についているデブラシオ市長が民主党の統一候補となる公算だ。

 対する共和党側は候補者の絞り込みが始まったばかりで、WRCとしては、現職に張り合える対抗馬を探している。

 WRCが最近招待したのが、スタッテン島出身のニコール・マリオタキス氏。ニューヨーク州の議員で、母親がキューバからやってきた移民2世。最近の共和党では流行のヒスパニック系候補だ。

 マリオタキス氏が市長選挙で掲げる公約は、「地下鉄や学校施設など社会資本の再構築」「ゴミ処理をはじめとする公衆衛生の確保」「ホームレスの再就職支援」「犯罪を減らすための街灯整備」といった身の回りの政策が中心である。

 理由は、「生活の質が落ちた」ため。マリオタキス氏によると、「デブラシオ市長は社会便益を考えずに低所得者住宅などを増設した一方で、ゴミ回収の頻度を減らすなど必要な出費を減らした結果、市民の日常に支障が出てしまった」。

 ほかにも、共和党の予備選に出馬する立候補予定者または参謀役がWRCで選挙戦略を語ったが、犯罪番組の役者で知名度の高いダレン・ディオン・アキノ氏は「治安維持の強化」、実業家のロッキー・デ・ラ・フエンテ氏は「経済成長のテコ入れ」を前面に打ち出すそうだ。

 福祉重視の「大きな政府」を目指す現職と「行政の効率化」を打ち出す挑戦者たち。伝統的な、民主党と共和党の対立軸である。

 WRCの会員は、立候補予定者の公開討論が本格化する8月を楽しみに待っている。国政がワイドショーのようなバタバタ劇を続ける一方で、地方選挙の現場ではまともな政策論議が交わされる見込みだ。

4583チバQ:2017/07/17(月) 10:04:58
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-170716X930.html
就任半年、支持率36%=米大統領
07月16日 23:23時事通信

 【ワシントン時事】米紙ワシントン・ポストとABCテレビが16日発表した世論調査結果によると、20日に就任半年を迎えるトランプ大統領の最新の支持率は36%となった。不支持率は58%だった。ABCテレビは「過去70年で最低」と報じており、第2次大戦後の調査結果としては記録的に低い数字となっている。フォード大統領が1975年に記録した39%も下回った。

 米国の国際社会での指導力について、48%が「トランプ政権下で低下した」と回答したのに対し、「強まった」は27%にとどまった。また、トランプ氏の長男ドナルド・トランプ・ジュニア氏らが昨年、大統領選の民主党候補クリントン氏に関する情報提供を持ち掛けたロシア人弁護士と面会したことについては、63%が「不適切」と回答した。

4584チバQ:2017/07/19(水) 20:43:02
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1707190014.html
【トランプ政権】ハンツマン元ユタ州知事を駐露大使に指名 シンガポール、中国大使を歴任
09:54産経新聞

 【ワシントン=加納宏幸】トランプ米大統領は18日、オバマ前政権下で駐中国大使を務めたジョン・ハンツマン元ユタ州知事を駐ロシア大使に指名すると正式に発表した。

 上院の承認が得られれば、トランプ氏が目指す両国関係の改善に取り組むことになる。米露関係はロシアの米大統領選干渉疑惑で揺れている。

 ハンツマン氏は父ブッシュ政権下で駐シンガポール大使を務めた後、同州知事、駐中国大使を歴任した。オバマ氏が再選された2012年の大統領選では、共和党の候補指名争いに出馬した。

4585チバQ:2017/07/20(木) 21:20:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170720-00000084-san-n_ame
トランプ大統領就任半年 オハイオ州ルポ 白人労働者は今も期待
7/20(木) 7:55配信 産経新聞
トランプ大統領就任半年 オハイオ州ルポ 白人労働者は今も期待
トランプ氏を支持するバイク用品店経営のリンダ・ライリーさん(上塚真由撮影)(写真:産経新聞)
 ■景気良くなった/ロシア問題より仕事を戻して

 国内政策の行き詰まりやロシアによる米大統領選干渉疑惑でトランプ大統領の支持率が低迷する中、同氏を選挙戦で熱狂的に支持した白人労働者たちは何を感じているのか。「ラストベルト」(さびついた工業地帯)に位置づけられる米中西部オハイオ州の街を訪ねた。(オハイオ州中部サークルビル 上塚真由)

 州都コロンバスから南に約40キロ。人口約1万4千人のサークルビルでは来月11日、70年あまりにわたって稼働してきた米ゼネラル・エレクトリック(GE)の電球工場が閉鎖する。

 主力だった白熱電球や蛍光灯は、時代の移り変わりとともに役目が終わった。最盛期には800人ほどが勤めていたが、今は約40人が閉鎖の日を待つ。「このまま引退して父親の介護をする。GEでの仕事は幸せだった」。23年間勤めた男性(58)は言葉少なに話した。

 市内の製造業は縮小傾向が続いてきた。2004年には、ブラウン管テレビのガラス部品を扱う大型工場が閉鎖。米化学大手のデュポンの工場は今、広大な従業員用駐車場の半分も埋まっていない状態だ。失業率は約3%と高くないが「最大の雇用先は市内の病院」(市の担当者)といい、労働者の賃金向上や、働き口確保は課題の一つだ。

 「ロシアの選挙介入? そんなことで騒ぐより国の問題を立て直すことのほうが重要。ここはブルーカラーの街だから、願うのは実業家のトランプ氏が仕事を戻してくれることだけ。メディアはトランプ氏の足を引っ張ることばかりでうんざりしている」。市の中心部でバイク用品店を営むリンダ・ライリーさん(55)はこう言い切った。

 ◆職業訓練制度を拡充

 全米で7位の人口を誇る米大統領選の激戦州、オハイオ州で昨年、共和党にとって04年以来となる勝利をトランプ氏にもたらしたのは、こうした地方都市の支持者たちだ。サークルビルを含むピッカウェイ郡でトランプ氏は約69%を獲得し、民主党のクリントン元国務長官の約26%を43ポイントも引き離した。「この辺りの家はみんなトランプ氏の看板を掲げていた。今でも投票日の興奮を思い出すわ」とライリーさん。

 ドン・マキロイ市長(71)=共和党=も「トランプ政権の半年間の仕事に満足している」と話す。

 「成果」の一つに挙げるのは、政権が進めている職業訓練制度の拡充だ。手当を受け取りながら訓練や座学を通じて専門技能を身につける制度で、トランプ氏は制度の規制緩和や関連予算の倍増を決めている。

 市内の25歳以上に占める大卒以上の割合は約13%で、全米の約33%の半分にも満たない。マキロイ氏は「大学の学位取得者だけに注目すべきではない。労働現場では専門技能を持った人が求められている。市内にも職業訓練学校があり、トランプ氏の政策は街の活性化につながる」と期待を込める。

 ◆数十年ぶり新工場

 衰退の一途だった製造業にも光明がみえてきている。来年には、イタリアの大手製紙会社が米国初の工場を市内で稼働させることが決まった。1980年代以降で新たに工場ができるのは初めてという。2020年までに約700人を雇用する計画で、トランプ氏の大統領就任前に決定していたものだが“トランプ特需”による恩恵のように受け止める労働者も少なくない。

 重機工のボブ・ターカーさん(31)は「トランプ氏が大統領になって景気が良くなっていると感じる」と話し「自分の周りでも、今年2月ごろから仕事が増え始めた。自動車の部品を作る工場は昨年の4、5倍は稼働している。来年からはもっと良くなるよ」と語った。トランプ氏への期待は高い。

 退役軍人の夫を今年3月に亡くしたグレナ・シュレクターさん(64)は、ツイッターで感情をむき出しにするなど「大統領らしさ」に欠けるトランプ氏の振る舞いに不満を持つものの、「米国を再び偉大にする」と約束した言葉を今も信じている。「トランプ氏は、当選させてくれた人のために仕事をしている。彼は一部の富裕層の少数派のためでなく、大多数の国民の代弁者であることは明らかだ」

4586チバQ:2017/07/20(木) 21:43:01
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170720-00000006-jij_afp-int
マケイン上院議員、悪性脳腫瘍と診断 米共和党の重鎮
7/20(木) 9:22配信 AFP=時事
マケイン上院議員、悪性脳腫瘍と診断 米共和党の重鎮
米共和党のジョン・マケイン上院議員。米首都ワシントンで(2015年2月10日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】(更新)米共和党の重鎮、ジョン・マケイン(John McCain)上院議員(80)が悪性の脳腫瘍と診断されたことが分かった。事務所が明らかにした。

 声明によると、マケイン氏は先週、左目の上部から血栓を取り除く手術を受けたが、その際の検査でこの血栓と関連した原発性脳腫瘍「膠芽腫(こうがしゅ)」が見つかった。

 化学療法と放射線治療を組み合わせたものなど、家族と共に治療の選択肢をさらに検討しているという。

 マケイン氏はベトナム戦争中に捕虜になった経験を持ち、2008年の大統領選では共和党候補に指名された。現在は上院軍事委員会(Senate Armed Services Committee)の委員長を務めている。

 膠芽腫は成人の脳腫瘍としては特に悪性度が高く、マサチューセッツ(Massachusetts)州選出の上院議員だったエドワード・ケネディ(Ted Kennedy)氏も2009年に同種のがんで死去している。

 マケイン氏が悪性腫瘍と闘うのは今回が初めてではない。1990年代と2000年代にも手術で悪性黒色腫を複数切除しており、このうち2000年に切除したものは浸潤性の黒色腫だった。【翻訳編集】 AFPBB News

4587チバQ:2017/07/23(日) 09:07:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170722-00000046-jij-n_ame
米、最新鋭空母が就役=40年ぶり新型、11隻態勢に
7/22(土) 14:26配信 時事通信
出港する米海軍の最新鋭原子力空母「ジェラルド・R・フォード」=4月8日、バージニア州沖
 【ワシントン時事】米海軍の最新鋭原子力空母「ジェラルド・R・フォード」が22日、就役した。

【特集】米原子力空母「ジョージ・ワシントン」搭乗記

 米海軍の新型空母就役は40年ぶり。就役後も試験を重ね、2020年の本格展開を目指す。これで米海軍は空母11隻態勢となる。

 南部バージニア州のノーフォーク海軍基地で開かれた就役式にはトランプ大統領も出席。演説で、新空母に関し「米国の力が他の追随を許さず、私の政権下でさらに強くなっているという、世界に対するメッセージだ」と強調した。海軍制服組トップのリチャードソン作戦部長は声明で「新型空母に搭載された最新技術と戦闘能力は海戦の在り方を変え、米海軍をより強大にする」と述べた。

 同空母は全長約333メートル。艦載機75機以上を搭載できる。艦載機の発艦効率を上げるためにリニアモーターを用いた電磁カタパルトを採用。現主力のニミッツ級空母より戦闘機の出撃回数を3割以上増やせるという。

4588チバQ:2017/07/23(日) 09:13:21
http://www.sankei.com/world/news/170722/wor170720031-n1.html
2017.7.22 20:38

米新型空母「ジェラルド・R・フォード」就役 中国にらみ増強急務 米海軍「2023年以降、空母12隻体制」

【ワシントン=黒瀬悦成】米海軍は新型のフォード級原子力空母の1番艦「ジェラルド・R・フォード」を就役させた。トランプ大統領は22日、南部バージニア州のノーフォーク軍港での就役式で演説し、「この艦は米国の力と威信の象徴だ。この艦の存在で同盟諸国は安眠でき、敵は恐怖に震えることになる。米国は必ず勝たねばならない」と強調した。

 フォード級は現在の米海軍の主力空母であるニミッツ級に代わる次世代型。同艦は2009年から建造が始まり、新型艦として42年ぶりの就役となった。

 船体の設計はニミッツ級を基礎としているものの、ニミッツ級の原子炉の3倍の電力を発生できる新型原子炉やステルス技術に加え、従来の蒸気式カタパルト(射出機)に代わる電磁式カタパルト、新方式の艦載機の着艦制動装置など、先端技術が採用されている。電磁式カタパルトは、蒸気式に比べて小型軽量で維持も容易であるほか、より多様な機種を射出できる。

 搭載する航空機はニミッツ級よりも約5機多い75機だが、艦内での運用方式が改善され、1日の最大出撃回数は同級よりも40回多い160回となった。

 フォードの艦名は、海軍将校として第二次大戦中に軽空母に乗艦勤務したフォード元大統領(在任1974〜77年)にちなむ。

 海軍は引き続き、2番艦「ジョン・F・ケネディ」(建造中)、3番艦「エンタープライズ(3代目)」(計画中)を就役させ、水上戦闘能力の強化を図る方針。3隻の開発・建造費の総額は430億ドル(約4兆7760億円)を見込む。

4589チバQ:2017/07/23(日) 09:15:46
http://www.sankei.com/world/news/170722/wor1707220007-n1.html
2017.7.22 07:54
【トランプ政権】
サンダース氏が報道官に昇格 広報部長には金融界出身のスカラムチ氏
 【ワシントン=黒瀬悦成】スパイサー米大統領報道官が21日付で辞任したことを受け、サラ・サンダース副報道官が昇格した。政権発足半年で報道官が変わるのは異例。また、スパイサー氏が代行兼務していたホワイトハウス広報部長には、金融界出身のアンソニー・スカラムチ氏が就任した。支持率の低下が目立つトランプ政権としては、広報体制の刷新でイメージ浮揚を図りたい考えだ。

 スカラムチ氏は初の記者会見を行い「政権として透明性を追求する」と述べた上で、政権との対立が深まるメディアとの関係構築についても「極めて楽観的だ」と強調した。ただ、ここ数週間、報道官の記者会見からテレビカメラを締め出していた措置を解除するかどうかは明言しなかった。

 トランプ氏は、スパイサー氏が記者団の厳しい質問に敵対的に反論するばかりで効果的に説得できていないとして、公の場で批判を展開。トランプ氏は5月にバチカンを訪問した際、ローマ法王と面会するのを楽しみにしていたカトリック信者のスパイサー氏を会談の席から外し、会わせないようにするなどの「嫌がらせ」まで行っていた。

 一方、スカラムチ氏はニューヨーク州出身で、ハーバード大法科大学院などを経て金融界に進み、2005年に投資会社を設立。16年大統領選では政権移行チームの幹部も務めた。同氏はFOXニュースなどに出演してトランプ氏の発言や政策を雄弁に擁護してきたことから、トランプ氏はテレビでの同氏を見て起用を決めたとの見方が強い。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170723-00000002-asahik-soci
トランプ政権、深まる亀裂 発足半年、スパイサー報道官も辞任
7/23(日) 5:30配信 有料 朝日新聞デジタル
トランプ政権、深まる亀裂 発足半年、スパイサー報道官も辞任
トランプ政権発足半年で、辞任・更迭された主な幹部
 トランプ米政権は21日、ホワイトハウスのスパイサー報道官の辞任を発表した。対外発信戦略を統括する広報部長人事などで政権内の対立があったとされる。政権発足から半年で、「政権の顔」である報道官を含む主要な幹部が次々と辞任、または更迭される異例の事態が続いている。▼3面=「ロシア疑惑」対応
 スパイサー氏の後任には、サンダース副報道官が昇格する。
 トランプ氏は声明で「トランプ政権と米国民を代表したスパイサー氏の働きに感謝する」と述べた。一方、別の声明では「我々はとても多くのことを成し遂げてきたが、あまりに少しの信頼しか得られていない」と不満も漏らした。……

4590チバQ:2017/07/23(日) 09:19:24
http://www.sankei.com/world/news/170720/wor1707200026-n1.html
2017.7.20 11:54
【トランプ政権】
ドナルド・トランプ大統領、「腹心」ジェフ・セッションズ司法長官に怒り ロシア疑惑の対応に不満

 米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は19日、ドナルド・トランプ大統領が同紙のインタビューで、米大統領選干渉疑惑「ロシアゲート」の捜査への対応を巡り、ジェフ・セッションズ司法長官への怒りをあらわにしたと伝えた。司法長官への起用を後悔しているとの趣旨の発言をしており、今後の処遇が注目される。トランプ氏はまた、疑惑を捜査するロバート・モラー特別検察官を強くけん制した。

 疑惑捜査を指揮する立場だったセッションズ氏は、駐米ロシア大使との接触が発覚したことを受け、捜査に関わらないと3月に表明。政権から独立し強い権限で捜査を行う特別検察官が選任された。

 こうした展開にトランプ氏は不満を強めており、インタビューで「彼が仕事から手を引くと分かっていれば、起用しないと言っただろう」と述べた。

 モラー氏については、ロシアと無関係な家族の資産を捜査すれば「レッドライン(越えてはならない一線)を越えることになる」と発言した。(共同)

4591チバQ:2017/07/23(日) 21:03:23
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20170724k0000m030031000c.html
<米国>闘病中マケイン氏、オバマ氏擁護の選挙動画話題に
19:52毎日新聞

 【ワシントン高本耕太】脳腫瘍と診断され闘病中の米共和党上院のマケイン軍事委員長が、大統領選候補だった2008年に選挙集会で民主党対立候補のオバマ上院議員(当時)を擁護した際の動画が話題を集めている。歴代大統領も無視できないほどの政治的影響力を持つマケイン氏の不在を惜しむ声と共に、トランプ政権下で続く深刻な党派対立への米国民の拒否反応の表れともいえそうだ。

 動画は08年10月に中西部ミネソタ州でマケイン氏が開いた対話型集会の様子を映したもの。女性支持者が「オバマは信用できない。彼はアラブ人だ」と発言した。当時、支持者の中ではオバマ氏が過激派テロリストと関係しているなどの中傷が流布していた。マケイン氏は首を振りながら女性のマイクを取り上げ「違います。彼は家族を愛するまっとうなアメリカ市民です。彼と私はたまたま基本的な事柄について意見が異なるだけです」と諭した。

 マケイン氏はその後も、会場の共和党支持者からブーイングを浴び続けながら「オバマ氏が大統領になっても恐れる必要はない。この国の政治は相手への敬意が基本だ」などと語った。

 今月19日に脳腫瘍の診断を発表したマケイン氏に対し、共和、民主両党から早期回復を願う声が寄せられている。オバマ氏はツイッターで「マケイン氏は米国の英雄で最も勇敢な闘士だ。誰と戦っているのか、がんは分かっていない。ぶっ飛ばしてやれ」とエールを送った。

4592とはずがたり:2017/07/24(月) 14:55:17

米政権、対ロ制裁法案に肯定的=関係冷え込み確実
時事通信社 2017年7月24日 08時39分 (2017年7月24日 14時45分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20170724/Jiji_20170724X706.html

 【ワシントン時事】米ホワイトハウスのサンダース大統領報道官は23日、ABCテレビの番組に出演し、トランプ政権は連邦議会で審議中のロシア制裁強化法案を肯定的に受け止めていると述べ、議会を通過した後に大統領が署名する可能性を示唆した。
 昨年の大統領選をめぐってロシアとの「蜜月」疑惑が取り沙汰される中、トランプ大統領はロシアとの関係改善を模索しつつも、連邦議会の反ロ感情に配慮し、表向きは強硬姿勢を保っている。制裁強化法が成立すれば、米ロ関係が冷え込むのは確実で、トランプ氏は微妙な立場に置かれることになる。

4593とはずがたり:2017/07/26(水) 08:42:52

トランプ氏、司法長官に「失望」 更迭か「時がたてば」
http://www.asahi.com/articles/ASK7V25X4K7VUHBI003.html?iref=com_alist_8_04
ワシントン=土佐茂生2017年7月26日08時16分

 トランプ米大統領は25日、「ロシア疑惑」の捜査に関わらないと公表したセッションズ司法長官について「失望している」と批判した。レバノンのハリリ首相との会談後に開いた記者会見で語った。大統領が閣僚を公然と非難するのは異例で、トランプ氏が近くセッションズ氏を近く更迭するとの観測も出ている。

 トランプ氏は会見で「司法長官は捜査への関与を回避するべきではなかった。就任する前に私に話していれば、ごく単純に、私は別の誰かを指名しただろう。フェアではない」とセッションズ氏への不満を明らかにした。

 トランプ氏は25日朝にも自身のツイッターで「ジェフ・セッションズ司法長官は、ヒラリー・クリントン氏の犯罪と情報機関の漏洩(ろうえい)者に対し、『非常に』弱い立場にいる」と発言。クリントン氏の国務長官時代の私用メールを使って機密情報をやりとりしていた問題や、ロシア疑惑に関する捜査情報がメディアに流れていることに、セッションズ氏が十分追及できていないことを批判した。

 米メディアは、トランプ氏がセッションズ氏が自ら辞めるよう圧力をかけていると指摘するが、トランプ氏はこの日の会見で、司法長官の去就について「何が起きるか分かるだろう。時がたてば分かる」と語った。(ワシントン=土佐茂生)

4594チバQ:2017/07/27(木) 10:17:14
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1707270014.html
【トランプ政権】ドナルド・トランプ氏、連日のジェフ・セッションズ司法長官批判
09:54産経新聞

 【ワシントン=加納宏幸】トランプ米大統領は26日、セッションズ司法長官が連邦捜査局(FBI)のマケイブ長官代行を解任しないとしてツイッターで批判した。トランプ氏は閣僚のセッションズ氏に対する攻撃を連日続けており、自発的辞任を待っているとの見方が有力だ。

 トランプ氏が問題視しているのは、自らが5月に解任したコミー前FBI長官に代わって指揮するマケイブ氏の妻が、2015年にバージニア州上院選に出馬した際、民主党のクリントン元国務長官に近い州知事側から献金を受け取ったとされる問題だ。マケイブ氏はFBI副長官だった。

 トランプ氏は「マケイブ氏はコミー氏の友人であり、クリントン氏の(私用メール問題の)捜査責任者でありながら妻の選挙のためにクリントン氏と代理人から巨額のカネを受け取っていた」と指摘。「セッションズ氏はマケイブ氏をなぜ交代させなかったのか」と批判した。

 ホワイトハウスはロシアの米大統領選干渉疑惑を捜査するモラー特別検察官の部下と民主党のつながりなど捜査に不適格であることを示す「利益相反」の証拠を探していると報じられた。トランプ氏がマケイブ氏の交代を求めたのも、ロシア疑惑の捜査に不適格だと印象づける狙いがあるとみられる。

 トランプ氏がセッションズ氏に「非常に失望している」と述べるなど連日批判していることに関し、サンダース大統領報道官は26日の記者会見で「大統領は失望しているが、司法長官には引き続き司法長官の仕事に集中してほしいと考えている」と述べた。

4595チバQ:2017/07/27(木) 15:12:13
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017072700020&amp;g=int

米大統領、トランスジェンダーの軍入隊拒否=前政権の方針覆す





 【ワシントン時事】トランプ米大統領は26日、心と体の性が異なるトランスジェンダーについて、「どのような形であれ米軍への入隊は認めない」とツイッターに投稿した。オバマ前政権の方針を覆した形で、人権団体からの反発は必至だ。
 トランプ大統領は「軍幹部や専門家と協議した結果」として、「軍は決定的かつ圧倒的な勝利を収めることに集中すべきであり、トランスジェンダーが入隊することで必要になる多額の医療費や混乱が負担になることは許されない」と述べた。 
 オバマ前政権は昨年7月、今年7月から一定の条件を満たしたトランスジェンダーの新規入隊を受け付けると表明。現政権のマティス国防長官はそれを延期していた。
 ランド研究所が昨年公表した推計では、米軍の将兵約130万人のうち約2500人、予備役約82万5000人のうち約1500人が、トランスジェンダーだという。(2017/07/27-00:36) 関連ニュース

4596とはずがたり:2017/07/28(金) 15:36:17
ホワイトハウス広報部長、政権最高幹部らを激烈非難 「偏執症」
2017年07月28日 11:39 発信地:ワシントンD.C./米国
http://www.afpbb.com/articles/-/3137300?cx_part=txt_topstory

【7月28日 AFP】(更新)米ホワイトハウス(White House)の広報部長に就任したアンソニー・スカラムッチ(Anthony Scaramucci)氏は26日夜、米誌ニューヨーカー(New Yorker)のインタビューで、ラインス・プリーバス(Reince Priebus)大統領首席補佐官とスティーブ・バノン(Steve Bannon)首席戦略官・上級顧問を口汚くののしった。

「ラインスは妄想型の統合失調症を病んだ、いまいましいやつだ。偏執症だよ」。スカラムッチ氏は野卑な表現を多用した批判を長々と展開する中でこう述べ、政府からの情報流出が続く責任もプリーバス氏にあると非難した。

 さらに「彼らは私に抵抗しようとしているが、うまくいかないだろう」とも語り、プリーバス氏は近く辞任するはずだとの見方も示した。

 バノン氏についても極めて下品な言葉遣いで、自分の利益のためにホワイトハウスで働いていると非難。「私はバノンとは違う」「大統領の威光をかさに着て自分の名を売ろうとはしない。この国に仕えるためにここにいる」などと主張した。

 ニューヨーク(New York)の投資家で富豪のスカラムッチ氏は、トランプ氏の利益に沿うことを誓い、ひどく基盤のぐらついている政権の立て直しを掲げて着任した。プリーバス氏の後任とも目されていたが、放送禁止用語満載の今回のインタビューを受けて、いつまでホワイトハウスに在職できるか疑問の声が出てきそうだ。

 スカラムッチ氏は一連の発言について謝罪していない。ただ、今後は言葉遣いに配慮する意向は示し、「私はときどき下品な言葉を使ってしまう。これからは職務上では自制するが、トランプ大統領の課題のため熱心に闘うことはやめない」とツイッター(Twitter)で表明。「記者を信用したのが間違いだった」ともツイートした。

 ホワイトハウスのサラ・サンダース(Sarah Sanders)報道官は、スカラムッチ氏が「下品な言葉を使った」ことは認めた一方、そうしたことは二度と起きないだろうと述べている。(c)AFP/Andrew BEATTY

4597チバQ:2017/07/28(金) 20:05:03
http://www.sankei.com/world/news/170728/wor1707280031-n1.html
2017.7.28 18:59
【トランプ政権】
政権中枢が内部分裂 スカラムチ氏が“上司”批判「とんでもない偏執症」 NY人脈を大統領重視か
【ワシントン=加納宏幸】トランプ米大統領が最近起用したホワイトハウスのスカラムチ広報部長が「上司」のプリーバス大統領首席補佐官や、バノン首席戦略官兼上級顧問を激しくののしり、トランプ政権の中枢が分裂状態にある。スカラムチ氏はトランプ氏の威光を背景に、多発しているメディアへの情報漏洩(ろうえい)の主犯がプリーバス氏であると公言してはばからない。

 米誌ニューヨーカー(電子版)は27日、スカラムチ氏が26日にホワイトハウスの内部情報をツイッターに書いた同誌記者に電話を入れて、情報源を明かすように要求したと伝えた。プリーバス氏の名を挙げて「情報漏洩をしたのなら、彼はすぐに辞任を求められるだろう」と述べたという。

 スカラムチ氏はその電話で「プリーバス氏はとんでもない偏執症だ」と批判し、バノン氏についても「私はバノン氏とは違う。大統領の威を借りて自分のブランドを作ろうとはしない」と非難した。

 電話での会話の直後に、スカラムチ氏はツイッターでプリーバス氏の名前を出して「私の財務情報に関する情報漏洩は重罪だ。連邦捜査局(FBI)や司法省に連絡する」と発信した。米メディアではスカラムチ氏が経営していた投資会社から巨額の収入を得ていたことを示す財務報告書の内容が報じられていた。

 トランプ氏は21日付で辞任したスパイサー前大統領報道官を中心とした広報体制が効果的に自らの政策を売り込めていないと判断し、ウォール街出身のスカラムチ氏を起用した。

 スカラムチ氏をホワイトハウス入りさせる案は政権発足当時から取り沙汰されていた。しかし、ワシントン・ポスト紙によると、プリーバス、スパイサー、バノンの3氏が反対していた。不法移民の排除などトランプ氏を後押しする白人中間層を意識した政策を推進するバノン氏は、スカラムチ氏の起用で政権がウォール街の利益を代弁していると受け止められることを懸念したとされる。

 これに対し、起用を後押ししたのはトランプ氏の長女イバンカ氏、娘婿クシュナー氏、スカラムチ氏と同じウォール街出身のロス商務長官の3人。共和党全国委員長から政権入りしたプリーバス氏の更迭もささやかれており、トランプ氏は「ニューヨーク人脈」を重視しているとみられる。

 サンダース大統領報道官は27日の記者会見で政権内の分裂について「異なる意見を持ち寄って競争し、最善の結果を出す。大統領はこのような競争を好んでいる」と述べた。

4598チバQ:2017/07/28(金) 20:13:19
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017072800807&amp;g=int
「首席補佐官は被害妄想」=新広報部長暴言、内紛激化か-米政権



米ホワイトハウスのスカラムチ広報部長=21日、ワシントン(AFP=時事)
 【ワシントン時事】米誌ニューヨーカー(電子版)は27日、ホワイトハウス広報部長に抜てきされたスカラムチ氏が同誌記者との電話で、かねて確執がうわさされるプリーバス首席補佐官を「被害妄想」などと口汚くののしったと報じた。ホワイトハウス内の内紛が激化しそうだ。
 スカラムチ氏の起用にはプリーバス氏とスパイサー前報道官が強硬に反対していたとされる。しかし、トランプ大統領に聞き入れられず、スパイサー氏は辞任した。スカラムチ氏は当初、「プリーバス氏とは兄弟のよう」と不仲説を否定していたが、早くも隠し切れなくなった形だ。
 同誌によると、スカラムチ氏は26日夜、記者に電話。大統領夫妻とスカラムチ氏らの夕食会を記者がツイッターで暴露したことに腹を立て、「誰が漏らしたのか」と情報源を問いただした。記者が答えられないと応じると、「全員解雇する。それなら誰も守れない」と脅した。
 押し問答を重ねるうちにスカラムチ氏は次第に感情的になり、最終的にはプリーバス氏が情報源だと勝手に断定。「プリーバスが情報を漏えいしたいなら、近く辞任を迫られる。偏執狂だ」と語った。自身の財務状況が報じられた背後にもプリーバス氏がいると決めつけ、「重罪だ。FBI(連邦捜査局)と司法省に電話した」と話したという。
 スカラムチ氏は大統領直属の地位を与えられ、ホワイトハウスで影響力を急速に拡大。特に大統領が嫌う情報漏えいの撲滅に力を入れており、25日にはプリーバス氏に近いスタッフが漏えいを疑われ、辞職に追い込まれている。プリーバス氏は同誌の取材にコメントしなかった。(2017/07/28-14:42)

4599チバQ:2017/07/30(日) 00:08:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170729-00000012-reut-n_ame
トランプ米大統領、プリーバス首席補佐官更迭 後任にケリー氏
7/29(土) 7:04配信 ロイター
トランプ米大統領、プリーバス首席補佐官更迭 後任にケリー氏
 7月28日、トランプ米大統領はラインス・プリーバス大統領首席補佐官を更迭し、後任に国土安全保障長官のジョン・ケリー氏(海兵隊退役大将)を指名した。写真は手前がプリーバス氏、奥がトランプ氏。1月22日撮影。(2017年 ロイター/Carlos Barria)
[ワシントン 28日 ロイター] - トランプ米大統領は28日、ラインス・プリーバス大統領首席補佐官を更迭し、後任に国土安全保障長官のジョン・ケリー氏(海兵隊退役大将)を指名した。就任からわずか半年で政権幹部を大幅に刷新する。

プリーバス氏は、新たに広報部長に就任したアンソニー・スカラムチ氏と対立していたとされる。27日付の米誌ニューヨーカーによると、スカラムチ氏は同誌の記者と電話で会話した際、プリーバス氏を「とんでもない偏執狂で支離滅裂」とし、情報をメディアにリークしたなどと批判していた。

トランプ大統領に近い筋は、医療保険制度改革(オバマケア)改廃など、主要な政策課題の立法化にメドが立たない事態を受けて、トランプ大統領がプリーバス氏に対する信用を失ったと語る。

トランプ氏は記者団に対し、「ラインスはいい奴だ」とコメントした。

ケリー氏については「彼は偉大な米国人だ」とし、「素晴らしい仕事をする」と述べた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170729-00000005-jij_afp-int
トランプ氏、首席補佐官の交代発表 内紛露呈、共和党と関係悪化も
7/29(土) 6:40配信 AFP=時事
トランプ氏、首席補佐官の交代発表 内紛露呈、共和党と関係悪化も
米メリーランド州で開かれた討論会で発言するラインス・プリーバス大統領首席補佐官(2017年2月23日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】(更新)ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は28日、政権内で逆風にさらされていたラインス・プリーバス(Reince Priebus)大統領首席補佐官が退任し、後任として元海兵隊大将で現国土安全保障長官のジョン・ケリー(John Kelly)氏が就任すると発表した。

 プリーバス氏は、ショーン・スパイサー(Sean Spicer)前大統領報道官を含む政権内の協力者が次々と辞任または退任し、ここ数週間にわたり逆境に立たされていた。

 また、新たにホワイトハウス(White House)の広報部長に就任したアンソニー・スカラムッチ(Anthony Scaramucci)氏が公の場でプリーバス氏を「妄想型の統合失調症」とののしり、トランプ氏もこれに介入しなかったことから、プリーバス氏の退任は不可避とみられていた。

 トランプ氏はツイッター(Twitter)投稿で「たった今、ジョン・F・ケリー大将/長官を大統領首席補佐官に指名したことをお知らせする」と発表。「彼は偉大な米国人で、偉大な指導者だ。ジョンはまた、国土安全保障省で素晴らしい仕事をした。わが政権の真のスターだ」と書き込んだ。

 ともに共和党全国委員会(Republican National Committee)に所属していたプリーバス氏とスパイサー氏は、トランプ氏と同党との橋渡し役を担っていた。今回の交代人事により、トランプ政権と共和党主流派との間の緊張が高まることは必至だ。【翻訳編集】 AFPBB News

4600チバQ:2017/07/30(日) 00:37:08
https://mainichi.jp/articles/20170730/k00/00m/030/111000c
米国

次々と要職交代 首席補佐官更迭、後任ケリー氏

毎日新聞2017年7月30日 00時22分(最終更新 7月30日 00時34分)

 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領は28日、プリーバス大統領首席補佐官(45)を解任し、後任にケリー国土安全保障長官(67)を指名したとツイッターで表明した。ホワイトハウス職員トップの首席補佐官は政策調整を主任務とする政権の要。プリーバス氏は今年1月の政権発足と同時に就任し、米NBCテレビによると、約190日間の在任期間は米史上最短という。今月21日にはスパイサー前報道官が辞任したばかりで、政権内の混乱ぶりを改めて浮き彫りにした。


 元共和党全国委員長のプリーバス氏は、ホワイトハウスと共和党とのパイプ役とされた。だが、議会での政策実現が進まない現状に不満を募らせたトランプ氏は、プリーバス氏を「弱腰」などと批判。ワシントン・ポスト紙(電子版)はトランプ氏が5月の段階でケリー氏に首席補佐官就任を打診していたと報じた。

 また、プリーバス氏が起用に反対したスカラムチ氏が今月21日、新ホワイトハウス広報部長に任命されて以降は、プリーバス氏の孤立化が鮮明になり、辞任は不可避とみられていた。プリーバス氏は28日夜、CNNテレビに出演し「トランプ氏が違う方向を目指し、私はそれを尊重した。大統領にはリセットボタンを押す権利がある」と語った。

4601チバQ:2017/07/30(日) 18:42:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170730-00000059-san-n_ame
首席補佐官を更迭 トランプ米政権の混乱続く
7/30(日) 7:55配信 産経新聞
 【ワシントン=加納宏幸】トランプ米大統領は28日、プリーバス大統領首席補佐官を更迭し、後任にケリー国土安全保障長官を起用したと発表した。トランプ政権発足以来、フリン前大統領補佐官(国家安全保障問題担当)、スパイサー前大統領報道官など辞任・解任が相次いでいる。プリーバス氏はホワイトハウスのスタッフを統括する首席補佐官として混乱の責任を取らされたとみられる。

 トランプ氏はツイッターで「ケリー氏の首席補佐官への指名をお知らせすることをうれしく思う。私の政権の真のスターだ」とケリー氏を持ち上げた。プリーバス氏は「大統領から特別な機会を与えていただいたことに感謝したい。引き続き大統領の政策の力強い支持者として奉仕する」との声明を発表した。

 首席補佐官はホワイトハウスと議会や各省庁の調整に当たる政権の要で、大統領が信頼する人物を充てることが多い。プリーバス氏は共和党全国委員長として大統領候補指名争いで中立を保ったが、トランプ氏は「外様」ながらもプリーバス氏の豊富な人脈や議会側との調整に期待した。

 しかし、トランプ氏が最近起用したスカラムチ広報部長は、メディアに政権内部の情報を漏らした主犯がプリーバス氏だと決めつけ、「情報漏洩(ろうえい)をしたのなら、彼はすぐに辞任を求められるだろう」「プリーバス氏はとんでもない偏執症だ」と批判していた。

 トランプ氏も、オバマ前政権の医療保険制度改革(オバマケア)改廃をめぐる対議会調整の不調や政権中枢からの情報漏洩などでプリーバス氏への不信感を強めていたとされる。

 AP通信によると、プリーバス氏の慎重姿勢に反する形でスカラムチ氏の起用を後押ししたトランプ氏の長女イバンカ、娘婿クシュナー両氏がケリー氏の起用を支持してきたという。

4602チバQ:2017/07/30(日) 18:42:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170730-00000052-san-bus_all
オバマケア改廃失敗、国境税見送り… トランプ政権の経済政策に厚い壁
7/30(日) 7:55配信 産経新聞
オバマケア改廃失敗、国境税見送り… トランプ政権の経済政策に厚い壁
トランプ大統領の主な経済政策での公約と進展状況(写真:産経新聞)
 【ワシントン=小雲規生】就任から半年あまりが過ぎたトランプ米大統領が経済政策で壁に突き当たっている。実現を強く働きかけてきた医療保険制度改革(オバマケア)改廃は28日未明の上院での投票で失敗。支持者から喝采を受けた輸入抑制のための税制や通商政策の見直しでは、国内外で批判される事態を招いた。一方では米国の株式市場は引き続き好調を維持しているという好材料はあるものの、政治の機能不全への深刻な懸念も広がっている。

 「オバマケアは自滅させておく」。トランプ氏は28日、ニューヨーク州での演説で上院でのオバマケア改廃の失敗を受け、米国の医療制度のゆがみを放置すると宣言せざるを得なかった。

 保険料高騰などの副作用が出ているオバマケアを廃止し、新たな医療保険制度を打ち立てることはトランプ氏の大統領選での看板公約。しかし低所得者への影響が懸念されるオバマケア廃止への抵抗は大きかった。今回の失敗では、明確な新制度を示せないトランプ氏や共和党の力量不足が明らかになった形だ。

 またトランプ政権と共和党は27日には輸入抑制策として検討してきた「国境税」の導入見送りを発表。課税による輸入抑制はトランプ氏が選挙戦で口にした「海外に拠点を移した企業からの輸入品への35%の課税」と似た狙いだが、米国内の小売業などから強い反発を受けていた。

 さらにトランプ氏は中国に対しては鉄鋼の輸入抑制策をちらつかせて過剰生産能力の削減を迫ってきたが、19日の米中包括経済対話は事実上の決裂。8月中旬にも始まるカナダ、メキシコとの北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉も、国際社会から「保護主義だ」との批判を浴びる中で難航は必至だ。

 ただトランプ氏が貿易相手国などからの反発で成果を残せない中でも、米国の株式市場は好調を維持している。ニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は28日、終値としての最高値を3日連続で更新。28日朝に発表された4〜6月の成長率は2・6%増で堅調さを取り戻した。

 しかしトランプ政権下で混迷が深まる米国政治への懸念は根強い。大手銀行JPモルガン・チェースのダイモン最高経営責任者(CEO)は今月中旬の記者会見で「米国は地球上で最も官僚的で、混乱した、もめ事の多い社会の一つに成り下がった」と吐き捨て、税制改革など実のある政策の実現を求めている。

4603チバQ:2017/07/30(日) 18:43:28
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170730-00000016-mai-n_ame
<米政権>体制刷新狙う 首席補佐官更迭、痛手の恐れ
7/30(日) 10:30配信 毎日新聞
<米政権>体制刷新狙う 首席補佐官更迭、痛手の恐れ
ケリー氏=AP
 【ワシントン高本耕太】トランプ米政権のプリーバス大統領首席補佐官の解任と、ケリー国土安全保障長官の後任指名は、混乱と情報漏えいが続くホワイトハウスに秩序を取り戻そうという体制刷新の一環だ。だが、元共和党全国委員長として、党と政治経験皆無のトランプ大統領との結節点だったプリーバス氏の退場は政権にとって今後、大きな痛手になる可能性がある。

 プリーバス氏は中西部ウィスコンシン州出身。同州選出で親友のライアン下院議長ら共和党執行部との太いパイプを生かした議会との橋渡し役を期待され、新政権幹部の中でいち早く指名された。

 だが、党内調整の失敗で医療制度保険改革(オバマケア)代替法案成立の見通しが立たないなど、重要公約の進展がない中、トランプ氏はプリーバス氏への不満を強めた。ワシントン・ポスト紙(電子版)によると、プリーバス氏はトランプ氏に大統領執務室でハエを捕るよう指示されるなど日常的な「辱め」を受けていたという。

 31日に新首席補佐官に就任するケリー氏は退役海兵隊大将で、南方軍司令官など40年超の軍歴を誇る。対テロ水際対策や国境警備強化など、トランプ政権の強硬な政策を実行に移してきた。トランプ支持層の人気も高い。

 発足から半年が過ぎたトランプ政権は政策停滞の一方、高官同士の内紛とそれに起因した情報漏えいが相次ぐ。トランプ氏としては、マクマスター大統領補佐官(国家安全保障問題担当)も含めて軍出身幹部で周囲を固め、政策遂行や広報戦略に関して厳格な指揮系統を確立したい考えだ。

 だが、クシュナー大統領上級顧問やバノン首席戦略官兼上級顧問は自由に大統領執務室に出入りし、プリーバス氏と対立していた新広報部長のスカラムチ氏も首席補佐官を通さず直接トランプ氏に報告する関係だ。ケリー氏がホワイトハウス内で全権を掌握し、政策遂行にあたれるかは不透明だ。

 プリーバス氏の抜けた後の議会対策にも大きな不安が残る。当面の折衝役を務めるペンス副大統領は28日未明、オバマケアを限定的に廃止する法案への反対を示唆していたマケイン上院議員の説得を試みたが、マケイン氏は結局、反対票を投じ、法案は49対51の反対多数で否決された。

4604チバQ:2017/07/30(日) 18:46:26
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170729-00000027-mai-n_ame
<トランプ大統領>プリーバス首席補佐官を解任
7/29(土) 10:52配信 毎日新聞
 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領は28日、プリーバス大統領首席補佐官を解任し、後任にケリー国土安全保障長官を据える人事を発表した。プリーバス氏を巡っては、21日に就任したスカラムチ広報部長との内紛が表面化。同日辞任したスパイサー前大統領報道官に続き、ホワイトハウスと共和党主流派とのパイプ役の退任となり、政権の混迷が深まることは必至だ。

 トランプ氏は28日、ツイッターに「ケリー長官を首席補佐官に任命した。彼は偉大な米国人で政権の星だ」と投稿。「プリーバス氏のこれまでの貢献に感謝する」とも書き込んだ。

 プリーバス氏は元共和党全国委員長。今年1月の政権発足と同時に首席補佐官に就任し、省庁間や議会との調整役を担当してきた。米メディアは、医療保険制度改革(オバマケア)代替案成立の見通しが立たないことに関し、トランプ氏がプリーバス氏への不満を募らせていたと伝えている。

 プリーバス氏は広報経験の乏しいスカラムチ氏の起用に強く反対。一方でスカラムチ氏は就任後、インタビューなどで「妄想癖がある」とプリーバス氏を批判し、トランプ氏が内紛収束に動かなかったことから、プリーバス氏退任は不可避との観測が広がっていた。

 プリーバス氏は28日、「大統領に仕える機会を与えられ感謝している。今後も大統領と政策を支持し続ける」との声明を出した。退任理由には触れなかった。

 新補佐官のケリー氏は退役海兵隊大将。国境警備やテロ対策などでトランプ政権の強硬な政策を実行に移してきた。ケリー氏が31日に国土安全保障長官を退任した後は、副長官が代行を務める見通しだ。

4605とはずがたり:2017/07/30(日) 20:13:31

米大統領、北朝鮮ICBM発射で「中国に失望した」
TBS News i 2017年7月30日 14時01分 (2017年7月30日 19時00分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20170730/Tbs_news_98111.html

 アメリカのトランプ大統領は、北朝鮮が2回目となるICBM=大陸間弾道ミサイルの発射実験を行ったことを受け、「中国には非常に失望した」と中国の北朝鮮の核・ミサイル問題に対する取り組みを改めて批判しました。
 トランプ大統領は29日、ツイッターで「中国には非常に失望した。アメリカの過去の愚かな指導者たちが貿易で中国に年間何千億ドルも儲けさせてきたのに、中国は北朝鮮に対して口先だけで何もしない」と批判しました。そして、「これ以上、こんなことが続くのは許さない。中国はこの問題を簡単に解決できていた」と述べています。

 トランプ大統領は、北朝鮮が経済面で大きく依存する中国に対し、北朝鮮への影響力を行使するよう期待していましたが、繰り返される弾道ミサイルの発射に、最近は中国への失望感を露にし、批判を強めています。

 アメリカ政府は北朝鮮に対して、当面は外交と制裁による圧力を強め続ける方針で、核・ミサイル開発の資金源を絶つために北朝鮮と取引する中国企業などに対して、新たな制裁を検討しています。(30日11:38)

4606チバQ:2017/08/01(火) 18:28:45
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017080100126&amp;g=int
ホワイトハウス広報部長も更迭=起用から10日、新補佐官就任に合わせ-米

米ホワイトハウス広報部長の辞任が発表されたアンソニー・スカラムチ氏=7月21日、ワシントン(AFP=時事)
 【ワシントン時事】米ホワイトハウスは31日、スカラムチ広報部長が辞任すると発表した。同日就任したケリー大統領首席補佐官が「白紙の状態から自身のチームを組めるようにする」ためという。ホワイトハウスでは、スカラムチ氏と対立した高官が相次いで辞任するなど混乱が続いており、新体制発足に合わせた事実上の更迭とみられている。
 スカラムチ氏は投資会社創業者。21日に広報部長に就任したばかりだった。27日のニューヨーカー誌(電子版)によると、スカラムチ氏は同誌記者との電話で、対立関係にあったプリーバス前首席補佐官を「偏執狂だ」などと口汚く批判。プリーバス氏は翌28日、事実上更迭された。
 サンダース大統領報道官は記者会見で、「大統領はスカラムチ氏の発言が不適切だと感じ、ケリー氏の負担にならないことを望んだ」と述べ、辞任がトランプ氏の意向であることを示唆した。(2017/08/01-11:59)

4607とはずがたり:2017/08/01(火) 22:24:29
めちゃくちゃだ

トランプ氏、広報部長を解任 指名から10日
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170801-00000001-jij_afp-int
8/1(火) 4:29配信 AFP=時事

【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は31日、10日前にホワイトハウス(White House)広報部長に起用したばかりのアンソニー・スカラムッチ(Anthony Scaramucci)氏を解任した。

 スカラムッチ氏はラインス・プリーバス(Reince Priebus)前大統領首席補佐官やスティーブ・バノン(Steve Bannon)首席戦略官・上級顧問に対する辛らつな批判を展開し、物議を醸していた。プリーバス氏は先週、大統領首席補佐官を退任している。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)は、スカラムッチ氏の解任は31日に就任したジョン・ケリー(John Kelly)新大統領首席補佐官の意向に基づいたものだったと報じている。ケリー氏は、ホワイトハウスで続く混乱を収束させるべく、トランプ大統領によってプリーバス氏の後任に任命された。

 ホワイトハウスは「スカラムッチ氏は、ジョン・ケリー大統領首席補佐官には白紙の状態から自身のチームを作ってもらうことが最善だと感じた。われわれはスカラムッチ氏の健闘を祈っている」との簡潔な声明を出した。【翻訳編集】 AFPBB News

4608チバQ:2017/08/02(水) 20:05:13
https://mainichi.jp/articles/20170802/k00/00m/030/121000c
米国
広報部長11日で更迭 止まらぬ高官退任ドミノ

毎日新聞2017年8月1日 22時30分(最終更新 8月1日 23時08分)
 【ワシントン高本耕太】米ホワイトハウスは7月31日、スカラムチ広報部長が退任すると発表した。同日就任したケリー首席補佐官の意向を受け、トランプ氏が解任に踏み切ったとみられる。後任は未定。政策調整を担う事務方トップのケリー氏の権限を強化し、内紛と情報漏えいの続くホワイトハウスの体制立て直しを図る狙いだが、混乱に終止符を打てるか不明だ。

 「ホワイトハウスにカオス(混沌<こんとん>)は存在しない」。トランプ氏は31日朝、そうツイッターで主張。ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)によると、ケリー氏は同じ頃、ホワイトハウス幹部会議に臨み「規律」をもたらすと宣言した。

 ケリー氏は軍歴40年超の退役海兵隊大将。その軍隊式規律による厳格な組織運営でホワイトハウスに秩序をもたらすことが、トランプ氏の狙いとされる。

 スカラムチ氏は7月26日、米誌ニューヨーカーの記者との電話で、プリーバス首席補佐官(当時)は「被害妄想癖がある」、バノン首席戦略官は「大統領の力を借りて名を上げようとしている」と批判した。ケリー氏は、スカラムチ氏のこうした発言が混乱や対立をもたらすとトランプ氏に解任を進言した模様だ。

 21日の就任発表時の声明はスカラムチ氏が「大統領に直接報告する」と明記。ケリー氏は指揮系統の掌握でもスカラムチ氏が阻害要因になると判断したとみられる。サンダース大統領報道官は31日「ケリー氏に全権限が与えられる」と述べ、ホワイトハウス内のすべての政策案件がケリー氏を通じ大統領に報告されるとの考えを示した。

 だが、バノン氏やトランプ氏の娘婿クシュナー大統領上級顧問は大統領執務室に自由に出入りし独立した立場で政策を進言してきた。ケリー氏の指揮下で一体的な政策遂行が進められるかが今後の焦点だ。

 ケリー氏がトランプ氏と衝突する可能性もある。CNNテレビによると、トランプ氏が5月に連邦捜査局(FBI)のコミー長官(当時)を解任した際、コミー氏と連携関係にあった国土安全保障長官のケリー氏が強く反発。コミー氏に電話し自らも辞任する考えを伝えていたという。

 政権発足半年あまりで高官の「退任ドミノ」に歯止めがかからない異常事態だが、トランプ氏は31日夕、「今日は素晴らしい一日だった」とツイートし、楽観姿勢を演出した。

4609チバQ:2017/08/02(水) 20:37:55
http://www.sankei.com/world/news/170801/wor1708010035-n1.html
2017.8.1 19:39
【トランプ政権】
足元固まらぬ「劇場型人事」 スカラムチ氏更迭でまた失点
【ワシントン=加納宏幸】今年1月にトランプ米政権が発足してから半年あまり、ホワイトハウスではスタッフ同士の内紛やロシアの米大統領選干渉疑惑に関する情報漏洩(ろうえい)が相次いだ。加えて政権幹部の辞任や解任で足元が固まらず政権は失点続き。トランプ大統領は、退役海兵隊大将で国土安全保障長官も務めたケリー大統領首席補佐官の起用で、指揮系統の一本化を通じた政権立て直しに踏み出した。

 トランプ氏は7月31日、ケリー氏の就任宣誓式で「首席補佐官として、間違いなく目を見張るような仕事をするはずだ」と期待を示した。そのケリー氏が最初に手がけたのがスカラムチ広報部長の解任だった。

 サンダース大統領報道官によると、スカラムチ氏はトランプ氏に直接報告する権限を持っていたが、今後はホワイトハウス内の全案件がケリー氏を通じて報告される。ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)はケリー氏が31日、これまでホワイトハウスに欠けていた「秩序と規律」をホワイトハウスにもたらすと職員に訓示したと伝えた。

「お前はクビだ」という決めぜりふでトランプ氏を有名にした人気リアリティー番組さながらに更迭を繰り返す手法は疑心暗鬼を生み、スタッフ同士がメディアを通じて批判し合う内情は秩序と規律からはほど遠かった。トランプ氏もロシア疑惑を捜査した前連邦捜査局(FBI)長官のコミー氏を解任。セッションズ司法長官を批判した。

 同紙によると、トランプ氏はスカラムチ氏の激しい発言に満足だったが、ケリー氏や当初はスカラムチ氏を後押ししたトランプ氏の長女イバンカ、娘婿クシュナー両氏から政治的な重荷になると説得され、辞任させることを受け入れた。

 トランプ氏自身が劇場型の人事手法を止められるかが政権を安定軌道に乗せられるかのカギを握る。

4610とはずがたり:2017/08/03(木) 12:13:58

米、国境税導入見送りを決定 法人減税が焦点に
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170728-00000006-reut-bus_all
7/28(金) 4:45配信 ロイター

[ワシントン 27日 ロイター] - トランプ米政権と与党共和党の指導部は27日、税制改革の一環として検討されていた国境税の導入を見送る決定をしたと発表した。

国境税は、海外で生産した製品を米国に輸入して販売する企業の税負担を重くする目的があり、下院共和党の指導部が導入を訴えてきた。

これに反対するトヨタ<7203.T>などの自動車メーカーや、ターゲット<TGT.N>、ベスト・バイ<BBY.N>、オートゾーン<AZO.N>などの小売大手は導入阻止を狙い積極的なロビー活動を行ってきた。

ムニューシン財務長官やゲーリー・コーン国家経済会議(NEC)委員長、ライアン下院議長を含む米政権と議会共和党の指導部6人(ビッグシックス)は共同声明を発表し、「国境調整による成長押し上げ効果について討議したが、多くの未知数が存在することを踏まえ、税制改革を進展させるために国境税の導入を棚上げする決定に至った」と説明した。

税制改革の焦点となっている法人税率については、可能な限り低い水準に設定したいとしつつも、合意に達したかどうかについては明らかにしなかった。ロビイストらは、共和党内で引き続き法人税率を巡る意見対立があるようだと指摘した。

ただ、異論の多い国境税を棚上げにすることで、税制改革を巡る協議が進展し、議会通過に道を開く可能性がある。一方で、税制改革法案に抜本策が盛り込まれず、単なる減税措置に落ち着く公算が強まった。

国境税などのあらたな財源なしには、財政中立的で恒久的な税制改革を達成することは難しくなる。

共同声明はまた、企業にさらなる損金の算入、あるいは設備投資の即時償却を認めることや、海外利益の本国送還(レパトリ)に対する税率を35%から引き下げることに引き続きコミットしているとしたが、詳細には踏み込まなかった。

個人所得税についても、「米国の家計への税軽減を改革の中心に据えるべきという点で見解が一致している」としたが、具体的な目標は掲げなかった。

4611とはずがたり:2017/08/03(木) 18:57:58

プライドだけは高い元工場労働者の失業中の白人に,此迄移民が担ってきた低技能・低賃金労働させようと云ふ政策である。

永住権発給の半減提案=「高技能」「英語」を優先―米大統領
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170803-00000021-jij-n_ame
8/3(木) 8:36配信 時事通信

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は2日、永住権(グリーンカード)発給数の削減を柱とする移民制度改革案を発表した。

 従来の抽選制度を廃止し、高度技能を持ち米経済に貢献できる申請者を優先。発給数をこれまでの年100万件程度から、最終的に50万件程度に削減する。

 低賃金の移民労働者が米国人の雇用や賃金に悪影響をもたらしているとの認識に基づき、外国人労働者への規制を強める試みだ。トランプ氏は記者団に、永住権発給では「英語を話し、自身や家族を養うことができ、米国経済に貢献する技能を持つ申請者を優先させる」と強調した。

4612とはずがたり:2017/08/03(木) 22:17:23

トランプ大統領の支持率33%=就任以来最低―米大調査
時事通信社 2017年8月3日 12時34分 (2017年8月3日 22時00分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20170803/Jiji_20170803X104.html

 【ワシントン時事】米キニピアック大が2日発表した世論調査結果によると、トランプ大統領の最新の支持率は33%となり、同大調査として就任以来最低の結果となった。不支持率は61%で過去最高だった。
 調査では54%が「トランプ氏が大統領で恥ずかしい」と回答。62%が「トランプ氏は正直ではない」と答えた。一方、与党共和党の支持者に限れば、支持率は76%に達した。
 同大は「日々明らかになる醜聞や不手際が悪い結果につながる波を起こした」と指摘。ホワイトハウスでの首席補佐官や広報部長の更迭など人事上の混乱が支持率に響いたとの見方を示した。
 調査は7月27日から8月1日に全米1125人に対し電話で実施した。

4613チバQ:2017/08/04(金) 15:22:39
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170804-00000048-reut-n_ame
米ウェストバージニア州知事が共和党に移籍、トランプ氏集会で発表
8/4(金) 13:34配信 ロイター
米ウェストバージニア州知事が共和党に移籍、トランプ氏集会で発表
 8月3日、米ウェストバージニア州のジャスティス知事(写真右)は、トランプ大統領(写真左)が当地で開いた集会の場で、民主党から共和党に移籍すると発表した。写真はウェストバージニア州で撮影(2017年 ロイター/Carlos Barria)
[ハンティントン(米ウェストバージニア州) 3日 ロイター] - 米ウェストバージニア州のジャスティス知事は3日夜、トランプ大統領が当地で開いた集会の場で、民主党から共和党に移籍すると発表した。

知事は聴衆を前に「民主党知事として州民の役に立つことはもはやできない」と述べ、「明日をもって共和党に籍を移す」と表明した。

ジャスティス氏は農業・石炭業界の実業家で、初出馬した昨年11月の選挙で民主党知事として当選した。2015年までは共和党員だった。

トランプ大統領は11月の大統領選で、ウェストバージニア州にとって重要な産業である石炭業界の雇用回復を約束し、同州を制した。

ジャスティス知事は過去数週間にホワイトハウスでトランプ大統領と2回面会し、石炭・製造業の支援策について提案を行ったことを明らかにした。

トランプ大統領はジャスティス氏の移籍に歓迎の意を表した。

4614とはずがたり:2017/08/05(土) 07:39:57
カナダで移民流入に拍車、五輪スタジアムも開放 米政策の余波
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170804-00010004-afpbbnewsv-int
8/4(金) 10:00配信 AFPBB News

(c)AFPBB News
【8月4日 AFP】カナダで難民認定を求めて流入する移民らが急増し、当局が緊急の受け入れ施設の確保に追われている。2日には東部ケベック(Quebec)州モントリオール(Montreal)にある五輪スタジアムも開放した。大半はハイチ人で、ドナルド・トランプ(Donald Trump)政権によるビザ(査証)発給厳格化の余波とみられる。

「これは大きな危機だ。制度上、これほど大量の移民流入への対応は想定されていない」。カナダの税関・移民労働組合(Customs and Immigration Union)のジャンピエール・フォルタン(Jean-Pierre Fortin)委員長は最近の流入数の増加に警鐘を鳴らす。

 フォルタン氏によると、ケベック州ラコール(Lacolle)の国境検問所近くでは1日、500人近くの難民認定希望者が国境を越えた。およそ9割がハイチ人とみられるという。

 カナダでは過去数か月、難民認定を求めて入国する移民らが増加。モントリオールのデニス・コデール(Denis Coderre)市長によると、7月に米国との陸上国境をまたいでカナダ南部に入った移民は2500人に上る。

 当局は移民らを大学の寮やホテルなどに受け入れているが、追いついていない。2日には新たに1976年のモントリオール夏季五輪のメイン会場となったオリンピックスタジアムを開放し、通路に数十台の簡易ベッドを設置。子ども数人を含む第1陣約40人がバスで到着した。

 コデール市長は「モントリオール市はハイチ難民を歓迎する。私たちの全面的な協力を頼りにしてもらっていい」と表明。現在の流入については「ドナルド・トランプ氏の移民政策の結果」との見方を示し、モントリオールは「聖域都市」だとも述べている。

 トランプ大統領が就任して以来、米国から国境を越えてカナダに入る難民認定希望者が相次いでいるが、その数は過去1週間に急増した。ハイチ人の難民認定申請者の急増は、ハイチ人6万人近くが今年1月に取得した米国の短期滞在ビザの期限が切れることに関連しているとみられる。

 米国土安全保障省は、2010年に大地震に見舞われたハイチ人らにビザ失効後も米国内で就労できる資格を与えているが、NGOなどが1年半の延長を求めていたのに対し、半年の延長しか認めなかった。(c)AFPBB News

4615とはずがたり:2017/08/05(土) 09:55:35

米特別検察官が大陪審招集 ロシア疑惑捜査、訴追判断へ進展
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170804-00000004-jij_afp-int
8/4(金) 8:47配信 AFP=時事

【AFP=時事】(更新、写真追加)ロシア政府の米大統領選干渉疑惑を捜査しているロバート・モラー(Robert Mueller)特別検察官が大陪審を招集したことが分かった。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が3日報じた。刑事訴追するかどうかの判断に向けて重要な進展があったことになる。

 同紙が匿名の関係者2人の話として伝えたところによると、大陪審は首都ワシントン(Washington D.C.)で数週間前に作業を開始したという。

 大陪審の招集は、モラー氏が指揮する捜査が加速して新たな段階に入ったことを示す。この捜査では、昨年の米大統領選でドナルド・トランプ(Donald Trump)氏陣営が自らを有利にするためロシアと結託した疑惑などを調べている。

 大陪審が設置されると、モラー氏は証拠文書の提出や証人喚問、起訴状の発行などを求めることが可能となる。

 国家安全保障を専門とする弁護士、ブラッドリー・モス(Bradley Moss)氏はAFPの取材に、捜査を通じて、少なくとも1件の刑事条項違反について検討の必要性があると思わせるだけの証拠が見つかっていなければ、大陪審の招集はないと指摘。今回の措置は「重大な進展」だとの見解を示した。

 トランプ氏はロシアとの共謀を繰り返し否定し、自分は政治的「魔女狩り」の犠牲者だと主張してきた。

 同氏は3日、WSJの報道後にウェストバージニア(West Virginia)州で開いた集会で、ロシア疑惑は「完全なでっち上げだ。(民主党による)米政治史上最大の敗北の言い訳にすぎない」と改めて反発した。【翻訳編集】 AFPBB News

4616とはずがたり:2017/08/05(土) 13:34:17

壁問題の発言自粛を トランプ氏、墨大統領に圧力 電話記録公開
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170804-00000000-jij_afp-int
8/4(金) 4:34配信 AFP=時事

【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が1月27日に行ったエンリケ・ペニャニエト(Enrique Pena Nieto)メキシコ大統領との電話会談で、自身の公約である両国国境上の壁建設に関し、メキシコは費用を払わないと公の場で発言することをやめるよう圧力をかけていたことが分かった。米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)が3日、報じた。

 同紙が入手した会談の発言記録によると、トランプ氏はペニャニエト氏に対し、「それをマスコミに言ってはいけない」と伝えたほか、「私はメキシコに壁の費用を払わせなければならない。そのことは2年間言い続けている」と述べた。

 また、ペニャニエト氏にとって壁建設が内政面で難しい問題であることに理解を示しつつ、費用を調達するための「方程式」を打ち出すことは可能だとの見解を示した。

 ペニャニエト氏は、壁問題は「メキシコの尊厳に関わり、わが国の威信に行き着く」ものだと反論する一方、「壁を話題にするのをやめる」ことと「この問題の独創的な解決策を模索する」ことに同意した。【翻訳編集】 AFPBB News

4617とはずがたり:2017/08/06(日) 15:43:44
トランプタワー、家賃高すぎ…警護の米SS退去
08月05日 14:50読売新聞
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20170805-567-OYT1T50032
トランプタワー、家賃高すぎ…警護の米SS退去
トランプタワー(奥)の周辺の路上に並ぶ警備用のトレーラーハウス(ニューヨーク・マンハッタンで)=吉池亮撮影 【読売新聞社】
(読売新聞)
 【ニューヨーク=吉池亮】トランプ米大統領の自宅があるニューヨーク・マンハッタンの「トランプタワー」を警護する米シークレットサービス(SS)が、高額な家賃を負担できず同タワー内の拠点を撤去したことがわかった。

 SSは「警備の詳細は公表できない」としているが、ワシントン・ポスト紙などは、警護官たちが超高級マンション前の通りに設置された仮設のトレーラーハウスへの引っ越しを余儀なくされたと報じた。

 トランプ氏は大統領就任を機にワシントンのホワイトハウスに転居した。同タワーに残っていたメラニア夫人と末息子のバロン君も6月に合流したが、大統領関連施設の警護を義務付けられているSSは、引き続き階下の部屋を拠点に警備を続けていた。

4618チバQ:2017/08/06(日) 17:52:39
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170804-00000085-san-n_ame
米、移民10年で半減 改革法案 トランプ氏「雇用圧迫解消」
8/4(金) 7:55配信 産経新聞
 【ワシントン=小雲規生】トランプ米大統領は2日、移民制度改革法案をホワイトハウスで発表した。米国が受け入れる低賃金移民を10年で半減させ、米国内の賃上げを目指す。これに対し、単純労働を移民に頼る農業や観光業への影響を懸念する声が出ている。

 トランプ氏は「法案は貧困を減らし、賃金を引き上げ、何十億ドルもの税金を節約できる内容だ」と強調した。発表には提案者である共和党のコットン、パーデュー両上院議員が同席した。

 法案は永住権(グリーンカード)発行に際して、教育水準や英語の能力、高い給与の勤務先が確定しているかどうかなどを考慮する「メリット・ベース」の制度導入が柱。米国民や永住者との血縁関係を理由に永住権を発行する場合も認可基準を厳格にする。

 米国は現在、年間100万人程度に永住権を発行。法案が成立すれば1年目の段階で発行数は約64万人まで急落。10年目には約54万人にまで減少する見通し。

 トランプ氏らが移民抑制を目指すのは、低賃金の移民労働者が米国内の賃金、雇用を圧迫しているとの認識があるからだ。ホワイトハウスによると、高い技能を持つ移民は全体の7%程度。多くは単純労働者であり、賃金水準の引き下げ要因を生むほか、生活保護に頼る傾向もあるという。

 ただ、移民は労働力として米国経済に深く浸透している。共和党のグラム上院議員は2日の声明で、「ホテルやレストラン、ゴルフコース、農家などから、事業が危機にさらされるとの声が出るだろう」と懸念を示した。

4619チバQ:2017/08/07(月) 20:25:02
https://mainichi.jp/articles/20170807/k00/00e/030/140000c
米国
ペンス氏、大統領選出馬を否定 報道に反論

毎日新聞2017年8月7日 09時38分(最終更新 8月7日 09時38分)
 ペンス米副大統領は6日、ペンス氏が2020年の次期大統領選への出馬をうかがっているとした米紙ニューヨーク・タイムズの記事を「完全な誤り」と否定する声明を出し、「政権を分断しようとする試みだ」と非難した。

 一部の与党共和党支持層の間では、大統領選干渉疑惑「ロシアゲート」への対応などで批判を浴びるトランプ大統領の政権運営を不安視し、「ペンス大統領」待望論も浮上している。ペンス氏は火消しを図った形だ。(共同)

4620とはずがたり:2017/08/08(火) 07:07:33

米シカゴがトランプ政権提訴へ、聖域都市への補助金停止方針巡り
ロイター 2017年8月7日 09時54分 (2017年8月7日 14時06分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20170807/Reuters_newsml_KBN1AN02E.html

[シカゴ/ニューヨーク 6日 ロイター] - 米シカゴのエマニュエル市長は6日、トランプ米政権が不法移民に寛容な「サンクチュアリ・シティー(聖域都市)」を対象に治安関連の補助金交付を停止すると警告していることを巡り、訴訟を提起すると表明した。
セッションズ米司法長官は先月下旬、移民当局が各地の地元刑務所に無制限に立ち入る権利を各都市が認めなければ補助金を停止すると発表した。
民主党のエマニュエル市長は記者会見で「シカゴは住民の基本的な権利を侵害するようなことはしないし、移民に寛容な都市としての地位を放棄しない」と述べた。訴訟の目的はトランプ政権に補助金停止の前例を作らせないためだとした。

4621チバQ:2017/08/08(火) 20:51:42
https://mainichi.jp/articles/20170809/k00/00m/030/034000c
トランプ大統領

これが「本物のニュース」FBで放送開始

毎日新聞2017年8月8日 18時40分(最終更新 8月8日 18時47分)
早くも「北朝鮮で見るようなプロパガンダ」の批判の声も
 【ニューヨーク國枝すみれ】トランプ米大統領は、自身のフェイスブックで「本物のニュース」と銘打った放送を開始した。政権に批判的な主要メディアを「フェイク(偽)ニュース」などと罵倒してきた大統領が、自分で完全に内容をコントロールできる放送を始めた形で、「北朝鮮で見るようなプロパガンダ」(CNN)などと、早くも批判の声が上がっている。

 トランプニュースは「ニューヨークのトランプタワーから本物のニュースを届ける」との趣向。

 先月30日に投稿された最初の「番組」では、大統領の義理の娘であるララ・トランプ氏が、大統領が過去3カ月分の月給を教育省に寄付したと発表し、「自分より米国を優先している」と持ち上げた。

 6日には、元CNNのコメンテーターで現在は共和党全国委員会報道担当の女性がアナウンサー役で登場し、「トランプ政権が始動してから100万人の仕事を創出し、失業率は16年間で最も低い」などと政権の経済政策を絶賛した。

 ワシントン・ポスト紙は、放送内容に間違いがあることも指摘し、「本物のニュースというより、本物のプロパガンダだ」と批判した。

4622チバQ:2017/08/08(火) 21:02:53
http://www.sankei.com/world/news/170808/wor1708080021-n1.html
2017.8.8 10:43
【トランプ政権】
シカゴ市が連邦政府を提訴、聖域都市の補助金停止措置めぐり
 【ニューヨーク=上塚真由】米中西部のイリノイ州シカゴ市は7日、トランプ米政権が、不法移民に寛容な「聖域都市」を狙い、政権の方針に従わなければ補助金の交付を停止するとした措置は憲法違反にあたるとして、措置の差し止めを求めて提訴した。ロイター通信が報じた。

 ジェフ・セッションズ米司法長官は7月末、各自治体に対し、連邦政府の治安当局者が各地の刑務所に無制限に立ち入る権利を認めなければ、治安対策の補助金を停止すると発表。また、地方当局が不法移民を釈放する際は48時間前までに連邦政府の治安当局に通知することが、補助金受け取りの条件とした。

 リベラルな「聖域都市」として知られるシカゴのラーム・エマニュエル市長(民主党)は6日、「シカゴは移民に寛容な都市としての地位を放棄しない」と述べ、提訴する意向を表明していた。米メディアによると、シカゴは昨年、230万ドル(約2億5千万円)の治安対策の補助金を受け取った。

 提訴を受け、セッションズ氏はシカゴの対応を「外国人の犯罪者を守る措置だ」と非難。犯罪が増加しているシカゴの治安が一層悪化するだろうと指摘した。

4623チバQ:2017/08/09(水) 21:46:19
http://www.sankei.com/world/news/170809/wor1708090059-n1.html
2017.8.9 21:18
【難民・移民特集】
米国 トランプ政策が生んだ悲劇
 テロ対策を名目に難民に厳しい態度で臨むトランプ米大統領。全ての国からの難民の受け入れを120日間禁じた大統領令は連邦最高裁で容認され、受け入れは凍結されたままだ。家族が離ればなれになるケースが出てくるなど、難民らはトランプ氏の強硬姿勢に翻弄されている。

 「トランプ氏は米国の難民政策を根本から変えてしまった。難民家族に多くの悲劇が生まれている」。ミシガン州に住むシリア北部アレッポ出身のシャディ・マルティニさん(45)はこう嘆いた。マルティニさんは5年前に米国に移住し難民支援団体で働くが、トランプ政権発足後、相談が相次いでいるという。

 あるシリア難民の家族は、両親と子供2人が昨年ミシガン州に移住。成人した長女だけは両親とは別に難民申請していたため大統領令で手続きが止まり、トルコで今も足止めを食らっている。米国の永住権を持たない両親は娘に会いに行くこともできないという。

 トランプ氏は、難民の受け入れ数を年最大5万人とすることも表明。オバマ前大統領が昨年9月に掲げた「11万人」の半分以下に削減するとしている。「一番の問題はトランプ氏の難民政策が不確実なことだ。次に何が起きるのか。難民は日増しに不安を募らせている」(マルティニさん)。

 ニュージャージー州に住むシリア人の30代の女性は、アレッポ西部に住む家族を米国に呼び寄せたいというが、「審査がいま以上厳しくなるのかと思うと憂鬱だ」と吐露。「トランプ氏になって、米国に対する希望が持てなくなってしまった」と話した。(ニューヨーク 上塚真由)

4624チバQ:2017/08/13(日) 15:08:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170813-00010001-afpbbnewsv-int
米で白人主義者らと反対派が衝突、車突入などで3人死亡 35人負傷
8/13(日) 8:46配信 AFPBB News

(c)AFPBB News
【8月13日 AFP】米南部バージニア(Virginia)州シャーロッツビル(Charlottesville)で12日、デモのため集まった白人至上主義者らと反対派が激しく衝突し、人だかりに車が突入して1人が死亡、19人が負傷した。

 これ以外にデモに関連したけんかなどで16人が負傷した他、上空からデモ対応の支援に当たっていたバージニア州警察のヘリコプターがシャーロッツビル近くの森に墜落して乗っていた警察官とパイロットの計2人が死亡した。警察が墜落の原因を調べているが、現在のところヘリに対する妨害などはなかったとみられている。

 ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領はツイッター(Twitter)で「今日亡くなったバージニア州警察の職員の家族と同僚に深い哀悼の意」を表した。

 車突入の目撃者によると車は反対派の人々に向かって突入した。警察は運転していた男の身柄を拘束し、殺人事件として捜査している。警察によると、車が交差点に突入してきた時に道路を横断していた32歳の女性が死亡した。

 右派系デモ「ユナイト・ザ・ライト・ラリー(Unite the Right Rally)」の参加者と、それに反対する人々が集まり、すぐ騒動に発展したという。現場にいたAFPの記者によると、デモ開始予定時刻の正午(日本時間13日午前1時)の前から、デモ参加者らは殴り合ったり、瓶を投げたりしていた。民兵の制服を着ている人たちもいた。

 現場にはすぐに救急車が到着した。目撃者の男性はAFPに対し、突っ込んだ車は濃い色のセダンで「すごい速さで向かって来てスピードバンプ(スピード防止の段差)を飛び越え、バックして再び人々をはねた」と話し、車の突入は「故意によるもの」だと語った。

■トランプ氏、白人至上主義グループについての質問に答えず

 ニュージャージー(New Jersey)州ベッドミンスター(Bedminster)の自身が所有するゴルフリゾートで休暇を過ごしているトランプ大統領は事件を受け、「各方面に存在する憎悪、偏狭な信念、暴力」を非難し、「憎悪と分断は終わらせなければならない。今すぐに終わらせなければならない」と述べた。

 しかしトランプ氏は白人のナショナリストや白人至上主義者を批判するには至らず、これらのグループについての見解を大声で問いただす報道陣からの質問を無視した。これらのグループは昨年の大統領選でトランプ氏を支持していた。

 事件前日の11日夜にはバージニア大学(University of Virginia)のキャンパスで極右の数百人がたいまつを持ってデモ行進し、反対派との間で騒動が起きていた。

 事件に先立ちバージニア州のテリー・マコーリフ(Terry McAuliffe)知事は、デモのために集まった人々が憎悪や偏狭な信念、暴力をまき散らしているとして非常事態を宣言していた。

 マコーリフ知事は非常事態宣言の声明で、「さらなる力を借りなければ公衆の安全を守れないことが明白になった。主に州外からバージニアに集まったデモ参加者たちが州民、そしてその資産を脅かしている」と述べた。

 非常事態宣言を受けて当局は会場の公園にいた人を排除したため、12日に予定されていたデモは正式には行われなかったが、正午までに1人が逮捕されていた。(c)AFPBB News

4625チバQ:2017/08/15(火) 16:05:22
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20170814k0000e030197000c.html
<米国>白人主義への抗議拡大 WHは火消しに

08月14日 11:38

白人至上主義と反対派の市民の間で起きた衝突=AP

(毎日新聞)

 米南部バージニア州シャーロッツビルで発生し死傷者を出した白人至上主義者ら極右勢力と反対派との衝突を受け、米国内各地の都市に13日、抗議デモなどが広がった。ホワイトハウスは新たに声明を出して白人至上主義者らを名指しで非難するなど、トランプ大統領の事件対応が不十分だとの批判の火消しに追われた。

 抗議デモや犠牲者の追悼集会が行われたのは北西部ワシントン州シアトルや中西部シカゴ、東部ニューヨーク市など。シアトルでは極右団体の集会付近に反対派が集まり、警官隊とのもみ合いが発生。米NBCテレビによると、暴行などの疑いで男3人が拘束され、木の棒や液体が入った風船などが押収された。

 集会にはトランプ氏支持者の極右団体メンバーら約200人が参加。公園のステージで演説中、反対派のメンバーが乱入する場面もあった。周辺の街頭に反対派約1000人が集まり公園に向かおうとしたが、警官隊が催涙スプレーを使うなどして接近を防いだ。

 ホワイトハウスは13日、報道官声明で、トランプ氏が12日にバージニア州での衝突を受けて行った暴力を非難する発言は、「白人至上主義者、(人種差別組織の)『クー・クラックス・クラン(KKK)』、ネオナチ、全ての過激派組織を含むものだ」と釈明した。トランプ氏の長女イバンカ補佐官もツイッターで白人至上主義者らを批判した。

 トランプ氏は12日の発言で白人至上主義者やネオナチに言及せず、与党・共和党議員や支持層の保守派市民もトランプ氏を批判していた。

 シャーロッツビルの衝突では、中西部オハイオ州出身のジェームズ・フィールズ容疑者(20)が群衆に自動車で突っ込み、女性1人を殺害した容疑で逮捕されたが、ロイター通信は13日、元高校教師が「(容疑者は)10代でナチスのイデオロギーに惑わされていた」と話していると報じた。

 被害者は地元法律事務所勤務のヘザー・ヘイヤーさん(32)。白人至上主義者の集会に反対するため、友人らと現場にいたという。【松井聡、ニューヨーク國枝すみれ】

4626チバQ:2017/08/15(火) 18:08:53
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-170815X472.html
今度はバノン氏が窮地?=大統領周辺で更迭論強まる―米紙

14:10

 【ワシントン時事】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は14日、トランプ大統領の周辺でバノン首席戦略官・上級顧問の更迭を求める声が強まり、大統領の最側近の一人と一時目されたバノン氏が窮地に立たされていると報じた。

 タイムズ紙によると、大統領は4日に夏休みに入る前、メディア王マードック氏をホワイトハウスでの夕食会に招待。マードック氏はその席でバノン氏の更迭を主張した。大統領はほとんど反論せず、バノン氏への不満をぶちまけたという。

4627チバQ:2017/08/15(火) 18:20:10
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1708080036.html
【トランプ政権】アメリカ国民の目は早くも20年米大統領選に トランプ氏「支持基盤は過去最大」と強調

08月08日 19:14

 【ワシントン=加納宏幸】2020年米大統領選でトランプ大統領の再選がないと見越し、ペンス副大統領周辺が出馬準備を進めていると米紙ニューヨーク・タイムズが報じた。ペンス氏は声明で「フェイク(偽)ニュース」と全否定し、トランプ氏の再選に協力すると表明した。大統領選は通常、中間選挙(次回は18年11月)後に動きが本格化するが、気の早い大統領選報道の背景にはトランプ氏の支持率低迷や政権内部の混乱がありそうだ。

 トランプ氏は「米国を偉大にし続けよう」を旗印に再選を目指す考えだが、同紙は「75人以上の共和党員」の話として、同党内でトランプ氏に代わる人物を探る動きがあると報道。その一つとして、ペンス氏の複数の顧問が同党の大口献金者に対し、トランプ氏が再選を断念した場合にペンス氏が出馬する計画があると伝達したと報じた。

 同紙は大統領予備選・党員集会の緒戦州アイオワ、ニューハンプシャーを訪れるなどしたコットン、サス両上院議員、16年の指名争いで最後までトランプ氏に食らいついたケーシック・オハイオ州知事の名も挙げた。ヘイリー国連大使への期待もあるとした。

 一方、民主党では7月末、メリーランド州選出のジョン・ディレイニー下院議員が二大政党では最初に出馬を正式表明し、CMも制作。オバマ前政権のバイデン前副大統領、16年の同党候補指名争いでクリントン元国務長官に敗れたサンダース上院議員の立候補も取り沙汰されている。

 米メディアは20年大統領選に向けた動きについて、ロシア疑惑をめぐる混乱やオバマ前政権の医療保険制度改革(オバマケア)改廃の頓挫、トランプ氏勝利の原動力となった白人中間層の「トランプ離れ」と結びつける形で報じている。

 米クイニピアック大学の世論調査(7月27日��8月1日実施)でトランプ氏の支持率は33%で、白人中間層と重なる高卒までの白人層で不支持(50%)が支持(43%)を上回り、2カ月前の調査から逆転した。

 ただ、共和党支持層ではトランプ氏がなお76%の支持を得ているのは確か。トランプ氏は7日のツイッターで米株価が最高値を更新しているなどの実績を挙げ、「フェイクニュース(メディア)のいんちき世論調査にも関わらず、トランプ政権の支持基盤はかつてないほど大きく、強くなっている」と強調した。

4628チバQ:2017/08/16(水) 19:52:21
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1708160044.html
【トランプ政権】トランプ氏が推す候補が2位 影響力にかげり? 上院アラバマ州共和党予備選で
19:04産経新聞

 【ワシントン=加納宏幸】米南部アラバマ州で15日、セッションズ司法長官の上院議員辞任に伴う補欠選挙の共和党予備選が実施され、トランプ大統領が推すルーサー・ストレンジ上院議員(暫定的に指名)がロイ・ムーア元同州最高裁判事に次ぐ2位となった。トランプ氏は自動音声電話でストレンジ氏への投票を呼びかけていた。

 昨年11月の大統領選でトランプ氏は同州で62%の支持を得て圧勝しており、米メディアは政権の混乱が続く中でトランプ氏の影響力にかげりが出たと伝えた。同性婚に反対し、宗教保守派からの支持を受けるムーア氏は「ワシントンを変える」と訴えてきた。

 CNNテレビによるとムーア、ストレンジ両氏の得票はいずれも規定の50%に届かず、9月26日の決選投票に臨むことになった。勝者は12月12日に民主党候補と本選を戦う。

4629チバQ:2017/08/16(水) 20:08:50
http://www.sankei.com/world/news/170816/wor1708160047-n1.html
2017.8.16 19:09
【白人至上主義衝突】
米産業界、次々とトランプ氏にそっぽ 助言機関からの辞任相次ぐ メルク・インテル・最大労組も
【ニューヨーク=上塚真由】トランプ米大統領の人種差別問題への対応に反発し、米産業界でトランプ氏から離れる動きが加速している。これまでに米大手企業首脳ら5人がトランプ氏の助言機関、米製造業評議会のメンバーを辞任すると表明した。

 トランプ氏は15日の記者会見で、「彼らは海外で製品を作っているので気まずくて辞めるのだろう」と辞任表明した首脳らを批判。これに先立ち、ツイッターで「代わりはたくさんいる。目立ちたがり屋は続けるべきではなかったのだ」と投稿した。

 最初に辞任を表明したのは、米製薬大手メルクの最高経営責任者(CEO)で黒人のケネス・フレージャー氏。これを受け、トランプ氏はツイッターで「彼は、ぼったくりの薬品の値段を下げる時間がもっとできるだろう!」と批判し、懸念がさらに広がった。

 その後、14日にスポーツ用品大手アンダーアーマーのケビン・プランクCEO、半導体大手インテルのブライアン・クルザニッチCEOが辞任を表明。15日にはメーカーなどでつくる米製造業同盟(AAM)のスコット・ポール会長と、全米最大の労働団体である米労働総同盟産別会議(AFL・CIO)のリチャード・トラムカ議長が辞任すると明らかにした。トラムカ氏は15日のトランプ氏の会見を受けて辞任を決めたといい、「偏見や、国内のテロリズムを容認する大統領の評議会の一員でいることはできない」との声明を発表した。

4630チバQ:2017/08/16(水) 20:10:23
https://mainichi.jp/articles/20170816/k00/00e/030/239000c
トランプ大統領

衝突事件「双方に非」…差別主義を擁護か

毎日新聞2017年8月16日 11時40分(最終更新 8月16日 18時02分)
 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領は15日、南部バージニア州で発生した白人至上主義者らと反対派が衝突した事件に関し「一方に悪い人間がいたが、もう片方には非常に暴力的な集団もいた。誰も口にしたくないことだが私は言う」と言及し、「双方に非がある」との見解を示した。事件発生直後に続く差別主義者擁護ともとれる発言で、各界からの反発は必至だ。

 ニューヨークのトランプタワーでインフラ整備に関する発表に臨んだ後、記者団の質問に答えた。

 トランプ氏は極右思想オルト・ライトを念頭に「(デモ活動の)許可もなく突っ込んできたオルト・レフトはどうなのか」などと繰り返した。反対派の中には武器を持ち込んだり、暴力を使ったりした参加者もいたことを指摘したものだが、トランプ氏はネオナチ側の参加者には「非常に良い人々もいた」とも語った。

 事件の発端となった、南北戦争で奴隷制を支持する南部連合を率いたリー将軍の銅像撤去計画については「銅像が置かれた自治体などの判断だ」とする一方、「奴隷所有者だったワシントンやジェファーソンの銅像も撤去するのか」と、建国の父とされる大統領の名を列挙し疑問を呈した。

 米メディアによると、ホワイトハウスは大統領による質疑を予定しておらず、トランプ氏の答弁は用意されたものではなかった。トランプ氏の発言を受けて、秘密結社クー・クラックス・クラン(KKK)の元最高指導者、デービッド・デューク氏はツイッターに「大統領の正直さと勇気に感謝する」と投稿した。

 トランプ氏は事件発生当日の12日、声明で白人至上主義やネオナチ、KKKを明確に否定しなかったことで厳しい批判を浴び、14日により厳しい声明の発表に追い込まれている。

4631チバQ:2017/08/17(木) 14:46:06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170817-00000001-jij_afp-int
オバマ氏ツイートに史上最多の「いいね」 白人集会衝突受け投稿
8/17(木) 5:49配信 AFP=時事
オバマ氏ツイートに史上最多の「いいね」 白人集会衝突受け投稿
南アフリカのヨハネスブルクで行われた故ネルソン・マンデラ大統領の追悼式で演説するバラク・オバマ米大統領(当時、2013年12月10日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米バージニア(Virginia)州シャーロッツビル(Charlottesville)で白人至上主義者らが反対派と衝突し死傷者が出た事件を受け、バラク・オバマ(Barack Obama)前大統領が行ったツイッター(Twitter)投稿が、史上最も多くの「いいね」を集めたツイートになった。同サイトが16日、明らかにした。

動画:米で白人主義者らと反対派が衝突、車突入の瞬間

 米国初の黒人大統領であるオバマ氏は事件翌日の13日に行った投稿で、南アフリカの元大統領で同国の反アパルトヘイト(人種隔離政策)運動を象徴する故ネルソン・マンデラ(Nelson Mandela)氏の言葉を引用し、「生まれたときから肌の色や出自、信仰の違いを理由に他人を憎む人などいない」と書き込んだ。

 ツイートには、黒人の女の子と金髪の男の子を含む4人の幼児が並ぶ窓を同氏が見上げる場面を捉えた写真が添えられた。このツイートはグリニッジ標準時(GMT)16日午後1時(日本時間同日午後10時)現在、320万件の「いいね」を集め、リツイート数も130万回となっている。

 オバマ氏は今回の事件について、マンデラ氏の引用以外のコメントは出していない。13日にはさらに写真のないツイート2件も書き込み、それぞれ100万以上の「いいね」を集めている。

 これら2件のツイートでは「人は憎しみを習得する。憎むことを身に付けられるならば、愛することを学ぶこともできる。愛は憎しみに比べ、人の心に自然に生まれるものなのだから。─ネルソン・マンデラ」と書き込まれている。

 シャーロッツビルでは12日、南北戦争(Civil War)で南部連合(Confederate)を指揮したロバート・E・ リー(Robert E. Lee)将軍の像の撤去をめぐり集会を開いたネオナチ(Neo-Nazi)や白人至上主義者が、対抗デモを開いた人々と衝突。人種差別反対を訴えるデモ隊にナチス・ドイツ(Nazi)同調者とされる男(20)の車が突っ込み、女性1人が死亡、19人が負傷した。【翻訳編集】 AFPBB News

4632チバQ:2017/08/19(土) 14:20:20
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASK8M0JBZK8LUHBI04Q.html
米政権、バノン首席戦略官を更迭 「米国第一」の推進役

10:36

ホワイトハウスでトランプ大統領の会見に姿を見せたスティーブン・バノン氏=6月1日、ワシントン、ランハム裕子撮影

(朝日新聞)

 トランプ米大統領は18日、最側近のスティーブン・バノン大統領首席戦略官を更迭した。バノン氏はトランプ氏が大統領選に勝利した立役者で、排外主義的な「米国第一」政策の推進役だったが、政権内で深刻な対立を招くなど辞任を求める声が高まっていた。プリーバス前首席補佐官などホワイトハウス幹部の辞任や解任劇が相次いでおり、政権の混乱が続いている。

 ホワイトハウスは18日、「今日がバノン氏の最後の日となることで合意した。バノン氏の貢献に感謝し、今後の幸運を祈る」との声明を出した。バノン氏と先月末に就任したばかりのケリー首席補佐官が会談し、辞任が決まったという。トランプ政権は発足から約7カ月のうちに、大統領首席補佐官、首席戦略官、国家安全保障担当補佐官という中核3ポストが全員入れ替わる異例の事態に陥った。

 米ニューヨーク・タイムズによると、バノン氏は今月7日に、トランプ氏とたもとを分かつ方が良いと判断し、辞意を伝えていた。ただ、米東部バージニア州シャーロッツビルでの人種問題をめぐる衝突事件などの対応に追われ、発表が延期されていたという。

 米CNNは、バノン氏が16日付のリベラル系メディア「アメリカン・プロスペクト」(電子版)に語ったインタビューに、トランプ氏が腹を立てて解任を決断したと報じた。バノン氏はインタビューで、ホワイトハウス内で対立する幹部らの名前を挙げながら「毎日が闘いだ」と政権内の確執を暴露。さらに「我々は中国と経済戦争中だ。北朝鮮問題は余興に過ぎない。軍事的解決などあり得ない。忘れて良い」と述べ、トランプ氏が排除していない軍事的解決を否定していた。

4633とはずがたり:2017/08/19(土) 20:30:31
トランプ大統領、腹心バノン氏を更迭 米メディアが報じた3つの理由とは?
http://www.huffingtonpost.jp/2017/08/18/bannon_n_17786602.html
HuffPost Japan | 執筆者: 安藤健二
投稿日: 2017年08月19日 12時41分 JST 更新: 2017年08月19日 13時11分 JST

トランプ大統領誕生の立役者だった参謀役が更迭された。

アメリカのホワイトハウスは8月18日、トランプ大統領がスティーブン・バノン首席戦略官兼大統領上級顧問を同日付で解任したことを明らかにした。ロイター通信などが報じた。

ホワイトハウスのサンダース報道官は「ケリー大統領首席補佐官とバノン氏は、今日がバノン氏の最後の勤務日になることで合意した。バノン氏の務めに感謝し、幸運を祈っている」と声明を出した。

■バノン氏とは? 入国禁止令、パリ協定離脱を主導してきたタカ派

時事ドットコムによると、バノン氏は保守系ニュースサイト「ブライトバート」を率いていたが、2016年8月にトランプ氏の選対本部に入り、ヒラリー・クリントン氏が有利という前評判を覆して、トランプ氏の勝利をもたらした。この貢献から、政権スタート時から首席戦略官・上級顧問を務めてきた。

バノン氏は、一部のイスラム圏からのアメリカ入国禁止や地球温暖化防止に向けたパリ協定からの離脱といった政策を主導したとされる。

そんな重要人物がなぜ更迭されたのか。明確な理由は公表されていないが、アメリカのメディアでも複数の説が乱れ飛んでいる。

その中でも特に目を引く3つをここで紹介しよう。

01.「北朝鮮問題など忘れてしまえ」と発言 ⇒ トランプ大統領が激怒?

弾道ミサイルの発射実験に立ち会う北朝鮮の金正恩氏

バノン氏は16日付のリベラル系メディア「アメリカン・プロスペクト」が掲載したインタビューの中で「毎日が闘いだ」として、以下のように対立する陣営の名前を挙げた。

「我々はまだ戦っている。財務省とゲイリー・コーン国会議長とゴールドマン・サックスのロビー活動に対してだ」

さらにバノン氏は、トランプ大統領が軍事作戦の可能性を示唆していた北朝鮮について「軍事的解決などない。忘れてしまえ。開戦30分でソウルの1000万人が通常兵器で死亡するという難題を一部でも解決しない限りは、意味不明だ」と主張していた。

CNNによると、このインタビューにトランプ大統領が腹を立て更迭を決断したという。

02.トランプ政権内でイバンカ氏らと対立

ホワイトハウス内では大統領の長女イバンカ補佐官とクシュナー上級顧問夫妻ら、中道派との対立がたびたび伝えられていた。国益を最優先することから、国際協調を重視するマクマスター大統領補佐官とも亀裂が生じていた。

7月末に就任したケリー大統領首席補佐官は、派閥争いで混乱するホワイトハウスの立て直しを図っていた。ワシントンポストは、バノン氏更迭はケリー氏が決めたと報じた上で、以下のように書いている。

ケリー氏に近い人物は「彼はホワイトハウスでの混乱をなくすだけでなく、特定のイデオロギーに操られないようにする意向だ」と話している。

03.シャーロッツビルの衝突との関連も?

人種差別問題が関係したという説もある。

8月15日にバージニア州シャーロッツビルで白人至上主義者らが開いた集会で、反人種差別派のデモ隊に乗用車が突っ込んで、1人が死亡、19人が負傷する事件が起きた。これに対してトランプ大統領が、白人至上主義者と反対派の「双方に責任があった」と主張。共和・民主両党から批判を浴びていた。

こうした中で、「白人至上主義者」と呼ばれることもあるバノン氏の更迭を求める声が、ホワイトハウス内でも高まっていたと報じられている。

4634とはずがたり:2017/08/20(日) 02:19:00
我々が勝ち取った大統領は終わり〜バノン氏
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20170819-00000016-nnn-int
8/19(土) 12:16配信 日テレNEWS24

(c) Nippon News Network(NNN)
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 アメリカのホワイトハウスは18日、トランプ大統領の側近であるバノン首席戦略官の退任を発表した。事実上の更迭とみられていて、バノン氏は「我々が勝ち取った『トランプ大統領』は終わった」とコメントした。

 保守強硬派のバノン氏は一時「影の大統領」とも言われたが、一方でホワイトハウス内での対立も招いていた。こうした中、バノン氏が今週、北朝鮮問題について「余興にすぎない」などと発言をしたことに大統領が激怒し、事実上の更迭に踏み切ったと報じられている。

 バノン氏は「我々が闘い求め、勝ち取った『トランプ大統領』は終わった。別のものになっていくだろう」とコメントした。「アメリカ第一主義」のシンボルとも言える存在が政権を去ることで、支持層の離反を招く可能性もある。

4635チバQ:2017/08/20(日) 09:36:06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170819-00000094-mai-n_ame
<トランプ政権>安定を選択 ケリー氏起用が分岐点
8/19(土) 23:44配信 毎日新聞
<トランプ政権>安定を選択 ケリー氏起用が分岐点
バノン氏=AP
 米ホワイトハウスは18日、バノン首席戦略官兼上級顧問の退任を発表した。政権内の権力闘争に敗れて去る形で、米主要メディアは「事実上の解任」と伝えた。バノン氏は昨年の大統領選終盤で選対最高責任者を務め、トランプ大統領の最側近の一人だった。政権発足当初は「影の大統領」と呼ばれた実力者が去ることで、政権運営の大きな転換点になる可能性がある。政権発足から7カ月、ホワイトハウス中枢を去った側近は6人目だ。

 「解任劇」の幕開けは7月末、ケリー大統領首席補佐官(退役海兵隊大将)の就任だった。歴代の米政権は、首席補佐官が面会相手や報告内容を管理する「番頭」役を務め規律を保った。だがトランプ政権では、執務室にバノン氏や娘婿のクシュナー上級顧問、長女イバンカさんらが自由に出入りする。プリーバス前首席補佐官は、重要事項を発表後に知る事態が起き、政権は「カオス」に陥った。

 ケリー氏は、まずイバンカ夫妻らも含め、自由に執務室に出入りしないよう申し渡す。一方、国家安全保障問題担当のマクマスター大統領補佐官(現役陸軍中将)には「部下の人事は、自分の思う通りにせよ」と指示した。

 勝負がついたのは今月4日。静養先のニュージャージーでトランプ氏は夜11時前、「私とマクマスター氏は非常にうまく仕事をしている」と異例の声明を出した。バノン氏が率いてきた右翼メディア「ブライトバート」はその数日前からマクマスター氏の辞任を強く求めていた。声明は、トランプ氏が政権安定を選んだことを意味した。追い込まれた格好のバノン氏はその3日後、大統領とケリー氏に辞意を伝えたとされる。

 バノン氏は、国際協調が米国の覇権を揺るがすとの考えに立ち、「米国を再び偉大な国に」と訴えるトランプ氏に通じる。ただ、2人をつないだのは主義主張だけではない。保守強硬派の大富豪の存在があった。大統領選でトランプ氏はじめ共和党候補に2000万ドル(約22億円)以上を献金したヘッジファンド経営者ロバート・マーサー氏(71)だ。「ブライトバート」の経営も支える。

 12日に南部バージニア州での白人至上主義者と反対派の衝突で1人が死亡。白人優位的な主張の「ブライトバート」を率いてきたバノン氏にメディアの批判が集中した。バノン氏は15日に雑誌に電話をかけ、中国に融和的に傾く通商政策を批判したりしたことが17日に明らかになり、政権内部から猛反発を受けた。

 トランプ氏とバノン氏は騒ぎが拡大した先週、マーサー氏とニューヨークでそれぞれ会談した。バノン氏の退任発表が18日にずれ込んだのは、再選を見据えるトランプ氏が、バノン氏の後見人でもあるマーサー氏と調整する手続きが必要だったとの見方がある。【ワシントン会川晴之、ニューヨーク國枝すみれ】

4636チバQ:2017/08/20(日) 09:52:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170820-00000049-san-n_ame
トランプ政権、ケリー氏中心に立て直し “元凶”は大統領自身…どう折り合い
8/20(日) 7:55配信 産経新聞
 ◆「最後の希望」

 トランプ米政権は、バノン首席戦略官兼上級顧問の退場を受け、7月末に就任したケリー大統領首席補佐官を軸に態勢の立て直しを図る。迷走するホワイトハウスの正常化に向けた「最後の希望」(米誌タイム)と目されているケリー氏にとって最大の難題は、一連の混乱を引き起こしている張本人であるトランプ大統領とどこまで良好な関係を維持できるかだ。

 ケリー氏をめぐっては、トランプ氏が「北朝鮮は炎と怒りに見舞われる」と突然発言して米朝関係を不必要な緊張に陥れたほか、南部バージニア州での白人至上主義勢力と反対派の衝突では人種差別を容認するかのような発言をしたことでトランプ氏への失望を一気に強めたとされ、辞任説が早々に浮上していた。

 しかし、ホワイトハウス内部の刷新を進める中でケリー氏と対立関係にあったバノン氏が更迭されたことで、情勢は一変したといえる。

 ケリー氏は、セバスチャン・ゴルカ大統領副補佐官(国家安全保障問題担当)を筆頭とする、政権に残るバノン派高官らの解任を視野に、人心の一新を果断に進める考えだ。

 ◆軍人トリオ政策立案

 トランプ政権の政策立案は今後、退役海兵隊大将のケリー氏を頂点に、外交・安全保障では現役の陸軍中将のマクマスター大統領補佐官(国家安全保障問題担当)、退役海兵隊大将のマティス国防長官の「軍人トリオ」に加えて元大物実業家のティラーソン国務長官が担うことになる。

 シリアやアフガニスタン、北朝鮮など「対外関与」に消極的なバノン氏の退場で、政権は従来の共和党主流派がとってきたような現実路線を目指すとみられる。特に、バノン氏が「米軍の全面撤収」を主張して7月中旬の発表予定が大幅に遅れていたアフガニスタン新戦略は近日中の発表が期待される。

 北朝鮮政策に関しても、国際圧力で北朝鮮に核放棄を迫る基本方針を改めて打ち出すとみられる。

 ◆議会との折衝未知数

 ただ、ケリー氏は政治家としての経験はなく、内政上の懸案である税制改革などをめぐる議会との折衝の手腕は未知数だ。このため、下院議員や州知事を経験したペンス副大統領が議会対策で存在感を高める可能性もある。

 問題は、最終的な政策決定者であるトランプ氏が選挙公約である「米国第一」路線を転換しない限りは現実路線との衝突は早晩避けられないことだ。

 トランプ氏はまた、ケリー氏の要請を拒否する形で「ツイッターや会見の場では好きに発言する」と宣言しており、今後も「問題発言」で政権を窮地に陥れる恐れがあり、政権運営が安定するかどうかは引き続き全く見通せない状況だ。(ワシントン 黒瀬悦成)

4637チバQ:2017/08/20(日) 09:52:55
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170820-00000050-san-n_ame
バノン氏、古巣の保守系サイトに復帰 「グローバリストを粉砕」
8/20(日) 7:55配信 産経新聞
 【ワシントン=加納宏幸】トランプ米政権のバノン首席戦略官兼上級顧問は、昨年の大統領選でトランプ大統領を後押しした白人中間層らの保守系運動とホワイトハウスをつなぐ結節点だった。バノン氏は辞任を受け、保守系サイト「ブライトバート・ニュース」に復帰。国益よりも国際社会との協調を重視し、政権内で主流となった「グローバリスト」との戦いを続けるとみられ、トランプ氏を悩ませそうだ。

 「私たちが戦って勝ち取ったトランプ氏の大統領職は終わった」「(メキシコ国境への)『壁』建設といった大きな問題に取り組むことは難しくなるだろう」

 バノン氏は辞任直後、保守系誌のインタビューで、自らが去った後の政権の見通しを示した。ブライトバートでホワイトハウス中枢に巣くう「民主党員」やオバマ前政権の医療保険制度改革(オバマケア)改廃を妨げる共和党との戦いを続けるとも強調した。

 ブライトバートは「今日、大衆・国家主義者運動は力を増している。トランプ氏の政策の実情に通じた会長を迎えた」とバノン氏復帰を発表した。他の保守系サイトが同氏を「大衆主義の英雄」と評していることも紹介した。

 イスラム圏からの入国一時禁止、不法移民の取り締まり強化、トランプ氏が表明した地球温暖化防止の枠組み「パリ協定」からの離脱-。大統領選で選挙参謀を務めたバノン氏はトランプ氏が選挙で訴えた大衆迎合的な政策を形にした。

 トランプ氏の公約を妨げる敵に対するバノン氏のやいばは、ホワイトハウスの「グローバリスト」にも向かった。パリ協定離脱に慎重だったトランプ氏の娘婿、クシュナー上級顧問やアフガニスタンへの米軍増派を主張するマクマスター大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が標的となった。

 米メディアによると、7月末に就任したケリー首席補佐官はブライトバートにマクマスター氏を批判する記事が掲載され続ける背景にバノン氏の存在があると疑い続けてきたが、16日に公表されたバノン氏のインタビューで北朝鮮に対する軍事的選択肢を否定する発言をしたことが解任の決定打になったという。

 トランプ氏にとっては、政権の重荷を下ろした形だが、ブライトバートに戻るバノン氏はインタビューで「武器は手にした。反対勢力を徹底的に粉砕してやる」と予告した。

4638チバQ:2017/08/20(日) 10:00:05
https://mainichi.jp/articles/20170819/k00/00e/030/221000c
米国
大統領特別顧問のアイカーン氏が辞任

毎日新聞2017年8月19日 08時41分(最終更新 8月19日 08時41分)

アメリカ
北米
速報
国際
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 米著名投資家カール・アイカーン氏は18日、トランプ大統領の特別顧問を辞任すると発表した。規制改革の助言役として昨年12月に起用が発表されたが、自分の投資先に優位になるよう政策を誘導するのではとの懸念が出ていた。

 アイカーン氏はトランプ氏への手紙を公表。「政権の正式な役職ではない。非公開情報に接していないし、利益を得たこともない」と自身への批判に反論し「私の役割を巡って口論が起き、政権を汚すことは望まない」と説明した。

 アイカーン氏はトランプ氏の支援者として知られ、政権の財務長官候補に挙がったこともあった。(共同

4639とはずがたり:2017/08/20(日) 11:02:15
原文はなんだ?バノンがフェイクニュースを垂れ流してる前提に見えるけえが。
>フェイクニュースは競争する必要がある

トランプ大統領 バノン氏に謝意 関係悪化回避か
https://news.goo.ne.jp/article/nhknews/world/nhknews-10011105381_20170820.html
07:05NHKニュース&スポーツ

アメリカのトランプ大統領は解任した保守強硬派のバノン首席戦略官に対して感謝の意を示すとともに、保守系のニュースサイトに戻って発信を強めることに期待を示しました。関係が悪化し保守的な支持者が離れるのを避けたい狙いもあるものと見られます。

トランプ大統領は、アメリカ第一主義を掲げ保護主義的な貿易政策や強硬な不法移民対策などを推し進めてきたバノン首席戦略官を解任しました。

これについてトランプ大統領は19日、ツイッターで初めて触れ、「バノン氏の貢献に感謝したい。彼はクリントン氏と戦う選挙戦に加わり、すばらしかった」とたたえました。さらにバノン氏がかつて会長を務めていた保守系のニュースサイト「ブライトバート」に戻ることを踏まえ、「バノン氏はブライトバートでタフで賢い声となるだろう。フェイクニュースは競争する必要がある」と投稿し、バノン氏が今後、発信を強めることに期待を示しました。

バノン氏は解任後、「われわれが選挙で勝ち取ったトランプ政権は終わった」と述べたうえで、与党・共和党の主流派が選挙公約の実現を阻んでいると非難し、政権の針路が変わる可能性を指摘していました。このため、トランプ大統領としてはバノン氏との関係が悪化し保守的な支持者が離れるのを避けたい狙いもあるものと見られます。

4640チバQ:2017/08/20(日) 11:46:36
http://www.sankei.com/world/news/170819/wor1708190030-n1.html
2017.8.19 19:50
【トランプ政権】
バノン氏解任でケリー首席補佐官、ホワイトハウス刷新へ 「軍人トリオ」が共和党主流路線に トランプ氏の反応注目
【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米政権は、バノン首席戦略官兼上級顧問の退場を受け、7月末に就任したケリー大統領首席補佐官を軸に態勢の立て直しを図る。迷走するホワイトハウスの正常化に向けた「最後の希望」(米誌タイム)と目されているケリー氏にとって最大の難題は、一連の混乱を引き起こしている張本人であるトランプ大統領とどこまで良好な関係を維持できるかだ。

 ケリー氏をめぐっては、トランプ氏が「北朝鮮は炎と怒りに見舞われる」と突然発言して米朝関係を不必要な緊張に陥れたほか、南部バージニア州での白人至上主義勢力と反対派の衝突では人種差別を容認するかのような発言をしたことでトランプ氏への失望を一気に強めたとされ、辞任説が早々に浮上していた。

 しかし、ホワイトハウス内部の刷新を進める中でケリー氏と対立関係にあったバノン氏が更迭されたことで、情勢は一変したといえる。ケリー氏は、セバスチャン・ゴルカ大統領副補佐官(国家安全保障問題担当)を筆頭とする、政権に残るバノン派高官らの解任を視野に、人心の一新を果断に進める考えだ。

 トランプ政権の政策立案は今後、退役海兵隊大将のケリー氏を頂点に、外交・安全保障では現役の陸軍中将のマクマスター大統領補佐官(国家安全保障問題担当)、退役海兵隊大将のマティス国防長官の「軍人トリオ」に加えて元大物実業家のティラーソン国務長官が担うことになる。

 シリアやアフガニスタン、北朝鮮など「対外関与」に消極的なバノン氏の退場で、政権は外交・安保で従来の共和党主流派に近い「現実路線」の推進を目指す見通しだ。特に、バノン氏が「米軍の全面撤収」を主張して7月中旬の発表予定が大幅に遅れていたアフガニスタン新戦略は近日中の発表が期待される。

 北朝鮮政策に関しても、国際圧力で北朝鮮に核放棄を迫る基本方針を改めて打ち出すとみられる。

 ただ、ケリー氏は政治家としての経験はなく、内政上の懸案である税制改革などをめぐる議会との折衝の手腕は未知数だ。このため、下院議員や州知事を経験したペンス副大統領が議会対策で存在感を高める可能性もある。

 問題は、最終的な政策決定者であるトランプ氏が選挙公約である「米国第一」路線を転換しない限りは現実路線との衝突は早晩避けられないことだ。

 トランプ氏はまた、ケリー氏の要請を拒否する形で「ツイッターや会見の場では好きに発言する」と宣言しており、今後も「問題発言」で政権を窮地に陥れる恐れがあり、政権運営が安定するかどうかは引き続き全く見通せない状況だ。

4641チバQ:2017/08/20(日) 16:32:51
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-170820X966.html
極右に反対、全米デモ=4万人、ボストン行進

15:50

 【ニューヨーク時事】米南部バージニア州シャーロッツビルで白人至上主義者や極右支持者と、反対派による衝突事件が発生してから1週間が経過した。これに合わせ、全米各地で19日、反対派によるデモが行われた。東部マサチューセッツ州ボストンでは「トランプ反対」「極右団体禁止」といったプラカードを掲げ推定4万人がデモ行進した。

 ボストン中心部の公園ではこの日、保守派による集会「言論の自由」大会が開かれた。保守派の講演者らが招かれ、トランプ大統領支持者や極右勢力も参加したとみられる。

 デモはこれに抗議する形で行われた。公園周辺の通りを「白人至上主義者らは去れ」などと叫びながら練り歩いた。

 シャーロッツビルでは12日、極右支持者や白人至上主義者らと反対派が衝突。極右とみられる男が反対派のデモ隊に車で突っ込み、女性1人が死亡する惨事となった。

 このため、ボストン市警は19日、衝突回避のためバリケードを設置して公園を封鎖。警官約500人が出動し、厳重警備態勢を敷いた。大きな衝突は起きなかったが、報道によると、警官隊などとの小競り合いで30人以上が逮捕された。

 トランプ大統領は、シャーロッツビルでの衝突後、白人至上主義者側を擁護するような発言をして批判を浴びた。19日は一転、ツイッターに「ボストンでのデモに参加して敵対感情や憎悪を非難した多くの人々を称賛したい。わが国は間もなく一つになれるだろう」と書き込み、デモへの支持を表明してみせた。

 この日はこのほか、ジョージア州アトランタやルイジアナ州ニューオーリンズ、カリフォルニア州ラグナビーチ、テキサス州ダラスなどでもデモが行われた。それぞれ数百人が参加し、人種差別や白人優位などに抗議した。

4642とはずがたり:2017/08/20(日) 17:06:17
【トランプ政権】バノン氏解任でケリー首席補佐官、ホワイトハウス刷新へ 「軍人トリオ」が共和党主流路線に トランプ氏の反応注目
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1708190030
08月19日 19:59産経新聞

 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米政権は、バノン首席戦略官兼上級顧問の退場を受け、7月末に就任したケリー大統領首席補佐官を軸に態勢の立て直しを図る。迷走するホワイトハウスの正常化に向けた「最後の希望」(米誌タイム)と目されているケリー氏にとって最大の難題は、一連の混乱を引き起こしている張本人であるトランプ大統領とどこまで良好な関係を維持できるかだ。

 ケリー氏をめぐっては、トランプ氏が「北朝鮮は炎と怒りに見舞われる」と突然発言して米朝関係を不必要な緊張に陥れたほか、南部バージニア州での白人至上主義勢力と反対派の衝突では人種差別を容認するかのような発言をしたことでトランプ氏への失望を一気に強めたとされ、辞任説が早々に浮上していた。

 しかし、ホワイトハウス内部の刷新を進める中でケリー氏と対立関係にあったバノン氏が更迭されたことで、情勢は一変したといえる。ケリー氏は、セバスチャン・ゴルカ大統領副補佐官(国家安全保障問題担当)を筆頭とする、政権に残るバノン派高官らの解任を視野に、人心の一新を果断に進める考えだ。

 トランプ政権の政策立案は今後、退役海兵隊大将のケリー氏を頂点に、外交・安全保障では現役の陸軍中将のマクマスター大統領補佐官(国家安全保障問題担当)、退役海兵隊大将のマティス国防長官の「軍人トリオ」に加えて元大物実業家のティラーソン国務長官が担うことになる。

 シリアやアフガニスタン、北朝鮮など「対外関与」に消極的なバノン氏の退場で、政権は外交・安保で従来の共和党主流派に近い「現実路線」の推進を目指す見通しだ。特に、バノン氏が「米軍の全面撤収」を主張して7月中旬の発表予定が大幅に遅れていたアフガニスタン新戦略は近日中の発表が期待される。

 北朝鮮政策に関しても、国際圧力で北朝鮮に核放棄を迫る基本方針を改めて打ち出すとみられる。

 ただ、ケリー氏は政治家としての経験はなく、内政上の懸案である税制改革などをめぐる議会との折衝の手腕は未知数だ。このため、下院議員や州知事を経験したペンス副大統領が議会対策で存在感を高める可能性もある。

 問題は、最終的な政策決定者であるトランプ氏が選挙公約である「米国第一」路線を転換しない限りは現実路線との衝突は早晩避けられないことだ。

 トランプ氏はまた、ケリー氏の要請を拒否する形で「ツイッターや会見の場では好きに発言する」と宣言しており、今後も「問題発言」で政権を窮地に陥れる恐れがあり、政権運営が安定するかどうかは引き続き全く見通せない状況だ。

4643とはずがたり:2017/08/20(日) 17:22:21

<トランプ政権>安定を選択 ケリー氏起用が分岐点
>>4635
8/19(土) 23:44配信 毎日新聞

 「解任劇」の幕開けは7月末、ケリー大統領首席補佐官(退役海兵隊大将)の就任だった。歴代の米政権は、首席補佐官が面会相手や報告内容を管理する「番頭」役を務め規律を保った。だがトランプ政権では、執務室にバノン氏や娘婿のクシュナー上級顧問、長女イバンカさんらが自由に出入りする。プリーバス前首席補佐官は、重要事項を発表後に知る事態が起き、政権は「カオス」に陥った。

 ケリー氏は、まずイバンカ夫妻らも含め、自由に執務室に出入りしないよう申し渡す。一方、国家安全保障問題担当のマクマスター大統領補佐官(現役陸軍中将)には「部下の人事は、自分の思う通りにせよ」と指示した。

 勝負がついたのは今月4日。静養先のニュージャージーでトランプ氏は夜11時前、「私とマクマスター氏は非常にうまく仕事をしている」と異例の声明を出した。バノン氏が率いてきた右翼メディア「ブライトバート」はその数日前からマクマスター氏の辞任を強く求めていた。声明は、トランプ氏が政権安定を選んだことを意味した。追い込まれた格好のバノン氏はその3日後、大統領とケリー氏に辞意を伝えたとされる。


<トランプ大統領>プリーバス首席補佐官を解任
>>4604
7/29(土) 10:52配信 毎日新聞
 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領は28日、プリーバス大統領首席補佐官を解任し、後任にケリー国土安全保障長官を据える人事を発表した。プリーバス氏を巡っては、21日に就任したスカラムチ広報部長との内紛が表面化。同日辞任したスパイサー前大統領報道官に続き、ホワイトハウスと共和党主流派とのパイプ役の退任となり、政権の混迷が深まることは必至だ。

 プリーバス氏は元共和党全国委員長。今年1月の政権発足と同時に首席補佐官に就任し、省庁間や議会との調整役を担当してきた。米メディアは、医療保険制度改革(オバマケア)代替案成立の見通しが立たないことに関し、トランプ氏がプリーバス氏への不満を募らせていたと伝えている。

 プリーバス氏は広報経験の乏しいスカラムチ氏の起用に強く反対。一方でスカラムチ氏は就任後、インタビューなどで「妄想癖がある」とプリーバス氏を批判し、トランプ氏が内紛収束に動かなかったことから、プリーバス氏退任は不可避との観測が広がっていた。

広報部長11日で更迭 止まらぬ高官退任ドミノ
>>4608

 スカラムチ氏は7月26日、米誌ニューヨーカーの記者との電話で、プリーバス首席補佐官(当時)は「被害妄想癖がある」、バノン首席戦略官は「大統領の力を借りて名を上げようとしている」と批判した。ケリー氏は、スカラムチ氏のこうした発言が混乱や対立をもたらすとトランプ氏に解任を進言した模様だ。

4644とはずがたり:2017/08/20(日) 17:23:34
アメリカ合衆国大統領首席補佐官
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%90%88%E8%A1%86%E5%9B%BD%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E9%A6%96%E5%B8%AD%E8%A3%9C%E4%BD%90%E5%AE%98

アメリカ合衆国大統領首席補佐官(アメリカがっしゅうこくだいとうりょうしゅせきほさかん、英:White House Chief of Staff)は、大統領の職務を補佐する大統領補佐官である。首席補佐官は、必要な時にはいつでも大統領に会うことができるなど、ウエストウイング(ホワイトハウス西棟のこと。ホワイトハウス行政府の通称)を実質的に取り仕切る職務であり、ホワイトハウス職員のトップに立つ人物である。首席補佐官の下には数名の次席補佐官が置かれる。
2017年7月29日現在の首席補佐官は、ジョン・F・ケリーである。

首席補佐官の職務内容と歴史[編集]
首席補佐官の職務内容は非常に広範囲にわたるが、一般的に首席補佐官は他のホワイトハウス職員を監督・統括し、大統領のスケジュールを取り扱い、大統領と訪問者との面会を調整する。この大統領と訪問者の面会を調整するという職務ゆえに、首席補佐官は「大統領の砦」と呼ばれることがある。非公式には首席補佐官は大統領と最も親しい政策アドバイザーの中の1人であって、また個人的にも友人であることが多い。ただし、首席補佐官という職は閣僚(国務大臣)と兼任する日本の内閣官房長官とは異なり、閣僚外の役職であり[1]、議会同意人事ではなく、大統領権限継承順位にも入っていない。ただ、前記のように大統領の補佐役として権力を握ることから、一般的には閑職とされてきた副大統領よりも実質的な権限を持つとも言われ[2]、ホワイトハウスの影のナンバー2と言われることもある。
必ずしも全ての大統領が公式に首席補佐官を置いたわけではない。ケネディ大統領は置かなかったし、カーター大統領も任期のほぼ終わりまでは置かなかった。トルーマン大統領、ジョンソン大統領、そしてジョージ・W・ブッシュ大統領以外の大統領はすべて、任期の途中で首席補佐官を代えた。なぜなら首席補佐官という職務は、高度のストレスを要求する職務であるからだと言われている。それを示すように、首席補佐官の平均職務期間は2年と少しに満たないくらいである。最も長く首席補佐官を務めたのは、ハリー・S・トルーマン政権下で6年間務めたジョン・スティールマンである。
多くの首席補佐官は就任前より政治家としてのキャリアを積んでおり、その多くが退職後に他のさらなる上級職の経歴を持つことになる。その例としては、ニクソン大統領の首席補佐官を務めた後に国務長官になるアレクサンダー・ヘイグ、ジェラルド・フォード大統領の首席補佐官を務めた後に国防長官を務めたディック・チェイニーやドナルド・ラムズフェルドなどが挙げられる。

4645とはずがたり:2017/08/20(日) 22:25:24

米財政収支、7月は430億ドルの赤字=財務省
ロイター 2017年8月11日 05時28分 (2017年8月11日 10時06分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20170811/Reuters_newsml_KBN1AQ2GM.html

[ワシントン 10日 ロイター] - 米財務省が発表した7月の財政収支は430億ドルの赤字となった。
税収が増加する一方、ヘルスケア関連支出が減少し、赤字幅は前年同月(1130億ドル)から縮小した。ロイターがまとめたエコノミスト予想は、730億ドルの赤字。
歳入が10%増の計2320億ドル、歳出は15%減の2750億ドル。
2017年度初めからの累積赤字は5660億ドル、前年度同期は5120億ドルだった。

4646チバQ:2017/08/21(月) 19:02:43
https://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-185219.html
解任されたバノン、トランプ政権へ宣戦布告 「国際派」の勝利か、なおポピュリズム継続か
06:00東洋経済オンライン

解任されたバノン、トランプ政権へ宣戦布告 「国際派」の勝利か、なおポピュリズム継続か
解任されたバノン、トランプ政権へ宣戦布告
(東洋経済オンライン)
トランプ大統領がスティーブ・バノン首席戦略官を解任し、波紋が広がっている。8月18日にサラ・サンダース報道官が発表した短い声明は「ジョン・ケリー首席補佐官とバノン氏は、今日がスティーブの(ホワイトハウス)での最後の日になることで合意した」と、妙に持って回った表現になっていた。

バノン首席戦略官が辞表を提出したのは8月7日で、8月14日付で辞任すると書かれていた。だが、8月12日にはバージニア州シャーロッツビルで極右グループとこれに反対するグループの衝突が起こり、ホワイトハウスは対応に追われ、辞表の受理されるのが遅れた経緯があった。トランプ大統領は8月19日、ツイッターに「バノンに感謝したい。彼は不正直なヒラリー・クリントンに対抗して立候補した私の運動に参加してくれた。それは素晴らしいことだった。Thanks S」と、極めて素っ気ない文章を書いている。

バノン氏は大統領選挙での最大の立役者である。昨年8月、苦境に立っていたトランプ陣営の選挙責任者に就任し、ヒラリー・クリントン候補への徹底した個人攻撃を指揮して、勝利に導いた。バノン氏がいなければ、トランプ政権は誕生しなかったと言っても過言ではない。

4月のシリア攻撃から目立ち始めた亀裂
新政権では首席戦略官に就任、さらに国家安全保障会議の常任メンバーとして出席が認められるなど閣僚級の待遇を与えられた。強烈な個性を背景にホワイトハウスで特異な地位を築き、トランプ政権の最重要人物の一人になると目されていた。トランプ大統領の政策でも指導力を発揮した。

不法移民の取り締まり強化と強制送還、NAFTA(北米自由貿易協定)離脱もしくは見直しの実施、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)からの撤退、メキシコ国境での壁の建設、イスラム教国からの入国規制などの保護主義的で排外主義的な政策実施の背後にはバノン氏やスティーブン・ミラー大統領上席顧問などポピュリストを代表する人物がいた。

だが、4月6日にアメリカ軍がシリアへのミサイル攻撃を行なったころから、バノン氏と他のスタッフとの関係に亀裂が入り始めた。軍事介入に消極的なバノン氏と、人道上、攻撃が必要と主張するトランプ大統領の娘イヴァンカやその夫・ジャレッド・クシュナー大統領上席顧問とは意見が対立していた。

さらに6月1日に地球温暖化対策の国際合意であるパリ協定をめぐって、バノン氏は離脱を主張。クシュナー上席顧問やゴールドマン・サックス証券出身のゲイリー・コーン国家経済会議委員長など"国際派"と呼ばれるグループは残留を主張していたため、対立が明らかになっていた。

こうした立場の違いを背景にホワイトハウス内の力関係に変化が見え始める。大統領選挙中はバノン氏とクシュナー上席顧問の関係は極めて良好で、叔父と甥の関係に似ているとさえ言われていたが、4月以降、両者の対立は抜き差しならないところまで進んでいった。メディアは繰り返し、バノン氏は辞任するか、解任されると憶測記事を流し始めた。

バノン氏と他のスタッフとの対立はさらに深まり、マクマスター国家安全保障担当補佐官との軋轢へと発展していく。海外への軍事介入に否定的なバノン氏と、アフガニスタンへの増派を主張するマクマスター補佐官の対立はスキャンダルの様相を呈した。極右メディアのマクマスター補佐官への批判は極めて過激であり、そうしたマクマスター批判グループの背後にはバノン氏の影があった。

バノン氏は「北朝鮮に対する軍事的な解決はない」と、ホワイトハウス内の強硬論を批判。一方、中国に対しては、貿易戦争を躊躇すべきではないと主張。中国との対立を回避すべきだとするコーン国家経済会議委員長やディナ・パウエル大統領補佐官など金融界出身の"国際派"と真正面から対立した。ホワイトハウスは次第に"国際派"に掌握されて、バノンは包囲されていった。

4647チバQ:2017/08/21(月) 19:03:25
決定打になったバノン氏インタビュー記事
状況が一気に動き出したのは、ショーン・スパイサー報道官とラインス・プリーバス首席補佐官の更迭である。バノン氏は、この人事に反対した。トランプ大統領は7月28日にジョン・ケリー国土安全保障長官を後任に充てた。ケリー新首席補佐官の使命は、ホワイトハウスのガバナンスを立て直すことであった。トランプ大統領は、ホワイトハウス内からの相次ぐ情報リークに怒りを抱いており、情報リークの主犯はバノン氏ではないかと疑っていた。

この人事をきっかけにトランプ大統領はバノン氏の解任を考え始めた。トランプ大統領はケリー首席補佐官にバノンの評価を命じている。ケリー首席補佐官には、「バノン解任」という、いわば猫に鈴をつける役割が期待されていた。その頃から、ホワイトハウス内では、バノン氏は「解任されるのか」「されないのか」ではなく、もはや「いつ」「どのようにして」が議論されるようになった。いかにしてバノン氏の体面を維持しながらホワイトハウスから排除するかが検討されるようになり、その結果が、辞任発表声明の奇妙な文章になったわけだ。

バノン氏は、マクマスター安全保障担当補佐官などから、シャーロッツビル事件でトランプ大統領がネオナチを擁護するかのような発言を行ったことに対する責任を問われた。

解任の最後の一押しとなったのが、8月16日のリベラル派の雑誌『アメリカン・プロスペクト』(The American Prospect)に掲載された記事であった。バノンは同誌の編集者ロバート・カットナー氏に電話し、対中国政策や対北朝鮮について議論し、前述のような考え方を述べた。さらにカットナー氏は、記事の中でバノン氏が敵対する同僚を批判したことを明らかにした。この記事で、それまで微妙に保たれていた均衡が一気に崩れた。

バノン氏が果たした役割は、単にトランプ大統領を選挙で勝利に導いたことにとどまらない。バノン氏は白人至上主義者、ポピュリズム(大衆迎合主義)思想の指導者として知られている。トランプ大統領は自らをポピュリストの大統領と称しているが、そうした理論的な枠組みをトランプ大統領に与え、選挙で白人労働者をトランプ陣営に取り込む論拠を提供したのはバノン氏であった。

トランプ大統領が掲げたポピュリスト的な選挙公約はバノン氏がその政策を紙に書き、自分の執務室の壁に貼り、トランプ大統領にその実現を迫っていた。だが、そうした一連の政策は国際派の抵抗で骨抜きにされつつある。

バノン氏は「公約実現」へ圧力をかける
バノン氏は極めてユニークな経歴を持つ。バージニア州ノーフォークの労働者階級出身である。バージニア工科大学を卒業し、海軍大尉として中東に派遣された。その時の経験から強烈な反イスラム主義者になる。その後、ハーバード大学ビジネススクールを卒業。ゴールドマン・サックスのM&A部門で働き、さらにハリウッドで投資会社を設立している。そして"オルト・ライト"といわれる極右思想の指導者になり、ブライトバート・ニュース(Breitbart News Network)の経営者になり、極右思想の普及に努めている。

バノン氏はエスタブリッシュメントを批判する右派ポピュリストを代表する論者である。トランプ大統領も共和党のエスタブリッシュメントに対抗するアウトサイダーとして大統領選挙を戦った。いわば共通の敵を持っていたことが、二人を結びつけた。だが、トランプ大統領はバノンを切り捨てた。では、これからトランプ大統領は何を目指していくのだろうか。

4648チバQ:2017/08/21(月) 19:03:41
決定打になったバノン氏インタビュー記事
状況が一気に動き出したのは、ショーン・スパイサー報道官とラインス・プリーバス首席補佐官の更迭である。バノン氏は、この人事に反対した。トランプ大統領は7月28日にジョン・ケリー国土安全保障長官を後任に充てた。ケリー新首席補佐官の使命は、ホワイトハウスのガバナンスを立て直すことであった。トランプ大統領は、ホワイトハウス内からの相次ぐ情報リークに怒りを抱いており、情報リークの主犯はバノン氏ではないかと疑っていた。

この人事をきっかけにトランプ大統領はバノン氏の解任を考え始めた。トランプ大統領はケリー首席補佐官にバノンの評価を命じている。ケリー首席補佐官には、「バノン解任」という、いわば猫に鈴をつける役割が期待されていた。その頃から、ホワイトハウス内では、バノン氏は「解任されるのか」「されないのか」ではなく、もはや「いつ」「どのようにして」が議論されるようになった。いかにしてバノン氏の体面を維持しながらホワイトハウスから排除するかが検討されるようになり、その結果が、辞任発表声明の奇妙な文章になったわけだ。

バノン氏は、マクマスター安全保障担当補佐官などから、シャーロッツビル事件でトランプ大統領がネオナチを擁護するかのような発言を行ったことに対する責任を問われた。

解任の最後の一押しとなったのが、8月16日のリベラル派の雑誌『アメリカン・プロスペクト』(The American Prospect)に掲載された記事であった。バノンは同誌の編集者ロバート・カットナー氏に電話し、対中国政策や対北朝鮮について議論し、前述のような考え方を述べた。さらにカットナー氏は、記事の中でバノン氏が敵対する同僚を批判したことを明らかにした。この記事で、それまで微妙に保たれていた均衡が一気に崩れた。

バノン氏が果たした役割は、単にトランプ大統領を選挙で勝利に導いたことにとどまらない。バノン氏は白人至上主義者、ポピュリズム(大衆迎合主義)思想の指導者として知られている。トランプ大統領は自らをポピュリストの大統領と称しているが、そうした理論的な枠組みをトランプ大統領に与え、選挙で白人労働者をトランプ陣営に取り込む論拠を提供したのはバノン氏であった。

トランプ大統領が掲げたポピュリスト的な選挙公約はバノン氏がその政策を紙に書き、自分の執務室の壁に貼り、トランプ大統領にその実現を迫っていた。だが、そうした一連の政策は国際派の抵抗で骨抜きにされつつある。

バノン氏は「公約実現」へ圧力をかける
バノン氏は極めてユニークな経歴を持つ。バージニア州ノーフォークの労働者階級出身である。バージニア工科大学を卒業し、海軍大尉として中東に派遣された。その時の経験から強烈な反イスラム主義者になる。その後、ハーバード大学ビジネススクールを卒業。ゴールドマン・サックスのM&A部門で働き、さらにハリウッドで投資会社を設立している。そして"オルト・ライト"といわれる極右思想の指導者になり、ブライトバート・ニュース(Breitbart News Network)の経営者になり、極右思想の普及に努めている。

バノン氏はエスタブリッシュメントを批判する右派ポピュリストを代表する論者である。トランプ大統領も共和党のエスタブリッシュメントに対抗するアウトサイダーとして大統領選挙を戦った。いわば共通の敵を持っていたことが、二人を結びつけた。だが、トランプ大統領はバノンを切り捨てた。では、これからトランプ大統領は何を目指していくのだろうか。

4649チバQ:2017/08/21(月) 19:04:06
バノン氏は辞任が発表された日の夕方、ブライトバート・ニュースの編集会議の席に座り、会議を取り仕切っていた。ホワイトハウスを去ったバノン氏は"野に放たれた野獣"になるかもしれない。バノンを知る人は、「ホワイトハウスの外にいるほうがバノン氏の影響力は強まる」と語る。ブライトバート・ニュースを中心に今まで以上に激しい論陣を展開するかもしれない。

バノン氏はホワイトハウスを去るに際して「何か混乱があるようだから、明らかにしておく。自分はホワイトハウスを去り、トランプ大統領のために議会やメディア、大企業といった敵と闘うつもりだ」、「私は外部からトランプ大統領の政策実現のためにもっと効果的に働くことができると思う。それを阻止する者がいれば、私たちは闘う」と語っている。その発言には解釈が必要だろう。すなわち、バノンはホワイトハウスの外からトランプ大統領に圧力を掛けると、語っているのである。トランプ大統領にポピュリストの選挙公約の実施を求めていくことになるだろう。

トランプ大統領の迷走はまだ続くのか
フォックス・ニュースのアンカーマンのサンドラ・スミスは「大統領が間違っていると判断したら、バノンは大統領を容赦なく攻撃するために影響力を行使するだろう」と語っている。元ブライトバードの記者のカート・バーデラは「バノンは解放された気持ちだと思う。彼はホワイトハウスに残っている国際派に最大限の打撃を与えるためにブライトバート・ニュースを公然と使うだろう」と語っている。

バノン氏の攻撃対象になるのは、マクマスター国家安全保障担当補佐官、パウエル大統領補佐官、コーン国家経済会議委員長、クシュナー上席顧問、トランプ大統領の娘・イヴァンカなど"国際派"のグループである。ブライトバート・ニュースの担当者が国際派グループを"熱核兵器(thermonuclear)"で攻撃すると過激な発言をしていることが伝えられた。

「バノン解任」は物語の終わりではない。バノンという理論的な柱を失ったトランプ大統領の迷走はさらに激しくなるだろう。共和党のエスタブリッシュメントの影響力が強まってくるのは間違いない。ポピュリストを標榜するトランプ大統領は、それに抵抗するのだろうか。あるいは飲み込まれてしまうのだろうか。

4650名無しさん:2017/08/22(火) 15:23:42
https://news.goo.ne.jp/article/fuji/world/fuji-soc1708200001.html
トランプ氏最側近のバノン氏電撃解任 北制裁発言で逆鱗に…ホワイトハウス内で対立・混乱
08月21日 17:05夕刊フジ

 トランプ米大統領が、スティーブ・バノン首席戦略官・上級顧問を電撃解任した。バノン氏はトランプ氏の大統領選勝利の立役者で、一時は「陰の大統領」とまで呼ばれたが、過激な言動からホワイトハウス内で対立・混乱を招いていた。最近では、北朝鮮問題で「軍事的解決策はない」「在韓米軍撤収」などと政権の方針とまったく違う発言を披露し、トランプ氏を激怒させていたという。

 「バノン氏の務めに感謝し、幸運を祈っている」

 ホワイトハウスのサラ・サンダース報道官は18日、このような声明を発表した。ロイター通信によると、トランプ氏は過去数週間にかけ決意を固めたという。

 バノン氏は右派系ニュースサイト「ブライトバート・ニュース」の会長で、白人至上主義を掲げる過激な「オルタナ右翼」と深いつながりを持つ。トランプ氏の選挙キャンペーンの責任者に抜擢され、「アメリカ・ファースト」(米国第一)を掲げて支持層拡大に多大な貢献を果たした。

 今回、南部バージニア州で白人至上主義の団体が反対派と衝突した事件を契機に、人種差別的と指摘されてきたバノン氏の解任を求める声が出ていたが、それだけが理由ではない。

 バノン氏の主な関心は、国内経済や雇用、テロ対策、難民対策、不法移民対策などで、外交・安保問題への関心は低かった。トランプ氏の娘婿であるジャレッド・クシュナー上級顧問は、バノン氏の強硬な排外政策などを問題視し、激しく対立していた。

 北朝鮮問題でも、バノン氏の言動は突出していた。

 米左派系雑誌「アメリカン・プロスペクト」(16日公表、電子版)とのインタビューで、バノン氏は北朝鮮情勢について以下のように語った。

 「軍事的解決策はない」「(開戦から)最初の30分でソウルにいる約1000万人が(北朝鮮の)通常兵器で死亡するという難題を一部でも解決しない限り、(軍事的選択肢など)お話にならない」「中国が、北朝鮮の核開発を凍結させる対価として、米国は朝鮮半島から『在韓米軍を撤収』する内容の交渉も考慮に入れることができる」

 トランプ政権の「軍事的選択肢も排除しない」とする立場と180度異なる発言で、韓国や日本の左派メディアは騒然とした。米メディアによれば、トランプ氏は一連のバノン発言に激怒したという。

 北朝鮮の「核・ミサイル開発」をめぐる駆け引きが佳境を迎えるなか、トランプ氏としても、これ以上の暴走は許せなかったようだ。

 今後、トランプ政権は、7月末に就任したジョン・ケリー大統領首席補佐官を軸に「現実路線」への軌道修正を図るとみられる。

4651チバQ:2017/08/23(水) 09:57:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170822-00000116-mai-int

<グアム>「米領」に不満増大 米朝間の緊張の高まりを機に


8/22(火) 22:10配信

毎日新聞







<グアム>「米領」に不満増大 米朝間の緊張の高まりを機に


先住民チャモロの英雄キプハの像の前に集まる平和デモの参加者ら=米領グアムで2017年8月14日、AP


 北朝鮮から中距離弾道ミサイル「火星12」を「周辺に4発発射する」と標的にされた米領グアムで、米朝間の緊張の高まりを機に、主権が限られた「米領」という地位を脱却したいという声が高まっている。標的にされた原因となる米軍基地を抱えながらも、米外交政策に影響力を行使できないことへの不満が表面化したものだ。【米領グアムで長野宏美】

【写真特集】北朝鮮が「標的」名指しのグアムを訪ねる

 グアム政府ではこれまでも米国との関係を議論する特別委員会で▽独立▽米国の州になる▽マーシャル諸島などのように軍事外交権を米国が統括する自由連合盟約を結ぶ--の選択を問う住民投票について議論してきた。仮に住民投票でいずれかの選択をしたとしても拘束力はなく、米議会の承認なしには実現できない。

 「戦争ではなく平和を」。グアム中心部で14日、米国からの独立を求めるグループなどが平和デモを行い、学生や地元議員ら約100人が集まった。デモに参加した軍事拡張に反対する環境団体のサビーネ・ペレスさん(49)は「人口16万人のグアムで、これだけ集まるのは異例。米朝の間で脅威に振り回される現状を変えようという思いの表れだ」と手応えを語った。

 グアムは島の約3分の1を米軍基地が占め、米軍に入隊する若者も多い。米国とアジアを結ぶ米軍の重要な戦略拠点のため、これまでも北朝鮮の脅威にさらされてきた。一方、住民は米国籍を持つが、米大統領選の投票権はなく、グアム選出の連邦下院議員に議決権はない。

 デモ主催グループのメンバーでグアム大学講師のケネス・クーパーさん(26)は「グアムの人は北朝鮮は脅しているだけで実際に攻撃すると思っていないが、重要なのはなぜ私たちが標的になるかだ」と指摘。「独立も含め、米国の軍事的重荷を背負うだけの現状を脱する方策を探るべきだ」と述べ、リスクに見合った恩恵を得る選択肢は何か、議論を本格化させる必要があると強調した。

 グアムのテレビ局キャスター、クリスタル・パコさん(27)は「グアムは自分たちが選んでいない大統領に命運を握られている。今回の件は米国との関係を見つめ直すきっかけになった。人々は何らかの変更が必要だと感じている」と語った。

4652とはずがたり:2017/08/23(水) 18:17:14

<米国>アフガン戦略、バノン氏サイト「失望」批判記事掲載
毎日新聞社 2017年8月23日 12時04分 (2017年8月23日 14時06分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20170823/Mainichi_20170823k0000e030273000c.html

 【ワシントン高本耕太】米国の極右系ニュースサイト「ブライトバート」は21日、トランプ大統領によるアフガニスタンでの対テロ戦継続発表を「支持者の多くを失望させるもの」などと伝える記事を相次ぎ掲載した。同サイト会長には、ホワイトハウス首席戦略官を18日に退任したバノン氏が復帰している。

 トランプ氏は大統領選で、米軍のアフガニスタン駐留が莫大(ばくだい)な戦費を生んでいるとオバマ前政権を批判。バノン氏も政権内で撤退を主張していた。

 「トランプの逆コース」と題した記事は、トランプ氏に投票した有権者の多くが「外交不干渉を掲げた(トランプ氏の)主張に共感していた」と強調。国家再建などには関与しないとのトランプ氏の説明を紹介する一方で「新たな戦略の費用は語らなかった」と指摘した。他にも「新戦略はオバマ時代とどう違うのか」と題した記事などを、トランプ氏の発表直後から掲載した。

 バノン氏は18日の退任後、トランプ氏の政策推進を引き続き支援していく考えを表明した。しかし、同ニュースサイト幹部はバニティー・フェア誌の取材に、トランプ氏が選挙公約を破り続けることがあれば「大統領弾劾を手助けする用意がある」と警告している。

4654チバQ:2017/08/26(土) 05:11:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170826-00000002-asahi-int
トランプ氏、身内を次々批判 政府予算巡り議会と対立
8/26(土) 0:40配信 朝日新聞デジタル
 米国の連邦政府予算などを巡り、トランプ大統領と議会の対立が深まっている。トランプ氏は、自らの政策実現を妨げているとして、「身内」の共和党幹部を厳しく批判。財政を巡る混乱への懸念も出始めた。

 トランプ氏は24日のツイートで、共和党の上院トップ、マコネル院内総務らに、連邦政府の債務(借金)上限を引き上げる法案を、退役軍人関連の法案に盛り込むよう求めたと言及。「彼らはそうせず、債務上限の引き上げを妨げる民主党と大ごとになった。とても簡単だったはずが、今では混乱だ!」と批判した。米議会が10月ごろまでに債務上限を引き上げなければ、デフォルト(債務不履行)のおそれがある。

 また、トランプ氏は、「医療保険制度改革(オバマケア)」の代替法案が頓挫したことについて、「マコネル氏に対して私が抱く唯一の問題は、7年間撤廃と見直しを聞かされた後、彼が失敗したことだ。絶対に起きるべきではなかった!」ともツイートした。25日には「8人の民主党議員が上院を支配している!」として、議事妨害のルールを変えるよう求めた。

 ホワイトハウスはトランプ氏とマコネル氏の結束を強調したばかりだったが、トランプ氏自らが改めてマコネル氏を攻撃した形だ。

 トランプ氏は22日のアリゾナ州での演説で、来年度予算で国境の壁の建設費が認められなければ、政府機関の一部閉鎖も辞さない姿勢を示すなど、財政を巡る混乱への懸念が強まっている。米格付け会社フィッチ・レーティングスは23日、債務上限が適切な時期に引き上げられなければ、米国債の格付けを最上位の「トリプルA」から引き下げる可能性があると警告した。(ジャクソンホール=五十嵐大介)

4655とはずがたり:2017/08/26(土) 14:40:42
<トランプ政権>ゴルカ大統領副補佐官が辞任
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170826-00000037-mai-n_ame
8/26(土) 11:17配信 毎日新聞

 ◇解任のバノン氏寄り、既定路線

 【ワシントン高本耕太】米メディアは25日、複数のホワイトハウス高官の話としてセバスチャン・ゴルカ大統領副補佐官が辞任したと伝えた。国家安全保障問題などを担当。頻繁にテレビ番組に出演し、政権の強硬姿勢を発信していた。18日に辞任したバノン前首席戦略官と近く、バノン氏の辞任後はゴルカ氏の退場も既定路線とされていた。

 米メディアによると、ゴルカ氏はトランプ大統領に提出した辞表で「『米国を再び偉大に』との公約を妨害する勢力がホワイトハウスを支配している」などと政権の現状を批判した。一方でホワイトハウスは同日夜、「ゴルカ氏は自ら辞任していない」との声明を出し、事実上の解任だったことを示唆した。

4656チバQ:2017/08/26(土) 16:36:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170826-00000037-mai-n_ame
<トランプ政権>ゴルカ大統領副補佐官が辞任
8/26(土) 11:17配信 毎日新聞
<トランプ政権>ゴルカ大統領副補佐官が辞任
大統領副補佐官を辞任したと報じられたセバスチャン・ゴルカ氏=AP
 ◇解任のバノン氏寄り、既定路線

 【ワシントン高本耕太】米メディアは25日、複数のホワイトハウス高官の話としてセバスチャン・ゴルカ大統領副補佐官が辞任したと伝えた。国家安全保障問題などを担当。頻繁にテレビ番組に出演し、政権の強硬姿勢を発信していた。18日に辞任したバノン前首席戦略官と近く、バノン氏の辞任後はゴルカ氏の退場も既定路線とされていた。

 米メディアによると、ゴルカ氏はトランプ大統領に提出した辞表で「『米国を再び偉大に』との公約を妨害する勢力がホワイトハウスを支配している」などと政権の現状を批判した。一方でホワイトハウスは同日夜、「ゴルカ氏は自ら辞任していない」との声明を出し、事実上の解任だったことを示唆した。

4657とはずがたり:2017/08/26(土) 16:46:42

2017年 08月 26日 10:56 JST
アングル:ヒスパニックが米小売りに影、嫌がらせ恐れ外出控える
http://jp.reuters.com/article/usa-retail-hispanic-idJPKCN1B50EC?sp=true

[シカゴ 24日 ロイター] - トランプ氏が米大統領選に勝利して以来、ヒスパニック系米国人が移民当局や法執行当局から嫌がらせを受けるのを警戒し、生活必需品以外の買い物に出るのを控えている。大手小売店から自動車部品メーカーまで、ただでさえ不振を続ける消費者向け企業にとって新たな悩みの種だ。

自動車部品小売りオライリー・オートモティブ(ORLY.O)のグレゴリー・ヘンスリー最高経営責任者(CEO)は今月、第2・四半期に売り上げが弱かった店舗の多くが、ヒスパニック系中心の地域にあると説明し、「わが社だけでなく、大半の小売業者が同じ経験をしている」と述べた。

小売り大手ターゲット(TGT.N)のブライアン・コーネルCEOは7月末の電話会議で、ヒスパニック系住民の裁量支出の減少に触れた小売りコンサルタント会社NPDグループの調査を引き合いに、「彼らは外出を控えるようになっている。特に(メキシコとの)国境に近い街ではそうだ」と話した。

トランプ氏はメキシコがレイピストや麻薬密売人を米国に送り込んでいると訴え、不法移民の送還やメキシコ国境の壁建設を掲げて大統領選に勝利した。

シカゴの大学生(19歳)は「僕らの大統領が僕らを犯罪者、泥棒、レイピスト呼ばわりしている。僕らは食品を買いに出るのさえ、びくびくしながら暮らしている」と話す。

ラテン系住民の市民団体ウニドスUSのエリック・ロドリゲス氏は「人々はお金を貯め込み、店に行こうとしない。地元の法執行や移民当局者から嫌がらせを受けるのを恐れている」と語った。

ヒスパニック系の支出削減により、すべての消費者向け商品の売り上げが大幅に落ちているわけではない。調査会社ニールセンによると、食品などの生活必需品の売り上げは、ここ数年よりずっと遅いペースではあるが、増加を続けている。

ジョージア大学のテリー・カレッジ・オブ・ビジネスのデータによると、ヒスパニック系住民の支出は2016年に1兆4000億ドルに達し、強大な勢力になっている。このため大手小売店は何年も前からヒスパニック系を呼び込むために多額の投資を行ってきた。

ヒスパニック系を対象としたマーケティング会社UNOバンディングの創業者であるルイス・フィッチ氏によると、顧客であるさまざまな都市の中小小売企業が、トランプ大統領の就任以来、売上高の減少に見舞われている。

フィッチ氏は「メキシコ人が米国人と結婚することはよくあるが、そのメキシコ人が不法移民である場合、外出して職探しをするのを非常に恐れる。2人のうち1人しか働かない場合、もちろん予算は半分になるので家や自動車を買うのに支障をきたす」と説明した。

テリー・カレッジの経済予測ディレクター、ジェフ・ハンフリーズ氏によると、ヒスパニック系住民は非ヒスパニック系に比べて平均的に若く、子供が多く、子供1人当たりの支出が多い。衣料品に多く支出する傾向もあるので、多くの小売業者にとって彼らの嗜好は非常に重要だ。

裁量支出の減少により、衣料や靴を扱う小売業者が最も大きな影響を受けている。NPDによると、ヒスパニック系に人気のナイキ(NKE.N)やスケッチャーズUSA(SKX.N)といったスポーツ用品企業が大打撃を被りそうだ。

NPDのアナリスト、マーシャル・コーエン氏は、新学期準備のための靴の売り上げが、昨年は2桁台の伸びを示したのに対し、今年は2桁落ち込んでいると指摘。「ヒスパニック市場がどれほど強大かが分かる」とし、これによって年末商戦の行方も占えると述べた。

(Richa Naidu記者)

4658チバQ:2017/08/26(土) 18:09:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170826-00000026-jij-int
トランプ氏、「影の大統領」と決別=保守強硬派バノン氏更迭〔深層探訪〕
8/26(土) 8:25配信 時事通信
トランプ氏、「影の大統領」と決別=保守強硬派バノン氏更迭〔深層探訪〕
米大統領首席戦略官・上級顧問を辞任したスティーブ・バノン氏=2016年12月、ニューヨーク(AFP=時事)
 トランプ米大統領が18日、バノン首席戦略官・上級顧問を事実上解任した。大統領選の番狂わせの立役者とされ、一時は「影の大統領」と言われた人物とたもとを分かった形だ。保守強硬派のバノン氏更迭を歓迎する声は共和党主流派からも漏れているものの、トランプ氏は中核的な支持者の離反を招く恐れもある。

 ◇選挙戦で貢献
 「バノン氏はいい男だ。しかし、どうなるかはいずれ分かる」。15日、ニューヨークで記者会見したトランプ氏は、バノン氏をまだ信頼しているか問われ、バノン氏の去就が俎上(そじょう)に上っていることを示唆した。それから3日。ホワイトハウスはバノン氏が18日付で離職すると発表した。

 トランプ氏は19日、ツイッターに「バノン氏の貢献に感謝したい。彼の貢献は素晴らしかった!」と書き込んだ。

 極右メディア「ブライトバート」会長だったバノン氏は昨年8月に最高責任者としてトランプ陣営入り。11月の大統領選でトランプ氏をどんでん返しの逆転勝利に導いた後、新政権では首席補佐官と同格の最高幹部の地位を獲得し、イスラム教徒の入国禁止令などを主導してきた。

 ◇中道派と暗闘
 米メディアによると、政権内では保守強硬派のスタッフを束ね、トランプ氏の長女イバンカ補佐官夫妻やコーン国家経済会議委員長ら中道派と対立。マクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)ら軍人派とも暗闘を繰り広げてきた。

 しかし、その影響力からメディアで政権の「黒幕」ともてはやされるようになり、トランプ氏は嫉妬を増幅。また、トランプ氏は中道派や軍人派に批判的な記事の情報源はバノン氏ではないかと疑うようになり、ホワイトハウスの規律回復を目指すケリー首席補佐官も不信感を強めていた。

 一方、トランプ氏が先に白人至上主義者を擁護するような発言をしてからは、バノン氏の関与を疑う民主党から更迭を求める声が強まっていた。

 「解任」までの経緯をめぐっては情報が錯綜(さくそう)している。一部のメディアは、大統領が18日にバノン氏解任を決めたと報道。一方、バノン氏は米誌に、辞任は自発的なもので、7日の時点で辞表を提出していたと主張している。

 ホワイトハウスはケリー氏とバノン氏が18日付の離職で合意したと説明。しかし、大統領は先月末にプリーバス前首席補佐官を辞めさせたころからバノン氏解任を真剣に考えるようになったとされ、多くのメディアはバノン氏は解任されたか、辞任に追い込まれたかだとみている。

 ◇穏健化に期待
 「解任」を受け、共和党主流派からは政権の穏健化を期待する声が上がっている。しかし、大統領の熱狂的な支持者の間ではバノン氏の人気も高く、米メディアによれば「大統領の裏切りだ」という声も上がっている。こうした支持者が離反すれば、政権の不安定化につながる可能性もある。

 バノン氏は18日、ブライトバートに戻り、編集会議を早速主宰。「敵との戦争に突入する」とブルームバーグ通信に語り、政権内の中道派に「宣戦布告」した。トランプ氏への支持は変わっていないとされるが、大統領が中道色を強めれば大統領批判に転じる可能性も否定できない。(ワシントン時事)

4659とはずがたり:2017/08/30(水) 17:07:24

政府機関の閉鎖か、国境の壁公約撤回か トランプに迫る危険な選択肢
2017年8月30日(水)14時40分
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/08/post-8336.php

 8月29日、米債務上限引き上げの期限とされる10月1日までにメキシコ国境の壁建設予算で議会がまとまる公算は小さい。トランプ大統領は選挙公約の目玉である政策を撤回するか、政府機関を閉鎖するかの厳しい判断を迫られかねない。写真は4月、米サンディエゴのメキシコ国境に設置されたフェンス(2017年 ロイター/Mike Blake)
10月1日までにメキシコ国境の壁建設予算で議会がまとまる公算は小さく、トランプ大統領は選挙公約の目玉である政策を撤回するか、政府機関を閉鎖するかの厳しい判断を迫られかねない。

後者はハリケーン「ハービー」がテキサス州南部を直撃する前の時点でも政治的に危険な選択肢だったが、今はさらにリスクが大きいようだ。

トランプ氏は先週アリゾナ州フェニックスで開いた支持者集会で、予算案に壁建設費用を盛り込むよう改めて要求し「政府を閉鎖しなければならなくても壁を建設する」と言い放った。

これにより10月1日までに暫定予算をまとめ政府の閉鎖を回避するよう努めている議会は、トランプ氏の脅しも考慮せざるを得なくなった。

トランプ氏は壁建設費用はメキシコが負担すべきと主張してきた。だがメキシコ側は拒否しているため、米予算からいったん拠出して後でメキシコから回収する手段を見つけるとしている。専門家によると壁建設の費用は約220億ドルで完成には3年以上を要する。

議会が政府予算案で合意できないか、トランプ氏が予算案を受け入れず拒否権を行使すれば、政府機関が閉鎖される。自身が所属する共和がまとめた予算案を拒否すればトランプ氏は危うい立場に置かれることになる。

共和党のデント下院議員はインタビューで「政府の閉鎖は政治的な過ちであるだけでなく自己破壊的行為だ」と強調した。

共和党は上院で予算案を通すために民主党から8人の賛成票を得る必要があるが、民主党指導部は壁の建設には強固に反対している。民主党のストラテジスト、ジム・マンレー氏は「民主党はこの問題で圧力を感じていない。議員は誰も(政府閉鎖を示唆するトランプ氏の脅しに)屈することはない」としている。

民主党の支持が見込めない中、共和党のマコネル上院院内総務は予算を成立させるために壁建設費用の計上を見送ると両党の議会関係者は予想している。

下院は壁建設の初期費用16億ドルを含む歳出法案を通過させている。デント議員は上院がこの費用を除いた法案を可決し、下院に再採決を求める公算が大きいとの見方を示した。その場合、政府閉鎖を回避するためなら賛成票を投じると述べた。

当面の解決策
議会が数カ月間の暫定予算を可決すれば政府閉鎖は当面回避され、長期的な予算をまとめる時間を稼ぐことができる。議会はこの予算継続審議と呼ばれる手法をこれまで何度も活用してきた。

暫定予算を策定すれば、ハリケーンがもたらしたテキサス州の洪水被害への支援が盛り込まれる可能性がある。

だがトランプ氏は28日、復興の取り組みと政府閉鎖の回避に関しては「何の関係もない。別の問題だ」と明言。閉鎖しないことが望ましいとしながらも「それが必要なら考えなければならない」として、閉鎖の可能性を排除しなかった。

トランプ氏が壁建設費用を除いた暫定予算案を承認すれば、予算の期限とみられる12月までは対立を先送りすることができる。

ハリケーンによる被害者支援のための資金確保と連邦政府の債務上限引き上げの問題が、予算を巡る協議を複雑にしている。

解決策の一つは壁建設予算を分離することだ。共和上院ナンバー2のコーニン院内幹事は4年間にわたって国境管理強化に150億ドルを投じる法案を提出している。ただこの法案も少なくとも8人の民主党議員の賛成が必要だ。

(Amanda Becker, Susan Cornwell記者)
[ワシントン 29日 ロイター]

4660とはずがたり:2017/08/31(木) 14:21:55
株スレよりこちらだな。。

バフェット氏、トランプ批判封印=「大事なのは国の前進」
時事通信社 2017年8月31日 07時01分 (2017年8月31日 14時12分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20170831/Jiji_20170831X241.html

 【ニューヨーク時事】米著名投資家のウォーレン・バフェット氏は30日、米CNBCテレビの番組に出演し、政治的混乱を招いているトランプ米大統領を批判しない理由について「大事なことは、政府の立場からも民間の立場からも国家を最大限に前進させるための努力をすることだ」と説明した。
 白人至上主義を擁護したと受け取れるトランプ大統領の発言をめぐり、反発した大企業トップが相次いで助言役を辞任し、諮問会議は解散に追い込まれた。これに対し、バフェット氏は「どんな大統領も」批判しない姿勢を強調。同氏は2016年の大統領選では民主党のヒラリー・クリントン氏を支持した。

4661とはずがたり:2017/08/31(木) 14:56:30
狂ってるな,トランプ。

米経済政策トップを無視=トランプ氏、嫌がらせか
時事通信社 2017年8月31日 08時55分 (2017年8月31日 14時18分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20170831/Jiji_20170831X249.html

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は30日、中西部ミズーリ州での税制改革に関する演説で、経済政策の司令塔であるコーン国家経済会議(NEC)委員長を無視するような態度を取った。コーン氏は先週、英紙のインタビューで、トランプ氏の白人至上主義者を擁護したと取られる発言を批判しており、トランプ氏が嫌がらせをした可能性が取り沙汰されている。
 トランプ氏は演説に当たり、ムニューシン財務長官やロス商務長官ら政権メンバーの名前を挙げ、税制改革への取り組みに謝意を表明した。しかし、改革を主導しているコーン氏については、同行していたにもかかわらず、紹介しなかった上、存在を無視するかのように「他に誰かいたかな?」と聴衆に呼び掛けた。
 ユダヤ系のコーン氏は英紙フィナンシャル・タイムズのインタビューで「自由のために立ち上がった市民と白人至上主義者を同一視することはできない。政権は、この集団を一貫して非難すべきだ」と指摘。白人至上主義者と反対派の衝突をめぐり「双方に非がある」と発言したトランプ氏を批判していた。

4662チバQ:2017/08/31(木) 18:44:00
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170831-00000069-jij-n_ame
米洪水、経済に大打撃=損失8兆円との試算も
8/31(木) 15:06配信 時事通信
 【ニューヨーク時事】米南部テキサス州を襲った大型ハリケーン「ハービー」による経済への打撃が拡大している。

 全米第4の都市ヒューストンを含むメキシコ湾沿岸では大洪水で多くの家屋が浸水。基幹産業のエネルギー業界でも大きな被害が出ており、経済的損失は最大750億ドル(約8兆3000億円)に達するとの試算もある。

 ハービーは熱帯低気圧に変わった後も記録的な大雨をもたらし、30日にはルイジアナ州に再上陸。米メディアによると、死者は少なくとも35人、テキサス州の避難者は3万2000人を超えた。

 災害リスク評価会社エンキ・リサーチは30日、ハービーによる経済損失を480億〜750億ドルと試算。28日時点の300億ドルから上方修正した。歴代のハリケーンで最悪だったのは2005年の「カトリーナ」の1180億ドル。それに次ぐ12年の「サンディ」に匹敵する被害になる恐れがあるという。

4663とはずがたり:2017/08/31(木) 23:36:41
2017年 08月 31日 16:17 JST 関連トピックス: トップニュース
トランプ政権内の混乱露呈、北朝鮮対応巡る国防長官発言で
http://jp.reuters.com/article/usa-trump-advisers-idJPKCN1BB0JI
[ワシントン 30日 ロイター] - マティス国防長官が北朝鮮への対応を巡り、トランプ大統領とまっこうから対立するような発言をしたことは、現政権下でしばしばみられるようになった大統領と政権幹部の溝や混乱を露呈している。

マティス国防長官は30日、北朝鮮の核問題に関して「われわれは外交的解決から決して手をひいていない」と述べた。この数時間前には、トランプ大統領が北朝鮮への対応では「対話は答えではない」とツイッターに投稿したばかり。

マティス国防長官は、前日には、トランプ大統領が指示したトランスジェンダー(出生時の性と自身の認識する性が一致しない人)の米軍入隊禁止措置について、実施を遅らせることを示唆する発言もしている。

また、同国防長官は、ティラーソン国務長官やコーン国家経済会議(NEC)委員長と共に、今月初めのバージニア州で白人至上主義団体と反対派が衝突した事件へのトランプ大統領の対応を間接的に批判している。

大統領と政権幹部の間で意見が分かれることはしばしばあるが、それが公の場で示されることはほとんどないと専門家は指摘している。

4664とはずがたり:2017/09/01(金) 18:43:35

トランプ大統領が100万ドル寄付へ、ハリケーン被害の米南部救済
ロイター 2017年9月1日 08時42分 (2017年9月1日 13時31分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20170901/Reuters_newsml_KCN1BB3AK.html

[ワシントン 31日 ロイター] - トランプ米大統領は、南部テキサス州などに被害をもたらしたハリケーン「ハービー」の救済や復興のために、私財から100万ドル寄付する意向。ホワイトハウスのサンダース報道官が31日の記者会見で明らかにした。

4665チバQ:2017/09/03(日) 10:29:12
https://mainichi.jp/articles/20170903/k00/00m/030/076000c
米国
移民救済高まる機運 トランプ氏、制度存続5日判断

毎日新聞2017年9月2日 21時09分(最終更新 9月3日 01時48分)
 【ロサンゼルス長野宏美】子供の時に米国に入国した不法移民に対し強制送還を猶予する移民改革制度を存続するか撤廃するかについて、トランプ米大統領は5日に発表する。サンダース大統領報道官が1日、明らかにした。撤廃に対する反対の声は共和党内や経済界にも広がっており、トランプ氏は厳しい判断を迫られている。

 この制度はオバマ前政権が2012年に大統領令で発令。16歳までに米国に入り、同年6月時点で30歳以下の若者が対象となる。条件付きで2年間は強制送還を免れられることに加え、就労資格も得られることから、対象者は「ドリーマーズ(夢見る人々)」と呼ばれる。

 対象は80万人近くとみられ、その4分の1が暮らすカリフォルニア州のロサンゼルスでは1日、米連邦政府の建物前で集会が開かれ、ドリーマーズらが制度の存続を訴えた。

 存廃が注目される中、トランプ氏は記者団に1日、「ドリーマーズは素晴らしい」と語った。大統領選では撤廃を公約していたが、就任後は維持に転換。FOXニュースは撤廃の見通しを伝える一方、ワシントン・ポスト紙は「トランプ氏は移民政策の強化と個人的同情の間で揺れてきた」との見方を伝えた。

 制度を巡っては共和党の地盤である南部テキサス州など10州の司法長官が6月、廃止に同意しなければ法廷で争うとして5日を回答期限とする書簡を送付。しかし、名前を連ねていたテネシー州の司法長官は1日、議会の立法による解決を望むなどとして離脱を表明し、撤廃派勢力内にも揺らぎが見える。

 また、共和党主流派のライアン下院議長は1日のラジオ番組でトランプ氏がこの制度をやめるべきか聞かれ、「そうは思わない」と発言。「彼らは両親に連れてこられ、米国以外に家を知らない子供たちだ。議会の立法による解決が必要だ」と擁護した。

 移民を多く抱えるシリコンバレーのハイテク企業など経済界も撤廃に反発している。アップルやグーグルなど300社を超える企業トップらは8月31日、制度を撤廃しないよう要請書をトランプ氏に送った。撤廃すれば国内総生産(GDP)が4603億ドル(約50兆円)減少するといった試算を示し、「米国の企業や経済に不可欠だ」と強調した。

4666チバQ:2017/09/03(日) 10:39:50
http://www.sankei.com/world/news/170830/wor1708300043-n1.html
2017.8.30 21:45

米ハリケーン、テキサス州で3.3兆円被害 石油産業にダメージ ガソリン価格も上昇

【ワシントン=小雲規生】米南部テキサス州を襲った大型ハリケーン「ハービー」に伴う豪雨で、米国の経済活動への影響が懸念されている。被害地域に集積する製油所の多くがダメージを受けており、ガソリン不足や価格上昇などの余波も出始めた。またテキサス州での被害総額は300億ドル(約3兆3000億円)との試算も出ており、足下の経済成長を下押しするとみられている。

 「テキサス州ボーモントでいくつかの製油設備をシャットダウンした」

 米石油大手エクソンモービルは29日、メキシコ湾岸に停滞しているハービーによる被害拡大が現在も続いている状況を明かした。

 ロイター通信の集計によると、今回の被害で米国の製油能力の約20%が運用停止に追い込まれた。多くの製油設備がハービーがもたらした洪水で浸水しており、完全復旧には少なくとも1週間はかかる見通しだという。

 製油所の被害を受けて、石油から精製されるガソリン価格の上昇も始まっている。米自動車協会(AAA)によると、28日のガソリン価格の全国平均は1週間前に比べて約1.8%上昇。AAAは「被害の全容や復旧時期が明らかになるまでガソリン価格は上がり続ける」と分析する。

 米メディアによると、米投資銀行大手ゴールドマン・サックスは今回の被害額は300億ドルと試算。エネルギー産業へのダメージが7〜9月期の米国の経済成長率を0.

2ポイント程度押し下げるとみている。

 また被害に伴う保険金支払いが損害保険会社の経営を悪化させるとの見方もあり、大手銀行JPモルガン・チェースは保険金支払総額について「100億〜200億ドル」との見通しを示している。

 一方、中長期的にみれば復興需要も期待できることから、今回の被害が経済活動に与えるマイナス影響の全体像には不透明な面もありそうだ。

4667チバQ:2017/09/03(日) 12:01:51
http://www.sankei.com/world/news/170829/wor1708290001-n1.html
2017.9.1 07:00
【アメリカを読む】
早くも2018年米中間選挙に動き トランプ大統領「チルドレン」増やすために「刺客」を物色
 ドナルド・トランプ米大統領が、反グローバリズムを旗印とする「大衆主義」の理論的支柱、スティーブ・バノン前首席戦略官兼上級顧問を辞任させたからといって戦いの流儀を変えると考えるのは早計だ。不法移民やテロへの厳しい姿勢が支持を集めた2016年大統領選の「選挙運動」は今も続いているからだ。

 トランプ氏は2月のフロリダ州を皮切りに、就任後も大統領選で勝利した州を回り、選挙時と同じような集会を開いている。22日には与党・共和党重鎮ジョン・マケイン上院軍事委員長の地元アリゾナ州、23日にはネバダ州を訪れた。

 「上院ではたった1票差でオバマケアを撤廃できなかったが、言うなといわれたから名前は出さない。すごく大統領らしいだろ?」

 名前を出さなくても、7月末にオバマ前政権の医療保険制度改革(オバマケア)の一部撤廃法案に反対して葬ったマケイン氏を指していることは誰にでも分かる。同氏とともに集会を欠席したアリゾナ州選出のジェフ・フレーク上院議員(共和)のことも「国境問題や犯罪に軟弱なもう一人の上院議員」と非難した。

 厳格な不法移民対策、ロシア疑惑、白人至上主義を容認するかのような発言-。フレーク氏は事あるごとに共和党の「身内」であるはずのトランプ氏を批判している。中国の影響力増大への懸念から環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)離脱にも反対だ。

 最近は著書で「大統領が支持基盤の受けを狙うあまり、共和党が成長し、幅広い支持者に語りかける能力を損なうとすれば声を上げることをためらってはならない」と主張し、共和党員に決起を呼びかけた。

 アリゾナ州での集会翌日、トランプ氏はツイッターに「アリゾナ州の人々は犯罪や国境問題で軟弱なジェフ・フレークのファンではない」と書き、封印したはずの名指し批判を一夜で解除し、「トランプ大統領らしさ」をみせた。

 トランプ氏がアリゾナ、ネバダ両州を訪問したのは、18年11月の中間選挙をにらんだ布石でもある。狙いはフレーク氏や、ネバダ州選出でオバマケア改廃に関する3法案のうち2つの採決で反対に回ったディーン・ヘラー上院議員の追い落としだ。いずれも年明けに本格化する党候補指名争いで「親トランプ」を旗印とする候補と戦う。

 「フレーク氏に対してケリー・ワードさんが出馬することは素晴らしい。フレーク氏は有害だ!」

 トランプ氏はツイッターで、フレーク氏と指名争いを戦う元州上院議員のワード氏をたたえた。同氏は選挙戦ではトランプ氏が主張する国境管理の厳格化を訴える。ネバダ州のヘラー氏も、弁護士でトランプ氏への強い支持を表明しているダニー・ターケイニアン氏らの挑戦を受ける。

 共和党は上下両院で過半数を握っているが、上院(定数100)での議席数は52だ。日本のような党議拘束はなく、マケイン氏のような造反者が3人出るだけで法案は否決される。

 オバマケアの改廃、メキシコ国境への「壁」建設といった選挙公約を実現するには忠実な「トランプ・チルドレン」を増やすしかない。ホワイトハウス当局者がすでに各地でワード氏のような「刺客」と接触しているという報道もある。

 トランプ氏が見据えるのは中間選挙の先にある20年大統領選での再選で2期8年の任期を全うすることだ。政権に近い共和党関係者は「2期目が決まるまでトランプ氏の『選挙運動』は終わらない」という。中間選挙の勝利による政策の実現や政権基盤の強化は再選への重要な一歩となる。

 「米国を再び偉大にする」を掲げて大統領になったトランプ氏。今年1月の就任直前、新たな標語「Keep America Great」(米国を偉大にし続けよう)を商標登録し、ライバルに使われないようにしている。
(ワシントン 加納宏幸)

 米中間選挙 4年ごとに行われる大統領選の中間の年に実施される上下両院選や州知事選などの総称。現職大統領の信が問われる選挙と位置付けられる。次回は2018年11月6日で、トランプ大統領の与党・共和党が上下両院で過半数を維持できるかが焦点。

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4668チバQ:2017/09/06(水) 19:44:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170906-00000094-mai-n_ame
<米送還免除撤廃>有効な救済策見通せず 党派対立深刻で
9/6(水) 19:34配信 毎日新聞
 【ワシントン高本耕太】トランプ米政権は5日、子供のころに親に連れられ入国した不法移民の強制送還を免除する制度を撤廃すると表明した。米国を唯一の母国として暮らしてきた対象の若者は約80万人。撤廃を公約していたトランプ大統領は高まる反発を受け、6カ月間の猶予期間中に救済措置を策定するよう議会に求めた。だが、深刻な党派対立と山積する懸案を抱える議会が時間内に有効策を打ち出せるかは見通せない。

 「『機会の国』が成り立つのは『法治の国』だからだ」。トランプ氏は撤廃表明の声明でそう主張した。

 移民に雇用を奪われたと感じる白人労働者層の多くは、昨年の大統領選で強硬な移民政策を掲げたトランプ氏を支持した。だが、人道的な見地や経済損失への懸念から制度存続を求める声も根強い。二分された世論の間で、トランプ政権は2012年にオバマ前大統領が大統領令で超法規的に導入した同制度の「違憲性」を強調し、立法府である議会に対応を委ねた。

 救済策の早期法制化には与野党連携が不可欠だが、現政権下、医療保険制度改革(オバマケア)改廃など重要政策での超党派連携の試みは全て失敗した。救済策の是非を巡っては共和党内でも亀裂がある。

 時間の壁もある。5日に夏季休会から再開した議会に対し、トランプ政権は来年3月までの法制化を迫っているが、来年は中間選挙が控え、年末が事実上のタイムリミット。議会は今年中の処理を迫られる課題を他にも多く抱えている。ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)は5日、「もし議会が失敗すれば、若者が何の記憶も持たない国に送還される」と伝えた。

 移民救済制度の対象は07年までに16歳未満で入国し、12年6月時点で31歳未満の若者。「ドリーマーズ(夢見る人々)」と呼ばれ、平均年齢は25歳で、大半がメキシコ出身だ。

 カリフォルニア大サンディエゴ校のウォング准教授の調査などによると、ドリーマーズの95%が就職か大学などに通学中。5%は起業し、12%は米国内に自宅を購入するなど、米国経済・社会に深く根付く。

 米シンクタンクのケイトー研究所は制度が撤廃された場合、今後10年間で税収が600億ドル(約6.6兆円)減少し、国内総生産(GDP)も2150億ドル減ると試算。全米商工会議所は「対象者の雇用資格打ち切りは、経済成長というトランプ大統領の目標と正反対だ」と声明で批判した。

4669チバQ:2017/09/06(水) 20:17:12
http://www.sankei.com/world/news/170906/wor1709060037-n1.html
2017.9.6 09:25
【トランプ政権】
「失敗だ」「残酷」…広がる抗議、歓迎の州も 強制送還免除打ち切りで揺れる米国
【ロサンゼルス=中村将】トランプ米政権が、子供のころに親に連れられて不法入国した若者らの強制送還を免除する政策「DACA」の打ち切りを発表したことを受けて、全米各地で5日、抗議の声があがった。一方、政権の決定を歓迎する州の司法長官もおり、DACAをめぐって米国が揺れた。

 ロサンゼルス市庁舎近くで行われたデモの参加者らは「DACAに干渉するな」などと書かれたプラカードを掲げながら、トランプ政権の決定を批判。デモは規模を拡大しながら断続的に続いた。AP通信によると、ニューヨークのトランプタワー前には約400人が集まり、30人以上が逮捕された。コロラド州では高校の生徒らが授業をボイコットし、デモを始めた。

 ロサンゼルスのガーセッティ市長は「米国にとって大きな失敗だ。家族を離ればなれにし、米経済を不安定にさせる。私たちはDACA対象の若者たちがここにいられるよう闘う」とする声明を発表した。

 米フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は「米国にとって悲しい日。アメリカンドリームを持った若者にとって残酷だ」と批判し、代替措置を講じるよう求めた。米アップルのティム・クックCEOは同社にDACA対象者が250人以上いるとし、「彼らは会社やコミュニティーに貢献している。われわれと同じようにあつかわれるよう奮闘する」と表明した。

 イスラム圏からの米国入国を一時禁止した大統領令や、地球温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」からの離脱など、州が政権に反旗を翻すケースは度々あったが、DACA打ち切りについても推移を見守りながら、法的措置も含めて対応するとみられる。カリフォルニア州のベセラ司法長官は記者会見し、「(提訴の)準備は整っている」としながらも、「DACAの継続を政権に求めてきた他州の司法長官らと、どのタイミングで提訴するかを相談している」と述べた。

 一方、サウスカロライナ州のウィルソン司法長官は「法の原則と憲法の勝利だ」と歓迎し、テキサス州のパックストン司法長官は「トランプ大統領をたたえる」と声明を発表した。アーカンソー州のラトリッジ司法長官も「トランプ大統領はオバマ前大統領が決めたDACAが行政機関の権限を越えていることに気付いた」と述べた。

4670チバQ:2017/09/07(木) 02:47:11
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/mainichi-20170907k0000m020132000c.html
<米議会>財政に難題 債務上限問題、迫る期限
09月06日 21:50毎日新聞

<米議会>財政に難題 債務上限問題、迫る期限
トランプ政権・与党共和党が直面する課題
(毎日新聞)
 【ワシントン清水憲司】米議会は5日、1カ月の夏季休会を終えて再開したが、財政を巡る困難な課題に直面している。9月末までに連邦政府の債務上限引き上げ法案を通し、10月1日に始まる次年度予算を決定できなければ、米国債の債務不履行(デフォルト)や政府機関の一部閉鎖を招く恐れがある。トランプ大統領と議会との対立が深まる中で、期限までの解決には不透明感が強まっている。

 米国は借金に当たる国債発行の上限額を法律で定めている。ムニューシン財務長官は、9月29日前後に債務が上限に達するとの見通しを示しており、それまでに上限を引き上げるための法案が成立しなければ、国債の利払いができなくなり、債務不履行に陥る恐れが高まる。

 米格付け会社ムーディーズは5日、「利払いが行われない確率は低い」としながらも、「もしそうなれば債務不履行と分類し、格付け(現在は最上位のAaa)を引き下げる」として、米国債を格下げする見通しを明らかにした。

 また、9月末までに2018会計年度(17年10月〜18年9月)予算を成立させなければ、政府機関が職員の給料などを払えなくなるため、一部機関は閉鎖を迫られる。短期の暫定予算を成立させれば、当面の政府閉鎖は回避できるが、対立する与野党が自らの主張を通すために土壇場まで駆け引きを続けるのが恒例となっている。

 今回もトランプ氏がメキシコ国境の壁建設費用を予算に盛り込めば、壁建設に反対する野党民主党との対立が深刻化する恐れがある。また、医療保険制度改革(オバマケア)見直しの失敗や、白人至上主義を擁護するトランプ氏の発言を巡り、政権や与党共和党幹部と、トランプ氏との関係も悪化していることが事態を複雑にしている。

 議会内には債務上限引き上げ法案と、大型ハリケーンの被災地支援策を一体採決することで、賛成票を集めようとする案も浮上しているが、議会内の意見が集約できるかどうかは見通せない。

 ◇税制改革、進まず

 トランプ氏は税制改革にも意欲を示しており、与党幹部を集めた5日の会議で「経済の勢いを維持し、急伸させるには、企業や個人の税負担軽減が不可欠だ」との考えを改めて表明した。しかし、議会の当面の優先課題は債務上限引き上げと政府機関閉鎖の回避で、減税規模や代替財源などの税制改正の議論は先送りされる可能性もある。与党内には「年末までに決着させないと、何の成果もなく来年秋の中間選挙を迎えてしまう」との危機感が強まっている。

4671チバQ:2017/09/07(木) 02:53:57
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/business/20170907-567-OYT1T50004.html?fr=topmynews
FRB副議長辞任へ…トランプ氏と路線の違いか
01:18読売新聞

 【ワシントン=山本貴徳】米連邦準備制度理事会(FRB)のフィッシャー副議長は6日、トランプ米大統領に送付した書簡で、10月13日ごろに辞任する考えを伝えた。

 辞任の理由については、「一身上の都合」としているが、金融機関への規制を緩和する方針を掲げるトランプ氏との路線の違いなどが理由との見方がある。

 フィッシャー副議長の辞任により、FRB内で金融政策を決める投票権を持っている議長・副議長ら理事7人のうち、4人が欠員となる。トランプ氏は7月に元財務次官のランダル・クオールズ氏を副議長(金融規制担当)に指名しており、新たな理事の選任を通じて、FRBに対する影響力を強めることになりそうだ。

 経済学者出身のフィッシャー氏は、国際通貨基金(IMF)の筆頭副専務理事やイスラエル中央銀行の総裁などを務め、2014年6月に副議長に就任した。副議長の任期は18年6月、理事としての任期は20年1月まで残っていた。

4672とはずがたり:2017/09/08(金) 16:15:50

メキシコが北朝鮮大使を国外追放へ
https://news.goo.ne.jp/article/nhknews/world/nhknews-10011131501_20170908.html
09:51NHKニュース&スポーツ

メキシコ政府は、核実験や弾道ミサイルの発射を続ける北朝鮮への対抗措置として、メキシコに駐在する北朝鮮大使を「好ましからざる人物」として72時間以内に国外追放すると発表しました。

これは、メキシコ外務省が7日発表したもので、首都メキシコシティーに駐在する北朝鮮のキム・ヒョンギル大使をペルソナ・ノン・グラータ、「好ましからざる人物」として72時間以内に国外追放するとしています。

メキシコ外務省は、今回の決定の理由について「北朝鮮はここ数か月、核実験の実施や弾道ミサイルの発射で国際法や国連安全保障理事会の決議に明確に違反している」と指摘しています。そのうえで、「核やミサイルの開発は世界の平和や安全、そして日本や韓国といったメキシコの重要な同盟国を含む地域にとって深刻な脅威である」と批判しています。

北朝鮮をめぐっては、先月、アメリカのペンス副大統領が中南米諸国を訪れた際に、北朝鮮を孤立化させる重要性を強調したうえで、メキシコやチリなど4か国を名指して外交・貿易関係を絶つよう呼びかけていました。

北朝鮮に対しては先週、スペインもマドリードに駐在する外交官の退去処分を発表しており、各国の間で外交的な圧力を強める動きが出始めています。

4673とはずがたり:2017/09/10(日) 08:34:12
モラー特別検察官が米大統領の側近4人との面談求める-関係者
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-09-09/OVZJCL6JTSMO01
Shannon Pettypiece
2017年9月9日 10:02 JST

モラー特別検察官はホワイトハウスに対し、トランプ米大統領の現職および元スタッフの少なくとも4人との面談を求める可能性が強いと通告した。2016年の米大統領選に対するロシア干渉疑惑の捜査の一環。事情に詳しい関係者1人が明らかにした。
  同関係者によると、モラー氏はヒックス暫定広報部長やスパイサー前報道官、プリーバス前大統領首席補佐官、マクガーン法律顧問と会うことを望んでいる。同関係者は捜査に関することから匿名を条件に語った。
  また、同氏はクシュナー上級顧問のスポークスマン、ジョシュ・ラッフェル氏やマクガーン法律顧問のオフィスのジェームズ・バーナム氏とのインタビューを望む可能性もあるという。
  サンダース報道官はモラー特別検察官からの具体的な要請を承知していないとしながらも、ホワイトハウスが面談を妨害することはないと述べた。
原題:Mueller Is Said to Seek to Talk to at Least Four Trump Aides(抜粋)

4674とはずがたり:2017/09/10(日) 09:00:09
アメリカンな事件やな〜w

ピーナツバターで部屋番号書き換え、受刑者12人が脱獄 米
https://www.cnn.co.jp/usa/35105109.html?ref=yj
2017.08.01 Tue posted at 14:21 JST

米アラバマで脱獄、1人逃走

(CNN) 米南部アラバマ州の保安官は31日、刑務所から受刑者12人が脱出し、1人が依然逃走していると明らかにした。受刑者らはピーナツバターを使ってドアの番号表示を書き換えたという。
現場は同州ジャスパーにある定員250人の刑務所。地元保安官が記者会見で語ったところによると、受刑者らは7月30日の夜、新人の看守をだまして外部へのドアを解錠させた。
まず居室のドアの上に表示された番号をピーナツバターで不明瞭にしたうえで、中央管理室にいた看守に対し、入室するので鍵を開けてほしいと声をかけた。看守は言われた通りの番号のドアを遠隔操作で解錠したが、これが実は外部へ通じるドアの番号だった。受刑者らは開いたドアを通って脱出したという。
同保安官によると、受刑者12人のうち11人は脱出後8時間のうちに拘束された。徒歩で逃走した者のほか、車で逃げたとみられる者もいたが、大半はジャスパー市内で見つかった。このうち2人は殺人未遂で服役中だったという。
残る1人は薬物関連の罪で収監されていた24歳の男で、依然として逃走中。市警察は中心街の住民らに、外出を控えて屋外の照明を全て点灯するよう呼び掛けている。
今年6月にはオクラホマ州の刑務所で、受刑者4人が空調用の通気口から脱出する騒ぎがあった。

4675とはずがたり:2017/09/10(日) 18:50:28
「トランプの裏切り」米債務合意で大統領と共和党に亀裂(字幕・7日)
ロイター 動画 2017年9月8日 17時45分 (2017年9月8日 18時54分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20170908/ReuterVideo_104783.html
 
 トランプ米大統領は6日、連邦債務の上限を3カ月間引き上げる案と、ハリケーン「ハービー」の被災地支援を抱き合わせることで、民主・共和両党の指導部と合意した。この際、大統領は18カ月とした共和党指導部の提案をはねつけて民主党案をほぼ丸のみしており、こうした態度は共和党議員の目に「大統領の裏切り」と映っているようだ。

4676チバQ:2017/09/10(日) 19:21:39
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-170909X495.html
FRB議長人事、混とん=金融政策に「トランプ色」か

09月09日 14:55

 【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長の任期切れが来年2月に迫る中、後任の最有力候補とされてきたトランプ大統領側近の脱落観測が浮上し、人事をめぐる状況が混とんとしてきた。トランプ氏は空席が目立つFRB執行部の人選も進めていくとみられ、FRBが担う金融政策や規制で「トランプ色」が急速に強まっていく可能性がある。

 複数の米メディアは、イエレン議長の後任について、政権の経済政策を指揮するコーン国家経済会議(NEC)委員長が指名される公算は小さくなったと報じた。一時はトランプ氏が有力候補と明言するほどだったが、白人至上主義やネオナチをめぐる同氏の姿勢をユダヤ系のコーン氏が批判。両者の関係が急速に冷え込んだという。

 トランプ氏は、イエレン議長について「尊敬している」と評価しており、2期目続投の可能性もある。ただ米メディアによると、政権は次期議長候補として、少なくとも6人をリストアップしているという。

 候補に取り沙汰されているのは、ブッシュ(子)政権で顧問を務め、2006年から11年までFRB理事だったケビン・ウォーシュ氏(47)のほか、コロンビア大のグレン・ハバード教授(59)、スタンフォード大のジョン・テイラー教授(70)。ローレンス・リンジー元FRB理事(63)や元大手地銀トップの名前も浮上している。

4677とはずがたり:2017/09/12(火) 17:21:01
連邦議会に怒り爆発=「議員は無責任」―米大統領首席補佐官
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170912-00000018-jij-n_ame
9/12(火) 8:23配信 時事通信
 【ワシントン時事】「議員は無責任だ」。

 米FOXニュースが11日報じたところによると、ケリー大統領首席補佐官は同ニュースに寄せたコメントで、連邦議会を痛烈に批判した。公の場であまり多くを語らないケリー氏が、メディアを通じて怒りを爆発させるのは異例だ。

 コメントは民主党のグティエレス下院議員の批判に反論したものだ。グティエレス氏はトランプ大統領が子供時代に不法入国した若者の強制送還猶予政策の撤廃を発表したことを受け、これを後押ししたとされるケリー氏を「かつて着ていた軍服を汚す偽善者」と糾弾していた。

 これに対し、ケリー氏は送還猶予の立法化に動かなかったのは議会だと指摘した上で、「議員は何もしないのに、言いたいことを言うぜいたくがある」と皮肉。「彼らは人をうそつき呼ばわりするが、同じ言葉を返すのは適切ではない。中身のないたるが一番騒音が大きい」と言い放った。

4678チバQ:2017/09/13(水) 21:56:00
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-170913X838.html
クリントン氏の回顧録発売=大統領選の敗北振り返る―米
06:55時事通信

 【ワシントン時事】トランプ米大統領にまさかの敗北を喫した昨年の大統領選を振り返るクリントン元国務長官の回顧録が12日、全米で発売された。米メディアによると、クリントン氏のサイン会が開かれたニューヨークの書店には早朝から大勢の支持者が駆け付け、長い列を作った。

 クリントン氏は回顧録で「私は(投開票日の)昨年11月8日以来、なぜ負けたのかという問いと格闘しながら毎日を過ごしてきた」と回想。ロシア政府が選挙結果に影響を与えようと工作活動を繰り広げたとされることなどを要因に挙げながらも、「全ての責任は私にある」と記した。

 クリントン氏はまた、大統領選の大勢判明後に最初に受けたのはブッシュ元大統領(子)からの電話で、「時間を見つけてハンバーガーを食べよう」と励まされたと追想。ホテルの部屋に戻ると「10年間眠らなかったような深い疲れ」を感じ、夫のクリントン元大統領と手を握り、ベッドに寝そべって天井を見つめていたとつづっている。

 クリントン氏は回顧録の売り込みのため、年末にかけて全米を回る予定だ。

4679とはずがたり:2017/09/14(木) 17:17:18
>オバマケア改廃法案の可決に上院の過半数を必要とする現行の手続きは9月末が期限とされており、10月以降は上院で審議するほとんどの法案と同様に5分の3以上の賛成が必要となる。
どんな仕組みだ?!(;´Д`)

米上院共和党、新たなオバマケア改廃案公表 民主などは対抗案支持
ロイター 2017年9月14日 10時36分 (2017年9月14日 15時31分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20170914/Reuters_newsml_KCN1BP05C.html

[ワシントン 13日 ロイター] - 米与党共和党の上院議員らは13日、トランプ大統領の重要公約である医療保険制度改革(オバマケア)改廃への「最後のチャンス」として州政府に医療保険の権限を与えることを柱とする案を提示した。一方、上院の主要リベラル派は国民皆保険制度を提唱した。
ただ、両案とも議会で成立する可能性は低いとみられており、オバマケアを維持したうえで医療保障を拡充する措置に落ち着く可能性もある。
国民皆保険制度は無所属のバーニー・サンダース議員が提案し、民主党議員16人が共同提案者となった。サンダース議員はこの日会合を開き、メディケア(高齢者向け公的医療保険)の対象を国民全員に拡大する案を示した。
同議員は「米国民は、機能不全の医療保険制度をわれわれがどのように修正するかに注目している。現行制度は1人当たりのコストが他国の2倍である上、2800万人が保険未加入、それより多くの人の医療保障が不十分となっている」と強調した。
これとは別に、共和党の上院議員らも会合も開き、オバマケア改廃の「最後のチャンス」として、州政府に包括的補助金の形で資金を提供し、独自の医療保険制度の運営を任せる代替法案を公表した。
オバマケア改廃法案の可決に上院の過半数を必要とする現行の手続きは9月末が期限とされており、10月以降は上院で審議するほとんどの法案と同様に5分の3以上の賛成が必要となる。
共和党案の作成者の1人であるリンゼー・グラム議員は、これまでのオバマケア廃止への取り組みは失敗に終わったが、諦めるつもりはないと述べた。法案はビル・カシディ議員とともに策定した。
共和党は改廃への取り組みを続けてきたが、オバマケアの一部を廃止する法案は7月、定員100人の上院で賛成票が49にとどまり、否決されている。
この日提示された2つの代替案のほかにも、上院保健教育労働年金委員会ではオバマケアを廃止することなく修正するための超党派の取り組みが進められている。具体的には、同制度による保険料の値下げ分を埋め合わせるための保険会社への補助金を維持する内容となっている。
共和党のマコネル上院院内総務は今週、グラム氏らによる法案や超党派の取り組みについてコメントを控え、先行きは見通せていないと述べた。サンダース氏の提案については採決を行わないとみられる。
トランプ大統領はグラム氏らによる提案を称賛。上院議員らが「オバマケア危機への対応策を見いだせた」と期待していると述べた。

4680チバQ:2017/09/14(木) 20:29:38
http://www.sankei.com/world/news/170913/wor1709130061-n1.html
2017.9.13 21:09

米中間層の所得、中央値650万円で過去最高 貧困率も減少

反応 プッシュ通知

反応



 米国勢調査局は12日、中間層の一般的な所得水準を示す世帯当たりの年間所得の中央値が、2016年に前年より3.2%増の5万9039ドル(現在の為替レートで約650万円)だったとする推計値を発表した。米メディアによると、これまで最高だった1999年の水準を上回る過去最高額。

 4人家族の場合で所得が約2万4千ドルを下回る貧困世帯は12.7%と0.8ポイント減少した。ワシントン・ポスト紙電子版は、トランプ大統領は昨年の大統領選で、人々の経済に関する不満を刺激して勝利したが、実際には米国人の経済力は強くなっていたことになると皮肉まじりに伝えた。

 ただ、貧富の格差は記録的で、上位5分の1の層が全体の所得の半分以上を稼いだという。人種別の格差も鮮明で、黒人世帯の所得中央値が3万9490ドルだったのに対し、アジア系は8万1431ドルと2倍以上、白人が6万5041ドル、中南米系が4万7675ドルだった。(共同)

4681チバQ:2017/09/14(木) 20:30:49
http://www.sankei.com/world/news/170913/wor1709130031-n1.html
2017.9.13 10:59
【トランプ政権】
トランプ大統領、広報部長に28歳女性幹部を起用 体制立て直しなるか
米ホワイトハウスは12日、トランプ大統領が広報部長を解任したスカラムチ氏の後任に女性のホープ・ヒックス氏(28)を起用したと発表した。大統領補佐官も兼任。広報部長としては異例の若さで、混乱した広報体制を立て直すことができるか手腕が問われる。

 ヒックス氏はトランプ氏の複合企業「トランプ・オーガニゼーション」に勤務したことがあり、トランプ氏の信任が厚い。昨年の大統領選でもトランプ陣営で広報を担当し、政権発足後に広報部門の幹部としてホワイトハウス入りした。スカラムチ氏解任後は暫定的に広報部長を務めた。

 トランプ氏の長女イバンカ大統領補佐官やその夫クシュナー大統領上級顧問と親しく、トランプ一族の内情に詳しいとされる。

 ヒックス氏は「ポロ」ブランドの衣料品を展開する米ラルフローレンのモデルをしていたことでも知られる。

4682とはずがたり:2017/09/16(土) 20:20:35
ふ〜む。
>トランプ大統領は、財政協議が決着した直後に、物理的な「国境の壁」の建設にはこだわらず、これ以上の不法移民の入国に対する強力な取り締まりと引き換えにDACAの存続を考慮する方向で、早々に民主党指導部との合意を取り付けた。共和党内には異論も強いスタンスだが、財政協議と同様、トランプ大統領が素早く動いた格好だ。もしもトランプ大統領が本当に物理的な「国境の壁」建設ではなく、水際での取り締まり強化で矛先を収めるならば、すでに入国済みの移民に対しては寛容な政策を保持する一方、これから不法入国を試みる他国民に対しては厳しい措置を講じるというアメとムチの内容で、民主党と折り合う可能性はある。
>こうした包括的かつ立法措置を伴う移民制度改革は、ブッシュ共和党政権もオバマ民主党政権も標榜したが成し遂げられなかったことだ。仮にこのビッグディールが実現すれば、トランプ大統領にとっては文字通り最大のレガシー(歴史的な遺産)となり得る。

アメリカの議会運営は難しいねえ・・
>やや技術的な話になるが、米上院本会議の法案審議では、「フィリバスター」と呼ばれる議事進行妨害が認められており、これを防ぐには60票の賛成票が必要になる。つまり、法案成立の実質的ハードルは60票であり、共和党の議席(52議席)では足りない。
>しかし、予算決議の審議プロセスでは、1)税制、2)債務上限、3)社会保障などの義務的経費の3項目に限って、フィリバスターを回避できる「財政調整法」の適用が認められている。共和党側が望めば、単純過半数(50議席とペンス副大統領の1票)で法案を通過させることが可能になる(財政調整法の適用決定も単純過半数で可能)。

2017年9月15日 / 18:07 / 6時間前更新
オピニオン:トランプ氏の奇策、歴史的な移民改革の扉開くか=安井明彦氏
http://jp.reuters.com/article/opinion-trump-akihiko-yasui-idJPKCN1BQ0V1
安井明彦 みずほ総合研究所 欧米調査部長

本稿は、ロイター日本語ニュースサイトのトランプ政権特集に掲載されたものです。写真は筆者提供。
[東京 15日] - 野党・民主党案の事実上の丸のみとなった9月初旬の米財政合意は、既存政治への挑戦を掲げつつも、主義主張の面では民主党との共通点が多いトランプ大統領の特色をあらためて際立たせたと、みずほ総合研究所の安井明彦・欧米調査部長は語る。

ただし、ディール重視であるがゆえに、今後も民主党と連携を模索するとは限らず、10月中旬にも行われる予算関連決議で早々に袂(たもと)を分かつ可能性もあるとみる。逆に歩み寄りを続ける場合、移民問題を巡る歴史的な「ビッグディール」の実現が期待される一方で、与党・共和党の分裂加速もあり得ると指摘する。

同氏の見解は以下の通り。

<トランプ大統領の原点回帰>

連邦政府債務上限の3カ月適用停止などを柱とする9月初旬の米財政合意は、民主党案のほぼ丸のみとなった。この電撃合意は主に2つの点で、選挙当初に想定されていたトランプ大統領のイメージをよみがえらせたと思う。

第1に、主義主張の面では民主党に近い部分が多い点だ。共和党は「小さな政府」を標榜していることで知られるが、トランプ氏は選挙当時、民主党的な財政拡大政策への好意を示していた。同氏が強調している「アメリカ第一」の保護主義にしても、本来は民主党の得意とするテーマだ。実際、民主党の主力議員たちは現在、トランプ大統領の保護主義について「手ぬるい」と批判している。

第2に、既存政治への挑戦だ。選挙時にトランプ氏が訴えていたことは「ワシントンを変える」とのスローガンだ。大統領就任後、移民制度改革や医療保険制度改革法(オバマケア)改廃などの議論のかじ取りを共和党のリーダーシップに任せてきたが、うまくいかないので、民主党に歩み寄ったのが真相かもしれないが、少なくとも歴代の共和党大統領のように、自党の利益やメンツを最優先しない点は明確に示した。

実は、この点では、共和党の主張を取捨選択して取り入れたクリントン大統領(民主党)に似ている。その対議会戦術は、共和・民主の政策スタンスを両端に置いて、その2点を結んだ基線の中央の真上にホワイトハウスの主張を位置付けたことから、「三角測量」と呼ばれた。トランプ大統領がそこまで戦略的に動いているとは思えないが、全く異質の共和党大統領であることは間違いない。

<最大の論点は移民問題>

このなると、興味深いのが、米国民の最大の関心事である移民問題で、果たして民主党とのビッグディールもあり得るのかという点だ。

4683とはずがたり:2017/09/16(土) 20:20:50
>>4682-4683
周知の通り、トランプ大統領は、オバマ民主党政権下の2012年に大統領令で導入されたDACA(幼少時に親とともに不法入国した若者の在留資格を認める制度)について、法的根拠を欠くとして、半年後の来年3月末までに議会が立法措置を講じなれば廃止する方針を示している。寛容な移民政策を党是とする民主党は廃止に強く反発しているが、実はトランプ大統領自身も、法的裏付けを条件に、DACA存続には含みを持たせてきた。トランプ大統領の選挙当時の公約であり、こだわりも強い国境警備の強化と引き替えに、民主党とのディールが模索されている。

トランプ大統領は、財政協議が決着した直後に、物理的な「国境の壁」の建設にはこだわらず、これ以上の不法移民の入国に対する強力な取り締まりと引き換えにDACAの存続を考慮する方向で、早々に民主党指導部との合意を取り付けた。共和党内には異論も強いスタンスだが、財政協議と同様、トランプ大統領が素早く動いた格好だ。もしもトランプ大統領が本当に物理的な「国境の壁」建設ではなく、水際での取り締まり強化で矛先を収めるならば、すでに入国済みの移民に対しては寛容な政策を保持する一方、これから不法入国を試みる他国民に対しては厳しい措置を講じるというアメとムチの内容で、民主党と折り合う可能性はある。

こうした包括的かつ立法措置を伴う移民制度改革は、ブッシュ共和党政権もオバマ民主党政権も標榜したが成し遂げられなかったことだ。仮にこのビッグディールが実現すれば、トランプ大統領にとっては文字通り最大のレガシー(歴史的な遺産)となり得る。

<二大政党政治が変貌する可能性>

しかし、前述したように、肝心要のトランプ大統領にそこまでの一貫した対議会戦術があるのかは不透明だ。トランプ政権のもう1つの特徴を挙げれば、ハファザード(Haphazard)、すなわち行き当たりばったりの政策運営であり、前述した財政合意も、単にまとまりを欠く共和党に対していら立ちを募らせ、ディールを急いだだけの可能性もある。

意外と、その真意は早い段階で分かるかもしれない。10月中旬にも行われる予算決議がリトマス試験紙となりそうだ。

やや技術的な話になるが、米上院本会議の法案審議では、「フィリバスター」と呼ばれる議事進行妨害が認められており、これを防ぐには60票の賛成票が必要になる。つまり、法案成立の実質的ハードルは60票であり、共和党の議席(52議席)では足りない。

しかし、予算決議の審議プロセスでは、1)税制、2)債務上限、3)社会保障などの義務的経費の3項目に限って、フィリバスターを回避できる「財政調整法」の適用が認められている。共和党側が望めば、単純過半数(50議席とペンス副大統領の1票)で法案を通過させることが可能になる(財政調整法の適用決定も単純過半数で可能)。

ちなみに、次回の予算決議では、税制についてのみ財政調整法の適用を決める予定だが、仮にここに債務上限も加えることになれば、今後の債務上限議論から民主党を外すことを宣言するに等しい。反発は必定で、移民問題でのビッグディールは遠のきそうだ。

逆に債務上限が次回の予算決議に追記されなければ、トランプ政権と民主党との連携は今後も続く可能性が残る。その場合、トランプ政権が選びそうなシナリオは、税制改革については共和党主導で進めさせ、債務上限問題や全体的な予算づくりでは民主党に歩み寄りつつ、移民問題でのビッグディールを狙うことではないか。

仮にそうなれば、移民政策について穏健派と保守派の隔たりが大きい共和党の分裂は決定的となり、二大政党制を根幹とする米国の政治力学が大きく変わるかもしれない。(聞き手:麻生祐司)

*本稿は、安井明彦氏へのインタビューをもとに、同氏の個人的見解に基づいて書かれています。

4684チバQ:2017/09/20(水) 15:02:01
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170920-00000505-san-n_ame

トランプ氏国連演説、米国第一と国連理念を融合 北朝鮮大使は途中退席
9/20(水) 1:42配信 産経新聞
 【ニューヨーク=黒瀬悦成】トランプ米大統領による初の国連総会での一般討論演説は、「米国第一」を含む、国連加盟各国の主権を尊重する自国優先主義こそが世界の「平和と繁栄」の実現に向けた国連の活性化につながると表明した。背景には、米国が外交・安全保障分野での重要課題と位置づける北朝鮮の核・ミサイル開発問題やシリア情勢、テロとの戦い、ベネズエラ情勢などについて、いずれも国連を通じた国際連携なしには事態の打開が難しいとの判断がある。

 トランプ氏が北朝鮮による横田めぐみさんらの拉致問題に言及し、北朝鮮の核・ミサイル開発を国際社会全体の問題と位置づけたのも、各国がそれぞれの安全保障上の利害を共有してこそ事態解決の道が開かれるとみている表れだ。

 日本としても、トランプ氏が国連総会の場で日本の拉致問題に言及したことは、北朝鮮の核問題に隠れて拉致問題が国際社会の中で存在感が低下していく懸念を薄めた点でも大きな意義があった。

 トランプ氏が北朝鮮の「完全破壊」に言及した際、議場からはどよめきが起きた。北朝鮮の国連大使も演説途中で抗議の退席。こうした場面もトランプ氏の強い姿勢を際立たせた。

 トランプ氏は大統領に就任する前の昨年12月、国連は「集まって話して楽しむクラブに過ぎない」などと批判していた。トランプ氏による今回の演説は、国連を軽視するかのような従来の立場と孤立主義を連想させる「米国第一」の主張を、国連の理念である「主権」「安全」「繁栄」と絶妙に融合させ、「トランプ時代の国連」という新たな概念を打ち出したといえる。

4685とはずがたり:2017/09/23(土) 18:39:08
2017年9月23日 / 08:21 / 9時間前更新
焦点:米国で専門職ビザの差し戻し急増、外国人採用に暗雲
http://jp.reuters.com/article/us-visa-trump-idJPKCN1BX0SL
Yeganeh Torbati

[ワシントン 20日 ロイター] - トランプ米政権が、オバマ前政権期よりも頻繁に査証(ビザ)申請を突き返し、専門技能を持つ外国人労働者の米国における就労を一段と困難にしていることが、ロイターが入手したデータで明らかとなった。

専門性の高い知識や技術を有する外国人労働者に発給する一時就労ビザ「H─1B」の審査厳格化は、給与水準の高い労働者に与えるべく、トランプ大統領が同ビザ制度の変更を求める大統領令に署名した後に起きている。そのような改革はまだ制定されてはいない。

米市民権・移民業務局(USCIS)のデータによると、今年1─8月に申請されたH─1Bビザのうち、8万5000件が突き返され、「追加書類要求(RFE)」が出されている。その場合、ビザ発給は数カ月遅れかねない。

こうした件数は、ビザ申請数の伸び率が昨年同期比で3%を切るなか、45%増加した。データのない2009年を除けば、オバマ前政権のどの時期よりも、今年は突き返される割合が非常に高まっている。

審査厳格化の傾向は、移民問題でトランプ大統領の強硬姿勢を支持する人たちを活気づかせるだろう。外国人技能労働者向けのビザのせいで、海外からやって来る低賃金労働者が米国人労働者の職を奪っていると彼らは言う。

その一方で、主要テクノロジ―企業や大学、病院は、そのようなビザによって、条件に見合った米国人が少ない高度な専門職向けの人材を確保することができると主張している。

H─1Bビザを取得するのは通常、学位のある外国人労働者だ。同ビザは1度につき3年間有効となる。テクノロジー、医療、教育分野で利用されることが多い。USCISのデータによれば、マイクロソフト(MSFT.O)、アマゾン(AMZN.O)、グーグル(GOOGL.O)、アップル(AAPL.O)、インテル(INTC.O)、オラクル(ORCL.N)、フェイスブック(FB.O)は、2016年に同ビザを多用していた。

移民弁護士はこれまで、無駄が多く、面倒な仕事を伴うビザ申請が差し戻されることに不満を抱いていたが、トランプ政権になって新たな傾向が見られると指摘する。

今まで以上に申請書にケチをつけるだけでなく、外国人技能労働者に提供される初心者レベルの仕事も対象にしているという。これはH─1Bビザを巡る法律に違反すると、弁護士は指摘する。ビザ保持者は、初心者レベルの職に就くことが認められているからだ。

差し戻しが増加したり、初心者レベルの仕事に狙いを定めたりしていることについて、一部の弁護士は、正式な規制変更あるいは議会承認を得た変更が行われないうちに、トランプ政権がH─1Bビザ制度に対してひそかに実行している作戦だとみている。

「トランプ政権の方針に一致する移民政策を実施する方法の1つは、H─1Bビザに関する審査を厳格化することだ」と、ニューヨークに拠点を置く移民弁護士の1人は語った。

USCISの広報担当者ロバート・C・ラングストン氏は、弁護士が認めるこの新たな傾向やRFEの急増について直接コメントしなかったものの、同局は「申請を評価するための法定要件と解釈される現在の方針」にのっとっていると、電子メールで回答した。

<抜け穴をふさぐ>

パートナーズ・ヘルスケアは、ハーバード大学メディカルスクールのための教育病院2つを含む医療ネットワークだが、今年になってUSCISから50通を超えるRFEを受け取ったと、パートナーズのH─1Bビザを担当する移民弁護士アンソニー・パウエルスキー氏は語る。昨年のRFE数は計15通に満たず、同ビザの申請数も昨年とほぼ変わっていないという。

4686とはずがたり:2017/09/23(土) 18:39:29
>>4685-4686
申請書には、非営利であることの証明や、1948年にハーバード大学メディカルスクールと病院とのあいだで交わされた合意、また、同大学との200年に及ぶ歴史について言及している病院のウェブサイト上の説明も含まれていたが、USCISは病院と大学とのつながりに関して問い合わせをしてきたとパウエルスキー氏は説明。

「プロセスや裁定を遅らせるため、できることは何でもしている。考え得る抜け穴をすべてふさぐことが頭にあるのだろう」と同氏は述べた。

USCISの広報担当者ラングストン氏は、特定のH─1Bビザ申請についてコメントするのを控えた。

差し戻しの増加が、今年に発給されるビザ数にどう影響するかはまだ分からない。USCISは2016年度にH─1Bビザ申請の87%を承認した。今年度は6月30日までに59%が承認されているが、申請の大部分が処理される2017年度の最後の3カ月が含まれていないため、その数は確定していない。

民主・共和両党の議員は共に、H─1Bビザを批判している。同ビザによる最大の恩恵を受けているのがアウトソーシング企業で、同制度を利用してIT分野の低位の職を米国人から奪っていると批判されているからだ。両党の議員は今年、同ビザの改革案を提出している。

トランプ大統領は4月、H─1Bビザの審査を厳格化する大統領令に署名。同ビザが確実に「技能もしくは給与水準が最も高い申請者に与えられる」ことを狙ったものだ。大統領令自体は制度変更の実施を意味しないが、関係省庁に改革を促すものだ。

<かさむ費用>

初心者レベルの仕事に対するビザ申請の差し戻しは、多くの場合、給与が仕事内容の割に低過ぎるか、仕事がH─1Bビザが求める「専門性」に該当しないかのどちらかであることが、数百件に及ぶRFEを米移民弁護士協会(AILA)が検証した結果、明らかとなった。

初心者レベルの仕事とは、大学の新卒者で就労経験がほとんど、もしくはまったくない人向けのポジションを指す。このような仕事の給与は、4段階中で最低の「レベル1」に該当する。

「給与レベルがそのポジションにとって適切でなければ、RFEが正当化される可能性がある」と、USCISの広報担当者ラングストン氏は語った。

USCISのデータは、どのようなポジションがRFEに該当するか、またその理由について明らかにしていない。

弁護士はまた、USCISが暗に主張している「専門職は初心者レベルの仕事になり得ない」という点に疑問を呈している。若い医師やエンジニアを挙げ、彼らに就労経験はないが、技術的スキルを学ぶために何年も費やしていると指摘する。

あらゆる分野においてRFEが出されているが、AILAの検証結果によると、ソフトウエア開発者とコンピューターシステムのアナリストが他の職種よりもその頻度が高かった。

シリコンバレーのテクノロジー企業大手は、以前と比較してより多くのRFEを受けたかについて、コメントを拒否、あるいはその要請に回答しなかった。

RFEによって、H─1Bビザ申請1件当たりの費用は1.5倍にもなると、弁護士は言う。同ビザの申請料は約2500ドル(約28万円)、弁護士へ支払われる標準的な料金は1件当たり2000ドル、もしくはそれ以上だという。

費用増加と手間のせいで、雇用主が、とりわけジュニアレベルの仕事において外国人労働者の雇用を敬遠する可能性があると、移民弁護士は指摘する。

米国有数の移民弁護士事務所ベリー・アップルマン・アンド・レイデンのジェフリー・ゴルスキー弁護士によると、同事務所のクライアントである中規模テクノロジー企業は今年、USCISから1日に6通のRFEを受け取った。

同企業は2015年後半から2016年末にかけて、1件のH─1Bビザ申請を巡る、わずか1通のRFEしか受け取らなかったという。

(翻訳:伊藤典子 編集:下郡美紀)

4687とはずがたり:2017/09/24(日) 20:27:09

メキシコ地震 もろいビル、二重欠陥 建築基準無視と行政の怠慢
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170923-00000080-san-s_ame&amp;pos=2
9/23(土) 7:55配信 産経新聞

 【メキシコ市=加納宏幸】メキシコ中部の地震では首都メキシコ市を中心に老朽化した建物が多く倒壊した。地震の発生が決して少なくない土地にもかかわらず、いともたやすく崩れてしまった背景には、建築基準を無視した建て増しや行政の怠慢という二重の欠陥があったとみられる。

 メキシコ市中心部にあるオフィスビルの倒壊現場。テントを張って親類の救出を待つ女性(28)は「政府はこうなることを知っていたのではないか。ビルが簡単に崩れるなんて信じられない」と語った。

 外資系金融機関やホテルの高層ビルは平常通り稼働する一方、街のあちこちには倒壊または壁が損壊した建物がみられた。

 メキシコ市は16世紀に滅亡したアステカ帝国の首都テノチティトラン周辺の湖を埋め立てて建設されたため地盤が弱く、1985年の大地震では約3万軒の建物が倒壊し、死者は約1万人に上った。

 大地震の教訓を元に建築基準は強化され、地震国である日本の協力も得て震災対策も進められてきた。

 しかし、検査後に増築や改築をする例は後を絶たず、子供ら計25人が死亡した同市のエンリケ・レブサメン学校も校舎を増築していたという情報がある。

 また、「カネを使って役人の目こぼしを狙う人や、工費を安く上げようとして中国製の質の劣る建材を使う人がいる」(建築関係者)ことで、建築基準が厳正に順守されていないのが実情という。

4688チバQ:2017/09/25(月) 19:53:37
http://www.sankei.com/world/news/170925/wor1709250026-n1.html
2017.9.25 10:17
【トランプ政権】
オバマケア見直し崖っぷち、米共和党で反対勢力が増加
 トランプ米政権が最優先課題とする医療保険制度改革(オバマケア)見直しに向けた新たな法案を巡り、上院共和党内で反対勢力が24日増加し、週内に予定されている採決で否決される公算が大きくなった。米紙ワシントン・ポスト電子版は「崖っぷち」と伝えた。

 共和党のコリンズ議員は24日、CNNテレビで「最終的に法案に賛成するというシナリオを描くのは非常に困難だ」と表明。法案が成立すれば、低所得の高齢者や障害児への支援に悪影響が出ると指摘した。

 米メディアによると、クルーズ議員も24日、南部テキサス州のイベントで、現時点では法案に賛同しない考えを示した。

 法案可決のためには定数100の上院で過半数の賛成が必要となる。共和党は52議席を握るが、先週までに共和党重鎮のマケイン議員やポール議員が反対方針を打ち出した。(共同)

http://www.sankei.com/world/news/170925/wor1709250025-n1.html
2017.9.25 10:15
【トランプ政権】
大統領娘婿のクシュナー氏、公務で私用メール
 米政治専門サイト「ポリティコ」は24日、トランプ大統領の娘婿、クシュナー大統領上級顧問が公務で私用メールアドレスを使っていたと報じた。メールに機密情報が含まれていたかは不明。複数の関係筋の話としている。

 クシュナー氏の代理人はポリティコに対し、今年1〜8月に、クシュナー氏が私用メールアドレスを使ってホワイトハウスの同僚と100通に満たないメールをやりとりしたと認めた。多くはニュース記事や政治に関するコメントだったという。

 やりとりした中にはプリーバス前首席補佐官やバノン前首席戦略官兼上級顧問、コーン国家経済会議(NEC)委員長らが含まれていた。米法では大統領の活動に関する全ての文書の保管を義務付けている。クシュナー氏の代理人は、違法性はないとの認識を示している。(共同)

4689チバQ:2017/09/25(月) 19:54:27
北朝鮮、ベネズエラ、チャドの3カ国
http://www.sankei.com/world/news/170925/wor1709250027-n1.html
2017.9.25 10:48
【北朝鮮情勢】
米大統領令、北朝鮮など3カ国を新たに入国禁止の対象に トランプ氏「米国の安全が最優先」
 【ワシントン=加納宏幸】トランプ米大統領は24日、北朝鮮、ベネズエラ、チャドの3カ国を新たに米国への入国禁止措置の対象とする大統領令に署名した。中東・アフリカ6カ国への入国一時禁止措置の期限が同日に切れたことに伴うもので、10月18日に発効。「テロ攻撃やその他の公共の安全への脅威から米国民を保護すること」が狙いであるとしている。

 米国への入国に関する各国の審査体制や米国との情報共有に関して米政府が精査した結果、6カ国のうちスーダンを除くイラン、リビア、シリア、イエメン、ソマリアに北朝鮮など3カ国を加えた8カ国が対象となった。すでに査証(ビザ)を保有している人や米国内に親族などがいる場合は除外される。

 大統領令は北朝鮮に関し、「あらゆる面で米国に協力せず、情報共有の要件も全く満たしていない」と指摘した。シリアとともに移民、非移民の入国を禁止する最も厳しい措置が取られるが、北朝鮮からの入国者は少ないことから、核・ミサイル開発をめぐる北朝鮮への圧力強化の狙いが大きいとみられる。

 トランプ氏はツイッターに「米国を安全にすることは私の最優先課題だ。安全に審査できない国からの入国は認めない」と書いた。

4690とはずがたり:2017/09/26(火) 11:50:33
クシュナー米大統領上級顧問ら、公務で私用メール=ポリティコ
ロイター 2017年9月25日 11時55分 (2017年9月25日 16時51分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20170925/Reuters_newsml_KCN1C0061.html

[ワシントン 24日 ロイター] - 米政治専門サイト「ポリティコ」が24日報じたところによると、トランプ米大統領の娘婿、クシュナー大統領上級顧問を含む複数のホワイトハウス高官が公務に私用メールアドレスを使っていた。
クシュナー氏の顧問弁護士アッベ・ローエル氏は声明で「クシュナー氏は個人のアカウントで1月から8月にかけてホワイトハウスの同僚と100通に満たないメールをやりとりした」とし、多くはニュース記事や政治に関するコメントだと説明した。
受け取った電子メールは全て公務用のアドレスに転送しており規則に従っていると強調した。
トランプ氏は大統領選の選挙期間中、民主党候補のヒラリー・クリントン元国務長官が在任中に私用のメールサーバーを使っていたことで逮捕し投獄すると主張していた。
ポリティコはクシュナー氏のほかに、プリーバス前首席補佐官やバノン前首席戦略官兼上級顧問、コーン国家経済会議(NEC)委員長らも私用メールを使っていたと報じた。

4691とはずがたり:2017/09/26(火) 11:52:32
富裕層減税を示唆=米財務長官
時事通信社 2017年9月25日 07時54分 (2017年9月25日 23時57分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20170925/Jiji_20170925X307.html

 【ワシントン時事】ムニューシン米財務長官は24日、CNNテレビの番組で、富裕層に対する減税はしないとのこれまでの方針について「約束ではなかった」と語り、トランプ政権が近く発表する税制改革案に富裕層減税を反映させる可能性を示唆した。
 ムニューシン氏は、富裕層の税率は引き下げない、などと公言していたが、「(あの発言は)約束や誓約ではなかった。トランプ大統領の目標だった」と述べ、軌道修正した。
 一方、トランプ氏は同日記者団に、連邦法人税率を現行の35%から「15%に引き下げたい」と改めて訴えた。与党共和党執行部は、財源の問題から法人税の15%への引き下げは困難としている。

4692チバQ:2017/09/26(火) 19:29:55
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170926-35107816-cnn-int
共和党重鎮マケイン議員、脳腫瘍は「非常に重篤」と明かす
9/26(火) 17:38配信 CNN.co.jp
ワシントン(CNN) 米共和党の重鎮、ジョン・マケイン上院議員は24日夜、悪性脳腫瘍(しゅよう)と診断されている自身の病状について「非常に重篤」だと述べた。米CBSテレビとのインタビューのなかで明らかにした。

医師から「予後は大変悪い」と告げられたという。

マケイン氏は「それでこう考えた。よし分かった。できることをしよう、最高の医者を見つけて最善を尽くそうと。いい人生だったことを感謝しながら」と語った。

同氏は脳腫瘍の診断を受けて療養中だった7月、共和党が提出した医療保険制度改革(オバマケア)改廃法案の審議入りをめぐる採決の日に議場へ復帰し、法案に反対票を投じた。

復帰の日に拍手で迎えられた場面を振り返り、「胸がいっぱいになった」と話した。

法案否決の決め手となった反対票について、トランプ大統領がマケイン氏を「戦争の英雄ではない」と批判したことに対する「仕返し」だったのか、と問われると、「私に何か言ったり、けなしたりした一人ひとりに腹を立てていたら、人生は短すぎる」「このような国家の一大事で個人的な人間関係を気にするようでは、職務を果たしているといえない」と答えた。

トランプ氏が大統領として不適格かどうかという意見は示さず、米国民が選挙で同氏を選んだという事実を「尊重するべきだ」と強調。同氏には「大変強力な国家安全保障チームがついていて、相当の影響力を持っていることを私は知っている」とも語った。

トランプ氏と会話を交わすことはやぶさかでないとしたうえで、「私たち2人は生い立ちも人生経験も大きく違う」と指摘。実業界で生きてきたトランプ氏に対し、「私は軍人の家庭に生まれ、義務と名誉、国家を行動指針とする考え方で育てられた」と語った。

4693チバQ:2017/09/26(火) 20:14:04
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017092600280&amp;g=int
元民主議員に禁錮1年9月=クリントン氏側近の夫-米



元米民主党下院議員のアンソニー・ウィーナー被告=5月19日、ニューヨーク(EPA=時事)
 【ワシントン時事】米メディアによると、15歳の少女にスカイプなどを通じてわいせつなメッセージを送ったとして、ニューヨーク州の連邦地裁は25日、元民主党下院議員アンソニー・ウィーナー被告(53)に禁錮1年9月の判決を言い渡した。被告は大統領選の民主党候補だったクリントン元国務長官の側近フーマ・アベディン氏の夫で、事件は選挙戦にも影響を与えたといわれる。
〔写真特集〕ヒラリー夫人がファーストレディーと呼ばれた頃

 事件を調べていた連邦捜査局(FBI)は昨年10月、クリントン氏が長官時代にアベディン氏とやりとりしたメールを被告宅のパソコンから発見。私用メール問題の捜査を再開し、クリントン氏への批判を再燃させた。FBIは投開票日直前に捜査終結を宣言したが、クリントン氏は敗北の「決定的要因」だったと振り返っている。
 被告は2011年にも成人女性にみだらなメッセージを送っていたことが発覚し、議員を辞職。13年にも同様の理由でニューヨーク市長選からの撤退を余儀なくされている。アベディン氏は離婚届を出しているという。(2017/09/26-08:14) 関連ニュース

4694チバQ:2017/09/27(水) 04:13:52
http://www.sankei.com/world/news/170926/wor1709260043-n1.html
2017.9.26 17:56

米太平洋艦隊のスコット・スウィフト司令官が退役へ 「昇任ない」と告げられ決断
 米海軍太平洋艦隊のスコット・スウィフト司令官が退役の意向を表明したと、複数の米メディアが25日報じた。昇任の可能性がないと告げられたためという。太平洋艦隊は神奈川県の横須賀基地が拠点の第7艦隊を管轄。第7艦隊所属のイージス艦と商船の衝突事故が相次いだことが、退役の決断と関係しているかは不明。

 サンディエゴ・ユニオン・トリビューン紙電子版によると、太平洋艦隊司令官は、同艦隊が所属する太平洋軍の司令官が退任する際、その後任となるのがほぼ慣例となっている。だが、スウィフト氏は同紙に、上官から「ハリス太平洋軍司令官の後任に指名するつもりはないと告げられた」とする声明を寄せた。

 第7艦隊では、6月にイージス艦が伊豆半島沖でコンテナ船と衝突、8月にも別のイージス艦がシンガポール近くでタンカーと衝突する事故を起こした。これを受けスウィフト氏は8月、第7艦隊のアーコイン司令官を解任した。(共同)

4695チバQ:2017/09/27(水) 04:14:22
http://www.sankei.com/world/news/170926/wor1709260028-n1.html
2017.9.26 10:47
【トランプ政権】
「国動かすのは普通の人たち」NBA選手も大統領暴言に反発
 米プロバスケットボールNBAで10月の開幕を前にした各チームの取材対応が25日に行われ、キャバリアーズのエース、レブロン・ジェームズ選手がスポーツ界への暴言が目立つトランプ大統領に対して批判的な姿勢を示した。

 AP通信やスポーツ専門局ESPN(電子版)によると、黒人選手の中心的な存在であるジェームズ選手は「この国を動かしているのは普通の人たちだ。一人の個人じゃないし、もちろん彼でもない」と反発。昨季最優秀選手のラッセル・ウエストブルック選手(サンダー)は「彼の発言は無礼だ」と語るなど、黒人選手を中心に批判が相次いだ。

 かつての名選手で現在はホーネッツのオーナーを務めるマイケル・ジョーダン氏は25日までに地元紙に対し「この国の基礎となっている基本的な権利の一つは言論の自由。平和的に自分の意見を表明するという権利を行使する人を悪者扱いするべきではない。この国で分断が増大する今、互いを支え合う道を探るべきだ」との談話を寄せた。(共同)

4696とはずがたり:2017/09/27(水) 12:33:56
「トランプ大統領豹変」に2大政党が大慌て
これぞトランプ流取引術なのか
http://toyokeizai.net/articles/-/190247?utm_source=yahoo&amp;utm_medium=http&amp;utm_campaign=link_back&amp;utm_content=related
安井 明彦 : みずほ総合研究所 欧米調査部長 2017年09月26日

米国の政策運営が、激震に襲われている。きっかけは、ドナルド・トランプ大統領が民主党と結んだ「ディール」。党派へのこだわりが薄いトランプ大統領の本領発揮に、2大政党が振り回されている。

それは異様な光景だった。

9月18日、民主党の下院トップであるナンシー・ペロシ下院院内総務が、地元サンフランシスコで開いた政治集会で、聴衆から猛烈な抗議にさらされた。壇上に上がった聴衆がペロシ院内総務に詰め寄る騒ぎとなり、政治集会は中止に追い込まれてしまった。

ペロシ院内総務といえば、過去10年にわたって下院民主党のトップに君臨する実力者である。女性初の下院議長を務めたこともあり、地元の支持は盤石。ほとんどの選挙において、80%以上の得票率で再選を重ねてきた。そのペロシ院内総務が、地元の集会で壇上から追われたのだから、ただごとではない。

民主党支持者は疑心暗鬼

抗議の原因は、ペロシ院内総務が、上院民主党のトップであるチャック・シューマー院内総務とともに、トランプ大統領と結んだディールである。9月13日にトランプ大統領と2人の民主党議員は、不法移民問題への取り組みで合意を交わした。トランプ大統領が求める不法移民の入国に対する警備強化と引き換えに、民主党が求めてきた若い不法移民に国内滞在を認める特例措置(DACA)の延長に協力する内容である。

DACAは幼少期に親と共に不法入国した若い不法移民に対し、一定の条件の下で強制送還を免除する措置である。2012年にオバマ政権が導入した措置だが、法的な根拠が疑問視されていたこともあり、今年の9月5日にトランプ政権が、来年3月をメドに廃止する方針を明らかにしたばかりだった。

「あの仇敵と手を組むために、いったいどこまで譲ってしまったのか」。不法移民への厳しい主張で知られるトランプ大統領と、それに真っ向から反対してきた民主党の指導部が結んだ取引は、2大政党の支持者を驚愕させた。DACAでは保護されない若年以外の不法移民はどうなるのか。厳しい国境警備策を受け入れる必要はあるのか。混乱に陥ったペロシ院内総務の集会の背景には、関係者による疑心暗鬼の高まりがあった。

困惑しているのは、共和党も同じである。融通無碍に繰り出すトランプ流のディール術に翻弄されている。何しろ、ディールが本格化したのはここ最近。それまでのトランプ大統領は、オバマケア改廃や税制改正などの重要課題において、一貫して議会共和党に主導権を握らせてきた。民主党と手を組む気配は、ほとんど感じられなかったのが現実である。

ところが9月に入り、状況は一変する。先駆けとなったのが、財政協議の決着だ。トランプ大統領は、議会が約1カ月の夏季休会を終えた翌日の9月6日に、いきなり議会民主党指導部と財政協議でディールを結んだ。

合意されたのは、来年12月までの暫定予算と債務上限の適用停止である。予算と債務上限は9月末までに立法化しなければならない課題であり、いずれも協議の難航が予想されていた。ところがトランプ大統領は、ギリギリまで粘る様子もみせず、民主党の要求を丸飲みする形で、あっさりと取引に応じた。ハリケーン・ハービーの復興予算が急がれていたとはいえ、あまりにあっけない幕切れだった。

慌てふためく共和党

慌てたのは共和党だ。「小さな政府」を信奉する共和党には、債務上限の引き上げに懐疑的な議員が多い。議会共和党の指導部は、政治的に困難な投票の機会をできるだけ少なくするために、少なくとも来年11月の中間選挙より先まで債務上限を適用停止にしたかった。

トランプ大統領の民主党との取引は、これで終わらなかった。驚愕の財政協議から、わずか1週間後に実現したのが、前述のDACAと国境警備強化の取引である。

4697とはずがたり:2017/09/27(水) 12:34:18
>>4696

強硬な不法移民対策は、トランプ大統領の選挙公約の主軸だった。そのトランプ大統領が、選挙中には廃止を提唱していたDACAについて、国境警備の強化さえ実現できれば、持論であるメキシコ国境への壁の建設問題と切り離しても延長に応じる方針を示したというから大変だ。不法移民に厳しい共和党議員の間に、「とてもついていけない」という雰囲気が広がったのも無理はない。

重要課題である税制改革も、気になる動きがある。これまで、税制改革の素案作りは、もっぱらトランプ政権と共和党の間で進められており、民主党は話し合いから排除されてきた。ところがここにきてトランプ政権は、民主党議員からも賛同を募るような気配をみせている。トランプ大統領が、富裕層減税を圧縮して、中低所得者向け減税に照準を合わせ直すような発言を繰り返しているのも、民主党を意識してのことだろう。

それだけでなく、トランプ政権は、かねてから議会共和党が熱望していた相続税の撤廃についても、富裕層優遇との民主党の批判を受けてか、必ずしも撤廃にこだわらない意向を示し始めている。27日に発表される予定の税制改革骨子では、共和党の支持が強い富裕層減税を堅持する見込みだが、審議の進み具合によっては、富裕層減税を見直し、民主党に手を伸ばす可能性は消えていない。

このように、こう着した党派対立の枠組みを飛び越えられるのは、トランプ大統領ならではの特色である。かつては民主党支持者だったこともあるトランプ大統領は、所属政党である共和党への忠誠心が極めて低い。選挙戦当時を振り返っても、それほど富裕層減税に乗り気ではなかった点など、民主党に歩み寄れる余地はあった。

トランプ大統領のディール術が、こう着する米国政治へのカンフル剤になっているのは間違いない。これまで内紛などで成果を示せなかった議会共和党も、トランプ大統領が民主党に歩み寄るのを見れば、改めて結束を強める必要性を認識しているはずだ。一方の民主党にも、議会の少数党でありながら、政策の方向性に影響を与えられる可能性が生まれてきた。

そもそも、党派対立が行きすぎ、超党派での柔軟な意思決定ができないのは、ここ数年の米国政治の弱点だった。財政協議のように、いずれは妥協しなければならないにもかかわらず、支持者に納得感を与えるために期限ギリギリまで交渉を続けるのも、党派対立の激化から来る悪弊だったと言わざるをえない。

オバマケアの改廃に突き進む不思議

とはいえ、トランプ流のディール術は諸刃の剣である。いずれの政党からも、愛想を尽かされてしまうリスクは否定できない。民主党に歩み寄りすぎれば、共和党の議員はトランプ大統領への忠誠心を失いかねない。他方の民主党にしても、冒頭にあげたペロシ院内総務の集会に明らかなように、支持者のトランプ不信は根強く、歩み寄るにも限度がある。来年の中間選挙を考えても、結局は対立しなければならない政党であり、トランプ大統領とすれば、民主党だけに頼った政権運営はありえない。

トランプ大統領には、それぞれの政党をうまく刺激しつつ、成果を手に入れるデリケートな議会対策が必要とされるわけだが、そこまでの戦略があるかどうかは不透明だ。象徴的なのが、これも突如として再燃したオバマケアの改廃問題である。

米国では、オバマケアの改廃法案が、改めて議会で取り上げられようとしている。7月には議会での可決に失敗していたが、最後のチャンスとばかりに共和党内で支持が高まっている。トランプ政権も、国連総会でニューヨークに滞在していたマイク・ペンス副大統領を、わざわざ議会対策のために首都ワシントンに日帰りさせるなど、議会対策に本腰を入れてきた。

いうまでもなく、オバマケアの改廃には、民主党が強く反対している。強引に推し進めようとすれば、DACA問題などでの協調路線に悪影響が出るのは間違いない。目先の成果を貪欲に取りに行く以外に、どのような戦略がトランプ政権にあるのか、読み解くのは難しい。

突如として浮上したトランプ流のディール術で、米国の政治がダイナミックに動き出すのか。それとも、一層の混乱が待ち受けているのか。米国の政治は、面白い局面に差し掛かっている。

4698チバQ:2017/09/27(水) 12:48:00
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-170927X641.html
トランプ氏の支持候補敗れる=上院補選の予備選決選投票―米共和

11:55

 【ワシントン時事】米南部アラバマ州で26日、上院補欠選挙の共和党予備選決選投票が行われ、米メディアによると、ロイ・ムーア元同州最高裁長官が勝利を決めた。トランプ大統領や党主流派が支持したルーサー・ストレンジ上院議員は敗れ、政権にとって打撃となった。

 ムーア氏は12月、民主党候補との本選に臨む。共和党主流派候補の敗退は、トランプ政権が目指す医療保険制度改革(オバマケア)の改廃や税制改革などの審議に影響を与える可能性もある。

4699チバQ:2017/09/27(水) 12:49:28
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170927_11017.html
衆院選宮城>自民県連、2区秋葉氏の公認申請せず 党本部に一任

09:45

 衆院選で自民党宮城県連は26日、宮城2区の現職で6選を目指す秋葉賢也氏(55)について、同日締め切られた党本部への公認申請を見送った。2区内の仙台市宮城野、若林、泉3区の市議が公認候補差し替えを主張し、溝が埋まらなかった。県連は党本部に対応を一任する。
 党本部への申請には秋葉氏が居住する泉区支部の推薦書が必要だが、支部は提出しなかった。県連は26日夜、2区を「公認未決定選挙区」として党選対本部に報告した。
 泉区支部は26日午前、区内で臨時役員会を開催。秋葉氏に出席を要請したが、同氏は東京で開かれた党政務調査会を優先し役員会を欠席した。出席者によると、秋葉氏の秘書が約2分間の動画メッセージを持参。秋葉氏は「一生懸命頑張る」との趣旨を述べたというが、役員らは納得しなかった。
 役員会後、斎藤範夫支部長は「2区の選挙態勢から県議、市議が除外され、党勢拡大もできない。改善を求める具体的な回答を秋葉氏に求めたが、納得できるものがない」と話した。
 2区には、元衆院議員の県議鎌田さゆり氏(52)が民進党公認で立候補する予定。共産党は新人を擁立したが、野党共闘の成立で取り下げる見通し。

4700とはずがたり:2017/09/27(水) 14:20:56

オバマケア改廃、採決見送り=米上院
時事通信社 2017年9月27日 07時53分 (2017年9月27日 14時12分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20170927/Jiji_20170927X621.html

 【ワシントン時事】米共和党の上院議員は26日、トランプ米大統領が公約した医療保険制度改革(オバマケア)改廃に向けた新法案の採決を見送ったことを明らかにした。可決に必要な過半数を確保できなくなったため。米メディアが報じた。
 上院は7月末にも別のオバマケア改廃法案を否決しており、今回の採決見送りはトランプ政権の政策運営に改めて打撃となりそうだ。

4701チバQ:2017/09/27(水) 19:57:18
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20170928k0000m030046000c.html
<米アラバマ州>応援候補合戦でバノン氏側が勝利
19:39毎日新聞

 【ワシントン高本耕太】米南部アラバマ州で26日、連邦上院補欠選挙の共和党候補を選ぶ決選投票が実施された。トランプ大統領や党主流派が推したストレンジ上院議員を、バノン前首席戦略官が支援したムーア元同州最高裁長官が破り12月に投開票される民主党との本選進出を決めた。米メディアは、トランプ氏と8月にホワイトハウスを去ったバノン氏の「代理戦争」と呼び注目していた。

 補選は議席を持っていたセッションズ議員(共和)がトランプ政権の司法長官に就任したことに伴うもの。補選までの暫定任期をストレンジ氏が務めている。

 ここ最近、共和党主流派との亀裂が指摘されるトランプ氏だが、医療保険制度改革(オバマケア)改廃や税制改革など重要公約政策の実現に向け、党内多数派確保のため主流派が推すストレンジ氏支援に回った。22日には自ら応援演説のため選挙区に入るなど肩入れしていた。一方、バノン氏は、キリスト教に基づく統治や軍隊による国境警備強化など過激な政策を掲げる保守強硬派のムーア氏を後押しした。

 26日夜、ムーア氏陣営で演説したバノン氏は選挙結果を「革命」と表現。トランプ氏批判は避けつつも「支配階級との戦い」の継続を宣言した。来年秋の中間選挙でバノン氏の支援を受ける反主流派候補が勢力を拡大するとの見方が出ている。

4702チバQ:2017/09/27(水) 21:04:30
https://www.cnn.co.jp/usa/35107888.html
アラバマ上院補選の共和党予備選、バノン氏擁立の候補が勝利
2017.09.27 Wed posted at 18:32 JST
アラバマ州モンゴメリー(CNN) 米南部アラバマ州の上院補欠選挙に向けた共和党予備選の決選投票が26日に実施され、バノン前大統領首席戦略官が擁立した保守強硬派のロイ・ムーア氏が、トランプ氏の支持を受けるルーサー・ストレンジ氏を抑えて勝利を確実にした。
州当局が発表した午後11時すぎ、開票率92%の時点の得票率は、ムーア氏の55%に対してストレンジ氏が45%だった。
保守的なキリスト教福音派のムーア氏は、勝利祝賀会で早速、「善の根源は全能の神」と述べるなど、宗教色の濃い演説で目を引いた。
ストレンジ氏は午後8時半すぎに敗北を認め、トランプ氏やペンス副大統領らの支援に感謝すると述べた。
補選はセッションズ司法長官の上院議員辞任を受けて12月に実施される。空席となった議席には暫定的にストレンジ氏が指名され、トランプ氏や党主流派の強力な支持を受けて予備選に臨んでいた。
これに対してムーア氏を強く推していたのは、大統領選でトランプ陣営の指揮を執り、政権発足後は首席戦略官を務めながら先月解任されたバノン氏。トランプ氏にバノン氏が挑んだ対決で、バノン氏が1勝を挙げた形だ。
ムーア氏は選挙戦で、キリスト教中心の政策を掲げてきた。州最高裁長官在任中に宗教問題で裁判所との対立を繰り返し、2回にわたって退任に追い込まれた経歴を持つ。
12月の補選本選では、連邦検事の経験を持つ民主党候補のダグ・ジョーンズ氏とムーア氏が争うことになる。アラバマ州は伝統的に共和党の地盤だが、ジョーンズ氏は自分こそ「住民が誇れる人格を備えた候補」だと自信を示している。

4703チバQ:2017/09/28(木) 19:21:28
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-170928X825.html
トランプ氏、黒人の支持率2%=経済・テロでは評価も―米世論調査
14:09時事通信

 【ワシントン時事】米キニピアック大が27日に公表した世論調査結果によると、トランプ大統領に対する黒人の支持率はわずか2%で、93%が不支持と回答した。南部バージニア州で8月に起きた白人至上主義者と反対派の衝突について「双方に非がある」などと発言したトランプ氏に、黒人の大多数は反感を覚えているようだ。

 調査は今月21〜26日、1412人を対象に電話で行われた。調査対象全体では、トランプ氏の支持率は前月比1ポイント上昇し36%、不支持率は2ポイント低下し57%だった。

 支持率は共和党支持者で79%だったのに対し、民主党支持者では3%と、支持政党によって大きな差が出た。男女別では男性42%、女性32%。白人男性と高卒以下の白人ではそれぞれ50%で、不支持率より高かった。

 政策分野別の支持率を見ると、政権が「米国人の雇用拡大」を掲げる経済政策は48%、テロ対策は47%で、ともに不支持率を上回った。一方、外交政策と移民政策はそれぞれ38%、環境政策は34%で、いずれも不支持率の方が高かった。

4704チバQ:2017/09/28(木) 19:21:41
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017092800254&amp;g=int
米入国制限、なぜチャド?=トランプ氏にAU抗議


 【アディスアベバAFP=時事】アフリカ連合(AU)は27日、声明を出し、トランプ米大統領が入国禁止対象にチャドを加えたことに対し「サハラ砂漠一帯で対テロ戦に協力してきたのに、当惑している」と抗議した。チャド軍は米軍としばしば緊密に連携し、ナイジェリアのイスラム過激派ボコ・ハラム掃討戦を担っている。
 トランプ大統領は24日、チャドを禁止対象に含めると発表した際「対テロ戦の重要かつ価値あるパートナーだ」とチャドの役割を認めた。しかし「チャド国内やその周辺にいくつもテロ集団が存在する」と指摘。「国民の安全とテロ情報を十分に共有する関係ではない」と切り捨てた。(2017/09/28-07:30)

4705とはずがたり:2017/09/30(土) 11:50:26

2017.9.30 08:37
【トランプ政権】
プライス米厚生長官が辞任 チャーター機で公費4500万円、政権初の閣僚辞任
http://www.sankei.com/world/news/170930/wor1709300020-n1.html

 【ワシントン=加納宏幸】米ホワイトハウスは29日、プライス厚生長官が辞任したと発表した。トランプ政権で閣僚が辞任するのは初めて。プライス氏が国内出張でプライベートジェット機をチャーターして多額の公費を使ったことにトランプ大統領が不快感を表明していた。事実上の解任とみられ、公費乱用への批判をかわすとともに医療保険制度改革(オバマケア)改廃が難航していることの責任を負わせた形だ。

 米政治メディアのポリティコによると、プライス氏は5月以降の26回の国内出張に少なくとも計40万ドル(約4500万円)を費やしたとされる。このほか外国出張にホワイトハウスの許可を得て軍用機を使用しており、プライス氏や妻の出張費用の総額は100万ドル以上に上るという。

 私用と受け取られかねない目的地もあって批判を浴び、プライス氏は28日、プライベートジェット機の使用を陳謝し、費用の約5万2千ドルを国庫に返納すると発表した。

 だが、トランプ氏は29日、記者団に「(プライス氏に)失望している。政権は貿易交渉によって数億ドルを節約しようとしているところだ」と述べ、プライス氏の公費使用は不適切であるとの認識を示していた。

 トランプ政権ではムニューシン財務長官が自身の新婚旅行に政府専用機を利用させるよう求めたとされることが報じられるなど、閣僚の航空機使用をめぐる問題が相次いで表沙汰になり、米下院監察・政府改革委員会は閣僚らの出張に関する調査を始めた。

4706チバQ:2017/09/30(土) 15:50:41
https://www.jiji.com/sp/article?k=2017093000205&amp;g=int
トランプ米大統領、厚生長官を事実上更迭=チャーター便乱用で

2017年09月30日09時08分

米国のプライス厚生長官=28日、ワシントン(AFP=時事)

 【ワシントン時事】米ホワイトハウスは29日、空路で出張に出る際にチャーター便を頻繁に利用し、国民の猛反発を浴びていたプライス厚生長官がトランプ大統領に辞表を提出し、受理されたと発表した。トランプ氏は解任をほのめかしてきた経緯があり、事実上の更迭とみられる。
 トランプ政権の閣僚が不祥事で辞めたのは初めて。トランプ氏は発表直前、「プライスはいい男だ」としながらも、「失望した。この政権は交渉によって何億ドルも節約する政権だ」と記者団に語った。プライス氏は辞表に「残念に思う」と記した。
 米政治専門紙ポリティコによると、プライス氏は5月以降、可能な場合は定期便を使うよう求める連邦政府の内規に反し、高額なチャーター便を少なくとも計26回利用。チャーターには計40万ドル(約4500万円)以上かかったとみられ、政権内で歳出削減を声高に主唱してきたプライス氏の「無駄遣い」に批判が一気に高まった。
 これを受け、プライス氏は28日、費用の一部として5万1887ドル(約580万円)を連邦政府に返金。同時にチャーター機を今後は使わないと宣言したが、50万ドル(約5600万円)以上かけて軍用機でアジアなどに出張していたことも新たに判明し、反発は強まる一方だった。 
 トランプ政権ではほかにも、ムニューシン財務長官やジンキ内務長官、プルイット環境保護局長官の航空機の使い方に批判が出ている。

4707チバQ:2017/09/30(土) 15:51:30
https://www.jiji.com/sp/article?k=2017093000394&amp;g=int
トランプ氏、支持層の反発懸念=くすぶるチャーター便問題

2017年09月30日15時26分

トランプ米大統領=9月29日、ワシントン(EPA=時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は29日、高額なチャーター便の乱用が発覚して批判を浴びていたプライス厚生長官を事実上更迭した。放置すれば「腐敗の一掃」という金看板に疑問符がつき、コアな支持層の反発を招きかねないとの懸念からだ。ただ、同様の問題は他の閣僚にも浮上しており、火種はくすぶりそうだ。

〔写真特集〕トランプ大統領に切られた人々〜お前はクビだ!〜

 「失望した。この政権は交渉で何億ドルも節約する政権だ」。トランプ氏は29日、記者団に、プライス氏による税金の「無駄遣い」への不快感を隠さなかった。解任を決断するかと問われると「恐らくきょうだ」と応じた。プライス氏の「辞任」発表はその約1時間後だった。
 政治専門紙ポリティコなどによると、プライス氏は電車に乗れば72ドル(約8000円)で往復できる距離を2万5000ドル(約280万円)のチャーター便で移動。なじみのリゾート地へ足を運んだり、息子と昼食を取ったりするためにチャーター便を使ったとみられるケースもあった。
 軍用機で海外出張したケースと合わせると、5月以降に航空便に使った経費は100万ドル(約1億1000万円)以上。トランプ政権は国民の反発に危機感を強め、プライス氏の辞任後、ケリー大統領首席補佐官の承認なしにはチャーター便を使わないよう各省庁に通知した。
 しかし、混乱が収まる気配はない。ジンキ内務長官やプルイット環境保護局長官もチャーター機や軍用機を複数回手配していたことが発覚。ムニューシン財務長官に至っては、政府専用機によるケンタッキー州への出張は皆既日食の観賞目的だったという疑惑まで持ち上がっている。
 閣僚の「無駄遣い」は共和党も問題視しており、連邦議会で追及する構え。民主党は声明で、トランプ氏が29日、「失望」発言の後に大統領専用機でニュージャージー州のゴルフクラブへ向かったことに触れ、「納税者を食い物にする政権の体質はトップまで浸透している」とこき下ろした。

4708チバQ:2017/09/30(土) 19:27:04
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-170930X134.html
ハリケーン対応、連邦政府に批判=全島停電で被害拡大懸念―米プエルトリコ

14:22

 【ワシントン時事】カリブ海北東の米自治領プエルトリコが大型ハリケーンに見舞われ、電力供給が停止するなど大きな被害が出ている。完全復旧には長期間を要するとみられる中、連邦政府の対応の遅さに批判が噴出。トランプ大統領は「政治問題化」を回避するため、被災地支援は進んでいると強調している。

 大型ハリケーン「マリア」がプエルトリコを直撃したのは9月20日。これまでに少なくとも16人が死亡したほか、発電施設が被災し全島が停電した。小型発電機の燃料供給が滞り、医療機器が使えなくなった病院が続出した。人的被害が大幅に拡大しかねないと懸念が広がっている。

 連邦政府は被災対応で軍など約1万人の要員を投入している。しかし、8月に大型ハリケーンが直撃したテキサス州などと違い、空路と海路でしか現地入りできないこともあって、救援物資搬入は遅れ気味だ。民主党のブルメンタール上院議員は、ツイッターで「不適切な対応のために、マリアは人災となっている」と批判した。

 政府高官の軽率な言葉も、被災地の怒りを増幅させた。現地入りしたデューク国土安全保障長官代行は29日、「これだけの災害で死者が限られていることは、いいニュースだ」と発言。首都サンフアンのクルーズ市長は、CNNテレビで「(病院が機能せず)人が死につつあるのに、どこがいいニュースだ」と反発した。

4710チバQ:2017/10/02(月) 20:20:56
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017100200779&amp;g=int
米ラスベガスで乱射、50人超死亡=200人負傷、コンサート中-容疑者死亡



1日、米ネバダ州ラスベガスで、銃声を聞きコンサート会場から逃げる人々(AFP=時事)
 【ロサンゼルス時事】米西部ネバダ州ラスベガスで1日夜(日本時間2日午後)、数万人が集まるコンサート会場を狙った乱射事件があり、地元警察によると、50人以上が死亡、200人以上が負傷した。容疑者の男は死亡したという。警察は単独犯とみて動機などを調べている。

 事件は、高級ホテル「マンダレイ・ベイ・リゾート・アンド・カジノ」近くで発生した。カントリー音楽の野外コンサートが開かれており、犯人はホテル32階から会場に向けて無差別に発砲した。ABCテレビは目撃者の話として、銃撃は約5分間続いたと伝えた。

 ロイター通信などによると、警察は地元出身の男を容疑者と特定。特殊部隊との銃撃戦の後、客室で男が死亡したのを確認した。警察は、過激派とのつながりはないという見方を示した。また、容疑者の男と一緒にいた女の顔写真を公開し、行方を追っている。
 ツイッターに投稿された乱射時のものとみられる映像では、演奏中に無数の銃声が聞こえ、コンサートが中断。しばらくして再び銃声が鳴り響き、観客らはその場に伏せたり、隠れる場所を探し回ったりした。
 事件を受け、マッカラン国際空港はすべての発着便を見合わせた。在サンフランシスコ日本総領事館によると、これまでに日本人が巻き込まれたという情報はない。
 世界では近年、警備が手薄で不特定多数の人が集まる「ソフトターゲット」を標的としたテロなどが相次いでいる。コンサート会場を巻き込んだ事件では、2015年11月にパリ同時テロが発生。今年5月には英マンチェスターで米女性歌手アリアナ・グランデさんの公演が狙われた。(2017/10/02-19:59)

4711チバQ:2017/10/02(月) 20:22:04
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017100200962&amp;g=int
響く銃声、逃げ惑う若者=秋の音楽祭、一転惨事に-米



2日未明、米ラスベガスの銃乱射事件現場近くに駆け付けた警官と救急隊員(AFP=時事)
 【ロサンゼルス時事】逃げ惑う若者、散乱するペットボトル。米ラスベガスで1日、秋風を楽しむ3日間の野外音楽フェスティバルが一転、惨事と化した。犯人は隣接するホテルのバルコニーから観客を狙い撃ちしたとみられ、会場は恐怖と怒りに包まれた。
〔写真特集〕米ラスベガスで銃乱射

 音楽フェスは「ルート91」と呼ばれる米国で最大級のカントリー音楽の祭典。インターネットに投稿された動画によると、バンドの軽快な演奏に観客が体を揺らす中、突如「タタタタタ、タタタタタ」と乾いた銃の連射音が響いた。
 「何てことだ」。立ち見の観客は凶弾がどこから飛んでくるかも分からず、体を伏せるので精いっぱい。乱射は何度も続く。男性の叫び声と女性の悲鳴が交差する中、一部が「今だ、逃げろ」と駆けだした。
 上空を飛行するヘリコプターのごう音に包まれる中、ある男性は現場から交流サイトに投稿した動画で「(事件を起こした犯人は)狂っている」と吐き捨てるように言った。(2017/10/02-18:28)

4712チバQ:2017/10/02(月) 22:21:44
http://www.sankei.com/world/news/171002/wor1710020031-n1.html
2017.10.2 20:00

米ラスベガスで銃乱射 50人死亡、200人以上負傷「米国史上最悪の銃乱射事件」
【ロサンゼルス支局】米西部ネバダ州ラスベガス中心部にあるカジノホテルで1日深夜(日本時間2日午後)、男が銃を乱射する事件があり、米CNNテレビによると、少なくとも50人が死亡、200人以上が負傷した。容疑者の男は警察に射殺された。CNNは、「米国史上最悪の銃乱射事件だ」と伝えた。

 ラスベガスは、カジノなどで知られる世界有数の観光都市。日本人観光客にも人気がある。被害者らの国籍や、日本人が巻き込まれていないかなどは不明。死者数はさらに増える可能性がある。

 現地からの報道によると、現場はラスベガス中心街にある「マンダレイ・ベイ・ホテル」の屋外イベント会場。事件当時はカントリーミュージックのコンサートが行われていた。地元警察は、男がホテルの上層階から会場に向けて銃を乱射したと明らかにした。

 観客がツイッターなどに投稿した動画では、ギターなどの音に混じって銃声が響いているのが確認できる。会場は大混乱に陥った。

 ロイター通信が地元警察の話として伝えたところでは、男は地元出身で、単独犯とみられる。男の宗教的背景などは不明だが、警察は、何らかの武装グループと関係している可能性は低いとしている。ルームメイトのアジア系女性が男に同行していたとの情報もあり、警察が調べている。

 米国では銃乱射事件が繰り返されており、昨年6月にはフロリダ州のナイトクラブが襲撃され49人が死亡した。

4713チバQ:2017/10/03(火) 20:50:29
http://www.sankei.com/world/news/171003/wor1710030017-n1.html
2017.10.3 07:07
【ラスベガス銃乱射】
抜本的な銃規制、難しく
【米ラスベガス銃乱射】

 米国は合衆国憲法修正第2条で国民の「武器を保有し、携行する権利」を保障する銃社会であり、抜本的な銃規制は難しい。逆に、米ネバダ州ラスベガスでの銃乱射のような事件があると自衛のためにも銃保有が必要という議論が起き、将来の規制を見越して銃の販売が増える傾向にある。

 米国では約3億2千万人の人口を上回る数の銃を民間が保有しているとされ、自殺や事故を含めて年間約3万人が銃で命を落とす。乱射事件が起きるたびに銃規制が争点になる。

 銃規制に熱心だったオバマ前大統領は2012年12月に東部コネティカット州の小学校で起きた乱射事件を受けて連邦法の制定を試みたが議会側の反対で頓挫。15年に大きな乱射事件が続いたのを踏まえて、大統領令で銃規制策を打ち出した。しかし、オバマ氏の銃規制策はインターネットやフリーマーケットを通じて銃を販売する業者に取引免許の取得を義務付け、購入者の身元調査を拡大する内容で抜本的な改革とは言い難い。1990年代の有名な銃規制法「ブレイディ法」も購入者の身元調査の厳格化に主眼が置かれている。

 トランプ大統領は銃規制に熱心なオバマ氏を強く批判。今年4月には銃保有の権利を主張する共和党の有力支持団体、全米ライフル協会(NRA)の年次総会で権利を守ると約束した。銃規制は自らの支持基盤を裏切ることになるため、トランプ氏が今回の銃乱射を踏まえて規制強化を打ち出すかは不透明だ。(ワシントン 加納宏幸)

4714チバQ:2017/10/05(木) 11:43:54
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20171005k0000e030216000c.html

<米国>ティラーソン国務長官が辞任否定 緊急会見

10:36

会見するティラーソン米国務長官=AP

(毎日新聞)

 【ワシントン会川晴之】ティラーソン米国務長官は4日午前、国務省で緊急会見し、トランプ米大統領との路線対立を理由とする辞任説を否定した。ティラーソン氏は「一度も辞任を考えたことがない」と述べた。トランプ政権では、ティラーソン氏のほか、経済政策の要のコーン国家経済会議(NEC)委員長が8月に一時、辞任を検討したと伝えられるなど波乱が続いている。

 米NBC放送は4日朝、ティラーソン氏が今夏に辞意を固めたものの、ペンス副大統領の説得で職にとどまったなどと辞任説を伝えた。会見はこの報道を否定するために開かれた。NBCはティラーソン氏が7月下旬の安全保障担当者との会合で、トランプ氏を「能無し」と激しく批判したことなどを伝えた。

 ティラーソン氏は会見で辞任説を否定したほか、「ペンス副大統領から説得を受けたこともない」などと述べ、報道を完全否定した。またトランプ大統領もツイッターに「フェイクニュースだ」と書き込み、NBCに国民に謝罪するよう求めた。ペンス氏やナウアート国務省報道官も相次いで報道を否定した。

 ただ外交政策をめぐっては大統領と国務長官の発言の違いが目立つ。ティラーソン氏は9月末、北朝鮮の核・ミサイル開発問題を解決するため、複数のチャンネルで北朝鮮との外交交渉を模索していると記者団に明かした。これに対しトランプ氏は今月1日、「(北朝鮮と)交渉を試みるのは時間の無駄だ」などと投稿、ティラーソン氏の試みを完全否定した。イラン核合意をめぐっても、トランプ氏は「史上最悪の合意」と合意からの離脱を模索するのに対し、ティラーソン氏は離脱は米外交政策への影響が大きすぎるとして反対していると伝えられている。

4715とはずがたり:2017/10/08(日) 12:07:31
2017年10月4日 / 16:22 / 3日前
コラム:米銃器産業、トランプ政権下で陥った「意外な苦境」
https://jp.reuters.com/article/usa-trump-breakingviews-idJPKCN1C90M5?rpc=122
Rob Cox

[ニューヨーク 14日 ロイター BREAKINGVIEWS」 - 優雅なメッセージの発信は、もとより全米ライフル協会(NRA)の得意とするところではない。それにしても、ここ数カ月、この米銃器産業の「最大の広告塔」から聞こえてきたのは、これまでになく耳ざわりな叫びだ。

30年ぶりに大統領としてNRAの年次総会で演説を行ったトランプ氏による前例のない後押しがあるにもかかわらずだ。

米軍最高指揮官のトランプ大統領は4月、アトランタでNRA幹部や同会員に向かい、「皆さんは私の力になってくれた。私も皆さんの力になろう」と語った。「米国憲法修正第2条に定める、(国民による武装の)自由に対する8年に渡る攻撃は、完全な終焉を迎えた」

だが、他にも米大統領選でのトランプ勝利とともに終わったものがある。それは、銃器セクターにとっての強気相場だ。同セクターの抱える苦痛は明らかで、9月半ばまでに各メーカーの業績下方修正や、アウトドア用品専門の小売企業にも株価下落や倒産が見られた。

トランプ氏はここ数十年で最もNRA寄りの大統領だ。しかし、まさにその点が問題なのだ。

銃器関連の販売は、2008年に民主党のバラク・オバマ氏が、史上初めてのアフリカ系米国人大統領として選出されて以来絶好調だったが、トランプ大統領の登場を機に急ブレーキがかかった。

銃器メーカーのスターム・ルガ(RGR.N)のキロイ最高経営責任者(CEO)は、最新の四半期で利払い・税・償却前利益(EBITDA)が44%低下したことについて、次のように説明した。

「われわれはとにかく、顧客に対して、射撃場に戻り、多少なりとも弾薬を使い、射撃というスポーツを楽しみ、また銃砲店に戻るよう促すべきだ。将来的に禁止されるかもしれないと考えるからではなく、娯楽のために、さらに何丁か買ってもらえるようにしなければならない」

言い換えれば、銃器購入者は、もはや政府のやっかいな銃砲規制主義者を恐れる必要はない。しかし、そのことがまさに銃器販売に打撃を与えているのだ。米連邦捜査局(FBI)によれば、2017年1─8月に行われた銃器購入に伴う身元調査数は、前年同期に比べ160万件も減少しているという。

それでも、今年これまでに販売された銃器数は2010年通年の総数をすでに上回っている。8月にバージニア州シャーロッツビルで行われたネオナチ集会とそれに伴う暴力事件が、少なくとも一時的には追い風になったのかもしれない。8月の身元調査件数は前年同月よりも4%多かった。だがそれでも、米国の一般消費者向け銃器産業にとっては悲惨な状況が続いている。

アメリカン・アウトドア・ブランズ(AOBC.O)の四半期損益報告書を見てみよう。かつてはスミス&ウェッソンと呼ばれていたマサチューセッツ州スプリングフィールドの銃器メーカーだ。

同社は今年1月に社名変更し、銃器専業を脱し、他の本格的なアウトドアレジャー用品に向けた多角化に着手した。最近では、釣った魚をさばくナイフを製造するブッバ・ブレイドを買収している。

アメリカン・アウトドア・ブランズの業績で特に目を引くのは、財務状況の急速な悪化だ。7月までの3カ月間で、前年同期の3500万ドル(約39億円)の黒字から、200万ドルの赤字へと転落。売上高は38%急減した。バランスシートも悪化しており、キャッシュも前期から3分の1減った4300万ドルとなり、負債総額は11%増の2億4000万ドルとなった。

4716とはずがたり:2017/10/08(日) 12:07:59
>>4715-4716
業績発表の以前から、上場している銃器メーカーとしては最大手の同社について投資家から警戒の声が上がっていた。

何しろ8月には、ディックス・スポーティング・グッズ(DKS.N)の時価総額が2割も低下している。ハンティング関連用品が、同社の表現によれば「不合理に」値引き販売されたことが原因だ。ディックスの小売部門におけるライバルだったガンダー・マウンテンは5月に倒産し、在庫となっていた銃器が大量に市場放出された。

それでも、アメリカン・アウトドア・ブランズの株主はショックを受けている。同社株価は、9月半ば時点で銃器販売が急増する契機となった2012年12月のサンディフック小学校における銃乱射事件以前の水準付近に戻ってしまった。同社の時価総額は、銃規制を支持するヒラリー・クリントン氏が敗れた大統領選の前日水準に比べ、半分にまで落ち込んでいる。

トランプ大統領も、NRAを支援する銃器メーカーの役に立っていない。「ガイドスター」で公開されているなかで最も新しい2015年のNRA納税申告書では年間収入が3億3700万ドルに達しているが、そのうち銃器メーカーからの寄付はかなりの部分を占めている。だがNRAは、トランプ候補が支持を集めるための「敵」の1つを生み出す、つまりメディアを敵に回すうえで、一定の役割を演じている。

最近公開された一連の動画のなかで、NRAの広報担当者はカメラに向かって毒づいた。「彼らは自分のメディアを使って真実のニュースを抹殺した」とジャーナリズム専門学校を中退したダナ・ローシュ氏は不満を漏らすと、画面はマンハッタンのニューヨーク・タイムズ本社の画像に切り替わった。

また、「米国憲法修正第1条を、修正第2条に対する武器にしてしまった」と非難を爆発させたNRAのウェイン・ラピエール会長は「メディアが真実を主張するのは、泥棒の所業と変わらない」と語った。

こうしたわざとらしい演技は本来は必要ないはずだ。何しろラピエール会長はホワイトハウスでいつでも歓迎される立場であり、上下両院で過半数を占める共和党はNRAを支援する議員で溢れているのだから。

だがラピエール会長の怒りは、銃器産業に対する支持が、主にオバマ前政権時代に銃器を買いだめした銃保有家庭の3分の1程度から大きく伸びていない状況を象徴している。

妻がトランプ大統領により国立公園局の慈善部門役員に任命されたラピエール会長は、こうした言葉のアピールだけでなく、立法措置も推進している。NRAの課題には、連邦政府所有地約1200万エーカーにおいて、そして恐らくは全50州において、外部に露出しない形での銃器携行を容易にするための法案作成が含まれている。

この法案による措置の1つとして、消音装置に対する規制緩和が要求されている。また、消音装置について各州が独自の規制や課税を行うことも禁止される。

ヘラジカ狩りのハンターよりはイスラエル情報機関モサドの工作員にふさわしいとみられる銃機器に関する規制緩和は、「聴覚保護」規定とうたわれていたが、下院に提出されるより広範囲の法案である「スポーツマンの伝統とレクリエーション振興法」に盛り込まれた。

NRAとしては、たとえ実際の銃器の売り上げが伸び悩むなかでも支援者である銃器メーカーに対する業績貢献を続けるには、この種の立法府における小細工が1つの方法となる。

納得できないだろうか。では、もう一度アメリカン・アウトドア・ブランズの業績を見てみよう。

7月、同社は「ジェムテック」の名で知られるジェミニ・テクノロジーズの買収に合意した。それは、一般消費者、法執行機関、軍向けに、「世界一流の消音装置」や関連製品を提供する企業なのだ。

4717とはずがたり:2017/10/13(金) 21:49:37
2017年10月13日 / 17:44 / 4時間前更新
焦点:米民主党が勢い回復か、州議会選で巻き返し
http://jp.reuters.com/article/usa-politics-statehouse-idJPKBN1CI0UP
Letitia Stein
3 分で読む
[12日 ロイター] - 昨年の米大統領選の敗北を受けて党勢の立て直しを急ぐ米民主党が、このところ州議会の補欠選挙で相次いで勝利を収めている。こうした場がトランプ大統領の保守的なアジェンダに抵抗する新世代の候補者や活動家を試す機会となっている。

ニューハンプシャー州からオクラホマ州に至る州議会の補欠選で、民主党は、共和党議員が保有していた8つの議席を奪った。いずれも、ローカルな問題が争点となった投票率の低い選挙に、数百万ドルの選挙資金を投じた結果だ。これらの勝利は、トランプ氏に敗北し、自身の議席数が歴史的な低水準に落ち込んだ民主党が、いかに逆襲を願っているかを示している。

とはいえ、連邦議会における数千の議席を争う2018年の中間選挙まで、民主党がこの勢いを維持するのは簡単ではない、とロイターの取材に応じた約20人の民主党指導者や政治の専門家は語る。

「われわれは有能な候補者を十分に集め、時代に合った選挙戦を展開することができるだろうか」。民主党政治ストラテジストのサイモン・ローゼンバーグ氏はこう自問する。

民主党は将来の指導者をリアルタイムで試さなくてはならない状況だと同氏は指摘。「準備はできているのか。その答えは、まだ分からない、だ」

11月には、民主党は初期段階の示唆を得る。

最重要の試金石とみられているのは11月7日に行われるワシントン州議会の補欠選挙だ。ここでは、民主党の新人女性候補マンカ・ディングラ氏がシアトル郊外の選挙区で議席を狙う。勝利すれば、民主党は州議会を完全に掌握できる。

検察官で学校関係のボランティア活動にも力を入れるディングラ氏は、シーク教徒のインド系米国人。昨年の大統領選で、ビジネスマンのトランプ氏がベテラン政治家のヒラリー・クリントン氏を破ったサプライズが、政治に目覚めるきっかけとなった。

だがディングラ氏は、態度を決めていない有権者を前にした選挙演説では、大統領について触れないようにしている。

「トランプ氏に対するリアクションは、ボランティアを活性化させることで起きる。傍観者ではいられないと、私のように行動を起こした人がたくさんいる」

選挙ボランティアを申し出た人は、彼女のサイトを通じた申し込みだけで2000人近くとなり、民主党が言うところの「前代未聞の議会選挙への関心」を証明する形となった。

4718チバQ:2017/10/18(水) 20:29:43
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101800349&amp;g=int
米議員、麻薬政策局長の指名辞退=製薬会社との癒着報道で


 【ワシントン時事】トランプ米大統領から麻薬取締政策局局長に指名された共和党のトム・マリノ下院議員は、指名を辞退するとトランプ氏に伝えた。トランプ氏が17日、ツイッターで明らかにした。
 ワシントン・ポスト紙とCBSテレビのドキュメンタリー番組「60ミニッツ」の合同調査報道によると、マリノ氏は昨年、製薬会社からの要請で麻薬取締局の権限を弱める法整備を推進。この法律は、米国で社会問題化する医療用麻薬オピオイド中毒のまん延につながったとされる。
 報道を受けて、民主党を中心に指名撤回を求める声が高まり、トランプ氏も16日の記者会見で「真剣に受け止めている。トムを調べる」と語っていた。 (2017/10/18-08:45) 関連ニュース

4719とはずがたり:2017/10/19(木) 00:26:12
トランプ氏、マケイン氏に警告「私がやり返せばとんでもないことに」
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E6%B0%8F%E3%80%81%E3%83%9E%E3%82%B1%E3%82%A4%E3%83%B3%E6%B0%8F%E3%81%AB%E8%AD%A6%E5%91%8A%E3%80%8C%E7%A7%81%E3%81%8C%E3%82%84%E3%82%8A%E8%BF%94%E3%81%9B%E3%81%B0%E3%81%A8%E3%82%93%E3%81%A7%E3%82%82%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%AB%E3%80%8D/ar-AAtFhif#page=2
AFPBB News
11 時間前

【AFP=時事】米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は17日、共和党の重鎮ジョン・マケイン(John McCain)上院議員(81)が自身を非難したとみられる発言をしたことを受け、「私がやり返せば、とんでもないことになる」と警告した。

 トランプ氏とマケイン氏の関係は以前から険悪だったが、今回のトランプ氏の警告は両者の確執を再燃させるものだ。マケイン氏は16日夜、フィラデルフィア(Philadelphia)で開催された自身の生涯の功績をたたえるイベントで、トランプ政権が掲げる「米国第一主義」を激しく非難した。

 今年7月に脳腫瘍と診断されたマケイン氏は、「問題を解決するよりもスケープゴートを探そうとする人々がでっちあげたいいかげんで誤ったナショナリズムのために国際的なリーダーリップの義務を拒むことは、過去の使い古された教義への執着と同じくらい非愛国的だ」と述べた。

 これに対しトランプ氏は17日、保守派のクリス・プランテ(Chris Plante)氏が司会を務めるラジオ番組で「私はいつかやり返すので、人々は気をつけるべきだ」と述べ、マケイン氏に反撃。「私はとても温厚だ。だがいつかやり返す。そしてそれはとんでもないことになる」と警告した。

 マケイン氏はこの数か月、医療保険制度改革法(通称オバマケア、Obamacare)の改廃法案に2度反対するなど、トランプ政権をいら立たせてきた。

 トランプ氏の発言についてAFPに問われるとマケイン氏は一笑に付し、「私はやるべきことをやり、できる限り彼(トランプ氏)に協力し、アリゾナ(Arizona)州民のために必要なことをする」と語った。

 またトランプ氏が報復を示唆したことについては、「これまでの人生で非常に手ごわい敵ともやりあってきた」と述べるにとどまった。

【翻訳編集】AFPBB News

4720チバQ:2017/10/21(土) 10:12:25
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017102100279&amp;g=int
パウエル、テイラー両氏有力=イエレンFRB議長続投も-トランプ米大統領


 【ワシントン時事】トランプ米大統領は20日、FOXビジネステレビとのインタビューで、連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長人事に関し、イエレン議長(71)、パウエル理事(64)、テイラー・スタンフォード大教授(70)が有力候補者だと明らかにした。空席となっているもう一つの副議長ポストの同時指名も検討していると語った。
 トランプ氏はこの中で、議長候補がパウエル、テイラー両氏に絞り込まれたとの観測が出ていることに触れ、「イエレン議長が好きだ。大好きだ」と強調。来年2月に任期満了となるイエレン議長続投の可能性になおも含みを持たせた。
 トランプ氏はこの日、前日に続いてイエレン議長とホワイトハウスで面会。人事などについて話し合ったとみられている。アジア歴訪に出発する11月3日までに指名を発表する見通しだ。(2017/10/21-06:40)

4721とはずがたり:2017/10/31(火) 22:00:59
日本の検察官,此処迄の政治から独立した権限もってるのかねえ??

2017年10月31日 / 13:46 / 4時間前更新
焦点:ロシア疑惑で初起訴、モラー特別検察官の「本気度」
http://jp.reuters.com/article/usa-trump-russia-mueller-idJPKBN1D00E1
Karen Freifeld Jeff Mason Jan Wolfe

[ワシントン/ニューヨーク 30日 ロイター] - トランプ米大統領は、ロシアによる大統領選干渉疑惑と自身の選挙陣営との関連に絡む捜査で行われた初の起訴を一蹴した。だが今回の起訴は、ホワイトハウスやトランプ氏の側近らに、明確な意図を伝えた。モラー連邦特別検察官は本気だ、ということだ。


検察側は、トランプ陣営のポール・マナフォート元選挙対策本部長とリック・ゲーツ元代理人をマネーロンダリング(資金洗浄)などの罪状で起訴し、別の選挙顧問から罪を認める供述を確保。モラー検察官はこれにより、犯罪行為を捜査するため過去に深く切り込み、与えられた広範な捜査権限を積極的に行使する意思を明確にした。

ホワイトハウスは表向きには、一連の起訴は大統領やその選挙陣営には無関係だと表明したが、トランプ氏の側近の中には、モラー氏が次に何を、そして誰を狙うのか心配している人もいる。

「検察は、この捜査で関係者に接触する時にはその力を誇示し、本気だということを相手に知らしめている」と、元連邦検察官のパトリック・コター氏は言う。「だからもし検察から接触されたら、ちゃんと事情を説明した方がいい。マナフォートはそうしなかったから、今回のような事態になった」

マナフォートとゲーツの両被告は、マネーロンダリングのほか、脱税や米国に対する謀略などの罪で起訴された。2人は30日、罪状を否認した。

罪状を詳細に列挙した今回の起訴は、モラー氏による「先制の一撃」のように見える。

モラー氏は、2016年の米大統領選でのトランプ陣営とロシアの癒着の可能性を捜査していた連邦捜査局(FBI)のコミー長官がトランプ氏に解任されたことを受け、ローゼンスタイン副司法長官から特別捜査官に任命された。

モラー氏は、癒着疑惑のほか、「捜査の過程で浮かび上がるいかなる事案」についてでも、捜査をする権限が与えられている。

4722チバQ:2017/11/01(水) 22:01:38
http://www.sankei.com/world/news/171101/wor1711010028-n1.html
2017.11.1 11:03

復興の象徴の地区…NYマンハッタンで車突入 「またテロ…」学校も多くハロウィーン暗転

【ニューヨーク=上塚真由】米ニューヨークの中心部、マンハッタン南西部で車が突入した事件は、仮装姿の人でにぎわうハロウィーンの午後を暗転させた。現場は2001年の米中枢同時テロの跡地から近く、希望や復興の象徴ともいえる地区だけに、住民らは「またテロが起きるとは…」と表情を曇らせた。

 現場は、ハドソン川沿いを南北に走る自動車用の道路。容疑者の男は、ピックアップトラックを猛スピードで走行し、歩行者らを次々とはねた。直後に、警察官が駆けつけ、銃声が鳴り響いたという。

 近くの歩道橋から事件直後の状況を目撃したムハマド・ハンザさん(20)は「男は道路の真ん中で、銃のようなものを手に持って歩いていた。ショックだった」。現場は数ブロックにわたり通行止めとなり、国内外の多数のメディアが殺到した。事件発生から約1時間がたった後も、負傷者が救急車で搬送されるなど、ものものしい雰囲気に包まれた。
 近くには商業施設、高層ビルのほか、小学校や高校などの教育施設が立ち並ぶ。近くのコミュニティーカレッジに通う生徒らも事件後の様子を目撃。教室で試験勉強中だったエベニーズ・ジョンさん(18)は、「窓から見ると、道路が閉鎖され、多くの警察車両が駆けつけていた。子供たちが路上で泣いている姿が見えて、心が痛んだ。最初は子供たちのハロウィーンのいたずらかと思ったが、一瞬にして、ただ事ではないと感じた」。また、ビアンカ・ウィンストンさん(21)は「学校が多いエリアを狙うなんて…。ニューヨークでテロがまた起きたと思うと、悲しい」とおびえた様子で話した。

 現場近くの小学校に子供を通わせている母親(43)は、仕事を終えて急いで駆けつけ、子供と再会し安堵した表情。「最初に子供の学校の近くで事件が起きたと聞いたとき、心臓が止まるかと思った。学校から子供は無事だと聞いていたが、顔を見るまでは不安だった」と話した。

 ニューヨークでは昨年9月、マンハッタン・チェルシー地区などで爆発事件が発生したものの、死者は出なかった。米中枢同時テロ後、連邦捜査局(FBI)やニューヨーク市警など関係機関が連携を強化し、たびたびテロ行為を未然に防いできたが、今回のテロを招き、事件についての検証が行われそうだ。

 ニューヨーク市は、この日の夜に予定されていた恒例のハロウィーンのパレードを予定通り行うと発表。厳重な警備態勢のもと、現場から約1・5キロ離れた6番街では仮装した人々が深夜まで通りを練り歩いた。

4723チバQ:2017/11/01(水) 22:02:22
http://www.sankei.com/world/news/171101/wor1711010035-n1.html
2017.11.1 19:57
【NY車突入テロ】
中央アジア出身者のテロ続発…格差に不満、ソ連崩壊でイスラム回帰も

【モスクワ=黒川信雄】米ニューヨークで10月31日に発生した車突入テロで、実行犯とみられるサイフロ・サイポフ容疑者は中央アジア・ウズベキスタン出身と報じられている。ウズベクなど旧ソ連・中央アジア出身者によるテロは各国で発生しているが、背景には労働移民として移住した先で過激思想に感化されるケースの増大や、ソ連崩壊後の自国でのイスラム過激派の浸透などがあるとみられている。

 中央アジア出身者が関与した最近のテロには、4月に起きた露サンクトペテルブルクでの地下鉄テロや、ストックホルムでのトラック暴走テロ、また年初に起きたトルコでの銃乱射テロなどがある。

 このうちサンクトペテルブルクでのテロで爆死したジャリロフ容疑者はキルギス南部オシの出身だったが、同市が位置するフェルガナ盆地は厳しい貧困で知られ、一定年齢に達した男性の多くは国外に出稼ぎに出る。

 専門家は、このような若い労働移民は特に過激思想に感化されやすいと指摘する。移住先の国で社会の底辺で生活するなか、「イスラム教徒は差別されている」と意識しはじめ、復讐などの過激思想に共鳴するようになるという。

 中央アジア諸国はソ連崩壊後に社会、経済情勢が不安定化するなか、各国ともイスラム教のモスク(礼拝所)が急増するなど、共産主義に代わる精神的なよりどころとしてのイスラム教への信仰が強まっている。

 ただそれが、イスラム過激派浸透の呼び水にもなっているとも指摘される。彼らは「宗教的な勧誘や高給などを約束し、若者をリクルートしている」(キルギスの専門家)とされ、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)などに人員を提供しているという。

4724とはずがたり:2017/11/05(日) 19:21:50
「反トランプ」に留意を=自民・石破氏
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-171105X655.html
18:16時事通信

 自民党の石破茂元幹事長は5日、東京都内で記者団に対し、来日したトランプ米大統領について「必ずしも国民の全幅の信任を得ていない政権であることはよく認識すべきだ」と述べ、ロシア疑惑などで政権支持率が低迷している情勢も踏まえて関係を構築すべきだとの見解を示した。

 石破氏は、安倍晋三首相の外交姿勢に関し、「日米、日ロに比べて日中、日韓がやや薄い」と指摘。北朝鮮問題を外交的に解決するため、6日の日米首脳会談で「米国と共に(対中、対韓関係を)さらに強化していくことが極めて重要だ」と語った。

「むやみに口開くな」と警告=トランプ氏歴訪で北朝鮮
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-171105X648.html
16:30時事通信

 【ソウル時事】5日付の北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は、「災難を招く言動」と題した論評を掲載、「トランプ(米大統領)のような『ならず者』がいつ、どんな妄動に走るか誰にも分からない。これを防ぐ方法としては、絶対的な物理的力で制するしかない」と主張した。その上で「破滅を免れたいなら、むやみに口を開くな」と警告した。

 トランプ大統領のアジア歴訪開始に合わせ、制裁・圧力強化の動きをけん制する狙いがあるとみられる。

4725チバQ:2017/11/06(月) 10:10:20
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1711040027.html
米中間選挙前哨戦、制するのは 2州知事選「トランプ」が争点
11月04日 20:49産経新聞

米中間選挙前哨戦、制するのは 2州知事選「トランプ」が争点
(産経新聞)
 【ワシントン=加納宏幸】米南部バージニアと東部ニュージャージー両州知事選が11月7日に実施される。特に大統領選の接戦州、バージニアでは共和、民主両党候補が接戦を展開しており、トランプ大統領への支持や来年11月の中間選挙での党勢を占う選挙として全米の注目を集めている。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による最近の世論調査平均値(3日現在)で、バージニアは先行する民主のラルフ・ノーサム副知事(58)を共和のエド・ガレスピー元同党全国委員長(56)が2・8ポイント差で追う展開だ。ニュージャージーは民主が共和を15・5ポイント差で引き離している。

 バージニアはワシントン首都圏や州都リッチモンドで民主、地方では共和がそれぞれ強く、これまで両党は州知事の座を激しく争ってきた。

 ノーサム、ガレスピー両氏は予備選で厳しい戦いの末、急進派をそれぞれ破った穏健派だけに、無党派層を取り込むこと以上に支持基盤固めを重視した戦いを展開している。

 「ワシントンのロビイストであるガレスピー氏は今やトランプ氏のロビイストになった」。民主のノーサム氏は10月19日、オバマ前大統領をリッチモンドに招いた集会でガレスピー氏を支持率の低いトランプ氏に結びつけて攻撃した。

 オバマ氏は同州で8月に起きた南北戦争の南軍司令官リー将軍の像撤去に抗議する白人至上主義者と反対派の衝突を挙げ、「最も痛みを伴う歴史を政治的得点のために使うべきではない」と述べた。白人至上主義者をすぐ非難しなかったトランプ氏への批判であることは明らかだ。

 一方のガレスピー氏の立ち位置は微妙。10月28日、首都圏にあるベトナム人街での集会で「(アイルランド)移民の子であることは私の誇りだ」と訴えた。

 人種の多様性が高い首都圏での得票は当落を左右するためトランプ氏のような不法移民批判は抑え、同氏の応援演説も受けなかった。しかし、テレビCMでは相手候補の不法移民やギャングへの手ぬるさを厳しく攻撃している。

 ベトナムから米国に亡命したトアン・ダンさん(58)は「トランプ氏は良い移民と悪い移民を区別すべきだという常識を言って勝利したが、今は穏健な人が求められているのかもしれない」と語った。

 民主は大統領選後の下院補欠選挙で「トランプ批判」を重視したものの戦績は1勝4敗。バージニア州知事選は今後の選挙戦略を左右する戦いとなる。

4726チバQ:2017/11/06(月) 19:22:48
http://www.sankei.com/world/news/171106/wor1711060046-n1.html
2017.11.6 12:49
【トランプ政権】
過去70年で最低支持率37% トランプ大統領、米ワシントン・ポスト調査

 米紙ワシントン・ポストは5日、トランプ大統領の支持率が、就任から同時期の過去約70年の歴代大統領で最低の37%だとする世論調査結果を発表した。不支持率は59%だった。

 35%が業績を高く評価すると答えたが、65%は否定的な見解を示した。前政権が導入した医療保険制度(オバマケア)の見直しなど重要公約が軒並み停滞していることが主因。北朝鮮対応で、51%がトランプ氏を「全く信用できない」とした。

 無党派層の支持低下が著しく、経済、人種問題、オバマケアをめぐりトランプ政権の業績を評価するとの回答は無党派層では政権発足時の1月より20ポイント以上も低下した。一方、昨年の大統領選でトランプ氏に投票した支持者の評価はなお高く、約9割が肯定的だった。

 調査は10月29日〜11月1日に1005人を対象に、米ABCテレビと共同で実施した。(共同)

4727とはずがたり:2017/11/07(火) 13:23:23
トランプ氏の車列に中指立てた米女性、解雇の憂き目に 写真拡散
http://www.afpbb.com/articles/-/3149554?cx_part=topstory
2017年11月7日 13:17 発信地:ワシントンD.C./米国

【11月7日 AFP】米首都ワシントン近郊でジュリ・ブリスクマン(Juli Briskman)さん(50)がいつものように自転車で道路を走っていると、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の車列が通りかかった。ブリスクマンさんは迷うことなく、中指を突き立ててトランプ氏に抗議の意志を示した。

「彼(トランプ氏)が横を通り過ぎていく時、頭にかっと血が上ってきた。あいつ、またここのゴルフ場に来たんだわと思って」。2児の母でもあるブリスクマンさんは、米ニュースサイト「ハフィントンポスト(Huffington Post)」の取材にそう語っている。

 しかし、ブリスクマンが10月28日に見せたこのしぐさの瞬間は、AFPのホワイトハウス担当カメラマン、ブレンダン・スミャロウスキ(Brendan Smialowski)によって撮影されていた。配信された写真は瞬く間に拡散。その結果、ブリスクマンさんは職を失う羽目になってしまった。

 この日、トランプ大統領はホワイトハウスから北西へ40キロほど離れたところにある自身のゴルフ場「トランプ・ナショナル・ゴルフクラブ(Trump National Golf Club)」に車で向かっていた。近くに住むブリスクマンさんは、週末の習慣になっているサイクリングをしている最中にその車列に遭遇した。

 写真は、左腕を上げて中指を突き立てたブリスクマンさんを背後から捉えており、その人物がブリスクマンさんとは分からない。だがインターネットやテレビで取り上げられた写真を見たブリスクマンさんが自分だと気づき、自身のフェイスブック(Facebook)とツイッター(Twitter)のプロフィール写真に使うことにした。

 問題の写真をトランプ氏が目にしたかどうかは不明だが、ブリスクマンさんの勤務先で米政府や米軍を顧客に持つインフラ企業、アキマ(Akima)の幹部らはこれを快く思わなかったようだ。

 3日後、マーケティング担当者だったブリスクマンさんは会社から解雇を言い渡された。(c)AF

4728とはずがたり:2017/11/07(火) 13:24:09

米乱射、空軍が容疑者の犯罪歴登録せず 銃購入防げたか
http://www.afpbb.com/articles/-/3149544?cx_part=topstory
2017年11月7日 10:50 発信地:ワシントンD.C./米国

【11月7日 AFP】米南部テキサス(Texas)州の教会で26人が死亡した銃乱射事件で、容疑者の男が以前所属していた米空軍は6日、容疑者が妻と子どもへの暴力で有罪判決を受けていたにもかかわらず、連邦捜査局(FBI)が運用する犯罪歴データベースに登録されていなかったことを明らかにした。今回の事件を防げた可能性があり、原因を調べている。

 事件の実行犯デビン・パトリック・ケリー(Devin Patrick Kelley)容疑者(26)の情報が未登録だったのは「全米犯罪歴即時照会システム(NICS)」と呼ばれるデータベース。銃の購入者の身元調査にも利用されるため、容疑者の犯罪歴が登録されていれば銃の購入や所持はできなかったとみられる。

 米空軍の報道官は声明で「これまでの情報によると、ホロマン空軍基地(Holloman Air Force Base)の特別捜査室はケリー容疑者のドメスティックバイオレンス(DV)の犯罪歴をNICSに登録していなかった」と述べている。

 声明によると、ケリー容疑者は妻と連れ子に対するDV2件について軍法会議にかけられ、有罪判決を言い渡された。従って、連邦法の規定で銃器の購入や所持は禁じられていた。(c)AFP

4729チバQ:2017/11/08(水) 20:26:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171108-35110061-cnn-int
バージニア、NJ州知事選で民主党が勝利 CNN集計
11/8(水) 13:57配信 CNN.co.jp
バージニア、NJ州知事選で民主党が勝利 CNN集計
トランプ政権下で初めて、野党・民主党が州レベルの選挙戦を制した
ワシントン(CNN) 米バージニア、ニュージャージー両州で7日に知事選が実施され、CNNの集計によると、ともに民主党候補が勝利を収めた。この日は国内各地で連邦議会議員の補欠選挙、市長選などが一斉に実施された。

昨年の大統領選でトランプ氏が勝利してから1年。民主党はトランプ政権発足以来、州レベルで初の勝利を収めた。

バージニア州では民主党のラルフ・ノーサム副知事と共和党の元ロビイスト、エド・ガレスピー氏が接戦を展開し、来年の中間選挙の行方を占う前哨戦として全米から注目を集めていた。

ノーサム氏は民主党の現職、マコーリフ知事の高い支持率を背景に、同党の重要な支持基盤をなす黒人層の支持獲得に努めてきた。州都リッチモンドで先月開いた集会には、オバマ前大統領も応援に駆け付けた。

これに対してガレスピー氏は、不法移民への厳しい対応を訴え、南北戦争の南軍司令官の像を撤去する計画が論争を招いた問題では撤去反対を掲げるなど、トランプ氏の支持基盤である農村部の白人層を意識した選挙戦を展開した。

一方では都市近郊の有権者に配慮して、個人的にはトランプ氏と距離を置く戦略を取った。トランプ氏は同州のゴルフ場をたびたび訪れているにもかかわらず、ガレスピー氏の選挙戦には一度も姿を見せなかった。

幅広い層の取り込みを狙ったガレスピー氏の戦略が成功するかどうか、全米の共和党員らが注目していた。

トランプ氏は7日夜、まだ集計が終わらないうちに「ガレスピー氏はよく戦ったが、私や私の理念を受け入れてはいなかった」とツイートした。

バージニア州では同時に副知事と司法長官の選挙も実施され、いずれも民主党候補が制した。

ニュージャージー州では共和党のクリスティー知事の任期満了にともない、キム・グアダグノ副知事が後継に名乗りを上げていた。

しかし、クリスティー氏の支持率が全米の知事でも最低の10%台と低迷するなか、グアダグノ氏はこの逆風を克服できず、民主党のフィル・マーフィー氏に敗れた。

民主党はクリスティー氏の就任から2期8年ぶりに、同州知事の座を奪還する。

このほかユタ州では、同州選出の下院議員の引退にともなう補欠選挙で共和党の勝利が確実視されている。

ニューヨーク市長選では民主党の現職、デブラシオ氏が再選を果たした。

4730チバQ:2017/11/08(水) 20:27:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171108-00000041-jij-n_ame
米知事選で民主党2勝=トランプ政権に痛手
11/8(水) 11:38配信 時事通信
 【ワシントン時事】米南部バージニア州の知事選が7日、投開票され、米メディアによると、民主党のラルフ・ノーサム副知事(58)が共和党のエド・ガレスピー元党全国委員長(56)を破って勝利を確実にした。

 東部ニュージャージー州知事選でも民主党候補が当確となった。

 大統領選から1年がたち、中間選挙まで1年となった段階でトランプ政権に対する有権者の評価を見極める指標として、特にバージニア知事選は全国的な注目を集めたが、政権には手痛い敗北となった。ガレスピー氏への投票を訴えていた外遊中のトランプ大統領はツイッターで「われわれは勝ち続ける」と挽回を誓った。

4731チバQ:2017/11/08(水) 20:38:05
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017110800344&amp;g=int
NY市長選、デブラシオ氏の再選確実=民主党現職

 【ニューヨーク時事】任期満了に伴う米ニューヨーク市長選の投開票が7日行われ、複数の米主要メディアは同日、民主党候補の現職ビル・デブラシオ市長(56)が共和党候補のニコル・マリオタキス州下院議員(36)ら他候補を破り、再選を確実にしたと報じた。市長の任期は4年。
 ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)によると、開票率85%の時点で得票率はデブラシオ氏が64.2%、マリオタキス氏が30.0%。ニューヨーク市は民主支持層が多数派で、トランプ大統領に反対する人が多い。デブラシオ氏もトランプ氏に批判的な立場を取っている。 
 ニューヨーク市はホームレス増加や老朽化でトラブルの相次ぐ鉄道インフラの更新といった問題を抱える。デブラシオ氏は1期目にクオモ・ニューヨーク州知事とたびたび対立しており、知事との関係構築も課題となる。(2017/11/08-12:42) 関連ニュース

4732チバQ:2017/11/10(金) 11:17:23
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-171110X287.html
共和上院補選候補にわいせつ疑惑=米
09:59時事通信

 【ワシントン時事】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は9日、南部アラバマ州で12月に実施される上院補欠選挙の共和党候補ロイ・ムーア元同州最高裁長官(70)が32歳だった1979年に自宅で、当時知り合った14歳の少女の体を触るなどわいせつ行為をしていたと報じた。ムーア氏は否定している。

 この報道を受けて共和党上院トップのマコネル院内総務は声明で「疑惑が真実なら、身を引くべきだ」と述べた。

 セッションズ前議員の司法長官就任に伴う補選では、共和党予備選でトランプ大統領らが支持した候補がムーア氏に敗れた。ムーア氏は保守強硬派で、バノン前大統領首席戦略官・上級顧問らが応援していた。

4733とはずがたり:2017/11/27(月) 17:48:56
2017年10月29日 / 09:37 / 1ヶ月前
焦点:白人男性が主流、多様性に欠くトランプ政権の官僚機構
Jason Lange
3 分で読む
https://jp.reuters.com/article/trump-effect-diversity-idJPKBN1CW0ZS

4734名無しさん:2017/11/28(火) 19:15:17
http://www.sankei.com/world/news/171128/wor1711280019-n1.html
2017.11.28 10:13
【トランプ政権】
米行政機関にトップ2人の「珍事」 トランプ氏指名者とオバマ政権の後継者、法廷闘争に発展
 【ワシントン=塩原永久】米オバマ前政権が設立した金融監督機関「消費者金融保護局」(CFPB)の局長人事をめぐり、オバマ時代に就任した元局長から後継指名された職員と、トランプ大統領が別に指名した人物が、ともに「自分が代表者だ」と主張する異例の事態となっている。問題は訴訟に発展しており、27日、双方が職員に激励の電子メールを送り、職員が戸惑っている。

 CFPBは、金融危機の反省からオバマ政権が作った金融規制改革法(ドッド・フランク法)の柱として設立され、消費者保護の観点に立って、金融取引を幅広く監督してきた。

 問題の発端は、オバマ政権下で局長に就いた民主党系のコードレイ氏が24日、任期満了前に辞任したことだ。コードレイ氏は暫定的な局長代理として、長年のCFPB幹部だったイングリッシュ氏を任命。ところがトランプ氏は数時間後、共和党議員出身のマルバニー氏(現・行政管理予算局長)にCFPB局長代行を兼務させる人事を発令した。

 トランプ政権は金融規制を緩和させる方針を掲げている。規制強化を進めたオバマ氏の「遺産」であるCFPBを、トランプ氏は以前から「権限が強大過ぎる」などと強く批判。マルバニー氏もCFPBの“解体論者”として知られる。

 27日、ドーナツが入った紙袋を手に初登庁した同氏は、職員に「イングリッシュ氏からのいかなる指示も無視するように」との電子メールを送付し、ドーナツを振る舞った。

 一方、トランプ氏に対抗するため、イングリッシュ氏は26日、マルバニー氏任命の差し止めを求める訴訟を起こした。法廷闘争の行方次第で、CFPBの活動が停滞する可能性もある。米メディアは「誰がボスなのか分からない」などとする職員の声を伝えている。

4735チバQ:2017/11/28(火) 19:16:03
http://www.sankei.com/world/news/171128/wor1711280036-n1.html
2017.11.28 17:16

米民主有力上院議員、セクハラ疑惑を謝罪 米政界重鎮2氏にも問題波及

【ワシントン=加納宏幸】米大統領選への出馬を取り沙汰されたこともある野党・民主党の有力議員、アル・フランケン上院議員(66)に複数のセクハラ疑惑が持ち上がり、フランケン氏は27日、議会内で謝罪した。与野党のベテラン下院議員2人にも性的な疑惑が浮上し、米政界で広がりを見せている。

 フランケン氏の疑惑は上院議員就任前の2006年、コメディアンとして中東に駐留する米兵を慰問した際、ラジオ番組司会者の女性に「寸劇のリハーサル」を理由にキスをしたり、胸を触っている写真を撮ったりしたというもの。同氏は27日、記者団に「私を女性の味方だと思ってくれた多くの人々の期待を裏切った」と謝罪した。

 他にも女性3人が議員就任後などに尻を触られたとしているが、フランケン氏は覚えていないとしつつも、上院倫理委員会の調査に協力する考えを示した。

 このほか、米議会最長老の民主党重鎮、ジョン・コンヤーズ下院議員(88)は元スタッフへのセクハラ疑惑を否定しながらも所属する司法委員会の委員を辞任すると発表。共和党のジョー・バートン下院議員(68)も愛人に送った自らのヌード写真をツイッターに投稿され、問題になっている。

4736チバQ:2017/11/28(火) 19:24:39
http://www.afpbb.com/articles/-/3153266?cx_position=7
トランプ氏、民主党議員を「ポカホンタス」 先住民たたえる行事で
2017年11月28日 15:30 発信地:ワシントンD.C./米国
【11月28日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は27日、先住民の退役軍人らをホワイトハウス(White House)に招いたイベントで、反トランプの急先鋒として知られる民主党のエリザベス・ウォーレン(Elizabeth Warren)上院議員を、実在の先住民女性の名前である「ポカホンタス(Pocahontas)」と呼び、やゆした。

 大統領執務室(Oval Office)に招かれたのは、第2次世界大戦(World War II)中に連合国の機密保持に携わった先住民ナバホ(Navajo)の退役軍人3人。


 トランプ氏は「あなた方は私たちの誰よりも長くここにおられる」と語り掛けた後、「しかし、議会にも昔からいる議員がいる。彼女はポカホンタスと呼ばれている」と述べ、先住民の祖先がいると公言しているウォーレン氏を皮肉った。トランプ氏はウォーレン氏を繰り返し「ポカホンタス」と呼んでいる。

 またトランプ氏と退役軍人3人は会話の際、先住民の強制移住を命じ数千人を死に追いやったアンドリュー・ジャクソン(Andrew Jackson)第7代大統領の肖像画の真下に並んでいた。

 ホワイトハウスは、トランプ氏の発言は人種差別ではないと述べ、ウォーレン氏の祖先に関する「うそ」のほうが「非常に侮辱的」と主張した。ウォーレン氏に対しては、出世のために先住民の祖先を持つことを誇張していると保守派が批判している。(c)AFP

4737とはずがたり:2017/12/02(土) 20:14:54
訴追のフリン氏、司法取引で捜査協力の意向 ロシア疑惑
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171202-00000028-asahi-int
12/2(土) 10:50配信 朝日新聞デジタル

訴追のフリン氏、司法取引で捜査協力の意向 ロシア疑惑
出廷後、裁判所を出るフリン前大統領補佐官=1日、ワシントン、ランハム裕子撮影
 ロシア疑惑を捜査しているマラー米特別検察官は1日、フリン前大統領補佐官を連邦捜査局(FBI)への虚偽の供述をした偽証罪で起訴した。フリン氏は同日、ワシントンの地裁に出廷して起訴内容を認めるとともに、司法取引で捜査に協力する意向も示した。政権に打撃を与える証言が出てくる可能性がある。他の側近の関与も明かされ、捜査は新たな段階に入った。

【写真】出廷後、裁判所を出て車に向かうフリン前大統領補佐官(左)=1日、ワシントン、ランハム裕子撮影

 ロシア疑惑を巡る訴追は10月に発表されたマナフォート元選対本部長ら3人に続く4人目。トランプ政権の元高官では初めてになる。

 フリン氏は弁護士を通じて声明を出し、「家族と米国の利益のために、罪を認め、特別検察官に協力することに合意する決断をした」と述べた。

 起訴状によると、フリン氏は政権発足前の昨年12月に駐米ロシア大使と電話で話した内容について、FBI捜査官に意図的に虚偽の説明をしたとされる。

朝日新聞社

4738チバQ:2017/12/03(日) 12:27:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171202-00000083-jij-n_ame
ロシア疑惑、米政権中枢へ=フリン氏「完落ち」で―特別検察官
12/2(土) 18:06配信 時事通信
 【ワシントン時事】トランプ米政権をめぐるロシア疑惑の捜査は、フリン前大統領補佐官(国家安全保障担当)=偽証罪で訴追=が捜査への全面協力を約束したことで新たな局面に入った。

 トランプ大統領の娘婿のクシュナー大統領上級顧問の関与も取り沙汰されており、モラー特別検察官は政権中枢への捜査を本格化させる。

 フリン氏は1日、連邦裁判所で、昨年12月の駐米ロシア大使との会話について連邦捜査局(FBI)に虚偽の証言をした罪を認めた。刑が確定すれば最大で禁錮6月が科される。

 フリン氏が虚偽証言で「完落ち(全面自供)」したのは、捜査協力と引き換えに、昨年の大統領選中にトルコ系団体の代理人として活動して報酬を受け取った問題など、同氏をめぐる「数々の疑惑」(米メディア)の追及を逃れる取引に応じたためとみられている。

 フリン氏はトランプ大統領の元側近として選挙期間中や政権移行期の内情に通じている。特別検察官としては、同氏の協力を得ることで、ロシアがトランプ陣営と共謀して大統領選に介入した疑惑解明の足掛かりとしたい考えだ。

4739とはずがたり:2017/12/03(日) 19:25:16
2017年12月3日 / 09:35 / 10時間前更新
米大統領の娘婿クシュナー氏、フリン氏にロシアへの連絡指示=NBC
https://jp.reuters.com/article/usa-trump-russia-kushner-idJPKBN1DX00J
1 分で読む
[ワシントン 1日 ロイター] - トランプ米大統領の娘婿クシュナー氏は昨年12月22日頃、イスラエルの国連決議を巡りロシアの当局者らに連絡を取るよう、フリン前大統領補佐官(国家安全保障担当)に指示していた。

NBCニュースが1日、関係者2人の話として報じた。

4740チバQ:2017/12/03(日) 21:17:32
http://www.sankei.com/world/news/171202/wor1712020019-n1.html
2017.12.2 10:46
【トランプ政権】
エルサレムを首都に認定か トランプ米政権が検討 

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 【ワシントン=加納宏幸】複数の米メディアは1日までに、トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認定することで、同国の米大使館をテルアビブからエルサレムに移転する大統領選公約を先送りする案を検討していると伝えた。CNNテレビによると、早ければ5日にも発表する予定だが最終決定はなされていないという。

 イスラエルはエルサレム全域を首都と主張し、米国に大使館の移転を求めてきた。一方でパレスチナ自治政府は東エルサレムを将来の首都と位置付けており、移転に反対している。大使館移転は1995年の米国内法で義務付けられているが、トランプ氏を含めた歴代大統領はこれまで半年ごとに安全保障上の理由から移転を延期してきた。

 AP通信によると、ホワイトハウスで11月27日に開かれた大使館移転に関する会議でもマティス国防長官やティラーソン国務長官が中東の外交官や米兵を危険にさらすと反対した。トランプ氏の娘婿クシュナー大統領上級顧問が取り組む中東和平交渉にも影響を及ぼしかねず、妥協案として首都認定案が浮上した。

4741チバQ:2017/12/04(月) 14:32:16
http://www.sankei.com/premium/news/171202/prm1712020024-n1.html
2017.12.4 08:00
【アメリカを読む】
「#MeToo」猛威、“セクハラブーメラン”政界直撃 「根深い病」か「魔女狩り」か
 米国で社会問題になっている有力者のセクハラ疑惑は政界を巻き込んで、ハリケーンのように“猛威”を振るっている。中でも恥ずかしいのが、米野党・民主党の有力議員、アル・フランケン上院議員(66)だろう。ハリウッドの大物映画プロデューサー、ハーベイ・ワインスタイン氏(65)の悪行がきっかけとなり、「#MeToo(私も)」の合い言葉で広がった有力者のセクハラ疑惑だが、フランケン氏は当初、「女性の味方」のように彼を非難していたからだ。与党を追及した問題が後で自分たちに跳ね返ってくる日本のどこかの政党のお家芸、ブーメランを見ているような展開だ。
(ワシントン 加納宏幸)

 米国で社会問題になっている有力者のセクハラ疑惑は、政界も巻き込んで拡大している。なかでも、フランケン氏は人気バラエティー番組「サタデー・ナイト・ライブ」に出演していた元コメディアンで、大統領選への出馬も取り沙汰されたこともある人気者とあって注目度は高い。

 フランケン氏の疑惑は上院議員就任前の2006年、コメディアンとしてアフガニスタンや中東に駐留する米兵を慰問した際、「寸劇のリハーサル」を口実に、ラジオ番組司会者のリーアン・トゥイーデンさん(44)にディープキスをしたり、軍用機内で眠っているトゥイーデンさんの胸を触る写真を撮ったりしたというものだ。

 トゥイーデンさんの告発によって疑惑が明るみに出たことを受け、他にも女性3人が議員就任後などに尻を触られたなどと名乗り出た。フランケン氏は11月末、疑惑の一部を覚えていないとしながらも「私を女性の味方だと思ってくれた多くの人々の期待を裏切った」と謝罪した。議員辞職はせず、上院倫理委員会の調査に協力する考えだ。

 フランケン氏は、ワインスタイン氏が長年にわたり多数の女優やモデルらにセクハラ行為を繰り返していた疑惑が報じられた今年10月、フェイスブックで告発した女性たちの勇気をたたえるとともに、ワインスタイン氏の行為を「ぞっとする」と非難していた。

 女性の権利を主張して保守派を攻撃してきたフランケン氏の行為だけに、リベラル派の失望は大きい。

 共和党でも南部アラバマ州で12月12日に実施される上院補選の候補、ロイ・ムーア元同州最高裁判事(70)が1970年代に未成年の少女にわいせつ行為をした疑惑などが次々と持ち上がった。

 ムーア氏は疑惑を「魔女狩りだ」と否定しているものの、キリスト教の倫理を説く強硬な保守派とあって、選挙戦からの撤退論が巻き起こった。

 米議会最長老の民主党重鎮ジョン・コンヤーズ下院議員(88)は元スタッフからセクハラをされたという訴えを血税を使って解決したと報じられ、所属する司法委員会の委員を辞任すると発表した。共和党のジョー・バートン下院議員(68)も愛人に送った自らのヌード写真をツイッターに投稿された。

 米議会専門紙「ロールコール」などが昨年実施した調査によると、議員の女性スタッフのうち40%がセクハラが議会で問題になっているとし、15%が被害に遭ったことがあると答えた。スタッフ経験があるロールコールの女性コラムニスト、パトリシア・マーフィー氏はセクハラを議会における「深く根付いた文化的な病」と表現する。

 ソーシャルメディアではハッシュタグ「#MeToo」でセクハラや性的暴行の被害を受けた女性たちが経験を共有する。トゥイーデンさんも、女性の下院議員がスタッフ時代にキスを強要されたことを告白したことに触発されて、フランケン上院議員からのセクハラを訴え出ることにした。

 被害者が声を上げ始めていることで次々と有力者によるセクハラ疑惑が明るみに出る一方で、アラバマ州のムーア氏の疑惑をめぐっては、メディアの信頼を失墜させようという政治的動機から「被害者」を装う女性が出たと報じられた。

 米議会では議員やスタッフにセクハラ研修を義務付けることを法制化する動きが出ている。果たして政界の「病」に効き目はあるのだろうか。

4742チバQ:2017/12/04(月) 14:34:35
http://www.asahi.com/articles/ASKD34VHBKD3UHBI008.html
大統領選で夜間外出禁止令、デモで死者も ホンジュラス
メキシコ市=田村剛2017年12月4日10時40分
 中米ホンジュラスで11月26日に行われた大統領選を巡り、開票作業が続く中、2期目を狙う現職大統領と野党候補の双方が勝利宣言をして譲らない事態になっている。野党側が「開票で不正がある」として抗議デモを呼びかけ、市民と治安部隊が衝突。少なくとも3人が死亡した。政府は1日に夜間外出禁止令を出した。8年前にクーデターが起きた同国の政情悪化が懸念されている。

 任期満了に伴う大統領選で勝利宣言したのは、右派の現職エルナンデス大統領(49)と、野党連合が推すテレビ司会者で中道のサルバドル・ナスララ氏(64)で、両者とも投票日夜に勝利宣言した。

 事前の世論調査や出口調査ではエルナンデス氏が優勢。当日発表された開票率57・19%の最初の中間発表では、ナスララ氏が得票率で約5ポイント上回り、逆転はあり得ないとみられていた。開票作業は早ければ同日終わる予定だった。

 ところが、30時間以上の開票結果の更新停止後の29日になってエルナンデス氏が逆転。3日時点では開票率94・35%で同氏が約1・5ポイントリードしている。

 報道によると、ナスララ氏は「選管は大統領の圧力を受けている。開票に不正がある」と批判。これを支持する市民らが首都テグシガルパなどで治安部隊と衝突する事態になった。治安部隊が催涙ガスなどで制圧し、エルナンデス氏は午後6時〜午前6時の外出を10日間にわたって禁止した。

 同国憲法は大統領の再選を禁じ…

4743チバQ:2017/12/06(水) 10:46:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171206-00000513-san-n_ame
伝説の米下院議員がセクハラ疑惑で辞職、「レガシーと名声守る」息子を後継指名
12/6(水) 8:48配信 産経新聞
 【ワシントン=加納宏幸】元スタッフから相次いでセクハラ被害を訴えられていた米議会最長老の野党・民主党重鎮、ジョン・コンヤーズ下院議員(88)は5日、議員辞職した。米有力者によるセクハラ疑惑が次々と表面化する中、複数の議員に疑惑が持ち上がっているが、辞職に追い込まれるのはコンヤーズ氏が初めてだ。

 1964年に初当選した黒人のコンヤーズ氏は60年代の公民権運動に関わり、キング牧師が組織して黒人の選挙権行使を求めた65年の「セルマの行進」にも参加した伝説的存在だ。

 しかし、元スタッフによるセクハラの訴えを血税を使って解決したことが分かり、民主党下院指導部からも辞職を求められていた。最近も、コンヤーズ氏に教会で太股を触られたと訴える元スタッフが出た。

 コンヤーズ氏は一連の疑惑を否定しており、5日に発表した声明で辞職は「私のレガシー(政治的遺産)と名声を守るためだ」と主張した。AP通信によると、コンヤーズ氏は地元ラジオ局に「私のレガシーは子供たちを通じて続く」と語り、自らの息子を下院議員の後継候補に指名すると発表した。

4744名無しさん:2017/12/06(水) 10:47:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171206-00000001-jij_afp-int
トランプ氏、米大使館エルサレム移転の意向表明 6日に演説へ
12/6(水) 4:46配信 AFP=時事
トランプ氏、米大使館エルサレム移転の意向表明 6日に演説へ
中東エルサレム旧市街のユダヤ人居住区の建物に掲げられたイスラエル国旗と、その向かいに立つアルアクサ・モスクの「岩のドーム」(2017年12月5日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】(更新)ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は5日、中東の指導者らに対し、在イスラエル米大使館を現在のテルアビブからエルサレムに移転する意向を改めて表明した。米大使館のエルサレム移転は中東の情勢不安拡大を招くとの警告を押し切った格好だ。トランプ氏は翌6日の演説で自身の方針を表明する予定。

【写真】エルサレム市内の様子

 トランプ氏は5日、パレスチナ自治政府のマハムード・アッバス(Mahmud Abbas)議長とヨルダンのアブドラ・ビン・フセイン国王(King Abdullah II)に相次いで電話し、大使館移転の意向を伝えたが、肝心の移転時期には言及しなかった。

 アッバス議長の事務所は声明で、トランプ氏が同議長に対し「米大使館をテルアビブからエルサレムに移す意向を伝えた」と発表。ヨルダンも同様の声明を出した。

 サラ・ハッカビー・サンダース(Sarah Huckabee Sanders)大統領報道官によると、トランプ氏は6日に行う演説で、自身の決断を表明する予定。

 トランプ氏は、大使館のエルサレム移転を見送る文書に署名してテルアビブに大使館を残すか、公約を実行してエルサレムに移すかを決断するための期限を4日に迎えたものの、この問題に関する決定を下していなかった。

 移転を決めれば、エルサレムを首都とみなすイスラエルの主張を事実上認めることになり、トランプ氏を支持する保守派や福音派の寄付者ならびに有権者層にとっては歓迎すべき措置となる。

 米当局者らは、トランプ氏は直ちに大使館を移転させることはしないと説明。一方で、移転の意向を強調すると同時に、エルサレムをイスラエルの首都と認定することにまで踏み込む声明を出す可能性があるとしている。

 そうなれば、エルサレムの地位は交渉によってのみ決められるとの立場を数十年にわたり保ってきた欧米の政策の転換にもつながりかねない。この政策は共和・民主両党所属の米大統領らも支持してきた。【翻訳編集】 AFPBB News

4745とはずがたり:2017/12/06(水) 17:17:23

米特別検察官、ドイツ銀にトランプ大統領の口座情報求める=関係筋 ロイター 2017年12月6日 08時29分 (2017年12月6日 12時50分 更新)
https://www.excite.co.jp/News/world_g/20171206/Reuters_newsml_KBN1DZ1DW.html

[拡大写真]


[フランクフルト/ワシントン 5日 ロイター] - 米大統領選挙へのロシア介入疑惑を捜査するモラー特別検察官は、ドイツ銀行<DBKGn.DE>に対し、トランプ大統領と家族の口座に関する情報提出を求めた。1人の関係筋が明らかにした。
ドイツ銀は数週間前、特定の取引に関して情報提供を求める召喚状を受け取ったという。
トランプ氏が関係する不動産事業に多額の融資を行った経緯があるドイツ銀は5日、「捜査には全面的に協力する」との声明を出したが、それ以外はコメントしなかった。
トランプ氏の弁護士であるジェイ・セクロー氏はロイターに対し「召喚状は発行されていない」と指摘。「特別捜査官が大統領に関連した金融取引の記録提出を命じたとの報道は、誤報であることを確認した」と主張した。
モラー氏の捜査に詳しい米当局者は、召喚状が出された理由の1つは、ドイツ銀行がトランプ氏に対する債権の一部を、現時点で米国と欧州連合(EU)の対ロシア制裁の対象となっているロシアの銀行に転売したかどうかを見極めることにあると説明した。
ロシアの諜報活動に詳しい別の米当局者は、仮にロシアの銀行がトランプ氏に対する債権を保有すれば、ある程度の影響力を行使できる可能性があると話した。
この当局者は「疑問として浮かび上がるのは、なぜトランプ氏と側近が外交の最優先事項としてロシアとの関係改善を進めることに意欲を示したのかや、その中で個人的な考えが少しでも働いたのかどうか、ということにある」と述べた。…

一方でドイツ銀行に近い関係者は、同行がトランプ氏のロシアとの金融取引について調査したと話した。
こうした中、トランプ大統領は5日、ホワイトハウスでの写真撮影に際し、モラー氏がドイツ銀行に情報提供を求めたのかとの記者団からの問い掛けに返答しなかった。
米政府倫理局(OGE)が発表した資料によると、トランプ氏はドイツ銀行傘下のドイチェ・バンク・トラスト・カンパニー・アメリカズから少なくとも1億3000万ドルを借り入れている。
このうち5000万ドル超はトランプ氏が首都ワシントンで取得した旧郵便局の不動産物件、5500ドル余りはフロリダ州のゴルフコース、2500万ドルはシカゴのトランプ・ホテルおよび集合住宅に対して貸し出された。
これらの融資は2012年に貸し出され、2023年から24年にかけて満期を迎える。

4746チバQ:2017/12/06(水) 19:25:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171206-00000061-san-kr
ティラーソン氏辞任なら… 米、強硬路線に勢い
12/6(水) 7:55配信 産経新聞
 【ワシントン=加納宏幸】トランプ米大統領が意見の不一致が顕著になっているティラーソン国務長官を辞めさせるのは時間の問題とみられている。北朝鮮との対話を模索し、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)や地球温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」残留を主張したティラーソン氏が政権を去れば、国際協調路線がさらに勢力を失うことになる。

 トランプ氏は辞任報道を「フェイク(偽)ニュース」と否定し、ティラーソン氏も「ばかげている」と一蹴した。しかし、報道の情報源はホワイトハウスと目されており、ティラーソン氏に自発的辞任を促しているのは明らかだ。

 ティラーソン氏の後任には下院議員出身のポンペオ中央情報局(CIA)長官、ポンペオ氏の後任にはコットン上院議員をそれぞれ充てる人事が有力視されている。いずれもトランプ氏が昨年の大統領選で主張した不法移民対策の強化やイラン核合意の破棄に同調する強硬な保守派だ。

 「(北朝鮮の)金正恩体制を核システムから切り離すことはできると思う。北朝鮮の人々も彼が去るのを見たいはずだ」

 ポンペオ氏は今年7月、こう述べて北朝鮮の体制転換に前向きな考えを示した。

 トランプ氏は、陸軍士官学校を首席で卒業した経歴を持つポンペオ氏に深い信頼を置き、CIAの職務である対外諜報以外の内政問題に関しても相談している。国務長官になれば最側近として影響力を強めるのは確実だ。

 一方、コットン氏もイラン核合意に反対し、イランの核関連施設に対する軍事攻撃を選択肢とすべきだと主張する強硬派だ。陸軍士官としてイラク、アフガニスタンに赴いた経験を持ち、トランプ氏の忠実な支持者として知られる。

 これに対し、ともに海兵隊大将まで上り詰めたケリー大統領首席補佐官、マティス国防長官や、民間人出身のティラーソン氏は外交努力が行き詰まった場合の最後の手段として軍事行動を位置付けている。

 ポンペオ氏が国務長官になった場合、トランプ政権内のバランスが武力行使を優先する路線に傾くとの見方もあるが、歴代共和党政権でアジア政策を担当した米シンクタンク、カーネギー国際平和財団のダグラス・パール副会長は、産経新聞のインタビューで「ポンペオ氏は賢明な人物であり、国務長官の職を満足に務める」との見方を示した。

4747チバQ:2017/12/07(木) 00:17:55
http://www.sankei.com/world/news/171205/wor1712050040-n1.html
2017.12.5 21:17
【トランプ政権】
ティラーソン国務長官辞任なら強硬路線に勢い 後任候補は北朝鮮体制転換に前向き
【ワシントン=加納宏幸】トランプ米大統領が意見の不一致が顕著になっているティラーソン国務長官を辞めさせるのは時間の問題とみられている。北朝鮮との対話を模索し、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)や地球温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」残留を主張したティラーソン氏が政権を去れば、国際協調路線がさらに勢力を失うことになる。

 トランプ氏は辞任報道を「フェイク(偽)ニュース」と否定し、ティラーソン氏も「ばかげている」と一蹴した。しかし、報道の情報源はホワイトハウスと目されており、ティラーソン氏に自発的辞任を促しているのは明らかだ。

 ティラーソン氏の後任には下院議員出身のポンペオ中央情報局(CIA)長官、ポンペオ氏の後任にはコットン上院議員をそれぞれ充てる人事が有力視されている。いずれもトランプ氏が昨年の大統領選で主張した不法移民対策の強化やイラン核合意の破棄に同調する強硬な保守派だ。

 「(北朝鮮の)金正恩体制を核システムから切り離すことはできると思う。北朝鮮の人々も彼が去るのを見たいはずだ」

 ポンペオ氏は今年7月、こう述べて北朝鮮の体制転換に前向きな考えを示した。トランプ氏は、陸軍士官学校を首席で卒業した経歴を持つポンペオ氏に深い信頼を置き、CIAの職務である対外諜報以外の内政問題に関しても相談している。国務長官になれば最側近となるのは確実だ。

 一方、コットン氏もイラン核合意に反対し、イランの核関連施設に対する軍事攻撃を選択肢とするべきだと主張する強硬派だ。陸軍士官としてイラク、アフガニスタンに赴いた経験を持つコットン氏も、トランプ氏の忠実な支持者として知られる。

 これに対し、ともに海兵隊大将まで上り詰めたケリー大統領首席補佐官、マティス国防長官や、民間人出身のティラーソン氏は外交努力が行き詰まった場合の最後の手段として軍事行動を位置付けている。

 ポンペオ氏が国務長官になった場合、トランプ政権内のバランスが武力行使を優先する路線に傾くとの見方もあるが、歴代共和党政権でアジア政策を担当した米シンクタンク、カーネギー国際平和財団のダグラス・パール副会長は産経新聞のインタビューで「ポンペオ氏は賢明な人物であり、国務長官の職を満足に務める」との見方を示した。

4748チバQ:2017/12/07(木) 00:20:01
http://www.sankei.com/world/news/171206/wor1712060038-n1.html
2017.12.6 22:36
【米エルサレム首都認定】
内向きトランプ流が火種 国内優先主義が反発を招く
 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認定し、大使館をテルアビブから移転することを決めたのは、昨年の大統領選での公約でもあった一連の措置を順守することで、自身の支持基盤である親イスラエル系の保守勢力やキリスト教福音派をつなぎ留めるという国内向けの政治判断の側面が強い。

 在イスラエル大使館の移転はクリントン政権下の1995年に制定された米国内法で義務付けられているものの、歴代大統領はこれまで、中東の安全保障への影響に配慮して半年ごとに移転の判断を先延ばしする大統領令に署名してきた。

 トランプ氏も今年6月、同氏の娘婿、クシュナー大統領上級顧問が取り組んでいる中東和平交渉を軌道に乗せるため、「移転の先延ばし」を一度は表明。しかし、これに対して福音派の支持層などの間で失望が広がり、その後は移転実施に急速に傾斜していた。

 トランプ政権高官は5日、記者団に対し「過去22年間、米国が大使館の移転を自制したにもかかわらず中東和平は進展しなかった」と述べ、今回の措置は中東和平の行方には影響しないと主張した。

 また、パレスチナ自治政府が将来の首都と位置づける東エルサレムについても「パレスチナの支配地域だ」と述べ、エルサレム全体がイスラエルの首都だとするイスラエル政府の立場を追認したわけではないとの認識を打ち出した。

 シリアやレバノンなど中東や北アフリカでのイランの脅威をにらんで多くのアラブ諸国がイスラエルへの接近姿勢を強める中、今回の措置をアラブ諸国が受け入れ、自治政府も結果として追認するとの計算もあったとみられる。

 しかし現実には、ティラーソン国務長官やマティス国防長官が懸念していたとされる通り、中東各地で反発が噴出。クシュナー氏が主導する中東和平交渉は頓挫する公算が大きいとの見方が強まっている。

 また、米メディアによると、米情報機関は今回の措置がパレスチナやイスラム過激派による反イスラエル闘争に火をつける可能性が高いほか、中東での米国権益がテロ攻撃の標的にされかねないとの情勢認識を強めているという。

4749名無しさん:2017/12/07(木) 12:22:04
米CIAが警告「北のICBM開発阻止、リミットまで3カ月」
米コロンビア大学の教授、英ガーディアン紙に寄稿
「ジョン・ボルトン元国連大使が証言」

 米国中央情報局(CIA)が、ドナルド・トランプ大統領に「北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)プログラム開発を中止させるために行動できる時間は3カ月しか残っていない」と報告していたことが分かった。

 米コロンビア大学のマーク・セドン客員教授(元国連事務総長スピーチライター)が4日(現地時間)、英ガーディアン紙への寄稿記事で明らかにした。セドン教授によると、先週米国のジョン・ボルトン元国連大使がロンドンを訪れ、英議会下院(庶民院)の議員と対面した。その席でボルトン元国連大使は「CIA首脳部はドナルド・トランプ大統領に、北朝鮮のICBMプログラム開発を中止させられるリミットまで3カ月しか残っていない」と告げたという。またセドン教授は「ボルトン元大使の訪問が公式なものなのか非公式なものなのかは分からないが、彼によると、(CIA首脳部は)3カ月たったら北朝鮮はワシントンDCを含む米国の諸都市を核ミサイルで攻撃できる能力を有するようになるだろう、とトランプ大統領に告げた」と記した。

 さらにセドン教授は「数日前に韓国の板門店を訪れた米国の軍事関係者も、欧州議会の議員に同様の内容を語った」「3カ月という『デッドライン』は(来年3月になったら)先制攻撃(があること)を意味する」と続けた。

 このほか、最近浮上した国務長官の交代説に関して、セドン教授は「強硬派のマイケル・ポンペオCIA長官が国務長官のポストに移ったら、朝米の膠着(こうちゃく)状態は一段と深刻になる」という見方を示した。

チェ・ウンギョン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/12/06/2017120601293.html

4750とはずがたり:2017/12/07(木) 20:10:16
2017年12月7日 / 08:04 / 7時間前更新
コラム:米国務長官更迭なら「外交の要」に何が起こるか
https://jp.reuters.com/article/column-us-state-department-idJPKBN1E00DI
Peter Van Buren

[4日 ロイター] - トランプ米大統領は否定するかもしれないが、ティラーソン国務長官が目を付けられていることはほぼ間違いないように思われる。

先月は、ヘイリー米国連大使がティラーソン国務長官の後任に就く時期を巡り憶測が広がった。先週は新たにティラーソン氏の更迭報道が再燃し、いよいよ同氏の終わりを暗示しているようだった。

トランプ大統領を「能なし」と呼んだとする報道について、ティラーソン氏は否定していない。報道によると、後任候補として米中央情報局(CIA)のポンペオ長官の名が挙がっている。



しかしティラーソン氏がいつ去ろうが、重要なのは、その先に何が米国務省を待ち受けているか、である。

ティラーソン長官が失敗した国務省で、ポンペオ氏が成功できるかは不明だ。ワシントンの政治任用は現在、すでにレームダック化した大統領下のような様相を呈している。

おなじみ候補の多くは、短期間で終わるかもしれない仕事に応募することに関心がない。ポンペオ氏は、国務省内の空いている多くのポストを埋めるのに人材不足に陥ることになる。同氏のCIA在任期間は短いため、連れてこようにも自身の支持者はそう多くはいない。そもそもバージニア州にあるCIA本部職員の大半は、国務省のために働くことを下に見ている向きがある。(CIAの多くは自分たちを国務省の職員よりも上だと考えている。)

文化的な問題もある。CIAにおけるポンペオ氏の強硬姿勢は、多くの職員の感情を逆なでし、同氏が優れた意思決定を駆り立てるような微妙なニュアンスを感じ取れるのか、彼らのなかに不安を生じさせた。議論と熟慮を重ねる文化を持ち、仮説と可能性を好む国務省で、それがいかに問題となるかは想像に難くない。

ポンペオ氏には「実績」がある。同氏の対イラン強硬姿勢は、トランプ大統領の目にとまった一因でもある。国務省内において、イラン核合意は、同省が現代で成し遂げた大きな功績の1つと見られている。ポンペオ氏が保守的であるのに対し、国務省は貿易と民主主義において国際社会の一員として尽力し、最も「リベラル」な姿勢を常に貫いてきた。多少なりとも国務省の思想と一致するティラーソン氏は、北朝鮮との対話路線を貫き、イラン核合意を支持している。一方、ポンペオ氏はそのどちらにも反対している。

だが、ティラーソン氏がポンペオ氏に取って代わられようが、他の誰かに代わられようが、移行の基本部分に変わりはない。国務省は海外と国内に拠点を構えるハイブリッドな機関である。外交官とそれ以外の職員とのユニークな関係は、国務長官の交代を複雑にする。異なる既得権益をもつ双方に気を配ることは生易しいことではない。命令や内部手続きが文書化されている軍とは異なり、国務省の組織はもっと流動的で、縦割り社会である。

ティラーソン氏の失敗は主に、この最後のポイントを外したことにある。新しい国務長官が同省でまず行うべきは、主要なポジションを政治任用制に基づいて埋めることだった。ティラーソン氏はあまりに長いあいだ、あまりに多くのポジションを放置した結果、省内で支持を広げることができなかった。自己裁量に任された外交官たちは、子ども兵士に対する同省の方針やイスラム圏からの渡航を禁止するトランプ氏の大統領令のような問題に関する内部の「反対メモ」の公開といったトラブルを引き起こすようになった。こうしたメモは以前なら極秘扱いされていた。

4751とはずがたり:2017/12/07(木) 20:10:34
>>4750
独自の組織をつくり上げると同時に、国務省を何らかの大局的な目標に向かわせることは、新しい国務長官の義務である。同省は、最優先すべき一定の目標を定めてはおらず、ある政権下では軍縮に重点を置き、また別の政権下ではイラクとアフガニスタンを復興しようとする。最近では、女性の権利向上やソーシャルメディアの活用、民主主義の促進や 性的少数者(LGBTQ)の世界的な権利向上など「ソフトパワー」に力を入れている。

ティラーソン氏は、2度と日の目を見ることはないであろう構造改革に関するまとまりのない意見にとどまり、目標と呼べるようなものを明確に語ることはしなかった。同氏に現代における最悪の国務長官というレッテルを貼るのが流行だが、実際には最も無意味な国務長官として思い出されることになるだろう。

外交官として24年間勤務した筆者が国務省時代の元同僚と話したところ、ティラーソン氏の後任者は、虐待されたと感じて新たな人間を警戒する犬の保護施設のような雰囲気を、同省で感じるだろう。

すべてを諦めた窓際族もいる。手厚い年金欲しさに在籍しているが、新しい上司の役にはほとんど立たない。職員の大半はオープンで、何が起きるか見守っている。だが、新たに権限を得たように感じるごく一部や悪い国務長官を追い出すのに一役買ったと思っている人たちには気を付けなければならない。またかみついてくるかもしれないからだ。

結局のところ、ミスマッチは国務長官ではなく、大統領なのだ。ティラーソン氏に向けられる怒りの多くは、トランプ大統領の身代わりとして同氏を利用している。

外交政策の主なけん引役はホワイトハウスであり続けている。そしてホワイトハウスには、外交官への愛情はほとんどないようだ。

トランプ大統領は、国務省の予算を大幅に削減することに同意している。空きポジションの多さは、同省を機能不全に陥らせようとするトランプ大統領主導の取り組みの結果だと、多くが考えている。

外交政策において、トランプ氏自身も重要なのは自分以外のほかはないと述べ、北朝鮮問題の解決策の1つとして外交手段を却下しているように見える。同氏は軍や側近として軍人を好んでいるようだ。あるコメンテーターは国務省について、「大統領が価値を置かず、敬意を表さず、理解しない機関」と評した。

社会的地位のある共和党支持者のティラーソン氏は、イランや北朝鮮などの問題を巡り、トランプ大統領とはやや異なる意見を内に秘めていた。ポンペオ氏はタカ派でトランプ大統領を支持している。もし本当に大統領が国務省をぶっ壊すつもりなら、ポンペオ氏のような支持者以外に適した人物は考えられない。

もし数カ月後に、ティラーソン氏を追い出したかった職員の中から、同氏の下で働いていた方がましだったかもしれないと考え始める人が現れたら、それは皮肉な話だ。

*筆者は米国務省に24年間勤務。著書に「We Meant Well: How I Helped Lose the Battle for the Hearts and Minds of the Iraqi People」など。

4752名無しさん:2017/12/08(金) 07:29:19
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171208-00000003-jij_afp-int
フランケン上院議員、セクハラ問題で辞職 米民主党で2人目
12/8(金) 6:19配信 AFP=時事
フランケン上院議員、セクハラ問題で辞職 米民主党で2人目
米首都ワシントンの連邦議会議事堂に到着したアル・フランケン上院議員(右)と妻のフラニー・ブライソンさん(2017年12月7日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米民主党のアル・フランケン(Al Franken)上院議員は7日、自身に複数のセクハラセクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)疑惑が浮上したことを受け、議員を辞職すると発表した。米国で次々と表面化するセクハラ疑惑により辞職に追い込まれた有力民主党議員はこの1週間で2人目。

【写真】フランケン氏から痴漢行為を受けたと告発した女性ラジオ司会者

 米NBCのコメディー番組「サタデー・ナイト・ライブ(Saturday Night Live)」で有名になった元コメディアンのフランケン氏については、体を触られたとの訴えが女性7人から相次いだことを受け、民主党議員数十人が辞職を求めていた。

 フランケン氏は上院議場で、感情的かつやや反抗的な演説を行い、辞意を表明した上で、複数のセクハラ疑惑が浮上しているドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領や、少女らに対するわいせつ行為の疑惑がありながらもトランプ氏の公式な支持を得て共和党からアラバマ(Alabama)州連邦上院補欠選挙に出馬しているロイ・ムーア(Roy Moore)氏について言及。

「自身の性的暴行歴を自慢する様子がテープに録音されていた人物が大統領に就任し、また若い女の子たちを何度もえじきにした人物が自党から全面的な支援を受け上院選挙に出馬している。その一方で私は去っていくという事実は、いささか皮肉だ」と指摘した。【翻訳編集】 AFPBB News

4753名無しさん:2017/12/08(金) 12:06:41
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-171208X770.html
民主上院議員、セクハラで辞職=共和党にも疑惑広がる―米
10:42時事通信

 【ワシントン時事】複数の女性からセクハラ被害を訴えられていた米民主党のフランケン上院議員(66)が7日、辞職する考えを明らかにした。また、共和党のフランクス下院議員(60)も同日、辞意を表明。セクハラ問題では民主党のコンヤーズ下院議員(88)が5日に辞職したばかりで、党を問わず疑惑が広がっている。

 フランケン氏は声明で「女性の訴えの幾つかは事実ではないし、その他も私の記憶とは違う」と釈明した。今後は上院倫理委員会の調査に身を委ねる考えも示した。

 著名なコメディアンだったフランケン氏は2008年、ミネソタ州で出馬し、上院議員に初当選。トランプ大統領批判の急先鋒(せんぽう)で、次の大統領選に向けた「民主党のダークホース」ともいわれた。しかし、元共演者の女性が11月、「寝ている間に胸を触られた」などと告発。その後も被害の訴えが相次いで表面化し、同僚議員からも辞職を求める声が続いていた。

 フランケン氏辞職に伴う補選は来年の中間選挙で行われる。それまでの後任はミネソタ州知事が指名する。知事は民主党なので、上院における民主党の議席数に変化はない見通し。

 また、米メディアによると、共和党のフランクス氏も7日、元スタッフに対するセクハラを理由に来年1月末をもって辞職する考えを表明した。下院倫理委は同日、フランクス氏のほか、同じく共和党のファレンソルド下院議員についても、元スタッフへのセクハラ行為について調査する意向を明らかにした。

4754チバQ:2017/12/09(土) 12:25:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171209-00000023-mai-n_ame
<トランプ政権>パウエル大統領副補佐官が辞任へ
12/9(土) 10:25配信 毎日新聞
 【ワシントン高本耕太】米ホワイトハウスは8日、ディナ・パウエル大統領副補佐官(国家安全保障問題担当)が年明けに辞任すると表明した。中東情勢を中心にトランプ政権の外交政策で主要な役割を担ってきたパウエル氏の辞任について、ホワイトハウスは「当初の予定通り」と説明している。

 パウエル氏はエジプト出身でアラビア語が堪能。米金融大手ゴールドマン・サックス幹部だった今年1月、トランプ大統領の補佐官兼上級顧問(経済担当)に起用されて、兼務してきた。当初は女性起業家支援の分野などをトランプ氏の長女イバンカ補佐官と担当していたが、次第に外交政策を中心に担うようになった。

 トランプ氏の5月の中東歴訪の実現に深く関わり、クシュナー上級顧問とともに中東和平担当チームの一員でもあった。エルサレムをイスラエルの首都と認定するトランプ政権の決定が辞任の決断に影響したかは定かでない。サンダース大統領報道官は声明でパウエル氏が「政権発足1年(来年1月20日)までに地元ニューヨークに戻る計画だった」と説明した。

 パウエル氏は、トランプ政権内で国際協調を重視する「グローバリスト派」の一角と目されてきた。同じくグローバリストのティラーソン国務長官やコーン国家経済会議(NEC)委員長、イバンカ・クシュナー夫妻も近く政権を去るとの観測が広がっており、経済ナショナリスト派や保守強硬派らとの間で拮抗(きっこう)してきた勢力バランスが崩れる可能性も指摘されている。

4755チバQ:2017/12/09(土) 12:31:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171209-00000519-san-n_ame
トランプ政権 パウエル補佐官が辞任へ 大幅刷新の兆しか
12/9(土) 10:13配信 産経新聞
 【ワシントン=加納宏幸】サンダース米大統領報道官は8日、トランプ政権の外交・安全保障政策に深く関わるパウエル大統領副補佐官(国家安全保障問題担当)が年明けに辞任すると発表した。トランプ政権ではティラーソン国務長官の更迭も取り沙汰されており、政権発足から1年となる来年1月に外交・安全保障チームの大幅な刷新があるとの見方も出ている。

 サンダース氏は、パウエル氏がもともと来年の早い時期まで務める計画だったとし、予定通りの辞任であると強調するとともに、辞任後も「引き続き大統領の政策を支え、中東政策に取り組む」とした。

 パウエル氏はブッシュ(子)政権でライス元国務長官の下、国務省高官を務めた。国際主義的な共和党主流派の外交・安全保障専門家との関係が深く、マクマスター補佐官(国家安全保障問題担当)を支えて、孤立主義的な傾向を持つトランプ氏側近とのつなぎ役を務めてきた。

 また、トランプ氏の長女イバンカ大統領補佐官や夫のクシュナー大統領上級顧問とも近く、トランプ氏も信頼を寄せていた。エジプト出身でアラビア語を話すパウエル氏はクシュナー氏が取り組む中東和平にも関わったが、トランプ氏がエルサレムをイスラエルの首都と認定したことと辞任の関係は明らかではない。

4756チバQ:2017/12/10(日) 00:35:38
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20171210k0000m030027000c.html
<米アラバマ州補選>トランプ氏「セクハラ」疑惑候補支持
12月09日 19:00毎日新聞

 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領は8日、南部フロリダ州で演説し、12日実施の南部アラバマ州連邦上院補欠選挙で、共和党候補のムーア元同州最高裁長官を支持すると改めて表明した。ムーア氏は過去、未成年女性に性的関係を迫った疑惑が相次ぎ報じられているが、トランプ氏は「我々とこの国の将来は、上院で議席を失う余裕を持ち合わせていない」と訴えた。

 トランプ氏は民主党候補のジョーンズ氏を同党議会執行部の「あやつり人形」と批判。「米国を再び偉大にするため、犯罪や不法移民の対策強化に賛同する人材が必要だ」と強調した。保守強硬派のムーア氏は、キリスト教に基づく統治や軍隊による国境警備など過激な政策を掲げている。

 ムーア氏は疑惑を全否定するが、全米でセクハラ告発が社会問題化する中、補選の最大焦点になっている。共和党内では立候補断念を求める声も出たが、トランプ氏は4日にムーア氏支持を表明。同党全国委員会も陣営への資金提供再開を決めた。

 現在の上院構成は共和52、民主48(無所属含む)で拮抗(きっこう)。ジョーンズ氏が勝利すれば51対49となる。昨年の大統領選・議会選での公約実現で多数派工作に苦心する与党共和党は、同補選を「落とせない選挙」と位置づけ、ムーア氏全面支援にかじを切った形だ。

 地元紙バーミンガム・ニュース(電子版)は5〜7日の情勢調査で、ムーア氏が支持率51%でジョーンズ氏の44%に先行していると伝えた。

 ◇ロイ・ムーア氏(70)

共和党候補者。元州最高裁判事。11月9日、地方検事補時代に10代少女に性的関係を迫った疑惑が浮上、その後も告発が相次いだ。

 ◇ダグ・ジョーンズ氏(63)

民主党候補者。1980年、同州で連邦検事補。その後、連邦検事や弁護士などを務める。

4757とはずがたり:2017/12/10(日) 20:10:20

ティラーソンが去り、また軍人がやって来る
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/12/post-9085.php
2017年12月9日(土)15時15分
ロビー・グレイマー、ダン・デ・ルース、ジェナ・マクラフリン

<噂されているティラーソン米国務長官の更迭が現実味を帯びてきた。後任候補のCIA長官はやはりタカ派の元軍人>

退任説がくすぶり続けてきたティラーソン米国務長官が、いよいよ更迭されるかもしれない。

11月30日のニューヨーク・タイムズ紙の記事によると、トランプ大統領は後任にポンペオCIA長官を、CIA長官の後任にコットン共和党上院議員を充てる意向だという。

下院議員を3期務めたポンペオはCIA長官に起用されて以来、トランプと良好な関係を築いている人物だ。ホワイトハウスの大統領執務室で定期報告を直接行い、国家安全保障上の重要な決定にも大きな影響力を持ってきた。コットンも、大統領と考えの近い保守派の政治家として知られる。

ティラーソンが政権を去り、ポンペオとコットンの影響力が強まれば、アメリカの対外政策はより攻撃的なものになりかねない。特に、対イラン政策はその可能性が高い。ポンペオは下院議員時代に、イランの体制打倒に向けて議会が行動すべきだと主張しているし、コットンも6月に、イランの体制転覆を米政府の目標として明確に設定すべきだと述べていた。

それに対し、ティラーソンは穏健な立場を取り続け、15年のイラン核合意の維持と、外交的手段による問題解決を訴えてきた。北朝鮮問題でも、トランプの過激な発言とのバランスを取ろうとしてきた(その試みは、トランプ自身によって度々、そして公然と覆されてきた)。

軍事への傾斜が強まる?
国務長官就任後のティラーソンは、試練の連続だった。幹部職員が大量に国務省を去った上、国務省改革は順風満帆には程遠い。外交上の失態も相次いだ。夏にはサウジアラビアとカタールの外交危機を仲介しようとしたが、ホワイトハウスと足並みがそろわなかった。北朝鮮問題の外交的解決を主張したときも、トランプにあざ笑われた。

今回の報道に対し、国務省の職員は、疑念と衝撃と疲れが入り交じった反応を見せている。

「率直に言って、これがいいニュースなのか、悪いニュースなのか、私たちは判断できない。この1年ほどがあまりにひどい状態だったから」と、ある国務省職員は言う。最近の国務省は内部の混乱が続いており、職員は今回のようなニュースにあまり反応しなくなっていると、この人物は言う。

ティラーソン更迭報道に驚きは感じないと言う職員もいる一方、もうしばらくは職にとどまるのではないかと推測する職員もいる。ニューヨーク・タイムズなどへのリークは、ホワイトハウスがティラーソンに辞任を促すために仕組んだものだと疑う人たちもいる。


10月初めに、ティラーソンが7月にトランプを「間抜け」と呼んでいたと報じられたことをきっかけに、両者の関係は完全に悪化していた。それ以来、更迭の噂は絶えなかった。トランプは12月1日、更迭報道を「フェイクニュース」と否定したが、もしティラーソンが早期に退任すれば、(政権自体が交代した場合を除いて)過去120年で最も短命の国務長官になる。

そして、軍経験者のポンペオとコットンが国務長官とCIA長官に抜擢されれば、トランプ政権の「軍事化」が一層進みかねない。同政権では既に、ケリー首席補佐官、マティス国防長官、マクマスター国家安全保障担当補佐官など、軍人が中枢を占める傾向が際立っている。

ティラーソン退任後のアメリカの対外政策は、外交より軍事への傾斜を強めていくことになりかねない。

From Foreign Policy Magazine
[2017年12月12日号掲載]

4758チバQ:2017/12/12(火) 19:45:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171212-00000071-mai-n_ame
<米アラバマ補選>ムーア氏「トランプ色」前面に
12/12(火) 18:23配信 毎日新聞
 【ミッドランドシティー(米南部アラバマ州)高本耕太】接戦が伝えられる米南部アラバマ州の連邦上院補欠選挙で、共和党候補のムーア元同州最高裁長官陣営が11日、選挙戦最後の支持者集会を開いた。バノン前大統領首席戦略官が応援演説して「トランプの奇跡を継続する戦いだ」と訴え、トランプ政権の政策推進のためムーア氏への投票を呼びかけた。補選は12日投票、即日開票される。

 同党候補を選ぶ9月の予備選では、トランプ大統領の推す別の候補と争ったムーア氏陣営だが、本選では「宗教」と共に「トランプ色」を前面に押し出した選挙戦を展開している。ムーア氏に未成年者へのわいせつ疑惑が相次ぎ浮上し民主党候補のジョーンズ元同州連邦検事に猛追を許しているためだ。昨年11月の大統領選で同州で62%の票を得たトランプ氏の人気に頼らざるを得ない事情もある。

 白人キリスト教信者が大半を占める支持者約300人を前にバノン氏は、トランプ大統領誕生を「神の摂理」と表現。ムーア氏の疑惑を報じるメディアは「対抗勢力」と批判し、「権力者たちはトランプとムーアを黙らせることで、あなたたち労働者階級の声を奪おうとしている」と訴えた。約1週間ぶりに有権者の前に姿を見せたムーア氏も「神の下に一つの国を築く」と唱え、会場からは「米国を再び偉大に」とかけ声が上がった。

 集会に参加した主婦のバーバラ・ストリックランドさん(32)は「キリスト教の価値観を重視し中絶に反対するムーア氏を支持する。退役軍人の妻として強い軍隊を掲げる姿勢にも共感する」と語った。ムーア氏の疑惑には「被害者が40年たってから名乗り出るのは不自然。政治的な背景があると思う」と疑念を呈した。

4759名無しさん:2017/12/12(火) 20:58:18
エドリー、サンフランシスコ市長、65歳で死亡
http://www.foxnews.com/politics/2017/12/12/ed-lee-san-francisco-mayor-dead-at-65.html

4760とはずがたり:2017/12/13(水) 09:32:52

米特別検察官、ドイツ銀にトランプ大統領の口座情報求める=関係筋 ロイター
2017年12月6日 17時51分 (2017年12月6日 22時50分 更新)
https://www.excite.co.jp/News/world_g/20171206/Reuters_newsml_KBN1DZ1DW.html

[フランクフルト/ワシントン 5日 ロイター] - 米大統領選挙へのロシア介入疑惑を捜査するモラー特別検察官は、ドイツ銀行<DBKGn.DE>に対し、トランプ大統領と家族の口座に関する情報提出を求めた。1人の関係筋が明らかにした。
ドイツ銀は数週間前、特定の取引に関して情報提供を求める召喚状を受け取ったという。
トランプ氏が関係する不動産事業に多額の融資を行った経緯があるドイツ銀は5日、「捜査には全面的に協力する」との声明を出したが、それ以外はコメントしなかった。
トランプ氏の弁護士であるジェイ・セクロー氏はロイターに対し「召喚状は発行されていない」と指摘。「特別捜査官が大統領に関連した金融取引の記録提出を命じたとの報道は、誤報であることを確認した」と主張した。
モラー氏の捜査に詳しい米当局者は、召喚状が出された理由の1つは、ドイツ銀行がトランプ氏に対する債権の一部を、現時点で米国と欧州連合(EU)の対ロシア制裁の対象となっているロシアの銀行に転売したかどうかを見極めることにあると説明した。
ロシアの諜報活動に詳しい別の米当局者は、仮にロシアの銀行がトランプ氏に対する債権を保有すれば、ある程度の影響力を行使できる可能性があると話した。
この当局者は「疑問として浮かび上がるのは、なぜトランプ氏と側近が外交の最優先事項としてロシアとの関係改善を進めることに意欲を示したのかや、その中で個人的な考えが少しでも働いたのかどうか、ということにある」と述べた。一方でドイツ銀行に近い関係者は、同行がトランプ氏のロシアとの金融取引について調査したと話した。
こうした中、トランプ大統領は5日、ホワイトハウスでの写真撮影に際し、モラー氏がドイツ銀行に情報提供を求めたのかとの記者団からの問い掛けに返答しなかった。
米政府倫理局(OGE)が発表した資料によると、トランプ氏はドイツ銀行傘下のドイチェ・バンク・トラスト・カンパニー・アメリカズから少なくとも1億3000万ドルを借り入れている。
このうち5000万ドル超はトランプ氏が首都ワシントンで取得した旧郵便局の不動産物件、5500ドル余りはフロリダ州のゴルフコース、2500万ドルはシカゴのトランプ・ホテルおよび集合住宅に対して貸し出された。
これらの融資は2012年に貸し出され、2023年から24年にかけて満期を迎える。

4762とはずがたり:2017/12/13(水) 09:41:03
>>4761
■募集要項リスト 電話帳の分厚さ

 各高校の募集要項をリストにした電話帳のように分厚い市発行の冊子で、募集人数や中学の成績に基づく合格基準などを見ながら学校の選択に格闘する。この段階ですでに教育の機会均等は影の薄いものになる。中学校の受験指導教員であるガイダンスカウンセラーが充実している学校とそうでない学校で、準備にかける時間と費用が大きく異なるからだ。

 息子が通ったアッパーイーストサイドの中学校は、元ニューヨーク市教育庁の高官だった人が創立した受験コンサルタント会社を学校を挙げて雇い、受験の準備にかかわる説明会や生徒の模擬面接、親への個別相談などを提供した。

 元教育庁の役人だけあって、高校受験プロセスに通じている。同じ公立中学校でも親が教育熱心で学校支援のための募金活動や寄付金が充実している学校は、こうして高校受験準備に時間とお金をかけることができる。

 これに対して低所得者層が多い地域の中学校は、受験ガイダンスも限られる。一部の高校が受験で要請する生徒のポートフォリオをきちんと受験用に準備している教師も少ない。移民の多いクイーンズやブロンクスでは、英語が話せない生徒や親が受験競争に圧倒されるという現実もある。

 「いろいろな学校があって息子にどこの学校を受験させていいかわからない」。中国から5年前に移民したメアリー・リーさんは片言の英語で困惑気味に語った。リーさんの息子は中学校の数学の成績が抜群に良く、筆記試験だけを課すスペシャライズド・ハイスクールを受けるという。

 スペシャライズド・ハイスクールは公立高校に9校あり、中学校の成績などは一切関知せず、一発勝負で試験に受かったものだけが入学できる難関校だ。

 この試験を受けるために家庭教師をつけたり塾に子供を通わせたりする家庭も多い。また、複雑な受験プロセスと英語の壁に悩まされる外国人の親も子供の成績が良ければ、スペシャライズド・ハイスクールを選ぶ。すると、結果的に勤勉で成績の良い中国人の子供が殺到することになる。

 スペシャライズド・ハイスクールに加え、10校程度ある通称セレクティブ・ハイスクールは、富裕なユダヤ人家庭の子供と中国人が集中する人種構成のゆがんだ高校になる。このためニューヨーク市は黒人、ヒスパニックの中学生にもスペシャライズド・ハイスクールをもっと受験してもらおうとの趣旨で、両人種の子供だけを対象に無料の受験講座を開催している。

■1発試験のみの超難関校 アジア系生徒が7割超す

 それでも人種構成のゆがみはほとんど解消されない。スペシャライズド・ハイスクールの一つ、超難関校のスタイブサント・ハイスクールの生徒の人種構成は、アジア系74%、白人17%、ヒスパニック2%、黒人0.6%で、そのほかネーティブアメリカンやハーフなどだ。ニューヨーク市教育庁によると、公立学校全体の人種構成はヒスパニック40%、黒人27%、白人14%、アジア系15%など。比較すれば、この難関校の人種構成が社会全体を反映していないことが明らかだ。

 ニューヨークの公立高校の受験プロセスはあまりにも複雑・煩雑で、14歳の子供がひとりで対応するのは無理だといわれる。最大12校の学校説明会に子供と一緒に出席できる親も限られる。親が教育熱心でなかったり、英語が話せなかったり、塾や家庭教師にお金をかけられなかったりする家庭の子供は、試験なしの学校や学校説明会に参加しただけで入学できる高校に行くという結果になる。

 そうした高校は卒業しないでドロップアウトする生徒が多く、大学進学率も低い傾向が強い。高校受験を支援する非営利団体インサイド・スクールズのウェブサイトを見れば、高校別に生徒の人種構成や大学進学率、校舎の入り口に犯罪防止の金属探知機があるかないかなどがひと目でわかる。受験準備のリサーチに熱心は親はこうしたサイトを見て、子供の受験先を決める。

 ブルームバーグ前市長が目指した教育機会の均等は理念は素晴らしいものの、学区制廃止後15年たった今でも実践が難しいことを息子の受験体験を通じて垣間見た。

 3月の合格通知まで、受験競争の道は長い。「ニューヨークの高校受験は親をテストしているんだよ」。息子の受験に悪戦苦闘した友人のサミュエルさんは苦笑した。

4764チバQ:2017/12/13(水) 20:50:34
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20171214k0000m030086000c.html
<米アラバマ補選>「衝撃的な番狂わせ」民主勝利でメディア
20:14毎日新聞

 【モントゴメリー(米南部アラバマ州)高本耕太】米南部アラバマ州の連邦上院補欠選挙は12日に投開票され、民主党候補のジョーンズ元同州連邦検事が、未成年者に対するわいせつ疑惑が浮上した共和党候補のムーア元同州最高裁長官を破り当選を確実にした。共和党支持が強固な同州で、民主党候補の上院選勝利は1992年以来25年ぶり。米メディアは「衝撃的な番狂わせ」(CNNテレビ)と大きく伝えている。

 ジョーンズ氏は州最大都市バーミングハムで支持者を前に「アラバマは正しい選択をした」と勝利宣言。ムーア氏は票集計完了まで敗北を認めない考えを示したが、ムーア氏への投票を呼びかけていたトランプ大統領はツイッターで、ジョーンズ氏への祝意を表明した。

 アラバマ州は、昨年の大統領選でトランプ氏が約30ポイントの得票率差でライバルの民主党のクリントン候補に大勝した共和党の地盤。また、バノン前大統領首席戦略官もトランプ政権の政策推進のためにムーア氏を全面支援してきており、敗北はトランプ政権にとって大打撃といえそうだ。

 当初は優勢が伝えられたムーア氏だが、未成年女性へのわいせつ疑惑が相次ぎ浮上。全米でセクハラ告発が社会問題化する中、疑惑が選挙戦の最大焦点となった。選挙終盤でイメージ低下を懸念したムーア氏がメディア露出減を余儀なくされる一方、ジョーンズ陣営は8万世帯への戸別訪問を敢行するなど浸透を図った。民主党もセクハラ告発を受けた自党議員を辞任させ、ムーア氏にプレッシャーをかけた。

 米メディアの出口調査分析によると、ジョーンズ氏は民主支持傾向の強い黒人労働者層を固める一方、ムーア氏の疑惑に嫌悪感を抱く高学歴の共和党支持者や女性有権者の一部からも票を得た。

 州内の18〜40歳の共和党員で構成する「青年共和党連盟」は11月18日、ムーア氏不支持の決議を採択。前会長のクレイトン・ターナーさん(35)は毎日新聞の取材に「今回の敗北は、若者や女性有権者の声に、党が真摯(しんし)に耳を傾けなかった結果。来年の中間選挙に向けた教訓にしなければいけない」と語った。

4765とはずがたり:2017/12/14(木) 22:44:04

2017年12月14日 / 12:09 / 2時間前更新
アングル:トランプ氏が敗れたアラバマ州補選の大きな賭け
https://jp.reuters.com/article/us-politics-idJPKBN1E8097
2 分で読む

[ワシントン 13日 ロイター] - トランプ米大統領は、アラバマ州の上院補選でわいせつ疑惑が浮上した共和党のロイ・ムーア候補をあえて支援するという危険な賭けが完全に裏目に出て、大きな政治的損失を被った。

同補選で民主党のダグ・ジョーンズ候補が勝利したことは、トランプ氏にとって完全な敗北であり、共和党が来年の中間選挙で下院か上院、あるいはもしかするとその両方で多数派から転落する前兆と言えそうだ。

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保守王国のアラバマ州でジョーンズ氏が当選した意味はそれほど大きかった。民主党は既に下院での過半数確保に自信を見せていたが、今回の結果を踏まえ、上院でも再び多数派になる確率が以前よりは少し高まりつつある。

民主党が両院を制した場合、トランプ氏の政策を厳しくチェックするだけでなく、大統領弾劾を始める事態もあり得る。

昨年の大統領選の民主党候補だったヒラリー・クリントン氏の側近を務めたジェス・ファーガソン氏は「共和党が全米屈指の強い地盤で負けたことは、彼らの候補がいくら不適格な人物だったとしても、今後の政局に対する警鐘となっている」と指摘した。

民主党はアラバマ州では過去25年間ずっと上院選で勝てなかっただけに、今回も期待はしていなかった。ところがトランプ氏の不人気と、ムーア氏のわいせつ疑惑、そしてそのムーア氏をトランプ氏が熱心に支持したことで民主党にチャンスが到来した、というのが専門家の見方だ。

バージニア大学の政治分析専門家カイル・コンディック氏は「トランプ氏がジョーンズ氏を当選圏内まで押し上げる役割の一端を担い、(最終的に)ムーア氏がジョーンズ氏の勝利のお膳立てをした」と述べた。




コンディック氏によると、今年に入って複数の議会選挙で民主党は敗北したとはいえ得票数は常に増加しており、これはトランプ氏の存在が原因だという。

<トランプ氏への審判>

アラバマ州補選は、トランプ氏の支持効果と判断力の限界を物語っている。

共和党幹部がトランプ氏にムーア氏を見捨てるよう要請したにもかかわらず、トランプ氏は最後まで全力で応援を続けた。しかし結局、その影響力は十分に働かず、早い段階での出口調査で多くの共和党員が投票に行かなかったことが分かった。

さらにこの補選は終盤になって、トランプ氏自身を支持するかどうかを有権者が判断する側面が強まる一方となった。ムーア氏陣営も今週、選挙はトランプ氏と彼の大統領ぶりを巡る国民投票の様相になったとの見方を示した。

ムーア氏の選挙参謀はABCニュースで「アラバマではトランプ氏が裁かれている」と語った。

今回の選挙結果は、トランプ氏の前側近のスティーブ・バノン氏にとっても打撃となった。バノン氏は、アラバマ州上院補選候補を決める予備選で現職を差し置いてムーア氏を支持していた。

バノン氏は来年の中間選挙に向けて、マコネル上院院内総務などの共和党主流派との対決姿勢を打ち出すことを目指しており、アリゾナ州やネバダ州、ウィスコンシン州でもマコネル氏が上院トップでいることに批判的な反主流派を支援している。

ただムーア氏の敗北でこうした取り組みが水を差されるのは確実で、共和党内では、主要支持層の離反を招き、共和党を議会多数派から転落させかねないような「アウトサイダー候補」への肩入れの動きは、一層鳴りを潜めそうだ。

ムーア氏が敗北したことを踏まえると、トランプ氏が今後、共和党候補の予備選に首を突っ込むかどうかも疑わしい。

共和党員のコンサルタントでマコネル氏に近いジョシュ・ホームズ氏は「議員にふさわしくない人物を候補に指名し、党に迷惑をかければ、結果的に自分の名声を傷つける危険がある」と警告した。

もっとも民主党が来年、上院で多数派を確保するためのハードルはまだそれなりに高い。大統領選でトランプ氏が勝った10州で現有議席を死守するとともに、共和党から2議席を奪う必要があるからだ。

下院で民主党が過半数達成に向けて奪回が必要な議席は24とより多いが、都市近郊部を中心に接戦を演じている選挙区が多いので、こちらの方が現実味がある目標とみられる。

(James Oliphant記者)

4766とはずがたり:2017/12/14(木) 22:46:44
なんと,吃驚だ。

急死・サンフランシスコ市長に非情書き込み 慰安婦像受け入れ以外で猛批判
https://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/858802/
2017年12月14日 17時00分

 米国で先月、中国や韓国系の民間団体が設置した慰安婦像の寄贈の受け入れを承認したサンフランシスコ市のエドウィン・リー市長(65)が12日、急死した。同氏は慰安婦像が公共物となったことに反発した大阪市が姉妹都市の解消を決めるなど、日本では“反日市長”として話題を集めたが、米国内では別の問題で猛批判を浴びていた。

 リー氏は11日、同市内で買い物中に倒れ、翌日亡くなった。心臓発作とみられる。中国系移民の両親の間にワシントン州シアトルで生まれ、人権派弁護士として活動した後、2011年に同市初のアジア系市長として初当選。15年に再選され、2期目だった。

 もともと全米でも代表的なリベラル都市として知られるサンフランシスコは1989年に「聖域都市」を宣言。連邦政府の不法移民政策に協力せず、不法移民というだけで逮捕や強制送還をしないというものだった。

 だが、メキシコやアジア系などの不法移民が今や1100万人ともいわれる米国では近年「職を奪われる」「治安が悪化する一方」などと国民の不満が高まり続けている。トランプ大統領(71)が選挙公約とした「メキシコ国境の壁」建設や「不法移民は国外追放」という方針への支持が広がった背景にはそんな理由がある。

 その流れに反し、リー市長は就任2年後の13年に「聖域都市」の具体策として不法移民を保護する新条例を推進し、市議会は全会一致で可決。当局は不法移民に対し、殺人や性犯罪などの重い犯罪歴がない限り、身柄拘束ができなくなった。当然、多くの市民は新条例に反発。昨年5月にはリー氏のリコール運動が起きるなど、市は反市長派とリベラル派に分断されていた。

 リー氏の急死を速報した米フォックス・ニュース(電子版)のコメント欄は「これで不法移民の犯罪を許してきた市長がこの世を去った」など“死人にムチ打つ”ような書き込みであふれた。

 一方、吉村洋文大阪市長(42)はリー市長の急死を受け、哀悼の意を伝えた一方、姉妹都市提携の解消を正式決定したことを13日に明らかにした。

4767チバQ:2017/12/15(金) 18:17:20
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171215-35112035-cnn-int
ライアン米下院議長、中間選挙後の議員引退検討か 友人と相談
12/15(金) 16:45配信 CNN.co.jp
ライアン米下院議長、中間選挙後の議員引退検討か 友人と相談
議員引退を検討しているとされるライアン米下院議長
(CNN) 米連邦議会のライアン下院議長(共和党)が、2018年中間選挙後の議員引退を検討している可能性があることが15日までに分かった。ライアン氏に近い複数の友人がCNNに明かした。友人との間で自身の将来に関する話し合いを行っているという。

これによれば、共和党の税制改革法案を可決させるという目標を達成できた場合、ライアン氏は来年の中間選挙後に議員を引退する可能性がある。一部では、引退はさらに早まるかもしれないとの観測もある。

友人の一部からはライアン氏をめぐり、「トランプ(米大統領)疲れ」に見舞われているのではないかとの見方も出ているが、他の友人は、同氏が来年議会を離れる可能性について真剣に検討しているとみている。

ライアン氏に近い関係者らによると、税制改革実現の直後に悲願達成を理由に辞任するとの見方は正確ではなく、下院議長の職務が家族に負担を与えている現状を特に懸念しているという。

ライアン氏引退の可能性については、政治専門メディアのポリティコが14日に報道。匿名の情報筋の話として、ライアン氏が周囲の関係者に対し「2018年中間選挙の期間中は職務を続け、次の議会会期の前に引退したい」と明言していると伝えた。

ライアン氏はこの報道を強く否定。報道陣に対し「私はどこにも行かない」と述べた。ライアン氏の広報担当者はこれを補足する形で声明を出し、報道は「純然たる臆測」だとしている。

ライアン氏は2015年10月以来、下院議長の職を務めている。

4768チバQ:2017/12/15(金) 18:57:39
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017121301228&amp;g=use
中間選挙に不安残す=厳しさ増す政権運営-トランプ氏

 【ワシントン時事】米アラバマ州での上院補欠選挙で、民主党のジョーンズ元同州連邦検事(63)が、事前の予想を覆して共和党のムーア元州最高裁長官(70)に勝利した。ムーア氏を全面支援したトランプ大統領にとっては敗北。今後の議会運営や、1年後に迫る2018年11月の中間選挙に不安を残した。

 「候補者名明記の投票方法がかなり影響したと思うが、(ジョーンズ氏の)勝ちは勝ちだ」。トランプ氏は12日夜、選挙結果に不満をにじませつつ、ツイッターで敗北を認めた。
 同州はもともと、共和党が強い地盤を誇る。ムーア氏はバノン前首席戦略官・上級顧問が主導して擁立し、選挙戦では共和党主流派と一線を画し、「反エスタブリッシュメント(既成勢力)」のメッセージを前面に出す戦術を取った。
 しかし先月、ムーア氏に未成年へのわいせつ疑惑が浮上すると、政界に根を張るセクハラ問題への視線は保守地盤でも厳しいものとなった。それでも民主党がフランケン上院議員らセクハラ疑惑を抱えた有力議員に辞職を促したのとは対照的に、トランプ氏もムーア氏もセクハラについて説明責任を果たさなかった。
 11日にはトランプ氏からセクハラを受けたと過去に告発した3人の女性が会見して被害を訴えた。トランプ氏は「フェイク(偽)ニュースだ」と非難したが、民主党内には「セクハラ問題は中間選挙の争点になる」との見方もあり、今後も尾を引きそうだ。
 また、補選敗北による上院(定数100)の勢力図の変化は政権運営に影響を与えそうだ。7月の医療保険制度改革(オバマケア)代替法案では、3人が反対に回り否決された。補選敗北により共和党の上院議席は51となり、2人の造反で法案が通らなくなる。今後、上下両院で法案の調整が行われる減税法案も、成立が不透明になる可能性がある。(2017/12/13-20:17)

4769名無しさん:2017/12/15(金) 19:00:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171215-00000531-san-n_ame

 北朝鮮が核実験に踏み切れば「軍事攻撃の可能性は70%」 金正恩政権との全面戦争へ 米共和党重鎮
12/15(金) 11:13配信

産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】米共和党の重鎮、グラム上院議員は14日発売の米誌「アトランティック」とのインタビューで、北朝鮮が7回目の核実験を実施した場合、トランプ政権が北朝鮮を軍事攻撃する可能性は「70%」だと述べた。

 グラム氏はまた、北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)など長距離ミサイルの発射した場合、「米国が軍事的選択肢をとる確率は約3割ある」とした。

 グラム氏は、金正恩体制が核ミサイルで米国を攻撃する能力を確保させないとの決意を「100%固めた」と強調。「残された時間は少ない。このままでは、トランプ氏は軍事的選択肢を行使するしかなくなる」と警告した。

 しかも、軍事攻撃は核施設の無力化などを目的とした「精密攻撃」ではなく、「金正恩体制との全面戦争になる」と指摘。北朝鮮の核戦力体制が長年のうちに強化されるなど「最悪の事態を想定しなくてはならない」とし、「金体制を完全に転覆させる決意で取り組むべきだ」と語った。

 グラム氏は10日、トランプ氏とゴルフをしたが、「北朝鮮情勢が常に話題に上った」としている。

 ただ、戦争回避のために米朝首脳が「多くの前提条件なし」に直接対話することを支持するとし、首脳会談が実現する可能性も排除しないとした。

 一方、ホワイトハウスによると、トランプ大統領は14日、ロシアのプーチン大統領と電話で会談した。両首脳は「極めて危険な状況」にある北朝鮮情勢の打開に向けて連携をしていく方策について協議した。

4770とはずがたり:2017/12/17(日) 08:45:04
ロシア疑惑でのトランプ米大統領への偏見、司法副長官が否定
ロイター 2017年12月14日 16時55分 (2017年12月14日 21時50分 更新)
https://www.excite.co.jp/News/world_g/20171214/Reuters_newsml_KBN1E80IE.html

[ワシントン 13日 ロイター] - 米大統領選挙へのロシア介入疑惑を巡る捜査の担当者らがトランプ米大統領に対する偏見を持っているとする共和党議員の主張について、ローゼンスタイン米司法副長官は13日、これを否定した。
ローゼンスタイン副長官は下院司法委員会で証言。ロシア介入疑惑を捜査するモラー特別検察官のチームによる不適切な行為は「認識していない」と述べた。
同委員会の共和党議員らは、米連邦捜査局(FBI)の職員2人によるテキストメッセージがトランプ氏に対する偏見の証拠だと指摘。
議員らは、FBIの弁護士リサ・ペイジ氏と、モラー特別検察官の捜査に加わっていたFBI捜査官ピーター・ストロザック氏が昨年交わした、トランプ氏に批判的な300以上のメッセージを確認したとし、一部を読み上げた。ロイターが確認した文書によると、中にはトランプ氏を「ばか」「忌まわしい人物」と呼ぶメッセージもあった。
ローゼンスタイン副長官は、司法省によってメッセージが明らかにされた後にモラー氏がストロザック氏を捜査から外したとし、モラー氏が捜査が政治的偏見の影響を受けないようにしているとの見解を示した。
また、同捜査を率いる人物としてモラー氏が「理想的」だと述べた。
モラー特別検察官はローゼンスタイン副長官によって指名された。モラー氏はロシアとトランプ陣営が共謀したかどうかも調べている。

4771チバQ:2017/12/20(水) 10:22:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171220-00000518-san-n_ame
東アジア担当国務次官補にソーントン氏 トランプ米大統領が指名
12/20(水) 9:23配信 産経新聞
 【ワシントン=加納宏幸】トランプ米大統領は19日、東アジア・太平洋担当の国務次官補にスーザン・ソーントン氏を指名したと発表した。同氏はラッセル前次官補の退任を受け、今年3月から代行を務めていた。上院の承認が得られれば、正式に就任する。

 ソーントン氏は中国や中央アジアに駐在経験のある職業外交官で、首席戦略官兼大統領上級顧問を務めたバノン氏は今年8月の辞任直前、中国や北朝鮮に対する「タカ派」を起用すべきだと米誌に主張し、代行の解任を主張した。

 しかし、北朝鮮の核・ミサイル開発によって緊張が高まる中で、各国からは東アジア地域を担当する次官補を早期に起用するよう求める声が出ていた。

4772とはずがたり:2017/12/21(木) 08:19:07
トランプ大統領を追い込むディープ・ステートとは? 高嶋ひでたけのあさラジ!
http://www.1242.com/lf/articles/57746/?cat=politics_economy&amp;pg=asa
2017/06/23 10:30
番組名 高嶋ひでたけのあさラジ!

6/23(金)FM93AM1242ニッポン放送『高嶋ひでたけのあさラジ!』今日の聴きどころ!①

ワシントンで感じたアメリカ国内の深刻な「混乱」
6:29〜ニュースやじうま総研ズバリ言わせて!:コメンテーター宮家邦彦(キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・外交評論家)

ディープ・ステートとは?

今アメリカ国内のメディアでよく使われる「ディープ・ステート」という言葉。トランプ政権の裏側に潜む“闇の政府”について、アメリカから帰国されたばかりの宮家邦彦氏に詳しくお話ししていただきます。

高嶋)今日お聞きしたいのは、宮家さんもお書きになっていましたけれども、アメリカの「ディープ・ステート」。まずこの「ディープ・ステート」というのはどういう意味なのですか?

宮家)簡単に言うと「闇の政府」みたいなイメージです。
いかがわしいですよ、こんなことはまともな人は言わないのだけど、何だか今の政府の中には、大統領にトランプさんが選挙で選ばれにも関わらず、官僚の一部やFBI、司法省の連中など、政府の中にまた闇の政府があって、そいつらが選挙の結果を認めないで勝手にクーデターを起こそうとしている、つまりトランプをひっくり返そうとしているのだと。そういう意味を込めてトランプの支持者の一部が「この国には“ディープ・ステート”があって……」と言っているわけです。


トランプ大統領唯一の味方・FOXニュースが「ディープ・ステート」報道

高嶋)宮家さんがお書きになった記事によると「“闇の国家”などと訳されて、政府内の一部機関や組織が時の政治指導者の文民統制に従わず勝手な行動を取る状況を言うのだ」と。それが保守系のFOXニュースでガンガンやっている。

宮家)そうです。産経新聞に2〜3週間前にワシントン特派員の記事が少し出ていました。僕はそれを後で知ったのですけど、そのとき彼は「ブログで見た」と言っていたのですよね。だけど僕がアメリカに行ったときにはFOXニュースがやっていました。一応メジャーな放送ですからね、それが「ディープ・ステート」なんて言い出したら、要するに陰謀論ですよ。

高嶋)FOXニュースはトランプさんの味方の唯一のテレビ局ですよね。

宮家)日本と違って変な放送法が無く、不思議な放送法だから彼らは自由に言えるわけですよ(笑)。だから「ディープ・ステート」まで言い始めたらもう末期症状だなと思いました。

4773とはずがたり:2017/12/21(木) 08:19:24
>>4772-4773
高嶋)自分の支持するトランプに対して「闇の政府」と言う。

宮家)よく考えてみて下さい。反対側から見れば、変な大統領がやって来て今までのしきたりとかルールとか全部ひっくり返して、法の支配も関係無い。「FBIの長官? そんなものはクビだ。何でもクビだ」と。そんなことをやったら、まともな人たちはおかしいと思いますよね。それが「ディープ・ステート」と言われたら今度は立つ瀬が無いのではないですかね。

銃社会のアメリカ 野球練習中に起きた乱射事件

高嶋)でもアメリカも前から銃社会で、怖いなと思っていますけども。丁度宮家さんがワシントンに着く直前に、例の野球大会の前日。野球は国技みたいなものですからね、アメリカでは。議員さんが練習しているところに銃を持った男が入って、乱射したと。

宮家)民主・共和対等のチャリティー試合をやるというので朝から練習をしていた。そうしたらオハイオから来た男が銃を持って「こいつら共和党員か?」と。「そうだ」と言われたら銃を撃ち始めたというのですよね。恐ろしいじゃないですか。
もっと恐ろしいのは、そんなことが東京で起きたらひっくり返るじゃないですか。彼らは銃規制の「規」の字も言わないのだから。どうやったら武装できるかとか言っているのだから、銃に関してはおかしな国だなと思いますよ。

高嶋)下院院内幹事ら5人が負傷したという。これで野球大会をやったのですか?

宮家)やりました。非常に感動的でしたね。そりゃそうなのだけど、こんな混乱が続いていて良いのですかね……。

高嶋)いずれにしてもその鍵というか、やはりトランプ大統領が誕生して以来の話ですよね。全て究極はトランプさんに行く。

宮家)正直言ってボタンの賭け違いが始まってしまっていて、どうするのですかねこれ。

高嶋)昨日か今日のニュースで、例の「メキシコの壁」。あれをソーラーパネルにするなんて言い出して、あれはどういう意味なのか(笑)。

宮家)そんな電気を作ってどこの流すのですか(笑)。

高嶋)それは知らないけども、次から次へとね。

宮家)あの人もすごいなあ。要するにキャンペーンをずっとやっているということです。統治なんか関係無いから、あれだけ時間がもつ人はそれなりに立派だと思う。

高嶋)「ディープ・ステート」というのはそういう意味だそうです。

高嶋ひでたけのあさラジ!
FM93AM1242ニッポン放送 月〜金 6:00〜8:00

4774とはずがたり:2017/12/24(日) 23:16:41

FBI副長官が辞任の意向=「民主党寄り」と追及―米紙
時事通信社 2017年12月24日 15時46分 (2017年12月24日 22時48分 更新)
https://www.excite.co.jp/News/world_g/20171224/Jiji_20171224X857.html

 【ワシントン時事】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は23日、マッケーブ連邦捜査局(FBI)副長官が、来年の早い段階で辞任する意向だと報じた。同氏は「民主党寄りの人物」として共和党から厳しい追及を受けていた。

 マッケーブ氏は、クリントン元国務長官の私用メール問題の捜査を監督する立場にあったが、最終的に訴追見送りを決定。また、同氏の妻が2015年のバージニア州上院議員選挙に出馬した際、民主党から州知事の政治団体を通じて多額の寄付を受けていたことも報じられている。

 ポスト紙によると、マッケーブ氏は来年3月に退職金を全額受給する資格を得た後に辞任する見通し。トランプ大統領は同日、ツイッターで「マッケーブは満額もらおうとして、時間と戦っている」と皮肉った。

4775チバQ:2017/12/25(月) 17:27:03
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017122500081&amp;g=int
トランプ大統領、移民問題で侮蔑発言か=「エイズ患者」と憤慨-米紙
 【ワシントン時事】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は23日、トランプ大統領が6月にホワイトハウスで開かれた会合で、貧困国からの移民が多過ぎることに不満を吐露した上、侮蔑発言を行ったと報じた。

 関係者の証言によると、明らかに憤慨した様子で会合に現れたトランプ氏は冒頭、自身の公約にもかかわらず、外国からの移民が減っていないと怒りをぶちまけた。その後、ミラー大統領補佐官(政策担当)から事前に手渡された2017年の入国者の国別の内訳を読み上げた。
 ハイチから入国した約1万5000人について「全員エイズ患者だ」と発言。ナイジェリアからの4万人については「(一度米国に来たら、二度と)掘っ立て小屋に戻らないだろう」と語ったという。
 ティラーソン国務長官が、これらの入国者は短期の旅行者だと説明したが、他の出席者らは納得しなかった。一方的に責められていら立った同長官は、全ての査証(ビザ)発給を止めればいいのかなどと反論したという。(2017/12/25-07:50)


https://www.jiji.com/jc/article?k=2017122400224&amp;g=int
共和・民主、8割が「強い対立」=トランプ政権下で分断-米世論調査

 【ワシントン時事】社会の分断が指摘される米国で、共和党支持者と民主党支持者の対立について「とても強い」か「強い」と感じている人が86%に上ることが、調査機関ピュー・リサーチ・センターの世論調査で分かった。


 このうち、とても強い対立があると答えたのは64%だった。「とても強い」は、同じ調査が行われたオバマ政権下の2012年(47%)、トランプ政権への移行期の16年(56%)と比べて顕著に増加した。同政権がオバマ政権の主要政策を否定する立場を取る中、党派間の対立が一層進んでいることがうかがえる。
 米国では人種問題や貧富の格差が深刻だが、調査によれば、対立が「とても強い」と答えた割合は「黒人と白人」が27%で、「富裕層と貧困層」が29%。「共和党支持者と民主党支持者」に比べて大幅に低い結果だった。
 また、民主党支持者の44%、共和党支持者の45%が互いの党に対して好意的でない意見を持つと答えた。
 調査は11月末から12月上旬にかけて実施され、19日に公表された。 (2017/12/24-15:42)

4776チバQ:2017/12/29(金) 10:18:24
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171229-00000005-jij_afp-int
アラバマ州上院補選、民主ジョーンズ氏の勝利確定
12/29(金) 8:10配信 AFP=時事
アラバマ州上院補選、民主ジョーンズ氏の勝利確定
共和党候補のロイ・ムーア氏(左)と民主党候補のダグ・ジョーンズ氏(2017年12月28日作成、それぞれ同12日、9日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米南部アラバマ州で今月行われた上院議員補欠選挙で28日、民主党候補のダグ・ジョーンズ(Doug Jones)氏の勝利が正式に宣言された。これにより、共和党は上院の過半数割れまでわずか1席に追い込まれた。

 今月12日に行われた同選挙では選挙戦終盤、有力候補だった共和党のロイ・ムーア(Roy Moore)氏に対して、自身が30代だったころに10代の少女らにわいせつな行為や暴行などをはたらいた疑惑が浮上。僅差で敗れたムーア氏は、選挙で不正が行われた可能性があるとして、開票結果の確定を延期するよう裁判所に申し立てを行っていた。

 だが裁判所は開票結果の確定延長を認めず、アラバマ州のジョン・メリル(John Merrill)州務長官も、厳正なる調査の結果、ムーア氏の主張には根拠がないことが分かったとして、ジョーンズ氏の勝利が確定したと発表した。

 ムーア氏は選挙結果の確定後に声明を出し、選挙で不正行為があったとの主張を改めて展開。一方で、票の再集計を求めるかどうかは言明しなかった。再集計の請求は48時間以内にする必要がある。

 アラバマ州での補欠選の結果が確定したことで、上院での議席数は共和党が51、民主党が49となり、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領率いる共和党がかろうじて過半数を確保する状況となった。【翻訳編集】 AFPBB News

4777チバQ:2018/01/04(木) 00:37:44
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20180104k0000m030077000c.html
<米中間選挙>上院最古参ハッチ氏引退へ ロムニー氏出馬か

01月03日 20:57

 【ワシントン高本耕太】米上院最古参のハッチ財政委員長(83)=共和党=は2日、今秋の中間選挙に立候補せず引退すると表明した。ハッチ氏は上院議長を兼務する副大統領に代わる「仮議長」も務め、大統領継承順位では第3位。ユタ州選出のハッチ氏の後継には、2012年大統領選の同党候補だったロムニー元マサチューセッツ州知事の出馬が有力視されている。

 ハッチ氏は1977年から上院議員を務め現在7期目。トランプ大統領の理解者とされ、政権公約だった昨年末の税制改革法成立にも奔走した。2日のビデオ演説で「闘いのグローブを置くときだ」などと語った。

 一方、ロムニー氏は16年の大統領選でトランプ氏を「詐欺師だ」などと厳しく批判した。モルモン教徒のロムニー氏は、同教徒が多いユタ州で立候補すれば当選の確率が高く、20年の次期大統領選も見据えた反トランプ勢力結集の軸になるとの見方がある。トランプ氏はロムニー氏立候補を阻止するためハッチ氏に再選出馬を強く促してきたとされ、米メディアはハッチ氏引退を「大統領に新たな打撃」(ワシントン・ポスト紙)などと伝えている。

 ハッチ氏の表明を受け、ロムニー氏はコメントを発表していないが、ブルームバーグ通信によると2日、ツイッター上の居住地をマサチューセッツ州からユタ州に変更した。

4778チバQ:2018/01/04(木) 00:38:32
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1801030042.html
上院共和党最長老のオリン・ハッチ財政委員長が引退表明 元大統領候補のロムニー氏が出馬へ?

01月03日 20:19

 【ワシントン=加納宏幸】米上院共和党の最長老で西部ユタ州選出のオリン・ハッチ財政委員長(83)は2日、現在7期目の任期が切れる来年1月に引退するとツイッターで表明した。今年11月の中間選挙では、2012年大統領選でオバマ前大統領に共和党候補として敗れたロムニー元マサチューセッツ州知事のユタ州からの上院選出馬が取り沙汰されている。

 ハッチ氏は昨年12月、法人税の大幅減税を柱とする税制改革法の成立に財政委員長として力を尽くし、トランプ大統領も信頼を寄せてきた。一方、ロムニー氏は16年の大統領選で共和党員にトランプ氏の候補指名阻止を訴えた。

 ロムニー氏はユタ州を本拠地とする末日聖徒イエス・キリスト教会(モルモン教)の教徒のため、出馬を決めれば有力候補になるとみられ、バノン前首席戦略官兼大統領上級顧問らトランプ氏周辺は上院議員として大統領批判の急先鋒(せんぽう)になることを懸念する。トランプ氏はハッチ氏に改選を目指すよう促してきた。

4779チバQ:2018/01/04(木) 02:45:45
http://www.sankei.com/world/news/171230/wor1712300012-n1.html
トランプ大統領、ツイッターで反移民むき出し、支持率低迷「偽ニュース」トランプ政権2017.12.30 08:18

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 トランプ米大統領は29日、ツイッターへの書き込みで、不法移民阻止に向けたメキシコ国境の壁建設を受け入れるよう野党民主党に改めて要求した。合意できなければ、子供の時に親に連れられて不法入国した移民の若者らの強制送還を猶予する措置の撤回を進めると強調した。

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 トランプ氏は「何としてでも国を守らなければならない!」とツイート、移民に抽選で米国永住権(グリーンカード)を与えている制度などの撤廃も訴え、反移民の姿勢をむき出しにした。

 オバマ前政権が決めた送還猶予措置の対象である移民の若者を巡り、トランプ政権は、2018年3月までに措置撤廃後の処遇に関する法律を制定し厳格な国境管理策を盛り込むよう議会に要求しており、11月の中間選挙に向け移民問題が争点化するとみられている。

 南部フロリダ州で休暇中のトランプ氏はこの日も書き込みを連発し、低空飛行を続ける支持率について「偽ニュース」だと反発。       (共同)

4780チバQ:2018/01/04(木) 02:49:23
https://digital.asahi.com/sp/articles/ASKDR5CMGKDRUHBI00J.html?_requesturl=sp/articles/ASKDR5CMGKDRUHBI00J.html&amp;rm=483
ロシア疑惑・人事・外交…トランプ氏、試練の中間選挙へ

ワシントン=土佐茂生、峯村健司

2018年1月3日15時10分

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拡大する大統領の試練? 任期途中の中間選挙の結果

 2018年、2年目を迎えるトランプ米大統領にとって、次の大統領選までの折り返しとなる11月6日投開票の中間選挙が最大の試練となる。支持率は低空飛行が続くが、好調な経済や雇用を武器に、減税、インフラ、オバマケア撤廃の「3本柱」で巻き返しを図る。ただ、「ロシア疑惑」など不安要因も多く、厳しい戦いが予想される。(ワシントン=土佐茂生、峯村健司)

特集:トランプ米大統領

 トランプ政権が目玉政策に掲げていた税制改革法案が上下院で可決された昨年12月20日。トランプ氏はホワイトハウスに、ケリー大統領首席補佐官やステピエン政治局長、ヒックス広報部長、大統領選で選挙運動本部長を務めたルワンドウスキ氏らを招集した。

 会議の話題は税制改革ではなく、トランプ政権を取り巻く政治状況が急速に悪化していることや、大都市郊外の地域で支持をどう取り返すかなどだった。共和党の努力が足りないという不満の声も漏れた。

 ロイター通信が同月20日に発表した世論調査では、トランプ氏の支持率は、大統領の1年目としては極めて低い35%に沈んだ。与党・共和党と野党・民主党の支持率でも、27対39でリードを許している。

 4年ごとの大統領選の間に行われる連邦議会選は、文字どおり中間選挙と呼ばれ、政権にとって信任投票の色合いを帯びる。過去、米国の有権者はバランスをとって、大統領に厳しい結果を出す傾向にある。

 会議では、過去最高を示す株価や低い失業率など好調な経済指標を確認した上で、各州の有望な上院議員候補を分析、党職員をどう派遣するかなどを話し合った。トランプ氏も、大型減税となる税制改革の成立を訴えていく考えを示した。

 トランプ氏はこの会議とは別に、共和党の強力な地盤のアラバマ州上院補選や、重要選挙区のバージニア州知事選で、いずれも敗れた原因も分析するよう指示。労働者層や中間層に訴えるよう、横行する薬物中毒の対応に力を入れることや、退役軍人への援助を強化することなどの戦略を練っている。

 ステピエン氏は米メディアに「歴史は中間選挙は大きな挑戦になると物語っている。ただ、共和党が負けると考えるのは、あまりに早すぎる。我々には強い楽観論がある」と語った。

 トランプ氏はすでに次の目玉政策の準備に取りかかっている。

 「インフラ整備から始める。今こそ国を再建する時だ」。トランプ氏は昨年12月、減税規模が10年間で約1・5兆ドル(約170兆円)になる税制改革法案に署名した直後、次なる目玉政策として、インフラ整備に意欲を見せた。

 トランプ氏は昨年2月の施政方針演説で「国内のインフラはボロボロだ」と指摘、10年間で計1兆ドル(約113兆円)のインフラ投資を進める考えを強調した。雇用の場を増やして景気を刺激、道路や港湾、橋など老朽化したインフラを改修すれば、渋滞が減るなど、企業の生産性が上がるという利点もある。

 トランプ氏の陣営に近いある関係者は「中間選挙に向けて3本柱がある。一つは税制改革。二つ目はオバマケア(医療保険制度改革)の撤廃。そして最後がインフラ整備だ。インフラ整備の関連法案を前倒しで成立させれば、中間選挙で『我々は約束を守った』と明確に打ち出せる」とそろばんをはじく。

 トランプ氏は一昨年の大統領選時から、熱狂的な支持層である白人労働者層に向け、雇用や賃金を全面的に訴えていくという方針はまったくぶれていない。

 ただ、大型減税で大盤振る舞いした上で、さらなる大型公共事業の財源をどうまかなうのかは不明だ。政権は政府の支出は2千億ドルに抑え、規制緩和で民間投資を促すことで1兆ドルを目指すというが、うまくいく保証はない。

4781チバQ:2018/01/04(木) 02:49:54
捜査のメス、政権中枢へ

 任期4年の折り返しに向かうトランプ政権にとって、足をすくわれかねないのが一連のロシア疑惑だ。

 マラー特別検察官の捜査は昨年12月、大統領選から政権発足までの内情を知る、トランプ氏の側近フリン前大統領補佐官を司法取引に応じさせ、疑惑に関する情報を得ているとみられる。次の標的は、トランプ氏の娘婿クシュナー大統領上級顧問との報道もあり、着実に捜査のメスは政権中枢に近づいている。

 また、人事の混乱も頭が痛い。トランプ氏はすでに、中東和平などを担当していたパウエル米大統領副補佐官(国家安全保障担当)の辞任を発表。就任1年を機に人事刷新を図る。

 最大の焦点は、筆頭閣僚で外交を担うティラーソン国務長官の更迭問題だ。政権は米メディアが報じた更迭論を否定するが、日米関係筋によると、トランプ氏自身が後任人事の調整に動いていたという。政権でも重要閣僚の一人を切ることで、一気に「辞任ドミノ」につながる恐れもある。

 一方、米外交筋は「ロシア疑惑など内政問題に注目が集まる一方、外交は軽視される可能性がある」とみる。昨年11月のアジア歴訪では、ベトナムで「これ以上、米国がつけ込まれないようにする。私は常に『米国第一』を優先させる」と述べ、新たなアジア政策「自由で開かれたインド太平洋」構想を打ち出した。

 実はここで、アジアで影響力を強める中国に対抗するための安全保障・経済についての戦略が打ち出されるはずだった。しかし、米国民の安全や利益の実現の優先や二国間の貿易協定を強調した内容となり、「具体案が乏しい」(外交筋)との失望感が広まった。

 米政府関係者によると、トランプ氏の側近で、スピーチライターも務めるミラー大統領補佐官が直前に、「米国第一」を強調する内容に書き換えた。直前にあったバージニア州知事選で共和党候補が敗れるなど、政権支持率が下がったことから、有権者にアピールする必要があったという。

中間選挙、どうなる?

 連邦議会は上院と下院からなる。

 上院は州を代表する。人口に関係なく、50州から2人ずつ計100人を選出。任期は6年、2年ごとに3分の1ずつ改選する。

 一方、下院は国民を代表する。各州の人口に応じて計435の議席を割り振る。任期は2年。つまり、2年ごとに全議員が改選される。

 両院とも権限は基本的に同じだが、上院には条約案の承認や、大統領が指名した閣僚や官僚の承認、そして、大統領の弾劾(だんがい)を審判する権限が与えられている。

 現在、上院では与野党が伯仲。昨年のアラバマ州での補選で共和党が議席を失ったため、共和党51に対し、民主党が49になる。

 中間選挙は上院選が最大の焦点となる。その結果が、今後のトランプ政権の政権運営に大きな影響を及ぼすことになるからだ。

 今回、改選を迎える上院議員は6年前、オバマ前大統領が再選した際の大統領選と同時に改選された。このときは民主党が圧勝。民主が25議席(独立系を含む)を占め、共和は8議席にとどまった。

 このため、民主党が議席を守れるかが焦点となる。米メディアの世論調査では民主党の方が支持率は高いが、必ずしも議席を伸ばすとは限らない。とくに民主が議席を持つ25州のうち、昨年の大統領選で共和党のトランプ氏が勝利した州が10もある。この10州の勝敗の行方が最も注目される。

4782とはずがたり:2018/01/04(木) 20:24:01
トランプ氏激怒、元側近バノン氏「正気失った」
http://www.yomiuri.co.jp/world/20180104-OYT1T50022.html?from=y10
2018年01月04日 10時21分
特集 トランプ大統領
トランプ米大統領(AP) 
トランプ米大統領(AP) 

 【ワシントン=黒見周平】トランプ米大統領は3日、かつて側近を務めたスティーブン・バノン元大統領上級顧問・首席戦略官について、「(昨年8月に)更迭された際、職だけでなく正気まで失った」などと激しく批判する声明を発表した。

 声明は、近く出版される書籍に盛り込まれたバノン氏の発言に対するもの。ジャーナリストのマイケル・ウォルフ氏がトランプ政権の内幕を描いた「炎と怒り」と題した書籍で、バノン氏は、トランプ氏の長男ドナルド・トランプ・ジュニア氏が2016年6月、ロシア人弁護士らと面会したことについて、「反逆的で愛国心に欠ける」などと批判。これに対し、トランプ氏はバノン氏本人について「虚偽情報を流し、自らを大きく見せかけた」――などと非難を並べた。

(ここまで323文字 / 残り149文字)
2018年01月04日 10時21分 Copyright c The Yomiuri Shimbun

4783チバQ:2018/01/05(金) 04:34:51
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20180105k0000m030108000c.html
<トランプ氏>中間選挙、共和主流派に追い風 盟友と決別

01月04日 21:04

 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領が3日、最側近だったバノン前首席戦略官に異例の批判を行った。昨年8月の退任後も、政権外から「米国第一主義」実現のため援護射撃してきたバノン氏との決裂は、今年11月の中間選挙の構図にも影響を与える。

 移民排斥や強硬な通商策など、トランプ氏の政策理念に大きな影響を与えたバノン氏は昨年8月、ホワイトハウス内の混乱収束のため事実上更迭された。その後も「トランプのために戦争をする」などと発言。自ら率いる極右ニュースサイト「ブライトバート」などで、米国第一主義政策を阻害する政敵とみなす民主党や、共和党主流派を繰り返し攻撃した。

 中間選に向けバノン氏は、アリゾナ、ネバダ、ウィスコンシン州などで党主流派の再選阻止を目指し、予備選への極右系候補擁立を模索している。こうした「バノン系」候補が勢力を拡大し、共和党の分裂が深刻化すれば、民主党を利すると見られていた。

 今回の決裂劇で、「トランプ革命の真の推進役」を自任していたバノン系はその立場を失った形だ。トランプ氏も3日の声明で「バノンは私の支持層を代表していない」と主張した。

 ただ、今後、与党主流派や保守穏健派とも協調し安定政権を目指すトランプ氏の路線を、保守系支持層の一部が「過度の妥協」と見なす可能性もある。メキシコ国境沿いの壁建設や環境規制撤廃など大統領選でトランプ氏が掲げた公約に共鳴した有権者がバノン氏支持にまわり、2010年中間選で全米に拡大した保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」のような運動になりかねない。

 共和党内の分裂による「漁夫の利」を狙っていた民主党も、今後の展開によっては戦略の見直しを迫られることになりそうだ。

 上院の構成は共和51、民主49(無所属含む)。中間選では補選と合わせて34議席が改選され、改選8の共和党が2議席以上減らせば逆転する。下院は全435議席が改選対象。239議席の共和党が22議席以上失えば、過半数を割り込む。

4784チバQ:2018/01/05(金) 04:37:26
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20180105k0000m030100000c.html
<トランプ氏>バノン氏と決別「正気失った」「長女大ばか」

01月04日 20:51

 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領の最側近だったバノン前首席戦略官が近く出版される政権の暴露本で、トランプ氏の親族らを批判していると米英主要メディアが3日、一斉に報じた。トランプ氏は異例の声明で「(昨年8月に)解任されたときに、仕事だけでなく正気も失った」とバノン氏を非難した。

 サンダース大統領報道官によると、トランプ氏はバノン氏による非難を知り「激怒した」という。

 問題の暴露本は米国人ジャーナリストによるもので「ファイア・アンド・フューリー」(炎と怒り)。英紙ガーディアン(電子版)によると、2016年6月にニューヨークの「トランプタワー」でトランプ氏の長男ジュニア氏や娘婿のクシュナー大統領上級顧問らが、ロシア政府と関係する弁護士と面会したことについて、バノン氏は「反逆的で非愛国的な行為」と指摘。「彼らはすぐにFBI(連邦捜査局)に報告すべきだった」と批判した。この面会は、トランプ氏が勝利した16年米大統領選にロシアが介入した疑惑に関連して独立した立場の特別検察官が捜査している。

 バノン氏はジュニア氏らの資金洗浄(マネーロンダリング)疑惑が濃厚と主張。捜査チームは「ジュニアを卵のようにたやすく割るだろう」などと語ったとされる。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)によると、バノン氏は同書の中でトランプ氏の長女イバンカ大統領補佐官を「大ばか」とも指摘した。

 トランプ氏は声明で「バノンは私の大統領職とは何の関係もない。歴史的な大統領選勝利への貢献もごくわずかだった」とこき下ろした。本の内容も「まがい物」と否定した。一方、トランプ氏の顧問弁護士は3日、バノン氏に、在職時に結んだ守秘義務契約を守り「政権への侮蔑的発言」をやめるよう警告する「即時停止通告書」を送付した。ABCテレビが報じた。

 バノン氏は16年大統領選終盤でトランプ陣営の選対最高責任者を務めた。移民排斥など強硬政策で白人労働者層の取り込みを図る選挙戦略で、トランプ大統領誕生の「最大の功労者」とされる。政権発足後は首席戦略官として、大統領執務室に自由に出入りした。退任後もトランプ氏と日常的に連絡を取り合う関係だったが、トランプ氏は声明で「一対一での面会はまれ」と述べ、バノン氏の影響力を否定した。

4785チバQ:2018/01/06(土) 04:25:28
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1801050038.html
トランプ暴露本、内容は… 「大統領になるつもりなかった」「歯ブラシには触れるな」
01月05日 23:09産経新聞

 トランプ米政権に関する暴露本「炎と怒り」の主な内容を米誌ニューヨーク・マガジン(電子版)が報じた抜粋から構成した。著者のコラムニスト、マイケル・ウォルフ氏はトランプ大統領を含む200人以上に取材したと主張するが、ホワイトハウスはトランプ氏への取材や、暴露本の内容を否定している。(ワシントン 加納宏幸)

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勝利想定せず

 トランプだけでなく大統領選の陣営のほぼ全員がおそらく大統領にならないという考えで一致していた。

 フリン(前国家安全保障問題担当大統領補佐官)は選挙戦の最中に友人から、ロシア側から受け取った多額の講演料に問題があると指摘されていたが、「問題になるのは選挙で勝ったときだけだ」と答えた。

 メラニア(大統領夫人)も夫から大統領にはならないだろうと約束されていた。大統領選の夜、勝利が近づいたとき、トランプは幽霊のような様子で、メラニアも喜ぶどころか涙ぐんでいたという。

 一方、トランプの長女のイバンカ(大統領補佐官)は夫のクシュナー(大統領上級顧問)と政権入りした後、初の女性大統領を目指して将来出馬することについて夫婦で真剣に話し合った。

首席補佐官は?

 大統領選後、ロジャー・エイルズ(元FOXニュース最高経営責任者)が首席補佐官に前下院議長のベイナーを推したところ、トランプは「それ誰だ?」と聞き返した。トランプは娘婿のクシュナー、バノン(元首席戦略官兼大統領上級顧問)を考えたが、議会指導部の働きかけで、プリーバス(前首席補佐官)を選んだ。

ホワイトハウス

 トランプはホワイトハウス入りしてすぐ、部屋にあった1台のテレビのほかに2台を追加し、ドアにカギをかけられるようにした。「誰も物に触れてはならない。特に歯ブラシは」がトランプの新ルール。歯ブラシに毒を盛られることを恐れているためで、マクドナルドの商品を好んで食べるのも、誰も彼が来るとは思わないし、あらかじめ安全に作られているからだ。

 午後6時半、バノンと夕食をともにしていないとき、トランプはテレビをみたり電話をしたりしながらベッドでチーズバーガーを食べる。トランプは個人生活についての情報漏洩を気に掛けるが、情報源はトランプ本人であることが多い。(敬称略)

4786チバQ:2018/01/07(日) 21:10:13
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1801060029.html
【トランプ政権】「作戦会議」で大統領山荘に“キャンプイン” インフラ整備に重点 秋の中間選挙念頭に

01月06日 21:19

 【ワシントン=塩原永久】トランプ米大統領は5日、今年最初の週末を過ごす首都ワシントン近郊の大統領山荘キャンプデービッドに入った。山荘には与党・共和党幹部や閣僚らを呼び寄せ、中間選挙を控えた2018年の重点政策の戦略を練る“作戦会議”を開催。優先課題のひとつが老朽化したインフラの再建となる見通しで、昨年末に実現した税制改革に続く得点を狙う。

 政権と共和党は先月、大型減税の法案を成立させたばかり。秋の中間選挙を念頭に重要政策の実現を急いでおり、政権は5日、不法移民対策の公約だった「国境の壁」建設のため、180億ドル(約2兆円)の予算の試算を議会に提示した。

 山荘は歴代大統領が要人を迎え、数々の歴史的な舞台になったが、トランプ氏が訪れた回数は「数えるほどしかない」(米メディア)。トランプ氏は5日、ホワイトハウスで「やるべき仕事がたくさんある」と述べ、山荘に出発した。

 山荘にはマコネル上院院内総務やライアン下院議長のほか、主要閣僚も顔をそろえる。議論される政策は予算編成や福祉政策など多岐にわたるが、トランプ氏が強い意欲を示すのが、道路や橋など老朽化したインフラの再建だ。

 国内インフラの現状をめぐっては、補修の延期や更新投資の不足を問題視する見方が専門家の間で強い。米国土木学会(ASCE)が整備状態を5段階で格付けしたところ「Dプラス」となり、「落第の一歩手前」と評価された。

 政府のインフラ整備は経済政策にもなり、有権者にアピールする実績となる。トランプ氏は当初1兆ドル(約113兆円)規模の投資額に言及していたが、月内に公表される整備計画では「(連邦政府の)10年間の支出が約2千億ドル」(CNNテレビ)に絞られる一方、この支出が呼び水となり、州政府などで8千億ドルの投資が喚起されるというのが政権側の目算だ。

 米国のインフラ投資をめぐっては、高速鉄道の海外輸出などを後押しする日本政府も関心を寄せており、日本の関連企業に商機が開ける可能性もある。

4787チバQ:2018/01/09(火) 19:03:23
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20180109-00000056-nnn-int
米・ウィンフリー氏、次期大統領選に出馬か
1/9(火) 16:15配信 日テレNEWS24

Nippon News Network(NNN)
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アメリカで絶大な人気を誇る女優でテレビ司会者のオプラ・ウィンフリーさんが、トランプ大統領の対抗馬として2020年の大統領選挙に出馬するのではとの臆測が出ている。

7日、ゴールデングローブ賞の授賞式に出席したウィンフリーさんはスピーチで、女性のための「新しい時代」が来ると呼びかけ称賛を浴びた。

オプラ・ウィンフリーさん「男性たちの力に対し、女性が真実を語っても、誰にも聞いてもらえず信じてもらえない。そんな時代はもう終わりです」

そのウィンフリーさんに、2020年に行われる大統領選出馬の臆測が持ち上がっている。

本人は取材に対し可能性を否定したが、CNNは友人2人の話として「積極的に検討している」と報じている。

4788チバQ:2018/01/09(火) 20:18:29
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018010900877&amp;g=int
米女優ウィンフリー氏、大統領選に?=こん身スピーチに観測広がる


米ゴールデン・グローブ賞の授賞式に出席した米女優で司会者のオプラ・ウィンフリー氏=7日、米カリフォルニア州ビバリーヒルズ(AFP=時事)

 【ワシントン時事】米女優で司会者のオプラ・ウィンフリー氏(63)が2020年の大統領選に出馬するとの観測が広がっている。セクハラや抑圧との戦いを訴えた7日のゴールデン・グローブ賞の受賞スピーチが「事実上の出馬表明」(米メディア)と一部で受け止められ、報道は過熱気味だ。


 「新しい夜明けがすぐそこまで来ている」と絶叫調で訴えたスピーチは、総立ちの拍手を浴び、テレビで繰り返し報じられた。本人は明言していないが、私生活上のパートナーのステッドマン・グラハム氏はメディアに「彼女は間違いなく出馬する」と断言。女優のメリル・ストリープさんも「(出馬以外に)選択の余地はない」と強く背中を押す。
 貧しい家庭で育ったウィンフリー氏は、25年間続いたトークショーの司会で人気を確立。「最も尊敬する女性」を選ぶギャラップ社の昨年の世論調査では、クリントン元国務長官、ミシェル・オバマ前大統領夫人に次ぎ3位だった。 
 ウィンフリー氏は過去の大統領選でオバマ氏を応援した。公職経験はないが、それでも当選し得ることはトランプ大統領が実証済みだ。ワシントン・ポスト紙によると、共和党関係者は「彼女が民主党候補ならおしまいだ」と危機感を強めている。(2018/01/09-16:17)

4789チバQ:2018/01/10(水) 08:52:06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180110-00000003-jij_afp-int

バノン氏、保守系サイトの会長退任 元支援者が圧力か


1/10(水) 7:16配信

AFP=時事







バノン氏、保守系サイトの会長退任 元支援者が圧力か


スティーブ・バノン氏。米バージニア州リンチバーグの空港で(2017年5月13日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】(更新)米国の超保守系ニュースサイト「ブライトバート・ニュース(Breitbart News)」は9日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)政権の元首席戦略官・上級顧問で、2012年から同サイトの会長を務めてきたスティーブ・バノン(Steve Bannon)氏(64)の退任を発表した。バノン氏は最近発売されたトランプ政権についての暴露本で紹介された発言が物議を醸していた。

【写真】オプラが大統領選への出馬検討? 受賞スピーチで臆測過熱

 米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)は退任について、バノン氏のスポンサーの一人だった富豪のレベッカ・マーサー(Rebekah Mercer)氏の圧力によるものと報じている。

 バノン氏は、新著「Fire and Fury: Inside the Trump White House(仮訳:炎と怒り──トランプのホワイトハウスの内側)」で、トランプ政権に批判的な発言が引用されたことにより、トランプ氏との関係が悪化。資金提供者らからは関係を絶たれ、政界の旧友らから非難を浴びたほか、トランプ氏本人からも猛批判を受けた。

 同著で紹介された発言について、バノン氏自身は否定はしていないものの、距離を置く姿勢を取っている。

 ブライトバートは2016年の大統領選でトランプ氏の台頭を大々的に報道。バノン氏は同年年8月にトランプ陣営の選対最高責任者に抜てきされた。トランプ氏の大統領就任後にホワイトハウス(White House)入りし、その間ブライトバートの仕事は休んでいた。

 バノン氏はブライトバートのサイト上に掲載された声明で「私はブライトバートのチームがこれほどの短期間で世界クラスのニュースプラットフォームを構築したことを誇りに思う」と表明。

 ブライトバートのラリー・ソロフ(Larry Solov)最高経営責任者(CEO)は「スティーブはわれわれの遺産の大切な一部であり、彼の貢献、そして彼の助力によって私たちが達成できたことに対しては、今後も常に感謝し続ける」と述べている。【翻訳編集】 AFPBB News

4790チバQ:2018/01/10(水) 10:04:57
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180110-00000072-san-n_ame

米下院外交委員長が引退表明


1/10(水) 7:55配信

産経新聞



 米共和党のエド・ロイス下院外交委員長(66)=カリフォルニア州=は8日、今年11月の中間選挙に出馬せず、引退すると発表した。ロイス氏は北朝鮮に対する強硬論で知られる一方、2007年には日本に慰安婦問題の公式謝罪を求めた下院の非難決議を、同州選出で民主党のマイク・ホンダ前下院議員とともに共同提案した。声明で、ロイス氏は「妻マリーの支えにより、11月に再選を目指さないことに決めた」と表明した。これに関連し、トランプ大統領はロイス氏の妻、マリー氏を教育・文化問題担当の国務次官補に指名し、8日、上院に人事の承認を求めた。(ワシントン 加納宏幸)

4791チバQ:2018/01/10(水) 10:18:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180110-00000071-san-n_ame

米人気司会者に大統領選出馬求める声


1/10(水) 7:55配信

産経新聞



 米人気司会者で実業家のオプラ・ウィンフリーさん(63)に対し、トランプ米大統領の対抗馬として2020年の大統領選への出馬を求める声がリベラル派を中心に急速に広まっている。ウィンフリーさんは7日のゴールデングローブ賞の授賞式で、黒人女性として初めて生涯功労賞に当たるセシル・B・デミル賞を受賞。受賞の演説でセクハラ問題で立ち上がった女性らをたたえ、「新しい日は、すぐそこまできている」と呼びかけた。直後からソーシャルメディアを中心に、大統領選出馬を求める声が次々と上がった。本人は出馬の意思を明言していないが、CNNテレビは知人2人の情報として「出馬に前向き」と報道した。(ニューヨーク 上塚真由)

4792チバQ:2018/01/10(水) 10:31:17
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180109-00000533-san-n_ame

トランプ政権 バノン氏の地位回復は「ありえない」米大統領副報道官


1/9(火) 13:12配信

産経新聞



 【ワシントン=加納宏幸】米ホワイトハウスのギドリー大統領副報道官は8日、トランプ政権の暴露本に協力したバノン元首席戦略官兼大統領上級顧問について、「現段階でバノン氏が復帰する道はありえない」と述べ、トランプ大統領側近の地位を回復する可能性はないとの考えを示した。記者団に語った。

 ギドリー氏はバノン氏が暴露本の執筆に当たり、著者に協力したことは「非常に明白だ」と断定した。また、バノン氏がトランプ氏の長男ジュニア氏ら家族を批判したことを「嫌悪感を引き起こし、グロテスクだ」と述べた。

4793チバQ:2018/01/10(水) 10:33:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180109-00000026-mai-n_ame

<米国>ウィンフリー氏、大統領選に出馬? 臆測広がる


1/9(火) 11:01配信

毎日新聞







<米国>ウィンフリー氏、大統領選に出馬? 臆測広がる


ゴールデン・グローブ賞の授賞式で記者会見するウィンフリー氏=米カリフォルニア州ビバリーヒルズで2018年1月7日、長野宏美撮影


 【ロサンゼルス長野宏美】米人気司会者の黒人女性オプラ・ウィンフリー氏(63)が2020年の大統領選に出馬するのでは、との臆測が広がっている。7日のゴールデン・グローブ賞の授賞式で力強い演説をしたことを受け、ツイッターでは「オプラを大統領に」などのハッシュタグ(検索目印)ができ、米メディアは同じく政治経験がなかった富豪のトランプ大統領の対抗馬として、両者を比較して報じている。

 ウィンフリー氏は7日、功労賞「セシル・B・デミル賞」の受賞演説で女性や人権の問題に言及。セクハラ問題を転機とした「新たな日が迫っている」と訴え、喝采を浴びた。女優のメリル・ストリープさんは授賞式後、ワシントン・ポスト紙に「私は彼女に大統領選に出てほしい。彼女に選択の余地はない」と期待した。

 ブルームバーグ通信によると、本人は出馬に否定的な見解を示しているが、長年のパートナーのステッドマン・グラハム氏はロサンゼルス・タイムズ紙に「国民次第だ。彼女なら絶対やるだろう」と語った。CNNも匿名の友人2人が「出馬を積極的に検討している」と語ったと報じた。

 ウィンフリー氏は貧しい家庭の出身で、トーク番組の司会者としてカリスマ的な人気を誇った。

4794チバQ:2018/01/10(水) 10:36:55
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180109-00000048-san-n_ame

米政権暴露本、バノン氏「後悔」 「長男ジュニア氏の非難意図ない」


1/9(火) 7:55配信

産経新聞







米政権暴露本、バノン氏「後悔」 「長男ジュニア氏の非難意図ない」


バノン元首席戦略官兼大統領上級顧問(写真:産経新聞)


 【ワシントン=加納宏幸】トランプ米政権の暴露本「炎と怒り」に協力したバノン元首席戦略官兼大統領上級顧問は7日、同書を「不正確な報道」とし、トランプ大統領の長男ジュニア氏を非難する意図はなかったと釈明するとともに、暴露本への反応を「後悔している」とした。トランプ氏は同日もツイッターで「フェイク(偽の)本」と呼んで反撃。高官もテレビ番組で暴露本の内容や著者をこぞって批判した。

 トランプ氏は6日にも暴露本に協力したバノン氏を「今、だらしないスティーブン(バノン氏)は職探しをしている」と述べた。大統領選期間中の2016年6月にジュニア氏ら陣営幹部3人がロシア人弁護士と面会したことを「反逆的」「非愛国的」であると非難したことが、トランプ氏を激怒させたとみられる。

 バノン氏は声明で、非難はロシアの手法を知りながら面会の席にいたマナフォート元選対本部長に対するものだとし、ジュニア氏は「善人で、愛国的だ」と強調した。マナフォート氏は、ロシア疑惑を捜査するモラー特別検察官にマネーロンダリング(資金洗浄)などの罪状で起訴された。

 暴露本は5日に発売されたが、これに先立つ3日にバノン氏がジュニア氏を非難したと報じられた。バノン氏は声明で「ジュニア氏に関する不正確な報道への反応が遅れ、就任1年目の大統領の歴史的業績から関心をそらしたことを後悔している」とした。

 トランプ政権の高官は7日、テレビ番組で暴露本を集中攻撃した。暴露本が大統領の精神状態に疑義を呈したことに関し、ヘイリー米国連大使は「大統領の安定性を疑う人は誰もいない」と主張した。トランプ氏は「精神の安定や賢明さは生涯を通じた私の卓越した資産だ」としていた。

4795チバQ:2018/01/10(水) 10:39:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180109-00000001-jij_afp-int

米、エルサルバドル移民20万人の在留資格打ち切り


1/9(火) 4:58配信

AFP=時事







米、エルサルバドル移民20万人の在留資格打ち切り


米首都ワシントンのホワイトハウスで、移民政策に関する共和党員らとの会合に出席したドナルド・トランプ大統領(左)とキルスティン・ニールセン国土安全保障省長官(2018年1月4日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】米政府は8日、中米エルサルバドルでの大地震発生を受けて同国出身の移民約20万人を対象に続けてきた米在留資格付与の打ち切りを発表した。米国で生まれた子どもとともに同国内で生活の基盤を築いてきた何万世帯ものエルサルバドル人家庭が強制送還される可能性がある。

【写真】「移民のいない日」全米で飲食店一斉休業、トランプ氏政策に抗議

 キルスティン・ニールセン(Kirstjen Nielsen)国土安全保障長官は、2001年にエルサルバドルで起きた2度の大地震を受け同国出身者に与えられていた「一時保護資格(TPS)」について、「地震が引き起こした当時の状況がもう存在しない」ことを理由に打ち切りを発表した。

 対象となる移民らは、2019年9月9日までに米国から出国しなければ強制送還されることになる。ただ当局は、議会がこの1年半の猶予期間を使って滞在許可に向けた法的解決策を講じることは十分可能だとしている。

 エルサルバドル移民に対するTPS打ち切りの決定は、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領による不法移民取り締まり政策の一環。米政府は昨年にも、何十年にもわたって米国内に生活の基盤を築いてきたハイチ移民5万9千人とニカラグア移民5300人に対するTPSの打ち切りを決めている。

 TPS制度の対象者の多くは、もともと不法に入国したり、ビザの失効後も不法滞在を続けたりしていた人々で、同制度によって強制送還の恐れなしに生活することが可能になっていた。【翻訳編集】 AFPBB News

4796チバQ:2018/01/10(水) 10:44:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180110-00000064-san-n_ame

南北閣僚級会談 北「核兵器は米を狙ったもの」 トランプ政権、反発必至


1/10(水) 7:55配信

産経新聞



 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米政権は、9日の板門店での南北閣僚級会談で、北朝鮮の首席代表が「われわれが保有する核爆弾など最先端兵器は米国を狙ったもので、同族(韓国)に向けたものではない」などと述べたことに関し、北朝鮮に対して一致して核放棄を迫る米韓の離反を狙ったものとして反発を強めるのは確実だ。

 国務省のブライアン・フック上級政策顧問兼政策企画本部長は8日、南北会談の実施に先立つ国際報道陣との電話記者会見で、「北朝鮮の核問題が解決しないままで南北関係が改善することがあってはならない」と述べ、会談で韓国が想定外の譲歩などを表明しないよう強く牽制(けんせい)していた。

 フック氏はまた、米政権としては「金正恩(キム・ジョンウン)(朝鮮労働党委員長)を意味ある交渉の席に引き出すための国際的圧力に引き続き精力を傾注する」とし、「圧力政策が最終的に目指すのは、完全かつ検証可能で不可逆的な朝鮮半島の非核化だ」と改めて強調した。

 北朝鮮がここへきて対話を提案してきたことについて、トランプ氏や政権高官らは、米国主導の国際圧力が奏功している表れだと指摘しつつ、「事態が前進するか判断するのは時期尚早」(ティラーソン国務長官)とみて慎重な構えを維持していた。

 北朝鮮が今回、米韓引きはがしの意図を明確にしたことでトランプ政権は、米国とカナダが今月15日にバンクーバーで共催する、朝鮮戦争での国連軍参加国や日本による閣僚級会合で、対北連携での結束強化を確認するとともに、一連の国際圧力の効果をさらに高める方策について協議することになる。

 フック氏は「圧力政策は(非核化の)目標が達成されるまで、手を替え品を替え続けられていく」としつつ「(非核化への)道のりは長い」と語り、現在の圧力路線が長期化するとの見通しを明らかにした。

4797チバQ:2018/01/10(水) 21:03:04
http://www.sankei.com/world/news/180110/wor1801100042-n1.html
2018.1.10 20:51
【米中間選挙】
トランプ大統領不人気で民主党「追い風」も 下院奪還の道は険し
 【ワシントン=黒瀬悦成】米中間選挙で野党・民主党が上下両院での与野党逆転の頼みの綱とするのは、税制改革という実績を誇示しているにもかかわらず、支持率が一向に上昇しないトランプ大統領の歴史的な不人気ぶりだ。

 大統領の就任1期目の中間選挙では、新大統領への過度の期待が薄れるなどして揺り戻しが生じ、政権与党が議席を減らすのが通例だ。1938年以降、過去20回の中間選挙で政権与党が下院議席を伸ばしたのは、クリントン政権下の98年とブッシュ(子)政権下の2002年の2回しかない。

 また、支持率が27%と低迷していたトルーマン民主党政権下で行われた1946年の中間選挙で、民主党は下院で55議席、上院で12議席を喪失しており、大統領の不人気は中間選挙の結果を左右する大きな要素の一つとなっている。

 こうした意味で今回、民主党に2010年の選挙以来8年ぶりの下院奪還に向けて一定の「追い風」が吹いているのは事実だ。

 民主党としては、現政権による税制改革や医療保険制度改革法(オバマケア)廃止を「金持ち優遇」と断じ、トランプ氏の支持基盤である白人労働者層を引き剥がすとともに、ロシア疑惑などを理由に同氏の弾劾を呼びかける構えだ。

 具体的な戦略については、下院で全米の計23選挙区を重点区に指定。現在、これらの選挙区は共和党が保持しているが、16年の大統領選では民主党のクリントン候補が得票率でトランプ氏を上回っており、奪還が可能という計算だ。

 しかし、仮に同党がこれらの選挙区を全て獲得したとしても、下院での過半数確保に必要な25議席には届かない。また、共和党支持者の80%が依然としてトランプ氏を支持している(ギャラップ社調べ)ほか、ロシア疑惑も同氏の関与が立証される保証はなく、民主党の思惑通り「反トランプ旋風」を作り出せるかは未知数だ。

 ■米中間選挙 4年ごとに行われる大統領選の中間の年に実施される連邦議会選や州知事選などの総称。任期6年の上院(定数100)は2年ごとに3分の1の議席が改選され、今年の中間選挙では34議席を争う。任期2年の下院(同435)は全議席が改選される。州知事選は、50州のうち36州で実施される。

4798チバQ:2018/01/11(木) 00:44:49
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1801100043.html
【米中間選挙】共和党、過半数維持に危機感 トランプ色めぐり党内で路線対立も
01月10日 21:09産経新聞

 【ワシントン=加納宏幸】トランプ米政権の信任が問われる11月6日の中間選挙に向けた与野党の候補選びが本格化する。与党・共和党が上下両院で過半数を維持できるかはトランプ大統領の選挙後の政権運営はもとより、2020年大統領選での再選戦略に影響するため、ホワイトハウスは態勢作りに乗り出した。

 上院選は定数100の3分の1に当たる34議席(中間選挙と同時実施のミネソタ州補選の1議席を含む)を争う。改選される現有議席は共和8、民主26(同党系の無所属2を含む)。昨年12月のアラバマ州補選で民主党が勝利した結果、現有勢力は共和51、民主49となったため、民主が過半数を得るには改選議席数確保に加えて2議席を上積みする必要がある。

 下院(定数435)の現有議席は共和239、民主193、欠員3。民主党が過半数の218議席を得るには最低でも25議席の上積みが必要となる。

 下院の選挙区が共和党に有利に線引きされているケースが目立つこともあり、民主党が過半数を得るのは簡単ではないが、共和党は上下両院の確保に危機感を強める。低迷するトランプ氏や共和党への支持が上向かないためだ。

 同党のマコネル上院院内総務は米誌ワシントン・エグザミナーに「投票動向調査は良くない。トランプ氏の支持率が高くなってほしい」と述べた。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の最近の世論調査平均値によると、連邦議会選でどちらの政党に投票するかを問う投票動向調査では民主48・2%に対し、共和36・8%で約11ポイント差だ。トランプ氏の支持率も40%前後の状況が続いている。

 米統計分析サイト「ファイブサーティーエイト」によると、下院で野党が勝利するには投票動向調査で5・5〜8ポイント差が必要だ。

 06年にブッシュ(子)共和党政権下で民主党が過半数を奪った際には10ポイントの差があった。10年に民主党のオバマ政権下に保守系草の根運動「ティーパーティー」(茶会)ブームで共和党が大躍進した際の2・4ポイントに比べても現在の差は大きく、同サイトは「民主党が十分に逆転する可能性がある」と予測する。

 共和党にとって、選挙態勢の構築は急務だ。トランプ氏は先週末、首都ワシントン近郊の大統領山荘キャンプデービッドに共和党指導部を集め、中間選挙に向けた重点政策を練る作戦会議を開いた。トランプ氏は6日、記者団に同党候補を決める予備選の段階から候補を支援する考えを示し、「もっと共和党(議員)を増やさなければならない」と強調した。

 ただ、共和党内では不法移民問題やテロ対策でより「トランプ色」を強めるか、女性や人種的少数派など幅広い層を取り込むかの路線対立が予備選でくすぶりそうだ。ロシアの米大統領選干渉疑惑の捜査や、暴露本で一石が投じられたトランプ氏の資質問題の進展も、ホワイトハウスには気がかり。共和党内の「トランプ人気」を本選での民主党候補との戦いにつなげられるかが課題となる。

4799チバQ:2018/01/11(木) 01:06:41
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201801/CK2018010102000119.html
<トランプ的世界>(1)北朝鮮 背水の正恩氏、核は「命」

2018年1月1日 朝刊


北朝鮮の労働新聞が掲載した、新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」の発射実験=コリアメディア提供・共同

写真
 トランプ米大統領が就任して一月二十日で一年。世界は「米国第一主義」に翻弄(ほんろう)され、さまざまな影響を受けてきた。ことし、敵対あるいは競合する国々は、米国にどう対峙(たいじ)していくのか。

◆不可解な現象
 北朝鮮で昨年春以降、急騰し続けていたガソリン価格が十一月に入ると、少しずつ下がり始めた。ピーク時には一キロ当たり約二・六ドルと、年初の三倍近くの水準にまで達していた。

 国連安全保障理事会は昨年九月、六回目の核実験を受け、原油や石油精製品の北朝鮮への輸出を制限する制裁決議を採択。中国の貿易統計によると、北朝鮮がその大半を依存する中国からのガソリン輸出は十月にはゼロになった。

 韓国政府は十二月末、北朝鮮船舶が十月半ばに公海上で、香港籍の船舶から石油精製品六百トンを密輸していたと明らかにした。

 ただ、不足が進んでいるはずのガソリン価格が下落するという不可解な現象の背景は、こうした制裁逃れだけではないようだ。

 北朝鮮関係者は「トラックが動かないからだ」と別の理由も挙げる。石炭や鉄鋼石、海産物、繊維製品などの禁輸措置が取られたことで、国内の生産地と積み出し港を往来する輸送車両が減り、ガソリンの消費も鈍化したのだという。

 この関係者によると、例えば石炭輸送の場合、運転手は一回につき少なくとも三十ドル以上の外貨を手に入れることができた。しかし制裁の影響で外貨が稼げなくなり、「運転手があぶれている」。

◆何でも売る
 安保理はトランプ米政権主導の下、核実験と弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮に対し制裁強化決議を四回採択し、北朝鮮経済を圧迫した。その結果、北朝鮮が貿易の九割を依存する中国への十月の輸出総額は、八月の約三割にまで落ち込んだ。平壌(ピョンヤン)駐在の外交官は「北朝鮮で外貨不足が進んでいる」と口をそろえる。

 輸出総額が減る中、果物やナッツ類の対中輸出が九月から唐突に増えた。十月の輸出額は、八月の二十三倍相当の約二千二百六十万ドル(約二十五億五千万円)に激増。北朝鮮消息筋は「季節的な要因の可能性」を挙げる一方、「売れる物は何でも売ろう、という考えなのだろう」と推し量る。

 韓国のシンクタンク、世宗研究所の鄭成長(チョンソンジャン)統一戦略研究室長は「制裁は北朝鮮の幹部から住民にまで、確実に影響を与えている」と指摘する。韓国の研究機関では、経済改革や市場の容認でこの数年間、プラス成長を続けてきた北朝鮮経済が、今年はマイナスに転じるとの分析が多い。情報機関傘下の国家安保戦略研究院は「三月以降に深刻な打撃が出る」と予測する。

 友好国のはずの中国との関係も悪化。朝鮮労働党機関紙・労働新聞は九月、米国の圧力に押され、制裁に同調した中国を名指しは避けつつも、「図体(ずうたい)は大きくても魂がなく、金銭だけを追う隣人」と批判。十一月に訪朝した習近平(しゅうきんぺい)国家主席の特使を冷遇した。

◆孤立深める
 平壌中心部から北東に約八キロ離れた大城山(テソンサン)。北朝鮮消息筋は昨年十月、この丘陵地の警戒が厳しくなっている、と語った。金正恩(キムジョンウン)党委員長の生母、高ヨンヒ氏の墓があり、正恩氏が早朝ひそかに墓参に訪れることが増えたという。正恩氏にとって今、信頼できる親族は妹の与正(ヨジョン)党副部長だけ。国際的孤立を深める国家の若い最高指導者は「不安と寂しさがあるのだろう」と消息筋は忖度(そんたく)する。

 トランプ米大統領は、核・ミサイル開発に突き進む北朝鮮の政策転換に向け「必要な全ての措置を講じる」と、軍事的選択肢も排除しない姿勢を示す。

 しかし、鄭氏は「北は絶対に核を放棄しない」と言い切る。米全土を攻撃可能とする大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験を行い、「核戦力の完成」を宣言した正恩氏は「核兵器こそが、米国による核の脅しから祖国の運命と自主権を守る威力ある抑止力、正義の宝剣」と信じるからだ。労働党元幹部の脱北者は「核は『命』と正恩氏は言っている。放棄すれば、彼の権威は失われる」と指摘する。

 韓国の慶南大極東問題研究所は「核戦力の技術的完結に向け、ICBMの試射などを続ける」と展望。外務省傘下の外交安保研究院は「ICBMの大気圏再突入技術が立証されれば、核保有国の地位を主張し、米国に軍縮交渉を求める可能性が大きい」とみる。

 北朝鮮は九月に建国七十周年を迎える。強力な指導者像を印象づけ、国内の結束を図るため、正恩氏は米国に屈しないという姿勢をとり続けるほかない。

 (北京・城内康伸)

4800チバQ:2018/01/11(木) 01:06:58
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201801/CK2018010302000116.html
<トランプ的世界>(2)中東 もはや調停者ではない 「首都」認定で対立激化

2018年1月3日 朝刊


昨年5月22日、エルサレムで握手を交わすトランプ米大統領(左)とイスラエルのネタニヤフ首相=ロイター・共同

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 パレスチナ人の若者が投げるこぶし大の石が空から降り注ぎ、重武装のイスラエル軍が放った警笛弾が爆音を響かせる。世界遺産のエルサレム旧市街に近い商店街。被害を防ごうと鉄扉を閉めかけた洋服店の店主が記者に言った。「イスラエルはデモさえ許さない。これがトランプ米大統領が認めた首都の現状だ」

 昨年十二月、米国は、ユダヤ教徒のみならずイスラム教徒やキリスト教徒の聖地でもあるエルサレムを、「ユダヤ人国家」イスラエルの首都と認定した。パレスチナ自治政府が将来の独立国家の首都と位置付ける東エルサレムを半世紀にわたって占領するイスラエルは、その東エルサレムを合わせて「不可分の永遠の首都」と主張。トランプ氏の宣言は、パレスチナ人の心情を逆なでした。治安部隊とデモ隊の衝突や空爆で、計十三人が死亡した。

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 イブラヒム・アブスライヤさん(29)は、パレスチナ自治区ガザのイスラエルとの境界で銃撃を受け亡くなった。九年前にイスラエル軍の攻撃で両足を失い、車いすに乗った「抵抗の象徴」だった。母アデドルさん(55)は「息子の死はトランプの責任だ」と憤る。

◆敵味方を峻別
 首都の帰属は和平交渉で決定する-とした国際合意に反する宣言に踏み切ったトランプ氏。一連の中東政策を貫くのは、オバマ前米大統領の否定と、敵味方を峻別(しゅんべつ)する姿勢だ。オバマ政権はイスラエルにユダヤ人入植地の建設抑制を求め、イランとの間で、核開発の制限と引き換えに対イラン経済制裁を解除する核合意を結んだ。トランプ氏はイランへの敵意をあらわにして核合意の破棄を訴え、イスラエルやサウジアラビアに露骨に肩入れした。

 カイロ・アメリカン大のサイド・サデク教授(政治学)は「イスラエルとサウジを結び付けてイラン包囲網を築くのが、米国の狙いだ。その前に(双方の立場が対立する)パレスチナ問題にけりをつけなければならず、米国は最も微妙なエルサレム問題を持ち出し、パレスチナに不利な譲歩を迫っている」と指摘。トランプ氏の言う「究極の取引」の正体とみる。

 イスラエルのネタニヤフ首相も「パレスチナ側が速やかに現実を理解すれば、和平の動きも速まる」と発言。このままパレスチナを押し切ろうとする。

◆米離れ加速も
 しかし、米国などの狙いが奏功しているとは言い難い。パレスチナ自治政府のアッバス議長は「米国はもはや調停者ではない」と非難し、和平交渉再開は遠のいた。トランプ氏との親密な関係を後ろ盾にするサウジのムハンマド皇太子は泥沼化したイエメン内戦から抜け出せず、国交を断絶したカタールはかえってイランへ接近した。

 国連総会で先月二十一日に米国の決定の無効を求める決議が採択されたのを受け、イスラエルの有力紙ハーレツは翌日「対イランのいかなる提案も、米国が出したという理由だけで反対に遭う可能性がある。それはイスラエルにとって危険だ」とする論評を載せた。トランプ氏が中東の安定を揺るがす事態が続けば、同盟国からも「米国離れ」の動きが加速しかねない。 (カイロ・奥田哲平)

4801チバQ:2018/01/11(木) 01:07:15
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201801/CK2018010402000117.html
<トランプ的世界>(3)欧州 「反難民」危機あおる

2018年1月4日 朝刊


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 チェコの首都プラハのターミナル駅に近い酒場で、工場労働者のハンプルさん(48)はビールをあおりながら持論を繰り返した。

 「米国に来た白人はインディアンを(居住地から)追い出した。チェコに来たイスラム教徒は、米国に来た白人と同じ。今われわれはインディアンの立場だ」

 ハンプルさんは三年前、中東から大勢の難民や移民が欧州に渡ったのを機に、反イスラム運動を立ち上げた。過激な思想は批判を招き、一昨年秋に名門カレル大学での教職を失った。

 イスラム教徒はチェコの法よりも女性に差別的なイスラム法「シャリア」を優先していると主張。イスラム諸国などからの入国を規制する大統領令を出したトランプ米大統領を評価する。

 しかし、直接イスラム教徒から嫌な思いをさせられた経験はない。実際、チェコにイスラム教徒の難民はほとんどいない。欧州連合(EU)が三年前、チェコに受け入れを指示した難民四千三百六人のうち、チェコが受け入れたのはわずか十二人。ポーランド、ハンガリーはゼロだ。

 チェコ西部バルコバの難民キャンプは不法に入国した人々を収容するが、近くに住む主婦バーツラビーコバーさん(63)は「難民は施設内で管理されているので怖いと思ったことはない」、レストラン経営のチャペックさん(67)は「キャンプは村人の雇用を生んでいる」とさえ言う。

 現実には姿が見えない難民が脅威とみなされる-。「きっかけは二〇一五年一月のイスラム過激派による(仏風刺週刊紙)シャルリエブド襲撃事件だった」。プラハで反ヘイト(嫌悪)運動に携わるホウデックさん(33)は指摘する。

 襲撃事件後、宗教差別や民族差別に反対するホウデックさんへの批判のメールが急増した。テロの凶悪なイメージは、中東から欧州に渡る移民や難民に結び付けられ、定着した。

 こうした国民感情を政治家が利用した。昨年のチェコ下院選で、反難民を掲げて躍進した第一党を率いる「チェコのトランプ」ことバビシュ首相や、第三勢力に躍り出た新興右派政党党首で日系のオカムラ氏はもともと難民やイスラム教徒の問題に関心が薄かったといわれる。プラハ・ニューヨーク大学のペヘ教授(政治分析)は「実際にはない危機があると国民を脅し、私たちが保護すると言って票を獲得した」と断じる。

 EUは昨年末、チェコ、ポーランド、ハンガリー三カ国が割り当てられた難民を拒んでいるとして提訴を決断。制裁金を科すことも辞さない構えだ。

 「われわれは歴史の十字路に差しかかっている」とペヘ氏。一九八九年の民主化と二〇〇四年のEU加盟で「西側」に組み込まれた旧東欧諸国で今、排外的なポピュリズム(大衆迎合主義)が、「人権尊重」「多文化共生」といった統合の価値観を揺るがしている。(プラハで、垣見洋樹)

4802チバQ:2018/01/11(木) 01:07:30
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201801/CK2018010502000132.html
<トランプ的世界>(4)ロシア 核兵器増強で米に対抗

2018年1月5日 朝刊


昨年5月のモスクワでの軍事パレードで、ショイグ国防相(左)と話すプーチン大統領

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 「世界の人が覇権国(米国)に疲れた」

 「欧州連合(EU)は自分の意見がない」

 ロシアでは昨年十一月、下院議員が軍服姿の子どもたちと歌うネット動画が話題になった。アマチュア音楽家が作詞作曲し、タイトルは「ウラジーミル(プーチン大統領の名前)おじさん」。歌の締めくくりはこうだ。

 「最後の戦いを求められたら…、ウラジーミルおじさんと共に!」

 二〇一四年にロシアがウクライナ南部のクリミア半島を一方的に併合したウクライナ危機以降、欧米との対立が激化するロシア。トランプ米大統領という「好敵手」を得て、プーチン氏は、武力を背景にした外交手法を一層あらわにする。

 昨年十二月二十二日、国防省幹部を集めた会議では、軍事技術で世界をリードすることが「ロシアの主権、国民の安全、独立した外交を保障するためにもっとも重要だ」と明言した。

 ロシアとの関係改善を掲げたトランプ氏の就任を控えた一年前の期待感はしぼんでいる。ロシアによる米大統領選の介入疑惑を追及する米議会の圧力を受け、トランプ政権は昨夏、ロシアへの制裁強化法を成立させ、むしろ米ロ関係は悪化の一途だ。

 信頼関係がないことは、武器を手にする口実になる。ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)によれば、一六年のロシアの軍事費六百九十億ドル(約七兆七千六百億円)は米国の九分の一にすぎない。物量戦ではかなわず、すがるのは核兵器だ。

 プーチン氏は昨年六月、米国を批判する中で、「小さな国々は独立と主権を守るためには核兵器を持つ以外にないと考えている」と北朝鮮の核保有を容認するかのような発言をした。自らも米国に比べれば劣ると言わんばかりに、昨年末、核兵器の八割の近代化を終えたと明らかにした。

 一方プーチン氏は、トランプ政権に対する直接的な批判は奇妙なまでに避けている。昨年十二月に発表された米国の新安全保障戦略で、ロシアが中国とともに現状に対する「修正主義勢力」と非難された際にも「『米国に有益な分野ではロシアと連携する』と前向きな内容もあった」(ペスコフ大統領報道官)と激しい反論はしなかった。

 最大の理由は、トランプ氏が掲げる自国第一主義に共鳴する部分があるからだ。政治学者のオレシキン氏は「世界には『自分たち』と『敵』しかいない、というソ連時代の外交への回帰を強めている」と分析する。

 ウクライナ東部の紛争も、クリミア半島の併合も、米国が介入さえしなければいい-。互いの勢力圏を荒らさない世界の実現を、ロシアは思い描く。 (モスクワ・栗田晃、写真も)

4803チバQ:2018/01/11(木) 01:07:46
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201801/CK2018010602000131.html
<トランプ的世界>(5)中国 「米国第一」の対抗軸

2018年1月6日 朝刊


北京の人民大会堂で先月1日、「中国共産党と世界政党ハイレベル対話会」の開幕式に臨む習近平氏(中)と各国の政党代表ら=共同

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 「中国は責任ある大国として、国際的な義務と責任を積極的に果たす」。昨年十二月三十一日夜。習近平(しゅうきんぺい)国家主席は国民に呼び掛ける新年の祝辞で、国際的な影響力拡大を目指す姿勢を改めて表明した。

 昨年十月の共産党大会で権力基盤をさらに強固にして二期目をスタートさせた習氏は、「米国第一」を掲げるトランプ米大統領を横目に、世界の新たなリーダーになることを意識した言動が目立っている。

 先月一日に北京で開かれた世界各国の政党が参加したハイレベル対話。百二十カ国、二百人を超す党首らを前に習氏は「人類運命共同体の構築には各国から人民の参加が必要だ」と演説し、中国と各国の協調関係を意味する「人類運命共同体」の必要性を訴えた。

 アジアインフラ投資銀行(AIIB)を設立し、シルクロード経済圏構想「一帯一路」を提唱する習氏はグローバル世界の「旗振り役」を自任。保護主義的な動きを強める米国との違いを明確に打ち出し、中国を中心とする世界秩序構築への思惑がにじむ。

 トランプ氏による環太平洋連携協定(TPP)脱退を機にアジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)や東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の実現を急ぐのも米国を意識しているからだ。

 習氏は先月末、日中の与党間交流で訪中した自民党の二階俊博幹事長らと面会。「一帯一路」の参加に熱心な二階氏を取り込み、日中関係改善をアピールする背景には、日米同盟にくさびを打つ狙いもある。

 一方で誤算も相次ぐ。もともと中国は「トランプ氏はビジネスマン。ディール(取引)にたけている大統領は、中国との対立が利益にならないと分かっているはずだ」(中国紙記者)と分析していた。

 昨年十一月にトランプ氏が訪中した際は、故宮で夕食会を開くなど最大限の歓待を演出。米企業との間で二千五百億ドル(約二十八兆円)の契約を合意させ、北朝鮮や貿易の問題を巡る厳しい要求を「封印」することに成功したかに見えた。

 だが、習氏と「良好な関係を築いた」と話したはずのトランプ氏は、その後一転して中国を「ライバル国」と位置付け、習氏のメンツはつぶされた。中国と台湾が不可分とする「一つの中国」の尊重を取り付けたにもかかわらず、米政権は台湾への武器供与を決定。言動が大きくぶれるトランプ氏に、中国の不信感は募る。

 今年は〓小平(とうしょうへい)氏が始めた改革開放路線から四十年。この間に急激な経済発展を遂げた中国は今後、軍事や宇宙開発、科学技術の分野でも「米国超え」を目指す。ただ「責任ある大国」になるには、米国との対抗軸の中身を厳しく問われることも忘れてはならない。 (北京・秦淳哉)=おわり

※〓は登におおざと

4804チバQ:2018/01/11(木) 01:42:27
>>4788
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1223559981/78
この人か!

4805とはずがたり:2018/01/11(木) 08:17:57
>>4804
黒人大統領の次は女性大統領だと思ってるので(こういう黒人大統領とか女性大統領という言い方すら差別になると思うけど。。)トランプを撃破してくれるかな!?あと3年もあるけど。

4806とはずがたり:2018/01/11(木) 13:33:23

名誉毀損法の見直しを=暴露本に反発か、市民団体は批判―米大統領
時事通信社 2018年1月11日 07時53分 (2018年1月11日 13時27分 更新)
https://www.excite.co.jp/News/world_g/20180111/Jiji_20180111X326.html

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は10日の閣議で、「うそをついたり中傷したりした人間が法廷できちんと裁きを受けるよう、名誉毀損(きそん)法を厳しく見ていかなければならない」と述べ、同法の見直しに言及した。

 トランプ氏は最近、売れ行き好調な政権の暴露本「炎と怒り」を「インチキ本」と非難するなど、自身への批判に不満を募らせている。大統領は閣議で「今の法律は米国民の価値や公正さを反映しないまがいものだ」と主張。「うそと知りながらうそを言い、懐を温めることがあってはならない」と強調した。

 トランプ氏の発言に対し市民団体「全米市民自由連合」(ACLU)はコメントを出し、「トランプ氏の脅しは率直に言って信じられない。米憲法は言論の自由を保護し、公人に対する発言や公共の関心を特に尊重している」と批判した。

4807チバQ:2018/01/11(木) 14:02:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180111-00000078-san-n_ame
米中間選挙 候補選び本格化へ 共和、厳しい戦い トランプ色めぐり路線対立
1/11(木) 7:55配信 産経新聞
 【ワシントン=加納宏幸】トランプ米政権の信任が問われる11月6日の中間選挙に向けた与野党の候補選びが本格化する。与党・共和党が上下両院で過半数を維持できるかはトランプ大統領の選挙後の政権運営はもとより、2020年大統領選での再選戦略に影響するため、ホワイトハウスは態勢作りに乗り出した。

                   ◇

 上院選は定数100の3分の1に当たる34議席(中間選挙と同時実施のミネソタ州補選の1議席を含む)を争う。改選される現有議席は共和8、民主26(同党系の無所属2を含む)。昨年12月のアラバマ州補選で民主党が勝利した結果、現有勢力は共和51、民主49となったため、民主が過半数を得るには改選議席数確保に加えて2議席を上積みする必要がある。

 下院(定数435)の現有議席は共和239、民主193、欠員3。民主党が過半数の218議席を得るには最低でも25議席の上積みが必要となる。

 下院の選挙区が共和党に有利に線引きされているケースが目立つこともあり、民主党が過半数を得るのは簡単ではないが、共和党は上下両院の確保に危機感を強める。低迷するトランプ氏や共和党への支持が上向かないためだ。

 同党のマコネル上院院内総務は米誌ワシントン・エグザミナーに「投票動向調査は良くない。トランプ氏の支持率が高くなってほしい」と述べた。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の最近の世論調査平均値によると、連邦議会選でどちらの政党に投票するかを問う投票動向調査では民主48・2%に対し、共和36・8%で約11ポイント差だ。トランプ氏の支持率も40%前後の状況が続いている。

 米統計分析サイト「ファイブサーティーエイト」によると、下院で野党が勝利するには投票動向調査で5・5〜8ポイント差が必要だ。

 06年にブッシュ(子)共和党政権下で民主党が過半数を奪った際には10ポイントの差があった。10年に民主党のオバマ政権下に保守系草の根運動「ティーパーティー」(茶会)ブームで共和党が大躍進した際の2・4ポイントに比べても現在の差は大きく、同サイトは「民主党が十分に逆転する可能性がある」と予測する。

 共和党にとって、選挙態勢の構築は急務だ。トランプ氏は先週末、首都ワシントン近郊の大統領山荘キャンプデービッドに共和党指導部を集め、中間選挙に向けた重点政策を練る作戦会議を開いた。トランプ氏は6日、記者団に同党候補を決める予備選の段階から候補を支援する考えを示し、「もっと共和党(議員)を増やさなければならない」と強調した。

 ただ、共和党内では不法移民問題やテロ対策でより「トランプ色」を強めるか、女性や人種的少数派など幅広い層を取り込むかの路線対立が予備選でくすぶりそうだ。ロシアの米大統領選干渉疑惑の捜査や、暴露本で一石が投じられたトランプ氏の資質問題の進展も、ホワイトハウスには気がかり。共和党内の「トランプ人気」を本選での民主党候補との戦いにつなげられるかが課題となる。

4808チバQ:2018/01/11(木) 14:04:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180111-00000015-jij-n_ame
「影の大統領」凋落=バノン氏、米右派メディア会長辞任―トランプ氏の怒り買う
1/11(木) 7:04配信 時事通信
 【ワシントン時事】トランプ米大統領の最側近として、一時は「影の大統領」とまで称されたスティーブ・バノン前首席戦略官・上級顧問(64)が9日、右派メディア「ブライトバート」の会長を辞任した。

 2016年の大統領選中にロシア人弁護士と面会したトランプ氏の長男を「反逆的」と批判したことなどが大統領の逆鱗(げきりん)に触れ、これを問題視した株主から事実上解任された形だ。

 バノン氏は海軍出身で、投資家を経て12年にブライトバート会長に就任。大統領選では、投票の2カ月余り前にトランプ陣営幹部に抜てきされ、事前予想を覆す勝利に貢献したとされる。

 人種差別的な極右運動「オルト・ライト」とのつながりも指摘され、イスラム圏一部諸国からの米入国禁止や、地球温暖化防止の国際枠組み「パリ協定」からの離脱を主導。内紛でホワイトハウスを去った後も、トランプ氏との関係は続き、政権に一定の影響力を保っていたといわれた。

 だが、最近発売された暴露本「炎と怒り」掲載のインタビューで、トランプ氏の長男ドナルド・トランプ・ジュニア氏や長女のイバンカ大統領補佐官を批判したことに、トランプ氏が「職を失っただけでなく、正気も失った」と激怒。バノン氏は「不正確な引用への対応が遅れた」と釈明したが、ブライトバート株主からの信頼も失った。司会を務めていたラジオ番組も降板し、影響力はほぼ失われたとみられている。

 11月に中間選挙を控え、世論調査で劣勢が伝えられる共和党の執行部にとって、事あるごとに主流派と衝突し、足並みを乱してきたバノン氏の凋落(ちょうらく)は「朗報」だ。CNNテレビによると、中間選挙で同氏が擁立を進めてきた保守強硬派の候補者らも距離を置き始めた。ある候補の陣営幹部は「バノン氏は数ある有力支持者の1人にすぎない」と強調している。

 バノン氏と決別したトランプ氏が今後、中間選挙をにらんだ議会での実績づくりのためにも、党主流派との協調姿勢を強める可能性はある。一方、バノン氏に代表される「反エスタブリッシュメント(既得権益層)」のうねりは、大統領選でトランプ氏を押し上げた原動力。主流派との妥協は、中核的支持層の離反を招きかねないというジレンマもある。

4809チバQ:2018/01/11(木) 14:25:20
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180111-00000023-jij-n_ame
米セブン―イレブン、一斉摘発=不法入国容疑で従業員21人逮捕
1/11(木) 9:18配信 時事通信
 【ニューヨーク時事】米コンビニエンスストア大手セブン―イレブンの店舗を対象に、移民税関捜査局(ICE)の一斉摘発が10日行われ、不法入国の疑いで従業員21人が逮捕された。

 米メディアは、トランプ大統領の就任以降で最大規模の不法移民摘発だと伝えている。

 報道によると、一斉摘発の対象となったのは首都ワシントンのほか、ニューヨークやカリフォルニアなど17州にある98店舗。ICEは不法入国したとみられる従業員を逮捕するとともに、店主らに対し、従業員が適正に入国したことを証明する文書を3日以内に提出するよう命じた。

 ICEは声明で「違法な労働力を雇用している米国の事業者に強いメッセージを発するものだ」と警告。一方、米セブン―イレブンは、摘発されたのはいずれもフランチャイズ店で、雇用に関する責任は店主らにあると説明した。

 同社は日本のセブン―イレブン・ジャパン(東京)の完全子会社で、米国で8500店のコンビニを展開している。

4810チバQ:2018/01/11(木) 21:04:31
https://news.goo.ne.jp/article/newsweek/world/newsweek-E206210.html
アメリカで沸き起こった「オプラ2020」待望論を考える - 冷泉彰彦 プリンストン発 日本/アメリカ 新時代
17:00ニューズウィーク日本版

<ゴールデングローブ賞受賞式でのスピーチをきっかけに、一気に盛り上がったテレビ司会者オプラ・ウィンフリーの大統領選立候補への待望論。その背景にあるのは......>

今週8日、アメリカではSNSを通じて「オプラ2020」というスローガンが爆発的に拡散されました。テレビ司会者で女優のオプラ・ウィンフリーに、2020年の大統領選に立候補して、現職のトランプ大統領に挑戦してもらいたいという待望論です。

きっかけになったのは、前夜7日に行われた「ゴールデングローブ賞授賞式」でした。式の中で、オプラは生涯にわたる功績を認められて「セシル・B・デミル賞」を受賞したのですが、その際のスピーチが立派であったために、その場にいた芸能人を中心に「オプラのカリスマ性」が「大統領選への待望論」として爆発的に広まったのです。

メディアも加熱気味で、9日には公開の与野党協議を行っていたトランプ大統領に対して「『オプラ2020』についてどう思うか?」と記者が尋ね、大統領自身が「面白いと思うが、彼女は出ないだろう」とか「出てきたら俺が勝つ」などという発言を引き出すと、各社が一斉に報じていました。

政治的なキャリアが皆無である彼女に対して、どうしてここまでの待望論が沸騰したのかというと、まず今回のゴールデングローブ賞授賞式の特異性があると思います。

昨年の「ハービー・ワインスタイン問題」を発端として、アメリカのエンターテインメント業界では、「#MeToo」のハッシュタグに象徴される、セクシャル・ハラスメントを許さない運動が勢いを増しています。そんな中で、今回のゴールデングローブ賞授賞式では、この運動への連帯を示すために女性の出席者の多くが黒の衣装を着る動きがありました。

ところが、実際に授賞式が幕を開けると、女性だけでなく男性の参加者も全員が真っ黒の衣装で登場したのです。そのファッションが示すように、授賞式の全体が「アンチ・セクハラ」のトーンで、染め上げられることになりました。

司会を務めたコメディアンのセス・マイヤースも、もちろん黒のネクタイを決めていたばかりか、オープニングでも「Ladies and remaining gentlemen!」つまり「淑女のみなさん、そして(セクハラ告発を受けていない)クビのつながった紳士の皆さん」と呼びかけるというジョークまで飛ばしていたのです。

オプラのスピーチは、そんな異様な雰囲気の中で行われたのでした。オプラというと、ビジネスの世界で最も成功したアフリカ系女性と言われていますが、芸能界でのキャリアでは、テレビ司会者として「オプラ・ウィンフリー・ショー」という自分の名前を冠したトークショーを大成功させていることで有名です。

トークショーにおけるオプラは、喜怒哀楽を前面に出すスタイルが特徴でした。傷付いた人の心情に寄り添い、その人に強い共感を寄せていくことで、トークショーが人情劇になってゆく、それがオプラの魅力なのですが、その原点にあるのは、少女時代に性的虐待の被害に遭ったということを彼女自身がカミングアウトしている事実です。

4811チバQ:2018/01/11(木) 21:04:52
例えば、映画女優として彼女が認められる契機となった『カラーパープル』(スティーブン・スピルバーグ監督、1985年)』で演じたソフィアという役でも、虐待の被害者を演じていたのですが、ある意味で彼女は自身の人生を通じて、ハラスメントに対する戦いを続けてきたとも言えます。それは加害への告発だけでなく、被害者に寄り添い、被害者の回復(resilience)を助けるということも含めた戦いでした。

そんな彼女が、「セクハラ撲滅」という大きな時代の波の中で行われたゴールデングローブ賞授賞式で、生涯表彰をされたというのは、これ以上の舞台はないという印象です。そしてそのスピーチは、期待を大きく上回るパワフルなものだったのです。彼女は、自身の生い立ちを黒人の権利向上の歴史と重ね合わせただけでなく、女性の権利に関しても「me too などと言わなくてはならない人が2度と出ない社会を」「新しい日が地平線の向こうに見える」と力強く訴えたのでした。当然、会場は総立ちとなったのです。

その瞬間に、テレビを見ていた「真ん中から左」の人々は、「トランプ時代になって、長く久しく聞いたことのなかった、品格と内容のあるスピーチ」に酔いしれてしまったと言っていいでしょう。オプラは、トランプという人間の対極にいるような存在で、しかもトランプに十分に対抗できるような大衆性もあれば資金力もあるわけです。待望論が起きるのも自然な流れと言えます。

考えてみれば、オプラという人は、その影響力を大統領選にも行使してきています。例えば、2008年の大統領選を目指していたオバマとヒラリーが激しい予備選を戦う中で、一つの決め手になったのは、2007年12月にオプラがオバマ支持を打ち出したからと言われています。また、彼女が支持することで、「オバマは奴隷であったアメリカ黒人の末裔ではない」という黒人票の一部にあった批判を払拭することにもなりました。

オバマの前任であるジョージ・W・ブッシュにしても、2000年の選挙では9月にオプラの番組に出演した際に見せた「人情味」が勝利を後押ししたと言われているわけです。そのように、強い影響力のある彼女が、仮に自分で大統領選に出てくれば有力な候補になるのは間違いない、そんな見方がされています。

ただその一方で、このオプラという不思議な才能には、あくまで社会の批判者、永遠の庶民代表であって欲しいし、であるならば「必要があれば軍事作戦の判断を下さなくてはならない」ような大統領のポジションにまつりあげるのは抵抗があるという声もあります。

そう考えると、この時点での「オプラ・ブーム」は、彼女が出演するディズニーの大作映画「A Wrinkle In Time(邦題は『五次元世界のぼうけん』、エイバ・デュバーネイ監督)」が3月に公開が迫る中での「マーケティングの一環」というぐらいに受け止めておいた方が良いのかもしれません。

それ以前の問題として、オプラへの待望論が沸騰するということは、次世代リーダーの人材不足の裏返しだということでもあります。この点については民主党の反省が必要、そんな考え方もできると思います。


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4812とはずがたり:2018/01/12(金) 21:45:36

バノン氏、右派メディア会長を辞任=トランプ米大統領と対立、株主の離反招く
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018011000376&amp;g=int

 【ワシントン時事】トランプ米大統領の家族を批判し、同大統領から決別を宣言されたバノン前首席戦略官・上級顧問は9日、右派メディア「ブライトバート」の会長を辞任した。同社は辞任理由を明かしていないが、大統領との対立で株主らの不興を買い、事実上職を追われた形だ。
 バノン氏は政権の暴露本「炎と怒り」の主要な取材源とされ、同書ではトランプ氏の長男を「反逆的」などと批判。これに対し、ブライトバート株主の大富豪レベッカ・マーサー氏は「バノン氏の行動や発言を支持しない」と米メディアにコメントしていた。(2018/01/10-10:14)

4813チバQ:2018/01/13(土) 17:04:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180113-00000012-jij-n_ame
「便所」発言、何度も=民主議員、トランプ氏否定に反論
1/13(土) 6:22配信 時事通信
 【ワシントン時事】トランプ米大統領がアフリカ諸国などを「便所のような国」と表現したと報じられ、発言を否定したことに関し、その場にいた民主党のダービン上院議員は12日、「トランプ氏は『便所』という言葉を何度も使った」と反論した。

 
 大統領の発言があったとされるのは、移民政策をめぐる11日の超党派議員団との会合。ダービン氏は米メディアに対し「憎悪に満ちた、不快で人種差別的な発言だ」と非難した。

 身内の共和党内からも懸念する声が相次ぎ、ライアン下院議長は「嘆かわしく、無用だ」と語った。共和党で唯一の黒人上院議員のスコット氏も「とても残念だ」と述べた。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180113-00000018-jij_afp-int
アフリカの国連加盟全54か国、トランプ氏に「肥だめ」発言撤回と謝罪を要求
1/13(土) 14:11配信 AFP=時事
アフリカの国連加盟全54か国、トランプ氏に「肥だめ」発言撤回と謝罪を要求
米首都ワシントンで、国防予算の枠組みを決める法案に署名する前に演説を行うドナルド・トランプ大統領(2017年12月12日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領がアフリカ諸国とハイチ、エルサルバドルを「肥だめ」国家と呼んだとされる件をめぐり、アフリカの国連(UN)加盟全54か国は12日、トランプ氏に発言の撤回と謝罪を要求した。

 これら54か国が参加している国連のアフリカグループはトランプ氏の発言について国連大使らの緊急会議を開き、「米政権がアフリカおよびアフリカ系の人たちに向けて、アフリカ大陸と有色人種を侮蔑する姿勢を強めていることを懸念している」と表明した。

 アフリカグループは4時間の協議の末に満場一致で決議を採択し、「メディアに広く報じられた米国大統領による常軌を逸した人種差別的で外国人を嫌悪する発言に驚きあきれ、強く非難する」とともに「発言の撤回と謝罪」を要求する声明を発表。一方で同グループは、「この発言を非難したあらゆる立場」の米国人に謝意を表した。

 これに先立ち55か国が加盟するアフリカ連合(AU)もトランプ氏の発言を非難していた。西サハラは国連からは主権国家として承認されていないため国連のアフリカグループには含まれていないが、アフリカ連合には加盟している。モロッコは西サハラ加入に反対して1984年にアフリカ連合を脱退したが、昨年再加入した。【翻訳編集】 AFPBB News

4814チバQ:2018/01/13(土) 17:05:20
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180113-00000022-asahi-int
トランプ氏側、元ポルノ女優に口止め料1440万円か
1/13(土) 11:03配信 朝日新聞デジタル
 トランプ米大統領の弁護士が2016年11月の大統領選挙前、トランプ氏と性的関係を持ったとされる元人気ポルノ女優の女性に対し、口外しない約束で13万ドル(約1440万円)を支払う契約を結んでいたと12日、米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)が複数の関係者の話として報じた。

 同紙によると、女性は06年7月に著名人を集めたリゾート地でのゴルフ大会でトランプ氏と知り合い、性的関係を持ったと親しい人々に話していた。大統領選の1カ月前にあたる16年10月、両者の弁護士が秘密保持の契約をかわしていた。トランプ氏が契約を把握しているかは明らかではなく、ホワイトハウス当局者は契約について回答していないという。

 一方、トランプ氏の弁護士は同紙の取材に、「大統領は強く否定している」「少なくとも11年以降、全関係者に繰り返し否定されてきた話」と回答。女性の芸名の署名入りの「口止め料を私が受け取ったといううわさは完全にウソ」と記した書面も、弁護士から同紙に送られてきたという。

 同紙は女性にもコメントを求めているが、回答はないという。(ニューヨーク=金成隆一)

4815チバQ:2018/01/13(土) 17:11:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180113-00000025-mai-int
<「くそったれ国家」発言>アフリカ「人種差別だ」一斉反発
1/13(土) 12:44配信 毎日新聞
<「くそったれ国家」発言>アフリカ「人種差別だ」一斉反発
ハイチ大地震から8年の追悼行事で「トランプ大統領は偏狭だ」と記した紙を手に行進するハイチ系米国人の女性ら=米南部フロリダ州マイアミで12日、AP
 【ヨハネスブルク小泉大士】トランプ米大統領がアフリカ諸国やカリブ海の島国ハイチなどを「くそったれ国家」と中傷する発言をしたことについて、アフリカ各国は12日、「人種差別だ」と一斉に猛反発した。謝罪を求める声も上がるなど、波紋が広がっている。

 米メディアによると、トランプ氏の発言は、ホワイトハウスで移民制度について議員らと協議した際のものとされる。AP通信によると、アフリカ連合(AU)の報道官は発言について、「多くのアフリカ人が奴隷として米国に連れて行かれたという歴史的事実に照らせば、到底受け入れられるものではない」と指摘。ロイター通信によると、AUのワシントン代表部はトランプ氏に発言の撤回と謝罪を要求した。

 またボツワナ政府は声明で「なぜこのような言葉をわざわざ使うのか。非難に値する人種差別発言だ」と強調し、駐ボツワナの米国大使を呼び抗議したことを明らかにした。

 セネガルのサル大統領は「アフリカと黒人は全ての人の尊敬に値する」とツイート。南アフリカの与党アフリカ民族会議の副幹事長も「米国内でも数百万人が仕事がなく、医療や教育を受けられないでいる」と反論し、「トランプ氏の発言は(アフリカ諸国に対する)中傷としか受け取れない」と述べた。

 トランプ氏は対アフリカ政策に触れることはほとんどなく、米国大使の空席が続く国も少なくない。アフリカへの関心がないと思われていただけに、南アフリカのテレビ司会者が「世界で最も偉大で美しい『くそったれの国』からおはよう」とツイートするなど、唐突な言及を皮肉る反応も多かった。

4816チバQ:2018/01/16(火) 18:30:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180115-00000049-san-n_ame
人気司会者ウィンフリーさん、米大統領選出馬ならトランプ氏に勝利
1/15(月) 7:55配信 産経新聞
 【ニューヨーク=上塚真由】2020年の米大統領選への出馬待望論が出ている人気テレビ司会者で実業家のオプラ・ウィンフリーさん(63)に関する世論調査が実施され、仮に選挙でトランプ大統領と対決した場合、ウィンフリーさんが勝利するという結果が明らかになった。

 調査は米公共ラジオNPRなどが今月8〜10日、1350人の有権者を対象に実施した。ウィンフリー氏とトランプ氏の対決となった場合、どちらに投票するかを尋ねたところ、50%がウィンフリーさんと回答し、トランプ氏は38%だった。

 一方で、ウィンフリーさんの大統領選出馬を「望まない」と回答した人は54%に上り、「望む」とした人は35%にとどまった。NPRは、ウィンフリーさんは人気が高く、トランプ氏に勝てる候補だとしても、米国人の過半数は出馬を望んでいないと分析している。

 米社会に大きな影響力を持つウィンフリーさんは7日の「ゴールデン・グローブ賞」の授賞式で、女性やマイノリティーのための新しい時代が到来すると演説。これが大統領選への出馬をほのめかす発言と受け止められ、リベラル派を中心に待望論が拡大している。

4817チバQ:2018/01/16(火) 21:16:12
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-180116X899.html
波紋広げる「便所」発言=移民政策めぐる協議に暗雲―米大統領
15:34時事通信

 【ワシントン時事】トランプ米大統領がカリブ海のハイチやアフリカ諸国を「便所のような国」と侮蔑したとされる問題が、さらに波紋を広げている。トランプ氏は「そんな言葉は使っていない」と否定するが、内外から「人種差別だ」と批判が噴出。発言の舞台となった移民政策をめぐる与野党協議も、先行きが危ぶまれる事態となった。

 トランプ氏の発言は11日、子供時代に不法移民の親に連れられ米国に入国した若者らを強制送還の対象から外す措置「DACA(ダカ)」をめぐる与野党議員団との会合で出た。トランプ氏は民主党が求めるダカ延長と引き換えに、メキシコ国境への壁建設などを認めるよう主張している。

 発言への批判に、トランプ氏は「私は人種差別主義者ではない」と繰り返すが、ハイチやアフリカ・中米諸国は相次いで反発。ロイター通信によると、米プロバスケットボール協会(NBA)のスター選手で黒人のレブロン・ジェームズ氏は15日、トランプ氏を「人種差別がはばかることなく表に出る機会を与えている」と非難した。

 本来のテーマだった移民政策をめぐる協議も、今回の発言で難航は避けられない。トランプ氏は15日、発言を事実だと主張する民主党のダービン上院議員について、ツイッターで「ダカを台無しにした」と非難した。移民政策と抱き合わせで進む予算関連の協議にも、影響が出かねない状況だ。

 15日は公民権運動の指導者として知られるキング牧師の生誕記念日で、米国の祝日。これに合わせて公開した動画で、トランプ氏は「キング師の夢はわれわれの夢だ」と功績をたたえた。だが、キング師が解決を目指した人種問題をめぐるトランプ氏の侮辱発言が、今後の政権運営では重荷となりかねない。

4818チバQ:2018/01/16(火) 21:18:39
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-180116X843.html
便所発言「ねじ曲げられた」=移民政策で民主党けん制―米大統領
08:05時事通信

 【ワシントン時事】トランプ米大統領がハイチやアフリカ諸国を「便所のような国」と侮辱したとされる問題で、トランプ氏は15日、発言したのは事実だと主張する民主党のダービン上院議員について、ツイッターで「完全にねじ曲げて伝えている」と非難した。

 その上で、子供時代に不法移民の親に連れられ渡米した若者を強制送還の対象から外す措置「DACA(ダカ)」に言及。「信頼がなければ合意はできない。ダービンはダカを台無しにした」と投稿し、ダカ延長を求める民主党をけん制した。

4819とはずがたり:2018/01/17(水) 16:25:42
バノン氏、“ロシア疑惑”で米特別検察官が召喚状 TBS News i 2018年1月17日 13時20分 (2018年1月17日 14時40分 更新)
https://www.excite.co.jp/News/world_g/20180117/Tbs_news_122844.html

 
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 アメリカのニューヨークタイムズの電子版は、大統領選をめぐるロシア疑惑を捜査するモラー特別検察官が先週、元首席戦略官のバノン氏に対し、大陪審で証言を求める召喚状を出したと報じました。モラー氏がトランプ大統領の周辺に対し、大陪審での証言を求めたのは初めてです。
 記事によると、バノン氏は現時点では捜査対象とはなっていない模様で、召喚状は捜査への協力を求める交渉戦術の可能性があるとしています。(17日10:30)

4820チバQ:2018/01/17(水) 19:08:33
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018011700194&amp;g=int

ロシア独立系機関、世論調査公表中止=「外国の手先」指定で-大統領選

 【モスクワ時事】ロシアの独立系世論調査機関レバダ・センターは16日、3月18日の大統領選に関する世論調査について公表を中止すると明らかにした。同機関は2016年に「外国のエージェント(手先)」に指定されたため、選挙期間中の調査公表が禁じられているという。
 レバダ・センターはロシアでも数少ない独立系機関として信頼を得てきた。同センターが調査公表を中止することによって「世論調査の比較ができなくなる」(専門家)と懸念する声が上がっている。他の著名な機関は政府系などのため、再選を目指すプーチン大統領に有利な調査結果を出す可能性が指摘されている。レバダ・センターの関係者は「調査活動は継続する。大統領選後に公表する」と述べた。(2018/01/17-06:23)

4821チバQ:2018/01/18(木) 23:20:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180118-00000123-mai-n_ame
<トランプ米政権1年>深まる分断 中道はもう歩けない
1/18(木) 23:17配信 毎日新聞
 ◇開拓一族の共和党議員、離反

 「大統領、もう十分だ」。米連邦議会上院で昨年10月24日、演説した共和党主流派のジェフ・フレーク上院議員(55)が指摘した。フレーク氏は、昨年1月に就任して以来のトランプ大統領の人種偏見に満ちた言動などを「無謀で非道でみっともない」と酷評。同僚議員に向かっては「民主的な価値観を日常的に傷つけるこの事態を受け入れて『当たり前』としてはいけない」と訴えた。

 さらに「自由貿易と移民を支持する伝統的な保守主義者が共和党内で生き残る余地は少なくなった」と続けたフレーク氏。11月の中間選挙に出馬せず、政界から引退すると宣言した。

 「率直な演説だった」。地元西部アリゾナ州東部スノーフレークで、弟のジョナサン氏(41)が兄を思いやった。「民主党と協力しようとすると、共和党の保守派からは『悪魔』呼ばわりされる。これだけ左右に分裂した米国で中道を歩くことは難しい。再選できたとしても、やりたいことを貫徹できないだろう」

 フレーク氏は2001年から下院議員を務め、12年に上院初当選。不法移民に市民権取得の道を開く移民制度改革法案を超党派で作成した共和党議員の一人で、不法移民を強制送還し、イスラム圏からの入国禁止令を出したトランプ氏と対立することも多かった。

 原点はメキシコ人と共に働いた農場だ。モルモン教徒の曽祖父が19世紀末に開拓した土地で、父とおじら4人は最盛期で数千頭の肉牛を放牧していた。フレーク氏は昨年8月、米紙ニューヨーク・タイムズに投稿。13歳で米国に不法入国し、農場で一緒に24年間働いたメキシコ人を取り上げ、「英語も話せず中卒で金もなかったが、白人が数日で音を上げるきつい労働をやり遂げた」と称賛し、彼のような移民こそが米国を支えると主張した。

 時代は変化した。トランプ政権下で、不法に滞在していた移民の約20家族が町から出ていった。当局に捕まって強制送還されるより、メキシコで米国の政権交代を待つためだという。

 「(大統領選で)トランプ氏に投票した私の判断は正しかったのかしら」。フレーク氏の母親ネリタさん(80)はつぶやき、憂えた。「オバマ前政権で左に振れ過ぎた(政策の)振り子が、トランプ政権で右に振れ過ぎている」

 トランプ政権を支えるのは、米社会に渦巻くエスタブリッシュメント(主流政治家や既存政治)への不満だ。その現場を歩いた。【スノーフレーク(米西部アリゾナ州)で國枝すみれ】

4822チバQ:2018/01/18(木) 23:21:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180118-00000105-mai-bus_all
<トランプ大統領1年>「経済で成果」も貿易赤字拡大続く
1/18(木) 21:34配信 毎日新聞
<トランプ大統領1年>「経済で成果」も貿易赤字拡大続く
トランプ氏就任前と直近の経済指標
 【デトロイト清水憲司】「自国第一主義」を掲げて約1年前に就任したトランプ米大統領は、昨年末に約30年ぶりの大型法人減税にこぎ着け、経済政策でようやく成果を上げた。ただ懸案だった貿易赤字の拡大は止まっていない。政権2年目に入るのを機に、通商問題で中国への制裁発動に踏み切る懸念が強まっている。

 「爆発的な株高。すべて『トランプ』によるものだ」。トランプ氏は株高を自らの成果と誇る書き込みをほぼ連日ツイッターに投稿している。環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の離脱など保護主義的な政策で国内外の警戒と反発を呼びつつも、その自信を支えるのは就任以降、3割以上上昇した株価だ。

 「経済成長率3%超」との公約への期待が先行する形だったが、法人税率(連邦税)を35%から21%に下げる税制改革が実現すると、ダウ工業株30種平均の上昇が加速し、17日には終値で史上初めて2万6000ドルを超えた。

 とはいえ、好調な世界経済や企業業績、米連邦準備制度理事会(FRB)の慎重な利上げ姿勢によるところも大きい。支持率は低迷が続き、1年目最大の成果だった大型減税も企業減税が主軸なため、国民の間では不人気で、11月の中間選挙で与党共和党に有利に働くかは見えない。

 一方、トランプ氏が強くこだわる貿易赤字の削減は実行できず、拡大が続く。米通商法301条を根拠に中国に対する巨額制裁の発動のほか、中国製を中心に鉄鋼・アルミ製品、太陽光パネルの輸入制限を検討中で、1、2月に強硬策を次々に繰り出す可能性が強まっている。

 対メキシコの赤字削減を目指す北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉も山場を迎える。「離脱」の脅しをかけるものの、カナダ、メキシコ両国との溝は深まるばかりで着地点は全く見えない。トランプ氏は米メディアに「(結果を)急がない」と述べ、3月を目指す妥結時期の先送りを示唆して柔軟姿勢をのぞかせる半面、「離脱なら株高」と独自の見解も示すなど真意は読めず、経済界は警戒を強めている。

 ◇対日圧力、強化の恐れ

 トランプ政権に対し、日本政府や企業は米国経済に貢献する姿勢を示すことで良好な関係を演出してきた。ただ2018年は米国の中間選挙を控える。トランプ政権が有権者へのアピールを目的に対日圧力を強める懸念もくすぶる。

 「米国に建設しろ。さもなくば多額の関税を支払え」。トランプ氏は大統領就任直前の昨年1月、トヨタ自動車のメキシコ新工場建設計画をツイッターで批判した。

 日本メーカーが米国で年間約400万台の自動車を生産するなか、トランプ氏の発言は1980年代に深刻化した日米自動車摩擦への先祖返りを予感させ、日本政府と自動車メーカーに衝撃が走った。

 トヨタはすぐに5年間で米国に100億ドル(約1兆1000億円)規模を投資すると表明。その後、中西部インディアナ州や南部ケンタッキー州の工場への新規投資や、南部アラバマ州のマツダとの合弁工場建設を相次ぎ発表すると、トランプ氏の投稿内容は「攻撃」から「歓迎」へと変わった。

 日本政府も対応を迫られた。米国の16年の対日貿易赤字は689億ドル(約7兆7000億円)と中国に次いで世界で2番目に多い。米国の貿易赤字解消にこだわるトランプ政権からの通商圧力が予想されたためだ。

 日本政府は、自動車や農産物など個別分野の摩擦をさけるために、幅広い経済協力関係を協議する枠組みを提案。17年2月の日米首脳会談で、麻生太郎副総理兼財務相とペンス副大統領のもとに「日米経済対話」を設置する合意を取り付けた。

 過去2回の経済対話では、日本が輸入車の検査手続きを緩和するなど米国の関心に応えてきたが、いずれも対日貿易赤字解消に直結する内容ではない。昨年11月に訪日したトランプ氏は財界人との会合で「日米貿易は自由でも互恵的でもないが、今後そうなるだろう」と発言。対日貿易赤字の是正に依然強い関心を示している。

 この1年間のトランプ政権は、北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉などに追われ、「日本との通商交渉は優先順位が低かった」(外交筋)。しかし、中間選挙など米国の事情で日本に矛先が向く可能性も否定できず、経済官庁幹部は「日米経済対話での建設的な議論がますます重要になる」と語る。【和田憲二、中井正裕】

4823チバQ:2018/01/18(木) 23:23:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180118-00000063-mai-n_ame
<米中間選挙>焦点は「共和が上下両院で過半数維持か否か」
1/18(木) 18:41配信 毎日新聞
 ◇トランプ大統領には「初の全米規模の信任投票」意味合いに

 【ワシントン高本耕太】米国では今年11月、中間選挙が実施される。大統領選の中間年にある連邦議会や州知事などの統一選挙で、トランプ大統領にとって初の全米規模の信任投票の意味合いを持つ。その結果は、今後の政権運営や再選戦略にも大きな影響を与える。与党・共和党が上下両院で過半数を維持できるかが焦点だ。

 トランプ氏は中間選挙に向けて各地を回り、昨年末に成立した税制改革法など政策実績を訴える考えだ。17日のロイター通信のインタビューでは「政策実現のため、より多くの共和党議員が必要だ」と強調。候補者支援に「週4〜5日を費やすだろう」と深く関与する意欲を示した。

 議席数が共和51、民主49(無所属含む)で拮抗(きっこう)する上院(定数100、任期6年)は3分の1が改選される。補選と合わせて34議席の改選対象の現有議席の内訳は共和8、民主26。共和党が2議席以上減らせば多数派が逆転する。下院(定数435、任期2年)は全議席が改選対象。現有239議席の共和党が22議席以上失えば、過半数を割り込む。

 中間選挙は大統領選からの「揺り戻し」が生じ、歴史的に政権与党に不利な結果が出ることが多い。トランプ政権は、いわゆるロシア疑惑や人事の停滞で支持率が低迷。与党・共和党が議席を減らすとの見方が強い。米政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計した17日時点の主要世論調査平均値は、民主党の支持率47.6%に対して共和党は37.1%と大きく差をつけられている。

 また、共和党内では、トランプ氏と距離を置く穏健派に対し、バノン前大統領首席戦略官が予備選で「刺客候補」を擁立、トランプ氏の米国第一主義を推進する保守強硬派が一定の勢力を拡大するとみられていた。だが、今月に入り、政権の暴露本出版を巡ってトランプ氏とバノン氏の関係が悪化。情勢は不透明になっている。

 民主党は昨年11月の南部バージニア、東部ニュージャージー両州知事選に続き、12月に南部アラバマ州の上院補選で勝利した勢いをつなげたい考えだ。ただ、上院では共和党より改選の現有議席が多く「守りの戦い」を強いられる。下院選でも多くの選挙区で共和党に有利な区割りになっているとの指摘があり、両院での過半数奪還は簡単ではない。2016年大統領選以来、リベラルな政策と経済利益のどちらを優先するかといった党内の路線対立も抱える。

 連邦法の規定で投票日は大統領選と同様、「11月の第1月曜日の次の火曜日」と決められ、今年は11月6日に実施される。

4824チバQ:2018/01/19(金) 08:55:04
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20180119k0000m010134000c.html


"" __lodeobustered="true" webkitallowfullscreen="true" mozallowfullscreen="true" allowfullscreen="true" style="background: transparent; border: none; font-size: 13px; font-style: normal; font-weight: normal; margin: 0px; outline: 0px; padding: 0px; text-decoration: none; vertical-align: baseline; opacity: 1; position: absolute; width: 320px; height: 180px; top: 0px; left: 0px; z-index: 0; overflow: hidden;">

<トランプ米政権1年>日米協力、安保突出 経済分野はズレ

01月18日 21:59

 トランプ米政権発足後1年間の日米関係はおおむね良好だった。北朝鮮情勢の緊迫化や、安倍晋三首相がトランプ大統領との信頼関係を重視したことなどが要因と言われる。ただ、両国の連携強化では安全保障分野が突出しており、経済や地球温暖化などでは両国の足並みは必ずしもそろっていない。【高橋克哉、梅田啓祐】

 菅義偉官房長官は18日の記者会見で「日米同盟は首脳間でいつでも何でも話せる関係に発展している。北朝鮮問題では両首脳は100%考え方が一致しており、相当中身の濃い議論を行っている」と強調した。

 トランプ氏が当選した直後の2016年11月、首相はニューヨークのトランプ氏の私邸を訪れ、各国首脳に先駆けて会談した。移民政策などをめぐりトランプ氏と対立する首脳がいるなかで、「リスクを覚悟の上」(政府関係者)の訪問だった。17年2月の日米首脳会談後には、米南部フロリダ州のトランプ氏の別荘近くでゴルフ外交も展開。トランプ政権発足後、両首脳の会談は5回行われ、電話協議は17回に上る。

 同年11月のトランプ氏の初来日の際には日本側が事前に働きかけ、安倍政権が提唱してきた「自由で開かれたインド太平洋戦略」を米政府が採用。日米主導でアジアからアフリカまで広範囲な協力を進める構想で、台頭する中国をけん制する狙いがある。官邸幹部は「日米の歴史を振り返っても、これほど絆が深まったことはない」と強調する。

 ただ、安保以外の分野で日米協力が顕著に進んだ例は乏しく、安保協力が貿易など他分野での政策的な違いを覆い隠してきたというのが実態だ。政府筋は「何とかだましだまし関係を築いてきた」と漏らす。「米国第一主義」を掲げるトランプ米政権と国際協調を重視する安倍政権との間にはそもそも本質的な立場の違いがある。政府関係者は「国際社会が顔をしかめるような問題がある場合に、安倍首相が『ドナルド、考え直してほしい』と言えるようになれるかどうかだ」と指摘する。

4825チバQ:2018/01/21(日) 21:26:45
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20180122k0000m030019000c.html
<米国>反トランプ「女性の行進」 100万人超が参加
18:42毎日新聞

<米国>反トランプ「女性の行進」 100万人超が参加

「女性は投票を」「愛は憎しみに勝つ」と書いた紙を掲げて行進に参加する女性=米ロサンゼルスで2018年1月20日、長野宏美撮影

(毎日新聞)

 【ロサンゼルス長野宏美、ニューヨーク國枝すみれ】トランプ米大統領の就任1周年となった20日、米国各地でトランプ政権への反対を表明する「女性の行進」が行われた。就任に抗議し史上最大の約500万人が行進したとされる昨年1月の記録には届かないが、反セクハラ運動「MeToo(私も)」などが後押しし、ロサンゼルス、ニューヨークなどで100万人以上が参加する大規模なデモとなった。

 ロサンゼルスでは、ハリウッド女優らが登場し、セクハラ撲滅や11月の中間選挙での投票を訴えた。オスカー女優ナタリー・ポートマンさん(36)は市庁舎前を埋め尽くした群衆に「皆さんのおかげで、革命がうねりになっている」と呼びかけた。昨年のアカデミー賞で助演女優賞に輝いた黒人女優のビオラ・デービスさん(52)は自分もセクハラ被害者だと明かし、「性的暴行や貧困によるトラウマが今もあり、それが私を投票所に向かわせる」と述べた。大学生のアナ・カーターさん(18)は「有名人が声を上げ、勇気づけられている。女性や人権を軽視するトランプは米国を代表していない。私たちは抵抗を示すため、投票に行くことが重要だ」と語った。

 「もうたくさんだ」などのプラカードを掲げた市民が行進したニューヨーク市では、女性ら約200人が行進後、女性の政界進出を支援するNGOのイベントに参加した。中間選挙で連邦下院議員選に出馬するニュージャージー州在住のリンゼイ・ブラウンさん(29)は「『トランプ党』となった共和党を変えたい」と話した。

 中間選挙に出馬する女性の候補者数は前回2016年選挙の約2倍に増えるとみられる。NGOの広報担当によると、出馬を決意した女性の4割がアンケート調査にトランプ氏当選が「転換点」になったと答えているという。

4826チバQ:2018/01/21(日) 21:35:52
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1801210004.html
【トランプ政権2年目】各国指導者、明暗くっきり 世界はトランプ氏とどう付き合う?
08:29産経新聞

 トランプ米政権は20日、発足2年目に入った。「米国第一」を掲げるトランプ大統領の「予測不能」な言動に、この1年間、世界各国が振り回される中、中国の習近平国家主席やイスラエルのネタニヤフ首相など利益を得た指導者もいた。世界は今後、トランプ氏とどう付き合うのか。

中国・習近平主席

「北」てこに対立回避、通商戦争リスクも

 「(中国の習近平国家主席は)非常に頭が良い。私は彼がとても好きだ。彼も私のことが好きだ」

 トランプ米大統領は昨年11月の初の中国訪問後にこう語った。就任前、「(中台の)『一つの中国』を含めてすべてが交渉対象だ」と息巻いていたトランプ氏だけに、その変わりようは米中関係のこの1年の変遷を象徴していた。

 貿易摩擦や為替操作、台湾、南シナ海問題を抱える米中が昨年、決定的な対立を回避できたのは皮肉にも北朝鮮危機のためだ。

 昨年4月、米フロリダ州で行われた初の首脳会談で、トランプ氏は「中国が協力しなければ米国は単独行動も辞さない」と習氏に対北圧力強化を迫った。裏を返せば、それだけ中国の助けを必要としていた。当時は何よりも北朝鮮問題で中国の協力を引き出すことを優先していたのである。

 習氏はそれを小出しにして時間を稼ぐ作戦に出た。中国共産党大会が秋に控えていたためだ。政敵に足をすくわれないように、習氏も米中の決定的対立を避けなければならなかった。

 「米国第一」のトランプ外交が中国を利した側面もある。習氏は1年前のスイス・ダボスでの講演で「中国は反保護主義の旗幟を鮮明にする」と表明、グローバル化の旗手として喝采を浴びた。その後も“力の空白”を埋めるように、現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」を掲げて、アジア、アフリカ、欧州各国に影響力を広げていった。

 中間選挙がある今年、対中貿易赤字に苦しむ米国が報復措置に踏み切る可能性が取り沙汰されている。その場合、党大会を乗り切った習氏も対抗措置を発動するとの見方が強い。朝鮮半島で緊張緩和の動きがみられる中、逆に“米中通商戦争”勃発の懸念が高まっている。(北京 藤本欣也)

露・プーチン大統領

孤立脱却の期待、霧消

 ロシアのプーチン大統領は、トランプ米大統領に対する最も大きな落胆を味わったに違いない。トランプ氏は大統領就任前、「プーチン氏とはうまくやっていける」「ロシアとは協力すべきだ」と親露的な発言を繰り返していた。しかし、ロシアがサイバー攻撃で米大統領選に干渉したとされる問題が予想外の広がりを見せ、米露関係改善への期待は霧消した。

 2014年のウクライナ介入でロシアは米欧の経済制裁を科され、主要8カ国(G8)からも事実上追放された。プーチン氏は、制裁解除をロシアから求めることはないと述べてきたが、それは「弱みを見せないための強弁」(在露外交筋)にほかならない。

 プーチン政権は、シリアでのイスラム過激派掃討で米国と協調し、制裁の緩和や国際的孤立からの脱却につなげるシナリオを描いていた。米国がロシアの「勢力圏」とみなす旧ソ連諸国などへの関与を減らすことも期待した。

 しかし、大統領選への干渉問題は誤算だった。トランプ氏は対露接近に動ける状況でなくなり、昨年8月には対露制裁強化法案に署名した。ロシアは在露の米公館に勤務する外交官や職員を755人削減するよう要求し、報復した。

 米国では今月末にも、同法に基づき、プーチン氏に近い政財界エリートの資産状況や制裁の効果に関する報告書が公表される。プーチン氏は、2年目のトランプ政権が制裁を拡大・強化するとみて警戒している。(モスクワ 遠藤良介)

4827名無しさん:2018/01/21(日) 21:36:10
独・メルケル首相

「反既存政治」の波で苦境に

 リベラリズムの「守り手」とも期待されたドイツのメルケル首相は苦境が際立つ。昨秋の総選挙後、政権を樹立できず、求心力に陰りが見える中、トランプ米大統領と再び渡り合えるのか。

 「2人の間の力学が驚くほど変わった」。独シンクタンクの専門家は、メルケル氏とトランプ氏の対照的な状況を指摘した。

 「破滅的な過ち」「欧州連合(EU)はドイツの道具」。トランプ氏は就任当時、難民政策や貿易でドイツを再三批判。一方、メルケル氏は対米関係の維持に腐心しながらも、「共通の価値に基づいて協力する」などと必要に応じ、トランプ氏と対峙してきた。ただ、選挙で反難民を掲げる右派政党が躍進し、首相与党は大幅な議席減。トランプ氏を大統領選で勝利に導いた「反既存政治」の波に自らも足をすくわれた。

 欧州で安全保障など過度の米依存から自立を目指す動きが出てきたのは、トランプ政権の「効用」ともいえるが、ドイツが機能不全ではEU強化もままならない。国際的課題をめぐる米国への対応にも影響しかねず、欧州はメルケル氏の“再登場”に首を長くする。

 ただ、政権ができても不安は残りそうだ。先の専門家は語る。「ボクシングでいえば、倒れてカウントを数えられている状態。再び立ち上がっても、従来ほどの力はないだろう」(ベルリン 宮下日出男)

イスラエル・ネタニヤフ首相

「首都エルサレム」の既成事実化に着々

 「エルサレムはイスラエルの首都だと認定する」。昨年12月上旬、トランプ米大統領が発したこの声明により、中東のみならず世界のイスラム諸国で抗議のデモが巻き起こった。

 イスラエルの「エルサレムは永遠に不可分の首都だ」との主張を国際社会は認めてこなかったが、トランプ政権がその一線を越え、「東エルサレムは将来の独立国家の首都だ」とするパレスチナ側に事実上、背を向けた格好だ。

 イスラエルのネタニヤフ首相が「和平に向けた重要な一歩だ」と高く評価したのに対し、パレスチナ自治政府のアッバス議長は「米国は和平の保証人として不適格だ」と主張し、パレスチナ問題における米国の調停を拒否した。トランプ発言が両者の明暗をくっきりと分けた。

 ネタニヤフ氏の与党はパレスチナ国家樹立を否定する極右政党などと連立を組んでおり、「首都エルサレム」の既成事実を着々と積み上げるとみられる。一方、アッバス氏が打てる手は国際社会に支援を呼びかけること以外、ほとんど見当たらないのが実情だ。

(カイロ 佐藤貴生)

4828チバQ:2018/01/21(日) 21:42:23
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20180120k0000m030195000c.html
<トランプ政権>波紋呼ぶアリゾナの中間選挙
01月20日 01:28毎日新聞

 トランプ米大統領の就任から20日で1年。西部アリゾナ州では、不法移民の強制送還を強化しようとするトランプ氏と対立した共和党主流派のジェフ・フレーク上院議員が11月の中間選挙で再選を目指さずに引退すると宣言した。その空席をめぐり、既に選挙戦が始まっている。

 アリゾナでの上院議員選を巡り、全米に波紋を広げたのは、不法移民への厳しい取り締まりから「米国で最もタフな保安官」と呼ばれたマリコパ郡のジョー・アルパイオ元保安官(85)が出馬表明したことだった。

 アルパイオ氏は、中南米系の住民に対する不当捜査の停止を求める裁判所の命令を無視し続けた結果、昨年7月に法廷侮辱罪で有罪判決を受けたが、翌8月にトランプ大統領によって恩赦された。「英雄」と呼ぶ人もいれば、「人種差別主義者」と眉をひそめる人もいる人物だ。

 12日、アリゾナ州フェニックス郊外の事務所を訪れた。自分のことを報じた新聞記事を額に入れ、壁中に飾っている。「最も意地悪な保安官」という見出しの紙面もあり、悪く書かれても、うれしいらしい。

 「24年間保安官として働いた。これからも国境警備のために尽くしたい」。アルパイオ氏は力を込めた。85歳が上院議員の任期6年を務められるのかとの質問にも、「60代に見えるだろ?」と動じない。ひっきりなしに訪れる報道陣の取材を辛抱強く全部こなすスタミナは確かに尋常ではない。

 アルパイオ氏はトランプ氏が15年6月に国境の壁建設を宣言して大統領選に出馬した直後から支持してきた。「俺は勢いに乗っかろうとしているやつとは違う。最初から応援し、最後まで応援する。トランプ氏と彼の政策を支持する人物がワシントンには必要だ」

 アルパイオ氏は、不法移民は麻薬を米国に持ち込み、米国人の労働賃金を引き下げるとみており、国境を開ければテロリストが入ってくると主張する。

 「トランプと誕生日が同じなんだ」とうれしそうに話すアルパイオ氏。共通点は誕生日や率直な物言いだけではない。二人はオバマ前大統領が「米国生まれではないため、大統領になる資格はない」と主張する「バーサー運動」を支持していた。アルパイオ氏は今でも「(出生証明書を)見たわけじゃないから、(オバマ氏がどこで生まれたのか)分からない」と話す。

 インタビュー中、アルパイオ氏の携帯電話が鳴った。着メロはフランク・シナトラの「マイ・ウェイ」。そういえば、1年前の就任を祝う舞踏会でメラニア夫人と踊るためにトランプ氏が選曲したのもこの曲だった。

 アルパイオ氏の出馬表明で青ざめたのは、主流派や既成政治(エスタブリッシュメント)を攻撃する「ミニトランプ」候補のケリー・ワード氏だ。アルパイオ氏と支持層が重なるため、8月の予備選で票を食い合う恐れがあり、そうなれば主流派のマーサ・マクサリー下院議員が漁夫の利で勝利する可能性が高くなる。

 アルパイオ氏の「参戦」で民主党も勢いづいている。北東部ナバホ郡のエリック・クレマー民主党代表(66)は、アルパイオ氏やワード氏のような極端に反移民強硬派のミニトランプ候補が共和党予備選で指名された場合、民主党が簡単に勝利できると話す。

 「民主党はトランプ支持者を翻意させる必要はない。16年大統領選で投票しなかった党員に投票させればよいのだ。そして、元保安官の出馬ほど、ヒスパニック系住民を投票に駆り立てるものはない」(クレマー氏)。

 クレマー氏によれば、温暖な気候を求めて引っ越してくる白人高齢者の影響でアリゾナ州は保守化しつつあるが、平均的な州民は壁建設や不法移民の一律的な強制送還に消極的だ。アリゾナ・リパブリック紙が昨年12月に行った世論調査によれば、州民の55%近くは国境警備強化のために壁を建設する必要は「全くない」もしくは「おそらくない」と回答している。

 アリゾナ州の上院選で民主党候補が勝利したのは1988年が最後。民主党は30年ぶりの上院議席奪還を視野に入れている。【フェニックス(米西部アリゾナ州)で國枝すみれ】

4829チバQ:2018/01/22(月) 11:43:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180122-00000508-san-n_ame
米政府機関閉鎖 前回は経済損失2.6兆円の試算…トランプ政権1周年に“泥” 長期化なら影響深刻
1/22(月) 9:03配信 産経新聞
 【ワシントン=塩原永久】米政府予算が失効した20日、政府機関が一部閉鎖に陥る状態が約4年ぶりに発生した。同日に発足1周年を迎えたトランプ政権に泥を塗った格好だ。つなぎ予算案の成立に失敗したのは、不法移民対策で対立する与野党が最後まで折り合えなかったためだが、双方の溝は一段と深まっている。問題が長期化すれば、国民生活や経済に深刻な影響を及ぼす恐れがある。

 政府閉鎖はこれまで18回発生。前回の2013年10月は16日間に渡り、80万人超の政府職員が一時帰休した。ただ、今回が「史上初めて」(米メディア)なのは、与党が上下両院で多数派を握る中で起きた点だ。過去の例では両院のいずれかで与党が過半数割れだった。それだけに政権・与党にとって手痛い失点だ。

 予算切れを招いた最大の要因は、不法移民対策での与野党の対立にある。共和党はメキシコ国境の壁の建設費用を予算計上するよう要求。民主党は予算案への賛成の条件として、子供のころ親に連れられて不法入国した若者の在留を認める制度の継続を求めていた。

 与野党双方が軟化する局面もあったが、トランプ大統領がアフリカ諸国などを誹謗したとする問題もあって対立が先鋭化した。20日も暫定予算案の成立に向けた協議は難航。予算協議に移民政策を関連づける民主党の手法に反発する共和党では「米国人が無責任な政治ゲームの犠牲になった」(マコネル上院院内総務)と歩み寄りの空気はない。

 政府閉鎖の初日となった20日は土曜で、国民の生活基盤にかかわる行政分野に深刻な影響は出ていない。ただ、前回13年には約240億ドル(約2兆6千億円)の経済損失が出たとの試算もある。問題の長期化は行政の停滞だけではなく、好調な景気の腰折れを招く要因にもなりかねない。

4830チバQ:2018/01/22(月) 20:27:46
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1801180006.html
【トランプショック 就任1年(上)】「非常に安定した天才」トランプ大統領が自動車産業に“荒療治” 米国第一、復活のデトロイト
01月18日 07:54産経新聞

【トランプショック 就任1年(上)】「非常に安定した天才」トランプ大統領が自動車産業に“荒療治” 米国第一、復活のデトロイト

(産経新聞)

 米自動車大手のビッグスリーが拠点を置いた中西部ミシガン州デトロイト。金融危機後の2013年に財政破綻した自動車の街は約1年前まで、「ラスト・ベルト」(さびついた工業地帯)と呼ばれあえいでいた。

 「この街、そしてわが社は生き残るのに必死だった。だが今、デトロイトは米国の『カムバックした街』となった」。14日に開幕した世界最大級の自動車展示会「北米国際自動車ショー」で、フォード・モーターの新車発表に登壇した創業家会長、ウィリアム・フォードは米自動車産業の“再生”をそう宣言した。

 奇跡的ともいえるデトロイトの再生劇は、1年前に米大統領に就任したトランプが発した“大号令”から急激に展開した。

 「雇用を取り戻す」とのスローガンを掲げるトランプは、ツイッターを駆使し米国外への移転を表明した企業をののしった。矛先を向けられたくないビッグスリーは「つぶやき」に雪崩を打ったように応じた。

 昨年、メキシコ工場新設を中止したフォードは今年デトロイト近郊の工場の雇用拡大を表明。米欧連合フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は州内の2500人の新規雇用を発表した。ゼネラル・モーターズ(GM)も国内投資を10億ドル(約1110億円)引き上げた。

 人件費や立地、関税を考慮し、メキシコなど周辺国やアジアに工場を置いていた外国企業にも“トランプ砲”は向けられた。メキシコ工場の計画を「あり得ない!」と攻撃されたトヨタ自動車は今年に入りアラバマ州の工場新設を表明。トランプが唱える「米国第一主義」は「産業の論理」をもくつがえした。

 トランプ政権に関する暴露本「炎と怒り」などをきっかけに不安定な精神状態を危ぶむ声が高まる中、トランプはこう反論した。

 「私は非常に成功したビジネスマンからテレビスター、米国の大統領になった。賢いというより天才。非常に安定した天才だ!」

 トランプの「才」が最も発揮されるのは金もうけで、本質は変わらないとの指摘は多い。「米国」という企業の業績を上げるために必要なのは何か。トランプの答えは単純だった。

 トランプは昨年4月、法人税の税率を引き下げ、所得税も減税するとぶち上げた。そして昨年末、10年間で1兆5千億ドル(約170兆円)の減税を伴う税制改革法案に署名した。法人税率を現行の35%から21%に引き下げ、個人所得税の最高税率を下げる-。連邦政府の財政状態の悪化を懸念する声が共和党内でも強いが、己の嗅覚を過信するトランプは意に介さず、“トランプ流荒療治”は効果を上げているようにみえる。ただ、その直截(ちょくせつ)的な思考回路はときに波紋を呼ぶ外交政策などと同様、危険をはらむことも確かだ。

4831チバQ:2018/01/22(月) 20:27:59
 ■好況 オーバーヒート懸念

 トランプの経済政策で最大の成果となった税制改革で、陰の立役者となった政権幹部がいる。国家経済会議(NEC)委員長のゲーリー・コーンと、財務長官スティーブン・ムニューシン。ともに米ゴールドマン・サックスの出身者だ。

 「金もうけ主義」と批判されることもあるウォール街の代表格の投資銀行で、経営中枢を務めた2人について、トランプは「失敗したら彼らの責任だ」と述べたほど“司令塔”として税制改革の作業を任せた。

 レーガン政権の1986年以来、約30年ぶりとなった税制の抜本的見直しを指揮した2人は、不動産業出身のトランプの意向を反映した「ビジネス界寄り」の法案づくりを進めた。その最大の柱が法人税率の大幅な引き下げだ。日本やフランスなどより低くなり、米企業の国際競争力を一層、引き上げることになる。

 コーンやムニューシンに加え、退任した首席戦略官兼上級顧問のスティーブン・バノンもゴールドマン出身。商務長官のウィルバー・ロスは投資ファンド出身と、トランプ政権は元来、金融界経験者が多い。そんな政権の布陣から、景気刺激策の強い意向を読み取った株式相場が、政権が発足した昨年1月から上昇を続けてきたのは当然だった。

 法案は「年内成立は不可能だ」との見方が強かったが、上下両院の委員会通過などのハードルを次々と乗り越えた11月末、ダウ工業株30種平均は2万4000ドルを超えた。減税がさらなる経済効果をもたらすとの思惑から、今月16日、ダウ平均は一時2万6000ドルに到達した。1000ドル上昇するのに要した日数は2週間にも満たなかった。

 “トランプ相場”に沸くのは株価だけではない。戦後2番目に長い景気拡大に迫る中、成長率は2四半期連続で3%台に乗せた。

■   ■ 

 2008年のリーマン・ショック後、景気改善は決して平坦(へいたん)ではなかった。連邦準備制度理事会(FRB)は市場に資金を流す量的緩和を実施。政策金利をゼロに引き下げる異例の手段を断行したが景気は持ち直しと後退を繰り返した。

 超低金利で企業や消費者は借り入れしやすくなり、景況感は改善。やがて民間部門の足腰が強まる中で雇用も改善し、「適温相場」と呼ばれるゆっくりとした景気改善が続いている。

 トランプの経済運営が景気の腰折れを招かなければ、この流れがさらに続くとの見方が強い。だが、積極的すぎる経済運営には懸念もある。

 すでにFRB幹部からは景気が過熱しすぎる可能性が指摘されているが、トランプは税制に続く経済対策としてインフラ投資の拡大に意欲をみせる。経済の実力に見合わない高すぎる成長率を目指すことで、「適温」に変調をきたす恐れがある。政権2年目の経済政策は、微妙な手綱さばきも求められている。



 20日で発足1年を迎えるトランプ政権。経済や外交分野などでの成果と残された任期の課題を考察する。(敬称略)

4832チバQ:2018/01/22(月) 20:28:14
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1801190003.html
【トランプショック 就任1年(中)】心の中に対北レッドライン 「負の遺産」清算に成果
01月19日 06:44産経新聞

【トランプショック 就任1年(中)】心の中に対北レッドライン 「負の遺産」清算に成果

トランプ政権の外交政策

(産経新聞)

 トランプが昨年1月に米大統領に就任して約1カ月半後の3月6日。外交・安全保障問題に詳しい米上院共和党の重鎮議員、リンゼー・グラムはホワイトハウスに招かれ、トランプと昼食を共にしながら新政権の最大懸案である北朝鮮の核・弾道ミサイル問題に関し意見を表明した。

 「大統領、北朝鮮には2つの対処法があります。第1は、米国への核攻撃能力を確保した北朝鮮に核を使わせないよう威嚇する『封じ込め』。第2は軍事力を行使してでも北朝鮮に米国を核攻撃する能力を持たせない『阻止』です」

 グラムはこれに先立つ大統領選の期間中、当時候補だったトランプの外交関連の発言を「酔っ払い運転のようにふらついている」と批判。怒ったトランプは選挙集会で聴衆にグラムの携帯電話番号を暴露して使えないようにするなど、険悪な関係に陥っていた。

 「政敵」であるグラムとの昼食は、北朝鮮を中心に外交・安保分野で山積みの難題をオバマ前政権から引き継いだトランプが、各界からあらゆる知恵を必要としていた表れだ。

 昼食の場で新しい携帯の番号を教え、関係を完全修復したグラムは今月17日、ワシントン市内での会合でこう賛辞を贈った。

 「彼は北朝鮮問題に真剣に向き合った初の米大統領だ。米国の外交・安保政策は、1年前に比べて劇的に良くなった」

 世界が注目するのは、米政権の次の一手だ。

 国務長官のティラーソンは16日、バンクーバーで日本を含む20カ国の外相による会合をカナダと共催し、北朝鮮が非核化に向けた不可逆的な行動をとるまで国際社会による締め付けを緩めないことを確認した。

 米政権は、東アジアの同盟諸国である日本と韓国との連携強化を基軸とし、現在の圧力路線を通じた核放棄を可能な限り目指す方針で一致している。

 しかし、北朝鮮による大陸間弾道ミサイル(ICBM)技術の確立が「時間の問題」と見なされる一方、北朝鮮が核放棄の意思を一向に示そうとしない中、米政策決定サークルの間で「封じ込め」か「阻止」かの意見対立が激しさを増していくのは確実だ。

 論点の一つは、仮に軍事攻撃となった場合、米本土の数千万人を守るという大義の下、同盟国である韓国の住民や在韓米国人の被害をどこまで許容できるかだ。米国での軍事攻撃論の台頭を受け、ワシントンでは韓国関係者による「武力行使反対」の世論作りに向けた動きが活発化してきた、との指摘もある。

 グラムは「大統領には、私ならば北朝鮮が米国を核攻撃する能力を得るのを軍事力で『阻止』すると伝えた」と明かした上で、こう強調した。

 「彼は心の中で北朝鮮問題に関する『レッドライン』(金正恩体制が越えてはならない一線)を引いているのは確実だ。政権は(軍事攻撃の選択肢を)十分に考え抜いている」

4833チバQ:2018/01/22(月) 20:28:24
   ◇

 トランプは昨年12月18日、政権の安全保障政策の方向性を定める「国家安全保障戦略」を公表した。

 「この戦略に表れた、彼の1年目の外交政策に関する最も重要な点は、日本など友邦国との関係を強化する一方、敵国に対してはより厳しく対処していくとの毅然たる姿勢を打ち出したことだ」

 2016年大統領選でトランプ陣営の上級外交政策顧問を務め、現在も政権に非公式に助言している元国防総省監察総監のジョセフ・シュミッツはこう述べるとともに、トランプが「力による平和」を提唱して東西冷戦に勝利した元大統領のレーガンのような「真の指導者として立ち上がってきた」と評し、トランプ外交の滑り出しをたたえた。

 シュミッツは、トランプが大統領選期間中の一昨年4月、ワシントン市内のメイフラワー・ホテルで行った外交政策演説の作成に関わった。

 国家安保戦略が打ち出した自由や法の支配など、米国の建国以来の理念や価値観、そして米国益に基づく「原則ある現実主義」を掲げ、「米国第一」の立場から国際社会での米国の優位を回復する、とした政権の立場は、シュミッツによれば選挙当時から一貫していたという。

 米政治紙「ポリティコ」が今月上旬、調査分析会社と合同実施した世論調査によると、トランプの外交政策について5段階評価で上位2段階の評価をつけた共和党支持者は61%。また、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)掃討作戦などテロ対策での上位評価も同党支持者の間では71%に上った。

 トランプを支持する保守勢力がこの1年間のトランプの外交政策を肯定的に評価する理由の一つは、トランプがオバマ前政権が残した「負の遺産」の清算に向け、目に見える成果を上げていることだ。

 北朝鮮の核・弾道ミサイル開発を実質的に看過した「戦略的忍耐」政策を放棄し対北圧力路線に転換。加えて、前政権下がイラクから駐留米軍を撤収させたのを機に台頭したISに対しても、積極的な掃討作戦を展開。ISが首都と位置づけてきたシリア北部ラッカを制圧し、シリアとイラクのIS支配地域の98%を奪還した。

 また、エルサレムをイスラエルの首都に認定したり、気候変動に関するパリ協定から脱退したりして国際的な反発と波紋が広がっている問題も、トランプ支持層からすれば選挙公約を実行した「有言実行の男」として称賛の対象となる。

 元大統領のブッシュ(息子)のスピーチライターを務めた政策研究機関「アメリカン・エンタープライズ研究所」(AEI)の研究員マーク・ティエッセンは「もしイスラエルが(ブッシュ政権の了解で)2007年、北朝鮮の支援でシリアのアサド政権が建設していた核施設を空爆していなければ、今頃はISが核兵器を入手していただろう」と振り返り、米国とイスラエルの安保連携の強化こそが中東の安定化につながるとの認識を示した。(敬称略)

4834チバQ:2018/01/22(月) 20:28:41
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1801200008.html
【トランプショック 就任1年(下)】「忘れられた」白人層へアピール 文化喪失に危機感を抱く支持者
01月20日 11:04産経新聞

【トランプショック 就任1年(下)】「忘れられた」白人層へアピール 文化喪失に危機感を抱く支持者

トランプ氏の姿勢に対する反応

(産経新聞)

 「私たちは米国を再稼働させ、『忘れられた人々』が二度と忘れられることがないようにする」

 米大統領トランプは18日、長女の大統領補佐官イバンカらを引き連れてやってきた米東部ペンシルベニア州コラオポリスでの演説でこう強調した。オバマ前政権下で「忘れられた」白人層がほとんどの会場では、社員や支持者ら数百人が、昨年12月に成立したレーガン政権以来の抜本的な税制改革法の成果を誇るトランプに盛大な拍手を送っていた。

 トランプは就任100日目にも同州を訪れている。ここを特別な土地と考えるのは卒業した名門ペンシルベニア大学があるからだけではない。2016年の大統領選で白人中間層を中心とした「ベース」(支持基盤)が民主党の元国務長官クリントンを退け、政権発足の原動力になったためだ。

 大統領選の激戦州ペンシルベニアは1992年の元大統領クリントン以来、民主党が制し、2016年も妻の元国務長官の勝利が予想された。トランプが全米での得票数で敗れながら、選挙人数でクリントンに勝ったのは、ペンシルベニアなど米東部を南北に貫く石炭の生産地で、生活に困窮した白人が多く住むアパラチア山脈の存在が大きかった。

 トランプは演説で「米国はワシントンの黒幕のものではない。米国はあなたたちのものだ」と、引き続き支持基盤に寄り添っていく姿勢を鮮明にした。会場で演説を聞いたクレーン技師の白人男性、ジョー・カンスコ(50)は「キリスト教、経済、安全保障といった全ての価値観でトランプと私は一致している。勝利は予想していた」と語った。

 今月、米キニピアック大が実施した世論調査によると、トランプの支持率は全体で38%だが、共和党支持層で83%、白人男性で5割以上の支持がある。

 3分の1の堅固な支持基盤を後ろ盾にワシントン、ウォール街、主流メディアといった既存秩序に対するアウトサイダーとして振る舞うトランプ。ときには外国を蔑視するような発言をしてまで、自国の雇用や安全を守る姿勢を強調する。大統領就任から1年、そのスタイルは変わらない。

 ペンシルベニア州の山間地で民兵組織を率いる機械技師、クリスチャン・インリン(45)はそんなトランプに新鮮な驚きを感じた一人だ。

 昨年8月、米南部バージニア州シャーロッツビルで白人至上主義者と反対派が衝突した際、インリンは同州の民兵組織からの依頼で各地から駆けつけた民兵部隊32人の指揮をとった。どちらかに肩入れするのではなく、「(言論・報道の自由を規定する)合衆国憲法修正第1条を守るため」だという。

 湾岸戦争に派遣された経験を持つが、政治には関心が薄かったインリンが民兵を始めたきっかけは家を失った08年のリーマン・ショックだ。保守系サイトに触れるうち、オバマ前政権下で自国の文化やアイデンティティーが失われていると感じた。

 宗教意識や文化に関する米研究機関、公共宗教研究所(PRRI)によると、米国人の55%が米国が文化やアイデンティティーを喪失する危機にあると感じ、白人労働者層では68%に上る。経済的に困窮した同層の支持はクリントンに向かい、トランプは文化やアイデンティティーの面で強く支持されていた。

 PRRI調査部長のダニエル・コックスは「保護主義的な貿易政策が白人労働者層に支持されたと思われてきたが、むしろトランプはメキシコ国境への壁建設など文化的保護主義を象徴的に使った」という。

 不法移民などで発せられるトランプの激烈な発言もインリンには魅力で、「トランプは私たちの中の一人と感じる。政治から疎遠になっていた米国人の目を再び政治に向けさせてくれた天才だ」とたたえた。 (敬称略)

                  ◇

 この企画は塩原永久、黒瀬悦成、加納宏幸が担当しました。

4835チバQ:2018/01/23(火) 20:58:46
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20180124k0000m030121000c.html
<米国>議会対立の火種残し つなぎ予算成立、閉鎖解除へ
20:45毎日新聞

 【ワシントン清水憲司】米連邦政府の一部機関閉鎖は22日、与野党の間で一定の妥協が成立し、3日間で収束した。議会上下両院が閉鎖解除に必要な2月8日までのつなぎ予算案をそれぞれ賛成多数で可決し、23日から通常業務に戻る見通しだ。ただ11月の中間選挙で移民政策が焦点になるとにらむ与野党の隔たりは依然大きく、政府閉鎖再発の懸念は消えていない。

 約4年ぶりとなった政府閉鎖の原因は、子供時代に親に連れられ米国に不法入国した移民の強制送還を免除する制度(DACA)。トランプ大統領が昨年9月に制度撤廃を表明したため、約80万人が送還の危機にある。議会は今年3月上旬までに対応策を決めないといけない。

 残り時間が少なくなる中、対象者やその支援団体の支持を受ける野党・民主党は、つなぎ予算延長への賛成と引き換えに、対象者保護を確実にする対応策作りを主張。これに対し、厳格な移民政策が得票の鍵とみる与党・共和党は「一部の対象者のために民主党は政府閉鎖を画策している」と応酬した。支持層を意識して互いに譲歩が難しくなる中、つなぎ予算が失効し、20日未明から政府閉鎖に追い込まれた。

 政府閉鎖が平日に及び、国民生活への影響が懸念される中、今回は共和党が対応策の審議を約束して折り合ったが、共和党上院トップのマコネル院内総務は22日、「双方にとって公平な審議になる」と述べ、対応策の中身はあくまで審議次第と強調。民主党上院トップのシューマー院内総務は「双方が満足する結果にはならないだろう」と応じ、今後の対立激化を予感させた。

 さらに事態を難しくするのは、両党とも内部分裂を抱える点だ。対象者支援団体は22日、「民主党に落胆と怒りを感じる」として妥協を批判する声明を発表。つなぎ予算の採決では有力議員が相次いで反対票を投じた。共和党でもグラム上院議員らによる超党派の妥協案について、ホワイトハウス幹部が「トランプ大統領の公約であるメキシコ国境の壁建設費用が十分盛り込まれていない」と一蹴した。双方とも妥協を模索する中道派が強硬派に突き上げられる構図で、決着を一段と難しくしそうだ。

4836とはずがたり:2018/01/24(水) 18:38:19


米民主党、メキシコ壁建設に関する提案撤回 移民協議を再開
ロイター 2018年1月24日 11時33分 (2018年1月24日 16時30分 更新)
https://www.excite.co.jp/News/world_g/20180124/Reuters_newsml_KBN1FD04I.html

[ワシントン 23日 ロイター] - 米野党民主党トップのシューマー上院院内総務は23日、トランプ大統領が求めるメキシコ国境の壁建設費用の予算措置に関する提案を撤回したと明らかにした。この日上院で再開した移民政策を巡る与野党協議への影響を懸念する声が上がった。
共和、民主両党は前日に2月8日までのつなぎ予算で合意し、3日間に及んだ政府機関の一部閉鎖は解除された。民主は当初、幼少期に親と米国に不法入国した「ドリーマー」と呼ばれる若者らの救済法案で合意しなければつなぎ予算を支持しない構えだったが、共和党から上院で移民政策を審議するとの約束を取り付けた上でつなぎ予算を受け入れた。
ドリーマーは移民救済制度「DACA」によって米在留が認められているが、トランプ大統領は昨年、同制度を撤廃すると表明している。トランプ氏は、メキシコ国境の壁建設費用の予算化を盛り込むのであれば、ドリーマー救済法案を支持する考えをこれまでに示している。
シューマー氏は、トランプ大統領と前週末に協議した合意案について、トランプ氏が約束を守らなかったため、提案を撤回したと説明。「新たな出発点から議論する必要がある。壁に関する提案は撤回した」と述べた。
政府は、メキシコ国境の壁建設費用は210億ドル以上に上ると推定している。民主党だけでなく多くの共和党議員は壁建設よりも効果的な国境強化策があるはずだと主張しており、壁建設費用の予算化は移民政策、ひいては連邦政府予算を巡る協議の進展を阻む大きな要因となってきた。上院民主党のナンバー2、ディック・ダービン議員は、シューマー氏がトランプ大統領に対し、壁建設費用として250億ドルの予算を認める提案をしたかどうかとの問いに対し、否定することなく「交渉の場で行ったことだ」と語った。
上院共和党のナンバー2、ジョン・コーニン議員は、シューマー氏が壁建設費用に関する提案を撤回したことを批判。「DACA関連協議の後退を意味する」と述べた。
トランプ大統領はメキシコ国境に壁を建設する方針を譲らない姿勢を示しつつも、ドリーマーを保護する「愛の法案」を策定するよう議員らに促してきた。
トランプ氏はツイッターに「共和党と民主党が2月8日までにDACAで合意できるかについて確実なことは誰も知らないが、全員で取り組むことになる」と投稿した。

4837チバQ:2018/01/24(水) 20:07:29
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180124-35113648-cnn-int
ロシア疑惑の特別検察官、司法長官を聴取 トランプ氏聴取にも意欲
1/24(水) 17:51配信 CNN.co.jp
ロシア疑惑の特別検察官、司法長官を聴取 トランプ氏聴取にも意欲
ロシア疑惑の捜査を率いるマラー氏(左)が、トランプ大統領の聴取に意欲を示した
ワシントン(CNN) ロシアによる米大統領選疑惑を捜査しているマラー特別検察官が最近、セッションズ司法長官から事情を聴き、さらにトランプ大統領の聴取にも意欲を示していることが分かった。

セッションズ氏の事情聴取についてはまず米紙ニューヨーク・タイムズが伝え、司法省報道官が23日、聴取は先週行われたと確認した。

情報筋がCNNに語ったところによれば、セッションズ氏が聴取を受けたのは初めて。召喚令状はなく、任意の聴取だった。

トランプ氏は23日午後の記者会見で、セッションズ氏がマラー氏のチームに語った内容については「何も心配していない」と述べた。

セッションズ氏は昨年、選挙期間中に駐米ロシア大使と接触していたことが報じられた後、ロシア疑惑の捜査から身を引くと表明した。トランプ氏はこの動きを繰り返し厳しく批判。セッションズ氏の更迭を視野に入れているとする見方もある。

この報道とほぼ同時に、米連邦捜査局(FBI)のコミー前長官も昨年、マラー氏の聴取に応じていたことが明らかになった。

ニューヨーク・タイムズによると、コミー氏は在任中にトランプ氏との会話を記録していたメモについて質問を受けたとみられる。

コミー氏は昨年5月の解任直後にメモの存在を明かしていた。トランプ氏は会話の中で、ロシアとのつながりが疑われて事実上解任された側近のフリン氏に対する捜査を中止するよう要請していたとされる。

23日にはさらに、マラー氏がトランプ氏に対し、コミー、フリン両氏の解任について聴取したいとの意欲を示していることが、情報筋の話から明らかになった。

ただしある情報筋によれば、トランプ氏がマラー氏と直接対面するのか、あるいは書面で質問に答える形式がどこまで認められるかについての交渉は、今のところ予備段階とされる。

米紙ワシントン・ポストが同日伝えたところによれば、トランプ氏の弁護団は近く、対面式の聴取を一部のみに限定するための条件をマラー氏に提示しようとする可能性がある。

4838チバQ:2018/01/24(水) 20:19:29
間違えた
4042 :チバQ :2018/01/24(水) 20:18:42
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180123-00000139-mai-n_ame
<米国>議会対立の火種残し つなぎ予算成立、閉鎖解除へ
1/23(火) 20:45配信 毎日新聞
<米国>議会対立の火種残し つなぎ予算成立、閉鎖解除へ
つなぎ予算案可決に向けた協議で合意した後、報道陣の取材に応じる共和党のグラム氏(中央の男性)ら上院議員たち=ワシントンで2018年1月22日、AP
 【ワシントン清水憲司】米連邦政府の一部機関閉鎖は22日、与野党の間で一定の妥協が成立し、3日間で収束した。議会上下両院が閉鎖解除に必要な2月8日までのつなぎ予算案をそれぞれ賛成多数で可決し、23日から通常業務に戻る見通しだ。ただ11月の中間選挙で移民政策が焦点になるとにらむ与野党の隔たりは依然大きく、政府閉鎖再発の懸念は消えていない。

 約4年ぶりとなった政府閉鎖の原因は、子供時代に親に連れられ米国に不法入国した移民の強制送還を免除する制度(DACA)。トランプ大統領が昨年9月に制度撤廃を表明したため、約80万人が送還の危機にある。議会は今年3月上旬までに対応策を決めないといけない。

 残り時間が少なくなる中、対象者やその支援団体の支持を受ける野党・民主党は、つなぎ予算延長への賛成と引き換えに、対象者保護を確実にする対応策作りを主張。これに対し、厳格な移民政策が得票の鍵とみる与党・共和党は「一部の対象者のために民主党は政府閉鎖を画策している」と応酬した。支持層を意識して互いに譲歩が難しくなる中、つなぎ予算が失効し、20日未明から政府閉鎖に追い込まれた。

 政府閉鎖が平日に及び、国民生活への影響が懸念される中、今回は共和党が対応策の審議を約束して折り合ったが、共和党上院トップのマコネル院内総務は22日、「双方にとって公平な審議になる」と述べ、対応策の中身はあくまで審議次第と強調。民主党上院トップのシューマー院内総務は「双方が満足する結果にはならないだろう」と応じ、今後の対立激化を予感させた。

 さらに事態を難しくするのは、両党とも内部分裂を抱える点だ。対象者支援団体は22日、「民主党に落胆と怒りを感じる」として妥協を批判する声明を発表。つなぎ予算の採決では有力議員が相次いで反対票を投じた。共和党でもグラム上院議員らによる超党派の妥協案について、ホワイトハウス幹部が「トランプ大統領の公約であるメキシコ国境の壁建設費用が十分盛り込まれていない」と一蹴した。双方とも妥協を模索する中道派が強硬派に突き上げられる構図で、決着を一段と難しくしそうだ。

4839チバQ:2018/01/24(水) 20:19:43
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180124-00000109-mai-bus_all
<セーフガード>署名のトランプ氏「製造業が米国にくる」
1/24(水) 20:18配信 毎日新聞
 【ワシントン清水憲司】トランプ米大統領は23日、中国や韓国の企業を主な標的にした太陽光パネル、洗濯機に対する緊急輸入制限(セーフガード)発動を指示する布告に署名した。トランプ氏は署名にあたり「これで製造業が米国にやってくる。(政権が掲げる)公正な貿易という原則を進展させるものだ」と述べ、今後もこうした手法を通じ、米国内への工場設置を求めていく考えを示した。

 発動に先立ち、韓国のサムスン電子とLG電子が米国内に洗濯機工場の建設を表明しており、トランプ氏は「(セーフガードが工場建設の)約束をやり通す動機になる」と指摘した。「米国の労働者は、多くの雇用と古き良き米国製品を手にすることになる」とも述べ、国内製造業と雇用創出を優先する方針も改めて示した。

 また、セーフガード発動の方針発表後、保護対象となる米企業の株価が上昇したことを受け「貿易戦争にはならない。米企業の株価が上がるだけだ」と楽観的に語った。

4840チバQ:2018/01/24(水) 20:20:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180124-00000099-mai-n_ame
<米国>ロシア疑惑でコミー前司法長官も事情聴取
1/24(水) 19:57配信 毎日新聞
 【ワシントン高本耕太】ロシアによる米大統領選介入とトランプ陣営との癒着疑惑「ロシアゲート」で、米紙ニューヨーク・タイムズなどは、モラー特別検察官が連邦捜査局(FBI)のコミー前長官に事情聴取をしていたと報じた。セッションズ司法長官への聴取も既に明らかになっている。モラー氏はトランプ大統領からも直接聴取する意向を持っているとされ、捜査の焦点を昨年5月のトランプ氏によるコミー氏解任を巡る「司法妨害」の疑いに絞った可能性がある。

 米司法省は23日、モラー氏の捜査チームが先週、セッションズ氏を事情聴取したと毎日新聞に明らかにした。疑惑を巡り政権の現職閣僚が聴取を受けるのは初めて。最初に報じたタイムズ紙によると、モラー氏側は、2016年大統領選中、トランプ陣営の外交政策顧問として駐米ロシア大使と複数回接触したセッションズ氏に対し、ロシア政府との共謀容疑の有無をただしたほか、昨年5月にコミー氏が解任された経緯について事情を聴いた模様だ。

 またタイムズ紙は23日、コミー氏が昨年、捜査チームの聴取を受けたと報じた。FBI長官在任中にトランプ氏と接触した際の会話を記録したメモについて聴かれたという。トランプ氏は昨年1〜2月、コミー氏とホワイトハウスで2人きりで面会したり、電話で会話したりした際に、自らへの「忠誠」を求め、側近のフリン前大統領補佐官の捜査を「手放す」ことを要求したとされている。

 これらの発言や、セッションズ氏も関与したコミー氏解任は、疑惑捜査の進展阻止を狙ったトランプ氏による司法妨害にあたる可能性がある。米紙ワシントン・ポスト(電子版)は23日、モラー氏はコミー氏解任の判断などについて、トランプ氏に直接事情を聴く意向だと伝えた。

4841チバQ:2018/01/26(金) 11:51:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180126-00000030-jij-n_ame
ウィンフリー氏、出馬に消極姿勢=次期米大統領選「興味ない」
1/26(金) 8:50配信 時事通信
 【ワシントン時事】2020年の米大統領選候補として待望論が出ている黒人女性司会者のオプラ・ウィンフリー氏が、出馬について「興味はないし、そのDNA(遺伝子)はない」と述べていたことが分かった。

 女性誌インスタイル(電子版)が25日、同氏とのインタビューを掲載した。

 インタビューが実施された時期は、ウィンフリー氏出馬の観測が一気に広がった今月7日のゴールデン・グローブ賞受賞スピーチの3週間前。同氏はこの中で「私は自分自身が何ができて、何ができないかを知っている」と語り、政治的な野心がないことを強調した。

4842チバQ:2018/01/30(火) 19:27:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180130-00000002-jij_afp-int
FBI副長官が辞任 トランプ氏と対立のマケイブ氏
1/30(火) 6:07配信 AFP=時事
FBI副長官が辞任 トランプ氏と対立のマケイブ氏
米連邦捜査局のアンドリュー・マケイブ副長官。米議会で開かれた上院情報特別委員会で(2017年3月11日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領から民主党寄りの人物だとの批判を受けていた連邦捜査局(FBI)のアンドリュー・マケイブ(Andrew McCabe)副長官(49)が、辞任することが分かった。政府筋が29日、明らかにした。
 政府筋によると、マケイブ氏は直ちに職務を停止するが、退職手当を得るために3月までFBIとの雇用関係は維持する予定。マケイブ氏の退任は、FBIでの勤続期間が20年に達し完全な年金受給資格が得られる今年前半になると予想されていた。

 マケイブ氏については、妻が2015年にバージニア州上院議員選挙に出馬した際、トランプ氏と大統領選を争ったヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏を支持する政治団体から献金を受けていたことが発覚。これを受けトランプ氏はツイッター(Twitter)で、マケイブ氏に批判的な投稿を繰り返していた。

 マケイブ氏は、トランプ氏によってFBI長官を解任されたジェームズ・コミー(James Comey)氏とともに、2016年大統領選中に問題となったクリントン氏の国務長官時代の私用メールサーバー使用についての捜査で中心的役割を果たしていた。FBIは最終的に、クリントン氏の行為に違法な点はなかったとの結論に達している。

 両氏はまた、大統領選中にトランプ陣営がロシアと共謀関係にあったとの疑惑の捜査にも初期段階で関わっていた。マケイブ氏はコミー氏が昨年5月に解任された後、FBI長官代行に就任。その数日後に米議会で行われた公聴会での証言で、コミー氏がFBI職員の信用を失っていたとしたトランプ氏の主張を否定していた。【翻訳編集】 AFPBB News

4843とはずがたり:2018/01/31(水) 14:39:54
【映像】米警官が小学1年生に手錠 注意した教師に暴行で逮捕
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180131-00010000-aptsushinv-n_ame
1/31(水) 12:43配信 AP通信

マイアミ、フロリダ州、1月31日 (AP)― 米東南部フロリダ州マイアミの小学校で1月25日、1年生の男子生徒が教師に暴力を振るったとして、警官に逮捕され、後ろ手錠で連行された。
 生徒の母親は、「逮捕は行き過ぎだ」として学校と警察を非難しているが、地区教育関係者は学校運営手続きに従っただけだと主張。
 マイアミ市内コーラルウェイの小学校のカフェテリアで、女性教師が1年生の生徒に食べ物で遊ばないよう注意したが、止めなかったため、教師が問題の生徒をカフェテリアから連れ出した。
 マイアミ・デード郡警察に提出された逮捕に当たった警官の報告書によると、この際生徒が廊下で繰り返し先生の背中を殴る蹴るなどしたという。
 学校関係者によると、生徒が取った行動を同州精神衛生法に照らし合わせて、生徒自身と周りの人間に危害を加える恐れがあるとみなし、一時的に市内の小児病院に収容した。
 同精神衛生法に従ってこの生徒が警官に手錠を掛けられたのは、これが2度目だという。
 生徒の母親は「息子に精神障害はない」と主張し、「行き過ぎだ」として警察を強く非難した。

(日本語翻訳 アフロ)

4844チバQ:2018/01/31(水) 20:04:33
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-180131X794.html
トランプ氏、「融和」重視=中間選挙控え変化演出―一般教書演説
13:00時事通信

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は30日の一般教書演説で、特色だった既存政治の否定や反対勢力を非難する政治スタイルを封印し、野党民主党との「融和」を打ち出した。法人税率引き下げを軸にした税制改革など政権の実績を訴えながらも、苦戦が予想されている11月の中間選挙を控え、思うように政策の実現が進まない焦りがのぞく。

 大統領は演説で「あらゆる境遇、人種、信仰からなる米国民を守るため、共和、民主両党の全メンバーと手を携えたい」と表明。これに先立つ報道関係者との昼食でも「長きにわたってひどく分断されてきたこの国を、再び一つにしたい」と語った。

 トランプ氏が変化のそぶりを見せる背景には、支持率の低迷がある。民主党との対決姿勢が目立った政権1年目は、医療保険制度改革(オバマケア)の見直しに失敗。税制改革以外では際立った成果を残せなかった。

 トランプ氏は演説で、大規模インフラ投資や不法移民を防ぐ対メキシコ国境の壁建設など、公約実現への決意をアピール。実績を積み上げ、国民の再評価につなげる思惑からだ。だが、民主党の協力を得られなければ「絵に描いた餅」になりかねない。

 中間選挙で、現在共和党が多数派を握る上下両院のどちらかでも過半数を割れば、政権運営が不安定さを増すのは確実だ。一般教書演説がその分岐点となる可能性もある。

4845チバQ:2018/01/31(水) 20:05:10
http://www.sankei.com/world/news/180131/wor1801310027-n1.html
2018.1.31 12:21
【トランプ政権】
トランプ大統領、初の一般教書演説 経済成長の実績誇示、インフラ投資や移民政策呼びかけ

 【ワシントン=塩原永久】トランプ米大統領は30日夜(日本時間31日午前)、上下両院合同会議で初の一般教書演説を行った。大型減税や規制緩和を進めて経済成長につなげた就任1年目の実績を誇示。インフラ整備や移民政策を内政の優先課題と位置づけ、超党派の協力を呼びかけた。外交面では「米国を危険に陥れた過去の政権が犯した過ちを繰り返さない」と述べ、北朝鮮問題などで厳しく対処する方針を鮮明にした。

 トランプ氏は演説で、就任後に「240万人の雇用が生まれた」と述べ、成果をアピール。昨年末に税制改革を実現した結果、「大規模な減税の恩恵が中間層に及ぶ」とし、今後の景気に自信を示した。法人税率を35%から21%に引き下げたことで「米企業はどのような相手に対しても勝つ」とも述べた。

 また、「安全で速く、かつ近代的なインフラ」の必要性を指摘し、老朽化した道路や橋などの再整備を進める方針を表明した。通商問題に関連し、「米国の企業や雇用の流出を招いた不公正な通商協定」を改めて批判。米国と相手国の互恵的な関係を強く求めた。

 新たな移民政策に取り組む決意も示し、幼少期に親と不法入国した若者らを対象に、一定期間を経て市民権を与える道を開く救済策を表明。メキシコ国境の壁建設を実現するため、建設費の予算計上をはじめとする協力を議会に要請。

 トランプ氏は「われわれはひとつのチームだ」として国民の団結を訴え、不法移民対策などで野党に歩み寄りを促した。

 安全保障面では、戦略的な競争相手と位置づける中国やロシアに厳しく対応する姿勢を強調。日本や韓国などの同盟国との連携を緊密化させていく方針を確認し、朝鮮半島の非核化に向けて「最大限の圧力」をかける決意を表明。

 また、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国(IS)」の掃討作戦で、米軍主導の有志連合が「イラクやシリアでISに奪われた地域を100%解放した」と述べ、ISを根絶させるテロとの戦いに引き続き傾注する方針。

4846チバQ:2018/02/01(木) 21:48:22
http://www.sankei.com/world/news/180131/wor1801310050-n1.html
2018.1.31 23:45
【米一般教書】
ケネディ家のホープが反対演説 「団結する人々に対抗できない」
 【ワシントン=加納宏幸】米大統領の一般教書演説に対する野党の反対演説は次代を担う政治家の登竜門とされる。トランプ大統領による1月30日の一般教書演説に対する反対演説に、大統領や前駐日大使を生んだケネディ家のジョー・ケネディ3世下院議員(37)が挑んだ。

 ケネディ元大統領の弟、ロバート・ケネディ元司法長官の孫で3期目のケネディ議員は地元の東部マサチューセッツ州で、トランプ氏を念頭に「いじめっ子はパンチを見舞えても、未来を守るため団結する人々の強さや精神に対抗できたためしはない」と演説した。

 演説では流暢なスペイン語を披露。進歩的な姿勢と毛並みの良さをあわせ持つケネディ氏への注目は大きく、医療保険制度改革(オバマケア)撤廃をめぐり共和党を批判する動画の再生回数は1千万回を超えた。

4847チバQ:2018/02/07(水) 15:58:15
http://www.sankei.com/world/news/180206/wor1802060009-n1.html
2018.2.6 07:47

米最高裁が下院区割り見直し命令維持 11月の中間選挙で民主に追い風も
 米連邦最高裁は5日、東部ペンシルベニア州の連邦下院選の選挙区割りについて、共和党に不当に有利だとして見直しを命じた同州最高裁の判断を維持した。AP通信などが報じた。区割りが見直されることになり、11月の中間選挙で多数派奪還を狙う民主党に追い風になりそうだ。

 米国には連邦と州それぞれに最高裁がある。同州最高裁は1月、州内の18選挙区は共和党を利する不公平なものだとし「州憲法に違反する」と判断。見直しを命じた。共和党側は連邦最高裁に対し、差し止めを求めていた。

 新たな区割りは、5月15日の同州予備選から適用される見通し。

 APによると、ペンシルベニア州は登録有権者数で民主党が共和党よりも約80万人多いが、共和党が州議会上下両院で多数を握っている。(共同)

4848チバQ:2018/02/12(月) 09:20:47
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20180211k0000m030025000c.html
<米首席補佐官>「辞任用意」か DV疑惑の部下擁護で批判

02月10日 17:58

 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領の政策顧問でホワイトハウス職員のトップに立つケリー首席補佐官が、配偶者暴力(DV)の疑いが浮上し辞任した部下の扱いなどを巡り、批判にさらされている。米主要メディアはケリー氏が周囲に「辞任の用意がある」と語ったと報道。トランプ氏が後任選びを始めたとの情報もある。

 ホワイトハウスでは7日、ケリー氏の側近で大統領が目を通す書類の管理を担当していたポーター秘書官が、元妻2人からのDVの告発を受け辞任した。ケリー氏は疑惑が報じられた6日、ポーター氏を「真に誠実な人物」などと擁護する声明を発表。疑惑を数カ月前から把握していた可能性も指摘され、問題視されている。

 ケリー氏は6日、子供時代に親に連れられ米国に入国した不法移民の救済策を巡り、記者団に「一部(の移民)は怠慢な連中だ」と発言。野党・民主党が反発している。

 1月には、ケリー氏がメキシコ国境に壁を建設するトランプ氏の選挙公約を巡り、「大統領は公約当時、知識がなかった」と語ったと報じられ、トランプ氏がツイッターで否定するなど両者の亀裂も表面化している。

 米メディアは9日、トランプ氏がケリー氏の言動に不満だと一斉に報道。ABCテレビは、トランプ氏と親交がある投資家トム・バラック氏が首席補佐官就任を打診され辞退したと報じた。後任には下院共和党のマッカーシー院内総務やマルバニー行政管理予算局長も浮上している。

 退役海兵隊大将のケリー氏は昨年7月、内紛と情報漏えいの続くホワイトハウスの立て直しを図るためトランプ氏に請われて就任。軍隊式規律による組織運営で、ホワイトハウス職員とトランプ氏との接触を管理・制限し、政権に「秩序」をもたらしたとされた。

 ホワイトハウスは9日、ケリー氏の辞意表明を否定したが、政権内にはケリー氏の厳格な組織運営手法に反発もあるとされる。トランプ大統領就任から1年あまりで「影のナンバー2」の首席補佐官が2回目の交代となれば、政権運営に影響を与えることは必至だ。

4849チバQ:2018/02/14(水) 15:24:43
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180214-00000013-san-n_ame
予算教書 財政規律重視、薄れる 共和党「変貌」に懸念の声も
2/14(水) 7:55配信 産経新聞
 【ワシントン=塩原永久】トランプ米大統領が公表した2019会計年度の予算教書は、財政収支の改善を後回しにしてでも、歳出を増額して高めの経済成長を目指す内容となった。すでに議会の与野党が合意した予算方針も歳出上限を大幅に引き上げている。赤字が積み上がる予算編成に際し、財政規律の重視を伝統とする共和党が「沈黙した」(米紙ワシントン・ポスト)と指摘され、財政懸念が深まっている。

 与野党は先週、18年度と19年度の歳出上限を計3千億ドル(約32兆7千億円)引き上げる方針で合意した。

 12日に議会に提出された予算教書は与野党合意に沿った内容となり、国防費の大幅増をはじめ歳出増加が鮮明だ。与野党合意は、インフラ投資や社会福祉関連の非国防費も増やし、秋の中間選挙を控え、与野党がともに「お手盛り」予算で手を結んだ格好となった。

 予算教書は、高齢者向け公的医療保険制度(メディケア)予算の削減などで、10年間で3兆ドル超の歳出を減らしたが、それでも7兆ドルを超す赤字が残り、財源確保に国債の増発は必至との見方が根強い。

 政権は10年間で1兆5千億ドルの大型減税を実施。インフラ整備にも2千億ドルを支出する。与野党が合意した歳出増の予算方針の法案には、下院の採決で共和党保守強硬派から反対票が投じられたが、多数の同党議員の賛成で可決した。

 米メディアでは「共和党が追求してきた緊縮財政の終焉(しゅうえん)は明白だ」(ウォールストリート・ジャーナル紙)として、トランプ政権のもと、上下両院で多数派を握る共和党の「変貌」ぶりに関心が寄せられている。

 共和党の保守派グループからは、「(財政規律を重視する)財政タカ派はますます絶滅危惧種になった」(ガエッツ下院議員)と自嘲気味の声も出ている。

4850チバQ:2018/02/15(木) 11:24:26
http://www.sankei.com/world/news/180215/wor1802150021-n1.html
2018.2.15 11:04
【米高校銃撃】
鳴り響く火災警報器、続く銃声 昼下がりの校舎パニック
 突然の銃撃にパニックとなった生徒らが両手を上げ、泣きながら校舎から逃げ出した。米南部フロリダ州の高校で14日の昼下がりに起きた乱射事件。「訓練であってほしいと願いながら教室内で隠れていた」と女子生徒は地元テレビに語った。容疑者は退学処分を受けた元生徒とされる。銃による悲劇が米国でまた起きた。

 犯行時、学校では火災警報が鳴り響いた。生徒らは当初、訓練だと思ったというが、その後、銃声が響き、大混乱となった。学校の敷地周辺では、迎えに来た両親と涙を流しながら抱き合う生徒もいた。

 地元テレビの映像からは、かばんを抱えたり、何人かで腕を組んだりしながら脱出する生徒や、別の生徒に手を引かれて泣きじゃくる姿も。救急車が続々と集まり、周囲の道路は封鎖され、多数のスクールバスや乗用車であふれた。

 米国で相次ぐ学校での発砲事件。地元の教育長は記者団に対し「脅迫など事前に異変はなかった」と述べ、犯行の予測は困難だったと主張した。この地域では今回の事件前から、全ての学校に警備担当者が配置されていたという。(共同)

4851チバQ:2018/02/15(木) 11:25:07
http://www.sankei.com/world/news/180215/wor1802150012-n1.html
2018.2.15 08:18

ジンバブエ元首相、モーガン・ツァンギライ氏が死去
 アフリカ南部ジンバブエの最大野党、民主変革運動(MDC)議長のモーガン・ツァンギライ元首相が14日、大腸がんのため南アフリカ・ヨハネスブルクの病院で死去した。65歳だった。ロイター通信などが報じた。

 昨年11月に辞任したムガベ前大統領(93)と長年対立し逮捕されるなど「抵抗の象徴」だった。ジンバブエでは今年半ばに大統領選が行われる予定で、野党は求心力の維持が課題となる。

 ツァンギライ氏は1952年、ジンバブエ中部グツ生まれ。鉱山で働き労働組合の活動に没頭。99年にMDCを結成し議長に就任した。

 2008年の大統領選で首位になったが、当選に必要な過半数に届かず決選投票に。与党がMDC支持者を弾圧、これに抗議して決選投票を辞退した。09年に連立政権の首相に就任したが、13年の大統領選でムガベ氏に敗北した。(共同)

4852チバQ:2018/02/15(木) 21:50:27
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20180216k0000m030141000c.html
<米高校乱射>あふれる銃、規制不備 容疑者、身元調査パス
21:24毎日新聞

 米南部フロリダ州の高校で17人が死亡、15人以上が負傷した銃乱射事件が14日発生したが、米国で銃規制が進む可能性は薄いというのが一般的評価だ。同様の事件は頻発し、3億丁ともいわれる銃器は社会にあふれたままで、自殺を含め年間3万人が犠牲になる。なぜか。社会的、政治的背景を探った。【ワシントン高本耕太】

 銃規制を提唱する非営利団体によると、米国の学校で起きた発砲事件は今年だけで18件。今回、マージョリー・ストーンマン・ダグラス高校で起きた乱射事件も含め、銃犯罪は教育の場にもまん延している。

 フロリダの容疑者が事件に使用した銃は、AR15型半自動小銃だと米主要メディアは報じている。銃規制に強く反対するロビー団体の全米ライフル協会(NRA)などは「主に狩猟スポーツ用」と説明。しかし、米軍のM16型の市販モデルで、殺傷力は高く簡単に全自動小銃に改造できる。昨年10月に58人が死亡し米史上最悪の被害を出した米西部ネバダ州ラスベガスの乱射事件など、大量殺傷事件に繰り返し使われてきた。

 同型による乱射事件が起こるたび「戦場兵器は要らない」との議論が起こるが推定約500万〜1000万丁が米国内に流通する。

 銃規制法制も不備が目立つ。CNNテレビによると、今回の容疑者は過去1年以内に、銃を「正規に購入した」と伝えた。高校で他の生徒を脅迫するなど問題行動で退学処分になったとされるが、身元調査にも合格。購入当時、18〜19歳とみられる。CNNは、連邦法は拳銃の販売を21歳以上に制限するが、「(より殺傷能力の高い)ライフルは18歳でも合法的に入手できる」と指摘する。

 民主党のマーフィー上院議員は14日の事件後、議場で演説し、「米国でしか起こらない大量殺人のまん延だ。私たちの不作為の結果だ」と訴え、再発防止に向けた議会の行動を呼びかけた。同議員が選出された東部コネティカット州では、2012年に小学児童ら26人が犠牲になったサンディフック小学校銃乱射事件が発生した。当時のオバマ大統領は涙ながらに規制強化を訴えたが、具体的効果は今も見られない。

 ◇対策阻むロビー団体

 「学校での銃撃事件が絶えない。(昨年10月に58人が死亡した)ラスベガスの乱射事件以降、大統領は何をしてきたのか」

 1月24日のホワイトハウス記者会見で、そんな質問が飛んだ。サンダース大統領報道官は、「政権はギャング摘発など犯罪撲滅に力を入れている」などと繰り返したが、政権の銃規制への姿勢には言及しなかった。トランプ政権は銃乱射事件の直後に規制論議が高まるたび「今は犠牲者を悼む時で、政策を議論すべきではない」として、対応を避けてきた。「では、いつ議論するのか」。サンダース氏はその問いに答えぬまま、会見場を後にした。

 今回の事件後もトランプ氏は犠牲者らへの「祈り」はツイートしたが、銃規制への言及はない。

 米国で銃規制が進まない背景には、銃の保有や使用を推進し規制に徹底して抵抗するNRAのようなロビー団体の存在がある。さらに、銃所持の権利を「個人の主権」の象徴ととらえる国民感情も根強い。中間選挙を11月に控え、有権者や有力支援組織であるロビー団体の支持を失う危険のある政策に、与党共和党が本腰を入れるとは考えにくい。規制強化を支持する民主党の支持者にも規制反対論者は少なくない。

 NRAは絶大な資金力で米政界に影響力を誇ってきた。2016年大統領選では、トランプ陣営に3000万ドル(約31億円)を献金し当選に貢献した。NRAの支援が、共和党議員の当落を左右することがあるともいわれる。

 規制強化を掲げたオバマ前政権時(09〜17年)には「銃が買えなくなる」との懸念から駆け込み需要が増え、銃製造業界が活性化。NRAの会員数、資金力ともに上昇したとの皮肉な展開もあった。

 米国民の銃に対する意識には、自衛が原則だった開拓時代の伝統や、民兵組織で共同体を守り英国と独立戦争を戦った歴史も反映されている。

 ピュー・リサーチ・センターが昨年3月に行った世論調査では、銃保有者の74%、非保有者でも35%が、銃を保有する権利は個人の自由に欠かせないものだと答えた。

 自衛のための武器保有の権利を定めた合衆国憲法修正2条の否定は、米国の「価値観」の否定とも捉えられかねない。

 銃規制強化を唱える民主党でも、南部や西部など自衛・自助の意識が根強い地方では、銃規制に触れない議員が多い。

4853チバQ:2018/02/17(土) 10:49:46
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180217-00000022-mai-n_ame
<米国>ロムニー氏が上院選ユタ選挙区に出馬表明
2/17(土) 10:44配信 毎日新聞
<米国>ロムニー氏が上院選ユタ選挙区に出馬表明
ロムニー元マサチューセッツ州知事=AP
 【ワシントン高本耕太】2012年米大統領選の共和党候補で元マサチューセッツ州知事のミット・ロムニー氏(70)が16日、11月の中間選挙で上院選ユタ選挙区に立候補すると正式表明した。ロムニー氏は16年大統領選で同党候補だったトランプ大統領を「詐欺師」などと厳しく批判してきた人物で、20年の次期大統領選も見据えた「反トランプ」勢力の結集軸になるとの見方もある。

 ロムニー氏は16日に公表したビデオ演説で「ワシントンは移民排斥のメッセージを送っている。ユタは世界中から移民を歓迎する」と述べ、移民に寛容な政策を掲げる考えを示した。モルモン教徒のロムニー氏は同教徒の多い西部ユタ州で広く支持を得ており、出馬すれば当選の可能性は高いとみられている。

 トランプ氏はロムニー氏出馬を阻止するため、同選挙区現職で上院最古参のハッチ財政委員長に再選出馬を強く促していたとされるが、ハッチ氏は1月に8選を目指さず引退する意向を表明した。

4854チバQ:2018/02/17(土) 10:50:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180217-00000000-jij_afp-int
米、選挙介入でロシア人13人起訴 特別検察官が発表
2/17(土) 3:25配信 AFP=時事
米、選挙介入でロシア人13人起訴 特別検察官が発表
ロバート・モラー米特別検察官(2013年6月19日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】(更新)ロバート・モラー(Robert Mueller)米特別検察官は16日、2016年の米大統領選に介入したとして、ロシア国籍の13個人と3企業を起訴したと発表した。

【写真】ニューヨークで行われた反トランプデモで、プーチン大統領のプラカードを掲げる参加者

 公開された起訴状によると、被告らは2014年から現在に至るまで「2016年の大統領選を含む米国の政治および選挙プロセス」への介入を共謀。米国人を装って社会的・政治的な分断を生む問題に焦点を置くソーシャルメディアアカウントを複数管理していた。

 被告らのグループはロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領と親しい実業家エフゲニー・プリゴジン(Yevgeny Prigozhin)氏の指示に従い「多数の」米国人に影響を及ぼしたとされる。この作戦には数百万ドル(数億円)の予算が投じられ、シフト制で働く「数百人規模」が関与していたとされる。

 被告グループは「米国の政治体制に不和を生じさせるという戦略的目標」を持ち、2016年半ばまでには大統領選の共和党候補だったドナルド・トランプ(Donald Trump)氏の選挙運動を支援する一方、民主党候補のヒラリー・クリントン( Hillary Clinton)元国務長官に対する中傷を行うようになった。

 グループはプーチン大統領の故郷であるサンクトペテルブルク(Saint Petersburg)を拠点としていたが、被告の中には実際に米国へ渡航した者もいた。訪問先にはネバダ、カリフォルニア、ニューメキシコ、コロラド、イリノイ、ミシガン、ルイジアナ、テキサス、ジョージア、ニューヨークの各州が含まれていた。

 また、氏名は公表されていないものの、テキサス州を拠点とする米国人の政界関係者が被告らに対し、共和党と民主党の支持率が拮抗する激戦区の「パープル・ステート(紫色の州)」に注力するよう指示していたとされる。

 ただ、記者会見したロッド・ローゼンスタイン(Rod Rosenstein)司法副長官は、起訴状には「この違法活動に意図的に参加していた米国人がいたとの主張は含まれていない」と説明。また、介入行為によって大統領選の結果が影響を受けたとの結論も出されていないと述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

4855チバQ:2018/02/25(日) 15:16:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180224-00000036-mai-int
<米国>在イスラエル大使館、5月にエルサレム移転
2/24(土) 10:24配信 毎日新聞
<米国>在イスラエル大使館、5月にエルサレム移転
在イスラエル米大使館のエルサレム移転を決めたドナルド・トランプ米大統領に抗議するポスターを掲げるパレスチナの人々=ヨルダン川西岸地区で2017年12月6日、AP
 【ワシントン高本耕太】米国務省は23日、在イスラエル大使館を5月に現在のテルアビブからエルサレムに移転すると発表した。「イスラエルの建国70周年に合わせて開設する」としており、移転日はイスラエルの建国記念日の同月14日になる見通し。ペンス副大統領が1月のイスラエル訪問時に表明していた「2019年末までの移転」方針を大幅に前倒しした。

【エルサレム写真特集】キリスト教徒にとっても聖地

 米政府はクシュナー大統領上級顧問らホワイトハウスの中東和平交渉仲介チームが近く、イスラエルとパレスチナとの和平案を提示するとの観測もあったが、大使館移転に対するパレスチナ側の反発が強まるのは必至で、14年4月以降中断している中東和平交渉の再開はさらに困難になりそうだ。

 国務省によると、新大使館は、エルサレムのアルノナ地区にある領事館で業務を開始し、並行して最終的な移転先を探す。同省のナウアート報道官は声明で「歴史的な一歩を踏み出す5月の大使館開設を楽しみにしている」と述べた。

 トランプ米大統領は昨年12月、イスラエルとパレスチナ双方が領有を主張するエルサレムを「イスラエルの首都」と認定。大使館の移転準備も指示していた。米議会は1995年にエルサレムへの大使館移転を促す法案を可決したものの、歴代大統領は中東和平交渉への影響を考慮し、執行を延期してきた経緯がある。トランプ氏は23日の演説で、首都認定について「歴代大統領の誰もが選挙で公約しながら実行しなかったことを、私はやり抜く」と述べた。

 48年のイスラエル建国宣言を「ナクバ(大惨事)」と呼ぶパレスチナ側にとっては、移転のタイミングも容認しがたいもので、パレスチナをはじめイスラム社会の抗議が予想される。

4856チバQ:2018/02/27(火) 22:28:23
https://mainichi.jp/articles/20180228/k00/00m/030/111000c
米国
国務省のユン北朝鮮担当が辞任へ
毎日新聞2018年2月27日 20時37分(最終更新 2月27日 20時46分)
 【ワシントン高本耕太】米CNNテレビは26日、米政府の対北朝鮮関連交渉などの責任者を務める国務省のジョセフ・ユン北朝鮮担当特別代表が、週内に辞任すると報じた。CNNの取材に「この時期に引退することは自分で決めたこと」と語った。後任は未定。平昌(ピョンチャン)冬季五輪を契機に米朝対話が模索されている時期の退任となり、対話実現に影響が出る可能性がある。

 国務省のナウアート報道官は声明で、ユン氏の退任理由は「個人的な動機」と強調、「(ティラーソン国務)長官は不本意ながら辞任を受け入れた」と説明した。そのうえで「ユン氏の引退は残念だが、北朝鮮が非核化に向けた誠意ある対話開始に応じるまで、最大限の圧力をかけ続ける取り組みは続く」と述べた。

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 ユン氏はオバマ前政権当時の2016年に就任。対北朝鮮政策の実務トップを担った。ニューヨークやオスロで北朝鮮の国連大使や政府高官とたびたび接触。17年6月には、北朝鮮当局に拘束されていた米男子学生ワームビア氏(帰国後に死亡)解放のため、医療チームを伴い平壌入りした。

 17年1月に発足したトランプ政権が、軍事オプションの検討も公言するなど対北朝鮮政策で強硬姿勢を加速させるなか、ユン氏はティラーソン長官の支援の下、一貫して北朝鮮との対話路線を主張。12月のワシントン市内の講演では「独自のチャンネルを通じ、北朝鮮と接触を続けている」と語っていた。

 ユン氏退任を巡っては、米朝対話が現実味を帯びた今、「一定の役割を果たした」との見方がある一方、政権内の強硬派との路線対立が要因との指摘もある。ワシントン・ポスト紙(電子版)はユン氏退任は「トランプ政権下で、政策権限を奪われた国務省内の不満の表れ」と指摘した。

4857チバQ:2018/02/27(火) 22:57:10
http://www.sankei.com/world/news/180227/wor1802270030-n1.html
2018.2.27 12:41

米のジョセフ・ユン北朝鮮特別代表が辞任へ 「対話路線」提唱、ホワイトハウスとの対立背景か

 【ワシントン=黒瀬悦成】米国務省のナウアート報道官は26日、ジョセフ・ユン北朝鮮担当特別代表が「個人的な理由」で辞任し、退官することを決めたと明らかにした。ティラーソン国務長官も「仕方なしに」辞任を受け入れたという。米メディアによると、ユン氏は来月2日に正式に辞任する。

 ユン氏は、核・弾道ミサイル開発を進める北朝鮮への対応に関する国務省内の中心人物。実務レベルでの調整を担う一方、ニューヨークにある北朝鮮の国連代表部との通称「ニューヨーク・チャンネル」の米側窓口を務めていた。

 ユン氏はまた、トランプ政権が北朝鮮に「最大限の圧力」をかける路線を打ち出す中、早くから米朝対話の実施を積極的に提唱。このため政権関係者の一部からは対話路線に傾斜し過ぎとの見方も出ていた。

 米紙ワシントン・ポストは、ホワイトハウスが国務省を軽視する態度への不満が省内で広がっていることがユン氏の辞任の背景にあると指摘した。

 米朝対話の機運が浮上する中での米国の対北政策の外交司令塔が辞任することは、今後の米朝関係の展開に影を落とす恐れもある。

4858チバQ:2018/03/01(木) 20:38:17
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180301-00000003-jij_afp-int
ホワイトハウス広報部長が退任 トランプ氏側近
3/1(木) 7:16配信 AFP=時事
ホワイトハウス広報部長が退任 トランプ氏側近
ホワイトハウスのホープ・ヒックス広報部長(2018年2月21日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】(更新)ホワイトハウス(White House)は2月28日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領に最も長く仕えてきた側近の一人、ホープ・ヒックス(Hope Hicks)広報部長が退任すると発表した。


 ヒックス氏は前日、ロシアによる米大統領選干渉疑惑を調査している下院情報特別委員会で聞き取りに応じていたが、サラ・サンダース(Sarah Sanders)報道官は退任との関係を否定している。聞き取りの場では議員らの質問の多くに答えるのを拒否した。

 ヒックス氏は大統領選で重要な役割を担い、トランプ氏が最も信頼を置く側近ともみられる。

 トランプ大統領は声明で「ホープは極めて優秀であり、過去3年間、素晴らしい仕事をした」と称賛。「彼女がそばにいなくなるのは寂しいが、ほかの機会を追求したいと相談された時にはすべてを理解した。将来、また一緒に仕事ができると確信している」と述べた。

 ヒックス氏は「トランプ大統領には言葉で言い表せないほど感謝している」とコメントした。

 ヒックス氏は、元妻2人に対するドメスティック・バイオレンス(DV)疑惑が浮上して辞任したトランプ氏のロバート・ポーター(Rob Porter)秘書官と恋愛関係にあった。【翻訳編集】 AFPBB News

4859チバQ:2018/03/01(木) 20:39:57
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180228-00000011-jij-n_ame
トランプ氏、再選へ準備=選対責任者にパースケール氏起用
2/28(水) 6:25配信 時事通信
 【ワシントン時事】トランプ米大統領の陣営は27日、2020年大統領選の再選に向けた選対責任者に選挙戦略家のブラッド・パースケール氏を起用すると表明した。

 トランプ氏は20年選挙への出馬を明言していないが、再選に向け事実上準備を始めた形だ。

 発表によると、パースケール氏は16年大統領選で陣営のデジタル戦略を担った。20年大統領選に加え、共和党が勝利を目指す今年11月の中間選挙でも候補者の活動を支援する。

 大統領の次男エリック・トランプ氏は「ブラッドはわれわれ一家の完全な信頼を得ており、運動のかじ取り役として完璧な人物だ」と語った。

4860チバQ:2018/03/02(金) 11:55:06
https://www.asahi.com/articles/ASL322TRHL32UHBI00F.html
米マクマスター大統領補佐官、「来月にも辞任」と報道
ニューヨーク=土佐茂生2018年3月2日11時32分
 米NBCニュースは1日、ホワイトハウスのマクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)が早ければ4月にも辞任すると報じた。ロシアが大統領選に介入した「ロシア疑惑」をめぐるマクマスター氏の対応に、トランプ大統領が不満を持っているという。

 NBCは、後任にホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)の元スタッフで、米フォード・モーターのスティーブン・ビーガン副社長の名を挙げている。

 マクマスター氏は先月、ドイツで演説した際、ロシアの大統領選への介入は疑いないと主張。ところが、トランプ氏が直後にツイッターで「マクマスター氏は、選挙の結果にロシアが影響を及ぼすことはなかったことと、唯一の共謀はロシアと民主党だということを言い忘れた」と批判。関係が悪化したとされる。

 マクマスター氏は陸軍中将。ロシア疑惑をめぐり辞任に追い込まれたフリン前補佐官の後任に抜擢(ばってき)された。CNNは、マクマスター氏の辞任説は昨年からあったと指摘。軍はすでに、補佐官を辞めた後のマクマスター氏を受け入れるため、相応の役職を準備しているとも報じている。

 これに対し、ホワイトハウスは1日、「政府高官が辞任するうわさは多くあるが、現時点で人事の発表はない」と否定。また、政府高官がNBCに語ったところによると、トランプ氏は同日、マクマスター氏に「NBCの報道はフェイク(偽の)ニュースだ」と語ったという。(ニューヨーク=土佐茂生)

4861チバQ:2018/03/04(日) 09:44:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180303-17389078-bloom_st-bus_all
クシュナー夫妻、ホワイトハウス内で苦境に-側近らが相次ぎ退職
3/3(土) 4:03配信 Bloomberg
トランプ大統領の娘夫婦、ジャレッド・クシュナー氏とイバンカ・トランプ氏がホワイトハウス内で苦境に立たされている。過去数週間に側近らが相次いで退職し、米政界やホワイトハウス内のかじ取りで頼れる関係者がほとんどいなくなってしまったためだ。

トランプ政権は銃規制や移民など意見の分かれる問題を抱えつつ、重要な11月の中間選挙に向かっている。このような中で、クシュナー夫妻が政権中枢の地位を維持できるのか疑問が膨らんだ。

過去1週間にクシュナー氏は政権最高機密や会合へのアクセスを失い、平昌五輪で韓国政府要人と会談したイバンカ氏にもどの程度の国家機密に触れられるのかを巡り疑いが浮上している。2人にとっては信頼できるサポートが必要な状況だが、長期にわたり協力を得てきたホワイトハウスのホープ・ヒックス広報部長、クシュナー氏の個人的な広報担当だったジョシュ・ラフェル氏が今週相次ぎ辞任を表明。テクノロジー担当顧問のリード・コーディシュ氏、大統領副補佐官(国家安全保障担当)のディナ・パウエル氏も最近ホワイトハウスを後にした。

クシュナー氏に対しては、2016年の米大統領選ロシア介入疑惑を巡りモラー特別検察官の捜査が進んでいるほか、ニューヨーク州銀行当局が同氏一族の事業契約を調査。ワシントン・ポスト紙は今週、少なくとも4カ国が同氏をコントロールしようと積極的に動いていると報じた。

だが、夫妻が最も頼りとする大統領との絆は健在だ。家族経営の企業出身であるトランプ大統領は忠誠心を最も重視する。ヒックス氏ら共和党の大統領候補になる以前からの協力者が政権幹部からほとんどいなくなったこともあり、大統領にとって夫妻の重要性は増している。

原題:Kushner’s Influence in West Wing Wanes as Key Allies Depart(抜粋)

Shannon Pettypiece, Margaret Talev

4862チバQ:2018/03/06(火) 11:33:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180305-00000046-mai-n_ame
<米国中間選>テキサス州で6日予備選 政権運営に影響へ
3/5(月) 17:43配信 毎日新聞
 【サンアントニオ(米南部テキサス州)高本耕太】11月の米中間選挙に向けて、共和、民主両党がそれぞれ上下両院議員候補者らを選ぶ予備選が6日、南部テキサス州で実施される。今後、各州でも順次予備選が行われ、トランプ大統領の政権運営や再選戦略にも大きな影響を与える中間選への動きが本格化する。

 中間選は大統領選の中間年にある連邦議会や州知事などの統一選。上院(定数100)は3分の1、下院(同435)は全議席が改選され、与党・共和党が両院で過半数を維持できるかが焦点だ。米政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計した1日時点の主要世論調査平均値は、民主党の支持率が45.9%で共和党の36.6%をリード。テキサス州では上院1、下院36議席が争われる。

 「反トランプ」の世論を追い風に両院で過半数奪還を目指す民主党は、共和党の地盤であるテキサス州でも伸長を図る。まずは予備選で支持層を活性化し、本選では同州で11にとどまる現有議席の上積みを狙い、四半世紀ぶりに全選挙区に候補を擁立する。

 カギとなるのは、州人口の半数超を占めるラティーノ(中南米系)の動向だ。低所得者層の割合が高く、社会保障重視の民主党支持者が多いものの、中間選では大統領選に比べ投票率が下がる傾向が指摘される。同党テキサス支部は4日、ホームページで「あなたの票はあなたの声。1票が未来につながる」と投票を呼びかけた。

4863チバQ:2018/03/07(水) 00:09:49
http://www.sankei.com/world/news/180306/wor1803060049-n1.html
2018.3.6 21:30

米中間選挙、候補者選び本格化 トランプ氏再選戦略にも影響
 【ワシントン=加納宏幸】今年11月6日に投開票される米中間選挙は、南部テキサス州で6日に実施される予備選を皮切りに共和、民主両党の候補を決める争いが本格化する。与党・共和党が上下両院の過半数を維持できるかはトランプ大統領の政権運営や再選戦略に影響する。野党・民主党はトランプ氏の不人気を勝利につなげるため、医療保険制度改革(オバマケア)見直しや移民制度改革で共和党批判を競い合っている。

 テキサス州では、連邦上院選で民主党のベト・オローク下院議員(45)が共和党のクルーズ上院議員(47)に挑むのが確実な情勢だ。

 「世論調査によると、現職の(クルーズ)上院議員との差は8ポイントだ。残り8カ月で1ポイントずつ奪えば、勝利することができる」

 オローク氏は2日、地元エルパソでの演説でこう訴えた。トランプ氏や強硬保守のクルーズ氏を意識し、医療保険制度の充実や移民への差別反対を訴えた。

 聴衆からは「ゴー・ブルー!」のかけ声が上がった。テキサスを民主党を象徴する「青」に染めようという意味だ。下院選でも四半世紀ぶりに36選挙区すべてに候補を立てるが、テキサス州は共和党が強い「赤い州」だ。トランプ氏も大統領選で民主党のクリントン元国務長官に10ポイント近い差を付けて勝利しており、容易な戦いではない。

 上院選は定数100のうち35議席(同時実施のミネソタ州補選、実施が予定されるミシシッピ州補選の計2議席を含む)を争う。CNNテレビの獲得議席予測は共和党49(うち非改選42)、民主党45(同23)で接戦州の6議席を奪い合う構図だ。共和党はペンス副大統領が上院議長として決裁票を投じるため1議席の上積みで上院を制することができるが、民主党は6議席すべてを取るか、「赤い州」を奪う必要がある。

 下院選は435議席すべてが改選され、過半数の218議席を競う。CNNの予測では共和党218、民主党197をそれぞれ固め、接戦区は20という。

 共和党の過半数維持は容易にみえるが、下院選で与党が議席を増やしたのは1938年以降ではクリントン政権の98年とブッシュ(子)政権の2002年の過去2回しかない。両政権は選挙時に60%以上の高い支持率を誇っていただけに、トランプ氏の40%前後の支持率が影を落とすのは確実だ。共和党は議席の減少幅をどれだけ小さくできるかが課題となる。

4864チバQ:2018/03/09(金) 00:32:14
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20180309k0000m030104000c.html
<米中間選>「反トランプ」女性が先陣 民主候補乱立
03月08日 20:43毎日新聞

<米中間選>「反トランプ」女性が先陣 民主候補乱立

下院第23選挙区

(毎日新聞)

 11月の米中間選挙の上下両院候補者を選ぶ共和、民主両党の予備選が、全米のトップを切って南部テキサス州でスタートした。トランプ政権の信任投票の意味合いが濃いこの選挙で、野党・民主党は全米に「反トランプ」のうねりを起こすことで勝利を狙う。与党・共和党支持が強固な「(共和党カラーの)赤い州」で、民主党が重点的に議席獲得戦略を進める下院第23選挙区に入り、その戦いぶりを追った。【サンアントニオ(米南部テキサス州)高本耕太】

 「期日前投票に行ってくれたの? 素晴らしい。友達にも呼びかけてくださいね」。今月3日、州第2の都市サンアントニオ郊外の住宅。電話の受話器を手にジャネット・オグルソープさん(63)が笑顔で、小さく拳を握った。

 女性の元空軍将校で民主党予備選に名乗りを上げるジーナ・ジョーンズ候補の陣営ボランティアとして、戸別訪問や電話での投票依頼を行ってきた。選挙活動に関わるのは「今回が初めて」。共和党のトランプ候補が勝利した2年前の大統領選開票日に朝まで泣き明かし、「行動せず後悔するのは、もう最後」と自分に誓った。

 トランプ政権の低支持率の背景には、都市部周辺に住む高学歴層、特に女性からの「嫌悪」があると指摘される。トランプ氏の女性蔑視的で攻撃的な言動への反発と女性の政治意識の高まりを反映するように、今回、中間選挙予備選で民主党から立候補した女性は過去最多の約350人。テキサスでは約50人に上る。

 第23区は東西約770キロに及ぶ広い選挙区だ。サンアントニオなど都市圏もあれば、南部はメキシコと国境を接し、西部は広大な牧場地帯。軍関連施設も多くある。「多様性に富むこの地域を代表するのは、とても難しい」。元連邦検事の男性候補ジェイ・ヒューリングス氏の事務所で、選対本部長のクリス・クーブさん(45)が地図を手に語った。民主党支持者の中にも「(トランプ氏の掲げる)国境の壁建設に反対の人もいれば、賛成の人もいる」という。

 ヒューリングス氏の選挙CMは党内で争う予備選段階から「トランプを阻止する」と訴える内容。ジョーンズ陣営も「トランプは米国民を代弁していない」と連呼する。反トランプのメッセージは、関心や利害の異なる有権者を結束させる「最大公約数」と言える。

 クリントン民主党政権で財務省副次官補を務めたテキサス大サンアントニオ校のリンダ・デラビーナ教授は、「テキサスも1970年代までは民主党が強い州だった」と語り、同党への支持率が高いラティーノ(中南米系)が州人口の半数超を占める今、テキサスが再び民主党の青色に染まる「可能性はある」と指摘する。

 6日投開票された予備選の結果、ジョーンズ氏は得票1位で5月の決選投票に駒を進めた。勝利すれば11月の本選で共和党の現職ウィル・ハード議員に挑む。ジョーンズ氏は毎日新聞の取材に「有権者は変化に飢え、自分の価値観を反映する政治家を求めている」と手応えを口にした。

 しかし、今回の民主党下院予備選では州内36選挙区中、11選挙区で1位が過半数得票に達せず決選投票に持ち越された。強い候補を育てられるか、反トランプのスローガンを超えて多様な有権者を引きつける明確なビジョンを打ち出せるか、本選までの課題も多い。

4865チバQ:2018/03/09(金) 00:32:41
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-180308X252.html
銃規制、深まらぬ議論=党派間の対立鋭く―米テキサス
03月08日 15:03時事通信

 【サンアントニオ(米テキサス州南部)時事】米中間選挙に向けテキサス州で6日行われた予備選は、フロリダ州の高校での乱射事件を受け、銃規制のあり方も争点になった。ただ、規制強化をめぐる賛成派と反対派の対立は鋭く、歩み寄りの難しさを浮き彫りにした。

 「銃が人を殺すわけじゃない。人が人を殺すんだ」。テキサス州南部サンアントニオの投票所で取材に応じたロバート・アマドーさん(79)は、民主党から出る銃規制強化論を強く非難した。

 サンアントニオ近郊サザーランドスプリングズの教会では昨年11月、妊婦を含む26人が犠牲となる乱射事件が発生したばかり。だが、銃を所持する権利へのこだわりが強いテキサス州では、規制強化はなお敏感なテーマだ。

 上院議員選挙の共和党予備選を制した現職テッド・クルーズ氏は7日公表したラジオ広告で、銃購入時の身元調査強化などを訴え民主党予備選で勝利したベト・オルーク氏を「われわれから銃を取り上げたがっている」と非難。ヒューストンのあるハリス郡で共和党地区議長のポール・シンプソン氏も取材に対し、「銃規制を争点化しようとしてもテキサスでは無駄だ。民主党の急進的な主張は、ここでは耳を傾けてもらえない」と語った。

 一方、民主党のハリス郡広報責任者を務めるオデュ・エバガル氏は、こうした主張に「銃を取り上げるとは誰も言っていない。悲劇を防ぐ方法が何かを議論している」と反論する。

 ヒューストン大のジェロニモ・コルティーナ准教授(政治学)は、身元調査強化などの対策は、規制強化反対派にも受け入れ可能とみる。ただ、「こと銃の問題では中間的な立場を取るのは容易ではない。政治家も自分の立場が有権者にどう映るかを考慮し、歩み寄りに慎重になっている」と分析する。

4866チバQ:2018/03/09(金) 00:35:46
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20180308k0000m030093000c.html
<米中間選の予備選>民主「反トランプ」前面 テキサスから
03月07日 20:19毎日新聞

 【サンアントニオ(米南部テキサス州)高本耕太】11月の米中間選挙の上下両院候補者らを選ぶ共和、民主両党の予備選が6日、全米に先駆けて南部テキサス州で実施された。共和党の上院予備選では、前回大統領選に立候補した現職のテッド・クルーズ議員が、85%超の得票率で他の4人を退けた。11月6日投開票の本選で、民主党予備選を制したベト・オローク下院議員の挑戦を受ける。

 上下両院での過半数回復を目指す野党・民主党は、共和党が地盤とするテキサス州でも、勢力拡大を狙っている。大統領選で勝敗を決する選挙人の割当数で、同州はカリフォルニアに次いで2番目に大きい。ホワイトハウス奪還に向けた戦略上も、重要な地域と位置づけている。

 民主党は党候補者を選ぶ予備選段階から共通テーマとして「反トランプ」を掲げ、下院全36選挙区で候補を擁立し徹底して戦う選挙戦術が奏功。州内で支持が拡大し、党予備選に投票した有権者数は2002年以来初めて、100万人を超えることが確実な情勢だ。

 一方で、下院予備選では例年に比べ候補者が増え、11選挙区で1位が過半数得票に達せず、5月の決選投票に持ち越された。資金面も含め支持者の「選挙疲れ」を防ぎ、支持拡大の流れを本選まで持続できるかが民主党の課題だ。

4867チバQ:2018/03/09(金) 00:53:19
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-180306X953.html
保守の牙城テキサスに異変=トランプ批判で「青い波」―米中間選挙の民主予備選
03月06日 16:24時事通信

 トランプ米政権の今後を占う11月の中間選挙まで8カ月。共和党が強い地盤を持つ南部テキサス州で、民主党の候補者を決める予備選が活況を呈している。政権批判を当て込んだ候補者が、一部の下院選挙区に大挙して出馬。有権者の関心も高く、米メディアは民主党のシンボルカラーから「青い波」と呼ぶ。

 ◇前回ゼロ、今回7人

 ダラス北部の下院第32選挙区に立候補したエド・マイヤー氏は9歳の娘ペネロペちゃんを連れて、土曜日の昼下がりに戸別訪問に出た。

 住民の意識は高い。「妊娠中絶をどう思うか」「銃規制強化は必要か」「地球温暖化対策の考えは」。矢継ぎ早の質問に、オバマ政権で国務省高官を務めたマイヤー氏はよどみなく答える。「いい会話ができた」と満足そうに次の家に向かった。

 この選挙区で民主党の予備選に名乗りを上げたのは7人。2016年の大統領選と同時に行われた前回選挙で一人も出馬しなかったのとは状況が一変した。大きな要因は、大統領選で民主党候補だったヒラリー・クリントン元国務長官の選挙区内での得票が、当選したドナルド・トランプ氏を上回ったことに、各候補が「勝機」を見いだしたことだ。

 さらに、マイヤー氏は「トランプ政権やワシントン政治への失望から、これまで民主党の予備選に参加したことのない人が投票している」と指摘する。州全体の予備選の期日前投票は、共和党が4年前の14年中間選挙と比べ約15%増の約42万人だったのに対し、民主党は4年前の倍以上となる約45万人に急増。マイヤー氏が「草の根」を重視するのも、有権者の不満をすくい取る狙いがある。

 一方、上院選や下院の多くの選挙区で現職議員を抱える共和党は、民主党ほど予備選に注目は集まっていない。共和党ダラス郡地区委員会の幹部は、トランプ政権が進める大型減税や規制緩和について「ここテキサスでは、ビジネスの機会を広げると好意的に受け止められている」と述べ、逆風との見方を否定した。

 ◇内部対立の火種

 16年大統領選の予備選で民主党は、クリントン氏に象徴される党のエスタブリッシュメント(体制派)と、最後まで指名を争ったバーニー・サンダース上院議員を支持する若者ら「草の根」勢力との分断が鮮明になった。ヒューストン郊外の下院第7選挙区ではその記憶を思い起こさせる争いが起きていた。

 民主党議会選挙対策委員会(DCCC)は2月下旬、7人の候補者の1人で女性活動家のローラ・モーザー氏を「ワシントン(政界)の内部関係者で、しぶしぶヒューストンに転居した」と批判する文書をウェブサイトに掲載した。党本部には、11月の選挙で共和党現職に勝つには、モーザー氏はリベラル過ぎるとの考えがある。

 「これまで何度も保守的な候補者を選んで、誰も共和党に勝てなかったじゃない」。事務所で取材に応じたモーザー氏はこう反論した。

 DCCCの「介入」以降、モーザー氏への献金が急増。モーザー氏は「ワシントンの党中央が誰を選ぶべきか指図する現状を変えよう」と呼び掛けるデジタル広告を作成し、党本部との対立を逆に利用している。

 ただ、大統領選では、サンダース支持者の一部がクリントン支持に回らず、民主党敗北の一因になったといわれる。モーザー氏は「われわれは一つになって前に進まなければならない。それが共和党に勝てる唯一の方法だからだ」と語り、予備選の結果を全ての関係者が受け入れるべきだと主張した。

 テキサス州の予備選は現地時間の6日投開票される。

4868チバQ:2018/03/09(金) 01:06:57
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180308-00000069-san-n_ame
米中間選挙 テキサスで候補選び幕開け 共和はクルーズ氏勝利
3/8(木) 7:55配信 産経新聞
 【ワシントン=加納宏幸】11月6日の米中間選挙に向けた共和、民主両党の候補者選びが6日、南部テキサス州予備選で幕を開けた。AP通信によると、同州の連邦上院選では、共和党の現職で2016年大統領選に挑戦してトランプ大統領に敗れたテッド・クルーズ上院議員(47)、民主党のベト・オローク下院議員(45)がそれぞれの予備選で対立候補を下して勝利し、本選で対決することになった。

 トランプ政権への信任を問う中間選挙は、共和党が連邦上下両院で過半数を維持できるかが焦点で、トランプ氏のその後の政権運営や20年大統領選での再選戦略にも影響を与えることになる。仮に両院を野党・民主党が制した場合、大統領弾劾に向けた動きが出てくる可能性もあり、トランプ氏としては決して負けることのできない戦いだ。

 民主党は全米で積極的に候補を擁立し、共和党の地盤にも切り込む考えで、テキサス州はその一つだ。同州では1988年を最後に、民主党が上院選で勝利していない。大統領選の共和党候補指名争いでトランプ氏と戦ったクルーズ氏は知名度が高く、優位に戦いを進めるとみられる。

 クルーズ氏は6日、声明を発表し、オローク氏を不法移民問題や国境警備に弱腰な「左翼でリベラルな民主党員」と攻撃し、トランプ氏が進めている税制改革や規制緩和に積極的で、銃保有の権利を守る自分こそがテキサス州の代表としてふさわしいと主張した。

 一方、オローク氏は声明で「最新の世論調査はクルーズ氏が射程内にいることを示している」とし、今後、教育問題や退役軍人に対する医療問題などを全州で訴える考えを強調した。支持率ではクルーズ氏が先行しているものの、大口献金を受けずに草の根から集めた選挙資金はオローク氏が大きく上回っており、共和党の牙城を崩せるかに全米が注目している。

4869名無しさん:2018/03/10(土) 16:58:37
https://www.cnn.co.jp/world/35115933.html

米、北との首脳会談で前提条件 非核化への「具体的な行動」要求

ホワイトハウスが米朝首脳会談の前提条件を示した
2018.03.10 Sat posted at 10:10 JST
ワシントン(CNN) トランプ米大統領が北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長との会談に応じる意向を示した件で、ホワイトハウスのサンダース報道官は9日、北朝鮮が非核化に向けた「具体的かつ検証可能な行動」を取るまで会談は行わないと述べた。

サンダース氏はこの中で、北朝鮮が非核化や核・ミサイル実験の停止を約束したと主張。「北朝鮮のこうした言葉に具体的な行動が伴うまで会談は行わない」と述べた。

サンダース氏の今回の発言は、トランプ氏が正恩氏との会談に同意したとの発表に疑問符を投げかけるものだ。ホワイトハウスは、前日にはなかった新たな条件を課しているようにも見える。

韓国の鄭義溶(チョンウィヨン)国家安保室長は、正恩氏が「非核化に取り組む」姿勢を示したと述べたが、首脳会談実現のため非核化に向けた措置を取ると北朝鮮が約束した形跡はない。正恩氏が約束したのは核・ミサイル実験の停止のみで、米韓が合同軍事演習を今年実施することに理解を示したともされる。

サンダース氏の発言はまた、米朝首脳会談をめぐりホワイトハウスが初めて前提条件を課した形となった。

サンダース氏は前日夕の声明で、首脳会談の要請に応じるトランプ氏の意向を明らかにするととともに、米国は「北朝鮮の非核化を期待している」と述べていた。しかし今回は、北朝鮮が非核化を「約束した」と再三強調。北朝鮮政府は首脳会談実現に向けて「具体的かつ検証可能な行動」を取る必要があるとした。

サンダース氏の発言はホワイトハウスの立ち位置を調整し、トランプ氏が首脳会談に同意する前の政権高官の立場に合わせたものとも言えそうだ。ティラーソン国務長官はトランプ氏の同意の数時間前、直接対話に応じるにはまだ長い道のりが残されていると述べていた。

4870旧ホントは社民支持@鹿児島2区に転居:2018/03/13(火) 21:55:31
トランプ大統領 ティラーソン国務長官を解任
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180313/k10011363871000.html?utm_int=all_contents_just-in_001
アメリカのトランプ大統領は、ティラーソン国務長官を解任し、後任にCIAのポンペイオ長官を指名すると、日本時間の13日午後9時45分頃、みずからのツィッターで明らかにしました。

4871とはずがたり:2018/03/13(火) 22:10:14
>>4757>>4781>>4856>>4857>>4869>>4870
割りと早くに解任だの辞任だのが取り沙汰されて来たけど,米朝会談となって手柄を独占したいトランプがトランプと巧く行ってないティラーソンをやっと解任って感じですかね?

4872名無しさん:2018/03/14(水) 00:13:24
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180313/k10011363871000.html?utm_int=news_contents_news-main_001

トランプ大統領 ティラーソン国務長官を解任
3月13日 21時51分トランプ大統領
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アメリカのトランプ大統領は、日本時間の13日夜、ティラーソン国務長官を解任し、後任にCIAのポンペイオ長官を指名すると明らかにしました。トランプ大統領は、先ほど記者団に対してティラーソン国務長官とは考え方の違いがあったと認めた上で、「ポンペイオ長官はすばらしい国務長官になるだろう」と期待感を示しました。
トランプ大統領は、日本時間の13日午後9時45分ごろ、みずからのツイッターに「CIAのポンペイオ長官がわれわれの新しい国務長官になる。彼はすばらしい仕事をするだろう。ティラーソン氏のこれまでの仕事に感謝する」と書き込み、ティラーソン国務長官を解任し後任にポンペイオ長官を指名することを明らかにしました。

トランプ大統領は、記者団に対してティラーソン国務長官について感謝の言葉を述べる一方、「意見があわない点もあった。イラン核合意については私はひどいと考えたが、ティラーソン国務長官は大丈夫だと感じていた」と述べ、前のオバマ政権が結んだイランの核合意などをめぐって考え方の違いがあったことを認めました。

ティラーソン国務長官を巡っては、トランプ大統領との間で、イランの核合意に加えて北朝鮮の核・ミサイル開発問題などでも意見の食い違いが以前から指摘されていました。

アメリカ国務省のゴールドスタイン次官は、記者団に対して、「ティラーソン長官は、重要な安全保障上の問題で進展が見られるため、職務を続けたい意向だった。ティラーソン長官は、けさトランプ大統領と話をしておらず、解任の理由を知らない」と述べました。

一方、トランプ大統領は、CIAのポンペイオ長官に対して「われわれの関係はいつも良好で、それこそ私が国務長官に求めるものだ。彼はすばらしい国務長官になるだろう」と述べ、期待を示しました。

トランプ大統領は、これに先立ち、ホワイトハウスの報道官を通じて発表した声明でも「ポンペイオ長官は、世界でアメリカの立場を復活させ、同盟関係を強化し、われわれの敵に立ち向かい、朝鮮半島の非核化を求めていくというアメリカの取り組みを続けていく」としていて、北朝鮮の核問題などへの手腕に期待を寄せています。

トランプ大統領は、5月までに北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長と会談する意向を示すなど、外交上の重要な局面を迎えますが、新しい体制で核問題などの課題に臨むことになりました。
国務長官の継承順位は4番目 閣僚で最高
国務長官は、アメリカの外交をつかさどるだけでなく、大統領が死去や辞任などで、突如、不在となった場合、大統領の職務を継承する可能性もある最重要閣僚の1人です。

大統領のポストが空席になった場合、継承順位がもっとも高いのが副大統領で、次いで上下両院の議長、その次が国務長官となっていて、国務長官の継承順位は4番目で、閣僚のなかでは最も高くなっています。
後任のCIAポンペイオ長官
マイク・ポンペイオ氏は54歳。

トランプ政権で、CIA=中央情報局長官を務め、核・ミサイル開発を進める北朝鮮の情報収集などにあたってきました。

4873名無しさん:2018/03/14(水) 00:14:31
>>4872

陸軍に所属したあと、CIA長官就任まで与党・共和党の下院議員を務めました。前のオバマ政権がイランと結んだ核合意を強く非難し、対イラン強硬派として知られています。

アメリカメディアは、ポンペイオ氏がティラーソン国務長官の後任に浮上したのは、CIA長官として毎日のようにトランプ大統領に国際情勢に関する報告を行い、それを通じて厚い信頼を得たからだと伝えています。

専門家のあいだでは、ポンペイオ氏の指名が承認されれば、トランプ大統領と外交政策をめぐり意見の違いがあったティラーソン長官と比べて政権内の一体化が進む一方、対イラン政策などでの強硬な外交姿勢がより鮮明になるとの見方が出ています。
「世界最高の外交団率いることを楽しみに」
CIAのポンペイオ長官は、ホワイトハウスの報道官を通じて声明を発表し、「トランプ大統領による外交政策の策定や実行にあたって、世界最高の外交団を率いることを楽しみにしている」と述べました。
就任1年余の辞任は異例の短さ 120年前までさかのぼる
ティラーソン氏は、アメリカの第69代目の国務長官に去年2月1日、就任しました。任期は、およそ13か月になります。

国務長官の任期途中の辞任は過去にも事例があり、直近では、1992年、ブッシュ政権で、ベーカー国務長官が、大統領首席補佐官への就任に伴って辞任したケースがあります。

ただ、ティラーソン氏よりも任期が短かった国務長官は、120年前までさかのぼらなければ存在せず、就任から1年余りの辞任は異例の短さです。

ちなみに、その120年前の国務長官は、1898年の9月に、就任からおよそ5か月で辞任したデイ氏です。当時のマッキンリー政権の国務長官として、アメリカとスペインの戦争の対応に当たり、戦争終結の交渉団を率いるために職を辞しました。
大統領を「ばかだ」と批判したとの報道も
ティラーソン氏は、大手エネルギー企業、エクソンモービルのCEOを退任して、トランプ政権の国務長官に就任しました。

ティラーソン氏は、外交と行政経験がいずれもありませんでしたが、それでも起用されたのは、過去の政権で要職を担った、共和党の外交安全保障政策の重鎮による推薦がありました。

ティラーソン氏が、世界的企業のトップとして培った国際感覚、さらには、ロシアのようなアメリカと対立する国で厳しい交渉をまとめた手腕が、国務長官としてふさわしいとの意見がありました。

しかし、就任以降、外交政策をめぐり、ティラーソン氏とトランプ大統領の間では、意見の違いが目立つようになりました。ティラーソン氏は、トランプ大統領が選挙で訴えてきたパリ協定からの脱退やイランとの核合意の破棄、そして、エルサレムへのアメリカ大使館の移転に反対し、トランプ大統領は、ティラーソン氏を既存の秩序を重んじる「エスタブリッシュメント」とみなし、いらだちを強めていったと伝えられています。

ティラーソン氏もトランプ大統領の言動に不満を募らせ、大統領のことを「ばかだ」と批判したとの報道も飛び出しました。

さらに、北朝鮮の核・ミサイル開発への対応をめぐっても、トランプ大統領とティラーソン氏が一枚岩ではないことを象徴するような出来事がありました。
去年9月、ティラーソン氏は、北朝鮮の対話の意思を探るために接触していることを明らかにしましたが、直後に、トランプ大統領がツイッターで「時間のむだだ」と否定。去年12月には、ティラーソン氏が、講演で、突如、北朝鮮と前提条件なしに対話に入ることも可能だとの考えを示し、政策転換との受け止めが出て、ホワイトハウスが北朝鮮政策は不変だと火消しに追われました。

歴代政権の中でも、大統領と国務長官の溝が何度もあらわになったのは異例です。

去年11月以降、ホワイトハウスがティラーソン氏の更迭を検討しているという報道が相次ぎ、ティラーソン氏が政権を去るのは不可避との見方が広がっていました。

4874チバQ:2018/03/14(水) 05:07:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180313-00000038-jij_afp-int
トランプ氏、ティラーソン国務長官を解任 後任に現CIA長官
3/13(火) 22:22配信
【AFP=時事】(更新)ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は13日、レックス・ティラーソン(Rex Tillerson)国務長官を解任し、後任に米中央情報局(CIA)のマイク・ポンペオ(Mike Pompeo)長官を充てると発表した。

 トランプ氏はツイッター(Twitter)に、「マイク・ポンペオCIA長官が新たな国務長官になる。きっと素晴らしい働きをする!」と投稿。さらに「レックス・ティラーソンには尽力に感謝する!」と記した。

 トランプ氏は、新たなCIA長官としてジーナ・ハスペル(Gina Haspel)氏の就任を発表。女性としては初のCIA長官となる。

 ある政府高官によると、トランプ氏はリスクの高い北朝鮮との交渉開始に乗り出す前に、閣僚の交代を希望していたという。

 この高官は、「大統領は、予定されている北朝鮮との協議に先立ち、確実に新体制を整えておくことを望んでいた」と明かした。【翻訳編集】 AFPBB News

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180313-00000107-mai-n_ame
<米国>ティラーソン国務長官解任 トランプ大統領が発表
3/13(火) 21:56配信 毎日新聞
<米国>ティラーソン国務長官解任 トランプ大統領が発表
レックス・ティラーソン米国務長官=AP
 【ワシントン高本耕太】米国のトランプ大統領は13日朝(日本時間同日夜)、自身のツイッターでティラーソン国務長官の退任を発表した。後任にポンペオ中央情報局(CIA)長官が就く見通し。ホワイトハウスも同日、ティラーソン氏の退任を認めた。トランプ氏はツイッターでの発表後、ティラーソン氏との間に「意見の相違があった」と話しており、事実上の解任とみられる。国際協調路線を掲げてきたティラーソン氏の退場で、トランプ政権が外交・安全保障政策でより強硬な路線を進む可能性がある。

 アフリカ歴訪中のティラーソン氏は「体調不良」を理由に10日のケニアでの日程をキャンセルしていた。政策面でトランプ大統領との亀裂が生じていたティラーソン氏にはたびたび辞任説が浮上していた。トランプ氏はツイッターに「ポンペオが新しい国務長官になる。彼は素晴らしい仕事をしてくれるだろう。ティラーソンの貢献に感謝する!」と投稿。その後、ホワイトハウスで記者団に対し「ティラーソンとはイラン核合意への対応などを巡り意見の相違があった。ポンペオと私は似た考えを持っている」と述べた。

 ロイター通信は、ホワイトハウス高官の話として、トランプ氏は米朝首脳会談に「新しい外交チーム」で臨みたいとの意向を持っていたと伝えた。トランプ氏はティラーソン氏に9日に解任を告げたとされる。一方、国務省はトランプ氏の解任判断について「長官から聞いておらず、理由は不明だ」とする声明を発表。また「長官自身は職務を続ける意思があった」と指摘した。

 ティラーソン氏は2006年から米石油大手エクソンモービルの会長兼最高経営責任者(CEO)を務めた。実業家としてロシアをはじめとする各国の首脳と築いた人脈に期待され、17年2月に国務長官に就任。トランプ政権では閣僚らの辞任が相次いでいるが、米外交の顔である国務長官が政権発足から1年あまりで退任するのは異例だ。

4875チバQ:2018/03/14(水) 05:07:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180313-00000124-mai-n_ame
<米国務長官解任>政権の不安定化必至 関係修復できず
3/13(火) 23:56配信 毎日新聞
<米国務長官解任>政権の不安定化必至 関係修復できず
ポンペオCIA長官を新たに国務長官に起用するとの内容が書かれたトランプ米大統領のツイッター
 ◇「解任ドミノ」が現実味

 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領が13日、ティラーソン米国務長官の退任を発表した。筆頭閣僚の退任は以前からささやかれていたものの、トランプ政権内の外交・安全保障方針を巡る亀裂が修復しがたいレベルに達した証しであり、政権運営の不安定化は必至な情勢だ。

 「レックス・ティラーソンの貢献に感謝する」。トランプ氏のツイートでティラーソン氏への言及はたった一言。その後発表した声明でも、「彼と家族の今後の活躍を祈る」と素っ気なかった。米メディアは一斉に事実上の「解任」と伝えている。

 ティラーソン氏は、政治経験はないものの石油大手経営トップとして各国首脳との人脈を築いた。自由主義のもとでの国際秩序や米国の国際貢献の意義を重視する「国際協調派」(グローバリスト)の筆頭として、トランプ氏の奔放な言動をはじめ、不確定要因の多い政権内における「重し」になっていると評価されてきた。

 一方で政権発足初期から、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」離脱や、エルサレムをイスラエルの首都と認定する決定など、多くの外交方針でトランプ氏との見解の相違が表面化。昨年10月には、国防関係者との会議の席でティラーソン氏がトランプ氏を「能なし」と呼んだと報道され、「関係修復は不可能」との観測が広がっていた。

 政権の最重要課題である北朝鮮情勢を巡っては、外交解決に向けた対話の重要性を一貫して唱えるティラーソン氏を、トランプ氏が「時間の無駄」と公然と批判するなど、米外交トップとしての信頼性が問われる事態に陥っていた。今月8日にはトランプ氏が一転、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長との米朝首脳会談に臨む考えを表明したが、アフリカ歴訪中のティラーソン氏は「大統領自身が決断した」と述べ、決定過程に関与していなかったことをにじませた。

 トランプ氏はティラーソン氏解任を機に、ホワイトハウス主導の外交を強める考えとみられる。後任の長官に指名されたポンペオ米中央情報局(CIA)長官は、日常的にトランプ氏と面会して国内外の情勢を報告する立場で、トランプ氏の高い信頼を得ているが、金委員長の「排除」計画に言及したこともある強硬派だ。米朝対話が頓挫した場合、軍事オプション行使への傾斜など、米国の外交・安保政策が一気に不安定化する可能性もはらんでいる。

 政権内のグローバリストでは既に今月、コーン国家経済会議(NEC)委員長が辞任した。また、ティラーソン氏は、盟友とされるマティス国防長官やムニューシン財務長官とともに、誰か1人が退任する場合は他の2人も辞任することを誓う「スーサイド・パクト(心中協定)」と呼ばれる合意を結んでいると伝えられる。今後、閣僚の辞任・解任ドミノが引き起こされるとの観測も現実味を帯びている。

4876チバQ:2018/03/14(水) 05:08:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180313-00000101-asahi-int
蚊帳の外だったティラーソン氏 米朝首脳会談前に解任
3/13(火) 23:10配信 朝日新聞デジタル
蚊帳の外だったティラーソン氏 米朝首脳会談前に解任
トランプ氏とティラーソン氏との間であった反目
 トランプ米大統領が13日、米外交を取り仕切るティラーソン国務長官の交代に踏み切った。歴史的な米朝首脳会談の準備を始めたタイミングだった。北朝鮮との対話に強い姿勢で臨む意向を打ち出すとともに、外交・安全保障から通商交渉に至るまで、トランプ氏の意向に忠実に行動する人材を配置した形だ。


 「レックス(ティラーソン氏)とは本当にうまくやってきた。でも物の見方が違っていた。考え方が違っていた」

 13日朝、トランプ氏はカリフォルニア出張に旅立つ前、記者団にこう語った。

 米メディアは国務省高官の話として、ティラーソン氏は自身の解任をトランプ氏のツイッターで初めて知ったと報じた。引き続き国務長官の職を続けたい意向であることも伝えている。

 トランプ氏とティラーソン氏は、以前から確執が取り沙汰されてきた。

 オバマ前政権が合意したイラン核合意について、トランプ氏は「ひどい合意だ」として離脱を示唆。これに不満を募らせたティラーソン氏は辞任を検討し、会議でトランプ氏を「馬鹿」と呼んだとされる。このため昨年末には、米メディアがティラーソン氏が早期に解任されると報じた。

 北朝鮮問題でもティラーソン氏は蚊帳の外だった。

 トランプ氏は軍事的行動を排除することなく、最大限の圧力をかける強硬な路線をとってきた。対話路線を模索するティラーソン氏を「時間の無駄」と酷評したこともあった。

 一転して米朝首脳会談の受け入れが決まった時、ティラーソン氏はアフリカを訪問中。12日、ナイジェリアの首都アブジャでの記者会見では、首脳会談に向けた事前交渉について「とても初期の段階だ」と述べるなど、自ら交渉にあたる考えを示していた。しかし、その翌日に解任された。

4877チバQ:2018/03/14(水) 05:19:48
http://www.sankei.com/world/news/180314/wor1803140001-n1.html
2018.3.14 00:08
【トランプ政権】
ティラーソン米国務長官解任 修復不能な溝、安保チームを一枚岩に

 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領がティラーソン国務長官を解任したのは、北朝鮮の核・弾道ミサイル問題やイラン核合意を含む外交・安全保障分野の懸案をめぐるトランプ氏とティラーソン氏との立場の相違が修復不能な対立に発展していたことが背景にある。

 ティラーソン氏は国際問題への知見に乏しいトランプ氏について、日頃から「愚か者」などと呼んでいると伝えられていた。

 また、北朝鮮問題に関しては、軍事的選択肢に傾斜しがちなトランプ氏に対し、マティス国防長官と連携して「外交・経済的圧力」路線を最後まで追求した上で軍事的選択肢を考慮すべきだと主張。イラン問題でも核合意の破棄に強く反対してきた。

 これに対し次期国務長官に指名された中央情報局(CIA)のポンペオ長官は、トランプ氏への忠誠心が比較的強い人物として知られ、トランプ氏としては北朝鮮問題が重大な局面を迎える中で安保チームを「一枚岩」にすることを図ったといえる。

 その意味で今回の更迭劇はティラーソン氏の解任にとどまらず、北朝鮮問題が劇的な転換を迎える中での安全保障チームの大刷新につながる可能性がある。実際、ホワイトハウスではトランプ氏との関係悪化がかねて指摘されているマクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)の辞任観測が強まっている。

 一方、ティラーソン氏と一緒に大統領の外交・安保政策を牽制(けんせい)する役割を任じてきたマティス氏に近いとされる、ケリー首席補佐官にも辞任説がつきまとう。

 ポンペオ氏は外交・安保問題に精通しており、今回の解任で外交に空白が生じる恐れは低いものの、政権の外交・安保政策がトランプ氏の主導で強硬路線に向かう可能性は高いとみられている。

4878チバQ:2018/03/14(水) 05:24:24
3/10の記事
http://www.sankei.com/world/news/180310/wor1803100055-n1.html
2018.3.10 23:53

ティラーソン米国務長官が体調不良で予定キャンセル アフリカ歴訪中
 アフリカ歴訪中のティラーソン米国務長官は10日、体調不良により、ケニアの首都ナイロビで予定されていた行事への参加を中止した。深刻な症状ではないという。ロイター通信が報じた。

 国務省の報道担当者は「(米朝首脳会談関連など)大きな案件にこの数日間取り組み、体調を崩した」と説明した。ティラーソン氏は6〜13日の日程でエチオピアやジブチなどを訪問。10日はエイズ関連のイベントなどに参加する予定だった。(共同)

4879とはずがたり:2018/03/14(水) 09:34:06
>ティラーソン氏は、盟友とされるマティス国防長官やムニューシン財務長官とともに、誰か1人が退任する場合は他の2人も辞任することを誓う「スーサイド・パクト(心中協定)」と呼ばれる合意を結んでいると伝えられる。今後、閣僚の辞任・解任ドミノが引き起こされるとの観測も現実味を帯びている。
suicide pact!

少なくともトランプが国全体のバランスではなく一部の熱狂的ファンに偏り過ぎてるからそろそろ弾劾あってもいいんちゃうか。心身の耗弱で執務に耐えられないクーデターでもいいけどこちらは早くしないとトランプが閣僚を偏執狂で固めて解任できなくなる。

<米国務長官解任>政権の不安定化必至 関係修復できず
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180313-00000124-mai-n_ame
3/13(火) 23:56配信 毎日新聞

ポンペオCIA長官を新たに国務長官に起用するとの内容が書かれたトランプ米大統領のツイッター
 ◇「解任ドミノ」が現実味

 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領が13日、ティラーソン米国務長官の退任を発表した。筆頭閣僚の退任は以前からささやかれていたものの、トランプ政権内の外交・安全保障方針を巡る亀裂が修復しがたいレベルに達した証しであり、政権運営の不安定化は必至な情勢だ。

 「レックス・ティラーソンの貢献に感謝する」。トランプ氏のツイートでティラーソン氏への言及はたった一言。その後発表した声明でも、「彼と家族の今後の活躍を祈る」と素っ気なかった。米メディアは一斉に事実上の「解任」と伝えている。

 ティラーソン氏は、政治経験はないものの石油大手経営トップとして各国首脳との人脈を築いた。自由主義のもとでの国際秩序や米国の国際貢献の意義を重視する「国際協調派」(グローバリスト)の筆頭として、トランプ氏の奔放な言動をはじめ、不確定要因の多い政権内における「重し」になっていると評価されてきた。

 一方で政権発足初期から、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」離脱や、エルサレムをイスラエルの首都と認定する決定など、多くの外交方針でトランプ氏との見解の相違が表面化。昨年10月には、国防関係者との会議の席でティラーソン氏がトランプ氏を「能なし」と呼んだと報道され、「関係修復は不可能」との観測が広がっていた。

 政権の最重要課題である北朝鮮情勢を巡っては、外交解決に向けた対話の重要性を一貫して唱えるティラーソン氏を、トランプ氏が「時間の無駄」と公然と批判するなど、米外交トップとしての信頼性が問われる事態に陥っていた。今月8日にはトランプ氏が一転、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長との米朝首脳会談に臨む考えを表明したが、アフリカ歴訪中のティラーソン氏は「大統領自身が決断した」と述べ、決定過程に関与していなかったことをにじませた。

 トランプ氏はティラーソン氏解任を機に、ホワイトハウス主導の外交を強める考えとみられる。後任の長官に指名されたポンペオ米中央情報局(CIA)長官は、日常的にトランプ氏と面会して国内外の情勢を報告する立場で、トランプ氏の高い信頼を得ているが、金委員長の「排除」計画に言及したこともある強硬派だ。米朝対話が頓挫した場合、軍事オプション行使への傾斜など、米国の外交・安保政策が一気に不安定化する可能性もはらんでいる。

 政権内のグローバリストでは既に今月、コーン国家経済会議(NEC)委員長が辞任した。また、ティラーソン氏は、盟友とされるマティス国防長官やムニューシン財務長官とともに、誰か1人が退任する場合は他の2人も辞任することを誓う「スーサイド・パクト(心中協定)」と呼ばれる合意を結んでいると伝えられる。今後、閣僚の辞任・解任ドミノが引き起こされるとの観測も現実味を帯びている。

4880チバQ:2018/03/14(水) 21:01:13
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20180315k0000m030037000c.html
<米下院>大接戦 ペンシルベニア州第18選挙区補欠選挙
18:36毎日新聞

 【ワシントン高本耕太】米東部ペンシルベニア州で13日、下院第18選挙区の補欠選挙が投開票された。トランプ大統領が2016年大統領選で民主党のクリントン候補に得票率20ポイント差で大勝した選挙区だが、開票がほぼ終了した時点でも勝者が宣言されない大接戦となった。共和党が敗北すれば、11月の中間選挙への影響も大きい。

 補選は共和党議員が女性スキャンダルで辞職したことに伴うもの。この選挙区は、かつて鉄鋼で栄えたピッツバーグ近郊でラストベルト(さびついた工業地帯)の一角。トランプ氏当選の原動力となった白人労働者層が多く、中間選挙の前哨戦として注目された。

 トランプ氏は10日、共和党のサコーン候補の応援で現地入り。数千人を前にした演説で減税や新たな関税措置をアピールし、「鉄鋼が復活する」と訴えた。中間選挙に向けた労働組合の支持固めが課題の民主党は、ラム候補の応援にバイデン前副大統領を投入するなど総力戦を展開した。

 ラム氏は14日未明、支持者を前に「我々は成し遂げた」と勝利宣言したが、メディアは「勝者を断定できない僅差」と伝えている。今後、不在者投票の精査などが行われ、再集計の可能性も指摘されている。

4881チバQ:2018/03/14(水) 21:01:43
こっちだ・・・

2578 :チバQ :2018/03/14(水) 20:59:49
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1803140039.html
米ペンシルベニア州補選が大接戦 トランプ氏テコ入れも…鉄鋼輸入関税の効果は「限定的」
19:19産経新聞

米ペンシルベニア州補選が大接戦 トランプ氏テコ入れも…鉄鋼輸入関税の効果は「限定的」

14日未明、ペンシルベニア州キャノンズバーグのホテルで支持者に挨拶する連邦下院ペンシルベニア州第18選挙区補選の民主党候補、コナー・ラム氏(加納宏幸撮影)

(産経新聞)

 【キャノンズバーグ=加納宏幸】米東部ペンシルベニア州ピッツバーグ郊外で13日、連邦下院第18選挙区補選の投開票が実施された。共和党議員の辞職に伴う補選では、トランプ大統領が支援する同党のリック・サコーン同州下院議員(60)と民主党のコナー・ラム元連邦検事補(33)が大接戦となった。トランプ氏が2回、現地に入りながら苦戦を強いられたことで、共和党は11月の中間選挙に課題を残した。

 CNNテレビによると、ほぼ開票は終わり、ラム氏11万3111票、サコーン氏11万2532票で579票差だが、14日に不在者投票の集計が終わるまでは勝者が決まらない僅差だ。それでも、ラム氏は同日未明、ピッツバーグ郊外キャノンズバーグのホテルで開いた集会で「思ったよりも時間はかかったが、私たちは成し遂げた」と“勝利”を宣言した。

 第18選挙区があるペンシルベニア州西部は鉄鋼業などが衰退した「ラストベルト」(さびついた工業地帯)だ。トランプ政権は今月、米国に輸入される鉄鋼に25%の関税を課す方針を表明しており、白人中間層をつなぎ留められるかも補選の焦点だった。2016年大統領選ではトランプ氏が同選挙区で民主党のクリントン元国務長官を約20ポイント上回る得票をしており、当初はサコーン氏が有利と予想されていた。

 ラム氏の集会には鉄鋼労組関係者が目立った。1983年に鉄鋼メーカーの職を失ったロバート・スペショクさん(70)は「トランプ氏が補選の1週間前に輸入関税を命じたのは政治的だ」と批判した。

 一方、投票所でサコーン氏に一票を投じた看護師のケン・ガンサーさん(49)は鉄鋼輸入関税を「成長を後押しする良いアイデアだ」と評価していたが、ラム陣営関係者は「地域で関税が雇用につながると考えるのは少数で、『経済大衆迎合主義』の影響は限定的だ」と解説した。

 実際、補選前にモンマス大が選挙区で実施した世論調査では、有権者の96%が投票行動に影響しないと答えた。地域経済のプラスになると答えたのは43%だったが、逆に損失になると答えた人も36%いた。

 ラストベルトや南部の白人中間層はトランプ氏が大統領選で勝利する原動力となった。しかし、共和党は昨年12月の南部アラバマ州での連邦上院補選で敗れた。トランプ氏はアラバマの敗戦を重くみて今回の補選にテコ入れした。

4882チバQ:2018/03/15(木) 19:51:19
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018031500879&amp;g=int
トランプ氏、「圧勝の地」で苦戦=中間選挙に暗雲-ペンシルベニア補選

米ペンシルベニア州の下院補欠選挙に出馬した共和党候補のリック・サコーン氏(右手前)とトランプ大統領=10日、同州ムーンタウンシップ(AFP=時事)

 【ワシントン時事】米東部ペンシルベニア州の下院補欠選挙は激しい接戦となり、結果確定を15日以降に持ち越した。この補選の選挙区はトランプ大統領が2016年の大統領選で20ポイントの得票率差をつけて圧勝した地。共和党の苦戦は11月の中間選挙に向けた政権の戦略に不安を残した。
CNNテレビによると、ほぼ開票が終了した14日夜現在、民主党のコナー・ラム氏(33)が11万3813票で、共和党のリック・サコーン氏(60)を600票余り上回る。ラム氏は14日、「われわれは勝利した」と宣言。多くのメディアが判断を保留する中、ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)は「ラム氏勝利」と報じた。
 この選挙区が位置する、かつて鉄鋼業などが栄えた「ラストベルト」(さび付いた工業地帯)は、大統領選勝利の原動力となった。低支持率に悩むトランプ政権にとって、ここで落とせば11月の中間選挙勝利への望みが遠のく。
 「忘れられた人々」と呼ばれる白人労働者層の支持をつなぎ留めようと、トランプ氏は8日、鉄鋼などに高関税を課す輸入制限措置に署名。10日には1月に続き2回目の応援に入り、「鉄が街に戻ってくる」と訴えるなど、懸命のてこ入れを図った。
 だが、結果は予想以上の接戦。敗北した昨年12月のアラバマ州での上院補選に続き、共和党の地盤で民主党が勢いを見せつける形となった。特に、政権の数少ない成果である大型減税に強い支持を得られなかったことは痛手だ。
 トランプ大統領は開票状況について口をつぐんでいる。共和党のライアン下院議長は14日の記者会見で「大統領はよくここまでの接戦に持ってきたと思う」と述べ、候補者に問題があったという認識をにじませた。(2018/03/15-16:08)

4883チバQ:2018/03/15(木) 19:57:15
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018031400932&amp;g=int
トランプ政権去る「国際協調派」=国益前面、さらに鮮明か-米

ティラーソン米国務長官(左)とポンペオ中央情報局(CIA)長官(AFP=時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領が解任を発表したティラーソン国務長官は、先に辞任が決まった経済政策の司令塔コーン国家経済会議(NEC)委員長とともに、政権の「国際協調派」と見なされてきた。2人が去ることで、外交や通商で米国の国益を最優先させる姿勢が、さらに鮮明になる可能性もある。
 ティラーソン氏解任の理由について、トランプ氏は「考えに違いがあった」と説明。イラン核合意をめぐり破棄も辞さないトランプ氏と、現状維持を唱えるティラーソン氏との温度差を例に挙げた。
 地球温暖化の国際枠組み「パリ協定」では、離脱を決めたトランプ氏に対しティラーソン氏は残留を主張。対北朝鮮で政権が強硬方針を前面に出していた時期には、トランプ氏がティラーソン氏の対話模索を「時間の無駄」と切り捨てたこともある。
 コーン氏の辞任は、鉄鋼とアルミの輸入制限措置をめぐるトランプ氏との対立が、直接の引き金だった。コーン氏は保護主義に傾きがちなトランプ氏の「抑え役」と位置付けられ、輸入制限にも強く反対。辞任は経済政策での国際協調派の敗北と受け止められている。
 後任の国務長官に指名されたポンペオ中央情報局(CIA)長官は、北朝鮮やイランへの強硬姿勢で知られ、トランプ氏も「考え方が(自分と)とても似ている」と評する。経済チームではコーン氏の辞任に伴い、ホワイトハウスのナバロ通商製造業政策局長ら保護主義派の発言力が強まると見込まれる。
 トランプ氏の主張を支える幹部が力を握ることで、政権が思い切った政策を迅速に打ち出すことが可能になるとの見方もできる。一方、同盟国を含む各国とのあつれきが増すのは避けられないほか、大統領が「暴走」した場合に、軌道修正が難しくなる恐れもある。(2018/03/14-16:21)


https://www.jiji.com/jc/article?k=2018031500207&amp;g=int
米経済司令塔に保守派評論家=トランプ大統領が任命

米国家経済会議(NEC)委員長に就く経済評論家ラリー・クドロー氏=2018年3月(AFP=時事)

 【ワシントン時事】米ホワイトハウスは14日、トランプ大統領が先に辞任発表したコーン国家経済会議(NEC)委員長の後任に、保守派の経済評論家ラリー・クドロー氏(70)を任命したことを明らかにした。同氏は受け入れる意向を示した。今後、経済政策の司令塔として、インフラ投資計画など優先課題の実現に取り組む。
 クドロー氏は1981〜85年に行政管理予算局(OMB)の幹部を務めた。現在は米CNBCテレビに経済評論家として出演している。2016年の大統領選でトランプ氏の顧問を務めたほか、税制改革の策定にも関わったという。
 トランプ政権が発動を決めた鉄鋼とアルミニウムの輸入制限には当初、批判的な見解を示した。ただ、14日のCNBCテレビでは「米経済が打撃を受けるとは思わない」と輸入制限を擁護する姿勢に転じた。また、トランプ政権は強く安定したドルを望んでいるとの見方を示した。(2018/03/15-06:26)

4884チバQ:2018/03/15(木) 20:46:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180315-00000018-jij_afp-int
米ペンシルベニア州補選、民主党勝利の見通し 政権に痛手
3/15(木) 12:11配信 AFP=時事
米ペンシルベニア州補選、民主党勝利の見通し 政権に痛手
米ペンシルベニア州ピッツバーグの選挙集会で演説する下院補欠選の民主党候補、コナー・ラム氏(2014年5月6日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米ペンシルベニア州で13日に投票が行われた下院補欠選挙は、大接戦の結果、民主党候補が勝利する見通しとなった。この選挙区は2016年の大統領選ではドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領が圧勝していただけに、共和党にとっては手痛い敗北となった。

 選挙では有権者24万人余りが投票。当日投票分がすべて開票された時点で、民主党のコナー・ラム(Conor Lamb)候補が共和党のリック・サコーン(Rick Saccone)候補を579票差でリードし、得票率はそれぞれ49.8%、49.6%となっている。

 最終結果は不在者投票分などで確定する見通しだが、米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)は15日、ラム氏のリードは「覆せないようだ」として同氏の勝利と伝えた。

 これに先立ちラム氏は同日未明に早々と勝利を宣言していた。

 民主党全国委員会のトム・ペレス(Tom Perez)委員長は「2018年の中間選挙に向けて、各地の民主党候補に追い風が吹いているのは疑いない。ペンシルベニアはほんの始まりに過ぎない」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

4885チバQ:2018/03/15(木) 20:47:26
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180315-00000027-mai-int
<米下院補欠選挙>トランプ氏地盤で民主先行の大接戦
3/15(木) 11:09配信 毎日新聞
<米下院補欠選挙>トランプ氏地盤で民主先行の大接戦
米東部ペンシルベニア州で投開票された下院第18選挙区の補欠選挙で、民主党のラム候補が先行=AP
 【ワシントン高本耕太】米東部ペンシルベニア州で13日、下院第18選挙区の補欠選挙が投開票された。トランプ大統領が2016年大統領選で民主党のクリントン候補に得票率20ポイント差で大勝した選挙区だが、14日に開票がほぼ終了した時点で民主党のラム候補が得票率0.2ポイントの小差で先行。米紙ニューヨーク・タイムズは同氏が「勝利」と報じたが「大接戦」との報道もある。共和党のサコーン候補は再集計を求める意向で、決着には時間がかかると見られる。

 連邦議会で与党の共和党が、「トランプ地盤」で結果的に敗北すれば、11月の中間選挙への影響も大きい。

 補選は共和党議員が女性スキャンダルで辞職したことに伴うもの。この選挙区は、かつて鉄鋼で栄えたピッツバーグ近郊でラストベルト(さびついた工業地帯)の一角。トランプ氏当選の原動力となった白人労働者層が多く、中間選挙の前哨戦として注目された。

 米主要メディアによると、得票数はラム氏11万3813票に対しサコーン氏11万3186票でわずか627票差。得票率では49.8%対49.6%だ。

 ラム氏は14日未明、支持者を前に「我々は成し遂げた」と勝利宣言したが、今後、不在者投票の精査などが行われる。

4886とはずがたり:2018/03/15(木) 21:20:16
未だ結果は予断を許さないけど鉄鋼輸入関税の効果がラストなペンステートをして限定的だったのは結構でかい。

【社説】トランプ氏の退潮示すペンシルベニア州補選
鉄鋼輸入関税、勝利に結びつかず
http://jp.wsj.com/articles/SB11324809692884693541404584102242789244168
2018 年 3 月 15 日 13:20 JST

 米東部ペンシルベニア州で13日に投開票した連邦下院第18選挙区の補欠選挙は、民主党のコナー・ラム候補が共和党候補に僅差で勝利したようだ。ドナルド・トランプ大統領の地盤での共和党候補の敗北は、同党が議会で過半数を維持できる可能性をますますあやうくする。共和党は11月の中間選挙に向け、関税を発動したり、民主党のナンシー・ペロシ下院院内総務を取り上げて脅したりするよりも、もっと効果的な戦略が必要になる。

 2016年の大統領選では、トランプ氏は同選挙区で民主党のヒラリー・クリントン候補に20ポイント近い差をつけて勝利した。しかし、今回の相手はクリントン氏ではない。民主党はより良い候補を擁立した。33歳の海兵隊退役軍人のラム氏は、反トランプ的な論調を抑え、減税をメディケア(高齢者向け医療保険)と社会保障費の削減に結びつけるというおなじみの手法で大衆の支持を狙った。

 まだ不在者投票の集計は終わっていないが、共和党のリック・サコーン候補がラム氏のリードを覆すのは難しいだろう。たとえ最終的にラム氏が敗れたとしても、今回の選挙の流れや投票数は11月に中間選挙を控えた共和党にとって不吉な前触れだ。

 最も重要なのは、民主党票が大幅に増えたのに対し、共和党票が大きく崩れたことだ。同選挙区の歴代の共和党候補は通常、15万を優に上回る票を獲得していたが、サコーン氏の得票数はわずか約11万3000だ。一方、ラム氏の得票数は約11万4000と、2000年以降では同選挙区のどの民主党候補よりも高い得票率だ。民主党員は非常にモチベーションが高いのに対し、共和党員はあまり熱心ではないようだ。こうした傾向は昨年の補選やバージニア州知事選から続いている。

 トランプ氏が鉄鋼・アルミニム関税で勝利を収められると考えていたとすれば、もっと優れた政治的アドバイスが必要だ。ラム氏は同関税のほか、天然ガスの掘削や炭鉱労働者の年金に対する連邦保証も支持している。同関税は米国経済にリスクとなり得るものの、民主党員の大半は同関税を受け入れ、11月には貿易問題を争点にはしないだろう。

 トランプ氏と共和党は10日にトランプ氏が同選挙区に乗り込み、今回の補選をペロシ氏の下院議長返り咲きに結びつけることで全米的な問題にしようとした。しかし、ラム氏はその餌には食いつかなかったた。「私はトランプ大統領と対立するつもりはない。私の選挙区の人々はトランプ氏と衝突する人物は求めていない」と表明。さらにペロシ氏の下院議長返り咲きを支持しないことを約束し、銃所有に対する新規制にも反対した。

 ラム氏はトランプ氏への反発を穏やかに売り込む余裕はあるかもしれない。民主党員はとにかくトランプ氏に反対票を投じたくてうずうずしていることを同氏は分かっているからだ。2010年の中間選挙で共和党員が当時のバラク・オバマ大統領にしたように、民主党員は反対の意思を示すためなら「割れたガラスの上でもはい回る(訳注:何だってするという意)」だろう――。共和党のテッド・クルーズ上院議員(テキサス州)は最近、こう述べている。反トランプの波が勢いづきつつあり、共和党は下院だけでなく、上院でも過半数議席を失う可能性がある。

 共和党は税制改革と力強い経済を万能薬かのように宣伝しているが、関税はそうしたメッセージを混乱させており、ペンシルベニアでは減税策をうまく売り込めなかった。彼らはまた、ラム氏がメディケアと社会保障費の削減について共和党を非難するのを許した。だが共和党には、それら費用の削減に賛成票を投じる勇気はない。自分たちが実施するつもりのない政策が原因で選挙に敗れるというのは、なかなかの離れ業だ。

 共和党議員は、昨年の減税策での成功を頼りに今年をやり過ごそうとしているように見える。しかし、彼らが力説すべきなのは、有権者に共和党を議会多数派として維持したいと思わせるような問題なのだろう。

4887とはずがたり:2018/03/16(金) 13:35:59

トランプ大統領、マクマスター補佐官の解任を決断 米報道
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3167605.html
11:07AFPBB News

【AFP=時事】ドナルド・トランプ米大統領が、H・R・マクマスター大統領補佐官(国家安全保障問題担当)の解任を決めた。米紙ワシントン・ポストが15日、報じた。トランプ政権では高官の解任や辞任が相次いでいる。

 同紙の報道によると、トランプ大統領はマクマスター氏の後任について協議しているが、マクマスター氏の面目をつぶさないようにするため、またすぐに後任が就任できるように時間をかけて候補者の選定を行うという。

 トランプ政権では2日前にレックス・ティラーソン国務長官の解任が発表されたばかり。トランプ氏はティラーソン氏の解任をツイッターで明らかにしていた。

 また米国家経済会議のゲーリー・コーン委員長も今月に入り辞任を表明している。トランプ氏の大統領就任以来、首席戦略官・上級顧問、首席補佐官などの高官が政権を去っている。【翻訳編集】AFPBB News

4888チバQ:2018/03/16(金) 22:40:57
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1803160061.html
【トランプ政権】高官解任に2つのパターン「性格合わない」「恥かかされた」
22:29産経新聞

【トランプ政権】高官解任に2つのパターン「性格合わない」「恥かかされた」

(産経新聞)

 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領が政権の外交・安保政策の要を担うマクマスター大統領補佐官(国家安全保障問題担当)の解任を決断したと報じられたことは、自身の意に沿わない部下を許容できない性格のトランプ氏が今後、一切の遠慮なく周囲を「忠臣」で固めるための人員刷新を決行する意向であることを示すものだ。

 ホワイトハウスでは、トランプ氏の白人至上主義者を擁護するような態度に嫌悪を示していたコーン国家経済会議委員長が今月6日、同氏による鉄鋼・アルミの輸入制限に反発して辞任を表明。13日には北朝鮮問題などでの路線を違いを理由にティラーソン国務長官が解任され、トランプ氏が昨年1月に大統領に就任して以降、これまでに40人を超える高官や閣僚が政権を去るという異例の事態となっている。

 トランプ氏が高官らを解任するパターンは大きく分けて2つある。

 一つは、コーン氏やティラーソン氏、マクマスター氏といった、政策面の考え方や性格が合わない人物を切るケース。ロシア疑惑の捜査への関与を忌避したとしてトランプ氏の怒りを買い、以前から解任が取り沙汰されるセッションズ司法長官もこの範疇に入る。

 もう一つは、スキャンダルや不祥事を起こしてトランプ氏が「恥をかかされた」と判断した者を更迭するケースだ。

 最近では米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)が13日、トランプ氏がシュルキン退役軍人長官の更迭を検討していると報道。シュルキン氏は、昨年夏に欧州を公務で訪問した際の公費の不正使用疑惑やテニスのウィンブルドン大会の観戦チケットを贈答品として受領した問題で退役軍人省から調査を受けている。

 また、執務室の家具を公費3万1千ドルで購入しようとしたカーソン住宅都市開発長官や、執務室の扉を14万ドルで購入したとされるジンキ内務長官も更迭の対象になる可能性が指摘される。昨年9月には、プライス厚生長官が公務で高額なチャーター機を使って引責辞任している。

 11月の中間選挙で民主党の猛追が予想される中、トランプ氏としては忠誠心の強い腹心の登用で北朝鮮問題や貿易摩擦といった懸案への対処に結束して取り組む一方、政権のイメージ向上に向けて「問題閣僚」の一掃を図り、有権者にアピールしていく方針だ。

4889名無しさん:2018/03/17(土) 17:09:48
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180317/k10011368851000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_001

米 “台湾との往来促進”法案が成立 米中関係に影響か
3月17日 11時00分トランプ大統領

アメリカのトランプ大統領は、台湾との間でこれまで控えてきた閣僚や高官を含むあらゆるレベルの往来を促進する法案に署名し、「1つの中国」を主張する中国のさらなる反発が予想される中、圧力を強化していく構えで、北朝鮮への対応をめぐり協力が必要な米中関係にどのような影響が出てくるのかが焦点です。
トランプ大統領は16日、アメリカの上下両院が可決した「台湾旅行法」に署名し、法律として成立しました。

この法律は、アメリカと台湾の間でこれまで控えてきた閣僚や高官を含むあらゆるレベルの往来を促進するとし、「1つの中国」を主張する中国政府は「断固として反対する」として強く反発してきました。
アメリカ議会が今回の法律を制定した背景には、国防費を大幅に増やし軍備の増強を続けているうえ、貿易収支の不均衡な状態が改善しないなど、軍事、経済の両面からアメリカに対抗しようとする中国への警戒感が高まっていることがあります。

一方、中国が「米中関係の基礎だ」とする台湾への対応に変化をもたらす可能性のある法律の成立は、中国のさらなる反発が予想されます。

ホワイトハウスの高官は、今回の法律に続いて貿易の分野などで中国への圧力をさらに強化していく考えを示し、北朝鮮への対応をめぐり協力が必要な米中関係にどのような影響が出てくるのかが焦点です。
法案提案議員「“反中国的”な法律ではない」
法案の提案者の1人、与党・共和党のスティーブ・シャボット下院議員は、NHKのインタビューに答え、「閣僚などの訪問を控えてきたのは、アメリカ政府が、みずからに課してきた政策で、議会が制定した法律に基づくものではない」と述べました。

そして「共通の利益を持つアメリカと台湾の高官が、直接会談することは普通のことだ。この法律によって制約を取り除く」と述べ、その意義を強調しました。

そのうえで「良好な関係を維持しているアメリカと台湾の関係は、この法律によってさらに強化される。台湾はアメリカにとって、日本やイギリスのような強力な同盟だ」と述べ、この法律が成立したことでアメリカ大統領の将来の台湾訪問や、台湾総統のワシントン訪問を可能にするものだとして期待を示しました。

一方、シャボット議員は、予想される中国の反発について、「中国は、アメリカが台湾を支持する政策を実行すると、反中国的だと解釈するが、この法律はそうではない。あくまでもアメリカと台湾の関係に関するもので、中国についてのものではない」と述べました。
台湾「米議会とトランプ政権に感謝」
台湾の外交部は17日、「アメリカ議会とトランプ政権が台湾への支持を示してくれたことに心から感謝する」などとするコメントを発表しました。

外交部はこの中で、「トランプ政権が誕生して以降、アメリカの当局者が頻繁に台湾を訪れてビジネスや文化、教育などの催しに参加するなどし、台湾とアメリカの関係は、より緊密で強固なものになっている」としています。

そして、今後について、「アメリカと緊密に連携しながらあらゆる分野、レベルで双方の協力関係を深化させ、地域の平和と安定を促進していく」としてさらなる関係強化に取り組む姿勢を示しました。
中国「『1つの中国』原則に著しく違反」
ワシントンにある中国大使館は、報道官による談話を発表し、「『1つの中国』の原則に著しく違反している。中国は、強い不満と断固たる反対を表明する」と強く反発しています。

そして、「『1つの中国』の原則は両国関係の政治的な基礎だ」としたうえで、「アメリカには、『1つの中国』政策を守り、台湾との高官の往来を停止し、実質的な関係を高めず、慎重かつ適切に問題を処理して、中国とアメリカの協力に重大な損害を与えないよう求める」と強調しています。

4890名無しさん:2018/03/17(土) 17:15:01
http://www.yomiuri.co.jp/world/20180317-OYT1T50025.html

「台湾旅行法」米で成立、米台首脳会談も可能に
2018年3月17日 10時43分

 【ワシントン=大木聖馬】トランプ米大統領は16日、米国と台湾の高官の相互訪問を解禁する「台湾旅行法案」に署名し、同法は成立した。


 米政府は1979年に台湾関係法を施行した後、政府高官の相互訪問を自主的に規制してきたが、法成立により、米台首脳の訪問が可能となる。中国が「一つの中国」原則への挑戦とみなして強く反発し、米中関係がさらに冷え込むのは必至だ。

 台湾旅行法は「あらゆるレベルの米政府当局者が台湾を訪問し、台湾当局者と会談すること」や「台湾高官が米国に入国し、国務省や国防総省を含む米政府当局者と会談すること」を認める。台湾の対米窓口機関である台北経済文化代表処などの台湾側組織が米国内で経済活動を行うことを促す内容も含まれている。

 法案は下院で1月に圧倒的多数で可決され、上院でも2月末に全会一致で可決された。トランプ氏が署名しなくても法案は17日未明に成立したが、トランプ氏は台湾との関係強化を求める議会の強い声に配慮し、自ら署名することを選んだとみられる。

 同法成立により、トランプ氏の台湾訪問や、台湾の蔡英文ツァイインウェン総統のワシントン訪問などが可能となるが、政府に対して台湾への訪問や会談を法的に強いるものではなく、米台間の交流の実態に変化は出ないとの見方もある。

(ここまで544文字 / 残り107文字)

4891名無しさん:2018/03/18(日) 18:38:41
https://www.cnn.co.jp/usa/35116133.html

(CNN) トランプ米大統領は北朝鮮との首脳会談を控えたこの時期に突然、ティラーソン国務長官の解任を発表した。
ティラーソン氏はかねてトランプ氏との確執が伝えられながらも、職にとどまる意向を示していた。

トランプ氏は13日朝にツイッター上でティラーソン氏の解任を発表した後、
ホワイトハウスでの会見で同氏の「知性」に敬意を表し、「レックス(ティラーソン氏)とはうまくいっていた」と強調。
本人も解任を歓迎しているとの見方を示した。

一方、ティラーソン氏は同日発表した声明で、米国民や国務省職員、外交官らに向けて感謝の言葉を述べたが、
その中にトランプ氏の名前はなかった。声明でトランプ氏に言及したのは、
「正午すぎに大統領専用機から」解任の件で電話があったと述べた部分だけだった。

政権内部のある高官は、
トランプ氏が北朝鮮との首脳会談や貿易分野でのさまざまな交渉に向けて人事刷新のタイミングを計ったと指摘。
9日の時点でティラーソン氏に退任を求めていたと語った。

ホワイトハウスの別の高官は、ケリー大統領首席補佐官が本人に解任を伝えたと述べたが、具体的な日時は示さなかった。

ゴールドスタイン国務次官は声明で、ティラーソン氏が正式な解任を知ったのはトランプ氏のツイートからだとしたうえで、
「本人には職にとどまる意思が大いにあった」と述べた。この声明の数時間後に、ゴールドスタイン氏自身も解任された。

トランプ政権からはこの2週間で、
ゲーリー・コーン国家経済会議(NEC)委員長やホープ・ヒックス広報部長ら主要人物4人の辞任、解任が相次いでいた。

ティラーソン氏の後任にはポンペオ中央情報局(CIA)長官が指名された。
トランプ氏は13日、記者団に「ポンペオ氏とは波長が合う。非常にいい関係だ」と話した。
CNNが情報筋から得た情報によると、ホワイトハウスでは昨年の秋以降、
ポンペオ氏をティラーソン氏と交代させる人事が検討されていた。

トランプ氏とティラーソン氏は当初からさまざまな外交政策で意見が食い違っていた。
昨年秋、ティラーソン氏がトランプ氏を「間抜け」と呼んでいたと報じられて同氏の怒りを買ってから、
溝が埋まることはなかった。ティラーソン氏はこの発言をきっかけに、
ケリー氏をはじめとするホワイトハウス内の味方を失って孤立していたとされる。

トランプ氏に近い情報筋によれば、ティラーソン氏がトランプ氏を支持せず、
独断で外交政策を進めようとしていた姿勢は明白で、トランプ氏もそれを感じていたという。

トランプ氏の娘婿、クシュナー大統領上級顧問やヘイリー国連大使との対立も伝えられていた。
また、企業幹部出身のティラーソン氏が進めてきた国務省内の大胆なリストラに対し、
職員や外交官からの批判も強まっていた。

事情に詳しい人物2人の指摘によると、北朝鮮との首脳会談をいつ、
どのように開催するかをめぐる意見の対立が、解任の決定的な要因になったという。

ティラーソン氏は13日早朝にアフリカ歴訪から帰国したばかり。
帰国の機内では記者団との会話で、米朝首脳会談に向けた準備に強い自信と意欲を示していた。

4892チバQ:2018/03/18(日) 23:51:22
https://www.cnn.co.jp/usa/35115974.html
オプラ・ウィンフリー氏、大統領選に「出馬しない」
2018.03.12 Mon posted at 10:12 JST
(CNN) 人気女性司会者で実業家のオプラ・ウィンフリー氏は11日、CNNの番組の中で、2020年に行われる米大統領選について「出馬しない」と明言した。ただ、出馬する人に対してはアドバイスがあるという。

ウィンフリー氏は、出馬する人全員に対して、「エネルギーを反対側に向けないように」と語った。

ウィンフリー氏は「すべての時間を対立候補について話すことに費やさない。エネルギーをあなたが本当に信じていないことに振り向けない。そのことにわずかな時間も費やさない」と訴えた。

トランプ大統領は10日、共和党の選挙集会で、ウィンフリー氏について揶揄(やゆ)する発言もしていた。トランプ大統領は、20年の大統領選で最もくみしやすい相手に、「弱点を知っている」としてウィンフリー氏を挙げた。大統領選がウィンフリー氏にとって「つらい体験」になるだろうとも述べていた。

ウィンフリー氏は番組の中で司会者から「億万長者同士、有名人同士」のトランプ氏と10分間の時間があったら何を話すかと質問されると、自分の声が聞き届けられると感じた時には話すだろうとの考えを示した。

4893チバQ:2018/03/19(月) 17:19:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180318-00000016-san-n_ame
FBI前副長官、年金「満額」の2日前に免職 米政権との確執が原因か
3/18(日) 7:55配信 産経新聞
 【ワシントン=加納宏幸】セッションズ米司法長官は16日、連邦捜査局(FBI)のマケイブ前副長官を免職処分にした。1月末に副長官を辞任したマケイブ氏はFBIにとどまり、早期退職の利益を加えて年金を満額受給できる3月18日に退職する予定だった。その2日前の免職は、ロシアの米大統領選干渉疑惑の捜査をめぐるトランプ大統領との確執が原因とみられる。

 マケイブ氏は20年以上、FBIに勤務した。トランプ氏が昨年5月に解任したコミー前FBI長官を支え、ロシア疑惑や大統領選の民主党候補だったクリントン元国務長官の私用メール問題の捜査に携わった。

 だが、妻が民主党から州議会議員選挙に出馬した際、クリントン氏に近い州知事側から多額の献金を受け取ったことが分かり、トランプ氏が中立性に疑問を呈していた。マケイブ氏が免職になった直接の原因はクリントン氏の一家が手がける慈善団体への捜査に絡む米紙報道をめぐり、FBI職員に情報提供する権限を与えたこととされる。

 トランプ氏は免職を受け、ツイッターで「マケイブ氏がクビになった。勤勉なFBI職員にとって素晴らしい日だ」と書いた。これに対し、マケイブ氏は声明で「政権は大統領本人に動かされ、私の地位を奪い、評判を損ない、年金をはぎ取った」とトランプ氏を非難した。CNNテレビによると、マケイブ氏は18日に退職すれば年6万ドル(約636万円)の年金を受ける予定だった。

4894名無しさん:2018/03/19(月) 18:45:28
http://www.yomiuri.co.jp/world/20180319-OYT1T50011.html

ヘルシンキの日本大使館か、米朝が非公式接触へ
2018年3月19日 09時48分

 【ソウル=岡部雄二郎】韓国の聯合ニュースは18日、北朝鮮外務省で米国を担当するチェ・ガンイル北米局副局長が同日、米国の元政府高官との非公式接触のためフィンランドに向かったと報じた。

 北京の空港での取材にチェ氏は「今は話すことはない」と語った。

 同ニュースは複数のフィンランドメディアを引用する形で、相手が米国のスティーブンス元駐韓大使で、ヘルシンキの日本大使館で接触するとしている。

4895チバQ:2018/03/19(月) 19:55:59
https://news.goo.ne.jp/article/fuji/entertainment/fuji-ent1803195960.html
【聖林裏表】米・加州のリベラルな政治風土に真っ向から刃向かう 元俳優「女トランプ」が共和党から下院選出馬
17:05夕刊フジ

 リベラルな土地柄で知られる米カリフォルニア州。そうした政治風土に真っ向から刃向かうような発言で知られる元女優のテレビコメンテーターが今年11月の中間選挙で実施される連邦下院選に共和党候補として出馬することになり、話題となっている。

 元女優とは、かつて青春コメディー映画「クルーレス」に出演したステーシー・ダッシュ(51)。近年はテレビのFOXニュースで保守系コメンテーターとして活躍してきた。

 米誌「タイム」(電子版)によると、トランプ大統領の熱烈な支持者として知られ、2012年の大統領選では共和党候補だったミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事を支持した。

 とりわけ議論を巻き起こしてきたのが、その過激な主張だ。

 その好例として、カリフォルニア州サンノゼの地元紙「マーキュリー・ニュース」(電子版)が紹介しているのが、出生時と同じ性別の公共トイレを使用するよう義務付けた南部ノースカロライナ州の通称「トイレ法」(州議会で撤回)をめぐる発言だ。

 心と体の性が異なるトランスジェンダーに対する差別だとする批判がわき起こったのに対し、保守派は「性犯罪者が女子トイレに侵入できる」などと反論。ダッシュも「少数者による専制だ」と非難した。

 ダッシュの発言はさらに先鋭化していった。この問題で声を上げていたモントリオール五輪の金メダリスト(十種競技)、ケイトリン・ジェンナー(68)=性同一性障害を公表してブルース・ジェンナーから改名=について、芸能番組のインタビューで言及。

 「草むらの中で用を足せばいいわ。私の子供を危険にさらしたくない。あなたは信念を貫いていい気分でしょうけど、私は信念と権利を曲げなければならないわけ? ごめんだわ」と言い放ったという。

 ダッシュが立候補を届け出たのはロサンゼルス近郊の選挙区で、2012年以来、民主党が議席を守っている。16年の大統領選ではヒラリー・クリントン元国務長官への支持が圧倒的だった。そこへ殴り込みをかける形だけに、厳しい戦いが予想される。

 ちなみに「マーキュリー・ニュース」の記事の見出しは、ずばり「ステーシー・ダッシュは米国一の嫌われ女か?」。ただ、女性蔑視など過激な発言で強い反発を受けながらもトランプ氏が勝利を収めたのは記憶に新しいところ。

 「嫌われ要素」を上回る魅力をアピールできれば、レーガン元大統領、シュワルツネッガー元カリフォルニア州知事ら俳優出身の共和党政治家に続くことができるかも!?(産経新聞ロサンゼルス支局長・住井亨介)

4896チバQ:2018/03/20(火) 15:02:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180320-00000008-asahi-int
シンシア・ニクソンがNY州知事選挑戦へ 米人気俳優
3/20(火) 5:46配信 朝日新聞デジタル
 米人気ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティー」に弁護士ミランダ役で出演した俳優シンシア・ニクソン氏(51)が19日、11月のニューヨーク州知事選に民主党から立候補を目指すと表明した。党の候補者を決める9月の予備選で、3選を目指す民主党現職のクオモ氏に挑戦する。

 ニクソン氏はこの日発表した動画で「ニューヨークは全国で最も貧富の格差が大きい州だ。変化が必要だ」と訴え、「庶民のことよりも(ニュースの)見出しや権力ばかりを気にする政治家にうんざりだ」とした。同氏の陣営はクオモ氏を中道と位置づけ、「汚職まみれ」などと激しく批判。ニクソン氏を進歩派の候補と主張している。

 民主党では2016年の大統領選予備選の際、中道路線のクリントン元上院議員と、草の根で支持を広げた進歩派のサンダース上院議員が激しく争った。ニクソン氏の表明前に行われたシエナ大学の世論調査では、民主党支持者の間では66%がクオモ氏を支持。ニクソン氏の支持は19%にとどまっているが、ニューヨーク州知事選の予備選も進歩派が中道派に攻勢をかける構図となりそうだ。(ニューヨーク=鵜飼啓)

朝日新聞社

4897チバQ:2018/03/20(火) 15:02:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180320-00000012-reut-ent
SATCミランダ役の女優C・ニクソン、NY州知事選に出馬表明
3/20(火) 8:21配信
[ニューヨーク 19日 ロイター] - 1998─2004年に放映された米人気テレビドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」(SATC)で弁護士のミランダ役を演じ、リベラル派の活動家としても知られるシンシア・ニクソンさん(51)が、ニューヨーク州知事選に民主党から出馬すると表明した。

今年9月13日の民主党予備選で、3期目を目指すクオモ知事(60)に挑戦することになる。民主党予備選で候補に選ばれ、11月6日の知事選でも勝利すれば、ニクソンさんは初の女性、さらに、同性愛者であることを公表している初のニューヨーク州知事となる。

ニクソンさんはツイッターで「私はニューヨークを愛しています。きょう、知事選に立候補することを発表します」と述べた。

クオモ知事は、2020年の大統領選の民主党候補としてしばしば名前が挙がっている。

4898チバQ:2018/03/20(火) 15:15:42
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180320-00000520-san-n_ame
人気ドラマの女優、ニクソン氏が出馬表明 米NY州知事選
3/20(火) 10:08配信 産経新聞
 【ニューヨーク=上塚真由】米人気テレビシリーズ「セックス・アンド・ザ・シティー」の弁護士ミランダ役で知られる女優のシンシア・ニクソン氏(51)が19日、11月のニューヨーク州知事選に民主党から立候補を目指すとツイッターで表明した。9月に行われる民主党の予備選で、現職のクオモ知事(60)に挑戦する。

 ニクソン氏は、この日発表した動画で、生まれ育ったニューヨークについて「信じられない富裕層と、極度の貧困層がいる米国で最も不公平な州」と指摘。「われわれのことよりも、(ニュースの)見出しや権力ばかりを気にする政治家にうんざりだ」と訴えた。陣営はニクソン氏を進歩派の候補と位置づけ、中道派のクオモ氏と対決する構図を描いている。

 ニクソン氏は2012年に女性と同性婚し、教育問題の活動家としても知られる。ニクソン氏が当選すれば、ニューヨーク州では初の女性、同性愛者を公言している知事となる。AP通信によると、最近の世論調査では、支持率はクオモ氏の66%に対し、ニクソン氏は19%。

4899チバQ:2018/03/20(火) 22:59:02
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3168013.html

シンシア・ニクソンさんがNY州知事選に出馬へ 米人気ドラマ出演
08:54AFPBB News

シンシア・ニクソンさんがNY州知事選に出馬へ 米人気ドラマ出演

女優のシンシア・ニクソン。ニューヨーク市で(2017年6月11日撮影)。(c) AFP PHOTO / ANGELA WEISS

(AFPBB News)

【AFP=時事】米人気ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』にミランダ役で出演した女優のシンシア・ニクソンさんが19日、11月のニューヨーク州知事選に立候補すると表明した。より公平な社会の実現や大企業優先の是正といった進歩的な公約を掲げている。

 出馬の意向はツイッターに投稿した2分間のキャンペーン動画で発表した。その中では、同性婚をした夫人のクリスティン・マリノーニさんや子どもと家でくつろいだり、地下鉄に乗ったり、幼い子どもを学校に連れていったりする映像をまじえつつ、リベラルな政治信条を語っている。

 ニクソンさんはドナルド・トランプ大統領を厳しく批判しており、もし当選すればニューヨーク州で初の女性知事、同性愛を公表している初の知事となる。

 ニクソンさんをめぐっては、民主党現職のンドリュー・クオモ知事に挑戦するという観測が広がっていた。先週にマリノーニさんがニューヨーク市の教育関連の職を辞し、いよいよ出馬を決めたとの見方が強まっていた。

 ニューヨークで生まれ育ったニクソンさんはリベラル派の活動家としても知られ、同性婚のほか、公教育、女性のヘルスケアなどの問題に取り組んできた。

 動画の中では「私たちのことよりも見出しや権力を気にかける政治家なんてうんざり」とばっさり。またニューヨークは「全米で最も不公平な州」だとし、ヘルスケアの向上や大量投獄の終結、老朽化した地下鉄の改善などを訴えている。

 ニューヨーク州知事選は11月6日に実施される。ただ、ニクソンさんは主流派から外れた候補で、これに先立つ9月13日に行われる民主党予備選ではクオモ氏が優勢とみられている。【翻訳編集】AFPBB News

4900とはずがたり:2018/03/22(木) 12:15:04
トランプ氏、助言無視しプーチン氏に祝意 情報漏えいに怒りの声
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180322-00000000-jij_afp-int
3/22(木) 5:38配信 AFP=時事

【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領がロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領との電話会談で、プーチン氏の再選に祝意を示すという衝撃的な決定に至った経緯に関する内部情報が漏えいした。面目をつぶされた形のホワイトハウス(White House)からは怒りの声が上がっており、ある高官は今回の漏えいが違法行為に当たる可能性もあると指摘している。

 プーチン氏との電話会談に備えトランプ氏が渡されていたメモには、「祝辞は述べないように」との警告も含まれていたが、トランプ氏はこれを無視。ホワイトハウス内では現在、このメモを流出させた人物の特定が進められている。

 側近の一部はプーチン氏に電話をかけること自体をすべきでないと助言していたが、トランプ氏はこれにも耳を貸さなかった。さらに、プーチン氏が通算4期目をかけ臨んだ大統領選では得票数の水増しの証拠やメディア検閲、政敵らの収監といった問題が影を落としていたのにもかかわらず、トランプ氏はプーチン氏の当選に祝意を示した。

 米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)などの報道によると、側近らはトランプ氏に対し、プーチン氏に祝辞を述べるべきではなく、英国でのロシア人元スパイ殺害未遂事件を非難すべきだと明確に助言していた。だがホワイトハウスとロシア大統領府の説明によれば、トランプ氏は電話会談でどちらの助言も聞かなかった。

 大統領執務室(Oval Office)でのやり取りに関する重要情報が漏えいした事実は、トランプ氏の場当たり的なやり方や、側近らの助言を無視する姿勢に対し、ホワイトハウス内で不満が高まっていることを示している。この電話会談の詳細を知っていたであろう高官は非常に少なく、政権最高位の職員と大統領自身のみに限られる。

 匿名を条件にAFPの取材に応じた高官らによると、ホワイトハウスでは情報漏えい者捜しが開始されたという。ある高官は、電話会談用の文書は機密情報だった可能性があり、そうであれば漏えいは犯罪になると語った。【翻訳編集】 AFPBB News

4901チバQ:2018/03/22(木) 20:10:26
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3168364.html
米共和党の下院候補にホロコースト否定論者、イリノイ州
16:31AFPBB News

米共和党の下院候補にホロコースト否定論者、イリノイ州

極右に抗議する人々が掲げたナチス・ドイツのかぎ十字を否定するプラカード(2013年2月13日撮影)。(c)AFP PHOTO / ROBERT MICHAEL

(AFPBB News)

【AFP=時事】ナチス・ドイツによるホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)を否定する白人至上主義者の男性が20日、米中西部イリノイ州の予備選で共和党の下院議員候補に選出された。

 元保険募集人で人種隔離を唱えるアート・ジョーンズ氏の公式選挙サイトには、「ホロコースト詐欺」と題したページもある。

 イリノイ州は民主党の地盤で、2005年から同党のダン・リピンスキー議員が下院の議席を保持している。このため共和党イリノイ州支部は勝ち目がないとみて対抗馬を擁立せず、共和党予備選にはジョーンズ氏のみが立候補していた。

 共和党はジョーンズ氏の立候補を非難するとともに、有権者にジョーンズ氏を候補として認めず否定するよう呼び掛けていた。共和党イリノイ州支部のティム・シュナイダー支部長は2月、ジョーンズ氏の本名に言及し「共和党イリノイ州支部にも米国にも、アーサー・ジョーンズのようなナチスの居場所はない。彼の人種差別的価値観と、あらゆる公職への立候補に強く反対する」との声明を発表した。

 しかし、予備選の結果を集計しているウェブサイト「イリノイ・エレクション・データ」のスコット・ケネディ氏によると、ジョーンズ氏は2万票を獲得したという。【翻訳編集】AFPBB News

4902チバQ:2018/03/22(木) 20:11:12
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASL3Q412PL3QUHBI01J.html
共和党候補、敗北認める 大接戦の米ペンシルベニア補選
15:02朝日新聞

 大接戦となった13日の米東部ペンシルベニア州の下院第18選挙区の補欠選挙で、共和党候補のリック・サコーン氏(60)は21日、敗北を認める声明を出し、民主党候補の元連邦検事コナー・ラム氏(33)の勝利が確実となった。

 鉄鋼の街ピッツバーグ郊外に位置する同選挙区は、トランプ大統領の熱狂的な支持層である白人労働者が多いラストベルト(さび付いた工業地帯)の一角。共和党の敗北は、11月にある連邦議会中間選挙に向けて同党とトランプ政権の大きな打撃となりそうだ。

 13日に投開票された結果、ラム氏がわずか約600票差でサコーン氏を上回った。ラム氏は勝利宣言したが、地元選管が不在者投票の再集計を実施しており、最終結果が確定していない。サコーン氏は敗北を認めない構えだったが、21日になって一転、ラム氏に電話し勝利を祝福した。

 同州の最高裁は先月、共和党に有利とされていた下院の選挙区割りの変更を決定。11月の中間選挙では新しい選挙区が適用され、サコーン氏は新14選挙区、ラム氏は新17選挙区に移る見通し。サコーン氏は補選の結果に執着するより、新たな選挙区で活動を始めた方が得策と考えた模様だ。

 今回の補選をめぐっては、トランプ氏が18選挙区の白人労働者層を意識し、補選に合わせて鉄鋼の輸入品に関税を導入したほか、自ら地元に入って演説するなど、前面に立ってサコーン氏を支援した。(ワシントン=土佐茂生)

4903名無しさん:2018/03/23(金) 09:00:24
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180323-00000015-jij-n_ame

マクマスター米安保補佐官辞任へ=後任に強硬派ボルトン氏
3/23(金) 7:42配信

時事通信
 【ワシントン時事】トランプ米大統領は22日、マクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)が4月9日に辞任すると発表した。

 後任には対外強硬派とされるボルトン元国連大使が就任する。マクマスター氏はホワイトハウスの外交・安保政策の取りまとめ役で、北朝鮮問題への対応などに影響が及ぶ可能性がある。

 マクマスター氏は現役の陸軍中将。補佐官辞任に伴い、軍からも退役する。

 マクマスター氏は昨年2月、ロシアによる米大統領選介入疑惑に絡み辞任したフリン前補佐官の後任に起用された。トランプ政権は発足から1年余りで、3人目の安保担当補佐官を迎えることになる。

 トランプ政権では今月、ティラーソン国務長官や、経済政策の司令塔だったコーン国家経済会議(NEC)委員長の辞任も決まっている。

4904チバQ:2018/03/23(金) 15:01:12
https://www.asahi.com/articles/ASL3R2JCVL3RUHBI00J.html
米大統領、マクマスター氏解任へ 後任は北朝鮮強硬派
ワシントン=土佐茂生2018年3月23日12時08分
 トランプ米大統領は22日夕(日本時間23日午前)、自身のツイッターで、トランプ政権の外交・安全保障を取り仕切るマクマスター大統領補佐官を4月9日付で解任し、後任にボルトン元国連大使(69)を起用すると表明した。ボルトン氏は北朝鮮問題で武力行使も辞さない強硬派とされ、5月にも開かれる米朝首脳会談に影響を及ぼす可能性がある。

 トランプ氏はツイッターで「18年4月9日をもって、ボルトン氏が私の新しい国家安全保障担当補佐官に就くことを喜んで発表する」と述べた。続けて「優れた仕事を成し遂げ、常に私の友人であり続けるマクマスター氏の働きに大変感謝している」とした。

 国家安全保障担当の補佐官職をめぐっては、ロシア疑惑に絡んでフリン氏が1カ月足らずで辞任。後任として、陸軍中将のマクマスター氏が就いた。ボルトン氏はトランプ政権発足から約14カ月で3人目の就任となる。

 ホワイトハウス高官は22日、トランプ氏とマクマスター氏は辞任に関して何度か話し合い、円満に合意したと主張。2人の間に特定の問題があったわけではないことを強調した。

 だが、マクマスター氏が近く解任される可能性は、米メディアが繰り返し報じてきた。トランプ氏は周囲に、マクマスター氏が頑固すぎ、説明も長い上に的外れのように聞こえる、などと不満を漏らしていたという。国防総省がマクマスター氏の辞任に備え、受け入れる職務を用意していたとの報道もあった。ただ、マクマスター氏は今回、軍を退役することを明らかにしている。

 新たに就任するボルトン氏は、ブッシュ政権時に国務次官や国連大使を歴任。共和党内でも目立つタカ派で、新保守主義(ネオコン)の中心人物だった。現在はトランプ氏に近いFOXニュースでコメンテーターを務め、トランプ氏とも個人的に良好な関係だとされる。先月には米メディアに、北朝鮮に対する先制攻撃の正当性を訴えていた。

 トランプ氏は今月13日にやはりツイッターで、外交トップのティラーソン国務長官解任と、保守強硬派で自身に近いポンペオ中央情報局(CIA)長官の後任への就任を発表したばかり。わずか10日間で、外交と安全保障の要の交代を明かしたことになる。今後のトランプ政権の外交政策が変化する可能性がある。(ワシントン=土佐茂生)

4906チバQ:2018/03/23(金) 19:39:26
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-180323X117.html
対北朝鮮超強硬派、多くの敵も=代表的「ネオコン」―ボルトン氏
08:44時事通信

 【ワシントン時事】対北朝鮮やイラク、イラン政策で強硬論を展開し、新保守主義(ネオコン)派の代表的人物とされる。2003年のイラク戦争では、同国が大量破壊兵器を隠し持っていると主張し、開戦を強く支持。ただ、歯に衣(きぬ)着せぬ物言いや強引な仕事の手法から内外に多くの敵をつくった。

 「米国にとって、北朝鮮の核兵器がもたらす脅威に先制攻撃を加えるのは完全に正当なことだ」。今年2月末、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルにこう寄稿し、北朝鮮が核ミサイルを完成させる前に脅威を取り除く必要性を訴えた。

 03年には北朝鮮の故金正日労働党総書記を「専制的独裁者」などと呼び、北朝鮮側から「人間のクズ」と罵倒されたこともある。国連大使退任後の07年には、北朝鮮が核を手放すことはあり得ないと主張し、6カ国協議の合意を批判した。

 1948年、メリーランド州生まれ。エール大法科大学院修了後、弁護士を経て、ブッシュ(父)政権下で国務次官補(国際機関担当)、ブッシュ(子)政権下の01年に国務次官(軍備管理・国際安全保障担当)に就任した。

 ただ、アーミテージ国務副長官をはじめとする穏健派と対立。05年に国連大使に指名されたが、過去の国連軽視発言などが問題視され、議会での承認審議が難航した。このため、ブッシュ大統領は大統領権限を行使し、議会の承認を得ないまま任命に踏み切った。

 トランプ政権発足時にも大統領補佐官(国家安全保障担当)や国務副長官の候補に名前が挙がっていた。グレチェン・スミス夫人との間に1女。

4907チバQ:2018/03/24(土) 07:25:02
これも間違えてた
2577 チバQ 2018/03/14(水) 20:59:34
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1803140039.html
米ペンシルベニア州補選が大接戦 トランプ氏テコ入れも…鉄鋼輸入関税の効果は「限定的」
19:19産経新聞

米ペンシルベニア州補選が大接戦 トランプ氏テコ入れも…鉄鋼輸入関税の効果は「限定的」

14日未明、ペンシルベニア州キャノンズバーグのホテルで支持者に挨拶する連邦下院ペンシルベニア州第18選挙区補選の民主党候補、コナー・ラム氏(加納宏幸撮影)

(産経新聞)

 【キャノンズバーグ=加納宏幸】米東部ペンシルベニア州ピッツバーグ郊外で13日、連邦下院第18選挙区補選の投開票が実施された。共和党議員の辞職に伴う補選では、トランプ大統領が支援する同党のリック・サコーン同州下院議員(60)と民主党のコナー・ラム元連邦検事補(33)が大接戦となった。トランプ氏が2回、現地に入りながら苦戦を強いられたことで、共和党は11月の中間選挙に課題を残した。

 CNNテレビによると、ほぼ開票は終わり、ラム氏11万3111票、サコーン氏11万2532票で579票差だが、14日に不在者投票の集計が終わるまでは勝者が決まらない僅差だ。それでも、ラム氏は同日未明、ピッツバーグ郊外キャノンズバーグのホテルで開いた集会で「思ったよりも時間はかかったが、私たちは成し遂げた」と“勝利”を宣言した。

 第18選挙区があるペンシルベニア州西部は鉄鋼業などが衰退した「ラストベルト」(さびついた工業地帯)だ。トランプ政権は今月、米国に輸入される鉄鋼に25%の関税を課す方針を表明しており、白人中間層をつなぎ留められるかも補選の焦点だった。2016年大統領選ではトランプ氏が同選挙区で民主党のクリントン元国務長官を約20ポイント上回る得票をしており、当初はサコーン氏が有利と予想されていた。

 ラム氏の集会には鉄鋼労組関係者が目立った。1983年に鉄鋼メーカーの職を失ったロバート・スペショクさん(70)は「トランプ氏が補選の1週間前に輸入関税を命じたのは政治的だ」と批判した。

 一方、投票所でサコーン氏に一票を投じた看護師のケン・ガンサーさん(49)は鉄鋼輸入関税を「成長を後押しする良いアイデアだ」と評価していたが、ラム陣営関係者は「地域で関税が雇用につながると考えるのは少数で、『経済大衆迎合主義』の影響は限定的だ」と解説した。

 実際、補選前にモンマス大が選挙区で実施した世論調査では、有権者の96%が投票行動に影響しないと答えた。地域経済のプラスになると答えたのは43%だったが、逆に損失になると答えた人も36%いた。

 ラストベルトや南部の白人中間層はトランプ氏が大統領選で勝利する原動力となった。しかし、共和党は昨年12月の南部アラバマ州での連邦上院補選で敗れた。トランプ氏はアラバマの敗戦を重くみて今回の補選にテコ入れした。

4908名無しさん:2018/03/24(土) 21:10:50
http://www.sankei.com/world/news/180324/wor1803240028-n1.html

米朝首脳会談、北が非核化に応じなければ「時間の無駄だ」 ボルトン次期補佐官
北朝鮮情勢2018.3.24 10:45

ジョン・ボルトン氏1/1枚
 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領の国家安全保障問題担当補佐官に就任するボルトン元国連大使は米政府系放送「ラジオ・フリー・アジア」(RFA)とのインタビューに応じた。ボルトン氏は、5月末までに実施予定の米朝首脳会談について「真の目的は北朝鮮の非核化であるべきだ」と述べた上で、「もし北朝鮮が(非核化に向けた)真剣な議論をする用意がないのであれば、会談は極めて短時間で終わるだろう」と警告した。

 インタビューはボルトン氏が補佐官に指名される前の19日に行われ、RFAが23日に内容を公開した。

 ボルトン氏は、北朝鮮に対する軍事攻撃について「好ましくないし、誰も望んでいない」としつつ、「北朝鮮に核兵器を持たせたままにするのも誤りだ」と強調。米朝首脳会談の見通しについては「北朝鮮はこの25年間、約束を破り続けてきた。彼らが(非核化に)真剣なのかは疑わしい」との見方を示した。

 また、「北朝鮮はこれまで、交渉を核・弾道ミサイル開発の隠れみのに使ってきた。同じ策略に再びはまってはならない」と指摘。2003年にリビアのカダフィ旧体制に完全核放棄を受け入れさせたときと同様に、北朝鮮の核開発に関する全ての機器や資材を米政府が接収することを北朝鮮に認めさせるべきだと強調し、「それができないのであれば、会談は時間の無駄だ」と語った。

4909名無しさん:2018/03/25(日) 19:09:28
http://www.iza.ne.jp/kiji/world/news/180325/wor18032514520007-n1.html

北朝鮮情勢 「北は本当の脅威」 来日中のオバマ前米大統領が発言
2018.3.25
産経新聞

 オバマ前米大統領(ロイター)1/1枚  米国のオバマ前大統領が25日、都内で開かれたイベントに出席し、核・ミサイル開発を進める北朝鮮について「本当の脅威だ」と指摘した。オバマ氏は、米国が日韓などの同盟国と連携し、北朝鮮を国際的に孤立させるようプレッシャーをかける必要性について強調した。

 オバマ氏は、東京都新宿区で開かれた「第4回世界オピニオン・リーダーズ・サミット オバマ前大統領との対話」(NPO法人世界開発協力機構主催)にゲストとして出席。ブレンダン・スキャネル元駐日アイルランド大使との対談で、北朝鮮情勢や自身の広島訪問などについて語った。

 オバマ氏は、米国の対北政策について「私たちの見方はいつも変わっていない。できることならば、外交で平和的に解決したい」と指摘。その上で「非常に重要なのは、一国では(北朝鮮の)問題は解決できない」として、米国が国連や日本、韓国などの同盟国と連携して北朝鮮に圧力をかける必要性を訴えた。また「中国の習近平国家主席と会談して、一緒にプレッシャーをかければ、効果的に北朝鮮の政策を変えさせるのではないか」などとも指摘した。

 また、2016年5月に現職の米大統領として初めて被爆地・広島を訪問したことについて、「被爆者の方に挨拶をすることができた。非常に力強い影響を受ける瞬間だった」などと振り返った。

 オバマ氏の来日は、昨年1月の大統領退任後初めて。

4910とはずがたり:2018/03/29(木) 15:48:28

米、国境の壁建設に国防費転用?
大統領の「思いつき」不評
https://this.kiji.is/351979293225731169
2018/3/29 15:39

 【ワシントン共同】米主要メディアは28日、トランプ大統領がメキシコ国境の壁の建設費を捻出するため、国防費の一部を使ってはどうかとマティス国防長官やライアン下院議長らに提案したと報じた。壁建設の公約に固執し、国防費を転用しようという「思いつき」は不評を買い、実際に米軍が負担する可能性は低いとみられている。

 トランプ氏は23日に2018会計年度(17年10月〜18年9月)の支出を賄う歳出法案に署名したが、壁の建設費が16億ドル(約1700億円)にとどまったことに強い不満を示した。壁の建設には250億ドルが必要とされ、大きく不足している。

4911チバQ:2018/03/29(木) 16:13:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180329-35116893-cnn-int
時間外の仕事メールは禁止、米NY市議会に法案
3/29(木) 12:14配信 CNN.co.jp
(CNN) 時間外に上司から届く仕事関連のメールを常にチェックしなければならない――。もしニューヨーク市議会に提出された法案が通過すれば、ニューヨーカーはそんなわずらわしさから解放されるかもしれない。

法案はラファエル・エスピナル市議が先週、提出した。対象となるのは従業員10人以上の企業や事業所。電子メールやインスタントメッセージなどを通じて、勤務時間外や休暇を取得中の従業員と接触することを禁じる内容。

「ニューヨーカーはあまりにもスマートフォンに縛られていて、自分の仕事がいつ始まって、いつ終わるのか分からないという人が大勢いる」。エスピナル議員はCNN系列局のWCBSにそう語った。「もちろん仕事を続けることもできるし、上司と話すこともできる。ただ、もう限界、これ以上は無理、と思ったら、接続を断ってしばらくの間息抜きができるようにする」

違反した雇用主は、相手の従業員に250〜500ドル(約2万7000〜5万3000円)の罰金を払わなければならない。

ただし、時間外勤務の従業員や、24時間待機の従業員は例外となる。

法案は現在、市議会の消費者問題・ビジネスライセンス委員会で審議されている。同様の法律はフランスで制定され、時間外に届いた仕事関係のメールを従業員が無視できる権利を保証している。

エスピナル議員は過去にも斬新な法律を打ち出してきた。昨年は、ニューヨークのナイトスポットを管轄する「ナイトライフ局」を設置して同市初の「ナイトライフ市長」を任命する法案を起草。同法は昨年秋、デブラシオ市長の署名で成立した。

4912チバQ:2018/03/29(木) 18:27:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180329-00000007-asahi-int
トランプ氏、退役軍人長官を解任 ツイッターで発表
3/29(木) 7:52配信 朝日新聞デジタル
 トランプ米大統領は28日、自身のツイッターで退役軍人省のシュルキン長官を解任することを発表した。後任には大統領の主治医ロニー・ジャクソン氏を指名するとした。ジャクソン氏が議会で承認を得て就任するまではウィルキー国防次官が長官代行を務める。

 トランプ政権では政権幹部の辞任や更迭が相次いでいる。トランプ氏はツイッターで「私は非常に尊敬されているジャクソン氏を新たな退役軍人長官に指名するつもりだということを喜んで発表する」とつづった。その上で「シュルキン氏の米国と偉大な退役軍人への奉仕を感謝している」とした。

 退役軍人省は現役を終えた軍人らの医療や福利厚生などを担当している。

 シュルキン氏を巡っては、昨年7月に英国とデンマークに出張した際、妻を同伴させて観光に興じるなどして、公費を不正に使用した疑惑が内部調査で発覚。テニスのウィンブルドン選手権の高額なチケットを「知人」から不適切に贈与を受け、夫婦で観戦したという。同省がチケット代を支払うことや、妻の航空券代の返却を求めていた。この調査報告書が今年2月に公表されて以降、更迭観測が出ていた。

 トランプ政権では今月だけでも、ティラーソン国務長官や安全保障担当のマクマスター大統領補佐官、経済政策の司令塔のコーン国家経済会議(NEC)議長が相次いで交代している。(ワシントン=杉山正)

朝日新聞社

4913とはずがたり:2018/04/03(火) 21:38:52

4月の日米首脳会談でトランプが日本を切り捨てる可能性
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180331-00055065-gendaibiz-int
3/31(土) 10:00配信 現代ビジネス

「日本素通り」と経済摩擦は、20年前と同じ構図だ
 北朝鮮の金正恩労働党委員長の電撃訪中、そして習近平国家主席(共産党総書記)との中朝首脳会談という衝撃的な第一報に接し、筆者の頭を過ったのは「ジャパン・パッシング」(日本素通り)という言葉であった――。

 ほぼ20年前のことを思い出して欲しい。ビル・クリントン米大統領は1998年6月25日に中国を訪れ、9日間も滞在したにもかかわらず同盟国の日本に立ち寄らなかった。

 米国は80年代末から90年代初頭にかけて、対日貿易赤字解消=貿易不均衡是正を求めて対米自動車輸出規制や市場開放を日本に強く迫った。日米貿易摩擦のヒートアップである。

 こうした中で日米構造協議(SII)が始まり、米側は、当時の日本市場の閉鎖性(非関税障壁)は日本特殊の「政・官・業癒着のトライアングル」体制に起因すると、公然と批判したのだ。それが、「ジャパン・バッシング」(日本叩き)であった。

 そして第2期クリントン政権時の日米関係は、90年代前半までに米国内で定着した「日本異質論」があり、さらにクリントン・江沢民会談で日本に事前通告することなく「核ミサイル照準相互外し」合意をみた。まさに「ジャパン・パッシング」であり、"日本置き去り"であった。

 現在の日本が置かれている状況にアナロジーできる。韓国の文在寅大統領の特使団が訪米し、3月8日午後にホワイトハウス(WH)で北朝鮮の金委員長から託されたメッセージをドナルド・トランプ大統領に報告、同大統領は金委員長とのトップ会談を即決した。韓国特使団が同日夕のWH正面の車寄せで行った即席の記者会見で「5月までの米朝首脳会談」を発表、このニュースは世界中で驚きを持って迎えられた。

もちろん、北朝鮮は「食い逃げ」常習犯だが…
 その「金正恩メッセージ」の非公表部分には、(1)南北統一まで在韓米軍駐留を認める、(2)北朝鮮憲法に起草されている「核保有」の文言を「核廃絶を目指す」に書き換える用意がある、などがあったとされる。もちろん、その真偽を確認する術はない。

 ただ、今回の中朝首脳会談で金委員長が改めて米朝首脳会談に意欲を示した上で「朝鮮半島の非核化実現へ尽力する」と述べたことは、たとえ「段階的措置」という条件付きであったにしても、刮目すべきである。

 言うまでもなく、「日本経済新聞」(3月29日付朝刊)の見出し<「段階的非核化」空手形の恐れ―北朝鮮、支援食い逃げの歴史>にあるように、北朝鮮がこれまで非核化への行動を小出しにしながら制裁緩和や支援を引き出し、その間に核開発を続けてきたのは事実である。平たく言えば、北朝鮮に裏切り続けられてきた歴史なのだ。

 従って今回の「朝鮮半島非核化」提言も、そのプロセスに「北朝鮮への軍事的脅威の解消」や「体制の安全の保証」などが挙げられており、それをトランプ大統領がどのように受け止めるかがキーとなる。そもそも「5月までの米朝首脳会談」実現に疑問符をつける向きは少なくない。

 それにしても、である。4月27日の南北軍事境界線(DMZ)がある板門店での南北首脳会談と5月までの板門店か中国(北京、瀋陽)での米朝首脳会談を前に、これまでのクロノロジーを振り返ってみたい。

 金正恩委員長が1月の新年祝辞で韓国平昌冬季五輪への代表団派遣提案を皮切りに、正恩氏の妹・与正党第1副部長が2月9日の五輪開会式に出席(ペンス米副大統領とニアミス)→3月5日の韓国特使団が訪朝・正恩氏と会談→同8日の韓国特使団訪米・トランプ氏と面談→同26日の北京での中朝首脳会談、である。

 米・韓・中・朝4カ国主導で朝鮮半島を軸とする東アジアの平和と安定実現に"強い意欲"が各国の思惑と利害を別にしても醸成されつつあるのは事実だ。こうしたドラスティックな朝鮮半島情勢を巡る動きに日本は全く関与できていない。

4914とはずがたり:2018/04/03(火) 21:39:03
>>4913
次の日米首脳会談、アメリカは経済でせめてくる
 万が一、5月のトランプ・金正恩会談で朝鮮半島の非核化プロセスの基本合意を見た上で1953年7月の朝鮮戦争の休戦協定を平和協定にする、そして米朝国交正常化で一致したと発表するような事態が出来すればどうなるのか。

 「ジャパン・パッシング」では済まされない。「ジャパン・ディッシング」(日本切り捨て)になりかねない。

 そうした中、安倍晋三首相は4月17日に訪米、翌日に昨年2月に続きフロリダ州の大統領別荘「マーラ・ラゴ」でトランプ大統領と会談する。安倍外交の正念場である。

 「すわ米中貿易戦争か」と大騒ぎとなったトランプ政権の対中制裁課税1300品目発表後、日を置かずして水面下での米中貿易交渉が明らかになり、一方で日本に対して鉄鋼・アルミ輸入課税対象の日本除外見送り・日米自由貿易協定(FTA)交渉入り要請など厳しいスタンスを見せている。

 安倍首相は外交・通商政策の上でも「ジャパン・パッシング」を断固阻止するために相当タフな交渉を強いられることになる。

 確かに、安倍、トランプ両氏の信頼関係が盤石なものであることを認めることはやぶさかではない。だがしかし、トランプ大統領は決して「情の人」ではなく、優れて「利の人」であることを改めて肝に銘じておくべきではないか。

歳川 隆雄

4915とはずがたり:2018/04/05(木) 21:58:08

米国東部州の補選、民主党が勝利
共和党、中間選挙へ戦略立て直し
https://this.kiji.is/349367094448096353
2018/3/22 10:47
c一般社団法人共同通信社

14日、米ペンシルベニア州での集会であいさつする民主党のコナー・ラム元連邦検事(AP=共同)
 【ワシントン共同】大接戦となった米東部ペンシルベニア州第18選挙区の連邦下院補選は21日、トランプ大統領が支持した共和党のリック・サコーン州下院議員(60)が敗北を認め、民主党のコナー・ラム元連邦検事(33)が勝利した。AP通信が伝えた。13日の投票分の獲得票数でラム氏がわずかに上回ったが、勝利が確定せず、14日以降も期日前投票などの集計が行われていた。

 共和党は11月の中間選挙に向け、戦略の立て直しを迫られる。

 ピッツバーグ近郊の同選挙区は2016年の大統領選でトランプ氏がクリントン元国務長官に約20ポイント差で勝利したが、今回は民主党が勢いを見せた。

4916とはずがたり:2018/04/08(日) 18:15:10
メキシコから米国へ、国境の壁を2分足らずで突破
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3170410.html
13:37AFPBB News

【AFP=時事】ドナルド・トランプ米大統領は不法入国者の取り締まり強化対策として米南部のメキシコ国境地帯に数千人規模で州兵を配備するよう指示した。だが、それも米国へ行きたいと強く願う1人の若者の決意を覆すことはなかった。このメキシコ人の若者は6日、仲間の助けを借りて米メキシコ間の壁をよじ登って越え、米国側に入ることに成功した。

 この若者の越境を手助けした男性は3人。2人は壁を登る若者を押し上げる役で、もう1人は見張り番だ。若者は友人の手を借りてさびついた金属製の壁をよじ登り、壁を越えてメキシコ側のシウダフアレスから米国側のニューメキシコ州サンランドパークに入った。わずか2分足らずの出来事だった。

 メキシコ南部出身だという若者は国境を越えた後、砂漠のかなたの地平線上にかすかに見える集落を目指して走っていき、姿が見えなくなった。

 越境を手伝った男性の一人は「実現するのはいつになるかわからなかったけど、あいつは諦めなかったんだ!」とAFPに語った。男性は、高さ6メートルの国境壁をたった1分でよじ登る人たちをたくさん見てきたと話すと、米税関国境警備局に見つかるのを恐れて走り去った。

 トランプ大統領は、報道で中米出身者ら1000人以上から成る移民「キャラバン(旅の一団)」が米国境に向かってメキシコ国内を移動中だと知ると、怒りのコメントを相次いでツイッターに投稿。さらに5日には州兵部隊2000?4000人を国境に配備するよう指示した。だがメキシコはトランプ氏の決定に反発している。【翻訳編集】AFPBB News

4917とはずがたり:2018/04/08(日) 18:16:28
米テキサス・アリゾナの2州、メキシコ国境に州兵派遣
http://www.afpbb.com/articles/-/3170357?utm_source=nttresonant&amp;utm_medium=news&amp;utm_campaign=txt_link_r1
2018年4月7日 15:09 発信地:ワシントンD.C./米国

【4月7日 AFP】米国のテキサス州とアリゾナ州は6日、南部のメキシコ国境に州兵を派遣する計画を発表した。ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は5日、麻薬密売と不法入国の取り締まりを強化するため国境地帯に最終的に2000〜4000人の州兵が配備されると述べていた。

 テキサス州兵のトレイシー・ノリス(Tracy Norris)准将は会見で、72時間以内にメキシコ国境に州兵250人をはじめ、航空機、地上監視車両などを配備する計画を発表。すでに軍用ヘリ「ラコタ(Lakota)」2機は配備済みだという。一方、アリゾナ州のダグ・デュシー(Doug Ducey)知事もツイッター(Twitter)で、来週150人の州兵を派遣すると述べた。

 トランプ大統領は、自身が公約に掲げたメキシコ国境の壁が建設されるまでは「恐らく」、州兵の多くの人員が駐留することになるだろうとの見通しを示している。

 トランプ氏の決定を受け、メキシコのエンリケ・ペニャニエト(Enrique Pena Nieto)大統領がトランプ氏の「威嚇的で無礼な態度」は正当化できないと非難するなど、米国とメキシコの間の緊張は高まっている。

 4000人規模の州兵が派遣された場合、その人数はシリアに現在駐留している米兵の約2倍となるが、州兵配備の費用を誰が捻出するかについては疑問視する声が上がっており、トランプ大統領もホワイトハウス(White House)が費用について検討中だと認めている。(c)AFP

4918とはずがたり:2018/04/08(日) 18:18:12
米各地で教員らがストなどの抗議行動、教育予算削減などに募る不満
2018年4月8日 17:04 発信地:オクラホマシティー/米国
http://www.afpbb.com/articles/-/3170417?cx_part=latest_article

【4月8日 AFP】米国各地で、教育予算削減や賃金の停滞などによる同国の教育に対する深まる不満を反映するように、数千人規模の教員たちがストライキなどの抗議行動を展開している。

 州議会において共和党の勢力が強い州では、政治家が選挙公約として減税を掲げ、一方で公立学校は深刻な予算削減に悩まされている。この傾向は2008年の金融危機以降に特に顕著となっている。

 中部オクラホマ州と南部ケンタッキー州では、生徒や親たちに支援された公立学校の教員数千人が、2日から州議会議事堂を占拠している。オクラホマ州での教員らによる抗議行動は1990年以来。当時の抗議行動は4日間で終結したが、今回は多数の学校が閉鎖され、ストライキは週が変わっても続く見通しだ。また、南西部のアリゾナ州でも教員らが今回の抗議行動に参加する予定だ。

 これらの州における抗議行動の先駆けとなったのはウェストバージニア州の教員らによる同様の抗議行動だ。同州の抗議行動では教員側が勝利した形となった。

 全米教育協会(National Education Association)のリリー・エスケルセン・ガルシア(Lily Eskelsen Garcia)会長は「今回のように(抗議行動が)飛び火するのはこれまでに見たことがない」と語った。

 こうした教員らの抗議行動に対し、学校運営側や生徒の親らの多くも支持している。また歌手キャリー・アンダーウッド(Carrie Underwood)さんら著名人もソーシャルメディアで教員らへの連帯を表明している。(c)AFP/Veronique DUPONT

4919チバQ:2018/04/10(火) 21:40:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180410-00000061-mai-int
トランプ政権 対北強硬派ボルトン氏、国家安保担当大統領補佐官に就任 先制攻撃主張 外交派との対立懸念
4/10(火) 6:02配信 産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】ブッシュ(子)米政権下で国連大使などを務めたジョン・ボルトン氏が9日、トランプ大統領の補佐官(国家安全保障問題担当)に就任した。5月末までに米朝首脳会談の実施が見込まれる中、北朝鮮やイラン、中国などに対して強硬論を唱えてきたボルトン氏が、政権を束ねる「調整役」として対北朝鮮政策などでどのような采配を振るうかが注目される。

 ■筋金入りの強硬派

 先に解任されたマクマスター氏の後任として迎えられたボルトン氏に対しては、賛否両論が噴出。特に民主党勢力からは「最悪の選択だ」(カーター元大統領)などとして、同氏の「タカ派的姿勢」を問題視する声が絶えない。

 しかし、ボルトン氏は国務次官(軍備管理・国際安全保障担当)当時の2003年、北朝鮮の核関連物資の密輸阻止を狙った「大量破壊兵器拡散防止構想」(PSI)を始動させるなど、トランプ政権が最大懸案と位置づける北朝鮮問題で確固とした実績を持つ、指折りの安全保障の専門家であるのも事実だ。

 北朝鮮が核兵器で米本土を脅かすようであれば、先制攻撃を決行すべきだとする主張も、保守勢力の間では北朝鮮に明確なメッセージを送るものであるとして高く評価されている。

 米紙ウォールストリート・ジャーナル(3月22日付)は社説で「(ボルトン氏の就任で)北朝鮮は、今や米国に対し虚勢は通用しないことを理解したはずだ」と歓迎の意を示した。

 ■マティス氏との関係

 問題となりそうなのは、「自分が常に正しい」として主張を押し通し、反論されれば進んで対決するという強い個性の持ち主とされるボルトン氏がトランプ氏の黒子に徹し、関係省庁との調整を踏まえて同氏に適切な政策案を提示するという、補佐官本来の役割を破綻なく実行できるかだ。

 その中でも特に注目されるのが、ボルトン氏とマティス国防長官との関係だ。

 強硬姿勢に傾きがちなトランプ氏の外交・安保路線の「修正役」を務め、北朝鮮問題で「外交解決優先」の立場を堅持するマティス氏と、北朝鮮への軍事攻撃を持論とするボルトン氏が「政策面で折り合えると思えない」(元米政府高官)との声は少なくない。

 マティス氏は先月29日、補佐官就任が決まっていたボルトン氏と国防総省で初めて会談した際、「あなたは悪魔の化身だと聞いていたので会いたかったんだ」と冗談を飛ばした上で、会談後はボルトン氏との政策遂行に「何の不安もない」と強調。ボルトン氏も補佐官として「公正な調停者」になりたいと表明した。

 周囲からの懸念の一掃を図った両氏の発言とは裏腹に、ワシントンの観測筋の間では、トランプ氏の腹心であるポンペオ次期国務長官(現中央情報局=CIA=長官)とボルトン氏が外交・安全保障政策の主導権を握り、マティス氏は孤立化の様相を強める恐れが高いとの見方も出ている。

 ■政策に変更なし?

 一方でトランプ氏は、「力による平和」を希求しつつ、地域情勢に関しては大規模かつ長期的な軍事介入の回避を図る、かつての「レーガン・ドクトリン」の信奉者でもある。

 また、ボルトン氏は北朝鮮やイラン問題に関してはトランプ氏と大筋で主張に違いはないとみられ、ボルトン氏の政権入りで方針が劇的に転換するとは想定しにくいとの指摘も多い。

 政策研究機関ヘリテージ財団のジェームズ・カラファノ研究員は「トランプ氏がボルトン氏を補佐官に招いたのは、現行の安保政策を変更するためではなく、政策判断と実行を迅速化するのが狙いだ」と指摘。これまでは海兵隊大将(退役)のマティス氏の上位となる国家安保担当補佐官が陸軍中将のマクマスター氏だったことで、ホワイトハウスがマティス氏に遠慮していた状況が解消されるとの見方を明らかにした。

4920とはずがたり:2018/04/10(火) 22:20:42
米の財政赤字試算 大幅減税で「2020年度以降 100兆円超」
https://news.goo.ne.jp/article/nhknews/business/nhknews-10011397111_20180410.html
08:22NHKニュース&スポーツ

アメリカの財政赤字はトランプ政権による大幅な減税などによって、2020年度以降、100兆円を超えるという試算が明らかになり、高い経済成長を持続させて税収を確保できなければ、財政の悪化に拍車がかかる懸念が出ています。

アメリカ議会予算局は9日、財政と経済見通しの試算を公表しました。

それによりますとアメリカの財政赤字は2020年度以降、1兆ドル、日本円にして100兆円を超える見通しだということです。

その結果、国の債務は2028年度には28兆ドル、3000兆円を超える規模にまで拡大するとしています。

これはトランプ政権による法人税の大幅な減税などによって税収が伸び悩む一方で、議会の与野党が、2年間にわたり、法律で定められた予算の上限を引きあげることで合意し、歳出が増える見通しになったことなどによるものです。

またアメリカのことし10月から12月のGDP=国内総生産の成長率は、大幅な減税などに後押しされてプラス3.3%と高い伸びになると見込んでいます。

しかし、減税効果は一時的で、その後はトランプ政権が目標としている3%を下回る見通しで、高い経済成長を持続させて税収を確保できなければ、財政の悪化に拍車がかかる懸念が出ています。

4921とはずがたり:2018/04/11(水) 09:03:58
特別検察官を解任できる、と主張 米大統領、ロシア疑惑で見解
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2018041101000048.html
07:15共同通信

 【ワシントン共同】米ホワイトハウスのサンダース報道官は10日の記者会見で、トランプ大統領はロシア疑惑を捜査するモラー特別検察官を解任する権限があると「確信している」と述べた。捜査への危機感を強めるトランプ氏はモラー氏への攻撃を強めているが、解任すれば公正な捜査の妨害だと批判が集まるのは確実だ。

 政権はこれまでトランプ氏はモラー氏解任を考えておらず、議論もしていないと説明してきた。議会などでは解任を懸念する声が高まっている。

 法律家の間では、トランプ氏はモラー氏を直接解任できず、任命したローゼンスタイン司法副長官だけがモラー氏を解任できるとの説が有力。

4922とはずがたり:2018/04/11(水) 16:11:23
IMF、米政権の通商政策を批判
高関税「最善策でない」
https://this.kiji.is/356678253387531361
2018/4/11 14:51
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47行政ジャーナル


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 【ワシントン共同】国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は11日、香港で講演し、トランプ米政権が貿易赤字の削減を掲げ、強硬な通商政策を連発していることを批判した。鉄鋼などの輸入制限に続き、中国製品に高関税を課す制裁措置の発動を検討していることを踏まえ「(貿易赤字のような)経済の不均衡に対処するための最善策は関税を課すことではない」と述べた。

 ラガルド氏は世界経済の動向を「引き続き楽観視している」としながらも、先行きには「暗い雲が垂れ込めてきた」と懸念を表明した。世界経済を低迷させかねないリスクとして、貿易摩擦などを挙げた。

4923チバQ:2018/04/11(水) 18:11:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180410-00000160-jij-n_ame
米国土安保補佐官が辞任=政権幹部の交代続く
4/10(火) 23:34配信 時事通信
 【ワシントン時事】サンダース米大統領報道官は10日、ボサート大統領補佐官(国土安全保障・テロ対策担当)の辞任を発表した。

 辞任理由や後任は明らかにされていない。ロイター通信は当局者の話として、辞任は9日に就任したボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)の要請によるものと伝えている。

 ボサート氏は、サイバーテロ対策などでトランプ大統領を支えてきた。サンダース氏はボサート氏について「トランプ大統領は感謝している。テロリストの脅威から米本土を守り、サイバー防衛を強化し、自然災害に対処してきた」と述べた。

 ホワイトハウスでは今月、マクマスター前大統領補佐官(国家安保担当)が事実上更迭され、後任にボルトン氏が就任。国家安全保障会議(NSC)のアントン報道官も辞任するなど、幹部の交代が続いている。

 米メディアによると、ボサート氏は国土安保長官からホワイトハウスに移ったケリー大統領首席補佐官に近く、マクマスター氏とも良好な関係を築いていた。

4924とはずがたり:2018/04/11(水) 19:38:45

米司法副長官解任も検討か
トランプ氏、捜査に不満
https://this.kiji.is/356718144834438241
2018/4/11 17:58
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 【ワシントン共同】米CNNテレビは10日、トランプ大統領がローゼンスタイン司法副長官の解任を検討していると伝えた。ローゼンスタイン氏はロシア疑惑を捜査するモラー特別検察官を監督する立場にある。トランプ氏は疑惑捜査に不満を強めており、モラー氏の動きを抑え込む狙いとみられる。複数の政府当局者の話としている。

 ローゼンスタイン氏の解任はモラー氏の解任にもつながると指摘され、実行されればトランプ氏と捜査当局の対決は重大な局面を迎える。特別検察官を解任すると司法妨害の疑いが強まるとして、法律顧問や共和党の有力者らはトランプ氏に思いとどまるよう説得しているという。

4925チバQ:2018/04/12(木) 09:14:28
https://www.gifu-np.co.jp/news/zenkoku/CO201804122919174.html
米トランプ政権で高官また辞任 ボルトン氏就任で3人目
2018年04月12日 07:50

 【ワシントン共同】トランプ米政権のナディア・シャドロー大統領副補佐官(国家安全保障問題担当)が今月下旬に辞任するとCNNテレビなどが11日、伝えた。ボルトン大統領補佐官の政権入りに伴って辞任が明らかになる高官は3人目。タカ派のボルトン氏の意に沿わない高官が次々に排除されているもようだ。

 9日に就任したボルトン氏は北朝鮮や中国、ロシアなどへの厳しい姿勢で知られ、高官人事を通じて外交・安保政策が強硬路線に傾く可能性が指摘される。

 ホワイトハウスはボルトン氏就任前日の8日、国家安全保障会議(NSC)のアントン報道官の辞任を発表。10日にはボサート大統領補佐官(国土安全保障・テロ対策担当)の辞任を明らかにした。シャドロー氏を含め、いずれもボルトン氏の前任のマクマスター氏と関係が近い。

 アントン氏はボルトン氏から解任されるとのうわさを聞き辞意を表明。ボサート氏はボルトン氏が辞任を求めたとされる。シャドロー氏は10日、「ボルトン氏が自分のチームを結成できるようにするため」として辞表を提出したという。

 シャドロー氏は1月に副補佐官を辞任したパウエル氏の後任としてNSC幹部から昇格したばかりだった。ホワイトハウスは「政権はシャドロー氏の働きに感謝している」とコメントした。

4926名無しさん:2018/04/12(木) 11:16:06
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/04/12/2018041200998.html

記事入力 : 2018/04/12 09:51

トランプ大統領、北に1年以内の核廃棄求める方針


 米朝首脳会談に向け米国と北朝鮮による調整が最終段階に入り、早ければ来週ごろには具体的な場所や日時など基本的な条件の合意に至る可能性が高いことが分かった。

 ワシントンのある外交筋は10日(現地時間)「米朝首脳会談でトランプ大統領は金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長に対し、核の完全廃棄を6カ月から1年以内に完了するよう求めると聞いている」とした上で、上記の内容について明らかにした。この消息筋によると、トランプ大統領は北朝鮮が主張する「段階的かつ同時的非核化」にははっきりと反対の考えを持っているという。段階的非核化はかつてのクリントン政権からオバマ政権に至るまで米国も採用していたが、結果的に北核問題の解決をかえって難しくしてしまい、最終的には失敗したというのがトランプ政権の考え方だ。そのため米朝首脳会談を通じトランプ大統領は「最短の時間で非核化を実現させる」とする強い意志を持っている。上記の外交筋は「トランプ大統領は核廃棄を今年中に終わらせるよう求めるかもしれない」との見方も示した。

 米国務省も「過去における北朝鮮との非核化交渉で段階的接近は全て失敗に終わった」とした上で「今は非核化に向けた大胆な行動と具体的な措置を取るべき時だ」とコメントした。米国務省東アジア太平洋担当のアダムス報道官はこの日米国のラジオ放送「ボイス・オブ・アメリカ(VOA)」に出演し「トランプ政権は北朝鮮に時間稼ぎを許すような交渉には関心がない」とした上で上記のように述べた。アダムス氏はさらに「北朝鮮の非核化が実現するまで、世界的レベルの最大限の圧力は続くだろう」ともくぎを刺した。

 一方で韓国大統領府の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長(閣僚級)は11日から米国を訪問している。鄭室長はホワイトハウスのボルトン国家安全保障補佐官と会談し、南北首脳会談と米朝首脳会談に向けて意見を交換するという。

ワシントン=趙儀俊(チョ・ウィジュン)特派員

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

4927チバQ:2018/04/12(木) 19:18:00
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180412-35117634-cnn-int
ライアン米下院議長、引退を表明 中間選挙で再選目指さず
4/12(木) 13:07配信 CNN.co.jp
ライアン米下院議長、引退を表明 中間選挙で再選目指さず
ライアン米下院議長が引退を表明した
ワシントン(CNN) 米共和党のライアン下院議長は11日、今秋の中間選挙で再選を目指さず、年明けに議員を引退する意向を表明した。「自分の仕事はやり遂げたと思う」としている。

ライアン氏は記者団に、下院議長の職務について「大きな仕事であり、多くのものが肩にかかってくる。ただ、永遠に続く仕事ではない」と説明。2015年にベイナー前下院議長から職務を引き継いだ際は「気が乗らなかった」としつつも、後悔はしていないと述べた。

ライアン氏の引退は共和党にとって打撃だ。トランプ大統領の激動の政権運営に揺れる共和党内にあって、ライアン氏は安定した政策通の指導者とみられていた。中間選挙に向けた資金集めでもライアン氏が大きな役割を果たしている。

ライアン氏は自身の主要な功績として、昨年通過した税制改革法に言及。また地元ウィスコンシン州に戻り、家族と過ごしたい考えも明らかにした。引退表明を決断するにあたり、中間選挙のことや下院議長に再任されない可能性は全く考慮しなかったとしている。

ライアン氏の引退表明を受け、中間選挙を前に指導部ポストをめぐる競争が数カ月にわたり続く見通しとなった。ただ、ライアン氏はこれが雑音になるとの可能性は否定している。

トランプ氏はツイッターでライアン氏を称賛。「ライアン下院議長は本当に素晴らしい男だ。再選は目指さないものの、誰も疑いを挟むことができない功績を残すことになる」と述べた。トランプ氏はライアン氏ら共和党議員と対立したこともある。

4928チバQ:2018/04/12(木) 19:20:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180412-00000031-asahi-int
「父としての人生優先したい」48歳の米下院議長引退へ
4/12(木) 11:03配信 朝日新聞デジタル
「父としての人生優先したい」48歳の米下院議長引退へ
ポール・ライアン米下院議長=ロイター
 共和党のホープとされてきた米連邦議会のポール・ライアン下院議長(48)は11日に記者会見し、11月の中間選挙に立候補せず、来年1月までの任期で引退することを明らかにした。理由について「子どもと多くの時間を過ごせたと、人生を振り返ることができる人になりたい」と述べた。

 ライアン氏は会見で「議員という職は信じられない機会を与えてくれるが、人生から多くのものを簡単に奪うという現実もある。過ぎ去っていく人生には別の大きな名誉がある。夫として、父親としての時間だ」と切り出し、今期限りで引退する考えを示した。

 ライアン氏は1998年、当時最年少の28歳で当選。2012年の大統領選で、ロムニー候補から副大統領候補に指名され、オバマ大統領と激戦を演じた。15年に下院議長に就いた。

 この日の会見でライアン氏は「初当選の時、子どもはまだ生まれていなかった。3人の子どもはみな10代になった。10代にとっての理想の週末は、必ずしも両親とずっと過ごすことではない。もう1期、議員を務めたら、子どもは私のことを、週末だけいる父親としてしか知らないことになる。だから、人生において新たな優先事項を作ることにした」と語った。

 ライアン氏は16年大統領選で、異端児だったトランプ氏から距離を置いたが、当選後は税制改革などで大統領を支援した。会見では、トランプ政権が進める税制改革と軍事費拡大を実現させたことを成果に挙げた。(ワシントン=土佐茂生)

朝日新聞社

4929チバQ:2018/04/12(木) 20:54:46
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201804/CK2018041202000137.html
司法副長官 解任検討か 米大統領 特別検察官処遇絡み

2018年4月12日 朝刊


 【ワシントン=石川智規】二〇一六年米大統領選のロシア政府介入疑惑を捜査するモラー特別検察官について、サンダース米大統領報道官は十日の記者会見で、トランプ米大統領がモラー氏を解任する権限を有するとの見解を示した。権限の根拠などは不明だが、与野党からは解任に踏み切らないよう、政権をけん制する声が上がっている。

 サンダース氏はモラー氏の解任権限について「大統領は確かにそれ(解任)を決める権限を持っている」と指摘したが「それ以上のコメントは控える」と述べるにとどめた。

 司法省の規則によると特別検察官の解任権は任命権者である司法長官にある。だが、セッションズ司法長官は自らも疑惑への関与を疑われ、捜査指揮や解任権を辞退。ローゼンスタイン司法副長官がモラー氏を任命したため、同副長官が特別検察官の解任権を持つ。

 米CNNテレビは十日、トランプ氏がローゼンスタイン司法副長官の解任を検討していると報じた。トランプ氏はモラー氏を直接解任できないが、副長官を解任し、後任者にモラー氏解任を間接的に指示することは理論的には可能だ。

 だが、共和党上院トップのマコネル院内総務は九日、記者団に「モラー氏は彼の仕事を完遂することを許容されるべきだ」と解任に慎重な姿勢を示した。民主党上院トップのシューマー院内総務はモラー氏解任を「レッドライン(越えてはならない一線)」と強くけん制した。

4930名無しさん:2018/04/13(金) 06:12:00
https://www.sankei.com/smp/world/news/180412/wor1804120030-s1.html

北朝鮮分析「38ノース」運営研究所を閉鎖へ 韓国政府の人事介入拒否で資金提供停止
激動・朝鮮半島2018.4.12 23:16

3月17日に撮影された北朝鮮・豊渓里の核実験場の衛星写真。西側坑道での掘削活動の動きがなくなっている。北朝鮮の動きを刻々と伝えてきた38ノースだが、今後の運営に支障が出るか。(デジタルグローブ/38ノース提供・ゲッティ=共同)1/1枚
 【ワシントン=黒瀬悦成】米ジョンズ・ホプキンズ大高等国際問題研究大学院(SAIS)の傘下にあり、北朝鮮分析サイト「38ノース」を運営する「米韓研究所」(USKI)が5月11日に閉鎖されることが決まった。研究所に資金提供をしていた韓国政府系研究機関「対外経済政策研究院」(KIEP)が提供停止を決めたことを受けた措置。研究所の理事長を務めるロバート・ガルーチ氏は米紙ワシントン・ポストに対し、韓国政府による研究所人事への介入を拒絶したところ閉鎖を告げられたと説明し、「極めて不適切な行為だ」と強く反発している。

 USKIは、朝鮮半島問題に特化した、ワシントン市内でほぼ唯一の研究機関で、2006年に同紙元記者のドン・オーバードーファー氏が設立。「38ノース」は、商業衛星画像などを使って北朝鮮の核開発や人権侵害の実態を暴いてきた。同サイトによると、研究所閉鎖後も他から資金提供を得て活動を継続する。

 USKIはこれまで、KIEPから年間約1900万ドル(約20億円)の資金提供を受けてきたが、昨年、韓国で文在寅(ムン・ジェイン)政権が誕生後、革新系の国会議員などの間で「研究所の運営が不透明」などとする批判が激化。昨年9月に代表に就任したガルーチ氏は内部監査を行い、「問題なし」と結論づけたものの、韓国政府関係者から研究所の役員2人を解任するよう、文書と口頭で圧力をかけられたとしている。

 役員のうち1人は保守的な政治思想の持ち主とされ、もう1人は38ノースの編集責任者を務めている。

 ガルーチ氏はかつて国務省高官として1994年の米朝枠組み合意の交渉代表を務めた。

 北朝鮮の核問題をめぐる交渉機運が高まる中での今回の決定についてガルーチ氏は同紙に対し「すさまじく愚かだ」と非難した。

4931チバQ:2018/04/13(金) 11:55:26
https://mainichi.jp/articles/20180413/ddm/007/030/040000c
米中間選挙2018
下院議長ライアン氏が不出馬 共和に動揺
毎日新聞2018年4月13日 東京朝刊
 【ワシントン高本耕太】米共和党下院トップのライアン議長(48)が11日、11月の中間選挙に立候補せず政界を引退する意向を表明した。来年1月までの任期は全うするとしている。2015年から党執行部を率いたライアン氏を失うことで、与党・共和党の資金集めに影響が出るほか、引退議員の連鎖を呼ぶ可能性も指摘されている。

 ライアン氏は議会で記者会見し「私が目指した成果をほぼ達成できた」と繰り返し、引退の理由を「家族と過ごす時間を大切にしたい」と語った。規制緩和や財政分野を専門にし、昨年末の大幅減税を柱とする税制改革法成立では党の中心としてとりまとめにあたった。中西部ウィスコンシン州選出で、1998年に初当選。12年大統領選では共和党の副大統領候補だった。

 中間選で苦戦が予想される下院共和党を率いるライアン氏を巡っては、少数派転落を前に引退するとの臆測があった。ライアン氏は会見で中間選との関連を否定したが、このタイミングでの正式表明に党内では動揺が広がっている。米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、昨年以降に引退・転身した共和党下院議員はライアン氏で40人目。勢いを強める民主党候補に対し苦戦が予想される改選議員を中心に今後、不出馬表明が相次ぐ可能性もある。

 一方、共和党のホープとして「将来の大統領候補」と目されてきたライアン氏が政界復帰し20年大統領選出馬を目指すとの観測も消えていない。しかし、昨年のトランプ政権発足以降、トランプ大統領と政策面で歩調を合わせてきたライアン氏が、直ちに反トランプ勢力の結集軸となる見込みは少ないとみられている。

4932とはずがたり:2018/04/13(金) 12:55:36

米安保高官、連日の辞任
ボルトン氏が人事刷新
https://this.kiji.is/357268646684296289
2018/4/13 05:57
c一般社団法人共同通信社

 【ワシントン共同】米ホワイトハウスは12日、リック・ワデル大統領副補佐官(国家安全保障問題担当)が辞任すると発表した。強硬派のボルトン大統領補佐官の政権入りに伴って高官が連日辞意を表明しており、これで4人目。ボルトン氏と考えの合わない高官らが政権を去っているとみられる。

 9日に就任したボルトン氏は国家安全保障会議(NSC)を支える高官らの人事刷新を進める方針。シリア情勢の緊迫や北朝鮮との首脳会談など重大懸案を控える中、NSCは陣容が固まるまで不安定な状態が続きそうだ。

4933とはずがたり:2018/04/13(金) 22:15:10
イケメン首相トルドーの人気に陰り ニューズウィーク 2018年4月13日 15時40分 (2018年4月13日 21時51分 更新)
https://www.excite.co.jp/News/world_g/20180413/NewsWeekJapan_E211488.html

<不動の人気を謳歌してきたトルドー首相だが、観光旅行と揶揄されたインド訪問で墓穴を掘った>

政治家らしからぬルックスとリベラルな言動で好感度ナンバーワンを誇るカナダのジャスティン・トルドー首相。だが、これまで政治的危機と無縁だったわけではない。16年5月、最高裁判所が限定的な合憲判断を下し、期限付きで法制化を命じた安楽死法が議会で採決された日のことだ。

新民主党とカナダ保守党の2大野党は法案に反対し、牛歩戦術で成立を阻止しようとした。それにいら立ったトルドーが、ある野党議員を投票箱のほうに押し出そうとしたとき、誤って彼のひじが別の女性野党議員の胸に当たってしまった。

メディアはこの一件を「エルボーゲート」と命名。「テフロン大統領」の異名を取った故ロナルド・レーガン元米大統領並みに傷つかない人気を誇ってきたトルドーだが、さすがにこの一件は致命的と思われた。

ところが、直後に行われた世論調査の結果はセーフ。有権者はエルボーゲートなど意に介さなかったのだ。ほかにも支持率急落につながりそうな案件はあった。総選挙中に公約に掲げた選挙制度改革を断念したこと、多額献金者に自身や閣僚と面談する機会を与えたこと、キューバの前指導者フィデル・カストロの死に際して妙に親愛の情を込めたコメントをしたこと......。

これらも全てセーフ。発足後2年余り、トルドー政権は重力の法則に逆らうかのように高支持率を謳歌してきた。だがここにきて、ついにその人気に陰りが見えてきた。最新の世論調査では、トルドー率いる自由党政権の支持率は15年10月の総選挙以来最低の36%。一体何が起きたのか。

トルドー首相は2月、妻と3人の子供を連れてインドを公式訪問した。この訪問が2つの理由で物議を醸した。

1つは、一家がカラフルな民族衣装を着て世界遺産などの観光名所を次々に訪れたこと。これにはボリウッド映画のコスプレをして観光旅行を楽しみたいだけではないか、とインド人も首をかしげた。「トルドー首相、インド人だって普通そんな格好はしませんよ」――インドの有力議員はそうツイートした。

「ただの若造」との見方も

2つ目は、それよりもはるかに重大な失態だ。首相の訪問中にニューデリーのカナダ高等弁務官事務所で催された夕食会に、シーク教過激派のジャスパル・アトワルが招待されたのである。アトワルは86年に起きたカナダ訪問中のインド閣僚の暗殺未遂事件に関わり、カナダの刑務所で5年間服役した人物だ。

夕食会の前にアトワルの招待は取り消されたが、カナダ政府はこの一件で責任逃れを画策し、とんだ茶番劇を演じてしまった。トルドーの側近らは当初、与党・自由党のインド系議員ランディープ・サライがアトワルを招待者リストに入れたと主張。サライ1人に責任を押し付けて幕引きを図ろうとした。

その後、首相の国家安全保障担当顧問が、インド政権内の一部分子がトルドーに恥をかかせるためにアトワルをリストに入れたと、何の根拠もなくメディアに漏らした。当然ながらインド政府はこれに激怒。カナダの国民も信じなかった。この茶番劇は、トルドーとインドのナレンドラ・モディ首相の会談が1週間の訪問の最終日にようやく行われたことを内外に印象付ける結果となった。

4934とはずがたり:2018/04/13(金) 22:15:28
>>4933
エルボーゲートと違って、インド訪問のまずいお膳立てが大きな痛手となったのはなぜか。カナダの有権者はトルドーを支持しつつも、彼とその取り巻きに漠然とした不信感を抱いてきた。今回の一件でその感情が表面化したとみていい。

不信感の1つはトルドーその人に対するもの。首相の重責を担うにはまだ政治経験が足りない、パーティー好きの若造ではないかという見方があった。

トルドーは15年の総選挙でほぼ完璧な選挙戦を展開し、そんな見方を吹き飛ばした。さらに就任後は世界中にポピュリズムの嵐が吹き荒れるなか、分別ある冷静な姿勢で国政の舵を取り、内外の期待を一身に集めた。何よりもドナルド・トランプ米大統領の保護主義的な「貿易爆弾」の信管を慎重に抜こうとする姿勢が高評価につながった。

だが、インドの民族衣装を着て、ダンスのパフォーマンスまで披露したのは間が悪過ぎた。折しも、一部の外国メディアが彼をコケにし始めていたからだ。

大打撃を与えたのは英デイリー・メールの記事だ。カナダの首相は「世界一政治的に正しい政治家なのか」という見出しで、おバカなトルドーのモンタージュ写真を掲載。タブロイド紙の記事とはいえ、この写真はカナダのソーシャルメディアで広く拡散され、首相のイメージダウンにつながった。さらに「テロリスト招待」疑惑で、有権者の心にくすぶっていたもう1つの疑念が噴き出した。こちらはトルドーだけでなく、自由党全般への疑念だ。

一強の油断が落とし穴

自由党はかつて過激な民族的マイノリティーとつながりがあるとして、有権者の不信を買っていた。00年には自由党の有力議員がタミル人のテロ組織の資金集めとみられる夕食会に参加し、一大スキャンダルになった。

アトワルの一件は、票集めのため過激派にまで取り入ろうとした自由党の恥ずべき過去――トルドーが消したい過去を有権者に思い出させたのだ。

注目すべきは、最近のトルドーの失点が見たところ全てオウンゴールであること。インド訪問以外にも、近頃のトルドー政権は勇み足が目立つ。

17年12月には、雇用主が中絶の権利を認めなければ夏期の就労体験プログラムの補助金を出さないという方針を打ち出した。この決定は激しい批判を浴びたが、自由党政権は頑として譲らなかった。アメリカと違ってカナダでは保守VSリベラルの「文化戦争」が起きていないため、リベラルはやりたい放題だ。

議会の多数議席を握る自由党はおおむね野党の抵抗なしに、どんどん政策を実現できる。トルドー政権は怖いものなしのホッキョクグマのようなもの。政治家なら誰しもそうなりたいだろうが、天敵がいてこそ政治センスは磨かれる。

敵のいない世界でぬくぬくと冬籠もりを決め込んでいるトルドーと自由党。問題は次の選挙までに目覚めるかどうかだ。

From Foreign Policy Magazine

<本誌2018年4月17日号掲載>

4935チバQ:2018/04/15(日) 21:25:35
https://www.sankei.com/world/news/180413/wor1804130020-n1.html
2018.4.13 07:23
【トランプ政権】
4人目の安保担当高官が辞任へ 強硬派のボルトン氏政権入りに伴い
【ワシントン=黒瀬悦成】米ホワイトハウスは12日、国家安全保障会議(NSC)で西半球問題担当上級部長を務めるリック・ワデル大統領副補佐官(国家安全保障問題担当)が辞任すると発表した。強硬派のボルトン大統領補佐官(同)就任前日の8日以降、安保担当の政権高官の辞任表明は4人目。

 ワデル氏は現役の陸軍少将で、昨年5月にマクマスター前大統領補佐官(同)の要請で副補佐官に就任した。具体的な辞任の時期についてホワイトハウスは「後任との引き継ぎが完了後になる」としている。

https://www.sankei.com/world/news/180412/wor1804120019-n1.html
2018.4.12 09:22
【トランプ政権】
米国家安保担当の副補佐官が辞任 ボルトン氏の補佐官就任で安保関連職員の辞任続々

 【ワシントン=黒瀬悦成】米ホワイトハウスは11日、シャドロー大統領副補佐官(国家安全保障問題担当)が辞任したと発表した。ボルトン大統領補佐官(同)が9日に就任して以降、ホワイトハウスの安全保障関連の高官が辞任するのは、アントン国家安全保障会議(NSC)報道官、ボサート大統領補佐官(国土安全保障・テロ対策担当)に続き3人目となる。

 トランプ政権高官が明らかにしたところによると、シャドロー氏はボルトン氏の前任者であるマクマスター前補佐官の要請でNSC幹部としてホワイトハウス入りし、トランプ政権が昨年12月に発表した「国家安全保障戦略」の策定で中心的な役割を果たした。昨年辞任を表明したパウエル副補佐官の後任として1月に副補佐官に昇格していた。

 シャドロー氏は10日に辞表を提出したが辞任は27日付とし、それまで後任への引き継ぎを行う。後任の名前は明らかにされていない。

 ボルトン氏は、マクマスター氏に近かったとみられる安全保障関連の高官や職員を放逐して「人心一新」を図っているとされ、今後もさらなる高官や職員の交代が予想されている。

4936チバQ:2018/04/15(日) 21:26:10
https://www.sankei.com/world/news/180413/wor1804130054-n1.html
2018.4.13 20:47
【トランプ政権】
ポンペオ氏、強硬保守派だけど…「タカ派」は否定、ブレーキ役を強調
 【ワシントン=加納宏幸】米国務長官に指名されたマイク・ポンペオ中央情報局(CIA)長官(54)は12日、上院外交委員会で開かれた指名承認公聴会で大統領と一体で国務省を率いるとし、解任されたティラーソン前長官との違いを強調した。北朝鮮やイランへの強硬姿勢ではトランプ氏に負けないが、公聴会で強調したのはアクセルではなくブレーキとしての自らの立場だった。

 ポンペオ氏は公聴会に先立ち、ニクソン、フォード両政権のキッシンジャー氏をはじめとする歴代国務長官から意見を聴いた。

 「元長官たちは、『第一の仕事は大統領の代理となることだ』と一致して述べていた。私にとり、これは同盟国との堅固な関係を築くことを意味する」

 こう述べたポンペオ氏は、保守系草の根運動「ティーパーティー」(茶会)ブームで共和党が躍進した2010年中間選挙で中西部カンザス州から茶会系として下院議員に初当選した強硬保守派だ。12年のリビア東部ベンガジでの米領事館襲撃事件をめぐり、民主党のクリントン元国務長官攻撃の急先鋒(せんぽう)だったが、ポンペオ氏はクリントン氏にも意見を聴いたという。

 トランプ氏は、CIA長官が大統領に対して行う「インテリジェンス・ブリーフィング」(情報説明)でほぼ毎日、ポンペオ氏と顔を合わせ、国際情勢だけでなく内政についても元下院議員としての意見を聴いている。「波長が合う」(トランプ氏)ため起用を決めた。

 陸軍士官学校を首席で卒業して5年間、陸軍に入隊した後、名門ハーバード大学法科大学院で学んだ輝かしい経歴も、トランプ氏の眼鏡にかなった。

 ポンペオ氏はかつてオバマ前政権によるイラン核交渉に反対し、同国への空爆を主張した。CIA長官として北朝鮮の体制転換を示唆したと取られる発言をしたこともある。

 しかし、公聴会ではイラン核合意は修正を目指し、北朝鮮の体制転換も求めないと明言し、「タカ派ではない」ことを印象づけようとした。ポンペオ氏は北朝鮮への「最大限の圧力」についても、「米国の若者を一人として危険にさらさずに米国の目標を達するためのものだ」とし、軍事行動を回避する外交努力の一環であると説明した。

 ポンペオ氏が承認後に乗り込む国務省はティラーソン氏の下、大幅な予算削減やそれを理由にした高官ポストの空席で士気が低下している。ポンペオ氏は早期に空席を埋めるとし、「大統領は価値があると考えれば、資源の提供をためらわない。CIAで彼を説得してきたのと同じことを国務省でもする」と述べ、トランプ氏との近さを同省改革に生かすと強調した。

4937チバQ:2018/04/19(木) 19:27:32
https://www.sankei.com/world/news/180418/wor1804180005-n1.html
2018.4.18 07:00
【アメリカを読む】
NY知事選出馬のセックス・アンド・ザ・シティ女優 「初」づくしで台風の目に? 
 次期ニューヨーク州知事選が注目を集めそうだ。1998〜2004年に放送された米人気テレビシリーズ「セックス・アンド・ザ・シティ」の敏腕弁護士ミランダ役で知られる女優、シンシア・ニクソンさん(52)が民主党から立候補すると突然発表したためだ。米紙ニューヨーク・タイムズによると、当選すれば初の女性同州知事で、同性愛を公表した初の知事となるといい、昨今の女性の権利向上運動を追い風にできるかがカギとなりそうだ。
(ロサンゼルス 住井亨介)

旧来政治家にうんざり

 民主党候補を決める9月の予備選で、2020年大統領選への出馬が取り沙汰される現職、アンドリュー・クオモ知事(60)に挑むことになるニクソンさん。ツイッターで「ニューヨークを愛している。きょう州知事選に出馬することを表明する」と宣言し、出馬への思いを語った2分ほどのビデオを投稿した。

 ビデオでは、「指導者たちは私たちを落胆させ続けている。ニューヨーク州は信じがたいほどの富の一方で極端な貧困を抱えており、全国で最も不公平だ」「何かを変えなければならない」などとし、ヘルスケアの向上、老朽化した地下鉄システムの改善などをアピール。

 さらに「私たちへの施策より新聞の見出しや権力に関心を寄せる政治家にはうんざりだ」と強い調子で訴えた。

共演仲間がエール

 「セックス-」は、ニューヨークを舞台に30代キャリアウーマンの恋愛やライフスタイルを女性の本音で描いたとして世界的な共感を呼び、劇場版も公開されるなど社会現象化した。

 出馬表明には、かつての共演仲間がエールを送った。アートディーラーのシャーロット役だったクリスティン・デイビスさん(53)は「ニクソンは誇りだわ。彼女ほどすべての人が良い教育を享受できるよう心を砕いている人はいない。すばらしい知事になる」とツイート。

 主人公キャリーの親友、スタンフォード役だったウィリー・ガーソンさん(54)はインスタグラムで「彼女ほどさまざまな問題について準備、配慮し、学んだ人を知らない。この旅路を彼女とともに歩もう。彼女のような候補者となら物事を変えていける」と呼びかけた。

同性愛者から批判

 ニクソンさんはトニー賞、グラミー賞、エミー賞を受賞するなど女優としての地位を確立する一方、リベラル派の活動家としても知られる。同性愛者であることを公表し、活動家の女性と結婚して3人の子供を育てている。

 だが、出馬への批判は他ならぬ同性愛者から上がった。同性愛を公表しているクリスティン・クイン元ニューヨーク市議会議長(51)が、「アンクオリファイド・レズビアン(知事選候補者にはふさわしくない同性愛者)」とニクソンさんを評したのだ。

 ニューヨーク・タイムズによると、クイン氏は「厳しい言い方が悪意を持って伝えられた」と弁明して謝罪したが、クオモ氏に近く、知事選での協力も取りざたされている人物だけに波紋は広がる。

 一方でニクソンさんは、「資格を与えられていない」といった意味もある「アンクオリファイド」の言葉を突く形で、「厳密に言えば彼女は正しいわね。(公的機関の)同性愛者の部署から何か証明書をもらっている訳じゃないし」とユーモアを交えて切り返し、逆に度量の大きさを示した。

 ニクソンさんの知名度は抜群ではあるものの、やはり現職の壁は厚そうだ。クオモ氏はすでに3千万ドル(約31億円)以上の選挙資金を集めているうえ、民主党員への世論調査では、支持率はクオモ氏の66%に対してニクソンさんは19%という。

4938チバQ:2018/04/19(木) 22:07:04
https://mainichi.jp/articles/20180420/k00/00m/030/016000c
米国
次期国務長官ポンペオ氏、承認手続き曲折も
毎日新聞2018年4月19日 17時25分(最終更新 4月19日 21時00分)
 【パームビーチ(米南部フロリダ州)高本耕太】トランプ米大統領が特使として派遣したポンペオ中央情報局(CIA)長官について、次期国務長官としての議会上院の承認手続きでは曲折が予想される。

 承認権限を持つ上院外交委員会のメンバーは現在、与党・共和党が11人、野党・民主党10人。これまでに民主党の5委員が、同性愛者やイスラム教徒に対するポンペオ氏の厳しい姿勢などを理由に反対票を投じる方針を表明した。共和党からもポール議員が「情報機関による容疑者の拷問を容認した」などとポンペオ氏の資質を疑問視、承認に反対姿勢を示している。23日にも見込まれる委員会での承認可決が危うい状況だ。

 上院の規則では委員会での多数の承認を得られなくても、本会議採決が可能だ。共和党執行部は委員会での採決結果に関わらず本会議採決に持ち込むことを検討するが、米外交トップを務めることになるポンペオ氏の対外的な正統性への影響も出かねない荒業は避けたいのが本音だ。

 ホワイトハウスは、電撃訪朝でポンペオ氏の注目度が増した今が可決に向けた流れを作る好機と捉え、積極的な宣伝工作をしている。18日にはコンウェー大統領顧問が記者会見を開き「ポンペオ氏の経歴は申し分なく、承認しない理由はない」と民主党に呼びかけた。トランプ氏も南部フロリダ州で開かれた安倍晋三首相との首脳会談冒頭、「ポンペオは偉大な国務長官として歴史に名を刻むだろう」と語った。

4939とはずがたり:2018/04/20(金) 15:15:54
本来キューバなんてNAFTA入って米加墨経済と一体化してる位の地理感なんだけどね。

カストロ氏、首相職創設に言及
キューバ、退任演説で
https://this.kiji.is/359858962700715105
2018/4/20 13:47
c一般社団法人共同通信社

 【ハバナ共同】社会主義国キューバで19日、国家評議会議長(元首)を引退したラウル・カストロ氏(86)が人民権力全国会議(国会)で退任演説をし、憲法を改正して首相職を創設する可能性に言及した。閣僚評議会(内閣)議長は現在、国家評議会議長が兼務しており、首相の役割を果たすポストはない。

 これまで兄の故フィデル氏とラウル氏のカストロ兄弟に集中してきた権力を分散し、集団指導体制を強化する狙いとみられる。

 またキューバ共産党トップである第1書記の任期が満了する2021年に「一兵卒に戻る」と述べ、退任する意向を表明した。

4940とはずがたり:2018/04/23(月) 20:30:52
共同会見で案の定…トランプが安倍首相に兵器を押し売り
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/227620
2018年4月20日

 案の定だ。日米首脳会談後の共同会見で、トランプ米大統領が「同盟国になるべく早く軍事装備を渡せるようにする」と表明。安倍首相に兵器購入を露骨に迫った。

 トランプは会見で「米国は日本が防衛能力を高めようとしているのを助ける。米国はこの分野では優秀だ」と語り、「これまでは注文から引き渡しまで、何年もかかることがあった。国防総省、国務省の官僚的なやり方のためだ」と指摘。急増する対外有償軍事援助(FMS)を見直し、納期短縮によって日本に兵器を押し売りし、対日貿易赤字を大幅に削減する狙いだ。

 安倍首相は会談で「米国の装備品を含め高性能な装備品を導入することが防衛力強化に必要だ」と伝達。落ち目の安倍首相の“ノーガード”外交によって、1機150億円前後の最新鋭ステルス機「F35A」など、米国からの高額兵器の調達が、なし崩し的に拡大しかねない。

4941とはずがたり:2018/04/23(月) 22:31:10

米政権、北朝鮮に疑念
高官「わな」と指摘
https://this.kiji.is/360703038580687969
2018/4/22 17:24
c一般社団法人共同通信社

 【トロント共同】北朝鮮が核実験中止や核実験場廃棄などの決定を表明したことを巡り、トランプ米政権内部では北朝鮮が核放棄の約束を一切しておらず「核保有国」の地位を維持するつもりではないかと金正恩朝鮮労働党委員長の真意を疑う見方が強まっている。米主要メディアが21日、複数の政府当局者の話として伝えた。

 今回の決定を「わな」と指摘する米政府高官もおり、一連の動きは正恩氏が「理性的」で歩み寄る余地のある人物だと錯覚させる目的との見方も出ているという。6月上旬までに見込まれる米朝首脳会談の実現の可否や成果にも、影響を与える可能性がありそうだ。

4942チバQ:2018/04/24(火) 20:23:08
https://mainichi.jp/articles/20180425/k00/00m/030/017000c
トランプ政権
対外強硬派チーム始動へ ポンペオ氏承認
毎日新聞2018年4月24日 17時19分(最終更新 4月24日 17時19分)
 【ワシントン三木幸治】米上院外交委員会は23日、ポンペオ中央情報局(CIA)長官の次期国務長官就任を小差で可決、週内にも上院本会議で正式承認される見通しだ。9日付で就任したボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)とともに、トランプ政権の対北朝鮮、イラン外交を担う「対外強硬派」のチームが本格的に始動する。

 上院外交委員会は与党・共和党11人、民主党10人で構成。賛成11、反対9、無効1で可決した。民主党議員がポンペオ氏の「反イスラム」姿勢などを「外交トップにふさわしくない」と批判し、承認に反対した。

 共和党のポール議員も、ポンペオ氏が中東への武力介入に肯定的であることから反対を表明し、委員会での承認否決の見通しが強まっていた。だがポール氏は23日、突如、ポンペオ氏支持に回り、承認が可決された。トランプ大統領が説得したとみられる。

 トランプ氏は北朝鮮、イランとの外交交渉を踏まえ、自らと考えが近いポンペオ氏とボルトン氏を3月に指名した。ポンペオ氏の国務長官就任を受け、5月12日のイラン核合意の離脱期限と、6月初旬にも予定される米朝首脳会談に向けた準備を加速させる。

 ポンペオ氏とボルトン氏は、北朝鮮とイランに対し、軍事攻撃での政権転覆も辞さない姿勢を示すなど強硬派の筆頭格として知られる。ポンペオ氏は12日の承認公聴会で北朝鮮について「体制転換を求めていない。トランプ大統領も私も交渉に真剣だ」と述べ、米朝首脳会談の成功に尽力する構えをみせた。

 だがボルトン氏は「北朝鮮は差し迫った危機であり、先制攻撃をする法的な根拠がある」と主張。首脳会談の結果次第では、米国が強硬手段に出る可能性も消えていない。

 イラン核合意については、「破滅的な合意」(ポンペオ氏)、「核合意は戦略的な過ち」(ボルトン氏)とともに強く非難。トランプ氏も同様の考えで、英仏独などが「修正」に応じなければ、米国が核合意から離脱する可能性が高まっている。

4943チバQ:2018/04/24(火) 21:06:51
https://www.sankei.com/world/news/180424/wor1804240019-n1.html
2018.4.24 09:21
【トランプ政権】
ポンペオ次期国務長官の承認案を上院委が可決 土壇場で共和党委員が賛成に転じる 週内に承認の公算
 【ワシントン=加納宏幸】米上院外交委員会は23日、国務長官に指名されたポンペオ中央情報局(CIA)長官の承認案を採決し、僅差の賛成多数で可決した。今週中に上院本会議での採決が行われる予定で、野党・民主党から複数の議員が賛成する意向を表明していることから指名人事は承認される公算が大きくなっている。

 委員会では、野党・民主党がイラン核関連施設の攻撃を主張したポンペオ氏の過去の強硬な発言などを批判し、共和党でもポール上院議員が国際紛争への介入主義的な姿勢に問題があるとして反対していた。しかし、ポール氏が23日になって採決直前の土壇場で賛成に回ったことで可決した。

 ポール氏は委員会採決前にツイッターで、採決に先立ってトランプ大統領やポンペオ氏と複数回、話し合ったことを明らかにした上で、イラク戦争が間違いだったとの認識や、アフガニスタンへの米国の関与を終わらせることで一致できたことから採決で賛成に回ると表明した。

4944とはずがたり:2018/04/25(水) 10:47:56
米、公式夕食会で野党外し
トランプ氏、慣例破る
https://this.kiji.is/361689397944796257
2018/4/25 10:43
c一般社団法人共同通信社

 【ワシントン共同】トランプ米大統領夫妻は24日、フランスのマクロン大統領夫妻をホワイトハウスに招き、公式夕食会を開いた。米主要メディアによると、国賓をもてなす公式夕食会には与党だけでなく野党の議会指導者も招くのが伝統だが、トランプ氏は野党民主党の議員らを外し、慣例を破った。

 出席者数は百数十人とオバマ前政権で開かれた夕食会より規模を半分程度に縮小。民主党関係者で招待されたのは南部ルイジアナ州のエドワーズ知事だけだった。

 夕食会にはペンス副大統領ら政権高官のほか、トランプ氏が外交政策で助言を仰ぐキッシンジャー元国務長官らも出席した。

4945チバQ:2018/04/25(水) 10:56:14
https://www.asahi.com/articles/ASL4T2528L4TUHBI00H.html
米政権、また異例人事か 駐韓大使に太平洋軍トップ検討
ワシントン=峯村健司2018年4月25日10時33分
 米紙ワシントン・ポスト(電子版)は24日、トランプ政権が駐韓大使に太平洋軍トップのハリー・ハリス司令官(海軍大将)を指名することを検討している、と報じた。ハリス氏を駐オーストラリア大使に指名する人事が2月に発表されており、変更されれば異例の人事となる。

 6月初めまでに開く方向で調整している米朝首脳会談に向け、空白が続いている駐韓大使ポストを埋めることを急いだという。ハリス氏は、トランプ大統領の信任も厚いとされ、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮への軍事的選択肢の策定にも携わってきた。北朝鮮の非核化に向けた強い姿勢を打ち出す狙いがありそうだ。

 同紙はホワイトハウス高官の証言として、次期国務長官に指名されたポンペオ中央情報局(CIA)長官がハリス氏と話し、承諾を得たと伝えた。トランプ氏の了承を得た上で、正式に指名される見通し。

 ハリス氏は2月、駐豪大使に指名され、豪政府も受け入れる意向を示していた。今月24日に任命に向けた上院外交委員会の公聴会が開かれる予定だったが、政権側の求めで延期されたという。ポンペオ氏は首脳会談の調整窓口として駐韓大使の人選を最優先にする考えを示していた。(ワシントン=峯村健司)

4946チバQ:2018/04/25(水) 16:38:51
https://mainichi.jp/articles/20180425/k00/00e/030/346000c
米NSA
次期局長に初の日系人ナカソネ氏 上院が承認
毎日新聞2018年4月25日 15時43分(最終更新 4月25日 15時52分)
 米上院本会議は24日、トランプ大統領が次期国家安全保障局(NSA)局長に指名した日系人のポール・ナカソネ氏(54)の人事を全会一致で承認した。アジア系米国人で初のNSA局長となる。

 NSA局長はサイバー軍司令官も兼務。ロジャーズ現局長の後任として、中国やロシアなどによるサイバー攻撃の脅威への対処を担う。3月の議会公聴会では、米国を標的としたサイバー攻撃に対し十分な措置が取られていないとの見方を示していた。

 ナカソネ氏は中西部ミネソタ州出身。2016年10月から陸軍サイバー部隊の司令官を務めたサイバー分野の専門家として知られている。(共同)

4947チバQ:2018/04/25(水) 17:04:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180425-00000512-san-n_ame
トランプ政権 駐韓米大使にハリス太平洋軍司令官を指名か 駐豪大使に指名済みだが方針転換
4/25(水) 10:33配信 産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】ロイター通信は24日、米政府高官の話としてトランプ政権がハリス太平洋軍司令官を駐韓国大使に指名する意向を固めたと報じた。ハリス氏は2月に駐オーストラリア大使に指名され、同日に上院外交委員会で承認公聴会が行われる予定だったが当日になって急きょ延期されていた。

 関係者によると、トランプ大統領から次期国務長官に指名されたポンペオ中央情報局(CIA)長官がハリス氏に対し、駐豪州大使ではなく駐韓大使を務めるよう要請した。米紙ワシントン・ポスト(電子版)によると、ハリス氏は駐韓大使を引き受ける意向をポンペオ氏に伝えたという。

 ハリス氏は、太平洋軍司令官として北朝鮮問題への対応に深く関与。北朝鮮が核放棄する見通しについては「過度に期待すべきではない」と慎重姿勢を貫いてきた。ポンペオ氏はハリス氏を韓国に置くことで、米朝交渉が不発に終わった場合も含め、今後の情勢に柔軟に対応できる態勢を整えたい意向とみられる。

 ハリス氏は日系米国人初の太平洋軍司令官。駐韓大使をめぐっては、トランプ氏が昨年1月に就任以降、空席のままとなっている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180425-00000009-jij-n_ame
太平洋軍司令官、駐韓大使に? =駐豪指名から一転―米報道
4/25(水) 6:22配信 時事通信
 【ワシントン時事】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は24日、駐オーストラリア米大使として承認待ちのハリス太平洋軍司令官について、トランプ政権が駐韓大使への指名切り替えを計画していると報じた。

 ポンペオ次期国務長官が、空席になっている駐韓大使のポストを埋めることを優先した結果としている。

 ホワイトハウス高官によると、ポンペオ氏は既にハリス司令官と話し、承諾を得たとされる。トランプ大統領の了承を得た上で、正式に駐韓大使に指名される。ただ、日系人であるハリス氏が韓国でどのように受け入れられるかを懸念する声もある。

4948とはずがたり:2018/04/26(木) 14:28:55
米「黄金州の殺人鬼」逮捕
70〜80年代、DNA型一致
https://this.kiji.is/362075608581669985
2018/4/26 12:27
c一般社団法人共同通信社

米カリフォルニア州で起きた連続殺人・強姦事件で、殺人容疑で逮捕されたジョセフ・ディエンジェロ容疑者(同州サクラメント郡保安官事務所提供、ゲッティ=共同)
 【ニューヨーク共同】米西部カリフォルニア州で1970〜80年代に発生した連続殺人・強姦事件で、米司法当局は25日、4人を殺害した疑いで同州の元警官ジョセフ・ディエンジェロ容疑者(72)を逮捕したと発表した。遺留物と容疑者のDNA型が一致した。米メディアが報じた。

 犯人は当時「黄金州(カリフォルニア州)の殺人鬼」と呼ばれており、事件では少なくとも12人が殺害され、45人が強姦被害に遭っていた。当局は余罪を追及する。

 関係者によると容疑者は米海軍に入隊歴があり、カリフォルニア州内で70年代に警官として勤務していた。

4949とはずがたり:2018/04/27(金) 12:31:01
独占が進んで行き詰まっていたアメリカ経済の閉塞をぶち破ったのがT・ルーズベルトだとするならその後の大量生産大量消費の大衆消費社会をひっさげアメリカの世界大国としての覇権の準備をしたのが彼だったと云えるのかも知れない。

2018年3月5日 / 10:53 / 2ヶ月前
オピニオン:トランプ大統領はセオドア・ルーズベルトになれるか
https://jp.reuters.com/article/opinion-trump-bill-emmott-idJPKCN1GE09Q?rpc=135
ビル・エモット 国際ジャーナリスト/英オックスフォード大学客員研究員

[東京 5日] - トランプ米大統領が置かれている状況は、富の集中が進み、反競争的行為と金権政治が横行した19世紀後半に似ていると、英エコノミスト誌元編集長のビル・エモット氏は語る。

この「硬化症」に対する有効な処方箋は、イノベーション加速の裏側で進む大企業の巨大化と市場独占をけん制する競争政策の強化や、格差拡大に強い不満を抱く「忘れ去られた男女」に対する教育支援拡充だと指摘。20世紀初頭のセオドア・ルーズベルト大統領(在任期間1901―1909年)の改革路線が参考になると説く。

同氏の見解は以下の通り。

<「金ぴか時代」の教訓>

いわゆる米国の「忘れ去られた男女」が経済面でも人生の期待値でも苦戦し続け、強い不満を抱えていたことが、トランプ大統領誕生の原動力となったことはよく知られている。企業の富と権力が、ウォール街や一部のテクノロジー企業、一握りの金持ちに集中していることも、「忘れ去られた男女」の不満の種だ。その不満は、トランプ氏やサンダース上院議員によってあおられてきた。

私が、トランプ氏がセオドア・ルーズベルトのような大統領になるチャンスがあると言っているのは、今からおよそ100年前、よく似た事態に対処した代表的な指導者が共和党のセオドア・ルーズベルト大統領だったからだ。

当時の米国は、独占資本の形成が急速に進んだ19世紀後半の「ギルディッド・エイジ(金ぴか時代)」を経て、少数の巨大企業が主要産業を支配し、金権政治が横行、「ロバー・バロン(泥棒男爵)」と呼ばれた大資本家による行き過ぎた行為が問題視されていた。

1901年に大統領に就任したセオドア・ルーズベルトは、反トラスト法を盾に、独占資本を攻撃。寡占的石油企業だったスタンダード・オイルの解体に道筋をつけるなど、「金ぴか時代」に広がった不平等に対処し、富の集中と競争の停滞で「硬化症」に陥っていた米国を立ち直らせる政治を行った。

トランプ大統領も、過去の共和党大統領の優れた政策に見習うチャンスがある。具体的には、人工知能(AI)や自動化技術などイノベーション加速の裏側で進む大企業のさらなる巨大化と市場独占をけん制する競争政策の強化や、格差が広がる中で苦しい生活を余儀なくされ疎外感を抱く「忘れ去られた男女」に対する教育支援拡充などが有効だろう。

<トランプ大統領の落とし穴>

実際、巨大化するテクノロジー企業やウォール街のような権力の中枢を攻撃し、「忘れ去られた男女」が置かれた状況の改善を図り、不平等に対処しようという意欲を、トランプ大統領は持っているように見受けられる。

ただ、問題はその実現方法だ。トランプ大統領にとっての誘惑は、各国に貿易戦争を仕掛け、「米国に雇用を戻す」と言って、移民や貿易に対し門戸を閉ざすことだろう。特に白人の労働者階級を支援することを大義名分として、製造業など「過去の産業」を復活させることにエネルギーを注ぐ可能性はある。実際、折に触れてそうした姿勢を示しており、最近も鉄鋼とアルミニウムの輸入制限を発動する方針を明らかにしている。

要するに、より閉鎖的で後ろ向きの、保護貿易の追求だ。「未来のアメリカ」を作るためには公平な競争を促進し、労働市場をよりよく機能させることが必要だが、その真逆を目指す政策となるため、米国経済の地力は弱まってしまうだろう。

4950とはずがたり:2018/04/27(金) 12:31:24
>>4949
また、トランプ大統領に関する懸念をもう1つ言い添えれば、法の支配と対峙し、この民主主義の大事な源泉に害をなす恐れがある点だ。特にモラー特別検察官が率いるロシアゲート(2016年米大統領選へのロシア介入疑惑)に関する捜査へのトランプ大統領の対応ぶりが、米連邦捜査局(FBI)による合法的な捜査の信頼性をいかに傷つけているかを考えると、米国における法の支配に対して長期的なダメージを与える可能性は否めない。

<トランプ大統領は「西洋」の破壊者か>

では、トランプ大統領の任期中に、先進諸国が共有してきた価値観や仕組みが崩壊するような事態はあり得るのか。その点については、私は比較的楽観している。

人工知能は高齢化先進国の救世主、ビッグブラザー化には注意(字幕・9日)
仮にトランプ大統領が内政面において第二のセオドア・ルーズベルトになれなかったとしても、世界に対するスタンスが積極的な敵対行為ではなく「ディスエンゲージメント(不関与)」にとどまる限り、「西洋」は存続できるだろう。なぜなら、保護主義的な色彩が強かったロナルド・レーガン大統領の在任中(1981―1989年)もそうだが、米国が不関与に傾き、西洋的な価値観から距離を置いていた時期は過去にもあったからだ。

ちなみに、私の定義では、西洋とは「イコーリティ(平等)」と「オープンネス(開放性)」という理念を、政治的、社会的、経済的なシステムとして採用している全ての国を指す。つまり、日本や台湾、韓国のような「東洋」の国々も含んでいる。

「開放性」とは、自由市場経済を採用していることだ。それは、貿易、資本フロー、技術、アイデアに対してオープンであり、従って、あらゆる種類の破壊的イノベーションに対してオープンであることを意味する。「平等」がなぜ必要かと言えば、破壊的イノベーションは社会の混乱と変動をもたらすからだ。

これは、すでに証明されていると思うが、市民が政治や意思決定に対し平等に参加しているという意識を持っている社会、言い換えれば本物の自由民主主義社会は、独裁者が率いる、権利において不平等で、分断されている社会よりも、社会的変動を巧みに吸収し、歴史問題も上手に乗り切っている。そして、これら西洋の国々は、開放性と平等を尊重する国際機構と国際法を通じて互いに結びつき、国家間の競争を組み立てている。

ビル・エモット氏 写真:John Cairns
トランプ大統領が西洋を破壊するかという質問に戻れば、米国が不関与ではなく、例えば世界貿易機関(WTO)のような国際機構に対し積極的な敵対行動をとるならば、つまり米国が西洋のために築き上げた構造物や仕組み、ネットワークを徹底的に破壊しようとするならば、西洋は生き残ることができない。だが、不関与にとどまるならば、さほど壊滅的な事態になるとは思わない。西洋の縮小はある程度進むかもしれないが、米国に次の大統領が3年後、あるいは7年後にやってきて、物事を再始動できるだろう。

(聞き手:麻生祐司)

4951チバQ:2018/04/27(金) 13:55:26
https://www.sankei.com/world/news/180426/wor1804260047-n1.html
2018.4.26 23:05

米大統領主治医が閣僚指名辞退 飲酒疑惑など受け
 【ワシントン=加納宏幸】トランプ米大統領が次期退役軍人長官に指名した大統領医務官のロニー・ジャクソン氏は26日、指名を辞退した。ホワイトハウスを通じて声明を発表した。公務中の飲酒疑惑や職員に睡眠導入剤などを大量に処方した疑惑が次々と浮上し、米議会などから適格性を問う声が出ていた。

 ジャクソン氏は声明で疑惑を「捏造(ねつぞう)」であるとして否定しつつも政権への影響を避けるために指名を辞退するとした。トランプ氏は同日のFOXニュース番組で疑惑を追及した野党・民主党を批判しつつも、他の人物を指名すると述べた。

4952チバQ:2018/05/03(木) 06:28:01
https://www.sankei.com/smp/world/news/180502/wor1805020020-s1.html
ケリー米大統領首席補佐官に辞任論 トランプ大統領を罵倒報道…孤立化トランプ政権2018.5.2 00:25

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 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米政権でボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)やポンペオ国務長官などトランプ大統領に近い閣僚らの発言力が強まる中、ケリー首席補佐官の影響力が著しく低下しているとの見方がワシントンの政界関係者の間で強まっている。ケリー氏が補佐官に就任して7月で1年となるのを機に辞任するとの観測も広がり始めた。


 ケリー氏は、ホワイトハウスでの政策決定の混乱を避けるため、各省庁や政府機関などからの情報を自身の下に集約し、トランプ大統領に報告する体制の構築を目指した。

 しかし、トランプ氏は逆に、ケリー氏が重要情報を上げるのを制限しているとの疑念を強め、ケリー氏を素通りしてボルトン氏やクドロー国家経済会議(NEC)委員長から直接話を聞くことが増えたという。

 米NBCテレビが4月30日、当局者の話として報じたところでは、ケリー氏は今年2月の韓国・平昌五輪が開催される前、トランプ氏が在韓米軍の撤収を指示しようとしていたのを思いとどまらせた。

 ケリー氏はまた、ホワイトハウスでの自身の役割について、トランプ氏が常識では考えられない政策判断を次々と下すのを押しとどめる「唯一の防波堤」だと職員らに説明していたとしている。

 さらに、ケリー氏はトランプ氏のことを複数回にわたって「ばか」と罵倒していたという。

 一方、ケリー氏は声明でNBCの報道は「事実無根だ」と否定。ケリー氏は以前、自分から補佐官を辞任することはないと語っていたとされ、一連の観測や報道は、ホワイトハウス側がケリー氏を辞めさせるために意図的に同氏に不利となる情報を流している可能性もある。

4953チバQ:2018/05/05(土) 06:37:46
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018050400404&amp;g=use
米中間選挙、大統領弾劾に弾みも=トランプ氏、過半数割れに危機感

トランプ氏


3日、ホワイトハウスの式典で演説するトランプ米大統領(AFP=時事)

 【ワシントン時事】11月6日の米中間選挙まで半年。トランプ大統領の支持率が4割程度の低水準にとどまる中で、共和党は逆風と戦う。民主党が下院で過半数を制すれば、ロシア疑惑に絡んだ大統領弾劾に弾みがつく可能性があり、政権の命運をかけた与野党の攻防が本格化する。
 ◇政権批判で民主に勢い
 「民主党議員は『あいつを弾劾しろ』と触れ回っている。下院を死守しなければならない」。トランプ氏は先月下旬のミシガン州の集会で熱気を帯びた支持者を前にこう訴えた。
 中間選挙では下院の全435議席、上院は100議席のうち35議席(同時実施の2補選を含む)を争う。トランプ氏が特に危機感を持つのは、過半数の賛成で大統領の弾劾訴追が可能になる下院の動向だ。
 共和党の下院の現有議席は237で過半数を19議席上回る。だが、政権1期目の中間選挙は、大統領選の「逆バネ」で大敗するケースが多く、与党にとっては鬼門だ。ギャラップ社の調査によると、オバマ政権1期目の中間選挙半年前の支持率は48%でトランプ政権(42%)より高かったが、下院で63議席減らし、過半数割れした。
 共和党が総力を挙げた最近の補欠選挙も、不吉な兆候を裏付ける。共和党の圧倒的な地盤で敗北した3月のペンシルベニア州下院補選に続き、安泰と伝えられた4月のアリゾナ州下院補選も、ふたを開ければ5ポイント差の辛勝だった。
 民主党の勢いは候補者への献金額に表れている。下院の全候補者の集計では過去2回の中間選挙で共和党が上回っていたが、今回は民主党が共和党の2割増で推移し、特に小口献金の伸びが著しい。トランプ政権への「怒り」が原動力になっていると見られている。
 米メディアによると、ホワイトハウスのある高官は最近、トランプ氏に「下院の状況は絶望的」と警告したが、トランプ氏は「そんなことはない」と強がったという。
 ◇与野党対立で政策停滞か
 トランプ氏は1月の一般教書演説で「米国民のため与野党と手を携えたい」と述べ、分断の解消と与野党の融和を訴えた。しかし、その後は民主党が強く反対する中で不法移民対策としてメキシコ国境に州兵派遣を命じるなど、むしろ対立をあおる方向に進んでいる。
 中間選挙で上下両院のどちらかでも共和党が過半数を割れば、政治の停滞は避けられそうにない。
 上院は現在、51議席の共和党がかろうじて多数派。過半数を割れば、民主党の協力なしに人事は承認されず、昨年末の「大型減税」のような共和党単独の賛成で可決した看板政策の実現は望めなくなる。
 ロシア疑惑をめぐるモラー特別検察官の捜査は近く行われる見通しのトランプ氏への事情聴取でヤマ場を迎えつつある。民主党も現時点で弾劾の理由を明確に見いだしているわけではないが、下院で過半数を制すれば、弾劾論で政権を揺さぶることは可能だ。共和党関係者からは「残り2年の大統領任期が弾劾手続きに翻弄(ほんろう)される」と懸念する声が漏れる。(2018/05/04-14:19)

4954チバQ:2018/05/05(土) 06:45:35
https://www.sankei.com/world/news/180503/wor1805030025-n1.html
2018.5.3 18:17
【トランプ政権】
トランプ氏、口止め料払う ポルノ女優との不倫問題 弁護団に新加入のジュリアーニ元NY市長明かす
 トランプ米大統領との不倫関係を口外しないよう、弁護士がポルノ女優ストーミー・ダニエルズさんに13万ドル(約1400万円)の口止め料を払ったとされる問題で、ジュリアーニ元ニューヨーク市長は2日、口止め料は弁護士側がいったん支払い、トランプ氏が清算していたと明らかにした。FOXニュースの番組で述べた。

 ジュリアーニ氏はトランプ氏の顧問弁護団に加わったばかり。トランプ氏は不倫問題や口止め料について「知らない」と話しており、従来の主張との矛盾を追及する動きが強まりそうだ。ただ、ジュリアーニ氏は番組後、同ニュースに、トランプ氏は清算金の支出先を知らなかったと話した。

 口止め料は大統領選直前の2016年10月に支払われたとされ、弁護士は自身の個人的な資金を使ったと説明していた。ジュリアーニ氏は、トランプ氏が「数カ月にわたって(弁護士に)支払った」と述べる一方、「選挙資金には一切手を付けていない」と強調した。(共同)

4955チバQ:2018/05/05(土) 23:36:15
https://www.sankei.com/world/news/180504/wor1805040031-n1.html
2018.5.4 18:00
【トランプ政権】
トランプ氏が「口止め料」支払い認める 説明一転、違法献金に問われる恐れ
 【ワシントン=加納宏幸】米国のポルノ女優ストーミー・ダニエルズさんがトランプ大統領と不倫関係にあったと主張している問題で、トランプ米大統領は3日、個人弁護士のコーエン氏が2016年11月の大統領選直前にダニエルズさんに「口止め料」を支払っていたことを知っていたとツイッターで認めた。知らなかったとの説明を一転させた。口止め料を毎月の報酬でコーエン氏に弁済したとも明らかにした。

 コーエン氏が大統領候補のトランプ氏に代わって13万ドル(約1400万円)の口止め料を支払ったとすれば、違法献金として扱われる恐れがある。弁済を公表することで選挙資金と無関係と強調したとみられる。

 コーエン氏は4月に連邦捜査局(FBI)による事務所の捜索を受け、選挙資金に関わる連邦法違反に問われる可能性もある。これに関連し、米NBCテレビは捜索に先立ち、コーエン氏の通話履歴を入手していたと伝えた。

 トランプ氏はツイッターで「コーエン氏が毎月受け取った報酬は陣営からではなく、陣営とは関係がない」と書いた。また、コーエン氏がダニエルズさんに対して口止め料を支払ったのは、「うそやゆすりを止めるためだった」とし、不倫関係を改めて否定した。

 トランプ氏は4月5日に口止め料の支払いを否定していたが、最近になってトランプ氏の弁護団に加わったジュリアーニ元ニューヨーク市長は3日のFOXニュース番組で、トランプ氏が詳細を知ったのは2週間ほど前のため当初の説明と矛盾しないと強調した。

 また、ジュリアーニ氏は「(民主党候補の)ヒラリー・クリントン氏との最後の討論会のさなかに(不倫報道が)出ていたらどうなっていただろうか。コーエン氏は独断で自分の仕事をしただけだ」と口止め料の支払いを正当化した。

4956とはずがたり:2018/05/07(月) 17:16:09
拷問関与か、米CIA長官候補が辞退示唆…米紙
http://www.yomiuri.co.jp/world/20180507-OYT1T50042.html
2018年05月07日 16時52分このエントリーをはてなブックマークに追加
ハスペル氏(AP)
ハスペル氏(AP)

 【ワシントン=黒見周平】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は6日、トランプ米大統領が次期米中央情報局(CIA)長官に指名したジーナ・ハスペル氏が4日、ホワイトハウス高官に対し、指名の辞退を示唆したと報じた。

 ハスペル氏を巡っては、CIAの捕虜収容所での水責めによる取り調べや、取り調べを記録したビデオテープの破棄に関わった問題が浮上している。野党・民主党からはハスペル氏の起用を疑問視する声が上がっている。

 同紙によると、ハスペル氏は9日に予定される米議会・上院の指名公聴会で非難にさらされ、自身やCIAの評判に傷がつくとの懸念を示し、身を引く考えを漏らしたという。

2018年05月07日 16時52分

4957チバQ:2018/05/08(火) 20:21:11
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/article/414126/
CIA長官候補が辞退を検討 テロ容疑者拷問関与の追及懸念か
2018年05月07日09時52分 (更新 05月07日 12時42分)
 ジーナ・ハスペル米CIA長官代行(CIA提供、AP=共同)
ジーナ・ハスペル米CIA長官代行(CIA提供、AP=共同)
写真を見る

 【ワシントン共同】米主要メディアは6日、トランプ大統領が次期中央情報局(CIA)長官に指名したジーナ・ハスペル長官代行が指名辞退を検討していると報じた。テロ容疑者の拷問に関わっていた可能性が指摘され、議会の指名承認公聴会で追及されることを懸念しているという。情報活動を支える重要官庁のトップに選んだ人物が指名を辞退すれば、トランプ氏に痛手となる。

 一方、ニューヨーク・タイムズ紙電子版はハスペル氏が指名を辞退しない考えを示したと伝えている。4月には退役軍人長官に指名されていたジャクソン氏が公務中の飲酒などの問題を追及され、指名を辞退したばかり。

4958チバQ:2018/05/11(金) 23:50:12
https://www.sankei.com/world/news/180510/wor1805100044-n1.html
2018.5.10 16:03
【激動・朝鮮半島】
解放の3人が米到着 トランプ大統領はシンガポールでの米朝会談に向け準備指示か
【ワシントン=黒瀬悦成】北朝鮮に拘束されていた米国人3人が解放され、10日未明(日本時間同日午後)、ポンペオ米国務長官とともにワシントン近郊のアンドルーズ空軍基地に到着した。トランプ大統領はメラニア夫人と一緒に3人を出迎え、米政府機のタラップ上で笑顔で握手を交わした。

 トランプ氏は「今夜は3人にとって特別な夜だ」と述べた上で、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長に「感謝する」とした。

 また、6月初旬までに見込まれる米朝首脳会談を通じて「朝鮮半島全体を非核化させる」と改めて表明し、「人々が可能だと思っていなかったことができるかどうか、わかることになる」と会談の「成功」に強い自信を示した。さらに将来の訪朝の可能性について「あり得る」とも語った。

 解放された3人は、2015年10月にスパイ容疑で拘束されたビジネスマンのドンチョル・キム氏と、平壌科学技術大に勤めていたサンドク・キム氏、ハクソン・キム氏。3人は通訳を介して報道陣に「非常にうれしい」と語った。うち1人は北朝鮮での待遇について「多くの労働をさせられたが、病気の際は治療を受けた」と明かした。

 3人はまた、国務省を通じて声明を発表し、トランプ氏とポンペオ氏らに「深い謝意」を表明した。

 米紙ニューヨーク・タイムズによると、米政権は3人の解放を米朝首脳会談を実現させる前提条件として突きつけていたという。

 一方、米CNNテレビは9日、米朝首脳会談について、トランプ氏がシンガポールでの開催に向け準備を進めるよう関係当局に指示したと報じた。

 トランプ氏は同日、首脳会談の日程と開催地を「3日以内に発表する」と表明。また、自身が有力候補として挙げていた、韓国と北朝鮮の軍事境界線にある板門店での開催はなくなったと語ったことから、過去にトランプ氏が候補の一つとして言及したシンガポールが有力視されている。

 米政権内では、米朝双方と国交があり、比較的中立な第三国での開催を提唱する声が出ている。

 ただ、CNNは土壇場で開催地が変更される可能性もあるとしている。

 ポンペオ氏が北朝鮮から米国に戻る機中で記者団に語ったところでは、会談は原則として1日、状況によっては2日間を予定しているという。

4959とはずがたり:2018/05/14(月) 16:58:04
4月の記事

FBI、トランプ氏弁護士を家宅捜索 「口止め料」発端
https://www.asahi.com/articles/ASL4B3S2YL4BUHBI00K.html?iref=pc_rellink
ワシントン=土佐茂生2018年4月10日12時58分

 米連邦捜査局(FBI)は9日、トランプ大統領の個人弁護士を務めるマイケル・コーエン氏のニューヨークにある事務所や自宅を家宅捜索した。トランプ氏と不倫関係にあったと主張する元人気ポルノ女優に対し、コーエン氏が払ったとされる「口止め料」に関し、選挙資金を流用した疑いがあるという。

 捜索は、2016年の米大統領選に介入したロシアとトランプ氏陣営との関係をめぐる「ロシア疑惑」を捜査するマラー特別検察官の照会によって行われた。FBIは、コーエン氏とトランプ氏との個人的なやりとりの記録も押収した。マラー氏は、記録に「ロシア疑惑」やトランプ氏の脱税疑惑に関するものが含まれていないか、関心を持っているという。

 米メディアによると、元ポルノ女優のストーミー・ダニエルズ(本名=ステファニー・クリフォード)さんは06年7月、リゾート地でのゴルフ大会でトランプ氏と知り合い、その後、性的関係を持ったという。当時、トランプ氏のメラニア夫人は長男を出産したばかりだった。関係は07年まで続いたとされる。

 大統領選前の16年10月、コ…

残り:596文字/全文:1041文字

4960チバQ:2018/05/15(火) 18:53:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180514-00000097-mai-int
<米大使館移転>パレスチナ猛反発 軍と衝突で52人死亡
5/14(月) 22:05配信 毎日新聞
<米大使館移転>パレスチナ猛反発 軍と衝突で52人死亡
在イスラエル米大使館のエルサレム移転に抗議するパレスチナ人=ガザ地区で14日、AP
 ◇イスラエル建国70年に合わせ 4万人が抗議デモ

 【エルサレム賀有勇】米国は14日、イスラエルの建国70年に合わせて在イスラエル大使館を商都テルアビブからエルサレムに移転した。東エルサレムを将来の独立国家の首都と想定するパレスチナは猛反発しており、パレスチナ自治区ガザでは14日、4万人が抗議デモに参加。ガザの保健当局によると、イスラエル軍との衝突で、少なくともパレスチナ人52人が死亡し、2000人以上が負傷した。1日の犠牲者としては、イスラエル軍がイスラム組織ハマスに大規模攻撃した2014年以降で最悪規模となった。

【動画】パレスチナ猛反発、死傷者多数

 米大使館移転はトランプ米大統領が昨年12月にエルサレムをイスラエルの首都と「認定」したことに続き、歴代の米政権が維持してきた中東政策を大きく転換するものだ。

 一方、パレスチナにとっては、15日はイスラエル建国により、パレスチナ人70万人が住み慣れた土地を追われ難民となった「ナクバ(大惨事)」を年に一度思い起こす日とされる。パレスチナ人とイスラエル軍との衝突はさらに激しくなる可能性がある。

 エルサレムのアルノナ地区で開かれた大使館開設式典にはトランプ氏の長女のイバンカ大統領補佐官、娘婿のクシュナー大統領上級顧問や、ムニューシン財務長官ら政府高官が出席。トランプ氏はビデオメッセージを寄せ、「エルサレムはユダヤの人々が古代に確立した首都だ」などと述べた。移転先は米総領事館の敷地内で、当面はフリードマン大使の執務室を置くなど、暫定的な機能にとどめる。

 イスラエルのネタニヤフ首相は式典で、「永遠で不可分なイスラエルの首都」とエルサレムを表現。「何代にもわたり国民の記憶に受け継がれる日となった」とトランプ氏の決断を称賛した。

 イスラエルは1948年の第1次中東戦争で西エルサレムを獲得。67年の第3次中東戦争で東エルサレムを占領し、80年にエルサレムを首都と宣言した。国連がイスラエルによる首都宣言の無効決議を採択したため、各国は大使館をテルアビブに置いてきた。

 米議会は95年にエルサレムへの大使館移転を促す法案を可決したものの、米国の歴代大統領は中東和平交渉への影響を懸念し大使館移転を延期してきた。しかし、トランプ氏は昨年12月、支持基盤であるキリスト教右派や親イスラエル勢力の意向を受け入れ、選挙公約だった大使館の移転を表明した。

 エルサレムは国際的にはイスラエルの首都とは認められていない。しかし、ネタニヤフ首相は最初に大使館をエルサレムに移した10カ国への「優遇措置」を明言し、米国の影響下にある国を中心に追随の動きが出ている。中米グアテマラは16日にエルサレムに大使館を移転予定。中米のホンジュラス、パラグアイ、東欧のチェコやルーマニアも移転を検討している。日本は同調しない方針。

4961チバQ:2018/05/17(木) 21:21:08
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180517-00000032-mai-n_ame
<米国>CIA初女性長官誕生へ ハスペル氏を上院委承認
5/17(木) 16:46配信 毎日新聞
<米国>CIA初女性長官誕生へ ハスペル氏を上院委承認
ハスペルCIA長官代行=AP
 【ワシントン高本耕太】米上院情報特別委員会は16日、トランプ大統領が中央情報局(CIA)長官に指名したハスペル同局長官代行を10対5の賛成多数で承認した。上院本会議でも承認されることが濃厚で、1947年設立の同局で初の女性長官が月内にも誕生する見通しだ。

 指名はポンペオ前長官の国務長官就任に伴うもの。ハスペル氏は海外を中心に33年のCIA勤務経験を評価される一方、2001年の米同時多発テロ後に実施されたテロ容疑者の「拷問」に関与したとされ、野党・民主党を中心に承認には慎重な声が上がっていた。

 ハスペル氏は公聴会で水責めなどの「強化尋問」プログラムを再び導入しないと宣言。16日の採決では民主党7委員中、2人が賛成に回った。

 ハスペル氏の指名を巡っては、脳腫瘍で闘病中のマケイン議員(共和)が「不適格だ」と本会議での承認反対を呼びかけていることに対し、ホワイトハウス高官が「彼はどうせ死ぬのだから関係ない」と発言したことが報じられ、政権に非難が集中している。

4962チバQ:2018/05/17(木) 21:21:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180517-00000014-jij-kr&amp;pos=2
ボルトン米大統領補佐官の影響力低下狙う=北朝鮮、嫌悪感あらわ
5/17(木) 7:11配信 時事通信
 【ソウル時事】北朝鮮の金桂冠第1外務次官は16日の談話で、対北朝鮮強硬派で核放棄を先行させる「リビア方式」の適用を唱えるボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)への嫌悪感をあらわにし、集中的に攻撃した。

 米朝首脳会談のキャンセルをちらつかせ、トランプ政権内でのボルトン氏の影響力を低下させようという狙いがありそうだ。

 金氏は「朝米首脳会談を控えた今、米国で、対話の相手を甚だしく刺激する妄言が次々と飛び出している」と主張した。

 具体的には「ボルトン(補佐官)らホワイトハウスと国務省の高官は『先に核放棄、後で補償』方式に言及し、『リビア核放棄方式』だの、「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化」だの、『核、ミサイル、生物・化学兵器の完全廃棄』だのと主張している」と不快感を表明した。

 今後についても「彼に対する拒否感を隠さない」と、ボルトン氏を相手にしない強硬な姿勢を打ち出した。「朝米首脳会談をはじめ全般的な朝米関係の展望がどうなるかは火を見るより明らかだ」とも警告している。

 さらに「核開発の初期段階にあったリビアを『核保有国』であるわが国と比べること自体が愚かだ」と開き直った。

4963とはずがたり:2018/05/18(金) 11:16:38

「英語話せ」と店員に激高、NY
弁護士に批判殺到
https://this.kiji.is/370021343968281697
2018/5/18 10:31
c一般社団法人共同通信社

 【ニューヨーク共同】米国でも最もリベラルな都市の一つとされるニューヨークの飲食店で、スペイン語で会話をしていた店員に対し、来店した弁護士の白人男性が「ここは米国だ。英語で話せ」と怒鳴りつける動画がネット上で出回り、男性への批判が殺到している。米CNNテレビなどが17日報じた。

 米メディアによると、この弁護士はアーロン・シュロスバーグ氏(42)。15日、店内で別の客が店員とスペイン語で会話しているのを聞くと突然激高し「マンハッタンで営業するなら店員はスペイン語でなく英語を話すべきだ。ばか野郎」と、ののしり始めた。

 一部始終がスマートフォンで撮影されていた。

4964チバQ:2018/05/19(土) 20:31:25
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018051900218&amp;g=int
退役軍人長官にウィルキー氏=米政権

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は18日、退役軍人長官にロバート・ウィルキー国防次官を指名すると表明した。
 同長官ポストをめぐってトランプ氏は、前任者のシュルキン氏を公金不正使用問題で3月に更迭。後任に主治医だったロニー・ジャクソン氏をいったん指名したが、ジャクソン氏も沈痛用麻薬を大量に処方して配った疑惑が浮上し、指名を辞退していた。(2018/05/19-06:21)

4965チバQ:2018/05/19(土) 23:53:19
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180519-00000008-jij-n_ame
米高校で銃乱射、10人死亡=17歳男子生徒拘束―爆発物発見、ナチスの象徴も
5/19(土) 6:13配信 時事通信
米高校で銃乱射、10人死亡=17歳男子生徒拘束―爆発物発見、ナチスの象徴も
米南部テキサス州サンタフェの高校で18日朝、銃乱射事件があり、アボット州知事によると、生徒ら10人が死亡、10人が負傷した。発砲した容疑者は間もなく拘束され、同日、殺人容疑で訴追された。
 【ニューヨーク時事】米南部テキサス州ヒューストン近郊サンタフェの高校で18日午前7時半(日本時間同日午後9時半)ごろ、銃乱射事件があり、アボット州知事によると、生徒ら10人が死亡、10人が負傷した。

 発砲した容疑者として同校の男子生徒(17)が拘束された。現場や周辺で爆発物も見つかった。捜査当局は動機の解明を急ぐ。

 米メディアによると、捜査当局は男子生徒を殺人容疑で訴追するとともに、別の生徒1人も重要参考人として拘束、事件との関連を調べている。CNNテレビによれば、犠牲者は9人が生徒、1人が教師。

 知事によると、凶器は散弾銃と拳銃で、容疑者の父親が所有。容疑者の日記には、乱射後に自殺したいという趣旨の記述があったが、容疑者は自ら投降した。容疑者の自宅などからは火炎瓶を含む爆発物が発見された。CNNは、パイプ爆弾や圧力鍋が見つかったと報じた。

 地元テレビによると、容疑者はフェイスブックに「殺すために生まれた」と書かれたTシャツの写真や、ナチス・ドイツのシンボルなどが付いたコートの写真を投稿していた。

 事件があったのはサンタフェ高校で、米メディアによると、生徒数は約1400人。地元メディアが伝えた目撃情報では、発砲は1限目の美術の授業が行われていた教室で始まった。火災警報が鳴り、生徒は一斉に避難した。米メディアは容疑者を顔写真付きで実名報道した。

 在ヒューストン日本総領事館によると、日本人の被害は確認されていない。

 トランプ大統領は「とても悲しいニュースだ」と述べ、連邦政府も地元当局に協力していると説明。学校の安全対策に尽力する考えを表明した。

4966チバQ:2018/05/22(火) 15:58:01
http://www.sankei.com/world/news/180522/wor1805220006-n1.html
2018.5.22 06:34

米国防総省、「太平洋軍」を「インド太平洋軍」に改称へ
 【ワシントン=黒瀬悦成】米国防総省のマニング報道官は21日、在日米軍や在韓米軍などを所管する太平洋軍を近く「インド太平洋軍」に改称する可能性があるとの見通しを明らかにした。

 改称は、中国が南シナ海やインド洋で覇権的姿勢を強める中、「開かれたインド太平洋地域」を掲げる米国の立場を強く打ち出す狙いがある。

 米下院外交委員会は2019会計年度(18年10月〜19年9月)の国防権限法案で20年1月から太平洋軍の名称をインド太平洋軍に変更することを求める条項を盛り込むなど、改称への機運が浮上していた。

 太平洋軍は、米軍が編制している6つの地域別統合軍の一つ。司令部をハワイ州のオアフ島に置き、米大陸沿岸を除く太平洋全域からインド沿岸までのインド洋を管轄し、北朝鮮の核・弾道ミサイル開発や中国による南シナ海の軍事拠点化などに対処してきた。

 マニング氏は「最終決定があれば発表する」と述べつつ、「改称は、管轄(領域)をより適切に表わすものになる」との見通しを明らかにした。現行の太平洋軍の管轄領域に変更はないとしている。

4967チバQ:2018/05/24(木) 09:15:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180524-00000509-san-n_ame

米共和党、強まるトランプ色 中間選挙まで半年、堅調経済で上院過半数維持か
5/24(木) 8:02配信

産経新聞

 【ワシントン=加納宏幸】11月6日の米中間選挙まで半年を切った。与党・共和党の勝利を2020年大統領選での再選につなげたいトランプ大統領は製造業の復活に期待する有権者に訴えるため、米中貿易摩擦の激化もいとわない。経済が堅調にある中で支持率は昨年12月に底を打って以来、回復基調にあり、上下両院の奪還を目指す民主党にとっては無党派層を引きつける経済政策を打ち出せるかが課題となる。

 「11月の前に追加減税を提案する。民主党のペロシ下院院内総務は(トランプ政権の)減税をなくし、増税しようとしているが、うまくいくわけがない」

 トランプ氏は22日、ワシントンで支持者らにこう訴えた。共和党内には、昨年12月に成立した大型減税のうち時限措置の個人所得減税の恒久化を公約とし、民主党を抵抗勢力として攻撃する案がある。

 現有議席は上院(100議席)が共和51、民主(無所属含む)49。下院(435議席)が共和235、民主193、欠員7。トランプ氏の「不倫疑惑」などで都市近郊の女性層や高学歴層が民主党に流れるとみられ、下院では同党が過半数を得る可能性がある。

 焦点は、上院で共和党が過半数を維持できるかだ。改選される35議席(補選の2州を含む)の現有議席は共和9に対し民主(無所属を含む)26。民主党が過半数を得るには現有に2議席を上積みする必要があるが、そう簡単ではない。

 オバマ前大統領の再選と同時に実施された12年上院選では共和党が強い州で多くの民主党議員が勝利した結果、改選される26州のうち10州は大統領選でトランプ氏が勝利した地盤での戦いとなるからだ。

 トランプ氏が中国通信機器大手の中興通訊(ZTE)を攻撃し、イラン核合意を離脱するなど同国への圧力を強めているのは大統領選の「公約」を守ることで共和党支持層を固め、民主党のオバマ前政権の「弱腰」に不満を持つ中間層を引きつける狙いがある。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、トランプ氏の支持率の平均値は大型減税成立前に37%で底を打った後、現在は43・4%。8日に3州であった上院選の共和党予備選ではいずれもトランプ氏の意中の候補が勝利しており、同党の「トランプ色」を強めるため民主党攻撃は勢いを増す。

 政治アナリストのスチュアート・ローゼンバーグ氏は「トランプ氏の支持者は党自体への愛着が強くないため、トランプ氏や共和党は中間選挙に向けて党派色を強める」とみる。下院で民主党が30議席以上を上積みして過半数を得る一方、上院では共和党が過半数を維持するというのがローゼンバーグ氏の見立てだ。

4968チバQ:2018/05/24(木) 18:42:24
https://www.sankei.com/world/news/180524/wor1805240015-n1.html
2018.5.24 07:15

米共和党、強まるトランプ色 中間選挙まで半年、堅調経済で上院過半数維持か
 【ワシントン=加納宏幸】11月6日の米中間選挙まで半年を切った。与党・共和党の勝利を2020年大統領選での再選につなげたいトランプ大統領は製造業の復活に期待する有権者に訴えるため、米中貿易摩擦の激化もいとわない。経済が堅調にある中で支持率は昨年12月に底を打って以来、回復基調にあり、上下両院の奪還を目指す民主党にとっては無党派層を引きつける経済政策を打ち出せるかが課題となる。

 「11月の前に追加減税を提案する。民主党のペロシ下院院内総務は(トランプ政権の)減税をなくし、増税しようとしているが、うまくいくわけがない」

 トランプ氏は22日、ワシントンで支持者らにこう訴えた。共和党内には、昨年12月に成立した大型減税のうち時限措置の個人所得減税の恒久化を公約とし、民主党を抵抗勢力として攻撃する案がある。

 現有議席は上院(100議席)が共和51、民主(無所属含む)49。下院(435議席)が共和235、民主193、欠員7。トランプ氏の「不倫疑惑」などで都市近郊の女性層や高学歴層が民主党に流れるとみられ、下院では同党が過半数を得る可能性がある。

 焦点は、上院で共和党が過半数を維持できるかだ。改選される35議席(補選の2州を含む)の現有議席は共和9に対し民主(無所属を含む)26。民主党が過半数を得るには現有に2議席を上積みする必要があるが、そう簡単ではない。

 オバマ前大統領の再選と同時に実施された12年上院選では共和党が強い州で多くの民主党議員が勝利した結果、改選される26州のうち10州は大統領選でトランプ氏が勝利した地盤での戦いとなるからだ。

 トランプ氏が中国通信機器大手の中興通訊(ZTE)を攻撃し、イラン核合意を離脱するなど同国への圧力を強めているのは大統領選の「公約」を守ることで共和党支持層を固め、民主党のオバマ前政権の「弱腰」に不満を持つ中間層を引きつける狙いがある。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、トランプ氏の支持率の平均値は大型減税成立前に37%で底を打った後、現在は43・4%。8日に3州であった上院選の共和党予備選ではいずれもトランプ氏の意中の候補が勝利しており、同党の「トランプ色」を強めるため民主党攻撃は勢いを増す。

 政治アナリストのスチュアート・ローゼンバーグ氏は「トランプ氏の支持者は党自体への愛着が強くないため、トランプ氏や共和党は中間選挙に向けて党派色を強める」とみる。下院で民主党が30議席以上を上積みして過半数を得る一方、上院では共和党が過半数を維持するというのがローゼンバーグ氏の見立てだ。

4969チバQ:2018/05/30(水) 17:25:00
http://www.sankei.com/world/news/180530/wor1805300018-n1.html
2018.5.30 11:09

米ミズーリ州知事が辞任 不倫女性のヌード写真をばらまくと脅迫か
 【ワシントン=加納宏幸】米中西部ミズーリ州のグレイテンズ知事(44)=共和=は29日、6月1日に辞任すると発表した。米メディアによると、知事就任前に不倫関係にあった女性に対し、同意を得ずに撮影したヌード写真を公表すると脅迫した疑いがあり、州議会で弾劾の動きが出ていた。

 海軍特殊作戦部隊ネービー・シールズ出身のグレイテンズ氏は2016年の州知事選で初当選した。一時は大統領も狙える存在として将来を嘱望されていたが、知事就任前の15年に自宅にヘアスタイリストの女性を連れ込み、わいせつな行為を強要したり、有権者リストを不正に入手したりした疑いが持たれ、辞任要求が強まっていた。

 グレイテンズ氏は29日の記者会見で「私は完璧ではないが、法を犯すようなことはしていない」と述べた。女性と不倫関係にあったことは認めている。

 米政界ではセクハラや不倫で辞任する議員が相次いでいる。共和党にとり、ミズーリ州は今年11月の上院選で過半数維持のカギを握る激戦州の一つであり、グレイテンズ氏のスキャンダルが選挙戦に影を落とす可能性がある。

4970とはずがたり:2018/06/05(火) 14:44:35
スタバのシュルツ会長が退任表明、大統領選出馬の臆測も
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/business/afpbb-3177227.html
07:37AFPBB News

【AFP=時事】コーヒーチェーン大手のスターバックスのハワード・シュルツ会長が4日、今月末をもって退任すると発表した。その後は同社の名誉会長になるという。

 シュルツ氏は米ワシントン州シアトルの小さなコーヒー店をスターバックスという世界的な大企業へと成長させた立役者。最高経営責任者として、またその後会長として40年近くにわたって同社に勤務。世界中に2万8000店近くのスターバックス店舗を展開し、社会・環境問題に取り組む企業という評判の確立に尽力した。今年4月に同社のCEOを退任し、会長となっていた。

 シュルツ氏は声明で「われわれは、収益性と社会的良心のバランスを取りながら(皆で)一緒に(事業を)やってきた」と表現した。

 シュルツ氏の会長退任発表直後から、同氏が政界進出を考えており、2020年の大統領選出馬の可能性もあるのではとの臆測を呼んでいる。

 米紙ニューヨーク・タイムズの取材に対し、同氏は今後についてはまだ何も決定していないと説明しつつ「ここしばらくの間、私はわれわれの国について、つまり国内では亀裂が深まっていること、世界でのわれわれの立場について深く憂慮している」と表現している。

 シュルツ氏はドナルド・トランプ大統領を公然と批判してきたことで知られる。

 大統領選出馬の可能性について問われるとシュルツ氏は「幅広い選択肢を考えるつもりで、そこに公職も含まれる可能性がある」と説明。だが、「将来について決断するのはずっと先のこと」だとしている。

【翻訳編集】AFPBB News

4971チバQ:2018/06/05(火) 18:18:12
https://www.asahi.com/articles/ASL652QT4L65UHBI009.html
米スタバのシュルツ会長退任へ 大統領選に出馬?
ニューヨーク=江渕崇2018年6月5日10時38分
 米スターバックスは4日、ハワード・シュルツ会長(64)が26日付で退任すると発表した。米シアトルの地元コーヒー店だったスターバックスを、世界的なカフェチェーンに育て上げた。米民主党に近いリベラルな政治姿勢で知られ、2020年米大統領選への出馬観測も出ている。

 シュルツ氏は名誉会長となり、後任会長には取締役で米百貨店大手JCペニー元会長のマイロン・ウルマン氏が就く。

 シュルツ氏は1982年にスターバックスに入社後、独立して87年に会社を買収し、最高経営責任者(CEO)と会長を歴任した。薄く酸味の強いコーヒーが主流だった米国に、イタリアのエスプレッソ文化を持ち込んだ。家庭と職場・学校に続く「第3の場所(サードプレース)」としてくつろげる空間もめざし、世界77カ国に計2万8千店超を展開する世界企業に成長させた。従業員に宛てた4日の手紙で、シュルツ氏は「利益と社会的な意義を両立することができた」と振り返った。

 米民主党支持者として知られるシュルツ氏は移民制限などトランプ政権の政策に異議を唱え、政治家への転身も取り沙汰されてきた。4日、米紙ニューヨーク・タイムズに「国内で分断を強め、世界で孤立する私たちの国を深く案じてきた」としたうえで、「恩返しに私が果たせる役割があるのか考えたい」と述べた。その選択肢に「公職」も含まれると認め、大統領選出馬の可能性を否定しなかった。(ニューヨーク=江渕崇)

4972チバQ:2018/06/08(金) 03:20:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180605-35120263-cnn-int
米スタバのシュルツ会長が退任、大統領選出馬の可能性も
6/5(火) 9:34配信 CNN.co.jp
米スタバのシュルツ会長が退任、大統領選出馬の可能性も
米スターバックスのシュルツ会長
ニューヨーク(CNNMoney) 米コーヒーチェーン大手スターバックスは4日、36年間にわたって同社の経営を率いてきたハワード・シュルツ会長(64)が、今月末で退任すると発表した。

写真特集:世界一すてき? 京都の和風スタバ

シュルツ氏は米紙ニューヨーク・タイムズの取材に対し、米大統領選への出馬を検討するかもしれないと表明。「私は以前から、国内で増大する分断と、世界における我々の立場をめぐり、我が国のことを深く憂慮していた」と語った。

CNNの取材に対しては、「幅広い選択肢について考える意向だ。それには公職も含まれるかもしれない。ただ、今後について決断するのはまだずっと先になる」と述べている。

シュルツ氏は米企業経営者の中でも特に積極的な政治的発言で知られ、過去には民主党の候補者になる可能性が取りざたされたこともあった。

2016年の大統領選挙では民主党のヒラリー・クリントン氏を支持。バージニア州シャーロッツビルで起きた白人至上主義者と反対派の衝突に関して、双方に責任があるとしたトランプ大統領の発言を批判していた。

シュルツ氏は1982年にスターバックスを創業。1987〜2000年と、2008〜2017年に最高経営責任者(CEO)を務め、昨年からは会長職に就いていた。

同氏が経営を率いたこの36年の間にスターバックスは驚異的な成長を遂げ、チェーン店は1980年代初めの11店から、今では77カ国で2万8000店以上を展開。時価総額は780億ドル(約8兆5660億円)に達している。

4973チバQ:2018/06/12(火) 18:47:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180612-00000043-jij-n_ame
米政権の経済司令塔が入院=貿易協議に影響も
6/12(火) 10:50配信 時事通信
 【ワシントン時事】トランプ米大統領は12日(シンガポール時間)、ツイッターで、クドロー国家経済会議(NEC)委員長(70)が心臓発作に見舞われ、米国内の医療施設に入院したと発表した。

 トランプ政権の経済政策の司令塔としての役割を担っており、不在が長引けば、各国と摩擦が深刻化している貿易問題をめぐる協議にも影響が及びそうだ。

4974チバQ:2018/06/13(水) 18:52:45
https://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20180613044.html
米5州で中間選挙予備選、共和党の反トランプ候補敗れる
17:36ロイター

米5州で中間選挙予備選、共和党の反トランプ候補敗れる

 6月12日、11月の米中間選挙に向けた予備選挙が各地で行われ、サウスカロライナ州では、トランプ大統領を厳しく批判してきた共和党の現職マーク・サンフォード下院議員(中央)が敗れた。ワシントンで2014年9月撮影(2018年 ロイター/Kevin Lamarque)

(ロイター)

[ワシントン 12日 ロイター] - 11月の米中間選挙に向けた予備選挙が12日に各地で行われ、サウスカロライナ州では、トランプ大統領を厳しく批判してきた共和党の現職マーク・サンフォード下院議員が敗れた。

トランプ氏は投票締め切りの数時間前に同氏は「ろくでなし」で「まったく私の役に立たない」とツイッターに投稿した。

サンフォード氏の「反トランプ」姿勢を選挙戦の争点にし、大統領支持を公言するケイティー・アーリントン州議会議員をトランプ氏は支援した。

アーリントン氏は開票がほぼ終了した段階で50.6%の票を獲得し下院の候補指名を決めた。得票率が50%を超えたため決選投票は行われない。サンフォード氏の得票率は46.5%だった。

サンフォード氏は保守強硬派「フリーダム・コーカス(自由議員連盟)」のメンバー。同氏の敗北は共和党内でトランプ氏の影響力が強まっていることを示している。

現職の共和党下院議員が今年予備選で敗れるのは、先月のノースカロライナ州予備選で敗北したロバート・ピッテンジャー氏に次いで2人目。サンフォード氏の選挙区は共和党の牙城で、中間選挙では共和党候補の勝利が確実視されているため、予備選の結果が影響することはないとみられている。

12日はこのほかバージニア、ノースダコタ、ネバダ、メーンの各州で予備選が行われた。

バージニアでは首都ワシントン郊外の選挙区で民主党の主流派から支持を得たジェニファー・ワクストン議員が混戦を制し、本選挙で共和党のバーバラ・コムストック下院議員と争う。

民主党は下院で過半数の議席を獲得するために共和党から23議席を奪う必要があり、コムストック氏は主要な標的となっている。

バージニアの上院予備選は保守強硬派で反移民を掲げるコーリー・スチュワート氏が共和党の候補に選ばれ、民主党の現職ティム・ケイン議員に挑む。

ノースダコタ州では共和党のケビン・クレーマー下院議員が上院予備選で危なげなく勝利し、民主党のハイディ・ハイトカンプ議員から議席奪取を狙う。

ネバダ州はジャッキー・ローゼン下院議員が民主党の上院予備選で指名を獲得し、共和党のディーン・ヘラー議員と議席を争う。

メーン州は有権者が1人の候補者を選ぶのではなく、候補者を順位付けする制度を州レベルで初めて導入した。最下位の候補を除外していき、1人の候補が過半数を獲得するまで投票を繰り返す。

4975とはずがたり:2018/06/14(木) 16:32:44
サンダース米報道官辞任の意向か=「今年末限り」と報道
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-180614X022.html
09:46時事通信

 【ワシントン時事】米CBSニュースは13日、サンダース大統領報道官とシャー副報道官が辞任する方向だと報じた。

 CBSがホワイトハウス関係者の話として報じたところによると、サンダース氏は知人に対し、今年末限りで政権を去る考えを伝えた。シャー氏の辞任時期は未定という。

 サンダース氏は、前任のスパイサー氏の辞任に伴い、昨年7月に副報道官から昇格。トランプ氏からの信頼は厚いとみられている。ホワイトハウスでは今年に入り、トランプ氏側近のヒックス広報部長が辞任するなど、政権中枢を去る高官が相次いでいる。

4976チバQ:2018/06/15(金) 18:07:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180615-00000021-jij_afp-int
米サンフランシスコに初の黒人女性市長、接戦の市長選制する
6/15(金) 11:25配信 AFP=時事
米サンフランシスコに初の黒人女性市長、接戦の市長選制する
米カリフォルニア州サンフランシスコのローザパークス小学校で記者会見する、同市初の黒人女性市長になるロンドン・ブリード氏(2018年6月14日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】リベラルな街として知られる米カリフォルニア州サンフランシスコで今月5日行われた市長選で、ロンドン・ブリード(London Breed)氏(43)が当選し、同市初の黒人女性市長が誕生することになった。

 サンフランシスコ市政執行委員会(San Francisco Board of Supervisors)委員長のブリード氏は選挙運動で「あなたの人生の結果を環境に委ねてはいけない。出自や過去にやったことにかかわらず、やりたいと思ったことは何でもできる」と訴えるとともに、白人とヒスパニック系が圧倒的多数を占め、アフリカ系の人口が減少しつつある同市の住宅危機に対処すると公約していた。

 投票は5日に行われたが接戦だったため開票結果が出るのが1週間遅れた。ブリード氏の得票率は50%をわずかに上回った。

 対立候補で、当選すればサンフランシスコ初の同性愛者であることを公表している市長になるはずだったマーク・レノ(Mark Leno)氏は13日に敗北宣言し、「彼女(ブリード氏)は優れた若い女性だ。とてもすばらしい仕事をするだろう。幸運を祈る。彼女の成功がサンフランシスコの成功だ」と語っていた。

 米国の公選された役職者約4万1000人のうち、黒人女性が占める割合は約2%と推定されている。【翻訳編集】 AFPBB News

4977チバQ:2018/06/15(金) 18:07:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180614-00000553-san-n_ame
サンフランシスコ市長選、女性市会議長が勝利宣言 「慰安婦像」には触れず
6/14(木) 13:31配信 産経新聞
 【ロサンゼルス=住井亨介】米カリフォルニア州サンフランシスコ市で、慰安婦を「性奴隷」と記した碑文や像の寄贈を受け入れ、公共物化を承認したリー市長=当時=の死去に伴って行われた市長選(5日投票)で、市議会議長で元市長代理のロンドン・ブリード氏(43)が13日、「私は間もなくサンフランシスコ市の市長になる」と勝利宣言した。就任すれば同市では初の黒人女性市長となる。

 選挙には8人が立候補し、開票でブリード氏と首位を争っていた元州上院議員のマーク・レノ氏(66)が同日、敗北を宣言。これを受けてブリード氏が勝利宣言した。

 選挙管理当局による同日の発表では、ブリード氏とレノ氏との差は約2200票。開票作業は続いており、結果の発表にはなお時間がかかる見込み。

 会見したブリード氏は「私ができることは何でもする準備はできている」としてホームレス対策などに注力するとしたが、像などの公共物化を受けて大阪市が姉妹都市提携の解消を決定したことについては触れなかった。

 「(碑の記述が)不確かで一方的」と懸念を伝えていた大阪市の吉村洋文市長は昨年12月、「信頼関係が失われた」として姉妹都市提携の解消を決定したが、リー市長の死去を受けて提携解消の通知を「新市長に対して行う」としている。

 ブリード氏は議長として像と碑文の寄贈受け入れ決議案を全会一致で可決。決議案の共同提案者の1人だった市議で韓国系のジェーン・キム氏(40)も立候補していたが、選挙戦では候補の多くがホームレス対策や住宅政策に重点を置き、姉妹都市提携の問題は争点とならなかった。

 新市長の任期はリー氏の残り任期の2020年1月まで。就任には市議会事務局の認証などが必要で、就任日は今月末以降になる見込み。

4978チバQ:2018/06/15(金) 18:08:06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180614-00000035-mai-n_ame
<慰安婦像>賛成議長が当選確実 米サンフランシスコ市長選
6/14(木) 12:18配信 毎日新聞
<慰安婦像>賛成議長が当選確実 米サンフランシスコ市長選
旧日本軍の従軍慰安婦を象徴する像=米サンフランシスコで、長野宏美撮影
 【オーランド(米南部フロリダ州)長野宏美】慰安婦を象徴する像の建立を巡り大阪市が姉妹都市提携の解消を決めた米サンフランシスコ市で市長選が行われ、米CNNなどは13日、ロンドン・ブリード市議会議長(43)が当選確実となったと報じた。同市では初の黒人女性市長となるという。

 開票作業は続いているが、2位につけていたマーク・レノ元州上院議員が同日、敗北を認め、ブリード氏が勝利宣言した。

 像は中国系の民間団体が設置し、同市議会が昨年11月に全会一致で寄贈を受け入れた。ブリード氏も像の寄贈に賛成しており、方針は変わらない見込み。大阪市の吉村洋文市長は提携解消について、新市長誕生後に通知する意向を示している。

 市長選は像の寄贈受け入れを承認したエドウィン・リー市長=当時=の死去に伴い実施された。ブリード氏はリー氏の死去後は一時、市長代理を務めた。

4979チバQ:2018/06/18(月) 17:43:44
https://www.sankei.com/world/news/180616/wor1806160012-n1.html
2018.6.16 09:59
【米朝首脳会談】
いらついたトランプ氏が1日前倒し開催を主張 ポンペオ氏らが視聴率低下の懸念を挙げて説得
 【ワシントン=加納宏幸】米紙ワシントン・ポストは15日、シンガポールでの米朝首脳会談まで時間があることにいらつき、退屈したトランプ大統領が会談を1日前倒しすることを周囲に求めていたと伝えた。ポンペオ国務長官らの説得で米朝の合意通り12日に行われて事なきを得たが、開催そのものが危ぶまれる事態に陥った。複数の関係者の話として伝えた。

 トランプ氏はシンガポールに10日に到着し、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長も着いていたため、いらついていたトランプ氏は「どうしてすぐにできないのか」と、周囲に首脳会談の前倒しを求めた。

 ただ、会談日程は一時中止されて再設定された微妙な問題とあって、簡単に動かせるものではない。ポンペオ氏とサンダース大統領報道官は米東部時間11日午後9時のゴールデンタイムにテレビでの生中継が予定されていることを挙げて、急な日程変更でメディアの注目度が低下する恐れがあることを伝え、予定通りの開催でトランプ氏を説得したという。

4980チバQ:2018/06/18(月) 19:42:06
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180618-00053335-jbpressz-n_ame
現実味を帯びてきた米カリフォルニア州3分割
6/18(月) 6:00配信 JBpress
 カリフォルニア州がまた揺れている。

 「また」と書いたのは昨年、同州が1つの国として独立する気運が高まり、今年になってからは同州を3分割する動きが出ているからである。

 昨年の独立運動のきっかけは、ドナルド・トランプ政権の誕生だった。

■ 独立から一転、3分割へ

 リベラル派の市民が多い同州では、トランプ氏の保護主義的な貿易政策から環境政策、移民政策に至るまで、反対意見が目立っていた。

 納得しがたい連邦政府に税金を納めるくらいならば、独立してリベラルな国家を樹立させようとの思いが独立運動につながったが、簡単には成就しない。だが今でも運動は継続されている。

 今年注目されている動きは独立ではなく分割である。実は分割案に賛成する州民の署名が、すでに40万以上も集まっている。

 この数字は、運動推進派としては大きな前進を意味する。というのも、今年11月6日の中間選挙で「分割か残留か」の選択を迫る住民投票を行える段階にまできたからだ。

 米国の投票用紙には多岐にわたる選択肢が記される。

 大統領選の年や中間選挙の年に限らず、連邦上下両院議員を選び、州議会議員や裁判官、そして保安官や郡の評議委員などを選ぶこともある。

 さらに住民投票として、州民にかかわる重要案件の選択もある。

 例えばカリフォルニア州では2016年の選挙で、娯楽用大麻の合法化を問うた。

 結果として2018年1月から大麻販売が解禁されている。そして同州での今年の目玉が分割案なのだ。

■ 推進派の中心人物はベンチャーキャピタリスト

 なぜいま同州を3分割する案が浮上しているのか。反トランプ政権という立場から独立運動が芽生えることは理解しやすいが、分割の意味は何なのか。

 推進派の中心人物を探ることで、分割の意味を考えてみたい。

 その人物はベンチャー・キャピタリストのティム・ドレーパー氏(60)で、ホットメールやスカイプといったIT企業の起業に出資してきた億万長者である。

 同氏が分割案を提唱した理由は、州政府に不満を抱いているからにほかならない。

 カリフォルニア州は人口が増え続けており、州政府の権限も肥大化。効率的な行政が行えなくなっていると主張する。

 道路や橋などのインフラの老朽化、義務教育の質の低下、州政府職員の年金支給額の増大など、多くの問題を解決できていないというのだ。

 それであれば、同州を3州に分けて規模を小さくし、地域に根ざした行政を行った方が合理的との考えである。

4981チバQ:2018/06/18(月) 19:43:24
■ 独占的な産業構造が発展の障害に

 ドレーパー氏は米メディアに述べている。

 「カリフォルニア州ほどの所帯になると、いくつかの分野で独占的な産業構造が生まれています。業界が寡占化され、行政と結びついてしまう」

 「そうなると市民へのサービスは悪化し、価格上昇を引き起こすという事態に陥るのです。それが今のカリフォルニアの姿です」

 ベンチャー企業を後押しする人物らしく、新しい州を作ることで行政にも新しい風を吹かせようというのだ。

 カリフォルニア州は全米50州の中では最も人口が多く(4000万人弱)、経済規模は世界で第6位。国家として十分に体裁が整う規模である。

 同氏が提唱するのは同州を次の3つに分ける内容だ。

 (1)北カリフォルニア州
(2)南カリフォルニア州
(3)カリフォルニア州

 北カリフォルニア州にはサンフランシスコや現在の州都サクラメントを含む40郡が入り、南カリフォルニア州にはサンディエゴやオレンジ郡などの12郡が、3番目のカリフォルニア州にはロセンゼルスを中心にした6郡が入る。

■ 分割後の州人口は1300万人前後

 3州ともに人口は1300万人前後となる。

 分割はもちろん簡単なことではない。仮に11月の住民投票で分割案により多くの賛成票が入っても、連邦議会で承認される必要がある。最終的にはトランプ大統領の署名が必要になる。

 3分割というのは、今よりも州が2つ増えることになり、上院議員は間違いなく4人(各州2人)増えて104人になる。

 上院は現在、共和党と民主党が拮抗しており、議員数は51(共和)対49(民主)。前述したように、カリフォルニア州はリベラル州のため民主党が議席を伸ばすことが考えられる。そうなるとトランプ大統領は分割案には反対してくるはずだ。

 しかし州の独立・分割は憲法で保証されており、正規の手続きを踏めば理論的には十分に可能である。

 合衆国憲法第4条第3節には新しい州について、「連邦議会の決定によって、連邦への加入を許されるものとする」とある。

 さらに、「憲法のいかなる規定も、合衆国または特定の一州の有する権利を損なうように解釈されてはならない」とある。つまり新しい州が誕生した時には、他州と同じ権利が与えられると記されている。

 ちなみに前回、州の分割が行われたのは1863年のことだ。

■ リーンカーン大統領が署名

 ウェスト・バージニア州がバージニア州から抜け出ている。両州は地理的、文化的にアパラチア山脈を起点に違いがあった。

 カリフォルニア州の住民投票と同じように、1862年にバージニア州で住民投票が行われ、可決されている。

 賛成票が圧倒的に多く、連邦議会でも新州が認められ、エイブラハム・リンカーン大統領が承認してウェスト・バージニア州は誕生した。

 分割はもちろん簡単なことではない。けれども分割することで行政がより円滑で効率的になるのであれば、賛成派の力が成功を呼び寄せることもあるかもしれない。

 前出のドレーパー氏は前向きである。

 「起業家が新しい会社を始める時、誰でも越えなければならない障害があります。でも今は、住民投票を行えるだけの署名が集まりました」

 「この流れは素晴らしい。新しい州の誕生は、米国だけでなく世界にも新たな政治の類型を示すことになると思います」

 もちろん反対派もいる。議会共和党だけでなく、政局の変化を好まない議員も少なくない。新たな州を作るためには州都を整え、州法を作り、州議会を招集しなくてはいけない。コストがかかりすぎるとの批判もある。

 少なくともトランプ大統領の任期中は日の目を見ないだろうが、何にでも新風を呼び起こす米国文化を考えると可能性がないことはない。

 そのうちに日本で「カリフォルニアに行ってくる」と誰かが口ずさむと、「北、南、それとも真ん中」という質問が普通になるかもしれない。

堀田 佳男

4982とはずがたり:2018/06/19(火) 15:36:09
「アパラチア山脈を起点に」とか「「カリフォルニアに行ってくる」と誰かが口ずさむ」とかこの堀田某の日本語なんか変だ。。

4983チバQ:2018/06/19(火) 16:39:25
http://www.sankei.com/world/news/180619/wor1806190008-n1.html
2018.6.19 07:23
【トランプ政権】
陸海空軍などに続く第6の組織「宇宙軍」創設を指示 トランプ大統領
 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は18日、陸海空軍、海兵隊、沿岸警備隊に続く米軍の「第6の組織」として「宇宙軍」を創設するよう国防総省に指示したと発表した。衛星攻撃ミサイル実験など宇宙での軍事活動の加速化が目立つ中国やロシアに対抗し、宇宙での優位を確立するのが狙いだ。

 トランプ氏はホワイトハウスで18日開かれた国家宇宙会議で「宇宙で米国の存在感を示すだけでは不十分だ。宇宙で米国の支配を確立すべきだ」と強調。「中露に先を越されてはならない」とも訴えた。

 一方、国防総省のホワイト報道官は声明で、同省の政策委員会が創設に向けた取り組みを開始すると表明しつつ、今後については「議会と連携して複数の関係機関から意見を聴取して慎重に進める」とした。

 宇宙関連の軍事活動は現在、空軍が担っているが、国防総省では組織運営の効率化の観点から宇宙軍の創設には慎重論が根強い。また、新たな軍組織の創設について予算を承認する立場にある議会からは「空軍の解体につながる」(元宇宙飛行士のビル・ネルソン上院議員)として反対意見も出ている。

 米中露など100カ国以上が批准する宇宙条約(1967年発効)では、月などの天体の平和的利用が定められ、核兵器などの大量破壊兵器を地球の周回軌道や宇宙空間に配備することは禁じられている。

4984とはずがたり:2018/06/19(火) 18:49:44
何故だ!?
続きが気になるけど登録が必要だ。。

巨額の赤字を続ける米郵政公社が民営化できないわけ
損失をアマゾンのせいにするトランプ大統領だが、本当の理由は別に
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/53099
2018.5.16(水) 堀田 佳男

 エッ、まだ民営化されていない――。

click here
 そんな声が聞こえてきそうなのが、米郵政公社(USPS:以下「米郵便局」)である。

 米国だからこそ、民間でできることは民営化するという動きがあるかに思えるが、米郵便局だけは今でも連邦政府によって運営されている。

累積損失は約7兆円
 しかも赤字が膨らんでいる。過去10年の累積損失は650億ドル(約7兆円)である。

 過去、債務不履行に陥ったこともある組織だが、いまだに民営化の道筋を辿れていない。

 日本が郵政民営化を行って日本郵政グループを発足させたのは2007年のことである。諸外国をみても、1995年のドイツをはじめ、オランダ、ベルギー、オーストリア、英国なども郵便事業を民営化させてきた。

 なぜ米国だけ民営化できないのか。

 その前に、記憶に新しいドナルド・トランプ大統領(以下トランプ)の米郵便局擁護の発言を振り返りたい。昨年12月、トランプはこうツイートした。



4985チバQ:2018/06/19(火) 20:09:56
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180619-00000103-jij-n_ame
不法移民阻止の公約固執=「親子分断」身内から非難も―トランプ氏
6/19(火) 16:23配信 時事通信
 【ワシントン時事】不法移民の親子が引き離される事態が相次ぐトランプ米政権の移民政策に、身内からも「非人道的」という非難の声が上がり始めた。

 だが、11月の中間選挙を控え、トランプ大統領は不法移民をなくす公約の実現を重視。強硬な姿勢を崩していない。

 「残忍で非人道的で、胸が張り裂ける」。与党共和党のブッシュ(子)元大統領のローラ夫人は17日に米紙に寄稿し、子供を親から引き離す現政権の政策を批判。トランプ氏のメラニア夫人も「(親子の分断は)見たくない」と異例のコメントを出した。

 米政府は従来、メキシコ国境などで拘束した不法移民を、裁判所が本国送還か難民認定かを判断するまでいったん釈放していた。しかし、トランプ政権は4月にこの制度の停止を命じ、5月には成人の不法入国者全員に刑事責任を問う政策を導入。この結果、約2000人の子供が「保護者のいない未成年者」として、拘束された親から引き離され、別の収容施設で保護されている。

 主要テレビは、インターネット上に投稿された、収容施設でのものとみられる「パパ、ママ」と泣きじゃくる幼児の音声を繰り返し報道。その非人道性が日増しにクローズアップされている。

 「親子分断」政策には、不法入国を試みようとする人を思いとどまらせる狙いがあるようだ。ニューヨーク・タイムズ紙は、昨年3月に当時国土安全保障長官だったケリー大統領首席補佐官が不法移民の増加を「抑止するため」提起したのが始まりだと報じた。

 「世界最悪の移民制度を変えるために、民主党はなぜわれわれに協力しないのか」。トランプ氏は18日、ツイッターにこう投稿し、メキシコ国境に移民阻止の「壁」を建設する公約への協力を野党側に迫った。「親子分断」政策を「壁」実現の取引材料にしようとするトランプ氏の思惑も指摘されている。

4986とはずがたり:2018/06/19(火) 21:26:57
トランプの貿易・移民政策、減税の効果を帳消しに?
https://news.goo.ne.jp/article/forbesjapan/business/forbesjapan-21414
06月06日 07:30フォーブス ジャパン

ドナルド・トランプ米大統領は与党・共和党の協力を得て可決させた減税・雇用法(Tax Cuts and Jobs Act、TCJA)について、米国の実質経済成長率を今後、2017年の2.3%を上回る3%に引き上げ、それを持続させるものになると約束した。だが、貿易と移民に大幅な制約を課すトランプの政策が同国経済に及ぼす悪影響は、減税がもたらす恩恵を圧倒する恐れがある。

貿易戦争の影響

トランプ政権は5月31日、欧州連合(EU)とメキシコ、カナダから輸入する鉄鋼に25%、アルミニウムに10%の関税を課すと発表した。これを受け、これら各国は米国への報復措置を講じる方針を明らかにしている。また、トランプは5月末、中国製品に対する追加関税の発動についても言及している。

ダラス連邦準備銀行は4月、米国が鉄鋼とアルミニウムに対して輸入関税をかけた場合の経済的コストに関する見通しを発表。直接的な影響として、長期的には米国の国内総生産(GDP)を約0.25%低下させるとの見解を示している。

報復措置がもたらす痛み

米国産の鉄鋼は20%以上値上がりし、生産コストも上昇すると見られる。また、生産性は全体として3%以上低下すると予想されている。生産量は15%以上増える一方、輸出量は5%減る見通しだ。

だが、こうした影響以上に米国に大きな痛みをもたらすのは、各国の報復措置だ。ダラス連銀は、EUと中国との貿易戦争は、長期的に見て米国の経済成長率を3.5%近く引き下げると推測している。

トランプは自らの望みをかなえるかもしれない。対中貿易赤字を解消できる可能性はある。だが、同時に米国の生産性は、EUと中国との貿易戦争の影響だけでも1.65%低下すると見込まれる。

労働力の供給源の今後

トランプは不法移民の取り締まり強化のほか、合法的な移民の受け入れ削減を目指している。これらの短期的な影響は、人手不足だ。長期的には、人口が急速に高齢化する米国において、新規労働力が急減することを意味する。

米調査会社マクロエコノミック・アドバイザーズの幹部はCNBCテレビに対して3月、米国経済は2%の成長が見込めるとの見方を示すと同時に、それは労働力人口の増加と生産性の上昇率によるものだと指摘した。現在の人口増加はその半分近くが移民に依存したものであり、2045年までの労働力人口の増加の80%は、外国人労働者によるものだという。

米国を「再び偉大に」する?

ホワイトハウスは移民に関して今年1月、新たな提案を公表した。米シンクタンク、ケイトー研究所によれば、この内容に従えば米国への合法的な移民は、向こう50年間にわたって毎年およそ50万人(約50%)減少することになる。

シンクタンクのタックス・ポリシー・センター(TPC)は、TCJAは2018年の経済成長率を約0.8%引き上げる効果があると見積もっている。これは主に、新たな法律が短期需要を押し上げるためだ。だが、経済面でのメリットは時間の経過とともに減少し、TCJA の経済成長への影響力は10年後にはなくなるという。

貿易と移民に関するトランプの政策の悪影響を考慮すれば、TCJAがもたらす恩恵の大半は短期的な効果も含め、ほぼ全て消えうせてしまうことになる。移民に関するホワイトハウスの案は、長期的には米経済に実質的な悪影響を及ぼすものだ。「米国を再び偉大に」することは、まずないと考えられる。
Howard Gleckman

4987チバQ:2018/06/20(水) 15:02:36
https://news.goo.ne.jp/topstories/world/164/753fb26407e4adb0fbe548717b384675.html
ヘイギン米大統領次席補佐官が退任へ、米朝会談の調整指揮
10:11ロイター

ヘイギン米大統領次席補佐官が退任へ、米朝会談の調整指揮

 6月19日、米ホワイトハウスは、ヘイギン大統領次席補佐官が退任すると発表した。ヘイギン氏は、今月シンガポールで行われた米朝首脳会談で先遣隊を主導し、会談に向けた調整を行った。写真はトランプ大統領に同行し専用機で帰路につく同大統領次席補佐官。昨年11月にマニラで撮影(2018年 ロイター/Jonathan Ernst)

(ロイター)

[ワシントン 19日 ロイター] - 米ホワイトハウスは、ヘイギン大統領次席補佐官が退任すると発表した。ヘイギン氏は、今月シンガポールで行われた米朝首脳会談で先遣隊を主導し、会談に向けた調整を行った。

ホワイトハウス当局者によると、7月6日付で退任し、民間部門に戻るという。

トランプ大統領は、声明で「ヘイギン氏は政権の大きな財産だった。大統領による最も長く、歴史的な外遊を計画し、実現させた。しかも完璧に行った」と賞賛した。

ヘイギン氏はレーガン、ブッシュ父子の共和党政権でポストを担ったベテランで、トランプ政権では最も豊富な経験を持つアドバイザーの1人だった。トランプ氏初の外遊となった1年前のサウジアラビア、イスラエル、ベルギー、イタリア歴訪や昨年11月のアジア歴訪の調整にも当たった。

政権当局者によると、ヘイギン氏は数カ月前に退任の意向を申し出たが、ケリー大統領首席補佐官に慰留されていたという。

4988チバQ:2018/06/21(木) 10:39:00
http://www.sankei.com/world/news/180621/wor1806210010-n1.html
2018.6.21 09:04

カナダ、10月に大麻合法化 トルドー首相が発表 ウルグアイに続き2カ国目

 カナダのトルドー首相は20日、国内での大麻所持・使用を10月17日から合法化すると発表した。上下両院が既に関連法案を可決しており、同国総督の承認を経て正式に成立する。大麻使用を国家として合法化するのは南米ウルグアイに続き2カ国目で、先進7カ国(G7)では初めて。

 法案は成人に最大30グラムの乾燥大麻所持を許可し、一部地域を除き自宅で4株まで栽培を認める一方、未成年への販売・譲渡には最大14年の禁錮刑を科すとした。医療目的の大麻使用は既に認められている。

 トルドー政権は合法化によって密売をなくし、未成年が容易に大麻を入手できなくする狙いがあるとしている。(共同)

4990チバQ:2018/06/22(金) 21:55:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180622-00000512-san-n_ame
トランプ政権 米政権が政府再編案 労働省と教育省を統合「就職支援では同じ」
6/22(金) 9:23配信 産経新聞
 【ワシントン=塩原永久】トランプ米政権は21日、労働省と教育省の統合を柱とする政府機関の再編案を発表した。複数の省庁にまたがる行政機能を一本化し、政府機関の効率化を目指す。ただ、省庁再編の実現に必要となる議会の法案化は難航が予想される。

 省庁再編案はトランプ大統領が行政管理予算局(OMB)に検討を指示していた。OMBのマルバニー局長は「職業に就く支援をする点で、(教育省と労働省が)同じことをしている」と述べ、両省の統合実現に意欲を示した。

 再編案では、米陸軍の一部組織の解体や、複数の機関が持つ食品安全検査の機能を農務省へ移管することなどが盛り込まれた。再編の影響を受ける政府職員らは数万人に及ぶとみられ、「11月の中間選挙を控える議員らが再編に動くとは考えにくい」(米メディア)との見方が出ている。

4991チバQ:2018/06/26(火) 20:50:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180626-00000020-mai-n_ame
<米国>報道官利用拒否レストランにトランプ氏「汚れてる」
6/26(火) 10:42配信 毎日新聞
<米国>報道官利用拒否レストランにトランプ氏「汚れてる」
米国のサンダース大統領報道官=2018年6月25日、AP
 【ワシントン山本太一】米国のサンダース大統領報道官が、トランプ政権への反感からレストランの利用を拒否されたという問題があり、サンダース氏は25日、記者会見で「トランプ支持者が公共空間を避けることにつながる動きは容認できない」と店側の対応を非難した。

 サンダース氏は22日夜、南部バージニア州のレストランで家族と食事中、店主から退去を求められ、家族とともに退去。翌日、ツイッターで経過を明らかにしていた。

 米メディアによると、店主や従業員はトランプ氏の同性愛者への差別的発言や、不法入国した移民の親と子供を別々に収容する対策に批判的だった。

 サンダース氏は会見で「米国は偉大な国。違う意見にもかかわらず解決策をみつける能力が我々を独特の国にしている」とし、意見が異なる他人も幅広く受け入れるべきだと主張した。

 トランプ氏は25日、ツイッターで「(レストランは)汚れた扉や窓の掃除に集中すべきだ。外が汚れていると、内部も汚い」と独特の言い回しで利用拒否を非難した。

4992チバQ:2018/06/27(水) 19:06:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180627-00000059-reut-n_ame
米中間選挙予備選、下院民主党ナンバー4が指名獲得ならず
6/27(水) 12:51配信 ロイター
米中間選挙予備選、下院民主党ナンバー4が指名獲得ならず
 6月26日、11月の米中間選挙に向けた予備選挙が各地で行われ、米下院民主党ナンバー4で、11期目を目指していた現職のジョセフ・クローリー下院議員(ニューヨーク州)が、民主社会主義者のアレクサンドリア・オカシオ・コルテス氏(28)に敗れる番狂わせが起きた。写真はワシントンで昨年11月撮影(2018年 ロイター/Aaron P. Bernstein)
[ニューヨーク 26日 ロイター] - 11月の米中間選挙に向けた予備選挙が26日に各地で行われ、米下院民主党ナンバー4で、11期目を目指していた現職のジョセフ・クローリー下院議員(ニューヨーク州)が、民主社会主義者のアレクサンドリア・オカシオ・コルテス氏(28)に敗れる番狂わせが起きた。

党内で左派が伸張していることを示唆した形だ。クローリー氏はこの14年間、党内で対抗馬がいなかった。民主党内はペロシ下院院内総務率いる主流派と、2016年大統領選の予備選でヒラリー・クリントン氏と指名を争ったバーニー・サンダース上院議員の考え方に共感するリベラルな派閥とが対立しており、ニューヨーク州予備選の結果を受けて、さらに亀裂が深まる可能性がある。

中間選挙で民主が下院の過半数を奪取した場合、クローリー氏は下院議長の有力候補に名を連ねる可能性があった。この日の敗北を受けて、同氏は本選ではオカシオ・コルテス氏を支持すると表明した。

26日はニューヨーク州のほか、コロラド、メリーランド、ミシシッピ、オクラホマ、サウスカロライナ、ユタの計7州で共和・民主両党の候補者を決める予備選が行われた。

共和予備選では、トランプ大統領が支持を表明したサウスカロライナ州の現職知事、ヘンリー・マクマスター氏と、ニューヨーク州スタテン島下院選挙区の現職議員、ダン・ドナバン氏が指名を決めた。トランプ氏の党内の影響力を印象付ける結果となった。

トランプ大統領は「ニューヨークとスタテン島の友人たちは、自分たちがいつも誇りに思っている人を選んだ」とツイートしてドナバン氏を祝福した。

同選挙区では、民主が本選で共和から議席を奪う可能性もあるとみられている。

民主が下院(定数435議席)で過半数を獲得するには、中間選挙で23議席を積み増す必要がある。

コロラド州の民主予備選では、党の体制派であるジェイソン・クロウ氏が、バーニー・サンダース氏寄りのグループ「私たちの革命」を後ろ盾とするリベラル派のリーバイ・ティルマン氏を破り、下院選挙区の候補指名を決めた。本選は、現職のマイク・コッフマン共和党議員と争うことになる。

コロラド州知事選の民主予備選では、ジャリッド・ポリス下院議員が指名を獲得。本選で勝利すれば、米国で初めて、自分が同性愛者だと公表している州知事が就任することになる。

*内容を追加しました。

4993チバQ:2018/06/28(木) 13:04:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180628-00000038-reut-n_ame
アングル:米民主党予備選、NY州の重鎮敗北 反体制派に勢い
6/28(木) 12:03配信 ロイター
アングル:米民主党予備選、NY州の重鎮敗北 反体制派に勢い
 6月28日、26日に全米各地で行われた中間選挙の予備選挙では、ニューヨークの選挙区で下院民主党ナンバー4のジョセフ・クローリー下院議員(写真)が、左派の新人、アレクサンドリア・オカシオコルテス氏(28)に敗れるという番狂わせがあった。写真はワシントンで昨年11月撮影(2018年 ロイター/Aaron P. Bernstein)
[ニューヨーク 27日 ロイター] - 26日に全米各地で行われた中間選挙の予備選挙では、ニューヨークの選挙区で下院民主党ナンバー4のジョセフ・クローリー下院議員が、左派の新人、アレクサンドリア・オカシオコルテス氏(28)に敗れるという番狂わせがあった。

民主党内のリベラル派は、より革新的な優先課題を擁護しなければ、11月の中間選挙や2020年の大統領選で勝利できないと主張している。

今回の予想外の結果が民主党内で左派が伸張していること示しているのか、もしくは、特定要因によるものか、見方は分かれている。

クローリー氏は、11期目を目指していた現職下院議員で、この14年間、党内で対抗馬がいなかった。

同氏に勝利したオカシオコルテス氏は、2016年の米大統領選で民主党候補指名を争ったバーニー・サンダース上院議員の選挙運動に関わった。選挙戦では、クローリー氏の指導的立場が同氏の弱みだと指摘し、ここ数年、民主・共和の両党でみられる反体制派の勢いをうまく利用した。

民主党候補の当選がほぼ確実視されている選挙区で、高齢者向けの公的医療保険(メディケア)を全国民に提供すべき、などと訴え、リベラルなメッセージを掲げて選挙戦を戦った。

一方、クローリー氏は、オカシオコルテス氏との討論会に参加しなかったことから、党指導部は有権者の声に十分耳を傾けていない、とする彼女の主張が説得力を増した。

民主党のペロシ下院院内総務や一部の民主党下院議員は、党の独自性(アイデンティティー)が危うくなっているとの見方を否定している。ペロシ氏は、クローリー氏の敗北は、民主社会主義が党内で勢いを増していることを示しているかとの記者団からの質問に対して「民主社会主義は、恐らくその選挙区では勢いを増している」とコメントした。

両氏が戦った選挙区(ニューヨーク市)では、ヒスパニック系の人口が増加している。また年初から全米各地で行われている予備選では、民主党の女性候補が男性よりも優位となっている。

民主党のジョン・ヤーマス下院議員は予備選に対する評価を聞かれ「今年は、民主党の女性候補を相手には戦いたくない年だ」とコメントした。

一方、イリノイ州出身で民主党の新星と目されるシェリ・ブストス下院議員は、記者団に対して「進歩主義者と穏健主義者、もしくは、新参者とベテラン議員の戦いだとは思わない」と述べ、「選挙には多くの特異な要因がある」との見方を示した。

4994チバQ:2018/06/28(木) 13:05:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180628-00000517-san-n_ame
サンフランシスコ市長選、市議会議長の当選確定 初のアフリカ系女性
6/28(木) 11:16配信 産経新聞
 【ロサンゼルス=住井亨介】米カリフォルニア州サンフランシスコ市で、慰安婦を「性奴隷」と記した碑文や像の寄贈を受け入れ、公共物化を承認したリー市長=当時=の死去に伴って行われた市長選(6月5日投票)について、市選挙管理当局は27日、市議会議長で元市長代理のロンドン・ブリード氏(43)の当選が確定したと発表した。

 ブリード氏はすでに勝利宣言をしており、同市では初の黒人女性市長となる。任期はリー氏の残り任期の2020年1月まで。市議会事務局の承認を経て近く就任する。

4995チバQ:2018/06/28(木) 13:06:00
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180627-35121549-cnn-int
米中間選挙予備選、NY州で番狂わせ 下院民主党の重鎮敗れる
6/27(水) 17:24配信 CNN.co.jp
ワシントン(CNN) 米国内の一部の州で26日、共和、民主両党がそれぞれ中間選挙に向けた候補者を選ぶ予備選を実施した。ニューヨーク州の下院第14選挙区では、野党・民主党主流派の重鎮、ジョー・クローリー議員が左派の若手候補に敗れる番狂わせがあった。

現職のクローリー氏は下院民主党のトップ、ペロシ院内総務の後継者として有力視されていた人物。

同氏を破ったのは、中南米系の新人、アレクサンドリア・オカシオコルテス氏(28)だ。中間選挙で当選すれば、史上最年少の女性下院議員となる。

クローリー氏はただちに敗北を認め、オカシオコルテス氏への支持を表明した。オカシオコルテス氏は勝利演説で「きょう証明されたのは、真夜中の暗闇のような政治環境の中でも、この国にはまだ希望があるということだ」と語った。

下院民主党の内部からは、意外な結果に当惑する声が相次いだ。2020年大統領選に向けた予備選で、党内左派が主流派を脅かす兆しとの見方もある。

トランプ大統領はツイッターで、「反トランプ派の大物」が予備選に敗れたと宣言。「だれも予想しなかった一大事だ。かれは大統領の私に、もっと好意や敬意を示しておくべきだった」と書き込んだ。

一方、この日に行われた与党・共和党の予備選では、サウスカロライナ州の現職知事とニューヨーク州下院第11選挙区の現職議員が、ともにトランプ氏の推薦候補として指名を獲得する見通しとなり、同氏が党内に及ぼす影響力の大きさが浮き彫りとなった。

4996とはずがたり:2018/06/28(木) 18:23:34
麦なんかよりも人口涵養力の高い米食うアジア人の方が人口で有利やねん♪
これからかアジア人の時代が来るぞ☆まってろ白人。

【オピニオン】教育差別に立ち向かうアジア系米国人
有力公立高校や名門大学の入学選考でアジア系は不利な立場に
https://jp.wsj.com/articles/SB11074846559170153569704584281493668873908?reflink=fb
By William McGurn
2018 年 6 月 12 日 15:39 JST 更新

――筆者のウィリアム・マクガーンはWSJのコラムニスト。ジョージ・W・ブッシュ元大統領の首席スピーチライターを務めたこともある。

***

 米国の進歩主義者は「眠れる巨人」を目覚めさせたのか? ニューヨーク市民およそ1000人が10日、ニューヨーク市庁舎の前に詰めかけた。市内の有力公立高校の入学選考において、実力本位の学力テストの代わりに事実上の人種割当枠を導入するという、ビル・デブラシオ市長の方針に抗議するためだ。


 この抗議デモで特筆すべき点は2つある。第一に、デモ参加者がアジア系米国人であること。第二に、ニューヨーク・ポストを除いた地元日刊紙は全く報じなかったことだ。

 アジア系米国人がマイノリティーを支援する人種優遇策に強く反発しているのは、ニューヨークだけではない。4年前には、教育などの政府機能で人種への配慮を禁じる州法を撤廃させるはずだった憲法改正案が、カリフォルニア州のアジア系議員の猛反発によって廃案に追い込まれた。また、ハーバード大学に対しては、アジア系米国人の志願者に対する差別的な扱いが1964年公民権法(第6編:連邦の補助金を受け取る機関における人種差別禁止)違反にあたるとして訴訟が起こされた。

 「長年、アジア系米国人は『模範的マイノリティー』とみなされてきた。つまり、物静かで行儀がよいということだ」。ニューヨークの私立大学、ペース大学のチュンヤン・リー教授(会計学)はこう話す。「だが子どもたちの将来に対する社会の悪意ある影響が気になるとき、われわれも政治家に盾突く存在となりうる」

 当初の狙いはそうではなかった。理論上、マイノリティー優遇措置(アファーマティブ・アクション)によって不利な立場になるのは、白人中心の家父長制度だけであり、出自や社会経済的地位、成績などにかかわらず、全ての有色人種が同じ利害を共有するはずだった。

 だが米国の教育機関で現在実施されているマイノリティー優遇措置は、こうした想定を大きく覆すものだ。リー教授が指摘したように、多くのアジア系市民の家族は今や、1つのマイノリティーにとっての下限は、別のマイノリティーにとっての上限を意味し、人種に基づく入学制度が、あるグループと別のグループの対立関係を生み出すことに気づいた。その事実には、なおさら神経を逆なでするメッセージが込められている。すなわち、たまたま運の悪いマイノリティーに属する者は、猛勉強や優秀な成績によって逆に不利益をこうむるということだ。

 ニューヨークの人気公立高校8校の入学制度を改革しようとするデブラシオ市長の取り組みが、こうした意味合いをもつのは間違いない。これらの公立高校は今は「SHSAT」と呼ばれる特別選抜テストで入学者を決定している。進歩主義者の抱えるジレンマは、このテストによる選考結果が、彼らが望ましいと考える人種の比率と一致していないことだ。

4997とはずがたり:2018/06/28(木) 18:23:58
>>4996
 中でも名門とされるスタイベサント高校を例に取ると、アジア系の生徒は全体の72.9%を占めている。これに対し、中南米系は2.8%、黒人は0.7%だ。

 必ずしも一般的なイメージほど裕福とは限らないアジア系の親たちは、これが何を意味するかを十分理解している。実力以外の選考基準が導入されると、資格を満たさない黒人や中南米系の入学志願者が優先され、資格を満たしたアジア系の志願者がはじき出される。アジア系米国人が10日の抗議デモで掲げた「テストを続けろ」「優秀さは肌の色に関係ない」「私にだって夢がある」といったプラカードはこの見方を反映している。

 一方、入学制度の人種差別に反対する団体「スチューデンツ・フォー・フェア・アドミッション」はハーバード大を提訴した。それによると、名門私立大8校からなるアイビーリーグがかつてユダヤ人の入学を制限したように、同大は現在、アジア系米国人を不当に差別しているという。

 同団体によると、ハーバード大の入学者のうちアジア系米国人の比率は現在およそ20%で、1993年時点とほぼ同じだが、この間にアジア系米国人の人口は2倍に増えたという。人種を区別しない大学ではアジア系学生がより高い比率を占める(例えばカリフォルニア工科大学では43%)ことを考えると、ハーバード大は故意にこの数字を低く抑えてきたと思われる。米有力大学の入学に関する2009年のプリンストン大の調査では、アジア系学生が同じ入学チャンスを得るためには、大学進学適性試験(SAT)で白人学生より140点高いスコアが必要だったという。

 このほか、2015年には60を超えるアジア系米国人団体が合同で、ハーバード大の入学選考で差別が行われていると異議を申し立て、司法省公民権局が捜査に乗り出した。アジア系米国人は、人種優遇策の正統性に疑問を投げかけている。

 ハーバード大の主張は、私立大学の入学選考方法は「企業秘密」で、公開する義務はないというものだ。だが公民権法は公立校と同じく民間機関にも適用されるのであり、大学側の見解は虫がよすぎるだろう。同大は年間5億ドルの公的助成金を受け取っているにもかかわらず、入学資格があるアジア系米国人と実際に入学を認められたアジア系米国人の明白な差について説明する義務があると思っていないのだ。

 スチューデンツ・フォー・フェア・アドミッションは今週15日、略式判決を求める申し立てを行う予定だ。事実はもはや疑う余地がなく、公判を開くまでもないと主張している。連邦地裁は恐らく申し立てを退けるだろう。だが集中的な開示手続き――同団体は40件の宣誓供述書を入手し、数千件の内部資料を閲覧している――が行われたことを考慮すると、公判はアジア系米国人コミュニティーの強い関心を呼ぶとみられ、ハーバード大にとって非常に当惑する結果となる可能性がある。

 「われわれは成功したマイノリティーと思われているかもしれないが、政治的には依然、極めて小さなグループだ」とリー教授は言う。それは恐らく変化し始めている。アジア系米国人が自分たちの子供に対する到底容認できない人種差別に今はっきりと気づいたからだ。

4998チバQ:2018/06/28(木) 20:59:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180628-00050033-yom-int
米連邦最高裁判事が退任へ…保守派候補を後任に
6/28(木) 18:16配信 読売新聞
 【ワシントン=黒見周平】米連邦最高裁のアンソニー・ケネディ判事(81)が27日、7月末での退任を表明した。ケネディ氏は穏健保守派で、同性婚や人工妊娠中絶問題などでリベラル寄りの判断を示してきた。トランプ米大統領は保守色の強い候補を後任に選び、最高裁の保守派優位を確実にする考えとみられる。

 ケネディ氏は同日、トランプ氏とホワイトハウスで会談し、退任の意向を伝えた。最高裁が出した発表文によると、ケネディ氏は理由として、家族とより多くの時間を過ごしたいとしている。

 トランプ氏は後任選びについて、「直ちに始める。25人のリストがあり、傑出した人物を選ぶ」と記者団に語った。

 与党・共和党は米議会上院で、後任候補の承認手続きを11月の中間選挙までに完了させる方針だ。ミッチ・マコネル同党上院院内総務は「秋に審議を行う」と記者団に語った。

4999チバQ:2018/06/28(木) 21:00:26
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180628-00000055-mai-n_ame
<米最高裁>ケネディ判事7月退任 後任は強硬保守派か
6/28(木) 17:32配信 毎日新聞
 【ワシントン山本太一】米連邦最高裁は27日、アンソニー・ケネディ判事(81)が7月31日付で退任すると発表した。判事9人の構成は現在、保守派5人、リベラル派4人だが、保守派でも穏健なケネディ氏は最高裁の判断のキャスチングボートを握る存在。トランプ大統領は後任により強硬な保守派を指名するとみられ、米社会を二分する問題で今後、最高裁の判断が右傾化する可能性がある。

 ケネディ氏は1988年、共和党のレーガン大統領の指名を受け最高裁判事に就任。声明で「最高裁で30年間にわたり我が国に奉仕したことは最高の栄誉だ」と述べた。退任は家族と過ごす時間を増やすためという。

 トランプ氏はホワイトハウスでケネディ氏と面会し、「すばらしいビジョンと心を示してくれた」と称賛。作成済みの25人のリストからすぐに後任を選ぶ考えを示した。

 最高裁は26日、トランプ政権によるイスラム圏などからの入国を規制する措置を認める判決を出した。賛成5、反対4で、ケネディ氏は他の保守派とともに措置を支持した。一方、最高裁が2013年6月、同性婚を事実上認める憲法判断を初めてした際、ケネディ氏が同性婚を禁じた法律を批判したことが、最高裁としての判断の決め手となった。

 後任の承認権限を持つ上院の100議席のうち共和党は過半数の51議席。野党・民主党の協力なしで承認が可能なため、共和党上院トップのマコネル院内総務は「今秋に承認のための投票をする」として、今年11月の中間選挙前に決める考えを示した。一方、中間選挙で議席増を目指す民主党の上院トップ・シューマー院内総務は「共和党は、選挙の年に最高裁判事を検討しないというルールに従うべきだ」と主張しており、議会での攻防が激化している。

5000チバQ:2018/07/02(月) 00:42:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180701-00000011-san-n_ame
米首席補佐官、近く辞任か トランプ氏、交代に含み
7/1(日) 7:55配信 産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】ケリー米大統領首席補佐官が近く辞任し、トランプ大統領がケリー氏の後任候補について周囲に助言を求めているとの観測が米メディアなどの間で広がっている。トランプ氏は6月29日、記者団に「2人の関係は良好だ」と述べ、後任探しの事実を否定したものの、「(辞任は)よくあることだ」と述べ、交代の可能性に含みを残した。

 ケリー氏はプリーバス前補佐官の後任として国土安全保障長官から現職に転じ、7月31日に就任1年を迎える。

 しかし、米紙ウォールストリート・ジャーナルなどによると、トランプ氏はケリー氏がホワイトハウスに集まる情報を自身に一元化し、トランプ氏と面会を希望する人物を制限したことに不満を募らせているほか、中間選挙に向けて国内政治に通じた人物を首席補佐官に据えるべきだと言い始めているという。

 一方、ケリー氏はトランプ氏が重要な政策決定で自身の意見を軽視するようになり、補佐官としての役割を果たせないとの思いを強めているとされ、トランプ氏が7月中旬に予定している北大西洋条約機構(NATO)首脳会議や米英、米露首脳会談の後にも辞任するとの見方が出ている。

 次期補佐官には、ペンス副大統領の首席補佐官を務めるニック・エアーズ氏や、マルバニー行政管理予算局(OMB)長官が取り沙汰されている。

5001チバQ:2018/07/02(月) 00:43:44
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180630-00000019-asahi-int
国際移住機関トップ、米政権が推す候補落選
6/30(土) 10:28配信 朝日新聞デジタル
国際移住機関トップ、米政権が推す候補落選
スイス・ジュネーブで29日、国際移住機関(IOM)の事務局長選で当選が決まり、演説するアントニオ・ビトリーノ氏=AP
 世界の移民動向の調査や国際協力の促進などを任務とする国連の国際移住機関(IOM)の事務局長選が6月29日、本部のあるスイス・ジュネーブで行われ、元ポルトガル副首相のアントニオ・ビトリーノ氏が当選した。米トランプ政権が推した米国人の国際人道支援団体幹部ケン・アイザックス氏が落選した。

【写真】スイス・ジュネーブで29日、国際移住機関(IOM)の事務局長選で敗れた後、演説するケン・アイザックス氏=AP

 ビトリーノ氏はグテーレス国連事務総長がポルトガル首相時代に副首相を務めた。IOM事務局長には10月に就く。任期は5年。

 IOMは増加する移民・難民への対応で国際協力の必要性が高まった2016年に国連機関となり、地中海を渡る難民や不法移民に関する調査や人道支援を担う。事務局長選は約170の加盟国による秘密投票で、当選には投票の3分の2が必要。前身機関が発足した1951年以降、最大拠出国である米国人の事務局長が多かった。

 アイザックス氏は、過去にSNSでイスラム教を嫌うと受け取られる発言をしたことが今回の選挙に際して問題視されていた。(ウィーン=吉武祐)

5002とはずがたり:2018/07/02(月) 12:49:19
左派ロペスオブラドール氏勝利確実に=メキシコ大統領選
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018070200233&amp;g=int

メキシコ大統領選で勝利が確実となったロペスオブラドール元メキシコ市長=1日、メキシコ市(EPA時事)

 【メキシコ市時事】メキシコで1日、エンリケ・ペニャニエト氏の6年間の任期満了に伴う大統領選挙が行われ、現地メディアの出口調査によると、新興左派政党「国家再生運動(MORENA)」のアンドレス・ロペスオブラドール元メキシコ市長(64)の勝利が確実な情勢となった。
 ロペスオブラドール氏の得票率は5割に達する勢いで、2番手の中道右派・国民行動党のリカルド・アナヤ元下院議長(39)を大きく引き離した。
 アナヤ氏は出口調査などを受け「ロペスオブラドール氏の勝利を認め、祝意を表す。メキシコのために成功を収めてほしい」と敗北宣言。3位の中道連合のホセ・ミード前財務公債相(49)らも敗北を受け入れた。(2018/07/02-11:46)

5003とはずがたり:2018/07/02(月) 12:49:33
英政府、EU離脱交渉の期間延長求めるべき=ブレア元首相
https://www.excite.co.jp/News/world_g/20180628/Reuters_newsml_KBN1JO0AF.html
ロイター 2018年6月28日 12時15分

[ロンドン 27日 ロイター] - 英国で1997年から2007年まで労働党政権を率いたトニー・ブレア元首相は27日、合意に達しないままで欧州連合(EU)を離脱するリスクを避けるため、政府は離脱交渉の期間延長をEUに求める準備をすべきだとの見解を示した。
2016年6月の国民投票でEU離脱が決まってから2年が経過したが、メイ首相が来年3月になるとしている離脱計画を巡り、英政府内では深刻な分裂が生じている。賛成派と反対派はいずれも、離脱が英国にとって第2次大戦以来最も重要な地政学的変化だとの見方では一致しているものの、国内経済などに関する見通しは大幅に食い違っている。
この中でブレア元首相は、合意がまとまらないままでEUを離脱すれば、同国は「壊滅的打撃」を被ることになると主張。同国の将来について今ほど憂慮したことはないと述べた。
ロンドン中心部で行った講演で、元首相は「2019年3月という交渉期限を延長する可能性について、検討すべきだ。英国はいま、明確な交渉姿勢が定まらないまま、期限に向けて押し流されている」と指摘。「現状はまるで、高層ビルの最上階で交渉を行い、要求が通らないならここから飛び降りてやると『脅迫』しているようなものだ。すべてがだらだらと長期化したせいで、われわれの怒りはまひしてしまった」と話した。
元首相はこれまで何度も、EU離脱を撤回するよう呼び掛けている。

5004とはずがたり:2018/07/02(月) 12:51:43
CSUが抜けるだけで過半数割るなんて最早CDUとSPDの連立は大連立でもなんでもないやん。。これは衝撃だ。そんなにAfDが大量に議席とったんか!?
ドイツ政権、混迷続く=メルケル首相と対立の内相が辞意
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018070200163&amp;g=int

 【ベルリン時事】ドイツへの難民流入抑制策をめぐり、メルケル首相と対立している強硬派のゼーホーファー内相は2日未明、連立与党の一角、キリスト教社会同盟(CSU)の党首と、内相を近日中に辞任する意向を表明した。その上で、同日にメルケル氏と再度難民対策を協議する方針を示した。メルケル氏に捨て身で対策の変更を迫る構えで、連立政権の混迷が続く情勢だ。
 ゼーホーファー氏は長時間にわたる党派会合の後、記者団に「国家と連立政権の利益のため、(難民政策の)合意を目指す」と語った。
 CSUが連立から離脱すれば、メルケル氏率いるキリスト教民主同盟(CDU)と社民党の2与党では過半数に届かない。その場合、メルケル氏は政権発足からわずか4カ月で連立組み替えや、解散・総選挙につながる可能性がある信任投票などの判断を迫られる。(2018/07/02-10:47)

5005チバQ:2018/07/02(月) 18:23:17
https://www.sankei.com/world/news/180630/wor1806300015-n1.html
2018.6.30 17:01

東アジア担当高官辞任へ 米国務省のソーントン氏
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スーザン・ソーントン氏(AP)
スーザン・ソーントン氏(AP)
 米CNNテレビは29日、米国務省のスーザン・ソーントン次官補代行(東アジア・太平洋担当)が7月に辞任すると同僚宛てのメールで伝えたと報じた。ソーントン氏は昨年12月に国務次官補に指名されたが、人事は撤回される見通し。

 ソーントン氏は今年3月に解任されたティラーソン前国務長官が後ろ盾だったが、後任の長官に就任したポンペオ氏が体制刷新を図るため、人事が白紙に戻るとの観測が強まっていた。

 ソーントン氏は中国駐在経験が長く、習近平指導部とも太いパイプを持つとされる。共和党や通商政策で対中強硬姿勢に傾くトランプ政権の一部からは親中派と見なされ、2月に上院で指名承認に向けた公聴会が開かれて以来、手続きは進んでいなかった。

 国務省では3月、北朝鮮担当特別代表を務めたジョセフ・ユン氏、6月にはナンバー3のシャノン次官が辞任した。複数の米メディアによると、駐エストニア大使も6月29日、辞意を周辺に伝えたという。(共同)

5006チバQ:2018/07/02(月) 22:25:44
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201806/CK2018062902000144.html
EU向けハーレー 国外生産へ 米国の象徴受難 大統領保護主義が逆効果

2018年6月29日 朝刊


 【ワシントン=白石亘】米国を象徴するブランドのひとつである米二輪車メーカー、ハーレーダビッドソンの受難が続いている。欧州連合(EU)からの報復関税を避けるため、国外に生産の一部を移す方針に、トランプ大統領の怒りは収まらない。国内市場が縮小し、海外に活路を見いだすハーレーにとって、トランプ氏の保護主義は逆風だ。

 「ハーレーは百パーセント米国にとどまるべきだ。私がこれだけやっているのに、この仕打ちか」。トランプ氏は27日もツイッターでハーレーたたきを続けた。25日は「関税はハーレーの言い訳にすぎない。我慢しろ」と不満をつぶやいていた。政権発足直後の昨年2月には、トランプ氏は「ハーレーは米国の象徴だ」などと持ち上げていたが、様変わりだ。

 国内生産を守るため、外国製品に高関税を課すというトランプ氏にすれば、国外への生産移転は裏切りと映っているようだ。だが、米紙は「見当違いの復讐(ふくしゅう)に関しては(米テレビ人気ドラマに出てくる)バイクギャングも大統領には太刀打ちできない」(ウォールストリート・ジャーナル)と皮肉っている。

 ハーレーの決断の背景には海外市場が極めて重要になっている事情がある。米国内での主な購買層の米ベビーブーマー世代(1946〜64年生まれ)は高齢化が進み、国内の売り上げは年々減少。こうした中、同社は海外のバイクファンを顧客として開拓しており、現在は売り上げの4割が海外からだ。さらにこれを将来5割に引き上げる計画。ハーレーが米国の次に大きい欧州市場を守ろうと躍起になるのはこのためだ。

 同社はこれまでもトランプ氏の保護主義に振り回されてきた。米メディアによるとハーレーは昨春、タイでの工場建設を決定した。当初、同社は環太平洋連携協定(TPP)を前提に、米国工場から低い関税で東南アジアに輸出する計画だったが、トランプ氏がTPP離脱を決定。米国からの輸出だと現地価格が高くなってしまうためだった。

 トランプ氏はタイ工場についても「関税や貿易戦争を言い訳に使っているだけだ」と批判している。

5007チバQ:2018/07/04(水) 16:57:25
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180704-00000047-reut-ent
米女優O・ウィンフリー、大統領選不出馬の意向を改めて表明
7/4(水) 12:49配信 ロイター
米女優O・ウィンフリー、大統領選不出馬の意向を改めて表明
 7月3日、米女優でテレビ司会者やプロデューサーとしても活動するオプラ・ウィンフリーさんは、大統領選不出馬の意向をあらためて示した。写真は1月、ゴールデン・グローブ賞授賞式のバックステージで撮影(2018年 ロイター/Lucy Nicholson)
[ロンドン 3日 ロイター] - 米女優でテレビ司会者やプロデューサーとしても活動するオプラ・ウィンフリーさんは、大統領選に出馬したら「死んでしまう」として、不出馬の意向をあらためて示した。

ウィンフリーさんは、ゴールデン・グローブ賞の授賞式で行ったスピーチをきっかけに、2020年の次期大統領選への出馬の可能性が取りざたされている。

8月号の英ヴォーグ誌とのインタビューでウィンフリーさんは、「うそやでたらめ、意地悪などが渦巻く政界では生きていけないと思う。務まらない。綺麗な仕事ではない」と語った。

ヴォーグ誌は、インタビューの抜粋をウェブサイトに掲載した。

5009チバQ:2018/07/09(月) 19:02:20
https://www.sankei.com/world/news/180709/wor1807090001-n1.html
2018.7.9 08:00
【アメリカを読む】
「28歳・移民系・女性」が重鎮破る大番狂わせ NY民主党予備選で「反エリート」台風

 11月の米議会中間選挙で、与党共和党に挑む民主党が揺れている。6月26日にはニューヨーク州の同党予備選で、政治経験のないヒスパニック系女性候補(28)が、党下院ナンバー4の現職の白人男性候補(56)を破るという大波乱が起きた。勝因は、急進左派的な政策を掲げ、若者や移民、ワーキングクラス(労働者階級)の支持を掘り下げたことにある。米国の選挙史上でも珍しい“大番狂わせ”を受け、民主党内で急進左派が躍進する可能性も指摘されている。
(ニューヨーク 上塚真由)

 大波乱が起きたのは、ニューヨーク州の下院選14選挙区の予備選。1年前までレストランで働いていたアレクサンドリア・オカシオ・コルテスさんが、当選10回で1999年から議席を維持する民主党の重鎮、ジョセフ・クローリー氏を15ポイント差で破った。

 誰もが予想していなかった偉業を成し遂げ、「政界のロックスター」(米紙ニューヨーク・タイムズ)と全国区で注目を浴びるコルテスさん。CNNテレビの取材に、「若者や英語を母語としない人、ワーキングクラス、仕事を2つかけもちしていて忙しすぎて投票に行けないような人々の心に届くよう心がけた」と選挙戦を振り返った。

 約2分間の選挙活動のPRビデオでは、「私のような女性は選挙に出ないと思われている。私は、裕福な家庭や有力者の家庭に生まれなかった」と始まる。

 コルテスさんは、ニューヨーク市のブロンクス地区で生まれ、母親はプエルトリコ人。ボストン大で経営と国際関係を学んだ。卒業後は不景気や父親が病死したことで生活が苦しく、バスの運転手などで生計を立てる母親を助けるため、バーテンダーなどとして働いたという。2016年の大統領選では、民主党候補指名争いで旋風を巻き起こしたバーニー・サンダース上院議員(76)の 選挙運動に参加した。

 米メディアによると、14選挙区は1980年代には白人が多数派だったが、現在はヒスパニック系が5割近くを占める。アジア系は約17%と増える半面、白人は約23%に減っている。米紙ワシントン・ポストによると、サービス業に従事する人の割合が全米の選挙区で5番目に多く、平均通勤時間の長さでも7番目になるという。

 コルテスさんはPRビデオで、収入は上がらない一方で、家賃は高くなり、健康保険のサービスは悪化しているとワーキングクラスの窮状を訴え、「この選挙は人々とお金の戦いだ。民主党員でも同じではない。企業からお金を集め、この地に住まず、同じ水道水を飲んでいない人は、私たちの代表ではない」とし、バージニア州に居を構えるというクローリー氏を批判。クローリー氏はワシントンでの公務を理由に、2回の候補者討論会を欠席したことも響いた。

5010チバQ:2018/07/09(月) 19:02:39

× × ×

 コルテスさんの選挙戦は、サンダース氏の戦い方をならったものだ。

 企業からの大口献金を断り、反エスタブリッシュメント(支配者階級)の姿勢を鮮明にした。米最大の社会主義団体「米民主社会主義者(DSA)」からの支持を受け、公約も、国民皆保険や公立大学の授業無料化、最低賃金の時給15ドルへの引き上げなど労働者支援が柱だ。トランプ政権による不法入国の親子を分離して収容する政策に強く反対し、移民・税関捜査局(ICE)の廃止も訴える。

 ボランティアによる草の根運動を展開したコルテスさんの選挙事務所は、今も若者らの熱気に包まれる。大学生のダニエル・コスターさん(20)は「この選挙区は英語やスペイン語、中国語、ベンガル語などが共通語だ。英語しか話せないクローリー氏は地域の代表ではない」。俳優のトーマス・ムッチョーリさん(30)はコルテスさんの低所得者向け住宅支援政策を聞き、選挙活動に参加。「クローリー氏は下院議員だから尊敬していたけれど、彼はこの20年間で地域のために何をしたんだろう。答えは出なかった」と語った。

× × ×

 コルテスさんの勝利に動揺を隠せないのは、民主党主流派の幹部らだ。

 下院民主党トップのナンシー・ペロシ院内総務(78)は「一つの選挙区での選択だ」と発言。党内で民主社会主義が勢いを増しているとの指摘については、「おそらくあの選挙区では勢いを増している」と述べるにとどめた。

 民主社会主義を掲げる急進左派の政策は党のあり方を揺るがし、中道派との亀裂を生みかねない。特にペロシ氏らの世代は旧ソ連と対峙してきただけに、社会主義は受け入れがたい存在のままだ。

 ただ、トランプ大統領に対抗する民主党の選挙戦の方向性が定まらない中、課題であるミレニアム世代の票を掘り起こしたコルテスさんについて、党内では「民主党の未来」(トム・ペレス民主党全国委員長)と称賛する声も出ている。

 米民主社会主義者によると、中間選挙の予備選では、同団体の支援を受ける候補者58人(国政選挙14人、地方選挙44人)が立候補し、すでに18人(国政5人、地方13人)が当選。コルテスさんの勝利を受け、同団体には1日で通常の35倍となる約1150人が新規加入したという。

 さきの大統領選で起きた“サンダース旋風”は、若い女性のコルテスさんの登場によって息を吹き返し、台風の目となっている。

5011チバQ:2018/07/10(火) 14:51:33
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018071000387&amp;g=use
トランプ米大統領、最高裁判事に保守派カバノー氏指名=司法の「右傾化」も
同性婚 最高裁判事


米連邦最高裁判事に指名されたブレット・カバノー連邦高裁判事(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は9日夜、引退表明したアンソニー・ケネディ連邦最高裁判事(81)の後任に、連邦高裁のブレット・カバノー判事(53)を指名する人事を発表した。カバノー氏はトランプ氏の考えに近い保守派で、最高裁の「右傾化」が強まるという見方が出ている。
 最高裁は終身任期の9人の判事で構成。引退するケネディ氏は共和党政権時代に指名されながら中絶や同性婚などでリベラル寄りな考えを示し、判決を左右してきた。50代のカバノー氏が就任すれば、今後20〜30年間の最高裁の司法判断に影響を与えると予想される。
 カバノー氏はブッシュ(子)政権の法律顧問などを経て、2006年から首都ワシントンの高裁判事を務めている。最終候補には女性を含む複数の連邦高裁判事の名が挙がり、ペンス副大統領が面接するなどして絞り込みを進めた。

 最高裁判事の就任には、上院の承認が必要。共和党は現在51議席で過半数を握っており、11月の中間選挙前に承認手続きを進める。トランプ氏は発表で「米大統領が行うあらゆる決定の中で最も重要なのが最高裁判事の指名だ」と述べた上で、迅速な承認に期待を示した。
 同席したカバノー氏は「私の司法哲学は明快だ。判事は法律を作ってはならず、書かれたままに法律を解釈しなければならない」と語った。(2018/07/10-11:24)


https://mainichi.jp/articles/20180710/k00/00e/030/236000c
米最高裁
保守化鮮明 トランプ氏、カバノー氏指名
毎日新聞2018年7月10日 11時07分(最終更新 7月10日 11時14分)
 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領は9日夜(日本時間10日午前)、今月末で連邦最高裁判事を引退するアンソニー・ケネディ氏の後任として、保守派として知られるカバノー連邦控訴裁(高裁)判事(53)を指名した。保守派の指名を公約してきたトランプ政権による2人目の判事指名。議会上院の承認を経て就任すれば、米国の政治・社会に大きな影響を与える最高裁判事の構成は保守派の明確な優位が確立する。

 ホワイトハウスで指名を発表したトランプ氏はカバノー氏について「明晰(めいせき)で効果的な文体を備えた卓越した法律専門家。同時代で最も優れた法律家の一人」と述べた。

 最高裁判事は事実上の終身制。保守派でありながらリベラル派の判断を支持することもあり「中間派」「穏健派」とも見なされてきたケネディ氏に代わりカバノー氏が就任することで、判事構成は保守派5人、リベラル派4人が明確になる。

 人工妊娠中絶や同性婚、雇用・入学選考での積極的差別是正措置(アファーマティブ・アクション)など、米社会で進んできた少数派の権利拡大の動きが、今後停滞したり覆されたりする可能性が高い。

 トランプ政権はカバノー氏の早期の議会承認を目指すが、秋の中間選挙で議会の多数派奪還を狙う野党・民主党は、選挙前の承認プロセスに激しく抵抗する見通しだ。両党から党方針に背いて賛成・反対票を投じる造反議員が出る可能性があり、承認の行方は予断を許さない。

 トランプ氏は昨年1月、前任判事の急死で空席だった最高裁判事に保守派のニール・ゴーサッチ氏を指名。昨年4月に承認された。

5012チバQ:2018/07/10(火) 22:07:57
https://news.goo.ne.jp/article/dailyshincho/world/dailyshincho-544990.html
トランプ支持者の牙城「ラストベルト」の真相 アメリカに2度棄てられた町
07:00デイリー新潮

トランプ支持者の牙城「ラストベルト」の真相 アメリカに2度棄てられた町

トランプ大統領

(デイリー新潮)

 トランプ大統領周辺が再び賑やかだ。米朝会談の成功を「演出」すると、ただちに新たな関税の導入を発表。EUや中国がこれに猛反発、報復合戦が加熱しているが、これは今年11月に行われる中間選挙を意識したトランプによるパフォーマンスとみる向きが強い。

 トランプの支持基盤といえばオハイオ州をはじめとするかつての工業地帯。アメリカは1990年代、工業や製造業に見切りをつけてITと金融に活路を見出し、結果シリコンバレーや金融街は次々と億万長者を生み出した。しかし、オハイオ州の人々は繁栄から見捨てられて「棄民」となり、町は「ラストベルト」=錆びついた工業地帯と呼ばれるようになった。トランプはその層を狙い撃ちにしたのである。


〈この50年のあいだに、国民の生活は大きく変わった。革命が起きたと言っていい。社会が工業中心へと変わっていき、それに伴ってありとあらゆる騒音が湧(わ)き起こった。海外から私たちのところにやって来た何百万もの新しい人々が金切り声をあげ、列車が行き来し、都市が発展した。都市と都市を結ぶ鉄道線路が建設されて縫うように都市に出入りし、農家のわきを走った。さらに時代が下ると、自動車が登場し、中部アメリカの国民の生活と習慣と思考にすさまじい変化をもたらすことになる〉

「工業」を「IT」や「金融」に代えれば現在でも通用しそうだが、これはトランプ大統領誕生からさかのぼること約100年前に書かれた、オハイオ州を舞台とした小説『ワインズバーグ、オハイオ』(新潮文庫刊)からの一節。1908年に製造が始まったT型フォードに象徴されるように、アメリカは19世紀末に農業国から工業国へと転換を図った。農業地帯だったオハイオ州は、100年前にも翻弄され、見捨てられたのである。

 評論家の川本三郎さんは同作をこう評している。〈一見、平穏に見えるスモールタウン、ワインズバーグだが、「革命」「すさまじい変化」にさらされようとしている。変革期は人の心を揺さぶる。これまでの生活が壊されてゆく。時代の変化に付いてゆけなくなる。ワインズバーグの「いびつな者たち」の孤独、不安、疎外感の背景には、この19世紀末にアメリカを襲った大きな変化がある。アンダーソンは、その変化を小さな町に暮す人々の心を通して、描くことに成功している〉(同書「解説」より)

 われわれがアメリカ人だと認識しているのは、東海岸や西海岸でITや金融など先進的な仕事に就き、SNSで発信する力のある一握りの都市生活者に過ぎない。トランプを大統領に押し上げた、この「棄民」のことを知らなければ、アメリカという国の真の姿は理解できないのである。

デイリー新潮編集部

2018年7月10日 掲載

5013とはずがたり:2018/07/11(水) 13:08:28
2018年6月14日 / 14:11 / 1ヶ月前
アングル:「トランプ党」化する米共和党、中間選挙では苦戦も
https://jp.reuters.com/article/us-gop-p-idJPKBN1JA0DM?rpc=135
2 分で読む

[ワシントン 13日 ロイター] - 11月の米中間選挙に向けた予備選挙は、トランプ大統領に盾を突いた候補が次々と苦しい立場に追い込まれる一方、大統領に忠誠を示した候補が優位に立ち、共和党は今や「トランプ党」の様相を呈している。ただ、トランプ支持の共和党候補が本選でも、トランプ氏を強力に批判する民主党候補に勝てるとは限らない。

12日にサウスカロライナ州で行われた予備選は、トランプ氏を批判してきた共和党現職のマーク・サンフォード下院議員が苦杯をなめた。アラバマ州では先週、女性蔑視の発言を理由に大統領選の際にトランプ氏の支持を取りやめたマーサ・ロビー下院議員が、決選投票に臨まざるを得なくなった。さらにバージニア州の上院予備選では、トランプ支持で反移民を掲げる保守強硬派のコーリー・スチュワート氏が共和党の候補に選ばれ、トランプ氏支持の有無が党候補になれるかどうかを左右する様相が一段と強まった。

予備選におけるトランプ氏の威光は際立っている。このため通商問題や財政赤字の面でトランプ氏の政策が党是と異なっていようとも、トランプ氏の人選や政策に異を唱えようとする他の共和党議員は考えを改めそうだ。

共和党ストラテジストのジョン・フィーヘリー氏は「今やトランプ党になっている。トランプ氏を批判すれば、大統領を支持する有権者の怒りを買う」と話す。

民主党が上下両院でトランプ氏の政策を阻止し、大統領に対する捜査の開始や弾劾に入るためには、11月の中間選挙において下院で23議席、上院で2議席をそれぞれ上積みする必要がある。

ただ、中間選挙が行われるのは、共和・民主両党の支持がきっ抗し、選挙ごとに勝利する政党が変わる「スイング・ステート」が多く、トランプ氏に忠誠を誓うことで本選でも必ず高い支持率が得られるとは限らない。

トランプ氏は共和党議員の間では支持が高いが、世論調査での支持率は40%台前半で推移している。

ギングリッチ元下院議長(共和党)の顧問を務めたリッチ・ガレン氏は「予備選でトランプ氏の威光を借りる共和党議員の多くは、11月の本選で代償を払うことになるだろう」と話す。

共和党のストラテジストのダグ・ヘイ氏も「何よりもトランプ氏支持の候補がスイング・ステートで候補の指名を獲得すると、本選で問題が起きそうだ」と述べた。

バージニア州は民主党の現職ティム・ケイン議員が共和党候補のスチュワート氏に圧勝するとみられている。しかしスチュワート氏のとげとげしい物言いは他の共和党候補の足を引っ張ることになりそうだ。

(John Whitesides記者)

5014とはずがたり:2018/07/12(木) 23:48:27
2018年7月12日 / 11:37 / 2時間前更新
コラム:トランプ貿易戦争の脅威に目覚めた米国、既に手遅れか
https://jp.reuters.com/article/us-tradewar-breakingviews-idJPKBN1K206O?rpc=135
Gina Chon

[ワシントン 11日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 減税に浮かれていた米国が、ようやく「貿易戦争」の脅威に目を覚ましつつある。米政府が10日、追加関税を課す2000億ドル相当の中国製品のリストを公表すると、与党・共和党議員や企業が一斉に警鐘を鳴らした。

本来ならもっと早くそうできたはずなのに、彼らはトランプ大統領が打ち出した減税計画に酔いしれていたのだ。そして気が付けば、もう手遅れになっているのかもしれない。

トランプ氏はずっと前から不公正な貿易慣行をやめさせるために関税を利用するのが好ましいとの姿勢を表明していた。2016年の大統領選中には、中国やメキシコ、米国から生産拠点を海外に移した大手自動車メーカーに関税を適用すると示唆した。今回の追加分を含めると、制裁関税の対象にされる中国製品は総額2500億ドルに達する。


ところが共和党議員や企業は長らく、法人減税法案に目を奪われてきた。

昨年を通じて、トランプ氏が鉄鋼・アルミニウムの輸入状況や中国に盗用された知的財産について調査を命令していた間、共和党が多数を占める議会と企業の関心は、減税法案が可決するかどうかに集まった。

今年に入ってトランプ氏が太陽光パネルと洗濯機に輸入関税を発動した際にも、議会や企業が相当な落ち着きを維持していたのは、昨年12月に成立した減税の効果で説明できるだろう。その後3月には米政府が鉄鋼・アルミの輸入制限を発動し、6月には米国の同盟国に対する適用除外措置が解除され、4月には初めて中国を標的とした関税が発表された。

一方、議会は春頃になってトランプ政権の通商政策に関する公聴会を開催し始め、最近ではコーカー上院議員(共和党)が安全保障を根拠とする大統領の輸入関税導入には議会の承認を義務付ける法案を提出した。だがこうした取り組みは一向に進展していない。

ビジネス界も対応に本腰を入れ出した。

減税実現に熱心だった米商工会議所は今月、各国が報復措置を講じていることで米国の輸出が脅かされていると訴える活動を開始。小売業界などの団体も、懸念をあらわにしている。

それでも事態は全面的な貿易戦争に突入しており、米国も各国も後戻りする気配は見えない。

トランプ氏は、中国が報復するならさらに関税を拡大すると発言している。11月の中間選挙が近づいてきた以上、共和党議員も自分たちの選挙戦に忙殺され、一致団結して通商政策の行き過ぎた部分を元に戻そうとする余裕などないだろう。

5015ちばQ:2018/07/14(土) 23:00:20
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180714-00000518-san-n_ame
ロシアゲート疑惑 ロシア情報機関当局者12人を起訴 当局者の起訴は初
7/14(土) 12:26配信 産経新聞
 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選干渉疑惑で、連邦大陪審は13日、2016年の大統領選で民主党候補だったクリントン元国務長官の陣営幹部らのメールをハッキングで不正入手してインターネットで暴露するサイバー攻撃に関わったとして、当時、情報機関のロシア軍参謀本部情報総局(GRU)当局者だった12人を起訴した。同疑惑を調べているモラー特別検察官が捜査していた。これまでに実業家らロシア人13人が起訴されているが、当局者の起訴は初めて。

 起訴状によると、当局者は16年11月の大統領選に先立ち、クリントン陣営幹部のメールアカウントや民主党全国委員会のコンピューターネットワークに侵入してメールなどの文書を不正に取得し、実在しない人格になりすまして数万通をネット上に公表させていた。選挙管理委員会から有権者約50万人の情報を取得していた。

 また、仮想通貨を使ってマネーロンダリング(資金洗浄)を行い、身元が判明しないようにしてサイバー攻撃に使うサーバーを確保するなどしていた。

 モラー氏の捜査では、クリントン氏に不利な情報を流してトランプ氏を後押しするロシアの大統領選干渉に、トランプ陣営幹部が関わっていたかが焦点だが、米国人は起訴されなかった。ロシア政府は選挙への干渉を否定している。

 欧州歴訪中のトランプ大統領は事前に起訴について報告を受けており、13日のメイ英首相との共同記者会見で、16日にプーチン露大統領と行う首脳会談で大統領選干渉疑惑を取り上げる考えを重ねて表明した。

 ただ、起訴を受けて野党・民主党首脳は首脳会談の中止を主張した。また、与党・共和党重鎮からも、首脳会談でプーチン氏の責任を強く追及するよう求める声が出ている。

5016チバQ:2018/07/16(月) 19:10:29
https://www.sankei.com/world/news/180714/wor1807140034-n1.html
2018.7.14 20:57

「犠牲者」か「言い訳」か ハーレーダビッドソン、生産の国外移転で論争 現地ルポ

 一方、同社従業員も加わる国際機械工労働組合のマルチネス委員長は「ハーレーは『米国製』の意味が分かっているのか」とかみつき、国外移転を批判するトランプ氏に同調。雇用を守るよう迫っている。

 そのハーレーが工場を置く東部ペンシルベニア州ヨーク。工場を見学に訪れると、多くのハーレー愛好家が集まっていた。

 「工場で使っている鉄鋼は全て米国製だ」

 工場見学者の案内役、ボブ・ヘスさん(75)はそう語って胸を張った。

 ヨーク工場は外国製を含めた部品組み立てが中心。同社は国内販売の減少から中西部ミズーリ州の工場閉鎖を今年初めに決定。逆にアジアの需要拡大からタイに工場を新設する。

 工場見学に訪れたバス運転手のDJ・ホールさん(66)は「もちろん『米国製』が好きだからハーレーに乗っている」と語る。トランプ氏を支持するホールさんだが、「国外移転はビジネス上の判断。どうしようもない」と淡々と話した。



【用語解説】ハーレーダビッドソン

 米国の二輪車メーカー大手。1903年に米中西部ウィスコンシン州で創業した。二輪車市場では、大型エンジンを搭載した高級車との位置づけで、昨年の世界販売台数は約24万3千台。同社製の二輪車で若者が旅する米映画「イージー・ライダー」(1969年公開)など映画やドラマに多く登場し、日本を含む世界中で根強い人気がある。

5017チバQ:2018/07/16(月) 19:11:26
貼り間違えたのでもう一度
https://www.sankei.com/world/news/180714/wor1807140034-n1.html
2018.7.14 20:57

「犠牲者」か「言い訳」か ハーレーダビッドソン、生産の国外移転で論争 現地ルポ

 トランプ米政権の「保護主義」が世界の企業を揺るがしている。米二輪車メーカーのハーレーダビッドソンが、生産の一部を国外移転すると表明したことが、米国で論争に発展。同社は「トランプ政権が発動した関税の悪影響を避けるため」と移転理由を説明するが、トランプ大統領らは「言い訳だ」などと真っ向から否定。論戦は政権の通商政策への賛否もからみ、議員や産業界を巻き込んで熱を帯びている。(米ペンシルベニア州ヨーク 塩原永久)

 「ハーレーは一部の生産移転を以前から計画していた。関税の結果ではない」

 ムニューシン財務長官は12日、下院金融サービス委員会でこう証言し、政権の通商政策を擁護した。

 米政権は鉄鋼やアルミニウムに関税を課す強硬策を実施。これに対し、欧州連合(EU)が6月下旬、報復関税を発動した。ハーレーは欧州での価格を引き上げない方針のため、「関税の影響で生産コストが1台約2200ドル(約25万円)上昇する」として、EU向けの生産を国外に移転すると発表した。

 米製造業の復活を公約とするトランプ氏は反発し、ツイッターや演説などで連日、「ハーレーが最初に白旗を上げるとは」「言い訳にするな。辛抱しろ」などと同社を攻撃している。

 ハーレーは「メード・イン・USA」を象徴するメーカー。産業界や米メディアは「ハーレーは貿易戦争の犠牲」(ウォールストリート・ジャーナル)と政権に批判的だ。

 一方、同社従業員も加わる国際機械工労働組合のマルチネス委員長は「ハーレーは『米国製』の意味が分かっているのか」とかみつき、国外移転を批判するトランプ氏に同調。雇用を守るよう迫っている。

 そのハーレーが工場を置く東部ペンシルベニア州ヨーク。工場を見学に訪れると、多くのハーレー愛好家が集まっていた。

 「工場で使っている鉄鋼は全て米国製だ」

 工場見学者の案内役、ボブ・ヘスさん(75)はそう語って胸を張った。

 ヨーク工場は外国製を含めた部品組み立てが中心。同社は国内販売の減少から中西部ミズーリ州の工場閉鎖を今年初めに決定。逆にアジアの需要拡大からタイに工場を新設する。

 工場見学に訪れたバス運転手のDJ・ホールさん(66)は「もちろん『米国製』が好きだからハーレーに乗っている」と語る。トランプ氏を支持するホールさんだが、「国外移転はビジネス上の判断。どうしようもない」と淡々と話した。



【用語解説】ハーレーダビッドソン

 米国の二輪車メーカー大手。1903年に米中西部ウィスコンシン州で創業した。二輪車市場では、大型エンジンを搭載した高級車との位置づけで、昨年の世界販売台数は約24万3千台。同社製の二輪車で若者が旅する米映画「イージー・ライダー」(1969年公開)など映画やドラマに多く登場し、日本を含む世界中で根強い人気がある。

5018とはずがたり:2018/07/17(火) 20:48:46
2018年7月13日 / 14:39 / 4日前
焦点:貿易戦争で設備投資控える米企業、減税分は自社株買いに
https://jp.reuters.com/article/us-funds-buybacks-analysis-idJPKBN1K30J2?rpc=135
[ニューヨーク 12日 ロイター] - 米企業は米中貿易摩擦の激化で経営の先行きが不透明なため設備投資に後ろ向きで、トランプ大統領の大規模減税によって手にした現金を自社株買いに充てるとみられる。トランプ氏は減税による設備投資拡大をもくろんだが、思惑が外れそうだ。

パシフィック・オルタナティブ・アセット・マネジメントのポートフォリオマネジャー、プトリ・パスクアリ氏は、米国の対中制裁関税による実体経済への影響は小さいが、輸出入製品のコストを巡る先行きが不透明となり、企業は設備投資をある程度遅らせるとみている。

その結果、企業は減税で手にした潤沢な現金で自社株買いや事業買収を進め、売上高の増加や浮動株の減少によって企業の1株当たり利益は増加する見込みだという。

もっとも、自社株買い企業の株価の年初来の動きは目覚ましいものではない。自社株買い比率の高い100社を対象とするS&Pバイバック指数は年初来の上昇率が3.2%で、市場全体の3.9%に対してやや見劣りする。

しかしパスクアリ氏は、企業は自社株買いによる株価押し上げ効果が3年前に比べて薄れていることは分かっており、「対応としては自社株買いを止めるか、まだ大きな効果が出ていないとして拡大するかだが、(減税により)現金があるから自社株買いを増やすだろう」と予想した。

トリムタブスによると、S&P総合500種構成企業が第2・四半期に発表した自社株買い計画は過去最高の4366億ドルで、これまで過去最高だった第1・四半期の2421億ドルの2倍近くに急増した。

アップル(AAPL.O)は5月に米企業として過去最大となる1000億ドルの自社株買いを発表。シスコシステムズ(CSCO.O)は250億ドル、ナイキ(NKE.N)も150億ドルの自社株買い計画を公表した。トリムタブスによると、第1・四半期に10億ドル以上の自社株買い計画を発表した米企業は63社に上った。

一方、設備投資には既に減速の兆しが表れている。トムソン・ロイターのデータによると、S&P500種構成企業の第3・四半期の設備投資は前年同期比の伸び率が10.2%と第2・四半期実績の18.8%から鈍化する見込みで、第4・四半期には前年比の伸びがさらに1.7%に鈍る見通しだ。

トムソン・ロイターI/B/E/Sによると、減税の恩恵が大きい中小企業も第2・四半期と第3・四半期は設備投資の伸び率が1桁台となり、第4・四半期には11.7%のマイナスに転じる見通しだ。

ヘネシー・ファンズのポートフォリオマネジャーのデービッド・エリソン氏は「制裁関税が企業の景況感を悪化させているのは間違いない。先が見通せず、他の企業の動きも分からないからだ」と述べた。

一方、オッペンハイマーファンズのシニア投資ストラテジスト、ブライアン・レビット氏は、「減税による設備投資の期待は行き過ぎだった」と述べ、米国は既に好景気が長期間続き、企業の手元現金は以前から豊富な点を考えると、たとえ米中間の貿易を巡る緊張が緩和しても設備投資が減少して自社株買いが増える流れは続くとみている。

(David Randall記者)

5019とはずがたり:2018/07/17(火) 23:06:06

2018年7月10日 / 18:22 / 6日前
コラム:米大統領の最高裁判事指名、ビジネス界への「贈り物」
Tom Buerkle
https://jp.reuters.com/article/column-trump-court-pick-idJPKBN1K00ZI?rpc=135

[ニューヨーク 9日 ロイター BREAKINGVIEWS] - トランプ米大統領による最高裁判所判事の指名は、規制緩和面でビジネス界への贈り物となりそうだ。

指名されたブレット・カバノー氏は連邦高裁判事としてCFPBの構造は違憲との判断を示したほか、ネット中立性の規則は無効との見解を示した。頑強な保守主義を掲げる同氏の指名に民主党が抵抗することは必至だが、共和党議員から造反が出なければ、今後長年にわたり最高裁のバランスを右派優位に傾けることができる。

カバノー氏の司法界での保守的な経歴をトランプ大統領は気に入ったようだ。おそらくブッシュ(子)元大統領の秘書官だったという経歴よりもさらに魅力的に映ったとみられる。イェール大学卒のカバノー氏は2006年以降、米連邦高裁判事を務め、最高裁で審理される可能性のある問題についても見解を披露した。

ビジネス界は規制機関に対するカバノー氏の判断を歓迎することになるだろう。同氏は2016年に3判事による審理で、CFPBの構造は違憲との判断を示した。局長への権限に歯止めがないためで、そのため大統領は自在に局長を解任できると主張した。1月に高裁はCFPBの構造は合法と判断し、正当な理由がある場合のみ局長を解任できるとした。カバノー氏はこれに反対し、独立機関は証券取引委員会(SEC)のような構造にすべきと主張した。

またネットサービスプロバイダーに全てのコンテンツを平等に扱うことを義務付けたオバマ政権のネット中立性の規則について、これを支持する判断を示した高裁判決に対し、カバノー判事は連邦通信委員会(FCC)が議会を回避しているとして反対意見を示した。トランプ政権下でFCCのパイ委員長は、12月にネット中立性の規則の廃止を決定した。カバノー判事はまた、環境保護局(EPA)に批判的ないくつかの意見書を書いており、たとえばEPAは規制のコストを考慮する必要があるとの見解を示している。

ワシントンD.C.出身のカバノー氏は、オバマ大統領の医療保険制度改革(オバマケア)に対する提訴に過去2回、反対する意見を示した。この時の内容から保守派の一部は、同氏がロバーツ最高裁長官のように医療保険制度改革を支持し続けることになるのではないかと懸念している。しかし、退任するケネィー判事が同性婚の支持に回るなどリベラルな意見を示していたのと比べ、カバノー氏はより信頼できる保守派である可能性が高い。

興味深いのは、トランプ大統領弾劾を最高裁が判断する場合のカバノー氏の対応だ。同氏は1990年代にクリントン大統領(当時)の偽証疑惑を捜査したスター特別検察官の元で働き、国民をミスリードしているとして大統領を弾劾できると主張した。しかし2009年には、現職の大統領を起訴することは公共の利益にならないとの見解を示した。

短期的にはカバノー氏が上院で過半数を確保できるかどうかが問題となっている。もし確保できればビジネス界は生涯にわたる友人を得ることになるかもしれない。

5020チバQ:2018/07/19(木) 05:34:18
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180718-00000569-san-n_ame
米カリフォルニア、3州に分割? 住民投票実施へ
7/18(水) 21:42配信 産経新聞
米カリフォルニア、3州に分割? 住民投票実施へ
米カリフォルニア州の分割案
 【ロサンゼルス=住井亨介】全米最多の人口を抱えるカリフォルニア州を3分割する提案の是非を問う住民投票が、11月の米中間選挙に合わせて実施されることになった。巨大な経済規模を誇る同州の分割が国内外に与える影響は大きいが、州と連邦議会の同意を経なければならないなど、実現のハードルは高く成否は不透明だ。

 提案は、同州をサンフランシスコや州都サクラメントの「北カリフォルニア州」▽最大都市ロサンゼルスなどの「カリフォルニア州」▽サンディエゴなどの「南カリフォルニア州」-に分割にする内容。シリコンバレーのベンチャー投資家が、行政サービスを地域密着型に変えるべきだとして住民投票を呼びかけ、署名が40万件を超え州法で必要とされる数を超えた。

 州人口は約3981万人。総生産は2兆7470億ドル(2017年)で英国の国内総生産(GDP)を上回る経済規模を誇る。分割は税制を複雑化させ、企業活動を阻害するとの指摘もある。

 同州で伝統的に強い地盤を有する民主党も、分割案には否定的な立場とみられる。州南部には共和党が強い地域があり、分割で政治的影響力が低下する恐れもあるためだ。仮に住民投票で賛成が多数となれば民主党が多数を占める州議会にかけられることになり、否決される可能性が高い。

 ロサンゼルス・タイムズ紙によると、同州が合衆国に加入した1850年以来、分割や独立といった提案は200回以上持ち上がっては消えたという。

5021チバQ:2018/07/19(木) 05:36:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180718-00000122-mai-int
<米大統領>国内批判受け、急ぎ修正 露の選挙介入認める
7/18(水) 22:52配信 毎日新聞
 トランプ米大統領は17日の与党議員団との会合で、「ロシアが2016年の米大統領選に介入したと考える理由は見当たらない」と米露首脳会談後の共同記者会見で述べたのは、単に言い間違いだったと釈明し、発言を撤回した。「介入はあった」と見る米情報機関の判断に疑問を呈するトランプ氏の発言は米国内で強く批判されており、あわてて修正した形だ。

 トランプ氏が撤回したのは、16日の記者会見での「全ての米情報機関は介入があったと結論づけているが、ロシアのプーチン大統領は否定している。どちらを信じるのか」との質問に対する回答だ。その際に介入を否定するプーチン氏の発言を「極めて力強い否定だ」と称賛すらした。

 米CNNテレビによると、16日にプーチン露大統領との首脳会談を終えたトランプ氏は会談は成功したと確信している雰囲気だったという。ヘルシンキから帰国する大統領専用機の中や帰国後に、首脳会談を厳しく批判する報道に接したトランプ氏は17日、ツイッターで「プーチン氏との首脳会談は大成功だった。認めないのは偽ニュースを流すメディアだけだ」と不満を爆発させた。

 しかし、米露首脳会談での言動には、身内である共和党内部からも批判の声が高まった。共和党のマイク・ターナー下院議員は米CNNテレビに対し「これがいかに米国の外交を傷つけるか、トランプ氏は理解すべきだ」と語っている。

 こうした批判を受けて、トランプ氏は17日の会合で、「ロシアが介入しなかったと考える理由はないと言うつもりだった」と、正反対の意図だったと釈明。米大統領選にロシアが介入したとする米情報機関の結論を受け入れる考えも示した。一方で、ロシア当局との共謀については改めて否定し、11月の中間選挙でロシアによる選挙介入を阻止することに全力を挙げる考えを明らかにした。

 ただ、トランプ氏は発言撤回でも弱気にはなっておらず、18日にはツイッターで「知性の高い人たちの多くは私の記者会見を気に入っている」と主張した。【山衛守剛】

5022チバQ:2018/07/19(木) 15:24:16
http://www.sankei.com/world/news/180719/wor1807190015-n1.html
2018.7.19 11:13

米カリフォルニア州分割の住民投票、中止に 州最高裁が命令
 【ロサンゼルス=住井亨介】11月の米議会中間選挙に合わせて行われることになっていたカリフォルニア州を3分割する是非を問う住民投票をめぐり、同州最高裁は18日、投票を実施しないよう州当局に命令した。「(投票内容の)妥当性に重要な疑義が生じたため」としている。米メディアが伝えた。

 現在の州法が破棄されることによる環境への影響を懸念した環境団体などが、「州組織の変更には、住民投票の前に州議会での3分の2以上の賛成が必要」だとして提訴していた。

 最高裁の命令はこうした主張を認めた形だが、住民投票を先送りするか廃案とするかについては法的に検討することも命じた。

 住民投票はシリコンバレーのベンチャー企業投資家が提起し、40万を超す有効署名を集めて州当局に提出して認められていた。

5023とはずがたり:2018/07/23(月) 21:53:26
サンフランシスコでは年収1800万円でも「かろうじて食いつないでいけるレベル」の生活
https://businessinsider.jp/post-1135
Melia Robinson
Mar. 26, 2017, 12:30 PM TECH INSIDER709,584
Noah Berger/Reuters

サンフランシスコのベイエリアで暮らしていると、年収が1000万円を超えても貧乏と感じてしまうようだ。

Twitterの従業員が、匿名を条件にThe Guardianの取材に応じた。40代前半、サンフランシスコ在住のこの男性は、年収16万ドル(約1800万円)。だが、かろうじて暮らしていけるレベルだと語った。翌月まで「食いつなぐ」ために借金をしたこともある。

「ソフトウェア・エンジニアになったのに、家計に苦労することになるとは」。そう語る男性は、このエリアで家族と暮らしていくためには自分の収入は「かなり低い」と考えている。

家計のもっとも大きな支出は家賃。毎月3000ドル(約34万円)かかる。妻と2人の子ども。場所を考えるとこの家賃でも「ものすごく安い」と彼は言う。

サンフランシスコのベイエリアは、アメリカでもっとも人気が高いエリア。不動産サイト「Trulia」によると、家賃は平均月4200ドル(約48万円)。Google、Uber、Airbnb、Twitterなどに勤める中堅以上のエンジニアは、給料の40%?50%を勤務先の近くに住居を借りるために使っているという研究結果もある。

サンフランシスコの人口のおよそ30%を占めるミレニアル世代が家賃を高騰させている。節約のために大勢のルームメイトと一緒に暮らしている者も多く、住宅市場の競争を加速させている。

同エリアでフルタイムで働く18歳?34歳の人々の平均収入は、2013年に5万9000ドル(約671万円)だったと米国勢調査局のデータが伝えている。

[原文:A Twitter employee making $160,000 a year says he's only scraping by in San Francisco]

(翻訳者:にこぱん)

5024チバQ:2018/07/28(土) 18:11:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180727-00000024-jij-n_ame
米下院議長に保守強硬派名乗り
7/27(金) 8:20配信 時事通信
 【ワシントン時事】米各メディアによると、共和党のジム・ジョーダン下院議員(54)は26日、11月の中間選挙で同党が多数派を維持した場合、下院議長に立候補すると明らかにした。

 ジョーダン氏は保守強硬派グループ「ハウス・フリーダム・コーカス(下院自由議員連盟)」の創設メンバーで、同連盟代表も務めた有力議員。

5025 チバQ:2018/07/29(日) 12:53:34
https://www.jiji.com/sp/article?k=2018072800309&amp;g=use
トランプ氏、相次ぐ軌道修正=中間選挙控え、不満意識か

2018年07月28日14時36分

26日、米アイオワ州で開かれた集会に参加したトランプ大統領(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領が重要政策で軌道修正を図る場面が目立っている。鉄鋼などの輸入制限に端を発した欧州連合(EU)との貿易紛争は「停戦」にかじを切り、秋を目指したロシアのプーチン大統領との首脳会談も早々と見送りを表明した。中間選挙がおよそ3カ月後に迫る中、有権者の不満や批判に敏感になっている様子だ。<下へ続く>

 「あなた方農家のため、欧州の市場を開放した」。トランプ氏は26日に訪れたアイオワ州の集会で、前日の米欧首脳会談でEUが約束した米国産大豆の輸入拡大の成果を誇った。

5026チバQ:2018/07/30(月) 10:48:20
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018073000091&amp;g=use
民主反対なら「政府閉鎖辞さず」=移民政策で強硬姿勢-米大統領
トランプ氏


トランプ米大統領=27日、ワシントン(EPA時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は29日、ツイッターに「民主党が国境強化に賛成しないのなら、政府閉鎖もいとわない」と投稿し、不法移民対策として公約するメキシコ国境への壁建設などを進めるよう訴えた。11月の中間選挙を前に、移民政策での強硬姿勢を改めて支持層にアピールした。

半数が「トランプ氏は人種差別主義」=移民政策に厳しい目-米世論調査

 米議会では1月、移民政策をめぐる与野党対立からつなぎ予算が成立せず、約4年ぶりに政府の一部機関が閉鎖。2月にも数時間にわたり閉鎖状態に陥った。現在の会計年度は9月末で終了するため、それまでに議会が10月以降の予算措置で合意できなければ、同様の事態が発生する可能性もある。
 トランプ氏はツイートで、永住権付与の対象をくじで選ぶ制度や、国境で身柄拘束した不法入国者をいったん釈放する制度も廃止すべきだと主張。「われわれは立派な人々に(移民として)来てもらう必要がある」と書き込み、米国にどれだけ貢献できるかで、移民として受け入れるか否か判定する仕組みを導入するよう求めた。(2018/07/30-06:04)

5027チバQ:2018/08/02(木) 11:19:26
http://www.sankei.com/world/news/180802/wor1808020001-n1.html
2018.8.2 08:00
【国際情勢分析】
民主・女性候補が米中間選予備選で躍進 党は左傾化強め“極端な戦い”
 11月の米中間選挙に向けた予備選で、女性候補者が躍進している。2016年の前回選に比べ、とりわけ野党・民主党で女性候補が増加し、その多くが本選進出を決めている。市民の関心が、米社会で暗黙のうちに“女性の領域”と捉えられる福祉政策に集まっていることが背景の一つといわれる。さらに、民主党内ではリベラルな主張を強める候補者が目立つ一方、共和党ではトランプ大統領の言動をまねる候補者が出るなど、両党が「極端な」戦いを展開している。
(外信部 岡田美月)

民主党で女性候補の躍進が際立つ

 米ラトガース大の米女性と政治センターの調査によると、上院議員選に立候補した女性は54人(民主党31人、共和党23人)で、8人(民主党6人、共和党2人)が予備選に勝利した。下院議員選の女性候補者は472人(民主党352人、共和党120人)で、155人(民主党120人、共和党35人)が本選進出を決めた。予備選の結果はいずれも7月18日現在。

 選挙分析に定評があるクック・ポリティカル・リポート社が5月に実施した予備選に関する分析によると、民主党で新人の男女だけが出馬した65選挙区の内、約7割に当たる45選挙区で女性候補が勝利。一方、共和党では、男女両候補が現職不在の議席を争った14選挙区の内、女性が勝利したのは約2割の3選挙区だった。

福祉政策には女性政治家?

 米政治に詳しい慶応大学の渡辺靖教授は7月、笹川平和財団主催の「トランプ時代の女性と政治」に関する都内での公開討論会で、「今回の中間選挙に関しては、米国民の中で医療保険、教育に関する関心が非常に高くなっている」と指摘した。

 同教授によると、16年の前回選挙では女性の比率は29%だったが、今回は43%に増加しており、しかも立候補した女性の半数近くが予備選で勝利。女性躍進の背景には、「医療、教育などの課題は“女性の領域”で(あると認識されており)、だから女性への信頼が高い」との事情があるという。

 一方で同教授は、内政よりも外交・安全保障が中間選挙の大きな焦点になっていた場合、「ここまで女性旋風みたいなものは起きてなかったのではないかという話もある」と強調。「外交・安保に関する著名な女性専門家は大勢いるが、一般的な雰囲気として安保に関しては『女性はあまり信用できない』という考えが米社会全体にまだはびこっている」と分析した。

“トランプの共和党”と“左傾化する民主党”両極端に

 女性に対する言動や厳格な移民政策をはじめとするトランプ大統領のこれまでの動向が、民主党内で左傾化の動きにつながっているとの指摘もある。

5028チバQ:2018/08/02(木) 11:19:56
 渡辺教授によれば、民主党では、トランプ政権下の米国が、1950年代から60年代にかけて盛り上がった公民権運動以降に推し進められてきた多文化主義の理念に逆行しているとの懸念が拡大。同党内の左派系には、女性や少数派(マイノリティー)の権利擁護や医療保険、教育拡充、環境保護といった分野でトランプ政権との違いを鮮明にすることが「米世論を引きつける正しい選択だと考える人が多い」。

 今回の女性候補の躍進は、「民主党の左派的な部分を強調して戦う姿勢」が反映された結果だとも考えられる。

 一方の共和党の中には、トランプ氏の発言や振る舞いをまねする候補者も出ており、共和党、民主党ともに「両極端なところで戦っている」(渡辺教授)格好だ。共和党内のトランプ氏支持は高く、安全保障分野で「力による平和」を提唱したレーガン元大統領時代の同党が「レーガンの党」と称されたのと同様、「トランプの党」との様相を呈しているという。

米政権の行方は…

 中間選挙での勝利を政権交代につなげたい民主党と、2020年の大統領選での再選につなげたいトランプ政権・共和党。渡辺教授は、そのイデオロギー面での特色を、欧州との比較でこう解説する。

 「欧州には右側に『保守主義』、真ん中に『自由主義』、左側に『社会主義』がある。だが、米国ではもともと貴族主義的な意味での保守主義は除外、社会主義は否定されており、自由主義の中での『保守』『リベラル』という考え方が用いられる」

 このため、民主党が政権を取ったとしても、「いわゆる社会主義になるわけではなく、自由主義の中の革新という形になるだろう」と指摘するが、このまま“両極端”な戦いが続けばどうなるのか-。今回の中間選挙は、そうした点からも関心が集まりそうだ。

 米中間選挙 4年ごとの大統領選の中間年に行われる上下両院議員や州知事などの選挙の総称。上院は任期6年で2年ごとに3分の1ずつ改選され、定数は各州2人の計100議席。今回は35議席が改選される。下院は任期2年で、定数435の全議席の選挙が行われる。

5029チバQ:2018/08/02(木) 22:01:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180802-00000007-jij_afp-int
オバマ氏、中間選で民主候補81人を支持 トランプ氏に対抗へ
8/2(木) 10:01配信 AFP=時事
オバマ氏、中間選で民主候補81人を支持 トランプ氏に対抗へ
訪問先の南アフリカ・ヨハネスブルクで講演するバラク・オバマ前米大統領(2018年7月18日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】バラク・オバマ(Barack Obama)前米大統領は1日声明を出し、11月の中間選挙で連邦議会選や州知事選などに出馬する民主党候補81人を支持すると明らかにした。共和党ではドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が支持する候補の選挙遊説に乗り出すと予想される中、選挙戦を通じて自らが推す候補を積極的に応援していく考えだ。

【動画】オバマ氏、パン店に突然のご来店 バイデン氏と一緒に 米首都

 ここ数年で最も待望されている中間選挙を数か月後に控え、オバマ氏は次世代の指導者として支持する14州の民主党候補81人を公表。「各民主党候補がなぜ投票するに値する人物かを訴えていきたい」と意欲を示した。

 オバマ氏は「彼らが一緒になって、広く分かち合う機会を取り戻し、世界におけるわが国の同盟関係と立場を修復し、正義、公平、責任、法の支配への基本的誓約を守ることによって、われわれの愛するこの国を強くしていくことを確信している」と述べている。【翻訳編集】 AFPBB News

5030チバQ:2018/08/07(火) 17:23:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180807-00000007-jij-n_ame
支持層に固執、離れる無党派=共和、トランプ氏との距離悩む―米中間選挙
8/7(火) 7:05配信 時事通信
 米中間選挙まで残り3カ月を切り、トランプ大統領が遊説を本格化させている。

 「米国を再び偉大に」と2年前の大統領選挙戦と同様に訴え、視線を送るのはあくまで自身の支持基盤だ。だが、対立をあおる政治姿勢や反移民政策は穏健な無党派層を遠ざけ、民主党との戦いに影を落としている。

 ◇変わらぬ熱気
 トランプ氏は2日、東部ペンシルベニア州ウィルクスバリの1万人収容のスタジアムで集会を開いた。立ち見も出る熱気の中、トランプ氏と支持者の「共通の敵」が一体感を高める。「偽ニュースのCNNはトランプが(大統領選で)過半数を取るなんてあり得ないと言っていた」とトランプ氏が語ると、聴衆は報道陣席に向かって下に向けた親指を突き出し、「CNNは最悪だ」と連呼で応じる。

 トランプ氏の演説場所は共和党の地盤が圧倒的に多い。ウィルクスバリがあるルザーン郡も2年前、トランプ氏が民主党のヒラリー・クリントン候補に20ポイント差をつけて勝利した。「米国第一」の政策や民主党批判で支持者を鼓舞し、投票所へ足を運んでもらうのが基本戦略だ。

 会場にいたジェームズ・マリノさん(70)は、トランプ氏について「素晴らしい仕事をしている。米国は沈みつつあったが、経済は復活し、国民に愛国心が戻ってきた」と語った。

 もっとも、トランプ氏がこの日応援した上院議員候補は民主党現職を相手に苦戦、既に当選は困難とも伝えられる。トランプ氏が支持層を重視する真の狙いは「2020年大統領選への布石」(米メディア)という見方もある。

 ◇スイング州では異変
 7月下旬、一つの世論調査が米政界で話題となった。NBCテレビなどが中西部ミシガン州とウィスコンシン州などを対象に実施した調査で、両州のトランプ政権の支持率はいずれも36%、不支持は5割を超えた。共和、民主両党が勢力を競う「スイング・ステート(揺れ動く州)」の両州はトランプ氏がクリントン氏に小差で勝ち、勝利を決定付けた場所だ。

 カトリック大のジョン・ホワイト教授はトランプ氏への「無党派層、特に郊外地域に住む住民や、女性の支持が離れている」と分析。トランプ氏が「自分の支持層にこだわり、民主党にも無党派層にも支持を広げようとしていない」と語る。

 共和党候補者にとって、党内の8〜9割の支持を誇るトランプ氏とは、政策の考え方は違っても表立って対立しにくい。しかし、距離を置く動きも出始めた。

 スイング・ステートのフロリダ州で上院選に出馬するリック・スコット知事は7月31日、トランプ氏が同州タンパで開いた支持者集会に姿を見せなかった。スコット氏は大統領選でトランプ氏を最も早い段階で支持した政治家の一人だが、最近は移民問題や銃規制をめぐってトランプ氏への異論を口にすることが多くなっていた。

 「私はフロリダのためにいいことなら大統領を支持するし、そうでなければ反対する」。スコット氏は米メディアにこう語った。

5031チバQ:2018/08/07(火) 19:21:21
http://www.afpbb.com/articles/-/3185119
ナチス信奉者に人種差別主義者、米中間選挙の過激な共和党候補たち
2018年8月6日 18:10 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ]
【8月6日 AFP】ナチス・ドイツ(Nazi)を公然と擁護するアート・ジョーンズ(Art Jones)氏、ホロコースト(Holocaust、ユダヤ人大量虐殺)は作り話だと主張するジョン・フィッツジェラルド(John Fitzgerald)氏、そして「米国を再び白人の国に」と呼び掛けるリック・タイラー(Rick Tyler)氏──前時代の遺物のような考えを信奉するこれらの人々は、いずれも米国で今年実施される中間選挙の共和党候補者だ。

 21世紀の米政界、そしてドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領政権下では、過激主義や偏狭な持論、さらにはあからさまな白人至上主義や反ユダヤ主義が息を吹き返し、ごく一部の知名度の低い変わり者が毒づいているだけとはもはや言えないような事態になってきている。

 彼らは今年、全米で近年まれに見るほどの露出度を高めている。一方で、保守派を中心としたヘイト勢力の出馬に、共和党が非常に困惑していることも分かってきた。

 民主党の地盤であるイリノイ州の予備選では、共和党から立候補したのがジョーンズ氏のみだったことから、同氏は共和党の下院議員候補に選出された。ジョーンズ氏はホロコーストを「史上最大で最悪のうそ」と呼び、大きなかぎ十字を中央に配した新聞広告を出したこともある。

 ノースカロライナ州の州議会選に立候補しているラッセル・ウォーカー(Russel Walker)氏は、「人種差別主義者でいることの何が悪い」「(ユダヤ人は)悪魔の子孫だ」と主張している。

 ウィスコンシン州では、引退を表明した共和党ポール・ライアン(Paul Ryan)下院議長の後任を狙う同党主要候補者ポール・ネーレン(Paul Nehlen)氏が、「オルト・ライト」(オルタナ右翼)運動のリーダーと目されている。反対派から警戒されている同氏は、米国の文化や政治の場で白人ナショナリストや反ユダヤ主義者により強い地盤を提供することを模索している。

■トランプ大統領の擁護が暗黙のメッセージに

 またテネシー州で下院の予備選に出馬しているトランプ支持者のタイラー氏は、自身の選挙運動用のウェブサイトに、南北戦争(American Civil War)時代の南部連合の戦旗がホワイトハウス(White House)の上でたなびくデザインの画像を掲載している。同氏の選挙運動用の看板広告には、「米国を再び白人の国に」と書かれたものもある。

 専門家らは、今年は偏った意見を公言する候補者がかつてないほど多く、それを助長している主な要因は米国大統領本人にほかならないと指摘している。

 公民権擁護団体「南部貧困法律センター(SPLC)」の専門家で、1999年からヘイト(憎悪)グループの追跡調査を行っているハイディ・バイリック(Heidi Beirich)氏はAFPの取材に対し、「トランプ氏による人種差別的で反イスラム的、偏見に満ちた型破りな言葉遣いが、これまで政界に存在しなかった扉を開けてしまった」と話した。

「これまでにもネオナチの問題は少しはあったが、今は以前よりもはるかに状況が悪化している」

 バージニア州などでは、人種・民族間の分断が政治にはっきりと反映されている。同州の共和党上院議員候補で、反移民の立場を取る郡執行官、コーリー・スチュワート(Corey Stewart)氏は、物議を醸す人々と交流があるせいで激しい批判にさらされている。

 スチュワート氏は、ネーレン氏のことを「私の個人的ヒーローの一人」と称賛。昨年8月にバージニア州シャーロッツビル(Charlottesville)で死者を出した白人至上主義の集会を主催したジェイソン・ケスラー(Jason Kessler)氏と一緒に姿を見せたこともある。

 しかしスチュワート氏はその後、両氏との関係を否定。この行動に同氏への考えを改めた有権者もいたのか、6月20日の予備選では共和党候補者に選出された。

 スチュワート氏は先週、2016年の大統領選でヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏の副大統領候補だったティム・ケーン(Tim Kaine)民主党上院議員との公開討論に臨んだが、そこでも「私の体に人種差別主義者の骨はない」と主張した。

5032チバQ:2018/08/07(火) 19:21:32
しかしバージニア州の「歴史的遺産」、南部連合の記念碑の熱心な保存推進派としての立場は維持しており、同記念碑の撤去には強く反対している。

 共和党は、ジョーンズ氏やネーレン氏をはじめとする過激な候補者数人を認めていない。

 しかしSPLCのバイリック氏は、物議を醸す共和党候補者をトランプ氏が擁護することが、党の非主流派に対して、政治的な議論の場に彼らの居場所があるという暗黙のメッセージになっていると指摘する。

 そうした非主流派の一人であるアリゾナ州のジョー・アルパイオ(Joe Arpaio)元保安官は、不法移民への強硬な取り締まりで有罪判決を受けた後トランプ氏に恩赦され、現在、上院議員選に出馬している。(c)AFP/Michael Mathes

5033チバQ:2018/08/08(水) 03:17:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180807-00000585-san-n_ame
2018米中間選挙 忍び寄る露の干渉 投票システム侵入で結果書き換え狙う
8/7(火) 20:39配信 産経新聞
2018米中間選挙 忍び寄る露の干渉 投票システム侵入で結果書き換え狙う
投開票システムがサイバー攻撃に弱い州
 7月13日。米首都ワシントンに隣接するメリーランド州で、有権者を驚愕させる出来事が発覚した。

 「州選管の票集計や有権者登録システムの運営を請け負う地元のソフトウエア企業が、ロシアの投資会社に買収されていた」

 州都アナポリスで緊急記者会見を開いたトーマス・ミラー州上院議長とマイケル・ブッシュ州下院議長によると、問題の投資会社は「アルトポイント」という名称で、2015年に地元ソフト企業「バイトグリッド」を買収した。

 州議会トップ2人が衝撃を受けたのは、投資会社の最大出資者がウラジーミル・ポターニン氏というロシアの大富豪であることが最近になって分かったためだ。

 選管関係者によると、ポターニン氏はプーチン露大統領と「親密な関係」にある。アルトポイントの業務執行役員もジェラルド・バンクス(旧名ゲルマン・アリエフ)氏という、姓名を米国風に変えた露大富豪だった。

 2人は連邦捜査局(FBI)に通報し捜査を依頼。ミラー氏は、ロシアが投資会社を通じて州選管に不正行為を仕掛けた証拠は現時点で見つかっていないとしつつ、こう訴える。

 「(米露の)冷戦は現在も続いている。ロシアは悪の帝国だ。私たちの選挙プロセスをカネで買い、玄関先まで押し寄せている」

 アナポリスでの記者会見と同じ日、連邦大陪審は16年の大統領選で民主党候補だったクリントン元国務長官の陣営幹部らのメールをハッキングで入手してネット上で暴露する「選挙干渉」に関与したとして、露軍情報機関「参謀本部情報総局」(GRU)要員だった12人を起訴した。

 米情報機関は、ロシアが16年の大統領選で、結果を人為的に左右し、有権者の対立をあおり民主制度への信任を低下させることを狙った、サイバー攻撃などによる「選挙干渉」を実行したと断定した。

 情報機関は一連の干渉が「選挙結果に影響を与えなかった」と結論づけたものの、トランプ政権の安全保障関連省庁や連邦議会、現場の選挙を取り仕切る州政府は、ロシアが今年の中間選挙に加え、20年の大統領選でも干渉行為を仕掛けてくることは必至とみて、対策強化を急ぐ。

 メリーランド州の一件をめぐっては7月下旬、同州選出の連邦下院議員らが連邦選挙のシステムを扱う業者を米国人所有の米企業に限定することを義務づけた法案を超党派で提出。上院では今月初旬、ロシアによる選挙干渉が判明した場合は一層厳格な対露制裁を科すことを盛り込んだ超党派法案も提出された。

 しかし、民主党のマカスキル上院議員の事務所がロシアにハッキングされるなど、複数の候補に対するサイバー攻撃が早くも表面化する中、具体的な対策には遅れも目立つ。

 ロシアの狙いの一つは、電子投票システムへの侵入による投票結果の書き換えだ。しかし、電子投票を導入している州のうち、デラウェアやジョージアなど5州は投票集計を紙に印字して記録として残していないため外部から票を操作されても分からず、「最も脆弱な州」と目されている。

 上院では7月中旬、電子投票を次の大統領選までに廃止して紙による投票を全面採用することを定めた法案を民主党議員5人が提出したが、費用面などの問題で消極的な州も多い。

 そして最大の懸念材料は、トランプ大統領が7月16日の米露首脳会談での記者会見でプーチン露大統領に干渉をやめるよう強く要請しないなど「対露融和」を疑わせる言動を繰り返してきたことだ。

 ロシアの干渉が「あったとは思えない」と述べて非難を浴びたトランプ発言の失地を挽回するかのように、最近のトランプ政権は厳しい対露政策を次々と打ち出した。しかし、当のトランプ氏からは、露の干渉を「いんちき」(3日のペンシルベニア州での集会)と断じるかのような発言がいまなお飛び出している。

5034チバQ:2018/08/09(木) 20:17:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180809-00000069-jij-n_ame
トランプ政権、差別助長か=米で憎悪集団・犯罪増加
8/9(木) 14:18配信 時事通信
 【ワシントン時事】トランプ米大統領の人種差別的な言動が、米国社会の分断を助長していると批判されている。

 人権団体などによると、人権や宗教差別などに基づく「ヘイトグループ(憎悪集団)」や「ヘイトクライム(憎悪犯罪)」は現政権下で増加した。それでもトランプ氏は意に介さず、新たに米プロバスケットボール協会(NBA)のスター選手にも侮蔑の言葉を投げつけた。

 トランプ氏は昨年1月の就任以降、白人至上主義者に肩入れするような発言で批判を浴びた。アフリカや中米諸国を侮辱し、ハイチからの入国者は「全員エイズ患者だ」と述べたとされる。

 カリフォルニア州立大サンバナディーノ校の調査では、米国の10大都市における2017年の憎悪犯罪件数は前年比12%増加し、過去10年間で最悪を記録。人権団体「南部貧困法律センター(SPLC)」によれば、17年に米国内で差別活動を行った憎悪集団も前年から4%増えた。

 公民権運動団体「全米黒人地位向上協会(NAACP)」は「トランプ大統領は選挙戦から分断と憎悪の言葉を吐き出してきた」と指摘。トランプ氏の言動や政策が憎悪犯罪の増加と直接関係があると批判する。

 トランプ氏は今月上旬、NBAのレブロン・ジェームズ選手をインタビューしたCNNテレビの黒人司会者ドン・レモン氏を「テレビ業界で最も愚かな男」と罵倒。さらに「彼はレブロンを賢くみせた。容易ではないことだ」と同選手にも矛先を向けた。

 レモン氏は「大統領は常に有色人種や女性をばかにしてきた」と反発。その上で「黒人は知性が劣っているとの中傷は、米国の人種差別の過去と現在において最も使い古されたデマだ」と非難した。

5035チバQ:2018/08/09(木) 20:19:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180809-35123793-cnn-int
オハイオ州補選が大接戦、中間選挙控えトランプ政権に逆風
8/9(木) 11:07配信 CNN.co.jp
ワシントン(CNN) 米州西部オハイオ州で7日、下院12区補選が投開票された。30年にわたって共和党が維持してきた選挙区だったが大接戦となった。得票率では共和党候補がわずかにリードしているが、11月に中間選挙を控えるなか、共和党には厳しい選挙結果となった。

共和党は敗北を回避しようと、数百万ドルをつぎ込み、投票数日前にはトランプ大統領も現地入りした。これまでのところ、共和党のトロイ・ボルダーソン氏が民主党のダニー・オコナー氏を0.9パーセンテージポイントリードしている。

ただ、再確認が必要な票が8000票以上残されており、オコナー氏は敗北を認める予定はないとしている。

2016年の大統領選ではトランプ氏が、12年の大統領選ではミット・ロムニー氏が11ポイントの差をつけて勝利を収めており、オハイオ州が大接戦となったことは、中間選挙で共和党が下院での過半数を失う可能性があることの証左ともいえそうだ。

5036チバQ:2018/08/09(木) 21:24:19
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018080900735&amp;g=int
繰り返す人種差別の歴史=米、トランプ政権下で分断加速-強制収容の日系人が警鐘

人種差別


第2次大戦中、米ハワイ州オアフ島にあったホノウリウリ強制収容所の跡地。同収容所は2015年に国定史跡に指定された=17年8月

 【ワシントン時事】米政府が第2次大戦中の日系人強制収容の過ちを認め、公式に謝罪した「市民の自由法」成立から10日で30年。日本人の血を引くという理由だけで「敵性外国人」のレッテルを貼られ、仕事や財産を奪われた日系人。その差別の歴史は、トランプ政権下で繰り返されつつある。「二度とないように」。元収容者の切実な願いは、人種・民族の分断が加速する米社会にむなしく響く。
 ◇有刺鉄線からの解放
 対向車のほとんどない一本道の両脇には、見渡す限りトウモロコシが青々とした葉を茂らせていた。米東部ニュージャージー州にある人口約4万6000人の町シーブルック。「今も多くの日系人が暮らしているんですよ」。日系3世のスタンリー・カネシキさん(82)は笑顔を見せる。
 大戦末期、徴兵で働き手を失ったシーブルックの野菜加工工場は、日系人の元収容者を積極的に採用した。日系人約2300人が新たな生活を求めて移住。欧州や中南米からも多くの移民が集まった。
 1日12時間労働で、時給は35〜50セント。「風呂やトイレは共用で、居住環境は収容所と大差なかった」とカネシキさん。それでも「有刺鉄線の囲いから解放された自由は何物にも代え難かった」と振り返る。


米日系人強制収容所について語るスタンリー・カネシキさん(右)とアイリーン・カネシキさん=2日、東部ニュージャージー州シーブルック

 ◇強まる移民規制
 レーガン元大統領は1988年、市民の自由法に署名し、日系人の強制収容を「重大な過ち」と認めて謝罪。生存している元収容者に各2万ドルの補償金を支払った。
 それから30年、米社会における強制収容の記憶は薄れつつある。トランプ大統領は一部イスラム圏の国民の入国を禁止。アフリカや中米諸国を「便所のような国」と侮蔑し、さらなる移民規制を模索する。こうした風潮は社会にも拡散し、ヘイトクライム(憎悪犯罪)は増加の一途をたどる。
 日系3世のアイリーン・カネシキさん(78)は「日本に対する恐怖から日系人を一律に敵対視し、権利を剥奪した戦争中と同じだ」と指摘。「米国は移民で成り立つ国。シーブルックはその良い例だ」と語る。


2000年に除幕された第2次大戦中の米日系人強制収容所の歴史を伝える記念碑=8日、ワシントン

 ◇政権の無関心
 トランプ政権は2019会計年度予算教書で、日系人収容所跡地と米先住民墓地の保存事業に交付される補助金を廃止した。さらに、国定史跡の見直し・縮小も進める。
 2015年に国定史跡に指定されたハワイ・オアフ島のホノウリウリ強制収容所も、将来の見直し対象になる可能性は否定できない。日系4世のハナブサ下院議員(民主党)は補助金廃止を「政権の宗教・人種差別に対する無関心さの表れだ」と批判する。
 首都ワシントンの連邦議会議事堂近くの公園には、2羽の鶴が自由を求め、体に巻き付いた有刺鉄線から脱しようともがく様子を表現した高さ約4メートルの銅像がある。日系人収容の歴史を伝える記念碑だ。
 日系の故ダニエル・イノウエ元上院議員の言葉も刻まれている。「いかなる人々に対しても二度と起きてはならぬことの教訓として引き継いでいかなければならない」。(2018/08/09-14:44)

5037チバQ:2018/08/09(木) 21:25:33
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018080901197&amp;g=int
カナダ首相、サウジへの謝罪拒否

サウジアラビア


カナダのトルドー首相=6月9日、東部シャルルボワ(AFP時事)

 【オタワAFP時事】カナダのトルドー首相は、サウジアラビアが人権侵害への非難に怒りカナダとの断交に向けた措置を進めていることに対し「カナダは常に強く明確に人権について発言していく」と表明し、サウジへの謝罪を拒否した。8日の記者会見で語った。
 一方で「サウジとの関係を悪化させたいわけではない」とも強調。カナダのフリーランド外相が7日、サウジのジュベイル外相と「長時間話し合った」と明らかにし「外交交渉は続いている」と述べた。(2018/08/09-20:23)

5038チバQ:2018/08/09(木) 21:27:38
>>5035
https://mainichi.jp/articles/20180809/k00/00m/030/093000c
関連ニュースはこちら 米中間選挙
前哨戦で共和苦戦 オハイオ補選、大接戦
毎日新聞2018年8月8日 21時05分(最終更新 8月8日 22時40分)
 【ワシントン高本耕太】米中西部オハイオ州で7日、連邦下院第12区(州都コロンバス郊外)補欠選挙が投開票された。与党・共和党の新人が勝利宣言したが、開票率100%でも当選者が確定しない大接戦となった。投開票まで3カ月を切った11月6日の中間選挙を占う最後の前哨戦とされ、トランプ大統領も党の顔として現地入り。だが、共和党が1983年から議席を維持する選挙区で苦戦したことに、共和党内で危機感が広がっている。

「嫌トランプ」進む
 補欠選挙は共和党現職議員の引退に伴うもの。共和党のボルダーソン候補、民主党のオコナー候補ともに知名度の低い新人同士の構図で、トランプ大統領の信任投票の性格が色濃い選挙となった。

 開票率100%の段階で、ボルダーソン氏の得票率は50.2%で、オコナー氏の49.3%を上回った。ボルダーソン氏は7日、支持者を前に勝利宣言し「この選挙区のために必死に働く。大統領に感謝したい」と語った。トランプ氏もツイッターで「私の演説で形勢が上向いた。すばらしい勝利だ」と自らの影響力を誇示した。

 だが、票差は2000票以内で、再確認の必要な票が約3400票あるとされる。再確認終了後も得票率差が0.5ポイント以内の場合は再集計を義務付ける同州の規定もあり、米主要メディアは当選確実を報じていない。

 オハイオ州は、2016年大統領選でトランプ氏を当選に押し上げた白人労働者が多いラストベルト(さび付いた工業地帯)の一つ。12区でもトランプ氏が民主党のクリントン候補に11ポイント差で勝利し、同時に実施された下院選では現職が36ポイント差で大勝した。トランプ氏は4日に現地で好調な経済など政権の実績を訴えたが、今回の結果は「トランプ旋風」の失速を印象付けた。

 また、12区は中間選主戦場となる「郊外型」選挙区でもある。米メディアによると人口の88%が白人で保守派が多いが、都市部周辺にはトランプ氏の排外・差別的な政策や言動に嫌悪を抱く高学歴層や女性が多いとされる。大統領選の共和党候補者選びでトランプ氏と戦ったケーシック・オハイオ州知事はトランプ氏の存在が「共和党支持者を不安にさせている」と指摘した。

 トランプ氏は中間選に向け今後も各地へ足を運びテコ入れをする構え。だが、トランプ氏の存在は、コアな支持層を活性化させる一方、女性らの支持を遠ざける可能性もあり、共和党は難しい戦略を迫られることになる。

共和の過半数が焦点
 【ワシントン高本耕太】米中間選挙は与党・共和党が上下両院で過半数を維持できるかが焦点だ。野党・民主党がいずれかでも逆転すれば、トランプ大統領の今後の政権運営と再選戦略に大きな影響を与えることになる。

 上院(定数100、任期6年)は現在、共和51、民主49(無所属含む)で拮抗(きっこう)。3分の1が改選で、今回は補選と合わせ35議席が対象だ。現在の内訳は共和9、民主26で、民主が2議席を上積みすれば逆転する。選挙分析機関のクック・ポリティカル・リポート(今月3日付)によると、共和は6議席、民主は21議席を確保する見通しで、残り8議席が接戦となっている。

 一方、下院(定数435、欠員6、任期2年)は全議席が改選される。現有議席は共和236に対し民主は193。共和が19議席失えば過半数割れすることになる。クック(7月26日付)は共和が206、民主が192を確保する見通しで、37議席が接戦と伝える。

 中間選挙は、連邦議会や州知事などの統一選挙。投票日は「11月の第1月曜日の次の火曜日」と定められ、今年は11月6日となる。

5039チバQ:2018/08/09(木) 21:30:42
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180809-00000015-jij-n_ame
トランプ派議員を逮捕・起訴=インサイダー取引で―米検察
8/9(木) 7:42配信 時事通信
 【ニューヨーク時事】米ニューヨーク南部地区検察は8日、クリス・コリンズ連邦下院議員(68)をインサイダー取引などの容疑で逮捕し、直ちに起訴した。

 共和党の同議員はニューヨーク州北西部選出で、2016年の大統領選では予備選の段階からトランプ候補支持を表明したことで知られる。

 起訴状によると、コリンズ議員は17年6月、自身が役員を務め、自身と親族が株式を保有するオーストラリアの医薬品メーカーから、新薬開発に失敗したとの内部報告を受け、この情報を直ちに息子に伝えた。株価は情報の公表後に90%超下落したが、親族らはその前に数回にわたって株式を売り抜け、少なくとも76万8000ドル(約8500万円)の損失を回避したという。

5040チバQ:2018/08/09(木) 22:21:18
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180809-00000601-san-n_ame
2018米中間選挙 怒りが女性を駆り立てる トランプ政権への「怒り」を票に結びつけられるか
8/9(木) 21:34配信 産経新聞
 トランプ米大統領の女性蔑視発言やセクハラ告発運動「#MeToo」(私も)が女性を選挙に駆り立てている。人工妊娠中絶に賛成する女性民主党議員を増やすための最大の政治資金管理団体「エミリーズ・リスト」に、11月の中間選挙を前に出馬希望者の女性が殺到し、2年前の大統領選前の40倍以上、約4万人になった。

 「大統領選で初の女性大統領の誕生を信じたが、勝ったのは女性蔑視発言のトランプ氏。喪失感と怒りが女性たちを動かしている」

 エミリーズ・リストの報道担当者、アレクサンドラ・デルーカ氏はこう分析する。

 この団体は、2016年大統領選で民主党候補のクリントン元国務長官が敗れた後、有力候補の勧誘に力を入れた。16年は大統領選や議会選などに過去最高の約9千万ドル(約100億円)を注いだが、中間選挙でもこれに匹敵する資金を投入し、上下両院選で69人、州議会選なども含め350人以上の女性を支援するという。

 ラトガース大の「米女性と政治センター」によると、今回は予備選を含め女性の候補者数が上院54人、下院476人と16年に比べて大幅に増加。1992年、前年に発覚した最高裁判事候補によるセクハラ疑惑への抗議活動で女性候補が増え、当選者が2倍近くになった「女性の年」になぞらえられる。下院選の民主党予備選ではニューヨークでアレクサンドリア・オカシオコルテス氏(28)が党重鎮の男性を破ったことが注目を集めた。

 同センターのデビー・ウォルシュ代表は「今回はトランプ氏に反発した政治経験のない新人の出馬が多く、現職に勝つことは厳しい」と予測。現在約20%の女性下院議員を25%に増やせれば「女性たちの勝利」とし、こう付け加えた。

 「今回の選挙はあくまでも第一歩です。ソーシャルメディアなどで女性たちが政治に関心を持ち続けることが次につながる」

 ニューヨーク近郊の下院ニュージャージー州第11選挙区の民主党新人マイキー・シェリル氏(46)は女性の議席増を託される一人。4児の母で海軍ヘリパイロット、連邦検察官の経歴を持ち、エミリーズ・リストの支援も受ける。

 四半世紀近く議席を守った共和党現職の引退表明を受けた戦いは、民主党の下院奪還に直結する重要選挙の一つだ。世論調査で支持率が数ポイントリードしているとされるシェリル氏は、共和党新人ジェイ・ウェバー州議会議員(46)への攻撃を強める。

 「彼は女性の賃金を男性と同等にする州の法案に反対した数少ない議員だ」

 地元メディアによると、シェリル氏は7月の集会でウェバー氏の女性施策への姿勢をこう批判した。同月、施行された法律は男女差別を受けた従業員への賠償規定を充実させた「全米で最も厳格な同一賃金法」(地元メディア)。ウェバー氏は「企業経営が厳しくなる」と主張していた。

 ウェバー氏も負けてはいない。トランプ政権の税制改革が中間層の利益にならないと主張するシェリル氏を「米国の経済が上向いているのは最近の減税措置のおかげだ。シェリル氏は批判することしかできない。希望に満ちた状況でも悪いことを探そうとするのはやめるべきだ」と批判した。

 女性有権者の見方は分かれている。ヨガ講師エレイン・パターソンさん(63)はシェリル氏の勝利でトランプ氏に「ノー」を突き付けたい考えで、「トランプ政権の存在は女性や移民にとり大きな損失だ。選挙活動は何でも手伝う」という。一方、自営業の女性(52)は「経済が上向いているので、トランプ氏の実績を純粋に評価すべきだ」と語った。

 米公共ラジオ(NPR)の最近の調査では都市近郊で女性のトランプ氏への不支持率(68%)が男性(41%)に比べて突出して高い。女性に関心の高いテーマで政権への「怒り」を得票に結びつけられるかが、シェリル氏ら都市近郊で戦う女性や民主党の戦いの行方を左右する。

5041チバQ:2018/08/10(金) 09:05:12
https://diamond.jp/articles/-/177069
2018.8.9

米中間選挙へ天王山の夏、注目すべき予備選は
[ワシントン 5日 ロイター] - 米連邦議会における過半数と主要州の知事の座を争う選挙戦は、最後の天王山となるこの8月、重要な分岐点を迎えている。11月の中間選挙に向けて、14州で有権者によって党指名候補が選ばれるからだ。

 今月行われる党予備選のハイライトは、アリゾナ、ウィスコンシン、ミシガン、フロリダといった激戦州だ。ラスト5州の予備選は9月はじめに行われ、共和党のトランプ大統領就任以来、波乱に満ちた最初の19ヵ月間に関する国民的な審判と目される総選挙の幕が上がる。

 トランプ氏は最近行われた一連の予備選の勝者について支持を表明しており、共和党の指名争いの多くは、トランプ氏の忠誠心を争う、あるいはトランプ氏からの支持を奪い合う競争となっている。8月には、トランプ氏の影響力を測る機会がさらに多く得られるだろう。

 一方、民主党の側では、複数の指名競争が、党主流派候補と、バーニー・サンダース上院議員(バーモント州選出)の支持を受けた候補など党内の急進的反主流派との決戦の様相を呈している。

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2018.8.9

米中間選挙へ天王山の夏、注目すべき予備選は
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「トランプ氏による支持、あるいはその可能性だけであっても、どの程度の影響力があるのか、今月はそれがもっと分かってくるだろう」と、超党派の「クック・ポリティカル・リポート」でアナリストを務めるジェニファー・ダフィ氏は話す。「また、急進的なメッセージが民主党員にとってどれだけ強く訴えるかも見えてくる」

 民主党が連邦議会の各議院で過半数を占め、トランプ氏の政策実現にブレーキをかけるには、下院で23議席、上院で2議席を奪う必要がある。11月6日の選挙で争われるのは、下院の435議席すべてと上院100議席のうち35、そして50州のうち36州の州知事職である。

 以下に、8月に行われる予備選のうち重要なものをいくつか紹介し、今月答えが出そうな問題を2、3取り上げることにしよう。

 ●11月に向けた影響が最も大きい予備選はどれか

 アリゾナ州、ウィスコンシン州において上院共和党候補を決める予備選は、上院での優位を巡る争いにおいて非常に重要になる。

 アリゾナ州は、ネバダ州と並んで民主党が奪回する可能性が最も高い州であり、共和党の予備選は、党主流派が支持するマーサ・マクサリー下院議員と、2人の保守タカ派であるケリー・ワード元上院議員、元マリコパ郡保安官のジョー・アーパイオ氏の三つどもえとなっている。

 扇動的な保守派が2人出馬していることで、8月28日の予備選では、より穏健なマクサリー氏に対し、右派の票が割れてしまう可能性がある。引退する現職のジェフ・フレイク上院議員の後釜を争ううえで、民主党候補となる可能性の高いカイルステン・シネマ議員に対抗するには、この2人では勝ち目は薄いとみられている。

 トランプ氏はどの候補についてもまだ支持を表明していない。

5042チバQ:2018/08/10(金) 09:05:48
 また8月14日に行われるウィスコンシン州の共和党予備選においても、トランプ氏は主要な共和党候補者のいずれについても支持を表明していない。

 同州では現職の民主党タミー・ボールドウィン上院議員への挑戦権を争うことになり、2016年の大統領選挙ではトランプ氏は同州で辛勝している。リー・バクミア州議会議員、海兵隊出身で民主党から転じたケビン・ニコルソン氏がトランプ大統領への忠誠心を競い合っている。

 民主党も11月に激戦が予想される地区で下院議員選挙に向けたいくつかの予備選が行われる。注目されるのは、7日に行われるカンザス、ワシントン両州の予備選だ。

 ●トランプ氏の支持が重視されるのはどの州か

 共和党は重要な戦場であるフロリダ州において8月28日に予備選を実施するが、知事候補としての指名を目指す保守派のロン・デサンティス下院議員にとって、トランプ氏の支持表明は強い追い風になっている。上院選に出馬するリック・スコット現知事の後継を目指すデサンティス氏の対抗馬は、元下院議員のアダム・パットナム州農業委員だ。

 デサンティス候補の最近の選挙広告では、トランプ氏への忠誠が強調されており、幼児の娘にオモチャのブロックで「壁を築く」よう促し、彼女は「アメリカを再び偉大に」と書かれたベビー服を着ている。

 ●急進的な主張は民主党の大勝をもたらすか

 選挙で民主党急進派の実力が次に試されるのはミシガン州だろう。ここでは、デトロイト市保健局長だったアブドル・エルサイード氏が国内初のムスリム系州知事を目指して出馬している。

 エルサイード氏はサンダース氏の支持を受けており、最近はアレクサンドリア・オカシオ・コルテス氏とともに選挙運動を展開している。先日、ニューヨーク州の予備選で衝撃的な大番狂わせを演じてスターになった若手の民主社会主義者だ。

 エルサイード氏は州レベルでのシングルペイヤー方式による医療保険制度を支持しているが、選挙戦で優位に立つ元州上院院内総務のグレッチェン・ウィトマー氏は、これを現実的ではないと評している。

 フロリダ州では、やはりサンダース氏の支持を受けている民主党のタラハシー市長アンドリュー・ギラム氏が、穏健派のグウェン・グラハム元下院議員など多くの候補に互して知事を目指している。

 ●著名候補の出馬している予備選は

 知名度の高い共和党候補者2人が、地元州での知事の座を目指している。カンザス州のクリス・カバ氏、ミネソタ州のティム・ポーレンティー氏だ。

 不法移民の制限や制約の強い不正投票防止法制定に向けた保守派の運動の先頭に立ったカバ氏は、共和党知事候補としての指名を目指して現職のジェフ・コルヤー知事に挑戦する。

 世論調査によれば、トランプ氏が設置した不正投票調査委員会が解散するまで副委員長を務めていたカバ氏と、現職知事のコルヤー氏は、多くの候補者の先頭に立ってつばぜり合いを演じているようだ。

 かつて2期にわたって州知事を務め、2012年には大統領予備選に名乗りをあげたものの早々に撤退したポーレンティー氏は、8月14日に行われるミネソタ州の予備選において、郡政委員出身の候補を相手に回して返り咲きを狙っている。

(John Whitesides/翻訳:エァクレーレン)

5043チバQ:2018/08/11(土) 08:06:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180810-00000613-san-n_ame
2018米中間選挙 有権者「不法移民、微妙な問題」アリゾナ州上院選、最大の争点
8/10(金) 21:19配信 産経新聞
2018米中間選挙 有権者「不法移民、微妙な問題」アリゾナ州上院選、最大の争点
4日、米西部アリゾナ州・マリコパの高校で開かれたタウンミーティングで、中間選挙の共和党予備選に立候補しているケリー・ワード氏に質問を投げかける市民(住井亨介撮影)
 アリゾナの女トランプ-。11月の米中間選挙で西部アリゾナ州から上院議員を目指す共和党のケリー・ワード元州上院議員(49)を地元メディアはこう呼ぶ。厳格な不法移民対策を訴える主張はトランプ大統領とうり二つだ。

 「私たちには『壁』が必要だ。国境をしっかり守らなければならない」。メキシコと国境を接するアリゾナ州では、今月28日に上院選の共和党候補を決める予備選が行われる。その小さな街マリコパでの4日の公開討論会でワード氏がトランプ氏の唱える国境への壁建設を訴えると、会場から大きな拍手が湧いた。

 州選出の同党のフレーク上院議員はトランプ氏の強硬な移民政策を批判してきたが、昨年10月に引退を表明。ワード氏はそれまで、トランプ氏からフレーク氏を倒す反主流派の役目を期待されていた人物だ。

 予備選には他に元空軍パイロットで穏健派とされるマーサ・マクサリー下院議員(52)、不法移民への厳格な取り締まりに絡み法廷侮辱罪で有罪となりながらトランプ氏から恩赦を得た「米国一タフな保安官」ことジョー・アルパイオ元保安官(86)も出馬しているが、討論会には来なかった。

 「人々の代表となるにはさまざまな政治思想を持つ人の質問に答えなければならないのに勇気がない」

 取材に応じたワード氏は欠席した他の候補を挑発した。地元テレビ局の調査ではマクサリー氏が他の2人に先行するが、ワード氏が徐々に差を詰めている。

  ×  ×  ×

 米調査機関ピュー・リサーチ・センターの調査(6月)によると、最も多い19%の有権者が中間選挙候補に移民問題の議論を求めている。共和党の過半数維持がかかる激戦州アリゾナではトランプ氏の移民政策が最大の争点。「女トランプ」が議論をいとわない背景には、トランプ政権の誕生で、人々が不法移民による不安の声を高め出したことがある。

 「国境近くの農家は頻繁に違法薬物を売買する不法移民に侵入されている。ここは薬物と犯罪者だらけになってしまった」

 ワード氏を支持するキャロン・ケイコリーさん(71)は退職後の終の棲家として選んだマリコパの現状を嘆く。先祖がポーランド移民で民主党支持のケン・バラットさん(68)は移民への偏見に反対だが、「われわれは国境に接しており、不法移民は微妙な問題だ」と吐露する。

 米ケイトー研究所によると、不法移民の受刑者率は米国生まれに比べ約半分で2014年の0.85%から16年の0.8%へと微減。ウィスコンシン大マディソン校のマイケル・ライト助教らは論文で不法移民数と犯罪件数に相関性はないと指摘するが、マリコパ住民の実感は違うようだ。

 こうした住民感情を背景に、もともと不法移民に厳しいワード氏やトランプ氏が「愛国者」と呼ぶアルパイオ氏だけでなく、穏健派のマクサリー氏もトランプ氏の移民に厳しい「不寛容政策」に忠実な姿勢を示そうと必死だ。

 マクサリー氏はもともと、不法移民の親に連れられて入国した若者らの強制送還を免除する制度「DACA」の継続を訴えていたが、最近になって動画投稿サイトから関連動画を削除。“変わり身”の早さをワード氏は「信頼できない保守派」と揶揄(やゆ)した。

 共和党の内輪もめを尻目に、世論調査でいずれの同党候補よりも優位にあるのが民主党候補のキルステン・シネマ下院議員(42)だ。実はアリゾナ州はヒスパニック(中南米系)の人口が増加し、現在は約3割を占める。オバマ政権のDACAで保護されてきたドリーマーズと呼ばれる中南米系の若者を守ると主張し、支持されている。

5044チバQ:2018/08/11(土) 08:06:30
  ×  ×  ×

 米国人の政党帰属意識は7月現在で共和党26%、無党派41%、民主党30%(米ギャラップ社調査)で、ほぼ「3対4対3」の割合で構成されるのが最近の傾向だ。中間選挙の候補たちは3割の支持層を固めた上で厚い無党派層に浸透しなければライバルとの戦いを制することはできない。

 民主党は不法入国者の親子分離やDACAへの対応で政権を批判し、移民に同情する無党派層や存在感を増す中南米系の投票に期待する。トランプ氏は10月からの連邦政府機関閉鎖をちらつかせて議会に壁建設への十分な予算確保を迫る。

 共和党指導部の「無党派離れ」への懸念も意に介さず突き進むトランプ氏の視線の先には20年大統領選での再選があり、アリゾナでの戦いが試金石となる。

(ワシントン 加納宏幸、塩原永久、黒瀬悦成、ニューヨーク 上塚真由、ロサンゼルス 住井亨介)

5045名無しさん:2018/08/14(火) 00:01:07
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201808/CK2018081202000127.html
米キャンパス ヘイト横行 白人至上主義集会 衝突1年

2018年8月12日 朝刊


キャンパスの掲示板。反ヘイト集会の告知チラシ(左)の隣に「ここは白人歓迎」の張り紙があった

写真
 米南部バージニア州シャーロッツビルで白人至上主義の集会に抗議した女性が参加者の男に殺された事件から十二日で一年になる。差別をあおる言動が目立つトランプ大統領の下、米国ではヘイトクライム(憎悪犯罪)が増加。公立大学のキャンパスでは思想的な対立が先鋭化し、憲法が保障する「言論の自由」と安全対策の両立を巡る葛藤が続いている。 (西部カリフォルニア州バークリーで、赤川肇、写真も)

 「ここは白人歓迎」。二日、カリフォルニア大バークリー校(州立)の掲示板。反ヘイト集会の告知チラシの隣に、何の脈絡もなくこんな紙が張られていた。

 バークリー校は一九六〇年代、キャンパスでベトナム戦争反対を唱えた学生が締め出しに抗議し、フリースピーチ(言論の自由)運動の先駆けとなった。半世紀たった今、言論の自由を盾にヘイトスピーチが横行し、差別反対派と衝突が相次いでいる。

 トランプ氏が就任した翌月の二〇一七年二月、同大で予定されていた右翼扇動家の講演が反対派の暴徒化で中止された。トランプ氏はツイッターで、合衆国憲法で定める言論の自由に反するとして大学への予算差し止めを示唆。同大広報担当のダン・モグロフ氏(61)は「いわれなき非難だった。保守系メディアも、大学が講演を妨げたという筋書きに固執していた」と振り返る。

 大学は一七年九月、著名な保守評論家の講演時の警備に六十万ドル(約六千六百万円)を投じた。一連の騒動を目の当たりにしたインド出身の法科大学院生シャストリ・サルバさん(28)は「あらゆる声を聞くことは大切だ。しかし講演よりむしろ騒動が目的のようなヘイトスピーチのために、貴重な大学の資金を使う必要があるのだろうか」と首をひねる。

 カリフォルニア州立大「憎悪・過激主義研究センター」によると、全米十大都市で一七年に起きた憎悪犯罪は前年から12・5%増えた。背景に白人至上主義などを掲げるヘイト団体の増加や、キャンパスでの宣伝活動の活発化などが指摘されている。

写真
 バークリー校の教授らによる学長の諮問委員会は今年四月、衝突や暴徒化の一因を「大統領選をきっかけに注目された白人至上主義などの超保守主義的な言論が、新たな極右『オルト・ライト』の活動家たちを勇気づけ、時に極左勢力を刺激した」と分析している。

 米国では、人種や性的指向の動機に基づく憎悪犯罪という「行為」は連邦法で禁止されているが、ヘイトスピーチという「言論」そのものを直接取り締まる法律はない。

 実際、バークリー校の諮問委は四月の勧告で「ヘイトスピーチを含む言論の自由を守る」と明記。学生団体が外部から講演者を招く場合、事前に講演内容のふさわしさを大学側に説明させたり、特別な警備が必要な場合に人的な協力をさせたりするなど、間接的な対策にとどまった。暴力的な衝突が繰り返される恐れはくすぶったままだ。

<シャーロッツビル事件> 米南部バージニア州シャーロッツビルで2017年8月12日、白人至上主義者らの集会に抗議した群衆に車が突っ込み、弁護士助手のヘザー・ハイヤーさん=当時(32)=が死亡、19人が負傷した。憎悪犯罪行為罪などで起訴されたジェームズ・フィールズ被告(21)は事件前、インターネット上で、旧ナチス・ドイツの独裁者ヒトラーへの支持や白人至上主義を唱えていた。

5046チバQ:2018/08/15(水) 19:03:00
バーモントはいわゆるスイングステーツ
https://news.goo.ne.jp/article/cnn/world/cnn-35124083.html
米中間選挙に向け4州で予備選、初のトランスジェンダー知事候補も
17:33CNN.co.jp

ワシントン(CNN) 今秋の米中間選挙に向け、全米各州で共和、民主両党が知事選や連邦議会議員選の候補を選ぶ予備選挙を実施している。東部バーモント州で14日に行われた民主党予備選では、心と体の性が一致しないトランスジェンダーの知事候補が誕生した。

指名を獲得したのはクリスティーン・ハルクイスト氏。主要政党でトランスジェンダーを公表している知事候補が指名されたのは初めてだ。同氏は11月の本選で共和党の現職、フィル・スコット知事に挑む。

西部オレゴン州では3年前、両性愛者であることを公表している初の知事が誕生した。今年はすでにテキサス、コロラド両州の民主党予備選で、それぞれ同性愛を公表した知事候補が指名獲得を果たしている。

性的少数者(LGBTQ)の選挙戦を支援している非政府組織(NGO)、ビクトリー・インスティチュートによると、今年の中間選挙にはLGBTQの候補者が400人以上出馬しているという。

中西部ミネソタ州では14日、下院5区の民主党候補に、ソマリア系女性として初めて、左派のイルハン・オマル氏が指名された。

オマル氏は、中西部ミシガン州の下院13区で先週、民主党候補に選ばれたパレスチナ系のラシダ・トレイブ氏とともに、イスラム教徒の女性として史上初の下院議員となる可能性がある。

また東部コネティカット州の民主党予備選では、オバマ前政権下の2016年に全米最優秀教師に選ばれたジャハナ・ヘイズ氏が下院議員候補に指名された。本選を制すれば、同州選出の民主党下院議員として初めて黒人が送り出されることになる。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018081500650&amp;g=use
性転換「女性」が知事候補に=主要政党で初-米バーモント州

知事選

 【ワシントン時事】11月の米中間選挙に向けた予備選が14日、東部バーモント州などで行われ、男性として生まれて性転換した女性のクリスティーン・ハルクィスト氏が、同州知事選の民主党候補に決まった。米メディアによると、米国でトランスジェンダーの知事候補が主要政党から出馬するのは初めて。
 ハルクィスト氏はエンジニア出身で、エネルギー関係の元会社経営者。支援団体によれば、2015年に性転換した。予備選では3候補を抑えて勝利を決めた。11月の本選挙では共和党現職のスコット知事に挑む。(2018/08/15-14:44)

5047チバQ:2018/08/15(水) 19:03:26

http://www.afpbb.com/articles/-/3185986
14歳男子、米バーモント州知事選に立候補
2018年8月14日 15:49 発信地:ニューヨーク/米国 [ 米国 北米 ]
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14歳男子、米バーモント州知事選に立候補
米バーモント州の国道(2007年10月5日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / STAN HONDA
【8月14日 AFP】米国の14歳男子のほとんどは野球や女の子たちに夢中になったり、どうやって宿題から逃れようかと頭を悩ませていたりするだろう。しかし、イーサン・ソナボーン(Ethan Sonneborn)君はそういう14歳とは違う。なんとバーモント州の知事選に立候補したのだ。

 のどかな田園が広がるバーモント州の憲法に州知事立候補者に関する年齢規制はなく、立候補の唯一の条件は州内に4年以上在住していることだけ。そして幸運にも14年の州在住歴があるソナボーン君は、ライバルとなる大人の候補者たちと共に14日の民主党の予備選に臨む予定だ。

 ソナボーン君が高校を卒業するまでまだ数年あることは一度置いておくとして、ウェブサイトによるとソナボーン君は中流層と労働者家庭の擁護者であり、医療制度改革、経済発展、教育について「正しい考え」を持っているという。

 指名獲得はならなかったものの同州選出のバーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員が2016年の大統領選で民主党の候補指名を目指して以来、米国では進歩派の人気が著しく高まっているが、ソナボーン君も自身を民主党の進歩派と位置付けている。

 ソナボーン君はテレビ放映もされた今月の市民との対話集会で、「私たちに必要な変化を最も代弁している候補者は自分だと思う」と語った。

 ソナボーン君と州知事の座を争うのは米国初のトランスジェンダー知事を目指すクリスティン・ホールクイスト(Christine Hallquist)氏、元海軍兵士で環境活動家のジェームズ・エーラス(James Ehlers)氏、ダンスフェスティバルの総監督であるブレンダ・シーゲル(Brenda Siegel)氏ら。

 ソナボーン君の「成熟ぶり」や政治意識は評判が高いものの、14歳での立候補については法の抜け穴をふさぐべきだとの声も上がっている。

 共和党のフィル・スコット(Phil Scott)現知事(60)は記者からソナボーン君の立候補について問われ、「知事になるには少なくとも運転免許証を取得できる年齢であるべき」だと述べた。(c)AFP

5048チバQ:2018/08/15(水) 21:10:28
https://www.asahi.com/articles/ASL812SV2L81UHBI00C.html
政界志す「科学者」続々 トランプ政権の研究費削減受け
ワシントン=香取啓介2018年8月13日05時13分
 研究予算の大幅削減を提案するなど科学界に厳しい米トランプ政権に対し、一線の研究者たちが声を上げ始めた。「科学に基づいた政治」を求め、今秋の中間選挙で議会を目指す科学者は、過去最大規模の150人に達している。

 首都ワシントンのパブ。仕事帰りに立ち寄る人たちに軽食を勧めるランディ・ワドキンスさん(53)の姿があった。

 ミシシッピ大教授でがん研究の専門家。今年11月にある中間選挙で、野党民主党候補としてミシシッピ州の選挙区から下院議員に立候補する。国政の中心地で資金集めの集会を開いた。

 「ワシントンを変えなければならない」。出馬を決めたのは昨年3月。トランプ政権による予算案の概要が発表され、がん研究をはじめとする研究開発費の大幅減が提案された。「科学を無視した政策に不満がたまっていたが、これが最後の決め手だった」。科学に関連する法案が議会にかかるときには、地元選出の共和党現職に何度も申し入れたが、ことごとく反対の票を入れられたという。医療保険問題やハイテク産業振興による雇用創出に取り組み、地元の人口流出を止めたいと訴える。

 連邦議会の上下両院535議席のうち、理系研究者を経歴にあげている議員は3人。ほかに医師やエンジニア出身が約30人いる。環境規制の撤廃・緩和などトランプ政権の科学を軽視した政策に対抗するために、自ら政界を目指す科学者が増えている。

 科学者を議会に送ろうという団…

5049チバQ:2018/08/15(水) 21:47:06
http://www.afpbb.com/articles/-/3185606
米大統領夫人のスロベニア人両親が米国に帰化
2018年8月10日 9:50 発信地:ニューヨーク/米国 [ 米国 北米 スロベニア ヨーロッパ ]
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【8月10日 AFP】メラニア・トランプ(Melania Trump)米大統領夫人(48)のスロベニア生まれの両親が9日、ニューヨークで行われた帰化セレモニーに出席し、米市民権を取得した。両親の弁護人を務めるマイケル・ワイルズ(Michael Wildes)氏がAFPに対し、認めた。

 ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の義理の両親に当たるビクトル・クナウス(Viktor Knavs)さんとアマリヤ(Amalija Knavs)さんは、帰化宣誓を行った。

 ワイルズ弁護士は、ビクトルさんとアマリヤさんの市民権取得に要した時間や、メラニア夫人が両親の永住権のスポンサーになったかどうかについては明らかにしなかった。

 強硬な移民政策を取っているトランプ大統領は、帰化した米国人が近親者の永住権のスポンサーとなることを非難。こうしたシステムが米国人から職を盗み、国家安全保障を脅かすと主張し、教育水準が高く、英語を話し、専門的な技能を持つ人を優先する成果主義に基づくシステムの導入を求めてきた。

 いずれも70歳を超えており今は退職しているが、ビクトルさんはスロベニアでは自動車の営業をしていて、アマリヤさんは織物工場で働いていた。今は1年の大半を米国で過ごし、娘のメラニア夫人や孫のバロン(Barron Trump)君と定期的に会っている。(c)AFP

5050チバQ:2018/08/19(日) 22:14:54
ブルームバーグ氏は何度も名前が出てきますね
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180816-00000012-reut-asia
前NY市長、大統領選出馬ならトランプ氏の難敵に=元選挙責任者
8/16(木) 6:46配信 ロイター
[ワシントン 15日 ロイター] - トランプ米大統領の外部顧問であるコーリー・レバンドフスキー氏は15日、前ニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグ氏が2020年の次期大統領選に民主党候補として出馬すれば、トランプ氏にとって難敵になる可能性があると述べた。

レバンドフスキー氏は16年大統領選でトランプ陣営の選挙責任者を務めた人物。ブルームバーグ氏について、ワシントンの政界に関わっていないという強みがあるほか、選挙資金を支える資産を持ち、政策的な立場も民主党員に人気があると指摘した。

ブルームバーグ氏は元民主党員で、01年にニューヨーク市長選に立候補する前に共和党に鞍替え。07年に共和党を離れて独立派となり、13年に市長を退任した。

5051チバQ:2018/08/20(月) 21:08:39
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180820-35124255-cnn-int
中国・イラン・北朝鮮も「中間選挙に介入」 米大統領補佐官が懸念
8/20(月) 11:13配信 CNN.co.jp
中国・イラン・北朝鮮も「中間選挙に介入」 米大統領補佐官が懸念
ボルトン大統領補佐官。ロシアとともに中国とイラン、北朝鮮による選挙介入について懸念を表明した
(CNN) 米ホワイトハウスのボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)は19日、今秋行われる米中間選挙について、ロシアと同様に中国とイラン、北朝鮮も介入しようとしているという「国家安全保障上の十分な懸念」があると明らかにした。米ABCの番組で述べた。

ボルトン氏は、中国とイラン、北朝鮮の介入に対する国家安全保障上の十分な懸念があると断言できるとし、これを阻止するべく取り組みを進めているという。

トランプ大統領は18日午前、ツイッターに、選挙介入についてロシアにだけ注目している人々は「別の方向、中国にも目を向けるべき」などと投稿していた。

ボルトン氏は、トランプ大統領のこの投稿について尋ねられた際、ロシアと中国、イラン、北朝鮮の4カ国を懸念していると指摘した。

ボルトン氏は、中国による過去の介入について目にしたことがあるかについては明らかにしなかったが、今秋の中間選挙については、「我々が最も懸念しているのはこの4カ国だ」と指摘した。

ボルトン氏は今週、ロシア大統領府の当局者と協議を行うが、協議の場では、ロシアが中間選挙に介入しようとした証拠について取り上げる予定だという。

5052チバQ:2018/08/20(月) 21:23:24
https://www.sankei.com/world/news/180820/wor1808200020-n1.html
018.8.20 10:09
【トランプ政権】
白人至上主義の集会に参加し演説 大統領のスピーチライター解雇
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 米CNNテレビは19日、トランプ大統領のスピーチライターの1人だったダレン・ベイティー氏が、2016年に白人至上主義者の集会に参加し演説していたと報じた。ホワイトハウスは17日にベイティー氏を解雇した。

 ベイティー氏は、集会への参加を認め「不愉快なことは一言も言っていない。恐れを知らない米国の英雄であるトランプ大統領を敬愛している」とコメントした。ベイティー氏はトランプ氏の厳しい移民政策に共鳴し、ホワイトハウス入りした。

 ワシントン・ポスト紙電子版によると、CNNが先週、ホワイトハウスに事実関係を取材した。ホワイトハウスはベイティー氏に辞職を促したが拒まれたため、解雇に踏み切った。

(共同)

5053チバQ:2018/08/20(月) 21:24:32
https://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12168-08204993/
トランプ氏の追悼発言が炎上
2018年08月20日 10時15分 日刊スポーツ

トランプ大統領は「傲慢」フランクリンさん追悼炎上
ドナルド・トランプ米大統領(2017年10月1日撮影)

 ドナルド・トランプ米大統領が16日に逝去した歌手アレサ・フランクリンさんへの追悼メッセージを巡って、批判を浴びて炎上する騒ぎとなっている。

 ソウルの女王として知られたフランクリンさんは黒人女性シンガーとして公民権運動やフェミニズムに貢献し、70年に渡る歌手活動で18のグラミー賞を獲得している。

 トランプ氏は、「今日はまず私がよく知る家族へのお悔やみの意を表したい。彼女は何度も私のために働いた」と、記者会見の冒頭でフランクリンさんへの追悼を発表した。その後「彼女は素晴らしかった。素晴らしい偉業はこれからも生き続け、今後何世代にも渡って影響を与えるだろう」と続けたが、冒頭の発言が「まるで自分の使用人に対するものみたいだ」「奴隷の所有者みたいな傲慢(ごうまん)な態度」などと、SNSで批判を浴びている。

 フランクリンさんは、ブッシュ元大統領やオバマ前大統領ら過去3回の大統領就任式で歌を披露しているが、トランプ氏の就任式ではパフォーマンスを行っていない。米メディアは、フランクリンさんが80年代後半から90年代にかけてトランプ氏が所有するカジノリゾートで数回歌ったことがあるため、そのことを指しているのではないかと米ピープル誌は伝えているが、トランプ氏はこの件に関してコメントしていない。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)

5054名無しさん:2018/08/21(火) 11:08:10
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180819-00053848-jbpressz-int

米国で日本叩き運動を先導、中国のスパイだった
8/19(日) 6:00配信

JBpress
米国で日本叩き運動を先導、中国のスパイだった
米国のベテラン女性議員の側近が長年にわたってスパイ活動を行い中国に情報を流していた(写真はイメージ)
 日本の慰安婦問題がまた国際的な関心を集めるようになった。韓国の文在寅大統領が公式の場で改めて提起したことなどがきっかけである。

【写真】側近に中国のスパイがいたことが明らかになったダイアン・ファインスタイン議員

 ちょうどこの時期、米国で慰安婦問題に関して注目すべき出来事があった。司法当局から中国政府のスパイだと断じられた中国系米国人が、米国における慰安婦問題追及の枢要な役割を果たしてきたことが判明したのだ。

 この人物は長年米国上院議員の補佐官を務め、現在は慰安婦問題で日本を糾弾する在米民間組織の中心的人物となっている。慰安婦問題への中国政府の陰の関与を示す動きとして注目される。

■ 中国のスパイがベテラン女性議員の補佐官に

 8月5日、連邦議会上院のダイアン・ファインスタイン議員(民主党・カリフォルニア州選出)が突然次のような声明を発表した。

 「5年前、FBI(連邦捜査局)から私の補佐官の1人が中国諜報機関にひそかに情報を提供し、中国の対米秘密工作に協力していると通告を受けた。独自調査も行った結果、すぐに解雇した。機密漏れの実害はなかった」

 ファインスタイン議員といえば、全米で最も知名度の高い女性政治家の1人である。サンフランシスコ市長を務め、連邦議会上院議員の経歴は25年になる。この間、上院では情報委員会の委員長のほか外交委員会の枢要メンバーなども務めてきた。民主党リベラル派としてトランプ政権とは対決姿勢をとり、とくにトランプ陣営とロシア政府機関とのつながりをめぐる「ロシア疑惑」でも活発な大統領批判を展開している。

 そんな有力議員がなぜ今になって5年前の不祥事を認めたのか。

 その直接的な契機は、7月下旬の米国のネット政治新聞「ポリティコ」による報道だった。ポリティコは、「上院で情報委員会委員長として国家機密を扱ってきたファインスタイン議員に20年も仕えた補佐官が、実は中国の対外諜報機関の国家安全部に協力する工作員だった」と報じた。FBIによる通告はそれを裏付ける形となった。

 ロシアの大統領選介入疑惑が問題になっている米国では、外国政府機関による米国内政への干渉には、官民ともにきわめて敏感である。また、中国諜報機関の対米工作の激化も、大きな問題となってきている。そんな状況のなかで明らかになった、ファインスタイン議員の側近に20年もの間、中国のスパイがいたという事実は全米に強い衝撃を与えた。

5055名無しさん:2018/08/21(火) 11:09:28
>>5054

デイリー・コーラー誌は、ロウ氏が中国政府の国家安全部にいつどのように徴募されたかを報じた。ロウ氏は、サンフランシスコの中国総領事館を通じて、長年にわたって同安全部に情報を流していたという。

 ファインスタイン事務所もFBIもこの報道を否定せず、一般のメディアも「ロウ氏こそが中国諜報部の協力者、あるいはスパイだ」と一斉に報じた。主要新聞なども司法当局の確認をとりながら、ロウ氏のスパイ活動を詳しく報道した。

 ただしロウ氏は逮捕も起訴もされていない。その理由は「中国への協力が政治情報の提供だけだと訴追が難しい」からだと説明されている。

■ 中国のスパイが日本糾弾活動を展開

 米国の各メディアの報道を総合すると、ロウ氏はファインスタイン議員事務所で、地元カリフォルニアのアジア系、とくに中国系有権者との連携を任され、中国当局との秘密の連絡を定期的に保ってきた。

 米国内での慰安婦問題を調査してきた米国人ジャーナリストのマイケル・ヨン氏によると、ロウ氏は、歴史問題で日本糾弾を続ける中国系反日組織「世界抗日戦争史実維護連合会」や韓国系政治団体「韓国系米人フォーラム」と議会を結びつける役割も果たしてきた。また、2007年に米国下院で慰安婦問題で日本を非難する決議を推進したマイク・ホンダ議員(民主党・カリフォルニア州選出=2016年の選挙で落選)とも長年緊密な協力関係を保ち、米国議会での慰安婦問題糾弾のキャンペーンを続けてきたという。

 ファインスタイン議員事務所を解雇されたロウ氏は、現在はサンフランシスコに本部を置く「社会正義教育財団」の事務局長として活動していることが米国メディアにより伝えられている。

 数年前に設立された同財団は「学校教育の改善」という標語を掲げている。だが、実際には慰安婦問題に関する日本糾弾が活動の主目標であることがウェブサイトにも明記されている。同サイトは「日本は軍の命令でアジア各国の女性約20万人を組織的に強制連行し、性奴隷とした」という事実無根の主張も掲げている。

 ロウ氏は2017年10月に社会正義教育財団を代表してマイク・ホンダ前下院議員とともに韓国を訪問した。ソウルでの記者会見などでは、「日本は慰安婦問題に関して反省も謝罪もせず、安倍政権はウソをついている」という日本非難の言明を繰り返した。

■ 米国に工作員を投入する中国当局

 今回、米国において慰安婦問題で日本を糾弾する人物が、実は中国のスパイだったことが明らかになった。つまり、中国当局が米国に工作員を投入して政治操作を続けている実態があるということだ。

 前述のヨン記者は「米国内で慰安婦問題を糾弾する反日活動は、一見すると韓国系勢力が主体のようにみえ、そのように認識する人は多い。だが、主役はあくまで中国共産党なのだ。長年、米国議会の意向を反映するような形で慰安婦問題を追及してきたロウ氏が実は中国政府のスパイだったという事実は、この中国の役割を証明したといえる」と解説していた。

古森 義久

5056とはずがたり:2018/08/21(火) 20:02:40
トランプ氏の顧問弁護士、「真実は真実ではない」発言を釈明
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3186630.html
07:20AFPBB News

【AFP=時事】ドナルド・トランプ氏の顧問弁護士を務めるルドルフ・ジュリアーニ元ニューヨーク市長は19日、テレビ番組に出演した際、トランプ氏がロシアによる大統領選挙介入疑惑の捜査を指揮する特別検察官の聴取を受けるべきではないとする理由を説明する際、「真実は真実はでない」との発言を行った。この発言は識者らを困惑させたことから、ジュリアーニ氏は翌20日、釈明を余儀なくされた。

 ジュリアーニ氏のこの発言は19日、米NBCの番組「ミート・ザ・プレス」のインタビューの中で飛び出した。

 2016年大統領選におけるロシアの介入をめぐる捜査をトランプ氏が妨害したとする疑惑をめぐり、トランプ氏はロバート・モラー特別検察官の聴取に応じるべきかとの質問を受けたジュリアーニ氏は、「偽証罪に陥れられないよう、トランプ氏による証言を急がせるつもりはない」と答えた。

 その上で、「トランプ氏は真実を話すのだから心配する必要はない、証言すべきだと言うのは、あまりにばかげている。なぜならそれは真実の誰かのバージョンにすぎず、真実ではないからだ」と指摘した。

 これに対し司会者のチャック・トッド氏が「真実は真実だ」と反論すると、ジュリアーニ氏は「いや、真実ではない。真実は真実ではないのだ」と譲らなかった。

 この発言には冷やかしや嘲笑が集中。翌日ジュリアーニ氏はツイッターに、「私の発言は倫理心理学上のもったいぶった話を意図したものではなく、2人の人間が正反対の説を展開する状況に言及したまでだ」と投稿し、どのような状況においても、起こったことを異なる人が説明しようとすれば違った説明になると言おうとしたのだと釈明した。

 さらに、「突っ込んだ捜査で真実が判明することもあれば、そうでない場合もある」と記した。【翻訳編集】AFPBB News

5057チバQ:2018/08/22(水) 15:13:19
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20180822k0000e030309000c.html
<米国>「トランプ氏口止め指示」元顧問弁護士が明らかに
11:47毎日新聞

 ◇司法取引に応じ、脱税など八つの罪状を認める

 【ニューヨーク國枝すみれ】米メディアによると、トランプ米大統領の元顧問弁護士のマイケル・コーエン氏(51)は21日、ニューヨーク市の検察当局との司法取引に応じ、脱税や選挙資金規制法違反など八つの罪状を認めた。その一つとして、トランプ氏と性関係を持ったと主張するポルノ女優や元プレイメイトに対する口止め料の支払いについて、トランプ氏の「指示」だったと明らかにした。

 コーエン氏は、モスクワのトランプタワー建設計画から女性問題の処理まで担当してきたトランプ氏の元側近。今後、米大統領選を巡るロシアの介入とトランプ陣営との癒着疑惑「ロシアゲート」を捜査するモラー特別検察官にも協力し、トランプ氏に不利な証言をすれば、捜査が一気に進展する可能性もある。

 米メディアはコーエン氏側の情報として、トランプ氏の長男ジュニア氏とロシア政府に関係する弁護士が大統領選前の2016年6月、ニューヨークのトランプタワーで面会することをトランプ氏が事前に知っていたと報道。モラー氏はこの面会に重大な関心を持っているとされる。

 コーエン氏はスキャンダルの大統領選への影響を避けるため、ポルノ女優には「ポケットマネー」で13万ドル(約1430万円)、元プレイメイトにはトランプ氏に近い企業を利用して15万ドル(約1650万円)を支払った。こうした行為が、選挙資金規制法が定めた上限を超える違法な個人献金や企業献金とみなされた。

5058 チバQ:2018/08/26(日) 16:15:30
https://www.sankei.com/smp/world/news/180825/wor1808250025-s1.html
オハイオの米下院補選は共和党辛勝 中間選挙に課題残す

2018.8.25 20:01


 【ワシントン=加納宏幸】米中西部オハイオ州で7日に実施され、僅差のため勝敗が確定していなかった下院同州第12選挙区補選は24日、与党・共和党候補の州上院議員トロイ・ボルダーソン氏の勝利が決まった。選管の集票が確定し、民主党候補も同氏の勝利を認めた。ボルダーソン氏の任期は来年1月までで、両候補は11月6日の中間選挙で再び戦う。

 州都コロンバス郊外の同選挙区は30年来の共和党の地盤で、トランプ大統領も現地入りしてボルダーソン氏を支援した。11月の下院選で過半数維持を目指す共和党にとり、大都市郊外での勝利が重要となるだけに、同氏が僅差での勝利となったことは同党やトランプ政権に課題を残した。

5059 チバQ:2018/08/26(日) 18:28:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180826-35124573-cnn-int
共和党重鎮のマケイン上院議員が死去、81歳 脳腫瘍で闘病

8/26(日) 12:33配信��

ジョン・マケイン上院議員が死去した

(CNN) 悪性の脳腫瘍(しゅよう)で闘病中だったマケイン上院議員が25日、死去した。81歳だった。

昨年7月に脳腫瘍と診断され、地元アリゾナ州で療養生活を送っていた。

マケイン氏は1936年生まれ。ベトナム戦争で捕虜になった経験を持ち、下院議員を経て上院議員としては6期目。

2000年大統領選でブッシュ元大統領と共和党指名を争って敗れたが、08年には指名を獲得し、オバマ前大統領の対立候補として接戦を繰り広げた。

40年に及んだ政界でのキャリアを通じ、保守派、対外強硬派として知られる一方、党派を超えて信念を貫くことも多かった。

昨年夏には、共和党のトランプ政権が主導していた医療保険制度改革法(オバマケア)撤廃法案に反対票を投じて廃案に追い込んだ。

12月以降、首都ワシントンに姿を見せることはなかったが、最近もツイッターでトランプ大統領を激しく非難するなど、意見を発信し続けていた。7月にはトランプ氏とプーチン・ロシア大統領の会談を「悲劇的な過ち」と批判する声明を出した。

同氏はこの1年間、自身の葬儀の準備を進めていた。オバマ氏やブッシュ氏に弔辞を依頼する一方、トランプ氏には参列してほしくないとの意向を示していたという。

マケイン氏は今年5月に出版した回顧録の中で、波乱に富んだ人生を振り返っていた。この中で、03年のイラク戦争は重大な間違いだったとの見解を示し、開戦を支持した自身にも責任があると認めていた。

5060チバQ:2018/08/27(月) 21:33:30
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20180827k0000m030029000c.html
<マケイン上院議員死去>ベトナム体験 不屈の原点
08月26日 19:24毎日新聞

 「理想に対する忠誠を共有していた」(オバマ前大統領)、「巨大なアイコン(偶像)、米国の英雄」(ゴア元副大統領)--。25日、共和党のマケイン上院議員の死が報じられると、対立する民主党の大物関係者らも次々、心情を込めた声明を発表し、悼んだ。

 ◇党派超え「理想」貫く

 正しいと信じることは共和党の利益にならなくても敢行し、時に党派を超えたマケイン氏を、人は「一匹オオカミ」と呼んだ。2008年大統領選では、対立候補のオバマ氏について「外国生まれで立候補資格がない」とのデマが一部で広がった。マケイン氏は選挙集会で、このデマを信じる女性に対し「彼(オバマ氏)はまっとうな米国市民だ。政治への考えが私と違うだけだ」と諭した。17年7月、医療保険制度改革(オバマケア)を撤廃しようとした共和党の代替法案には反対票を投じ、オバマケア維持に貢献した。

 そのため、トランプ氏の支持者からは「裏切り者」と呼ばれて嫌われた。トランプ・グッズの店では、マケイン氏の顔を印刷したトイレットペーパーが売られていたほどだ。

 祖父も父も海軍大将という武人の家柄で、本人も海軍パイロットとしてベトナム戦争に従軍した。父が在欧海軍司令官だった1967年10月、ハノイ上空で撃墜され捕虜に。マケイン氏の素性を知った北ベトナムは「(米軍の)プリンスを捕まえたぞ」と喜んだ。その後、父がベトナムを管轄する太平洋軍司令官になると、北ベトナムは自国の人道的な扱いを宣伝するために早期解放をもちかけたが、マケイン氏は「自分より先に捕虜になった米兵を一緒に解放すべきだ」と主張して拒否。パリ和平協定調印後の73年3月まで獄につながれた。

 拷問は激しく、何度も腕を折られたため、後遺症で腕を肩より上に上げることができず、終生髪を自分でとかすことはできなかった。だが「他国で囚人になったとき、母国への愛に目覚めた」と語った。国のために尽くす不屈の精神の原点は、5年半の捕虜生活にあったのかもしれない。

 そんなマケイン氏に対し、古参政治家を目の敵にするトランプ氏は15年7月、「戦争の英雄じゃない。捕まったんだぞ。俺は捕まらないやつが好きだ」と侮辱した。17年10月、大統領の「口撃」が強まるなか、米テレビのインタビューで「トランプ氏が怖いですか」と聞かれたマケイン氏は笑いながらこう言った。「私はもっと大きな困難に直面したことがある」

 遺族はトランプ氏を葬儀に招かないという。マケイン氏は母校・海軍士官学校の墓地に埋葬され、戦友たちと共に永遠の眠りにつく。【ニューヨーク國枝すみれ】

5061チバQチバQ:2018/08/27(月) 23:05:24
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180827-00000021-jij_afp-int
米中貿易戦争、カリフォルニア州の経済に影 農産物への関税が打撃
8/27(月) 15:08配信 AFP=時事
米中貿易戦争、カリフォルニア州の経済に影 農産物への関税が打撃
米カリフォルニア州サンタマリアにあるブドウ畑(2006年10月9日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米中が互いに関税をかけ合う貿易戦争の行方に、全米最大の経済規模を誇るカリフォルニア州の産業界が身構えている。ロサンゼルス圏の港にとって中国は最大の貿易相手国であり、中国が州内産の農産物などに課す関税によって輸出や雇用が危機にさらされているためだ。全米屈指の「反トランプ」州でもあるカリフォルニアが、トランプ氏の経済政策によって最大の打撃を受けるという皮肉な事態が懸念されている。

【写真】カリフォルニアでは州史上最悪の火災も発生

「私たち農家はたいへん気をもんでいる」。カリフォルニア州のアーモンド生産業者でつくるカリフォルニア・アーモンド評議会(Almond Board of California)のホリー・キング(Holly King)会長は顔を曇らせる。2016年に州から5億1800万ドル(約580億円)相当輸出されたアーモンドに、中国が50%の関税を課したからだ。

 アーモンドだけではない。中国はドナルド・トランプ(Donald Trump)米政権が中国からの輸入品に関税を課したことへの報復として、カリフォルニア州から昨年5億3000万ドル(約590億円)相当が輸出されたピスタチオにも45%、ワインには35%の関税を設定。このほか、オレンジやクルミ、プラム、レモン、イチゴなどについても関税引き上げている。

 サンフランシスコの北に位置するナパバレー(Napa Valley)でワイナリーを営むマイケル・ホニグ(Michael Honig)さんも打撃を受けている一人だ。「私たちは10年以上前に中国への輸出を始めて、良い市場を築いていた。それなのに、今では何もかもが止まってしまっている」と不安げに語る。

 ホニグさんが取引するアジアのバイヤーは7月時点で、状況を把握するために注文を保留にしたという。

 トランプ政権は今月、中国による知的財産侵害に対する制裁関税の第2弾として、中国からの輸入品160億ドル(約1兆7700億円)分を対象に25%の追加関税を発動。中国側も制裁への「報復措置」を続けると表明するとともに、世界貿易機関(WTO)に提訴する方針を示した。

 カリフォルニア農業事務局連合(California Farm Bureau Federation)のサラ・ニャグリード( Sara Neagu-Reed )氏は先月時点で、中国の報復関税についてこう話している。「カリフォルニアの農産物にどんな影響が出てくるかは分からない。しかし、われわれが中国市場を失えば他の国の業者がそこに入ってきて、長い目で見ればわれわれの農家が商機を失うことにつながるのは重々承知している」

 中国は2016年、カリフォルニア産の農産物20億ドル(約2200億円)相当を輸入し、州にとってカナダ、欧州連合(EU)に次ぐ3番目に大きな市場となっている。


■30万人近くの雇用に影響も

 カリフォルニアには農業だけでなく、半導体や自動車などさまざまな産業が集積。域内総生産(GDP)の規模は2兆7000億ドル(約300兆円)超と世界5位で、英国1国をもしのぐ。

「米中貿易戦争の影響を最も受ける地域を一つ挙げるならロサンゼルスだ」。そう危惧するのは、ロサンゼルス港(Port of Los Angeles)国際貿易部門の元トップで、現在はNGO「ワールド・トレード・センター・ロサンゼルス(World Trade Center Los Angeles)」の会長を務めるスティーブン・チャン(Stephen Cheung)氏。同氏によると、ロサンゼルス圏にある港と中国との昨年の貿易額は1700億ドル(約18兆9000億円)超に達した。「中国はわれわれの一番の貿易相手国だ」(同氏)

 雇用も減る恐れがある。NGOのカリフォルニア予算・政策研究センター(California Budget & Policy Center)は、米中貿易戦争によって影響を受けかねない州内の雇用が28万5000人余りに上ると警鐘を鳴らしている。

 カリフォルニア州に対する中国の投資も冷え込みかねない。チャン氏は現在の貿易摩擦によって「州の経済は既に打撃を受けている」と述べ、紛争が収まってきても通常の状態に戻るにはしばらく時間がかかるとの見通しを示している。【翻訳編集】 AFPBB News

5062とはずがたり:2018/08/28(火) 13:44:05

米中貿易戦争、カリフォルニア州の経済に影 農産物への関税が打撃
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/business/afpbb-3187374.html
15:01AFPBB News

【AFP=時事】米中が互いに関税をかけ合う貿易戦争の行方に、全米最大の経済規模を誇るカリフォルニア州の産業界が身構えている。ロサンゼルス圏の港にとって中国は最大の貿易相手国であり、中国が州内産の農産物などに課す関税によって輸出や雇用が危機にさらされているためだ。全米屈指の「反トランプ」州でもあるカリフォルニアが、トランプ氏の経済政策によって最大の打撃を受けるという皮肉な事態が懸念されている。

「私たち農家はたいへん気をもんでいる」。カリフォルニア州のアーモンド生産業者でつくるカリフォルニア・アーモンド評議会のホリー・キング会長は顔を曇らせる。2016年に州から5億1800万ドル(約580億円)相当輸出されたアーモンドに、中国が50%の関税を課したからだ。

 アーモンドだけではない。中国はドナルド・トランプ米政権が中国からの輸入品に関税を課したことへの報復として、カリフォルニア州から昨年5億3000万ドル(約590億円)相当が輸出されたピスタチオにも45%、ワインには35%の関税を設定。このほか、オレンジやクルミ、プラム、レモン、イチゴなどについても関税引き上げている。

 サンフランシスコの北に位置するナパバレーでワイナリーを営むマイケル・ホニグさんも打撃を受けている一人だ。「私たちは10年以上前に中国への輸出を始めて、良い市場を築いていた。それなのに、今では何もかもが止まってしまっている」と不安げに語る。

 ホニグさんが取引するアジアのバイヤーは7月時点で、状況を把握するために注文を保留にしたという。

 トランプ政権は今月、中国による知的財産侵害に対する制裁関税の第2弾として、中国からの輸入品160億ドル(約1兆7700億円)分を対象に25%の追加関税を発動。中国側も制裁への「報復措置」を続けると表明するとともに、世界貿易機関に提訴する方針を示した。

 カリフォルニア農業事務局連合のサラ・ニャグリード氏は先月時点で、中国の報復関税についてこう話している。「カリフォルニアの農産物にどんな影響が出てくるかは分からない。しかし、われわれが中国市場を失えば他の国の業者がそこに入ってきて、長い目で見ればわれわれの農家が商機を失うことにつながるのは重々承知している」

 中国は2016年、カリフォルニア産の農産物20億ドル(約2200億円)相当を輸入し、州にとってカナダ、欧州連合に次ぐ3番目に大きな市場となっている。

■30万人近くの雇用に影響も

 カリフォルニアには農業だけでなく、半導体や自動車などさまざまな産業が集積。域内総生産の規模は2兆7000億ドル(約300兆円)超と世界5位で、英国1国をもしのぐ。

「米中貿易戦争の影響を最も受ける地域を一つ挙げるならロサンゼルスだ」。そう危惧するのは、ロサンゼルス港国際貿易部門の元トップで、現在はNGO「ワールド・トレード・センター・ロサンゼルス」の会長を務めるスティーブン・チャン氏。同氏によると、ロサンゼルス圏にある港と中国との昨年の貿易額は1700億ドル(約18兆9000億円)超に達した。「中国はわれわれの一番の貿易相手国だ」(同氏)

 雇用も減る恐れがある。NGOのカリフォルニア予算・政策研究センターは、米中貿易戦争によって影響を受けかねない州内の雇用が28万5000人余りに上ると警鐘を鳴らしている。

 カリフォルニア州に対する中国の投資も冷え込みかねない。チャン氏は現在の貿易摩擦によって「州の経済は既に打撃を受けている」と述べ、紛争が収まってきても通常の状態に戻るにはしばらく時間がかかるとの見通しを示している。【翻訳編集】AFPBB News

5063とはずがたり:2018/08/28(火) 13:47:11
ポンペオ長官の訪朝中止 トランプ大統領が発表、中国を批判
2018年8月25日 3:29 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 北朝鮮 韓国・北朝鮮 ]
http://www.afpbb.com/articles/-/3187194?utm_source=nttresonant&amp;utm_medium=news&amp;utm_campaign=txt_link_r2

【8月25日 AFP】(更新)ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は24日、ツイッター(Twitter)への投稿で、来週予定されていたマイク・ポンペオ(Mike Pompeo)国務長官の訪朝の中止を発表するとともに、北朝鮮の非核化の取り組みをめぐり中国を批判した。

 トランプ大統領は「マイク・ポンペオ国務長官に今の時点で北朝鮮を訪問しないよう求めた。朝鮮半島の非核化に関し十分な進展がないと感じているためだ」と説明。「また、われわれの中国に対する通商姿勢の大幅な厳格化を理由に、(現在科されている国連(UN)制裁にもかかわらず)中国はかつてほど非核化のプロセスを後押ししていないと考えている」とも書き込んだ。

 トランプ大統領は別の投稿で、ポンペオ長官は「近い将来」に訪朝する見通しだとした上で、その実現は米中通商関係が「解決」してからになるとの見解を表明。さらに、朝鮮労働党の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)委員長に向け「それまでの間、金委員長にはくれぐれもよろしくと伝えたい。近いうちに会えることを楽しみにしている!」と書き込んだ。(c)AFP

5064チバQ:2018/08/28(火) 18:44:56
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180828-00000067-mai-n_ame
<米国>マケイン氏に憧れ中間選挙で挑戦へ
8/28(火) 18:08配信 毎日新聞
<米国>マケイン氏に憧れ中間選挙で挑戦へ
ギリシャ・クレタ島の米海軍ソウダベイ基地に到着したマケイン議員(右)を出迎えるグライムス副司令官=2014年、グライムス氏提供
 ◇フロリダ州連邦下院で民主党予備選立候補のグライムス氏

 【マイアミ高本耕太】25日死去したジョン・マケイン米上院議員を心の師と仰ぎ、中間選挙で政界入りを目指す候補者がいる。フロリダ州の連邦下院第26選挙区で民主党予備選に立候補したディミトリス・グライムス氏(52)。マケイン氏と同じ海軍パイロットを務めた後、「軍役後も国に仕え続けた」というマケイン氏の生き方に感銘を受け、出馬を決意した。

 「昨夜、私たちは偉大な米国人を失いました。私が政治を目指すきっかけを与えてくれた人です」。26日、選挙区の教会で有権者にそう語った。

 グライムス氏はギリシャ・クレタ島米軍基地での副司令官時代、海外視察の途中で立ち寄るマケイン氏をたびたび出迎えた。議員は軍幹部から報告を受けるとすぐに飛行機に乗り込むのが通常だが、マケイン氏だけは必ず基地内のクラブに足を運び、コーラを手に兵士たちと言葉を交わした。「おい、水兵たちに会いに行くぞ」と肩をたたいてきたマケイン氏の笑顔が忘れられない。「礼節、品位、敬意を体現した人だった」

 グライムス氏は下院議員として医療保険制度や教育改革に取り組みたい考えだ。「社会の分断が進む今だからこそ、党より国を優先して考えたマケイン氏のような政治家になりたい」と語る。

5065チバQチバQ:2018/08/28(火) 21:06:03
https://www.sankei.com/world/news/180826/wor1808260010-n1.html
2018.8.26 10:31

米民主党が候補選出法改革 次期大統領選から
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 米民主党は25日、中西部シカゴで開いた党全国委員会の会合で、次期大統領選から、党の指名候補選出方法を改革することで合意した。党有力者で構成し、全国大会で個人の自由意思で投票できる「特別代議員」の投票権を制限する。米メディアが伝えた。

 16年の前回大統領選では、民主党全代議員約4700人のうち700人以上を占めた特別代議員は党主流派の意向を反映し大半がクリントン元国務長官支持だった。特別代議員は一般の代議員と異なり、各州の予備選や党員集会の結果に縛られず全国大会で好きな候補に投票できるため、クリントン氏と候補指名を争ったサンダース上院議員に不利に働いたとみられていた。

 新ルールでは党大会当日までに一般代議員の過半数を獲得した候補者がいない場合、特別代議員は大会での第1回投票には参加できない。これにより、各州の予備選や党員集会の結果がより強く党候補指名に反映するとされる。(共同)

5066チバQ:2018/08/28(火) 21:16:06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180828-00000080-jij-n_ame
トランプ色、共和候補三つどもえ=アリゾナ州で予備選へ―米中間選挙
8/28(火) 17:10配信 時事通信
 【フェニックス(米西部アリゾナ州)時事】米西部アリゾナ州で28日、11月に行われる中間選挙の民主、共和両党の候補者を決める予備選の投開票が実施される。

 共和党支持層でトランプ大統領が高い人気を誇る中、上院の同党候補3人は、こぞってトランプ色をアピール。ただ、大統領と政策が近い候補は苦戦し、比較的穏健とされる候補の勝利が有力視されている。

 ギャラップ社の調査によると、全米の共和党支持者のトランプ氏支持率は8割を超える。今回の中間選挙の共和党予備選では、サウスカロライナ州など、トランプ氏に批判的な候補がトランプ派候補に敗れる例が相次いでいる。

 アリゾナ州も例外ではない。対メキシコ国境に接する同州の共和党支持層の最大の関心事は不法移民対策で、トランプ氏同様、強力な対策を訴える候補が台頭。政権に批判的な現職ジェフ・フレーク上院議員が引退を決めたのは、予備選の勝算が薄いと判断したためとみられている。

 アリゾナ州上院予備選では、ケリー・ワード元州上院議員と、不法移民取り締まりに関連して法廷侮辱罪で有罪となり、トランプ氏が恩赦を与えたジョー・アルパイオ元保安官の2候補がいずれも熱烈なトランプ氏支持者だ。こうした情勢下で、党主流派が推す支持率トップの元空軍パイロット、マーサ・マクサリー下院議員は、トランプ氏寄りの姿勢に軌道修正を余儀なくされた。

 「ジェフ・フレークを引退に追いやったのはケリー・ワードだ」。25日、アリゾナ州南部ユマのメキシコ料理店で開かれたワード氏の集会に参加した支持者の一部からはため息が漏れた。ワード氏は「トランプ氏の言うことに最も沿っている候補」(ワード氏支持者)にもかかわらず、世論調査ではマクサリー氏がワード氏を大幅にリードしているからだ。

 トランプ氏は支持候補を明確にせず、トランプ派の支持は分散。極右層がワード氏とアルパイオ氏で割れたのも響いた。3候補の中で、民主党に勝ち得る候補としてマクサリー氏に支持が集まった。

5067チバQ:2018/08/28(火) 21:20:18
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180828-00000617-san-bus_all
カナダ揺さぶるトランプ氏 「NAFTA」名称見直しも?
8/28(火) 20:42配信 産経新聞
 NAFTA再交渉は、トランプ米政権がメキシコとの2国間で先行合意し、今後はカナダの出方が焦点となる。米国は自動車輸入制限をちらつかせ、3カ国の最終合意に向けカナダに歩み寄りを迫る。

 「NAFTAという名前の響きが良くない。(協定で)米国が長年、傷つけられてきたからだ」。トランプ大統領は27日の合意発表で、「最悪の協定」と述べてきたNAFTAを改めて攻撃し、名称の廃棄すら辞さない姿勢をみせた。

 焦点となった自動車関税をゼロとする基準「原産地規則」をめぐり、域内の部品調達比率を高める米国の要求をメキシコがのんだのは、米政権が検討中の自動車・部品への追加関税で「適用対象となるのを避けるためだ」(通商専門家)。トランプ氏はカナダにも関税を課すと示唆し、米メキシコの合意内容で妥結するよう圧力をかける。

 一方で、米国は対メキシコとの協議では強硬に要求してきた「サンセット条項」を最終的に取り下げた。加盟国が5年ごとに合意しない限り協定が自動失効する仕組みで、メキシコとカナダは強く反発。米国は6年ごとに協定の再評価を行う内容に後退させた。

 こうしたトランプ政権の硬軟織り交ぜた交渉は、11月の中間選挙を見据えたものだ。鉄鋼などの輸入制限や知的財産権侵害をめぐる中国への制裁発動は反発も招いており、通商分野での政権の成果に結び付けたい思惑があるとみられる。

(ワシントン 塩原永久)

5068チバQ:2018/08/29(水) 23:11:16
>>5043>>5066
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180829-00000603-san-int
アリゾナの「女トランプ」敗れる 米中間選挙の共和党予備選 穏健保守派が圧勝
8/29(水) 21:45配信 産経新聞
 【ワシントン=加納宏幸】トランプ米政権の信任を問う中間選挙を11月6日に控え、西部アリゾナ、南部フロリダ両州では28日、共和、民主両党の候補を選ぶ予備選が実施された。アリゾナ州の連邦上院選の共和党予備選では、穏健保守の下院議員が強硬な移民政策を唱える候補に圧勝した。フロリダ州知事選の民主党予備選では、同州で初めて主要政党の黒人知事候補が誕生した。

 アリゾナでは元空軍パイロットのマーサ・マクサリー下院議員(52)が勝利。トランプ大統領に近い姿勢で「アリゾナの女トランプ」と呼ばれたケリー・ワード元州上院議員(49)との女性同士の戦いを制した。不法移民への厳しい取り締まりに絡む法廷侮辱罪で有罪判決を受け、トランプ氏から恩赦を受けた「米国一タフな保安官」ことジョー・アルパイオ元保安官(86)も敗れた。

 トランプ氏はマクサリー氏への正式な支持表明は控えたが、終盤で同氏を「彼女は素晴らしい」と評価した。勝利が決まったのを受け、ツイッターに「マクサリー氏が大勝した。おめでとう」と書き込んだ。

 ワード氏は、共和党重鎮でアリゾナ州選出の上院議員だったマケイン氏が25日に死去する前日、家族が治療打ち切りを発表したことについて、自らの選挙戦にマイナスの影響を与える狙いがあるとの認識を示して批判された。マケイン氏の「弔い合戦」は、同氏と同じ穏健保守のマクサリー氏が制する形となった。

 マクサリー氏は11月に民主党候補と対決するが、これまでの世論調査では民主党が優勢にあり、選挙戦は予断を許さない。

 一方、フロリダ州知事選の民主党予備選では、黒人の州都タラハシー市長のアンドリュー・ギラム氏(39)が勝利。ギラム氏は医療制度の充実や銃規制の強化を主張する進歩派として知られ、16年大統領選を目指した進歩派のサンダース上院議員も支持する。黒人初のフロリダ州知事を目指すギラム氏は、トランプ氏の後押しで共和党予備選に勝利した候補と対決することになる。

5069チバQ:2018/08/29(水) 23:14:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180829-35124794-cnn-int
米中間選挙に向けた予備選、フロリダの知事候補に初の黒人
8/29(水) 19:07配信 CNN.co.jp
(CNN) 米フロリダ、アリゾナ、オクラホマの各州で28日、共和、民主両党がそれぞれ11月の中間選挙の候補者を選ぶ予備選を実施した。フロリダ州では知事候補に初めて黒人が選ばれた。

フロリダ州知事選の民主党予備選では、同州北西部タラハシーの市長で黒人のアンドリュー・ギラム氏が候補指名を獲得した。同州で主要政党の知事候補に黒人が選ばれたのは初めて。

当初は穏健派の元下院議員が有力とみられていたが、リベラル色の濃いギラム氏が逆転した。同氏は民主党左派の重鎮、バーニー・サンダース上院議員の支持を受け、サンダース氏と同じく国民皆保険を主張している。

一方の共和党予備選では、トランプ米大統領への熱心な支持で知られるロン・デサンティス下院議員が、党主流派の支持を得ていたベテラン農業委員を破って知事候補となった。

本選ではトランプ氏の弾劾(だんがい)を主張するギラム氏と、トランプ派のデサンティス氏が真っ向から対決する構図となる。

隣接するジョージア州でも、知事選の共和党候補を決める予備選の決選投票で、トランプ氏の支持を取り付けたブライアン・ケンプ州務長官が、ケーシー・ケーグル副知事を予想外の大差で破った。民主党予備選でもフロリダ州と同様、リベラル派の黒人が穏健派を退けて知事候補に選ばれている。

またフロリダ州南部の連邦下院第26選挙区では、エクアドルから十代の頃に米国へ渡った移民の女性、デビー・ムカーセル・パウエル氏が民主党の下院議員候補に指名された。

アリゾナ州では28日、共和党の連邦上院議員候補にマーサ・マクサリー下院議員が選ばれた。

マクサリー氏は選挙戦で保守系の対立候補らと争うため、従来の穏健路線からトランプ氏寄りの路線に転換する作戦をとっていた。移民や人工妊娠中絶で過去の立場から一転して強硬策を主張し、トランプ氏との近さを強調するテレビ広告を流した。

本選では、州内で近年増えている無党派層を取り込むことができるかどうかが大きな課題になりそうだ。

5070チバQ:2018/08/29(水) 23:16:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180829-00000015-jij_afp-int
トランプ氏の共和党内での影響力、マケイン氏の死で増大か
8/29(水) 11:44配信 AFP=時事
トランプ氏の共和党内での影響力、マケイン氏の死で増大か
故ジョン・マケイン米上院議員(左)とドナルド・トランプ米大統領(2018年8月24日作成)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】故ジョン・マケイン(John McCain)米上院議員の死によって共和党内でドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の非常に極端な発言や政策に立ち向かおうとする声がなくなり、共和党に対するトランプ氏の影響力はこれまで以上に高まるものとみられている。

 マケイン氏は党の信念に基づいてスキャンダルまみれの大統領を批判してきたが、同氏の死後、その役目を引き継ごうという意欲を見せる上院議員はほとんどいない。

 一方、トランプ氏は共和党の支持層に依然として高い人気を誇っており、また議会で多数派を占める共和党は11月の中間選挙を控えていることから、共和党の上院議員たちはトランプ政権と足並みをそろえるものとみられている。

 トランプ氏が2016年米大統領選へのロシア介入疑惑とその捜査をめぐって政治生命をかけた戦いを続ける中、マケイン氏の死により右傾化の進む共和党内においてトランプ氏の影響力がさらに高まる可能性もある。

 中間選挙に向けて共和党の候補を決める予備選では、トランプ氏は自身の発言が今も保守的な有権者に対し影響力を持っていることを示したが、上院(定数100議席)の約3分の1、下院(定数435議席)の全議席が改選となる11月6日の本選でどれたけの効力を発揮するかは未知数のままだ。

 民主党全国委員会(DNC)のトム・ペレス(Tom Perez)委員長は28日、「マケイン氏は政治家としての点数稼ぎではなく、民主主義を機能させるために投票していた」と賛辞を送った。

 共和党のジェフ・フレーク(Jeff Flake)上院議員は上院の議場で、「われわれは何者なのか、最良の時にわれわれは何者になれるのか、マケイン氏は指針であり続けており、今もわが国の政治に通用している」「私たちはもっと彼のようになるべく努力していく」と述べた。

 ただ、マケイン氏の後を引き継ぐ気構えのある人物がいるのかどうかは、依然として不透明なままだ。【翻訳編集】 AFPBB News

5071とはずがたり:2018/08/31(金) 18:15:24

トランプ大統領「真珠湾忘れぬ」と安倍首相に不満=7月に日朝高官が極秘接触
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018082900182&amp;g=use

 【ワシントン時事】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は28日、6月の日米首脳会談でトランプ大統領が「私は真珠湾を忘れない」と述べ、対日貿易赤字問題などをめぐり安倍晋三首相に強い不満を表明したと報じた。両首脳は北朝鮮問題でも対立したという。

 同紙はまた、7月に日朝情報当局高官がベトナムで極秘に接触し、事前に知らされていなかった米側が、不快感を示したとも伝えた。
 同紙によると、トランプ氏は安倍首相に対し、2国間通商協定の交渉を促したが、首相は断った。トランプ氏は牛肉と自動車の市場開放も求めた。貿易や対北朝鮮政策をめぐり日米の立場の違いが鮮明になる中、トランプ氏の不満が詳細に伝えられたのは初めて。
 6月の会談は、同12日の北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との初の米朝首脳会談に先立ち、ワシントンで7日に行われ、北朝鮮問題が焦点となった。安倍首相は、北朝鮮の非核化が具体化するまで、米韓合同軍事演習の中止や朝鮮戦争終結宣言を思いとどまるようトランプ氏に助言していたが、同紙は、首相に近い人物の話として「安倍氏の提案は完全に無視された」と指摘した。
 同紙によると、7月の日朝情報当局の極秘接触では、北村滋内閣情報官と、「キム・ソンヘ」という人物が会談したという。聯合ニュースは、キム・ソンヘ氏の肩書を統一戦線部統一戦線策略室長と伝えた。拉致問題について話し合ったとみられる。(2018/08/29-08:37)

政府「真珠湾」発言否定に躍起=揺らぐ日米蜜月
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018082900916&amp;g=use
トランプ氏 貿易収支 貿易赤字

 トランプ米大統領が6月の日米首脳会談で日本の通商政策をめぐり「真珠湾を忘れていない」と強い不満を示していたとする米紙ワシントン・ポストの報道を受け、日本政府は事実関係の否定に躍起になっている。日米関係の蜜月ぶりを誇ってきた安倍晋三首相の言葉に疑問符が付きかねない内容のためだ。

 「指摘のような事実はない」。菅義偉官房長官は29日の記者会見で、トランプ氏から批判を受けたのは事実か問われると、きっぱりと否定した。同じポスト紙が報じた日朝極秘接触の真偽をただされ、「報道の内容の一つ一つにコメントすることは控えたい」と論評を避けたのと対照的だ。
 ポスト紙によると、トランプ氏が不満を爆発させたのは、首相が史上初の米朝首脳会談を前に日本の考えを伝えようと6月7日にホワイトハウスを訪れた時のこと。トランプ氏はこの席で「私は真珠湾を忘れていない」と発言し、日本の通商政策に「辛辣(しんらつ)な批判」を浴びせた。
 トランプ氏は、米国が牛肉と自動車の輸出を拡大できる2国間貿易協定の交渉に応じるよう要求。虚を突かれた形の首相はいら立った様子を見せ、トランプ氏が発言を終えるのを待って、申し出を断ったという。
 会談後の共同記者会見で、トランプ氏は「貿易の不均衡はかなりの額に上る」と対日貿易赤字に不満を表明するなど多弁だった。これに対し、首相は通商問題には一切触れず、「トランプ氏とは北朝鮮問題に多くの時間を費やした。日米は常に共にある」とアピールしていた。
 トランプ氏との関係を売りの一つにしてきた首相は、9月20日投開票の自民党総裁選に向けた地方行脚でも「日米関係はかつてないほど強固」と繰り返している。首相の訴えの信ぴょう性が揺らぐ中、政府高官は「大統領が日本に不満なんてあるわけがない」と打ち消しに走っているが、日米関係が総裁選の主要な論点になるのは確実だ。(2018/08/29-17:55)

トランプ氏「真珠湾攻撃忘れていない」 対日貿易赤字への不満示す
8/29(水) 11:52配信 Fuji News Network
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20180829-00399709-fnn-pol
フジテレビ

6月にアメリカで行われた日米首脳会談で、トランプ大統領が、「真珠湾攻撃を忘れていない」と述べ、対日貿易赤字への不満を示していたことが、FNNの取材でわかった。

日本政府関係者によると、会談で、トランプ氏は安倍首相に対し、「アメリカが日本の防衛費も負担して、対日貿易赤字も解消されなければ、ダブルパンチになる」と不満を示した。

そのうえで、「真珠湾攻撃を忘れていない。日本も、昔はもっと戦っていただろう。日本もアメリカと同じように、周辺国ともっと戦うべきだ」と述べたという。

これに対し、安倍首相は、「日米貿易は、アメリカにとってもプラスになっている」などと説明し、理解を求めた。

5072チバQ:2018/09/01(土) 18:09:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180901-00050062-yom-int
トランプ氏、11月アジア歴訪中止…政局警戒か
9/1(土) 14:03配信 読売新聞
 【ワシントン=黒見周平】米ホワイトハウスは8月31日、トランプ大統領が11月半ばにシンガポールで開かれる米・東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議と東アジア首脳会議(EAS)、パプアニューギニアで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議をいずれも欠席すると発表した。代わりにペンス副大統領を派遣する。

 一連の首脳会議は、11月6日の米中間選挙の直後に予定される。トランプ氏は与党・共和党の敗北による米国政治の混乱を警戒し、遠距離のアジア歴訪を敬遠した可能性がある。

 トランプ氏の不在で「米国の存在感が薄れかねない」(在ワシントン外交筋)との懸念も出ている。ホワイトハウスは声明で「ペンス氏は『自由で開かれたインド太平洋』について、米国のビジョンを強調する」と説明した。

5073チバQ:2018/09/02(日) 23:28:19
https://www.sankei.com/world/news/180902/wor1809020006-n1.html
018.9.2 01:07

マケイン氏告別式、歴代大統領ら数千人が参列…トランプ氏は追悼式に続き欠席
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1日、米ワシントン大聖堂で行われたマケイン上院議員の告別式で、マケイン氏のひつぎを見つめる(後方手前左から)ローラ・ブッシュ元大統領夫人、クリントン元大統領、ヒラリー・クリントン元国務長官、チェイニー元副大統領夫妻、ゴア元副大統領ら(AP)
1日、米ワシントン大聖堂で行われたマケイン上院議員の告別式で、マケイン氏のひつぎを見つめる(後方手前左から)ローラ・ブッシュ元大統領夫人、クリントン元大統領、ヒラリー・クリントン元国務長官、チェイニー元副大統領夫妻、ゴア元副大統領ら(AP)

 【ワシントン=黒瀬悦成】8月25日に死去した米共和党重鎮、マケイン上院議員の告別式が9月1日、ワシントン市内のワシントン大聖堂で行われた。オバマ前大統領夫妻や息子ブッシュ元大統領夫妻、クリントン元大統領夫妻ら数千人が列席し、党派を超えてマケイン氏に最後の別れを告げた。

 告別式ではマケイン氏の長女、メーガンさんが弔辞を読み上げ、生前のマケイン氏を中傷し続けてきたトランプ大統領を念頭に、「進んで自己を犠牲にしたこともない安っぽい言辞を弄する人物とは違う、米国の偉大さを体現する人だった」とマケイン氏をたたえた。トランプ大統領は式典に招待されなかった。

 前日には連邦議会議事堂で追悼式が行われた。マケイン氏の遺体を納めたひつぎは議事堂中央の円形大広間に安置され、市民らが弔問のため長蛇の列を作った。

 大広間に遺体が安置されるのは最大級の栄誉とされ、マケイン氏で31人目。

5074とはずがたり:2018/09/03(月) 16:11:30
2018.9.3 09:47
マイクロ波攻撃で脳損傷か キューバ駐在の米外交官
https://www.sankei.com/world/news/180903/wor1809030009-n1.html

 キューバ駐在の米外交官らが聴覚障害などの不調を相次いで訴えた問題で、米メディアは2日、「マイクロ波」による攻撃があった疑いが強まっていると報じた。脳に損傷を受けた可能性があるという。米政府は昨年9月、首都ハバナの大使館職員の多くを国外退避させ、原因究明を進めているが結論は出ていない。

 体調不良を訴えた人のうち21人を診察した専門家はニューヨーク・タイムズ紙に、外交官らはマイクロ波攻撃によって脳損傷を受けた疑いが強まっていると語った。当初、音響装置による攻撃の可能性が有力視されていた。

 同紙によると、携帯電話や電子レンジなどに使われるマイクロ波について、米国やロシアが兵器化を研究。マイクロ波は数ブロック離れた距離からでも対象を狙って照射できるという。2016年秋からキューバ駐在の米外交官が体調不良を訴えるケースが相次ぎ、米政府は計25人が何らかの攻撃を受けたとみている。(共同)

5075チバQ:2018/09/04(火) 16:48:45
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13663233.html?rm=150
(トランプの時代 2018中間選挙)「白人主体」共和党か、「少数派系」民主党か
2018年9月4日05時00分
 11月6日の米中間選挙では、上下院や州知事の候補者をみると、米社会で変わりゆく人種構成への共和党と民主党の対応ぶりで、2大政党の違いが色濃く出ている。共和党は白人候補者が依然として圧倒的に優勢である一方、民主党は黒人やヒスパニックなどマイノリティー(少数派)の候補者が増えて多様化がより鮮明になってログイン前の続きいる。

 ■ジョージア州 保守強調するトランプ似/初の黒人女性知事目指す

 南部ジョージア州の知事選は、共和党と民主党で対照的な争いになった。

 テレビCMが流れる。

 緑の芝生で突然、爆発が起きた。男性がライフルを構え、「誰も(私の銃を)奪うことはできない」。銀色の大型ピックアップトラックに乗り込み、「トラックを入手した。不法滞在の犯罪人を送り返す」。

 そして、誇らしげに言い切る。「あなたが政治的に正しくない保守派を求めているなら、それは私だ」

 共和党の知事候補で州務長官のブライアン・ケンプ氏(55)は、あえて公正中立な言葉遣い「ポリティカル・コレクトネス(政治的な正しさ)」に縛られない姿勢を強調している。

 別のCMでは「私は『メリークリスマス』とも言う」。米国でクリスマスの時期にキリスト教徒以外に配慮して「ハッピーホリデー」という言い方が広まっていることに、地方の保守層では反発が根強いことを意識したメッセージだ。

 同州で共和党は、過去6回の大統領選で全勝。知事選も2002年以来、連勝している。7月の予備選でケンプ氏が勝利した際も、トランプ氏は「次は、国境を開いて犯罪を愛する民主党候補をやっつけろ」とツイッターで祝福した。

 ほかの共和党候補も負けていなかった。

 州副知事ケーグル氏は、トランプ氏も脅威を強調してきた凶悪なギャングの画像を使い、「不法滞在の犯罪人が全米を席巻中。だから私は全米で最も厳しい一斉検挙を指揮した」。州上院のウィリアムス議員は「強制送還バス」で一躍有名に。「このバスを不法入国者で満杯にして、出身国に送り返す」と訴えた。3氏とも不法移民対策の厳しさを競い合い、他国から逃れてくる人々を受け入れる寛容さは影を潜めた。

 一方の民主党。

 8月25日、州都アトランタで開かれた州の党大会。主人公は、知事候補の黒人女性ステイシー・エイブラムス氏(44)だった。当選すれば、全米初の黒人女性の知事となる。

 壇上は、さながら州の人口構成を反映するかのような顔ぶれ。エイブラムス氏を中心に、白人の副知事候補や10代でジャマイカから移住した保険局長候補、アジア系の支援者らが並んだ。公民権運動の英雄で黒人のジョン・ルイス下院議員も演説した。

 「とっくの昔に政治をあきらめてしまった有権者に、もう一度信じてもらう必要がある」。エイブラムス氏は、一人でも多くが投票所に足を運ぶよう働きかけることを訴えた。

 保守的な南部で、エイブラムス氏は黒人と女性という「二つのハードル」(支持者)を飛び越えなければならない。黒人の有権者からでさえ「オバマ前大統領は男だった。やはり女性は時期尚早だ。白人の有権者は納得しないだろう」「まずは副知事選に出るべきだった」との声が漏れる。

 同州は白人53%に対し、黒人32%。ヒスパニックは10%、アジア系は4%。少数派が州人口に占める割合は少なくない。民主党は投票率さえ上げられれば、勝機はあるとみている。

 (アトランタ=金成隆一)

5076チバQ:2018/09/04(火) 16:48:59
 ■人種多様化/トランスジェンダーの候補も

 白人が主流派という米国像は急速に変わっている。

 背景には1965年の移民法改正で出身国に対する割り当ての制限が撤廃され、ヒスパニック系やアジア系という新移民の流入が強まったことがある。ピュー・リサーチ・センターによると、米国における白人の割合は、65年は84%と圧倒的だったが、2015年は62%まで下がった。

 45年には白人が全体に占める割合が5割を切り、ヒスパニックが25%、黒人が13%、アジア系が8%になると予測されている。とくに18歳以下の白人は、早ければ2年後の20年には半数以下になってしまう。

 そうした流れの中で、2大政党の対応は正反対だ。

 共和党は「白人男性の政党」と言える。

 調査機関リフレクティブ・デモクラシー・キャンペーンが17年に行った調査によると、地方から連邦レベルの公選職のうち、共和党は97%が白人だった。民主党の73%に比べても非常に高い。さらに性別をみても共和党は76%が男性で、民主党の65%よりも10ポイント以上、男性率が高かった。

 12年大統領選で、オバマ氏に2連敗した後、共和党には多様化を模索する動きがあった。党全国委員会のプリーバス委員長(当時)は各地の党指導層と対話を重ね、敗因を探った。

 報告書では、過去6回の大統領選のうち5回、総得票数で負けたことを直視。白人の割合が低下していることも指摘し、「我々はヒスパニック、黒人、アジア系、ゲイの米国人に運動を展開し、共和党が彼らのことも気にかけていると示す必要がある」と支持層を広げる必要性を説いた。

 この流れの中、16年大統領選に向け、名門「ブッシュ家」3人目の大統領を狙った元フロリダ州知事のジェブ氏は、スペイン語の堪能ぶりをアピール。キューバ系のルビオ上院議員もバーテンダーの父の苦労話を前面に押し出し「アメリカン・ドリーム」を訴えた。

 しかし、「米国第一」を掲げ、白人労働者層を意識して選挙戦を展開したトランプ氏に、ブッシュ氏らは移民政策などで「弱腰」などと批判されて敗北。共和党の多様化を模索する動きは立ち消えてしまった。

 一方の民主党は、初のアフリカ系大統領となったオバマ氏が「多様性は強さだ」と繰り返し訴えたように、少数派を取り込んでいる。今回も元ソマリア難民の女性がミネソタ州で党の下院議員候補に選ばれた。

 さらに象徴的なのが、米東部バーモント州知事選の民主党候補だ。生まれた時の体と心の性別が一致しないトランスジェンダーのクリスティン・ハルクイスト氏(62)。15年に男性から女性に転換した。トランスジェンダーを公表した人が主要政党の知事候補になるのは米史上初という。

 ハルクイスト氏は朝日新聞の取材に「トランプ氏の『(米国を)偉大にする』という言葉は危険だ。偉大になる時点で、切り捨てられる人々が出てくる。偉大な米国とは、疎外された人々に光を当て、平等な機会をつくり出す国だ。民主党は多様性の党だ」と話す。

 (ワシントン=土佐茂生)

5079とはずがたり:2018/09/05(水) 09:37:02
死してかつての政敵を跪かせ、今の政敵に一矢を報いる見事な最期
https://news.yahoo.co.jp/byline/tanakayoshitsugu/20180903-00095573/
田中良紹 | ジャーナリスト
9/3(月) 21:41 (有料記事)

長月某日

 故ジョン・マケイン上院議員は9月2日に母校であるメリーランド州アナポリスの海軍兵学校墓地に埋葬された。8月26日に亡くなってからの1週間、全米は故人への哀悼に包まれ、フーテンは大統領選挙に2度挑戦して敗れた「負け犬」が国葬級の扱いで見送られたことに深い感銘を受けた。

 昨年から重い脳腫瘍を患い、闘病を続けながらもトランプ大統領批判の手を緩めなかった共和党の重鎮は、自らが治療を中止する判断を下し、自らの意思であの世に旅立った。そのため棺を担ぐ人間、弔辞を述べる人間など葬式の一切を自らの意思で決めたと言われる。

 マケイン氏らしいと思ったのは、弔辞を読む人間に自分を大統領選挙で打ち負かしたブッシュ(子)、オバマという2人の「政敵」を指名したことである。「政敵」であるとはいえ、2人が自分を政治家として評価していることを知っているマケイン氏は、葬儀の場で歴代大統領を自分に跪かせ、一方ではそれを利用して現職のトランプ大統領に痛烈な批判の矢を放ったのである。

 米国政界の重鎮たちが一堂に会した追悼式典で、共和党のブッシュ(子)元大統領は「ジョンは何よりも権力の乱用を唾棄した。偏見と差別にまみれた人間や、えばり散らす暴君は全く受け入れなかった」と個人を偲んだ。

 民主党のオバマ前大統領は「この国の政治が意地悪でせせこましいものに見える。勇敢でタフなふりをしているが、恐怖から生まれている政治だ」と述べ、マケイン氏との間には「党派を超えた共通の信念があった」と追悼した。いずれもトランプ流政治を批判する弔辞だった。

 そして極めつけは娘のメ―ガン・マケインの弔辞である。彼女が涙ながらに「ジョン・マケインのアメリカは再び偉大にされる必要などありません。なぜならアメリカはいつでも偉大なのだから」と弔辞を読むと会場のあちこちから拍手が起きた。葬式で弔辞に拍手が起こることなどありえないが、その異例のことが起きた。

 追悼式典に招かれなかったトランプはその日ワシントン郊外で一人ゴルフに興じた。頭には「アメリカを再び偉大に」と自身のキャッチフレーズを書いた帽子をかぶっていたという。

 それをテレビの中継で見て「死してかつての政敵を跪かせ、それによって死ぬまで批判していた政敵に一矢を報いた。これぞ政治術の極意」とフーテンは思った。見事な政治家の最期であった。

 マケイン上院議員をフーテンが初めて胸に刻んだのは27年前の1月17日、湾岸戦争勃発の日である。フーテンが配給権を取得して提携を始めたワシントンのC-SPANという議会中継専門テレビ局にマケイン氏が出演し視聴者からの質問に答えた。

 マケイン氏が海軍のパイロットでベトナム戦争に従軍し、撃墜されて捕虜となった「戦争の英雄」であることや、軍事問題を専門にする「タカ派」の上院議員であることは予備知識として知っていた。

 その日の米国は現地から衛星で送られてくるバクダッド空爆のテレビ映像で異様な高揚感に包まれていた。視聴者も興奮気味に問いかけてくる。「いよいよ戦争が始まりましたね。国を挙げてみんなで勝利を目指そう。しかし戦争が始まったのにまだ戦争反対を叫んでデモをしている連中がいる。非国民と思いませんか」。

 「タカ派」だとばかり思っていたマケイン氏はこう答えた。「あなたの考えは間違っています。戦争をやりながらでも戦争反対の声を潰さない。それがアメリカなのです」。聞いた瞬間、フーテンにはその言葉がとても新鮮に聞こえた。

 日本なら戦争をするまでは賛成と反対で言い合うが、決まったらどちらか一方に統一される。それでも反対するとつまはじきされ誰からも相手にされなくなる。

 しかし決まっても反対が許される社会、賛成と反対が常に共存する社会、それがアメリカだと言われて目から鱗が落ちた。フーテンにとってマケイン氏は「民主主義政治とは何か」を教えてくれた教師である。

 フーテンは政治とは「与党と野党が激突するもの」と思わされてきた。そう思わされた理由の一つにNHKの国会中継がある。正確に言うと国会は「与党と野党が激突」する場ではなく、政府に対し野党が攻勢をかけていたのだが、メディアは国会の攻防を必ず「与野党激突」と表現した。

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5080チバQ:2018/09/05(水) 20:26:44
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180905-00000068-mai-n_ame
<米中間選>共和、トランプ色前面に 激戦区では「毒」にも
9/5(水) 19:06配信 毎日新聞
<米中間選>共和、トランプ色前面に 激戦区では「毒」にも
トランプ米大統領(手前中央)の演説を聴く支持者ら=米中西部インディアナ州エバンズビルで8月30日、AP
 【ワシントン高本耕太】米中間選挙(11月6日)まで6日で2カ月となり、各候補・陣営の動きが本格化している。トランプ大統領も与党・共和党の候補を応援する集会を各地で開催し、2020年の次期大統領選も見据えた支持基盤固めを精力的に展開。だが、「トランプ色」を全開にした選挙戦略は、対立をあおる政治姿勢に嫌悪を抱く党内穏健派や無党派層を遠ざけているとの指摘もある。

 「投票日までに40回の集会を予定している」。ホワイトハウス高官は8月下旬、記者団に対し、トランプ氏が歴代大統領の活動量を上回るペースで激戦州を行脚する方針であることを明らかにした。

 上院選で激戦が伝えられる西部モンタナ州でトランプ氏は6日、「米国を再び偉大に」集会を開催。その後も南部テキサスやミシシッピ、中西部ウィスコンシンなど、16年大統領選で勝利した州を中心に遊説を予定する。多忙な大統領日程の半分近くを選挙に充てる「野心的なスケジュール」(高官)で、共和党支持者の間で根強い自身への支持を、党候補への投票に結びつけたい考えだ。

 またトランプ氏は党候補を決める予備選段階から、ツイッターを介し約30人の候補への推薦を表明。トランプ氏の後押しを受けた陣営は「トランプ直系」をアピールし、選挙戦を戦っている。ホワイトハウス高官は「トランプ氏が共和党にとって一番の政治資産。現職大統領の出身政党が不利との歴史に挑戦する」と息巻く。

 ただ、下院選の激戦区は都市部の郊外型選挙区が多く、トランプ氏の排外的・差別的な言動に嫌悪を抱く高学歴層、特に女性が勝敗のカギを握るとされる。バージニア大政治センターのラリー・サバト所長は「これらの地域では、トランプ氏を前面に押し出すことは『毒』になりかねない」と米メディアに指摘している。

 上院(定数100、任期6年)の構成は共和51(死去したマケイン上院議員の後任を含む)、民主49(無所属含む)。3分の1が改選で今回は補選と合わせ35議席が対象だ。その内訳は共和9、民主26で、民主が2議席を上積みすれば逆転する。選挙分析機関クック・ポリティカル・リポート(8月24日付)によると、共和は6議席、民主は21議席を確保する見通しで、残り8議席が接戦という。

 下院(定数435、欠員6、任期2年)は全議席が改選対象。現有議席は共和236に対し民主193。クックは共和が202、民主が192を確保するとの見通しで、接戦は41選挙区と伝えているが、民主が多数派の座を奪還する可能性が高いとの見方を示す専門家も多い。

5081チバQ:2018/09/05(水) 20:28:57
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180905-00000070-mai-n_ame
<米中間選>トランプ対サンダース代理戦争 フロリダ知事選
9/5(水) 19:11配信 毎日新聞
 【ワシントン高本耕太】11月6日実施の米中間選挙で南部フロリダ州の知事選が注目されている。トランプ大統領への忠誠を誓う共和党候補に対し、民主党はバーニー・サンダース上院議員ら民主社会主義者グループの支援を受ける革新候補が党の指名を獲得。共に熱烈な支持層を抱えるトランプ対サンダースの「代理戦争」の構図となっている。

 「穏健派でないと勝てないと批判するが、我が党はこの州で20年間負け続けてきたではないか」。8月27日にマイアミ市郊外で行った演説で、民主党候補で州都タラハシー市長のアンドリュー・ギラム氏(39)は強調した。国民皆保険や銃規制強化を公約に掲げ、ロシア疑惑を巡るトランプ氏弾劾も支持。こうした主張が「革新的過ぎる」との批判に反論した形だ。フロリダは保守的な地域も多く2016年大統領選ではトランプ氏が制した。

 その大統領選でクリントン候補と民主党の指名を最後まで争ったサンダース氏らの支援を受け、事前の情勢調査で一時4位の劣勢をひっくり返し党予備選を制した。「すべての人々への政治を実現したい」とフロリダ州初の黒人知事を目指す。

 一方、共和党候補のロン・デサンティス下院議員(39)は、トランプ氏の強硬な移民政策やイラン核合意離脱を称賛。「親トランプ」を前面に押し出し、支持を広げている。党指名を獲得した8月28日の演説では「大統領に感謝したい」と繰り返した。トランプ氏もツイッターでデサンティス氏支持を表明、ギラム氏の市政運営を厳しく批判するなど、「参戦」している。

 歴史的に大統領選で激戦州となってきたフロリダ州の知事選は、両党にとって20年大統領選を見据えた足場固めの意味でも重要な選挙。また両候補は共に、それぞれの党で反主流派に属する勢力から支持を受けていることから、既存の政治システムに不満を抱く「アウトサイダー」同士の対決としても関心を集める。米紙ワシントン・ポストは「両党がそれぞれの許容度を試される選挙だ」と指摘した。

5082 チバQ:2018/09/06(木) 04:41:10
https://digital.asahi.com/sp/articles/DA3S13664856.html?rm=150
(トランプの時代 2018中間選挙)大統領、早くも全開 8月だけで選挙集会・パーティー20回��

2018年9月5日5時0分

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拡大する��インディアナ州エバンズビルで8月30日、選挙演説するトランプ氏=AP

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 11月6日の米中間選挙に向け、トランプ大統領はすでにエンジン全開だ。選挙集会や資金パーティーを積極的にこなし、好調な経済や不法移民対策を前面に打ち出している。共和党の上下両院での過半数維持を目標とするが、過去の中間選挙を振り返ると、大統領の与党は圧倒的に不利だ。常識外れの大統領は歴史をも覆せるのか��。
 ■危機感の裏返し?
 「この選挙は、単に候補者に一票を投じるだけではない。どの政党が議会を主導するのか。とても大きな選挙だ」。トランプ氏は8月30日夜、インディアナ州での演説で訴えた。
 トランプ氏は選挙戦で、好調な経済を自分の実績として強調している。大減税策や規制緩和などで株価は高騰し、失業率も史上最低レベルを維持する。トランプ氏は「民主党が議会で過半数をとれば、税金は上がり、規制が増えて我々の仕事が無くなる」などとアピールする。
 さらに、熱狂的な支持層に受けが良い、不法移民への対策強化や、国境での壁建設も目玉政策の一つだ。
 なかでも狙いを定めるのが、国境周辺で不法移民の取り締まりにあたる「移民税関捜査局」(ICE)。一部の民主党左派候補が「ICE廃止」を訴えているが、トランプ氏はこれを民主党全体の主張だと強調。民主党は国境管理を緩め、中米の犯罪組織「MS13」を不法移民として米国に流入させていると攻撃を強めている。
 トランプ氏は就任以来、精力的に選挙活動を続けている。トランプ氏の選挙対策幹部によると、8月だけで選挙集会や選挙資金パーティーなどを約20回も開催した。選挙戦は9月3日の祝日「レイバーデー」(労働者の日)後に本格化するのが普通で、トランプ氏は突出している。
 この幹部は「8月から11月6日の投票日まで、少なくとも40日分は選挙応援にあてる」と意気込む。同幹部によると、オバマ前大統領は2010年の中間選挙は36日、14年は22日を選挙運動に使ったとしており、「トランプ氏はおそらく、史上もっとも積極的に選挙活動を行う大統領になるだろう」と話す。
 積極性は危機感の裏返しだ。トランプ氏は30日の演説で「議会はとても伯仲している。我々は上下両院とも過半数を持っているが、議席差はいくつか? ほとんどないぞ。誰かが風邪をひけば、過半数ではない。共和党の議席がもっと必要なんだ」とも語った。
 現在、上院は共和党50、民主党49、欠員1(共和党)で接近している。一方の下院は共和党235、民主党193、欠員7となっている。トランプ氏の別の選対幹部は「中間選挙では、下院で過半数を維持し、上院で共和党の議席を上積みすることが成功と言える」と述べ、両院での過半数維持を最低限の勝敗ラインに位置付ける。
 ■39回中、与党の議席減は36回 理由は「バランス」と投票率
 中間選挙の歴史をみると、大統領率いる与党は圧倒的に分が悪い。
 バージニア大政治センターの政治アナリスト、カイル・コンディク氏によると、共和党と民主党による二大政党制が確立されたのは1860年ごろ。それ以降に行われた計39回の中間選挙のうち、下院では実に36回も与党が議席を減らし、その数は平均で33議席になるという。

5083 チバQ:2018/09/06(木) 04:41:54
 なぜ、大統領の与党は負けるのか。理由の一つは、米国の有権者は、議会を、大統領をチェックする機関と見なし、中間選挙で野党に投じて「チェック&バランス」を図る傾向にある。
 コンディク氏は2016年の大統領選と同時に行われた議会選挙について「多くの有権者は民主党のヒラリー・クリントン候補が勝つと思い、議会選で共和党に入れた可能性がある。今年の中間選挙では、『まさかトランプ氏が勝つと思わなかった』という有権者の後悔が、民主党に向かうだろう」と指摘する。
 別の理由に、投票率の低さが挙げられる。コンディク氏によると、大統領選の投票率は55〜60%だが、中間選挙になると35〜40%に一気に下がる。その際、野党を支持する有権者の方が、現職の大統領に対する「怒り」「不満」などから投票に行く動機が強くなる傾向があり、与党への逆風となって表れるようだ。
 さらに今回、トランプ氏という特別な要因がある。
 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」(RCP)がまとめた各種世論調査の平均では、トランプ氏の支持率は約42%。不支持は約54%で上回る。
 前回大統領選は、異例の「嫌われ者対決」ともいわれた。コンディク氏は「トランプ氏は『どちらの候補者も嫌い』という層をうまくすくい取った。彼らはトランプ氏を愛しているわけではなく、かなりの有権者が民主党に入れ直すだろう」と指摘する。(ワシントン=土佐茂生)
 ■<解説>議会、チェック機能保てるか
 米東部ニュージャージー州の宴会場に8月下旬、約80人が集まった。壇上で男性が声を張り上げた。
 「沈黙したり上品ぶったりすれば、悪魔がますますのさばります」
 人種差別は存在しない。イスラム教はがん――。物議を醸す発言を繰り返してきたこの男性は、共和党の予備選を勝ち抜き、11月の下院選に出馬する。目玉の公約が「トランプ大統領を支えよう」である。
 トランプ氏の米国第一主義に賛同し、忠誠を誓う「チルドレン」の候補が続々と誕生している。共和党支持者の間でのトランプ氏の支持率は8割を超す。
 一方、529人と記録的な人数の女性が上下院選挙を目指し、ほぼ半数が予備選を勝ち抜いた。8割が民主党候補だ。銃規制に賛同する候補を応援する若者の運動も活発だ。8月末の世論調査では、トランプ氏を「支持しない」とする回答が6割になった。
 この矛盾する現象、数字は何を意味するのか。「トランプ氏のなすこと全てに賛成する声と、批判する声が交わらずに増幅している」と政治学者のジェレミー・メイヤー氏はいう。
 米国の分断は何も最近の産物ではない。大きい政府か小さい政府か。キリスト教の価値観をどこまで政策に反映させるか。多くの論争が繰り広げられてきた。
 だが一貫した共通基盤もあった。法の支配や三権分立、言論の自由など民主主義を支えるシステムを尊重する態度だ。だが、トランプ氏が注力したのは、議会内の異論を「非愛国的」、司法機関を「陰謀をたくらむディープステート(国家内国家)」、メディアを「国民の敵」と攻撃し、信頼を損なわせることだった。
 こうした手法が一部で熱狂的な支持を集めている。
 経済は好調でも以前の安定雇用は保障されない。米社会の多様化で少数者の権利ばかり注目され、白人層が見過ごされている。トランプ氏はそんな漠然とした不安を駆り立て、既存システムへの不信や怒りに巧みに変えてその受け皿になった。政策の是非より、トランプ流を認めるか認めないかという構図が完成した。
 同じ価値観を持つ者が集まりがちなソーシャルメディアの普及、与党に都合良く各州の選挙区が引き直されてきたいびつな選挙制度が、分断をさらに広げる。
 議会までトランプ色に塗り固められるのか。チェック役の機能を保つのか。米国の民主主義の底力が試される選挙になる。(アメリカ総局長・沢村亙)

5084とはずがたり:2018/09/07(金) 09:25:07


https://twitter.com/rutaq_/status/1037729012619956224
るた / 情勢調査アナリスト ??
?@rutaq_
フォローする @rutaq_をフォローします
その他 るた / 情勢調査アナリスト ??さんがDaily Kos Electionsをリツイートしました
#アメリカ中間選挙 デイリー・コスによる情勢報道。
??オクラホマ州知事選は「共和党先行」から「やや先行」へ
??下院アリゾナ州2区は「横一線」から「民主党やや先行」へ
??下院バージニア州2区は「共和党やや先行」から「横一線」へ
※用語の和訳は参考程度
全体として民主党に風が吹く展開。るた / 情勢調査アナリスト ??さんが追加
Daily Kos Elections
認証済みアカウント

@DKElections
We've changed our race ratings on three contests:
??#OKGov: Likely R → Lean R
??#AZ02: Tossup → Lean D
??#VA02: Lean R → Tossup

8:47 - 2018年9月6日

5085とはずがたり:2018/09/07(金) 14:22:54
ドナルドはWSJに俺はシンゾーとtremendous(途方も無く大きい)関係を持ってると誇示し(brag),そして貿易政策に関しては「勿論それは私が日本の連中にどんだけカネを払わなければならないかを告げた途端に終了するだろう」と付け加えた。

あべちゃん外交すげえとか云ってるバカが多過ぎるが現実直視しろよなあ・・。

でもなんで後半出てくる代名詞が複数なんだ?

https://twitter.com/ShingetsuNews/status/1037925222047870976
SNA Japan
@ShingetsuNews

US President Donald Trump brags to the Wall Street Journal that he has a tremendous relationship with Prime Minister Shinzo Abe, then adds in connection to trade policy, "Of course that will end as soon as I tell them how much they have to pay." (MP) #Japan #Blackmail #Trade

21:47 - 2018年9月6日

5086とはずがたり:2018/09/08(土) 20:27:22
米中間選挙
オバマ氏参戦「トランプ氏は歴史の暗い一面」
毎日新聞2018年9月8日 12時21分(最終更新 9月8日 13時22分)
https://mainichi.jp/articles/20180908/k00/00e/030/299000c

 【ワシントン高本耕太】オバマ前米大統領は7日、中西部イリノイ州の大学で演説した。トランプ大統領を「米国の歴史の暗い一面」と批判したうえで、11月の中間選挙に「我々の民主主義の行方がかかっている」と述べ、投票を呼びかけた。米国で大統領経験者が現職大統領を明確に否定するのは異例。オバマ氏はこの日を皮切りに各地で民主党候補の応援に入る予定で、同党の上下両院での過半数奪還に向けたテコ入れを本格始動した。

 トランプ氏は、温暖化対策のパリ協定や環太平洋パートナーシップ協定(TPP)からの離脱、イラン核合意破棄など、オバマ前政権のレガシー(政治的遺産)とされる政策を次々と転換させている。昨年1月の退任後、公の場での政治的発信は避けてきたオバマ氏だが、沈黙を破りトランプ批判を展開した。

 オバマ氏は1時間超にわたる演説で、米国内で深刻化する党派対立や社会の分断を踏まえ、トランプ氏が「(従来の)政治家たちが扇動してきた『敵意』に乗じ、利用している」と述べ、「彼は病原なのではなく、症状なのだ」と指摘した。

 そのうえで「我々は、政敵を罰するため司法長官やFBI(連邦捜査局)に圧力をかけたりはしない。報道の自由を脅かすこともしない」と述べ、「科学や事実を否定している」とトランプ氏の政治姿勢を非難した。さらにオバマ氏は与党・共和党にも矛先を向け、「(大統領の)行為を擁護しようとしている。これは保守でも正常でもなく、過激主義だ」と主張した。

 中間選挙に向けオバマ氏は8月1日、前政権で役職にあった人物を中心に、連邦議会や州知事選の民主党候補81人を支援すると表明。今週末には西部カリフォルニア州で民主党下院選候補者7人のために遊説し、来週には中西部オハイオ州を訪問するなど、活動を活発化させる。

 前大統領から露骨な批判を浴びたトランプ氏は7日、訪問先の中西部ノースダコタ州で「オバマ氏の演説を聴いていたが、途中で寝てしまった」とやり返した。

5087チバQ:2018/09/09(日) 19:51:13
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1809080024.html
【トランプ政権】「敵意と恐怖で国民をあおっている」オバマ前大統領が痛烈批判 中間選挙まで2カ月、民主党応援へ全米遊説開始
09月08日 20:59産経新聞

 【ワシントン=黒瀬悦成】オバマ前米大統領は7日、中西部イリノイ州の大学で講演し、トランプ政権下での一連の政治的混乱を「正常でない」と断じ、トランプ大統領は「敵意と恐怖」で国民をあおっていると非難した。大統領を退任後、政治的発言を自制してきたオバマ氏がトランプ氏を公の場で批判するのは初めて。オバマ氏は中間選挙(11月6日投開票)を2カ月後に控え、議会での民主党の多数奪還を目指して投票を呼びかける全米規模の遊説活動を始動させた。

 オバマ氏は、トランプ氏の下で「健全な民主体制」を支える三権分立が機能しなくなっていると指摘。個別の政策でもトランプ氏と共和党が「同盟諸国との関係をないがしろにしてロシアとなれ合っている」「世界の国で唯一、(気候変動抑制に関する)パリ協定から脱退した」などと批判し、「共和党はもはや保守とはいえない。過激派だ」などと断じた。

 オバマ氏はその上で、「民主主義への最大の脅威は無関心であり冷笑主義だ」と述べ、支持者らに中間選挙で投票するよう要請。さらに、党派の別に関係なく「政府に誠実さと良識、正当性を回復させなくてはならない」と訴えた。

 米国では大統領経験者は後任の大統領の仕事ぶりを論評しないのが伝統となっており、オバマ氏による今回の批判は極めて異例。

 民主党は今回の中間選挙で、下院(定数435)で現有議席193に加えて25議席、上院(定数100)では同49に2議席を積み増せば多数を奪還できる。

 オバマ氏は8月、14州から出馬する計81人の民主党候補の「支持」を表明。8日には西部カリフォルニア州オレンジ郡、13日には中西部オハイオ州を訪れ、民主党候補の支援者集会で応援演説を行う。

 オバマ氏のミシェル夫人も今月下旬、西部ネバダ州ラスベガスと南部フロリダ州マイアミで市民らに有権者登録を呼びかける集会を主催する。

 一方、トランプ氏は、この日のオバマ氏の講演について「テレビで見たが寝てしまった。彼の演説は眠りに就くのに最適だ」と皮肉を述べるにとどめた。

 トランプ氏の支持層は、オバマ氏を「米国を悪くした元凶」とみなして敵視している。このため、同氏が表舞台に出ることで、かえって親トランプ派が奮起し、民主党には逆効果となるとの見方も出ている。

5088チバQ:2018/09/09(日) 19:55:33
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-180908X976.html
「恨みの政治」とトランプ批判=オバマ氏、中間選挙へ始動―米
09月08日 07:57時事通信

 【ワシントン時事】オバマ前米大統領は7日、中西部イリノイ州で演説し、「政治家が長年あおってきた『恨み』を巧みに利用している」とトランプ大統領の政治姿勢を強く批判した。米メディアによると、オバマ氏がトランプ氏を公の場で名指しで非難するのは初めて。これまでは露出を控えていたが、11月の中間選挙での民主党勝利を目指し、事実上始動した。

 演説でオバマ氏は「差別と闘い、ナチス信奉者には明確に立ち向かわなければならない」と訴え、バージニア州で昨年起きた衝突で白人至上主義者の非を明確にしなかったトランプ氏を非難。ロシアのプーチン大統領に接近を図る外交姿勢についても「同盟を台無しにし、ロシアに擦り寄っている。共和党はどうなってしまったんだ」と疑問を呈した。

5089チバQ:2018/09/14(金) 17:59:57
https://www.sankei.com/world/news/180914/wor1809140018-n1.html
2018.9.14 14:00

NY州知事選の民主党予備選 セックス・アンド・ザ・シティ女優は敗れる
 【ニューヨーク=上塚真由】米ニューヨーク州で13日、同州知事選の民主党候補を決める予備選が行われ、3期目を目指す現職のアンドリュー・クオモ氏(60)が、米女優のシンシア・ニクソン氏(52)を破り勝利した。11月の中間選挙で、クオモ氏は共和党候補のマーク・モリナロ氏と対決する。

 ニクソン氏は、1998年から2004年に放送された米人気テレビシリーズ「セックス・アンド・ザ・シティ」の弁護士ミランダ役で一躍有名となり、教育問題の活動家としても知られる。落選を受け、ニクソン氏は13日夜、支持者に向けて「私は落胆していない」と演説。潤沢な資金力を誇るクオモ氏に対し、自らは草の根の選挙活動を展開したとして「ニューヨーク州の政治風土を根本から変えた」と語った。

 選挙戦でニクソン氏は自らを進歩派と位置づけ、中道派のクオモ氏と対決する構図を描き、米最大の社会主義団体「米民主社会主義者(DSA)」の支持も獲得。都市部のリベラル層に収入や教育問題の格差解消などを訴えたが、主要な労働組合からの支持を取り付けるなど組織票を持つクオモ氏が終始、有利に選挙戦を進めた。

5090チバQ:2018/09/17(月) 17:17:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180917-00000532-san-n_ame
NAFTA再交渉、カナダの譲れぬ事情 分離独立運動や対米「材木紛争」が反映
9/17(月) 16:24配信 産経新聞
 米国、カナダ、メキシコの3カ国で作る北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉で、米国が要求する乳製品市場の開放や紛争解決制度の撤廃に対し、カナダが譲歩を拒むかたくなな姿勢を示している。こうした協議事項が、カナダにとっての「譲れぬ一線」であるためだが、その背景には、独立運動を抱えるカナダの国内事情や、米国との積年の貿易紛争の記憶がある。

■国益譲らない

 「悪い協定になるのならば、NAFTAがない方がましだ」

 米国とカナダが本格的な協議を再開した8月下旬以降、カナダのトルドー首相は、こうした発言を繰り返し、トランプ政権を牽制(けんせい)している。

 NAFTA再交渉は3カ国間の協議が停滞し、米政府は8月下旬、メキシコと先行して2国間協定の大筋合意に持ち込んだ。合意には、NAFTA加盟国間の紛争解決制度の廃止を盛り込んだほか、自動車部品の域内調達比率を引き上げる米国の要求項目が入った。

 その後、米国との協議に復帰したトルドー政権に対し、トランプ政権は、自国の要求が反映された米メキシコ協定に、カナダも合意するよう迫っている。

 トルドー氏は、外堀を埋める形で譲歩を迫った米政権の姿勢に対抗し、「国益を譲ることはない」との立場を鮮明にしている。

■翻弄されたカナダの歴史

 米カナダ協議で大きな争点となっているのは、米メキシコ間で撤廃が合意された紛争解決制度だ。

 NAFTA第19章は、反ダンピング(不当廉売)関税措置などを発動した相手国に対し、加盟国が「2国間パネル」に措置の妥当性の審査を訴えることができる仕組みを設けている。

 カナダは対米協議で、この紛争解決制度の存続を主張し、撤廃を求める米国への譲歩を拒否している。カナダをそうした強硬姿勢に突き動かしているのは、1930年代から米カナダ間で続いてきた製材をめぐる「材木紛争」の記憶だ。

 カナダの公有地から切り出され、輸出される針葉樹の「軟材」について、米製材業者は「政府補助に支えられ、価格が低く抑えられている」と不当性を訴えてきた。これを受けて米政府は、これまで幾度にもわたって、カナダ製に反ダンピング関税を課してきた。

 カナダは米国に対抗するため、19章の制度を含めた法的手続きを活用。ロイター通信によると、パネルがたびたび米国に不利な判断を示してきた経緯がある。

 カナダは紛争解決制度がなくなれば、軟材貿易をめぐって米国から押し込まれると懸念する。積年の紛争の記憶が、今回のNAFTA再交渉の対米協議でのカナダ政府の対抗姿勢にも、反映されていると指摘されている。

■ケベック州の独立運動

 米カナダ協議のもうひとつの争点が、乳製品を中心とした農産物市場の開放や、自国のメディア産業などへの一定の保護を認める「文化例外」の扱いだ。

 カナダはフランス語圏のケベック州を擁する。同州は独立運動を抱え、歴代政権は同州への配慮もあり、過去の通商協定で文化例外の規定を盛り込むよう求めてきた。そのケベック州は国内の酪農家の半数が事業を営む「酪農王国」でもある。

 カナダ政府は酪農家を保護するため、製品価格を下支えする「供給管理制度」を設けている。トランプ大統領は同制度を攻撃し、カナダ市場で米産乳製品の販売拡大を迫っている。

 ケベック州では、10月1日に州議会選挙が予定されており、トルドー氏は8月下旬、改めて「制度を守る姿勢は変わらなし、これからも守る」と表明。同州などの有権者の目を意識し、トランプ政権の圧力をはねのける姿勢を貫いている。

 米政府は貿易関連法の手続き上、9月中にNAFTA再交渉の協定内容を固める必要があり、妥結を探る米カナダ間の協議に残された期日は少ない。カナダが「聖域」とする紛争解決制度や乳製品市場の保護で着地点が見出せるのか、ぎりぎりの協議が続くとみられる。(ワシントン支局 塩原永久)

5091チバQ:2018/09/17(月) 17:22:43
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180916-00000509-san-int
大統領選の前哨戦 ポルノ女優弁護人のアベナッティ氏動く
9/16(日) 15:13配信 産経新聞
 トランプ米大統領との不倫関係を主張するポルノ女優の弁護人マイケル・アベナッティ氏(47)はこの夏、アイオワ、ニューハンプシャー両州を訪れた。大統領選で党の候補指名争いを左右する2つの序盤州でトランプ氏を激しく批判したアベナッティ氏が、2020年大統領選で野党・民主党候補の座を狙っていることは間違いない。

 アベナッティ氏が勝つわけがないという決めつけは禁物だ。14年中間選挙後に本格化した16年大統領選に向けた争いは当初、共和党ではブッシュ元フロリダ州知事が本命視され、トランプ氏は泡沫(ほうまつ)扱いされた。

 自戒を込めていうと、私はトランプ氏が15年6月の出馬表明で「南部国境に万里の長城を築く」と主張し、「東京でシボレーをみたことはあるか」と製造業の退潮による雇用流出を嘆いたことを「暴言」として記事にした。大統領になっても主張が変わらないところが面白いところで、支持者は批判するメディアを抵抗勢力として扱い、トランプ氏に熱狂する。

 11月の中間選挙まで2カ月を切った。上下両院の共和党の過半数がどうなるかはもちろん、再選を目指すトランプ氏が何をしかけ、どんな対抗軸やライバルが生まれるかに注目し、大統領選の前哨戦として中間選挙をみると興味深いものとなる。(加納宏幸「ポトマック通信」)

5092チバQ:2018/09/17(月) 17:57:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180915-00000094-mai-n_ame
<米国>元選対本部長、露疑惑捜査に協力へ トランプ氏打撃
9/15(土) 22:20配信 毎日新聞
 【ワシントン鈴木一生】2016年の米大統領選でトランプ氏の選対本部長を一時務めたマナフォート被告(69)は14日、ワシントン連邦地裁で、マネーロンダリング(資金洗浄)などの罪を認めた。司法取引に応じ、ロシアの米大統領選介入とトランプ陣営との癒着疑惑「ロシアゲート」を捜査するモラー特別検察官に協力する意向だ。トランプ氏の元顧問弁護士らも司法取引に応じており、トランプ氏への包囲網がさらに狭まった。

 マナフォート被告は、06〜15年、元ウクライナ大統領の親露派ヤヌコビッチ氏らへのロビー活動で得た巨額の報酬を国外口座に隠した罪などに問われた。弁護士は罪を認めた理由を「家族の生活を考え、責任を受け入れた」と説明した。

 判決は米中間選挙(11月6日投開票)後の同16日に言い渡される予定。選挙後の議会構成によっては民主党側が、ロシアゲートの追及に攻勢をかける可能性もある。

 マナフォート被告が認めた罪はロシアによる米大統領選介入とは直接的な関係はないものの、被告はトランプ陣営とロシア側との関係を知り得る立場だったと見られている。陣営の選対本部長だった16年6月には、ニューヨークのトランプタワーで、トランプ氏の長男とロシア人弁護士らとの会合に出席している。今後の証言で疑惑捜査が大きく進む可能性もある。

 モラー氏の捜査では、フリン元大統領補佐官(国家安全保障問題担当)やトランプ陣営の選対幹部らが司法取引に応じている。8月にはトランプ氏の元顧問弁護士で不祥事対応を担ってきたとされるコーエン被告も取引に応じた。

 マナフォート被告は共和党のフォード、レーガン両政権でスタッフを務めるなどした政治コンサルタント。ロビイストとしても活動していた。16年8月、ウクライナ親露派との癒着が報じられて選対本部長を辞任した。これまでは一貫して無罪を主張して捜査協力を拒否し、トランプ氏は「勇敢な男」と称賛していた。

5093チバQ:2018/09/17(月) 17:57:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180915-00000059-jij-n_ame
トランプ氏支持、下落の兆し=無党派層が離反か―米中間選挙に影響も
9/15(土) 14:56配信 時事通信
トランプ氏支持、下落の兆し=無党派層が離反か―米中間選挙に影響も
各種の米世論調査で、トランプ大統領の支持率が下落する例が相次いでいる。政権内の混乱や政治手法への反発から無党派層が離れているという見方もある。残り2カ月を切った中間選挙に影響を与えかねない状況だ。
 【ワシントン時事】各種の米世論調査で、トランプ大統領の支持率が下落する例が相次いでいる。

〔写真特集〕トランプ大統領に切られた人々〜アノ人もコノ人も…〜

 政権内の混乱やトランプ氏の政治手法への反発から無党派層が離れているという見方もある。残り2カ月を切った中間選挙に影響を与えかねない状況だ。

 各社の平均支持率を算出する政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス(RCP)」によると、トランプ氏の支持率は13日に40.8%となり、3月以来半年ぶりに41%を下回った。ここ数カ月は43〜44%で安定的に推移していた。

 下落が顕著だったのが10日に発表されたCNNテレビで、支持率は前月比6ポイント減の36%となった。特に無党派層では前月比16ポイント減の31%で、政権発足後最低を記録した。トランプ氏の経済政策については半数近い49%が「支持する」と答えているものの、政権自体の評価には必ずしも直結していない。

 トランプ政権をめぐっては最近、著名ジャーナリストの内幕本や匿名高官による米紙ニューヨーク・タイムズへの寄稿で、政権内の混乱ぶりが露呈した。移民親子の分断に至った強硬な不法移民対策が、穏健な無党派層の離反を招いている可能性もある。

 トランプ氏の支持率低下は中間選挙で共和党候補を直撃しかねない。中間選挙で「共和、民主のどちらの候補に投票するか」を尋ねる世論調査(RCPの平均値)は、9月に入って以降、民主党が共和党を約8ポイント引き離している。

 トランプ氏に対して異論を唱えない共和党候補は多い。その結果「有権者にはトランプ氏と一体に映っている」(専門家)とも指摘されている。

5094チバQ:2018/09/18(火) 18:32:14
http://www.afpbb.com/articles/-/3189917
ブルームバーグ前NY市長、20年米大統領選への立候補を思案
2018年9月18日 10:17 発信地:ニューヨーク/米国 [ 米国 北米 ]
【9月18日 AFP】マイケル・ブルームバーグ(Michael Bloomberg)前ニューヨーク市長(76)は、米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)が17日に掲載したインタビューの中で、ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏を大統領の座から追い落とすべく次期大統領選に立候補するかどうか思案していると明らかにした。

 金融情報サービス大手ブルームバーグ(Bloomberg)の創業者で富豪のブルームバーグ氏は同紙に対し、2020年米大統領選への立候補は念頭にはあるが、まだ決めかねていると語った。

 ブルームバーグ氏は、現在は11月6日の中間選挙に集中しているため、自身の大統領選立候補についてはその後で検討するとした上で、多くの点で現在の共和党とは意見が合わないため「共和党からの立候補はあり得ない」と明言。すべての点で民主党と一致しているとは言えないが、立候補するなら民主党からになるだろうと語った。

 ブルームバーグ氏はニューヨーク市長を連続3期務めた後、2008、12、16年の米大統領選で独立候補としての立候補を検討したが、結局いずれの大統領選にも立候補しなかった。

 環境問題を自身の最優先課題としているブルームバーグ氏はトランプ氏の大統領就任後、共和党をあからさまに批判するようになった。過去の選挙ではさまざまな政治的立場の候補者を支援してきた同氏だが、今年11月の中間選挙では民主党が再び議会で多数を占めるよう資金面で民主党を支援している。

 だが、ブルームバーグ氏の民主党からの立候補を民主党が受け入れるかどうかは不透明だ。気候変動や銃規制などの問題でブルームバーグ氏と民主党は同じ立場だが、その一方で反エリート、反ウォール街(Wall Street)を掲げ、女性や少数派の候補を強く推す左派党員が大富豪のブルームバーグ氏を支持しない可能性がある。(c)AFP

5096チバQ:2018/09/18(火) 21:15:53
https://mainichi.jp/articles/20180918/k00/00m/030/029000c
米国
連邦最高裁判事候補が性的暴力か 女性が実名で告発
会員限定有料記事 毎日新聞2018年9月17日 18時32分(最終更新 9月18日 00時35分)

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ブレット・カバノー氏=ロイター
 米紙ワシントン・ポスト電子版は16日、トランプ米大統領が連邦最高裁判事に指名したブレット・カバノー氏(53)に1980年代、性的暴力の被害を受けたとする女性(51)の告発を実名で掲載した。女性の弁護士は17日、女性が議会で証言する意向を示していると明らかにした。

 カバノー氏は17日、声明で告発内容を全否定し、議会で反論する考えを示した。米メディアでは、女性が被害を名乗り出たことで最高裁人事に影響が出るとの見方もある。上院本会議は月内にカバノー氏の人事承認を採決する見通しだが、野党民主党からは延期を求める声が上がっている。

 一方、コンウェー大統領顧問は17日、記者団に対し、女性が議会で証言できるかどうかは、カバノー氏の人…

5099チバQ:2018/09/24(月) 11:59:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180924-00000010-jij-n_ame
性暴行疑惑、中間選挙に影響も=告発女性が議会証言へ―米
9/24(月) 7:27配信 時事通信
 【ワシントン時事】トランプ米大統領が連邦最高裁判事候補に指名したブレット・カバノー氏(53)の性的暴行疑惑で、被害を訴えるクリスティーン・フォードさんが週内に議会公聴会の証言に応じる方向になった。

 疑惑収束の兆しは見えず、あと40日余りに迫った中間選挙に大きな影響を及ぼしかねない情勢だ。

 30年以上前の被害を告発したフォードさんに、トランプ氏は日増しにいら立ちを強めている。ツイッターで「ひどい被害があったなら、本人や両親によってすぐ告訴されるはずだ」「なぜ36年前にFBI(連邦捜査局)に通報しなかったのか」と疑問を呈したが、ネット上では性暴力への無理解を非難する声が相次いだ。

 NBCテレビなどがフォードさんの告発後に行った世論調査では、カバノー氏の承認に賛成34%、反対38%となり、告発前の調査から賛否が逆転した。特に無党派層や女性で反対への振れ幅が大きい。

 フォードさん側は当初、議会証言の条件としてFBIによる調査を要求し、政権に拒まれると、他の証人の証言を求めるなどした。客観性を確保する狙いからだが、公聴会の日程は当初予定された24日から後ずれした。フォードさんの背後には野党・民主党がついており、与党・共和党からは承認を遅らせるための「消耗作戦」(幹部)と反発する声が出ている。

 承認権限を持つ上院で51議席とかろうじて過半数を持つ共和党にとって、承認を中間選挙後に先送りすることはリスクが大きく、考えにくい。ただ、世論の批判の中で採決を強行すれば「無党派層や女性の怒りに油を注ぐ」(民主党議員)結果になりかねない。

5100とはずがたり:2018/09/25(火) 09:22:54

安倍氏:「通商で建設的な議論できた」トランプ氏と夕食会
毎日新聞社 2018年9月24日 18時39分
https://www.excite.co.jp/News/politics_g/20180924/Mainichi_20180925k0000m010018000c.html

トランプ米大統領の私邸があるニューヨークのトランプタワーで談笑する安倍晋三首相(左)とトランプ氏=2018年9月23日(日本時間24日)、内閣広報室提供

[拡大写真]



 【ニューヨーク高山祐】安倍晋三首相は23日午後(日本時間24日午前)、国連総会出席などのため米ニューヨーク入りし、トランプ米大統領との夕食会に臨んだ。首相は終了後、24日の日米閣僚級貿易協議(FFR)に向けて「大変建設的な議論ができた」と記者団に語った。また、両首脳は北朝鮮の非核化と日本人拉致問題の解決に向け連携を強化することを確認した。

 会談は約2時間半、トランプタワー内のトランプ氏の私室で、両首脳に通訳のみを交えて行われた。

 首相は「日米間だけではなく、さまざまな米国の通商に関わる話について率直な意見交換ができた」と述べた。対立が深まる米中の経済摩擦などについても意見を交わしたものとみられる。

 24日に予定されるFFRでは、茂木敏充経済再生担当相とライトハイザー米通商代表部(USTR)代表がそれぞれ両政府を代表し協議する。首相は、この協議を踏まえ、26日の日米首脳会談で「再び話をすることになる」と語った。日本側は、関税引き下げなどに関する新たな日米間交渉に入ることでの合意を模索している。

 一方、北朝鮮の非核化に向けては、6月の米朝首脳会談によって生まれた機運をさらに高める方針を確認。首相は、拉致被害者の早期帰国を求める被害者家族のメッセージを伝え、トランプ氏は「日本の考え方については強く金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長に伝えた」と応じた。

 首相は記者団に「拉致問題の解決のために次は私自身が金委員長と向き合っていく。一日も早い拉致問題の解決のためにあらゆるチャンスを逃さない決意で取り組む」と強調した。

 今回の夕食会は、首脳会談とは位置付けないプライベートな社交形式で行われた。両首脳は26日午後(日本時間27日午前)に公式の首脳会談に臨む。

5101とはずがたり:2018/09/25(火) 10:17:12

2018.5.29 19:08
ロバート・ケネディ暗殺、真犯人は別にいる? 事件から50年、長男が「単独犯説」に疑義
https://www.sankei.com/world/news/180529/wor1805290023-n1.html

 【ワシントン=黒瀬悦成】ジョン・F・ケネディ元大統領の下で司法長官を務めた同氏の弟、ロバート・ケネディ上院議員(当時42歳)を1968年に暗殺したとして服役中のサーハン・サーハン受刑者(74)について、長男のロバート・ケネディ・ジュニア氏(64)は米紙ワシントン・ポスト(28日付)に「父を殺した真犯人は別にいる可能性がある」との見解を明らかにした。

 ロバート氏の暗殺事件をめぐっては、これまでもサーハン受刑者のほかに「第2の実行犯がいる」などとする説が取り沙汰されていたが、息子であるジュニア氏の発言を機に事件の真相解明を求める機運が改めて高まる可能性がある。

 ロバート氏は当時、68年大統領選で民主党の候補指名を争っていたが、同年6月5日、カリフォルニア州ロサンゼルスのホテルで同州予備選の勝利を祝う演説を行った直後、サーハン受刑者に拳銃で撃たれて死亡したとされる。サーハン受刑者は現場で取り押さえられた。

 しかし、サーハン受刑者がロバート氏の前方約1メートルにいたとする複数の証言がある一方で、地元の検視官が「致命傷となった頭部への銃弾は右耳の数センチ後方から撃たれた」と語ったことなどから、複数犯による犯行との見方が浮上した。

 また、サーハン受刑者は所持していた拳銃に装填(そうてん)されていた銃弾8発を全て撃ち尽くしていたが、事件が起きた瞬間に偶然録音されていた音声を専門家が解析したところ、計13発の銃声が確認されたという。

 サーハン受刑者はパレスチナ系で、犯行の動機について当初は「ロバート氏が親イスラエル的だったため」と供述。しかし、後に「銃撃の瞬間のことは覚えていない」と主張したことから、同受刑者を診断した心理学者などからは「何者かに催眠術で操られていた」とする指摘もある。

 サーハン受刑者は69年に死刑を宣告されたが72年に終身刑に減刑され、カリフォルニア州内の刑務所に収監されている。

 ジュニア氏は昨年12月に同受刑者を訪ね、約3時間にわたり面会。ジュニア氏はポスト紙に「父の殺害で間違った人物が有罪となっている恐れがあることを心苦しく思っている」と述べた上で、事件の再捜査を支持する立場を表明した。

5102チバQ:2018/09/25(火) 20:11:20
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180925-00000068-mai-n_ame
<米国>トランプ政権多難 中間選挙への影響回避に躍起
9/25(火) 19:12配信 毎日新聞
 【ワシントン高本耕太】トランプ米政権は、最高裁判事に指名したカバノー連邦高裁判事の性的暴力疑惑など、内政面での打撃が相次いでいる。中間選挙まで40日あまり。ホワイトハウスは選挙への影響を回避するのに躍起で、ニューヨークで開催中の国連総会を通じた外交成果など政策実績アピールもままならない状況だ。

 「ローゼンスタイン氏を解任するのか」。24日の米韓首脳会談冒頭、記者団からトランプ大統領に飛んだ最初の質問は、北朝鮮問題ではなく、ロシア疑惑捜査を監督するローゼンスタイン司法副長官の処遇に関するものだった。米紙ニューヨーク・タイムズは21日、ローゼンスタイン氏が昨春、米国の憲法規定を使った大統領解任を画策、他の政府高官に持ちかけていたと報道。24日には、同氏が辞意をホワイトハウスに伝えたとの情報が流れ、米メディアの報道はこの話題一色になった。

 トランプ氏は「木曜日(27日)に会って話す」と答え、即時解任を否定した。同じ27日に控えるのが、カバノー氏とかつて同氏に性的暴力を受けたと名乗り出た大学教授、クリスティーン・フォード氏の議会証言だ。トランプ政権としては、早期に疑惑を払拭(ふっしょく)し、保守派の支持基盤が求める指名承認を中間選前に実現したい考えだが、カバノー氏による被害を訴える新たな女性が名乗り出るなど不透明感が増している。ホワイトハウスはカバノー氏を擁護する声明を相次ぎ発表。拡大する疑惑報道に懸命に対抗している。

 このほか、現職閣僚のトランプ氏への不信感を描いた著名ジャーナリスト、ボブ・ウッドワード氏の政権内幕本が出版されるなど、政権は9月に入ってから多難続き。疑惑や政権内不和に質問が集中することを嫌ってか、ホワイトハウス記者会見は月内に1度しか開かれていない。

5103チバQ:2018/09/25(火) 21:37:57
https://www.sankei.com/world/news/180925/wor1809250026-n1.html
2018.9.25 14:18

辞意報道の米司法副長官、トランプ氏と面談へ
 【ニューヨーク=黒瀬悦成】米主要メディアは24日、トランプ大統領の解任を画策したと報じられたローゼンスタイン司法副長官がケリー大統領首席補佐官に辞意を伝えたと報じた。トランプ氏は同日、ニューヨークで記者団に対し、国連総会関連の日程を終えた後の27日にホワイトハウスでローゼンスタイン氏と面談すると表明した。

 ローゼンスタイン氏は、モラー特別検察官による一連のロシア疑惑を統括する立場にある。一部報道は、同氏は自ら辞任する気はなく、トランプ氏から解任されるのを求めていると伝えているが、トランプ氏が解任に踏み切ればロシア疑惑の捜査妨害とみなされ、同氏に対する追及が一層強まるとの見方も出ており、米政権として慎重に対処する考えとみられる。

 ローゼンスタイン氏は昨年5月、トランプ大統領との会話を秘密裏に録音することや、大統領の事実上の解任手続きを定めた合衆国憲法修正第25条の発動に向けた計画を司法省高官らに提案したと報じられたが、同氏は報道を「不正確であり、事実と異なっている」と反論していた。

5104名無しさん:2018/09/28(金) 13:26:32
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180927/k10011646001000.html?utm_int=news_contents_news-main_002

「中国は市場を開放していない」トランプ大統領 不満あらわに
2018年9月27日 11時20分米中貿易摩擦

アメリカのトランプ大統領はニューヨークで記者会見し、中国について「われわれは市場を開放しているのに、中国は開放していない」と述べて、貿易不均衡への不満をあらわにしました。11月に迫った議会の中間選挙を意識して、国内の支持者に中国に厳しく臨む姿勢をアピールする狙いもあるとみられます。
トランプ大統領は26日、ニューヨークで記者会見し、中国との貿易をめぐる問題について「われわれの農家や実業家、企業のために中国の市場を開放したい。われわれは開放しているのに、中国は開放していない」と述べ、貿易不均衡への不満をあらわにしました。

そのうえで「私は中国が好きだし、習近平国家主席のこともとても好きだ。彼のことを友人だと思っているが、もう友人とは言えないかもしれない」などと述べ、制裁措置の応酬で中国との貿易摩擦がエスカレートするなか、習主席に対する不満をにじませました。

さらにトランプ大統領は「中国は、私が選挙で敗れてほしいと考えている。なぜなら中国の前に立ちはだかっているからだ。干渉の証拠はある」と述べ、中国が中間選挙で与党・共和党の勝利を阻止するため選挙に干渉しようとしていると主張しました。

トランプ大統領としては11月に迫った中間選挙を意識して、アメリカ国内の支持者に、中国に対して厳しく臨む姿勢をアピールする狙いもあるとみられます。

5105チバQ:2018/09/29(土) 10:02:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180929-00000041-san-n_ame
判事候補の暴行疑惑に全米注視 中間選挙にらみ与野党攻防
9/29(土) 7:55配信 産経新聞
 【ワシントン=塩原永久】米最高裁判事に指名されたブレット・カバノー氏の性的暴力疑惑が波紋を広げている。トランプ大統領による保守系のカバノー氏指名に野党・民主党が反発。与党・共和党は、中間選挙を前に民主党が疑惑に火をつけ、人事承認の遅延を狙っていると批判している。終身制の最高裁判事は、世論が割れる人工妊娠中絶や銃規制などの問題の行方に多大な影響を及ぼすだけに、全米の注目を集めている。

 上院司法委員会の27日の公聴会について、米公共ラジオ(NPR)などが事前に実施した世論調査では、米国民の約6割が「注意深く見守る」と返答。この日は多くの主要テレビ・ニュース局が生中継した。

 高裁判事を務めるカバノー氏は、引退したケネディ前最高裁判事の後任候補となる。穏健保守派のケネディ氏は重要裁判でしばしば革新寄りの判断を示し、バランスをとった。保守的とされるカバノー氏が就任すれば、9人で構成する最高裁判事が大きく保守系に傾くと民主党は危惧する。

 トランプ氏は、議会の構成が変わる11月の中間選挙前にカバノー氏承認を済ませたい。民主党は疑惑解明を優先するよう求めているが、トランプ氏は、承認作業を遅らせようと、民主党が疑惑浮上の糸を引いているとの疑念を強めている。

 ただ、女性らが暴行被害の経験を名乗り出る「#MeToo(ミー・トゥー)」運動が広がる中、クリスティン・ブラジー・フォード氏の訴えをないがしろにすれば女性票を失いかねない。この日の公聴会で、委員会所属の共和党議員はすべて男性であるため、同氏への与党側の質問は、同党が指名した性犯罪専門の女性検察官が担当。男性議員がフォード氏に質問を浴びせる構図を避けた。

 上院(定数100)で共和党は51議席を握る。最高裁判事の承認に必要な過半数は、党内から一人でも離反が出れば達しない。米メディアによると、共和党の2議員が賛否を保留しているという。上院本会議でのカバノー氏の承認手続きについて、政権・共和党は世論を見極めつつ慎重に進めることになりそうだ。

5106チバQ:2018/10/03(水) 15:06:37
http://www.afpbb.com/articles/-/3191764
下戸のトランプ氏が自虐ジョーク、「飲酒していたら世界最悪」
2018年10月2日 18:41 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ]
【10月2日 AFP】若い頃から飲酒習慣が全くないというドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は1日、普段から騒々しく、厚かましく、挑発的な性格の自分が、何杯か引っ掛けたとしたらいったいどうなってしまうか想像してほしいと冗談を飛ばした。

 1日の記者会見でトランプ氏が「私は酒を飲まない。生まれてこの方1杯のビールさえ飲んだことがないと断言できる──自分の数少ない美徳の一つだ」と語ると、会場は笑いに包まれた。

 さらに、「想像してみてほしい、私が飲んだ姿を。どんな醜態をさらすことか。世界最悪だろう」と自虐的に語った。

 トランプ氏のこのジョークは、自身が連邦最高裁判所判事に指名したブレット・カバノー(Brett Kavanaugh)氏に関する質疑応答の最中に飛び出した。

 カバノー氏が指名通りに任命されれば、最高裁は今後何年も右傾化するとみられているが、同氏は現在、学生時代に深酒して女性に暴行を働いたというキャリアを無にしかねない疑惑の渦中に置かれている。

 トランプ氏は、カバノー氏が上院での証言で若き日の酒好きを隠し立てしなかったと擁護。同氏は「酒という点では非の打ち所がないとは言えない」と認めながらも、野党・民主党の上院議員らも「天使」とは限らないと指摘した。

 その発言を受けて、誰を念頭に置いているのかと尋ねられたトランプ氏は名指しは避け、「本を書く時のために取っておく、皆そうしているように。あなた方には教えませんよ」とはぐらかした。(c)AFP

5107チバQ:2018/10/04(木) 23:51:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181004-00050125-yom-int

米中間選まで1か月…民主勢い・共和は巻き返し
10/4(木) 23:06配信 読売新聞
 【ワシントン=黒見周平】トランプ米大統領の今後の政権運営に大きな影響を与える米中間選挙は、11月6日の投開票まで今月6日で残り1か月となる。世論調査では、民主党がトランプ氏への反発を追い風に下院で過半数を得そうな勢いだが、トランプ氏は支持層を固め、2016年大統領選の逆転勝利を再現しようと巻き返しを図っている。

 「中間選挙は私への国民投票でもある。民主党が勝てば、この国は八方塞がりになる」

 トランプ氏は2日夜、南部ミシシッピ州の集会でこう強調した。最近は頻繁に遊説に出向き、好調な経済を自らの政策的な成果だとアピールする一方、民主党への攻撃を強めている。

 政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス」は4日現在、定数435議席(現有=共和235、民主193、欠員7)を争う下院で、優勢の選挙区を民主206、共和189、接戦40と予想している。民主が過半数の218に迫る勢いで、徐々にリードを広げている。

5108とはずがたり:2018/10/05(金) 15:25:00
姉妹都市「一方的に解消できない」 サンフランシスコ市長が声明
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181005-00000525-san-n_ame
10/5(金) 9:24配信 産経新聞

 【ロサンゼルス=住井亨介】米サンフランシスコ市の市長室は4日、大阪市の吉村洋文市長が姉妹都市提携を解消したことについてブリード市長の声明を公表した。声明は「1人の市長が、2都市の市民の関係を一方的に解消することはできない。サンフランシスコと大阪の姉妹都市関係は人々のつながりを通じてなお続いている」とした。

 サンフランシスコ市が慰安婦像などの寄贈を受け入れて公共物化したことをめぐり、大阪市との姉妹都市関係に亀裂が入ったことに関して、「サンフランシスコは両都市の絆が強まることを願っている」と表明した。

 その一方で、慰安婦像について「奴隷化と性的目的の人身売買の恐怖を強いられてきた全女性の苦しみを象徴するもの」と主張。「像によって忘れてはならない出来事と教訓を思い起こすことができる」と指摘した。

5109 チバQ:2018/10/08(月) 08:19:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181007-00000535-san-n_ame
中間選挙まで1カ月 カバノー問題落着はトランプに吉と出るか 相次ぐ「女性」問題で下院失う見通し

10/7(日) 19:31配信��
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 【ワシントン=加納宏幸】11月6日に実施される米中間選挙まで6日で1カ月となった。2年近くの政権運営に審判を受けるトランプ大統領は上下両院で共和党の過半数を維持するため激戦州を飛び回り、実績を訴える。連邦最高裁判事に指名したカバノー氏が性的暴力をしたと告発された問題は人事案の承認でひとまず落着したが、トランプ政権にまつわる「女性」問題が影を落とし、下院選では野党・民主党が過半数を得る可能性がある。

 トランプ氏は6日、中西部カンザス州での州知事候補らの応援演説で「上下両院で共和党の議席を増加させる。ここ数週間(のカバノー氏をめぐる論争)で選挙は深刻な危機にあるとされたが、私たちは活力を与えられた」と述べた。

 演説では好調な経済、非核化をめぐる北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長との対話、「史上最悪の協定」としてきた北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)の合意も取り上げ、自らの交渉力をアピールしていた。

 カバノー氏の問題が中間選挙までくすぶり続けるというトランプ氏にとり最悪のシナリオは回避されたが、共和党は下院選で都市近郊の白人女性層の「トランプ離れ」を懸念する。トランプ氏の過去の女性蔑視発言、不倫関係にあったと主張する女性への口止め料支払いなど女性にまつわる問題が相次いだことは、都市近郊に集中する接戦区の勝敗を左右しかねない。

 2016年大統領選でトランプ氏を支持した都市近郊の白人女性層は下院選で民主党のイメージカラーになぞらえられる「ブルー・ウエーブ」(青い波)の原動力とされる。同党は下院選で勢いを増しており、選挙予測を手がけるバージニア大政治センターは4日、11選挙区の予測を民主党寄りに修正した。

 同センターのカイル・コンディク氏はカバノー氏をめぐる論争で「近郊に住む大卒女性はトランプ氏に激怒している」とする一方、民主党による争点化でトランプ氏の支持基盤を活性化する側面もあり、中間選挙への影響に関する「評価は難しい」とする。 南部テキサス州ヒューストン近郊で3日に開かれた共和党現職の集会に参加した女性(51)は「カバノー氏の問題が中間選挙にもたらす影響はとても大きいと思うが、それだけに私たち共和党支持者を燃え上がらせる」と述べた。

 10月5日現在のCNNテレビの議席予測では上院(定数100、非改選含む)は共和49、民主(同党系無所属含む)45、接戦6で、共和が副大統領の議長決裁票で過半数を確保できる50議席に届く勢い。下院(定数435)は民主206、共和201、接戦28で民主党がやや優位にあり、過半数218をうかがう。

5110 チバQ:2018/10/08(月) 08:23:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181007-00000040-mai-n_ame
<米国>カバノー氏の連邦最高裁判事承認、賛成50反対48

10/7(日) 16:57配信��
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ブレット・カバノー氏=米ワシントンで2018年9月5日、AP

 ◇共和党は2人が投票を棄権 民主党は1人が賛成に回る

 【ワシントン鈴木一生、高本耕太】米上院本会議は6日、性的暴力疑惑が浮上していた保守派のブレット・カバノー氏(53)を連邦最高裁判事に充てる人事を賛成50、反対48の賛成多数で承認した。カバノー氏は同日就任した。人工妊娠中絶や同性婚など国論を二分する争点に重要な判断を示す最高裁は保守的傾向を強めそうだ。

 上院(定数100)の構成は与党・共和党51議席、野党・民主党49議席で拮抗(きっこう)。6日の採決で、共和党は投票を棄権したマカウスキ議員ら2人以外は賛成票を投じて結束。性的暴力疑惑を追及してきた民主党は保守的なウェストバージニア州選出のマンチン議員が賛成に回り、その他の全議員が反対したが押し切られた。

 トランプ大統領が指名した保守派判事の就任は2人目。11月の中間選挙が迫るなか、保守支持層へ「政治的成果」をアピールする狙いがある。トランプ氏は6日にカンザス州であった選挙集会で「歴史的な日だ。民主党の政治的な妨害や抗議行動に屈することなく、人事案を承認した共和党の上院議員に感謝したい」と述べた。

 最高裁判事は事実上の終身制。これまでの最高裁判事の構成(定員9人)は保守派とリベラル派が4人ずつで拮抗していたが、7月に中間派とされたケネディ氏が引退。カバノー氏が後任となったことで保守派が5人となった。

 カバノー氏を巡っては、3人の女性が9月に性的暴力の被害などを実名で告発した。カバノー氏は疑惑を全否定したが、就任に反対する声はセクハラ被害を訴える「#MeToo(私も)」運動の影響もあり、全米に拡大。就任の是非をめぐる米世論の分断が深まるなか、中間選を控えた共和と民主両党の対立に拍車がかかっている。

5111 チバQ:2018/10/08(月) 08:38:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181007-00000002-jij-n_ame
カバノー米最高裁判事が就任=共和結束、僅差で上院承認―司法の保守傾向強まる

10/7(日) 5:14配信��
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米上院は6日、連邦最高裁判事に、性的暴行を訴えられていた保守派のブレット・カバノー氏を充てる人事を賛成50、反対48の賛成多数で承認した。カバノー氏(中央)は同日、宣誓式を経て就任した=連邦最高裁提供

 【ワシントン時事】米上院は6日、連邦最高裁判事に、性的暴行を訴えられていた保守派のブレット・カバノー氏(53)を充てる人事を賛成50、反対48の賛成多数で承認した。

 カバノー氏は同日、宣誓式を経て就任した。妊娠中絶の是非など米社会の在り方を大きく左右する最高裁は、カバノー氏の就任で保守的傾向を強めるとみられている。

 採決で共和党は結束を示し、51人いる議員のうち、投票を棄権したマカウスキ議員ら2人以外は、賛成票を投じた。民主党からは、保守的地盤のウェストバージニア州選出のマンチン議員が賛成に回った。

 トランプ大統領は6日、カンザス州の集会で「とてつもない勝利を成し遂げた」と支持者に報告。女性たちの性的暴行の訴えを念頭に「民主党による恥ずべき個人攻撃から、共和党議員は引き下がることを拒んだ」と同党の結束をたたえた。

 上院の議場では、傍聴席に陣取った市民から「恥を知れ」との怒号が飛び、投票が再三にわたって滞った。最高裁前にもプラカードを持った女性らが集結し、カバノー氏の就任に反対した。

 カバノー氏に対しては、大学教授のクリスティーン・フォードさんが上院司法委員会で30年以上前の性的被害を証言した。カバノー氏は否定し、トランプ氏の指示を受けた連邦捜査局(FBI)は急きょ調査を実施。共和党議員によれば、FBIの報告書には「暴行を裏付ける証拠はなかった」という。

 共和党にとって、問題を長引かせれば1カ月後に迫った中間選挙に悪影響を及ぼすのは避けられない。また、選挙後に承認投票を先送りすれば、人事が否決されるリスクもあった。これに対し、民主党はFBIの調査を「不十分」と断じ、採決を急ぐ共和党への批判を強めていた。

 終身制の9人の判事で構成する最高裁では7月末、中間派とされたアンソニー・ケネディ氏が引退。保守派とリベラル派が4人ずつの同数となる中、トランプ氏はカバノー氏を指名した。カバノー氏の就任は、今後長期にわたって最高裁が保守化する転換点となる可能性がある。

5112チバQ:2018/10/08(月) 21:58:17
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018100700394&amp;g=use
米中間選挙、女性候補が過去最多=「反トランプ」票狙う民主党-ミシガン州

トランプ氏

 【トロイ(米ミシガン州)時事】11月6日に投票が迫った米中間選挙では、過去最多の女性が上下両院の議席を争う。多くは野党・民主党の候補で、女性や少数派を蔑視する発言を繰り返すトランプ大統領に対し「反トランプ」票を取り込む戦略を描く。有権者が既存政治への反発を強める中、女性候補はその不満を吸収できる存在になるのか、中西部ミシガン州での動きを追った。
 ◇デトロイト郊外


米ミシガン州の下院11区から初出馬した民主党候補のヘイリー・スティーブンス氏(中央)(スティーブンス陣営提供)

 ミシガン州では、民主党の下院議員候補14人のうち女性が8人に上り、改選のある上院1議席にも女性の候補が選ばれた。デトロイト郊外の下院11区から初出馬したヘイリー・スティーブンス氏もその一人。トランプ氏を「偏見の多い差別主義者」と断じ、医療保険制度や教育の充実、雇用支援とともに、女性の権利保護や平等の実現を訴える。
 「2016年の大統領選から、女性は特にトランプ氏の発言に不快な思いをしてきた」。支援者の自営業サンドラ・バージスさん(65)はこの2年間を振り返った。現政権への不満が広がる中、民主党が勢いを取り戻しつつあると感じている。


デトロイト郊外の下院11区の共和党候補レナ・エプスティン氏の選挙事務所=5日、米ミシガン州トロイ

 一方、共和党候補のレナ・エプスティン氏は、前回の大統領選でトランプ陣営の州選対幹部を務めた。「トランプ派」として知られ、現政権の方針を全面的に支持する立場を取る。
 ハーバード大卒の優秀な経営者の側面を打ち出す一方、社会的弱者を代弁する活動「アイデンティティー政治」を嫌う党の方針に沿い、ジェンダー(性差)問題への立場を明確にしていない。女性票を引きつけられるかは不透明だ。
 11区は白人が8割を占め、所得・教育水準が高く、歴史的には共和党寄りとされる。しかし、トランプ氏に対する評価は共和党支持層の間でも分かれており、今年は接戦が見込まれる。
 元ミシガン州議会議員の政治評論家ビル・バレンジャー氏は、スティーブンス氏がやや有利と見る。しかし「結局はトランプ氏の人気がどれほどかということだ」と語り、大揺れの米国政治を見詰めている。
 ◇まだ何度も必要


 米ラトガース大学(ニュージャージー州)の「女性と政治センター」によると、11月の上院選には23人、下院選には239人の女性が立候補し、ともに過去最高を更新した。けん引したのは民主党で、前議会選(16年)の計132人から計202人に急増した。
 同センターのジーン・シンズダク副所長は、トランプ政権の発足が今回の「著しい増加」につながったと分析している。医療保険制度の見直しや移民政策への不満に加え、性被害を告発する「#MeToo」(「私も」の意)運動の広がりなど「政権発足後の約2年間で起こったあらゆる出来事が、少なくとも民主党では女性の政治参加を後押しした」と語る。
 ただ、女性候補の大量当選には懐疑的だ。米議会に占める女性議員は2割にとどまっており「男女が同等になるには、過去最高の更新がまだ何度も必要になるだろう」と述べた。(2018/10/07-18:11)

5113チバQ:2018/10/09(火) 21:32:40
https://this.kiji.is/422130661144790113?c=110564226228225532
米歌手スウィフトさんが民主支持
ファンらに投票呼び掛け

【ロサンゼルス共同】米人気女性歌手テイラー・スウィフトさん(28)が8日までに、11月の米中間選挙で野党民主党の候補に投票すると明言した。ファンらにも有権者登録を済ませ、選挙に出掛けるよう呼び掛けた。写真共有アプリ「インスタグラム」に書き込んだ。

 米メディアによると、スウィフトさんが政治的な立場を表明したのは初めて。性暴力疑惑が浮上した連邦最高裁判事候補ブレット・カバノー氏の人事承認で女性らの反発が強まる中、スウィフトさんの表明は多くの女性ファンらに影響を与えそうだ。

5115チバQ:2018/10/09(火) 22:18:58
https://www.asahi.com/articles/ASLB424LWLB4UHBI00B.html
トランプ氏、性被害訴えた女性を批判 共和党議員ら反発
ワシントン=香取啓介2018年10月4日08時03分
 米最高裁判事に指名されたブレット・カバノー氏(53)の性的暴行疑惑で、トランプ大統領が議会の公聴会で被害を訴えた女性を揶揄(やゆ)したことが波紋を呼んでいる。上院での指名承認のカギを握る与党・共和党の穏健派議員は、相次いで反発。疑惑を調査している連邦捜査局(FBI)は、近く調査結果をホワイトハウスと議会に提出する予定だ。

 トランプ氏は2日夜、ミシシッピ州の選挙集会で演説。高校時代にカバノー氏らに襲われたと公聴会で証言した大学教授の女性(51)について、「どうやって家に帰ったのかも覚えていない。どうやってそこに来たのかも覚えていない。知らない、知らない、知らない。覚えているのはビールを1杯飲んだことだけだ」とからかった。

 さらに、女性が虚偽の告発をしているとにおわせた上で、「(カバノー氏の)人生は台無しだ。彼の奥さんも傷ついている。人格攻撃だ」と批判した。

 トランプ氏の発言に対し、上院の指名承認でカギを握る共和党穏健派の議員は次々と不快感を示した。

 FBIの調査を求めたフレーク議員は「このような慎重になるべき話題を政治集会で取りあげるのはふさわしくない。ただただ、ぞっとする」と語った。マーカウスキー議員は「全く不適切で、受け入れがたい」と嫌悪感を示し、承認投票の際には「すべてのことを考慮に入れる」と話した。

 FBIの調査は5日が期限。米メディアは、議会やホワイトハウス筋の話として近く調査結果が提出されると報じている。共和党執行部は今週中の指名承認を目指している。

 一方、3日夕時点でカバノー氏やこの被害女性からの直接の聞き取りはされておらず、調査が不十分だとの指摘もある。野党・民主党は「信用できる調査でない」(ファインスタイン議員)と反発している。(ワシントン=香取啓介)

5116名無しさん:2018/10/10(水) 15:02:10
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181010/k10011665451000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_006

“タコヤキも理由” 魅力的な世界の大都市 大阪がランクイン
2018年10月10日 8時20分

行ってみたい魅力的な世界の大都市を選ぶアメリカの旅行誌の調査で、1位に東京、2位に京都が選ばれたほか、初めて大阪が12位に入り、アメリカやカナダからの旅行客の増加につながるのではと関係者の期待を集めています。
北米の富裕層が主な読者層の、コンデ・ナスト・トラベラー誌は毎年この時期、読者を対象に北米を除く世界の旅行先で最も魅力的な都市を調査し、公表しています。

9日、発表されたことしの結果で大都市の部では、東京が3年連続で1位、京都が去年の3位から2位になったほか、初めて、大阪が12位に入りました。

旅行誌のウェブサイトには「東京や京都に押されてはいるが、大阪を訪れるべき理由は明快だ。ここにはタコヤキをはじめ、特別な食べ物が数多くある。プロ野球ファンもヤンキース並みの熱狂ぶりだ」と記されています。

アメリカから日本を訪れる観光客は去年は137万5000人と、前の年に比べ10.6%増えています。

今回、大阪がランク入りしたことについて日本政府観光局のニューヨーク事務所は「日本の大都市が画一的でなく多様だということが浸透するきっかけになれば」と期待を寄せています。

5117チバQ:2018/10/10(水) 20:12:21
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20181011k0000m030075000c.html
<米国連大使>突然の退任発表 理由巡り飛ぶ憶測
19:40毎日新聞

 【ニューヨーク國枝すみれ】トランプ米大統領は9日、ホワイトハウスでヘイリー米国連大使(46)が年末に退任すると発表した。ヘイリー氏は共和党の有力若手政治家として注目され、2020年大統領選に出馬するとの観測もあったが、トランプ氏への書簡でそれを否定し、トランプ氏再選を支持する意向を示した。後任候補には、トランプ政権で中東政策に関わったパウエル元大統領副補佐官(国家安全保障問題担当)の名前が挙がっている。

 ヘイリー氏は南部サウスカロライナ州出身でインド移民を父母に持ち、11年に同州知事に就任。当時、全米最年少の知事だった。ティラーソン前国務長官らトランプ氏と対立して更迭された閣僚らと異なり、エルサレムへの米大使館移転やイラン核合意からの離脱などトランプ氏の「米国第一主義」外交を支えてきた側近。ヘイリー氏と共に記者団の前に現れたトランプ氏は「素晴らしい仕事をしてくれた」と感謝する一方、いずれ別のポストで政権に戻ることに期待を示した。

 退任は唐突に発表され、ポンペオ国務長官やグテレス国連事務総長にも知らされていなかった。ただ、ヘイリー氏はトランプ氏に対しては半年前に退任の意向を伝えていたという。ヘイリー氏がトランプ氏にあてた書簡(3日付)には「14年間政界にいたので、民間に移りたい」と記している。

 発表を受け、スウェーデンのスコーグ国連大使は「青天のへきれき」と語った。非公式の場ではヘイリー氏は他国外交官と関係が良かったとし、「社交のチャンピオンだった」とたたえた。また、公式の場で激しいやりとりを交わしたロシアのネベンジャ国連大使は「カリスマ性があり、我々みんなの友人だった」と述べ、「うれしいニュースではない」と残念がった。

 ただ、退任理由をめぐっては、さまざまな臆測が飛び交っている。

 米メディアは、トランプ氏側近として自由に発言できていたヘイリー氏が、ポンペオ氏やボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)の政権内の影響力が強まったことに嫌気がさしたとの見方を伝えている。

 また、トランプ氏が11月の中間選挙の結果次第で弾劾される可能性もあるため、今から距離を置いた方が得策だと考えた可能性もある。

 さらに、自らのスキャンダルが露呈する前に退任を発表したとの説もある。ヘイリー氏が私的な旅行の費用を公費で支払った疑いがあるとして、非営利組織(NPO)「CREW」が国務省に調査するよう要求していたからだ。

 ヘイリー氏は、政権入り以前から共和党主流派の信任が厚く、党の未来を担う有力政治家と期待されてきた。将来の大統領候補との声も強く、9日の記者会見で「20年に出馬する気はない。(トランプ氏を指し示して)この人のために選挙キャンペーンをすることを約束する」と明言しているが、24年以降の大統領選に出馬する可能性は残る。

 後任に浮上しているパウエル氏は、エジプト生まれの45歳の女性で、大統領副補佐官を約1年で退任後、古巣の金融大手ゴールドマン・サックスに戻った。トランプ氏の長女イバンカ氏が任命されるとのうわさも流れたが、本人は否定。トランプ氏は9日、「イバンカがなれば素晴らしい。だが、家族を任命すれば『ひいき』と批判を受けるだろう。多くの候補者から探すことになる」と話した。

5118チバQ:2018/10/10(水) 20:14:08
https://news.goo.ne.jp/article/nhknews/world/nhknews-10011665611_20181010.html
テイラー・スウィフトさん呼びかけ 米民主党 有権者登録急増
11:52NHKニュース&スポーツ

アメリカの中間選挙を前に、人気歌手のテイラー・スウィフトさんが民主党への支持を明らかにして、ファンにも投票に行くよう呼びかけた直後から、投票するのに必要な有権者登録をする人が急増しています。

若者を中心に世界的に人気が高いアメリカの歌手、テイラー・スウィフトさんは7日、インスタグラムで、来月の中間選挙では民主党の候補に投票することを明らかにしたうえで、ファンにも投票に行くよう呼びかけました。

選挙の啓発にあたる非営利団体によりますと、スウィフトさんがこうしたメッセージを投稿してから48時間で、全米で新たに24万人が有権者登録の手続きをしました。

これは、先月1か月間の有権者登録数19万人余りを超える数で、インスタグラムのフォロワーが世界で1億人を超えるスウィフトさんの絶大な影響力がうかがえます。

選挙啓発団体の担当者は「とてつもない出来事だ。スウィフトさんに感謝したい」と話しています。

一方、トランプ大統領は、みずからの支持者として知られる人気のラップ歌手、カニエ・ウェストさんを11日にホワイトハウスに招くことにしていて、中間選挙に向けて若者の間での支持拡大につなげたいものとみられます。

トランプ大統領は9日、ウェストさんについて「彼は賢い男だ。私がアフリカ系アメリカ人だけでなくアジア系やヒスパニックの雇用を誰よりも作り出したことを知っている」と述べました。

ウェストさんとスウィフトさんは犬猿の仲であることで知られていて、アメリカでは、そうした人気ミュージシャンどうしの言動が中間選挙にどう影響するのか関心が高まっています。

5119チバQ:2018/10/10(水) 20:16:13
https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/nation/p-so-tp0-181010-7509.html
L・ガガは反トランプの先頭に/セレブの政治的立場
08:44日刊スポーツ

L・ガガは反トランプの先頭に/セレブの政治的立場

16年に来日したときのレディー・ガガ(撮影・中島郁夫)

(日刊スポーツ)

米ポップス界のトップスター、テイラー・スウィフト(28)が、11月6日の米中間選挙で上下両院とも民主党の候補に投票すると、インスタグラムで表明し、米メディアが「テイラーが政治的沈黙を破った」とこぞって報道する騒ぎになった。

米国は政治的立場を明らかにするセレブが少なくない。2年前の大統領選ではレディー・ガガが反トランプの先頭に立ったほか、ビヨンセ、メリル・ストリープ、ケイティ・ペリー、マドンナ、ボン・ジョヴィ、ジョージ・クルーニーらがヒラリー・クリントン氏支持を明らかにした。一方、クリント・イーストウッド、ジョン・ボイド、デニス・ロッドマン、マイク・タイソンらはトランプ氏を支持した。

5120チバQ:2018/10/10(水) 22:03:03
https://jp.reuters.com/article/us-midterm-house-idJPKCN1MJ0AU
アングル:米下院選、民主党「青い波」は共和党の優勢区襲うか
2 分で読む

[スポットシルバニア(米バージニア州) 8日 ロイター] - 前回の米連邦議会下院選挙において、米バージニア中部地区のメグ・スニードさんは共和党現職のデーブ・ブラット議員に一票を投じ、友人のシェリル・レッサーさんは棄権した。

その2人は先週、そろって野党・民主党から出馬したアビゲイル・スパンバーガー氏の集会に参加して発言に耳を傾け、主張の大部分にうなずいている。ただ2人が民主党陣営にやってきた本当の理由は、トランプ大統領への嫌悪感で、ブラット氏を含めてトランプ氏を支持する人物に投票するつもりはない。

スニードさんはトランプ氏について「国内に政策よりも憎悪を育てている」と顔をしかめる。

11月6日の中間選挙で民主党が下院の過半数確保に必要な23議席以上の上積みが可能だとみなされているのは、こうした有権者の姿勢が大きな理由だ。一部の予想では、民主党はブラット氏の選挙区を含めて最大40地区で共和党から議席を奪う可能性もある。

今年序盤の分析では、ブラット氏の議席は安泰のはずだった。しかしいわゆる「ブルー・ウェーブ(青をシンボルカラーとする民主党の党勢大幅拡大)」が起きれば、ブラット氏の選挙区だけでなく共和党離れが進む郊外地域が次々とのみこまれていくことだろう。

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共和党全国委員会の元幹部は「共和党が守勢に陥る地域が増えていく一方だ。民主党(優勢の)地図が拡大し続け、共和党側はどんどん小さくなっている。これは本当に問題だ」と嘆いた。

民主党が下院を制すれば、トランプ氏が掲げる政策は実現を阻まれ、政権への監視も強まる。

民主党はブラット氏の選挙区以外にも、ペンシルべニアやノースカロライナ、南カリフォルニアなどの激戦区に人や資金を投じている。

バージニア州では先月から豊富な資金力を持つ団体が反ブラット氏のテレビCMを流し始めたり、カリフォルニア州の富豪トム・ステイヤー氏がこうした選挙区で若者に投票に行くよう呼びかける取り組みを開始するなど民主党を後押しする動きも相次ぐ。

特にブラット氏には、民主党が格好の標的とする理由がいくつもある。2014年の共和党予備選で当時のカンター下院院内総務を破って候補者となり当選して以来、同氏はトランプ政権の信頼すべき連携勢力となっている保守強硬派「フリーダム・コーカス(自由議員連盟)」と同一行動をとっている。さらに同氏からは昨年、女性への差別的発言も飛び出した。

16年の区割り変更で自宅がブラット氏の選挙区になったサラ・モンゴメリーさんは「ブラット氏が女性に何の敬意も持っていないのは秋からだ」と述べ、民主党のスパンバーガー候補の集会に参加した。

トランプ氏が最高裁判事に指名したブレット・カバノー氏にセクハラ疑惑が浮上し、既に相当な女性有権者から厳しい評価を下されているブラット氏にとっては一層危機的な状況となっている。下院は判事指名承認権を持たないにもかかわらず、ブレット氏は強固にカバノー氏を擁護していたからだ。

その上トランプ氏が、カバノー氏を告発した女性を批判したことで、スニードさんとレッサーさんは怒りを禁じえない。レッサーさんは「とても不快だ」と話した。

反対にスパンバーガー氏は、女性を主体とするトランプ氏への抗議運動の顔となってもおかしくない情勢だ。

それでもスパンバーガー氏は、選挙で勝利するために必ず取り込まなければならない無党派層や穏健な有権者を離反させないよう注意を払っている。このためスポットシルバニアの集会でも、トランプ氏やブラット氏、カバノー氏は話題にせず、ヘルスケアや教育といった政策論に焦点を当てた。

カバノー氏の指名承認についても、スパンバーガー氏の陣営はコメントを拒否した。

(James Oliphant記者)

5121チバQ:2018/10/10(水) 22:06:53
https://www.asahi.com/articles/ASLBB25PJLBBUHBI00F.html
トランプ氏、パウエル氏を「候補だ」 ヘイリー大使後任
ワシントン=土佐茂生2018年10月10日12時08分
 トランプ米大統領は9日、ニッキー・ヘイリー米国連大使(46)が今年限りで辞任すると発表した。後任については「やりたいという人がたくさんいる」と述べた。記者団にディナ・パウエル元大統領副補佐官(国家安全保障担当)のことを尋ねられると、「彼女は候補だ」と語った。

 トランプ氏は9日にホワイトハウスでヘイリー氏と会談後に2人で会見し、「半年前、(ヘイリー氏から)少し休みたいと打ち明けられた」と語った。また、「我々は多くの問題を解決した。北朝鮮は当初、大きな問題だったが、今はうまくいっている」などと同氏の仕事を称賛した。

 ヘイリー氏はインド系で、元サウスカロライナ州知事。2017年1月のトランプ政権の発足に伴い、閣僚級の国連大使に就いた。共和党内では数少ない非白人の女性政治家で、将来の有力な大統領候補と目されてきた。

 ヘイリー氏は会見で、「育ててくれた国を導き、愛する国に奉仕できて、私は本当にラッキーガールだった」と述べ、「同じエネルギーと力を注げる人に交代する方が良いときもある」と語った。

 また、今後の進路について、「…

5122チバQ:2018/10/10(水) 22:07:45
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201810/CK2018101002000281.html
トランプ政権、初の核実験 昨年末 臨界前、米国5年ぶり

2018年10月10日 夕刊


NNSAが動画サイト「ユーチューブ」に投稿した、核実験が行われた米西部ネバダ州の核施設

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 米国が昨年十二月、プルトニウムを用い、核爆発を伴わない臨界前核実験を西部ネバダ州で実施していたことが十日、分かった。米エネルギー省傘下の核安全保障局(NNSA)が四半期ごとの報告書で明らかにした。トランプ政権下で初の実験で、米国として五年ぶりで二十八回目。新たに開発した技術の性能を試す実験で、今年十二月にも別の新技術の性能を調べる実験を計画しているとしている。

 トランプ政権は今年二月、核兵器を「使える兵器」として役割の拡大を目指す方針を発表。今回の実験は、この構想を推進する姿勢を強く示したと言える。北朝鮮に非核化を迫る一方、国内では核兵器の役割を強化するトランプ政権に、反核団体からの批判が強まる可能性がある。

写真
 「ベガ」と名付けられた今回の実験は、オバマ前政権が実施した二〇一二年十二月以来。核反応を開始させる「爆縮」と呼ばれる過程に、通常の爆薬よりも反応が鈍く、偶発的な爆発の可能性を低くした「低感度爆薬」を採用し、その性能を試した。

 NNSAは、「新設計の核兵器の有用性を確認できた」とコメントしている。

<臨界前核実験> 核爆発の模擬実験の一つで核爆発は起きない。製造から時間が経過した核兵器の信頼性を評価することが目的。核分裂の連鎖反応が続く「臨界」にならないよう少量のプルトニウムなどの核物質に高性能火薬の爆発で衝撃を与え、反応を調べる。米国は1992年に地下核実験を停止。97年から臨界前核実験を開始した。包括的核実験禁止条約(CTBT)の対象外と主張している。オバマ政権は2010年9月から12年12月にかけて計4回行った。

5124チバQ:2018/10/10(水) 22:09:09
https://www.nikkansports.com/general/news/201810100000568.html
T・スウィフト反トランプ表明に白人至上主義者混乱
[2018年10月10日17時22分]
FacebookMessenger
テイラー・スウィフト(14年11月7日撮影)
テイラー・スウィフト(14年11月7日撮影)

米人気女性歌手テイラー・スウィフト(28)が性差別や人種差別を非難し、11月の中間選挙で野党民主党候補に投票すると初めて政治的立場を表明したことに対し、トランプ大統領ら共和党関係者だけでなく、スウィフトを「アーリア人の女神」とあがめてきた白人至上主義者らが反発している。米メディアが伝えた。

痴漢訴訟で昨年勝訴したスウィフトは7日、写真共有アプリ「インスタグラム」で性的少数者(LGBT)や女性への差別を批判した上で、「この国では有色人種に対する組織的な人種差別が広く行きわたり、ぞっとして吐き気がする」と書き込んだ。痛烈な白人至上主義批判だった。

米誌ローリングストーン電子版によると、ある交流サイトでは白人至上主義者とみられる参加者が「もう僕らの女の子ではない」と反発。「ゴーストライターが書いただけ」「彼女は白人至上主義者のレッテルを貼られたくなかった。金をもらって書かされたのだろう」などの投稿も相次いだ。(共同)

5125チバQ:2018/10/10(水) 22:10:10
https://mainichi.jp/articles/20181007/k00/00e/030/134000c
米国
トランプ氏支持の帽子着用で記者を解雇 地元テレビ
毎日新聞2018年10月7日 08時23分(最終更新 10月7日 09時35分)
 トランプ米大統領が4日出席した中西部ミネソタ州の集会を取材した地元テレビ局の記者が、トランプ氏の支持者がかぶるスローガン入りの赤い帽子を取材中に着用していたとの理由で解雇された。複数の米メディアが6日までに報じた。

 解雇されたのは地元テレビ局「KTTC-TV」のジェイムズ・バナー記者。同局は解雇理由について、取材中に政治キャンペーンに関わる衣服などの着用を認めない社内規定に反したためとしている。

 バナー記者は集会の取材中に「米国を再び偉大にする」とのトランプ氏のスローガンが刺しゅうされた帽子を着用していた。(共同)

5126チバQ:2018/10/11(木) 11:39:36
https://www.sankei.com/world/news/181010/wor1810100021-n1.html
2018.10.10 18:36

ヘイリー国連大使突然の辞任 トランプ氏と協調しつつ独自色 やまぬ大統領選への観測
 【ニューヨーク=上塚真由】米国のヘイリー国連大使(46)が9日、年内での退任を表明し、米政界や国連に衝撃が広がった。トランプ大統領との関係は良好とされ、北朝鮮問題などで高い外交手腕を発揮。知名度も高い。ヘイリー氏は2020年次期大統領選への出馬は否定するも、突然の辞任表明には憶測が広がっている。

 インド系米国人のヘイリー氏は、南部サウスカロライナ州知事を6年間務めた後、トランプ政権の発足に合わせて17年1月に国連大使に就任。9日の発表では辞任する理由を明確にせず「政治家は引き際を見極めることが非常に重要。すべて力を出し切った」と述べるにとどめた。

 国連外交筋は「北朝鮮問題で一切ぶれることなく、圧力強化を主張し、安保理をリードしてきた功績は大きい」と評価する。

 またトランプ政権の外交の「顔」としてイランへの強硬路線を打ち出し、イスラエル擁護の立場を鮮明にした。国際社会からは米国の孤立を招いたとの批判があがるが、国内の支持は高い。米キニピアック大学の4月の世論調査ではヘイリー氏の仕事ぶりを評価する有権者は全体の63%となり、民主党員でも55%が肯定的な見方を示した。

 トランプ氏に協調しつつも、要所で自分の信念を曲げない独自色を打ち出し、昨年12月には、トランプ氏からのセクハラ行為を告発した女性らについて「意見を聞くべきだ」と発言。ロシア問題ではトランプ氏よりも強硬な姿勢を貫いた。

 ヘイリー氏は9日、「20年(大統領選)に出ない」と次期大統領選の出馬の可能性を否定。ただ政治的野心が強いとされるヘイリー氏の辞任を「将来をにらんで、現政権と距離を置くことが得策と考えた」とみる米メディアは少なくない。

 一方、後任候補についてトランプ氏は9日、中東政策に関わった元大統領副補佐官(国家安全保障問題担当)のディナ・パウエル氏ら5人に絞っていることを明らかにした。長女のイバンカ大統領補佐官については「縁故主義と批判されるため起用はしない」と否定した。

5127とはずがたり:2018/10/11(木) 13:47:08
NYダウ急落、米大統領が異例のFRB非難
https://news.nifty.com/article/world/worldall/12198-102962/
2018年10月11日 11時47分 TBS

 10日のアメリカ・ニューヨーク株式市場では、ダウ平均株価は800ドル以上値を下げ、2万6000ドル台を割り込みました。トランプ大統領は急落の背景となっているFRB=連邦準備制度理事会を非難しています。

 10日のニューヨーク株式市場は、長期金利が高い水準にあることへの警戒感や米中の貿易摩擦に対する懸念から、ダウ平均株価の終値は、今年2月以来およそ8か月ぶりの下げ幅となる831ドル安の2万5598ドルで取引を終えました。

 「FRBは間違いを犯している、引き締めすぎだ。FRBは狂ってしまった」(アメリカ トランプ大統領)

 こうした中、トランプ大統領は金利の引き上げが続くという観測を背景にダウ平均株価が急落したことについて、このように述べ、FRBを非難しました。

 来月の中間選挙を控え、好景気を維持したいトランプ氏は「FRBがやっていることには全く同意できない」と強調。大統領が独立機関のFRBを名指しで非難するのは異例のことです。(11日10:51)

5128とはずがたり:2018/10/11(木) 13:50:13
関連ニュースはこちら 米国
国連大使、なぜ退任 唐突な発表、飛ぶ臆測 影響力低下に嫌気/トランプ氏弾劾見据え距離
会員限定有料記事 毎日新聞2018年10月11日 東京朝刊
https://mainichi.jp/articles/20181011/ddm/002/030/055000c#cxrecs_s

 【ニューヨーク國枝すみれ】トランプ米大統領は9日、ホワイトハウスでヘイリー米国連大使(46)が年末に退任すると発表した。ヘイリー氏は共和党の有力若手政治家として注目され、2020年大統領選に出馬するとの観測もあったが、トランプ氏への書簡でそれを否定し、トランプ氏再選を支持する意向を示した。後任候補には、トランプ政権で中東政策に関わったパウエル元大統領副補佐官(国家安全保障問題担当)の名前が挙がっている。

 ヘイリー氏は南部サウスカロライナ州出身でインド移民を父母に持ち、11年に同州知事に就任。当時、全米…

5129とはずがたり:2018/10/11(木) 13:51:25

ヘイリー米国連大使が年内で退任 20年大統領選への出馬観測否定
2018.10.11 06:07 メッセンジャー登録
https://www.sankeibiz.jp/compliance/news/181011/cpd1810110607003-n1.htm

 トランプ米大統領は9日、ヘイリー米国連大使が年内いっぱいで退任すると発表した。ヘイリー氏は6カ月前に辞意を表明していたという。在任期間は約2年間。大統領は「立派な仕事ぶりだった。共に素晴らしい仕事を成し遂げた」と述べた。

 元サウスカロライナ州知事のヘイリー氏は自身の大統領選への出馬観測を繰り返し否定してきた。この日も「2020年の大統領選には出馬しない」と表明し、トランプ大統領の選挙運動に加わると述べた。

 ヘイリー氏は国連大使として、北朝鮮に対する制裁強化や同国政府に非核化協議で圧力をかける米国の取り組みを主導してきた。同氏は退任理由や退任後に何をするかについては明らかにしなかった。

 同氏が退任を決めたことは、ケリー米大統領首席補佐官やペンス副大統領らホワイトハウス当局者の多くにとっても予想外だった。複数のホワイトハウス高官は中間選挙まであと数週間というタイミングでの退任表明に疑問を抱いたという。

 トランプ大統領は2、3週間程度で後任を指名する考えを示した。関係者によると、後任候補の一人はゴールドマン・サックスのパートナー、ディナ・パウエル氏だ。また、グレネル駐独大使も候補と目されており、保守派コメンテーターのヒュー・ヒューイット氏や複数のトランプ大統領側近らは早速ツイッターで支持を表明した。

 複数の政府当局者とトランプ大統領のアドバイザーらは、ポンペオ国務長官と元国連大使のボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)がヘイリー氏の後任選定で中心的役割を果たす見通しだと話した。(ブルームバーグ Jennifer Jacobs、Justin Sink)

5130チバQ:2018/10/11(木) 17:33:56
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181011-00000057-jij-n_ame
ブルームバーグ氏が米民主党員に=トランプ氏批判、大統領選布石か
10/11(木) 14:26配信 時事通信
 【ワシントン時事】前米ニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグ氏(76)は10日、有権者登録を無所属から民主党員に変更したとツイッターで明らかにした。

 かねて大統領選への意欲を示しており、2020年に民主党から出馬を目指す布石と見られている。

 ブルームバーグ氏はトランプ大統領に批判的で、党籍の変更について「米国に今こそ必要なチェック・アンド・バランスを実行できる民主党員が求められている」と理由を記した。

 ロイター通信によると、米金融情報会社の創業者で富豪のブルームバーグ氏は、来月の中間選挙に向けて1億ドル(約112億円)を民主党に献金している。

5131チバQ:2018/10/11(木) 17:37:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181011-00000009-jij-n_ame
米政権の強硬路線加速も=ヘイリー国連大使辞任理由で臆測
10/11(木) 7:08配信 時事通信
 【ニューヨーク時事】国連でトランプ米政権の「米国第一主義」を推進してきたヘイリー国連大使の今年限りでの辞任が9日、突然発表された。

 北朝鮮などの外交政策はポンペオ国務長官が主導しているため、辞任が政権の外交政策に大きな影響を及ぼすかは不透明だ。ただ、強硬な外交政策を代弁する一方で、調整能力も発揮して国連外交に臨んだヘイリー氏の後任次第では、トランプ政権の強硬路線が加速する可能性もある。

 「いつかの時点で(政権に)戻ってきてほしい」。ホワイトハウスで9日行われた辞任発表で、トランプ氏は同席したヘイリー氏に語り掛けた。同政権下で高官の辞任は珍しくないが、発表方法がここまで円満なのは異例だ。

 トランプ氏と関係が良好とみられていたヘイリー氏の辞任理由をめぐり米メディアでは、(1)ポンペオ氏とボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)に政権から追い出される前に辞任(2)多額の負債があり、当面民間で働くため(3)将来的な大統領選出馬のため―といった臆測が飛び交った。ヘイリー氏は「個人的な理由ではない」と話しつつ、2020年の大統領選出馬は否定している。

 ヘイリー氏は、ボルトン氏らに比べれば強硬色が薄い面もあり、共和党層だけでなく、民主党層の支持も一定程度得ていた。イラン核合意やパレスチナ問題では国連での孤立も際だったが、国連高官や外交官との関係を築いた。トランプ政権と国連の間で調整役として実績も上げた。

 国連内のヘイリー氏の評判は良く、辞任発表が報じられると、外交官からは立場の違いがあったことに触れつつ、「カリスマ性があった」(ロシアの国連大使)と評価する声も上がった。

 トランプ氏は後任人事を2、3週間以内に決める方針。後任がヘイリー氏よりも強硬一辺倒の人物となれば、米国と国連との関係が悪化する可能性もあり、元国務省当局者はワシントン・ポスト紙に「ボルトン氏が脱線を望んだら、止める人がいないかもしれない」と危機感を示した。

 国連安保理では対北朝鮮制裁で緩和を望む中国、ロシアと圧力維持を訴える米国が対立している。ただ、ポンペオ氏が北朝鮮の非核化交渉を主導しているため、「辞任自体が制裁に影響を与える可能性は低い」(外交筋)とみられる。

5132チバQ:2018/10/11(木) 17:42:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181011-00000043-asahi-int
ブルームバーグ前NY市長、また民主へ 大統領選に意欲
10/11(木) 13:05配信 朝日新聞デジタル
 ニューヨーク前市長のマイケル・ブルームバーグ氏(76)は10日、自身のインスタグラムで、民主党員に登録したことを明らかにした。2001年に共和党員として市長になったが、その後、無所属になり、最近は民主党寄りの姿勢をとっていた。同氏は20年大統領選に意欲を見せており、民主党から立候補するための動きとして注目される。

 同氏はインスタグラムに選挙登録の用紙に記入する写真を上げ、「今日、私は民主党員として再登録しました。私は人生のほとんどで党員でした。我が国に必要なチェック・アンド・バランスを手にしておくため、我々には民主党が必要だ」とコメントした。

 同氏は元々民主党員だったが、01年に共和党からニューヨーク市長選に立候補して当選。07年に共和党を離党して無所属となり、13年まで3期12年を務めた。12年と16年の大統領選ではいずれも民主党のオバマ氏、ヒラリー氏をそれぞれ支持。米有数の資産家で、今回の中間選挙では民主候補に多額の支援を行うなど、民主寄りの姿勢を強めていた。(ワシントン=土佐茂生)

5133チバQ:2018/10/13(土) 09:19:09
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181013-00050007-yom-int
スウィフトさんに対抗?黒人ラップ歌手と面会
10/13(土) 8:45配信 読売新聞
 【ワシントン=海谷道隆】トランプ米大統領は11日、人気黒人ラップ歌手のカニエ・ウェストさんをホワイトハウスに招き、面会の様子を報道陣に公開した。ウェストさんはトランプ氏への熱烈な支持を表明した。11月6日の中間選挙を前に、民主党支持に流れがちなマイノリティー(人種的少数派)や、若者の支持を引き寄せる狙いがあるとみられる。

 ウェストさんは、トランプ氏のスローガン「米国を再び偉大に」と記された赤いキャップをかぶり、「トランプは今まさに英雄の旅路にいる」などと称賛した。「みんな、黒人は民主党支持でなければならないと思いがちだ」とも語った。トランプ氏も「特別な男だ」と応じ、抱き合う一幕もあった。

 中間選挙を巡っては、若者からの圧倒的な人気を誇るポップ歌手テイラー・スウィフトさんが7日、民主党候補を支持すると表明した。トランプ氏は不快感を示しており、面会の公開はスウィフトさんに対抗する意図も込められているようだ。

5134チバQ:2018/10/13(土) 09:19:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181013-00000013-jij-n_ame
最高裁判事承認、過半数が不支持=女性はより厳しい目―米世論調査
10/13(土) 7:34配信 時事通信
 【ワシントン時事】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は12日、過去の性的暴行疑惑が取り沙汰されたカバノー連邦最高裁判事をめぐる上院での人事承認について、不支持が51%、支持が41%だったとする世論調査結果を掲載した。

 男性で支持が不支持を上回った一方、女性では不支持が58%(支持35%)に上り、より厳しく見ていることを示した。

 複数の女性が性的暴行を主張したカバノー氏に対しては、連邦捜査局(FBI)が調査を行ったが、疑惑を裏付ける明白な証拠はなかったとされる。世論調査では50%が「疑惑調査は不十分」と回答し、「十分」は41%にとどまった。

 11月の中間選挙への影響では、カバノー氏の承認プロセスによって33%が「民主党支持に傾いた」と答え、「共和党支持に傾いた」の27%を上回った。女性に限定すると、民主党支持に傾いた人が40%、共和党支持に傾いた人が26%と、明確な差がついた。

 調査はポスト紙と米ABCニュースが共同で、上院本会議での人事承認後の8〜10日、1144人を対象に電話で実施した。

5135チバQ:2018/10/13(土) 23:56:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181013-00000016-asahik-int
偽の政治ニュース、米で拡散 中間選挙控え「ロシア式」 人気装い、広告収入狙う
10/13(土) 16:00配信 有料 朝日新聞デジタル
偽の政治ニュース、米で拡散 中間選挙控え「ロシア式」 人気装い、広告収入狙う
9月5日、米議会上院情報特別委員会の公聴会で証言するフェイスブックのサンドバーグ最高執行責任者(COO)=ワシントン、ランハム裕子撮影
 11月の米中間選挙を前に、米国内で、根拠のない極端な政治ニュースを流して人々をひきつけようとする動きが目立っている。大量の偽アカウントを使って自分のページに人気があるように装い、偽ニュースを拡散する「ロシア式」が、米国内にも広がっている形だ。フェイスブック(FB)は11日、800を超える偽アカウントやページを削除したと発表した。

 「最近はセンセーショナルな政治的なコンテンツが使われる傾向が強まっている」
 FBが11日明らかにした手口はこうだ。FBのページ上に、人々の関心をひきそうな極端な内容の政治コンテンツや、外部サイトへのリンクを短時間のうちに大量にアップ。……

5136チバQ:2018/10/14(日) 22:53:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181014-00000047-jij-n_ame
20年米大統領選へ始動=民主「台風の目」現れるか
10/14(日) 18:10配信 時事通信
 【ワシントン時事】2020年の米大統領選を見据え、民主党では候補者の動きが活発になってきた。

 再選に意欲を示す共和党のトランプ大統領(72)を阻む「台風の目」は現れるのか。11月6日に投開票される中間選挙はその試金石となりそうだ。

 上院議員2年目ながら初の女性大統領を狙える候補として注目を集めているのがカマラ・ハリス氏(53)だ。アフリカ系とインド系の両親を持ち、上院公聴会ではカバノー最高裁判事候補を鋭く追及。答えに詰まらせる見せ場を作った。

 ハリス氏は25日、大統領候補の指名争い初戦となる党員集会が開かれるアイオワ州を訪問する。中間選挙の機会を利用して有力支援者らとの人脈をつくり、運動の土台を固める狙いがあるとみられている。

 中道派に根強い支持がある重鎮ジョー・バイデン前副大統領(75)も出馬を狙う。12日のケンタッキー州の演説で「問題はトランプが何者かでなく、われわれが何者であるかだ」と訴えると、聴衆は「ジョーよ、立て」の連呼で応えた。

 16年予備選でヒラリー・クリントン氏に敗れて以降、再出馬を見据えて国内を行脚してきたのがバーニー・サンダース上院議員(77)。左派系ではエリザベス・ウォーレン(69)、コリー・ブッカー(49)両上院議員も、各地で演説するなど準備を進める。

 ただ、「打倒トランプ」で衆目の一致する候補者はまだ現れていない。オバマ前大統領は、当選4年前の04年党大会の演説で彗星(すいせい)のごとくデビュー。その2年後の中間選挙直前には大統領候補として米誌タイムの表紙を飾っていた。

 「今のところ、彼らをみんな好きだ」。トランプ氏は先週のFOXニュースのインタビューで、名前の挙がっている民主党候補について、敵ではないと言わんばかりの余裕を見せている。

5137チバQ:2018/10/14(日) 22:56:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181014-00000047-jij-n_ame
中間選挙と経済再建=米トルコ、牧師釈放で思惑―ロシアめぐり確執も
10/14(日) 17:16配信 時事通信
中間選挙と経済再建=米トルコ、牧師釈放で思惑―ロシアめぐり確執も
トランプ米政権がトルコに釈放を求めていた米国人牧師アンドルー・ブランソン氏の帰国が13日、実現した。写真は同日、ホワイトハウスを訪れたブランソン氏。
 【エルサレム時事】トランプ米政権がトルコに釈放を求めていた米国人牧師アンドルー・ブランソン氏の帰国が13日、実現した。

 トランプ大統領は11月の中間選挙を前に有権者へのアピール材料を獲得。トルコは対米関係改善に経済再建の糸口を見いだそうとしている。ただ、両国間にはロシアとの距離感をめぐる確執など難題が残されており、関係修復が順調に進むかはなお不透明だ。

 米トルコ両国は、2016年にトルコで起きたクーデター未遂に関与したとして逮捕されたブランソン氏の処遇をめぐり対立を深め、最近は北大西洋条約機構(NATO)の同盟国でありながら互いに経済制裁を発動。異例の関係悪化を招いていた。

 ブランソン氏は12日、トルコの裁判所の判断で釈放され、同日中に出国した。トランプ大統領はツイッターで「取引はなかったが、米トルコ関係に良い関係をもたらす」とトルコへの謝意を表明。一方、エルドアン・トルコ大統領のツイッターには「司法は独立した形で決定を下した。米トルコが同盟国らしく協力を続けることを望む」と投稿された。

 両大統領とも釈放で取引はなかったと訴える。しかし、米NBCテレビは釈放に先立ち、両国間に「秘密の取引」が成立し、米側が見返りにトルコへの経済圧力を緩和させることも含まれると報じていた。

 ブランソン氏はキリスト教福音派の牧師。福音派はトランプ大統領や米共和党の支持基盤で、中間選挙前の釈放実現は大きな得点になる。一方、トルコにとっては、通貨リラの急落で窮地に陥った経済の立て直しが喫緊の課題で、米国の協力が不可欠。両国の利害は一致した。

 関係修復に向け、なお課題もある。トルコはロシア製ミサイル防衛システムの調達を進める一方、シリア内戦の和平協議を通じてロシアに接近し、米国はこうした状況を強く警戒している。

 トルコは「米ロ双方と協力関係を維持することが国益の最大化につながる」(トルコ政府関係者)という立場で、米側に一方的に配慮してロシアと距離を置くことはないとみられる。米トルコ間では今後も政治的な駆け引きが続きそうだ。

5138チバQ:2018/10/15(月) 10:40:17
https://www.asahi.com/articles/ASLBH1BMFLBGUHBI03H.html
トランプ氏「国防長官が政権去るかも」 以前から不仲説
ワシントン=園田耕司2018年10月15日06時39分
 トランプ米大統領は14日放送の米CBSのインタビューで、マティス米国防長官の交代について「可能性はある」と明らかにしたうえで、「彼(マティス氏)は民主党員みたいだ」という不満も述べた。トランプ氏がマティス氏の交代に直接言及したのは初めて。米政府関係者の間では、11月6日の米中間選挙後にマティス氏が交代するとの見方が強まっている。

 トランプ氏はインタビューでマティス氏の交代の可能性を問われ、「彼は(政権を)去るかもしれない。いつの時点かで、だれしも去るものだ。それがワシントンというものだ」と答えた。

 複数の米政府関係者によると、マティス氏の後任には、ジャック・キーン元陸軍副参謀総長を始め、共和党のトム・コットン上院議員やリンゼー・グラム上院議員の名前が挙がっている。

 ログイン前の続き元海兵隊大将のマティス氏は17年1月、トランプ政権発足時に国防長官に就任。ただ、政府関係者の間では、理論派で同盟重視派であるマティス氏と、感情的・即興的に物事を判断するトランプ氏は、不仲と見るむきが以前から強かった。

 米紙ワシントン・ポストのボブ・ウッドワード氏が著したトランプ政権の内幕本「FEAR(恐怖)」では、マティス氏がトランプ氏の振る舞いと理解力を「小学5、6年生並みだ」と憤る場面が記されている。

 マティス氏は勇敢に戦場で戦うという意味で「狂犬」、7千冊以上の蔵書を持ち、独身で仕事に打ち込む姿から「戦う修道士」という異名を持ち、軍内部では尊敬を集めている。

 トランプ氏は軍との対立を避けるため、ティラーソン前国務長官のような更迭という手段を取ることはできないとみられる。14日のインタビューでも「我々(トランプ、マティス両氏)はとてもうまくやっている」と述べ、両者の個人的な関係は良好だと強調した。

 米政府関係者の間では、トランプ氏は米中間選挙後、「就任から丸2年間勤めた」という理由でマティスを円満に交代させるとの見方が強い。

 トランプ政権幹部の人事をめぐっては今月9日、ニッキー・ヘイリー米国連大使が今年限りで辞任することが発表された。(ワシントン=園田耕司)

5139チバQ:2018/10/16(火) 01:40:33
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2018101501002213.html
激戦州、5万人の有権者登録保留 米南部ジョージア、投票妨害か
10月15日 21:03共同通信

 【ワシントン共同】AP通信は14日、11月の米中間選挙を前に、南部ジョージア州で5万3千人分の有権者登録の申請が保留されていると伝えた。州議会多数派の共和党が導入した不正投票防止法に基づく措置だが、激戦となった州知事選はわずかな票差が勝敗を決するため、民主党側は投票妨害と猛反発している。

 ジョージア州では有権者登録の厳格化を目的に、申請内容を運転免許証など公的記録と照合するよう義務付ける法律が昨年制定された。申請が保留されている5万3千人のうち7割は黒人とされ、市民団体は施行停止を求め提訴している。

 米メディアによると、同州の登録有権者数は約690万人。

5140チバQ:2018/10/16(火) 22:02:27
https://news.goo.ne.jp/article/tokyosports/entertainment/tokyosports-entame-entertainment-1156690.html
米中間選挙でカニエとテイラーの因縁どうなる?
11:00東スポWeb

 11月の米中間選挙を前に、米黒人ラッパーのカニエ・ウェスト(41)が先日、ホワイトハウス内の執務室でドナルド・トランプ米大統領(72)と会談を行ったが、両者の“タッグ”結成の背景にはある因縁が見え隠れする。

 トランプ陣営の共和党に対しては、人気女性歌手テイラー・スウィフト(28)が今月上旬、民主党支持を表明。同党への投票をSNSで呼び掛けると、30歳以下の36万を超える人が有権者登録した。そこで、共和党の助っ人として若者と黒人層に絶大な人気を誇るカニエが登場したということだ。

 実はカニエとテイラーのバトルは、何年も前から続いてきた。きっかけは、2009年のMTVビデオ・ミュージック・アワード授賞式で、テイラーの受賞スピーチ中に起こった出来事だ。

 ステージに乱入したカニエがマイクを奪い「ビヨンセのビデオが一番、最高なんだ」と発言。これに当時19歳のテイラーは悲しみ、オバマ大統領(当時)は「カニエは大バカだ」と批判した。

 また、16年にカニエが発表した楽曲「フェイマス」のミュージックビデオには、カニエの脇に胸を丸出しの全裸で眠るテイラーが出現。これはろう人形なのだが、本人の承諾を取ったかは不明。歌詞も「オレとテイラーはまだやろうと思えばやれる仲なんだ。何でかって? オレがあのビッチを有名にしたからさ」という内容だ。

 2人の対決はまだまだ続きそうだ。

5141名無しさん:2018/10/17(水) 00:12:20
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181014-00000059-mai-int

<米国防総省アドバイザー>「体制変革まで米中対立続く」
10/14(日) 22:21配信

毎日新聞
<米国防総省アドバイザー>「体制変革まで米中対立続く」
インタビューに応じるエドワード・ルトワック氏=東京都内のホテルで2018年10月10日、古本陽荘撮影
 米国防総省のアドバイザーなどを務め、戦略論研究で知られるエドワード・ルトワック氏が来日し、毎日新聞のインタビューに応じた。貿易や知的財産権などを巡る米中対立について「長期間に及ぶことになる。対立は中国共産党政権が崩壊するまで続くだろう」と語った。

 米政界における親中派はもはや「壊滅状態」と指摘。現在は軍需産業や外交ロビーに加え、シリコンバレーなどのハイテク企業も対中圧力を求めるようになり、米政府の「締め付けが始まっている」と強調した。

 トランプ政権の発足直後、ハイテク産業は「自分たちのビジネスに干渉しないでくれという姿勢だった」が、中国による知的財産権の侵害事案が相次ぎ、現在は「ワシントンに来て、助けが必要だと要請するようになっている」という。

 米中両国が核兵器保有国であることから「米中が軍事衝突する可能性はない」とも強調。ただ、その結果、かえって対立は長引き、共産党支配が終わる「レジーム・チェンジ(体制変革)」まで収束しないと予測した。一方で「日米ともに中国とビジネスを続ける意欲を持っているという意味で、米ソ冷戦とは異なる」と指摘した。

 米政府による「締め付け」の一例として、最近、ワシントンを訪問した中国政権に近い中国人有識者が、出国間際の空港で米連邦捜査局(FBI)の捜査員に呼び止められ、誰とどこで会ったかすべて申告するよう求められた事案があったことを明かした。ルトワック氏は「米ソ冷戦もこうした締め付けから始まった」と指摘した。【古本陽荘】

5142チバQ:2018/10/17(水) 16:43:30
http://www.afpbb.com/articles/-/3193544
カナダ、きょう大麻解禁 主要国で初 ウルグアイに次ぎ世界で2国目
2018年10月17日 8:45 発信地:オタワ/カナダ [ カナダ 北米 ]
【10月17日 AFP】カナダは主要国として初となる嗜好(しこう)用大麻の販売と利用の解禁を17日に控え、全土の大麻販売店が開店準備に追われた。

 カナダ最東部のニューファンドランド(Newfoundland)島にあるセントジョンズ(St. John's)は17日午前0時1分(日本時間同日午前11時31分)、カナダで最初に嗜好用大麻販売店の店内に大麻愛好家を迎えることになる。

 大麻販売店「THCディストリビューション」(THC Distribution)の所有者、トーマス・クラーク(Thomas Clarke)氏は、カナダ放送協会(CBC)のインタビューに応じ「闇市場のディーラーよりも多くの品種をそろえるので、当店では選択肢がもっと多くなる。価格はほぼ同等」だと語った。

 解禁の前夜、ジャスティン・トルドー(Justin Trudeau)カナダ首相はこの歴史的だが論争を呼んだ決定を擁護した。大麻解禁はビジネス側からは歓迎されたものの、医療専門家からは強い疑問の声が上がっていた。

 議会に到着したトルドー氏は「われわれが大麻を合法化したのは、大麻が健康に良いと考えているからではなく、子どもにとって良いものではないと知っているからだ」と述べた。さらに「われわれは子どもを守るために、そして組織犯罪が得る利益を完全になくすか、あるいは大幅に削減するためにもっといい仕事をする必要があると分かっている」と語った。

 カナダの大麻法(Cannabis Act)により、トルドー氏の2015年の選挙公約が果たされると同時に、95年間に及んだ大麻使用禁止が解除となる。またカナダはウルグアイに次いで2番目に大麻を合法化した国となる。(c)AFP

5144チバQ:2018/10/18(木) 08:54:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181018-00000005-jij-int
米、万国郵便連合を脱退へ=中国が不当に安く配送と批判
10/18(木) 1:09配信 時事通信
 【ワシントン時事】米政府高官は17日、国際的な郵便ルールを定める国際機関の万国郵便連合(UPU、本部スイス)から脱退する準備に入ったことを明らかにした。

 国際ルールが、中国企業などに安い価格で米国に小型郵便物を配送するのを認めていると批判。これにより、海外の郵便物を米国内で配達する米郵政公社などが不当な負担を強いられていると訴えた。

 トランプ政権は発足後、環太平洋連携協定(TPP)や地球温暖化対策のパリ協定など多国間の枠組みから相次いで離脱を表明した。今回の脱退検討は、米中間で激しさを増す「貿易戦争」の新たな火種にもなりそうだ。

5145チバQ:2018/10/18(木) 09:02:28
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181017-00000097-mai-n_ame
<米中間選挙>対トランプ、割れた対応 改選の民主上院議員
10/17(水) 20:16配信 毎日新聞
 【ワシントン高本耕太】11月の米中間選挙では、2016年大統領選でトランプ大統領が圧勝した州から選出された2人の野党・民主党の上院議員が改選を迎える。トランプ氏が指名した保守派の最高裁判事ブレット・カバノー氏の本会議承認採決では、賛成と反対で2人の対応が割れた。トランプ政権への抱きつきか、抗戦か。どちらの姿勢が奏功するか注目される。

 ◇カバノー氏承認巡り、賛否分かれる

 カバノー氏承認を巡っては与党・共和党と民主党が激しく対立。6日の採決は賛成50、反対48の小差だった。

 民主党から唯一、賛成に回ったのが南部ウェストバージニア州選出のジョー・マンチン議員だ。これまでもトランプ政権の政策にたびたび賛成票を投じ、選挙広告では「私は両方の党と協力する」と主張。同州は16年大統領選でトランプ氏が民主党のクリントン候補に42・2ポイント差をつけて勝利した。マンチン氏がトランプ支持者を無視して選挙に当選することは不可能だ。

 マンチン氏は各種情勢調査で共和党候補をリードするが、指名承認賛成後はその差が縮まったとの分析もある。両党の支持者から「どっちつかず」のマイナスイメージを持たれた可能性がある。

 一方、中西部ノースダコタ州選出の現職、ハイディ・ハイトカンプ議員は反対票を投じた。この州も大統領選ではトランプ氏が36.8ポイント差で圧勝しており、民主党支持層の支援のみでは勝てないのが現実だ。ハイトカンプ氏は地元テレビのインタビューで、性的暴力疑惑の浮上したカバノー氏承認について「政治的な判断をすれば賛成すべきだろうが、自分にうそはつけない」と涙を流し語った。

 この映像は全米で報じられ、民主党支持者から称賛の声が上がったが、選挙区での人気は低下。情勢は当初、横一線だったが、最新調査では共和党候補に大きく水をあけられている。ただ、12年の前回選挙では大苦戦の直前情勢を覆し逆転勝利した実績があり、当落の行方は不透明だ。

 議会専門紙ヒルは、トランプ支持州の民主党議員にとって「カバノー氏承認の取り扱いは悪夢のようなもの」と指摘している。

5146とはずがたり:2018/10/18(木) 13:09:39

米中間選挙「下院で負けても責任なし」トランプ大統領
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181017/k10011674561000.html
2018年10月17日 12時07分

アメリカのトランプ政権への審判の場とも位置づけられる来月の中間選挙について、トランプ大統領はメディアのインタビューに対し、「仮に共和党が議会下院で敗北したとしても自分のせいではない」と述べ、中間選挙の勝敗の責任は自分にはないという考えを示しました。

トランプ大統領に対する審判の場とも位置づけられる中間選挙の投票日まで3週間を切る中、トランプ大統領は16日、AP通信とのインタビューに応じました。

トランプ大統領は大統領としては異例の日程で全米各地を遊説していることに触れ「自分ほど影響力のある大統領はこれまでいなかった」と述べ、選挙戦への手応えを示しました。

一方で「私は候補者を助けているだけで、選挙結果はトランプ政権への人気投票ではない。仮に共和党が下院で敗北したとしても自分のせいではない」と述べ、中間選挙の勝敗の責任は自分にはないという考えを示しました。

今回の選挙について世論調査では議会上院では与党・共和党が有利だと見られている一方で、下院では野党・民主党が多数派を奪還する可能性が高いとも指摘されています。

民主党が多数派を奪還した場合、いわゆる「ロシア疑惑」などをめぐって議会でトランプ大統領に対する追及を強めるとみられていますが、トランプ大統領は「うまく対応できるだろう」と述べ、自信を示しました。

5147チバQ:2018/10/19(金) 18:47:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181019-00000070-jij-n_ame
民主が過去最高1200億円=選挙資金、小口で共和圧倒―米中間選
10/19(金) 14:55配信 時事通信
 【ワシントン時事】18日付のワシントン・ポスト紙によると、来月の中間選挙に向けて上下両院の野党民主党の候補者が9月末までに集めた資金総額が、10億6700万ドル(約1195億円)と過去最高に上ったことが分かった。

 トランプ政権への反発が一部で強まる中、下院の過半数奪還をうかがう民主党の勢いを資金面で裏付けた。

 連邦選挙委員会のデータをポスト紙が集計した。与党共和党候補の調達額は7億900万ドル(約794億円)。民主党が共和党を上回るのは2008年以来で、両党を通じたこれまでの最高額は12年に共和党が集めた8億9400万ドル(約1001億円)だった。

 民主党候補は、小口献金の多さが目を引く。特に200ドル(約2万2000円)以下では共和党候補の3倍の2億500万ドル(約230億円)を集めた。

 候補者別では、テキサス州の上院選で共和党の現職テッド・クルーズ氏を追う民主党のベト・オルーク氏が最高の6170万ドル(約69億円)を調達した。

5148チバQ:2018/10/19(金) 18:54:44
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181019-00000522-san-n_ame
ケリー氏とボルトン氏が激しい口論 トランプ政権に亀裂か 不法移民めぐり
10/19(金) 10:29配信 産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】米CNNテレビなど主要メディアは18日、複数の関係者の話として、ケリー大統領首席補佐官とボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)がホワイトハウスで同日、中南米からの不法移民流入問題をめぐって激しく怒鳴り合ったと伝えた。

 移民問題をめぐっては、国境警備を管轄するニールセン国土安全保障長官の対応が「手ぬるい」としてボルトン氏らから批判が出ている。ケリー氏とボルトン氏の口論は、移民問題をめぐりトランプ政権内部で大きな意見対立があることを浮き彫りにするもので、以前に取り沙汰されたケリー氏やニールセン氏の辞任説が再浮上する恐れもある。

 不法移民問題をめぐっては、中米ホンジュラスから徒歩でメキシコなどを通って米国入りを目指す数千人の移民集団が北上を続けている。移民対策で強硬論を唱えるボルトン氏がニールセン氏について「きちんと仕事をすべきだ」と批判したところ、同氏の前任の国土安全保障長官で、かつては同氏の上司だったケリー氏が憤激し、口論に発展した。

 トランプ大統領は双方のやり取りを聞いていたが、これに先立つ同日朝にツイッターで、不法移民集団の経由国であるメキシコに対し、移民集団の北上を阻止するよう要請した上で、「阻止できないのなら米軍を動員して国境を封鎖する!」と主張。口論でもボルトン氏に加勢し、ケリー氏の怒りに拍車をかけたという。

 これに関し、サンダース大統領報道官は声明で「私たちは移民問題の解決を熱烈に希求する一方、各人に対して怒りを抱いていない」とした上で、「民主党は政治的理由だけで国境開放を唱えており、恥を知るべきだ」と述べ、11月の中間選挙をにらんで不法移民問題の争点化を図る民主党を強く批判した。

 ポンペオ国務長官は19日にメキシコを訪れ、不法移民集団への対応を直接要求する。NBCテレビによると、13日に編成された不法移民集団はホンジュラスから隣のグアテマラに入り、18日までに約4千人規模に増大した。

5149チバQ:2018/10/21(日) 21:07:36
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-181021X941.html

トランプ氏圧勝区、今や激戦区=ケンタッキー下院6区―米中間選挙
18:07時事通信

 2016年の米大統領選でトランプ氏が民主党候補クリントン氏に15ポイント以上の差をつけて圧勝した南部ケンタッキー州の下院6区が、11月6日の中間選挙では激戦になっている。共和党の現職アンディ・バー下院議員に元女性海兵隊員の民主党候補エイミー・マクグラス氏が挑む。トランプ氏の支持率低下を背景に民主党が勢いを増してきた。揺れ動く6区の有権者の声を聞いた。

 ◇不安漂う蒸留所

 バーボンウイスキー誕生の地ケンタッキー州は、欧州へのバーボン輸出拡大で自由貿易の利益を享受してきた。しかし、トランプ政権による鉄鋼などの輸入制限に対し、欧州連合(EU)などがバーボンへの報復関税を発動し、バーボン業界には不安が広がっている。

 同州バーボン郡で小規模なバーボン蒸留所を営むアンドルー・ブキャナンさん(37)もその一人だ。北欧3カ国のバイヤー団体との間で、年間9000本を計20万ドル(約2250万円)で輸出する取引を進めていたが、バイヤー団体から今夏、取引中止を通告された。報復関税の影響のようだ。生産前で実害はなかったが「取引の機会を失った」と肩を落とす。

 大手の蒸留所は関税引き上げ前に輸出した在庫が欧州にあるが、現状が続けば値上げが現実味を帯び、国外の消費者を失う恐れがある。大手が国外輸出分を国内で販売すれば、国内の価格は下がる可能性もある。対抗できず「われわれは取り残されるかもしれない」と不安は大きい。

 ブキャナンさんには、バー氏にビジネスで助けてもらった個人的な恩がある。一方でトランプ氏に抵抗するために民主党議員を増やす必要性も理解している。投票先は決断できずにいる。「投票したい人に投票できない」とブキャナンさん。トランプ氏を止めるために「投票したくない人に投票する立場に置かれていることにぞっとする」と話した。

 ◇女性の戦闘攻撃機乗り

 「あなた方が最前線」。マクグラス氏は17日、マディソン郡の事務所で、元軍人らしい語り口で共和党との対決姿勢を示し、ボランティアを激励した。事務所には高齢の女性らが集まり「トランプ氏の当選翌日から民主党のボランティアになった」と話す女性もいた。近くのバー氏の事務所は人けがない。対照的な光景だった。

 2年前、トランプ氏はマディソン郡では30ポイント以上の差でクリントン氏に勝利した。今も民家の庭に立つ候補者の広告はバー氏の方が多いようだ。

 それでもマクグラス氏がこれだけ勢いを得た理由について、ウエスタン・ケンタッキー大のラズリー教授は「大きな要因はマクグラス氏自身だ」と個人的人気に注目する。戦闘攻撃機乗りで3人の子供の母親でもあるマクグラス氏は、6区の最大都市レキシントンを中心に若者や穏健派の支持を広げ、資金集めにも成功している。

 米紙ニューヨーク・タイムズの世論調査によると、6区のトランプ氏の支持率は45%で、不支持率の51%の方が多い。ただ、中間選挙での下院での多数派政党で「共和党が望ましい」は44%で、「民主党が望ましい」は46%と伯仲している。夫婦や親子で投票先が分かれる有権者もいる。

 「最後の最後に決める」。16年にトランプ氏に投票した元司書ジェニファー・マッキントッシュさん(67)は迷っている。「トランプ氏の資質に疑問がある」と断言する。「(閣僚の)解任やツイッターをやるのに忙しそうで、模範的な大統領ではない」と評価は厳しい。でも「国のために良いこともしている」と完全には嫌いになれない。

5150チバQ:2018/10/22(月) 11:35:57
https://www.asahi.com/articles/ASLBN2R1BLBNUHBI00B.html
「人種差別に遺伝学使うな」米学会、白人至上主義を非難
ワシントン=香取啓介2018年10月20日23時04分
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米人類遺伝学会(ASHG)の声明=学会誌のサイトから

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 遺伝学を人種の優劣に結びつけないで――。世界の8千人近い専門家が参加する米人類遺伝学会(ASHG)が19日、異例の声明を発表した。米国などで広がる白人至上主義に、遺伝学の誤った知識が使われているという。「遺伝学では人類を生物的に分けることはできない」としている。

 ASHGが学会誌に発表した声明は「白人至上主義の主張をするために遺伝的多様性の価値を拒否し、遺伝学の概念を傷つけ、ねじ曲げる集団に懸念がある」と指摘。「人種差別のイデオロギーに遺伝学を使うことを非難する」とした。

 背景には、極右勢力のインターネット掲示板などで学術論文を誤用し、遺伝的に人種が区別でき、優劣がつけられるといった主張が広がっていることにある。

 ニューヨーク・タイムズ紙によると、白人至上主義者の一部は、牛乳などに含まれる乳糖を消化する酵素(ラクターゼ)の働き方が民族や地域によって異なることに注目。白人の多くは牛乳を飲んでもおなかを壊さないが、それに比べアジア・アフリカ系では壊す人が多いことから、集会で牛乳を一気飲みする動画を撮影し、「牛乳を飲めないなら(米国から)立ち去れ」などと投稿しているという。

 ASHGによると、遺伝的な違いは緩やかで、集団ごとに明確な境界は作れないという。身体的な特徴に現れることはあるが、人種は社会的に作られたものだと指摘。「『種の純血』などという概念は科学的に全く無意味」としている。

 移民が集まる米国では、ルーツ…

5151チバQ:2018/10/22(月) 15:16:58
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018102200580&amp;g=int
米政権の黒人支持率低迷=トランプ氏言動に反発-中間選挙

 【ワシントン時事】米中間選挙まで2週間に迫る中、黒人有権者のトランプ米共和党政権に対する支持率が1ケタ台に低迷している。以前から黒人には民主党支持者が多いが、人種問題をめぐるトランプ大統領の言動への反発が、その傾向に拍車を掛けているとみられる。上下両院で多数派奪還を目指す民主党は、黒人やヒスパニックといった人種的少数派の候補を積極的に擁立している。
 米キニピアック大が10月上旬に公表した世論調査結果によると、トランプ氏の支持率は41%で、このところ4割前後で推移している。このうち黒人からの支持率はわずか8%(不支持率80%)で、白人の49%、ヒスパニックの24%と比べ際立って低い。
 議会選の投票先に関する意向調査でも同様の傾向がみられ「共和党に投票する」と回答した黒人は上院選で9%、下院選で10%。白人で共和党に投票する意向を示したのが両院選とも半数を超えているのと対照的だ。(2018/10/22-14:20)

5152チバQ:2018/10/22(月) 22:02:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181022-35127361-cnn-int
重要州フロリダ、上院選・知事選のいずれも民主候補がリード
10/22(月) 17:07配信 CNN.co.jp
重要州フロリダ、上院選・知事選のいずれも民主候補がリード
南部フロリダ州では、知事選、上院選ともに民主党候補がリードしている
ワシントン(CNN) 11月上旬に中間選挙を控える米国で、重要州のひとつであるフロリダ州では上院選、知事選ともに民主党候補がリードしていることが22日までにわかった。CNNの委託を受けた米世論調査企業SSRSの調査で明らかになった。

今回の世論調査によれば、知事選では、民主党候補のアンドルー・ギラム氏が共和党候補のロン・デサンティス氏に対して12ポイントリードしている。

ギラム氏は女性や非白人層からの支持が高い。ギラム氏を支持するとした女性は60%で、デサンティス氏支持の女性は34%。ギラム氏支持の非白人層は74%で、デサンティス氏支持は23%だった。若年層や無党派層でもギラム氏を支持する割合がデサンティス氏支持を上回った。

トランプ大統領に対する見方で支持が分かれているようだ。投票する可能性のある有権者のうち51%がトランプ大統領を支持していないが、このうちの92%がギラム氏を支持している。

投票する可能性のある有権者の43%がトランプ大統領支持だが、このうちの87%がデサンティス氏に投票するとしている。

上院選では民主党の現職ビル・ネルソン氏の支持率は50%と、共和党のリック・スコット同州知事の45%を上回った。

調査は10月16日から20日にかけてフロリダ州全域で無作為に固定電話もしくは携帯電話を通じて成人1012人にインタビューを行った。誤差の範囲はプラスマイナス3.6パーセントポイント。

5153チバQ:2018/10/22(月) 22:07:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181022-00000513-san-s_ame
移民集団、約5千人に メキシコ国内を移動
10/22(月) 8:30配信 産経新聞
 【ロサンゼルス=住井亨介】中米ホンジュラスなどから米国を目指してメキシコに入った移民の集団が約5千人に増加していることが21日、分かった。AP通信が伝えた。集団はグアテマラとの国境から約30キロ離れた街タパチュラに向けて移動している。メキシコの警察当局が警戒に当たっているが、阻止する動きはないもようだ。

 移民はメキシコ当局の監視を避けるように、国境を隔てる川をいかだや徒歩で渡り、メキシコ側の街シウダードイダルゴに集結。前日は約2千人とみられていた。夜明けとともに移動を始めた集団の長さは約1・5キロにも延びているという。

 11月6日の中間選挙を控え、移民問題の争点化を図るトランプ米大統領は21日、ツイッターで「(移民は)まずメキシコで亡命申請をしなければならない。そうでなければ米国は彼らを送り返す」「移民集団のせいで民主党の面目は丸つぶれだ。すぐに移民法を改正しろ!」と書き込んだ。

5154チバQ:2018/10/22(月) 23:28:01
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181021-00000030-jij-n_ame
果たされぬ大統領の約束=GM一時解雇、元従業員「復帰したい」―米オハイオ州
10/21(日) 16:25配信 時事通信
 11月6日の米中間選挙まで約2週間。

 好調な米経済の陰で、「ラストベルト」(さび付いた工業地帯)と呼ばれる中西部オハイオ州では、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)の工場従業員がレイオフ(一時解雇)の憂き目に遭っている。収入源を失った労働者の間では、雇用を取り戻すとの約束を実現していないトランプ大統領への不満が渦巻いている。

 ◇就任式当日に暗転
 「収入がなくなってそろそろ2年」。オハイオ州北東部ローズタウンにあるGM工場の従業員だったトミー・ウォリコーさん(36)は重い口を開いた。2008年7月からこの工場で働いていたが、皮肉にもトランプ大統領の就任式が行われた17年1月20日に一時解雇された。

 同工場で生産する車種の販売不振やメキシコへの生産移管が背景にあり、操業を続けているものの、これまでに約3000人が職場を離れたという。ウォリコーさんは「この辺で最も待遇の良い働き口の一つだった」と振り返り、「一時解雇は地域に弊害をもたらしている」と嘆く。

 その後、ディーゼル関係の技術者とトラック運転手になるための教育を受けた。ただ、「GMでの仕事が大好きで復帰したい」のが本音。「大統領はこの地域を見捨てず、支援してほしい」と懇願する。

 ◇市長、労組も嘆願
 「雇用を取り戻す」。トランプ大統領は昨年7月、ローズタウン近郊のヤングスタウン市で聴衆に訴えた。しかし、いまだに約束は果たされていない。同市のブラウン市長は今年8月、大統領に書簡を送り、「経済状況は悪化している」と説明。工場の閉鎖は「壊滅的な打撃になる」と警鐘を鳴らし、約束を行動に移すよう要請した。

 全米自動車労組(UAW)の地元組織代表も7月、大統領あての書簡で、「多くの労働者世帯の将来が危機にさらされている」と警告し、GMに地元への再投資を求めてほしいと呼び掛けた。

 ◇「忘れられている」
 ウォリコーさんの婚約者ロシェル・カーライルさん(28)も同じ工場に勤務していたが、同じ日に一時解雇された。当時の時給は約20ドル。今は4.50ドルの時給とチップが頼りのウエートレスとして働いている。

 カーライルさんは「完全に忘れられている」と大統領を批判。「GMの外国への生産移転を食い止められないトランプ政権の責任は大きい」と語気を強め、中間選挙では民主党候補に投票すると言い切る。

 大統領選では1964年以降、オハイオ州を制した候補が大統領になっている。「この問題に真剣に取り組まなければ、トランプ大統領は次の選挙で勝てない」。ウォリコーさんの父で、GMで約43年間働いたジョンさん(72)はつぶやいた。

5156チバQ:2018/10/23(火) 18:15:36
https://www.sankeibiz.jp/macro/news/181023/mcb1810230609009-n1.htm
米中間選挙、最新世論調査で民主がリード保つ 鍵は投票率
2018.10.23 06:09
11月の米中間選挙で投票を予定している有権者に共和、民主のどちらの議会掌握を望むかと質問した場合、民主がかなりのリードを保っている。世論調査会社も指摘するように、鍵となるのは投票率だ。

 21日に発表されたNBCとウォールストリート・ジャーナル(WSJ)の世論調査結果によれば、投票を予定している有権者の支持率は民主が50%、共和が41%と、民主が9ポイント上回った。それによると、民主のリードを後押ししたのは女性、ラテン系、若年層だった。有権者登録を済ませた人を対象にした支持率では民主のリードは7ポイントに狭まる。

 ただ、中間選挙は通常投票率が低いものの、今回に限っては有権者の投票意欲は高い。登録有権者で中間選挙に強い関心を持っていると回答した割合は65%と、12年ぶりの高水準となった。支持政党別では民主が72%、共和が68%だった。

 一方、トランプ大統領の支持率は47%と、NBC・WSJ世論調査では過去最高となった。どちらの党が経済運営に優れているかという問いでは、共和党が民主党に15ポイントの差を付け、同調査では過去最大のリードとなった。(ブルームバーグ Ros Krasny)

5158チバQ:2018/10/24(水) 19:44:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181024-00000062-reut-n_ame
ネバダ州知事選の共和党候補、親戚が不支持 「地元育ちは虚偽」
10/24(水) 14:39配信 ロイター
[23日 ロイター] - 州知事選挙を11月6日に控える米ネバダ州で、共和党候補アダム・ラクソルト氏(40)の親戚が、同氏に投票しないよう呼び掛ける論説を地元紙に寄稿した。

ネバダ州司法長官のラクソルト氏は、過去に同州知事や上院議員を務め、レーガン元大統領に近かった大物政治家、故ポール・ラクソルト氏の孫。州知事選の世論調査では、支持率が民主党候補を僅差で上回っている。

アダム・ラクソルト氏のおばやいとこを含む親戚はリノ・ガゼット・ジャーナル紙の論説で、同氏がワシントンで育ち、2013年に政治活動のためネバダ州に移った外部の人間だと主張。「実際にネバダ州で育ったわれわれにとって、彼が地元育ちや地元市民との深いつながりを偽って主張し続けるのを耳にするのはつらい」とし、一族の名前が利用されるのを阻止せざるを得ないと感じたと説明した。

ラクソルト陣営の広報担当は発表文書で、同候補には多くの親戚がおり、一部の遠戚はリベラル派の活動家や献金者だとした。

5159チバQ:2018/10/24(水) 19:51:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181024-00000019-jij-n_ame
「うそつき」批判一転、称賛=トランプ氏、宿敵クルーズ氏応援―米テキサス上院選
10/24(水) 7:07配信 時事通信
 【ヒューストン(米テキサス州)時事】トランプ米大統領は22日、テキサス州ヒューストンで11月の中間選挙の応援集会に参加し、2016年の大統領選の共和党候補指名争いで「うそつき」とののしったテッド・クルーズ上院議員を称賛し、再選を目指す同氏への投票を呼び掛けた。

 共和党の地盤テキサスで対抗馬の民主党候補が善戦する中、両者は議席死守で利害が一致。中傷合戦を繰り広げた過去の「遺恨」を脇に置いた格好だ。

 「クルーズ氏以上に(政策遂行で)助けてくれた人はいない」。トランプ氏がこうたたえると最大1万9000人収容できる会場を埋め尽くした支持者は声援で応えた。大統領選の予備選でトランプ氏を「腰抜け」呼ばわりしたクルーズ氏も「20年の大統領選でトランプ氏再選を応援したい」と約束し、共和党支持者に絶大な人気を誇る大統領との蜜月ぶりをアピールした。

 クルーズ氏に対抗する民主党のベト・オルーク下院議員は、選挙資金調達で全米トップの6170万ドル(約69億円)を集め、「将来の大統領候補」ともささやかれる有望株。さわやかな弁舌で若者を中心に人気を集め、各種世論調査の平均支持率を算出する政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、9月中旬には、3.2ポイント差まで詰め寄り、共和党関係者を驚かせた。

 クルーズ氏の援護射撃を務めたトランプ氏はこの日の演説で、オルーク氏を「冷酷なペテン師」で「国境開放論者の左翼」と激しく罵倒。オルーク氏が勝てば不法移民の流入に拍車が掛かると共和党支持者の危機感をあおった。

 地元ライス大のマーク・ジョーンズ教授(政治学)は「テキサスはまだまだ生粋の共和党の州だ」と強調。オルーク氏の勝算について「若者の投票率が歴史的な水準になったとしても不十分」と語る。一方で、共和党が圧倒的に優勢だったテキサスでクルーズ氏に肉薄すれば、オルーク氏は将来の選挙で民主党の「希望の星」とみなされるだろうとも指摘した。

5160チバQ:2018/10/24(水) 20:09:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181023-00000063-mai-n_ame
<米大統領>「中間層向け10%減税」中間選挙にらみ表明
10/23(火) 18:05配信 毎日新聞
<米大統領>「中間層向け10%減税」中間選挙にらみ表明
トランプ米大統領=AP
 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領は22日、「中間所得層を対象に10%程度の減税を実施する」と表明した。昨年末に実現した大型減税に続く第2弾減税策との位置づけで、11月6日投開票の中間選挙を前に与党・共和党の支持拡大につなげる狙いがあるものとみられる。ホワイトハウスで記者団に語った。

 トランプ氏は「企業ではなく中間層向けだ」と強調。ただ、中間選挙の投票日前となる「1、2週間以内」に具体策をまとめると述べるにとどめ、内容や財源は明らかにしなかった。

 昨年成立した大型減税を柱とする税制改革法を巡っては、失業率低下や経済成長に寄与したとの評価がある一方、大企業や富裕層を優遇するためのものとの批判があった。中間層向けの追加減税策の表明には、こうした批判をかわす目的もある模様だ。

 税制改革法には個人所得税の減税も盛り込まれたものの、財源不足への懸念から2025年までの時限措置となった。今回の新たな措置では個人減税の恒久化を想定している可能性もある。

 しかし、減税法案の議会での審議は中間選後となる。選挙の結果次第では、上下両院で共和党が多数を握る現在の議会構成が崩れる可能性があり、その場合、実現の見通しは不透明になる。

 トランプ政権では大型減税に加え、国防費増などで歳出が拡大し、18会計年度の財政赤字が6年ぶりの高水準となった。トランプ氏は今月17日の閣議で、各省に一律5%の予算削減を指示している。

5162チバQ:2018/10/25(木) 20:18:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181025-00000061-jij-n_ame
「爆弾」事件、政治対立助長も=トランプ氏はメディア批判―米
10/25(木) 14:39配信 時事通信
「爆弾」事件、政治対立助長も=トランプ氏はメディア批判―米
24日、不審物が届いた米CNNテレビのニューヨーク支局が入るビル前で話し合う警察官。
 【ワシントン時事】米民主党のオバマ前大統領やクリントン元国務長官ら宛てにパイプ爆弾とみられる不審物が送られた事件は、中間選挙を2週間後に控えた米政界に大きな衝撃を与えた。


 事件の背景は不明だが、米国内を覆う政治対立の根は深く、さらなる不信を招きかねない状況だ。

 「いかなる政治的暴力も民主主義への攻撃だ」。トランプ氏は24日夜に開いた支持者集会で、犯行を非難した。だが、メディアや政敵を非難してきた自らの言動には触れず、「終わりのない敵意と絶え間なく続くうその攻撃をやめる責任がメディアにある」と主張した。

 一方、民主党のシューマー上院院内総務とペロシ下院院内総務は共同声明で「暴力を繰り返し許容し、自らの言動で米国を分断に追いやってきた」とトランプ氏を非難した。「テロ」に対して結束するというよりは、互いに相手の非をとがめようとする空気が色濃い。

5163チバQ:2018/10/25(木) 20:19:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181025-00000008-jij-m_est
カタール、人質解放に実績=過去に身代金、「テロ支援」批判も
10/25(木) 7:06配信 時事通信
 【カイロ時事】シリアで行方不明となり、約3年4カ月ぶりに解放された安田純平さん(44)をめぐる交渉では、トルコとカタールの仲介が実を結んだ。

 特にカタールはこれまで幾度も、シリアや各地でイスラム過激派組織に拘束された外国人の解放実現に尽力。豊富な天然資源収入を元手に、多額の身代金が支払われたとされる事例もあった。ただ、テロ組織に対しても金銭支払いを辞さずに影響力を強めようとする手法は、カタールを警戒する国々から「テロ支援」と批判も受けている。

 カタールはペルシャ湾岸の人口270万人の小国だが、世界有数の石油・天然ガス産出国。日本は原油の約8%、火力発電などで使う液化天然ガス(LNG)の約17%をカタールから輸入し、経済的な結び付きも強い。

 安田さんは、シリアで反体制派の最後の拠点となった北西部イドリブ県で拘束されていたとみられる。アサド政権と対立してきたカタールは、同様のトルコと共に反体制派に強い影響力を持つ。

 シリアで国際テロ組織アルカイダ系のヌスラ戦線に拘束され、2014年8月に解放された米国人記者の場合は、カタールが身代金を支払ったとされる。米メディアによると、米国側は支払わないよう促していたが、カタールは米国との関係強化を優先して解放実現を急ぎ、要請に従わなかったという。

 15年1月に解放されたイタリア人援助関係者の際も、ヌスラ戦線との交渉を仲介。1500万ドル(現在のレートで約17億円)の身代金支払いが報じられた。シリア以外にも、戦乱が続くイエメンで12年にアルカイダ系組織に拉致されたフィンランド人らの解放を実現し、隣国オマーンと協力して身代金2000万ドル(同約22億5000万円)を拠出したとされる。

 安田さんの解放に当たり身代金のやりとりがあったかは不明だ。在英のシリア人権監視団のアブドルラフマン代表は、100万〜300万ドル(約1億1300万〜3億3800万円)の支払いがあったと主張した上で「カタールとトルコの目的は、記者の生命を守り、解放に尽力した姿勢を国際的にアピールすることだ」と分析する。しかし、サウジアラビアなどのアラブ諸国は、カタールによる身代金が「テロ組織の資金源になっている」などと一斉に反発して昨年6月にカタールと断交。締め付けを図っているものの、カタールの姿勢に変化は見られない。

5164チバQ:2018/10/25(木) 20:20:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181025-00000539-san-n_ame
民主党政治家らに相次いで爆発物 反トランプ勢力を脅迫か
10/25(木) 12:35配信 産経新聞
 【ニューヨーク=上塚真由】民主党のオバマ前大統領とクリントン元国務長官の自宅や、米CNNテレビで不審な小包が押収された事件で、ニューヨーク市警は24日、中身はパイプ爆弾とみられると発表した。米メディアによると、24日に他にもオバマ前政権の閣僚や連邦議員ら民主党の有力政治家に宛てた不審物が相次いで発見された。けが人などは出ていない。

 11月6日の中間選挙を前に、トランプ大統領はCNNなどの報道機関を「フェイク(偽)ニュース」と攻撃したり、野党・民主党への批判を強めたりしている。犯行声明は出ておらず動機は不明だが、いずれもトランプ氏に批判的な民主党の政治家らが標的にされており、米連邦捜査局(FBI)などは慎重に背景を調べている。

 トランプ氏は24日、ホワイトハウスでの行事で「米国には政治的な暴力行為の居場所はない」と犯行を非難。ニューヨーク市のデブラシオ市長は「明らかなテロ行為だ」と述べた。

 一連の不審物の送付事件は、22日に米著名投資家で民主党を支援するジョージ・ソロス氏のニューヨーク州郊外の自宅に届いたことから始まった。当局によると、同州郊外のクリントン氏の自宅で23日、首都ワシントンにあるオバマ氏の自宅で24日、それぞれ本人に届く前に回収。CNNニューヨーク支局に24日に届けられた不審物は、パイプ爆弾のような爆発物のほか、白い粉が入った封筒が入っていたという。宛名にはオバマ政権下で中央情報局(CIA)長官を務めたジョン・ブレナン氏の名前が記されていた。

 このほか、オバマ前政権で黒人初の司法長官を務めたホルダー氏宛てにも不審物が送られたが、送り主となっていた民主党全国委員会元委員長のワッサーマンシュルツ下院議員の南部フロリダ州の事務所に返却された。住所に誤りがあったとみられる。また、トランプ氏が「知能指数(IQ)が低い」と中傷している民主党のウォーターズ下院議員のワシントンと地元の西部カリフォルニア州の事務所に宛てた不審物も押収された。

5165チバQ:2018/10/25(木) 21:11:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181025-00000072-mai-n_ame
<爆発物郵送>「トランプ氏の政治姿勢が誘因」指摘広がる
10/25(木) 19:04配信 毎日新聞
 【ワシントン高本耕太】米中間選挙の投票日まで2週間を切った24日、オバマ前大統領、クリントン元国務長官の私邸や米CNNテレビのニューヨーク支局など複数の宛先に爆発物とみられる不審物が送られていたことが判明した。野党・民主党関係者を標的にしたとみられる。トランプ大統領は同日、「民主主義そのものへの攻撃だ」と犯行を非難したが、国民の「怒り」に訴え、社会の分断を助長するトランプ氏の政治姿勢が誘因となったとの指摘も広がっている。

 連邦捜査局(FBI)によると、22〜24日に送られた不審物の宛名には他に、民主党を支援する投資家ジョージ・ソロス氏らが含まれる。バイデン前副大統領も標的だったとの情報もある。ニューヨーク市警は不審物の中身を「パイプ爆弾」のようなものとしている。一連の事件で人的被害は発生していない。

 トランプ氏は24日、中西部ウィスコンシン州での演説で、「政敵の人格を否定したり、歴史上の極悪人に例えたりすることはやめよう」などと訴えた。ただ、民主党を「犯罪の党」などと呼び、CNNを「国民の敵」と非難してきたのはトランプ氏本人。中間選が終盤戦に入り、相手陣営に対する過度に敵対的な主張や暴力を肯定する発言も目立つ。18日には西部モンタナ州での集会で同州選出の共和党現職、ジアンフォルテ下院議員について「(プロレス技の)ボディースラムができる男で私の好み。タフなやつだ」と語った。ジアンフォルテ氏は昨年、記者を投げ飛ばした暴行罪で執行猶予付きの有罪判決を受けている。

 トランプ氏は、中間選で民主党が勝利すれば「暴力が支配する」とも訴えている。一方、民主党側もオバマ前政権で司法長官を務めたホルダー氏が選挙集会で「相手が低俗な手段で来るのなら蹴り飛ばせ」と発言。直後に「暴力を助長したわけではない」と釈明したが、共和党から批判を浴びた。ホルダー氏は今回の不審物送付の標的となった。

 両党間で過熱する攻撃の応酬は無党派層の政治不信を招くとの指摘もある。ワシントン・ポスト紙は論説記事で「政敵に暴力が使われる社会は、民主主義でなく専制政治だ」と批判している。

5166チバQ:2018/10/25(木) 21:11:52
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181025-35127593-cnn-int
米大統領首席補佐官がつかみ合いのけんか、ホワイトハウスで
10/25(木) 19:00配信 CNN.co.jp
米大統領首席補佐官がつかみ合いのけんか、ホワイトハウスで
つかみ合いのけんかをしたと報じられたケリー氏(左)とルワンドウスキ氏
ワシントン(CNN) ケリー米大統領主席補佐官が今年2月、ホワイトハウス内で2016年の米大統領選でトランプ大統領の選挙対策本部長を務めたコーリー・ルワンドウスキ氏と取っ組み合いのけんかを演じていたことが25日までにわかった。

けんかの経緯に通じている2人の消息筋がCNNに確認した。この衝突を最初に報じた米紙ニューヨーク・タイムズによると、補佐官らはトランプ大統領の部屋に居て、大統領が電話を受けるため共に退室した際に口論が発生。ケリー氏がルワンドウスキ氏をホワイトハウス内から追い出すよう部下に指示したことが原因だった。

ルワンドウスキ氏が声を荒げる一方、ケリー氏はルワンドウスキ氏の襟首をつかんで体を壁に押し付ける振る舞いに出たという。ルワンドウスキ氏は反撃するような行動は示さなかった。

同紙によると、2人の確執はトランプ氏再選のための政治行動委員会と契約したルワンドウスキ氏が巨額の報酬を得ていることへのケリー氏の反発が一因。また、ルワンドウスキ氏がテレビ番組で家庭内暴力を理由にホワイトハウスを去った元職員に対するケリー氏の対応策を批判したこともあつれきの材料となった。

今回のけんかには大統領警護隊(シークレットサービス)要員が介入していたが、2人は問題を荒立てないことで合意したという。

軍人出身のケリー補佐官は昨年7月に就任。当初は混乱続きだったトランプ政権内を落ち着かせる人事との評価があった。ただ、最近は短気な性格を露呈する場面が表面化してもいた。今後、首席補佐官の職務にどれほど留まられるかとの臆測も流れている。

5167チバQ:2018/10/26(金) 20:56:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181026-00000059-jij-n_ame
トランプ支持「間違っていた」=性転換した五輪金メダリスト
10/26(金) 12:20配信 時事通信
 【ロサンゼルスAFP時事】モントリオール五輪(1976年)の陸上男子十種競技金メダリストで、数年前に女性へ性転換したことで知られる「トランスジェンダー」活動家ケイトリン・ジェンナーさん(68)は25日、米紙ワシントン・ポストに寄稿し、トランプ米大統領を支持してきたことを「間違っていた」と告白した。

 
 2016年の大統領選挙戦中、トランプ氏は「LGBT(性的少数者)」に「Q(クエスチョニング=迷っている人)」を加えたLGBTQの人々のために「立ち上がる」と言って拍手を浴びていたとジェンナーさんは指摘。しかし「今の現実は、あの大統領からトランスジェンダーは絶えず攻撃されている」と訴えた。

5168とはずがたり:2018/10/26(金) 22:33:59
トランプ大統領の私用携帯電話 中国が盗聴 米紙が報道
2018年10月25日 10時45分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181025/k10011684941000.html
アメリカの有力紙は、トランプ大統領が側近の忠告を無視して私用の携帯電話で友人との会話を続け、その内容が中国に盗聴されていると伝えました。

アメリカの有力紙ニューヨーク・タイムズの電子版は24日、複数の政府関係者の話として、トランプ大統領が私用の携帯電話で会話している内容が中国に盗聴されていると伝えました。

それによりますと、トランプ大統領は、盗聴への対策が施されたホワイトハウスの執務室の固定電話を使うように求める側近の忠告を無視し、私用の携帯電話で頻繁にFOXニュースの司会者など親しい友人と会話を続けているということです。

またアメリカの情報機関がまとめた報告書の内容として、中国は盗聴した会話から、トランプ大統領が誰のどんな話に耳を傾けるのかを分析したうえで、その人物に対するロビー活動などを通じて、貿易問題でこれ以上、中国に厳しい姿勢を取らないよう働きかけていると伝えています。

トランプ大統領はおととしの大統領選挙で、民主党のクリントン氏が国務長官在任中に私用のメールアドレスを使っていたとして情報管理体制の不備を厳しく追及していただけに、今後批判が高まることも予想されます。

5169チバQ:2018/10/28(日) 15:27:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181028-00000045-jij-n_ame
共和党支える福音派=8割支持も「反トランプ」の動き―米中間選
10/28(日) 15:08配信 時事通信
 11月6日投開票の米中間選挙で、苦戦する与党の共和党を支えるのがキリスト教福音派だ。

 人工中絶反対など保守的な価値観や親イスラエルで知られ、トランプ大統領による在イスラエル米大使館のエルサレム移転は、福音派への配慮とされた。だがトランプ氏の強硬な不法移民政策などに反発し、「議会の共和党優勢を覆そう」と訴える福音派グループも現れた。

 ◇人格よりも保守的政策重視
 「投票に行こう。この中間選挙は(米国の)転換点になる」。南部テキサス州ヒューストンにある福音派のメガチャーチ(巨大教会)で21日行われた日曜礼拝で、エド・ヤング牧師(82)がこう訴えると、約5000席の会場を埋めた信者から一斉に拍手が響き渡った。

 福音派とは、聖書の記述を文字通り信じる熱心なプロテスタント信者だ。米国の全人口の約25%を占め、白人福音派の8割が2016年の大統領選でトランプ氏に投票した。モラルを重視する人々が、不倫疑惑の続出するトランプ氏を支持した理由は、人工中絶や同性婚などに消極的な立場を取る保守派の連邦最高裁判事指名を期待してのことだったとされる。

 トランプ氏は実際、ブレット・カバノー氏ら2人の保守派判事を指名して期待に応えた。礼拝に参加した男性弁護士(62)は「(キリスト教徒にとって)すべての人は罪人であり、完璧な人も完璧な大統領もいない」とトランプ氏の人格などは意に介さない。

 地元ライス大のマーク・ジョーンズ教授によると、政治色を強める福音派教会が、信者に投票を呼び掛けることで共和党候補への投票率向上に一役買っている。ヤング牧師は22日にヒューストンで行われたトランプ氏出席の選挙集会で「神の下で共和国であり続けるのか、それとも神のいない社会主義に向かうのか」と、暗に民主党への懸念をあおり、民主党候補の猛追を受ける共和党クルーズ上院議員を側面支援した。

 ◇草の根でトランプ氏批判
 一方で、福音派の中からも、メキシコ国境での不法移民親子の分断につながったトランプ政権の移民政策などをキリスト教の理念に反すると批判する草の根の声も上がり始めた。

 「(トランプ氏によって)道徳の羅針盤は壊れてしまった。民主主義は危機にひんしている」。21日夕方、ヒューストンの閑静な住宅街にある教会で始まったトランプ氏に批判的な福音派の野外集会では、ゴスペルやキーボードの弾き語りを間にはさみ、福音派の牧師や民主党系の候補らが次々に、トランプ政治への危機感を訴えていた。

5170チバQ:2018/10/28(日) 15:29:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181028-00000509-san-musi
米中間選、音楽界の大物2人が場外戦 民主テイラー・スウィフトvs共和カニエ・ウエスト
10/28(日) 11:00配信 産経新聞
 米トランプ政権に対する審判となる中間選挙が近づき、各地で共和、民主両党の候補者による戦いがヒートアップする中、音楽界でも大物2人が選挙をめぐって「場外戦」を演じて注目を集めている。人気女性歌手のテイラー・スウィフトさん(28)が民主党支持を表明し、投票を呼びかけると有権者登録が急増。一方、黒人大物ラッパーのカニエ・ウエストさん(41)はホワイトハウスにトランプ氏を訪問し、抱擁を交わした。2人の「助っ人」は、選挙結果にどんな影響をもたらすのか?

■「とにかく投票を」

 「以前は政治的意見を公にするのは嫌だったけど、(トランプ政権となった)過去2年間に私の人生や世界で起きたことを振り返ると、それってやっぱり違うって感じている」

 7日、写真共有アプリ「インスタグラム」でこう表明したスウィフトさん。それまでの政治的沈黙を破る宣言だった。

 「この国には有色人種に対する組織的な人種差別が広く浸透し、恐ろしく吐き気がする」とつづり、共和党の上院選候補が女性や性的少数者の権利向上に逆行する政治スタンスだと批判。さらに、「すべてのことに百%賛成できる候補や党は見つけられないかもしれないけど、とにかく投票はしなくちゃ」と訴えた。

 米芸能誌ハリウッド・リポーター(電子版)によると、この投稿から48時間で約24万人が有権者登録をしたといい、1億1200万人のフォロワーを持つスウィフトさんの影響力を再認識させた形だ。

 保守派に人気のあるカントリー音楽出身のスウィフトさんは、これまで政治的な発言を避けてきた。その姿勢を一転させたのは、トランプ氏が初当選した2016年の大統領選で支持候補を明確にしなかったことが、トランプ氏支持と受け止められたことがあるとみられている。

 発言はおおむね好意的に受けとめられたが、スウィフトさんを「アーリア人の女神」と呼ぶ白人至上主義者のファンからは批判が上がっている。米誌ローリングストーン(電子版)によると、ある交流サイトでは白人至上主義者とみられる参加者から、「ゴーストライターが書いた物のようだ」「彼女は白人至上主義者とみられたくなかったのだ。金をもらって書いたのだろう」「もう僕らの女の子ではなくなった」といった書き込みがあったという。

 実は当のトランプ氏もスウィフトさんの長年のファン。冗談めかして「彼女の音楽が25%好きではなくなったな」と語った。

■トランプ氏をハグ

 一方、ホワイトハウスに招かれたウエストさんは、「米国を再び偉大にする」というトランプ氏のスローガン入りの赤い帽子をかぶって登場。大統領執務室で約10分間にわたって社会問題について熱弁をふるい、いつもは持論をぶつトランプ氏は聞き役に終始した。

 トランプ氏が「彼はいつでも好きなときに私のことを代弁してくれる。頭の切れる奴だよ」と持ち上げると、ウエストさんはトランプ氏をハグして「この男が大好きだ」と、報道陣に親密ぶりを見せつけた。

 ウエストさんは「トランプ大統領は兄弟だ」と言い切るほどの「トランプ派」だが、過去の政治的スタンスは一定していない。

 米紙USAトゥデー(電子版)などによると、かつては「リベラル寄りの熱血漢」。05年に米国を襲ったハリケーン・カトリーナによる被害をめぐり、当時の息子ブッシュ大統領を「黒人のことを気に掛けていない」と批判したほか、民主党候補に献金したことがあるという。

 ところが今年に入ってからは「米国の奴隷制は選択だった」と主張したほか、最近は人気バラエティー番組「サタデー・ナイト・ライブ」に出演して「差別のことを憂えているなら、とっくの昔に米国を脱出しているよ」と発言。物議を醸し続けている。

 スウィフトさんとウエストさんは、10年近くにわたって不和が取り沙汰されてきた間柄でもある。10日付の米紙ロサンゼルス・タイムズが「ウエストとスウィフトの不和は政治的なものに」との見出しで取り上げるなど、一般メディアの関心も高い。2人の支持はどれだけ両党の得票に結びつくのか。そうした分析は出ないだろうが…。(ロサンゼルス 住井亨介)

5171チバQ:2018/10/28(日) 15:32:02

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018102800015&amp;g=int

礼拝所で乱射、11人死亡=ユダヤ教徒狙い「突入」-投降の男、憎悪犯罪で訴追・米


米ペンシルベニア州のシナゴーグ(ユダヤ教礼拝所)で27日に起きた銃撃事件のロバート・バウアーズ容疑者(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】米東部ペンシルベニア州ピッツバーグのシナゴーグ(ユダヤ教礼拝所)で27日午前(日本時間同日深夜)、銃撃事件があり、11人が死亡し、警察官4人を含む6人が負傷した。米メディアによると、容疑者の男は礼拝中に押し入って「すべてのユダヤ人は死ね」と叫びながら、殺傷力の高い半自動小銃を乱射したという。容疑者は逮捕・訴追された。


 トランプ大統領は27日、インディアナ州での会合で「これは反ユダヤ主義に基づく犯行だ」と非難した。セッションズ司法長官は「すべての国民は安全に祈りをささげる権利がある。わが国の価値観に全く相いれない犯罪だ」との声明を発表した。
 男は白人のロバート・バウアーズ容疑者(46)で、駆け付けた警官らと銃撃戦を繰り広げた後に投降、拘束された。同容疑者は襲撃直前、インターネット交流サイト(SNS)に「(ユダヤ系難民保護団体が)侵略者を招き入れ、われわれを殺している。黙って虐殺を見過ごすことはできない。突入する」と投稿していた。


27日、乱射事件が起きた米ペンシルベニア州ピッツバーグのシナゴーグ(ユダヤ教礼拝所)付近で警戒に当たる警官(AFP時事)

 連邦検察当局は27日夜、人種的・宗教的偏見に基づくヘイトクライム(憎悪犯罪)や銃犯罪など29件の罪でバウアーズ容疑者を訴追した。米連邦捜査局(FBI)などは、容疑者の自宅や車などを捜索し、詳しい動機を調べている。
 事件は午前10時ごろ発生。礼拝所ではユダヤ教の安息日の儀式が行われ、高齢者を中心に約100人の信者が集まっていた。入り口は自由に出入りできる状態で、バウアーズ容疑者は半自動小銃1丁と拳銃3丁を持って侵入。捜査当局は単独犯とみている。現場からは爆発物などは見つかっていない。市幹部は「今まで見た中でも恐ろしく最悪な現場だった」と語った。
 米メディアによると、バウアーズ容疑者が使用した半自動小銃は「AR15」。今年2月にフロリダ州の高校で17人が犠牲となった銃乱射事件でも使われ、米小売業界では販売中止の動きが広がっていた。
 現場はピッツバーグ中心部に近い住宅地で、昔からユダヤ系住民が多く住んでいる。事件発生後、警察は周辺を封鎖し、住民に屋内に避難するよう呼び掛けた。(2018/10/28-15:10)

5172チバQ:2018/10/28(日) 15:32:16


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181028-00000021-jij-n_ame
分断社会、相次ぐ事件=トランプ氏に批判も―米銃乱射事件
10/28(日) 8:56配信 時事通信
 【ニューヨーク、ワシントン時事】米東部ペンシルベニア州ピッツバーグのシナゴーグ(ユダヤ教礼拝所)で起きた27日の銃乱射事件。

 捜査当局はユダヤ教徒を狙った憎悪犯罪(ヘイトクライム)とみて、捜査を進めている。社会の二極化が進む米国では人種や宗教、政治などを背景とする事件が相次ぐ。トランプ米大統領による差別的な発言が二極化加速の一因との批判もある。

 「すべてのユダヤ人は死ね」。報道によると、逮捕されたロバート・バウアーズ容疑者(46)は犯行時、こう叫び、銃を乱射した。容疑者は極右系が使っているソーシャルメディアで、ユダヤ人が「悪」のイスラム教徒を米国に連れてきているという反ユダヤ主義の陰謀論を主張。トランプ氏に批判的な投稿もあった。

 連邦捜査局(FBI)の2016年の統計によると、憎悪犯罪事件の背景は人種問題が半数以上を占め、宗教は約2割。ケンタッキー州のスーパーマーケットでは24日にも黒人2人が白人に撃たれる事件があった。一方、米メディアが伝えたユダヤ系団体の集計では、反ユダヤ主義を背景とする事件は17年に前年比57%増加している。

 トランプ氏は事件を受け、インディアナ州でのイベントで、特定の宗教への憎悪犯罪に団結して反対するよう国民に呼び掛けた。また、記者団に、銃撃事件の再発防止へ「死刑執行の規則を厳格化すべきだ」と強硬姿勢も示した。長女イバンカさんとその夫クシュナー氏がいずれもユダヤ教徒で、トランプ氏は反ユダヤ主義の台頭に警戒を強めているもようだ。

 トランプ政権発足以前から米社会の二極化は進んでいた。しかし、一部イスラム圏の国民の入国禁止など、差別的な姿勢が目立つ中、公民権運動団体「全米黒人地位向上協会(NAACP)」は、トランプ氏の排外主義的な言葉や人種差別的な政策と憎悪犯罪の増加には「直接の関係がある」と批判している。

 一方、今回の事件を受け、再び銃規制を求める声が強まる可能性もある。これに対し、トランプ氏は事件と規制は「無関係」だと一蹴。「礼拝所に何らかの(武装などの)防御があれば、状況は全く違っていたかもしれない」と述べ、11月6日の中間選挙を控え、銃規制問題が再燃することに警戒感を示した。

5173チバQ:2018/10/28(日) 15:34:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181027-00000074-mai-n_ame
<米爆発物>民主中傷を度々投稿 容疑者、トランプ氏支持
10/27(土) 21:38配信 毎日新聞
<米爆発物>民主中傷を度々投稿 容疑者、トランプ氏支持
連邦捜査局(FBI)の施設から移送されるシーザー・セヨク容疑者(中央手前から2人目)をとらえた地元テレビの映像=フロリダ州ミラマーで26日、AP
 【ワシントン鈴木一生】米国の野党・民主党の有力政治家らに爆弾とみられる不審物が相次いで送られた事件で、米司法当局は26日、南部フロリダ州に住むシーザー・セヨク容疑者(56)を逮捕した。セヨク容疑者は熱狂的なトランプ米大統領の支持者で、政敵を激しい口調で批判するトランプ氏の手法が事件の誘因との見方もある。トランプ氏はセヨク容疑者について「私のことを他の人よりも好んでいたと聞いた」と述べつつ、「私には全く責任がない」と指摘した。

 米メディアによるとセヨク容疑者は、ツイッターなどにトランプ氏への支持や民主党に対する中傷を度々投稿。容疑者が寝起きしていたとみられる車には大量のトランプ氏やペンス副大統領の写真が貼られていた。また、過去にもフロリダ州の企業に対し爆弾を用いた脅迫事件を起こし、逮捕されたことがあるという。

 トランプ氏は26日、ホワイトハウスで記者団に対し、「(11月の中間選挙に向けて)与党・共和党は勢いがあったのに、話題が全てこの事件になってしまった。これからまた勢いを取り戻す」などと事件が選挙に与える影響を懸念した。

 連邦捜査局(FBI)によると、不審物はプラスチックのパイプに火薬やガラスを詰めた簡易な手製爆弾だった。

5174チバQ:2018/10/30(火) 17:54:22
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018102900767&amp;g=use
民主擁立「当選なら史上初」候補も=イスラム・黒人女性・性転換者-米中間選挙
同性婚 知事選 ケニア


米民主党から先住民女性初の連邦議会議員を目指すデブ・ハーランド候補=9月30日、ニューメキシコ州アルバカーキ(AFP時事)

 【ワシントン時事】11月6日投票の米中間選挙では、下院(定数435)全議席と上院(同100)35議席のほか、全50州のうち36州で知事選が行われる。いずれも当選者1人の小選挙区制のため、社会的少数派が進出しづらいとも言われるが、上下両院の多数派奪還を目指す民主党は今回「当選すれば米史上初」という少数派候補を積極的に擁立している。
 下院のミシガン州13区で民主党から出馬したラシダ・タリーブ候補は、パレスチナ移民の娘。同選挙区には有力な対抗馬がおらず、イスラム教徒女性初の連邦議会議員となることが有力視されている。
 米メディアに「パレスチナから出て行かないという理由で、祖父は銃撃されたと聞いた」と話すタリーブ氏。2016年の大統領選では、トランプ大統領(当時は候補)の集会に乗り込んで強烈なやじを飛ばし、会場から追い出された「武闘派」でもある。
 下院のミネソタ州5区に民主党から挑むイルハン・オマル候補も、イスラム教徒の女性。8歳で内戦の祖国ソマリアから脱出し、ケニアの難民キャンプを経て渡米した苦労人だ。


米ジョージア州知事選に民主党から出馬するステイシー・エイブラムズ候補=7月27日、アトランタ(EPA時事)

 下院のニューメキシコ州1区のデブ・ハーランド候補とカンザス州3区のシャリス・デービッズ候補は、ともに民主党から先住民女性初の連邦議会議員を目指す。ハーランド候補は予備選の勝利演説で「トランプ大統領と富裕層は、私の勝利を警告射撃と受け止めよ」と気勢を上げた。
 ジョージア州知事選に出馬する民主党のステイシー・エイブラムズ候補は、初の黒人女性知事を目指す。下院議員からコロラド州知事への転身に挑む民主党のジャレド・ポリス候補は、当選すれば初めて男性同性愛者と公言した知事となる。
 バーモント州では、男性として生まれ15年に「女性」となった民主党のクリスティーン・ハルクィスト候補が、知事選で主要政党初となる、心と体の性が一致しないトランスジェンダー候補として注目を集めている。電力会社を経営した経験から、エネルギー問題や地球温暖化防止を公約に掲げるが、共和党現職相手に厳しい戦いが見込まれている。(2018/10/29-15:07)

5175チバQ:2018/10/31(水) 18:34:40
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018103100208&amp;g=use
トランプ氏、「出生地主義」廃止の方針=大統領令で憲法規定変更

30日、ワシントンのホワイトハウスで手を振るトランプ米大統領(EPA時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は30日に抜粋が掲載された米メディア「アクシオス」のインタビューで、米国で生まれた子へ自動的に国籍を付与する現行制度について、大統領令で廃止する意向を表明した。国籍認定で「出生地主義」を採用してきた米国の大きな方針転換となるが、憲法に基づく制度を大統領権限で廃止できるか、疑問視する声も上がっている。

トランプ支持「間違っていた」=性転換した五輪金メダリスト

 トランプ氏はインタビューで「入国して出産すれば子に国籍を与えるような国は、世界で米国だけだ」と主張。「ばかげている。終わらせなければならない」と述べた。トランプ氏と近い共和党のグラム上院議員は、大統領の主張に沿った法整備を目指す方針を表明した。
 トランプ氏の発言は、投票まで1週間に迫った中間選挙をにらみ、急増する中南米からの不法移民への強硬姿勢を支持層にアピールするのが狙いとみられる。同氏はこれまでも、永住権(グリーンカード)発給の見直しを打ち出すなど、途上国などからの移民に厳しく臨む方針を示してきた。
 米憲法修正14条は「米国およびその管轄地で生まれたか帰化した者は、すべて米市民権を有する」と規定している。市民団体「全米市民自由連合」(ACLU)はトランプ氏の主張を「反移民感情をあおるもので、あからさまな憲法違反だ」と批判。「大統領令で憲法(の条項)を消し去ることはできない」と反発した。(2018/10/31-06:26)

5176チバQ:2018/10/31(水) 18:35:11
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018103100758&amp;g=use
トランプ米大統領、中米移民に厳しい姿勢=中間選挙へ保守層にアピール

中米ホンジュラスなどから米国に向かう「キャラバン」と呼ばれる大規模集団=30日、メキシコ南部オアハカ州(AFP時事)

 【ワシントン時事】中米諸国からの不法移民の集団が大挙して米入国を目指す中、トランプ米大統領が移民政策で厳しい姿勢を相次いで打ち出した。メキシコ国境への壁建設など、もともと排外的傾向の強いトランプ氏だが、来週に投票が迫った中間選挙をにらみ、支持基盤の保守層にアピールする狙いがあるのは明らかだ。
 「わが国への侵略だ。軍が待ち構えている」。トランプ氏は29日のツイッターで、中米ホンジュラスなどから米国に向かう「キャラバン」と呼ばれる大規模集団に警告を発した。キャラバンに「大勢のギャング団メンバーに加え、何人もの極悪人が紛れ込んでいる」とも主張した。
 トランプ氏の指示を受け、米軍部隊の5200人超が週内にメキシコ国境へ展開する。北米を管轄する北方軍のオショーネシー司令官は30日、記者団に対し、さらなる部隊派遣もあり得ると説明した。ただ、軍による非戦闘員への実力行使が禁じられているため、派遣部隊は不法越境者の拘束には直接携わらないという。
 さらにトランプ氏は、30日に一部公表された米メディア「アクシオス」のインタビューで、米国内で生まれた子へ自動的に米国籍を付与する現行制度を「ばかげている。終わらせなければならない」と批判。大統領令で廃止する意向を表明した。国籍認定で「出生地主義」を採用してきた米国の従来方針を転換するものだ。
 ただ、出生地主義は憲法修正14条の規定に基づくもので、大統領権限で変更可能か疑問視する声も強い。ペンス副大統領は米メディアに、憲法規定を尊重するとしつつ「(米国籍付与が)不法入国者にも適用されるか、修正14条は明記していない」と述べ、「解釈改憲」は不可能でないという考えを示した。(2018/10/31-14:33)

5177チバQ:2018/11/01(木) 11:50:57
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181031-00000086-mai-n_ame
<米中間選挙>移民増え、接戦に 富裕層多い加州48区
10/31(水) 20:09配信 毎日新聞
 ロサンゼルスの南東の海岸沿いに広がるカリフォルニア州オレンジ郡。白人の富裕層が住む地域として知られ、共和党の地盤と考えられてきた。ここで15期にわたり下院議員を務めてきたのがレーガン元大統領のスピーチライターだった共和党のダナ・ローラバッカー氏(71)だ。

 ところが、今回の中間選挙では、民主党新人の実業家、ハーレイ・ルーダ氏(56)と互角の戦いとなっている。

 「今回は激戦だ。左派が宣戦布告し、政治の方向を変えようとしている」。電話で投票を呼びかけるボランティアの激励のため選挙区の共和党事務所を訪れたローラバッカー氏はそう語った。「以前は支持者に手紙を送れば済んだが、これほど熱心に地元で選挙運動をするのは初出馬以来だ」と言う。最も重視するのは移民問題だ。今では選挙区の人口の4分の1は外国生まれだが、不法移民に強硬な姿勢を貫いている。

 選挙ボランティアでインテリアデザイナーのレネット・クローンさん(55)は「私たちは以前にも増して燃え上がっている。移民は法的手続きを踏んで入国すべきで、対策強化は当然だ」と強調した。

 一方のルーダ氏のボランティア集合場所の公園には、接戦と聞き付けて選挙区外からも応援者が駆けつけていた。

 「皆さんどこから来ましたか?」。投票を呼びかける戸別訪問のボランティア約40人にルーダ氏が尋ねると「LA(ロサンゼルス)」「パサデナ」などと約4分の1が選挙区外から来たと答えた。

 5カ月の娘を背負ったメリッサ・ヘンリーさん(33)は環境コンサルタント。夫はアルゼンチン系移民だ。選挙区外に住むが「人種差別主義者で地球温暖化も信じないトランプ大統領には反対。自分の選挙区は民主党候補が安泰なので激戦区の応援に来た」と語った。

 ロサンゼルス・タイムズ紙の政治担当、クリスティン・マイデューク記者(32)は下院カリフォルニア州48区について「かつては強固な共和党の地盤だったが、今は中南米系やアジア系ら移民が増えてきた。激戦になった背景には人口動態の変化がある」と語る。

 カリフォルニア公共政策研究所(PPIC)によると、1980年の州の人種構成は白人66.8%、中南米系19.3%だったが、2015年には中南米系が白人を上回った。今後さらに白人の割合は減ると予測されている。マイノリティー(人種的少数派)の政治的影響力が拡大していくのは確実で、反移民政策は長期的には得策ではないとみられている。

 ところが、今回の選挙においては、移民に寛容な民主党の反発よりも、不法移民の取り締まり強化を掲げるトランプ政権を支持する共和党支持者の盛り上がりが目立っている。

 投票率の低い中間選挙では社会のどういう層が実際に投票するかが勝敗を決めると言われる。幅広い有権者の支持を求めるのではなく、不法移民への強硬姿勢で支持基盤を固め、接戦を制しようという共和党。民主党はそれに対抗する有効な戦略を打ち出せていない。【オレンジ郡(米西部カリフォルニア州)長野宏美】

 ◇下院議員候補(カリフォルニア州48区)

ダナ・ローラバッカー 71 共和 下院議員

ハーレイ・ルーダ  56 民主 実業家

5178チバQ:2018/11/01(木) 15:50:08
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASLBH45KSLBHUHBI016.html
「トランプ離れ」ひたひた 激戦区、党名隠す候補者も
14:06朝日新聞

「トランプ離れ」ひたひた 激戦区、党名隠す候補者も

民主党候補アンディ・キム氏の応援に集まった支持者=8日、ニュージャージー州、金成隆一撮影

(朝日新聞)

 「女性と医療を軽視するトランプに危機感を覚え、初めて戸別訪問に参加した。政治には無関心だったので夫も驚いている」

 米ニュージャージー州の下院第3選挙区内に住む元大学病院の専門職ダイアン・ハーディーさん(72)は、11月6日にある中間選挙に向け、投票を呼びかけるTシャツを着て1日に80軒を訪ねる。「玄関先で『私も投票する』と言ってもらえると、変化を起こせていると実感する」と笑顔を見せた。

 2年前の大統領選で「あり得ない」と思っていたトランプ氏当選にショックを受け、自宅で寝込んだ。

 ところがトランプ政権下で、既往症のある人の保険加入や、女性が妊娠中絶を選ぶことが難しくなる恐れが出てきて「ふさぎ込んでいる場合ではない」と動き始めた。選挙運動の仲間には似た思いの女性が多い。

 同区は大都市フィラデルフィアの通勤圏。民主党のオバマ氏が2008、12年と連勝し、2年前は共和党のトランプ氏が勝った。典型的な「スイング(揺れる)選挙区」だ。

■攻勢をかける民主党

 家計所得の中央値は約8万2千ドル(約924万円)で全米の約5万5千ドルを上回る。大卒以上の割合34%も全米平均(30%)より高い。人口の8割超が白人だ。医療や年金、教育を重視する傾向が強く、トランプ氏の言動を不愉快に感じ始めている。下院で23議席を共和党から奪い返せば民主党が過半数を握るという情勢下、民主党は、この郊外選挙区を重点に定めた。

 3期目をめざす共和党の現職トム・マッカーサー氏に、オバマ前政権の国家安全保障顧問で民主党新人のアンディ・キム氏が挑む。キム氏はローズ奨学生として英オックスフォード大で学んだ韓国系米国人。

 8日、キム氏の集会が開かれたビール工房は支持者であふれ返った。キム氏が「万人に医療を手にする権利がある!」と叫ぶと歓声が沸き上がる。手厚い社会保障政策を訴え、トランプ氏から離れつつある穏健な保守層の取り込みを図る。

 会場にはゲストが送り込まれていた。2年前にクリントン氏を大統領候補に指名した民主党大会で、「トランプよ、米国憲法を読んだことがあるか?」と演説したイスラム教徒のキズル・カーン氏。04年にイラクで仲間の米兵を自爆テロから守ろうとして戦死したフマユン大尉の父だ。キズル氏も「医療を守るためアンディを議会へ」と訴えた。

 2年前の選挙で共和党候補に一票を投じたローレル・スミスさん(58)は「今回はアンディに投票する」と話す。難病の息子を育てる。車いすを福祉団体に寄付したというマッカーサー氏を支持していたが、同氏がオバマケア廃止に熱心に動いたと知り、民主党に移ることを決めた。

■防戦の共和党「トランプ隠し」

 同選挙区からデラウェア川を越えるとペンシルベニア州の下院第1選挙区だ。郊外型住宅街の代名詞、レビットタウンがある。共和党の現職ブライアン・フィッツパトリック氏が町中に掲げるプラカードには「共和党」の文字がなく、「無党派」とアピールする。

 トランプ氏が昨夏、白人至上主義者を擁護するような発言をしたため、有権者から厳しく追及された。フィッツパトリック氏は「迷うことなく悪事と呼ばなければならない」と応じるしかなかった。穏健な保守層をつなぎとめるため、「トランプ隠し」の選挙戦を強いられている。

 米調査機関ピュー・リサーチ・センターの5月公表の調査によると、選挙登録した有権者のうち、都市部では「民主党支持」「民主党寄り」と答えた人が計62%にのぼり、「共和党支持」「共和党寄り」計31%の2倍。一方、地方では「共和党支持」「共和党寄り」と答えた人が計54%で「民主党支持」「民主党寄り」の計38%を上回った。

 90年代末から都市部で民主党の、2009年ごろから地方で共和党の優位が強まり、その傾向を転換させるのは難しい。激戦区は、都市部と地方の中間にある郊外に集中する。

5180とはずがたり:2018/11/03(土) 20:51:57
「オバマ再来」民主に新星 分断あおらぬ演説、聴衆熱狂
https://www.asahi.com/articles/ASLBR3FDCLBRUHBI011.html
テキサス州ヒューストン=土佐茂生2018年11月2日11時38分


 11月6日に実施される米国の中間選挙を前に、与党・共和党が圧倒的な強さを誇る南部テキサス州の上院選で異変が起きている。与党現職の大物テッド・クルーズ氏(47)を、野党・民主党新人のベト・オルーク下院議員(46)が激しく追いかけている。広大なテキサス州を車で回り、SNSを駆使し、演説では分断をあおらず聴衆を熱狂させる。民主党支持層は「未来のオバマ」と期待し始めた。(テキサス州ヒューストン=土佐茂生)

 「ベトに期待してるわ」

 9月13日、オハイオ州クリーブランド。オバマ前大統領が民主党への応援演説をした会場で、「2020年の次の大統領選でトランプ大統領と戦う民主党の候補は誰だと思う?」と尋ね歩いたところ、20代の女性がそう強調した。

11月6日へ、世界で動き 米中間選挙の特集はこちら
 ベトって誰だ?

 「テキサスで上院選に立候補しているベト・オルークよ。すごい人気なの」

写真・図版
オバマ前大統領=ワシントン、ランハム裕子撮影

 オバマ氏はこの日、与野党の垣根を越えて共有する価値観を尊重し、話し合いで物事を決める民主主義の土台を守るように訴えた。女性はオバマ氏の演説に「希望を感じた」と高揚していた。同じような希望をベトに見いだしたのか?

 「その通りよ。ベトは未来のオバマなの」

 民主党の新星ベト・オルークとはいったいどんな人物なのか。

学生時代はパンクバンドでギターを奏で、スケボーも得意という米民主党の新星ベト・オルーク氏(46)。急速に支持を広げ、わずか3カ月で上院選史上最高となる43億円の選挙資金を集めました。「未来のオバマ」と支持者が熱狂する理由は何か。どんな人物か。選挙運動の現場を追いました。

■ネット動画で一…

5183 チバQ:2018/11/03(土) 22:22:46
トンプソン氏は企業献金を拒否し、国民皆保険やマリフアナ合法化などリベラルな政策を掲げる。7月には民主党左派の2大スター、サンダース上院議員とオカシオコルテス下院議員候補が応援に駆けつけ、約4千人を集めた。
共和党側はトンプソン氏を「過激な社会主義者」と攻撃するが、トンプソン氏は「労働者のための政策は右でも左でもないはず」と反論。「民主党は企業献金に頼るあまりに『労働者の党』の原点から離れてしまった。民主党が生き残るには、労働者の味方に回帰するしかない」と強調する。
2016年の大統領選では、主に中西部の白人労働者票がトランプ氏当選の原動力になった。労働者票の奪回は民主党にとって今回の中間選挙の大きな課題の1つだ。各地でトンプソン氏のように「ブルーカラーの代表」を名乗る民主党候補が立候補している。
中西部ウィスコンシン州では、退役軍人で鉄鋼労働者のランディ・ブライス氏(53)が引退する共和党のライアン下院議長の議席を狙う。国民皆保険などの政策を掲げ、サンダース氏の支持を受ける。南部ウェストバージニア州でも多数の勲章を受けた退役軍人のリチャード・オジェダ氏(48)が「新しい民主党の顔」を看板に善戦している。
ただ、労働者層の支持を取り戻すために、国民皆保険などのリベラルな政策を目指すのか、より中道の政策を目指すのか、民主党の軸足は定まらない。中間選挙での有権者の審判が1つの試金石となりそうだ。
(ワシントン=長沼亜紀、芦塚智子)

5184 チバQ:2018/11/03(土) 22:29:26
http://www.afpbb.com/articles/-/3195718?act=all
米中間選挙、下院で民主勝利の見通し 上院は共和が死守か 世論調査

2018年11月2日 5:16 発信地:ワシントンD.C./米国 [��米国��北米��]

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【11月2日 AFP】米中間選挙が来週6日に迫り、選挙戦が最終盤を迎えている。多くの選挙区で接戦が見込まれ予測は困難だが、大半の世論調査では民主党が下院を制する一方、共和党が上院の過半数を死守すると見込まれている。
 ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は上下両院で与党共和党の過半数維持を目指し、過激な言動で選挙活動を精力的に進めている。
 6日の選挙では下院全435議席が改選される。一方上院は100議席中35議席の改選となる。また36州では知事選も行われる。2010年の選挙で下院の議席数が過半数を割り込んだ民主党が中間選挙で下院を制するには、23の議席の純増が必要となる。
 下院民主党トップのナンシー・ペロシ(Nancy Pelosi)院内総務は今週、民主党が下院で勝利するとの見方を大胆にも明らかにした。CBSテレビのトーク番組「ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーブン・コルベア(The Late Show with Stephen Colbert)」に出演し、「民主党は下院を制するだろう」と述べ、上院でも民主党が勝利するとの予想を示した。
 選挙予測サイト「ファイブサーティーエイト(538、FiveThirtyEight.com)」によると、民主党が過半数を制する確率は下院で85%だが、上院ではわずか15%となっている。(c)AFP/Chris Lefkow and Elodie Cuzin

5185 チバQ:2018/11/04(日) 14:09:56
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20181104k0000m030072000c.html
女性候補、史上最多 差別的トランプ氏に反発

11月03日 22:47��

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黒人女性初の州知事を目指すステイシー・エイブラムズ氏(左)と、選挙集会の応援に駆けつけたオプラ・ウィンフリー氏=米南部ジョージア州アトランタ近郊で2018年11月1日、AP
(毎日新聞)

 【ロサンゼルス長野宏美】6日投開票の米中間選挙では、上下両院と州知事選にいずれも史上最多の女性候補が出馬している。この中には性的少数者(LGBTなど)や先住民らも含まれ、それぞれ「米史上初」の当選を目指す。トランプ大統領の差別的な言動に反発し、女性や少数派の権利が後退することへの懸念が多様な候補の出馬に反映されている。
 ◇イスラム教徒、先住民も出馬
 南部ジョージア州知事選ではステイシー・エイブラムズ候補(民主党)が黒人女性初の知事の座を狙い、共和党の白人男性候補と激戦を繰り広げている。2020年の次期大統領選への出馬待望論がある黒人女性の人気司会者、オプラ・ウィンフリーさんも1日、アトランタ近郊の集会に応援に駆けつけ、「歴史を作る絶好の機会だ」と訴えた。
 今回は上院(定数100)の35議席、下院(同435)の全議席、全50州のうち36州の知事選が改選される。現在の女性の割合は上院が23%、下院は19・3%、知事は12%だ。
 ラトガース大学「米国女性と政治センター」の調査では、今回の女性候補は上院選が22人、下院選が235人。このうち8割は野党・民主党が擁立した。女性候補が増えた背景には、トランプ氏の女性蔑視的な発言に加え、反セクハラ運動「#MeToo」があるとみられる。
 一方、米紙ニューヨーク・タイムズによると、上下両院選と知事選には、黒人や中南米系など白人以外の人種的少数派から215人、性的少数者も26人の候補がおり、同紙は「米史上最も多様な候補が出た中間選挙だ」と分析している。
 パレスチナ移民を親に持つ中西部ミシガン州下院選のラシダ・タリーブ候補(民主党)と、ソマリア難民だったミネソタ州下院選のイルハン・オマル候補(同)は、女性のイスラム教徒として初の連邦議会議員になる可能性が高まっている。
 また、西部ニューメキシコ州下院選のデブ・ハーランド候補(同)と中西部カンザス州下院選のシャリス・デービッツ候補(同)は、先住民女性初の連邦議会議員になるのが有力視されている。
 東部バーモント州では、男性から女性になったクリスティーン・ハルクイスト候補(同)が初のトランスジェンダー知事を目指す。
 少数派は民主党支持者が多く、多様な候補の擁立が議席増につながるか注目される。

5186チバQ:2018/11/05(月) 21:28:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181105-00000065-mai-n_ame
<米中間選挙>評価二分のトランプ政権、審判は 6日投開票
11/5(月) 19:05配信 毎日新聞
 【ワシントン高本耕太、チャタヌーガ(米南部テネシー州)長野宏美】トランプ米大統領にとって初の全米規模の審判となる中間選挙が6日、投開票される。2017年1月の大統領就任以降、「米国第一主義」に基づきトランプ氏が推し進めた数々の政策により、国際的孤立と社会の分断が進んだ。一方で株価が史上最高値を更新するなど経済は好調が続く。評価が二分するトランプ政権に国民がどのような判断を示すか、注目される。

 中間選では米連邦議会上下両院議員や州知事、州議会議員などの選挙が一斉に実施される。トランプ氏は「共和党候補への投票は私への投票だ」と繰り返し、共和党の選挙戦をけん引した。16年大統領選で自身を支持した白人労働者中心の「岩盤支持層」にターゲットを絞り、大幅減税の効果や不法移民対策をアピールした。

 選挙戦が本格化した9月初旬のレーバーデー(労働者の日)以降、トランプ氏が4日までにこなした集会の数は27。上院選や激戦となっている知事選の候補の応援を中心に遊説した。ホワイトハウスは「歴代大統領で最多の集会数」としている。

 4日夜に訪れた南部テネシー州での演説では、雇用増や大幅減税など政権の経済政策の効果をアピールした。「繁栄を積み重ねるか、民主党に未来を壊させるのか、それが問われる選挙だ。我々は勝って、勝って、勝ちまくる」と気勢を上げた。選挙戦最終日には、上院選が激戦となっている中西部インディアナなど3州を回る過密スケジュールで票の掘り起こしを図る。

 大統領選キャンペーンをほうふつさせるトランプ氏の活動量を、米メディアは「トランプが中間選をハイジャックした」(政治メディア・ポリティコ)と報道。強硬な移民対策や通商政策に対する世論の評価が大きく割れるなかで、「トランプ色」を前面に掲げるホワイトハウスと共和党の戦術が奏功するかが焦点だと伝えている。

 【ことば】米中間選挙

 上院(定数100、任期6年)の構成は現在、共和党51、民主党49(無所属含む)。中間選挙では3分の1が改選され、今回は補選と合わせ35議席が対象。現在の内訳は共和9、民主26。民主が2議席を上積みすれば上院の過半数を占める。選挙分析機関クック・ポリティカル・リポートによると、共和は4議席、民主は18議席を確保する見通しで、残り13議席が接戦となっている。下院(定数435、欠員7、任期2年)は全議席が改選対象。現有議席は共和235、民主193。共和が197、民主が209を確保する見通しで、接戦は29選挙区とされている。

5187チバQ:2018/11/05(月) 21:29:17
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20181105-00000055-ann-int
銃規制巡り対立 保守牙城のテキサスで民主党が勢い
11/5(月) 17:11配信 テレ朝 news

All Nippon NewsNetwork(ANN)

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 大統領の通信簿ともされるアメリカの中間選挙が、いよいよ6日に迫ってきた。トランプ大統領の2年間をアメリカ国民はどう評価するのか。早くも異例の事態が起きている。

 異例の過密スケジュールでラストスパートを掛けるトランプ大統領。そんななか、トランプ大統領のおひざ元、テキサス州が今、揺れているという。その理由は、銃。テキサス州では今年5月、高校で生徒10人が死亡する銃乱射事件が起き、17歳の男子生徒が逮捕された。相次ぐ乱射事件にトランプ大統領は…。
 トランプ大統領:「教師が銃を持っていれば事件はすぐに終わっていた」
 銃による自衛こそが最大の安全だとする銃規制反対派の声が根強いアメリカ。銃所有率全米トップのテキサス州ではなおさらだ。ファミリー層にも人気のこの店では事件後、教師らを対象にした乱射事件対応講座に受講希望が殺到したという。一方、銃のない社会を目指す規制派。決起集会で規制に向けた投票を呼び掛けた。中間選挙を巡ってはオバマの再来ともされる民主党候補が保守の牙城・テキサス州で攻勢を強めている。共和党候補は予想外の苦戦を強いられている状態だ。銃を規制するべきか否か。

5188チバQ:2018/11/05(月) 21:29:44
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181105-00000046-mai-n_ame
<米中間選挙>メディア攻撃、候補者もトランプ化
11/5(月) 17:03配信 毎日新聞
 【ロサンゼルス長野宏美】6日投開票される米中間選挙に向け、メディアを敵視するトランプ大統領の手法が候補者に使われている。社会が二極化する中、メディア不信をあおって支持拡大を狙い、候補者も「トランプ化」している。

 「極左団体と協力し、フェイク(偽)ニュースを助長している」。発言の主はカリフォルニア州下院の共和党候補デビン・ニューネス氏(45)だ。中間選挙向けのテレビCMで、地元紙フレズノ・ビーを攻撃した。

 州内は民主党が強いが、ニューネス氏の選挙区は共和党の地盤だ。2002年の初出馬から8回連続で同紙の支持を受けてきたが、批判的な記事に怒りを向けるようになったという。「フレズノ・ビー プロパガンダ・マシンの汚れた秘密」。表紙にこう書かれた約40ページの冊子も配られた。

 ニューネス氏はロシアによる米大統領選介入疑惑で、捜査の正当性を否定し、トランプ氏の称賛を得た。地元では論争的な質問を受けず、対立候補との討論会や取材を拒んでいるという。

 同紙のジョー・キエタ論説委員長(46)は「不都合なことには答えず、メディア攻撃をするトランプ氏の戦略が地方レベルでも使われている。熱狂的な支持者を投票所に向かわせることだけを狙っている」と分析する。

 「トランプ化」は地方議員にも及んでいる。州南部エルカホン市で再選を目指すベン・カラショー市議はソーシャルメディアで、都合の悪い報道を「フェイクニュース」と批判。「なぜ私がインタビューを受けないか? より多くのフォロワーがいる。偽記者は不要だ」などと投稿している。ツイッターを駆使するトランプ氏に刺激を受けたという。

 ニュースサイト「アクシオス」の調査によると、回答者の72%が主要ニュースについて「フェイクや間違い、意図的な誘導」だとして信用していない。

 選挙報道が専門のカリフォルニア大学ロサンゼルス校のティム・グロエリング教授(49)は「多くの人が報道機関は偏りがあると信じており、現状では政治家のメディア攻撃はマイナスにならない」と指摘している。

5189チバQ:2018/11/05(月) 21:30:26
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181105-35128104-cnn-int
米中間選挙 下院は民主が奪回か、上院は共和が維持の見通し
11/5(月) 16:52配信 CNN.co.jp
米中間選挙 下院は民主が奪回か、上院は共和が維持の見通し
各種世論調査では、民主党が下院を奪回する可能性が出てきた
(CNN) 6日に投開票が行われる米中間選挙で、各種世論調査の分析では、野党・民主党が下院で過半数をおさえる可能性のあることがわかった。予測される議席数は民主党が226議席、共和党が209議席。ただし、民主党の獲得議席の予測は203議席から262議席の間。

現在は上下両院とも共和党が過半数を握っている。

上院は引き続き、共和党が過半数を維持する見通し。予想される議席数は共和党が52議席、民主党が48議席。共和党の獲得議席の予測は48議席から56議席の間。

中間選挙最後の週末には、選挙結果について見通しが立つこともある。今回はそうではなさそうだが、民主党が下院で過半数を奪回する可能性が出てきている。

4日発表された2つの全体的な世論調査でもそれが示された。ABCとワシントン・ポスト紙が発表した世論調査では民主党が8ポイントリードしている。NBCニュースとウォールストリート・ジャーナル紙の調査では民主党が7ポイントのリード。

全国的にみて7〜8ポイントの差は、下院の過半数を確実にしたい民主党にとっては、必要なリードをなんとか確保した形だ。必要な差は6ポイント程度とみられている。

世論調査の歴史的な正確性を踏まえると、2〜3ポイントの変動があってもおかしくはない。このため、共和党が上下両院で過半数を維持する可能性もありそうだ。

また、民主党が共和党に対してリードしていた支持率が前回調査から縮まりつつあるという。ABCニュースとワシントン・ポスト紙の調査では、民主党のリードが前回調査から5ポイント縮まった。NBCとウォールストリート・ジャーナル紙の調査でもリードは2ポイント縮まっている。

5190チバQ:2018/11/05(月) 21:32:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181105-00000055-jij-n_ame
民主、下院過半数の勢い=上院は共和現有増も―6日の米中間選挙
11/5(月) 15:23配信 時事通信
民主、下院過半数の勢い=上院は共和現有増も―6日の米中間選挙
トランプ米政権の命運を左右する中間選挙は6日、投開票される。各調査機関の情勢分析では、全435議席が改選される下院は野党民主党が過半数を奪還する勢い。写真は選挙集会に参加したトランプ氏=ジョージア州
 【ワシントン時事】トランプ米政権の命運を左右する中間選挙は6日、投開票される。

 各調査機関の情勢分析では、全435議席が改選される下院は野党民主党が8年ぶりに過半数を奪還する勢い。100議席のうち35議席が争われる上院は、与党共和党が多数を維持するとの公算が大きくなっている。

【図解】米中間選挙の仕組み

 バージニア大学政治センターによると、上院では非改選議席が42と多い共和が、8選挙区で有利に戦いを進め、50議席を確保する見通し。さらに西部のアリゾナ、ネバダ、中西部インディアナ、ミズーリ、南部フロリダの5州で民主と接戦を繰り広げ、現有51議席を上回る可能性がある。

 反対に下院では、民主が212選挙区で優位に戦いを進め、202選挙区で優勢の共和を上回る公算。同政治センターのラリー・サバト所長は、五分五分の戦いを繰り広げる残り21選挙区についても「現段階では民主が12奪う」との見方を示し、最終的に民主が過半数を6上回る224議席程度になると推計している。

5191チバQ:2018/11/06(火) 10:59:05
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018110500922&amp;g=int
「郊外」の怒り、共和に?=米中間選挙の情勢左右

米バージニア州下院10区の民主党候補ジェニファー・ウェクストン氏(中央)=4日、マナサス

 【マナサス(米バージニア州)時事】6日投開票の米中間選挙で、民主党の強い都市部でも共和党の地盤の農村部でもない、郊外地域の有権者の動向に米メディアの関心が集まっている。強い党派性はないが、数が多く、微妙な振れ幅が選挙情勢を左右してきた。今回は社会の分断を進めるトランプ大統領への反発から、共和党に牙をむく可能性がある。
 「トランプ大統領の意向に沿う議員から、立ち向かう議員に代える時だ」
 首都ワシントン郊外のバージニア州マナサス。下院10区に挑む民主党の新人女性候補ジェニファー・ウェクストン氏(50)は、4日の集会で反トランプを前面に出した。選挙広告では共和党現職バーバラ・カムストック氏(59)をトランプ氏と重ね合わせ、「トランプストック」と呼ぶ。
 カムストック氏は2年前、トランプ氏がクリントン元国務長官に10ポイント差をつけられた同選挙区で当選を果たし、地力がある。それが今回、初挑戦のウェクストン氏にリードを許す展開。演説会場にいた女性(59)は「南北戦争以来の分断を米国にもたらした」とトランプ氏を非難し、チェック機能を期待して民主党に投票すると語った。
 郊外での共和党への逆風は全国的に見られる。米メディア「シティラボ」によると、共和党が議席を持つ74の郊外型選挙区のうち、接戦に持ち込まれているのは4割近い28に上る。民主党議席の90の郊外型選挙区で接戦区が1しかないのと比べ、情勢の違いは明らかだ。
 郊外住民は、教養があり裕福で、差別的発言や排外的政策に嫌悪感を抱く女性が多いとされる。トランプ氏が反移民で攻勢に出れば出るほど、「しっぺ返し」を受ける恐れがある。(2018/11/05-18:45)

5192チバQ:2018/11/06(火) 13:39:43
>中西部インディアナ、ミズーリ、南部フロリダ、西部アリゾナ、ネバダ、モンタナの6州は支持率5ポイント差以内の接戦だ。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181104-00000546-san-n_ame
米中間選挙情勢 接戦6州が焦点 6日投開票
11/4(日) 19:01配信 産経新聞
米中間選挙情勢 接戦6州が焦点 6日投開票
米中間選挙 接戦の行方は?
 【ワシントン=加納宏幸】米中間選挙は6日に投開票される。与党・共和党が上下両院で過半数を維持できるかどうかが焦点で、戦いの行方は2020年の大統領選で再選を目指すトランプ大統領の政権運営を大きく左右する。共和党は上院で優勢にある一方、下院では厳しい戦いを強いられており、トランプ氏の野党・民主党に対する攻撃は最終盤で過熱している。

 上院(定数100、任期6年)は35議席、下院(定数435、任期2年)は全議席が改選される。全米50州のうち36州では州知事選も行われる。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」は2日現在、上院では非改選分も含めて共和が50議席、民主が44議席を獲得すると予測している。与党は採決で賛否同数の場合、副大統領が兼務する上院議長の決裁で法案を可決させられるため、50議席で議決権を握れる。

 中西部インディアナ、ミズーリ、南部フロリダ、西部アリゾナ、ネバダ、モンタナの6州は支持率5ポイント差以内の接戦だ。トランプ氏は共和の現有51議席からの上積みを目指し、3日にモンタナ、フロリダ両州で演説するなど最終盤のテコ入れに努めている。

 一方、同サイトは、下院選では民主が203、共和が196の選挙区で優位にあり、過半数218をめぐる攻防は接戦36選挙区にかかっているとみている。

 下院については一時、民主の圧勝も予想されたが、9月後半から共和が追い上げている。民主が保守派のカバノー連邦最高裁判事の人事承認をめぐって女性暴行疑惑を追及し、トランプ氏の支持層が反発して結束したとみられている。

 最終盤でトランプ氏は、民主党が不法移民に寛容すぎると非難。中米から米国に向かう移民集団への対処のため、最大1万5千人の米軍部隊を国境地帯に派遣すると表明した。民主党候補を応援するオバマ前大統領は2日、「勇敢な兵士を国境での政治的な人気取りに使っている」と批判した。移民問題の争点化が、有権者の投票行動にどう影響するかも注視される。

5193チバQ:2018/11/06(火) 18:16:55
https://www.asahi.com/articles/ASLB05R8XLB0UHBI02Z.html
民主新星に焦る大物議員 旧敵トランプ氏に応援求めた
ヒューストン〈テキサス州〉=土佐茂生、フォートマイヤーズ〈フロリダ州〉=香取啓介2018年11月4日16時49分
 米中間選挙で、上院選(任期6年、定数100)が激戦だ。6年前に民主が大勝した反動で、共和が過半数を維持する可能性が高い。ただ、2年前の大統領選でトランプ氏が勝った州の多くで民主が優勢なほか、共和の「牙城(がじょう)」も接戦になっている。

 「リックはフロリダ史上最高の知事の一人だ。勝てば、フロリダの好景気はどんどん続くぞ」。トランプ氏は10月31日夜、フロリダ州フォートマイヤーズで、共和のリック・スコット上院候補を持ち上げた。

 同州は2年前、トランプ氏が約1ポイント差で民主のクリントン候補を制した。共和は、現職州知事のスコット氏を上院選に、下院議員のデサンティス氏を知事選に回して必勝体制を築いた。

 しかし、選挙予測で定評のあるサイト「538(ファイブサーティーエイト)」によると、上院選で民主の現職ネルソン氏が、州知事選でも同州初の黒人知事を目指す民主のギラム氏が、わずかにリード(11月3日現在)。2年後の大統領選を見据えると、大票田フロリダで連敗すれば、トランプ氏にとって打撃だ。11月3日に再びフロリダに入り、最後の支援を訴える。

 共和の地盤でも異変が起きている。

 「テッドの敵は急進的で、国境を開く左翼だ」

 トランプ氏は10月22日、テキサス州の最大都市ヒューストンで叫んだ。共和のテッド・クルーズ上院候補の応援だ。期日前投票が同州で始まる日に合わせたもので、中間選挙で最大規模となる約1万8千人が集まった。

 同州は共和の強力な地盤だ。大統領選では1976年にカーター大統領が勝ったのを最後に民主は勝っていない。2人いる上院議員も93年以来、共和が独占中だ。大統領がテコ入れするまでもなく、共和が無風で勝つべき地だ。

 クルーズ氏は、大統領選の党候…

5194とはずがたり:2018/11/07(水) 00:59:27
2018.11.05 更新
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第19回
2018年中間選挙、トランプ大統領がすでに事実上勝利していると言える、えげつない理由
http://www.gentosha.jp/articles/-/11590
渡瀬 裕哉

追い込みは、上院と州知事選の接戦州に力を入れたトランプ

3日、米フロリダ州の空港で演説するトランプ大統領(ロイター=共同)
 2018年11月6日中間選挙投票日まで残すところ後1日となった。10月・11月頭の急激な共和党の追い上げによって、上院は共和党の過半数維持が見えている状況となっている。上下両院多数党である共和党にとっての課題は下院での過半数維持である。

 しかし、トランプ大統領は上院議員選挙・州知事選挙にこだわりを見せるものの、下院議員選挙にはそれらと比べて関心を示していない。

 実際、トランプ大統領自身が「米中間選挙、下院で負けても責任なし」と下院敗北の予防線を既に貼っており、「米中間選挙、「トランプ集会」に望み託す共和党」のように選挙区回りは上院・州知事選挙中心となっている。下院の激戦選挙区にトランプ大統領が訪問しても敵対陣営を刺激するだけで意味がないという判断は妥当だと思う。

 上院議員選挙・州知事選挙の成否は、2020年大統領選挙の再選に関わるものだ。特に2018年中間選挙の上院選挙区のうちフロリダ州などは大統領選挙時の接戦州でもあり、それらの接戦州での上院勝敗は2020年大統領選挙でのトランプの強さを測る指標になる。したがって、共和党内に潜在的な反トランプ勢力を抱えるトランプにとっては自身への謀反を防止する上で接戦州での勝利を党内反乱分子に見せつける効果がある。

 また、接戦州に大統領選挙を支援する上院議員・州知事が存在する選挙戦略上のメリットも極めて大きい。州レベルの選挙戦を実施できる体制を維持することができるため、大統領選挙を極めて有利な状態で行うことが可能になる。地方の自党の現職政治家が存在することが選挙の足腰になるのは日本も米国も同じである。



下院での敗北は、2020年の大統領選に有利に働く可能性も
 一方、下院議員選挙については、民主党側が勝利した場合には大統領の個人の資質と結び付けた選挙結果の解釈を行うことは明白であるが、当落は個別の候補者の資質が大きく左右するため、中間選挙結果に対する評価が2020年の大統領選挙の見通しに直結するかどうかは疑問である。この点については、共和党側が議席を落とすことになる現有議席の性質を見極めることで、2020年の大統領選挙に向けた政局運営への影響をある程度推し量ることができるだろう。下院での敗北によって弾劾手続き開始の可能性もあるが、それらは上院で一蹴されるためさほど問題にはならない。

 逆の見方をすると、共和党側にとっては下院での敗北は2020年大統領選挙・下院議員選挙では有利に働く可能性がある。景気がピークを迎えつつある中で、今後予測される経済の鈍化を民主党による議会での抵抗のせいにすることができるからだ。また、選挙は守る戦いよりも奪う戦いのほうが勢いを得やすいということもある。また、景気刺激策として残されている巨額のインフラ投資は、公共事業などのバラマキ政策に反対する下院共和党の保守派が障害となって実行できていないため、同政策を実行しやすい環境を整えることで経済対策に強い大統領を演じることもできる。

 トランプ大統領にとっては上院議員選挙及び州知事選挙の重要州で勝つことができれば、下院議員選挙の勝敗がギリギリのラインでどちらに転んでも良いという状況だ。この中間選挙は既にトランプ大統領の手のひらの上で踊る戦いであり、既に決着がついていると言っても過言ではないだろう。

5195チバQ:2018/11/07(水) 09:48:44
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181106-00000094-mai-n_ame
<米中間選挙>投票始まる 「トランプ家」総出で活動展開
11/6(火) 20:30配信 毎日新聞
<米中間選挙>投票始まる 「トランプ家」総出で活動展開
トランプ米大統領(左)とイバンカ補佐官=AP
 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領の政権運営への審判となる中間選挙は6日朝(日本時間同日夜)、東部各州から投票が始まった。連邦上院35議席、下院435議席、知事36州の選挙のほか、各州で議会・公職選が一斉に実施される。トランプ氏は2020年大統領選もにらみ「トランプ家」を挙げた活動を展開し、与党・共和党候補への投票を呼びかけた。

【動画】米の反移民政策 親子再会に4カ月半

 中間選の共和党勝利を今後の施策推進と20年再選の弾みとしたいトランプ氏は、選挙最終盤に自身の選挙並みの過密日程を組み支持層のテコ入れを図った。選挙戦最終日の5日はオハイオ、インディアナ、ミズーリの中西部3州を大統領専用機で飛び回り集会を開催。好調な国内経済を実績としてアピールし、知事選や上院選候補への投票を呼びかけた。ワシントン帰着が6日未明となる強行スケジュールだった。

 「彼女が会場にいる。壇上に呼んだ方がいいかい」。この日1カ所目の集会となったオハイオ州での演説途中、トランプ氏が登壇を求めたのは長女のイバンカ補佐官だった。イバンカ氏が「父は『忘れられた人々』のために戦っている」と訴えると支持者から大歓声が上がった。イバンカ氏は今月2〜3日には中西部アイオワ州で知事選候補の集会に参加するなど、中間選で父親の援護役を果たしてきた。

 トランプ家で最も精力的に動いたのは長男ジュニア氏だ。5月以降、共和党候補の応援のため60回超の演説や集会をこなし、最終日の5日は5州で6会場を回った。またトランプ氏の集会では毎回、次男エリック氏の妻で元ニュースキャスターのララ・トランプ氏が大統領の「今週の功績」をリポートする映像が放映されている。

 信頼できる家族を表舞台に立たせ、共に活動するのは、16年大統領選からのトランプ氏のスタイルだ。候補者陣営からは、候補本人から注目を奪ってしまうトランプ氏よりも、「大統領のお墨付き」を印象付けながらも候補を引き立たせ、失言の少ない家族の選挙区入りを求められることも多いという。一方で、トランプ政権内で最も国民の支持率が高いとされる妻のメラニア氏は中間選関連の行事には一切参加しなかった。

5196チバQ:2018/11/07(水) 09:50:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181106-00000092-asahi-int
トランプ陣営の選挙CM、続々放送中止 保守系番組でも
11/6(火) 20:14配信 朝日新聞デジタル
 6日に投開票される米国の中間選挙で、トランプ大統領陣営の選挙CMが、移民と犯罪者を結びつける内容だと批判されている。CNNは「人種差別的だ」と放送を拒否。トランプ氏に好意的な保守系FOXニュースも放送の中止を決めた。

 問題のCMは30秒あり、中米から米国を目指す「移民キャラバン」の集団に続き、2014年にカリフォルニア州で警官2人を殺して有罪判決を受けた不法移民の男が映し出される内容。「米国は侵入を許すことはできない」として共和党への投票を呼びかける。

 4日夜にNBCがアメリカンフットボールの試合中継の合間に流すと、ネット上で批判が噴出。NBCは5日、「広告は無神経だと認められる。直ちに放送をやめることを決めた」との声明を発表した。

 FOXも同日、「検討の結果」放送を中止したと公表。フェイスブック(FB)は同社の広告基準に反するとして、同CMを削除した。CNNはCMが持ち込まれた段階で放送しないことを決めたという。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00000016-jij-n_ame
政権是非問う「国民投票」に=「移民政策懸念」「国境管理支持」―米中間選挙
11/7(水) 7:34配信 時事通信
 【ニューヨーク、ワシントン、シカゴ時事】6日に全米各地で投票が行われた今回の中間選挙は、トランプ政権の是非を問う「国民投票」の様相を見せ、これまでにない関心を集めた。

 
 ニューヨークの投票所では雨脚が強まる中、早朝から通勤前の有権者らがひっきりなしに訪れた。マンハッタン中心部で民主党候補に投票した40代の夫婦は「米国が再び親切な国になってほしい」「中間選挙は、トランプ大統領の終わりの始まりになってほしい」と口々に語った。

 「トランプ政権に対して、議会を民主党優勢に変えることは本当に重要だ」。ハーレム地区で投票したタニア・サンティアゴさんは民主党候補を選んだ理由を説明した。「移民問題を懸念している。移民の人々がやって来る機会を与え、この国をより良い国にすべきだ」と訴えた。

 ワシントン郊外のバージニア州。自営業のポールさん(49)は「重要な争点は、国境管理や経済だ」と共和党に一票を投じた。「トランプ氏は傲慢(ごうまん)な人物だが、米国を愛し、守っている」と擁護した。年配の女性は「投票に来た大きな理由は、トランプ氏の存在。(トランプ政権下で拡大した)国の分断は投票によって解消できる」と語った。

 シカゴ近郊在住の元会社役員ジェフリー・ウィルシーさん(70)はこれまで民主党に投票してきたが、今回は共和党に投票した。カバノー連邦最高裁判事承認をめぐり、性的暴行疑惑を追及した民主党の攻撃的なやり方が「非常にショックで、失望した」と指摘した。

5197チバQ:2018/11/07(水) 09:51:19
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00000020-jij-n_ame
「反トランプ」で民主攻勢=かすむ好景気―米中間選挙
11/7(水) 8:33配信 時事通信
 【ワシントン時事】6日投開票された米中間選挙は、トランプ大統領の政治姿勢そのものが事実上の争点になった。

 政権の命運を決する過半数ラインの奪還に向け、民主党が攻勢を強めている。

 米CNNの出口調査によると、トランプ氏の支持率は、4年前の中間選挙で大敗したオバマ前大統領と同水準の44%。不支持率は55%だった。

 調査では、投票する際に最も重視した要素について、トランプ氏への支持、不支持を挙げた人が、それぞれ26%、39%に上り、トランプ氏以外の要素と答えたのは33%だった。「私自身への国民投票」と語るトランプ氏の狙い通りに、米国民の3分の2が「トランプ」を争点と認めた形となった。

 共和党には、好調を持続する経済を追い風に選挙を戦うことへの期待があった。だが、トランプ氏は、選挙戦終盤で中米からの移民に対する排外的な姿勢をエスカレート。支持者の関心が低くなりがちな中間選挙で、「米国第一」を訴えて勝利した2016年大統領選の再現を狙った。

 一方、CNN調査では、「米国が正しい方向に向かっている」と答えた人が41%なのに対し、「間違った道に進んでいる」とした人が56%に上った。郊外地域の女性を中心に、分断や差別を助長するトランプ氏への反発が強まっているとされ、決戦の行方に大きな影響を与える可能性がある。

5198チバQ:2018/11/07(水) 09:51:43
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-35128223-cnn-int
女性票は?、上下両院を制するのは? 米中間選挙8つのポイント
11/7(水) 9:49配信 CNN.co.jp
女性票は?、上下両院を制するのは? 米中間選挙8つのポイント
現地時間6日に米中間選挙の投開票が行われる
ワシントン(CNN) 米国時間6日に投開票が行われる中間選挙は、2年前に就任したトランプ大統領に対する最初の「審判」となるとみられている。

選挙によって全ての疑問に答えが出るわけではない。また、全ての選挙は、24時間前には考えもしなかった新しい疑問を提示する。

以下に今回の中間選挙で注目すべき8つのポイントを挙げる。



1、トランプ大統領に対する女性票の反発は

2016年の大統領選ではトランプ氏は41%の女性票を獲得した。最新のCNNの世論調査では、女性層のトランプ氏に対する支持率は31%にとどまる。全体的に見て、女性層は民主党候補を共和党候補よりも支持する傾向があり、62%対35%の比率となっている。

2、トランプ氏の戦略は奏功するのか

トランプ大統領は、人種的な敵意をわずかに加えて選挙戦を締めくくった。このやり方は16年の選挙では支持基盤の掘り起こしにつながったが、再びうまくいくだろうか。

3、民主党は下院で過半数を奪還するのか

10年に失った過半数を取り戻すのに、わずか23議席を取り戻すだけでいいというのは民主党陣営にとってはうれしいことだろう。しかし、過半数ぎりぎりでは完全な議会運営が難しくなる。下院を本当に掌握するには35〜45議席が必要だ。

4、共和党は上院の過半数を維持できるのか

共和党は現在、上院で51議席を確保しているが、議席を増やすことができれば、トランプ大統領や共和党指導層にとっては大きな勝利となるだろう。

5、投票率で勝利を収めるのはどちらの党か

14年の中間選挙では有権者のうち実際に投票を行ったのは36.4%にとどまった。この数字は06年、10年をわずかに上回っただけだ。およそ20年にわたって中間選挙で投票率が40%を超えたことはない。今年はこの流れが破られるだろうか。

6、トランプ大統領は良い影響をもたらすか

共和党関係者によれば、今春の調査でわかったのは、トランプ大統領が候補者を攻撃すると大きなダメージにつながる可能性があるが、候補者に対する支持表明が支持拡大にほとんどつながらないということだという。

7、何が主要な争点か

民主党は医療保険改革を、トランプ大統領は移民政策を、共和党は経済を、選挙戦の争点にしたいと考えているだろう。

8、トランプ大統領は次に何をするのか

中間選挙は通常、大統領側の政党に厳しいものだ。1995年のクリントン政権や2011年のオバマ政権など多くの政権が、中間選挙後に立ち位置の修正を行っている。しかし、トランプ大統領は自らの過ちを認めない人物だ。敗北した場合は、どう対処するのだろうか。

5199チバQ:2018/11/07(水) 09:57:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00000015-mai-n_ame
<米中間選挙>激戦区遊説トランプ氏「私の信任投票」鮮明に
11/7(水) 9:52配信 毎日新聞
 ◇共和党候補投票の呼びかけ、精力的に 新政策の表明も

 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領は中間選挙の期間中、精力的に全米各地の激戦区で遊説した。与党・共和党候補への投票は「私への投票だ」と繰り返し、今回の中間選挙が自身への信任投票との位置づけを鮮明にした。1年半の経済政策の成果を強調するとともに、下院で共和党の劣勢が伝えられた終盤には、不法移民対策など自らの支持層を意識した新政策を相次ぎ表明。政権を挙げてなりふり構わぬ選挙戦を展開した。

 選挙活動が本格化した9月初旬以降、トランプ氏が投票日までに開催した支持者集会は計30回。投票前6日間では、激戦の伝えられた8州で11集会をこなした。オバマ前大統領の進めた医療保険制度改革(オバマケア)維持を主張する民主党を「ベネズエラのような社会主義国を目指している」と厳しく批判。大規模減税や雇用増の成果を生み出したトランプ政権の成長路線継続のため、共和党候補への投票を呼びかけた。

 選挙戦終盤になって政権が繰り出したのが露骨な「選挙対策」ともいえる政策の数々だ。10月22日には「10%程度の所得税減税を実施する」と表明。昨年成立した大型減税に「大企業や富裕層優遇」との批判があることを意識し「中間層向け」を強調して家計への恩恵をアピールした。しかし、具体的内容や財源は不明で、関連法案の議会審議は選挙後。議会構成が変われば実現は危うい。

 同月25日には抗がん剤など、高齢者向けの公的医療保険「メディケア」が対象としている高額医薬品の価格引き下げ策を公表。オバマケアを骨抜きにしたトランプ政権の政策が、薬価や既往症患者の保険料高騰を招いたと主張する民主党の攻撃をかわす狙いがあるが、製薬業界の抵抗は必至だ。

 さらにトランプ氏は、ホンジュラスなど中米諸国から米国に向けてメキシコを北上する移民集団(キャラバン)について、支持者集会などで頻繁に取り上げた。国境への軍隊配備や、親の国籍に関係なく米国内で生まれた子には米国籍を与える「出生地主義」の転換、難民申請受理の制限など次々と構想を打ち出した。

 トランプ氏がキャラバン問題を頻繁に取り上げたのは「移民に雇用を奪われ、治安が脅かされている」と感じる白人労働者を中心とした支持層の不安と怒りをあおり、投票所に足を運ばせる狙いからだ。

 しかし、深刻な治安悪化や貧困から逃れ米国への移住を求める人々を「侵略者」と呼び、米社会の根幹である合衆国憲法や連邦法を軽んずる言動は反発も呼び、無党派層を遠ざけたとみられている。

5200チバQ:2018/11/07(水) 14:23:50
https://mainichi.jp/articles/20181107/k00/00e/030/288000c
関連ニュースはこちら 米中間選挙
下院は民主奪還へ 上下院に「ねじれ」
毎日新聞2018年11月7日 12時36分(最終更新 11月7日 13時25分)
 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領の政権運営への審判となる米中間選挙が6日、投開票された。CNNなど複数の米メディアによると、改選前は与党・共和党が多数派だった上下両院のうち、下院(定数・改選435)は野党・民主党が議席数を伸ばし、過半数を獲得する見通しとなった。一方、上院(定数100、改選35)は共和党が多数派を維持することが確実となった。

 上下両院の多数派政党が異なる「ねじれ」が生じるのは8年ぶり。今回の選挙を「自らへの信任投票」と位置づけ、精力的に遊説してきたトランプ氏にとっては打撃となる。米国第一主義に基づく、排外的な移民政策や強硬な外交・通商政策の路線は継続するとみられるものの、一院の支配を民主党に譲ったことで政策の停滞は必至だ。下院各委員長ポストを占めることになる民主党は、議会特権を行使して政権追及を展開する構えだ。また、「ロシア疑惑」を巡るトランプ氏に対する弾劾訴追の動きが具体化する可能性もある。

 下院(欠員7)の改選前議席は共和党が235、民主党が193。民主党は現有議席の大半を固めたうえで、現職が出馬せず新人同士の戦いとなった「オープンシート」選挙区でも着実に票を重ね過半数の218議席を上回る見通しとなった。ただ、選挙戦序盤で予想された圧勝の展開にはならず、9月後半からは共和党が急追。保守派のカバノー最高裁判事の議会承認を巡る与野党対立が、共和党支持層の結束を促し、投票意欲を高めたようだ。

 選挙前の上院の構成は共和党51、民主党49(無所属2含む)。補選と合わせた改選35議席の内訳は共和党9に対し、民主党が26。米メディアによると共和党が中西部インディアナ州で議席を奪還、激戦の南部テネシー、テキサス両州を制するなど順当に戦いを進め、50議席を確保した。上院では賛否同数となった場合、議長を務める副大統領が決裁票を投じるため、ペンス副大統領が属する共和党は50議席でも法案を可決することができる。

 選挙戦で共和党は、雇用増や減税による賃金上昇など好調な経済を強調、「トランプ政治の継続」を訴えた。一方の民主党は医療保険制度を主要争点に据え、オバマ前政権の進めた制度改革(オバマケア)をトランプ政権が骨抜きにしたことで、薬価や既往症患者の保険料高騰を招いたと批判した。選挙戦終盤には中米諸国から米国に向けてメキシコを北上する移民集団(キャラバン)が話題となり、移民政策も大きな争点となった。

https://mainichi.jp/articles/20181107/k00/00e/030/286000
米中間選挙
上院は与党・共和党が多数派を維持
毎日新聞2018年11月7日 12時22分(最終更新 11月7日 13時13分)
 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領の政権運営への審判となる米中間選挙が6日、投開票された。米メディアによると、上院(定数100、改選35)は与党・共和党が多数派を維持することが確実となった。焦点の下院(定数・改選435)は野党・民主党が過半数獲得に向け、優位な戦いをしている。
 米国第一主義に基づき、排外的な移民政策や強硬な外交・通商政策を推し進める「トランプ政治」そのものの是非が問われる選挙となった今回の中間選。トランプ氏は秋以降、中間選最優先の政治日程を組み、共和党候補の応援のため精力的に遊説した。演説では野党・民主党を「犯罪の党」などと激しく攻撃。選挙戦を通じ浮き彫りになった深刻な党派対立は、2020年大統領選まで米政界を覆う可能性が高い。

5202チバQ:2018/11/07(水) 16:25:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-35128273-cnn-int
民主党のオカシオコルテス候補が当確、29歳 最年少女性下院議員に
11/7(水) 15:32配信 CNN.co.jp
民主党のオカシオコルテス候補が当確、29歳 最年少女性下院議員に
29歳の民主党候補アレクサンドリア・オカシオコルテス氏が当選を確実にした
(CNN) 6日に行われた米中間選挙で、CNNの予測によれば、ニューヨーク州の下院選に出馬した民主党候補のアレクサンドリア・オカシオコルテス氏(29)が当選を確実にした。

オカシオコルテス氏は10月に29歳になったばかり。29歳での当選は、女性下院議員としては最年少。

これまでの記録は共和党のエリス・ステファニク議員(ニューヨーク州選出)の30歳だった。

オカシオコルテス氏は今年の民主党予備選で現職のジョー・クローリー議員を破る番狂わせを演じて注目を集めていた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00000060-jij-n_ame
米コロラド州知事に初の同性愛公表男性=トランスジェンダー候補は敗北
11/7(水) 14:57配信 時事通信
 【ニューヨーク時事】6日投開票の米中間選挙で、コロラド州知事選に立候補した同性愛者の民主党候補ジャレド・ポリス下院議員が当選を確実にした。

 米メディアが伝えた。男性同性愛者であることを公表している候補が州知事に選出されるのは、米史上初めて。

 一方、バーモント州知事選では、民主党のクリスティーン・ハルクィスト氏が共和党候補に敗れた。同氏は男性として生まれ、2015年に「女性」となり、知事選では主要政党初の心と体の性が一致しないトランスジェンダー候補だった。オレゴン州知事選ではバイセクシュアル(両性愛者)と公表している現職ケート・ブラウン知事が再選を確実にした。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-46121018-bbc-int
【米中間選挙】先住民女性が下院議員に当選 史上初
11/7(水) 14:18配信 BBC News
【米中間選挙】先住民女性が下院議員に当選 史上初
【米中間選挙】先住民女性が下院議員に当選 史上初
6日に投開票が行われている米中間選挙で、先住民女性の下院議員が初めて誕生した。

カンザス州3区の民主党候補シャリス・デイビッズ氏(38)は、現職の共和党ケビン・ヨーダー氏を破った。ニューメキシコ州1区では、同じく米先住民のデブラ・ハーランド氏(57)が当選した。

同性愛者で元格闘技選手のデイビッズ氏は米先住民ホ=チャンク・ネーションの出身で、米軍訓練官だったシングル・マザーの母親に育てられた。

選挙キャンペーンの宣伝で、デイビッズ氏はサンドバッグを殴っている。

デイビッズ氏はキャンペーン中、インスタグラムに「シャリスのようになりたい?  今すぐ『シャリスを下院へ』Tシャツを買ってください。※力こぶは付きません」と投稿していた。

https://www.instagram.com/p/BkntYgMAC5O/? utm_source=ig_web_button_share_sheet

(英語記事 US mid-term report)

5203チバQ:2018/11/07(水) 16:26:09
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-46120496-bbc-int
【米中間選挙】初のムスリム女性下院議員が誕生 ミシガン州とミネソタ州で
11/7(水) 14:00配信 BBC News
【米中間選挙】初のムスリム女性下院議員が誕生 ミシガン州とミネソタ州で
【米中間選挙】初のムスリム女性下院議員が誕生 ミシガン州とミネソタ州で
6日に投開票が行われている米中間選挙で、初のムスリム(イスラム教徒)の女性下院議員が2人誕生した。

ミシガン州13区で勝利した民主党ラシダ・タリーブ氏は元州議会議員。民主党予備選でブレンダ・ジョーンズ氏を破り、同党候補となっていた。同区では、共和党などから主要な対立候補が出ず、勝利が確実とされていた。

タリーブ氏はパレスチナ系米国人としても初の連邦議員となる。

<関連記事>
・【米中間選挙】カンザス州で先住民女性が下院議員に 史上初
・米中間選挙、女性候補が過去最多に

ミネソタ州5区では、ソマリア系米国人のイルハン・オマル民主党候補が圧倒的な得票率での共和党のジェニファー・ジーリンスキー氏を下した。

オマル氏は2016年、ミネソタ州議会下院に当選し、ソマリア系として米国史上初めて公職に就いた。

ソーシャルメディアでは、2人の勝利を祝う声が相次いでいる。

「イルハン・オマル氏はソマリアの難民キャンプで生まれ、12歳の時にアメリカに移民してきた。彼女はたった今下院の議席を手に入れた。ソマリア人は現在、ドナルド・トランプの渡航禁止令で米国への入国を禁じられている」とツイートする女性もいた。

https://twitter.com/GeorginaRannard/status/1060016106298109952

ジャーナリストのハナ・アラム氏はオマル氏の勝利を称える人たちの動画を投稿し、「ミネアポリスでは、イルハン・オマル氏の勝利を祝って人々が歌と踊りを披露している。正式に決まった。オマル氏とラシダ・ダリーブ氏は、下院初のムスリム女性議員となった」と書いた。

https://twitter.com/HannahAllam/status/1060002130629664768

(英語記事 US mid-term report)

5204チバQ:2018/11/07(水) 16:27:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00050094-yom-int
「オバマの再来」候補破る…共和クルーズ氏再選
11/7(水) 13:50配信 読売新聞
 【ワシントン=金子靖志】テキサス州の上院選では、2016年大統領選の共和党予備選でトランプ大統領と指名獲得を争った現職テッド・クルーズ氏(47)が、「オバマ(前大統領)の再来」との呼び声がある民主党新人ベト・オルーク氏(46)との接戦を制し、再選を果たした。

 テキサス州は1993年以来、共和党が上院の議席を独占してきた。クルーズ氏は16年大統領選の予備選でトランプ氏と批判合戦を繰り広げたしこりがあるとされたが、選挙戦終盤ではトランプ氏の応援演説を受けた。

 オルーク氏は端正な顔立ちと演説の巧みさで民主党の「新星」と期待され、上院選では過去最高を上回る7000万ドル(約80億円)以上の選挙資金を集めた。世論調査では一時、クルーズ氏に1%差まで詰め寄る場面もあった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-35128266-cnn-int
フロリダ州知事選、共和党デサンティス氏の勝利確実
11/7(水) 13:50配信 CNN.co.jp
フロリダ州知事選、共和党デサンティス氏の勝利確実
ロン・デサンティス氏がフロリダ州知事選で勝利を確実にした
(CNN) 6日の米中間選挙で注目を集めていたフロリダ州の知事選は、トランプ米大統領に近い共和党のロン・デサンティス氏が当選確実となった。

民主党候補のタラハシー市長、アンドリュー・ギラム氏は同州初の黒人知事を目指し、デサンティス氏と接戦を繰り広げていた。

同州では共和党の知事が4人続くことになる。

トランプ氏は選挙戦終盤に2回も集会に駆け付け、デサンティス氏を熱心に応援していた。

5205チバQ:2018/11/07(水) 16:27:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00000553-san-n_ame
イスラム教徒の女性2人と先住民族の女性1人が当選 米中間選挙
11/7(水) 13:44配信 産経新聞
 【ワシントン支局】米中間選挙で、米CNNテレビは6日夜(日本時間7日午後)、イスラム教徒の女性として初めて、ラシーダ・タリーブ氏とイハン・オマール氏の2人が下院で当選するとの見通しを報じた。

 またAP通信は、ネーティブ・アメリカン(米先住民)の女性として初めて、シャリス・デービッズ氏が下院で当選したと報じた。

https://www.iza.ne.jp/kiji/world/news/181107/wor18110712360011-n1.html?utm_source=yahoo%20news%20feed&amp;utm_medium=referral&amp;utm_campaign=related_link
米下院ニューヨークで注目の若手女性候補が当選 米中間選挙
2018.11.7 12:36
 【ワシントン支局】6日に投開票された米中間選挙の下院選ニューヨークで、民主党から立候補し注目を集めていた新人女性アレクサンドリア・オカシオコルテス氏が議席を獲得した。米CNNテレビが報じた。

 オカシオコルテス氏は、民主党予備選で党重鎮を破る番狂わせを起こして全米で注目を集めた。

 同氏は、不法移民の強制退去を執行する移民・税関捜査局(ICE)の廃止を主張する「米民主社会主義者」(DSA)のメンバーとして活動していた。

5206チバQ:2018/11/07(水) 19:43:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00000585-san-n_ame
トランプ大統領の再選阻止へ民主動く バイデン前副大統領やサンダース氏ら出馬か
11/7(水) 18:03配信 産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】米中間選挙で下院の過半数を制した民主党は、2020年大統領選でのトランプ大統領の再選阻止に向けて早くも動きつつある。出馬が取り沙汰される同党の主要候補らは、今月から来年初頭にかけて次々と態度表明を行う見通しだ。昨年1月の就任直後から各地で計53回の選挙集会を重ね、再選への布石を着々と打ってきたトランプ氏に対抗できる候補が果たして現れるのか、注目が集まる。

 米CNNテレビが10月14日に発表した世論調査によれば、次の大統領選でトランプ氏が「勝つ」とした回答は46%で、「負ける」47%とほぼ拮抗。ただ今年3月の調査では「勝つ」は40%、「負ける」は54%で、トランプ氏の再選を予想する有権者が確実に増えていることをうかがわせた。

 対する民主党に関し、ワシントンの政界関係者の間で出馬が取り沙汰されている有力候補は、バイデン前副大統領、前回大統領選の民主党候補指名争いで敗退した無所属のバーニー・サンダース上院議員、女性のカマラ・ハリス、エリザベス・ウォーレン両上院議員や黒人のコリー・ブッカー上院議員らだ。

 ロイター通信が今月7日発表した世論調査では、このうち最も人気があるのはバイデン氏(29%)で、2位のサンダース氏(22%)を引き離している。

 バイデン氏は先月10日、大統領選への出馬は「今はない」としつつ、同月31日には党の大統領候補指名争いの行方を左右する中西部アイオワ州を訪れ、集会でトランプ氏批判を展開するなど意欲をにじませた。

 ただ、バイデン氏は現在75歳で、トランプ氏より3歳年上であるため年齢が問題視される可能性もある。

 政治紙「ポリティコ」の調査では、全米の各種メディアで記事として扱われている量が圧倒的に多いのはサンダース氏で、前回の指名争いで同氏を支えた若者らによる「左派旋風」の再来を予想する声もある。

 一方、実業家で前ニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグ氏も10月に民主党に党員登録し、同党からの出馬が取り沙汰されている。

5207チバQ:2018/11/07(水) 19:46:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00000556-san-n_ame
セクハラへの問題意識、支持政党で差くっきり 民主党の過半数「深刻」、共和は 米中間選挙
11/7(水) 14:26配信 産経新聞
 米NBCテレビ(電子版)は、6日の中間選挙の出口調査の結果、共和党の支持者と民主党の支持者の間には、セクハラへの問題意識に大きな差があることが浮き彫りになった-と伝えた。

 それによると、民主党支持者では女性の66%、男性の59%が、セクハラを「非常に深刻な問題」だと回答。これに対し、共和党支持者で同様の認識を示したのは、女性で33%前後、男性では25%前後にとどまった。

 全体では、セクハラを「非常に深刻な問題」と受け止めているのは、女性で51%、男性で40%だった。

 米国では昨年、著名映画プロデューサーの長年にわたる性的暴力やセクハラが発覚。これを機に、性被害を受けた女性が加害者側を告発する「#MeToo」運動が広がりをみせるなど、セクハラ問題が大きな関心を集めている。(ワシントン支局)

5208チバQ:2018/11/07(水) 21:13:13
https://www.cnn.co.jp/usa/35128242.html
歌手ビヨンセさん、民主党候補を支持 地元テキサス州の上院選
2018.11.07 Wed posted at 11:13 JST
(CNN) 6日に投開票多行われる米中間選挙で、米歌手のビヨンセさんがインスタグラムへの投稿で、地元テキサス州の上院選に出馬している民主党候補のベト・オルーク氏への支持を表明した。

テキサス州上院選の共和党候補は、現職で、2016年の大統領選にも出馬したテッド・クルーズ氏で、選挙戦の行方に注目が集まっている。

ビヨンセさんは投票所が閉まる数時間前にオルーク氏を支持する画像を投稿。文章でオルーク氏を直接名指しはしていないものの、ビヨンセさんは、ベト氏を応援するキャッチフレーズの入った帽子をかぶっている。

ビヨンセさんは「わたしたち全員に声を上げる権利を与えるために激しく戦った、私の前の全ての人に感謝する」と指摘。投票がなくては間違っていることに対する不平や不満を声にすることはできないと訴えた。

5209チバQ:2018/11/08(木) 10:33:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00050135-yom-int
民主躍進でも「顔」不在、次期大統領選に課題
11/7(水) 22:46配信 読売新聞
 【ワシントン=三井誠】6日投開票された米中間選挙では、民主党の急進左派やマイノリティー(人種的少数派)の候補が反トランプ票の受け皿となり、下院選での躍進に貢献した。だが、選挙戦では、党主流派と急進左派の対立に加え、党の顔が不在の現実も明らかになり、2020年の大統領選に向け、課題を残した。

 下院選ニューヨーク州14区では、民主党新人のアレクサンドリア・オカシオコルテス氏(29)が約8割の得票で当選を決め、「これは正義を実現させるための社会的な運動だ」と喜びを語った。女性下院議員として史上最年少となるオカシオコルテス氏は政治団体「アメリカ民主社会主義者(DSA)」の一員だ。選挙戦では、公的医療保険の充実などを訴え、ほかの候補の応援演説にも飛び回った。

5210チバQ:2018/11/08(木) 10:34:00
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00000126-mai-n_ame
<米中間選>トランプ政権に打撃 下院は民主、ねじれに
11/7(水) 22:13配信 毎日新聞
 【ワシントン高本耕太】トランプ米政権の発足後、初の全国規模の審判となった中間選挙が6日、投開票され、野党・民主党が下院(定数・改選435)で8年ぶりに多数派の座を奪還した。一方で上院(定数100、改選35)は与党・共和党が多数派を維持し、改選前の51議席から上積みする見通し。上下両院で多数派が異なる「ねじれ」状態が生じることになり、トランプ大統領が厳しい政権運営を迫られるのは必至だ。

 民主党下院トップのペロシ院内総務は6日夜、下院多数派奪還について「明日は米国にとって新たな日だ」と述べた。トランプ氏はペロシ氏に電話して祝福する一方、「とてつもない成功だ。皆に感謝する!」とツイートし、応援に力を入れた上院選での勝利を強調。米国第一主義に基づき、今後も排外的な移民政策や強硬な外交・通商政策の路線は継続するとみられる。

 下院(欠員7)の改選前議席は共和党が235、民主党が193。米CNNによると日本時間7日午後8時半現在、民主党は過半数(218)ラインを上回る222議席を確保した。トランプ氏に対する有権者の反発の受け皿として、多くの女性や社会的少数派候補を擁立。「社会主義者」を自称し、若者の支持を受けたニューヨーク州のアレクサンドリア・オカシオコルテス氏(29)も当選した。

 上院の選挙前の構成は共和党51、民主党49(無所属2含む)で、補選と合わせ改選35議席の内訳は共和党9に対し、民主党が26。共和党は中西部インディアナ、ミズーリ両州などで民主党から議席を奪還し、南部テキサス州では有力議員のテッド・クルーズ氏(47)が民主党の大統領候補として期待する声もあったベト・オルーク氏(46)を降した。

 政治メディア・ポリティコによると、上下両院で少なくとも計103人の女性候補が当選確実となっている。今回は非改選だった10人の上院議員と合わせ、女性議員数は過去最多の107人を上回る見通し。

 また、米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)の推計では、下院選の投票者数は約1億1400万人で前回2014年の8300万人を大きく上回った。約3分の1が改選された上院選も激戦を反映し各州で記録的な投票者数となった模様。通常は大統領選と比べ投票率が低い中間選挙だが、物議を醸すことが多いトランプ政権への審判とあって高い関心を集めたようだ。

5211チバQ:2018/11/08(木) 10:34:26
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00000627-san-n_ame
米36州で知事選、共和党の「防衛戦」に
11/7(水) 22:09配信 産経新聞
 【ワシントン=塩原永久】6日の米中間選挙で、全米50州のうち36州で知事選が実施された。民主党が激戦州の中西部カンザス州などを制した一方、共和党も大統領選で重要州となるフロリダ州やオハイオ州などで勝利を確実にした。

 州知事は住民生活に直結する地方行政で強い権限を持つ。共和党は選挙前に33州を押さえていたが、今回の選挙では26州が改選を迎え、「防衛戦」に臨む形になった。

 カンザス州では共和党の州幹部、コバック氏が民主党の女性候補に敗れた。コバック氏はトランプ大統領が掲げる厳しい不法移民対策などを訴え、トランプ氏の支持層を取り込む戦略をとったが、州経済の立て直しを主張した対抗馬に及ばなかった。

 多くの大統領選で接戦となるフロリダ州では、最終盤まで厳しい選挙戦となったが、共和党のドサンティス氏が、同州初の黒人知事を目指したギラム氏を押し切った。2016年の大統領選で共和党の公認候補をトランプ氏と争ったウィスコンシン州の現職知事、ウォーカー氏は、苦戦が伝えられて最終盤にトランプ氏の応援演説を得たが、民主党候補に僅差で敗れた。

5212チバQ:2018/11/08(木) 10:34:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00000115-mai-n_ame
<米中間選>州知事選 共和後退、民主が7州奪取
11/7(水) 21:35配信 毎日新聞
 【ワシントン鈴木一生】6日投開票された米中間選挙の州知事選(改選36州)は7日未明までの集計で、共和党が南部フロリダ州や中西部オハイオ州などで勝利し、非改選を含め全50州のうち半数の25州には達したが、選挙前の33州から後退するのが確実となった。知事は大統領選で州内の票をとりまとめる役割を担うため、知事選の結果は、2年後のトランプ大統領の再選にも影響を与えることになる。

 改選は、現職が共和党の26州、民主党の9州、無所属の1州が対象。米メディアによると、共和党は中西部アイオワ州などの激戦州を制したものの、中西部ミシガン州や西部ニューメキシコ州など7州を民主党に奪取された。民主党は激戦だった西部オレゴン州などはそのまま維持し、東部ニューヨーク州や西部カリフォルニア州などの地盤で着実に勝利。選挙前の16州から22州と勢力を拡大した。

 共和党の地盤の南部ジョージア州では、初の黒人女性知事を目指すエイブラムス候補(民主)がケンプ候補(共和)と接戦となっている。ケンプ氏は同州の州務長官で、選挙直前に同州の選挙登録システムがハッキングされようとしたとして、民主党に対する調査の開始を発表。民主党が「権力の乱用」と非難していた。南部フロリダ州ではサンダース上院議員ら民主社会主義者グループの支援を受けた民主党革新系のギラム候補が、トランプ米大統領への忠誠を誓う共和党のデサンティス候補に敗れた。

5213チバQ:2018/11/08(木) 10:35:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00000114-mai-int
<米中間選>閣僚交代続く恐れ 司法長官ら従順型へシフト
11/7(水) 21:32配信 毎日新聞
<米中間選>閣僚交代続く恐れ 司法長官ら従順型へシフト
米上院選結果
 【ワシントン高本耕太】下院で多数派を野党・民主党に奪われたものの、上院で共和党が多数派を維持したことで、トランプ政権は「大統領にとって大きな節目で勝利」(ホワイトハウスのサンダース報道官)と強気の姿勢を崩していない。トランプ氏が今後、政権中枢で現実主義的な施策を唱えてきたマティス国防長官やケリー首席補佐官を交代させ、閣僚らを自身に従順な側近タイプで固めて、政策を先鋭化する可能性もささやかれる。

 退任が確実視されるのがセッションズ司法長官だ。同氏はロシアによる米大統領選介入とトランプ陣営との癒着疑惑を巡り、選挙期間中の自身のロシア側との接触を理由に捜査から身を引いた。この判断が疑惑追及に拍車をかけたと考えるトランプ氏はセッションズ氏を「弱腰だ」などと繰り返し批判。疑惑を捜査するモラー特別検察官がまとめる報告書の提出のタイミングで、セッションズ氏が退任、あるいは更迭されることが既定路線となっている。

 一方、政権の安全保障政策を支えてきたマティス氏はトランプ氏との不仲説が伝えられる。アフガニスタンやシリアに駐留する米軍の早期撤退を求めるトランプ氏をマティス氏らが思いとどまらせるなど、国際協調や同盟関係を重視する同氏が政策決定に影響力を持っていた。しかし、最近は米韓合同軍事演習中止やイラン核合意離脱など、マティス氏が関与しないまま重要政策が決められる場面が目立つ。トランプ氏は10月、CBSテレビのインタビューで「彼は去るかもしれない」と発言。決別は近いとの観測が広がる。

 ケリー氏についても、近ごろはトランプ氏は聞く耳を持たず、孤立を深めているとの報道が相次いでいる。元部下のニールセン国土安全保障長官とともに政権を去るとの見方が多い。

 閣僚ではほかに、職権乱用の疑いで司法省の調査対象となっているジンキ内務長官、貿易交渉での手腕をトランプ氏が疑問視するロス商務長官の退任が取りざたされている。

5214チバQ:2018/11/08(木) 10:35:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00000113-mai-n_ame
<米中間選>舌戦過熱、得票も拡大 激戦州、民主は倍増
11/7(水) 21:27配信 毎日新聞
<米中間選>舌戦過熱、得票も拡大 激戦州、民主は倍増
開票の途中経過を見て歓声を上げる共和党・ブラックバーン氏の支持者ら=米テネシー州ナッシュビルで2018年11月6日、AP
 上院で共和党が多数派を維持し、下院では民主党が多数派を奪還した米中間選。トランプ大統領の支持派と反対派が激しい舌戦を展開したことで選挙への関心が高まり、民主、共和両党ともに大幅に得票数を伸ばした。2016年の大統領選でトランプ氏が大勝したテネシー州はその典型例となった。【ナッシュビル(南部テネシー州)長野宏美】

 テネシー州選出の上院は共和党議員の引退に伴い、下院を8期務めた同党のマーシャ・ブラックバーン氏(66)がくら替え出馬。地元出身で若者に人気の女性歌手、テイラー・スウィフトさん(28)が「民主党候補に投票する」と表明して注目されたが、結果はブラックバーン氏が、民主党の元州知事フィル・ブレッドセン氏(74)を振り切った。

 しかし、ブレッドセン氏の得票は、直近の上院選である前回14年に敗北した民主候補の43万票に比べ、今回は開票率99%時点で98万票と倍以上、票を積み上げた。ただ、ブラックバーン氏も前回の共和党候補に比べて5割近く増えた122万票を獲得した。

 州都ナッシュビルにある民主党の選挙事務所でボランティアとして働く大学生のアマンダ・ノーランさん(18)は「テイラーの影響で初めて関心を持った人も多いと思う。若い世代の熱気を感じた」と語った。

 午後8時20分。ブラックバーン氏の「当選確実」が伝えられると、ビアホールのテレビで速報を見守っていた100人以上の民主党支持者から「ノー」という声が上がったが、ソフトウエアエンジニアのピーター・ハルバートさん(28)は「民主党支持者の方が若者が多い。未来は私たちの手にある」と、今後につながる結果だと手応えを強調していた。

5215チバQ:2018/11/08(木) 10:38:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00050134-yom-int
知事選は共和党18州勝利、フロリダも押さえる
11/7(水) 23:52配信 読売新聞
 【ロサンゼルス=久保庭総一郎】全米50州のうち36州で争われた州知事選では、共和党が少なくとも18州で勝利した。非改選の7州と合わせ計25州を押さえ、計22州の民主党を上回った。州内で強い権限を持つ知事のポストを握った政党は、地元で有利に支持基盤を固められる。2020年の大統領選に向け、トランプ大統領と共和党には追い風となりそうだ。

 南部フロリダ州では、トランプ氏を信奉する「ミニ・トランプ」の代表格とされる共和党候補ロン・デサンティス氏(40)が当選を確実にした。トランプ氏は、大統領選で勝敗のカギを握る選挙人数の割り振りが多いフロリダ州を重視しており、選挙戦終盤に2度もフロリダ入りし、デサンティス氏を全面支援していた。

 今回当選した州知事は、20年の国勢調査を踏まえて実施される下院議員の選挙区割りの見直しでも、強い権限を持つ。特定政党に有利な「ゲリマンダー」と呼ばれる区割りが行われる可能性もある。

5216チバQ:2018/11/08(木) 10:40:29
httpsセッションズ司法長官が辞任 トランプ氏、不満あり更迭
11/8(木) 5:38配信 朝日新聞デジタル
セッションズ司法長官が辞任 トランプ氏、不満あり更迭
10月26日、司法省で会見をするセッションズ米司法長官=ワシントン、ランハム裕子撮影
 トランプ大統領は7日、自身のツイッターで、セッションズ司法長官が辞任したことを明らかにした。大統領選に介入したロシアとトランプ氏のロシア疑惑に関する対応で、トランプ氏はセッションズ氏が指導力を発揮しなかったとして以前から不満を持っており、事実上の更迭とみられる。

【写真】米司法省で会見に臨むセッションズ米司法長官=2018年10月26日、ワシントン、ランハム裕子撮影

 トランプ氏は6日に投開票された中間選挙の前から閣僚の交代を示唆。中間選挙では、上院は自ら率いる与党・共和党が過半数を維持したが、下院は野党・民主党に過半数を奪還された。トランプ氏は下院で民主党から政権の不祥事などを厳しく追及される前に、新たな体制づくりに乗り出したとみられる。

 トランプ氏は2017年1月に政権を発足させた際、セッションズ氏を司法長官に任命するほど信頼が厚かった。しかし、ロシア側と接触していたことを理由に昨年3月、セッションズ氏がロシア疑惑の捜査に関与しないと宣言したことに、トランプ氏は強い不満を持っていた。(ワシントン=土佐茂生)

朝日新聞社://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181108-00000010-asahi-int

5217チバQ:2018/11/08(木) 10:41:06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181108-00000011-jij-n_ame
民主、コネティカット知事選制す=米中間選挙
11/8(木) 6:13配信 時事通信
 【ニューヨーク時事】6日投票の米中間選挙の州知事選は7日も結果未確定の州で開票作業が続けられ、米メディアによると、東部コネティカット州で民主党新人のネッド・ラモント候補が競り勝つ一方、西部アラスカ州では共和党新人のマイク・ダンリービー候補の当選が確実になった。

 
 これにより非改選を含め、全50州のうち共和党は26州(改選前33州)を押さえ、民主党は23州(同16州)に勢力を拡大した。残る未確定州は南部ジョージアのみ。

5218チバQ:2018/11/08(木) 10:41:57
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181108-00000018-jij-n_ame
「貿易戦争」の解決見えず=民主も対中強硬に理解―米中間選挙
11/8(木) 7:08配信 時事通信
 【ワシントン、北京時事】6日の米中間選挙で共和党は下院過半数を失った。

 しかし、トランプ政権の通商分野での対中強硬姿勢には民主党も一定の理解を示しており、「貿易戦争」解決の道筋は引き続き見えない。来年から始まる日本との貿易協定交渉にも厳しい姿勢で臨むとみられる。

 「中国と公正な合意ができる」。トランプ大統領は1日、自らの要請で習近平国家主席と半年ぶりに電話会談し、11月末からの20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせて開く米中トップ会談への期待を表明した。ただ、貿易に端を発した米中対立は、外交や軍事にまで戦線が拡大し、「停戦」には程遠い。

 貿易戦争の行方を占うのは、好況を謳歌(おうか)してきた米経済がどこまで持ちこたえられるかだ。トランプ氏は2020年の再選をにらみ、「株価低迷や景気後退の明確な兆しが見えるまで」(米シンクタンクの戦略国際問題研究所)、あらゆる手段を総動員して中国の封じ込めを図るとみられる。

 米政権の対中強硬策は既に「モノ」だけでなく、「カネ」や「ヒト」にも広がる。中国からの年間輸入実績の半分に当たる2500億ドル(約28兆円)に制裁関税を発動済みで、残る全ての輸入品への課税をちらつかせる。中国企業の対米投資規制や中国人研究者のビザ審査も厳格化した。

 米政権の最大の狙いは、軍事転用も可能なハイテク技術の窃取阻止や補助金を使う産業戦略「中国製造2025」を見直させることだが、官民一体で成長を目指す中国はこれらの要求を拒絶。対米輸入拡大や外資規制の緩和で批判をかわす構えだ。

 中国は7〜9月期に9年半ぶりの低成長に追い込まれた。中国の習政権は、長期戦を覚悟して景気優先の経済政策にかじを切った。習氏は5日の演説で、ハイテク技術をめぐる米強硬策を念頭に「弱肉強食」「勝者の総取り」「独り占め」を非難した。中国は、輸入博覧会開催や規制緩和を通じて米企業を取り込みつつ、対米協議での出方を決める目算とみられる。

5219チバQ:2018/11/08(木) 10:42:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181108-00000016-jij-n_ame
「生命線」の好景気に逆風=政策の停滞必至―米中間選挙
11/8(木) 7:08配信 時事通信
 【ワシントン時事】米中間選挙で共和党が下院で敗北したことで、トランプ政権の経済政策が停滞するのは必至だ。

 昨年末の大型減税に続く「第2弾」が困難となり、予算をめぐる民主党との対立は政府機関閉鎖を招きかねない。政権の「生命線」ともいえる好景気が傾けば、2020年に再選を狙うトランプ大統領には逆風だ。

 「経済は米国史上で最強」。トランプ氏の決まり文句だ。減税や規制緩和、歳出増が推進力となり、今年の成長率は13年ぶりの「3%超」が視野に入る。政権と下院共和党は、選挙直前に中間層への10%の所得税減税を柱とする「減税第2弾」をぶち上げた。だが下院での敗北で「実現はほぼ不可能」(エコノミスト)な情勢だ。

 今後の波乱要因として警戒されるのは、政権と民主党が鋭く対立する不法移民対策。トランプ氏はメキシコ国境の壁建設費が19会計年度予算で確保されなければ「政府閉鎖は小さな代償だ」と明言し、予算案への署名拒否をちらつかせている。今後、暫定予算が失効し、政府機関が閉鎖される恐れがある。民主党が訴えた医療保険制度の拡充も双方の溝が深い。

 歩み寄れる可能性があるのがインフラ投資だ。政権は10年間で1兆5000億ドル(約170兆円)規模のインフラ整備を掲げており、実現すれば双方が「手柄」としてアピールできる。民主党下院トップのペロシ院内総務は6日、下院勝利を受けて「超党派に向けて努力する」と表明し、協力を呼び掛けた。

 米経済は来年以降、減税効果が薄れ、成長の鈍化が見込まれている。貿易摩擦など政策の不確実性が増し、景気に不透明感が強まれば、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げに対するトランプ氏の攻撃が一段とエスカレートする可能性もある。

5220チバQ:2018/11/08(木) 10:42:42
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181108-00000017-jij-n_ame
パレスチナ系や先住民女性=民主、「史上初」議員多数誕生―米中間選挙
11/8(木) 7:08配信 時事通信
 【ワシントン時事】6日投開票の米中間選挙では、パレスチナ系や先住民の女性ら「米史上初」となる社会的少数派の民主党下院議員が多く誕生した。

 米国の選挙は当選者が1人に限られる小選挙区制のため、少数派の進出は困難だとされてきたが、移民や少数派を軽視するトランプ政権に対する強い反発が、多様な背景を持つ候補者たちを後押しした。

 中西部ミシガン州13区でパレスチナ系として初めて当選したラシダ・タリーブ氏は、「企業や富裕層を優遇するトランプ政権と戦う」と宣言し、選挙戦を展開。8歳で内戦下の祖国ソマリアから脱出し、ケニアの難民キャンプを経て渡米したミネソタ州5区のイルハン・オマル氏と共に、米史上初のイスラム教徒女性の連邦議会議員になった。

 先住民女性も2人が初めて議席を獲得した。ニューメキシコ州1区からは、環境保護に力を入れるデブ・ハーランド氏が当選。カンザス州3区では、同性愛者であることを公言しているシャリス・デービッズ氏が、共和党の現職を破った。ハーランド氏は支持者を前に「連邦議会で戦ってくる」と意気込みを語った。

 一方、4年ぶりに女性下院議員の最年少記録を更新したのは、「社会主義者」を自称するアレクサンドリア・オカシオ・コルテス氏(29)。現状に不満を感じる若者の心をつかみ、ニューヨーク州14区を制した。

5221チバQ:2018/11/08(木) 10:43:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181108-00000003-jij_afp-int
売春宿経営の候補、選挙前に死亡も当選果たす 米ネバダ州議会選
11/8(木) 7:36配信 AFP=時事
売春宿経営の候補、選挙前に死亡も当選果たす 米ネバダ州議会選
売春宿経営者のデニス・ホフ氏(2008年4月26日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】6日の米中間選挙の一環で行われた州議会選で、先月死亡した売春宿経営の候補者が当選を果たした。

【写真】売春宿を経営しリアリティー番組のスターでもあったデニス・ホフ氏

 公式集計結果によると、ネバダ州南部ナイ郡(Nye County)の選挙区で当選したのは共和党のデニス・ホフ(Dennis Hof)候補(死亡当時72)。同氏は得票率69.02%を獲得、得票率30.98%に終わった民主党候補のレシヤ・ロマノフ(Lesia Romanov)氏に勝利した。これにより共和党の代替候補が指名される見通しだ。

 売春宿を経営しリアリティー番組のスターでもあったホフ氏は先月16日、ネバダ州クリスタル(Crystal)で自身が所有する合法売春宿の一つ「Love Ranch」で、遺体で発見された。ホフ氏はポルノ俳優のロン・ジェレミー(Ron Jeremy)さんらを招待し、自身の誕生日パーティを行っていた。睡眠中に死亡したとみられている。

 ホフ氏は米ケーブルテレビ局HBOのリアリティー番組で、自身の売春宿で働く売春婦らを撮影した「キャットハウス(Cathouse)」に出演。今回の州議会選ではドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領風の共和党候補者として出馬していた。【翻訳編集】 AFPBB News

5222チバQ:2018/11/08(木) 13:55:34
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181108-00000008-san-n_ame
米中間選挙 議会、ねじれ状態に トランプ共和が下院敗北、上院勝利
11/8(木) 7:55配信 産経新聞
 【ワシントン=加納宏幸】米中間選挙は6日(日本時間7日)、投開票され、野党・民主党が下院で8年ぶりに過半数を奪還した。上院は共和党が過半数を維持し、1月からの新議会は4年ぶりの「ねじれ議会」としてスタート。民主党はロシアの米大統領選干渉疑惑の調査を本格化させるなどトランプ政権に攻勢をかけて大統領の弾劾訴追も視野に置く構えで、トランプ大統領の政権運営や2020年大統領選の再選戦略に影を落としそうだ。

 トランプ氏は6日深夜、上院選勝利を受け、「とてつもない成功だ」とツイッターに書いた。下院選の敗北には触れなかった。民主党のペロシ下院院内総務も同党支持者との集会で勝利宣言。トランプ氏は勝利宣言を受け、ペロシ氏に電話で祝意を伝えたという。

 CNNテレビ(電子版)によると、7日午前10時(同8日午前0時)現在の獲得議席は、下院(435議席)が民主222、共和199。

 共和党は現有235議席から減らすが、中間選挙では与党が議席を減らすことが多く、第二次大戦後、与党の下院議席増はわずか2回だけだ。

 民主党は下院の議長と全委員長ポストを握ることになり、その権限を使ってロシア疑惑やトランプ氏の大統領権限とビジネスに関する「利益相反」の問題の解明を進めるとみられる。

 一方、上院(定数100)は共和51、民主45(無所属を含む)が固まった。

 米ラトガース大の7日朝現在の集計では、今回の選挙の結果、上下両院の女性議員は117人以上となり、現在の107人を上回って過去最高を更新する見通し。

 フロリダ大は、中間選挙で初めて1億人以上が投票し、投票率は47・3%になると予測した。

 共和党は中間選挙で、トランプ氏を中心に不法移民対策の強化や好調な経済の継続を訴えた。民主党は医療保険制度改革(オバマケア)の維持を求め、トランプ氏の大統領としての資質も争点化。中間選挙の投票率は通常40%前後だが、有権者の関心が高まった。

5223チバQ:2018/11/08(木) 14:16:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181108-00000547-san-n_ame
若年層、民主党を後押し 女性の共和党離れも浮き彫り
11/8(木) 13:00配信 産経新聞
 米CNNテレビが6日投開票の中間選挙に合わせて実施した出口調査で、2000年以降に成人したミレニアル世代と呼ばれる若年層が下院選で野党・民主党を後押ししている傾向が分かった。女性の共和党離れも浮き彫りとなっており、次期大統領選で再選を目指すトランプ大統領には気がかりな結果だ。(ワシントン 加納宏幸)

 ■大学めぐりも及ばず

 女性として史上最年少の下院議員となる見通しの民主党新人アレクサンドリア・オカシオコルテス氏(29)の活躍や、女性歌手テイラー・スウィフトさん(28)の民主党候補への支持表明で、「若者」が中間選挙のキーワードとなった。

 出口調査では、すべての世代で民主党への支持が14年の前回中間選挙から上昇したが、その傾向は特に18〜29歳で著しく、前回の54%から67%へと13ポイント増えていた。他の世代に比べ、マイノリティー(人種的少数派)の比率が高いことも影響したとみられる。

 南部テキサス州で現職のクルーズ上院議員に挑んだオローク下院議員は、若者向けの選挙運動が好感され「オバマ前大統領の再来」ともてはやされた。州内の大学を飛び回り、各大学のロゴが入った帽子をかぶって支持を訴え、全体の13%に当たる18〜29歳の層で71%の支持を集めた。しかし、投票の6割以上を占める45歳以上の層でクルーズ氏の後塵を拝し、あと一歩、及ばなかった。

 ■女性が気がかり?

 中間選挙では、カバノー連邦最高裁判事の人事承認に際して飛び出した女性暴行疑惑やトランプ氏自身の女性をめぐる発言によって、前回大統領選で同氏を推した都市近郊に住む白人女性の「トランプ離れ」が話題となった。

 出口調査によると、男性の支持は共和、民主がほぼ半分ずつで大きく変わらなかったのに対し、女性では民主59%、共和40%と民主党への支持が大きく上回った。白人女性は10、14両年の中間選挙では共和党への支持が上回っていたが、今回は民主、共和両党に49%ずつに二分された。

 民主党のシューマー上院院内総務は7日、「共和党は全米で女性、マイノリティー、郊外居住者の票を失った。20年の共和党候補と(同年に大統領再選を目指す)トランプ氏には気がかりだろう」と推し量った。

 ■争点は「トランプ」

 有権者の26%がトランプ氏への「支持」、38%が「反対」の意思をそれぞれ表明するために下院選で投票したと答えた。「トランプ政治」の是非を投票の動機として答えたのは計64%で、投票要因ではないとしたのは33%だった。

 中国との貿易戦争などトランプ氏の通商政策が地域経済に与える影響を「有益」と答えた人のうち91%は共和党支持層で、「害する」と答えたうち89%は民主党支持層だった。

 また、モラー特別検察官によるロシア疑惑捜査を支持すると答えたうち79%が民主党支持層で、不支持と答えた71%が共和党支持層。政党支持によりトランプ氏の政策や政権にまつわる問題への評価がくっきりと分かれていた。

5224チバQ:2018/11/08(木) 18:03:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181108-00000063-asahi-int
女性が最多、ムスリム・先住民・同性愛者も 米中間選挙
11/8(木) 16:00配信 朝日新聞デジタル
女性が最多、ムスリム・先住民・同性愛者も 米中間選挙
米ミネソタ州で6日、親族に抱きしめられる民主党候補のイルハン・オマール氏。初の女性イスラム教徒の下院議員となる1人になった=ロイター
 今回の米中間選挙には、民主党を中心に過去最多となる女性が立候補した。米紙ワシントン・ポストの集計によると、下院では7日朝までに、これまでの記録を上回る95人が当選を決めた。イスラム教徒の女性が初めて下院に当選するなど顔ぶれも多彩だ。

【写真】民主党からコロラド州知事に当選したジャレッド・ポリス氏(中央)。同性愛者であることを公表している初めての知事となる=6日、ロイター

 女性の政界進出について研究するラトガース大学の米国女性と政治センターのまとめでは、上院で23人、下院で237人、知事選に16人と、それぞれ過去最多の女性が立候補した。ワシントン・ポストによると、下院で女性の議員数がこれまで最も多かったのは84人。女性の下院議員がいなかったアイオワ州でも、3区のアクシーン氏(民主)ら2人が当選した。

 「初」が付く当選者も多い。民主党から立候補したミシガン選出のラシダ・トレイブ氏、ミネソタのイルハン・オマール氏は、初のイスラム教徒女性の下院議員。トレイブ氏はパレスチナ移民の娘で、オマール氏はソマリア難民だ。米メディア・バズフィードによると、オマール氏は8歳のときに国を逃れ、ケニアの難民キャンプで4年間過ごしたという。

 先住民族の女性で初の下院議員も生まれた。こちらも2人同時で、ニューメキシコ州のデブ・ハーランド氏とカンザス州のシャリス・デービッズ氏。いずれも民主党だ。デービッズ氏はカンザス州選出では初めて性的少数者であることを公表した議員でもある。

 コロラド州知事に民主党から当選した男性のジャレッド・ポリス氏は、同性愛者であることを公表している初めての知事となる。(ワシントン=鵜飼啓)

5225チバQ:2018/11/08(木) 18:11:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00000117-mai-n_ame
米中間選挙>史上初続々 先住民やイスラム教徒女性…
11/7(水) 21:37配信 毎日新聞
<米中間選挙>史上初続々 先住民やイスラム教徒女性…
初の女性イスラム教徒の下院議員となる民主党のイルハン・オマル氏=2018年11月6日、AP
 【ワシントン高本耕太】6日投開票された米中間選では、下院で史上初めて100人超の女性議員が誕生することが確実になったほか、多くの「史上初」当選が伝えられた。移民や同性愛者らに不寛容とされるトランプ政権への批判票の受け皿として、多様な背景を持つ少数派候補の擁立を進めた野党・民主党の戦略が一定の効果を上げた結果といえる。

 下院カンザス州3区で当選したシャリス・デービッズ候補(民主)は、同ニューメキシコ州1区のデブラ・ハーランド候補(民主)とともに、連邦議員として史上初の先住民女性となった。先住民居留地で生まれ育ったデービッズ氏は同性愛者であることも公言。LGBTなど性的少数者の権利や銃規制などを主要争点に戦った。

 下院ミシガン州13区で当選したラシダ・タリーブ候補(民主)、同ミネソタ州5区のイルハン・オマル候補(同)はイスラム教徒女性として初の連邦議会議員となった。タリーブ氏は親がパレスチナ移民。オマル氏は幼少時に内戦下のソマリアを逃れて渡米した。

 ニューヨーク州14区のアレクサンドリア・オカシオ・コルテス候補(民主)、アイオワ州1区のアビー・フィンケナウワー候補(同)はともに29歳で女性下院議員当選の最年少記録を更新した。

 一方、コロラド州知事に当選したジャレド・ポリス候補(民主)は、同性愛者を公表している男性として史上初めて知事に選出された。

5226とはずがたり:2018/11/08(木) 20:04:34
州知事選 共和後退、民主が7州奪取
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20181108k0000m030154000c.html
11月07日 21:35毎日新聞

 【ワシントン鈴木一生】6日投開票された米中間選挙の州知事選(改選36州)は7日未明までの集計で、共和党が南部フロリダ州や中西部オハイオ州などで勝利し、非改選を含め全50州のうち半数の25州には達したが、選挙前の33州から後退するのが確実となった。知事は大統領選で州内の票をとりまとめる役割を担うため、知事選の結果は、2年後のトランプ大統領の再選にも影響を与えることになる。

 改選は、現職が共和党の26州、民主党の9州、無所属の1州が対象。米メディアによると、共和党は中西部アイオワ州などの激戦州を制したものの、中西部ミシガン州や西部ニューメキシコ州など7州を民主党に奪取された。民主党は激戦だった西部オレゴン州などはそのまま維持し、東部ニューヨーク州や西部カリフォルニア州などの地盤で着実に勝利。選挙前の16州から22州と勢力を拡大した。

 共和党の地盤の南部ジョージア州では、初の黒人女性知事を目指すエイブラムス候補(民主)がケンプ候補(共和)と接戦となっている。ケンプ氏は同州の州務長官で、選挙直前に同州の選挙登録システムがハッキングされようとしたとして、民主党に対する調査の開始を発表。民主党が「権力の乱用」と非難していた。南部フロリダ州ではサンダース上院議員ら民主社会主義者グループの支援を受けた民主党革新系のギラム候補が、トランプ米大統領への忠誠を誓う共和党のデサンティス候補に敗れた。

5227チバQ:2018/11/08(木) 20:39:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181108-00000147-jij-n_ame
「初のパレスチナ系」に歓喜=米下院議員当選タリーブ氏の故郷
11/8(木) 20:16配信 時事通信
 【ベイトオルアルフーカ(ヨルダン川西岸)時事】6日投開票の米中間選挙では、民主党候補のラシダ・タリーブ氏(42)が、パレスチナ系としてもイスラム教徒の女性としても史上初めて下院議員に当選した。

 タリーブ氏の故郷で、現在も親族が暮らすヨルダン川西岸の村では8日、「とてもうれしい。イスラム教徒やパレスチナの誇りだ」と歓喜の声が聞かれた。

 タリーブ氏の母親はかつて、パレスチナ自治区ラマラ郊外のベイトオルアルフーカで暮らしていたが、1970年代半ば、東エルサレム出身の夫と共に米国に移住。タリーブ氏は米中西部ミシガン州を拠点に社会的弱者の保護を主張し「富裕層を優遇するトランプ政権と戦う」と訴えてきた。当選はイスラエルの占領下で暮らす人々にとって「一筋の希望」となった。

 ベイトオルアルフーカはイスラエルとの境界沿いに位置する。住民はイスラエル軍による厳しい警備で道を自由に歩けないなど日常生活で困難に直面。米国で暮らすタリーブ氏やその家族はこれまでに何度も帰郷しており、その苦境を熟知している。

 同地で暮らすタリーブ氏のおじ、バッサムさん(52)は、トランプ米大統領がイスラエル寄りなのは「米国の人々がパレスチナに悪いイメージを持っていて、イスラエルを支持するからだ」と指摘。「ラシダには今後、下院議員としてパレスチナの困難な状況を米国の人々にしっかり伝えていってほしい。それが変化の始まりになる」と期待を語った。

5228チバQ:2018/11/08(木) 20:40:45
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018110800820&amp;g=int
民主の波、重要2州に届かず=トランプ氏再選に好材料?-米中間選挙

 【ワシントン時事】米大統領選の勝敗を分ける代表的なスイング州(揺れ動く州)のフロリダとオハイオ。6日投開票された中間選挙では、民主党の勢いが両州に届かず、共和党が底力を示した。2020年の再選を目指すトランプ大統領にとって好材料となる可能性がある。


 フロリダでは共和が知事選を取り、上院選も現職相手に勝利宣言。オハイオでは知事選や16ある下院選挙区の12を共和が制した。地元紙は「今や疑いなく(共和党が強い)赤い州だ」(フロリダ)、「赤い州に近づいた」(オハイオ)などと伝えた。(2018/11/08-15:00)

5229とはずがたり:2018/11/08(木) 22:12:44
米中間選挙“ねじれ状態” 中露の反応は?
11月07日 21:26日テレNEWS24
https://news.goo.ne.jp/article/ntv_news24/world/www.news24.jp-articles-2018-11-07-10408682-html.html

アメリカのトランプ政権への審判となる中間選挙で、反トランプを掲げた野党・民主党が躍進し、トランプ政権を支える共和党が議会の下院で敗北することが確実となった。この結果を受けた各国の反応。

貿易戦争で対立する中国外務省の華春瑩報道官は7日の会見で、「アメリカの内政にはコメントしない」として選挙結果には言及しなかった。

その一方で、「ともに努力して米中関係を正しい方向に前進させるべき」と改めて強調。今月末の国際会議にあわせた米中首脳会談を控える中、貿易戦争による対立関係の解消にむけ前向きなメッセージを送る狙いがあるとみられる。

一方、地元メディアによると、冷戦後最悪の関係ともいわれるロシアのメドベージェフ首相は、選挙結果について、「様々な評価があるだろうが、それはアメリカの内政問題だ」と具体的な論評は避けた。

また、ロシア下院で外交を担当する国際問題委員会の副委員長は、アメリカ議会がねじれ状態になったことについて、「民主党はトランプ大統領を親露的だと批判するだろう。すでに難しい両国関係はさらに困難になる」と指摘した。

5230名無しさん:2018/11/08(木) 23:23:36
https://www.foreignaffairsj.co.jp/theme/201705_ikenberry/

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トランプから国際秩序を守るには―― リベラルな国際主義と日独の役割

G・ジョン・アイケンベリー プリンストン大学教授(国際関係論)

The Plot against American foreign policy
―― Can the Liberal Order Survive?

G.John Ikenberry
アメリカの政治学者で、現在はプリンストン大学教授(政治学、国際関係論)。ジョージタウン大学、国務省、ブルッキングス研究所を経て現職。戦後秩序に関する論文を数多く発表している。フォーリン・アフェアーズには「民主国家連合の可能性――第2のX論文を求めて」(2007年1月号掲載)、「アメリカ後の世界秩序―― 中国による新秩序模索も文明の衝突も起きない」(2011年6月号掲載)などを寄稿している。

トップページ 論文データベース トランプから国際秩序を守るには―― リベラルな国際主義と日独の役割
2017年5月号掲載論文
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古代より近代まで、大国が作り上げた秩序が生まれては消えていった。秩序は外部勢力に粉砕されることでその役目を終えるものだ。自死を選ぶことはない。だが、ドナルド・トランプのあらゆる直感は、戦後の国際システムを支えてきた理念と相反するようだ。国内でもトランプはメディアを攻撃し、憲法と法の支配さえほとんど気に懸けていない。欧米の大衆も、リベラルな国際秩序のことを、豊かでパワフルな特権層のグローバルな活動の場と次第にみなすようになった。すでに権力ポストにある以上、トランプがそのアジェンダに取り組んでいくにつれて、リベラルな民主主義はさらに衰退していく。リベラルな国際秩序を存続させるには、この秩序をいまも支持する世界の指導者と有権者たちが、その試みを強化する必要があり、その多くは、日本の安倍晋三とドイツのアンゲラ・メルケルという、リベラルな戦後秩序を支持する2人の指導者の肩にかかっている。・・・

5231チバQ:2018/11/09(金) 18:06:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181109-00000565-san-n_ame
中間選挙の開票続く 上院残り3議席
11/9(金) 17:57配信 産経新聞
 【ワシントン=加納宏幸】米中間選挙(6日投開票)は8日も一部の接戦州で開票が続いた。米CNNテレビ(電子版)によると、上院(定数100、非改選含む)の獲得議席は共和51、民主46で残りは南部フロリダ、西部アリゾナ、補選が行われた南部ミシシッピの3州となった。

 フロリダ州では州知事からくら替えした共和党スコット氏と民主党現職ネルソン氏が僅差で、スコット氏が勝利宣言したがネルソン氏は認めず、投票結果の再集計を求めている。ミシシッピ州の補選は4人が出馬して50%以上を獲得する候補がおらず、27日に決選投票が行われる見通し。

 下院(435議席)の獲得議席は民主225、共和200で10議席がまだ確定していない。

 全米50州のうち36州で実施された知事選の残りは民主党のエイブラムス氏が史上初の黒人女性知事になるか注目されている南部ジョージア州のみとなった。

5232とはずがたり:2018/11/09(金) 19:29:02
日本も狂ってるけどアメリカも狂ってる。。

ホワイトハウス 出入り禁止記者の映像改ざんし公開か
2018年11月9日 16時08分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181109/k10011704671000.html

アメリカのトランプ大統領と口論になってホワイトハウスへの出入りを禁じられた記者をめぐり、アメリカのメディアは、記者のふるまいが悪質に見えるよう、映像が改ざんされて公開された可能性があると伝え、物議を醸しています。

これは、7日、ホワイトハウスでの記者会見で、トランプ大統領とCNNテレビの記者が口論になり、記者が、マイクを取り上げようとしたインターンの女性の腕に触れたとして、ホワイトハウスが記者の入館証を無効にしたものです。

アメリカの有力紙ワシントン・ポストなどは、8日、ホワイトハウスのサンダース報道官がツイッターに公開した、記者のふるまいを映した映像は、元の映像が、一部、改ざんされた可能性があると伝えました。

それによりますと、映像の専門家は、記者が女性に伸ばした手が実際よりも速く動いたように改ざんされていると指摘し、その結果、記者が女性の腕をたたき落としたように見えると伝えています。

これについて、サンダース報道官は、「問題は記者が女性に触れたかどうかだ」と述べるにとどまっています。

トランプ政権は、日頃、CNNテレビなどを「フェイクニュース」呼ばわりして敵視しているだけに、アメリカ国内では、改ざんされた映像をホワイトハウスの報道官が公開したのは問題だとして物議を醸しています。

5233チバQ:2018/11/10(土) 09:27:57
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181109-00000053-mai-n_ame
<キャラバン>トランプ氏 難民申請制限へ 法廷闘争発展も
11/9(金) 17:23配信 毎日新聞
 【ワシントン高本耕太】トランプ米政権は8日、国境を違法に越えて米国に入国した者からの難民申請を拒否する措置の導入方針を発表した。トランプ大統領が9日に非常権限の行使を表明する。国家の難民保護義務を定めた国際法や米国内法に抵触する可能性があり、法廷闘争に発展するものとみられる。

 6日に投開票された中間選挙の期間中、トランプ氏は、中米諸国から米国を目指し北上中の移民集団(キャラバン)について「犯罪者がまざっている。真の難民ではない」などと指摘。「米国への侵略だ」と訴え、入国を阻止する考えを繰り返し強調した。

 今回の措置は、こうした主張の延長線上にあり、国境管理事務所の所在地以外で国境を越えた者による難民申請の受理を国境警備当局が拒否することを可能にする。国家の安全保障を理由に大統領権限で実施する。

 だが、戦禍や迫害に見舞われた人々が他国に逃れる権利は難民条約で定められ、米連邦法の移民国籍法は「外国人が入国方法・経路に関わらず難民認定を求めることができる」と規定している。新たな措置の合法性を問う訴訟が人権団体から相次ぎ提起される可能性が高い。

 米国では近年、不法入国者が国境で拘束された後に難民認定を申請。収容施設の不足から裁判官が認定の是非を判断する審問までに、いったん釈放され、そのまま公判日に出廷せず米国内で行方をくらませるケースが増加している。公判待ちの訴訟件数は現在、約75万件に上る。

 国境での拘束者についてトランプ氏は今月1日の記者会見で「釈放はしない」と強調。ワシントン・ポスト紙によると、国防総省が国境付近に最大8000人を収容できる拘束施設の設営を進めている。

5234チバQ:2018/11/10(土) 09:30:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181110-00000028-jij-int
分断の政治に怒り=妥協か強硬か-トランプ共和、険しい道・米中間選挙〔深層探訪〕
11/10(土) 8:29配信 時事通信
分断の政治に怒り=妥協か強硬か-トランプ共和、険しい道・米中間選挙〔深層探訪〕
トランプ米大統領=5日、インディアナ州フォートウェイン(AFP時事)
 6日の米中間選挙で、与党共和党は下院の多数派を失う敗北を喫した。保守色の強い州で底力を見せつつも、それ以外の地域では現職候補が相次いで倒れた。有権者が示した怒りを受け、民主党との妥協を探るのか、強硬路線を進めるか、トランプ政権は岐路に立たされている。

 ◇郊外住民の離反
 「現職大統領が中間選挙で上院の(与党)議席を増やしたのは105年間で5回だけだ」。トランプ氏は7日未明のツイートで、他人の発言を引用する形で、成果をアピールした。

 トランプ氏は選挙戦終盤6日間でテネシー、インディアナ、ミズーリなど11の保守州で集会を開催。「もっとキャラバン(移民集団)と犯罪が欲しいなら民主党に投票しよう」などと訴え、支持者の間にある反移民感情をあおった。

 だが、トランプ氏の神通力が効いたのは、自身の「縄張り」の中にすぎない。下院選ではトランプ氏の政治姿勢に対する、穏健な有権者の強い怒りがあらわになった。

 NBCニュースの出口調査によると、無党派層の投票先は2016年選挙では、共和党が46%で民主党を4ポイント上回っていたが、今回は民主党が54%で、共和党を13ポイント上回った。

 特に共和党が40年以上守ってきた議席を失ったイリノイ州6区をはじめ、逆風が吹いた下院選挙区は裕福な郊外型の選挙区が多い。米カトリック大学のジョン・ホワイト教授は「トランプ政権の下で共和党はより農村部中心の政党になった。郊外に住む比較的高学歴の白人、特に女性はトランプ氏に反対票を投じた」と指摘する。

 ◇不透明な再選への影響
 「民主党は(疑惑の)調査に時間を費やすべきではなく、国民が何を望んでいるかを考えるべきだ」。サンダース大統領報道官は6日夜の米テレビのインタビューでけん制した。

 単独で政治を前に進める道を絶たれたトランプ政権にとって、今後は野党との「ディール(交渉)」に活路を見いだす選択肢もある。クリントン元大統領は1994年の中間選挙で敗れた後、野党との妥協を探り、その実績が評価されて大統領再選につながったと言われる。

 だが、政権を待つ道は険しい。選挙後には、表立った動きを止めていたモラー特別検察官のロシア疑惑捜査が「再開」。トランプ氏が父から継いだ不動産業をめぐって脱税行為をしていた疑いも浮上し、民主党有力支持者からは「議会の調査権を使って問題を調べ、弾劾手続きを進めるべきだ」との声も出ている。

 トランプ氏は下院で有権者の不信任を突き付けられたにもかかわらず、中間選挙の結果を「とてつもない成功」と表現。米メディアによると、側近らと結果を祝い合ったという。

 与野党がすくみ合う展開となれば、「政策が進まない口実と、おあつらえ向きの『敵』をトランプ氏に与える」という見方も米政界関係者にある。20年大統領選に向けて、トランプ氏がさらに強硬路線を強める可能性も否定できない。(ワシントン時事)

5235チバQ:2018/11/10(土) 09:34:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181108-00000093-asahi-int
ジョージア州知事選、勝敗つかず 選挙の公正さに疑念も
11/8(木) 21:49配信 朝日新聞デジタル
ジョージア州知事選、勝敗つかず 選挙の公正さに疑念も
「素晴らしい夜になった」と事実上の勝利演説をするブライアン・ケンプ氏。現役のジョージア州務長官のまま知事選に出馬した=7日未明、米ジョージア州アセンズ、江渕崇撮影
 全米初のアフリカ系(黒人)女性知事をめざす民主党候補と、トランプ大統領に忠誠を誓う白人男性の共和党候補――。南部ジョージア州知事選は、投票翌日の7日になっても勝敗が決まらず、決選投票の可能性も出てきた。影を落とすのは、選挙の公正さそのものに対する疑念だ。

【写真】米アトランタの集会で6日夜、支持者たちに決選投票への期待を語るジョージア州知事選の民主党候補ステイシー・エイブラムス氏=AP


 「集計されるべき票が残っている」。民主党候補ステイシー・エイブラムス氏(44)は7日未明、最後の一票が明らかになるまで敗北を認めないと支持者らに告げた。

 同じころ、共和党候補ブライアン・ケンプ氏(55)は「勝利は近いと確信する」と演説。7日午後になり陣営が勝利宣言した。選挙から丸一日過ぎても勝敗をめぐり対立が続く異常事態だ。

 米CNNによると、7日夜時点(開票率99%)でケンプ氏は197万票余を集め、エイブラムス氏を6万票超リード。それでも新知事が決しないのは第3党「リバタリアン党」の候補が出馬したことと関係がある。得票率50%に達する候補がいない場合、上位2人による決選投票になるが、ケンプ氏の得票率は50・3%とギリギリなのだ。

 エイブラムス陣営は、黒人や移民など民主党支持者が多い地域で、集計されていない期日前投票などが数万票に上ると主張。ケンプ氏の得票率を引き下げて決選投票に持ち込もうとしている。

 エイブラムス陣営は州政府に対し、民主党支持層の票を公平に扱っているのかと不信感を募らせる。ケンプ氏が現役の州務長官のまま知事選に出たからだ。州務長官は副知事に次ぐ公選ポストで、州の選挙事務を取り仕切る。

5236チバQ:2018/11/11(日) 19:07:08
>>5228
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181111-00000001-jij_afp-int
米中間選挙、フロリダ州当局が再集計命じる
11/11(日) 6:51配信 AFP=時事
米中間選挙、フロリダ州当局が再集計命じる
米フロリダ州の州都タラハシーにある、同州最高裁(2018年11月10日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】(更新)今月6日の米中間選挙での南部フロリダ州の上院選と、中間選挙の一環で行われた同州知事選について、フロリダ州当局は10日、結果が僅差だったため機械による再集計を命じた。候補者の間では違反行為をめぐり非難の応酬が続いている。

 フロリダ州では2000年の米大統領選でも再集計が行われていたが、今回の再集計により同州の選挙結果に再び注目が集まっている。

 フロリダ州内の67郡は今月10日正午(日本時間11日午前2時)までに暫定結果を明らかにする必要があった。

 同州では選挙の得票数の差が総票数の0.5パーセント以下である場合、州法に基づき機械による再集計が行われる。

 上院選の暫定結果では、現フロリダ州知事の共和党候補リック・スコット(Rick Scott)氏と、再選を目指している民主党候補のビル・ネルソン(Bill Nelson)上院議員の得票数が僅差で、総票数約820万票のうちスコット氏のリードが1万2562票と、ネルソン氏との差はわずか0.15パーセントとなっている。

 州選挙当局ウェブサイトによると、州知事選では総票数820万票超のうち、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の支持を受けた共和党候補のロン・デサンティス(Ron DeSantis)氏のリードが3万3684票と、民主党候補のアンドリュー・ギラム(Andrew Gillum)氏との差は0.41パーセントとなっている。

 同州のケン・デッツナー(Ken Detzner)州務長官は声明で、機械による再集計結果は今月15日午後3時(日本時間16日午前5時)に得られる予定だと述べた。

 トランプ大統領はこの展開に不満を隠さず、訪問中のフランスからツイッター(Twitter)に「フロリダで大きな選挙2つが盗まれようとしている! 私たちは注意深く監視している!」と投稿した。【翻訳編集】 AFPBB News

https://www.sankei.com/world/news/181111/wor1811110008-n1.html
激戦フロリダ州で再集計 トランプ氏は反発
2018.11.11 08:03

 6日投開票した米中間選挙で、南部フロリダ州当局は10日、上院選と知事選の再集計を行うことを決めた。いずれも激戦で与党共和党候補が僅差でリードしているが、野党民主党の支持者らがデモを行うなどして再集計を要求していた。15日までに結果を発表する予定。

 共和党と民主党の支持が拮抗する同州は2020年大統領選の行方を左右する重要州の一つ。トランプ大統領はすぐにツイッターで「フロリダの二つの重要選挙を盗もうとしている。われわれは注視している!」と反発し、民主党が不当に共和党のリードを覆そうとしていると主張した。

 CNNテレビによると10日現在、上院選は共和党のスコット知事が民主党現職のネルソン議員を1万2500票(0・15ポイント)だけ上回っている。知事選は共和党のデサンティス氏が民主党のギラム氏を3万4千票(0・41ポイント)リードしている。

 両党の指導者らはフロリダ州の選挙を重視し、投票日直前にトランプ氏や民主党のオバマ前大統領が現地入りして集会を開くなど激しい選挙戦を行った。(共同)

5237チバQ:2018/11/11(日) 19:53:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181110-00000053-mai-n_ame
<米中間選挙>重要州で共和党善戦 トランプ氏再選に弾み
11/10(土) 18:16配信 毎日新聞
 【ワシントン高本耕太】米中間選挙で下院の多数派を野党・民主党に譲り渡したトランプ米政権だが、南部フロリダ、中西部オハイオ両州など大統領選で勝敗のカギとなる重要州で善戦した。2020年の再選を目指すトランプ大統領にとっては大きな弾みとなる。

 「私が応援に入って良いことが起きた。フロリダに素晴らしい知事が誕生する」。トランプ氏は7日の記者会見でこう語り、激戦となったフロリダ州知事選を制したデサンティス氏を祝福した。

 デサンティス氏は、トランプ政権の強硬な移民対策やイラン核合意離脱判断を称賛し、「親トランプ」を前面に掲げた。大統領選出馬が取りざたされるサンダース上院議員の支援を受けた民主党のギラム氏との対決は、20年大統領選の「前哨戦」とも評された。フロリダでは上院選でも大接戦の展開になり、結果は未確定だが、共和党候補が勝利宣言している。

 またオハイオでも、トランプ氏が現地に入り応援した共和党のデウィン氏が知事選を制した。フロリダ、オハイオともに過去の大統領選で勝利する政党が揺れてきた「スイング・ステート」の代表格だ。各州での選挙の勝者が獲得する選挙人(計538人)の数で決まる大統領選では、フロリダ29人、オハイオは18人の選挙人を擁する。

 州知事は強大な行政権限を持つ。有権者登録の規則や手続きに影響力を保持するとともに党の資金集めにも力を発揮する。これら重要州で与党共和党が知事ポストを確保したことは、トランプ氏の再選戦略に大きなプラスとなる。トランプ氏はフロリダ、オハイオに▽選挙人の多い南部ジョージア(16人)▽候補者選びの党員集会が他州に先がけて開かれる中西部アイオワ(6人)--の両州を加えた4州での知事選勝利(ジョージアは未確定)を「20年大統領選に向けて極めて大きな勝利だ」と胸を張った。

 中間選が終わり米政界は大統領選に向けた動きが一気に加速する。トランプ氏も再選出馬の意欲を繰り返し表明している。7日の会見では副大統領候補の人選について問われると、傍聴していたペンス副大統領に突然、起立と宣誓の挙手を求め、「一緒にまた戦ってくれるか」と早くも20年に向けて留任を要請。ペンス氏も笑顔で応じていた。

5238チバQ:2018/11/11(日) 19:54:01
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181110-00000057-jij-n_ame
「打倒トランプ」本命探る=米民主、大統領選候補者選びへ
11/10(土) 15:27配信 時事通信
「打倒トランプ」本命探る=米民主、大統領選候補者選びへ
米民主党では2020年大統領選に向けた候補者選びの動きが近く始まる。候補者として長く名前が挙がり、中間選挙で各地を応援に回って意欲を見せているのがジョー・バイデン前副大統領だ=10月撮影、ラスベガス
 【ワシントン時事】米民主党では2020年大統領選に向けた候補者選びの動きが近く始まる。


 中間選挙ではトランプ大統領に対する若者や女性の怒りを受け、下院で過半数を奪還した。既に再選へ動き始める共和党のトランプ氏に対し、頭一つ抜き出た候補はおらず、情勢は混沌(こんとん)としている。

 候補者として長く名前が挙がり、中間選挙で各地を応援に回って意欲を見せているのがジョー・バイデン前副大統領(75)だ。中道派の党支持者には「穏やかな弁舌や高い識見はトランプ氏の対極をなす」と評価する声がある。CNNテレビの世論調査では大統領選の候補として33%が支持し、トップを走る。

 中間選挙で若手の新星として注目を集めたのがベト・オルーク氏(46)。保守王国のテキサス州上院選で現職のテッド・クルーズ氏に3ポイント差まで詰め寄った。ワイシャツ姿での演説が「クールだ」と評判になり、クルーズ陣営幹部が「あんな力量の持ち主は民主党にはいない」と舌を巻いた。本人は出馬を否定するが4%の支持がある。

 左派では、16年大統領選の党指名争いで敗れたバーニー・サンダース上院議員(77)が若者を中心に13%の支持を受ける。ただ、中間選挙では応援した左派系候補が次々と敗れた。同じ左派のエリザベス・ウォーレン上院議員(69)も含め、中道派が主導する党内でどこまで支持を広げられるかが課題だ。

 このほか上院司法委員会でカバノー最高裁判事候補を追及したカマラ・ハリス(54)、コリー・ブッカー(49)両上院議員も意欲を見せる。

 現時点の支持率は「知名度競争に近い」(識者)との指摘もある。各候補はいつ出馬表明するのが最も有利かタイミングを計っている段階とされ、早ければクリスマス前後にも号砲が鳴る見通しだ。

5239チバQ:2018/11/12(月) 14:09:02
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181112-00010000-wedge-n_ame
トランプに対抗できるのは?次期大統領選、元副大統領、女優、ケネディ・ファミリーらの名が
11/12(月) 12:13配信 Wedge
トランプに対抗できるのは?次期大統領選、元副大統領、女優、ケネディ・ファミリーらの名が
(AP/AFLO)
 中間選挙を受けて、米国ではちょうど2年後に行われる次期大統領選への動きがにわかに活発化しそうだ。中間選挙が終わったばかりなのにと思いたくもなろうが、むしろ終わったからなのだ。次のリーダー選びに名乗りをあげている“候補者の候補者”は、中間選挙が終わるのを待って本格的な運動を始めるのが常だ。

 共和党は現職、トランプ大統領が再選を狙うとして、焦点は民主党から誰が登場してくるかだ。元副大統領、元候補、トランプ氏と罵倒し合う女性上院議員――ら。これらに加え、人気女優、大統領の不倫相手の弁護士、さらにはケネディ・ファミリーのメンバーも取りざたされ、多彩な名があがっている。

トランプ氏は再選戦略に着手
 今回の中間選挙の結果については、米国だけでなく日本も含む各国のメディアが大々的に分析しているので、そちらに任せたいが、トランプ大統領にとっては決して残念な結果ではなかった。

 下院の過半数を失ったとはいえ、上院は多数を維持することになったし、フロリダ、テキサスなど自身が終盤に遊説した激戦区では 勝利している。“低空飛行”ながら、トランプ人気が相変わらず根強いことを物語っていると言っていい。

 トランプ大統領は、選挙翌日の7日、早速以前から関係の悪化が取りざたされていたセッションズ司法長官を解任、政権の新たな陣立てに着手した。政権内部の側近の何人かが近く辞任、大統領再選のための組織に異動するという観測もなされ、再選への準備をいっそう加速するとみられる。

バイデン前副大統領が最有力
 一方、民主党にとっては、大統領とは思えない異常な言動、強引な政策遂行を繰り返すトランプ氏の再選を許すことになれば、有権者の心を再び失いかねない。なんとしてもホワイトハウスを奪還したいところだ。

 民主党の候補として取りざたされる顔ぶれを米政治専門メディア「POLOTICO」は、

1.上下両院の議員
2.州知事ら首長
3.オバマ政権での政府高官
4. 政治とは関係のない「アウトサイダー」などのカテゴリーに分類。

 現職のトランプ大統領は「アウトサイダー」だが、ケネディ政権以降の大統領をみると、ほぼ全員が(1)から(3)のカテゴリーに当てはまる。

 今回の民主党もその例外ではないらしく、もっとも有力視されているのが、オバマ政権で副大統領(2009年―17年)を務めたジョー・バイデン氏(75)だ。

 上院当選7回、36年にのぼる活動の中で、司法委員長、外交委員長などを務めた超大物だ。

 2008年の予備選に出馬したが、バラク・オバマ氏とヒラリー・クリントン元国務長官の2強による争いの様相を呈してきた段階で撤退。オバマ政権の発足に伴って副大統領職に就いた。オバマ政権の任期切れに伴う前回2016年の選挙への出馬を検討したが、結局断念した。バイデン氏が出馬していたらクリントン候補指名に影響を与えた可能性も否定できない。

5240チバQ:2018/11/12(月) 14:09:25
 民主党中道を代表する政治家、副大統領時代に日本も何度か訪問、アジア情勢にも通じている。16年6月、中国の習近平国家主席に対して、北朝鮮の核開発に関連して「日本は一晩で核武装を実現させる能力を持っている」と伝えたことを明らかにした。同年8月には、クリントン候補への応援演説の中で「日本の核武装を防ぐために、米国が日本国憲法を書いた」と発言、いずれのケースも日本で物議を醸したことがある。

 筆者はワシントン特派員時代、議会での氏の活動ぶりを取材する機会があった。2代目ブッシュ政権2期目、コンドリーザ・ライス大統領補佐官(国家安全保障担当)が国務長官に指名されたとき。承認公聴会で、ライス氏が、2001年の同時多発テロを防げなかったことについて弁明を重ねたのに対し「あなたは他人のせいにばかりしている」と強い口調でたしなめ、ライス女史をシュンとさせた。多くの議員がその貫禄を圧倒されたようだった。

 今回の選挙でも各州を遊説、存在感を示したが、本人は、「来年1月1日以降、家族と相談して決める」と説明、態度を明らかにしていない。ただ、氏の弱点はやはり年齢だ。当選しても2期8年を全うできるか疑問視する向きも少なくない。

「民主社会主義者」も健在
 前回の予備選を脱落することなく戦ったバーニー・サンダース上院議員(77)も健在だ。バーモント州選出の無所属だが2016年の選挙では民主党予備選に出馬。下院議員8期16年の経験はあるが上院議員としては無名に近く、「民主社会主義者」を自認するという特異さもあって当初は“泡沫”とみられていた。しかし、多くの候補が途中で脱落する中で、クリントン候補相手に戦い抜き、旋風を巻き起こした。格差是正、教育支援制度の拡充、マイノリティの権利拡大などを掲げ、多くの若者の支持が原動力だった。

 今回出馬する場合も民主党からとみられ、中間選挙期間中も、アイオワ、ニューハンプシャーといった大統領選の早い時期に予備選が行われる州を中心に遊説を続けた。

 しかし、バイデン氏同様やはり弱点は年齢。自身も選挙戦を戦ううえで論議の的になることは認めている。「幸い私は健康だ」と自信を見せてはいるが、側近のなかには、前回の選挙でエネルギーを費やしたこともあって、本当に出馬に踏み切るか疑問視する向きもあるという。

5241チバQ:2018/11/12(月) 14:09:52
学者出身の女性議員も
 女性の有力候補の1人はマサチューセッツ州選出のエリザベス・ウォーレン上院議員(69)。学者出身で法律、とくに破産法が専門で、ハーバード大学法科大学院などで教鞭を執っていた。消費者保護運動に奔走、オバマ政権では、これに関する大統領補佐官のポストにも就いている。かつては共和党に投票していたが、途中から主張を変え、民主党進歩派の代表格といわれる。

 前回の選挙期間中からトランプ大統領を激しく批判、大統領もウォーレン議員がかつて、アメリカ先住民の血を引くことを利用して有利なポストを得たなどと報道されたことを念頭に、侮辱的な言葉を浴びせた。ウォーレン議員は、普通の白人アメリカ人に比べ、先住民のDNAは少ないとする自らの検査結果を公表する騒ぎになった。

 中間選挙でオハイオ、フロリダなどの重要州の候補応援に駆けつけたが、外交、安全保障問題での経験が皆無に近いことが弱点となろう。

人気女優オプラ・ウィンフリーの名前も
 もう1人の女性は、「アウトサイダー」のカテゴリーに属する。女優、プロデューサー、トークショー司会者などとして活躍するオプラ・ウィンフリーさん(64)だ。

 1986年から2011年まで昼の時間帯に放映された「オプラ・ウィンフリー・ショー」は主婦層を中心に圧倒的な人気を誇った。民主党支持でオバマ大統領の応援演説を買って出たこともあり、そのことが彼女自身の大統領選出馬待望論につながっている。もっとも、本人は出馬を繰り返し強く否定しているが、期待感はなお少なくない。

暗殺されたR・ケネディ氏の孫も
 ケネディ・ファミリーからは、ジョー・ケネディ3世下院議員(マサチュ-セッツ州選出)だ。1963年に暗殺された故ジョン・F・ケネディ大統領の実弟で司法長官、上院議員をつとめ、やはり1968年に兄同様に暗殺されたロバート・ケネディ氏の孫という血筋。故大統領の長女、キャサリーン・ケネディ前駐日米大使は、父親のいとこになる。父親のジョー2世も下院議員をつとめた。

 38歳の若さながら、今回ですでに当選4回。2018年1月、トランプ大統領の一般教書演説に対する民主党の反論演説を任され、にわかに注目されはじめた。本人もまんざらではないらしく、大統領選で毎回全米のトップを切って予備選が行われるニューハンプシャー州でのイベントに出席、大票田のテキサス、フロリダを遊説するなどしている。

 米国民の間ではいまだにケネディ・ファミリーに対する憧憬、その人気は根強い。出馬すれば、大きな話題をさらうことは間違いない。

ポルノ女優の弁護士は?
 ちょっと目を引く候補の1人は、マイケル・アベナッテイ弁護士だ。といっても多くの人にはなじみがないだろうが、トランプ大統領と密かに関係を持っていたポルノ女優、ストーミー・ダニエルズさんの代理人弁護士と言ったらわかるだろう。

 トランプ大統領は、ダニエルズさんに日本円で1400万円にのぼる“口止め料”を2016年の大統領選前に支払い、ダニエルズさんが公開の場で発言することを阻止する法的措置をとるよう弁護士らに指示したという。

 一連の騒ぎの過程で、大統領の顧問弁護士が選挙法違反などの罪で起訴され、法廷でトランプ氏の指示を受け、選挙への影響を避けるために口止め料を支払った事実を認めた。

 トランプ氏側を敗北に追いやる手腕を見せたアベナッテイ弁護士は、“トランプ大統領にケンカを仕掛ける才能”を誇示、出馬に前向きの姿勢を見せている。

 政治経験はないが、実際に選挙戦に参入すれば、興味本位の有権者の関心を引くとみられる。

5242チバQ:2018/11/12(月) 14:10:11
ヒラリー、3度目の挑戦?
 笑われることを覚悟で、戯れ言をひとつ。前々回、予備選で撤退、前回は本戦でトランプ氏に敗北したヒラリー・クリントン元国務長官が三たび挑戦する可能性も否定できまい。もちろん、民主、共和いずれの政党から指名される可能性は限りなく低く、無所属での出馬、泡沫並の結果にとどまるかもしれない。しかし、並外れた権力欲、前回の選挙で、一般投票では勝利したものの選挙人数で敗北したという惜しい結果だったことを考えれば、あきらめきれずに出馬に踏み切ることもあながち否定できないのではないか。

 前回の敗者が次回の選挙で再び民主、共和党の候補に指名された例があることが筆者の想像をかき立てていることは事実だ。1944年と48年の選挙でそれぞれ民主党のフランクリン・ルーズベルト、ハリー・トルーマンに敗れた共和党のトーマス・デューイ、52年、56年に共和党のドワイト・アイゼンハワーに敗れた民主党のアドレー・スティーブンソン各氏らのケースがそれだ。あくまでも筆者個人の予想であって、ヒラリー再登場を待望しているわけではないことをあらためて断っておきたい。

 米大統領選の投票は11月の第一月曜日の次の火曜日と定められているので、次回選挙は、2020年11月3日だ。来年、19年のいま頃には顔ぶれがほぼ出そろい、20年の年明け早々から予備選が始まる。この間、候補者による討論、資金集めなどを通じて淘汰が進み、候補者は20年夏の党大会で決まる。この2年間,米国の政治は常に大統領選を展望しながら展開されることになる。

樫山幸夫 (産經新聞元論説委員長)

5243チバQ:2018/11/13(火) 00:52:59
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20181113k0000m030025000c.html
「揺れる州」フロリダ再集計に全米が注目 
11月12日 18:02毎日新聞

 【ワシントン鈴木一生】6日に投開票された米中間選挙で大激戦となった南部フロリダ州の上院選と知事選について、同州は10日、機械による再集計の実施を決めた。いずれも共和党候補がリードしていたが、得票率の差が州法で勝利を決定付ける0.5ポイントに満たなかった。同州は大統領選のたびに勝利政党が変わる「スイング・ステート(揺れる州)」。2020年の大統領選でも激戦が予想され、再集計の結果に全米が注目している。

 トランプ大統領は10日、ツイッターで「(民主党は)フロリダの二つの重要な選挙(の勝利)を盗もうとしている! 我々は注視している!」と書き込み、再集計への不満をあらわにした。

 上院選は、州知事からくら替えした共和党のスコット候補と民主党の現職上院議員のネルソン候補の戦い。暫定的な得票率の差は0.15ポイント(得票差1万2500票)で、スコット氏が勝利宣言をした。だが、ネルソン氏は敗北を認めず、支持者も再集計を求めるデモを行っていた。

 一方、知事選の得票率の差は0.41ポイント(得票差3万4000票)。トランプ氏に忠誠を誓う共和党のデサンティス候補と、サンダース上院議員ら民主社会主義者グループの支援を受けた民主党革新系のギラム候補が争った。ギラム氏は選挙直後に敗北を認めたが、再集計が決まり敗北宣言を取り下げた。

 再集計の結果は15日までに発表される予定だが、得票率の差が0.25ポイント以下だった場合は再度、手作業で集計がやり直される。

 米CNNによると、上院(定数100、改選35)の非改選を含めた獲得議席は共和党51、民主党46で、勝利者未決は3州。フロリダ以外では、南部ミシシッピ州補選で4候補者のうち50%以上を獲得する候補者がおらず、27日に上位2人による決選投票が行われる見通し。西部アリゾナ州は郵便投票の開票に時間がかかっているという。

5244チバQ:2018/11/13(火) 00:54:20
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1811090012.html
中間選挙の開票続く 上院残り3議席
11月09日 17:29産経新聞

 【ワシントン=加納宏幸】米中間選挙(6日投開票)は8日も一部の接戦州で開票が続いた。米CNNテレビ(電子版)によると、上院(定数100、非改選含む)の獲得議席は共和51、民主46で残りは南部フロリダ、西部アリゾナ、補選が行われた南部ミシシッピの3州となった。

 フロリダ州では州知事からくら替えした共和党スコット氏と民主党現職ネルソン氏が僅差で、スコット氏が勝利宣言したがネルソン氏は認めず、投票結果の再集計を求めている。ミシシッピ州の補選は4人が出馬して50%以上を獲得する候補がおらず、27日に決選投票が行われる見通し。

 下院(435議席)の獲得議席は民主225、共和200で10議席がまだ確定していない。

 全米50州のうち36州で実施された知事選の残りは民主党のエイブラムス氏が史上初の黒人女性知事になるか注目されている南部ジョージア州のみとなった。

5245チバQ:2018/11/13(火) 13:23:43
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181113-00000038-jij-n_ame
アリゾナ州上院、民主候補が勝利=米
11/13(火) 10:57配信 時事通信
 【ワシントン時事】米中間選挙で結果が未確定だったアリゾナ州の上院選で、民主党のシネマ候補が共和党のマクサリー候補を破り、当選を確実にした。

 米メディアが12日、伝えた。

 アリゾナの上院は共和党が長年議席を守ってきた。上院選はフロリダ、ミシシッピ両州の議席が依然未確定だが、シネマ氏の勝利で民主党は47議席となり、51議席の共和党との差を縮めた。

5246チバQ:2018/11/13(火) 20:24:16
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1811130021.html
アリゾナ上院選で民主30年ぶり勝利
16:59産経新聞

 【ワシントン=加納宏幸】米中間選挙(6日投開票)で大接戦となっていた西部アリゾナ州での上院選は、民主党のキルステン・シネマ下院議員が12日、共和党のマーサ・マクサリー下院議員との戦いを制した。マクサリー氏が12日、敗北を認めた。同州は共和党の地盤で、上院選で民主党が勝利するのは30年ぶり。シネマ氏は同州選出の初の女性上院議員となる。

 アリゾナ州では、トランプ大統領の強硬な不法移民対策を批判してきたフレーク上院議員(共和)が再選は困難とみて引退を表明し、同じ穏健保守でトランプ氏と対立したマケイン前上院議員(同)が8月に死去。もともと穏健派ながら、移民政策でトランプ氏に同調し、同氏が支持する中で戦ったマクサリー氏の戦いは、「トランプ政治」への審判の一つとしても注目されていた。

 シネマ氏はイラク戦争時に反戦運動を組織した活動家出身だが、下院では中道派として行動。フレーク氏の後任を選ぶ今回の上院選でも共和党支持層や無党派層の得票を重視した。

 上院(定数100)の議席配分はこれで共和51、民主47となり、未確定議席は得票の再集計が行われているフロリダ、27日に補選の決選投票があるミシシッピの南部2州だけとなった。

5247チバQ:2018/11/13(火) 20:30:49
もうすでに「両性愛者の女性が」なんてセンセーショナルに書くことが
古臭いかと思う。たぶん、特別なことじゃないでしょ、かの国では
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASLCF3PL5LCFUHBI011.html
両性愛の女性、米国で初めて上院議員に 郵送投票で逆転
18:02朝日新聞

両性愛の女性、米国で初めて上院議員に 郵送投票で逆転

米アリゾナ州スコッツデールで12日、上院選での勝利宣言をする民主党の元ソーシャルワーカー、クリステン・シネマ氏=AP

(朝日新聞)

 米中間選挙で開票が続く南西部アリゾナ州の上院選で、民主党の元ソーシャルワーカー、クリステン・シネマ氏が、共和党の新人で元空軍パイロットのマーサ・マクサリー氏を破り、初当選を果たした。民主党が同州で議席を得るのは24年ぶりだ。同州初の女性上院議員で、両性愛を公表している初の上院議員となる。

 同州の上院2議席は1995年から、共和党が独占していた。今回の選挙は、トランプ氏の政治手法に批判的だったジェフ・フレーク氏の引退に伴うもので、連邦下院議員だった女性2人が立候補した。

 開票直後はマクサリー氏がリードし、トランプ大統領は「アリゾナはとてもうまく行っている。とても厳しい戦いだったが、彼女はよくやった」と勝利を確信していた。しかし、同州の投票の7割以上を占める郵送投票が遅れて開票され、シネマ氏が逆転。トランプ氏は「選挙不正だ」「民主主義を守れ!」などとツイートして批判していた。

 定数100の上院選はこれで共和51、民主47の議席が決まった。未確定のうち、フロリダ州では票差が規定に満たなかったため、15日までの期限で、機械で投票用紙の再集計をしている。補選があったミシシッピ州では、得票が過半数の候補がいなかったため、決選投票がある見通しだ。(ワシントン=香取啓介)

5248チバQ:2018/11/13(火) 20:31:17
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-181113X702.html
クリントン氏、なお出馬意欲か=20年米大統領選で観測
15:31時事通信

 【ワシントン時事】2020年米大統領選をめぐり、民主党のヒラリー・クリントン元国務長官(71)が出馬するとの観測が浮上し、波紋を呼んでいる。クリントン氏の周辺にいた人物がウォール・ストリート・ジャーナル紙に寄稿。「再び出馬すると期待していい」と断言した。

 記事はクリントン氏の選挙アドバイザーなどを務めたマーク・ペン氏らが執筆し、11日に電子版へ掲載された。16年大統領選でのトランプ大統領への敗北後、「(クリントン氏は)2年にわたって思い悩み、解き放たれた」と指摘。有権者の目には「肝が据わり、経験豊富で、打倒トランプ氏を冷酷に狙っているように見えるはずだ」と強調した。

 クリントン氏は10月下旬の米メディアのインタビューで「大統領にはなりたいが、民主党が政権に再び就くには、なすべき仕事がたくさんある」と発言。出馬の可能性を排除しなかったことが一部で臆測を呼んでいた。

5249チバQ:2018/11/13(火) 20:33:13
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3197372.html
米上院選、アリゾナは民主が奪取 トランプ氏が「不正」非難
10:54AFPBB News

米上院選、アリゾナは民主が奪取 トランプ氏が「不正」非難

米アリゾナ州上院選の民主党候補、カーステン・シネマ氏。同州テンピで(2018年11月3日撮影)。(c)Christian Petersen/Getty Images/AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】(更新)6日投開票の米中間選挙で大接戦となっていた西部アリゾナ州上院選は、共和党のマーサ・マクサリー候補が12日、民主党のカーステン・シネマ候補に敗北したことを認めた。

 ツイッターに投稿した動画で、シネマ氏に電話で祝意を伝えたことを明らかにした。

 シネマ氏は、アリゾナ州から選出された初の女性上院議員となる。

 FOXニュースやCNNテレビなど米放送各社もシネマ氏が勝利したと一斉に報じた。

 共和党は上院(定数100)の過半数維持を確実にしているが、民主党はアリゾナ州での勝利により重要な1議席を積み増した形だ。

 アリゾナ州上院選は、引退する共和党現職のジェフ・フレーク氏の議席を女性のマクサリー氏と下院議員のシネマ氏が争った。保守派のフレーク氏はドナルド・トランプ大統領に批判的なことでも知られる。

 トランプ氏は選挙後、アリゾナ州の上院選について、根拠を示さずに「アリゾナでは署名が整合していない。選挙不正だ」とツイート。選管が票の集計に何日もかけ、署名に不備があった場合に有権者が署名を確認できる手続きを用いていると批判していた。【翻訳編集】AFPBB News

5250チバQ:2018/11/14(水) 09:45:00
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181113-00000058-jij-n_ame
クリントン氏、なお出馬意欲か=20年米大統領選で観測
11/13(火) 14:54配信 時事通信
 【ワシントン時事】2020年米大統領選をめぐり、民主党のヒラリー・クリントン元国務長官(71)が出馬するとの観測が浮上し、波紋を呼んでいる。

 クリントン氏の周辺にいた人物がウォール・ストリート・ジャーナル紙に寄稿。「再び出馬すると期待していい」と断言した。

 記事はクリントン氏の選挙アドバイザーなどを務めたマーク・ペン氏らが執筆し、11日に電子版へ掲載された。16年大統領選でのトランプ大統領への敗北後、「(クリントン氏は)2年にわたって思い悩み、解き放たれた」と指摘。有権者の目には「肝が据わり、経験豊富で、打倒トランプ氏を冷酷に狙っているように見えるはずだ」と強調した。

 クリントン氏は10月下旬の米メディアのインタビューで「大統領にはなりたいが、民主党が政権に再び就くには、なすべき仕事がたくさんある」と発言。出馬の可能性を排除しなかったことが一部で臆測を呼んでいた。

5251チバQ:2018/11/14(水) 18:11:31
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201811/CK2018111402000275.html
トランプ政権 相次ぐ更迭情報 中間選挙後混乱

2018年11月14日 夕刊


 【ワシントン=後藤孝好】米メディアは十三日、トランプ米大統領が側近のケリー大統領首席補佐官(68)の解任を検討していると報じた。ニールセン国土安全保障長官(46)も不法移民対策の不備を問われて週内に解任される見通しと伝えられている。トランプ政権ではロシア疑惑の捜査を巡る対立からセッションズ司法長官(71)が更迭されたばかり。中間選挙後も政権内の混乱が収まる気配はなく、大幅な人事刷新につながる可能性がある。

 ケリー氏はホワイトハウスに軍隊式の規律を導入して情報管理を厳格化し、大統領との面会を規制したことで、自由奔放なトランプ氏やその家族らとの関係が悪化。人事を巡ってトランプ氏のメラニア夫人と対立するなど、進退問題が繰り返し報じられていた。

 後任にはペンス副大統領のニック・エアーズ首席補佐官(36)が浮上している。ケリー氏は昨年七月、解任された初代の大統領首席補佐官プリーバス氏(46)の後任として国土安全保障長官から横滑りで起用された。

 ニールセン氏はメキシコ国境の閉鎖など強硬な移民抑制策には法的な制約があるとして慎重な立場で、ケリー氏もこれに賛同。トランプ氏は中米から米国を目指す移民キャラバン(集団)にも強硬策で臨むよう求め、穏健姿勢の二人に不満を募らせているという。

 また、メラニア夫人は、リカーデル大統領副補佐官(国家安全保障問題担当)の解任や辞任を求める異例の声明を発表。中間選挙後、政権の体制の立て直しに向けてホワイトハウス内で人事対立が激化している。

5252チバQ:2018/11/14(水) 18:30:59
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1811140012.html
トランプ氏、ケリー首席補佐官解任を検討 ニールセン氏も
09:49産経新聞

 【ワシントン=黒瀬悦成】米紙ウオールストリート・ジャーナルは13日、トランプ大統領がケリー大統領首席補佐官の解任を検討していると報じた。実際に解任されれば、ホワイトハウスの運営を統括する首席補佐官の更迭は政権発足後2度目となる。後任にはペンス副大統領のニック・エアーズ首席補佐官が有力視されている。

 また、複数のホワイトハウス当局者が同紙に語ったところでは、トランプ氏はケリー氏に近いニールセン国土安全保障長官の解任を決め、後任が見つかり次第発表する見通しという。

 トランプ氏は、メキシコを北上する大規模移民集団への対応で、ニールセン氏が「法的制約」などを理由にメキシコとの国境閉鎖に消極的な姿勢を示したことに不満を強めていた。

 トランプ氏はさらに、ボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)の最側近であるミラ・リカーデル副補佐官の解任も決断したとされる。トランプ氏のメラニア夫人は同日、リカーデル氏が夫人やその周辺を中傷するような噂を流したとして同氏の解任を要求する声明を発表していた。

 ボルトン氏周辺では、5月から同氏の首席補佐官兼国家安全保障会議(NSC)事務局長を務めていたフレッド・フライツ氏が先月、リカーデル氏と衝突するなどして辞任している。

https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASLCG2H7YLCGUHBI00J
メラニア夫人まで「おまえはクビだ」異例の職員解任要求
12:57朝日新聞

メラニア夫人まで「おまえはクビだ」異例の職員解任要求

ホワイトハウスで演説するメラニア夫人=ワシントン、ランハム裕子撮影

(朝日新聞)

 大統領夫人も「おまえはクビだ」――。トランプ米大統領のメラニア夫人のオフィスは13日、ホワイトハウスの国家安全保障担当の副補佐官について「ホワイトハウスで働く栄誉に値しない」との声明を発表した。ファーストレディーが職員の解任を求めるのは極めて異例だ。

 解任を求められたのは、ボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)の下で4月から副補佐官を務めるミラ・リカルデル氏。ウォールストリート・ジャーナル紙によると、先月のメラニア夫人のアフリカ訪問に同行した際、夫人付のスタッフと飛行機の席などをめぐってもめたという。また、トランプ氏やメラニア夫人に対する否定的な情報をメディアに流していたとも疑われたという。

 トランプ政権では中間選挙以降、セッションズ司法長官を更迭するなど、高官の解任や解任の観測が相次いでいる。ワシントン・ポスト紙は、トランプ氏が移民規制が不十分だと不満を持っていた国土安全保障省のニールセン長官を近く解任すると報道。ニールセン氏の前任の長官で、後ろ盾にもなっているケリー首席大統領補佐官も政権を離れるとの観測がでている。(ワシントン=香取啓介)

5254チバQ:2018/11/14(水) 20:07:57
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20181115k0000m030087000c.html
トランプ政権 幹部人事入れ替えの動き激しく
19:42毎日新聞

 ◇「不法移民対策のニールセン氏、週内にも交代」一斉報道も

 【ワシントン高本耕太】米中間選挙が終わったことを受け、トランプ政権の幹部人事入れ替えの動きが激しくなってきた。米主要メディアは13日、不法移民対策を担っているニールセン国土安全保障長官を週内にも交代させると一斉に報じた。これに関連し、ニールセン氏の元上司のケリー大統領首席補佐官も近く政権を去るとの観測が強まっている。

 ニールセン氏はサイバーセキュリティーやインフラ政策の専門家。ケリー氏が国土安保長官を務めた際には筆頭補佐官を、大統領首席補佐官になった直後は次席補佐官として共にホワイトハウス入り。ケリー氏の側近として知られる。

 トランプ大統領は、不法移民流入阻止に向けた国境警備の対応で、ニールセン氏を「手ぬるい」と批判し、指導力を疑問視。こうしたなか、ケリー氏はニールセン氏を擁護してきた。

 ケリー氏は昨年7月、内紛と情報漏えいの続くホワイトハウスの態勢立て直しを図るため、トランプ氏に請われ首席補佐官に就任した。政府高官やホワイトハウス職員とトランプ氏との接触を厳しく管理し、政権に一定の「秩序」をもたらしたとの評価もあったが、最近はトランプ氏と疎遠になっているとみられていた。

 ケリー氏の後任にはペンス副大統領の首席補佐官を務めるエアーズ氏が有力視されている。ほかにマルバニー行政管理予算局長、マッカーシー下院院内総務(共和党)らの名前が挙がっている。

 一方、米メディアは13日、トランプ氏がリカーデル大統領副補佐官(国家安全保障担当)を解任すると一斉に報じた。メラニア大統領夫人が報道官を通じ、リカーデル氏は「ホワイトハウスに仕えるに値しない」と非難する異例の声明を発表。解任方針には夫人の強い意向があった模様だ。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、メラニア氏が先月、アフリカを訪問した際、メラニア氏のスタッフとリカーデル氏が航空機内の座席を巡って争うなど対立があったという。

 リカーデル氏はボルトン大統領補佐官の参謀的存在。安全保障政策を巡り国防総省などと対立することが多く、ケリー氏が解任を模索していたとも報じられていた。

5255とはずがたり:2018/11/15(木) 14:12:54


2018.11.13 更新
最終回
トランプ再選のひとつの死角ーーウィスコンシン州知事選 敗北の意味
http://www.gentosha.jp/articles/-/11643
渡瀬 裕哉

トランプ再選のひとつの死角ーーウィスコンシン州知事選 敗北の意味
大統領選では、民主党優勢のラストベルトで過半数以上、勝つ必要があるが…
 中間選挙は終わったものの、重要州であるフロリダ州の上院選・知事選での票の再集計が行われている。たしかに、米国では票の集計作業がいい加減なこともあり、筆者が受講した共和党保守派の選挙学校のプログラムでも投票結果の不正を徹底的に疑えと教えられている。結果が僅差であれば投票終了後まで抵抗することは共和党・民主党のどちらにとってもセオリーということだろう。したがって、これも十分に予想の範囲内の出来事だ。

「2018年中間選挙、トランプ大統領がすでに事実上勝利していると言える、えげつない理由」「民主党を差し切れなかった共和党。民主党は経験不足の新人らと、党の“顔”がいない不安からのスタート」ということで、「アメリカ中間選挙レポート」では2回に渡って将来予測をまとめてきた。

 中間選挙後に「下院敗北は好機」「民主党は下院勝利したものの次の選挙の顔がない」など、米国メディアがこの連載レポートと同じ論調を取ったため、日本のメディアや有識者も同様の分析を繰り返し始めている。現金なものだ。

 ただし、「トランプ大統領の再選可能性は高まった」という言説は、それなりに的を得たものであり、中間選挙後に後出しで発表するには手堅い内容だろう。

 そこで、この中間選挙レポートは「主流なメディアが触れない」独自のポイントから「トランプ再選の死角」についても触れておきたい。

 それはウィンスコンシン州の知事選挙の敗北である。ウィンスコンシン州では共和党現職のスコット・ウォーカー州知事が再選を目指して知事選挙に挑んで敗北した。同知事は茶会(ティーパーティー)運動の旗手として2010年に初当選、2012年に同州労働組合との激しいバトルに伴うリコール選挙で再選を果たしてきた強者であった。ウォーカーは保守派知事のリーダー格の人物であり、2016年大統領予備選挙候補者でもあった。


もともと民主党優勢のラストベルト(製造業地域、青い枠あたり)だが、共和党が今回の中間選挙で勝てたのは、オハイオ州知事とインディアナ上院のみ。共和党にとっては最低水準ラインしか勝ててない。

5256とはずがたり:2018/11/15(木) 14:13:06
>>5255
 ウィンスコンシン州は製造業地域のラストベルト(ウィンスコンシン、オハイオ、インディアナ、ミシガン、ペンシルベニア、ウェストバージニアなどの一部)に属する州だ。共和党が2020年の大統領選挙の勝利を得るためには、これらの州のうち最低3〜4州は手中に収める必要がある。

 中間選挙のラストベルトの主要選挙で、共和党は民主党にオハイオ州知事・インディアナ上院選挙以外で全て敗北している。オハイオ州知事選挙は穏健派で手堅い知事候補者、インディアナ州上院選挙はペンス副大統領の地元であり、同州らでの勝利は共和党にとって最低ラインの水準のものだ。

 しかし、プリーバス首席補佐官は初年度半ばで強引に辞任、ライアン下院議長は引退表明し、なおかつ鉄鋼・アルミ関税は選挙対策として十分な成果をあげることができなかった。つまり、トランプ政権のウィンスコンシン州死守の目論見は政権運営の過程で崩壊したことになる。元々民主党が優勢な環境にあるラストベルトで、ウィンスコンシン州知事という選挙の要を失ったトランプ政権は大統領選挙における戦略は根本から見直しということになるだろう。

「隠れトランプ」などいなかった。2016年はヒラリーの異常な不人気にあやかっただけ
 また、トランプに現職大統領として士気を上げる効果があったとしても、2016年大統領選挙の勝負を決めたとされた「隠れトランプ」の存在も大いに疑問符がつくことになった。NHKは「米中間選挙 “ラストベルト”で民主党が躍進」という記事で、「トランプ大統領の誕生を後押しした「ラストベルト」(略)では……」という説明から始まっているが、これは「隠れトランプ」支持者がいまだいると思い続け、その影響力を事実上前提とした話だろう。

 2016年大統領選挙でラストベルトでは「本当はトランプ支持だが、世論調査にはヒラリーと答えた」とされる「隠れトランプ」支持者が勝敗に大きな影響を持ったという仮説がまことしやかに語られた。しかし、米国世論調査協会が同仮説を否定する検証レポートを発表し、今回のラストベルトの敗北を受けて、同仮説は信憑性を失っている。(実際のところ、得票数を見れば一部地域を除いてヒラリーが敗北した原因は、2012年のオバマよりも著しく投票率が低下したこと(特に有色人種票)、第三極政党(リバタリアン党・緑の党)に票が流れた影響が大きいことは明らかだ。)

 トランプ陣営は「トランプ大統領の集票効果」、民主党は「反トランプの勢い」を強調して、各々上院・下院の成果を誇っているが、それは両者のポジショントークによる側面も大きいだろう。情勢分析の基本は米国政治関係者の言動をデータとして処理して真に受けないことである。2020年大統領選挙に向けたラストベルトの戦いは既に始まっている。

5258とはずがたり:2018/11/15(木) 16:10:12

 司法委員会の委員は40人。弾劾決議案は単純過半数(21以上)で可決でき、本会議に送付されます。下院本会議も単純過半数で可決でき、上院に送付されます。

──上院で可決するには3分の2(67)の賛成が必要です。下院が弾劾決議案を可決しても、共和党が過半数を占める上院で3分の2の賛成を得るのは困難です。
("How Many congresspeople it takes to impeach a President," Joseph Milord, Elite Daily, 5/25/2017)

 逆説的な言い方をしますと、ナドラー議員は大統領弾劾について、ある意味で慎重なのです。「弾劾を発議するなら本当に弾劾しなければ意味がない」という考え。下院で弾劾決議案を発議しても、それだけでは意味がないと考えているのです。

 今年2月に『ニューヨーカー』の記者とのインタビューでこう述べています。「大統領を弾劾するというのは単純なアリスマティック(算術)だ。下院で弾劾決議案を可決しても上院で3分の2を取らなければ弾劾は成立しない。トランプ大統領を弾劾するには共和党の中から賛成派が出てこなければだめだ」

 「それにはどうするか。<大統領を弾劾し、辞めさせなければ、国家は大変なことになる。米国憲法の精神が崩壊してしまう>という確固たる証拠を見つけ出し、共和党議員に同意させる。弾劾を発議するにはそれだけの準備と覚悟が不可欠だ」
("The New York Congressman who could lead an impeachment charge against Trump," Susan B. Glasser, The New Yorker, 2/26/2018)

やはり弾劾のカギを握るモラー特別検察官
──となると、注目されるのはロバート・モラー特別検察官の捜査がどんな結果になるかですね。

高濱:それがまさにナドラー新司法委員長が狙っている点です。トランプ大統領自身とロシアゲート疑惑の関係を立証する決定的な証拠が捜査で出てくれば、共和党上院議員の中にもトランプ大統領弾劾に賛成する者が出てくるでしょう。

 ナドラー議員が弾劾にそこまで慎重になるには理由があるのです。ビル・クリントン大統領(当時)*1がホワイトハウス研修生と不倫関係にあったことが1998年発覚。下院は弾劾決議案を可決したものの、上院が辛うじて否決しました。

 その時ナドラー議員は司法委員会の委員としてクリントン大統領の弁護に当たったことがあるのです。ですから大統領を弾劾することの重みと難しさを十分にわかっているのでしょうね。国民が選挙で選んだ大統領を議会がそう簡単に斬首するものではない、という信念なのでしょう。その信念がクリントン大統領を弾劾から守ったのです。

*1:上院は1999年2月12日、クリントン大統領の①司法妨害容疑②偽証罪容疑それぞれに対する弾劾決議案を採決し、前者は50対50、後者は55対45で否決した(可決には3分の2=67の賛成票が必要)。当時の上院は共和党55、民主党45、下院は共和党227、民主党207、無所属1だった。

シフ新委員長はロシア疑惑を徹底追及へ
──民主党が下院の過半数を占めたことでほかに注目される動きは出てきますか。

高濱:ロシア疑惑解明を続けている下院情報特別委員会の委員長に就任するアダム・シフ議員(カリフォルニア州第28区選出、58歳)の動きも目が離せません。

5259とはずがたり:2018/11/15(木) 16:10:29
>>5257-5259
 同議員は、スタンフォード大学を経て、ハーバード法科大学院で法学博士号を取得。米司法省の検事になり、その後政界入りした「民主党の新星」です。これまでもトランプ大統領のロシア・コネクションを厳しく追及してきました。

 下院情報特別委員会(これまで委員長はダビン・ヌーネス共和党議員*2=カリフォルニア州第22区選出)は今年4月、「トランプ大統領とロシア政府関係者との接触及び共謀はなかった」との結論を出しました。

*2:ヌーネス氏はトランプ大統領と近い関係にある。同委員会が入手した極秘情報を外部に流したとの疑惑が取りざたされた経緯がある。このため下院倫理委員会が同議員を調査。同議員はその間、委員長を休職していた。
シフ議員はロシア疑惑究明をめぐってヌーネス議員と真っ向から対立しました。8月には保守系『ワシントン・エグザミナー』とのインタビューで、こう述べていました。「情報特別委員会の結論には賛成しかねる。16年の大統領選の際にトランプ大統領とロシアとが接触したり、共謀したりした証拠がたくさんある(plenty of evidence)ことは丸見え(in plain sight)だ。目下のところ、モラー特別検察官が鋭意調査中だ」
("Adam Schiff 'Plenty of evidence' of Trump-Russia collusion or conspiracy 'in plain sight.'" Daniel Chaitin, Washington Examiner, 8/5/2018)

 シフ新委員長がどのような形でロシア疑惑を徹底究明するか。トランプ大統領は「眠れぬ夜」が続くかもしれません。(もしトランプ大統領が本当にロシアとの共謀を命じたり、許可したりしていたら、の話ですが)

トランプ大統領は外交では既定路線を突っ走る?
──民主党が下院の過半数をとったことで外交、軍事、財政、歳出、歳入といった主要委員会の委員長にはどんな議員が就任しますか。

高濱:以下列挙してみます。

外交委員長=エリオット・エンゲル議員(ニューヨーク第16区選出)
軍事委員長=アダム・スミス議員(ワシントン州第9区選出)
財政委員長=マキシン・ウォーターズ議員(カリフォルニア州第43区選出)
歳出委員長=ニタ・ローウィ議員(ニューヨーク第17選挙区選出)
歳入委員長=リチャード・ニール議員(マサチューセッツ州第1区選出)
 エンゲル新外交委員長はウクライナ系ユダヤ人で88年から連続当選しているベテラン議員です。外交委員会では中南米、カリブ海諸国を主に担当してきました。イランとの核合意については当初から反対。このため、トランプ大統領がイラン合意を破棄したことには賛成です。

 スミス新軍事委員長は民主党中道派の議員です。北朝鮮の核・ミサイル廃棄について強硬な立場をとっており、北朝鮮の核から日本や韓国を守るべきだと強調してきました。「北朝鮮が核開発を続けるのは中国が物心両面で支援しているからだ」と厳しく中国を批判しています。「強固な抑止力」こそ国防政策の基軸だというゆるぎない信念を持っています。

──最後に、今回の選挙結果はトランプ大統領の外交にどんな影響を与えそうですか。

高濱:直ちに影響が出てくるとは思えません。北朝鮮問題では、8日に米朝高官協議が予定されていました(急遽延期された)。対中国では、9日に米中の閣僚級による外交・安保対話があります。対日ではマイク・ペンス副大統領が13日に訪日し、安倍晋三首相らと日米間の諸問題を協議します。

 イランとの核合意破棄について、民主党のユダヤ系議員の大半は反イランです。したがって、対イラン政策では、民主党からも反論する声はそれほど出てこないのではないでしょうか。

 いずれにせよ、トランプ大統領としては当面、民主党に下院を奪取されても今まで通り突き進む以外に手はないようです。トランプ氏の辞書には「妥協」という字はないのでしょうから(笑)

5260チバQ:2018/11/15(木) 19:24:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181115-00010008-fnnprimev-int
最重要州全敗の大ショック!トランプ再選に赤信号点滅
11/15(木) 18:04配信 FNN PRIME
最重要州全敗の大ショック!トランプ再選に赤信号点滅
(画像:FNN PRIME)
「引き分け」だったのか?
アメリカ中間選挙は「引き分け」だったのだろうか? 上院は共和党が過半数を維持し議席数を積み上げる見込みで、下院は民主党が奪還したが大勝ではないから‥というのが「引き分け」の理由だそうだが、それは数字を見れば誰にでも言えること。もう一歩二歩、踏み込んで分析すると、2020年の大統領選でトランプ大統領が再選されるのかどうか見えてくる。

(画像)勝っても負けても強気の表情

2年前に大統領選で勝った10州の結果は?
共和党が勝ったとみなされている上院議員選に着目する。改選議席数(補選2を含め全35)のうち民主党が保有するのは26、共和党は9なので、民主党にとっては26勝9敗であっても現状勢力の49対51(=過半数に届かない)をようやく維持という厳しさだ。しかも、民主党が議席を保有している26の州の内、10の州ではトランプ氏が2年前の大統領選でヒラリー・クリントン氏を破っている。その10州での戦いは、民主党にとってとりわけ難しいものになると投票前から指摘されていた。

それでは、その10州での勝敗はどうなったのか?
民主党は6勝3敗1未決(フロリダ州)だ。
トランプ大統領の立場から言えば、最大で10戦4勝。負け越し確定である。

3つの激戦州で共和党全敗
それだけではない。トランプ大統領にとってもっと悪い結果があるのだ。
それは2年前にトランプ大統領誕生を決定づけたとされる3つの激戦州で共和党が全敗したことだ。
その3州はミシガン、ペンシルベニア、ウィスコンシンで、トランプ氏はそれぞれの州で0.2ポイント、0.7ポイント、0.8ポイントの僅差でヒラリー氏を破った。その結果、3州で46人(夫々16、20、10)の大統領選挙人を獲得し、過半数の271人を超えて305人とした。あくまでも IF の話だが、この3州でヒラリー氏が勝っていれば、大統領選挙人の獲得数が273人となり、ヒラリー大統領の誕生だったのだ。3州合計の票差は79,646票でしかなかった。

もつれようもない負け
では、中間選挙(上院)でこの3州の共和党の負けっぷりはどうだったかというと、ミシガン州6ポイント差、ペンシルベニア州13ポイント差、ウィスコンシン州10ポイント差の負けだった。もつれようもない負けである。

2016年大統領選でトランプ氏は、東海岸や西海岸の民主党の牙城地域は最初から顧みず、いわゆるスイング・ステイツと言われる勝てる見込みがある州だけを選り分けた上で、それらの州の白人労働者層にターゲットを絞った「選択と集中」型選挙活動で、まさか!の勝利を収めた。その鍵となったこれら3つの州は、2020年の再選選挙では絶対に負けられない州だ。だからこそ、大統領にとって赤信号点滅のバッド・ニュースなのだ。

5261チバQ:2018/11/15(木) 19:24:24
赤信号点滅でも「一対一の戦い」なら自信あり
とは言え、大統領はポジティブ・シンキングの人。「負けたのは共和党であってトランプじゃない!」と思っていることだろう。
あるいは「2年前はトランプかヒラリーかの二者択一だった。今回はトランプはYESかNOかという相手のいない選択。2020年はまたトランプかXかの戦いだ。それなら俺は誰が相手となっても負けない!」と考えているに違いない。

選挙資金は着々と貯め込み中。民主党側にスター候補者が見当たらない事情もトランプ大統領にはプラスだ。
恐怖と不満をあおり分断を深めるトランプ流は、支持層が広がらないという決定的な欠陥がある。しかし、2016年大統領選の成功体験は、小さくても固い支持層にこぞって投票してもらえば、大きいがゆるい支持層の民主党候補を凌駕できるということ。僅差であっても勝ちは勝ちだ!

赤信号が点滅しようが、トランプ流を貫く。再選をねらう大統領のデスクにはプランAしか置かれていない。
(執筆:フジテレビ 解説委員 風間晋)

5262チバQ:2018/11/16(金) 16:53:46
https://www.asahi.com/articles/ASLCJ3J38LCJUHBI00X.html?iref=com_alist_8_01
アマゾン第2本社の都市、身もふたもない選択…拍子抜け
ニューヨーク=江渕崇2018年11月16日16時20分

アマゾンが第2本社を計画するロングアイランドシティー沿岸部。古い倉庫や工場があった場所に高層マンションが建ち始めた=2018年11月14日、米ニューヨーク・クイーンズ、江渕崇撮影

 ネット通販の世界最大手、米アマゾン(本社・シアトル)の「第2本社」探しが決着した。200以上の都市を巻き込んだ大狂騒曲の末、選ばれたのはニューヨークと首都ワシントン郊外の2カ所。「拍子抜け」ともいえる結末は、米経済に横たわる断裂の深さを示している。

 「新本社はニューヨーク・クイーンズ地区と、バージニア州アーリントンの2カ所」

 アマゾンが発表した13日、ニューヨーク市のデブラシオ市長は、普段はいがみ合うニューヨーク州のクオモ知事と笑顔で席を並べた。

 「市と州の歴史のなかで、際立って大きな雇用につながる取引だ」

 新本社が来る2カ所には、平均年収15万ドル(約1700万円)を超える計5万人以上の働き口と、合わせて50億ドルの投資が新たにもたらされる。

 同社が昨年9月、本社の立地を「公募」するや否や、カナダ、メキシコを含む計238都市・地域が名乗りを上げた。

 米経済の牽引(けんいん)役に…

5263チバQ:2018/11/16(金) 17:04:57
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018111500305&amp;g=int
共和下院トップにマッカーシー氏=米

14日、ワシントンで、米共和党の下院院内総務に選出されたケビン・マッカーシー氏(AFP時事)

 【ワシントン時事】米共和党は14日、少数派となる下院の院内総務にケビン・マッカーシー氏(53)を選出した。議員による投票で159票を獲得し、43票だった保守強硬派グループ「フリーダム・コーカス」元代表のジム・ジョーダン氏を破った。
 マッカーシー氏はトランプ大統領と近く、「私のケビン」と呼ばれることもあった。一方、下院議長には民主党からペロシ院内総務(78)の選出が有力視されているが、党内には刷新を求める動きが一部にある。(2018/11/15-08:31)

5264チバQ:2018/11/16(金) 17:22:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181116-00000103-kyodonews-int
共和党知事、次期出馬を否定せず
11/16(金) 17:09配信 共同通信
共和党知事、次期出馬を否定せず
米東部ニューハンプシャー州で記者団に話す中西部オハイオ州のケーシック知事=15日(ロイター=共同)
 【ワシントン共同】2016年米大統領選で共和党候補指名をトランプ大統領と争った中西部オハイオ州のケーシック知事は15日、20年の次期選挙に出馬してトランプ氏に挑戦する可能性について「全ての選択肢がテーブルの上にある」と述べ、否定しなかった。保守系FOXニュースのインタビューに語った。

 ケーシック氏は共和党の有力政治家でトランプ氏に批判的な発言で知られる。同党では西部アリゾナ州選出のフレーク上院議員の出馬観測もくすぶる。トランプ氏に接近する政治家が目立つ党内で、トランプ氏打倒に向けた動きが本格化するか注目される。

5265チバQ:2018/11/18(日) 18:14:31
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1811180011.html
【米中間選挙】フロリダ州知事選は民主敗北 全州で勝敗決まる
15:29産経新聞

 【ワシントン=加納宏幸】米中間選挙(6日投開票)で大接戦となり、投票結果の再集計が実施された米南部フロリダ州知事選は17日、トランプ大統領が強く推した与党・共和党のロン・デサンティス前下院議員の勝利が決まった。民主党から同州初の黒人知事を目指した州都タラハシーのアンドリュー・ギラム市長がフェイスブックに投稿したビデオで敗北を認めた。

 フロリダ州では僅差となった知事選と上院選で機械による再集計が行われた。上院選の得票率差は手作業の再集計が義務づけられる0・25ポイント以下だったが、知事選は0・41ポイントだったため再集計が終わっていた。

 これにより、全米50州のうち36州で実施された州知事選は全ての勝敗が決まり、非改選の州を含めた新たな勢力は共和27、民主23となった。中間選挙前の勢力は共和33、民主16、無所属1だった。

5266チバQ:2018/11/18(日) 18:19:07
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-181117X308.html
トランプ氏再選、カギ握る3州=中間選挙結果に厳しい評価
11月17日 18:28時事通信

 【ワシントン時事】米中間選挙は、上下院で勝者が異なる甲乙つけがたい結果となった。だが、2020年大統領選のカギを握る東部ペンシルベニア、中西部ミシガン、同ウィスコンシンの3州で共和党は敗北。米専門家からは、再選を目指すトランプ大統領には厳しい結果だったという評価が目立つ。

 ◇保守州勝利は最低条件

 トランプ氏は16日、中間選挙について「フェイク(偽)ニュース・メディアは(民主党が勝利した)下院のことしか話さない」とツイッターで不満をぶつけた。

 共和党は上院の保守州で健闘。特に中西部インディアナ、ミズーリ、ノースダコタの3州で民主党から議席を奪い、トランプ氏が「勝利」を主張する根拠になっている。

 しかし、これら3州はもともと共和党の地盤で、再選を狙うトランプ氏にとっては最初から「落とせない州」と言える。

 ◇フロリダ、オハイオも「必勝州」

 より重要なのは、共和、民主が毎回競り合う、ペンシルベニアや南部フロリダ、中西部ミシガン、オハイオ、ウィスコンシンのスイング(揺れ動く)州だ。12年大統領選で206票でオバマ氏に敗れた共和党は16年、トランプ氏が306票を獲得。積み増した100票は、ほぼこれら5州の結果がひっくり返ったことによる。

 フロリダでは上院選、知事選で共和がリードし、オハイオでも知事選や16ある下院選挙区の12を共和が制した。優勢であることに間違いないが、12年選挙で獲得した基礎票と言える206票に両州の選挙人(47票)を加えただけでは、過半数(270票)に満たない。アメリカン大学のアラン・リクトマン教授は米メディアで「共和党候補がフロリダ、オハイオの勝利抜きで大統領になることはない」と述べ、両州も「必勝州」だと指摘する。

 ◇遠のく3州の支持

 残る重要州は、ペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシンの3州だが、中間選挙ではいずれの上院選、知事選とも共和党が敗北した。

 トランプ氏は16年大統領選で3州を制したが、すべて票差が1ポイント未満の薄氷の勝利だった。共和党の選挙コンサルタントのマイク・マーフィー氏はUSAトゥデー紙で「誰もトランプ氏が勝つと思っていなかったこれら『奇跡の州』は、再び民主党に向かっている」と指摘する。

 NBCニュースが今年夏にミシガン、ウィスコンシン両州で行った世論調査では、政権不支持が支持を15ポイント以上上回った。「反トランプ」に流れつつある3州の支持を再び集めることができるかは、トランプ氏の再選戦略にとって重要な意味を持つ。

5267チバQ:2018/11/18(日) 18:19:39
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-181117X282.html
共和党が「勝者」=民主候補認める―米ジョージア州知事選
11月17日 09:00時事通信

 【ニューヨーク時事】6日投票の米中間選挙で結果が未確定だったジョージア州知事選で、民主党のステイシー・エイブラムズ候補は16日、トランプ大統領が支持した共和党のブライアン・ケンプ候補が「勝者と認定されることを認める」と表明した。米メディアが報じた。エイブラムズ氏は初のアフリカ系女性知事を目指していた。

 接戦となった同州知事選では、ケンプ氏が既に勝利を宣言。ただ、開票が進み、ケンプ氏の得票率が規定に満たなければ、決選投票になる可能性があったため、エイブラムズ氏は敗北を認めていなかった。

5268チバQ:2018/11/19(月) 14:12:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181119-00000000-jij_afp-int
米フロリダ州上院議員選、票再集計で共和党候補の勝利確定
11/19(月) 6:04配信 AFP=時事
米フロリダ州上院議員選、票再集計で共和党候補の勝利確定
米フロリダ州上院議員選を制した共和党所属で現州知事のリック・スコット氏(2018年10月8日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】(更新)米フロリダ州で行われた上院議員選挙の票の再集計で、共和党所属でこれまで8年にわたって州知事を務めてきたリック・スコット(Rick Scott)氏が、再選を目指していた民主党の現職ビル・ネルソン(Bill Nelson)氏に僅差で勝利した。18日に発表された公式結果で明らかになった。

 これによると、スコット氏の得票率が50.05%だったのに対し、ネルソン氏は49.93%で、票数ではわずか1万票余りの差だったという。

 機械と手作業による再集計でスコット氏の勝利が確定したことで、ネルソン氏は2001年から3期にわたって維持してきたその議席をスコット氏に譲ることになった。

 ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領はスコット氏に祝意を示し、「彼は偉大な州知事だったが、これからはフロリダ州民を代表するさらに偉大な上院議員になるだろう」とツイッター(Twitter)に投稿した。【翻訳編集】 AFPBB News

5269チバQ:2018/11/19(月) 18:45:01
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181118-00050110-yom-int
米知事選、共和6減…トランプ氏再選に影
11/18(日) 23:13配信 読売新聞
 【ワシントン=海谷道隆】6日投開票された米中間選挙で、36州で改選された知事選の結果が17日出そろった。共和党は所属知事の州を改選前の26から20に減らしており、2020年の大統領選でトランプ大統領の再選戦略にも影響を与えそうだ。

 南部フロリダ州で行われていた知事選の再集計では、共和党候補のロン・デサンティス氏の得票数が、民主党候補のアンドリュー・ギラム氏を上回った。ギラム氏は17日、敗北を宣言した。南部ジョージア州の知事選では、大量の不在者投票が集計されていないと訴えていた民主党候補が16日、共和党候補の勝利を認めた。結果判明が遅れていたフロリダ、ジョージア両州の知事選の共和党候補は、トランプ氏との近さを前面に出す「ミニ・トランプ」候補として注目され、トランプ氏がてこ入れを図っていた。

5270チバQ:2018/11/20(火) 15:05:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181120-00000073-jij-n_ame
「ペロシ議長」阻止へ16人署名=民主に反乱の芽―米下院
11/20(火) 14:16配信 時事通信
 【ワシントン時事】米民主党のモールトン下院議員ら16人は19日、次期下院議長が有力視される同党のナンシー・ペロシ院内総務(78)の選出に反対する文書に署名した。

 今後反乱の芽となる可能性がある。

 ペロシ氏は16年間民主党下院を率い、2007年から4年間、初の女性議長を務めた。議長に返り咲けば初のケースだが、16人は「(中間選挙で)われわれは刷新を訴えて勝利した」と、世代交代を強く求めている。

 議長選出は1月に行われるが、民主党メンバーが多数反対に回れば、過半数の要件を満たさなくなり選出を阻止できる。今月28日に民主党の下院メンバーが行う予備投票で、ペロシ氏の得票が予想外に少なければ「引きずり降ろす動きが出てくる」という見方がある。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181120-00000025-reut-n_ame
米下院民主党、ペロシ氏の議長就任に一部が反対 世代交代求める
11/20(火) 9:30配信 ロイター
米下院民主党、ペロシ氏の議長就任に一部が反対 世代交代求める
 11月19日、民主党の16人の下院議員は、ペロシ院内総務(中央)の次期下院議長就任に反対を表明した。ただ、ペロシ氏に対抗して議長ポストへの立候補を表明している議員はいない。ワシントンで15日撮影(2018年 ロイター/Yuri Gripas)
[ワシントン 19日 ロイター] - 民主党の16人の下院議員は19日、ペロシ院内総務の次期下院議長就任に反対を表明した。ただ、ペロシ氏に対抗して議長ポストへの立候補を表明している議員はいない。

先の中間選挙で下院多数派を奪還した民主党は、次期議長候補の選出を進めているが、若手議員からは新たなリーダーが必要だとし、世代交代を求める声が上がっている。

一方、ペロシ氏は、78歳という年齢でも議長ポストに最も適していると主張。議長再任に意欲を示している。ペロシ氏は、2007─11年に初の女性下院議長を務めた。

現時点で有力な対抗馬は現れていない。唯一の対抗馬となる可能性があるマーシャ・ファッジ議員は先週、記者団に対して立候補するか決めかねていると明らかにした。

来年1月に開会する下院で議員となる民主党員は、28日に投票で次期指導部と下院議長候補を決定する予定。1月3日には下院全体の投票が予定されており、過半数を得た議員が議長として選出される。

今月末の党内投票でペロシ氏は圧倒的多数で候補に選出される見通し。一方、下院全体の投票では、435人の全議員が投票した場合、218の賛成票が必要となる。全共和党の反対が見込まれるため、民主党からも数名が反対すれば、選出が危うくなる。

下院議長は大統領が執務不能になった際の継承順位が副大統領に次ぐ要職。議会の議題を決める権限も持つ。

5271名無しさん:2018/11/23(金) 14:33:37
NHK 開票速報
https://www3.nhk.or.jp/news/special/us_election_2018/


開票状況 19日13時05分現在

残1
47 52

※民主 非改選23※共和 非改選42

51
49
残2
232 201

5272名無しさん:2018/11/23(金) 14:55:49
https://this.kiji.is/438535758922220641

トピック
国際
米、中国大手の機器不使用要求
日本など同盟国に
2018/11/23 12:12
©一般社団法人共同通信社


華為技術日本の新作スマートフォン「ファーウェイ ノバ3」について説明する担当者=10月2日、東京都千代田区
 【ワシントン共同】米紙ウォールストリート・ジャーナルは22日、米政府が日本を含む同盟国に対し、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の製品を使わないように求める説得工作を始めたと報じた。

 中国政府の影響下にある同社の製品が、高速大容量の第5世代(5G)移動通信システムなど、同盟国の重要インフラで普及した場合、不正な通信傍受や意図的な遮断など安全保障上の脅威にさらされかねないとの米側の懸念が背景にある。

 説得工作の対象には華為製品が既に広く使われている日本やドイツ、イタリアが含まれ、米政府当局者は各国の政府だけでなく通信関係企業幹部にも説明した。

5273チバQ:2018/11/26(月) 10:55:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181126-00000014-jij-n_ame
米ミシシッピ上院選、27日に決選投票=共和候補に人種差別批判
11/26(月) 7:05配信 時事通信
 【ワシントン時事】米中間選挙で決着がつかなかった南部ミシシッピ州の連邦上院議員選挙の決選投票が27日に行われる。

 最後の1議席を懸け、トランプ大統領は最終日の26日に現地入りし2回の演説会を開催。共和党現職を全面支援する構えだ。

 6日の1回目の投票では、共和党のシンディ・ハイドスミス氏(59)が民主党のマイク・エスピー元農務長官(64)を1ポイント上回ったが、過半数には届かなかった。この結果、上位2人の決選投票に持ち込まれた。

 トランプ氏は投票に先立ち「彼女のことをよく知っているが、ミシシッピの人々を愛している」と記者団に語り、エールを送った。

 だが、ハイドスミス氏は失言で逆風を招いている。6日投票の中間選挙を前にした選挙戦終盤の2日、集会の参加者に向かって「もし彼(支持者)が絞首刑に招いてくれるなら、最前列で見てもいい」と発言した。本人は支持者との絆の強さを示した表現だと釈明したが、6日の投票後に映像がソーシャルメディアで出回ると「(ミシシッピの)黒人リンチの負の歴史を思い起こさせる」と非難する声が相次いだ。

 ミシシッピ州はトランプ氏が2016年の大統領選で18ポイント差で勝った共和党の地盤。しかし、ハイドスミス氏の失言は黒人のエスピー氏に格好の攻撃材料を与え、小売り大手「ウォルマート」がハイドスミス氏に献金返還を求める事態に発展した。

 この補選を残した上院の確定議席は共和52対民主47。米メディアも「深く分断された中間選挙の最後を飾る選挙」と注目している。

5274チバQ:2018/11/26(月) 10:58:08
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181124-00000038-jij-n_ame
トランプ氏、財務長官に不満か=FRB議長人事や株安で―米紙
11/24(土) 10:08配信 時事通信
 【ワシントン時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は23日、トランプ米大統領がムニューシン財務長官へのいら立ちを募らせていると報じた。

 ムニューシン氏がトップに推した連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が、景気や株高にブレーキのかかる利上げを進めているため、不満をぶつけているという。

 トランプ氏を常に擁護し「忠誠」を示すムニューシン氏への不満が表面化するのは異例。ただ同紙は「必ずしも退任の危機にさらされているわけではない」と伝えている。

5275チバQ:2018/11/29(木) 22:02:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181128-00000069-mai-n_ame
<米中間選挙>上院が確定 共和2議席増の53議席に
11/28(水) 19:36配信 毎日新聞
 ◇ミシシッピ州で上院補選決選投票 共和党現職が当選確実に

 【ワシントン鈴木一生】6日に投開票された米中間選挙で接戦となった南部ミシシッピ州で上院補選の決選投票が27日にあり、共和党現職のシンディ・ハイドスミス候補が、民主党のマイク・エスピー候補を破って当選を確実にした。これで上院(定数100)の2補選を含めた全改選議席が確定し、共和党は改選前の51から議席を2増やした。来年1月から始まる新議会は、非改選を合わせて共和党53議席、民主党47議席の構成となる。

 補選には共和党2人、民主党1人、無所属1人の計4人が立候補。6日の1回目の投票では、ハイドスミス氏がエスピー氏に得票率で1ポイントの差をつけ、最多票を得た。だが、過半数には届かず、同州の規定で上位2人による決選投票に持ち込まれた。

 ミシシッピ州は2016年の米大統領選でトランプ大統領が民主党のクリントン元国務長官に約18ポイント差で勝利した共和党の地盤。今回も共和党が大きく優勢だと見られていたが、ハイドスミス氏の「(支持者に)招かれたら最前列で絞首刑を見てもいい」との発言が、ミシシッピ州で起きた黒人に対するリンチ殺人の歴史を想起させるとして激しい批判を浴びた。

 そのためトランプ氏は26日に現地入りし、2回の演説会を設けるなど最後の1議席獲得に全力を挙げていた。トランプ氏はツイッターに「ハイドスミス氏、大勝利おめでとう」などと書き込んだ。

 全議席改選の下院(定数435)は27日現在、残り一つの選挙区で結果が確定していない。改選前議席は共和235、民主193、欠員7だったが、これまでに民主党が234議席を獲得し多数派の座を奪還。共和党は200議席となっている。

5276チバQ:2018/11/29(木) 22:04:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181128-00000034-mai-n_ame
<米中間選挙>ミシシッピ上院補選は共和 決選投票
11/28(水) 13:10配信 毎日新聞
<米中間選挙>ミシシッピ上院補選は共和 決選投票
シンディ・ハイドスミス氏=AP
 【ワシントン鈴木一生】米中間選挙で決着していなかった南部ミシシッピ州の上院補選の決選投票が27日にあり、米メディアは同日、共和党現職のシンディ・ハイドスミス候補の当選が確実になったと報じた。これで上院(定数100)の全改選議席が確定し、来年1月から始まる新議会では共和党53議席、民主党47議席となる。共和党は改選前の51から議席を2増やした。

 補選には共和党2人、民主党1人、無所属1人の計4人が立候補。6日の1回目の投票では、ハイドスミス氏が民主党のマイク・エスピー候補に得票率で1ポイント差をつけ、最多票を得た。だが過半数には届かず、州の規定で上位2人による決選投票に持ち込まれた。

 ミシシッピ州は2016年の米大統領選でトランプ大統領が民主党のクリントン元国務長官に約18ポイント差で勝利した共和党の地盤。トランプ氏は今月26日に現地入りし、2回の演説会を設けるなど最後の1議席獲得に全力を挙げていた。

 下院選(定数435)は27日現在、残り一つの選挙区で結果が確定していない。

5277チバQ:2018/12/03(月) 18:05:17
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181201-00000039-mai-n_ame
<訃報>父ブッシュ元米大統領死去、94歳 冷戦終結を実現
12/1(土) 14:22配信 毎日新聞
<訃報>父ブッシュ元米大統領死去、94歳 冷戦終結を実現
ジョージ・ハーバート(H)・ウォーカー(W)・ブッシュ氏=AP
 【ワシントン会川晴之】米国で第41代大統領(1989〜93年)を務めたジョージ・ハーバート(H)・ウォーカー(W)・ブッシュ氏(共和党)が11月30日夜、南部テキサス州ヒューストンの自宅で死去した。94歳だった。死因は明らかにされていない。第43代のジョージ・ウォーカー(W)・ブッシュ氏の父で「父(パパ)ブッシュ」の愛称で知られる。米ソ冷戦終結(89年)時の大統領で、国連中心の国際協調を重視した。

【写真】米ソ冷戦時代に幕――1989年12月4日の毎日新聞

 近年は体調を崩すなどしてたびたび入院していた。今年4月には、70年以上連れ添ったバーバラ夫人を92歳で亡くしていた。

 24年、東部マサチューセッツ州生まれ。高校卒業後、海軍に志願し、第二次大戦中、パイロットとして太平洋戦線に出征した。日本軍の攻撃で乗っていた軍用機が炎上したが、パラシュートで脱出し九死に一生を得た。終戦後にエール大を卒業。テキサス州で石油ビジネスで成功を収めた後、66年に同州から下院議員に初当選した。

 71年からは共和党のニクソンおよびフォード政権で、国連大使▽共和党全国委員長▽駐北京連絡事務所長▽中央情報局(CIA)長官--などの要職を歴任した。81年にはレーガン大統領の指名を受け、副大統領を2期8年務めた。

 88年、大統領選に出馬、民主党のデュカキス氏を破り当選した。就任した89年にはマルタで当時のソ連のゴルバチョフ共産党書記長と会談し、米ソ冷戦の終結を宣言した。また91年の湾岸戦争では、サダム・フセイン大統領(当時)が率いるイラク軍に対し、米軍が主導する多国籍軍で攻撃。イラク軍に占領されていたクウェートを解放した。

 他にも、ノリエガ軍事独裁政権の打倒を目指し中米パナマに侵攻(89年)、イスラエルとアラブ諸国との対話の枠組みを始動させたマドリード和平会議(91年)の開催など、対外政策に積極的に関わった。湾岸戦争での勝利後、米世論調査で支持率89%を記録するなど国民の圧倒的な支持を得たが、拡大した財政赤字削減のため公約を破棄して増税したことなどから、92年大統領選では民主党のビル・クリントン氏に敗れ、再選に失敗した。

 ブッシュ家はケネディ家と同様、全米で最も有名な政治家ファミリーとして認知されている。長男のジョージ・W・ブッシュ氏は第43代大統領。次男ジェブ・ブッシュ氏は、南部フロリダ州の元知事で、2016年の大統領選の共和党候補指名争いでトランプ大統領に敗れた。

5278チバQ:2018/12/04(火) 18:57:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181204-00000058-asahi-int
対中協議、強硬派が主導へ 米政権、通商代表を責任者に
12/4(火) 14:55配信 朝日新聞デジタル
 トランプ米政権は3日、関税の応酬を「休戦」して中国と通商協議にあたる90日の間、対中強硬派のライトハイザー通商代表が責任者となることを明らかにした。融和派のムニューシン財務長官は、中国側から米国産品の大幅な輸入拡大の提案があったと成果を強調したが、知的財産侵害などより難しい争点を巡る協議の行方は予断を許さない。

 カドロー国家経済会議議長が3日の電話会見で、「これから中国側に執行を促す段階ではライトハイザー代表が主導する」と説明した。今年半ばまでの対中協議はムニューシン氏が率いていた。ライトハイザー氏は知財問題などで中国に厳しい立場をとり、経済構造の変革を迫る強硬派の閣僚だ。

 1日の米中首脳会談では、米側が来年1月から予定していた対中制裁関税の10%から25%への引き上げを当面見送り、90日の期限を区切って中国による知財侵害などを協議することを決めた。中国側は農産品の輸入拡大など比較的受け入れやすい譲歩はのんだが、知財問題などの難しい争点は実質的に先送りにとどまっている。

 それでも、トランプ米大統領は3日、ツイッターで「習主席とは強い個人的な関係がある。すさまじくいい変化を起こせるのは私と習主席だけ!」「米農家は今回のディールで大きな利益を受ける。農家たち、愛しているよ!」などと投稿し、成果をアピールした。

5279チバQ:2018/12/05(水) 11:58:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181205-00000009-kyodonews-int
バイデン氏、近く出馬決断
12/5(水) 6:01配信 共同通信
バイデン氏、近く出馬決断
米ミズーリ州の集会で演説するバイデン前副大統領=10月31日(AP=共同)
 【ワシントン共同】米民主党のバイデン前副大統領は3日、西部モンタナ州の大学で講演し「率直に言えば、私は大統領に最適だと思う」と述べ、2020年の次期大統領選への出馬に意欲を示した。2カ月以内に決断するという。米主要メディアが4日伝えた。

 中間選挙で下院多数派を奪還した民主党では、共和党のトランプ大統領の再選阻止に向けた動きが加速。大統領選候補として上院議員ら約30人の名前が挙がり、それぞれ立候補表明の時期を探っている。

5280チバQ:2018/12/06(木) 17:34:14
https://mainichi.jp/articles/20181206/k00/00m/030/047000c
米国、定番クリスマス曲、広がる自粛
毎日新聞2018年12月6日 09時54分(最終更新 12月6日 09時55分)

アメリカ
北米
国際
速報
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 クリスマスシーズンが到来した北米のラジオ局で定番のクリスマスソングの放送を自粛する動きが広がっている。男性が女性と一夜を共にしようと繰り返し説得する歌詞に苦情が寄せられたためで、セクハラ告発の「#MeToo」(「私も」の意)運動の影響を指摘する声も出ている。

 曲は「ベイビー、イッツ・コールド・アウトサイド(外は寒いよ)」で、1944年に作詞作曲された。人気歌手の故ディーン・マーチンさんや故レイ・チャールズさん、レディー・ガガさんらが歌ってきた。(共同)

5281チバQ:2018/12/07(金) 17:29:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181207-35129796-cnn-int
トランプ氏、国連大使にナウアート国務省報道官を指名へ
12/7(金) 13:30配信 CNN.co.jp
トランプ氏、国連大使にナウアート国務省報道官を指名へ
米国務省のナウアート報道官が国連大使に指名される見通しとなった
ワシントン(CNN) トランプ米大統領がヘイリー国連大使の後任として、国務省のナウアート報道官を指名する見通しであることが分かった。政権当局者らが明らかにした。米外交の顔となる要職に比較的経験の浅い人物が就くことになる。

当局者2人によると、発表は7日に予想されている。指名についてはブルームバーグ通信が最初に報じていた。

現職のヘイリー大使は率直な物言いで知られ、他の政権当局者との衝突が報じられてきた。

一方、ナウアート氏は米FOXニュースの元司会者。17年に国務省入りして以来、急速に昇進を重ねてきた。指名承認公聴会では、同氏の適性をめぐり民主党議員から厳しい質問が出る可能性が高い。

トランプ氏はFOXニュースの熱心な視聴者で、情報筋によると、経験よりもホワイトハウスへの忠誠心や女性であること、テレビでの洗練された物腰を重視しているという。

ナウアート氏はティラーソン前国務長官の在任期間中には冷遇され、辞任を検討したこともあった。ただ、ホワイトハウスとの連携は緊密で、現職のポンペオ国務長官とも良好な関係を築いている。

ポンペオ氏の就任以降は外遊に同行することを認められ、一時的に国務次官代行(公共外交・広報担当)の立場にも就いた。

ナウアート氏の指名により、安全保障チーム内の力関係は変化するとみられる。ヘイリー氏は国連大使を閣僚級のポストとすることにこだわったが、ポンペオ氏は格下げする方針を側近に表明。ボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)も格下げを希望しているという。

5282チバQ:2018/12/07(金) 17:33:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181207-00000021-jij-n_ame
米司法長官候補にバー氏浮上=父ブッシュ政権以来の再登板か―ワシントン・ポスト紙
12/7(金) 7:22配信 時事通信
 【ワシントン時事】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は6日、事実上更迭されたセッションズ前司法長官の後任候補として、1991〜93年にブッシュ(父)政権で司法長官を務めたウィリアム・バー氏(68)が浮上していると報じた。

 トランプ大統領が数日中にも発表する可能性があるという。

 複数の関係者は同紙に「トランプ氏は最近、バー氏を指名するつもりだと顧問に話した」と明かした。ただ、最終決定には至っておらず、別の人物が指名される可能性もあると話す関係者もいる。バー氏以外では、共和党のラトクリフ下院議員が候補に挙がっている。

 長官人事は上院の承認が必要で、承認審議に数カ月を要する可能性もある。トランプ氏は中間選挙翌日の11月7日、セッションズ氏を事実上更迭し、司法長官首席補佐官だったマシュー・ウィテカー氏を長官代行に起用した。

5283チバQ:2018/12/07(金) 17:38:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181207-00000089-jij-n_ame
民主、下院で40増=残る1議席は再選挙も―米中間選挙
12/7(金) 14:38配信 時事通信
 【ワシントン時事】米中間選挙で未確定だった下院の西部カリフォルニア州第21選挙区で6日、共和党候補が敗北を認めた。

 民主党の議席は選挙前の195(欠員を含む)から40増え、235となった。2000年以降の中間選挙では、10年に共和党が記録した63議席増に次ぐ大勝となる。

 一方、当初共和党の勝利とされた南部ノースカロライナ州第9選挙区は不正投票の疑いで調査が行われ、主要メディアが当確判定を取り消した。共和党の議席は199。最後の1議席をめぐって再選挙が行われる可能性もある。

5284とはずがたり:2018/12/07(金) 17:48:03

“統一会派”呼びかけも平行線
https://news.tbs.co.jp/sp/newseye/tbs_newseye3543198.html

 旧民進党系勢力の再結集を目指す衆院会派「無所属の会」の岡田代表が6日、立憲民主党の枝野代表と会談し、来年の通常国会に向けて統一会派の結成を呼びかけていたことが分かりました。

 関係者によりますと、枝野氏は「理念が曖昧になるから永田町の合従連衡には与しない」というこれまでの主張を変えず、会派全体での合流に難色を示し、双方の主張は平行線のままだったということです。

5285チバQ:2018/12/08(土) 11:15:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181208-00000002-jij-n_ame
米司法長官にバー氏指名へ=国連大使にはナウアート氏―トランプ氏
12/8(土) 0:22配信 時事通信
米司法長官にバー氏指名へ=国連大使にはナウアート氏―トランプ氏
トランプ米大統領は7日、事実上更迭したセッションズ前司法長官の後任に、ブッシュ(父)政権で司法長官を務めたウィリアム・バー氏(写真=1991年撮影)を起用する方針を明らかにした。
 【ワシントン時事】トランプ米大統領は7日、事実上更迭したセッションズ前司法長官の後任に、ブッシュ(父)元政権で司法長官を務めたウィリアム・バー氏(68)を起用する方針を明らかにした。

 また、年内に退任するヘイリー国連大使の後任に、国務省のヘザー・ナウアート報道官(48)を指名すると述べた。いずれも上院の承認が必要。

 トランプ氏はバー氏について、記者団に「素晴らしい人物、優秀な人物だ。共和党でも民主党でも尊敬されている」と語り、上院での早期承認に自信を示した。中間選挙投票翌日の11月7日にセッションズ氏が辞任後、長官首席補佐官だったマシュー・ウィテカー氏が長官代行を務めている。

 ナウアート氏に関して、トランプ氏は「ポンペオ国務長官らと共に(報道官として)見事な仕事をしてきた」と称賛した。ナウアート氏は保守系のFOXニュースのキャスター出身で、外交経験に乏しいため、民主党から懸念や反発が上がる可能性もある。

 一方、CNNテレビは7日、関係者の話として、ケリー大統領首席補佐官が近く辞任する見通しだと報じた。ペンス副大統領の首席補佐官を務めるニック・エアーズ氏が後任候補に挙がっているという。国土安全保障長官から首席補佐官に起用されたケリー氏をめぐっては、これまでもしばしば辞任観測が流れていた。

 トランプ政権ではこのほか、ニールセン国土安保長官も交代が取り沙汰されている。来年1月20日に政権発足2年を迎えるトランプ氏が、任期折り返しに合わせて高官の大規模な入れ替えを検討している可能性もある。

5286チバQ:2018/12/08(土) 11:19:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181207-00000218-kyodonews-int
ケリー米首席補佐官近く辞任か
12/7(金) 23:21配信 共同通信
ケリー米首席補佐官近く辞任か
ケリー米大統領首席補佐官(ゲッティ=共同)
 【ワシントン共同】米CNNテレビは7日、ケリー米大統領首席補佐官が近く辞任する見通しと伝えた。トランプ大統領との関係が「行き詰まっている」といい、両氏の関係悪化は修復が難しい状況だと報じた。後任はペンス副大統領の首席補佐官を務めているニック・エアーズ氏が有力候補とされている。

 元軍高官のケリー氏はホワイトハウスに厳しい規律を導入するなどし、政権運営の立て直しに尽力したが、ボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)とも折り合いが悪いとされてきた。

 ケリー氏は政権発足当初に国土安全保障長官を務め、昨年7月に更迭されたプリーバス氏の後任に就いた。

5287チバQ:2018/12/10(月) 09:35:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181209-00000003-jij-n_ame
米大統領首席補佐官、辞任へ=後任候補にエアーズ氏ら
12/9(日) 5:08配信 時事通信
米大統領首席補佐官、辞任へ=後任候補にエアーズ氏ら
8日、ワシントンのホワイトハウスを出発する際、報道陣の質問に答えるトランプ米大統領。トランプ氏は同日、ケリー大統領首席補佐官が年末で辞任すると明らかにした。ケリー氏はトランプ氏との不和が伝えられていた
 【ワシントン時事】トランプ米大統領は8日、ケリー大統領首席補佐官(68)が年末で辞任すると明らかにした。

 ケリー氏は長くトランプ氏との不和が伝えられていた。年明けの議会で民主党が下院の多数派となることなどを踏まえ、体制刷新を図る。

 トランプ氏はホワイトハウスで記者団に「ジョン・ケリーは年末で去る。偉大な男だ」と述べた。後任は「1〜2日以内」に明らかにすると語った。ペンス副大統領の首席補佐官を務めるニック・エアーズ氏(36)が有力視されている。

5289チバQ:2018/12/10(月) 18:01:17
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181210-00000544-san-n_ame
米首席補佐官ケリー氏が年末に辞任 トランプ氏、大統領選に向け人事刷新
12/10(月) 16:45配信 産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は8日、ホワイトハウスで記者団に対し、ケリー大統領首席補佐官が年末に辞任すると明らかにした。11月の中間選挙後、2020年の次期大統領選での再選に向けた主要閣僚や高官の大規模な人事刷新の一環。トランプ氏は自身の意に沿う人材で周囲を固め、選挙まで政権運営を乗り切りたい考えだ。

 海兵隊出身で南方軍司令官も務めたケリー氏は、昨年1月のトランプ政権発足時から国土安全保障長官を務めた後、同年7月に首席補佐官に就任していた。

 トランプ氏は8日、ケリー氏を「素晴らしい男だ」と述べた。だが実際は、ホワイトハウス運営の円滑化に向け、大統領に届ける情報を首席補佐官の下に一本化しようとしたケリー氏をトランプ氏が煙たがり、両者の関係は悪化していた。

 米ワシントン・ポスト紙のボブ・ウッドワード記者の著書によると、ケリー氏は仲間内でトランプ氏を「あほ」「情緒不安定」などと酷評し、自身の職務を「これまでで最悪の仕事だ」と嘆いていた。

 米メディアが9日伝えたところでは、トランプ氏はケリー氏の後任候補を4人に絞って人選を進めている。うち1人は保守派の有力下院議員のマーク・メドウズ氏(ノースカロライナ州選出)とされる。これまで有力候補として名前が挙がっていたペンス副大統領の首席補佐官、ニック・エアーズ氏だが、年末でホワイトハウスを離れることを9日、明らかにした。

 大統領首席補佐官は閣僚級の役職だが、就任に上院の承認は必要ない。

 トランプ氏は8日、米軍制服組トップのダンフォード統合参謀本部議長の後任にミリー陸軍参謀総長を指名すると発表。7日には11月に更迭したセッションズ司法長官の後任に父ブッシュ政権下で司法長官を務めたウィリアム・バー氏を指名すると表明したほか、年末で退任するヘイリー国連大使の後任にはナウアート国務省報道官を選んだ。

 一方、ケリー氏に近いニールセン国土安全保障長官が、ケリー氏の後を追う形で辞任するとの見方が強まっているほか、トランプ氏から交渉能力を疑問視されているロス商務長官の解任も取り沙汰されている。

 辞任観測も流れるマティス国防長官に関し、ただちに政権を去る兆候はないとの見方が支配的。だが、マティス氏はトランプ氏との意見対立もいとわぬ姿勢を続けており、両者の関係が悪化すればマティス氏辞任の可能性も排除できない。

5290チバQ:2018/12/13(木) 18:11:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181213-00000065-jij-n_ame
民主ペロシ氏「議長は最長4年」=世代交代論に譲歩―米下院
12/13(木) 14:48配信 時事通信
 【ワシントン時事】米下院議長就任に意欲を示す民主党下院トップのペロシ院内総務(78)は12日、議長を務める期間を最長4年とする考えを示した。

 来年1月3日の議長選挙で選出を確実にするため、世代交代を求める党内の一部勢力に譲歩した。

 ペロシ氏は16年間民主党下院トップの座にあり、2007年から4年間議長を務めた。ただ、中間選挙で多数派を奪還した党内には、ペロシ氏の返り咲きを阻止する動きが出ていた。モールトン議員ら主な反対派はペロシ氏の12日の表明を受け、同氏の選出を支持する考えを示した。

 ペロシ氏は先月末の党内の予備投票の結果、賛成203票、反対32票で議長候補に選ばれた。ただ、賛成票は、議長選出に必要な共和党を含めた全議員(435人)の過半数(218票)に満たず、反対派の説得を続けている。

5291チバQ:2018/12/16(日) 20:36:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181216-00000506-san-n_ame
ジンキ内務長官が年末で辞任へ スキャンダルで資質問われ
12/16(日) 0:10配信 産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は15日、ジンキ内務長官が年末で辞任するとツイッターで明らかにした。後任の内務長官は「来週に発表する」としている。就任には上院の承認が必要となる。

 ジンキ氏は下院議員(西部モンタナ州選出)などを経て昨年3月に内務長官に就任。司法省は今年、同氏がモンタナ州での土地開発計画や東部コネティカット州のカジノ計画などで職権を利用して個人的利益を得ようとした疑惑に関し捜査を始めるなど、同氏をめぐる複数のスキャンダルが表面化し、閣僚としての資質が問題視されていた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181216-00000008-jij_afp-int
トランプ米大統領、ジンキ内務長官の年末辞任を発表
12/16(日) 12:26配信 AFP=時事
トランプ米大統領、ジンキ内務長官の年末辞任を発表
米上院エネルギー天然資源委員会の内務長官指名承認公聴会に出席したライアン・ジンキ下院議員(肩書きは当時、2017年1月17日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は15日、ライアン・ジンキ(Ryan Zinke)内務長官が年末に辞任するとツイッター(Twitter)で発表した。政治家としての資質を問われる疑惑に悩まされているトランプ政権では、高官の解任や辞任が相次いでいる。

 内務長官として国有地の保全と鉱物資源開発の監督責任を負ってきたジンキ氏は、トランプ大統領が押し進める環境規制の大幅な緩和やエネルギー生産の拡大を後押ししてきた。

 モンタナ州選出の下院議員だったジンキ氏は、同州にある自身の不動産会社絡みの疑惑や在職中の行動などをめぐり、さまざまな倫理調査の対象となっている。

 ジンキ内務長官は、支出をめぐり非難の的となっている米閣僚の一人で、オフィスの両開きのドア3組を約13万9000ドル(約1580万円)で改装したことなどを批判されている。この費用について、ジンキ氏は後に7万5000ドル(約850万円)に値切ったと釈明している。

 米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)によると、妻を公用車に乗せたり、トルコへの休暇旅行に警護部隊を同行させたりするなど、ジンキ氏は15件前後の捜査の対象となっている。

 また、ジンキ氏は昨年マイク・ペンス(Mike Pence)副大統領と乗馬をするためにワシントンに戻る際、米公園警察(US Park Police)のヘリコプターを使ったほか、複数回にわたって公用機を使用したとしても批判を浴びている。【翻訳編集】 AFPBB News

5292チバQ:2018/12/16(日) 20:42:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181215-00000035-mai-n_ame
マルバニー氏を「首席補佐官代行に指名」 ケリー氏後任
12/15(土) 12:44配信 毎日新聞
 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領は14日、年内で退任するケリー大統領首席補佐官の後任として、行政管理予算局のマルバニー局長を「首席補佐官代行に指名する」とツイッターで明らかにした。議会承認を必要としない首席補佐官にあえて「代行」の肩書を加えた意図は判然としておらず、米メディアは「一貫性がなく混乱の続くホワイトハウス人事を象徴している」(CNNテレビ)と報じている。

 マルバニー氏は共和党下院議員出身で、トランプ氏の側近として知られる。2017年2月から連邦予算案編成や各省庁の予算執行を監督する行政管理予算局長を務めた。トランプ氏はツイートで、マルバニー氏を「政権で素晴らしい働きをしてくれた」と称賛。マルバニー氏は当面、行政管理予算局長を兼任するが、同局はボイト副局長が実務を取り仕切ることになる。

 首席補佐官は政策調整を主な任務とするホワイトハウス職員トップであり、政権の要のポスト。トランプ氏は今月8日、自身と意見が対立していたケリー氏を年内で交代させる考えを表明し、「一両日中に後任を発表する」としていた。

 トランプ氏は当初、選挙戦略にたけたペンス副大統領の首席補佐官のエアーズ氏を後任に想定。米メディアによると、エアーズ氏就任を発表する声明文まで用意していたが、短期間の起用を希望したエアーズ氏が土壇場で就任を拒否。その後、他の候補者が相次ぎ辞退したとの情報が伝わり、「希望者がおらず人選が難航」との見方が一気に広がった。

 トランプ氏は14日、マルバニー氏とホワイトハウスで面会。新ポスト受諾を取り付けた、間を置かずに自ら発表した。ホワイトハウス高官は記者団に、マルバニー氏の職務について「任期は限定されていない。彼が首席補佐官だ」と強調。代行職にした理由については「大統領がそうしたいからだ」としか説明できなかった。

 「ロシア疑惑」に揺れる政権の求心力低下を防ぐためにも、「とりあえず」の補佐官指名に追い込まれたとのメディアなどの分析に対し、トランプ氏は14日夜、「念のために言っておくが、この職を望んだ人間は多くいた」との反論をツイートした。

5293チバQ:2018/12/19(水) 11:30:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181219-00000509-san-n_ame
トランプ財団、解散に同意 NY「衝撃的な違法行為の連続」
12/19(水) 9:19配信 産経新聞
 【ニューヨーク=上塚真由】米ニューヨーク州のアンダーウッド司法長官は18日、トランプ大統領の慈善団体「トランプ財団」が司法当局の管理下で解散することに合意したと発表した。州側は、財団が2016年の大統領選に関与するなど違法行為を繰り返したとして、今年6月に財団の解散を求める訴訟を起こしていた。

 アンダーウッド氏は声明で財団をめぐって「衝撃的な違反行為」が繰り返されてきたと糾弾し、解散について「法の支配の勝利だ」と宣言した。保有資産は別の慈善団体などに移されるという。

 州検察当局は訴訟で、トランプ氏が大統領選の選挙活動や、自身の経営するホテルの宣伝、私物購入のために財団を私物化してきたと指摘。募金の使途についても不明で、財団はトランプ氏や会社の「小切手」となっていたと主張し、財団の解散のほか、約280万ドル(約3億円)の罰金支払い、イバンカ氏ら3人の子供が1年間、ニューヨーク州の非営利法人の責任者に就任できなくする措置なども求めた。財団側は違法性の程度について争っており、財団の解散以外についての審理は続いている。

5294チバQ:2018/12/21(金) 09:39:43
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181221-00000008-mai-n_ame
マティス米国防長官が2月末に退任 トランプ氏がツイート
12/21(金) 7:38配信 毎日新聞
 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領は20日、ツイッターに「マティス将軍が2月末で退任する」と投稿し、マティス国防長官が辞任することを明らかにした。後任を近く発表するとしている。

 マティス氏は、19日にトランプ氏が突然発表したシリアからの米軍撤収に反対していた。

5296チバQ:2018/12/21(金) 17:13:17
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181221-00000025-mai-n_ame
マティス国防長官辞任 トランプ政権の不安定化加速か
12/21(金) 11:10配信 毎日新聞
 【ワシントン古本陽荘】「米国第一」を掲げ国際協調主義から距離を置いてきたトランプ米政権で、同盟国重視の姿勢を貫いてきたマティス国防長官が突然辞任を申し出たことにワシントンでは衝撃が広がった。政権がさらに不安定化するとの懸念の声も拡大している。

 民主党下院のペロシ院内総務は20日夜(日本時間21日朝)、記者団に「大統領はシリアからの米軍撤収について政権内のアドバイザーの意見も聞かなかった。軍はマティス氏をリーダーだと仰いできた。国家にとって深刻な状態になっている」と警鐘を鳴らした。民主党上院のシューマー院内総務も「マティス氏はこの政権の安定の象徴だった。この政権の混迷は極まっている」と語った。

 共和党のグラム上院議員はマティス氏の辞任表明前にシリアからの米軍撤収方針についてマティス氏と意見交換。CNNテレビに「マティス氏はシリアでの任務は終わっていないと強く信じている」と語った。その後、辞任が表明され、グラム氏はツイッターで「深い悲しみに包まれている。マティス氏は知性と清廉を兼ね備えた人物」と強調した。同じく共和党のコリンズ上院議員は「マティス氏の辞任は米国と軍、この政権にとって痛手だ」と指摘した。

5297とはずがたり:2018/12/27(木) 19:43:21

トランプ氏、ファーウェイ問題で米司法省に介入も
http://www.afpbb.com/articles/-/3201635?cx_part=topstory
2018年12月12日 12:11 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ]

【12月12日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は11日、ロイター通信(Reuters)のインタビューに応じ、中国の華為技術(ファーウェイ、Huawei)の孟晩舟(Meng Wanzhou)最高財務責任者(CFO)を米国の要請に応じてカナダ当局が逮捕した事件について、中国との貿易関係促進を目的に米司法省に介入する可能性を示唆した。

 米当局は現在、孟容疑者が対イラン制裁に違反した詐欺の疑いがあるとしてカナダ側に身柄の引き渡しを求めている一方、中国政府は孟容疑者拘束に強い遺憾の意を表しており、貿易摩擦によって悪化した両国関係がさらに不安定化している。

 インタビューでトランプ氏は孟容疑者の事件で米司法省に介入する可能性を問われ、「この国にとって良いことであれば何でもする」と回答。また「確実に史上最大規模の貿易協定となるもの、国家安全保障のために良い、必要だと判断すれば当然介入もするだろう」と述べた。

 一方でトランプ氏は、孟容疑者の件について米政府高官が司法省や中国当局と協議したと述べ、自身は習近平(Xi Jinping)中国国家主席と直接協議していないと明らかにした。(c)AFP

5298チバQ:2018/12/31(月) 08:23:19
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181230-00000019-jij-n_ame
米政権に迫る疑惑捜査=民主は弾劾視野、対立が激化
12/30(日) 14:50配信 時事通信
米政権に迫る疑惑捜査=民主は弾劾視野、対立が激化
2019年のトランプ米政権は、ロシア疑惑をはじめとするスキャンダルへの対応が正念場を迎える。モラー特別検察官の捜査は終結に近づいているとされ、民主党は多数派となった下院で大統領弾劾を視野に追及を強める
 【ワシントン時事】2019年のトランプ米政権は、ロシア疑惑をはじめとするスキャンダルへの対応が正念場を迎える。

〔写真特集〕トランプ政権を去った人々〜更迭・解任、理由はさまざま〜

 モラー特別検察官の捜査は終結に近づいているとされ、民主党は多数派となった下院で、トランプ大統領弾劾を視野に追及を強める。

 ◇捜査報告めぐり綱引き
 一部米メディアは来年2月中旬にもモラー氏が捜査の最終報告書を司法省に提出すると報じた。フリン元大統領補佐官(国家安全保障担当)ら元側近への取り調べがほぼ終わり、捜査が「仕上げの段階に入った」という見立てからだ。

 司法省の慣例に従えば、モラー氏は、現職大統領であるトランプ氏を刑事訴追できない。憲法上の弾劾の要件である「反逆罪、収賄罪その他の重大な罪または軽罪」に当たると議会が判断するかどうかは、モラー氏の報告書とそれを受けた世論にかかっている。

 ただ、報告書をどう公表するかは政権の一存で決まる。ここへきて、トランプ氏が息のかかったウィテカー司法長官代行を介して、公表を控えるのではないかという観測が浮上。これに対し民主党は、文書提出命令などの「あらゆる手段を駆使する」(シフ下院議員)とけん制している。

 トランプ氏の疑惑では、元弁護士のコーエン被告が「トランプ氏の指示」と明らかにした不倫女性への口止め料支払い問題もある。同疑惑を捜査するニューヨークの連邦検事はこの支払いについて、選挙資金法が届け出を義務付けた選挙関係支出に当たると認定した。違法行為と知りつつ指示したとすれば深刻で、民主党内ではこれを理由に弾劾を目指す動きもある。

 ◇85の疑惑追及
 一連の疑惑追及の舞台は年明け以降、議会に移る。民主党は1月3日から始まる新会期で下院の多数派となり、文書提出や証人喚問を命じる権限を手に入れる。米メディアが報じた「文書提出命令」リストは、トランプ氏が所有するホテルが外国政府から不当な利益を得ているとされる疑惑など85に上る。

 民主党は下院の過半数を得たことで、大統領を弾劾訴追し、審理を開始する要件を満たした。党内では20年大統領選候補者選びの論戦が活発化し、トランプ氏弾劾を求める党内の圧力は強まるとみられている。ただ、大統領を罷免するには最終的に上院の3分の2以上の賛成が必要だ。

 これに対し、トランプ氏や支持基盤が反発を強めるのは確実。対立は他の政策分野にも影を落とし、政治的な協調や妥協は、ますます困難になりそうだ。

5299チバQ:2019/01/01(火) 11:57:04
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190101-00000003-jij_afp-int
トランプ氏との対決で知られる民主党ウォーレン議員、大統領選出馬へ
1/1(火) 8:46配信 AFP=時事
トランプ氏との対決で知られる民主党ウォーレン議員、大統領選出馬へ
米マサチューセッツ州ケンブリッジの自宅前で大統領選出馬に向けた準備委員会の設置を発表する民主党のエリザベス・ウォーレン上院議員(2018年12月31日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米民主党のエリザベス・ウォーレン(Elizabeth Warren)上院議員(69)は12月31日、
2020年大統領選挙への出馬に向け、準備委員会を設置すると発表した。

【写真】演説するウォーレン議員

 ウォーレン氏は金融業界に対する痛烈な批判ぶりや、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領との対決姿勢で知られる革新派議員。民主党予備選はトランプ大統領の再選阻止に焦点を当てることでまとまる見通しだが、候補者乱立の様相を呈しており、同氏は最初の主要候補となる。

 トランプ大統領は過去の支持者集会で、ウォーレン氏を実在の先住民女性の名前である「ポカホンタス(Pocahontas)」と呼び、先住民の血を引いているとする同氏の主張を冷やかしてきた。

 さらにトランプ大統領はウォーレン氏に向け、先住民であることを証明する検査を受けたら100万ドル(約1億円)を寄付すると発言。同氏は、大統領による冷やかしを止めるため実際にDNA検査を行った。しかし、同氏が先住民の血をわずかしか引いていないとの検査結果が出ると、大統領はそれを面白がる様子を見せた。

 一方、ウォーレン氏が別の有力男性政治家と対決した出来事は政界の語り草となっている。

 ウォーレン氏は2017年、ジェフ・セッションズ(Jeff Sessions)氏の司法長官指名をめぐり、上院で共和党のミッチ・マコネル(Mitch McConnell)上院院内総務と衝突。規則違反として発言を制止された際にも、一歩も引かず話を続けた。

 後にマコネル氏が「それでも、彼女は発言をやめなかった(Nevertheless, she persisted)」と批判すると、この言葉は瞬く間にフェミニスト層に浸透し、Tシャツや自動車のステッカーに使われるようになった。【翻訳編集】 AFPBB News

5300とはずがたり:2019/01/05(土) 15:56:41

壁建設へ非常事態宣言も=政府閉鎖「何年でも」―トランプ米大統領
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190105-00000019-jij-n_ame
1/5(土) 7:18配信
時事通信

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は4日、ホワイトハウスで記者会見し、不法移民流入阻止を目的とするメキシコ国境の壁建設に向け、非常事態の宣言も検討していることを明らかにした。

 民主党が下院で多数派を握り、壁建設費を盛り込む予算編成が望み薄となる中、大統領権限を駆使して実現を目指す姿勢を示した。

 トランプ氏は会見で「非常事態を宣言し、極めて速やかに(壁を)建設することもできる。それも一つのやり方だ」と述べた。ただ、議会の承認を得ず、大統領権限で壁建設に予算を振り向けることができるかをめぐっては、専門家の間で疑問視する声が強い。

 これに先立ちトランプ氏は、ホワイトハウスで民主党執行部と会談。壁建設をめぐる対立でつなぎ予算が成立せず、一部政府機関で続く閉鎖の解除策を協議したが、合意に至らなかった。

 民主党のシューマー上院院内総務は、トランプ氏が会談で「(民主党が譲歩しなければ)極めて長期間、何カ月でも何年でも政府を閉鎖してやる」と述べたと明かした。トランプ氏も会見で発言内容を認め、「そう(長期間の閉鎖に)なるとは思わないが、その準備はしている」と語った。

5301チバQ:2019/01/06(日) 13:06:55
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-190104X679.html
米下院議長にペロシ氏=トランプ氏弾劾「排除せず」
01月04日 12:30時事通信

米下院議長にペロシ氏

米国の第116連邦議会が3日招集され、下院議長に、昨年11月の中間選挙で8年ぶりに下院の多数派を奪還した民主党のペロシ院内総務(78)=写真=が選出された。【AFP時事】

(時事通信)

 【ワシントン時事】米国の第116連邦議会が3日招集され、下院議長に、昨年11月の中間選挙で8年ぶりに下院の多数派を奪還した民主党のペロシ院内総務(78)が選出された。上下院の多数派が異なる「ねじれ」の状態となり、トランプ大統領の政権運営は困難さを増しそうだ。

 ペロシ氏は2007〜11年に女性初の下院議長を務めて以来2度目の就任。党内には若返りを求める声もあったが、ペロシ氏は今後2期4年を超えて議長の座に就かないことを約束し、所属議員の支持を得た。

 トランプ氏が予算化を求めるメキシコ国境の壁建設をめぐる対立で始まった政府機関の一部閉鎖は13日目に突入。民主党は、壁を扱う国土安全保障省以外の予算を通年で措置する法案を下院で可決させた。だが、ホワイトハウスと上院で多数を占める共和党は壁予算を譲らず、打開のめどは立っていない。

 トランプ氏は3日、政府閉鎖について「(民主党の)20年大統領選対策が唯一の理由だ」とツイッターに投稿。壁予算を認めない民主党に責任を転嫁した。

 一方、ペロシ氏も同日朝のNBCニュースの番組で、ロシア疑惑などをめぐってトランプ氏弾劾へ動く可能性について「政治的な理由で目指すべきでないが、排除すべきでもない」と言及。対決姿勢を強めた。 


http://www.afpbb.com/articles/-/3204963
米ねじれ議会スタート、下院議長に民主党ペロシ氏
2019年1月4日 9:38 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ]
【1月4日 AFP】米連邦議会の新会期が3日開会し、民主党のナンシー・ペロシ(Nancy Pelosi)下院院内総務が下院議長に選出された。ペロシ氏の下院議長就任は2度目。

 ペロシ氏は団結を呼び掛ける一方、ドナルド・トランプ(Donald Trump)政権下の共和党との協力に「幻想は抱いていない」と述べた。

 トランプ氏が再選を目指す次の米大統領選まで2年を切った中、民主党が下院議席の過半数を奪還したことで、連邦議会の勢力図は大きな変化を見せた。

 民主党は、混乱を引き起こすトランプ政権批判に余念がなく、新議会の開会は、米政府のねじれ時代の到来を改めて告げるものとなった。

 トランプ大統領は3日、ペロシ氏の下院議長就任に祝意を表し、協力に期待を寄せた。

 トランプ氏は、ペロシ氏の議長就任から数時間後に緊急記者会見を開き、ペロシ氏について「とても大きな偉業を成し遂げた」とたたえた上で、「願わくば協力できればいいのだが。インフラをはじめ、たくさんのことを片付けなければならない。彼らがとてもまずいやり方でそれをしたがっているのは分かっているが」と述べた。(c)AFP/Michael Mathes

5302チバQ:2019/01/07(月) 15:23:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190104-00050052-yom-int
次期米国防長官候補に元民主上院議員…米紙報道
1/4(金) 13:08配信 読売新聞
 【ワシントン=黒見周平】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は3日、次期米国防長官の候補に元民主党上院議員のジム・ウェッブ氏(72)が浮上していると報じた。ペンス副大統領やマルバニー大統領首席補佐官代行がウェッブ氏に接触したという。

 ウェッブ氏は共和党のレーガン政権で国防次官補や海軍長官を歴任した後、民主党の上院議員に転じ、2016年大統領選の民主党指名候補争いに出馬したこともある。中国の軍拡を米国の脅威と位置付け、イラク戦争やイラン核合意には批判的な立場で知られる。

 辞任したマティス前国防長官の後任人事を巡っては、共和党タカ派のリンゼー・グラハム、トム・コットン両上院議員らも取りざたされている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190105-00000013-jijp-int.view-000
国防長官人事報道を否定
時事通信 1/5(土) 10:06配信

トランプ米大統領は4日、マティス前国防長官の後任にジム・ウェッブ元上院議員(写真=2015年)が浮上したとのNYタイムズ紙の報道について、ツイッターで「偽(フェイク)ニュースだ」と述べ、否定した。

5303チバQ:2019/01/09(水) 18:46:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190109-00000043-reut-s_ame
トランプ米大統領、国境の危機強調 非常事態宣言は見送り
1/9(水) 12:23配信 ロイター
トランプ米大統領、国境の危機強調 非常事態宣言は見送り
 1月8日、トランプ米大統領は演説で、メキシコとの国境における壁建設費用として57億ドルを認めるよう議会に求めた。ただ、国家非常事態の宣言は見送った。写真はホワイトハウスからテレビ演説をする同大統領。ワシントンで撮影(2019年 ロイター/Carlos Barria)
[ワシントン 8日 ロイター] - トランプ米大統領は8日の演説で、メキシコとの国境における壁建設費用として57億ドルを認めるよう議会に求めた。ただ、国家非常事態の宣言は見送った。

【映像】米議会民主党は早速反発

国民向けのテレビ演説で、メキシコ国境で安全に対する危機が増大していると強調した。

不法移民が殺人などの犯罪を犯しているとし、「米国民がどれだけ血を流せば議会は仕事をするのだろうか」と問いかけた。

大統領はここ数日、議会承認なしに費用の捻出が可能となる非常事態宣言の行使に言及してきたが、事態の打開に向け議会との交渉を続ける構えを示した。

大統領は10日に南西部の国境を訪れる予定だが、ここで国家非常事態宣言を選択するかどうかは不透明。

米議会は国境の壁建設費用を巡って紛糾し、主要政府機関が18日間にわたり閉鎖される事態となっている。

民主党および他の壁建設反対派は、トランプ氏は大統領選での公約実現に向け危機をつくり出していると批判し、非常事態宣言を行えば法的手段に訴えると主張していた。

トランプ氏は大統領選の際、壁の建設費用はメキシコが負担するとしていた。メキシコ政府は建設費の拠出を拒否している。

トランプ氏は演説で「民主党の要求により、コンクリート製ではなく鉄製の壁になる」と述べ、柔軟性を示すことに努めた。

ただ、民主党は壁の素材だけではなく、長期的に240億ドル超の費用がかかる可能性のあるプロジェクトの規模に反対している。国境地帯の多くで既に建設済みのフェンスやハイテクツールを組み合わせたほうが安価でより効果的だとも主張している。

民主党のシューマー上院院内総務とペロシ下院議長はテレビでトランプ大統領の演説に反論した。

ペロシ氏は、壁建設を巡って閉鎖に追い込まれた一部政府機関の再開に向けた超党派法案をトランプ大統領が拒否したとし、「高額の費用が掛かる非効果的な壁に税金を無駄遣いすることに大統領は固執している」と非難した。また、大統領は脅しの戦略を用いている上に、国境の状況について誤った情報を広めていると批判した。

シューマー院内総務は、移民政策を巡る議論を続ける一方で政府機関を再開するよう大統領に訴えた。

*内容を追加しました。

5304チバQ:2019/01/13(日) 10:56:57
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3206158.html
ハワイのガバード民主党議員、大統領選出馬へ 当選すれば史上最年少

01月12日 13:01AFPBB News


ハワイのガバード民主党議員、大統領選出馬へ 当選すれば史上最年少

米ペンシルベニア州のフィラデルフィアで行われた民主党大会で演説をする、ハワイ州のトゥルシ・ガバード下院議員(2016年7月26日撮影)。(c)Timothy A. CLARY / AFP

(AFPBB News)


【AFP=時事】米ハワイ州のトゥルシ・ガバード下院議員(民主党)は11日、来年行われる大統領選挙への出馬に乗り出すことを発表した。ガバード氏は、イラク駐留経験がある退役軍人で、シリアの内戦中、同国のバッシャール・アサド大統領と会ったこともある。

 ガバード氏は米CNNに対し、「出馬を決めた。来週中には正式に発表する予定だ」と述べた。

 ガバード氏は現在37歳。当選すれば、米史上最年少の大統領となる。ヒンズー教徒として議員になったのも、サモア系米国人で議員になったのも、同氏が米史上初。

 ガバード氏は、同国の医療アクセスや気象変動について触れ、「この決断をしたのには多くの理由がある。私が関心を持っている多くの課題が、今国民の前に立ちはだかっている。解決するために助力したい」と述べた。

 ガバード氏は米領サモア生まれ。ハワイ州で育ち、そこでサーフィンを始めた。同じくハワイ州で育った、民主党のバラク・オバマ前大統領は、同州出身者として初の大統領だった。 【翻訳編集】AFPBB News

5305チバQ:2019/01/13(日) 11:00:32
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3206212.html
カストロ氏が次期米大統領選出馬表明、オバマ政権で閣僚経験

07:16AFPBB News


カストロ氏が次期米大統領選出馬表明、オバマ政権で閣僚経験

米テキサス州サンアントニオで、次期大統領選への出馬を表明したフリアン・カストロ氏(2019年1月12日撮影)。(c) SUZANNE CORDEIRO / AFP

(AFPBB News)


【AFP=時事】米テキサス州サンアントニオの元市長で、バラク・オバマ前大統領政権で閣僚を務めたフリアン・カストロ氏が12日、初のヒスパニック系大統領就任を目指し、米移民問題の中心地である同州で次期大統領選への出馬を表明した。

 カストロ氏は、サンアントニオの歴史あるグアダルーペ・プラザに集まった多数の支持者を前に、大統領選への立候補を宣言した。熱狂的な支持者に自身が育った労働者階級地区を見渡すよう求め、「ここで生まれた有力候補はいない。しかし私は大きな夢を持ち懸命に働けば、この国ではどんなことでも可能だと常に信じてきた」と述べた。

 カストロ氏は演説で自らの移民の血筋を何度も引き合いに出した。大きな米国旗が掲げられた壇上の後方に座っていた祖母のビクトリアさんが1922年に7歳の孤児としてメキシコから米国に移住したことに触れ、移住した時に将来双子の孫の1人のホアキン・カストロ氏が同州選出の連邦下院議員に、もう1人が大統領候補になるとわかっていたら本人は驚いていただろうと付け加えた。

 民主党期待の星と呼ばれ、オバマ前政権では住宅都市開発長官を務めたカストロ氏は、2020年の大統領選でドナルド・トランプ大統領に挑む多数かつ多様な候補者の一人になるとみられている。

 次期大統領選ではジョセフ・バイデン前副大統領や、上院議員のエリザベス・ウォーレン、バーニー・サンダース、カマラ・ハリス各氏などの有力政治家、資産家のマイケル・ブルームバーグ氏などの出馬が見込まれており、カストロ氏は不利な立場からのスタートになる。 【翻訳編集】AFPBB News

5306チバQ:2019/01/14(月) 19:40:09
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190113-00000022-mai-n_ame
民主党候補指名争い、カストロ氏が立候補 20年大統領選
1/13(日) 18:13配信 毎日新聞
民主党候補指名争い、カストロ氏が立候補 20年大統領選
米大統領選の民主党候補指名争いへの立候補を表明したフリアン・カストロ氏=南部テキサス州サンアントニオで12日、AP
 【ワシントン高本耕太】オバマ前米政権で住宅都市開発長官を務めたフリアン・カストロ氏(44)が12日、2020年大統領選の民主党候補指名争いへの立候補を正式表明した。カストロ氏はメキシコ移民3世で、ヒスパニック系として初の大統領を目指す。

 米国では、中南米系などの非白人層の人口が増加傾向にあり、次期大統領選でもヒスパニック票が重要性を増す見込みだ。

 カストロ氏は南部テキサス州サンアントニオの市長を経て、14〜17年に同長官を務めた。民主党の若手ホープとされ、16年大統領選では副大統領候補にも取りざたされた。

 12日にサンアントニオで開いた集会では、幼児教育拡充や最低賃金引き上げなどの政策を表明。メキシコ国境からの不法移民流入を「国家的危機」と呼び、壁建設を訴えるトランプ大統領に対しては、「今あるのは指導者の危機だ」と強調して対抗心をあらわにした。そのうえで「100年近く前に祖母がこの国にやって来たとき、2世代後に孫が大統領候補になるとは想像できなかった」と語り、正式に立候補を表明した。

 民主党では、党内左派の中心人物のエリザベス・ウォーレン上院議員(69)が既に事実上の出馬表明をしており、ハワイ州選出のトゥルシー・ギャバード下院議員(37)も11日に立候補を表明。また、カリフォルニア州選出のカマラ・ハリス上院議員(54)の出馬表明が見込まれる他、ジョー・バイデン前副大統領(76)も出馬意欲があるとされるなど、動きが活発化している。

5307チバQ:2019/01/14(月) 19:45:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190113-00050005-yom-bus_all
トランプ氏長女、世銀総裁候補か…新興国対抗も
1/13(日) 9:23配信 読売新聞
 【ワシントン=山本貴徳】英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)は11日、2月1日付で辞任する世界銀行のキム総裁の後任候補として、トランプ米大統領の長女イバンカ大統領補佐官やヘイリー前国連大使らが浮上していると報じた。世銀は2月上旬に候補者の受け付けを開始し、4月中旬までに選出する予定だ。

 世銀は貧困問題の解決や途上国の開発に資金支援を行っている国際機関。同紙によると、マルパス財務次官らの名前も挙がっているが、米国に対抗して、海外経験が豊富な人物を新興国から擁立する動きが出てくる可能性もあるという。

 歴代の世銀総裁は、最大出資国である米国の推薦で選ばれており、キム氏の後任もトランプ氏によって選ばれる公算が大きいとみられている。その場合、トランプ氏の意向をくんで、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」や地球温暖化対策に関連した世銀の融資は制限しようとする可能性があると同紙は指摘している。

5308チバQ:2019/01/15(火) 17:41:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190115-00000066-jij-n_ame
トランプ米大統領がNATO離脱意向=周囲に複数回漏らす―報道
1/15(火) 15:41配信 時事通信
 【ワシントン時事】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は14日、トランプ大統領が昨年、複数回にわたって北大西洋条約機構(NATO)から離脱したいとの意向を周囲に漏らしていたと報じた。

 国際協調に背を向けるトランプ氏はかねて、NATO加盟国による負担不足を批判し、米国の関与縮小もほのめかしていた。

 複数の政権高官によると、トランプ氏は昨年7月にブリュッセルで開催されたNATO首脳会議の前後、軍事同盟の必要性に疑問を呈し、政権幹部らに離脱したいと語っていた。いずれも非公式の場での発言だった。

 マティス前国防長官やボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)はトランプ氏の説得に追われる一方、首脳会議開始前に加盟国間で合意文書を作り上げるよう急がせたという。

5309チバQ:2019/01/16(水) 10:37:15
https://www.asahi.com/articles/ASM1C34JXM1CUHBI00C.html
ハーバード大で入学差別か アジア系訴え、黒人にも波紋
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ボストン=鵜飼啓 2019年1月16日07時23分
 米大学の最高峰の一つ、マサチューセッツ州ボストン近郊のハーバード大学が入学選考をめぐって揺れている。アジア系米国人を差別していると訴えられているのだ。判決次第では、黒人ら少数派を優遇する「積極的差別是正措置」の撤廃にもつながりかねない。(ボストン=鵜飼啓)

 「高校の成績は常にトップクラス。討論や数学の全国、州の大会で何度も入賞した。それなのにハーバードを含めた上位30校全てが入学を認めなかった」

 ハーバード大を相手取った訴訟を支援する中国出身のジョージ・シェン氏(50)は米国生まれの長男が大学選びをした3年前の経験を振り返った。同大の入学選考を調べ始め、アジア系米国人への差別を確信するようになった。

 大学を訴えたのはNPO「公平な入学選考を求める学生たち」(SFFA)。主張はこうだ。アジア系米国人は「大学進学適性試験」(SAT)などで好成績を収める傾向がある。だがアジア系への入学許可枠が少なく、ほかの人種より合格率が低い――。

 米国の大学では選考で人種を考慮することは認められているが、人種枠の設定は違憲とされる。これに対しSFFAは、アジア系の受験者が増えているのに2006〜14年の合格者に占めるアジア系の割合が18〜20%とほぼ一定だと指摘。他人種の割合も変化がなく、実質的に人種枠があると追及する。

 裁判では、学業成績だけで選べば入学者の43%がアジア系になるというハーバード大の内部試算も明らかになった。米国では積極的に発言する生徒の評価が高く、SFFAは「アジア系はおとなしい」との先入観でマイナス評価され、合格率が落ちると訴えた。

 これに対し大学側は「人種を含めた志望者の全ての要素から柔軟に判定している」などと反論する。

 学生や同窓生の25団体は裁判で大学擁護の意見書を提出した。その一つ、音楽グループ「21カラフル・クリムゾン」代表のジェームズ・マシューさん(20)はインド系米国人。白人が大半だったシカゴ郊外で生まれ育ち、周りとの違いを常に感じていた。「この国ではアジア系への偏見は間違いなくある」と話す。

 だが、ハーバードは、肌の色や背景の異なる様々な学生が共に学び、刺激を与え合う。「ここは国のリーダーも輩出する学校だ。多様性のある環境での教育が極めて大事」。入学選考で人種への一定の配慮は必要、との考えだ。

■黒人ら優遇に「逆差別…

5310チバQ:2019/01/16(水) 23:07:41
https://mainichi.jp/articles/20190116/k00/00m/030/095000c
ジルブランド氏、米大統領選へ出馬表明 #MeTooや反トランプ運動で中心的役割
毎日新聞2019年1月16日 12時03分(最終更新 1月16日 12時27分)
 【ワシントン高本耕太】米上院民主党のキルステン・ジルブランド氏(52)は15日、2020年大統領選立候補に向けた準備委員会の発足を発表した。ジルブランド氏は近年、セクハラや性暴力被害を告発する「#MeToo」運動や反トランプ運動の中心として知名度を上げた。共和・民主両党の候補者選びが全米で最初に実施される中西部アイオワ州を今週末に訪問、活動を本格化させる。

 ニューヨーク州選出。09年に国務長官に転身したクリントン議員の議席を継いだ後、特別選挙(補選)を含め3回当選した。15日にニューヨークで収録されたトーク番組で事実上の出馬を表明した。「母親として、すべての子供たちのために戦う」と述べ、医療保険制度の拡充や、公立学校システムの改善などを主要政策に挙げた。

 ジルブランド氏は、トランプ大統領の女性蔑視的な言動への批判の急先鋒(せんぽう)。17年にはセクハラ問題の浮上した民主党の同僚議員の辞任を最初に求めたことで知られている。

5311とはずがたり:2019/01/17(木) 20:12:29

トランプ政権、給与停止の連邦職員に職場復帰命令-閉鎖の影響抑制へ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-01-16/PLFEUO6JIJUY01
Jennifer A. Dlouhy
2019年1月16日 23:50 JST

税還付や航空機点検、食品検査を行う職員5万人足らずを呼び戻し
トランプ氏、遡及して給与を支払う法案に16日に署名する見通し

トランプ米政権は自宅で待機している5万人足らずの連邦職員に対し、給与が支払われないまま職場に復帰し、航空機の点検や税還付、食品の安全性検査、オフショア油田の採掘権売却手続きなどを行うよう命じた。

  15日公表された緊急計画の最新版によると、トランプ政権は自宅待機中の連邦職員約4万6000人を呼び戻した。多くは税還付に携わっている職員だが、これまで財務省は閉鎖で同業務を凍結させると決定していた。

  トランプ大統領はここ数日、連邦機関の一部閉鎖の影響を抑制しようと努めている。政府閉鎖は新型航空機の開発や株式の売り出し、地ビールにまで影響が及んでいる。

  南部国境の壁建設費用を巡りトランプ氏と議会民主党の間で政治的なこう着状態が続く中、政府機能の一部継続は連邦法の抜け穴をついているとの指摘がある。149年前に成立した連邦法では議会が承認していない資金の使用を政府に禁じているが、「人命の安全や資産の保護に関わる緊急事態」を例外として認めている。

  シンクタンクのアメリカ進歩センター(CAP)シニアアドバイザーで、オバマ政権下の行政管理予算局(OMB)で勤務経験があるサム・バーガー氏は「現政権は法を破り、その限界を試す能力という点で独創的だ」とし、「実際にその一線へと近づき、踏み越えた」と語った。

  米国では予算失効で連邦職員約80万人の給与支払いが停止されているが、このうち42万人前後はいや応なく働くことを余儀なくされている。トランプ氏は16日、職員に対して閉鎖終了後に未払い給与をさかのぼって払う法案に署名する見通し。

原題:Trump Pushes Limits on Unpaid Workers in Quest to Blunt Shutdown(抜粋)

5312名無しさん:2019/01/19(土) 02:09:40
日本人は「狂ったアメリカ」を知らなすぎる
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190118-00260849-toyo-soci

5313名無しさん:2019/01/19(土) 23:18:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190119-00452106-nksports-soci
パックンの分析、トランプ米大統領は「分裂の象徴」
1/19(土) 18:10配信 日刊スポーツ
20日に就任2年を迎えるトランプ米大統領(72)の動きが慌ただしくなっている。金正恩氏との2度目の米朝首脳会談を2月末に行うと18日に発表し、壁建設予算を巡る対立から過去最長の28日目に入った政府機関の閉鎖問題では「19日午後3時(日本時間20日午前5時)に重大な発表を行う」とツイートした。トランプ政権の2年を、大統領ウオッチャーとして知られるタレントのパトリック・ハーラン(48)に聞いた。

重大発表というのは、国家非常事態を宣言して壁建設予算を国防予算から回すということだと思います。でもこれは本当は法律違反。だって国家非常事態じゃないもの(笑い)。

これまでの大統領なら、しなかったことをトランプはしてきました。「ファースト」の連発です。歴代大統領は開示した納税申告書類を出さなかったし、反縁故法で禁じられている家族を側近に入れた。自分の国の情報機関より、対立する国の大統領の言うことを信じると言った大統領も初めてです。

こんなにスキャンダルが出た大統領もいません。5億ドル(約550億円)の脱税疑惑が報じられ、5人の側近が有罪判決を受け、20人近くが起訴された。14歳の少女をレイプしたとされる候補を支持するとも表明しました。他の大統領がやったら終わってしまうような問題なのに1日、2日で収束して、支持も下がらない。

この2年で実現した公約は、減税と最高裁判事に保守派のカバノーを起用したことぐらいです。何もできていない。じゃあ何? スタイル? レトリック? 僕が知っている中で大統領では断トツに面白いです。こんなにネタをくれる人はいません。有権者が強く反応するホットイシュー(ホットな話題)ボタンをうまく押しているんです。

トランプは米国で進んでいる分裂の象徴です。現実は1つしかないはずなんだけど、(保守系の)FOXニュースを見る人は(リベラルの)MSNBCは見ない。トランプに対する見方もほぼ180度違うんだけど、それぞれの世界に入って、ファクト(事実)を共有していない。共有していないから議論もできないんです。

英語に「最後のワラ1本がラクダの背中を折る(The last straw breaks the camel´s back)」ということわざがあります。蓄積して最後はワラ1本で崩壊するという意味です。でも僕はトランプには来ないと思う。普通だったらとっくに来ているはずです。ワラどころか、不祥事をがんがん載せているのに、不死身です。ロシア疑惑を捜査しているモラー特別検察官がトランプはクロという報告書を出しても、共和党は動かないと思います。

◆パトリック・ハーラン 1970年、コロラド州生まれ。ハーバード大卒業後、来日。お笑いコンビ「パックンマックン」のパックンとして活動する一方、東工大非常勤講師として教壇に立っている。米大統領ウオッチャーとして知られ、「大統領の演説」(角川書店)などの著作もある。

5314とはずがたり:2019/01/20(日) 09:41:07
トランプ氏、米政府閉鎖解除へ新提案=「譲歩」アピールも民主拒否
08:03時事通信
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-190120X334.html

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は19日、国民向けにテレビ演説を行い、政府機関の一部閉鎖解除に向け、民主党が求める不法移民救済策を受け入れる代わりに、公約である国境の壁の予算計上を求める新たな提案を発表した。

 ただ、民主党は即座に「話にならない」(ペロシ下院議長)として拒否する方針を表明。トランプ氏としては、政府閉鎖が過去最長の29日目を迎え、政権への批判が強まる中、譲歩の姿勢をアピールする狙いがあるとみられるが、事態打開につながる可能性は低い。

5315とはずがたり:2019/01/20(日) 13:47:31
トランプ氏、米政府閉鎖解除へ新提案=「譲歩」アピールも民主拒否
08:03時事通信
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-190120X334.html

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は19日、国民向けにテレビ演説を行い、政府機関の一部閉鎖解除に向け、民主党が求める不法移民救済策を受け入れる代わりに、公約である国境の壁の予算計上を求める新たな提案を発表した。

 ただ、民主党は即座に「話にならない」(ペロシ下院議長)として拒否する方針を表明。トランプ氏としては、政府閉鎖が過去最長の29日目を迎え、政権への批判が強まる中、譲歩の姿勢をアピールする狙いがあるとみられるが、事態打開につながる可能性は低い。

5316チバQ:2019/01/22(火) 09:31:04
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190122-00000001-jij_afp-int
米民主党ハリス議員が出馬表明 黒人女性初の大統領目指す
1/22(火) 5:08配信 AFP=時事
米民主党ハリス議員が出馬表明 黒人女性初の大統領目指す
米民主党のカマラ・ハリス上院議員(2018年9月28日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米野党・民主党のカマラ・ハリス(Kamala Harris)上院議員(カリフォルニア州選出)は21日、次期大統領選への出馬を表明した。黒人女性として初の米大統領就任を目指す。

【写真】大統領選出馬を表明または検討している民主党の女性議員4人

 民主党では、2020年の大統領選で共和党のドナルド・トランプ(Donald Trump)現大統領に挑む候補者の指名争いが既に混戦状態となっており、マサチューセッツ州のエリザベス・ウォーレン(Elizabeth Warren)上院議員、ハワイ州のトゥルシ・ガバード(Tulsi Gabbard)下院議員、ニューヨーク州のキルステン・ジリブランド(Kirsten Gillibrand)上院議員、フリアン・カストロ(Julian Castro)元住宅都市開発長官らが出馬を表明、あるいは検討している。

 ハリス氏が出馬表明を行った21日は、米国の公民権運動を主導した故マーティン・ルーサー・キング(Martin Luther King Jr.)牧師をたたえる祝日。ハリス氏は、自身の母親がキング牧師と面会したことがあると語っている。

 ABCテレビの番組「グッド・モーニング・アメリカ(Good Morning America)」に出演したハリス氏は、「両親は公民権運動で熱心な活動を行い、私はその運動の言葉を聞いて育った。その本質は、この国が崇高な理想に基づいて建国され、われわれはその理想の実現のために闘う時に最高の状態になれるという信念だ」と語った。【翻訳編集】 AFPBB News

5317チバQ:2019/01/23(水) 17:32:11
https://www.asahi.com/articles/ASM1Q25FFM1QUHBI004.html
ポンペオ氏、上院選に出馬? 国務長官退任の可能性も
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ワシントン=園田耕司 2019年1月22日12時04分
 ポンペオ米国務長官が来年の米上院選で地元カンザス州からの出馬を検討している、と複数の米メディアが伝えた。出馬を決断すれば、選挙運動を行うために国務長官を退任する可能性が高いとみられ、トランプ政権の外交政策に大きな影響が出る恐れがある。

 複数の米メディアによると、ポンペオ氏は20日午後、共和党のコンサルタント、ウォード・ベイカー氏と会談。自身の上院選出馬の可能性について協議したとみられるという。

 ポンペオ氏の上院選出馬を積極的に推し進めているのが、与党・共和党上院トップのマコネル院内総務だ。カンザス州選出のパット・ロバーツ上院議員が不出馬を宣言したことを受け、ポンペオ氏に出馬を働きかけているという。

 ログイン前の続きポンペオ氏はもともと2010年の下院選でカンザス州から出馬して初当選した。計4回当選し、トランプ政権発足後に米中央情報局(CIA)長官に抜擢(ばってき)され、ティラーソン国務長官の解任後に後任として就任。トランプ氏が物議を醸す言動をしても、トランプ氏を常に支え続ける「忠臣」として知られる。

 米メディアによると、ポンペオ氏は出馬するかどうか決断するに至っていないという。仮に決断すれば、昨年末のマティス前国防長官に続き、外務・防衛担当という重要閣僚が2人そろって不在という事態となりかねず、政権に対して遠心力が強まるのは避けられそうにない。(ワシントン=園田耕司)

5318とはずがたり:2019/01/24(木) 16:07:43
予想以上に中国に浸蝕されてるカナダ?!

「引き渡し審理、華為側に有利」カナダの駐中国大使発言
https://www.asahi.com/articles/ASM1S2J52M1SUHBI00D.html?ref=tw_asahi
ニューヨーク=鵜飼啓 2019年1月24日15時56分

 カナダが逮捕した中国の通信機器大手・華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟・副会長兼最高財務責任者(CFO)の米国引き渡しをめぐる審理について、カナダのマッカラム駐中国大使が「孟氏に有利な弁護材料がある」と述べた。カナダ紙グローブ・アンド・メールが23日報じた。

取材2年、ついに現れたボス 華為に見る中国企業の宿命
 発言は、引き渡しは司法判断と強調してきたカナダ政府の立場と食い違うと受け止められ、波紋を呼んでいる。マッカラム氏はカナダ帰国中の22日、中国語メディアと記者会見し、トランプ米大統領が「中国との通商交渉をまとめるのに役立つなら介入する」と述べたことに触れ、「政治介入の要素がある」などと指摘、審理で孟氏側に有利になるとの見方を示した。

 孟氏は昨年12月1日にカナダで飛行機を乗り換える際、米国の要請を受けたカナダ当局に逮捕された。米国は今月30日までにカナダに正式に引き渡し要請をするとみられており、カナダの裁判所が米側から提供される証拠などに基づき、引き渡しの是非を審理する手はずになっている。

 同紙によると、マッカラム氏は18年1月、「環境や地球温暖化、自由貿易などいくつかの重要政策で、カナダの政策は米国よりも中国に近い」などと述べ、物議を醸したことがある。(ニューヨーク=鵜飼啓)

5319チバQ:2019/01/25(金) 11:08:19
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1901230014.html
米民主党のカマラ・ハリス上院議員が大統領選出馬表明
01月23日 09:19産経新聞

 【ワシントン=黒瀬悦成】米民主党のカマラ・ハリス上院議員(54)=カリフォルニア州選出=は21日、2020年大統領選に立候補すると表明した。ハリス氏はジャマイカ系とインド系の両親を持つ移民2世の女性。カリフォルニア州司法長官などを経て16年に上院選で当選。議員1期目の途中での出馬となるが、有力候補の一人と目されている。

 ハリス氏はツイッターでトランプ大統領を念頭に「正義や平等といった価値観が危機にひんしている。私は声を上げ、人々を束ねるために戦う」と訴えた。

5320チバQ:2019/01/25(金) 11:10:49
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3207898.html
同性愛公表の「神童」市長、米大統領選に出馬表明 37歳ブーティジェッジ氏
01月24日 16:49AFPBB News

同性愛公表の「神童」市長、米大統領選に出馬表明 37歳ブーティジェッジ氏

米インディアナ州サウスベンドのピート・ブーティジェッジ市長(2016年9月26日撮影)。(c)derek henkle / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】米インディアナ州サウスベンドのピート・ブーティジェッジ市長が23日、2020年米大統領選に民主党から出馬すると表明した。同性愛者だと公表している人物として初の大統領候補指名獲得を目指している。可能性は低いものの、もし本選で勝利すれば米史上最年少の大統領となる。

 ブーティジェッジ氏は米海軍予備役で、市長の役職を休職してアフガニスタンに従軍した経験を持つ。生まれも育ちもサウスベンドで、米ハーバード大学で歴史の学位を取得したほか、ローズ奨学生として英オックスフォード大学に留学。29歳の若さで市長に当選し、「神童」の異名をとる。昨年、教師のチェイスン・グリーズマンさんと同性婚をした。

 ブーティジェッジ氏は23日、大統領選に向けた準備委員会を立ち上げ、次期米大統領選への出馬を正式に表明。インターネット上で公開した約2分の動画の中で、自身を実行力のある改革主義者だと表現し、「今まさにわが国は新たなスタートを必要としている」と訴えた。

 中規模都市のサウスベンドを復興したことで、ブーティジェッジ氏はミレニアル世代に評価が高い。動画では「現実の世界には、やり直しなどない。過去の素晴らしさにすがることはできない」と語り、幾多の困難に直面しながらも過去より未来を重視する新世代の一員として、自身をアピールした。

「われわれは学校乱射を生き延び、9.11(米同時多発攻撃)後の戦争に従軍した世代だ。親世代より少ない収入に甘んじなければならない最初の世代でもある──われわれが何か違うことをしない限りは」

 共和党のドナルド・トランプ大統領への言及はなかったが、首都ワシントンで行われている「ショー」について「汚職やけんか、うそつき、危機。こんなものは終わりにしよう」と呼び掛けた。

 ブーティジェッジ氏は将来の大統領候補として以前から名前が挙がっており、米紙ニューヨーク・タイムズは2016年6月、「初の同性愛者の大統領?」との見出しとともに同氏を紹介していた。

 ただ、民主党では次期大統領選への出馬表明が相次ぎ、マサチューセッツ州のエリザベス・ウォーレン上院議員、カリフォルニア州のカマラ・ハリス上院議員、ニューヨーク州のキルステン・ジリブランド上院議員、フリアン・カストロ元住宅都市開発長官ら、候補者レースは既に混戦状態となっている。 【翻訳編集】AFPBB News

5321チバQ:2019/01/25(金) 11:11:18
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-190124X858.html
バイデン氏の共和候補支援が波紋=報酬得て絶賛―米紙
01月24日 14:21時事通信

 【ワシントン時事】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は23日、民主党のバイデン前副大統領(76)が、昨年の中間選挙で、報酬をもらって共和党候補を支援したと報じた。民主党内から批判が出ており、出馬に意欲を示す来秋の大統領選に向けて尾を引く恐れがある。

 同紙が内部文書などを基に報じたところによると、バイデン氏は昨年10月、20万ドル(約2200万円)の報酬を得て、ミシガン州で民主党候補と激戦を繰り広げていた共和党の現職下院議員アップトン氏を応援。壇上から「共に働いた中で最高の男の一人だ」と絶賛した。

5322とはずがたり:2019/01/25(金) 11:46:50

トランプ氏、政府再開に「壁の頭金」要求 姿勢軟化
有料記事
https://www.asahi.com/articles/ASM1T23SCM1TUHBI005.html?ref=tw_asahi
ワシントン=土佐茂生 2019年1月25日11時03分


 米メキシコ国境の壁建設費をめぐる与野党の対立で米政府機関の一部が閉鎖されている問題で、トランプ大統領は24日、建設費の「頭金」を得られれば、一時的に政府を再開させる妥協案を支持する姿勢を明らかにした。ただ、野党・民主党は抵抗する態度を変えていない。

 トランプ氏はホワイトハウスで、記者団に「提示されたアイデアの一つは、壁の建設費の頭金に相当する額を支払うなら、政府を再開させるというものだ」と語った。これまで年57億ドルの建設費をかたくなに主張してきたが、長引く政府閉鎖の批判を受けるなか、やや軟化した形だ。

 政府閉鎖が続くなか、議会で妥協案が話し合われている。その一つが、頭金にあたる建設費を認める一方、3週間分の「つなぎ予算」で政府を一時的に再開させるもの。トランプ氏は「理にかなった合意ならば、私は支持する」と前向きな姿勢を見せた。

 これに対し、民主党のペロシ下院議長は「巨額の頭金を支払うことが、理にかなった合意とは思えない」と反発。政府閉鎖を「人質」にして壁の建設費を求めるトランプ氏の手法は一切認められないという姿勢を崩していない。

 これに先立ち、上院では与党・…

5323名無しさん:2019/01/26(土) 22:36:04
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190125-00000002-courrier-n_ame
FBIの平均年収は400万円─連邦政府封鎖で図らずも拡散されたその現実
1/25(金) 19:00配信 クーリエ・ジャポン
FBI捜査員に救いの手を…

いま米国で米連邦政府機関が一部閉鎖され、騒動になっていることは日本でも大きく報じられている。

その弊害は国民生活を直撃。空港のセキュリティ関係者や管制官などの空港職員、食料品や環境汚染をチェックする調査官らの多くが仕事を停止しており、証券取引委員会の貸付承認が遅れたり、政府の補助金を受け取る住民なら支払いできずに家を追い出される可能性もあるという。

英紙「ガーディアン」は「一般のアメリカ人にも封鎖の影響は日に日に影響が高まっている」と報じる。

ちなみに筆者の米国人の知り合いは、職場である日本国内の米政府機関も一部封鎖されたと嘆いていた。その影響は国外にも拡大しているようだ。

もっと深刻なのは、大統領を護衛するシークレット・サービスや刑務所の職員の給与も止まってしまうことだ。さらに米国民の生活と安全を守るFBI(米連邦捜査局)の捜査員にもその影響は及んでおり、協力者への謝礼や科学捜査の検査、職員のセキュリティチェックの遅延なども懸念されている。

FBIについては、今回の政府封鎖で図らずも苦境や内情が漏れ伝わっており、メディアで話題になっている。まず米TV「NBCニュース」によれば、FBIは政府封鎖によってどんな不利益を被っているのか、72ページの及ぶ報告書にまとめて公開した。

その報告書では、ギャング団を捜査中の捜査員が捜査費用がまったく使えない状態になっていたり、対テロ捜査の担当者もカネがなくデスクワーク以外の捜査を継続できないと声を上げているなど、現場からの嘆きの声であふれている。

問題なのは捜査だけではない。米ニュースサイト「ヤフーファイナンス」は、「ニューヨークのFBIは、政府機関封鎖によって給与未払いになっているほかの捜査員の食事を助けるために『フードバンク(食料品をシェアすること)』を始めている。同局は『一般大衆は連邦政府封鎖がFBIと職員の家族に与える影響を理解していない』とも述べている」とし、そのうえで、「他の連邦政府職員らと同じく、未払いのFBI捜査員に食事を与えよという要請は全国的に広がっている」と報じている。

映画などで見るFBI捜査員のイメージとはかけ離れているが、今回の騒動をきっかけに、FBIの給与があまりにも安く、多くがそもそも生活に窮するほどであることが改めて報じられている。

米ニュースサイト「クオーツ」はFBI捜査員の給与について、「FBIはエリート捜査機関として名声を得ているにもかかわらず、3万8000人いる職員の平均給与は、驚くなかれ、3万7118ドル(約400万円)と低い」とし、もっとも苦しんでいるのは中でも給与が低い事務系の職員たちだと指摘する。

ちなみにその能力にも関わらず、州や市の警察官らよりもFBI捜査員の給料が低いケースもあるという。

とにかく、米TV「CNBC」によれば、この封鎖により米国では「60億ドル以上の損出になる可能性がある」と指摘する。

誰も得をしない連邦政府の封鎖問題。米国は「Make America Great Again」どころか、日毎に弱体化しているのかもしれない。

Toshihiro Yamada

5324チバQ:2019/01/27(日) 11:00:44
https://www.cnn.co.jp/usa/35131761.html
スタバ前会長のシュルツ氏、米大統領選に独立候補で出馬か
2019.01.24 Thu posted at 19:00 JST
(CNN) 米コーヒーチェーン大手「スターバックス」のハワード・シュルツ前会長が2020年の米大統領選に独立候補として出馬する可能性を検討していることが24日までにわかった。

前会長の考え方などに通じている2人がCNNに明らかにした。シュルツ氏の顧問に近い1人は全ての選択肢が机上にあると指摘。前会長は自らの将来や米国に奉仕出来る最善の方途について深く考察していると述べた。

シュルツ氏は昨年、会長職を去る際、大統領選への出馬を考慮する可能性に触れていた。昨年6月のCNBCテレビとの会見では政権運営の在り方や法人税減税に触れてトランプ大統領を非難。また、「トランプ大統領は政界にいなかった者でも大統領に立候補し得ることを証明した」とも述べていた。

同時に、所得保障や単一支払い者制度に基づく医療保健制度など民主党の政策提案については余りにも左派主義的と批判もしていた。

5325名無しさん:2019/01/27(日) 19:23:25
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190126-00000004-courrier-n_ame
【全訳】米国史上最年少の女性下院議員がキング牧師ばりの演説
1/26(土) 19:00配信 クーリエ・ジャポン
女性、ヒスパニック系、民主社会主義者にして米国史上最年少の下院議員アレクサンドリア・オカシオ・コルテスが、2019年1月19日、ニューヨークシティーのウィメンズマーチで、キング牧師を彷彿とさせる演説をした。クーリエ・ジャポンが全訳でお届けする──。

こんにちは。ありがとう、ニューヨークシティー!
みんな、ありがとう! 

みんな、大騒ぎする用意はいい?
みんな、私たちの権利のために闘う用意はいい?
みんな、アメリカ合衆国では、私たちの国では、誰もが愛され、誰もが正義を受けるに値し、誰もが平等な保護と繁栄を受けるに値すると言う用意はいい?

ここに立ててとても光栄です。

今日、私たちがここに集まっているのが、マーティン・ルーサー・キング・デー直前の週末なのも偶然とは思えません。

というのも、この瞬間、そしていま私たちのいるところは、公民権運動が中断したところからの再開だからだと思うからです。

そのたいまつを前に運ぶため、私たちはここにいます。

というのも、私たちは人種的・経済的正義、人種的・社会的正義を、経済的正義・環境的正義の問題へ、そして私たちの闘いすべての交差性・相関性の課題へと広げはじめているからです。

正義は、本で読む概念ではない。
正義は、私たちが飲む水のこと。
正義は、私たちが吸う空気のこと。
正義は、いとも容易く投票できること。
正義は、女性たちの賃金がいくらかということ。
正義は、母たち、父たち、すべての両親が子供たちと一緒にちゃんと時間を過ごせること。
正義は、お行儀いいのと黙っているのは同じじゃないと確かめること。
事実、しばしば最も正しい行動は、テーブルを揺さぶること。

去年、私たちは投票の力を握りました。
今年、私たちは政策の力を握ろうとしています。
下院を取り戻したからです。
ただ、それは「ステップ1」でしかありません。

今年、私たちはまとまります。
今年、私たちは投票権のために闘います。
今年、私たちは前進しつづけます。

2018年、私たちは下院をとりましたが、これから2020年めがけて、ホワイトハウスと上院もとりにいきます。

誰もが歓迎され、誰も取り残されないところ、アメリカのために前進し、闘う必要があるからです。

今年は歴史的な年ではありますが、ここにはまだ連邦議員になる女性たちがたくさん残っています。市議会議員になる女性たちがたくさんいます。ビジネスを立ち上げる働き手がたくさんいます。未来の大統領もここにいるでしょう。

闘いとは、誰も取り残されないということだと思い起こしましょう。

黒人女性たちの直面する問題について人々が話すのをやめたがるとき、
トランス女性たち、移民女性たちの直面する問題について人々が話すのをやめたがるとき、
私たちは尋ねるべきです──「なんでそれでそんなに居心地が悪くなるんですか」

いまこそ、貧困に取り組むべきときです。
フリント(の水質汚染)に取り組むべきときです。
ボルチモアとブロンクス、山火事、プエルトリコについて話し合うべきときです。

これは単にアイデンティティについてのことではありません。正義についてのことなのです。
私たちがこの世界にもたらすアメリカについてのことなのです。

みなさん、ほんとうに、ほんとうにありがとう。みなさんのことをすごく誇りに思います。

5326チバQ:2019/01/28(月) 16:52:13
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-190128X276.html
トランプ氏、再び政府閉鎖も=「壁建設」予算合意を疑問視
2019/01/28 14:17時事通信

 【ワシントン時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は27日、トランプ大統領が同紙とのインタビューで、与野党議員が「国境の壁」建設のための予算で合意する確率は低いとの見通しを示し、再度の政府閉鎖も辞さない姿勢を示したと報じた。

 トランプ氏は、25日に成立した暫定予算が切れる2月15日までに与野党が国境の壁予算で合意できる可能性について「5割以下だ」と悲観。自身が壁建設費として要求する57億ドル(約6200億円)を含まない予算案を受け入れるかと問われると、「疑わしい」と答えた。 

https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1901280008.html
トランプ氏、壁建設実現できなければ「大統領権限を行使」へ
2019/01/28 09:24産経新聞

 【ワシントン=黒瀬悦成】マルバニー米大統領首席補佐官代行は27日、FOXニュースの報道番組に出演し、メキシコ国境の壁建設費の予算計上を米議会が今後も認めようとしない場合、「トランプ大統領は壁建設費確保のため大統領権限を行使する」と述べ、国家非常事態宣言などの措置に踏み切るとの見方を示した。

 マルバニー氏は「トランプ氏は、いずれにしても壁(の建設)を実現させる」と明言。トランプ氏が25日、議会民主党に譲歩する形で連邦政府機関の再開に応じたことについては、「トランプ氏はこの1週間に起きたことで評価されるわけではなく、一連のプロセスの結末によって最終的に評価される」と指摘し、壁建設をめぐる攻防が引き続き展開されるとの見通しを明らかにした。

 マルバニー氏はまた、トランプ氏が求める壁建設費57億ドル(約6200億円)は長さ約243マイル(約391キロ)の壁建設費として必要だと強調する一方、仮に57億ドルより少額でも同氏が同意するかどうかは明言せず、金額で交渉の余地があることに含みを残した。

5327チバQ:2019/02/03(日) 15:48:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190202-00000027-asahi-int
米民主党のブッカー上院議員、大統領選への立候補を表明
2/2(土) 11:14配信 朝日新聞デジタル
米民主党のブッカー上院議員、大統領選への立候補を表明
コリー・ブッカー米上院議員=ワシントン、ランハム裕子撮影
 米民主党のニュージャージー州選出のコリー・ブッカー上院議員(49)が1日、2020年の大統領選に立候補することを表明した。先日、立候補表明したカマラ・ハリス上院議員に続き、2人目の黒人候補者となる。

【写真】コリー・ブッカー米上院議員=ワシントン、ランハム裕子撮影

 ブッカー氏は「黒人歴史月間」の初日となる1日、同州ニューアーク市の自宅近くで記者会見し、「人々はかつて空を見上げ、月を指さし、そして夢を実現させた。そこには民主党も共和党もない。互いに争い、傷つけ合い、分裂していては絶対に成し遂げられない」と述べ、分断された米国社会の統合に力を注ぐことを訴えた。

 ブッカー氏は02年にニューアーク市長選に挑戦。わずかな差で敗れたものの、若い黒人候補者の選挙運動は、ドキュメンタリー番組にもなり、注目を浴びた。4年後の同市長選で圧勝すると、民主党内で未来の有力なリーダーの一人とみなされるようになった。

 13年に同州の現職上院議員が死去したことに伴い、くら替えして圧勝し、現在2期目。オバマ前大統領とよく比較されるが、オバマ氏は諭すように演説するのに対し、ブッカー氏は情熱的に訴えかけることで知られている。(ワシントン=土佐茂生)

5328チバQ:2019/02/04(月) 18:30:36
https://jp.reuters.com/article/us-election-democrats-idJPKCN1PT09P
アングル:米民主党、次期大統領選への出馬表明・準備者一覧
[1日 ロイター] - 2020年の米大統領選で政権奪還を目指す野党・民主党内で、出馬表明の動きが広がっている。4人の上院議員を含めた多様な人材が、共和党候補指名を受ける公算が大きい現職のトランプ氏に対する挑戦権をかけて、今後しのぎをけずることになる。

既に出馬を正式に明らかにしたか、資金集めやスタッフ採用などの出馬準備を始めた民主党員は次の通り。

<コリー・ブッカー氏>

49歳でニュージャージー州選出の上院議員。ニューアーク市長も務めた。ブレット・カバノー氏の連邦最高裁判事指名を巡る論戦で一躍知名度を上げた。1日に大統領選出馬を発表し、自身の家族がひどい差別を受けた経験を明らかにするとともに、良質な雇用の創出と刑事分野の司法制度改革に重点的に取り組む考えを示した。

<ピート・ブーティジェッジ氏>

37歳でインディアナ州サウスベンド市長。1月23日に出馬を表明し、同性愛者を公言する人物として初の大統領を目指す。経験不足を指摘されるものの、サウスベンドの経済を立て直した実績を強調して不安はないとアピールしている。

<フリアン・カストロ氏>

オバマ前政権で住宅都市開発長官を務めた44歳は、1月12日に本拠地のテキサス州オースティンで出馬表明。メキシコ移民の孫で、今のところ唯一の中南米系候補だ。トランプ氏の厳しい国境管理政策に関して、自身の家族の歴史を引き合いに批判を展開してきた。

<ジョン・ディレニー氏>

メリーランド州選出の元下院議員で55歳。ほとんどの候補よりずっと早い2017年7月に真っ先に出馬を表明した。一連の予備選・党員集会の第1弾が来年2月に行われるアイオワ州で重点的に選挙運動に取り組んでいる。

Slideshow (8 Images)
<タルシ・ガバード氏>

37歳、ハワイ州選出の下院議員で連邦議員として初めてのヒンズー教徒。1月11日に出馬の意向を明らかにしているが、過去に反同性愛運動に関与したことを巡り批判を受け、謝罪に追い込まれた。

<キルステン・ジルブランド氏>

性暴力や性的嫌がらせを糾弾する「#Me Too」運動を主導した1人で、ニューヨーク州選出の上院議員。52歳。1月15日に出馬準備を公表し、アイオワ州への遊説では自身がニューヨーク州北部の生まれだと述べ、保守的な傾向が強い地方の有権者も取り込める力があると訴えた。

<カマラ・ハリス氏>

1月21日に出馬を表明。54歳のカリフォルニア州選出上院議員でジャマイカとインドからの移民の間に生まれた。女性やマイノリティーの有権者の動向が大きく左右する民主党候補指名争いにおいて、同氏の出馬は早くも一定の影響を及ぼしている。出馬表明から24時間でインターネットを通じて150万ドルの資金を調達した。

<エリザベス・ウォーレン氏>

マサチューセッツ州選出の上院議員、69歳。リベラル派指導者の1人でウォール街の猛烈な批判者として知られ、消費者金融保護局(CFPB)設立に寄与した。昨年末に出馬準備を明らかにしており、予備選・党員集会が比較早い時期に開催されるアイオワ州やニューハンプシャー州で、富裕層に利する今の経済システムを改革すると主張している。

5329とはずがたり:2019/02/07(木) 16:19:53
こんまりとばっちり気味の批判受ける!

Author Barbara Ehrenreich is slammed as a racist for 'criticizing Japanese de-cluttering guru Marie Kondo for not speaking English' and says her popularity is a sign of America's decline as a 'superpower'
https://www.dailymail.co.uk/news/article-6667195/Barbara-Ehrenreich-tweets-Marie-Kondo-widely-condemned.html

5330チバQ:2019/02/07(木) 18:44:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190206-00000063-mai-n_ame
民主党のエイブラムス氏「米国は壁ではなく、移民で強くなる」トランプ氏一般教書に反対討論
2/6(水) 19:47配信 毎日新聞
民主党のエイブラムス氏「米国は壁ではなく、移民で強くなる」トランプ氏一般教書に反対討論
ステイシー・エイブラムス氏=AP
 【ワシントン古本陽荘】トランプ米大統領の一般教書演説に対する野党・民主党の反対討論演説は、昨年11月の中間選挙の南部ジョージア州知事選で惜敗したステイシー・エイブラムス氏(45)が地元の同州アトランタから行った。

 トランプ氏がメキシコとの「国境の壁」建設にこだわり連邦政府を一部閉鎖に追い込んだことについて「大統領によって操作された曲芸だ」と批判。そのうえで「連邦政府職員の生活を政治ゲームの担保にするとは恥知らずだ」と訴えた。

 また、「民主党は効果的に国境や港の警備を強化する準備ができている」と述べたうえで「米国は壁ではなく、移民によって強くなる」とも強調して、壁にこだわるトランプ氏を批判した。エイブラムス氏は黒人の女性で、民主党の多様性を象徴する存在として、次期上院議員選などへの出馬が取りざたされている。

 2020年大統領選への出馬の意向を表明しているカマラ・ハリス上院議員(54)は、トランプ氏が演説で人工妊娠中絶の規制緩和の動きを批判したことに対し「女性の体をどうしろと政治家が介入すべきではない」とツイッターで批判した。

 16年大統領選に立候補し、再出馬を求める声が出ているバーニー・サンダース上院議員(77)は「大統領が一般教書演説で気候変動に触れないとはどういうことか」と指摘。すでに大統領選に名乗りを上げているキルステン・ジルブランド上院議員(52)はトランプ氏の演説中、目を回すような仕草であきれた様子をみせたところをテレビがたまたま中継。この部分の映像を使ってツイッターで「同じ意見なら5ドル寄付を」と呼びかけた。

5331チバQ:2019/02/07(木) 18:45:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190206-00000561-san-n_ame
一般教書 トランプ氏「社会主義」批判
2/6(水) 17:43配信 産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】「米国に社会主義を導入しようという声が上がっていることを警戒している」

 トランプ大統領の一般教書演説でベネズエラ情勢に言及した際、「社会主義が南米で最も裕福だった国を悲惨な貧困と絶望に陥れた」と指摘した上で、米国でも民主党勢力の間で「社会主義」に親近感を寄せる左派リベラル系の政治家が増えていることを間接的に批判した。

 トランプ氏は「米国は、(社会主義体制のような)政府の抑圧や支配、管理ではなく、自由と独立の上に成り立っている。私たちは生まれながらにして自由であり、その後も自由であり続ける」と述べた上で、「米国は決して社会主義国にはならない」と訴えると、与野党の議員の間から大きな拍手が起きた。

 ただ、トランプ氏の背後にいたペロシ下院議長が座りながら拍手をした一方、2016年大統領選の民主党候補指名争いで「民主社会主義者」を標榜(ひょうぼう)し、クリントン元国務長官に本選進出を阻まれたサンダース上院議員(77)は、拳を口に当てて憮然(ぶぜん)とした表情でトランプ氏の発言を聞いていた。

 民主党では、来年の大統領選に出馬を表明したカマラ・ハリス(54)、キルステン・ジルブランド(52)、コリー・ブッカー(49)上院議員らが高齢者向けの公的医療保険を全国民に広げる「メディケア・フォー・オール」の導入を提唱。また、エリザベス・ウォーレン上院議員(69)は超富裕層の資産を標的とした「富裕税」の導入に言及するなど、「大きな政府」志向の急進左派的な公約を主張する「大統領候補」が目立ち始めている。

 トランプ氏の発言は、こうした傾向に対する有権者の危機感をあおり、大統領選で自身の再選に有利な状況を作り出す狙いも込められているとみられる。

5332チバQ:2019/02/11(月) 11:06:06
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3210487.html
「先住民の血筋」で物議の米民主党ウォーレン上院議員、大統領選に正式出馬表明
2019/02/10 11:25AFPBB News

「先住民の血筋」で物議の米民主党ウォーレン上院議員、大統領選に正式出馬表明

米マサチューセッツ州ローレンスで、大統領選立候補を正式表明するエリザベス・ウォーレン上院議員(2019年2月9日撮影)。(c)Joseph PREZIOSO / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】米民主党のエリザベス・ウォーレン上院議員(マサチューセッツ州選出)が9日、2020年米大統領選挙への立候補を正式に表明した。米国人労働者を守ると声高に訴える一方、先住民の祖先がいるとの主張をめぐって物議を醸しており、選挙戦に悪影響が及ぶ恐れもある。

 ウォーレン氏はマサチューセッツ州ローレンスで歓声を上げる支持者らを前に演説し、「これは私たちの生活のための闘いだ」と述べ、「富める者や権力者、他人のことを顧みない者を支える不正に仕組まれたシステム」に反対すると訴えた。さらに、「やっとのことで生きている家族が何百万もいる」「これはおかしい」と威勢の良い演説で一般大衆に向けて積極的にアピールし、左派的な主張を全面的に押し出した。

 民主党からは、昨年の大みそかに出馬の意向を表明していたウォーレン氏のほか、ドナルド・トランプ大統領と争う次期大統領選への出馬表明が相次いでいる。候補者の顔ぶれは、性別、年齢、人種的背景で民主党史上最も多様で、これまで以上に進歩的となっている。10日に正式に出馬表明するとみられているエーミー・クロブシャー上院議員ら複数の有名女性議員も含まれている。

 ウォーレン氏が出馬表明を行ったローレンスは、かつて毛織物工業で栄えた町。1912年には、大勢の移民を含む女性労働者グループが、地域全体に広がることになるストライキを決行。賃上げと労働環境の改善を勝ち取り、女性と労働者にとっての歴史的勝利を収めた場所だ。

 用務員の娘として生まれたウォーレン氏は、一学期の学費が50ドルのコミュニティーカレッジに通い、最終的にはハーバード大学で法律を教えるまでになった。中産階級の権利を政治理念の中心に据え、擁護してきたウォーレン氏は、自身が貧しい生い立ちから現在の地位に就いたことに言及し、「アメリカンドリーム」の復活に一役買うことができると訴えた。

 しかし、自分には先住民の祖先がいるというウォーレン氏の主張をめぐる根強い議論が、ウォーレン氏の選挙戦にどの程度の悪影響を与えるのかは不透明だ。トランプ大統領はウォーレン氏を「ポカホンタス(先住民女性の名前)」と呼んで、やゆした。

 これを受けてウォーレン氏は昨年10月、事態の沈静化を図りDNA検査を受けて結果を公表した。しかし、先住民の血がごくわずかしか流れていないことが判明し、裏目に出た。最終的に、先住民の共同体「チェロキー・ネイション」に謝罪することになった。

 米紙ワシントン・ポストは先週、ウォーレン議員が1986年のテキサス州の弁護士登録の文書に自身の人種を「米先住民」と記載していたとする記事を掲載し、問題が再燃している。

5333チバQ:2019/02/11(月) 11:12:43
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-190211X892.html
民主クロブシャー氏が出馬表明=中西部選出の穏健派―米大統領選
2019/02/11 10:01時事通信

 【ワシントン時事】米民主党のエーミー・クロブシャー上院議員(58)が10日、来年の大統領選に出馬表明した。左派が目立つ今回の候補者の中では穏健な政治スタンスが特徴。党派対立を打破し「前進させる政治」を訴える。

 女性の出馬表明は5人目。地元の中西部ミネソタ州で、雪が降りしきる中で出馬宣言し、「政府閉鎖も政治的なスタンドプレーもこりごりだ。われわれは混乱による支配を終えなければならない」と訴えた。地球温暖化防止の国際枠組み「パリ協定」への再加入も公約した。

 検事出身で、2006年に上院議員に当選し、現在3期目。地元では保守層も含め幅広い支持を受ける。

5334チバQ:2019/02/13(水) 08:56:34
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019021201001890.html
米議会、国境の「障壁」建設合意 政府機関、再閉鎖回避も

2019年2月12日 13時23分


 【ワシントン共同】トランプ米大統領が主張するメキシコ国境の壁建設を巡る対立で、議会の共和、民主両党は11日、今秋までの予算措置で大筋合意した。米メディアが一斉に報じた。AP通信によると、国境地帯に何らかの「障壁」を建てる予算で一致したという。15日までに新たな合意がなければ、政府機関の一部閉鎖が再び起こる懸念があったが回避される見通しが出てきた。

 予算措置は大統領の署名が必要になる。トランプ氏は11日夜(日本時間12日午前)、メキシコと国境を接する南部テキサス州エルパソで開いた支持者集会で、報告を受けていないと語り、予算措置に同意するか明言を避けた。

https://www.sankei.com/world/news/190213/wor1902130001-n1.html
米与野党、メキシコ国境に「障壁」で合意 トランプ氏承認が焦点
2019.2.13 00:19国際米州
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 【ワシントン=黒瀬悦成】米主要メディアは11日、メキシコ国境での壁建設問題の完全決着に向けて話し合いを進めてきた米与野党の協議委員会が、政府機関再閉鎖の回避に向け「原則合意」に達したと報じた。トランプ大統領が求める57億ドル(約6300億円)の壁建設費の予算計上は盛り込まれず、代わりに何らかの障壁を建てる費用として13億7千万ドルを認めるとした。

 現在のつなぎ予算が切れる15日までに正式合意に至れば、政府機関の再閉鎖は回避されるが、トランプ氏が合意内容を受け入れるかは定かでない。同氏が合意を不服とすれば、国家非常事態宣言などの大統領権限を行使し、議会の承認なしに未執行予算から壁建設費を確保する可能性も残されている。

 協議委員会は、トランプ氏と民主党指導部が先月25日、壁建設問題の対立で35日間にわたり閉鎖されていた連邦政府機関の再開で合意したのを受け、妥協点を探っていた。

 一方、トランプ氏は11日夜、メキシコと国境を接する南部テキサス州エルパソで今年初の支持者集会を開いた。来年の大統領選での再選をにらみ、内政分野での最重要懸案に位置づけるメキシコ国境での壁建設の重要性を強調した。

 次期大統領選への出馬が取り沙汰される民主党のベト・オローク前下院議員(46)もこの日、自身の地元であるエルパソでほぼ同じ時刻に集会を開いてトランプ氏への対抗姿勢を鮮明にするなど、大統領選の前哨戦が早くも本格化しつつある。

 トランプ氏は、「壁を完成させろ」と書かれた横断幕の前で「不法移民は全ての米国人に被害をもたらす」と述べた上で、「壁の建設を含む適切な国境警備」を導入する必要性を訴えた。

5335チバQ:2019/02/13(水) 18:42:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190212-00000052-mai-n_ame
地方アピール、格差是正……他候補との差別化に腐心 米大統領選、民主から候補続々
2/12(火) 19:12配信 毎日新聞
地方アピール、格差是正……他候補との差別化に腐心 米大統領選、民主から候補続々
米大統領選の民主党主要候補者
 【ワシントン高本耕太】2020年大統領選に向けた米民主党の予備選開始まで1年を切り、立候補の動きが活発になっている。9日には党内左派の中心人物エリザベス・ウォーレン上院議員(69)が候補者指名争いへの出馬を正式に宣言。10日には党内穏健派のエイミー・クロブシャー上院議員(58)も立候補を表明した。混戦模様のなか、候補者はそれぞれ自身の特色を前面に掲げ、他候補との差別化に腐心している。

 「鉱山労働者の孫として、教師と新聞記者の娘として、ミネソタ州で初めての女性上院議員として大統領選立候補を宣言する」。クロブシャー氏は地元の中西部ミネソタ州で支持者を前に演説した。会場に選んだのは米国中部を貫くミシシッピ川の河畔。中西部を意味する「ハートランド」の代弁者であることを再三強調した。

 「地理」を押し出すのは、東西海岸の大都市圏を地盤とする他の候補者との違いを強調するため。気候変動対策のパリ協定復帰を公約する一方、16年大統領選で共和党のトランプ氏支持に流れた中西部の保守的な労働者層を意識し、国民皆保険制度や移民・関税執行局(ICE)廃止など党内進歩派、急進左派が掲げる政策とは慎重に距離を置いている。

 ウォーレン氏は貧困家庭に育ちながら名門ハーバード大で教壇に立つ法学者となった生い立ちを背景に、格差是正を訴えの柱に据え、5000万ドル(約55億円)超の資産保有者に2%、10億ドルの保有者には3%の「富裕税」導入を公約する。

 18年中間選で上院選に立候補し、共和党が地盤とするテキサス選挙区で善戦し全国区の知名度を得たベト・オルーク元下院議員(46)は、月末までに出馬するか否かの判断を下す。11日は、地元のテキサス州エルパソを訪問したトランプ大統領の集会に合わせて、数百メートル離れた会場で演説し「壁で人々を追い返すのでなく、両手を広げ迎え入れよう」と訴えた。学生ら若者の支持を重視し、歯科医受診の様子など日常の動画をソーシャルメディアに公開し、賛否を呼んでいる。

 民主党の各候補が差別化に注力するのは、最終的には30人超が出馬するとも言われる大混戦の候補者指名争いで埋没を防ぐとともに、自身の支持層を強固にするため。ただ、特定層にターゲットを絞った訴えを強めれば、有権者全体への訴求力を失うジレンマも抱える。大統領選は全国レベルの選挙戦で、本選では与党・共和党の支持者から票を得ることも必要となる。米誌ニューヨーカーは「民主党の本命候補は見えてこない」と評している。

5336チバQ:2019/02/13(水) 22:01:08
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190213-00000030-jij-n_ame
高速鉄道、全線開通を断念=コスト増で大幅縮小=米カリフォルニア州
2/13(水) 9:12配信 時事通信
 【シリコンバレー時事】米カリフォルニア州のニューサム知事は12日の演説で、同州の主要都市を南北に結ぶ高速鉄道の全線開通を断念する方針を表明した。

 同知事は「現行計画はコストと時間がかかり過ぎる」と語った。中部の農業地帯に区間を限定し、計画を大幅に縮小する。

 計画をめぐっては、安倍晋三首相が2015年に訪米した際に当時の州知事に新幹線の採用を売り込んでおり、川崎重工業などの日本企業連合が受注に興味を示している。

5337チバQ:2019/02/14(木) 13:26:36
https://www.yomiuri.co.jp/world/20190213-OYT1T50284/
メキシコの「麻薬王」に有罪評決…終身刑の公算
15 時間前
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 【ニューヨーク=吉池亮】米ニューヨーク連邦地裁の陪審は12日、米国への麻薬密輸などの罪に問われた、メキシコの「麻薬王」ホアキン・グスマン被告(61)に対して有罪の評決を出した。判決公判は今年6月に開かれる予定で、法定刑の上限となる終身刑が言い渡される公算が大きい。

 グスマン被告はメキシコ最大級の麻薬組織「シナロア・カルテル」の最高幹部で、メキシコの政府要人に賄賂工作を行っていたとされる。公判では被告側証人がペニャニエト前大統領にも1億ドル(約110億円)を提供していたと証言したが、前大統領側は事実無根だと否定している。

 グスマン被告は脱獄を繰り返したことでも知られ、2015年にはメキシコの刑務所に服役中、地下に掘ったトンネルから逃走した。翌年に潜伏先で拘束され、米国に移送後、起訴された。

5338チバQ:2019/02/14(木) 18:02:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190213-00010000-senkyocom-pol
スタバの元会長が大統領選に出馬へ アメリカ大統領選挙における独立候補とは何か
2/13(水) 18:50配信 選挙ドットコム
スタバの元会長が大統領選に出馬へ アメリカ大統領選挙における独立候補とは何か
スタバの元会長が大統領選に出馬へ アメリカ大統領選挙における独立候補とは何か
2019年に入ってアメリカ大統領選をめぐる報道は盛り上がっています。特に、民主党では、カマラ・ハリス氏が脚光を浴びています。その中で、米コーヒーチェーン大手のスターバックスのハワード・シュルツ前会長が2020年の米大統領選に出馬することを検討していることが報道されました。しかし、彼は民主党でも共和党でもなく独立候補として出馬することを目指していると伝えられています。

それでは独立候補とは何者なのでしょうか。そこからアメリカの政治制度を考えていきたいと思います。

二大政党優位の大統領選
 アメリカ政治の大きな特徴は民主党と共和党という二大政党による熾烈な競争にあります。1980年以降、民主党と共和党は、大統領選勝利、連邦上院過半数、連邦下院過半数という3つの勝利を目指して激しい競争を展開してきました。一方で、二大政党以外の勢力は基本的に十分に浸透することができませんでした。

 無論、人々の考えは必ずしも二大政党という枠に収まるわけではありません。実際には様々な政治家がいましたが、彼らは二大政党のいずれかからの出馬を目指してきました。そのことをよく示すのが、2016年大統領選です。トランプ候補は、保護貿易推進や人種差別的なレトリックなど、共和党エリートとは相いれない部分が大きいにもかかわらず、共和党から出馬し勝利しました。同様に、民主党から出馬したサンダース氏も、議員としては無所属であり国民皆保険を推進するなど異色の政治家でした。

第三候補の歴史
 それでは、過去にはどのような独立候補がいたのでしょうか。もっとも有名な例は、1992年大統領選挙におけるロス・ペロー氏の出馬です。当時は、共和党のジョージ・H・W・ブッシュ政権(2001年から2009年に大統領を務めたジョージ・W・ブッシュの父)に対して、民主党からはビル・クリントン氏(2016年大統領選挙でトランプ氏と戦ったヒラリー・クリントン氏の夫)が挑むという構図でした。しかし、当時は、二大政党への不信感の高まりから、知名度もあり当時問題となっていた財政赤字の削減や北米自由貿易協定批准への反対を主張して一躍脚光を集めました。結果、全体の18.9%もの票を集めたのです。

しかし、多くの場合独立候補はほとんど泡沫候補として終わってしまいます。理由はいくつか考えられますが、大統領選という典型的な勝者総取りのゲームでは二大政党による一対一という構図が分かりやすいことや、報道が予備選も含む二大政党に集中することが挙げられるでしょう。

「分極化」という問題
 このように、基本的には独立候補には勝算がありません。それではなぜ出馬するのでしょうか。それには、民主党、共和党の政策の違いが大きくなっているという問題があります。特に1980年以降、民主党と共和党との間では意見の隔たりが大きくなり、妥協が困難になるという問題が取りざたされています。これは分極化と呼ばれるもので、社会保障の在り方や同姓婚、避妊といった問題をめぐって、民主党と共和党は激しく対立してきました。

その中でシュルツ氏は昨年、昨年6月の会見において、政権運営の在り方や法人税減税に触れてトランプ大統領を非難しています。一方で、医療保健制度の拡大など民主党政治家の政策提案については余りにも左派主義的であると批判していました。

独立候補登場で得するのは誰か?
 大統領選の勝者は基本的に二大政党の候補者に限られるために、独立候補は常に「誰の票を食うか」という問題とともに捉えられてきました。たとえば、1992年選挙では「ペロー氏が本来ブッシュ氏支持に入っていた票を奪ってクリントン氏の勝利に貢献したのではないか」という「ペロー神話」が語り継がれてきました。(この説は近年では選挙専門家からあまり支持されていないようです。)

 2020年選挙においても同様で、シュルツ氏が出馬した場合、彼が勝てないことを前提としたうえで、民主党候補と共和党候補(おそらくはトランプ氏)とのどちらから票を奪うかという問題が議論されています。今のところ、シュルツ氏は民主党候補から票を奪うことが懸念されています。というのも、シュルツ氏は社会保障や増税という点では現在の民主党に批判的ながらも同姓婚などの問題においてはリベラルだからです。

 独立候補の重要性は、近年二大政党候補による接戦が増えていることからもより大きな問題になっています。シュルツ氏の動向は今後も注目を集め続けることでしょう。

5339とはずがたり:2019/02/15(金) 09:13:38

トランプ氏、非常事態宣言で壁建設へ 米政府発表
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190215-00000003-jij_afp-int
2/15(金) 5:59配信

AFP=時事
トランプ氏、非常事態宣言で壁建設へ 米政府発表

米テキサス州エルパソで開かれた集会で演説するドナルド・トランプ大統領(2019年2月11日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】(更新)米ホワイトハウス(White House)は14日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が議会の承認を得ずに対メキシコ国境での壁建設予算を確保するため、国家非常事態を宣言する意向だと発表した。

【写真】米・メキシコ国境のフェンスによじ登る中米移民

 トランプ氏は同時に、自身の要求よりも大幅に少額の壁建設費を承認する議会の予算案にも署名する予定。サラ・サンダース(Sarah Sanders)大統領報道官は「トランプ大統領は以前表明した通り、政府予算案に署名する。さらに、国境地帯での国家安全保障ならびに人道上の危機を止められるよう、国家非常事態を含むその他の大統領権限を行使する」と発表した。

 与党・共和党の上院トップ、ミッチ・マコネル(Mitch McConnell)院内総務はこれに先立ち、トランプ大統領との電話会談での内容として、大統領が政府閉鎖を回避するため予算案に署名するものの、国境壁の費用を賄うため非常事態宣言も同時に出す意向だと明らかにしていた。

 このような非常事態宣言は異例の措置。実行すれば、トランプ大統領は他の使途に割り当てられていた連邦予算を対メキシコ国境での壁建設費用に振り向けられるようになるが、その正当性をめぐる法廷闘争に発展することも予想される。【翻訳編集】 AFPBB News

5340チバQ:2019/02/15(金) 15:59:55
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20190214k0000m030301000c.html
米上院 “急進”温暖化法案、審議入り 大統領選に向け共和党が揺さぶり
2019/02/14 23:17毎日新聞

 【ワシントン高本耕太】米与党・共和党の上院トップ、マコネル院内総務が、野党・民主党の進歩派・急進左派がまとめた革新的な気候変動対策「グリーン・ニューディール法案」について「上院本会議で採決にかける」と表明した。与党が賛成する見込みのない野党法案を審議入りさせる異例の対応の背景には、2020年大統領選の民主党立候補予定者に「過激な法案」への態度表明を迫り、今後の攻撃材料にする思惑がある。

 法案は30年までに温室効果ガス排出量ゼロの実現を目指し、電気自動車普及促進など大規模な産業転換を促す極めて野心的なもの。「民主社会主義」を掲げ、昨年の中間選挙で初当選したオカシオコルテス下院議員が中心となり起案した。法的拘束力は伴わない決議案だが「非現実的だ」などの批判も上がっている。

 党内の路線対立や産業界の反発を招きかねない同法案について、民主党は多数を握る下院でも審議入りには慎重な姿勢。上院での共和党方針には虚を突かれた形だ。院内総務として日程やどの法案を審議するかに関し絶大な権限を握るマコネル氏は12日の記者会見で、「法案に多大な関心を持っている。全議員に公式な態度表明の機会を与える」と語った。共和党は全議員が反対とみられ、審議入りの目的は法案可決ではなく各議員の投票態度を記録に残すことであるのは明らかだ。

 上院民主党からはハリス、ウォーレン、ブッカー、ジルブランド、クロブシャー各議員が既に大統領選立候補の意思を示している。多くがグリーン・ニューディール法案の共同提出者に名を連ねているが、実現性への認識を巡っては温度差があるのが実情だ。マコネル氏の決定には、大統領選本選時の批判材料にするとともに民主党内の路線対立をあぶり出す狙いがある。

 ただ、同法案は10〜30代による支持は比較的高く、法案への反対表明は、共和党が無党派層や若者からの支持を落とすリスクも伴いそうだ。

5341チバQ:2019/02/15(金) 16:00:40
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-190215X399.html
苦境打開へ「超法規」措置=トランプ氏、公約に固執―非常事態宣言
2019/02/15 09:35時事通信

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は14日、公約のメキシコ国境の壁建設を実現するため、非常事態宣言という強硬手段行使を明確にした。再度の政府機関閉鎖となれば批判は免れず、一方で支持基盤から「譲歩」とみなされる行動は避けなければならない。「超法規的措置」(民主党)という批判を覚悟で、政治的苦境の打開を狙った。

 「大統領は引き続き公約を果たす。国境を守り、偉大なる国の安全を守る」。サンダース大統領報道官は声明でトランプ氏の立場をこう強調した。

 大統領権限で他の予算を壁建設に振り向ける非常事態宣言には、共和党内からも強い反対意見があった。予算編成という議会の専権事項を大統領が奪うことが「あしき前例」となりかねないからだ。「将来の民主党大統領が地球温暖化対策や銃規制のために非常事態を宣言するかもしれない」と懸念する声もあった。

 しかし、過去最長の35日間続いた政府閉鎖は、壁予算を全く勝ち取れないまま終わった。今回、与野党が合意した「障壁」建設を一部認める予算案には、保守派から「ごみ」(コメンテーター)とこき下ろす声が出るなど、トランプ氏としても支持者の不満の高まりは無視できなかった。

 他方、トランプ氏が予算案に署名しなければ、再度の政府閉鎖で自身や共和党に非難が集中するのは確実。非常事態宣言に反対していた共和党上院トップのマコネル院内総務も、最後は首をたてに振らざるを得なかった。

 昨年の中間選挙で民主党が下院の多数派となり、トランプ氏の政策実現には今後も一層の困難が予想される。民主党のペロシ下院議長は声明で「議会は憲法で定められた権限を守る」と述べ、法廷闘争を辞さない考えを強調した。

5342チバQ:2019/02/15(金) 16:01:57
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASM2H1SZRM2HUHBI008.html
トランプ氏、壁建設で国家非常事態宣言へ 野党は猛反発
2019/02/15 07:22朝日新聞

トランプ氏、壁建設で国家非常事態宣言へ 野党は猛反発

ホワイトハウスで記者からの質問に答えるトランプ米大統領=12日、ワシントン、ランハム裕子撮影

(朝日新聞)

 トランプ大統領が進めるメキシコ国境での壁の建設費をめぐり、米ホワイトハウスは14日、トランプ氏が大統領権限で不法移民問題に関する国家非常事態宣言を出すことを明らかにした。トランプ氏は、壁の予算をめぐる米議会の超党派による合意案には署名する方針で、新たな政府機関の閉鎖は回避される。ただ、野党・民主党は非常事態宣言に猛反発しており、司法に訴えて阻止する構えだ。

 ホワイトハウスのサンダース報道官は14日の声明で「以前から述べていたように、大統領は、国境における国家の安全上、また、人道上の危機を止めるため、非常事態宣言を含む大統領権限を行使する」と述べた。さらに「大統領は国境の壁をつくり、国境を守り、我が国を安全にするという選挙公約を果たす」とも強調した。

 これに先立ち、連邦議会の上院議場で、与党・共和党上院トップのマコネル院内総務が「たった今、トランプ大統領と話す機会があった。大統領は合意案に署名する用意がある。同時に国家非常事態宣言も出す。私は、宣言を支持することを伝えた」と語った。

5343チバQ:2019/02/17(日) 13:55:08
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190216-00000054-mai-n_ame

2020年大統領選、共和党から初の名乗り 元マサチューセッツ州知事ウェルド氏


2/16(土) 19:03配信





 【ワシントン高本耕太】2020年の米大統領選に向け、共和党の元マサチューセッツ州知事、ウェルド氏(73)が15日、立候補に向けた準備委員会の発足を発表した。再選を目指すトランプ大統領に対抗して同党指名争いに名乗りを上げるのは、ウェルド氏が初めて。東部ニューハンプシャー州での演説で「大統領の分断政治によって、社会の活力がむしばまれている」と対決姿勢を鮮明にした。

 ウェルド氏は16年には小政党のリバタリアン党の副大統領候補だった。小さな政府を志向する財政保守派である一方、同性愛者や中絶の権利を支持する共和党穏健派に分類される。米メディアによると、ウェルド氏がトランプ氏再選への大きな脅威となる見込みは薄いが、反トランプを掲げる他候補の出馬の呼び水となる可能性はある。

 共和党からはホーガン・メリーランド州知事やケーシック前オハイオ州知事、フレーク前上院議員らの立候補も取りざたされている。

5344チバQ:2019/02/18(月) 20:24:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190217-00000024-jij_afp-int
サンダース氏も次期大統領選に参戦か、出馬表明動画を撮影 米報道
2/17(日) 15:58配信 AFP=時事
サンダース氏も次期大統領選に参戦か、出馬表明動画を撮影 米報道
バーニー・サンダース米上院議員(2018年12月13日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米上院のバーニー・サンダース(Bernie Sanders)議員(バーモント州選出、77)が2020年米大統領選への出馬を表明する動画を撮影していたと、米政治専門メディア「ポリティコ(Politico)」が16日、報じた。

【写真】トランプ米大統領の就任式の後、サンダース上院議員にあいさつするクリントン元国務長官

 立候補表明者が相次いで既に混戦の様相を見せている次期大統領選に、サンダース氏も参戦する計画があるものとみられる。ただ現時点では、実際に動画が公開されるのか、また公開されるなら時期はいつかなどは不明。ポリティコは以前に、サンダース陣営が幹部スタッフの採用面接を行ったとも報じている。

 無所属のサンダース氏は、2016年の米大統領選で民主党の指名獲得を目指した。当初はトランプ氏同様に泡沫(ほうまつ)候補の一人とみられていたが、民主党の予備選でヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)元国務長官と指名を争い、番狂わせまであと一歩に迫った。クリントン氏はサンダース氏に勝利したが、本選でドナルド・トランプ(Donald Trump)氏に敗れた。【翻訳編集】 AFPBB News

5345チバQ:2019/02/18(月) 20:25:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190218-00000027-kyodonews-int
非常事態宣言の不承認に拒否権 米国境の壁で大統領補佐官
2/18(月) 9:04配信 共同通信
非常事態宣言の不承認に拒否権 米国境の壁で大統領補佐官
フェンスの取り換え作業が進む米アリゾナ州の国境地帯=14日(UPI=共同)
 【ワシントン共同】メキシコ国境の壁建設費確保のためトランプ米大統領が出した「国家非常事態宣言」について、ミラー大統領補佐官(政策担当)は17日、議会が宣言の不承認を決議した場合、トランプ氏が拒否権を発動するとの見通しを示した。FOXニュースの番組で語った。米大統領は議会の決議や法案への拒否権を持つが、トランプ氏が発動すれば政権発足後初のケースとなる。

 トランプ氏は、米議会が可決した予算に盛り込まれた国境のフェンス建設費が自身の要求水準を大きく下回ったことから15日、非常事態宣言を出すことで必要額を確保する異例の措置に踏み切った。

5346チバQ:2019/02/20(水) 10:03:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190220-00000502-san-n_ame
民主「本命」のバーニー・サンダース上院議員が出馬表明 急進左派 米大統領選
2/20(水) 0:48配信 産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】2016年大統領選で民主党候補指名をクリントン元国務長官と最後まで争ったバーニー・サンダース上院議員(77)が19日、来年の大統領選に民主党から出馬すると表明した。高い知名度から現時点では同党の「本命」候補の一人と目されており、「国民皆保険」などの急進左派的主張を掲げてトランプ大統領の再選阻止を目指す。

 サンダース氏は「民主社会主義者」を自称する民主党系の無所属議員として活動。19日に地元バーモント州の公共ラジオで放送された出馬表明のインタビューでは「私たちは16年大統領選の選挙運動で政治革命を始めた。今こそ革命を前進させるときだ」と訴えた。

 サンダース氏は以前から「メディケア(高齢者・障害者向け公的医療保険)への全員加入」「最低時給を15ドル(1660円)に」などを訴えて支持を広げ、今回出馬表明した他の候補も同氏の政策を採用するなど、民主党を左傾化させる原動力となってきた、

 ただ、サンダース氏だけが突出した主張をしていた16年大統領選とは異なり、他の候補も似たような政治的立場であることから、同氏が逆に埋没する恐れも指摘されている。

5347チバQ:2019/02/22(金) 14:30:25
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3212381.html
米ノースカロライナ州で下院選やり直し、共和候補陣営に不正の疑い
2019/02/22 12:47AFPBB News

米ノースカロライナ州で下院選やり直し、共和候補陣営に不正の疑い

米ノースカロライナ州で開かれた選挙集会で演説する共和党のマーク・ハリス候補(右)。左はドナルド・トランプ米大統領、左から2人目は同州第13選挙区で立候補した共和党のテッド・バッド候補(2018年10月26日撮影、資料写真)。(c)Nicholas Kamm / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】米南東部ノースカロライナ州の選挙管理委員会は21日、昨年11月の連邦下院選で不正投票の疑いが持たれ、結果が確定していなかった同州第9選挙区の選挙をやり直しを命じた。

 同選挙区の予備段階の結果によると共和党のマーク・ハリス候補が民主党のダン・マクレディ候補にわずか905票差で勝利したとされていたが、ハリス氏側に不正投票の疑いが持たれ、調査が行われていた。5人から成る選挙管理委員会は、全会一致で選挙をやり直すと決めた。選挙日程は今後の選管の会合で決められる。

 報道によると、ハリス氏陣営の運動員、マクレー・ドーレス氏が少なくとも1つの郡で未記入の不在者投票用紙を集めていたという。ハリス候補はブレイデン郡で不在者投票の61%を集めたが、郵送票でハリス氏が優勢だったのは第9選挙区の中で同郡だけだった。

 選管の決定を受けて、ハリス氏は「第9選挙区の下院選に対する一般の人たちの信認は、新たな選挙が正当化されるほどにまで損なわれた、ということが明白になったと思う」と述べた。一方のマクレディ氏は「カロライナの民主主義にとって大きな一歩だ」と述べた。 【翻訳編集】AFPBB News

5348チバQ:2019/02/27(水) 21:10:44
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-190227X811.html
初の黒人女性市長誕生へ=米シカゴ
2019/02/27 14:44時事通信

 【シカゴ時事】任期満了に伴う米シカゴ市長選の投開票が26日行われ、上位2人にいずれも黒人女性候補が入り、4月2日の決選投票に進むことになった。米メディアによると、シカゴ市で黒人女性市長が誕生するのは初めて。

 今回の市長選は、オバマ前大統領の首席補佐官を務めた現職のラーム・エマニュエル市長(59)の不出馬で新人14人の争いとなった。警官の懲戒処分などを決定するシカゴ警察委員会の前委員長ローリ・ライトフット氏(56)が首位に立ち、イリノイ州クック郡トップのトニー・プレックウィンクル氏(71)が2位に滑り込んだ。

5349とはずがたり:2019/02/27(水) 21:34:43


米下院、非常事態宣言の無効可決 トランプ大統領に異議、壁建設
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2019022701001058.html
2019/02/27 12:17共同通信

 【ワシントン共同】米下院は26日、トランプ大統領がメキシコ国境の壁建設のため発令した国家非常事態宣言を無効にする決議案を245対182の賛成多数で可決した。下院多数派の民主党が提案し、非常事態宣言で議会手続きを経ずに壁建設予算を獲得しようとするトランプ氏に異議を唱えた。政権を支える共和党からも13人が造反して決議案に賛成し、トランプ氏の強引な手法への懸念が広がっていることを浮き彫りにした。

 決議案は上院に送られ、3月中旬までに審議される。上院の議席配分は共和53、民主系47だが、既に3人の共和議員が決議案賛成の意向を表明し、可決される可能性が出ている。

5350チバQ:2019/03/06(水) 11:38:18
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190306-21315096-bloom_st-bus_all
マイケル・ブルームバーグ氏、2020年の米大統領選に出馬せず
3/6(水) 6:28配信 Bloomberg
前ニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグ氏は5日、2020年の米大統領選挙に出馬しないと発表した。トランプ大統領の再選阻止に向け既に多くの候補が出馬を表明しているが、有力候補と目された1人が消えることとなった。

ブルームバーグ氏(77)は米国社会の再生可能エネルギーへの移行支援など、自身が既に関与している取り組みの多くに自らの力を使うつもりだと述べた。

同氏はブルームバーグ・ニュースの親会社ブルームバーグ・エル・ピーの創業者で、過半数の株式を保有している。

ブルームバーグ氏はブルームバーグ・オピニオンの論説で、「ドナルド・トランプ氏を打ち負かし、米国を再び結束させるのに最も優位な立場に立つ民主党員をわれわれが指名することがぜひとも必要だ」とし、「予備選プロセスで、民主党の本選挙での勝利の確率が減り、トランプ氏再選につながるような極端な事態に陥ることは絶対避けるべきだ」と説明した。

ブルームバーグ氏は民主党候補として大統領選に出馬することを真剣に検討していると述べていた。同氏は16年大統領選でも無所属候補としての出馬を検討した後、断念した。

原題:Michael Bloomberg Decides Against Presidential Run in 2020(抜粋)

ブルームバーグ氏のコメントなどを追加して更新します.

Mark Niquette

5351チバQ:2019/03/06(水) 11:39:06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190305-00000116-kyodonews-int
米上院、非常事態無効が可決濃厚 共和で造反続出
3/5(火) 15:58配信 共同通信
米上院、非常事態無効が可決濃厚 共和で造反続出
4日、米ワシントンのホワイトハウスで演説するトランプ大統領(AP=共同)
 【ワシントン共同】トランプ米大統領がメキシコ国境の壁建設のため発令した国家非常事態宣言を無効にする決議案が議会の上下両院で可決される可能性が4日、濃厚になった。民主党主導の下院で2月下旬に可決されたのに続き、上院でも多数派の共和党から造反議員が相次ぎ、同党のマコネル院内総務が可決の見通しとなったことを認めた。AP通信が伝えた。

 上院の採決は15日までに行われる見通し。可決されれば、ねじれ議会で支配政党が異なる両院がそろって大統領に異議を唱える異例の事態。トランプ氏は決議案が議会を通過しても拒否権を発動する構えだが「議会軽視」との非難が高まるのは必至だ。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190227-00000526-san-n_ame
非常事態宣言の無効を可決 米下院 国境の壁建設めぐり
2/27(水) 11:43配信 産経新聞
 【ワシントン=塩原永久】トランプ米大統領がメキシコ国境の壁建設のため発令した国家非常事態宣言について、下院は26日、同宣言を無効にする決議案を賛成多数で可決した。壁建設に反対する野党・民主党が決議案を主導したが、採決では一部の与党・共和党議員も賛成に回った。

 上院は3月中旬までに同決議案の採決手続きに進む見込み。数人の共和党議員が賛成の意向を示唆しており、上院でも可決される可能性がある。ただ、トランプ政権の幹部は、決議案が議会で可決されても、大統領が拒否権を行使して宣言の無効を覆す方針だと明らかにしている。

 トランプ氏は15日、議会の承認を経ずに壁建設費を捻出(ねんしゅつ)するため、非常事態宣言を発令。反発する民主党は、上下両院で宣言の無効を決議すれば非常事態を終了させることができる法律の規定を活用し、同党が多数派を握る下院で決議案の審議を進めていた。

 壁建設を目的とした非常事態宣言には、「権力の乱用にあたる」として適法性を疑問視する見方がある。共和党内にも懸念の声があり、米メディアによると、下院の採決では同党から13人が賛成票を投じた。

 非常事態宣言をめぐっては、全米16州が憲法違反だとして、トランプ氏らを相手取って提訴し、法廷闘争に発展している。

5352チバQ:2019/03/06(水) 11:40:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190306-00000022-jij-n_ame
クリントン氏、出馬せず=ブルームバーグ氏も-米大統領選
3/6(水) 7:49配信 時事通信
クリントン氏、出馬せず=ブルームバーグ氏も-米大統領選
ヒラリー・クリントン元米国務長官=2017年6月、ニューヨーク(AFP時事)
 【ワシントン時事】米民主党のヒラリー・クリントン元国務長官(71)は4日、地元ニューヨークを拠点とするテレビ局「ニュース12」のインタビューで、来年の大統領選に「私は出馬しない」と表明した。

 
 ただ、民主党候補の支援などを通じ、今後も政治に関わる考えを強調。「米国に今起きていることに深く心を痛めている。民主党がホワイトハウスを取り戻すため、できることはすべてやる」と語った。

 クリントン氏は2008年の民主党予備選でオバマ前大統領に敗れ、16年大統領選も共和党のトランプ氏に苦杯をなめた。昨年の中間選挙後も再挑戦する可能性を否定せず、なお意欲があるとの見方が一部に出ていた。

5353チバQ:2019/03/06(水) 19:07:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190306-35133772-cnn-int
ブルームバーグ前NY市長、大統領選には不出馬 環境問題に注力
3/6(水) 17:01配信 CNN.co.jp
ブルームバーグ前NY市長、大統領選には不出馬 環境問題に注力
マイケル・ブルームバーグ前NY市長が大統領選への不出馬を表明した
(CNN) 米ニューヨーク市の前市長、マイケル・ブルームバーグ氏は5日、2020年に行われる米大統領選には出馬しない意向を表明した。ブルームバーグ氏はまた、環境問題に注力する新しいキャンペーンの立ち上げを発表した。

ブルームバーグ氏は、大統領選出馬の可能性を考えるなかで選択肢がはっきりしてきたと指摘。「今のところ、私の結論としては、我々の国を助けるための私にとっての最良の方法は、袖まくりをして、仕事をこなし続けることだ」と述べた。

ここ数カ月にわたり、ブルームバーグ氏については、大統領選への出馬が取りざたされていた。

ブルームバーグ氏は同日、「ビヨンド・カーボン」という新しいキャンペーンの立ち上げを発表した。米国での石油やガスの利用を可能な限り早く減らし、100%のクリーンエネルギー経済を目指すとしている。

ブルームバーグ氏は1月、CNNの取材に対し、「選挙戦への出馬という意味では、3度出馬した。自分の資金だけを使ったので、わたしは、寄付金の見返りに何を求めるか誰かに尋ねる必要はなかった。市民は毎回それを好み、わたしを選出した。もし再び出馬するなら、同じことをするだろう」と述べていた。

5354とはずがたり:2019/03/06(水) 19:54:48

クリントン、ブルームバーグ両氏が不出馬表明 民主党候補を支援へ
https://mainichi.jp/articles/20190306/k00/00m/030/190000c
毎日新聞2019年3月6日 19時00分(最終更新 3月6日 19時21分)

 米民主党のヒラリー・クリントン元国務長官(71)は4日、米テレビ局のインタビューで、2020年大統領選に「私は出馬しない」と表明した。

 クリントン氏は16年大統領選の民主党候補として、共和党のトランプ大統領に敗北。大統領選への出馬は否定する一方、「私はどこにも行かない。民主党がホワイトハウスを取り戻すためにできることは何でもする」と述べ、民主党候補を支援し、政治活動も続ける意向を示した。

 また同党からの立候補を検討していたマイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長(77)も5日、立候補を見送る考えを表明した。ウェブ上の声明で「トランプ氏が国家の脅威であるという考えを隠してこなかった」と強調し、引き続き民主党候補を支援し、トランプ氏の再選阻止を目指す考えを示した。
マイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長=AP

 AP通信によると、バイデン前副大統領(76)が立候補した場合、穏健派候補を望む支持層がブルームバーグ氏と重なり、両者が指名を逃す恐れがあるとの判断があったという。【古本陽荘(ワシントン)、念佛明奈】

5355チバQ:2019/03/07(木) 11:15:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190306-00000587-san-n_ame
民主候補「急進左派」が主流 穏健派は危機感 米大統領選
3/6(水) 20:35配信 産経新聞
 【ワシントン=住井亨介】2020年11月の米大統領選に向けた民主党の候補指名を目指す顔ぶれが「左傾化」の兆しを見せる。すでに14人が名乗りを上げたが、国民皆保険や税制の格差是正を訴える急進左派的な候補が目立ち、2016年大統領選の同党候補、クリントン元国務長官(71)やブルームバーグ前ニューヨーク市長(77)が出馬を取りやめるなど穏健派には厳しい展開となっている。

 「父からは豪華な高層ビル、カジノ、ゴルフ場を造る大金を受け継がなかった」。民主社会主義者を自称するバーニー・サンダース上院議員(77)は2日に開いた初の選挙集会でこう語り、トランプ大統領を当てこすった。

 サンダース氏は16年大統領選で国民皆保険や公立大学授業料無償化を掲げて注目され、民主党の候補指名をクリントン氏と最後まで争ったが、今回、急進左派的な主張を掲げるのはサンダース氏だけではない。

 エリザベス・ウォーレン上院議員(69)は超富裕層の資産に課税する「富裕税」を提唱。同党の議員有志が先月発表した、温室効果ガス排出量を実質ゼロにするため米国内の電力を再生可能エネルギーでまかなうなどの急進的な環境保護政策案「グリーン・ニューディール」には複数の候補が賛同する。

 ハーバード大の世論調査(2月19〜21日)では「民主党は社会主義を支持している」と見る米国民が64%にも上るという結果が出た。こうした動きをみて、トランプ氏は民主党の顔ぶれを「社会主義者」と批判し、支持者は喝采を送る。

 各種世論調査では近く出馬を判断するとみられる穏健派のバイデン前副大統領(76)が一番人気だが、サンダース氏が2位、ウォーレン氏が4位と存在感を示す。ブルームバーグ氏は急進左派が勢いづく中で候補指名を勝ち取るのは困難と判断して5日に不出馬の意向を表明。同氏は「党が急進的になれば大統領選で勝利する可能性は低くなり、(トランプ氏に)次の4年間を譲り渡す」と懸念する。穏健派が共通して警戒するのは左傾化による無党派層離れだ。

 そのため世論調査で3位につけるカマラ・ハリス上院議員(54)は国民皆保険を支持しつつも「私は民主社会主義者ではない」とし、エイミー・クロブシャー上院議員(58)はサンダース氏が訴える公立大学授業料無償化を支持しないと表明するなど、差別化に必死になっている。

5356チバQ:2019/03/10(日) 20:11:06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190309-35133943-cnn-int
米歌手T・スウィフト、もっと政治的発言増やす 次期大統領選控え
3/9(土) 17:56配信 CNN.co.jp
米歌手T・スウィフト、もっと政治的発言増やす 次期大統領選控え
テイラー・スウィフトさん
(CNN) 米国の人気女性歌手テイラー・スウィフトさんは9日までに、次期米大統領選を2020年に控え、「自らの影響力を使う責任を自覚している」とし、大統領選へ向けた活動を強める考えを示した。

米誌エルへの「私が約30年の人生で学んだ30の事柄」と題する寄稿の中で述べた。スウィフトさんは数カ月後に30歳となる。

スウィフトさんは「政治の面で自分の声を見い出している」とし、十分な時間をかけて国民の日常生活に響く法案に署名する政治制度や政府の形態を勉強したと指摘。「我々の最大の弱者を危険にさらす多くの問題を目撃した」と指摘し、「声高に変革の実現を助けなければならないと感じる」と訴えた。

また、政治問題については事情を十分に把握したと主張し、今や自らの約1億1400万人のフォロワーに語りかけるのに十分な資格があると考えているとも述べた。「みえみえのベールをかぶせる形のメッセージで人種差別や恐怖感を植え付けるのは我々の指導者に求めていることではない」と暗にトランプ大統領を批判。「手助けするため私はより以上のことをする」とし、「我々には来年、大きな競争がある」とも続けた。

スウィフトさんは昨年11月の米中間選挙のテネシー州の連邦上下両院選挙で民主党候補を支持する政治的な意見の表明で話題を呼んだ。半面、政治的に保守的な立場にあるファン層からは批判もされていた。選挙では上院選候補が落選、下院では当選していた。

スウィフトさんは当時、政治的な立場表明を避けてきた自らの人生を認めながらも、過去2年間における個人的な生活や世界での幾つかの問題に直面し考えが変わったと主張していた。

5357チバQ:2019/03/10(日) 20:14:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190309-00000070-asahi-bus_all
カナダ首相、司法介入疑惑で打撃 否定するも支持率急落
3/9(土) 22:36配信 朝日新聞デジタル
カナダ首相、司法介入疑惑で打撃 否定するも支持率急落
トルドー首相の司法介入疑惑を巡る構図
 カナダのトルドー首相が大手建設会社の贈賄事件に介入しようとしたとの疑惑が持ち上がり、苦境に立っている。トルドー氏は「不適切なことはしていない」と否定するが、元閣僚が介入を認め、側近が辞任に追い込まれた。閣僚を男女同数にしたり、難民受け入れに積極的だったりと、リベラルな政策で国際的に認知されるトルドー氏。この問題を受けて支持率は急落し、10月までにある総選挙への影響も必至だ。

 問題になったのは、カナダの建設会社SNCラバランが、2011年まで続いたカダフィ政権下のリビアで贈賄を働いたとされる事件を巡る対応だ。有罪になると公共事業を10年間受注できなくなるため、同社は罪を認めて罰金などを払う代わり、裁判を打ち切る司法取引を希望。司法当局は裁判を続けることを決めたが、トルドー氏や首相秘書官らが当局に取引に応じるよう働きかけたとされる。

 政権にとって大打撃なのは、1月までトルドー内閣の法相兼司法長官を務めたウィルソンレイボールド氏が「介入があった」と証言したことだ。カナダ紙が同氏が事件をめぐって首相から圧力を受けていたと報道。同氏は内閣改造で格下の退役軍人相に横滑りしたが、2月12日にはこのポストを辞任していた。

 同氏は2月末に下院司法委員会に出席し、昨年9〜12月、首相や周辺の計11人から「司法取引をしなければSNC社の経営が悪化し、従業員の雇用に影響する」と働きかけを受けたと証言。同社が従業員を多く抱えるケベック州で、トルドー氏が「選挙が迫っている」と述べたとし、政治目的の介入だったことを示唆した。要求に応じなかったため、内閣改造でポストを奪われたとも主張した。

朝日新聞社

5358チバQ:2019/03/10(日) 20:24:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190310-00000057-jij-n_ame
バイデン氏に根強い支持=激戦の民主、本人は熟慮-米大統領選
3/10(日) 14:32配信 時事通信
バイデン氏に根強い支持=激戦の民主、本人は熟慮-米大統領選
バイデン前米副大統領=2月16日、独ミュンヘン(AFP時事)
 【ワシントン時事】来年秋の米大統領選に向けた民主党の候補者選びで、ベテランのジョー・バイデン前副大統領(76)が支持率トップを走っている。

 バイデン氏はまだ出馬を表明していないが、リベラル色の強い候補が目立つ中で、中道派の期待を集めているようだ。

 民主党では先週、ブルームバーグ前ニューヨーク市長、クリントン元国務長官、ホルダー元司法長官ら「古参組」が相次いで不出馬を表明した。指名争いは既に14人が名乗りを上げ激戦を繰り広げており、ブルームバーグ氏は「民主党の指名を得るのは困難」と早々に白旗を揚げてみせた。

 こうした中、バイデン氏はほぼ一貫して支持率トップを維持している。政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、各種調査の最新の平均値は約29%で、2位のサンダース上院議員(20%)、3位のハリス上院議員(12%)を上回る。

 バイデン氏の武器は上院議員を36年間、オバマ政権の副大統領を8年間務めた豊富な経験と知名度だ。サンダース氏やウォーレン上院議員ら左派が目立つ中で、中道派のバイデン氏には「民主党の地盤以外でもトランプ氏に対抗できる候補」と期待する声がある。

 一方、来年の選挙後に78歳になる高齢がネックであることに変わりはない。バイデン氏は先月下旬、「指名を得られる確かな見通しなしに、人々の時間や労力を無駄にしたくない」と心境を語っており、なお熟慮している。

5359チバQ:2019/03/10(日) 22:24:01
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019022200398&amp;g=int
米ノースカロライナ州で再選挙=下院議席、共和陣営に不正
2019年02月22日10時08分


 【ワシントン時事】米南部ノースカロライナ州の選挙管理委員会は21日、昨年11月の中間選挙で大規模な不正投票の疑いがあった下院第9選挙区について、選挙のやり直しを命じた。米メディアが伝えた。
 同選挙区は共和党候補が約900票差で民主党候補を上回ったが、不正の申し立てを受け、3カ月以上たっても結果が確定していなかった。共和党陣営の運動員が、有権者の家を回って不在者投票の用紙を回収し、本人に代わって投票していたという。(2019/02/22-10:08)

5360チバQ:2019/03/13(水) 16:45:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190313-00000024-jij-n_ame
「左派のトランプ大統領」=民主29歳女性議員に異例の注目
3/13(水) 7:09配信 時事通信
「左派のトランプ大統領」=民主29歳女性議員に異例の注目
米民主党のアレクサンドリア・オカシオコルテス氏=10日、テキサス州オースティン(AFP時事)
 【ニューヨーク時事】昨秋の米中間選挙でニューヨーク選出の下院議員に初当選した民主党のアレクサンドリア・オカシオコルテス氏(29)が異例の注目を集めている。

【図解】トランプ政権2年の出来事と支持率(2019年1月)

 プエルトリコ系の家庭に生まれ、バーテンダーから最年少の女性下院議員に転身。「民主社会主義者」を自任する急進左派的で、型破りな姿勢から「左派のトランプ大統領」と評する米メディアもある。

 「富を生み出しているのは労働者。会社のトップじゃない」。オカシオコルテス氏は週末、南部テキサス州オースティンのイベントで、穏健派批判や民主社会主義の主張を展開した。米メディアによると、イベントには民主党の有力議員らが参加していたが、中でも来場者数の多かったのが同氏の参加した会合で、ウォーレン上院議員ら次期大統領選の立候補者を上回った。

 選挙区はニューヨーク市の移民が多く暮らす地域だ。中間選挙の民主党予備選では、地元ブロンクス区を中心に草の根運動を展開して若者らの支持を獲得。ベテラン現職議員に勝利し、民主党内で勢いを増す急進左派の新星として一躍有名になった。掲げるのは「メディケア・フォー・オール(米国版国民皆保険)」や、富裕層の増税、公立大学の授業料無料化といった政策だ。

 米インターネット通販最大手アマゾン・ドット・コムが昨年11月、第2本社の設置先にニューヨークを選んだ際には、一部の地元住民から同社への税優遇措置などに批判が出たため、反対派の急先鋒(せんぽう)に立った。設置計画は今年2月、撤回に追い込まれ、同氏は「市民がアマゾンの強欲と労働者搾取を打ち負かした」と宣言。民主党のクオモ州知事やデブラシオ市長は誘致推進派で、党内対立も浮き彫りにした。

 「気候変動対策をしなければ世界は12年以内に終わる」と懸念するオカシオコルテス氏は2月、急進的な温暖化対策「グリーン・ニューディール」決議案を共同提案した。電力需給を100%再生可能エネルギーに切り替えるとともに、インフラ投資で温室効果ガスの排出をなくし、雇用も創出するとうたった。ただ具体的な計画は盛り込まれず、保守派は「不可能」と批判している。

5361チバQ:2019/03/14(木) 13:25:34
https://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20190314025.html
米民主党の若手オルーク氏、2020年大統領選に出馬へ=関係筋
2019/03/14 10:09ロイター

米民主党の若手オルーク氏、2020年大統領選に出馬へ=関係筋

 3月13日、米民主党の若手、ベト・オルーク前下院議員が2020年大統領選への出馬を決めたことが、同氏の陣営に近い関係筋の話で明らかになった。写真はテレビ番組に出演するオルーク氏。2月にニューヨークで撮影(2019年 ロイター/Carlo Allegri)

(ロイター)

[エルパソ/ワシントン 13日 ロイター] - 米民主党の若手、ベト・オルーク前下院議員が2020年大統領選への出馬を決めたことが、同氏の陣営に近い関係筋の話で明らかになった。

オルーク氏(46)は昨年11月の中間選挙でテキサス州選出のテッド・クルーズ共和党上院議員の対立候補となり、敗れたものの善戦したことから知名度が一気に上昇した。

関係筋によると、オルーク氏は東部夏時間14日午前7時半(日本時間午後8時半)にソーシャルメディア上のビデオ投稿で正式に立候補を発表する見通し。

同氏は発表後、20年2月に民主党の最初の予備選が開かれるアイオワ州を訪れる計画。

オルーク氏とトランプ大統領はメキシコと国境を接するテキサス州エルパソで2月の同じ日に開かれた別々の集会に登壇し、ともに大勢の聴衆を前に国境の壁建設を巡り全く異なる見解を示した。

トランプ氏はこの集会でオルーク氏について「素晴らしいファーストネームを持っているがそれ以外は何もない若者だ」と揶揄(やゆ)した。オルーク氏はトランプ大統領が移民について「誤った恐怖」をあおっていると主張した。

最初に同氏の出馬を報じたテキサス州のテレビ局KTSMによると、オルーク氏は同局宛てのテキストメッセージで自身の地元エルパソについて「ベストな状態にある米国の最も良い例だ」と称賛した。

次期大統領選に関するこれまでの世論調査でオルーク氏は一貫して、出馬を表明あるいは取り沙汰されてきた10数人の民主党候補のなかで支持率上位に食い込んできた。ただ、出馬するかどうかをまだ明らかにしていないバイデン前副大統領と前月に立候補を決めたバーニー・サンダース上院議員の支持率は下回っている。

*内容を追加しました。

5362チバQ:2019/03/15(金) 13:16:05
https://mainichi.jp/articles/20190314/k00/00m/030/271000c
「オバマの再来」 米民主党・オルーク氏 大統領選出馬へ
毎日新聞2019年3月14日 20時43分(最終更新 3月14日 21時46分)
【ワシントン高本耕太】米民主党のベト・オルーク元下院議員(46)が14日、2020年大統領選に立候補する意向を表明した。若者を中心に出馬を期待する声が高まっていた。公表した動画で「国家にとっての危機が、皆にとっての希望の時かもしれない」などと述べ「全員参加の社会」形成を訴えた。

 昨年11月の中間選挙では、共和党が地盤とする南部テキサス州の上院選で同党現職候補に小差で敗れた。だが、移民に寛容な姿勢を強調する演説などが注目を集め、「オバマ(前大統領)の再来」などと呼ばれ、全米規模で知名度が高まった。

 メキシコと国境を接する同州エルパソの市会議員を経て、13年から同州選出の下院議員を3期務めた。中間選挙では、個人献金を中心に史上最高の8000万ドル(約88億5000万円)を集めた。

 政策的には、国民皆保険や大学無償化を訴えるバーニー・サンダース上院議員(77)、「反ウォール街」を掲げるエリザベス・ウォーレン上院議員(69)らと類似点があり、差別化も課題となりそうだ。30日にエルパソで集会を開き、出馬を正式表明する。

https://www.sankei.com/world/news/190314/wor1903140043-n1.html
【米大統領選】民主若手有望株のオルーク氏が出馬表明
2019.3.14 21:56国際米州
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ベト・オルーク元米下院議員(AP)
ベト・オルーク元米下院議員(AP)
 【ワシントン=黒瀬悦成】米民主党の若手有望株と目されるベト・オルーク元下院議員(46)が14日、来年の大統領選への出馬を表明した。物腰や演説の口調などがオバマ前大統領や故ロバート・ケネディ元上院議員を連想させることから若者を中心に人気があるものの、昨年の連邦上院選(テキサス州)で現職のテッド・クルーズ氏に敗北しており、大統領選を勝ち抜く底力があるかどうかが試される。

 オルーク氏はメキシコ国境に近い南部テキサス州エルパソ出身で、市会議員などを経て同州選出の下院議員を2013年から3期6年務めた。政治的立場はリベラル派と評されるが、個々の政策での立場は必ずしも明確でなく、「イメージ先行」との見方も強い。

 14日に発表したビデオ声明では「経済と民主主義、気候(変動)の相互接続的な危機に取り組む」と表明した。

 政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、民主党からの出馬を表明または出馬が見込まれる候補の支持率を調べた各種世論調査の平均では6位につけ、1位のバイデン前副大統領に23ポイント以上の差をつけられている。

5363チバQ:2019/03/17(日) 15:01:16
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASM3J24T9M3JUHBI00D.html
サンダース上院議員、浴室で7針縫うけが 選挙活動続行
2019/03/16 11:56朝日新聞

サンダース上院議員、浴室で7針縫うけが 選挙活動続行

サウスカロライナ州で15日、大きなばんそうこうを額に貼って、医療制度に関して発言するサンダース氏=AP

(朝日新聞)

 2020年米大統領選の民主党候補者指名争いに立候補したバーニー・サンダース上院議員(77)が15日朝、宿泊先の浴室で、ガラス製の扉の角に頭をぶつけ、7針を縫うけがを負った。病院で処置を受けた後、予定通りに選挙活動を続けているという。

 米メディアによると、サンダース氏は病院で処置を受けたという。同氏の広報担当は「医師からは健康で大丈夫との診断結果を受けた。約20人の識者との朝食会にも参加するなど、すべての日程をこなしている」と強調した。

 77歳のサンダース氏は先月、大統領選に向けて2度目の挑戦を宣言。複数の州を精力的に回っている。(ワシントン=土佐茂生)

5364チバQ:2019/03/19(火) 15:09:52
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASM3G45G1M3GUHBI013.html
候補乱立の米大統領選 「未来のオバマ」は流れ変える?
2019/03/19 14:25朝日新聞

候補乱立の米大統領選 「未来のオバマ」は流れ変える?

米テキサス州エルパソで演説する民主党のベト・オルーク前下院議員=2019年2月11日、タラ・フィッツマーティン撮影

(朝日新聞)

 昨年の米中間選挙でテキサス州から旋風を起こした民主党の「新星」ベト・オルーク前下院議員(46)が、2020年大統領選の民主党候補者指名争いに向けて立候補することを表明した。支持者から「未来のオバマ(前大統領)」などと待望論が強まっていた。候補者が乱立するなか、ダークホース的な存在として流れを一気に変える可能性がある。

 オルーク氏は14日朝、ソーシャルメディアのビデオ投稿で「我々一人ひとりから最高のものを引き出し、分断された国の統合を目指す前向きな選挙戦を行う。私たちはテキサスで、その力をすでに見ている」と述べ、正式に立候補を表明した。20年2月に、全米で最初に指名者争いの予備選・党員集会が開かれるアイオワ州を近く訪れる計画で、選挙戦を開始する。

 オルーク氏はメキシコとの国境の町、テキサス州エルパソを地盤として6年間、下院議員を務めた。昨年11月の中間選挙で上院へくら替えを目指し、16年大統領選で共和党候補者指名争いに出馬した大物テッド・クルーズ上院議員を相手に大激戦を繰り広げた。

 中間選挙ではテキサス州254郡全てを車で回る草の根選挙を展開。分断をあおらず、情熱的に政策を訴える姿勢や、選挙戦の様子をSNSで公開したことなどから人気に火が付いた。

5365チバQ:2019/03/19(火) 15:10:18
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASM3M242LM3MUHBI001.html
米大統領選へ民主5人目の女性 ジルブランド氏出馬表明
2019/03/19 12:50朝日新聞

米大統領選へ民主5人目の女性 ジルブランド氏出馬表明

18日、米ミシガン州であった交流会で話をする民主党のキルステン・ジルブランド上院議員。2020年大統領選の民主党候補者指名争いに立候補した=AP

(朝日新聞)

 2020年に予定される米大統領選にむけた民主党の候補者指名争いに、キルステン・ジルブランド上院議員(52)が17日、立候補することを表明した。出馬を正式に表明した女性の連邦議会議員は5人目だ。

 ジルブランド氏は、17日に出したビデオメッセージで「国歌は米国を『勇気の国』と呼ぶ。勇気は嫌悪を広げない。真実を曇らせない。壁をつくらない」と述べ、メキシコ国境に巨大な壁を建設する方針のトランプ大統領を批判した。その上で、「我々には大きな、大胆な、勇気ある決断をする指導者が必要だ。だから大統領選に立候補する」と語った。

 同氏は、ニューヨーク州選出。24日に地元でトランプ氏が所有するホテルの前で演説して、選挙活動を本格化させる予定だ。

 今回の民主党候補者指名争いに名乗りを上げた女性議員はほかに、カマラ・ハリス(54)、エイミー・クロブシャー(58)、エリザベス・ウォーレン(69)の各上院議員とトゥルシ・ガッバード下院議員(37)。コリー・ブッカー(49)、バーニー・サンダース(77)両上院議員、ベト・オルーク前下院議員(46)らも立候補を表明した。ジョー・バイデン前副大統領(76)も近く決断するとみられる。(ワシントン=土佐茂生)

5366チバQ:2019/03/29(金) 00:11:53
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190325/k10011859511000.html
特別検察官「トランプ陣営のロシアとの共謀確認できず」
2019年3月25日 6時43分

アメリカのトランプ大統領をめぐるロシア疑惑で司法長官が捜査結果の概要を記した書簡を議会に送付しました。最大の焦点となっているトランプ陣営とロシアとの共謀は確認できなかったとしていて、トランプ大統領は先ほど「完全な潔白が証明された」と主張しました。

アメリカのロシア疑惑を巡ってバー司法長官は24日、疑惑の解明にあたったモラー特別検察官の捜査結果の概要を記した書簡を議会に送付しました。

公表された書簡によりますと、2016年の大統領選挙でロシアがトランプ大統領の誕生を後押しするためサイバー攻撃などで干渉したとされる疑惑について、特別検察官は「トランプ陣営やその関係者がロシアと共謀したり協議したりしたことは確認できなかった」と結論づけたということです。

またトランプ大統領が捜査を妨害したという司法妨害の疑惑については、「特別検察官はどちらとも結論を出さなかったが、完全な潔白が証明されたとはしていない」としています。

ただ司法長官は書簡のなかで「捜査結果を精査し省内で検討した結果、司法妨害の十分な証拠は得られていないと結論づけた」としています。

これについてトランプ大統領は、先ほど記者団に対して「ロシアとの共謀はなかった。司法妨害もなかった。完全な潔白の証明だ。大統領がこのような捜査を受けなければならなかったのは国家の恥だ。私を引きずりおろそうとする違法な試みは失敗した」と述べました。

これに対し議会下院の司法委員会の委員長を務める野党・民主党のナドラー議員は司法長官が「司法妨害の十分な証拠は得られなかった」と指摘したことに疑問を呈したうえで、「モラー特別検察官はトランプ大統領を無実とはしていない」と強調し、今後、司法長官を議会に呼んで追及していく構えを明らかにしていて、トランプ政権と野党の攻防は一層激しさを増すことが予想されます。

サンダース報道官「大統領は完全潔白」
バー司法長官が議会に提出した書簡を受けて、ホワイトハウスのサンダース報道官はツイッターに「特別検察官はいかなる共謀も妨害もなかったと結論づけた。捜査結果によって大統領が完全に潔白であることが証明された」と書き込みました。

そのうえで「アメリカとトランプ大統領にとってすばらしい日だ。2年間にわたる野蛮でヒステリックなトランプたたきを経て、大統領と支持者の
正しさが完全に証明された」としています。
トランプ陣営「民主党はうそをついてきた」
また、来年のアメリカ大統領選挙に向けた準備を行っているトランプ大統領の陣営は声明を出し、「民主党はありもしない犯罪を主張して2年間にわたって陰謀に満ちた混乱のジェットコースターに連れ込みアメリカ国民にずっとうそをついてきた。トランプ大統領は経済を刺激し、国民をより安全にするため熱心に取り組んでいる」として疑惑の解明を求める野党・民主党を強く非難しています。
FBI前長官「多くの疑問がある」
ロシア疑惑の捜査のさなかにトランプ大統領から解任され、司法妨害の疑いを示唆していたFBI=連邦捜査局のコミー前長官は捜査結果が公表されたあと、ツイッターに「多くの疑問がある」と投稿し、疑惑は完全に解明されていないという見解を示しました。
民主党「司法長官は中立ではない」
野党・民主党は上院トップのシューマー院内総務とペロシ下院議長が共同声明を出し、バー司法長官の書簡について、「答えたことと同じくらい多くの疑問を生じさせた。モラー特別検察官の報告書は司法妨害の疑いについて大統領に罪がないとはしていないので、報告書の全文と関連の文書を速やかに公開することが必要だ」と述べました。

そのうえで、バー司法長官が書簡の中で「司法妨害の十分な証拠は得られなかった」と指摘したことについて、「バー司法長官は捜査に対してこれまでも偏った立場だったので中立的ではなく、報告書に対して客観的な決定をする資格はない」と批判しました。

また、バー司法長官の書簡を受け取った議会下院の民主党のナドラー司法委員長は24日、ツイッターに「モラー特別検察官は大統領に罪がないとはしていない。近いうちにバー司法長官に下院司法委員会での証言を求める」と投稿しました。
司法長官「どこまで公開か速やかに判断」
モラー特別検察官の捜査報告書をどこまで公開するかについて、バー司法長官は議会に通知した書簡の中で「人々の関心の高さは認識しており、法令や規則に基づき可能なかぎり報告書を公開したいと考えている。今後、法令に従って公開できない部分を特定する作業を進め、どこまで公開できるか速やかに判断したい」としています。

5367チバQ:2019/03/29(金) 00:12:31
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019032700828&amp;g=int
トランプ米大統領、対決路線加速=オバマケア全廃に言及
2019年03月28日07時10分



トランプ米大統領(中央)=26日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は、自らの罪を立証できなかったロシア疑惑の捜査結果を受け、一段と強気に出ている。26日には政権1年目に頓挫したオバマ前政権の医療保険制度改革(オバマケア)見直しに再び取り組む方針に言及。来年の大統領選に向け、野党民主党との対決色を強める構えだ。

「共和党はまもなく『医療(保険)の党』となる。見ているがいい」。
 トランプ氏は26日、政局の転機を捉えるかのように、こう宣言した。トランプ政権は2017年にオバマケア全廃に取り組んだものの、共和党内の造反に遭うなどして失敗。制度自体は存続している。
 司法省は25日、オバマケアについて「全廃されるべきだ」との立場を表明。与野党が鋭く対立するオバマケア廃止公約をトランプ政権が追求すれば、20年大統領選で争点化するのは確実だ。
 民主党からは即座に反発の声が上がった。大統領選に出馬表明しているハリス上院議員は「トランプ政権は何千万もの国民から医療保険を取り上げようとしている」と非難した。
 一方、オバマケア廃止の争点化は、トランプ氏弾劾の可能性が遠のいた民主党にとって「政治的プレゼント」(米メディア)になる可能性もある。疑惑追及偏重から政策本位の対決へ軌道修正を迫られており、渡りに船という見方からだ。
 民主党執行部は26日の非公式会合で、医療保険制度改革などの政策課題に、より力点を置く方針を確認。ペロシ下院議長は共和党議員の多くがオバマケアの存続を求めていると指摘し、「米国民に対して、声を大にして問うまたとない機会だ」と訴えた。

5368チバQ:2019/03/30(土) 21:41:52
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190330-00000017-jij_afp-int
米大統領選 根強い人気のバイデン氏を不適切な行為で女性元議員が告発
3/30(土) 13:22配信 AFP=時事
米大統領選 根強い人気のバイデン氏を不適切な行為で女性元議員が告発
米ネバダ州ラスベガスで、選挙運動の一環で行われた集会でジョゼフ・バイデン米副大統領(当時)を紹介するルーシー・フローレス氏(左、2014年10月31日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】2020年米大統領選の民主党候補選びで支持率トップを走っているジョゼフ・バイデン(Joe Biden)前副大統領(76)が29日、ネバダ州議会の元議員から、5年前の選挙運動の際に頭にキスをされるなど不適切な行為を受けたと告発され、非難にさらされている。

【写真】当時の国防長官の妻の肩をもむジョゼフ・バイデン氏

 2014年にネバダ州副知事に民主党から立候補した同州議会のルーシー・フローレス(Lucy Flores)元議員(39)は米誌ニューヨークマガジン(New York Magazine)で、選挙集会のステージ脇で順番を待っていた際にバイデン氏が背後から肩に手を置き、体を寄せて髪の匂いを嗅いだことを明らかにしている。

 フローレス氏は「屈辱を覚えた」と当時を振り返り、「バイデン氏はその後、私の後頭部にゆっくり派手なキスをした」と続け、「何が起きているのか頭で処理し切れなかった。恥ずかしさとショックで混乱した」「とにかく、私から離れてあっちに行ってということばかり願っていた」と述べている。

 この告発がバイデン氏の正式な出馬表明にどう影響を及ぼすのかは今のところは不明で、側近の発言についての報道によれば、同氏は今後の予定を来月には発表するとみられている。

 バイデン氏の広報担当者、ビル・ルッソ(Bill Russo)氏は29日、バイデン氏は当時、フローレス氏の出馬を「喜んで」支持していたことを認める一方で、告発された内容通りの事実があったかどうかは記憶にないと述べた。

 バイデン氏の女性に対する無遠慮で過剰なスキンシップは、ここ数年たびたび話題に上り、同氏は上院議員の宣誓就任式などで議員らの妻や母、娘を不自然に触り、2015年にはアシュトン・カーター(Ashton Carter)元国防長官の妻の肩をもんだとして批判を受けた。【翻訳編集】 AFPBB News

5369チバQ:2019/03/31(日) 18:29:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190331-00000012-jij-n_ame
「モラー後」の攻撃対象探る=トランプ大統領、過激発言一段と
3/31(日) 7:23配信 時事通信
「モラー後」の攻撃対象探る=トランプ大統領、過激発言一段と
29日、米フロリダ州オキーチョビー湖畔で演説するトランプ大統領(AFP時事)
 【ワシントン時事】ロシア疑惑の捜査で「潔白」が証明されたと主張するトランプ米大統領が、過激な発言を一段と強めている。

 支持者に戦う姿勢をアピールし続けるため、モラー特別検察官の次の攻撃対象を探し求めている節がある。

 「メキシコがそれ(不法移民)を止めないのなら国境を閉鎖する。遊びではない」。トランプ氏は29日、メキシコ国境を閉鎖する可能性に言及した。

 トランプ氏は捜査の結論が公表された翌25日、オバマ前政権が導入した医療保険制度改革(オバマケア)を完全撤廃する方針も表明。29日には「オバマケアは大惨事だ。われわれはもっと良いものをつくる」と訴えた。

 攻撃的な発言で支持者の共感を得ようとするのは、トランプ氏の見慣れた政治手法だ。昨年の中間選挙では、政権に立ちはだかるモラー氏の捜査もトランプ氏の標的の一つだった。

 そのモラー氏の捜査報告書をめぐり、トランプ氏は「美しい結論」と評価する側に回った。最近の発言からは、2020年大統領選に向け、「支持者を奮い立たせる激しい言葉」(米メディア)を探し求める姿が浮かぶ。

 ただ、過激な発言に実体が伴うかは定かでない。トランプ氏はこれまでも国境の閉鎖に言及したことはあるが、実際に踏み切ってはいない。オバマケアをめぐっても代替案を示しておらず、「ただ廃止するだけでは、米国民に大きな害をもたらす」(与党共和党議員)と困惑が広がっている。

5370チバQ:2019/03/31(日) 22:24:56
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190331-00000028-mai-n_ame
オルーク元下院議員が本格始動 米大統領選の民主党指名候補争い
3/31(日) 18:06配信 毎日新聞
オルーク元下院議員が本格始動 米大統領選の民主党指名候補争い
大統領選立候補を正式表明した演説後、支持者と言葉を交わすオルーク氏=エルパソで30日、高本耕太撮影
 【エルパソ(米南部テキサス州)高本耕太】2020年米大統領選に向けた民主党の指名候補争いで、ベト・オルーク元下院議員(46)が30日、地元の南部テキサス州エルパソで開いた集会で出馬を正式に表明し、選挙戦を本格始動させた。トランプ大統領の「恐怖や分断を利用する」政治手法を批判。「私たちは何においても、まず米国人だ」と述べ、米社会の結束を訴えた。

 昨年の中間選挙の上院選で現職有力議員に肉薄、一気に注目を浴びたオルーク氏は、ソーシャルメディアを駆使した草の根選挙を展開する戦略で、陣営によるとこの日は全米1000カ所超で支持者が演説中継の「観戦パーティー」を開いた。エルパソ市中心部の演説会場にも数千人が集まり盛り上がりをみせたが、オルーク氏には政策の具体性がないとの批判もある。

 演説を聞いたエルパソの学校事務、シルビア・モラレスバイエスさん(56)は「今は有権者が何を望むのか、声に耳を傾けている段階。少し長い目で見るべきだ」と語った。

5371チバQ:2019/04/02(火) 17:12:20
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190402-00000059-jij-n_ame
バイデン氏に「セクハラ」非難=続く告発、擁護の声も-米大統領選
4/2(火) 14:11配信 時事通信
バイデン氏に「セクハラ」非難=続く告発、擁護の声も-米大統領選
女性の肩に両手をかける当時のバイデン米副大統領(左奥)=2015年2月、ワシントン(AFP時事)
 【ワシントン時事】2020年米大統領選への出馬に意欲を見せる民主党のバイデン前副大統領に対し、セクハラを受けたという告発が続いている。

 女性が性被害を訴える「#MeToo(私も)」運動が盛んな中、スキンシップを重視する同氏のスタイルに厳しい視線が注がれている。

 ネバダ州の女性は先週、数年前の選挙集会でバイデン氏から後頭部にキスされたと告発。「ぞっとした。一刻も早くその場を離れたかった」と語った。バイデン氏は「敬意をもって耳を傾ける。私の本意ではなかった」と釈明に追われた。

 1日にはコネティカット州の別の女性も「私の顔を引き寄せて、鼻と鼻をこすり合わせた」と「不適切な行為」を訴えた。

 バイデン氏が女性に示す親密な態度は、「政治的資産」(米メディア)と好意的に受け止められてきた面もある。かつて同氏に背後から肩に両手をかけられた写真が「セクハラでは」とネット上で話題になった女性は、今回のセクハラ告発を受け、「私を励まそうとしてくれた」と擁護した。

5372チバQ:2019/04/02(火) 17:13:09
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190402-35135127-cnn-int
バイデン氏の「不適切な接触」、2人目の女性が告発
4/2(火) 16:01配信 CNN.co.jp
(CNN) 2020年米大統領選の民主党候補として出馬が確実視されているバイデン前副大統領から、かつて不適切な接触行為を受けたとする2人目の女性が名乗り出た。

コネティカット州選出議員のスタッフを務めていたエイミー・ラッポス氏が1日、地元紙に語った。

ラッポス氏は、2009年に同州グリニッジで開かれた資金集めのイベントで、当時副大統領だったバイデン氏に頭をつかまれたと話している。同氏はラッポス氏の首に手をまわして引き寄せ、鼻をこすり合わせてきたという。「引き寄せられた時は口にキスされるのかと思った」と、ラッポス氏は振り返る。

バイデン氏をめぐっては先週、14年のネバダ州副知事選の民主党候補だったルーシー・フロレス氏が、当時の選挙集会で髪にキスされたと告発して波紋を呼んでいた。本人は31日の声明で、不適切な行動をとった認識は全くないと反論した。

ラッポス氏はこの件へのバイデン氏の対応に失望して、自身も告発に踏み切ったと述べた。

ラッポス氏は同紙とのインタビューで、バイデン氏が本当に男女平等を掲げるなら、出馬をやめて女性候補の支持に回るべきだと主張。すでに出馬を表明しているほかの男性候補も撤回し、女性を大統領にするべきだと語った。

バイデン氏は今月中にも大統領選への出馬を正式に表明する見通し。同氏に近い関係者は、こうした告発が出馬の意向に影響を及ぼすことはないとしたうえで、まだ最終的な決断には至っていないと述べた。

5373チバQ:2019/04/03(水) 15:55:52
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3219038.html
米シカゴ、初の黒人女性市長誕生へ 決選投票制する
2019/04/03 13:43AFPBB News

米シカゴ、初の黒人女性市長誕生へ 決選投票制する

米イリノイ州シカゴの投票所外で記者会見を行うローリ・ライトフット氏(2019年4月2日撮影)。(c)Kamil Krzaczynski / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】全米3位の人口を誇るシカゴで2日、市長選の決選投票が行われ、ローリ・ライトフット氏が黒人女性として初の当選を果たした。

 開票がほぼ終了した時点での初期集計によると、ライトフットは同じくアフリカ系女性の対立候補トニー・プレックウィンクル氏に得票率74%対26%と大差をつけ、勝利を手中にした。

 ライトフット氏は同性愛者であることを公表しており、連邦検事や弁護士としての経歴を持つ一方、選挙で選ばれて公職に就いた経験はない。1837年以降、シカゴではこれまで市長に当選した黒人および女性候補は1人ずつしかいなかった。

 ライトフット氏は記者団に対し、「市民はこれまでとは違った何かの到来を待ち望んでいる。そういったものに選ばれるということは感動的だ」と抱負を述べた。

 人口270万人を抱える大都市のシカゴでは昨年、ギャングによる暴力事件で550人以上が死亡。有権者は次の市長に対し、経済格差や銃犯罪といった問題に取り組むよう意思を示した形となった。 【翻訳編集】AFPBB News

5374チバQ:2019/04/05(金) 09:42:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190404-00000555-san-n_ame
米大統領選、民主党一番人気のバイデン元副大統領が「セクハラ疑惑」 出馬に踏み切るか注目
4/4(木) 18:18配信 産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】来年の米大統領選の民主党候補指名争いで一番人気とされるバイデン前副大統領が、複数の女性から過去に「体を触られた」「後ろから髪の毛のにおいをかがれた」などとして追及され、窮地に立たされつつある。バイデン氏は現時点で指名争いに名乗りを上げておらず、出馬について「数週間以内に決断する」としているものの、突然の「セクハラ疑惑」浮上は出馬の是非をめぐる判断に影響を及ぼす可能性もある。

 バイデン氏の「セクハラ」に最初に声を上げたのは、ネバダ州議会のルーシー・フローレス元議員。フローレス氏は3月29日、米雑誌への寄稿で、2014年の自身の選挙運動の応援に訪れたバイデン氏に「後ろから髪のにおいをかがれた上、後頭部にキスされた」と明らかにした。

 これに対し、バイデン氏は3月31日の声明で「不適切な行動をとったことは一度もない」と釈明。しかし4月1日には、2009年10月に行われたコネティカット州選出の下院議員の資金集めの会合で同議員の側近を務める女性がバイデン氏に無理矢理引き寄せられ、鼻と鼻をこすり合わされたと主張した。

 その後も、同様の被害を受けたと訴える女性がさらに2人出現。バイデン氏は3日、ツイッターで「今後は他人との距離に気を遣うようにする」と事実上謝罪し、事態の収束を図った。

 バイデン氏は、急進左派的な政策を唱える若手候補がひしめく民主党の指名争いで、中間層や無党派層を取り込んでトランプ氏の再選を阻止し得る「経験豊富な中道穏健派」として出馬待望論が少なくない。

 バイデン氏が東部ペンシルベニア州生まれで「庶民派」のイメージが強いことも、次の大統領選で白人労働者層の票がカギを握る同州や中西部ミシガン、ウィスコンシンなどの重要州をトランプ氏から奪還できるとの期待を高めている。

 しかし、バイデン氏が女性の体に触ったり過度に接近したりする「癖」は以前から広く知られており、さらなる「被害者」が訴え出てくる事態も想定され、同氏は引き続き苦しい対応を迫られそうだ。

5375チバQ:2019/04/05(金) 17:56:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190405-00000059-asahi-int
ラストベルト出身の民主党議員、立候補へ 米大統領選
4/5(金) 17:49配信 朝日新聞デジタル
 2020年米大統領選の民主党候補者指名争いに向けて、オハイオ州選出のティム・ライアン下院議員(45)が4日、立候補することを表明した。トランプ氏を熱狂的に支持する白人労働者層が多い中西部の「ラストベルト」(さびついた工業地帯)出身が強みだ。これで民主党の候補者は17人となった。

 ライアン氏は米メディアとのインタビューで「(中西部の)ペンシルベニア西部やオハイオ、ミシガンで誰がトランプ氏に勝てるのか。私は労働者との話し方を知る革新候補だ」などとアピールした。

 トランプ氏は16年大統領選で、オハイオやペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシンなど中西部の激戦州で、接戦を制したことが、大統領選の勝利につながったとされる。このため20年大統領選では、中西部でいかに支持をトランプ氏から奪い返すかが、民主党勝利のカギとされている。

 今回の民主党候補者指名争いでは、バーニー・サンダース(77)やカマラ・ハリス(54)ら各上院議員のほか、ベト・オルーク前下院議員(46)らが立候補を表明。世論調査でトップを走るジョー・バイデン前副大統領(76)も近く決断するとみられている。(ワシントン=土佐茂生)

朝日新聞社

5376チバQ:2019/04/08(月) 17:08:39
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019040800199&amp;g=int&amp;utm_source=top&amp;utm_medium=topics&amp;utm_campaign=edit
米国土安保長官が辞任=トランプ氏、不法移民対策で不満
2019年04月08日13時02分


ニールセン米国土安全保障長官=3月27日、ホンジュラスの首都デグシガルパ(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は7日、ニールセン国土安全保障長官の辞任をツイッターで発表した。トランプ氏はこれまで、中米からの不法移民対策をめぐって同長官に不満を表明し、更迭の観測が浮上していた。


 米メディアが報じたニールセン氏の辞表によると辞任は7日付。この後同氏は、引き継ぎなどのため10日まで職務を続ける考えを示した。同氏は辞表で「退くのは今が潮時と判断した。次の長官が、国境の安全確保の障害となる法律を見直す上で、議会や司法の協力が得られることを願っている」と述べた。トランプ氏は国土安保省傘下の税関国境警備局のケビン・マカリーナン局長が長官代行に就くと明らかにした。

5377チバQ:2019/04/09(火) 15:42:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190409-00000035-asahi-int
民主のスウォルウェル下院議員が立候補表明 米大統領選
4/9(火) 12:49配信 朝日新聞デジタル
民主のスウォルウェル下院議員が立候補表明 米大統領選
エリック・スウォルウェル下院議員=AP
 2020年にある米大統領選の民主党候補者指名争いに向けて、カリフォルニア州選出のエリック・スウォルウェル下院議員(38)が8日、立候補することを表明した。

 スウォルウェル氏は8日の米CBSの番組で「米国は泥沼状態だ。外国からの脅威を解消できず、国民の生活をよりよくできていない。こうした問題を解決する用意がある」と述べ、出馬する考えを明らかにした。

 同氏は13年から下院議員を務め、現在は4期目。民主党の若手下院議員約50人で、00年以降に成人や社会人になる「ミレニアル世代」に向けた政策を検討するグループを主導している。選挙戦では、銃規制を政策の中心に掲げるという。

 今回の民主党候補者指名争いでは、バーニー・サンダース上院議員(77)や、カマラ・ハリス上院議員(54)、ベト・オルーク前下院議員(46)らが正式に立候補を表明。世論調査でトップを走るジョー・バイデン前副大統領(76)も近く決断するとみられている。(ワシントン=土佐茂生)

朝日新聞社

5378チバQ:2019/04/10(水) 19:44:16
https://www.sankei.com/world/news/190409/wor1904090012-n1.html
米大統領選、民主に18人目の候補 スウォルウェル下院議員
2019.4.9 20:03国際米州

2月、米東部ニューハンプシャー州での行事に出席したときの民主党のエリック・スウォルウェル下院議員(AP)
2月、米東部ニューハンプシャー州での行事に出席したときの民主党のエリック・スウォルウェル下院議員(AP)
 【ワシントン=黒瀬悦成】米民主党のエリック・スウォルウェル下院議員(38)=西部カリフォルニア州選出=は8日、来年の米大統領選の同党候補指名争いに出馬すると表明した。大統領選での民主党の立候補者はスウォルウェル氏で18人目。

 スウォルウェル氏は中西部ミネソタ州生まれで、2013年から下院議員を務めている。

 CBSテレビの深夜の政治コメディー番組で出馬を表明した同氏は「米国は泥沼状態に陥っている。私が問題を解決する」などと訴えた。

5379チバQ:2019/04/15(月) 10:31:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190415-00000014-jij-n_ame
37歳同性愛市長が出馬表明=支持率急上昇で注目-米大統領選
4/15(月) 8:44配信 時事通信
37歳同性愛市長が出馬表明=支持率急上昇で注目-米大統領選
米インディアナ州サウスベンド市のピート・ブティジェッジ市長=14日、サウスベンド(AFP時事)
 【ワシントン時事】2020年米大統領選の民主党候補者選びで、インディアナ州サウスベンド市の市長で同性愛者のピート・ブティジェッジ氏(37)が14日、正式に出馬表明した。

 同氏はほとんど無名だったが、1月に出馬の意向を示してからは「切れ者」と注目が集まり、支持率が急上昇している。

 「『米国を再び偉大に』とは、別の話をするために私はきょうここにいる」。

 ブティジェッジ氏は14日、ラスト・ベルト(さび付いた工業地帯)の一角に位置するサウスベンド市で、トランプ大統領の選挙スローガンを引き合いに出馬を表明。「過去の政治と決別し、全く異なるものに向かって歩きだすときだ」と訴えた。

 ブティジェッジ氏はアフガニスタン戦争に従軍経験があり、大統領選で同性愛を公表した初の主要政党候補とされる。8カ国語に堪能なほか、ピアノもプロと共演する腕前という。

5380チバQ:2019/04/15(月) 10:32:28
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190415-00000003-jij_afp-int
同性愛公表の若き市長ブーティジェッジ氏、米大統領選の選挙運動開始
4/15(月) 8:40配信 AFP=時事
同性愛公表の若き市長ブーティジェッジ氏、米大統領選の選挙運動開始
米インディアナ州サウスベンドで開いた2020年米大統領選の選挙集会で、テキサス州オースティンのスティーブ・アドラー市長(中央左)から聴衆に紹介されるサウスベンドのピート・ブーティジェッジ市長(中央右)。ブーティジェッジ氏はこの日選挙運動を正式に開始した(2019年4月14日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米インディアナ州サウスベンド(South Bend)市長で同性愛者だと公表しているピート・ブーティジェッジ(Pete Buttigieg)氏(37)が14日、2020年米大統領選の選挙運動を正式に開始し、混戦状態の民主党候補指名争いに加わった。

【関連写真】演説するブーティジェッジ氏

 ブーティジェッジ氏はローズ奨学生(Rhodes Scholar)として英オックスフォード大学(University of Oxford)に留学し、アフガニスタンで従軍した経験もある、生まれ故郷のサウスベンドで2期目を務める左派寄りの市長。

 サウスベンド市は鉄鋼や自動車産業などかつての主要産業が衰退し地域経済が打撃を受けたいわゆる「ラストベルト(Rust Belt、さびの地帯)」にある。2016年の大統領選挙では、同じくラストベルトに位置するミシガン州やウィスコンシン州などの有権者がドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の勝利を助けた。

 サウスベンド市立て直しの功績を認められているブーティジェッジ氏は、自らをあらゆる政治的立場の有権者と話ができる実行力のある改革者だとしている。

 同氏はサウスベンド市内の、かつて組み立て工場だったが現在はハイテク産業の拠点になっている場所で集まった支持者らを前に、「私の名前はピート・ブーティジェッジです。『ピート市長』と呼ばれています。インディアナ州サウスベンドの誇りある息子として、米国大統領選挙に出馬します」と表明した。

 同氏は「私がここにいる理由は、『米国を再び偉大に』とは違う物語を語るためです」とトランプ氏の大統領選でのスローガンに言及。「今回は選挙に勝つことだけが大事なのではありません。時代に勝つことが大事なのです」と語った。【翻訳編集】 AFPBB News

5381チバQ:2019/04/15(月) 22:42:10
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20190415k0000m030180000c.html
同性愛公表のブティジッジ氏が立候補 米大統領選民主党指名争い
2019/04/15 20:40毎日新聞

 【ワシントン高本耕太】2020年米大統領選に向けた米民主党の候補者指名争いで、主要候補中で最年少の中西部インディアナ州サウスベンド市のピート・ブティジッジ市長(37)が脚光を浴びている。「古い政治と決別するときだ」と世代交代を強調し、1カ月間で無名に等しい存在から有力候補の一角に躍り出た。ブティジッジ氏は14日、地元の集会で立候補を正式表明。この集会は注目を集め、全米400カ所で「観戦パーティー」も開かれた。

 ブティジッジ氏は衰退した人口10万の小都市のトップに29歳で就任、経済再建に成功した。米ハーバード大や英オックスフォード大で学び、アフガニスタン戦争で従軍経験を持つ。3月のテレビ対話集会での落ち着いた振る舞いが一気に評価を高め、自伝本が書店で品切れになるなど、人気が急上昇している。同性愛を公表していることでも知られる。

 地元サウスベンドでの集会でブティジッジ氏は「時計の針を巻き戻すことはできない。過去の幻想に偉大さを探すことはやめよう」と「米国再建」を掲げるトランプ政権を批判し、気候変動対策や医療保険制度拡充を主要政策に据える考えを示した。

 ワシントン近郊、南部バージニア州ビエナの住宅で開かれた支持者のパーティーには約30人が集まり、飲み物を口にしながらブティジッジ氏の出馬演説に耳を傾けた。陣営は集会を前に「観戦」に自宅を提供する「ホスト」をウェブサイトで募集。訪れる人の連絡先を把握することや演説中にソーシャルメディアに投稿するよう求めることなど、細かいガイドラインを用意した。今回の予備選で多くの陣営が用いる手法で、各地の有権者情報の把握や候補の評判が口コミで広がる効果を狙う。

 「ピート市長の魅力を知ってほしい」と今回のパーティー会場に自宅を提供した教師のバレリー・ジョーペックさん(49)は「草の根の支援をより多く集めた候補が有利になると思う」と話した。

5382チバQ:2019/04/16(火) 22:48:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190416-00000025-asahi-int
トランプ氏に初の挑戦者 元州知事が共和党の指名争いへ
4/16(火) 10:22配信 朝日新聞デジタル
トランプ氏に初の挑戦者 元州知事が共和党の指名争いへ
2020年大統領選の共和党候補者指名争いに立候補表明したウェルド氏=16年9月、ロイター
 2020年の米大統領選に向け、マサチューセッツ州のビル・ウェルド元知事(73)が15日、共和党の候補者指名争いに立候補することを表明した。トランプ大統領に挑戦する同党の候補者は初めて。再選を目指すトランプ氏の圧倒的な優位は変わらないが、さらに別の挑戦者を誘う引き金になる可能性がある。

【写真】2020年大統領選の共和党候補者指名争いに立候補表明したウェルド氏=19年2月、AP

 ウェルド氏はこの日、CNNの番組で「過去2年間、ホワイトハウスがやってきたことがさらに6年間も続くなら、政治的な悲劇だ。私は共和党を心配している」とトランプ政権を批判し、トランプ氏に挑戦する考えを明らかにした。

 ウェルド氏は1991年から6年間、民主党の強い同州で共和党知事として2期務めた。その後、同州から上院選に出たが敗れた。16年には、政府の役割の極小化を求めるリバタリアン党に在籍していた。

 トランプ氏は共和党内で90%近い支持率を維持している。また、15日には1〜3月に約3千万ドル(約33億6千万円)もの政治資金を集めたことを発表。民主党候補者でもっとも集めたサンダース上院議員の約1800万ドルの倍近くを集めるなど、圧倒的な強さを誇っている。

 共和党ではこのほか、前回の大統領選にも立候補したケーシック前オハイオ州知事や、ホーガン現メリーランド州知事の出馬が取り沙汰されている。(ワシントン=土佐茂生)

5383チバQ:2019/04/17(水) 19:37:09
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190417-35135901-cnn-int
イスラム教徒への差別、米国民の82%が認識 黒人や同性愛者上回る 
4/17(水) 18:10配信 CNN.co.jp
イスラム教徒への差別、米国民の82%が認識 黒人や同性愛者上回る 
モスクで祈りを捧げるイスラム教徒の人々
(CNN) イスラム教徒について、米国民の82%が「差別に直面している」と考えていることが17日までにわかった。ヒスパニック系や同性愛者などを上回り、最も高い割合となった。米シンクタンクのピュー・リサーチ・センターが調査結果を明らかにした。

アフリカ系(黒人)が少なくとも何らかの差別に直面していると答えた人の割合は80%だった。

米国内のイスラム教徒をめぐっては、初の女性イスラム教徒の下院議員(民主)であるイルハン・オマール氏がイスラム教徒は「2流市民」として扱われているとの見方を示したことに対し、トランプ大統領がツイッターで、オマール議員発言の様子や2001年の米同時多発テロの映像とともに、「我々は決して忘れない!」と投稿するなど論争が起きている。

今回の調査によれば、民主党支持か民主党寄りの無党派層の4分の3がイスラム教徒に対して多くの差別があると回答した。これは、2013年の56%から上昇した。一方、共和党支持か共和党寄りの無党派層では13年の31%に対し34%と、ほとんど同じ割合にとどまった。

今回の調査ではまた、ユダヤ人が多くの差別に直面していると回答した人の割合が2016年に比べて大きく増えた。今回の調査では24%がユダヤ人が多くの差別に直面していると答えたが、これは2016年の調査から11パーセントポイントの増加だった。

今回の調査は3月20日から25日にかけて米国内の成人1503人を無作為に選出して固定電話もしくは携帯電話でインタビューした。誤差の範囲はプラスマイナス3パーセントポイント。

5384チバQ:2019/04/24(水) 13:22:41
https://www.sankei.com/world/news/190423/wor1904230020-n1.html
米大統領選にイラク帰還兵のモールトン氏 民主19人目
2019.4.23 17:23国際米州
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米大統領選に出馬表明した民主党のセス・モールトン下院議員=2月、米ワシントン(AP)
米大統領選に出馬表明した民主党のセス・モールトン下院議員=2月、米ワシントン(AP)
 【ワシントン=黒瀬悦成】米民主党のセス・モールトン下院議員(40)=東部マサチューセッツ州選出=は22日、来年の大統領選に出馬するとABCテレビの番組で表明した。米メディアによると、民主党の大統領候補指名争いに名乗りを上げたのは19人目。トランプ大統領が当選した2016年大統領選の共和党候補指名争いでは17人が出馬したが、今回は当時を上回る激戦となりそうだ。

 モールトン氏はハーバード大を卒業後、01年に海兵隊に入隊。イラク戦争に計4回派遣され、武勲を認められて「青銅星章」などを授与された。15年から同州6区選出の下院議員を務める。ABCの番組では「米国史上最も国を分断させた(トランプ)大統領を倒し、米国を再び団結させたい」と訴えた。

 モールトン氏はまた、同じく同党候補指名争いに出馬表明済みのティム・ライアン下院議員(45)=オハイオ州選出=らと「世代交代」を主張。民主党が下院を奪還した昨年の中間選挙後はペロシ下院議長の就任に反対を唱えた。

 モールトン氏が候補指名を勝ち取る公算は現時点で小さいとみられるが、有力候補とされるバイデン前副大統領(76)やサンダース上院議員(77)らベテランではなく、30〜40代の若手を大統領に選ぼうという機運の盛り上げに寄与する可能性がある。

 同党指名争いに名乗りを上げた現職の下院議員はモールトン氏で4人目。過去に下院議員から大統領の座を獲得したのは、1880年に当選したガーフィールド大統領(81年に暗殺)の1人しかいない。

5385チバQ:2019/04/25(木) 19:08:52
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20190425k0000m030175000c.html
米大統領選 民主の本命・バイデン氏が出馬へ 25日表明動画公表
2019/04/25 18:52毎日新聞

米大統領選 民主の本命・バイデン氏が出馬へ 25日表明動画公表

ジョー・バイデン氏=AP

(毎日新聞)

 【ワシントン高本耕太】2020年米大統領選に向けた民主党の候補者指名争いで、ジョー・バイデン前副大統領(76)が25日、立候補を表明する動画を公表する。同党で想定される候補がほぼ出そろった形だ。バイデン氏は意向表明前から、各種世論調査で支持率のトップに位置してきた。主要候補20人が名乗りを上げる混戦のなか、指名レースの中心となる見通しだ。

 東部デラウェア州選出の上院議員を36年務めた後、09〜17年のオバマ政権で副大統領。外交や司法分野の政策で豊富な経験を持つ。他候補の多くが急進左派的な主張を展開し、貧困層対策やマイノリティー(社会少数派)層の権利向上に力を入れるなか、バイデン氏は「中間層の復興」を中心政策に据え差別化を図る。民主党の伝統的な支持層である労働組合にも浸透している。

 今回の予備選ではブルームバーグ前ニューヨーク市長やクリントン元国務長官ら中道系が相次ぎ「不出馬」を表明。バイデン氏への勢力結集の環境を整えてきた。今後は党支持者に大きな影響力を持つオバマ前大統領の支援をどこまで得られるかが焦点となる。

 飾らない性格から「アンクル・ジョー(ジョーおじさん)」の愛称を持ち、全国区の知名度を誇るバイデン氏だが、失言の多さでも知られる。先月には複数の女性から「不適切なスキンシップ」を告発された。上院司法委員長だった1991年の最高裁判事候補の指名公聴会で、セクハラを訴えた女性に十分な告発機会を与えなかったとの批判も再び蒸し返されており、76歳の高齢と相まって「古い世代」との評価も消えていない。

 立候補した過去2回の予備選ではいずれも初期に敗退していて、実力を疑問視する声もある。

5386チバQ:2019/04/29(月) 00:25:55
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190428-00000053-kyodonews-int
トランプ氏、激戦州入り 米中西部ではや舌戦本格化
4/28(日) 15:13配信 共同通信
トランプ氏、激戦州入り 米中西部ではや舌戦本格化
27日、米ウィスコンシン州グリーンベイの支持者集会で演説するトランプ大統領(共同)
 【グリーンベイ共同】トランプ米大統領は27日、大統領選の重要激戦州である中西部ウィスコンシン州のグリーンベイで来年の再選を期した支持者集会を開き「共和党は決して米国を社会主義にしない」などと訴え、民主党への批判を繰り返した。対決する民主党もサンダース上院議員ら乱立する候補者が相次いで同州入りしており、中西部を舞台に舌戦が早くも本格化してきた。

 ウィスコンシン州は2016年の前回選挙で、トランプ氏が1ポイント以下の僅差で対抗馬のクリントン候補を破り、当選の最後の決め手となった。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2019042600805&amp;g=int
序盤はベテラン2人先行=民主党指名争い-米大統領選
2019年04月27日07時33分


左からトランプ米大統領、バイデン前副大統領、サンダース上院議員(AFP時事)

 【ワシントン時事】来年11月の米大統領選に向けた野党民主党の公認指名争いは、25日に出馬を正式表明したバイデン前副大統領(76)が、世論調査の支持率で一歩先行している。リベラル層の支持を受けるサンダース上院議員(77)が追い、レース序盤戦はベテラン2人を中心に展開しそうだ。
 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた世論調査の平均値を見ると、バイデン氏の支持率は出馬表明前から30%前後を維持。上院議員を経てオバマ政権の副大統領を8年間務めた知名度と経験を生かし、優位な状況で指名レースに参戦した。
 支持率20%台前半で追うのがサンダース氏だ。2016年大統領選の党指名争いで、若年層の支持を背景に旋風を巻き起こした草の根ネットワークは健在。今年1〜3月に小口献金だけで、バイデン氏を除いた他候補を上回る1820万ドル(約20億円)を集めた。
 上位2人は民主党支持層内での人気も高い。ともに白人男性で、米モンマス大の世論調査チームは「候補選びでキーワードといわれてきた人種や性の多様性は、民主党支持者にとってそれほど重要でないようだ」と分析している。
 一時は上位2人に迫る勢いだった黒人女性のハリス上院議員(54)は、ここに来て伸び悩み気味。リベラル派の旗手で女性のウォーレン上院議員(69)らと共に、支持率5〜10%前後で3位グループを形成している。
 そんな中、ほとんど無名だったインディアナ州サウスベンド市のブティジェッジ市長(37)が、巧みな弁舌で急浮上。昨年の上院議員選で保守地盤のテキサス州で善戦して注目を集め、支持率3位につけていたオルーク元下院議員(46)は、ブティジェッジ氏のあおりを受ける形で、やや後退している。

5387 チバQ:2019/05/01(水) 05:22:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190430-00000039-mai-n_ame
バイデン前副大統領が初演説 「傷ついた中流階級を取り戻す」 ペンシルベニア州で

4/30(火) 18:30配信��
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米ペンシルバニア州ピッツバーグの選挙集会で演説するジョー・バイデン前副大統領=AP

 【ワシントン高本耕太】2020年米大統領選の民主党候補指名争いで、ジョー・バイデン前副大統領(76)が29日、東部ペンシルベニア州ピッツバーグで出馬正式表明後初めての選挙集会を開いた。バイデン氏は「労働の尊厳」をテーマに演説。民主党の伝統的支持基盤である労働組合に焦点を絞り「傷ついたミドルクラス(中流階級)を取り戻す」と訴えた。

 ペンシルベニアは16年の前回大統領選で、鉄鋼産業などに従事する労働者ら従来の民主党支持者の多くが共和党候補のトランプ大統領の支持に流れた。今回も選挙の行方のカギを握る重要州の一つだ。バイデン氏は演説で「20年にトランプ大統領を倒せるとしたら、それはこの地で起こる」と強調。連邦レベル最低賃金の時給15ドル(約1670円)への引き上げや富裕層を優遇する税制の見直しなどを公約に据える考えを示した。

 一方、トランプ氏は29日朝からツイッターに、バイデン氏が副大統領を務めたオバマ前政権が「仕事をしなかったから、私が今ここにいる」などとバイデン氏を攻撃する投稿を繰り返した。16年の前回選では中立的な立場を取った消防士組合がバイデン氏推薦を表明するなど、自身の支持層が切り崩されているとの強い懸念がある模様だ。

5388 チバQ:2019/05/01(水) 05:27:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190430-00000557-san-n_ame
ローゼンスタイン米司法副長官が辞表 5月11日に退任へ

4/30(火) 18:09配信��
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 【ピッツバーグ=黒瀬悦成】2016年米大統領選にロシアが干渉した疑惑の捜査を監督していたローゼンスタイン司法副長官が4月29日、トランプ大統領に辞表を提出した。5月11日に退任する。ローゼンスタイン氏の後任にはジェフリー・ローゼン運輸副長官が既に指名されている。

 ローゼンスタイン氏は17年4月に副長官に就任。同年5月にコミー連邦捜査局(FBI)長官がトランプ氏に解任された直後、ロシア疑惑を独立捜査する特別検察官にロバート・モラー元FBI長官を指名した。

 また、トランプ氏が司法長官代行にマシュー・ウィテカー氏を任命した昨年11月以降は、ロシア疑惑の捜査の監督役を退いていた。

 ローゼンスタイン氏は、疑惑の捜査が終結し、報告書が今月18日に公表されたのを受け、自主的に退任したとみられている。

5389名無しさん:2019/05/02(木) 01:08:07
MMT推進派のAOC(アレクサンドリア・オカシオ・コルテス)の記事まとめ

>>4992-4993
>>4995
>>5009-5010
>>5040-5042
>>5183
>>5202
>>5205
>>5209-5210
>>5220
>>5223
>>5225
>>5325
>>5340
>>5360

5390 チバQ:2019/05/04(土) 13:18:03
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3223255.html
バイデン氏が最有力、米民主党の大統領候補指名争い 世論調査

2019/05/01 11:09��

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米ペンシルベニア州ピッツバーグで開かれた集会で演説するジョゼフ・バイデン前副大統領(2019年4月29日撮影)。(c)SAUL LOEB / AFP
(AFPBB News)

【AFP=時事】2020年米大統領選へ向けた民主党候補の指名争いで、バラク・オバマ政権下で副大統領を務めたジョゼフ・バイデン氏が最有力候補となっている。米CNNが4月30日に発表した世論調査で明らかになった。
 民主党の候補指名争いは20人が名乗りを上げる乱立状態だが、CNNの調査によると、バイデン氏は民主党員および同党寄りの有権者合わせて39%の支持を得て、その他の候補者を引き離している。前回3月の調査よりも支持率は11%伸びている。
 2番目につけたバーニー・サンダース上院議員でも支持率15%で、バイデン氏との差は大きい。また急進的なエリザベス・ウォーレン上院議員、インディアナ州サウスベンド市長で若手のピート・バティジーグ氏、テキサス州選出の下院議員だったベト・オルーク氏の支持率はそれぞれ8%、7%、6%との結果が出た。
 バイデン氏は先週、選挙活動を開始。30日には民主党予備選の初戦となるアイオワ州で2日間の初遊説に乗り出した。
 バイデン氏はキニピアック大学が行った調査でも、民主党員および民主党寄りの有権者から38%の支持を得てトップとなっている。同調査では以下、ウォーレン氏が12%、サンダース氏が11%、バティジーグ氏が10%の支持率となっている。
 しかし、CNNの世論調査からは、来年2月の民主党予備選開始まで、まだ時間があると有権者が考えていることがうかがえる。回答者のうち、現在支持する候補者に投票すると答えたのはわずか36%で、64%は心変わりするかもしれないと答えている。
  CNNの世論調査は1007人を対象に世論調査会社SSRSが実施。キニピアック大学の調査は、民主党員および民主党寄りの有権者419人を含む全米の有権者1044人を対象に実施された。 【翻訳編集】AFPBB News

5391チバQ:2019/05/08(水) 21:29:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190508-00000503-san-n_ame

米大統領選 民主党を悩ます「1972年の悪夢」
5/8(水) 10:00配信 産経新聞
 4年に一度の米大統領選で、11月の本選の投開票を翌年に控えた本当の序盤戦にあたるこの時期に、誰が両党の候補に指名されるか、あるいは最後に誰が勝つかについての「専門家」の予想ほど当てにならないものはない。

 例えば現在、民主党の候補指名争いで支持率トップを走っているのは、先月25日に出馬表明したバイデン前副大統領だ。

 しかし、筆者が直接取材した大統領選でいえば、2008年選挙では同じ時期、民主党候補はクリントン上院議員(当時)、共和党はジュリアーニ前ニューヨーク市長(同)が本命視されていた。

 一方で、最終的に選挙を制したオバマ氏に対しては「米国で黒人大統領は時期尚早」との下馬評がずっと根強かったし、共和党候補になったマケイン上院議員(同)についても07年の間は資金集めに苦しみ、「早晩撤退する」との見方が大勢を占めていた。

 こうした歴史に照らせば、バイデン氏の前途も決して安泰ではない。とはいえ、議会誌ヒルと調査会社「ハリスX」が今月3〜4日に民主党支持者を対象に行った世論調査では、バイデン氏を本選候補に推すとの回答は46%に上り、2位のサンダース上院議員14%を引き離すなど、バイデン氏が幸先の良いスタートを切っているのも事実だ。

 興味深いのは、サンダース氏を筆頭とする「急進左派」に位置づけられる候補が乱立し、民主党全体の左傾化が指摘される中で、いわゆる中道穏健派とされるバイデン氏がこれほどの人気を集めていることだ。

 こうした現象の根底には恐らく、1968〜72年の民主党にとっての「悪夢」の再来に対する強い恐怖があるのだろう。

 民主党は1968年大統領選で左派を退けて党主流派のハンフリー副大統領(当時)を本選候補に立てたものの、共和党のニクソン氏に僅差で敗北した。

 怒った党内の左派勢力は72年大統領選でリベラル派のマクガバン上院議員を本選に送り込むことに成功するものの、マクガバン氏は50州のうちマサチューセッツ州を除く49州で得票数が現職のニクソン氏を下回るという惨敗を喫した。

 一連の流れは、2016年大統領選で民主党のクリントン氏が「特別代議員」と呼ばれる党有力者の後ろ盾を得て左派のサンダース氏と同氏の支持層を押さえ込み、本選に臨んだもののトランプ氏に惜敗した構図と非常によく似ている。

 前回選挙での党主流派への反発からサンダース氏を軸とした左派勢力の動きが活発化している点も1972年とそっくりだ。

 一方でバイデン氏の人気が高いのは、民主党支持者の間で72年の失敗から学び、確実にトランプ氏を倒せそうな候補を選ぼうとする機運も同時に存在していることを示している。

 とはいえ、バイデン氏は今後、党内の左派勢力からの猛攻撃にさらされるのは確実だ。これまでの失言や76歳という高齢、女性へのセクハラ疑惑など、攻撃材料はいくらでもある。

 最初に書いた通り、誰が最終的な勝者となるのかを現時点で予想するのは難しい。ただ、少なくともトランプ氏にとって理想的なのは、72年の「ニクソン再選」を再現できる候補が勝ち上がってくることであるのは間違いない。(ワシントン支局長)

5392チバQ:2019/05/10(金) 19:58:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190510-00000006-jij-n_ame
米国防長官にシャナハン代行=ボーイング経営陣から転身-大統領が指名へ
5/10(金) 5:50配信 時事通信
米国防長官にシャナハン代行=ボーイング経営陣から転身-大統領が指名へ
シャナハン米国防長官代行=ドイツ・ミュンヘン、2月15日(AFP時事)
 【ワシントン時事】サンダース米大統領報道官は9日、トランプ大統領がシャナハン国防長官代行(56)を次期国防長官に指名する意向であることを明らかにした。

 昨年末にマティス長官がトランプ氏との「意見の相違」を理由に辞任して以降、シャナハン氏が代行を務めていた。就任には上院の承認が必要になるが、一部議員には軍歴や政治経験のないシャナハン氏の指導力を不安視する声もある。

 報道官は声明で「シャナハン氏は過去数カ月間にわたり、国防総省を率いる上で十分過ぎる能力があることを証明した」と強調。「国家に対する卓越した貢献と指導力に基づき、トランプ大統領はシャナハン氏を国防長官に指名する意向だ」と表明した。

 これを受けてシャナハン氏も声明で、「上院で承認されれば、引き続き国家防衛戦略の積極的な履行に尽力する。強力な軍を維持し、国の安全を守ることに専念し続ける」と決意を示した。

 国防総省によると、シャナハン氏はマサチューセッツ工科大で機械工学と経営学の修士号を取得。1986年に米航空大手ボーイングに入社し、ミサイル防衛システム関連や民間機部門の副社長のほか、サプライチェーン戦略を統括する上級副社長を務めた後、2017年7月に国防副長官に就任した。

 マティス氏の右腕として国防総省の組織改革などを担当。マティス氏は昨年12月、シリア駐留米軍の撤収を強行しようとするトランプ氏に反発して辞任を表明した。トランプ氏は後任人事にめどが立たないまま、マティス氏の辞任時期を当初予定より2カ月早め、シャナハン氏を長官代行に任命していた。

5393チバQ:2019/05/10(金) 19:59:46
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190510-00000011-asahi-int
米国防長官にシャナハン氏指名へ 元ボーイング副社長
5/10(金) 8:08配信 朝日新聞デジタル
米国防長官にシャナハン氏指名へ 元ボーイング副社長
シャナハン米国防長官代行=ワシントン、ランハム裕子撮影
 米ホワイトハウスは9日、トランプ大統領がシャナハン国防長官代行(56)を国防長官に指名すると発表した。上院の承認を経て就任する。シャナハン氏は、マティス前国防長官が昨年末、シリアからの米軍の撤退に反対し、辞任したのに伴い、今年1月から国防長官代行を務めていた。


 ホワイトハウスのサンダース報道官は「国のための優れた仕事と指導力を示したことから、大統領はシャナハン氏を国防長官に指名する意向だ」と発表。シャナハン氏は「指名を名誉に思う。軍の近代化に全力で取り組む」と述べた。

 シャナハン氏は、米航空機大手ボーイングに30年超勤め、ミサイル防衛システムなどの軍事装備や航空分野などを担当し、上級副社長も務めた。2017年、トランプ政権から国防副長官に指名された。トランプ氏が意欲を示す武器輸出や宇宙軍創設を推し進め、トランプ氏からの評価が高いとされるが、軍や外交など政府部門で働いた経験は少ない。(ワシントン=渡辺丘)

朝日新聞社

5394チバQ:2019/05/15(水) 11:57:06
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190515/k10011916421000.html
22人が立候補表明 米大統領選の民主党の指名争い 大混戦に
2019年5月15日 7時44分

来年のアメリカ大統領選挙に向けて、アメリカ西部モンタナ州の知事が立候補を表明しました。これで民主党の候補者指名争いに名乗りを上げたのは22人になり、まれにみる混戦もようとなっています。

アメリカ西部モンタナ州のスティーブ・バロック知事は14日、ツイッターにビデオ声明を投稿し、来年の大統領選挙への立候補を表明しました。

声明でバロック知事は「アメリカでは誰もが成功するチャンスを与えられていると信じているが、そんな機会はもはやほとんどの国民には存在しない。だからこそトランプ大統領に勝たなければならない」と述べ、格差の是正などを訴える考えを強調しました。

民主党の候補者指名争いにはこれで22人が名乗りを上げたことになり、前回2016年の大統領選挙で共和党から17人が立候補したのを上回り、まれにみる混戦もようとなっています。

各種の世論調査では、オバマ政権で副大統領を務めたバイデン氏が抜群の知名度を背景にトップの支持を集めていて、前回の選挙でクリントン氏と最後まで民主党の候補者指名を争ったサンダース氏が続いています。

ただ、両候補とも高齢で、新鮮味に欠けるとの声もあり、決定的な本命候補の不在が候補者の乱立につながっています。

来月には民主党の候補者によるテレビ討論会も行われる予定で、政権奪還を目指す民主党の候補者選びの行方に関心が高まっています。

5395チバQ:2019/05/15(水) 11:59:06
https://www.businessinsider.jp/post-190574
2020年の米大統領選で民主党候補になりそうな有力候補ランキング トップ13
Grace Panetta
May. 14, 2019, 04:30 AM POLITICS
2020年の米大統領選に向け、これまでに20人以上が名乗りをあげている民主党候補の座をめぐる戦いは、近年まれに見る競争の激しい、予想の難しいものとなりそうだ。

これらの候補者のうち誰が戦いをリードしているのか、INSIDERでは世論調査を実施した。

ランキングを作るにあたっては、INSIDERの世論調査とモーニング・コンサルト(Morning Consult)が実施した調査の結果をまとめた。

その結果、現時点では元副大統領のジョー・バイデン氏、上院議員のバーニー・サンダース氏、上院議員のエリザベス・ウォーレン氏が戦いをリードしていることが分かった。

2019年5月10日現在の最新ランキングから、上位13人を見ていこう。

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13位 起業家、アンドリュー・ヤン氏
アンドリュー・ヤン氏

アンドリュー・ヤン氏。

AP Photo/Seth Wenig

12位 ハワイ州選出の下院議員、トゥルシー・ギャバード氏
トゥルシー・ギャバード氏

トゥルシー・ギャバード氏。

YouTube

11位 2018年の中間選挙でジョージア州知事に立候補した、ステイシー・エイブラムス氏
ステイシー・エイブラムス氏

ステイシー・エイブラムス氏。

Lawrence Bryant/Reuters

ロイターによると、アメリカ初の黒人女性知事を目指して、2018年の中間選挙でジョージア州知事選に立候補し、僅差で共和党候補に敗れた民主党のステイシー・エイブラムス氏は5月9日、2020年の大統領選への立候補を検討していることを明らかにした。

10位 元住宅都市開発長官、フリアン・カストロ氏
フリアン・カストロ氏

フリアン・カストロ氏。

Jae C. Hong/AP

9位 ニューヨーク州選出の上院議員、カーステン・ギリブランド氏
カーステン・ギリブランド氏

カーステン・ギリブランド氏。

Paul Sancya/AP Images

8位 ミネソタ州選出の上院議員、エイミー・クロブチャー氏
エイミー・クロブチャー氏

エイミー・クロブチャー氏。

AP Photo/Charlie Neibergall

7位 ニュージャージー州選出の上院議員、コリー・ブッカー氏
コリー・ブッカー氏

コリー・ブッカー氏。

Randy Shropshire/Getty Images for The Human Rights Campaign

5396チバQ:2019/05/15(水) 11:59:56
6位 インディアナ州サウスベンドの市長、ピート・ブティジェッジ氏
ピート・ブティジェッジ氏

ピート・ブティジェッジ氏。

Bebeto Matthews/AP Images

5位 テキサス州選出の元下院議員、ベト・オルーク氏
ベト・オルーク氏

ベト・オルーク氏。

Charlie Neibergall/AP

4位 カリフォルニア州選出の上院議員、カマラ・ハリス氏
カマラ・ハリス氏

カマラ・ハリス氏。

Chip Somodevilla/Getty Images

3位 マサチューセッツ州選出の上院議員、エリザベス・ウォーレン氏
エリザベス・ウォーレン氏

エリザベス・ウォーレン氏。

Hollis Johnson/Business Insider

2位 バーモント州選出の上院議員、バーニー・サンダース氏
バーニー・サンダース氏

バーニー・サンダース氏。

Hollis Johnson/Business Insider

1位 元副大統領、ジョー・バイデン氏
ジョー・バイデン氏

ジョー・バイデン氏。

Associated Press/Nati Harnik

5397チバQ:2019/05/15(水) 20:21:26
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190515-00000038-mai-n_ame
民主党予備選にモンタナ州知事 米大統領選へ立候補表明
5/15(水) 17:22配信 毎日新聞
民主党予備選にモンタナ州知事 米大統領選へ立候補表明
2020年米大統領選に向けた民主党候補指名争いで立候補を表明した西部モンタナ州のスティーブ・ブロック知事=AP
 【ワシントン高本耕太】2020年米大統領選に向けた民主党候補指名争いで、西部モンタナ州のスティーブ・ブロック知事(53)が14日、立候補を表明した。選挙資金規制の強化を公約の柱に掲げる。同日公表したビデオで「トランプ大統領を倒し、大口献金が市民の声をかき消す腐敗した制度を打倒しなければならない」と訴えた。同党予備選の主要候補者は22人目となった。

 ブロック氏は州司法長官などを経て13年、知事に就任し現在2期目。長官時代から企業・団体の献金や政治活動を規制する立場で知られる。モンタナは16年の前回大統領選で、共和党候補のトランプ氏が得票率20ポイントの大差で勝利した州。ブロック氏は「自分に同意する人たちだけと対話していても物事は進まない」と述べ、低所得者・障害者向け公的医療保険「メディケイド」の拡大など、知事としての超党派協力による政策実現能力もアピールした。

5398チバQ:2019/05/15(水) 21:02:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190510-00000061-reut-n_ame
米ジョージア州民主党のエイブラムス氏、大統領選出馬を検討
5/10(金) 11:17配信 ロイター
米ジョージア州民主党のエイブラムス氏、大統領選出馬を検討
 5月9日、2018年米中間選挙のジョージア州知事選に米国初の黒人女性知事を目指して出馬した民主党のステイシー・エイブラムス氏(45、写真)は、2020年大統領選への出馬を検討していることを明らかにした。写真はジョージア州アトランタ で昨年11月撮影(2019年 ロイター/Lawrence Bryant)
[ロサンゼルス 9日 ロイター] - 2018年米中間選挙のジョージア州知事選に米国初の黒人女性知事を目指して出馬した民主党のステイシー・エイブラムス氏(45)は9日、2020年大統領選への出馬を検討していることを明らかにした。

同氏はインタビューで、民主党予備選への立候補を検討しているかと質問され、「イエス」と答えた。

民主党の候補者氏名争いにはすでに22人が名乗りを上げている。

エイブラムス氏は昨年のジョージア州知事選で共和党のブライアン・ケンプ氏に僅差で敗れた。

https://www.excite.co.jp/news/article/Recordchina_20190419006/
米大統領選立候補の中国系起業家「当選したら全国民に毎月1000ドル配る」―米メディア
レコードチャイナ 2019年4月19日 07:20
米大統領選立候補の中国系起業家「当選したら全国民に毎月1000ドル配る」―米メディア
米CNNは14日、2020年の米大統領選に立候補している華人起業家のアンドリュー・ヤン氏が「当選したら全国民に毎月1000ドル(約11万円)を配る」ことを掲げていると伝えた。写真は米ドル。(Record China)
米CNNは14日、2020年の米大統領選に立候補している華人起業家のアンドリュー・ヤン(楊安澤)氏が「当選したら全国民に毎月1000ドル(約11万円)を配る」ことを掲げていると伝えた。17日付で、米華字メディア・多維新聞が報じた。

記事によると、米大統領選に中国系の立候補者が出るのはこの50年間で初めてのことだという。民主党の候補者であるヤン氏は「この国の政治家が目指すべきは、今後オートメーション化によって取って代わられる職業を保護することではなく、国民の生活をより良くすることだ」と述べ、「人工知能に対抗するために、全国民に毎月1000ドル払う」とした。

ヤン氏はアマゾン社が200億ドル(約2兆2300億円)を稼いでいる一方であちこちの実店舗が閉店していることを例に挙げ「人々が人工知能の領域に次々とお金をつぎ込むのを止めるのは難しい」と懸念する立場を示した。しかし、世間からは「共産主義社会に突入させようというのか」「こんなことを言うやつが当選する見込みはないだろう」といった批判が挙がっているという。
記事によると、1975年生まれのヤン氏は米国の起業家であると同時に、起業を支援する非営利団体ベンチャー・オブ・アメリカ(VFA)の創設者でもある。大統領選に立候補した際、主な目標として「成人以上の全ての米国民の収入を増やすことによって、急速に進む自動化に対応し、労働市場に挑戦すること」と述べていた。(翻訳・編集/岩谷)

5399チバQ:2019/05/15(水) 21:08:48
民主党 主な候補

ジョゼフ・バイデン元副大統領(76)【>>5390 39%】白人/男性/中道

バーニー・サンダース上院議員(77)バーモント州選出【>>5390 15%】白人/男性/左派>>5346

エリザベス・ウォーレン上院議員(69)マサチューセッツ州選出【>>5390 08%】白人/女性/左派
カマラ・ハリス上院議員(54)移民2世/女性 
  ジャマイカとインドからの移民の間に生まれた
ベト・オルーク 元下院議員テキサス州選出(46)>>5362>>5364>>5390 06%】白人/男性/中道
ピート・バティジーグ インディアナ州サウスベンド市長(37)【>>5390 07%】白人/男性/中道/同性愛者
  (ブティジッジ・ブーティジェッジ・ブティジェッジ の表記もあり)>>5379-5381

コリー・ブッカー上院議員(49)ニュージャージー州選出 黒人/男性/左派
エイミー・クロブシャー上院議員(58)ミネソタ州選出 女性/中道>>5333
キルステン・ジルブランド上院議員(52)ニューヨーク州選出/女性 >>5310>>5365 「#Me Too」運動を主導
フリアン・カストロ元住宅都市開発長官 ヒスパニック/男性>>5305-5306
ステイシー・エイブラムス ジョージア州知事選落選 黒人/女性
トゥルシ・ガッバード下院議員ハワイ州選出(37)ヒンズー教徒/女性
アンドリュー・ヤン アジア系/男性


その他
ティム・ライアン下院議員(45)オハイオ州選出>>5375
エリック・スウォルウェル下院議員(38)カリフォルニア州選出 >>5378
セス・モールトン下院議員(40) マサチューセッツ州選出>>5384 イラク帰還兵
スティーブ・ブロック モンタナ州知事(53)>>5394>>5397
ジョン・ディレニー元下院議員(55)メリーランド選出

5400チバQ:2019/05/16(木) 17:55:29
https://www.cnn.co.jp/usa/35137037.html
2020年の米大統領選、デブラシオNY市長が出馬表明へ
2019.05.16 Thu posted at 12:55 JST

ニューヨークのデブラシオ市長が大統領選への出馬を表明するという/Jose Luis Magana/AP

ニューヨーク(CNN) 米ニューヨーク市のデブラシオ市長が、16日午前にも2020年の大統領選への出馬を表明する見通しであることがわかった。事情に詳しいアイオワ州選出の民主党議員がCNNに確認した。

デブラシオ氏が出馬すれば、大統領選の候補者の総数は23人となる。大統領選は1回目の投票が約9カ月後に実施される予定。

デブラシオ氏はABCテレビの番組に出演後すぐアイオワ州とサウスカロライナ州に移動し、選挙活動を行うとみられる。

ニューヨーク市長として2期目を務める同氏は、この数カ月大統領選出馬について検討し、党員集会が早期に行われるアイオワやニューハンプシャーといった州を訪問してきた。

政治的には、かねてからトランプ大統領や共和党への対決姿勢を鮮明にしていることでも知られる。17年11月、2期目の市長当選を祝うパーティーの席上でトランプ氏に対し「ニューヨークの価値観と争って勝利することなど不可能だ。大統領」とメッセージを送った。

またアラバマ州で今週、中絶をほぼ全面的に禁止する法案が議会を通過した際には、ツイッターで「不道徳で非合法的」と非難。アイビー知事に対し、法案への拒否権を発動するよう呼びかけた。

5401チバQ:2019/05/16(木) 20:12:29
https://www.sankei.com/world/news/190516/wor1905160022-n1.html
【米大統領選】デブラシオNY市長が出馬表明へ
2019.5.16 10:08国際米州
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ニューヨーク市のデブラシオ市長(AP)
ニューヨーク市のデブラシオ市長(AP)

 【ワシントン=黒瀬悦成】米NBCテレビは15日、ニューヨーク市のデブラシオ市長(58)が16日に大統領選の民主党候補指名争いへの出馬を表明すると伝えた。同党候補指名争いへの立候補者はデブラシオ氏で23人目となる。

 デブラシオ氏はニューヨーク市マンハッタン生まれで、同市議会議員などを経て2014年1月に市長に就任した。現職の同市長が大統領選に出馬するのは1972年のジョン・リンゼー氏以来。

 市長としては教育改革に取り組むなどして黒人層などに人気があり、全国的な知名度も一定程度はあるものの、ニューヨーク市民の間ではデブラシオ氏が大統領選に出馬するのは「市民を無視した行為だ」として反対論が圧倒的に多い。

 クイニピアック大が今年4月に実施した世論調査では同市の有権者の76%が出馬に反対したとしている。

5402チバQ:2019/05/20(月) 15:40:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190520-00000013-jij-n_ame
民主指名争い、バイデン氏に勢い=「勝てる候補」訴え-20年米大統領選
5/20(月) 7:09配信 時事通信
民主指名争い、バイデン氏に勢い=「勝てる候補」訴え-20年米大統領選
18日、米ペンシルベニア州フィラデルフィアで演説するバイデン前副大統領
 【フィラデルフィア(米ペンシルベニア州)時事】2020年米大統領選に出馬表明した民主党のジョー・バイデン前副大統領(76)が勢いを見せている。

 再選を目指す共和党のトランプ大統領に「勝てる候補」というアピールを前面に出し、民主党支持者の期待を集めている様子だ。

 「もし分断を深め、憎悪をまき散らす大統領がお望みなら、私は必要ない。トランプがいるじゃないか」。出陣式と銘打った18日のペンシルベニア州フィラデルフィアでの選挙集会。バイデン氏は民主党の候補者指名争いを無視するかのように、トランプ氏との対決構図を打ち出した。

 オバマ前大統領の副大統領を8年間務めた知名度や親しみやすい人柄から、バイデン氏が民主党候補者の支持率トップを譲ったことはない。先月25日の出馬表明後は、さらに約10ポイント上げ4割前後に上昇。2位のサンダース上院議員とは、今やダブルスコアに開いた。

 その勢いを支えているとみられるのが、トランプ氏に勝てる候補としての期待だ。キニピアック大が15日発表した世論調査では、本選で直接対決した場合、バイデン氏がトランプ氏を11ポイント差で破るという結果が出た。

 トランプ氏打倒をバイデン氏に託す声は演説会場でも目立った。共和党支持者だがトランプ政権に批判的なジム・ピータースさん(67)は、「バイデン氏なら共和党や無党派の一部からも支持を得て、トランプ氏をやっつけてくれる」とバイデン氏を応援する理由を説明した。長年バイデン氏を支援する女性(64)は「多くの女性候補が出ているが、彼女たちがトランプ氏に勝てるとは思わない」と語った。

 ただ、トランプ氏と戦う前に、バイデン氏が乗り越えなければならないのが、1年以上も続く党の指名争いだ。党内で発言力を増す急進左派は最近、バイデン氏の地球温暖化対策を「何十年も行動を拒んできた政治家(の案)」(オカシオコルテス下院議員)と酷評した。バイデン氏は「失言癖」でも知られ、候補者討論会が始まる6月以降、真価が問われそうだ。

5403チバQ:2019/05/21(火) 18:05:17
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190521-00000541-san-n_ame
トランプ氏、激戦州のペンシルベニア州で今年初の演説 民主バイデン氏を強く意識 米大統領選
5/21(火) 14:16配信 産経新聞
トランプ氏、激戦州のペンシルベニア州で今年初の演説 民主バイデン氏を強く意識 米大統領選
トランプ米大統領(黒瀬悦成撮影)
 【ワシントン=黒瀬悦成】来年の米大統領選で再選を目指すトランプ大統領は20日、選挙の行方を左右する「激戦州」である東部ペンシルベニア州モントーズビルで今年初の支持者集会を開いた。同州フィラデルフィアでは民主党の候補指名争いで先頭を走るバイデン前副大統領が18日に初の大規模集会を開いたばかり。各種世論調査ではバイデン氏の人気はトランプ氏を上回っており、トランプ氏からはバイデン氏を意識した発言が目立った。

 トランプ氏は演説で、自身が大統領に就任以降、雇用が劇的に改善し経済も好調だと指摘した上で、「これでどうやれば選挙に負けるというんだ」と述べ、勝利への自信を表明した。

 一方でトランプ氏は、「中国はバイデン氏に大統領になってほしいと思っている。米国から多額の金を搾取できるからだ」と述べ、自らの中国に対する厳然とした政策が米国の製造業の再生につながると強調。また、「バイデン氏は『中国は競争相手ではない』と言った。米国経済に大打撃を与えたのに」などと批判し、同氏への対抗心をむき出しにした。

 バイデン氏は同州スクラントン生まれで、選対本部もフィラデルフィアに設置するなど、同州や中西部のミシガン、ウィスコンシン両州などの鉄鋼業や製造業が衰退した「ラストベルト(さび付いた工業地帯)」を重視する選挙戦略を鮮明にしている。

 また、対中姿勢に関する先の「失言」を軌道修正するため、18日の集会での演説では中国のハイテク覇権や不公正な貿易慣行に対する懸念を表明した。

 対するトランプ氏は2016年の前回大統領選で伝統的に民主党の地盤とされてきたこれらの州を制して勝利したものの、各州での民主党候補のクリントン元国務長官との得票率の差は1ポイント未満で、今回も確実に勝てる保証はない。

 トランプ氏としては中国との貿易戦争を勝ち抜いて米国経済を名実ともに再建できるのは自分だけだと強調し、来年の大統領選の「主戦場」であるラストベルトの有権者をつなぎ止め、再選を確実にしたい考え。さらにはバイデン氏を「スリーピー(眠そうで活気のない)・ジョー」とあだ名をつけるなどして個人攻撃を強め、追い落としを図る構えだ。

 トランプ氏はこの日の演説の最終盤、バイデン氏が東部デラウェア州に移って上院議員を務めたことを念頭に「バイデン氏は君たちを見捨てて他の州に行った。君たちの雇用の面倒をみなかった」と述べた。

5404チバQ:2019/05/22(水) 15:35:19
https://www.yomiuri.co.jp/world/20190517-OYT1T50215/
ジム通い役所来ず、NY市長出馬表明に「職務全うしろ」
2019/05/17 22:18
無断転載禁止
 【ニューヨーク=橋本潤也】2020年米大統領選の民主党指名候補争いで、ニューヨークのビル・デブラシオ市長(58)が16日、出馬を表明した。名乗りを上げた23人目の候補になったデブラシオ氏に対し、地元から非難の声が一斉に上がる異例の事態になっている。

 2期目のデブラシオ氏は、就学前教育の拡充などに取り組み、トランプ大統領の移民政策に批判的な姿勢も示してきた。ただ、ジム通いに熱心で役所に顔を見せないことや、特定企業の献金に依存していること、歴代市長に比べて存在感が薄いことなど批判も根強い。

 市内では16日、警察官でつくる組合が「自分の職務を全うしろ」などとデブラシオ氏を非難するデモを早くも実施した。ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)も「ニューヨークで目立てないのに、なぜ全米で目立てるのか。トランプ氏に勝てないばかりか挑発すらできない」と酷評した。米キニピアック大の調査では、市内の民主党支持者の73%が出馬に反対しているという。

5405チバQ:2019/05/27(月) 22:36:31
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201905/CK2019050602000158.html
<メディアと世界>「町のニュース欄なくなった」 住民の政治分断加速も

2019年5月6日 朝刊


米ニュージャージー州ポールズボロ町で、「大きな事件でもない限り記者は来てくれない」と語るスティーブンソン町長=白石亘撮影

写真
 全米初の「ニュース補助金」をニュージャージー州が導入するのは、信頼できるニュースが消えれば、選挙など民主主義の基盤を揺るがしかねないとの危機感からだ。新聞など伝統的メディアの衰退は「政治の分断」にもつながった。ニュース制作をいかに支えるべきか、模索は始まったばかりだ。 (アメリカ総局・白石亘)

 「昔は議会が開かれれば記者が来てたし、地元紙にはうちの町のニュース欄もあった。でもどっちもなくなったよ」。州南部にある人口六千人のポールズボロ町のゲイリー・スティーブンソン町長(59)はこう嘆く。地元紙は経営難からリストラが進み、今は一人の記者が同町を含む二十六町村の人口二十九万人の地域をカバーしているという。

 同州最大手スター・レジャー紙は二〇一六年までの十年間で読者が65%減少。ニュースをネットで読む人が増え、広告収入もグーグルやフェイスブック(FB)に流れる。メディアを取り巻く構造の変化で、州内では五年間で千人以上の記者が解雇されたという。

 スティーブンソン町長は空き家の取り壊しなど治安対策に力を入れるが、「大きな事件でもない限り記者は来てくれない」と指摘し、代わりにFBでの情報発信を強化する。だがFBは偽ニュースが流されたり、大量の個人データを流出させるなどの不祥事が相次ぐ。住民には「FBはうわさも多く、投稿を信用できない」と懸念も多い。

 一方で、町でも多くの人がニュース専門局CNNやFOXで全米のニュースを見ているのが実情。町長は「トランプ大統領がくしゃみをしたといったたぐいの報道も多く、人々はスポーツ観戦のように共和党と民主党のどちらかを応援するようになった」とまくしたて、「嘆かわしいことだ」と吐き捨てるように言った。

 米国では地元ニュースが減った地域ほど、政治の分断が進んだとの研究がある。有権者が全国ニュースを基に政党名で投票する傾向が強まるためだ。知事選や上院議員選などを同時に行う中間選挙で、有権者が異なる政党に投票した割合は全米で一九九八年の27%から昨年は10%に低下。この割合が低下すれば有権者がより党派的になり、政治が二極化した目安とされる。

写真
 ローカルニュースを増やす補助金に新聞業界は反対だが、地元のモンクレア大メディア協力センターのステファニー・マリー所長は「人々はニュースを欲しがっているが、ニュースにお金を払おうとしなくなった。メディアは単独では生き残れない」と語る。ニュース制作が商業ベースで成り立たない以上、州政府の介入はやむを得ないとの立場だ。

 州議会多数派の民主党リーダー、ルイス・グリーンウォルド州下院議員(52)は「ニュースへの投資が民主主義を守ることにつながると信じている」と強調。「メディアの収入減を補うのが目標ではなく、テクノロジーの発展で変わらざるを得ないメディアがどうすれば経営を持続できるようになるのか、研究することに資金を使うべきだ」と語る。

5406とはずがたり:2019/05/29(水) 18:07:13

カーニー英中銀総裁を次期カナダ首相に検討との動き
https://m.finance.yahoo.co.jp/news/detail/20190529-04659044-klugfx-fx
みんかぶFX - 5/29 10:26

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 カナダのトルドー首相の後任候補について、与党自由党から来年1月で任期が終了するカーニー英中銀総裁(前カナダ中銀総裁)を公認候補として検討する動きが出ていると地元紙が報じている。トルドー首相は大手建設会社が絡む汚職事件に不当に介入した疑惑が生じており、進退問題について議論が出ている。

5407とはずがたり:2019/05/29(水) 18:46:47
https://twitter.com/305400042923/status/1133637319347527680
3054急行 三宮
? @305400042923

魚崎の延長ホームに点字ブロックついた 快急の8連化の為かな?

5408チバQ:2019/06/02(日) 12:18:12
>>5382とか
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190602-00000018-kyodonews-int
米大統領選に出馬せず 共和のメリーランド州知事
6/2(日) 9:23配信 共同通信
 【ワシントン共同】米東部メリーランド州のラリー・ホーガン知事(共和党)は1日、来年の大統領選に出馬しない方針を表明した。米メディアが伝えた。トランプ大統領に批判的な共和党穏健派の間で動向が注目されていた。

 ホーガン氏は不出馬の理由について州政治に専念するためと説明。一方で、共和党支持者の間で依然、トランプ氏の支持率が高く、予備選で勝利する可能性が低いことも認めた。

 共和党ではトランプ氏に対抗してウェルド元マサチューセッツ州知事が出馬を表明している。

5409とはずがたり:2019/06/08(土) 23:44:54
米、メキシコの移民対策歓迎 協議は「長い道のり」=高官
ロイター 2019年6月8日 00:57
https://www.excite.co.jp/news/article/Reuters_newsml_KCN1T81XG/

[ワシントン 7日 ロイター] - 米ホワイトハウス高官は7日、不法移民や貿易を巡るメキシコとの協議について、メキシコ側が提案した移民対策は心強いとしつつも、なお「長い道のり」が残されているとの認識を示した。
また、交渉が順調に進捗すれば、トランプ大統領が週明け10日に発動される予定の関税措置を見送る可能性があると述べた。
ペンス副大統領のマーク・ショート首席補佐官はFOXニュースに対し、「一段の詳細の詰めに取り組んでいる」と説明。ペンス副大統領とポンペオ国務長官が5日行った提言に基づき、メキシコが前日示した提案は「心強い内容だった」とした上で「メキシコは問題を認め、解決策を提示している。しかし、なお長い道のりになるだろう」と語った。 さらに、トランプ政権が同日中に、週明け10日の対メキシコ関税発動に向けた「正式通告」と行う見通しとしつつも、「交渉が順調に進捗すれば、トランプ大統領は週末の間に取り消すこともできる」と述べた。

5410とはずがたり:2019/06/08(土) 23:46:18
米国とメキシコ、不法移民対策で合意 関税発動を停止
ロイター 2019年6月8日 19:38
https://www.excite.co.jp/news/article/Reuters_newsml_KCN1T904S/

[ワシントン/メキシコ市 7日 ロイター] - トランプ米大統領は7日、不法移民対策を巡りメキシコと合意したことを明らかにし、メキシコ製品への制裁関税発動を無期限で停止すると表明した。メキシコが不法移民対策を強化することで合意し、米・メキシコの「関税戦争」はひとまず回避された。
トランプ大統領は、ツイッターへの投稿で「米国はメキシコと合意文書に署名した。よって10日に発動する予定だったメキシコに対する関税は無期限で停止された」と述べた。
「メキシコは、同国を経由し米南部の国境に押し寄せる移民の波を阻止する強力な措置を講じることに合意した。これは、メキシコから米国への不法移民の大幅に減らす、または排除するための措置だ」としている。
トランプ大統領は5月末にメキシコの不法移民対策の不備を理由にメキシコ製品に最大25%の制裁関税を課すと表明。今週、ワシントンで米国、メキシコ双方の当局者が3日間にわたり協議していた。
米国とメキシコの共同声明によると、メキシコは米国に入国した難民申請者の審査が行われる間、メキシコに送還して待機させる措置を拡充することで合意。また、メキシコが国境警備要員の派遣など、不法移民対策を強化するとしている。
共同声明は「米国は南部国境における現行の移民保護手続きを直ちに拡充する」とし、「米南部国境を越えて入国した難民申請者はただちにメキシコに送還され、そこで審査を待つことになる」と説明。「メキシコは、これらの人々が難民審査を待つ間、国際的義務に則り人道的理由で入国を認める」としている。

一方、米国は、メキシコを「安全な第三国」に指定し、中米からの難民申請者の大半をメキシコが恒久的に受け入れることを要求していたが、今回の合意にそれは盛り込まれなかった。
共同声明によると、両国は不法移民に関する協議を継続し、今回の合意が「所期の成果をもたらさない場合は追加措置を講じる」方針で、それを90日以内に発表する。
ワシントンで米と協議していたメキシコのエブラルド外相は、10日から国境警備要員を派遣する予定としている。
エブラルド外相は、合意に満足していると評価。「交渉が始まった時点では、米国はより強硬な措置を提案していたが、最終的にはその中間をとった内容の合意となった。公平なバランスだと思う」とし「安全な第三国」が合意に盛り込まれなかったことの重要性を強調した。
外相はまた、中米移民の増加の背景にある要因に対して共同で取り組むというメキシコ側の提案を、米国が支持したことに言及した。
ポンペオ米国務長官は、別途、メキシコのエブラルド外相に謝意を示す声明を発表。「米国はメキシコと協力してこれらのコミットメントを履行し、米南部の国境から入国する不法移民の波を阻止して国境を強固で安全なものにすることを期待している」と述べた。 *内容を追加します。

5411とはずがたり:2019/06/12(水) 20:57:10
米下院、天安門事件の犠牲者追悼決議を採択 中国の人権侵害も非難
2019.6.5 19:27国際米州
https://www.sankei.com/world/news/190605/wor1906050019-n1.html
 【ワシントン=黒瀬悦成】米下院本会議は4日、中国当局が民主化運動を弾圧した1989年の天安門事件から30年となったのに合わせ、事件の犠牲者を追悼する決議案を全会一致で採択した。決議は「民主化デモに参加したために殺害され、拷問を受け、投獄された人々の家族に同情と連帯の意を表する」とし、中国政府に対して「暴力的な弾圧の最中に政府が何を行い、何人が死亡したのか、全面的かつ明瞭で独立した報告を求める」と訴えた。

 決議はまた、イスラム教徒の少数民族ウイグル族への弾圧など現在の中国で横行している人権侵害を非難したほか、事件を受けて中国国外での生活を強いられている民主活動家らが帰国しても罰せられることがないように促した。

 ペロシ下院議長は採決に際し議場で演説し、「私たちは事件について忘れず、世界最大の人口を抱える中国が最大の民主体制になる日まで、天安門での活動家の精神を胸に刻んで頑張り続ける」と強調した。

 ワシントンの連邦議会議事堂前ではこの日、民主化運動の元学生指導者、王丹(おう・たん)氏らが集会を開き、中国民主化の実現に向けた国際社会の支援を訴えた。

 集会には天安門事件で走行する戦車の車列の前に立ちはだかり、後に「タンクマン」と名付けられた男性の像も運び込まれた。

5412とはずがたり:2019/06/14(金) 19:50:48

2019年6月14日 / 19:04 / 20分前更新
米上院議員、香港の自治権検証を義務付ける法案を提出
https://jp.reuters.com/article/hongkong-extradition-usa-congress-idJPKCN1TF13N?feedType=RSS&amp;feedName=special20
Reuters Staff

5413 チバQ:2019/06/14(金) 21:23:31
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20190614k0000m030051000c.html
「月末に退任」のサンダース米大統領報道官、アーカンソー州知事選出馬か

2019/06/14 09:57��

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サンダース報道官(右)に謝意を示すトランプ大統領=AP
(毎日新聞)

 トランプ米大統領は13日、ホワイトハウスのサンダース報道官が月末に退任するとツイッターで明らかにした。「並外れた才能を持つ特別な人間。素晴らしい仕事をしてくれた」と謝意を示した。また、サンダース氏が故郷の南部アーカンソー州で「州知事選に出馬することを期待している」と述べた。
 CNNテレビもサンダース氏が2022年に予定される同州知事選への立候補を検討していると報道。サンダース氏は13日にホワイトハウスで記者団に「家族と過ごす時間を持ちたかった。大統領が本格的な選挙戦に入る時期によいタイミングだと考えた」と語った。トランプ氏は後任を明らかにしていない。
 サンダース氏は17年7月、女性として歴代3人目の報道官に就任したが、事実に基づかない発言が度々、米メディアから批判された。公表されたロシア疑惑の捜査報告書では、連邦捜査局(FBI)のコミー前長官の解任を巡り、記者会見などで繰り返した「解任を求める現場の声が多く届いている」との主張が虚偽だったことが明らかになった。
 現政権ではトランプ氏本人が連日、記者団の前に立ち質問に答える機会が多い一方、正式な記者会見の回数は減っており、サンダース氏の定例会見は今年3月11日を最後に3カ月以上、開かれていない。【ワシントン高本耕太】

5414チバQ:2019/06/17(月) 10:19:01
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190617-00000003-jij_afp-int
バイデン前副大統領ら、トランプ氏をリード 2020年米大統領選 世論調査
6/17(月) 9:41配信 AFP=時事
バイデン前副大統領ら、トランプ氏をリード 2020年米大統領選 世論調査
米ホワイトハウスを出発するドナルド・トランプ大統領(左、2019年6月2日撮影)と、米ペンシルベニア州フィラデルフィアで2020年米大統領選の選挙運動を開始したジョー・バイデン前副大統領(右、2019年5月18日撮影)のコンボ写真(2019年6月11日作成)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】保守系の米FOXニュース(Fox News)は16日、2020年米大統領選でドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が、ジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領およびその他4人もの民主党候補者に有権者の支持率でリードを許しているという全米世論調査結果を報じた。

【関連写真】現時点で最有力とされるバイデン前副大統領

 今月9〜12日に実施されたこの世論調査で、仮に一騎打ちになった場合に誰を支持するかと質問したところバイデン氏と答えた人が49%、トランプ氏と答えた人が39%だった。バーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員とトランプ氏の組み合わせでも、49%と40%というほぼ同じ割合で、トランプ氏が劣勢に立っていることが分かった。

 この調査の誤差(3ポイント)の範囲内ではあるが、エリザベス・ウォーレン(Elizabeth Warren)上院議員、カマラ・ハリス(Kamala Harris)上院議員、現在インディアナ州サウスベンド(South Bend)市長を務めているピート・ブーティジェッジ(Pete Buttigieg)氏もトランプ氏を1〜2ポイント上回っていた。

 民主党を元気づけるニュースの一方、前回2016年の大統領選でトランプ氏が勝利したフロリダ、ペンシルベニア、ウィスコンシンの3州を含む重要州でトランプ氏がバイデン氏に2桁の大幅なリードを許しているという世論調査結果が出たという情報もリークされた。

 トランプ氏本人はABCにそのような世論調査結果は存在しないと述べたが、トランプ陣営は後に世論調査結果が存在すること自体は認めつつ、今年3月の古いデータだとして影響は小さいという態度を示した。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)は16日、トランプ陣営がこの世論調査結果のリークに激怒し、関係のあった世論調査会社5社のうち3社との関係を断ったと報じた。関係を断ったうちの1社は、トランプ氏の上級顧問ケリーアン・コンウェー(Kellyanne Conway)氏が以前務めていた会社だという。

 米CBSニュース(CBS News)と調査会社ユーガブ(YouGov)が先月31日〜今月12日に複数の重要州で行った別の世論調査でも、民主党支持者の間でバイデン氏の人気が高く、来年の大統領選でトランプ氏を破る可能性が最も高い候補者であることが分かった。

 2020年11月3日の次回米大統領選までまだ500日以上もある。先週よく見られたツイッター(Twitter)への投稿によると、ここ数十年の米大統領選では、選挙戦のこの時期に遅れをとっていた候補者が最終的には当選している。トランプ氏もそういった候補者の一人だった。

 トランプ氏はフロリダ州オーランド(Orlando)で18日に開く集会で2020年大統領選への立候補を正式表明する予定。【翻訳編集】 AFPBB News

5415チバQ:2019/06/23(日) 10:00:37
>>5392-5393
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190622-00000035-jij-n_ame
米国防長官にエスパー氏指名へ=陸軍長官から昇格
6/22(土) 10:04配信 時事通信
米国防長官にエスパー氏指名へ=陸軍長官から昇格
マーク・エスパー米陸軍長官=3月7日、ワシントン(CNP時事)
 【ワシントン時事】トランプ米大統領は21日、マーク・エスパー陸軍長官を次期国防長官に指名する意向を明らかにした。

 昨年末にマティス長官がトランプ氏との「意見の相違」を理由に辞任して以降、国防長官職は空席になっていた。就任には上院の承認が必要になる。

 エスパー氏は1986年に陸軍士官学校を卒業後、空挺(くうてい)師団の兵士として湾岸戦争に従軍。退役後は上院議員時代のヘーゲル元国防長官の政策顧問などを経て、防衛大手レイセオンで政府交渉担当の副社長を務めた。2017年11月に陸軍長官に就任した。ポンペオ国務長官とは陸軍士官学校で同期だったという。

 国防長官職をめぐっては、トランプ氏がシャナハン国防長官代行を指名する意向を示していた。だが、シャナハン氏は今月18日、家族の問題を理由に突如として指名辞退を表明。24日付でエスパー氏が長官代行に就任することが決まっていた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190622-00000030-asahi-int
米国防長官にエスパー陸軍長官指名へ 長官不在を解消か
6/22(土) 12:28配信 朝日新聞デジタル
米国防長官にエスパー陸軍長官指名へ 長官不在を解消か
マーク・エスパー氏=米陸軍のホームページから
 トランプ米大統領は21日、国防長官代行に24日付で就任するマーク・エスパー陸軍長官を国防長官に指名する方針を表明した。就任には米議会上院の承認が必要になる。イランとの緊張が高まる中、国防トップの長官が半年近く不在という異例の状態を早期に是正する必要があると判断したとみられる。

 エスパー氏は1986年、米陸軍士官学校を卒業し、湾岸戦争にも参加した。議会スタッフや国防次官補代理を務めた経験もある。近年は、米大手防衛産業レイセオン社で対政府関係などを受け持つ幹部を務めた。2017年11月に陸軍長官に就任した。

 イラン情勢では、米国の無人偵察機が撃墜されたことへの報復攻撃をトランプ氏が20日に承認し、攻撃直前に撤回するなど、一触即発の状態が続く。米紙ニューヨーク・タイムズによると、エスパー氏も同日のホワイトハウスの高官会議に出席していたという。

 ホワイトハウスは5月、シャナハン長官代行を長官に指名する方針を発表したが、シャナハン氏は今月18日、家庭の事情を理由に指名を辞退した。トランプ氏は後任のエスパー氏を「傑出した男」と評価し、「間違いなく素晴らしい仕事をするだろう」と述べた。(ワシントン=渡辺丘)

朝日新聞社

5416チバQ:2019/06/24(月) 22:19:24
https://www.afpbb.com/articles/-/3231540
米民主党の大統領候補指名争い、また一人名乗り 退役軍人のセスタック氏
2019年6月24日 12:45 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ]
【6月24日 AFP】既に多数が名乗りを上げ乱立状態となっている2020年米大統領選の民主党候補の指名争いに、また新たな候補者が現れた。ペンシルベニア州選出の元下院議員で30年以上の軍歴を持つジョー・セスタック(Joe Sestak)氏が23日、大統領選に立候補する意向を明らかにした。

 セスタック氏は出馬を表明するビデオメッセージで、「私はジョー・セスタック。ベトナム戦争(Vietnam War)から冷戦(Cold War)時代、アフガニスタンやイラク、そして中国の台頭に至るまで31年以上にわたり、平時も戦時も軍服を身にまとってきた」と述べた。

 退役海軍中将であるセスタック氏は2007年から2011年までペンシルベニア州選出の下院議員を2期務め、ビル・クリントン(Bill Clinton)政権下で国家安全保障のスタッフとして仕えた。

 また、海軍兵役中だった2002年には湾岸地域で司令官として空母打撃群を率い、軍事作戦に関わった。これまで米上院議員選に2度挑戦したものの、いずれも敗れている。

 セスタック氏は一匹おおかみとの評判で党では異端視されており、米ニューヨーク・タイムズ(New York Times)の記者は同氏の立候補について「疲れ知らずかのめり込んでいるだけといったところ」と厳しい評価をしている。(c)AFP

5417チバQ:2019/06/24(月) 22:20:04
https://www.fnn.jp/posts/00046933HDK/201906241900_tarokimura_HDK
米大統領選民主党トップランナーがつまづいた! バイデン氏の過去に人種差別の影
子息の金銭疑惑も波乱要素


木村太郎
カテゴリ:ワールド
2019年6月24日 月曜 午後6:05

黒人を意味する差別用語「ボーイ」

バイデン前副大統領
来年の米大統領選で、民主党側の候補者選びではジョー・バイデン前副大統領が優勢と伝えられるが、ここへきて過去の人種差別問題でつまづいた形になっている。

バイデン氏は18日ニューヨークで行われた支持者との会合で講演し「最近の政治には礼儀正しさが欠けている」と自分が上院の新人議員時代の経験を次のように話した。
「私はジェームズ・イーストランド議員と同じ派閥に属していたが、彼は私のことを『ボーイ』とは決して呼ばなかった。常に『サン(息子よ)』と言ってくれた。そこには礼儀正しさが残っていたので、私たちは意見の違いを乗り越えて仕事ができたのだ」

実は「ボーイ」という言葉は「少年」以外に「黒人」を指す差別用語として使われる。またミシシッピ州選出のイーストランド議員は、黒人を「劣等人種」とまで言った人種差別主義者として知られている。

コーリー・ブーカー候補「バイデン氏は、直ちに謝罪せよ」

コーリー・ブーカー上院議員(ニュージャージー州選出)
つまりバイデン氏は人種差別主義のベテラン議員が新人の自分を「黒人」扱いしなかったから、当時は「礼儀正しさがあった」と言ったと受け止められ、民主党の候補を争う相手から非難の声が上がった。

「黒人を『ボーイ』と呼ぶことは冗談にもならない。白人優越主義を永続化し、アフリカ系米国人から人間性を奪い取るだけだ。(中略)正直言って、バイデン氏が直ちに謝罪しなかったことに失望するばかりだ。彼の言葉は多くの米国人に不快な思いを蘇らせたからだ。謝罪すべきだ」

黒人の大統領候補のコーリー・ブーカー上院議員(ニュージャージー州選出)はこのような声明を発表したが、バイデン氏は「何に謝罪するのだ」と反発している。

人種差別撤廃に消極的だったバイデン氏
この問題は、バイデン氏自身の人種差別問題にも火をつけることになった。

バイデン氏は、新人上院議員時代の1977年に「反バッシング法案」を提案した。「バッシング」というのは、教育上の差別撤廃のために白人居住区の生徒を黒人居住区の学校に、黒人生徒は白人居住区の学校へバスで通学させるというもので、当時から「逆差別」との反対論が白人社会から上がっていた。

バイデン氏の法案は裁判所がバッシングを強制できないようにするというもので、上院で賛同者を集めるのに努力したが僅差で実現できなかったが、その過程で上院司法委員長だったイーストランド議員の助けを得たようで、最近同議員に当てたバイデン氏の手紙が発見されていた。

「今回の反バッシング法案について、委員会での審議にご助力賜ったことに心より御礼申し上げます」

この手紙は、バイデン氏が人種差別主義者のイーストランド議員とは立法の助けを得る仲で、自身も人種差別撤廃には消極的であったことを裏付けたことになり、これから本格化する民主党の候補選びに出足でつまづいた形になった。

バイデン氏をめぐっては、他にも二男のハンター・バイデン氏の中国やウクライナとの金銭疑惑も取りざたされており、今は支持率でトップを走るものの先行きは波乱含みのようだ。

5418チバQ:2019/06/24(月) 22:24:21
>>5399とか
ジョゼフ・バイデン元副大統領
バーニー・サンダース上院議員
エリザベス・ウォーレン上院議員
ピート・ブティジェッジ市長
カマラ・ハリス上院議員

https://jp.wsj.com/articles/SB11478348302550594552304585384272744669274
米大統領選、民主党レース序盤は先頭集団5人に
By Ken Thomas and Julie Bykowicz
2019 年 6 月 24 日 10:13 JST

 【ワシントン】現職ドナルド・トランプ大統領への挑戦権獲得を目指す民主党の候補者選び。異例の乱立状態となるなか、誰が混戦から抜け出すか、または落ちこぼれるかの分かれ目はこの夏に訪れそうだ。

 大統領選出馬を表明した24人の民主党候補のうち、今週のテレビ討論には20人が参加する予定。しかし現段階で、米国民の関心は5人に絞られている。

 オバマ前政権で副大統領を2期務め、デラウェア州選出の上院議員を6期務めたジョー・バイデン氏は自身の政治経験を武器に、世論調査で他の候補を引き離してトップに立っている。しかし、このところは、公費による妊娠中絶支援をめぐる方針転換、差別主義的な上院議員らと協力した過去を懐かしむ姿勢などが、長い議員生活の産物として関心を集めている。こうした状況は他の候補者にとって、バイデン氏との対立軸を示すチャンスを与えるものだ。

 バイデン氏に続く候補の中では、バーニー・サンダース上院議員(バーモント州)、エリザベス・ウォーレン上院議員(マサチューセッツ州)、インディアナ州サウスベンド市のピート・ブティジェッジ市長、カマラ・ハリス上院議員(カリフォルニア州)が2位集団を形成している。6月に公表された全国規模の複数の世論調査では、この5人がほぼ上記の順番で他の候補者を引き離しているが、幾つかのケースではサンダース氏とウォーレン氏、ブティジェッジ氏とハリス氏の順番が入れ替わっている。

 グーグル検索、ケーブルテレビ視聴者数、早期の資金集めの状況など、他のデータからも、現時点での順位については似たような結果が得られている。

 ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とNBCニュースが今月実施した調査では、ウォーレン氏を強く支持する、もしくは同氏に満足しているとの回答は3月時点に比べ若干増えた。一方、バイデン、サンダース両氏に対して、強い支持か満足感を示した回答者は3月調査に比べ減少した。

 異例の混戦となっている民主党予備選にメディアの注目が集まることで、候補者の資金集めには追い風となる。資金集めが好調になれば、各陣営は有権者の関心を引き付けるための選挙広告や直接的な呼び掛けへの拠出が容易になる。

 26、27日の夜にマイアミで行われる討論会は、早期に支持率でリードしている候補者だけでなく、それほど人気の高くない候補者にも資金集めに向けた大きなチャンスを提供する。3日後には、第2四半期の資金集めのデータを公表して注目を集める機会も到来するが、各陣営は7月半ばまではその情報を連邦選挙委員会(FEC)に報告する義務はない。

5419チバQ:2019/06/24(月) 22:24:46
 民主党候補による2回目の討論会は7月終わりに行われる。9月終わりに次の資金集めの報告書が公表されるまでには、候補者はふるいにかけられ始めているかもしれない。

 民主党大統領候補のベテラン選挙スタッフで、ブティジェッジ氏を支援するスティーブ・エルメンドーフ氏は「9月か10月になって23人の候補者がいるとは思わない」と述べた。

 ニュースの見出しに割って入れない候補者は、夏の終わりまでに資金不足になる可能性がある。民主党のストラテジストらは、少なくとも来年2月以降早期に予備選ないし党員集会が行われる州(アイオワ、ニューハンプシャー、サウスカロライナとネバダ)を切り抜けるのに十分な競争力を持つためには、陣営に5000万ドル(約53億5000万円)以上の運営費用がかかる可能性があるとみている。

 2016年大統領選でヒラリー・クリントン氏の選対責任者を務めたロビー・ムーク氏は、「現段階は全国的な選挙運動となっているが、ここでどれだけの注目を集められるかが、早期に予備選や党員集会が行われる州でうまくやれるかに関わってくる」と述べる。同氏によると、民主党全国委員会(DNC)は今月と次回の討論会の参加資格として、全国世論調査と6万5000人の寄付者の数値を利用することを決めており、これがそうした現実を一層際立たせるという。「つまり、最大の問いは誰がニュースをもたらすのか、誰が注目を集めるのかだ」

 ニールセンのデータによると、バイデン氏以外で大統領選に出馬経験がある唯一の候補であるサンダース氏は、4月にFOXニュースで放映された対話集会で推計260万人の視聴者を集めた。これは出馬表明した民主党候補者のケーブルテレビ視聴者数では最も多い。

 グーグルトレンドのデータによると、過去30日間の検索回数では、バイデン、ブティジェッジ、ウォーレンの各氏についての情報検索が他のどの候補よりも多かった。

 バイデン氏は4月26日の出馬表明以降、主として資金集めに焦点を当てている。先週にはニューヨーク市で4回予定されていた会合の一つで約100人の参加者に対し、「私はあなたたちを本当に必要としている」と訴えた。

 バイデン氏は資金提供者らに対し、資金集め戦略が成果を上げていると語り、献金の平均額や資金提供者の数を合わせると2000万ドル前後の選挙資金となると説明した。

 他の陣営は最新の資金獲得状況について明確にするのを控えている。ただ、事情に詳しい関係者2人によれば、ブティジェッジ氏は先月、資金提供者らへの電話で4月には1-3月に得たのと同規模の700万ドルの資金を集めたことを明らかにしている。この話はポリティコが最初に報じていた。

 ブティジェッジ氏は資金集めに奔走しているが、サウスベンド市で6月16日に白人警官が黒人男性を銃で撃って死亡させる事件があったため、先週は市長としての仕事にかかりきりとなった。

 多くの候補者は選挙運動への市民の関心を高め、新たな資金提供者を引き寄せるため、費用のかからないケーブルテレビニュースやポッドキャストへ出演、高額ではないデジタル広告を利用している。DNCは9月の討論会を行う上で、2つある数値上の参加基準を事実上2倍に引き上げた。それによれば、候補者は少なくとも4つの世論調査で2%の支持を獲得しているか、あるいは少なくとも13万人の寄付者を獲得していなければならない。

 この基準は、候補者が資金集めに引き続き焦点を当てなければならないことを意味している。夏の終わりまでに基準を満たせなかった候補者にとって、大統領選活動は終了することになるだろう。

5420チバQ:2019/06/26(水) 17:48:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190626-00000572-san-n_ame
候補乱立の異例討論会スタート 米民主党 バイデンVS左派候補
6/26(水) 16:50配信 産経新聞
候補乱立の異例討論会スタート 米民主党 バイデンVS左派候補
民主党のライバルたちが優位
 【ニューヨーク=上塚真由】来年11月の米大統領選に向けた民主党候補者指名争いの第1回テレビ討論会が26〜27日に南部フロリダ州マイアミで行われ、トランプ大統領への“挑戦権”をめぐる論戦がスタートする。民主党は予備選の活性化のため、討論会の参加基準を変更し、20人と異例の多さの候補が登場する。

 政策では「左傾化」する候補がひしめき、先頭に立つ中道穏健派のジョー・バイデン前副大統領(76)に舌戦を挑む構図が予想される。現時点の世論調査ではトランプ氏を上回る支持を受ける候補が多く、討論会は第1回から、大統領選で同氏に「勝てる候補」であることをアピールする場になりそうだ。

 民主党指名争いには主要候補だけで24人が出馬を表明。第1回討論会ではこのうち20人が参加し、2日間にわけて10人ずつ登場する。支持率上位者では26日にエリザベス・ウォーレン上院議員(70)が登壇。27日にはバイデン氏のほか、バーニー・サンダース上院議員(77)、カマラ・ハリス上院議員(54)、中西部インディアナ州サウスベンド市のピート・ブティジェッジ氏(37)が顔をそろえる。

 参加者の多さで「かつてない討論会」(米紙ニューヨーク・タイムズ)となるのは、党全国委員会が参加者の選考基準を変更したためだ。新基準は(1)世論調査で1%以上の支持率を3回獲得(2)個人献金者6万5000人以上-となり、支持率が1%に満たない候補でも個人献金が集まれば参加可能となった。

 泡沫(ほうまつ)候補にも全国にアピールできる機会が得られる一方で、「議論が深まらず、自らの主張を言い合うだけの演説会になりかえない」との懸念も噴出。9月の第3回討論会では、支持率「2%」、個人献金者「13万人」と基準が引き上げられた。

 黒人や女性など多様な顔ぶれで注目される今回の指名争いだが、国民皆保険の徹底を掲げるサンダース氏や、富裕層課税を提唱するウォーレン氏ら大半が左派や急進左派で、政策論議は広がりを欠く。

 有力候補では唯一の中道穏健派のバイデン氏への批判が集中する展開も予想され、米紙ワシントン・ポストは「バイデン氏にとって大きなテストとなる。他の有力候補の中でうまく立ち振る舞えば、(首位の)地位を確固たるものにできる」と指摘。今後を占う重要な討論会になると分析している。

5421チバQ:2019/06/26(水) 22:15:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190626-00000015-asahi-int
トランプ夫人の広報、政権の「顔」就任 グリシャム氏
6/26(水) 10:18配信 朝日新聞デジタル
トランプ夫人の広報、政権の「顔」就任 グリシャム氏
新しいホワイトハウス報道官に就任するステファニー・グリシャム氏=ロイター
 トランプ米大統領のメラニア夫人は25日、自身のツイッターで、政権の「顔」となる新しいホワイトハウス報道官に、メラニア氏の広報担当ステファニー・グリシャム氏(42)が就くと発表した。空席だった広報部長も兼務する。

【写真】新しいホワイトハウス報道官に就任するステファニー・グリシャム氏=ロイター

 メラニア氏は、グリシャム氏について「2015年以来、彼女は我々とともにある。大統領と私は、政権と米国のために働く上で、彼女以上に適任な人物を思いつかない」と投稿。現職のサラ・サンダース報道官は今月末で退任すると発表している。トランプ政権発足から約2年半で、グリシャム氏が3人目の報道官となる。

 米メディアによると、グリシャム氏は地元アリゾナ州で、共和党の政治家のために広報の仕事を務めていた。15年に大統領選候補だったトランプ氏の選挙演説を手伝って以来、トランプ氏の陣営に入った。選挙戦終盤ではトランプ氏にずっと同行して広報担当などを務めた。

5422チバQ:2019/06/28(金) 20:14:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190628-00000072-mai-n_ame
バイデン氏防戦で民主党候補指名は波乱含み 20年米大統領選
6/28(金) 18:20配信 毎日新聞
バイデン氏防戦で民主党候補指名は波乱含み 20年米大統領選
バイデン前副大統領=AP
 2020年米大統領選でトランプ大統領の再選阻止を狙う民主党候補の2日目のテレビ討論会が27日、南部フロリダ州マイアミで開かれた。現時点で支持率上位5人のうち4人が参加。支持率トップのバイデン前副大統領(76)が防戦に回る場面が目立ち、今後の候補者指名争いの波乱を予感させる展開となった。

 会場が最も張り詰めたのは、人種問題に関するやりとりの際だった。黒人女性のハリス上院議員(54)が「バイデン氏に言いたいことがある」と切り出し、「人種差別政策を進めていた上院議員2人をほめるようなことを語ったと聞き、心が痛んだ」と語気を強めて批判した。バイデン氏は18日にあった支持者集会で、他党とも協力できるという趣旨から「人種差別的な上院議員とも一緒に仕事をした」と語り、批判を浴びていた。ハリス氏はさらに、児童をバスで他地域の学校に通わせ人種の融合を進めた1970年代の政策にバイデン氏が反対していたこともやり玉に挙げた。

 これに対し、バイデン氏は「私の立場を正確に表現していない」などと反論したが、発言について謝罪はしなかった。

 ハリス氏は、銃規制や移民政策でも司会者の質問に明快に答え、米メディアの多くが「この日の勝者はハリス氏」と伝えた。

 サンダース上院議員(77)は「ウォール街、保険会社、製薬会社と戦うガッツがなければ何も変わらない」などと訴え、大企業批判を展開した。

 中西部インディアナ州サウスベンド市のブティジェッジ市長(37)は「中国の挑戦を深刻に受け止めるべきだ」と語り、「米国の民主主義が揺らいでいるため、中国の権威主義モデルが注目されている」と懸念を示した。

 2日間の討論会には計20人が参加。回答時間が1分以内に制限されているため議論は深まらなかったが、今後の議論の骨格が見えてきた。民主党候補らは、連邦政府の力を強め、所得格差是正や医療保険制度改革を進める必要があるとの考えは共通している。ただ、どこまで政府が市場に介入し、企業を規制するかで割れている。サンダース氏やウォーレン上院議員(70)ら左派は、公的保険制度の確立のため民間保険会社を排除することまで提案している。移民政策では、トランプ政権の強権的な取り締まりに反対し、移民受け入れを進める必要があるとの認識では一致。だが、査証(ビザ)なしで入国することを刑事罰の対象とするかしないかでは、意見が分かれている。【ワシントン古本陽荘】

5423チバQ:2019/06/28(金) 20:15:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190628-00000039-jij_afp-int
米民主党公開討論会、首位候補のバイデン氏に集中砲火
6/28(金) 19:37配信 AFP=時事
米民主党公開討論会、首位候補のバイデン氏に集中砲火
米フロリダ州マイアミで行われた2020年大統領選に向けた野党・民主党の公開討論会に出席したジョー・バイデン前副大統領(左)とバーニー・サンダース上院議員(右、2019年6月27日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米国で27日夜、2020年大統領選に向けた野党・民主党の公開討論会の2日目が行われた。世論調査で首位を走るジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領(76)は、打倒ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領を目指す戦いを若い世代に託すよう求められるなど、多方面から集中砲火を浴びた。

【関連写真】米民主党の公開討論会

 全米にテレビ中継された討論会で、バイデン氏は視聴者へのアピールを試みる9人の候補と対峙(たいじ)。その中には世論調査で2位につけるバーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員(77)ら上位5人のうち4人が居た。

 バイデン氏は荒れ模様となった論戦で守勢に立たさされながらも、トランプ大統領に挑むのに誰よりも有利な立場にいるのは自分だと強調した。

 トランプ氏について、バイデン氏は「おぞましい」政策で所得格差を拡大してきたと批判。サンダース氏も「いんちき」大統領、「病的なうそつきで人種差別主義者」と非難した。

 しかし7年ぶりにテレビ討論会に参戦したバイデン氏は、自身の半分の年ほどの若い候補らから、冒頭から予想以上に痛烈な攻撃を受けた。

 エリック・スウォルウェル(Eric Swalwell)下院議員(38)は、民主党指導部の新世代は気候変動対策や、健康保険の適用範囲拡大、銃暴力の削減などについて、旧世代よりも多くの知識を持っていると主張。バイデン氏に「バトンを渡す」よう求めた。

 また唯一の黒人女性候補のカマラ・ハリス(Kamala Harris)上院議員は、バイデン氏の最近の発言に、差別主義者の米上院議員らに対する批判を避けるような「人の心を傷つける」発言があったことを認めるよう迫った。

 会場が静まり返る中、バイデン氏は人種差別主義者を称賛したことはないと主張。黒人が多く居住する地区の子どもを、富裕地区のより良い学校に通学させる1970年代の試みに反対した事実はないと否定した。

 ハリス氏は、「カリフォルニアに、公立高校の統合が行われた二級市民とされた少女が居た。その子は毎日バスで通学していた」「私こそその少女だ」と訴えた場面は、今回の討論会のハイライトの一つとなった。

 バイデン氏は、新世代だけでなく古参のサンダース氏からも攻撃を受けた。サンダース氏が、米議会上院でイラク戦争に賛成票を投じたことについて問うと、バイデン氏はイラクから15万人の部隊を撤退させたことで責任を取ったと主張。

 この発言にサンダース氏がかみつき、「ジョーはあの戦争に賛成票を投じた。私は反対派を率いる支援をした。あの明らかに失敗した戦争のことだ」と責め立てた。【翻訳編集】 AFPBB News

5424チバQ:2019/06/29(土) 09:02:16
https://www.afpbb.com/articles/-/3232493
米大統領選の民主党候補者10人、初の公開討論 ウォーレン氏に脚光
2019年6月27日 21:05 発信地:マイアミ/米国 [ 米国 北米 ]
【6月27日 AFP】2020年の米大統領選へ向け、民主党候補の指名争いに名乗りを上げている10人が26日、初の公開討論(ディベート)を行った。優勢にあるエリザベス・ウォーレン(Elizabeth Warren)上院議員(70)が、その立場をいっそう固める結果となった。遅れをとる候補者らは注目を浴びるために移民問題を取り上げる傾向が目立った。

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inRead invented by Teads
 前回の2016年大統領選以来、最大の政治討論会となる民主党候補らのディベートは二晩にわたってマイアミで行われている。論戦の口火を切ったのは、ベト・オルーク(Beto O'Rourke)元下院議員、コリー・ブッカー(Cory Booker)上院議員、テキサス州サンアントニオ(San Antonio)の元市長フリアン・カストロ(Julian Castro)氏、ニューヨーク市のビル・デブラシオ(Bill de Blasio)市長らで、医療制度から経済格差、気候変動に対する取り組み、銃問題、対イラン外交、移民問題まであらゆるテーマを活発に論じた。

 民主党の候補らは経済、そして移民問題でドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領を強く批判した点では共通したが、次期大統領が米国をどの程度、よりリベラルな路線に移すべきかについては見解が分かれた。

 移民問題に関する論戦の最中には、オルーク氏、ブッカー氏、カストロ氏がスペイン語を織り交ぜ、今や票田としてますます大きな影響力を持つようになっているヒスパニック系有権者に公然とアピールした。

 またデブラシオ氏は、移民が米国民に災難をもたらしたという言説に対し、「あなた方を痛めつけたのは移民ではない。大企業だ」と力説して拍手喝采を浴びた。

 中でも自らが大統領に就任した場合の具体的な優先政策を示したのはウォーレン氏で、富裕層への課税や巨大IT企業の分割などを掲げた。

 クライマックスとなるのは27日の討論で、首位を走っているジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領とそれを追うバーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員ら10人が対決する。

 一方、大阪で28日に開幕する20か国・地域(G20)首脳会議のためにアジアへ向けて出発したトランプ氏は、自分のライバルとなる相手たちをけなすチャンスを逃さず、大統領専用機エアフォースワン(Air Force One)からツイッター(Twitter)に「退屈だ!」と投稿した。(c)AFP/Leila Macor, with Michael Mathes in Washington

5425チバQ:2019/07/09(火) 19:31:28
https://www.asahi.com/articles/ASM4N243RM4NUHBI008.html?iref=pc_rellink
同性愛者の米大統領誕生も? 今一番勢いある野党の若手
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サウスベンド〈インディアナ州〉=鵜飼啓 2019年4月29日11時00分
 ミレニアル世代で同性愛、人口10万人の中西部の市長――。2020年の米大統領選に向けた民主党の候補者選びで、異色の候補が脚光を集めている。インディアナ州サウスベンドのピート・ブダジェッジ市長(37)。1カ月ほど前はほぼ無名だったが、瞬く間に主要候補の仲間入りを果たした。今一番勢いに乗っている候補だ。当選すれば史上最年少、初の同性愛者の米大統領となる同氏にチャンスはあるのだろうか。

 「難しい話を聞く前に、一番気になる問題がある」

 米ケーブルテレビCNNが3月10日にブダジェッジ氏を招いて開いた市民対話集会で、司会のジェイク・タッパー氏がこう切り出した。

 「あなたとあなたの夫の間には、名前をどう発音するか意見の相違があるようだ。夫は『buddha-judge(ブダ・ジャッジ)』、あなたは『BOOT-edge-edge(ブート・エッジ・エッジ)』と説明している。どう発音すればいい?」

 「どっちでもいけますよ。地元ではメイヤー・ピート(ピート市長)と呼ばれています」

 全米テレビ中継されたこの集会での実直でさわやかなやりとりと鋭いトランプ政権批判が高い評価を得て、ブダジェッジ氏は一躍名前が知られるようになっていく。だが、この時点では候補者乱立の民主党予備選で「その他大勢」の一人。米メディアでさえ、父が地中海の島国マルタからの移民で、米国でも珍しい名字を持つ若き市長の名前の読み方が分からなかったのだ。(朝日新聞では米国駐在の複数の特派員が市長本人の発音を繰り返して聞き、カタカナ表記を「ブダジェッジ」とすることに決めました)

ノーマークから3位人気に

 この日以来のブダジェッジ氏の勢いには目を見張るものがある。

 主要テレビ局のトーク番組にひっぱりだことなり、娯楽メディアにも登場。集会には想定を大きく上回る参加者が詰めかける。16日にアイオワ州デモインで開いた集会には、参加者50人を想定していたところ1600人が集まったという。

 昨秋の中間選挙での健闘で民主党の「新星」との期待を集め、大統領選に名乗りを上げたベト・オルーク前下院議員もかすむ勢いだ。当初は各種世論調査で支持率が0〜1%と低迷していたが、エマーソン大学が11〜14日に行った世論調査では、オルーク氏や有力候補と目される女性のカマラ・ハリス上院議員らを上回る9%に急上昇し、3位に食い込んだ。

 前回の予備選でヒラリー・クリントン氏と激戦を繰り広げたバーニー・サンダース上院議員(29%)、ジョー・バイデン前副大統領(24%)とはまだ差があるものの、大健闘と言える。

 米大統領選では資金力が大きくものを言うが、ブダジェッジ氏は第1四半期に700万ドル(約7億8千万円)の献金を集めた。サンダース氏の1820万ドル、ハリス氏の1200万ドル、オルーク氏の940万ドルに次ぐ額だ。ブダジェッジ氏は14日に地元サウスベンドで大統領選への立候補を正式表明したが、陣営によると表明後数時間でさらに100万ドルが集まった。

「珍しいタイプ」
 なぜ、大統領選の被選挙権(35歳以上)を得たばかりのこの若者がこれほどまでに人を引きつけるのか。

 ワシントン・ポスト紙の政治分析コラムは理由の一つに「民主党にしては珍しいタイプであること」と挙げる。

 民主党は東海岸と西海岸の大都市に支持者が多いが、ブダジェッジ氏は製造業の衰退で長く停滞していたサウスベンドで生まれ育ち、市長として街の再興に尽力したという「中西部要素」を備える。市長在任中に海軍予備役として招集され、アフガニスタンで7カ月従軍したという経験もあり、こうした点は「発展に取り残されてきた」との不満を抱える層や、地方に多い共和党支持者からも共感を得やすいポイントだ。

 名門ハーバード大卒、難関のローズ奨学生としてオックスフォード大で学んだトップエリートでもあり、高齢層にも安心感を与える一方で、若い世代を中心にリベラル色を強める民主党支持者にアピールできる条件もある。

5426チバQ:2019/07/09(火) 19:32:03
 ミレニアル世代という若さと、同性愛者であるという点だ。

 「学校での乱射事件が当たり前になった世代で、米同時多発テロ以降、部隊に多くの人を送った世代に属している。一生にわたって気候変動の影響を受ける世代であり、根本的に変えない限り、親の世代よりも経済的に苦しいというこの国初の世代になってしまう」

 ブダジェッジ氏は14日の立候補演説でこう語り、「新しい時代の指導者が必要だ」と訴えた。若い世代に「自分たちと同じ目線で語れる政治家」を印象づける。

パートナーも人気
 自身が多様性の象徴でもある。リベラル派にとっては、LGBTQなど性的少数者の権利擁護や社会への包摂は重要なテーマの一つだ。

 ブダジェッジ氏が同性愛を公表したのは市長2期目を控えた15年。すでに30代で、比較的遅い公表だったが、18年にはデートアプリで知り合ったというチャスティン氏と結婚。演説でもチャスティン氏がしばしば話題に上る。

 「両親が闘病して大変だったとき、チャスティンも一緒にいてくれた。私の心の中だけでなく、病院や州、そして法律の立場から見ても、彼は法律にのっとって結婚した私の配偶者であり、家族の一員なのだ」

 ブダジェッジ氏の躍進とともにチャスティン氏もソーシャルメディア上での人気者に。14日の集会では演説を終えるとチャスティン氏が壇上に登場。大きな歓声の中、2人で手をつないで壇から降り、参加者と握手をして回った。

5日にニューハンプシャー州であった対話集会に参加した同性愛者のフィリップ・グロスマンさんはこう期待する。

 「同性愛を公表した候補者がここまで受け入れられるのを初めて見た。メイヤー・ピートの活躍でLGBTの仲間から選挙に出る人が増え、政治の場で中心的な地位を占められるようになればよいと願っている」

 人柄も好感されている。集会の参加者らに話を聞くと、多くの人が支持理由に挙げるのが「誠実な人柄」だ。オルーク氏が場を盛り上げるのがうまい政治家なのに対し、ブダジェッジ氏はむしろ冷静に対話をし、相手を引き込んでいくタイプだ。

「死にゆく10都市」で
 立候補表明に立ち会おうと車で約2時間のシカゴから駆けつけたITコンサルタントのケイティー・マーティンさん(25)は「メイヤー・ピートは米国民をいろんな意味で体現していて、この国のさまざまな層の人たちの心に声を届けることができる」と語る。大学院進学のためにフロリダ州からサウスベンドに引っ越し、街が気に入ってとどまっているというケイト・ミシュリーさんは「市長選などを手伝って本人と会ったこともあるけど、本当に良い人。見たとおりの人」と話す。

 市長選の討論会の司会や地元テレビ局のインタビューで何度もブダジェッジ氏と向き合ったことがあるというインディアナ大学サウスベンド校のエリザベス・ベニオン教授は、29歳で市長に初当選したときの選挙と現状を重ね合わせる。

 「最初の市長選の予備選には地元で知られた政治家やビジネスマンが複数立候補していて、無名のブダジェッジ氏は本命候補ではなかった。だが、経歴を見て少し関心を持ち、彼の主張に耳を傾けてみるとたちまち感心させられる。彼には『もっと話を聞いてみたい』と思わせる力がある」

 ベニオン氏は「スタイルと中身」の両方でブダジェッジ氏が支持者を引きつけていると話す。

 サウスベンドは1963年に最…こちらは有料会員限定記事です。

5427チバQ:2019/07/09(火) 19:32:55
https://www.asahi.com/articles/ASM74421KM74UHBI00Z.html?iref=pc_rellink
衝撃のしどろもどろ 対トランプ氏「勝てる候補」消えた
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マイアミ=土佐茂生 2019年7月5日20時20分
 マイアミの夜は暑かった。

 マイアミと言えば、1980年代の刑事ドラマ「マイアミ・バイス」がすぐに浮かんでくる。ヤン・ハマーの格好良い主題歌に乗せて、男前のドン・ジョンソンがさっそうとマイアミの町を駆け抜ける。

 青い海と白いビーチ。海岸に沿って立つ高層ビル。そして、センスの良いウォール・ペインティングが広がるんだけど、一瞬、危険な香りも漂うような地域が混在する町だ。

 と言っても、今回はまったくビーチは拝めなかった。2020年大統領選に向けて、誰がトランプ大統領と対峙(たいじ)するのか。その民主党候補者を決めるためのテレビ討論会が6月26、27日の2日間、このマイアミで開かれたのだった。

注目は2人のおじいちゃん
 民主党は大統領選で、計12回のテレビ討論会を開く予定で、マイアミは1回目だ。現在、民主党からは実に24人もの候補者が出馬している。過去最多だ。

 このため民主党は、今回と7月30、31日にデトロイトである2回目の討論会に関し、参加資格を(1)指定した複数の世論調査で、1%以上の支持率を3回獲得(2)献金を6万5千人以上から集める、という二つの条件のうち、どちらかをクリアすることとした。

 ただ、この条件は前回大統領選の時よりハードルが低い。党としては最初の2回の討論会は、候補者を絞り込むというよりは、有権者にできるだけ多くの候補者を知ってもらうことを重視した。党の多様性をアピールし、国民の生活に直結するような医療などの政策について建設的な議論を示すことで党全体の支持を広げたいという思惑があった。

 結果、24人のうち、20人が条件をクリア。10人ずつ2日間に分けて討論会を開くことになった。

 注目は2人の「おじいちゃん」だった。

 ジョー・バイデン前副大統領(…

5428チバQ:2019/07/09(火) 19:33:56
>>5377-5378
https://www.afpbb.com/articles/-/3234292
米大統領選、民主党候補指名争いで初の撤退 若手のスウォルウェル氏
2019年7月9日 12:03 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ]
【7月9日 AFP】2020年米大統領選の民主党候補指名争いに名乗りを上げていたエリック・スウォルウェル(Eric Swalwell)下院議員(38)が8日、選挙戦からの撤退を表明した。混戦となっている民主党の候補指名争いで、撤退を表明したのはスウォルウェル氏が初めて。

 米政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス(Real Clear Politics)」によると、スウォルウェル氏の支持率は、先月26、27の両日行われた民主党の討論会で現在支持率トップのジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領(76)に対し、若い世代に「バトンを渡す」よう求めたことでわずかに上昇したが、最後まで1%を超えることはなかった。

 スウォルウェル氏の撤退後も、2020年大統領選でドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の対抗馬となる民主党候補の指名争いには20人以上が残っている。

 バイデン氏は現在も首位を走っているが、リアル・クリア・ポリティクスによれば、32%あった支持率は討論会後、26%に下がった。

 一方、黒人女性候補のカマラ・ハリス(Kamala Harris)上院議員は、討論会でバイデン氏と人種差別をめぐり討論したことで支持率が7%から15.2%に上がり、2位に浮上した。(c)AFP/Elodie CUZIN

5429チバQ:2019/07/09(火) 19:35:01
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019070900662&amp;g=int
米大統領選、ウォーレン氏への献金急増=サンダース氏しのぐ-民主
2019年07月09日14時35分



米民主党のウォーレン上院議員=6月29日、シカゴ(EPA時事)

 【ワシントン時事】2020年米大統領選に出馬表明している民主党のウォーレン上院議員の陣営は8日、4〜6月に同氏が集めた献金が1〜3月期の約3倍の1910万ドル(約21億円)に上ったと発表した。同じ左派のサンダース上院議員(1800万ドル)を上回り、同党の候補者では3位となった。


 ウォーレン氏は、政界に影響力を持つ「大口ドナー」の献金を受け取らない方針を表明しており、平均28ドル(約3000円)という小口の献金が中心。同氏の選対責任者は米メディアに「草の根の支援を受ける候補の中では、誰よりも多くの献金を集めた」とアピールした。

5430チバQ:2019/07/16(火) 10:49:37
https://www.afpbb.com/articles/-/3235261
トランプ氏、ロス商務長官の更迭を検討か 米報道
2019年7月16日 6:11 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ]
【7月16日 AFP】米NBCニュース(NBC News)は15日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領がウィルバー・ロス(Wilbur Ross)商務長官の更迭を検討していると報じた。来年実施される国勢調査で市民権について尋ねる質問を盛り込めなかった事態を受けた動き。

 米連邦最高裁判所は先月、米政権が国勢調査に市民権に関する質問を追加することを阻止。これを受けトランプ氏が11日、質問追加を断念すると表明した際、ロス氏はトランプ氏の隣にいた。

 NBCニュースの15日の報道によると、複数の匿名筋の話としてトランプ氏が側近らに対し「早ければ今夏にも」ロス氏を解雇するかどうか検討していると語ったという。

 商務省の報道官はAFPへの電子メールでの回答で、ロス氏が「商務省を新たな時代へと導き、大統領の指導と指示のもと、われわれは米国の諸事業を不公正な貿易慣行からよりよく支援し、ようやくわが国の国家・経済安全保障の強化」が完了したと述べた。

 国勢調査の一件は、ロス氏に打撃となったと広く見られていた。ロス氏は市民権の有無を尋ねる質問追加の根拠として、投票権法(1965年)を施行する取り組みの一環として、司法省から要請を受けたためと主張。最高裁判事らはこの主張が信頼性に欠けるとの判断を下していた。(c)AFP

5431チバQ:2019/07/16(火) 10:50:37
https://www.afpbb.com/articles/-/3208029
無給職員の苦境「理解できない」 富豪の米商務長官、ローン推奨し批判殺到
2019年1月25日 12:03 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ]
【1月25日 AFP】米連邦政府機関の一部閉鎖が1か月以上に及ぶ中、富豪のウィルバー・ロス(Wilbur Ross)米商務長官が24日、無給の生活が続く連邦職員がボランティアの食料配給に頼っているのは「なぜなのか全く理解できない」と発言し、金融機関のローンを利用すればいいと主張して批判を浴びている。

 対メキシコ国境壁の建設費を連邦予算に盛り込むかどうかをめぐるドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領と民主党の攻防に端を発する連邦政府機関の一部閉鎖は、34日目に突入した。給与支払いが滞っている連邦職員80万人の中には、ホームレス支援施設の食料配給で日々の食事をやりくりする人も出ている。

 米ニュース専門放送局CNBCのインタビューで、こうした状況を把握しているか問われたロス長官は「もちろん知っているが、なぜなのか全く理解できない」と答えた。

 ロス氏は、無給で働いている職員もいつかは未払い給与を受け取ると指摘。「職員らがそれ(未払い給料)を担保に借金してはいけないという理由は全くない」「給料か、何もなしかというのは、あまり妥当な発想ではない」と述べた。

 ロス氏は「困難な状況にある人たちについては、気の毒に思う」とも付け加えたが、一連の発言に、トランプ政権は政府閉鎖の及ぼしている影響を黙殺していると反発の声が上がっている。

 民主党のナンシー・ペロシ(Nancy Pelosi)下院議長は、「そんなことをすればその日暮らしになることを、彼らはまるで理解していない」と批判。「『(パンがなければ)ケーキを食べればいいじゃない』ということか」と記者団の前でロス氏の発言をやゆした。

 チャック・シューマー(Chuck Schumer)民主党上院院内総務も、「連邦職員を駒として扱うトランプ政権の冷淡な無関心さの表れ」だと非難。「ロス長官、株のブローカーにちょっと電話して持ち株を幾らか売るなどということは、彼ら(連邦職員)にはできないんだ。給与が必要なんだ」と述べた。

 批判は共和党内からも上がっている。ミット・ロムニー(Mitt Romney)上院議員は、「あのような発言が役に立つとは思わない」と一蹴。トランプ大統領も「たぶん違う言い方をするべきだった」と記者の質問に答え、無給のまま勤務する職員たちについて「私は彼らが大好きだ。尊敬している。素晴らしい仕事ぶりに本当に感謝している」と語った。

 トランプ政権高官が政府機関閉鎖に伴う連邦職員の待遇をめぐる発言で反感を買うのは、これが初めてではない。

 大統領経済諮問委員会(CEA)のケビン・ハセット(Kevin Hassett)委員長は今月、公共放送PBSのニュース番組「ニュースアワー(NewsHour)」で、政府閉鎖で一時帰休を強いられている連邦職員について「仕事に行かなくてもよい」「つまり、休暇を得たわけだ」と発言。「そして復職すれば、彼らは未払い給与を手にする。いっそう暮らし向きが良くなるようなものだ」と述べ、非難を浴びていた。(c)AFP/Chris Lefkow

5432チバQ:2019/07/16(火) 13:22:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190716-00000023-jij_afp-int
トランプ氏「嫌なら出ていけ」発言に非白人系女性議員ら反論、与党からも批判
7/16(火) 12:44配信 AFP=時事
トランプ氏「嫌なら出ていけ」発言に非白人系女性議員ら反論、与党からも批判
米首都ワシントンで、ドナルド・トランプ米大統領の「米国が嫌なら出ていけ」発言に抗議し、会見を開くイルハン・オマル氏(中央)ら民主党の非白人系女性議員(2019年7月15日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領が、野党・民主党の非白人系の女性議員らを念頭に「米国が嫌ならば、出ていけばいい」と述べたことは極めて人種差別的だとして、民主党のみならず与党・共和党の一部からも批判を浴びている。

【写真】米国製品広報イベント「メード・イン・アメリカ」でのトランプ氏

 トランプ氏は14日にまずツイッター(Twitter)への連続投稿で民主党議員らを攻撃し、米国が嫌なら出身地に戻ればいい、と述べた。

 さらに15日、ホワイトハウス(White House)で行われた米国製品の広報イベント「メード・イン・アメリカ(Made in America)」に出席したトランプ氏は報道陣に対し、「彼らは文句しか言わない」と発言。「彼らは米国を嫌悪する人々だ」「ここが嫌ならば、出て行けばいい」などと語った。さらに「(国際テロ組織)アルカイダ(Al-Qaeda)のような米国の敵」を愛する者たちだとも述べた。

 記者から、発言を人種差別的と捉える人が多いが気にならないかと聞かれたトランプ氏は、「心配ではない。多くの人が私に同意しているから」と答えた。

 トランプ氏は議員の名前を挙げなかったが、同氏が念頭に置いていたのは、前回の下院選で初当選を果たした、プエルトリコ系のアレクサンドリア・オカシオコルテス(Alexandria Ocasio-Cortez)氏、ソマリア生まれのイルハン・オマル(Ilhan Omar)氏、パレスチナ系のラシダ・タリーブ(Rashida Tlaib)氏、アフリカ系のアヤンナ・プレスリー(Ayanna Pressley)氏の4人とされる。いずれも民主党の女性議員だ。

 15日のトランプ氏の発言から数時間後、4人の議員は記者会見を開き反撃した。プレスリー氏は、トランプ氏のコメントは「ゼノフォビック(外国人嫌い)で偏見の塊」だと非難し、「私たちを黙らせることはできない」と語った。

 またオマル氏は、トランプ氏が4人の「有色」議員に「露骨に人種差別的な攻撃を行った」と述べ、「これは白人国家主義者の考え方だ」と述べた。さらにオマル氏とタリーブ氏は、トランプ氏の弾劾を求めるという従来の主張を繰り返した。

■冷徹で強硬な大統領選戦術?
 トランプ氏の一連のコメントの直後から民主党議員らは批判していたが、共和党議員らは当初沈黙していた。しかし15日になり、トランプ氏のお膝元である与党からも非難の声が上がり始めた。

 ツイートおよびホワイトハウスでのトランプ氏の言葉は「破壊的で人を卑しめ、不和をもたらすものであり、率直に言って非常に悪い」と批判したミット・ロムニー(Mitt Romney)氏、「大統領の悪意に満ちた発言は弁解のしようがない。絶対に容認できない」と断じたリサ・マカウスキ(Lisa Murkowski)氏ら上院議員が次々と批判を展開。下院では共和党唯一のアフリカ系議員であるウィル・ハード(Will Hurd)氏が米CNNテレビに対し、トランプ氏の振る舞いは「自由世界の指導者として不適切」だと述べた。

 トランプ氏のコメントは2020年の次期米大統領選へ向けて、白人を主とする自身の支持層へ向けてアピールする狙いがあるとみられ、人種間の緊張を引き起こし、また自らの政敵らの分裂をかき立てている。

 バラク・オバマ(Barack Obama)前大統領の2回の大統領選で選挙参謀を務めたデービッド・アクセルロッド(David Axelrod)元大統領上級顧問はツイッターに次のように書き込んだ。

「一連の意図的な人種差別的投稿によって、@realDonaldTrump は標的(訳注 非白人系議員)に注目させ、民主党を彼らの擁護に走らせ、彼らを民主党全体の象徴とすることが狙いだ。これは冷徹で強硬な選挙戦術だ」「シートベルトを締めよう。大統領選が近づけば、もっとひどくなるだけだ」

「@realDonaldTrump 」はトランプ大統領のツイッターのアカウント。【翻訳編集】 AFPBB News

5433チバQ:2019/07/16(火) 20:30:47
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019071600819&amp;g=int
ハガティ米大使が月内辞任=上院選出馬の見通し
2019年07月16日17時37分



ハガティ駐日米大使=2日、東京都千代田区

 在日米大使館は16日、ハガティ駐日大使が月内に辞任すると発表した。トランプ大統領は12日、ハガティ氏が来年の上院選に、共和党の現職議員が出馬しない南部のテネシー州から立候補する見通しだとツイッターで明らかにしていた。


 ハガティ氏は2017年8月に着任し、約2年間大使を務めた。声明で「太平洋の平和と繁栄の礎である日米同盟を発展させる職務において、大統領と米国民を代表することができ光栄に思っている」と述べた。
 米大使館によると、ヤング首席公使が臨時代理大使を務める。

5434チバQ:2019/07/16(火) 20:31:34
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019071600178&amp;g=int
民主女性新人に「米国出て行け」=トランプ氏発言、非難決議の動き
2019年07月16日06時42分



15日、ホワイトハウスで発言するトランプ米大統領(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は15日、ホワイトハウスで記者団に対し、民主党のオカシオコルテス下院議員(29)ら非白人の女性新人議員を念頭に「米国が嫌いなら、出て行って構わない」と発言した。14日に「国に帰ったらどうか」とツイッターに書き込んで以降、攻撃はエスカレートしており、「差別的」と批判が強まっている。

 トランプ氏が攻撃したのは、プエルトリコ系のオカシオコルテス氏のほか、ソマリア生まれのイルハン・オマル氏(36)、パレスチナ系のラシダ・タリーブ氏(42)ら。オマル氏以外は米国生まれだ。
 トランプ氏は14日のツイートで「民主党の『革新的』な女性議員が世界で最も腐敗した、無能な国から来ているのに、世界で最も偉大な米国を罵倒している」と指摘。差別的との非難を受けると、15日には記者団に「恐らく共産主義者だろうし、間違いなく社会主義者だ。彼女たちと戦うことを政治家は恐れてはいけない」と主張した。
 左派的な主張を展開するオカシオコルテス氏らは、穏健な路線を探るペロシ下院議長と対立。トランプ氏は「(ペロシ氏に)敬意を払え」とも述べており、民主党の内部対立をあおる狙いも透ける。

5435チバQ:2019/07/17(水) 00:09:44
https://jp.reuters.com/article/us-orourke-idJPKCN1UB0S5
米民主党若手オルーク氏、選挙資金集めも苦戦 当初の勢い失う
[15日 ロイター] - 2020年米大統領選で民主党の候補指名獲得を目指す若手のベト・オルーク元下院議員は15日、第2・四半期に調達した資金が360万ドルにとどまったと明らかにした。前期は選挙運動を始めて2週間で900万ドル強を集めたが、大幅な減少で先行きに黄信号がともった。

民主党の今回の候補指名争いでどの陣営にも属さない同党の戦略担当者であるカレン・フィニー氏は「オルーク陣営は窮地に立たされたようだ」と述べた。

オルーク氏は昨年の中間選挙で、保守層が強い地元テキサス州の上院議員の座を獲得するまであと一歩に迫り注目を集めた。ただ、世論調査では支持率が低いままとなっている。

同じく民主党の候補指名獲得を目指すコリー・ブッカー上院議員は同日、第2・四半期に450万ドルの選挙資金を集めたと明らかにした。

他の民主党候補の第2・四半期の調達額は、最有力候補のジョー・バイデン前副大統領とインディアナ州サウスベンド市のピート・ブティジェッジ市長がそれぞれ2000万ドル強、バーニー・サンダース上院議員が1800万ドルとなった。エリザベス・ウォーレン上院議員の陣営は15日に連邦選挙委員会に提出した資料で、同期に1900万ドルを調達し、1100万ドルを支出したと明らかにしている。

最近の世論調査でウォーレン氏を追い抜き支持率3位に上昇したカマラ・ハリス上院議員は前週、約1200万ドルを調達したと明らかにしている。

5436チバQ:2019/07/17(水) 00:10:53
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201907/CK2019071602000102.html
非白人議員にも「国に帰れ」 トランプ氏が人種差別

2019年7月16日 夕刊


 【ワシントン=岩田仲弘、ニューヨーク=赤川肇】トランプ米大統領は十五日、ホワイトハウスで記者団に、政権の移民政策に強く反発するプエルトリコ系のオカシオコルテス氏ら、民主党の非白人の女性下院議員らに対し「米国が嫌いなら国を出て行っても構わない。彼女らは間違いなく社会主義者だ」と述べた。連邦議員に対する差別的な発言に民主党などから批判が噴出。十四日には、自ら予告していた移民・税関捜査局(ICE)による不法移民の一斉摘発に乗り出し、排外的な主張、政策がますます先鋭化している。

 トランプ氏が攻撃したのは、オカシオコルテス氏に加え、ソマリア生まれのイルハン・オマル氏、パレスチナ系のラシダ・トレイブ氏、黒人のアヤナ・プレスリー氏ら四人。いずれも昨年の中間選挙で当選した新人で急進的な主張で知られる。

 オマル氏以外は米国生まれだが、トランプ氏は十四日にもツイッターで、事実誤認に基づき「政府が完全に壊滅し、世界で最も腐りきった無能な国から来ているのに、世界で最も偉大で強力な米国をばかにしている」と批判。「国に帰って、犯罪がはびこる全壊した国家を立て直したらどうか」と書き込んだ。

 急進左派のオカシオコルテス氏らは、中道寄りのペロシ下院議長としばしば衝突しているが、ペロシ氏は十五日、トランプ氏のツイートを非難する決議を採択する方針を表明した。

 四人は同日、抗議の会見を開き、オマル氏は「トランプ氏の人種差別的な攻撃で、まさに白人至上主義者が意図しているものだ」と主張。トレイブ氏はペロシ氏ら下院指導部に「今こそ、無法者の大統領の弾劾を決議すべきだ」と求めた。

 トランプ氏は十五日、不法移民の一斉摘発について「非常にうまくいった」と述べた。ただ、米主要メディアは、対象とみられていた主要十都市で「大規模な摘発の動きはみられなかった」(AP通信)と伝えている。

 トランプ氏は十五日、報道陣の「(一斉摘発は)脅しだったのか」との質問に「日曜に多数が連行された。君たちが分からなかっただけだ」と強調。具体的な事実は明らかにせず、「日曜より何日も前から(摘発は)始まっていた」とも述べた。

 トランプ氏は十二日、ICEが十四日から一斉摘発を実施し「何千人も国に送り返す」と話していた。

5437チバQ:2019/07/17(水) 15:27:04
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201907/CK2019071702000134.html
非白人女性4議員に「国へ帰ったら」 人種差別的発言、トランプ氏加速

2019年7月17日 朝刊


15日、米ホワイトハウスで発言するトランプ大統領=AP・共同

写真
 【ワシントン=金杉貴雄】トランプ米大統領が、民主党の移民系の非白人女性下院議員たちに対して「国に帰ったらどうか」などとの発言を繰り返し、人種差別的だとして批判を浴びている。民主党だけでなく共和党の一部からも「限度を超えている」と反発の声が上がっているが、トランプ氏は謝罪どころか発言をエスカレートさせており、波紋が広がっている。

 トランプ氏が攻撃したのは、プエルトリコ系のオカシオコルテス氏、元ソマリア難民のイルハン・オマル氏、パレスチナ系のラシダ・トレイブ氏、黒人のアヤナ・プレスリー氏の四人。昨年の中間選挙で初当選した急進左派の女性下院議員たちで、トランプ政権の移民政策を非難していた。

 トランプ氏は十四日のツイッターで「『進歩派』の民主党女性議員たちは、世界で最も腐りきった無能な国から来たのに、世界で最も偉大な米国の人々に、政府がどうあるべきか言う」と指摘。「帰って犯罪がはびこる全壊国家を立て直したらどうか」と言い放った。

 批判を受けた十五日も、「女性議員たちは、イスラエルの人々や大統領府に汚い言葉を使ったことを、いつ謝罪するのか」などと書き連ねた。記者団には「米国が嫌いで不満があるなら、出て行けばいい」と主張した。

 トランプ氏は大統領選に向け、左派の反発を引き起こすことで民主党全体を「左派の政党」と印象付け、保守層に自らをアピールする狙いがあるとみられる。

 ニューヨーク・タイムズ紙のコラムニスト、チャールズ・ブロウ氏は「われわれは、この国の歴史で最も汚点となる一章を見ている。トランプ氏は差別主義を強調し、支持者の中の差別主義者に訴えている」と痛烈に批判した。

 四人は同日、抗議の会見を開き「人種差別的攻撃だ」などと反発。民主党を率いるペロシ下院議長は非難決議を採択する方針を表明した。共和党議員は多くが沈黙する中、一部から「ツイートを削除すべきだ」(コリンズ上院議員)との意見も出てきている。

 また、トランプ氏は不法移民の一斉摘発を十四日から開始し、「何千人も送り返す」と表明していた。ただ、米メディアによると、今のところ大きな動きはみられないという。

米ワシントンで15日、トランプ大統領の発言を受け、抗議の会見をする(左から)トレイブ、オマル、オカシオコルテス、プレスリーの各氏=AP・共同

5438チバQ:2019/07/18(木) 11:16:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190717-00000003-binsider-int
【米大統領選】民主党候補を目指し20人以上が立候補、だが事実上は「5人の戦い」に
7/17(水) 15:31配信 BUSINESS INSIDER JAPAN
【米大統領選】民主党候補を目指し20人以上が立候補、だが事実上は「5人の戦い」に
【米大統領選】民主党候補を目指し20人以上が立候補、だが事実上は「5人の戦い」に
アメリカでは2020年の大統領選の民主党候補指名をめぐり、20人以上が立候補しているが、事実上、5人の争いとなりつつある。

【全画像をみる】【米大統領選】民主党候補を目指し20人以上が立候補、だが事実上は「5人の戦い」に

世論調査や献金といった現実的な観点から、ジョー・バイデン候補、バーニー・サンダース候補、エリザベス・ウォーレン候補、カマラ・ハリス候補、ピート・ブティジェッジ候補が戦いをリードしている。

他の候補者たちは、予備討論会の参加条件をクリアするために必死だ。

2020年の大統領選でトランプ大統領から政権を奪い返そうと、民主党候補に名乗りを上げた候補者の数は、記録的な多さだ。現時点で25人が立候補しているが、現実的な観点から見れば、ジョー・バイデン候補、バーニー・サンダース候補、エリザベス・ウォーレン候補、カマラ・ハリス候補、ピート・ブティジェッジ候補の5人程度の争いだ。

それぞれの世論調査が示すのは(それが全国を対象にしたものであれ、特定の州を対象にしたものであれ)、事実上ごく一部の候補者の戦いとなりつつあることだ。

そしていずれの調査でも、フロリダ州マイアミで6月に行われた最初の予備討論会以降、多少、勢いが落ちているもののバイデン候補が圧倒的にリードしていて、ハリス候補、サンダース候補、ウォーレン候補がこれを追う形だ。無名だったブティジェッジ候補も躍進している。

RealClearPoliticsの世論調査まとめでは、バイデン候補を上回った候補はいない。サンダース候補を上回った候補もこれまではいなかったが、6月の予備討論会のあと、ウォーレン候補とハリス候補が上回った調査もあった。

ブティジェッジ候補も、9月の予備討論会の「党が認める4つの世論調査で少なくとも2%の支持を得る」という条件をクリアするために他の候補者たちが苦戦する中、5%以上の支持を得ている。テキサス州選出の元下院議員、ベト・オルーク候補は、初めこそ健闘していたものの、ここ数カ月は支持が広がっていない。

同じことが、献金にもあてはまる。ごく一部の候補者が四半期ごとに数百万ドルもの献金を集める一方で、残り大半の候補者は予備討論会の参加条件をクリアするのに必死だ。

もちろんこうした候補者たちにも、予備討論会で素晴らしいパフォーマンスを見せたり、その他の手段を通じて注目を浴びることで、支持を拡大する時間はまだ残されている。だが、民主党候補指名をめぐる戦いはすでに少人数の上位集団とその他大勢の下位集団とに分かれているようだ。

2016年の共和党候補指名をめぐる戦いも同じような状況だった。

16人が立候補したが、わずか数人の候補者が群を抜いていた。投票が始まる頃には事実上、ドナルド・トランプ候補(当時)、テキサス州選出の上院議員テッド・クルーズ候補、フロリダ州選出の上院議員マルコ・ルビオ候補、オハイオ州知事(当時)のジョン・ケーシック候補の戦いだった。

2020年2月に予定されている最初の党員集会および予備選挙までには、いろいろなことが起こり得る。だが、民主党の上位5人の候補者が世論調査でも献金でも、現在のリードを維持すれば、2016年の共和党候補指名を争った戦い同様、数多くの候補者が、脱落するために資金を枯渇させ、国中を飛び回ることになる。

[原文:There are 2 dozen 2020 Democratic presidential candidates, but it's really only a 5 person race]

(翻訳、編集:山口佳美)

5439とはずがたり:2019/07/22(月) 15:26:31
米国、不法移民の難民申請を禁止へ
2018年11月9日
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https://www.bbc.com/japanese/46147787

5440チバQ:2019/07/24(水) 09:46:57
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190723-00010005-afpbbnewsv-int
米領プエルトリコ、知事辞任求め大規模デモ 歌手R・マーティンさんも行進
7/23(火) 14:00配信 AFPBB News

(c)AFPBB News

【7月23日 AFP】米自治領プエルトリコの首都サンフアンで22日、リカルド・ロセジョ(Ricardo Rossello)知事の辞任を求めるデモがこれまでで最大の規模に達し、数十万人が主要道路で怒りの声を上げた。

 同自治領では2017年、ハリケーン「マリア(Maria)」によって3000人近い死者が出た。抗議行動はその際の義援金をめぐる汚職疑惑を受け、10日余り前から行われている。赤、白のストライプと青地に一つ星を配した自治領の旗を持った大群衆は、歌い、叫び、踊りながら通りを練り歩いた。

 ロセジョ知事は他にも、ジャーナリスト、同性愛者、ハリケーン被災者らをからかう内容のテキストメッセージを複数の男性当局者と送り合っていたことが暴露され、民衆の怒りを買っている。メッセージは2週間前に数百ページ相当が漏えいしたもので、女性を侮辱する内容もある。

 デモにはリッキー・マーティン(Ricky Martin)さんらプエルトリコ出身の有名歌手も参加した。同性愛者であることを公表しているマーティンさんは、ロセジョ知事のテキストメッセージで標的とされた一人で、デモではゲイプライドの旗を掲げ、議会にロセジョ知事の弾劾を行うよう訴えた。

 またマーティンさんはデモの現場から、123万人のフォロワーを持つインスタグラム(Instagram)に投稿し、「汚職、ばかげている。もう、たくさんだ」「「いつもは米国に住んでいるが、世界に僕たちが変革を起こすことを知らせるために、プエルトリコへ来なくてはと思った。彼(ロセジョ知事)がやっていることはとても野蛮で、僕たちはうんざりしているし、怒っている」と語った。

 検察は今月上旬、政府当局者6人がハリケーン被害の復興資金1500万ドル(約16億円)を横領したとして逮捕を命じている。
 
 ロセジョ知事は今年3月、来年11月に予定される知事選で再選を目指すと表明したが、圧力の高まりを受けて今月21日に出馬の意向を撤回。さらに、新進歩党(PNP)党首を辞任すると表明した。

 同知事はフェイスブック(Facebook)に投稿した動画で「これまでもあなた方の声を聞いてきたし、きょうも聞いている」とし、「私は過ちを犯し、謝罪してきた」と述べたが、デモの収束にはつながっていない。

 ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は一連の事態について、ロセジョ氏を「ひどい知事」と呼ぶとともに、ハリケーンの義援金が「不適格な人々、非常に腐敗した人々の手」に渡ったと述べている。

 映像は米CBSテレビが22日撮影・提供。(c)AFPBB News

5441チバQ:2019/07/24(水) 09:48:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190724-00000514-san-n_ame
エスパー氏が国防長官に就任 長官の長期不在解消へ
7/24(水) 9:28配信 産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】米上院本会議は23日、マーク・エスパー陸軍長官を国防長官に指名する人事を賛成多数で承認した。エスパー氏は同日、トランプ大統領の立ち会いの下、ホワイトハウスの大統領執務室で宣誓式を行い、正式就任した。昨年末にマティス前長官が辞任して以降、半年以上も続いた長官不在の状態が解消された。

 エスパー氏は、米防衛機器大手レイセオン幹部だった17年11月に陸軍長官に就任。1986年に陸軍士官学校を卒業した退役陸軍中佐で、91年の湾岸戦争に参加した。ポンペオ国務長官とは士官学校で同期。退役後は上院外交委員会のスタッフや上院議員時代のヘーゲル元国防長官の上級政策顧問なども務めた。

 トランプ氏は18日、過去の家庭の問題を理由に国防長官の指名を辞退し辞任を発表したシャナハン国防長官代行の後任にエスパー氏を指名。長官に指名された場合は代行職を務められないとの規定から、陸軍長官として承認手続きを受けていた。

5442チバQ:2019/07/26(金) 10:39:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190726-00000032-jij-n_ame
米上院、軍トップにミリー氏承認=陸軍出身、今秋に就任
7/26(金) 8:42配信 時事通信
 【ワシントン時事】米上院本会議は25日、米軍制服組トップの統合参謀本部議長にミリー陸軍参謀総長を充てる人事を賛成89票、反対1票の圧倒的多数で承認した。

 9月末に任期満了を迎える現職のダンフォード統参議長と交代する。

 ミリー氏はプリンストン大卒業後、1980年に陸軍入り。特殊部隊などで経験を積み、駐アフガニスタン国際治安支援部隊(ISAF)統合部隊の司令官も務めた。2015年の陸軍参謀総長就任後は、23日に国防長官に就任したエスパー前陸軍長官と共に、陸軍の即応能力向上に注力した。

5443チバQ:2019/07/28(日) 18:25:03
https://www.yomiuri.co.jp/world/20190728-OYT1T50166/
反トランプ急先鋒の黒人議員に「選挙区ネズミだらけ」
1 時間前
 【ワシントン=黒見周平】トランプ米大統領が27日、野党・民主党のイライジャ・カミングス下院議員に関し、「選挙区はネズミだらけでおぞましい」などとツイッターに書き込み、大きな非難を浴びている。


 カミングス氏は東部メリーランド州最大の都市ボルティモア市の選出で、下院監視・政府改革委員会の委員長を務める黒人有力議員だ。「反トランプ」の急先鋒せんぽうとして知られ、政権の不法移民対策やロシア疑惑などの問題を厳しく追及している。

 トランプ氏はツイッターで、「もっとボルティモアで過ごせば、非常に危険で不潔きわまる場所をきれいにできるのに」と皮肉った。

 これに対し、カミングス氏は「私は選挙区に毎日帰り、隣人のために奮闘している」とツイッターで反論し、民主党のペロシ下院議長は「カミングス氏への人種差別的な攻撃を拒絶する」とツイッターで強調した。

 トランプ氏寄りとされる米FOXニュースが27日朝の番組でカミングス氏を批判的に取り上げ、これを見たトランプ氏が反応したとみられる。

 ボルティモア市は人口の約6割が黒人で、治安悪化が課題となっている。米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、2017年の殺人件数は全米の同規模の都市で最多だった。

 トランプ氏は14日、非白人系の民主党女性下院議員4人に対し、「米国から出て行け」などと発言し、「人種差別だ」として物議を醸したばかりだ。

5444チバQ:2019/07/29(月) 23:47:25
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019072700391&amp;g=int
路線対立、大統領選にも影=急進派と「和解」アピール-米民主
2019年07月28日07時19分



米民主党のペロシ下院議長(左)が26日にツイッターに投稿したオカシオコルテス下院議員との写真

 【ワシントン時事】米民主党のペロシ下院議長は26日、対立が表面化している党内急進左派の若手オカシオコルテス下院議員と会談した。夏の議会休会を前に和解をアピールした形。ただ、トランプ大統領弾劾の是非や政策の方向性をめぐる党内の対立は収まる気配がなく、結束を迫られる来年の大統領選にも暗い影を落とす。
 「家族には違いがあるが、それでも家族だ」。ペロシ氏はオカシオコルテス氏との30分間の会談後、こう語った。2人が笑顔で並んだ写真もツイッターに掲載した。
 両氏の対立は、ペロシ氏が今月、移民政策をめぐる投票で党の方針に従わなかったオカシオコルテス氏ら4人の女性議員に対し「議会にフォロワー(追随者)はいない」と批判したのが発端。オカシオコルテス氏は「明らかに失礼だ」と反発した。
 トランプ氏は内輪もめに首を突っ込むかのように、プエルトリコ系のオカシオコルテス氏らに「国に帰ってはどうか」と非難。ペロシ氏としては融和を打ち出す必要に迫られていた。
 だが、足並みの乱れは隠せない。モラー元特別検察官の議会証言を受け、ペロシ氏は26日、弾劾に進むべきかの判断について「適切なタイミングでなされる」と改めて慎重な考えを表明。一方、オカシオコルテス氏は「(弾劾へ)確実に進んだ」と対照的な反応を見せた。
 党内対立は対トランプ氏で一枚岩となることが不可欠な大統領選にも波及する。左派筆頭格のサンダース上院議員は「ペロシ氏は少し厳し過ぎる」とオカシオコルテス氏擁護に回る。左派に支持を広げるウォーレン上院議員も24日、「政治的な理由でそれ(弾劾)を求めない人がいるが、政治を超越しなければならないこともある」と述べ、トランプ氏弾劾をためらうペロシ氏をあからさまに批判した。

5445チバQ:2019/07/29(月) 23:48:38
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019072900122&amp;g=int
トランプ米大統領、コーツ情報長官の辞任発表=後任に下院議員指名へ
2019年07月29日07時29分



コーツ米国家情報長官=2017年2月、ワシントン(EPA時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は28日、ツイッターを通じ、コーツ国家情報長官(76)が辞任し、後任としてジョン・ラトクリフ下院議員(53)を指名すると明らかにした。辞任は8月15日付。コーツ氏は、ロシアによる選挙介入や北朝鮮、イランの情勢分析をめぐり、トランプ大統領と意見の相違が目立っていた。

 トランプ氏は昨年7月、ヘルシンキでロシアのプーチン大統領と会談後、記者会見で2016年の米大統領選介入を否定したプーチン氏に同調した。これに対し、コーツ氏は声明を出し「ロシアが介入したのは明白だ」と異議を唱えた。それ以来、トランプ氏はコーツ氏更迭の機会をうかがっていたという。

ジョン・ラトクリフ米下院議員=24日、ワシントン(AFP時事)

 コーツ氏は今年1月、上院情報特別委員会の公聴会で、北朝鮮の核放棄の可能性は低いと指摘した。この際にもトランプ氏は「非核化のチャンスは十分ある」と反論。また、コーツ氏が同じ公聴会で、イランについて、核兵器製造に必要な活動を進めていないと証言したことに対しても「とんでもなく消極的で甘い」と反発した。

5446チバQ:2019/08/01(木) 14:13:52
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190801-00000015-jij-n_ame
左派と穏健派の対立鮮明=対トランプ氏に不安-米民主討論会
8/1(木) 7:09配信 時事通信
左派と穏健派の対立鮮明=対トランプ氏に不安-米民主討論会
30日、米ミシガン州デトロイトで、民主党の大統領選候補者討論会の終了後、ウォーレン上院議員(右)の肩を抱くサンダース上院議員(AFP時事)
 【ワシントン時事】2020年米大統領選に向け、民主党の2回目の候補者討論会が30日、ミシガン州デトロイトで2日間の日程で始まった。

 この日はサンダース上院議員(77)とウォーレン上院議員(70)の2人の左派候補が登壇。穏健派との間で激しい論争を繰り広げ、同党が抱える路線対立を浮き彫りにした。

 ◇サンダース氏らに集中砲火
 左派のサンダース、ウォーレン両氏は、世論調査の支持率でバイデン前副大統領(76)に次ぐ2位を争い、支持基盤が重なる。互いにどう差別化を図るかに注目が集まったが、思わぬ展開を見せる。穏健派候補が両氏の政策に集中砲火を浴びせたのだ。

 ディレイニー元下院議員(56)は「『何でもタダ』の不可能な約束は、無党派を遠ざけてトランプ大統領に再選をもたらす」と述べ、サンダース氏らが主張する国民皆保険など巨額の公費支出を伴う政策を批判。ブロック・モンタナ州知事(53)も、こうした政策は「欲しいものリストだ」とやり玉に挙げ、10人の候補者が参加した討論はさながら「2対8」の様相を呈した。

 2人も負けていなかった。ウォーレン氏は「『できない』『戦うべきでない』と言うために、なぜわざわざ大統領選を戦うのか理解できない」と切り返し、聴衆の喝采を浴びる。2人は共同戦線を張り、サンダース氏が「ウォーレン氏の考えは正しい」と擁護すると、ある場面ではウォーレン氏がサンダース氏の援護射撃に回った。

 ◇「共和党の台本」
 トランプ大統領は、民主党の「社会主義化」を標的にしており、穏健派のバイデン氏と比べ、2人はトランプ氏との対決で不利との見方も根強い。この点を問われたウォーレン氏は「われわれは他人に対して、信じていない候補者に投票してくれと頼むことはできない」と主張し、支持者の心を揺さぶる革新性こそがトランプ氏への勝利を生むとの信念をにじませた。

 ただ、民主党は16年大統領選の際、予備選で敗れたサンダース氏支持者の一部がクリントン元国務長官支持に回らず、トランプ氏に勝利を許した苦い経験がある。

 討論の最中、サンダース、ウォーレン両氏は政策の実現性を疑問視されると、異口同音に「それは共和党の台本(にあるセリフ)だ」と述べて議論をはねのけた。党内の溝の深さをうかがわせるやりとりに、米メディアでは「民主党は16年と同じ道をたどっている」(保守派コメンテーター)との声も漏れた。

5447チバQ:2019/08/08(木) 13:37:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190807-00000521-san-n_ame
ウォーレン氏がバイデン氏に追いすがる 米大統領選民主党候補指名争い
8/7(水) 10:31配信 産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】米キニピアック大は6日、来年の米大統領選の民主党候補指名争いに名乗りを上げている候補者の支持率に関する最新の世論調査の結果を発表した。

 7月30、31日に行われた第2回の同党候補者討論会を挟んで実施された、7月29日発表の前回調査と今回の結果を比較したところ、首位を走るバイデン前副大統領の支持率は32%(前回比2ポイント減)で、引き続き堅調ぶりを示した。

 一方、第2回討論会での健闘が評価された2位の急進左派、エリザベス・ウォーレン上院議員は前回比6ポイント増の21%で、バイデン氏との差を縮めた。同じ急進左派のバーニー・サンダース上院議員は3ポイント増の14%で3位につけた。

 6月の第1回討論会でバイデン氏を人種問題で追及し注目されたカマラ・ハリス上院議員は、第2回討論会で精彩を欠き、5ポイント減の7%で4位となった。

 中西部インディアナ州サウスベンドのピート・ブティジェッジ市長は5%、コリー・ブッカー上院議員とベト・オルーク前下院議員は各2%、残る18人は1%以下となっている。

 「誰が本選でトランプ大統領を破る可能性があるか」との問いには49%がバイデン氏、12%がサンダース氏、9%がウォーレン氏と回答した。

 本選候補を選ぶ基準としては、50%が「当選可能な人物」、46%が「政策に関する考え方が一致している人物」と答えた。

 調査は8月1〜5日、全米の民主党支持者と無党派の有権者計807人を対象に行われた。

5448チバQ:2019/08/09(金) 21:52:14
https://w1.onlineticket.jp/saison/T1U21P0421000120
駐ロシア米大使が辞任、地元州知事選に出馬の観測
8/8(木) 0:26配信 ロイター
[ワシントン 7日 ロイター] - 米国務省は7日、ジョン・ハンツマン駐ロシア大使が10月付で辞任すると発表した。

ハンツマン氏が過去に知事を務めた地元ユタ州のソルトレーク・トリビューン紙は、同氏がトランプ大統領に提出した5日付の辞表を掲載した。

ハンツマン氏は辞表で「今後、ロシアの行動が米国や同盟国に脅威をもたらせば、ロシアの責任を追及する必要がある」と主張。同時に「米ロを分断する要素の多くは妥協できないものだが、無視できない共通の利益も存在する」と述べた。

同紙によると、ハンツマン氏はユタ州知事選への再出馬を検討している。同氏は2009─11年にかけて駐中国大使を務めたほか、12年米大統領選の共和党候補指名争いに出馬した。

5449チバQ:2019/08/10(土) 08:29:37
>>5395-5396>>5399
https://www.yomiuri.co.jp/world/20190810-OYT1T50138/
[米大統領選2020]混戦に挑む<5>候補者24人 反トランプ競う

支持率 上位10名
リアル・クリア・ポリティクスによる
31.0 ジョゼフ・バイデン元副大統領(76)
15.8 バーニー・サンダース上院議員(77)
15.5 エリザベス・ウォーレン上院議員(69)
08.3 カマラ・ハリス上院議員(54)
05.5 ピート・バティジーグ インディアナ州サウスベンド市長(37)
02.5 ベト・オルーク 元下院議員テキサス州選出(46)
02.3 コリー・ブッカー上院議員(49)
01.5 アンドリュー・ヤン
01.3 トゥルシー・ギャバード
01.0 フリアン・カストロ元住宅都市開発長官

5450チバQ:2019/08/12(月) 13:38:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190811-00000007-jij-n_ame
ウォーレン氏、じわり台頭=女性・若者に共感-米民主
8/11(日) 7:13配信 時事通信
ウォーレン氏、じわり台頭=女性・若者に共感-米民主
ウォーレン米上院議員=7月24日、ミシガン州デトロイト(AFP時事)
 【ワシントン時事】2020年米大統領選の民主党の候補者指名争いで、ウォーレン上院議員(70)がじわりと支持を広げている。

 革新的な政策が女性や若者の共感を集め、左派の筆頭候補の座をサンダース上院議員から奪う勢いだ。

 6日発表のキニピアック大世論調査でウォーレン氏は、前週比6ポイント増の21%に支持率を上げた。サンダース氏(14%)を上回り、トップのバイデン前副大統領(32%)に次ぐ。7日発表のエコノミスト誌の調査でも、サンダース氏を5ポイント上回る18%の支持を獲得した。

 上り調子の背景には、相次いで打ち出す大胆な政策がある。富裕税の導入、「アマゾン解体」、学生ローン帳消しなどで、穏健派からは実現性を疑問視する声も根強い。だが、ウォーレン氏は7月末の討論会で「『できない』と言うために、なぜわざわざ大統領を目指すのか理解できない」と切り返し、喝采を浴びた。

 支持層別に見ると、特に女性と若者で伸びが著しい。いずれの層も3月の同大調査では1桁だったが、今月は、若年層(18〜34歳)で各候補者のトップの25%、女性もバイデン氏に次ぐ24%の支持を得た。

 若者や女性の投票は、昨年中間選挙で民主党の下院圧勝の原動力になった。リベラル化が進む民主党支持者のニーズを巧みに捉えるウォーレン氏に対し、トランプ大統領のある選対幹部は「バイデン氏やサンダース氏の勢いがなくなれば、今後さらに支持を獲得する」と警戒している。

5451チバQ:2019/08/12(月) 13:49:39
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190804-00000013-mai-n_ame
駐日米大使にブラウンNZ大使浮上 いち早くトランプ氏支持し、親交
8/4(日) 14:15配信 毎日新聞
駐日米大使にブラウンNZ大使浮上 いち早くトランプ氏支持し、親交
新たな駐日米大使の有力候補のスコット・ブラウン駐ニュージーランド米大使=在ニュージーランド米大使館のホームページから
 米上院選に出馬するため駐日米大使を辞任したウィリアム・ハガティ氏の後任選びが本格化している。日米関係筋によると、有力案として、トランプ大統領と親交のある元上院議員のスコット・ブラウン駐ニュージーランド米大使を充てる案が浮上している。

 ブラウン氏は、テッド・ケネディ元上院議員の死去に伴う2010年1月の東部マサチューセッツ州上院補欠選挙で当選。民主党の地盤とみられていた同州で共和党候補として当選し、全米の注目を集めた。13年まで上院議員を務めた。

 16年大統領選では元上院議員として、いち早くトランプ氏支持を表明。トランプ政権下の17年6月から、ニュージーランド大使を務めている。

 トランプ政権は引き続き日米関係を重視する考えで、トランプ氏と気軽に連絡を取れる人物を後任大使に充てる方針。北朝鮮情勢への対応や日韓関係の悪化もあるため、速やかに後任人事を決定したい意向だ。現職の大使は、いったん上院で承認されているため、再承認を得やすいというメリットがある。ブラウン氏は、ニュージーランド大使として上院で賛成94、反対4で承認された。

 ブラウン氏以外にも、米海軍幹部だった日系のハリー・ハリス駐韓米大使を横滑りさせる案や、ワシントンの保守系シンクタンク「ハドソン研究所」のケネス・ワインシュタイン所長を充てる案などが取りざたされている。【ワシントン古本陽荘】

5452チバQ:2019/08/12(月) 17:34:42
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201908/CK2019080902000287.html
米情報副長官ゴードン氏、辞任へ 異例のトップ2人不在

2019年8月9日 夕刊


 【ワシントン=共同】トランプ米大統領は八日、ツイッターで、中央情報局(CIA)など各情報機関を統括する国家情報長官室のゴードン副長官が十五日付で辞任すると発表した。同日付で辞任するコーツ長官の代行職に、国家テロ対策センターのマグワイア所長を起用すると明らかにした。

 二〇一六年米大統領選への介入でロシアとトランプ陣営が共謀した疑惑を捜査していた米情報機関に対してトランプ氏は強い不信感を抱いており、自身の意向に沿わない二人を交代させるとみられる。

 マグワイア氏は海軍出身で、海軍特殊戦司令部の司令官などを務め、昨年十二月に国家テロ対策センター所長に就任。トランプ氏はツイッターで「輝かしい軍歴で、さまざまな組織を指揮してきた。素晴らしい仕事をしてくれると信じている!」と期待感を示した。

 八日に辞表を提出したゴードン氏は三十年以上、CIAなどで勤務。トランプ氏が七月下旬、北朝鮮の情勢分析などを巡って対立してきたコーツ氏の辞任を発表後、長官代行に昇格するとの観測も出ていた。だが米メディアによると、トランプ氏に批判的なブレナン元CIA長官に近いとして排除されたという。

 トランプ氏は七月下旬、コーツ氏の後任として、ロシア疑惑でトランプ氏を擁護した共和党のラトクリフ下院議員を指名したが資質を疑問視する声が上がり、わずか五日後に撤回に追い込まれた。

5453チバQ:2019/08/20(火) 10:35:25
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190820-00000030-jij-n_ame
「先住民」自称でウォーレン氏謝罪=米大統領選民主候補
8/20(火) 7:51配信時事通信
「先住民」自称でウォーレン氏謝罪=米大統領選民主候補
米民主党のエリザベス・ウォーレン上院議員=17日、ジョージア州アトランタ(EPA時事)
 【ワシントン時事】2020年米大統領選で民主党の候補者指名を争うエリザベス・ウォーレン上院議員は19日、根拠なく「米先住民」のルーツを自称してきたことを謝罪した。

 同氏は左派の有力候補として頭角を現しており、足かせとなってきた問題に決着を図った。

 ウォーレン氏は、アイオワ州で開催された先住民の集会で「誤りを犯した。私が与えてしまった苦痛に対して大変申し訳なく思う」と語った。先祖から口頭で伝えられた自分のルーツを信じていたと明かした。

 ウォーレン氏は、約30年前にハーハード大などで教職を得る過程で「先住民」の血を引いていることを主張。だがメディアで信ぴょう性に疑問が呈され、トランプ大統領は歴史上の先住民女性にちなんで「ポカホンタス」とやゆしてきた。昨年、「血筋の証明」としてDNA鑑定結果を発表したが、先住民の血は64分の1〜1024分の1の割合にすぎず、かえって批判を招いていた。

5454チバQ:2019/08/21(水) 21:09:42
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190819-00050236-yom-int
「要衝の地」グリーンランド買収、トランプ氏が関心
8/19(月) 22:58配信 読売新聞オンライン
 【ワシントン=黒見周平】トランプ米大統領は18日、デンマーク領のグリーンランドについて、「大きな不動産取引になる。(米国が所有すれば)戦略的に素晴らしい」と述べ、買収に関心を持っていることを明らかにした。米ニュージャージー州で記者団に語った。

 トランプ氏は9月上旬にデンマークを訪問する予定で、首脳会談の議題になる可能性がある。

 グリーンランドを巡っては、ロシアや中国が北極へ積極的に進出していることを踏まえ、米国内で戦略的な関与を強めるべきだとの声がある。米国家経済会議(NEC)のクドロー委員長は米FOXニュースのインタビューで「要衝の地だ」と評価し、「不動産買収の経験豊富な大統領が検討を望んでいる」と語った。

 1946年には、当時のトルーマン米大統領も買収をデンマークに提案したことがある。

 ただ、ロイター通信などによると、トランプ氏の関心に対し、デンマークは「グリーンランドは売り物ではない」と反発しており、買収が実現する可能性は低い。トランプ氏も「最優先事項ではない」と語り、具体的な検討は行っていないことを示唆した。

5455チバQ:2019/08/21(水) 21:10:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190821-00000015-asahi-int
「グリーンランド買いたい」トランプ氏、拒まれ会談延期
8/21(水) 10:48配信 朝日新聞デジタル
「グリーンランド買いたい」トランプ氏、拒まれ会談延期
ホワイトハウスで記者からの質問に答えるトランプ大統領=ワシントン、ランハム裕子撮影
 トランプ米大統領が、北極圏にあるデンマークの自治領グリーンランドを買収する構想を持っていることが明らかになった。しかし、デンマークのフレデリクセン首相は「売り物ではない」と拒否。これに腹を立てたトランプ氏は20日、来月に予定した同首相との首脳会談を延期することを明らかにした。

【写真】デンマークのフレデリクセン首相=ロイター

 米メディアによると、ロシアや中国が北極への進出をうかがう中、トランプ氏は周囲にグリーンランドを購入する方法があるか、検討するよう話したという。不動産ビジネスに関わってきたトランプ氏は、19世紀に米国がロシアからアラスカを購入したような成果にしたい考えもあるとされる。トランプ氏も18日、記者団に「戦略的に興味がある。デンマークと少し話してみよう」と買収構想を認めた。

 ところが、フレデリクセン首相は「グリーンランドは売り物ではない。トランプ氏が真剣に検討していないことを強く願う」と売却を否定した。

 これに対し、トランプ氏は20日にツイッターで「フレデリクセン首相は、グリーンランドの買収について話し合う気が無いと語った。2週間後に予定した首脳会談を延期する。首相がとても率直だったので、両国にとって多大な費用と労力を無駄にすることが避けられた」と皮肉り、不快感をあらわにした。(ワシントン=土佐茂生)

朝日新聞社

5456チバQ:2019/08/21(水) 21:10:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190821-35141559-cnn-int
トランプ氏、デンマーク訪問を急きょ中止 グリーンランド買収の構想めぐり
8/21(水) 13:10配信 CNN.co.jp
トランプ氏、デンマーク訪問を急きょ中止 グリーンランド買収の構想めぐり
米国のトランプ大統領がデンマーク訪問を取りやめると発表
(CNN) トランプ米大統領は20日夜のツイートで、来月初めにデンマークで予定していたフレデリクセン首相との会談を延期すると発表した。ホワイトハウス当局者はCNNに、トランプ氏のデンマーク訪問自体が中止されたことを確認した。

トランプ氏はかねてからデンマーク領グリーンランドの買収に興味を示し、18日には記者団の前で買収構想が浮上していることを確認。これに対してフレデリクセン氏が「グリーンランドは売り物ではない」と強調し、「馬鹿げた話」と一蹴(いっしゅう)していた。

トランプ氏はツイートで「デンマークは素晴らしい人々が住む特別な国。だがフレデリクセン首相はグリーンランド買収の話し合いに応じる気がないと言うので、これを受けて2週間後に予定していた会談を別の機会に延期する」と述べた。

トランプ氏はデンマーク女王マルグレーテ2世の招待を受けてメラニア夫人とともに同国を訪問し、当局者や財界人らと会談することになっていた。合わせて予定していたポーランド訪問に影響があるかどうかは明らかでない。

トランプ氏は18日の時点で、グリーンランド買収構想のためにデンマークを訪問するわけではないと述べ、同構想は最優先課題ではないとの考えを示していた。

フレデリクセン氏の発言が伝えられた後のツイートでは、グリーンランドの海岸の町と米ラスベガスにあるトランプ・インターナショナル・ホテルを合成した冗談画像を投稿し、「こんなことはしない」と約束していた。

5457チバQ:2019/08/22(木) 13:09:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190822-00000053-jij-n_ame
ワシントン州知事が撤退=民主党指名争い-米大統領選
8/22(木) 12:09配信時事通信
 【ワシントン時事】2020年米大統領選の民主党候補指名争いで、西部ワシントン州のジェイ・インズリー州知事は21日、MSNBCテレビの番組で「大統領になれないことが明らかになった」として、撤退を表明した。

 同党の指名レースに残っているのは22人となった。

 インズリー氏は地球温暖化対策を主張して指名争いに参戦。6月の候補者討論会では「安全保障に対する最大の脅威はドナルド・トランプ(大統領)だ」などと訴えたが、支持率が伸びなかった。

5458 チバQ:2019/08/25(日) 00:54:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190824-00000515-san-n_ame
米大統領選 モールトン下院議員も民主指名争いから撤退

8/24(土) 9:08配信��
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 【ワシントン=黒瀬悦成】来年の米大統領選の民主党候補指名争いに出馬表明していたセス・モールトン下院議員(東部マサチューセッツ州選出)は23日、選挙戦からの撤退を表明した。モールトン氏は退役海兵隊大尉でイラクに派遣された経験があり、安全保障問題などを重視する穏健派と見なされてきたが、支持率が終始低迷していた。今後は下院議員への再選を目指すとしている。

5459チバQ:2019/08/27(火) 19:25:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190827-35141815-cnn-int
2020年米大統領、民主党は3候補が頭一つ抜け出す
8/27(火) 17:56配信CNN.co.jp
ワシントン州シアトル(CNN) 2020年に行われる米大統領選で、民主党からの指名を目指している候補者のなかで、ジョー・バイデン前副大統領とエリザベス・ウォーレン上院議員、バーニー・サンダース上院議員の3人が支持率で頭一つ抜け出していることがわかった。米モンマス大学が26日に発表した世論調査で明らかになった。

ウォーレン議員とサンダース議員は進歩主義的な指導者とみられているが、2人は徐々にバイデン氏に迫りつつある。モンマス大の調査によれば、3人の支持率はサンダース氏20%、ウォーレン氏20%、バイデン氏19%と1パーセントポイント以内の差に収まっている。この差は誤差の範囲内だが、それでも全国規模の調査でバイデン氏以外の候補者が首位に立ったのは今回が初めて。

それ以外の候補者ではカマラ・ハリス上院議員の支持率8%が最高で、3人から大きく引き離されている。

ウォーレン議員はゆっくりとだが着実に支持率を伸ばしている。サンダース議員もマイノリティー(少数派)からの支持を増やしており、多くの人々が予想していたよりも立ち直りが早い候補者であることを示している。

バイデン氏の支持率の動きはより読みづらい。CNNやFOXニュースの世論調査ではバイデン氏は他候補よりも多くの支持を集めていた。ただ、選挙演説のパフォーマンスにむらがあり、好ましくない報道をされることで、バイデン氏の「当選能力」が弱まる恐れがある。

調査はモンマス大学が8月16日から20日にかけて、民主党または民主党寄りの登録有権者を対象に、全米の成人800人を無作為に抽出し実施。今回発表された調査結果はそのうち298人の回答に基づくもので、誤差の範囲はプラスマイナス5.7%。

5460チバQ:2019/08/29(木) 14:30:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190829-00000521-san-n_ame
米大統領選、民主ジルブランド上院議員が撤退表明 支持広がらず
8/29(木) 11:45配信産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】来年の米大統領選の民主党候補指名争いに出馬表明していたキルステン・ジルブランド上院議員(東部ニューヨーク州選出)は28日、ビデオ声明で選挙戦から撤退すると表明した。

 女性の権利拡大やセクハラ糾弾などを訴えたが支持は広がらず、9月中旬に予定される同党の候補者討論会への参加資格を満たす支持率や献金額を確保するのが絶望的となったため撤退を決めたとみられる。

5461チバQ:2019/09/02(月) 11:03:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190902-00000015-jij-n_ame
米農家、在庫急増に焦燥感=大豆収穫控え、大統領支持に陰り-米中貿易戦争
9/2(月) 7:09配信時事通信
 【シカゴ時事】米中貿易戦争の激化に、米農業界でも懸念の声が強まっている。

 中国が報復関税の対象とする大豆は、対中輸出の減少などで期末在庫が記録的な水準に積み上がる見通しで、価格は依然として低迷。秋の収穫期を控え、農家のトランプ大統領支持率にも陰りが見え始めている。

 「こうした状況が長引けば、昨年の在庫と今年の新穀を抱える農家の経営環境は悪化する」。米大豆協会のスティーブンス会長はこう述べ、終わりの見えない貿易摩擦に焦燥感をあらわにする。

 昨年の米大豆の対中輸出量は前年比74%減。中国でのアフリカ豚コレラのまん延もあり、飼料となる大豆は一段の需要減退が警戒されている。

 米穀倉地帯の中西部では貿易戦争などのあおりで、農家の破産件数が増加している。最近の農業情報誌の調査では、トランプ大統領の仕事ぶりを評価する農家は71%と、前回7月の79%から低下。米農産物に対する中国の報復関税が一向に撤廃されない現状に、強い不満を抱く農家が増えているとみられる。

5462とはずがたり:2019/09/05(木) 18:40:55
いいね!

全米ライフル協会を「国内テロ組織」に認定 サンフランシスコ市
https://www.bbc.com/japanese/49589270
6時間前

米カリフォルニア州・サンフランシスコ市管理委員会は3日、銃規制に反対の立場をとる全米ライフル協会(NRA)を、正式に「国内テロ組織」に認定する決議案を、満場一致で可決した。

決議案は、アメリカは「蔓延(まんえん)する銃暴力に苦しめられている」、NRAは「銃所有を促し、所有者に暴力行為をそそのかすために、相当な富と組織力」を使っていると非難している。

「あらゆる国家には、暴力的で嫌悪的な人間は存在する。しかし米国内でのみ、殺傷能力のある武器や、それに関連した雑誌が容易に手に入る。その大部分は全米ライフル協会の影響によるものだ」

また、NRAと取引している企業との関わりについて再考するよう、サンフランシスコ市と国に求めている。
「銃乱射をあおっている」

今回の措置は、今年7月、同州ギルロイで、毎年恒例の「ギルロイ・ガーリック・フェスティバル」開催中に銃乱射があり、3人が死亡したことを受けてのもの。

サンフランシスコは野党・民主党の強力な地盤で、1964年以降、歴代の市長には民主党が当選している。

民主党は普段から、NRAの発言が銃乱射事件をあおっているとして非難を続けている。

5463チバQ:2019/09/09(月) 06:36:07
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20190908-00000001-jnn-int
スターバックス前会長、米大統領選への立候補を断念
9/8(日) 1:21配信TBS News i

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 来年のアメリカ大統領選挙への立候補を検討していたスターバックスの前会長が立候補を断念することを明らかにしました。

 去年6月までスターバックスの会長を務め、スターバックスを世界的なコーヒーチェーンに育て上げたハワード・シュルツ氏。長年、民主党支持者として知られ、トランプ政権を厳しく批判してきましたが、現在の民主党は左傾化しすぎているとして、来年秋のアメリカ大統領選挙に無所属での出馬を検討していました。

 こうしたなか、シュルツ氏は6日、自身のウェブサイトで、「無所属で大統領を目指すことがアメリカのための最善の方法ではない」などとして、立候補を断念することを明らかにしました。第三極の独立候補として立候補することで、民主党の候補者と支持が分散し、再選を目指すトランプ大統領が有利になるのを避けた形です。(07日20:18)

5464とはずがたり:2019/09/10(火) 20:27:14

気象当局にハリケーン予想変えさせる=商務長官「トランプ氏主張と矛盾」-米紙
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190910-00000048-jij-n_ame
9/10(火) 14:51配信時事通信

 【ニューヨーク時事】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は9日、ロス商務長官が海洋大気局(NOAA)幹部に対し、「ハリケーンが南部アラバマ州を通過する恐れがある」としたトランプ大統領の主張と矛盾する気象予報の撤回を迫ったと報じた。

 応じなければ更迭すると圧力をかけたという。

 トランプ氏は1日、バハマを襲ったハリケーン「ドリアン」の進路をめぐり、アラバマなど南部各州を「想定以上の勢力で直撃する恐れがある」とツイート。その数分後、同州バーミングハムの気象当局は「アラバマには何の影響もない」とツイッター上で否定した。しかしトランプ氏は主張を曲げず、4日には同州が進路に該当するようペンで描き足されたNOAAの予想図を記者団に示していた。

 同紙によると、NOAAを所管する商務省のロス長官は6日、出張先のギリシャからジェイコブズNOAA長官代行に電話をかけ、大統領の説明との矛盾の解消を指示。ジェイコブズ氏が異議を唱えたところ、状況が変わらなければ同氏を含む政治任用の幹部らを更迭すると告げたという。

5465チバQ:2019/09/10(火) 23:28:59
https://www.asahi.com/articles/ASM987X2NM98UHBI01N.html
トランプ氏に3人目の挑戦者 前下院議員が党指名争いに
有料記事

ワシントン=土佐茂生 2019年9月9日10時30分
 2020年の米大統領選で、サウスカロライナ州知事などを務めたマーク・サンフォード前下院議員(59)は8日、FOXニュースの番組で、共和党の候補者指名争いに立候補することを明らかにした。トランプ大統領に挑戦する同党の候補者は3人目となる。

サンフォード氏は同番組で「我々は共和党員であることの意味を議論する必要がある。共和党は道に迷っている」と語り、トランプ氏に挑む考えを示した。

 サンフォード氏は1995年、サウスカロライナ州選出の下院議員に初当選。03年から同州知事を2期務めた。2期目の時、周囲にハイキングに行くと述べて数日間失踪。のちにアルゼンチンで不倫相手と会っていたことが発覚。結局、3選はあきらめ、11年に退任した。テレビのコメンテーターなどを務めたが、13年に下院議員に立候補し、返り咲いた。

 16年大統領選ではトランプ氏…

5466チバQ:2019/09/10(火) 23:31:46
https://www.asahi.com/articles/ASM8Z2HBBM8ZUHBI006.html
米大統領選民主候補20人→10人に「サバイバル突入」
有料記事

ワシントン=土佐茂生 2019年9月10日10時08分
 2020年米大統領選に向けた民主党の候補者指名争いで、3回目となるテレビ討論会が12日に開かれる。最初の2回は20人が参加したが、今回は参加条件が厳しく、10人に半減。主要候補が初めて、直接意見を戦わせることになる。

 民主党は候補者指名に向け、最大で24人が立候補した。党も、多くの候補者を討論会に参加させることで多様性をアピールすることを狙い、最初の2回は参加条件を低めに設定したため、20人が2日間にわたって討論する状況だった。だが、今回は「四つの世論調査で支持率が2%以上に達し、13万人以上から献金を集めた」などと条件を厳しくした結果、10人だけがクリアし、1日で終わることになった。

 ログイン前の続き最大の注目は、各世論調査でトップ3を形成する、ジョー・バイデン前副大統領(76)、エリザベス・ウォーレン(70)、バーニー・サンダース(78)の両上院議員の3人が初めて、同じ壇上で討論することだ。米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」(RCP)によると、直近の六つの世論調査の支持率の平均はバイデン氏が29・7%、ウォーレン氏が18・0%、サンダース氏が17・5%。穏健派のバイデン氏に対し、革新的な政策を打ち出す両上院議員がどう対峙(たいじ)するかが焦点だ。

 来年2月から始まる予備選・党員集会が近づくなか、支持率の低い候補者にとっても、アピールの機会となる。民主党系政治コンサルタントのジェームズ・デマース氏は、「夏休みが明け、有権者はよく知らなかった候補者の発言にも耳を傾け、真剣に吟味し始める」と話す。例として挙げるのは、08年の大統領選に向けた候補者選びで、オバマ前大統領が前年秋の演説を機に、本命とされていたヒラリー・クリントン氏を逆転したことだ。

 一方、基準に達せず、テレビ討論会に参加できなくなった候補者にとっては厳しい状況となる。実際、脱落者は相次いでおり、7、8月の2カ月間で5人が撤退を表明した。デマース氏は「サバイバルの秋に突入する」と語る。(ワシントン=土佐茂生)

民主党の第3回テレビ討論会に参加する候補者
ジョー・バイデン前副大統領

コリー・ブッカー上院議員

ピート・ブダジェッジ・サウスベンド市長

フリアン・カストロ元住宅都市開発長官

カマラ・ハリス上院議員

エイミー・クロブシャー上院議員

ベト・オルーク前下院議員

バーニー・サンダース上院議員

エリザベス・ウォーレン上院議員

アンドリュー・ヤン氏(起業家)

5467チバQ:2019/09/10(火) 23:32:35
https://www.cnn.co.jp/usa/35142431.html
バイデン前副大統領、依然リードも一部で混戦 民主党指名争い
2019.09.10 Tue posted at 12:00 JST
ワシントン(CNN) 2020年に行われる米大統領選で民主党からの指名を争っている候補者のなかで、ジョー・バイデン前副大統領が依然として高い支持率を集めていることがわかった。ただ、党員集会や予備選が早期に開催される州のなかには、バイデン氏以外の候補者が支持を集めているところもある。

ABCニュースとワシントン・ポスト紙が8日に公開した世論調査によれば、民主党員あるいは民主党寄りの無党派層の27%がバイデン氏を支持した。バーニー・サンダース上院議員が支持率19%で2位に入った。サンダース氏の支持率は7月の23%からわずかに減少した。エリザベス・ウォーレン上院議員が同17%で3位につけた。ウォーレン議員は支持率を6パーセントポイント増やした。

カマラ・ハリス上院議員は支持率7%。インディアナ州サウスベンド市長のピート・ブティジェッジ氏は支持率4%だった。

今回の調査結果では、バイデン氏が依然として民主党支持層から多くの支持を集めていることが示された。一方で、CBSニュースとユーガブによる世論調査では、党員集会が早期に開催される一部の州でバイデン氏がウォーレン議員やサンダース議員と接戦を繰り広げていることがわかった。

8日に発表されたCBSとユーガブによる世論調査によれば、バイデン、ウォーレン、サンダースの3氏はアイオワやニューハンプシャー、ネバダで接戦を繰り広げている。

投票が早期に行われる州のうちバイデン氏が大きなリードを保っているのはサウスカロライナだけだ。サウスカロライナ州でのバイデン氏の支持率は43%。サンダース議員とウォーレン議員はそれぞれ18%と14%。バイデン氏はアフリカ系(黒人)からの支持を集めた。

2020年早期に予備選や党員集会が行われる18州でみると、ウォーレン議員の支持率は26%とバイデン氏の25%とほぼ互角。サンダース議員が19%。上位3人をハリス議員(8%)とブティジェッジ市長(6%)、ベト・オルーク前下院議員(4%)が追っている。

ABCとワシントン・ポスト紙の調査は9月2日から5日にかけて英語とスペイン語で全米の成人1003人を無作為に選出して電話で話を聞いた。誤差の範囲はプラスマイナス5パーセントポイント。

CBSとユーガブの調査は8月28日から9月4日にかけて登録有権者1万6525人に話を聞いた。対象となったのは2月と3月初めに予備選や党員集会が開かれる18州。誤差の範囲はプラスマイナス1.8パーセントポイント。

5468チバQ:2019/09/10(火) 23:35:35
https://www.sankei.com/world/news/190830/wor1908300006-n1.html
米大統領選、第3回民主党候補者討論会の参加者10人決まる
2019.8.30 08:07
 【ワシントン=黒瀬悦成】米民主党全国委員会は29日、来年の米大統領選に向け9月中旬に予定される第3回民主党候補者討論会への参加資格を得た候補者10人の名前を発表した。

 参加者は、バイデン前副大統領、サンダース、ウォーレン、ハリス上院議員、インディアナ州サウスベンド市のブティジェッジ市長の上位陣に加え、クロブチャー、ブッカー両上院議員、オルーク元下院議員、カストロ元住宅都市開発長官、実業家のヤン氏。

 全国委は第3回討論会への参加資格として、「6月28日〜8月28日に実施された少なくとも4つの全国世論調査で支持率2%以上」「8月28日までに少なくとも13万人、また最低20州から少なくとも400人の献金を得ること」などの条件を課していた。

 同党の候補指名争いには20人以上が名乗りを上げているが、9月の討論会で絞り込みが進むのを機に選挙戦の継続を断念する候補が続出すると見込まれている。

 第3回討論会は9月12日、南部テキサス州ヒューストンの「テキサス・サザン大学」で行われる。

5469チバQ:2019/09/10(火) 23:43:53
>>5449
トゥルシー・ギャバード(ハワイ州選出の下院議員(>>5395)が消えて
エーミー・クロブシャー(ミネソタ州選出の上院議員>>5333)が浮上
他は変わりなし


29・7% ジョー・バイデン前副大統領

18・0% エリザベス・ウォーレン上院議員
17・5% バーニー・サンダース上院議員

カマラ・ハリス上院議員
ピート・ブダジェッジ・サウスベンド市長


コリー・ブッカー上院議員
ベト・オルーク前下院議員

フリアン・カストロ元住宅都市開発長官
エイミー・クロブシャー上院議員
アンドリュー・ヤン氏(起業家)

5470チバQ:2019/09/11(水) 10:28:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190911-00000005-jij-n_ame
米大統領、ボルトン補佐官解任=対北朝鮮やイラン政策で対立
9/11(水) 1:14配信時事通信
米大統領、ボルトン補佐官解任=対北朝鮮やイラン政策で対立
トランプ米大統領(左)とボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)=5月13日、ワシントン(AFP時事)
 【ワシントン時事】トランプ米大統領は10日、ツイッターで、ボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)を解任したと明らかにした。


 「ボルトン氏の多くの提案について意見が異なった」と指摘。「彼の任務はホワイトハウスで不要になった」と述べた。対外強硬派のボルトン氏が政権を去ることで、トランプ氏が北朝鮮やイランとの対話を積極的に進める可能性もある。

 安保補佐官の交代はボルトン氏で3人目。後任人事は来週発表するという。ワシントン・ポスト紙(電子版)によると、ビーガン北朝鮮担当特別代表らの名前が挙がっている。クッパーマン副補佐官が当面代行を務める。

 トランプ氏によると、9日夜にボルトン氏に解任を通告し、10日に辞表を受け取ったという。これに対しボルトン氏は10日、ツイッターで「私が昨夜に辞任を申し出た」と主張するなど経緯に食い違いが生じている。

 ボルトン氏は、トランプ氏が北朝鮮に融和姿勢を見せたり、イラン指導部との交渉に意欲を見せたりすることに否定的で、トランプ氏との関係が悪化していた。トランプ氏が8日にワシントン近郊で計画していたアフガニスタンの反政府勢力タリバンとの秘密会談をめぐる意見対立が解任劇への最後の引き金を引いたとみられている。

5471チバQ:2019/09/11(水) 13:18:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190911-00000055-jij-n_ame
米下院選、共和候補が勝利=トランプ氏支援
9/11(水) 12:41配信時事通信
 【ワシントン時事】昨年の米中間選挙で共和党陣営の不正投票が発覚して無効となった南部ノースカロライナ州の連邦下院第9選挙区で10日、やり直しの選挙が行われた。

 米メディアによると、トランプ大統領の支援を受けた共和党新人ビショップ州上院議員(55)が激戦の末、民主党候補を破って当選を確実にした。

 今回の選挙は、来年秋の大統領選の行方を占うものとして注目された。民主党新人で元海兵隊員のマクリーディ氏(36)は猛追を見せたが及ばなかった。

 同選挙区は50年以上にわたり民主党が議席を奪うことができていない保守の地盤。2016年大統領選でもトランプ氏が勝利していた。今回、民主党候補が勝利すれば、再選を目指すトランプ氏にとって打撃になるとみられていた。

5472チバQ:2019/09/12(木) 11:03:28
https://www.sankei.com/world/news/190911/wor1909110032-n1.html
ボルトン氏「解任」 米政権内で孤立 北朝鮮への圧力路線軟化に懸念 惜しまれる退場
2019.9.11 21:42国際米州
米朝会談
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ボルトン大統領補佐官(ロイター)
ボルトン大統領補佐官(ロイター)
 トランプ米政権の外交・安全保障政策を支える立場にあったボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)がホワイトハウスを去ったのは、トランプ大統領の意を体したポンペオ国務長官らとの外交方針をめぐる主導権争いに敗れた結果といえる。

 ポンペオ氏は10日、ホワイトハウスで記者会見し、米外交政策の進め方について「ボルトン氏とは考え方の違いがいくつもあったのは確かだ」と明かした。また、ボルトン氏の退場は「驚きではないね」と笑いながら語るなど、同氏がトランプ氏や政権高官から遠ざけられていたことを強く示唆した。

 また、ポンペオ氏は「世界各国の指導者たちは、一部の高官が去ったからといって、トランプ氏の外交政策が実質的に変化するなどと思い込まない方がいい」と述べ、米国と対立する国々への外交圧力を緩めない立場を強調した。

 しかし、ボルトン氏が唱えてきた北朝鮮やイランへの圧力路線が軟化に転じる恐れは否定できない。

 例えば、米政権が安全保障分野での懸案の筆頭に位置づける北朝鮮の非核化問題ではこれまでも、対北強硬派のボルトン氏を「人間のくず」と呼んで非難する北朝鮮へのトランプ政権の配慮が目についた。

 トランプ氏は金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長との対話機運を促進するため、昨年6月のシンガポールでの米朝首脳初会談の実現に合わせてボルトン氏を北朝鮮問題の最前線から退けた。今年6月の板門店での3度目の米朝首脳会談の際、ボルトン氏はモンゴルに派遣され、会談に立ち会えなかった。

 米政策研究機関「新米国安全保障センター」(CNAS)のクリスティン・リー研究員は、ボルトン氏を「敵対勢力」と見なす北朝鮮が今回の事態を受け、米政権との対話に傾斜する可能性があると指摘する。

 トランプ氏は最近の北朝鮮による短距離ミサイル発射を問題視しないとし、米韓合同軍事演習にも否定的。同盟重視をうたってきたボルトン氏の排除に伴い、日韓など同盟諸国の安全保障をないがしろにして北朝鮮との対話路線を進めていくことが懸念される。

 日米の北朝鮮問題関係者の間で、ボルトン氏は「金正恩体制を追い詰める、トランプ政権内部の頼みの綱」とみられていただけに、退場を惜しむ声が広がるのは確実だ。(ワシントン 黒瀬悦成)

5473とはずがたり:2019/09/12(木) 13:40:46
ボルトン氏「解任」 米政権内で孤立 北朝鮮への圧力路線軟化に懸念 惜しまれる退場
2019.9.11 21:42国際米州
https://www.sankei.com/world/news/190911/wor1909110032-n1.html

 トランプ米政権の外交・安全保障政策を支える立場にあったボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)がホワイトハウスを去ったのは、トランプ大統領の意を体したポンペオ国務長官らとの外交方針をめぐる主導権争いに敗れた結果といえる。

 ポンペオ氏は10日、ホワイトハウスで記者会見し、米外交政策の進め方について「ボルトン氏とは考え方の違いがいくつもあったのは確かだ」と明かした。また、ボルトン氏の退場は「驚きではないね」と笑いながら語るなど、同氏がトランプ氏や政権高官から遠ざけられていたことを強く示唆した。

 また、ポンペオ氏は「世界各国の指導者たちは、一部の高官が去ったからといって、トランプ氏の外交政策が実質的に変化するなどと思い込まない方がいい」と述べ、米国と対立する国々への外交圧力を緩めない立場を強調した。

 しかし、ボルトン氏が唱えてきた北朝鮮やイランへの圧力路線が軟化に転じる恐れは否定できない。

 例えば、米政権が安全保障分野での懸案の筆頭に位置づける北朝鮮の非核化問題ではこれまでも、対北強硬派のボルトン氏を「人間のくず」と呼んで非難する北朝鮮へのトランプ政権の配慮が目についた。

 トランプ氏は金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長との対話機運を促進するため、昨年6月のシンガポールでの米朝首脳初会談の実現に合わせてボルトン氏を北朝鮮問題の最前線から退けた。今年6月の板門店での3度目の米朝首脳会談の際、ボルトン氏はモンゴルに派遣され、会談に立ち会えなかった。

 米政策研究機関「新米国安全保障センター」(CNAS)のクリスティン・リー研究員は、ボルトン氏を「敵対勢力」と見なす北朝鮮が今回の事態を受け、米政権との対話に傾斜する可能性があると指摘する。

 トランプ氏は最近の北朝鮮による短距離ミサイル発射を問題視しないとし、米韓合同軍事演習にも否定的。同盟重視をうたってきたボルトン氏の排除に伴い、日韓など同盟諸国の安全保障をないがしろにして北朝鮮との対話路線を進めていくことが懸念される。

 日米の北朝鮮問題関係者の間で、ボルトン氏は「金正恩体制を追い詰める、トランプ政権内部の頼みの綱」とみられていただけに、退場を惜しむ声が広がるのは確実だ。(ワシントン 黒瀬悦成)

5474チバQ:2019/09/19(木) 00:43:20
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190918-00000079-jij-n_ame
バイデン、ウォーレン氏が引き離す=第3回討論会後の世論調査-米大統領選
9/18(水) 14:45配信時事通信
バイデン、ウォーレン氏が引き離す=第3回討論会後の世論調査-米大統領選
米大統領選に向けた民主党の第3回テレビ討論会に参加したバイデン前副大統領(左)とウォーレン上院議員=12日、テキサス州ヒューストン(AFP時事)
 【ワシントン時事】来年秋の米大統領選に向けた民主党の候補者指名争いで、NBCテレビなどは17日、先週の第3回テレビ討論会後に行った世論調査結果を伝えた。

 バイデン前副大統領が2カ月前と比べ5ポイント増の31%、ウォーレン上院議員が同6ポイント増の25%となり、他候補を引き離した。

 3位のサンダース上院議員は同1ポイント増の14%。それ以下では、ブティジェッジ・インディアナ州サウスベンド市長が7%と2カ月前の水準を維持。ハリス上院議員が同8ポイント減の5%と失速し、中華系起業家のヤン氏が同2ポイント増の4%に支持を伸ばした。

 一方、各候補に対する支持の度合いを測る質問では、ウォーレン氏に対して「情熱的」と答えた人が、3カ月前から9ポイント増の35%に上昇。サンダース氏の25%、バイデン氏の23%をそれぞれ上回った。

5475チバQ:2019/09/19(木) 10:48:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190919-00000519-san-n_ame
ケネディ元司法長官の孫が上院選出馬へ
9/19(木) 10:28配信産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】ボストン・グローブ紙など複数の米メディアは18日、故ロバート・ケネディ元司法長官の孫で民主党の「次世代の旗手」と目されるジョゼフ・ケネディ下院議員(38)が来年の大統領選と同時に行われる上院選に地元の東部マサチューセッツ州から出馬する意向を決めたと伝えた。21日に正式表明する。ケネディ元大統領を筆頭とする名門政治家一家である「ケネディ王朝」を継承する存在として注目を集めそうだ。

 マサチューセッツ州では民主党現職の長老、マーキー上院議員(73)が再選を目指し出馬する見通し。このためケネディ氏とマーキー氏はまず同党の候補指名を争うが、世論調査などではケネディ氏有利とみられている。

 過去の大統領ではオバマ前大統領、ニクソン元大統領など上院議員経験者が少なくなく、ケネディ氏も当選すれば大統領選出馬への期待が高まるのは確実だ。

5476チバQ:2019/09/19(木) 13:05:03
https://digital.asahi.com/articles/ASM9F52CKM9FUHBI022.html?rm=465
しどろもどろ返上? 米大統領選へ、民主トップ3が論戦
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ヒューストン=土佐茂生 2019年9月18日09時30分
 2020年米大統領選に向けた民主党の候補者指名争いで、3回目となるテレビ討論会が、テキサス州ヒューストンで開かれた。生き残りに向けた争いが激しくなるなか、世論調査でトップの3候補が初めて一堂に会した。(ヒューストン=土佐茂生)

 12日にあった討論会の最大の注目点は、各種世論調査でトップ3となっているジョー・バイデン前副大統領(76)、バーニー・サンダース上院議員(78)、エリザベス・ウォーレン上院議員(70)が初めて、同じステージに並んだこと。特に、穏健派のバイデン氏が革新系の両上院議員とどう対峙(たいじ)するかがポイントとなっていた。

 そんななか、仕掛けたのはバイデン氏だった。「上院議員たちの主張は行き過ぎか」という司会者の質問に対し、オバマ政権時代の医療保険改革(オバマケア)の成功を維持しながら改革する自分の案を強調し、オバマケアを撤廃して全国民に公的保険を導入しようとする2人を牽制(けんせい)。「私の案は7400億ドルかかるが、(2人の案の)30兆ドルほどはかからない。どうやって財源を作るのか」と述べた。

 ログイン前の続きこれに対し、ウォーレン氏は「大金持ちや大企業に払わせ、中流家庭の負担を軽くする」と反論。サンダース氏も「必要なのは全国民に医療を保障する仕組みであって、製薬会社や保険会社に巨額の利益を与える仕組みではない」と言い返したが、バイデン氏は「質問に答えていない。結局、中流家庭の所得税は上がる」と負けていなかった。過去の討論会では答弁でしどろもどろになって不安視される局面もあったが、今回は安定していた。

 他の候補者も、2人の革新候補の案の方向性は賛同するものの、現行制度を徐々に改革させる考えを述べることが多く、バイデン氏の主張が説得力をもったように映った。

サバイバルの秋に突入
 トップ3に追いつきたい、下位グループの候補者も積極的に発言した。オバマ政権で閣僚だったフリアン・カストロ氏(44)はバイデン氏を「2分前に言ったことを忘れているのか」「私はオバマ氏が残した功績を全うしており、あなたは違う」などと攻めた。

 この発言にはインディアナ州サウスベンド市長のピート・ブダジェッジ氏(37)が「国民がワシントンの政治にむかついている点をまさに思い起こさせる。相手のあらを探し自分の得点を得ようとする」と批判した。カストロ氏は「これが選挙だ」と続けたが、エイミー・クロブシャー上院議員(59)も「内輪で争う家は成り立たない。私たちが勝つのはそのような方法ではない」といさめた。

 もっとも、候補者の衝突は、今後も激化するとみられる。過去2回の討論会は20人が2日間に分けて登場したが、今回は参加条件が厳しくなり、クリアできたのは10人。その一方、7、8月の2カ月間で5人が選挙戦から脱落した。

 民主党系政治コンサルタントのジェームズ・デマース氏は、「夏休みが明け、有権者はよく知らなかった候補者の発言にも耳を傾け、真剣に吟味し始める。サバイバルの秋に突入する」と話す。

 これにほくそ笑むのはトランプ大統領だ。討論会後、選対陣営はすぐに「社会主義の民主党は、過激な政策で国民の税金を引き上げる。トランプ氏の実績は、弱小の民主候補を簡単に蹴散らすだろう。トランプ氏を利する宣伝をしてくれた民主党に感謝する!」と揶揄(やゆ)する声明を出した。

5477名無しさん:2019/09/19(木) 21:43:57
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190919-00000021-jij_afp-int
カナダ・トルドー首相、18年前の「人種差別」メークを陳謝 「千夜一夜」で仮装
9/19(木) 13:38配信AFP=時事
カナダ・トルドー首相、18年前の「人種差別」メークを陳謝 「千夜一夜」で仮装
カナダの首都オタワで記者会見を行うジャスティン・トルドー首相(2019年9月11日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】カナダのジャスティン・トルドー(Justin Trudeau)首相(47)が、18年前に教師をしていた学校で「千夜一夜物語(アラビアンナイト、Arabian Nights)」をテーマにしたパーティーの際、顔を茶色く塗るメークを施していたと米誌タイム(Time)が18日報じた。トルドー氏は同日、記者会見で「人種差別主義者がやるようなことだった」「深く後悔している」と陳謝した。

【特集】世界の「イケメン」「美人」政治家たち

 10月21日の総選挙を控え、倫理規定違反スキャンダルなどで批判にさらされているトルドー氏は厳しい選挙戦を強いられている。同氏率いる自由党は2015年の総選挙で圧勝したが、現在、支持率はアンドリュー・シーア(Andrew Scheer)党首の野党・保守党と拮抗(きっこう)している。

 タイム誌は、当時29歳のトルドー氏がターバンと丈の長い衣装をまとい、顔と首、手を茶色く塗っている写真を掲載した。写真の出典は、勤務先だった私立学校ウエスト・ポイント・グレー・アカデミー(West Point Grey Academy)の2000〜01年の卒業アルバムだという。

 タイム誌の記事は、自由党の広報部が写真の人物をトルドー氏本人と確認し、「アラビアンナイトを衣装のテーマにした学校の年次ディナーパーティー」で撮影されたものだと説明したと述べている。AFPはその写真について事実関係を独自に確認していない。

 トルドー氏は18日、選挙運動のため移動中の専用機内からテレビ会見し、問題の写真に写っているのは自分だと認めた上で、「私はこれまでの人生を通じて、人々に機会をもたらし、人種差別や不寛容と闘うことに努めてきた」と釈明。「若い時分に過ちを犯したといえるし、犯していなければ良かったと思う。あの頃もっと分別があれば良かったが、私にはなかった。その点について深く謝罪する」と述べた。

 さらに、「人種差別主義者がやるようなことだったと、今は理解している」「さまざまな社会的アイデンティティーが交差した社会で、差別に直面する人々を深く傷つける、重大な問題だ」との認識を示した。

 カナダの多文化主義を熱心に提唱するトルドー氏の内閣は、閣僚の半数が女性。また、閣僚6人がアジア系かアフリカ系の血を引いている。

 なお、奴隷制度と隔離政策の歴史を持つ隣国の米国でも今年、複数の政治家が若い頃に顔を「黒塗り」にしていたとされるスキャンダルが相次いでいる。米バージニア州のラルフ・ノーサム(Ralph Northam)知事は、顔を黒く塗った人物と白人至上主義団体「クー・クラックス・クラン(KKK)」の衣装を着た人物を撮影した卒業アルバムの写真について、うち一人は自分だと認めた翌日、いずれも自分ではないと否定して辞任を拒否している。【翻訳編集】 AFPBB News

5478チバQ:2019/09/23(月) 19:00:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190920-00000174-jij-n_ame
ニューヨーク市長が撤退表明=米大統領選、民主党の候補選び
9/20(金) 22:38配信時事通信
 【ワシントン時事】2020年の米大統領選に向け、民主党の候補指名争いに名乗りを上げていたニューヨーク市のデブラシオ市長は20日、MSNBCテレビで「選挙運動を切り上げ、ニューヨーク市長の職務を続ける」と述べ、撤退を表明した。

 指名争いに残った候補は19人となった。

 デブラシオ氏は5月に立候補を表明したが、支持率が低迷。世論調査の支持率や寄付金獲得実績に基づく要件を満たせず、今月開かれた第3回候補者討論会に参加できなかった。

5479チバQ:2019/09/23(月) 20:16:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190923-00000033-jij_afp-int
ウォーレン氏支持率、バイデン氏抜き初めてトップへ 米大統領選民主党候補争い
9/23(月) 16:02配信AFP=時事
ウォーレン氏支持率、バイデン氏抜き初めてトップへ 米大統領選民主党候補争い
米ニューヨーク市のワシントンスクエア・パークで演説を行う、米大統領選へ向けた民主党候補指名争いの有力候補、エリザベス・ウォーレン上院議員(2019年9月16日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】2020年米大統領選へ向けた民主党候補指名争いの要所となるアイオワ州で、有力候補の一人であるエリザベス・ウォーレン(Elizabeth Warren)上院議員(70)の支持率がジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領(76)を上回り初めてトップとなった。22日に公開された最新の世論調査結果で明らかになった。

【写真】米民主党候補者討論会、バイデン氏とウォーレン氏

 アイオワ州の地元紙デモイン・レジスター(Des Moines Register)と米CNNテレビが共同で行った世論調査によると、同州党員集会への参加が見込まれる有権者のうち22%がウォーレン氏を支持した。一方でバイデン氏の支持率は20%、もう一人の有力候補バーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員は11%だった。

 アイオワ州は大統領選の党候補指名争いの初戦となる重要州。候補者が乱立する民主党の指名争いで、バイデン氏はこれまで最有力候補だったが、今回の調査では同州でウォーレン氏の人気が急速に高まっていることが示された。

 バイデン氏は全国調査では依然、トップの支持率を維持しているが、今回の調査でサンダース氏がウォーレン氏に押されたことで、民主党の指名争いは2候補の対決に狭まりそうだ。

 ウォーレン氏は医療保険制度や教育に関する大胆な政策によって民主党急進派の票をサンダース氏と競り合っている一方、バイデン氏はドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領を打ち負かす可能性が最も高い経験豊富な穏健派として選挙運動を進めている。【翻訳編集】 AFPBB News

5480チバQ:2019/10/03(木) 13:16:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191003-00000017-asahi-int
サンダース上院議員が手術 大統領選挙戦を当面休止
10/3(木) 10:06配信朝日新聞デジタル
サンダース上院議員が手術 大統領選挙戦を当面休止
今年4月、米議会で国民皆保険制度へ向けた法案を発表するサンダース上院議員=ワシントン、ランハム裕子撮影
 2020年米大統領選で、民主党の候補者指名を目指すバーニー・サンダース上院議員(78)が2日、胸の痛みを訴え、動脈閉塞(へいそく)の手術を受けた。サンダース氏は会話ができる状態というが、治療と休養のため、選挙活動を当面休止するという。

 サンダース氏の選対本部のジェフ・ウィーバー上級顧問は2日の声明で「昨晩の選挙イベント中、サンダース上院議員は胸に違和感を覚えた。検査によると、動脈に閉塞が1カ所見つかり、ステント(医療器具の筒)2本が無事に挿入された」と説明した。会話ができ、気分も良好だという。

朝日新聞社

5481チバQ:2019/10/03(木) 13:27:24
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191003-00000518-san-n_ame
米大統領選 サンダース氏が緊急入院 血栓で手術
10/3(木) 9:11配信産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】来年の米大統領選で民主党候補指名を目指すサンダース上院議員(78)が1日、米西部ネバダ州ラスベガスで遊説中に胸の痛みを訴え緊急入院した。

 サンダース陣営が2日明らかにしたところでは、動脈に血栓が見つかり、ステント(血管を広げる網状の筒)を埋め込む手術を行った。陣営は、「手術は成功した」とする一方、向こう数日間は休養し、集会などの選挙活動も当面中止するとしている。

 サンダース氏は、大統領選に出馬を表明している主要候補の中では最高齢。ステント手術は米国では決して珍しくないものの、今後の党指名争いでは同氏の健康問題が攻撃材料となる可能性がある。

 ただ、党候補指名争いで支持率トップを争うバイデン前副大統領とウォーレン上院議員は、それぞれ76歳と70歳。共和党候補指名を確実にしているトランプ大統領は73歳で、不用意に健康や年齢の問題を持ち出すと、自身にも火の粉が降りかかる恐れがある。

 米メディアによると、サンダース氏は遊説中、ナッツ類やサラダ、果物などを好んで食べるとされ、健康に留意していることがうかがえるという。

5482chibaQ@Korea:2019/10/06(日) 08:47:00
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191005-35143572-cnn-int
米下院民主党、ホワイトハウスに召喚状 ウクライナ文書の提出命令
10/5(土) 10:50配信CNN.co.jp
米下院民主党、ホワイトハウスに召喚状 ウクライナ文書の提出命令
米下院民主党がホワイトハウスに対し、ウクライナ絡みの記録の提出を命じた
(CNN) 米下院民主党は4日、ホワイトハウスにウクライナ関連文書の提出を命じる召喚状を出した。トランプ大統領に対する弾劾(だんがい)調査を加速させた形だ。

これとは別に、弾劾調査を主導する下院3委員会は、ペンス副大統領に文書提出を求める書簡を送った。書簡はトランプ氏個人およびウクライナのゼレンスキー大統領との電話会談をめぐる調査の一環。

召喚状はカミングス監視委員長が出したもので、ホワイトハウスにウクライナ絡みの文書ややり取りの記録を求める内容。カミングス氏の今週のメモによると、7月25日に行われたゼレンスキー大統領との電話会談、対ウクライナ支援の保留、トランプ氏の顧問弁護士を務めるジュリアーニ氏がウクライナにバイデン前副大統領と天然ガス会社ブリスマの調査を要請した件の関連資料が対象となる。

カミングス氏とシフ情報委員長、エンゲル外交委員長はホワイトハウスに宛てた書簡で、「トランプ大統領が我々と米国をこうした立場に追い込んだのは大変遺憾だが、彼の行動によって召喚状を出す以外に選択肢がなくなった」と述べた。

これに対し、ホワイトハウスは召喚状を重大視しない姿勢を示し、「この召喚状では何も変わらない。単にさらなる文書を要求し、時間を浪費し、税金を費やすだけであり、最終的には大統領の行動に不正な点がなかったことが示されるだろう」としている。

一方、ペンス氏への文書提出要求を受け、民主党が文書提出を求めている政権当局者やトランプ氏側近のリストに副大統領も加わる形となった。

3委員長はペンス氏に対し、今月15日までの文書提出を求める書簡を送付。自主的に提出しない場合、ペンス氏に対しても召喚状が出る可能性がある。

5483chibaQ@Korea:2019/10/06(日) 08:48:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191005-00000019-mai-soci
即位の礼、米副大統領参列見送り ウクライナ問題が影響
10/5(土) 10:31配信毎日新聞
即位の礼、米副大統領参列見送り ウクライナ問題が影響
組み立てられる高御座。奥は御帳台=皇居・宮殿「松の間」で2019年9月6日午後1時26分(代表撮影)
 米政府は4日、22日に予定される天皇陛下の「即位礼正殿の儀」に、イレーン・チャオ運輸長官を参列させると発表した。

 当初、ペンス副大統領の派遣も検討された。だが、トランプ大統領が政敵のバイデン前副大統領を捜査するようウクライナに圧力をかけた疑惑に関し、民主党は4日、ペンス氏にウクライナ政府との協議に関する資料の提出を要求。ペンス氏もウクライナ疑惑への対応を迫られており、影響したものとみられる。

 チャオ氏は台湾生まれで、ブッシュ(子)政権では労働長官を務めた。夫は、共和党上院のマコネル院内総務。【ワシントン古本陽荘】

5484chibaQ@Korea:2019/10/06(日) 08:48:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191005-00000005-jij_afp-int
選挙運動休止のサンダース氏は心筋梗塞、すでに退院 医師ら明かす
10/5(土) 9:31配信AFP=時事
選挙運動休止のサンダース氏は心筋梗塞、すでに退院 医師ら明かす
米首都ワシントンの連邦議会議事堂で記者会見するバーニー・サンダース上院議員(2019年4月4日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】2020年米大統領選の民主党候補指名を目指すバーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員(78)について医師らは4日、今月1日に心筋梗塞を起こしたが、すでに米ラスベガス(Las Vegas)の病院から退院していると明らかにした。

【写真】米テキサス州で民主党の討論会に参加したサンダース上院議員

 同氏の医師らは、「サンダース上院議員は心筋梗塞と診断された」と発表。すぐに閉塞した冠動脈にステントを2本挿入したが他の動脈に異常はなく、「入院中は想定通りの穏やかな経過をたどり、予後も良好とみられる」と説明した。

 1日にラスベガスで胸部の不快感を訴え選挙運動を一時休止したサンダース氏は、「2日半入院して今はとても気分が良い。少し休んだ後に仕事に戻るのを楽しみにしている」と述べた。

 サンダース氏は今回の大統領選候補者で最高齢。今月15日にはオハイオ州で開かれる民主党の4回目の討論会に参加する予定になっている。【翻訳編集】 AFPBB News

5485チバQ:2019/10/12(土) 17:12:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191012-00000032-jij-int
トランプ氏、弾劾危機=ウクライナ疑惑解明本格化-「見返りと圧力」焦点〔深層探訪〕
10/12(土) 8:31配信時事通信
 トランプ米大統領がバイデン前副大統領に関する問題を調べるようウクライナのゼレンスキー大統領に圧力をかけた疑惑で、野党民主党は大統領弾劾訴追に向けて本格的な調査に入った。政治経験の浅いゼレンスキー氏に対し、トランプ氏がお得意の「見返りと圧力」の手法を用いたかどうかが焦点だ。

 ◇「ひどい話」
 「バイデン氏が捜査をやめさせたなど、いろいろな事が言われており、多くの人が知りたがっている。私から見ると、ひどい話だ」
 米政府が公表した記録によると、トランプ氏は7月25日の電話会談で、ゼレンスキー氏にバイデン氏に関する調査を露骨に促した。

 トランプ氏が調査を求めたのは、バイデン氏が副大統領時代の2016年、当時のウクライナのショーキン検事総長の解任を要求した問題だ。ショーキン氏が汚職事件を捜査していたウクライナのガス会社「ブリスマ」は、当時バイデン氏の息子ハンター氏が役員に名を連ね、報酬を得ていた。ショーキン氏は腐敗対策に消極的として他の西側諸国も解任を求めていたが、トランプ氏はバイデン氏の要求が「息子の利益」のためだったという筋書きを描いた。

 ◇4億ドルの支援
 電話会談に関し、トランプ氏は「圧力も見返りもなかった」と主張する。だが、これまでの弾劾調査で浮上したのは、対ウクライナ軍事支援と、ホワイトハウスでの首脳会談という二つの外交的見返りの存在だ。

 「政治キャンペーンのために支援を凍結するなんてクレイジーだ」。下院委員会が3日公表した外交官のメールによると、在ウクライナ米大使館トップのテイラー臨時代理大使は9月9日、周囲に強い戸惑いを伝えた。4億ドル(約430億円)の支援凍結は、電話会談の1週間前の7月18日にトランプ氏が指示しており、これがウクライナに調査を促す目的だったという認識が現場にあったことをうかがわせた。

 ◇「成果物」を望んでいる
 電話会談直前の7月25日朝には、もう一つ重要なやりとりがウクライナ政府との間で交わされていた。当時のボルカー・ウクライナ担当米特別代表はウクライナのイェルマーク大統領補佐官にメールを送信。「ホワイトハウスの話では、ゼレンスキー氏がトランプ氏に調査を行うことを確信させれば、ワシントン訪問の日程を確定できる」と伝達した。

 コメディアンだったゼレンスキー氏は4月の大統領選で初当選したが、対ロシア国境地帯で紛争を抱え、腐敗や貧困に対応するという難題が待ち受けていた。「新参の大統領」にとって、軍事支援やホワイトハウス招待が魅力的だったことは想像に難くない。

 「トランプ大統領は成果物を望んでいる」。米国のソンドランド駐欧州連合(EU)代表部大使は8月9日に同僚に宛てたメールで、日程確定に先立ち、調査開始の明確な意思表示が必要という認識を表明。その後も米政権は、ゼレンスキー氏が表明する調査開始の声明文案について内部で協議するなど、ウクライナ側から前向きな対応を引き出そうとする取り組みを続けた。(ワシントン時事)

5486チバQ:2019/10/13(日) 12:09:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191012-00050232-yom-int
米、高官辞任止まらず…国土安全保障長官代行も
10/12(土) 18:37配信読売新聞オンライン
 【ワシントン=海谷道隆】米国のトランプ大統領は11日、ツイッターで、マカリーナン国土安全保障長官代行の辞任を発表した。マカリーナン氏は4月にニールセン前長官が辞任したことを受け、代行に就いた。9月には、ボルトン前大統領補佐官(国家安全保障担当)が解任されており、高官の辞任や解任が止まらない状況が続いている。

 トランプ氏によると、マカリーナン氏は「民間に行き、家族とより多くの時間を過ごしたい」と申し出た。新たな長官代行は来週発表する。米紙ワシントン・ポスト(電子版)によると、マカリーナン氏は移民問題を担当する他の政府高官と対立し、トランプ氏の信頼を得られずにいたという。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191012-00000533-san-n_ame
米国土安保長官代行が辞任 トランプ氏とそり合わず?
10/12(土) 13:56配信産経新聞
 【マイアミ=黒瀬悦成】トランプ米大統領は11日、マカリーナン国土安全保障長官代行が辞任したと発表した。マカリーナン氏から「家族との時間を増やし、民間企業に移りたい」との申し出があったとしている。新たな長官代行は近日中に発表するという。

 マカリーナン氏は、ニールセン前国土安保長官が4月に事実上解任されたのを受け、税関・国境警備局長から長官代行に就任した。

 トランプ氏はツイッターで、マカリーナン氏が代行に就任して以降、メキシコからの不法越境が大幅に減少したとして「素晴らしい仕事をしてくれた」と称賛した。

 ただ、米メディアによると、同氏は政権内でより強硬な移民政策を提唱する幹部らと意見が合わなかったほか、トランプ氏からもあまり評価されていなかったとされ、事実上の更迭との見方も出ている。

5487チバQ:2019/10/14(月) 22:32:47
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-191010X388.html
米アラバマ州モンゴメリーに初の黒人市長=公民権運動発祥の地
2019/10/10 06:29時事通信

 【ワシントン時事】米南部アラバマ州モンゴメリーで8日、市長選の決選投票が行われ、黒人のスティーブン・リード検認判事(45)が当選を決めた。モンゴメリーは人種差別撤廃を求める公民権運動発祥の地として知られ、人口の約6割を黒人が占めるが、200年に及ぶ市の歴史で黒人市長が誕生するのは初めて。

 地元メディアの集計によると、リード氏は約67%の得票率で、テレビ局オーナーの白人候補を下した。勝利宣言で「これは私や私の思想が問われた選挙ではなく、私たちが個人として、そして市全体として抱く夢と希望が問われた選挙だった」と語った。

 モンゴメリーでは1955年、バスで白人に席を譲ることを拒否した黒人女性が逮捕され、これに抗議するバス乗車拒否運動が公民権運動拡大のきっかけとなった。抗議を率いたキング牧師は公民権運動の指導者として頭角を現し、後の公民権法制定とノーベル平和賞受賞につながった。

5488チバQ:2019/10/18(金) 11:57:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191018-00000031-mai-n_ame
米エネルギー省長官辞任へ ウクライナ疑惑に関与か
10/18(金) 11:06配信毎日新聞
米エネルギー省長官辞任へ ウクライナ疑惑に関与か
トランプ米大統領(代表撮影)
 米エネルギー省のペリー長官は17日、トランプ大統領に辞意を伝えた。理由は明らかになっていないが、ペリー氏は、トランプ氏が政敵のバイデン前副大統領を捜査するようウクライナに依頼した疑惑に関与していたとされる。野党・民主党が主導する大統領弾劾訴追に向けた下院委員会はペリー氏に資料提出を要求し、その期限が18日に迫っていた。

 ペリー氏は今年5月のウクライナのゼレンスキー大統領の就任式に出席し、会談していた。ウクライナ側に圧力をかけた疑いが持たれており、トランプ氏が7月25日にゼレンスキー氏と電話で協議したのも、ペリー氏がトランプ氏に勧めたためという報道もある。

 トランプ氏は記者団にペリー氏が辞任する話は「半年前からあった」と語り、年内には辞めるとの見通しを示した。ペリー氏は2000年から15年まで南部テキサス州知事を務め、17年3月から現職。【ワシントン古本陽荘】

5489チバQ:2019/10/18(金) 11:57:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191012-00000032-jij-int
トランプ氏、弾劾危機=ウクライナ疑惑解明本格化-「見返りと圧力」焦点〔深層探訪〕
10/12(土) 8:31配信時事通信
 トランプ米大統領がバイデン前副大統領に関する問題を調べるようウクライナのゼレンスキー大統領に圧力をかけた疑惑で、野党民主党は大統領弾劾訴追に向けて本格的な調査に入った。政治経験の浅いゼレンスキー氏に対し、トランプ氏がお得意の「見返りと圧力」の手法を用いたかどうかが焦点だ。

 ◇「ひどい話」
 「バイデン氏が捜査をやめさせたなど、いろいろな事が言われており、多くの人が知りたがっている。私から見ると、ひどい話だ」
 米政府が公表した記録によると、トランプ氏は7月25日の電話会談で、ゼレンスキー氏にバイデン氏に関する調査を露骨に促した。

 トランプ氏が調査を求めたのは、バイデン氏が副大統領時代の2016年、当時のウクライナのショーキン検事総長の解任を要求した問題だ。ショーキン氏が汚職事件を捜査していたウクライナのガス会社「ブリスマ」は、当時バイデン氏の息子ハンター氏が役員に名を連ね、報酬を得ていた。ショーキン氏は腐敗対策に消極的として他の西側諸国も解任を求めていたが、トランプ氏はバイデン氏の要求が「息子の利益」のためだったという筋書きを描いた。

 ◇4億ドルの支援
 電話会談に関し、トランプ氏は「圧力も見返りもなかった」と主張する。だが、これまでの弾劾調査で浮上したのは、対ウクライナ軍事支援と、ホワイトハウスでの首脳会談という二つの外交的見返りの存在だ。

 「政治キャンペーンのために支援を凍結するなんてクレイジーだ」。下院委員会が3日公表した外交官のメールによると、在ウクライナ米大使館トップのテイラー臨時代理大使は9月9日、周囲に強い戸惑いを伝えた。4億ドル(約430億円)の支援凍結は、電話会談の1週間前の7月18日にトランプ氏が指示しており、これがウクライナに調査を促す目的だったという認識が現場にあったことをうかがわせた。

 ◇「成果物」を望んでいる
 電話会談直前の7月25日朝には、もう一つ重要なやりとりがウクライナ政府との間で交わされていた。当時のボルカー・ウクライナ担当米特別代表はウクライナのイェルマーク大統領補佐官にメールを送信。「ホワイトハウスの話では、ゼレンスキー氏がトランプ氏に調査を行うことを確信させれば、ワシントン訪問の日程を確定できる」と伝達した。

 コメディアンだったゼレンスキー氏は4月の大統領選で初当選したが、対ロシア国境地帯で紛争を抱え、腐敗や貧困に対応するという難題が待ち受けていた。「新参の大統領」にとって、軍事支援やホワイトハウス招待が魅力的だったことは想像に難くない。

 「トランプ大統領は成果物を望んでいる」。米国のソンドランド駐欧州連合(EU)代表部大使は8月9日に同僚に宛てたメールで、日程確定に先立ち、調査開始の明確な意思表示が必要という認識を表明。その後も米政権は、ゼレンスキー氏が表明する調査開始の声明文案について内部で協議するなど、ウクライナ側から前向きな対応を引き出そうとする取り組みを続けた。(ワシントン時事)

5490チバQ:2019/10/18(金) 13:28:04
https://www.asahi.com/articles/ASMBL20G8MBLUHBI00J.html
バーニーズNY、米の全店閉鎖へ ブランド使用権も譲渡
有料記事

ニューヨーク=江渕崇 2019年10月18日06時37分
 経営破綻(はたん)した米高級百貨店バーニーズ・ニューヨークが、米ブランド管理会社オーセンティック・ブランズ・グループなどに資産を売却することで合意した。米国内に残す予定だった7店をすべて閉鎖し、米同業のサックス・フィフス・アベニューにブランド使用権を与える方向という。

 米破産裁判所に提出された16日付の文書や、米紙ウォールストリート・ジャーナルの報道で明らかになった。売却額は2億7100万ドル(約290億円)。買い手が見つからずに清算される事態は回避したものの、ニューヨーク・マディソン街の旗艦店をはじめ、米連邦破産法の適用を申請した8月時点で営業を続ける予定だった既存店をすべて閉じる方向で合意した。

 米投資会社などと組んで資産を買い受ける予定のオーセンティック社は、「ノーティカ」「ナインウェスト」など約50ブランドを抱える。バーニーズのブランドは、同じくニューヨークを拠点とする高級デパートのサックスが自店舗内に専門店を設けるのに使うほか、オンライン店舗を引き継ぐことも検討しているという。

 22日までにほかの入札希望者…

5491チバQ:2019/10/18(金) 16:42:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191018-00000126-kyodonews-int
カナダ総選挙、大接戦 二大政党、単独過半は困難
10/18(金) 15:38配信共同通信
 【ニューヨーク共同】カナダ総選挙が21日に迫った。トルドー首相の与党で中道左派の自由党と、最大野党で中道右派の保守党の支持率はほぼ横並びで大接戦。どちらが最多議席を獲得しても下院総数338議席の過半数には届かず、小政党との協力を模索せざるを得ない可能性が高まった。

 カナダ放送協会(CBC)がまとめた17日現在の各種世論調査の平均値によると、保守党の支持率は32.1%、自由党は31.1%。左派の第2野党、新民主党が18.3%で追う展開になっている。

 過半数の170議席に届かなければ単独での政権発足は困難になる。

5492チバQ:2019/10/20(日) 20:31:20
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191020-00000016-jij_afp-int
トランプ氏、次回G7開催地を白紙撤回 マイアミの所有施設は使用せず
10/20(日) 12:23配信AFP=時事
トランプ氏、次回G7開催地を白紙撤回 マイアミの所有施設は使用せず
ドナルド・トランプ米大統領。ルイジアナ州にて(2019年10月11日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は19日、来年開催される先進7か国(G7)首脳会議(サミット)について、自身がフロリダ州に所有するゴルフリゾート施設では開催しない方針を明らかにした。

【関連写真】安倍首相と千葉県のゴルフ場を訪れたトランプ大統領

 来年6月のG7サミットの会場を「トランプ・ナショナル・ドラール・ゴルフクラブ(Trump National Doral Golf Club)」とする決定をめぐっては、職権乱用との批判が上がっていた。

 トランプ氏は、「メディアと民主党からの理不尽で頭のおかしい反対に基づき、今後はマイアミのトランプ・ナショナル・ドラール(・ゴルフクラブ)を2020年のG7サミット会場とはみなさない」「キャンプデービッド(Camp David、大統領専用別荘)で実施する可能性を含め、すぐに別の場所を探し始める」とツイッター(Twitter)で明らかにした。【翻訳編集】 AFPBB News

5493チバQ:2019/10/20(日) 20:33:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191020-00000016-jij_afp-int
トランプ氏、次回G7開催地を白紙撤回 マイアミの所有施設は使用せず
10/20(日) 12:23配信AFP=時事
トランプ氏、次回G7開催地を白紙撤回 マイアミの所有施設は使用せず
ドナルド・トランプ米大統領。ルイジアナ州にて(2019年10月11日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は19日、来年開催される先進7か国(G7)首脳会議(サミット)について、自身がフロリダ州に所有するゴルフリゾート施設では開催しない方針を明らかにした。

【関連写真】安倍首相と千葉県のゴルフ場を訪れたトランプ大統領

 来年6月のG7サミットの会場を「トランプ・ナショナル・ドラール・ゴルフクラブ(Trump National Doral Golf Club)」とする決定をめぐっては、職権乱用との批判が上がっていた。

 トランプ氏は、「メディアと民主党からの理不尽で頭のおかしい反対に基づき、今後はマイアミのトランプ・ナショナル・ドラール(・ゴルフクラブ)を2020年のG7サミット会場とはみなさない」「キャンプデービッド(Camp David、大統領専用別荘)で実施する可能性を含め、すぐに別の場所を探し始める」とツイッター(Twitter)で明らかにした。【翻訳編集】 AFPBB News

5494チバQ:2019/10/20(日) 20:41:42
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019102000188&amp;g=int

サンダース氏支持表明=民主党ホープ、オカシオコルテス氏-米大統領選
2019年10月20日08時11分


19日、米ニューヨークの選挙集会で、サンダース上院議員(右)と手を携える民主党のオカシオコルテス下院議員(AFP時事)
19日、米ニューヨークの選挙集会で、サンダース上院議員(右)と手を携える民主党のオカシオコルテス下院議員(AFP時事)

 【ワシントン時事】米民主党急進左派のホープ、オカシオコルテス下院議員(30)は19日、ツイッターで、2020年大統領選の同党候補者指名を争うサンダース上院議員を支持する意向を表明した。その上で「私たちはドナルド・トランプ(大統領)を打倒するために団結しなければならない」と訴えた。
 78歳のサンダース氏は今月上旬に心臓発作で入院して健康不安を露呈した。人気議員の支持を得て、バイデン前副大統領やウォーレン上院議員に後れを取る指名争いで勢いを回復したい狙いがある。
 オカシオコルテス氏は18年の中間選挙で最年少の女性下院議員として初当選。「民主社会主義者」を名乗り、急進的な温暖化対策などで注目を集めている。

5495チバQ:2019/10/20(日) 21:05:43
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191020-00000539-san-s_ame
カナダ、トルドー首相与党と野党第一党が接戦 21日に総選挙 
10/20(日) 17:01配信産経新聞
 【ニューヨーク=上塚真由】カナダで21日、総選挙(下院、338議席)が行われる。2期目を目指すトルドー首相(47)の信任を問う選挙となるが、司法介入疑惑などで厳しい選挙戦を強いられている。世論調査でトルドー氏率いる中道左派の与党、自由党と野党第一党の保守党の支持率が拮抗(きっこう)していて、両党とも単独過半数を得るのは難しいとの見方が強い。

 カナダ放送協会(CBC)の19日時点の世論調査によると、自由党の支持率は32%で、保守党の31%とほぼ並んでいる。野党第二党の左派、新民主党は18%となっている。自由党は2015年の前回選挙で当時のハーパー首相率いる保守党に圧勝し、約10年ぶりとなる政権交代を果たした。

 今回の選挙では、自由党か保守党の少数与党となる公算が大きく、単独での政権発足は難しい情勢。選挙後は小政党との連立協議が活発になると予想されている。トルドー氏は、保守党に第一党を奪われた場合でも、新民主党などからの支持をまとめて首相再任を目指すとみられる。

 トルドー氏は今年に入ってカダフィー政権下のリビアを舞台としたカナダの建設会社の贈賄事件に介入した疑惑が浮上した。9月には、顔を茶色に塗った約20年前の写真が発覚。直後に謝罪したものの、人種差別と受け止められ、清新なイメージが大きく崩れる事態に陥った。

 選挙戦でトルドー氏は、環境問題や移民受け入れの拡大などリベラルな政策を訴え、支持率の回復に躍起だ。「自国第一主義」を推し進めるトランプ米大統領への対立姿勢も打ち出し、政権の存在感をアピールしている。14日には東部オンタリオ州で記者団に「トランプ氏やポピュリズム(大衆迎合主義)の勢いに立ち向かう強い政府が引き続き必要だ」と語り、保守党を牽制(けんせい)した。

5496チバQ:2019/10/20(日) 21:07:21
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201910/CK2019102002000136.html
カナダ総選挙 21日投開票 リベラル系与党、大幅減か

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2019年10月20日 朝刊


 【ニューヨーク=赤川肇】カナダ総選挙(下院三百三十八議席)が二十一日に投開票される。世論調査などによると、二〇一五年の前回総選挙で政権交代を果たしたトルドー首相(47)が率いる中道左派の与党・自由党は、中道右派の野党第一党・保守党と接戦の様相で、現有百七十七議席から大幅に減らして過半数を割り込む公算が大きい。

 先住民族出身者や女性の積極登用などリベラル色や若さを前面に出して支持を集めてきたトルドー氏だが、今年に入り自身の司法介入疑惑や政界入り前の人種差別的な振る舞いが相次いで発覚。米ギャラップ社の調査で、一六年に70%を超えた支持率は46%まで落ち込み、不支持率が52%と逆転している。

 選挙戦では、自由党が気候変動対策として五〇年までに炭素排出量実質ゼロを目指す目標や、低・中所得層や小規模事業者向けの減税策を主張。一方、トルドー氏より若いシーア党首(40)が率いる保守党は、トルドー政権が導入した連邦炭素税の廃止を掲げ、トルドー氏のスキャンダルを追い風に「腐敗に終止符を打つ」と政権交代を訴える。

 AP通信によると、カナダでは一九三五年以降、議会多数党の首相が二期目を目指して敗れた例はない。トロント大のドリュー・フェーガン教授(公共政策)は本紙に「全般としてトルドー氏個人への信頼が総選挙の争点だ」と指摘した。

 トルドー政権の存続が危ぶまれる中、オバマ前米大統領は十六日、「トルドー氏は気候変動のような大きな課題を引き受けている。世界は彼の革新的な指導力を必要としている」とツイッターで支持を訴えた。

 連邦選挙管理局の推計では、期日前投票者数は約四百七十万人で、四年前より29%多かった。

5497チバQ:2019/10/21(月) 11:11:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191020-00000056-asahi-int
批判集まるトルドー首相、2期目は? カナダ総選挙
10/20(日) 21:00配信朝日新聞デジタル
批判集まるトルドー首相、2期目は? カナダ総選挙
カナダの首都オタワ近郊のガティノーで10日、党首討論会に臨んだ自由党のトルドー党首(左)と保守党のシーア党首=ロイター
 カナダの下院議員を選ぶ総選挙(定数338)が21日、投開票される。世論調査では2大政党の自由党と保守党が接戦を演じ、両党とも単独過半数に達する見通しは立っていない。自由党党首のジャスティン・トルドー首相が2期目を迎えられるかが焦点になる。

 カナダの公共放送CBCによる各種世論調査のまとめでは、19日現在の獲得議席予測は、自由党141▽保守党121▽ケベック連合39▽新民主党34。単独過半数には170議席が必要で、選挙結果次第では、複数政党が協力関係を結ぶ可能性もある。

 トルドー氏は4年前の総選挙で、自由党にとって9年ぶりの政権奪取に貢献した立役者。女性を多数閣僚に登用した上、環境問題にも精力的に取り組み、リベラルな政策が高い評価を得てきた。経済も好調で、失業率も低下させた。

 ただ、今年に入り、大手建設会社の贈賄事件に介入しようとした疑惑が浮上。さらに、北米ではタブーとされる、顔を暗く塗るメイクを過去にしていたことが選挙戦直前に発覚した。

 そのため、選挙戦では政策面より、トルドー氏の人格に注目が集中。保守党のアンドリュー・シーア党首は「いんちきで、詐欺師だ」などとトルドー氏を攻撃。トルドー氏は「保守党のやっているのは、カナダ史上最も汚い選挙キャンペーンだ」と反発した。

 有権者の視線も厳しい。前回は自由党に投票したオタワ市民の美容師、アガタ・マチェジンスカさん(38)は「4年間で、トルドーはイメージだけいうことがはっきりした」と指摘。投票先を変えるという。

 一方の保守党も支持を広げるほどの決め手に欠く。2大政党の支持率がそれぞれ3割程度と伸び悩む中、東部ケベック州で分離独立を主張する地域政党、ケベック連合は、解散前の10議席よりも大幅に議席を伸ばしそうな情勢だ。

 また、自由党との協力に意欲を示す新民主党も終盤に支持率を大きく上げた。カナダメディアは、仮に自由党が第1党になれなくても、新民主党と協力関係を結ぶことで、トルドー氏が首相の座にとどまる可能性を指摘する。

 トルドー氏は新民主党との協力について、肯定も否定もしていない。保守党のシーア党首は「最も多くの議席を獲得した政党が政権を握るべきだ。それがカナダ政治の近年の慣習だ」と釘を刺している。(オタワ=藤原学思)

朝日新聞社

5498チバQ:2019/10/21(月) 11:12:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191017-35144104-cnn-int
オバマ前大統領、トルドー首相の支持を表明 カナダ総選挙控え
10/17(木) 14:30配信CNN.co.jp
オバマ前大統領、トルドー首相の支持を表明 カナダ総選挙控え
米国のオバマ前大統領(左)が、カナダのトルドー首相の再選支持を表明
(CNN) 米国のバラク・オバマ前大統領は16日、総選挙を控えたカナダのジャスティン・トルドー首相への支持を表明した。21日に行われる総選挙で再びトルドー氏を選ぶようカナダの人々に呼びかけた。

オバマ氏はツイッターに、大統領としてトルドー氏と働いたことを誇りに思うと投稿。トルドー氏について、「勤勉で、気候変動のような大きな問題に取り組む有能な指導者だ」と語った。

オバマ氏は、北の隣人たちがトルドー氏の続投を支持することを希望するとも述べた。

総選挙では、トルドー氏は保守党のアンドリュー・シーア党首と接戦を繰り広げている。トルドー氏に対しては過去に顔を黒く塗る「ブラックフェース」をしたことについて批判の声が出ている。

トルドー氏は9月、学校教師だった2001年に顔を茶色に塗った写真が米誌タイムに掲載されたことを受けて謝罪していた。

5499チバQ:2019/10/21(月) 15:58:02
https://www.sankei.com/premium/news/191020/prm1910200010-n1.html
【アメリカを読む】カナダの「イケメン首相」失速 総選挙で苦戦のワケ
2019.10.20 01:00
 カナダで2期目を目指すトルドー首相(47)の信任を問う総選挙(下院、338議席)が21日に行われる。トルドー氏が率いる中道左派の与党、自由党は2015年の前回選挙で劇的勝利を果たしたが、4年たった現在は支持率は低下し、選挙戦では苦戦を強いられている。さわやかな風貌と若さ、清廉なイメージで人気を博し、リベラルな政策を推し進めた「イケメン首相」が失速したワケとは-。
(ニューヨーク 上塚真由)

■オバマ氏が応援

 「トランプ米大統領や、ポピュリズム(大衆迎合主義)の勢いに立ち向かう強い政府が引き続き必要だ」

 トルドー氏は14日、遊説先の東部オンタリオ州ウィンザーで記者団にこう語った。「自国第一主義」を掲げるトランプ氏を引き合いに、多国間主義を重視するリベラルな指導者として自身をアピール。支持率が拮抗する第1野党の保守党の台頭を牽制した。

 16日には、カナダ国民に人気が高いオバマ前米大統領がツイッターに、「いま世界は彼の進歩的な指導力を必要としている。カナダ国民が2期目に向け、彼を支持するよう期待している」とトルドー氏を応援する書き込みを投稿。外野の味方の力も借りつつ、最終盤での支持獲得に躍起となっている。

■4年前は圧勝

 15年の選挙で自由党は、父親が元首相という名門出身のトルドー氏の人気にあやかり、解散時は36しかなかった議席を過半数の184(現在は177)まで増やして圧勝。当時のハーパー首相率いる保守党から政権を奪取した。

 だが、直近の世論調査では自由党と保守党の支持率はいずれも30%台前半で伯仲する。カナダ史上まれにみる接戦となっており、両党とも単独で過半数を獲得するのは難しい情勢だ。選挙後には、小政党との連立協議が必要となる可能性も指摘されている。

 現地の事情通は、「前回の選挙では、新しい政治や変革を訴えたトルドー氏に若い世代が熱狂したが、今回は選挙への関心が薄れている。トルドー氏は大麻合法化などの公約を達成したが、その一方で4年間でさまざまな失敗を重ね、自らの政治資産を切り崩してしまった印象だ」と解説する。

■疑惑や人種差別問題で自滅

 トルドー氏の“自滅”の始まりとされるのが、2018年2月に行ったインドへの公式訪問だ。家族とともに訪れたインドで、トルドー氏はさまざまな民族衣装に着替えて行事をこなした。

 しかし、インド映画の出演者のようにダンスを踊った姿に、カナダメディアは「家族旅行のようだ」「恥ずかしい」と批判。さらに、シーク教過激派の疑いがある人物を公式晩餐会に招待していたことが発覚し、インド国内からのバッシングを浴びて取りやめるという失態も重なった。

 また今年に入って司法介入疑惑も浮上。カダフィ政権下のリビアでの政府受注事業をめぐり、カナダの建設会社が贈賄容疑で訴追されたことに関連し、トルドー氏とその側近が、刑事裁判を打ち切る司法取引に応じるよう当時の法相兼司法長官(後に辞任)に圧力をかけた疑いが持たれたのだ。トルドー氏は「不適切なことはしていない」と主張してきたが、カナダの連邦倫理委員会は8月、トルドー氏の「不適切な」働き掛けがあったと認定した。

 追い打ちをかけるように9月には、顔を茶色に塗った約20年前の写真が発覚した。トルドー氏は直後に謝罪したものの、北米でこれは「ブラウンフェース」と呼ばれ、人種差別と受け止められる行為。カナダ国内にショックが広がった。

 トルドー氏は人権重視を第一に掲げ、移民の受け入れ拡大や、女性や少数民族の積極登用などを推し進めてきただけに、こうした“失態”が発覚するたびに「イメージ先行で中身がない」(カナダ在住の40代女性)という落胆の声が大きくなり、支持率が低迷した。

 ただ、移民受け入れ数の現状維持や、トルドー氏が導入した連邦炭素税の廃止などを公約に掲げる保守党も支持拡大には苦戦しているもようだ。保守党のシーア党首(40)は今月7日の党首討論会で、人種差別問題などが浮上したトルドー氏について「いんちきでペテン師だ。国を統治する資格はない」と激しく糾弾したが、逆に、政策的な新味に乏しく主張が稚拙だとの批判を浴びる結果となった。

 4年前とは異なり、“旋風”を巻き起こすことなく、選挙戦終盤を迎えたトルドー氏。仮に自由党が第1党となっても、政権運営には小政党との連立が必要となる可能性が高く、厳しいかじ取りが予想されている。

5500チバQ:2019/10/23(水) 15:16:23
https://www.asahi.com/articles/ASMBQ566WMBQUHBI00N.html
トルドー首相、続投へ カナダ総選挙、過半数は達せず
有料記事

モントリオール=藤原学思 2019年10月22日22時20分
 カナダのジャスティン・トルドー首相(47)の続投が21日、決まった。下院議員を選ぶ総選挙(定数338)がこの日投開票され、党首を務める自由党が第1党になった。ただ、単独過半数には達せず、安定した政権運営には他党の協力が必要になる。

 トルドー氏は22日未明、モントリオールの会議場で笑顔で勝利を宣言した。ただ、解散前は177で過半数を占めていた議席を157に減らし、単独で予算や法案を通すことは不可能になった。演説で「分断より団結」など、協調重視の姿勢を強調した。

 カナダ選挙管理局の開票率99%時点での速報によると、投票率は約66%。野党の獲得議席は、保守党121(解散前95)▽ケベック連合32(同10)▽新民主党24(同39)など。

 トルドー氏は、2016年に宗…

https://www.yomiuri.co.jp/world/20191022-OYT1T50107/
カナダ総選挙、与党が第1党確保…トルドー首相再選へ
2019/10/22 18:46
 【モントリオール=橋本潤也】カナダ下院の解散に伴う総選挙(定数338)は21日、投開票が行われた。カナダ公共放送CBCによると、ジャスティン・トルドー首相(47)が率いる中道左派の与党・自由党が第1党を確保した。中道右派の野党・保守党との接戦を制し、トルドー氏の首相再選が決まった。獲得議席数は過半数(170議席)に届かなかった。

 自由党は前回2015年に獲得した184議席から大幅に議席を減らしたが、保守党には30議席以上の差をつけた。トルドー氏が1期目に進めた気候変動対策や移民受け入れの拡大、女性や少数民族の登用などのリベラルな政策が、一定の支持を集めたとみられる。

 トルドー氏は22日未明(日本時間22日午後)、モントリオール市内で演説し、「今夜、我々はカナダを前に進める選択をした」と勝利を宣言した。

 保守党は、前回の99議席から20議席以上増やしたものの、政権交代の実現には至らなかった。選挙戦では、アンドリュー・シーア党首(40)がトルドー氏の政治家としての資質を批判して攻勢をかけ、事前の世論調査では接戦が予想されていた。

5501チバQ:2019/10/23(水) 15:29:22
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201910/CK2019102302000114.html
カナダ与党が辛勝 総選挙、単独過半数届かず

2019年10月23日 朝刊


22日、カナダ・モントリオールで、支持者らの声援に応えるトルドー首相(左)=赤川肇撮影

写真
 【モントリオール=赤川肇】カナダ総選挙(下院三百三十八議席)は二十一日、投開票され、選管によると、トルドー首相(47)率いる中道左派の与党・自由党が最多の百五十七議席を獲得し、トルドー政権が続投する見通しとなった。ただ、解散前の単独過半数を維持できず、今後の政権運営には、社会民主主義を掲げる新民主党など他党との協力を迫られることになる。

 トルドー氏は東部モントリオールで支持者らを前に「国民は分断や消極性を拒み、進歩的路線と気候変動に対する強力な行動を支持した」と勝利演説した。

 四年ぶりの政権奪還を目指した野党第一党の中道右派・保守党は、トルドー氏の公私にわたる醜聞を追い風に百二十一議席と大幅に伸ばし、得票率では34・4%と自由党を1・3ポイント上回った。シーア党首(40)は敗北を認めつつ、「トルドー政権は間もなく終わり、われわれが勝つだろう」と訴えた。

 トルドー氏は、移民や難民の積極的な受け入れや嗜好(しこう)用大麻の合法化といった公約を実現。気候変動対策にも積極姿勢を示し、温室効果ガスの排出規制を打ち出さない州を対象に炭素税を導入した。一方で、経済との両立を目指す立場から、環境負荷が大きいとされる原油パイプラインの拡張計画を認め、環境保護団体からの反発を浴びてきた。

 今年に入りトルドー氏の司法介入疑惑や政界入り前の人種差別的行動が相次いで発覚し、自由党の支持率は低下。投開票前の各種世論調査では、政党支持率で自由、保守両党が伯仲し、保守党が政権を奪還する可能性も出ていた。

https://www.afpbb.com/articles/-/3250698
トルドー首相、続投決定も議会過半数失う 連立協議へ
2019年10月23日 5:54 発信地:オタワ/カナダ [ カナダ 北米 ]

【10月22日 AFP】(更新、写真追加)21日に投開票が行われたカナダ下院選挙(定数338)は、ジャスティン・トルドー(Justin Trudeau)首相の与党自由党が第1党を維持したものの、単独過半数は確保できなかった。続投が決まったトルドー首相は今後、小政党と連立政権の樹立に向けた協議に臨む。

 公式集計結果によると、自由党は下院での獲得議席を177から157に落とした。一方、アンドリュー・シーア(Andrew Scheer)党首率いる野党保守党は121議席を獲得。投票前の世論調査では両党が拮抗(きっこう)する結果が出ており、自由党は議席こそ減らしたものの予想を上回る健闘を見せた。

 トルドー首相は勝利宣言の演説で「カナダ国民はきょう、分断と負の感情を拒絶した」と表明。「またカナダ国民は予算削減と緊縮を拒絶し、進歩的政策と気候変動に対する力強い行動に票を投じた」と指摘した。

 一方のシーア氏は、カナダの石油産業が気候活動家から「攻撃を受けている」と警告。自由党の環境政策によって同産業がさらなる打撃を受ける恐れがあると述べた。

 トルドー氏は1期目の4年間でカナダ政界を席巻。しかし、建設大手SNCラバラン(SNC-Lavalin)の贈賄事件に介入しようとしたとの疑惑や、18年前のパーティーで顔を茶色く塗るメークをした自身の写真が明るみに出たことにより、選挙戦では大きな逆風にさらされていた。(c)AFP

5502チバQ:2019/10/23(水) 18:39:57
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191022-00000067-mai-n_ame
カナダ トルドー首相続投へ 総選挙、与党自由党勝利 過半数は割り込む
10/22(火) 22:55配信毎日新聞
カナダ トルドー首相続投へ 総選挙、与党自由党勝利 過半数は割り込む
与党自由党が第1党となる見通しが伝えられ、歓声をあげる支持者=モントリオールで2019年10月21日、隅俊之撮影
 カナダ総選挙(下院、定数338議席)が21日、投開票された。2期目を目指すトルドー首相(47)の中道左派・自由党が最多の157議席(速報値)を確保し、トルドー氏の続投が決まった。「一国主義」に突き進む隣国のトランプ米政権と一線を画し、多国間主義を重んじてきたリベラル政権が維持される。ただ、相次ぐスキャンダルなどへの批判で20議席減となり、過半数(170議席)は割り込んだ。

 トルドー氏は22日未明、東部モントリオールで開かれた支持者集会で演説し「私たちはカナダを前進させることを選んだ」と勝利を宣言。推進する気候変動対策を念頭に「今回は次の4年ではなく、(次世代のための)次の40年を問う選挙だった」と意義を強調した。

 連邦選挙管理局によると、他党の獲得議席は▽保守党121議席(26増)▽ケベック連合32議席(22増)▽新民主党24議席(15減)――など。

 自由党は直前まで支持率が保守党と拮抗(きっこう)していたが、最後に引き離した。安定した政権運営は難しくなるが、政策ごとに新民主党などに協力を求めるとみられる。

 トルドー氏は国民の人気を誇った元首相を父親に持つ「カリスマ2世」。若さと清新なイメージで、2015年の前回選で当時のハーパー首相率いる保守党に圧勝し、政権を奪還した。

 今回の選挙戦では「トランプ大統領や世界で広まるポピュリズム(大衆迎合主義)に立ち向かう強い政府がこれからも必要だ」と強調。最大の争点となった気候変動対策では、50年までの温室効果ガス排出量実質ゼロの達成などを掲げて支持を訴えた。

 ただ、カナダの建設会社の贈賄事件で司法介入しようとした疑惑が浮上したり、過去に仮装パーティーで顔を茶色く塗り人種差別だと非難されたりし、釈明に追われることも。

 オタワ市の会社員、アンドリュー・カスバーグさん(40)は「環境問題が重要だと言いながら、石油パイプラインの拡張計画を承認するなど矛盾も多い。言葉と行動の差が大きく、イメージだけの人だと感じた。ただ、保守党政権よりはましだと思い自由党を選んだ」と話した。【モントリオール隅俊之】

5503チバQ:2019/10/24(木) 13:29:37
https://www.sankei.com/world/news/191024/wor1910240009-n1.html
共和党議員20人が立てこもり 米弾劾証言 5時間遅れ
2019.10.24 07:22国際米州
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委員会の傍聴を求める米下院共和党議員ら=23日(AP)
委員会の傍聴を求める米下院共和党議員ら=23日(AP)
 トランプ米大統領のウクライナ疑惑を巡る弾劾調査を進める下院3委員会が23日、国防総省高官の宣誓証言を非公開で始めようとしたところ、委員会に所属していない20人以上の与党共和党議員が傍聴を求めて室内に立てこもり、約5時間も開催が遅れる異例の事態となった。

 3委員会には野党民主党議員だけでなく共和党議員も所属しているが、証言は非公開で内容も公表されない。トランプ氏が高官の非公開証言が続いている状況に不満を示していることに呼応し、非所属の共和党議員らは傍聴を求めた。

 立てこもった下院議員の一人、ウォルツ氏は「われわれは静かに礼儀正しく入室し、座って証言を聞こうとした。弾劾手続きに透明性を求めようとしただけだ」と主張。証言内容がメディアにリークされることへの不満も口にした。(共同)

5504チバQ:2019/10/25(金) 11:08:15
https://www.sankei.com/world/news/191025/wor1910250007-n1.html
米大統領選、民主党ライアン候補が指名争いから撤退
2019.10.25 09:25
 【ワシントン=黒瀬悦成】来年の米大統領選の民主党候補指名争いに名乗りを上げていたティム・ライアン下院議員(中西部オハイオ州選出)は24日、選挙戦から撤退するとツイッターで発表した。今後は、大統領選と同時に行われる下院選での再選を目指す。

 ライアン氏の撤退により同党の指名を争う候補は18人になった。ライアン氏は今年4月に出馬表明し、中西部の白人労働者層からの支持獲得を目指したものの知名度の低さが響き、9、10月の同党候補者討論会への参加資格も得られなかった。

5505チバQ:2019/10/25(金) 11:20:32
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019102400721&amp;g=int
背く高官、重要証言相次ぐ=米大統領の権力乱用浮き彫り-弾劾調査1カ月
2019年10月25日07時11分

会合で発言するトランプ米大統領=23日、東部ペンシルベニア州ピッツバーグ(AFP時事)
会合で発言するトランプ米大統領=23日、東部ペンシルベニア州ピッツバーグ(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領のウクライナ疑惑をめぐり、野党民主党が下院で弾劾調査を開始して24日で1カ月。政権の意向に反し、既に10人の政府高官や元高官が非公開の証言に応じた。ウクライナのゼレンスキー大統領に対し、トランプ氏が権限を駆使して自身の政治利益のために圧力をかけた実態が浮き彫りになっている。

 ◇義憤駆られ
 22日にはテイラー駐ウクライナ臨時代理大使(72)が約9時間証言した。政権が凍結したウクライナ軍事支援の実施が、民主党のバイデン前副大統領に関する調査と交換条件だったと明言。「圧力も見返りもなかった」とするトランプ氏の説明と対立する「爆弾証言」(米メディア)となった。
 共和、民主両政権に仕え、既に退官していたテイラー氏は、ポンペオ国務長官に請われ6月に着任。だがほどなく、ロシアの影響下からウクライナを解放するという外交目標が、トランプ氏側近の「非正規の経路」によってゆがめられていることを知る。
 「いじめっ子(ロシア)との戦いで米国が支援しなければ、間違いなく多くのウクライナ人が死ぬ」。証言では、軍事支援凍結に抱いた強い戸惑いを吐露した。
 テイラー氏の前任の大使ヨバノビッチ氏(60)もトランプ氏側近らの動きを告発した一人。11日の証言で、自身が5月に解任されたのは「トランプ氏の意向」と明らかにした。
 トランプ政権は弾劾調査への協力を拒否し、証言を阻止しようと動いている。にもかかわらず、政権に不利な証言が続く背景には、民主党が召喚状を発行して出席を迫っていることに加え、外交官が抱く義憤もあるとみられる。
 ◇弾劾訴追、年末か
 CNNテレビによると、民主党が11月末の感謝祭休暇ごろを目指していた弾劾訴追の時期は後ろにずれ、「年末に近い時期」を視野に入れ始めている。共和党支持者も含めたより幅広い層の理解を得るためで、トランプ氏に9月に解任されたボルトン前大統領補佐官(国家安全保障担当)ら「大物」の招致も検討する。
 一方、トランプ氏は相次ぐ重要証言に「リンチだ」と強く反発。23日の関係者の証言は共和党議員が実力阻止に出て開会が5時間遅れるなど、与野党の対立が激化している。

5506チバQ:2019/10/25(金) 11:21:15
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019102400908&amp;g=int
ケベック地域政党が躍進=背景に仏語存続への危機感-カナダ
2019年10月25日07時08分

カナダの地域政党ケベック連合のブランシェット党首=2日、モントリオール(AFP時事)
カナダの地域政党ケベック連合のブランシェット党首=2日、モントリオール(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】21日投開票のカナダ下院(定数338)選挙では、北米唯一のフランス語圏である東部ケベック州の利益擁護を訴える地域政党ケベック連合が議席を解散前の10から32に伸ばし、与党自由党の単独過半数維持を阻む一因になった。移民増加などを背景に州公用語としての仏語存続への危機感が強まっていることなどが、躍進の背景にあると指摘されている。

 ケベック連合は1990年代に創設され、州の分離独立を訴えてきたが、近年は支持率が低迷していた。地元メディアが3月に伝えた世論調査によると、ケベックの主権確立を過去のものと考える州民は「ある程度」を含めると55%に上った。
 同時に、仏語の存続が脅かされていると感じる人は70%に達し、2001年から10ポイントも増えた。トルドー政権の寛容な移民政策によって移民が流入し、「固有文化」が失われるという懸念は高齢層を中心に高まっているもようだ。
 ケベック州はトルドー首相の地元。しかし公共放送CBCによると、選挙戦終盤、地元紙にはトルドー氏を「過激な多文化主義へ進んでいる」「多文化原理主義の擁護者」と評する意見記事が掲載された。
 一方、今年党首に就任したブランシェット氏の指導力を選挙の「勝因」に挙げる向きもある。同氏は選挙戦で、分離独立の主張を封印。代わって、「州の利益を守る」として、移民管理や税制での州の権限拡大を訴え、支持拡大に成功した。
 自由党は議会運営では左派・新民主党と協力するとみられ、2党で議席数は半数を超えるため、ケベック連合の国政での影響は限定的だ。ただ、ケベック州は78議席と多くの下院議席を抱えており、トルドー氏も同州の動向を全く無視した国政運営はできないとの見方が大勢だ。

5507チバQ:2019/10/29(火) 13:52:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191029-00000520-san-n_ame
米大統領選、民主党で新たな中道候補の待望論 ヒラリー氏が色気か
10/29(火) 10:54配信産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】来年11月の米大統領選に向けた民主党候補指名争いで、トランプ大統領(73)に勝てそうな新たな候補の登場を待望する声が党の有力支持者の間で広がりつつある。本命視された中道穏健派のバイデン前副大統領(76)の勢いが衰える一方、左派系のエリザベス・ウォーレン上院議員(70)が支持を拡大していることを受け、「現状ではトランプ氏に勝てない」との危機感が強まっているためだ。

 民主党支持者の間で話題に上っている「まだ見ぬ強豪候補」の筆頭格は、2016年の前回大統領選でトランプ氏に敗れたヒラリー・クリントン元国務長官(72)だ。

 クリントン氏は今月上旬、米公共放送PBSの番組で「トランプ氏と再び対決すべきかも。もちろん私が勝ちますが」と発言。口調は冗談めかしていたものの、クリントン氏が出馬に前向きであるとの観測が一気に高まった。

 同氏の夫、ビル・クリントン元大統領(73)の政策顧問だった政治評論家のディック・モリス氏は27日、ラジオ番組で「彼女は出馬したがっているし、計画も進めている」と述べた上で、「バイデン氏が途中で脱落し、中道穏健派の有力候補が消えたときにクリントン氏が名乗りを上げる可能性がある」と指摘した。

 一方、「クリントン氏では新鮮味に欠ける」として代わりに名前が挙がるのが、元ニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグ氏(77)だ。知名度や資金力は申し分なく、「トランプ氏に対抗し得る」と推す声は多い。ただ、昔は共和党支持者だったことや金融界に近いことがネックとなり、民主党の指名争いを勝ち抜けないとの観測も根強い。

 ほかに出馬を期待する声が出ているのは、シェロッド・ブラウン上院議員(66)=中西部オハイオ州選出=や、04年大統領選の民主党候補だったジョン・ケリー氏(75)、オバマ前政権の司法長官だったエリック・ホルダー氏(68)、元マサチューセッツ州知事のデュバル・パトリック氏(63)など。

 米紙ニューヨーク・タイムズによると、ブラウン氏やパトリック氏は友人や関係者から出馬を促す電話が相次いでいるという。

 ただ、民主党は前回大統領選の候補指名で一般の支持者から左派系のバーニー・サンダース上院議員(78)を推す声が強かったにもかかわらず、実質的に党指導部の意向を反映させる形でクリントン氏を候補に指名し、党の分裂状況を招いた経緯がある。

 前回大統領選での事態は民主党指導部がかつての掌握力を失っていることを示すもので、中道候補の擁立を狙った一連の工作が奏功するかは定かでない。

5508チバQ:2019/10/29(火) 16:24:54
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019102900737&amp;g=int
美術館に火の手、セレブも避難=米加州で山火事広がる
2019年10月29日15時03分

28日、米カリフォルニア州の山火事で上空から水をまくヘリコプター(EPA時事)
28日、米カリフォルニア州の山火事で上空から水をまくヘリコプター(EPA時事)

 【ロサンゼルス時事】米カリフォルニア州各地で先週から山火事が広がり、避難命令や通行止めなどで住民生活に影響が及んでいる。28日にはロサンゼルスの有名美術館ゲッティセンター近くまで火が迫り、高級住宅地に住むセレブ(有名人)も避難を余儀なくされた。州北部では計画停電を実施した電力会社に批判が集まっている。
 ツイッターでは有名人が避難を報告。家族と共に避難したプロバスケットボール協会(NBA)レーカーズのレブロン・ジェームズ選手は「しゃれにならない」とつぶやいた。俳優のアーノルド・シュワルツェネッガー元州知事は「住民を守るために危険に突入する真のアクションヒーローだ」と消防士をたたえた。

5509チバQ:2019/11/01(金) 10:39:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191101-00000512-san-n_ame
ビーガン北朝鮮担当特別代表を国務副長官に指名
11/1(金) 8:13配信産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】米ホワイトハウスは10月31日、トランプ大統領がビーガン北朝鮮担当特別代表を国務副長官に指名したと発表した。上院の承認を経て就任する。サリバン現国務副長官は次期駐ロシア大使に指名されている。

 ビーガン氏は、米自動車大手フォードの副社長などを経て昨年8月に北朝鮮担当特別代表に就任。今年2月にハノイで行われたトランプ氏と北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長との2度目の首脳会談の事前調整などを行った。

 国務省人事をめぐっては、ポンペオ国務長官が地元の中西部カンザス州から上院選に立候補するとの噂が広がっている。仮にポンペオ氏が出馬した場合、当面はビーガン氏が長官代行として米外交を仕切ることになる。

5510チバQ:2019/11/04(月) 16:11:26
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191102-35144824-cnn-int
ベト・オルーク氏、民主党指名争いから撤退 2020年米大統領選
11/2(土) 11:59配信CNN.co.jp
ベト・オルーク氏、民主党指名争いから撤退 2020年米大統領選
選挙戦開始時には高い期待が寄せられていたベト・オルーク前下院議員だが撤退の結末となった
(CNN) 米民主党のベト・オルーク前下院議員(テキサス州選出)は1日、2020年大統領選に向けた党指名候補争いから撤退すると発表した。

【映像】支持者に撤退を伝えるオルーク氏

オルーク氏は支持者に宛てたメールで、来年の選挙には出馬しないと表明。一部の民主党関係者からは、テキサス州上院選で共和党のジョン・コーニン上院議員に挑戦してほしいとの要請が出ていたが、その可能性もなくなった。

オルーク氏は声明で「受け入れるのは難しいが、この陣営には成功裏に前に進む手立てがないことがはっきりした」と述べた。

さらに「私の国への奉仕は候補者や党指名候補になることではない。今これを認めることが陣営関係者の最善の利益にかなう。指名候補者を中心に結束しようとする党の最善の利益、ひいては国の最善の利益にもなる」としている。

1日にアイオワ州で開かれる同州での今年最大の民主党イベントの数時間前の発表となった。イベント前の集会の壇上でも、支持者を前に直接撤退を告げた。中には州外から駆けつけた支持者もいて、肩を落とす様子が見られた。

オルーク氏は昨年オバマ大統領との私的な会談で激励を受け、著名テレビ司会者のオプラ・ウィンフリー氏とのインタビューでも称賛されるなど、選挙戦の開始時は多くの期待が寄せられた候補だった。

事情に詳しい関係者は撤退の判断について、オルーク氏の資金調達の不調が主因になったと明かした。

側近は現状の資金調達ペースを踏まえ、11月討論会の参加資格獲得に必要な広告費をねん出するためには、スタッフの大幅削減などの支出削減策を講じざるを得ないだろうと結論づけていた。オルーク氏の今年7〜9月の調達額は450万ドル(約4億8700万円)、期末の手元資金は300万ドルにとどまっている。

オルーク氏の選挙戦が勢いが変わったのは8月。地元テキサス州エルパソで死者22人を出す銃乱射事件が起きたのがきっかけだった。

オルーク氏は選挙戦を2週間近く中断し、復帰時にはアサルトライフルの強制買い取りを含む銃規制措置を強力に支持する立場を打ち出した。これにより伸び悩んでいた選挙戦に勢い出たが、混戦模様の民主党指名候補争いで抜け出すには至らなかった。

5511チバQ:2019/11/04(月) 16:11:56
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191102-00000049-mai-n_ame
米民主の新鋭オルーク元下院議員が撤退 大統領選指名争い
11/2(土) 12:46配信毎日新聞
米民主の新鋭オルーク元下院議員が撤退 大統領選指名争い
ベト・オルーク氏
 2020年米大統領選に向けた野党・民主党の指名争いでベト・オルーク元下院議員(47)が1日、撤退を表明した。期待の新鋭として3月の出馬表明時には有力候補の一角と目されていたが、全国レベルでの浸透がはかれず、資金難も指摘されていた。米紙ニューヨーク・タイムズによると、指名争いレースに残る主要候補は17人となった。

 オルーク氏は支持者に宛てたメールで「選挙活動を続ける手段がなくなった」と吐露。「党指名候補が本選でトランプ(大統領)を倒すことができるよう努力する。誰が指名されようと、支援する」と述べた。

 オルーク氏は昨年11月の中間選挙で、与党・共和党が地盤とする南部テキサス州の上院選に出馬。小差で同党現職に敗れたが、移民への寛容姿勢や融和を訴える演説が注目を集め「オバマ(前大統領)の再来」などと呼ばれた。大統領選への立候補表明後の今年8月には地元エルパソ市で22人が殺害される銃乱射事件が発生。殺傷能力の高い戦闘用ライフルの規制など銃規制強化を訴えの柱に据えていた。

 予備選を管轄する民主党全国委員会のペレス委員長は1日、中西部アイオワ州で記者団に「選挙戦に活気と希望のメッセージをもたらしてくれたオルーク氏に感謝する」と語った。【ワシントン高本耕太】

5512チバQ:2019/11/04(月) 16:12:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191103-00000012-jij-n_ame
トランプ氏再選、疑惑・経済が影=「危機」逆手に攻勢狙う-米大統領選まで1年
11/3(日) 7:14配信時事通信
トランプ氏再選、疑惑・経済が影=「危機」逆手に攻勢狙う-米大統領選まで1年
1日、南部ミシシッピ州の選挙集会で演説するトランプ米大統領(AFP時事)
 【ワシントン時事】トランプ米大統領が再選を目指す来年の大統領選まで3日であと1年。

〔写真特集〕トランプ政権を去った人々

 ウクライナ疑惑では野党の弾劾調査を「クーデター」と断じ、強気を崩さない。だが、政権に不利な証言が相次ぎ、野党は年内の弾劾訴追を目指して追及を強める。再選の前提となる好調な経済も、米中貿易摩擦の影響で足元が揺らぎ、暗い影を落とす。

 「彼は『ミスター・ナイスガイ』ではない。しかし、ワシントン(の政治)を変えるには、時にドナルド・トランプが必要だ」。大リーグの王者を決めた10月30日のワールドシリーズ第7戦。勝負が佳境を迎える中、トランプ氏の30秒のテレビCMが初放映された。

 米メディアによると、選挙1年前のこの時期にCMを打つのは極めて異例という。数百万ドル(数億円)ともいわれる枠を買い取って演じたのは、野党民主党の抵抗に遭いながらも旧来の政治を打破する「タフな男」だ。

 大統領選の対抗馬となる可能性がある民主党のバイデン前副大統領のスキャンダルを調べるようウクライナのゼレンスキー大統領に圧力をかけた疑惑では、「圧力も見返りもない」というトランプ氏の主張と相反する証言が高官から続出。トランプ氏への包囲網は狭まっている。

 再選の前提となる景気の腰折れリスクも拭えない。前回大統領選で「米国の製造業を復活させる」と誓って仕掛けた中国との貿易戦争に、市場は動揺。トランプ氏は10月、中国と歩み寄りやすい分野で合意を発表し、守勢に回った。

 2016年の勝利の再現を期すトランプ氏が狙うのは、支持者の結束だ。1日には南部ミシシッピ州で選挙集会を開き、「もしわれわれが選挙に勝っていなかったら、株価は半分だった。間違った方向に向かっていた」と、堅調な米経済をアピール。弾劾調査に関して「民主党やメディアはわれわれを止めようと必死だ。私に対してではない。(前回トランプ氏に投票した)6300万人に対してだ」と訴え、反転攻勢を呼び掛けた。

5513チバQ:2019/11/07(木) 10:11:51
https://www.cnn.co.jp/usa/35145008.html
米地方選、ケンタッキー知事選は民主候補が勝利宣言
2019.11.06 Wed posted at 19:00 JST
(CNN) 米国各地で5日、来年の大統領選に向けた前哨戦と位置付けられる地方選が実施された。ケンタッキー州知事選では、与党・共和党の現職に挑戦した野党・民主党の候補が勝利を宣言。バージニア州議会選では民主党が上下両院で多数を制した。

ケンタッキー州知事選の民主党候補、ベシア州司法長官は5日夜、全選挙区の集計が出た時点で0.4ポイントのリードを維持し、勝利を宣言した。一方、現職のベビン知事は敗北を認めていない。

ケンタッキーは伝統的に共和党が強い州のひとつ。2016年大統領選では、トランプ氏が30ポイントの差をつけて同州を制していた。

ベビン氏は低所得者向けの公的医療保険「メディケイド」の拡大を拒否し、年金削減に抗議した教員らを「わがまま」と非難するなど強硬姿勢で知られる。世論調査では全米で最も支持率の低い知事の1人という結果も出ていた。

選挙戦ではトランプ氏やペンス副大統領が応援に駆け付け、共和党知事連盟はコマーシャルに数百万ドルを投じててこ入れを図った。

トランプ陣営の幹部は、ベビン氏が予想以上に健闘し、接戦に持ち込むことができたのは、トランプ氏の応援があったからだと主張する。一方でベビン氏の強硬姿勢はトランプ氏と重なる部分が大きいだけに、同氏の勝敗は来年の大統領選の行方を占う指標になるとみられていた。

来年の選挙では同州選出の共和党重鎮、マコーネル上院院内総務が7期目の当選を果たすかどうかも注目される。

バージニア州では同日の州議会選により、民主党が20年ぶりに知事ポストと上下両院の全てを掌握した。

同州議会ではこれまで共和党が両院の多数派だったが、今後はノーサム知事が掲げる銃規制強化や最低賃金の引き上げ、選挙区の区割り改定などが実現に近付くとみられる。

一方、ミシシッピ州では任期満了を迎える共和党のブライアント知事の後任に、共和党のリーブズ副知事が選ばれた。

ミシシッピも同党の地盤だが、民主党候補のフッド州司法長官がメディケイド拡大などを主張して善戦。トランプ氏は先週、ペンス氏や長男ドナルド・トランプ・ジュニア氏とともに現地入りし、リーブズ氏の集会に参加していた。

トランプ氏は5日夜、リーブズ氏の当選を祝うツイートの中で、先週の大規模集会が互角の争いを圧勝に導いたとの認識を示した。

5514チバQ:2019/11/07(木) 10:12:55
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/557469/
トランプ氏再選に暗雲 州知事選で民主「勝利」 共和地盤のケンタッキー
2019/11/7 6:00
西日本新聞 国際面 田中 伸幸
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 【ワシントン田中伸幸】来年11月の米大統領選まで1年を切った5日、トランプ大統領率いる共和党が地盤とする南部2州で知事選があり、大接戦となったケンタッキー州で民主党新人が共和党現職に勝利宣言した。トランプ氏のウクライナ疑惑に関する弾劾調査が進むなど共和党側に逆風が吹く中、次期大統領選の行方を占う選挙になると注目され、トランプ氏も投票日直前の4日に現地入りし、てこ入れを図っていた。

 同州は前回大統領選でトランプ氏が民主党のクリントン元国務長官に30ポイント近い大差で勝ち、共和党の重鎮で議会上院トップのマコネル院内総務を選出する保守の強固な地盤として知られる。同日行われた南部バージニア州の州議会選挙でも長年、上下両院で多数派だった共和党に民主党が勝利し、過半数を獲得した。

 知事選など地方選はトランプ氏本人の選挙ではないとはいえ、大統領再選には保守層による支持継続と離反阻止が不可欠なだけに、不安を残す結果となった。

 ケンタッキー州の共和党現職は僅差を理由に敗北を認めていない。もう一つのミシシッピ州知事選では共和党候補が勝利した。

 共和党は昨年11月の連邦議会選挙でも下院で民主党に敗れるなど、苦戦が続いている。その一因として、前回大統領選でトランプ氏を支持した大都市郊外の中間層などの間で、トランプ共和党政権への不満が高まっているとの指摘がある。

 加えてトランプ氏のウクライナ疑惑を巡る弾劾調査が加速しており、トランプ氏は投票日直前にミシシッピ、ケンタッキー両州を訪れて演説。疑惑を否定し、共和党支持を訴えていた。

 MSNBCテレビなどはケンタッキー州の共和党現職知事が社会保障の縮小などの政策で有権者の反発を買っていたのが苦戦の主因と報じた。一方、トランプ氏は過去の選挙で劣勢の共和党候補の応援に入って勝利につなげるなど、保守層の底堅い支持を誇っていただけに「トランプ氏が選挙応援すれば勝つという構図が絶対的ではなくなった」との指摘も上がった。

 トランプ氏は6日、ツイッターで「私の演説で共和党候補の支持は少なくとも15ポイント上がった」と投稿し、こうした見方に反論した。

5515チバQ:2019/11/08(金) 11:13:38
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191108/k10012169041000.html
米大統領選に前NY市長のブルームバーグ氏 立候補か
2019年11月8日 10時29分

アメリカ大統領選挙に向けた野党・民主党の候補者選びに、前のニューヨーク市長のブルームバーグ氏が立候補を検討しているとアメリカメディアが相次いで速報し、知名度の高さから、その動向が注目されています。

アメリカのメディアは7日、側近の話として、ブルームバーグ氏がアメリカ大統領選挙に向けた民主党の候補者選びに立候補を検討していると相次いで速報しました。

報道によりますと、ブルームバーグ氏は最終的な決断はしていませんが、届け出の締め切りが迫る一部の州で立候補に向けた手続きを進めているということで、今後の選択肢を残すためだという見方もあります。

ブルームバーグ氏は、アメリカの金融情報会社を創設した資産家として知られ、ニューヨークの市長を2002年から3期12年にわたって務め、トランプ大統領に批判的なことで知られています。

3年前の大統領選挙でも一時、立候補を検討しましたが取りやめ、今回の選挙についても、ことし3月、声明を出して立候補しないと表明していました。

民主党の候補者選びは17人の混戦となっていますが、これまでに飛び抜けた候補者はおらず、一部ではトランプ大統領に対抗するため新たな候補に期待する声もあっただけに、知名度の高いブルームバーグ氏が立候補するかどうか注目されています。

5516チバQ:2019/11/14(木) 18:52:29
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019111301134&amp;g=int
サンフォード元知事撤退 共和党指名争い―米大統領選
2019年11月13日19時45分

サンフォード元米サウスカロライナ州知事=9月16日、同州コロンビア(AFP時事)
サンフォード元米サウスカロライナ州知事=9月16日、同州コロンビア(AFP時事)

 【ワシントンAFP時事】トランプ米大統領の再選阻止のため来年の大統領選出馬を目指していたサンフォード元米サウスカロライナ州知事(59)は12日、与党共和党の候補指名争いから撤退すると発表した。フェイスブックに声明を掲載し「選挙運動を中止する。大統領が弾劾されてしまったら、私の目的である討論会ができなくなってしまう」と撤退の理由を説明した。
 トランプ氏に挑む指名争いには、ウェルド元マサチューセッツ州知事とウォルシュ元下院議員の2人が残っている。

5517名無しさん:2019/11/18(月) 10:59:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191118-35145513-cnn-int
初戦のアイオワ州、ブダジェッジ氏が首位に 民主党候補指名争い
11/18(月) 10:00配信CNN.co.jp
初戦のアイオワ州、ブダジェッジ氏が首位に 民主党候補指名争い
インディアナ州サウスベンド市長のピート・ブダジェッジ氏
(CNN) 来年の米大統領選に向けて民主党からの指名争いが行われるなか、最初に党員集会が開かれるアイオワ州で、インディアナ州サウスベンド市長のピート・ブダジェッジ氏が支持率で首位に立っていることがわかった。CNNなどが行った世論調査で明らかになった。

今回の調査によれば、アイオワ州の党員集会に参加する可能性の高い人たちのなかでブダジェッジ氏を支持した人の割合は25%となった。9月に行われた調査からは16ポイント支持率が上がった。

ブダジェッジ氏の後ろには3候補が2位争いをしている。エリザベス・ウォーレン上院議員の支持率は16%。ジョー・バイデン前副大統領とバーニー・サンダース上院議員の支持率はいずれも15%だった。9月の調査時と比べると、ウォーレン議員は6ポイント、バイデン氏は5ポイント支持率を下げたほか、サンダース議員は4ポイント支持率を伸ばした。

そのほかの候補者で支持率が2けたを記録した人はいなかった。エイミー・クロブシャー上院議員の支持率は6%。そのほか、5候補が3%の支持率だった。

ブダジェッジ氏は過去数カ月間にわたり、多くの時間と資金をアイオワ州に費やしてきた。ブダジェッジ氏のアイオワ州での支持率増加は、幅広い層から支持を受けたことが背景にある。

民主党員と自認する層と、無党派層との両方から同じように支持を受けた。また、都市部や農村部などでの支持もだいたい同水準にある。

2位集団のなかで最も支持層に偏りが大きいのはサンダース議員だ。自身を非常にリベラルと考える人のうち34%がサンダース議員支持で、全体の支持率を20ポイント近く上回った。

サンダース議員はまた若年層からの支持が高かった。35歳未満の層でサンダース議員を支持した人の割合は27%。同じく、ブダジェッジ氏支持は20%、ウォーレン議員支持は18%、バイデン氏支持は9%だった。

ブダジェッジ氏とバイデン氏は65歳以上の高齢者からの支持が高く、それぞれ28%と27%だった。

バイデン氏の強みは依然として選挙に勝てる候補とみられていることだ。バイデン氏がトランプ大統領に勝つことが「ほぼ確実」もしくは「かなり確実」と答えた人の割合は合計で52%に達した。

世論調査は11月8日から13日にかけて、党員集会に参加する可能性の高い民主党支持者500人を無作為に選び、固定電話もしくは携帯電話で話を聞いた。誤差の範囲はプラスマイナス4.4ポイント。

5518名無しさん:2019/11/18(月) 18:08:57
https://www.cnn.co.jp/usa/35145513.html
初戦のアイオワ州、ブダジェッジ氏が首位に 民主党候補指名争い
2019.11.18 Mon posted at 10:00 JST
(CNN) 来年の米大統領選に向けて民主党からの指名争いが行われるなか、最初に党員集会が開かれるアイオワ州で、インディアナ州サウスベンド市長のピート・ブダジェッジ氏が支持率で首位に立っていることがわかった。CNNなどが行った世論調査で明らかになった。

今回の調査によれば、アイオワ州の党員集会に参加する可能性の高い人たちのなかでブダジェッジ氏を支持した人の割合は25%となった。9月に行われた調査からは16ポイント支持率が上がった。

ブダジェッジ氏の後ろには3候補が2位争いをしている。エリザベス・ウォーレン上院議員の支持率は16%。ジョー・バイデン前副大統領とバーニー・サンダース上院議員の支持率はいずれも15%だった。9月の調査時と比べると、ウォーレン議員は6ポイント、バイデン氏は5ポイント支持率を下げたほか、サンダース議員は4ポイント支持率を伸ばした。

そのほかの候補者で支持率が2けたを記録した人はいなかった。エイミー・クロブシャー上院議員の支持率は6%。そのほか、5候補が3%の支持率だった。

ブダジェッジ氏は過去数カ月間にわたり、多くの時間と資金をアイオワ州に費やしてきた。ブダジェッジ氏のアイオワ州での支持率増加は、幅広い層から支持を受けたことが背景にある。

民主党員と自認する層と、無党派層との両方から同じように支持を受けた。また、都市部や農村部などでの支持もだいたい同水準にある。

2位集団のなかで最も支持層に偏りが大きいのはサンダース議員だ。自身を非常にリベラルと考える人のうち34%がサンダース議員支持で、全体の支持率を20ポイント近く上回った。

サンダース議員はまた若年層からの支持が高かった。35歳未満の層でサンダース議員を支持した人の割合は27%。同じく、ブダジェッジ氏支持は20%、ウォーレン議員支持は18%、バイデン氏支持は9%だった。

ブダジェッジ氏とバイデン氏は65歳以上の高齢者からの支持が高く、それぞれ28%と27%だった。

バイデン氏の強みは依然として選挙に勝てる候補とみられていることだ。バイデン氏がトランプ大統領に勝つことが「ほぼ確実」もしくは「かなり確実」と答えた人の割合は合計で52%に達した。

世論調査は11月8日から13日にかけて、党員集会に参加する可能性の高い民主党支持者500人を無作為に選び、固定電話もしくは携帯電話で話を聞いた。誤差の範囲はプラスマイナス4.4ポイント。

5519チバQ:2019/11/19(火) 10:36:37
https://www.asahi.com/articles/ASMB41R0FMB4UHBI005.html?iref=com_inttop_namerica_list_n
熱気なき本命バイデン氏 妻子失ったサバイバーの底力は
有料記事

ワシントン=土佐茂生 2019年11月17日18時00分
 ジョー・バイデン氏(76)は民主党の重鎮議員として実績を上げ、オバマ政権では副大統領まで務めた。知名度や経歴は申し分なく、トランプ大統領を倒す本命とされる。だが、民主党内からは「大丈夫か」という不安の声が消えない。なぜなのか。

 「我々の憲法を、民主主義を、根本的な誠実さを守るため、トランプ氏は弾劾(だんがい)されるべきだ」

 10月9日、ニューハンプシャー州ロチェスターの選挙集会でバイデン氏が叫ぶと、観衆からは「We want Joe」の大合唱が起こった。

 2020年の大統領選に向けて、民主党支持者の最大の関心は「誰がトランプ氏に勝てるのか」と言っても過言ではない。そんななか、前副大統領として圧倒的な知名度を誇るバイデン氏は、「自分こそがトランプ氏を倒す」と意識した選挙戦を展開してきた。

 主要候補がほぼ出そろった後の4月25日、満を持して立候補を表明。ビデオメッセージで「米国の核心的な価値観が、世界における地位が、民主主義そのものが、そして米国を米国たらしめる全てのものが危機に陥っている。傍観するわけにはいかない」とトランプ政権を激しく批判した。

 5月18日にペンシルベニア州フィラデルフィアで、選挙戦を開始する大集会を開いた時も、トランプ氏を「分断最高司令官」と揶揄(やゆ)。「恐怖を吹き込み、分断をあおり、権力を監視するあらゆる機関をおとしめる。暴君や独裁者の使う手だ」と訴え、自らの政策をアピールするより、トランプ氏を攻撃することに時間を割いた。

 バイデン氏は同時に、「団結して(United)」というキャッチフレーズを掲げる。「トランプ氏によって進められた、米国の分断を修復できるのは、自分だ」というアピールだ。支持者にバイデン氏の魅力を聞いても、「癒やす(heal)」という言葉が返ってくる。

 9月上旬、ニューハンプシャー州で開かれたバイデン氏の集会でもその様子が現れていた。会場は、トランプ氏が選ぶような1万人以上が入るような巨大なスタジアムではなく、300人も入れば、いっぱいになる会議室。ただ、立ち見の人が出るほど満員だった。

 「25年前、私は『女性に対する暴力防止法』を書いた。虐げられてきた女性のためだと思われるかもしれない。しかし、本当は私の父のおかげだった。父が口を酸っぱく私に言ったのは、政治的だろうが、経済的だろうが、そして身体的であろうが、暴力による虐待こそ最悪の罪だということ。それを見て、黙っていることは許されない、と父は何度も私に諭した。現在の米国にも、正すべき偏見の問題は残っている。何とかしなければならないと思い、私の政治活動の多くを捧げてきた」

 演説には、トランプ氏のような熱狂を呼び起こすスローガンや、オバマ前大統領のような格調高い言葉はない。どちらかというと、優しいおじいちゃんが、孫に語りかけるような雰囲気だ。おじいちゃんの説教は、時には退屈だ。聴衆の中には、スマホをいじる人もいる。

 しかし、演説のあとには支持者が次々と近づく。

 ある女性はこう切り出…

残り:3732文字/全文:4988文字

5520チバQ:2019/11/20(水) 13:23:58
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201911/CK2019112002000131.html
<メディアと世界>米 新聞への関心、党派で二分 「財政難なら廃業を」共和党員76% 民主党員28%

2019年11月20日 朝刊


 【ニューヨーク=赤川肇】トランプ米大統領が既存メディアへの敵対姿勢を強める中、新聞に対する米国民の見方が党派間で大きく割れている現状が最新の世論調査で明らかになった。トランプ氏率いる共和党では、党員の76%が「財政的に自力で立ち行かない新聞は他産業と同じように廃業すればいい」との考えに賛意を示したのに対し、民主党では28%にとどまった。

 調査は米調査会社ギャラップと米ナイト財団が、財政難による地方メディアの衰退を主題に七〜九月に実施。無作為抽出した十八歳以上の計二千七百七十人を対象にインターネット上で行い、十七日に結果を公表した。

 何らかのニュースを購読していると答えたのは、民主党員では37%だったのに対し、共和党員は25%にとどまった。「過去の購読状況には党派による違いがなかった」(同財団)といい、トランプ政権下で共和党員のメディア離れが浮き彫りになった格好だ。

 地方メディアに関しては、全体の86%が「誰もが無償でも地方ニュースを得られるようにすべきだ」、59%が「地方紙は市民の誇りの重要な象徴だ」と答えるなど、大半が必要性そのものを認めた。一方で過去一年間で定期購読や寄付などで支出した人は20%だった。同財団は「今こそ私たちは、地方ニュースの価値とその未来への対策を自問すべきだ」と指摘した。

 米ノースカロライナ大が二〇一八年秋に公表した調査結果では、米国内には新聞七千百十二紙(うち日刊千二百八十三紙)があり、〇四年から二割減少。地方行政に対する監視機能の低下や民主主義の衰退といった悪影響が懸念されている。

5521チバQ:2019/11/21(木) 09:08:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191121-00000016-jij-n_ame
香港法案、トランプ氏苦境 人権より貿易合意が本音 対中強硬・米議会が迫る
11/21(木) 7:06配信時事通信
香港法案、トランプ氏苦境 人権より貿易合意が本音 対中強硬・米議会が迫る
トランプ米大統領=19日、ワシントン(AFP時事)
 【ワシントン時事】米上院は19日、香港の自治と人権の擁護を目的とする「香港人権・民主主義法案」を満場一致で可決した。

 トランプ大統領が署名し、成立するかどうかが今後の焦点だが、2020年の大統領選再選に向け、中国との貿易協議の合意を実績にしたいトランプ氏は人権問題で中国を刺激したくないのが本音だ。対中強硬姿勢を強め、署名を迫る議会と、猛反発する交渉相手の中国の間で苦境に立たされている。

 香港人権法案は10月中旬に下院を通過した後、上院の採決が遅れていた。年内を目指す米中貿易協議の「第1段階」合意への影響を懸念するホワイトハウスが議会幹部に採決を遅らせるよう求めたからとされる。だが香港でデモ隊と警官隊の衝突が激化する中、「今こそ米国は中国に明確なメッセージを送らなければならない」(ルビオ上院議員)と、法案の早期可決を求める議会超党派の声が勝り、採決に至った。

 法案は「一国二制度」に基づく香港の自治が機能しているかどうかを検証するため国務省に年次報告書作成を義務付ける。香港で人権侵害に関わった中国当局者らへの制裁も可能にした。中国外務省は20日、法案が成立すれば「断固反撃する」と報復を示唆した。

 法案の成立には、上下両院がそれぞれの法案の内容を調整し、大統領の署名が必要になるが、トランプ氏は現時点で、署名するかどうかを明らかにしていない。ただ法案は両院とも超党派の圧倒的支持を得ており、トランプ氏が拒否権を行使するのは困難との見方もある。

 米紙ワシントン・ポスト(電子版)は「トランプ氏は人権問題が貿易協議に影響しないよう配慮してきた」と指摘。だが、トランプ氏はウクライナ疑惑をめぐる下院の弾劾調査の渦中にあり、弾劾阻止のカギを握る与党共和党との対立を避ける必要もある。香港人権法案をめぐり、中国の反発と米議会の突き上げの間で厳しい判断を迫られている。

5522チバQ:2019/11/21(木) 13:19:40
https://www.afpbb.com/articles/-/3255872
ユダヤ入植容認で米孤立=「違法」と懸念相次ぐ―国連安保理
2019年11月21日 10:16 発信地:イスラエル [ 例外 その他 ]
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【11月21日 時事通信社】国連安全保障理事会は20日、中東情勢に関する会合を開いた。トランプ米政権がイスラエルの占領地ヨルダン川西岸のユダヤ人入植活動を事実上容認したことを受け、安保理は入植活動が違法かつ安保理決議違反とする見解の発表を調整したが、米国の異議で見送られた。非常任理事国クウェートなどが明らかにした。パレスチナ問題での米国の孤立が改めて際立った。

 米政府は18日、入植活動は「正当でない」としてきた方針を転換し、ヨルダン川西岸のユダヤ人入植地は「国際法に違反しない」と表明した。入植活動の容認につながるほか、イスラエルのネタニヤフ首相が打ち出した西岸の一部併合を後押しする可能性があり、この日の安保理会合では米国の名指しは避けつつ、国際法違反とした過去の決議に言及する国が相次いだ。

 英仏など欧州5カ国は安保理会合前、入植活動は「国際法違反で、2国家共存の実現性を損なう」と批判する共同声明を発表。ヨルダン川西岸の一部地域が併合される可能性にも懸念を示した。安保理の非常任理事国10カ国も同趣旨の共同声明を会合後に発表した。

 ロシアは安保理会合で、「現地の実情を認めたもの」という米政府の説明に触れ、「こうした措置は現地の緊張をさらに高める」と批判した。中国も、全当事者に「無責任な発言の自制」を呼び掛けた。(c)時事通信社

5523チバQ:2019/11/21(木) 16:30:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191121-00000040-jij-n_ame
カナダ副首相にフリーランド氏 トルドー政権が内閣改造
11/21(木) 9:35配信時事通信
カナダ副首相にフリーランド氏 トルドー政権が内閣改造
カナダの副首相に起用されたフリーランド前外相=8月22日、オタワ(AFP時事)
 【ニューヨーク時事】10月のカナダ下院選で少数与党政権となった与党・自由党を率いるトルドー首相が20日、内閣改造を行い、新内閣が発足した。

 外相だったフリーランド氏を副首相兼政府間関係相に起用。同政権下で副首相の任命は初となる。カナダメディアによると、首相に近いフリーランド氏は今後、米カナダ間の問題や、エネルギー、環境などの重要政策を担当する。

 トルドー政権はジェンダー平等を掲げており、閣僚36人は男女同数となった。シャンパーニュ氏がインフラ・地域社会相から外相に、ウィルキンソン氏が漁業海洋・沿岸警備隊相から環境・気候変動相にそれぞれ代わった。

5524チバQ:2019/11/22(金) 11:18:29
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191122-00000028-jij-n_ame
ブルームバーグ氏出馬準備 米大統領選の民主指名争い
11/22(金) 8:30配信時事通信
 【ワシントン時事】2020年米大統領選の民主党候補者指名争いで、前ニューヨーク市長で世界有数の富豪のマイケル・ブルームバーグ氏(77)が21日、連邦選挙委員会に出馬に必要な書類を届け出た。

 正式な出馬表明ではないが、既に17人が争う混戦に名乗りを上げる公算が大きくなっている。

 書類提出により大統領選の資金集めが可能になる。資産総額530億ドル(約5兆8千億円)のブルームバーグ氏は3月、「指名を得るのは困難」として不出馬をいったん表明していた。

5525チバQ:2019/11/23(土) 15:27:32
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019112300318&amp;g=int
ポンペオ氏辞任観測に拍車 上院転身、容認示唆―トランプ氏
2019年11月23日14時35分


トランプ米大統領(左)とポンペオ国務長官=10月21日、ワシントン(AFP時事)
トランプ米大統領(左)とポンペオ国務長官=10月21日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は22日、FOXニュースの電話インタビューで、2020年上院選で地元カンザス州からの出馬説が浮上するポンペオ国務長官について、「出馬すれば圧勝するだろう」と指摘した。米メディアは「トランプ氏が出馬を容認した」と報じ、ポンペオ氏が早期に辞任するとの観測に拍車が掛かっている。
 ポンペオ氏はこれまで「大統領が望む限り、国務長官を続ける」と繰り返し主張してきた。だが今年に入って4度もカンザス州を訪問したほか、同州のメディアのインタビューにたびたび応じていることから、上院転身説がくすぶり続けている。

5526チバQ:2019/11/25(月) 08:53:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191125-00000005-kyodonews-int
米大統領選ブルームバーグ氏出馬 民主党候補18人目、混戦に拍車
11/25(月) 0:39配信共同通信
米大統領選ブルームバーグ氏出馬 民主党候補18人目、混戦に拍車
ブルームバーグ前ニューヨーク市長(ロイター=共同)
 【ワシントン共同】来年11月の米大統領選に向け、ブルームバーグ前ニューヨーク市長(77)は24日、民主党の候補指名を目指して出馬すると表明した。米メディアによると、民主党候補は18人目で、混戦に拍車が掛かる。穏健派ブルームバーグ氏の参戦で、有力候補の中道バイデン前副大統領と票を食い合う可能性が指摘されている。

 ブルームバーグ氏は声明で「トランプ大統領を倒し、米国を再建するため立候補する。トランプ氏の向こう見ずで倫理観の欠けた行動があと4年も続くことは受け入れられない」と強調した。

5527チバQ:2019/11/25(月) 09:52:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191125-00000012-asahi-int
前NY市長、大統領選に出馬表明 民主党指名争いは混迷
11/25(月) 9:43配信朝日新聞デジタル
前NY市長、大統領選に出馬表明 民主党指名争いは混迷
マイケル・ブルームバーグ氏=AP
 2020年米大統領選の民主党候補者指名争いで、世界屈指の大富豪のマイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長(77)が24日、正式に立候補することを表明した。豊富な資金力を持ち、中道派とされるブルームバーグ氏が加われば、同じ中道派の有力候補ジョー・バイデン前副大統領(77)の支持を奪う可能性がある。

 全米で党候補者を決める予備選挙・党員集会が来年2月初めにアイオワ州から始まるのを控え、この時期に出馬するのは極めて異例。民主党の候補者指名争いには同氏を含め18人が乱立しており、同党のレースはいっそう混迷しそうだ。

 ブルームバーグ氏は声明で「トランプ大統領の無謀で倫理に反する行動をさらに4年間も受け入れることはできない。彼が再選すれば、その打撃から回復することはないかもしれない」と述べ、大統領選に挑戦する考えを明らかにした。

朝日新聞社

https://www.asahi.com/articles/ASMC24RKPMC2UHBI01D.html?ref=yahoo
トランプ氏、珍しい支持率の動き 再選、厳しい水準でも
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トゥペロ=沢村亙、アイオワ州デモイン=土佐茂生 2019年11月3日07時30分
 2020年11月3日に投票される米大統領選まであと1年となった。最大の焦点は、トランプ大統領が再選を果たすかどうかだ。3年前の選挙で、排他的な移民政策や過激な言動を原動力に勝利したトランプ氏は、今回も分断をあおる戦略を描いている。

 「民主党とメディアとディープステート(闇の政府)が、我々を止めようとしている。『私を』じゃない。6300万人を、だ」

 1日、米南部ミシシッピ州トゥペロの選挙集会でトランプ氏は、2016年の大統領選での自身の得票数を強調しながら、米下院が「ウクライナ疑惑」をめぐって進める弾劾(だんがい)調査を批判した。

 3年前の選挙で、トランプ氏は「既得権にまみれたエリート政治から見捨てられてきた庶民の代弁者」を自演。政界アウトサイダーの立場を「武器」とした。

 今回も、ワシントンの主流派から不当な集中攻撃を受ける「被害者」に徹すれば、支持者はわがことのように危機感を深めるはず――。トランプ氏は疑惑を「逆風」でなく、「追い風」にしようともくろむ。

 口を極めて相手をののしるのも、変わらない。民主党のバイデン前副大統領は「ゴミためから拾われた」。ペロシ下院議長は「狂っている」。自分に批判的なCNNのキャスターは「三流で、ひどい視聴率」。そのたび、支持者は喝采を送る。

 就任から間もなく3年。トランプ氏の支持率の動きは、歴代大統領と大きく異なる。米国経済は好調で、歴史的な株高や低失業率だが、上昇しない。一方で、スキャンダルや疑惑が発覚しても、下がらない。支持する人が4割程度、支持しない人が5割台前半という状態で固定されている。

 過去の例をみると、再選が厳しいレベルだが、トランプ氏の強みは中西部などで、白人労働者を中心に熱狂的な支持を得ていることだ。大統領選は総得票ではなく、州ごとの勝敗で決まるため、民主党の支持者が多い両海岸で惨敗しても、中西部で辛勝を重ねれば当選できる。実際、前回のトランプ氏は総得票で民主党のヒラリー・クリントン氏に約300万票の差をつけられながら、中西部の州を制して大統領となった。

 今回も戦略は同じだ。中間層へ…

5528チバQ:2019/11/25(月) 10:09:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191125-00000506-san-n_ame
米大統領選 ブルームバーグ前NY市長が出馬表明
11/25(月) 8:19配信産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】来年11月の米大統領選の民主党候補指名争いへの出馬が取り沙汰されていたマイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長(77)は24日、出馬を正式に表明した。同党の候補指名を争うのはブルームバーグ氏を含め18人となった。

 ブルームバーグ氏は中道穏健派で、最有力候補の一人とされるバイデン前副大統領(77)や、中西部インディアナ州サウスベンド市のピート・ブティジェッジ氏(37)ら中道派候補と支持層を奪い合う展開が予想される。

 ブルームバーグ氏は声明で「ドナルド・トランプ氏を破り、米国を建て直すために立候補する。私たちには、あと4年もトランプ大統領の無謀で非倫理的な行動を許しておく余裕はない」と強調した。

 ブルームバーグ氏は今月21日、連邦選挙委員会(FEC)に大統領選への立候補に必要な書類を提出したほか、南部アラバマ州など5州の予備選に参加する手続きを行っていた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191125-00000014-jij-n_ame
米大統領選、ブルームバーグ氏が出馬表明 富豪の前NY市長
11/25(月) 7:33配信時事通信
米大統領選、ブルームバーグ氏が出馬表明 富豪の前NY市長
ブルームバーグ前ニューヨーク市長=2013年5月、ニューヨーク(AFP時事)
 【ワシントン時事】来年秋の米大統領選の民主党候補者選びに、前ニューヨーク市長で富豪のマイケル・ブルームバーグ氏(77)が24日、出馬表明した。

 異例の遅い参戦だが、並外れた資金力で指名争いに影響を及ぼす可能性がある。

 同氏は声明で「ドナルド・トランプ(大統領)を倒し、米国を立て直す。彼があと4年務めたら、われわれは立ち直れない」と訴えた。中道派のブルームバーグ氏は今年3月にいったん不出馬を宣言したが、最近は「今の民主党候補では、トランプを倒せない」と危機感を漏らしていた。

5529チバQ:2019/11/25(月) 18:50:39
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191125/k10012189871000.html
ブルームバーグ氏 民主党候補者指名争いに名乗り 米大統領選
2019年11月25日 6時10分

来年のアメリカ大統領選挙に向け、野党・民主党の候補者指名を目指し、前のニューヨーク市長のブルームバーグ氏が立候補すると表明し、知名度が高く、資金力もあるブルームバーグ氏が加わったことで、民主党の候補者指名争いは混戦に拍車がかかりそうです。

2002年から3期12年にわたってニューヨーク市長を務めたブルームバーグ氏(77)は24日、声明を発表し、野党・民主党の候補者指名を目指し立候補すると表明しました。

声明でブルームバーグ氏は「アメリカを再建するために立候補する。トランプ大統領に無謀で非倫理的な行動をさらに4年続けさせるわけにはいかない」と立候補を決めた理由を説明しました。

ブルームバーグ氏は世界的な金融情報会社の創設者で、アメリカの経済誌フォーブスがことし3月に発表した世界の富豪ランキングでは第9位につけ、資産の総額は555億ドル、日本円で6兆円余りと、トランプ大統領の31億ドルを大きく上回っています。

ブルームバーグ氏の陣営によりますと、選挙戦はすべて自己資金で賄い、外部からの献金は受けないということです。

これで民主党の候補者指名争いに立候補を表明しているのは18人となり、知名度に加えて資金力もある中道のブルームバーグ氏が加わったことで、同じく中道の有力候補、バイデン前副大統領と票を奪い合う可能性も指摘されており、混戦に拍車がかかりそうです。

5530チバQ:2019/11/26(火) 18:22:59
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019112500298&amp;g=int
米国防長官、海軍トップに辞任勧告 戦争犯罪の特殊部隊員処遇で
2019年11月25日10時33分

米海軍トップのスペンサー海軍長官=2017年7月、ワシントン(EPA時事)
米海軍トップのスペンサー海軍長官=2017年7月、ワシントン(EPA時事)

 【ワシントン時事】米国防総省は24日、エスパー国防長官が海軍トップのスペンサー海軍長官に辞任するよう勧告したと発表した。戦争犯罪で訴追され、降格処分を受けた海軍特殊作戦部隊(SEAL)隊員の処遇をめぐり、「信頼を喪失した」ことが理由。米メディアによれば、スペンサー氏は同日、辞表を提出した。

 渦中の隊員ギャラガー氏は2017年、イラクに派遣された際、捕虜の過激派組織「イスラム国」(IS)戦闘員を惨殺した上、遺体と共に写真を撮影。さらに、この行為を報告すれば殺害すると同僚らを脅した疑いなどで軍法会議にかけられた。7月の判決では、遺体と写真撮影をした罪を除いてすべて無罪とされ、降格処分を受けた。
 国防総省によれば、スペンサー氏はギャラガー氏が除隊されずに退役できるよう、エスパー長官らに秘密でホワイトハウスに掛け合っていた。エスパー氏は声明で「このような行為は非常に遺憾であり、残念ながらスペンサー長官が私の信頼を失ったと判断した」と辞任を求めていた。

5531チバQ:2019/11/27(水) 21:04:46
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191127-00000143-jij-n_ame
ブティジェッジ氏が2位浮上 民主党の大統領候補選び 米世論調査
11/27(水) 20:36配信時事通信
ブティジェッジ氏が2位浮上 民主党の大統領候補選び 米世論調査
米大統領選に向けた民主党の指名争いに出馬しているブティジェッジ・サウスベンド市長=25日、アイオワ州クレストン(AFP時事)
 【ワシントン時事】米キニピアック大が26日に公表した世論調査結果によると、2020年の大統領選に向けた野党民主党の候補者選びで、ブティジェッジ・サウスベンド市長が支持率で2位に浮上した。

 10月の前回調査でトップに立ったウォーレン上院議員は3位に後退し、バイデン前副大統領が前回の2位から首位に返り咲いた。

 民主党支持者と民主党寄りの無党派層からの支持率は、バイデン氏が前回調査比3ポイント増の24%、ブティジェッジ氏が同6ポイント増の16%、ウォーレン氏が14ポイント減の14%。サンダース上院議員が13%で続いた。

 同大の分析担当者は「ブティジェッジ氏が上位陣に食い込み、現在のところ三つどもえの様相だ」と指摘。リベラル派のウォーレン氏の急落については「医療保険制度などの論点で、左寄り過ぎると攻撃された」ことが響いたと説明した。

 24日に出馬を正式表明したブルームバーグ前ニューヨーク市長の支持率は3%で、ハリス上院議員やクロブシャー上院議員と並び5位グループにつけている。

 支持候補決定で重視する資質としては、35%が「選挙に勝てること」を挙げ、ともに19%だった「正直さ」や「国民を大切にすること」を抑えて最多だった。「トランプ大統領に最も勝てそうな候補」では、バイデン氏が46%の支持を集め、10%だったウォーレン、サンダース両氏や6%のブティジェッジ氏を圧倒した。

 調査は21〜25日、1355人を対象に電話で行われた。調査対象のうち民主党支持者と民主党寄りの無党派層は計574人。

5532チバQ:2019/12/01(日) 22:26:24
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3256299.html
米国は同性愛者の大統領を受け入れる用意があるか
2019/11/29 13:32AFPBB News

米国は同性愛者の大統領を受け入れる用意があるか

ピート・ブーティジェッジ氏(左)とパートナーのチェイスン・ブーティジェッジさん。ニューハンプシャー州にて(2019年11月10日撮影)。(c)JIM WATSON / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】2020年米大統領選挙に向けた民主党候補指名争いで、若きホープ、ピート・ブーティジェッジ氏が頭角を現している。インディアナ州サウスベンドの市長である同氏は、同性愛者であることを公表している。だが、米国は同性愛者の大統領を受け入れる用意があるのだろうか。

 ブーティジェッジ氏が今年1月、大統領選に出馬する意向を表明した時、サウスベンド以外で同氏の名前を知る人はほとんどいなかった。だが、アフガニスタン従軍経験を持つ退役軍人でもあるブーティジェッジ氏は今や、民主党候補指名争いの先頭集団に属している。この集団にはジョー・バイデン前副大統領やエリザベス・ウォーレンおよびバーニー・サンダース両上院議員が含まれている。

 選挙遊説にいつも同行するパートナーの中学校教師、チェイスンさんは、米国初のファーストジェントルマンとなる可能性が出てきた。

 ブーティジェッジ氏は、自身の性的指向について多くは語らない。だが、4年前に同性愛者であることを公表すると決意したことや、2017年にチェイスンさんと婚約したこと、また子どもを持つことについて、率直に語っている。

 2009年以降、6か国が同性愛者の指導者を選出している欧州と異なり、米国では性的少数者や女性の大統領候補にはいまだ壁が存在する。

 バラク・オバマ氏は2008年に米国初の黒人大統領に選ばれた。だが、オバマ氏以前に米大統領の職に就いた43人の白人男性の中で、同性愛者だと公表していた人物は一人もいない。

 同性愛者であることを公表した最初の大統領候補はフレッド・カーガー氏で、2012年に共和党候補指名を目指したが、実現しなかった。

 米国で同性愛者の候補を支援する「ビクトリー・ファンド」の代表アニース・パーカー氏によると、近年、とりわけ同性婚が合法化された2015年以降は、「LGBTQの候補者を取り巻く状況は劇的に変わった」という。

5533チバQ:2019/12/01(日) 22:26:35

■同性愛公表は「強み」

 ビクトリー・ファンドはウェブサイトで、米国内の選挙で選ばれたLGBTQの公職者数を示す地図を公開し、定期的に更新している。現在その数は、サウスダコタ州とミシシッピ州を除く全州および政府レベルで、計762人となっている。

 最近の全米世論調査では、有権者がLGBTQの候補をこれまでよりも受け入れるようになっていることが分かっている。

 5月に行われた米調査会社ギャラップの世論調査では、回答者の76%が同性愛者の候補に投票してもいいと答えており、1978年に比べ3倍となった。共和党よりも少数派の権利に配慮することが多い民主党支持者に限ると、この数字は83%にまで達する。

 ハーバード大学公共政策大学院の政治研究所で有権者の投票行動を研究するジョン・デラ・ボルペ氏によると、2020年大統領選の有権者の大半、とりわけ若年層は、性的指向を気にしないという。「有権者は(大統領候補に)誠実さ、ビジョン、信頼性そして人生経験を求めている」とボルペ氏はAFPに語った。「年齢や人種、性別、性的指向に重きを置くのはリスクが高い」

 誠実さや信頼性という点では、同性愛公表は「強み」だという。さらに、ブーティジェッジ氏が「自己のアイデンティティーに苦悩した若者」であったという経歴には真実味があると、ボルぺ氏は指摘する。

 だが、反発も残っている。

 10月に発表された世論調査では、調査対象者の45%が、米国はまだ同性愛者の大統領に対する準備が「できていない」、または「あまりできていない」と回答している。

 メディアに流出した選挙チームの文書によると、ノースダコタ州の民主党支持の黒人有権者に対し7月に行った聞き取り調査では、ブーティジェッジ氏の性的指向に不快感を示す人もいた。だが、ブーティジェッジ氏の落ち着いた抑えた話し方を耳にし、同氏がキリスト教徒であることを知ると、大半の人の不快感は解消されたと文書には記されている。

 民主党はドナルド・トランプ米大統領を政権の座から引きずり下ろそうと、最良の大統領候補を立てようとしている。このような極端に分裂した国では、ブーティジェッジ氏の性的指向は不利になる可能性もある。

 T・J・スランさんは11月、ニューハンプシャー州の集会でAFPに、ブーティジェッジ氏は性的指向を理由に一部の労働者階級の支持を得られないかもしれないと懸念を示した。

 だがLGBTQの活動家らは、たとえブーティジェッジ氏が大統領候補指名を獲得できなくても、出馬自体が長く語り継がれる遺産になると指摘する。

 ビクトリー・ファンドのパーカー氏はブーティジェッジ氏について、「もうすでに壁を破っている」と語った。 【翻訳編集】AFPBB News

5534チバQ:2019/12/01(日) 22:50:47
https://digital.asahi.com/articles/ASMCT4VM6MCTUHBI010.html?_requesturl=articles%2FASMCT4VM6MCTUHBI010.html&amp;pn=4
あの人がまさか…再出馬? 本命不在の民主、18人乱立
有料記事

ワシントン=土佐茂生 2019年11月29日06時00分
 2020年米大統領選に向け、民主党側の候補者乱立が止まらない。候補者選びが本格化する予備選挙の開始まで3カ月を切り、届け出を締め切る州も出ているにもかかわらず、新たな候補者が名乗りを上げ、計18人の争いとなっている。大物政治家に「再び」を期待する声も出ている。背景には、トランプ大統領に必ず勝てる本命候補の不在が大きい。

 「候補者として、勝つために幅広く多様な米国民を一つに結集させる。大統領として、偉大な国で壊れたものを修復する能力がある」。大富豪のマイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長(77)は24日、立候補表明の声明で語った。

 米大統領選は長丁場だ。来年2月に始まる予備選挙・党員集会を見据え、多くの候補は今年初めに立候補を表明し、各地で選挙運動を開始した。民主党ではすでに5回のテレビ討論が開かれ、9人が撤退するなどレースの激しさが増している。

ここから続き
 それにもかかわらず、11月14日にはデバル・パトリック前マサチューセッツ州知事(63)が立候補を表明し、ブルームバーグ氏も続いた。結果的に、候補者争いは再び18人に膨らんだ。

不安だらけの「主要候補」
 原因は本命候補の不在だ。トップを走るジョー・バイデン前副大統領(77)は圧倒的な知名度があり、地域や人種に関係なく幅広い層から支持が得られると期待されている。しかし、演説で聴衆を熱狂させることは少なく、テレビ討論会では失言やちぐはぐな回答が目立つ。高齢への懸念もぬぐえない。加えて、息子がウクライナの国営会社の役員だったことをめぐってトランプ氏から攻撃を受けている。

 一方、バイデン氏を追いかけるエリザベス・ウォーレン(70)とバーニー・サンダース(78)の両上院議員は革新系の代表格。大富豪への課税や国民皆保険制度などを訴え、一部から強い支持を得ているが、穏健派や無党派層からは「急進的すぎる」という不安が尽きない。

 パトリック氏とブルームバーグ氏はともに、中道派だ。一部の予備選には届け出が間に合わないなど、不利な条件となるが、革新的な候補に不安を抱くバイデン氏の支持者を取り込む狙いがあるとみられる。

 また、全米で最初に党員集会が開かれる中西部アイオワ州では「次世代のスター」とされるピート・ブダジェッジ・サウスベンド市長(37)が躍進をしている。米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた、今月の同州の世論調査の平均では、支持率が23・5%で、ウォーレン氏(17・8%)やバイデン氏(17・0%)を抑えてトップに立った。

 ゲイだと公言し、従軍経験もあるブダジェッジ氏は演説の切れ味に定評がある。ただ、伸びの背景にあるのは、トップ集団の弱さの裏返しだと言われている。また、全米での知名度は低く、特に黒人からの支持に課題を抱える。

 どの候補も決め手を欠くなか、前回大統領選でトランプ氏と戦ったヒラリー・クリントン元国務長官(72)への待望論まで持ち上がっている。12日に英BBCのラジオ番組に出演したクリントン氏は立候補について「絶対にない、とは絶対に言わない」と否定しなかった。周辺から立候補に向けて「圧力を感じている」とも明かした。(ワシントン=土佐茂生)

5535チバQ:2019/12/04(水) 11:13:57
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191204-00050130-yom-int
「黒人女性初」の米大統領目指したが…ハリス上院議員、資金不足で撤退
12/4(水) 10:32配信読売新聞オンライン
 【ワシントン=船越翔】2020年米大統領選で、カマラ・ハリス上院議員(55)は3日、民主党指名候補争いからの撤退を表明した。黒人女性初の大統領を目指していたハリス氏は、一時は支持率が2位になるなど注目されたが、資金集めに苦戦した。民主党の主要候補者は15人となった。

 ハリス氏は声明で、撤退の理由について「選挙活動に必要な資金が足りない。あらゆる角度から検討し、人生で最も厳しい判断に至った」と説明した。

 検事やカリフォルニア州司法長官の経験を持つハリス氏は、6月の第1回テレビ討論会で支持率首位のジョー・バイデン前副大統領(77)を人種問題で鋭く追及し、高い評価を得ていた。

5536チバQ:2019/12/04(水) 11:18:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191204-00000009-jij-n_ame
ハリス氏、米大統領選撤退 一時2位浮上も失速 民主
12/4(水) 6:14配信時事通信
ハリス氏、米大統領選撤退 一時2位浮上も失速 民主
米民主党のハリス上院議員=10月15日、中西部オハイオ州ウェスタービル(AFP時事)
 【ワシントン時事】米民主党のハリス上院議員(55)は3日、来年秋の大統領選の同党候補者指名争いから撤退を表明した。

 黒人女性で中道穏健派のハリス氏は一時、バイデン前副大統領に次ぐ支持率2位に躍り出たが、最近は低迷していた。

 ハリス氏は声明で「深い後悔と多大なる感謝とともに本日をもって選挙運動を中止する」と述べた。資金不足を撤退の理由に挙げた。

5537チバQ:2019/12/05(木) 11:36:52
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191205-00000532-san-n_ame
NATO首脳会議 トランプ氏、目立った「大人の対応」 NATO取りまとめに指導力発揮
12/5(木) 11:29配信産経新聞
 【ロンドン=黒瀬悦成】4日にロンドンで閉幕した北大西洋条約機構(NATO)首脳会議は、欧州防衛に向けた同盟の結束は米国の指導力抜きにはあり得ない、という事実を改めて浮き彫りにした。会議の場で加盟各国に集団防衛体制の「責任ある分担」を求めたトランプ米大統領の取り組みは、ロシアに加え中国やイランといった新たな脅威への柔軟対応を求められているNATOの進化を促したといえる。

 トランプ氏は首脳会議を終えてワシントンに戻る直前、ツイッターで「NATOはこの3年間で著しく発展した。米国以外の加盟国の(国防費)支出は2024年までに総額で4兆ドル(436兆円)も上積みされる」と述べた上で、「NATOはかつてなく豊かで強力になる」と強調した。

 トランプ氏が加盟国に強く求めている「国防費支出の国内総生産(GDP)比2%への引き上げ」を達成している国は現在、加盟29カ国のうち9カ国で、達成国グループとして「2パーセンターズ」との名称が付けられた。トランプ氏は4日、これらの国の首脳らと実務朝食会を開き、取り組みへの謝意を表明した。

 国防費支出が2%を下回るドイツのメルケル首相との会談では、支出増に向けてやんわりと注文をつけるにとどめるなど「大人の対応」も見せた。

 また、ロイター通信によると、デンマークのフレデリクセン首相は4日、トランプ氏との会談後、今年から来年にかけてNATOに4機の航空機を拠出することを記者団に表明した。

 一方、トルコのエルドアン大統領が首脳会議前、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)掃討作戦で米軍と一緒に戦ったクルド人部隊「人民防衛部隊」(YPG)を、加盟国が「テロ組織」に認定するよう要求した問題は、結局は議題とならなかった。

 4日の全体会議前にエルドアン氏と会談しトランプ氏が、「同盟の結束」を優先させるようエルドアン氏を説得した可能性がある。

 トランプ氏が昨年、国防費支出をめぐる各国の「貢献不足」を理由にNATO脱退まで示唆し、加盟国に衝撃を与えたのとは一転し、同盟の取りまとめ役という米国本来の役回りに回帰したのは、各国が貢献強化に具体的に取り組み始めたのが大きい。

 トランプ氏としてはその上で、懸案の米露核軍縮を含めたロシアへの対応に加え、米国の脅威国である中国やイランを「NATOにとっての新たな挑戦」と位置づけ、NATOを活用していくことが得策と判断したとみられる。

5538チバQ:2019/12/11(水) 12:00:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191211-00000031-mai-n_ame
米民主党、トランプ氏の弾劾決議案公表 ウクライナ疑惑で「権力乱用」と「議会妨害」
12/11(水) 11:24配信毎日新聞
 トランプ米大統領のウクライナ疑惑で野党・民主党は10日、「権力乱用」と「議会妨害」を理由にトランプ氏を弾劾訴追する決議案を公表した。12日にも下院司法委員会で決議案を可決し、来週の下院本会議での弾劾訴追の成立を目指す。下院では民主党が多数派で、トランプ氏が訴追されれば米大統領としては史上3人目となる。

 トランプ氏はツイッターで「経済を強化し結果を出している大統領を、何も悪いことをしていないにもかかわらず弾劾訴追しようとするなど政治的な狂気だ」と反発した。

 決議案は権力乱用について、大統領の職権を不正に行使し、外国政府であるウクライナに2020年米大統領選への介入を求めたと明記。政敵であるバイデン前副大統領の捜査を公言するようウクライナに求めたのは、大統領選で自らを有利にするためだったと認定した。

 さらに、ウクライナが求めていた軍事支援継続とホワイトハウスでの首脳会談を実現するための条件として、バイデン氏捜査に加え、「16年米大統領選に介入したのはロシアではなく当時のウクライナ政府だった」という説の調査を公言するよう求めたことも公権力の乱用だと指摘した。

 議会妨害に関しては、憲法が「弾劾訴追の権限は下院に専属する」と明記しているにもかかわらず、トランプ氏は、政府職員に下院からの召喚状を無視し議会で証言しないよう指示したり、資料の提出を拒んだりしたことを挙げた。こうした行為は、下院の調査権限を侵害する議会妨害にあたると認定した。

 16年大統領選でトランプ陣営とロシアが癒着した疑惑の捜査を妨げた「司法妨害」を訴追理由に加えることも検討したが、議論が混乱することを防ぐためウクライナ疑惑に焦点を絞る方針とした。ただ、決議案には「米国の選挙に外国政府の介入を促したこれまでの行動と一致している」との記述があり、国名は避けながらもロシアとトランプ陣営の関係を暗に批判した。

 下院で弾劾決議案は可決され、トランプ氏は訴追される見通しだ。だが、弾劾裁判を行う上院は与党・共和党が過半数の議席を持つうえ、弾劾裁判で有罪とするには出席議員の3分の2の賛成が必要で、現状では困難とみられている。ホワイトハウスのグリシャム報道官は「誤った弾劾条項で傷つくのは大統領ではなく国民だ。大統領は上院でこれらの訴追理由の誤りについて説明し、無罪となると考えている」との声明を出した。【ワシントン古本陽荘】

5539チバQ:2019/12/12(木) 13:06:34
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191212-00000052-jij-n_ame
アジア担当の国防トップ退任へ 米政権、選挙前に進む空洞化
12/12(木) 10:52配信時事通信
アジア担当の国防トップ退任へ 米政権、選挙前に進む空洞化
米国防総省のシュライバー国防次官補(インド太平洋安全保障担当)=5月9日、ソウル(EPA時事)
 【ワシントン時事】米国防総省のシュライバー国防次官補(インド太平洋安全保障担当)が近く退任することが11日、複数の関係者への取材で分かった。

 北朝鮮情勢が緊迫する中、インド太平洋地域を統括する高官の退任が米国の安全保障政策に影響を与える可能性もある。トランプ政権では政府高官の辞任が相次いでおり、来年秋の大統領選を前に空洞化が一層進むとみられる。

 関係者によると、シュライバー氏は年内にも退任する意向を伝えた。国防総省は時事通信の取材に回答していない。同氏は2017年10月にトランプ大統領に指名され、18年1月に就任した。

5540名無しさん:2019/12/15(日) 23:08:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191215-00000032-mai-int
トランプ大統領弾劾反対の民主議員が共和入りへ
12/15(日) 17:49配信毎日新聞
トランプ大統領弾劾反対の民主議員が共和入りへ
トランプ米大統領=AP
 トランプ米大統領のウクライナ疑惑に関し、トランプ氏を弾劾することに反対してきた野党・民主党のバンドリュー下院議員(東部ニュージャージー州第2選挙区)が与党・共和党入りする意向を固めた。米紙ワシントン・ポストが14日報じた。下院本会議での弾劾訴追決議案の採決を前に民主党は勢いをそがれた形だ。

 同紙によると、バンドリュー氏は13日にトランプ氏と会談し、共和党に入るよう要請されたという。バンドリュー氏は、弾劾訴追の手続きに入ることを正式に決めた10月31日の下院の決議で、民主党から反対票を投じた2議員のうちの一人だった。

 同氏は昨年の中間選挙で初当選した。選出選挙区は2016年大統領選でトランプ氏が勝利しており、弾劾に反対する有権者が多数を占めている模様だ。トランプ氏の推薦を得て共和党から出馬すれば再選が確実になると判断したようだ。

 18日にも行われる下院本会議での弾劾訴追決議案の採決では、民主党からの造反は少数にとどまり、トランプ氏が弾劾訴追される見通しに変わりはない。【ワシントン古本陽荘】


https://www.jiji.com/jc/article?k=2019121400334&amp;g=int
米民主、世論取り込み苦戦 大統領弾劾で「造反」も
2019年12月14日20時34分


トランプ米大統領=12日、ワシントン(AFP時事)
トランプ米大統領=12日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領のウクライナ疑惑をめぐる弾劾訴追案が、18日にも下院本会議で可決されるのが確実な情勢となった。だが、大統領弾劾をめぐる世論は二分され、支持に広がりがない。トランプ氏や与党共和党は、保守層からも支持を受ける民主党議員をターゲットに、少しでも「造反」を引き出そうと攻勢をかけている。
 トランプ氏は13日、下院司法委員会の弾劾案可決を受け、「国民は飽き飽きしている」と語り、世論の支持に自信を示した。
 実際、世論調査の「弾劾・罷免」支持と不支持は真っ二つの状態が続く。米サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の平均値によると、わずかに上回っていた「支持」は12日、46.5%で初めて「不支持」と並んだ。
 こうした状況は、保守的な有権者の多い激戦区の民主党議員を動揺させている。NBCニュースによると、既に1人が本会議採決での反対を明言、態度を明らかにしていない議員は7人に上る。一方、共和党は10月の弾劾調査決議に全員が反対し、結束を見せている。
 トランプ氏を支える政治団体「米国第一政策」は10日、民主党議員27人の選挙区向けに230万ドル(約2億5000万円)の広告投入を開始した。ある議員の地元で打たれたCMは、議員事務所の電話番号と共に「魔女狩りをやめて米国を第一に置くよう彼に告げよう」と呼び掛ける内容だった。
 本会議の採決で造反が相次げば党へのダメージは大きく、来年の大統領選に向けた政治情勢にも影響しかねない。トランプ氏も態度保留の議員を念頭に「(議会で)何もしない民主党」「民主党は左派に乗っ取られた」と挑発を強めている。

5541チバQ:2019/12/19(木) 17:36:46
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191219-00000061-jij-n_ame
党派の溝、修復困難な領域に トランプ米大統領弾劾
12/19(木) 13:34配信時事通信
 【ワシントン時事】米下院はウクライナ疑惑をめぐりトランプ大統領を弾劾訴追した。

 「米史上3人目」という不名誉をトランプ氏に突き付けた今回の弾劾は、米社会の分断を背景にした党派対立が、修復の難しい領域に入ったことを意味している。

 トランプ氏は「インピーチメント・ライト(軽めの弾劾)」と切り捨てている。だが、この弾劾が及ぼす影響は決して軽くない。

 「不倫もみ消し疑惑」に問われたクリントン元大統領のケースでは、野党共和党の支持層も含め「弾劾に値する問題か」という世論があった。同氏の支持率は弾劾訴追後、逆に上昇し、7割を超えた。

 これに対し、トランプ氏弾劾の世論は真っ二つに割れる。民主党支持者は弾劾「支持」、共和党支持者は「反対」で凝り固まっている。共和党が多数派を占める上院の弾劾裁判では「無罪」となる公算だが、民主党支持者がそれで納得するとは考えにくい。

 さらにクリントン氏が弾劾訴追されたのは2期目の任期をあと2年残した時点のこと。「ウォーターゲート事件」のニクソン元大統領は弾劾訴追前に辞任した。トランプ氏はまだ1期目で、再選されれば「弾劾訴追された大統領」の任期があと5年続く。米政治を覆う不透明感は世界に影響を及ぼす。

 来秋の大統領選に向け、民主党は「罷免させられなかった大統領」を選挙で追い落とそうと、一層対決姿勢を強めるとみられる。これに対し、トランプ氏は弾劾騒動の犠牲者を演じ、支持者を奮い立たせようとしている。対立がさらにむき出しになる可能性がある。

5542チバQ:2019/12/19(木) 17:39:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191219-00000513-san-n_ame
トランプ米大統領 弾劾訴追 21年ぶり史上3人目、年明けに上院で裁判
12/19(木) 10:27配信産経新聞
 【ワシントン=住井亨介】米下院本会議は18日、トランプ米大統領のウクライナ疑惑をめぐる弾劾訴追決議案を賛成多数で可決した。弾劾条項の「権力乱用」と「議会妨害」の2条項。トランプ氏を弾劾訴追(起訴に相当)した。米大統領の弾劾訴追は、1998年の第42代クリントン大統領以来、約21年ぶりで3人目となった。与党・共和党が多数を占める上院で来年1月上旬にも弾劾裁判が開かれるが、トランプ氏の罷免は現時点では困難とみられている。

 弾劾条項の採決は、トランプ氏がウクライナ政府に対し、軍事支援と首脳会談を引き換えに、来年の米大統領選の有力候補であるバイデン前副大統領に関する調査の開始を求めたとされる「権力乱用」で賛成230票、反対197票。下院委による弾劾訴追調査への協力を拒否し、政府高官の証言や政府機関の資料提供などを妨げたとされる「議会妨害」で賛成229票、反対198票となった。

 ペロシ下院議長(民主党)は審議で、「大統領は米国の安全保障、民主主義の基礎となる選挙の信頼性に対し、いまなお脅威となっている」と強調した。

 トランプ氏は下院本会議の審議中にツイッターへの投稿で「過激な左派で、何もしない民主党によるひどいでっち上げだ。米国、共和党に対する挑戦だ」と非難した。

 弾劾訴追の調査は、民主党が今年9月に開始を宣言した。下院委員会で公聴会を開催し、12人の現元職の政府高官らから証言聴取を重ねた。

 可決された決議は上院に送付され、弾劾裁判が始まる。上院の議席は共和党53、民主党45、無所属2議席となっており、共和党の大量造反が予想されていないことから「有罪・罷免」に必要な3分の2の賛成票の確保は困難との見方が強い。

 過去に弾劾訴追されたクリントン氏と第17代アンドリュー・ジョンソン大統領は上院で無罪になった。1974年、第37代ニクソン大統領がウォーターゲート事件で弾劾訴追審議にかけられた際は、下院司法委で弾劾訴追決議案が通過した段階で辞職。弾劾裁判は開かれなかった。

5543チバQ:2019/12/19(木) 18:13:38
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201911/CK2019112702100047.html
トランプ氏の論功人事 極まれり 100万ドル献金で大使ポスト 政治任用は歴代で突出

2019年11月27日 夕刊


20日、米下院情報特別委員会の公聴会に出席したソンドランド駐EU代表部大使=ロイター・共同

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 トランプ米大統領のウクライナ疑惑に対する議会下院の弾劾調査では、公聴会で証言に立ったベテランの職業外交官からトランプ氏と顧問弁護士のルドルフ・ジュリアーニ氏らによる「外交の政治利用」に対する懸念や抗議が相次いだ。同時に、前回大統領選の勝利に貢献した人物を政治任用で大使など重要ポストに起用するトランプ氏の論功行賞人事の弊害が浮き彫りになった。 (ワシントン・岩田仲弘)

【関連記事】「裏の外交ルート」ソンドランド氏がトランプ氏の指示を証言
【関連記事】ウクライナ疑惑 ジュリアーニ氏の起用は「最も優れたNY市長だから」

【関連記事】トランプ氏らツイッター「ブロック」は憲法違反か
◆職業外交官たちの嘆き
 「大統領や議会が定めた国益を追求する外交政策を実行することが役割だと肝に銘じ、愛する国に三十三年間尽くしてきた」

 「党派政治は職業外交官の役割と相いれない」

15日、米下院委員会の公聴会に出席したヨバノビッチ前駐ウクライナ大使(左)=UPI・共同

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 トランプ氏の政敵である民主党のバイデン前副大統領の捜査に否定的だとしてジュリアーニ氏から中傷され、駐ウクライナ大使を解任されたマリー・ヨバノビッチ氏は、職業外交官としての自負を示した。

 大使館でヨバノビッチ氏に仕えたデービッド・ホルムズ氏は「ロシアの脅威に民主的に対抗するウクライナを支援する本来の目的が、ジュリアーニ氏らによる政治目的に覆い隠された」と悔やんだ。

AFSAのルービン会長=岩田仲弘撮影

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 国務省など外交関係の職員で構成する米外務職員組合(AFSA)のエリック・ルービン会長(元欧州・ユーラシア担当国務副次官補)は「職業外交官はみんな無党派で、政争などに巻き込まれたくないのに、弾劾という政治ドラマの中心で脚光を浴びてしまっている」と強く懸念する。

◆外交未経験、大統領の意のままに
 疑惑では、外交未経験の大使がトランプ氏の意のままに使われる実態もあらわになった。ゴードン・ソンドランド駐欧州連合(EU)代表部大使は、大統領就任式のために百万ドル(約一億八百万円)を寄付した元ホテル経営者。本来、ウクライナは管轄外だが、解任されたヨバノビッチ氏の代わりに同国のゼレンスキー大統領がバイデン氏次男の捜査を表明するよう仕向ける立ち回りを指示された。

20日、米下院情報特別委員会の公聴会で証言するソンドランド駐EU代表部大使=ロイター・共同

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 ソンドランド氏は公聴会で「大統領から指名された者として大統領の指示に従った。ジュリアーニ氏と協力したのも大統領がそう言ったからだ」と、釈明に走った。一方、今年七月まで国家安全保障会議(NSC)で欧州・ロシア担当上級部長を務めたフィオナ・ヒル氏は、ソンドランド氏を「国内政治の用足しに巻き込まれた」と切り捨てた。

◆政治任用44%と突出 こぞって献金
 歴代米政権は大統領選での功労者に大使ポストで報いてきたが、トランプ政権の場合、その割合が突出して高い。AFSAの調べによると、現職大使百六十五人のうち、職業外交官は56%、政治任用職は44%。通常、政治任用は25〜35%にとどまり、これまではレーガン政権の37%が最高だった。

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 米NBCテレビ(電子版)によると、ソンドランド氏と同じく、ウッディ・ジョンソン駐英大使、ケリー・クラフト国連大使(前駐カナダ大使)も個人や家族で大統領就任式のためにそれぞれ百万ドルを献金した。

◆「派遣国に誤ったメッセージに」
 トランプ氏はまた、中東地域の専門性がより必要だとしてこれまで職業外交官が務めてきた駐アラブ首長国連邦(UAE)大使にも外交未経験の不動産開発業者を起用している。

 AFSAのルービン会長は「トランプ政権では職業外交官が無視される傾向にある。政治任用は時に、派遣国を軽んじているという誤ったメッセージを与えることになる」と批判。「大使の資格については、いろいろ議論があると思う。だが、少なくとも政治献金の額は資格に入らない」と懸念を示した。

<ウクライナ疑惑> ロシアとの紛争を抱えるウクライナに対し、トランプ米大統領が軍事支援や首脳会談開催の見返りに、来年の大統領選の民主党有力候補であるバイデン前副大統領の次男が役員を務めるウクライナのガス会社「ブリスマ」に対する捜査開始を表明するよう圧力をかけたとされる疑惑。

5544チバQ:2019/12/20(金) 15:00:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191220-00000035-asahi-int
トランプ氏弾劾訴追に反対の民主議員、共和党にくら替え
12/20(金) 13:51配信朝日新聞デジタル
トランプ氏弾劾訴追に反対の民主議員、共和党にくら替え
民主党から共和党へくら替えすることになり、ホワイトハウスでトランプ米大統領(右)と握手するバンドリュー下院議員=AP
 トランプ米大統領は19日、民主党のジェフ・バンドリュー下院議員(66)が共和党にくら替えすると発表した。バンドリュー氏は18日の下院本会議で、トランプ氏を弾劾(だんがい)訴追する決議案に反対票を投じた2人の民主党議員の1人。弾劾をめぐる党派色が改めて示された形だ。

 バンドリュー氏はニュージャージー州の議員などを経て、2018年に初当選した、1期目の下院議員。この日はホワイトハウスでトランプ氏と会談し、弾劾訴追の採決の前に、地元の民主党幹部から「反対票を投じたら、全力を使ってあなたを打倒する」と脅されたと発言。「かつては民主党に穏健派や保守派への寛容さがあったが、現在はなくなっている。共和党の方が私に合っている。これこそ本来の私だ」と述べ、トランプ氏に「永遠の支持」を誓った。

5545チバQ:2019/12/23(月) 09:30:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191223-00000019-jij-n_ame

サンダース前米大統領報道官、知事選に意欲 「真剣に検討」


12/23(月) 6:59配信

時事通信







サンダース前米大統領報道官、知事選に意欲 「真剣に検討」


サンダース前米大統領報道官=5月23日、ワシントン(AFP時事)


 【ワシントン時事】サンダース前米大統領報道官は22日、2020年の南部アーカンソー州知事選への出馬に意欲を表明した。

 CNNテレビが報じた。サンダース氏の父ハッカビー氏は元アーカンソー州知事で、16年大統領選ではトランプ大統領らと共和党の候補者指名を争った。

 サンダース氏は南部フロリダ州で開かれた学生運動関連のイベントで講演した際、知事選出馬について質問を受け、「アーカンソーを愛しているし、真剣に検討している」と回答。冗談交じりに、イベント参加者をボランティアとして募集する可能性にも言及した。

 サンダース氏は17年7月にスパイサー元報道官の退任を受け、副報道官から昇格した。記者会見で報道陣と激しいやりとりを繰り広げ、今年6月末に退任。その後、保守系テレビ局FOXニュースに入局した。

5546チバQ:2019/12/23(月) 10:08:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191221-00000027-jij-int

大統領選へ攻防激化 トランプ氏、一歩も引かず 決着は来年11月〔深層探訪〕


12/21(土) 8:33配信

時事通信







大統領選へ攻防激化 トランプ氏、一歩も引かず 決着は来年11月〔深層探訪〕


18日、米ニューヨークの繁華街タイムズスクエアで、トランプ大統領の弾劾訴追の採決を伝えるニュース画面(AFP時事)


 トランプ米大統領がウクライナ疑惑で弾劾訴追され、史上3人目の「弾劾された大統領」として米国民に記憶されることになった。ただ、年明けに開かれる上院の弾劾裁判では、トランプ氏は「無罪」になる見通し。トランプ政権が増幅させた与野党の対立は、「決着」の場を来年11月の大統領選に移して一層激化しそうだ。

 ◇再選に執着、汚名残す
 今年5月から夏にかけ、トランプ氏は春先に出馬表明したばかりの民主党のバイデン前副大統領に猛烈な対抗意識を燃やしていた。

 5月下旬に国賓として来日した際も、滞在中にツイッターでバイデン氏を「低IQ(知能指数)」「ヘドロ男」などと繰り返し中傷。7月には、トランプ氏と直接対決すればバイデン氏が勝利すると予測するFOXニュースの世論調査に「寝ぼけた男に負けるはずがない」と怒りをぶつけた。

 その頃水面下で進んでいたのが、ウクライナ疑惑だ。5月にウクライナのゼレンスキー大統領が就任すると、バイデン氏の疑惑に関する捜査開始を宣言させようと、側近を使って工作を開始。7月25日の電話会談では「お願いがある」とゼレンスキー氏に直接要請した。

 下院委員会の弾劾調査報告書はトランプ氏の狙いについて、バイデン氏に打撃を与えることにあったと断定。捜査実現のためにトランプ氏が軍事支援を「取引材料」に使ったと指摘した。

 再選への強い執着は高い代償を伴った。トランプ氏はペロシ下院議長への書簡で「あなたは『弾劾』というとても醜悪な言葉を軽々しいものにした」と強い不満を表明。「史上3人目」の汚名が、ノーベル平和賞への意欲を隠さず、虚栄心が強いトランプ氏に大きな苦痛をもたらしたのは確実だ。ここ1週間は、ツイッターへの1日の投稿が転載を含め100件を超えた日もあった。

 ◇憤り利用し反転攻勢
 弾劾訴追により権威に癒やし難い傷を付けられたトランプ氏にとって、今後の政権運営はますます困難になるとみられる。だが、大統領選にどう影響するかはそう単純ではない。

 民主党指導部は、トランプ氏が弾劾裁判で「無罪」となることは織り込み済みで、むしろ「トランプ氏を選挙で追い落とすしかない」という強い思いを支持者の間に呼び起こし、選挙戦で勢いを得たいという計算がある。一方、トランプ氏にとっても、弾劾に対する自身の支持者の憤りが、資金獲得や投票所に足を運ばせる手段となる。

 米メディアによると、民主党が弾劾調査を開始した9月下旬の1週間、トランプ陣営はフェイスブックに過去最高の180万ドル(約2億円)を投入して「反弾劾」の広告を打った。その結果、ペロシ氏の弾劾調査表明後3日間で1500万ドル(約16億4000万円)の献金を獲得した。

 トランプ氏は弾劾訴追を受けた18日夜、大統領選の最重要州の一つ、ミシガン州で開いた集会で、「前回大統領選でどれだけの人が私に投票したか知っているか?  民主党は数千万人の愛国的米国人の票を(弾劾によって)無効にしようとしている」と約2時間にわたって独演会を続けた。さらに「この弾劾は、民主党にとって政治的自殺行為だ」と語り、反転攻勢に強い決意を示した。(ワシントン時事)

5547チバQ:2019/12/26(木) 11:22:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191226-00050126-yom-int
トランプ氏腹心の前大統領報道官、アーカンソー州知事選に意欲
12/26(木) 10:23配信読売新聞オンライン
 【ワシントン=海谷道隆】米国のサラ・ハッカビー・サンダース前大統領報道官(37)が、2020年の南部アーカンソー州知事選への出馬に意欲を表明した。サンダース氏の父親はマイク・ハッカビー元アーカンソー州知事で、6月の報道官退任時から出馬が取りざたされていた。

 CNNによると、サンダース氏は22日、フロリダ州で講演した際に知事選出馬の意向を聞かれ、「真剣に検討している。アーカンソーを愛している」と応じた。報道官在任中はトランプ大統領を徹底的に擁護する姿勢を貫き、トランプ氏の腹心の一人として知られた。

 報道官を退任する際は、家族と過ごす時間を増やしたいと理由を語っていた。知事選に出馬すれば、トランプ氏が全面支援する可能性が高い。

5548チバQ:2019/12/26(木) 16:57:16
https://digital.asahi.com/articles/ASMCT4VM6MCTUHBI010.html?pn=4
あの人がまさか…再出馬? 本命不在の民主、18人乱立
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ワシントン=土佐茂生 2019年11月29日06時00分

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写真・図版民主党の主要候補者の出馬表明日と主な選挙日程

 2020年米大統領選に向け、民主党側の候補者乱立が止まらない。候補者選びが本格化する予備選挙の開始まで3カ月を切り、届け出を締め切る州も出ているにもかかわらず、新たな候補者が名乗りを上げ、計18人の争いとなっている。大物政治家に「再び」を期待する声も出ている。背景には、トランプ大統領に必ず勝てる本命候補の不在が大きい。

 「候補者として、勝つために幅広く多様な米国民を一つに結集させる。大統領として、偉大な国で壊れたものを修復する能力がある」。大富豪のマイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長(77)は24日、立候補表明の声明で語った。

 米大統領選は長丁場だ。来年2月に始まる予備選挙・党員集会を見据え、多くの候補は今年初めに立候補を表明し、各地で選挙運動を開始した。民主党ではすでに5回のテレビ討論が開かれ、9人が撤退するなどレースの激しさが増している。

ここから続き
 それにもかかわらず、11月14日にはデバル・パトリック前マサチューセッツ州知事(63)が立候補を表明し、ブルームバーグ氏も続いた。結果的に、候補者争いは再び18人に膨らんだ。

不安だらけの「主要候補」
 原因は本命候補の不在だ。トップを走るジョー・バイデン前副大統領(77)は圧倒的な知名度があり、地域や人種に関係なく幅広い層から支持が得られると期待されている。しかし、演説で聴衆を熱狂させることは少なく、テレビ討論会では失言やちぐはぐな回答が目立つ。高齢への懸念もぬぐえない。加えて、息子がウクライナの国営会社の役員だったことをめぐってトランプ氏から攻撃を受けている。

 一方、バイデン氏を追いかけるエリザベス・ウォーレン(70)とバーニー・サンダース(78)の両上院議員は革新系の代表格。大富豪への課税や国民皆保険制度などを訴え、一部から強い支持を得ているが、穏健派や無党派層からは「急進的すぎる」という不安が尽きない。

 パトリック氏とブルームバーグ氏はともに、中道派だ。一部の予備選には届け出が間に合わないなど、不利な条件となるが、革新的な候補に不安を抱くバイデン氏の支持者を取り込む狙いがあるとみられる。

 また、全米で最初に党員集会が開かれる中西部アイオワ州では「次世代のスター」とされるピート・ブダジェッジ・サウスベンド市長(37)が躍進をしている。米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた、今月の同州の世論調査の平均では、支持率が23・5%で、ウォーレン氏(17・8%)やバイデン氏(17・0%)を抑えてトップに立った。

 ゲイだと公言し、従軍経験もあるブダジェッジ氏は演説の切れ味に定評がある。ただ、伸びの背景にあるのは、トップ集団の弱さの裏返しだと言われている。また、全米での知名度は低く、特に黒人からの支持に課題を抱える。

 どの候補も決め手を欠くなか、前回大統領選でトランプ氏と戦ったヒラリー・クリントン元国務長官(72)への待望論まで持ち上がっている。12日に英BBCのラジオ番組に出演したクリントン氏は立候補について「絶対にない、とは絶対に言わない」と否定しなかった。周辺から立候補に向けて「圧力を感じている」とも明かした。(ワシントン=土佐茂生)

5549チバQ:2019/12/31(火) 21:12:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191231-00000036-jij-n_ame
副大統領候補に共和党員起用も 民主バイデン氏 米大統領選
12/31(火) 15:44配信時事通信
 【ワシントン時事】2020年米大統領選に名乗りを上げているバイデン前副大統領は30日、民主党の公認指名を獲得した場合、共和党員を副大統領候補に起用する可能性に言及した。

 共和党支持者のうち、トランプ政権に不満を持つ層を取り込む狙いがあるとみられる。

5550チバQ:2020/01/05(日) 11:19:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200104-00000042-jij-n_ame
再選へ「岩盤支持層」固め 福音派離反に警戒感 トランプ氏
1/4(土) 15:29配信時事通信
再選へ「岩盤支持層」固め 福音派離反に警戒感 トランプ氏
政治集会でキリスト教指導者らと祈りをささげるトランプ米大統領(右から4人目)=3日、フロリダ州マイアミ
 【マイアミ(米フロリダ州)時事】トランプ米大統領は3日、南部フロリダ州マイアミのメガチャーチ(巨大教会)で、11月の大統領選再選に向け、有力支持基盤のキリスト教福音派を集めた集会を開催した。

 詰め掛けた数千人を前に「2016年の大統領選で福音派は助けてくれた。かつてない票数を得た」と謝意を示し、「20年はこの記録を塗り替えるだろう」と述べ、協力を求めた。

 選挙イヤー最初の集会で福音派に焦点を当てた背景には、福音派の有力誌「クリスチャニティー・トゥデー」が先月掲載した社説で、ウクライナ疑惑で弾劾訴追されたトランプ氏の罷免を主張し、注目を集めた「福音派内の亀裂」への懸念がある。同誌は、トランプ氏が政敵の評判を落とすために外国首脳に働き掛けたことは「憲法違反というだけでなく、極めて不道徳だ」と批判した。

 福音派は、聖書の記述を文字通り信じる熱心なプロテスタント信者。有権者の25%を占めるとされ、16年の大統領選では白人福音派の8割がトランプ氏に投票した。人工妊娠中絶に反対する判事の任命などに期待したためとされ、最新の世論調査でも77%が支持する「岩盤支持層」の一つだ。

 親イスラエルの福音派に配慮し、トランプ氏は就任以来、在イスラエル米大使館のエルサレム移転など歴代政権以上にイスラエル寄りの政策を実行してきた。しかし、2度の離婚歴があるトランプ氏と倫理面では相いれない福音派から上がった批判の声が広がることをトランプ陣営は警戒。集会開催で支持固めを図った形だ。

5551チバQ:2020/01/05(日) 11:21:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200103-00000513-san-n_ame
カストロ前住宅都市開発長官が指名争いから撤退 米大統領選
1/3(金) 16:27配信産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】今年11月の米大統領選の民主党候補指名争いに名乗りを上げていたフリアン・カストロ前住宅都市開発長官(45)は2日、選挙戦から撤退すると発表した。

 カストロ氏は指名を争う候補の中で唯一のヒスパニック(中南米系)。南部テキサス州サンアントニオの市長などを経てオバマ前政権で住宅都市開発長官を務め、民主党の「次世代の旗手」とみなされてきた。

 指名争いでは移民政策などでリベラルな主張を展開したが、知名度不足に苦しみ、支持率は1%台にとどまっていた。同氏の撤退で、指名争いに残る候補は14人となった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200103-00000000-mai-n_ame
米大統領選 カストロ氏撤退 民主党候補指名争い
1/3(金) 0:32配信毎日新聞
米大統領選 カストロ氏撤退 民主党候補指名争い
フリアン・カストロ氏=米ニューハンプシャー州マンチェスターで2019年1月16日(AP)
 米大統領選の野党・民主党候補指名争いに立候補していたフリアン・カストロ前住宅都市開発長官(45)が2日、撤退を表明した。メキシコ移民3世として中南米系初の米大統領を目指したが、支持率が伸び悩み、過去2回の候補者テレビ討論会では参加基準を満たせなかった。

 カストロ氏は2日に公表した動画で「(まだ)我々の時代ではないと判断した」と撤退理由を説明。「誰もが輝ける社会を目指す闘いは続ける」などと語った。

 南部テキサス州サンアントニオの市長を経て、オバマ政権下の2014〜17年に同長官を務めた。民主党の新鋭として、16年大統領選では副大統領候補にも取りざたされた。

 カストロ氏の撤退により民主党指名レースの主要候補は14人となった。【ワシントン高本耕太】

5552チバQ:2020/01/05(日) 21:51:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200105-00000023-asahi-int
司令官殺害、トランプ氏が決断するまで 国防総省に衝撃
1/5(日) 19:20配信朝日新聞デジタル
司令官殺害、トランプ氏が決断するまで 国防総省に衝撃
米フロリダ州マイアミで3日、演説するトランプ米大統領=ロイター
 米軍が、イランのイスラム革命防衛隊のソレイマニ司令官(62)を殺害したことをめぐり、米メディアは相次いで、トランプ米大統領が殺害を急に決め、政権内にも驚きが広がった様子を伝えている。「司令官が米国の外交官と軍人を攻撃する計画を進めていたため、防衛措置として攻撃した」というトランプ政権の説明にも疑義が生じている。

 イラクでは数カ月前から、米軍などがロケット弾攻撃を受けており、米側は親イラン派の武装組織が行っていると抗議してきた。昨年12月27日、イラク北部のロケット弾攻撃で米国の民間人1人が死亡、米軍兵士4人が負傷したことで、一気に緊張が高まった。

 ニューヨーク・タイムズによると、この攻撃を受け、米軍幹部らはソレイマニ司令官の殺害を「最も極端な選択肢」としてトランプ氏に提示した。国防総省は歴代大統領に非現実的な選択肢を示すことで、他の選択肢をより受け入れやすくしており、今回もトランプ氏が選ぶことは想定していなかったという。

 実際、トランプ氏は昨年12月28日に殺害計画を拒否し、親イランの武装組織に対する空爆を承認した。だが、数日後に在バグダッド米大使館が親イラン派に襲撃される様子をテレビで見たトランプ氏はいらだち、その後に司令官殺害を決断した。国防総省幹部らは衝撃を受けたという。

5553チバQ:2020/01/06(月) 11:47:49
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202001/CK2020010302000122.html
<民衆の叫び 世界を覆うデモ>(2)米国 平等 社会主義に夢

2020年1月3日 朝刊


社会主義団体の地元リーダーとしてデモの先頭で気勢を上げるマイケル・エシールカさん(手前)

写真
 米南部ルイジアナ州の最大都市ニューオーリンズ。昨年十二月の夕暮れ時、市役所の広場に建設作業員ら二十代、三十代を中心に百数十人が集まった。近くで建設中の高層ホテルが崩壊し、作業員三人が死亡した事故を「資本主義の犯罪」と糾弾、市当局や市議会に対策を訴えるデモだ。

 「私たち一人一人のために団結しよう」。若い女性がメガホン代わりに両手を口に当て、先頭で声を上げた。主催した社会主義団体「米国の民主的社会主義者」(DSA)の地元支部代表マイケル・エシールカさん(26)だ。同様のデモは全米各地で相次いでいる。

建設中のホテルが一部崩壊し、作業員3人が死亡した現場=いずれも昨年12月

写真
 トランプ大統領は、政情不安が深刻な南米のベネズエラなどを引き合いに「米国は決して社会主義国にはならない」と警戒感をあおる。ただ、旧ソ連と対峙(たいじ)した冷戦を終えた後に生まれた世代を中心に「社会主義」への抵抗は薄れている。

 米ハミルトン大のモーリス・アイサーマン教授(米国史)は「旧ソ連や冷戦を知らない世代に社会主義は悪霊ではない」と話す。むしろ米国資本主義のひずみを是正する「平等」「公正」の代名詞のようにすら語られる。

 米調査会社ギャラップの世論調査(二〇一八年)によると、十八〜二十九歳で社会主義を肯定的に見る割合は51%に上り、資本主義の45%を上回る。六十五歳以上では60%が資本主義、28%が社会主義というのとは対照的だ。DSAの会員数も五万六千人と、トランプ氏が大統領に就任した三年前の四・五倍に増えた。

 米調査機関ピュー・リサーチ・センターの調べでは、世帯主(二十五〜三十七歳)の学歴で世帯収入を比べると、大卒以上と高卒の格差は一八年に二・一三倍に上り、半世紀前の一・四四倍から拡大。一方で大学の授業料は高騰し、米連邦準備制度理事会によると学費ローンの債務は一九年に一兆五千億ドル(百六十兆円)と十年前の二倍超に。進学せねば高収入を見込めず、進学すれば借金苦にあえぐという八方ふさがりの構図が色濃くなっている。

 エシールカさんもその一人。幼いころに両親が離婚、母子家庭で育ち「ずっと貧しかった」。低所得者向けの食料費補助を受け、高校卒業後は大学進学をあきらめ、親元を離れてワインバーやレストランの店員として働いた。二十キロ以上の食器や食べ物を抱えて階段を上り下りし、休憩時間もなく、客の食べ残しで空腹をしのぐ。それでも収入の半分は家賃に消えた。

 国民皆保険の実現や労働者の権利を主張するDSAを知ったのは、そんな時だ。「利益の追求が労働者の幸せより優先され、底辺の人が搾取される腐った経済の仕組み」に気づいたという。「飲食店員から抜け出すため」大卒の肩書を得ようと、今は働きながら公立大学に通うエシールカさんは「社会主義を知り、道筋が見えた。今は力強い気持ちです」と語る。

 若い世代に経済的な格差や苦境が広がるなか、アイサーマン教授は「資本主義に疑問を持てば、その代わりを探すのは当然」と語った。

 (ニューオーリンズで、赤川肇、写真も)

5554名無しさん:2020/01/06(月) 11:49:29
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202001/CK2020010502000115.html
「学生ローン重い鎖 車も家も持てない」 アイオワ 民主党員集会を前に

2020年1月5日 朝刊


息子コナー君をひざに抱え、学生ローンについて話すキャリー・レイノルズさん=昨年12月、米中西部アイオワ州コンロイで

写真
 「多額の学生ローンを返済できず、クレジットカードも車も家も持てない。何かあれば、ホームレスになるしかない」

 氷点下八度に下がった米中西部アイオワ州コンロイ。暗く狭いアパートの一室でキャリー・レイノルズさん(30)は、テレビアニメを眺める息子コナー君(2つ)を抱え、訴えた。

 就職を考え、州内の私大に通った。授業料のため借りた学生ローンは五万五千ドル(約六百万円)。卒業後は高校の補助職員として働いたが、産休中の病気で復帰が遅れると解雇された。その後良い仕事は見つからず、同居の婚約者の給与と低所得者向け食料支援でしのぐ生活。ローンは利息で七万ドルに膨らんでいる。

 学生ローンは破産法の規定で通常破産が認められない。「人生をやり直すことができない。学生ローンは足から外せない重い鎖のように感じる」

写真
 先の見えない中で出会ったのが、二〇二〇年大統領選に向けた集会で地元を訪れた民主党急進左派候補のウォーレン上院議員(70)。「I have a plan(私には解決策がある)」を合言葉に学生ローンの帳消しや大学無償化、公的医療保険の全国民への拡大、保育支援拡充などを提唱。財源は超富裕層への増税で賄うとする。

 「ウォーレンは中間層や低所得者のため戦っている。多くの政治家は私たちに起きていることを知らないが、彼女は知っている」。その言葉は四年前、トランプ氏が「忘れられた人たち」と呼び、支持を求めた中間層の白人労働者たちの声と重なって聞こえた。

 ◇ 

 米大統領選の年が幕を開けた。世界を振り回し続ける共和党現職トランプ大統領が再選を目指す一方、民主党では急進左派への支持が広がる。民主党の候補者争いの初戦となる党員集会が二月三日に開かれるアイオワ州を歩いた。 (アイオワ州で、金杉貴雄、写真も)

5555チバQ:2020/01/06(月) 11:56:35
https://digital.asahi.com/articles/ASN135630N13UHBI00V.html?pn=4
大胆と絶賛、無謀と批判 イラン要人殺害、割れる米政界
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ワシントン=土佐茂生 2020年1月3日20時40分

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写真・図版イラン革命防衛隊のソレイマニ司令官の殺害に関し、トランプ米大統領はツイッターに星条旗の画像をアップした=トランプ氏のツイッターから

 米軍が、イランの革命防衛隊のソレイマニ司令官を殺害したことを受け、米政界からは賛否が巻き起こった。大統領選がこれから本格化するだけに、与党・共和党は成果として評価し、野党・民主党は軍事衝突の可能性に危機感を示した。

米軍、イラン革命防衛隊幹部を空爆で殺害 高まる緊張感
「疑いなく反撃する」 イラン司令官殺害、米に報復予告
 トランプ米大統領に近い、共和党のリンゼー・グラム上院議員はツイッターで「イランの挑発に対するトランプ大統領の大胆な行動を評価する」「米国のために立ち上がってくれてありがとう」と絶賛。イランへの報復であることを強調した。同党のマルコ・ルビオ上院議員も「イランとの戦争は望まないが、敵対勢力が我々の軍を攻撃した場合、大統領は防衛し、可能であれば防ぐ義務がある」とツイートし、トランプ氏の行動を支持した。

 一方、民主党のナンシー・ペロシ下院議長は声明で「挑発的で過剰な行動を取ることで、米兵や外交官、人々の生命を危険にさらすことは許されない。今夜の空爆は、さらに危険な暴力へとエスカレートする恐れがある」と非難。議会への通告無しに武力行使したことも批判した。

ここから続き
大統領選の候補者らから「非難の声」
 今年11月の大統領選に向け、名乗りを上げている民主党の候補者らも一斉に反応した。ジョー・バイデン前副大統領は「ソレイマニ司令官の死を悼む米国人はいない」としつつ、「トランプ政権は、イランによる将来の攻撃を阻止する目的だと言うが、逆効果だ。トランプ氏はダイナマイトを火薬庫に投げ入れた」と牽制(けんせい)した。

 バーニー・サンダース上院議員も声明で「トランプ氏は終わりなき戦争をやめると約束したが、今回の行動は、我々を別の戦争へと導いている」と批判。エリザベス・ウォーレン上院議員はツイッターで「この無謀な行動はイランとの緊張を高め、より多くの死と新しい中東紛争の可能性を高める」と訴えた。(ワシントン=土佐茂生)

欧州各国からは両国に自制を求める声
 イラン革命防衛隊のソレイマニ司令官の殺害を受け、欧州各国からは、米国とイランに自制を求める声があがった。英国のラーブ外相は、「さらなる対立は望まない。すべての勢力に緊張緩和を求める」。フランスのドモンシャラン欧州問題担当相も「我々は何よりも安定と緊張緩和を求める」と話し、マクロン大統領が関係国と話し合うことになるとの見通しを示した。

 一方、イランの支援を受けるイスラム教シーア派組織ヒズボラの指導者ナスララ師は3日、米軍の攻撃を「大罪」と非難し、「ソレイマニ司令官の路線は我々が継続する」と述べた。ロイター通信などが伝えた。ナスララ師はソレイマニ司令官らに哀悼の意を示し、「彼らの血が無駄になることはない」と訴えたという。

 イランの支援を受けるシリアのアサド政権も同日、国営通信を通じ、「米国の犯罪的な攻撃を強く非難する。この攻撃は、米国の介入に抵抗する指導者たちの決意をより固めさせるものだ」との声明を出した。

 イランと友好関係にあるロシア外務省は、米国の行動が地域の緊張を高めるとして懸念を表明した。

5556チバQ:2020/01/07(火) 13:23:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200107-00000044-reut-n_ame
米民主党の大統領候補指名争い、滑りだしのアイオワ州は混戦必至
1/7(火) 11:42配信ロイター
米民主党の大統領候補指名争い、滑りだしのアイオワ州は混戦必至
 米民主党の大統領候補指名に至る長い予備選の始まりとなるアイオワ州の党員集会が開かれる2月3日まで、あと数週間となったが、現時点では結果が読めそうにない。写真は1月5日、アイオワ州ダベンポートで撮影(2020年 ロイター/Daniel Acker)
[ダビューク(米アイオワ州) 6日 ロイター] - 米民主党の大統領候補指名に至る長い予備選の始まりとなるアイオワ州の党員集会が開かれる2月3日まで、あと数週間となったが、現時点では結果が読めそうにない。

この党員集会では少なくとも4人、つまりバイデン前副大統領、サンダース上院議員、ウォーレン上院議員、インディアナ州サウスベンド市のブティジェッジ市長のいずれにも勝機がある。もちろん4人とも自分が勝利するか、健闘を見せて候補指名獲得へ弾みをつけられるとそろばんをはじいている。

実際、最新の世論調査で、支持率が伯仲しており態度をまだ決めていない有権者も多いことが判明しているだけに、各陣営それぞれ、期待を持つのも当然だ。昨年第4・四半期の資金調達実績を見れば、彼らは選挙資金も潤沢だ。

5日に公表されたCBSニュース/ユーガブの世論調査によると、バイデン氏とサンダース氏、ブティジェッジ氏の支持率が23%で並び、ウォーレン氏とクロブシャー上院議員がこれを僅差で追っている。

アイオワ州の混戦予想に拍車をさらに掛ける要素として、上院議員の候補はトランプ氏の弾劾裁判のため近くワシントンに戻り、数週間は議会に釘付けとなる可能性が挙げられる。イランと米国の緊張激化で安全保障が争点となり、候補指名争いを不安定化させている面もある。

バイデン氏、サンダース氏、ウォーレン氏は前週末、アイオワ州東部のミシシッピ川沿いの市町村で、クロブシャー氏もその付近で遊説活動を行った。ただ有力候補のうちブティジェッジ氏だけは、やはり早い時期に予備選が開催されるニューハンプシャー州に足を運んでいた。

ダビューク郡の民主党委員長を務めるスティーブン・ドラホザル氏は「依然として驚くほど多くの人が誰に票を入れるか決めていない」と話した。

サンダース氏の集会にいた73歳の男性は、2016年の選挙で同氏を支持したものの、今回はより穏健なブティジェッジ氏に投票することを考えていると明かした。サンダース氏が掲げる全国民加入の医療保険制度が導入されると、民間保険がほとんど姿を消してしまうと懸念しているためだ。

バイデン氏の集会に参加した70歳の男性も迷っていると語り、ブティジェッジ氏を評価しながらもトランプ大統領に勝てるという点でバイデン氏が捨てがたいという。

比較的知名度が低いブティジェッジ氏、クロブシャー氏、ウォーレン氏は、アイオワ州で華々しい勝利を飾る必要があり、初戦の持つ意味は特に大きい。一方、バイデン氏とサンダース氏は相当な知名度があり、今後予備選があるネバダ州やサウスカロライナ州で強固な支持層を確保しているため、今回敗北しても致命傷にはならない。

5557チバQ:2020/01/08(水) 11:31:24
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200107-00000031-jij-n_ame
撤退のカストロ氏、ウォーレン氏支持 民主党指名争い 米大統領選
1/7(火) 8:19配信時事通信
 【ワシントン時事】米大統領選の民主党候補指名争いで、先週撤退したカストロ前住宅都市開発長官が6日、ウォーレン上院議員への支持を表明した。

 ツイッターに投稿した動画で「米国内のどこに住もうが、一家がどの国から来ようが、成功の機会を確かなものとする候補はウォーレン氏だ」と訴えた。

 リベラル派のウォーレン氏は、支持率で一時首位をうかがう位置につけていたが、このところ失速気味。メキシコ移民3世のカストロ氏からの支持が、中南米系有権者の動向に影響する可能性もある。

5558チバQ:2020/01/08(水) 14:43:00
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/573439/
【あなたの米大統領選】トランプ支持が映す「分断」 米大統領選 データ分析
2020/1/6 11:56 (2020/1/7 12:24 更新)
西日本新聞 国際面 田中 伸幸
 4年に1度の米大統領選が11月3日に行われる。最大の焦点はトランプ大統領の再選がなるかどうか。昨年11月に実施した西日本新聞あなたの特命取材班の通信員アンケートでも「どんな人がトランプ氏を支持しているのか」という根本的な質問が多く寄せられた。そこで米国内の各種世論調査からトランプ氏の支持率を人種や年齢、地域別などで分析すると、米社会が抱える「分断」の現状が浮かび上がってきた。

 トランプ氏の各種調査の平均支持率は2017年1月の大統領就任直後を除き、常に「不支持」が「支持」を上回る。ただ、昨年12月に下院で弾劾訴追されるなど苦しい政権運営が続くにもかかわらず、支持率に大きな変化はなく、4割台を維持している。背景として指摘されるのが熱烈な「岩盤支持層」の存在だ。

 ▼人 種

 その代表格は「白人」。米紙ワシントン・ポストとABCテレビの世論調査によると、白人層の半数がトランプ氏を支持する一方、黒人など非白人層の支持は約2割にとどまる。

 米国では人口に占める白人の割合が減少し、40年代には非白人が白人を上回るとみられる。白人層には少数派に転じることへの懸念のほか「移民の流入で仕事が奪われた」といった不満もくすぶる。移民流入を厳しく規制するトランプ氏への白人の評価は高い。

 一方、トランプ氏の移民政策には人種差別との批判もあり、非白人層の反発は強い。トランプ氏は「黒人やヒスパニック(中南米系)の失業率は改善した」などとアピールするが支持は広がりを欠く。

 ▼男女、年齢

 性別でみると、トランプ氏支持の割合は男性の方が高い。女性スキャンダルの影響に加え、学校での乱射事件が頻発するなど子供の安全に関わる銃規制に消極的で、人工妊娠中絶に反対の姿勢を示していることも、女性からの厳しい評価につながっている。

 年代別では、株価の上昇や低い失業率など堅調な景気を反映し、働き盛りの中高年の支持率は4割を超える。これに対し「大学を出ても好待遇の仕事が少ない」などと不満を抱く若者らの支持は2〜3割で低迷する。

 ▼学歴、信条

 トランプ氏が16年の前回大統領選で勝利した要因として挙げられるのは、格差社会の不満をくみとり「既存政治の打破」を強く訴えた点だ。

 中西部などを中心に製造業の衰退が叫ばれて久しい。トランプ氏は特に地方に多い高卒の白人労働者層を念頭に「政治から見捨てられた人を忘れない」「工場を米国に取り戻す」と訴え、それが中国との貿易戦争にもつながった。こうした公約への期待は今も非大卒を中心に失われていない。

 保守を自認する層の支持は圧倒的だが、リベラル層の支持は1割前後。その傾向は高学歴や若者が多い都市部で支持率が低く、農村部や郊外では支持率が底堅い傾向と通底する。トランプ氏が地球温暖化対策を軽視することも、環境保護志向の強い若い世代の反発を招いている。

 一方でトランプ氏の経済政策は工場閉鎖や農家の自己破産を食い止めるには至っておらず「大企業、富裕層優遇」との指摘も。中低所得層の非支持率が6割を超えるのは、こうした現状への批判と言えそうだ。 (ワシントン田中伸幸)

5559チバQ:2020/01/08(水) 14:43:49
■「選挙人」獲得数で勝敗 鍵握る「揺れる州」 トランプ氏、総得票数少なくても勝利 米大統領選の仕組み

 あな特通信員からは「選挙制度がよく分からない」との質問も寄せられた。米国の大統領選は総得票数で勝敗を決めるのではなく、全米50州と首都ワシントンに割り当てられた計538人の「選挙人」を奪い合い、270人以上を獲得した候補が当選する仕組みだ。

 2016年の前回大統領選で、共和党候補トランプ氏の総得票数は約6300万票。民主党候補クリントン氏より約290万票少なかった。しかしトランプ氏は計30州を制し306人の選挙人を獲得。232人にとどまったクリントン氏を破る番狂わせとなった。

 これは州・地域ごとの得票数が1票でも多かった方がその州・地域の選挙人を全員獲得し、負けた方は0となるからだ(一部を除く)。選挙人の数は人口に応じて配分され、最多はカリフォルニア州の55人、最少は首都ワシントンやアラスカなどの3人。

 今回の大統領選は2月から共和、民主両党の候補を州ごとに選ぶ予備選や党員集会が順次行われる。共和党はトランプ氏の圧勝が確実だ。対する民主党は中道派や左派などが乱立する大混戦。多くの州で予備選が実施される3月3日の「スーパーチューズデー」で誰が抜け出すか注目される。7月に民主党、8月に共和党が党大会を開催し、候補者を正式に決定する。

 大統領選の勝敗の鍵を握るのは選挙ごとに勝者が両党で入れ替わる「揺れる州」だ。今回はラストベルト(さびた工業地帯)と呼ばれる中西部ウィスコンシン州、ミシガン州、東部ペンシルベニア州が最激戦地と目されている。この3州は前回、民主党優位の予想を覆しトランプ氏が制した。 (ワシントン田中伸幸)

5560チバQ:2020/01/08(水) 14:44:28
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/572780/
【あなたの米大統領選】トランプ氏、今も救世主? 米大統領選「揺れる州」ウィスコンシン
2020/1/1 6:00 (2020/1/7 12:26 更新)
西日本新聞 国際面 田中 伸幸
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共和党支部で「すべきことがたくさんある。2020年はものすごく忙しくなる」と語るディトリッチさん=19年12月16日

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中西部の郊外の道路沿いには、トランプ大統領の支持者が2020年11月の選挙日を周知する掲示を始めていた=19年12月16日

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自宅で夫と選挙の行方について語るバールさん(右)。手にするカップや服に付けたバッジには「彼は私の大統領だ」と熱烈に支持するトランプ氏の文字があった=19年12月13日

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トランプ氏に対して駄目なものは駄目と言うべきだと訴えるネリさん=19年12月13日

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共和党支部で「すべきことがたくさんある。2020年はものすごく忙しくなる」と語るディトリッチさん=19年12月16日






 米大統領選は11月3日の本選に向けた候補者選びが2月に始まり、いよいよ本格化する。トランプ大統領の再選には2016年と同様、衰退が叫ばれる地方を抱える中西部での勝利が必須だが支持者の心境は-。西日本新聞あなたの特命取材班に届いた質問に答えようと前回、トランプ氏が番狂わせを演じたウィスコンシン州を訪ねると「救世主」と今も信じる人々がいる一方、失望し離反に傾く人も。「大統領の命運はここで決まる」。激戦の地は覚悟と高揚感で満ちていた。

 最大都市ミルウォーキー郊外にあるウォーキショー郡。氷点下まで冷え込んだ年末の夜、レストランでパーティーが開かれていた。トランプ氏率いる共和党の地元支部の懇親会だった。

 集まった50人余りの多くは選挙活動の電話などをするボランティア。「住民は『株価は史上最高。仕事も増えた』と大喜びだ」とトランプ氏の功績を口々にたたえ、盛り上がった。

 「でも16年の選挙当時、勝てるとは誰も思わなかった」。支部長のテリー・ディトリッチさん(57)は苦笑交じりに述懐する。

 国政、地方を問わず選挙の勝敗が民主党との間で入れ替わる「揺れる州」。ただ、大統領選は12年まで7回連続で共和候補が敗れていた。しかもトランプ氏は“不動産王”として著名とはいえ、政治の素人だった。

 ところが投票日が近づくに連れ集会への参加者が増えた。ラストベルト(さびた工業地帯)に重なる郊外や酪農の盛んな農村が海外勢との競争で打撃を受ける中「米国を再び偉大に」と叫ぶトランプ氏の声は、苦境にあえぐ地方に響いた。

 当選後、トランプ氏は規制緩和や減税といった景気浮揚策を実行に移し、失業率は改善。中国などとの貿易協議も進めた。「次も勝てる」とディトリッチさん。ただ、こうも続けた。「共和党が強いこの郡で票が伸び悩めば厳しくなる」

5561名無しさん:2020/01/08(水) 14:44:41
  ★    ★

 前回、民主候補は優勢と過信したのか、本選前に一度も州を訪れず票を伸ばせなかった。わずか1ポイント弱の差で負けた民主は、候補者を指名する7月の党大会の州内開催を決めるなど、失地回復に躍起だ。

 共和陣営には離反への懸念がある。「株高はうれしいが次も投票するかは分からない。発言が愚かすぎて大嫌い」。無党派層の自営業女性(54)のように、トランプ氏の傍若無人な言動への批判は尽きない。

 不倫問題もあり女性の反発は根深い。最近の議会選や知事選では、トランプ氏を支持した郊外の高学歴の女性や主婦層らが民主支持に回り、共和候補が敗れたとの報告が相次いでいる。

 「民主は確実に票を伸ばす。大統領を嫌う人がいるのも事実。女性対策は重要だ」。ディトリッチさんは既に女性対象の会合を企画するなど、対応に忙しい。前回、郡がトランプ氏当選の原動力になったと自負するだけに緊張感がにじむ。

 大統領選が大接戦になるとの予想は田舎にも広がる。雪深い州北部フォレスト郡の共和党支部長テリー・バールさん(63)もそう。それでも離反が広がるとの見方は強く否定する。

 政治家を泥に見立て「たまった泥をかき出す」と訴え、常にけんか腰のトランプ氏は「閉塞(へいそく)した地方を強く立て直す時代の申し子」に映る。しかも好景気だ。「何で変える必要があるのか。支持は逆に増える」と言い切る。しかし-。

     ★    ★

 「批判された相手をあだ名で中傷するようなことは、大統領がすることではない」。かつてバールさんと同じ党支部の幹部で、トランプ氏に投票した家畜農家のジェニファー・ネリさん(64)は切々と訴える。

 大統領就任後の17年、ネット上で「もっと大統領らしく振る舞うべきだ」と発信すると、党の仲間から「大統領の悪口は一切駄目だ」と非難された。トランプ氏を崇拝するような風潮に嫌気が差し、離党した。

 「それに地方を良くするという約束はどうなったのか」。農機具メーカー勤務の親戚も養豚業の知人も、関税政策などのあおりで収入が減った。日本の「子ども食堂」のような支援活動もしているが「貧しい子は貧しいままだ」と憤る。

 トランプ氏が過去の納税情報の公開を拒否するのも「トランプブランドの名声を傷つけないようにするため」と思えてならない。

 今回は初めて民主候補に投票するつもりだ。その決心を、民主系の政治資金団体が作るテレビCMで近く宣言することにした。「20年は彼に投票しない」と。

 団体から、CMに出演した別の男性が脅迫電話などを受けたと告げられた。それでもネリさんは即答した。「覚悟はできている」

 トランプ氏支持を公言していても怒りを胸に秘め、投票しない人は少なくない-。そう確信している。 (ウィスコンシン州で田中伸幸)

5562チバQ:2020/01/08(水) 16:33:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200108-00000065-jij-n_ame
米世論、対イラン強硬論優勢 7割超が武力反撃支持 ロイター調査
1/8(水) 15:06配信時事通信
 【ワシントン時事】ロイター通信は7日、イランが米軍に先制攻撃を仕掛けた場合の対応で、米国民の7割以上が「軍事力で反撃すべきだ」と回答したとする世論調査結果を公表した。

 米軍によるイラン革命防衛隊コッズ部隊のソレイマニ司令官殺害で現地情勢が緊迫する中、米世論も強硬論が優勢となっている。

 調査は3〜6日、イランによるイラク駐留米軍基地へのミサイル攻撃前、1005人を対象にインターネットを通じて行われた。それによると、イランの軍事攻撃に対し、34%が「軍事標的への空爆による限定的対応」、37%が「地上部隊派遣による全面的対応」をそれぞれ主張。「外交だけの対応」は8%にとどまった。

 今後数年以内にイランとの戦争に至る可能性については、31%が「大いにあり得る」、40%が「ある程度あり得る」と答えた。「大いにあり得る」は、15%だった昨年5月の調査から2倍以上に増えた。

 一方、ロイターが6、7の両日、1115人を対象に実施した調査では、トランプ米大統領の対イラン政策に関して53%が「支持しない」と回答。先月中旬の調査から9ポイント上昇し、事態悪化を招いたトランプ氏への不満が高まっていることも明らかになった。

5563チバQ:2020/01/14(火) 16:21:44
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200114-00000521-san-n_ame
米大統領選 民主候補争いでブッカー氏ら脱落 残るは12人 バイデン氏が人気トップ維持
1/14(火) 13:38配信産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】11月の米大統領選に向けた民主党候補指名争いで、黒人のブッカー上院議員(50)=東部ニュージャージー州選出=が13日、撤退を表明した。10日には女性作家のマリアン・ウィリアムソン氏(67)も撤退を表明。正式に指名争いの火ぶたが切られる中西部アイオワ州の党員集会(2月3日)を前に、同党の候補は依然、12人がひしめく状況となっている。

 リベラル派のブッカー氏は国民皆保険制度の実現や司法制度改革を公約に掲げたが支持率は低迷。今月14日にアイオワ州デモインで開かれる同党の候補者討論会への参加資格も得られなかった。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた各種世論調査の全米平均支持率(13日現在)では、バイデン前副大統領(77)が28・3%で首位を維持。以下、サンダース上院議員(78)19・8%、ウォーレン上院議員(70)16%-の順となっている。

 一方、アイオワ州は首位のバイデン氏20・7%にサンダース氏が20・3%で肉薄している。3位は同州に近い中西部インディアナ州のピート・ブティジェッジ前サウスベンド市長(37)で18・7%。これを追うウォーレン氏16%の4人がアイオワ州で接戦を展開しそうだ。

5564チバQ:2020/01/14(火) 16:43:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200114-00000017-jij_afp-int
米大統領選、民主党ブッカー議員が撤退 資金不足で 副大統領候補の可能性も?
1/14(火) 12:43配信AFP=時事
米大統領選、民主党ブッカー議員が撤退 資金不足で 副大統領候補の可能性も?
米大統領選に向け、民主党の候補指名を争っていたコリー・ブッカー上院議員(2019年10月15日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米大統領選に向けた民主党候補指名争いに名乗りを上げていたコリー・ブッカー(Cory Booker)上院議員(50)は13日、資金不足を理由に選挙戦からの撤退を表明した。


 ニュージャージー州選出のブッカー氏は、上院で予定されているドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の弾劾裁判で陪審員を務めることになっており、「弾劾といった急用ができたことで、当然のことながら首都ワシントンにとどまらざるを得ない」ため、資金集めはさらに難しくなるだろうと述べた。

 ブッカー氏は、刑事司法制度改革や銃規制強化を提唱し民主党支持者から称賛されていた。また高所得層の増税や医療保険制度改革も掲げていた。しかし同氏の選挙運動が勢いを得ることはなく、ここ数か月間の全国規模での支持率は2%程度に低迷していた。

 撤退を表明したブッカー氏には他の民主党候補者らから称賛と感謝の声が殺到。一部のコメンテーターは、同氏が副大統領候補に選ばれる可能性もあると指摘した。

 民主党の大統領候補指名争いは当初、史上最も多様性に富むと称賛されたものの、先月撤退を表明したカマラ・ハリス(Kamala Harris)米上院議員に続きブッカー氏も撤退することで、残る12人の候補者のうち黒人は前米マサチューセッツ州知事のデバル・パトリック(Deval Patrick)氏だけとなった。【翻訳編集】 AFPBB News

5565チバQ:2020/01/16(木) 13:10:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200116-00000516-san-n_ame
米大統領選 民主党、バイデン氏首位も指名争いは接戦模様
1/16(木) 7:08配信産経新聞
米大統領選 民主党、バイデン氏首位も指名争いは接戦模様
 【ワシントン=黒瀬悦成】米大統領選の民主党候補指名争いは、バイデン前副大統領とバーニー・サンダース、エリザベス・ウォーレン両上院議員、ピート・ブティジェッジ前サウスベンド市長の4人を軸に接戦が展開される構図が浮かび上がりつつある。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた各種世論調査の全米平均支持率(14日現在)ではバイデン氏が27・2%で首位を維持。以下、サンダース氏19・2%、ウォーレン氏16・6%、ブティジェッッジ氏7・2%-の順となっている。

 バイデン氏が一番人気を保っているのは、「国民皆保険」の実現を唱えるウォーレン氏や、「民主社会主義者」を自称するサンダース氏などの左派系候補ではトランプ大統領に勝てない、とする見方が同党の穏健派支持者の間で広がっているためとみられる。

 ただ、バイデン氏も他候補を突き放すだけの支持を獲得するには至っておらず、党候補指名を確実に得られる保証はない。

 一方、昨年11月24日に出馬を正式表明したマイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長(77)は6・2%で5位につけるなど健闘が目立つ。

 ブルームバーグ氏は2月3日にアイオワ州で開かれる党員集会には参加しないものの、2日に南部フロリダ州で開かれる米プロフットボールリーグ(NFL)の年間王者決定戦「スーパーボウル」の1分間のテレビCM枠を約1千万ドル(約10億9960万円)で買い取ったと報じられるなど、豊富な資金力で有権者へのアピールを図る。

 一方、アイオワ州に限れば、首位のバイデン氏20・7%にサンダース氏が20・3%で肉薄。3位のブティジェッジ氏が18・7%、ウォーレン氏16%で、各候補とも初戦のアイオワ州で好結果を出して弾みをつけ、その後の指名争いを有利に進めたい考えだ。

5566チバQ:2020/01/16(木) 13:11:18
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200115-35148044-cnn-int
民主党の主要6候補、アイオワで討論会 勝者と敗者は
1/15(水) 21:30配信CNN.co.jp
民主党の主要6候補、アイオワで討論会 勝者と敗者は
大統領選で民主党からの指名を目指す有力候補者6人による討論会が行われた
(CNN) 今秋の米大統領選で野党・民主党の候補者指名を目指す有力候補者6人によるテレビ討論会が14日、中西部アイオワ州で開かれた。同州は来月初めに、指名争いの初戦となる党員集会を控えている。CNNのクリス・シリザ編集主幹がこの日の勝者と敗者を分析した。

勝者の1人目として挙げられるのは、インディアナ州サウスベンドのピート・ブダジェッジ前市長だ。6人の中で討論に最も長けていることを証明しただけでなく、開始後30分のうちに自身の能力や堅実さ、知識の深さを見せつけ、軍最高司令官にふさわしいと思わせる従軍経験にも言及した。

トランプ大統領の対イラン政策を力強く批判し、議会が武力行使を承認する手続きを一から見直す必要があると訴えた。

最有力候補の立場にあるにもかかわらず、ほかの候補から攻撃を受ける場面がほとんどなかったことも注目に値する。

2人目の勝者はエリザベス・ウォーレン上院議員だ。檀上の男性4人は過去の選挙で計10回負けているのに対し、女性のエイミー・クロブシャー上院議員と自身は負けたことがないと指摘したのは、今回の討論会で一番の名言だった。

この発言は、「ウォーレン氏のリベラルな政策ではトランプ氏に勝てない」との批判に対する有効な反論にもなっていた。

冒頭の外交をめぐる議論ではやや頼りない印象だったものの、医療保険制度改革では堂々と高い目標を掲げ、現実路線派のジョー・バイデン前副大統領やブダジェッジ氏との差を見せつけた。

3人目の勝者はクロブシャー氏だ。討論会ではバイデン氏以外、あるいはブダジェッジ氏以外の現実路線派を求める有権者らにアピールすることを目指し、その目的を大方達成したといえる。前回ほどの注目は集めなかったものの、自身にとっても満足できるパフォーマンスとなっただろう。

さらにもうひとつの「勝者」として、「政策」も挙げておく。候補者討論会はとかく人格攻撃の応酬に終始し、政策をめぐる議論はなおざりにされがちだ。しかし今回は医療保険制度から子育て、外交政策、気候変動まで多岐にわたる政策が議論され、それぞれの問題に対する各候補の立場がよく把握できた。

一方で敗者の筆頭に挙がるのはバイデン氏だ。討論のうまさで順位をつければ、6人の中で最下位に位置する。要点を忘れたり間違えたりして言い直す場面が目立ち、力強さや自信に欠ける印象を残した。

上院議員時代にイラク戦争への賛成票を投じたことなど、自身の過ちを省みる発言に多くの時間を割いたのも失敗だったと思われる。

ただし、これで指名争いから外れるほどの大失敗とはいえず、レース緒戦の4州で同氏が得ている支持率も大きく落ちることはないだろう。

2人目の敗者となったのはバーニー・サンダース上院議員だ。サンダース氏はかつてウォーレン氏に対し、女性は大統領選に勝てないと語ったとされる問題で批判を浴びている。討論会で「そんなことは言っていない」と発言し、共和党やメディアによるでっち上げだと主張したが、これは説得力に欠け、得策とはいえなかった。

サンダース氏の公約の目玉でもある医療保険制度改革の議論は主にブダジェッジ氏とウォーレン氏の間で展開され、同氏は傍観者の立場に追いやられた形となった。

実業家のトム・ステイヤー氏も振るわなかった。外交分野での資質を強調しようと試みたものの、結局は多くの国を訪れたことがあると主張したにすぎなかった。主要5候補の舌戦に参加することができず、その場に立っているだけという印象だった。

5567チバQ:2020/01/16(木) 13:15:28
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200115-35148024-cnn-int
ウクライナ疑惑 新証拠を上院へ送付、ジュリアーニ氏と関係者の関与示す
1/15(水) 14:47配信CNN.co.jp
ウクライナ疑惑 新証拠を上院へ送付、ジュリアーニ氏と関係者の関与示す
選挙資金法違反の罪に問われているレブ・パーナス被告。同被告がウクライナ側とやり取りしていた文字メッセージや手書きのメモが新たな証拠として提示された
(CNN) トランプ米大統領が弾劾(だんがい)訴追されたウクライナ疑惑を追及する下院民主党は14日、トランプ氏の顧問弁護士ルディ・ジュリアーニ氏らによるウクライナへの働き掛けを具体的に示した新たな証拠を上院に送付した。

新たな証拠資料は、ジュリアーニ氏の関係者で選挙資金法違反の罪に問われているレブ・パーナス被告が、ウクライナ側とやり取りしていた文字メッセージや手書きのメモ。被告の弁護士が下院情報特別委員会に提出し、同委員会が14日にその一部を公開した。トランプ氏がウクライナに対し、政治的ライバルのバイデン前副大統領とその息子の不正疑惑を捜査するよう圧力をかけた経緯の詳細が記録されている。

パーナス被告はウクライナのゼレンスキー大統領とジュリアーニ氏の会談を設定しようとしたり、同国の政府当局者らと連絡を取ったりしていたことがうかがえる。

パーナス被告がゼレンスキー氏の側近に送ったメッセージの中には、ジュリアーニ氏がゼレンスキー氏に会談を申し入れた書簡の画像が含まれている。ジュリアーニ氏は書簡の中で、5月半ばに30分ほど時間をもらいたいと伝え、トランプ氏もこの要請を承知し同意していると明記していた。

パーナス被告がウクライナ保安局の長官に、バイデン氏と息子による不正疑惑の記事を転送していたことも明らかになった。

同被告が手書きしたとされるメモには、「ゼレンスキーにバイデンの件を捜査すると発表させる」と書かれていた。

駐ウクライナ大使だったヨバノビッチ氏を、パーナス被告らが監視していた記録とみられるメッセージもある。ヨバノビッチ氏はジュリアーニ氏らに批判され、昨年4月に解任された。

トランプ氏の弾劾捜査が始まった当初、パーナス被告は下級の通訳者にすぎないとされていた。だがこうした資料から、同被告がゼレンスキー氏の周辺と直接接触し、ウクライナへの圧力に大きな役割を果たしていたことが判明した。

上院では来週、トランプ氏の弾劾裁判が始まり、下院情報特別委のシフ委員長らが起訴事実を提示する見通し。証拠は事前に提出しておく必要がある。

下院が昨年12月に弾劾決議案を可決した後、今回のように新たに出てきた証拠資料が、裁判で認められるかどうかは不透明だ。

5568チバQ:2020/01/16(木) 13:17:44
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200115-00000037-jij-n_ame
米上院、戦争権限決議可決も 大統領に制約、共和党から造反
1/15(水) 8:58配信時事通信
米上院、戦争権限決議可決も 大統領に制約、共和党から造反
トランプ米大統領=13日、ルイジアナ州ニューオーリンズ(AFP時事)
 【ワシントン時事】米民主党上院トップのシューマー院内総務は14日、大統領による対イラン軍事攻撃実施に制約を加える決議案について、上院で可決できるとの見通しを示した。

 上院は与党共和党が過半数を占めているが、共和党議員4人が支持を表明。イラン革命防衛隊の司令官殺害をめぐり、議会に詳細な報告を行わないトランプ政権に対する不満の高まりが鮮明になった形だ。

 決議案は、議会が宣戦布告するか軍事力行使を承認しない限り、大統領がイランに対して軍事行動を取ることを制限する内容。民主党のケーン上院議員は、共和党からポール上院議員ら4人が支持に回り、「可決に必要な51票を確保した」と述べた。

5569チバQ:2020/01/17(金) 11:05:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200116-00000053-mai-n_ame

米大統領選、左派に亀裂 ウォーレン氏とサンダース氏が「ウソつき」と口論、マイクが音拾う


1/16(木) 17:58配信

毎日新聞







米大統領選、左派に亀裂 ウォーレン氏とサンダース氏が「ウソつき」と口論、マイクが音拾う


討論会終了後にバーニー・サンダース上院議員(右)に詰め寄るエリザベス・ウォーレン上院議員=米中西部アイオワ州デモインで14日、AP


 「全国中継で私のことウソつきと言ったでしょ」――。14日にあった米大統領選の民主党候補者テレビ討論会で、終了直後にエリザベス・ウォーレン上院議員(70)がバーニー・サンダース上院議員(78)に詰め寄る場面があった。主催者のCNNテレビが15日、報じた。急進左派の2人はこれまで共闘関係にあったが、党の指名争いが近づく中で対立が鮮明になってきた。

 CNNが13日、2018年に両氏が私的に会談した際にサンダース氏が「女性では次の大統領選に勝てない」と発言したと報道。ウォーレン陣営もそれを認める声明を出した。14日の討論会で事実関係を問われるとサンダース氏は「言っていない」と強く否定した。

 討論会終了後に各候補が壇上で健闘をたたえ合うなか、ウォーレン氏は怒った表情でサンダース氏に「私をウソつきと言った」と繰り返した。サンダース氏は「この場ではやめよう。君の方が私をウソつき呼ばわりしているんだ」と応じ、両者は握手をせずにステージを降りた。緊迫したやり取りをCNNの集音マイクが拾っていた。

 共に格差是正や腐敗撲滅を掲げる両氏は主要公約で共通点が多く、個人的にも友人同士。討論会では、一方が批判にさらされると、もう一方が擁護に回る場面も多かった。

 だが、指名争い初戦のアイオワ党員集会を来月に控え、両氏陣営の批判合戦が激しさを増している。【ワシントン高本耕太】

5570チバQ:2020/01/20(月) 20:44:39
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2001200015.html
上院の弾劾裁判日程、民主党のアイオワ党員集会の行方左右も
2020/01/20 14:19産経新聞

 【ワシントン=黒瀬悦成】21日に本格審理が始まる、ウクライナ疑惑をめぐる米上院の弾劾裁判が米大統領選の民主党候補指名争いの行方に影響する可能性が出てきた。指名争いに名乗りを上げている候補には民主党上院議員4人が含まれているが、裁判に出席している間は選挙運動が制約され、指名争いの初戦となる2月3日の中西部アイオワ州での党員集会に向けた選挙戦で後れを取ることが必至なためだ。

 民主党の指名争いに参戦している上院議員は、バーニー・サンダース、エリザベス・ウォーレン、エーミー・クロブシャー、マイケル・ベネットの4氏。

 このうちサンダース氏とウォーレン氏は、全国支持率1位のバイデン前副大統領、中西部インディアナ州のピート・ブティジェッジ前サウスベンド市長と四つ巴の接戦を展開中だ。

 いずれの候補も初戦のアイオワ州で勝利し、続く全米各州での予備選や党員集会に向けて弾みをつけたいだけに、今後2週間にわたるアイオワでの選挙運動が正念場となる。

 しかし、弾劾裁判で陪審員役を務めるサンダース氏らは、開廷中はワシントンを離れることができない。仮に裁判が共和党の思惑通り2月4日の一般教書演説の前に終結したとしても、同氏らがアイオワで不利となるのは避けられない。

 サンダース氏は16日、ワシントンで記者団に「できればアイオワにいたい」と述べ、焦りをのぞかせた。

 選挙専門家の間では、ペロシ下院議長ら民主党指導部が中道穏健派のバイデン氏を党候補に仕立てたいとの思惑から、左派のサンダース氏やウォーレン氏を追い落とすために弾劾裁判の開始を引き延ばした、との見方が出ている。

 トランプ大統領も17日のツイートで、民主党が2016年の前回大統領選の指名争いでクリントン元国務長官を勝たせるため、党則などを盾にサンダース氏を押さえ込んだことを引き合いに「民主党がまた選挙操作をしている。不公平な手口だが、見ている分には楽しいね」とからかった。

5571チバ!:2020/01/30(木) 23:15:54
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-200126X818.html
サンダース氏、じわり支持拡大=草の根に「変革」訴え―米大統領選
2020/01/26 17:31時事通信

 【デモイン(米アイオワ州)時事】11月の米大統領選に向けた民主党の候補指名争いで、急進左派のサンダース上院議員(78)がじわりと支持を広げている。若者を中心に草の根的な人気を集め、支持率トップのバイデン前副大統領を追走している。

 「本当の変革はトップからは起きない。それは常に草の根の人々から起こるものだ」。25日、中西部アイオワ州デモイン近郊の集会でサンダース氏がこう訴えると、ホールを埋め尽くした聴衆から大歓声が起きた。会場には2時間前から列ができ、数百人が別室で演説を聴いた。

 各種世論調査の平均値によると、25日時点の支持率は22.6%。昨年10月に心臓発作で倒れた際は14%台となったが、その後盛り返し、バイデン氏に7ポイント差に迫る。

 さらに25日公表のニューヨーク・タイムズ紙の世論調査では、指名争い初戦の党員集会が2月3日に開かれるアイオワ州でトップの25%。ブティジェッジ前サウスベンド市長(18%)、バイデン氏(17%)を大きく上回った。

 サンダース氏は党に属さず、アウトサイダーの立場で指名を争う。学生ローン全額免除などの急進的な政策が、穏健派を含め幅広い支持を得られるかは不透明だが、アイオワ州党員集会に続くニューハンプシャー州予備選(2月11日)の序盤戦で連勝し、一気に勢いをつける可能性も出てきた。

 会場にいた高校教師の女性(43)は「彼は他の候補と違い、主張を一切曲げていない。本物という感じがして信頼できる」と期待を示した。

5572チバ!:2020/01/30(木) 23:19:13
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20200123-567-OYT1T50217.html
民主党指名争い、サンダース氏がバイデン氏抜き首位…CNN世論調査
2020/01/23 21:26読売新聞

 【ワシントン=海谷道隆】米CNNテレビによる米大統領選民主党指名争いの全米世論調査で、バーニー・サンダース上院議員(78)が、ジョー・バイデン前副大統領(77)を抜いて首位に立った。初戦となる2月3日のアイオワ州党員集会を前に攻防が激化している。

 サンダース氏の支持率は昨年12月時点より7ポイント増の27%で、バイデン氏は2ポイント減の24%だった。エリザベス・ウォーレン上院議員(70)が14%で3位につけた。サンダース氏は格差是正を訴える急進左派の代表格で、4年前の前回選ではヒラリー・クリントン氏と民主党指名を争った。

5573チバ!:2020/02/02(日) 21:12:57
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-200201X574.html
民主候補、11人に=ディレイニー氏が撤退―米大統領選
2020/02/01 07:44時事通信

 【ワシントン時事】秋の米大統領選に向けた民主党候補指名争いに名乗りを上げていたディレイニー元下院議員(56)が31日、撤退を表明した。指名争い初戦となる2月3日のアイオワ州党員集会を控え、同党の候補者は11人となった。

 穏健派のディレイニー氏は主要候補ではいち早く2017年夏に出馬表明したが、支持率はほぼ0%が続いた。31日の声明で「民主党は非現実的で分裂をもたらす選挙公約をやめ、未来志向の常識的な政党にならなければならない」と述べた。

5574チバ!:2020/02/02(日) 21:35:04
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20200202-00000031-jnn-int
米大統領選の候補者選び、野党・民主党は4人が接戦
2/2(日) 19:09配信TBS News i

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 11月のアメリカ大統領選挙に向けた候補者選びの初戦、アイオワ州の党員集会が3日、行われます。野党・民主党は最新の世論調査で4人が接戦を繰り広げています。

 「これはアメリカの労働者階級が立ち上がり、大きな声で『もう、うんざりだ!』とはっきり伝える活動だ」(サンダース上院議員)

 民主党の候補者指名争いの支持率の平均でアイオワ州でトップにたったサンダース氏。国民皆保険の導入や大企業への増税などを主張する左派で、前回の候補者選びでもクリントン氏と最後まで争いました。強みは若者からの熱烈な支持です。

 「彼は常に他人の権利を支持し、少数派を擁護してきた」(サンダース氏の支持者)
 「彼は政治家の中で最も誠実だ」(サンダース氏の支持者)

 それを追いかけるのがバイデン氏です。オバマ政権では副大統領を8年経験した実績を掲げ、中道派として幅広い層から支持を得ています。

 同じく中道派で支持率3位につけたのが、ブティジェッジ氏です。
 「大統領がすべきことは団結して、成功できるよう後押しすることだ」(ブティジェッジ氏)

 38歳と最も若く、世代交代と経済の構造転換などを訴えています。この3人にウォーレン氏を加えた4人が接戦を繰り広げています。対するトランプ大統領は、共和党の指名獲得が確実な情勢で、再選に向け支持固めを行っています。

 初戦で上位に入った候補者はその後、勢いに乗り選挙戦を有利に進められることから、アイオワでの結果が今後の候補者選びの行方を大きく左右することになります。(02日15:46)

5575チバQ:2020/02/02(日) 21:35:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200202-00000541-san-n_ame
米大統領選 ブルームバーグ氏、圧倒的な資金力で存在感 スーパーボウルでテレビ広告
2/2(日) 21:23配信産経新聞
 【デモイン(アイオワ州)=上塚真由】米大統領選に向けた民主党候補者指名争いで、昨年11月に出馬表明がずれ込んだニューヨーク前市長で大富豪のマイケル・ブルームバーグ氏(77)が支持率を伸ばしている。指名争いの初戦となる3日の中西部アイオワ州の党員集会には参加しないが、2日に行われるアメリカン・フットボールのスーパーボウルでテレビ広告を展開するなど圧倒的な資金力で存在感をアピールする。

 「銃暴力は国家の危機だ。マイケルは銃器のロビー団体を恐れていない」。同氏の陣営がこのほど公表した1分間のテレビ広告は、20歳の息子を銃撃で失ったテキサス州の母親が登場。癒えることのない悲しみを訴え、銃根絶に取り組んできたブルームバーグ氏を紹介する。同氏は声明で、銃問題に関し「私が大統領として取り組む最優先事項となる」と強調した。

 スーパーボウルは毎年1億人ほどが視聴する一大イベントで、米メディアによると、ブルームバーグ氏の広告料は1100万ドル(約12億円)程度に上るという。総資産額が500億ドル以上とされる同氏は、「トランプ打倒」のため自己資産から10億ドルを費やすと表明。他候補を圧倒する資金力で「空中戦」を展開し、支持率は5位だったが、じわじわと上昇し、1月30日公表のロイター通信の調査では3位につけた。

 一方、トランプ大統領もスーパーボウルで30秒のテレビ広告を放映し、失業率の低下など功績をアピールする。スーパーボウルで2人の候補が選挙広告を放映するのは初となるとみられ、「政治を忘れて純粋にスポーツを楽しみたい」と批判の声も上がっている。

5576チバQ:2020/02/03(月) 18:34:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200203-00000545-san-n_ame

米大統領選びは9カ月の長丁場 3日に始まる「予備選・党員集会」解説


2/3(月) 17:59配信

産経新聞



 米大統領選は中西部アイオワ州で3日に開かれる党員集会で正式にスタートし、本選の投票日である11月3日までの9カ月間で次期大統領にふさわしい人物を絞り込んでいく。

 党員集会や11日の東部ニューハンプシャー州を手始めに行われる予備選は、共和、民主両党の本選候補を選ぶ手続きだ。共和党はトランプ大統領の指名獲得が確実視されており、11人がひしめく民主党の候補指名争いに注目が集まる。

 民主党の11人は全米50州と首都ワシントン(コロンビア特別区)などの予備選・党員集会を通じて7月の党全国大会に参加する代議員の獲得数を競う。代議員は州などを代表し、全国大会で指名候補を選ぶ。

 党員集会と予備選のどちらを実施するかは、州によって異なる。

 党員集会は党員同士の議論で最もふさわしい候補を選ぶ。政党が運営する私的な会合の位置づけで、学区など地域社会の単位で会場が設けられる。参加者は支持する候補ごとに集団を作って演説し、他候補の支持者や、まだ支持する候補を決めていない人を勧誘する。最後まで集団に残った支持者の数で各候補が獲得する代議員数が決まる。

 予備選は、党員が本選で自らの思いを代弁してほしい候補者に投票する。州や市の職員が運営にあたる。

 民主党全国大会に参加する代議員は計3979人。6月まで続く予備選・党員集会で過半数の1990人を獲得できれば、その時点で指名はほぼ確実だ。一方、誰も過半数を得られない場合、自由に投票先を決められる特別代議員も参加する投票が全国大会で行われることになる。

 もちろん、指名を獲得する上で、代議員数の多いカリフォルニア(415人)、ニューヨーク(274人)、テキサス(228人)、フロリダ(219人)各州は重要だ。しかしアイオワ(41人)、ニューハンプシャー(24人)両州は代議員数は少ないものの、序盤で選挙戦に弾みをつけられるかに直結するため各候補が重視する。

 全国大会では大統領候補が事前に発表した副大統領候補も正式に指名され、9〜10月の討論会を経て、本選に臨む。本選では全米50州と首都ワシントンに割り当てられた計538人の「大統領選挙人」を取り合い、合計で過半数の270人を得た候補が当選する。(アイオワ州デモイン 平田雄介)

5577チバQ:2020/02/04(火) 18:12:07
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20200204-00000047-jnn-int

米大統領選、初戦の民主党員集会で集計トラブル


2/4(火) 15:42配信

TBS News i





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 アメリカ大統領選挙で野党・民主党の候補者指名争いの初戦が、中西部アイオワ州で行われました。しかし、集計トラブルでいまだ結果が全く発表されず、大混乱となっています。現地からの報告です。

 こちらは世界各国の記者の取材拠点となっているメディアセンターです。本来であればモニターに開票の状況が随時表示されるはずだったのですが、いまだ、まったく表示されていない状況です。

 民主党は、「結果の報告に矛盾が見つかり、正確性を確認している」と文書で発表し、トラブルがあったことを認めました。各候補者の集会に集まった支持者も、まったく票の発表がないまま待ちぼうけの状態となりました。時間ばかりが過ぎるなか、候補者たちは1時間ほど前、午後10時半すぎに支持者の前に相次いで姿を見せ、結果がまったくわからない状態であいさつしました。

 「アイオワ州の民主党は今、結果の集計を行っている。慎重に集計をしてもらいたい。どうやら接戦になりそうだ」(ジョー・バイデン前副大統領)
 「結果が発表されれば、アイオワ州で私たちが勝利したことが分かるはずだ」(サンダース上院議員)

 民主党は「基礎となるデータと紙は無傷で、報告に時間がかかるだけだ」と説明していますが、世界が注目する大統領選に向けた初戦だっただけに、トラブルも世界中に発信される事態となってしまいました。(04日14:50)

5578チバQ:2020/02/04(火) 18:12:43
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200204-00000013-asahi-int

トランプ氏に誰が勝てる?悩む支持者 大統領選が本格化


2/4(火) 10:18配信

朝日新聞デジタル







トランプ氏に誰が勝てる?悩む支持者 大統領選が本格化


アイオワ州党員集会を前に集会で演説するバイデン前副大統領=1日、同州シーダーラピッズ、鵜飼啓撮影


 11月にある米大統領選に向けて、共和党のトランプ大統領に挑戦する民主党の候補者を選ぶプロセスが現地時間3日(日本時間4日)、アイオワ州の党員集会を皮切りに始まった。民主党内で中道・穏健派と革新系の路線対立も浮き彫りになりつつあるなか、支持者は「誰が勝てる候補か」について悩んでいる。

【特集】トランプ氏に勝てるのは誰? 民主党の候補者を紹介


 「この国には癒やしが必要だ。そのために死に物狂いで働く」。1日、アイオワ州シーダーラピッズで、ジョー・バイデン前副大統領(77)は力を込めた。

 全国的な世論調査の多くで、中道派のバイデン氏は支持率トップを維持するものの、他の候補を突き放すには至っていない。この日は、中学校の体育館に集まった支持者を前に、国をまとめる力を強調した。

 バイデン氏の念頭にあると見られるのは、急進的な主張を掲げるバーニー・サンダース(78)、エリザベス・ウォーレン(70)両上院議員ら、党内の革新系(プログレッシブ)だ。全国世論調査の平均ではサンダース氏が2位、ウォーレン氏が3位に続く。アイオワ州でも、ピート・ブダジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長(38)を含めた4人の混戦が続く。

 候補者選びは数カ月かかるが、最初に党員集会を行うアイオワ州は特に重要とされ、各候補が力を入れる。1月18日、ウォーレン氏は州都デモインの集会で訴えた。「株価、大企業の収益は上がっているが、中流や労働者階級、貧困層にどれだけ恩恵がいっているか。答えはゼロだ。経済の構造的な大転換しかない。この選挙は制御不能に陥った米国を取り返す戦いだ」

 革新系の両氏の目玉政策は、現在の民間医療保険制度を全廃し、公的な国民皆保険に切り替える「メディケア・フォー・オール」だ。10年で30兆ドル(約3300兆円)もかかる財源は、富豪や大企業への課税でまかなうと主張する。

 その理念は民主党でも支持が広がる。アイオワ州エイムズのコンサルタント、アン・キンゼルさん(63)はウォーレン氏を「米国の深い病根にどう立ち向かうか、ずっと考えてきた人。人々は死に物狂いで変化を求めている」と評価する。

 しかし、トランプ氏や共和党は「社会主義」「左翼」とレッテル貼りに余念が無い。大統領選では無党派層や中間層の取り込みがカギで、民主党内には、革新系の政策は「過激で実現不可能」との懸念がある。バイデン氏も公的な国民皆保険の財源は実現不能だとし、副大統領として関わった医療保険改革「オバマケア」の拡充を「今すぐ出来る政策だ」と主張する。

 デモイン郊外に住む理学療法士ダーク・スワンソンさん(57)は「原理主義的で妥協を許さない革新系は、理念が良くても結局は何も達成できない」と危機感を抱く。ウォーレン氏の集会に出席していた学生のイアン・クラインさん(21)は「希望とチェンジをもたらし、人々を鼓舞する候補者が必要だ。でも、共和党と協力して、分断を修復する候補者も必要。絞りきれない」と明かす。

 今回の大統領選で、民主党支持者の多くにとって最も大切なのは、トランプ氏を倒すことだ。それだけに、「好きな候補」よりも「勝てる候補」を優先させる傾向もある。民主党系コンサル会社が昨年行った世論調査では97%が「トランプ氏を倒すことが非常に重要だ」と回答。「ほとんどの政策で賛同できなくても、勝てる候補を望む」と回答した人も38%いた。

5579チバQ:2020/02/04(火) 18:18:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200204-00000566-san-n_ame

米大統領選 アイオワ党員集会、集計結果発表されず大混乱


2/4(火) 18:08配信

産経新聞







米大統領選 アイオワ党員集会、集計結果発表されず大混乱


民主党の党員集会=3日、米中西部アイオワ州デモイン(平田雄介撮影)


 【デモイン(米アイオワ州)=黒瀬悦成】米中西部アイオワ州で3日行われた、大統領候補指名に向けた民主党の党員集会は、当初は開始から約2〜3時間程度で判明する予定だった集計結果が全く公表されず、候補者やメディアの間で動揺が広がった。結果判明は4日にずれ込んだ。

 アイオワ州の民主党支部は3日深夜、「集計データに矛盾があり、確認作業に遅れが生じた」と説明。集計をめぐっては今回からスマートフォンのアプリを使って送信する方式が導入されたことから「アプリの不具合が原因」との見方も出た。ただ、党支部はこれを否定し、ハッキングなどもなかったと強調した。

 各候補は待ちきれなくなり、結果不明のまま「勝利宣言」ならぬ「健闘しました宣言」を発表して11日に予備選が行われる東部ニューハンプシャー州に移動。地元紙を含む新聞各紙も誰が勝者か判然としない紙面を作る羽目となった。

 トランプ大統領の陣営は「史上最もずさんな脱線事故だ。(候補指名)手続きの公平性が疑問視されて当然だ」と酷評する声明を発表した。

5580チバQ:2020/02/04(火) 18:19:29
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200204-00000564-san-n_ame

米大統領選 激突、サンダースvsバイデン 「打倒・トランプ」では一致


2/4(火) 18:03配信

産経新聞



 米中西部アイオワ州で3日行われた大統領候補指名争いの初戦、民主党党員集会は、接戦を展開する急進左派のサンダース上院議員と穏健派のバイデン前副大統領の激突が注目された。両氏は「打倒・トランプ大統領」に向け、続く11日にある東部ニューハンプシャー州予備選など指名争い序盤での躍進を誓った。(アイオワ州デモイン 上塚真由、黒瀬悦成)

 ■ぶれない政治姿勢

 「われわれは、アイオワでよい結果を出したと強く感じている。きょうはドナルド・トランプの終わりの始まりだ」。3日夜、デモイン市内のホテルで、支持者の前に姿を現したサンダース氏は、満面の笑みで初戦の手応えを語った。

 サンダース氏は「国民皆保険」や公立大学の授業料無償化、学生ローンの全額免除などを主張し、若者の熱狂的支持が目立つ。アイオワでも若者層に支持が広がり、CNNが3日に行った現地調査では、17歳から29歳の48%がサンダース氏に投票すると回答した。

 3日夜の集会に参加した大学生のメラニー・シュナーさん(20)は「他の候補に比べて主張が変わっていない。政策を公約通りに実現するのはサンダース氏だ」と語った。

 サンダース氏のぶれない姿勢は支持者には魅力的に映る一方、穏健派層にどれだけ浸透するかは不透明だ。同氏は「この国はわれわれのためにあって、1%の富裕層のものではない。アイオワのメッセージは全国に届いている」と支持拡大に自信をみせた。

 ニューハンプシャー州は革新派が強い土地柄とされる。サンダース氏は同州で他候補を引き離し、その後の指名争いを有利に展開し得るとの見方も多い。

 ■「勝てる候補」

 バイデン氏は、デモイン市内にあるドレーク大学の講堂にジル夫人と一緒に登場。快活な口調で「いい気分だ」と語り、今後の指名争いで着実に勝利していくことに自信を示した。

 東部ペンシルベニア州の中流家庭の出身で「労働者の味方」を自任するバイデン氏は「労働者と中流層は米国の屋台骨だ。額に汗水たらして働く一般の人たちのために戦う」と強調した。さらに、「米国の民主政治は危機に立たされている。トランプ氏の再選を阻止し、人種や性別、あらゆる社会階層の人々を連帯させていく」と訴えた。

 南スーダン出身の建設会社社員、ジェームズ・アグウェック氏(51)は「米国は世界で指導力を発揮する必要がある。それなのに、トランプ氏は同盟を弱体化させ、米国の安全保障を損ねた。外交分野で実績と経験のあるバイデン氏は、本選で勝つ可能性が最も高い」と語る。

 一方、バイデン氏は公民権運動に熱心に取り組んできたことから、黒人層からの人気が高い。教育コンサルタントのキーミー・ホーキンズ氏(43)は「仮にバイデン氏がニューハンプシャー州でサンダース氏に負けたとしても、29日のサウスカロライナ州予備選で十分に挽回できる」と黒人層の比率が多い同州での勝利に期待を表明した。

5581チバQ:2020/02/04(火) 18:19:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200204-00000560-san-n_ame

米大統領選 党員集会ルポ 「初デートの前に政治的立場を」暮らしと政治が直結


2/4(火) 17:57配信

産経新聞



 米大統領選は3日の中西部アイオワ州党員集会で口火が切られた。州都デモインのビル「キャピタル・スクエア」に民主党が設けた党員集会の会場を訪ねた。

 集会が始まったのは午後7時だったが、各陣営のメンバーは開場時間の6時を待たず、4時すぎに集まって打ち合わせを始めた。

 ウォーレン上院議員(70)の旗を持つゼニックさん(66)は西部ワイオミング州から引っ越してきたばかり。「初めてだから興奮しているわ」。

 受付の準備を手伝うボランティアのスミットさん(31)も、「全米で最初に大統領候補を選べるのはアイオワ人の特権よ」といきいきした表情だ。子どもの頃から両親に連れられて参加してきた「4年に一度のお祭り」だという。開場前に到着した男性(75)はブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長(38)の支持者で「彼は若くて賢い。世代交代すべきだ」と話す。

 党員集会の会長を務めるボスさん(71)が開会を宣言した。参加者は1080人。吹き抜けの1階ロビーに詰めかけた党員の様子を、2階の回廊に陣取る各国メディアが見つめる。

 1回目の支持表明。有力候補のバイデン前副大統領(77)の陣地に集まる人が明らかに少ない。脱落となり、陣営のメンバーの男性が床に座り込んだ。

 早速、他陣営のスタッフがバイデン氏の支持者の勧誘を始めた。事前に「バイデン氏支持」と話していたマレンさん(67)がウォーレン氏の集団に加わった。「セカンド・チョイス(2番目の選択)は女性大統領の誕生」という。

 大規模な会場だが、参加者には顔見知りが多い。党員ばかりとはいえ、人前で政治信条を開陳することに抵抗はないのだろうか。

 婚約者と参加した、膠原病患者のピーターソンさん(27)は「初デートの前に彼の政治的な立場を確認したわ。気にかけてくれる人か分かるから」。2人とも福祉の充実を訴えるサンダース上院議員(78)を支持。暮らしと政治が密接につながっている。

 最終結果の集計前にブティジェッジ氏へのコールが起きた。続いてサンダース氏、最後にウォーレン氏。真剣勝負の最中でもどこか明るいのが米国流だ。

 ボス氏が「接戦のため集計が長引く」と報告すると、ほとんどの参加者が帰っていった。スミットさんは「結果は家で聞くのが合理的」と話した。(デモイン 平田雄介)

5582チバQ:2020/02/04(火) 18:26:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200204-00000078-jij-n_ame

共和党はトランプ氏圧勝 アイオワ州党員集会 米大統領選


2/4(火) 16:29配信

時事通信



 【デモイン時事】米大統領選に向けアイオワ州で3日開かれた共和党の党員集会では、再選を目指すトランプ大統領が順当に勝利を収めた。

 トランプ氏はツイッターに「アイオワで大勝利。ありがとう」と短く投稿した。

 共和党の候補指名争いには、トランプ氏のほかウェルド元マサチューセッツ州知事とウォルシュ元下院議員が名乗りを上げている。米メディアによると、トランプ氏は党員集会で約97%の支持を得て、アイオワ州に割り当てられた全代議員を獲得した。 


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200204-00000548-san-n_ame

米大統領選 トランプ陣営もアイオワで本選さながらの選挙運動 結束強化を図る


2/4(火) 16:18配信

産経新聞



 【デモイン(米アイオワ州)=黒瀬悦成】米中西部アイオワ州では3日、民主党だけでなく共和党も候補指名争いの初戦となる党員集会を行い、再選を目指すトランプ大統領(73)が勝利した。8月の党全国大会での指名は確実視されているが、「トランプ氏は大統領に不適切」と主張して、同党候補2人が対抗馬に名乗りを上げる。トランプ陣営は「党の結束は盤石」と誇示するため、閣僚や下院議員を同州に多数投入し、本選さながらの選挙運動を展開した。

 トランプ陣営は3日、デモイン市内のホテルで記者会見し、アイオワ州での選挙戦は「圧勝だった」と強調した。トランプ氏の次男、エリック氏は「政治資金は順調に集まっている。草の根の支持も強力だ。有権者は、父が偉大な実績を上げていることを理解している」と語った。

 共和党ではトランプ氏のほかに、ビル・ウェルド元マサチューセッツ州知事(74)、ジョー・ウォルシュ元下院議員(58)の2人が全米で選挙運動を展開している。

 ウェルド氏は3日、デモイン市内の喫茶店を訪れ、市民らにトランプ氏の再選を阻止することの重要性を強調。産経新聞の取材に「トランプ氏の外交政策は最低だ。日本などの同盟国を軽視し、世界をより危険にした」と非難した。

 トランプ陣営は、ウェルド氏が指名争いの序盤で少しでも支持を広げた場合、トランプ氏の足元を脅かす「アリの一穴」となりかねないと警戒する。

 トランプ陣営のコリン・ルワンドウスキ元選対本部長は「党を完璧に引き締め、本選でも必ず勝つ」と言明した。

5583チバQ:2020/02/04(火) 18:26:55
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20200204-00431514-fnn-int

“vsトランプ”本命に異変 アメリカ・アイオワ州


2/4(火) 12:28配信

Fuji News Network





フジテレビ

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アメリカ大統領選挙でトランプ大統領の対抗馬となる、野党・民主党の候補者選びがスタートした。

全米の世論調査でリードしているのは、前副大統領のバイデン氏と、候補者のうち、最高齢ながら若者の支持を集めるサンダース上院議員。

これを追うのが、初の女性大統領を目指すウォーレン上院議員と、38歳最年少の候補で、自らの同性婚を公表して注目を集めるブティジェッジ前サウスベンド市長。

アイオワ州のメディアセンターには、全米や世界各地から2,600人以上の報道陣が集結し、「初戦」を誰が制するのか、固唾(かたず)をのんで注目している。

党員集会は、有権者が州内の各会場で議論を経て、候補者を選ぶもので、最新の世論調査では、サンダース氏が23%、バイデン氏が19.3%で、全米レベルで「大本命」と見られているバイデン氏が、こちらでは後塵(こうじん)を拝する展開になっている。

サンダース氏の躍進のわけは、有権者の間で「バイデン氏が初戦のアイオワで力を抜いている」との不満が広がっていることを利用、きめ細かい選挙活動で支持拡大を図っていることにある。

しかし、全国での支持率はバイデン氏が依然トップで、「直接対決でトランプ大統領に勝てる最有力候補」と目されていることから、序盤戦で上位にとどまれば、続くネバダ州やサウスカロライナ州で挽回できるとの見方も出ている。

一方、共和党の候補になることが事実上決まっているトランプ大統領の選挙陣営も、アイオワ州に閣僚や2人の息子を投入する臨戦態勢で、民主党側の盛り上がりを警戒している。

「アイオワを制するものが大統領選を制する」ともいわれる初戦の軍配は、日本時間午後に判明する見通し。

(フジテレビ)

5584チバQ:2020/02/04(火) 18:27:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200204-00000025-asahi-int

大統領選「世界がアイオワを注視」 民主候補選び本格化


2/4(火) 12:00配信

朝日新聞デジタル







大統領選「世界がアイオワを注視」 民主候補選び本格化


党員集会でプラカードを掲げてアピールする、サンダース上院議員の支持者たち=2020年2月3日、アイオワ州デモイン、ランハム裕子撮影


 11月3日に投開票される米大統領選に向け、候補者選びの第一歩となるアイオワ州の党員集会が3日(日本時間4日)、始まった。共和党はトランプ大統領が指名されることが確実な情勢だが、民主党は11人が争う混戦が続く。党員集会では党員たちが「誰が勝てる候補なのか」をめぐり、真剣に議論を交わした。

【特集】トランプ氏に勝てるのは誰? 民主党の候補者を紹介


 3日夕、アイオワ州東部ダビュークの中学校。党員集会の開始2時間前から、会場となる講堂には続々と住民らが入っていった。

 「世界がアイオワを注視している。僕らには大いなる責任がある」。データアナリストのデービッド・マカロイさん(34)は言う。「いまの政治状況は最悪だ。きょうが米国を取り戻すための、第一歩なんだ」

 民主党の党員集会は州内外の学校や図書館など1700カ所余りの会場で開かれた。党員集会の結果によって、各候補者に割り当てられる「代議員」が選ばれる。代議員は夏の全国党大会における州代表となり、大統領候補を正式に指名する役割を果たす。代議員は得票率に応じて配分されるが、1位になる象徴的な意味合いは大きい。

 党員集会は大統領候補を決めるための第一段階だが、有権者が投票箱に票を投じる予備選と異なり、「ご近所さんによる票取り合戦」とも言えるプロセスだ。まず、各候補の代理人が演説し、アピールを行う。いわば「最後のお願い」で、言葉は熱を帯びる。その後、参加者は支持する候補ごとに集団を作る。

 1回目の支持表明で参加者の15%を獲得できなければ、その候補は原則として脱落する。党員集会のポイントはここからで、脱落した候補の支持者は、15分以内に2回目の意思表明を求められる。選択肢は(1)15%以上を獲得した候補を支持する(2)他の脱落候補の支持者と組んで、1人の候補を「復活」させる(3)誰も支持しない――。参加者は互いに説得を試み、1回目と違う順位につながることもある。これが各会場で行われていく。

 アイオワは6月まで「郡」「地区」「州」と対象地域を広くしながら党員集会を開くため時間がかかるとして、1972年に他州より早く開催した。その後、慣例として毎回のように最初に党員集会を開き、大統領選本格スタートの舞台となってきた。

5585チバQ:2020/02/04(火) 18:28:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200204-00000045-jij-n_ame

サンダース氏軸に混戦 アイオワで民主党員集会 指名争い初戦・米大統領選


2/4(火) 10:18配信

時事通信







サンダース氏軸に混戦 アイオワで民主党員集会 指名争い初戦・米大統領選


3日、米アイオワ州デモインの高校で開かれた民主党の党員集会(AFP時事)


 【デモイン(米アイオワ州)時事】米大統領選の民主党候補指名争いの初戦となる中西部アイオワ州党員集会が3日夜(日本時間4日午前)、始まった。

【図解】米大統領選の主な日程

 米メディアの調査によると、急進左派のサンダース上院議員(78)とブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長(38)がトップの支持獲得を激しく競い、穏健派のバイデン前副大統領(77)は伸び悩んでいる。同日中にも大勢が判明する。

 再選を目指す共和党のトランプ大統領への挑戦権を懸け、民主党では11人の候補が争う。州内を対象にした直前の世論調査の平均では、サンダース氏が支持率23.0%でバイデン氏(19.3%)を約4ポイントリード。ブティジェッジ氏が16.8%、ウォーレン上院議員(70)が15.5%で続いている。

 ロイター通信などが行った集会所調査によると、党員集会参加者の6割が「トランプ氏に勝てる候補」かどうかを最も重視すると答え、「政策に共鳴できる候補」の4割を上回った。

5586チバQ:2020/02/05(水) 08:49:49
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200205/k10012273121000.html?utm_int=news_contents_news-main_002

米大統領選 民主党アイオワ党員集会 ブティジェッジ氏がリード

2020年2月5日 8時35分米大統領選



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アメリカ大統領選挙に向けた野党・民主党の候補者選びの幕開けとなるアイオワ州の党員集会で、民主党は4日、集計状況を初めて公表しました。AP通信によりますと、集計率62%でブティジェッジ前サウスベンド市長が26.9%と2位のサンダース上院議員の25.1%をわずかにリードし、全米の支持率で1位のバイデン前副大統領は15.6%で4位となっています。




11月のアメリカ大統領選挙で政権奪還を目指す野党・民主党は3日、中西部アイオワ州で党の候補者選びの幕開けとなる党員集会を開きましたが、集計にアプリを活用した新たなシステムを導入した結果、作業にトラブルが起き、結果の取りまとめが大幅に遅れていました。

これを受けてアイオワ州の民主党は1700の会場で紙に残された手書きの記録を確認する作業を進め、開始から21時間がたった4日午後4時ごろ、日本時間の5日午前7時ごろ、途中の集計状況を公表しました。

AP通信によりますと、集計率62%で、ブティジェッジ前サウスベンド市長が26.9%、サンダース上院議員が25.1%、ウォーレン上院議員が18.3%、バイデン前副大統領が15.6%で、新鋭のブティジェッジ氏が2位のサンダース氏を1.8ポイント、リードしています。

ブティジェッジ氏は候補者の座を争う11人中最年少の38歳で国政の経験はありませんが、初戦のアイオワ州で一気に勢いを得ようと、資金と人員を集中して分厚い選挙戦を展開していました。

一方、集計状況の公表に合わせてアイオワの民主党の代表が会見し、「深く謝罪する」と述べて混乱を謝罪したうえで、アイオワの集計への信頼性に疑念が出ていることを受けて、「最優先事項は正確性であり、このデータは正確だ」と強調しました。

ただ最終的な結果がいつ判明するかは「必要な時間をかける」と述べるにとどめ、見通しは明らかにしませんでした。

5587チバQ:2020/02/05(水) 15:11:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200205-00000504-san-n_ame

穏健派ブティジェッジ氏が首位 民主・アイオワ州党員集会中間集計 米大統領選


2/5(水) 8:37配信

産経新聞



 【カンザスシティー(米中西部ミズーリ州)=上塚真由】米民主党は4日午後、11月の大統領選に向けた候補指名争いの初戦となった中西部アイオワ州党員集会の中間集計結果を発表した。62%の会場を集計した時点で、穏健派のブティジェッジ・中西部インディアナ州サウスベンド前市長(38)が26・9%と首位に立った。

 中間集計結果によると、首位のブティジェッジ氏に対し、急進左派のサンダース上院議員(78)が25・1%と続き、左派のウォーレン上院議員(70)が18・3%、各種世論調査で本命視される中道穏健派のバイデン前副大統領(77)は15・6%の4位となった。今後の集計結果で順位が変わる可能性がある。

 アイオワ州党員集会は3日夜に行われ、同日中に結果が発表される予定だったが、集計作業にトラブルが発生し、翌4日にずれ込む異例の事態となった。同州の民主党支部は、最終結果について「必要な時間をかける」としている。

 ブティジェッジ氏は、民主党の候補指名争いに出馬している11人の中で最年少。同氏は4日、第2戦(11日)の予備選の舞台となるニューハンプシャー州に入り、集会で「アイオワでは多くの地区の結果でわれわれの陣営が首位に立っている」と述べ、勝利に自信をみせた。

 全米50州などで実施される予備選・党員集会は6月まで続き、7月の民主党全国大会で指名を受けた候補が、共和党の指名が確実視されるトランプ大統領と11月3日の本選を戦う。

5588チバQ:2020/02/05(水) 15:33:09
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200205-00000003-jij_afp-int

米民主党のアイオワ州党員集会、ブティジェッジ氏が首位 暫定結果


2/5(水) 7:20配信

AFP=時事







米民主党のアイオワ州党員集会、ブティジェッジ氏が首位 暫定結果


米アイオワ州の党員集会翌日、ニューハンプシャー州マンチェスターで集会を開いた民主党大統領候補のピート・ブティジェッジ氏(2020年2月4日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】(更新)米大統領選の民主党指名候補選びの初戦、アイオワ州の党員集会の暫定結果が4日(日本時間5日朝)発表された。首位は中道派ピート・ブティジェッジ(Pete Buttigieg)氏、2位は急進左派のバーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員となっている。

【図解】2020年米大統領選、長く厳しい道のり

 全国規模では首位を走る穏健派のジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領は現時点では4位と出遅れた。

 62%の選挙区からの報告が集まった時点で、インディアナ州サウスベンド(South Bend)の市長を務めたブティジェッジ氏は26.9%、サンダース氏は25.1%、エリザベス・ウォーレン(Elizabeth Warren)上院議員は18.3%、バイデン氏は15.6%となっている。

 党員集会が行われてからこの暫定結果が発表されるまでに、約21時間もかかった。

 暫定結果の発表を受けてブティジェッジ氏は4日、遊説先のニューハンプシャー州で、「次にどんなことが起きるにせよ、われわれの選挙運動が、そしてあなた方もその一部であるわれわれのビジョンが、驚くべき勝利を収めたことは事実が示している。これだけは否定できない」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

5589チバQ:2020/02/06(木) 13:23:17
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200206-00010003-fnnprimev-int

アイオワ党員集会の結果から見える「本命不在の民主党予備選挙」 バイデンの去就が当面の焦点に


2/6(木) 11:42配信

FNN.jpプライムオンライン







アイオワ党員集会の結果から見える「本命不在の民主党予備選挙」 バイデンの去就が当面の焦点に


(画像)FNN PRIME online


予想外の展開から見えてきたもの

ブティジェッジ氏が予想外のトップ、バイデン氏は屈辱の4位低迷。
それぞれの候補者の支持率=獲得代議員数を競う党員集会なので、順位に注目が集まるのは仕方ない。しかし、民主党の現状や予備選挙の行方を見通すには全く別の分析をしてみるのも面白い。(数字は集計率86%時点のもの)

【図解イラスト】候補者別支持率からわかる分析結果をイラストで描いてみた

リベラルに力強さ:
サンダース氏とウォーレン氏の合計支持率は43.7% 。対して中道のブティジェッジ氏、バイデン氏、クロブシャー氏の合計は54.7%
大都市がなく農村部が広がるアイオワ州は、中道〜保守寄りといわれる。にもかかわらず、リベラル2人VS中道3人は10ポイント差。
リベラルの勢いをひしひしと感じる。

バイデンの弱さが際立つ:
中道の中でバイデン(15.9%)はブティジェッジ(26.7%)とクロブシャー(12.1%)の間に埋没した。前に11ポイント離されたのはショックだが、後ろに4ポイント差に詰め寄られたのも厳しい。全米支持率は高いのにアイオワで沈んだのは、知名度は高いが実際に会ってみたら期待ほどじゃなかったということ。ただし、クロブシャーの地元ミネソタ州はアイオワ州のお隣だし、ブティジェッジのインディアナ州もそんなに離れていない。地縁的親近感も働いたと思われる。

70代の年齢はマイナスじゃない:
サンダース(78歳)、ウォーレン(70歳)、バイデン(77歳)の合計支持率は59.6% 他に有力候補者がいないからだが、トランプ大統領も73歳。今回に限っては70代は弱みにならない。
ただし私個人の印象だが、バイデン氏は年をとったなーと思う。副大統領の頃に比べ、話し方も身のこなしもスローだ。そこをみとがめられて、トランプに“Sleepy Joe”「寝ぼけたジョー(バイデン)」と揶揄されているに違いない。
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2月これからの戦いの見どころ

2月の予備選挙は地理的にも人口構成面もばらけている
予備選挙は最初のアイオワ州が終わっただけだ。残る2月の戦いの見どころはというと;

ニューハンプシャー州予備選(11日)
アメリカ独立時の13州の一つ。
州のモットーは「自由に生きる、さもなくば死を」。
州人口の92%は白人。
独立自尊の気風とされ、選挙戦は典型的な「どぶ板選挙」だ。
サンダース(バーモント州)とウォーレン(マサチューセッツ州)の地元はいずれも隣の州なので知名度は高い。
1992年予備選挙では、アイオワ州で3位に終わったビル・クリントンが、続くニューハンプシャー州で同着1位に近い2位に入り復活。「カムバック・キッド」のニックネームを得て本選挙で大統領に当選した。
今回、アイオワ州で不本意な結果に終わった候補者は「カムバック」をかける。

ネバダ州党員集会(22日)
州人口のうち白人は51%、ヒスパニックが17%を占める。
年間の出生数は白人よりヒスパニックの方が多くなっている。
観光業やその周辺で働く労働者が多く、産業別労組や職域団体が党員集会のキー・プレーヤーに。
副大統領だったバイデンと2016年予備選を戦ったサンダースの知名度が高い。

サウスカロライナ州予備選(29日)
アフリカ系が州人口の27%あまりを占め、オバマ人気が根強い。
正副大統領コンビだったバイデン氏は、オバマ効果による支持率アップを期待したいところだ。

5590チバQ:2020/02/06(木) 13:23:29
バイデン「撤退」あるか・・・?

アイオワでトップを取ったブティジエッジ氏は、2月を通じて勢いを継続できるかどうかが勝負ポイント。

バイデン氏は「復活」に手間取ると「撤退」の可能性が取りざたされることに。

サンダース氏は2016年に予備選挙を最後まで戦い抜いたことが財産になっている。固い支持層を築いているのでどの州でも大負けしそうにないことが強みだ。

【執筆:フジテレビ 解説委員 風間晋】

5591チバQ:2020/02/06(木) 13:24:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200206-00000002-asahi-int

バイデン氏苦戦、あの「新星」が首位に 米民主党員集会


2/6(木) 3:17配信

朝日新聞デジタル







バイデン氏苦戦、あの「新星」が首位に 米民主党員集会


ピート・ブダジェッジ氏=ランハム裕子撮影


 11月の米大統領選に向けて、民主党の候補者選びの第一歩となる、アイオワ州党員集会の結果が4日、一部明らかになった。38歳の「新星」、ピート・ブダジェッジ・前インディアナ州サウスベンド市長がトップに躍り出る一方、全米の世論調査ではトップだったジョー・バイデン前副大統領(77)が苦戦する展開で、「本命不在」の状況が浮かんだ。

【写真】アイオワ州の民主党党員集会の途中結果

 アイオワ州は党員集会が3日に開かれたが、集計トラブルから結果の公表が遅れている。4日深夜に公表した、集計率約71%の結果では州代議員の獲得率はブダジェッジ氏が26・8%でトップとなり、バーニー・サンダース上院議員(78)が25・2%と小差で争っている。それに続くのはエリザベス・ウォーレン上院議員(70)の18・4%で、バイデン氏は15・4%と出遅れている。途中で公表した集計率62%の段階から、傾向は大きく変わっていない。AP通信は「勝者を判断するにはまだ早い」としている。

 今回の民主党の候補者選びでは、バイデン氏やブダジェッジ氏ら「穏健派」と、サンダース氏やウォーレン氏ら「革新派」のどちらがいいか、支持者の間で見解が分かれている。途中経過とはいえ、アイオワ州の「穏健派支持者」の多くは、バイデン氏よりブダジェッジ氏を選んだようだ。

 背景の一つは、世代とみられる。共和党から大統領の座を奪還した過去4人の民主党候補者はケネディ、カーター、クリントン、オバマの各氏。初当選の時は全員が40〜50代前半で、「ホープ(希望)」や「チェンジ(変革)」を訴えた。アイオワ州東部ダビュークの党員集会に参加したデニス・フランクさん(70)はブダジェッジ氏を支持した理由について「年寄りの白人候補が出る選挙戦にはこりごりだ。新しい、若者の力が求められている時代だ」と述べた。

 ただ、レースは始まったばかり。候補者たちは既に、11日に予備選が行われるニューハンプシャー州で選挙活動を行っている。

 人口10万人ほどの市長を務めた行政経験しかなく、知名度が低いブダジェッジ氏はこれまで重点的にアイオワ州で選挙運動を行ってきただけに、他州でも勢いを維持できるかが課題だ。4日の集会では「次に何が起きるか分からないが、驚くべき勝利を収めたことは否定できない事実だ」と述べた。
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朝日新聞社

5592チバQ:2020/02/06(木) 13:41:25
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200206-00000018-asahi-int

米共和党重鎮、一人きりの有罪表明 弾劾裁判で肩震わせ


2/6(木) 12:00配信

朝日新聞デジタル







米共和党重鎮、一人きりの有罪表明 弾劾裁判で肩震わせ


共和党のロムニー上院議員


 トランプ米大統領に対する米上院の弾劾(だんがい)裁判で5日、与党・共和党のミット・ロムニー議員(72)が「権力の乱用」について「有罪」と判断をした。共和党から有罪としたのは1人だけだが、ロムニー氏は2012年の大統領選で共和党候補となった重鎮だけに、波紋を広げている。弾劾裁判で、大統領と同じ党に所属する上院議員が有罪と判断したのは初めて。

【徹底解説】きっかけは内部告発 1からわかる、トランプ氏弾劾訴追

 議員たちが評決に入る約2時間前、ロムニー氏は上院本会議場で意見を表明した。「私は信心深い。信仰こそが自分が自分であるための中心にある」と語ると約10秒間、言葉に詰まり、肩がわずかに震えた。

 そして「憲法が上院議員に答えを出すよう課した重大な問題は、大統領の行為が、『重大な罪または軽罪』にあたるほどひどいものかどうかだ。イエス。彼はやった」と続け、トランプ氏の行為は罷免(ひめん)に相当すると明言した。

 弾劾裁判では、トランプ氏が今年の大統領選でライバルとなる可能性がある民主党のバイデン前副大統領に打撃を与えようと、ウクライナに対してバイデン氏に関する疑惑を調査するよう求めたことの是非が問われた。トランプ氏はこれまで、自分の行為は「何も悪くない」と主張している。

 これに対し、ロムニー氏は「大統領の目的は、個人的であり政治的だ。大統領には、国民の信頼を明確に裏切った罪がある」と批判した。評決でも、ロムニー氏は「権力の乱用」について有罪を投じた。一方、下院の弾劾調査に協力しなかったことをめぐる「議会の妨害」については「無罪」とした。
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朝日新聞社

5593チバQ:2020/02/06(木) 13:43:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200206-00000010-jij-n_ame

ブティジェッジ氏、小差でリード 96%集計、アイオワ民主党員集会 米大統領選


2/6(木) 6:53配信

時事通信







ブティジェッジ氏、小差でリード 96%集計、アイオワ民主党員集会 米大統領選


米大統領選の民主党候補指名を争うブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長(左)とサンダース上院議員(AFP時事)


 【ワシントン時事】米民主党は5日、大統領選の党候補指名争いの初戦アイオワ州党員集会の最新の集計結果を発表した。

 CNNテレビによると、96%の集計時点で、ブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長(38)が各地区の代議員獲得率26.4%で首位を維持。2番手のサンダース上院議員(78)は25.7%で2人の差は0.7ポイントに縮まった。

 3位以下は、ウォーレン上院議員(70)が18.3%、バイデン前副大統領(77)が15.8%、クロブシャー上院議員(59)が12.2%で順位に変動はなかった。

5594チバQ:2020/02/06(木) 18:58:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200206-00000561-san-n_ame

米大統領選の民主党指名争い初戦 ブティジェッジ、サンダース両氏が大接戦


2/6(木) 17:31配信

産経新聞



 【ワシントン=平田雄介】11月3日の米大統領選に向けた野党・民主党の候補指名争いの初戦、アイオワ州党員集会の集計作業は5日も続いた。集計率97%の時点で、中西部インディアナ州のブティジェッジ前サウスベンド市長(38)が26・2パーセント、サンダース上院議員(78)が26・1パーセントと0・1ポイントの僅差で首位を争う展開となった。11日の第2戦ニューハンプシャー州予備選へ向け両氏が勢いづいている。

 党員集会は3日夜に開かれた。システムトラブルで手作業での集計が続き、結果判明が遅れている。

 アイオワ州民主党の中間発表では、3位にウォーレン上院議員(70)、4位にバイデン前副大統領(77)、5位にクロブシャー上院議員(59)。6位以下は大差がついた。

 全国世論調査で支持率トップのバイデン氏は5日、市政経験しかないブティジェッジ氏を選ぶのは「危うい」と主張。「民主社会主義者」を自称するサンダース氏では本選を勝てないと示唆し、巻き返しに出た。

 上院のトランプ大統領弾劾裁判が終了し、陪審員役を務めた上院議員の3候補もニューハンプシャーへ向かう。予備選を控えた7日の党討論会に向け、各陣営の活動が熱を帯びる。

5595チバQ:2020/02/07(金) 10:19:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200206-00000117-jij-n_ame

米共和、造反1人にとどまる トランプ氏が忠誠求め圧力 弾劾裁判


2/6(木) 20:33配信

時事通信







米共和、造反1人にとどまる トランプ氏が忠誠求め圧力 弾劾裁判


米共和党のロムニー上院議員=4日、ワシントン(AFP時事)


 【ワシントン時事】トランプ米大統領のウクライナ疑惑をめぐる弾劾裁判で、上院共和党は5日、ロムニー議員を除く52人が無罪に投票した。

 トランプ氏が党内に忠誠を求め圧力を加える中、造反は1人にとどまり、「結束」の強さを見せつけた。

 ロムニー氏は5日、議会での演説で、トランプ氏の行為を「痛ましいほどの誤り」と非難。「国家から課された義務を果たすため、最大限のことをしたと子や孫に伝えたい」と語った。

 ただ、ロムニー氏は党内で異色の存在だ。有名な資産家で大統領選の出馬経験があり、トランプ氏とは対立関係にある。1月末に上院で採決されたボルトン前大統領補佐官らの証人尋問でも賛成に回った。

 一方、トランプ氏は共和党への支配を強め、同党支持者の9割から支持されていると言われる。もし議員が有罪に投票すれば「次の選挙で選挙区の大半の有権者から見捨てられるか、予備選の対抗馬をぶつけられる」(専門家)と指摘され、デメリットは大きい。昨年12月の下院の弾劾訴追決議には、共和党議員全員が反対した。

 さらにトランプ氏の場合、忠誠を強く求め、逆らう議員にはツイッター攻撃を容赦しない問題が加わる。トランプ氏は、ロムニー氏の造反を受けた6日未明、「聖人ぶって私を攻撃するのと同じエネルギーを選挙で使っていたら大統領選に勝てたのではないか」と、早速攻撃を始めた。

5596チバQ:2020/02/12(水) 10:27:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200212-00000036-jij-n_ame

民主指名争い第2戦、開票始まる 米ニューハンプシャー州 大統領選


2/12(水) 9:26配信

時事通信







民主指名争い第2戦、開票始まる 米ニューハンプシャー州 大統領選


11日、米ニューハンプシャー州チチェスターで、民主党予備選の票を投じる住民ら(EPA時事)


 【マンチェスター(米ニューハンプシャー州)時事】米大統領選の民主党候補指名争い第2戦のニューハンプシャー州予備選の開票が11日夜(日本時間12日午前)、始まった。

 直前の世論調査では急進左派のサンダース上院議員(78)がリードし、初戦で躍進した最若手の穏健派、ブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長(38)が追っている。

 大勢は11日深夜(日本時間12日昼)にも判明する見通し。3日の初戦アイオワ州党員集会は集計トラブルから結果が確定しておらず、第2戦に勝利した候補者は、今後の指名争いで大きな勢いを得ることになりそうだ。

5597チバQ:2020/02/12(水) 15:36:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200212-00050113-yom-int

[米大統領選2020]サンダース氏、ニューハンプシャー州の予備選制す


2/12(水) 13:44配信

読売新聞オンライン




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[米大統領選2020]サンダース氏、ニューハンプシャー州の予備選制す


11日、米ニューハンプシャー州で、予備選に投票する人々(ロイター)





[米大統領選2020]サンダース氏、ニューハンプシャー州の予備選制す





 【コンコード(米ニューハンプシャー州)=橋本潤也】米大統領選の民主党指名候補争いで第2戦となるニューハンプシャー州の予備選は11日夜(日本時間12日午前)、投票が締め切られ、開票が始まった。米CNNテレビなど主要米メディアは左派のバーニー・サンダース上院議員(78)が、中道派のピート・ブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長(38)を僅差で破ったと報じた。初戦のアイオワ州に続き、両氏が幅広い有権者の支持を得た形だ。

 米CNNテレビの11日午後11時15分(日本時間12日午後1時15分)現在の集計(開票率88%)によると、サンダース氏が得票率26・0%で首位に立っている。ブティジェッジ氏が24・3%と僅差で2位。エーミー・クロブシャー上院議員(59)が19・8%で3位につけた。エリザベス・ウォーレン上院議員(70)は9・4%、ジョー・バイデン前副大統領(77)は8・4%と、いずれも苦しい戦いとなった。

 サンダース氏にとっては、自らの地盤であるバーモント州に隣接するニューハンプシャー州は、長年の支持者も多い準地元州といえる。2016年大統領選の予備選でもヒラリー・クリントン氏を大差で破った。学生ローンの負債免除などの急進的な改革に対し、若者中心に熱狂的な支持が集まった。

 ブティジェッジ氏は富裕層からの寄付や経験不足が批判されたが、アイオワ州に続き、ニューハンプシャー州でも躍進し、今後の選挙戦に勢いがつきそうだ。

 苦戦が予想されたバイデン氏は投票終了に先立ち、ニューハンプシャー州を離れ、29日に予備選が行われる南部サウスカロライナ州に向かった。自らの支持基盤である黒人の人口が多いサウスカロライナ州で挽回を図る狙いとみられる。

 ニューハンプシャー州は、米北東部のニューイングランド地方にあり、北はカナダと接する。白人が9割以上と圧倒的多数を占める。無党派層の有権者が民主、共和いずれかの党の予備選に投票することができる仕組みのため、無党派層の動向が選挙戦のカギを握る。

5598チバQ:2020/02/12(水) 15:37:04
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200212-00000530-san-n_ame

米大統領選 民主党指名争い第2戦 ニューハンプシャー州予備選はサンダース氏勝利


2/12(水) 13:35配信

産経新聞



 【マンチェスター(米ニューハンプシャー州)=黒瀬悦成】11日実施された米大統領選の民主党候補指名争いの第2戦となる東部ニューハンプシャー州予備選は、急進左派のサンダース上院議員(78)が小差で勝利した。米主要メディアが伝えた。初戦の中西部アイオワ州党員集会でサンダース氏とほぼ互角の戦いを展開した中道穏健派のブティジェッジ前サウスベンド市長(38)は2位につけた。

 また、同州予備選の直前に支持が急伸したクロブシャー上院議員(59)は3位に食い込み、今後の選挙戦への展望を開いた。

 サンダース氏は11日深夜、同州マンチェスターで勝利演説を行い、「今回の勝利はドナルド・トランプの終わりの始まりを意味する」と述べ、トランプ大統領の再選阻止を誓った。

 指名争い初戦のアイオワ州党員集会(3日)は集計トラブルで結果が確定していない。サンダース氏とブティジェッジ氏が前回に引き続き互角に近い戦いを展開したことで、指名争いは序盤から混戦模様が色濃くなってきた。

 一方、初戦で大きくつまずいたバイデン前副大統領(77)は5位に終わり、今後への不安が強まった。左派のウォーレン上院議員(70)も4位にとどまり、サンダース氏との「左派対決」で劣勢に陥った。

 この日の結果を受け、支持率が低迷していたベネット上院議員(55)と実業家のアンドリュー・ヤン氏(45)が指名争いから撤退。残る候補は9人となった。

 ニューハンプシャー州の代議員数は24人。

 一方、共和党の予備選も同時に行われ、現職のトランプ大統領が圧勝した。

5599チバQ:2020/02/12(水) 15:37:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200212-00000040-jij-n_ame

台湾系ヤン氏ら2人撤退へ 民主候補9人に 米大統領選


2/12(水) 10:53配信

時事通信







台湾系ヤン氏ら2人撤退へ 民主候補9人に 米大統領選


米大統領選の民主党候補指名を争っていたアンドルー・ヤン氏=1月28日、アイオワ州(AFP時事)


 【ワシントン時事】米各メディアは11日、大統領選に向けた民主党の候補指名争いに名乗りを上げていた台湾系実業家アンドルー・ヤン氏(45)が、撤退を決めたと報じた。

 また、マイケル・ベネット上院議員(55)も撤退の意向を示した。

 両氏とも世論調査の支持率が5%に届かず、3日に行われた初戦のアイオワ州党員集会でも代議員を獲得できなかったとされる。2人の撤退により、指名レースに残る候補は9人となる。

 ヤン氏は最低所得保障制度の創設などを掲げ、米国初のアジア系大統領を目指していた。ロイター通信によると、支持者に「(撤退は)スタートラインだ。われわれの選挙運動は米国に根源的な何かを呼び覚ました」と語った。

 党内穏健派のベネット氏は、人工知能(AI)を活用した経済活性化などを提唱。昨年4月に前立腺がんを公表し手術を受けていた。

5600チバQ:2020/02/12(水) 16:16:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200212-00000535-san-n_ame

米大統領選 民主穏健派、サンダース氏に危機感 「左派ではトランプに勝てない」


2/12(水) 14:18配信

産経新聞



 【マンチェスター(米ニューハンプシャー州)=黒瀬悦成】米大統領選の民主党指名争いの第2戦となる東部ニューハンプシャー州予備選は、急進左派のサンダース上院議員が小差で勝利したものの、中道穏健派のブティジェッジ前サウスベンド市長が肉薄した。序盤の指名争いは両候補に加え、3位につけた穏健派のクロブシャー上院議員を加えた3人を軸に展開される公算が大きくなってきた。

 サンダース氏のニューハンプシャー州での勝利を後押ししたのは、格差解消や医療保険制度改革などの大幅な「変革」を求める若者や低所得者層らだ。

 米メディアが実施した合同出口調査によると、18〜29歳の民主党支持者の53%がサンダース氏に投票した。また、同氏に投票した31%が「医療保険」を、35%が「収入格差」を候補者選びの際に最重要視する政策上の懸案に挙げた。

 また、自身を「非常にリベラル」と位置付ける同党支持者の48%、「どちらかといえばリベラル」の26%がサンダース氏に投票。「民主社会主義者」を自称するサンダース氏は同じ左派のウォーレン上院議員を退け、党内左派の広範な支持を確保しつつある。

 しかし、調査会社ギャラップが11日発表した全国世論調査では「社会主義者の大統領候補に投票しない」との回答が53%に上った。「投票する」は45%。また、当選に向け支持獲得に不可欠な無党派層の45%が「投票しない」としており、サンダース氏が本選に進んだとしても苦戦を強いられるのは避けられない。

 実際、民主党の中道穏健派は、サンダース氏が本選候補に指名されればトランプ大統領に敗れる恐れが強い上、大統領選と同時に行われる上下両院選にも悪影響が出かねないとして危機感を募らせつつある。

 下院民主党の中道派議連の代表を務めるブリンディシ議員はニューヨーク州の地元紙に10日、「サンダース氏が本選候補になっても支持しない」と明言した。

 党の中道穏健派は今後、第3戦の西部ネバダ州党員集会(2月22日)以降の指名争いでブティジェッジ氏またはクロブシャー氏の躍進に期待をかける。

 ただ、3月からは穏健派のブルームバーグ前ニューヨーク市長(77)が予備選と党員集会に本格参戦してくる。このため、穏健派支持者の票が分散し、結果としてサンダース氏に有利な展開となる可能性も排除できない。

5601チバQ:2020/02/13(木) 08:47:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200212-00000602-san-n_ame

米大統領選 民主党支持層に亀裂 急進左派と穏健派


2/12(水) 19:31配信

産経新聞



 【マンチェスター(米ニューハンプシャー州)=平田雄介】米大統領選の民主党候補指名争いの第2戦、東部ニューハンプシャー州予備選で支持者に話を聞くと、急進左派と穏健派の間だけでなく、穏健派内の亀裂も深まっていた。

 勝利宣言した急進左派のサンダース上院議員(78)がマンチェスターで開いた集会の会場では、11日午後5時ごろからニット帽をかぶり、コートを着込んだ人が列を作った。

 先頭で並んでいたクレイさん(42)はサンダース氏なら11月の本選でトランプ米大統領を破ることができると信じ、ボランティアで戸別訪問など草の根の選挙活動を行っている。

 「誰も私のことを気にかけてくれない。国民皆保険の導入を訴える彼だけが気にかけてくれるの」

 クレイさんは、涙ぐみながらサンダース氏と一緒に撮った写真を周囲に見せる。マッサージ師や清掃など複数の仕事を掛け持ちし、生活は苦しい。医療保険にも入れていない。

 サンダース氏のライバルで、躍進する中道穏健派のブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長(38)について聞かれると、「民間の医療保険を活用する考えだから大企業の味方。富裕層の献金も受けている」と語気を強めた。

 若者はサンダース氏が唱える国民皆保険、富裕層増税、大学無償化といった格差対策を熱狂的に支持するが、その矛先は富裕層に生ぬるいという理由で党内の穏健派にも向けられる。

 ブティジェッジ氏は「民主党員だけでなく、無党派層や共和党支持者も取り込んで米社会に一体感をもたらす」と語る。トランプ氏に勝利するには国民の糾合が必要と考えるからだ。

 しかし、本命視されながら緒戦2州で苦戦した穏健派、バイデン前副大統領(77)の支持者は、若々しく精力的に活動するブティジェッジ氏の登場に危機感を抱く。州北部の過疎の村に住むカールさん(73)はブティジェッジ氏を「いくら優秀でも市政経験だけでは不十分。バイデン氏の副大統領として外交を学ぶべきだ」と批判した。

 ニューハンプシャー州で3位に付けた穏健派のクロブシャー上院議員(59)は米社会に横たわる「分断」の解消を期待される。作家のクーマンさん(38)はバイデン氏からクロブシャー氏に支持を変えた。「超党派で100本を超える議案を成立させた彼女なら溝を埋められるかも」と期待したからだ。

5602チバQ:2020/02/13(木) 09:27:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200213-00000007-jij-n_ame

米大統領選、パトリック氏が撤退表明 民主指名争い、候補8人に


2/13(木) 6:56配信

時事通信



 【ワシントン時事】米大統領選に向けた民主党の候補指名争いで、デバル・パトリック前マサチューセッツ州知事(63)が12日、撤退を表明した。

 前日のニューハンプシャー州予備選で代議員を獲得できなかったことを受け、声明で「次のラウンドへ進む風を起こせなかった」として選挙運動の中止を宣言した。

 サンダース上院議員が勝利を収めた11日の予備選後、台湾系起業家のアンドルー・ヤン氏(45)とマイケル・ベネット上院議員(55)が相次いで選挙運動の中止を表明。パトリック氏の撤退で、指名レースに残る候補は8人となった。

5603チバQ:2020/02/13(木) 09:51:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200213-00000016-jij-n_ame

急進派サンダース氏に警戒感 大増税と規制強化 米大統領選


2/13(木) 7:11配信

時事通信



 【ワシントン時事】秋の米大統領選に向けた野党民主党の候補者指名争い第2戦の東部ニューハンプシャー州予備選挙で、急進左派のサンダース上院議員(78)が接戦の末、中道派の最若手ブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長(38)を下して勝利した。

 サンダース氏は格差是正を掲げて富裕層や大企業への増税を提唱。「反ビジネス」色が最も強く、民間の自由な経済活動が損なわれるとの懸念が台頭している。

 米投資調査会社の推計によると、国民皆保険制度の導入を目指すサンダース氏の政策実現に必要な増税額は10年間で約28兆ドル(約3075兆円)。「トランプ減税」を撤廃して連邦法人税率を35%へ戻すほか、富裕層に対して新たな課税を導入する。一方、政府の財政負担は他候補を圧倒。北欧諸国に匹敵する世界有数の「大きな政府」となる。

 銀行と証券業務を分離する「グラス・スティーガル法」復活、金融街の投機取引税、環境汚染につながるシェールガス採掘法や石炭輸出入の禁止―。訴える政策構想には規制強化がずらりと並び、議会を経ずに「大統領令」で強行するリスクもくすぶる。中国に対する制裁関税を支持しており、幅広い業種の株価に下落圧力がかかりそうだ。

 「未検証の大規模な実験は絶対にするべきではない」。民主党のオバマ前大統領の首席経済顧問を務めたサマーズ元財務長官は、サンダース氏の提案を「空想」と切り捨てた。経済界は「誰よりも踏み込んだ『革命家』」(ドイツ銀行のストラテジスト)と警戒する。アイオワ州の初戦に続いて第2戦も左派と中道派が接戦を繰り広げたため、先行き不透明な状況が続きそうだ。

5604チバQ:2020/02/13(木) 09:52:27
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200213-00330132-toyo-bus_all

アメリカ大統領選、大荒れニューハンプシャー


2/13(木) 8:01配信

東洋経済オンライン







アメリカ大統領選、大荒れニューハンプシャー


ニューハンプシャー州の民主党予備選では左派的な主張をしているサンダース候補が勝利(写真:REUTERS/Rick Wilking)


 「アイオワ州はトウモロコシをピック(収穫)する。ニューハンプシャー州は大統領をピック(選定)する」、ジョン・スヌヌ元ニューハンプシャー州知事はこのように大統領選における同州の重要性をアピールしている。

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 2月11日、民主党予備選でニューハンプシャー州民が最も多くピックしたのはバーニー・サンダース候補(78歳)で得票率26%、2位にはピート・ブティジェッジ候補(38歳)が同24%で入った。サプライズで、3位と先頭集団に入ったのが、穏健派のエイミー・クロブシャー候補(59歳)で20%の得票率だった。本命とされてきたジョー・バイデン候補(77歳)は5位で得票率8%と失速した(いずれも開票率96%時点)。
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 ニューハンプシャー州はプロのスポーツチームがなく、大統領選がそれに替わる州民の一大イベントともいわれる。ニューハンプシャー州で生まれ育った筆者の友人は、幼い頃から地域や学校の活動を通じて予備選を手伝い、同州に頻繁に足を運ぶ大統領候補を身近に感じていたという。政治意識の高い州民からなるニューハンプシャー州の予備選をメディアも大きく取り上げ、その後、全国で繰り広げられる選挙戦を方向づけてきた歴史がある。
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■「序盤戦の歴史」は繰り返すのか、今回は違うのか

 1972年にアイオワ州が民主党員集会を全国で最初に開催するようになって以降、アイオワ州とニューハンプシャー州の2つの州が、大統領候補をふるいにかけ、上位に入らなかった候補者を撤退に追い込む役割を担ってきた。歴代の民主党あるいは共和党の公認候補は、いずれも2つの州の予備選で1位または2位にランクインしている。1976年以降に実施されたニューハンプシャー州民主党予備選計9回のうち5回は同州勝者が、残り4回では2位の候補が、その後の党大会で民主党公認候補に指名されている。
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 民主党予備選の誓約代議員数は2州合計しても全国の2%も満たないが、その重要性を軽視した選挙戦略を組んだ候補は失敗してきた。

 2008年共和党予備選でルディ・ジュリアーニ元ニューヨーク市長は序盤戦4州での選挙活動をないがしろにし、代議員数がより大きいフロリダ州に焦点をあててキャンペーンを展開した。だが、序盤戦から数週間後のフロリダ州予備選で、ジュリアーニ氏は序盤での苦戦から立ち直れず撤退に追い込まれた。2020年民主党予備選では、長期にわたり全米支持率でトップを維持していたバイデン候補もアイオワで4位、ニューハンプシャーで5位と苦戦している。


 序盤戦2州の結果が重要であった歴史が2020年大統領選でも繰り返されれば、7月指名の民主党公認候補はサンダース候補とブティジェッジ候補のいずれかに絞られることになる。クロブシャー候補、バイデン候補、エリザベス・ウォーレン候補(70歳)、そしてまだ予備選に参戦さえしていないマイケル・ブルームバーグ候補(77歳)はいずれも撤退の運命にあるのだろうか。

 しかし、今回はこの歴史が繰り返されない可能性も大いにあるとみられている。サンダース候補とブティジェッジ候補は、いずれも本選では不安が残るというのがその理由で、今後、マイノリティが多い州での戦いでほかの候補が挽回する余地もある。また、序盤戦の順位以上に重視されるのが事前予想との比較で、サプライズで3位に入ったクロブシャー候補は今後の予備選でも注目を集めそうだ。
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 予備選は多種競技にたとえられることもある。2月初旬〜3月初旬にかけて行われる序盤4州での戦いとスーパーチューズデーは、陸上競技の5種競技(ペンタスロン)に似ているといわれる。

 初戦アイオワ州党員集会(2月3日実施)は熱意のある支持者が党員集会に集まるため、候補がどれだけ組織力を保持しているかを競う。次ぐニューハンプシャー州予備選(2月11日実施)は開放型予備選であることから、共和党および民主党の支持層を上回る数の無党派層の支持確保を競う。そして3つめのネバダ州党員集会(2月22日)は組織力に加えてヒスパニック系の支持確保を競う。4つめのサウスカロライナ州予備選(2月29日)では黒人の支持確保を競う。そして14州で同日実施のスーパーチューズデーでは、広範囲の民主党支持者にどれだけリーチできるかを競う。

5605チバQ:2020/02/13(木) 09:52:49
■「絶望的」の烙印が押されたバイデン氏

 バイデン候補は序盤戦の2州で勝てず、支持率ではトップを維持する月末のサウスカロライナ州予備選勝利で、挽回を狙っている。2月11日、ニューハンプシャー州予備選の集計が終わる前に、サウスカロライナ州に向けて飛び立った異例の行為も、それを象徴したものだ。サウスカロライナ州は窮地に陥っているバイデン候補にとり、命綱だ。

 だが、今や予備選でのバイデン氏の勝利は絶望的といえる。首都ワシントンで選挙分析で知られる政治アナリストのチャーリー・クック氏は、バイデン氏をすでに「ゾンビ候補」と称し、もはや勝ち目がないとの烙印を押している。


 苦戦したニューハンプシャー州予備選からサウスカロライナ州予備選までは、18日もあり、その間、ネバダ州党員集会そしてテレビ討論会が2回開催される。「勝てる候補」を売りにしてきたバイデン候補は序盤の2戦で信頼を失ったため、南部黒人票といった「ファイアウォール(防火壁)」も今や崩壊寸前だ。バイデン候補はネバダ州党員集会で上位につけ、翌週のサウスカロライナ州予備選で圧勝しなければ復活できないと思われるが、その可能性は遠のいている。ただ、選挙資金が続く限りは、予備選に残る可能性がある。
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 民主党予備選は今後、左派レーンと穏健派レーンの2つで争われる見通しだ。左派レーンはサンダース候補でほぼ固まった。主張の近いウォーレン候補はニューハンプシャー州で4位と、先頭集団に大差を付けられたからだ。今後、リベラル派のウォーレン支持者はサンダース支持にシフトすることが想定される。

 一方、穏健派レーンにはバイデンの急失速で新たな空間が生まれた。そこにはブティジェッジ候補とクロブシャー候補が食い込んだ。だが、ブティジェッジ候補はいまだに黒人からの支持がほとんど得られておらず、このままでは月末のサウスカロライナ州予備選で大敗し、その直後のスーパーチューズデーで失速するリスクもある。ブティジェッジ候補は地元サウスベンド市で黒人警察官トップの解雇や白人警察官が黒人男性を射殺した事件への対応などをめぐって、黒人からは批判を受けている。
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 しかし、ワシントンポスト紙の最新世論調査によると、クロブシャー候補への黒人からの支持もゼロ。ブティジェッジ候補の2%すら下回る。彼女も黒人問題ではスキャンダルを抱える。地元ミネソタ州の検察官であったころに無実の黒人青年に終身刑を科したと非難されており、地元黒人指導者らが現在、選挙活動の中止を求めている。また、知名度が低く、今後、予備選が行われる州での選挙キャンペーンも手薄であると懸念されている。

5606チバQ:2020/02/13(木) 09:53:01

■ワイルドカードはブルームバーグ氏

 こうした状況の中、3月3日のスーパーチューズデーから参戦予定のブルームバーグ氏が資金力そして大量の選挙スタッフを投じて、台頭する可能性が注目されている。つまり、5種目目から参加して追い上げを図り、スーパーチューズデー以降の選挙戦で大逆転する離れ業を狙っているのだが、民主党予備選で誰も大幅にリードしない状況が続けば、その戦略は功を奏するかもしれない。

 ブルームバーグ氏は穏健派レーンですでにバイデン支持の切り崩しを始めている。ブルームバーグ氏の黒人からの支持率は全国平均で上昇傾向にある。しかし、ニューヨーク市長時代の2015年に、黒人やヒスパニック系を標的にした警察官による取り締まりを擁護している講演の音声を、2月11日にサンダース陣営が公開。拡大してきた黒人による支持が止まり、今後、批判が広がるリスクがある。また民主党内で反富裕層の感情が高まっていることも、ブルームバーグ氏にはマイナスだ。
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 ブティジェッジ、クロブシャー、バイデン、そしてブルームバーグと候補の混み合う穏健派レーンは誰もが支持拡大で問題を抱えている。穏健派レーンで選ばれた候補で民主党支持者が団結しなければ、左派レーンを率いるサンダース氏が恩恵を享受することになる。

 アメリカ政治では大統領を国民が選ぶ際に「民主党支持者は(候補者に)恋に落ち、共和党支持者は共に並ぶ(Democrats fall in love, Republicans fall in line)」と言われている。これまで大統領選の本選を制してきた民主党候補は、ジミー・カーター大統領(1976年大統領選)、ビル・クリントン大統領(1992年)、バラック・オバマ大統領(2008年)など、いずれも、ワシントンを破壊しようとするアウトサイダーで民主党支持者が恋に落ちた結果であった。初当選時には、いずれも対抗馬よりワシントンでの経験は浅かったか、あるいはまったくなかった。

5607チバQ:2020/02/13(木) 11:08:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200212-00000137-kyodonews-int

米民主指名、非主流2候補好発進 重鎮バイデン氏は瀬戸際


2/12(水) 19:30配信

共同通信







米民主指名、非主流2候補好発進 重鎮バイデン氏は瀬戸際


11日、米東部ニューハンプシャー州マンチェスターで、集会に出席する民主党サンダース上院議員。予備選に勝利した(ゲッティ=共同)


 【マンチェスター(米ニューハンプシャー州)共同】11月の米大統領選でトランプ大統領(73)と対決する民主党の候補指名争いは11日、序盤2戦を終え、左派サンダース上院議員(78)と中道若手の前インディアナ州サウスベンド市長ブティジェッジ氏(38)の非主流派2候補が好スタートを切った。第3戦となる22日の西部ネバダ州党員集会が試金石となる。本命視された主流派の党重鎮バイデン前副大統領(77)は序盤で振るわず、瀬戸際に立たされた。

 第4戦の29日の南部サウスカロライナ州予備選を含め、非白人層に支持を広げられるかどうかが鍵を握る。

5608チバQ:2020/02/16(日) 22:15:05
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2002140025.html
【米大統領選】民主序盤優位の2氏 非白人票の獲得が至上課題
2020/02/14 16:09産経新聞

 【ワシントン=黒瀬悦成】米大統領選の民主党候補指名争い序盤で健闘しているブティジェッジ前サウスベンド市長とクロブシャー上院議員が、中南米系や黒人といった人種的少数派の支持獲得という課題に直面している。第3戦の西部ネバダ州党員集会(22日)は中南米系票、続く南部サウスカロライナ州予備選(29日)は黒人票の行方が勝敗を分けるとされる。非白人有権者の間での知名度が非常に低い両候補にとって、両州で結果を残せなければ、急失速する事態にも陥りかねない。

 ブティジェッジとクロブシャー氏は13日夜、ラスベガス市内で開かれた有力中南米市民団体「統一ラテンアメリカ系市民連盟」(LULAC)の会合に出席し、出席者らに支持を訴えた。スペイン語を話せるブティジェッジ氏は、英語とスペイン語で司会者の質問に答えるなどして聴衆へのアピールを図った。

 ともに中西部出身の中道穏健派である両氏は、指名争いの初戦、アイオワ州党員集会と続くニューハンプシャー州予備選の突破を至上課題としてきたため、非白人有権者向けの選挙活動まで手が回っていない。

 また、ブティジェッジ氏とクロブシャー氏のそれぞれの出身州であるインディアナとミネソタは白人が人口の8割以上を占め、両氏は中南米系や黒人の地位向上に向けた政策にほとんど取り組んでこなかった。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめたネバダ州での平均支持率では、首位のバイデン前副大統領が21%、サンダース上院議員が17・5%なのに対し、ブティジェッジ氏は7%、クロブシャー氏は3%にとどまる。

 また、キニピアック大が10日発表した世論調査によると、黒人有権者の間でのブティジェッジ氏の支持率は4%、クロブシャー氏に至っては0%だった。

 3月3日に全米14州などで一斉に予備選・党員集会が実施される「スーパーチューズデー」では、国内でも最大規模の中南米系人口を抱えるカリフォルニア州とテキサス州でも予備選が行われる。他州でも、広範な層の有権者から支持を得られなければ勝利はおぼつかない。

 ネバダとサウスカロライナでの結果は、ブティジェッジ氏とクロブシャー氏がスーパーチューズデー以降の指名争いで躍進できるかどうかを占う重要な試金石となりそうだ。

5609チバQ:2020/02/16(日) 22:20:50
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-200215X049.html
第3戦、サンダース氏勢い=ブティジェッジ氏は浸透遅れ―米大統領選・世論調査
2020/02/15 09:38時事通信

 【ワシントン時事】米大統領選の民主党候補指名争いの第3戦となる西部ネバダ州党員集会が22日、開かれる。地元紙ラスベガス・レビュージャーナルが14日発表した世論調査によると、第2戦を僅差で制した急進左派のサンダース上院議員に勢いがある。

 同紙は第2戦のニューハンプシャー州予備選があった11日から13日にかけて調査を実施。サンダース氏は支持率トップの25%で、ネバダ州でこれまで首位だったバイデン前副大統領(18%)を上回った。

 初戦、第2戦で躍進したブティジェッジ前サウスベンド市長は浸透が遅れ、クロブシャー上院議員とともに5位タイの10%。3位はウォーレン上院議員(13%)、4位は慈善活動家ステイヤー氏(11%)だった。

5610チバQ:2020/02/16(日) 22:35:52
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200216-00000015-asahi-int
「ゲイが大統領になる国でない」民主新星への発言に波紋
2/16(日) 12:00配信朝日新聞デジタル
「ゲイが大統領になる国でない」民主新星への発言に波紋
4日にあった一般教書演説の途中で、トランプ大統領の妻のメラニアさんから「大統領自由勲章」を贈られるラッシュ・リンボー氏=AP
 米大統領選に向けた民主党の候補者争いで、同性愛を公表しているピート・ブティジェッジ前サウスベンド市長(38)の支持が伸びるなか、トランプ大統領に近いラジオ司会者が、「米国はまだ、ゲイが大統領に当選できる国ではない」と発言し、波紋を広げている。発言に対しては民主、共和の両党から批判が出ているが、トランプ氏の周辺が今後もこうした攻撃をする可能性はある。

 発言をしたのは、トランプ氏の熱心な支持者として知られるラッシュ・リンボー氏(69)。12日、自らの番組でブティジェッジ氏の名を挙げ、「討論会のステージで、男の中の男、トランプ氏の隣で夫にキスをする男はどう見える?」などと語り、民主党の支持者が敬遠するのではないか、と推測。「米国はまだ、ゲイが大統領に当選できる国ではない」と述べた。

 リンボー氏の発言を受けて、ブティジェッジ氏と候補者指名を争うジョー・バイデン前副大統領は「(トランプ)政権の堕落の一端だ」と批判。共和党の重鎮、リンゼー・グラム上院議員もAP通信に、「米国の現状を見誤っている。この国は、性的指向を理由に、資格がないとみなすようなことはしない」と否定的な意見を語った。

 2年前に同性婚をしたブティジェッジ氏は、コメントを公表していない。ただ、13日の集会では、「私は、結婚にも夫にも誇りを持っている」と話した。

朝日新聞社

5611チバQ:2020/02/17(月) 08:54:44
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200216-00034137-bunshun-int

「出会い系で同性婚」「マッキンゼー出身」「アフガン従軍」民主党の新星ブティジェッジはトランプと戦えるか?


2/16(日) 6:00配信

文春オンライン







「出会い系で同性婚」「マッキンゼー出身」「アフガン従軍」民主党の新星ブティジェッジはトランプと戦えるか?


ブティジェッジはどこまで支持を広げられるか &copy;AFLO


 民主党出身のアメリカ大統領には共通する3要素がある。それは、若いこと、エリート中のエリートの学歴と経歴を持ち合わせていること、そして演説がうまいことだ。オバマ大統領も、クリントン大統領も、ケネディ大統領もこの3つを持ち合わせている。

【画像】同性婚した夫のチャスティン氏と壇上で見つめ合うブティジェッジ氏

 今回の大統領選挙でも、この条件にぴったり合う候補者が1人いる。それが、38歳のピーター・ブティジェッジである。

 アイオワ州の民主党予備選挙では、下馬評1位だったバーニー・サンダース(78)を押さえて1位。ニューハンプシャー州でも、サンダースに僅差で負けはしたものの2位につけ、一時は支持率でトップを走ったエリザベス・ウォーレン(70)を獲得率で3倍近く引き離した。
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「目を瞑って聞くとオバマのようだ」

 38歳という若さに加え、スマートな経歴とよどみない爽やかな演説で指名争いのトップグループに駆け上ってきたブティジェッジ。彼はどんな人物なのか。

 ブティジェッジは、ハーバード大を優秀な成績で卒業後、アメリカでもっとも優秀な学生が手にすると言われるローズ奨学金に選ばれ、英オックスフォード大学に留学する。ローズ奨学金はクリントン大統領も手にしているが、全米で選ばれるのは約30人。在学生が選ばれた大学は、その学生のために大学主催で盛大なパーティをするほど栄誉のある賞である。

 その後、ブティジェッジは、エリート集団のコンサルティング大手マッキンゼーで働く。趣味のピアノの腕前はプロ並みで、複数の語学も堪能だ。父親の母国語であるマルタ語をはじめ、ヨーロッパの言葉はほとんど話せると言われている。

 よどみない演説は、ハーバード大の先輩であるオバマ大統領を彷彿させる。「目を瞑って聞くとオバマ大統領のようだ」とインタビューで語る支持者もいるほどだ。ちなみに、クリントン大統領もオバマ大統領も、ブティジェッジと同じように、とても勝てるとは思えない位置から予備選の演説で支持者の心を掴んできた。

 今回の大統領選で名乗りを上げるまで、ブティジェッジは、インディアナ州の人口10万人ほどのサウスベンド市の市長をつとめる無名の政治家であった。

 そのため立候補当時、各メディアは共通して困ったことがあった。名字の発音の仕方がわからなかったのである。

 若者に一番人気のあるテレビ番組「デイリー・ショー」では、大統領選を伝えるキャスターやコメンテーターが、ブティジェッジの発音に困る動画を集めて特集を組んでいたほどだ。この番組は大学生の政治知識になっていると言われるほどの人気番組だ。

 徐々に注目を集めると、この番組で「ブティジェッジって誰?」という特集ビデオが作られた。そして、最後に司会者のトレーバー・ノアはこう語った。

「いくら探しても悪いところがないんだ! 完璧なんだ」

5612チバQ:2020/02/17(月) 08:55:06
ネットでパートナーと出会う

 彼の経歴を見ると、エリート街道を苦労なく歩いてきたようにみえるが、そうとも言い切れない部分がある。

 ブティジェッジは、ゲイであることを公表している。2019年4月に立候補宣言した時も、テレビ討論会に出た時も、同性婚をしたチャスティンが一緒にいた。会場ではハグし、キスもしあう。

 しかし、同性愛者であることを公表したのは2015年。ここに来るまでの道は容易ではなかったことが窺える。

「ニューヨークタイムズ」に掲載されたハーバード時代の同級生のインタビューによれば、当時はハーバードといえども、まだゲイ反対の空気が強かったという。そんな中、ブティジェッジは「男らしさ」に対して努力していた。例えば、低い声で演説する練習をしていたという。ガールフレンドがいたこともある。ブティジェッジによると、自分がゲイだと確信した20代の時から、ゲイであることがわかると自分が夢見る将来がなくなる、という恐怖を感じながら、もがいていたという。

 大統領選の中でも、難しい立場に置かれることもある。今年2月3日、アイオワ州の民主党予備選挙の際には、「ピート市長がゲイだとは知らなかった。私の票を返して欲しい」と語気を強める女性の姿が報じられて話題になった。対応した民主党のスタッフが「あなたは彼の政策が気に入って投票したんでしょ。ゲイかどうかなんか関係ないんじゃないの」と諌めた言葉も全米のニュースを駆け巡った。アメリカでは、宗教的な背景もあって同性愛は敏感な話題なのだ。

 最近では、映画だけではなくテレビドラマにも、同性婚の設定が出てくるようになった。それでも、アメリカの大統領が同性婚を認めたのはオバマ大統領の再選の大統領選時(2012年)で、ほんの8年前。その際もオバマ大統領は悩みに悩み、自分で演説原稿を書いたエピソードが知られている。

 1982年生まれのブティジェッジにとっても、カミングアウトは容易なものではなかったのだろう。政治的野心を持つ彼は、カミングアウトした上で有権者から「パーフェクト」と言われるために、それ以外の経歴を追求してきたかのようにも見える。

 その一つが、軍の経験だ。ブティジェッジは2009年に予備役に登録。2010年インディアナ州の財務長官に立候補して共和党候補に破れて落選するが、翌年にサウスベンド市長に29歳の若さで当選、1期目の任期中の2014年に7カ月の休みを取ってアフガニスタンに従軍する。ここでの経験から覚悟を決め、2015年に満を持してカミングアウトし、2018年に同性婚することになる。

 夫となるチャスティンと出会ったのは、出会い系アプリ「Hinge」だ。ブティジェッジがプロポーズをし、チャスティンはブティジェッジの名字を名乗るようになる。2019年5月には、2人は夫婦として「タイム」誌の表紙を飾っている。いま、ブティジェッジが演説をし、そして夫と抱き合いキスする姿や一緒にインタビューを受ける姿を見ると、今が一番彼にとって安らかな時間なのだろうな、と思えてしまう。彼の人生は、今始まったばかりとも言えるのだ。

5613チバQ:2020/02/17(月) 08:55:21
若者からの支持は低迷

 ブティジェッジは今後、支持を広げられるのだろうか。

 白人男性の有権者には、基本的に共和党が強い。民主党内では、若者、女性、人種・宗教といったマイノリティ票の獲得が重要になる。

 民主党の大統領候補のトップ4の候補者は、ブティジェッジ以外は、サンダースも、バイデン(77)も、ウォーレンも70歳代。コメディ・ショーでは、この3人の討論会でのやり取りは、物忘れする年寄りの茶飲み話として茶化されている。

 だが、21世紀になってから成人した「ミレニアル世代」の人気は、自らを「社会主義者」と言うサンダースが一番だ。この世代の旗手として知られる、史上最年少の女性下院議員、アレクサンドリア・オカシオ゠コルテスは、サンダースへの支持を公言し選挙イベントに帯同する。

 特に、若者には「大学授業料フリー」と声高に叫ぶ演説が圧倒的に支持されている。アメリカでは、大学生1人に年1000万円の教育費がかかると言われており、大学を卒業するときにはほとんどの学生が教育ローンを背負っている。中学校の卒業式で「この学校のシナモンパイは美味しい、フリーにすべき!」とサンダースを真似する演説動画が全米で話題になるほど、サンダースの演説は子供にまで理解されている。

 一方のブティジェッジは、ミレニアル世代からの支持は低く、どちらかというと、有権者の年齢を上がるほど支持が高くなる傾向がある。ミレニアル世代から見ると、エリートすぎて友達になりにくい「先生のお気に入り」のような存在と認識されてしまっているようだ。

 今回のニューハンプシャーの予備選挙で、ブティジェッジのライバルとして頭角を表したのは女性候補の1人、59歳のエイミー・クロブシャーだ。3期目の上院議員だが、ニューハンプシャー州の予備選挙の直前のテレビ討論会でディベート力を見せつけ、注目が集まっている。政策は、ブティジェッジと同じ現実的な中道派である。

5614チバQ:2020/02/17(月) 08:55:32

LGBTQグループはブティジェッジをどう見るのか

 最後に、ゲイをカミングアウトしているブティジェッジに対する、LGBTQグループの思いを紹介しよう。

 LGBTQグループの胸中は複雑だ。彼らにインタビューすると、カミングアウトした人が大統領候補の一角に入っていることに驚き、そして喜んでいる。だが、それを表現してはいけないのではないか、と思っている人も少なくない。カミングアウトしていない人にとっては、彼を支持していると自分自身のこともバレてしまうのではないか、という不安もあるという。

 ブティジェッジの政策は、社会主義者を自認するサンダースやウォーレンに比べると、マイノリティにそれほど優しいものではない。だが、ブティジェッジが政策について語らなくても、ゲイという背景から「マイノリティにとっては気持ちをわかってくれる人」という思いに繋がっている部分もあるだろう。

 ブティジェッジが序盤から順調なのは、12月までの世論調査では表に出なかった「隠れブティジェッジ票」があったのではないか。それが、アイオワ州、ニューハンプシャー州で、票として出現したのかもしれない。

 今後、予備選はマイノリティの多い州に移っていく。これからのブティジェッジへの支持の広がりに注目したい。
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横江 公美/週刊文春デジタル

5615チバQ:2020/02/18(火) 15:01:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200218-00000008-jij-n_ame

ブルームバーグ氏を警戒 支持率3位に、主要候補ら批判強める 米大統領選


2/18(火) 7:17配信

時事通信







ブルームバーグ氏を警戒 支持率3位に、主要候補ら批判強める 米大統領選


米大統領選の民主党候補指名を争うブルームバーグ前ニューヨーク市長=4日、中西部ミシガン州デトロイト(AFP時事)


 【ワシントン時事】米大統領選の民主党候補指名を争う主要候補はこの週末、支持率を急上昇させているブルームバーグ前ニューヨーク市長(78)に対し、相次いで攻撃を仕掛けた。

 ブルームバーグ氏が参戦するのは3月からだが、その並外れた資金力に警戒感が強まっている。

 ブルームバーグ氏は1981年に米大手情報サービス「ブルームバーグ」を創業し、金融情報端末の販売などで富を築き、世界9位の資産家とされる。既にテレビCMに約400億円の私財を投入、序盤戦で戦力の多くを使い果たす他候補を尻目に、全国的な知名度を上げてきた。

 キニピアック大の今月の世論調査によると、支持率は前月比7ポイント増の15%となり、サンダース上院議員(25%)、バイデン前副大統領(17%)に次ぐ3位につけている。

 サンダース氏は15日の演説で、ブルームバーグ氏が過去に最低賃金引き上げや富裕層増税に反対してきたと紹介し、「トランプ大統領を倒すには高投票率が必要だが、そのための興奮や熱狂を生み出すことは彼にはできない」と批判した。

 バイデン氏は16日、ブルームバーグ氏がオバマ前大統領との近さを誇示するCMを流していることについて、「突然大親友にでもなったかのようだが、オバマ氏は彼を支持しないだろう」と指摘。ブティジェッジ前サウスベンド市長も、過去の女性差別的な言動をめぐる報道について「彼は答えなければいけない」と求めた。

 出馬表明の遅かったブルームバーグ氏は、14州の予備選が集中する3月3日のスーパーチューズデーから参戦する。バイデン氏がこのまま失速し、ブティジェッジ氏が勢いを全国に広げられなければ、サンダース氏に対抗する穏健派の軸として期待が集まる可能性もある。

5616チバQ:2020/02/18(火) 15:02:43
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200217-00000550-san-n_ame

米大統領選 民主ネバダ州、アイオワ混乱の「二の舞」懸念 電子集計の訓練なし


2/17(月) 17:48配信

産経新聞



 【ワシントン=平田雄介】米大統領選の民主党候補指名争いの第3戦となる22日の西部ネバダ州党員集会で、初戦のアイオワ州党員集会に続き集計トラブルが再発することへの懸念が出ている。ネバダ州民主党は、アイオワ州で混乱の原因となった集計アプリの使用を予定していたが、とりやめると説明。しかし、代替システムがどこまで整ったかは明らかでなく、関係者の間では不安が募る。

 3日のアイオワ州党員集会では、各会場の集計結果を送信するアプリの不調から開票結果の確定が遅れている。12日にはアイオワ州民主党のプライス委員長が責任をとって辞任すると表明した。

 アイオワ州での混乱を受け、ネバダ州民主党のマカディー委員長は4日、ツイッターで「アイオワのアプリは使わない」と発言。複数の米メディアは、ネバダ州では州民主党が購入したアップルの携帯型端末「iPad(アイパッド)」を各会場の責任者に配布し、集計結果を取りまとめるもようだと伝えた。

 ただ、iPadをどう使うのかについて州民主党の発表はない。事前搭載されたグーグルのアンケートフォームを使うとの見方もあるが、専門家は米紙ワシントン・ポストに「党員集会に合わせた仕様に作り替えるには向いていない」と指摘。党員集会運営ボランティアのモリソンさんは「集計作業の実地訓練もなされていない」と訴えた。

 ネバダ州では今回、期日前投票(15〜18日)を導入。22日の本番では、各会場の支持表明と期日前投票の結果を合わせて集計する。作業が複雑になるため、州民主党は電子集計で効率化したい考えだ。

 党員集会での支持表明は2度行う。1度目で全参加者の15%の支持を得られなかった候補は脱落する。脱落候補を支持した人は、2度目の支持表明で他候補の支持に回ることができる仕組みだ。

 米メディアによると、州民主党は集計トラブルに備え、集計した支持表明者の数を手元に記録し、電話で州全体の集計会場に伝える従来の方式も準備する。

5617チバQ:2020/02/18(火) 15:03:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200217-00000006-jij-n_ame

米民主新星、同性愛批判に反論 「家族観の説教受けない」 大統領選


2/17(月) 6:30配信

時事通信







米民主新星、同性愛批判に反論 「家族観の説教受けない」 大統領選


ブティジェッジ前米サウスベンド市長(左)と夫のチャスティンさん=3日、アイオワ州デモイン(EPA時事)


 【ワシントン時事】米大統領選の民主党候補指名を争う新星ブティジェッジ前サウスベンド市長(38)に対し、トランプ大統領に近いラジオ司会者が「米国人はまだ同性愛者を大統領として受け入れられない」と発言し、波紋を呼んでいる。

 ブティジェッジ氏は16日、CNNテレビで「私は夫をとても愛している。家族観について説教を受けるつもりはない」と反論した。

 ブティジェッジ氏をめぐっては、保守系ラジオ司会者ラッシュ・リンボー氏が12日、「正真正銘の男であるトランプ氏の横で、ブティジェッジ氏が彼の夫と抱き合うのを見たら人々にどう映るか」などと述べた。これに対し、民主党の他候補からも「差別的な人格攻撃」などと非難が相次いでいた。

5618とはずがたり:2020/02/19(水) 18:49:21

2020年1月22日 / 11:47 / 1ヶ月前
ヒラリー氏、サンダース議員を批判 「誰からも好かれず」
https://jp.reuters.com/article/usa-election-clinton-idJPKBN1ZL085

5619チバQ:2020/02/20(木) 21:41:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200220-00050141-yom-int
討論会に初参加、前NY市長「トランプ氏倒すのは私だ」…米民主指名争い
2/20(木) 11:47配信読売新聞オンライン
討論会に初参加、前NY市長「トランプ氏倒すのは私だ」…米民主指名争い
19日、米ラスベガスで、テレビ討論会に参加するブルームバーグ前ニューヨーク市長(左)。右はウォーレン上院議員=AP
 【ワシントン=横堀裕也】米大統領選(11月3日投開票)の民主党指名候補争いで、第9回テレビ討論会が19日、主要候補6人が参加してネバダ州ラスベガスで開かれた。支持率が急上昇中のマイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長(78)が初参加し、「トランプ大統領を倒し、ホワイトハウスで最も良い仕事が出来るのは私だ」と聴衆にアピールした。

 大富豪として知られるブルームバーグ氏は、広告費に巨額の私財を投じて認知度を拡大させており、直近の世論調査で支持率は2位まで上昇している。討論会で、ピート・ブティジェッジ前サウスベンド市長(38)は、「この党をカネで買おうとする候補者が選ばれるべきではない」と述べ、ブルームバーグ氏を強く批判した。

 ネバダ州では党指名候補争いの3戦目となる党員集会が22日に予定されている。世論調査で首位に立つバーニー・サンダース上院議員(78)は「国民皆保険を基本的人権として認めるべきだ」と持論を展開し、支持を訴えた。

 初戦のアイオワ州党員集会と2戦目のニューハンプシャー州予備選で振るわなかったジョー・バイデン前副大統領(77)は「私こそがトランプ氏を倒せる。世論調査もそれを証明している」と強調し、挽回に意欲を示した。

5620チバQ:2020/02/20(木) 22:18:41
http://www.asahi.com/international/reuters/CRWKBN20D2JW.html
米国防総省ナンバー3のルード次官が辞表、「大統領が要請と理解」
2020年2月20日04時02分
 [ワシントン 19日 ロイター] - 米国防総省は19日、同省のナンバー3であるジョン・ルード次官(政策担当)が月末に辞任すると発表した。同省は理由を説明していない。

 ロイターが入手した辞表によると、ルード次官は国防総省による「増大する中国の脅威」への注力を含め、主要な政策に関与できたことついてトランプ大統領に謝意を表明。「大統領が私の辞任を要請したと理解している」とした。

 米政府内では、中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]に対する輸出制限などを巡り見解が対立。中国への輸出の一段の制限を求める声が一部で上がる中、トランプ大統領は前日、国家安全保障を口実として米製品の国外での販売が制限されることはあってはならないとの考えを示した。 

 ルード氏は米ロッキード・マーチン<LMT.N>出身。国防総省政策担当国防次官に2018年1月に就任した。同省の声明によると、後任が決まるまで、政策担当副次官の任務を務めているジェームズ・アンダーソン氏が暫定次官を務める。

5621チバQ:2020/02/21(金) 11:20:55
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200216-00034034-bunshun-int

8カ国語、海軍従軍、同性愛告白……米民主党 有力候補ブティジェッジの華麗な経歴と急所


2/16(日) 18:30配信

文春オンライン







8カ国語、海軍従軍、同性愛告白……米民主党 有力候補ブティジェッジの華麗な経歴と急所


巧みな演説にも定評がある &copy;共同通信社


 アメリカ人ですら発音しづらい名前の持ち主が、米大統領選、民主党候補指名争いを席巻している。

【写真】この記事の写真を見る

 2月3日、初戦となったアイオワ州の党員集会で、ピート・ブティジェッジ氏(28)は世論調査3位の前評判を覆し、バーニー・サンダース上院議員(78)を0.1ポイントの僅差で抑え、暫定首位に立った(2月11日現在)。

「予想外の不人気に見舞われたバイデン前副大統領の票が、ブティジェッジ氏に流れた」(外信部デスク)という。

 70代がひしめく候補者レースで、その若さが際立つブティジェッジ氏は、インディアナ州の中都市サウスベンド市の出身。ハーバード大学と英オックスフォードで学び、大手コンサル「マッキンゼー」で勤務。8カ国語を操り、輝かしい経歴を引っ提げ、地元サウスベンド市の市長に当選したのは29歳の時だった。

 8年間の市政では、いわゆる「ラストベルト」の一角をなす町において、中心部の再開発と新興企業の呼び込みなどで半世紀ぶりに人口増加を達成。しかも、市長時代、海軍予備役の将校としてアフガニスタンで従軍した異色の経歴をもつ。また同性愛を公表。18年にデートアプリで知り合った男性と結婚し、選挙集会で「夫」と壇上でキスを交わす場面も珍しくない。
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最大の弱点は、マイノリティと若者の支持が集まらないこと

 そんな話題性には事欠かない経歴だが、政策についての評は聞こえてこない。

「その経歴から急進的なリベラルとみられがちだが、中道左派です。サンダースやウォーレン上院議員など、民主党の急進左派のお題目ともいえる国民皆保険はバラマキだと批判。その一方で、トランプ氏が実績としてアピールする連邦法人税の減税も批判し、時給15ドルへの最低賃金の引き上げを掲げるものの、目玉といえる政策がないのが実情です」(現地特派員)

 最大の弱点は、マイノリティと若者の支持が集まらないことだという。

「第3戦のネバダでは中南米系のヒスパニック、第4戦のサウスカロライナでは黒人の支持率が伸びていない。市長時代にマイノリティ対策を取らなかったと指摘されていますが、同性愛に不寛容な黒人が多いとも分析されている。またフォーブス誌の調査で18〜29歳の間での支持率はわずか3%。同性愛の公表もアピール材料に組み込む姿に鼻白むミレニアル世代が意外に多い」(前出・デスク)

「第3の男」の思わぬ躍進に混乱する民主党。皮肉にもトランプ再選に、また一歩近づいたのかもしれない。
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「週刊文春」編集部/週刊文春

5622チバQ:2020/02/21(金) 15:23:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200221-00000539-san-n_ame

米大統領選 ネバダ州で22日に民主党の党員集会 非白人の支持が焦点


2/21(金) 14:22配信

産経新聞



 【ラスベガス=黒瀬悦成】11月の米大統領選での民主党候補指名に向けた西部ネバダ州党員集会が22日に実施される。指名争い第2戦の東部ニューハンプシャー州予備選で1位となり、全国支持率でもトップを走るサンダース上院議員(78)が優位を確保できるかなど、選挙序盤の行方を決する重要な一戦として注目が高まっている。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめたネバダ州での世論調査では、20日時点の平均支持率トップはサンダース氏の30%で、2位のバイデン前副大統領(77)=16%=に14ポイント差をつけた。

 複数の選挙専門家は、現時点ではサンダース氏に勝算があるとしつつ、同氏の急進左派的な公約が州内の民主党支持者から警戒されていると指摘する。

 ネバダ州で最も影響力が強い組織の一つとされ、最大都市ラスベガスなどのサービス業従事者が加盟する「料飲業者組合」(組合員数約6万人)は20日の集会で「どの候補も支持しない」と表明し、先頭走者のサンダース氏を拒絶する立場を打ち出した。同氏が唱える「国民皆保険の実現」が、組合が長年かけて雇用主から勝ち取った保険システムの撤廃につながると懸念を強めているためだ。

 こうした動きは他州の組合にも波及する可能性があり、サンダース氏には逆風となりかねない。

 バイデン氏は、同州で一時は32・5%の支持率を誇ったが、最近は同じ中道穏健派のブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長(38)やクロブシャー上院議員(59)らに食われる形で支持率を減らしている。

 ネバダ大のロバート・ラング教授(公共政策)は「バイデン氏がネバダ州で2位に滑り込むことができれば、29日のサウスカロライナ州予備選以降の展望が開ける。返り咲きも可能だ」と指摘する。

 一方、中西部出身で支持層が白人に偏っているブティジェッジ氏とクロブシャー氏は、党員集会でヒスパニック(中南米系)と黒人にどれだけアピールできたかが今後、非白人の比率が高い南部や西部で勝ち抜けるかの指標となる。

 2016年の前回大統領選でのネバダ州民主党党員集会では、参加者の19%が中南米系、13%が黒人だった。同州での平均支持率は、ブティジェッジ氏14%、クロブシャー氏10%となっている。

 ネバダ州党員集会の注目度が初戦のアイオワ州党員集会や第2戦のニューハンプシャー州予備選にも増して高まってきたのを受け、15〜19日に行われた党員集会の不在者投票には、16年の党員集会の総参加者約8万4700人に迫る、約7万7千人が参加した。

5623チバQ:2020/02/21(金) 17:22:05
■2月03日 アイオワ州 党員集会 >>5593
26.4%  ブティジェッジ
25.7%  サンダース
18.3%  ウォーレン
15.8%  バイデン
12.2%  クロブシャー

■2月11日 ニューハンプシャー州 予備選 >>5604 州人口の92%は白人>>5589
26% サンダース
24% ブティジェッジ
20% クロブシャー
 8% バイデン

■2月22日 ネバダ州 党員集会 白人は51%、ヒスパニックが17%>>5589 
>>5609支持率
25% サンダース
18% バイデン
13% ウォーレン
11% ステイヤー
10% ブティジェッジ
10% クロブシャー

■2月29日 サウスカロライナ州 予備選 アフリカ系が州人口の27% >>5589

■3月3日 全米14州「スーパーチューズデー」



現在残っている候補
ジョー・バイデン
マイケル・ブルームバーグ
ピート・ブティジェッジ
トゥルシー・ギャバード
エイミー・クロブシャー
バーニー・サンダース
エリザベス・ウォーレン
トム・ステイヤー

5624チバQ:2020/02/25(火) 16:18:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200222-00000057-mai-n_ame

急進左派サンダース氏連勝か 米民主党ネバダ党員集会 中南米系に浸透


2/22(土) 18:54配信

毎日新聞







急進左派サンダース氏連勝か 米民主党ネバダ党員集会 中南米系に浸透


米・ネバダ州


 11月の米大統領選の野党・民主党の指名候補争いの第3戦となる西部ネバダ州の党員集会が22日(日本時間23日)に行われる。急進左派のバーニー・サンダース上院議員(78)が中南米系にも浸透し、支持を広げており、東部ニューハンプシャー州予備選に続き連勝する見通しが強まっている。

【動画】トランプ大統領の演説原稿を破り捨てた下院議長の挑戦状

 初戦の中西部アイオワ州党員集会と2戦目のニューハンプシャーはともに州民の大多数が白人だったが、ネバダは約3割が中南米系で、約1割が黒人。民主党は多様性を売り物にしており、候補にとってはネバダでの勝利は全米での支持拡大に向けた弾みとなる。

 エマーソン大などが19、20両日に実施した世論調査では、サンダース氏が30%で首位。ピート・ブティジェッジ前サウスベンド市長(38)が17%、ジョー・バイデン前副大統領(77)が16%と穏健派の両氏がほぼ横並びで続いている。

 エリザベス・ウォーレン上院議員(70)も12%、エイミー・クロブシャー上院議員(59)も11%と2桁の支持率で、2位以下は混戦状態となっている模様だ。

 2016年にも指名獲得を目指したサンダース氏は、ラスベガス周辺などに選挙活動の拠点となる事務所を早々に構え、草の根運動で、米国の好景気を実感できない中南米系も含めた中間層や貧困層への浸透を図ってきた。

 当初はネバダで優勢とみられていたのはバイデン氏だった。だが、ラスベガスなどの観光産業で働く約6万人の「ホテル従業員労働組合」が13日に特定の候補を推薦しない方針を決定。労組の支援を当て込んでいたバイデン氏には痛手となった。労組票はバイデン氏に集中せず、他候補にも分散しているとみられている。

 ネバダでの勝利に自信を持つサンダース氏は、21日は3月3日に予備選がある西部カリフォルニア州でも集会を開催。ネバダではサンダース氏を応援する他州の州議会議員らがラスベガス郊外の事務所でボランティアらと集会を開き、「最後まで手を抜かずに戸別訪問を続けよう」などと気勢を上げた。

 バイデン氏はラスベガスでの集会で、サンダース氏について「銃規制の法案に後ろ向きだった」と批判した。ブティジェッジ氏もラスベガスで「個人の選択を維持していこう」と訴え、サンダース氏提案の政府主導の国民皆保険導入に反対する考えを強調した。

 立候補表明が遅れたマイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長(78)はネバダ党員集会と29日の南部サウスカロナイナ州の予備選には正式には参加していない。【ラスベガス(西部ネバダ州)古本陽荘、福永方人】

5625チバQ:2020/02/25(火) 20:49:40
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3269972.html
サンダース氏がキューバ擁護、民主党内ライバルから批判殺到
2020/02/25 12:01AFPBB News

サンダース氏がキューバ擁護、民主党内ライバルから批判殺到

米ネバダ州ラスベガスで行われた民主党候補者討論会の様子。左から、マイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長、エリザベス・ウォーレン上院議員、バーニー・サンダース上院議員、ジョー・バイデン前副大統領(2020年2月19日撮影)。(c)MARIO TAMA / GETTY IMAGES NORTH AMERICA / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】11月に行われる米大統領選へ向けた民主党の指名候補争いで現在トップを走るバーニー・サンダース上院議員が、23日放送のテレビインタビューでキューバの故フィデル・カストロ元国家評議会議長の政策を一部擁護したためにライバル候補らの批判にさらされている。

 社会民主主義者を自称するサンダース氏は米CBSの報道番組「60ミニッツ」のインタビューで、1959年のキューバ革命後にカストロ議長が率いた識字率向上事業はおおむね成功したと述べ、「フィデル・カストロがやったことだとしても、それは悪いことなのか?」と問いかけた。さらに、「キューバ政権の独裁的な性格」には反対すると強調しつつ、その政権が長年にわたり行ってきたこと全てを誤りだとするのは不当だと述べた。

 サンダース氏はキューバについて、反体制派を弾圧していると非難もしたが、ライバルらは、サンダース氏の社会民主主義路線を阻む批判の機会を逃しはしなかった。

 ジョー・バイデン前副大統領の選挙顧問クリストバル・アレックス氏は、サンダース氏には昔から独裁的な指導者たちの理念を信奉する傾向があると批判。「バーニー(サンダース氏)の発言は、フィデル・カストロ、ニコラス・マドゥロ(ベネズエラ大統領)、ダニエル・オルテガ(ニカラグア大統領)らが、今ここに米国人として住む人々を含む大勢に与えた痛みや苦しみを理解していないことを示している。さらに悪いことに、サンダース氏は自身のイデオロギーのために、そうした国々での生活の現実が見えなくなっている」と述べた。

 またマイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長はツイッターへの投稿で、「フィデル・カストロは強制労働収容所や宗教弾圧、貧困のまん延、銃殺隊、大勢の自国民の殺害といった負の遺産をもたらした。だがそうだな、バーニー、彼の識字率向上事業についてならば話そう」と述べた。 【翻訳編集】AFPBB News

5626チバQ:2020/02/25(火) 20:51:03
https://www.sankei.com/world/news/200225/wor2002250009-n1.html
【米大統領選】ネバダ党員集会、サンダース氏が圧勝 集計終了
2020.2.25 09:14
 【ワシントン=黒瀬悦成】11月の米大統領選に向け22日に実施された民主党候補指名争いの第3戦、西部ネバダ党員集会は24日、全ての集計が終了し、急進左派のサンダース上院議員(78)が得票率46・8%で圧勝した。サンダース氏は第2戦の東部ニューハンプシャー州予備選(11日)に続く連勝。3月3日に全米14州などで実施される指名争いの最大の山場、「スーパーチューズデー」に向けて弾みをつけた。

 一方、バイデン前副大統領(77)は得票率20・2%で2位につけ、今月29日の南部サウスカロライナ州予備選に望みをつないだ。バイデン氏は党員集会で黒人票を最も多く獲得しており、黒人が人口の27%を占める同州で再起を期したい考えだ。

 ブティジェッジ前サウスベンド市長(38)は14・3%で3位、左派のウォーレン上院議員(70)が9・7%で4位となった。ニューハンプシャー州予備選で健闘が目立ったクロブシャー上院議員(59)は4・2%で6位に終わった。

 ブティジェッジ氏とクロブシャー氏は多様な人種を抱えるネバダ州で不振に終わり、民主党の重要な支持基盤である中南米系や黒人などの民族的少数派の間で支持が広がっていない現状を露呈した。ウォーレン氏は、サンダース氏との「左派対決」で劣勢が一層鮮明になってきた。

5627チバQ:2020/02/25(火) 20:52:38
https://mainichi.jp/articles/20200224/ddn/001/030/001000c
米大統領選 サンダース氏連勝 民主第3戦、バイデン氏に大差
会員限定有料記事 毎日新聞2020年2月24日 大阪朝刊
 11月の米大統領選に向けた野党・民主党候補の指名争いの第3戦・西部ネバダ州党員集会が22日、行われた。急進左派のバーニー・サンダース上院議員(78)が2位に大差をつけ勝利を確実にした。11日の東部ニューハンプシャー州予備選に続く連勝となった。(2面に「米国の選択」)

 従来の支持層の若年層だけでなく、中南米系の支持も得たサンダース氏は南部テキサス州で「ネバダで世代や人種を超えた支持を集めることができた。全米での勝利につながる」と勝利宣言。初戦の中西部アイオワ州党員集会は暫定結果で僅差の2位で、現段階で「フロントランナー」であることを印象付けた。

 ネバダ州の人口の約3割を占める中南米系は民主党の有力な支持層で、米メディアの入り口調査によると、サンダース氏がその過半数の支持を得た模様。中南米系の割合が比較的高く大票田の西部カリフォルニア州やテキサス州などの予備選がある3月3日のスーパーチューズデーに向け、弾みがついたことになる。

5628チバQ:2020/02/25(火) 20:54:21
https://www.cnn.co.jp/usa/35149827.html
次戦のサウスカロライナ州、バイデン氏とサンダース氏がリード
2020.02.25 Tue posted at 15:35 JST

(CNN) 11月に行われる米大統領選で野党・民主党からの指名争いが行われるなか、4戦目となるサウスカロライナ州で、バイデン前副大統領とサンダース上院議員がリードしていることがわかった。NBCとマリスト大学が24日、調査結果を発表した。

投票する可能性の高い有権者の中でバイデン氏の支持率は27%、サンダース氏の支持率は23%だった。3位には支持率15%で実業家のスタイヤー氏が入った。2けたの支持率を得たのはこの3人だけだった。

以下、ブティジェッジ前サウスベンド市長が9%、ウォーレン上院議員が8%、クロブシャー上院議員が5%、ギャバード下院議員が3%となった。

今回の世論調査はサンダース氏が勝利した3戦目のネバダ州党員集会の前に行われた。

黒人層はまだバイデン氏を支持しているようだ。黒人層のうちバイデン氏支持は約35%。サンダース氏支持は20%、スタイヤー氏支持は19%だった。

今回の世論調査は、サウスカロライナ州でバイデン氏とサンダース氏が誤差の範囲内の接戦となっていることを示唆する3つ目の調査結果となった。これまでは、同州ではバイデン氏がリードを保っていた。

FOXニュースの1月の世論調査では投票する可能性の高い有権者のうち36%がバイデン氏を支持していた。しかし、その一部はサンダース氏支持に回っている。

NBCとマリスト大の世論調査は2月18日から21日の間にサウスカロライナ州の成人2661人に対して行われた。誤差の範囲はプラスマイナス2.4ポイント。

5629チバQ:2020/02/25(火) 20:55:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200224-00000070-kyodonews-int
サンダース氏、非白人票狙う 中道候補ら独走阻止へ懸命
2/24(月) 16:17配信共同通信
サンダース氏、非白人票狙う 中道候補ら独走阻止へ懸命
23日、米テキサス州オースティンの選挙集会で演説するサンダース上院議員(ロイター=共同)
 【ワシントン共同】米大統領選の民主党候補指名争いで、序盤戦を優位に進める左派サンダース上院議員は23日、南部テキサス州ヒューストンでの集会で「黒人、白人、ヒスパニック(中南米系)、先住民、アジア系の労働者や若者が投票すれば、(共和党が強い)テキサスでも勝てる」と訴え、幅広い人種層に打倒トランプ大統領に向けた支持を求めた。

 29日の南部サウスカロライナ州予備選と、多くの予備選が集中する3月3日のスーパーチューズデーを控え、中道候補らはサンダース氏の独走を阻止しようと懸命だ。

5630チバQ:2020/02/25(火) 20:58:01
https://www.fnn.jp/posts/00050442HDK/202002251800_tarokimura_HDK
米民主党は48年前の記録的大敗を繰り返すのか トランプ大統領はサンダース氏との対戦を望む?

木村太郎
カテゴリ:ワールド
2020年2月25日 火曜 午後6:00

サンダース氏はジョージ・マクガバン氏の再来か

米民主党の大統領選候補者選びで躍進する左派のバーニー・サンダース上院議員(バーモント州選出)は、48年前に歴史的大敗を喫した民主党左派のジョージ・マクガバン候補の再来なのだろうか?

マクガバン氏も上院議員(サウス・ダコタ州選出)で、1972年の大統領選で共和党のリチャード・ニクソン氏と戦ったが、全米51の州と地区の内、マサチューセッツ州とワシントンDCで勝利しただけで出身地のサウス・ダコタ州でも敗れ、選挙人の数で520対17という大差で敗れた。

当時はベトナム戦争末期で、マクガバン氏は「ベトナムからの米軍の即時撤退」や「軍事費の削減」を約束し、国内的にも「差別の廃止」や「大麻の合法化」さらには「全国民に1000ドル(当時の為替換算で約30万円)を給付する」ことなど米民主党としては極めて進歩的な政策を打ち出したが米国民には受け入れられなかった。

一方のサンダース上院議員は自ら社会主義者と自認しており、その政策も「国民皆保険」や「公立大学無料化」「大麻の合法化」など米民主党主流派からはかなり左側に寄ったもので、同上院議員が大統領候補になってもマクガバン氏同様に多くの国民の支持を得られないのではないかと危惧する声が民主党主流派から持ち上がっている。

二人の酷似点
そうした懸念を裏付けるように「バーニー・サンダースはジョージ・マクガバンである」と題した記事が、米国の有力な総合誌「ジ・アトランティック」電子版に掲載された。

筆者は同誌のスタッフライターのデレク・トンプソン氏で、実は「サンダース上院議員はマクガバン氏ではない」というテーマで執筆をしていった末、やはり二人は酷似しているとの結論に達したのだとか。

その理由としてトンプソン氏は、当初民主党の候補者選びで有力だったエドマンド・マスキー上院議員が夫人の問題で感情的になり涙を流して失脚したのでマクガバン氏が台頭したように、サンダース上院議員もジョー・バイデン前副大統領が息子の問題で勢いが失速した間隙を縫って躍進してきた経緯が共通しており、その支持母体も草の根の活動家であることも同じだとする。

また、政策的にも二人の主張はよく似ているだけでなく、マクガバン氏が「労働者たちは1932年(のルーズベルト大統領の)大改革の恩恵を被ってきた」と言えば、サンダース上院議員も「80年前、フランクリン・ルーズベルトは進歩的な改革をもたらした」とよく口にして二人ともルーズベルトの継承者であることを訴えている。

5631チバQ:2020/02/25(火) 20:58:19
トランプ大統領はサンダース氏との対戦を望んでいる?
違う点があるとすれば、マクガバン氏が戦ったニクソン大統領は当時60%もの支持率があったのに対し、トランプ大統領の人気はそこまで高くないので8年前のような大敗を喫する心配はないだろうとトンプソン氏は考える。

そのトランプ大統領は、22日(現地時間)のネバダ州の民主党党員集会でサンダース上院議員が勝利すると、次のようにツィートしている。
「クレイジーなバーニー(サンダース)が偉大な州ネバダでよくやっているらしい。バイデン や他の連中は弱いようだし、チビのマイク(ブルームバーグ元ニューヨーク市長)も大統領選討論史上最悪の出来から立ち直ることができなかったようだ。バーニーおめでとう。でも連中が邪魔しないように気をつけたほうがいいよ」

トランプ大統領は、サンダース上院議員との対戦を望んでいるように見えるのだが・・・

5632チバQ:2020/02/26(水) 13:24:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200225-35149827-cnn-int

次戦のサウスカロライナ州、バイデン氏とサンダース氏がリード


2/25(火) 15:35配信

CNN.co.jp







次戦のサウスカロライナ州、バイデン氏とサンダース氏がリード


サウスカロライナ州での支持率で首位を争うバイデン氏(右)とサンダース氏


(CNN) 11月に行われる米大統領選で野党・民主党からの指名争いが行われるなか、4戦目となるサウスカロライナ州で、バイデン前副大統領とサンダース上院議員がリードしていることがわかった。NBCとマリスト大学が24日、調査結果を発表した。

投票する可能性の高い有権者の中でバイデン氏の支持率は27%、サンダース氏の支持率は23%だった。3位には支持率15%で実業家のスタイヤー氏が入った。2けたの支持率を得たのはこの3人だけだった。

以下、ブティジェッジ前サウスベンド市長が9%、ウォーレン上院議員が8%、クロブシャー上院議員が5%、ギャバード下院議員が3%となった。

今回の世論調査はサンダース氏が勝利した3戦目のネバダ州党員集会の前に行われた。

黒人層はまだバイデン氏を支持しているようだ。黒人層のうちバイデン氏支持は約35%。サンダース氏支持は20%、スタイヤー氏支持は19%だった。

今回の世論調査は、サウスカロライナ州でバイデン氏とサンダース氏が誤差の範囲内の接戦となっていることを示唆する3つ目の調査結果となった。これまでは、同州ではバイデン氏がリードを保っていた。

FOXニュースの1月の世論調査では投票する可能性の高い有権者のうち36%がバイデン氏を支持していた。しかし、その一部はサンダース氏支持に回っている。

NBCとマリスト大の世論調査は2月18日から21日の間にサウスカロライナ州の成人2661人に対して行われた。誤差の範囲はプラスマイナス2.4ポイント。

5633チバQ:2020/02/28(金) 17:52:26
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200228-00000593-san-n_ame

米大統領選 トランプ陣営、黒人票取り込みに本腰 激戦州で


2/28(金) 16:49配信

産経新聞



 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領が11月の大統領選での再選の可能性を広げるため、黒人有権者の支持拡大に本腰を入れ始めた。民主党の伝統的な支持基盤である黒人層が大挙してトランプ氏に乗り換える公算は小さいものの、激戦州ではわずかな票の動きが選挙結果を左右するだけに、民主党から少しでも多くの黒人票を切り崩したい考えだ。

 トランプ氏は27日、米国での黒人の偉人の業績を振り返る恒例の「黒人歴史月間」(2月1日〜29日)の祝賀会をホワイトハウスで開催。同氏は「米国の歴史を通じ、黒人は平等と正義、自由のために戦ってきた」と称賛した上で「黒人の失業率は過去最低になった。黒人の給与も年間で2400ドルも上昇した」と政権の実績を強調した。

 トランプ氏は黒人向けの高等教育機関「歴史的黒人大学」に補助金を支給する法律に署名したほか、軽微な麻薬犯罪の服役囚を減刑・釈放する刑事司法制度改革に取り組むなど、黒人層を意識した政策を相次ぎ進めてきた。

 2016年の前回大統領選でトランプ氏の黒人の得票率は8%にとどまった。しかし、左派系の黒人政治団体「黒人の政治行動委員会(PAC)」が今月発表した世論調査では、黒人の12%が「トランプ氏に投票する」と回答した。トランプ陣営のパースケール選対本部長も26日、記者団に「黒人の支持率は前回選挙に比べ倍増した」と述べるなど、黒人層取り込みへの自信を強調した。

 陣営はトランプ氏の娘婿であるクシュナー大統領上級顧問の指揮の下で「黒人戦略」を展開。26日には全米の激戦州の少なくとも15都市で黒人有権者向け広報センターを3月から開設すると発表した。

 センターが設置されるのは、トランプ氏の再選に向け勝利が義務づけられている南部フロリダ、ジョージア、ノースカロライナ、中西部ミシガン、オハイオ、ウィスコンシン、東部ペンシルベニアの各州。

 センターでは広報資料の配布や「ブラック・ボイセズ・フォー・トランプ(トランプ支持の黒人の声)」のロゴが入ったグッズの販売、有名人を呼んだイベントなどが行われる。また、トランプ氏は28日、民主党の予備選を翌日に控える南部サウスカロライナ州で支持者集会を開き、同州人口の3割近くを占める黒人へのアピールを図る予定だ。

5634とはずがたり:2020/03/02(月) 09:11:45

トランプに勝つにはなんらかのマイノリティの若手がいいんじゃないかなと思ってたけど残念だ。

米大統領選で民主党ブティジェッジ氏撤退へ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200302-00000017-kyodonews-int
3/2(月) 8:31配信共同通信

 【ワシントン共同】米主要メディアは1日、大統領選の民主党候補指名争いで中道若手の前インディアナ州サウスベンド市長ブティジェッジ氏(38)が撤退すると報じた。

5635チバQ:2020/03/02(月) 09:39:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200302-00000003-jij_afp-int

ブティジェッジ氏、米大統領選から撤退 米メディア


3/2(月) 8:47配信

AFP=時事







ブティジェッジ氏、米大統領選から撤退 米メディア


米サウスカロライナ州コロンビアで開いた選挙集会で演説するピート・ブティジェッジ氏(2020年2月28日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】(更新)米メディアは1日、民主党の大統領選候補指名を争っていたインディアナ州サウスベンド(South Bend)の前市長、ピート・ブティジェッジ(Pete Buttigieg)氏(38)が、2月29日に行われたサウスカロライナ州予備選で低迷したことを受けて、大統領選からの撤退を決めたと伝えた。

【写真】演説するブティジェッジ氏

 米メディアによると、ブティジェッジ氏は3月1日中に選挙運動を正式に中止すると同氏の側近が語ったという。ほぼ無名だったブティジェッジ氏は急速に注目を集め、全国的な政治家になっていた。【翻訳編集】 AFPBB News

5636チバQ:2020/03/02(月) 09:45:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200302-00000005-jij-n_ame

バイデン氏、続くハードル サンダース氏なお有利 米民主指名争い


3/2(月) 7:05配信

時事通信







バイデン氏、続くハードル サンダース氏なお有利 米民主指名争い


2月29日、米南部サウスカロライナ州コロンビアで、バイデン前副大統領に声援を送る支持者(EPA時事)


 【コロンビア時事】米大統領選の民主党候補指名争いの第4戦はバイデン前副大統領が圧勝し、今後に望みをつないだ。

 ただ、全国的には急進左派のサンダース上院議員がなお有利な状況。3日のスーパーチューズデーからは、バイデン氏と同じ中道派の大富豪ブルームバーグ前ニューヨーク市長が参戦、「反サンダース」票を集約できるかも予断を許さない。

 「ほとんどの国民は『革命の約束』を望んでいない。欲しいのは約束でなく結果だ」。バイデン氏は29日の勝利宣言で、サンダース氏への対抗意識をむき出しにした。支持者からの「ジョー(バイデン氏)よ、行け」の連呼に、満面の笑みで応えた。

 バイデン氏にとって第4戦は「最後のとりで」だった。第2戦のニューハンプシャー州予備選で初戦に続く惨敗が濃厚になると、開票を待たずにサウスカロライナに飛び、この勝負に賭けてきた。

 サウスカロライナは黒人が多く、オバマ政権の副大統領だったバイデン氏への好感度は高い。州都コロンビアで投票を終えた黒人の男性(57)は「トランプ大統領を倒して全ての人を束ねてくれるのは彼しかいない」と期待を示した。

 だが、バイデン氏は14州の予備選が集中するスーパーチューズデーでは、大票田カリフォルニア州をはじめサンダース氏に後れを取っている。組織や資金力で上回るサンダース氏は29日夜、「たくさんの州がある。全てでは勝てない」と支持者に語り、最有力候補の余裕を見せた。

 突出した資金力でバイデン氏と中道派の票を争うブルームバーグ氏も、全国支持率で2位のバイデン氏に約2ポイント差に迫る。ブルームバーグ氏の陣営は29日、声明で「ブルームバーグは14州で活動してきた唯一の候補だ。火曜日を楽しみにしている」と述べ、これらの州の活動が限定的なバイデン氏との違いを強調した。

5637チバQ:2020/03/02(月) 09:50:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200301-00000044-jij-n_ame

ステイヤー氏が撤退表明 米大統領選


3/1(日) 12:38配信

時事通信







ステイヤー氏が撤退表明 米大統領選


米大統領選の民主党候補指名レースから撤退したトム・ステイヤー氏=2月25日、サウスカロライナ州チャールストン(AFP時事)


 【ワシントン時事】米大統領選に向けた民主党候補指名争いで、慈善活動家のトム・ステイヤー氏(62)は2月29日、撤退を表明した。

 大量の資金をつぎ込んだ29日のサウスカロライナ州予備選で伸び悩み、同州で支持者を前に「大統領選で勝利する道が見えない」と語った。

5638チバQ:2020/03/02(月) 17:15:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200302-00010006-fnnprimev-in

「新星」撤退でバイデン氏に追い風か 「最大の山場」スーパーチューズデーの勢力図に変化


3/2(月) 13:58配信

FNN.jpプライムオンライン







「新星」撤退でバイデン氏に追い風か 「最大の山場」スーパーチューズデーの勢力図に変化


(画像)FNN PRIME online


スーパーチューズデー目前に「新星」が突然の撤退表明

米大統領選に向けた民主党候補者指名争いで、「最大の山場」となるスーパーチューズデーが2日後に迫る中、ブティジェッジ前サウスベンド市長が1日、撤退する方針を発表した。同性婚を公表しているブティジェッジ氏は涙を流す夫とともに登壇し「打倒トランプに向けて、国民を一致団結させる」と呼びかけた。突然の撤退宣言に、会場からは2024年の大統領選出馬を求める声が上がった。

【画像】ブティジェッジ氏の撤退で中道派3候補の絞りこみが進む 果たして誰が次なる脱落者となるか・・・

ブティジェッジ氏は初戦のアイオワ州で勝利し、大統領選候補最年少の「新星」として大きな注目を集めた。しかし、2戦目のニューハンプシャー州ではサンダース氏に敗北。ネバダ州やサウスカロライナ州では、黒人や中南米系などの「非白人」の有権者の間で支持が広がらず、今後を戦う上での課題が浮き彫りとなった。また、事前調査では、3月3日に行われるスーパーチューズデーの大票田・カリフォルニア州やテキサス州で上位に食い込めず、苦戦が予想されていた。
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選挙戦への影響は?バイデン氏に追い風の展開

最大の関心事は、ブティジェッジ氏の撤退が、今後の選挙戦にどのような影響を与えるのかということだ。

当初、サウスカロライナ州でバイデン前副大統領が勝利したことで、候補者の乱立状態が続き、さらに混戦となることが見込まれていた。しかし、ブティジェッジ氏の撤退により、「中道派候補」の絞り込みが進むことになる。これまで、この乱立状態はサンダース氏にとって有利とみられていたが、中道派内の絞り込みが進めば「サンダース一強」の勢力図が動くことが見込まれるのだ。特に、2日後の3日に迫るスーパーチューズデーの情勢は大きく変わる可能性がある。

中道派候補は現在、バイデン氏を筆頭に、ブルームバーグ前ニューヨーク市長、クロブシャー上院議員だ。

トランプ大統領は1日、早速ツイッターで「スーパーチューズデーではブティジェッジ氏の票がすべて“眠たげなジョー(バイデン氏)”に流れるだろう。すごいタイミングだ。これはサンダース外しの始まりだ」と揶揄した。バイデン氏は事前の調査で「トランプ大統領に勝てる候補」の筆頭格と目されていることから、ライバルへの攻撃を強め、けん制したものとみられる。

また、アメリカのメディアもブティジェッジ氏の撤退は「特に、バイデン氏にとって大きな追い風になる」との見通しを伝えた。

5639チバQ:2020/03/02(月) 17:15:37
大票田ではサンダース氏が優勢も新たな局面に突入

序盤戦で苦戦が続き、一時は「撤退」の観測まで流れたバイデン氏だが、サウスカロライナで圧勝したことを機に潮目が大きく変わった形だ。再起を遂げた同氏の選挙戦は「まるでローラーコースターだ」とも揶揄される一方、「カムバック・キッド」と称され、今、大きな注目が集まる。「カムバック・キッド」とは、1992年の選挙戦の際、初戦で出遅れたが二戦目で持ち直し、その後の指名獲得につなげたビル・クリントン氏につけられたニックネームだ。

最新の世論調査では、大票田・カリフォルニア州ではサンダース氏が大きくリードする。しかし、カリフォルニア州に次ぐ代議員数を擁するテキサス州では、バイデン氏がサンダース氏を猛追。ノースカロライナ州などでは、バイデン氏が優勢の展開となっている。民主党の大統領候補者指名争いは、「バイデン氏の4戦目の圧勝」と「ブティジェッジ氏の撤退」で新たな局面を迎えたことになる。

■カリフォルニア州の最新支持率(リアルクリアポリティクス ※ブティジェッジ氏撤退発表前に行われた調査の平均値)
サンダース 33.7
バイデン 15.3
ウォーレン 14.7
ブルームバーグ 13.3
ブティジェッジ 7.7

■テキサス州の最新支持率
サンダース 29.7
バイデン 20.8
ブルームバーグ 18.0
ウォーレン 12.7
ブティジェッジ 7.5

【執筆:FNNワシントン支局 瀬島隆太郎】

5640チバQ:2020/03/02(月) 17:19:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200229-00000074-jij-n_ame

選挙広告が過去最高額 半分は民主富豪候補から 米大統領選


2/29(土) 16:08配信

時事通信



 【ワシントン時事】米大統領選の予備選・党員集会に向け、各候補が広告に投じた費用が過去最高の10億ドル(約1080億円)に上ることが、広告調査団体アドバタイジング・アナリティクスの調査で明らかになった。

 米テレビFOXビジネスなどが28日報じた。

 広告費のうち9億6900万ドル(約1050億円)が民主党候補の陣営によるもので、トランプ大統領の再選出馬が確実な共和党は6800万ドル(約73億円)程度。FOXビジネスは「民主党では8候補が指名を争っており、(広告費が共和党を大きく上回るのは)驚きではない」と解説している。

 民主党候補では、ブルームバーグ前ニューヨーク市長が、全体の半分に当たる5億ドル(約540億円)以上をテレビやインターネットの広告に投入。全米有数の富豪として知られるブルームバーグ氏は、出馬表明が他の候補より遅れたものの、広告を主体とした運動を繰り広げ、世論調査の支持率で上位をうかがう位置に付けている。

 広告支出が2番目に多かったのは、投資家で富豪でもあるステイヤー候補で1億8600万ドル(約200億円)。それ以外の候補はいずれも5000万ドル以下で、指名レース序盤で優位に立つサンダース上院議員は4900万ドル(約53億円)だった。

5641チバQ:2020/03/02(月) 18:19:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200229-00000017-jij-n_ame

好調サンダース氏に民主党内動揺 トランプ氏との戦い悲観 米大統領選


2/29(土) 7:31配信

時事通信







好調サンダース氏に民主党内動揺 トランプ氏との戦い悲観 米大統領選


米大統領選の民主党候補指名を目指すサンダース上院議員=27日、バージニア州リッチモンド(EPA時事)


 【コロンビア(米サウスカロライナ州)時事】米大統領選の民主党候補指名争いで連勝して勢いに乗るサンダース上院議員(78)に対し、民主党内に動揺が走っている。

 急進的な政策が無党派層などに嫌われ、共和党のトランプ大統領に「勝てない」との観測が広がっているためだ。

 ニューヨーク・タイムズ紙によると、民主党の穏健派議員のグループは27日、ペロシ下院議長を囲んで、指名獲得が現実味を帯び始めたサンダース氏への懸念を伝えた。

 特に動揺しているのが、無党派の有権者が選挙区に多く、2018年の中間選挙で激戦を制した議員だ。下院は今年の選挙で全議席が争われるため、大統領選との「共倒れ」リスクがある。ブティジェッジ前サウスベンド市長ら中道派候補は、サンダース氏を選べば「トランプ政権があと4年続くばかりか、下院の多数派を失う」と党内の危機感をあおる。

 選挙区ごとの情勢を調査するバージニア大政治センターは27日、サンダース氏を候補に選んだ場合、「高学歴で裕福な住民の多い郊外の選挙区では、民主党がある程度支持を失う」と分析した。

 サンダース氏は「トランプ対サンダース」を想定した世論調査のほとんどで勝っているとして、こうした見方を否定。指名争い第4戦の予備選が29日に行われるサウスカロライナ州で支持者を前に「あなた方は党の体制派を大いに神経質にさせている。サンダースに投票させない理由として彼らが編み出したのが『トランプに勝てない』という理屈だ」と応酬した。

5642チバQ:2020/03/02(月) 18:20:26
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200229-00000531-san-n_ame

米大統領選 サウスカロライナ州予備選 バイデン氏の巻き返し焦点、サンダース氏優勢


2/29(土) 14:39配信

産経新聞







米大統領選 サウスカロライナ州予備選 バイデン氏の巻き返し焦点、サンダース氏優勢


28日、サウスカロライナ州サムターの支持者集会で実績をアピールするバイデン氏(大内清撮影)


 【コロンビア(米サウスカロライナ州)=大内清】11月の米大統領選に向けた民主党候補指名争いの第4戦となる南部サウスカロライナ州予備選の投票が29日行われる。14州などの予備選・党員集会が集中する「スーパーチューズデー」を3月3日に控え、緒戦で劣勢に立たされた中道穏健派のバイデン前副大統領(77)が、強みとされる南部の黒人票を固めて勢いを取り戻せるかが焦点だ。

 選挙戦は、第2戦の東部ニューハンプシャー州、第3戦の西部ネバダ州を制した急進左派のサンダース上院議員(78)が優勢を保っている。

 挽回を期すバイデン氏は投票5日前からサウスカロライナ州入り。2月28日の集会では、学生ローン全額免除などを訴えるサンダース氏の政策を「(非現実的で)約束などできない」と批判し、共和党のトランプ大統領に勝てるのは「経験がある自分だ」とアピールした。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた同州での民主党各候補の平均支持率(28日現在)はバイデン氏は36・8%でトップ。サンダース氏が24・3%で2位につけている。

 このほかの候補では、初戦のアイオワ州でサンダース氏とほぼ同率の首位だった中道穏健派のブティジェッジ前サウスベンド市長(38)は11・3%、左派のウォーレン上院議員(70)は7・5%などとなり、伸び悩んでいる。

5643チバQ:2020/03/02(月) 18:21:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200301-00000013-jij-n_ame

土俵際バイデン氏、反転誓う 静かな「情熱」アピール 米民主


3/1(日) 7:19配信

時事通信







土俵際バイデン氏、反転誓う 静かな「情熱」アピール 米民主


米南部サウスカロライナ州で選挙運動をするバイデン前副大統領=26日(EPA時事)


 【コロンビア(米サウスカロライナ州)時事】米大統領選の民主党候補指名争い第4戦を控えた南部サウスカロライナ州。

 序盤戦の失速で土俵際に立たされたバイデン前副大統領は28日、反転攻勢を誓った。

 「あなたがオバマ(前大統領)の業績について話すのはよく知っている。だが、あなたを心の底から突き動かすものは何なのか」。サウスカロライナ州での28日の集会で、中年女性から鋭い質問が飛んだ。富裕層や政治エリートに戦いを挑むサンダース上院議員やウォーレン上院議員と対比し、バイデン氏の「政治的情熱」の有無に迫った。

 「この国の良識と名誉、魂の回復だ」。バイデン氏が間髪入れずにこう答えると、多くの聴衆が立ち上がって拍手を送った。「サンダース氏らのように絶叫しないからといって、情熱がないことを意味しない」とまくし立てた。

 本命視されて指名争い開幕を迎えたバイデン氏は、序盤2戦で4位、5位といきなり失速。各地で開く集会でも、「政治革命」を訴えて若者の熱烈な支持を受けるサンダース氏と比べ、熱気のなさは否めなかった。

 だが、サウスカロライナの世論調査ではサンダース氏をリード。オバマ政権の副大統領という利点を生かし、同州に多い黒人から強い支持を受ける。

 3月3日のスーパーチューズデーでは大統領候補を選ぶ代議員の3分の1が決まり、サンダース氏に圧勝を許せば「取り返しのつかない差がつく」と言われる。黒人のアルバート・デービッドさん(74)は「ジョー(バイデン氏)は米国が偉大な国であることを知っている。トランプ(大統領)が破壊したものを取り戻してくれる」と再起に期待を示した。

5644チバQ:2020/03/02(月) 18:44:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200302-00000008-asahi-int

「新星」ブティジェッジ氏、山場目前に撤退 米大統領選


3/2(月) 9:21配信

朝日新聞デジタル







「新星」ブティジェッジ氏、山場目前に撤退 米大統領選


集会で演説するブティジェッジ氏=2月11日、ニューハンプシャー州ナシュア、ランハム裕子撮影


 米大統領選に向けた民主党の候補者選びで、同性愛を公表し、「新星」ともいわれたピート・ブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長(38)が1日、記者会見を開き、選挙戦から撤退することを表明した。山場とされる3日の「スーパーチューズデー」を目前に、若手で穏健派の有力候補が撤退することは、選挙戦に大きな影響を与えそうだ。

 ブティジェッジ氏は地元サウスベンドでの記者会見で「我々の目標と理想を守っていく最善の方法は、候補者選びから退き、民主党と米国を団結させることを助けることだ」と述べ、選挙戦をやめることを明らかにした。同氏は「この戦いを続けることの影響を自覚する責任がある。我々の目標はトランプ大統領を倒し、米国を団結させることだ」とも訴えた。

 ブティジェッジ氏は米ハーバード大、英オックスフォード大の双方で学び、29歳の若さで地元・サウスベンド市の市長に当選。人口10万人の市を再興させながら、在任中には海軍予備役としてアフガニスタンに従軍もした。当選すれば史上最年少の大統領となる清新さや演説の巧みさなどから「新星」と期待されていた。
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朝日新聞社

5645チバQ:2020/03/02(月) 18:45:25
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200302-00000018-mai-n_ame

米民主ブティジェッジ氏 穏健派支持分散で「スーパーチューズデー」前に撤退決断


3/2(月) 10:53配信

毎日新聞







米民主ブティジェッジ氏 穏健派支持分散で「スーパーチューズデー」前に撤退決断


米民主党のネバダ州党員集会を前に、支持者に向けて演説するピート・ブティジェッジ前サウスベンド市長=米西部ネバダ州ラスベガスで2020年2月21日、福永方人撮影


 米中西部インディアナ州サウスベンド市のピート・ブティジェッジ前市長(38)は1日夜(日本時間2日午前)、大統領選に向けた野党・民主党の候補指名争いから撤退する意向を表明した。2月29日の南部サウスカロライナ州予備選で4位に低迷。同州で民主党支持者の約6割を占める黒人有権者に浸透できず、指名獲得は困難と判断した。

 穏健派では、サウスカロライナで大勝したジョー・バイデン前副大統領(77)に支持が集まりつつある。同じ穏健派のブティジェッジ氏が選挙戦を継続すれば、穏健派の支持が分散し、急進左派のバーニー・サンダース上院議員(78)を利するという判断もあり、予備選・党員集会が集中する3日の「スーパーチューズデー」を前に撤退を決断した模様だ。

 ブティジェッジ氏は、最年少候補であるうえ、同性愛者であることを公言している候補として注目を集めた。初戦の2月3日の中西部アイオワ州党員集会では、サンダース氏に競り勝っていた。【ワシントン古本陽荘】

5646チバQ:2020/03/02(月) 18:46:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200302-00000529-san-n_ame

米大統領選 ブティジェッジ氏撤退はサンダース氏指名への党主流派の危機感反映 急がれる中道候補の一本化


3/2(月) 13:45配信

産経新聞



 【ワシントン=黒瀬悦成】米大統領選の民主党候補指名争いで、序盤の予備選・党員集会で健闘した中道穏健派のブティジェッジ前サウスベンド市長(38)が撤退を表明したのは、中道系候補が乱立している現状では急進左派のサンダース上院議員(78)が指名される可能性が一層高まりかねないとする、議会民主党指導部など党主流派の危機感を反映したものだ。

 民主党では、14州などの予備選・党員集会が集中する3日の「スーパーチューズデー」を前に、サンダース氏が本選候補に指名された場合は穏健派や無党派の有権者の離反を招き、トランプ大統領に大敗するのは必至とみて、中道系候補を一本化させる必要があるとの声が相次いでいる。

 実際、ブティジェッジ氏は1日、サウスベンドでの支持者集会で撤退の理由について「展望が開けないまま指名争いに加わり続ける影響を考えた」と説明し、民主党の利益を考慮して身を引くのだと強調した。

 しかし、ブティジェッジ氏自身が指名争い序盤で頭角を現し、「新世代の期待の星」として注目されたことが指名争いの波乱要因となった側面も否めない。

 ブティジェッジ氏は、若さや討論会での明快な受け答えが白人の若者や高学歴層から注目され、初戦の中西部アイオワ州党員集会(2月3日)でサンダース氏と首位を争ったほか、第2戦の東部ニューハンプシャー州予備選(11日)でも1位の同氏に肉薄した。

 しかし、両州の有権者の大半が白人だったのに対し、民主党の有力支持基盤である中南米系が多い西部ネバダ州党員集会(22日)、黒人が人口の約3割を占める南部サウスカロライナ州予備選(29日)で振るわず、支持に広がりを欠くことが鮮明となった。

 また、同性愛者を公言していることや知名度不足が理由でスーパーチューズデーでも大敗する可能性が濃厚となっていた。

 当初本命視されながらバイデン前副大統領(77)の支持が急降下したのは、ブティジェッジ氏に加え、同じ中道系として善戦が目立つクロブシャー上院議員(59)の存在が大きい。しかも、スーパーチューズデーからはブルームバーグ前ニューヨーク市長(78)が本格参戦するため、中道派の同党支持者の票が分散し、サンダース氏に有利となる状況は直ちに解消されそうにない。

 選挙専門家のチャーリー・クック氏は3日の見通しについて「現状ではサンダース氏が各州の代議員の40〜45%を独占する公算が大きい」と指摘し、「(中道系候補が)1人を除き今すぐ全員撤退しなければ、サンダース氏が指名されることになる」と警告した。

5647チバQ:2020/03/02(月) 18:47:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200302-00010009-fnnprimev-int

ぬぐえぬ「同性愛者批判」と「経験不足」 ブティジェッジ氏撤退のワケと夫の“内助の功”


3/2(月) 17:54配信

FNN.jpプライムオンライン







ぬぐえぬ「同性愛者批判」と「経験不足」 ブティジェッジ氏撤退のワケと夫の“内助の功”


(画像)FNN PRIME online


アメリカ大統領選・民主党の候補者指名争いの序盤戦で善戦し、その名を世界にとどろかせた、ピート・ブティジェッジ前サウスベンド市長。最大のヤマ場である「スーパーチューズデー」を目前に撤退を表明。同性婚を公表しているブティジェッジ氏が夫と一緒に臨んだ記者会見では、支援者たちから「2024年!」(24年の大統領の意)との歓声も上がった。早期の撤退は4年後を見据えたものなのか。ブディジェッジ氏の素顔からそのヒントを探った。

【画像】】ブティジェッジ氏の大好物「スコッチ・エッグ」表面はカリカリのソーセージ肉、中には丸ごと半熟卵が!

ブティジェッジ氏といえば、「38歳の若手」、そして「同性愛者」という異色のバックグラウンドもあって、注目度がグンと上がった。南部の州に住む民主党支持者の女性はこう表現した。「彼は未来のジョン・F・ケネディよ!」
華やかな経歴と力強いスピーチ、そして若さがそう見せるのだろう。

ブティジェッジ氏の地元を取材してみると、市民が口をそろえて言うのは「彼はシャイだ」ということ。意外な性格と、「夫」の内助の功が見えてきた。
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「スコットランド料理」大好物なのに”静かに食べる”

ブティジェッジ氏が2012年から8年市長をつとめたインディアナ州サウスベンド市。人口10万人ほどの小さな町で、目抜き通りもこぢんまりとした印象だ。そこに建つひときわ目立つ白い壁に、「South Bend for Pete 2020」(サウスベンド市は2020年の大統領選、ピートを応援します)と巨大な文字で書かれていた。街を挙げて応援している印象だ。

市民に印象を聞くと、みんな口をそろえて言うのは「頭がいい!」ということ。名門ハーバード大を卒業し、スペイン語やノルウェー語など8か国語を操る。アフガニスタンで従軍経験も持つ、スーパーエリートだ。

取材を進めるうちにブティジェッジ氏は、自信に満ち溢れ、社交的な性格だろう、と思ったが、意外とそうでもないらしい。ブティジェッジ氏が市長時代に、週に一度は通っていたというパブ・レストランの経営者、キャロル・ミーアンさんはこう語る。

「とても謙虚で静か。絶対に人におごらせないし、店では市長としてではなく客として静かにふるまっているわ」

ちなみにブティジェッジ氏の好物は、スコットランドの伝統的な料理「スコッチ・エッグ」。ソーセージ肉の表面をカリカリに揚げ、中には丸ごと半熟卵が入っている。イギリスの名門・オックスフォード大に留学した経験を懐かしんで食べているのかもしれない。

同性愛カミングアウトと”葛藤”

「物静か」な振舞いは、レストランだけではない。ブティジェッジ氏が10年来通っているという教会のブライアン・グランツ司祭が取材に応じた。

「教会の日曜ミサに来るときは毎回、後ろのほうの席に座って、静かに祈っているよ」
政治家なら教会でも、輪の中心で有権者にあいさつをしそうなものだが、やはりここでも控えめだったという。

この聖ジェームズ大聖堂は、ブティジェッジ氏が2018年、夫・チャスティン氏と結婚式を挙げた場所だ。結婚までのプロセスを、グランツ司祭はこう振り返る。

「同性愛者であることをカミングアウトしたのは2期目の市長選挙の直前で、とてもリスキーな時期だったはず。カミングアウトの直後は、安心した部分もあったと思うが、どこかで、まだ気持ちを整理する途中段階にあったようにも見えた」
カミングアウト直後の2期目の市長選では圧勝。その後、ブティジェッジ氏は、出会い系サイトで、未来の夫・チャスティン氏と知り合う。

グランツ司祭「この教会で、同性婚が認められるようになった時期に、ちょうどピートはチャスティンと付き合い始めた。だから僕は、『もし真剣に考えているなら、うちの教会なら結婚式ができるよ』と言ってみたんだ。その時は「ありがとう」と言っていた程度だったが、半年後、結婚の決意を聞いたよ」

多くのキリスト教の教会が同性婚を認めない中、司祭の一言がブティジェッジ氏の背中を押したのかもしれない。

5648チバQ:2020/03/02(月) 18:48:02
社交的な夫の”内助の功”

グランツ司祭は、2人についてこう分析する。
「ピートの性格は一言でいうと、内省的。自分の中で深く考えるタイプ。そして自分に正直な人。夫チャスティン氏はもっと明るくて社交的。二人は補い合っている」

たしかに、演劇の教師をしているチャスティン氏の明るい性格は選挙戦にも大きく貢献している。Twitterはフォロワー数40万、2人の飼い犬の動画を多数投稿し、SNS上での話題作りにも貢献している。初の「ファースト・ジェントルマン候補」として、選挙活動も二人三脚だった。

4年後には本命?ブティジェッジ氏の「2つの壁」

選挙戦において、同性愛者であることは差別や偏見を生まなかったのだろうか。グランツ司祭によると、まだまだ批判の声も多いという。

「ピートが結婚式を挙げた後、毎週のように教会の前で抗議活動が行われている。匿名の電話や手紙も来る」
実際に、アイオワ州の党員集会では、ブティジェッジ氏に投票した女性が、のちに同性愛者であることを知り、投票撤回を求める出来事も起きた。

サウスベンドLGBTQセンターの、H.R.ジャング氏も「同性愛者が大統領になるには高い壁がある」と指摘する。
「私たちは同性愛者が大統領になる準備はできているけれど、そうじゃない人がいるのも確か。でも、黒人の大統領が誕生する前だって同じ議論だったし、女性大統領が候補になるたびに反対する人はいる。私たちは深呼吸をして、新しい時代に飛び込むときが来ている」

サウスベンド市民は、同性愛者である市長の「仕事ぶり」を評価し、再選させた。しかし、今回、市民が大統領になることを“熱望”していたかというと、冷静な意見も聞こえてきた。

「大統領になる素質はあると思う。ただ、今はまだ経験不足だと思う」
「とてもいい市長だった。今回、でも民主党の候補者指名は得られないと思う…2024年に期待している!」
ブティジェッジ氏が直面した壁。「同性愛者である」という理由は、おそらく“見えない壁”として存在している。

そして、“見えていた壁“は、他の候補者に比べて若く、「経験不足」ということだ。これらの壁を克服し「2020年の新星」から「2024年の本命」になれるのか。「シャイな38歳」の4年後に注目したい。

(取材:中川真理子、平田デニス/撮影:森田アンドリュー)

5649チバQ:2020/03/02(月) 18:49:03
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200302-00000041-sasahi-int

ブティジェッジ撤退 「中道派」は1つになれるか 米大統領選民主党候補者選び〈AERA〉


3/2(月) 17:41配信

AERA dot.



有力候補とみられていたピート・ブティジェッジ氏は、スーパーチュースデーを前に撤退を表明した (c)朝日新聞社


 米大統領選における民主党の候補者争いが激化するなか、若手有力候補として見られていたブティジェッジ氏が撤退を表明した。候補者選びに揺れる米国を取材した。

*  *  *
 毎朝メールを開くと、民主党候補者からの「寄付お願い」メールが数十通もずらりと並ぶ。

「バッドニュース。昨日は目標額に達しませんでした」「今日のテレビ討論会を乗り切るために5ドルの寄付を」「土曜日までにあなたの寄付で変化を起こして!」

 3月1日、米大統領選に向けた民主党の候補者選びで、ピート・ブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長(38)が選挙戦からの撤退を表明した。3月3日にテキサス、カリフォルニアなど代議員数が多い州を含む14州で一斉に予備選が行われる「スーパーチューズデー」を目前にした有力候補の撤退に、衝撃が走った。

直前の2月29日、南部サウスカロライナ州の予備選でブティジェッジ氏は4番手と伸び悩んだ。大勝したのは、ジョー・バイデン前副大統領(77)。ブティジェッジ氏の撤退には、「中道派」が一つにまとまらなくては、本選でトランプ大統領に勝てない、という民主党内の焦りがある。

 バイデン氏はホースレースである予備選挙の第1弾、アイオワ州党員集会で4位でスタートしたが、尻上がりに勢いをつけている。サウスカロライナ州での支持率は、32.8%と、2位のサンダース氏(21.0%)を大きく引き離し、黒人有権者からの引きが強い(政治ニュースサイト、リアルクリアポリティクス調べ)。元上院議員、そしてオバマ政権の副大統領としての経験、実績だけでなく、柔軟性、人間性に定評がある。

 中西部ミネソタ州在住の支持者はこう話す。

「主要候補者の集会にすべて行ったが、トランプを破り、大統領になれる可能性が最も高いという意味で、バイデンを支持せざるを得ない。とにかくトランプを倒すことが重要だ。ただ、集会で原稿を読むなど、高齢による衰えは心配だ」

 予備選や党員集会で連勝を重ねてきたバーニー・サンダース上院議員(78)は若者に人気で、特に大学生の支持率は42.3%にも上る。トランプ大統領も学生に人気で19.9%だが、その2倍以上もある(調査機関カレッジ・リアクション調べ)。2016年大統領選挙で、ヒラリー・クリントン候補(当時)が若者層の獲得に苦戦したのは、同年の予備選挙でサンダース氏に投票した若者が、クリントン氏を嫌ったためでもある。

 だがサンダース氏はもともと無所属で、「民主社会主義者」を自任する。民主党にとってはつまり「部外者」で「急進過ぎ」という懸念がつきまとっている。若者層の支持は重要ではあるが、社会主義国から逃れてきた移民や中道派の市民は「若者はなぜ社会主義を支持するのか」と首をひねっている。サンダース氏は党内の深刻な分断を生んでおり、「これで本選挙でトランプ氏に打ち勝つことができるのか」という疑念が生まれている。

 もう一人、注目の候補者はハーバード大ロースクールの元教授、離婚歴1回、キレのよい発言で知られるエリザベス・ウォーレン上院議員(70)だ。

 若者や女性の支持者が多い。トランプ大統領と同世代の70歳ながら、スリムで健康な印象がある。テレビ討論会での言論もシャープで、どこか学校の先生のような印象もある。本選挙でトランプ氏と一騎打ちになった際にも、十分わたり合えるだろう可能性が感じられた。

 しかし、彼女の政策はサンダース氏に近い「急進派」。特に彼女の主要政策であるメディケア・フォー・オール(国民皆保険制度)は、日本の国民皆保険のようなものを目指すが、そのために20兆ドル超の歳出を予測している。その上、数千万人の健康保険保持者が、現在の保険を返上し、彼女のメディケア・フォー・オールに切り替えることになるといい、果たして実現可能なのかという声があがっている。

「もう少し中道なら支持が増えるのに」(元ホワイトハウス上級職モー・ヴェラ氏)という周囲の声をウォーレン氏自身も理解しつつ、それでも急進的な政策を捨てずに突き進んでいるという状況だ。

 民主党候補者の顔ぶれを見ていると「帯に短し襷に長し」──という言葉が、頭に浮かぶ。支持者はみな、自分が支持する候補者は「大統領になれる」と信じている。しかし、共和党候補となるトランプ大統領に本当に勝利することができるのか。

 有権者の気持ちと共に、米国の目指す民主主義の姿そのものが、揺れている。

(ジャーナリスト・津山恵子=ニューヨーク)

※AERA 2020年3月9日号より加筆・修正

5650チバQ:2020/03/02(月) 23:43:38
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASN326WNTN2XUHBI020.html
票と金、握る巨大2州 米大統領選へ「決戦の火曜日」
2020/03/02 22:07朝日新聞

票と金、握る巨大2州 米大統領選へ「決戦の火曜日」

カリフォルニア州サンタアナで、星条旗とカリフォルニア州旗をバックに、聴衆に訴えるバーニー・サンダース上院議員=2020年2月21日、尾形聡彦撮影

(朝日新聞)

 米大統領選に向けた民主党候補者の指名争いは3日、全米14州で同時に予備選が行われる「スーパーチューズデー」で天王山を迎える。中でも注目は、全米で人口最多のカリフォルニア州と2番目のテキサス州だ。それぞれ民主党、共和党の牙城(がじょう)だが、変化も見える。

■民主の牙城カリフォルニア、各候補注力

 「カリフォルニアの予備選で起きることは大変に重要だ。なぜならあなた方は国内で最大の州だからだ」

 バーニー・サンダース上院議員(78)は2月21日、カリフォルニア州南部のサンタアナの集会で声を張り上げた。

 民間の推計によると、サンタアナは33万人の人口のうち、半数近くが外国生まれ。それだけに、トランプ政権の移民政策への反発は強い。サンダース氏が「大統領になったら、その初日に、人種差別的な移民政策を無効にする」と訴えると、大きな歓声が上がった。サンダース氏は3月1日にも同州サンノゼ市での集会で「包括的な移民制度改革を実現する」とぶち上げ、喝采を浴びた。

 同州は全体でみても移民の割合が28%と、全米平均の14%の約2倍だ。地元警察による、入管当局への協力を制限する「サンクチュアリ(聖域)法」を定めている都市が各地にあり、トランプ政権が成立した2017年には、同様の州法も全米で初めて成立した。

 気候変動対策などでもトランプ政権との対決色を強める同州は、民主党の牙城(がじょう)。大統領選は1992年以来、必ず民主党の候補が勝利をしており、4年前は民主党のクリントン氏がトランプ氏に約30ポイントの差をつけた。勝敗が最初から決まっているとして、本選ではどちらの候補もほとんど遊説をしない。

 しかし、候補者指名では事情が異なる。民主党の候補となるためには、各州などに割り当てられた3979人の代議員の過半数を得なければならないが、約4千万人と全米最大の人口を誇る同州は415人と、全体の1割以上を占める。

5651チバQ:2020/03/03(火) 14:47:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200303-00000552-san-n_ame

米大統領選 サンダース氏、大票田カリフォルニアで中南米系に浸透


3/3(火) 13:59配信

産経新聞



 【ロサンゼルス=上塚真由】米大統領選に向けた民主党候補指名争いの序盤戦最大のヤマ場となる3日の「スーパーチューズデー」で、注目される州の一つが全米人口最多の大票田、西部カリフォルニア州だ。同州の人口の約4割を占めるヒスパニック(中南米系)から高い支持を得る急進左派のサンダース上院議員(78)が優勢で、対抗する穏健派候補らがサンダース氏の独走を阻止できるかが焦点となっている。

 民主党の指名獲得には3979人の代議員の過半数を得なければならないが、同州は415人と約1割を占める。2016年の前回同州予備選は終盤の6月に実施。当時はクリントン元国務長官の指名獲得が確実視されており、候補者が資金集めパーティーのためだけに訪れ、「現金自動預払機(ATM)」とも揶揄(やゆ)された。だが、今回は指名獲得の流れをつくる重要州に位置付けられる。

 同州で際立つのは、サンダース陣営の徹底した組織戦術だ。州内20カ所以上に選挙事務所を設置。多様な人種に対応できるよう英語、スペイン語のほか中国語、韓国語など計6カ国語の選挙マニュアルを用意し、これまでに延べ650万人が電話作戦や戸別訪問に参加したという。

 中でも活発なのは中南米系の支持者だ。中南米系の人口が8割を占めるロサンゼルス東部地区にある選挙事務所には2日、大勢のボランティアが訪れ、スマートフォンの専用アプリを活用し、投票先を決めていない有権者のもとに最後のお願いに回った。

 サンダース氏は前回の同州予備選でクリントン氏に7ポイント差で敗北した。その直後から、中南米系の支持者は自主的にサンダース氏の支援組織をつくり、国民皆保険など政策の浸透など草の根運動を続けてきたという。メキシコ移民で陣営の地域責任者のスカーレット・ペラルタさん(27)は「他の候補と違うのは、サンダース氏の運動は4年前から始まっていることだ。前回の予備選は中南米系の関心が低かったが、今回は違う。不法移民にも公的保険を提供する政策はこの地域の住民にとって重要だ」と語った。

 一方、中道穏健派のバイデン前副大統領(77)や、ブルームバーグ前ニューヨーク市長(78)はテレビやラジオの選挙広告を増やし、「トランプ大統領に勝てる候補」とアピール。カリフォルニア州では得票率が15%に満たない場合は代議員を獲得できないため、票の掘り起こしに躍起だ。

 資金、人員不足に悩まされたバイデン陣営は州内に1つしか事務所がない。ただ、陣営幹部のベダント・パテルさんは「地元議員や市長などから非常に多くの支持を受けている」と強調し、2月29日のサウスカロライナ州予備選の勝利で「勢いづいている」と手応えを語った。ブルームバーグ陣営は豊富な資金力を生かし、州内25カ所に事務所を持つ。広報担当のリズ・メンデスさんは「大統領選の候補者がこれまで訪れたことのない田舎にも事務所を構え、幅広い支持を得ている」と話した。

5652チバQ:2020/03/03(火) 19:31:24
https://news.goo.ne.jp/article/fnn/world/fnn-00050545HDK.html
「新星」撤退でバイデン氏に追い風か 「最大の山場」スーパーチューズデーの勢力図に変化
2020/03/02 13:55FNN PRIME

「新星」撤退でバイデン氏に追い風か 「最大の山場」スーパーチューズデーの勢力図に変化

「新星」撤退でバイデン氏に追い風か 「最大の山場」スーパーチューズデーの勢力図に変化

(FNN PRIME)

スーパーチューズデー目前に「新星」が突然の撤退表明

撤退を表明したブティジェッジ氏

米大統領選に向けた民主党候補者指名争いで、「最大の山場」となるスーパーチューズデーが2日後に迫る中、ブティジェッジ前サウスベンド市長が1日、撤退する方針を発表した。同性婚を公表しているブティジェッジ氏は涙を流す夫とともに登壇し「打倒トランプに向けて、国民を一致団結させる」と呼びかけた。突然の撤退宣言に、会場からは2024年の大統領選出馬を求める声が上がった。

ブティジェッジ氏は初戦のアイオワ州で勝利し、大統領選候補最年少の「新星」として大きな注目を集めた。しかし、2戦目のニューハンプシャー州ではサンダース氏に敗北。ネバダ州やサウスカロライナ州では、黒人や中南米系などの「非白人」の有権者の間で支持が広がらず、今後を戦う上での課題が浮き彫りとなった。また、事前調査では、3月3日に行われるスーパーチューズデーの大票田・カリフォルニア州やテキサス州で上位に食い込めず、苦戦が予想されていた。

【関連記事:ブティジェッジ氏が大統領選から撤退! サウルカロライナ州ではバイデン氏が初勝利 最新情報】

選挙戦への影響は?バイデン氏に追い風の展開

最大の関心事は、ブティジェッジ氏の撤退が、今後の選挙戦にどのような影響を与えるのかということだ。

当初、サウスカロライナ州でバイデン前副大統領が勝利したことで、候補者の乱立状態が続き、さらに混戦となることが見込まれていた。しかし、ブティジェッジ氏の撤退により、「中道派候補」の絞り込みが進むことになる。これまで、この乱立状態はサンダース氏にとって有利とみられていたが、中道派内の絞り込みが進めば「サンダース一強」の勢力図が動くことが見込まれるのだ。特に、2日後の3日に迫るスーパーチューズデーの情勢は大きく変わる可能性がある。

中道派候補は現在、バイデン氏を筆頭に、ブルームバーグ前ニューヨーク市長、クロブシャー上院議員だ。

中道派候補 バイデン氏(左)ブルームバーグ氏(中)クロブシャー(右)

トランプ大統領は1日、早速ツイッターで「スーパーチューズデーではブティジェッジ氏の票がすべて“眠たげなジョー(バイデン氏)”に流れるだろう。すごいタイミングだ。これはサンダース外しの始まりだ」と揶揄した。バイデン氏は事前の調査で「トランプ大統領に勝てる候補」の筆頭格と目されていることから、ライバルへの攻撃を強め、けん制したものとみられる。

また、アメリカのメディアもブティジェッジ氏の撤退は「特に、バイデン氏にとって大きな追い風になる」との見通しを伝えた。

大票田ではサンダース氏が優勢も新たな局面に突入

序盤戦で苦戦が続き、一時は「撤退」の観測まで流れたバイデン氏だが、サウスカロライナで圧勝したことを機に潮目が大きく変わった形だ。再起を遂げた同氏の選挙戦は「まるでローラーコースターだ」とも揶揄される一方、「カムバック・キッド」と称され、今、大きな注目が集まる。「カムバック・キッド」とは、1992年の選挙戦の際、初戦で出遅れたが二戦目で持ち直し、その後の指名獲得につなげたビル・クリントン氏につけられたニックネームだ。

5653チバQ:2020/03/03(火) 19:31:42
最新の世論調査では、大票田・カリフォルニア州ではサンダース氏が大きくリードする。しかし、カリフォルニア州に次ぐ代議員数を擁するテキサス州では、バイデン氏がサンダース氏を猛追。ノースカロライナ州などでは、バイデン氏が優勢の展開となっている。民主党の大統領候補者指名争いは、「バイデン氏の4戦目の圧勝」と「ブティジェッジ氏の撤退」で新たな局面を迎えたことになる。

■カリフォルニア州の最新支持率(リアルクリアポリティクス ※ブティジェッジ氏撤退発表前に行われた調査の平均値)

サンダース 33.7

バイデン 15.3

ウォーレン 14.7

ブルームバーグ 13.3

ブティジェッジ 7.7

■テキサス州の最新支持率

サンダース 29.7

バイデン 20.8

ブルームバーグ 18.0

ウォーレン 12.7

ブティジェッジ 7.5

【執筆:FNNワシントン支局 瀬島隆太郎】

【関連記事:「アイオワを制するものは大統領選を制す」のはなぜ? アメリカ大統領選挙の仕組みを9カ月かけて学ぶ】

アメリカ大統領選挙
ドナルド・トランプ

5654名無しさん:2020/03/04(水) 11:40:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200304-35150246-cnn-int

バイデン氏3勝、サンダース氏1勝が確実に CNN予想


3/4(水) 10:22配信

CNN.co.jp







バイデン氏3勝、サンダース氏1勝が確実に CNN予想


CNN予想でバイデン氏が3つの州で勝利が確実に


(CNN) 米大統領選に向けた民主党候補選びは3日、最大のヤマ場とされる「スーパーチューズデー」を迎えた。CNNの予想では、予備選が実施された14州のうち、バージニア、ノースカロライナ、アラバマでバイデン前副大統領、バーモントでサンダース上院議員が勝利する見通しとなった。

バーモント州には代議員16人が割り当てられている。2016年の前回大統領選では、民主党の予備選でサンダース氏、共和党予備選でトランプ氏が勝利を収めていた。

代議員99人が割り当てられるバージニア州ではバイデン氏が勢いを見せつけ、CNNは午後7時の投票締め切りと同時に勝利確実の速報を流した。

バイデン氏は同州で、黒人層と65歳以上の高齢層、「本選でトランプ氏に勝てる候補」を望む層を確実に押さえた。

早い段階の出口調査によると、黒人のうちバイデン氏に投票したと答えた人は3分の2近くを占め、後を追うサンダース氏の2割を大きく引き離した。65歳以上では7割がバイデン氏を選んだ。

本選に勝てる候補を望むとした人の中では、6割近くがバイデン氏、2割がサンダース氏に投票していた。

ノースカロライナ州、アラバマ州の代議員数はそれぞれ110人、52人。いずれの州も前回大統領選では民主党予備選でヒラリー・クリントン元国務長官、共和党予備選でトランプ氏が勝っていた。

5655名無しさん:2020/03/04(水) 11:43:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200304-00000506-san-n_ame

米大統領選 民主、14州で予備選など投開票 スーパーチューズデー サンダース氏優勢か


3/4(水) 7:58配信

産経新聞



 【ワシントン=塩原永久】米大統領選の民主党候補指名争いは3日、14州の予備選などが集中する「スーパーチューズデー」を迎えた。米東部時間3日午後7時(日本時間4日午前9時)以降、各州で順次、投票が締め切られ、開票される。事前の世論調査では、左派のサンダース上院議員(78)が優勢で、中道派のバイデン前副大統領(77)が追いかけている。

 出馬表明が遅れた中道派のブルームバーグ前ニューヨーク市長(78)が初参戦。テレビCMや選挙運動員の展開に巨費を投じて認知度を高めており、得票を伸ばすかが注目される。

 世論調査によると、サンダース氏は西部カリフォルニア(代議員数415人)や南部テキサス(同228人)の大票田でリード。バイデン氏やブルームバーグ氏が追う展開だ。

 中道派で撤退表明した前インディアナ州サウスベンド市長ブティジェッジ氏(38)やクロブシャー上院議員(59)がバイデン氏支持を表明し、同氏は追い風としたい構えだ。

 国民皆保険をはじめ、抜本的な制度改革を訴えるサンダース氏に対しては、穏健な民主党員や無党派層の支持を得られないとの意見がある。また、バイデン氏とブルームバーグ氏の中道候補が票を奪い合うことへの懸念も根強い。

 左派のウォーレン上院議員(70)は伸び悩んでいる。

 スーパーチューズデーでは、全米各州に割り当てられた一般代議員の計3979人のうち、約3分の1の1357人が対象となる。指名獲得には一般代議員の過半数を得る必要がある。3日深夜から4日未明(日本時間4日午後)にかけて大勢が判明する見通し。

5656名無しさん:2020/03/04(水) 11:44:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200229-00000533-san-n_ame

米大統領選 黒人票どう動く? バイデン氏はなぜ人気?


2/29(土) 14:46配信

産経新聞



 【コロンビア(米南部サウスカロライナ州)=上塚真由】11月の米大統領選に向けた民主党の候補指名争いの第4戦が行われるサウスカロライナ州は、民主党の支持層の約6割が黒人で、黒人票の行方が勝敗のカギを握る。同州ではバイデン前副大統領(77)が黒人からの支持を幅広く集めて優勢な一方、サンダース上院議員(78)も若者層を中心に浸透している。

 同州で支持率トップのバイデン氏にとって大きな助けとなっているのは、初の黒人大統領のオバマ氏を副大統領として支えた実績だ。コロンビアでビル管理の仕事をするベッキー・ブリムフィールドさん(40)は「オバマ氏と近い存在で他の候補よりも信頼できる。バイデン氏が当選すれば、オバマ時代の続きのようなものだ」と語った。

 バイデン氏は同州選出の議員らと長年、懇意にしており、予備選直前の26日には民主党で黒人の大物下院議員、ジム・クライバーン氏が支持を表明。黒人社会で影響力が大きい同氏の登場で、黒人支持者らの引き締めにかかった。高齢有権者の中には「バイデン氏以外の候補はよく知らない」と語る人も少なくない。

 さらに南部は保守的な土地柄で、民主党支持者も左派ではなく穏健派の主張を好む傾向があり、黒人のメアリー・フィリップスさん(60)は「(国民皆保険で)政府が大きくなるよりも、さまざまな選択肢があったほうがよい」と語り「他の候補はアイデアはあるが、実践する手段が見えない。経験豊富なバイデン氏が一番だ」と話した。

 一方、バイデン氏の懸念材料は黒人の若者層で、格差解消を訴えるサンダース氏が取り込みを狙う。同氏は2016年の民主党候補指名争いで白人票以外の獲得に苦戦したが、今回はバイデン氏に次いで黒人党員からの人気を得る。サンダース氏の28日の集会に参加した黒人の大学生、ダミオン・ドラガンさん(24)は「両親はバイデン氏を支持しているが、サンダース氏に投票する。知名度ではなく、自分の生活のために力を尽くしてくれる人を選ぶ」と語った。

 黒人層は民主党の伝統的な支持基盤で、サウスカロライナ州で黒人に強い候補としてアピールすることは指名争いの行方も左右する。同州のファーマン大学のダニエル・ビンソン教授は「知名度と実績で黒人に人気のバイデン氏がどれだけサンダース氏を引き離すかが焦点だ。10ポイント以上の差であればバイデン氏の真の勝利といえるが、5ポイント以下に肉薄されれば、今後の指名レースに響くだろう」と指摘した。

5657チバQ:2020/03/04(水) 16:51:09
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200304-00000037-mai-n_ame

バイデン氏8勝、予想超えた伸び サンダース氏は加州制し4勝 スーパーチューズデー


3/4(水) 13:41配信

毎日新聞







バイデン氏8勝、予想超えた伸び サンダース氏は加州制し4勝 スーパーチューズデー


集会会場で支持者の声援に応えるサンダース候補=バーモント州で3月3日、AP


 米大統領選(11月投開票)に向けた野党・民主党の予備選が集中する「スーパーチューズデー」は3日、バイデン前副大統領が、南部諸州に加え中西部ミネソタ州や東部マサチューセッツ州でも勝利を確実にし、ロサンゼルスでの集会で「状況はとても良くなっている。いい夜だ」などと手応えを語った。

 米メディアはバイデン氏が事前の世論調査では苦戦が伝えられていた大票田の南部テキサス州でも勝利する可能性が出てきたと伝えている。一方、サンダース上院議員は大票田の西部カリフォルニア州での勝利が確実となった。この日は14州で予備選があり、バイデン氏は8州、サンダース上院議員は4州で勝利が確実と報じられている。【ロサンゼルス福永方人】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200304-00000541-san-n_ame

サンダース氏、代議員数積み上げも大票田で大差つかず スーパーチューズデー


3/4(水) 13:06配信

産経新聞



 【バーリントン(米バーモント州)=大内清】11月の米大統領選に向けた予備選などが集中する3日の「スーパーチューズデー」で、民主党の急進左派、サンダース上院議員(78)は各州で着実に代議員数を積み増している。ただ、中道穏健派のバイデン前副大統領(77)に大票田の南部テキサス州などで期待されたほどの大差はつけられておらず、バイデン氏を推す党主流派からの反攻にさらされている。

 サンダース氏は3日夜(日本時間4日午後)、地元の東部バーモント州バーリントン郊外にあるイベント会場で演説。現職のトランプ大統領を「もっとも危険な大統領」と呼び、「これに勝つためにすべての世代や人種にまたがる運動が必要だ」と呼び掛けた。

 会場には支持者数百人が詰めかけ、サンダース氏の愛称「バーニー」を連呼。支持者の男性(27)は、「金持ち優遇の政治を変えられるのはサンダース氏しかいない」と興奮気味に話した。

 米主要メディアによると、バイデン氏は7州で勝利を確実にし、サンダース氏は地元の東部バーモント州と西部のコロラド州、ユタ州を制した。

5658チバQ:2020/03/05(木) 13:06:55
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200305-00000019-asahi-int

バイデン氏、メーン州も制し10勝目 劣勢はね返し躍進


3/5(木) 10:12配信

朝日新聞デジタル







バイデン氏、メーン州も制し10勝目 劣勢はね返し躍進


米ロサンゼルスで4日、選挙集会で話すバイデン氏(中央)=ロイター


 11月の米大統領選に向けた民主党の候補者選びで、14州が一斉に予備選を行った「スーパーチューズデー」で、CNNによると、穏健派のジョー・バイデン前副大統領(77)が北東部メーン州でも勝利を確実にした。バイデン氏は14州のうち10州で勝利し、事前の劣勢をはね返し、大きく躍進した。

 巨額の自己資金をテレビ広告などに投入し、スーパーチューズデーから参戦したマイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長(78)は伸び悩み、4日に選挙戦からの撤退を表明した。ニューヨークでの演説で「トランプを倒すには、最高の候補者のもとに団結する必要がある。それは友人であり、偉大なジョー・バイデン氏であることは明らかだ」と述べ、バイデン氏を支持することを明らかにした。これで、乱立していた中道・穏健派の候補者は完全にバイデン氏に一本化された。

 一方、これまでトップを走ってきた革新派のバーニー・サンダース上院議員(78)はコロラド州を含む3州で勝利したほか、人口が最大のカリフォルニア州でリードを守っている。

 サンダース氏は4日、地元バーモント州バーリントンで記者会見を開き、同じ革新系で伸び悩むエリザベス・ウォーレン上院議員(70)と電話で話し、支持を要請したことを明かした。

 サンダース氏は「ウォーレン氏は今後の選挙戦について見直していると言った。今の時点でまだ何も決断していないようだ。彼女が必要な決断をするための時間を尊重したい」と述べ、革新系の候補者としてウォーレン氏の撤退を促した上で、自身に一本化させたい意向をにじませた。(ワシントン=土佐茂生)
.
朝日新聞社

5659チバQ:2020/03/05(木) 13:07:29
撤退はやっ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200305-35150316-cnn-int

ブルームバーグ氏、民主党指名争いから撤退 バイデン氏を支持


3/5(木) 10:09配信

CNN.co.jp







ブルームバーグ氏、民主党指名争いから撤退 バイデン氏を支持


ブルームバーグ氏が民主党指名争いから撤退し、バイデン氏を支持すると表明した


(CNN) 米大統領選の民主党候補指名を目指していたブルームバーグ前ニューヨーク市長は4日、選挙戦から撤退し、同じ穏健派のバイデン前副大統領を支持すると表明した。

【映像】ブルームバーグ氏が民主党指名争いから撤退 バイデン氏支持

ブルームバーグ氏は巨額の私財を投じて選挙運動を展開したものの、初参戦となった3日の「スーパーチューズデー」では米領サモアで1勝を挙げたのみにとどまっていた。

ブルームバーグ氏は、選挙戦参加の目的を「ドナルド・トランプ(大統領)を倒す」ためだったと説明。「同じ理由から撤退する」と述べた。

声明ではさらに「打倒トランプの試みは最有力候補のもとに結集することから始まるとかねてから考えてきた。昨日の投票の結果、その候補とは私の友人で偉大な米国民、ジョー・バイデンであることが明らかになった」としている。

ブルームバーグ氏の側近によると、同氏とバイデン氏はこの日午前、電話でやり取りしたという。支持表明を受け、バイデン氏はブルームバーグ氏に謝意を示し、「銃規制改革から気候変動に至るあらゆる問題への尽力」に感謝すると述べた。

ブルームバーグ氏は民主党候補の中で群を抜く資金力を生かし、テレビやデジタルメディアの広告に巨額を投入するとともに、短期間のうちに2400人以上のスタッフを擁する陣営を築いた。

側近によると、陣営は投じた資金や支持動向を基に、オクラホマ、アーカンソー、ノースカロライナ、テネシーの各州とテキサス州の一部での躍進を見込んでいた。しかし、3日夜の時点で、想定していたほど支持が得られないことが明白になった。

バイデン氏はブルームバーグ氏と同様の穏健派層に訴える戦略を展開しており、同氏の撤退は追い風となる。

5660チバQ:2020/03/05(木) 13:09:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200305-00000505-san-n_ame

バイデン氏が10州で勝利 サンダース氏にリード広げる 米大統領選


3/5(木) 9:20配信

産経新聞



 【ワシントン=黒瀬悦成】11月の米大統領選に向けた民主党候補指名を争う予備選・党員集会が全米14州などで一斉に実施された3日の「スーパーチューズデー」で、集計が遅れていた東部メーン州で4日、バイデン前副大統領(77)が勝利を確実にした。AP通信が伝えた。

 これにより、バイデン氏が勝利した州は南部テキサス州やノースカロライナ州など計10州となり、獲得代議員数でサンダース上院議員(78)とのリードを広げた。サンダース氏は西部カリフォルニア州など4州で勝利した。

 ロイター通信によると、バイデン氏は4日夜までの42時間にインターネットを通じて総額約710万ドル(約7億3630万円)の政治献金を集めた。一方、サンダース氏は3日までの2日間で22万人から計550万ドルを集めたとされ、政治資金の獲得競争でもバイデン氏が息を吹き返しつつあることが鮮明になった。

 一方、スーパーチューズデーから本格参戦したものの惨敗したブルームバーグ前ニューヨーク市長(78)は4日、地元のニューヨーク市で支持者らを前に選挙戦からの撤退を正式に表明した。

 ブルームバーグ氏はスーパーチューズデーの結果について「私が候補指名を受ける展望はなくなった」とした上で、「トランプ大統領の打倒に向けた戦いはやめない。バイデン氏を次の大統領にするため共に頑張ろう」と述べ、バイデン氏への支持を呼びかけた。

 一方、トランプ氏は4日、ツイッターに「ミニ・マイク(トランプ氏が背の低いブルームバーグ氏につけたあだ名)が選挙戦をやめた。もっと前に私が『大統領の器ではないよ』と言ってあげれば大金を無駄にしなかったのに」と書き込み、巨額の選挙資金を使いながら敗退した同氏をからかった。

5661チバQ:2020/03/05(木) 13:09:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200305-00000503-san-n_ame

ブルームバーグ氏が撤退、バイデン氏支持を表明 民主候補者選び


3/5(木) 7:06配信

産経新聞



 【ワシントン=塩原永久】米大統領選の民主党候補指名争いは3日、14州などの予備選・党員集会が集中するスーパーチューズデーで、穏健中道派のバイデン前副大統領(77)が南部テキサス州など9州を制して復活した。緒戦で首位を走った急進左派のサンダース上院議員(78)は最大票田の西部カリフォルニア州でリード。同日に参戦したブルームバーグ前ニューヨーク市長(78)は振るわず、選挙戦からの撤退とバイデン氏支持を表明した。バイデン、サンダース両氏の対決構図が固まった。

 全米50州などに割り振られた代議員を奪い合う民主党の予備選・党員集会のうち、代議員数トップのカリフォルニア州(415人)、3位のテキサス州(228人)がスーパーチューズデーの舞台となった。

 米メディアによるとバイデン氏はテキサス、バージニア、ノースカロライナを含む南部7州などで勝利。サンダース氏は地元の東部バーモント州や西部のコロラド、ユタ両州で勝利し、カリフォルニア州で着実に代議員数を重ねている。

 出馬が遅れた穏健中道派のブルームバーグ氏は米領サモアを制したが伸び悩み、4日に撤退。左派のウォーレン上院議員(70)は地元の東部マサチューセッツ州でも勝利できず、勢いを欠いた。

 穏健中道派のブティジェッジ前サウスベンド市長(38)とクロブシャー上院議員(59)が撤退し、バイデン氏への支持を表明したことで、11月の本選でトランプ大統領に勝てる候補としてバイデン氏に中道系有権者の支持が集まったとみられる。米紙ワシントン・ポストの出口調査によると、「トランプ氏を打倒できる指名候補」を望んだ有権者の43%がバイデン氏を支持し、サンダース氏は23%だった。

5662チバQ:2020/03/05(木) 13:12:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200304-00050226-yom-int

私財400億円投入も惨敗、前NY市長に米メディア「カネで大統領の座は買えない」


3/4(水) 17:39配信

読売新聞オンライン







私財400億円投入も惨敗、前NY市長に米メディア「カネで大統領の座は買えない」


3日、米フロリダ州で演説を終えてステージを後にするブルームバーグ氏(ロイター)


 【ウエストパームビーチ(米フロリダ州)=村山誠】スーパーチューズデーに照準を合わせ、巨額の私財を広告費に投入する戦略が注目されたマイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長(78)は、自身の初戦を惨敗で終えた。ブルームバーグ氏は4日、声明を発表し、指名候補争いから撤退する意向を表明した。

 ブルームバーグ氏は3日夜、フロリダ州ウエストパームビーチの集会で演説し、「フロリダなど(選挙のたびに勝利政党が変わる)スイング・ステートでトランプ(大統領)を倒せるのは私だ」と訴えた。しかし、各州の情勢が次第に明らかになる中、支持者からは「支持が伸びていない」と失望の声が上がった。

 昨年11月に出馬表明したブルームバーグ氏は、2月の党員集会・予備選には参加せず、広告で認知度を高める作戦を展開した。米非営利団体「責任ある政治センター」によると、陣営が投じた選挙資金は4億901万ドル(約437億円)で、うち99・92%を大富豪で知られるブルームバーグ氏自身が支出した。

 ブルームバーグ氏の資金力にものを言わせた選挙活動は、2月中旬の一部世論調査で支持率がバイデン氏を上回って2位に躍り出るなど一時効果を見せた。しかし、今回の惨敗に、各メディアは「失望の結果」「カネで大統領の座を買うのは難しいことが証明された」などと一様に厳しい評価を下した。

5663チバQ:2020/03/06(金) 13:42:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200306-00000001-mai-n_ame

ウォーレン氏が米大統領選から撤退へ どの候補支持するかに注目 複数メディア報道


3/6(金) 1:20配信

毎日新聞







ウォーレン氏が米大統領選から撤退へ どの候補支持するかに注目 複数メディア報道


ウォーレン上院議員=AP


 米大統領選の野党・民主党の候補指名を目指していた急進左派のエリザベス・ウォーレン上院議員(70)が、選挙戦から撤退する意向を固めた。5日中に正式表明する。複数の米メディアが伝えた。

 候補指名争いは、穏健派のジョー・バイデン前副大統領(77)と急進左派のバーニー・サンダース上院議員(78)との事実上の一騎打ちとなっており、ウォーレン氏がどちらの候補を支持するか注目される。

 ウォーレン氏は、破産法などを専門とする大学教授などを経て、上院議員に就任。大統領選に向けて数多くの政策を発表し、集会の後、聴衆との写真撮影に長時間応じることでも話題となった。支持率でトップに立った時期もあったが、予備選が集中した3日の「スーパーチューズデー」では、地元の東部マサチューセッツ州でも3位と低迷した。【ワシントン古本陽荘】

5664チバQ:2020/03/09(月) 14:55:18
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200309-35150506-cnn-int

撤退のハリス上院議員、バイデン前副大統領を支持 民主党指名争い


3/9(月) 13:29配信

CNN.co.jp







撤退のハリス上院議員、バイデン前副大統領を支持 民主党指名争い


ハリス上院議員。民主党指名争いでバイデン前副大統領への支持を表明した


(CNN) 11月の米大統領選に向けた野党・民主党の指名争いで、撤退を表明していたハリス上院議員は8日、バイデン前副大統領を支持すると表明した。バイデン氏に対しては、クロブシャー上院議員やブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長、オルーク前下院議員らが支持を表明している。

ハリス氏は「私が大統領選に出馬した時、私は米国が、米国民の品格と良識を反映した大統領、真実を語る大統領、見過ごされたり無視されたりすることがあまりにも多い声の人たちのために戦う大統領を必要としていると述べた。今日までそれを信じている」と述べ、バイデン氏を支持すると明らかにした。

ハリス氏は民主党の指名争いに出たものの、昨年12月に撤退していた。

バイデン氏はハリス氏の支持表明に対して謝意を明らかにした。

情報筋によれば、ハリス氏がバイデン氏支持を最終的に決めたのは7日だが、バイデン氏支持に傾いたのはウォーレン上院議員が撤退を表明した5日だという。ハリス氏は、ウォーレン氏やクロブシャー氏に悪影響を及ぼしたくないとして支持表明を遅らせていたという。

5665チバQ:2020/03/09(月) 19:26:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200307-35150453-cnn-int

トランプ氏、首席補佐官を交代 3年あまりで4人目


3/7(土) 14:04配信

CNN.co.jp







トランプ氏、首席補佐官を交代 3年あまりで4人目


CNNのインタビューに応じるマーク・メドウズ下院議員(左)=2019年12月


(CNN) トランプ米大統領は6日夜、マルバニー大統領首席補佐官代行が退任し、後任にマーク・メドウズ下院議員を起用すると発表した。

メドウズ氏は、トランプ政権発足から3年あまりで4人目の首席補佐官となる。マルバニー氏の場合、1年2カ月にわたる首席補佐官在任中に「代行」の肩書が取れることはなかったが、トランプ氏のツイートではメドウズ氏に関して「代行」の言葉は使っていない。

トランプ氏はフロリダ州の別荘に到着後、ツイッターでメドウズ氏の起用を発表。「マイクのことは長年知っており、一緒に仕事をしてきた。関係は非常に良好だ」と述べた。

マルバニー氏については、政権への貢献に謝意を示したうえで、北アイルランド問題担当の特別代表に起用する考えを示した。現時点では交代の理由を明かしていない。

突然の発表となったが、交代の観測自体は数週間前から出ていた。1カ月前に弾劾(だんがい)裁判で無罪を言い渡されて以降、トランプ氏は次々とスタッフの入れ替えを進めている。

マルバニー氏は過去3年にわたりトランプ政権の要職を歴任してきた。ただ、性格の不一致に弾劾裁判の対応への不満も重なり、トランプ氏は数カ月前にマルバニー氏への信頼をほぼ失っていた。

最近は米国西部への遊説やインドへの国賓訪問にも帯同せず、これまで解任されてきた前任者と同じパターンをたどっていた。

トランプ氏は幾度もマルバニー氏の解任を検討したものの、弾劾裁判中に指導部の入れ替えを行えば不必要な混乱を招きかねないと側近から説得され、思いとどまっていた。

メドウズ氏は6日夜の声明で、首席補佐官への起用は「名誉」だと述べた。同氏は2016年大統領選を前に他の共和党議員がトランプ氏と距離を取るなか、いち早くトランプ陣営と連携しており、その後は最側近の1人となっている。

同氏は昨年末、次期下院議員選挙には出馬しないと公表していた。

5666チバQ:2020/03/09(月) 19:27:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200308-00000015-jij-n_ame

サンダース氏、巻き返し狙う 10日に6州で対決、ミシガン試金石 米民主指名争い


3/8(日) 7:42配信

時事通信







サンダース氏、巻き返し狙う 10日に6州で対決、ミシガン試金石 米民主指名争い


演説するサンダース米上院議員=3日、バーモント州(EPA時事)


 【ワシントン時事】米大統領選の民主党候補指名争いで、10日に6州の予備選が行われる。

 3日のスーパーチューズデーでバイデン前副大統領(77)に後れを取ったサンダース上院議員(78)は、形勢逆転の試金石となる中西部ミシガン州(代議員数125)に照準を合わせ、巻き返しを狙う。

 サンダース氏は6日、予定していた南部訪問を取りやめ、ミシガン州で集会を開いた。大歓声で迎えた若者の支持者に「われわれはこの重要な選挙で最も危険な大統領を倒すためにここに集結した」と支援を求めた。

 サンダース氏は4年前のミシガン州予備選で、クリントン元国務長官を僅差で破った。ラストベルト(さび付いた工業地帯)に位置し、大学のキャンパスが多い同州は、労働者と若者を支持基盤とするサンダース氏には強みがある。

 ミシガン州の戦いは、トランプ大統領との本選をにらんでも重要な意味を持つ。4年前、ラストベルトの労働者の支持を得たトランプ氏は同州を制し、クリントン氏への逆転勝利につなげた。サンダース氏陣営幹部は「トランプ氏に『勝てる候補』であることを実証する」と意気込む。

 ただ、バイデン氏の勢いはミシガン州にも及んでいる。同州の地元紙デトロイト・ニュースが2月28日〜3月3日に行った世論調査によると、バイデン氏は支持率29%でサンダース氏を6ポイントリードする。

 10日は他にも西部ワシントン州などで、17日には中西部イリノイ、オハイオなど4州で予備選がある。バイデン氏は南部に強く、サンダース氏は西部に強い。勝負を分けるのは中西部とみられ、選挙情勢を分析するバージニア大政治センターは「サンダース氏にとってはミシガン、イリノイ、オハイオの勝利が必要になる」と指摘する。

5667チバQ:2020/03/10(火) 18:40:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200309-00050261-yom-int

米民主指名争い、撤退のハリス氏・ブッカー氏がバイデン氏支持表明


3/9(月) 19:03配信

読売新聞オンライン



 【デトロイト(米ミシガン州)=海谷道隆】米大統領選の民主党指名候補争いで、昨年12月に撤退したカマラ・ハリス上院議員(55)は8日、中道派のジョー・バイデン前副大統領(77)を支持すると表明した。

 黒人女性初の大統領を目指したハリス氏はテレビ討論会で脚光を浴び、一時は有力候補と目された。9日に、予備選を10日に控えた中西部ミシガン州でバイデン氏の集会に参加する予定だ。

 黒人の中道派候補だったコーリー・ブッカー上院議員(50)も9日のツイッターで、バイデン氏を支持すると明らかにした。

 バイデン氏を追う展開となっている急進左派のバーニー・サンダース上院議員(78)は8日、公民権運動の代表的な黒人指導者で、1980年代に大統領選の党指名争いに挑んだジェシー・ジャクソン師(78)の支持を取りつけた。

 これまでは、バイデン氏が黒人有権者の圧倒的支持を得ている。サンダース氏は、ジャクソン師からの支持を黒人層浸透への足がかりにしたい考えだ。ジャクソン師は声明で「(経済面などで)大きく後れを取る人々は最も穏健な道筋を選んでいては追いつけない」と訴えた。

 民主党指名争いは10日、ミシガン州(代議員125人)など6州で予備選・党員集会が行われる。

5668チバQ:2020/03/11(水) 15:42:29
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200311-00000518-san-n_ame

バイデン氏、ミシガンでも勝利 3州制し大きく前進 米民主予備選


3/11(水) 11:00配信

産経新聞



 【ワシントン=黒瀬悦成】11月の米大統領選に向けた民主党の候補指名争いで10日、中西部ミシガン州や西部ワシントン州など6州で予備選・党員集会が実施された。米主要メディアによると、バイデン前副大統領(77)はミシガン州に加え、中西部ミズーリ州と南部ミシシッピ州で勝利を確実にした。

 バイデン氏は、票田の一般代議員125人を抱えるミシガン州で勝利を確実にしたことで、本選候補指名に大きく前進した。一方、同州での勝利で形勢逆転を狙っていた左派のサンダース上院議員(78)にとっては痛い敗北となった。

 主要メディアの出口調査によると、バイデン氏はミズーリ(一般代議員数68)、ミシシッピ(同36)両州で黒人の圧倒的な支持を得たほか、白人の支持でもサンダース氏を上回った。

 「ミニ・スーパーチューズデー」の第1弾となる10日の予備選・党員集会での一般代議員の総数は352人。本選候補に指名されるには、各州などに割り当てられた一般代議員3979人の過半数(1991人)を獲得する必要がある。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると両候補の獲得一般代議員数(10日午後10時現在)は、バイデン氏777人、サンダース氏623人となっている。

5669チバQ:2020/03/11(水) 16:35:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200311-00000034-mai-n_ame

バイデン氏、ミシガンなど3州で勝利確実 サンダース氏と差広げる 米民主党候補争い


3/11(水) 12:24配信

毎日新聞







バイデン氏、ミシガンなど3州で勝利確実 サンダース氏と差広げる 米民主党候補争い


支持者を前に演説するジョー・バイデン前副大統領=米南部サウスカロライナ州コンウェイで2020年2月27日、古本陽荘撮影


 11月の米大統領選に向けた野党・民主党の候補指名争いは10日、6州で予備選・党員集会が実施された。穏健派のジョー・バイデン前副大統領(77)と急進左派のバーニー・サンダース上院議員(78)との一騎打ちの構図になってから初の対決。米メディアによると、バイデン氏が中西部のミシガンとミズーリ、南部ミシシッピの3州での勝利を確実とした。

 ミシガンは、現職のドナルド・トランプ大統領(73)との本選でも勝敗の行方を左右する激戦州となることが予想されている。2016年の前回予備選ではサンダース氏が制していただけに、代議員獲得数で先行するバイデン氏にとっては、指名獲得へ弾みとなる勝利といえる。

 ミシガンでの選挙戦でバイデン氏は、州の主要産業である自動車関連など製造業に従事する組合員ら白人労働者層に浸透。高所得の郊外有権者からも一定の支持を得たものとみられる。サンダース氏は学生ら若年層から強い支持を得たものの、労働者や高齢者層の共感が広がらなかった。

 指名争いは7月の党大会で候補に投票する代議員の数を競う。代議員は各州の人口に応じて割り当てられていて、選挙の得票率などに応じ各候補に配分される。10日の6州で配分される代議員数は計352人で、このうちミシガンが最多の125人。【クリーブランド(米中西部オハイオ州)高本耕太】

5670チバQ:2020/03/11(水) 19:06:30
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2003110032.html
【米大統領選】バイデン氏、民主支持層の「大連合」着々 「危機に強い候補」でも好感
2020/03/11 17:44産経新聞

 【ワシントン=黒瀬悦成】米大統領選に向けた民主党候補指名争いで、全米6州で予備選・党員集会が行われた「ミニ・スーパーチューズデー」は、バイデン前副大統領(77)が本選の激戦州であるミシガン州を含む少なくとも4州で勝利し、「本格候補」としての立場を一層強固にした。14州などの予備選・党員集会が集中した3日のスーパーチューズデーに続く敗北を喫したサンダース上院議員(78)に対しては、民主党指導部などからの撤退圧力が一層激しくなるのは確実だ。

 今回の選挙で明らかとなったのは、黒人などの人種的少数派や女性、45歳以上の男性、労組加入者といった、急進左派層を除く民主党支持者の大多数がバイデン氏の下で「大連合」を形成し始めたことだ。

 調査会社「エディソン・リサーチ」が6州で実施した出口調査によると、バイデン氏は黒人に関し、南部ミシシッピ州で86%、中西部ミズーリ州で69%、ミシガン州で66%の支持を得た。ミズーリ州では、サンダース氏の支持層とされる年収5万ドル(約522万円)以下の低所得者層の49%がバイデン氏を支持し、サンダース氏の42%を上回った。それ以上の所得層ではバイデン氏が圧倒的な強さをみせた。

 また、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、どちらの候補が危機への対処で信頼できるかとの質問には、ミズーリ州では約6割がバイデン氏と回答。ミシガン州でも約5割が同氏と答え、サンダース氏(約3割)を大きく上回った。

 サンダース氏は9日、FOXニュースの番組で外国から新型コロナウイルスの感染者が多数入国する恐れが強い場合でも「国境を閉鎖しない」と明言し、多くの専門家から危機管理能力を疑問視されていた。

 一方、バイデン氏と候補指名を争って敗退したブティジェッジ前サウスベンド市長、クロブシャー上院議員、ブルームバーグ前ニューヨーク市長ら7人は今月に入り、バイデン氏支持を相次いで表明した。

 バイデン氏は10日、東部ペンシルベニア州フィラデルフィアの選対本部で演説し、敗退した7人の名前を挙げて「一緒に民主党をまとめ上げよう」と訴えた。また、サンダース氏や同氏支持者の熱意を称賛した上で「私たちにはトランプ大統領打倒という共通の目標がある」と語り、自陣営への合流を暗に呼びかけた。

5671チバQ:2020/03/11(水) 19:07:40
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2003110033.html
【米大統領選】民主「ラストベルト」奪還が鍵 バイデン氏、支持基盤の再建誓う
2020/03/11 17:44産経新聞

【米大統領選】民主「ラストベルト」奪還が鍵 バイデン氏、支持基盤の再建誓う

10日、米ミシガン州デトロイトの自動車関連工場で従業員に支持を訴えるバイデン前副大統領(中央)(ロイター)

(産経新聞)

 米民主党のバイデン前副大統領は11月の大統領選に向けた10日の指名争いで、共和党のトランプ大統領との本選を制する上で重要な州で勝利した。その一つが自動車産業の集積地、中西部ミシガン州。前回選で同州を含む「ラストベルト(衰退した工業地帯)」でトランプ氏に熱狂した層を取り戻すことが民主党にとり政権奪還への第一歩だ。

 バイデン氏は10日夜の勝利演説で「民主党の支持基盤を再建する」と誓った。その代表に挙げた「高卒の人々」「労働者」らは2016年の大統領選で民主党がトランプ氏に奪われた支持基盤だ。工場労働者が多いミシガン州は民主党の牙城だったが、前回選ではトランプ氏が勝利した。

 「トランプ氏にミシガン州で勝たせてしまったのは、有権者が民主党にウンザリしたからだった」。地域ラジオのDJ、ティム・ブラウンさん(62)は3年半前を振り返る。

 当時、ミシガン州の民主党予備選ではサンダース上院議員が勝利したが、党主流派が後押しするクリントン元国務長官が指名を獲得。ブラウンさんのリスナーには、これに失望し、本選でトランプ氏への投票や棄権を選んだ人が少なくなかった。白人労働者層の一部がトランプ氏になびいたことで、民主党は1988年以来で初めてミシガン州で敗北した。

 この層をつなぎとめたいトランプ氏は「米製造業の復活」を訴え、ミシガン州予備選があった10日にはツイッターで、自らが同州で新たな自動車工場を建設させたとの実績を強調した。

 全米50州と首都ワシントンに割り振られた538人の選挙人を奪い合う本選の激戦州は10州に満たないとみられ、多くが中西部に集中する。ミシガン州の選挙人数は全米8位タイの16人で、民主党にとり「ミシガン奪還」がトランプ氏の再選阻止のカギとなる。

 そのためバイデン氏は2008年の「リーマン・ショック」による世界同時不況の際、副大統領として手掛けた自動車産業救済の実績を強調。ミシガン州での出口調査では中間所得層の多い労組世帯の55%がバイデン氏を支持した。

 ただ、同州での各種世論調査ではバイデン氏とサンダース氏のどちらが指名を受けた場合でも、トランプ氏との支持率はほぼ拮抗(きっこう)している。民主党は十分に信頼を回復できていないのが実情だ。(米ミシガン州デトロイト 大内清)

5672チバQ:2020/03/16(月) 14:17:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200315-35150829-cnn-int

ルイジアナ州とジョージア州が予備選延期、新型コロナ懸念


3/15(日) 11:15配信

CNN.co.jp







ルイジアナ州とジョージア州が予備選延期、新型コロナ懸念


ルイジアナ州とジョージア州で大統領選候補指名に向けた予備選が延期される


(CNN) 米南部ルイジアナ、ジョージア両州で、米共和、民主両党の大統領選候補指名に向けた予備選が延期されることになった。新型コロナウイルス感染拡大への懸念が強まっているためだ。

ルイジアナ州は13日、これから予備選が実施される州の中で初めて延期を発表。来月3日の予定を6月20日に延期した。

これに続いてジョージア州のラフェンスパーガー州務長官も14日に声明を出し、今月24日の予備選を5月19日に延期すると発表した。

同氏は声明で、ケンプ知事が14日朝に出した公衆衛生上の緊急事態宣言とトランプ米大統領の国家非常事態宣言を受け、投票所係員やその家族、地域社会全体の健康を第一に考えて延期を決めたと述べた。

ジョージア州当局者がCNNに語ったところによると、投票所に配置される高齢の係員から感染を懸念する声が数多く寄せられていた。「だからといって業務を新人に任せれば混乱が起きる恐れがある」と、同当局者は語る。

ジョージア州民主党本部の責任者によると、すでに郵便投票や期日前投票を済ませた有権者は5月に再び投票することもできるが、再投票しない場合は元の票が算入されるという。

5673チバQ:2020/03/16(月) 16:31:24
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200314-00000020-jij-n_ame

トランプ氏、再選戦略の前提狂う 株暴落、民主の中道派優勢


3/14(土) 7:14配信

時事通信







トランプ氏、再選戦略の前提狂う 株暴落、民主の中道派優勢


トランプ米大統領=12日、ワシントン(EPA時事)


 【ワシントン時事】好調な株価に支えられてきたトランプ米大統領の再選戦略に狂いが生じている。

【図解】米大統領選・トランプ政権の支持率と株価(2019年11月)

 新型コロナウイルスの感染拡大による景気後退の懸念から12日の米株式市場は暴落。民主党候補指名争いでは、中道派バイデン前副大統領が優勢となり、「社会主義との戦い」としてきた選挙戦も前提が違ってきた。

 「タフな決断だった。市場がどう動こうと、人の生死ほど重要でない」。トランプ氏は12日、前日表明した欧州からの30日間の入国禁止が株暴落の一因になったとされることについてこう強がった。

 約1カ月前の時点で大統領当選時と比べ約61%上昇したダウ平均株価は12日、18%まで「貯金」を減らした。市場を落ち着かせようと臨んだ11日のテレビ演説は「真実を語らず、専門家を重用しない大統領」への不信を増幅させたという指摘が米メディアで出ている。

 トランプ氏はまた、大統領選を「自由を取るか社会主義を取るかの選択だ」と語り、無党派層を味方に付けようとしてきた。しかし、民主党候補指名争いで、民主社会主義者を自称するサンダース上院議員への支持は広がらず、バイデン氏への穏健・保守層の支持の厚さが目立つ。

 バイデン氏は12日の記者会見で、トランプ氏の入国禁止措置が偏見に基づいており逆効果だと指摘。「私は専門家の意見を聴き、それに従う。米国の指導力を再構築し、各国と脅威に立ち向かう」と違いを強調した。

 今週発表のキニピアック大世論調査では、トランプ氏のコロナウイルス対応を「支持しない」と答えた人は無党派層で50%に上った。この問題でのつまずきが接戦州などで致命傷になるという見方も出ている。

5674チバQ:2020/03/17(火) 19:06:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200317-00000024-jij_afp-int

米オハイオ州、予備選の投票所閉鎖を命令 知事が緊急事態宣言


3/17(火) 13:25配信

AFP=時事







米オハイオ州、予備選の投票所閉鎖を命令 知事が緊急事態宣言


米国で投票を終えた有権者に配布されるステッカー(2020年3月3日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】米中西部オハイオ州の保健当局は17日に予定している大統領選の予備選投票について、州内の投票所を閉鎖するよう命じた。

【写真】米民主党テレビ討論会、バイデン氏とサンダース氏も肘であいさつ

 これに先立ちオハイオ州では投票の延期を求める訴訟が起こされていたが、地元メディアによると裁判所はこの訴えを退けた。マイク・デワイン(Mike DeWine)州知事はこれに公然と反発し、新型コロナウイルスの感染拡大に関する衛生上の緊急事態を宣言した。

 デワイン知事は16日夜、ツイッター(Twitter)に「明日の投票所は閉鎖されるが、投票を望むすべての有権者に(後日)機会が与えられるよう、フランク・ラローズ(Frank LaRose)州務長官が裁判所を通して投票方法を増やす救済方法を検討する」と投稿。

 また、現在の状況下で選挙を実施することは「投票所の係員と有権者を、新型コロナウイルスと接触するという受け入れ難い健康リスクにさらすことになる」と指摘した。【翻訳編集】 AFPBB News

5675チバQ:2020/03/18(水) 15:11:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200318-00000032-mai-n_ame

バイデン氏、アリゾナも勝利確実 フロリダ、イリノイ含め17日実施3州全勝


3/18(水) 12:26配信

毎日新聞







バイデン氏、アリゾナも勝利確実 フロリダ、イリノイ含め17日実施3州全勝


米大統領選に向けた民主党の候補者テレビ討論会で、新型コロナウイルス感染予防のため握手の代わりに肘をぶつけてあいさつするバイデン前副大統領(左)とサンダース上院議員=ワシントンで15日、AP


 11月の米大統領選に向けた野党・民主党の候補指名争いは17日、大票田の南部フロリダ州など3州で予備選が行われた。米CNNによると、穏健派のジョー・バイデン前副大統領(77)がフロリダ、中西部イリノイ、西部アリゾナのいずれの州でも勝利を確実にした。党大会で候補に投票する代議員の獲得数でリードするバイデン氏が、急進左派のバーニー・サンダース上院議員(78)との差を大きく広げたことになり、指名獲得にさらに近づいた。

 一方、17日に予定されていた中西部オハイオ州の予備選は新型コロナウイルスの感染拡大を受け前日に延期が決まった。6月にずれ込む見通し。また、米メディアによると、フロリダでは複数の投票所で職員が現れず、投票ができなかった。イリノイでも、予定していた投票所の施設が直前に使用禁止になって混乱するなど、各地で新型ウイルスの影響が出た。【ワシントン古本陽荘】

5676チバQ:2020/03/18(水) 15:32:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200318-00000530-san-n_ame

米大統領選 民主党指名へ前進 バイデン氏に「左傾化」の懸念


3/18(水) 14:17配信

産経新聞



 【ワシントン=黒瀬悦成】11月の米大統領選に向けた民主党候補指名争いは17日、南部フロリダ州など3州で行われた予備選で勝利した中道穏健派のバイデン前副大統領(77)が指名獲得に大きく前進し、今後は対抗馬である急進左派のサンダース上院議員(78)がいつ撤退を決めるかが注目点になってきた。一方、バイデン氏がサンダース氏の撤退を見越し、同氏の支持層を吸収したい思惑から政治的立場を急速に左傾化させており、今回の選挙を「資本主義対社会主義」の戦いと位置付けるトランプ大統領(73)の術中に自らはまり込む恐れも出てきた。

 バイデン氏は同日夜の結果を受けた「勝利声明」で、「サンダース氏は私とビジョン(将来への展望)を共有している」と述べた上で「私の目標は党を結束させ、米国をまとめ上げることだ」と強調し、同氏の支持勢力である若者層に合流を呼びかけた。

 ロイター通信と調査会社イプソスが12日発表した全米合同世論調査によると、民主党支持者の間で同党の大統領候補に求める要件として49%が「トランプ氏に勝てること」と回答。具体的に誰が勝てるかについては56%がバイデン氏、25%がサンダース氏と答えており、同党支持者の間でバイデン氏待望論が高まっているのは事実だ。

 一方、サンダース氏の支持者のうち、バイデン氏が本選候補に選ばれた場合は同氏に投票すると答えたのは51%にとどまり、党内の中道穏健派対急進左派の亀裂が深刻であることも改めて浮き彫りとなった。

 バイデン氏はこの日の予備選に先立つ15日の候補者討論会で、トランプ政権が進める厳格な移民政策に関連し、「大統領に就任後100日は(不法移民を)一人も国外退去処分にしない」との公約を発表。本国で罪を犯してから米国に不法入国した場合でも米国での犯罪歴がない場合は退去の対象にしないとの立場も示し、トランプ陣営から「米国を危険に陥れる政策だ」と非難された。

 バイデン氏はまた、エネルギー政策に関してもサンダース氏の支持勢力を意識して「化石燃料の廃止」を訴え、「石油・石炭・天然ガス業界への補助金を廃止し、国有地や沖合での掘削を禁止する」と言明。環境破壊が指摘される水圧破砕式のシェールガス開発では、当初は規制強化を唱えるだけだったのが、サンダース氏と同様に「全面廃止」を唱え始めた。

 バイデン氏としては、出身地ペンシルベニア州の石炭業界の票をトランプ氏から奪い返すことは、当選への重要なカギになるとみられている。党内の急進左派に引きずられて過激な環境政策を唱えれば、トランプ陣営からの絶好の攻撃材料になるのは確実だ。

5677チバQ:2020/03/18(水) 15:46:57
https://www.sankeibiz.jp/macro/news/200318/mcb2003181442048-n1.htm
海外情勢
米大統領選 民主党の「女性」副大統領候補は誰に 

2020.3.18 14:42

 【ワシントン=大内清】米大統領選に向けた民主党の候補指名争いでトップを走るバイデン前副大統領(77)が「ランニング・メート」(副大統領候補)に女性を起用すると明言したことで、誰がその座を射止めるのかに注目が集まっている。当選すれば、米史上初の女性副大統領が誕生する。支持の裾野を広げるためバイデン氏が重視するのは、人種か、政策か、それとも本選で激戦が予想される州への影響力か-。

 取り沙汰される女性らの中には、今回の指名レースでバイデン氏と争った「元ライバル」たちも多い。その一人が、昨年12月に撤退したカマラ・ハリス上院議員(55)。ジャマイカ系の父親とインド系の母親を持ち、女性のみならず非白人層への支持拡大も期待されるとみられる。

 指名争いから今月撤退したばかりのエリザベス・ウォーレン上院議員(70)や、エイミー・クロブシャー上院議員(59)も候補だ。

 学生ローンの一部免除などを主張する左派のウォーレン氏が指名されれば、バイデン氏の穏健路線に不満を抱く党内左派へのアピールとなる。

 予備選序盤で存在感をみせたクロブシャー氏は、バイデン氏と同じ中道派だ。バイデン氏には、自身が仕えたオバマ前大統領と“二人三脚”で政権運営にあたったとの自負があり、自分のランニング・メートとは政策理念を共有できることが望ましいとの考えを示したこともあることから、政治姿勢が近いクロブシャー氏を有力視する声もある。本選で激戦が予想される中西部ミネソタ州を地元とし、同州への影響力を持つことも有利な材料だ。

 このほか、本選での重要州である中西部ミシガン州の知事で、今年の一般教書演説で反論演説を任されたグレッチェン・ウィットマー氏(48)▽昨年の反論演説を行った南部ジョージア州の黒人指導者、ステイシー・エイブラムス氏(46)▽アジア系のタミー・ダックワース上院議員(52)▽黒人のバル・デミングス下院議員(63)らの名が挙がっている。

 過去の女性副大統領候補には、1984年に民主党のモンデール前副大統領(当時、以下同)から指名されたジェラルディン・フェラーロ下院議員や、2008年に共和党のマケイン上院議員から指名されたアラスカ州のサラ・ペイリン知事らがいるが、いずれも落選している。

5678チバQ:2020/03/18(水) 18:48:09
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200318-00000073-asahi-int

バイデン氏、フロリダなどで予備選大勝 指名獲得濃厚に


3/18(水) 18:40配信

朝日新聞デジタル







バイデン氏、フロリダなどで予備選大勝 指名獲得濃厚に


ジョー・バイデン前副大統領=ロイター


 11月の米大統領選に向けた民主党の候補者指名争いで、トップを走る穏健派のジョー・バイデン前副大統領(77)が17日、フロリダなど3州の予備選で大勝した。革新派のバーニー・サンダース上院議員(78)に対し、獲得代議員数で圧倒的な差をつけており、指名獲得が濃厚となった。


 候補者指名争いは、各州などに割り当てられた計3979人の代議員の獲得数を競う。ニューヨーク・タイムズによると、バイデン氏は17日にフロリダ、イリノイ、アリゾナの3州で勝利したことで、獲得代議員が少なくとも計1147人となり、サンダース氏の861人に300人近い差をつけた。

 民主党の代議員は予備選などの得票率に応じて配分されるため、サンダース氏が今後の予備選を通じてよほどの大差で勝たない限り、逆転することはできない。また、新型コロナウイルスの感染拡大で、選挙運動は実質休止状態にあり、民主党内からはサンダース氏の撤退を求める声も高くなっている。

5679チバQ:2020/03/18(水) 18:48:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200318-00000051-mai-n_ame

バイデン氏指名獲得の流れ固まる 民主党候補指名争い サンダース氏巻き返しは困難


3/18(水) 17:56配信

毎日新聞







バイデン氏指名獲得の流れ固まる 民主党候補指名争い サンダース氏巻き返しは困難


バイデン氏=AP


 11月の米大統領選に向けた野党・民主党の候補指名争いは17日、予備選があった南部フロリダ、中西部イリノイ、西部アリゾナの3州すべてで穏健派のジョー・バイデン前副大統領(77)が勝利を確実にした。党大会で候補に投票する代議員の獲得数でバイデン氏は、急進左派のバーニー・サンダース上院議員(78)との差を拡大。残る州の情勢を考慮するとサンダース氏の巻き返しは困難で、バイデン氏が指名を獲得する流れが固まった。

 バイデン氏は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、東部デラウェア州の自宅からインターネットを通じてメッセージを発信。「公衆衛生と民主主義を守りながら、この危機を乗り切ることが重要だ」と指摘し、「党指名獲得により近づいた。よい夜になった」と語った。

 州ごとに人口比で割り当てられ、予備選の結果に応じて配分される代議員の総数は3979人で、党候補指名には過半数(1991人)の獲得が必要。ニューヨーク・タイムズ紙の推計(18日未明現在)では、バイデン氏が1147人で、サンダース氏の861人を上回る。既に半数以上の代議員が配分されており、選挙結果予測サイト「ファイブ・サーティー・エイト」によると、今後、東部ニューヨーク州やペンシルベニア州などの大票田でもバイデン氏が大差で勝利する見通しだ。【ワシントン古本陽荘、鈴木一生】

5680とはずがたり:2020/03/19(木) 23:58:35

素晴らしいなあ,議会とはかくあるべし。

しかしこれはクソみたいな総理がトップにいると何も出来なくなる本邦と違ってアメリカではCDC局長に可成りの裁量と権限が法律で与えられてクソみたいな国のトップが居る時でも粛々と政治決断出来る所が違う様だ。

https://twitter.com/brutjapan/status/1240548562909495297
Brut Japan
@brutjapan
アメリカ国内で蔓延しつつある新型コロナウイルス。健康保険を持たない国民が多いアメリカでは、高額な医療費を負担できずに病院へ行くことを躊躇う人々が多い。民主党下院議員ケイティ・ポーターは、アメリカ疾病管理予防センター局長への議会質疑応答で全国民へのウイルス検査無料化を勝ち取った。


call pay 出頭費用?>負担金と訳している
out of pocket typical cost 自腹で払う通常の費用
cannot even ** for にゃんのっといーぶんのふぉーと聴こえるけど**が何かわからん 英辞郎には can't even pay for an office in ならあったけど。。〜に耐えられないと字幕では訳されている。
isolation 隔離 受験時代には孤立って覚えた気がする。

5681チバQ:2020/03/22(日) 16:01:26
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202003/CK2020032202000109.html

<新型コロナ>米、外出禁止広がる NY州など 経済さらに打撃も






Tweet











2020年3月22日 朝刊






20日、新型コロナウイルスの感染拡大で、人がまばらなニューヨークのタイムズスクエア=AP・共同


写真


 【ニューヨーク=赤川肇】新型コロナウイルスの感染が広がっている米国の大都市圏で、出勤中止や屋内退避を義務づける州政府が相次いでいる。十九日に発効した西部カリフォルニア州に続き、二十日には東部ニューヨーク、ニュージャージー、コネティカット、シカゴを擁する中西部イリノイの四州も不要不急の外出や出勤を全面禁止する方針を表明した。


 この五州で国内総生産(GDP)の約31%を占めており、米経済への打撃は必至だ。米投資銀行ゴールドマン・サックスは二十日、米経済が四〜六月期に24%のマイナス成長(前期比、年率換算)に陥るとの予想を公表した。


 二十日までに全米最多の七千百人の感染が確認されたニューヨーク州は同日、二十二日午後八時以降、一部の例外を除いて事業活動を禁じると発表した。


 クオモ知事は記者会見で、人工呼吸器が不足している現状を挙げ、急激な感染拡大による医療崩壊を避けるため、人が密集する状態を減らして感染を抑える必要性を指摘。「全員の安全が必要だ。さもなくば誰ひとり安全ではない」とし、州民らに「屋内にとどまり、ひとりで外に出て運動して」と呼び掛けた。


 州政府が挙げる事業活動停止の例外は、医療福祉のほか電力・ガスや空港などの社会基盤関係、食料品店や薬局などの小売業、金融機関、報道機関など。ただ、例外に当てはまるかどうか特定されていない業種もあり、州酒類組合は「酒店は必須の商売で、営業を続ける」と声明を発表。例外の定義を巡って混乱を招く可能性もありそうだ。

5682チバQ:2020/03/22(日) 16:01:39
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202003/CK2020032202000109.html

<新型コロナ>米、外出禁止広がる NY州など 経済さらに打撃も






Tweet











2020年3月22日 朝刊






20日、新型コロナウイルスの感染拡大で、人がまばらなニューヨークのタイムズスクエア=AP・共同


写真


 【ニューヨーク=赤川肇】新型コロナウイルスの感染が広がっている米国の大都市圏で、出勤中止や屋内退避を義務づける州政府が相次いでいる。十九日に発効した西部カリフォルニア州に続き、二十日には東部ニューヨーク、ニュージャージー、コネティカット、シカゴを擁する中西部イリノイの四州も不要不急の外出や出勤を全面禁止する方針を表明した。


 この五州で国内総生産(GDP)の約31%を占めており、米経済への打撃は必至だ。米投資銀行ゴールドマン・サックスは二十日、米経済が四〜六月期に24%のマイナス成長(前期比、年率換算)に陥るとの予想を公表した。


 二十日までに全米最多の七千百人の感染が確認されたニューヨーク州は同日、二十二日午後八時以降、一部の例外を除いて事業活動を禁じると発表した。


 クオモ知事は記者会見で、人工呼吸器が不足している現状を挙げ、急激な感染拡大による医療崩壊を避けるため、人が密集する状態を減らして感染を抑える必要性を指摘。「全員の安全が必要だ。さもなくば誰ひとり安全ではない」とし、州民らに「屋内にとどまり、ひとりで外に出て運動して」と呼び掛けた。


 州政府が挙げる事業活動停止の例外は、医療福祉のほか電力・ガスや空港などの社会基盤関係、食料品店や薬局などの小売業、金融機関、報道機関など。ただ、例外に当てはまるかどうか特定されていない業種もあり、州酒類組合は「酒店は必須の商売で、営業を続ける」と声明を発表。例外の定義を巡って混乱を招く可能性もありそうだ。

5683チバQ:2020/03/22(日) 16:02:20
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202003/CK2020032202000108.html

<米大統領選>民主党バイデン氏 大統領なら… 初の女性副大統領 誰に?

2020年3月22日 朝刊


(左上から時計回りに)カマラ・ハリス上院議員=ロイター・共同、ステイシー・エイブラムス氏=ゲッティ・共同、エリザベス・ウォーレン上院議員=ゲッティ・共同、エイミー・クロブシャー上院議員=AP・共同


写真


 【ワシントン=金杉貴雄】米大統領選に向けた民主党候補者選びで指名獲得が濃厚な中道派バイデン前副大統領(77)は、副大統領候補に女性を指名すると確約している。十一月の大統領選で勝利すれば「初の女性副大統領」が誕生するだけでなく、将来の大統領候補とも見なされることになる。現在は十人以上の名前が挙がっている。


 大統領が死亡や辞職などで欠けた場合、副大統領が大統領に昇格する。実際にトルーマン(三十三代)、ジョンソン(三十六代)、フォード(三十八代)の各氏らが副大統領から大統領に昇格。バイデン氏は大統領選で勝利しても任期途中で八十歳を超える。激務が健康に悪影響を及ぼす可能性もあり、副大統領候補選びは重要性を増している。


 真っ先に取り沙汰されるのは党候補者選びでライバルだった上院議員三人だ。


 ハリス上院議員(55)は父がアフリカ系、母がインド系の移民で人種的にも民主党が重視する「多様性」を象徴する。昨年の討論会では人種問題でバイデン氏を激しく攻撃して注目されたが、今月支持を表明した。


 クロブシャー上院議員(59)は三日のスーパーチューズデー前日、候補者選びからの撤退とバイデン氏支持に回ることを明らかにした。低迷していたバイデン氏の劇的な復活を導いた立役者で、地元ミネソタは大統領選のかぎを握る中西部の州でもある。


 左派ウォーレン上院議員(70)は政策面で隔たりがあるものの、バイデン氏は今月電話で協議してウォーレン氏の一部政策を受け入れた。左派票の取り込みのため協力を求める可能性も指摘されている。


 共和党が強い南部ジョージア州の二〇一八年知事選で激戦を演じ脚光を浴びた黒人指導者のエイブラムス氏(46)や、大統領選の重要州の一つ中西部ミシガン州のウィットマー知事(48)、中南米系でネバダ州選出のマスト上院議員(55)、フロリダ州選出でウクライナ疑惑の弾劾裁判で検事役を務めたデミングス下院議員(63)も有力視されている。


 オバマ政権時代のスーザン・ライス元大統領補佐官(55)やイエーツ元司法長官代理(59)など、ほかにも複数の候補が挙がっている。


 民主・共和の米二大政党で女性が副大統領候補になったのは過去二度しかなくいずれも本選で敗退。歴代の副大統領は大統領同様、全員男性が占めてきた。

5684チバQ:2020/03/23(月) 20:27:58
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2003230001.html
【国際情勢分析】現地報告/サンダース氏を失速させた米国の価値観とは 大統領選民主党候補指名争い
2020/03/23 08:04産経新聞

 米大統領選に向けた民主党の候補指名争いは、2月の序盤戦で勢いをみせた急進左派のサンダース上院議員(78)と低迷していたバイデン前副大統領(77)の形勢が逆転した。3月に入り、分散していた中道穏健派の票がバイデン氏の下に集結したためだが、当初から有権者の間で「国民を一律に扱うサンダース氏の政策は社会主義的で、自己決定を尊ぶ米国の価値観を否定する」という警戒心がくすぶっていた。現地取材で聞いた話を基に逆転劇の背景を報告する。(外信部 平田雄介)

 「民主社会主義者」を自称するサンダース氏の公約のうち、代表的な政策が「国民皆保険の導入」だ。

 米国の公的医療保険には65歳以上の高齢者と65歳未満の障害者を対象とした「メディケア」と、低所得者向け「メディケイド」の2種類あるが、これらの対象とならない人は民間の医療保険への加入を検討することになる。ただ、民間の保険は掛け金が高いことも多い。国勢調査局の統計によると2018年の保険未加入者は2750万人、国民の8・5%に上る。

 サンダース氏は「先進国で国民皆保険を導入していないのは米国だけ」と問題視。集会では「破産の理由の第1位は高額な医療費」と指摘した上で、国民皆保険の導入を含む公約の実現に向け「富裕層や大企業への増税を行う」と主張し、喝采を浴びる。ただ、一歩陣営の外に出ると違和感を口にする人の方が多い。

 ニューハンプシャー州予備選(2月11日)の際、中道穏健派のブティジェッジ前サウスベンド市長(38)=撤退し、現在はバイデン氏を支持=の集会で話を聞いた作家のアダム・クーマンさん(38)は「サンダース氏の唱える政府が一元管理する公的医療保険制度の下で民間の保険は廃止されるかもしれない。それはサービスの手厚い民間の保険に入りたいと望む人の選択肢を奪うことを意味する」と話し、自らが加入する医療保険の質が低下することを心配していた。

 また、バイデン氏を支持する元エンジニアのカール・アズモンドさん(73)は、サンダース氏の目指す医療保険改革が実現すれば、「既に加入しているメディケアの内容も変更されるかもしれない。個々の事情を無視した改革には問題がある」と話していた。

 トランプ大統領の支持者になると、批判はさらに厳しい。西部ネバダ州のキリスト教福音派教会の幹部、サンディ・ホールさん(73)は「頑張っても、努力をしなくても、受けられる医療サービスの質が同じになってしまったら、国民は懸命に働くことを止め、堕落する」と切り捨てた。

 米国では、伝統的に、個人の自由と責任を重視し、政府の国民生活への関与は小さくあるべきという考え方が支配的だ。中西部アイオワ州で4代続く農家を営むブライアン・ビアードさん(44)は「移民として米国に来て、独力で農地を切り開いた曾祖父を尊敬している」として、「福祉を重視する民主党より雇用を増やすトランプ氏の考え方が好きだ」と話していた。

 一方、失速したとはいえ、2月の序盤戦でサンダース氏が優勢に立ったことは、移民国家の歴史を背景とした米社会の変容を示す。陣営ボランティアのジュネラ・クレイさん(42)は「マッサージ、高齢者の介護、清掃とパートタイムの仕事を3つ掛け持ちしても生活するのがやっと。医療保険にも入れない。英国から移民した祖母は『米国ではより良い明日を信じて生きられる』と話していたが、私はそんなふうに思えない」と記者に訴えてきた。

 肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染が拡大する米国において、医療格差の問題が深刻化すれば、米社会の変容は一層進むかもしれない。

5685名無しさん:2020/03/23(月) 20:53:06
https://news.goo.ne.jp/article/cnn/world/cnn-35151092.html
共和党唯一の対抗馬、ウェルド氏が撤退を表明
2020/03/19 12:55CNN.co.jp

共和党唯一の対抗馬、ウェルド氏が撤退を表明

ビル・ウェルド氏が米大統領選の候補者指名争いからの撤退を表明した/CNN

(CNN.co.jp)

ワシントン(CNN) 11月の米大統領選で与党・共和党の候補者指名争いに出馬していたビル・ウェルド元マサチューセッツ州知事は18日、指名争いからの撤退を表明した。これより前、トランプ大統領は共和党からの指名に必要な代議員を獲得していた。

ウェルド氏は支持者への電子メールで、指名争いからの撤退を決断し、即座に実行すると述べた。

ウェルド氏は昨年4月のCNNのインタビューで、トランプ氏が再選されれば、共和党のことが心配になるなどと述べていた。

ウェルド氏の指名争いについては、ニューハンプシャー州で、共和党の穏健派から支持を得られるかどうかに注目が集まっていた。2月に行われたニューハンプシャー州予備選で、トランプ氏は85.7%の支持を得た。ウェルド氏の得票率は9.2%だった。

5686チバQ:2020/03/24(火) 11:37:06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200324-00000028-kyodonews-int

在外票はサンダース氏が勝利 米大統領選の民主党候補者選び


3/24(火) 9:01配信

共同通信



 【ワシントン共同】米民主党が23日に発表した大統領選の候補指名争いの在外投票結果によると、サンダース上院議員(78)が57.9%を得票して勝利した。バイデン前副大統領(77)は22.7%だった。投票率は前回2016年よりも15ポイント上昇したという。

 民主党候補選びは全体でバイデン氏が大きくリードし、サンダース氏が逆転できる確率は極めて低く、撤退時期が焦点になっている。ただ、サンダース氏は選挙戦継続の意思を示している。

 候補指名を得るには各州などに割り当てられた一般代議員のうち1991人を獲得する必要がある。

5687チバQ:2020/03/24(火) 16:18:44
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200324-00050147-yom-int

「世界中のアジア系米国人保護が重要」…トランプ氏「彼らの過失ではない」


3/24(火) 11:17配信

読売新聞オンライン



 【ワシントン=海谷道隆】米国のトランプ大統領は23日、新型コロナウイルスの感染拡大に関連し、「米国や世界中で、アジア系米国人のコミュニティーを完全に守ることはとても重要だ。ウイルスの拡散は、彼らの過失ではない」とツイッターで呼びかけた。各地でアジア系住民らへの差別的な言動や暴力犯罪が相次いでいることに警鐘を鳴らしたものだ。

 トランプ氏は、新型コロナウイルスを「中国ウイルス」と呼び、人種差別を助長するとして批判を浴びていた。そうした批判を意識し、差別の意図を否定する狙いがありそうだ。

 トランプ氏は「アジア系米国人は素晴らしい人々だ。ウイルスを一掃するために我々と緊密に連携している」とも強調した。

5688チバQ:2020/03/24(火) 16:32:03
https://mainichi.jp/articles/20200320/k00/00m/030/195000c?inb=ys

NY、解雇の嵐 営業禁止、消えた観光客… 「生き延びられるか分からない」
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会員限定有料記事 毎日新聞2020年3月21日 09時00分(最終更新 3月21日 20時32分)
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 新型コロナウイルスの感染者が1万人を超えた米国で解雇の嵐が吹いている。800万人以上の人口を抱え、年間約6500万人が訪れる全米最大の都市ニューヨークは、レストランや劇場、美術館などが軒並み閉鎖。観光客の姿はほとんどない。レストランなどの営業中止で職を失う人が相次ぎ、経済の負の連鎖が広がっている。

 「9・11(米同時多発テロ)より悪い。あの時は世界中がこの街に思いを寄せてくれた。今はどの国でも自分のことを考えるので精いっぱいだ」。市内でメキシコ料理店を共同経営するルイス・アルセモタさん(51)は、店のカウンターでため息をついた。ニューヨーク州では16日夜から持ち帰りや宅配を除いて飲食店の営業が禁止になり、客足は途絶えた。

 約50人のウエーターやコックらには、持ち帰り用の料理を作る1人を除いて解雇を告げた。「あんなにつらいことはなかった。明日の朝はもう来ないのだとぼうぜんとしていた」。従業員の8割は同郷のメキシコやグアテマラなどからの移民。週給制で、母国の家族に送金している。だが、売り上げ減で運転資金が枯渇し、最後の給料だった総額1万6000ドル(約170万円)さえ渡せていない。

 全米レストラン協会は、閉鎖が3カ月続けば、レストラン業界で少なくとも500…

5689チバQ:2020/03/29(日) 04:10:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200328-00000140-kyodonews-int

米民主党の指名争い「休戦」 13州・地域で予備選延期


3/28(土) 19:31配信

共同通信



 【ワシントン共同】米民主党の大統領候補指名争いで、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため計13州・自治領が28日までに相次いで予備選の延期を決めた。重要州の予備選は当面予定がなく「休戦」状態が続く。米国の感染者数が世界最多となる中、候補を正式決定する7月の党大会や11月の本選への影響を危惧する声も出始めている。

 今月3日のスーパーチューズデーを境にバイデン前副大統領が一気に躍進し、指名獲得が濃厚となった。サンダース上院議員は劣勢を認めつつ「前例なき時代に国民は現状を変える考え方を欲している」と語り、国民皆保険といった自らの主張こそが求められていると訴えた。

5690チバQ:2020/03/29(日) 04:12:01
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200320-00000054-asahi-int

残る民主の女性候補撤退、「アロハ精神」バイデン氏支持


3/20(金) 21:32配信

朝日新聞デジタル







残る民主の女性候補撤退、「アロハ精神」バイデン氏支持


大統領選の候補者争いから撤退を表明したトゥルシ・ギャバード下院議員=ロイター


 11月の米大統領選に向けた民主党の候補者指名争いで19日、トゥルシ・ギャバード下院議員(38)が撤退を表明し、獲得代議員数でトップに立つジョー・バイデン前副大統領(77)を支持する考えを表明した。20人以上が名乗りを上げた指名争いで残るのは、バイデン氏とバーニー・サンダース上院議員(78)のみとなった。

 ギャバード氏は、ハワイ州選出のヒンドゥー教徒。非介入主義を唱え、中東やアフガニスタンからの米軍撤退などを主張していたが、これまでの党員集会・予備選での獲得代議員数は2人にとどまっていた。19日はツイッターに投稿した動画で撤退を表明し、「バイデン氏はアロハの精神、尊敬、共感を元にこの国をリードし、分断を癒やすと確信している」と述べた。

 AP通信によると、これまでの獲得代議員数はバイデン氏が1181人で、サンダース氏の885人を約300人リードしている。17日に3州であった予備選でもバイデン氏が大差で勝利しており、サンダース氏の陣営は18日、「支持者の意見を聞き、この先の選挙について判断する」という声明を出した。(ワシントン=香取啓介)
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朝日新聞社

5691チバQ:2020/03/29(日) 04:19:56
https://www.asahi.com/articles/ASN3X2JXTN3XUHBI001.html?iref=com_inttop_namerica_list_n
2兆ドル米経済対策法が成立 雇用危機と景気減速に対処


有料記事 新型肺炎・コロナウイルス

ワシントン=青山直篤
2020年3月28日 8時26分

 米下院は27日、新型コロナウイルスの打撃緩和を図る経済対策の法案を可決し、トランプ大統領が署名して成立した。米国の国内総生産(GDP)の1割に当たる2兆ドル(約220兆円)超に上る史上最大の財政出動で、移動制限や休業で著しく停滞した民間経済を補う。それでも、足元で起きている深刻な雇用危機と景気減速をどれだけ和らげられるかは見通せない。

 下院で野党民主党が多数派を占め、党派対立が激しい米議会だが、約10日で異例のスピード合意に至った。ムニューシン米財務長官は27日朝、米FOXビジネスで「これは戦争だ」と強調した。大規模な経済活動の停止が起こり、感染もさらに広がっている。金融市場の緊張も高まり、政府や中央銀行が家計や企業の資金繰りを一刻も早く支える必要性があった。

 夫婦2人、子ども2人の平均的世帯当たり計3400ドルの直接給付や、雇用支援のための中小企業向け融資(予算規模約3500億ドル)、失業給付の拡充(2500億ドル)、航空産業などの産業支援(5千億ドル)などが柱。雇用を維持する企業には8週間分の給与を返済不要で融資したり、フリーランスも含む労働者に、数カ月間は従来の給与に準じた失業給付を受けられるようにしたりする。

 ただ、21日までの1週間で3…

5692チバQ:2020/03/29(日) 04:25:24
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200328-00050269-yom-int

米感染者は10万人超、NY州が4・4万と突出…米紙集計


3/28(土) 23:54配信

読売新聞オンライン







米感染者は10万人超、NY州が4・4万と突出…米紙集計


(写真:読売新聞)


 【ワシントン=船越翔】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、米国のコロナウイルスの感染者数は27日、10万人を超えた。26日に中国を上回って世界最多となり、その後も感染拡大に歯止めがかかっていない。

 タイムズ紙の28日朝(日本時間28日夜)時点の集計では、米国内の感染者数は10万2636人、死者数は1646人にのぼっている。東部ニューヨーク州が4万4635人で突出して多く、隣接するニュージャージー州が8825人、西海岸のカリフォルニア州が4914人と続いている。

 患者の急増に伴い、ニューヨーク州の医療機関を中心に、治療に必要な機材の不足が深刻化している。

 トランプ大統領は27日、民間企業に重要物資の優先的な生産を要求できる「国防生産法」に基づき、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)に対し、重症患者に必要な人工呼吸器の製造を命じた。

 トランプ氏はホワイトハウスでの記者会見で「米政府のすべての力を結集し、ウイルスを打ち破るまで戦い続ける」と語った。規制の緩和などで企業を支援し、今後100日以内に人工呼吸器10万台を準備する意向も明らかにした。

 トランプ氏は記者会見に先立ち、GMとの協議で時間を浪費したとしてツイッターでいら立ちをあらわにし、「工場を直ちに開き、今すぐ人工呼吸器を作れ!」などと書き込んでいた。

 米国内の州知事たちからは、トランプ政権のウイルス対策の不手際を指摘する声が上がっており、そうした批判をかわす狙いがあるとみられる。

 GMは27日、政府の要求に応じ、医療機器メーカーと協力して人工呼吸器の生産に乗り出すと発表した。

5693チバQ:2020/03/29(日) 11:46:09
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200329-00000012-jij-n_ame

戦後最悪危機、突破口見えず 米、最大の景気対策でも 新型コロナ


3/29(日) 7:32配信

時事通信



 【ワシントン時事】トランプ米大統領は27日、新型コロナウイルスの感染拡大に対応した2兆2000億ドル(約237兆円)規模の経済対策法案に署名、同法が成立した。

 米史上最大の景気浮揚策となるが、景気後退入りが濃厚な世界経済を底上げするほどの力はなく、市場の不安も拭えないままだ。追加対策なしでは、戦後最悪の危機を乗り切る突破口は開けそうもない。

 「米経済は爆発的に上向く」。トランプ大統領は米国内総生産(GDP)の約10%に相当する大型対策を自賛した。目玉の一つは大企業支援や中小企業融資。2008年のリーマン・ショック当時に比べて金融機関の体力が強化されている一方、民間企業は借り入れに一段と依存しており、破綻リスクは08年より幅広い業種に広がっている。

 GDP、失業率、株価下落幅―。これら米国のデータは今年上半期に「戦後最悪の水準」(エコノミスト)を記録する恐れがある。秋の大統領選を見据えるトランプ氏には、巨額対策を講じたことを口実に、自粛を指示した経済活動を早期に再開させる思惑もありそうだ。拙速な再開は感染者の一層の増加を招きかねず、「選挙対策」(野党民主党のペロシ下院議長)とやゆする声も出ている。

 トランプ政権が内向き志向を強める中、医療物資不足に陥った他国も貿易制限に動いている。1930年代の世界恐慌ではインフラ投資を推進した米国のニューディール政策、リーマン危機後には中国が成長を後押しした。だが、国連貿易開発会議(UNCTAD)は「今回はけん引役が不在」と指摘し、各国の利害を超えた結束を呼び掛けている。

5694チバQ:2020/03/30(月) 16:33:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200330-00000003-jij-n_ame

トランプ氏、バイデン氏と支持率拮抗 新型コロナ危機下で 米大統領選


3/30(月) 5:45配信

時事通信







トランプ氏、バイデン氏と支持率拮抗 新型コロナ危機下で 米大統領選


トランプ米大統領=28日、ワシントン(AFP時事)


 【ワシントン時事】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は29日、大統領選の世論調査で、トランプ大統領と民主党最有力候補バイデン前副大統領の支持率が拮抗(きっこう)していると伝えた。

 
 有権者登録した人の間で、49%がバイデン氏を支持したのに対し、トランプ氏支持は47%だった。前回調査でトランプ氏は7ポイント引き離されていたが、差を縮めた。新型コロナウイルス感染が深刻化する中、トランプ氏の支持率が上昇している形だ。

 新型ウイルス対応への信頼性では、トランプ氏がバイデン氏をわずかに上回ったが、ポスト紙は「統計上は有意な差ではない」としている。経済政策の信頼性ではトランプ氏、医療制度改革への取り組みの信頼性ではバイデン氏がそれぞれ相手を上回った。

 調査は、ABCテレビと共同で約1000人を対象に22〜25日に行われた。2月の前回調査ではバイデン氏支持が52%、トランプ氏支持が45%だった。ポスト紙によると、大学を卒業していない白人女性や地方の有権者の間でトランプ氏への支持が伸びた。

5695チバQ:2020/03/30(月) 16:41:39
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200330-00000014-reut-bus_all

米国民の23%が失職か自宅待機、経済活動休止は圧倒的支持=調査


3/30(月) 8:56配信

ロイター







米国民の23%が失職か自宅待機、経済活動休止は圧倒的支持=調査


 3月27日、米国では新型コロナウイルスのために国民の4分の1近くが失職したか、一時的に働けなくなっているが、感染拡大を抑制するために経済活動を休むことに賛成する人が大多数に上っている。写真は米ワシントン州のシアトルの家族(2020年 ロイター/Jason Redmond)


[ニューヨーク 27日 ロイター] - 米国では新型コロナウイルスのために国民の4分の1近くが失職したか、一時的に働けなくなっているが、感染拡大を抑制するために経済活動を休むことに賛成する人が大多数に上っている。27日公表されたロイター/イプソスの世論調査でこうした結果が示された。

【図解】新型コロナ、世界の学校閉鎖状況

調査は26─27日に実施。新型コロナのせいで既に職を失った、あるいは勤め先の休業で働けない状態にあると答えた人の割合は全体の23%に上った。米経済が「適切な方向」にあると回答したのは30%と、2018年2月以降で最低を記録した。

10年余り前の「グレート・リセッション」時代に10%に達した米国の失業率について、多くのエコノミストは今回、それを超えると予想する。セントルイス地区連銀のブラード総裁は最近、失業率が30%になるかもしれないと発言した。

それでも大半の国民は、トランプ大統領が復活祭の4月12日までに経済活動を再開させたいと述べたことに、支持政党の区別なく反対している。

全体の81%は、経済的な悪影響があるとしても、いわゆる「ソーシャル・ディスタンシング(人の動きや社会活動を制限し、接触自体を減らすこと)」の取り組みを続けるべきだと主張した。この割合は野党・民主党支持者が89%、与党・共和党支持者が70%だった。

できるだけ早くソーシャル・ディスタンシングをやめて経済を正常化してほしいと回答したのはわずか19%にとどまった。

新型コロナに関してトランプ氏の助言に従う「可能性が非常に大きい」としたのは31%、一方で専門医師と疾病対策センター(CDC)の助言に従うと答えたのはそれぞれ66%と64%に達した。

5696チバQ:2020/03/30(月) 17:02:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200330-00000507-san-n_ame

米大統領選に大きな影 忘れ去られる民主党候補指名争い 新型コロナ


3/30(月) 10:06配信

産経新聞



 【ワシントン=黒瀬悦成】新型コロナウイルスの感染拡大が米大統領選に大きな影を落としている。民主党候補指名に向けた全米各州の予備選や党員集会は、延期されたり郵便投票に変更されたりする一方、同党の本選候補の座を争うバイデン前副大統領(77)とサンダース上院議員(78)は大勢の聴衆を集めての支持者集会を開くことができないなど、選挙運動を封じられた状況に追い込まれている。

 民主党の指名争いをめぐっては、感染者数が全米で最も多い東部ニューヨーク州が28日、予備選を4月28日から6月23日に延期すると発表した。

 また、4月4日に予備選・党員集会を予定していたルイジアナ、アラスカ、ハワイ、ワイオミングの4州が延期を決定。このうちルイジアナを除く3州は投票を郵送方式に切り替えた。

 延期措置をとった州は28日現在、これらの州を含め計14州およびプエルトリコ準州となった。日程変更の結果、6月2日に重要州の東部ペンシルベニアなど10州および首都ワシントンの予備選が集中することとなった。

 一方、疾病対策センター(CDC)が3月15日に50人以上の集会やイベントの開催を自粛するよう勧告したことなどを受け、バイデン、サンダース両氏は支持者集会を全面的に中止し、自宅からウェブキャストなどを通じた情報発信に切り替えた。

 両氏は連日、新型コロナ対策に関し提言などを発信しているものの、言動が主要メディアに取り上げられることが大幅に減少し、一気に影が薄くなった。

 特に、今月3日に14州などの予備選・党員集会が集中した「スーパー・チューズデー」で奇跡の復活を果たして上昇機運にあったバイデン氏は完全に勢いを減殺された。大規模集会による支持層拡大を身上としてきたサンダース氏にとっても痛手は大きい。

 ただ、サンダース氏にとっては民主党主流派からの撤退圧力が一時的に和らいだほか、バイデン氏も息子のハンター・バイデン氏とウクライナ企業をめぐる疑惑を共和党からあまり追及されなくなるなど、コロナ騒動から思わぬ恩恵を受ける形となった。

 一方、再選を目指すトランプ大統領は、新型コロナ対策に関し週末も含め連日ホワイトハウスで記者会見を行って指導力を誇示するなど、現職としての強みを最大限に活用している。

5697チバQ:2020/04/01(水) 09:40:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200401-00000002-jij_afp-int

CNNキャスター、コロナ感染を発表 NY州知事の弟


4/1(水) 4:19配信

AFP=時事







CNNキャスター、コロナ感染を発表 NY州知事の弟


米CNNのニュースキャスター、クリス・クオモ氏(2016年1月25日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】米CNNのニュースキャスターで、ニューヨーク州のアンドルー・クオモ(Andrew Cuomo)知事の弟のクリス・クオモ(Chris Cuomo)氏(49)は3月31日、新型コロナウイルスに感染したことを発表した。自身の番組は自宅で自主隔離をしながら放送を続けるという。

【写真】兄のアンドルー・クオモ知事

 クオモ氏はツイッター(Twitter)で、「私は最近、後に陽性の検査結果が出た人と接触しており、熱や悪寒、息切れがあった」と説明。妻子にウイルスをうつさなかったことを願うとし、「もしそうだったら病気より気分が悪くなる」と書き込んだ。

 クオモ氏は、平日夜に自身の名を冠したニュース番組「クオモ・プライムタイム(Cuomo Prime Time)」で司会者を務めている。同番組は、家族から自身を隔離するためにこもっている地下室から放送するという。【翻訳編集】 AFPBB News

5698チバQ:2020/04/02(木) 11:56:18
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200401-00000540-san-n_ame

NY州知事クオモ氏、感染の「震源地」でも支持率急上昇 人間味に共感


4/1(水) 13:22配信

産経新聞



 【ニューヨーク=上塚真由】新型コロナウイルスの感染者が爆発的に増える米東部ニューヨーク州で、対策の指揮を執るアンドリュー・クオモ知事(62)の支持率が急上昇している。記者会見での発言が論理的で人間味があふれると共感を呼び、全米でも注目の的だ。ただ、たった1カ月で7万人超の感染者を出した責任を指摘する声も出始めている。

 米シエナ大が3月22〜26日に同州内で実施した世論調査によると、87%がクオモ氏の新型コロナへの対応を評価すると回答。トランプ米大統領を評価すると答えたのは41%だった。クオモ氏の支持率は71%で、前回調査(2月16〜20日)の44%から大幅にアップした。

 支持率急増の要因はコロナ禍が発生して以来、毎日開いている記者会見。米主要テレビ各局は連日、生中継し、トランプ氏の会見と同様の扱いだ。パワーポイントを用いて、感染者数や検査数、入院患者数、集中治療室(ICU)にいる人数まで詳細なデータを開示し、深刻な状況も率直に説明する。時折、「疲れたときは、医療関係者や食品店などで休みなく働く人のことを考えよう」(3月26日の会見)などと穏やかな口調で語りかける。

 31日には自身の弟で米CNNテレビのキャスター、クリス・クオモ氏(49)が感染したことを公表し、「賢さや裕福さ、年齢に関係なく、このウイルスは誰もが影響をうける」と強調した。外出が制限されている住民には「的確な情報は信用できるし、孤独感が増している中、知事の発言に勇気づけられている」(40代の女性)などと語る人も多い。

 民主党のクオモ氏は州司法長官をへて2011年に州知事に。新型コロナ対策ではトランプ氏への対応も「冷静」(米メディア)と一定の評価を得ており、30日にはトランプ氏が「大統領選に出ていれば、寝ぼけたジョー(民主党候補指名争いで最有力のバイデン前副大統領)よりも良い候補だっただろう」と発言。これに対しても、クオモ氏は「政治問題化している場合ではない」などとかわした。

 ただ、州内では3月1日に初めて感染が確認され、同31日時点の感染者は7万5795人に上る。同州の最初の措置は13日に500人以上の集会禁止を命令したことで、クオモ氏も当初から食い止め策に積極的だったとはいえず、一部の米メディアでは「国際都市としては、1月に中国で感染が始まった時点で何らかの計画を立てるべきだった」と初動の遅さを批判する声も上がっている。

5699チバQ:2020/04/04(土) 22:14:05
<新型コロナ>マスク着用に揺れる各国 欧州二分 米推奨へ






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https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202004/CK2020040402000119.html

2020年4月4日 朝刊




◆米・トランプ氏一転、「スカーフの使用を」


 【ワシントン=岩田仲弘、ニューヨーク=赤川肇】米国で新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、トランプ政権が近く、感染していない人や、感染しても無症状の人が外出する際にも布マスクなどの着用を促す見通しとなった。マスク着用は症状が出ている感染者に限るべきだというこれまでの方針を見直す。ただ、感染予防の隔離政策がおろそかになることなどを懸念し、トランプ大統領は二日の記者会見で「強制はしない」と述べた。


 米疾病対策センター(CDC)の幹部は先月末、米公共ラジオのインタビューで、感染者の25%が無症状だという調査結果を明らかにし、広く布マスクを着用する必要性に言及。米紙ワシントン・ポスト(電子版)によると、CDCは既にホワイトハウスに提言した。CNNテレビによると、米国科学アカデミーの感染症の専門家は一日、「ウイルスは、感染者がせきやくしゃみをするだけでなく、会話や呼吸をするだけでも拡散し得る」との研究結果を伝えた。


 ホワイトハウスはこうした提言を受けて対応を協議。医療用マスクがさらに不足することが懸念されるため、トランプ氏は会見で「スカーフ」の使用を推奨。対策チーム幹部のバークス氏は、隔離政策の徹底をあらためて訴え、マスク着用はあくまでも「追加的な措置」と強調した。


 一方、感染拡大が著しい東部ニューヨーク市のデブラシオ市長は二日、政府に先駆けて、外出時に「顔を覆うもの」を着用するよう訴えた。「マスク」という言葉を避けたのは、医療用や高機能マスクはあくまで「医療従事者や救急隊員らが使用するもの」だからだ。


 実際、市の刑務所職員らでつくる労働組合は二日、マスクや消毒剤の十分な供給がなく「不当に危険な労働環境」に置かれているとして市を提訴した。


 西部ロサンゼルス市も公共の場で「非医療用マスク」の着用を市民に促し、スカーフや余った布きれを用いた自作も呼び掛けている。

◆へシンガポール・「再利用可能」配布


 【シンガポール=共同】シンガポール政府は3日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、国民に出していた「健康ならマスクを着けないで」との勧告を見直すと発表した。再利用可能なマスクを5日から全住民に配布する。同国保健省は1月、地元紙に広告を掲載し、熱やせきなどの症状があるか、病気療養中の人に限ってマスクを使うよう呼び掛けていた。


 一方、リー・シェンロン首相は3日、感染拡大を防ぐために7日から5月4日まで、急を要する場合を除き自宅にとどまるよう国民に求めると発表した。

5700チバQ:2020/04/05(日) 12:43:01
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200405-00000010-jij_afp-int

ケネディ家にまた悲劇、元司法長官の孫らカヌー中に行方不明 死亡か


4/5(日) 11:37配信

AFP=時事







ケネディ家にまた悲劇、元司法長官の孫らカヌー中に行方不明 死亡か


米ニューヨーク市でロバート・F・ケネディ人権賞の式典に出席した、孫娘のメーブ・ケネディ・マキーンさん(中央)、夫デービッドさん(左)、息子のギデオン君(右から2番目、2019年12月12日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】米国のロバート・F・ケネディ(Robert F. Kennedy)元司法長官の孫娘とその息子が、カヌーをしていた際に行方不明となり、生存が絶望視されている。家族が4日、明らかにした。

【関連写真】ジョン・F・ケネディ元大統領とロバート・F・ケネディ元司法長官

 ケネディ一家は、1963年にテキサス州ダラス(Dallas)でジョン・F・ケネディ(John F. Kennedy)元米大統領が暗殺されて以来、若くして突然死亡する悲劇に次々と見舞われている。

 今回消息を絶ったのは、ケネディ元大統領の弟、ロバート・F・ケネディ元司法長官の孫に当たるメーブ・ケネディ・マキーン(Maeve Kennedy McKean)さん(40)とその息子のギデオン(Gideon McKean)君(8)。米メリーランド州のラリー・ホーガン(Larry Hogan)知事が3日に明らかにしたところによると、2人は2日、広大なチェサピーク湾(Chesapeake Bay)に近いサウス川(South River)でカヌーをしていた際に行方不明となった。沿岸警備隊や警察、消防隊員らがすぐに捜索を開始したが、2人は発見されなかった。

 メーブさんの夫デービッド・マキーン(David McKean)さんは4日朝、フェイスブック(Facebook)の投稿で「すでに24時間がたち、妻たちが生存している可能性は非常に低い。メーブとギデオンが亡くなったことは明らかだ」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

5701チバQ:2020/04/05(日) 16:52:29
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200405-00000027-kyodonews-int
民主党のサンダース氏に撤退論 選対幹部が促す、陣営が分裂
4/5(日) 10:54配信共同通信
民主党のサンダース氏に撤退論 選対幹部が促す、陣営が分裂
サンダース米上院議員(左、ゲッティ=共同)、バイデン前米副大統領(右、ロイター=共同)
 【ワシントン共同】米紙ワシントン・ポストは4日、大統領選の民主党候補指名争いを巡り、左派サンダース上院議員(78)に複数の選対幹部から撤退を検討するよう促す声が出始めたと報じた。一方で依然として選挙戦継続を主張する幹部もおり陣営が分裂、サンダース氏本人は最終決定していないという。

 指名争いは中道バイデン前副大統領(77)の勝利が濃厚な情勢。ただ新型コロナウイルス感染拡大の影響で各州の予備選が相次ぎ延期されており、選挙戦は3月半ば以降、事実上停止している。

 今月7日には、中西部ウィスコンシン州で3週間ぶりとなる予備選が予定されている。

5702チバQ:2020/04/05(日) 20:44:06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200405-00000036-mai-n_ame
「ひどい仕事。面汚し」トランプ氏、ウクライナ疑惑告発を議会に通知した監察総監を解任へ
4/5(日) 19:48配信毎日新聞
「ひどい仕事。面汚し」トランプ氏、ウクライナ疑惑告発を議会に通知した監察総監を解任へ
アトキンソン氏=AP
 トランプ米大統領は、複数の情報機関を担当するアトキンソン監察総監を解任する意向を議会に通告した。アトキンソン氏は昨年、ウクライナ疑惑を巡る内部告発の内容を議会に通知。トランプ氏の弾劾訴追の発端となった。解任は報復人事とみられるが、トランプ氏は4日のホワイトハウスでの記者会見でアトキンソン氏について「まったくひどい仕事をした。面汚しだ」と批判。解任を正当化した。

 中央情報局(CIA)などを担当する情報監察総監室は2019年8月、トランプ氏が政敵のバイデン前副大統領親子を捜査するようウクライナに圧力をかけた、とする内部告発状を受理。翌月に議会に通知した。これを発端に野党・民主党が過半数を占める下院で弾劾審査が始まった。

 トランプ氏は4月3日、上下両院情報委員会の幹部に宛てた書簡で「(アトキンソン氏に)完全な信頼を置けなくなった」と説明。30日以内に解任する方針を通告した。4日の会見では「フェイクの告発を議会に持ち込んだ。私に確認することもなかった」と非難した。

 トランプ氏は上院の弾劾裁判で無罪となった今年2月以降、弾劾審査の公聴会で証言した陸軍中佐や駐欧州連合(EU)大使らを相次ぎ解任している。4日の会見ではウクライナ疑惑の内部告発者についても「誰か分かっている」とけん制した。【ワシントン高本耕太】

5703チバQ:2020/04/06(月) 21:41:26
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200406-00129100-fnnprimev-int
「私たちは耐えうる限界を超えました」コロナ対応でNYクオモ知事の支持率急上昇! 人間味あふれる言動と存在感
4/6(月) 18:30配信FNN.jpプライムオンライン
「私たちは耐えうる限界を超えました」コロナ対応でNYクオモ知事の支持率急上昇! 人間味あふれる言動と存在感
FNNプライムオンライン
「クオモ2020担ぎ出し」新型コロナ対応で支持率上昇
「正直に言うと、アンドリュー・クオモ(ニューヨーク州知事)は、ジョー・バイデン(前副大統領)」よりも優れた大統領候補になると思うよ」

これは、他ならぬトランプ大統領の言葉だ。3月27日にフォックス・ニュースのインタビューで、大統領選に向けての見通しを聞かれるとこう言った。

これに対して、クオモ知事は報道陣にこう答えた。

「私は大統領選に出ていないし、将来出るつもりもない。この危機に当たって政治的に行動することもない。大統領はパートナーなのだから、ニューヨーク州に良いことをしてくれれば誰よりも先にサンキューと言うよ」

クオモ知事は、クリントン政権で住宅都市開発長官に任命された後、2011年からニューヨーク州知事を務めているが、やはり同州知事を3期務めた父マリオ・クオモ氏の血を引いて、政界で存在感を発揮している。根っからの民主党員で、弟のクリス・クオモ氏はCNN放送のキャスターで、同局でもトランプ大統領には一際手厳しいことで知られる。

2020年の大統領選でも立候補が噂されていたが、クオモ知事は親しいバイデン前副大統領への支持を表明して出馬を否定してきた。

しかし、その後巻き起こった新型コロナウイルス危機の被害が最も集中したニューヨーク州で、同知事の対応に称賛の声が高まり、シエナ大学が行った世論調査では支持率が87%に上っている。

こうした中、民主党の候補選びで残っているバイデン前副大統領やバーニー・サンダース上院議員は、イベントの自粛から選挙運動もできない状況で半ば忘れ去られた存在になっている。

そこで、民主党支持者の注目はクオモ知事に注がれることになり、大統領候補に推す声が高まって「クオモ2020担ぎ出し」と名付けたツイッター上の勝手連も出現し、賑やかなことになっている。

NYの状況を積極的に訴え勝ち取った信頼
その人気の理由だが、まず、ニューヨーク州民のためなら政治的には正反対のトランプ大統領には頭を下げても援助を乞い、果たしてもらえば最大限謝意を述べることも忘れない、現実的な対応があるだろう。

その結果、連邦政府軍の工兵隊によって数千床の野戦病院を建設させたり、人工呼吸器を他州に優先して配布してもらったり、米国に2隻しかない病院船の1隻をニューヨーク港に回航してもらうなど、目に見えた成果がある。

さらに同知事は、毎日午前11時(現地時間)から記者会見を行い、ニューヨーク州内の状況について詳しく説明すると共に、時にはこう訴える場面もある。

「ニューヨークを助けにきてください。私たちはもう耐えうる限界を越えました。ボランティアの医療関係者が必要です。どうかお願いします」

同知事は言ってみれば、政治家らしからぬ振る舞いと、結果を伴う決断、それに人間味あふれる言動で指導性を発揮して、新型ウイルスの脅威に怯える毎日を送るニューヨーク州民の信頼を勝ち取ったようだ。

米民主党の候補者選びは、すでに2人の候補の支持票の多くが確定しているので、今からクオモ知事が候補者に選ばれる可能性は低いと見られるが、その先、2024年に向けて大きな布石を打ったのではないか。

5704チバQ:2020/04/07(火) 20:55:19
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200407-00000037-jij_afp-int
コロナ流行で露呈、米国の深刻な経済格差
4/7(火) 17:36配信AFP=時事
コロナ流行で露呈、米国の深刻な経済格差
新型コロナウイルスの流行を受け、人けが少なくなった米首都ワシントンのナショナル・モール(2020年3月31日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】わずか3週間前、米首都ワシントンの郊外、メリーランド州の高級住宅街にあるフレンチ・レストラン「ラ・フェルム(La Ferme)」のウエーターだったミゲル・ロドリゲス(Miguel Rodriguez)さん(55)は人生を楽しんでいた。米経済は好調で、ロドリゲスさんの暮らしぶりも良かった。

 ところが一夜にして、すべては変わってしまった。新型コロナウイルス流行による州規模の封鎖に伴い、ロドリゲスさんが20年勤めてきた店は閉店を余儀なくされ、別のレストランでウエートレスをしていた妻も職を失った。

 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)で米国では瞬く間に数百万人の労働者が収入を失い、貧困に陥った。この危機によって露呈したのは、世界一の経済大国・米国でますます広がる深刻な格差だ。

 真っ先に打撃を受ける中低所得家庭には、貯蓄というものがほとんどない。「2008年の金融危機からようやく立ち直った数百万人の米国人にとって、とてつもない打撃だ」と、米シンクタンク「外交問題評議会(Council on Foreign Relations)」のエドワード・オールデン(Edward Alden)氏は言う。

 同氏によると、実質賃金は経済危機後8年かかって回復したが、低所得労働者の間でも伸びるようになったのはここ2年ほどのことだ。昨年は一部の州が最低賃金を引き上げたことなどで、過去20年間で最も賃上げペースが加速した。だが、「今回の危機によって失業が大幅に増え、賃上げの効果は消えてしまうだろう」とオールデン氏は指摘する。

 3月の非農業部門の就業者数は前月比70万1000人減となり、約10年続いた伸びは突然止まった。失業率は過去45年で最高の4.4%に上った。3月の最後の2週間で1000万人近い労働者が失業保険を申請した。米国は社会的セーフティーネットが乏しく、貯蓄率は約8%と極端に低い。英拠点の民間調査・コンサルタント会社オックスフォード・エコノミクス(Oxford Economics)の首席エコノミスト、グレゴリー・ダコ(Gregory Daco)氏は「突然の失業は、サービス部門の低所得層に集中している」と話す。

■貯蓄はほとんどなし
 1983年にエルサルバドルから移住してきたロドリゲスさんは突然、初めて失業保険に頼らざるを得なくなった。だが、失業保険の給付額はロドリゲスさんの収入の大半を支えていたチップを考慮に入れずに決まるため、3人の子どもを養っていけるのか不安だ。「多少の貯金はあるが、数か月しかもたない」とロドリゲスさんはAFPに語った。

 ロドリゲスさんだけではない。オックスフォード・エコノミクスの調査によると米国人の半数は、予期していなかった経済的打撃に対処できる緊急時のための貯蓄を持たない。

 低所得世帯になると状況はさらに深刻で、4分の3はいざというときの蓄えがない。「最も必要な人々こそ、ほとんど何も持っていない」とダコ氏は指摘する。おまけに新型ウイルスの流行による経済の停滞はいつまで続くのか、全く見当もつかない。

 アメリカン大学(American University)のブラッドリー・ハーディー(Bradley Hardy)教授は、「雇用と賃金に対する影響は少なくとも2021年初めまで続くと考えて、備えなければならない」という。そして「米国の多くの家庭は、貯蓄率が低い一方で抱えているローンが多く、今起こりつつある経済的逆風を乗り切るために必要な備えがない」と指摘する。

■特に懸念される黒人中流層
 2008年の世界金融危機のときと同様、「今回も多くの米国人の脆弱(ぜいじゃく)さを浮き彫りにしている」とオールデン氏は言う。低所得層は痛ましいほど引退に向けた備えがなく、多くの米国人は70代、80代になっても働き続けなければならないだろう。

 セントルイス連邦準備銀行(Federal Reserve Bank of St. Louis)によると、高校を卒業していない人のうち引退後の貯蓄計画を持っている人はわずか22%で、しかも計画があったとしてもその中央値は3万5000ドル(約380万円)程度だという。

 ハーディー氏はさらに「今回の不況は一見、裕福に見える家庭も含めすべての所得層に打撃を与えるだろう」と予測する。「黒人の中流家庭への影響が特に大きいだろう」

 ロドリゲスさんは住宅ローンと自動車ローンを抱えているが、どうにか前向きでいようとしている。「この危機が去れば、経済はもっと良くなると思う」 【翻訳編集】 AFPBB News

5705チバQ:2020/04/07(火) 20:56:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200406-00000598-san-n_ame
NYでは非常事態宣言から1カ月 「医療崩壊」は現実に 新型コロナ
4/6(月) 22:01配信産経新聞
NYでは非常事態宣言から1カ月 「医療崩壊」は現実に 新型コロナ
主な国の病床数と新型コロナ感染による死者数
 7日にも新型コロナウイルスの感染拡大に備えて東京や大阪などで緊急事態宣言が発令される日本では、その効力に期待が集まるが、感染が米国で最も深刻ですでに1カ月前に非常事態宣言が出されたニューヨーク州では、「医療崩壊」が現実のものとなりつつある。(ニューヨーク 上塚真由)


 ニューヨーク州で初めて感染が確認されたのは3月1日。非常事態宣言が出された同7日時点では感染者が89人で、死者はゼロだった。それが約1カ月がたった4月5日時点で、同州の感染者は12万人を超え、死者は約4100人に達している。

 感染拡大のスピードに「医療体制は限界を超えている状態」(クオモ知事)。同州の病院には計約5万3000床あったが、ピーク時に必要となる病床は14万床と予測。また、重篤患者の生死を左右する人工呼吸器は約4000台を保有していたが、最大で3万〜4万台が必要と確保を急ぐ。

 臨時病院の設置などで病床不足は解消の見通しが立つが、問題なのは人工呼吸器だ。同州はすでに1万2000台以上を確保し、1万7000台を中国に発注。だが世界的な需要急増で生産が追い付かず、2週間以内で同州が入手できるのは約2500台にとどまるという。

 医療物資の生産、製造は中国に依存してきたのが現状で、これを各州と連邦政府が競って入手を図り、価格競争も招いている。クオモ氏によると、人工呼吸器は通常2万ドル(約218万円)だったが、5万ドルまで価格が高騰。58セントだった医療用マスクは約13倍の7・5ドルとなっているという。

 経済協力開発機構(OECD)によると、米国は人口千人当たりの病床数が2・77と、加盟国平均(4・7)と比べて少なさが際立つ。また、医療スタッフも不足し、全体の17%を移民に頼っているという実態がある。ニューヨーク州では退職者らを対象に医療ボランティアを募っているほか、今春卒業予定の医学生を即座に現場に投入する措置にまで踏み切った。

 欧州ではイタリアに次いでスペインで感染が爆発。両国ではすでに死者が1万人を超え、人工呼吸器が不足し、集中治療室では「患者の選別」が行われるという医療崩壊が起きた。両国とも医療体制の脆弱さは共通しており、OECDによると、千人当たりの病床数はイタリアが3・18床、スペインは2・97床と、他の先進国と比べて少なさが目立っている。

5706チバQ:2020/04/08(水) 21:47:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/f2df5e9bfaff005a25ccde228b01439903ab7097
中西部ウィスコンシンン州で予備選 新型コロナで選挙スタッフ集まらず 米大統領選
4/8(水) 13:05配信

産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】米大統領選の民主党候補指名争いで、中西部ウィスコンシン州の予備選が7日、行われた。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて同州でも自宅待機令が出る中での実施となったことから、感染を恐れて投票所を運営するスタッフが集まらず、選挙応援のため州兵部隊が動員されるなど各地で混乱が相次いだ。

 新型コロナの感染拡大で多くの州は予備選・党員集会の実施を延期。この日の予備選は3月17日に南部フロリダ州など3州で行われた予備選以来、3週間ぶりの実施となった。

 ウィスコンシン州の保健当局によると、同州での7日現在の感染者数は2578人、死者数は92人。

 最大都市ミルウォーキーでは、2016年大統領選の予備選で180カ所だった投票所が今回、人員不足で5カ所だけとなった。それでも人手が足らず、州全体で約2500人の州兵が動員され、投票事務に携わった。

 現地からの映像では、マスクを着けた有権者が6フィート(約183センチ)前後の「ソーシャルディスタンス(社会的距離)」をとって並び、数百メートルの長い列をつくった。並んでから投票を終えるまで数時間かかった人もいたという。

 結果は郵便投票の到着期限の13日以降に発表される。事前の世論調査では、指名獲得が濃厚なバイデン前副大統領(77)が急進左派のサンダース上院議員(78)を大幅にリード。サンダース氏が大敗すれば同氏に対する撤退圧力が一層強まるのは必至だ。

 同州の予備選では、エバーズ知事(民主党)が6日、感染リスクを考慮して実施を6月に延期する知事令を出したが、州最高裁は州議会の共和党勢力からの提訴を受けて知事令は無効との判断を下した。

 トランプ大統領は7日の記者会見で、知事が予備選延期を発表したタイミングは、トランプ氏が予備選と同時実施の州最高裁判事選挙に出馬している共和党系のケリー判事の支持を表明した直後だったと主張。このまま選挙を実施してケリー氏が当選するのを恐れた知事が延期を画策したと強調した。

 トランプ氏はまた、民主党勢力などが11月3日実施の本選を郵便投票で実施すべきだと主張していることに関し「郵便投票は不正の温床だ」と語り、「本選は(通常の投票方式で)行われる」と言明した。

5707チバQ:2020/04/08(水) 21:47:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/83138337a90fc81e4dd00e4849c3b9607df1260e
ケリー・マッケナニー氏、4人目の報道官に就任 米政権
4/8(水) 14:12配信

CNN.co.jp
(CNN) 米ホワイトハウスの報道官にケリー・マッケナニー氏が就任したことが7日わかった。トランプ米政権としては4人目の報道官となる。

マッケナニー氏は与党・共和党とつながりがあるほか、テレビでの経験もあり、CNNのコメンテーターを務めたこともある。共和党との関係でいうと、高校生だった2004年の米大統領選で、フロリダ州タンパの選挙事務所でインターンとして働いた。その後、州知事選などにも参加した。

2010年にジョージタウン大学を卒業。ハーバード大学で法律の学位を取得して、FOXニュースでメディアでのキャリアをスタートさせた。2016年の大統領選では当時候補者だったドナルド・トランプ氏からも注目された。

トランプ政権ではこれまで、ステファニー・グリシャム氏、サラ・サンダース氏、ショーン・スパイサー氏が報道官を務めたが、いずれの報道官も従来とは異なった報道戦略を取り入れていた。マッケナニー氏が報道官の役割をどのように果たすのかは明らかではないが、前任者よりも公の場に登場する回数は増えそうだ。前任者のグリシャム氏は在任中に定例会見を一度も行わず、FOXニュースに時折登場するだけだった。

5708チバQ:2020/04/08(水) 23:47:22
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020040800689&amp;g=int
新型コロナ、黒人の感染割合突出 医療水準の低さ背景―米
2020年04月08日20時32分


7日、ホワイトハウスで記者会見するトランプ米大統領(AFP時事)
7日、ホワイトハウスで記者会見するトランプ米大統領(AFP時事)

 【ワシントン時事】新型コロナウイルス感染者が世界最多の米国で、黒人の感染者や死者の比率が他の人種と比べ突出していることが問題になっている。日常的に提供される医療水準の低さなどが背景にあるとみられる。米国に根強く残る人種間格差が非常事態下で露呈した形で、トランプ大統領も7日、対応に乗り出す考えを示した。

 7日の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)が伝えた州レベルの統計によると、中西部イリノイ州で黒人は人口の15%だが、感染者の28%、死者の43%を占める。人口の約3分の1が黒人の南部ルイジアナ州は、新型コロナウイルスによる死者の約7割が黒人だ。人種別の統計を公表していない州も多いが、全米で同様の傾向が出ているもようだ。
 自身も黒人のアダムズ米医務総監は7日、CBSニュースで「黒人には糖尿病や心臓病、呼吸器疾患を患っている人が多い」と指摘。黒人には貧困などの影響で持病を抱える人が多く、感染した場合に重篤化するリスクの高いことが、人口比の割に死者が多い一因だという見方を示した。
 米公衆衛生協会のベンジャミン常任理事は、AFP通信に「黒人にはバス運転手のほか福祉施設や食料品店勤務といった(外出規制下でも仕事を続ける)職種の人が多く、公共交通機関で通勤する人も多い」と説明。他人と接する機会が多い分、感染リスクも高くなると分析している。
 トランプ氏は7日の記者会見で「なぜアフリカ系米国人の(感染者の)比率が、それ以外の人々の何倍もあるのか、調べなければならない」と述べ、全力で対応する意向を表明。会見に同席したファウチ国立アレルギー感染症研究所長は「現状(の医療環境)からみて、感染したアフリカ系米国人が重篤化するパターンは続くと考えられる」と懸念を示した。

5709チバQ:2020/04/08(水) 23:48:02
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020040800703&amp;g=int
市長の妻、飲み会参加で摘発 新型コロナで外出制限の中―米
2020年04月08日15時00分


 【シカゴ時事】捕まったのは市長の妻―。米CNNテレビは7日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて外出が制限されているイリノイ州で、バーでの飲み会に参加していた市長の妻が警察に摘発されたと伝えた。

 摘発されたのは、同州中部オールトン市のウォーカー市長の妻。地元警察が5日午前1時ごろ、州の自宅待機令に反して繁華街のバーで開かれていた集会を取り締まったところ、市長の妻も参加していた。
 同市長はこれに先立つ3日、「今は非常に深刻な時期。どうか自宅にとどまってほしい」と市民に呼び掛けた。ただ、これに従わない市民が相次いだため、市長は警察に逮捕権などを行使するよう命じた。
 妻の摘発を受け、ウォーカー市長は「警察署長には妻を自宅待機令に違反した一般市民として扱い、特別扱いしないよう指示した」と説明。警察は参加者全員を立件する方針で、有罪となった場合、最大364日の禁錮刑や2500ドル(約27万円)の罰金が科される可能性があるという。

5710チバQ:2020/04/09(木) 01:20:46
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20200409-567-OYT1T50039.html
サンダース氏、米民主の指名争いから撤退表明…バイデン氏の指名獲得確実に
2020/04/09 00:50読売新聞

 【ワシントン=横堀裕也】米大統領選の民主党指名候補争いで、急進左派のバーニー・サンダース上院議員(78)は8日、選挙戦から撤退すると表明した。これで中道派のジョー・バイデン前副大統領(77)が指名を獲得することが確実になった。

5711チバQ:2020/04/09(木) 02:53:47
https://www.sankei.com/life/news/200408/lif2004080005-n1.html
【アメリカを読む】新型コロナで「貧富の差」浮き彫り 貧困地区の地下鉄は大混雑 富裕層は別荘地へ
2020.4.8 06:00
 新型コロナウイルスの感染拡大防止に国を挙げて取り組む米国で、貧富の格差が浮き彫りとなっている。ニューヨーク市では別荘地へ退避する富裕層が続出する一方、市内の一部地域の地下鉄車内は、コロナ禍の最中でも出勤せざるを得ない人たちで混雑する状態に。低所得者層の割合が高い中西部ミシガン州デトロイト市の致死率が際立つなど、貧困層を直撃する実態が指摘され始めている。(ニューヨーク支局 上塚真由)

「不平等の象徴」

 ニューヨーク市中心部から30分ほどのブロンクス区。3月末のある日の朝、地下鉄の「170丁目」の駅ホームで電車を待つ人でごった返す様子がソーシャルメディア(SNS)に投稿された。市中心部の駅は閑散とする中、全く違う光景に衝撃が広がった。

 この周辺は、平均世帯収入が約2万2000ドル(約240万円)と州平均の3分の1程度で、所得水準が低いブロンクス区の中でも最も貧しい地域の一つ。コロナ禍の最中でも、生計を維持するため出勤せざるを得ない人たちは感染防止策として奨励されている「ソーシャルディスタンス(他人との距離)」を確保できない状態だ。

 州の自宅待機命令を受けて、ニューヨークの地下鉄を管轄する州都市交通局(MTA)は3月末から、本数を減らして地下鉄を運行している。

 米紙ニューヨーク・タイムズによると、平均世帯収入が約8万ドルのマンハッタン区では利用者が75%減少したものの、約3万8000ドルのブロンクス区は55%に。同紙は「地下鉄は、都市の不平等の象徴となっている」と指摘した。

 ブロンクス区の地下鉄が混雑する一方、ニューヨーク市の富裕層は、州外や市郊外の別荘地に退避する様子が報じられる。夏の別荘地として人気の同州ロングアイランドのハンプトンズには新型コロナを受けて富裕層が殺到し、物件の月額賃貸料が通常の3倍以上となっているという。

5712チバQ:2020/04/09(木) 02:54:10
水道代を払えず…

 また、新型コロナによる死者が急増しているミシガン州のデトロイト市では、貧困問題への対応が感染防止策の焦点となっている。新型コロナへの対策にはせっけんで手を洗うことが効果的だが、デトロイト市の貧困家庭にとってはそれすらままならない実情がある。

 世界的な自動車の町として知られるデトロイト市は産業の衰退や生産の海外移転などに伴い、雇用が失われ、2013年7月に財政破綻した。翌14年には、財政立て直し策として水道料金滞納世帯に断水を敢行。AP通信によると、19年末には累計で12万7500世帯が未納を理由に水道水の供給を絶たれたという。


 コロナ危機を受けて地元の市長は3月9日に、月額25ドルで水道の供給を復活させるプログラムを始めると表明。対象は数千世帯(地元メディア)にも上るとされ、23日には市長は「2週間以内にすべての世帯で復旧させたい」と対応を急ぐ考えを示したが、衛生環境の悪さが新型コロナの感染拡大につながったとする声も上がる。

 人口の約8割が黒人で、3割以上が貧困層とされる同市では健康保険の未加入者も多く、専門家は「デトロイト市の人口の3割は健康状態が悪く、基本的な医療機関を利用できず、交通手段もない」と指摘する。同市は、新型コロナに感染して重篤化するとされる基本疾患である肥満、糖尿病、高血圧の患者の割合が、全米平均と比べて高いことも特徴だ。

 4月3日時点でミシガン州の感染者は全米で3番目となり1万2700人を超え、死者数は479人。うち半数はデトロイト市周辺に集中している。同州の致死率は約3・8%と、全米平均の約2・6%を上回っており、深刻な貧困問題を抱える州が新型コロナの影響を大きく受けている実態が浮かび上がっている。

5713チバQ:2020/04/09(木) 02:55:19
https://news.yahoo.co.jp/byline/inosehijiri/20200408-00172210/
新型コロナ、米国の人種問題に飛び火か?
猪瀬聖 | ジャーナリスト
4/8(水) 19:36
新型コロナウイルスの犠牲者数が爆発的に増加している米国で、とりわけ黒人の間に深刻な影響をもたらしている実態が徐々に明らかになり、社会の関心が高まっている。人種間の格差は、一歩間違えば、米社会のアキレス腱である人種問題に火をつけかねないだけに、トランプ大統領も強い懸念を表明した。

犠牲者の72%が黒人
新型コロナによる死者数が100人を突破したシカゴ市のローリ・ライトフット市長は6日、新型コロナの人種別の感染者数と死者数のデータを公表。「(人種間の)平等と統合を実現するため、われわれは今すぐ行動を起こさなければならない」と市民に訴えると同時に、黒人の感染者数の増加を抑えるための対策を強化することを約束した。

同市の発表によると、黒人は市の人口の30%を占めるにすぎないが、市内の全感染者数の半分以上を占め、全死者数に対する割合は72%に達した。人口10万人あたりの感染率や致死率も、白人やヒスパニック系、アジア系に比べて3倍から7倍も高く、黒人の命がより危険にさらされている実態が明らかとなった。

シカゴ市だけではない。ワシントン・ポスト紙のまとめによると、デトロイト市を抱えるミシガン州は死者数がすでに800人を超えているが、その41%が、同州人口の14%にすぎない黒人だ。また、ニューオリンズ市を中心とするルイジアナ州は、全人口に占める黒人の割合が32%と比較的低いにもかかわらず、死者数全体の70%を黒人が占めている。

トランプ大統領も懸念
各自治体は、新型コロナの感染者数や死者数を毎日のように発表しているが、人種別のデータを公表しているところは少ない。各地から報告を受けている米疾病対策センター(CDC)も人種別のデータは出しておらず、マイノリティを支持基盤とする民主党の連邦議員や市民団体などは、人種に関する詳細なデータを公表するよう、要求を強めている。

こうした中、トランプ大統領は7日、会見で、新型コロナの犠牲者に黒人が多いとの認識を示した上で、「この問題に全力で取り組んでいく」と強調。人種別のデータを公開していく方針も明らかにした。

黒人の感染率や致死率が他の人種グループと比較して高いことに関し、米メディアは、基礎疾患の有無や、医療保険の未加入問題、過密な住環境、人との接触を避けるのが難しいサービス業に従事している割合の高さなどを理由として挙げているが、それらの根底にあるのは、貧困問題だ。

5714チバQ:2020/04/09(木) 02:55:30
貧困率は白人の2.4倍
カイザー・ファミリー財団がまとめた人種別貧困率データによると、人口の少ないネイティブ・アメリカン(先住民)を除けば、最も貧困率の高いのは黒人の22%で、最も低い白人の9%に比べ2.4倍も高い。貧困率は地域によっても大きく異なり、ルイジアナ州やミシシッピ州などでは、黒人の貧困率は30%を超えている。

黒人の貧困率が高いのは、親が貧困のため子どもが十分な教育機会を得られず、貧困が次世代に受け継がれる問題や、居住地域が限られているため周囲の社会環境の影響を受けやすい問題など、これも理由は様々だが、貧困は、個人の健康に大きな影響を及ぼしている。

新型コロナは、基礎疾患を持っている人のほうが重症化しやすく死亡リスクも高いことがわかっているが、米国では、糖尿病や慢性腎臓病、高血圧の持病を抱える人のリスクがより高いことが、データから徐々に明らかになってきている。

「私が象徴」
これらの基礎疾患の大きな原因が、米国の国民病と言われている肥満だ。実は、この肥満も、人種別で見ると黒人が一番多い。CDCによると、肥満の中でも最も健康リスクの高い「深刻な肥満」の割合は、黒人の場合、全黒人人口の13.8%。白人の約1.5倍だ。ちなみに、「深刻な肥満」はどれくらい太っているかというと、身長170センチの場合、体重115キロ以上が当てはまる。

貧困層は、日々の食事に十分な注意を払う余裕もなく、安価で高カロリー、高糖質のジャンクフードに頼らざるを得ない。子どものころからこうした食事を続けると、肥満になるリスクが高まる。貧困と肥満は互いに深くかかわっているのだ。

黒人のジェローム・アダムス公衆衛生局長官(45)は7日、出演したテレビ番組で、「私自身も高血圧だし、心臓病で1週間、集中治療室に入ったこともあるし、喘息持ちで、糖尿病予備軍でもある。私そのものが、米国の貧しい黒人社会で育った遺産の象徴だ」と語り、新型コロナを終息させるため、国民に協力を呼び掛けた。

5715チバQ:2020/04/09(木) 15:56:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200409-00000012-jij-n_ame

サンダース氏が大統領選撤退 民主、バイデン氏指名へ トランプ氏と対決構図固まる


4/9(木) 7:06配信

時事通信







サンダース氏が大統領選撤退 民主、バイデン氏指名へ トランプ氏と対決構図固まる


サンダース米上院議員(左)とバイデン前副大統領=2月25日、サウスカロライナ州チャールストン(EPA時事)


 【ワシントン時事】米大統領選の民主党候補指名争いで、急進左派サンダース上院議員(78)が8日、撤退を表明した。

 中道派バイデン前副大統領(77)が8月の民主党大会で指名を受けるのが確実となり、11月の本選で共和党のトランプ大統領(73)と対決する構図が固まった。

 サンダース氏はインターネットに掲載した動画で、逆転が「事実上不可能」になったと表明。新型コロナウイルスの猛威に触れて「この困難な時期に、私たち全員が必要とする重要な仕事を選挙運動で妨害するのは、良心が許さない」と撤退の理由を説明した。

 これを受けてバイデン氏は声明を出し、「国家の利益と打倒トランプを全てに優先してくれた」とサンダース氏の決断に謝意を示した。

 一方、トランプ氏はツイッターで、民主党主流派が「望む通りの結果になった」と同党内の不和をあおり、サンダース支持者に「共和党に来るべきだ」と呼び掛けた。

 サンダース氏は指名争いで、国民皆保険や大学無償化など経済的格差を解消する政策を掲げ、若者から支持を獲得。一時は最有力候補との見方もあった。しかし、3月に入り指名争いから脱落した中道派の候補者が相次いでバイデン氏支持を表明すると、党内の幅広い層の支持が同氏に流れ、大きく引き離された。

 共和党ではトランプ氏が再選に向け既に指名獲得を確実にしている。11月3日の本選に向けて、選挙戦では新型ウイルスや急速に悪化する経済への対応、トランプ政権が貿易などで進めた「米国第一主義」の是非が争点となる見通し。民主党は8月中旬、共和党は同月下旬に全国党大会を開いて候補者を正式決定する。

5716チバQ:2020/04/09(木) 18:06:29
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200409-00000093-jij-n_ame

バイデン氏、トランプ氏と対決 民主党が候補指名へ サンダース氏撤退・米大統領選


4/9(木) 17:52配信

時事通信







バイデン氏、トランプ氏と対決 民主党が候補指名へ サンダース氏撤退・米大統領選


トランプ米大統領(左)とバイデン前副大統領(AFP時事)


 【ワシントン時事】米大統領選の民主党候補指名争いは8日、バイデン前副大統領(77)が指名獲得を確実にした。

 これにより、11月3日の本選でバイデン氏が共和党のトランプ大統領(73)と対決する構図が確定。新型コロナウイルスが猛威を振るうという新たな政治状況の中、民主党がトランプ氏の再選阻止に向け挙党態勢を構築できるかが焦点となる。

 バイデン氏と一騎打ちを展開していたサンダース上院議員(78)は8日、ネット中継で「この困難な時期に、勝てない戦いを続けるのは良心が許さない」と新型ウイルスの危機に触れて撤退を表明した。

 バイデン氏は声明で「私たちは力を合わせればトランプを倒せる。この国を再建するだけでなく変革する」と述べ、サンダース氏に共闘を促した。選挙戦では、新型ウイルスや景気後退への対応、トランプ政権が貿易政策などで掲げる「米国第一主義」の是非が争点になるとみられる。

5717チバQ:2020/04/10(金) 15:09:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200409-00000033-jij_afp-int

米の新型コロナ死者、なぜ黒人が多いのか


4/9(木) 20:37配信

AFP=時事







米の新型コロナ死者、なぜ黒人が多いのか


米首都ワシントンで、新型コロナウイルスの感染防止のためマスクをする人々(2020年4月7日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】新型コロナウイルスは誰にでも感染しうるのに、なぜ米国のいくつかの州のデータでは、パンデミック(世界的な大流行)の最大の被害者はアフリカ系米国人であると示されているのだろうか──。

【写真特集】新型コロナウイルス検査で陽性反応が出た著名人
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 専門家らはその理由について、貧困に関連した基礎疾患からくる過度な影響、医療における差別、さらに黒人の多くが自宅以外で仕事をせざるを得ない点を指摘している。
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 ジェローム・アダムス(Jerome Adams)米公衆衛生局長官は7日、CBSニュース(CBS News)に出演し、「黒人の方が糖尿病、心臓疾患、肺疾患にかかりやすいことはみんな知っている」と語った。
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 これら慢性疾患は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の重症化を引き起こしやすい。
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 アダムス氏自身も黒人で、さらに高血圧やぜんそくがあり、「米国で貧しく育った黒人が引き継ぐものを私自身が表している」「そして、私やほかの多くの黒人は、COVID-19のリスクが高い」と語った。
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■新たな傾向
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 人種別の新型コロナウイルス感染者数を把握できる全国的なデータは今のところないが、感染者数を発表している州や地域では、黒人の感染者の割合が著しく高い傾向が示されている。
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 シカゴではアフリカ系米国人の全市民に対する割合はわずか3割ほどだが、新型コロナウイルスによる死者の68%はアフリカ系米国人が占めている。
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 この傾向はノースカロライナ、ルイジアナ、ミシガン、ウィスコンシン州のほか、首都ワシントンでも同様だ。
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 米公衆衛生協会(American Public Health Association)の理事を務めるジョージス・ベンジャミン(Georges Benjamin)医師はAFPの取材に応じ、この問題が社会的な階級とも関連しており、また黒人の多くが感染の可能性が高い環境に身をさらさねばならない仕事に就いていると指摘した。
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 ベンジャミン氏は黒人に「バス運転手や通勤に公共交通機関を利用する人、また老人ホームで働く人や食料品店で働く人が多い」と述べ、黒人の方が他人と接する機会が多いとの見解を示した。


■構造的偏見
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 この問題をさらに悪化させているのは、アフリカ系米国人が医療システムで直面している、あからさまで、そして潜在的な偏見だ。
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 アフリカ系米国人向けの大学として有名なテネシー州ナッシュビル(Nashville)のメハリー医科大学(Meharry Medical College)の総長、ジェームズ・ヒルドレス(James Hildreth)医師は「住んでいるコミュニティーはどこか、そして保険に入っているかどうかで、診察を受ける機会がずっと少なくなってしまう」と指摘する。
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 また、バージニア大学医療センター(University of Virginia Medical Center)の麻酔専門医であるエボニー・ヒルトン(Ebony Hilton)氏によると、黒人が治療を求めても症状を信じてもらえなかったり、適切な治療を受けさせてもらえなかったりすることが多いのは、論文などでも裏付けられているという。
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 人権団体「法の下の公民権を求める弁護士委員会(Lawyers' Committee for Civil Rights Under Law)」は今週、アレックス・アザー(Alex Azar)厚生長官に書簡を送り、「新型コロナウイルス感染症の検査や疾病負担、治療の結果に関する人種・民族の人口統計学的データを毎日発表する」よう求めた。
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 同委員会は、米疾病対策センター(CDC)はすでにデータを収集しているが、意図的に公表を控えていると主張している。
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 一方、罹患(りかん)率の高い心臓疾患やがんとは違い、新型コロナウイルスのアフリカ系やヒスパニック系への感染拡大は最終的にすべての人に影響を及ぼすことを理由に、先のヒルトン氏は、この問題に取り組むことはすべての米国人に利益になると指摘している。【翻訳編集】 AFPBB News

5718チバQ:2020/04/10(金) 17:21:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200410-00000022-jij_afp-int

民主党バイデン氏、たそがれのキャリアから大舞台へ 米大統領選


4/10(金) 15:35配信

AFP=時事







民主党バイデン氏、たそがれのキャリアから大舞台へ 米大統領選


米デラウェア州ウィルミントンで演説するジョー・バイデン前副大統領(2020年3月12日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】プライベートでは悲劇の傷痕を抱え、前回米大統領選では出馬に失敗、演説では言葉に詰まることもある77歳のジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領。だが、対極に位置する政敵ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領に嫌気がさした国民の心をバイデン氏がつかむとすれば、米政界での比類なき経験と一体となった、まさにこうした弱さだ。

【写真】サンダース氏と肘であいさつするバイデン氏
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 トランプ氏がホワイトハウス(White House)に横柄さと大言壮語を持ち込んだとすれば、バイデン氏がもたらすのは安心感だ。
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 白髪に仕立ての良いスーツ、あらゆる点でベテラン上院議員の風格を持つバイデン氏の売りは、神経衰弱の瀬戸際にある米国民を落ち着かせる父親や祖父のような姿だ。
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 トランプ氏に「スリーピー・ジョー(寝ぼけたジョー)」と呼ばれてもバイデン氏は、嵐のような共和党統治の後で国民が少しばかり休息を求めていることを確信しているのだろう。
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■長い道のり
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 73歳のトランプ氏に対し、バイデン氏は11月の大統領選後間もなく78歳になる。選出されれば史上最年長での大統領就任となる。そして上院議員初当選時は、史上最年少から数えられる若手だった。後に米国初の黒人大統領の下で8年間、副大統領を務めたバイデン氏は、生きた歴史のような人物だ。
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 だがそうした成功の一方で、屈辱的な落選にも見舞われている。特に1988年と2008年の大統領選に向けた民主党候補指名争いでは、1州も勝利できなかった。
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 今回の民主党候補指名争いでも、熱弁を振るうバーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員にアイオワ、ニューハンプシャー、ネバダの各州で敗北し、惨敗の運命かと思われた。
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 だがバイデン氏は民主党支持者の最重要基盤であるアフリカ系有権者の圧倒的支持を得て、サウスカロライナ州予備選で返り咲いた。そして自分の選挙は「打ちのめされた人々、疎外された人々、取り残された人々のための運動だ」と宣言した。


■人間的側面

 バイデン氏のメッセージの根本に大きくあるのは、今もなお人気の高いバラク・オバマ(Barack Obama)前大統領とのつながりと、党派分断政治の時代における穏健な政治路線だ。
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 だが、ワシントンのベテラン政治家らの中でバイデン氏が際立っているのは、トランプ氏の、すべてを征服し何の疑いも持たない姿勢とは全く対照的な、痛々しいまでもの人間的側面だ。
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 1972年、バイデン氏の最初の妻、ネイリア・ハンター(Neilia Hunter)さんと当時1歳だった娘ナオミ(Naomi)ちゃんはクリスマスの買い物中に車の衝突事故で死亡した。バイデン氏がデラウェア州で予想を覆し、上院議員初当選を果たしてからわずか数週間後のことだった。
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 その事故で生き残った息子2人、当時4歳のジョセフ・「ボー」・バイデン3世(Joseph "Beau" Biden III)氏と2歳のロバート・ハンター・バイデン(Robert Hunter Biden)氏はひどい重傷を負い、30歳だったバイデン氏は病院の息子らのベッドの脇で上院議員就任の宣誓を行った。
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 1975年に2番目の妻となるペンシルベニア出身の教師ジル・ジェイコブス(Jill Jacobs)さんと出会い、2年後に結婚。1981年に娘アシュリー(Ashley)さんが生まれた。
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 最初の妻との息子2人のうちボー氏は、父親の後に続いて政治家の道に進んだ。デラウェア州司法長官となり、州知事選へ出馬するものとみられていたが、2015年に脳腫瘍のため46歳で亡くなった。

5719チバQ:2020/04/10(金) 17:22:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200410-00000022-jij_afp-int

民主党バイデン氏、たそがれのキャリアから大舞台へ 米大統領選


4/10(金) 15:35配信

AFP=時事







民主党バイデン氏、たそがれのキャリアから大舞台へ 米大統領選


米デラウェア州ウィルミントンで演説するジョー・バイデン前副大統領(2020年3月12日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】プライベートでは悲劇の傷痕を抱え、前回米大統領選では出馬に失敗、演説では言葉に詰まることもある77歳のジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領。だが、対極に位置する政敵ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領に嫌気がさした国民の心をバイデン氏がつかむとすれば、米政界での比類なき経験と一体となった、まさにこうした弱さだ。

【写真】サンダース氏と肘であいさつするバイデン氏
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 トランプ氏がホワイトハウス(White House)に横柄さと大言壮語を持ち込んだとすれば、バイデン氏がもたらすのは安心感だ。
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 白髪に仕立ての良いスーツ、あらゆる点でベテラン上院議員の風格を持つバイデン氏の売りは、神経衰弱の瀬戸際にある米国民を落ち着かせる父親や祖父のような姿だ。
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 トランプ氏に「スリーピー・ジョー(寝ぼけたジョー)」と呼ばれてもバイデン氏は、嵐のような共和党統治の後で国民が少しばかり休息を求めていることを確信しているのだろう。
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■長い道のり
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 73歳のトランプ氏に対し、バイデン氏は11月の大統領選後間もなく78歳になる。選出されれば史上最年長での大統領就任となる。そして上院議員初当選時は、史上最年少から数えられる若手だった。後に米国初の黒人大統領の下で8年間、副大統領を務めたバイデン氏は、生きた歴史のような人物だ。
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 だがそうした成功の一方で、屈辱的な落選にも見舞われている。特に1988年と2008年の大統領選に向けた民主党候補指名争いでは、1州も勝利できなかった。
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 今回の民主党候補指名争いでも、熱弁を振るうバーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員にアイオワ、ニューハンプシャー、ネバダの各州で敗北し、惨敗の運命かと思われた。
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 だがバイデン氏は民主党支持者の最重要基盤であるアフリカ系有権者の圧倒的支持を得て、サウスカロライナ州予備選で返り咲いた。そして自分の選挙は「打ちのめされた人々、疎外された人々、取り残された人々のための運動だ」と宣言した。


■人間的側面

 バイデン氏のメッセージの根本に大きくあるのは、今もなお人気の高いバラク・オバマ(Barack Obama)前大統領とのつながりと、党派分断政治の時代における穏健な政治路線だ。
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 だが、ワシントンのベテラン政治家らの中でバイデン氏が際立っているのは、トランプ氏の、すべてを征服し何の疑いも持たない姿勢とは全く対照的な、痛々しいまでもの人間的側面だ。
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 1972年、バイデン氏の最初の妻、ネイリア・ハンター(Neilia Hunter)さんと当時1歳だった娘ナオミ(Naomi)ちゃんはクリスマスの買い物中に車の衝突事故で死亡した。バイデン氏がデラウェア州で予想を覆し、上院議員初当選を果たしてからわずか数週間後のことだった。
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 その事故で生き残った息子2人、当時4歳のジョセフ・「ボー」・バイデン3世(Joseph "Beau" Biden III)氏と2歳のロバート・ハンター・バイデン(Robert Hunter Biden)氏はひどい重傷を負い、30歳だったバイデン氏は病院の息子らのベッドの脇で上院議員就任の宣誓を行った。
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 1975年に2番目の妻となるペンシルベニア出身の教師ジル・ジェイコブス(Jill Jacobs)さんと出会い、2年後に結婚。1981年に娘アシュリー(Ashley)さんが生まれた。
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 最初の妻との息子2人のうちボー氏は、父親の後に続いて政治家の道に進んだ。デラウェア州司法長官となり、州知事選へ出馬するものとみられていたが、2015年に脳腫瘍のため46歳で亡くなった。

5720チバQ:2020/04/10(金) 17:22:19

■次男

 バイデン氏の悲しみの深さは誰が見ても明らかだが、家族の悲劇はこれまで繰り返し語られてきたため、同氏の政治ブランドの一部にもなっている。
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 だが、次男のハンター氏については別だ。
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 弁護士でロビー活動家のハンター氏のキャリアは波乱に満ち、ウクライナのガス企業の取締役として多額の報酬を得ていた。だが、同社はバイデン氏が副大統領だった時期に汚職疑惑が浮上した。


 またハンター氏は自らのアルコールおよび薬物依存を認めているが、刑罰の対象となったことはない。
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 だがトランプ氏は米大統領選の投票日まであらゆる機会を捉えて、ハンター氏の問題を武器とするに違いない。
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 人間的な温かさと庶民的な振る舞いで「アンクル・ジョー(ジョーおじさん)」とも親しまれるバイデン氏だが、公の場で失態を演じがちでもある。
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 数十年の長期にわたるバイデン氏のキャリアの中から過失や失態、とりわけ今となっては非常に評判の悪いイラク戦争支持などを強調することは、トランプ氏にとっては容易だろう。
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 だがこの長さがまたバイデン氏を有利にもしている。隠された秘密などほぼ残っていないという点だ。そして今のような混迷の時には、バイデン氏がアピールする経験の豊かさは魅力となるかもしれない。【翻訳編集】 AFPBB News

5721チバQ:2020/04/12(日) 15:17:28
https://mainichi.jp/articles/20200408/k00/00m/030/208000c?inb=ys
3日違いの「外出禁止令」で明暗 3月19日の全米初の加州と22日のNY州
会員限定有料記事 毎日新聞2020年4月8日 17時19分(最終更新 4月10日 21時39分)
 新型コロナウイルスの感染者が世界最多の米国では、他州に先駆けて「外出禁止令」を出した西部カリフォルニア州が感染拡大を比較的鈍化させた一方で、数日遅れた東部ニューヨーク州では感染爆発状態が続く。外出禁止令の発令時期の違いが明暗を分けており、日本でも外出自粛の強化を議論する際の参考になりそうだ。

 カリフォルニア州のニューサム知事は6日、人工呼吸器が不足するニューヨーク州などに対し、500台を貸与すると発表した。自州の重症感染者が最悪の想定を下回り、州の所有台数に余裕が出たためだ。ニューサム氏は州民に向け「多くの人が外出禁止令を守り、他人との距離を取ってくれていることに感謝する。(感染者数増加の)曲線が急にならないよう、この状態を続けてほしい」と語った。

 全米最多の人口4000万人を抱えるカリフォルニア州では2月下旬、国内で初めて感染経路不明の「市中感染」が確認された。3月初めまでは西部ワシントン州に次いで感染者数が多かったが、4月9日現在の感染者は全米4番目の約2万人、死者は5番目の約500人だ。これに対し、ニューヨーク州では感染者約16万人、死者約7000人といずれも全米最多で、死者はカリフォルニアの14倍に達した。

5722チバQ:2020/04/12(日) 16:29:41
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202004/CK2020040902000126.html
<新型コロナ>米感染者、にじむ経済格差 黒人の割合突出

2020年4月9日 朝刊
【ニューヨーク=赤川肇】新型コロナウイルス感染者数が世界最多の米国で、黒人の感染率や死亡率の高さが明らかになってきた。背景に挙げられているのは、重症化につながりやすいとされる基礎疾患がある人の割合や、貧困率の高さ。新型ウイルスの世界的大流行は、経済格差などを生じさせる人種差別的な社会構造を浮き彫りにしている。

 「息をのむ数字だ」。中西部イリノイ州シカゴのライトフット市長は六日の記者会見で、市内人口の三割にすぎない黒人が新型ウイルスによる死者数の72%を占める現状を発表。「医療や仕事、地域投資の不平等を物語っている」と述べ、黒人集住地域への支援に乗り出す方針を示した。

 シカゴだけではない。イリノイ州全体で黒人比率は全人口の15%だが、州政府によると少なくとも感染者の28%、死者の43%を占める。南部ルイジアナ州では人口比33%の黒人が死者の70%に上る。黒人のほか、人口過密地域に住む中南米系移民の感染率の高さを指摘する報道もある。

 一方、最も感染者が多い東部ニューヨーク州や連邦機関の米疾病対策センター(CDC)は現時点で、新型ウイルスに関する人種別の統計を公表していないため、全米の状況は不明。ただ、アダムス米公衆衛生局長官は七日、CBSテレビで「米国の黒人は低い社会経済的地位に置かれやすい」と述べたほか、心疾患や糖尿病の罹患(りかん)率も挙げ、黒人の高リスクを指摘した。

 トランプ大統領は七日の記者会見で、黒人の新型ウイルス感染率の高さを「明白」と認め、数日中に全米の状況を公表すると表明。「良くないことだ」と述べたものの、対策の必要性には言及しなかった。

 CDCによると、米国の平均寿命(二〇一七年)は男性七六・一歳、女性八一・一歳。黒人は男性が四・二歳、女性が二・六歳それぞれ短い。

5723チバQ:2020/04/12(日) 16:30:59
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202004/CK2020041202000125.html
<米大統領選>政治経験40年超 強みと弱みに 民主候補確実 バイデン氏

2020年4月12日 朝刊


写真
 【ワシントン=金杉貴雄】十一月の米大統領選に向け、再選を目指す共和党のトランプ大統領に挑戦する野党民主党の候補者に、ジョー・バイデン前副大統領(77)=写真、AP・共同=が指名されることが確実になった。上院議員や副大統領として四十年超の豊富な政治経験が強みだが、このキャリアが半面で攻撃や批判の材料にもなっている。

 「このパンデミック(世界的大流行)のあらゆる面で指導力を発揮する大統領が必要だ」。バイデン氏は十日のツイッターで、自らの経験がこの危機で必要だと強調した。

 バイデン氏は父親が中古車セールスマンの家庭で育ち、弁護士などを経て一九七二年に上院議員に当選。外交委員長や司法委員長を歴任し、オバマ政権では八年間副大統領だった。

 親しみやすい人柄で知られ、人脈は共和党を含め幅広く、党候補者選びで復活の原動力となった黒人有権者の人気は高い。

 だが、新鮮さには欠ける。当選すれば史上最高齢の大統領。民主党で大統領となったカーター、クリントン、オバマ各氏のような支援者拡大の勢いはなく、若者の支持をどこまで得られるか不安が残る。イラク戦争への賛成など、批判される過去の政治判断も多い。

 家族関係ではつらい思いをしている。上院初当選の直後、自動車事故で最初の妻と幼い長女を失った。

 この事故で大けがを負った二人の息子のうち、長男は五年前に病死。次男ハンター氏は、ウクライナの企業から多額の報酬を得ていた問題が指摘され、トランプ氏が同国に圧力をかけて捜査を求めたウクライナ疑惑の発端となった。

 米政治の中心に長年いたことは「国民を置き去りにしてきた政治エリート」を批判し、支持を拡大するトランプ氏にとって格好の標的だ。今後、批判をどうはね返すかが問われる。

■バイデン氏の経歴

年齢 1942年11月20日生まれ、77歳

出身 東部ペンシルベニア州

職歴 弁護士、上院議員6期、オバマ政権で副大統領

宗教 キリスト教カトリック

家族 交通事故で妻と長女死亡。ジル夫人と再婚

5724チバQ:2020/04/12(日) 21:40:48
https://digital.asahi.com/articles/ASN497FQ6N49UHBI01N.html?pn=13
4年前と違ったサンダース氏 「信念の人」屈したマスク
ワシントン=園田耕司、ニューヨーク=藤原学思

2020年4月10日 5時00分
 11月の米大統領選に向け、バーニー・サンダース上院議員(78)が民主党の候補者指名争いから撤退表明し、ジョー・バイデン前副大統領(77)がドナルド・トランプ米大統領(73)に挑戦する構図が固まった。新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、異例ずくめの選挙となりそうだ。(ワシントン=園田耕司、ニューヨーク=藤原学思)

弱さにつながった「強み」
 「良いニュースを皆さんに届けたいが、皆さんは本当のことを知っていると思う。(我々の)勝利への道は事実上閉ざされた」。8日午前、サンダース氏はネット中継で、大統領選からの撤退を表明した。

 公的な国民皆保険の実現、公立大学の無償化、学生ローンの免除――。「民主社会主義者」を自称するサンダース氏は「バーニー旋風」を巻き起こした2016年の大統領選に続き、格差是正に焦点を当てた革新的な政策を打ち出し、若者らに絶大な人気を誇った。小口献金に支えられた草の根の選挙戦を展開し、2月下旬までの予備選ではバイデン氏に先行した。

 だが、熱烈な支持層という「強み」は、「弱さ」にもつながった。サンダース氏は候補者争いでリードしても民主党執行部を「エスタブリッシュメント(既得権益層)」だとして批判し続け、党内での支持を広げようとしなかった。

 民主党内でも、「サンダース氏の政策では無党派層や共和党穏健派が敬遠し、トランプ氏に勝てない」という懸念が強かった。2月末にあったサウスカロライナ州の予備選でバイデン氏が勝利すると、穏健派の候補は相次いで選挙戦からの撤退とバイデン氏への支持を打ち出し、サンダース氏への包囲網を作りあげた。

 3月3日の「スーパーチューズデー」を境に、サンダース氏は獲得代議員数でバイデン氏に逆転され、10日と17日にあった予備選の大半でも大差で敗れた。

 4年前の民主党の候補者争いでサンダース氏は、ヒラリー・クリントン元国務長官を逆転できる見通しがなくなった後も選挙戦を続け、「信念の政治家」をアピールした。米メディアによると陣営内には「今回もそうすべきだ」という意見もあったというが、新型コロナウイルスの感染拡大という未曽有の危機がサンダース氏の行動を変えた。

バイデン氏、関係改善急務
 決定的になったとみられるのは、7日に中西部ウィスコンシン州であった予備選だ。民主党の州知事の延期要請を、州議会で多数を占める共和党が受け入れなかった結果、民主党支持者らはマスク姿で投票所に長蛇の列を作らざるを得なかった。この姿が繰り返し報じられた翌朝、サンダース氏は撤退を表明した。

 予備選がまだ終わっていない段階の撤退でもあり、サンダース氏の支持者には「民主党執行部によって追い込まれた」という感情的なしこりが残っている可能性がある。バイデン氏としては、関係改善が急務だ。

 サンダース氏は8日の撤退表明で「我々の選挙戦は終わるが、我々のムーブメントは終わらない」と述べ、引き続き政策の実現を目指す考えを強調した。バイデン氏も、サンダース氏の支持者に「皆さんが必要です。一緒にトランプ氏を打倒しよう」と呼びかけた。米メディアによると、両氏は近日中に政策合意を出すことを検討しているという。

5725チバQ:2020/04/12(日) 21:41:15
トランプ氏の「バーチャル選挙集会」
 大統領選が今後も、新型コロナウイルスによって大きな影響を受けるのは必至だ。感染拡大を防ぐため、選挙集会などはすべて自粛されており、再開できる見通しはまだない。そんななか、現職として再選を目指すトランプ氏と、挑戦する立場のバイデン氏は対照的な状況にある。

 トランプ氏は3月13日に国家非常事態宣言をして以来ほぼ連日、ホワイトハウスで記者会見を開催し、「戦時大統領」だとアピールしている。日によっては会見で2時間近く話し、民主党批判も展開するなど、「バーチャル選挙集会」に近い内容だが、テレビは中継を続けている。

 8日もさっそく、会見でサンダース氏の撤退について問われると「前回大統領選では、ものすごい割合のバーニー支持者が私に投票した。バーニーと私は通商政策で一致している」とサンダース氏支持者に揺さぶりをかけた。今後も、自らのリーダーシップを強調しながら、民主党支持者の分断を狙うとみられる。

バイデン氏、存在感発揮できず
 一方、バイデン氏はデラウェア州の自宅からインターネットを使って演説したり、メディアのインタビューに答えたりしている。ただ、新型コロナをめぐるトランプ氏の対応などを批判しても、その内容を伝えるメディアは少なく、存在感を発揮できていない。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による全米の世論調査の8日現在の平均ではバイデン氏の支持率が49・7%、トランプ氏が43・4%で、バイデン氏が優位だ。しかし、調査によっては新型コロナの感染が深刻になってから、トランプ氏の支持率が上昇している。今回の大統領選は元々、トランプ氏の「信任投票」の性格が強いが、新型コロナによってその傾向はさらに強まりそうだ。

 選挙のあり方も変わる。民主党全国委員会は既に、7月に予定されていた全国党大会を8月に延期することを決めたが、例年通りに何万人も集まって実施することは極めて困難だ。バイデン氏は「バーチャル党大会」を提案しているが、具体的にどのように運営されるのかは不明だ。

 有権者や、投票所を運営するスタッフの安全確保も課題となる。予備選などは各州が相次いで延期をしているが、11月3日にある本選の日程は法律で決まっており、動かすことが難しい。過去も、戦中を含めて延期されたり、中止になったりしたことはない。

 一つの案として出ているのは、郵便投票の導入だ。既に一部の州が実施しており、民主党のペロシ下院議長らは「自宅待機が求められている現在、郵便投票で人々は投票できる」として拡大すべきだと主張している。ただし、郵便投票によって投票率が上がると民主党に有利とされ、共和党側は否定的だ。トランプ氏も8日、「不正の危険性があり、認めるべきではない!」とツイートした。

5726チバQ:2020/04/12(日) 21:42:13
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14436652.html?pn=2
(2020米大統領選)バイデン氏、華麗な経歴の陰に 3度目の挑戦、妻子は事故・病で他界
2020年4月10日 5時00分
 11月の米大統領選で、ジョー・バイデン前副大統領(77)が民主党候補になることが確実になった。上院議員を36年、副大統領を8年務めた華麗なキャリアを持つが、人生は苦労と悲劇の連続だった。▼1面参照
 ペンシルベニア州生まれのバイデン氏は幼いころ吃音(きつおん)に悩み、鏡の前で詩を朗読する練習をして克服した。弁護士を経て、1972年に29歳の若さで上院議員に当選した直後、悲劇に見舞われた。クリスマスの買い物のため、妻が3人の子どもを車に乗せて出かけたところ、交差点でトレーラーと衝突。妻と生後13カ月の娘が死亡し、長男と次男も重傷を負った。

 バイデン氏は息子たちが入院する病院で宣誓式を実施。それからも息子たちの面倒を見ながら、デラウェア州の自宅からワシントンの連邦議会まで片道約2時間をかけ、電車で通い続けた。上院議員としては中道・穏健派で、次第に司法委員長や外交委員長などの要職を務めた。88年と08年には大統領選に挑戦したが、支持を集められずに撤退をした。

 08年の大統領選で民主党の候補者に内定したバラク・オバマ氏が副大統領候補としてバイデン氏を指名したことで、知名度は一段と上がる。オバマ氏の後継として16年の大統領選に出ることを期待する声もあったが、長男が脳腫瘍(しゅよう)を患い、15年に46歳で死去。バイデン氏は「家族が悲しむなか、選挙に出る自信がない」と立候補を見送った。

 今回、改めて立候補をしたのは、トランプ政権への危機感からだ。立候補表明ではトランプ氏の差別的な発言などを批判し、「この国の魂をかけた戦いの最中にある」と訴えた。

 ただ、バイデン氏も弱みがある。庶民派で温厚な人柄で知られる一方、失言は多い。昨年には複数の女性が「選挙運動などで体を触られ、不快だった」などと訴え出て、釈明に追い込まれた。大統領に就任した場合、過去最高となる78歳の高齢もネックだ。世論調査では若者からの支持率が低く、選挙戦に向けたエネルギーをどれだけ巻き起こせるかも問われる。(土佐茂生)

 ■ジョー・バイデン氏の歩み

 <1942年> 東部ペンシルベニア州スクラントン生まれ

 <72年> 上院選で初当選

 <72年> 妻と長女が交通事故で死亡

 <87年> 大統領選に立候補も撤退

 <88年> 脳動脈瘤(りゅう)の破裂で危篤状態に。2度の手術を受ける

 <2008年> 大統領選に2回目の挑戦をするも撤退

 <2008年> オバマ氏から副大統領候補の指名を受ける

 <09年> 副大統領に就任

 <15年> 長男が脳腫瘍(しゅよう)で死亡。16年の大統領選への立候補を断念

 <20年> 3度目の挑戦で、大統領候補の指名を確実にする

5727チバQ:2020/04/12(日) 22:33:54
https://digital.asahi.com/articles/ASN496SC1N49UHBI018.html?pn=4
コロナ死者数、人種・民族に差 NY市長「不平等だ」
ニューヨーク=藤原学思

2020年4月9日 21時36分
 米ニューヨーク市は8日、新型コロナウイルスによる人種・民族別の死者数を初めて公表した。人口10万人当たりの死者数では、ヒスパニックと黒人(アフリカ系)が、白人とアジア系よりも2倍ほど多くなった。デブラシオ市長は「明らかな不平等だ」とし、対策に乗り出す方針を示した。

 市によると、6日までに死亡が確認され、人種・民族が判明したのは計1555人。ヒスパニックが521人、黒人428人、白人424人、アジア系112人だった。年齢を考慮した上で市内の人口比と照らし合わせて10万人当たりの死者を算出すると、ヒスパニックが22・8人、黒人19・8人、白人10・2人、アジア系8・4人となり、顕著な差が出た。

 市保健当局は「ヒスパニックや黒人は(重篤になりやすい)基礎疾患を抱えている率が高い」と指摘。デブラシオ市長は「医療格差や貧困と関係している。受け入れられない」と語り、公立病院の態勢の整備や、情報提供の徹底を進める考えを明らかにした。

ここから続き
 860万人の人口を抱えるニューヨーク市では、8日夕までに約8万人の感染が確認され、そのうち4260人が死亡。地区ごとに感染率の差が出ており、貧困層が多いブロンクス、クイーンズ地区の10万人当たりの感染数者は、富裕層が多いマンハッタン地区の2倍近くに上る。

 人種・民族や経済格差による「感染格差」は、他の都市や州でも報告されている。イリノイ州シカゴの黒人は全住民の3割ほどだが、新型コロナの死者の割合では7割に上る。ミシガン州では感染者の35%、死者の40%が黒人だが、黒人の住民に占める割合は15%に満たない。

 国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は8日の会見で「マイノリティー、特にアフリカ系のコミュニティーは、一般の人々よりもはるかに高いリスクにさらされている。今月、来月では解決できず、何年もかけて取り組むべき問題だ」と指摘した。(ニューヨーク=藤原学思)

5728チバQ:2020/04/12(日) 22:54:15
まぁ、人口比は考慮してあげる必要はあるかと
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020041200056&amp;g=int
米死者2万人超、イタリア抜き最多 世界の感染者178万人―新型コロナ
2020年04月12日18時21分


米ニューヨーク市ブロンクスの病院の外で、電話連絡を受けて取り乱す家族=9日(EPA時事)
米ニューヨーク市ブロンクスの病院の外で、電話連絡を受けて取り乱す家族=9日(EPA時事)

 【ワシントン時事】米ジョンズ・ホプキンス大システム科学工学センター(CSSE)が12日公表した集計によると、新型コロナウイルス感染による米国の死者が2万人を超え、約2万600人に達した。約1万9500人のイタリアを上回って国別で世界最多となり、感染拡大に歯止めがかからない状態が続く。

 全世界の死者は約10万9000人。国別ではスペインが約1万6600人、フランスが約1万3800人で米伊両国に続いている。
 全世界の感染者は178万人を超えた。うち米国が最多の約53万人で、16万人超のスペイン、15万人超のイタリアが続く。
 米国の死者はここ数日、1日に約2000人のペースで増加。米政府と各州当局は集会の禁止をはじめ他人と距離を保つ「社会的距離」の徹底、休校や企業の出勤停止で感染拡大阻止を目指しているが、米政府は死者が最終的に20万人に上る可能性があると警告している。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020041100268&amp;g=int
「ここは米国だった」 NY野営病院の現場―ICUの看護師語る
2020年04月12日07時18分


ニューヨーク市マンハッタンのセントラルパークに設けられた野営病院(慈善団体サマリタンズ・パース提供・時事)
ニューヨーク市マンハッタンのセントラルパークに設けられた野営病院(慈善団体サマリタンズ・パース提供・時事)

 【ニューヨーク時事】「周囲を見回したら、ここは米国だった」。高層ビルが立ち並ぶニューヨークのマンハッタンで「市民の憩いの場」となってきたセントラルパークに3月末、68の病床を持つ野営病院が開設された。発展途上国での活動経験がある看護師クリステン・ダークさんは、多忙を極める新型コロナウイルスの治療現場が米国にあるという現実にぼうぜんとなる。

 時事通信の電話取材に9日、語った。野営病院を地元の病院と協力して運営するのは、キリスト教系慈善団体サマリタンズ・パース。紛争地や感染症や災害に見舞われた発展途上国などで活動している。
 南部テキサス州を活動拠点とするダークさんは、バングラデシュでコレラ患者の対応に当たった経験がある。テントの中の緊張感は変わらない。しかし「最大の違いはテントの外に出て、周囲を見回すとここは米国で、それは今まで直面したことがない現実だ」と強調した。
 野営病院とはいえ、集中治療室(ICU)もある。ダークさんはICU担当だ。9日時点で52人が入院し、うち9人がICUにいる。最も若い患者は26歳だ。9日までに3人が死亡した。
 感染防止のため患者の見舞いは禁止され「大変なのは患者の家族とのやりとり」と話す。「患者自身で電話できる人もいるが(重症で)できない人もいる」と語る。深刻な患者の家族には早くから、病状が深刻で回復する可能性が低いことを伝えるようにしているという。
 日本に対しても「この病気の深刻さを見て言いたいのは、深刻に捉えてほしいということだ。あなたにリスクがなくても、隣にいる人の死につながるかもしれない」と強調した。十分な医療従事者を確保し、感染から身を守る個人防護具(PPE)を準備しておく必要性も訴えた。

5729チバQ:2020/04/13(月) 22:16:12
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2004130006.html
ブロードウェー閉鎖1カ月 再開のメドは…外出制限下でもオンライン公演 新型コロナ
2020/04/13 13:34産経新聞

ブロードウェー閉鎖1カ月 再開のメドは…外出制限下でもオンライン公演 新型コロナ

4月12日、新型コロナウイルスの影響で劇場が閉鎖され1カ月がたった米ニューヨークの繁華街・タイムズスクエア(上塚真由撮影)

(産経新聞)

 【ニューヨーク=上塚真由】新型コロナウイルスの影響でニューヨーク市の劇場街、ブロードウェーが興行を中止してから12日で1カ月がたった。劇場などでつくる業界団体はすでに6月7日までの閉鎖を発表。感染が爆発的に広がるニューヨークの中でも、観光客が中心の劇場街の再開は一層厳しい道のりとなっている。

 ブロードウェーは先月12日、ニューヨーク州による500人以上の集会の禁止措置を受けて41の劇場の全興行を中止。業界団体は当時、1カ月後の再開を目指すとしていたが、今月8日に「最優先事項は観客や、演劇業界で働くすべての人の健康だ」として6月7日までの閉鎖を発表した。

 また、ニューヨーク市内で6月7日に行われる予定だった米演劇界最高の栄誉とされるトニー賞授賞式の無期限延期も決まった。

 米紙ニューヨーク・タイムズは、業界関係者の話として「閉鎖期間はさらに長引く可能性がある」と指摘。早くても独立記念日の7月4日の週や、もしくは9月7日のレイバーデー(労働者の日)まで再開されない可能性がささやかれているという。

 密閉空間での大規模なイベントは、感染防止の観点から最も避けなければならない。さらにブロードウェーの観客には国内外からの観光客が多く、新型コロナの収束後もニューヨークの観光産業が回復するには時間がかかるとの見方があるためだ。クオモ知事は8日の会見で、ブロードウェーの再開見通しについて「人々は劇場に行く前に、いつ職場復帰できるのか、またいつ学校が再開されるのかと聞くだろう」と述べた。

 「キンキ・ブーツ」などを手掛けたブロードウェープロデューサーの川名康浩さんによると、2001年の米中枢同時テロの際は「ブロードウェーのあかりを消してはならない」と3日後に再開。組合のストライキで数週間、上演が中断されたこともあったが、前代未聞の事態という。

 劇場の閉鎖が続く中、オンラインで作品を発表する動きも出ている。4月11日にはユダヤ教のペサハ(過ぎ越し祭)を題材にした作品が公開された。有名女優のベット・ミドラーら数十人の出演者がそれぞれ自宅で撮影した動画を、製作陣が編集し、外出制限下でも公演を続ける取り組みが話題を呼んだ。

 また、全米で約5万1千人の俳優らが所属する労働組合は3月24日、生活が苦しくなった俳優やスタッフのためにファンドを設立し、一般からも募金を呼びかけている。

 川名さんは「長期間の閉鎖は厳しい状況だが、ニューヨークの象徴であるブロードウェーの復活が米国、世界の復活につながるように再開に向けて万全の準備をしたい」と語った。

5730チバQ:2020/04/14(火) 11:52:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200413-00000025-mai-n_ame

米アラスカ予備選もバイデン氏勝利 新型コロナ感染拡大で郵便投票に切り替え


4/13(月) 14:41配信

毎日新聞







米アラスカ予備選もバイデン氏勝利 新型コロナ感染拡大で郵便投票に切り替え


アラスカ州の予備選で勝利したジョー・バイデン前副大統領=米東部デラウェア州で3月12日、AP


 11月の米大統領選に向けた野党・民主党の候補指名争いで、同党アラスカ州本部は11日、同州予備選でジョー・バイデン前副大統領(77)が勝利したと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて今月4日の投開票を延期し、直接投票から郵便投票に切り替えて実施した。

 指名レースは8日にバーニー・サンダース上院議員(78)が撤退を表明し、バイデン氏の勝利が決まっているが、バイデン氏は正式指名に必要な獲得代議員数1991人に達しておらず、依然24州・自治領で予備選が残っている。

 アラスカ州本部では投票所での直接投票を取りやめ、同党に登録した有権者7万1000人超に郵便での投票を求めた。州本部は11日に開票結果を発表。投票総数約1万9800票のうち、得票率はバイデン氏55%、サンダース氏45%だったが、撤退表明後の候補への配分を減らす党規則が適用され、バイデン氏の獲得代議員は11人、サンダース氏は4人となる見通し。バイデン氏の獲得総数は現時点で1228人。

 州本部は声明で「有権者とスタッフの安全のため、すべてを郵便投票に切り替え成功した」と表明した。米国内では、残る予備選や11月本選で郵便投票を活用すべきだとの意見が強まっている。だが共和党のドナルド・トランプ大統領(73)は「投票不正が横行する」として強硬に反対している。【ワシントン高本耕太】

5731チバQ:2020/04/14(火) 17:30:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200414-00000004-asahi-sctch

「世界最強」CDC、コロナ封じ失敗 背景に米国第一


4/14(火) 5:00配信

朝日新聞デジタル







「世界最強」CDC、コロナ封じ失敗 背景に米国第一


3月6日、米ジョージア州アトランタにある米疾病対策センター(CDC)の本部を訪問したトランプ米大統領(中央)。選挙用の「Keep America Great(米国を偉大なままに)」の文字が入った赤い帽子をかぶっていた=ロイター


 新型コロナウイルスの被害で、米国は感染者、死者の数で世界最悪になった。疾病対策センター(CDC)による封じ込めは失敗し、収束の兆しは見えない。「世界最強」と言われたCDCに何が起きたのか。


 「へき地の村から始まったアウトブレーク(疾病の発生)が、36時間であらゆる大陸の大都市に届いて、世界危機を引き起こすことだってある。国境を越えなくても米国の経済に打撃を与える」

 米疾病対策センター(CDC、本部ジョージア州アトランタ)で世界保健担当上級顧問だったジョーダン・タッペロ氏が2017年に記した言葉だ。

 感染症対策の世界で「世界最強」の機関とされるCDCは、「国境に到達する前に疾病と闘う」ことを21世紀の使命の一つに掲げる。全米と世界各地に医師や研究者など1万4千人以上の職員を抱え、「米国の安全保障のため、世界中の新たな病原体や疾病に立ち向かう」としている。

■専門家軽視の行動

 タッペロ氏の言葉からわずか3年後、新型コロナウイルスが世界中へ広がり、米国も直撃を受けている。トランプ米大統領が3月13日に国家非常事態宣言を発してからの1カ月間で感染者数、死者数がともに世界最悪となり、収束は見えない。

 その原因の一つとして指摘されるのは、米国の利益を最優先する「アメリカ・ファースト(米国第一)」を掲げ、専門家の意見を軽視する政権の行動だ。

 ウイルスに国境はない。CDCは「国境到達前の闘い」を実践するため、世界60カ国以上に職員を派遣し、各国の専門家とも交流を重ねながら世界の牽引(けんいん)役となってきた。02年に重症急性呼吸器症候群(SARS)が中国を襲った際、米国がCDCの専門家40人を現地に送って支援したことをきっかけに、両国間の協力も加速した。13年にH7N9型のインフルエンザが中国で発生した際は米中が共同研究を実施し、中国が開発したワクチンが米国側に提供された。

 だが、トランプ政権の下で国際保健分野は冷遇されている。政権はCDCの予算を削減しようとし、エボラ出血熱対策の教訓から設けられた国家安全保障会議(NSC)のパンデミック担当チームも18年に解体された。そこに、通商分野を中心とした米中対立が追い打ちをかけた。

 トーマス・フリーデン元CDC所長はロイター通信に「トランプ政権のメッセージは『中国に協力するな。彼らは敵だ』ということだ」と語る。同通信によると、中国版CDCに派遣されていた米国の専門家ポストは昨年7月から空席だ。米国は今年初めに中国側から武漢での肺炎の集団発生を伝えられて専門家派遣を申し出たが、認められなかった。ワシントン・ポストによると、米政府は武漢ウイルス学研究所と関係の深いテキサス大ガルベストン校経由で直接ウイルスの試料を入手しようともしたが、中国政府の介入で頓挫したという。世界保健機関(WHO)の調査団の一員として米国の専門家が中国入りしたのは2月半ばだった。

 SARSの流行期に北京の米国大使館で保健担当参事官だったデボラ・セリグソン・ビラノバ大学准教授は「医師同士、科学者同士の関係は今も良好だ。しかし、政府が互いを尊敬しあっているか、疑っているかで大きく変わる」と話す。「CDCの予算削減と米中関係(の悪化)のせいで、世界保健分野での協力は明らかに減っている」。ランド研究所のジェニファー・ブーイ氏は議会下院に提出した書面でこう指摘した。

 国際協力の代わりに、トランプ政権が1月末に打ち出したウイルス対策は、中国からの入国制限だった。だが、CDCが開発した検査キットの不備もあり、国内感染は止められなかった。

 3月に入ると米国内の各地で集団感染が判明。感染ルートをたどる「接触者追跡」が不可能になっていた。3月半ば、米下院公聴会に呼ばれたロバート・レッドフィールドCDC所長は「感染症対策にはいくつかの段階がある。我々は(感染の被害を)『軽減する』段階にある」と述べた。水際が突破されたと気づいた時には、米国内での封じ込めも失敗していた。(ワシントン=香取啓介)
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朝日新聞社

5732チバQ:2020/04/15(水) 10:57:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200415-00000025-mai-n_ame

オバマ氏、バイデン氏を支持「副大統領指名は最良の選択」 資金集め後押し


4/15(水) 10:52配信

毎日新聞







オバマ氏、バイデン氏を支持「副大統領指名は最良の選択」 資金集め後押し


オバマ前米大統領=米中西部オハイオ州で2018年9月、高本耕太撮影


 オバマ前米大統領は14日、インターネットに公表した動画で、11月の大統領選に向け野党・民主党の候補指名獲得を確実にしている穏健派、ジョー・バイデン前副大統領(77)への支持を表明した。共和党のドナルド・トランプ大統領(73)からの政権奪還を目指す民主党コアリション(連合)の中核的存在として、オバマ氏の態度表明のタイミングが注目されていた。

 オバマ氏は2017年の退任以来、公の場での政治的発信は避けているが、依然として民主党内で最も人気のある一人だ。集金力も突出している同氏の支持表明は、バイデン陣営にとり後押しとなる。

 オバマ氏は動画で2009〜17年の前政権で副大統領を務めたバイデン氏について「大統領に求められる全ての資質を備えている」と述べた。

 また「彼を副大統領に指名したことは最良の選択だった」と振り返り、バイデン氏がリーマン・ショック後の経済再建や新型インフルエンザ流行への対応で大きな役割を果たしたと指摘。新型コロナウイルス危機にもふれ「暗黒の日々の中でも我々を導き傷を癒やす、人格と経験を持っている」と語った。

 オバマ氏は8日に指名争いを撤退した急進左派のバーニー・サンダース上院議員(78)にも言及。自身とサンダース氏の政策観の違いを認めつつ「より公平で公正な社会の実現を目指す信念を我々は共有している」と述べ、11月の本選に「オール民主党」で臨む重要性を強調した。

 オバマ氏は予備選開始前から、主要候補と個別に会談するなど各陣営と接触する一方、指名争いへの影響を避け、表向きは沈黙を保ってきた。

 サンダース氏の撤退表明で指名争いが事実上決着したことに加え、ウイルス感染拡大の影響で候補指名の党大会が8月に延期され、バイデン陣営の資金集めが難航していることなどを受け、このタイミングでの支持表明となった模様だ。

 オバマ氏は動画で、コロナ危機が終息したあかつきにはバイデン氏と共に遊説に回る考えを表明。当面は、ネットを介したバーチャル選挙資金集めや選挙広告でバイデン氏に協力するものとみられる。【ワシントン高本耕太】

5733チバQ:2020/04/15(水) 17:11:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200414-00000000-jij_afp-int

NY州「最悪脱した」と知事 コロナ死者、1万人超える


4/14(火) 1:59配信

AFP=時事







NY州「最悪脱した」と知事 コロナ死者、1万人超える


米ニューヨーク市で、マスクとイースター(復活祭)の飾りを着けて市内を歩く人(2020年4月12日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】(更新)米国での新型コロナウイルス流行の中心地となっているニューヨーク州のアンドルー・クオモ(Andrew Cuomo)知事は13日、州内のウイルスによる死者が1万人を超えたと発表した一方で、同州での状況は「最悪の状況を脱した」と述べた。
 同州では過去24時間で671人が死亡し、累計死者数は1万56人に増加。1日の死者数は今月5日以降で最低となった。

 クオモ氏は記者会見で、感染患者の入院と人工呼吸器装着の件数がいずれも下がっていることから、流行状況が変動の少ない時期に達したことが示唆されると説明。「正常化への道を進み始められる状況になった」とし、経済活動の段階的再開に向けた計画の策定を進めていることを明らかにした。【翻訳編集】 AFPBB News

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200415-35152409-cnn-int

新型コロナ死者、1日で2129人と過去最多 米


4/15(水) 12:25配信

CNN.co.jp







新型コロナ死者、1日で2129人と過去最多 米


米国で新型コロナによる死者が1日の数として過去最多の2129人となった


(CNN) 新型コロナウイルスの感染が拡大している米国で14日、新型コロナウイルスによる死者は2129人となり、1日の死者数としては過去最多となった。これまで最も死者数が多かったのは4月10日で2074人だった。米ジョンズ・ホプキンス大学が集計した。

米国の感染者数は60万人を超え、死者数は2万5000人以上。

ニューヨーク市の保健当局は、新型コロナウイルスによって死亡した可能性がある死者についても報告を行うと明らかにした。新型コロナウイルスの検査を行ってはいないものの陽性だと推定される死者だという。

新しい追加のデータは3月11日から4月13日にわたって反映され、ニューヨーク市で確認された死者とは別にリスト化される。ニューヨーク市のウェブサイトによれば、4月13日までに新型コロナウイルスと確認された死者は6589人で、可能性のある死者は3778人だという。合計した死者数は1万367人。

5734チバQ:2020/04/15(水) 22:27:03
ホントは対立する概念じゃないんだけどなあ
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020041500776&amp;g=int
「経済再開」か「健康と安全」か 新型コロナで、大統領vs州知事―米
2020年04月15日20時33分


14日、ホワイトハウスの庭で記者会見するトランプ米大統領(中央奥)(AFP時事)
14日、ホワイトハウスの庭で記者会見するトランプ米大統領(中央奥)(AFP時事)

 【ワシントン時事】11月の米大統領選で再選を目指すトランプ大統領が、新型コロナウイルス対策として各州で規制されている経済活動の再開に前のめりになっている。だが、感染の収束が見えない中、現場をあずかる一部の州知事は「州民の健康と安全」を優先すると反発。トランプ氏が主張する経済再開の判断をめぐる「全面的な権限」を無視する構えだ。
 トランプ政権は感染防止策として、4月末まで国民に外食や集会の自粛を求める「行動指針」を出している。トランプ氏は、14日の記者会見で「一部の州知事は期限より早く(経済を)再開するのではないか」と述べ、規制の早期緩和に強い期待を示した。
 大統領選を控えるトランプ氏には、政治的な打撃となる景気悪化を最小限に食い止めたいという切実な事情がある。13日の会見で「大統領には全面的な権限がある」と断言し、自身の指導力で経済再開の是非を判断するという姿勢をアピールしていた。
 これに対し、米国内で最多の死者・感染者を抱えるニューヨーク州のクオモ知事は14日、CNNテレビのインタビューで「われわれには憲法はあるが、(絶対的権力を持つ)王様はいない」と反発。「州民の健康を危険にさらすなら、経済再開を命じられても従わない」と言い切った。
 中西部イリノイ州のプリツカー知事も、同日の記者会見で「大統領が何と言おうと、私は州民の健康と安全を守るため最善を尽くす」と主張。西部カリフォルニア州のニューサム知事は、経済再開について「政治ではなく科学と公衆衛生(の観点)から決めるべきだ」と注文を付けた。
 連邦制を採用する米国では、経済再開の権限は知事が持つという憲法解釈が一般的だ。トランプ氏も14日の会見で「店を開くかどうかを決めるのは知事や市長だ」と発言をやや後退させたが、「私が個別の知事に再開を認める」とも述べ、あくまでも自らに主導権があることを強調した。

5735チバQ:2020/04/15(水) 22:28:13
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020041400882&amp;g=int
米大統領、感染症権威にいら立つ 経済優先?解任の臆測も
2020年04月15日07時12分


記者会見に臨むファウチ米国立アレルギー感染症研究所長(右)とトランプ大統領=3月17日、ワシントン(AFP時事)
記者会見に臨むファウチ米国立アレルギー感染症研究所長(右)とトランプ大統領=3月17日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領が、新型コロナウイルスへの政権の対応策を指南する国立アレルギー感染症研究所のアンソニー・ファウチ所長(79)に対し、いら立ちを隠せないでいる。感染症の権威であるファウチ氏が科学の知見に基づき直言する姿勢が、11月の大統領選を念頭に一刻も早い経済活動の再開を目指すトランプ氏にとって障害になっているためだ。

 「ファウチを解任する時だ」。トランプ氏が12日夕、こう訴える共和党関係者の投稿をツイッターで転載したことが波紋を呼んだ。ファウチ氏はこの日、テレビ番組で「より早く対策を進めていれば、もっと命を救えただろう」などと発言。トランプ氏は解任権をちらつかせ、政権の非を認めるようなファウチ氏をけん制したとみられる。
 レーガン政権から政府の感染症対策を助言してきたファウチ氏と、トランプ氏の関係は特異だ。気候変動などのテーマでは専門家を遠ざけるトランプ氏も、ほぼ毎日の記者会見にファウチ氏を同席させている。ファウチ氏は最近の世論調査で「支持率」が8割に上るなど国民の信頼が厚く、会見に欠かせない存在になっている。
 新型ウイルスの感染拡大が深刻なニューヨーク州で死者数がピークを迎える見通しが立ち、徐々に経済活動再開の局面に入っていくことも両者の関係に緊張をもたらしているようだ。5月の「経済再開」を視野に入れていると言われるトランプ氏に対し、ファウチ氏は「機が熟さないうちに慌てて事を起こしてはならない」と慎重だ。
 ファウチ氏は今月13日の記者会見で、前日の発言について「仮定の質問に答えた」と釈明。トランプ氏も「彼が好きだ。彼は素晴らしい」と、何事もなかったように解任観測を打ち消した。

5736チバQ:2020/04/15(水) 22:57:28
https://digital.asahi.com/articles/ASN4F6FWSN4FUHBI004.html?pn=9
「ご無事で」があいさつ 一変した日常、僕が暮らすNY

2020年4月15日 20時00分
 「なにもかもが変わりましたね」。僕が窓の外を見ながら言うと、「うん、それもすごい早さで」とタクシー運転手のフィル(33)。1カ月前までのにぎわいは、見る影もない。米ニューヨーク(NY)市で新型コロナウイルスの感染者が10万人を超えた12日、まちを歩いた。

ボタン押すのも服の上から
 市内の地下鉄やバスが乗り放題になる「30日券」が手元にある。3月11日、127ドル(約1万4千円)で買った。地下鉄の料金は定額で1回2.75ドルだから、47回乗れば元が取れる。通勤にも使うため、「それぐらいは乗るだろう」と思っていた。

 NY市で新型コロナの感染者が初めて確認されたのは3月1日。「30日券」を買った11日も、まだ100人以下だった。朝、バスに乗って国連本部に行き、昼は近くの飲食店で食べる。夕方にまたバスでタイムズスクエアの近くにあるニューヨーク支局に行き、夜は地下鉄で自宅に帰る。そんな日常は不変だと信じていた。

 だが結果的に、「30日券」は10回も使わないまま、期限が切れた。地下鉄やバスの利用は「必要不可欠」な業務の従事者に限られ、乗車率は1割まで落ち込んだ。国連の会合も取材もオンラインに切り替わり、飲食店は持ち帰りと配達のみになった。

 自宅アパートのエレベーターには、2人以上で乗り込むことはなくなった。金属製のボタンに手が直接触れないよう、服の上から押す。住民同士のあいさつは「ステイセーフ(ご無事で)」に変わり、すれ違う人と距離を置くようになった。

憩いの場が野戦病院に
 NY市の人口は860万人。一方、市内で確認された感染者は4月12日朝の時点で10万人を超えた。NY市の面積は、東京都の3分の1程度しかない。そんな人口密集地に暮らす人たちの、1%以上が感染している。そして、その数はまだ、増え続けている。

ここから続き
 NY州では3月22日以降、知事令によって原則としてすべての就業者に、在宅勤務が義務づけられた。報道は「必要不可欠な職種」として例外扱いだが、テレビ局もコメンテーターを自宅から出演させるなど、十分に注意している。僕たちもそうだ。インタビューは電話でする。

 一方、軽い運動や食料品の買い出しで、外に出ることは許されている。ただ、他人との距離は1・8メートル以上保たなければならない。守らなければ、最大1千ドル(1万700円)の罰金が科される。

 「うつされたくない。うつしていけない」。一歩外に出れば、過剰とも思えるほどのそんな危機感が、広く共有されていることがわかる。

 感染者が10万人を超えた12日は、昼すぎから空に晴れ間が広がっていた。メガネをぐっと鼻に押し込み、マスクを着け、外に出た。いつしか、コートのいらない季節になっていたことに気づく。しばらく歩き、市民の憩いの場、セントラルパークに着いた。

5737チバQ:2020/04/15(水) 22:58:56
静寂の街で捧げる祈り
 日光浴をする市民でにぎわうはずの芝生の広場が、三重に柵で囲われている。従来の医療機関だけでは患者に対応できず、ここは3月末に「野外病院」となった。

 現在は芝生の上に、大きな白いテントが14個設置されている。その一つの入り口に、ガウンを着た医療従事者らしき女性の姿が見えた。女性は頭を抱え、天を仰いでいる。

 マスク姿の家族連れ、ゴーグルに手袋も着けたジョガー。市民らは次々と僕の目の前を通り過ぎる。耳には救急車のサイレンがひっきりなしに響く。

 野外病院のすぐ横に、子ども向けの遊び場がある。だが、だれもいない。今月に入り、市内全ての遊び場にカギがかけられるようになった。学校も、子ども向けの施設も閉鎖され、行き場の減った児童たちが、一部でこれまで以上に集まってしまったからだ。

 様変わりした光景におののく。セントラルパークに野外病院ができるのは、1860年代の南北戦争以来だ。近くに住んでいるというルーは「これは歴史の教科書に載るだろうね」と言った。

「NYは逆境を乗り越える」
 セントラルパークからイエローキャブ(タクシー)を捕まえると、ドライバーのフィルは何度も、「乗ってくれてありがとう」と言った。

 「家にいなくていいの」と問うと、「家にいて、いくら稼げるんだよ」と笑う。「誰も乗ってくれないから、週5から週2に減らした。それでも、食わないといけないからさ」と。

 ふだんの日曜なら観光客や買い物客でごったがえす「五番街」。ティ.ファニーにカ.ルティエ、シャ.ネルにヴ.ィトンと世界の高級ブランドが並ぶ。ただ、今は全て閉まっていて、歩く市民はほぼいない。近くの路上にはパトカーが止まり、警官が見守る。

 この日はイースター(復活祭)で、キリスト教徒にとって特別な日曜日だった。だけど、五番街にそびえる全米最大級の教会、セント・パトリック大聖堂の前も、閑散としていた。

 だれかが花を供えた入り口の前で、5分ほど目をつぶり、両手を握り、祈りを捧げている男性がいた。グリエ・プロタシオ(54)。話しかけると、泣いていた。

 何を祈ったんですか。「とにかく、とにかくこのパンデミックがおさまるように、と」。声を震わせるグリエ。「9・11(同時多発テロ)みたいだ。無実の人が攻撃されて、こんなにも多く殺された」。12日朝までに亡くなった市民は5789人。「9・11」のテロの犠牲者のおよそ2倍に及ぶ。

     ◇

 このまま家に帰ると、落ち込んでしまいそうだった。だから、日系スーパーに食料品を買いに行こうと言い聞かせ、歩を進めた。

 すると、「ヘイ、ステイホーム」と笑って話しかけられた。その男性はレイチェルと名乗った。56歳で、ホームレスだという。マスクがないのか、口元はマフラーで覆っていた。

 タワーマンションの宣伝看板を背に、大きなポリ袋がいくつも入ったカゴを手前に、レイチェルはただただ、立っていた。段ボールにはこんなメッセージが書かれている。

 「NY市は逆境や困難を乗り越える。だからNY市なんだ。うちにいてくれ。これは命にかかわるほど、シリアスな状況だ」

 レイチェルは「お金が欲しくてここに立ってるんじゃないさ」と言う。「ただみんなに無事で過ごしてほしいから、そう訴えかけようと思ったんだ」

 未曽有の事態を乗り切るのは、行政としての「NY市」ではない。連邦政府でも、NY州でもない。フィルやグリエやレイチェルのような、名前と顔を持つニューヨーカー一人ひとりだ。そのはしくれとして、僕にできることはなんだろうか。

 「ステイセーフ」。レイチェルにそう告げ、僕はその場をあとにした。家を出てから1時間ちょっと。なまっていた体は、そろそろほぐれただろう。

 うちに帰ろう。うちで過ごそう。いまできることは、それしかないのだから。=敬称略(ニューヨーク=藤原学思)

     ◇

 新型コロナウイルスの脅威に、いま世界が直面しています。感染の状況や向き合い方が異なる各国の様子は、日本に住む私たちにとっても、危機を乗り越えるためのヒントとなるはずです。各地で暮らす特派員が、自らの体験を通して世界の現状を伝えます。

5738チバQ:2020/04/16(木) 19:40:56
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020041501257&amp;g=int
ウォーレン氏もバイデン氏支持 民主「挙党態勢」構築―米大統領選
2020年04月15日23時22分


 【ワシントン時事】米大統領選の民主党候補指名を争った左派ウォーレン上院議員(70)は15日、指名獲得を確実にしたバイデン前副大統領(77)への支持を表明した。ウォーレン氏は、同じく左派のサンダース上院議員(78)とバイデン氏の一騎打ちとなった後も支持候補を明言してこなかった。
 ウォーレン氏はツイッターで「この危機的状況で、次期大統領が善良な政府への信頼を取り戻すことはこれまで以上に重要だ。私はバイデン氏が国の再建を支援するのを見てきた」と指摘。共和党のトランプ大統領打倒に向け、挙党態勢を構築する必要性を訴えた。

5739チバQ:2020/04/17(金) 10:31:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200417-00000034-jij-n_ame

バイデン氏、左派懐柔強める 主要全候補から支持 米大統領選


4/17(金) 7:24配信

時事通信







バイデン氏、左派懐柔強める 主要全候補から支持 米大統領選


米大統領選の民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領(左)とウォーレン上院議員=2月7日撮影(AFP時事)


 【ワシントン時事】米大統領選の民主党候補指名を確実にした中道派バイデン前副大統領は15日、左派ウォーレン上院議員の支持を獲得した。

 これで指名を争った主要候補全てから支持を取り付け、形式上「オール民主」の態勢を整えた。ただトランプ大統領と戦う11月の本選で、相乗効果を発揮できる保証はなく、バイデン氏は左派の支持者を懐柔する動きを強めている。

 「バイデン氏は新しい事実や良い議論を受け入れることを恐れない人物だ」。ウォーレン氏は15日に投稿した支持表明の動画でこうバイデン氏を評価し、立場に隔たりのある医療保険制度改革などの争点で歩み寄りに期待を示した。

 バイデン氏は、サンダース上院議員やウォーレン氏が主張する国民皆保険案を「非現実的」と批判し、距離を置いてきた。ただ、7カ月後に迫るトランプ氏との戦いに勝つには、路線の違いを超えた支持の広がりは欠かせない。

 中道色の強いオバマ前大統領でさえ、挙党態勢構築へ左派取り込みをバイデン氏に促す。バイデン氏支持を正式表明した14日の動画で、自身が大統領に当選した2008年とは「世界が違う」と語り、大胆な構造改革が必要だと主張。サンダース氏支持者の「エネルギー」を称賛してみせた。

 バイデン氏自身、指名争いから撤退したサンダース氏の支持者に「あなた方をただ歓迎するのでなく、必要としている」とラブコールを送る。

 既に、高齢者向け公的医療保険(メディケア)の拡充や、中低所得世帯の大学ローン返済を免除する新たな政策を発表。サンダース氏とは六つの「タスクフォース」で政策を擦り合わせることで合意しており、11月に向け「鋭く左旋回」(保守系経済紙)するという見方がくすぶっている。

5740チバQ:2020/04/17(金) 21:00:57
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14440470.html?pn=2
(コロナ危機と世界)リーダーの不在:上 米国第一、感染拡大防げず 中国敵視、保健分野は冷遇


2020年4月14日 5時00分
「へき地の村から始まったアウトブレーク(疾病の発生)が、36時間であらゆる大陸の大都市に届いて、世界危機を引き起こすことだってある。国境を越えなくても米国の経済に打撃を与える」

ここから続き
 米疾病対策センター(CDC、本部ジョージア州アトランタ)で世界保健担当上級顧問だったジョーダン・タッペロ氏が2017年に記した言葉だ。

 感染症対策の世界で「世界最強」の機関とされるCDCは、「国境に到達する前に疾病と闘う」ことを21世紀の使命の一つに掲げる。全米と世界各地に医師や研究者など1万4千人以上の職員を抱え、「米国の安全保障のため、世界中の新たな病原体や疾病に立ち向かう」としている。

 タッペロ氏の言葉からわずか3年後、新型コロナウイルスが世界中へ広がり、米国も直撃を受けている。トランプ米大統領が3月13日に国家非常事態宣言を発してからの1カ月間で感染者数、死者数がともに世界最悪となり、収束は見えない。その原因の一つとして指摘されるのは、米国の利益を最優先する「アメリカ・ファースト(米国第一)」を掲げ、専門家の意見を軽視する政権の行動だ。

 ウイルスに国境はない。CDCは世界60カ国以上に職員を派遣し、世界の牽引(けんいん)役となってきた。02年に重症急性呼吸器症候群(SARS)が中国を襲った際、米国がCDCの専門家40人を現地に送って支援したことをきっかけに、両国間の協力も加速した。13年にH7N9型のインフルエンザが中国で発生した際は米中が共同研究を実施した。

 だが、トランプ政権の下で国際保健分野は冷遇されている。政権はCDCの予算を削減しようとし、エボラ出血熱対策の教訓から設けられた国家安全保障会議(NSC)のパンデミック担当チームも18年に解体された。そこに、通商分野を中心とした米中対立が追い打ちをかけた。

 トーマス・フリーデン元CDC所長はロイター通信に「トランプ政権のメッセージは『中国に協力するな。彼らは敵だ』ということだ」と語る。同通信によると、中国版CDCに派遣されていた米国の専門家ポストは昨年7月から空席だ。米国は今年初めに中国側から武漢での肺炎の集団発生を伝えられて専門家派遣を申し出たが、認められなかった。

 国際協力の代わりに、トランプ政権が1月末に打ち出したウイルス対策は、中国からの入国制限だった。だが、CDCが開発した検査キットの不備もあり、国内感染は止められなかった。

 3月に入ると米国内の各地で集団感染が判明。感染ルートをたどる「接触者追跡」が不可能になっていた。3月半ば、米下院公聴会に呼ばれたロバート・レッドフィールドCDC所長は「感染症対策にはいくつかの段階がある。我々は(感染の被害を)『軽減する』段階にある」と述べた。水際が突破されたと気づいた時には、米国内での封じ込めも失敗していた。(ワシントン=香取啓介)

 (2面に続く)

5741とはずがたり:2020/04/17(金) 22:08:44
「血まみれの計画だ」中国メディアがトランプ氏批判
https://news.livedoor.com/article/detail/18129310/
2020年4月16日 13時43分 テレ朝news

 アメリカのトランプ大統領がWHO(世界保健機関)への資金拠出を停止したことについて、中国メディアは「無数の命を政治闘争に利用する血まみれの計画だ」と批判しました。

 中国共産党系の環球時報は社説で、「『中国中心』で不公平だ」とWHOへの批判を強めるトランプ大統領について「WHOに矛先を向け、選挙に利用するのは非常にモラルに欠ける」と指摘しました。さらに、WHOへの資金拠出の停止について「無数の命をアメリカの政治闘争に利用する血まみれの計画だ」と痛烈に批判しました。また、国営中央テレビは「トランプの矛盾」と題して当初、ウイルスの脅威を軽視したトランプ大統領の言動が国民を混乱に陥れたと報じています。

トランプ氏「感染ピークを過ぎた」 経済活動再開に布石
https://news.livedoor.com/article/detail/18128214/
2020年4月16日 10時20分 朝日新聞デジタル

 トランプ米大統領は15日の記者会見で、世界最多となっている新型コロナウイルスの米国内での感染について「データは全国的にピークを過ぎたことを示している」と述べた。

 経済活動を再開するためのガイドラインを16日に発表するとしている。

 米ジョンズ・ホプキンス大によると、米東部時間15日夜時点で米国の感染者は63万人超。死者数は3万人を超えた。

 トランプ氏は、ニューヨーク都市圏で新規の感染者数が減り、デトロイトやデンバーで横ばい、首都ワシントンやフィラデルフィアで感染速度が遅くなっていると指摘。「まだ警戒しなければならないが、我々の積極的な戦略は機能している」と述べた。

5742チバQ:2020/04/18(土) 11:18:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/db87daf9a2d87cabba52db07e0dd9c4b5d7a621a
米各地で外出制限に抗議デモ、ミシガンではトランプ氏支持の右派集結
4/17(金) 16:31配信

AFP=時事
米ミシガン州の州都ランシングの州議事堂周辺で行われたロックダウン(都市封鎖)に対する抗議デモ(2020年4月15日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】新型コロナウイルスの感染拡大を受け全米各州で施行されている外出禁止令をめぐり、一部の市民がいら立ちを示し、抗議デモが相次いでいる。一方、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は16日、経済活動の再開へ向けた外出制限の緩和指針を発表した。

【関連写真】武器を持った外出制限抗議デモの参加者ら

 複数の州では今週、ロックダウン(都市封鎖)措置に対する抗議デモが各所で行われた。

 ミシガン州の州都ランシング(Lansing)には、民主党のグレッチェン・ホイットマー(Gretchen Whitmer)州知事が発令した厳しい外出制限に反発する約3000人が集結した。デモの参加者の一部は武器を携帯していた。

「グリッドロック作戦(Operation Gridlock)」と名付けられたこの抗議デモを主催したのは、「過度な隔離措置に反対するミシガン市民(Michiganers Against Excessive Quarantine)」と名乗る、複数の右派組織からなるグループ。デモ隊は「私たちは働きたい」「ロックダウンを解除しろ」といった標語を掲げ、ホイットマー氏をナチス・ドイツ(Nazis)の独裁者アドルフ・ヒトラー(Adolf Hitler)になぞらえた参加者もいた。

 また多くの参加者がトランプ氏への支持を示すために、「アメリカを再び偉大に(Make America Great Again)」という前回大統領選での同氏のスローガンが書かれた共和党カラーの赤い帽子をかぶり、今年行われる次期大統領選のための「トランプ2020(Trump 2020)」と書かれた旗を振っていた。この抗議行動によって、ミシガン州議事堂の周囲では大規模な渋滞が起こった。

 ホイットマー州知事は先月24日に外出禁止令を施行し、その後、それを4月30日まで延長した。州知事はこれまでに、外出禁止令は憲法で定められた権利を侵害するものだとして、少なくとも2件の訴訟を起こされている。

 一方、大方の市民らはホイットマー州知事の新型ウイルス対策を好意的に評価している。【翻訳編集】 AFPBB News

5743チバQ:2020/04/19(日) 15:31:02
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020041800314&amp;g=int
「女性副大統領」人選が本格化 トランプ氏攻略にも直結―米民主バイデン氏
2020年04月19日07時24分


米国のハリス上院議員(上段左)、ウォーレン上院議員(同右)、エイブラムス氏(下段左)、クロブシャー上院議員(同右)(AFP時事)
米国のハリス上院議員(上段左)、ウォーレン上院議員(同右)、エイブラムス氏(下段左)、クロブシャー上院議員(同右)(AFP時事)

 【ワシントン時事】米大統領選の民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領(77)の副大統領候補選びが本格化している。女性の起用を明言し、既に人種や思想の異なる多くの候補が意欲を表明。新型コロナウイルスの影響で運動がままならないバイデン氏にとって誰を選ぶかは有権者への重要なメッセージとなり、トランプ大統領との戦いに影響しそうだ。

 「可能なら米国(の今)を映すような政権にしたい」。バイデン氏は16日のテレビ番組でこう述べ、人選で多様性を重視する考えを示した。近く委員会を立ち上げ、経歴審査を正式に始める。
 有力視されるのが、指名を争ったハリス上院議員(55)だ。黒人の父とインド系の母を持ち、州司法長官などを務めた経歴から、バイデン氏も「いつか大統領になる」と太鼓判を押す。ただ、指名争いで医療保険など重要政策のスタンスが定まらず、「日和見」との批判を浴びた。
 前回大統領選では黒人の9割近くが民主党のクリントン元国務長官に投票しており、非白人の投票率増加が勝敗に与える影響は大きい。2年前のジョージア州知事選で初の黒人女性知事を目指したエイブラムス氏(46)が「私なら素晴らしい副大統領になる」と自薦するほか、ラテン系のコルテズマスト上院議員(56)もバイデン氏が候補に挙げている。
 イデオロギー的な多様性を求めるなら、筆頭は左派ウォーレン上院議員(70)だ。同氏は15日、副大統領候補の要請があれば「受ける」と明言。女性に人気が高く、リベラル層の支持拡大が期待できる。ただ、指名争いでは同じ左派のサンダース上院議員と衝突し、自らの撤退後も支持しなかったことから、「サンダース派」の受けは必ずしも良くない。
 大統領選のかぎを握る中西部では、穏健な民主党支持者や無党派層へのアピールが重要になる。このため中道派のクロブシャー上院議員(59)も有力候補の一人。新型ウイルスへの対応で注目が集まるウィットマー・ミシガン州知事(48)も名前が挙がる。

5744 チバQ:2020/04/20(月) 00:20:44
3499 チバQ 2020/04/18(土) 11:27:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/856d3468a62b885a5372cd085b31d2efa3cdb78a
「州を解放せよ!」 トランプ氏がツイート、野党系知事に揺さぶり
4/18(土) 9:19配信

産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は17日、中西部ミシガン州とミネソタ州、南部バージニア州で新型コロナウイルス感染の拡大防止策である自宅待機令の緩和と早期の経済再開を求める抗議デモが起きていることに関し、これらの州を「解放せよ!」とツイッターに書き込み、抗議デモを支持する立場を示した。

 3州は知事が野党・民主党系であるほか、11月の大統領選の行方を左右する激戦州に位置付けられている。特に、ミシガン州のホイットマー知事は民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領の副大統領候補にも取り沙汰されており、トランプ氏の発言には大統領選に向けて民主党勢力を揺さぶる思惑も込められているとみられる。

 ミシガン州では「感染者数がピークに達していない」として、5月24日まで自宅待機令などの措置を維持する考え。これに対し16日、州都ランシングの州議事堂前に、トランプ氏の名前入りの旗などを掲げた数千人が押し寄せ、経済再開などに加え「知事の拘束」を要求した。

 米紙ワシントン・ポスト(電子版)によると、デモはデボス教育長官の一族の政治顧問が設立した活動団体が企画したとされ、一連のデモはトランプ氏を支持する保守勢力が中心となっているのは間違いない。

 ただ、同州では就業人口の21%にあたる約100万人が失業保険を申請するなど「1930年代の世界恐慌並み」の景気悪化が懸念されており、経済再開は多くの州民にとって死活問題であるのも事実だ。

 一方、ミネソタ州では17日、デモ隊の要求を一部受け入れ、禁止されていたゴルフや釣りなどの野外活動を解禁すると表明した。

 抗議デモは、中西部ウィスコンシン州や東部ペンシルベニア州、西部アイダホ州でも予定されるなど、トランプ氏が16日に経済再開に関する新指針を発表したのを受けて多くの州で実施される公算が大きい。

 米調査機関ピュー・リサーチ・センターが16日発表した世論調査では「州政府が外出制限を性急に解除することを懸念する」との回答が66%に上った。また、73%が「最悪の事態はこれから訪れる」と答えるなど、米世論の大勢は自宅待機令などで「ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)」を維持することを支持する立場を示している。

5745チバQ:2020/04/22(水) 22:04:41
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/200421/for2004210002-n1.html
米大統領選、バイデン前副大統領が予想外の求心力! 副大統領候補にはミシガン州知事が急浮上 (1/2ページ)
永田町・霞が関インサイド
2020.4.21
 外務省(秋葉剛男事務次官・1982年入省)に、在米日本大使館(杉山晋輔駐米大使・77年)から「米大統領選に関する最新情勢分析」が届いている。

 ワシントンの日本大使館政務班(班長・市川恵一駐米公使=政務担当・89年)が作成したものだ。

 もちろん、この報告書は「厳秘」であり、そのコピーが筆者の手元にあるわけではない。ただ、その概要については掌握している。

 結論を先に言えば、ドナルド・トランプ大統領再選は確定的とまで言えないというものだ。

 その理由は、民主党大統領候補指名を確実にしたジョー・バイデン前副大統領(77)が予想外の求心力を掌中にしたことである。

 最後まで熾烈(しれつ)な指名争いをしたバーニー・サンダース上院議員が「再選阻止のため、バイデン氏とともに戦う」と表明、さらにバラク・オバマ前大統領もバイデン氏支持を明らかにした。

 中道派・バイデン氏支持と、急進左派・サンダース氏支持の股裂き状態にあった民主党の挙党体制が見えてきたのだ。

 そうしたなかで、日本大使館政務班が注目しているのが、バイデン氏のランニング・メイト(副大統領候補)である。

 バイデン氏が大統領選で勝利するには(1)女性票(2)若年票(3)中西部の接戦州票-の3つが死活的なカギを握る。

 とりわけ、2016年の大統領選の勝敗を分けた「ラストベルト」の激戦4州(ミシガン、ウィスコンシン、ペンシルベニア、オハイオ)を勝ち取らなければ勝算はない。

 こうしたなか、副大統領候補に急浮上したのはグレッチェン・ホイットマー=ミシガン州知事(48)だ。

 ホイットマー女史は18年知事選で州内83の全郡を制し、選挙戦で「完全試合」という偉業を成し遂げた。若年・女性票を総なめにしたのである。

 美人で頭脳明晰(めいせき)で雄弁であることは、今年2月に米議会上下院合同委員会での、大統領一般教書演説後に野党が行う「反論演説」を一任されたことでも分かる。

 11月3日の大統領選で激戦となるミシガン州の知事が副大統領候補というのは有力なカードとなる。隣のウィスコンシン州はミシガン州と波長が似ており、民主党ミシガン優勢となればドミノ化する可能性がある。

 つまり、トランプ=マイク・ペンス(副大統領)コンビは、バイデン=ホイットマーチームに苦戦するというのだ。トランプ氏が再選を果たすには「コロナ制圧」と「経済活動再開」に懸かっている。(ジャーナリスト・歳川隆雄)

5746チバQ:2020/04/23(木) 09:19:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200423-00000011-jij-n_ame

NY州、経済再開見通せず 失業者は困窮、食べ物もなく 自宅待機令から1カ月


4/23(木) 7:09配信

時事通信







NY州、経済再開見通せず 失業者は困窮、食べ物もなく 自宅待機令から1カ月


米ニューヨーク市ブルックリンで、食料類の配布に並ぶ人々=20日(AFP時事)


 【ニューヨーク時事】米ニューヨーク州で新型コロナウイルス拡散防止のため自宅待機令が発令されてから22日で1カ月。

 外出規制や社会的距離を確保する政策が奏功し、感染拡大の「ピークは越えた」(クオモ知事)と推定されている。しかし、依然1000人以上が毎日新たに入院しており、経済活動の再開は見通せていない。急増する失業者が困窮する中、州内では再開を求める声も出始めている。

 ◇死者1万5000人に
 ニューヨーク州の感染者は25万1000人を超え、死者は1万4828人になった。感染者や死者の半数超が集中するニューヨーク市は外出規制を受けて風景が一変した。高級店が並ぶマンハッタンの五番街は店が閉まり、人や車両がほとんど通らなくなった。一方で外出規制の対象外であるスーパーへの買い物や運動で出歩く人は少なくなく、混雑防止へ入場規制をしているスーパー前の行列は今や日常的な光景になった。今ではほとんどの人がマスクやバンダナで口や鼻を覆い、ジョギングをする人もマスク着用者が増えてきた。

 コロナ感染による入院患者は当初、最大11万人になると予想されたが、外出規制を受け、約1万9000人をピークに減少に転じ、クオモ氏は「医療体制は安定してきた」とみる。ただ、多くの市民は「第2波」を警戒し、規制を守り続けているようだ。

 ◇食べ物求め2時間半
 「失業保険の申請が多すぎて、ウェブサイトや電話のシステムが崩壊した」。クオモ氏は21日の記者会見で、急増する申請に当局が圧倒されていると説明した。州では3月22日から必要不可欠ではない事業がすべて閉鎖になり、米メディアによると、州の失業保険申請者は約120万人に上る。州は1000人が電話対応に当たっているが追い付いていない。

 職を失い、食べるのに困る人も急増している。ニューヨーク市クイーンズで炊き出しや食料提供を行っている非営利団体の前には4月19日、長蛇の列ができていた。並んでいるのは英語を話せない移民とみられる人が多い。家政婦の仕事を失った女性(49)は「このままでは(家賃や光熱費などが)払えなくなる。政府は支払いは待ってもらえると言うけれど、請求は来る。食べ物とお金が必要だ」と訴えた。列の前方にいた人は2時間半以上並んでいると話していた。

 ◇州内でも抗議デモ
 州の感染者のほとんどはニューヨーク市のある南部に集中している。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、州内の別の地域ではクオモ知事に経済再開を求める声が強まっており、州西部バファローでは20日、約150人が抗議デモを行った。クオモ氏はこれまで州全体として再開を判断する方針だったが、21日の記者会見では「一つの州として行動するが、違いも理解する必要がある。経済をできるだけ早期に再開したい地域で、州内の別の地域と根本的に状況が異なるなら、それも考慮する」と述べ、地域別に判断する姿勢に転じた。

 とはいえ、経済を再開するには大量の検査が不可欠だ。州は検査実施数を1日4万件に倍増させることを目指すが、態勢強化には「数週間」(知事)かかるという。

5747チバQ:2020/04/23(木) 21:29:13
https://digital.asahi.com/articles/ASN4R52PBN4QUHBI00H.html?pn=4
「犬食うのやめろ」 NYのアジア系差別、コロナで急増
ニューヨーク=藤原学思

2020年4月23日 17時00分
 新型コロナウイルスの感染が広がる米ニューヨーク(NY)市で、アジア系市民への差別的な行動が急増している。背景には、新型コロナが「アジアから持ち込まれた」との偏見があるとみられ、市は対策チームを立ち上げて対応に当たっている。

 NY市マンハッタンで韓国レストラン「済州ヌードルバー」を営むダグラス・キムさん(41)は4月10日、客から1枚の写真をネット上で受け取った。

 「犬を食うのはやめろ」

ここから続き
 店の入り口に、黒のペンでこう落書きされていた。米国では以前から、アジア系の人に対してこうした言動が差別的に用いられてきた。ただ、新型コロナが中国・武漢の海鮮市場から広がったという指摘が出てから、さらに増えているとも言われる。

 キムさんは10代半ばで米国にやってきた移民。20年以上NY市で働き、2017年にレストランを開店。翌年には、ミシュランガイドで一つ星を獲得した。「差別はこれまでもあったが、これほどむき出しのものは初めて」と残念がる。

 NY市は860万人の人口の3分の1以上が外国生まれ。近年はアジア系の市民が増加しており、人口の約14%を占める。こうした人口構成もあり、米国内でも厳しい差別禁止条例があることで知られる。

 だが、新型コロナの感染拡大は、アジア系市民への差別を浮き彫りにした。NY市人権委員会によると、2月1日から4月16日までに、248件の差別の申し立てがあり、約4割の105件がアジア系市民に対する内容だった。前年同期のアジア系市民への差別はわずか5件で、21倍にも膨れあがったことになる。

 また、NY市警によると、19年に3件だったアジア系市民へのヘイトクライム(憎悪犯罪)は、20年3月7日から4月2日だけで11件を記録。バスに乗っていた51歳の女性がマスクを着けていないことをとがめられ、10代の少女4人から傘で殴られるなどの事例があったという。

 NY市はこうした事態を重く受け止め、アジア系市民への差別を専門に扱う対策チームの設置を4月19日に発表。「パンデミックのただ中であろうと、差別やハラスメントは許されない」としている。

ヘイトクライム増加の可能性も
 こうした傾向は、NY市だけの問題ではない。米国でアジア系市民への差別の報告を受け付けている民間プロジェクトによると、3月19日からの2週間で1135件の報告が寄せられたといい、差別は全米に広がっている。

 捜査当局も状況を注視している。CNNによると、連邦捜査局(FBI)のレイ長官は20日、司法関係者に「マイノリティーにウイルスの拡散に責任があると信じる個々人やグループが、ヘイトクライムを起こす可能性がある」との書簡を送り、懸念を示した。

 また、ABCが入手したFBIの内部資料によると、テキサス州では3月14日、2歳と6歳の児童を含むアジア系家族3人が「新型コロナをうつす中国人だと思ったから」との理由で刺された。資料には「アジア系米国人コミュニティーを危険にさらすようなヘイトクライムが、全米で増加するとみられる」との記載があったという。(ニューヨーク=藤原学思)

5748とはずがたり:2020/04/25(土) 01:04:38

アメリカ広いからな。。カジノの街になるって事はこういうことかもしれんがね。

米ラスベガス市長、経済再開の根拠は「市民全員が無症状の保菌者だから」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200423-00033702-rolling-int
4/23(木) 6:15配信Rolling Stone Japan

米ラスベガスのキャロリン・グッドマン市長は、州全域を封鎖したネバダ州の新型コロナウイルス感染症対策を「正気の沙汰ではない」と呼んで話題になったばかりだ。だが、現地時間21日のケーブルTV局のニュース番組とのインタビューを見た後では、市長の正気こそ疑いたくなる。

MSNBCのケイティ・トゥール氏とのインタビューで、無党派の市長はラスベガス市の経済再開を主張するとともに、驚愕の衛生論をぶちまけた。「私は、全員がコロナウイルスの保菌者だと――100%の市民が無症状の保菌者だと想定しています」。グッドマン市長はさらにこう続けた。「私の意見はただひとつ、市民を職場に戻すべきです」

市は封鎖を解除すると同時に、市民の健康を守らねばならない、と市長は述べ、さらにこう付け加えた。「もっとも重要なのは高齢者へのケアです。一番感染しやすい人々ですし、恐ろしいこと、ひょっとすると死に至ることもありますから。ラスベガスは高齢者を大切にしています。私も高齢者ですしね!」

具体的にどのような保護対策があるか、とトゥール氏が尋ねた。ベガスの街が開放されて経済的に潤うということは、カジノに喫煙者があふれ、大勢の人々がスロットマシンに触れ、よどんだ空気の中で呼吸することになる。どう見てもコロナウイルスにかかりやすくなるのは必須だ。

「どのように市民の安全を維持するおつもりですか? 可能だとお思いですか?」とトゥール氏。

「ええ、もちろんです」とグッドマン市長は答え、さらに何の脈絡もなく、コロナウイルスの極めて高い感染力と比較する理由も説明せずに、市の封鎖に至らなかった過去の感染症をずらずら並べた。

「我々は西ナイル熱、SARS、鳥インフルエンザ、大腸菌、豚インフルエンザ、ジカ熱を乗り越えてきました」と市長。

トゥール氏が口を挟み、「これらの感染症は、感染力も感染規模も、今我々が目にしているこの病気ほどではありませんよ」

これに対し、グッドマン市長は驚いたようすでこう答えた。「まあ、事実は後からわかるでしょうね。残念ですが、結果で判断するしかありません」

「ですが、これがまさに事実なんです。死者の数が証明しています」とトゥール氏は応戦した。

5749とはずがたり:2020/04/25(土) 01:04:50
>>5748
トゥール氏が反撃を続ける中、グッドマン市長はネバダ州の感染者数を軽くあしらい、300万人以上の市民に対して「151人の方々が残念ながら命を落とされましたが、ほとんどは持病をお持ちの方です」と言った。

その後グッドマン市長は、ソーシャル・ディスタンシングのおかげで州の感染者数はこの程度に抑えられているのではないか、というトゥール氏の指摘に食ってかかった。にわか保健専門家の市長は、アンソニー・ファウチ博士を引き合いに出した。博士は市長の意見とは正反対の提言をしてきたが、「博士のご意見には従います」と市長は言った。

だがグッドマン市長は、コロナウイルスが来年まで猛威をふるう可能性があるとファウチ博士が主張している、と述べ、これを理由に経済再開を擁護した。「ウイルスとの戦いで手一杯だからといって、人々をずっと職場から遠ざけて、市民の生活や、次の世代の子供たちの生活までだめにしろというのですか?」とグッドマン市長。

ここでトゥール氏は一歩退き、そのすきにグッドマン市長は今後ラスベガスが取るべき対策について(そもそも、市長にはそんな権限はないのだが)非情かつバカげた解釈を延々と語った。

「全員が保菌者だと仮定してお話ししているんです。前に進みましょう、街を開放して、誰でも自由に、ただし責任をもって、慎重に再開していきましょう」とグッドマン市長。

市長はその後、高齢者と児童の保護について改めて語ったが、具体的な施策については触れていない。だが、それには理由がある。彼女の理屈がより陰険な方向に向かったのだ。

「全員が保菌者だと仮定しましょう。全員が同じ土俵からスタートすることになりますね。ああしましょう、こうしましょう、と指示を出して、いざ企業活動を再開させます。仮に企業に感染者がいることが明らかになれば、競争原理でその企業は廃業です。いたってシンプルでしょう」

トゥール氏はもはや呆れた口調で、インタビューを締めくくった。「以上が、市長がラスベガスで展開しようとしている現代の適者生存原理です」

「全員が保菌者」というグッドマン市長の推測は、もし全員が保菌者ならば誰も感染しようがないのだから、全く意味をなさない。だがそれ以上にもっと重要なのは、彼女が文字通り――さながら大規模な人体実験のように――死亡率が成功の物差しになることを前提として、企業活動の再開を支持している点だ。グッドマン市長にはそうした改革を施行する権限はないものの、これだけは言える。彼女がこうした考えを抵抗もなく口にできるとは、なんと恐ろしいことだろう。

Translated by Akiko Kato

5750チバQ:2020/04/26(日) 18:32:50
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020042500326&amp;g=int
猛反発の中、経済再開 米ジョージア州、企業は慎重―新型コロナ
2020年04月26日07時11分


24日、営業を再開した米ジョージア州アトランタの美容院(AFP時事)
24日、営業を再開した米ジョージア州アトランタの美容院(AFP時事)

 【ワシントン時事】米国で新型コロナウイルスが猛威を振るう中、南部ジョージア州が24日、制約していた経済活動の一部を再開させた。科学軽視との強い批判を押し切る形で、感染拡大を防ぎつつ経済の痛みを和らげるという「実験」に動きだした。
NY州、経済再開見通せず 失業者は困窮、食べ物もなく―自宅待機令から1カ月

 米メディアによると、州都アトランタ近郊のボウリング場ではこの日、開店を待つ人の列ができた。ある男性は感染リスクについて「外出するしないは自由だ」と自己責任を強調した。美容院では、従業員がマスクと手袋を着け、来店した客には検温が行われた。
 経済再開に動いた各州の中で、ジョージアは最も再開の幅が広い。27日からは映画館やレストランの営業も可能になる。
 同州では5日連続で死者が20人を超え、連邦政府が求める「感染者数の2週間に及ぶ低下傾向」という基準を満たさないまま、経済活動再開に踏み切った。
 「安全な職場へ戻ろう」と訴えるケンプ知事(共和党)は、人と人との距離を保つことや、健康状態の確認により「リスクを最小化」すると主張する。
 ただ、営業再開が可能となる業種にはマッサージ店なども含まれ、無症状の感染者を通じた感染拡大リスクが残る。「数週間後には感染者が急増する」(アトランタ市長)という懸念は根強い。
 企業や商店も慎重だ。米メディアの取材に応じた理髪店主は不安を感じながらも「従業員の生活のため」と営業再開を決めた。ウォール・ストリート・ジャーナル紙によると、百貨店大手メーシーズなど、州内での営業再開を控える企業が目立つ。安全性のリスクに加え、入場制限で十分な利益が見込めない事情も影響しているという。
 経済活動再開の旗を振ってきたトランプ大統領も及び腰だ。24日のツイッターでは「彼(ケンプ知事)にはOKだとは一言も言っていない」と距離を置く姿勢を示した。

5751チバQ:2020/04/27(月) 09:46:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200427-00000010-reut-asia

イエメンの分離派、南部の自主支配を宣言 内戦深刻化も


4/27(月) 9:04配信

ロイター







イエメンの分離派、南部の自主支配を宣言 内戦深刻化も


 4月26日、内戦が続く中東のイエメンで、アラブ首長国連邦(UAE)が支援する分離派「南部暫定評議会」(STC)が南部アデンなどを自主支配すると宣言した。写真はSTCのエンブレム。2019年8月、イエメンのアタークで撮影(2020年 ロイター/Ali Owidha)


[アデン 26日 ロイター] - 内戦が続く中東のイエメンで26日、アラブ首長国連邦(UAE)が支援する分離派「南部暫定評議会」(STC)が南部アデンなどを自主支配すると宣言した。これに対し、サウジアラビアが支援するハディ暫定政権は「悲惨な結果」を招くことになると警告した。

イエメンではハディ暫定政権と親イラン武装組織フーシ派との対立による内戦状態が続いており、サウジ主導のアラブ有志連合が暫定政権の後ろ盾となってきた。UAEもサウジと共闘してきたが、STCと暫定政権の対立によって争いは三つ巴の様相を呈している。一方、国連は、新型コロナウイルス感染拡大に対応するため、停戦を呼び掛けている。

STCは26日、ハディ暫定政権が拠点とする港湾都市のアデンに進攻。同政権はフーシ派によって首都サヌアから追放されている。

STCは声明で、アデンと南部の全ての行政区域を自主支配すると宣言。ハディ暫定政権と政権の支配下にある南部の少数の地域はこれを拒否する声明をそれぞれ出した。

暫定政権のハドラミ外相は、STCは、昨年の停戦と権力分担に関する合意から完全離脱し、武装反乱を再開させたも同然だと批判。「このような宣言の危険で悲惨な結果に自らが直面することになる」と警告した。

STCの幹部は、ハディ暫定政権が同合意を骨抜きにしたと主張し、同政権は腐敗し、政権運営を誤っていると改めて指摘した。

ハディ暫定政権は国連の要請を受け、新型コロナ感染拡大への対応に注力するために一方的な停戦を宣言。24日に停戦期間を延長したが、国内の大半の主要都市を掌握するフーシ派はこれを受け入れておらず、戦闘は続いている。

5752チバQ:2020/04/27(月) 16:56:00
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200427-00000504-san-n_ame

米大統領選 バイデン氏に再びセクハラ疑惑 左派勢力から候補指名辞退を求める声


4/27(月) 9:59配信

産経新聞







米大統領選 バイデン氏に再びセクハラ疑惑 左派勢力から候補指名辞退を求める声


米カリフォルニア州ロサンゼルスでの集会で、支持者を前に演説するバイデン前副大統領(上塚真由撮影)


 【ワシントン=黒瀬悦成】11月実施の米大統領選で民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領(77)に再び女性に対するセクハラ疑惑が浮上した。しかし、民主党陣営は「バイデン氏に落ち度はなかった」(ペロシ下院議長)として黙殺する構えを示しており、左派勢力からは「民主党は女性のセクハラ被害を告発する『ミー・トゥー』運動を後押ししてきたのに、調査もせずにバイデン氏を免罪するのは二重基準だ」と反発の声が上がっている。

 問題の疑惑は、バイデン氏が上院議員だった当時の1993年、同氏の事務所職員をしていたタラ・リード氏が訴え出て発覚した。リード氏はバイデン氏に議会の部屋に呼び出され、壁に押し付けられて下着の中に手を入れられるなどしたという。リード氏が抵抗すると、バイデン氏は「私のことが好きかと思ったのに」と話したとしている。

 リード氏は今月9日に首都ワシントンの警察に刑事告訴した。

 バイデン氏は昨年、リード氏を含む計8人の女性からセクハラで訴えられ、謝罪を強いられた。リード氏はこのときは「首や髪の毛を触られた」と述べるにとどめていたが、民主党系有識者などから「バイデン氏を陥れることを狙ったロシアの工作員」などと個人攻撃を受けたことから、今年に入って「真実」を話すことを決めたとしている。

 米紙ニューヨーク・タイムズは、当時の関係者への取材でリード氏の主張を裏付ける証言は得られなかったと報道。だが、93年8月に放映されたCNNテレビのトーク番組で、リードさんの母親とされる女性が「著名な上院議員の下で働いていた娘が問題を抱えて辞めた」と相談する動画が見つかり、真相究明を求める声が強まった。

 民主党指名争いで敗れたサンダース上院議員(78)の支持者らからは「今からでも本選候補の変更は遅くない」として候補指名の辞退を求める声も広がり始めている。

5753チバQ:2020/04/27(月) 17:12:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200427-00000024-jij_afp-int

米先住民ナバホ居留地でコロナ流行、「手洗い」できず…歴史的な格差浮き彫りに


4/27(月) 15:40配信

AFP=時事







米先住民ナバホ居留地でコロナ流行、「手洗い」できず…歴史的な格差浮き彫りに


米ユタ州のモニュメントバレー・ナバホ・トライバル公園で、観光客向けのアトラクションで馬に乗る米先住民ナバホの男性(2015年5月16日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】米国最大の先住民居留地、ナバホ・ネーション(Navajo Nation)で新型コロナウイルスが猛威を振るっている。感染者が急増する中、かつて入植者が持ち込んだ伝染病によって大勢が犠牲になったこの地で、長年にわたる格差が表面化している。

【図解】手洗いがほぼ不可能な国も…せっけんと水の普及状況
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 砂岩の卓上台地(メサ)がそびえ立ち、雄大な渓谷や遺跡を有するナバホ・ネーションは米南西部3州にまたがり、英スコットランドと同程度の面積に約17万5000人が暮らす。
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 3月17日に居留地内で新型ウイルス感染が初めて確認されて以降、感染者数はたちまち1282人に膨れ上がった。人口当たりで比較すると、米国最大の被害が出ているニューヨーク州、ニュージャージー州に次いで感染率が高い。死者数は今のところ49人にとどまっているが、重症患者が命を落とすケースが今後増加すると予想されている。
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 ナバホ指導部や専門家は感染拡大の要因として、先住民を対象とする医療体制が慢性的な資金不足に陥っていることや、貧弱な電話・インターネット環境が情報格差を深刻化させている点を挙げる。
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 中でも顕著な原因の一つが、感染予防に欠かせないと保健当局が繰り返し強調する「手洗い」のための流水にアクセスできない住民が多いことだ。
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■手洗いは「手の届かないぜいたく」
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 ナバホ・ネーション大統領のジョナサン・ネズ(Jonathan Nez)氏は、「住民の(最大)3割が水道を利用できず、飲料水や生活用水を得るため20〜30マイル(約32〜48キロ)離れた場所まで水くみに行かなければならない」とAFPに語った。
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「世界最強の国である米国のまさにど真ん中のこの地に暮らしながら、ナバホの人々にとって、蛇口をひねって水とせっけんで手を洗うことは手の届かないぜいたくなのだ」
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 それは、約100年前に米国の水道・衛生インフラが拡充されていった際、先住民居留地の多くが見過ごされたためだと、水資源関連の支援を行う米NPO「ディグディープ(DigDeep)」は最新の報告書で指摘している。


 また、先住民は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の重症化につながるとされている心臓病やぜんそくなどの貧困関連疾患の罹患率が目立って高いと、アパッチ(Apache)やトホノ・オオダム(Tohono O'odham)といった先住民の治療に当たってきたトゥーソン医療センター(Tucson Medical Center)のマシュー・ハインツ(Matthew Heinz)医師は言う。
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 米疾病対策センター(CDC)も、先住民は他の米国人種に比べて糖尿病リスクが特に高いとしている。糖尿病は新型コロナに感染した場合、命に関わる免疫系の過剰反応を引き起こす要因とみられている。
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■果たされなかった約束

 ナバホ・ネーションは1868年に結ばれた条約に基づいて設立され、その4年前に強制移住させられていたナバホの人々は父祖の地に帰還した。
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 米ジョンズ・ホプキンス・センター・フォー・アメリカンインディアン・ヘルス(Johns Hopkins Center for American Indian Health)のアリソン・バーロー(Allison Barlow)氏によれば、ナバホの人々は他の米先住民と同様、連邦政府の出資で医療と教育が永続的に無償提供されることを条件に、先祖代々の広大な土地を手放したという。
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 だが、この約束は十分に果たされたとは到底いえない。たとえば、7万平方キロに及ぶ居留地には、たった12か所しか医療施設が存在しない。
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「インディアン保健局(IHS)の医療費支出は現在、一人当たり平均3333ドル(約36万円)だ。これに対し、(高齢者医療保険制度の)メディケア(Medicare)は一人当たり1万2744ドル(約137万円)、退役軍人向け医療保険制度は同9404ドル(約101万円)を支出している」とバーロー氏は説明する。
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 米議会は、新型コロナ流行で影響を受けた米先住民の救済に相当額を確保し、近く80億ドル(約8600億円)が拠出される見通しだ。だが、バーロー氏は「世界で医療機器と医療従事者が不足していることを鑑みると、救済金を必要なことに当てられるかどうかが喫緊の課題だ」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

5754チバQ:2020/04/27(月) 17:50:28
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020042600108&amp;g=int

米厚生長官に更迭観測 新型コロナ対応遅れに批判


2020年04月26日14時39分
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 【ワシントン時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は25日、関係者6人の話として、米政権内でアザー厚生長官の更迭が検討されていると報じた。新型コロナウイルスの感染者数や死者数で米国が世界最多となる中、早期の対応に失敗したとして長官への批判が高まっているという。

 同紙によると、ホワイトハウス内には感染拡大が続く中での厚生省のトップ交代に後ろ向きな声もあり、実際に長官が更迭されるか否かは不透明。大統領報道担当官は「人事に関するいかなる臆測も無責任で、政権を挙げて新型コロナ対策を進めているという事実からかけ離れている」と否定している。
 同紙は一方、政権内でこのところ、アザー氏への不満が広がっているとも指摘。トランプ大統領は今月、政権の対応が遅れたと批判する報道に反論する形で、ツイッターに「アザー長官が後になるまで(事態の深刻さを)知らせてくれなかった」と投稿している。

5755チバQ:2020/04/27(月) 17:52:23
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020042600106&amp;g=int

NY、規制で一変した風景 増える店外行列、マスク露天商も


2020年04月27日07時07分
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米ニューヨーク・マンハッタンのマスクの露天商=25日

米ニューヨーク・マンハッタンのマスクの露天商=25日

 【ニューヨーク時事】米国で最も新型コロナウイルス感染が深刻なニューヨークで住民の外出が規制されてから1カ月以上がたった。感染拡大防止へ社会的距離の確保やマスク着用の義務化などさまざまな政策が導入され、ニューヨークの風景や市民の暮らしは2カ月前とは一変している。

 ◇カートは毎回消毒
 ニューヨークで現在も営業を続ける店は、厳しい入店規制を設け、スーパーや薬局に限らず、ハンバーガー店(持ち帰りと配達のみ)やパン店などでも外に行列ができている店を見かける。特に狭い店や飲食店では、一度に入店できる客を1人に制限したり、入り口で対応して店内に客を入れないようにしたりしている。そして、会計後は「ステイ・セーフ(安全でいて)」と店員に言われるようになった。
 記者が住むアパートに近い人気スーパー「トレーダー・ジョーズ」の店外にもやはり行列があり、行列沿いにある飲食店が「スーパーまでは45分、この飲食店までは45秒」と記した看板で持ち帰りを宣伝するほどだ。45分も並んだことはないが、このスーパーではレジ前に並ぶ時の立ち位置のほか、店員のレジ打ち中に客が待つ位置も床に貼られたテープで指定され、社会的距離を客に確保させている。使用したカートやかごは会計後に回収し、毎回消毒する徹底ぶりだ。
 また、アパートでは「エレベーターは一度に2人まで、乗る時は常に顔を覆う」など数十の規則が設けられ、住宅でも対策が強化されている。


25日、混み合う米ニューヨークのワシントンスクエア公園

25日、混み合う米ニューヨークのワシントンスクエア公園

 ◇マスクを売るコーヒー店
 ニューヨーク州では社会的距離が確保できない場合のマスク着用が義務化され、今ではほとんどの人がマスクや布で顔を覆っている。地下鉄で数えると、1車両に乗っていた15人中、非着用は1人だけだった。道で人とすれ違う前にポケットから取り出して着ける人もいた。
 「マスクあります」と手書きの紙を店先に提示する店もたまに見るようになった。食料雑貨店のほか、コーヒー店でも売っている店がある。マンハッタンには25日午後、マスクの露天商がさまざまな種類のマスクを販売し、ひっきりなしに市民が購入していた。ほぼ誰もマスクをしていなかった2カ月前なら想像できなかった光景だ。普通のマスクは1枚1〜3.99ドル(107〜428円)で売られ、店により価格に幅があった。
 一方、晴天の25日午後、市内は散歩などで多数の人が出歩いていた。雨だった前日に外出を控えた人が多かった影響もあるとみられるが、マンハッタンのワシントンスクエア公園は人があふれ、地元住民も驚く混み具合だった。
 公園のベンチに座っていた男性(40)は「こんなに混んでいるのは見たことがない。クレイジーだ」と絶句。毎日運動で外出しているというこの男性は自宅待機は「全く好きでないし、ストレスもたまる。早く解除してほしいけど、どうなるか」と語った。ビンテージ時計を販売店に卸す仕事をしているが取引先の店がすべて閉まり、収入は激減したといい、「仕事がなくなり、時間を持て余している」と話していた。

5756チバQ:2020/04/30(木) 14:46:47
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020043000227&amp;g=int
ユダヤ教葬儀散会させる NY市長、差別と批判も―新型コロナ
2020年04月30日06時47分


ニューヨーク市のデブラシオ市長=10日、ニューヨーク(EPA時事)
ニューヨーク市のデブラシオ市長=10日、ニューヨーク(EPA時事)

 【ニューヨーク時事】外出規制下のニューヨーク市ブルックリンで28日夜、新型コロナウイルス感染で死亡したユダヤ教超正統派の指導者の葬儀に大勢が集まっていたところ、デブラシオ市長が現地に乗り込み、市警が散会させるのを監督する騒ぎがあった。市長はツイッターでユダヤ人社会に「警告の時は過ぎた。大勢で集まる人を召喚あるいは逮捕するよう市警に指示した」と強調。これに対し、ユダヤ人社会への「差別」という批判が出ている。

 ソーシャルメディア上の画像では、ユダヤ教徒の市民が道路を埋め尽くし、パトカーや警官が割って入っている。市長は29日の記者会見で「数千人」がいたと主張。「危険性は計り知れない」と指摘した。市警のシア本部長も「警官の命を危険にさらしている」と訴えた。
 一方で、地元の市議会議員からは、他の地域でも違反者がいる中で、ユダヤ人社会だけを取り上げるのは「反ユダヤ主義をあおる」と批判が飛び出した。こうした批判に市長は会見で「これほどの集まりは少ないし、続いてはならない」と反論している。

5757チバQ:2020/04/30(木) 15:10:07
https://digital.asahi.com/articles/ASN4Y4VTBN4YUHBI015.html?pn=4
米副大統領、マスクつけず病院視察 ルール違反に批判も

ワシントン=園田耕司

2020年4月29日 15時34分
 米国のペンス副大統領が28日、新型コロナウイルスの対応にあたる病院を視察した際、病院のルールに反してマスクを着用しなかった。ペンス氏は「検査を受けており、感染していないと分かっている」と釈明したが、ホワイトハウスで新型コロナの対策を担っているだけに、米メディアなどで批判が上がっている。

 ペンス氏が視察をしたのは、米国を代表する病院の一つで、ミネソタ州ロチェスターにあるメイヨー・クリニック。同病院は、新型コロナの感染拡大を防止するため、すべての患者、職員、訪問者がマスクを着用することをルールとしている。

 米メディアが報じた映像では、ペンス氏が院内を視察した際、周囲の人は患者やスタッフを含めて全員がマスクを着けていたが、ペンス氏だけはしていなかった。AP通信によると、同病院が行っている検査や研究をめぐる話し合いでは、米食品医薬品局(FDA)のトップや地元の州知事らもマスクを着けて参加したが、やはりペンス氏だけしなかったという。

 ペンス氏は視察後、マスクを着用しなかった理由を記者団に問われ、「私は副大統領として定期的に新型コロナの検査を受けている。ウイルスに感染していないので、研究者らに面と向かってお礼を言ういい機会だと思った」と語った。病院側はいったん、「ペンス氏には来訪前、マスク着用のルールを伝えた」とツイートしたが、しばらくして削除された。

 米疾病対策センター(CDC)は感染拡大を防ぐ措置として、布マスク着用を推奨しているが、トランプ大統領は「自分が着用するとは思わない」として着けていない。ペンス氏の今回の行動も、政権幹部の「ルール無視」の振る舞いとして不信の声が高まりそうだ。(ワシントン=園田耕司)

5758チバQ:2020/04/30(木) 16:53:37
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202004/CK2020042902000126.html
<米大統領選>NY州、民主予備選中止 影響力示したい サンダース陣営反発


2020年4月29日 朝刊
 【ワシントン=金杉貴雄】米東部ニューヨーク州選挙管理委員会は二十七日、六月二十三日に予定していた大統領選に向けた同州民主党予備選の中止を決めた。新型コロナウイルスの被害が甚大なのに加え、同党ではバイデン前副大統領の指名が確実なため。ただ、選挙戦から撤退後も影響力を示したい左派サンダース氏陣営は反発しており、他の州でも中止が続けば挙党態勢に影響が出かねない。

 中止はニューヨーク州が全米で初。州選挙管理委員会は、新型ウイルスの感染拡大が終息せず「公衆衛生上の緊急事態だ」と指摘。民主党の候補者選びではバイデン氏の勝利が確実で「人気投票にしかならず、不必要だ」と説明している。

 これに対しサンダース氏の陣営は、新型ウイルスを理由に共和党のトランプ大統領が十一月の大統領選を延期する可能性をバイデン氏が懸念していることを踏まえ、「予備選の中止はトランプ氏に口実を与える」と批判。「民主主義への打撃だ」として中止の撤回と郵便による投票への変更を求めている。

 民主党候補者選びは四月八日のサンダース氏撤退で事実上決着したが、同氏は国民皆保険などの左派政策をバイデン氏の政策に反映させるため、残りの各州予備選の候補者名簿に名前を残し、代議員獲得を続けることを表明していた。

 同党の各州予備選は新型ウイルスの感染拡大で三月半ばから延期が相次ぎ、東部ペンシルベニア州など二十州近くが残っている。党大会直前の八月半ばまで続き、ほとんどの州が郵便での投票に変更したり、変更を検討したりしている。

 若者の支持に支えられていたサンダース氏は、撤退後にバイデン氏支持を表明している。だが、予備選が実施されなくなると民主党の勝利に不可欠な若者の関心が薄れ、投票率が下がるとの懸念も出ている。

 一方、ニューヨーク州の新型ウイルス被害は深刻で、二十七日現在で全米の死者約五万五千人のうち二万二千人以上を占めている。

5759チバQ:2020/04/30(木) 17:00:54
https://www.chunichi.co.jp/s/article/2020042901000922.html
米大統領選、第3党から出馬準備 反トランプの与党離党議員
 【ワシントン共同】米与党共和党を昨年離党し、無所属となったジャスティン・アマーシュ下院議員(40)は28日、11月の大統領選出馬に向けた準備委員会を設立したと発表した。第3政党リバタリアン党の候補指名を目指す。出馬すればトランプ大統領が支持基盤とする保守票を一部奪う可能性がある。

 アマーシュ氏は昨年、トランプ氏のロシア疑惑報告書を受けて離党した後、ウクライナ疑惑を巡る弾劾訴追に賛成票を投じており、反トランプ色を鮮明にしている。

 CNNテレビによると、リバタリアン党は5月末に党大会を開いて大統領選の候補指名を行う予定だが、コロナの影響で延期の可能性もある。

5760チバQ:2020/05/01(金) 13:50:42
https://digital.asahi.com/articles/ASN4Z3TGMN4TUHBI00L.html?pn=5
感染怖い…けど休めない 米国の貧困層、死亡率にも格差
有料記事 新型コロナウイルス

ワシントン=渡辺丘、ニューヨーク=藤原学思 2020年5月1日 6時30分
 新型コロナウイルスの感染者と死者が、ともに世界最悪となっている米国。中でも深刻なのは、黒人やヒスパニック系らのマイノリティーや貧困層の状況だ。背景にあるのは、米国内の深刻な格差の問題だ。

 米首都のワシントンはホワイトハウスから車で15分も走ると、落書きであふれた、古びた低層アパートが立ち並ぶブライトウッド地区に到着する。この地区を含め、黒人が多く暮らす北部地域の新型コロナの感染者は700人を超え、ワシントンで八つある行政区で最多だ。

 この地区で、ネケイシャ・ポープさん(37)は時給制の郵便局職員として働く。勤務時間は午前1時から午前9時半までで、主に局内で郵便物の仕分けにあたる。郵便局に届くまでの間、だれが触れたかわからない郵便物を取り扱うことには感染リスクがつきまとうが、「マスクも手袋も支給されない。危険手当もない」という。ポープさんが働く郵便局の約200人の職員は、数人を除いて黒人。これまでに、2人が感染し、1人が死亡した。

 でも、休めない。月額約1600ドル(約17万円)の住宅ローン、私立高に通う長女(15)の月額700ドルの学費をまかなう必要があるためだ。ぜんそくを患う娘への感染だけは避けようと、在宅勤務の妹宅に預けた。

ここから続き
 ネット通販で商品を注文する人が増え、郵便物の量は平時より多くなった。「不要不急と思えるものもたくさん配達している。正直、控えてほしい」

 ワシントンでは人口の46%を占める黒人が、新型コロナの死者の約8割となっている。同じような傾向は、全米各地で起きている。イリノイ州は、人口の15%の黒人が死者の43%、感染者の28%を占める。ミシガン州やルイジアナ州でも、黒人の人口の割合と比べて死者の割合が2倍以上と際だって高い。

 住む地域による差も顕著だ。米国で最も感染が深刻なニューヨーク(NY)市では、白人を中心とした富裕層が多く住むマンハッタン地区(人口約160万人)は感染者が約2万人、死者が約1500人だ。同市が公開している、郵便番号ごとの感染者の人数をみると、マンハッタンの中の感染者も、黒人らが多く住むハーレムなどに集中している。

 一方、マンハッタンの北側に位置し、マイノリティーや貧困層が多いブロンクス地区(同約140万人)は人口規模がほぼ同じであるにもかかわらず、感染者は約3万5千人、死者は約2500人に上る。人口比でみると、感染者はマンハッタンの2・3倍、死者は3・0倍だ。

 なぜ、これほど差があるのか。まず、マイノリティーは感染リスクが高い。自らも黒人のジェローム・アダムス米医務総監はホワイトハウスの会見で「在宅勤務ができる仕事についている黒人は5人に1人、ヒスパニックは6人に1人だ」と述べた。現在、全米で9割以上の人々の外出が制限されているが、テレワークができる業種に就いている人は限られている。

 特にマイノリティーの場合、仕事で外に出ざるを得ない人は多い。米コーネル大のアダム・リトウィン准教授(労使関係論)は「貧困層はリスクを負いつつ、仕事をせざるをえない状況にある」と話す。例えば、米国では感染リスクを減らそうと、食料品の配達サービスに頼る人が増えているが、それを可能にするのは配達する人たちの存在だ。「どうすべきか。私も答えはわからない」とリトウィン氏は語る。

 感染してから重症化する危険も高い。マイノリティーらは日頃から栄養問題も指摘されており、新型コロナが悪化しやすいとされる糖尿病などの基礎疾患を抱える割合が高い。地域に十分な医療施設がないケースや、医療保険がないため医師にかからない人も多い。

 こうした格差の問題は以前から指摘されながら、解決が先送りされてきた。国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は「何年もかけて取り組むべき問題だ」と述べている。(ワシントン=渡辺丘、ニューヨーク=藤原学思)

5761チバQ:2020/05/02(土) 09:36:12
https://www.sankei.com/world/news/200501/wor2005010012-n1.html
【新型コロナ】米、全米各州が続々と経済再開へ トランプ政権、外出自粛の行動指針を再延長せず
2020.5.1 08:10
 【ワシントン=黒瀬悦成】米CNNテレビは4月30日、全米50州のうち少なくとも31州が5月1日からの数日間のうちに、新型コロナウイルス対策の自宅待機令などを緩和し、経済活動の部分再開に踏み切る見通しだと伝えた。

 トランプ大統領は3月16日、米国民に外出の自粛やソーシャルディスタンス(社会的距離)の確保などを求めた行動指針を発表し、同月末に4月30日まで延長した。だが、29日には再延長しない方針を打ち出していた。

 トランプ政権は4月16日、ウイルス感染収束に伴う経済再開に関する指針を発表し、各州に対して経済活動を3段階に分けて徐々に再開するよう求めた。

 米国では保健衛生などに関する権限を各州が握っており、自宅待機令などの感染防止策のあり方に加え、経済再開のタイミングや手順に関しても各州知事が政権の指針を参考にしつつ独自に判断する。

 全米では現在、3000万人以上が失業状態にあるとされ、トランプ氏としては1930年代の大恐慌時代以来と危惧される景気後退の影響を最小限に食い止めるため、早期の経済再開を目指したい考え。11月の大統領選での再選をにらみ、5月5日に西部アリゾナ州の医療器具製造工場を視察するなど、事実上の遊説を再開する方針も示した。

 南部ジョージア州やテキサス州では早くも飲食店や小売店などの営業再開が許可される一方、感染被害が最も深刻なニューヨーク州は5月15日が期限の外出制限の延長を決めている。

https://www.sankei.com/world/news/200501/wor2005010015-n1.html
ニューヨーク市の地下鉄、感染で運休 1世紀超す歴史で初
2020.5.1 10:28
 米ニューヨーク市の地下鉄が新型コロナウイルス感染防止の消毒作業のため、6日から当分の間、未明の時間帯に運休することになった。地元メディアによると、24時間運行を誇った同市地下鉄が自然災害やストライキなどの理由以外で運休するのは115年の歴史で初めて。

 ニューヨーク州のクオモ知事と同市のデブラシオ市長が4月30日、合同で発表した。運休するのは午前1時から5時まで。これまで3日に1度だった車内清掃を毎日にし消毒を実施する。

 同市地下鉄は感染拡大後、1日の利用客約550万人が9割減の約45万人まで落ち込んだ。深夜や未明には感染を恐れるホームレスが集まり、車内の衛生状況が「耐えがたい」(同知事)レベルとなっていた。

 密閉され、社会的距離も取りにくい地下鉄は感染の温床との見方もあり消毒強化が迫られていた。運営する都市圏交通公社(MTA)では90人を超す感染死者が出ている。(共同)

5762チバQ:2020/05/03(日) 01:04:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/5bce293a75b7d599287c060c45a3306b10249231
米各地で経済再開要求デモ 「貧困はウイルスより怖い」 新型コロナ
5/2(土) 14:06配信

産経新聞
5月1日、米東部ニューヨーク州オールバニの州議会議事堂前で、経済再開を求めデモを行う人たち(上塚真由撮影)

 【ニューヨーク=上塚真由】新型コロナウイルスの感染者が110万人を超えた米国の各地で1日、感染拡大を防ぐための自宅待機命令に反対し、経済活動の再開を求める抗議デモが開かれた。米国では自宅待機命令を支持する国民が6割に上る一方、長引く規制に不満が高まっており、世論が二分している。

【図】新型コロナウイルスが生む「負の連鎖」

 米国で感染者が最も多い東部ニューヨーク州では州都オールバニに約300人が集まり、「働かせろ」などと声をあげながら、クオモ州知事に対し、外出制限措置の解除を求めた。

 抗議デモは保守系団体が主催した。参加者の多くは星条旗を手にし、「貧困はウイルスよりも恐ろしい」などと書かれたプラカードを掲示。外出制限の解除に慎重なクオモ氏を「憲法で保障された自由を奪っている」と批判した。

 ニューヨーク州では感染の9割がニューヨーク市など南部に集中し、オールバニなど他の地域は感染者が少なく、「長期の行動制限は不要だ」と不満が募る。子供向けのダンススクールを営むメラニー・カセッラさん(32)はコロナ禍で失職し、「食料を買うことさえも難しくなった。経済を早く再開しないと、健康な人まで生活ができず、殺してしまうことになる」と訴えた。

 米国では南部ジョージア州が4月24日に経済活動を一部再開させるなど、保守色の強い州を中心に動き出しているが、大都市を抱えるニューヨーク州などは感染拡大を恐れて早期再開には慎重姿勢を貫いている。米紙ワシントン・ポストによると、週末にかけて、全米の32州で100以上の経済再開を求める抗議デモが開かれるという。

5763チバQ:2020/05/03(日) 09:55:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/67c1b4838b2cdd044bef35b912c1d72897032c86
トランプ氏、高齢層の支持離れ危機感 バイデン氏、熱気乏しく 米大統領選まで半年
5/3(日) 7:22配信

時事通信
トランプ米大統領(左)とバイデン前副大統領(AFP時事)

 【ワシントン時事】11月の米大統領選まで3日で半年。

 再選を目指す共和党のトランプ大統領(73)と民主党の候補指名を確実にしたバイデン前副大統領(77)の攻防が静かに動きだした。2人にとって新型コロナウイルスで健康を脅かされる高齢者は重要な支持層を占める。政権の対応に厳しい評価が寄せられる中、一部世論調査では高齢層の支持離れが見られ、トランプ陣営は危機感を募らせている。

 ◇逆効果の記者会見
 「バイデンに負けるはずがない」。米メディアによると、トランプ氏は4月下旬、激戦州の多くで後れを取るとの陣営の情勢分析に声を荒らげた。劣勢の大きな要因として指摘されたのは、3月以降、トランプ氏が「戦時大統領」と称してほぼ毎日開催してきた記者会見だ。

 高齢層は新型ウイルスの情報に敏感でテレビ中継される会見をよく見る。ところがトランプ氏は、殺菌剤投与のウイルスへの「効用」を主張するなど、信ぴょう性の乏しい情報発信を連発。会見は批判を浴び、4月27日を最後に途絶えた。

 保守層が多い高齢者の支持は、2016年大統領選でトランプ氏勝利に大きく貢献した。だが、4月に行われたCNNテレビなど複数の世論調査によると、バイデン氏は65歳以上の支持が過半数に上り、トランプ氏に10ポイント以上差をつけている。大統領選は再選を目指す現職が一般的に有利とされるが、トランプ氏にとっては「穏健派に支持を広げない限り状況は厳しい」(マシュー・グリーン・カトリック大教授)という見方がある。

 ◇セクハラ疑惑で逆風
 一方、バイデン氏は新型ウイルスで集会を開けず、自宅地下からインターネット上で支持者と対話する異例の選挙戦を強いられている。候補指名を確実にしたばかりだが、話題性と支持者の熱気は乏しい。

 バイデン氏は、4年前にトランプ氏に敗れたクリントン元国務長官と比べ、世論調査の好感度は高い。激戦州フロリダの政治に詳しいノースフロリダ大のマイケル・バインダー准教授は「4年前は民主党候補が『嫌われ者』のクリントン氏だったからこそ、穏健な共和党員や無党派層がトランプ氏に投票した」と指摘。バイデン氏なら支持獲得が可能と分析する。

 だが、バイデン氏は、元スタッフの女性から27年前の「性的暴行」を訴えられ、1日に否定の声明を出した。徹底調査を求める声は党内外から強まり、今後も火種がくすぶる気配だ。

 新型ウイルスの収束が見えない中、11月の選挙の投票率が低迷し、熱狂的な支持者がいるトランプ氏が相対的に有利になる展開も想定される。バインダー准教授は「バイデン氏も、投票に値する候補であることを民主党支持者や無党派層に信じ込ませなければならない。そのためのエネルギーが必要になる」と指摘する。

5764チバQ:2020/05/03(日) 20:50:51
https://www.sankei.com/world/news/200503/wor2005030010-n1.html
米大統領選まで半年 トランプ氏、バイデン氏の性的暴行疑惑で攻勢
2020.5.3 15:01
 【ワシントン=黒瀬悦成】米大統領選は11月3日の投開票まで6カ月となった。再選を目指すトランプ大統領(73)は、民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領(77)に対し、最近浮上したバイデン氏の性的暴行疑惑をめぐる同氏や野党・民主党の不透明な対応をやり玉に上げて攻勢をかける考えだ。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた、トランプ氏とバイデン氏の対決を想定した場合の両者の平均支持率は、トランプ氏42・1%、バイデン氏47・4%。本選の行方を左右する激戦州の中西部ウィスコンシン、東部ペンシルベニア、南部フロリダでもバイデン氏が支持率で先行している。

 ただ、ここへきて浮上したバイデン氏の性的暴行疑惑が、同氏への打撃となる可能性も強まってきた。

 バイデン氏は1日、MSNBCテレビの報道番組で疑惑は「真実ではない」と述べて全面否定した。

 性的暴行疑惑は、バイデン氏が上院議員だった1993年、同氏の事務所職員だったタラ・リード氏(56)がバイデン氏から下着に手を入れられるなどしたとして刑事告発したもので、現在までに真偽は明らかになっていない。

 民主党はこれまで、女性のセクハラ被害を告発する「ミー・トゥー」運動を全面的に支援。2018年には保守派のカバノー最高裁判事(55)の承認公聴会で、カバノー氏による昔の性的暴行疑惑を徹底追及するなど、「女性の権利を守る党」の立場を強く打ち出してきた。

 バイデン氏自身も同年、カバノー氏の疑惑に絡み「女性からの性的暴行被害の訴えは真実と推定すべきだ」と主張していた。


 ところが、ペロシ下院議長をはじめとする民主党指導部は、カバノー氏に対しては「刑事捜査を行うべきだ」などと唱えていたにもかかわらず、バイデン氏については「問題は見つからない」としてリード氏の訴えを事実上黙殺。保守勢力から「民主党寄り」と目されている主要テレビ各局も、疑惑に関しほとんど報じてこなかった。

 民主党は18年の中間選挙で郊外に住む高学歴の白人女性層を取り込み、下院での過半数奪回を果たした。大統領選でもトランプ氏の再選阻止に向け女性層の確保は不可欠なだけに、以前も数々のセクハラまがいの行為が問題視されたバイデン氏が再び女性絡みの醜聞に巻き込まれるのは避けたいのが本音だ。

 しかし、トランプ氏の支持勢力は「保守派のカバノー氏を攻撃し、バイデン氏は見逃すのは二重基準だ」と反発。民主党内でも「対応を誤れば党のイメージダウンにつながる」として、公正な調査を求める声が出ているという。

5765チバQ:2020/05/03(日) 21:12:23
https://www.asahi.com/articles/ASN5361C8N4WUHBI02J.html
トランプ氏「信任」が一変 米大統領選、バイデン氏優勢

ワシントン=園田耕司

2020年5月3日 18時46分
 11月3日に投票が行われる、米大統領選まで半年。新型コロナウイルスが猛威を振るうなか、最大の争点は共和党のトランプ大統領(73)による対応の評価となっている。トランプ氏は悪化の一途をたどる経済の復調に期待を込めるが、現段階の支持率では民主党のバイデン前副大統領(77)にリードを許している。

 「我々は力強く、復活しつつある。世界でもっとも素晴らしい経済を築いた。それを再び、築く。非常に早くだ」

 4月28日、トランプ氏はホワイトハウスで中小企業支援のためのイベントを開き、こう語った。「専門家は、我々がパンデミックの最悪の日々から抜けたと考えている」とも述べ、経済が上向きになると強調。続いて、政権の支援を受けたというレストラン経営者らが登壇し、「危機の中での大統領のリーダーシップに感謝している」と語った。

 今回の大統領選は元々、再選を目指すトランプ氏の「信任投票」の色合いが濃い。トランプ氏は数々の問題発言やスキャンダルを抱えながらも、記録的な平均株価などを実績として掲げ、有権者にアピールするつもりだった。ところが、新型コロナによって好調な経済はすっかり消えてしまった。1〜3月期の実質国内総生産(GDP)の速報値は、年率換算で前期比4・8%減で、6年ぶりのマイナス成長となった。歴史的に低かった失業率は逆に、1930年代の世界恐慌の水準まで悪化する可能性すら指摘されている。

遅れたコロナの初期対応
 新型コロナをめぐるトランプ氏の対応も、追い打ちをかけている。米国では危機の際には政治指導者の支持率が上がる傾向にあり、トランプ氏も一時的に上昇した。しかし、トランプ氏は2月末まで「ある日になれば、(ウイルスは)奇跡のように消える」など発言しており、初期対応が遅れたとの批判が強い。最近も消毒液がウイルスを殺すことに触れ、「体の中に注入できないか」と発言したことが物議を醸している。この間、米国内は新型コロナの感染者数が110万人、死者数が6万人を超え、ともに世界最悪だ。トランプ氏の支持率も、コロナ危機の前の水準に戻った。

 米国では再選を目指しながら敗れた大統領は、歴史上も「失敗者」と評価される。それだけに、トランプ氏は早く経済活動を再開させたいとみられる。歴代大統領に詳しいダグラス・ブリンクリー米ライス大教授は、「トランプ氏にとって今回の大統領選は、世界恐慌の対応に失敗して1期で終わったフーバーになるか、大恐慌を克服したルーズベルトになるか、という分かれ目だ」と語る。

5766チバQ:2020/05/03(日) 21:12:39
 一方、民主党側はサンダース上院議員が4月8日に大統領候補者争いから撤退表明し、バイデン氏が候補に内定した。そのバイデン氏は自宅にこもった生活が続いており、インターネットを使った演説などをしているが、メディアへの露出は少ない。ただ、サンダース氏やオバマ前大統領らは次々と支持を表明しており、党内は固まりつつある。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による全米の世論調査の1日現在の平均では、バイデン氏の支持率が47・4%で、トランプ氏の42・1%をリードしている。もっとも、大統領選は全米の総得票ではなく、州ごとの結果によって決まる。4年前もトランプ氏は民主党のクリントン元国務長官に総得票で300万票以上の差をつけられながら、中西部の複数州を小差で制したことで当選した。

 バージニア大政治センターのカイル・コンディック氏は「バイデン氏のリードは堅調だが、この傾向がずっと続くかはわからない。また、トランプ氏の支持率は約4割にとどまるが、安定している。選挙は五分五分の勝負だ」とみる。(ワシントン=園田耕司)

新型コロナ、投開票にも影響か
 新型コロナによる、投票への影響も懸念されている。中西部のウィスコンシン州では4月7日に大統領選の予備選が行われたが、州当局によるとこの日に投票したり、投票所で働いたりしていた人で、新型コロナの感染が確認された人は50人超いるという。

 同州の予備選では、投票した約155万人のうち、約110万人が不在者投票の手続きを取り、投票用紙を郵送するなどした。米メディアによると、4年前の予備選の約5倍の人数で、多くの有権者は投票所に行くことを避けた形だ。ただ、こうした不在者投票や郵便投票の制度が全州にあるわけではない。

 また、米国の郵便投票は当日消印有効となることが多く、数が増えれば開票作業にも影響する。今回のウィスコンシン州の予備選は裁判所の決定により、投票から1週間後の4月13日まで開票されなかった。こうした事態が起きれば、11月の大統領選の結果もすぐに判明しない可能性がある。

5767チバQ:2020/05/05(火) 21:40:15
https://news.goo.ne.jp/article/cnn/world/cnn-35153312.html
バイデン氏の副大統領候補、選考委員が「12人以上の女性」を検討
2020/05/04 14:30CNN.co.jp

バイデン氏の副大統領候補、選考委員が「12人以上の女性」を検討

バイデン前副大統領/Gabriella Demczuk for CNN

(CNN.co.jp)

ワシントンDC(CNN) 11月に行われる米大統領選で、野党・民主党からの指名を確実にしているジョー・バイデン氏が本選の副大統領候補として「12人以上の女性」を検討していることがわかった。そのうちの1人以上がアフリカ系(黒人)だという。

バイデン氏がMSNBCの番組の中で明らかにした。外部のグループから黒人女性を副大統領候補として選出するよう要請を受けているという。

バイデン氏は以前、女性を副大統領候補に選ぶと明言していた。バイデン氏によれば、自身と同様の考えを持つ人物を選出するという。バイデン氏はまた、バラク・オバマ前大統領から最近、弱点を補ってくれるような人物を選ぶべきとのアドバイスを受けたと明らかにした。

副大統領候補の可能性があり、新型コロナウイルスの感染が拡大するなかでバイデン氏が定期的に連絡を取っている女性は複数いる。そうした候補者は、エイミー・クロブシャー上院議員(ミネソタ州選出)や、エリザベス・ウォーレン上院議員(マサチューセッツ州選出)、ミシガン州のグレッチェン・ホイットマー知事、カマラ・ハリス上院議員(カリフォルニア州選出)、ジョージア州議会のステーシー・エイブラムス前下院院内総務、キャサリン・コルテス・マスト上院議員(ネバダ州選出)など。

バイデン氏はかねて、米国のような多様性のある政権にするとの考えを示していた。

バイデン氏が選挙資金の支援者に語ったところによれば、副大統領候補の身元調査については7月までに終わらせたいと考えているという。

5768チバQ:2020/05/06(水) 11:55:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b4ce9cf56b6c3cb5b7d4b89143f770226f1e39c
中国を激怒させるポンペオ米国務長官、コロナめぐり貫く強硬路線
5/5(火) 23:47配信

AFP=時事
米首都ワシントンで記者会見を行うマイク・ポンぺオ米国務長官(2020年4月29日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】米国のマイク・ポンぺオ(Mike Pompeo)国務長官は、新型コロナウイルスの大流行をめぐり、率先して対中強硬路線を貫いている。中国国営メディアからは「狂気の沙汰」と非難される一方で、米国の保守派からは称賛されている。

 ポンペオ氏は、昨年新型ウイルスが最初に発生した中国・武漢(Wuhan)にあるウイルス研究所からこの感染症が広がったとする説を主流言説に持ち上げた筆頭格の人物だ。

 同氏は、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の政権下ではまれな偉業を成しえてもいる。その偉業とは、気まぐれな大統領と良い関係を保ち続けるということだ。トランプ氏が最側近のポンペオ氏について、批判的な言葉を発したという話は一つも知られていない。

 米政府のアナリストらは、トランプ大統領への忠誠が、ポンペオ氏の絶対原則であるとみている。ポンペオ氏の政界における将来は、トランプ氏に寄り添い、11月の大統領選挙で再選を助けることに懸かっている。

 米シンクタンク「カーネギー国際平和財団(Carnegie Endowment for International Peace)」の研究員で、かつて共和党政権でアジア担当の上級顧問を務めたダグラス・パール(Douglas Paal)氏は、ポンペオ氏がパンデミック(世界的な大流行)における中国の役割に焦点を置くことは、トランプ大統領の再選戦略に合致していると指摘。

「経済が落ち込み、株式市場が落ち込み、では選挙で他に何を持ち出せばいいか? では中国をたたこう、となる」というのが、パール氏の見方だ。

 かつて米中央情報局(CIA)の長官を務めたポンペオ氏は3日のABCのインタビューで新型ウイルスについて、大半の科学者らが指摘している生鮮市場からではなく、武漢の研究所から発生したことを示す「大きな証拠」があると明言。

「思い出してほしい、中国には世界を感染させた過去があり、基準以下の研究所を運営してきた過去がある」と述べた。

 中国国営メディアは4日、北朝鮮が用いる乱暴な言い回しを想起させる厳しい言葉で応酬。ポンペオ氏の発言を「狂気の沙汰」と非難し、「邪悪なポンペオ氏、気まぐれに毒を吐き出し、うそを広める」との見出しで論評を掲載した。

 この論評では、世界保健機関(WHO)のマイク・ライアン(Mike Ryan)氏と、米コロンビア大学(Columbia University)のウイルス学者のイアン・リプキン(Ian Lipkin)氏による、新型ウイルスは自然起源であり、人工ウイルスでも、ある研究所から流出したものでもないとする指摘を引用。

 その上で、「米国の政治家らによる、こうした誤った理不尽な発言は、『証拠は存在』しないということをますます多くの人に対して明示している」と論じている。

「いわゆる『武漢の研究所から流出したウイルス』という妄言は全くもって完全なるうそである。米国の政治家らは、自国内でのウイルス感染対策が紛糾しており、責任を転嫁して票をだまし取り、中国を抑えようと躍起になっている」と訴えた。

 4日にはWHOも、新型ウイルスが研究所から発生したとの証拠はないとする考えを表明したが、ポンペオ氏はトランプ氏と共に、WHOを攻撃している。

 ポンペオ氏は今年、出身地であり共和党支持層の厚いカンザス州から上院議員に立候補することを辞退して、識者らを驚かせた。上院議員になれば、仮にトランプ氏が選挙で勝てなくても、政界に居場所を確保できるからだ。

 ポンペオ氏は、2024年の大統領選で自ら立候補するという野心を抱いているとの見方が広がっている。【翻訳編集】 AFPBB News

5769チバQ:2020/05/06(水) 17:50:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/81b6c56573d657609b8a0ec783f81d366af1ad61
ヒーロー運ぶNYの地下鉄、夜間運休 職員96人が犠牲
5/6(水) 15:00配信

朝日新聞デジタル
米ニューヨーク市中心部を走る地下鉄の車内では、全員がマスクを着けていた=2020年4月30日午後6時3分、藤原学思撮影

 眠らない街・ニューヨーク(NY)の象徴で、24時間運行を続けてきた地下鉄が6日から当面の間、午前1〜5時の運行をやめる。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためで、車両の消毒などにあてるという。

 NY市の地下鉄は計472駅あり、コロナ禍以前は平日に平均で約550万人が利用していた。大半の路線は24時間運行で、米メディアによると過去10年で完全停止したのは、ハリケーンが接近した2回だけだ。

 3月22日にはNY州内全域で、原則在宅勤務が義務づけられたことなどから、乗車率は1割弱に減少。それでも、「必要不可欠」な職種として出勤が必要な医療従事者や食料品店の従業員らのために、24時間運行を続けてきた。

 一方、地下鉄の車両や改札には、ウイルスが長時間生き延びる金属やプラスチック、ガラスが使われており、感染が広がった要因の一つと指摘されてきた。地下鉄を運行する大都市交通公社(MTA)は72時間ごとに車内を消毒してきたが、乗客の安全確保のため、今後は24時間ごとに改める。運行停止中に移動する必要がある医療従事者らについては、タクシー代などを支給する方針という。

 今回の措置は、乗客の減少に伴い、地下鉄の車両内で過ごすホームレスが増えていることも影響している。4月30日の会見で運行停止を表明したNY州のクオモ知事は地元紙が掲載した、車内で多数の人が寝ている写真などについて「おぞましい」と表現。ホームレスの人たちの健康のためにも、対策が必要だと述べた。(ニューヨーク=藤原学思)


■「ヒーロー運ぶヒーロー」

 4月30日夕、NY市中心部のグランドセントラル駅。平時なら帰宅する通勤客で混み合うはずのホームは、がらんとしていた。

 公共交通機関では顔を覆うことが義務づけられており、乗客はほぼ全員がマスク姿。黒人やヒスパニック系が圧倒的に多い。空席が目立つが、感染を警戒してか立っている客もいる。

 「ヒーロー(英雄)を運ぶヒーロー」。駅の電光掲示板にはそんな文字とともに、地下鉄を運行する大都市交通公社(MTA)職員の黒人男性の姿が映し出されていた。

 地下鉄やバスは、米国で「ヒーロー」とたたえられる医療従事者らを、職場や自宅へと運ぶ不可欠な手段だ。だが、様々な人と接触せざるを得ない、MTAの職員らの仕事も命がけだ。計7万2千人の職員中、4月30日までに約3500人が新型コロナウイルスに感染し、96人の命が奪われた。死者のうち、94人が地下鉄やバスで働いていた。

朝日新聞社

5770チバQ:2020/05/06(水) 18:13:12
https://www.afpbb.com/articles/-/3281801?cx_part=top_category&amp;cx_position=5
KKKの覆面でコロナ対策? 買い物客を捜査 米サンディエゴ
2020年5月6日 12:18 発信地:ロサンゼルス/米国 [ 米国 北米 ]
【5月6日 AFP】米カリフォルニア州の当局は、同州サンディエゴ(San Diego)のスーパーで、白人至上主義団体「クー・クラックス・クラン(KKK)」の覆面をかぶり買い物をした男性客について捜査を開始した。

 男性は新型コロナウイルスの感染対策として覆面をかぶっていたとみられ、レジでスーパーの従業員らに覆面を脱ぐよう言われると従ったという。

 サンディエゴ保安官事務所によると、KKKの覆面をかぶった男性が同市郊外のスーパー「ボンズ(Vons)」に現れたのは今月2日。別の買い物客が撮影した画像が拡散すると、見た人の間で怒りが広まった。当時、保安官が現場に出動することはなかったが現在、刑事罰を問う方向で捜査が行われている。

 反ユダヤ主義監視団体「名誉毀損(きそん)防止同盟(Anti-Defamation League)」の地域リーダー、タミー・ジリーズ(Tammy Gillies)氏はこの事件についてツイッター(Twitter)に「サンディエゴは、ヘイトの場所ではない(#NoPlaceForHate)」と投稿した。

 また自身が撮影した写真を「非常に不快」な出来事としてフェイスブック(Facebook)でシェアしたユーザーは、「多くの意味で問題。いまだこんなことが、サンティー(Santee)のボンズで起きている」と述べた。

 サンディエゴ郡では先週から、公共の場で顔を覆うマスクを着用することが義務付けられており、男性はこの条例に従ったものとみられている。(c)AFP

5771とはずがたり:2020/05/06(水) 18:53:57
うっかり過ぎるだろw

>1929年、アメリカ側とこの地を結ぶ吊り橋が完成し、現在のリオ・リコよりやや北側に町が形成された。国境の町として女、酒、ギャンブル等の娯楽施設が作られ賑わった。
この時から忘れられてたのか??

リオ・リコ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%82%B3
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

リオ・リコ(スペイン語: Rio Rico)は、現在のリオグランデ川南岸にあるメキシコ合衆国北東端部のタマウリパス州の町である。1970年の米墨国境条約でアメリカからメキシコに割譲された。人口は267人(2010年国勢調査[1])

歴史
リオグランデ川流路変更
1848年のグアダルーペ・イダルゴ条約により、この付近の米墨国境はリオグランデ川と定められた。なお、この付近は、リオグランデ川の最下流部に当たり、その流路には蛇行が幾つも見られる場所である。テキサス州のヒダルゴ郡に属する「ホーコン・トラクト(Horcon Tract)」と呼ばれたこの地域は、リオグランデ川がナスの実のような形状で南側に蛇行してメキシコ領に食い込んだ部分にあった。1906年、この土地に灌漑用ポンプ場を所有していたアメリカの「リオグランデ土地灌漑会社 (Rio Grande Land & Irrigation Co.)」は、洪水により川の流路が変わりポンプ設備が使えなくなるのを心配し、ナスのヘタの部分に相当する位置を開削して、リオグランデ川をショートカットさせた。このことにより、元々の流路で囲まれた 165 ヘクタール程の土地がリオグランデ川の南側に孤立した飛び地となった[2]。

国際国境水利委員会はこれに対して、川の流路変更に伴う領土の割譲は、その変更が自然に生じた場合に限るという1884年のメキシコとの合意に反するという理由で提訴を行い、この会社は罰金 10,000 ドル以上と、国境線であることを明示するために元の流路に沿って標識を設置することを命じられた。しかしこの国境線標識の設置は実際には行われなかった[2]。

そして、川に遮られて行くことのできなくなったホーコン・トラクトは人々から忘れ去られてしまった。

禁酒法時代の繁栄
1929年、アメリカ側とこの地を結ぶ吊り橋が完成し、現在のリオ・リコよりやや北側に町が形成された。国境の町として女、酒、ギャンブル等の娯楽施設が作られ賑わった。アル・カポネもこの町に出資し、しばしば訪れたといわれる[2]。この時代、アメリカ領土である筈のホーコン・トラクトを思い出すものは既に皆無になっていた。

没落と洪水による移転再建
しかしながら、1933年に禁酒法が廃止された頃からこの町の没落が始まった。更に1941年のリオグランデ川の洪水で橋や護岸が流失してしまい、代替の橋は8キロメートル下流に作られることとなったため、この没落は決定的となった。

メキシコ当局は洪水の影響を少なくするためリオ・リコの町をやや南に再建した。この場所はまさにかつてのホーコン・トラクトそのものであったが、もはやアメリカから訪れる者はほとんど無く、アメリカ人からは再び忘れ去られた存在となった[2]。

再発見、そして割譲へ
1967年、アリゾナ州立大学の地理学者であるジェームズ・ヒル(James Hill)によるホーコン・トラクトの履歴に関する発見は米墨両政府を驚かせた。紛れもないアメリカ領土でありながら、長年にわたりメキシコの完全な管轄権の下に置かれていたということに住民も驚いた。

1970年の米墨国境に関する条約でこのリオ・リコは正式にメキシコに割譲されることになり、1977年に完全実施された。割譲以前のこの地域は公式にはアメリカ領土だったことになり、ここで出生した(あるいはそう主張する)人々によるアメリカ市民権獲得の裁判が相次いで起こされ、最終的には家族を含めておよそ1,000人に市民権が認められた[2]。

5772チバQ:2020/05/06(水) 22:02:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/39408f547016b526033b5b9b7be50b32425368a0
米小売り、コロナで深まる苦境 破綻続く恐れも
5/5(火) 20:34配信

時事通信
経営破綻した米衣料品大手Jクルーの店舗のショーウインドー=4日、ニューヨーク(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】新型コロナウイルスの感染拡大で、米小売業界の苦境が深まっている。

 インターネット通販の台頭で経営環境が既に悪化していたところへ新型コロナによる店舗閉鎖が追い打ちをかけ、大手企業の破綻が続く恐れがある。

 衣類チェーン大手Jクルー・グループは4日、連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を裁判所に申請した。新型コロナ流行以降、全米規模で展開する小売企業では初の倒産。同社は感染防止のため全店舗を一時閉鎖しており、資金繰りが悪化していた。同じく苦境にある百貨店のニーマン・マーカス・グループやJCペニーも、破産申請に向けて準備しているとされる。

 外出規制や店舗閉鎖の拡大で、3月の米小売売上高は前月比8.7%減と過去最大のマイナス幅となった。中でも百貨店は19.7%減、衣料品店が50.5%減と大きく落ち込み、影響が如実に表れた。

 一方、米国の一部の州では経済活動再開の動きも出ており、百貨店大手メーシーズは4日、一部店舗で営業を再開した。ただ、感染リスクが依然ある中、客足が戻るまでには時間がかかる見通し。業界アナリストからは「客足の回復が遅れたり、店舗閉鎖が夏まで続いたりする場合、百貨店業界で債務不履行の恐れがさらに高まる」との見方も出ている。

5773チバQ:2020/05/07(木) 18:40:57
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200506-00000512-san-n_ame

「反封鎖デモ」にみる米国 規制に反発「補助金じゃなく、仕事がしたい」


5/6(水) 21:00配信

産経新聞







「反封鎖デモ」にみる米国 規制に反発「補助金じゃなく、仕事がしたい」


5月1日、米東部ニューヨーク州オールバニーの州議会議事堂前で、経済再開を求めデモを行う人たち。カードには「貧困はウイルスよりも危険だ」と書かれている(上塚真由撮影)


 新型コロナウイルスの感染者が110万人を超えた米国では長引くロックダウン(都市封鎖)措置に反対し、経済活動の再開を求めるデモが広がっている。パンデミック(世界的な大流行)の最中に人々はどうして集まり、何を訴えているのか。ニューヨーク州北部にある州都オールバニで1日に開かれた抗議デモで参加者を取材した。(ニューヨーク州オールバニ 上塚真由)

 ■「マスクが必要なのはニューヨーク市だけ」

 1日にデモが行われた州都オールバニは、ニューヨーク市内から車で2時間半北上したところにある。

 コロナ禍の「震源地」となっているニューヨーク州だが、30万人を超える感染者の9割は、ニューヨーク市を中心とした州南部に集中。南北に約530キロの長さがある広大な州の大半の郡では、感染者が数十人から数百人程度だ。

 州都といえども、周りはのどかな田園地帯に囲まれるオールバニも、感染拡大で緊迫化するニューヨーク市内とは全く異なる風景が広がっていた。

 雨が降る中、州議会議事堂の前に集まったのは約300人。「仕事をさせろ」などと声をあげながら、クオモ州知事に対し、外出規制の解除や、経済活動の再開を要求。参加者の多くは星条旗を手にし、「貧困はウイルスよりも怖い」などと書かれたプラカードを掲示していた。

 デモ集団で最初に目に入ったのは、「マスクはニューヨーク市のためで、アップステート(州北部)では必要ない。われわれは6フィート(約1・8メートル)を保っている」というメッセージを書いたプラカードを掲げた親子。人口密度が低いオールバニでは、感染防止のためのソーシャルディスタンス(社会的距離)は自然と維持できているという主張だろう。親子はマスクも着用せず、デモに参加している。

 「ニューヨーク市内から来たのならば、取材はお断りよ」。40代と思われる母親はこうそっけなく語ったが、長引く外出制限について聞くと、怒りをあらわにした。

 「6週間もの隔離が必要なのは、ニューヨーク市だけ。なぜ、北部に住んでいる私たちまで縛られなければならないのか。ここでは、都市封鎖は全く必要ではない」

 ■「個人の自由守る」

 抗議デモは保守系の団体が主催。フェイスブックなどで「グリッド・ロック」(交通渋滞)作戦と称し、人々に州都まで車で出かけ、クラクションを鳴らすことを呼びかけている。同様の抗議活動はニューヨーク州だけでなく、中西部ミシガン州などでは数千人が集まった。経済再開に慎重姿勢を貫く民主党系の知事の各州で広がっている。

 参加者の主張はさまざまだが、共通するのは、厳しい行動制限を強いる州知事に対する反発だ。スローガンは「自由を取り戻せ」。感染拡大防止のための規制措置は、合衆国憲法で保障されている人民の権利を危うくする行為だと訴え、クオモ知事に対し、「専制政治だ」「独裁者を許さない」などと激しい言葉で批判する人も目立った。

 参加者はトランプ大統領の支持者が多いが、一方で、熱狂的なトランプ氏の支持者とひとくくりにされるのを嫌う人も。技師として働くマーク・バックレーさん(63)はこの日、約240キロ離れた州北部の町から車で参加。「私のまわりは、みんな日に日に生活が困窮している。仕事先のレストランやホテル、パン屋などはあと数カ月もすればすべて倒産するだろう」と語った。

 バックレーさんをかき立てるのは、生活への不安に加え、州政府の規制自体への抵抗感だ。「トランプ氏は関係ない。わたしは、米国人の個人の自由を守るために、ここにやってきた」と言い切り、「若者では、コロナよりも交通事故で亡くなっている人数が多いだろう。交通事故を防ぐために、道路を封鎖するのか。安全か安全でないかは個人が判断する。コロナ禍の経済活動についても、それぞれの事業によりけりで、個人の裁量に任せるべきだ」と訴えた。

5774チバQ:2020/05/07(木) 18:41:11
 ■「健康な人まで犠牲に」

 デモの参加者たちは、州議会議事堂前に車で集結したり、1時間ほど抗議活動を行ったりした後、15分ほど街を練り歩いて、クオモ知事の公舎前にたどりついた。マスク姿の警察官が見守る中、大した混乱もなく、米国への愛国心を歌う「ゴッド・ブレス・アメリカ」を大合唱して、抗議デモを楽しむような雰囲気も漂う。

 取材を続けると、コロナ禍で仕事を失った人にも多く出会った。州北部のショッピングモール内で、子供向けのダンス教室を営むメラニー・カセッラさん(32)は、車で約1時間半離れた町から参加。コロナ禍で教室は閉鎖に追い込まれ、住んでいるアパートの家賃を払えず、急きょ両親と同居することにしたという。

 「ショッピングモールは夏過ぎまで再開しないと思う。金銭的な余裕を失った親たちが、子供をダンス教室に通わせるのはいつになると思う? 来年になっても無理かもしれない。私がすべての財産をささげてきたものは、すべて失われてしまった。経済を早く再開しないと、健康な人まで生活ができず、殺してしまうことになる」

 「今は食料品を買うことさえも難しくなった」と明かすカセッラさんに「政府から補助金をもらえば、生活は維持できるのでは?」と問うと、強い口調でこう言い切った。

 「わたしは、政府の補助金や援助がほしいのではない。早くビジネスを再開して、自分で稼ぎたい。社会主義のようになった国には住みたくない」

 世論調査では、米国民の約6割が、感染防止対策としての外出制限などの措置を支持。経済再開を求めるデモは各地に広がっているとはいえ、参加者は少数派といえる。ただ、コロナ禍において、生活の不安や焦りを訴えるだけでなく、建国時の精神である「自由」を模索しようとする米国人の姿がそこにあった。

5775チバQ:2020/05/07(木) 22:52:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/dbc5162f4e9c48fa33e8233cd65bea873292320f
共和党・民主党以外の第三政党、リバタリアン党の予備選挙
5/7(木) 17:48配信

ニューズウィーク日本版
──11月の大統領選挙では米国の底流に流れるリバタリアン思想の力強さを再確認する貴重な機会となるかもしれない......
リバタリアン党予備選挙への立候補を検討と報道されたジャスティン・アマッシュ下院議員

米国は二大政党の国だと日本では紹介されている。しかし、実は米国にも共和党・民主党以外の小政党が存在している。それら小政党のうち最もイデオロギー的に突き抜けており、かつ規模が大きい政党が「リバタリアン党」である。

2016年大統領選挙では、共和党・トランプ、民主党・ヒラリーを嫌った多くの人々がリバタリアン党に投票した。そのため、通常の場合は大統領選挙では1%未満の得票しかできない同党候補者が州によっては3〜6%台の記録的得票を得ることになった。大統領選挙の勝敗を決する接戦州の勝敗差は1%前後であり、前回の選挙ではリバタリアン左派の傾向がある人々が同党に流れた結果が及ぼした影響は極めて大きいものだった。

実際、同党得票数とヒラリーの得票数を合計した場合、全ての接戦選挙区でヒラリーはトランプに勝利していた。前回の投票結果はこの地味な第三政党・リバタリアン党の動向が2020年の大統領選挙の結果を占う上で重要な要素であることを示唆している。

■ リバタリアン党とはどのような政党なのか

そもそもリバタリアン党とはどのような政党なのか。リバタリアン党の公式HPを見てみると、政党の紹介項目には「We are the only political organization which respects you as a unique and responsible individual.」と掲載されている。つまり、個人の権利及び責任を尊重する唯一の政党だということだろう。その上で、個人、家族、およびビジネスの決定に対する政府の干渉に強く反対し、すべての米国人は、他人に害を及ぼさない限り、自分の人生を生き、自分の利益を追求する自由があるべきだと明記されている。

彼らは、自己決定権を重視し、表現の自由を尊重し、プライバシー侵害を拒否し、個人の様々な志向に対する制限を否定し、妊娠中絶の自己判断を肯定し、子どもの権利が尊重されている限り保護者の権利を擁護し、法律の過剰な適用を防止し、死刑制度に反対し、自己武装を容認する。

また、経済政策としては、政府からの財産権の保護、私人による環境保護の権利と責任の確立、エネルギー産業に対する助成の否定、増税への反対(歳入庁廃止含む)、憲法に基づかない政府プログラムの廃止、支出削減による財政均衡、公務員労組への強制加入停止、自由市場の重視、中央銀行によるインフレ政策否定、許認可の廃止、労働自由化、教育・医療・高齢者福祉の自由化、売春合法化なども掲げている。

外交防衛政策としては、外国からの侵略から守るための軍事力保持(事実上の専守防衛)、国民の自由を制約しないように政府機関(諜報機関も含む)への透明性の確保要求、軍事援助・対外援助の停止による不介入、自由貿易推奨と圧政から逃れる移民の肯定などを謳っている。

5776チバQ:2020/05/07(木) 22:52:47
■ 米国人から見ても過激な自主独立思想

彼らの主張は米国人から見ても過激な自主独立思想であり、リバタリアン党は毎回の大統領選挙では1%未満の得票しか得ていない。しかし、前述の通り、トランプVSヒラリーという特殊な対立構造の中で、前回の大統領選挙では全米で3%以上の得票を得て大統領選挙の結果を左右した。そして、実は今回の大統領選挙でも決定的な影響を及ぼす可能性が出てきている。

それはジャスティン・アマッシュ下院議員(ミシガン州)が大統領選挙に向けたリバタリアン党予備選挙への立候補を検討している報道がなされたからだ。アマッシュは元共和党議員であり、下院の自由主義傾向が強い保守強硬派グループのフリーダム・コーカスの創設者の一人でもある。その政治的傾向はリバタリアンそのものであり、リバタリアン勢力とは政治的に敵対することが多いトランプ大統領の弾劾に際し、共和党所属時代に公然と弾劾支持の声を上げた人物だ。その言動が度々メディアに取り上げられてきたことから、リバタリアン党の大統領候補者として最低限の知名度がある人物だと言えるだろう。

現在、リバタリアン党の予備選挙では10名程度がノミネートされている。アマッシュ以外の最有力候補者は、リバタリアン思想を啓発する財団創設者であるジェイコブ・ホーンバーガーである。同氏はテキサス生まれ、弁護士であり、思想家として、一見すると共和党に近いリバタリアン右派の候補者のように見受けられる。おそらくアマッシュがリバタリアン党の大統領候補者に名乗りを上げた場合、予備選挙はホーンバーグとの事実上の一騎打ちということになるだろう。

■ 米国の底流に流れるリバタリアン思想の力強さを再確認?

最大のポイントは、アマッシュとホーンバーグのいずれも共和党票の一部を食う可能性がある候補者だということだ。トランプ大統領は共和党支持者からの熱烈な支持を受けているように見えるが、既に共和党から距離を取っている元共和党支持のリバタリアン勢力からは強い反感を持たれたままの状態だ。アマッシュらはバイデンを支持する反トランプ票の一部も取り込むだろうが、共和党側にとってはそれ以上の問題がある対立候補者だと言えるだろう。まさに喉に刺さった魚の骨のような存在である。

まして、新型コロナウイルス問題に起因する政府の巨額の財政出動や都市封鎖などはリバタリアンが最も嫌う政府の政策が実行さている中、共和党・民主党の両党に対してリバタリアンの潜在的な憤りは非常に高まっているものと予想される。11月大統領選挙では米国の底流に流れるリバタリアン思想の力強さを再確認する貴重な機会となるかもしれない。

5777チバQ:2020/05/10(日) 17:39:04
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020050900297&amp;g=int
先住民居留地にコロナ直撃 貧弱な医療、支援の輪―米
2020年05月10日07時22分


伝統の踊りを演じてみせる先住民ナバホ族の少年=2003年7月、西部ニューメキシコ州(AFP時事)
伝統の踊りを演じてみせる先住民ナバホ族の少年=2003年7月、西部ニューメキシコ州(AFP時事)

 【ワシントン時事】米国に広がる新型コロナウイルス感染が、先住民居留地を直撃している。貧弱な医療体制を背景に、感染者や死者の比率は全米平均を大きく上回る。苦境に直面する先住民救済を呼び掛ける声が国内外に広がり、連邦政府も支援に本腰を入れ始めた。

 アリゾナ、ユタ、ニューメキシコの3州にまたがる先住民ナバホ族の居留地「ナバホ・ネーション」。居留地自治政府によると、人口約17万5000人のうち、7日時点で2700人以上の感染が確認され、88人が死亡した。人口当たりでは全米平均をはるかに超える。
馬に乗って渓谷を見詰める先住民ナバホ族の男性=2015年5月、西部ユタ州(AFP時事)
馬に乗って渓谷を見詰める先住民ナバホ族の男性=2015年5月、西部ユタ州(AFP時事)

 背景には、居留地内に医療機関が少なく、持病を抱える住民も多いため、感染後に重篤化しやすいという環境がある。居留地政府のネズ首長はロイター通信に「疾病対策センター(CDC)や専門家たちは(感染防止のため)手を洗えと言うが、水道を使えない住民もいる」とインフラ整備の遅れを嘆く。
 ナバホ族の支援団体「プロテクト・ザ・セークリッド」は、居留地への支援を呼び掛ける動画を公開。俳優マーク・ラファロさんやコメディアンのエレン・デジェネレスさんが、居留地の医療関係者増員などを訴えた。
米俳優マーク・ラファロさん=2月5日、ブリュッセル(AFP時事)
米俳優マーク・ラファロさん=2月5日、ブリュッセル(AFP時事)

 米ABCニュースによれば、国内芸能人らの活動とは別に、アイルランドからも飲料水や食料、マスクなどの購入用に260万ドル(約2億8000万円)の寄付が寄せられた。19世紀にアイルランドが飢餓に見舞われた際、米先住民から義援金が送られたことへの「返礼」という。
 こうした動きに歩調を合わせるように、5日にアリゾナ州を訪れたトランプ大統領は現地関係者との会合で、先に署名した新型コロナ対策に80億ドル(約8500億円)の先住民支援が盛り込まれたと説明。先住民の自治体への支援としては「過去最大だ」と誇示し、うち6億ドル(約640億円)をナバホ・ネーションに振り向けることを明らかにした。

5778チバQ:2020/05/10(日) 21:35:16
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20200509-567-OYT1T50222.html
ペンス氏報道官、イバンカ氏個人秘書も…ホワイトハウス関係者感染続く
2020/05/09 19:15読売新聞

 【ワシントン=海谷道隆】米ホワイトハウスで新型コロナウイルスの感染が続いている。7日にトランプ大統領の世話係の感染が判明し、8日にはペンス副大統領の報道官が検査で陽性と判定された。接触のあった政府高官が自宅隔離を決めるなどし、影響の広がりが懸念されている。

 感染したケーティー・ミラー報道官は他の高官との接触も多い。夫は、トランプ氏の側近でスピーチライターを務めるスティーブン・ミラー大統領上級顧問だ。食品医薬品局(FDA)のスティーブン・ハーン長官は検査で陰性だったものの、接触があったとし2週間の隔離措置を取ることを決めた。ペンス氏が8日、アイオワ州に向かう際には、離陸前の副大統領専用機からミラー報道官と接触があった6人が降ろされた。

 トランプ氏とペンス氏は現在、毎日検査を受けており、8日も陰性だった。

 CNNテレビによると、大統領の長女イバンカ大統領補佐官の個人秘書も感染が確認された。秘書は在宅勤務を続けていて、ここ数週間イバンカ氏と接触はなかったという。

5779チバQ:2020/05/11(月) 17:00:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200511-35153565-cnn-int

営業再開の店にルール守らない客が殺到、1日で再び休業 米


5/11(月) 14:00配信

CNN.co.jp







営業再開の店にルール守らない客が殺到、1日で再び休業 米


アイスクリーム店の「ポーラー・ケイブ」は再開初日にルールを守らない客が殺到したため、1日で休業を余儀なくされた


(CNN) 米マサチューセッツ州で新型コロナウイルス対策規制の緩和を受けて営業を再開したアイスクリーム店が、わずか1日で再び休業に追い込まれた。米国では週末にかけてほぼ全州で部分的に経済活動が再開されたが、こうした事態は現実がまだ平常とは程遠い状況を見せつけている。

マサチューセッツ州マッシュピーにあるアイスクリーム店「ポーラー・ケイブ」は営業を再開した翌日の9日、再び閉店せざるを得なくなった。客が互いに距離を置くソーシャル・ディスタンシングを守らず、店員に暴言を吐くなどしたことが原因だった。

経営者のマーク・ローレンスさんはCNN系列局WFXTの取材に対し、「いちばんよく働いてくれた従業員の1人は昨日、シフトが終わるとやめてしまった」と打ち明けた。「彼女は男性のロッカールームの中でさえ口にできないような言葉を浴びせられた。相手は17歳の子どもだ。恥を知るべきだ」と憤る。

同店は営業を再開する場合の指示に従って、客全員に対し、1時間以上前の事前注文を要請していた。

ところがこの要請を無視して大勢の客が予約なしで店に詰めかけたことから、店内が込み合い、客が従業員に怒りをぶつける事態になった。

「みんな自宅にこもっていた6〜7週間の間に、他人との接し方を忘れてしまった」とローレンスさんは嘆く。

8日の営業を終了すると、ローレンスさんはフェイスブックに「19年間やってきた中で最低の気分を味わった」と投稿。やむなく翌日の営業は中止を決めた。

しかし悪いことばかりではなかった。この投稿が地元のニュースで取り上げられると、市民から応援の声が相次いだ。

10日には営業を再開でき、今度は客もルールに従って事前に注文してくれたとローレンスさんは伝えている。

5780チバQ:2020/05/12(火) 18:55:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200512-00000063-asahi-int

自画自賛続けるトランプ氏 死者数はベトナム戦争上回る


5/12(火) 18:46配信

朝日新聞デジタル







自画自賛続けるトランプ氏 死者数はベトナム戦争上回る


11日、ホワイトハウスで会見するトランプ米大統領=AP


 米国で、新型コロナウイルスの死者数が8万人を超えた。ベトナム戦争で亡くなった米軍の兵士よりも多い人数だが、トランプ米大統領は「他の国よりも対応が進んでいる」と自画自賛を続けている。11日には、追及する記者の質問にいら立ち、会見を打ち切る場面もあった。



 ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、米国内の死者は11日に8万人を超えた。10年以上にわたった戦闘で、約6万人の米兵が亡くなったベトナム戦争の死者を大きく超え、世界的にも突出している。

 一方、トランプ氏は11日、新型コロナの検査について会見を開き、「我々の検査システムは世界中のどの国と比べても最も進んでいる」と主張。さらに、「我々はこの状況に直面し、勝った」と述べた。

 これに対し、アジア系の記者は「検査態勢が他の国より優れていると繰り返すが、それに何の意味があるのか? 米国人が毎日、亡くなっているのに、なぜあなたにとっては世界の競争なのか」と質問。そうすると、トランプ氏は「世界中で人は死んでいる。私ではなく、その質問は中国に聞け」と語気を強め、間もなく会見を打ち切った。

 ホワイトハウス内では感染者が続出しており、トランプ氏の危機管理能力も問われている。米メディアによると、大統領の執務室近くで働くスタッフはこの日からマスクの着用が義務づけられており、11日の会見の出席者もほとんどがマスクを着けていた。これまで着用を義務づけなかった理由を問われたトランプ氏は「私は全員からかなり距離をとっている」と釈明。また、自身は引き続きマスクを着けておらず、矛盾した対応となった。(ワシントン=園田耕司)
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朝日新聞社

5781チバQ:2020/05/12(火) 18:56:08
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200512-00000114-kyodonews-int

米NY州、営業規制を一部緩和 15日から、都市部は対象外


5/12(火) 17:43配信

共同通信







米NY州、営業規制を一部緩和 15日から、都市部は対象外


米ニューヨーク州で記者会見するクオモ知事=7日(ロイター=共同)


 【ニューヨーク共同】米東部ニューヨーク州のクオモ知事は11日の記者会見で、新型コロナウイルス感染拡大に伴い3月下旬から実施してきた営業規制について、州西部など人口密度が低い一部地域で今月15日以降の緩和を認めると表明した。

 一方、感染者が集中するニューヨーク市など都市部は対象外で再開時期は見通せない。

 米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、世界全体の感染者数は約410万人で、うち米国が約130万人と最多。特にニューヨーク州で被害が出ている。

 同州で営業規制が緩和されるのは、病床の空き割合や検査態勢など州が独自に設定した数値目標を満たした地域。

5782チバQ:2020/05/13(水) 09:34:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200513-00000013-jij-n_ame

失業保険届かない米貧困層 コロナ禍「誰も助けてくれない」 経済活動停止で困窮


5/13(水) 7:06配信

時事通信







失業保険届かない米貧困層 コロナ禍「誰も助けてくれない」 経済活動停止で困窮


米ニューヨーク市で低所得者向けに食料購入費を補助するフードスタンプの電子カード取得のため並ぶ人々=7日


 【ニューヨーク時事】新型コロナウイルス感染拡大阻止へ経済活動を停止した米国で、失業者が急増し、失業保険をもらえないなど、貧困層がさらに困窮する事態になっている。

 失業して3月に政府から支援を受けられた人は3割以下との分析もあり、アフリカ系の女性は取材に「(最初は)親族に助けてもらっていたけど、最近は誰も助けてくれなくなった。皆大変になっている」と途方に暮れた。

 「(失業保険を申し込むウェブサイトが)途中で止まってしまい、完了できない」。オフィスビルの清掃など維持管理の仕事に就いていたニューヨーク市に住むアフリカ系の女性(59)は7日、3月に失業して以来、失業保険を申請しようとしているが、申し込むたびに途中でニューヨーク州のウェブサイトがダウンし、いまだに申し込めていないと語った。州で失業保険の申請が殺到しているためだ。

 労働省によると、全米で経済活動の落ち込みが本格化した3月中旬以降の7週間で、失業保険申請件数は3300万件を超えた。各州とも申請が殺到する中、保険の申請すらできない人もいる。一方、米調査機関ピュー・リサーチ・センターが4月下旬に発表した分析によれば、失業者のうち3月に支援が実際に受けられたのは約29%にとどまったという。

 このアフリカ系女性は失業保険が申し込めず、1カ月以上前に低所得者向けに食料購入費を補助する「フードスタンプ」の受給を申し込んだ。申請者には、食料品の支払いに使える電子カードが送られてくるはずだが、届かない。どうしても食料が必要になってカードを直接受け取るため7日、市内の政府庁舎前に並んだ。庁舎前には約30人が列をつくっていた。

 一方、失業保険の基準を満たさず、申請できなかった人もいる。フリーランスで塗装業を営む中南米系の男性(54)は「米国ではフリーランスだと基準を満たすのが難しい」と話す。景気刺激策としてトランプ政権が各世帯に配る小切手もまだ届かず、家賃も滞納している。ニューヨーク州は6月までは家賃を滞納しても入居者を立ち退かせないよう大家に求めているが、いずれは家賃を支払う必要がある。

 「働いているのに支援が受け取れない人もいれば、働いていないのに小切手を受け取る人がいる。本当に(社会から)取り残されているようだ」。男性は肩を落とした。

5783チバQ:2020/05/13(水) 10:35:43
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200512-00000059-jij-n_ame

「中国に聞け」と会見打ち切る トランプ氏、女性記者に逆上


5/12(火) 12:33配信

時事通信







「中国に聞け」と会見打ち切る トランプ氏、女性記者に逆上


会見場を立ち去るトランプ米大統領=11日、ホワイトハウス(EPA時事)


 【ワシントン時事】トランプ米大統領は11日の記者会見で、中国系米国人の女性記者が行った質問に対し、「それは中国に聞くべき質問だ」と逆上した。

 トランプ氏は直後に会見を打ち切った。

 質問したのはCBSテレビの記者。トランプ氏が米国の新型コロナウイルスの検査件数は世界一だと豪語したのに対し、「それがなぜ重要なのか。毎日多くの感染者が出て米国人が命を落としているというのに」と詰め寄った。

 さらに、トランプ氏が中国を持ち出したことに対し、記者は「なぜ特に(中国系の)私に対してそう言うのか」と詰問。トランプ氏は「そういうけがらわしい質問をする者には誰であれそう答える」と切り捨て、ぶぜんとした表情を見せた。

5784チバQ:2020/05/13(水) 18:31:34
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200513-00000126-kyodonews-int

トランプ氏、大統領選の接戦州へ 東部ペンシルベニア、再選に向け


5/13(水) 17:29配信

共同通信



 【ワシントン共同】トランプ米大統領は12日、ツイッターで、東部ペンシルベニア州を14日に訪問すると明らかにした。同州は11月の大統領選で勝敗の鍵を握る接戦州の一つ。ホワイトハウスではスタッフの新型コロナ感染が相次ぎ防止策を強化したばかりだが、トランプ氏は再選に向けて早期の経済活動再開を促すため全米各地への行脚を続ける意向だ。

 地元紙によると、トランプ氏は同州でマスクなどの医療品を取り扱う施設を視察、演説で経済再開を訴えるとみられる。11日にも「人々は仕事に戻りたがっている」と主張、同州のウルフ知事(民主党)の経済再開への取り組みが遅すぎると批判した。

5785チバQ:2020/05/14(木) 15:48:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200514-00000005-jij_afp-int

米でまた警官が黒人を射殺、誤った住所に踏み込み8回発砲


5/14(木) 8:34配信

AFP=時事







米でまた警官が黒人を射殺、誤った住所に踏み込み8回発砲


米ケンタッキー州ルイビルで卒業式に出席したブリアンナ・テイラーさん。テイラーさんの家族提供(撮影日不明)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】米ケンタッキー州で今年3月、26歳の救急救命士が自宅アパートで警察官に銃で撃たれて死亡した事件をめぐり、アフリカ系市民に銃を向ける警官への抗議が米国で再び強まっている。

【関連写真】黒人男性が警官に撃たれて死亡した事件に抗議する人たち(2016年)

 非武装のアフリカ系米国人が警官から銃で撃たれる事件をめぐっては、人種的偏見に基づいた蛮行だとして多くの人が警察を批判しており、2012年以降「Black Lives Matter(黒人の命も大切)」のスローガンのもと、何度も抗議行動が発生している。

 3月13日、救急救命士のブリアンナ・テイラー(Breonna Taylor)さんとその交際相手が就寝中に警察が踏み込み、テイラーさんに8回発砲した。

 事件について明らかにしたテイラーさんの弁護士、ベン・クランプ(Ben Crump)氏によると、無警告で破壊器具を使用し、ケンタッキー州ルイビル(Louisville)のアパートに突入。しかし警官らが持っていた住所の情報は不正確で、警察が行方を追っていた容疑者はすでに拘束されていたという。

 テイラーさんの交際相手は現在も拘束されている一方、テイラーさんの死をめぐる容疑で訴追された警官はいない。

 米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)によると、警官らは先月、不法行為による死亡、過度の暴力、そして重大な過失で提訴された。

 最近、米南部ジョージア州でジョギングをしていた黒人青年のアマード・アーベリー(Ahmaud Arbery)さん(25)が白人の男2人によって銃殺される事件が発生。警官による殺害ではなかったものの、これをきっかけに米国では白人による黒人への銃撃をめぐり、怒りの声が高まっていた。【翻訳編集】 AFPBB News

5786チバQ:2020/05/15(金) 13:32:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200514-00000126-reut-cn

トランプ氏、中国のコロナ対応に「心底失望」 関係断つ可能性も示唆


5/14(木) 20:10配信

ロイター







トランプ氏、中国のコロナ対応に「心底失望」 関係断つ可能性も示唆


5月14日、トランプ米大統領は、FOXビジネス・ネットワークとのインタビューで、中国には非常に失望したと発言した。ホワイトハウスで13日撮影(2020年 ロイター/Kevin Lamarque)


[ワシントン 14日 ロイター] - トランプ米大統領は14日、新型コロナウイルスを巡る中国の対応に非常に失望したと述べるとともに、現時点で習近平国家主席との対話は望んでいないとし、中国と関係を断つ可能性も示唆した。

【写真記事】行き場失ったクルーズ船、マニラ湾に群れなし停泊

トランプ大統領はFOXビジネス・ネットワークとのインタビューで「中国には非常に失望した。中国は(新型コロナの流行を)なすがままに任せるべきではなかった」と言明。「せっかく素晴らしい通商合意を結んだのに、今はそう感じられない。協定署名のインクが乾かないうちに新型コロナの感染が広がったからだ」とし、新型コロナのパンデミック(世界的大流行)が米中通商合意に暗い影を落としているという認識を示した。

米中は今年1月に「第1段階」の通商協定で署名したが、その直後に新型コロナの感染が拡大した。

習近平国家主席との関係は良好だが「今は彼と話したくない」とし、通商協定の再交渉には関心がないと強調した。

さらに、中国に対し「われわれには多くの措置を講じることが可能だ。関係を完全に断ち切ることもできる」と発言。中国から年間輸入額に言及し、「関係を断絶すれば、5000億ドルを節約できる」とも言明した。

また、トランプ大統領は新型コロナについて、発生源よりも中国の対応を重視するとし「ウイルスの発生源が研究所だろうがコウモリだろうが、中国であることに間違いはない。中国はそれを阻止すべきだったし、できたはずだ」とした。

ムニューシン米財務長官はフォックス・ビジネス・ネットワークとのインタビューで「大統領は非常に懸念しており、全ての選択肢を検討している。ウイルスが米国の経済や雇用、国民の健康にもたらす影響をわれわれは心配している。大統領は米国の雇用と労働者を守るため全てのことを行う」と強調した。

さらに「非常に難しく複雑な問題で、より多くの情報が必要であることを大統領は明確にしている」とし、何が起こっているかを中国側はわれわれに理解させなかったが、米国民には全ての事実を知って理解する権利があると指摘した。

一方、シンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS)のスコット・ケネディー氏は、トランプ大統領の発言を「危険な虚勢」と指摘。「対話を避けることは、世界的な協調が必要とされる危機の解消において効果的な戦略ではない。ましてや中国との経済関係の断絶は米経済に大きな打撃を及ぼす」と警鐘を鳴らした。

*見出しと本文中の一部表現を修正しました。

5787チバQ:2020/05/17(日) 09:44:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d0bd41a715a4c85a3e2452466936de54d13e882
ブルームバーグ氏、大統領選でバイデン氏支援へ 200億円超拠出か 米報道
5/16(土) 14:51配信

時事通信
ブルームバーグ前ニューヨーク市長=3月4日、ニューヨーク(AFP時事)

 【ワシントン時事】米CNBCテレビは15日、大富豪のブルームバーグ前ニューヨーク市長が、11月の大統領選で民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領に資金援助する意向だと報じた。

 事情を知る関係者によると、支援額は2億5000万ドル(約267億円)を上回る規模になるとみられ、バイデン氏には強力な援軍となりそうだ。

 ブルームバーグ氏の報道担当者はCNBCに「トランプ大統領を倒す戦いを支援する。現在どのような支援が最良かを検討している」と語った。

5788チバQ:2020/05/17(日) 09:49:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/d3621dddb0b65ae4b932efe7ea9316533d3f4850
第3の候補、出馬意向撤回 米大統領選
5/17(日) 6:09配信

共同通信
 【ワシントン共同】11月の米大統領選に向け、第3政党リバタリアン党の候補指名を目指して準備委員会を立ち上げていたジャスティン・アマーシュ下院議員(40)は16日、出馬の意向を撤回した。ツイッターで「今年の大統領選で候補者として成功できる状況にない」と説明した。

 アマーシュ氏は昨年、トランプ大統領のロシア疑惑捜査報告書が出た後に共和党を離党。トランプ氏のウクライナ疑惑を巡る下院の弾劾訴追決議にも賛成票を投じ、反トランプ色を鮮明にしていた。

5789チバQ:2020/05/17(日) 20:49:00
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020051600326&amp;g=int
経済再開、影響見えず 米各州、感染爆発なし―2週間経過、増減ばらつき
2020年05月17日07時15分


15日、米東部ペンシルベニア州ハリスバーグで、経済活動再開を求めるデモ隊(EPA時事)
15日、米東部ペンシルベニア州ハリスバーグで、経済活動再開を求めるデモ隊(EPA時事)

 【ニューヨーク時事】米各州が新型コロナウイルスの感染拡大防止のため停止していた経済活動の一部を再開し始めてから2週間以上が経過した。今では大半の州が規制の一部を緩和したが、米メディアによると、再開を受けて感染者が爆発的に増えた州はなく、感染者の増減の傾向も州ごとにばらつきがある。州や自治体は手探り状態で再開を段階的に進めているが、再開による感染拡大への影響はまだ明確には見えていない。影響が出るまでに数週間以上かかる可能性も指摘されている。
 各州が経済再開に動きだしたのは4月下旬。「パッチワーク」(米メディア)のように州や自治体によって緩和の程度や検査数が異なっている。新規感染者について「14日間の減少傾向」などと規定した米政府の再開基準を満たさずに再開した州が多く、州が再開を認めても慎重な対応を取る事業者も少なくない。国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は「手の付けられない感染拡大の引き金になりかねない」と警告する。
経済活動を再開させ、自らも宗教行事に参加する米南部ジョージア州のケンプ知事=4月27日、アトランタ(EPA時事)
経済活動を再開させ、自らも宗教行事に参加する米南部ジョージア州のケンプ知事=4月27日、アトランタ(EPA時事)

 再開を受け、ワシントン大の保健指標評価研究所(IHME)は4日、新型コロナによる8月までの米国の死者数をこれまでの倍近い13万4475人へと予測を上方修正した。携帯電話の位置情報を調べたメリーランド大の分析では、再開後に外出や州外への移動が増えていた。
 一方、CNNテレビの15日の分析によると、新規感染者が減少傾向にあるのは28州に上り、増加傾向にあるのは7州。15州は横ばいになり、爆発的な増加は見られない。
営業を再開した米南部テキサス州のネイルサロン=8日、オースティン(AFP時事)
営業を再開した米南部テキサス州のネイルサロン=8日、オースティン(AFP時事)

 減少傾向にある州の一つ南部ジョージア州は、4月24日に理容店やスポーツジム、同27日に飲食店の店内飲食の再開を認めた。全米の中でも早い段階から幅広い業種を再開したため、動向が注目されている。
 一方、増加傾向にあるのは5月1日に飲食店の店内飲食などを再開した南部テキサス州だ。同州では14日に1日の死者数として最多の58人が死亡した。
米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長=4月4日、ワシントン(EPA時事)
米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長=4月4日、ワシントン(EPA時事)

 減少している州も、傾向を今後も維持できるかは分からない。ジョンズ・ホプキンス大のタラ・カーク・セル博士はアトランティック誌に「うまくやって良い結果が出るまでには3〜6週間かかる。今、適切に対処しない場合、逆の結果を見るまでにもしばらくかかる」と指摘している。

5790チバQ:2020/05/18(月) 17:44:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200518-35153940-cnn-int

バイデン氏の優位歴然、州レベルの世論調査を分析 米大統領選


5/18(月) 17:30配信

CNN.co.jp







バイデン氏の優位歴然、州レベルの世論調査を分析 米大統領選


州レベルでの世論調査を分析した結果、ジョー・バイデン前副大統領が全国的にリードを維持していることがわかった


(CNN) 11月の米大統領選に向けて、与党・共和党のトランプ大統領と野党・民主党の候補指名が確実なバイデン前大統領の支持率を調べた州単位の世論調査を、CNNの政治アナリスト、ハリー・エンテン氏が分析した。バイデン氏の優位がはっきり表れているという。

州レベルでは先週、ウィスコンシンでマーケット大学法科大学院が実施した世論調査の結果、バイデン氏の支持率が46%と、トランプ氏の43%を上回っていることが分かった。

4月初め以降に発表された全国規模の主要調査をみると、バイデン氏はトランプ氏を平均で約6.6ポイント上回っている。エンテン氏は現状をより正確に把握するため、同じ期間に実施された州単位の全調査結果を分析し、各州での前回大統領選の結果と比較した。

対象となった調査は20件余り、聞き取り件数は計1万5000を超えた。

前回大統領選では民主党候補、ヒラリー・クリントン元国務長官の最終的な支持率がトランプ氏を約2ポイント上回っていた。今回の調査では、バイデン氏がそれをさらに6ポイント上回り、全米レベルでトランプ氏に約8ポイントの差をつけていることがうかがえたという。

ただし前回大統領選に向けた世論調査では、対象の各州でトランプ氏の支持率が実際よりも1〜2ポイント低く出ていたとの報告がある。これを基に修正しても、バイデン氏のリードは6〜7ポイントに達するはずだ。

エンテン氏によると、現時点で大統領選が実施された場合、バイデン氏は当選に必要な選挙人270人のラインを突破すると推定できる。

ただし本選までにはあと約6カ月という期間があり、トランプ陣営が選挙戦の進め方を変えることも十分可能だと、同氏は指摘している。

5791とはずがたり:2020/05/18(月) 20:46:21
2020年5月15日 / 13:30 / 3日前
米当局、中国生まれの米研究者を逮捕 中国との関係を虚偽申告
Reuters Staff
https://jp.reuters.com/article/usa-china-crime-idJPKBN22R0HB

[ワシントン 14日 ロイター] - 米連邦捜査局(FBI)は14日、米政府から360万ドルの研究助成金を受けていたにもかかわらず、中国の研究機関での自らの役職を開示しなかった虚偽申告の疑いで、オハイオ州のクリーブランド・クリニックに最近まで所属していた中国生まれの研究者を逮捕したと発表した。

FBIなどの連邦当局はチン・ワン容疑者の州内にある自宅を家宅捜索し、虚偽申告と通信詐欺の疑いで逮捕した。

検察当局によると、同容疑者は中国の華中科技大学の生命科学技術学部長を同時に務めていた事実を開示せずに、米国立衛生研究所(NIH)から助成金を受け取っていた。これは助成金の規定違反だという。

当局によると、同容疑者は米国の市民権を持ち、クリーブランド・クリニックには1997年から所属していた。専門は遺伝学と心疾患。

FBIによると、同容疑者は中国政府が海外の優秀な人材を支援する「千人計画」に参加していた疑いが持たれている。米当局者らは、同計画は海外の技術や高価値のデータを使用できる立場にある個人と関係を結ぶ目的があると指摘する。

捜査当局によると、ワン容疑者の千人計画参加の見返りとして、中国政府は同容疑者が所属していた中国の研究機関に300万ドルの研究助成金を提供していた。

弁護士によると、同容疑者は無罪を主張している。

クリーブランド・クリニックは、中国との関係について開示を怠っていたことが判明したため、ワン容疑者を解職したと述べた。

5792チバQ:2020/05/18(月) 21:59:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/1c39a974c13883bbd5b94c97f243c5d603dfb1e0
米国務省の監察官解任、トランプ政権が「闇の政府」持ち出し批判に反論
5/18(月) 15:31配信

AFP=時事
(左から)米国のドナルド・トランプ大統領、マイク・ペンス副大統領、ピーター・ナバロ大統領補佐官。首都ワシントンのホワイトハウスにて(2020年4月2日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】米国務省のスティーブ・リニック(Steve Linick)監察官の解任をめぐり激しい批判にさらされているドナルド・トランプ(Donald Trump)政権は17日、リニック氏について、トランプ氏の失脚を企てている集団だと政権が主張するいわゆる「ディープ・ステート(闇の政府)」のメンバーだと暗に示唆し、批判に強く反発した。

【特集】トランプ政権を去った高官たち

 今年4月以降、トランプ氏が監察官を解任したのはリニック氏で4人目。監察官は政府の不正行為や職権乱用を監視する役割を担っており、こうした動きには共和党内からも批判が上がっている。民主党議員らによると、リニック氏はマイク・ポンペオ(Mike Pompeo)国務長官に対する調査を開始していた。

 トランプ氏や側近らは常々、党派性がないはずの官僚組織内にトランプ氏を失脚させようとする「ディープ・ステート」という影の力が存在すると激しく批判しているが、その存在を証明する証拠はない。

 トランプ政権で通商顧問を務めるピーター・ナバロ(Peter Navarro)大統領補佐官は米ABCのインタビューに応じ、官僚機構の「多くの人々」が「トランプ氏ではない別の大統領に仕えていると考えている」と批判。

 また「われわれは『ディープ・ステート』と呼ばれる大きな問題を抱えている。自分はその考えが当然だと考えており、官僚機構を去った人々を惜しんでいない」と述べた。

 ナバロ氏はさらに、トランプ政権を去った幹部の後任には常により「忠実な」人物が就任すると語った。【翻訳編集】 AFPBB News

5793チバQ:2020/05/21(木) 09:16:55
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200521-00000021-kyodonews-int

NY、低所得地域で陽性43%も 抗体検査で平均の2倍


5/21(木) 6:29配信

共同通信



 【ニューヨーク共同】米東部ニューヨーク州のクオモ知事は20日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染歴を調べる抗体検査の結果、ニューヨーク市内の低所得者が多く住む地域で陽性率が最高43%に達したと明らかにした。市内の平均約20%の2倍超。市民の経済・社会格差が改めて浮き彫りになった。

 低所得者地域で約8千人に実施した抗体検査の結果、平均陽性率は27%。市北部ブロンクスは34%に達し、その中でも43%だった地域では、ヒスパニック(中南米系)の陽性率が56%を記録した。市南部ブルックリンでは、黒人住民の80%が陽性という地域もあった。

5794チバQ:2020/05/23(土) 18:50:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/ddfe3dae7e3e6cedf852780c9ceebfb3bd469fe1
トランプ氏、激戦州巡り本腰 視察名目、屋外集会も意欲 米大統領選
5/23(土) 7:05配信

時事通信
21日、米中西部ミシガン州イプシランティで、フォードの工場を視察するトランプ米大統領(右)(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領が11月の大統領選に向け、地方遊説を本格化させている。

 新型コロナウイルスに関連した視察が名目だが、民主党のバイデン前副大統領との激戦が予想される州をあえて選び、なりふり構わず支持拡大に努める。

 「民主党の知事が大勢いるのは不幸だ。彼らは経済を閉じ続けるのが良い政治だと思っている」。トランプ氏は21日、中西部ミシガン州の自動車大手フォード・モーターの工場を視察に訪れた際、経済再開に慎重な民主党知事を批判した。

 ミシガン州の女性知事ウィットマー氏もその一人。来週期限が切れる外出禁止令を延長する考えを示す。規制に反対する武装市民が州庁舎でデモを行うなど保守勢力とは緊張が生じており、トランプ氏もその対立をあおる側に回る。

 トランプ氏は14日に訪れた東部ペンシルベニア州でも、同州の民主党知事を「動きが遅過ぎる」と批判。5日に訪れた西部アリゾナ州、19日にペンス副大統領が入った南部フロリダ州を合わせ、いずれもトランプ氏再選のためには落とせない州だ。

 一方、トランプ氏と対照的な運動を展開するのがバイデン氏だ。2カ月以上自宅にこもり、インターネットで支持者と交流。各州の経済再開の動きには「専門家の意見を聞くべきだ」と自重を促す。世論調査ではトランプ氏の支持を上回るが、消極的な活動に党内の不満も強い。

 トランプ氏は既に政治集会の開催を検討するよう陣営に指示。ロイター通信によると、早ければ6月にも屋外などで開催が検討され、トランプ氏は21日、記者団に「選挙集会を再開しなければならない。再開は意外に早い」と予告してみせた。

5795チバQ:2020/05/24(日) 21:35:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/075c95f602ce0949d467ef61d6dd7e742dfc09b1
米ニューヨーク市感染、格差が影 富裕層は避難、貧困層に被害
5/24(日) 15:16配信

共同通信
傘を差して歩く人々=23日、ニューヨーク(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】米東部ニューヨーク市で、新型コロナウイルスの感染拡大に貧富の格差が影を落としている実態が明らかになってきた。富裕層が3月ごろから市外に避難する一方、逃げ道がない貧困層の感染率は極めて高い。格差社会の縮図と言えそうだ。


 スマートフォンの位置情報によると、市民の5%に当たる約42万人が3月1日〜5月1日に市を離れた。マンハッタンなどの高級住宅地では住民が40%超減少した。

 ニューヨーク州で感染歴を調べる抗体検査を低所得者地域で実施した結果、陽性率は市内平均の約20%を上回る27%。黒人やヒスパニックが多い市北部ブロンクスでは43%だった。

5796チバQ:2020/05/24(日) 21:39:03
https://www.sankei.com/world/news/200523/wor2005230017-n1.html
「迷うなら黒人じゃない」 バイデン氏失言で釈明
2020.5.23 18:27
 米大統領選の民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領(77)は22日、ラジオ番組に出演し、黒人司会者に「私かトランプ(大統領)か投票に迷っているようなら、君は黒人じゃない」と発言した。軽口をたたいた可能性もあるが人種差別などと波紋が広がり、「配慮に欠けた」と釈明に追い込まれた。

 バイデン氏はオバマ前政権で8年間、副大統領を務めた経歴などから黒人の間で支持が高いが、懸念されていた失言癖が露呈。今後の選挙戦に不安を残した。

 黒人司会者は番組で、バイデン氏の発言を受け「トランプは関係ない。私は自分(黒人)のコミュニティーのためになるものが欲しいだけだ」と反論すると、バイデン氏は自分がいかに黒人社会の発展に貢献してきたかアピールした。

 ワシントン・ポスト紙の黒人コラムニストは「明らかな冗談」と擁護したが、トランプ陣営は「人種差別だ。バイデンは黒人が自主的に物事を考えることができないと思っている」と批判した。(共同)

5797チバQ:2020/05/25(月) 13:06:01
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200525-00000017-jij_afp-int

トランプ氏vsバイデン氏、見えないコロナ後の米大統領選


5/25(月) 12:43配信

AFP=時事







トランプ氏vsバイデン氏、見えないコロナ後の米大統領選


米国のドナルド・トランプ大統領(左)とジョー・バイデン前副大統領(2020年3月4日作成)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏(73)が再選を狙う11月の米大統領選は、民主党候補ジョー・バイデン(Joe Biden)氏(77)との波乱含みの戦いとなるはずだった。ところが、そこに勃発した新型コロナウイルスの流行は、米国で9万人以上を死に至らしめ、経済を停滞させ、二人のレースをシュールな混乱の中に投げ込んだ。


 大統領選まで半年を切ったにもかかわらず、両氏とも通常の選挙運動は行えていない。有権者たちは身の安全に不安を抱いており、トランプ氏は突如、世紀に一度の危機への対応力を問う国民投票に直面したような格好だ。
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 ジョージ・ワシントン大学(George Washington University)の政治学教授、クリストファー・アータートン(Christopher Arterton)氏はAFPに「ここからどう展開するか全く読めない」と述べた。
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 4か月前、2020年米大統領選のストーリーは明白に見えていた。
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 トランプ氏は過去最低の失業率と堅調な国内総生産(GDP)成長率を喧伝(けんでん)しながら、押しの強い実業家としてのキャリアから転身した大統領職をあと4年続けると誓っていた。
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 一方、バラク・オバマ(Barack Obama)前政権下で副大統領を務めたバイデン氏は、今から思えば穏やかだったオバマ時代への郷愁を誘い、リアリティーショー・スタイルのトランプ政権がもたらすスキャンダルや分裂に終止符を打って「アメリカの魂」を復活させると誓っていた。
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 世論調査ではバイデン氏がリードしていたが、11月3日の大統領選当日にはトランプ氏が優勢になっているだろうと大方の人が思っていた。
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 だが、コロナウイルスがこの台本を引き裂いた。
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 米国が自らの勝利をたたえる夢を描いていたトランプ氏は代わりに、新型ウイルス流行という危機への自分の対処能力を、国民がどう判定するかに運命を委ねることとなった。


■国民投票の様相
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 過去の米大統領選の結果を正確に予測してきたことで知られるアメリカン大学(American University)の大統領史専門家、アラン・リヒトマン(Allan Lichtman)氏は「今回の大統領選は主として、トランプ大統領に対する国民投票になるだろう」という。
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 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)危機は、2001年9月11日に起きた米同時多発攻撃や2008年の大不況と同じくらい高度なリーダーシップが試される事態だ。
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 そしてトランプ氏自身は、点をつけるとしたら何点かと尋ねられた際、「10点満点だと思う」と述べて、優に合格水準を超えていると信じている。
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 しかし、多くの人はそう思っていない。分裂を招くトランプ氏の政治スタイル、共感を示すことの少なさ、何かを試してはその処理に当たる場当たり的な連邦リソースの動員──米CBSの最新の世論調査によると、トランプ氏の仕事ぶりはまずいとする回答は、3月の47%から57%に増えている。
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 この状況は新型ウイルスの流行下、多くの国民同様、自宅待機を続けてきたバイデン氏にとって千載一遇のチャンスに見えるかもしれない。
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 トランプ氏はいつも熱心に行ってきた支持者集会はあきらめねばならなくなったが、大統領専用機エアフォースワン(Air Force One)で度々出かけ、夜のニュースはホワイトハウス(White House)からの会見で頻繁に独占している。
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 対照的にバイデン氏はデラウェア州にある自宅の庭より遠くへは外出せず、発信をアマチュア動画に頼っている。

5798チバQ:2020/05/25(月) 13:06:27

■ワイルドカード=不確定要素

 最近の世論調査ではまだバイデン氏が全国的にリードしているが、米大統領選は選挙人団の投票によって決まる。つまり、フロリダやウィスコンシンのような一握りの接戦州に結果が左右されやすい。
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 そうした州での状況はより拮抗しており、トランプ氏は2016年にヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)元国務長官と対戦したときのように、全国レベルの獲得票の総数でバイデン氏を下回っても勝利する可能性がある。


 大統領選の行方は、いくつかある「ワイルドカード」のうち1枚がめくられただけでも結果が変わり得る。
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・トランプ氏が予測するように、第3四半期に景気は回復し始めるのか? それによってトランプ氏は再び力強いメッセージを有権者に売り込むことができるか?
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・北朝鮮との核兵器をめぐる対決やイランとの衝突など、外交ドラマはあるのか?
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・2016年の大統領選で対立と誤情報の種をまいたロシアは、どのような役割を果たすか?
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・トランプ氏が私的な時間を費やしてまで、新型ウイルスをもたらしたと攻撃する中国との緊張は、新たに破滅的な貿易戦争の引き金となるのか?
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 だが最大のワイルドカードはほぼ間違いなく、トランプ氏自身だろう。土壇場の戦いで、トランプ氏はどこまで行くだろうか?
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 すでにトランプ氏は昨年、有罪とはならなかったものの、バイデン氏とウクライナに絡むスキャンダルをかき立てるために大統領職権を乱用したとして議会で弾劾されている。そして現在は「オバマゲート」と呼ぶ新たな陰謀論を持ち出し、オバマ前大統領やバイデン氏が自分を大統領職から追い落とそうとしたと主張している。
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 最終的にはすべては一つの単純な問いにかかっていると、アータートン氏はいう。それはこの極端な大統領を崇拝する人が多いのか、それとも嫌う人が多いのかという問いだ。
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「トランプ氏が共和党員の投票を引き出せるのと同じくらい、多くの穏健派……無党派層や民主党員に不快感を抱かせ、彼らの投票率が伸びるかどうかだ」 【翻訳編集】 AFPBB News

5799チバQ:2020/05/25(月) 13:47:37
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020052500111&amp;g=int

トランプ氏大敗観測も 米失業率、選挙時なお高く


2020年05月25日11時20分

 【ワシントン時事】ハセット米大統領補佐官(経済担当)は24日、新型コロナウイルス感染拡大を受けて悪化している雇用情勢は改善が鈍く、大統領選挙が行われる今年11月時点でも失業率は2桁に高止まりするとの見方を示した。景気拡大による雇用増を訴えるトランプ大統領が、歴史的な大敗を喫するとの予測も出ている。
 補佐官はCNNテレビのインタビューで、来月に発表される5月の失業率は「20%を超える」と予想。戦後最悪となった4月(14.7%)よりもさらに悪化するとの見通しを明らかにした。11月時点でも失業率は2桁にとどまるかとの問いには、「そう思う」と明言した。

5800チバQ:2020/05/25(月) 13:48:49
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020052400185&amp;g=int

対中政策が争点化 バイデン陣営攻勢強める―米大統領選


2020年05月25日07時04分
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トランプ米大統領(左)と民主党のバイデン前副大統領(AFP時事)

トランプ米大統領(左)と民主党のバイデン前副大統領(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領が新型コロナウイルスへの対応をめぐり中国への強硬姿勢を強める中、11月の大統領選で対中政策が争点に浮上している。トランプ氏は、民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領を「中国寄り」と攻撃。これに対しバイデン陣営は「トランプ氏の方が弱腰だ」と反論している。

 バイデン氏の副大統領候補に推す声もあるライス元大統領補佐官(国家安全保障担当)は19日付のニューヨーク・タイムズ紙(電子版)に寄稿し、「トランプ氏は新型コロナの危険性を軽視し、(中国の)習近平国家主席への称賛を重ねた」と主張した。ウイグル族弾圧など人権問題で対中批判を避けているとも強調。「中国に弱腰だとバイデン氏に汚名を着せようとしているが、真実は逆だ」と訴えた。
 バイデン陣営の外交アドバイザー、サリバン元副大統領補佐官(国家安保担当)はロイター通信のインタビューで、バイデン氏が近く対中政策を公表すると明かし、「トランプ氏の強気な発言と弱腰な行動の大きなギャップを問うことになる」と語った。1月の米中貿易合意を守るために中国の新型コロナ対応を称賛し、米国の対策が遅れたことを問題視するとみられる。
 新型コロナをめぐる初動対応の遅れへの批判を懸念するトランプ陣営は、中国を発生源と非難し、「責任転嫁」を図ってきた。バイデン氏を「北京バイデン」と呼び、「親中派」のレッテルを貼るのもその一環だ。テレビ広告では、バイデン氏が「中国の台頭は前向きな進展だ」と語る映像などを繰り返し流している。
 バイデン陣営も、トランプ氏が新型コロナ対策で「中国は良い仕事をするだろう」と楽観的な見通しを示す映像を用いた広告で応酬。ワシントン・ポスト紙は「誰が中国に甘いかを訴えるのが選挙広告の中心になっている」と指摘する。最新の米世論調査で中国に「好意的でない」との回答が66%に急上昇するなど反中感情の高まりも相まって、両陣営の中国をめぐる非難合戦はさらに激化しそうだ。

5801チバQ:2020/05/25(月) 21:04:49
https://news.goo.ne.jp/article/cnn/world/cnn-35154262.html
ビーチやバーに賑わい戻る米国 感染者急増の州も
2020/05/25 12:13CNN.co.jp

ビーチやバーに賑わい戻る米国 感染者急増の州も

ミズーリ州で開催されたプールパーティーに集まった人々/Jodi Akins

(CNN.co.jp)

(CNN) 米国内の各地で25日のメモリアルデー(戦没者追悼記念日)前から経済活動が再開し始め、ビーチやバーに賑(にぎ)わいが戻ってきた。一方で感染者が急増している州もある。

メモリアルデーの連休に各地で多くの人出が見込まれるなか、米食品医薬品局(FDA)のハーン長官は、新型コロナウイルスが封じ込められたわけではないと改めて強調。「自分自身と地域社会を守るのは一人ひとりの力。対人距離の確保と手洗い、マスク着用が全ての人を守る」と呼び掛けた。

ミズーリ州では23日、湖畔のプールで開催されたパーティーに大勢の人が詰めかけ、その光景がツイッターに投稿された。一方、アーカンソー州のハッチンソン知事は同日、プールでのパーティーで数人が感染した事例を発表した。

ニューヨーク州では規制を緩めたレストランが22日夜、雨の中で持ち帰り客を店内に入れていたことが分かり、クオモ知事の側近が24日の会見で「顧客にとっても店にとっても愚かなこと」と厳しく非難。レストラン側はインスタグラムに謝罪文を投稿した。

米国内で新たに確認された感染者は21日に2万人超、22日も2万4000人超に上っていた。

ノースカロライナ州では23日、新規感染者がこれまでで最も多い人数を記録。アーカンソー州のハッチンソン知事も、同州に「第2波」が来ているとの見方を示した。

ホワイトハウスのバークス新型コロナ対策調整官によると、バージニア、メリーランド、ネブラスカ、イリノイ各州や首都ワシントンでも感染者が急増している。

最近の研究によるモデルでは、今後さらにテキサス州ヒューストン近郊やフロリダ州南部、アラバマ、テネシー各州の一部でも感染者が増えることが予想される。

5802チバQ:2020/05/27(水) 18:26:00
https://digital.asahi.com/articles/ASN5T4J3VN5QUHBI00G.html?pn=6
実は選挙遊説? トランプ氏のコロナ視察、激戦州ばかり


会員記事 新型コロナウイルス

ワシントン=園田耕司
2020年5月26日 14時00分
 新型コロナウイルスの感染拡大が続く米国で、トランプ米大統領が各地の視察を始めている。訪問先として選んでいるのは、11月の大統領選でかぎとなりそうな激戦州で、実態は選挙遊説に近い。大統領選の民主党候補に内定したバイデン前副大統領も、自宅内に設けたスタジオから激戦州向けにバーチャル選挙戦を展開しており、両陣営の活動が加速しつつある。(ワシントン=園田耕司)

 トランプ氏は21日、ミシガン州にあるフォード・モーターの自動車工場を訪れた。新型コロナの被害を受けて、現在は人工呼吸器などを生産中だ。

 工場視察後、トランプ氏は従業員を前に「私は自動車工場の労働者のために戦い続ける。今こそ経済再開の時だ」などと、約30分間演説。「我々が(大統領選で)再び勝利することはとても重要だ」と訴えた。

 ミシガン州は4年前の大統領選で、トランプ氏がわずか1万票差で制しており、今回も勝敗のカギを握る州の一つだ。トランプ氏はこれまでも、民主党のホイットマー州知事による自宅待機令への抗議デモを支持するなどしてきた。

 トランプ氏は新型コロナの感染が拡大した3月中旬以降、ホワイトハウスから離れることが少なかった。しかし、5日にアリゾナ州のマスク工場を訪れたことを機に視察を開始し、14日はペンシルベニア州の医療用マスク配送センターを訪問。両州もやはり、大統領選で激戦が予想される。


ここから続き

 こうした動きの背景には、経済再開に向けたアピールをしたいという、トランプ氏の思惑がありそうだ。一時はホワイトハウスで連日のように記者会見を開いていたが、「体内に消毒液を注入できないか」といった発言に批判が集中したこともあり、視察に切り替えたとみられる。

 ただ、大統領としての公的な視察を、選挙に利用することにはリスクもある。世論調査では、新型コロナについてのトランプ氏の対応に否定的な人が多く、イメージを下げかねない。

 また、トランプ氏は視察でもなかなかマスクを着用しようとしない。21日の訪問に先立ち、ミシガン州の司法長官は「法的責任がある」として公開書簡で着用を要請。トランプ氏は工場視察で一時的に着用したが、記者団の前ではマスクを着用しなかった。

バイデン氏はバーチャル選挙戦

 一方、バイデン氏は遊説を再開しておらず、デラウェア州の自宅内に設けたスタジオから、選挙戦を展開している。20日は激戦州のウィスコンシン州の有権者との対話集会をオンラインで2回開催し、トランプ政権のコロナ対応を「リーダーシップ不足だ」「素早い対応を取ることに失敗した」などと批判した。

 バイデン氏は集会で、新型コロナの影響を訴える有権者の声に耳を傾けて熱心にメモをとり、「(コロナで)とくに農村部の抱える苦しみは深い」と発言。自らが大統領になれば、地方の人々に配慮した政策を取る構想を説明した。これまでにも、フロリダ州の住民を対象に同様のバーチャル集会を開いている。

 ただし、陣営にはまだ不慣れな面も見られる。20日の集会は、いずれも30分前後遅れで開始。時間通りに視聴しようとサイトを訪れた人たちには説明もなく、ひたすら静止画像が画面に流れ続けた。

5803チバQ:2020/05/28(木) 11:58:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/9deba49e78d882e4c2990460c7375b4d95782835
米ミネソタで警官4人解雇 黒人男性死亡、抗議も




5/27(水) 15:00配信


【ニューヨーク共同】米中西部ミネソタ州ミネアポリス市当局は26日、白人警官が容疑者の黒人男性を逮捕する際、行き過ぎた暴力行為があったとして関係する4人の警官を解雇した。

 4人のうち1人の白人警官が25日、詐欺容疑でジョージ・フロイドさん(46)を同市近郊で逮捕する際、膝でフロイドさんの首を地面に押し付け、フロイドさんが「息ができない」と訴える様子が動画で拡散した。フロイドさんはその後、死亡した。

 26日には現場近くで警察に抗議する数百人が「息ができない」などと書いた紙を掲げるなどして抗議、一部が警察車両の窓ガラスを壊すなどした。


https://news.yahoo.co.jp/articles/4b5b3912914ae7aa03ce19e71d7d3f0bc7eb780c

黒人男性の死亡事件で連日の抗議デモ、市長が警官の訴追求める 米ミネアポリス




5/28(木) 11:09配信


CNN.co.jp







黒人男性の死をうけて抗議デモを行う人々=26日、ミネソタ州ミネアポリス
ミネアポリス(CNN) 米ミネソタ州ミネアポリスで警官に首を押さえつけられた黒人男性が死亡した事件で、ミネアポリスのジェイコブ・フレイ市長は27日、男性を押さえつけた警官を訴追すべきだとの認識を示した。地元警察と米連邦捜査局(FBI)も捜査に乗り出し、市民らは連日の抗議集会を展開している。

この事件では、路上に組み伏せられ、警官の膝(ひざ)で首を押さえつけられていたジョージ・フロイドさん(46)が意識を失い、病院に搬送されたが間もなく死亡した。

フレイ市長は27日の記者会見で、「ジョージ・フロイドさんの首を膝で押さえつけていた警官は、罪に問われるべきだ」と語り、立件するかどうかを判断するヘネピン郡の検察官に意見を伝えたことを明らかにした。

ミネアポリス警察は26日、フロイドさんの首を押さえつけていたデレク・ショーバン警察官など、今回の事件にかかわった警官4人の免職処分を発表している。

警察署の周辺では2日連続で抗議デモが開かれ、27日には数百人が集まった。26日に市内で開かれた抗議デモでは、参加者が「正義がなければ平和はない」と声を上げ、フロイドさんが最後に訴えた「息ができない」という言葉で抗議した。

ミネアポリス警察の広報によると、26日のデモでは一部が暴徒化したために、警察が催涙ガスを使って解散させた。

FBIミネアポリス支部は、フロイドさんが死亡した経緯をめぐり、米国憲法や法律で守られたフロイドさんの権利を、警官が故意に奪ったかどうかに重点を絞って捜査していると説明した。

5804チバQ:2020/05/29(金) 14:46:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/e872075c23c34489a7ddbad2f4f802d9c1bbc43c

警察署で火災、非常事態宣言 黒人暴行死に抗議 米ミネソタ州




5/29(金) 12:53配信


時事通信







28日、米中西部ミネソタ州ミネアポリスで、白人警官による黒人男性の暴行死事件に抗議するデモ隊(EPA時事)
 【ニューヨーク時事】米メディアによると、中西部ミネソタ州ミネアポリスで28日、白人警官によって拘束時に首を圧迫され、後に死亡した黒人男性の事件に抗議する多数のデモ隊が警察署に押し寄せ、警察署で火災が発生している。

 暴行死をめぐってデモが州内外に広がり、略奪や放火が起きており、ワルツ州知事は先にミネアポリスなどで非常事態を宣言。州兵を招集するなど緊張が高まっている。警察署の警官は既に全員避難したという。

 事件は25日に発生し、拘束時の動画が拡散。動画では路上にうつぶせになった黒人男性の首を白人警官が膝で圧迫し、黒人男性が「息ができない」と繰り返し、途中で動かなくなる様子が映っている。

 関わった警官4人はすぐに解雇されたが、警官の責任追及を求めるデモが続き、一部は暴徒化。28日のデモでも警官隊がデモ隊に催涙スプレーを発射するなどした。

5805チバQ:2020/05/29(金) 16:53:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/33c34d6e2428be189026df5425a7cea6e0dac9aa

コロナ陽性の米共和党議員、民主党に1週間伝えず ペンシルベニア州




5/29(金) 16:41配信


AFP=時事







米ペンシルベニア州の州都ハリスバーグで、州による封鎖措置の解除を求めて抗議デモを行う人々(2020年5月15日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米ペンシルベニア州議会の共和党議員が新型コロナウイルスの検査で陽性と判明したにもかかわらず、その事実を民主党議員らに1週間近く公表していなかったとして、民主党側は共和党指導部の議員辞職を求めている。

【図解】新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の3つの「T」

 陽性が判明したのは共和党のアンドルー・ルイス(Andrew Lewis)下院議員。ルイス氏は27日の発表で、自身の陽性が分かったのは20日で、その後すぐに自主隔離に入ったものの、プライバシーへの懸念から公表を控えたと説明した。

 しかし民主党は、ルイス氏が公表をしばらく拒み続け、共和党指導部も発表しようとしなかったと主張。民主党の議員らは自身や家族の健康が脅かされたと怒りをあらわにしており、また会期中であるにもかかわらず情報の公表を控えていたとして、共和党指導部を「無神経なうそつき」だと批判している。

 ルイス氏は今月14日まで議会に出席しており、共和党指導部はルイス氏と接触のあった一部の同党議員らに自主隔離を促す一方、民主党には一切情報を伝えていなかった。民主党によると、ルイス氏と接触があった共和党議員3人は自主隔離に入るまでに、複数の会議や委員会で民主党議員らと同席していたという。

 民主党はマイク・ターザイ(Mike Turzai)下院議員を含む複数の共和党指導部の辞職を求めている。【翻訳編集】 AFPBB News

5806チバQ:2020/05/29(金) 16:56:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb90cb24c6fca5197a83128cd66c990bf2a0ea4f

米黒人拘束死、地元の抗議行動が暴動化 知事は非常事態を宣言




5/29(金) 16:17配信


毎日新聞







量販店に押し入り、レジを破壊しようとする人=ミネソタ州ミネアポリスで5月27日、AP
 米中西部ミネソタ州ミネアポリス市で黒人男性が白人警官に首を押さえ付けられ死亡した事案で、人種差別と公権力による暴力に反対する同市での抗議行動は27日夜、参加者が数千人に膨らみ、店舗の破壊や略奪、放火が広がるなど暴動状態となった。28日も抗議デモが続き、ウォルツ州知事は非常事態を宣言、州兵を派遣し沈静化を試みている。

【動画】米国で白人警官が黒人男性の首押さえ死亡

 黒人男性、ジョージ・フロイドさん(46)は25日、ミネアポリスで白人警官に首を押さえ付けられるなどし、その後、死亡が確認された。地元警察は、偽造紙幣が使われたとの通報を受け現場に駆けつけ、フロイドさんを拘束したという。

 抗議行動は26日に始まり、当初は穏やかだったが、一部の参加者が投石するなどして次第に過激化。警察が催涙ガスやゴム弾を発射して対応した。27日夜には大型スーパーや飲食店など多くの店のドアや窓のガラスが割られ、商品が略奪された。放火も相次ぎ、一帯は激しい炎に包まれた。AP通信によると、混乱の中で男性1人が銃撃され死亡した。その後も抗議デモは続き、28日夜には警察署も放火され、炎上した。

 関与した警官4人は解雇され、連邦捜査局(FBI)が捜査を進めている。遺族は殺人罪での訴追を求めており、ミネアポリスのフレイ市長も「首を押さえ付けた警官は罪に問われるべきだ」としている。地元警察の署長は同日、遺族に謝罪した。

 米紙ニューヨーク・タイムズによると、ミネアポリスの黒人は人口の約2割だが、白人に比べ逮捕や強制捜査の件数が多いほか、2019年5月までの約10年間で警察による銃撃被害者の6割以上を占めるという。

 抗議行動は27日に西部カリフォルニア州ロサンゼルスでも過激化したほか、南部テネシー州メンフィスや東部ニューヨーク市でも開かれ、各地に波及しつつある。【ロサンゼルス福永方人】

5807チバQ:2020/05/31(日) 14:05:38
https://news.goo.ne.jp/article/nikkangeinou/entertainment/f-et-tp0-200530-202005300000225.html
T・スウィフト「落選させる」トランプ大統領を批判
2020/05/30 13:36日刊スポーツ

T・スウィフト「落選させる」トランプ大統領を批判

テイラー・スウィフト(14年11月撮影)

(日刊スポーツ)

米歌手テイラー・スウィフト(30)が、ミネソタ州で白人警察官が無抵抗の黒人男性を殺害した事件を巡るドナルド・トランプ米大統領のツイートに対し、「11月の選挙で落選させる」と公然と批判した。

トランプ大統領は、黒人男性ジョージ・フロイドさんが警察官によって殺害されたことを受けて全米各地で抗議デモが起こり、ミネソタ州ミネアポリスでは過熱したデモ隊によって暴動にまで発展していることを受け、「略奪が起きれば銃撃が始まる」と武力制圧も辞さない構えをツイート。スウィフトはこの投稿に対し、「大統領になってからずっと白人至上主義や人種差別主義の火種をまいていたくせに、ずうずうしくも武力で脅して道徳的に優れているふりをするの? 11月の選挙であなたを辞めさせる」と投稿した。

これまで政治的発言を避けてきたスウィフトだったが、2018年の中間選挙で初めて民主党支持を表明して話題になっていた。

フロイドさん殺害事件を巡っては、歌手ジャスティン・ビーバーやアリアナ・グランデら多くのセレブがSNSに抗議のメッセージを投稿している。トランプ大統領の投稿に対してツイッターは、暴力の賛美についてのルールに違反するとしてクリックしない限り内容が表示されない措置を取ったことを表明している。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)

5808チバQ:2020/05/31(日) 14:07:02
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3285692.html
テイラー・スウィフトさん、黒人男性死亡めぐりトランプ氏を批判
2020/05/30 11:40AFPBB News

テイラー・スウィフトさん、黒人男性死亡めぐりトランプ氏を批判

米歌手のテイラー・スウィフトさん。米ニューヨークで(2019年12月16日撮影)。(c)Angela Weiss / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】米北部ミネソタ州ミネアポリスで警察に身柄を拘束された黒人男性のジョージ・フロイドさんが死亡した事件をめぐり、米人気ポップ歌手のテイラー・スウィフトさんが29日、抗議のデモ参加者への発砲を示唆したドナルド・トランプ米大統領を批判した。

 スウィフトさんはツイッターで、「就任してからずっと白人優位主義と人種差別の火をたきつけてきた。厚かましくも道徳的優越感を装った後に暴力で脅すのか」と述べた。スウィフトさんはツイッターで8600万人のフォロワーを持つ。

 トランプ氏は「略奪が始まれば、銃撃が始まる」とツイッターに投稿し、物議を醸している。この発言に対してスウィフトさんは「私たちは11月に投票によってあなたを退陣させる」と明言した。

 トランプ氏は、ミネアポリスで発生している警察に対する暴力的な抗議デモについて、デモ参加者を「略奪者」と呼び、軍隊を送ると警告していた。

 この投稿に対してツイッターは、「暴力の賛美」に当たり、自社の規則に違反するとして非表示にするという前例のない措置を取った。

 アフリカ系米国人に対する警察の暴行に抗議する暴動は29日、3日目の夜を迎え、ミネアポリスとセントポールに数百人の兵士が配備された。

 抗議活動の起点となった事件が起きたのは25日。手錠をかけられ地面に横たわったジョージ・フロイドさんが、警官から5分以上も首を膝で押さえつけられて死亡した。この時の様子が動画に撮影されていた。 

 若くして大きな名声を獲得したスウィフトさんは、数年前から政治的発言をするようになり、過去にもトランプ氏を批判。2018年の中間選挙ではテネシー州の民主党候補への支持を表明した。 【翻訳編集】AFPBB News

5809チバQ:2020/05/31(日) 14:23:57
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020053000320&amp;g=int
黒人暴行死、デモ全米に拡大 相次ぐ差別に不満噴出
2020年05月30日16時28分


30日未明、米ワシントンのホワイトハウス前で、黒人男性死亡事件に抗議し、警官隊ともみ合うデモ隊(EPA時事)
30日未明、米ワシントンのホワイトハウス前で、黒人男性死亡事件に抗議し、警官隊ともみ合うデモ隊(EPA時事)

 【ニューヨーク時事】米中西部ミネソタ州ミネアポリスで25日、黒人男性が拘束時に白人警官に首を圧迫されて死亡した事件をめぐり人種差別に抗議するデモは全米に広がった。免職となった元警官は29日、殺人などの容疑で逮捕されたが、米国で相次ぐ人種差別を背景に市民の不満は収まらず、デモは30日も続いた。

 米メディアによると、夜間の外出が禁止になったミネアポリスでは29日深夜以降もデモが続き、放火とみられる火災や略奪が再び起きた。ミネソタ州は動員する州兵を1700人以上に拡大する。元警官の逮捕後も首都ワシントンのホワイトハウス前やニューヨーク、ロサンゼルス、アトランタなど米各都市でデモが起き、一部は暴徒化した。デモ隊からは、死亡した黒人男性が拘束時に繰り返した「息ができない」や、「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命も大切)」のシュプレヒコールが起こった。

 捜査当局などによると、逮捕された元警官はデレク・ショビン容疑者(44)。偽札使用の疑いが持たれたジョージ・フロイドさん(46)の拘束時に首を8分46秒にわたり膝で圧迫。フロイドさんの反応がなくなってからも2分以上圧迫し続けたとされる。フロイドさんは搬送先の病院で死亡が確認された。
 米国では今月、白人による黒人に対する暴力などが相次ぎ報じられ、人種差別に抗議する動きが相次いでいた。ジョージア州で2月、ジョギング中の黒人男性が撃たれて死亡する事件があり、今月に入り白人父子による襲撃を撮影した動画の存在が判明し、父子は逮捕された。ニューヨークでも最近、引き綱を外して飼い犬を散歩させていた白人女性が黒人男性に注意を受け、「アフリカ系の男が私の命を脅かしている」と通報。この様子が収められた動画が拡散し、女性は人種差別的言動を理由に勤め先から解雇された。
 白人警官による丸腰の黒人への過剰な暴力も後を絶たず、2014年には白人警官が相次ぎ不起訴になったことで全米で大規模デモが起きた。うちニューヨークの事件では問題の警官が懲戒免職になったのは19年。フロイドさんの事件では事件翌日に関わった警官4人が免職になり、うち1人は「異例のスピード」(当局者)で逮捕に至った。ただ、今回の事件で一気に噴出した差別問題への不満が収束する見通しは立っていない。

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5810チバQ:2020/05/31(日) 14:41:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/9034e14efe40ca4ee7c0e3f5daebc2b12a9e8576
黒人死亡事件めぐるデモが激化、25都市で夜間外出禁止令 米
5/31(日) 13:19配信

CNN.co.jp
黒人男性が警官に首を圧迫され死亡した事件への抗議をきっかけとしたデモが各地に広がり、少なくとも25都市に夜間の外出禁止令が出された

(CNN) 米ミネソタ州ミネアポリスで黒人男性が警官に首を圧迫され死亡した事件への抗議をきっかけとしたデモが全米各地に広がり、30日には少なくとも25都市で夜間外出禁止令が出された。

事件翌日から5日連続でデモが続いたミネアポリスのフレイ市長は30日夜、市民は略奪や放火に備えて家にいる必要があると呼び掛けた。

このほかジョージア州アトランタ、ペンシルベニア州フィラデルフィア、コロラド州デンバー、ウィスコンシン州ミルウォーキー、オハイオ州シンシナティの各都市が夜間の外出禁止を発表した。

またミネソタを含む少なくとも6州と首都ワシントンが州兵の出動を要請した。

ミシガン州デトロイトの中心街では29日夜、デモの最中に21歳の男性が銃で撃たれ死亡した。デモ参加者だったかどうかは確認されていない。

カリフォルニア州ロサンゼルスの警察は、29日夜のデモで500人以上を拘束したと発表。ニューヨーク市警の幹部によると、同市ではデモに関連して200人以上が拘束され、警官十数人が重傷を負った。テキサス州ヒューストンでも、交通妨害などの疑いで約200人が拘束された。

事件の抗議から始まったデモを、外部の勢力があおっているとの指摘もある。

ミネソタ州のワルツ知事は30日の記者会見で、デモ参加者の多くは外部から流入していると語り、州内の住民は2割程度にすぎないとの推計を示した。同州セントポールのカーター市長は、29日夜に同市内のデモで拘束されたのは全員が州外からの参加者だったと述べた。

バー司法長官は、平和的なデモが暴力的な「極左の過激派」に乗っ取られていると主張したが、具体的な証拠は示していない。

5811チバQ:2020/05/31(日) 14:47:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/e0b56f80a57afea4f0a3c1b44e1a56665a221a28
黒人男性死亡事件、暴動で州兵増派 各地に夜間外出禁止令
5/31(日) 12:13配信

AFP=時事
米ミネソタ州ミネアポリスでジョージ・フロイドさんの死に抗議するデモに参加し、燃える家の前でこぶしを突き上げる人(2020年5月29日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】米ミネソタ州ミネアポリス(Minneapolis)で29日夜、黒人男性のジョージ・フロイド(George Floyd)さんが死亡した事件をめぐり再び暴動が発生して警察が圧倒される事態となり、同州知事は30日、州兵を増派し、暴徒を「弱体化」すると警告した。警察の残虐行為に対する抗議活動は国内各地に広がっており、複数の都市に夜間外出禁止令が出た。

  フロイドさんが25日にミネアポリス警察の手にかかって亡くなったことを受け、アフリカ系米国人に対する警察の不当行為への怒りが噴出。多くの都市はさらなる暴動の発生に備えている。

 29日夜は、米国で過去数十年間に起きた市民による暴動としては最悪の規模となった。

 ミネソタ州のティム・ワルツ(Tim Walz)知事は、ミネアポリスとセントポール(St. Paul)地区で店舗を略奪したり放火したりする暴徒らに対処するため、同州兵計1万3000人を出動させると発表。こうした動きは第2次世界大戦(World War II)後では初めて。

 ワルツ氏は、米兵を治安維持に当たらせることについて国防総省と協議したことも明かした。米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)は、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の命令により憲兵がここ数十年で初めて出動に備えていると報じた。

 ワルツ氏は、アフリカ系米国人がフロイドさんを追悼している中、日中に行われる平和的な抗議行動は今後も支持すると表明。しかし、抗議活動の参加者らが夜間外出禁止の始まる午後8時を過ぎても屋外にとどまり、「理不尽な破壊行為」をするのはフロイドさんとは無関係だと非難した。

 30日夜は、フロイドさんの死を受けて米国の複数の都市で抗議行動の参加者と治安部隊の衝突が発生し、カリフォルニア州ロサンゼルス、米ジョージア州アトランタ(Atlanta)、ペンシルベニア州フィラデルフィア(Philadelphia)などでも夜間外出禁止令が出た。【翻訳編集】 AFPBB News

5812チバQ:2020/05/31(日) 15:55:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/b0f7a951da29acae2489ab21408e59149608fff7
対中強硬姿勢に拍車 香港特権撤廃、WHO脱退 米政権
5/31(日) 7:08配信

時事通信
29日、ホワイトハウスで対中政策に関し記者会見するトランプ米大統領(EPA時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は29日、中国による香港への統制を強める「国家安全法」導入への対抗措置を打ち出した。

 香港に認めてきた優遇措置の撤廃に加え、「中国寄り」と非難してきた世界保健機関(WHO)脱退の意向も表明。対中強硬姿勢に拍車が掛かっており、米中対立が一層深刻化するとの懸念が高まっている。

 トランプ氏の強硬姿勢の背景には、11月の大統領選での再選をにらみ、「中国たたき」に活路を見いだしたい思惑がある。29日の記者会見でも「中国は数十年間、米国を略奪してきた」と非難。その上で歴代大統領とは異なり、「公平で相互的な扱い」を受けるために中国と交渉し、戦ってきたと自賛した。

 ワシントン・ポスト紙によると、新型コロナウイルスをめぐる中国の対応への不信感が高まる中、ポンペオ国務長官ら対中強硬派とムニューシン財務長官ら穏健派に割れていた側近グループの間に「中国には攻撃的なアプローチを取るべきだ」という新たな共通認識が生まれているという。

 トランプ政権が21日発表した議会向けの対中戦略報告書は、中国の挑戦に対抗するため「競争的アプローチ」を採用すると表明。歴代米政権の「関与政策」を批判した上で「外交の効果がなければ、米国の利益を守る行動を取る」として、対決姿勢を打ち出している。

 今月に入って商務省は中国通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ)に対する輸出禁止措置を強化。新疆ウイグル自治区のウイグル族弾圧に関与したとして、中国の33団体への禁輸制裁も発表した。また、国務省は中国人記者の報道ビザの有効期間を90日間に制限することを決めた。

 ただ、外交実績である米中貿易合意を維持したいトランプ氏は、中国との決定的な対立は望んでいないとみられている。対中批判を繰り広げた29日の記者会見でも習近平国家主席の名前は出さず配慮を見せた。会見後に記者団に「私たちは米中『新冷戦』の開始を目の当たりにしているのか」と問われ、「中国には本当に不満だ」と述べるにとどめた。

5813名無しさん:2020/05/31(日) 21:38:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/515e18271de83240c710b25b40294a481e2ce944
トランプ米大統領「軍出動の用意」 黒人男性死亡事件、抗議デモ暴徒化で
5/31(日) 9:37配信

時事通信
30日、ホワイトハウスで、記者団に語るトランプ米大統領(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は30日、米中西部ミネソタ州ミネアポリスで白人警官が黒人男性の首を圧迫して死亡させた事件をめぐり、抗議デモの一部が暴徒化したことを受け、「現地が要請すれば、軍を出動させる用意がある」と記者団に語った。

 野党・民主党の州知事や市長の対応を非難し、連邦政府からも軍を派遣する方針を示した。

 全米各地に広がった抗議デモは30日も続いた。トランプ氏はツイッターで、州をまたいで暴動をあおる行為は「連邦法上の犯罪に当たる」と強調。地元当局に「もっとしっかりしろ」と檄(げき)を飛ばし、連邦軍の派遣も辞さない姿勢を見せて厳しい対応を迫った。

 首都ワシントンでもデモ隊がホワイトハウス周辺に集まった。トランプ氏はホワイトハウスの一時封鎖を決めた大統領警護隊(シークレットサービス)の対応を「さすがプロだ」と称賛。敷地内では「凶暴な犬と恐ろしい武器」が待っていたなどと脅し、抗議デモを逆なでした。

5814チバQ:2020/06/01(月) 09:01:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/286ec57c7a5a7be36eddaec2cd93c5ca2b2150f5

全米各地で警官隊と衝突 黒人拘束死デモ、75都市に拡大 トランプ氏「背後に極左」




6/1(月) 6:39配信


時事通信







31日、米ミネソタ州セントポールで、白人警官による拘束時に黒人男性が死亡した事件に抗議するデモ隊(EPA時事)
 【ワシントン時事】米中西部ミネソタ州で黒人男性が白人警官による拘束時に死亡した事件に端を発する抗議デモは31日も全米各地で続き、暴徒化した参加者による店舗の略奪や放火が繰り返された。

 警官隊はゴム弾や催涙弾を発射し、ニューヨーク市だけで暴徒ら約340人を逮捕。警官にも少なくとも33人の負傷者が出た。平和的に始まったデモは数日間で暴力的な波となって全米をのみ込んだ。

 米メディアによると、ミネソタ州ミネアポリスを震源とするデモは少なくとも75都市に飛び火した。31日未明も警察車両や政府庁舎が放火や破壊の対象となっただけでなく、多くの店舗で略奪行為が発生。東部フィラデルフィアでは日中にもかかわらず人々が日用品店に侵入し、商品を持ち去る様子がテレビで放映された。

 こうした事態を受け、西部カリフォルニア州はロサンゼルス郡に非常事態を宣言した。15州と首都ワシントン(コロンビア特別区)では州兵計約5000人が動員された。

 トランプ大統領はツイッターで「(暴徒化したデモ隊は)無政府主義者だ。すぐに州兵を動員しろ」といら立ちをあらわにした。さらに極左集団「アンティファ」が暴動の背後にいるとして、「アンティファをテロ組織指定する」と宣言した。

 バー司法長官も声明で「アンティファや類似集団によって扇動された暴力は国内テロ行為であり、適切に対処する」と同調した。

 ミネアポリスやアトランタ、ロサンゼルスなど少なくとも25都市が夜間の外出禁止令を発出した。ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)によると、これだけ多くの都市が同時に外出禁止令を出すのは、公民権運動を率いたマーティン・ルーサー・キング牧師が1968年に暗殺されて以降初めてという。

5815チバQ:2020/06/01(月) 10:41:30
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020053100189&amp;g=int

「100年堂々巡り」 消えない差別に変化訴え―米黒人拘束死


2020年05月31日20時39分
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30日、米ニューヨーク市で、人種差別に抗議するデモ

30日、米ニューヨーク市で、人種差別に抗議するデモ

 【ニューヨーク時事】米ミネソタ州で黒人男性が白人警官に拘束された際に首を圧迫され死亡した事件で、全土に広がった抗議デモは5日目に突入した。「白人の沈黙は暴力」「100年堂々巡り」。デモ参加者は人種差別を背景とする暴力と抗議の繰り返しで長年何も変わらない社会の変化を求めている。

 新型コロナウイルスの感染拡大で依然外出規制下にあるニューヨークでは30日、マンハッタン南部などでデモが起きた。参加者は若者が圧倒的に多く、段ボールに手書きしたサインを手に「白人の沈黙は暴力」「手を挙げろ。撃たないで」「正義なければ平和もなし」などと叫びながら行進した。多くは平和的だが、一部は警官を執拗(しつよう)に罵倒したり、暴徒化したりして、拘束される人もいた。
 「多くの白人、特に警察が黒人を支配するために力を行使している。もうたくさんだ。声を上げるほど、聞いてもらえる」。デモに参加した銀行で働く黒人のプリンス・ティマシさん(22)はこう訴える。


30日、米ニューヨーク市で、警官とにらみ合うデモ参加者

30日、米ニューヨーク市で、警官とにらみ合うデモ参加者

 米国では丸腰の黒人への白人警官による暴力が後を絶たない。近年は目撃者が拘束時の様子をスマートフォンで撮影したものがインターネット交流サイト(SNS)で拡散され、表面化するようになったが、暴力が続く状況は変わっていない。ティマシさんは「この100年ずっと堂々巡りだ。このままであっていいわけがない」と強調。「白人と同じ権利が必要だ。米国では白人がすべてを手に入れ、悪いことをしても処罰されない。黒人は何か一つでも悪いことをすれば殺される」と語った。
 米国ではコロナ禍で低所得者の多い黒人やヒスパニックが最も影響を受けている。ニューヨークをはじめ各地で、人口に占める感染者の割合は白人を大きく上回り、ここでも格差が浮き彫りになっている。低所得者向けの公営住宅で隔離が難しいことなどが背景にある。
 家庭教師の黒人アレグザンドリア・トーマスさん(21)は「(外出規制下でも家で)座って『黒人の命も大切』と訴えるだけで、立ち上がって闘わなかったら偽善だと思った」と話す。「ウイルスの流行が続いているのに(警察が事件によって)私たちがここに来る状況を引き起こした」と批判。「黒人は恵まれていない人が多いから病気になる人も多い。それなのに(事件で)黒人をまた殺して私たちを(デモのために)外出させるようあおっている。私たちの同胞を殺す新たな戦術よ」と警察への不信感をあらわにした。
 一方、デモには白人やヒスパニック、アジア系も参加していた。非営利団体で働くヒスパニックのサマンサ・ロドリゲスさん(28)は「沈黙は暴力。沈黙を選ぶなら抑圧者と同じになる」と強調。ミネソタ州の事件については「(動画で)注目されただけで、殺されているたくさんの黒人の一人にすぎない」と語り、法律や警察制度の変更を訴えた。

5816チバQ:2020/06/02(火) 11:46:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/9bea7254a17bfb4f1035be31f848b6ba1654b951

大多数は平和的 暴動に一線、募る怒り 米抗議デモ


6/2(火) 7:16配信


時事通信


5月31日、ニューヨーク市ブルックリンで、抗議デモに参加する人々
 【ニューヨーク時事】抗議デモの本当の目的が奪われているようだ―。

 米中西部ミネソタ州で黒人男性が白人警官に首を圧迫され、その後死亡した事件を機に全米に広がった人種差別や警察の暴力への抗議デモ。暴徒化した一部の集団による放火や略奪が注目されているが、実際にはデモ参加者の大多数は平和的だ。参加者は暴動とは一線を画しつつ、デモ隊に力を行使する警官への怒りも募らせている。

【写真】ホワイトハウス前で警官隊ともみ合うデモ隊

 デモが連日行われているニューヨーク市ブルックリンの屋内競技場バークレイズ・センター周辺では5月31日、ショーウインドーが割れた店や、略奪対策として、窓ガラスに板を張る店があり、混乱の爪痕が残っていた。集まった数千人のデモ隊はこの日、同センターの周囲を練り歩き、手を挙げ、「撃たないで」と叫びながら行進した。

 近くを通る車両はクラクションを鳴らして連帯を示し、沿道の住宅の窓やベランダからは住民の声援が上がる。暴動とは無縁のような光景だ。しかし、時折一部が警官とにらみ合いになり、ペットボトルが警官隊に投げられると、参加者からは「やめて」という声も漏れた。

 ニューヨーク市では連日複数の場所でデモが行われている。夜になると過激化する傾向があり、30日夜には350人近くが拘束され、警官30人以上が負傷した。31日夜も放火が起きている。米メディアによると、これまでに高級ブランドのシャ.ネルの店舗なども略奪の標的になった。教師の黒人女性(23)は「暴徒化する人は、抗議者ではなく、この機会を利用して、暴力を振るいたいだけ。(黒人の命も大切と訴える)抗議デモの本当の目的が奪われているように感じる」と語った。

 一方、ブルックリンで30日に行われたデモで、デモ隊と対峙(たいじ)していた警察車両が、群衆に突っ込む動画が拡散。デブラシオ市長は「数百人のデモ隊が自分に向かって集まってきたらどう思うか想像してほしい」と擁護したが、さらなる不信感を生んでいる。

 インド系女性(34)は「警察は平和なデモ隊に車で突入した」と主張し、「テロ」と非難した。白人女性(30)は「警察は処罰を受けることなく暴力的でないデモ参加者をたたき、催涙ガスを発射している。そうなったら抵抗する人もいる」と指摘。「暴力というけど、私たちは武装した警官と違って、段ボールしか持っていない」と語り、威圧的な警官に問題があると訴えた。

5817チバQ:2020/06/02(火) 16:17:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/efb22025566b31b7bc549815a2c1a1f4ebf9e327

NY中心部、百貨店などで略奪相次ぐ 外出禁止令を発令




6/2(火) 13:29配信


朝日新聞デジタル







ニューヨーク・マンハッタンで1日、商店に押し入って略奪する人たち=ロイター
 白人警官が黒人男性を死なせた事件に対する抗議のデモが米国各地で続く中、ニューヨーク市中心部では1日夜、デパートや電化製品店などを狙った略奪が相次いだ。略奪は他の場所でも以前から起きており、同市のデブラシオ市長は1日から、午後11時以降の外出禁止令を出した。


 デモは日中はおおむね平穏に行われているが、夜に激化する傾向がある。地元メディアによると、1日夜はマンハッタンの中心部にある老舗百貨店メーシーズで略奪行為が発生。周辺では電化製品店ベストバイやナイキなどの衣料品店、時計店なども襲われており、群衆がショーウィンドーを割って中に入り、商品を奪っているという。

 こうした行為はデモ参加者ではなく、略奪を目的にしたグループが、デモの警戒にあたる警察が手薄になっていることに乗じて行っている可能性が強い。ニューヨーク・ポスト紙によると、店に押し入ろうとするグループをデモ参加者が制止する場面もあった。「一人が窓を割ると、自転車でほかの人が駆けつけて盗みを働く。組織的だ」との目撃者の話も伝えた。(ニューヨーク=鵜飼啓)

5818チバQ:2020/06/02(火) 16:27:58
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020060200237&amp;g=int

全米デモ、収束の兆し見えず 黒人男性死亡から1週間


2020年06月02日12時47分
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1日、米ニューヨークで、黒人男性が白人警官に拘束され死亡したミネアポリスの事件への抗議デモに参加する人々(EPA時事)

1日、米ニューヨークで、黒人男性が白人警官に拘束され死亡したミネアポリスの事件への抗議デモに参加する人々(EPA時事)

 【ワシントン時事】米中西部ミネソタ州で黒人男性が白人警官に拘束された際に死亡してから1日で1週間が経過したが、抗議デモは全米約140都市に飛び火し、暴徒化した一部のデモ参加者による略奪や放火も相次いでいる。人種差別や人種間格差など米社会に横たわる「闇」を改めて浮き彫りにした騒乱に収束の兆しは見えていない。

 CNNテレビが当局者の話として報じたところによると、首都ワシントン(コロンビア特別区)に現役の軍警察部隊が配備される見通し。200〜250人規模の部隊は暴徒らの逮捕などは行わず、治安維持任務に就く。23州と首都で州兵が動員されているが、現役の軍部隊が展開するのは初めてとみられる。
 連日暴動が発生するニューヨーク市のデブラシオ市長は1日、同日深夜から2日朝まで外出を禁止すると発表。市長はツイッターで「平和なデモを守り、支持する」と強調した。1日夜も略奪が発生したため、この後、外出禁止を2日夜も開始時間を早めて実施すると発表した。外出禁止令はこのほか、首都ワシントンを含む40都市以上で発令された。

5819とはずがたり:2020/06/02(火) 17:31:41
https://twitter.com/zellieimani/status/1267057207172050944

Seattle police maced a child

Then refused to give his badge number.

https://twitter.com/MoeLaPointe/status/1267276423670136840

A policeman appears to be planting drugs ond black man before realizing that he is being filmed.

https://twitter.com/gloomynews/status/1267646924179386371
deepthroat
@gloomynews
「アンティファ」所属を自称し暴力を扇動するTwitterアカウントが実際には白人至上主義団体によって運営されている事実が判明、アカウントを凍結したとTwitter広報が発表。

トランプ氏「ワシントンに軍派遣」緊急演説
6/2(火) 8:22配信日テレNEWS24
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20200602-00000114-nnn-int
Nippon News Network(NNN)

アメリカのトランプ大統領が日本時間の午前7時45分から緊急の演説を行いました。

黒人差別に対する抗議デモが全米に広がる中、トランプ大統領は、首都ワシントンへの軍の派遣を表明しました。兵士数千人を送り込む、ということです。

ワシントンでは、ホワイトハウスの前で大勢のデモ隊が火を放ち、市内でも略奪や破壊行為が横行しています。大統領は、「昨夜の状況は非常に不名誉だった。暴力は終わらせる」と強調しました。

黒人差別に対する抗議デモが全米に広がる中、トランプ大統領は、首都ワシントンへの軍の派遣を表明しました。

https://twitter.com/tkatsumi06j/status/1267673772342968326
T.Katsumi #TakeBackOurDemocracy はかり
@tkatsumi06j
ミリー陸軍大将兼統合参謀本部議長、「市民には平和的に抗議する権利がある」と憲法上の権利を尊重することを表明。これは自衛隊の統合幕僚本部議長が官邸前の抗議デモに出てくるようなもの。さらに大統領個人でなく合衆国憲法への忠誠を誓ったと…映画かよ。

5820とはずがたり:2020/06/02(火) 18:40:07

弱い大統領

トランプ氏、地下に避難
抗議デモ激化受け一時
https://this.kiji.is/640105347811198049?c=39546741839462401
2020/6/1 17:35 (JST)6/1 17:43 (JST)updated
c一般社団法人共同通信社

南側の庭を歩くトランプ大統領=5月30日、米ホワイトハウス(AP=共同)
 【ワシントン共同】米メディアは1日までに、ワシントンのホワイトハウス前で白人警官による黒人男性暴行死事件に対する大規模な抗議デモが起きた5月29日夜、トランプ大統領が地下に一時避難したと報じた。大統領警護隊(シークレットサービス)の判断だったとしている。「バンカー」と呼ばれる地下室は核シェルターにもなる。

 ニューヨーク・タイムズ紙は実際に危険が迫ったという事実はないが、トランプ氏やその家族はデモに「動揺した」と伝えた。CNNテレビによると、近くで炎が上がった31日夜にも避難したという。米誌アトランティックは「トランプ氏は怖がっている」などとやゆした。

5821チバQ:2020/06/02(火) 19:46:40
https://www.asahi.com/articles/ASN624F5DN62UHBI01D.html
NY中心部、百貨店などで略奪相次ぐ 外出禁止令を発令
ニューヨーク=鵜飼啓

2020年6月2日 13時29分
 白人警官が黒人男性を死なせた事件に対する抗議のデモが米国各地で続く中、ニューヨーク市中心部では1日夜、デパートや電化製品店などを狙った略奪が相次いだ。略奪は他の場所でも以前から起きており、同市のデブラシオ市長は1日から、午後11時以降の外出禁止令を出した。

 デモは日中はおおむね平穏に行われているが、夜に激化する傾向がある。地元メディアによると、1日夜はマンハッタンの中心部にある老舗百貨店メーシーズで略奪行為が発生。周辺では電化製品店ベストバイやナイキなどの衣料品店、時計店なども襲われており、群衆がショーウィンドーを割って中に入り、商品を奪っているという。

 こうした行為はデモ参加者ではなく、略奪を目的にしたグループが、デモの警戒にあたる警察が手薄になっていることに乗じて行っている可能性が強い。ニューヨーク・ポスト紙によると、店に押し入ろうとするグループをデモ参加者が制止する場面もあった。「一人が窓を割ると、自転車でほかの人が駆けつけて盗みを働く。組織的だ」との目撃者の話も伝えた。(ニューヨーク=鵜飼啓)

5822とはずがたり:2020/06/02(火) 20:33:58
>>5820
大統領選もあるのに地下室で震えてた弱い大統領だってのバレて対策取ったんだな・・。

https://twitter.com/RawheaD/status/1267609529669181440
Dr. RawheaD@家
@RawheaD
これマジか……ホワイトハウスからセント・ジョンズ教会まで「歩いて」行くことで「勇敢な大統領」を演じるために、催涙ガスでデモしてた人たちを追い払ったのか!!!!! 

マジキチだぞ、この状況……

5823チバQ:2020/06/02(火) 23:42:44
https://www.cnn.co.jp/usa/35154680.html
オバマ氏、政治参加による「変革」呼び掛け 黒人男性死亡の抗議デモ受け
2020.06.02 Tue posted at 14:05 JST
ワシントン(CNN) 米ミネソタ州で黒人男性が死亡した事件への抗議デモが激化し、暴動が各地に拡大するなか、オバマ前大統領は1日、ブログサイトに論説を投稿し、市民らの政治参加による問題解決を呼び掛けた。

オバマ氏は先週、事件について「2020年の米国でこれが普通のことであってはならない」とコメントしていた。

新たな論説では「暴力を容認したり正当化したり、自ら加担したりするのはやめよう。刑事司法制度や米国の社会全体がもっと高い倫理性に基づいて動くことを望むなら、私たち自身でそれを形にしなければ」と訴えた。

トランプ大統領の名前を出してはいないが、人種問題に取り組もうとする人が大統領や連邦議会議員、司法当局者らになるよう、市民の力で戦うべきだと主張。「真の変革を起こしたいなら、抗議活動か政治かを選ぶのでなく、両方やる必要がある。結集して関心を高めたうえで、変革に取り組む候補者が選ばれるよう、まとまって票を投じなければならない」と結論付けた。

トランプ氏は1日、暴動をめぐって国民向けに演説した。オバマ氏はこの後さらにツイッターへの投稿で、死亡した男性の弟が平和的な行動を訴え、投票で戦おうと呼び掛けた映像を共有した。

5824チバQ:2020/06/02(火) 23:47:29
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020060201019&amp;g=int
米大統領選にらみ、強さ演出 トランプ氏「法と秩序回復」
2020年06月02日20時30分


1日、聖書を手にホワイトハウス近くの教会を訪れるトランプ米大統領(EPA時事)
1日、聖書を手にホワイトハウス近くの教会を訪れるトランプ米大統領(EPA時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は1日、全米に広がる人種差別への抗議デモに対し、事態の鎮圧に軍の投入を辞さない立場を明確にした。差別の解消や分断の修復を訴えるのではなく、法と秩序を回復する「強い指導者」を演じることに重きを置いた。11月の大統領選に向けて、支持基盤の白人にアピールしたい思惑がにじんだ。
 治安維持は原則各州に責任があるが、1807年に制定された反乱法により、暴動などに際し連邦政府が陸軍を動員できる。トランプ氏は米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長を抗議デモ対応の責任者に据え、その「本気度」を印象づけた。
 トランプ氏はこの日、平和的なデモを排除し、放火被害に遭った付近の教会を徒歩で訪れて聖書を片手に「治安回復」を誓うパフォーマンスを披露。デモの危険から逃れるためホワイトハウスの地下壕に一時退避したと報じられたことに激怒したといい、「毅然(きぜん)とした姿」を訴えた。
 ただ、実際に軍を投入すれば反発が一層強まる恐れもあり、「政治的ポーズ」だったとの見方が強い。ここ数日、トランプ氏にはテレビ演説などで明確な対応を打ち出すよう周辺や保守派から圧力が強まっていた。
 演説では、抗議デモの暴徒化を「国内テロ」と非難する一方、人種差別の問題には深く触れなかった。
 トランプ氏は4月、新型コロナウイルスの外出禁止措置に反対する白人中心の抗議行動を称賛。3年前にバージニア州シャーロッツビルで起きた白人至上主義者と反対派の衝突事件では「両方に責任がある」と述べて批判を浴びており、白人と黒人の「二重基準」を指摘する声もある。
 大統領選に向けて、抗議デモの拡大をさらに許せば、白人支持層の離反も招きかねない。この日の電話会議でトランプ氏から抗議デモへの対応を「弱腰」と攻撃されたイリノイ州のプリツカー知事(民主)は、CNNテレビで「新型コロナの失敗と抗議デモの騒動から話をそらすことに目的がある」とトランプ氏の腹積もりを推し量った。

5825チバQ:2020/06/03(水) 00:16:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb4c66e9cb21f07eeaf9b0b2a0242ae62b8297a3
2年暴動の再来警戒 米ロサンゼルスに州兵動員
6/1(月) 20:33配信

時事通信
5月31日、米西部カリフォルニア州ロサンゼルスの広場で見張る州兵(EPA時事)

 【ロサンゼルス時事】米中西部ミネソタ州で黒人男性が白人警官による拘束時に死亡した事件への抗議行動の過激化を受けて、西部カリフォルニア州では1992年のロサンゼルス暴動の再来に警戒が高まっている。

 当時は、白人警官による黒人男性への暴行が無罪となり、60人以上が犠牲になったとされる暴動に発展。ロサンゼルスには31日、治安維持のため州兵が動員された。

 「92年とは違う」。ロサンゼルスのガルセッティ市長は当初、「当時起きたことを想起させるようなことはしない」として州兵の出動に否定的だった。しかし、一部の過激化を受けて500〜700人の派遣要請に踏み切った。商店の略奪や破壊行為を「明らかに正義とは無関係だ」と非難した。

 州内各地でも抗議活動が続き、夜間外出禁止令の地域が拡大。サンフランシスコ市警幹部は記者会見で、自身が92年の暴動が始まった日にロサンゼルス市警で任務に就いていたと明かし、多くの犠牲者が出たと指摘。「家にいてほしい」と強い口調で自制を呼び掛けた。

5826チバQ:2020/06/03(水) 17:41:33
https://www.sankei.com/world/news/200603/wor2006030025-n1.html
【米大統領選】トランプ大統領、共和党全国大会の開催地変更へ


2020.6.3 16:10|
 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は2日、大統領選の共和党の正副大統領候補を正式指名する8月24〜27日の全国党大会の開催地について、当初予定した南部ノースカロライナ州シャーロットから別の州に変更するとツイッターで表明した。

 トランプ氏は、米国が新型コロナウイルス危機を克服したと誇示する意図から、アリーナを全米各州からの代議員で満員にする通常通りの開催方式を希望していたが、同州のクーパー知事(民主党)がウイルス感染の拡大を懸念して規模の縮小を強く求めていた。

 トランプ氏は「当初想定されていたように会場を使用することが許されなくなった。別の州を探さなくてはならない」と指摘。クーパー氏の判断については「開催していれば何億ドルもの経済効果と雇用が期待できたのに」と批判した。

 代替の開催地について、米紙ワシントン・ポストは共和党関係者の話として南部フロリダ州のジャクソンビルまたはオーランド、テネシー州ナッシュビル、西部ネバダ州ラスベガスなどが候補に挙がっていると伝えた。

5827とはずがたり:2020/06/03(水) 20:21:00

難しい質問ではあるな。。

20秒以上の沈黙 カナダのトルドー首相、トランプ氏について意見求められ
https://www.bbc.com/japanese/video-52901260
1時間前

黒人男性が白人警官の暴行によって死亡したことに全米各地で抗議が相次ぎ、暴力的な衝突や破壊行為も続く中、カナダのジャスティン・トルドー首相は2日の記者会見で、ドナルド・トランプ米大統領の対応について意見を求められ、20秒以上にわたり黙り込んだ。

5828チバQ:2020/06/04(木) 00:18:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb0d40a01274c211336bbd0c095cca3e9defb8d2
小売業者、二重の打撃 コロナと略奪で 米
6/3(水) 20:36配信

時事通信
夜間の略奪被害の跡を、板で覆った米百貨店メーシーズの旗艦店=ニューヨーク、2日(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】全米に広がっている黒人男性暴行死への抗議デモに伴い、店舗の破壊や略奪が相次いでいる。

 小売業者らは新型コロナウイルス感染拡大を防ぐための店舗閉鎖で大きな痛手を被った。再開に向けて動きだしたばかりだが、デモに便乗した破壊行為が続けば、二重の打撃となりかねない。

 ニューヨークの中心部マンハッタンにある百貨店メーシーズの旗艦店では1日夜、侵入者らが商品を略奪した。同社は「複数の店舗が被害を受けた。全体的な影響を調べている」と明らかにした。

 米メディアによれば、マンハッタンでは高級ブランド店やスポーツ用品店などでも略奪が相次いだ。ユニクロやアップルの店舗では、被害防止のため板などで周囲を覆う措置が取られた。

 デモの発端になった、白人警官による黒人男性の暴行死が起きたミネソタ州ミネアポリス。事件現場に近い小売り大手ターゲットの店舗が略奪に見舞われた。店舗の損壊は激しく、再開は年末になる可能性もある。運営会社はデモの影響で、一時175店の閉鎖に追い込まれた。

 トランプ大統領はデモ鎮圧に軍の投入すら辞さない姿勢を示すものの、米国中を覆う人種差別に対する怒りは収まる気配がない。日系証券関係者は、「暴動が長期化すれば、飲食店や小売店舗を再開させようとする州で、かなりの影響が出る恐れがある」と指摘した。

5829チバQ:2020/06/04(木) 00:19:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/86b7c2e0a4cad7728bad880e39959c60510dd361
NY、経済再開へ懸念広がる デモ被害店舗が続出
6/3(水) 17:54配信

産経新聞
2日午前、米ニューヨーク中心部の店舗では、窓ガラスが割られたため、ウィンドーを板で覆う工事が行われていた(上塚真由撮影)

 【ニューヨーク=上塚真由】新型コロナウイルス感染拡大のピークを過ぎた米東部ニューヨーク市では、白人警官による黒人男性死亡事件を受けた暴動で破壊される店舗が続出し、8日からの経済再開計画に影響が出る懸念が高まっている。抗議デモでは人々が密集する状況が生まれていることから、感染の再拡大も危惧されている。

【写真】荒らされたスーパーに自転車で乗り込む男

■老舗の百貨店も標的

 ニューヨーク市内では1日夜から2日朝にかけて店舗の破壊や略奪行為が相次ぎ、市当局は約700人の暴徒を逮捕した。中心部にある老舗百貨店「メイシーズ」も標的となり、2日午前にはショーウインドーの修理などの工事が各所で行われた。

 市内で宝石店を40年以上営む男性店主(70)は窓ガラスを割られ、「店の再開が遠のいた。こんな状況では店をやってられない。危険すぎる」と途方にくれた。

 同市の新型コロナウイルスの新規感染者数は、4月上旬のピーク時と比べて、10分の1程度に減少。5月末に、6月8日から第1段階として建設業や製造業のほか、小売店の店頭での受け取り販売などの営業許可を発表したばかりだった。

 デブラシオ市長は2日の記者会見で「6月8日から再開する」と方針変更を否定したが、店舗側は破壊対策に追われている。

 大手も被害を受け、対応を迫られた。アップルストアは一部の州で再開していたが、「従業員の安全を守る」ために店舗の閉鎖を決定。スポーツ用品大手のアディダスも当面、全店舗を閉鎖すると発表した。

■デモで密集、感染再拡大の懸念

 市内では連日、さまざまな人種差別撤廃の抗議デモが計画され、それぞれのデモ会場では数千人が密集。感染抑止に効果的とされるソーシャルディスタンス(社会的距離)を確保できていない状態だ。参加者は黒人だけでなく、白人、ヒスパニック(中南米)系と多岐にわたるが、同市では黒人の死亡率が白人の2倍と高く、コロナ禍が一層、黒人社会に打撃を与える恐れも指摘される。

 市の保健当局は5月31日、ツイッターで、マスクの着用や、大声で叫ばないことなど注意点をデモ参加者に喚起。デブラシオ氏は2日、「ここ数日で、デモ活動から感染が再び拡大することを非常に懸念している」と指摘。連日の抗議デモで訴えは浸透したとして「自宅に留まるときだ」と呼びかけたが、デモが収束する見通しはない。

5830 チバQ:2020/06/04(木) 00:45:35
7653 チバQ 2020/06/02(火) 23:46:08
https://www.cnn.co.jp/usa/35154639.html
バイデン氏、引き続きトランプ氏を大幅リード 米世論調査
2020.06.01 Mon posted at 15:52 JST
米紙ワシントン・ポスト(WP)とABCニュースが実施した最新の世論調査で、大統領選の民主党候補指名を確実にしているバイデン前副大統領が、トランプ大統領を大幅にリードしているとの結果が出た。バイデン氏は各社調査の平均でも、現職大統領に挑む新人候補として異例の優位に立っている。

WP/ABCの調査ではバイデン氏を支持する人が53%を占め、トランプ氏の43%を大きく上回った。

トランプ氏かバイデン氏かを問う全米規模の世論調査は今月40件以上実施され、バイデン氏はその全てでトランプ氏を上回る支持を得ている。

大統領選の新人候補が5月時点の全調査で現職を上回ったのは、1976年のカーター氏以来初めて。同氏が当選したことは言うまでもない。

統計学に基づく世論調査は1930年代に始まったが、大統領選の年に毎月、各社による世論調査の平均支持率が現職を上回っているのはバイデン氏が史上初。トランプ氏との差は4ポイントを下回ったことがなく、今月も6ポイントの水準を維持している。

この1年間に、携帯電話を含む電話での調査でバイデン氏がトランプ氏を下回ったことは一度もない。昨年1月にさかのぼっても同様で、安定したリードを保っている。

その背景にはトランプ氏の不人気があるとみられる。トランプ氏の支持率から不支持率を差し引いた数字は、WP/ABCの最新調査でマイナス8ポイント。各社の平均でもマイナス10ポイント前後で、過去3年間ずっとプラスに転じたことがない。

差し引きの数字が現時点でこれほど低かった歴代大統領の例としては80年のカーター氏と92年の父ブッシュ氏が挙げられるが、いずれも再選を果たすことができなかった。

5831チバQ:2020/06/04(木) 11:35:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/0cc68c7f7a152d0d28e949b039a0f27d0a399c74

ミネアポリスの元警官、より重い罪名に 4人全員を起訴




6/4(木) 5:31配信


朝日新聞デジタル







道路に片ひざをつき、抗議の意思を示すデモ隊=2020年6月3日午後7時29分、米ニューヨーク、藤原学思撮影
 ミネソタ州司法当局は3日、すでに起訴されていた元警官のデレク・チョービン被告(44)=懲戒免職=の罪名を、第3級からより重い第2級の殺人罪に変更した。また、同じく免職となった他の3人の元警官について、第2級殺人の幇助(ほうじょ)罪で起訴した。これにより、現場にいた4人全員が罪に問われることになった。


 エリソン州司法長官は、今後も徹底的に捜査すると宣言した。当局としては素早く事件を処理することで事態の沈静化に努めたい思惑があるとみられるが、全米に広がったデモが落ち着くかは見通せない。

5832チバQ:2020/06/05(金) 16:52:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/661f9d524080d0014b365ef3a38ffaa7d6737fbe

米軍、トランプ氏と一線 暴動鎮圧への動員で対立 「支持しない」と国防長官




6/5(金) 7:08配信


時事通信







トランプ米大統領とエスパー国防長官(大統領の後方中央)=1日、ワシントン(AFP時事)
 【ワシントン時事】全米で人種差別への抗議デモの一部が暴徒化している事態の対応をめぐり、米政権内で亀裂が生じている。


 「暴動制圧」に連邦軍動員も辞さない姿勢を示すトランプ大統領に対し、エスパー国防長官は「支持しない」と明言。マティス前国防長官も軍を使って国民の権利を踏みにじる行為だと批判した。米軍内部でも自国民に銃口を向ける可能性に戸惑いが広がっている。

 「連邦軍動員は最後の手段だ」。エスパー氏は3日、騒乱対応に軍を動員することに反対した。トランプ氏はこれに先立つ1日、「州当局の対応が不十分なら、連邦軍を動員する」と宣言。さらに、州知事らとの電話会議では、軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長をデモ対応の責任者に据えると表明していた。

 国民に冷静な対応を呼び掛けるのではなく、強硬手段で不満を抑え込む手法に政権内や州知事らから批判が続出した。政治専門紙ポリティコによると、国防総省高官もミリー氏の責任者起用に「驚いた」と述べ、「軍を政治的に利用することが正しいとは思えない」と戸惑いをあらわにした。

 一方、マティス前長官は米誌アトランティックに寄せた声明で「米国の都市が『戦場』であり、『制圧』するために軍を動員するという考えを持つべきではない」と批判。その上で、全米に広がった抗議デモは「過去3年間、成熟したリーダーシップが欠如していた結果だ」とトランプ氏をやゆした。

 マティス氏は2018年12月、トランプ氏がシリアからの米軍撤収を強行しようとしたことに反発して辞任した。それ以降、トランプ氏批判を口にすることを避けてきたが、トランプ氏による軍の政治利用を阻止し、国民の軍に対する信頼を守るために沈黙を破ったとみられる。

 首都ワシントン周辺には既に陸軍部隊約1600人が集められ、「高度警戒態勢」を維持して待機している。今後、この部隊が実際に動員されるかどうかは不明だが、トランプ氏が国民の不満を力で抑え込もうとする限り、それに反発するデモは収束しそうにない。

5833チバQ:2020/06/08(月) 08:55:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/f934f1f4f4768a044aee236bb5419e32675ff3b7

パウエル元国務長官、バイデン氏支持 共和有力者に離反の動き 米大統領選




6/8(月) 6:52配信


時事通信







コリン・パウエル元米国務長官=2014年9月、ワシントン(AFP時事)
 【ワシントン時事】米共和党のブッシュ(子)政権で国務長官を務めたコリン・パウエル氏(83)は7日、CNNテレビのインタビューで、11月の大統領選で民主党のバイデン前副大統領を支持する考えを表明した。

 人種差別への抗議デモに威圧的な対応を取るトランプ大統領に対し、共和党政権の有力者から批判が相次いでいるが、公然と対立候補を支持したのはパウエル氏が初めて。

 パウエル氏は抗議デモに関し、「今私たちがすべきは人々に手を差し伸べ、彼らを受け入れ、自分たちが何をなすべきか理解することだ」と指摘。トランプ氏の再選について「国家のために良いことなのか、常識で考えるべきだ」と語り、反対する考えを表明した。

 トランプ氏はこの後、軍トップの統合参謀本部議長も務めたパウエル氏を「過大評価された堅物」とツイッターで応酬。「悲惨なイラク戦争にわれわれを巻き込んだ非常に大きな責任を負っている」と非難した。

 パウエル氏は2016年の大統領選でも対立候補のクリントン元国務長官を支持した。ニューヨーク・タイムズ紙によると、ブッシュ元大統領もトランプ氏再選を支持しない方針という。

5834チバQ:2020/06/08(月) 09:00:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/1426e8fc2d5cdd1660717552729776d6ae85330e

強硬なトランプ氏に猛反発 抗議デモめぐり民主党の州知事ら 米




6/8(月) 7:12配信


時事通信







米中西部イリノイ州のプリツカー知事=2018年3月、シカゴ(EPA時事)
 【シカゴ時事】全米に広がった人種差別への抗議デモで一部参加者が暴徒化した事態の対応をめぐり、連邦軍動員も辞さない強硬な姿勢を示すトランプ大統領に、野党民主党の各知事が猛反発している。

 11月の大統領選を見据え、トランプ氏には支持基盤の保守層に「強い指導者」を印象付ける狙いがあるとみられるが、対立は法廷闘争にも発展しかねない雲行きだ。

 「ホワイトハウスから出ている言葉遣いは事態を悪化させている」(イリノイ州のプリツカー知事)。「私もあなたの言葉遣いが好きではない」(トランプ氏)。

 米メディアによると、1日開かれたトランプ氏と州知事らとの電話会議では、こうした丁々発止のやりとりが展開された。トランプ氏は暴徒を「制圧する必要がある」と繰り返し強調。プリツカー氏に対し、新型コロナウイルス対応で「もっと良い仕事ができたはずだ」と皮肉る場面もあった。

 ミシガン州のウィットマー知事は声明で、「大統領の危険な発言は、この政権が憎悪と分断の種をまくことを決意している明確なシグナル」と痛烈に批判。トランプ氏は1日の演説で「地元当局の行動が不十分なら軍を動員する」と訴えた後、デモ隊を強制排除してホワイトハウス近くの教会を訪れており、ニューヨーク州のクオモ知事はツイッターで「恥ずべきだ」とこき下ろした。

 軍投入に関しては、エスパー国防長官やマティス前国防長官が否定的な考えを表明。政治専門紙ポリティコによれば、トランプ氏の娘婿クシュナー大統領上級顧問も、演説で強権的な姿勢を示せば、大統領選で重要な黒人票などを遠ざける恐れがあると懸念していたという。

 全米第3の都市シカゴで初の黒人女性市長となったライトフット氏は、トランプ氏が軍を動員しようとした場合、「彼とは法廷で会うことになる」と提訴する意向を表明。ロサンゼルス・タイムズ紙は社説で、トランプ氏の一連の発言に関し、「現在の危機を選挙の年に政治的な点数を稼ぐ機会と見なしている印象」と論評している。

5835とはずがたり:2020/06/08(月) 20:07:11

米ミネアポリス市警「解体」へ 黒人男性暴行死事件で「過剰な警察力」に反発
会員限定有料記事 毎日新聞2020年6月8日 11時42分(最終更新 6月8日 11時42分)
https://mainichi.jp/articles/20200608/k00/00m/030/096000c?cx_testId=81&amp;cx_testVariant=cx_2&amp;cx_artPos=1&amp;cx_type=trend#cxrecs_s

ホワイトハウス北側の「16番通り」にペイントされた「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命は大事だ)」の巨大な黄色い文字=米首都ワシントンで7日、AP
 黒人男性が白人警官に首を押さえつけられ死亡した事件で7日、地元の米中西部ミネソタ州のミネアポリス市議会が、同市警察を「解体」し、新たな組織を設置する見通しとなった。「現行組織を改革する方法では、抜本的な改革には至らないと判断したため」という。ニューヨーク・タイムズ紙などが伝えた。同市議会の定数は13人で、同日までに9人が市警解体案に賛成の意向を表明。9人が賛成した場合、市長が拒否権を行使してもそれを否決できる仕組みだ。

 同市にとどまらず、拘束死事件を受けて、警察の抜本的な改革を求める声が全米に広がっている。各地の抗議デモでは、「差別のない社会の実現」の訴えに加え、「ディファンド・ザ・ポリス(警察予算を打ち切れ)」のシュプレヒコールが目立つようになった。

5836チバQ:2020/06/08(月) 22:07:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/726a7fbd318b797baafcc9a2c9a37347699698c0
全米デモ 暴動鎮圧のための米軍投入、過半数の52%が支持
6/8(月) 10:02配信

産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】米ABCテレビと調査会社イプソスは7日、抗議デモが暴動に発展した場合に米軍部隊を投入するかどうかに関し、過半数の52%が「支持する」と回答したとする世論調査結果を発表した。「支持しない」は47%だった。白人の56%、中南米系の60%が支持するとした一方、黒人の不支持は73%に上った。

 党派別では共和党支持者の83%、無党派層の52%が支持、民主党支持者の72%が不支持だった。

 調査は今月3〜4日、全米の有権者706人を対象に実施された。

5837チバQ:2020/06/09(火) 18:49:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/6f42364217178c156081fd7b7753e008738dabb8

米民主党、黒人男性死亡受け警察改革法案 トランプ氏は警察擁護姿勢




6/9(火) 17:38配信


毎日新聞







ホワイトハウス北側の「16番通り」にペイントされた「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命は大事だ)」の巨大な黄色い文字=米首都ワシントンで7日、AP
 米議会民主党は8日、米中西部ミネソタ州で黒人男性が白人警官に首を押さえつけられ死亡した事件を受けて、過剰暴力の禁止や警察官による不正行為の訴追を容易にする警察改革法案を発表した。過半数の議席を持つ下院で月内の可決を目指すとともに、与党・共和党が主導権を握る上院でも7月上旬の採決を求めている。

 法案は、今回の事件でジョージ・フロイドさんの死につながった、膝で首を押さえつけることを含めた「首を絞める行為」の禁止や、殺傷能力の高い武器使用の制限などを明記。不正な行為をした警察官が他の自治体警察に異動することで処分を逃れることを防ぐための監視強化なども盛り込んだ。

 民主党のバス下院議員は8日の記者会見で「人を殺す力を持つ職業には、より高度な訓練と説明責任が求められる」と指摘。同党下院トップのペロシ議長も「抜本的な変革以外に選択はない」と訴えた。全米で人種差別と警察暴力への抗議活動が続くなか、同党は世論の後押しを受けて法案成立を目指す。

 一方、トランプ米大統領は8日、ホワイトハウスで全米の警察代表者らと面会。警察官の「99・9%は素晴らしい人々だ」と述べた。また各地のデモで「ディファンド・ザ・ポリス(警察予算を打ち切れ)」の声が出ていることを念頭に「警察の予算削減も解体もない」と明言し、擁護する姿勢を改めて示した。警察予算の打ち切りは民主党の改革法案には含まれていないが、トランプ氏としては「過激な急進左派が無秩序な社会を作ろうとしている」と強調することで、穏健派の支持を取り込む狙いがある。

 トランプ氏と11月の大統領選を戦う民主党のジョー・バイデン前副大統領は同日、フロイドさんの追悼式が行われた南部テキサス州ヒューストンで遺族と約1時間面会した。バイデン氏はCBSテレビのインタビューで、フロイドさんの6歳の娘が「パパは世界を変える」と話したと明かし、「私もそう思う」と語った。【ワシントン高本耕太】

5838チバQ:2020/06/09(火) 18:50:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/44956db1000872799eec37cc07c3264efc0d73d5

米デモ ミネアポリス市で「警察解体」 全米で警察予算打ち切りを求める声




6/9(火) 15:31配信


産経新聞







首都ワシントンで「警察予算を打ち切れ」のプラカードを掲げて行進するデモ参加者(黒瀬悦成撮影)
 【ワシントン=黒瀬悦成】米中西部ミネソタ州ミネアポリス市での白人警官による黒人男性暴行死事件を受けて全米に抗議デモと暴動が広がった問題で、同市議会(定数13)の議員9人が8日までにミネアポリス市警を解散させると表明した。今回のデモを受けて警察予算の打ち切りまたは大幅削減を進める動きは全米の大都市に広がっており、法執行能力の低下により治安が急速に悪化するとの懸念が強まっている。

 ミネアポリス市議会は5日、警官が容疑者の首を圧迫することを禁止し、目撃時には速やかな報告や介入を義務付ける修正規定を可決承認した。ただ、左派系市民らは「措置として不十分だ」として警察自体の解体を要求していた。

 フレイ市長は解体に反対の立場だが、市議会では9人が賛成すれば市長の拒否権行使を阻止できる。市議会の構成は12人が民主党、1人が緑の党。議員らは警察解体後の治安維持の方策に関し具体的な展望を明らかにしていない。

 「警察解体」は、今回の抗議デモを暴動に発展させた黒幕として米政権が名指しで非難している暴力的極左勢力「アンティーファ(ANTIFA)」の主要目標の一つでもある。

 また、全米の抗議デモを牽引する黒人社会運動「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命は大切)」は警察予算を打ち切り、社会福祉に回すことを提唱。首都ワシントンなどでのデモも「警察予算を打ち切れ」のスローガンが一気に目立つようになった。

 事態を受け、野党・民主党系が市長を務める自治体を中心に全米で警察予算削減の動きが活発化した。

 ニューヨーク市は市警の予算を10億ドル(約1095億円)削減すると表明。ロサンゼルスは1億〜1億5000万ドル、西部アリゾナ州フェニックスも1億8600万ドルを削減する方針だ。

 しかし、警察問題の専門家の間では、警察予算を減らせば治安が一気に悪化し、逆に黒人の市民の命を危険にさらすのは過去の同様の試みからも明白だとして反対意見が相次ぐ。

 調査会社ユーガブが5日発表した全米世論調査(5月29〜30日実施)で、警察予算の打ち切りを「支持する」としたのは16%にとどまり、「支持しない」は65%。11月の大統領選で再選を目指すトランプ大統領の陣営は、民主党が「警察予算打ち切り」に前向きだとして攻撃を強める構えだ。

5839チバQ:2020/06/09(火) 19:48:07
https://www.sankei.com/world/news/200609/wor2006090013-n1.html
米首都デモに黒人過激組織「新ブラックパンサー党」が参加
2020.6.9 08:55
【ワシントン=黒瀬悦成】米中西部ミネソタ州での白人警官による黒人男性暴行死事件を受けた首都ワシントンでの抗議デモに、1960〜70年代に米国内で武装闘争を展開した黒人解放過激派組織、ブラックパンサー党の流れをくむとされる「新ブラックパンサー党」が参加していることが分かった。

 ワシントンのホワイトハウス前のデモ現場で組織の構成員が8日までに産経新聞に明らかにした。

 構成員によると、組織は6日から首都でのデモに参加した。組織の人数や、全米で起きた暴動に関与したかなどは答えなかった。

 バー司法長官は4日の記者会見で、極左勢力「アンティーファ」(ANTⅠFA)を含むさまざまな主張の過激勢力がデモに入り込み暴力を扇動しているとして警戒を強めている。

 新ブラックパンサー党は1989年に設立。反白人・反ユダヤ主義を掲げ、2008年の大統領選では幹部らが東部ペンシルベニア州フィラデルフィアの投票所前に陣取り、白人有権者に嫌がらせを行う事件を起こした。16年には元構成員が南部テキサス州ダラスで警官5人を射殺した。

 米政府の公民権委員会と複数の米人権団体は新ブラックパンサー党を人種差別団体に認定している。

5840チバQ:2020/06/09(火) 20:28:35
https://www.tokyo-np.co.jp/article/34434?rct=world
トランプ氏、支持率38%に急落 デモ拡大やコロナまん延、CNN
2020年6月9日 18時42分 (共同通信)
 8日、米ホワイトハウスで開かれた警察関係者との会合で話すトランプ大統領(AP=共同)
 8日、米ホワイトハウスで開かれた警察関係者との会合で話すトランプ大統領(AP=共同)

 8日、米ホワイトハウスで開かれた警察関係者との会合で話すトランプ大統領(AP=共同)
 【ワシントン共同】米中西部ミネソタ州で起きた白人警官による黒人男性暴行死事件を受け、全米に広がった抗議デモに強硬姿勢を示したトランプ大統領の支持率が急落した。新型コロナウイルスを巡っても政権の甘い対応が感染拡大を招いたとの批判が強い。11月の大統領選まで5カ月を切る中、与党共和党重鎮も再選不支持を表明。トランプ氏は失地挽回に躍起だ。
 米CNNテレビの8日発表の全米世論調査では、支持は事件前の前回5月から7ポイント下落して38%、不支持は57%に上った。軍動員示唆やデモ敵視を繰り返したトランプ氏の対応を「有害」とした人は65%に上った。

5841チバQ:2020/06/09(火) 20:29:35
https://www.tokyo-np.co.jp/article/34385?rct=world
ニューヨークで経済活動再開 日常はほど遠く
2020年6月9日 13時56分 【ニューヨーク=赤川肇】米国で新型コロナウイルス感染が集中した東部ニューヨーク市は八日、州政府指針に基づく経済活動再開の「第一段階」に入った。二カ月半ぶりに建設業や製造業、小売業の一部営業が認められた。
 二十万〜四十万人の職場復帰が見込まれる第一段階では、小売業はインターネットなどで事前注文した商品の受け取りのみが認められた。
 中心部マンハッタンでは、防犯対策のため木板で覆ったまま開店を見合わせた店が目立ち、日常にはほど遠い状況だった。
 量販店でTシャツや短パなどの夏着を買った男性警備員エレン・グラントさん(53)は「早く以前の日常に戻ってほしいけど、いつになるかは想像もつかない」と話していた。
 新型ウイルスによる市内の犠牲者は二万二千人に上り、ピーク時の四月上旬には一日最大五百九十人が死亡したが、ここ数日は一日数人に減少。小売店の店内営業や飲食店の屋外営業などが可能な「第二段階」への移行時期について、デブラシオ市長は七月上旬を目標に掲げている。

5842チバQ:2020/06/09(火) 20:42:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/4a2d572e89df27753a998cc79cdf42ff27897e86
米国で黒人であることは「息が詰まる」 デモ参加者が苦悩や恐怖を告白
6/9(火) 11:42配信

AFP=時事
米首都ワシントンのホワイトハウス付近で写真撮影に応じるモア・ポーラスさん(2020年6月5日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】「いても立ってもいられなかった」。新卒のアフリカ系米国人、モア・ポーラス(Moah Pollas)さん(21)は、米首都ワシントンで体系的な人種差別に反対する抗議デモに何日間も参加せずにはいられなかった理由を話した。場合によっては逮捕されるか、さらにひどい目に遭う懸念もあった。だが人種差別を受けてきた立場として、家の中でじっとしているわけにはいかなかったという。

 差別を受けたのは子どもの頃からだ。7歳か8歳の頃、校外学習の帰りに歩道を歩いていると、通り過ぎて行くスクールバスの窓から誰かが怒鳴った。

「お前の黒いケツをアフリカに持ち帰れよ!」と少年が叫び、バスに乗っている他の子どもたちがどっと笑った。

「その出来事を伝えた白人の女性の先生の反応の方がもっと傷ついた」と、ポーラスさんはAFPに語った。「先生が返したのは、くよくよしないで忘れてしまいなさいという言葉だった」

「あのときの経験は」と、大学で政治学を専攻したポーラスさんは続けた。「僕のその後の人生の中で、白人や有色人種の人々とのあらゆる経験に影響を与えている」

 カリブ海の島国ハイチの首都ポルトープランス生まれのポーラスさんは、2歳のときに家族と共に米国に移住した。政治的な迫害から逃れた両親が選んだのは、白人が圧倒的に多いカリフォルニア州バーバンク(Burbank)だった。

「自分の肌の色のせいで、人がより威嚇的で、より危険で、より暴力的な方法で僕を受け止めることを身をもって知りながら育った」

「黒人なら、24時間365日のペースで自身の行動に問題がないかチェックするようになる」と、ワシントン北東部にある、他の学生たちと暮らすシェアハウスの裏庭でAFPの取材に応じたポーラスさんは話した。

 米国で、黒人であることは「息が詰まる」と言う。

 通りを歩いている場合、「自分と同じ方向に歩いている白人がいれば、恐らく通行を妨げないようにする……できるだけ地面を見ようとするはずだ。なるべく静かにしていようとするだろう」。

■警察に止められた父から感じ取った恐怖心
 13歳のある日、医薬品業界で仕事をしていた父親と車に乗っていると、警察に止められた。

「警察官は、黒人だからというだけで四六時中、車を止めさせる」「警察官に止められたとき、父の中の恐怖心を感じ取れた。僕や家族をずっと守ってくれていた父の中に、そんな恐怖を見たのは初めてだった。その瞬間、その恐怖心が僕にもうつった。正直、その恐怖心はずっと僕に居座っている」とポーラスさんは話した。

 そして5月25日、米ミネソタ州ミネアポリス(Minneapolis)で白人警官がアフリカ系のジョージ・フロイド(George Floyd)さんの首を9分間近く膝で押さえつけ、窒息死させる事件が起きた。

「(フロイドさんが映っている)あの動画を見たとき……フロイドさんの顔だけでなく、父の顔も見えた。叔父の顔も、弟の顔も、いとこの顔も、友人たちの顔も見えた」

「僕自身の顔も見えた」と、ポーラスさんは感情をあらわにした。「僕だって、いとも簡単にあの立場に置かれることはあり得た。僕の大事な人たちが同じ立場に置かれることだってあり得た」

 黒人学生が大半を占めるワシントンの名門校、ハワード大学(Howard University)を卒業して間もないポーラスさんは、政治の分野でキャリアを築くことを夢見ていたが、最近は教育に関係した職に就くことを考えるようになった。心境の変化が訪れたのは、ワシントンで代行教師として働いていたときのことだ。

「ワシントンで目の当たりにしたのは、黒人が大半を占める学校が資金不足の影響をもろに受けていることだ」とポーラスさん。米国の制度を変える一助になりたいと話す。

「僕は、この国の人種と人種政策、政治制度について文章を書き続ける。そして、真の活動家で革命家になる方法を見つけ出す努力を続けていく」と語った。【翻訳編集】 AFPBB News

5843とはずがたり:2020/06/09(火) 21:03:54
トランプ大統領の支持率、危機的水準に、CNN世論調査
6/9(火) 14:00配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/b2d2ddb16005d0e6672f0e5402ea960518fe90cf
CNN.co.jp
トランプ大統領の支持率が再選を目指すうえで危機的水準となっていることが分かった

(CNN) 米ホワイトハウス周辺で抗議デモが行われ、新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、米国民のトランプ米大統領に対する見方が厳しくなっていることがわかった。トランプ氏に対する支持率は先月、7ポイント減少した。CNNの委託を受けた世論調査会社SSRSの調査で明らかになった。

トランプ氏に対する支持率は38%、不支持率は57%だった。支持率は2019年1月以降で最低の水準。この支持率は、再選を目指していたカーター大統領やブッシュ(父)大統領の同時期と同様の水準で、2人とも再選は果たせなかった。

今回の調査によれば、国民の過半数が人種差別について現在の米国で最大の問題であると感じているほか、米国の刑事司法制度は黒人よりも白人に有利と考えている。

黒人男性のジョージ・フロイドさんがミネアポリスで警官によって死亡した事件の後に全米に広がった平和的な抗議活動について、8割以上が理にかなったものだと考えていることがわかった。経済や医療保険制度と並んで、人種間の関係が大統領選の重要な争点ともなっている。

登録有権者の中の支持率では、トランプ氏は民主党からの指名を確実にしているバイデン前副大統領に対して、支持率で14ポイントの差をつけられている。トランプ氏を支持する割合は41%で、2019年4月までさかのぼる中での最低の水準。バイデン氏に対する支持率は55%で、これまでで最高の水準。

63%がトランプ氏の人種間問題への対応について不支持を表明した。65%がトランプ氏の抗議デモへの対応について有益ではなく害になると答えた。

84%が黒人男性の死亡を受けて広がった平和的な抗議デモについて理解を示した。警察がアフリカ系米国人に対して害を及ぼしたり殺害したりすることに関して暴力的な抗議におよぶことについても27%が理解を示した。

今回の世論調査は6月2日から5日にかけて無作為に成人1259人を選び、固定電話あるいは携帯電話でインタビューした。誤差の範囲はプラスマイナス3.4ポイント。

5844チバQ:2020/06/10(水) 19:49:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/eba515643b549f43c78329bd095f0787dec805dc
米軍に黒人初の参謀総長 上院が承認、ブラウン氏
6/10(水) 7:39配信

共同通信
チャールズ・ブラウン太平洋空軍司令官(AP=共同)

 【ワシントン共同】米上院は9日、空軍の参謀総長に黒人のチャールズ・ブラウン太平洋空軍司令官(空軍大将)を充てる人事を98対0で承認した。米メディアによると、黒人が参謀総長に就くのは初。8月6日に就任式が行われる。

 ブラウン氏を指名していたトランプ大統領はツイッターで「黒人初」の参謀総長が承認され「米国にとって歴史的な日となった」と強調した。白人警官による黒人男性暴行死事件への抗議デモが拡大する中、黒人社会にアピールした。

 米軍によると、ブラウン氏は1984年に入隊し、戦闘機パイロットとして経験を積み、現在は太平洋空軍トップを務める。

5845チバQ:2020/06/10(水) 21:22:59
https://www.sankei.com/world/news/200610/wor2006100021-n1.html
ニクソン流のトランプ氏か、ケネディ流のバイデン氏か 米大統領選
2020.6.10 20:16
 米中西部ミネソタ州ミネアポリスでの白人警官による黒人男性暴行死事件を受け、人種問題が11月の大統領選の主要争点に浮上してきた。再選を目指すトランプ大統領(73)が「法と秩序の回復」を掲げて治安悪化への不安を抱く世論に訴えかける一方、民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領(77)はトランプ氏のデモ対応を「強権的」と非難。「大統領は人種対立を激化させている」とも主張し、警察の暴力に憤る世論の矛先を「打倒トランプ」に向かわせようと図っている。(ワシントン支局長 黒瀬悦成)

 CNNテレビが8日発表した全米世論調査によると、大統領選の争点として「人種問題」を重視するとの回答は68%に上り、「経済」77%、「医療」69%に続く上位につけた。

 大統領選で人種問題がここまで注目されたのは、公民権運動の嵐が吹き荒れた1960年代以来。当時も、人種問題にどう向き合うかが選挙の行方を大きく左右した。

 民主党のケネディ、共和党のニクソン両上院議員が対決した60年の選挙では、公民権運動指導者のキング牧師が抗議活動中に逮捕・勾留された際、ケネディ氏がキング氏の釈放に尽力したのに対し、ニクソン氏は積極的に動かなかった。この対応の差で黒人票が一気にケネディ氏に流れ、同氏の当選を決定づけた。

 一方、68年の大統領選では、同年4月にキング氏が暗殺されて全米で大規模暴動が起きたのを受け、ニクソン氏が「法と秩序」の回復を訴えて当選した。

 対照的な2つの事例は、大統領選において人種問題への対応に決まった正解はないことを示している。


 トランプ氏は、ニクソン氏ばりに「法と秩序」を打ち出し、平和的なデモを「国民の当然の権利」としつつ、暴徒による略奪や破壊行為は決して容認しない方針を鮮明にした。

 対するバイデン陣営や民主党指導部は、トランプ氏が1日にホワイトハウス前のデモ参加者を強制排除して教会を訪れたことを根拠に、同氏が暴徒だけではなく抗議デモ自体を敵視しているとの印象づけを図る。

 バイデン氏は9日、暴行死した黒人の葬儀にビデオメッセージを送り、ケネディ氏のひそみに倣うかのように黒人の差別解消と生活向上に向け寄り添っていく姿勢を強調した。

 米政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、両者の対決を想定した平均支持率(10日現在)はバイデン氏49・6%、トランプ氏41・6%。先のCNN調査では、65%がトランプ氏のデモ対応を支持しないと答えた。

 これだけ見ると、流れはバイデン氏有利にもみえるが、トランプ氏の熱烈な支持層も依然、強固な結束を維持している。

 事件を機に民主党の急進左派などが唱える「警察解体」や「警察予算打ち切り」は今後、治安悪化を恐れる郊外在住者など穏健な無党派層の投票動向に影響を及ぼす可能性も高い。

 果たして勝つのはニクソン流のトランプ氏か、ケネディ流のバイデン氏か。人種という米国の重い懸案をめぐる戦いの行方は、まだ見えない。

5846チバQ:2020/06/10(水) 21:23:43
https://www.sankei.com/world/news/200610/wor2006100007-n1.html
米大統領、国防長官解任を一時検討 米紙が報道
2020.6.10 07:40
 白人警官による黒人男性暴行死事件を受けて全米に広がる抗議デモを巡り、ウォールストリート・ジャーナル紙は9日、トランプ大統領がデモ制圧に軍を投入する自身の強硬論に反対を表明したエスパー国防長官を解任しようとしたが、周囲から反対されて思いとどまったと伝えた。

 トランプ氏は3日、エスパー氏が記者会見を開き、軍投入を支持しないと表明したことに激怒。同日中に解任しようとしてメドウズ大統領首席補佐官やポンペオ国務長官らに相談したが、11月の大統領選を前に政権が難しい立場に立たされるなどの理由で反対された。

 当局者の一人は「大統領はエスパー氏への信頼を失いかけたが、最終的には留任させることを決めた」と説明。保守系の一部下院議員らはトランプ氏に解任を促していたという。

 一方、エスパー氏もトランプ氏の怒りを認識。軍の役割について大統領と考えが合わないことへの不満から辞表の準備を始めたが、周囲から引き留められたという。(共同)

5847チバQ:2020/06/10(水) 22:03:12
二期満了できなかった戦後大統領
68年ジョンソン(民主)出馬できずニクソン(共和)当選
   *ケネディ大統領暗殺からの繰上げアリ
76年フォード(共和)vsカーター
   *ニクソン大統領辞任からの繰上げアリ
80年カーター(民主)vsレーガン
92年ブッシュ(共和)vsクリントン

5848チバQ:2020/06/11(木) 13:06:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/ce347046e110b096deab05ae67910b0645512902

米空軍に黒人初の参謀総長 制服組トップ 上院が承認




6/10(水) 16:53配信


毎日新聞







黒人として初めて米空軍の参謀総長に就任するチャールズ・ブラウン太平洋空軍司令官=米首都ワシントンで5月7日、AP
 米上院は9日、空軍制服組トップの参謀総長に黒人のチャールズ・ブラウン太平洋空軍司令官を充てる人事を全会一致で承認した。陸、海、空、海兵隊など六つの軍種の制服組トップに黒人が就任するのは初めて。8月6日に宣誓就任式が行われる。米軍全体の制服組トップは統合参謀本部議長で、黒人のコリン・パウエル氏が1989年に就任したことがある。

 米軍によると、ブラウン氏は84年に入隊。2018年に日本や韓国などをカバーする太平洋空軍司令官に就任した。

 ブラウン氏は、ミネソタ州の黒人男性暴行死事件を巡る抗議デモについてツイッターに「空軍全員が多様性の価値を理解し、自らの可能性を最大限に発揮できる環境で働くために個人的、職業的、組織的にどのような改善ができるかを考えている」と投稿していた。【ワシントン鈴木一生】

5849チバQ:2020/06/11(木) 13:26:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/62e3ca1491778cb65bf7a311636ddbbd79b5178f

南軍由来の基地「改称、検討すらしない」 トランプ氏が投稿 米黒人男性暴行死




6/11(木) 12:33配信


毎日新聞


 米南北戦争(1861〜65年)で黒人奴隷制度の存続を掲げた南部連合軍に由来する米軍基地の名称変更を巡り、トランプ大統領は10日、「我が政権は改称を検討すらしない」とツイートし、拒否する姿勢を示した。白人警官による黒人男性暴行死事件を発端とする、南軍に関係する名称や象徴を見直す動きに対し反発した。「見直しは歴史遺産の破壊だ」とする一部支持層の意向に沿った形だ。

 陸軍は8日、米軍最大級のフォートブラッグ基地(南部ノースカロライナ州)など南軍戦士に関連する名を持つ10基地すべてについて「改称に向けた超党派の協議を受け入れる用意がある」との意向を表明していた。これに対しトランプ氏は「これらの基地は米国の偉大な遺産で、数々の英雄を送り出してきた」と指摘。「歴史の改ざんはさせない。軍に敬意を払え!」とツイートした。ホワイトハウスのマケナニー報道官は記者会見で、同様の声明を読み上げたうえで「基地名が差別的などと指摘することは、国家のため命をささげた兵士たちへの侮辱だ」と語った。

 だが、黒人男性暴行死事件を機に、南軍の象徴に対する米社会の抵抗感は強まっている。トランプ氏の支持者集会で多く掲げられる南部連合旗は、南部地方の生活様式や誇りを示すととらえる国民がいる一方、黒人抑圧や白人至上主義と関連づけ忌避する動きが拡大している。このため米海兵隊は、旗が「部隊の分断」を招くとして、基地など公的空間で南部連合軍旗の掲揚を禁止。海軍や陸軍も同調の動きをみせている。

 国内最大のレース団体、NASCAR(全米ストックカーレーシング協会)も10日、すべてのレース会場で南軍旗の掲揚を禁止するとの声明を発表した。7000万人超ともいわれるファン層は南部在住の白人男性が多くトランプ支持者との親和性が高いとされ、トランプ氏も「NASCARファンは国を愛する真の米国人だ」といった発言を繰り返していたが、南軍への批判の高まりを配慮した。【ワシントン高本耕太】

5850さがら療法(さがらセラピー)心の健康法うつ病の予防と改善:2020/06/12(金) 11:48:45
うつ病の予防と改善の他、引きこもり不登校いじめパニック障害潔癖症摂食障害睡眠障害不安悩みイライラストレス自信がない勇気がないなどの改善方法や人材育成の方法を紹介しています

5851チバQ:2020/06/13(土) 22:46:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/2002df5552ee7ca1e61498bb31a21f4303af0899
トランプ氏、黒人奴隷解放記念日の集会延期 人種対立あおる「挑発」と批判され
6/13(土) 20:36配信

毎日新聞
トランプ米大統領=ホワイトハウスで2020年6月10日、AP

 トランプ米大統領は12日、11月の大統領選に向け19日に南部オクラホマ州タルサで予定していた大規模支持者集会を、翌20日に延期すると発表した。米国で6月19日は黒人奴隷の解放記念日「ジューンティーンス」にあたる。白人警官による黒人男性暴行死をきっかけに人種差別への抗議デモが全米で続く中、同日に集会を開催するのは人種対立をあおる挑発的な行為との批判が上がっていた。

【ジョージ・フロイドさんの追悼集会に集まった市民ら】

 新型コロナウイウルス感染拡大の影響で3月以降中断していた選挙イベントの「再開第1弾」を解放記念日に設定したことについて、トランプ氏は12日のFOXニュースで「集会を祝祭と捉えるべきだ」と説明。これに批判が噴出し、夜になり「この記念日に敬意を示し、この日が持つ重要な意味を尊重して延期を決めた」とツイートした。【ワシントン高本耕太】

https://news.yahoo.co.jp/articles/cf4f783be7e293c111cf7db649eca62ec6a4044e
トランプ氏、選挙集会を20日に変更 「奴隷解放日」反発受け 米大統領選
6/13(土) 20:38配信

時事通信
会合に臨むトランプ米大統領=11日、南部テキサス州(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は12日、南部オクラホマ州タルサで19日に開催予定だった選挙集会を20日にずらす考えを明らかにした。

 19日は「奴隷解放記念日」に当たり、白人支持者が大挙して押し寄せる同氏の集会開催には「黒人の怒りを逆なでしている」と反発する声が上がっていた。

 トランプ氏はツイッターで「多くのアフリカ系の友人や支持者が、この祝日を尊重して日程をずらすよう提案してきた」と理由を説明した。

 トランプ氏は12日放送のFOXニュースのインタビューで、19日の開催を偶然と主張した上で「お祝いと考えてくれればいい。私の選挙集会はお祝いだ」と語っていた。

 開催地のタルサは99年前に歴史的な黒人虐殺事件が起きたことで知られる。この土地と日程を選んだ意図をめぐって「白人至上主義者にウインクを送るどころか、歓迎パーティーを開こうとしている」(ハリス上院議員)と強い批判の声が上がっていた。

 トランプ氏の選挙集会は3カ月半ぶり。ツイッターでは「既に20万人の申し込みがあった。(20日の)開催を楽しみにしている」と書き込んだ。

5852チバQ:2020/06/15(月) 18:01:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/656c39994a196abba45140ce8c4063d5340c0b0f

トランプ氏、健康不安説が再燃 スロープ下りる足取りが話題に




6/15(月) 13:29配信


AFP=時事







米ニューヨーク州ウエストポイントの陸軍士官学校で行われた卒業式で演説するドナルド・トランプ大統領(2020年6月13日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米大統領選で再選を狙って過酷な選挙運動を開始しようとしているドナルド・トランプ(Donald Trump)氏に、再び健康不安説が浮上している。74歳の誕生日を迎えた前日の13日、陸軍士官学校の卒業式に出席した際に足元がおぼつかない様子を見せたからだ。

【写真】トランプ氏の足取りが話題になったスロープ


 大統領の健康は常に厳しく詮索されるものだが、トランプ氏は普段、年齢の割には元気そうで、今月初めに発表された定期健診の結果も、体重が約110キロと太り過ぎだった以外は特に異常なしとされた。


 しかし13日、ニューヨーク州ウエストポイント(West Point)にある陸軍士官学校の卒業式に出席したトランプ氏は、足取りがおぼつかず、演説での発話にも問題がある様子で、不調を示す証拠ではないかと新たな疑問が投げ掛けられている。中でも広く拡散された動画には、スピーチを終えて壇上から降りようとするトランプ氏が、長いスロープをたどたどしく歩く姿が捉えられていた。


 トランプ氏は、11月の大統領選で対立候補となる3歳年上の民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)氏の健康や認知力を常日頃冷やかしてきたが、選挙戦を展開していく上で自らの体力問題が重くのしかかる可能性がある。


 トランプ氏は、話題になったこの動画にツイッター(Twitter)で反論し、「ウエストポイントの卒業式のスピーチの後に下りたスロープは、非常に長く(角度が)急で、手すりもなく、何よりまず、とても滑りやすかった」「絶対に避けなくてはならないことは転ぶことだった。『フェイクニュース』に格好のネタを提供することになる。最後の10フィートは駆け降りたよ、勢いで!」と、自らの足取りのおぼつかなさを説明した。だが現場にいた記者らは、天気は晴れていて湿気はなく、スロープも特に急ではなかったと述べている。


 トランプ氏は同じく13日、水の入ったグラスを片手で持ち上げて口元まで運ぶのに苦労する様子を見せ、最初に右手でグラスを上げながら、途中でそれを支えるように左手を添えた。


■初期の認知症から軽度の脳卒中までさまざまな臆測が
 また今に始まったことではないものの、演説の中でも南北戦争(American Civil War)のユリシーズ・S・グラント(Ulysses S. Grant)将軍や第2次世界大戦(World War II)後の連合国軍最高司令官ダグラス・マッカーサー(Douglas MacArthur)元帥など、著名な米国人の名前をいくつか間違えて発音しているように聞こえた。


 トランプ氏の健康状態が疑問視されたのは今回が初めてではなく、特に批判勢力の間では、初期の認知症から軽度の脳卒中まで、さまざまな臆測が飛び交ってきた。


 先月末も、首都ワシントン近郊のアーリントン国立墓地(Arlington National Cemetery)で行われた献花式で、トランプ氏はじっと立っているのに苦労しているように見えた。一部のコメンテーターは単に疲れていただけだろうと評したが、その頃のトランプ氏は、新型コロナウイルスに有効という医学的証拠がないにもかかわらず、予防効果があるかもしれないとして抗マラリア薬の「ヒドロキシクロロキン」を服用していると述べていた。この薬の副作用にはめまいや吐き気などがある。


 昨年11月、トランプ氏がワシントン郊外のウォルター・リード米軍医療センター(Walter Reed National Military Medical Center)を突然訪れたときも、健康不安説に拍車がかかった。ホワイトハウス(White House)はこのときの訪問を「中間検査」と称し、いかなる「緊急性もない」として臆測を否定したが、前回の定期検査から9か月しかたっていない中での訪問は異例の事態だった。【翻訳編集】 AFPBB News

5853チバQ:2020/06/15(月) 22:06:14
https://www.asahi.com/articles/ASN6H3G2DN6HUHBI00F.html
全米で広がる警察への不信 黒人撃たれ、デモ再び暴徒化
会員記事

ニューヨーク=藤原学思

2020年6月15日 11時23分

 米国でまた、黒人男性が警察官によって命を奪われた。南部アトランタに住むレイシャード・ブルックスさん(27)。先月には中西部ミネアポリスで、ジョージ・フロイドさん(46)が死亡する事件があり、全米のみならず、世界各地で人種差別に抗議の声が上がる中、さらなる火種となる可能性もある。

 「命を奪うような武力行使として、これは正当化できない」

 米南部ジョージア州アトランタ市のボトムズ市長は13日、会見でそう話し、厳しく警察を批判した。「我々が警官の地域への関わりに期待していることと、その実態の間に断絶がある」

 この前日の夜、黒人男性のブルックスさんが警官に撃たれて死亡。州捜査当局や市警が報道陣に公開した映像によると、その経緯は以下のようなものだった。

 午後10時半ごろ、ハンバーガー店のドライブスルーレーンに長く止まっている車が、他の車の邪魔になっていると通報があった。

 市警の警官1人がまず到着。窓ガラスをたたき、ドアを開け、運転席で居眠りをしていたブルックスさんを起こした。映像では、酔っているように見える。

 警官もう1人が到着し、ブルックスさんに対する聴取を続けた。ブルックスさんは飲酒量について「1杯半」とくり返し、娘の誕生日を祝っていたなどと告げた後、歩行確認や呼気検査を受けた。

 聴取は計40分間。おおむね平穏に行われていたが、警官が手錠をかけようとすると、状況は一変する。ブルックスさんは体をひねって激しく抵抗し、警官が持っていたスタンガンの一種「テーザー銃」を奪った。

 ブルックスさんはその銃を手に、ハンバーガー店の敷地内を走った。逃げながら、警官に向けてテーザー銃を放つと、警官は拳銃で3発を発射した。

 ブルックスさんは病院に運ばれたが、死亡した。市警のシールズ本部長は「法の執行機関と地域社会の間に信頼を醸成すべきときだ」として、発生から24時間以内に辞任。撃った警官は懲戒免職、テーザー銃を奪われた警官は現場を離れる配置換えとなった。(ニューヨーク=藤原学思)

5854とはずがたり:2020/06/16(火) 16:57:06

https://twitter.com/ReutersJapan/status/1271023117150937089
ロイター
@ReutersJapan
米南部バージニア州のリッチモンドで、コロンブス像が火を付けられ、池へ投げ込まれた。

5855とはずがたり:2020/06/16(火) 16:58:15

https://twitter.com/ReutersJapan/status/1271023117150937089
ロイター
@ReutersJapan
米南部バージニア州のリッチモンドで、コロンブス像が火を付けられ、池へ投げ込まれた。

5856とはずがたり:2020/06/16(火) 16:59:29

https://twitter.com/ReutersJapan/status/1271023117150937089
ロイター
@ReutersJapan
米南部バージニア州のリッチモンドで、コロンブス像が火を付けられ、池へ投げ込まれた。

5857とはずがたり:2020/06/16(火) 17:00:15
バイデン氏の副大統領候補? 米アトランタ市長に脚光
https://www.afpbb.com/articles/-/3288557
2020年6月16日 15:45 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ]

【6月16日 AFP】米ジョージア州アトランタ(Atlanta)のケイシャ・ランス・ボトムズ(Keisha Lance Bottoms)市長(50)が、人種差別に対する抗議デモから発展した混乱の収拾手腕で称賛を浴び、米大統領選で民主党候補指名が確実となったジョー・バイデン(Joe Biden)氏の副大統領候補としてにわかに注目を集めている。副大統領になれば、米国の黒人女性としては初。

 ボトムズ氏は2018年初め、米国でも最も多民族な大都市の一つ、南部ジョージア州のアトランタ市長に就任し、強力な政治勢力を率いてきた。ここ最近では、共和党のブライアン・ケンプ(Brian Kemp)同州知事とドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領に対し、新型コロナウイルスの感染が拡大している時期に企業や州内の自治体の活動再開を急ぐことに異議を唱え、波風を立てた。


 全国的に一躍有名になったのは5月29日。ミネソタ州ミネアポリス(Minneapolis)で丸腰の黒人男性ジョージ・フロイド(George Floyd)さんが白人警官に首を膝で押さえつけられ死亡した事件に端を発した抗議デモがアトランタで破壊行為に発展した際に、人の心に訴える演説を行ったときだ。

「この街のことを大事に思っているなら、家に帰りなさい」。ボトムズ氏は、略奪している人々だけではなく、平和的に抗議運動を行っている参加者に対しても訴え、この呼び掛けはたちまち広まった。

「アメリカで変化を望むなら、有権者登録を行い、選挙に行ってください」とボトムズ氏は声を強めた。「それが、この国で私たちが必要としている変化です」

 ボトムズ氏が言う「無秩序状態」は収まり、その後アトランタで行われた抗議デモの大多数は平和的な空気を保った。同氏は、市内の路上でデモ隊にも加わった。

■「これまでの死を無駄にはしない」

 そうした中でボトムズ氏は突然、バイデン氏の副大統領候補として取り沙汰されるようになる。同じく名前が挙がっている黒人の女性政治家は、カマラ・ハリス(Kamala Harris)上院議員、バル・デミングズ(Val Demings)下院議員、バラク・オバマ(Barack Obama)政権時に国家安全保障担当補佐官を務めたスーザン・ライス(Susan Rice)氏ら、そうそうたる顔ぶれだ。

 ボトムズ氏は、今は新型ウイルスの流行緩和と、抗議運動および警察改革を求める声への対処に全力を注いでいるため、名前が挙げられていることについてはあまり考えていないと話す。一方で、「11月の大統領選でバイデン氏が勝利するために私に協力できることがあると(同氏に)思われるなら、そして私がその任に最も適しているなら、間違いなく真剣に検討すべき事柄だ」と先週、米ニュースサイト「アクシオス(Axios)」に答えている。

 ボトムズ氏がこれらの発言をしてから、新たな問題が浮上した。12日、当のアトランタで黒人男性が警官に発砲されて死亡する出来事が起きたのだ。

 緊張が高まる中、アトランタ市警の署長が辞任。発砲した警官は、ボトムズ氏の意向を受け免職処分を受けた。ボトムズ氏は、死に至らしめる力の使用が正当化されたとは思わないと発言している。

 ボトムズ氏は地元で政治経験を積んできたが、三権全ての部門で働いたことを誇りに思っている。十数年前に非常勤の判事を務めた後、アトランタ市議会議員として初当選。2017年にアトランタ市長選の決選投票を制した。

 そして次々に危機的な状況が起きている2020年。新型ウイルス、その影響による景気の悪化、そして今は警察改革と人種的公平性を求めて吹き荒れる声への対処を迫られている。

 黒人の市民運動指導者が集まり、テレビ放送もされた14日のタウンホール・ミーティングに出席したボトムズ氏は、人種的不正に立ち向かう取り組みについて、「自分の個人的な怒りと悲しみを脇に置いて」市民に聞いてもらうべきことを明確に語るのは難しいと発言。

「全国で運動が起こり、あらゆる街に変化をもたらしつつある」として、「これまでの死を無駄にはしない」と誓った。(c)AFP/Michael Mathes

5858チバQ:2020/06/16(火) 21:10:18
https://news.goo.ne.jp/article/ntv_news24/world/ntv_news24-662648.html
米連邦最高裁判所 LGBTなど差別を禁止
2020/06/16 19:54日テレNEWS24


アメリカの連邦最高裁判所は15日、LGBTなど性的マイノリティーの人たちに対する職場での差別が、公民権法に違反するとの初めての判断を示しました。

アメリカ連邦最高裁判所は、同性愛者や心と体の性が一致しないトランスジェンダーなど、性的マイノリティーであることを理由にした解雇は、公民権法に違反するとの判断を下しました。

公民権法は、性別や人種、宗教などを理由にした職場での差別を禁じていますが、この対象を性的マイノリティーにも広げた形です。

今回の判断には、最高裁判事9人のうち、トランプ大統領が指名した判事ら保守派の2人を含む6人が支持に回りました。

トランプ大統領「連邦最高裁判所の判断に従う。とても強力な決定だ」

アメリカメディアは、性的マイノリティーを保護する「歴史的な判断」だと伝えています。

5859チバQ:2020/06/19(金) 15:33:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/b8e6f5b8997a28d8c3e7ea49bc7de21464f5ac58

米シアトルに「自治地区」出現 警官は撤退、市民が自警




6/18(木) 11:54配信


朝日新聞デジタル







シアトル市内に出現した、「CHAZ」や「CHOP」と呼ばれる「自治区」=14日、ロイター
 米国で人種問題への抗議活動が拡大するなか、西部のワシントン州シアトルに出現した「自治地区」が注目を集めている。付近の警察署から多くの警官が撤退し、市民が自警をしながら、抗議を続けているためだ。これまでに大きな混乱は起きていないが、トランプ大統領も「介入」をちらつかせている。

【写真】米シアトルに出現した「CHAZ」や「CHOP」と呼ばれる「自治区」で15日、無料配布される食料を運ぶ人たち=ロイター

 米国では5月25日、ミネソタ州で白人警官が黒人男性を死なせた事件を機に抗議活動が広がり、地域によってはデモ隊と警察の衝突が起きた。シアトルでもデモ隊と警察の小競り合いが続き、市内の東管区警察署が抗議活動の中心的な場所となった。

 市警は6月8日、この警察署から大半の警察官を撤退させた。そうすると、抗議活動を続ける市民は、デモ隊と警察隊の間に置かれていたバリケードを利用し、周辺の交通を遮断。「キャピトル・ヒル」という地域の名前にちなんで、一帯を「キャピトル・ヒル・オートノマス・ゾーン(キャピトル・ヒル自治地区、CHAZ)」と呼ぶようになった。最近は「キャピトル・ヒル・オルガナイズド・プロテスト(キャピトル・ヒル組織的抗議)」または「キャピトル・ヒル・オキュパイド・プロテスト(キャピトル・ヒル占拠抗議)」の頭文字から「CHOP」とも呼んでいる。

 米メディアが報じている映像では、地区内にいる市民は抗議集会を開いたり、瞑想(めいそう)したりし、自由に過ごしている。内部では寄付された飲料や食料品が無料で配られ、自警団も存在する。シアトルのジェニー・ダーカン市長(民主党)は「近所のパーティーのような雰囲気だ」と理解を示している。


朝日新聞社

5860チバQ:2020/06/21(日) 21:29:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b743f0df231337571235f690b94f98b914232a8
クロブシャー議員、副大統領候補からの辞退を表明 「非白人を」

6/21(日) 15:53配信

ワシントン(CNN) 今年の米大統領選で民主党候補の指名を争い、副大統領候補としても浮上していたエイミー・クロブシャー上院議員(ミネソタ州選出)は21日までに、副大統領候補の辞退を表明し、白人でない女性を選ぶべきだとの考えを示した。

米MSNBCテレビとの会見で述べた。自らも白人であるクロブシャー上院議員は副大統領候補から退く理由として、人種的な不公平さと警察の横暴さについて全米規模での議論が続く社会状況に触れた。

民主党の大統領候補に内定しているバイデン前副大統領とも電話で話し合い、有色人種の女性を副大統領候補に選ぶべき時機が来たと述べたとした。

資格のある非常に多くの女性がいるとも指摘。この国を今すぐ癒やしたいと考えるなら、民主党はそうするべきだとも説いた。

クロブシャー上院議員はここ数カ月間、中道路線を唱える政治的な立場や知名度から有力な副大統領候補と目されていた。ただ、白人警官が黒人男性を死なせた事件を契機に人種問題が改めて注目を浴びるなかで、バイデン氏は白人でない女性を副大統領候補にすべきとの声も強まっていた。

バイデン氏は8月1日ごろに副大統領候補を決める日程を示している。

5861チバQ:2020/06/21(日) 21:30:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/1dd21eefb39e17804c9e4562ceb9a240c8c4021b
デモ隊設置の「自治区」で銃撃、2人死傷 警察は立ち入れず 米シアトル




6/21(日) 17:02配信

【AFP=時事】米西部ワシントン州シアトル(Seattle)で20日、男性1人が射殺され、別の1人が重傷を負った。現場はデモ隊によって設置され、警察が立ち入れない「自治区」内にあり、警官らは被害者らの元へ駆けつけることを妨げられたという。当局が明らかにした。

 自治区は、非武装のアフリカ系米国人ジョージ・フロイド(George Floyd)さんを白人の警察官が死亡させた事件を受け、全米規模で繰り広げられた抗議運動の一環で設置されたもの。

 ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は、この自治区を何度も批判し、自治区の設置は「大惨事」であり、区域内の人々は「極左勢力」のアナキストだと主張した。

 ここ2週間近くにわたり、デモ隊や活動家らはシアトルのキャピトルヒル(Capitol Hill)周辺を占拠。祭りのようなムードで行われている社会実験では、「警察官なし」と称されるエリアが設置された。

 シアトル警察は今回の事件について、「警官たちが撃たれた犠牲者を見つけようと試みたが、暴力的な集団に遭遇し、安全に被害者らの元に駆けつけることを妨げられた」と発表。

 20日午前2時半(日本時間同日午後6時半)ごろに現場に到着した警官によると、被害者2人が自治区内の「医療従事者」によって病院に搬送され、19歳の男性1人が死亡したと確認された。別の被害者の男性は「今も命の危険のあるけがで入院している」という。

 警察は、銃撃犯は今も逃走中で、容疑者とみられる人物の特徴は分からないと説明。地元紙シアトル・タイムズ(Seattle Times)は、発砲が抗議デモとは関連がないとみられると報じている。

 警官が装着していたカメラの映像では、警官らが自治区への立ち入りを妨げるデモ隊と対峙(たいじ)する姿が捉えられていた。【翻訳編集】 AFPBB News

5862チバQ:2020/06/21(日) 21:46:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/30cb46526c523062bbffc6fccce1d4646923e064
「共和党は法と秩序の政党だ」 トランプ氏、選挙活動本格再開 差別抗議デモに「強い姿勢」

6/21(日) 18:07配信
 ドナルド・トランプ米大統領(74)=共和党=は20日、南部オクラホマ州タルサで約3カ月半ぶりとなる支持者集会を開催し、11月の米大統領選での再選に向けた選挙活動を本格的に再開した。民主党候補のジョー・バイデン前副大統領(77)を「左翼の過激派に党を乗っ取られた」と批判。「共和党は法と秩序の政党だ」と述べ、全米で続く黒人差別への抗議デモに強い姿勢で臨む考えを強調した。

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中断していた集会の開催は3月2日以来。トランプ氏は冒頭、保守派の連邦裁判事の指名が「300人近く」に上ることや、イラン革命防衛隊司令官の殺害などを政権の成果に挙げた。自らが再選を果たせば、新型ウイルス感染拡大で落ち込んだ国内経済が「来年は米国史上最高の水準に戻るだろう」と宣言。9月からの学校再開を求める考えを改めて表明するなど、社会の早期正常化を訴えた。

 各地から支持者が集まり屋内施設で行われる大規模集会には、感染予防対策が不十分として、開催延期を求める声が地元当局から上がっていた。来場者は陣営が当初想定した「施設内に2万人、屋外に4万人」を大きく下回り、空席が目立った。ただ、マスク着用は義務づけられず、集団感染の発生も懸念されている。陣営は集会の直前に準備にあたったスタッフ6人の感染を確認し、隔離措置をとったと発表した。【タルサ(米南部オクラホマ州)高本耕太】

5863とはずがたり:2020/06/22(月) 19:34:26
米、日本に年間8500億円要求 ボルトン氏、回顧録で証言
2020/06/22 15:45共同通信
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2020062201001471.html
米、日本に年間8500億円要求 ボルトン氏、回顧録で証言

ボルトン前米大統領補佐官の著書の表紙(AP=共同)

(共同通信)

 【ワシントン共同】ボルトン前米大統領補佐官は23日出版の回顧録で、昨年7月に訪日した際、トランプ大統領が防衛費の分担金として年間約80億ドル(約8500億円)の負担を求めていると日本政府高官に伝えたと証言した。在日米軍を撤収させると脅して交渉を優位に進めるようトランプ氏から指示を受けたことも明らかにした。共同通信が回顧録を入手した。

 80億ドルは日本が現在、負担している在日米軍の駐留経費負担の4倍以上に相当する。日本政府はこれまで米側の負担増要求の報道について「そのような事実はない」(菅義偉官房長官)と否定していたが、米側の当事者本人が明確に認めた形だ。

5864チバQ:2020/06/22(月) 22:36:33
https://news.goo.ne.jp/article/fnn/world/fnn-55094.html
劣勢のトランプ大統領に挽回の余地はあるのか 狙いは「“寝ぼけたジョー・バイデン”の墓穴」?
2020/06/22 19:01
「虚弱性が露呈された」
トランプ米大統領は11月の大統領選を目指して選挙運動を再開し、20日オクラホマ州タルサ市で集会を開いたが思わぬ低調さに終わった。

トランプ選対は来場者を10万人と予想し、会場の19000人収容の屋内競技場では収容できない聴衆のために屋外にモニターも準備したが、実際に集まったのは、地元消防局の調べでは6200人にすぎず、会場には空席も目立った。

コロナウイルスの感染を恐れてトランプ支持者の足が遠のいたとも考えられたが、ビデオ中継でみる限りは会場内では大歓声こそ上がったものの、聴衆が同大統領に取り憑かれるようないつもの空気は影を潜めたように感じた。

「トランプの集会は大統領選へ向けての虚弱性を露呈した」

AP通信はこういう見出しの記事を配信し、大統領はコロナウイルス問題や警察官による黒人射殺に端を発した人種差別問題などに触れることなく、中間派の有権者特に女性票を失った。今後何か劇的なことがない限り再選の道は険しいと伝えた。

現在の選挙情勢
そこで現在の選挙情勢だが、米国の大統領選挙は49州+二つに分割されたメイン州の選挙区+ワシントンDCの合計52選挙地区で、それぞれに割り当てられた総数538人の過半数を獲得することで決することを承知した上で、定評あるReal Clear Politicsの分析を参照したい。

それによれば、22日現在民主党のジョー・バイデン前副大統領が大票田のカリフォルニア州やニューヨーク州など19選挙地区で222選挙人の獲得を確実もしくは優勢としており、過半数の270人まで48人と迫っている。

これにに対して、トランプ大統領が勝てそうなのは同じ19選挙地区でも割り当てた選挙人の少ない州なので、今のところ獲得が期待できるのは125人にすぎない。

残り14選挙地区の選挙人191人の行方次第だが、その中の選挙人38人のテキサス州では同州出身の共和党のジョージ・ブッシュ元大統領がバイデン氏を推薦すると伝えられるので、テキサスの他一州で勝敗を決する可能性もある。

トランプ陣営に挽回の余地はあるのか?
一方のトランプ大統領は、集会で「11月の投票日にバカなこと(バイデン 氏に投票すること)をしなければ、来年は米国史上最高の経済になる」と訴えた。現実に議会予算局などが、今年第3四半期ごろから経済がV字回復するという見通しを立てているのであながち過度な期待でもなさそうだ。

また、人種差別に対する抗議行動がエスカレートして再び略奪や放火などが広がった場合、大統領が掲げる「法と秩序の回復」に期待する票が戻るかもしれない。

さらにトランプ陣営が期待するのが、バイデン氏が墓穴を掘ることだ。バイデン氏は最近もコロナウイルスの米国内の被害を「85000人の失業者と数百万人の死者」と失業者と死者の数を逆に言うなど失言が多く「初期の痴呆症」とも言われている。このため民主党ではコロナウイルス対策を理由にバイデン氏が人前に立つことを極力避けているとされるが、トランプ陣営は公開のテレビ討論を少なくとも4回は実施するよう要求してバイデン氏の失言を引き出すことを狙っているようだ。

いずれにせよ、トランプ大統領は現時点で選挙が行われれば2期目の可能性は薄いと考えざるを得ないが、今後4ヶ月余りで挽回する余地も十分ある状況と言えるだろう。

【執筆:ジャーナリスト 木村太郎】
【表紙デザイン・図解イラスト:さいとうひさし】

5865チバQ:2020/06/24(水) 21:28:28
https://www.sankei.com/world/news/200624/wor2006240018-n1.html
トランプ氏、再び移民を大統領選の争点化 「壁」320キロの成果強調 ビザ発給停止も
2020.6.24 11:23
 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は23日、メキシコとの国境に近い西部アリゾナ州ユマを訪れ、不法移民の流入阻止に向け国境警備を厳格化していくと強調した。トランプ氏は22日、企業駐在員や特殊技能職など一部の就労ビザ(査証)の発給を今年末まで停止すると発表するなど、11月の大統領選での再選に向けて移民問題を主要争点に改めて位置づけ、米国人の雇用と安全を外国人から守っていく姿勢を打ち出していく考えだ。

 アリゾナ州は共和、民主両党の勢力が拮抗(きっこう)する激戦州に位置付けられ、2016年の前回大統領選ではトランプ氏が僅差で制した。最近の世論調査では、民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領がわずかにリードしている。

 トランプ氏はこの日、メキシコ国境の壁建設が200マイル(約320キロ)を超えたことを記念する式典に出席し、「壁は不法移民も新型コロナウイルスも阻止した」と強調した。トランプ氏がメキシコ国境地帯を訪れるのは今年初めて。

 一方、トランプ氏は22日、特殊技能を持つ人や企業内の転勤者など一部の就労ビザの発給を年内は停止すると発表した。新型コロナの感染拡大で失業者が急増したのを受け、米国民の雇用確保を優先するための措置としている。

 発給停止の対象となるビザは企業内転勤者の「L」、IT技術者など特殊技能職の「H-1B」、熟練・非熟練労働者の「H-2B」、外国人労働者の同行家族の「H-4」、交流訪問者の「J」で、24日から実施される。4月に導入した米国永住権(グリーンカード)の発給停止措置も年末まで延長する。


 クチネリ国土安全保障副長官代行は23日、FOXニュースの番組で、ビザの発給停止で「約52万5千人の米国人の雇用を確保できる」と説明した。

 トランプ氏は、前回大統領選での勝利は、厳格な移民政策と米国人の雇用保護を掲げたことが要因であると確信しており、今回の大統領選でも移民問題をめぐる1期目の成果を強調していく方針だ。

5866チバQ:2020/06/24(水) 21:29:34
https://www.sankei.com/world/news/200624/wor2006240018-n1.html
トランプ氏、再び移民を大統領選の争点化 「壁」320キロの成果強調 ビザ発給停止も
2020.6.24 11:23
 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は23日、メキシコとの国境に近い西部アリゾナ州ユマを訪れ、不法移民の流入阻止に向け国境警備を厳格化していくと強調した。トランプ氏は22日、企業駐在員や特殊技能職など一部の就労ビザ(査証)の発給を今年末まで停止すると発表するなど、11月の大統領選での再選に向けて移民問題を主要争点に改めて位置づけ、米国人の雇用と安全を外国人から守っていく姿勢を打ち出していく考えだ。

 アリゾナ州は共和、民主両党の勢力が拮抗(きっこう)する激戦州に位置付けられ、2016年の前回大統領選ではトランプ氏が僅差で制した。最近の世論調査では、民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領がわずかにリードしている。

 トランプ氏はこの日、メキシコ国境の壁建設が200マイル(約320キロ)を超えたことを記念する式典に出席し、「壁は不法移民も新型コロナウイルスも阻止した」と強調した。トランプ氏がメキシコ国境地帯を訪れるのは今年初めて。

 一方、トランプ氏は22日、特殊技能を持つ人や企業内の転勤者など一部の就労ビザの発給を年内は停止すると発表した。新型コロナの感染拡大で失業者が急増したのを受け、米国民の雇用確保を優先するための措置としている。

 発給停止の対象となるビザは企業内転勤者の「L」、IT技術者など特殊技能職の「H-1B」、熟練・非熟練労働者の「H-2B」、外国人労働者の同行家族の「H-4」、交流訪問者の「J」で、24日から実施される。4月に導入した米国永住権(グリーンカード)の発給停止措置も年末まで延長する。


 クチネリ国土安全保障副長官代行は23日、FOXニュースの番組で、ビザの発給停止で「約52万5千人の米国人の雇用を確保できる」と説明した。

 トランプ氏は、前回大統領選での勝利は、厳格な移民政策と米国人の雇用保護を掲げたことが要因であると確信しており、今回の大統領選でも移民問題をめぐる1期目の成果を強調していく方針だ。

5867チバQ:2020/06/25(木) 20:08:04
https://www.sankei.com/world/news/200625/wor2006250019-n1.html
黒人暴行死事件から1カ月 警察改革で米議会の党派対立が深刻に
2020.6.25 18:16
 【ワシントン=黒瀬悦成】米議会では、白人警官による黒人暴行死事件を受け、再発防止に向けた警察改革法案が与野党から提出された。だが、与党・共和党が上院に提出した法案に関し、野党・民主党は24日、「内容が不十分だ」として審議入りを拒否。民主党が下院に提出した法案に対しては、共和党が「警察の法執行能力を低下させる」と拒否する構えを示すなど、法案通過の見通しが立たない状態だ。

 上院ではこの日、法案の最終審議入りの是非をめぐる採決で民主党が反対に回ったため、賛成55、反対45と賛成票が審議入りに必要な60票に届かなかった。

 両法案の最大の違いは、事件で問題となった、警官が容疑者の首を圧迫して拘束する「チョークホールド(首絞め)」の扱いだ。

 民主党案が「禁止」を明記したのに対し、共和党案は、警官訓練の課程で首絞めを教えるのを抑止することを主眼とし、教えた警察署は連邦政府の補助金を打ち切るとした。事前通知なしの家宅への立ち入りも連邦補助金打ち切りの対象になるとしている。

 また、共和党案には民主党案のような殺傷性の高い武器の使用制限や、警官の不正を提訴しやすくする条項が設けられていない。

 民主党が多数を占める下院は、同党提出の法案を25日にも採決する予定。法案は可決の見通しだが、上院トップのマコネル院内総務(共和党)は民主党案を阻止する意向を示している。

 一方、東部ニューヨーク州では12日、首絞め禁止などを盛り込んだ州独自の警察改革法が成立。暴行死事件が起きた中西部ミネソタ州ミネアポリスの市議会は同日、市警を解体して地域参画型の治安組織に置き換える決議を採択した。


 一連の動きに対し、保守勢力からは「治安の悪化につながる」として慎重論や懸念の声が強い。

 トランプ氏は24日、ホワイトハウスで記者団に「民主党は警察を弱体化させようとしている」と非難し、「警察を犠牲にする(立法)措置には応じない」と述べて議会での民主党の動きを牽制(けんせい)した。

5868チバQ:2020/06/25(木) 20:08:46
https://www.sankei.com/world/news/200625/wor2006250018-n1.html
黒人男性暴行死事件から1カ月 最大規模の抗議デモで変革も スポーツ、ファッション、企業 
2020.6.25 17:36
 【ニューヨーク=上塚真由】米中西部ミネソタ州で黒人男性、ジョージ・フロイドさん=当時(46)=が白人警官に首を膝で圧迫され、死亡した事件から25日で1カ月となる。黒人差別や警察の暴力を訴える抗議デモは「範囲、期間ともに数十年間で最大規模」(米メディア)となり、企業やスポーツなど幅広い分野に社会変革を迫った。

 米メディアによると、抗議デモはこれまでに全50州で実施された。6月中旬の米FOXニュースの調査によると、18%が「自身、もしくは家族が抗議デモに参加した」と回答し、現在も各地で抗議デモは続く。

 多くは警察との激しい衝突後に平和的なデモに移行したが、西部ワシントン州シアトルでは8日、警察改革を求めるデモ隊が警察署周辺を「自治区」として占拠。域内では20日以降、発砲事件が相次ぎ、1人が死亡するなどして緊迫感が高まっている。

 抗議は企業活動にも向けられ、食品大手のペプシコは17日、黒人女性のイラストを起用した歴史ある食品ブランド「アント・ジェミマ(ジェミマおばさん)」の名称と商品デザインを「人種的な固定観念(ステレオタイプ)」に基づくと認め、変更すると発表。同社は黒人社会の支援のため、5年間で500万ドル(約5億3千万円)を寄付する方針も明らかにした。

 スポーツ界では米プロフットボールNFLのコミッショナーが5日、人種差別に抗議してきた選手を支持しなかったことを謝罪した。また、白人ファンが大半の自動車レース「NASCAR」も10日、南北戦争で奴隷制度を擁護した南軍の「南軍旗」を会場内で掲げることを禁止した。

 米メディアによると、ファッション業界でも、米誌「ヴォーグ」の編集長で業界大物のアナ・ウィンター氏が、黒人の従業員の雇用やデザイナーの起用が少なすぎたと認め、「不寛容」な行為が横行していたと謝罪。メディア界では黒人従業員が不当な扱いを受けたとの告発が相次いでいる。

 警官の行き過ぎた取り締まりに批判が高まり、各地で警官の懲戒処分も急増。南部ジョージア州では2月にジョギング中の黒人男性が射殺された事件をめぐり、今月24日、白人の男3人が殺人罪などで起訴された。被告の1人は、黒人男性を近所で相次いだ不法侵入事件の容疑者と思ったと供述。起訴を受け、担当検事は「地域社会の正義を見いだすため、大きな一歩となる」と述べた。

5869チバQ:2020/06/25(木) 20:11:19
https://www.sankei.com/world/news/200625/wor2006250006-n1.html
【新型コロナ】米、新規感染者過去最多に  NYなど東部3州は感染拡大州からの訪問者隔離 
2020.6.25 08:45

 【ニューヨーク=上塚真由】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は24日、米国内で同日の新型コロナウイルスの新規感染者が3万6千人を上回り、過去最多を記録したと報じた。世界で最も被害が深刻な米国で、感染の勢いはなお衰えていないことが鮮明となった。また、ニューヨークなど東部3州は同日、感染率が高い他州からの訪問者を対象に、14日間の自主隔離を義務付けると発表した。

 米メディアによると、経済活動を早期に再開した南部や西部を中心に20州以上で新規感染者が増加。ワシントン・ポストは各州保健当局に寄せられた報告に基づいて集計し、これまでは4月25日の3万4203人が最多だったという。

 他州からの訪問者に自主隔離を義務付けるのは他に、ニュージャージー州とコネティカット州。25日午前0時(日本時間25日午後1時)から適用される。

 対象となるのは、人口10万人当たりの1日の新規感染者数が7日間の平均で10人、または、ウイルス検査の陽性率が同10%を超える州。24日時点で対象に入るのはアラバマ、アリゾナ、フロリダ、テキサス、ワシントンなど南部や西部の9州。フロリダ州などは3月下旬、米国内の一大感染地だったニューヨーク州周辺からの訪問者に対し、同様の隔離措置を導入した。

 対象州は感染状況に基づき随時見直され、東部3州の在住者も対象州を訪れた場合には隔離が義務付けられる。ニューヨーク州では隔離要請に違反した場合、1度目には2000ドル(約21万円)の罰金が科せられる可能性がある。

 ニューヨーク州は、事業規制緩和を慎重に進め、感染者・死者ともに減少傾向が続き、陽性率も1%前後まで改善している。他州からの訪問者を原因とする「第2波」への懸念が高まっており、クオモ知事は、「われわれはウイルスが再び飛行機に乗らないようにする必要がある」と述べた。

5870チバQ:2020/06/25(木) 20:14:02
https://www.sankei.com/world/news/200624/wor2006240017-n1.html
米大統領選 オバマ氏がバイデン陣営イベントに初参加 支持層の活性化図る
2020.6.24 10:58
 【ワシントン=黒瀬悦成】11月の米大統領選の民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領は23日、ネット上の資金集めイベントにオバマ前大統領を初めて招いた。バイデン氏は支持率で共和党現職のトランプ大統領を上回るものの支持層が熱気に乏しいと指摘されており、民主党支持者の間で人気の高いオバマ氏を活用して選挙運動を活性化させたい考えだ。

 バイデン氏はイベント開始直後、17万5千人から計760万ドル(約8億円)が瞬時に集まったと強調。オバマ氏は一緒に政権を担ったバイデン氏について「この国を立て直す人物だ」と述べ、支持を訴えた。

 バイデン陣営と民主党全国委員会は5月、月間で過去最高となる計8080万ドルを集め、トランプ陣営と共和党全国委への献金の合計7400万ドルを初めて上回った。

 トランプ氏は20日から大規模集会を約3カ月半ぶりに再開させ、23日も西部アリゾナ州フェニックスで集会を実施した。対するバイデン氏は新型コロナウイルス感染への懸念からネットを通じた情報発信にとどまっており、両者の違いが支持率の推移にどう影響するかが注目されている。

5871とはずがたり:2020/06/25(木) 23:49:30
中国に懇願「選挙で勝てる保証を」 トランプ外交の裏側
有料会員記事
https://www.asahi.com/articles/ASN6R6HT2N6RUHBI006.html?ref=goonews
ワシントン=渡辺丘、青山直篤、園田耕司 ソウル=鈴木拓也
2020年6月23日 22時00分

 ボルトン前米大統領補佐官(国家安全保障担当)が23日、回顧録を出版した。政権の中枢で関与した外交の裏舞台を詳述しつつ、トランプ大統領を痛烈に批判する異例の「暴露本」では、トランプ氏が多くの首脳と交わしたやりとりが描かれている。

 ボルトン氏は、トランプ氏が最も個人的関係が良かった首脳は、ゴルフ仲間でもある日本の安倍晋三首相だった、としている。その一端は、2019年6月にあった安倍首相のイラン訪問で表れた。

 ボルトン氏によると、イランと米国の対立が深まるなか、トランプ氏は安倍首相に仲介を依頼。安倍首相はボルトン氏に「トランプ氏の求めであり、役に立つ可能性があれば引き受ける」と述べ、19年5月の日米首脳会談では安倍首相が「トランプ氏のメッセージを伝える」ことが決まったという。

 しかし、安倍首相が実際にイラ…

5872とはずがたり:2020/06/25(木) 23:53:36
ニクソン流のトランプ氏か、ケネディ流のバイデン氏か 米大統領選
2020.6.10 20:16国際米州
https://www.sankei.com/world/news/200610/wor2006100021-n1.html
 米中西部ミネソタ州ミネアポリスでの白人警官による黒人男性暴行死事件を受け、人種問題が11月の大統領選の主要争点に浮上してきた。再選を目指すトランプ大統領(73)が「法と秩序の回復」を掲げて治安悪化への不安を抱く世論に訴えかける一方、民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領(77)はトランプ氏のデモ対応を「強権的」と非難。「大統領は人種対立を激化させている」とも主張し、警察の暴力に憤る世論の矛先を「打倒トランプ」に向かわせようと図っている。(ワシントン支局長 黒瀬悦成)

 CNNテレビが8日発表した全米世論調査によると、大統領選の争点として「人種問題」を重視するとの回答は68%に上り、「経済」77%、「医療」69%に続く上位につけた。

 大統領選で人種問題がここまで注目されたのは、公民権運動の嵐が吹き荒れた1960年代以来。当時も、人種問題にどう向き合うかが選挙の行方を大きく左右した。

 民主党のケネディ、共和党のニクソン両上院議員が対決した60年の選挙では、公民権運動指導者のキング牧師が抗議活動中に逮捕・勾留された際、ケネディ氏がキング氏の釈放に尽力したのに対し、ニクソン氏は積極的に動かなかった。この対応の差で黒人票が一気にケネディ氏に流れ、同氏の当選を決定づけた。

 一方、68年の大統領選では、同年4月にキング氏が暗殺されて全米で大規模暴動が起きたのを受け、ニクソン氏が「法と秩序」の回復を訴えて当選した。

 対照的な2つの事例は、大統領選において人種問題への対応に決まった正解はないことを示している。

 トランプ氏は、ニクソン氏ばりに「法と秩序」を打ち出し、平和的なデモを「国民の当然の権利」としつつ、暴徒による略奪や破壊行為は決して容認しない方針を鮮明にした。

5873チバQ:2020/06/27(土) 09:48:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c36066ce06954a924ce54d37653a52f9476eef0
米下院、首都の州昇格案可決 上院反対で実現望み薄
6/27(土) 9:13配信

時事通信
 【ワシントン時事】米下院は26日、首都ワシントン(コロンビア特別区)に州の地位を与える法案を採決し、賛成232、反対180の賛成多数で可決した。

 成立すれば米国で51番目の州が誕生することになるが、上院で多数派を占める共和党やトランプ大統領は反対しており、実現する可能性はほぼない。

 CNNテレビによると、法案はワシントンに上院議員2議席を新たに割り当てるほか、地元選出の下院代表1人を投票権のある正式な議員とする内容を盛り込む。ワシントンは圧倒的に民主党が強い地域で、同党の勢力拡大につながりかねない州昇格には共和党が強く反対している。

5874チバQ:2020/06/27(土) 20:34:51
https://www.sankei.com/world/news/200627/wor2006270012-n1.html
トランプ氏、銅像引き倒しに厳罰の大統領令 司法省は過激派対策の専門チーム設立
2020.6.27 13:50
 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は26日、白人警官による黒人暴行死事件への抗議として全米各地にある歴史的な像や記念碑が次々と引き倒されている問題で、実行犯に厳罰を科すことなどをうたった大統領令に署名した。

 大統領令は、歴史的な記念碑や銅像、政府の施設を破壊した者に対し、現行法が定める枠内で厳しく処断する方針を示したほか、一連の破壊行為を防止できなかった州政府や自治体、市警などの法執行機関に対する連邦政府の補助金を停止するとした。

 記念碑や像の引き倒しをめぐっては、奴隷制を支持した南部連合政府に連なる人物だけでなく、南北戦争で北軍総司令官を務めたグラント元大統領についても、過去に奴隷を所有した記録があるとして像が引き倒されるなど、対象が拡大し続けている。

 一方、バー司法長官は26日、抗議デモの裏で極左や極右の過激勢力が暴力行為を扇動しているとの認識に立ち、司法省内に反政府過激派対策の専門チームを設置するよう指示した。

 対策チームは特に、無政府主義を奉じる極左勢力「アンティーファ(ANTIFA)」と、米国で内戦を起こすことを画策しているとされる極右運動「ブーガルー」を重点対象に、動向を監視し当局間の情報共有を進めるとしている。

 レイ連邦捜査局(FBI)長官はFOXニュースの番組で、略奪や破壊行為は「違法であり、阻止しなくてはならない」と明言した上で、一連の暴動で破壊行為に加担した数百人に対する刑事捜査を進めていることを明らかにした。

5875チバQ:2020/06/27(土) 21:56:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd6463ed0649a332448ab8379209edfefdc701c2
謎の武装極右、混乱で勢い 米大統領選の前後にテロ懸念
6/27(土) 15:03配信

共同通信
米ニューハンプシャー州で、新型コロナウイルス感染拡大に伴う経済自粛に反対する武装極右「ブーガルー」の人々ら=5月(AP=共同)

 【ワシントン共同】米国で「ブーガルー」と呼ばれる謎の武装極右が勢いを強めている。内戦や革命も究極の目標とみられるが、インターネットを通じひそかに連帯するため実態が把握しにくい。新型コロナウイルスの感染拡大にも乗じ、政治的緊張が高まる11月の大統領選前後に本格的なテロを起こす可能性が指摘されている。

 1980年代のダンス映画に語源を持つ「ブーガルー」は、2010年代前半に白人至上主義らのネット上の隠語となったとみられている。

 米メディアによると、個人が銃を持つ権利を重視、政府による干渉を否定する共通点があり、一部は武力による政府転覆も狙っているとみられる。

5876チバQ:2020/06/29(月) 14:37:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/dff4f9c3dc0c7a92c3bd8c93c8340479ace15c23

白人至上主義「素晴らしい」 トランプ氏ツイートし削除




6/29(月) 13:43配信


朝日新聞デジタル







白人至上主義者のスローガンが含まれる動画をコメントつきで紹介した、トランプ米大統領のツイート。トランプ氏は批判を受けた後に削除した=ツイッター利用者の画面から
 トランプ米大統領は28日、白人男性が「ホワイト・パワー(白人の力)」と叫ぶ様子が撮影された動画に、「素晴らしい人たち、ありがとう」とコメントをつけてツイッターに投稿した。「ホワイト・パワー」は白人至上主義者が使うスローガンで、与党・共和党からも批判が出るなか、トランプ氏も数時間後にツイートを削除した。


 トランプ氏が投稿した動画は、トランプ氏の支持者たちがゴルフカートに乗って行進するのに対し、抗議する人たちが「人種差別主義者」などと叫ぶ様子が撮影されている。その中で、ゴルフカートに乗った年配の白人男性が拳を突き上げながら「ホワイト・パワー!」と2回叫ぶ様子が映っている。

 動画が撮影されたのは、トランプ氏の支持者が多く住む、フロリダ州の退職者コミュニティー「ザ・ビレッジズ」だとみられる。トランプ氏はこの動画に「ザ・ビレッジズの素晴らしい人たち、ありがとう。極左の民主党は秋にはだめになる」とコメントをつけ、投稿した。

 ただ、「ホワイト・パワー」は白人至上主義者たちが使うスローガンのため、投稿の直後から批判が続出。共和党の黒人上院議員のティム・スコット氏はCNNで「間違いなく、投稿すべきでなかったし、削除すべきだ。弁解の余地はない」と語った。スコット氏の発言からまもなく、ツイートは削除された。ホワイトハウスの報道担当者は「トランプ氏は動画の中での発言が聞こえなかった」と釈明した。トランプ氏がこうした形で内容を批判され、ツイートを削除することは珍しい。

 トランプ氏は以前から、人種差別的な言動が目立つ。2017年にバージニア州で白人至上主義者らの集会の参加者のことを「とてもいい人たちだ」と表現したほか、最近も全米各地に広がった抗議デモをめぐって「略奪が始まれば、銃撃が始まる」と、歴史的に差別的な文脈で用いられてきたフレーズをツイートした。(ワシントン=園田耕司)

5877チバQ:2020/06/29(月) 22:01:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/f083d35b2beb492c46ddb6111b87d63ba8dc04df
トランプ氏を待ち受ける選挙の“ジンクス” 60年ぶり、カトリック系大統領誕生の現実味
6/28(日) 7:02配信

47NEWS
6月1日、米首都ワシントンの教会前で聖書を掲げて記念撮影するトランプ大統領(ロイター=共同)

 11月の米大統領選の結果は、言うまでもなく、多数の要因が絡み合って決まる。その意味で、予測は難しい。候補者の支持率についての世論調査もあてにならないことがある。すっきりした説明は、どこか怪しげだ。

 ただ、これだけは言える。経験的に言えば、国民の22%を占めるカトリック教徒の過半が「選好した」候補は大統領になり、逆に、かれらが「見限った」候補は大統領になっていない、と。つまり、カトリック教徒の選好ぶりと選挙結果は、ある程度つながりがあると言うことだ。(文明論考家、元駐バチカン大使=上野景文)

 より具体的に言おう。

 この20年間に実施された5回の大統領選では、カトリック票の過半は、2000年(ブッシュ候補がゴア候補に勝利)を除き、常に「勝ち馬」を支持して来た。

 すなわち、2004年には52%が共和党のブッシュ候補を、2008年には54%が民主党のオバマ候補を、2016年には52%が共和党のトランプ候補を支持し(クリントン候補支持は45%)、勝利を支えた。カトリック票の過半を集めながら、選挙で敗北した事例は、2000年を除き、ない(表1)。

(写真:47NEWS)

 その意味で、カトリック票は、大統領選の結果を支配する「キャスチングボート」的役割を担っているように見える(あくまで、見えると言うことに過ぎないが)。「ベンチマーク」的と言うことだ。

 もちろん、米国のカトリック教徒は多様であり、決して一枚岩ではない。つまり、「ひとつの意思」で動いている訳ではなく、バラバラな集団である。保守、リベラルの間の「綱引き」もある。が、かれらの票の過半を取り込めた候補は当選し、取り込めなかった候補は敗れると言うジンクスがあることは、見逃がせない。因果関係に基づく法則と言えるようなものでは全くないが、経験知ではある。

 ちなみに、2016年にカトリック教徒はクリントン候補を「見限った」(支持率45%)が、この数字は、歴代民主党候補者の中で最低であった。同性婚、LGBTなどの活動家が多いクリントン陣営へのカトリック保守層の反発が強かったことの反映と解される。もしクリントン候補が2008年のオバマ同様カトリック票の54%を獲得していたら、数の遊びになるが、勝利したものと想定される。

 もう1点、補足する。私が、カトリックより人口比率が高いプロテスタント諸派(人口の52%)の票でなく、カトリック票(同22%)に着目するのはなぜか、との疑問があり得よう。もっともな疑問だ。

 が、あの福音派を含むプロテスタント諸派の54―59%はこの20年一貫して共和党候補者を支持して来ており、その姿勢には揺らぎがない。と言うことは、かれらは米国全体の姿を映し出してはいない、と言うことだ。

 これに対し、カトリック教徒の構成を見ると、人種、学歴、職業、所得、宗教心の濃淡などの観点から見て、米国全体の姿を色濃く反映していると言われている。「米国の縮図」と言う訳だ。この20年間、カトリック票は、民主・共和両党間の往復を繰り返して来た(スウィング票)が、それは米国人全体の姿を映し出したものなのだ。

 カトリック系の人たちの選好の行方が選挙の勝敗につながるのは、そういった背景による。

 では、現状はどうか。統計機構によりデータに食い違いがあるが、ピュー・リサーチ・センター、PRRIなどのデータを参考に再整理すれば、この3年間におけるカトリック教徒によるトランプ支持率は、およそ以下のようなものであった(表2)。

6月3日、米首都ワシントンのホワイトハウス周辺で、黒人男性暴行死事件に抗議する人たち(ロイター=共同)

 既述のように、2016年の選挙で、トランプ候補はカトリック票の52%を集めたが、これは、クリントン候補の不人気(白人層に限れば何と37%しか集められなかった)に助けられたものであり、「出来過ぎ」であった。

 本来の実力は、表にあるように、36―37%と言ったところかも知れない。ただ、白人層に限って言えば5割内外の支持がある。このことは、トランプ陣営から見ると、今後に望みをつなげる要素と言えよう。

5878チバQ:2020/06/29(月) 22:01:41
 ところが、この6月に入ると、事態は急展開を見せた。

 すなわち、コロナ禍の改善が進まないこと、経済の低迷に加え、5月25日の黒人男性ジョージ・フロイドさん殺害事件が全米規模の抗議活動に拡大したことなどを反映してか、CNNによる全米世論調査(6月8日)によれば、トランプ候補の一般国民の間での支持率は41%に低下し、バイデン候補との差は前月の5ポイントから14ポイントに急拡大した。

 こうした流れの中で、カトリック教徒のトランプ支持率も急落。特に、白人カトリック教徒の支持率は55%から37%に急落し、全カトリック教徒の支持率も33%前後に落ち込んだものと推計される。

 上述のように、この20年について見れば、勝者は、2000年を除き、カトリック票の過半を得ている。カトリック教徒の支持が3割台前半に割り込むということは、危険信号そのものだ。

 それ故、トランプ陣営は、カトリック票の取り込みに躍起だ。

 同陣営の選対本部を指揮するぺイボン神父は、中絶問題に焦点を当て、「民主党の思想はカトリックの教えと相いれない。カトリック教会と親和するのは共和党だ」と強調。民主党への攻撃を強めるとともに、「トランプを守るカトリック教徒連合」(the Catholics for Trump)などの運動体を総動員して、臨戦態勢を敷いた。

 中絶問題と言う単一テーマだけで投票態度を決めるカトリック教徒は全体の1/4にとどまると見られているが、一定の効果はあるだろう。

 それに、6月の急落への反動も相まって、カトリック教徒のトランプ支持率はいずれ3割台後半から4割前後までは回復するであろう。

 しかしながら、民主党の候補指名が確定したバイデン前副大統領は、カトリック信者であることと、アイルランド系であることが「売り物」だ。カトリック票を巡るせめぎあいにおいて、4年前のクリントン氏よりはるかに手ごわい相手である。このため、トランプ陣営にとって、カトリック教徒の支持率を50%に戻すことはもちろんのこと、45%に戻すことすら容易ではないだろう。

 さらに、今回も大接戦が予想されるペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシンなどのいわゆるラストベルト諸州。この3州で勝利すれば、大統領選勝利は濃厚と言われているが、いずれも、カトリック教徒に占める白人比率が8-9割ととても高い。そのかれらの間でトランプ人気が後退しているようで、トランプ陣営にとり頭痛の種となっている。

 重ねて言う。カトリック教徒による支持が40ー45%にとどまりながら、勝利した候補はこの20年出ていない。

 論理性、法則性はないものの、過去20年の経験はそう語る。今後4カ月の間に何が起きるか分からないが、トランプ候補にそうした歴史的経験をひっくり返す「怪力」はあるだろうか。

 ケネディ大統領以来60年ぶりに、米国にカトリック系大統領が登場するかもしれない。

 なお、カトリック系大統領登場の暁に大切なことは、その新事態が、米国社会、米国外交にとり、国際社会にとり、さらには、バチカンにとり、いかなる意味を持つかと言う点だ。新事態が到来する場合には、しっかりと考究したい。

5879とはずがたり:2020/06/30(火) 18:41:47
トランプ政権、抗議活動を促す投稿を禁止するように要請していた…主要なソーシャルメディアに
Aaron Holmes
Jun. 30, 2020, 03:30 PM TECH INSIDER
Twitter

https://www.businessinsider.jp/post-215596

5880チバQ:2020/07/01(水) 21:18:46
https://www.sankei.com/world/news/200701/wor2007010028-n1.html
米大統領選 トランプ氏、激戦州でバイデン氏に後れ 再選に黄信号か
2020.7.1 16:00
 【ワシントン=黒瀬悦成】11月3日実施の米大統領選が4カ月後に迫る中、再選を目指すトランプ大統領(74)が、民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領(77)に勝敗の行方を左右する激戦州で後れをとっていることが各種世論調査で鮮明になってきた。トランプ氏は2016年の前回大統領選で大幅な劣勢を覆して当選しただけに、現時点で「再選困難」と断じることはできないものの、陣営は反転攻勢に向けた態勢の立て直しを迫られている。

 米政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた全米世論調査の平均支持率(今月1日現在)はバイデン氏50%に対しトランプ氏は40・4%。同氏の低迷の要因として、専門家の間では新型コロナウイルスの感染拡大を食い止められないトランプ氏に対する有権者の不満が背景にあるとの指摘が多い。

 ロイター通信と調査会社イプソスが6月24日に発表した世論調査では、トランプ氏の新型コロナ対策を「支持しない」との回答は58%に上っている。

 バイデン氏は30日、地元デラウェア州で開いた約3カ月ぶりの記者会見で「戦時大統領を自称するトランプ氏は(新型コロナに)降伏した」と主張し、同氏を激しく攻撃した。

 トランプ氏にとっての懸念材料は、前回の選挙で同氏が勝利した中西部ウィスコンシン、ミシガン、東部ペンシルベニア、南部フロリダ、ノースカロライナ、西部アリゾナといった激戦州でバイデン氏が軒並みリードしていることだ。

 しかも、FOXニュースが25日に発表した世論調査では、1980年以降の大統領選で共和党候補が勝利してきた南部テキサス州でバイデン氏が1ポイント差でトランプ氏を上回った(45%対44%)。ジョージア州でもバイデン氏が2ポイント先行する(47%対45%)など、従来は共和党の有力地盤とされてきた州でのバイデン氏の健闘が目立っている。



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 世論調査で数ポイントの差は誤差の範囲内とされる。ただ、FOXニュースが両州に加えフロリダ州とノースカロライナ州の有権者の動向を調べたところ、当選に不可欠な無党派層の支持率でバイデン氏が17〜22ポイント差でトランプ氏を引き離していることも分かった。

 米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は25日の社説で、トランプ氏の支持率が過去に再選を果たせなかったカーター、父ブッシュ両元大統領と同様の水準に陥りつつあるとし、「再浮上に向けてトランプ氏に残された時間は少ない」と指摘した。

5881チバQ:2020/07/06(月) 23:09:44
https://www.sankei.com/world/news/200706/wor2007060009-n1.html
【米大統領選】トランプ氏とバイデン氏の選挙資金獲得競争が過熱 健闘目立つバイデン氏
2020.7.6 14:07
 【ワシントン=黒瀬悦成】11月3日実施の米大統領選に向け、トランプ大統領(74)と民主党の大統領候補指名が確実なバイデン前副大統領(77)との選挙資金の獲得競争が激しさを増してきた。両陣営の集金ペースはオバマ前大統領が再選された2012年大統領選の同時期を大きく上回っているとされ、新型コロナウイルス禍で選挙運動が大きく制約される中で選挙戦自体は過熱の様相を強めている。

 バイデン陣営と民主党全国委員会は1日、6月の集金額が計1億4100万ドル(約152億円)に上ったと発表した。対するトランプ陣営と共和党全国委員会も同日、計1億3100万ドルを集めたと発表。いずれも月間の額としては今年に入って最高だった。

 バイデン陣営が集金額でトランプ陣営を上回るのは2カ月連続。

 バイデン陣営は、元大企業経営者などの大富豪からの大口献金が目立ってきたが、陣営幹部は、6月の平均献金額は34ドルで、献金者の68%が初めて献金を行ったと指摘し、「バイデン氏を大統領にしようとする有権者の機運の高まりを示すものだ」と主張した。

 両陣営は今年第2四半期(4〜6月)の調達額でも過去最高を記録。バイデン陣営は2億8210万ドルで、トランプ陣営の2億6600万ドルを上回った。

 バイデン氏は6月23日、オバマ氏が初参加したオンラインの資金集めイベントで1100万ドルを調達している。トランプ氏も14日の誕生日に行ったオンラインのイベントで1400万ドルを集めた。

 バイデン氏は元来、資金集めが苦手とされ、苦戦が目立った民主党候補指名争いの序盤では選挙資金の枯渇で撤退する可能性が指摘されていた。ただ、その後の巻き返しで党候補指名が確定的となり、指名を争った他の候補らが軒並み同氏支持に回ったことで資金繰りが一気に好転した。


 ただ、トランプ陣営は手持ち資金で約2億9500万ドルを確保しているとしており、資金面でバイデン陣営は依然不利とされる。バイデン陣営は手持ち資金の全容を公表していない。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた両氏の全国平均支持率(7月4日現在)はバイデン氏49・6%、トランプ氏40・9%。バイデン氏は新型コロナ対策を理由に大規模集会を封印すると表明したのに対し、トランプ氏は5日、東部ニューハンプシャー州で11日に屋外で選挙集会を実施すると発表するなど、支持者の前に姿を現すことで支持固めを図りたい考えだ。

5882チバQ:2020/07/07(火) 11:20:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/5bc1829e7e28fcfe25d1ba9e486722afac2b8502
アトランタ市長がコロナ感染 民主党副大統領候補の一人 米
7/7(火) 9:06配信
 【ニューヨーク時事】米南部ジョージア州の州都アトランタのボトムズ市長は6日、新型コロナウイルス検査で陽性だったと明らかにした。

 ツイッターで「症状はなかったが、陽性だった」と説明した。ジョージア州は感染対策で規制していた経済活動の再開を早くから積極的に進めた州の一つで、このところ感染者が増えている。

 ボトムズ氏は黒人女性。米国では白人警官による黒人暴行死事件を機に、人種差別への抗議デモがアトランタを含め全米に広がった。こうした中、11月の大統領選の民主党候補指名が確定したバイデン前副大統領の副大統領候補選びで、黒人起用の観測も強まっており、ボトムズ氏の名前も挙がっている。

5883チバQ:2020/07/07(火) 18:47:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/e7d2c5f7bae6d2630bf58af4eaad29ec2d65a318

51番目の州を目指す首都ワシントンの知られざる苦悩




7/7(火) 17:04配信


ニューズウィーク日本版



連邦議会へ代表者を送る権利が奪われてから200年以上、不平等はなぜ続くのか

私は、連邦議会のプログラムでワシントンに招待された国内外の訪問団に講演する機会がよくある。そうした講演では、アメリカという国の基本理念は「機会の平等」を大切にする精神だと説明する。全ての国民は、民主的な政府に自らの意思を反映させる権利を等しく保障される、と。

こうした高邁な理念を述べるとき、私はいつも矛盾を感じずにいられない。その矛盾は、その日訪問団を乗せてきたタクシーのナンバープレートを見れば分かる。

アメリカの首都ワシントンは、州としての地位を認められていない。これはアメリカ建国の理念に反し、70万人の住民の主権者としての権利を侵害するものだ。ワシントンがアメリカの首都になったのは1790年。このとき、この町の住民は議会選と大統領選の投票権を奪われた(1961年の憲法修正により大統領選の投票権は認められたが、議会に代表を送る権利は認められていない)。

当時、懸念されたのは、首都に州としての地位を認めた場合、連邦政府の公職者が地元の利害を偏重するのではないか、ということだった。こうして、フランスのパリ以上の面積と、アメリカの50州のうち2州より多くの人口を擁し、22州より多くの連邦税を納めている都市の住人は、立法府に代表を送れなくなったのである。

<トランプと共和党は「州」化に反対>

大半の住民はこの状況に不満を募らせている。それを知っているので、私は講演をするとき、この町を走る自動車のナンバープレートを思い出して心が痛む。

ワシントンは2000年11月、不満を表明するために、ナンバープレートに「代表なくして課税なし」という言葉を記すようにした(アメリカ独立戦争のスローガンになった言葉だ)。17 年には、より強いメッセージを打ち出すために「代表なき課税に終止符を」という表現に変更された。

なぜ、このような時代錯誤がまかり通っているのか。理由はおそらく3つある。

第1に、ワシントンに州としての地位を認めることに反対する人たちは、ワシントンが連邦政府の資金に大きく依存しているので、連邦政府の監督が必要だと主張する。しかし、現在ではワシントン以上に連邦資金に依存している州が21もある。


全米の世論調査結果は……
第2に、ワシントンを州と位置付けることには共和党の反対も強い。ここでは圧倒的に民主党が強いからだ。トランプ大統領は最近、「ワシントンが州になることは決してない。民主党の上院議員が2人、下院議員が5人も増えるなんてごめんだ」と言っている(後述の法案が求める議席数は、上院が2人、下院が1人だが)。しかし、ワシントンが議員を選べるようにしつつ、共和党が強い州の下院議席を多くして、バランスを取ることも可能だ。

そして第3に、昨年のギャラップ社の全米世論調査によれば、回答者の約3分の2はワシントンを州として扱うことに反対していた。

だが、ワシントンは黒人住民が多いことで知られている町だ。人種差別が有権者の関心時になっている今、現在の扱いはひときわ時代遅れに感じられる。

6月26日、連邦議会の下院はワシントンを51番目の州とする法案を可決した。共和党が多数を占める上院では、この法案が可決されることはないだろう。

それでも、最近トランプと共和党の人気が下がり、民主党への支持が高まっている。11月の大統領選と同時に実施される議会選で、下院に加えて上院でも民主党が多数派になれば、私の生まれ故郷であるワシントンがついに正当な権利を手にできる日が来るかもしれない。

<2020年7月14日号掲載>


サム・ポトリッキオ(本誌コラムニスト)

5884チバQ:2020/07/07(火) 20:34:34
https://www.sankei.com/world/news/200707/wor2007070034-n1.html
米大統領選、バイデン氏の女性副大統領候補は? ライス元国連大使が急浮上
2020.7.7 19:19
 【ワシントン=黒瀬悦成】11月3日の米大統領選での民主党の正副大統領候補を正式指名する党大会(8月17〜20日)を約1カ月半後に控え、党の大統領候補指名を確実にしたバイデン前副大統領(77)による副大統領候補選びが大詰めを迎えつつある。5月の白人警官による黒人暴行死事件を受け、民主党支持勢力からは有色人種の女性を起用するよう求める声が一層強まってきた。

 バイデン氏は4月末、ドッド元上院議員ら4人を副大統領候補選定委員会の共同議長に任命した。委員会は、バイデン氏が3月15日の民主党候補者討論会で「副大統領候補は女性にする」と述べたのを受け、女性政治家を中心に十数人と面接を重ねたとされる。

 一般に副大統領候補に求められる資質は、第1に大統領候補との相性、第2には万一の際に大統領の代行を務め得る統治能力だ。特に、バイデン氏は高齢で、共和党陣営が「認知症疑惑」を追及しており、副大統領が円滑に大統領職を担えるかは、これまで以上に重視される要件となる。

 また、再選を目指す共和党のトランプ大統領(74)が熱狂的な支持層に支えられているのに対し、バイデン氏は有権者への訴求力が弱い。副大統領候補には、同氏を補完して有権者を活性化できるアピール力が求められている。

 黒人暴行死事件を受けて人種問題が大統領選の主要争点に浮上する中、民主党支持勢力はバイデン陣営に対し、有色人種を起用するよう圧力を強め、下馬評でも複数の黒人女性が有力候補に浮上してきた。

 米紙USAトゥデーとサフォーク大が1日発表した世論調査での有力候補の支持率は、エリザベス・ウォーレン上院議員38%、スーザン・ライス元国連大使35%、カマラ・ハリス上院議員33%、南部ジョージア州議会の元下院議員ステイシー・エイブラムス氏29%、同州アトランタのキーシャ・ボトムズ市長28%で、ウォーレン氏以外は全員黒人などの有色人種だ。


 加えて、黒人のバル・デミングス下院議員や、タイ出身でアジア系のタミー・ダックワース上院議員も有力視されている。

 この数日間で、特に「注目株」とみなされ始めたのがライス氏だ。

 最有力とされる候補のうち、ウォーレン氏は白人であるため今回は対象外、ハリス氏は自己主張が強く「黒子役」の副大統領に不適任-との見方が出る中、ライス氏はオバマ前政権下でバイデン氏と強固な関係を築いているためだ。

 ただ、ライス氏は大使在任中の2012年、駐リビア米大使が死亡したベンガジの米領事館へのテロ攻撃を「自然発生的なデモ」と述べて批判を浴びた過去があり、指名されればトランプ陣営からの猛攻撃にさらされるのは確実だ。

 バイデン氏は6月30日の記者会見で、副大統領候補の決定は当初予定の8月1日から「8月上旬になる」との見通しを明らかにし、慎重な選考を進めていることをうかがわせた。

5885チバQ:2020/07/09(木) 11:18:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/0af992c815d4f189484ea1c022142987ea994d47

米国のコロナ感染300万人に 南・西部で拡大に拍車
7/8(水) 11:20配信
共同通信
米テキサス州ヒューストン市内で、新型コロナウイルスの検査を受けるため、長い列をつくっている住民が乗った車=7日(ロイター=共同)
 【ニューヨーク共同】米紙ニューヨーク・タイムズの集計によると、米国の新型コロナウイルスの累計感染者が7日、300万人を超えた。死者は13万人超で、いずれも世界最多。南部や西部を中心に広範囲で感染拡大に拍車が掛かっており、収束の兆しは見えない。

 感染が広がる州の多くは、早期に経済活動を再開させた。11月の大統領選再選に向けて経済再開にこだわるトランプ大統領の姿勢も影響し、感染抑止策が後手に回っている。

 米メディアによると、約40州で感染が拡大しており、南部のテキサス州やフロリダ州、西部カリフォルニア州などで顕著だ。

5886チバQ:2020/07/09(木) 11:20:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/51a9bf32a892494147b4a17a12ae430427422eef
出馬表明のカニエ・ウエスト氏、トランプ氏支持を撤回 コロナ感染の体験語る

7/9(木) 10:55配信
(CNN) 米ラップ歌手カニエ・ウエスト氏が米誌フォーブズのインタビューの中で、トランプ大統領に対する支持撤回を表明した。今年2月に新型コロナウイルスに感染したとも語っている。

インタビューは7日に行われ、8日に公開された。ウエスト氏はこれまでトランプ氏支持を理由に批判の的になっていたが、今回のインタビューでは、軍の最高司令官としてのトランプ氏を見損なったと述べ、「地下壕(ちかごう)に隠れたという話が気に入らない」とした。

トランプ大統領は6月、ホワイトハウス前で人種差別や警察の暴力に対する抗議デモが行われた際に、一時地下壕に避難したと伝えられていた。

ウエスト氏は今月4日、11月の米大統領選に出馬を表明。フォーブズのインタビューでは、出馬表明は売名行為ではないと強調した。ウエスト氏が出馬すれば野党民主党のバイデン氏の票が奪われ、トランプ氏の再選を手助けすることになりかねないとの指摘については、問題はないとの認識を示した。

多くの州で立候補者の届け出が締め切られているにもかかわらず、この段階で出馬を表明したことについては、2月に新型コロナウイルスに感染したことが理由の1つだったと説明。当時の様子について、「寒気がして、ベッドの中で震え、熱いシャワーを浴び、どうしたら克服できるか教えてくれるビデオを見ていた」と振り返った。

ウエスト氏がウイルス検査や抗体検査を受けたのかどうかは不明。治療法については「我々は祈る。自由のために祈る。神が全てだ。神を怒らせることはやめなければならない」と述べ、ワクチンの可能性については懐疑的な見方を示した。

5887チバQ:2020/07/09(木) 11:23:01
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020070800896&amp;g=int&amp;utm_source=yahoo&amp;utm_medium=referral&amp;utm_campaign=link_back_auto

WHO脱退、大統領選の結果次第 バイデン氏「復帰」約束―米

2020年07月08日20時37分

 【ワシントン時事】米政府は7日、世界保健機関(WHO)脱退を国連事務総長に正式に通知したことを明らかにした。これに対し、11月の米大統領選をトランプ大統領と争う民主党のバイデン前副大統領は、「WHOへの復帰」を明言。米国が実際にWHOを脱退するかどうかは、大統領選の結果次第ということになりそうだ。


中国、米のWHO脱退を批判 「大国の責任担え」

 トランプ氏は、WHOの新型コロナウイルス対応について、中国に配慮して緊急事態宣言が遅れたなどと批判。WHOを「中国の操り人形」と指弾してきた。4月に資金拠出の停止を表明して以降も、WHOは米国より拠出金がはるかに少ない中国に支配されているなどと主張し、5月29日に脱退の意向を表明していた。
 新型コロナ感染者数が世界最多となった米国で、トランプ氏は被害の深刻さを軽視し対応が遅れたと非難されている。大統領選に向けて支持率が伸び悩む中、トランプ氏は中国の初動対応のまずさが世界的な感染拡大を招いたと責任転嫁を図っており、WHOも「中国たたき」の余波を浴びた形だ。
 ただ、国連によると、正式な脱退は通知から1年後になる。バイデン氏は7日、ツイッターで「米国が国際公衆衛生の強化に関与することで、米国民はより安全になる」と強調。大統領選で勝利すれば、来年1月の就任1日目にWHO復帰を表明すると述べ、「私は国際舞台でのリーダーシップを回復する」と訴えた。
 ウォール・ストリート・ジャーナル紙(電子版)は「公衆衛生の専門家や法学者、米議会から、(米国のWHO脱退が)国連に対する中国の影響力を増大させると非難する声が上がっている」と指摘した。トランプ政権の中国たたきは、中国台頭の促進という皮肉な結果を招きかねない。
 バイデン氏は既に、トランプ氏が離脱を表明した地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」への復帰を公約に掲げている。WHO脱退問題では、国際機関や同盟関係を軽視する「米国第一」のトランプ氏と、「国際協調への回帰」を唱えるバイデン氏という対立軸が改めて鮮明になった。

5888チバQ:2020/07/09(木) 19:33:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/c6555bcb9829005bd8c46600fddfbb93554c2bac
米オクラホマでの感染急増、トランプ氏集会の影響「ほぼ確実」 保健当局
7/9(木) 13:07配信

AFP=時事
選挙集会のため米オクラホマ州タルサのBOKセンターに到着したドナルド・トランプ米大統領(2020年6月20日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】米オクラホマ州タルサ(Tulsa)郡で今週に入って新型コロナウイルスの新規感染者が急増していることについて、現地の保健当局は8日、先月20日に開催されたドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の選挙集会などの大規模イベントが「ほぼ確実に」影響していると述べた。


 タルサ郡の新規感染者数は過去2週間は減少しつつあったが、今週になって過去最多を更新している。8日には266人の感染が確認された。

 タルサ郡保健局のブルース・ダート(Bruce Dart)局長は、感染増加の原因はトランプ氏が6月20日に実施した選挙集会かとの問いに、「ここ数週間以内の大規模イベント」が「ほぼ確実に」寄与したと回答。「ここ2日間で約500人の新規感染者が報告されており、2週間余り前に大規模イベントが幾つかあったことが分かっている」「点と点をつなげればいい」と述べた。

 トランプ陣営はタルサの集会を、11月の大統領選に向け、新型コロナ流行で中断されていた選挙活動の再開を盛大に記念する場と位置付けていた。

 参加者数はトランプ陣営の予想をはるかに下回ったものの、屋内の会場には数千人の支持者が集結。感染リスクがあるにもかかわらずソーシャル・ディスタンシング(対人距離の確保)が呼び掛けられておらず、トランプ氏をはじめ参加者の大多数がマスクを着用していなかったことに批判の声が上がっていた。【翻訳編集】 AFPBB News

5889チバQ:2020/07/09(木) 19:34:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/2295053b2fc261a2baa70e0dc58ce99e7d344de8
対照的な選挙運動 トランプ氏はコロナ危機構わず大規模集会 「高齢」バイデン氏は健康配慮の「穴熊戦術」 
7/9(木) 12:32配信

産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】11月の米大統領選で再選を目指す共和党のトランプ大統領(74)は11日、東部ニューハンプシャー州ポーツマスで大規模な選挙集会を開く。トランプ氏が新型コロナウイルス危機が起きる前と同様の選挙活動を積極的に展開していく意向を打ち出す一方、民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領(77)は「ウイルス対策」を理由に屋外の集会を一切行わない「穴熊戦術」に徹すると表明。両者の対照的な手法が有権者の支持動向にどう反映されるか注目が集まっている。

 トランプ氏の選挙集会は、新型コロナ危機で約3カ月半にわたり中断していた集会を6月下旬に南部オクラホマ州タルサで再開させて以降2回目。同氏はこの他にも今月3日に中西部サウスダコタ州での米独立記念日の花火大会に出席するなど、支持者に直接語りかけて支持率の浮揚を図りたい考えだ。

 トランプ氏は4日にホワイトハウスで行った演説では、新型コロナ感染の「99%は完全に無害だ」と主張し、大きな危機は去ったとの見方を示した。

 対するバイデン陣営はトランプ氏の「無害」発言を「大嘘だ」と批判。当のバイデン氏はウイルス対策として自宅地下室などからネットを通じた情報発信に徹し、トランプ陣営からは「引きこもりの『バンカー(えんたい壕)・バイデン』」のあだ名をつけられた。

 バイデン氏の全米平均支持率(8日現在)は49・6%で、トランプ氏の40・9%を引き続き上回っている。

 また、調査会社ユーガブが6月28〜30日に実施した全米世論調査では、大統領候補が人前で選挙運動を実施すべきかについて、52%が「すべきでない」と答え、「すべき」の28%を上回った。

 バイデン陣営は「今のままで支持率を維持できる」として、人前での集会を最大限回避していく方針だ。

 一方で、バイデン陣営が集会に慎重なのは、失言癖に加え高齢による衰えが目立つバイデン氏が「ぼろを出す」のを避けるためとの見方も強まっている。

 バイデン氏は6月30日、地元デラウェア州で一部の記者を集めて約3カ月ぶりに会見を開いたが、ときに発言が明瞭でなく、老いを隠せなかった。

 調査会社ゾグビーが6月17日に公表した世論調査では、55%が「バイデン氏は初期の認知症だと思う」と回答。トランプ氏もたった3歳違いの高齢だが、表に出てこないバイデン氏を「健康問題」に結びつけて攻勢をかける構えだ。

5890とはずがたり:2020/07/10(金) 20:11:30
6358 名前:チバQ[] 投稿日:2020/07/10(金) 18:04:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/3f1480a31ba233d73da5ea14def33f3e206e8316

「民主党副大統領候補」に急浮上した「スーザン・ライス元大統領補佐官」

7/10(金) 15:00配信


新潮社 フォーサイト

 7月を迎えて米国大統領選挙の投票が行われる11月3日まで4カ月足らずとなった。

 民主党は8月17日から、また共和党は8月24日からそれぞれ全国党大会を開催するが、民主党はジョー・バイデン前副大統領を、共和党は現職ドナルド・トランプ大統領をそれぞれ大統領候補に指名し、2人は正式に指名を受諾することになる。

 民主党全国党大会委員会は、全国党大会のほとんどのイベントはオンライン上での開催となることを明らかにしているが、バイデン氏は副大統領候補について、8月上旬にも正式に発表する意向を最近示している。

 従って、約1カ月後にはバイデン氏とともにホワイトハウス奪還を目指す民主党の副大統領候補が明らかになるが、現在、バイデン氏らによる候補の選考はかなり絞り込まれてきており、非常に重要な局面にある。


■「女性の副大統領候補」の指名方針

 バイデン氏は大統領候補指名獲得争いがまだ行われていた3月15日にバーニー・サンダース上院議員(無所属、バーモント州選出)と2人で行ったテレビ討論会中、自らが候補指名を獲得した場合、副大統領候補には女性を指名する方針を突然明らかにした。

 その後、バイデン氏が指名する可能性がある女性政治家で注目を集めてきたのは、ともに大統領候補指名獲得を争ったカマラ・ハリス上院議員(カリフォルニア州選出)とエリザベス・ウォレン上院議員(マサチューセッツ州選出)、ヘリコプターの操縦士としてイラク戦争に従軍中に負傷して両足を失ったタイ系米国人のタミー・ダックワース上院議員(イリノイ州選出)、2016年大統領選挙でトランプ候補(当時)が勝利した「激戦州」の1つである中西部ミシガン州のグレッチェン・ウィットマー知事、2018年中間選挙でのジョージア州知事選挙に出馬したアフリカ系女性のステイシー・エイブラムス氏らである。


■「フロイド事件」の影響

 だが、女性の副大統領候補というバイデン氏の指名方針にさらに大きな影響を及ぼしかねない出来事が、メモリアルデー(戦没将兵追悼記念日)の5月25日に起こった。それは、ミネソタ州ミネアポリスで白人警官が黒人男性ジョージ・フロイド氏を暴行死させた事件である。

 事件を契機として、全米各地で「黒人の命は大切(Black Lives Matter)」をスローガンに掲げた人種差別に反対する抗議デモが展開され続ける中、バイデン氏は非白人の女性を副大統領候補に指名するべきだと求める意見が高まった。

 そして実際、バイデン氏とともに党内の穏健中道派に属し、大統領候補指名獲得争いにも出馬していたエイミー・クロブチャー上院議員(ミネソタ州選出)が、副大統領候補には非白人女性が指名されるべきであるとして、自らが指名を受けることを辞退した。


■オバマ外交を中核で支え

 こうした中、最近になって、バラク・オバマ前政権でバイデン氏とともに数多くの外交案件について緊密に取り組んでいた1人の元政府高官が指名される可能性があるのではないかとの憶測が急速に広がりつつある。急浮上してきたのは、スーザン・ライス氏である。

 同氏はビル・クリントン政権で若くして国務次官補(アフリカ問題担当)などの要職を経験し、2008年民主党大統領候補指名獲得争いでは、元政府高官や外交専門家らの圧倒的多数がヒラリー・クリントン上院議員(ニューヨーク州選出、当時)の選挙キャンペーンに加わる中、サマンサ・パワー氏(第2期オバマ政権で国連大使)らとともにオバマ陣営に加わった。そしてオバマ上院議員(当時)が2009年1月に大統領に就任すると、第1期政権では国連大使、第2期では国家安全保障問題担当大統領補佐官を務め、政権2期8年間を通じてオバマ外交を中核で支えた。


■オバマ前大統領の全幅の信頼

 オバマ大統領(当時)はライス氏に対して全幅の信頼を寄せており、クリントン国務長官(当時)の後任にライス氏を指名しようとしたが、2012年9月11日に発生した在リビア・トリポリ米国総領事館襲撃事件での対応が共和党上院議員らに問題視され、米議会上院での次期国務長官指名承認は困難と判断したオバマ大統領は、上院の指名承認プロセスを必要としない国家安全保障問題担当大統領補佐官としてライス氏を厚遇した。

 このような、外交関連の要職を歴任したライス氏の経歴とオバマ前大統領との緊密さは、バイデン氏の副大統領候補の「ショートリスト」にライス氏を急浮上させる要因の1つとなっている。実証済みのライス氏の経験は、副大統領候補として名前が浮上している他の各氏には欠如しており、ライス氏には到底及ばない。

5891とはずがたり:2020/07/10(金) 20:11:56
>>5890

6359 名前:チバQ[] 投稿日:2020/07/10(金) 18:05:01
■前例のない副大統領職の重要性

 バイデン氏は1942年11月20日生まれで現在77歳であるが、大統領選挙で勝利した場合、大統領就任時には78歳となり、従来までの大統領就任時の最高齢であったロナルド・レーガン大統領の70歳を大きく上回ることとなる。このことは、バイデン氏自身も示唆しているように、政権は1期限りとなり、副大統領が2024年大統領選挙での民主党の「表の顔」となり、民主党政権の継続を有権者に訴える可能性が高いことを意味するのである。

 その場合、バイデン氏の副大統領は従来までの副大統領よりもはるかに重要な役割を求められることになり、そうした役割を担える資質が必要とされることになる。


■副大統領以外でも

 バイデン氏は政治の哲学も変革の方向性も一致できる人物を副大統領候補として指名したい意向を明確にしているが、こうした点でも、オバマ前政権で2期8年間をともに支えたライス氏は、他の女性政治家に対しても優位な立場にあると考えられる。

 だが、ライス氏が副大統領候補として指名されない場合でも、オバマ前政権の要職で培った経験やネットワークは、政権交代が実現してバイデン政権が2021年1月に始動した場合、新政権の中枢で再び求められる可能性がある。

 ライス氏自身は7月5日に出演した米『NBC』の日曜政治討論番組『Meet the Press』のインタビューの中で、副大統領に指名されようが、指名されずに有権者の個別訪問でバイデン氏の次期大統領当選のために有権者に支持を求めてドアを叩くスタッフとして活動しようが、当選のためにできるすべてのことを行う意向を明確にしている。

 民主党支持者の間でオバマ前大統領の影響力がビル・クリントン元大統領を大きく凌駕する中、オバマ氏に非常に近く、55歳と若いライス氏が副大統領候補に指名されるか、あるいはバイデン民主党政権でいかなる役割を果たすことになるか、注視する必要がある。


住友商事グローバルリサーチ シニアアナリスト 足立正彦

5892チバQ:2020/07/12(日) 18:39:00
https://www.sankei.com/world/news/200712/wor2007120005-n1.html
盟友刑免除「歴史的腐敗」 米与党重鎮が大統領批判
2020.7.12 09:33国際米州
ロシア疑惑

トランプ米大統領の盟友として知られるロジャー・ストーン元被告=2019年3月(ロイター)
トランプ米大統領の盟友として知られるロジャー・ストーン元被告=2019年3月(ロイター)

 米与党共和党重鎮のロムニー上院議員は11日、ロシア疑惑を巡る偽証罪で有罪が確定し収監直前だった盟友ロジャー・ストーン元被告の刑をトランプ大統領が免除したことについて「前例のない歴史的な腐敗」とツイッターで激しく批判した。

 ロムニー氏は「大統領は、自分を守るためにうそをついて有罪判決を受けた人の刑を免除した」と腐敗ぶりを指摘。野党民主党からも「権力乱用」などと批判が相次ぐ中、トランプ氏は11日のツイッターで、ストーン氏について「違法な魔女狩りの対象にされた」と主張、ロシア疑惑捜査の犠牲者との見方を示して自らの決定を正当化した。

 これに対し、疑惑捜査を率いたモラー元特別検察官は米紙ワシントン・ポストへの寄稿で「捜査は最も重要なもので、ストーン氏は今も有罪判決を受けた重罪犯のままだ」と異例の反論を展開した。(共同)

5893チバQ:2020/07/13(月) 15:17:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/2d16adf94ab87481ae5c5a036015e8233f4f2cb6

ハリケーンで被害のプエルトリコ、トランプ大統領が「売却」を検討 米紙報道

7/13(月) 13:05配信
CNN.co.jp

ハリケーン「マリア」で被災したプエルトリコ。トランプ米大統領がプエルトリコの「売却」について言及したという
ワシントン(CNN) 米国土安全保障省の元高官は米紙ニューヨーク・タイムズの取材に対し、2017年のハリケーンで壊滅的な被害が出た米自治領プエルトリコについて、トランプ大統領が売却案を検討していたと語った。

写真特集:ハリケーン被害を受けたカリブ海の島々

プエルトリコがハリケーンに直撃された2017年9月当時に国土安全保障省の長官代行だったエレイン・デューク氏のインタビューは、10日のニューヨーク・タイムズ紙に掲載された。この中でデューク氏は、「大統領の当初の考えは、どちらかといえば実業家的だった」と振り返っている。

デューク氏によれば、トランプ大統領は「電力を外注できるのか。あの島を売却できるのか。あるいはあの資産を処分できるのか」と語ったとされる(同氏によると、トランプ大統領が持ち出したプエルトリコ売却案は、その後真剣に検討されたことも、論議されたこともなかった)。

プエルトリコはハリケーン「マリア」の直撃で壊滅的な被害が発生し、大規模な停電などの影響も続いた。死者は3000人近くに上った。

トランプ大統領は過去に、政権が災害復旧のために割り当てた数十億ドルの支援の管理をめぐってプエルトリコ政府を批判していた。2018年11月にはホワイトハウス当局者が議会指導部などに対し、大統領はプエルトリコ支援のための追加拠出を望んでいないと説明した。

トランプ大統領は一貫して、ハリケーン被害に対する政権の対応に問題はなかったと強調し、「素晴らしい成功だった」との認識を示していた。

5894チバQ:2020/07/15(水) 13:23:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/ff9ad9d644458fe8e8e40427b5aec89f3b846ba9
保守派でもトランプ氏に忖度せず 米最高裁判事の存在感

7/15(水) 11:00配信
 米連邦最高裁が9日、トランプ米大統領の納税記録について、検察官が捜査のために提出を求めることができるとする判決を言い渡し、今期(今年度)の審理を終えた。最高裁はこれまでも米国を二分するテーマに判断を下しており、トランプ氏は就任以来、保守派判事の指名を重視してきた。しかし、今期は政権に厳しい判決が相次いでおり、11月の大統領選では判事指名が再び重要な争点となる。(ワシントン=香取啓介、園田耕司)

【写真】ポール・シフ・バーマン米ジョージ・ワシントン大教授=本人提供


 納税記録をめぐる訴訟は、トランプ氏がポルノ女優に口止め料を払った疑惑などの捜査に関連して起こされた。トランプ氏は「現職大統領は刑事捜査を受けない」と主張したが、最高裁は「刑事手続きで求められた場合、大統領であっても証拠提出の義務から逃れられない」と述べた。そのうえで、会計士事務所に記録提出を求めた召喚状の詳細について審理するよう、下級審に差し戻した。9人の判事のうち、7人が結論に賛成した。検察官が記録を入手できても捜査資料として機密扱いになるため、11月の大統領選前に公開される可能性は低い。

 また、米下院の3委員会が同様に納税記録の提出を求めたことをめぐる訴訟では、「三権分立についてさらなる検討が必要」として下級審に差し戻した。


朝日新聞社

5895チバQ:2020/07/15(水) 14:55:02
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020071500677&amp;g=int

前米司法長官、上院復帰ならず トランプ氏支援候補に敗北―共和党予備選

2020年07月15日14時17分
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 【ワシントン時事】米上院議員からトランプ大統領に抜てきされ、その後更迭されたセッションズ前司法長官(73)が14日、秋の上院選候補の座を争う南部アラバマ州の共和党予備選で敗北した。トランプ氏は更迭後もセッションズ氏の政界復帰を「災難だ」と妨害し、勝利した対立候補を支援していた。

 米メディアによると、勝利したのは元フットボールコーチで新人のタバビル氏(65)。セッションズ氏を大きく上回る6割の票を獲得し、11月の上院選の挑戦権を得た。セッションズ氏は政界を引退する見通し。
 セッションズ氏は20年間上院議員を務め2016年大統領選でトランプ氏を真っ先に支持した功績から司法長官に起用された。だが、トランプ氏に浮上した「ロシア疑惑」の捜査監督から身を引き、トランプ氏をかばわなかったことで怒りを買い、18年の中間選挙後に更迭された。

5896とはずがたり:2020/07/15(水) 17:51:20
サンダース氏ら米リベラル系と連携へ 日本の野党が議連
会員記事
https://www.asahi.com/articles/ASN7F6T29N7FUTFK00Y.html
山下龍一
2020年7月13日 20時52分

 日米それぞれのリベラル系議員の連携を目的として、日本の野党超党派の議員たちが「日本プログレッシブ議連」を立ち上げた。米民主党議連との間で、基地や環境問題をめぐり議員外交を進めるねらい。月内にも日米合同のオンライン会合を開く方向だ。

■月内にも日米でオンライン会合
 設立総会を6月上旬に開き、約40人の国会議員が参加した。議連の目的に「すべての国民の経済・社会的な豊かさと幸福を実現する政治を志向する、中道リベラル議員の連携・連帯を図ることが必要不可欠」とうたった。秋の米大統領選を念頭に、米民主党の主張や運動を日本の野党の活動にも生かしたい考えだ。

 議連の会長には立憲民主党の中川正春・元文部科学相、副会長に立憲の逢坂誠二、国民民主党の泉健太の両政調会長が就いた。社民党の福島瑞穂党首、国民の原口一博国会対策委員長らも名を連ねた。

拡大する写真・図版

 上下両院で約100人が所属する米民主党最大規模の議連「プログレッシブ議連」(CPC)の日本版との位置づけだ。米議連には、米大統領選の予備選に出たバーニー・サンダース上院議員、史上最年少の女性下院議員として注目されたアレクサンドリア・オカシオコルテス氏らがいる。

■■米国で政策論争をリードする…

5897チバQ:2020/07/16(木) 18:00:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/e634a6f72167fdfe5b39c3d6c752f624653dbc98

トランプ氏、選対本部長を降格 支持率低迷に不満か 米大統領選
7/16(木) 17:31配信
毎日新聞
トランプ陣営の選対本部長を務めてきたブラッド・パスケール氏=中西部アイオワ州デモインで1月30日、高本耕太撮影
 11月の米大統領選で再選を目指すドナルド・トランプ大統領(74)は15日、陣営のブラッド・パスケール選対本部長を降格させ、副本部長のビル・ステピエン氏を新たな本部長に起用する人事を発表した。民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)にリードを許す情勢調査は「フェイクだ」と主張して、自らの優位を訴えてきたトランプ氏だが、苦戦する現状を認めてテコ入れに踏み切った形だ。

 パスケール氏は2016年の前回大統領選で陣営のデジタル戦略を統括し、18年2月に本部長に昇格した。「日常的にトランプ氏やクシュナー大統領上級顧問に情勢を報告する役割」(陣営関係者)を担ったが、最近は支持率低迷や、会場が埋まらなかった6月の南部オクラホマ州での支持者集会を巡り、トランプ氏から不満をぶつけられることが多くなっていたという。

 昇格するステピエン氏はクリスティー前ニュージャージー州知事の補佐官を務めた後、前回選でトランプ陣営に参加した。トランプ氏は15日の声明で、パスケール氏が引き続き陣営に残りデジタル・データ戦略を担当すると明らかにし「両氏と共に2度目の勝利を収めることを楽しみにしている」と述べた。【ワシントン高本耕太】

5898チバQ:2020/07/16(木) 18:09:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/62eeeca229b6ce7bfd74fba03cb58596fc0b8b4c

米ツイッター乗っ取り、SNSもろさ露呈 大統領選へ影響懸念 
7/16(木) 18:05配信

産経新聞

 【ニューヨーク=上塚真由】多数の米著名人が短文投稿サイト・ツイッターのアカウントを乗っ取られた事件は、外部から攻撃を受けやすい会員制交流サイト(SNS)の脆弱(ぜいじゃく)さを示した。新型コロナウイルス感染収束の見通しが立たない米国では、11月の大統領選に向けオンラインの選挙活動の重要性が増しており、選挙戦自体にも影響を与えかねない危険性をはらむ。

 スマートフォンの普及で米国ではデジタル広告が浸透。米調査会社「イーマーケター」によると、2016年の前回大統領選で各陣営がSNSなどデジタル広告に費やした資金は4億4000万ドル(約470億円)だったが、今回は約3倍の13億4000万ドルに増えると試算される。

 新型コロナの影響で個別訪問などが困難な事情もあり、トランプ大統領、民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領ともに、SNSを使ったデジタル戦略を活発化させている。

 米メディアによると、トランプ陣営は今年に入り、フェイスブック上の政治広告に約2千万ドルを投入。5月には、中国の習近平国家主席がバイデン氏を操り人形のように動かす動画を流し、「バイデン氏は中国の言いなりだ」と揶揄(やゆ)した。

 バイデン陣営もトランプ氏の新型コロナ対策をデジタル広告を使って集中攻撃。6月には「コロナがきて、トランプ氏は車のヘッドライトに照らされた鹿のようにかたまった」と批判する動画を流した。

 だが、SNSの盲点は外部の不当介入やデータ流出の恐れが拭えないことだ。前回大統領選ではトランプ陣営が有権者をデータによって細分化し、効果的なメッセージを送るなど、SNSを駆使した戦術で勝利したが、ロシアが米国内の政治不和を狙って組織的に介入したことも問題化した。

 選挙戦に欠かせないコミュニケーションツールとなる一方、SNS運営会社とトランプ氏との対立も深まる。ツイッターは5月以降、トランプ氏の投稿に対して「暴力の賛美を禁止するルールに違反した」などと相次いで警告を出し、同氏は「言論の自由を無視している」と猛反発。政治的な摩擦に発展している。

5899チバQ:2020/07/19(日) 22:47:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/8f545a87116ae174a544479ce972293770db0064
ジョン・ルイス氏が死去 公民権運動指導者の民主党長老議員 ホワイトハウスで半旗
7/19(日) 10:20配信

産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】米国での黒人差別解消に向けた公民権運動の指導者の一人として知られる民主党の長老下院議員、ジョン・ルイス氏が17日死去した。80歳。昨年末に末期の膵臓(すいぞう)がんと診断されたと公表していた。

 1940年、南部アラバマ州生まれ。公民権運動では、学生非暴力調整委員会(SNCC)の創設に関与し、63〜66年に委員長を務めた。公民権運動指導者のキング牧師が主導した63年のワシントン大行進にも参加し、「米国よ、目覚めよ」などと演説した。

 その後、86年に南部ジョージア州選出の下院議員として初当選し、連続17期務めた。

 最晩年はトランプ大統領批判の急先鋒(せんぽう)としても知られ、2017年1月のトランプ氏の就任式を欠席した。

 トランプ大統領は18日、ルイス氏の議員としての長年の貢献に敬意を表し、ホワイトハウスや政府施設などで半旗を掲げるよう指示した。ツイッターには「公民権運動の英雄の死去を知って悲しんでいる」と書き込んだ。

 ペロシ下院議長はウェブサイトやツイッターで「ルイス氏の善良な人柄、信念と勇気はこの国を変えた」と述べ、故人をしのんだ。

 オバマ前大統領も声明で「ルイス氏は、自由と正義といった大義に全身全霊で取り組んだだけでなく、同氏が示した模範に応えて生きていこうとする何世代もの人々を奮い立たせた」と称賛した。

5900チバQ:2020/07/19(日) 23:10:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/d44288c2aa7b4a1e38c58b407b6246524205c1d8
米失業、激戦州高止まり トランプ氏に逆風強く
7/19(日) 7:11配信

時事通信
造船所で演説するトランプ米大統領=6月25日、ウィスコンシン州(AFP時事)

 【ワシントン時事】11月の米大統領選でトランプ氏再選のカギを握る激戦州で、経済活動の再開後も失業率が高止まりしている。

 与党共和党が基盤を固めてきた南部や西部では新型コロナウイルスの感染が急拡大しており、失業の増加が懸念される。中西部も回復は鈍く、雇用拡大をうたうトランプ氏への逆風が強まりそうだ。

 米労働省が17日発表した6月の州別失業率によると、全米50州の半数以上で失業率が全米平均の11.1%を下回った。トランプ氏は、新型コロナで縮み上がった経済が急回復し「来年は今まで見たことのない良い年になる」と主張。政権幹部も「力強くV字回復する」と早期の雇用改善に自信を示す。

 だが2016年の大統領選でトランプ氏を勝利に導いた「ラストベルト」(さび付いた工業地帯)と呼ばれる、中西部および周辺の激戦州では、失業率の改善が遅れている。ミシガン州は14.8%、ペンシルベニア州は13.0%と全米平均を上回る。ウィスコンシン州は8.5%に改善したものの、製造業の就業者数の伸びは5月から横ばいだ。

 ここに来て感染者が急増している西部アリゾナ州は10.0%と1.0ポイント悪化。南部のフロリダ、テキサス両州でも最近、バーなどの営業が再規制され、失業の増加が懸念されている。共和党支持者が多いこうした州で「経済政策に強いトランプ氏」への支持がぐらつく恐れがある。

 トランプ氏は、感染拡大抑止の不手際をめぐり、野党民主党の候補指名を固めたバイデン前副大統領に支持率で水をあけられている。今月末に終わるコロナ対策の失業給付制度をめぐる対応を誤れば、一段と厳しい局面に追い込まれかねない。

5901チバQ:2020/07/21(火) 15:54:25
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020072000553&amp;g=int
マスク論争、米社会分断 「個人の自由」譲らない保守層―緊急事態3カ月
2020年07月21日07時08分


米南部フロリダ州マイアミビーチ市でドライブを楽しむ人々=14日(AFP時事)
 【ワシントン時事】新型コロナウイルスの感染が再び拡大する米国で、マスクをめぐる論争がやまない。マスク着用が感染拡大を和らげる効果は理解されるようになったが、着用義務化には保守層を中心に「個人の自由だ」として強い抵抗があるのが現状。マスク論争が米社会をさらに分断させ、着用義務化に反対するトランプ大統領の下で政治問題化している。
【緊急リポート】マスク戦争勃発? なぜアメリカ人はマスクを嫌がるのか
 ◇義務化に異論
 「ここは米国だ。中国とは違う」。新たな感染震源地となった南部フロリダ州のオーランド近郊のレストランで今月中旬、郡のマスク着用令を守るよう行政指導に入った職員に対し、「反マスク」活動家の男性が詰め寄った。男性は地元メディアに「自分の健康は自分で決める権利がある」と反論した。
 6月以降の感染急増は共和党地盤の南部を中心に深刻な影響をもたらしたが、マスク強制への反発は相変わらず強い。ギャラップ社が今月13日発表した世論調査によると、72%が日常的にマスクを着用すると答える一方、共和党支持層に限れば46%にとどまる。
 南部ジョージア州では16日、独自にマスク着用を市民に義務付けたアトランタ市のボトムズ市長(民主)に対し、ケンプ州知事(共和)が「州命令違反」だとして提訴した。
 マスク強制への感情的な反発について、心理学者のエミリー・クロスカ・アイオワ大学准教授は、パンデミック(世界的流行)下での心理的抑圧との関係を指摘する。「この生活がいつまで続くのか、何かに支配されるのではないかという不安が影響している」と解説した。

マスクを着用したトランプ米大統領=メリーランド州ベセスダ(AFP時事)
 ニューヨーク大学のジェイ・バベル准教授(心理学)は二大政党が激しく対立する状況が、マスク着用論争を政治問題化させていると分析する。「トランプ氏はマスクを軽蔑するコメントを通じ、共和党支持者に強いサインを送り、乾いた森に火をつけるように対立をあおった」と見る。
 ◇「最強の武器」
 米国で最初の感染例が報告されて20日で半年。マスク着用の有効性をめぐって、当初は一般人の着用を不要としていた米保健当局の姿勢は大きく変わった。米疾病対策センター(CDC)の最新の報告によると、ミズーリ州の美容院で2人の美容師がコロナに感染したが、マスクを着用していたために139人の客から一人も感染者が出なかったという。
 CDCのレッドフィールド所長は14日の声明で、マスクをウイルスに対抗する「最も強力な武器」だと主張した。仮に米国民全員が着用すれば、1〜2カ月で「制御可能」という認識も示す。
 最近初めて公の場でマスクを着けたトランプ氏は19日に放送されたFOXニュースのインタビューで「私はマスクの信奉者だ」と言い放った。だが、着用義務化については「ある種の自由」があるべきだと反対した。
 バベル准教授は「米国よりはるかにうまく対処した国は、指導者が国民に正しいメッセージを送っている」と指摘し、政治指導者がマスク着用をきちんと指示することがコロナ克服の第一歩だと訴える。

5902チバQ:2020/07/21(火) 16:01:00
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020072000095&amp;g=int
バイデン氏が15ポイントリード コロナ影響、トランプ氏支持率低迷―米大統領選
2020年07月20日05時49分

 【ワシントン時事】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は19日、11月の大統領選の世論調査で、トランプ大統領が民主党候補指名を固めたバイデン前副大統領に15ポイントのリードを許しており「重大な挑戦に直面している」と報じた。新型コロナウイルス感染拡大などが影響したとみられる。
 有権者登録をした人の間で、55%がバイデン氏を支持したのに対し、トランプ氏支持は40%だった。5月末に公表された前回調査ではバイデン氏が53%、トランプ氏が43%で、差はさらに広がった。

5903とはずがたり:2020/07/22(水) 14:39:36
米抗議デモを謎の治安部隊が鎮圧、地元政府が反発強める
7/21(火) 10:16配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/71501ef63ce838a307044b4e68ac7fc4e3e09ebb
ロイター

 人種差別に抗議するデモを巡り、米連邦政府と地元当局との間で対立が深まっている。先週末オレゴン州ポートランドで起きたデモに対し、連邦政府は所属不明の治安部隊を送り込み、逮捕理由も十分説明しないまま一部の参加者の身柄を拘束した。これに対し同州の司法長官は、連邦政府を提訴。一方、トランプ大統領は民主党の市長が務める都市に、さらに多くの治安部隊を送り込む考えを示した。

 先週末、人種差別に抗議するデモ隊と、連邦政府の治安部隊との間で激しい衝突が起きたオレゴン州ポートランド。トランプ大統領は20日、こうしたデモが発生している米主要都市に連邦政府の治安部隊を増員すると述べた。当該都市はいずれも民主党の市長が務めている。

 トランプ米大統領
 「ニューヨーク、シカゴ、フィラデルフィア、デトロイト、ボルチモア、オークランドはひどい有様だ。米国でこんなことが起こるのを許すつもりはない。民主党の市長の町ばかりだ」

 記者「治安部隊を送るのですか」

 トランプ氏「連邦政府の部隊をもっと送る」

 ポートランドで先週、警察の暴力と人種差別に抗議するデモが行われた。これに対し、迷彩服を着用した所属不明の治安部隊が、鎮圧に乗り出した。催涙ガスを発射し、デモ隊の一部は説明もなく所属不明の車両で連行された。

 19日夜、連邦裁判所の前におよそ1500人のデモ隊が集結。互いに腕を組んで人間の鎖を作っていた。警察によるとデモ隊が裁判所内に火をつけ始めたうえ、建物の周囲に設置された大きな鉄製フェンスの一部を倒したため、治安部隊が催涙ガスを発射したという。

 だがこの取り締まりは全米各地で反発を招いた。オレゴン州の司法長官は、連邦政府が正当な理由なく市民を拘束したとして提訴した。

 オレゴン州 ローゼンブルム司法長官
 「ポートランドで起きていることにすべての米国人は懸念する必要がある。これらの連邦政府機関は透明性が全くなく、地元指導者たちの意思に反して行動している。ほかの州でも同じことが起きる」

 こうした批判に対し国土安全保障省の高官は20日、謝罪したり方針を撤回するつもりはないと述べた。

5904チバQ:2020/07/26(日) 16:45:58
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3295642.html
米大統領選まであと100日 激動の国内、窮地に立つトランプ氏
2020/07/26 01:41AFPBB News

米大統領選まであと100日 激動の国内、窮地に立つトランプ氏

ドナルド・トランプ米大統領(2020年7月7日撮影)。(c)JIM WATSON / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】2020年米大統領選挙は26日、11月3日の投票日まであと100日となった。ドナルド・トランプ大統領は世論調査での支持率が落ち込み、目玉イベントである共和党大会中止を強いられた上、対立候補に打撃を与えられずにおり、再選の雲行きは怪しい。

 トランプ氏は23日夜、南部フロリダ州で来月予定していた共和党全国大会を、新型コロナウイルス感染拡大への懸念から中止すると発表した。だが米国の新型ウイルス流行は、トランプ氏から派手なパフォーマンスの場を奪ったのみならず、経済への深刻な打撃と、14万人を超えて増え続ける死者、政府に対する国民の信頼喪失ももたらしている。

 これに、人種差別や警察の暴力に抗議し爆発的に広がったデモ、極左グループ主導の暴動、右翼の陰謀論活発化、ロシアによる選挙干渉の恐れも重なり、米国は今や、激動の1960年代以降で最も深刻な社会不安に見舞われている。

「勝つこと」には飽きないと豪語するトランプ氏はここにきて、大統領選で民主党候補のジョー・バイデン前副大統領に敗北する屈辱を味わう可能性に直面している。トランプ氏はバイデン氏を「寝ぼけている」だとか、知能がないとこき下ろしているが、複数の世論調査ではそのバイデン氏に支持率で10ポイント以上引き離されている。

 米国で人種差別と性差別に対する歴史的な抗議運動が巻き起こった2020年に、74歳のトランプ氏と77歳のバイデン氏が対戦することは時宜にかなっていないようにも思える。

 トランプ氏は極端に恵まれた環境に生まれた大富豪であり、対するバイデン氏は上院議員を約30年、バラク・オバマ前政権で副大統領を2期務めた典型的な職業政治家だ。

 だがトランプ氏とバイデン氏の戦いはそれでも、混乱と怒りを抱えた米有権者が耐えうる限りの動乱をもたらすだろう。

■支持率低迷も望みは消えず

 トランプ氏は、新型ウイルスの流行に伴う経済活動の停止による雇用の大量喪失、人種問題をめぐる情勢不安、政府に対する信用低下への対応を迫られている。目下最大の問題である新型ウイルス流行については、米国人の3人に2人がトランプ氏の指導力を信頼していないことが世論調査で示されている。

 おまけに、トランプ氏は弾劾訴追された後に再選を目指す初の米国大統領でもあり、支持率は一貫して40%前半にとどまっている。

 しかし、再選の望みが絶たれたと考える人はいない。

 笑いものにされていた2016年の大統領選では、共和党の主流派候補らをやすやすと抑え、同党の候補指名を獲得。本選では当初、遅れを取ったものの、民主党の経験豊富なヒラリー・クリントン候補を打ち負かした。

 トランプ氏は今回の選挙戦についても自信を見せる。先週末、米FOXニュースに出演した際「私は負けない。世論調査はフェイク(偽)だからだ」と発言。「世論調査は2016年もフェイクだったし、今はもっとフェイクだ」と述べた。

5905チバQ:2020/07/26(日) 16:47:14

■2つの「見えない敵」

 トランプ氏が「見えない敵」と呼ぶ新型コロナウイルスは、高層ビルなどの大きく形あるものの扱いに慣れている不動産王の同氏にとって、やっかいな問題だ。

 しかしトランプ氏は、対立候補のバイデン氏の扱いにも同じように苦戦している。

 バイデン氏は東部デラウェア州の自宅を離れることのないユニークな選挙戦を展開。選挙集会は開かず、インタビューもほとんど受けず、記者会見の開催はさらに少ない。

 当初は新型ウイルス対策でのソーシャル・ディスタンシング(対人距離の確保)措置として始まったこの手法は、失言で有名なバイデン氏に図らずも有利に働き、今では「地下壕(ごう)戦法」とやゆされるまでになった。

 バイデン氏はこの戦法により、リスクを冒すことなく、「#HidenBiden(隠れるバイデン)」のハッシュタグを使った嘲笑の声を無視しながら、トランプ氏が墓穴を掘る様子を傍観していられる。

■恐怖をあおり再選狙う

 新型ウイルスの懸念により、トランプ氏の政治的アイデンティティーの要である大規模な選挙集会が立ち消えになると同時に、同氏のトレードマークである虚勢や他人への中傷も、死者の増加や経済危機に直面する国民には以前のように受けなくなっている。

 追い詰められたトランプ氏は恐怖をあおる策に出ており、暴力犯罪が多発する混沌とした未来像を描き、ツイッターへの投稿でバイデン氏が「米国人の生き方を破壊」しようとしていると主張した。

 11月の選挙では、新型ウイルスの感染予防策や郵送投票により投票が複雑化し、集計が遅れる見通しだ。先週、FOXニュースに出演したトランプ氏は「選挙を不正操作する」試みが続いていると改めて主張。

 さらには、歴代大統領全員がしてきたように選挙結果を受け入れるかとの問いに対し「結果を見る必要がある」と答えた。 【翻訳編集】AFPBB News

5906チバQ:2020/07/26(日) 16:52:20
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-200724X058.html
給与税減税を断念=与党内の反発根強く―トランプ氏
2020/07/24 14:15時事通信

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は23日、ホワイトハウスで記者会見し、与党共和党と協議中の1兆ドル(約107兆円)規模に上る新型コロナウイルス追加経済対策に関し、給与税減税の撤回を表明した。大統領選前に「減税」をアピールする狙いだったが、与党内で反発が強く、断念に追い込まれた。

 トランプ氏は給与税減税がなければ「(追加策)法案に署名しないことも検討する」と強気だったが、失業者へのメリットや景気浮揚の即効性がないといった批判が共和党内から続出していた。

5907チバQ:2020/07/26(日) 16:52:55
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20200724k0000m030045000c.html
米共和党大会、フロリダ開催断念 感染拡大で「バーチャル形式」中心に
2020/07/24 10:42毎日新聞

米共和党大会、フロリダ開催断念 感染拡大で「バーチャル形式」中心に

ホワイトハウスで記者会見するトランプ米大統領=2020年7月23日、AP

(毎日新聞)

 トランプ米大統領は23日の記者会見で、8月24〜27日に開かれる共和党の全国党大会について、メイン会場として想定していた南部フロリダ州ジャクソンビルでの行事を取りやめると発表した。同州は新型コロナウイルスの感染が急速に拡大するホットスポットの一つ。「大規模な集会を開く時ではない」と述べ、出席者の安全が確保できないことを理由に挙げた。

 全国党大会は、トランプ氏を11月の大統領選の共和党候補として正式に選ぶ場。トランプ氏は、インターネット回線を通じた「バーチャル形式」が中心になるとの考えを示したが、具体的な開催方法については「数日以内に発表する」と述べるにとどめた。

 共和党大会をめぐっては当初、南部ノースカロライナ州シャーロットで開催する予定だった。しかし、新型コロナの感染拡大を受け、同州知事が共和党側に、シャーロットで党大会を開催する場合、他人との距離を2メートル弱確保するソーシャルディスタンス(社会的距離)を徹底することなどを要求した。

 だが、経済活動の再開を優先する考えだったトランプ氏は、この求めに反発。従来通りアリーナ会場を満席にし、マスク着用も求めない形での開催にこだわり、メイン会場をジャクソンビルに変更した経緯がある。

 結局は、ジャクソンビルでの大規模集会も断念せざるをえなくなり、新型コロナへの対応で失敗していることを改めて露呈した形となった。

 ニューヨーク・タイムズ紙によると22日に報告されたフロリダ州の1日の新規感染者は9785人で、死者は139人。

 一方、民主党は6月24日に、大半をオンラインで実施する方法に切り替えると発表。8月17〜20日に中西部ウィスコンシン州ミルウォーキーで行われる全国党大会は、当初5万人が参加する予定だったが、実際に会場へ足を運ぶ参加者は、候補指名される予定のバイデン前副大統領を含め300人程度になる見通しだ。【ワシントン古本陽荘】

5908チバQ:2020/07/26(日) 16:53:47
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-200723X014.html
郵便投票、4人に3人可能に=新型コロナで導入進む―米大統領選
2020/07/23 15:52時事通信

 【ワシントン時事】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は22日、秋の大統領選で郵便での投票を認める州が増え、少なくとも有権者の76%が利用可能になるという調査結果を伝えた。新型コロナウイルスの感染が拡大する米国では、投票所での感染リスクへの懸念から郵便投票の導入に関心が集まっている。

 同紙によると、新型コロナの大流行を受けて、十数の州が郵便投票を新たに導入するか制度を利用しやすくした。その結果、コロナ感染の懸念を郵便投票の理由として認めない州は、テキサスやニューヨークなど9州のみとなった。

 「原則郵便投票」となるのは、カリフォルニアなど7州と首都ワシントン。こうした地域では申請しなくても、送られてくる投票用紙に記入して投函(とうかん)すれば投票が済む。

5909チバQ:2020/07/26(日) 16:55:27
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2007230013.html
トランプ政権、治安悪化の全米大都市に連邦政府要員を派遣 民主党系市長は反発
2020/07/23 12:29産経新聞

 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は22日、全米の大都市で過激勢力などによる暴力犯罪が多発し、治安が急速に悪化している問題で、連邦政府の治安要員数百人を犯罪件数が特に深刻な中西部イリノイ州シカゴと西部ニューメキシコ州アルバカーキに派遣すると発表した。

 トランプ政権は、西部オレゴン州ポートランドと中西部ミズーリ州カンザスシティーにも要員を派遣済み。政権は治安回復に向けた一連の措置を「レジェンド作戦」と名づけ、シカゴやアルバカーキでは連邦捜査局(FBI)や連邦保安官を殺人事件の捜査や暴力組織の壊滅に当たらせるとしている。

 一方、市内の一部が暴動状態と化したポートランドでは、国土安全保障省の要員が投入されたものの暴徒らの激しい抵抗に遭い、衝突が拡大している。

 これらの都市は、いずれも民主党系が市長を務めており、「政権の措置は専制的で不必要だ」(アルバカーキのグリシャム市長)などと反発を強めている。

 対するトランプ氏は「混乱の原因は民主党系市長の無能さにある」と主張し、11月の大統領選をにらんで「法と秩序」を取り戻す立場を強く打ち出した。

 同氏はまた、民主党系の市長が暴徒らを「野放し」にしているのは、白人警官による黒人暴行死事件を受けた、過激勢力による「警察解体運動」に加担しているのと同じだと指摘し、連邦政府による介入の必要性を強調した。

5910チバQ:2020/07/26(日) 16:55:46
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3295271.html
シカゴなど「暴力犯罪」都市に連邦要員増派、トランプ氏 市長らは違憲指摘
2020/07/23 10:36AFPBB News

シカゴなど「暴力犯罪」都市に連邦要員増派、トランプ氏 市長らは違憲指摘

米オレゴン州ポートランドの裁判所前で、抗議デモ参加者を逮捕するよう同僚に指示する連邦捜査官(2020年7月21日撮影)。(c)Nathan Howard/Getty Images/AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】ドナルド・トランプ米大統領は22日、全米第3の都市シカゴなどで暴力的な犯罪が増加しているとして、連邦捜査官を「大幅に増派する」と発表した。11月の大統領選で再選を目指すトランプ氏は、支持率が低迷する中、「法と秩序」のスローガンを前面に押し出す姿勢をますます強めている。

 ホワイトハウスでウィリアム・バー司法長官や連邦捜査局・国土安全保障省のトップら同席のもと記者会見したトランプ氏は、「暴力犯罪に悩まされている地域に派遣する連邦法執行機関(の要員)を大幅に増やす」と発表。ただちにシカゴに連邦捜査官を増派すると付け加えた。

 バー司法長官は、今月初めに発足した作戦「オペレーション・レジェンド」の一環として、シカゴに約200人、ニューメキシコ州アルバカーキに30人の連邦要員を新たに派遣すると説明した。同作戦では既にミズーリ州カンザスシティーに200人が派遣されている。

 米国では今夏、複数の都市で銃撃事件が多発しており、司法省によればシカゴでは先週末だけで60人以上が撃たれ、うち14人が死亡した。

 トランプ氏は20日、連邦政府の関連施設を保護するためとして、ニューヨークなど市長が民主党所属の都市に連邦治安要員を派遣すると警告していた。

 これに先立ち、オレゴン州ポートランドでは軍装の連邦要員がデモ隊の鎮圧に乗り出す異例の事態が起きている。首都ワシントン、アトランタ、シアトル、シカゴ、ポートランド、カンザスシティーの各市長は20日、連名でバー氏やチャド・ウルフ国土安全保障長官代行に当てて書簡を送り、市当局の要請なしに連邦部隊を派遣するのは違憲だと指摘していた。 【翻訳編集】AFPBB News

5911チバQ:2020/07/26(日) 16:56:28
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-200722X895.html
トランプ米大統領、コロナ会見再開=感染急増で迷走
2020/07/22 16:37時事通信

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は21日、新型コロナウイルスに関する定例記者会見を約3カ月ぶりに再開した。大統領選で民主党のバイデン前副大統領に劣勢を強いられる中、陣頭指揮を執る姿勢をアピールする狙いからだが、逆効果となる恐れが否定できず、戦略は迷走気味だ。

 トランプ氏は21日、これまで「消えてなくなる」と述べていた米国のコロナ感染の状況を「良くなる前に悪くなる」と率直に認めた。着用を拒んできたマスクも「好むか好まざるかにかかわらず、効果がある」と国民に着用を呼び掛けた。

 トーンが変わった背景には、経済再開を前面に出す戦略の行き詰まりがある。6月以降、感染が急増。米国の1日当たりの死者数は21日、約1カ月半ぶりに1000人を超え、目の前の感染急増をどう収束させるかは、あと100日余りに迫った大統領選に向けて避けられない課題となった。

 州知事が対応の前面に出る中、トランプ氏が指導力を発揮する場面は見られず、周辺からも「毎日会見をやっていた時の方が良かった」(コンウェー大統領顧問)という声が強まった。

 トランプ氏は「記録的な数の人がこれまで会見を見てきた」と語り、視聴者の多さを再開の理由に挙げている。ただ、ほぼ毎日開いていた会見を4月下旬に中断したのは、トランプ氏がコロナ治療で「消毒剤」の注射を提案したことなどが国民の強い不信を招いたためで、今回成功する保証はない。

 バイデン氏は21日の演説で、トランプ氏のコロナ対応について「国民を大切にするという大統領として最も重要なテストに落第した」と非難し、信頼は戻らないという認識を示した。

5912チバQ:2020/07/26(日) 16:59:37
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3295111.html
トランプ氏、3か月ぶりのコロナ会見 大統領選にらみ論調に変化
2020/07/22 11:36AFPBB News

トランプ氏、3か月ぶりのコロナ会見 大統領選にらみ論調に変化

米ホワイトハウスで、3か月ぶりに新型コロナウイルスに関する会見に臨むドナルド・トランプ大統領(2020年7月21日撮影)。(c)JIM WATSON / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】米国のドナルド・トランプ大統領は21日、新型コロナウイルスに関するホワイトハウスでの公式会見を約3か月ぶりに開いた。

 トランプ氏は4月、新型ウイルス患者の治療法として家庭用消毒液を注射してはどうかと提案して冷笑を浴び、コロナに関する定例会見を中止。また、これまで新型ウイルス流行を軽視する発言を何度も繰り返してきた。

 だが、11月の米大統領選で自らの敗北が予想される世論調査の結果などを受け、新型ウイルス流行をめぐる発信の主導権を取り戻す狙いで会見を再開させたものとみられる。

 21日の会見では、トランプ氏は今までにない真剣な口調で、新型ウイルスの流行は「悪化する」恐れがあると認め、「わが国の一部の地域は本当に良くやっている」が、「あまりうまくやっていない地域もある。残念ながら恐らく状況は、良くなる前に悪くなるだろう」と述べた。

 新型ウイルスの流行により、米国ではこれまでに約14万人が死亡している。だが、国家的な対応に一貫性がなく、最近では南部から南西部で感染者数が新たに急増している。

 世論調査では、米国人の3分の2が、新型ウイルスのパンデミック(世界的な大流行)をめぐるトランプ氏の指導力に不信感を持っていることが示されている。トランプ氏のパンデミック対応が原因で、米大統領選へ向けた有権者の支持が、対立候補のジョー・バイデン前副大統領に大きく傾いていることも示唆された。

 数か月にわたりマスク姿での写真撮影を拒否していたトランプ氏だが、今回は、ウイルスの拡散を防止するためにマスクの着用は極めて重要だとする医師らの忠告に従い、「人と人の間に距離を取ることができない場合、すべての人にマスクを着用するよう求める」と国民に呼び掛けた。

 一方、ワクチン開発については朗報を強調し「誰もが思っていたよりもずっと早く」完了すると述べた。

 トランプ氏はまた、保健当局のトップらを伴わずにこの会見に現れ、周囲を驚かせた。新型ウイルス流行の経過について予測が慎重なために、トランプ政権から攻撃されている感染症専門家で米国立アレルギー感染症研究所所長のアンソニー・ファウチ氏は、会見に招かれてさえいなかった。 【翻訳編集】AFPBB News

5913チバQ:2020/07/26(日) 17:00:41
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2007220018.html
トランプ氏 一転、マスクを奨励 大統領選前に信頼回復目指す  
2020/07/22 10:14産経新聞

 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は21日、ホワイトハウスで新型コロナウイルス対策に関する定例記者会見を約3カ月ぶりに再開した。

 トランプ氏は感染拡大を防ぐためのマスク着用について「他者とのソーシャルディスタンス(社会的距離)が保てない場合は着用してほしい」と提唱。同氏自身はこれまで着用に消極的だったが、感染者数が再び増加する中、この数日間で着用を積極的に奨励する立場に転じた。

 トランプ氏は「マスクが好きか嫌いかは関係ない。マスクは(感染防止に)効果がある。あらゆる対応が必要なのだ」と訴えた。

 ロイター通信の集計によると、米国ではこの日、1日の死者が千人を超えたほか、西部カリフォルニア州での感染者数が累計40万人を超えるなど、感染者、死者数ともに再び急増傾向にある。

 トランプ氏は「事態は良くなる前に恐らく悪化するだろう」と述べるなど、これまで経済再開を急ぎたい思惑から繰り返してきた楽観的な発言を封印した。

 同氏は「米国民の命を守るため、あらゆる手立てを取る」と語り、政権が「一丸となってウイルス撲滅に取り組んでいる」とも強調。治療薬やワクチンが近いうちに実用化されるとの見通しも示した。

 米国民が新型コロナ危機を「国内情勢で最大の懸案」と位置付ける中、トランプ氏はコロナ対策が「一貫性に欠く」などとして批判され、11月の大統領選に向け支持率で劣勢に立たされている。この日の記者会見では、危機に正面から取り組んでいく態度を示すことで信頼回復を図る狙いがあったとみられる。

 記者会見には、政権の新型コロナ対策チームの専門家は同席しなかった。

5914チバQ:2020/07/27(月) 09:55:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7688fdaaf179a10c239855d118924cf4ec8b636
米副大統領候補、選考大詰め 女性起用へ、黒人有力か バイデン氏
7/27(月) 7:11配信


(左上から時計回りに)ハリス氏、ライス氏、バス氏、ダックワース氏、ウォーレン氏、デミングス氏、ボトムズ氏(AFP時事)
 【ワシントン時事】11月の米大統領選の民主党候補指名を固めたバイデン前副大統領(77)の副大統領候補選びが大詰めを迎えている。

 バイデン氏は女性の起用を明言。反人種差別の機運が高まる中、党内では黒人を推す声が強まっている。

 バイデン氏は8月上旬にも最終決定する方針。最近のインタビューで4人の黒人が最終選考に残っていることを明かし、「私の政権は米国らしいものになる」と多様性を重視する考えを示した。

 本命視されてきたのが黒人の父とインド系の母を持つハリス上院議員(55)だ。穏健派だが、リベラル層にも一定の支持を持つ。大統領候補指名争いの討論会ではバイデン氏をやり込めるなど、元検事らしい攻撃的な追及に定評がある。

 これに対し、オバマ政権で国家安全保障担当大統領補佐官を務めた黒人のライス氏(55)が急浮上してきた。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、危機管理に通じた実績が買われている。補佐官時代には中国に近く、日本に冷たい対応を取ったことで知られる。

 支持拡大へリスクを取るなら、大統領候補指名を争った白人の左派ウォーレン上院議員(71)だ。革新的若者や女性層の支持が期待できる一方、「穏健層の離反を招く」という懸念がある。バイデン氏が最近出した政策にウォーレン氏の影を指摘する声がある。

 黒人ではほかに黒人議員連盟会長のバス下院議員(66)、フロリダ州の元警察署長デミングス下院議員(63)、アトランタ市長のボトムズ氏(50)が有力。アジア系ではタイ人を母に持つダックワース上院議員(52)も下馬評に上る。

 副大統領候補は大統領に万一の事態があれば大統領に昇格するため、高齢のバイデン氏の人選は特に注目が集まる。過去には副大統領候補選びがあだとなって支持層の離反を招いた例もあり、バイデン氏にとって失敗できない決断となる。

5915チバQ:2020/07/29(水) 10:30:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/b24087bb3925ba6eae0ee2e73fa424abd142bceb
米大統領補佐官オブライエン氏、コロナ検査陽性 政府高官の感染は初
7/28(火) 10:10配信
ロバート・オブライエン氏=AP
 米ホワイトハウスは27日、オブライエン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が新型コロナウイルスの検査を受け、陽性の結果が出たと明らかにした。「軽い症状があり、離れた場所で自主隔離しながら勤務している」という。
 トランプ大統領は27日、ホワイトハウスで記者団に「最近は彼に会っていなかった」と語った。

 ホワイトハウスのスタッフや大統領の警護にあたるシークレットサービスのメンバーが感染した例はあるが、政府高官の感染例は初めて。ホワイトハウスは「大統領、副大統領に危険は及んでいない」と説明しているが、オブライエン氏の感染時期や最後にいつトランプ大統領と接触したかなどは明らかにしていない。

 米CNNテレビによると、オブライエン氏は23日までホワイトハウスで勤務していたという。大統領補佐官は1日に複数回、大統領に面会し、国際情勢などについて説明するのが通例だ。オブライエン氏は今月中旬にはフランスを訪問し、同国や他の欧州各国の高官と会談していた。【ワシントン古本陽荘】

5916チバQ:2020/07/29(水) 11:16:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/dcf347ca2aea32bdd1d73d9f110e94e645742f70
民主副大統領候補、来週発表へ バイデン氏、非白人か
7/29(水) 10:49配信


選挙集会で話すバイデン前米副大統領=28日、デラウェア州ウィルミントン(AP=共同)
 【ワシントン共同】11月の米大統領選で民主党の候補指名が確定したバイデン前副大統領は28日、東部デラウェア州で記者会見し、副大統領候補を「8月第1週に選ぶ」と明らかにした。具体的な人選には触れていないが、バイデン氏は副大統領候補に女性を選ぶことを明言しており、人種差別問題が争点となる中で非白人を推す声が強まっている。

 バイデン氏は会見で大統領選への出馬理由について「トランプが大統領だからだ」と説明。「民主主義が危機にひんしている」と打倒トランプ氏を掲げた。「私のことを好きでもそうでなくても、多くの米国民がトランプと正反対だと見ているようだ」とも強調した。

5917チバQ:2020/07/29(水) 19:15:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/37c25e7ef2dee682be847863c1cc932bd5d3b87b
米議会選候補者、黒人・女性が増加 現職白人敗退の波乱 人種差別デモ背景・NY
7/29(水) 7:11配信

時事通信
米民主党のジャマール・バウマン氏=1日、ニューヨーク(EPA時事)

 【ワシントン時事】11月の米大統領選と同時に行われる連邦議会選で、民主党を中心に黒人など非白人候補が増加する見通しだ。

 5月以降、米各地で活発化した人種差別抗議デモの盛り上がりを背景に、ベテランの現職白人候補を予備選で下す波乱もあった。とりわけ非白人の女性候補は過去最多となる勢いで、立法府の「多様性」が、議会選の焦点に浮上している。

 6月下旬にニューヨーク州で行われた民主党予備選では、再選を目指す現職のエンゲル下院議員が、新人の黒人男性ジャマール・バウマン氏に敗れた。エンゲル氏は議員歴30年以上で、下院外交委員長も務めるベテラン。バウマン氏は勝利確定後、声明で「世界は変わった。議会も変わらなければならない」と、政界の変革に取り組む決意を示した。

 民主党では2018年の中間選挙で、イスラム教徒の女性が初めて下院議席を獲得。人種・民族・性別の面で多様性を示した。大統領選で民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領は、副大統領候補に女性の起用を公約しており、黒人女性を推す声も強い。

 ロイター通信の集計では、少なくとも122人の非白人女性が今秋の議会選に名乗りを上げた。48人だった12年選挙と比べ、着実に増加している。ただ60人近くは党の予備選を控えており、最終的に何人が勝ち抜けるかは未定だ。

 予備選を制して候補に選ばれたとしても、本選挙で勝ち残れるかは別問題だ。非営利団体「責任ある政治センター」は、「米史上で最も多様性のある現在の議会ですら、人口比率で60%の白人が議員の78%を占め、女性議員の比率は24%にすぎない」と指摘。現職有利とされる議会選で、人種的少数派や女性が議席を得るのは容易でないと予想している。

5918とはずがたり:2020/07/30(木) 21:11:11
もはや人災 感染拡大止まらぬ米国
政治優先し対策置き去り トランプ政権
https://this.kiji.is/659330750356948065
2020/7/27 10:30 (JST)
c株式会社全国新聞ネット

米テキサス州オースティンの議会前で、州の外出禁止令に抗議する人々(ロイター=共同)=4月
 米国は南部、西部を中心に新型コロナウイルスの感染が急増し、いくつかの州では再び医療崩壊に直面している。筆者の住むテキサス州も、1日の新規陽性者数が1万人を超える日が増え、病院には遺体を冷蔵保管するトラックが到着しはじめた。4月にテレビ画面で見ていたニューヨークの危機的状態が、今や筆者の目の前で再現されつつある。トランプ政権と公衆衛生当局、州知事の足並みがそろわないといった状況も同じだ。ワシントン大学の数理モデルは、今のままだと10月末までに全米で22万人 近くが死亡すると予測している。米国のコロナ禍は、政治的な不協和音の中で、統一的な対策を実施できない指導者と市民自身による人災になりつつある。(テキサス在住、ジャーナリスト=片瀬ケイ)

 ▽マスク着用が政治の踏み絵に

 米疾病対策センター(CDC)は7月14日、最新の科学的データにもとづき、新型コロナウイルスの感染抑制のためのマスク着用を、改めて市民に呼びかけた。今春、ニューヨーク州などを中心に感染が蔓延した際には、医療者のマスクが不足することを懸念し、CDCはマスクの使用を感染者に限って勧めた経緯がある。

 その後、無症状の感染者が多いことがわかり、CDCは布製のマスク着用を広く一般に推奨しはじめたのだが、これが政治論争の種になってしまった。トランプ大統領を筆頭に、個人の自由を重視する保守派らは、「政府によるマスク着用義務は自由の侵害だ」という立場をとっている。

米オクラホマ州タルサで、マスクを着けずにトランプ大統領の集会に参加する支持者(ロイター=共同)
 一般市民の間でも、政府はできる限り個人の生活に口出しすべきでないと考える保守派と、公共の利益のためなら政府による多少の行動制限も容認するというリベラル派でしばしば衝突する。ソーシャルメディアには、「マスク着用は反トランプ」、「マスク着用の強要はファシズムだ」などの投稿が飛び交い、「反マスク」の抗議デモまで行われるように。公衆衛生の問題であるはずのマスクの着用が、政治的立場を示す踏み絵になってしまった。

 筆者の住むダラスやヒューストンなど民主党優勢の都市部では、郡や市がマスク使用を勧めたが、共和党のテキサス州知事は州内の自治体によるマスク義務化を禁じてきた。しかし新規感染者の急増に直面した7月2日、同州知事も店舗内や公共の場でのマスク着用の義務化に踏み切らざるを得なくなった。

 日に日に感染が広がる中、他の共和党知事の間でもマスク着用方針に切り替える例が出はじめている。が、感染が爆発的に広がっていても、トランプ大統領との絆が強いフロリダ州、アリゾナ州の共和党知事は今もマスクの義務化を認めていない。ジョージア州の共和党知事に至っては、7月15日、州内の郡や市によるマスク着用命令を無効とし、翌日には、市内でのマスク着用を義務づけていた民主党のアトランタ市長に対し訴訟を起こした。

 トランプ大統領自身は、7月12日にはじめてマスク姿で公の場に姿を現し、その後、マスク着用を勧めるようになった。しかし最近のFOXニュースのインタビューでは、「全員がマスクを着用すれば、問題がすべて消えるとは思わない。(以前は)マスクはするなと言われていたじゃないか」と発言し、全米でマスク着用を義務づける考えは否定している。

 マスク反対派の政治家は、「義務付けに反対しているだけで、市民は自主的にマスクを着用すべき」と主張する。現在のところ、全米でのマスク着用率は40%程度。公衆衛生当局と指導者らの方針が異なることで、マスクの重要性が市民に浸透しない現実がある。

 ▽何のためのコロナ対策本部?

 全米規模のロックダウン(都市封鎖)を行った今春、ニューヨーク州を中心に5万人以上の死者を出したが、内陸の州では感染者数も死亡者数もそれほど多くなかった。このため「経済に大打撃を与えるロックダウンが本当に必要だったのか」という疑念とともに、経済再開を求める声が高まった。

5919とはずがたり:2020/07/30(木) 21:11:27
>>5918
 ことし4月、公衆衛生の専門家を集めた連邦政府のコロナ対策本部とCDCは、各州がそれぞれのペースで安全な経済再開をするためのガイドラインを作成。しかし「経済再開」にかじを切ったトランプ大統領は、ガイドラインの説明もそこそこに、4月後半には、それまで毎日行っていた対策本部の記者会見もやめてしまった。

 ガイドラインでは、経済再開を3段階にわけ、それぞれ次の段階に移る前に2週間にわたり新規陽性者数や陽性率、新型コロナ関連の救急室利用数などが下降傾向にあることを確認することになっていた。しかしテキサスを含む共和党知事の州は、4月末から競い合うように経済再開をはじめ、2週間の観察期間を短縮し、次々とレストラン、娯楽施設、バーの再開に突き進んだ。

 コロナ対策本部の要でもある国立アレルギー感染症研究所のアンソニー・ファウチ所長は「人が動けば必ず感染は広がる。ガイドラインを無視して急ぎすぎて爆発的な感染を起こさないように」と注意を喚起した。しかし5月末の連休には、感染脅威が消えたかのように若者らが混雑したビーチやプール、パーティへと繰り出した。それから3週間後、経済再開を急いだ州では若年層を中心に爆発的に感染が増加し、バーの再閉鎖や店内飲食の再制限、遅まきながらのマスク着用を呼びかける状況に陥ったのだ。

 こうした状況下で、目下の焦点は秋から安全に学校を再開できるかどうかだ。CDCは各地域が事情にあわせて、ソーシャルディスタンスをとりながら、小規模クラスや時間差、オンライン学習を組み合わせて再開するというガイドラインをまとめた。しかしトランプ大統領はこのガイドラインについても、「非現実的で、費用が掛かりすぎる」と批判し、さらに「秋から学校を再開しないなら、財源を減らす」と発言。対面式授業の再開を強く求めている。

 感染の拡大を背景に、7月21日からコロナ対策の記者会見が再開された。が、コロナ対策委員会の専門家の姿はなく、大統領が米国を称えるアドリブを交えつつ、さまざまなデータが散りばめられた原稿を読み上げるだけ。国としてのコロナ対策の方向性がみえないまま、感染と不信感がだけが広がっていくかのようだ。

 ▽繰り返す光景

 テキサス州やアリゾナ州の日中の気温はすでに40度近い。深夜からドライブスルーのPCR検査場に向けて、長い長い車の列ができる。検査を受けるのに車で8時間並んだという人もいる。それだけ待っても、検査キットが足りずに検査を受けられなかったという人も少なくない。運よく検査を受けられても、試験機関でも処理能力や必要な試薬の不足で、結果が出るのに1週間以上かかることが多い。

 検査体制確立が遅れ、結局、米国が春に直面していた状況の繰り返しになってしまっている。確かに当時とは異なり、現在は1日あたり70万件以上のPCR検査を実施している。しかし市中感染がこれだけ広がると、現状を維持するだけでも1日に100万件以上、感染を抑制するにはその何倍もの検査をしなければ追いつかないと言われている。

 ロックダウン解除後のコロナ対策本部の戦略は、徹底検査による感染者特定と接触者追跡による感染疑い者の一時隔離で、クラスターを潰すことだった。検査結果を得るのに何日もかかり、無症状の感染者が感染を広げている状況では、接触者追跡も隔離も満足にできない。結果として経路不明の感染が増えていく。

 一方、新型コロナ患者用の病床やICUが満床に近い病院では、医療者の防護具が不足し、ガウンやマスクも頻繁に取り換えられず、医療者の疲弊が著しいといったニュースが流れている。他州や軍の医療部門から応援が始まったが、これも春と同じ状況の繰り返しである。

 今回の感染増加では、比較的若い患者が多いことや、重症患者向けの治療薬ができたことなどで、春ほどは死亡者数が増えないかもしれない。それでも高度な科学力や医療水準を誇るはずの米国で、すでに14万人以上の人を死なせてしまった。

 人は自分にとって不都合なニュースには耳を傾けない。多くの市民は、公衆衛生の専門家が提示する「きわめて不便な日常生活」よりも、トランプ大統領の「コロナなど夏になったら、自然に消える」というツィートを歓迎した。政治家も市民も、自らの目先の利便性や従来の考え方に固執することで、ウイルスが蔓延する環境を作り出している。米国の感染拡大はもはや人災といえるだろう。

5920チバQ:2020/08/02(日) 20:45:09
https://www.sankei.com/world/news/200801/wor2008010018-n1.html
【米大統領選】景気失速、誤算のトランプ氏 バイデン氏には左派の陥穽
2020.8.1 18:04
 【ワシントン=塩原永久】トランプ米大統領が誇った「史上最高の米経済」が、新型コロナウイルス流行で急失速し、好景気を訴える再選戦略は瓦解(がかい)した。政策総動員で経済救済に乗り出したが、大統領選までの3カ月でV字回復する期待は薄い。民主党のバイデン前副大統領は製造業支援などの政策案を次々と発表。コロナ禍が直撃した雇用の再建を打ち出し、トランプ氏の支持基盤である労働者層への浸透を図る。

 「米国のエネルギー産業を廃絶させようともくろむ政治家に言ってやる。テキサスには手を出すなと」

 トランプ氏は7月29日、訪問先の南部テキサス州の原油掘削施設で、そう力を込めた。化石燃料からの転換を促す環境政策を掲げるバイデン氏を念頭に、石油産業を守る姿勢を示した。

 トランプ氏は規制を緩和してエネルギー業界を支援し、原油掘削場の集積地である同州で人気は根強い。だが、共和党の牙城であるはずの同州で、バイデン氏のリードを許す世論調査結果が相次ぐ。異変の背景には、コロナ禍が招いた再選戦略の誤算がある。

 トランプ氏は2月の一般教書演説で「米国衰退の精神を打ち破った」と述べ、大型減税や規制緩和で、戦後最長の景気拡大や半世紀ぶりの低失業率に導いた手腕を前面に再選を目指した。だが、直後のコロナ危機で「すぐにウイルスは消える」と繰り返し、対応が後手に回った。

 30日発表された4〜6月期の実質国内総生産(GDP)は、年率換算で前期比マイナス32・9%と過去最悪を記録。都市封鎖など厳しい感染防止策が響いた。さらに、経済再開を急いだ大統領の掛け声に呼応し、早期に防止策を緩和したテキサス、フロリダなどの南部州を中心に今も感染者が増え、景気に再びブレーキがかかる兆候が出ている。

 一方、バイデン氏は「ビルド・バック・ベター(より良き再建を)」というスローガンを唱え、雇用の立て直しや環境・エネルギー分野の政策集を公表。「バイ・アメリカン(米国製品を買おう)」を旗印に米国製品の製造や販売を促す優遇策を打ち出した。

 「米国第一」を掲げ、製造業が盛んだった中西部の労働者の心をつかんだトランプ氏の支持層を、切り崩そうとの思惑が透ける。

 バイデン氏の政策には党内で存在感を増す左派への配慮もうかがえる。政策集は脱炭素社会の早期実現や幼児教育の無償化も盛り込んだ。党候補指名を争った左派のウォーレン上院議員らが「指南した」(党関係者)とされる。

 バイデン氏は「勤労者世帯に焦点をあてる」とし、トランプ氏の減税の恩恵が富裕層や大企業に偏っていると批判。製造業支援に7千億ドル(約74兆円)を投じる大型政策の財源には、法人税の増税方針を示した。

 ただ、バイデン氏の増税案がGDPを「1・5%引き下げる」(米税制財団)との分析もあり、産業界には警戒感もある。トランプ氏は「民主党は極左に乗っ取られた」と語り、穏健な有権者が民主党支持に流れるのを牽制(けんせい)。バイデン氏が思惑通りに支持者を手繰り寄せられるかは見通せない。

5921チバQ:2020/08/02(日) 20:46:39
https://www.sankei.com/world/news/200801/wor2008010014-n1.html
【米大統領選】ルポ・白人高齢者層の投票行動に注目 トランプ氏から支持離れも
2020.8.1 16:58
 11月の米大統領選に向けて、新型コロナウイルスで健康を脅かされる高齢者の投票行動が注目されている。特に白人高齢者は2016年の前回大統領選でトランプ大統領(74)の勝利を支えたとされるが、感染拡大が収まらない中、一部で支持離れも見られる。激戦州の一つ、東部ペンシルベニア州で有権者の声を聞いた。(ペンシルベニア州ノーサンプトン郡 上塚真由)

 かつてセメント産業で栄えたノーサンプトン郡。16年、トランプ氏の同州での勝利を後押しした白人高齢者層からも、支持離れの声は聞かれた。

 スーパーでの買い物帰りの白人女性、バーバラ・スミスさん(76)は4年前、民主党候補だったクリントン元国務長官を嫌い、トランプ氏を選んだ。しかし、今回は同党のバイデン前副大統領に投票する。

 スミスさんはぜんそくの持病を持つ。新型コロナの治療法として「殺菌剤投与」を口にしたトランプ氏に対し「科学を無視し、いい加減な発言ばかり。トランプ氏が大統領でなければ、ここまで感染が広がらなかった」と憤り、「感染すれば私だって命が危ない。トランプ氏にあと4年間も任せられない」と語った。

 ただ、岩盤支持層は揺らいでいないようだ。同郡の飲食店の前で出会った白人女性、シェリン・ジートさん(65)は「トランプ氏は最高の指導者だ」と話した。自身は新型コロナの影響で解雇されたが「トランプ氏は中国が世界に感染を拡大させた責任を追及し、できる限りのことをしている」と忠誠心をみせた。

 保守志向の強い白人高齢者層は共和党候補に傾く傾向があるが、今回は逆転現象が起きている。7月の米キニピアック大の全米調査によると65歳以上の支持率は、民主党のバイデン前副大統領(77)がトランプ氏を14ポイントもリードする。

 同州のミューレンバーグ大学、クリストファー・ボリック教授は「4年前にトランプ氏に投票した白人高齢者のうち、支持離れを起こしているのは一部だ」としつつ、「トランプ氏は前回ペンシルベニア州で1ポイント未満の僅差で勝利した。新たに穏健派への支持が広がっておらず、白人高齢者票をわずかでも失うことは大きく響く」と指摘した。

 同州をはじめ、南部フロリダ州など激戦州の多くは高齢者の割合が2割前後と高い。全米でも「高齢者の動向が勝敗のカギとなる」(ボリック氏)とみる専門家は多く、高齢者層の支持率低下に悩むトランプ陣営の危機感は強い。

 トランプ政権は、高齢者の新型コロナ対応への不満に神経をとがらせている。15万人を超える米国の死者は65歳以上が8割を占め、高齢者は感染対策を重大視する傾向が強いからだ。

 そのためトランプ氏は7月24日、高額な処方箋薬の価格引き下げを促す大統領令に署名。糖尿病治療に使われるインスリンについて薬価が安いカナダからの再輸入を認め、「高齢者のための大胆かつ歴史的な措置だ」とアピールした。

5922チバQ:2020/08/02(日) 21:05:21
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020080100352&amp;g=int
対中強硬姿勢、競い合い 米大統領選の争点に浮上―トランプ、バイデン両陣営
2020年08月02日07時10分
 【ワシントン時事】11月の米大統領選で、対中政策が争点に浮上している。トランプ米大統領は「中国たたき」を再選戦略に掲げ、ウイグル問題での中国高官に対する制裁や香港への優遇措置の廃止など強硬姿勢を誇示し、民主党候補指名を固めたバイデン前副大統領を「中国に甘い」と非難。バイデン陣営は、同盟軽視のトランプ政権下で「米国の中国に対する立場は弱体化した」と応戦し、強硬姿勢の競い合いの様相を呈している。

 ◇「新冷戦」あおる
 トランプ政権は7月に入り、ウイグル族弾圧をめぐる中国共産党幹部への制裁、中国による南シナ海の領有権の主張否定、香港に認めてきた優遇措置の廃止などを相次いで打ち出した。さらにポンペオ国務長官は演説で、中国の習近平国家主席を「全体主義の信奉者」と批判。「新冷戦」をあおるかのように、中国とのイデオロギー対決に踏み込んだ。
 一連の「中国たたき」は、新型コロナウイルスへの対応の遅れや景気後退から有権者の目をそらすトランプ氏の選挙戦略の一環と見なされている。中国に働き掛けて民主化や国際協調路線への転換を期待する「関与政策」を取ってきたオバマ前政権の副大統領だったバイデン氏を、「弱腰」と印象付ける狙いもある。
 ◇同盟軸に圧力
 これに対し、バイデン陣営は「トランプ政権下でこそ、中国に対する米国の立場は弱まった」と反論する。外交アドバイザーのブリンケン元国務副長官は講演で、トランプ氏の政策は同盟国との関係を弱め、「中国の利益追求を手助けしてきた」と指摘。「バイデン政権が立て直す必要がある」と強調した。
 バイデン陣営は、トランプ氏が「米国第一」を掲げて同盟関係を軽視してきたことや、外交実績として執心する中国との貿易合意への影響を考慮し、ウイグル族弾圧などの人権問題批判をトランプ氏自らが口にしない点を追及。同盟国とともに対中圧力を強化し、人権侵害での中国批判を強めていく考えだ。
 ◇対決の構図不変か
 バイデン氏は1月に発表した外交論文で、気候変動や不拡散、国際公衆衛生など利害が一致する問題では「中国と協調を模索したい」という意向も示している。だが、対中政策が争点化した選挙戦を通じて強硬姿勢を押し出し続ければ、これらの問題での連携が困難になる恐れもある。
 ニューヨーク・タイムズ紙は、世論調査でトランプ氏の劣勢が伝えられる中、政権内のタカ派は強硬策を繰り出していくことで、選挙結果にかかわらず対中政策の「後戻りできない転換」を図ろうとしていると指摘する。トランプ氏が敗北したとしても、現在の米中対決の構図は大枠で変わらない可能性がある。

5923チバQ:2020/08/03(月) 17:30:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/a9e8975007de8e5bcc46d39bf3ebefa7338375a3

招いたコロナ禍、トランプ氏誤算 バイデン氏は討論に不安 米大統領選まで3カ月




8/3(月) 7:09配信


時事通信







トランプ米大統領(右)とバイデン前副大統領(AFP時事)
 【ワシントン時事】トランプ米大統領が再選を目指す11月3日の大統領選まで3カ月。

 早過ぎた経済再開が招いた新型コロナウイルスの再拡大は、与党共和党の地盤である米南部を直撃した。トランプ氏は戦略の修正を迫られ、民主党のバイデン前副大統領を相手に苦しい展開に追い込まれている。

 ◇弱気見せる
 「誰も私のことを好きではない。ひとえに私の性格だろう」。トランプ氏は先週の記者会見で、自身の支持率がコロナ対策を政府に助言するファウチ国立アレルギー感染症研究所長の信頼度より低いと嘆き、珍しく弱気をのぞかせた。

 4月以降、旗を振ってきた経済再開路線は、6月の感染再拡大とともに頓挫。コロナは民主党が強いニューヨークなどで下火になる一方、フロリダやテキサスなど、再選のために落とせない南部各州で猛威を振るっている。

 選挙情勢分析に定評がある「クック・ポリティカル・リポート」は7月下旬、フロリダの情勢を「五分」から「バイデン氏やや有利」に変更。バイデン氏の選挙人の獲得予想数は過半数に当たる270を上回る308に達した。

 フロリダでの共和党大会開催は中止に追い込まれ、支持者の「熱狂」度でバイデン氏と差別化を図る思惑も外れた。過激な反人種差別デモが続く地方都市に連邦治安要員を派遣し、「法と秩序」の回復を訴えるが、反転の手掛かりはつかめていない。

 ◇活動限定、失言に懸念
 バイデン氏は7月、「より良き再建を」をスローガンに製造業復活への巨額投資を発表し、トランプ氏のお株を奪った。40年間民主党が勝利していないテキサス州でテレビ広告を打つなど南部に戦線を拡大し、攻勢に出る。

 ただ、ネットやテレビ出演が多く、記者会見などで厳しい追及を受けない「温室」での活動が続く。9月下旬以降3回の討論会が予定され、失言癖で知られるバイデン氏がトランプ氏と互角の勝負を展開できるか不安視する向きもある。

 前回大統領選の予想を的中させたことで知られるニューヨーク州立大の政治学者ヘルムート・ノーポス教授は「大統領選史上、春までのリードが秋に灰と化した例は枚挙にいとまがない」と指摘。「多くの人はバイデン氏が選挙の試練に耐えられるリーダーかをよく見ている」と語り、予断は禁物だと強調した。

5924チバQ:2020/08/03(月) 22:07:33
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2008030020.html
【米大統領選】バイデン氏が対中強硬打ち出す 「中国に手ぬるい」批判に対抗 
2020/08/03 18:39産経新聞

 【ワシントン=黒瀬悦成】11月の米大統領選で民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領が、中国の不公正な経済慣行や人権抑圧を非難する姿勢を意識的に打ち出し始めた。共和党のトランプ大統領の陣営がオバマ前政権当時のバイデン氏の言動などを理由に「バイデン氏は中国に融和的だ」とする批判を活発化させているためだ。米専門家の間では、バイデン氏は大統領になった場合でも対中強硬姿勢を貫くとの意見がある一方で、「当選すれば民主党の伝統的な対中融和路線に回帰していく」との見方も根強い。

 バイデン氏は7月、中国によって打撃を受けた米製造業の復活に向け「バイ・アメリカン(米国製品を買おう)」政策を発表した。

 また、中国政府による香港国家安全維持法制定に関しては「中国政府が香港問題で米企業や米国民に圧力をかけてきた場合は制裁を科すべきだ」と強調。新疆ウイグル自治区での少数民族弾圧では「自治区での強制労働でつくられた製品の輸入規制を強化せよ」と主張した。

 バイデン氏による一連の発言は、同氏を「北京バイデン」とのあだ名で呼び、覇権的姿勢を強める中国に手ぬるい態度をとってきたとするトランプ陣営からの宣伝攻勢をかわす狙いがあるのは明白だ。

 実際、バイデン氏は大統領選に出馬表明後の昨年5月、「中国は米国とは勝負にならない」と述べ、中国の脅威を過小評価した。同年7月にはオバマ政権下で国務省高官などを務めた約100人が「中国は敵でない」と題した、トランプ政権の対中政策を批判する公開書簡を発表している。

 一方、米調査機関ピュー・リサーチ・センターが今年7月30日に公表した全米世論調査では、中国が「好ましくない」と答えた人は73%に上り、2018年調査から26ポイントも上昇していることが分かった。

 貿易問題や新型コロナウイルス禍などで米世論の対中認識が急速に厳しくなったのを受け、民主党の外交政策関係者の間では、従来の対中姿勢の修正を図る動きも目につき始めた。

 バイデン陣営の外交政策上級顧問を務めるブリンケン元国務副長官は7月、政策研究機関ハドソン研究所の外交問題の大家、ウォルター・ラッセル・ミード氏との対談で、中国が米国に「数々の新たな挑戦を突きつけている」と認め、中国の不公正な商行為や貿易慣行を「このままにしておけない」と強調した。

 問題なのは、こうした民主党の態度変更がトランプ政権からの「対中弱腰」批判に対抗する目的で出てきたことだ。民主党が政権奪取を果たせば、対中強硬姿勢が途端に薄れていく可能性は排除できないとの指摘は少なくない。

 また、台湾問題に関しては、台湾支援の立場を明確にするトランプ政権とは対照的に、バイデン氏周辺の外交専門家は「一つの中国を尊重すべき」とする民主党の伝統的立場を打ち出しており、中国に付け入る隙を与える恐れが強い。

5925チバQ:2020/08/04(火) 15:11:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/720e92f1fee73561bce68a3a500f89a48cf36d02
【解説】副大統領から大統領へ バイデン氏の勝算は?
8/4(火) 12:02配信


米デラウェア州で行われたイベント中に笑顔を見せるジョー・バイデン前副大統領(2020年7月28日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】11月の米大統領選で現職ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏と対決する民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)氏は、自らとペアを組む副大統領候補を間もなく発表する予定だ。

 副大統領職の実際は、米テレビドラマシリーズ「ヴィープ(Veep)」で俳優ジュリア・ルイスドレイファス(Julia Louis-Dreyfus)が演じるほど、ストレスに悩まされたり、困惑したりすることはないかもしれない。
 副大統領とは、大統領を盛り上げる存在だ。国中を回り、大統領がいかに偉大かを人々に説きはするが、副大統領の名前が通りに付けられることはあまりない。
 トランプ政権の副大統領、マイク・ペンス(Mike Pence)氏は典型的なナンバー・ツーだ。
 ペンス氏は、ホワイトハウス(White House)の新型コロナウイルス対策本部を率いるなど重責を任されているが、主な仕事はトランプ氏を賛美するための司令官であるように見えることが多い。
 一方、バラク・オバマ(Barack Obama)政権下で2期連続、副大統領を務めたバイデン氏は、異なる副大統領像を描いている。
 バイデン氏は2009年の大規模な経済救済策を率いた点など、副大統領時代の自分の功績を懐かしみながら強調し、大統領を目指す今、副大統領候補には自分と「同じ気質の」人物を選びたいと述べている。
「バイデン氏が求めているのは、政治的パートナーだ」と言うのは、米セントルイス大学(St. Louis University)のジョエル・ゴールドスタイン(Joel Goldstein)教授(法学)だ。「深いレベルで互いに本当の信頼関係が築け、助言者として本当に機能する最側近を求めていると考えられる」
■米史上初の女性大統領への道?
 当選した場合バイデン氏は就任時78歳で、自らのことは次へつなげるための存在だと考えていることは明らかだ。バイデン氏が選ぶ副大統領候補は、おそらくもっと若く、実質的に民主党の次の大統領候補と目される人物となり得る。バイデン氏が女性を副大統領候補に選ぶことを宣言していることを考えると、その女性は仕事ぶりにかかわらず、歴史をつくることになるだろう。

 米史上、大政党の副大統領候補となった女性は、1984年のジェラルディーン・フェラーロ(Geraldine Ferraro)氏と2008年のサラ・ペイリン(Sarah Palin)氏の2人だけで、どちらもホワイトハウスまではたどり着けなかった。
 バイデン氏が勝利すれば、同氏が選ぶ副大統領候補は米史上初の女性副大統領となり、さらに米史上初の女性大統領となる可能性も生まれる。

5926チバQ:2020/08/04(火) 15:11:44
■選挙を通じてはわずか9人
 副大統領は上院議長であると憲法で規定されており、採決が可否同数の場合に決済票を投じるという重責がある。より非公式なレベルでは、ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)政権下のディック・チェイニー(Dick Cheney)氏のように影の実力者と呼ばれることもある。
 だが一般的に思われているように、副大統領職が大統領を目指す上で最適な踏み台になるかというと、実はそうは言い切れない。
 米史上、大統領になった副大統領はわずか14人だ。しかもうち9人は、選挙で選ばれたわけではない。暗殺されたジョン・F・ケネディ(John F. Kennedy)の後任を含め大統領が任期中に死亡した例の他、ウォーターゲート(Watergate)事件によりリチャード・ニクソン(Richard Nixon)大統領が辞任しジェラルド・フォード(Gerald Ford)氏が就任した例がある。
 副大統領を務めた後に選挙で勝利し大統領になった例は、1989〜1993年に大統領を務めたジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)氏で途絶えている。
 大統領とは異なり、人々の記憶に残る副大統領は少ない。近年では前述したチェイニー氏以外では、ビル・クリントン(Bill Clinton)政権で不可欠の存在だったアル・ゴア(Al Gore)氏の名前が挙げられるだろう。ゴア氏は2000年の大統領選では僅差で敗れたものの、環境活動家として新たに名をはせるようになった。

 そして今、ジョー・バイデン前副大統領がいる。
 バイデン氏がトランプ氏に勝利するという世論調査の結果が正しければ、バイデン氏は今後何年にもわたって歴史の教科書に不可欠な存在となるだろう。【翻訳編集】 AFPBB News

5927チバQ:2020/08/04(火) 17:46:59
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020080300525&amp;g=int
激戦州をコロナ直撃 トランプ氏支持低下に影響―米大統領選まで3カ月
2020年08月04日07時16分

トランプ米大統領=7月11日、メリーランド州(AFP時事)


 【ニューヨーク時事】米大統領選まで3カ月に迫る中、共和党のトランプ大統領と民主党のバイデン前副大統領の激戦が予想される州で新型コロナウイルスの感染が急拡大し、トランプ氏の支持率低下に影響を及ぼしている。トランプ氏の新型コロナ対応に批判的な有権者が増えたのが背景にあるとみられ、2016年の大統領選でトランプ氏が奪還した大票田フロリダ州でも劣勢になっている。
 米国では3〜4月にニューヨーク州など民主党支持者の多い大都市を抱える州で感染が拡大。さらに、感染抑制のため規制していた経済活動の再開を受け、6月以降は特にカリフォルニア、フロリダ、テキサス、アリゾナの西部と南部の4州などを中心に急拡大した。
 民主党が強いカリフォルニア州以外の3州は知事がいずれも共和党で、トランプ氏の方針に従って経済活動再開を積極的に進めていた。CBSニュースなどの世論調査によると、3州では有権者の6割程度が、再開が早過ぎたと回答し、このうちの大半が背景に「トランプ氏の圧力」があると考えている。
 3州は前回大統領選ではトランプ氏が勝利。ただ、選挙予想サイト「ファイブサーティーエイト」の2日の世論調査平均によると、3州ともにトランプ氏の支持率が3月に比べてやや低下。2日時点でバイデン氏がフロリダで5.9ポイント、アリゾナで3.9ポイント、テキサスで0.6ポイントそれぞれリードしている。さらにミシガンやペンシルベニアなど他の激戦州でもトランプ氏は劣勢になっている。
 背景にあるのが、迷走しているトランプ氏の新型コロナ対応だ。ワシントン・ポスト紙などの7月の世論調査によると、トランプ氏の対応への不支持は3月の45%から60%に上昇。逆に支持は51%から38%に低下した。共和党層の支持は8割近くと根強いが、トランプ氏の地盤とされる非大卒の白人男性の支持が15ポイント減の56%となり、地方居住者も11ポイント減の48%に落ち込んでいる。
 フロリダなど4州は、新規感染者が鈍化する兆しが見える一方、中西部では増加が続く。ホワイトハウスのバークス新型コロナ対策調整官は2日、CNNテレビに「今日の状況は3〜4月とは異なる。驚くほど拡散し、都市部と同様に地方にも広がっている」と警告した。激戦州での劣勢を受け、トランプ氏は国民にマスク着用を要請するなど、相次ぎ方針を転換させているが、11月までに盛り返せるか予断を許さない。

5928チバQ:2020/08/06(木) 16:41:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/34edd7b6044d96df6d2a70b14793cfb505c98039
バイデン氏、ネットで指名受諾 民主党大会現地入りせず 米大統領選
8/6(木) 11:12配信


ジョー・バイデン氏
 11月の米大統領選で野党・民主党の候補指名を固めたジョー・バイデン前副大統領(77)は、今月17〜20日に中西部ウィスコンシン州ミルウォーキーで開催される党全国大会で現地入りせず、地元の東部デラウェア州で指名受諾演説をする。党全国委員会が5日発表した。新型コロナウイルスの感染予防措置。党幹部や著名人の演説や各州代議員の投票も遠隔地から実施し、事実上の全面バーチャル開催となる。

 登壇者の会場入りを見送ったことについて、民主党は声明で「ミルウォーキー市民や関係者の感染リスクを避けるためだ」と説明。「我々は新型コロナ危機の発生当初から、米国民の健康と安全を最優先させ、科学や専門家に従ってきた」と強調した。

 ◇トランプ氏「ホワイトハウスから生中継」

 一方、再選を目指す共和党のドナルド・トランプ大統領(74)は5日、FOXニュースに電話出演し、24日に予定される共和党候補指名を受けた受諾演説について「ホワイトハウスからの生中継になると思う」と述べた。

 党関連行事にホワイトハウスを使うことは、歴代大統領の慣例から逸脱し、批判が上がることは必至。トランプ氏は「経費や警備の面でも理想の会場だが、問題視する者がいるなら他に移してもいい」と語った。

 通常の大統領選では、候補を正式指名し選挙公約となる政策綱領を決議する共和、民主両党の全国大会は、挙党一致の態勢を確認し本選に向け勢いをつける大きな節目のイベント。だが今回は、両党の候補者が会場で演説をしない異例の展開となった。【ワシントン高本耕太】

5929チバQ:2020/08/07(金) 18:12:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e24ae2b4abbd83b7663a9b23cc684ec39162515
上院目指すハガティ前駐日米大使、共和党予備選に勝利
8/7(金) 13:13配信

 【ワシントン=平田雄介】ハガティ前駐日米大使は6日、今年11月3日の大統領選と同時に行われる上院選に向け、地元の南部テネシー州の共和党予備選で勝利した。トランプ大統領が全面的に支持。11月の本選で、民主党候補の環境活動家、ブラッドショー氏と対決する。

 ハガティ氏は昨年7月に大使を退任。テネシー州の共和党現職が今期限りで引退するのに伴い、同9月に上院選への出馬を表明していた。ハガティ氏は同州経済地域開発局長を経て、2016年大統領選でトランプ陣営に参加。17年8月から大使を務めた。

5930チバQ:2020/08/11(火) 09:58:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/a98136a496a5984452f3523208266830142330a9
「司法の壁」打破の思惑 判事保守化進めるトランプ米大統領
8/11(火) 7:12配信

時事通信
 【ワシントン時事】トランプ米大統領は就任以来、何度となく裁判所の判決によって政策の実現を阻まれてきた。

 手間のかかる議会審議を省略するため、大統領令などの権限を駆使する政治手法が一因だ。トランプ氏には、最高裁をはじめとする連邦裁判事に保守派を送り込み、そうした「司法の壁」を突き崩したいという思惑がある。

 トランプ氏は2017年1月の就任直後、テロリストの入国阻止を理由に、イスラム圏の一部の国からの入国を一時的に規制する大統領令に署名。ところが「憲法違反だ」と主張する西部のワシントン州などの訴えを受け、同州の連邦地裁が執行の一時差し止めを命じた。

 トランプ氏は、地裁命令に「何か起きたら判事と裁判制度のせいだ」と反発。大統領令は修正を余儀なくされたが、これも法廷闘争に持ち込まれ、連邦最高裁が最終的に容認したのは同年12月だった。

 不法移民の流入阻止を目的に選挙公約で掲げたメキシコ国境の壁建設も、司法に「待った」をかけられた。建設費の予算計上が議会で認められなかったことを受け、トランプ氏は19年2月に国家非常事態を宣言し、国防総省予算の転用を命令。これに対し市民団体が「議会の予算編成権の侵害に当たる」として提訴し、高裁で政権側が敗訴した。最高裁が転用を認めたのは同年7月だ。

 ただ、保守派の判事を送り込んでも、政権に有利な判決が下るとは限らない。両親らに連れられ不法入国した人の救済措置をめぐる裁判で、最高裁は今年6月、制度廃止を目指すトランプ氏の主張を認めなかった。

 また、トランプ氏が拒んできた納税申告書開示の是非が争われた裁判で、最高裁は7月、検察当局からの開示要求は拒否できないとする判決を下した。判決では保守派とされるロバーツ長官に加え、トランプ氏に指名されたゴーサッチ判事もリベラル派の判事に同調し、トランプ氏が主張する「大統領の免責特権」を認めない立場を示した。

5931チバQ:2020/08/12(水) 15:24:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/d6ad3fb3d68aa5231a3afded54349f69e3ab472f

副大統領候補に黒人女性のハリス氏 バイデン氏が発表 米大統領選




8/12(水) 5:26配信


時事通信







バイデン前米副大統領(左)とカマラ・ハリス上院議員(AFP時事)
 【ワシントン時事】米大統領選の民主党候補指名を固めたバイデン前副大統領(77)は11日、黒人女性のカマラ・ハリス上院議員(55)を副大統領候補に決めたと発表した。


 ハリス氏はジャマイカ系とインド系の両親を持ち、将来の大統領候補の一人。政権の新鮮さをアピールする狙いがある。

 バイデン氏はツイッターで「恐れを知らない闘士であり、米国における最良の公僕の一人」とハリス氏を称賛した。ハリス氏も「バイデン氏は米国民を一つにできる。副大統領候補として加わることができ光栄だ」と投稿した。

 ハリス氏は、検事やカリフォルニア州司法長官を歴任し、昨年、大統領選の党候補指名をバイデン氏と争った。黒人男性ジョージ・フロイドさんの死を受けて人種差別への怒りが全米に広がる中、民主党内では非白人の起用に期待が高まっていた。

 副大統領は大統領に万一のことがあれば昇格する。当選すれば米史上最高齢となるバイデン氏の人選は「事実上の後継者」という点でも注目された。バイデン氏自身、「いつでも大統領が務まる人材」を候補の要件に挙げていた。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/62037f85c232619210e863fb93f38a5612128a93

鋭い追及に持ち味 副大統領候補のカマラ・ハリス氏




8/12(水) 11:02配信


時事通信







カマラ・ハリス米上院議員=6日、ワシントン(EPA時事)
 ジャマイカ出身の経済学者の父とインド系の母の間に生まれ、女性としても黒人としても米史上初の副大統領就任を目指してバイデン前副大統領とタッグを組むことになった。

 検事やカリフォルニア州司法長官を歴任。上院議員として、トランプ大統領が指名した連邦最高裁判事候補らを司法委員会の指名公聴会で鋭く追及してきた。

 その矛先はバイデン氏本人に対しても向けられたことがある。昨年6月の民主党指名争いの討論会で、人種差別解消を目的に黒人居住区の子供を白人居住区の学校に通わせるバス通学制度について、バイデン氏がかつて反対していたことを批判。「そのバスに乗って毎日通学していた少女は私よ」と訴え、有権者の共感を誘った。

 バイデン氏が「予期していなかった」この攻撃でハリス氏は注目を集め、一時支持率2位に浮上した。一方で米メディアによると、バイデン陣営内にしこりを残し、ハリス氏に対して「野心家過ぎて信頼できない」と否定的な意見が最後まであったという。

 バイデン氏は11日のツイッターで、デラウェア州司法長官を務め、5年前に死去した長男ボー氏とハリス氏との親交に言及。「彼らが働く人々を助け、女性や子供を虐待から守るのを見て誇らしく思っていた」と語り、早くからその将来性に注目してきたことを明らかにした。

5932チバQ:2020/08/12(水) 15:25:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/9745ee014e763363f0111c5e9a6388e3503d1ac2

民主党の副大統領候補に黒人女性 カマラ・ハリス上院議員




8/12(水) 7:27配信


産経新聞


 【ワシントン=平田雄介】11月3日投開票の米大統領選で民主党の候補指名が確実なバイデン前副大統領(77)は11日、選挙戦をともに戦う副大統領候補に黒人女性のカマラ・ハリス上院議員(55)を選んだ。バイデン氏がツイッターで発表した。

 ハリス氏は17日に始まる民主党全国大会で正式指名を受け、19日に指名受諾演説を行う。女性が副大統領候補に指名されるのは米国史上3人目。黒人女性としては初めて。共和党はトランプ大統領(74)とペンス副大統領(61)の候補指名が確定しており、対決の構図が固まった。

 バイデン氏はツイッターに「ハリス氏を副大統領候補として発表できることを光栄に思う」と投稿した。

 これを受けてハリス氏はツイッターで「指名されて光栄だ。バイデン氏当選のためにすべきことをする」と決意を語った。発表前、ハリス氏は「黒人や有色人種の女性は長い間、公選の職業に就く機会を十分に得られなかった。この状況を11月に変えよう」とツイッターで呼びかけていた。

 同氏は西部カリフォルニア州選出で現在1期目。昨年1月に今回の大統領選への立候補を表明し、トランプ大統領への激しい批判を展開した。バイデン氏らと民主党の指名候補を争い、同12月に撤退した。

 バイデン氏は今年3月、副大統領候補に女性を選ぶと表明していた。また、5月の白人警官による黒人男性暴行死事件以降の差別解消運動の拡大を受け、民主党内で黒人女性を副大統領候補に擁立する機運が高まっていた。

 過去の女性副大統領候補は2008年大統領選のサラ・ペイリン氏(共和党)と1984年大統領選のジェラルディン・フェラーロ氏(民主党)の2人。バイデン氏が当選すれば、ハリス氏が米国史上初の女性副大統領となる。



 カマラ・ハリス氏の略歴 元検事。黒人女性として初めて、西部カリフォルニア州の司法長官を務めた。2017年から同州選出の上院議員(民主党)。父はジャマイカ系、母はインド系の移民2世。1964年10月20日、同州オークランド生まれ。歴史的黒人大学として知られる全米屈指の名門ハワード大学を卒業、カリフォルニア大学法科大学院修了(法務博士)。

5933チバQ:2020/08/12(水) 15:57:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/8fceeca15bb4dcda25eef2d7025b23f3d4e977ae

米国初の女性副大統領になるか?「先駆者」 民主党ハリス氏




8/12(水) 15:35配信


AFP=時事







米大統領選で民主党候補指名を確実にしているジョー・バイデン前副大統領が副大統領候補に指名したカマラ・ハリス上院議員(2019年11月21日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】11月の米大統領選挙で民主党候補指名を確実にしているジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領(77)が、選挙戦を共に闘うパートナーである副大統領候補に選んだのは、黒人女性のカマラ・ハリス(Kamala Harris)上院議員(55、カリフォルニア州選出)だった。

 ハリス氏はこれまでの人生を通じて常に「先駆者」であり続けてきた。「子どものころ、母親から『あなたは色々なことを最初に成し遂げる人になるかもしれない。でも、あなただけでそれが終わりにならないようにしなさい』と言われた」とハリス氏は懐かしそうに振り返る。


 カリフォルニア州で黒人としても女性としても初の州司法長官を務め、南アジア系のルーツを持つ女性として初の米上院議員となった。そして、ハリス氏は今、米史上初の女性副大統領を目指している。


 現在77歳のバイデン氏は、大統領に選ばれても1期のみしか務めないものと予想されている。すると4年後の2024年米大統領選では、ハリス氏が民主党の指名争いを勝ち抜く可能性も出てくる。そうなれば、ハリス氏はさらに大きな歴史を作ること、すなわち米国初の女性大統領の座を狙うだろう。


 ハリス氏は今年、民主党指名争いから撤退し、バイデン氏支持を表明して以降、現職ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の政策への批判をいっそう強めている。


 最近のツイッター(Twitter)投稿でハリス氏は、「トランプ氏は人種差別発言を繰り返して、新型コロナウイルス対応における失敗の責任を自分以外の誰かに転嫁しようとしている」と批判。「それは危険であり、誤っている。そしてアジア系米国人やアジア系移民の実生活に重大な影響を及ぼす」と糾弾した。


 ハリス氏の両親も移民だ。父親のドナルド・ハリス(Donald Harris)氏は経済学者で、ジャマイカからの移民だった。母親のシャマラ・ゴパラン(Shyamala Gopalan)氏は乳がんの研究者で、インドからの移民だった。


■州司法長官同士 バイデン氏の亡き息子と良好な関係
 カマラ・ハリス氏は1964年10月20日、カリフォルニア州オークランド(Oakland)で生まれた。5歳のとき両親が離婚し、ハリス氏は妹と共に母親に育てられた。


 ハリス氏は三権分立の司法府、行政府、立法府のすべてにおける経験の持ち主だ。


 教育は黒人が通う大学として伝統のある首都ワシントンのハワード大学(Howard University)から、カリフォルニア大学ヘイスティングス法科大学院(University of California Hastings College of the Law)に進学。卒業後は検察官となり、サンフランシスコ地方検事を経て、2010年にカリフォルニア州司法長官に任命された。


 州地方長官時代はバイデン氏の息子で、デラウェア州で同じ役職にあった故ボー・バイデン(Beau Biden)氏と職務上、良好な関係を築いたが、ボー・バイデン氏は2015年にがんで死去した。


 2016年に黒人女性として米史上2人目の上院議員となったハリス氏は、検察官として磨いた鋭い質問スキルを駆使し、その舌鋒は特に、トランプ大統領が連邦最高裁判事に指名したブレット・カバノー(Brett Kavanaugh)氏の性的暴行疑惑をめぐる上院審議で遺憾なく発揮された。



■「その少女は私」
 ハリス氏は民主党の大統領候補指名争いに名乗りを上げ、昨年1月、マーティン・ルーサー・キング(Martin Luther King Jr)牧師の誕生日に選挙運動を開始した。民主党候補の第1回討論会では、バイデン氏が1970年代に人種別学校の撤廃・統合を目指したバス通学プログラムに反対したことを取り上げてバイデン氏を攻撃した。


 その際にハリス氏は、「その頃カリフォルニアには、公立学校に統合されることになった二つ目の学年に小さな少女がいて、彼女は毎日、バスで学校に通っていた」「その小さな少女は私だ」と語った。


 その後、昨年12月に民主党指名争いから撤退したハリス氏は今年3月、バイデン氏支持を表明した。バイデン氏は候補者討論会でハリス氏と激突したにもかかわらず、わだかまりはないと明言し、ハリス氏を「第1級の知性の持ち主であり、第1級の候補であり、真のライバルだった」と称賛した。


 トランプ氏の弾劾裁判の採決で有罪票を投じたハリス氏は、トランプ氏を倒すためにはバラク・オバマ(Barack Obama)政権を実現したアフリカ系、ヒスパニック系、女性、無党派層、ミレニアル世代による「オバマ連合」の再構築が必要だと訴えている。【翻訳編集】 AFPBB News

5934チバQ:2020/08/13(木) 15:51:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/3cafaeefd2a5450ecdb42be9273510d3d199c3d1
民主ハリス氏、経済手腕未知数 重要政策にぶれも 米副大統領候補
8/13(木) 7:05配信

 【ワシントン時事】米大統領選の民主党副大統領候補に決まった黒人女性のハリス上院議員。

 訴える経済政策は中道派バイデン前副大統領に近い。だが、同党が重視する医療保険改革で急進左派が提唱する「国民皆保険」を一時支持し、発言がぶれたことも。こだわりのなさを「無難」と評価する見方がある一方、戦後最悪の経済危機を克服する手腕は未知数だ。

 企業増税、規制強化、格差是正―。民主党正副大統領の候補指名を固めたバイデン、ハリス両氏は、これら主要な論点でトランプ政権との違いを鮮明に打ち出す構え。中国に対する制裁関税にも否定的だ。財政拡張を伴う「大きな政府」を志向しつつ、新型コロナウイルス流行下で経済の活力をそがない慎重な政策運営が求められる。

 「その瞬間に妥当かどうかが大事」。ハリス氏は自らの政治信条の柔軟性をアピールする。今年の大統領予備選に出馬した際、路線対立の激しい民主党内の融和を優先。財源問題を棚上げして国民皆保険に言及し、党内左派への配慮をのぞかせた。環太平洋連携協定(TPP)や北米自由貿易協定(NAFTA)にも反対した。

 バイデン、ハリス両氏の「中道寄り」コンビは、米経済界で「トランプ大統領と真逆で予測可能」(商社幹部)と安心感を誘ったもよう。ただ、分断が深まる米国ではリベラルな左派の主張をどう取り込むかも焦点で、市場の関心は「バイデン政権」の経済閣僚の顔ぶれに移る。民主党内には「反ビジネス」色の濃いウォーレン上院議員を財務長官候補に推す声もあるといい、大増税で民間の自由な経済活動が損なわれるとの懸念が台頭している。

5935チバQ:2020/08/13(木) 16:23:43
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020081200965&amp;g=int
バイデン氏、黒人支持強化狙う 副大統領候補にハリス氏―米
2020年08月12日20時13分

米民主党のバイデン前副大統領(右)とカマラ・ハリス上院議員(AFP時事)

 【ワシントン時事】米民主党のバイデン前副大統領(77)は11日、秋の大統領選でタッグを組む副大統領候補に黒人女性のカマラ・ハリス上院議員(55)を選んだ。ハリス氏が「将来の大統領候補」という条件を満たしたことに加え、黒人支持層の強化を狙った。
鋭い追及に持ち味 副大統領候補のカマラ・ハリス氏
 バイデン氏が女性を充てると明言した副大統領候補選びは、5月下旬に全米に広がった反人種差別デモで大きく変質し、非白人を選ぶことへの有権者の期待が高まった。
 黒人は一般的に民主党支持者が多いが、トランプ大統領に敗れた4年前の大統領選は黒人の投票率が下落し、激戦州を落とした一因とも指摘される。バイデン氏は6日のインタビューで黒人が多様性に欠けるかのような失言で批判を招いており、投票率を再び上昇させられる保証はない。
 10日には著名ラップミュージシャンら100人超が声明で「われわれは二つの悪のうち小さな悪を好んで選ぶようなことはしない」と述べ、大統領選での投票棄権をちらつかせて黒人女性選定へ圧力をかけていた。
 黒人民主党議員を支援する政治団体「ブラックPAC」幹部はロイター通信に「今回の発表は旋風を巻き起こす」と評価。ハリス氏選定が情勢にどれだけ影響するかは不透明だが、もし白人を選んでいれば黒人の反発は必至で、少なくとも「安全な選択」(米メディア)だったと言える。

5936チバQ:2020/08/13(木) 20:20:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/44cc24469325f9fac268e0f754222255e63a227c
民主党副大統領候補ハリス氏、米大統領選の波乱要因
8/13(木) 17:51配信

産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】11月の米大統領選で民主党候補指名が確実なバイデン前副大統領(77)が副大統領候補に起用したハリス上院議員(55)をめぐっては、同党関係者が「無難な選択」と評する一方、その存在感の強さから党内の急進左派や共和党のトランプ大統領(74)の陣営から批判や攻撃の標的にされる可能性が指摘される。バイデン陣営の思惑とは裏腹に、ハリス氏は選挙の波乱要因になりかねない。

 バイデン氏の「相棒」が過去の大統領選の副大統領候補に比べて注目を浴びたのは、高齢のため1期4年で退任する公算が大きいバイデン氏を継ぐ形で、2024年大統領選の民主党候補に擁立される可能性が極めて高いためだ。

 ハリス氏はバイデン氏と比較的良好な関係にあるほか、西部カリフォルニア州司法長官や上院議員を歴任しており、バイデン氏が「ハリス氏ならば後を任せられる」と見込んで選んだとの観測が支配的だ。

 英誌エコノミストと調査会社ユーガブによる最新の世論調査では、バイデン氏支持者の51%がハリス氏について「バイデン氏勝利に貢献する」と回答。「貢献しない」は12%だった。

 ただ、民主党関係者の一人は「ハリス氏は元来、大統領を目指す野心が強く、もし副大統領になれば、4年後に確実に大統領候補に収まるため、バイデン氏のために困難な仕事を引き受けるようなことはしないだろう」と指摘する。

 一方、ジャマイカ系を父に、インド系を母に持つハリス氏を選んだのは、黒人に南アジア系なども加えた人種的少数派への広範なアピールを目指したものでもある。

 ただ、党内の急進左派勢力の間では、ハリス氏がカリフォルニア州サンフランシスコの地方検事と同州司法長官時代、多数の人種的少数派を麻薬所持などの比較的軽い罪で次々と監獄に送ったほか、法執行の透明化に向けた改革に反対したとして、同氏に対し懐疑的な見方が根強い。

 一方、米紙ニューヨーク・タイムズ(12日付)などがハリス氏を「現実主義的な穏健派」と評するのに対し、再選を目指すトランプ氏および陣営は、ハリス氏が総額32兆ドル(約3400兆円)を要する医療保険制度改革法案を急進左派のサンダース上院議員らと共同提出したほか、経済活動を停滞させる極端な環境保護政策「グリーン・ニューディール」の支持者であることなどを根拠に「米国史上最も過激で極左的な副大統領候補」と位置づけ、攻勢をかける構えだ。

5937チバQ:2020/08/13(木) 22:44:15
https://www.sankei.com/world/news/200813/wor2008130003-n1.html
民主副大統領候補のハリス氏、黒人票獲得は微妙 米大統領選の構図確定
2020.8.13 01:45
 【ワシントン=黒瀬悦成、平田雄介】11月3日実施の米大統領選で民主党候補指名が確実なバイデン前副大統領(77)は11日、副大統領候補に黒人女性のカマラ・ハリス上院議員(55)を起用するとツイッターで発表した。米国の主要政党で女性の副大統領候補は3人目で、黒人女性では初めて。大統領選は、共和党現職のトランプ大統領(74)、ペンス副大統領(61)コンビとの対決の構図が確定した。

 バイデン氏は「ハリス氏を副大統領候補として発表できることを光栄に思う」と強調。ハリス氏もツイッターで「バイデン氏当選のためになすべきことをする」と表明した。

 ハリス氏は父はジャマイカ系、母はインド系の移民2世で、西部カリフォルニア州サンフランシスコの地方検事、同州司法長官などを経て2017年から同州選出の上院議員。昨年1月に民主党候補指名争いに出馬し、討論会でバイデン氏を激しく攻撃して注目されたが、12月に撤退した。

 バイデン氏は今年3月、副大統領候補に女性を選ぶと表明。高齢の同氏は、副大統領候補の選考に際し、自身が1期で退任した場合に次の大統領候補として務まるかどうかに加え、2年前の中間選挙で民主党の下院での躍進を支えた、大卒以上の女性層への訴求力を重要視した。

 さらに、5月の白人警官による黒人男性暴行死事件を受けた差別解消運動の拡大で、黒人を選ぶよう求める圧力が左派勢力などから強まったことが決め手になった。

 バイデン陣営としては、ハリス氏起用で黒人層へのアピールを図りたい考えだ。ただ、民主党関係者は「ハリス氏はこれまで黒人問題に真剣に取り組んだことがない」と指摘しており、黒人票の獲得につながるかは微妙だ。

5938チバQ:2020/08/13(木) 23:14:53
https://mainichi.jp/articles/20200812/k00/00m/030/237000c
バイデン氏が自分を批判し選挙に有利でないハリス氏を選んだ理由 副大統領候補を読む
会員限定有料記事 毎日新聞2020年8月12日 18時16分(最終更新 8月12日 21時39分)
 11月の米大統領選で政権奪還を目指す民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)が自身の副大統領候補に指名したのは、非白人女性のカマラ・ハリス上院議員(55)だった。共和党現職のドナルド・トランプ大統領(74)を支持率でリードすることから、選挙戦のカギを握る州で有利になる人選を配慮せずに済んだ形だ。党内の融和を目指すとともに、米国社会の多様性を反映する党のイメージも優先した。【ワシントン高本耕太】

 「国を率いるうえで最適の人物だ」。バイデン氏は11日、ハリス氏指名を伝える支持者宛てのメールでそう説明した。今年3月のテレビ討論会で、副大統領候補に女性を起用する意向を明言。その後、新型コロナウイルス危機や白人警察官による黒人男性暴行死事件で米社会の人種間格差に焦点が当たるなか、非白人の女性を選ぶとの観測が広がっていた。

 副大統領候補はランニングメートと呼ばれ、選挙戦を共に戦う伴走者を意味する。苦戦を強いられている陣営は、特定の有権者層からの支持が期待できる人物や、激戦が予想される重点州にゆかりの深い人物など「選挙に有利か」という点を重視して人選するケースが多い。

 その基準からいえば、ハリス氏はもともと民主党勝利が確実なカリフォルニア州を地盤として、得意分野の司法改革がバイデン氏と重なるため対象とならない。だが現在、南部フロリダなど接戦6州で軒並みトランプ氏をリードするバイデン氏…

5939チバQ:2020/08/13(木) 23:15:26
https://www.cnn.co.jp/usa/35158129.html
米共和党の上院の過半数、11月の選挙で失われる可能性も
2020.08.13 Thu posted at 19:45 JST

(CNN) 今年行われる選挙で、共和党が過半数を押さえる米上院を民主党が奪還する可能性が出てきた。政界の情勢分析で知られる「クック・ポリティカル・リポート」が指摘した。

クックの編集者ジェシカ・テイラー氏は、トランプ大統領が新型コロナウイルスへの対応で方針変更を拒んでいることから、トランプ大統領は自身の再選の可能性を台無しにするだけでなく、共和党が過半数を確保している上院をも一緒に失う可能性を高めていると指摘。民主党が1〜3議席を獲得して過半数にわずかに及ばないという状況よりも5〜7議席増やす可能性のほうが高いとの見通しを示した。

クックの分析では、アリゾナ州の共和党候補は劣勢となっている。共和党が議席を確保しているコロラド、ジョージア、アイオワ、メーン、モンタナ、ノースカロライナの各州は五分五分という状況だという。
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一方で、民主党が確保している議席で劣勢なのはアラバマ州だけとなっている。11月の選挙で民主党がホワイトハウスだけでなく上院も獲得するほどの大きな情勢変化が起きる可能性は強調しすぎることはない。もしそれが実現すれば、民主党は2009〜11年のオバマ大統領の1期目以来、上下両院を押さえることになる。

もし、このような共和党にとって悪夢のシナリオが現実となれば、すでに起きているトランプ大統領後の共和党の在り方についての話し合いは活発化するだろう。共和党にとって残念なことに、そうした話し合いは共和党が政界での権力を失った後で行われる可能性が高そうだ。

5940チバQ:2020/08/13(木) 23:15:52
https://www.cnn.co.jp/usa/35158068.html
バイデン氏はなぜハリス議員を副大統領候補に選んだのか
2020.08.12 Wed posted at 18:06 JST
(CNN) ジョー・バイデン氏は84日後、米大統領選に勝利すると考えている。

それが、副大統領候補としてカマラ・ハリス上院議員を選出したと発表した東部時間午後4時直後にバイデン氏から送られた明白なメッセージだった。

ハリス氏は今年初めの民主党内での大統領選の候補者指名争いに出馬したものの成功しなかったが、何カ月もの間、バイデン氏の副大統領候補として先頭を走っていた。それは、実に理にかなっていた。

ハリス氏は自身が出馬した2020年大統領選の指名候補争いのおかげで全国規模の厳しい目にさらされていた。

ハリス氏は、カリフォルニア州司法長官を経験したほか、2017年からは上院議員を務めており、政府での経験がある。

ハリス氏は55歳で、より若い世代の指導層を代表している。バイデン氏は2021年の大統領就任時には78歳となるが、こうしたことが選択の際の大きな要素となると述べていた。

ハリス氏は歴史的な選択であり、主要政党の全国規模での候補者リストでは、アフリカ系および南アジア系の女性としては初の選出となる。

ハリス氏はカリフォルニア州選出で、同州は民主党の投票者と民主党の寄付者が数多くいる。

ハリス氏は、黒人男性のジョージ・フロイドさんが5月に死亡し、その後全国規模の抗議デモが起きたことを受けて、人種問題と警察改革の必要性について積極的に発言している。

これほど多くのチェックマークが入る、バイデン氏の副大統領候補は誰もいなかった。

今回の選択からわかるのは、バイデン氏とバイデン氏の選挙陣営がより予想しにくい候補者の選出をする必要性を感じなかったということだ。彼らはハリス氏の選出が大きな注目を集めることを知っていると同時に多くの人々がそうするだろう予測していた。ハリス氏を選択したという歴史的な意味合いにもかかわらず、バイデン氏とその顧問は、ハリス氏の選出が一部からは驚くにあたらないと指摘される可能性があることもわかっていた。

しかし、ある人にとって「驚くにあたらない」ことは別の人にとって「安全」を意味する。まさしくハリス氏がそれで、バイデン氏が必要と考えているものでもあった。

もしあなたがバイデン氏で、これが3度目となる大統領選への出馬であり、事実上すべての接戦州と全国規模の世論調査でドナルド・トランプ大統領をリードしているなら、これから本選の11月3日まで毎日、大統領選の基礎的な力学を変更するような脅威を引き起こしたくないと考えるだろう。そうした基礎的な力学とは今回の大統領選はトランプ大統領の1期目に対する国民投票であり、それはより具体的に言えば、米国の新型コロナウイルスの感染拡大に対応するトランプ氏の場当たり的で誤った方法に対する投票だ。

この考え方でいくと、バイデン氏が必要としているのはトランプ氏が解任に値すると有権者を説得するために多くの時間を費やすことであり、自身が大統領職に適していると信じさせることに費やす時間は比較的少なくなる。

これが意味するのは、バイデン氏は大統領選では自身に関する話題をできるだけ少なくしたいということだ。バイデン氏は2016年の大統領選の再現は望んでいない。2016年の大統領選ではヒラリー・クリントン元国務長官は国務長官時代の出来事や電子メールについてトランプ氏からの防戦を余儀なくされた。バイデン氏は大統領選を言葉の応酬や、個人攻撃という点からどちらがより低俗になれるのかを見る戦いにしたくないと考えている。

バイデン氏のしたことは今回の副大統領候補選出を通じて、大統領選を引き続きトランプ氏に対する国民投票となる機会を最大化することであり、また、もしバイデン氏が退任する際にはその後を継げるだれかを選出したということだ。

5941チバQ:2020/08/13(木) 23:16:52
https://www.cnn.co.jp/usa/35157619.html
トランプ氏、「必勝」のノースカロライナ州でも劣勢 米大統領選
2020.08.03 Mon posted at 11:18 JST
(CNN) 11月に行われる米大統領選の接戦州とみられているノースカロライナ州で、ドナルド・トランプ大統領が厳しい戦いとなっていることがわかった。CBSニュースとユーガブの世論調査で明らかになった。

投票する可能性の高い有権者の中で民主党からの指名を確実にしているジョー・バイデン前副大統領を支持する人の割合は48%とトランプ氏の44%を上回った。NBCニュースとマリスト大学が先ごろ発表した世論調査ではバイデン氏が7ポイントのリードだった。

はっきりさせておかなくてはならないのは、ノースカロライナ州での勝利なくして、トランプ氏が大統領選に勝利する道はほとんどないということだ。加えて、バイデン氏がノースカロライナ州で勝利すれば、上院で民主党が過半数を獲得する手助けとなる可能性がある。

ノースカロライナ州は典型的な接戦州で、共和党寄りとなっている。トランプ氏は前回の2016年の大統領選では4ポイントの差をつけて勝利した。

バラク・オバマ前大統領は2012年の大統領選では2ポイントの差で敗れている。オバマ氏は一般投票では4ポイント上回る得票を得ていた。実際のところ、過去40年間でノースカロライナ州で勝利した民主党候補は2008年のオバマ氏だけで、このときも0.3ポイント差の勝利だった。

もし、バイデン氏が現在の世論調査通りの結果を得られれば、1976年にジミー・カーター氏が11ポイントの差をつけて勝利して以来、民主党としては最良の結果となるかもしれない。

バイデン前副大統領。ノースカロライナのほか、フロリダやミシガンなどの州でも堅調だ/Spencer Platt/Getty Images
バイデン前副大統領。ノースカロライナのほか、フロリダやミシガンなどの州でも堅調だ/Spencer Platt/Getty Images
ノースカロライナ州で勝利せずに大統領選を勝った共和党員は1956年のドワイト・アイゼンハワー氏以来出ていない。

言い換えれば、バイデン氏は大統領選に勝利するためにノースカロライナ州で勝つ必要はないということだ。バイデン氏にとって最良の道である可能性が高いのは、五大湖周辺の接戦州を押さえることだろう。

バイデン氏はフロリダやミシガン、ペンシルベニア、ウィスコンシンといった各州で堅調で、アリゾナ州でも良い戦いをしている。こうした州を合わせればノースカロライナ州を失っても約320人の選挙人を獲得できそうだ。

5942チバQ:2020/08/14(金) 14:27:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/50d33fe312b689b585219fbe4be45b7a02687334
米副大統領候補に咲いた「ハス」の花 カマラ・ハリス氏とはどんな人物なのか
8/12(水) 19:45配信


バイデン前副大統領の選挙集会で演説するカマラ・ハリス上院議員=米中西部ミシガン州デトロイトで3月9日、AP
 11月の米大統領選で、民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)が、自身の副大統領候補に選んだカマラ・ハリス上院議員(55)は、同党と共和党の2大政党で史上3人目の女性副大統領候補となる。大統領に万が一の事態が生じた場合、副大統領は大統領に昇格する。過去の女性候補や大統領に昇格した副大統領の事例とともに、ハリス氏の横顔を紹介する。【ワシントン古本陽荘】

 ◇トランプ陣営の「ロシア疑惑」を検察官のように厳しく追及

 カリフォルニア州北部で生まれ育った。父はジャマイカ系黒人で経済学者、母はインド系でがんの研究者だった。

 黒人エリート教育機関と言われる首都ワシントンのハワード大を卒業後、カリフォルニア大ヘイスティングス法科大学院に進み、同州の司法試験に合格。地方検事として麻薬問題やギャング撲滅などに取り組んだ。

 2010年に公選制のカリフォルニア州司法長官に就任。2年後の民主党全国大会で演説し、同党のスター政治家候補として注目が集まった。引退した同州のバーバラ・ボクサー元上院議員から政界入りを勧められ、16年上院選で初当選した。

 上院では、司法委員会や情報特別委員会に所属。16年大統領選でのトランプ大統領の陣営とロシアとの癒着に関する「ロシア疑惑」の公聴会では、セッションズ司法長官(当時)を検察官のように厳しく追及する姿が話題を呼んだ。

 夫のダグラス・エンホッフさんは弁護士。カマラはサンスクリット語で「ハス」を意味する。

 ◇女性の副大統領候補は過去2例のみ、いずれも敗北

 米国の歴代大統領候補は、自分の弱点を補完できる人物を副大統領候補に選んできた。就任後の政治的安定性を確保するため、自分とは支持層や思想が異なる人物を選んだり、選挙戦を有利にするため、大統領選で接戦となる州から選んだりするなど狙いはさまざまだ。

 女性の副大統領候補の例は、小政党では多数あるが、実際に勝利する可能性のある共和、民主両党では、過去2例しかない。1984年大統領選で民主党大統領候補のモンデール元副大統領が選んだフェラーロ下院議員(当時49歳)と、2008年大統領選で共和党大統領候補のマケイン上院議員が起用したペイリン・アラスカ州知事(当時44歳)だ。いずれも敗北した側の政党に所属し、就任はしていない。

 フェラーロ氏は、女性票の拡大を狙った人選といわれた。「女性初」候補だったうえ、イタリア系の裕福ではない家庭で育った経歴から大きな注目を集めた。しかし、外交や安全保障分野の経験が乏しいことが不安視された。また、不動産業の夫が営む会社での収入を適正に申告していなかった疑惑が報じられ、釈明に追われた。

 ペイリン氏の指名は、中道保守のマケイン氏に不満を持っていた共和党支持の保守層から喝采を浴び、「ペイリンブーム」が起きた。しかし、対露政策について尋ねられ「アラスカからはロシアが見える」と回答するなど、見識を疑われる場面が相次いだ。

 一方、米国の合衆国憲法は、大統領が死亡、辞任した場合、あるいは弾劾裁判で有罪となり解任された場合に、副大統領が大統領に昇格すると規定している。大統領の任期途中で、副大統領が大統領になった例は過去に9例ある。民主党の事務所に盗聴器を仕掛けようとした「ウォーターゲート事件」を受け、辞任したニクソン大統領(共和党)の後任となったフォード大統領を除き、8人は死亡した大統領の後任として昇格している。4人は大統領が暗殺されたためで、残る4人は大統領の病死による就任だった。

5943チバQ:2020/08/16(日) 20:25:07
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2008150021.html
【米大統領選】ドラマ生んだ民主党大会 変遷の歴史
2020/08/15 17:29産経新聞

 11月の米大統領選に向けて史上初のリモート方式で開催される民主党全国大会は、これまでもさまざまな変遷やドラマがあった。

 議会図書館などによると、最初の民主党大会は1832年5月に東部メリーランド州ボルティモアで開かれた。この大会で「民主党」の名称が初めて正式に採用された。党大会での恒例行事である、各州からの代議員の一人がそれぞれの州での候補指名争いの結果を発声方式で発表する慣例も第1回大会で始まった。

 大統領候補への正式指名を受けて本人が会場で指名受諾演説をするようになったのは1932年の中西部イリノイ州シカゴでの党大会から。演説をしたのは、同年の大統領選で当選し、45年4月に死去するまで大統領を務めたフランクリン・ルーズベルト氏。同氏は演説で、世界恐慌により打撃を受けた米社会の再生と改革に向けた「ニュー・ディール」構想を訴えた。

 一方、民主、共和両党の党大会が初めてラジオで中継されるようになったのは24年。民主党が東部ニューヨーク市で開いた大会では、当時42歳のルーズベルト氏による演説が注目され、同氏がニューヨーク州知事を経て大統領に登りつめる契機となった。

 テレビの生中継は48年、東部ペンシルベニア州フィラデルフィアで開かれた共和党大会が最初で、52年に共和、民主両党が中西部イリノイ州シカゴでそれぞれ開いた大会でテレビが本格導入された。(ワシントン 黒瀬悦成)

5944チバQ:2020/08/16(日) 20:25:45
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-200815X266.html
郵便投票で大量無効票?=郵政公社「集計に間に合わない恐れ」―米大統領選
2020/08/15 14:14時事通信

 【ワシントン時事】11月投票の米大統領選で、新型コロナウイルスの感染拡大を背景に大幅な増加が見込まれる郵便投票について、郵政公社が「集計期限までに選管へ票を届けられない恐れがある」と警告している。配達が遅れ、集計に間に合わない「無効票」が大量に生じた場合、選挙結果の正当性が疑問視される可能性もある。

 米紙ワシントン・ポストによると、郵政公社は7月29日付で国内46州と首都ワシントンの選管当局に書簡を送付し「州法で定められた(郵便投票の)申請や投票の期限の一部が、公社の配達基準にそぐわない」と指摘。州法で定める期限の直前に投函(とうかん)された票が、集計期限内に配達できないリスクがあると警告した。

 この背景には、郵政公社が抱える巨額の赤字がある。経費節減を進めた結果、一部地域の配達に1週間程度の遅れが発生。公社はさらに郵便仕分け機の10%削減も決めており、郵便で大量の票が投じられれば、期限内に処理できなくなるという懸念が高まっている。

 郵便投票の拡大は、白人に比べ投票率が低く民主党支持者が多いとされる黒人やヒスパニックの投票参加を後押しすると言われる。再選を目指す共和党のトランプ大統領は、かねて「不正が起きる」「結果判明に時間がかかる」などと主張し郵便投票に反対。新型コロナを受けた経済対策をめぐる与野党協議でも、民主党が要求する郵政公社への支援拡大に否定的立場を示してきた。

 ワシントン・ポスト紙によれば、郵政公社は書簡送付先のうち40州に対し、大量の遅配が発生しかねないとして「重大な警告」を伝達。この中には共和、民主両党の支持が伯仲する「激戦州」と位置付けられるフロリダ、ミシガン、ペンシルベニアの各州が含まれる。これらの州で大量の無効票が出た場合、選挙で敗れた陣営が結果に異議を唱えることも考えられる。

5945チバQ:2020/08/19(水) 15:05:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/0e884495bd58b1368aaf10cf40044bacbf20fc5f
バイデン氏はなぜ大統領候補になったか 苦難と復活の人生、妻子が事故死
8/19(水) 12:18配信


トランプ氏とバイデン氏のプロフィール
 【ワシントン=平田雄介】11月の米大統領選で民主党の大統領候補に正式指名されたジョー・バイデン氏(77)は、日本では2013(平成25)年12月の安倍晋三首相の靖国神社参拝に「失望」を表明したオバマ前政権の副大統領として知られる。米国でも失言癖などが問題視されてきた。なぜ支持されるのか。

【写真】大統領候補に正式指名後、姿を見せるバイデン氏とジル夫人

 バイデン氏は1942年生まれ。東部ペンシルベニア州とデラウェア州で育った。幼少期から吃音に悩み、頭の中で話す内容を確かめてから発話するなど苦労して克服した。

 シラキュース大学法科大学院在学中に最初の妻、ネイリアさんと出会う。結婚して飼い始めたイヌを「セネター(上院議員)」と名づけた。72年11月、29歳で上院議員に当選。史上5番目の若さだった。同12月、クリスマスの買い物に出かけた妻と1歳の娘を交通事故で亡くした。息子2人も重体。一時は議員就任を辞退しようとしたが、説得を受け翻意した。子供たちのため、首都ワシントン(コロンビア特別区)には住まず、デラウェア州から長距離列車で通勤を続けた。

 上院議員として外交や刑事司法、薬物問題に取り組んだ。外交、司法委員会では委員長も務めた。91年の湾岸戦争で武力行使に反対した。イラク戦争に先立つ2002年の武力行使決議案では賛成に回り、のちに「後悔」を口にした。「すべての重要な外交政策と安全保障に関する判断でミスを犯してきた」(ゲーツ元国防長官)という評価もある。

 この間、1977年に英語教師のジル夫人と再婚。のちに一女に恵まれた。45歳だった88年、脳動脈瘤の破裂で2度の手術を受け、7カ月で復帰。率直で親しみの持てる人柄で交流は広く、2018年に死去したマケイン上院議員(共和党)の葬儀の際は故人の希望で弔辞を読み、「兄弟のように思っていた」と涙を流した。

 大統領選は1988年と2008年にも挑戦した。最初は演説の盗用を指摘され撤退、2度目はオバマ前大統領とクリントン元国務長官(当時は上院議員)の争いに加われなかった。

 16年大統領選の出馬が取りざたされた15年、デラウェア州の司法長官を務めた46歳の長男、ボー氏を脳腫瘍で亡くし、失意のうちに立候補を見送った。

 今年の民主党候補指名争いでは中道穏健派の支持を集め、急進左派のサンダース上院議員を退けた。

 オバマ前大統領のミシェル夫人は17日、幾多の苦難を乗り越えた「彼の人生は復活の証」と支持し、新型コロナウイルスと不況に苦しむ米国の再建を託した。

5946チバQ:2020/08/19(水) 17:21:58
https://www.afpbb.com/articles/-/3299855?cx_part=latest
カナダ財務相にフリーランド副首相、初の女性
2020年8月19日 12:18 発信地:オタワ/カナダ [ カナダ 北米 ]
【8月19日 AFP】カナダのジャスティン・トルドー(Justin Trudeau)首相は18日、辞任したウィリアム・モルノー(William Morneau)財務相の後任に、クリスティア・フリーランド(Chrystia Freeland)副首相(52)を指名した。女性が財務相になったのはカナダで初めて。
 モルノー氏は、新型コロナウイルス流行下の経済政策でトルドー氏と対立していたほか、慈善団体と政府の契約交渉をめぐる倫理的問題で、17日夜に突然政界引退を発表していた。

5947チバQ:2020/08/19(水) 19:37:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/10388bfb67a2f156b9f341ff853cf9f3be1607a8
政権打倒、最古参に託す 米民主、バイデン氏を正式指名 大統領選
8/19(水) 19:16配信
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米民主党のオバマ氏とバイデン氏(右)=2012年9月、アイオワ州アイオワシティー(EPA時事)
 【ワシントン時事】米民主党全国大会は18日、11月の大統領選の候補者にバイデン前副大統領(77)を正式指名した。

 1年以上に及んだ指名争いは急進的な改革や女性、若さを売りにする多彩な候補がしのぎを削ったが、民主党支持者が託したのは40年以上の政治歴を誇る中道派の最古参だった。残り80日を切った選挙戦で、トランプ大統領(74)打倒を誓う。

 指名投票は、予備選や党員集会で選ばれた全米50州と各地域の代議員によって郵送で行われた。ABCテレビによると、サンダース上院議員(78)の1151票に対し、バイデン氏が3558票。指名を受けたバイデン氏は「心の底から感謝する」と語り、「ありがとう」と繰り返した。

5948チバQ:2020/08/20(木) 16:36:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a866d3399fe79f13a5a099d1c42b3bfa19805a1
ジョー・バイデン氏、どん底見た苦労人 外交通、危なっかしさも 米大統領選
8/20(木) 7:10配信
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2008年の米民主党大会で、聴衆に応えるバイデン氏と15年に亡くなった長男のボー氏(左)=08年8月、米コロラド州デンバー(AFP時事)
 政治の門をたたいた48年前、若きホープは愛する家族を突然失い、人生のどん底を見た。

 挑戦と挫折を繰り返し、政界の最長老格として迎える11月の大統領選で、かつてない大きな壁に挑む。

 地元デラウェア州から上院選に臨んだ1972年。地盤と金を持たない29歳の郡議会議員は共和党重鎮の現職を破った。ベトナム撤退と改革を唱え、若さとエネルギーをアピール。「ケネディ流」の大逆転勝利と当時の新聞は伝えている。

 1カ月後、希望に満ちあふれた前途は打ち砕かれる。クリスマスの買い物帰り、妻ネイリアさん=当時(30)=が運転するステーションワゴンに大型トレーラーが衝突。ワシントンでスタッフ採用の面接に臨んでいたバイデン氏はチャーター機を使って病院に急行したが、ネイリアさんと1歳半の娘ナオミさんが帰らぬ人となった。

 当時の本人の言葉はあまり残っていない。スタッフは、「悲劇の若者」にインタビューしようと追い掛けるマスコミから逃れるのに必死だったと証言している。事故でけがをした長男と次男の面倒を見る傍ら、「2人に代わりの父親はいない」と辞職を考えたが、説得され議員を続けた。

 不幸はさらに続く。2015年、将来を嘱望された長男ボー氏=当時(46)=を脳腫瘍で亡くした。同じデラウェア選出のクーンズ上院議員は度重なる喪失が政治家バイデンを形づくったとして、「人をなぐさめ、声を聞き、つながりを持つ能力は人間離れしたものがある」と米メディアで語っている。

 上院議員としては法務、外交畑を歩み、共和党のブッシュ(子)政権下で米国が対テロ戦争に突き進んだ当時は外交委員長だった。オバマ前大統領が副大統領に起用したのも、豊富な外交経験が理由だ。

 ただ、繰り返す失言や、ここ一番の判断には疑問の声も上がる。ブッシュ政権と民主党のオバマ政権で国防長官を務めたロバート・ゲーツ氏は14年に出版した回想録で「好きにならずにはいられない人物」と評しつつ、「重要な外交政策において彼は40年間、ほぼ全てで間違ってきた」と批判する。

 ある会議で、ゲーツ氏とバイデン氏の意見が一致したことがある。会議後、部下にそのことを指摘されたゲーツ氏は「分かっている。だから自分の意見を考え直しているところなんだ」と逆に不安になったと明かしている。

 副大統領時代に来日経験があり、16年には「日本の憲法は私たちが書いた」と発言して物議を醸した。

 42年11月、ペンシルベニア州スクラントン生まれの77歳。昨年春、「トランプ政権が8年続けば、国のありようが根本的に変わってしまう」と出馬を決断した。これまで2回大統領選の党候補指名を目指したが、本命候補として扱われたのも、実際に指名されたのも今回が初めてとなる。

5949チバQ:2020/08/20(木) 22:08:03
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2008200020.html
【米大統領選】「闘犬」役担うハリス氏 女性副大統領候補に壁も
2020/08/20 16:44産経新聞

 11月3日実施の米大統領選の民主党副大統領候補に正式指名されたハリス上院議員は19日の指名受諾演説で「より良い行動をし、人々を結集させるためにバイデン前副大統領を選ばなくてはならない」と力強く訴え、政治家としての安定感を示した。

 ハリス氏起用の理由で必ず指摘されるのは、「高齢のバイデン氏が1期で退任した場合、後を継いで大統領候補になれる能力のある人物を選んだ」というものだ。しかし、これは説得力に乏しい。

 現行選挙制度で副大統領から大統領選に出馬し当選したのは第8代バン・ビューレン、第41代父ブッシュ両大統領しかいない。しかも、2人は4年後の再選に失敗している。

 これに対し、副大統領から大統領候補となり敗北したのは、民主党のジョン・ブレッケンリッジ(1860年大統領選)、ヒューバート・ハンフリー(1968年)、アル・ゴア(2000年)と3人もいる。ハリス氏に将来の大統領の椅子が約束されているとは到底言えない。

 民主党関係者は決して表立っては口にしないが、ハリス氏の起用は、バイデン氏に万一の事態が起きて任期途中に職務の続行が不可能になった場合を見越したものだ。だからこそ、ハリス氏の政治家としての資質が過去の副大統領候補に比べ一層注目されるのだ。

 新型コロナウイルス危機下での前代未聞の大統領選には、どこか「死の影」がつきまとう。

 一方、過去の大統領選で副大統領候補に期待されてきたのは、大統領候補に成り代わって対立候補に激しく挑みかかる「闘犬」という憎まれ役の立場だ。

 過去には1952年大統領選で当選した共和党のドワイト・アイゼンハワー氏の副大統領候補、リチャード・ニクソン氏(後に第37代大統領)や、76年大統領選で敗退した同党現職フォード大統領の副大統領候補だったドール上院議員がその役回りを務めた。

 元地方検事で、民主党の大統領候補指名争いでは旧知のバイデン氏を「人種差別的」と容赦なく非難したハリス氏であれば、トランプ氏やペンス副大統領に中傷すれすれの舌鋒(ぜっぽう)鋭い攻撃を展開するのは確実だ。

 ただ歴史的にみて、ハリス氏が民主支持層を活性化させ、選挙戦を有利に導く保証は全くない。

 84年大統領選で民主党はジェラルディン・フェラーロ氏を米史上初の女性副大統領候補に指名し、一時は「フェラーロ旋風」が起きた。しかし、民主党大統領候補のモンデール前副大統領(当時)は共和党現職のレーガン大統領に対し、選挙人投票で525対13という歴史的大敗を喫した。

 2008年大統領選では、共和党大統領候補のマケイン上院議員が当時アラスカ州知事だった女性のサラ・ペイリン氏を副大統領候補に起用。しかし、マケイン氏は知識不足のペイリンに足を引っ張られる形で民主党のバラク・オバマ氏に敗れた。

 1960年大統領選での民主党のジョン・F・ケネディ候補の勝利は、副大統領候補のジョンソン上院議員(当時)が地元テキサス州の票を固めたのが要因と指摘されるが、そうしたケースはむしろ例外だ。

 今後、「ハリス旋風」なるものが起きたとしても、民主党は過度の期待を抱かない方がよさそうだ。(ワシントン支局長 黒瀬悦成)

5950チバQ:2020/08/20(木) 22:09:45
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3299740.html
【解説】2020年米大統領選 本選までの主な流れ
2020/08/20 17:00AFPBB News

【解説】2020年米大統領選 本選までの主な流れ

ドナルド・トランプ大統領(左)とジョー・バイデン前副大統領(2020年3月4日作成)。(c)SAUL LOEB and Ronda Churchill / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】11月の米大統領選に向け、民主党はジョー・バイデン氏を大統領選の候補として正式に指名した。バイデン氏は、候補指名争いでは多数の対立候補を相手に形勢を逆転し、6月には指名獲得を確実にしていた。副大統領候補には、撤退した候補の一人、カマラ・ハリス上院議員が指名された。

 激しい予備選と副大統領候補選びを終え、バイデン/ハリス陣営は、共和党の対立候補ドナルド・トランプ大統領に照準を合わせ、11月3日の大統領選に向けて有権者へのアピールを開始した。だが、新型コロナウイルスの感染拡大により、バイデンとトランプ両氏の選挙戦は前例のない変更を余儀なくされている。ここでは11月の本選に向けての重要なステップをまとめた。

■予備選

 予備選シーズンは2020年2月、アイオワ州とニューハンプシャー州を皮切りに本格化。民主党の予備選には過去最多の28人が名乗りを上げ、政策、イデオロギー、経験、大統領の適性などをテーマに討論を重ねた。

 バイデン氏はスタートダッシュに失敗したものの、バーニー・サンダース氏、エリザベス・ウォーレン氏、ハリス氏ら対立候補の上院議員を抑えて最終的に指名を確実にした。

■8月17〜20日:民主党全国大会

 18か月に及んだ激しい選挙戦を経て、民主党全国大会で正式にバイデン氏とハリス氏が正副大統領の指名候補として選出された。

 当初、全国大会は7月にウィスコンシン州ミルウォーキーで開催される予定だったが、新型ウイルスの影響で延期と大幅な変更を余儀なくされ、4年に一度の一大行事である大統領選挙としては史上初のオンライン開催となった。

■8月24〜27日:共和党全国大会

 トランプ氏も1週間後には、民主党と同じ制約と課題に直面することになる。共和党大会は当初、ノースカロライナ州シャーロットで開かれる予定だったが、同州の民主党知事が新型ウイルスの影響を懸念し、大勢が来場する形での開催を拒否したため、トランプ氏はフロリダ州ジャクソンビルに場所を移した。

 その後、トランプ氏は聴衆の前での演説をあきらめ、現在はホワイトハウスからバーチャルで指名受諾演説を行う予定と報じられている。

5951チバQ:2020/08/20(木) 22:09:55
■大統領候補討論会、投票日、就任式

 現職と挑戦者がステージ上で対決する90分間の討論会は計3回行われ、すべてテレビ中継される。第1回討論会は、9月29日に米オハイオ州クリーブランドで開催され、第2回は10月15日にフロリダ州マイアミ、第3回は同22日にテネシー州ナッシュビルで開かれる予定だ。

 トランプ氏は、今年の大統領選では11月3日の投票日より早く郵便投票を行う有権者が増えるとして、予定された第1回討論会より早い時期に追加の討論会を開くよう要求していたが、主催者側はこの提案を却下した。

 一方、副大統領候補による討論会は、現職のマイク・ペンス氏と、バイデン氏陣営のハリス氏によって、10月7日にユタ州で1回限りの開催が予定されている。

■11月3日:投票日

 世界が注目する中、米国の有権者らは次のホワイトハウスの主を選ぶために一票を投じる。しかし今年は、新型ウイルスの感染拡大の影響で、利用が激増するとみられている郵便投票をめぐって重要なせめぎあいが繰り広げられている。

 トランプ氏は先週、米郵政公社に対して、11月の大統領選に向けたリソースの拡充を認めない考えを公然と示し、それによって郵便投票作業に影響が出ると予想されている。

 郵便投票がバイデン氏に有利に働くことを懸念するトランプ氏は、郵便投票では大規模な不正行為につながりかねないとたびたび主張している。ただ、すでに郵送による投票を行った州からは、そうした言い分を裏付ける証拠は出ていない。

■2021年1月20日:就任式

 トランプ氏が2期目の就任を宣誓するか、バイデン氏が波乱に満ちた政権に終止符を打ち、連邦議会議事堂の石段で第46代大統領に就任するか、そのいずれかとなる。 【翻訳編集】AFPBB News

5952チバQ:2020/08/20(木) 23:09:26
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASN8M6RXGN8MUHBI00V.html
バイデン氏の妻ジルさんの素顔 英語教師続行、異色の大統領夫人に?
2020/08/19 20:54朝日新聞

バイデン氏の妻ジルさんの素顔 英語教師続行、異色の大統領夫人に?

18日、民主党全国大会へのオンライン演説を終え、夫のバイデン前副大統領と並ぶジル・バイデンさん=ロイター

(朝日新聞)

 18日の米民主党全国大会では、大統領候補に指名されたバイデン前副大統領(77)の妻ジルさん(69)が演説をした。教育学の博士号を持つベテラン英語教師で、バイデン氏の政治決断にも大きな影響力を持つジルさんは、「ジョー(・バイデン氏)にこの国を任せてくれれば、皆をまとめ、よみがえらせてくれる」と語った。

 ジルさんは、かつて英語教師として勤めた地元デラウェア州の高校から中継で演説。がらんとした教室で「この静けさは重い。不安が廊下にこだましている」と、新型コロナウイルスの感染拡大によって、米国の多くの学校で授業が止まっていることを心配した。「母として祖母として、米国人として、地域を守ることに失敗し、かけがえのない命が奪われたことの大きさに心を痛めている」

 バイデン氏は上院議員当選直後の1972年末、最初の妻と長女を交通事故で亡くした。残された2人の息子を育てていた3年後、弟の勧めでジルさんとデートし、交際が始まった。

 ジルさんは教師になる勉強をしつつ、バイデン氏の2人の息子の食事の世話や学校への送り迎えをした。ある朝、バイデン氏が洗面所にいると息子たちがやってきて「ジルと結婚するべきだと思うんだ」と背中を押された。ジルさんは26歳。「母親を亡くした家族をどうやってよみがえらせればいいのか」とためらったが、バイデン氏の5回目のプロポーズで結婚に応じた。バイデン氏は自伝で「彼女は私の人生を取り戻してくれた」とつづる。

 演説で、ジルさんは「壊れた家族を癒やす方法は、国を癒やす方法と同じ。愛と理解、小さな思いやり、勇気、そして揺るがない信念だ」と話し、「パンデミックから回復し、次に備えるには皆をまとめられるリーダーシップが必要だ。それがジョーだ。彼は、あなたと同じように毎日一生懸命働き、この国をよくするだろう」と続けた。演説が終わると、バイデン氏が現れ、「彼女は最も強い人間だ。正しいことをしようと決めたら誰も止められない」と肩を抱いた。

 今回の大統領選でジルさんはキャリアを中断し、バイデン氏の選挙運動に力を入れる。予備選では積極的に有権者と交わり、連絡先を交換。コロナ危機で選挙運動がオンライン主体になってからも、自宅でバイデン氏に付き添いながら、支持者のリモート集会に顔を出す。副大統領候補の選考にも深く関わった。米メディアによると、候補者の調査や面接を担った4人の党重鎮に、バイデン氏が最終的にカマラ・ハリス上院議員(55)を選んだと電話で伝えたのもジルさんだ。

 バイデン氏が大統領になった場合、ジルさんは異色のファーストレディーになりそうだ。CBSテレビのインタビューには「ホワイトハウスに入っても教師は続ける。教師の価値や貢献を知ってもらい、職業としての地位を向上させたい」と答えた。(ワシントン=香取啓介)

5953チバQ:2020/08/21(金) 11:05:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/2689480417fc4aa95156fcc40f0d1759b4ac10ae
米大統領選「誇りある黒人」 母が育てた野心家ハリス氏
8/20(木) 17:32配信
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 【ワシントン=平田雄介】11月の米大統領選に向け、19日、民主党の副大統領候補となったカマラ・ハリス氏(55)は「野心が強い」といわれる。その経歴には「初」の冠が多く付く。インド系移民の母は娘の優秀さを認め、「あなたは初の何者かになるかもしれない。だけど、あなたが最後にならないようにしなさい」と諭したという。

 ハリス氏はこの日の指名受諾演説で自らのルーツを紹介した。「19歳でがんの治療を夢見て米国に渡った母が、大学でジャマイカから経済学を修めに来た父と出会い、私が生まれた」。

 その後、父はスタンフォード大学の教授となり、外交官の娘だった母も夢をかなえ医学者となった。黒人、南アジア系の移民2世というハリス氏は米社会の少数派だが、名家に連なるエリートだ。

 カマラという名前は母が付けた。サンスクリット語で「ハス」を意味し、ヒンズー教の美と富と豊穣(ほうじょう)と幸運をつかさどる女神ラクシュミーに由来する。

 両親はハリス氏が7歳のときに離婚したが、母はハリス氏と妹を誇りある黒人女性に育てようと決意。小学生のハリス氏を、人種差別撤廃のためのバス通学制度で、自宅のある黒人の多い地区から白人の多い地区の学校に通わせた。ハリス氏は昨年、この制度に反対していた大統領候補のバイデン氏を厳しく批判した。

 母の故郷を訪ねた際、ハリス氏は、インド独立の闘士だった祖父と、地方の貧しい女性に避妊法を教える祖母の話を聞き、公共心を育んだ。「他人への奉仕は人生に目的と意味を与えてくれる」と母に教わった。

 かつて黒人向けの高等教育機関だった名門ハワード大学を卒業。カリフォルニア大学法科大学院修了後、検事になった。

 94年にカリフォルニア州政界の大物、ウィリー・ブラウン下院議長と交際を始め、失業保険上訴、医療援助の両委員会委員に任命されたが、翌年12月に不倫の関係を終わらせた。ブラウン氏は、ハリス氏から「2人の関係には将来性がないと結論づけられた」と振り返る。

 その後、サンフランシスコ地方検事の下で職を得たハリス氏は、少女売春事件の摘発で更生保護に力を入れ、再犯率の低下につなげた。2003年、黒人女性として初のサンフランシスコ地方検事に選ばれた。厳罰姿勢で在任中、有罪率は52%から67%に上昇した。一方で警察官殺しの容疑者に死刑を求刑せず、警察組合から批判された。

 10年に黒人女性として初の同州司法長官に当選。サブプライム住宅ローン危機で金融機関と渡り合い、デラウェア州の司法長官だったバイデン氏の長男、故ボー氏と協力。住宅を差し押さえられた州民を救済する補償の確保を実現した。

 資産家の弁護士、エムホフ氏と結婚後、17年に黒人女性で2人目、インド系で初の上院議員となった。現政権を厳しく追及し、トランプ大統領に「嫌な女だ」と言わしめた。バイデン氏とのコンビでトランプ氏を倒せば、女性としても、黒人、アジア系としても初の副大統領になる。

5954チバQ:2020/08/21(金) 11:51:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/f2d06f0ace2260a55ad86fa11b89014fd1c9fa8d
米共和党政権の元高官70人超、民主党バイデン氏支持…「トランプ氏は人格と能力が欠如」
8/21(金) 11:32配信
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 【ワシントン=蒔田一彦】11月の米大統領選をめぐり、歴代共和党政権で国家安全保障を担った元高官ら70人以上が20日、民主党の大統領候補に指名されたジョー・バイデン前副大統領を支持するとの声明を連名で発表した。共和党現職のトランプ大統領について「彼の言動はこの国の統率に必要な人格と能力の欠如を示している」と厳しく批判した。

 声明には、ブッシュ(子)元政権で初代国家情報長官を務めたジョン・ネグロポンテ氏や中央情報局(CIA)長官だったマイケル・ヘイデン氏、国務副長官だったリチャード・アーミテージ氏らが名を連ねた。

 元高官らはトランプ氏不支持の理由について「世界のリーダーとしての米国の役割を著しく傷つけた」「国を分断させた」など10項目を挙げた。政策面でバイデン氏や民主党と違いがあるとしながらも「バイデン氏が次期大統領に選ばれることが我々の国にとって最大の利益となる」とした。

 元高官らの多くは前回の大統領選でもトランプ氏不支持を表明したが、今回は民主党候補のバイデン氏への投票を明言し、「反トランプ」の方針を鮮明にした。

5955とはずがたり:2020/08/21(金) 18:53:07
https://twitter.com/masterlow/status/1296687381785919488
清義明
@masterlow
郭文貴は、中国の富豪だが汚職疑惑で中国中央政府と対立しアメリカに亡命。
虚実ないまぜの中国政府の汚職の内部告発と反中活動でブレイク。そこにバノンが接近し、新中国連邦という亡命政府をつい最近立ち上げ。郭がその活動に使うとみられる、新メディアの増資がサギではないかとの疑惑。
引用ツイート

清義明
@masterlow
・ 4時間
バノン、郭文貴のヨットに乗ってるとこで捕まったとのこと。
ちなみに郭文貴を「中国のスパイ」疑惑で解説している人もいるが、そんな単純なモンじゃないぞ、このオッサン。
https://nytimes.com/2020/08/20/nyregion/steve-bannon-arrested-indicted.html?smid=tw-share

バノンのメキシコの壁クラウドファンディングの私的流用というのが、この増資に絡んだものではないかと自分は思うのだが詳細不明。
郭文貴は中国政府を相手に丁々発止をやる剛の者ではあるが、同時に習近平の悪口は決して言わないなど、なんらかの握りがあり、いわばダブルのスパイなのでという疑惑も

郭文貴のもと、わざわざ中国中央政府から使者が来て「反中活動やめるならこれまでのことを見逃す」とよくある亡命者懐柔のパターンも暴露。
亡命政府の件といい、中国の政治的ダブルで工作員という見方は、さすがに無理がある。
バノンは実は中国政府と繋がっていた的なことを言いたいのだろうが。

むしろ郭文貴を潰したくて仕方ないのは中国政府。
バノンの逮捕の本丸は郭文貴なんだろうけど、むしろ中国政府が望むところでもある。
バノンは米政府退任後にトランプを支持するとしながらも、ロシア疑惑や北朝鮮問題で余計なことを言ってトランプからも厄介者扱い。
この方向で話は進むかも。

5956チバQ:2020/08/21(金) 20:07:10
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020082000713&amp;g=int
挑み続ける「史上初」 検事出身、舌鋒に賛否―カマラ・ハリス氏
2020年08月21日07時15分
 「違いや争いがあっても米国は一つの家族」。自叙伝「私たちの真実」で描いた国家像は、黒人とアジア系を父母とする移民家庭出身というハリス氏の生い立ちを色濃く映し出す。多様性を尊重する政治哲学を胸に、米史上初の女性副大統領を目指す。

 リベラルな風土の西部カリフォルニア州オークランド出身の55歳。公民権運動が盛んだった1964年、名門スタンフォード大の経済学教授でジャマイカ系の父親と、乳がん研究者でインド系の母親の下に生まれた移民2世だ。
 幼い頃、両親に連れられてマイノリティーの権利向上を訴えるデモに参加した。両親が離婚、その後は妹とともに母に育てられた。「母の精神は大切な価値観を守るために闘う原動力」。2009年に病死した母の教えは、今も人生の指針だ。
 正義感が芽生えたのは黒人差別を受けた小学校時代。1年生で人種差別を扱った年長の授業に率先して加わった。「黒人のハーバード」とも呼ばれる首都ワシントンのハワード大を卒業後、カリフォルニア大法科大学院を修了。地方検事として麻薬問題やギャング撲滅などに取り組んだ。
 03年にはサンフランシスコ地区の検察トップに女性として初めて選ばれ、11年には全米人口最多のカリフォルニア州で黒人、女性として初の司法長官に就任。フロントランナー(先駆者)として走り続けてきた。
 16年に上院議員に初当選すると、与党共和党を舌鋒(ぜっぽう)鋭く追及する論客として頭角を現す。ロシア疑惑の渦中にあったセッションズ司法長官=当時=の公聴会で「口撃」を仕掛け、一躍有名になった。
 ただ、検事流の弁舌スタイルは反発も招く。昨年、大統領候補指名争いに出馬するも主要争点である医療保険制度改革をめぐり迷走、「他人の批判ばかり」と非難も浴びた。公開討論会でバイデン前副大統領に突っ掛かった過去を身内の民主党内でも蒸し返された。
 プライベートでは14年にユダヤ系のダグラス・エムホフ弁護士と結婚。夫と前妻の間の子供2人の母親でもある。最近はワシントン市内の自宅で料理に励む姿を動画配信するなど、親しみやすさをアピールしている。
 バイデン氏はハリス氏を「弱者のために闘う恐れを知らぬ戦士」と評価する。バイデン氏が勝利しても高齢を理由に1期で退けば、ハリス氏が最有力の次期大統領候補となる。「野心が強過ぎる」とハリス氏を警戒する向きも党内にある中、バイデン氏をもり立てて二人三脚でトランプ大統領を追い詰めることができるか、真価を問われる。(ワシントン時事)。

5957チバQ:2020/08/25(火) 11:07:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/6cc3fbb74eeb8a6ba72d49967f321a6e5977dba3
分断進む米社会 憎悪集団が活発化 党派対立、迷う有権者・米大統領選
8/24(月) 7:12配信
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極右団体「プラウドボーイズ」と同団体に抗議するデモ参加者=15日、米中西部ミシガン州カラマズー
 米国で社会の分断が進んでいる。

 白人至上主義など人種や宗教に基づく差別的思想を持つ「ヘイトグループ(憎悪集団)」の活動が活発化する一方、共和党と民主党の党派対立は激化し、異なる政党や考え方に対する寛容さが失われつつある。大統領選を11月に控え、政党の両極化を背景に投票先に迷う有権者もいる。

【写真】唐辛子スプレーを浴びたデモ参加者の男性

 ◇衝突で負傷者
 中西部ミシガン州カラマズーに今月15日、ネオナチの極右団体「プラウドボーイズ」の数十人が集まった。同団体はソーシャルメディアを通じ集会を告知。これに対し、人種差別抗議デモを主催している団体は、この集会に対抗するデモ開催を呼び掛け、市内外から100人以上が会場の公園に駆け付けた。反対派の中には「自衛のため」とライフル銃で武装する集団の姿もあった。

 国旗やトランプ大統領への支持を示す旗を手にしたプラウドボーイズが、「(トランプ氏を)さらに4年」と訴えながら公園に近づくと、反対派との間で衝突が起き、負傷者が出る事態になった。米メディアによると、西部オレゴン州ポートランドでも極右集団と反対派との衝突が相次いでいる。

 人種差別的な言動や不法移民に強硬な姿勢を示すトランプ政権の誕生を受け、米国ではヘイトグループの活動が活発化。南部バージニア州シャーロッツビルでは2017年8月、白人至上主義者と反対派が衝突し、犠牲者も出た。

 カラマズーで反対派のデモに参加した地元の白人女性(74)は「両親は第2次大戦でファシズムと戦った。米国で今、ファシズムを支持する人がこれだけいることを恥じている」と語った。一方、プラウドボーイズの集会に参加しようと公園を訪れたカラマズー在住の製造業の男性(44)は「ここに来ている(人種差別抗議デモ)ブラック・ライブズ・マターや(極左集団)アンティファの集団の憎悪に賛同できない」と反対派への不信感をあらわにした。白人の母親と黒人の父親を持つこの男性はかつて民主党支持者だったが、前回大統領選からトランプ氏を支持しているという。

 ◇中産階級代弁せず
 一方、二大政党では左派や右派の台頭が目立ち、党の両極化も進む。世論調査会社「ピュー・リサーチ・センター」によると、共和・民主両党の対立を「強い」「非常に強い」と考える人は91%に上り、12年の81%や16年の85%に比べ増えた。

 ミシガン州デトロイト近郊の自動車エンジニアの白人男性(45)は「どちらの党も極端になっていて中産階級を代弁する党がない」と大統領選の投票先を決められずにいる。「中産階級の人口が最も多いのに最近は極端な考えで注目を得るようになっていて、困惑させられる」と話した。

5958チバQ:2020/08/25(火) 21:35:55
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2008250024.html
険しいトランプ氏再選の道 コロナなど「3大危機」の処方箋がカギ
2020/08/25 15:59産経新聞

 【ワシントン=黒瀬悦成】米大統領選で劣勢に立たされているトランプ大統領が再選への手掛かりをつかめるかは、24日開幕した共和党全国大会で、米国が現在直面する「新型コロナウイルス禍」「景気後退」「都市部での治安悪化」という3大危機をどう克服し、米国を立て直していくかについて、説得力のある展望を有権者に提示できるかにかかっている。

 トランプ氏はこの日、大統領候補に指名された直後の演説で「米国は中国から疫病が来た以前の状態に向けて回復していくのだ」と言明し、会場の共和党関係者から喝采を浴びた。

 米国で新型コロナによる死者は17万5000人を超えた。今年初頭まで続いていた空前の好景気はもはや昔話だ。黒人暴行死事件を受けた人種差別解消運動は過激勢力による「警察解体」などの訴えにすり替わり、東部ニューヨークなど全米の大都市では凶悪犯罪が一気に増加している。

 トランプ政権は新型コロナ禍を受け、ウイルス発生国である中国への不信を決定的に深め、ハイテクや軍事、人権などあらゆる分野で中国と全面対決していく立場を固めた。

 中東ではイスラエルとアラブ首長国連邦(UAE)との歴史的和解を仲介したほか、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)最高指導者の殺害作戦に成功するなど、外交・安全保障分野では評価できる実績を残している。

 しかし、目下の「3大危機」で健康と生活、安全が脅かされている米有権者にとり、外交・安保は誰に投票するかを判断する際の決め手にはなりにくい。

 新型コロナのワクチン・治療薬の開発や景気回復について具体的な見通しが立てば、有権者の意識は劇的に変わるはずだ。その意味で、政権が23日に発表した回復患者の血漿(けっしょう)の緊急使用許可のほか、最近の株価や雇用の回復は一定の追い風になる可能性があるだろう。

 こうした取り組みが急務なのは、現在も盤石さを維持し、全有権者の約40%を占めるトランプ氏の熱心な支持層だけでは、再選に必要な票を確保できないからだ。

 「人柄」を最大の売り物にする民主党候補のバイデン前副大統領に比べ、トランプ氏の場合、その人となりは別にして、「米国を再び偉大にする」との公約実現に向け、経済分野を中心に実績を重ねていくことで支持を得てきた。

 それだけに、ここまで不手際を批判された新型コロナウイルス対策を遅まきながら正常軌道に乗せて有権者の信頼を回復し、「もう4年やらせてみよう」と思わせることが不可欠だ。

 トランプ氏が抱える懸案は再選を目指した近年の歴代大統領に比べてはるかに深刻なだけに、再選への道も過去になく険しい。党大会が「前向きな内容」であっても、実質が伴わなければ支持拡大はおぼつかない。

5959チバQ:2020/08/25(火) 21:36:29
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2008250034.html
【米大統領選】共和党大会は「混合型」 民主党大会との違いは?
2020/08/25 20:24産経新聞

【米大統領選】共和党大会は「混合型」 民主党大会との違いは?

(産経新聞)

 【ワシントン=平田雄介】11月3日の米大統領選に向けて24日に開幕した共和党全国大会は、その前に行われた民主党全国大会が全面的にオンライン化した「バーチャル大会」だったのと異なり、オンラインも活用しながら、観客を入れたイベントを交えて実施する混合型となる。

 大会初日の24日、300人以上の代議員らを前にトランプ大統領が大会の会場にサプライズで登場。1時間にわたって熱弁をふるうと、参加者からは「あと4年」の連呼が響きわたった。「熱気に欠ける」との評価もあった民主党大会とは対照的な光景となった。

 トランプ氏は指名受諾演説をする最終日の27日まで連日登場し、大会の盛り上げに一役買う見通し。指名受諾演説を行うホワイトハウス南庭にも支持者らを集める予定だ。

 大会は24日夜にはオンライン形式で首都ワシントンから支持者らの演説を中継した。期間中、ヘイリー前国連大使やポンペオ国務長官、マコネル上院院内総務のほか、長女のイバンカ大統領補佐官ら現政権の忠臣や身内が登場するが、ブッシュ元大統領や2012年の大統領選の共和党候補だったロムニー氏ら共和党の重鎮は登場しない予定だ。

 一方の民主党大会では、支持演説にはカーター氏やクリントン氏、オバマ氏ら歴代の大統領が登場したが、大統領候補のバイデン前副大統領は初日は収録映像で登場。その後もライブ中継でつなぐなど、コロナ禍でのソーシャルディスタンス(社会的距離)を徹底したイベントとなった。

5960チバQ:2020/08/26(水) 11:53:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b0669c2fcd7a72c59b0911737cf0fd9fb775fb8
郊外住民、トランプ氏離れ コロナ影響、根強い支持者も 大統領選・激戦州ミシガン
8/26(水) 7:11配信
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米中西部ミシガン州マコーム郡で取材に応じるニック・ペンラッドさん(右)らトランプ大統領支持者の3人=18日
 11月の米大統領選の勝敗の行方を左右する激戦州の一つ、中西部ミシガン州。

 最新の各種世論調査によると、民主党候補のバイデン前副大統領(77)がトランプ大統領(74)をリードしている。ただ、2016年の前回選挙ではトランプ氏が劣勢を逆転して僅差で制している。8月中旬、同州の都市郊外のマコーム郡で有権者に話を聞いた。

 ◇「経済はトイレに流された」
 マコーム郡は州最大都市デトロイト北方の郊外で、人口の約8割を白人が占める。「ラストベルト」(さび付いた工業地帯)に位置し、主要産業は製造業。近年の大統領選では共和党候補が04年と16年、民主党候補が08年と12年をそれぞれ制し、16年は製造業や雇用の国内回帰を訴えたトランプ氏が11.6ポイント差で勝利した。

 「彼は国民にうそをついた」。共和党支持者の自営業カイス・アブナさん(55)は、新型コロナウイルスの感染拡大を機にトランプ氏不支持に転じた。「この国だけで15万人以上が死亡しているのに、彼は『(ウイルスが)なくなる』としか言わない」と憤る。

 アブナさんは「(コロナ禍まで)経済は良好で、彼を支持していた。でもその経済は今、トイレに流されたようなもの。3年前に何をやったかより、今の方が重要だ」と訴えるものの、バイデン氏の年齢や健康に不安を感じ、投票するかはまだ「分からない」という。

 ◇誰もうまく対処せず
 一方、今回もトランプ氏に投票するつもりの建設作業員ニック・ペンラッドさん(40)は「家を建てる人が多いほど、自分の仕事は増える」と話し、収入などはコロナ禍までは改善されていたと説明する。「(感染拡大を)彼のせいにはしない」と支持は揺るがない。

 引退生活を送るアル・ファブリスさん(73)も、「一方(民主党)はないお金を使おうとしているだけだが、トランプ氏は経済を立て直そうとしている」と指摘。コロナ禍についても「うまく対応できている人は誰もいない」と擁護する。ただ、「彼を全面的に好きなわけではないが、もう一つの党よりは好きだ。真の第三党があればもっと良かった」と語った。

 ◇「サンドイッチに投票」
 バイデン氏に投票すると話した人は、その理由について「トランプ氏を負かすため」として、バイデン氏に対する積極的な評価を最初から語る人は少なかった。

 郵政公社で働く無党派の女性(63)は「トランプ氏に票を入れるくらいなら、ツナサンドイッチに投票する」と言い切った。この表現は、トランプ氏への支持をやめた共和党支持者が使ったことで知られる。女性の周囲では「まだ少数」だが、前回トランプ氏に投票した人のうち、6人がバイデン氏に投票する予定という。

 公共ラジオ(NPR)などによる全米を対象とした今月の世論調査によると、郊外居住者のうち今投票するならバイデン氏と答えたのは61%に対し、トランプ氏は36%だった。ニューヨーク・タイムズ紙によれば、16年大統領選の全米の郊外地域の得票率では、民主党候補のクリントン氏の51%に対し、トランプ氏は43%にとどまったが選挙には勝利した。

 今後の感染拡大や経済回復の動向などで両候補の支持率は動く可能性がある。ウェイン州立大のブラウン准教授(都市政治学)はミシガン州の勝敗について「差が5ポイント未満の接戦になるだろう」と予想している。(マコーム郡=米ミシガン州=時事)。

5961チバQ:2020/08/26(水) 21:39:55
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020082600206&amp;g=int
米国土安保長官にウルフ代行 トランプ氏、空席解消へ指名方針
2020年08月26日06時35分


 【ワシントン時事】トランプ米大統領は25日、1年4カ月にわたり空席が続く国土安全保障長官に、チャド・ウルフ長官代行を指名する意向を表明した。ツイッターに「チャドは素晴らしい仕事をしており、大いに感謝している」と投稿した。就任には上院の承認が必要。
 国土安保省ではニールセン前長官が昨年4月に辞任し、税関国境警備局長から起用されたマカリーナン長官代行も同年10月に辞任。国土安保次官代行だったウルフ氏が長官代行に就き、人種差別抗議デモに伴う暴動鎮圧のための連邦治安要員派遣などを取り仕切ってきた。
 ウルフ氏をめぐっては、議会付属の政府監査院(GAO)が今月、代行就任に手続き上の不備があったとする報告書を公表。同氏が代行として下した判断に対し、法的な有効性を問う訴訟が起こされる可能性も指摘されていた。

5962チバQ:2020/08/27(木) 10:33:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/833478ac97145a72f4a6e1ee200a9bed13a93545
米大統領選 ハリス氏、初の単独イベント 黒人女性に投票呼びかけ 精力的に活動
8/27(木) 10:10配信
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トランプ氏とバイデン氏のプロフィール
 【ニューヨーク=上塚真由】11月の米大統領選で、民主党の副大統領候補となったカマラ・ハリス上院議員(55)は26日、激戦州である中西部ミシガン州の黒人女性らが主催したオンライン形式のイベントに参加し、「今回は、われわれの生涯で最も重要な選挙となる」と述べ、トランプ大統領(74)の再選阻止に結束を呼びかけた。

【表】共和党大会は「混合型」民主党大会との違いは?

 ハリス氏が今月11日に副大統領候補に選ばれて以降、単独で参加する初のイベントとなった。失言が多い民主党候補のバイデン前副大統領(77)が記者会見などを控える中、ハリス氏が本選に向けて精力的に活動することが予想されている。

 ハリス氏はイベントで、2016年の大統領選のロシア介入問題で、ロシアが黒人有権者の投票阻止を図っていたことに言及。「なぜ、われわれ黒人に投票してほしくないのか。それはわれわれが投票すると、物事が変わることを知っているからだ」と述べ、黒人有権者の影響力を強調。「トランプ氏とバイデン氏には明らかな違いがある。重大な選挙であることを忘れないでほしい」と訴えた。

 ハリス氏は10月7日に共和党のペンス副大統領とのテレビ討論会に臨む。ペンス氏が26日夜に共和党全国大会で受諾演説を行うのを前に、ハリス氏は、支持者向けにメッセージを送信し、「ペンス氏が話す内容は心配していない。嘘に過ぎないことを知っている」と牽制(けんせい)した。

5963チバQ:2020/08/27(木) 10:51:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/9bf0c99d816809449b4d092807ba7e9bf29e4790
米大統領選 スローガンは「カオスな大統領」 米民主は失政批判戦術
8/26(水) 17:21配信
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 【ニューヨーク=上塚真由】11月の米大統領選の民主党候補、バイデン前副大統領の陣営は27日までの共和党全国大会期間中、オンライン形式のイベントやテレビ、インターネットの選挙広告などを重点的に展開して、トランプ大統領に対抗する戦略だ。

 バイデン陣営は、共和党大会にあわせて「カオス(混沌)的な大統領」とトランプ氏への批判スローガンを掲げる。新型コロナウイルスによる失政で米国が危機的状況に陥ったと強調し、トランプ氏批判の世論を高めるのが狙いだ。

 フロリダ、アリゾナ、ペンシルベニア、ノースカロライナ、ミシガンの5つの激戦州で選挙広告を重点的に出し、地元紙のニュースサイトには「この政権はわれわれを裏切った」と主張する広告を提示。オンライン形式で支持者向けのイベントを開催し、ペロシ下院議長ら党有力者が日替わりで登場するオンラインの記者会見も連日行う。

 ただ、先週の民主党大会の期間中に選挙キャンペーンを実施したトランプ氏に対し、バイデン氏のメディア露出は少ない。CNNテレビは「トランプ氏がスポットライトを可能な限り浴びることが、バイデン氏の勝利に利する」とトランプ氏の自滅を招く戦術とみるが、バイデン氏には支持者の熱気不足という課題が残る。

 米メディア・リサーチ・センターの分析によると、6〜7月に米三大ネットワーク(ABC、CBS、NBC)が報じた時間は、トランプ氏関連が512分で、バイデン氏関連の58分の約9倍。トランプ氏の報道は大半が批判的なものだったが、メディアの注目度の差は歴然としている。

5964チバQ:2020/08/27(木) 18:38:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/3192840ed48e01a078bb631c9d94392ac82bde80
メラニア夫人の発音からかう 米女優、批判受け撤回 米大統領選
8/27(木) 18:19配信
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米女優ベット・ミドラーさん=2019年11月、ニューヨーク(AFP時事)
 【ロサンゼルス時事】トランプ大統領に批判的なことで知られる米女優ベット・ミドラーさん(74)がツイッターで、なまりの強い英語を話すメラニア夫人の発音をからかう投稿を行い、批判にさらされている。

 26日に「米国ではあらゆるアクセントの人が歓迎される」と事実上撤回した。「外国人嫌悪」「人種差別的」などと批判が集まっていた。

 25日に共和党全国大会で演説したメラニア夫人は、スロベニアから移住し、米国籍を取得した経験を語った。ミドラーさんは「なんてこと、いまだに英語が話せないの」「不法入国者を舞台から降ろせ!」などと投稿。しかし、批判を受けて「アクセントをからかうのは間違っていた」と誤りを認めた。

5965チバQ:2020/08/28(金) 00:11:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/bf334492e31d6ce66d53fd9e61460a750d3c9f3c
「トランプ党」大会の様相 本人や一族連日登壇 共和党重鎮の姿なく
8/27(木) 11:52配信

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西日本新聞
イメージ(写真と本文は直接関係ありません)

 【ワシントン田中伸幸】トランプ米大統領は共和党大会2日目の25日も引き続き登場し、再選に向け1期目の実績を誇示した。大会には政権と距離を置くブッシュ(子)元大統領など党重鎮らの姿はなく、中心となるのはトランプ氏の一族や側近たち。「トランプ党」ともやゆされる党内の現状を浮き彫りにする。2024年の次期大統領選をにらむ有望株も登壇したが、早くも一部の熱烈な支持者からは、トランプ一族の出馬待望論が湧き起こる。

 大会2日目の演説を締めくくったのはメラニア夫人だった。25日夜、ホワイトハウスの庭から演説し「彼は典型的な口だけの政治家ではなく、行動を求め結果を出す」と強調し、再選支持を訴えた。

 米メディアによると、党大会の演説場所にホワイトハウスが使用されたのは異例。政府施設を選挙活動に使うのは法律違反との指摘があり、共和党内からも批判が上がる。それでもトランプ氏は大会最終日の27日にも、ホワイトハウスからの指名受諾演説を計画。「警備負担や費用の削減」を理由に挙げ、周囲の批判にもどこ吹く風だ。

 党内で圧倒的な支持を誇るトランプ氏に、正面から歯向かう動きは極めて少ない。同氏の政策や言動を批判して対立した連邦議会議員が、保守支持層から「腐った政治家」などと激しく非難され、再選断念を強いられた例は複数ある。

 25日にはポンペオ国務長官もビデオ出演し、トランプ氏の対中国強硬策などを外交成果として称賛。政治的中立が求められる現役の外交責任者は党大会への参加を避けるのが慣例だが、それを破ったのはトランプ氏への忠誠心をアピールすることで、自身の次期大統領選出馬につなげる思惑が透ける。

 トランプ氏が再選を果たした場合、2期で任期が終わる。「トランプ後」を狙う有力候補としてはポンペオ氏のほか、大会初日に演説したインド系米国人女性のヘイリー前国連大使の名前が浮上する。

 ただ、民主党候補のバイデン前副大統領のような政界のエスタブリッシュメント(既存の支配層)に失望し、政治経験のなかったトランプ氏に変革を期待する熱狂的な支持者からは「24年は子供に続いてほしい」(70代の共和党支持者)と、トランプ一族による政権運営を願う声が上がる。

 人気なのは長男のジュニア氏と、長女で大統領補佐官のイバンカ氏。ジュニア氏は大会初日に演説し、トランプ氏譲りの激しい口調でバイデン氏批判を展開。イバンカ氏も最終日に登壇予定だ。実業界だけでなく、政界でも「トランプブランド」の確立に向け、存在感をアピールするとみられる。

5966とはずがたり:2020/08/29(土) 23:13:07
まあトランプ本人は安倍の事は一緒にゴルフしてて転んでひっくり返っても気に掛けない位どうでもいいポチ扱いだろうしな。パッと聞かれて咄嗟に何か考えて褒めたり労ったりしてあげる程の相手ではないのであろう。

https://twitter.com/ShinHori1/status/1299527574914170880
Shin Hori
@ShinHori1
【外交】バイデン氏はtweetで安倍首相に挨拶を送る一方で、トランプ氏は“安倍首相辞意”について何も答えず
トランプ氏“安倍首相辞意”に何も答えず|日テレNEWS24
安倍首相の辞意表明について、各国の反応です。
news24.jp
午前11:01 ・ 2020年8月29日・

5967チバQ:2020/09/02(水) 18:28:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/6049d6a6bb0b17ca719647d9bcf4f2c14554cbf7
ケネディ家、マサチューセッツ州で初敗北 上院予備選
9/2(水) 17:46配信
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米マサチューセッツ州のジョー・ケネディ3世下院議員(2020年9月1日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】1日に行われた米マサチューセッツ州の民主党上院予備選で、名門ケネディ家一族のジョー・ケネディ3世(Joe Kennedy III)下院議員(39)が、現職のエドワード・マーキー(Edward Markey)上院議員(74)に敗れた。ケネディ一家が同州の選挙で敗れるのは初めて。

【関連写真】ジョー・ケネディ3世下院議員に勝利したエドワード・マーキー上院議員

 敗れたケネディ氏は、暗殺されたジョン・F・ケネディ(John F. Kennedy)元米大統領のおいの息子に当たり、2013年からマサチューセッツ州選出の下院議員を務めている。父親はジョゼフ・P・ケネディ2世(Joseph P. Kennedy II)元下院議員、祖父はロバート・F・ケネディ(Robert F. Kennedy)元上院議員。

 一方、現職のマーキー氏は進歩派として知られている。人気の高い進歩派同士の争いとなったが、マーキー氏の方が組織的な支持と左派からの支持で上回り、勝利につながった。

 ケネディ氏は、マーキー氏に電話をして勝利を祝福し、数か月以内に行われる選挙で同氏を支持することを約束したという。

 ケネディ氏はまた、「この結果は明らかに、われわれが望んでいたものではない」と述べている。

 上院・下院双方の議員選挙に立候補することは認められていないため、ケネディ氏は下院選での再選を目指す選挙には出馬できない。このため来年1月には、ケネディ家から選出された議員は一人もいなくなる。【翻訳編集】 AFPBB News

5968チバQ:2020/09/02(水) 18:30:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/2023a0b5158fc14966928a16e3d2b860030312a1
名門ケネディ一家、初敗北 マサチューセッツ上院予備選
9/2(水) 14:32配信
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 【ニューヨーク=上塚真由】米東部マサチューセッツ州の民主党上院議員予備選が1日、投開票され、ジョー・ケネディ3世下院議員(39)が、現職のエドワード・マーキー上院議員(74)に敗れた。米メディアによると、大統領や前駐日大使を生んだ名門のケネディ一家が、同州の選挙で敗れるのは初めてという。

 敗れたケネディ氏は、ケネディ元大統領の弟、ロバート・ケネディ元司法長官の孫。2013年から下院議員を務め、現在4期目で、18年の大統領の一般教書演説で野党の反対演説を担うなど、次代を担うホープとして注目されていた。

 一方、現職のマーキー氏は民主党の急進左派として知られ、下院議員時代を含め40年以上の豊富な政治経験を持つ。ケネディ氏は世代交代を訴え、若者層への浸透を図ったが、リベラル色の強い同州で支持が広がらなかった。

5969チバQ:2020/09/04(金) 17:05:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/c873afa4dc929a6c64e85a52ad6a605bb6cd850a
バイデン氏、黒人男性銃撃のウィスコンシン入り…接戦州でアピール狙いも
9/4(金) 13:06配信
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3日、米ウィスコンシン州ケノーシャの教会で、住民らに語りかけるバイデン氏(ロイター)
 【ワシントン=横堀裕也】米大統領選の民主党候補ジョー・バイデン前副大統領は3日、黒人男性のジェーコブ・ブレークさん(29)が背後から白人警察官に銃撃された事件を受けて騒乱が広がったウィスコンシン州を訪問した。ウィスコンシンは大統領選の接戦州で、トランプ大統領も1日に訪れたばかりだ。

【写真特集】新型コロナ 世界の日常一変

 バイデン氏はウィスコンシン州ミルウォーキーで、ブレークさんの家族と面会した。重体となっていたブレークさん本人とも、電話で話したという。トランプ氏はブレークさんの家族とは面会しておらず、バイデン氏は人種間の融和を重んじる姿勢を前面に打ち出し、トランプ氏との違いをアピールする狙いがあるとみられる。

 騒乱の現場となったケノーシャでは、教会で開かれた地域住民らとの対話集会に参加した。トランプ氏が「法と秩序」の維持を掲げ、人種差別への抗議デモに強硬姿勢で臨んでいることを念頭に、「大統領が治安問題ばかり強調するのは、新型コロナウイルス対応などの失政から我々の目を背けさせるためだ」と批判した。

5970チバQ:2020/09/04(金) 17:06:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/5923411229f869221c845bb48687cb383ec9cf4e
米大統領選まで2カ月 バイデン政権なら閣僚顔ぶれは? ライス「国務長官」、ウォーレン「財務長官」か
9/3(木) 17:47配信
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 【ワシントン=黒瀬悦成】バイデン米民主党政権が誕生した場合、国務長官をはじめとする主要閣僚の顔ぶれはどうなるのか。メディアや専門家の間では、今回の大統領選で同党副大統領候補に有力視されたスーザン・ライス元国連大使が国務長官に起用されるかが早くも注目されている。

 ライス氏はオックスフォード大で博士号を取得後、国務次官補(アフリカ担当)などを経て、オバマ前政権下で国連大使と大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を歴任した。

 ライス氏は先月下旬にラジオ番組に出演した際、自身が国務長官、国務長官、国土安全保障長官、国家情報長官のいずれのポストに関しても「職務を遂行できるだけの経験がある」と言い切り、閣僚就任への強い意欲を示した。

 ライス氏をめぐっては、過去にもオバマ前大統領が2期目に国務長官として起用することを検討していた。

 しかし、国連大使だったライス氏は、2012年に駐リビア米大使が北東部ベンガジの米領事館で国際テロ組織アルカーイダ系のテロ組織による襲撃で殺害されたことに関し、当初は「ネット上の反イスラム動画に怒った群衆による自然発生的な事件だ」と発言し、政権の失態の隠蔽を図ったと見なされ激しい批判を浴びた。

 事態を受け、オバマ氏はライス氏の人事が上院で承認されるのは絶望的とみて、上院の承認が要らない補佐官職をライス氏に与えた経緯があるだけに、「ライス国務長官」が現実味を増した場合、この問題が蒸し返されるのは必至だ。

 また、前政権で「親中派」とされたライス氏が政権入りすれば、日本で警戒感が強まる公算も大きい。

 ライス氏に加え、前政権を支えた閣僚級や補佐官らが多数政権入りすることもほぼ確実視されている。

 前政権下で国務副長官を務めたアンソニー・ブリンケン氏は大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が有力視されているほか、首席補佐官にはバイデン前副大統領の側近のロン・クレイン氏またはスティーブ・リケッティ氏らが就任するとの見方が支配的だ。

 一方で、党内で影響力を増す急進左派が重要閣僚に就任するのも不可避だ。特に、「反ウォール街」「大企業や富裕層への増税」を唱えるウォーレン上院議員が財務長官に就任するとの見方が広がりつつある。

 実際、バイデン氏は大統領候補指名を確実にして以降、大企業への増税を提唱するなど、経済政策でウォーレン氏の影響を受け始めているとの指摘もある。

 バイデン氏が「超党派」のイメージを演出するため閣僚に共和党穏健派を起用するとの観測も根強い。

 ある米政府関係者は、例えば共和党が11月の選挙で上院の過半数を維持し、ライス「国務長官」人事の承認が困難と判断された場合、「息子ブッシュ元政権の国務長官で、バイデン氏支持を表明したコリン・パウエル氏を再び国務長官に起用する仰天人事もあり得る」と予想した。

 また、過激な気候変動対策「グリーン・ニューディール」を唱える急進左派が環境政策を取り仕切るのを防ぐため、共和党関係者を環境保護局長官やエネルギー長官に据えるとの見方も浮上している。

5971チバQ:2020/09/06(日) 13:02:05
https://www.sankei.com/world/news/200903/wor2009030026-n1.html
激戦州でトランプ氏の猛追目立つ バイデン氏、「ヒラリー氏の二の舞い」に危機感 米大統領選まで2カ月 
2020.9.3 15:43
 【ワシントン=黒瀬悦成】11月3日の米大統領選まで2カ月。再選を目指す共和党のトランプ大統領(74)は、民主党大統領候補のバイデン前副大統領(77)に支持率で劣勢にあったのが、8月に入ってから激戦州を中心に追い上げを見せ、徐々に接戦の様相が強まってきた。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた両候補の全米平均支持率は2日現在、トランプ氏が42・2%、バイデン氏は49・7%で、同氏がリードを保っている。

 ただ、同サイトによれば勝敗を左右する「激戦州」に位置付けられる中西部ウィスコンシン、ミシガン、東部ペンシルベニア、南部ノースカロライナ、フロリダ、西部アリゾナの6州での平均支持率はトランプ氏が45・5%で、バイデン氏48%との差はわずか2・5ポイントだ。7月24日時点でのバイデン氏との差は6・3ポイントだったことから、トランプ氏の猛追傾向は明白だ。

 中でもトランプ氏の健闘が目立つのは、バイデン氏の出身州で、バイデン陣営の本部があるペンシルベニア州。モンマス大が今月2日発表した世論調査結果では、同州での両者の支持率の差は7月中旬の13ポイントから一気に4ポイントに縮まった。

 さらに、同サイトの分析では、トランプ氏の激戦6州での支持率(2日現在)は、同氏が勝利した2016年の前回大統領選の同時期比で0・8ポイント上回っていた。民主党の間では、前回大統領選で最後まで優勢を維持しながら敗退したクリントン元国務長官の二の舞いをバイデン氏が演じる恐れも排除できないとして、危機感を強めつつある。


 トランプ氏の勢いがここへきて回復傾向にあるのは、新型コロナウイルス危機に関し1日あたりの新規感染者数が8月から減少傾向に転じたことや、経済が株価の上では回復基調を示すなど、「正常化」への展望が多少開けてきたことが要因とみられている。

 また、バイデン氏が新型コロナ感染対策を理由に先週まで自宅から選挙活動を行う「穴熊戦術」に徹していたことも支持低下につながった可能性がある。

5972チバQ:2020/09/06(日) 13:14:04
29フロリダ 
20ペンシルベニア*読売ではバイデン有利報道 ★
16ミシガン*バイデン*読売ではバイデン有利報道 ★
15ノースカロライナ >>5941
11アリゾナ
10ウィスコンシン ★

★ラストベルト

バイデン 232
トランプ 204
互角  102
総数:538 当選ライン270人

5973チバQ:2020/09/06(日) 13:15:33
https://www.sankei.com/world/news/200903/wor2009030027-n1.html
【米大統領選まで2カ月】トランプ、バイデン両氏 「勝利の方程式」どう描く
2020.9.3 16:40
 「米国第一」政策の総仕上げに向けて2期目を目指す共和党のトランプ大統領(74)と、「米国を正常に戻そう」と訴えて政権奪還に動く民主党のバイデン前副大統領(77)は、それぞれどのような「勝利の方程式」を描くのか。

 ここまで支持率で優勢を保つバイデン氏が恐れるのは、2016年の前回大統領選でのクリントン元国務長官に続き、一般得票数でトランプ氏を上回りながら大統領選挙人の獲得数で同氏に及ばず、敗退する事態に陥ることだ。

 大統領選は、全米50州と首都ワシントンに割り当てられた大統領選挙人538人について、原則としてそれぞれの州で得票数が最も多かった候補が州の選挙人を総取りし、過半数の270人を獲得した候補が勝利するというものだ。

 それだけに共和、民主両党の間で決定的な勢力の差がなく、選挙人の数が比較的多い「激戦州」で両候補の支持率の差が狭まっているのは、バイデン氏にとっては憂慮すべき事態だ。

 バイデン氏は先週、新型コロナウイルス対策を理由に「自宅にこもって選挙活動を続ける」と明言していた。それが今週に入って東部ペンシルベニア州ピッツバーグで演説を行い、来週には激戦州を遊説すると表明したのは、各地で積極的に選挙集会を開くトランプ氏を前に「穴熊戦術」がもはや通用しなくなったと悟ったためだ。

 一方、グリネル大が2日公表した世論調査結果では、18年の中間選挙で民主党が下院を奪還する原動力となった郊外在住の有権者は、バイデン氏支持が58%に対し、トランプ氏は35%だったことが分かった。郊外の女性に限ると両者の支持率はバイデン氏64%、トランプ氏35%だった。


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 16年大統領選の出口調査では、トランプ氏に投票した郊外居住者は49%、クリントン氏は45%だった。重要な票田である郊外の有権者のトランプ氏離れは同氏にとって懸念材料だ。

 トランプ氏は、一部の大都市で過激勢力などによる暴動や犯罪が横行していることに関し、「法と秩序」の回復を争点に据えて治安問題に敏感な郊外女性の取り込みを図っている。

 しかし、郊外女性は主にトランプ氏の新型コロナ対策に反発を強めているとされ、トランプ氏の戦術は現在までに目立った効果を上げていない可能性がある。

 また、米軍事紙「ミリタリー・タイムズ」が最近発表した世論調査では現役米軍将兵の41%がバイデン氏、37%がトランプ氏を支持すると答え、軍最高司令官である同氏からの「離反」が浮き彫りとなった。

 同紙によると、トランプ氏が最近の米国内の騒乱に米軍の投入を図ったことや、ドイツ駐留米軍の削減決定が響いたとみられ、同氏には痛手となりそうだ。

 トランプ氏が再選を果たすには、前回獲得した州(選挙人総数306人)のうち中西部ミシガン(選挙人16人)、東部ペンシルベニア(同20人)を落としたと仮定し、過半数の270人を確保するには残る全ての州で勝つ必要がある。

 トランプ陣営としては、全有権者の4割以上を占める強固な支持基盤を確保する一方、郊外居住者に加え、黒人や性的少数者も含め、あらゆる有権者を少しずつバイデン氏側から切り崩し、前回と同様に激戦州で競り勝つことを目指す考えだ。(ワシントン支局長 黒瀬悦成)

5974とはずがたり:2020/09/07(月) 17:53:38
米国やべえなあ

米ロサンゼルス49.4度 史上最高 電力使用の抑制呼び掛け 山火事拡大
毎日新聞2020年9月7日 12時24分(最終更新 9月7日 16時43分)
https://mainichi.jp/articles/20200907/k00/00m/040/103000c

 米西部は厳しい暑さに見舞われ、米メディアによると、カリフォルニア州ロサンゼルスで6日、観測史上最高となる気温49・4度を記録した。電力需給が逼迫し、ガーセッティ市長は過剰な使用を控えるよう住民に呼び掛けた。

 カリフォルニア州では8月16日にデスバレーで54・4度を観測し、猛暑が続いている。山火事も再び勢いを増し、州中部では5〜6日、山中で逃げ場を失った計200人超がヘリコプターで救助された。

 会員制交流サイト(SNS)には、木々が激しい炎に包まれ、山道を通って脱出しようとする車のすぐそばまで火の手が迫る様子を捉えた動画が投稿された。(共同)

5975チバQ:2020/09/07(月) 18:27:30
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/トランプ氏-激戦のテキサス州で逆転-米大統領選の支持率調査/ar-BB18McZL?ocid=spartanntp
トランプ氏、激戦のテキサス州で逆転=米大統領選の支持率調査

2020/09/07 14:22






石川県で1人死亡、4人が新型コロナ感染
宝塚歌劇団専科の松本悠里、来年1月3日に退団

&copy; 時事通信 提供 トランプ米大統領=7月29日、南部テキサス州(AFP時事)
 【ワシントン時事】米大統領選で激戦が予想される南部テキサス州で、トランプ大統領の支持率が民主党候補バイデン前副大統領を逆転したことが、地元紙ダラス・モーニング・ニュースとテキサス大による世論調査で判明した。
 6日公表された調査結果では「大統領選で投票に行く可能性が高い」と答えた有権者のうち、トランプ氏に投票するとの回答は48%、バイデン氏は46%だった。7月上旬の調査では、バイデン氏が5ポイントリードしていた。
 大統領選と同時に行われる上院選では、共和党の現職コーニン議員が民主党の対抗馬に10ポイント以上の差をつけており、調査を主導した政治学者は同紙に「コーニン氏(への支持)がトランプ氏を助けている」と分析した。

5976チバQ:2020/09/09(水) 21:37:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a2197e75fd333b9320792afa2a8157696e4d77c
バイデン氏が庶民派を強調 米大統領選、激戦州で対面活動が本格化
9/9(水) 11:44配信

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西日本新聞
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 【ワシントン田中伸幸】米大統領選の共和、民主両党の正副大統領候補は祝日レーバーデー(労働者の日)の7日、激戦州に入るなどして支持を訴えた。伝統的にこの日を境に選挙戦が本格化するといわれ、各陣営とも精力的に活動。特に民主党のバイデン前副大統領は「市民から遠いエリート政治家」との批判を浴びているだけに、有権者と積極的に接する姿勢をアピールしようと懸命だ。


 バイデン氏は同日、激戦州の一つ、東部ペンシルベニア州を訪れ、支持基盤の労働組合関係者に雇用政策などを説明した。民主党の副大統領候補、ハリス上院議員は初の単独地方活動として激戦州の中西部ウィスコンシン州を訪問。警官から銃撃された黒人の家族や実業家らと面会した。

 バイデン氏が有権者との対面活動を控えていたのは新型コロナウイルス対策のため。本来はレーバーデー後に再開する予定だった。しかし、有権者向けの集会を数多く開く共和党トランプ大統領の陣営が「家にこもって行動が鈍い」と再三批判。民主党支持層からは「もっと有権者に直接語りかけるべきだ」との不満が漏れ、支持率もトランプ氏との差が縮小傾向にあることから、対面活動の再開を前倒ししたとみられる。

 国政の舞台で半世紀近く活動したバイデン氏はエリート批判の払拭(ふっしょく)も課題となる。中間層出身の「庶民派」と強調するため今後、有権者との対話や露出度アップを重視する方針だ。11日には2001年の米中枢同時テロの旅客機墜落現場があるペンシルベニア州を追悼に訪れる。

 対するトランプ氏は7日、当初予定のなかった記者会見をホワイトハウスで開催。コロナ禍からの景気回復に自信を示しつつ、バイデン氏が大統領に就任すれば「経済が破壊される」と攻撃した。同時に、米国を製造業大国にするため「中国への(経済)依存を終わらせる」と対中強硬姿勢を改めて示し、バイデン氏との差異化を図った。

 8、10日は激戦州で集会を計画。11日にはバイデン氏と同じく、ペンシルベニア州に入って同時テロ犠牲者を追悼する見通しで、動きを加速させている。

 ペンス副大統領は7日、ウィスコンシン州で演説し民主党批判を展開した。

西日本新聞

5977とはずがたり:2020/09/13(日) 13:25:44
アメリカ政治に地殻変動を引き起こす人口大移動──「赤い州」を青く染める若者たち
WHY RED STATES HAVE THE BLUES
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/09/post-94375_3.php
2020年9月8日(火)19時45分
サム・ヒル(作家)、ハンク・ギルマン(本誌米国版記者)

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共和党による恣意的な選挙区割りの変更には反発が強まる(ワシントンで) TASOS KATOPODIS/GETTY IMAGES


もちろん、青い州から来た人の全員が民主党に票を投じるわけではない。現役を引退し、温暖な気候を求めて移り住む高齢者には共和党の支持者が多いだろう。しかし彼らの暮らす家を建て、彼らに介護サービスを提供するには何倍もの数の若い労働者が必要になる。そういう働き手の多くはヒスパニックで基本的に民主党支持、つまり青い。

国勢調査の数字を見ると、ノースカロライナではヒスパニック人口が過去10年で20万近く増えた。今のところ、彼らの多くは国籍を取得していないか、国籍があっても投票できる年齢に達していないかのどちらかだ。人口構成の変化が票の出方に反映されるにはそれなりの時間が必要だが、いずれ事態は動く。

そして世代も入れ替わる。20世紀の老兵は去りゆくのみだ。移住者や少数民族、若者の投票傾向に極端な変化がない限り、遠からずノースカロライナは青に染まる。

テキサスはどうか。ここでも山岳・大平原地帯からの保守的な移住者と、北東部・中西部からのリベラルな移住者がせめぎ合い、そこにヒスパニックの移民が加わる構図だ。他州から転入してくるヒスパニックも多いから、いずれ彼らが州内で最大の民族集団となるのは確実だ。

ジョージア州でも白人の比率は低下する一方だ。ここでは、かつて自由と機会を求めて北部に移住したアフリカ系アメリカ人の子孫が、父祖の地に回帰する傾向が目立つ。

いずれにせよ、ベビーブーム世代の退場と黒人やヒスパニックの台頭という流れは変わらず、共和党の地盤をむしばむ。だから南部諸州が青に転じるのは時間の問題だ。しかし、それがいつになるかは分からない。

5978チバQ:2020/09/14(月) 17:02:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/f9c59f1e422437635e536fa5c14dacdb510ddcb4
全国世論調査でバイデン氏がリード、なにが重要か
9/14(月) 16:28配信
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米大統領選はこれまでのところ、バイデン氏(左)が全国世論調査でトランプ氏をリードする状況が続いている
(CNN) 11月の米大統領選に向けてモンマス大学が新たに発表した世論調査では投票する可能性の高い有権者の中でバイデン前副大統領の支持率が51%とトランプ大統領の44%を上回った。登録有権者で見るとバイデン氏支持が51%、トランプ氏支持が42%だった。

2つの平均ではバイデン氏が8ポイントのリードを示しているが、これは全国の世論調査の平均と沿った数字となっている。

ただし、一般投票それ自体には何の意味もない。大統領になれるのは、選挙人を獲得できた場合だけだ。

そうは言っても、全国世論調査は重要だ。州別の世論調査の平均よりもより正確といえる。最も重要な点は、選挙人を獲得するためにバイデン氏が全国的に必要なマージンがどのくらいかということがかなり明確だということだ。

もし、バイデン氏が全国的に5ポイント以上支持率で上回っていれば、選挙人投票で勝利して少なくとも270人の選挙人を獲得することはほぼ確実といえそうだ。これは単に、重要な接戦州と全国的な投票との間で5ポイント以上の差がある記録がほとんどないためだ。

もし、バイデン氏が3ポイントから5ポイントの間で全国的に支持が上回っていれば、トランプ氏勝利の可能性も無視できないものの、バイデン氏が選挙人の獲得で明確に有利といえるだろう。

現時点ではバイデン氏の支持率は全国的に5ポイント以上の差がついている。

全国調査で2ポイントや3ポイントの違いが出ることはあるだろうが、少なくとも州別の世論調査と比べれば、それほど起こりえるわけではない。

1972年以降、全国世論調査の単純平均は1.8ポイントのずれがあった。一方、最終的なマージンが10ポイント未満の競争の激しい州では3.3ポイントのずれが生じていた。

同時期、全国世論調査の単純平均で6ポイント以上のずれが生じた年は一度もなかった。

重要なのは全国世論調査でのずれは主要な接戦州でのずれよりも起こりにくいということだ。もし、バイデン氏が現時点と同じ水準のマージンを本選投票日にも維持できれば、一般投票だけでなく、選挙人投票でもかなり有利だといえるだろう。

5979チバQ:2020/09/17(木) 21:40:18
https://www.sankei.com/world/news/200916/wor2009160023-n1.html
米大統領選、激しさ増すヒスパニック票の争奪戦
2020.9.16 12:15
 【ワシントン=平田雄介】11月3日実施の米大統領選で、民主党候補のバイデン前副大統領は15日、南部フロリダ州で同日始まった「ヒスパニック(中南米系)伝統月間」の行事に参加して演説し、共和党候補のトランプ大統領の支持率が伸びた中南米系への浸透を図った。トランプ氏も先週末から中南米系が多い西部のネバダ州やアリゾナ州を遊説。人種的少数派の中で最多とされる中南米系の集票をめぐる争いが激しくなっている。

 バイデン氏は演説で、メキシコ国境で不法入国した親子を引き離して拘束するなどしたトランプ政権の政策を「凶悪な行い」と非難。2017年の大型ハリケーン・マリアで被災したカリブ海の自治領プエルトリコの住民の救援を「軽視した」として、トランプ氏は「中南米系を助けるのに何度も失敗した」と批判した。

 フロリダ州では、NBCテレビが8日に発表した世論調査で、トランプ氏が中南米系の支持率でバイデン氏を4ポイント上回った。前回2016年大統領選の出口調査では、民主党候補だったクリントン元国務長官がトランプ氏を27ポイント上回っており、顕著な変化が現れている。

 新型コロナウイルスの流行に伴う苦境の中、経済対策の支持率でバイデン氏を上回るトランプ氏が、独裁政権下のキューバなど中南米の貧しい国々から移民したルーツを持つ有権者の期待を集めた可能性がある。

 トランプ氏はネバダ州を12〜14日に遊説。アリゾナ州では14日夜に中南米系支持者との対話集会を開き、反米左派が政権を握るベネズエラなどを挙げて、「皆さんの祖父母や両親は、米国で夢を叶えるために治安の乱れなど問題の多い国からやってきた」と指摘。「バイデン氏は警察予算を削減するが、私は警察官を増員する」と訴え、喝采を浴びた。

5980チバQ:2020/09/22(火) 20:41:15
https://www.sankei.com/world/news/200921/wor2009210005-n1.html
米最高裁人事巡り対立激化 バイデン氏、延期要求
2020.9.21 09:51
 米最高裁の女性判事ルース・ギンズバーグ氏の死去に伴う後任人事を巡り、11月の米大統領選で戦う共和党候補トランプ大統領と民主党候補バイデン前副大統領の対立が激化している。トランプ氏は週内にも後任指名に踏み切る構えだが、バイデン氏は20日の演説で、大統領選後に延期するよう改めて要求した。

 バイデン氏は東部フィラデルフィアで、大統領選の期日前投票などが始まっていると指摘し、この時期の後任指名を「米国民は支持しない」と強調。大統領選の勝者が指名すべきだと訴えた。最高裁判事は9人で構成する。トランプ氏が保守派を指名し上院が承認すれば、保守派6人に対してリベラル派3人となる。最高裁判事は終身制のため、リベラル派は長期にわたり保守派の優勢を許すことになると危機感を募らせる。

 トランプ氏の考えに沿って、上院で多数を握る与党共和党のトップ、マコネル院内総務も採決を急ぐ方針を示している。バイデン氏は演説で、共和党の上院議員に向け「良心に従ってほしい」と造反も呼び掛けた。定数100の上院で共和党は53人を占めているが、米メディアによると、このうちコリンズ、マカウスキ両議員が大統領選前の採決に懸念を表明。米議会も巻き込んだ攻防が激しさを増している。(共同)

5981チバQ:2020/09/22(火) 20:43:11
https://www.sankei.com/world/news/200919/wor2009190009-n1.html
米最高裁のギンズバーグ判事が死去 最高齢のリベラル派 トランプ氏、後任に保守派指名へ
2020.9.19 10:26国際米州
米大統領選
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米最高裁のルース・ギンズバーグ判事=2017年(ロイター)
米最高裁のルース・ギンズバーグ判事=2017年(ロイター)

 【ワシントン=黒瀬悦成】米最高裁は18日、最高齢で女性のルース・ギンズバーグ判事が同日、転移性膵臓(すいぞう)がんのためワシントンの自宅で死去したと発表した。87歳。ここ数年、複数回にわたりがんの手術を受け、今年5月から化学治療を受けていた。

 ギンズバーグ氏はリベラル派で、女性の地位向上に積極的に取り組んできた。同氏の死去で、最高裁判事(定員9)の構成はロバーツ長官を含め保守派5人、リベラル派3人となった。

 トランプ大統領は、ギンズバーグ氏の後任に保守派の判事を直ちに指名する見通し。トランプ氏が9日に公表した20人の判事候補には、2016年の前回大統領選でトランプ氏と共和党候補指名を争ったクルーズ上院議員らが含まれている。

 最高裁判事の人事には上院の承認が必要。トランプ政権は、11月の大統領選と同時に行われる上院選で共和党が過半数を失う事態も想定し、後任判事を早期に就任させたい考えだが、民主党の抵抗は必至だ。

 トランプ氏は今後、後任判事の指名承認が大統領選までに間に合わない事態もにらみ、最高裁の「リベラル化阻止」を争点の一つに掲げて保守的な有権者層に対する一層のアピールを図りたい考えだ。

5982チバQ:2020/09/22(火) 20:50:17
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020091900397&amp;g=int
米共和、上院過半数も黄信号 劣勢の調査相次ぐ
2020年09月20日07時19分


 【ワシントン時事】11月3日投票の米大統領選と同時に行われる連邦議会の上院選で過半数維持を目指す与党共和党に不利な情勢調査が相次いでいる。仮に大統領選で民主党のバイデン前副大統領がトランプ大統領に勝てば、民主党による10年ぶりの政府・議会の完全支配も現実味を帯びる。
 上院の勢力は現在、共和53対民主47(無所属含む)。35議席が争われる今回、民主党が上院を制するには少なくとも3議席を共和党現職から奪わなければならない。バージニア大政治センターの情勢調査によると、民主党現職が劣勢なのはアラバマ1州なのに対し、共和党現職が劣勢または互角なのは5州で、過半数をめぐる攻防は激しい。
 米紙ニューヨーク・タイムズが18日に発表した世論調査によると、この5州のうちメーン、アリゾナ、ノースカロライナで、共和党現職が5〜8ポイント、支持率で民主党候補を下回った。同紙は、新型コロナウイルスの失政が「トランプ氏の再選ばかりか上院過半数を危うくしている」と分析する。このほかコロラドでも今月上旬、共和党現職が9ポイント劣勢という調査が出ている。
 全議席が改選される下院は、現職が多い民主党が有利な情勢。民主党はオバマ前大統領が最初に当選した2008年に上下両院で過半数を獲得し、10年に下院の過半数を失うまで医療保険制度改革(オバマケア)などを進めた。共和党関係者には「完全支配を許せば環境、医療保険、警察改革などでやりたい放題になる」と警戒がくすぶる。

5983チバQ:2020/09/23(水) 17:28:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/814f0a01aa7c3a95148f8f3f7fba67dd79ef903c
トランプ氏、連夜の「空港集会」 コロナ禍で滑走路活用 米大統領選
9/23(水) 16:24配信
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22日、米東部ペンシルベニア州ピッツバーグ国際空港で選挙集会を開くトランプ大統領(AFP時事)
 【ワシントン時事】11月の米大統領選まで1カ月半を切り、トランプ大統領が激戦州での活動を本格化させている。

 新型コロナウイルスへの懸念から大規模な屋内集会は控えているが、空港の滑走路脇を特設会場にした集会を連夜開催。屋外なら密集も構わないかのような姿勢に批判が集まっている。

 空港集会は17日以降、日曜日を除いて5夜連続。大統領専用機エアフォース・ワンで乗り付けて、演説が終わるとすぐに飛び立つ。

 22日夜はペンシルベニア州のピッツバーグ国際空港で約90分間演説した。聴衆を前に「私は毎晩これをやっている。昨夜もオハイオでものすごい盛況だった」と支持者との距離の近さをアピール。民主党候補のバイデン前副大統領を「彼は誰とも100ヤード(約90メートル)離れるようにしている」とくさした。

5984チバQ:2020/09/27(日) 11:23:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/4328b425689ac064b0b8dff62a1247dae0cbd4c5
トランプ大統領、保守派女性のバレット氏を最高裁判事に指名
9/27(日) 7:27配信

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産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は26日、ギンズバーグ連邦最高裁判事(18日死去)の後任に、女性で保守派のエイミー・バレット連邦控訴裁判事(48)を指名すると正式に発表した。上院で指名が承認されれば、最高裁(定員9人)の構成は保守派が6人、リベラル派が3人となり、最高裁で保守派の優位が確立される。

 トランプ氏はホワイトハウスでの指名発表式で演説し、バレット氏について「最も優れた法的思考の持ち主の一人だ」と称賛した。バレット氏は「判事は為政者ではない。判事は法律を記載通りに適用すべきだ」と強調した。

 トランプ氏による最高裁判事の指名は、ニール・ゴーサッチ(2017年)、ブレット・カバノー(18年)両氏に続き3人目。

 バレット氏が承認されれば女性の最高裁判事としては歴代5人目となる。トランプ氏としては女性判事の起用で、11月3日実施の大統領選に向け、16年の前回大統領選で同氏を支持しながら18年の中間選挙では民主党支持に流れた郊外在住の白人女性の支持を取り戻したい思惑もある。

 上院(定数100)による指名承認公聴会は10月12日にも開始される。上院の現有勢力は共和党53、民主党(同党系無所属を含む)47で、承認はほぼ確実視されている。

 バレット氏はカトリック信者で、スカリア元最高裁判事の法務事務官などを経て、17年から中西部を管轄する第7巡回区連邦控訴裁(本部イリノイ州シカゴ)の判事を務めている。

5985チバQ:2020/09/27(日) 11:24:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/e6a300a4a347c370146db56a094fb9cf932ac44a
地図に出現したサラマンダー、選挙区はなぜこんな奇妙な形になったのか
1812年、米マサチューセッツ州の議員たちがエセックス郡の外れに、自党が有利になるような選挙区をつくった。この選挙区の奇妙な形から「ゲリマンダー」という言葉が生まれた。(THE NORMAN B. LEVENTHAL MAP CENTER)

 今から200年ほど前の米国で、「民主主義に対する忌まわしい行為だ」との批判が相次ぐ事態が起きた。ある選挙で、2党の得票総数はほぼ同数ながら、片方は29議席を獲得し、もう一方はわずかに11議席に終わったからだ。その理由こそ、現在「ゲリマンダー」として知られる、特定の政党に有利に働く選挙区の区割りだ。

 ゲリマンダーは今も問題として取り上げられ、2017年6月、米国史上初めて、ウィスコンシン州のゲリマンダーについて最高裁判所が審理した。これは純粋に政党間の有利不利を争点にするものだった(人種的少数派が不利となるゲリマンダーはすでに審理されていた)。

 ゲリマンダーという言葉は、1812年に行われたマサチューセッツ州上院議員選挙をきっかけに生まれた。1811年、マサチューセッツ州知事のエルブリッジ・ゲリーが、自身の所属政党である民主共和党にとって有利になるような選挙区割りを承認したのだ。過去数回の選挙では、得票数は野党である連邦党とほぼ互角。民主共和党は州議会で過半数を維持していたが僅差だった。ところが、新しい区割りでは、ウースター、ハンプシャー、エセックス郡から連邦党寄りの町を、民主共和党寄りの選挙区に割り当て直したのである。

 ある選挙区はエセックス郡の外側を取り囲むように決められた。そして、その見た目がサラマンダー(ドラゴンのような姿をした想像上の生物)と揶揄(やゆ)された。「ボストン・カゼット」紙は1812年3月26日、翼とかぎ爪、恐ろしい顔を描き加えた地図を掲載し、区割りを承認した州知事にちなんで「ゲリー-マンダー」の「自然史」という風刺的な見出しを付けた(写真は1820年ごろの新聞記事。ボストン・カゼットのオリジナル記事に、その後の出来事を追加し、見出しは「自然史と政治史」に変更されている)。

 こうした理由で、「ゲリマンダー」と言えば、まず引き合いに出されるのがゲリーだ(彼は再区割りの法律に渋々署名しただけだったのだが…)。ところで、実際のゲリーは優れた実績を残した歴史上の偉人でもある。彼は独立宣言に署名した56人のうちの1人であり、権利章典が含まれていなかった合衆国憲法に署名しなかった人物としても知られている。またゲリーは、ジェームズ・マディソン大統領のもとで第5代副大統領を務めている(ちなみに、米国では「ゲリマンダー」は「ジェリマンダー」と発音されることが多く、ゲリーの名が入っていないように聞こえる)。

 写真の新聞記事に追加された政治史によれば、1812年の選挙では、市民は反発し、その結果、新しい選挙区法が成立。記事には「ゲリマンダーは死んだ」と書かれている。ただ「墓に運ばれたのは空のひつぎ」だとも付記されている。

 それから約2世紀。「空のひつぎ」と書かれたとおり、「恐ろしい怪物」はまだ死んでいなかった。

文=GREG MILLER/訳=米井香織

5986名無しさん:2020/09/27(日) 13:34:10
トランプ氏、米連邦最高裁判事に保守派エイミー・コーニー・バレット判事を指名
https://www.bbc.com/japanese/54313412
ドナルド・トランプ米大統領は26日、人工妊娠中絶に反対するなど社会的保守派が歓迎する48歳女性判事を、がんで亡くなったリベラル派のルース・ベイダー・ギンズバーグ判事の後任として指名した。終身任期の最高裁判事人事を大統領選を目前に行うトランプ政権に、野党・民主党は強く反発している。

ホワイトハウスで指名を発表したトランプ氏は、バレット判事を「比類ない功績、とてつもない知性の女性」で、「卓越した学者、そして卓越した判事」だとたたえた。さらに、「決してひるむことない忠誠心を憲法に抱いている」と説明した。

バレット判事は、最高裁判事としての自分の判断はあくまでも法律に沿って行うと強調。「裁判官は政策決定者ではない。自分自身が特定の政策について抱いているかもしれない見解は、決然として横におかなくてはならい」と述べた。

バレット判事が上院に承認されれば、最高裁判事の構成(定数9人)は当面、6対3で圧倒的に保守に傾くことになる。1人の大統領が最高裁判事を3人も選ぶのは異例。

大統領選をトランプ氏と争う民主党のジョー・バイデン大統領候補は上院に対して、「アメリカ国民が次の大統領と次の連邦議会を選ぶまで、欠員人事を進めないよう」呼びかけた。

「最高裁に誰が座るべきか、合衆国憲法は有権者には一度だけ発言権を与えている。今こそその時で、有権者の声を聞くべきだ」と、バイデン氏は上院に承認手続きを大統領選以降まで待つよう求めた。バイデン氏は、大統領選目前に最高裁人事を強行するのは「権力の乱用」だと非難を繰り返している。

最高裁判事は終身制で、自分を指名した大統領がホワイトハウスを去った後も、最高裁に留まり、重要判決を下し続ける。人工中絶や医療保険制度、銃規制や同性結婚など国民生活に大きく影響する判断をするほか、最近では、トランプ政権によるイスラム教徒の多い国からの入国制限を認めたり、気候変動対策の差し止め請求を認めたりしており、その判断は世界情勢にも影響を与える。

激しい接戦で結果がなかなか判明しなかった2000年大統領選の際には、最高裁がフロリダ州の再集計を差し止め、その結果、ジョージ・W・ブッシュ氏が当選した。

今年の大統領選の開票結果が紛糾(ふんきゅう)した場合も、最高裁がその決着に影響する判断を示す可能性もある。それだけに、11月3日の大統領選を目前にした後任人事に、民主党は猛反発している。2016年に当時野党だった共和党が大統領選の年に終身の最高裁判事を決めるべきではないとして、バラク・オバマ大統領(当時)が選挙の237日前に指名した候補について、審議を拒否した経緯もある。

オバマ大統領がこの時指名した穏健派判事の就任はそのまま立ち消えになり、代わりにトランプ大統領が就任直後に指名した保守派のニール・ゴーサッチ判事が就任した。

今回のバレット判事指名から11月3日の大統領選まで40日を切っているが、共和党幹部のミッチ・マコネル上院院内総務は、バレット判事の指名を「これ以上の素晴らしい決断はない」とトランプ氏を称賛。マコネル氏は大統領選より前に、上院本会議で承認決議を行うと強調している。

5987名無しさん:2020/09/27(日) 13:34:56
>>5986
■バレット判事は承認されるのか

大統領が指名する判事候補は、上院の司法委員会(委員22人)の審議を経て、本会議が過半数で承認する必要がある。司法委員会は通常3〜5日の公聴会で指名候補に質疑を重ねた後、本会議の採決にかけるか決議する。

上院(定数100)は現在、与党・共和党が53議席で多数を占める。数人の共和党議員が大統領選の前に最高裁判事を決めるべきでないと発言しているものの、共和党はすでに承認に必要な51人の票を確保しているとされる。

CBSは複数の消息筋の話として、ホワイトハウスが共和党の上院議員たちに連絡をとり、来週にもバレット判事と面談するよう調整を始めていると伝えた。上院議員たちとの顔合わせは30日から始まる見通し。

予想外の展開を除き、民主党にはバレット判事の承認を阻止する方策がないものとみられている。

ギンズバーグ判事の死後に実施されたロイター・イプソス世論調査によると、成人アメリカ人の62%が、後任判事は大統領選の勝者が決めるべきだと回答。23%はこれに反対し、その他は「分からない」と答えている。

5988名無しさん:2020/09/27(日) 13:35:21
>>5987
■エイミー・コーニー・バレット判事とは

ニューオーリンズ出身の敬けんなキリスト教カトリック信者で、2013年には雑誌記事で、「命は受胎の時に始まる」と発言。これは人工中絶に反対する立場の表明として受け止められる。アメリカでは1973年の「ロー対ウェード」判決で、全国的に人工中絶が女性の権利として認められた。しかし、近年では州法レベルで中絶を規制する動きが活発化し、これに最高裁が違憲判決を下すなど、法廷闘争は続いている。

こうした状況で、最高裁が「ロー対ウェイド」判例を覆すことを期待する中絶反対派は、バレット判事の就任に大きな期待を寄せている。

バレット判事はこのほか、トランプ大統領による強硬な移民規制策や、銃規制の緩和も支持してきた。

2017年5月にトランプ大統領によって第7巡回区控訴裁判所判事に指名された後、上院司法委員会の公聴会で野党・民主党から厳しい質問を受けたものの、同年10月に本会議で賛成55、反対43で承認された。

この時の公聴会でバレット判事は、自分の信仰心が自分の司法判断に影響するかどうか、民主党議員から質問された。

ダイアン・ファインスタイン上院議員(カリフォルニア州選出)に、「あなたの中にはドグマ(教義、偏見)が大きく響いている」と言われると、バレット判事は自分は司法判断と信仰心は切り分けていると強調していた。

性的少数者の権利を擁護する様々な団体は、バレット判事が所属する保守派カトリック信者団体「People of Praise(崇拝の人々)」が運営する複数の学校が、性的関係は異性の夫婦間にのみ限定されるべきだと指針を掲げていることを批判している。

保守派はバレット判事が最高裁に就任することで、バラク・オバマ前大統領による医療保険制度改革法(「患者保護及び医療費負担適正化法」、通称「オバマケア」)を最高裁が無効にすることを期待している。

最高裁がオバマケアを無効と判断した場合、アメリカでは約2000万人が医療保険を失うおそれがある。

オバマ政権の副大統領だったバイデン氏は、バレット判事がこれまでオバマケアに反対し続けてきたことを批判し、懸念を強調した。

(英語記事 Amy Coney Barrett: Trump nominates conservative favourite for Supreme Court)

5989チバQ:2020/09/27(日) 19:31:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/f6745ec52254d520fa33561fbf1a35e62486e090
【地球コラム】激戦州ミシガンの有権者は今
9/27(日) 17:04配信

カギ握る郊外
米中西部ミシガン州マコーム郡の地図=2020年9月

 11月の米大統領選の勝敗の行方を左右する激戦州の一つ、中西部ミシガン州。最新の世論調査では、民主党候補のバイデン前副大統領(77)がトランプ大統領(74)をリードしている。ただ、2016年の前回選挙ではトランプ氏が劣勢を逆転して同州を0.3ポイントの僅差、得票数にして約1万700票差で制している。8月中旬、ミシガン州最大都市デトロイト郊外に位置するマコーム郡で有権者を取材した。(時事通信社ニューヨーク特派員 石田麻菜)

〔写真特集〕ドナルド・トランプ氏

◇ ◇ ◇

 ミシガン州は「ラストベルト」(さび付いた工業地帯)と呼ばれる地域に位置する。ラストベルトは前回大統領選で「米国第一」を掲げ、製造業や雇用の国内回帰を訴えたトランプ氏が躍進した地域だ。

 米国の選挙では都市部で民主党、地方部で共和党がそれぞれ強い傾向があるため、間に位置する都市郊外の動向が注目されている。デトロイト郊外のマコーム郡もミシガン州の勝敗の鍵を握る郡だ。

 同郡の主要産業は製造業で、人口の約8割は白人。かつては大半が白人だったが、近年はデトロイトに近い郡南部を中心に人種が多様化し始めている。近年の大統領選では共和党候補が04年と16年、民主党候補が08年と12年をそれぞれ制し、ミシガン州の中でも「激戦郡」だ。16年はトランプ氏が11.6ポイント差で勝利している。マコーム郡の有権者は今、トランプ氏についてどう考えているのか、公園や住宅街で話を聞いた。

コロナで経済はトイレの中
ミシガン州の全米自動車労組(UAW)本部で演説する民主党領候補のバイデン前副大統領=2020年9月9日、ミシガン州

 「彼は国民にうそをついた」。共和党支持者の自営業カイス・アブナさん(55)は、新型コロナウイルスの感染拡大を機にトランプ氏不支持に転じた。「この国だけで15万人以上が死亡しているのに、彼は『(ウイルスが)なくなる』としか言わない。賛同できない」と憤る。「(コロナ禍まで)経済は良好で、彼を支持していた。彼は経済を良くしたが、その経済は今、どこに行った? トイレの中だ。3年前やこの3年間何をやったかより、今の方が重要だ」と強調した。

 しかし、バイデン氏に投票するかはまだ決まっていないという。「彼(バイデン)に悪いところはないし、(民主党副大統領候補の)ハリスも好きだ。2人とも悪くない。トランプよりは上手くやるだろう。でもわれわれにはバイデンよりもっと強い候補が必要だ。もっと強くて、若くて、健康な人だ。彼はもうすぐ80歳だ」と78歳で就任すれば米史上最高齢の大統領となるバイデン氏の健康面への不安を口にした。

5990チバQ:2020/09/27(日) 19:31:50
◇トランプ氏よりサンドイッチに投票

 バイデン氏に投票すると話した人は、その理由について一言目に「トランプ氏を負かすため」と説明する人が多く、バイデン氏に対する積極的な評価を最初から語る人は少なかった。

 郵政公社で働く無党派の女性(63)は「トランプ氏に票を入れるくらいなら、ツナサンドイッチに投票する」と言い切った。この表現は、トランプ氏への支持をやめた共和党支持者が使ったことで知られる。この女性は前回に続き、民主党候補のバイデン氏に投票するつもりだ。一方、この女性の周囲では「まだ少数」だが、前回トランプ氏に投票した人のうち、6人がバイデン氏に投票する予定なのに対し、前回クリントン氏に投票し、今回トランプ氏に投票する人は「一人もいない」という。この6人について女性は「言動などから徐々に(トランプ氏への)支持を失っていった」と語った。

コロナ禍、トランプ氏のせいにしない
取材に応じるニック・ペンラッドさん(右)らトランプ大統領支持者の3人=2020年8月18日、ミシガン州マコーム郡[筆者撮影]

 一方、トランプ氏への根強い支持もあった。「コロナ禍まで好調だった」経済がその理由に挙がる。今回もトランプ氏に投票するつもりだという建設作業員ニック・ペンラッドさん(40)は「家を建てる人が多いほど、自分の仕事は増える」と話し、経済が好調だったことを受け、コロナ禍までは自身の仕事も順調だったと振り返った。コロナ禍についても「彼のせいにはしない」と支持は揺るがない。

 引退生活を送る無党派のアル・ファブリスさん(73)も、「一方(民主党)はないお金を使おうとしているだけだが、トランプ氏は経済を立て直そうとしている。もしも民主党が政権を運営していたなら、われわれは今頃中国語をしゃべっていただろう」とトランプ氏への支持とともに中国への不信感もあらわにした。コロナ禍の対応も「うまく対応できている人は誰もいないし、皆そのうち(ウイルスが)なくなると思って必要なことをしていなかった」と擁護する。

 ファブリスさんは過去に民主党候補に投票したこともある。今回バイデン氏に投票しない理由は「彼は健康状態が良くないため、4年間もつか分からない。そうなると(大統領が職務を全うできない場合に大統領に昇格する)副大統領選びが重要になるが、彼女(ハリス氏)は、ばらまき政策を行う勢力の人間だ。支援だけを行えば、人々はそれに慣れ、働かなくなり、復帰が難しくなる。だからばらまきは駄目だ」と指摘した。

 ただ、「トランプ氏を全面的に好きなわけではないが、もう一つの党よりは好きだ。真の第三党があればもっと良かった。右にも左にも寄りすぎていない党だ。今は分断が進みすぎている」と苦言を呈し、分断した社会をまとめられる中道の党があればよかったと話していた。

5991チバQ:2020/09/27(日) 19:32:09
クリントン氏からトランプ氏に
ミシガン州フリーランドの国際空港での選挙集会で支持者に向けて演説するトランプ米大統領=2020年9月10日、ミシガン州

 取材した有権者の中で前回はクリントン氏に投票し、今回はトランプ氏に投票するという人も1人いた。元プロテニス選手で不動産業などにも就いていたというスー・メドレーさん(64)だ。過去の大統領選では共和、民主両党の候補に投票したことがあり特に支持政党はない。

 トランプ氏への投票理由は「政策が好きだからだ。海外から国内に企業を戻したことや減税を評価している」と説明する。「人柄自体を好ましく思っているわけではないが、良い心は持っていると思う。たまに不適切なことを言うけど、彼はもともと政治家ではないから、メッセージの伝え方で戸惑う人もいるのだと思う」と話し、あくまで政策を評価していると語った。さらに、「もう一つの理由は民主党が何も政策を提示しないからだ。政策が提示されるのを待っていたけど、『反トランプ』キャンペーンになっている。深く失望している」と民主党への不満も語った。

 2016年の大統領選では民主党候補のヒラリー・クリントン氏に投票した。「トランプ氏のことをよく知らなかったし、当時は経済も良くなり始めていたからより安全な候補と思ったヒラリーに投票した」と振り返る。一方、「(トランプ氏について)当時、今ほど知っていたなら、トランプ氏に前回も入れていたと思う」と語った。新型コロナ対応についても「他の人だったらもっと上手く対応できていたのかは分からない。誰かがあなたはこうすべきだったと(後から)指摘するのは嫌いだわ」と話した。

投票先がない
警官により黒人男性が射殺されたミシガン州デトロイトの現場付近で行われた警察の暴力行為に反対する非暴力デモ行進=2020年7月10日、ミシガン州

 自動車エンジニアのマークさん(45)はまだ投票先を決めていない。「両党とも極端になりすぎている。自分は中産階級だから、中産階級を代表する政党があれば良かったがそれがない」と話した。

 米国ではかねてから社会の分断が進んでいるが、トランプ政権下では共和党と民主党の党派対立がさらに激化しており、有権者の間には互いの批判ばかりを行う双方の姿勢に不満も広がっていた。マークさんは「一方は富裕層を、もう一方は貧困層ばかりを気に掛け、誰も中産階級のことは気に掛けていない」と指摘。「中産階級の人口が最も多いのに最近は極端な考えで票や注目を得るようになっていて、困惑させられる。政治に失望している」と話した。選挙では経済や新型コロナ対策を関心事として挙げ、「平均的な人を助ける人に投票したい」と述べた。

 ニューヨーク・タイムズ紙によれば、16年大統領選の全米の郊外地域の得票率では、民主党候補のクリントン氏の51%に対し、トランプ氏は43%。公共ラジオ(NPR)などによる全米を対象とした8月の世論調査によると、郊外居住者のうち今投票するならバイデン氏と答えたのは61%に対し、トランプ氏は36%と双方の差は広がっている。特に郊外に住む女性の間でトランプ氏離れが進んでいるとも報じられる。ただ、トランプ氏には必ず投票に行く熱心な支持者がいるほか、前回は世論調査での劣勢を覆して大統領選で勝利しており、ミシガン州では今回も接戦が予想されている。

5992チバQ:2020/09/28(月) 15:29:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb752e286d0c5d8b6c0eb45f54f81659909776a5
最高裁判事 米社会二分化で高まる最高裁の重要性 
9/27(日) 13:48配信
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 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領が最高裁判事に保守派のエイミー・バレット連邦控訴裁(高裁)判事を指名した人事がこれまで以上に注目されたのは、米社会の二極分化が進む中、米国の長期的な方向性を定める最高裁の重要性が国民の間で一層強く認識されるようになったためだ。

 バレット氏は2017年に連邦控訴裁判事に就任して以降、トランプ政権の移民政策を支持し、米憲法に明記された国民の銃所有の権利を拡大させる司法判断を下してきた。

 最高裁では大統領選後の11月10日、オバマ前政権下で成立した、事実上の国民皆保険を目指す医療保険制度改革法(オバマケア)の是非を問う裁判の審理が行われる。トランプ政権と共和党は同法の撤廃を目指しており、バレット氏がそれまでに承認されれば同法は撤廃に大きく近づく。

 保守派のカトリック信者であるバレット氏は人工妊娠中絶にも反対の立場だ。このため中絶容認派の市民団体は、バレット氏が通称「ロー対ウェード判決」と呼ばれる、人工妊娠中絶を合憲とした1973年の最高裁判決を無効化させる判断を下す恐れがあるとして警戒を強めている。

 日本では最高裁判事の定年は70歳だが、米国は身分を保障することで外部からの政治的干渉を受けにくくするため、事実上の終身制となっている。

 48歳のバレット氏が、先に死去したギンズバーグ氏と同様に87歳まで務めた場合、バレット氏は約40年間も米社会の在り方に影響を与えることになる。

 トランプ政権が最高裁の保守化に傾注するのは、最高裁を米国の「左傾化」を食い止める「最後の砦(とりで)」に位置付けているからだ。

 米国の人口動態は白人が減少する一方、黒人や中南米系などの人種的少数派の割合が増え、少数派がそれぞれの権利拡大を最優先させようとする「アイデンティティー政治」が一部で先鋭化している。

 一方、東西冷戦終結以降に生まれた世代は社会主義への警戒感が薄く、特に若者層に左派リベラル思想の持ち主が多いとされる。

 保守勢力は、一連の現象が先の黒人暴行死事件を受けた過激勢力による暴動や警官襲撃、銅像破壊など米国の歴史を否定する動きの根底にあるとみる。それだけに、トランプ氏による保守派判事の指名は、同氏の最大の実績として保守派に記憶されることになりそうだ。

5993チバQ:2020/09/28(月) 15:29:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/05559bcf6b0138400eef0613eecb1f8360d7c436
トランプ氏、所得税10年納めず 本人否定、大統領選の焦点に
9/28(月) 6:46配信
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米ホワイトハウスで記者会見するトランプ大統領=27日(AP=共同)
 【ワシントン共同】米紙ニューヨーク・タイムズは27日、独自に入手した納税資料に基づき、トランプ大統領が当選前の15年間のうち10年間も、連邦政府に所得税を納めていなかったと報じた。トランプ氏の最近の財務状況が明らかになるのは初めて。当選した2016年と就任した17年に納めた所得税はそれぞれ750ドル(約7万9千円)だけだった。所有するゴルフ場で3億ドル超の損失を計上するなど、関連企業の損失を申告。本来なら約1億ドルともされる税の支払いを免れていたことになる。

 トランプ氏は否定した。野党民主党にとっては新たな攻撃材料で、大統領選の大きな焦点になりそうだ。

5994チバQ:2020/09/28(月) 19:34:34
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/連邦最高裁の判事-保守派6人に-トランプ人事が波紋/ar-BB19tRIO?ocid=spartanntp
連邦最高裁の判事 保守派6人に…“トランプ人事が波紋”

FNNプライムオンライン 2020/09/28 12:19
アメリカのトランプ大統領が行った人事が、全米で波紋を広げている。
発端は9月18日、アメリカの連邦最高裁判所の判事、ギンズバーグ氏が病気で亡くなったことから始まった。
このギンズバーグ氏はリベラル派で、保守派のトランプ大統領と対立する立場だった。
これまで連邦最高裁は、9人の判事のうち、トランプ大統領の考えに近い保守派が5人、そして反対の立場のリベラル派が4人と、ある意味、拮抗(きっこう)したバランスを保っていたが、リベラル派のギンズバーグ氏の後任に、どういった立場の人が就くのかが注目されていた。
そして今週末、トランプ大統領が指名したのが、トランプ大統領の考えに近い保守派のエイミー・バレット判事。
これによって、大統領の考えに近い保守派が6人になり、リベラル派3人を圧倒する布陣になった。
実際、保守層は、トランプ大統領の支持基盤でもある。

5995チバQ:2020/09/29(火) 10:58:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/4cc6659b45c52d5d69e4aa034b1501cef54f3d44
トランプ氏「副大統領候補はイバンカでどうだ」 16年選挙で選対幹部に打診
9/29(火) 10:12配信
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「女性のエンパワーメントに関する首脳特別イベント」で講演するイバンカ氏=大阪市住之江区で2019年6月29日(代表撮影)
 「私の副大統領候補はイバンカでどうだ?」。トランプ米大統領が2016年大統領選で、副大統領候補に長女のイバンカ氏を当てる人事案を検討していたと当時の選対幹部だったリック・ゲーツ氏が来月出版予定の著書で明らかにした。複数の米メディアが報じた。

 ゲーツ氏によると、トランプ氏から提案があったのは16年6月。数週間にわたって「(イバンカ氏は)共和党支持層に受ける」などとスタッフの説得を試みた。実際に、イバンカ氏を副大統領候補にすることに関して世論調査を2回実施した。

 だが、最終的にイバンカ氏自身がトランプ氏にこの案の取り下げを求め、ペンス副大統領を選ぶことになったという。

 ゲーツ氏は、トランプ陣営とロシアとの癒着に関するロシア疑惑に関連し、捜査当局に虚偽の供述をした罪などで有罪判決が確定している。【ワシントン古本陽荘】

5996チバQ:2020/09/30(水) 19:27:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/71a99d95ad9c9dcbf21fd386477dd5a64c29e52d
トランプ氏、顔紅潮させ反転攻勢 バイデン氏辟易 米大統領選討論会
9/30(水) 13:26配信
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29日、米オハイオ州クリーブランドで開かれた大統領選候補テレビ討論会で発言するトランプ大統領(AFP時事)
 【ワシントン時事】米中西部オハイオ州で開かれた米大統領選の第1回テレビ討論会。

 新型コロナウイルス対策のため、例年より観客数が絞られた会場に現れたトランプ大統領とバイデン前副大統領は、握手を交わさずに対峙(たいじ)。トランプ氏は大統領としての資質を攻撃するバイデン氏の発言をたびたび遮り、顔を紅潮させて反転攻勢をかけた。両候補が同時に発言する場面も多く、討論会は混乱を極めた。

 「いいかげんに黙ってくれないか」。黒っぽいスーツに身を固めたバイデン氏は、発言中に横やりを入れるトランプ氏に辟易(へきえき)した様子で、こう吐き捨てた。

 新型コロナ対策の質問では、バイデン氏が「大統領はウイルスの危険性を知りながら、国民に伝えなかった」と批判。トランプ氏は世界的流行を「中国のせい」と断じ、「大半の州知事は私が素晴らしい仕事をしたと称賛している」と反論した。

 常に口をへの字に結び、バイデン氏や司会者を向いて発言するトランプ氏に対し、バイデン氏はカメラに視線を向け、視聴者に話しかけるスタイルを取った。

 トランプ氏が幾度となくバイデン氏や司会者の発言を遮り、司会者にいさめられる場面も。余裕を見せようとしたバイデン氏も時折トランプ氏へのいら立ちを隠しきれず、「米史上最悪の大統領だ」とののしった。

5997チバQ:2020/10/02(金) 23:19:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/b65a53d62742b7119797492b985e23b5043176f8
コロナワクチン、政争の具に トランプ氏感染で混迷 米大統領選
10/2(金) 20:37配信

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時事通信
9月29日、米西部カリフォルニア州ウエストハリウッドで大統領選候補者討論会のテレビ中継を見る人々(AFP時事)

 【ワシントン時事】新型コロナウイルスによる死者が20万人を超え、世界最多の米国。

 トランプ大統領は再選の「切り札」としてワクチンの早期導入を狙う一方、バイデン前副大統領は安全性重視を訴える。国民の命を守るはずのワクチンは「政争の具」と化した。トランプ氏は2日に自身の感染を公表。大統領選の最終盤はコロナをめぐって混迷が深まりそうだ。

 「10月中にはワクチンを接種できる」。支持率で後れを取るトランプ氏は、米食品医薬品局(FDA)の緊急的な使用許可に望みをつなぐ。全米での普及は来年夏ごろとする専門家の意見に耳を傾けず、楽観論を振りまいてきた。

 大統領選前のワクチン実用化をせかす同氏に対して当局者や企業は猛反発した。FDAの歴代7長官は米紙への寄稿で、保健当局の信頼性が損なわれると非難。欧米製薬9社も声明でワクチン開発での「安全性重視」を宣言した。

 9月29日のテレビ討論会。トランプ氏が「ワクチンを早く提供できる」と主張すると、バイデン氏は「大統領より科学者を信頼する」と反論、罵倒合戦を繰り広げた。トランプ氏が感染したことで、今後は自らのマスク着用を嫌う一方で、学校再開や経済再生を急ぐ同氏の対応に批判が集まりそうだ。

 政治的な思惑が垣間見えるワクチン政策に、国民の不信感もくすぶる。米調査会社イプソスの9月下旬の調査では、ワクチン実用化後すぐに接種すると答えた人は39%で、8月の47%から低下した。開発で先行する米製薬大手ファイザーのブーラ最高経営責任者(CEO)は、政争化で「ワクチンに対する信頼が損なわれている」と懸念する。

 パンデミック(世界的大流行)が大統領選を左右した前例もある。スペイン風邪が流行した1920年、新型インフルエンザの集団感染が発生した76年はいずれも政権与党が敗北した。拙速な予防接種導入による副作用問題が一因とも言われ、米医療機関は「政権の性急な対応は危険だ」と警告している。

5998チバQ:2020/10/02(金) 23:31:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/61464279a4e60e73eff7a574b0ca8a6e560631ea
米大統領選 各州の「選挙人」獲得競う 前回は得票数敗北でも当選
10/2(金) 19:44配信

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産経新聞
米大統領選の仕組み

 米大統領選は、各州に配分された「大統領選挙人」計538人の獲得を争う。11月3日の有権者の投票で過半数270人を獲得した候補が勝利する。

【表】トランプ氏とバイデン氏のプロフィール

 大統領選挙人制度は、交通や通信が不便だった時代の名残とされる。全米50州には、各州が連邦議会上下両院に有する議席と同数の選挙人が、首都ワシントン(コロンビア特別区)には3人が配分されている。

 大多数の州とワシントン(選挙人計529人分)では、その地域で得票1位の候補が、割り当てられた選挙人全員を獲得する「勝者総取り方式」を採用。このため全米の合計で得票数が少ない場合でも、獲得した選挙人が多ければ勝利する。2016年の前回選で、共和党候補のトランプ氏は、民主党候補のクリントン元国務長官と比べ、総得票数では約290万票下回ったが、選挙人306人を獲得して当選した。

 今年は新型コロナウイルスの感染防止のため、郵便投票の利用者の急増が予想される。激戦州の中西部ミシガン州が投票用紙の必着日を投票日後の11月17日に設定するなど、結果判明まで数日から1〜2週間かかるとの見方が出ている。

 順調に結果を確定できれば12月14日に選挙人が形式的に各州で投票し、来年1月6日の上下両院合同会議で開票されて次期正副大統領が正式に決まる。同20日、大統領就任式が連邦議会議事堂前で開かれ、次期大統領の4年間の任期がスタートする。(ワシントン 平田雄介)

5999チバQ:2020/10/03(土) 10:15:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/3f4eec8dac0795c1574a56cbefd22821610ab9e3

ホワイトハウスの危機管理に甘さ…マスク・社会的距離確保でルール無視常態化




10/3(土) 7:33配信



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読売新聞オンライン







米ワシントン郊外で、大統領専用機に向かうヒックス氏(左)とクシュナー大統領上級顧問(中央)=9月30日、AP
 【ワシントン=船越翔】米国のトランプ大統領が2日、新型コロナウイルス検査で陽性となった背景には、ホワイトハウスの危機管理の甘さがある。ホワイトハウス内では、マスク着用や社会的距離の確保などのルール無視が常態化していた。世界政治の中心での感染拡大を不安視してきた専門家や米メディアの懸念が現実となった。

■■「対策は万全」

 トランプ氏はこれまでの米メディアのインタビューなどで「私は感染をまったく心配していない」「対策は万全だ」などと答え、自身がコロナに感染することはないと繰り返し主張してきた。ケイリー・マクナニー大統領報道官は7月、トランプ氏がウイルス検査を定期的に受けていると強調し、「1日複数回検査している。米国で最も検査を受けた男だ」と語っていた。

 ホワイトハウスは5月中旬、職員に対して、マスクの着用や社会的距離の確保を求める通知を出した。さらに、トランプ氏と直接話す機会のある政府高官らにはウイルス検査や体温の測定などを義務づけ、感染防止を図ってきた。

■■驚きの光景

 だが、実際には、こうした対策は徹底されていなかった。

 8月27日にホワイトハウスで行われたトランプ氏の共和党大統領候補としての指名受諾演説では、約1500人に上る参加者の大半が、マスクを着けずに近距離で会話する場面が目立った。用意された座席は隣の席と約15センチしか離れておらず、米CNNテレビは「驚きの光景だ」と非難した。

 トランプ氏自身もマスク着用をたびたび軽視し、各地で行った選挙集会ではマスクを着けない支持者がいても、注意する様子はなかった。トランプ氏に感染させた可能性がある側近のホープ・ヒックス元広報部長は、マスクを着けずにトランプ氏の移動に同行する姿が目撃されている。

■■さらに拡大恐れ

 こうした状況で、ホワイトハウス内では、ロバート・オブライエン国家安全保障担当大統領補佐官やペンス副大統領の報道官ら、複数の関係者の感染が確認されてきた。

 だが、トランプ氏はそのたびに自身の健康には問題がないと説明するだけで、感染防止に向けた対策強化などには結びつけることはなく、専門家からは「感染の拡大に対する危機感が明らかに足りない」との声が上がっていた。

 米MSNBCテレビによると、ヒックス氏とここ数日の間に接触したトランプ氏周辺の関係者は約20人に上るという。ウイルス検査が現在進められており、ホワイトハウス内での感染の広がりがさらに判明する可能性もある。

6000チバQ:2020/10/03(土) 10:17:45

https://news.yahoo.co.jp/articles/1e94d9d205c82a64d71844218e79918a87015085

バイデン氏さらに優位か 激戦州もリード維持 米大統領選




10/3(土) 7:11配信



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時事通信







米民主党のバイデン前副大統領=9月30日、ペンシルベニア州ピッツバーグ(AFP時事)
 【ワシントン時事】米大統領選まで1カ月の段階でトランプ大統領が新型コロナウイルスに感染したことで、民主党のバイデン前副大統領は最大の争点である「政権のコロナ対応」への批判を一段と強め、接戦州で攻勢に出たい考えだ。

 経済の再開などに慎重な自らの政策の正当性を強く打ち出せれば、さらに優位になる可能性がある。

 バイデン氏はコロナ問題で、トランプ政権の「無計画」性や、科学者の意見をなおざりにする態度を一貫して批判。戸外での集会や戸別訪問をいとわないトランプ陣営を横目に、自身は「在宅」でオンラインの選挙戦を展開してきた。

 ロイター通信は1日、バイデン氏が討論会後の世論調査支持率でトランプ氏を9ポイントリードしたと伝えた。選挙情勢分析に定評があるバージニア大政治センターも1日、これまで「互角」だったウィスコンシン州を「バイデン氏やや有利」に変更し、これでラストベルトと呼ばれる中西部の激戦州3州は、ミシガン、ペンシルベニアに続きすべてバイデン氏有利になった。

 選挙人計538人の過半数(270)を争う大統領選は、激戦州をどれだけ制するかが勝敗を分ける。前回選挙で、ラストベルト3州で負けた民主党のクリントン元国務長官の選挙人は232。バイデン氏がこれを基礎票に、3州の選挙人46を積み増せば過半数に届く。

 バイデン氏は、最新のテレビ広告で「トランプがこの国を無防備にした」と政権のコロナ対応を批判。大統領の感染を踏まえ、より厳しい対策を訴えて攻勢を強めていくとみられる。また、大量の資金を背景に効果的なキャンペーンも全面展開する方針だ。

6001名無しさん:2020/10/04(日) 19:46:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/e400991efaf562651d9f7be84afa6b978c02f332
イエメンのフーシ派支配の裁判所がトランプ大統領らに死刑判決
10/4(日) 14:23配信

 内戦が続くイエメンで、反体制派のイスラム教シーア派武装組織「フーシ派」の支配する裁判所は、2018年にスクールバスが空爆され子どもら数十人が死亡した事件に関与したとして、トランプ大統領ら10人に死刑判決を下しました。

 イエメンでは、イランが支援する「フーシ派」と、アメリカの支援を受ける暫定政権側のサウジアラビア主導の連合軍による対立が混迷を深めています。

 こうしたなか、2018年に連合軍によりスクールバスが空爆され、子ども40人を含む50人以上が死亡した事件に関与したとして、「フーシ派」の支配する裁判所は先月30日、アメリカのトランプ大統領やサウジアラビアのサルマン国王ら10人に死刑判決を下しました。イエメンの国営通信がウェブサイトで報じています。10人の中には、アメリカのマティス前国防長官やサウジアラビアのムハンマド皇太子も含まれています。

 判決ではさらに、遺族に対して100億ドル=日本円にしておよそ1兆500億円の賠償金の支払いも命じていますが、いずれも実効性はないものとみられます。(04日10:33)

6002チバQ:2020/10/05(月) 19:24:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/d875ebe80886db06dbdf56cebe1db4f9382a8538
マスクなし、すし詰め…認識甘かったWハウス式典 トランプ氏ら7人感染
10/4(日) 22:20配信

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産経新聞
トランプ氏の新型コロナ感染をめぐる動き

 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領が新型コロナウイルスに感染し入院した問題に関し、9月26日にホワイトハウスで開かれた最高裁判事の指名式典の出席者のうちトランプ氏を含む少なくとも7人がその後、新型コロナに感染していたことが3日までに判明した。式典がトランプ氏の感染と出席者の集団感染の原因となった可能性があり、ホワイトハウスが感染経路の解明を急いでいる。

 トランプ氏がエイミー・バレット連邦控訴裁判事を最高裁判事に指名する式典はホワイトハウスの中庭であるローズガーデンで開かれ、数百人が出席した。

 このうち、壇上で演説したトランプ氏と、前方の数列に座っていたメラニア夫人とコンウェイ前大統領上級顧問、クリスティー前ニュージャージー州知事、リー、ティリス両上院議員、バレット氏の恩師であるノートルダム大のジェンキンス学長の感染が後になって確認された。

 ホワイトハウスは出席者全員に事前にウイルス検査を実施し、陰性だったとしているが、式典ではほとんどの出席者がマスクを着けずにすし詰めで座り、ソーシャルディスタンス(社会的距離)も守られていなかった。

 トランプ氏はまた、9月29日夜にオハイオ州クリーブランドで行われた1回目の大統領候補者討論会に備え、26〜29日にホワイトハウスの一室で側近らと予行演習を行った。部屋にはクリスティー氏とコンウェイ氏がいた。

 トランプ氏は式典以降、メラニア夫人、ヒックス大統領顧問、予行演習に参加したトランプ陣営のステピエン選対本部長らと大統領専用機に同乗してペンシルベニア(26日)、ミネソタ(30日)、ニュージャージー(10月1日)各州での選挙集会に出席した。ステピエン氏とヒックス氏も感染が判明した。

 このほか、ホワイトハウス詰めの米記者3人の感染も確認されている。

 現時点で感染経路は断定されていないものの、トランプ政権の新型コロナへの認識が甘かったとの批判は避けられそうにない。

 一方、大統領選の民主党候補、バイデン前副大統領はこうした問題への批判を自制し、ネット上で展開していたトランプ氏に対する中傷広告を全て引き揚げた。国家の危機に関わるトランプ氏の感染を攻撃材料にして、逆に批判されるのを避けたとみられる。

6003チバQ:2020/10/06(火) 11:00:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/e3cb47bcdb0b7c62654f7c42ab6ef9aaf3144acb
バイデン氏、リード大幅拡大 討論会後の世論調査 米大統領選
10/5(月) 14:22配信
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バイデン前米副大統領=9月30日、ペンシルベニア州(AFP時事)
 【ワシントン時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は4日、11月の米大統領選に関する世論調査結果として、民主党候補のバイデン前副大統領が共和党候補のトランプ大統領との第1回討論会後に支持率を伸ばし、リードを14ポイントに拡大したと報じた。

 バイデン氏の発言をたびたび遮るなど、メディアで酷評された討論会でのトランプ氏の態度が影響したとみられる。

 同紙とNBCニュースは9月30日と今月1日、有権者800人を対象に電話調査を実施。大統領選でバイデン氏に投票するとの回答が53%に上り、トランプ氏の39%を引き離した。9月の前回調査ではバイデン氏のリードは8ポイント、8月は9ポイントだった。

 同紙によると、トランプ氏支持の割合が「対バイデン氏」で40%を割り込んだのは初めて。女性有権者におけるバイデン氏のリードも前回調査時の20ポイントから27ポイントに拡大した。

6004とはずがたり:2020/10/06(火) 12:01:09
やべえ,,

トランプは大統領に戻れる状態ではない
Stanford Prof Questions Trump's Ability to Lead While on Dexamethasone
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/10/post-94621.php
2020年10月5日(月)12時06分
スコット・マクドナルド

<トランプが投与された「デキサメタゾン」には精神作用があり、何でもできる気になる。執務に戻ったら戦争を始めかねない、と経験者は語る>

新型コロナウイルスに感染し、ドナルド・トランプ米大統領に投与されたのと同じステロイド薬「デキサメタゾン」を投与されたことがあるスタンフォード大学の教授が、トランプの精神は薬のせいでまともではなくなっており、とても執務に戻れる状態ではないと警告している。

「私がデキサメタゾンを処方されていた時には猫の面倒さえ見られなかった。トランプも大統領の職務に復帰するなど許されるべきではない。下手をすれば戦争を始めかねない。トランプは正常ではない」と、スタンフォードで法律と社会学を教えるミシェル・ダウバーは日曜の午後のツイートに書いた。

「私は脳の手術の後にデキサメタゾンを与えられた。これは精神を侵す薬だ。早く止めたかったが、この薬はいっぺんにやめられず、徐々に減らさなければならないので時間がかかる。トランプもそうだろう」

トランプの医療チームは週末に、ウォルター・リード陸軍病院でトランプにデキサメタゾンを投与した。トランプは木曜の夜遅くに、彼と妻のメラニアは新型コロナウイルス陽性だとツイートした。そして金曜の午後に、ホワイトハウスからヘリでウォルター・リードに移った。

アメリカ国立衛生研究所(NIH)はデキサメタゾンは人工呼吸器に繋がれているか、酸素吸入を必要とする患者に推奨している。NIHのウェブサイトでは、デキサメタゾンの副作用の1つに精神症状を挙げている。

トランプは日曜、支持者向けにビデオメッセージを送り、「サプライズ」を待てと言った。直後、トランプはSUVの後部座席に乗って現れた。黒いマスクをしたトランプは支持者に手を振り、親指を立ててOKのサインをして見せた。

異様で、同乗者を感染の危険に晒すこの車によるパフォーマンスは、薬の影響かもしれないとスタンフォードのダウバーは言う。「私の時は手術の直後主治医から、副作用の『ムード変容』のために山にも登れ、マラソンも走れるような気持ちになると言われた」

トランプの医療チームはトランプは5日にも退院できると言っている。

6005チバQ:2020/10/06(火) 15:46:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/b661680830a10e9a60eee7acd16e8943ee5148c8
「カルト信者」「過激派」激戦地の有権者、非難応酬…農村部では諦めも 米大統領選
10/6(火) 11:27配信




バイデン前副大統領支持の看板を自宅前に掲げるサイデルさん。「政治を語ることが本当に難しい時代になった」と嘆いた=9月15日、ウォーソー
 11月3日の米大統領選まで残り1カ月を切った。中西部から東部にまたがるラストベルト(さびた工業地帯)は、前回大統領選で共和党候補トランプ氏の勝利の原動力となった。あれから4年。今回はどんな風が吹くのか。激戦の地を車で横断し、有権者の心境を探った。

【データ】ラストベルトの激戦・接戦州を制した勝利候補の所属政党

 9月15日、中西部ウィスコンシン州中部に位置する人口約13万人のマラソン郡。高速道路を降りた先の交差点に、トランプ大統領の名前が記された旗を勢いよく振る女性(55)がいた。

 人工妊娠中絶反対を訴えるトランプ氏を前回大統領選から支持し、この日は長男ジュニア氏が登壇した選挙集会に一番乗りした。「大統領が中国からの入国規制をしたおかげで、新型コロナウイルスから多くの命が救われた」。女性は誇らしげな表情でトランプ政権の成果を次々に挙げた。

 ところが、交差点の反対側に立っていた男性について尋ねた途端、顔を曇らせた。「あれは民主党支持者。さっきここに来たけど言葉は交わさなかった」

 その男性(56)は、通りかかる車に「共和党不支持」のメッセージを掲げ、通行人に「トランプに投票できない理由」を列挙した紙を配っていた。話を聞くと男性は35年間、共和党候補に投票してきたという。

 「トランプはコロナ禍を軽視した」。そう憤る男性は誰にも身元を明かさず、サングラスを常に掛けている。州南部の街ケノーシャで8月、警官による黒人暴行問題などに抗議するデモ隊に向けて少年が発砲し、2人が死亡する事件が発生。「銃で撃たれるかもしれない」と恐れていた。

 「ふざけるな」「帰れ」。抗議に気付き、目の前で止まる車の中からたびたび罵声を浴びせられながらも、男性は黙々と活動を続けた。

    ★    ★ 

 「トランプがつくり出すカオス(混乱)で、地域の分断は本当に深刻だ」。かつて製紙業で栄えた郡の中心都市ウォーソー。元警官で、民主党の元地方議員のドナ・サイデルさん(70)は、バイデン前副大統領支持の看板を掲げる自宅前でため息をついた。

 ウォーソーでは15年ほど前まで民主党が強かったが、徐々に共和党支持者が増え、今や選挙ごとに勝利政党が変わる「揺れる街」だ。前回選挙では製造業重視をアピールしたトランプ氏が郡全体で圧勝した。

 基幹産業の製紙業が衰退し、低賃金の職にしかありつけない労働者は少なくない。郊外の農地では朝鮮ニンジンの生産が盛んだが、中国との貿易戦争のあおりで輸出は大幅に減った。「それでもトランプの政策は正しいと信じ込んでいる。私たちの常識が通用しない」

 9月上旬、トランプ支持者の元看護師カーラ・カーツさん(72)は夫と出席した夕食会で「反トランプ」のある男性から「カルト信者」とののしられた。

 なぜ彼を支持することがカルトなのか-。規制緩和を進めたトランプ政権下で、州内の失業率は一時3%台前半にまで改善。多国間の貿易協定を見直したことは、地元経済に有益だと信じる。美辞麗句を並び立てる既存政治家と違い、トランプ氏は「思っていることをはっきり口にして、政治に透明性をもたらした」と高く評価する。

 全土に広がる抗議デモでは一部が暴徒化。各地で商店などへの放火や略奪が多発する。「テロリストのような暴力は許されない」。民主党支持者の中に、こうした暴動を黙認する人がいると信じて疑わない。

 「ひたすらトランプを嫌う過激派」。カーツさんの友人は、バイデン氏支持のリベラル層をこう呼ぶ。

    ★    ★ 

 州最大の都市ミルウォーキー郊外で民泊を営むローラ・バービーさん(55)は、過去の大統領選で共和、民主両党の候補に投票したことのある「揺れる有権者」。前回と同様、今回もトランプ氏支持に傾くものの、新型コロナ禍で友人を含め多くの人が失業した現状に失望し、決めかねている。

 だが、そんな悩みはごく一部の親友にしか打ち明けられない。「親トランプ」「反トランプ」の双方が自分たちこそ正しいと信じ、互いにいがみ合う不寛容さ。深刻化する国民間の分断は、バービーさんが住む閑静な住宅街にも深い影を落とす。

 最近、近所を散歩すると、トランプ氏支持の看板に交じって、バイデン氏の看板も目に付くようになった。とはいえ、バービーさんは投票先を決めても看板を置くつもりはない。「攻撃の対象になりたくない」

6006チバQ:2020/10/06(火) 15:46:15
「誰が勝っても変わらない」農村部、割れる政策評価

トウモロコシの生育具合を確かめるシュローダーさん。「私は民主党支持者とも話をするが、今、相手の意見を尊重しようとしない人が多すぎる」と憂えた=9月16日、ハガーシティ
 ウィスコンシンは酪農などが盛んな農業州でもある。保守が主流の農家にはトランプ氏の実業家としての力量を信じ、再選を願う支持者が多い。西に隣接するミネソタ州の州境で大豆やトウモロコシ畑を案内してくれたビル・シュローダーさん(69)もその一人だ。

 中国などとの貿易摩擦で農家は打撃を受けたが「公正な貿易ルールを求めて交渉を迫った結果」と考える。トランプ氏が打ち出した農家補償の救済策についても、自由貿易推進を求めるシュローダーさんにとって本意ではない。それでも「農家に目を向けている証拠」と受け入れる。

 トランプ氏を巡る対立には閉口している。「トランプの発言には賛成できないこともあるが、彼に対する否定的な見方があまりにも多過ぎる」

 一方、シュローダーさんの友人で、前回選挙時からトランプ氏を批判していた州北東部の農家マイケル・スラッタリーさん(74)はトランプ氏に落第点を与えた。「中国が米国の農産物を大量に輸入すると言うが信じられない。そもそも彼は過去に破産を経験している『失敗した実業家』だ」

 スラッタリーさんは国際貿易の安定化を託し、外交通のバイデン氏を支持する。だが、どれだけ支持が拡大するかは分からないという。逆にシュローダーさんは「4年前よりトランプ支持は増えると思う」と話すが、確信は持てない。

 「どちらが勝っても農業の苦境は変わらない」。2人と同じ農業組合に所属する男性農家が語ったように、農村には諦めにも似た冷めた空気も漂う。
前回選挙のラストベルト、トランプ氏勝利の原動力に
 かつて自動車や鉄鋼など製造業で栄えたラストベルトは、労働組合を支持基盤に持つ民主党の地盤と位置付けられてきた。近年、中西部ウィスコンシン州では7回連続、中西部ミシガン、東部ペンシルベニア両州では6回連続で民主党候補が勝利。だが、国際競争の激化で工場が海外移転するなど苦境が続く中、2016年大統領選では製造業復活や雇用回復を訴えた共和党候補トランプ氏が白人労働者層などに浸透。いずれの州でも予想外の勝利を収めた。

 ただ、民主党候補との得票率の差は3州とも1ポイント以内の僅差だった。民主党候補のバイデン前副大統領は前回、民主党が制した州に、この3州での勝利を上乗せすれば政権奪還を果たせるだけに、トランプ氏を支持した白人労働者や郊外在住の女性層の切り崩しを重視。前回は投票を見送った若者や黒人らにも支持を呼び掛ける。

 中西部オハイオ州は1964年以降の大統領が必ず勝利してきた州で、今回も接戦が予想される。 (ワシントン田中伸幸)
西日本新聞

6007チバQ:2020/10/06(火) 19:08:15
https://www.jiji.com/jc/article?k=20201006040654a&amp;g=afp
【解説】米大統領選、候補者が死亡・撤退した後はどうなる?
2020年10月06日12時55分


【ワシントンAFP=時事】米大統領選の投票日がこれほど間近に迫った時期に候補者が死亡するか選挙戦からの撤退を余儀なくされたことは過去に例がないが、11月3日の投票日までちょうど1か月となった10月2日にドナルド・トランプ大統領が新型コロナウイルスに感染して入院(5日に退院)したことを機に、万一、そうした事態が起きた場合はどうなるのかという疑問が改めて浮上した。(写真は米中西部オハイオ州クリーブランドで行われた第1回米大統領選候補討論会で論戦するドナルド・トランプ大統領<左>とジョー・バイデン前副大統領)

■選挙の延期は?
 大統領選が延期される可能性は低い。米国の法律では大統領選は11月第1月曜日の翌日の火曜日と定められており、連邦議会がその日を設定し、予定は既に組まれている。
 選挙を延期するには、共和党が支配している上院と、民主党が多数を占めている下院の両院が合意しなければならない。
 しかし、オハイオ州選出の元民主党上院議員で、現在は首都ワシントンにあるアメリカン大学で教壇に立つカプリ・カファロ氏は、「延期は起きないと思う」と語る。「(下院で)過半数を占めている民主党が選挙延期に賛成することは考えられない」

■候補者の交代は?
 トランプ氏が属する共和党も、対立候補のジョー・バイデン前副大統領が属する民主党も、大統領候補が不在になった場合は代替者を見つけるよう規則で定めている。
 共和党の場合、共和党全国委員会(RNC)の委員168人が新たな大統領候補を投票で選出することになる。
 これ以外にRNCは、全国大会に代議員2500人以上を再招集して新たな候補者を選出することもできるが、時間の制約から、おそらくこの方法は実行不可能だろう。
 いずれのシナリオにせよ、新たな候補者の選出に必要なのは単純過半数票だ。
 民主党の場合は、民主党全国委員会(DNC)の450人近くで新たな候補者を選出する。

■これから立候補することは可能?
 おそらく不可能だ。カファロ氏は、「現時点での問題は、有権者の投票が既に始まっていることだけではなく、候補者名簿に候補者氏名が既に印刷済みであることだ」と指摘する。
 米選挙制度に関する情報を提供するフロリダ大学の「米選挙プロジェクト」の集計によると、投票を済ませた有権者は310万人を超えている。(立候補者が被選挙資格を得る)投票アクセスの締め切り日は州によって異なるが、大半の州で既に締め切られている。

■選挙人団はどうなる?
 米国では一般投票が行われるが、大統領は選挙人団538人の絶対多数によって選出される。
 米憲法は選挙人の投票方法について義務を課していないが、最高裁は今年7月、一般投票の結果に従わない、いわゆる「不誠実な選挙人」に対し、州が罰金を科すことを認める判断を下した。
 選挙人団による投票は12月14日に行われ、選挙人がそれぞれの州に集まり、大統領および副大統領候補に票を投じるが、いよいよ、この選挙人団の投票が行われる前の段階で候補者が死亡、または撤退するという不測の事態が起きた場合は厄介かもしれない。
 そのときは個々の州法の出番となるが、理論上は、各党が選挙人に新たな候補者に票を投じるよう指示することも可能となる。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕

6008チバQ:2020/10/10(土) 19:59:58
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3309164.html
米共和党、来月の選挙は「大惨事」の恐れ クルーズ上院議員
2020/10/10 13:07AFPBB News

米共和党、来月の選挙は「大惨事」の恐れ クルーズ上院議員

米上院の外交委員会で発言する共和党のテッド・クルーズ上院議員(2020年9月24日撮影、資料写真)。(c)Susan Walsh / POOL / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】米共和党のテッド・クルーズ上院議員は9日、ドナルド・トランプ大統領の経済運営や新型コロナウイルス流行への対応に有権者が悲観的な場合、来月の選挙で同党が「ウオーターゲート事件並みの大惨事」に直面する可能性があると警鐘を鳴らした。

 忠実なトランプ氏支持者であるクルーズ氏は、米ニュース専門局CNBCに対し、米国がコロナ流行による経済危機から回復していると有権者が感じればトランプ氏が再選できるかもしれないと述べた一方、「心配している……(状況は)非常に流動的だ」と語った。

 クルーズ氏は、ウオーターゲート事件で当時のリチャード・ニクソン大統領が1974年に辞任した後に行われた最初の選挙で、民主党が上下両院で議席を増やし、同党のジミー・カーター氏が大統領に当選したことを挙げ、この年と似たような大敗になる可能性があると述べた。

「投票日に人々が怒り、望みを失って気分が沈んでいれば、ひどい選挙になる恐れがあると思う」とクルーズ氏は指摘し、「ホワイトハウスと上下両院で負ける可能性があるだろう。ウオーターゲート並みの大惨事になる恐れがある」と語った。 【翻訳編集】AFPBB News

6009チバQ:2020/10/11(日) 23:09:41
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3307635.html
「米国の縮図」オハイオ州、民主党支持復活なるか?
2020/10/11 05:52AFPBB News

「米国の縮図」オハイオ州、民主党支持復活なるか?

米オハイオ州ヤングスタウンで、ジョー・バイデン氏支持の看板を運ぶ人(2020年9月22日撮影)。(c)Megan Jelinger / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】4年前、米大統領選の行方を占う指標となる激戦州オハイオを制し、当選を果たしたドナルド・トランプ大統領。来月3日の大統領選で再選するためには、野党・民主党に失望するオハイオ州民らの支持を再び得る必要がある。

 有権者の構成が国全体の「縮図」となっているオハイオ州は、4年ごとの選挙で国民感情を測る上で信頼性の高い基準となっている。このため候補者らは長年にわたり、同州の支持獲得を争ってきた。

 トランプ氏はここ2か月でオハイオ州を2度にわたり訪問。一方、民主党候補のジョー・バイデン氏にとってオハイオは優先度が低いかもしれないが、それでも魅力的な票田であることには変わりない。

 バイデン氏はオハイオ州で選挙CMを打っており、先月29日には同州クリーブランドでトランプ氏との第1回討論会を行った。

 トランプ氏は2016年、製造業の雇用を取り戻すという公約を掲げ、オハイオを含む中西部・北東部の「ラストベルト(さびた地帯)」の数州を民主党から奪取。だがこの公約はおおむね実現しておらず、トランプ氏は現在オハイオ州でバイデン氏との接戦を強いられている。

 長年にわたり民主党を支持した末、前回の大統領選ではトランプ氏に投票した元消防隊員のジョー・ロスキーさんは、「今の時点では、誰に投票するか分からない」と語る。

 同州ヤングスタウン近郊のダイナーでコーヒーを飲みながらAFPの取材に応じたロスキーさんは、トランプ氏が同州の経済低迷地域を再び活性化させたと主張していることについて、「彼は裏付けのないことを主張している」と一蹴した。

 ブルーカラー労働者や民主党支持者が昔から多いヤングスタウンとその周辺地域では、1970年代に大規模な製鉄所の閉鎖とともに雇用喪失が始まり、現在も続いている。2016年にはヤングスタウン地域の民主党支持者から大量の票がトランプ氏に流出。オハイオ州では最終的に、トランプ氏が8ポイントの差で勝利した。

■「バイデン氏が勝つとは思えない」

 ヤングスタウンがあるマホニング郡の元民主党組織幹部デービッド・ベトラスさんは、民主党が前回の選挙で、メキシコや中国に仕事を奪われたオハイオ州民の「怒り」に直接向き合わなかったことが失敗だったと語る。

 ベトラスさんによると、バイデン氏はオハイオ州で精力的な選挙運動を展開し、経済再生計画を打ち出して有権者にアピールしてきた。だが、共和党に乗り換えた有権者の多くは今もトランプ氏を支持しており、遅きに失した可能性もある。ベトラスさんは、強固な民主党の支持基盤が持ちこたえることを期待するものの、「バイデン氏がオハイオで勝つとは思えない」と語った。

 米国の中心部に位置するオハイオ州は、都市・郊外・地方部が混在するユニークな地域多様性を誇り、これまで7人の大統領を輩出してきた。

 1960年以降、オハイオ州で勝利した候補者は全員が大統領選を制した。また、オハイオ州を制することなく当選した共和党大統領は一人もいない。

 同州のアクロン大学レイ・C・ブリス応用政治学研究所所長を務めるデービッド・コーエン教授は、「オハイオはトランプ氏にとってきわめて重要だ」と指摘。「オハイオで負ければ、彼は終わりだ」と語った。

 コーエン教授もベトラスさんと同じく、2018年の中間選挙での共和党の善戦を含め、オハイオ州には右傾化の兆候が見てとれるとしている。中間選挙では民主党が全国的に大きく議席を増やしたものの、オハイオでは州当局の公職をめぐる選挙はほぼ全て共和党が勝利した。

 オハイオ州の世論調査ではバイデン氏がわずかにリードしているものの、コーエン教授はトランプ氏が勝利すると予想している。

 一方、オハイオ州の共和党支持者の一部は、積極的に反トランプ運動を展開している。元検察官・元郡政委員のフィル・ハイムリックさんはこれまで一貫して共和党支持者だったが、今回の選挙ではバイデン氏を支持する保守派グループ「オペレーション・グラント」を共同設立した。

 ハイムリックさんはAFPに対し、「われわれの目標はきわめてシンプルで、州全土の理性ある共和党員に働きかけ、党よりも国のことを優先するよう呼び掛けること」と説明。「オハイオにはまだ望みがある。勝利のために心変わりをさせる必要がある人の数はそこまで多くはない」と語った。 【翻訳編集】AFPBB News

6010チバQ:2020/10/12(月) 13:54:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/93348936087d48e7091800498b85748af2e4d7cf
米大統領選・現場をゆく(下) 治安維持と人種差別 揺れる「法と秩序」  
10/11(日) 20:00配信
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 米中西部ミネソタ州で5月に黒人男性のジョージ・フロイド氏が白人警官に首を圧迫され死亡した事件を受けて全米の大都市に拡大した「黒人差別解消」を求める抗議デモは、黒人運動「ブラック・ライブズ・マター」(黒人の命は大切=BLM)や、極左系過激勢力が扇動する都市占拠や凶悪な暴動に変質した。大統領選でも「人種差別」と「治安維持」は重大な争点に浮上している。

 ■市民が守る巨大都市

 東部ニューヨーク市の住宅街アッパーウエスト。9月末の夜、そろいの赤いベレー帽とTシャツを着た市民ら7人が約2時間にわたって市中を歩き回り、犯罪やもめごとが起きていないか目を光らせた。

 昼間は教師やカフェ店員、プログラマーなどの仕事を持つ彼らは、自警団「ガーディアン・エンジェルス」のメンバーだ。代表のカーティス・スリワ氏(66)によると、今年の夏以降、新たに70人の住民が活動に参加した。

 「犯罪が増えたのが原因だ。街を自分たちで守ろうと立ち上がる住民が増えている」

 全米で最大となる約840万人の人口を抱えるニューヨーク市では、差別解消の抗議デモに乗じた暴動や凶悪犯罪が急増した。今年の銃撃事件は前年同時期比で約2倍の1100件以上に達している。

 要因の一つは、ニューヨーク市議会が6月末、「警察予算の打ち切り」を叫ぶBLMや過激勢力の要求に応じ、ニューヨーク市警(NYPD)の予算を10億ドル(約1050億円)削減すると決定したことだ。

 これにより、私服で凶悪犯罪が頻発する地域の捜査にあたるエリート部門「防犯部隊」が解散を強いられた。また、決定に失望した警官の自主退職が急増。その数は申請中を含めると2200人を超えている。

 スリワ氏は、事態の責任は治安対策を軽視する民主党のデブラシオ市長にあると断じ、こう嘆いた。

 「警察は『人種差別』批判を恐れて萎縮している。ほくそ笑んでいるのは街のギャングたちだ」

 ■黒人運動に厳しい目

 銃撃などの凶悪犯罪は、フロイド氏の事件が起きた中西部ミネソタ州ミネアポリスや、イリノイ州シカゴでも増えている。西部オレゴン州ポートランドでは過激勢力が一部の街区を長期にわたり不法占拠した。

 事態を受け、共和党のトランプ大統領(74)は「法と秩序の回復」を訴えて暴動を取り締まる立場を打ち出し、治安問題を重視する郊外の白人有権者層などへのアピールを図る。

 実際、治安の悪化などを背景に、白人有権者の間ではBLMに対する視線が厳しくなっている。

 調査機関ピュー・リサーチ・センターによると、白人の間で「黒人の命は大切」を掲げるBLMの運動への支持率は6月時点で60%だったのが、9月の調査では45%に低下した。

 9月末にニューヨーク市で開かれた警察に対する支持集会に参加した白人男性の市職員、アンディ・ロサノ氏(60)もその一人だ。ロサノ氏は「人種差別を撤廃するのは大切だが、最近の警察への反発は行き過ぎだ。警察に理解があるトランプ氏が再選しなければ、街はさらに荒れる」と危機感を訴えた。

 ■黒人は「反トランプ」

 犯罪の急増と暴動の深刻化を受け、大統領選の民主党候補、バイデン前副大統領(77)や民主党指導部は9月に入ってようやく「暴力的な抗議行動は容認できない」と明言するようになった。

 バイデン氏は一方でトランプ氏を「差別主義者」と決めつけ、黒人の反トランプ感情に訴えている。

 5月末からニューヨーク市でBLMの抗議デモに参加する黒人男性のデスモンド・モレロ氏(25)は10代のとき、警官に誤認逮捕された経験があるといい、「トランプ氏だけは許せない。追い出すためにバイデン氏に一票をいれる」と息まいた。(この連載はワシントン 黒瀬悦成、塩原永久、平田雄介、ニューヨーク 上塚真由が担当しました)

6011チバQ:2020/10/12(月) 13:54:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/144a5e78e8ae421df3283c8d482a0a0c463d48f6
米大統領選・現場をゆく(中)「ワクチン完成ならトランプ」コロナ禍に揺れる有権者
10/10(土) 20:00配信
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9月24日、ワシントン中心部の閑散とした店で、客を待つ経営者のリーさん(平田雄介撮影)
 米共和党のトランプ大統領(74)は11月3日の大統領選に向け、新型コロナウイルス流行で打撃を受けた経済活動の再開を訴えてきた。そのトランプ氏が感染したことは、感染症対策と経済を動かすことの両立がいかに難しいかを露呈させた。

 ■ワクチンへの期待

 民主党候補のバイデン前副大統領(77)はトランプ氏が経済活動の再開を急ぐあまり感染防止に消極的だとし、「人命軽視」と批判してきたが、有権者には景気を後回しにすることへの警戒感も根強い。

 「新型コロナのワクチンが完成すれば、トランプ氏に投票するだろう」。首都ワシントンの中心市街地にあるドラッグストアに季節性インフルエンザの予防接種を受けにきた配管工、エリック・マーフィー氏(47)がそう話した。

 黒人のマーフィー氏は民主党支持者で、前回大統領選では同党のクリントン元国務長官に一票を投じた。バイデン氏に投票するつもりだが、ワクチン開発に成功すれば党派を超えてトランプ氏を支持するという。「妻と子供2人を養うため仕事を続けられることが何よりも大事。ワクチンがあれば感染を恐れず仕事ができる」と考えるからだ。

 感染者が急増した今春以降、全米で外出制限や営業禁止が実施され、4月の失業率は戦後最悪の14・7%に。感染拡大は止まらず、経済活動の全面再開は見通せない。だが、ワクチンが完成して接種できるようになれば、状況は劇的に改善されるとみられている。

 トランプ氏にとり、ワクチンの完成は経済活動を再開する起死回生の策だ。しかし、国民に行き渡る数を確保するのは来年後半以降との見方が支配的。それまで感染症対策が維持され、景気回復が遅れれば商業活動には重荷となる。

 ■難局にある事業者

 ワシントンのビジネス街で韓国料理店を経営するケビン・リー氏(50)は「新型コロナ危機には誰が対応しても難しかったのではないか」と語り、複雑な心境をのぞかせる。

 客が20人も入れば満席となる小さな店だが新型コロナ流行前は繁盛し、従業員7人を雇った。だが在宅勤務で客足が減り、3〜7月は休業。従業員を1人に減らして8月に再開したが、売り上げは以前の1日平均3500ドル(約37万円)から数百ドルに急減した。

 頼りは政府の支援だ。休業補償として支払われた一時支給金と小規模事業者向け融資で難局をしのぐ。

 米政府は3月、中小企業の給与支払いを肩代わりする特例融資制度を盛り込んだ総額2兆2千億ドル(230兆円)の経済対策を成立させた。家計への現金給付や、失業給付の増額も実施し、経済への悪影響を抑えようとしてきた。

 だが、こうした対策は7月末から順次、期限切れを迎え、中小事業者団体の全米独立事業者連盟(NFIB)は9月、政府による支援継続を求める声明を出した。すでに倒産は高水準で推移していたが、事業を継続する中小事業者も「20%超が経営をあと半年続けられると考えていない」とアンケートで判明したからだ。政府は追加対策を急ぐが景気は綱渡りの状態だ。

 ■感染症時代の政治

 米調査サイト「ファイブサーティーエイト(538)」の最近の調査ではトランプ氏の新型コロナ対応への不支持が支持を16ポイントも上回る。ABCテレビなどが9月27日に公表した調査では、コロナ対応で信頼できる候補者として51%がバイデン氏を挙げ、40%のトランプ氏を引き離した。

 だが、経済政策の信頼度ではトランプ氏49%、バイデン氏46%と逆転。新型コロナ流行前、失業率を半世紀ぶりの低水準に改善させたトランプ氏の経済運営への期待をうかがわせる。

 コロナ危機は景気と感染防止を両てんびんにかけるジレンマを世界の指導者に突き付けた。米大統領選は新型コロナ流行後、主要国トップを選ぶ最初の選挙となる。有権者の審判は「感染症時代」の政治のあり方を占うものとなる。

6012チバQ:2020/10/12(月) 13:55:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/75129b3e9fd847fc79c142faf7c5b25bdd829c7b
米大統領選・現場をゆく(上)「トランプ氏なら中国正す」と期待する農家 問われるバイデン氏の「決意」
10/9(金) 21:00配信
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米中西部ミシガン州グランド・ラピッズのフォード大統領記念館。今年7月、ここで演説したバー司法長官ら米政権幹部が厳しい対中政策を表明した(塩原永久撮影)
 トランプ米大統領(74)の新型コロナウイルス感染は11月3日の大統領選に影響を与えそうだ。大統領選は「新型コロナ危機」「中国」、そして黒人暴行死事件を受けた「人種と治安」が3大争点だ。これらに関し、共和党のトランプ氏、民主党のバイデン前副大統領(77)の2人の大統領選候補は何を訴え、一般の有権者はどう行動しようとしているのか。各地の現場から報告する。

【表でみる】主な米中対立の経緯

 ■「中国を正して」

 米自動車産業の中心地であるデトロイトを擁する中西部ミシガン州は大統領選の激戦州で、「中国」が選挙情勢を左右する可能性がある。トウモロコシや大豆などの穀物栽培や酪農が盛んな農業州の顔も持ち、輸出が生命線だからだ。

 州南部の農村地帯、セメントシティーの酪農家、ハンク・チョート氏(70)は「トランプ氏に2期目を託せば対中関係を正してくれる」と期待する。中国の貿易慣行は閉鎖的だが、チョート氏は「トランプ氏が再選されれば中国に圧力をかける戦術を続ける」と信じている。

 しかし、トランプ政権下の3年半余の間に、米国の酪農業の状況は決して好転したわけではない。

 米政権は約1年半に及ぶ貿易戦争を経て2月に中国との貿易協定を締結したが、内実は一時的な「休戦」。中国は乳製品を含む米国の農産品に報復関税を課したままで、酪農業界は苦しんでいる。業界団体は「酪農家は事業を継続できない」と窮状を訴えた。

 新型コロナ流行も追い打ちをかけた。約480頭の乳牛を保有するチョート氏の農場でも今春、出荷が激減した。それでもチョート氏は「トランプ氏は2期目に対中貿易交渉を再開させ、市場開放に導いてくれる」と期待を寄せる。

 ■根強いトランプ氏支持

 ミシガン州を含む、中西部一帯のトウモロコシ生産地域「コーンベルト」でトランプ氏への支持は根強い。米農業メディアが9月初旬に公表した、農業従事者約1千人を対象とする世論調査では、75%が同氏に投票すると答え、一昨年の60%から15ポイントも上昇した。

 トランプ氏は、バイデン氏が副大統領を務めたオバマ前政権当時も含め、貿易や安全保障の問題で中国に対して常に弱腰だったと非難し、「バイデン氏が勝てば米国は中国に乗っ取られる」と訴える。

 これに対しバイデン氏は「トランプ氏こそ中国の習近平国家主席にへつらっていた」と批判し、貿易問題で「米国内の産業を中国から守ろう」と訴えるなど中国への態度を急速に硬化させ、両候補の論戦は「どちらが中国に厳しいか」を競う展開になっている。

 だが、バイデン氏の対中政策にはトランプ氏の「後追い感」が付きまとう。例えば、連邦政府が4年間で4千億ドル(約42兆2千億円)をかけて米国製品を購入するとしたバイデン氏の「バイ・アメリカン」計画を、トランプ氏は「俺の物まねだ」と揶揄(やゆ)する。

 チョート氏はバイデン氏の対中発言を「言うだけなら簡単だ。約束を実行したトランプ氏とは違う」と切り捨てた。

6013チバQ:2020/10/12(月) 13:55:26
 ■強まる反中感情

 貿易、技術、軍事、外交といったあらゆる分野で覇権主義的行動を強める中国に厳しく対処すべきだとする考えは、今や米議会の超党派で共有されている。米国民の対中感情の悪化も顕著で、調査機関ピュー・リサーチ・センターが7月に発表した世論調査では、過去最高の73%が中国を「好ましくない」と答えた。

 米研究者の間では「トランプ大統領が再選されても民主党のバイデン前副大統領が当選しても、今の対中政策の方向性が覆ることはない」との意見は多い。

 しかし、本当にそう言い切れるのだろうか。

 ■関与政策から決別

 「米経済と米国的生活様式を守る戦略が必要だ。自由世界は新たな専制国家に打ち勝たねばならない」

 ポンペオ国務長官は7月23日、1972年に米中和解を実現させたニクソン元大統領(在任1969〜74年)ゆかりの記念図書館(西部カリフォルニア州)での演説で表明した。

 バー司法長官もこの7日前、中西部ミシガン州グランドラピッズのフォード元大統領(同74〜77年)の記念館で米経営者に「中国共産党への融和は短期の恩恵しか生まない」と訴えた。

 両氏による演説会場の選択には象徴的意味がある。フォード氏はニクソン氏の後を継ぎ、後に改革開放で知られる中国のト小平と会談するなど中国指導部に穏健路線で臨み、中国を国際社会に招き入れる「関与政策」のレールを敷いた。一連の演説は、歴代米政権の関与政策からの「完全決別」の表明に他ならない。

 その代表的事例が中国との経済関係を切り離す「デカップリング」に向けた取り組みだ。トランプ政権は半導体の国際供給網から中国を締め出す輸出規制を断行。中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」に米国事業の再編を求めるなどハイテク分野で「鉄のカーテン」を敷く強硬策に大きく傾いた。

 ■米中分断「非現実的」

 対する民主党はどうか。バイデン陣営の政策顧問、ブリンケン元国務副長官は9月22日の講演で「中国に強い立場から関与するため、米国の(国力の)基盤を回復させる。共通の懸案では中国と協力していく」と述べ、対決と協調のバランスを考慮した対中政策を進めるべきだと主張した。

 ブリンケン氏はその上で「完全な米中分断は非現実的で非生産的だ。中国を含む世界から米国に人材や投資を呼び込むのを遮断するのは誤りだ」と指摘した。デカップリングに踏み込む姿勢はうかがえない。

 日本として気になるのは、対中国をにらんだ米国の同盟政策の行方だ。

 ■バイデン氏の決意は

 トランプ氏は選挙集会で「同盟諸国は公平な負担をすべきだ」と訴えており、再選されれば在日米軍駐留経費負担の大幅な増額を求めるのは不可避だ。

 対するバイデン陣営は「トランプ氏は同盟を弱体化させ、中国が影響力を拡大させる余地を作った」(ブリンケン氏)と批判し、「同盟諸国との連携重視」の立場を打ち出す。トランプ氏が削減を決めたドイツ駐留米軍も従来通りの規模に戻す考えだ。

 しかし米国は今や、世界各地に兵力を配置する「超大国」としての影響力を行使する力を失いつつある。同盟諸国に自国の防衛力強化や駐留米軍経費の増額を求める方向性ではバイデン氏も大きな違いはない。

 ただトランプ氏は、「中国との対決」という明確な戦略の下でインド太平洋を重視し、代わりに欧州や中東の兵力削減に動いた。

 バイデン氏にも同様の思い切った判断ができるだろうか。問われているのは、中国の覇権を許さないという「政治的決意」をどこまで貫けるかだ。

6014チバQ:2020/10/12(月) 18:44:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ea02ef74c89572be56b2c8de45a257863506c3d

極右団体を検索すると…幸せそうなLGBTの写真が




10/12(月) 16:02配信



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テレビ朝日系(ANN)






All Nippon NewsNetwork(ANN)
 トランプ大統領が名前を挙げた極右団体を検索すると次々に表示されるのは同性愛の人たちがキスやハグをする写真です。仕掛けたのは日系人の有名俳優でした。

 トランプ大統領:「『プラウド・ボーイズ』よ、下がって待機せよ」
 大統領選挙のテレビ討論会で物議を醸したこの発言。トランプ大統領は翌日、「何者か知らない」と釈明しましたが、大統領を支持する過激な極右団体「プラウド・ボーイズ」は注目の的になりました。この流れに一石を投じたのはスタートレックのスールー役で知られる日系人の俳優、ジョージ・タケイさん(83)です。
 ジョージ・タケイさん:「我々は下がって待機なんかしない。立ち上がって訴えるんだ」
 戦時中、日系人の強制収容所で過ごした経験があり、同性の伴侶と結婚しているタケイさんは、ツイッターで「ゲイの人たちが自分たちの写真を撮って、『プラウド・ボーイズ』のハッシュタグをつければ彼らを混乱させられる」と呼び掛けました。「誇り」を意味する英語「プラウド」や「プライド」は性的マイノリティーの自尊心を表す言葉でもあり、それを逆手に取ったのです。すると、大きな反響がありました。ツイッターでプラウド・ボーイズと検索すると、幸せそうな同性愛者の写真や動画が次々と表示されるのです。極右団体「プラウド・ボーイズ」のリーダーは、CNNの取材に「彼らが何をしたいのか分からない」と答えていますが、タケイさんは憎悪ではなく愛が拡散する手応えを感じています。
 ジョージ・タケイさん:「彼らは暴力的だ。そんなの全然、誇れることじゃない。恥ずべきことです。我々は本当の『プライド』の意味を知っています」

(C) CABLE NEWS NETWORK 2020

6015チバQ:2020/10/14(水) 13:50:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/a8d7af49a48ad9fb7bcc2fd97a846e5002a211f7
トランプ氏、激戦州で後退 討論妨害とコロナ感染響く 残り3週、「復活」アピール
10/14(水) 7:10配信
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12日、米南部フロリダ州サンフォードの選挙集会で、支持者にマスクを投げるトランプ大統領(AFP時事)
 【ワシントン時事】トランプ米大統領は12日、新型コロナウイルスの治療を受け退院後初めての選挙集会を南部フロリダ州で開き、大統領選に向け「完全復活」をアピールした。

【写真】米ホワイトハウスで回復をアピールするトランプ大統領

 だが、民主党のバイデン前副大統領を追う激戦州で再びリードを広げられ後退。投票日まで残り3週間となり、逆襲の機会は少なくなっている。

 「何かを打ち負かす時は気持ちがいい。私には免疫があり、力がみなぎっている」。新型コロナ陰性のお墨付きを専属医から得たトランプ氏は数千人の聴衆を前に約1時間、上機嫌に語り続けた。

 ただ、入院期間を含め10日余りの空白を経て待っていたのは、厳しい現実だ。政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」(RCP)の世論調査平均値によると、バイデン氏のトランプ氏に対する全国支持率のリードは12日、6月以来初めて10ポイントの大台に乗った。

 トランプ氏は9月29日の第1回大統領候補討論会で答弁をたびたび妨害したと批判を浴び、感染をめぐっても「コロナを恐れるな」といった言動が脅威を過小評価していると非難された。「流れを引き寄せるべき場面で新たな支持を得られなかった」(選挙アナリスト)と見る向きが多い。

 激戦州でも状況は悪化している。RCPによると、ペンシルベニア、ミシガン両州はこの1カ月でバイデン氏の支持率リードが4ポイントから7ポイントに拡大、フロリダ州も1ポイントから4ポイントに開いた。バイデン氏はさらに、ウィスコンシン州で6ポイント、アリゾナ州で3ポイントの優位を維持している。

 直接対決となる討論会は今月22日のあと1回を残すのみで、両陣営の活動は今後、激戦州での遊説が中心となる。トランプ氏は今週、5日連続で各地を飛び、多い日は1日に2回集会を開催。バイデン氏も12日のオハイオ州に続き、13日はフロリダ州を訪れる。

 一方、コロナ禍を受けた郵便投票の急増が有権者の「審判」のタイミングを早めており、投票日直前の巻き返しでは間に合わないとの見方もある。フロリダ大の研究グループによると、郵便投票や期日前投票を済ませた人は12日、4年前の同時期の約7倍に当たる1000万人を超えた。

6016チバQ:2020/10/17(土) 23:23:27
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020101600712&amp;g=int
トランプ氏、焦り露呈 身内と足並みそろわず―米コロナ対策
2020年10月16日20時36分


 【ワシントン時事】難航する新型コロナウイルス経済対策の規模をめぐり、トランプ米大統領と身内である議会与党の足並みが乱れている。トランプ氏は野党民主党への提示額を引き上げて成立を急ぐ意向だが、与党共和党は増額を一蹴。目前に迫った大統領選の前に実績を作り、勝利につなげたいトランプ氏の焦りが浮き彫りになっている。
 トランプ氏は15日、米テレビのインタビューで、政権が民主党に先週示した1兆8000億ドル(約190兆円)の財政支出規模を増やす考えがあるかを問われ「当然だ。さらに上積みする」と明言。2兆2000億ドルを主張する民主党に譲歩する姿勢をのぞかせた。
 民主党はコロナ感染追跡を含む広範な対策の一括合意を主張している。政権は現金給付や企業の雇用維持支援などに絞る立場を崩さず、協議は難航。交渉を担当するムニューシン財務長官は「選挙前の合意は困難」との見方を示している。
 だがトランプ氏は15日、有権者との対話集会で「法案に署名する用意はできている。大胆な対策を望んでいる」と強調。大型支援策を容認する意向を明らかにした。
 これに対し、共和党のマコネル上院院内総務は財政赤字の拡大を懸念し、5000億ドル程度にとどめる考えを示した。トランプ氏が目指す対策規模は「同僚議員を説得できる額よりはるかに大きい」と、民主党との合意に前のめりになるトランプ氏を突き放した。
 米労働省が15日発表した失業保険申請数は3週間ぶりに増加。選挙まで残り20日を切る中、トランプ氏は追加策の実現で景気回復推進の指導力と株高を演出し、勝利につなげる狙い。だが身内が結束せず、かえって弱みを露呈した形だ。

【国際記事一覧へ】 【時事ドットコムトップへ】

6017チバQ:2020/10/17(土) 23:55:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/d046dfc013f9adb238d9cf98a4d68116bdc32e56
民主党副大統領候補のハリス氏が遊説中断 陣営幹部らがコロナ感染、濃厚接触なし
10/16(金) 10:09配信

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毎日新聞
米副大統領候補討論会で質問に答える民主党のハリス上院議員=米西部ユタ州ソルトレークシティーで2020年10月7日、AP

 米大統領選の民主党副大統領候補のカマラ・ハリス上院議員(55)は15日、当面の選挙遊説を見送ると発表した。ハリス氏のコミュニケーション部長と、移動に使用した航空機の客室乗務員の新型コロナウイルスの感染が確認された。

 陣営によると、ハリス氏はいずれの感染者とも濃厚接触はしていないという。ハリス氏が受けた14、15両日の新型コロナの検査はいずれも陰性だった。ハリス氏は15〜18日の日程で南部ノースカロライナ州、中西部オハイオ州など4州を回る予定だったが、「念のための措置として」これらの遊説を取りやめた。

 同党大統領候補のジョー・バイデン前副大統領(77)の日程に影響はないという。【ワシントン古本陽荘】

6018名無しさん:2020/10/19(月) 13:02:55
https://www.asahi.com/articles/ASNBK775FNBKUHBI020.html
麻薬組織の首領の正体は…メキシコ前大臣、米で身柄拘束
サンパウロ=岡田玄
2020年10月17日 22時31分

 メキシコのサルバドル・シエンフエゴス前国防相が16日、麻薬密売などの罪で米国の検察に起訴された。前政権時の国防相として麻薬犯罪対策を指揮しながら、自身も麻薬組織のトップとして君臨し、「エル・パドリーノ」(ゴッドファーザー)の異名で呼ばれていたとされている。

 メキシコや米国のメディアによると、シエンフエゴス前国防相は15日、家族旅行で米ロサンゼルスの空港に降り立ったところ、米麻薬取締局(DEA)に身柄を拘束された。コカインやヘロインなどの麻薬密売のほか、資金洗浄の疑いももたれている。DEAは「エル・パドリーノ」と呼ばれるメキシコの麻薬組織の首領の行方を追っていたところ、シエンフエゴス前国防相だと判明したという。

 中南米から米国への主要な麻薬密輸ルートにあたるメキシコでは、密輸を取り仕切る複数の麻薬カルテルが対立。縄張り争いなどの抗争で治安が悪化し、軍が介入する「麻薬戦争」が行われてきた。シエンフエゴス前国防相は取り締まりを指揮する立場だったが、賄賂を受け取ってカルテルの活動を妨げないように調整したり、仲間の被害が少なくなるようにしたりしていたという。

 メキシコの歴代政権は麻薬組織の壊滅を掲げてきたが、政府高官や警察との癒着も次々と明らかになり、政治腐敗が問題となってきた。19年12月には、「麻薬戦争」を始めたカルデロン政権のガルシア・ルナ公安相がシナロア・カルテルから賄賂を受け取っていたとして、米テキサス州で逮捕された。

 麻薬対策を担ってきた軍・治安当局の大臣が相次ぎ米国の捜査により拘束されたことで、メキシコ国内では、当局の捜査能力や自浄作用のなさに批判が出ている。また、腐敗した当局こそ治安悪化の原因だったとして、数万人の死者を出した過去の麻薬対策への疑念も広がっている。(サンパウロ=岡田玄)

6019チバQ:2020/10/20(火) 19:13:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/b40ccfa6863fa374876a4fd8dff204c1f0dd1978
米大統領選、激戦州フロリダで期日前投票開始 支持率ほぼ拮抗
10/20(火) 4:35配信
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米大統領選で激戦が予想されるフロリダ州で19日、期日前投票が始まった。州内各地に設置された投票所前には数百人の有権者が列を作った。写真は同州イーストタンパで郵便投票をする市民、8月撮影(2020年 ロイター/OCTAVIO JONES)
[コーラルゲーブルズ(米フロリダ州)/ワシントン 19日 ロイター] - 米大統領選で激戦が予想されるフロリダ州で19日、期日前投票が始まった。州内各地に設置された投票所前には数百人の有権者が列を作った。

ロイター/イプソスがフロリダ州で7─14日に実施した調査によると、バイデン氏の支持率は49%、トランプ氏が47%と、ほぼ互角の戦いとなっている。

再選を目指すトランプ大統領はこの日、別の激戦州アリゾナ州を訪問。訪問前に行った選対との電話会議で「われわれは勝利する」と言明し、職員らを鼓舞した。

民主党のバイデン大統領候補はこの日、地元デラウェア州ウィルミントンでCBS「60ミニッツ」のインタビューを収録。25日に放映される。ハリス副大統領候補はフロリダ州オーランドとジャクソンビルに向かい、期日前投票を呼び掛ける。

前日には、トランプ大統領とバイデン氏がそれぞれ激戦州のネバダ州とノースカロライナ州で集会を開催した。

フロリダ大学の試算によると、これまでに44州と首都ワシントンDCで2960万人超が郵便投票もしくは期日前投票を済ませた。

また、ロイター/イプソスが19日発表した激戦州での支持率調査によると、ペンシルべニア州ではバイデン氏の支持率が49%、トランプ大統領が45%となり、トランプ氏が前回調査の51%対44%から差を縮めた。

ウィスコンシン州ではバイデン氏が51%、トランプ大統領が43%。前回調査は51%対44%だった。

アリゾナ、ミシガン、ノースカロライナ各州でも、バイデン氏がリードを維持している。

*内容を追加しました。

6020名無しさん:2020/10/21(水) 00:23:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/6b5f0b7b3fb2cc4a8c919d39d53e52ef67ff2636
劣勢変わらず“トランプ離れ”が加速 重鎮も敗北宣言で逆転劇困難か
10/20(火) 18:01配信

共和党重鎮が早くも敗北宣言「バイデン氏が勝つ」
2週間後に迫るアメリカ大統領選を前に、共和党内で敗北を見据えた動きが顕著に現れている。トランプ大統領の劣勢が変わらないことから、共倒れを回避するため、距離を置く“トランプ離れ”が加速化しているのだ。

大統領選と同時に行われる連邦議会選挙(上院33人・下院435人)でも、民主党の優勢が伝えられている。トランプ大統領と親しい共和党重鎮、リンゼー・グラム上院議員は15日、「バイデン氏が勝利する可能性が高い」と述べた。グラム氏は、現在最高裁判事の人事承認に向けた公聴会を行う上院司法委員会の委員長。注目が集まる公聴会の場でわざわざトランプ大統領に不利な発言をしたことから、地元メディアは“トランプ離れ”として大きく取り上げた。

共和党の牙城と考えられてきたグラム氏の地元、サウスカロライナ州は大接戦の様相を呈している。グラム氏はトランプ大統領の敗北を見据えた発言で、穏健派をとり込み自身の生き残りを狙ったとみられる。

また、同じく共和党でネブラスカ州選出のベン・サス上院議員が、地元有権者に向けて「トランプ大統領は独裁者の尻にキスをしている」と批判した記録が流出した。

これに対し、トランプ大統領は18日、ネバダ州での演説で「馬鹿が何人かいる」と猛反発。再選に向けて結束を呼びかけたが、地元メディアは、同様の動きは党内で広がっている、と指摘する。

激戦州でも“トランプ離れ”の動きが加速
上院議員によるこれらの動きは、選挙区で実際に起きている有権者の“トランプ離れ”を反映したものに他ならない。

「私は共和党員だ。退役軍人だ。私はバイデン氏に投票する」

激戦州が予想されるペンシルベニアの幹線道路沿いに設置された看板。共和党員が自身の名前と顔写真入りで、本来“政敵”であるバイデン氏への投票を呼びかける内容だ。同様の看板は、州内に数百カ所に設置されている。

この運動に参加するマリー・ディックマンさんは、長年、共和党を支持してきたが、この4年間のトランプ大統領の言動や振る舞いをみて、不支持を決めたという。

マリー・ディックマンさん:
「トランプ大統領の新型コロナウイルス対策は、この国に悲劇をもたらした。彼は、マスクの着用は感染リスクを下げるという科学的な見地を無視している。あまりに傲慢だ。トランプ大統領は、ナルシストであり、エゴイストだ。

アメリカはかつて世界の危機管理をリードする存在だった。しかし、この政権は対処を誤った。世界で失ったリーダーシップを回復するのには、彼が選挙で負けたとしても、非常に長い時間がかかると思う。

私はこれまでずっと共和党員だったが、今は保守派があまりに極端になってしまった。だから、共和党にいることが不安になった。バイデン氏は真面目でしっかりしている。トランプ大統領のように愚かなことはしない」

6021名無しさん:2020/10/21(水) 00:24:19
>>6020

白人労働者「もう支持できない」 逆転劇再現は困難か
不支持は、2016年の選挙でトランプ大統領の勝利を決定づけたラストベルト(さびた工業地帯)の白人労働者階級の間にも広がっている。

州内の金属加工工場に勤務するスカイラー・フィッシュさんは、前回の選挙でトランプ大統領の経済政策に期待し、支持した。しかし、この4年間で地域経済は改善しなかった、と話す。また、人種問題でのトランプ大統領の対応に違和感を覚え、バイデン氏支持を決めた。

スカイラー・フィッシュさん:
「トランプ大統領に完全に失望したわけではない。まだ支持している部分も残っている。しかし、人種問題への対応を見ると、もう支持はできない。私の周りには、そういう同僚が大勢いる」

同僚の一人もこう語る。

「自分の考えと完全に一致しない候補者のために、わざわざ投票する意欲はないよ」

身内からの離反の動きに加えて、今回の選挙では、前回に比べて、投票先を決めていない有権者が圧倒的に少ないとの調査結果も出ている。

逆転劇の再現は、より困難な情勢となっている。

(関連記事:感染でも「トランプ愛」で結束 巻き返し狙うトランプ大統領の新たな切り札)

【執筆:FNNワシントン支局 瀬島隆太郎】
【表紙デザイン:石橋由妃 】

瀬島 隆太郎

6022チバQ:2020/10/21(水) 15:23:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/b0c99360612eda4e126fb71252bebd0e84932c71
共和党議員の間で進む「トランプ離れ」、落選見越した議論も
10/21(水) 12:24配信
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米共和党議員の間で「トランプ離れ」が進んでいる
(CNN) 米大統領選挙が2週間後に迫る中、共和党の上院議員らはトランプ大統領の政権が間もなく終焉(しゅうえん)を迎えることになるだろうと認識し始めているようだ。

公言するかしないかにかかわらず、現在共和党の議員らはトランプ氏から距離を取るようになっている。「トランプ後」の共和党をめぐる議論もすでに始まっており、同氏の大衆迎合的な米国第一主義を積極的に踏襲しようとする人もいれば、もっと穏健かつ企業寄りの政治姿勢に立ち返り、トランプ氏に不満を持つ若者や女性を引き付けるメッセージを発信するべきだとの意見も出ている。

一部の党有力者らが強く望むのは、トランプ陣営による選挙戦略の見直しだ。新型コロナウイルスの感染拡大を軽視する姿勢や公衆衛生の専門家に対する非難を直ちに止め、今からでも経済政策に絞った発信に切り替えるべきだとしている。

サウスダコタ州選出で党の上院院内幹事を務めるジョン・スーン議員はCNNの取材に答え、トランプ氏について、民主党との政策の違いを論じてほしいと要求。「個人攻撃は控えるべきだ。メディアや(米国立アレルギー・感染症研究所所長の)ファウチ氏への攻撃を止め、政策課題に集中しなくては」と指摘した。そのうえで、規律を保ってそのように取り組めば、支持政党を特定していない層への有効なアピールになるはずと予想した。

このほかテキサス州選出のジョン・コーニン氏をはじめとする複数の共和党上院議員らは、国債発行などの財政政策をめぐりトランプ氏と必ずしも意見を同じくしていないと明言。またネブラスカ州のベン・サス上院議員は、トランプ氏の女性に対する姿勢や白人至上主義者に同調しているともとられかねない言動を厳しく批判している。

2012年に共和党の候補者として大統領選に臨んだユタ州のミット・ロムニー上院議員はCNNに対し、同党が若年層、高齢者、マイノリティーからの支持獲得に苦慮しているとの見解を示した。同氏はトランプ氏の再選を支持しない意向を表明している。

共和党の重鎮でトランプ氏と親しいリンジー・グラハム上院議員(サウスカロライナ州)は、トランプ氏がこのほど民主党候補のバイデン氏と息子のハンター氏にまつわる汚職疑惑を激しく攻撃したことに理解を示した。トランプ氏に関しては「常にありとあらゆることが非難の対象になる」にもかかわらず、バイデン氏らの問題はそのように扱われていないというのが理由だ。

一方でトランプ氏がファウチ氏を批判している件については、ファウチ氏の判断を信用すると付け加えた。

6023チバQ:2020/10/22(木) 10:23:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/a20365059c9afa3b61078452963acf7463a7fd0b
共和牙城アリゾナで大接戦 ヒスパニック、無党派増で変化 米大統領選
10/22(木) 7:06配信
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米アリゾナ州フェニックスで戸別訪問を行うルシア・サリナスさん(右)=13日
 11月3日投票の米大統領選は、注目州の一つ、与党共和党の牙城・西部アリゾナ州で大接戦となっている。

 世論調査で民主党のバイデン前副大統領(77)がトランプ大統領(74)を3.1ポイント差でリード。州の人口構成が多様化し、民主党支持者が多いとされるヒスパニックや無党派層が増えていることが背景にある。

 ◇戦う相手は大統領
 「皆目を覚まして、大統領が私たちに何もしてくれなかったことに気づくべきだ」
 2010年に米国籍を取得し、空港で料理人として働くヒスパニックのルシア・サリナスさん(41)は新型コロナウイルスの感染拡大で3月に一時解雇された。失業保険も3カ月近く受給できず、一時は空き缶などを集めて糊口(ここう)をしのいだ。

 現在、サリナスさんは生活に困窮する中、バイデン氏への投票を呼び掛ける戸別訪問に取り組んでいる。対コロナに無策な「大統領と戦わなければならない」と思ったからだという。「(コロナ禍で)私のような苦境に陥った人は他にもたくさんいる」。ヒスパニックが州人口に占める割合は約32%にも上る。

 ◇人生初の投票はバイデン氏
 伝統的に共和党が強いアリゾナ州では、1952年以降の大統領選で民主党候補が勝ったのは96年だけ。しかし近年、ヒスパニックを含む人口動態の変化が共和党の牙城を揺るがしている。

 州人口は2000年の約513万人から19年には約728万人に増加。多様な政治的背景を持つ州外からの移住者も流入し、有権者の3分の1が無党派層になっている。18年の上院選では、民主党が議席を共和党から奪還した。

 10月中旬、州内の期日前投票所や郵便投票の投函(とうかん)ポストには、ひっきりなしに有権者が訪れていた。最大都市フェニックスを擁するマリコパ郡で郵便投票した白人のメアリーさん(25)は「トランプ氏の言動にうんざり」して、人生初の投票をバイデン氏に入れた。別の投票所では「前回は投票に行かなかった」と話すバイデン氏支持者の男性(37)もいた。

 ◇炎天下で集会
 「彼は政治家ではなく、戦いをいとわず、慣例に従わないから勝つ」。トランプ氏の長男トランプ・ジュニア氏が14日、州南部ツーソンでの集会で父親の強みをアピールすると支持者からは歓声が湧いた。

 10月でも35度を超える炎天下。約200人の集会に参加した人たちは、トランプ氏はコロナ対応で「中国からの入国をいち早く停止した」などと口々に評価していた。フィリピン出身のティナ・コンサーさん(59)は、トランプ氏の感染は「(感染しても)大丈夫だということを証明した」と断言する。

 一方、バイデン氏を支持する共和党員も出ている。モルモン教徒で元判事ダニエル・バーカーさん(67)は「(トランプ氏は)結束や協力関係構築に向けた真の努力を行わない。それがパターン化している」と語った。バーカーさんは40年以上、大統領選で共和党候補に投票してきたが、前回選挙では与野党どちらの候補も支持しなかった。

 しかし、今回は「2人のいずれかが大統領になるなら、それはバイデンだ」。バーカーさんは政治団体を立ち上げ、「バイデン氏を支持するアリゾナ共和党員」と書かれた看板を庭先に置いてもらう活動を行っている。(フェニックス=米南部アリゾナ州=時事)。

6024チバQ:2020/10/23(金) 09:56:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/90b58f38258948b163bc70346d0ddb46b7f4503c
戻らぬ客、コロナで打撃のNY 厳格規制に飲食店から恨み節 米大統領選
10/23(金) 7:05配信
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17日、米ニューヨークのタイムズスクエア
 米国の経済・文化の中心地ニューヨーク。

 新型コロナウイルスが猛威を振るい、市内では2万3000人を超える命が失われた。8月以降は1日当たりの死者数がほぼ1桁台に抑えられ、最悪期は脱したかにみえる。しかし、渡航規制により外国人観光客頼みの業界は困窮。特に飲食店からは厳しいコロナ対策への恨み節が漏れる。この国の針路を決める大統領選を前に、市中心部で人々の生の声を拾った。

 ◇劇場も休演
 中心部マンハッタンの定番観光スポット「タイムズスクエア」。10月中旬の晴れ渡った週末、地元の家族連れやカップルらが多く行き交い、数々の大型スクリーンには色とりどりの映像が流れる。だが、人が密集しがちなこの場所は、もちろん安全対策の対象。年末恒例の年越しイベントはバーチャル開催が決まり、この地の代名詞とも言えるブロードウェー公演は来年5月末まで休止となった。

 「売り上げは最悪。同時多発テロの直後でさえ、これほどひどくなかった」。大通りの歩道の端に年代物の広告看板などの売り物を並べ、客を待つアフリカ・セネガル出身の露天商アマドゥ・ドワイエさん(58)はうな垂れる。「朝から夜遅くまで1週間働きづめだ」と自嘲気味に笑いながらも、大統領選の話になると「今はみんなが協力する時期。次の大統領に望むのは、それを確実にすること」と力を込めた。

 ◇飲食業界に漂う絶望感
 観光客の落ち込みは飲食業界を直撃している。近くのメキシコ料理店では、週末の午後1時に屋外席で男性が黙々と食事を取っていた。他の客は見当たらない。接客係で南米ペルー出身のデイジー・ステラさん(29)はあきらめ顔だ。「2年半ここで働いているけど、(ミュージカル目当ての)観光客がたくさんいた。今はゼロ」と力なく話した。

 安全対策と経済活動の両立は世界的な課題。市では3月中旬から禁止されていた店内飲食がようやく9月末から再開された。ただ、客を席数の25%に制限する条件付き。イタリア出身で、イタリア料理店を欧米などで展開するラファエル・ルジェーリさん(48)は「客席数の50%での営業では、なぜ駄目なんだ」と不満をぶちまける。

 ルジェーリさんは、次の大統領には規制緩和の働き掛けを望むものの、それ以上に求めるのが危機下での国民の「結束」だ。「白人と黒人、ユダヤ人…警察とデモ隊。この国は、みんなが争っており、分断されている」と嘆く。激しい選挙戦を繰り広げるトランプ大統領とバイデン前副大統領の両者に対しては「どちらも良い候補と思えない」と投げやりな様子で、その言葉からは今後も容易に変わらぬ状況への絶望感がにじんでいた。

6025チバQ:2020/10/25(日) 21:47:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/6f9c92939afed36a6a02b720a49d72b73a5b7fc4
トランプ氏は資金集めでも劣勢…残高はバイデン氏の4分の1、TV広告打ち切りも
10/25(日) 9:00配信

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読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 【ワシントン=横堀裕也】11月3日に迫る米大統領選で、民主党のジョー・バイデン前副大統領に支持率で後れを取る共和党のトランプ大統領が、選挙資金集めでも劣勢に立たされている。10月前半時点の手元残高は約4360万ドル(約45億6700万円)で、バイデン氏の約4分の1にとどまり、勝敗に影響する選挙広告への投入額でも水をあけられている。

 米連邦選挙委員会(FEC)が22日に公表した資金収支報告によると、トランプ氏が10月前半(1〜14日)に集めた選挙資金は約4350万ドルで、約1億3000万ドルだったバイデン氏に圧倒された。この期間の支出を比べても、トランプ氏の約6300万ドルに対し、バイデン氏は1億4520万ドルに上る。選挙戦の最終盤に入り、資金力に大差をつけられた格好だ。

 FECによると、今回の大統領選では、同時に行われる議会選挙など両陣営以外の支出も含め過去最高額の選挙資金が投じられる見通しで、2016年大統領選の際の65億ドルを既に上回る。新型コロナウイルスの影響で屋外選挙活動が制限される中、大半が選挙広告に費やされているという。

 特に重要とされるテレビ広告では、米紙ニューヨーク・タイムズが、トランプ氏陣営が最近の資金難により、オハイオやミネソタなど接戦州で広告の打ち切りを余儀なくされたと報じた。対するバイデン氏陣営は、潤沢な資金で広告枠を次々と押さえており、同紙は「『放送電波を巡る戦争』でバイデン氏がトランプ氏を凌駕(りょうが)した」とも伝えた。

6026チバQ:2020/10/25(日) 22:01:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d673e2a5e1dce55fa958c3a7bb7a207375551ac
トランプ氏、自滅回避優先 バイデン氏は手堅く反撃 米大統領選討論会〔深層探訪〕
10/24(土) 8:33配信

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時事通信
22日、米テネシー州ナッシュビルで、大統領選の候補者討論会に参加するトランプ大統領(EPA時事)

 米共和党のトランプ大統領は民主党のバイデン前副大統領との最後の直接対決となった22日の大統領選討論会で、過激な挑発を封印した。前回討論会でバイデン氏への答弁妨害を非難されたトランプ氏は、世論調査で劣勢が続く中、自滅の回避を優先。双方とも決定打はなく、選挙戦は最終盤に入った。

【図解】対決 バイデン氏 VS トランプ氏

 ◇失言誘う戦略不発
 「感染拡大のピークは越えた。(ウイルスは)消え去っていく」(トランプ氏)
 「『夏になれば終わる』と言っていた。もうじき暗い冬が来る」(バイデン氏)
 2人の討論は新型コロナウイルスをめぐるこんな応酬から始まった。普段と違ったのは、トランプ氏の反応だ。時折メモを取るしぐさを見せ、バイデン氏の発言を待って一つ一つ反論した。

 トランプ氏は2度、形勢逆転の機会を逸している。「史上最悪の討論」と呼ばれた第1回に続き、コロナ感染で中止となった第2回の代替イベントとなった15日の対話集会でも、NBCテレビの女性キャスターと衝突。「穏健な共和党支持層や女性の反発を招いた」という見方がある。

 米メディア「アクシオス」によると、トランプ氏は陣営の事前練習で、バイデン氏の答弁中に口を挟まず、「より好感が持てる」対応を取るよう助言を受けたという。「完全な偏見の持ち主」とののしってきた司会者クリステン・ウェルカー氏にも「あなたの討論の進め方にとても敬意を抱いている」と述べ、立てることを忘れなかった。

 トランプ氏の戦略には、バイデン氏に自由にしゃべらせ、失言を誘う狙いもあった。しかし、バイデン氏は時折言葉に詰まりながらも大きな失態を演じることはなく、手堅さが際立った。

 息子ハンター氏がウクライナ企業から巨額の報酬を受け取っていた疑惑をめぐり、バイデン氏は「倫理に反することはしていない」と反論。逆にトランプ氏が中国に銀行口座を保有していると報じられた問題を取り上げ、「何を隠しているんだ」と納税申告書の公表を迫った。

 ◇国家観の違い明確
 トランプ氏とバイデン氏の国家観の違いが浮き彫りになったのは、米国民の融和に向けた考え方をめぐってだ。

 「私は米国の大統領になる。私に投票した人もそうでない人も、全ての国民を代表する」。こう述べたバイデン氏に対し、トランプ氏は「われわれを団結に導くのは『成功』だ」と語り、理想より国民生活の向上を重視する考えを示した。

 テネシー州立ミドルテネシー大のジェームズ・サイラー教授は今回の討論について「大統領選の基本構図に大きな影響をもたらさなかった」とみる。ただ討論以外の活動次第で、情勢が動く余地は残されている。

 トランプ氏は1日2回の選挙集会をこなす猛烈な地上戦を展開。一部激戦州ではバイデン氏との差を縮めているという分析もある。逃げ切りを図るバイデン氏に対し、トランプ氏は残り10日余り、自身の支持者をさらに奮い立たせ、勝負を懸ける構えだ。(ワシントン時事)

最終更新:10/24(土) 11:24
時事通信

6027チバQ:2020/10/25(日) 22:06:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/d2ea3bfe7389bb90b75ea243b055d1604a7030db
激戦フロリダで「地殻変動」 カギ握るヒスパニックと高齢者 米大統領選
10/25(日) 8:18配信

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時事通信
米南部フロリダ州での選挙集会で演説するトランプ大統領=16日(AFP時事)

 トランプ米大統領が4年前、大接戦の末に制した南部フロリダ州で「地殻変動」が進行している。


 キューバ系移民の右傾化が強まる一方、民主党支持者が多いプエルトリコからの移住者が急増。定年後に移住してきた高齢者には「トランプ離れ」が目立ち始めた。

 大統領選の主要激戦州のうち、フロリダ州は最多の選挙人(29人)を抱える。1924年以来、同州で負けて大統領になった共和党候補は皆無。政治評論家らも「フロリダを落とした時点でトランプ氏再選の目は消える」と口をそろえており、トランプ氏は崖っぷちの戦いを強いられている。

 ◇熱烈な支持者
 「マスコミの報道はうそばかりだ」。青く澄んだ海、人影がまばらな白い砂浜。新型コロナウイルスが暗い影を落とすフロリダ州マイアミの風景をぼんやり眺めていると、タクシー運転手の声で現実に引き戻された。

 運転手の男性(54)はキューバ系移民。大統領選の取材に来たと明かすと、トランプ氏が乗り移ったかのようにメディアや民主党批判を始めた。

 フロリダ州の人口の約25%を占めるヒスパニックの中でも、最大勢力のキューバ系は共和党支持者が多い。2016年の前回選挙では過半数がトランプ氏に投票し、同州での勝利に貢献した。

 新型コロナで観光業は大打撃を受け、タクシー利用客も激減した。それでも男性は「新型コロナは中国のせいだ」とトランプ氏を擁護。バイデン氏を「社会主義者」と呼び、キューバ共産党政権に強い姿勢で臨むトランプ氏を称賛する。

 ◇後手のバイデン陣営
 1月以降、トランプ氏によるフロリダ州訪問は15回に上る。バイデン氏を「社会主義者」「急進左派」と攻撃し、共産党政権から逃れてきたキューバやベネズエラ系移民の恐怖をあおってきた。

 なりふり構わぬ選挙戦術は奏功しつつある。共和党マイアミ支部の責任者マリエラ・ジュエットさん(71)は「支持者の熱気はかつてなく高い」と指摘。実際、キューバ系の共和党支持率はこの4年で10ポイント以上伸びた。

 新型コロナで遊説を制限してきたバイデン氏は後手に回った。フロリダ初訪問は9月中旬になってから。フロリダ国際大のエドゥアルド・ガマラ教授(政治学)は「党内左派の支持を失いたくないバイデン氏は、トランプ氏の口撃に強く反論できなかった」と指摘。今後、どこまで民主党寄りのプエルトリコ系の票を固められるかがカギになると話す。

 ◇悪夢の再来も
 温暖な気候を求め、定年後に全米各地から移住してきた白人富裕層の間では「トランプ離れ」が進む。こうした高齢者が集まるリー郡は保守色が強く、前回大統領選でトランプ氏が大差で勝利したことで知られる。

 だが、新型コロナが潮目を変えた。フロリダ州は全米50州で3番目に多い感染者数を記録。10月中旬、リー郡の住宅街は平日の昼食時にもかかわらず、息を潜めたように静まりかえっていた。

 首都ワシントンから移住した元公務員カリン・モンゴメリーさん(72)は「政権の新型コロナ対応の無策ぶりが、トランプ氏の言動にうんざりしていた高齢者の離反に拍車を掛けた」と分析。民主党の調査でも、バイデン氏が同郡での支持率でトランプ氏を逆転した。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の世論調査平均値では、フロリダ州全体でもバイデン氏が1.5ポイントリード。ガマラ教授は「接戦は間違いなく、再集計で混乱した00年大統領選の悪夢の再来になる可能性もある」と予測している。

6028チバQ:2020/10/25(日) 22:41:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/f835224a66a4d049ed81dfeb99cd87bb05f06bed
ペンス氏の側近がコロナ感染…さらに4人以上感染か、選挙活動継続に「疑問」
10/25(日) 16:54配信

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読売新聞オンライン
 【ワシントン=横堀裕也】デビン・オマリー米副大統領報道官は24日、マーク・ショート副大統領首席補佐官が新型コロナウイルスの検査で陽性だったと明らかにした。ペンス副大統領夫妻は24日の検査で陰性だったといい、共和党の副大統領候補としての選挙活動を続けるという。

 ペンス氏はショート氏の濃厚接触者に該当するものの、米疾病対策センター(CDC)のガイドラインに従って予定通りの日程をこなすという。25日にはノースカロライナ州で選挙集会を開く予定だ。

 ただ、米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は、ペンス氏の側近のうち、ショート氏のほかに少なくとも4人が新型コロナに感染したと報じた。ペンス氏が選挙活動を継続することについて「ホワイトハウスが新型コロナの危険性を真剣に受け止めているのか、新たな疑問が生じる」と批判的に伝えた。

最終更新:10/25(日) 22:11
読売新聞オンライン

6029とはずがたり:2020/10/25(日) 23:47:59
米国、コロナ感染再び急増 1日で8万人余、過去最多に
https://www.asahi.com/amp/articles/ASNBS4GRPNBRUHBI048.html?ref=tw_asahi&amp;__twitter_impression=true
ワシントン=香取啓介2020年10月24日14時06分
写真・図版 21日、ウィスコンシン州ミルウォーキーで、ドライブイン方式の新型コロナウイルス検査をする看護師=ロイター
21日、ウィスコンシン州ミルウォーキーで、ドライブイン方式の新型コロナウイルス検査をする看護師=ロイター
 米国で、新型コロナウイルスの感染者が再び急増している。ニューヨーク・タイムズによると、23日だけで約8万2千人の感染が新たに確認され、7月に記録した約7万6千人を上回って、過去最多となった。ウイルスが広まりやすい屋内活動が多くなる冬が近づき、さらなる拡大が懸念される。


 米国ではこれまで、4月と7月に感染拡大の山があり、今回はそれに続く。4月はニューヨーク州など北東部、7月はフロリダ州やテキサス州など南部で感染が拡大したが、現在はノースダコタやサウスダコタ、ウィスコンシンなど中西部やロッキー山脈にかかる山岳部を中心に増えている。

 入院する患者の数も増えており、ケンタッキーやオクラホマなど6州では23日までの1週間で過去最多の死者数となった。イリノイ州シカゴは夜間外出禁止令を出し、6人以上の集会を避け、夜10時までに集まりを終えるよう呼びかけた。


 米国はこれまでに死者22万人超、感染者は844万人と世界最多となっている。22日にあった大統領候補の討論会では、民主党のバイデン前副大統領は「真っ暗な冬がやってくる」と感染拡大への危機感を強めたが、共和党のトランプ大統領は「ウイルスはすぐに去る。我々はこの病気を学んできた。経済活動を再開しなければならない」と楽観的だった。

6030チバQ:2020/10/26(月) 18:01:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/d7257b84f6afd94b85d49bdea386b92484f53944
勝者映すカトリック票 激戦州ペンシルベニア左右 米大統領選
10/26(月) 7:22配信
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バイデン前米副大統領を支持するカトリック信徒の集会=15日、ペンシルベニア州ピッツバーグ
 最終盤の米大統領選で、トランプ大統領、バイデン前副大統領の両陣営は浮動票のカトリック信徒の取り込みに注力している。

 カトリック票は共和、民主両党間を揺れ動くだけでなく、1970年代以降の出口調査によれば、前回を含めてほぼ全ての大統領選で勝者を支持してきた。激戦州ペンシルベニアで、選挙結果を占う「バロメーター」の動向を探った。

 ◇米国の縮図
 「全ての人への善を求める指導者をお与えください。アーメン」。15日夕、州西部ピッツバーグ中心部の広場。神への祈りから始まったのは、バイデン氏支持のカトリック信徒の集会だ。新型コロナウイルス対策で聴衆は距離を取り、マスクを着用して演説する徹底ぶり。ケネディ以来、米史上2人目のカトリック系大統領を目指すバイデン氏を後押しする。

 2016年の大統領選では、雇用回復を掲げたトランプ氏が、民主党が優勢だったこの州でクリントン元国務長官に僅差で勝利。大番狂わせの一因となった。登壇した女性は「州人口の24%はカトリックだ。われわれ次第で州の結果をひっくり返せる」と訴えた。

 主催者の大学教員ベス・ベンディティさん(64)によると、中絶反対を絶対視する保守派へは「移民問題や医療保険など共和党が語らない問題もカトリックに重要」と訴える方針。「保守派もトランプ氏が良い人間でないと気付いている」
 世論調査機関ピュー・リサーチ・センターのグレッグ・スミス調査部長補佐は、カトリック票が選挙結果を正確に反映してきたのは人種や人口構成、学歴などで多様性があり「米国の縮図だからだ」と説明する。

 ◇トランプ離れ
 ピッツバーグから車で20分。紅葉の始まった丘陵地の閑静な住宅街で夫と3人の子供と暮らすビアンカ・ラブラドールさん(36)は、コロナ禍で「巣ごもり生活」を続ける。長年共和党支持者だったが、トランプ氏の「ひどいコロナ対応」に失望。郵便投票でバイデン氏に1票を投じた。

 「コロナの危険性に関してうそをついた」「科学者に耳を傾けず、21万人以上が亡くなった」。中絶反対の立場から同じカトリックでも中絶容認のバイデン氏は「自分よりもリベラル」に映るが、トランプ氏への反感が背中を押した。

 ピューの最新全米調査では、カトリック信徒でバイデン氏の支持率が51%となり、44%のトランプ氏を逆転。カトリック票が再び選挙結果と一致するか注目される。

 ◇共和党も攻勢
 「胎児の命も大切だ」。ピッツバーグに向かう高速道路脇で、中絶反対派の存在の大きさを示す大型看板が目に飛び込んできた。共和党系のカトリック団体は9月以降、ペンシルベニアなど激戦州で970万ドル(約10億円)を投じ、中絶を容認するバイデン氏への中傷広告を展開する。

 保守派カトリックはトランプ氏の強固な支持層だ。ピッツバーグ郊外の共和党施設を訪れたサラ・ワーナーさん(80)は、中絶容認のバイデン氏は敬虔(けいけん)でなく「信仰を票取り込みの足掛かりに利用しているだけ」と主張した。

 戸別訪問で投票を呼び掛けてきた共和党地区委員会のトム・ウーベン委員長(75)は「投票率は上昇し、トランプ氏はここで7割は取れるだろう」と手応えを語る。

 ただ、ウェストチェスター大のジョン・ケネディ教授は、トランプ氏から逃げる票の方が多いと指摘し、上積みの可能性を疑問視する。州内で両候補の支持率の平均値は24日現在、約5ポイント差でトランプ氏劣勢が続く。(ピッツバーグ=米ペンシルベニア州=時事)。

6031名無しさん:2020/10/26(月) 21:37:25
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2010260009.html

米国に新型コロナ「第3波」 中西部中心に感染拡大
2020/10/26 13:14産経新聞

 【ワシントン=住井亨介】新型コロナウイルスの感染者数、死者数ともに世界最多の米国で、再び感染の拡大速度が早まっている。人口が比較的少ない中西部を中心に感染が広がっており、「実質的に第3波に入っている」(米CNBCテレビ)との報道も出ている。

 米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、米国の累積感染者数は25日時点で862万人超。8月8日に500万人を突破した後、600万人までに22日間、700万人までにはさらに26日間かかり、増加ペースはいったん緩んだ。だが、今月16日に800万人を超すまでにかかった日数は21日間と早まり、その後も再び増加ペースが上がっている。

 25日の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、24日の新規感染者数は少なくとも約7万8700人で、2週間前と比べ32%増となっている。過去1週間の1日当たりの新規感染者数の平均は6万8千人超だった。

 第1波のホットスポット(一大感染地)が東部ニューヨーク、第2波が西部カリフォルニアと南部フロリダなど気候の温暖な「サンベルト」と呼ばれる地域の各州だったのに対し、夏休み明けからの第3波は中西部が中心となっている。

 同紙によると、中西部ウィスコンシン州では既存の施設では対応できないため、新型コロナ患者専用の野外病院を設置。イリノイ、ネブラスカなど20州以上で感染者数が過去最悪レベルになっているという。

 感染拡大の背景として考えられているのが、学校や大学が対面授業を再開させたことに加え、マスクの着用方針や経済活動再開をめぐる規制が各州によって異なり、統一的な施策が取りにくいことがあるとみられている。

 米政権の新型コロナ対策チームのメンバーで、国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は、23日の米CNNテレビの取材に対し、「もし人々がマスクをしようとしないなら、命令を出すべきだ」と訴えている。

6032ちば:2020/10/26(月) 23:38:13
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020101700440&amp;g=int
「酪農王国」揺れる農家 廃業急増、コロナ追い打ち―米ウィスコンシン州
2020年10月19日18時02分

トラクターに乗るダリン・ボンルーデンさん=12日、米ウィスコンシン州ウエストビー
トラクターに乗るダリン・ボンルーデンさん=12日、米ウィスコンシン州ウエストビー

乳牛の世話をするミッチ・ブライニグさん=11日、米ウィスコンシン州ソークシティ

 「酪農王国」と呼ばれる米中西部ウィスコンシン州は、大統領選挙で激戦州の一つに数えられる。前回2016年の選挙では、共和党のトランプ氏が僅差で民主党のクリントン氏を上回り、共和党が1984年以来32年ぶりに奪還した。ただ、農場閉鎖の急増や新型コロナウイルスの感染拡大を受け、農家の間では「トランプ離れ」の動きも出ている。政権の継続か交代か。11月3日の投票日が迫る中、揺れる現地を歩いた。
米首都で「反トランプ」デモ 最高裁判事への保守派指名に抗議

 ◇ホワイトハウスに安定感を
 木々の葉が黄色や紅色に染まり、秋の気配が深まる州西部ウエストビー。錦秋の丘を抜けると、小さな牛舎が見える。約50頭の乳牛を育てる酪農家ダリン・ボンルーデンさん(53)は「ホワイトハウスには安定感が必要だ」と訴える。
 「トランプ大統領が再選されれば、ウィスコンシンの農業は廃れる」。ボンルーデンさんはトランプ氏を「責任感が欠如している」と批判する一方、民主党候補のバイデン前副大統領については「安定感があり、人種差別解消や人種間の経済格差是正に積極的だ」と評価しており、大統領選ではバイデン氏に投票すると明言。「共和党を支持する友人も政権に不満を募らせている」と明かす。
 17年1月のトランプ政権発足以降、州内では2200以上の酪農場が閉鎖。昨年は過去最高の818カ所に上った。中国との貿易戦争などが背景にあり、今年はコロナ禍が経営難に追い打ちを掛けている。
 ◇生乳廃棄、広がる失望
 「前回はワシントンに新しい血が必要と考え、変化を求めてトランプ氏に投票したが、もう一期任せたいとは思わない」。州南部ソークシティの酪農家ミッチ・ブライニグさん(50)は北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」について、「トランプ政権の小さな成功にすぎず、貿易関係が改善したという実感はあまりない」と冷静だ。
 ブライニグさんは4月、コロナ禍に伴うレストランなどでの乳製品需要の急減を受け、初めて生乳の大量廃棄を余儀なくされた。「トランプ政権の初動が適切だったら、今頃は違う結果になっていた」。コロナ対応をめぐる政権批判は厳しい。
 ◇根強い現職支持
 ただ、農家のトランプ氏支持も依然根強い。州内を車で走ると、民家の庭先には「トランプ・ペンス」と共和党支持を明示した看板を数多く目にする。州南西部プラットビルの酪農家トム・ワイゲルさん(56)は「トランプ氏は農家の声に耳を傾けている。今の政権になってから規制緩和が進み、燃料費が安くなった」と語る。
 さらに「中国は新型コロナのワクチンの研究情報などを盗もうとしており、トランプ政権の対中強硬姿勢は支持できる」と主張。「トランプ氏の評価は『B』だが、オバマ前大統領は『D』だ」と力説し、今回もトランプ氏に一票を投じる考えだ。
 コロナ危機の打撃を受けた農家に対する130億ドル(約1兆3700億円)規模の追加支援策の発表の場として、トランプ氏はウィスコンシン州を選んだ。激戦地での支持拡大が狙いとみられるが、州東部のある農家からは「農業票を買収しているようなもの」と冷ややかな声も聞かれた。

6033チバQ:2020/10/26(月) 23:41:29
https://www.tokyo-np.co.jp/article/61397
「赤い州」が紫に アリゾナ州、共和党盤石のはずが…移民増え激戦<米大統領選ルポ>
2020年10月13日 06時00分
 10月でも気温40度を超す米西部アリゾナ州の州都フェニックス郊外。白人が多く住む地域のスーパー駐車場の仮設テントに、レジ待ちの列があった。客たちが手にするのはトランプ米大統領(74)の名前入りの帽子、靴下、バッジ…。銃所持に寛容な同氏が機関銃を構えるTシャツまである。
米西部アリゾナ州フェニックス郊外で、トランプ大統領のグッズを買い求める客たち
米西部アリゾナ州フェニックス郊外で、トランプ大統領のグッズを買い求める客たち

◆民主党に敗れたのは一度だけ
 「売れ行きは好調。男女関係なく近所のみんなが買っていくよ」。選挙期間中、店を出しているという若い夫婦は満足げに言った。直前にトランプ氏の新型コロナウイルス感染が明らかになったものの、気にするそぶりもない。
 同州は4年前の前回選、トランプ氏が制し、1952年以降、共和党候補が民主党候補に敗れたのは一度だけ。保守的で共和党のイメージカラー通りの「赤い州」だった。
 それが今、政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の全米支持率平均で、民主党のバイデン前副大統領(77)がトランプ氏を2.7ポイント上回る。勝機を見いだしたバイデン氏は8日、副大統領候補のハリス上院議員(55)とともに同州に入った。危機感を強めるトランプ陣営もペンス副大統領(61)が乗り込み、フェニックスでニアミスした。
 激戦となった理由は何か。その一端は、仮設テントから車で砂漠を2時間半、メキシコとの国境の町ノガレスで見えてきた。
  11月3日の投開票まで3週間となった米大統領選は、激戦州でなお先の読めない戦いが続く。その一つ、アリゾナ州では、増加するヒスパニック系移民らを中心に反トランプ氏のうねりが起こっている。地殻変動の現場を歩いた。
米西部アリゾナ州ノガレスで、国境の壁越しにメキシコ側の知人と話す男性
米西部アリゾナ州ノガレスで、国境の壁越しにメキシコ側の知人と話す男性

◆分断された家族が壁越しに交流
 「悪夢だよ。あそこの壁を見て」
 メキシコとの国境の町、米アリゾナ州ノガレス。長年ここで服飾店を営み、自身もメキシコにルーツを持つサンドラ・コリー(61)さんがため息をついた。「週末になると、分断された家族や親族が両側にいすを置き、壁越しに交流しなきゃいけない」
米西部アリゾナ州ノガレスで、有刺鉄線がはりめぐらされた国境の壁
米西部アリゾナ州ノガレスで、有刺鉄線がはりめぐらされた国境の壁

 高さ4メートルほどの壁は以前からあったが、「メキシコ人が麻薬や犯罪を持ってくる」と唱えるトランプ大統領の就任後、上部に鋭い有刺鉄線が巻かれ、入国審査も強化された。新型コロナウイルス流行後は一切の入国が禁止に。壁の両側に住むヒスパニック系住民の往来でにぎわった街は沈み、コリーさんの店も9割の客を失った。
 壁のフェンスの穴から、お札を丸めてメキシコ側の孫に現金を渡しているという男性(63)は「人種差別主義者のトランプが嫌いだ。私は屋根葺き職人として米国で30年も働いてきたのに」と吐き捨てた。
◆米国の未来の姿
 トランプ氏への反発は都市部でも強まっている。州都フェニックスを中心にバイデン前副大統領の応援運動に加わるイメルダ・オジェダさん(35)は16年前、親とともにメキシコから移住。苦学して社会福祉士になった。「コロナは医療保険に入りにくい移民社会を直撃し、政権への不満はさらに増大した。今回、アリゾナは(民主党色の)青との中間、紫の州になった」
 人種問題や移民政策で国民の分断をあおり、支持基盤固めを図ってきたトランプ氏。だが、北アリゾナ大学のスティーブン・ペレス准教授は「一部の政治家がいくら差別的な言動をしても、ヒスパニック系が増え、政治的な影響力を増していく流れは変わらないだろう」と指摘する。
 
 

 米国では今後も移民の増加が続き、2040年代半ばに現在6割を占める白人の人口割合は5割を切ると予測される。過去20年間でヒスパニック系が人口の4分の1から3分の1に増加したアリゾナは、米国の未来の姿でもある。
 かつて実業家トランプ氏の著作を愛読し、アリゾナで事業の成功を収めたメキシコ出身のデイビッド・カリゾーサさん(36)は言う。「仲間にも機会の平等を重視する共和党の支持者はいた。だが、トランプ氏は移民への攻撃を繰り返し、われわれとの間に壁をつくってしまった」(杉藤貴浩、写真も)

6034チバQ:2020/10/26(月) 23:42:06
https://www.tokyo-np.co.jp/article/55210
米は内戦のような状況」 大統領選の激戦地ウィスコンシン州ルポ
2020年9月13日 06時00分
 米大統領選は11月3日の投票日に向け最終盤に入った。勝敗を左右する「ラストベルト」(さびついた工業地帯)の激戦州のうち、中西部ウィスコンシン州では8月、黒人男性が白人警官に銃撃される事件が起き、人種対立が再燃している。「融和か秩序か」で揺れる現地を歩いた。(同州で、金杉貴雄、写真も)

◆護身用の銃購入し射撃訓練
 「誰もが不安におびえている。常に警戒し、安全と感じることはなくなった」
 銃撃事件が起きた同州ケノーシャから北に60キロほど。郊外の静かな住宅街で、白人女性ナンシー・コルマニクさん(73)は抗議デモの暴徒化に顔を曇らせた。
 人種差別への抗議デモは、5月にミネソタ州で起きた白人警官による黒人男性ジョージ・フロイドさんの暴行死事件で全米に広がった。通りに響く「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命も大切だ)」の叫びはコルマニクさんの自宅でも聞こえた。
 「彼らは主張のために人を殺し、街を破壊することを気にしない」。人生で初めて護身用の銃を購入し、射撃訓練も始めた。
郊外の自宅前で不安を語るナンシー・コルマニクさん
郊外の自宅前で不安を語るナンシー・コルマニクさん

 大統領選では共和党のトランプ大統領(74)に投票するという。もともと支持者ではない。多くの郊外の白人女性と同様、品のない話し方や不道徳さは嫌いだった。「だが彼は法と警察のため立ち上がっている。それがより支持する理由だ」
◆トランプ氏挽回の切り札「法と秩序」
 新型コロナウイルス対応などで失点を重ねたトランプ氏は、民主党のバイデン前副大統領(77)にリードを許すが、ここに来て差はやや縮小。特に関心を集める6つの激戦州(ウィスコンシン、ミシガン、ペンシルベニア、アリゾナ、フロリダ、ノースカロライナ)平均では3.9ポイントまで接近している。
 逆転の切り札に持ち出したのが「法と秩序」だ。ケノーシャの銃撃事件の抗議デモでは放火や略奪も発生。トランプ氏は、人種融和を図るバイデン氏を暴徒の支援者と位置付け、自らは治安を守る「守護者」とアピールする戦略だ。
 狙いはコルマニクさんのような「郊外の白人女性」票の挽回だ。ロイター通信などによると、この層の支持は6月時点でバイデン氏に15ポイント負けていたが、8月は9ポイントに縮まった。
◆黒人支持者たちの意気込み強く
 だが、露骨に不安をあおる言動は嫌悪感を生み、逆効果となる可能性もある。ケノーシャでは、トランプ氏を信奉する17歳の白人少年がデモ参加者2人を射殺する事件まで起きた。ネット上では少年を英雄視する言説もみられるほど、対立は激化している。
 郊外に住み、ケノーシャで美術装飾店を営む同じ白人女性バーバラ・デバージさん(68)は店が一部放火され、宝飾品などを奪われた。それでも「暴れているのはただの犯罪者」とデモを支持し、憤りはトランプ氏に向く。「われわれを完全に分断し、治安を悪化させているのは彼だ。米国は内戦のような状況だ」。再選阻止が何より重要と語る。
人種差別抗議デモの一部暴徒化で消失した建物前で話すバーバラ・デバージさん
人種差別抗議デモの一部暴徒化で消失した建物前で話すバーバラ・デバージさん

 民主党は4年前、ウィスコンシン州で0.7ポイントの僅差で敗れた。支持者の熱気不足で投票率が落ちたのが原因だが、今回は黒人支持者の意気込みは強い。
 前回投票しなかった黒人男性デービスさん(30)は必ず投票すると誓う。「トランプ氏が言う『法と秩序』は今、存在していない。あるなら警官が黒人を無残に殺すことはないはずだ」

6035チバQ:2020/10/26(月) 23:42:54
https://www.tokyo-np.co.jp/article/59660
「最高」「悪化」トランプ氏の評価二分 激戦州・ミシガンの判断は
2020年10月5日 06時00分
昨年閉鎖されたGMの部品工場。現在はマスク工場になっている=米中西部ミシガン州マコーム郡で
昨年閉鎖されたGMの部品工場。現在はマスク工場になっている=米中西部ミシガン州マコーム郡で

 米大統領選(11月3日投開票)まで1カ月を切った。勝敗を左右する「ラストベルト」(さびついた工業地帯)では、共和党のトランプ大統領(74)と民主党のバイデン前副大統領(77)の激しい戦いが続く。中でも自動車工場が集積する中西部ミシガン州は、トランプ氏が4年前に「製造業の復活」を掲げ、大接戦を制した。苦境が続くクルマの街を歩くと、トランプ氏への賛否が渦巻いていた。(同州で、白石亘、写真も)
 米自動車大手ビッグスリーの工場が立ち並び、従業員も多く住むデトロイト近郊マコーム郡。家の軒先のあちこちでトランプ氏を支援する看板を目にした。
◆支持者は「約束守った最高の大統領」
フォードの工場で働き、トランプ氏を支持するネルソン・ウェストリックさん=同州マコーム郡で
フォードの工場で働き、トランプ氏を支持するネルソン・ウェストリックさん=同州マコーム郡で

 フォード・モーターの工場で機械工として働くネルソン・ウェストリックさん(45)は毎週、トランプ氏を支援する仲間と集会を開く。「彼はひどい貿易協定を再交渉してくれた」と北米自由貿易協定(NAFTA)見直しを功績に挙げた。
 1996年の入社時、自動車工場で職を得るのは「ブルーカラーにとって宝くじが当たるようなもの」だったが、94年に発効したNAFTAで賃金の安いメキシコに工場が移転し、米国の工場は競争力が低下。賃上げは16年凍結された。政治に見放された失望感が大きかっただけに「彼は約束を守った。最高の大統領だ」と手放しでほめた。
 同じ工場で働くフランク・ピッチャーさん(53)も「彼は外国製品に関税をかけ、米国の労働者に公平な貿易協定になるよう戦ってきた」と大きな信頼を寄せる。
◆雇用減少、工場閉鎖…「4年間で状況悪化」
バイデン氏を支持するGM従業員のショーン・クロフォードさん=同州フリント市で
バイデン氏を支持するGM従業員のショーン・クロフォードさん=同州フリント市で

 だがトランプ氏の約束は実績が伴っているとは言い難い。大統領就任時から新型コロナウイルスの感染が拡大する前の今年2月までに州の自動車・部品製造の雇用は2400人減った。
 「悲しいけど、この4年間で状況はさらに悪くなった。トランプ氏は皆が聞きたいと思っているから、製造業の復活を叫んでいるだけだ」。ゼネラル・モーターズ(GM)の創業の地であるデトロイト近郊フリント市のGM工場で働くショーン・クロフォードさん(38)はバイデン氏を支持する。GMは昨年、コスト削減のため米国で3つの工場を閉鎖した。
 その1つの旧トランスミッション工場を訪ねると、「GMマスク」の看板を見つけた。コロナ対策で3月からマスク工場として活用されているが、従業員は150人にすぎない。80年前に開業し、最盛期には4000人が働いたが、近くの酒屋の男性店員は「売り上げはさっぱり」とこぼした。
◆「労働者階級は憂き目に」続く接戦
 トランプ氏は4年前、同州で劣勢を逆転し、ヒラリー・クリントン氏を得票率0.23ポイント差で破った。ミシガン大フリント校のジェイソン・コスノスキ教授(49)は「トランプ氏のメッセージが自動車産業の労働者たちに響くのは、彼らが従来のエリート政治家や企業経営者に強い反感を抱いているからだ」と指摘する。
 実際、バイデン支持で父の代から2代続けて自動車工場で働くフォードの電気技師ジェイソン・クルジークさん(47)は「過去20年間、大統領がどの党であれ、労働者階級は一貫して憂き目に遭ってきた」と語る。クルマの街の再生に道筋をつけられるか。直近の同州の世論調査平均では、バイデン氏がトランプ氏を5.2ポイント差でリードするが、なお接戦が続く。

6036チバQ:2020/10/26(月) 23:44:12
https://www.tokyo-np.co.jp/article/56588
【動画あり】「勝敗を決する州」ペンシルベニア、 バイデン氏「故郷」でトランプ氏猛追<米大統領選ルポ>
2020年9月19日 17時50分


 最終盤に入った米大統領選(11月3日投開票)で、東部ペンシルベニア州が「勝敗を決する州」(米メディア)として注目されている。「ラストベルト」(さびついた工業地帯)であると同時に、民主党のバイデン前副大統領(77)の生まれ故郷で、共和党のトランプ大統領(74)が激しく追い上げているからだ。高齢化と産業の空洞化が進む分断の現場を歩いた。(同州北東部で、岩田仲弘、写真も)
◆空洞化の象徴、東京ドーム1.2個分の廃墟
 首都ワシントンから北に約400キロ。同州スクラントン市の中心部に、東京ドーム1.2個分はある巨大な廃虚が広がっていた。19世紀末に創業したレースカーテンの縫製工場跡地だ。一時は従業員1600人を数えたが、2002年に閉業、そのまま放置されてきた。街の空洞化の象徴だ。


 同市を含むラッカワナ郡と隣接するルザーン郡など一帯はかつて炭鉱、鉄鋼や繊維業、鉄道の要衝として栄えた。だが第二次大戦後、主要エネルギーが石炭から石油に代わると地域の衰退はどんどん進んだ。


 バイデン氏は1942年、スクラントン市内で生まれ、10歳まで暮らした。ちょうど地域の衰退が始まった頃と重なる。市の人口は今、約7万6000人と、最盛期(1930年代)の約半分にまで減った。
 そこに4年前、トランプ氏が登場。「忘れられた人たち」と呼んだ白人労働者層に向かって製造業の復活を約束し、地域の人々の心をつかんだ。
 「オバマは大統領の8年間、何もしなかった。しかもイランに(核合意の結果)多額の金を提供するなど間違いを犯した。それに比べて神から選ばれたトランプ大統領は国家、国民のことを常に気に掛けてくれる」。敬虔なクリスチャンのリンダ・ステッツァーさん(78)が市内の自宅で、先祖代々、約170年間受け継いだ大きな聖書を背にしてこう語った。
◆労組のしがらみ「生まれながらの民主党員」が…
 地域一帯は炭鉱や製造業の労働組合とのしがらみでステッツァーさんは「生まれながらの民主党員」だったが前回選挙ではトランプ氏に投票、その後共和党員に転身した。

 前回選挙でトランプ氏はステッツァーさんら高齢の白人保守層の支持を取り込み、ラッカワナ郡で民主党のヒラリー・クリントン元国務長官を苦戦に追い込んだ上、ルザーン郡では大勝。得票率の差わずか1%未満でペンシルベニア州を制する要因となった。
◆産業衰退で、消えた労組の縛り
 地元ウィルクス大のベンジャミン・トル助教は「トランプ氏は、政治家は自分たちを置き去りにした、と不満を持っていた普通の人たちに語りかけ、それが功を奏した。産業の衰退とともに労組の縛りが解けたことも大きい」と語る。
 ステッツァーさん宅の隣に住むフローレンス・エルドレッジさん(67)も同じく共和党への「転向組」だ。「トランプのいいところは大統領らしくないこと。ツイッターで言いたいことを遠慮なく言うところも好きだ」と手放しでほめる。
 再選を目指すトランプ氏は今回もバイデン氏の「地元」に照準を合わせる。先月下旬、民主党大会でバイデン氏が候補指名の受諾演説をする日に合わせてスクラントン近郊に出向き「バイデンは地元を見捨てた」と批判した。
 市内の食堂で会ったジョイス・ウェーバーさん(77)は「街は若い人が出て行って意気消沈している。この間、誰も新たな産業を持ってこなかった。トランプは正直だ」と語った。やはり長年の民主党員。「まだ(トランプ氏かバイデン氏か)どちらに投票するか決めかねている」と述べたが、心はトランプ氏に傾きつつあるように見えた。
◆直近調査でバイデン氏のリード縮まる
 米モンマス大のペンシルベニア州に絞った直近の調査によると、バイデン氏のトランプ氏に対するリードは1〜3ポイントにまで縮まっている。
 バイデン氏支持者にとって、トランプ氏の猛追は気が気でない。市中心部から北に約3キロの緑豊かな住宅街にあるバイデン氏の生家。通り沿いには「スクラントンはジョー(バイデン氏)を愛している」と書かれた小さな看板が並ぶ。ただ、ところどころにトランプ氏を支持する看板も掲げられ、バイデン氏支持一色でないことを物語っている。
 バイデン氏は、スクラントンを訪れるたびに、生家を購入したアン・カーンズさん(85)と話す。7月に訪れた時も立ち寄った。


 「新型コロナウイルスの感染を巡っても、トランプは私たちにうそをつく。4年前、多くの人が新参者(トランプ氏)にだまされた。それに比べてジョー・バイデンは経験豊かだ。早く大統領職を引き継いでほしい」。体調を崩していたカーンズさんは後日、電話でこう語ってくれた。

6037チバQ:2020/10/26(月) 23:44:31
◆有権者登録数、減らす民主、じわり増える共和
 スクラントンから南西に約20キロ離れたルザーン郡エクセターの元教員バーバラ・バジオルコさん(71)と、元同僚のビバリー・ダルニーさん(73)もバイデン氏を熱烈に支援する。2人とも祖父や父親が炭鉱で働いた経験があり、1959年に地元を襲った鉱山事故も経験。「トランプは炭鉱を復活させるというが、この地域では不可能だ」。バジオルコさんの自宅テラスで2人は口をそろえてトランプ氏批判を繰り返した。
 バジオルコさんはまた、「なぜヒラリーが4年前に負けたか、いまだに分からない」と首をかしげる。クリントン氏の父がスクラントン市出身で、米メディアによると、クリントン氏は子どものころ、夏休みに市近くの湖畔の保養地によく出掛けていた。地域一帯はクリントン氏にとっても「地元」だからだ。「この地域の多くの高齢者が保守的で『女性大統領』を受け入れられなかったのだと思う」。ダルニーさんはこう推し量る。


 地元キングス大のベス・アドミラル准教授は「クリントン氏が前回選挙の直前『トランプ支持者は嘆かわしい』と述べた影響は大きく、余波はその後も広がっている」と指摘する。
 ペンシルベニア州当局によると、両郡の有権者登録数はいずれも民主党が共和党を上回っているものの、16年に比べて民主党が減らしているのに対して、共和党はじわりと増やしている。
 モンマス大のパトリック・マレイ世論調査研究所長は「クリントン氏よりバイデン氏の方が集票力はある」と分析。スクラントン市を含むラッカワナ郡では特に今回もトランプ氏との大接戦を予想する。

 バイデン氏は7月、スクラントン近郊の金属加工施設で「ビルド・バック・ベター(より良き再建を)」と製造業の復活と雇用創出を訴えた。さらに今月17日には、CNNテレビ主催の市民対話集会のため再び当地に入り「これはスクラントン対(トランプ氏のような富裕層が住むニューヨークの)パーク・アベニューの戦いだ」と強調。白人労働者層に寄り添う姿勢を必死にアピールした。

6038チバQ:2020/10/27(火) 00:06:26
激戦6州

00 04 08 12 16 選挙人
共 共 民 民 共 29 フロリダ  >>6027
民 民 民 民 共 20 ペンシルベニア★ >>6030 >>6036-6037
民 民 民 民 共 16 ミシガン ★ >>5989>>6035
共 共 民 共 共 15 ノースカロライナ
共 共 共 共 共 11 アリゾナ >>5979>>6023>>6033
民 民 民 民 共 10 ウィスコンシン ★  >>6032>>6034共共民

★ラストベルト

バイデン 232
トランプ 204
激戦6州  102
総数:538 当選ライン270人

6039チバQ:2020/10/27(火) 00:08:52
https://www.tokyo-np.co.jp/article/61291
6つの激戦州の争奪戦がカギ バイデン氏がわずかにリードも…トランプ氏は4年前の再現狙う
2020年10月15日 17時03分
 激戦の米国大統領選で勝負を決める数字は「270」だ。選挙は全米50州と首都ワシントンで行われる。単純に全米で有権者の総得票数が多い方が勝つわけではないところが複雑だ。「州ごと」「選挙人の数」「勝者総取り」の3つを踏まえる必要がある。
 各州には、連邦議会の上下両院議員と同じ数の選挙人(ワシントンは特別区として3人)が割り振られ、その数は計538人。有権者の投票は各州ごとに集計される。メーン、ネブラスカ両州をのぞき、1票でも多く獲得した候補者がその州の選挙人を総取りする仕組みで、過半数の270人以上を獲得した候補が当選者となる。
 国取り合戦のような戦いで重要なのが、接戦の州をどちらが取るかだ。政治専門サイトの分析では、現時点でトランプ氏が優勢な州の選挙人数は計100人台なのに対し、バイデン氏が優勢な州の選挙人数は計200人を超える。バイデン氏の方が過半数に近いが、接戦は12州に上り、トランプ氏も逆転可能だ。
 中でも勝敗を分けるとみられている激戦州がペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシン、ノースカロライナ、フロリダ、アリゾナの6州だ。いずれも前回選挙ではトランプ氏がヒラリー・クリントン氏に僅差で勝ち、総得票数では約300万票下回りながらも勝利した。バイデン氏はこれらの州を取り戻さなければ、過半数に届かない。

 トランプ氏は、衰退する「ラストベルト(さびついた工業地帯)」で不満を抱く白人労働者の支持を得て当選した4年前の再現を狙う。バイデン氏は新型コロナへのトランプ氏の対応を批判し、打撃を受ける白人労働者への働き掛けを強めている。
 世論調査では激戦州の多くでバイデン氏がわずかにリード。だが4年前も調査でクリントン氏がリードしていた州でもトランプ氏が勝った。今回も調査の数字以上の接戦とみられる。(ワシントン・金杉貴雄)
◆郵便投票増で混乱か
 今年は新型ウイルスの影響で、投票所での密集を避けるため、討論会を終えるまでに「期日前投票」を済ませる人が大幅に増えるとみられている。
 期日前投票は、投票所で直接1票を投じるケースと郵便投票がある。直接投票はバージニア州などで始まり、郵便投票もすでにノースカロライナ州などで始まった。USAトゥデー紙によると、直接投票を実施するのは9月中に10州、郵便投票は29州に上る見通し。AP通信とシカゴ大の合同調査によると、登録有権者の54%が期日前投票をすると答えた。前回選挙よりも12ポイント増えている。特に郵便投票の急増が見込まれている。
 開封や本人確認などに時間がかかる郵便投票の場合、米メディアによると約30州は11月3日までに集計所に必着と定める。それ以外は、消印が3日までなら集計所への到着は遅れてもよい。期限は州ごとに異なるが、激戦州ミシガンは2日の消印から14日以内に到着すれば有効と定めている。このため米メディアでは、選挙結果の確定には、特段のトラブルがなくても数日から数週間かかるとの見通しが出てきている。
 さらにトランプ氏は、郵便投票について根拠もなく「不正が横行する」と批判。APの調査では、トランプ氏支持者の57%が3日に投票すると答えた一方、バイデン氏支持者の53%は郵便投票すると答えた。
 大接戦の結果、3日当日にトランプ氏が先行し、郵便投票の集計でバイデン氏が追い上げる展開は十分考えられ、民主党はトランプ氏が見切り発車で「勝利宣言」することを懸念。両党が集計の不備や不正を互いに訴えて混乱に陥る可能性もある。(ワシントン・岩田仲弘)

6040チバQ:2020/10/27(火) 08:46:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/323c997b574eb45c1c35ba601d042f2c1c8e62e7
トランプ氏に南部州死守の重圧 落とせば「即決着」の見方 米大統領選まで1週間
10/27(火) 7:09配信
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米大統領選の期日前投票を行ったトランプ大統領=24日、南部フロリダ州ウェストパームビーチ(AFP時事)
 【ワシントン時事】来月3日の米大統領選まで27日で残り1週間。

 郵便投票の「不正」を訴え、開票作業の長期化を見越して法廷闘争を示唆する共和党のトランプ大統領にとって、フロリダなど地盤の南部州を死守する重圧が強まってきた。これらの州では結果が当日に判明する可能性があり、トランプ氏が相次いで落とせば、「混乱」なく民主党のバイデン前副大統領の勝利が決まりかねないためだ。

【図解】米大統領選の主な激戦州

 郵便投票は新型コロナウイルスの感染拡大で利用が急増。開票作業では、署名確認や開封など集計の「下処理」に時間がかかり、勝者判明の遅れが懸念されている。

 だが、ニューヨーク・タイムズ紙によると、南部のフロリダ、ノースカロライナ、アリゾナの3激戦州は、集計の下処理を投票日前に行うことが法律で認められている。当日、投票用紙を機械にかけるだけで済んだ場合、「結果判明はそう遅くならない」(同紙)とみられている。

 3州はトランプ氏が4年前に制したが、今回はバイデン氏に支持率で1〜3ポイントリードを許す。特に選挙人の数が多いフロリダは、大統領選の勝敗に与える影響が大きく、トランプ氏はここ2週間で4回集会を開くなどてこ入れに懸命だ。

 選挙分析サイト「538」を主宰するネイト・シルバー氏は25日のABCニュースで「バイデン氏がフロリダを取れば、3日夜に当選確実が出る可能性もある」と予想した。

 一方、トランプ氏が南部州のほとんどで勝利した場合、舞台は4年前に僅差で制した中西部のミシガン、ウィスコンシン、ペンシルベニアの3激戦州に移ることになる。ミシガン以外の2州は郵便投票の下処理を認めず、ミシガンも開票1日前にならないと投票用紙に手を付けられない。さらにペンシルベニアは3日の消印があれば、6日までに到着した分を有効と認める。

 世論調査ではこれら3州ともバイデン氏が5ポイント前後リードするが、「中西部の戦いになれば、勝者判明に時間がかかる」(シルバー氏)という見方が強い。

6041チバQ:2020/10/27(火) 14:55:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/67d8df7909b666ebc9c6d521a5e30dab01216d3b
米最高裁判事に保守派バレット氏就任、共和党造反1人のみ
10/27(火) 11:53配信
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(CNN) トランプ米大統領が連邦最高裁判事に指名した保守派のエイミー・バレット氏が26日、上院での承認を受け、ホワイトハウスでの式典で正式に宣誓、就任した。

バレット氏は先月死去したリベラル派のギンズバーグ判事の後任として、異例の速さで任命された。26日の宣誓就任式典で、政治的党派や個人的な志向とは切り離して任務を果たすと述べた。

同氏はまた、上院での承認審議を通し、議員と判事の根本的な違いをはっきり認識したとも語った。議員は自身の選好する政策を追求する義務があるのに対して、判事の義務はそれに左右されないことだと強調し、「法の支配」を最優位に置く理念を確認した。

上院はこの日、バレット氏の指名を52対48の賛成多数で承認した。

与党・共和党の議員では53人中、メーン州選出のコリンズ議員だけが反対に回った。コリンズ氏は先月発表した声明で、大統領選直前に承認採決を行うべきではないと主張していた。

トランプ氏が指名した最高裁判事は3人目。これにより最高裁の構成は保守派が6人と、リベラル派の3人に対して圧倒的に優勢となった。

48歳のバレット氏は、終身任期の最高裁判事を今後数十年にわたって務めることになる。トランプ政権が無効を主張する医療保険制度改革(オバマケア)の行方や、大統領選の結果をめぐり法廷闘争が起きた場合の審理に影響を及ぼす可能性が指摘されている。

上院の審議では野党・民主党が司法委員会での採決をボイコットするなど、激しく抵抗した。バレット氏本人は公聴会で、オバマケアや人工妊娠中絶、同性婚合法化などに対する自身の見解を繰り返し問われたが、直接の回答を避けていた。

6042とはずがたり:2020/10/27(火) 15:38:16
「トランプ亡命説」決して非現実的ではない理由
落選後の選択肢は恩赦、逮捕、そして国外逃亡
https://toyokeizai.net/articles/-/383436?display=b
「ニューズウィーク日本版」ウェブ編集部 2020/10/25 16:00

6043チバQ:2020/10/27(火) 16:44:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/661481e7d1f2c4e96bf1767abe977299014a4869
<米国の選択>1824年 「本選で決着せず」〜決戦の歴史④
10/27(火) 12:00配信
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1824年の米大統領選で当選したジョン・アダムズ氏=ホワイトハウスのウェブサイトより
 現在の2大政党制が定着する前の1824年の米大統領選は、総得票数と獲得選挙人数がいずれも最も多かった候補者が選出されなかった唯一のケースだ。本選では決着がつかず、下院の投票にもつれこんだ。

 候補者は、ジョン・アダムズ国務長官、アンドリュー・ジャクソン上院議員、ウィリアム・クロフォード財務長官、ヘンリー・クレイ下院議長の4人。ジャクソン氏が一般投票の総得票数で最も多く、獲得選挙人(当時は計261人)も99人で首位だった。しかし獲得選挙人が過半数まで届かず、憲法の規定に基づき、大統領の選出は25年に下院による投票に持ち込まれた。

 下院では州単位(各州1票、当時は24州)で投票が行われ、アダムズ氏が13票と過半数を獲得した。2位はジャクソン氏で7票、3位はクロフォード氏で4票だった。アダムズ氏は、下院投票の対象から外れたクレイ氏の支持を取り付けて勝負を決めたとされる。アダムズ氏の父は第2代大統領で、米国史上、親子が大統領に就いた初めての事例となった。

 一方、下院での選挙結果は禍根を残した。米国の歴史を記録する米下院のウェブサイトによると、敗れたジャクソン氏は、大統領に就任したアダムズ氏がクレイ氏を国務長官に起用したことを巡って「両者の間には(下院投票の)事前に密約が交わされていた」と非難したという。それでもジャクソン氏は28年の大統領選でアダムズ氏に勝利し雪辱を果たした。

 大統領就任後のジャクソン氏は白人男性の参政権を拡大し「ジャクソニアン・デモクラシー」の旗振り役となったが、その陰では原住民や黒人への差別が残されていた。【中村聡也】

     ◇

 11月3日に投票日が迫った米大統領選。ドナルド・トランプ氏の続投か、ジョー・バイデン氏への政権交代か。米国政治の分かれ道を前に過去の大統領選の「決戦の歴史」を振り返る。

6044チバQ:2020/10/27(火) 16:45:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/b213bac5d5b795269e94adf83dfa55e839c96523
<米国の選択>2000年 「大接戦」ブッシュVSゴア〜決戦の歴史③
10/26(月) 12:00配信
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テレビ討論会で政策を訴えるブッシュ氏(左)とゴア氏=AP
 2000年の大統領選では、共和党のジョージ・ブッシュ・テキサス州知事が民主党のアル・ゴア副大統領との大接戦を制した。大票田の一つ南部フロリダ州の結果を巡って、両陣営による法廷闘争が展開され、決着までに1カ月以上を要した。今回の大統領選ではトランプ大統領が「郵便投票」の正当性に疑義を呈しており、再び法廷闘争となるシナリオもささやかれている。

 00年の大統領選の投開票日にはブッシュ氏が総得票数で下回りながらも271人の選挙人を獲得し、267人のゴア氏をわずかに上回る結果が伝えられた。しかし、25人の選挙人が割り当てられたフロリダ州では、最初の集計でブッシュ氏とゴア氏の得票数の差が総投票数の0・5%以下だったため、州法の規定に基づき再集計が決まった。集計のたびに票差が変動し、最終的に同州が発表した結果ではブッシュ氏が537票(総投票数の約0・01%)上回っただけだった。

 記載内容が不明確な「疑問票」を巡って双方が法廷闘争を展開したが、連邦最高裁は疑問票の手集計を命じたフロリダ州最高裁の判決を差し戻し、ブッシュ陣営の事実上の勝訴を言い渡した。連邦最高裁の判断を受けて、ゴア氏はテレビ演説で「次期大統領の下で結束しよう」と敗北を宣言。1カ月以上に及ぶ混乱は幕を閉じた。

 ブッシュ氏の父は第41代大統領ジョージ・ブッシュ氏で、父子で大統領を務めるのは第2代、第6代のアダムズ家以来となった。一方、その後のゴア氏は1970年代から取り組む温暖化問題への活動が評価され、07年に国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」とともにノーベル平和賞を受賞した。【中村聡也】

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 11月3日に投票日が迫った米大統領選。ドナルド・トランプ氏の続投か、ジョー・バイデン氏への政権交代か。米国政治の分かれ道を前に過去の大統領選の「決戦の歴史」を振り返る。

6045チバQ:2020/10/27(火) 16:46:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a5f683a3b9fb0e9be6d32084a5fccd3f364f55a
<米国の選択>2012年 「逆転」オバマVSロムニー〜決戦の歴史②
10/25(日) 12:00配信
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2012年の米大統領選で対決したオバマ(右)、ロムニーの両候補=米東部ニューヨーク州で2012年10月、AP
 2012年の米大統領選は、民主党の現職バラク・オバマ大統領が、共和党のミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事を最終盤で逆転して再選した。

 米国内でイラク戦争への批判が強まる中、「チェンジ(変革)」を掲げて08年の選挙で初当選し、黒人初の大統領となったオバマ氏と、共和党による政権奪還を目指すロムニー氏の対決。民主党が志向する「大きな政府」と共和党が目指す「小さな政府」という構図だった。

 争点の一つは、08年のリーマン・ショック以降の経済や雇用政策で、オバマ氏はロムニー氏に一時リードを許した。1回目のテレビ討論会でも主要メディアから「敗戦」と評価されるなど苦戦が続いた。

 オバマ氏に追い風となったのは、投票日直前の10月末に米東部を襲ったハリケーン「サンディ」だった。選挙戦を離脱し、被災地を視察するなど指導力をアピール。一方、ロムニー氏は、災害対応で連邦政府の窓口となる連邦緊急事態管理局(FEMA)について、過去に「子供たちの未来を危うくしてまで組織を維持する財政的な余裕はない」と廃止論に踏み込んだことが批判された。

 結果は、オバマ氏が総得票数でロムニー氏を500万票近く上回り、接戦州では南部ノースカロライナ州を除く全てで勝利。オバマ氏の獲得選挙人数は332人にのぼり、206人のロムニー氏を突き放した。【中村聡也】

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 11月3日に投票日が迫った米大統領選。ドナルド・トランプ氏の続投か、ジョー・バイデン氏への政権交代か。米国政治の分かれ道を前に過去の大統領選の「決戦の歴史」を振り返る。

6046チバQ:2020/10/27(火) 16:46:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ed5f6dc6717fc1e8e5aa8fe50da20a6f2772106
<米国の選択>2016年 「波乱」トランプVSヒラリー〜決戦の歴史①
10/24(土) 12:00配信
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2016年の大統領選で予想を覆し当選したトランプ大統領=米南部ノースカロライナ州で2020年10月21日、AP
 前回2016年の米大統領選は、政治経験のない実業家だった共和党のドナルド・トランプ氏と、大統領夫人や上院議員、国務長官などを歴任した民主党のヒラリー・クリントン氏の対決だった。トランプ氏は総得票数で下回りながらも獲得選挙人数で上回り、大方の予想を覆す番狂わせを演じた。

 事前の世論調査では政治経験が豊富なクリントン氏が終始リードする展開となった。「偉大な米国を取り戻す」というスローガンを掲げたトランプ氏だが、3回のテレビ討論会ですべて「敗北」と評価されるなど劣勢が続いた。米政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の情勢分析では、10月の時点でクリントン氏が当選に必要な選挙人270人を獲得すると予想されていた。

 しかし、投票日まで2週間を切った10月末になり、公務上のメールを私用アドレスでやりとりしたというクリントン氏の「メール問題」について、連邦捜査局(FBI)が捜査の再開を決めたことが逆風として吹きつけた。

 ラストベルト(さびついた工業地帯)が多い中西部の接戦州では「隠れトランプ支持者」が少なくなかったこともあり、トランプ氏が大部分の接戦州を獲得。総得票数では約286万票及ばなかったものの、306人の選挙人を取り、232人のクリントン氏を上回った。

 クリントン氏は後に、敗因としてメール問題に言及し、「トランプ氏の支持者を投票に駆り立てる動機付けになった」と話している。【中村聡也】

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 11月3日に投票日が迫った米大統領選。ドナルド・トランプ氏の続投か、ジョー・バイデン氏への政権交代か。米国政治の分かれ道を前に過去の大統領選の「決戦の歴史」を振り返る。

6047チバQ:2020/10/27(火) 22:54:43
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2010270026.html
トランプ再選、フロリダ死守が最低条件 米大統領選まで1週間
2020/10/27 19:44産経新聞

トランプ再選、フロリダ死守が最低条件 米大統領選まで1週間

(産経新聞)

 【ワシントン=黒瀬悦成】11月3日実施の米大統領選まで1週間。再選を目指す共和党のトランプ大統領(74)は民主党候補のバイデン前副大統領(77)に対し世論調査の支持率で引き続き劣勢にある。トランプ氏は26日、勝敗の行方を左右する激戦州である東部ペンシルベニア州の3カ所で立て続けに大規模集会を開くなど、土壇場での戦局の打開に懸命だ。

 コロナ拡大、バイデン氏の追い風に

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた主要各社による全米世論調査の平均支持率は、バイデン氏50・8%、トランプ氏42・9%。今月中旬以降に実施された調査のうち、調査会社「ラスムセン・リポート」が「トランプ氏が1ポイント差で優勢」とした以外は、各社とも軒並み「バイデン氏優勢」としている。

 バイデン氏が優勢を保っている要因の一つは、秋に入って新型コロナウイルスの新規感染者数が大統領選の勝敗を左右する中西部の激戦州を中心に再び増え、感染者総数が870万人に迫る中、トランプ氏の新型コロナ対策の「失敗」を争点の中心に据えることに一定程度成功したためだ。

 世論調査機関ピュー・リサーチセンターが9日発表した世論調査で、「どちらの候補が新型コロナ危機を適切に対処するか」との設問に57%がバイデン氏と答え、トランプ氏40%を大きく上回った。

 ただ、同じ調査で「どちらが経済政策で適切な判断をするか」の問いでは、トランプ氏52%がバイデン氏51%を上回り、新型コロナ危機の前は米国に空前の経済成長をもたらしたトランプ氏への信頼は根強いことも浮き彫りとなった。

 勝敗握る激戦6州

 一方、トランプ氏が2016年の前回大統領選で勝利した激戦州6州に限れば、トランプ氏の平均支持率は45・5%で、バイデン氏の49・5%を4ポイント差で追っている。

 前回大統領選の同時期、トランプ氏は民主党のクリントン候補に対して3・5ポイント差に迫っていた。陣営としては前回と同様、ここからの巻き返しに全力を挙げる構えだ。

 対するバイデン氏が勝利に向けた至上課題とするのは、焦点の激戦6州のうち、本来は民主党の有力地盤とされてきた「ラストベルト(衰退した工業地帯)」に位置する中西部ウィスコンシン州とミシガン州、東部ペンシルベニア州を奪還することだ。

 大統領選は全米50州と首都ワシントンに割り当てられた計538人の大統領選挙人に関し、原則として各州の得票率が最も多かった候補がその州の選挙人を獲得し、過半数の270人を獲得した方が勝利する。

 トランプ氏が前回獲得した選挙人は306人。仮に同氏がラストベルトの3州(選挙人計46人)を落とした場合、バイデン氏は278人の選挙人を獲得して勝利することになる。

 一方で、トランプ氏はミシガン(16人)とペンシルベニア(20人)の2州を落としても、他州で前回同様に勝利すれば、270人をぎりぎり確保できる。

 ただ、同氏が激戦州のうち最大の選挙人(29人)を抱える南部フロリダ州で敗れたり、南部ノースカロライナ(15人)や西部アリゾナ(11人)といった他の激戦州も落としたりした場合、再選は絶望的となる。

 トランプ氏としてはフロリダ州を死守することが勝利への最低条件だ。

6048チバQ:2020/10/28(水) 09:05:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/29468ec1d2372d3097364aa319c8e08a35ac112f
米大統領選まで1週間 バイデン氏、共和党の地盤崩し狙う
10/28(水) 6:08配信

米ジョージア州ウォームスプリングスでの集会で演説するジョー・バイデン氏(2020年10月27日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米大統領選挙は27日、来月3日の投票日まであと1週間となった。民主党候補のジョー・バイデン(Joe Biden)氏(77)は、共和党の地盤であるジョージア州で選挙集会を開催。一方、共和党の現職ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領(74)は、中西部3州を遊説する予定だ。

 世論調査の支持率でリードしているバイデン氏は、ジョージア州の最大都市アトランタ(Atlanta)で、参加者同士の距離を保ったドライブイン形式の集会を行う。同州では2016年、トランプ氏が対立候補ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏に5ポイントの差をつけて勝利したが、今年は世論調査の支持率でトランプ、バイデン両氏がほぼ互角の戦いを繰り広げている。

 ジョージア州を最後に制した民主党候補は、ほぼ30年前の1992年に出馬したビル・クリントン(Bill Clindon)氏だった。だがバイデン陣営は今年、民主党が同州を奪取するとともに、上院選でも2議席を獲得できると大きく期待している。

 トランプ氏の27日のスケジュールは過密で、まずは中西部の激戦州2州であるミシガンとウィスコンシンで集会をそれぞれ1回と2回開催する。トランプ氏は4年前、両州を僅差で制していた。

 トランプ氏はその後、ネブラスカ州オマハ(Omaha)でも集会を行う。同州での集会開催は、トランプ氏が今回の大統領選での接戦に備え、当選に必要な選挙人を1人も逃したくない考えであることを示している。

 ネブラスカ州は共和党の牙城で、2016年にはトランプ氏が25ポイント差で勝利した。だが同州はメーン州と同じく選挙人が分配される州で、5人いる選挙人のうち2人は州全体の総得票数での勝者に、残り3人は3つある下院選挙区ごとの勝者に与えられる。【翻訳編集】 AFPBB News

6049チバQ:2020/10/28(水) 09:16:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d4ecf79ad7a7c38e3988c655215954872680950
司法の左傾化防ぐ「安全弁」…米共和党が急いだバレット氏承認
10/28(水) 1:28配信

米連邦最高裁の判事と指名した大統領
 【ワシントン=平田雄介】26日に米上院本会議でトランプ大統領を擁する共和党が野党・民主党の反対を押し切り、保守派のバレット最高裁判事の就任を急いだのは、大統領選に敗北し民主党政権が誕生した場合でも、米国社会の左傾化を防ぐ「安全弁」として最高裁を機能させるためだ。

 判事9人で構成する最高裁は、これまでもロバーツ長官を含む保守派が5人でリベラル派の4人より多かった。ただ、ロバーツ長官はリベラル派寄りの判断を支持したこともあり、共和党は今回の人事で保守層に有利な判断が出やすい環境となることを期待する。

 バレット氏は連邦控訴裁判事の在任中、警官の過剰な力の行使が争われた訴訟で警官に有利な判断を下すことが多かったとされる。12〜15日の上院司法委員会の公聴会では、女性の堕胎の権利を認めた1973年の「ロー対ウェード」と呼ばれる最高裁判例について、覆されることのない「最上の判例」とする見方を否定。以前の発言と合わせ、将来的に妊娠後期の中絶などを違憲と判断する可能性があるとみられている。

 最高裁をめぐってはレーガン大統領(当時)が80年代、保守派の判事を相次いで起用、それまでリベラル化していた最高裁の保守化が進んだ。バレット氏就任の結果、戦後最も保守的な最高裁になる可能性があるともいわれている。

 判事たちは三権分立の原則の下、行政府や立法府から独立して判断を下してきた。レーガン氏が指名した女性初の最高裁判事で保守派のオコナー判事は73年の判例の明示的な変更を拒否したことがある。

 バレット氏もホワイトハウスでの宣誓式で「判事として議会や大統領だけでなく、個人の信条からも独立を宣言する」と語り、公正な司法判断を誓った。トランプ氏らの思惑どおりに最高裁の保守化が進むと決まったわけではないとの見方もできる。

 11月10日には医療保険制度改革法(オバマケア)に関する新たな審理が最高際で始まる。保守派判事の影響力が一層強まった状況がどのように影響するか、今後を占う試金石となる。

6050チバQ:2020/10/28(水) 09:28:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b027756e0605b41c6a2f70ca59337ba99d63f3c
激戦ラストベルト、薄れる熱狂 コロナ対策に失望広がる 米大統領選
10/28(水) 7:07配信
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米大統領選で反トランプ集会に参加するミシガン州のゲリー・ハリソンさん(本人提供)
 11月3日の米大統領選まで1週間を切った。

 激戦州の一つに数えられるミシガン州は、トランプ大統領が4年前、製造業の復活を願う労働者から熱狂的な支持を集めた中西部「ラストベルト」(さび付いた工業地帯)に位置する。米国第一を貫くトランプ氏の経済手腕に望みをつなぐ声が根強い一方、出口の見えない貿易戦争や新型コロナウイルス対応のつまずきに失望も広がる。

 ◇関税・コロナ「二重苦」
 五大湖を望むミシガン州は自動車産業の集積地として知られる。最大都市デトロイトの市街地を抜けると突如、巨大な車工場の廃虚が現れた。

 「淡い望みは裏切られた」。市内の職業安定所で10月半ば、自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)の下請け会社を解雇されたゲリー・ハリソンさん(47)が悲痛な胸の内を明かした。

 2016年の大統領選でトランプ氏に賭けた白人労働者は、ハリソンさんを含め、ミシガン州で共和党候補が28年ぶりに勝利した番狂わせの立役者となった。だが今回、ハリソンさんは民主党候補バイデン前副大統領に乗り換えると決めた。バイデン氏には、09年に経営破綻したGMを救済した実績もある。

 リーマン・ショック、GMの一時国有化、デトロイト市の財政破綻―。「次の試練は貿易戦争とコロナだ」とハリソンさん。トランプ氏が導入した外国製鉄鋼や中国製品に対する追加関税で、かえって製造業の負担は増した側面もある。米商工会議所によると、ミシガン州は州別で全米第5位となる20億ドル(約2100億円)の打撃を被った。GMは昨年、米国内の3工場を閉鎖した。

 ハリソンさんは、元同僚の黒人男性をコロナで亡くした。同じく感染したトランプ大統領は高度な治療を受けたが、「自分のような高卒者や黒人は真っ先に犠牲になる」。9月の高卒者の失業率は9.0%、黒人は12.1%。いずれも全米平均(7.9%)より悪い。

 ◇「反中国」に期待
 ラストベルトの勝敗は、全有権者の4割を占める白人の非大卒層がカギを握る。全米での支持率平均はバイデン氏が優位に立つが、白人非大卒層に限ると形勢が逆転する。米公共ラジオ(NPR)が今月15日に示した調査結果では、この層のトランプ氏支持率は、低下したとはいえ54%を保つ。対するバイデン氏は43%にとどまる。

 「同僚にもトランプ支持者は多いよ」。ミシガン州郊外で行われた共和党集会に参加したマイク・ベッカーさん(55)は期日前投票を済ませた。同州で創業した白物家電大手ワールプールの孫請け会社で働く白人労働者だ。現政権下の「減税、株高、住宅ローン金利低下」を手放しで喜ぶ。

 米国の国内総生産(GDP)に占める製造業の比率は10.5%と、過去最低水準に低下する中、ワールプールは「トランプ関税」の恩恵を受けた数少ない企業だ。外国製大型洗濯機の輸入が減って競争力が高まった。「ラストベルトの復活は遠い。でも、中国や移民に仕事を奪われるよりましだ」とベッカーさんは息巻く。

 ◇「隠れトランプ」民主党警戒
 バイデン陣営はラストベルトで労働者票のてこ入れを図っている。だが、民主党の元ミシガン州知事候補、アブドゥル・エル・セイド氏は「労働組合の結束の弱さが悩みの種だ」とぼやく。

 保守的な政治信条を持つ一方、格差社会で不満を抱える白人非大卒層は、世論調査に回答しない傾向がある。前回の選挙では、民主党に近い全米自動車労組(UAW)で組織票が割れ、約3分の1がトランプ氏支持に転じた。民主党候補のクリントン氏が優勢と分析した各社の予測が外れた背景に、隠れたトランプ支持者の存在が挙げられている。

 ラストベルトにはこうした「隠れトランプ」が多いとされており、セイド氏は投票日直前まで戸別訪問を続けて翻意を促すつもりだ。

6051チバQ:2020/10/28(水) 09:36:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/33e3b7fd51152ddfdfccb5a72cd126c7d584a0c3バイデン氏、共和党の地盤に攻勢 南部2州で遊説、巨額の広告も
10/28(水) 9:30配信
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27日、米南部ジョージア州アトランタで演説する民主党のバイデン前副大統領(ロイター=共同)
 【ワシントン共同】米大統領選まで1週間となった27日、民主党候補バイデン前副大統領は共和党が強い保守地盤ながら接戦の南部ジョージア州で遊説した。同じく保守地盤の南部テキサス州は副大統領候補ハリス上院議員が29日に訪問予定で、巨額のテレビ広告も始まる。共和党候補トランプ大統領が落とせば敗北濃厚となる両州でバイデン陣営は攻勢をかける。

 お膝元で守勢のトランプ氏は27日、ミシガン、ウィスコンシン、ネブラスカの中西部3州で集会。巻き返しへ全力を挙げた。

 バイデン氏はジョージア州ウォームスプリングスでの演説で「私を支持しない人のためにも全力を尽くす」と強調した。

6052チバQ:2020/10/28(水) 21:28:09
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASNBX67D1NBSUHBI001.html
米民主党、6年ぶり上院過半数の可能性 複数州で優位に
2020/10/28 21:12朝日新聞

 11月3日の米大統領選と同時に行われる連邦議会選では、上院選(定数100)の結果が最大の焦点だ。現在は民主党が複数の州で優勢に立っており、6年ぶりに過半数を奪還する可能性が高まっている。過半数を占めた場合、同党のバイデン前副大統領が当選すれば様々な法案や改革を進めるとみられ、共和党のトランプ米大統領が再選した場合も、大きなチェック役となる。

 米国では法案成立には、上下両院で可決する必要があるが、上院は大統領指名人事の承認権や条約批准同意権もあり、権限が大きい。議員は各州から2人ずつ選ばれ、現在は共和党が53議席、民主党が47議席(無所属を含む)を占める。議員の任期は6年間で、2年ごとに3分の1ずつ改選される。今回の選挙では、共和党23議席、民主党12議席の計35議席が改選対象で、民主党が過半数を得るためには、4議席を上積みして16議席獲得することが必要だ。

 2014年は共和党が上院選で圧勝し、過半数を獲得した。しかし、それだけに今回は守らなければならない議席が多い。選挙分析が専門の「クック・ポリティカル・リポート」によると、共和党が占める議席のうち、アリゾナ州とコロラド州では民主党が優勢となっている。

 アリゾナ州は長年にわたって共和党が強かったが、近年は民主党が支持を伸ばしており、18年の上院選では民主党候補が1988年以来の当選を果たした。今回も、多くの世論調査では民主党の元宇宙飛行士マーク・ケリー氏が、共和党のマーサ・マクサリー氏をリードしている。近年は民主党が強いコロラド州でも、共和党のコーリー・ガードナー氏が前州知事のジョン・ヒッケンルーパー氏に差をつけられている。

 また、現在は共和党が占める議席のうち、ジョージア州(補選を含めて2議席)、アイオワ州、メーン州、モンタナ州、ノースカロライナ州、サウスカロライナ州では、どちらの候補が勝ってもおかしくない接戦という。

6053チバQ:2020/10/28(水) 21:28:35
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASNBX67D1NBSUHBI001.html
米民主党、6年ぶり上院過半数の可能性 複数州で優位に
2020/10/28 21:12朝日新聞

 11月3日の米大統領選と同時に行われる連邦議会選では、上院選(定数100)の結果が最大の焦点だ。現在は民主党が複数の州で優勢に立っており、6年ぶりに過半数を奪還する可能性が高まっている。過半数を占めた場合、同党のバイデン前副大統領が当選すれば様々な法案や改革を進めるとみられ、共和党のトランプ米大統領が再選した場合も、大きなチェック役となる。

 米国では法案成立には、上下両院で可決する必要があるが、上院は大統領指名人事の承認権や条約批准同意権もあり、権限が大きい。議員は各州から2人ずつ選ばれ、現在は共和党が53議席、民主党が47議席(無所属を含む)を占める。議員の任期は6年間で、2年ごとに3分の1ずつ改選される。今回の選挙では、共和党23議席、民主党12議席の計35議席が改選対象で、民主党が過半数を得るためには、4議席を上積みして16議席獲得することが必要だ。

 2014年は共和党が上院選で圧勝し、過半数を獲得した。しかし、それだけに今回は守らなければならない議席が多い。選挙分析が専門の「クック・ポリティカル・リポート」によると、共和党が占める議席のうち、アリゾナ州とコロラド州では民主党が優勢となっている。

 アリゾナ州は長年にわたって共和党が強かったが、近年は民主党が支持を伸ばしており、18年の上院選では民主党候補が1988年以来の当選を果たした。今回も、多くの世論調査では民主党の元宇宙飛行士マーク・ケリー氏が、共和党のマーサ・マクサリー氏をリードしている。近年は民主党が強いコロラド州でも、共和党のコーリー・ガードナー氏が前州知事のジョン・ヒッケンルーパー氏に差をつけられている。

 また、現在は共和党が占める議席のうち、ジョージア州(補選を含めて2議席)、アイオワ州、メーン州、モンタナ州、ノースカロライナ州、サウスカロライナ州では、どちらの候補が勝ってもおかしくない接戦という。

6054名無しさん:2020/10/28(水) 21:29:04
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20201027k0000m030119000c.html
<米国の選択>1992年 「第三の候補」〜決戦の歴史⑤
2020/10/28 12:00毎日新聞

 共和、民主両党の候補者によるマッチレースとなることが多い米大統領選だが、1992年はひと味違う選挙戦となった。共和党のジョージ・ブッシュ大統領(父)に民主党のアーカンソー州知事、ビル・クリントン氏が挑んだ選挙で、実業家のロス・ペロー氏が旋風を巻き起こした。

 ペロー氏は、自身が設立したIT企業を自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)に売却した利益などで推定35億ドル(当時のレートで約4200億円)の資産を築いた大富豪だった。92年2月にCNNテレビのトーク番組で「全米50州で候補者名簿に載ったら大統領選に出馬する」と宣言。既存政党への不信感などを背景に、6月の世論調査ではブッシュ、クリントン両氏を抑えて支持率トップに立ち、各州で立候補資格を満たす数の署名を集めた。

 しかし、徐々に2大政党の候補が盛り返すと、ペロー氏の選挙参謀が辞任するなど陣営内の足並みの乱れが表面化して、支持率も急落。7月にはいったん出馬辞退を表明した。最終盤の10月に選挙戦に戻り、全体の18・91%に当たる約1974万票を獲得し、ユタ州では得票数が2位となった。

 選挙人は一人も取れなかったペロー氏だが、結果としてブッシュ氏から保守票を奪い、クリントン氏の初当選を側面支援する結果になった。ペロー氏は96年の大統領選に再挑戦したが、2度目は約808万票しか獲得できなかった。2000年以降も「第三の候補」が話題になる年もあるが、2大政党以外からペロー氏の得票数に迫る候補は現れていない。【秋山信一】

     ◇

 11月3日に投票日が迫った米大統領選。ドナルド・トランプ氏の続投か、ジョー・バイデン氏への政権交代か。米国政治の分かれ道を前に過去の大統領選の「決戦の歴史」を振り返る。

6055チバQ:2020/10/29(木) 10:54:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/9dc834a1b9e141c24bbf60aded04b7099755228a
米、事務局長選出を阻止 WTO、トップ不在長期化も
10/29(木) 5:49配信
699




世界貿易機関(WTO)の次期事務局長の有力候補となっているナイジェリアのオコンジョイウェアラ元財務相=7月撮影、ジュネーブ(AFP時事)
 【ロンドン時事】世界貿易機関(WTO)の空席となっている事務局長をめぐり、米国は28日、多数の支持を確保したナイジェリアのオコンジョイウェアラ元財務相の選出に反対すると表明した。

 WTOの決定は全会一致が原則のため、米国が早期の選出を阻止した形だ。米国が反対し続けた場合にはトップ不在が長期化する可能性がある。

 WTOは11月9日に会議を開き、人事に関して議論する予定。同3日の米大統領選の投票結果が今後の体制を左右することになりそうだ。

 WTOは声明で「加盟国・地域の合意を得る可能性が最も高かったのはオコンジョイウェアラ氏だ。今後の手続きをすぐに始める」と発表。一方、米通商代表部(USTR)は対立候補の韓国の兪明希氏を支持すると表明した。

 オコンジョイウェアラ氏は外相や世界銀行副総裁も歴任した国際経済界の重鎮で、日本や中国、欧州、中南米、アフリカなどから幅広く支持を得た。ただ、貿易実務の経験は乏しく、USTRは「WTOは大改革を必要としている。それは貿易に関わった経験が豊富な誰かによって主導されるべきだ」と主張した。

 しかし、実際には自由貿易の強力な推進を掲げるオコンジョイウェアラ氏に、保護主義色を強めるトランプ米政権が反発したとの見方が強い。対立する中国との経済的な結び付きが強いナイジェリア出身であることも反対に回った一因とされる。

6056チバQ:2020/10/29(木) 21:30:29
>>6038
オハイオが激戦州から消えて
ノースカロライナとアリゾナが激戦州に追加(12,16ともに共和党)
>>6051ジョージア州とテキサス州も民主党が取るかも

◆2012,2016ともに共和党【赤い州】
アラバマ州アラスカ州アリゾナ州アーカンソー州ジョージア州
アイダホ州インディアナ州アイオワ州カンザス州ケンタッキー州
ルイジアナ州ミシシッピ州ミズーリ州モンタナ州ネブラスカ州 (全州)
ノースカロライナ州ノースダコタ州オクラホマ州サウスカロライナ州
サウスダコタ州テネシー州テキサス州ユタ州ワイオミング州
◆2012,2016ともに民主党【青い州】
カリフォルニア州コロラド州コネチカット州デラウェア州D.C.
ハワイ州イリノイ州メイン州 (全州)メリーランド州マサチューセッツ州
ミネソタ州ネバダ州ニューハンプシャー州ニュージャージー州
ニューメキシコ州ニューヨーク州オレゴン州ロードアイランド州
バーモント州バージニア州ワシントン州ウェストバージニア州
◆2012民主党 2016年共和党【紫の州】
フロリダ州
オハイオ州
ミシガン州
ペンシルベニア州
ウィスコンシン州

6057チバQ:2020/10/29(木) 21:48:00
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2010290020.html
【米大統領選】トランプ氏、女性票で苦戦 再選阻止に草の根運動も
2020/10/29 19:14産経新聞

【米大統領選】トランプ氏、女性票で苦戦 再選阻止に草の根運動も

「反トランプ大統領」を掲げるグループ「草の根の抵抗」の女性たち。同種の女性組織は全米に約2500あるという=28日、米中西部オハイオ州クリーブランド(上塚真由撮影)

(産経新聞)

 【オハイオ州クリーブランド=上塚真由】11月3日の米大統領選で再選を目指す共和党のトランプ大統領(74)が女性票の取り込みに苦戦している。新型コロナウイルスの感染対策や人種問題への対応に批判が高まり、女性の支持率は民主党のバイデン前副大統領(77)に大きく水をあけられている。トランプ氏は最終盤での支持回復を狙うが、「反トランプ」で結束する女性の草の根運動も広がっており、容易ではない。

 大統領選の投開票日まで1週間を切った10月28日正午。激戦州の一つ、中西部オハイオ州クリーブランド市のコーヒー店では、マスク姿の女性たちが最後の週末に向け、バイデン氏への投票を呼びかける選挙活動の準備にいそしんでいた。

 集まったのは「草の根の抵抗」という市郊外の女性たちのグループ。4年前のトランプ氏の勝利を受けて10人で発足し、現在は主婦や元教師、弁護士など約250人が参加する。目的はトランプ氏の再選阻止だ。

 「女性を侮辱するトランプ氏は指導者でも何でもない」と、代表のスーザン・ポラコフ・ショーさん(61)。「4年前、(トランプ氏の勝利を受けて)私たちはただ泣いてワインを飲むだけだった。だが、今回は違う。これまで選挙に関心を示さなかった女性からも反響がある」とショーさんは手応えを語った。

 こうした動きはオハイオ州に限らない。米ハーバード大のシーダ・スコチポル教授によると、「反トランプ」を掲げる女性たちの草の根組織は全米に約2500も存在するという。

 トランプ氏が女性からの支持で劣勢にあることは世論調査にも表れている。22日公表の米キニピアック大の調査では男性の支持はバイデン氏41%、トランプ氏48%に対し、女性はバイデン氏60%、トランプ氏34%。2016年の前回大統領選で米主要メディアが実施した出口調査で女性の支持がクリントン氏54%、トランプ氏41%だったのに比べても低くなっている。

 女性票の中でもとりわけカギを握るのが、都市部の郊外に住む白人層だ。都市部や農村部と比較して無党派層が多いとされ、前回大統領選では、地域社会の治安維持を訴えたトランプ氏が支持を広げ、民主党候補だったクリントン元国務長官に勝利した要因の一つとなったとされる。

 子育て中の人も多い郊外の白人女性は家族の安全を第一に考えるとされ、トランプ氏は今回の選挙戦で人種差別抗議デモに伴う暴動に厳しい態度で臨み、治安対策の重要性を訴えてきた。ただ、ワシントン・カレッジのメリッサ・デックマン教授はこうした戦略は奏功していないとし、「郊外の女性は、暴動で被害を受けた人よりも、新型コロナによって死亡した人の存在を多く知っている。今回の選挙では、コロナ対策が何よりも重要となっている」と指摘した。

 長年の共和党員で、前回はトランプ氏に投票したクリーブランド市郊外の白人女性、パット・マケーナさん(72)は期日前投票で民主党のバイデン氏に一票を投じた。「トランプ氏は『コロナは収束に向かっている』というが、オハイオ州では拡大している。口を開ければ、自分の都合のよいことばかりで信用ならない」という。

 一方、反トランプ感情の高まりの中でも、揺るがない女性支持者が存在することも事実だ。デザイナーの白人女性(57)は周囲に明かさずトランプ氏に投票するといい、「私のように隠れたトランプ支持者はたくさんいる。何十年もかけて成果が乏しい政治家よりも、仕事ができるトランプ氏を選ぶ」と語った。

6058チバQ:2020/10/30(金) 08:53:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/56b32c9a6ae3be2013657dd3fee048edf902702e
共和牙城に異変、「接戦」に テキサス州、期日前急増 米大統領選
10/30(金) 7:09配信
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トランプ米大統領のパネルが設置された陣営の選挙事務所で、大統領選のテレビ討論会を視聴するトランプ氏の支持者ら=9月29日、テキサス州ヒューストン近郊(AFP時事)
 【ワシントン時事】来月3日の米大統領選で、共和党の牙城、南部テキサス州での「接戦」を予測する米メディアや調査機関が相次いでいる。

 世論調査で支持率差が縮小する中、空前の伸びを記録している期日前投票が民主党有利に働くとみられているためだ。トランプ大統領がテキサスを落とせば、他の激戦州の結果にかかわらず敗北が確定しかねず、影響は大きい。

 フロリダ大「米選挙プロジェクト」によると、テキサスの期日前投票者数は28日で818万人となり、既に前回の投票者総数の91%に達した。特に民主党支持者が多いヒューストンなど大都市で増えており、投票率の大幅上昇につながるとの見方が出ている。

 選挙分析サイト「クック・ポリティカル・リポート」は28日、テキサスの情勢を「トランプ氏やや有利」から「互角」に変更。投票率の上昇が民主党を利するという判断からで、NBCニュースも27日に「互角」に見直した。世論調査の平均値では、民主党のバイデン前副大統領に対するトランプ氏の支持率のリードは、1週間前の4ポイントから2.6ポイントに縮小している。

 テキサスで共和党の地盤が揺らぐ背景としては、ヒスパニック系人口の増加や、カリフォルニアやニューヨークなど民主党の地盤からの「新住民」流入が指摘されている。

 テキサスの選挙人は38人と全米で2番目に多く、取るか落とすかの違いは大きい。4年前に得票率9ポイント差でテキサスを制したトランプ氏は、接戦の世論調査を「でっち上げ」と切り捨て、最終盤のてこ入れ対象にもしていない。一方、バイデン陣営は副大統領候補のハリス上院議員が30日にテキサスを訪問すると発表し、戦線拡大に動き始めた。

6059チバQ:2020/10/30(金) 10:57:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/ea0e8fac1241050c3b3df96a640500618cf1ef16

重要4州の期日前投票数、共和党支持者が差を詰める 米大統領選




10/30(金) 10:11配信



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CNN.co.jp







米大統領選の期日前投票数は4州で共和党支持者が差を縮めていることがわかった
(CNN) 米大統領選のカギを握るフロリダ、ノースカロライナ、ネバダ、アイオワの4州の期日前投票数で、共和党支持者が民主党支持者との差を詰めていることが、調査会社カタリストのデータから明らかになった。4州では既に1200万票以上が投じられている。

両党候補の日程からは、これら4州への注力ぶりがうかがえる。共和党候補のトランプ大統領と民主党候補のバイデン前副大統領は29日、それぞれフロリダ州で遊説を行った。この後トランプ氏はノースカロライナ州に向かい、ペンス副大統領はアイオワ、ネバダ両州を回る。バイデン氏は30日にアイオワ州入りする予定。

トランプ氏は2016年の前回、1%差でフロリダ州を制した。同州の期日前投票数ではここにきて、共和党支持者が差を詰めつつある。1週間前の時点では民主党支持者による投票数が9ポイント上回っていたが、現在ではリードは4ポイントに縮小した。

ノースカロライナ州では16年、トランプ氏が3%以上の差を付けて勝利した。先週の時点では民主党支持者が投票数で12ポイント上回っていたが、現在は8ポイント差となっている。

アイオワ州では16年、トランプ氏が9%以上の差を付けて勝利。今年も激戦州となっている。これまでに投じられた期日前投票のうち、民主党支持者による票は49%を占め、共和党支持者の32%を17ポイント上回るが、共和党支持者はここ1週間で4ポイント差を詰めた。

ネバダ州では4年前、トランプ氏が約2%差でヒラリー・クリントン氏に敗れた。先週の時点では民主党支持者が期日前投票数で12ポイント上回っていたが、現在は民主党支持者の票が42%、共和党支持者の票が35%と、リードはわずか7%になっている。

6060チバQ:2020/10/30(金) 11:13:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef5241620480d17ed0efd35befc82224105009d1
投稿管理めぐり党派対立 SNS各社、バランスに腐心 米大統領選
10/30(金) 7:07配信
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米上院商業科学運輸委員会の公聴会にビデオで出席したフェイスブックのザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)=28日、ワシントン(AFP時事)
 【シリコンバレー時事】米大統領選が11月3日に迫る中、インターネット交流サイト(SNS)の運営企業の投稿管理をめぐり、米国で党派対立が浮き彫りになっている。

 与党共和党が投稿への過剰介入をけん制する一方、野党民主党は誤情報への対策強化を求める。SNS各社は選挙後も表現の自由と情報の信ぴょう性のバランスに腐心する状況が続く。

 「民主党は投稿削除が不十分だと言い、共和党はやり過ぎだと言う」。28日に米上院商業科学運輸委員会がSNS大手の経営トップを招いて開いた公聴会で、ビデオで出席したフェイスブックのザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は板挟みの状況を語った。

 SNS各社は、2016年の前回大統領選でロシアによる選挙介入の温床になったとして批判を浴び、真偽の疑わしい情報への対策を強化してきた。しかし、今回の選挙ではトランプ大統領や保守派からの「検閲」批判を招いた。

 米国でSNSの発展に重要な役割を果たしたのが通信品位法230条だ。運営企業は利用者の投稿に対する法的責任を広範囲に免除される一方、問題があると見なせば投稿を削除する裁量を持つ。保守派は、これを隠れみのにSNS企業が投稿管理の説明責任から逃れていると問題視する。

 ウィッカー委員長(共和)は公聴会の冒頭、「フリーパスを終わらせる時だ」と語り、条項の見直しに言及。トランプ大統領もツイッターに「通信品位法230条を廃止しろ!」と投稿し、公聴会の議論に圧力をかけた。

 フェイスブックとツイッターのCEOは11月17日も上院司法委員会で政治的中立性や大統領選への対応について証言する予定。誤情報の取り締まり強化を訴える民主党候補のバイデン前副大統領も通信品位法230条の撤廃を主張しており、どちらの候補が勝利してもSNS企業は投稿管理に一段の透明性と説明責任を求められそうだ。

6061チバQ:2020/10/30(金) 18:13:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/2c254dde7b384dbbdb02c9e0a9391315eae195ec
米大統領選、最終盤へ 激戦州フロリダで両陣営が集会
10/30(金) 18:04配信

29日、米フロリダ州タンパの選挙集会で演説するトランプ大統領=AP
 11月3日の米大統領選が目前に迫り、選挙活動が最終盤を迎えている。共和党のトランプ大統領と民主党のバイデン前副大統領は29日、ともにフロリダ州タンパで集会を開催。開き方も、有権者へのメッセージも対照的だった。

 先に集会を開いたのは、トランプ氏。フットボールスタジアム脇の駐車場につくられた屋外の特設会場には、「米国を再び偉大に」のスローガンが入った赤い帽子をかぶった1万人を超える支持者が集結した。ロイター通信によると、この日は米国で過去最多となる、約9万1千人の新型コロナウイルス感染者が確認されたが、集会の参加者でマスクを着けているのは3割ほどだ。

 同じ赤い帽子をかぶって登壇したトランプ氏は、この日発表された7〜9月期の実質国内総生産(GDP)が年率換算で前期比33・1%増と急回復したことについて「誰も見たことがない数字だ」と胸を張り、新型コロナからの回復を強調。欧州で再び外出制限が広がることについては「ロックダウンはウイルスを止められなかった。生み出したのは悲惨さ、貧困、苦しみ、そして死だ」「我々は決してロックダウンはしない」と訴えた。演説を聴いたクリスティーナ・レイクさん(58)は「ほかの候補はひどいことばかり言うが、トランプ氏は希望をくれる」と喜んだ。

 その約5時間に開かれた、バイデン氏の集会は、参加者が車に乗ったまま演説を聴く「ドライブイン方式」。入場したのも、原則として招待された人のみだった。バイデン氏は激しい夕立の中、「トランプ氏はついさっき、多数の感染者を出すようなイベントをまた開いた」と批判。また、政府の専門家が「マスクをするだけで、年末までに10万人の米国人の命を救うことができる」と提言していることを紹介し、「私は経済も国も閉じ込めない。ウイルスを閉じ込める」と訴えた。
朝日新聞社

6062チバQ:2020/10/31(土) 02:47:16
https://www.yomiuri.co.jp/world/uspresident2020/20201030-OYT1T50050/

[接戦州情勢]アリゾナ…共和の牙城 今は昔

2020/10/30 05:00



ヒスパニック・リベラル層増加

 10月下旬になっても肌を刺すような日差しが照りつけるアリゾナ州の州都フェニックス近郊で、スペイン語で「VOTA(投票して)」と書かれたTシャツ姿のラウラ・ペナさん(40)が、立ち並ぶ平屋の住宅を次々とノックしていた。

 「(大統領選の)投票のやり方、わかりますか?」
����アリゾナ州フェニックス近郊で戸別訪問し、約2メートルの距離を隔てて投票を呼びかけるラウラ・ペナさん(左)
 メキシコ出身のペナさんは、スペイン語や英語で、玄関口に現れた主婦らにこう問いかける。共和党のトランプ大統領か、民主党のジョー・バイデン前副大統領への支持を訴えるわけでもなく、投票を意識付けるだけで立ち去っていく。
 ヒスパニック(中南米系)の民間団体「我々家族の投票」が、終盤戦に来て強化している票の掘り起こし運動だ。この地区では運動員100人が12時間体制で戸別訪問を展開しており、ペナさんもその一人として連日、5時間の訪問をこなす。
 「この選挙は、ヒスパニック住民が今後、米国社会で『人』として扱われるかどうかがかかっている」
����
 メキシコから8歳の時に移民してきたペナさんにとっては、移民排除の政策を進めるトランプ氏の発言などにおびえながら過ごす4年間だった。こうしたヒスパニックの人々を結集したこの団体も、政治的な立場は反トランプとなる。
 だが、バイデン氏支持はあえて訴えない。共和党の伝統的な牙城で対立を強調するよりも、投票率を上げさえすれば、ヒスパニックの有権者を中心に自然とバイデン氏の得票が上積みされると計算しているのだ。

残り:835文字/全文:1442文字

6063チバQ:2020/10/31(土) 02:55:24
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-10-27/QITN2ZT0AFB801

米大統領選を左右する激戦州、押さえておきたいポイント

Gregory Korte、Reade Pickert

2020年10月27日 10:42 JST

激戦州は農業から製造業、観光業などに依存する多様な経済を持つ

人口動態の影響などで、従来の共和党と民主党の牙城にも変化

2020年の米国は新型コロナウイルスの感染拡大や急激な景気悪化、人種差別反対運動の広がりなど複数の危機に見舞われた。それらの危機が政治地図を塗り替え、大統領選の結果を左右する激戦州を揺らしている。

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  16年の前回選挙では、伝統的に民主党が強いペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシン各州の通称「ブルーウォール(青い壁)」の票が共和党に流れ、トランプ大統領の誕生を後押しした。民主党候補バイデン前副大統領は同3州の有権者を取り戻すべく闘っている。
  一方、ミネソタ州は1972年に故リチャード・ニクソン氏が制して以来、共和党候補が勝利したことがない民主党の牙城だが、トランプ氏が勝利を目指して資源を重点投入している。新型コロナの影響で観光依存型経済が苦境にあるネバダ州でも、バイデン氏は思うように強さを発揮できていない。
  対照的に、アリゾナ、ジョージア、テキサスなど伝統的に共和党が強い「サンベルト地帯」では、人口動態の変化がバイデン氏に有利に働いている。これらの州は08年の選挙でオバマ氏が勝利したノースカロライナ州と共に新たな激戦州となっている。
  このほか、大統領選では過去数十年にわたり、オハイオとフロリダの両州を制した候補者が勝利してきた。党員集会・予備選で重要な位置を占めるアイオワ州とニューハンプシャー州も接戦が見込まれる今回の選挙で鍵を握る可能性がある。

押さえておきたい数字

10人に4人:米有権者のうち、アリゾナ、フロリダ、ジョージア、アイオワ、ミシガン、ミネソタ、ニューハンプシャー、ノースカロライナ、オハイオ、ペンシルベニア、テキサス、ウィスコンシンの激戦州に住んでいる人の割合

7万7744票:前回選挙でトランプ氏が制したミシガン、ペンシルベニア、ウィスコンシン3州での合計得票差

270人:大統領選に勝つために必要な選挙人の数

激戦州が重要な理由

  これらの激戦州はそれぞれ、農業から製造業、観光業に至る各産業に依存した多様な経済を持っている。また、新型コロナによる影響も各州でさまざまだ。新型コロナは各州の経済のみならず、有権者の投票方法も変えた。
異例の米大統領選、投票日夜の最重要な数字は「未集計票」
  激戦州としての各州の地位は候補者の選挙運動に過大な影響を与え、当選者がホワイトハウス入りした後の政策課題も左右する可能性がある。

原題:
The Battleground States That Will Decide the Presidential Race(抜粋)

6064チバQ:2020/10/31(土) 02:58:42
https://mainichi.jp/articles/20201029/k00/00m/030/209000c
バイデン氏、最終盤で得票上積み狙い攻勢 30日に2月以来のアイオワ州入り

毎日新聞 2020年10月29日 19時26分(最終更新 10月30日 20時01分)

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����期日前投票を済ませ手を上げる米大統領選民主党候補のバイデン前副大統領(中央左)と妻ジルさん=米東部デラウェア州ウィルミントンで2020年10月28日、AP
 11月3日の米大統領選を前に民主党候補のジョー・バイデン前副大統領(77)が最終盤で戦線を拡大している。27日に当初は勝利が難しいとみられていた南部ジョージア州(選挙人16人)で支持を訴え、30日には2月以来訪れていなかった中西部アイオワ州(6人)に入る。各種調査で、共和党のドナルド・トランプ大統…

6065チバQ:2020/10/31(土) 03:01:37
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4113127.html

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米大統領選挙まで1週間、激戦 バイデン氏“共和党の牙城”奪還か

28日 17時45分

 アメリカ大統領選まであと1週間、民主党バイデン候補が、ある“共和党の牙城”を初めて訪れました。黒人が多い南部ジョージア州です。差別撤廃への機運の高まりから、民主党奪還の可能性が出ているのです。

 「会場の外には、入りきれない支持者が集まっています。バイデン候補が、激戦州ジョージアに初めて入りました」(記者)

 「ここジョージア州で勝てるならば、全米で勝ったも同然です」(民主党 バイデン候補)

 ジョージア州は、大統領を決める選挙人が全米で8位の票田。1992年以来、民主党候補は負け続けですが、バイデン氏は選挙最終盤の世論調査でトランプ氏と並んでいます。

 「ジョージア州は民主党が奪還します」(バイデン氏の支持者)

 公民権運動の象徴であるキング牧師の生まれ故郷・アトランタを中心に、黒人が人口の3割以上を占めるジョージア。人種差別撤廃への機運が高まっている今年は、これまで以上に「黒人の投票率」が勝敗のカギを握ります。

 「ジョージ・フロイドさんをはじめ、犠牲になった黒人の名前を私たちも、この国も忘れません」(民主党 バイデン候補)

 一方のトランプ氏は、「バイデン氏が黒人差別への抗議に乗じた暴力を容認している」と批判します。
 「バイデンは暴徒側、私は治安を守るヒーローたちの味方だ!」(アメリカ トランプ大統領)

 激しい攻防のなか、今回の選挙で目立っているのは、最大10時間待ちもあった期日前投票の大行列。これは共和党の州知事が、投票所を300以上も減らしたからなのですが、実は、その大半は黒人が多い地域です。

 「“投票妨害”です。国民の声を真に反映させたいなら、極力多くの人に投票させるべきなのに」(投票所に来た人)

 民主党支持が多い黒人の投票率を抑えるための共和党による“投票妨害”だと批判されています。

 しかし・・・。
 「有権者になってから最も重要な選挙です」(投票所に来た人)

 「(“投票妨害”で)有権者が投票所に行きづらくなっている。だからこそ、『確実に一票を投じたい』という気持ちをかきたてるのです」(モアハウス大学 エイドリアン・ジョーンズ准教授)

 投票を済ませた人の数が、すでに4年前の選挙の倍に達している共和党の牙城。黒人の投票率アップで民主党が奪還を果たせるでしょうか。

6066チバQ:2020/10/31(土) 03:03:58
https://www.tokyo-np.co.jp/article/63559
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敗北認めずトランプ氏再選? 民主恐れる「悪夢のシナリオ」<米大統領選>

2020年10月23日 05時50分

 11月3日の米大統領選では民主党のバイデン前副大統領(77)が各州の投票でもし勝っても、共和党のトランプ大統領(74)が敗北を認めず強引に再選を果たす民主党にとっての「悪夢のシナリオ」(米メディア)がささやかれている。郵便投票の不正を主張し訴訟に持ち込み、憲法の規定を都合よく駆使することで結果を書き換える筋書きだ。どんな可能性があるのか。(ワシントン・金杉貴雄)

◆郵便投票に疑義訴え勝利宣言

 大統領選は、州ごとに1票でも多い候補が各州に割り当てられた「大統領選挙人」を総取りする方式だ(一部の州を除く)。全選挙人の過半数270人を獲得した候補が当選する。今回は郵便投票が激増し、特に新型コロナウイルスに警戒感が強い民主党支持者が多く利用するとみられる。

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 仮に、大接戦の末に最終的に東部ペンシルベニア州(選挙人20人)の結果が勝敗を決することになったと想定する。

 同州の郵便投票は投開票日3日後の到着まで有効。開票では当初トランプ氏がリードしても、郵便投票の集計が進むとバイデン氏が逆転する展開も予想される。

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米南部ノースカロライナ州で9月、郵便投票の準備をする選挙管理事務所=AP・共同

 トランプ氏はこの場合、「郵便投票は不正の疑いがある」と直接投票の得票をもとに勝利を宣言し、州を相手取り、郵便投票の有効性などを巡る訴訟を起こす可能性がある。

◆憲法根拠に有利な選挙人選ぶ

 選挙人は12月14日に州ごとに集まり投票し、結果を連邦議会に送付する必要がある。しかし、法的な争いがもつれて確定しない場合、共和党多数の州議会が有権者の投票を度外視し、トランプ氏を勝者とする選挙人を任命する案が共和党内で浮上している。合衆国憲法2章「各州は、その立法部が指示する方法で選挙人を任命する」との規定が根拠にある。

 連邦議会で全選挙人の投票を集計する来年1月6日、上院議長を兼ねるペンス副大統領がこれを認めれば、トランプ氏が過半数を得て当選者となる。

 仮に激戦州の結果が1月6日の時点でも決着せず、トランプ、バイデン両者とも選挙人が過半数の270人に届かなかったとする。この場合、憲法修正12条の規定で、連邦議会下院が直ちに「決選投票」を行うことになる。

 下院は現時点で民主党が多数だが、この決選投票では「各州で1票」ずつを投じ、過半数の26票を争う。現在は共和党多数が26州で、このままならトランプ氏再選が決定する。

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米ネブラスカ州で8月、郵便投票の書類をポストに入れる有権者=AP

 ただ、下院は大統領選と同時に全員改選で、新議員が1月3日に就任する。米メディアによると、民主党のペロシ下院議長は既に、下院での決選投票を見越して各州の下院選で多数議席を獲得するようげきを飛ばしている。

◆200年ぶりの下院決戦投票も

 下院で決選投票が行われれば、1824年以来で約200年ぶりだ。

 政権移行に詳しい米バーグルエン研究所のニルス・ギルマン計画担当副代表は「大統領選が僅差なら、あらゆる可能性がある。もし有権者の投票とは異なる結果になれば、米国民の民主主義への信頼は壊滅するだろう」と懸念している。

6067チバQ:2020/10/31(土) 03:07:09
https://www.tokyo-np.co.jp/article/65103?rct=us_election

民主が上院で6年ぶり過半数奪還も 共和党地盤の州でも互角の戦い<米大統領選>

2020年10月30日 05時50分

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 【ワシントン=白石亘】11月3日の米大統領選と同時に行われる連邦議会選挙に注目が集まっている。上院選では野党民主党が優位な戦いを進めており、6年ぶりに過半数を奪還するとの見方が浮上。下院選でも民主党の勝利が確実視されており、上下両院で多数派が異なる「ねじれ議会」の解消につながる可能性もある。

◆民主3議席増やせば上院支配可能に

 今回、上院(定数100)で改選されるのは35議席。現有議席は共和党が53、民主党は47で、民主党が4議席を増やせば過半数となる。また大統領選で民主党のバイデン前副大統領が勝った場合、上院で可否同数となった際に副大統領に1票が与えられるため、民主党は3議席を増やせば上院を支配できる。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の予測によると、現有議席を含めて獲得見込みの議席数は共和党が46、民主党が45で、残る9議席が接戦となっている。

◆サウスカロライナ州で共和重鎮と接戦

 共和党が伝統的に地盤としてきた州でも、民主党に勢いがあり、中でも「最大の驚き」(米紙ワシントン・ポスト)と言われるのが南部サウスカロライナ州だ。共和党の重鎮でトランプ大統領の盟友であるグラム上院議員は6年前の前回選挙で15ポイントの大差で対立候補を破ったものの、現在は民主党新人のハリソン候補と互角の戦いとなっている。

 また西部コロラド州やアリゾナ州でも、共和党現職が苦しい戦いを強いられている。トランプ氏は郊外に住む女性有権者の支持を失いつつあり、それがトランプ氏に近い議員の支持離れにつながっているという。

 こうした状況を受け、調査サイト「ファイブ・サーティ・エイト」は27日のリポートで「民主党が7割以上の確率で上院を奪還するだろう」と予測。独立系の選挙分析サイト「クック・ポリティカル・リポート」も、民主党は上院で議席数を2〜7つ増やす可能性が高いと分析している。

6068チバQ:2020/11/02(月) 14:04:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/df487141a6baba19f7b2e91c9a0edf6eac28e28d
支持者衝突の懸念 全米各地で異例の厳戒態勢 民間武装組織「内戦扇動も」
11/1(日) 19:26配信
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米大統領選の開票で暴動が起きる可能性に備え、ホワイトハウス周辺で窓やドアに板を張り付ける人たち=首都ワシントンで10月30日、鈴木一生撮影
 3日投開票の米大統領選で、選挙結果をめぐって共和党候補のトランプ大統領(74)と民主党候補のバイデン前副大統領(77)の支持者が衝突するなど不測の事態が起きるのに備え、警察当局などが全米で警戒を強めている。トランプ氏が敗北しても「不正選挙だ」と主張し、共鳴した右翼グループが混乱を引き起こすことも懸念され、異例の厳戒態勢になっている。

 トランプ氏は「投票所に行って注意深く監視しよう」と支持者に呼びかけている。米紙ワシントン・ポストによると、西部オレゴン州ポートランドでは右翼の武装グループが投開票日に武器を持って投票所に集まることを計画している。対立する極左グループも投票所に行く準備をしているといい、有権者への威嚇や両者の衝突が起きかねない。

 分断が深まる中、どちらが勝っても反対派のデモで小競り合いや衝突が起きるとみられる。ポートランド市当局は、衝突が起きた場合に外出禁止令を出すことを検討。東部ニューヨーク市では投票所に警察官を配置する。首都ワシントンも厳戒態勢で、10月30日にはホワイトハウス周辺の店などで、窓やドアをベニヤ板で覆う光景が見られた。

 混乱が最も危惧されるのは、トランプ氏が一方的に勝利を宣言したり、敗北しても認めなかったりする場合だ。今回は開票に時間がかかる郵便投票が増えており、勝者の確定が遅れる可能性が指摘されている。トランプ氏が確定前の早い段階で一方的に勝利宣言をすれば、反発する大規模なデモが起きるのは必至だ。また、敗北が決定的になっても「郵便投票に不正があった」などと主張し、支持者に「行動」を呼びかける可能性もある。

 中でも、ミリシアと呼ばれる民間武装組織の動向に懸念が強まっている。中西部ミシガン州では10月、トランプ氏と対立するウィットマー知事(民主党)を拉致する計画を立てていたとして、地元ミリシアのメンバーら13人が訴追された。司法当局の資料によると、ミリシアのメンバーらは「暴力によって社会崩壊を引き起こす『内戦』を扇動しようとしていた」という。

 ミシガン州でミリシアの実地調査をしてきた米バンダービルト大のエミー・クーター博士(社会学)は、訴追されたミリシアは新しい組織で「計画を完全に実行する能力があったかは疑問だ」と指摘しつつ、大統領選で「(ミリシアのメンバーの中に)個人レベルで邪悪な行動を起こす者がいても驚きではない」と話す。

 米社会では選挙後の混乱への不安が広がっており、英調査会社「YouGov」によると、回答者の56%が「選挙の結果、暴力が増加する」と予想する。銃を購入する人の数も増えており、米連邦捜査局(FBI)によると、購入時に必要な身元調査は1〜9月に約2883万件で、すでに昨年を上回った。【ニューヨーク隅俊之】

6069チバQ:2020/11/02(月) 14:11:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/e2019e940e05a2cc9ebb9a5c5219ea8c0db9826a
【解説】米大統領選、開票で待ち受ける波乱 郵便投票が試練に
11/2(月) 13:01配信
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米大統領選で、郵便投票や期日前投票を済ませた有権者の割合を州別に示した図。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】これまでの米大統領選での開票作業は、主に投票所で投じられる票を機械が自動的に集計するというシンプルなものだった。だが今年の大統領選では、新型コロナウイルスの流行を受け、郵便投票が大幅に増加。国内に数千ある選挙区で開票の手順や規則がそれぞれ異なることも相まって、各地で人手不足や技術的・法的問題が生じている。

【写真】処理される大量の郵便投票用紙
 3日に行われる今年の米大統領選で、共和党の現職ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏と民主党候補ジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領の得票数が僅差となった場合、2000年の選挙のように法廷闘争に発展し、最高裁にまで持ち込まれる可能性があると広く予想されている。
 世論調査からは、郵便投票を選ぶ民主党支持者の割合が共和党支持者よりもはるかに多いことが分かっており、共和党は各地で郵便投票の制限を目指した法廷闘争を繰り広げている。
 近年の選挙では、郵便で投じられた票の約1%が無効となっているが、今回は郵便投票の増加によりその割合は増える見通しで、有効性が問われる票の数は数十万に上る可能性がある。2000年の大統領選では、フロリダ州でのわずか537票の差が勝敗を分けた。
■投票の全体像は?
 2016年の選挙では約1億3900万人が投票し、うち3300万人が郵便で投票した。今年の投票者数は1億5000万人を超える可能性があり、うち半数が郵便投票を選ぶとも予測されている。
■郵便投票の仕組みは?
 郵便投票の制度は州によって異なる。大半の州では、記入した投票用紙を返信用封筒に入れ、封筒に署名をした上で返送するか、指定の投票箱に入れる。一部の州ではプライバシー保護用の内袋があり、投票用紙をこれに入れて封筒に入れる。さらに封筒に立会人の署名と連絡先を記入する必要がある州もあり、中でも関連法が特に厳しいアラバマ州では立会人2人の署名が必要とされる。
■票はいつ集計される?
 投票所で直接投じられた票は自動的に集計され、開票結果は大抵、投票締め切りから数時間後、あるいは早くて1時間以内に発表される。しかし郵便投票の集計は煩雑で、州によって規則は異なる。
 一部の州では郵便投票による票は選挙日までに到着した分のみを集計する。一方、投票日までの消印があれば最大10日後に到着した分も集計する州もある。米郵政公社(US Postal Service)への負担を考慮し、今年は票の到着受付期間を延長したところもある。
 署名の照合、封筒の開封、投票用紙の抜き出しと集計の手順は、州ごとに異なる。例えばコロラド州では到着次第開封され、集計は投票日の15日前から機械で進められるが、結果は投票日の午後7時まで公表されない。
■多数の障害
 障害の一つとなるのが、郵便サービスだ。郵政公社では最近、経費削減が進められており、共和党が郵便投票の妨害を試みているとの批判もある。郵便投票の増加により、すべての集計を終えるには数日かかる可能性がある。
 署名照合の問題もある。自動化されている州もあれば、作業員が目視で記録上の署名と照合する州もある。また署名の形は時間とともに変わることも多く、署名の仕方が2つ以上ある人もいる。デジタル世代の若者、特に今回初めて投票する人は、署名の形が定まっていなかったり、署名が当局の記録になかったりするかもしれない。
 一部の州は無効票を投じた有権者を特定し、署名の確認を取ったり、不備の修正を求めたりもするが、これには時間がかかる。
 もう一つの問題として、プライバシー保護の内袋に入っていない票を無効とするかどうかがある。ペンシルベニア州で共和党が起こした訴訟では、内袋に入っていない票は集計してはいけないとの判決が下された。該当票は数万に上る可能性がある。一方、こうした票も集計する州もある。
■法廷闘争も
 激戦州では、民主・共和両党が法務チームを増強してきた。トランプ氏はすでに、投票日を過ぎて届いた郵便投票の票は信頼できないと宣言している。
 最終結果が僅差となれば、2000年のフロリダ州のように、複数回の再集計を求める声が出るだろう。そうなれば両党は票の一つ一つについて有効性を争い、正しい消印・署名があるか、住所は正確か、不備は合法的に訂正できるのか、それとも、もう遅いのかといった点が検証されることになる。【翻訳編集】 AFPBB News

6070チバQ:2020/11/02(月) 14:45:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd4cff52e58a358b44551c8da213d86330922c82
両陣営、激戦州でラストスパート 米大統領選、3日投票
11/1(日) 20:34配信
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31日、米東部ペンシルベニア州ニュートンの選挙集会で話すトランプ大統領(AFP時事)
 【ワシントン時事】米大統領選は3日、投票が行われる。

 投票前最後の週末、再選を目指すトランプ大統領(74)と民主党のバイデン前副大統領(77)は、それぞれ激戦州を精力的に遊説。激しい非難合戦を繰り広げ、支持拡大へラストスパートをかけた。

 トランプ氏は10月31日、東部ペンシルベニア州の4カ所で選挙集会を開催。「バイデンの演説を見たが、口を開けば新型コロナウイルスの話ばかり。他に言うことがないらしい」と批判した。バイデン氏がサングラス姿で演説したことにも触れ「目の(整形)手術をしたのを見られたくないのだろう」とやゆした。

 また、トランプ氏は同日、トランプ支持者の運転とみられる多数の車がテキサス州で、バイデン陣営スタッフを乗せたバスを囲み進路を妨害する動画をツイッターに掲載し、「テキサスは大好きだ」と書き込んだ。バイデン陣営は、この妨害行為で行事が中止に追い込まれたと主張。声明で「トランプ支持者は建設的な対話ではなく、バイデン氏のスタッフや支持者を乱暴なやり方で追い出すことを選んだ」と非難した。

 一方、バイデン氏は中西部ミシガン州の選挙集会で「最前線の医療関係者が全力でウイルスと闘っているのに、(トランプ)大統領は降参した。ウイルス打倒の第一歩は、ドナルド・トランプを打倒することだ」と訴えた。トランプ氏がテレビ司会者時代、髪形をセットする費用7万ドル(約730万円)超を経費で落としたことに言及し、「私は髪が薄いが、この方がいい」と笑いを誘った。

 集会にはオバマ前大統領も駆け付け、今回の選挙戦で初めて前正副大統領が支持者の前にそろい踏み。オバマ氏は、トランプ氏が前日の演説で、新型コロナ禍で医者がもうけていると発言したことを取り上げ「他人を救うために、見返りなく自分の命を危険にさらす人もいるということが、彼には理解できない」と非難した。

 米紙ワシントン・ポスト(電子版)によると、大統領選で期日前投票と郵便投票を済ませた人は、31日までに計9100万人を超えた。2016年大統領選での全投票者数のおよそ3分の2に相当し、米史上初めて全投票の半分以上が事前に投じられる見通しという。

6071チバQ:2020/11/02(月) 14:46:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/db127212fbd3c46e55ea0bbdacf1f35a16538184
米大統領選 バイデン氏最終盤も優勢 トランプ氏逆転に望み
11/1(日) 19:47配信
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トランプ氏とバイデン氏のプロフィール
 【ワシントン=黒瀬悦成】米大統領選は3日午前6時(米東部時間、日本時間同午後8時)、投票が始まる。全米の平均支持率でリードを保つ民主党のバイデン前副大統領(77)に対し、共和党のトランプ大統領(74)は南部や東部の激戦州で猛追し、10月31日から3日間の選挙運動で2016年の前回大統領選と同様の「土壇場の逆転勝利」を再現することに望みを託している。

【イラストでみる】米大統領選の仕組み

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた主な全米世論調査の平均支持率(10月31日現在)は、バイデン氏が51・3%とトランプ氏の43・5%に7・8ポイント差をつけている。

 トランプ氏は前回、投票日まであと3日の時点で民主党のクリントン候補に2・1ポイント差まで追い上げており、全米の平均支持率をみる限りでは前回と同様の勢いには至っていない。

 ただ、トランプ氏が前回選で制し、今回も勝敗の行方を左右するとみられる6つの激戦州の平均支持率(同日現在)は、同氏が3・4ポイント差まで追い上げた。

 特に、南部フロリダ(大統領選挙人数29人)とノースカロライナ(15人)、西部アリゾナ(11人)の3州では、両者の支持率はほぼ互角となった。一方、残る3つの激戦州でのバイデン氏とトランプ氏の支持率の差は中西部ミシガン(16人)で7・3ポイント、ウィスコンシン(10人)で5・7ポイント、東部ペンシルベニア(20人)では4・1ポイント差となっている。

 全米50州と首都ワシントンに割り当てられた選挙人538人の過半数270人を確保した候補が勝利する大統領選で、トランプ氏が再選を果たすには、最低でも南部と西部の激戦3州に加え、中西部と東部の3州のうち少なくとも1州を制する必要がある。トランプ氏としては、着実に追い上げつつあるペンシルベニア州を何とか確保したい考えだ。

 一方、バイデン氏は中西部と東部の激戦州で優勢にあることを視野に、前回大統領選でトランプ氏がクリントン氏に5ポイント以上の差をつけて制した中西部オハイオ(18人)とアイオワ(6人)に加え、共和党の伝統的地盤である南部テキサス(38人)やジョージア(16人)で攻勢をかけ、トランプ氏を揺さぶる。バイデン氏はこのうち、オハイオとアイオワ、ジョージアで支持率をほぼ互角に持ち込んだ。

 統計分析サイト「ファイブサーティーエイト(538)」は10月31日、バイデン氏の当選確率は89%、トランプ氏は11%と算出した。同サイトは前回大統領選で、同時期のトランプ氏の当選確率を35・3%としていた。

6072チバQ:2020/11/02(月) 14:47:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/005b56258195ba936c777ea689364171b16aa44a
【解説】米大統領選、鍵を握る激戦6州
11/1(日) 15:02配信
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米大統領選の激戦6州について解説した図。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】3日に投票が行われる米大統領選挙で、民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)候補が共和党の現職ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏から政権を奪うためには、激戦区の数州を制す必要がある。

 今回の選挙で主な激戦州となっているのは、フロリダ、ペンシルベニア、ミシガン、ノースカロライナ、ウィスコンシン、そしてアリゾナの6州。いずれも2016年大統領選ではトランプ氏が勝利したが、うち4州はその前の2012年大統領選で民主党のバラク・オバマ(Barack Obama)前大統領を支持していた。
 政治情報サイトのリアル・クリア・ポリティクス(RealClearPolitics、RCP)がまとめた10月29日時点の各世論調査結果の平均では、これら6州のうちアリゾナを除く5州でバイデン氏がリードしている。残る44州の状況が4年前と変わらなければ、バイデン氏はフロリダとペンシルベニアの大票田2州さえ制すれば大統領選に勝利できる。
 各激戦州の状況を以下にまとめた。
■ペンシルベニア
 バイデン氏の出身地であるペンシルベニア州は、過去10年間に工業が著しく衰退した中西部・北東部の「ラストベルト(Rust Belt、さびた地帯)」で最大の票田だ。
 都市部ではバイデン氏への支持が厚い一方、保守的な西部・中央部ではトランプ氏が支持されている。鍵を握るのは、郊外部と北東部となる。
 10月29日時点のRCP平均データでは、バイデン氏が4.3ポイントリードしている。
■ミシガン
 ミシガン州は2016年の選挙ではトランプ氏が辛勝し、今年も激戦が繰り広げられている。
 トランプ氏は同州を遊説し「米国の再起」を誇示したが、有権者の間では新型コロナウイルス流行の経済への影響とトランプ氏の対応に対する懸念が広がっている。
 同州のグレッチェン・ウィットマー(Gretchen Whitmer)知事(民主党)はトランプ氏と対立。同知事が実施したロックダウン(都市封鎖)は保守派の怒りを買い、夏には多数の人が銃を持って州議会前に集まり抗議した。

 10月29日時点のRCP平均データでは、バイデン氏が6.5ポイントリードしている。
■ウィスコンシン
 2016年の選挙では民主党のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)候補がウィスコンシン州を訪問せず、同州を失う結果となった。民主党は今年、同州を重視し、8月に開催した全国大会の開催地として選んだ。
 トランプ、バイデン両氏は9月上旬、抗議デモが巻き起こった同州ケノーシャ(Kenosha)を訪問。またマイク・ペンス(Mike Pence)副大統領と民主党の副大統領候補カマラ・ハリス(Kamala Harris)上院議員も、それぞれ同州で選挙運動を行った。
 10月28日時点のRCP平均データでは、バイデン氏が6.4ポイントリードしている。

6073チバQ:2020/11/02(月) 14:47:57
■フロリダ
 共和党は、最大の激戦州であるフロリダを死守する構えを見せている。一方の民主党は、共和党が住民の投票を抑圧していると非難し、とりわけ非白人がその標的となっていると主張している。
 同州では人口の多数を占めるヒスパニック系住民が鍵を握るが、世論調査では民主党支持者の割合が2016年から減少していることが示されている。
 識者の多くは、フロリダ州をトランプ陣営の「ファイアウオール(防火壁)」として見ている。もし破られれば、トランプ氏は政権を失うだろうとの見方だ。
 10月29日時点のRCP平均データでは、バイデン氏が1.2ポイントリードしている。
■ノースカロライナ
 古くからの保守州であるノースカロライナでは、4年前の選挙でトランプ氏が3ポイントの差で勝利した。だが今年は共和・民主両党ともに、接戦となっていることを認めている。
 民主党所属の同州知事は住民から広く支持され、コロナ対策ではバランスの取れた対応が称賛された。
 10月29日時点のRCP平均データでは、バイデン氏が0.6ポイントリードしている。
■アリゾナ
 数十年にわたり共和党の牙城となっているアリゾナ州では、ヒスパニック人口の拡大とリベラルなカリフォルニア州民の流入により、有権者層が変化している。

 保守派の有権者は、トランプ氏による移民流入制限とメキシコ国境沿いの壁建設の取り組みを歓迎している。
 ただトランプ氏は、同州選出の故ジョン・マケイン(John McCain)上院議員を繰り返し中傷したことで、支持者離れを招いた恐れがある。マケイン氏は同州選出の上院・下院議員を数十年にわたり務め、今もなお同州の政治に大きな影響を及ぼしている。
 RCP平均データではこれまでバイデン氏がリードを保ってきたが、10月29日時点の支持率はトランプ、バイデン両氏がいずれも47.0%と拮抗(きっこう)している。【翻訳編集】 AFPBB News

6074チバQ:2020/11/02(月) 14:48:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d820efa086275a21aab4c6e1ac0f0161623aa5c
激戦のミシガンなど2州でバイデン氏優勢 ノースカロライナでは接戦
11/1(日) 14:35配信
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前回の選挙でトランプ大統領(右)が制した激戦4州のうちウィスコンシン、ミシガンでは民主党候補のバイデン前副大統領が優勢を維持している
(CNN) 2016年大統領選でトランプ米大統領が制した激戦4州のうち、中西部のウィスコンシン、ミシガン各州では民主党候補のバイデン前副大統領が優勢を維持していることが分かった。

アリゾナ、ノースカロライナの2州を合わせた計4州は、大統領選の結果を左右する激戦州として注目されている。CNNの委託を受けた世論調査会社SSRSが10月23〜30日、4州でそれぞれ成人約1000人を対象に電話調査を実施した。

その結果、アリゾナとウィスコンシンでの支持率は、最近の世論調査の平均にほぼ沿った数字が出た。アリゾナはバイデン氏50%、トランプ氏46%で、その差は誤差範囲の4ポイント以内。ウィスコンシンはバイデン氏が52%と、トランプ氏の44%を大きく上回っている。

ノースカロライナでは、バイデン氏(51%)が誤差範囲4ポイントをわずかに超える差でトランプ氏(45%)をリードしていた。最近の平均ではこの差がさらに小さかった。

ミシガンではバイデン氏53%、トランプ氏41%と、最近の平均をさらに上回る差がついた。

ミシガンとウィスコンシンはアリゾナ、ノースカロライナと比べて白人有権者の割合が多く、白人がバイデン氏を支持する傾向も強い。特に大卒の白人層によるバイデン氏の支持率は両州とも61%と、アリゾナの50%、ノースカロライナの51%を大幅に上回った。

一方で非大卒白人層はトランプ氏の支持者が過半数を占め、特にノースカロライナでは64%に達した。

男女別では、4州とも女性の55%以上がバイデン氏を支持していたのに対し、男性はノースカロライナ、アリゾナでトランプ氏優勢、ミシガン、ウィスコンシンでは互角という結果が出た。

6075チバQ:2020/11/02(月) 14:49:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/841dac9d7124b28e9e7b4bf660e4a7b4e0a30146
トランプ氏、一部激戦州で猛追 バイデン氏、逃げ切り図る 米大統領選
11/1(日) 7:29配信
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30日、米中西部ウィスコンシン州グリーンベイで、演説するトランプ大統領(AFP時事)
 【ワシントン時事】11月3日の米大統領選投開票日に向け、共和党のトランプ大統領(74)と民主党のバイデン前副大統領(77)の戦いは最終盤を迎えた。

 バイデン氏は4年前にトランプ氏が勝利した約10の州で優勢か互角の展開。一方、トランプ氏もこのうちフロリダなど南部を中心に激戦州で猛追を仕掛けている。

 トランプ氏は30日、中西部を遊説し「バイデンは貧困と不幸、不況をもたらすが、私は雇用を届ける」と支持を訴えた。

 各州選挙人の過半数(270人)を得た候補が勝者となる大統領選で、トランプ氏は4年前、306人の選挙人を獲得。ただ、今回は前回僅差で制した中西部ミシガン(選挙人16人)、同ウィスコンシン(10人)、東部ペンシルベニア(20人)の3州で、バイデン氏に支持率で4〜7ポイント後れを取る。3州とも落とせば敗北が濃厚。31日にはペンシルベニアで4回の集会を開き、必死に挽回を図る。

 大統領選のもう一つの舞台となるのが、南部フロリダ(29人)、同ノースカロライナ(15人)、西部アリゾナ(11人)の3激戦州。支持率ではバイデン氏がやや優勢だったが、トランプ氏がなりふり構わぬ地上戦で猛追し、互角か1ポイント差に詰めている。

 一方、バイデン氏も30日、中西部入りし、政権の新型コロナウイルス対応を批判して「トランプ氏はウイルスに白旗を揚げたが、米国民は諦めるわけにいかない」と訴えた。トランプ氏の攻勢は新型コロナ感染が広がる中西部では壁に突き当たっており、バイデン氏は、前回トランプ氏が5ポイント以上の差をつけた中西部のオハイオ(18人)やアイオワ(6人)、さらには共和党地盤の南部テキサス(38人)やジョージア(16人)でも勝負を仕掛ける。

 トランプ氏はこれら大半の州を守り、前回からの選挙人の目減りを36以下に抑えなければならない。統計学者ネイト・シルバー氏が運営する選挙予想サイト「538」は30日、バイデン氏勝利の確率を90%とはじいた。

 ただ、従来の選挙と異なり、新型コロナによる郵便投票急増で、開票や勝者確定までの流れに不透明さが漂う。郵便投票の不正を訴え、法廷闘争を示唆するトランプ氏は、容易に敗北を認めない構え。開票が比較的早く進む可能性があるフロリダやアリゾナなどを確実に制し、中西部激戦州の戦いに臨む心積もりとみられる。

6076チバQ:2020/11/02(月) 15:07:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/38b442f50eb7467d53627508c0368d0f766a2974
すべてを二分する大統領選 激戦州の街に記者が暮らして見えたもの
10/31(土) 10:00配信




記者の部屋から見た通りの様子。タウンハウスと呼ばれる長屋のようにつながった古い集合住宅が並ぶ=ペンシルベニア州ヨーク、大島隆撮影
 「ここはとてもセグリゲート(分離)された街なんだ」。古い集合住宅が密集する夕暮れの街並みを眺めながら、アンドリュー・ジャクソンさん(20)がつぶやいた。米東部ペンシルベニア州のヨーク市。ジャクソンさんは、自動車修理店で学費と生活費を稼ぎながら大学に通う黒人青年だ。

【地図】ヨーク市と周辺地域の「Justice Map」

 「セグリゲート」とは、人種や豊かさによって、住む場所が分かれているという意味だ。国勢調査のデータを元に人種や所得で色分けした地図「Justice Map」を見ると、その意味がよくわかる。

 ヨーク郡の中心地であるヨーク市内は黒人やヒスパニック系らマイノリティーが住民の6割超を占め、赤や青のモザイク模様になっている。一方、市外は白人住民が多いことを意味する紫一色だ。市中心部の世帯所得(中央値)は約2万2千ドル(約230万円)だが、市外は6万ドル(約628万円)以上の地域がほとんどだ。

 ジャクソンさんは「街の外の人たちは最悪の場所のように言うけど、僕はそうは思わない。ここには人のつながりがある」と言う。

 大統領選挙を前にした両候補の支持も、市の内外では対照的だ。市内はバイデン前副大統領を応援する民主党支持者が多いが、市外は共和党支持者が多く、車を走らせれば、各家の庭にトランプ大統領支持をアピールするヤードサイン(看板)が並ぶ。

 記者は8月からヨーク市内に部屋を借り、住みながら取材を始めた。部屋がある家は市街地と郊外の境界付近に位置し、まさに分断された米国の境界上にある。古い集合住宅が密集する区画から隣の区画に入ると、景色が一変し、通りの両側には芝生の庭付きの一戸建てが立ち並ぶ。

 白人とマイノリティー。富める者と貧しい者。都市と地方。共和党支持者と民主党支持者――。ここに住むと、「二つの米国」の姿がはっきりと見えてきた。

6077チバQ:2020/11/02(月) 15:08:26
■「郊外の住民が見たら別の国」

 米ペンシルベニア州は大統領選の激戦州だ。州南部に位置するヨーク市の人口は4万4千人。ヨーク郡の中心地として行政機能が集中する一方、都市部が荒廃する「インナーシティー問題」を抱える。

 中心部がさびれたのは、戦後に製造業が衰退し、白人中流層が郊外へと移転していったからだ。一方で、空き家が目立つ市内には近年、家賃など生活費の安さに引かれ、ヒスパニック系の住民が大都市から移住してきている。市内には貧困が集中し、1970年に10%だった貧困率は、35%まで上昇した。

 夕方になると、若者がバイクで集団走行する音が街中に響く。ギャングによる抗争や犯罪が深刻で、毎週のように銃撃事件でけが人や死者も出ている。

 「郊外の住民から見たら、ヨーク市は別の国のように見えるだろう」。ヨークを調査した都市計画の専門家デビッド・ラスク氏は、報告書にそう記した。

 そんな街で今、格差や貧困の問題をさらに増幅させているのがコロナ禍だ。

 市内のあちこちで、教会やNGOが食料を配布している様子を見かける。最大規模の活動をしている「ヨーク郡フードバンク」では、以前は週に400世帯分を配布していたが、新型コロナの感染が拡大した3月下旬以降は、2千世帯分に増えたという。

 「いま来ている人たちの中には、『人生で初めてフードバンクを利用した』という人たちがたくさんいます」と責任者のザック・ウォルゲムスさんは語る。

 ヨーク市内は民主党が強く、あちこちの窓や庭先にはバイデン前副大統領を支持する看板がある。市の中心部近くに住む黒人女性リーシャ・キングさん(57)は、米国の現状を「まるで二つの国のようだ」と語る。分断をあおっているのは、トランプ大統領だと思っている。働いている郊外の病院では、トランプ大統領を支持する同僚もいるが、政治の話はしない。

 ヨークでは69年、差別を受けてきた黒人住民と、警察や白人住民が衝突した「ヨーク人種暴動」が起きた。幼かったキングさんも、流れ弾を避けるために床に伏せて夜を明かしたことや、窓から見た装甲車両を覚えている。

 「トランプはまるで、あの時代に戻ろうとしているかのようです。分断と人種的な憎しみを容認しているのです」

 11月3日の投開票日が近づく中で、市内の様々な市民グループが呼びかけているのが、投票することだ。

 2016年の大統領選挙では、ヨーク郡全体の登録有権者のうち70・8%が投票したが、ヨーク市では49・5%にとどまった。有権者登録をしない人もいるので、ヨーク市の有権者全体でみると、投票率は4割程度に下がる計算だ。

 10月24日、街の清掃活動をしながら市民に投票を呼びかけるイベントが開かれた。呼びかけたフェリシア・デニスさん(40)は言う。「私たちマイノリティーは『(社会に)含まれていない』と感じるときがあります。特に若者には、一票を投じても何も変わらないという思いがある。しかし、参加しなければいつまでも『含まれない』ままです」


■「それがアメリカンドリームでしょう?」

 ヨーク市を出て車を走らせると、やがて車窓から見えるのは、トランプ支持のヤードサイン(看板)一色となる。市内は民主党支持者が多いが、ヨーク郡のほかのすべての地域は、共和党の金城湯池だ。

 郡南部の町ハノーバーに入ると、中心部でトランプ大統領支持の旗を振る20人ほどの人たちがいた。行き交う車がひっきりなしにクラクションを鳴らす。応援の意思表示だ。

 「ヨークでこんな景色、見たことありますか?」

 旗を振っていたアリス・ウェルドンさんは、誇らしげに語った。もともとは大都市のボルティモアに住んでいたが、1990年代後半に車で1時間のハノーバーに家族で越してきた。

 トランプ氏はいま、「郊外に低所得者向けの公営住宅建設を許す規定を、私は撤廃した」と強調している。「セグリゲーション(分離)を公然と支持するものだ」と批判を招いたが、選挙集会では毎回、「成果」としてアピールしている。

 ウェルドンさんは「郊外に住む人たちは、一生懸命働いてお金を稼いで家を買ったんです。より良い生活を求めて都市から移ったわけだし、そうした生活をするに値すると思います」と語る。「それがアメリカンドリームでしょう? 私は不動産の仕事をしていたから知っていますが、公営住宅が近くにできたら不動産価格も下がるんですよ」

6078チバQ:2020/11/02(月) 15:08:50

■前回選挙は1票差 家庭内不和も

 米国の大都市周辺では、郊外に共和党と民主党の支持者が混在する地域が広がる。ヨークのような小さな町の場合、市街地を出るとまもなく農村地帯になるが、狭いながらも両者が混在する地域は存在する。

 ヨーク市を出てすぐのところにある住宅街。10月中旬、マスクをした2人の選挙ボランティアが、民主党支持者の家を回っていた。新型コロナウイルス対策のため、ドアはノックせず資料を挟み、庭に出ている人にだけ、距離を置いて声をかける。

 「バイデン氏支持に勢いはありますが、前回選挙のことがあるから油断はできません。前回は、クリントン氏が優勢だから自分は投票しなくても大丈夫と考えた人たちがいました」

 歩きながら、デボラ・ヨニックさん(57)は話した。トランプ政権の4年間で国は分断され、世界からも尊敬されなくなったと感じている。影響は家族にも及んだ。トランプ氏を支持する父親との関係は冷え込み、政治の話は互いに口にしなくなった。

 家々の庭先には、トランプ氏支持とバイデン氏支持のヤードサインが、競い合うように並ぶ。前回2016年の大統領選挙でこの地区の得票は、トランプ候補が634票、クリントン候補が633票で、その差はわずか1票だった。

 もう一人のボランティア、ジャッキー・ウィルソンさん(63)はこう語った。「ペンシルベニア州は大統領選挙のグラウンド・ゼロ(中心地)です。勝たなければなりません」(ヨーク〈ペンシルベニア州〉=大島隆)
朝日新聞社

6079チバQ:2020/11/02(月) 16:12:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f721d052bbd4104a364a202149362d46216497b?page=1
振り切ったトランプvs優柔不断バイデン 最後の戦い2州
11/2(月) 16:05配信

 多くの日本人から見ると、アメリカ大統領選挙は「なぜ接戦なのか?」と疑問に思うかもしれない。トランプ氏の失政や失言やスキャンダルが多すぎて、今もアメリカの約半数が支持する理由がわからないという声も多い。しかし、政治はそういうものである。外から見るのと中にいるのとでは評価が違う。日本で歴代最長政権を担った安倍晋三・前首相にしても、海外では「なぜあの人が?」と言われ続けてきた。ニューヨーク在住ジャーナリスト・佐藤則男氏が、最終盤の情勢をリポートする。

【写真】トランプ氏を支持する極右団体の若者たちは、重武装して投票日まで街で「臨戦態勢」を取る
 * * *
 大統領選挙は、投票日まで3日に迫った段階で、郵便投票を含めた期日前投票が1億に迫ろうとしている。多くの州では期日前投票が締め切られたので、残りは11月3日の投票に委ねられることになった。

 最終盤の選挙情勢を分析してみたい。ほとんどの州では大勢が決しつつあるが、最後の一騎討ちは次の激戦区だと見ていいだろう。各種世論調査を分析し、独自の平均値を算出しているReal Clear Politicsの最新リポートである。

ペンシルベニア州:49.3対45.6(バイデン対トランプ、以下同)
フロリダ州:48.4対46.8
ノースカロライナ州:48.9対46.8
アイオワ州:45.8対46.4
ミネソタ州:48.0対43.3
アリゾナ州:47.3対47.2

 いずれも接戦だが、トランプ氏とバイデン氏の勝利の条件は異なる。すでに大勢の決した各州で「まさか」の結果が出ない限り、現時点ではバイデン氏が選挙人獲得見込み数でリードしており、トランプ氏がこの選挙に勝つためには、上記の6つの選挙区すべてで勝たねばならないと考えていい。これらの選挙区は、いずれも「スイング・ステート」と呼ばれてきたところで、選挙のたびに民主党、共和党のどちらにも振れる州である。それだけ政治的には敏感で、左右どちらの支持層も中間層も政治的感度が高い。

 トランプ氏がリードしているアイオワ、自らの別荘やリゾートがあるフロリダ、ほぼ並んでいるノースカロライナ、アリゾナは、仮にトランプ氏が獲得するとしよう。問題はペンシルベニアとミネソタだ。この両州でトランプ氏が勝利することはそう簡単ではない。

 まずペンシルベニアだが、前回こそトランプ氏が勝利し、どんでん返しの舞台となった場所ではあるが、歴史的には民主党が優勢で、トランプ氏の前に共和党候補が勝利したのは1988年のブッシュ氏(父)にまでさかのぼる。北東部に位置し、フィラデルフィアという大都会を抱える同州は、やはり民主党の地盤のほうが固いと言える。しかも、バイデン氏の地元は隣のデラウェア州であり、出身地はペンシルベニアにある。世論調査の結果は僅差だが、ここでバイデン氏が負けるようだと本当にどんでん返しが現実味を帯びる。結果判明までは時間がかかる可能性もあるが、ここに注目しておくと、全体の結果も占える。

6080チバQ:2020/11/02(月) 16:13:15
 もうひとつのミネソタは、中西部の北に位置し、伝統的に民主党が強い。近年はアフリカ系に加えてアジア系、ラテン系の住民も増えており、条件的にはバイデン氏に有利である。しかも今回は、一連の「黒人の命は大切」運動の発端となった5月のジョージ・フロイド氏暴行死事件が同州ミネアポリスで起きており、上記6州のなかで最も差が開いているのも、その影響がある。一方で、同州はいわゆる「コーンベルト」に位置しており、主要農産物であるトウモロコシの輸出に関し、コワモテ外交で中国などに米産農産物を買わせるトランプ氏に期待する層も一定程度いる。一方で、バイデン氏は有権者の目を引く政策を示せていない。人種問題から農業振興に視線を向けられれば、トランプ氏にも一縷の望みが残っているだろう。

 これまでもNEWSポストセブンでたびたび指摘してきたが、日本で見ていると「なんであんな男が支持されるのか」と見えるかもしれないトランプ氏も、引き続き多くのアメリカ人がサポートしている。黒人暴行死を見ても、それを人道的に「許せない」と感じる有権者もいれば、「だからといって暴動を起こして商店を襲撃したり略奪したりする左派は許せない」と考える有権者もいる。人工妊娠中絶や銃規制も、日本人が考えるよりも意見は割れるのである。トランプ氏は巧みにアメリカ人を二分するテーマを持ち出し、着実に支持者を獲得する術に長けている。一方のバイデン氏は、そうしたセンシティブな問題で質問されると、優等生ぶってどちらにも配慮した話をして、どちらからも失望される。

「右に振り切ったトランプ」と「左に行こうか真ん中にいようか迷っているバイデン」の戦いだけに、結果が読みにくくなっている。投票日まであと2日。

6081チバQ:2020/11/02(月) 17:29:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/ab00a76e091c71aa88d102b59a9babd21615a298

大統領選と同日に各州で住民投票  ウーバーの働き方左右 大麻、幻覚キノコ成分の合法化も…




11/2(月) 17:20配信



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産経新聞


 【ニューヨーク=上塚真由】11月3日投開票の米大統領選と同時に、米各州ではさまざまな住民投票が実施される。大麻使用の合法化をめぐり新たに5州で住民の審判が下されるほか、西部カリフォルニア州では、急拡大する配車サービスなどの事業モデルのあり方を問う住民投票も実施され、関心が集まっている。

 カリフォルニア州では、12本の住民投票を実施。その中で注目されるのは、配車サービス大手の「ウーバー・テクノロジーズ」や「リフト」などが全面支援する住民立法案だ。

 同州では今年1月、インターネットを通じて単発で仕事を請け負う「ギグワーカー」を個人事業主ではなく、従業員として扱うよう義務付ける「ギグワーカー保護法」が施行された。最低賃金や失業保険など労働者としての権利を保障するのが狙いだが、事業モデルを直撃するウーバーなどは「働き方の柔軟性」を損なうとして同法に反発する。

 対抗策として浮上したのが、配車や食品宅配サービスを「適用除外」とする住民立法案だ。米メディアによるとウーバーなど複数の企業は計約1億8600万ドル(約195億円)を支援活動に投じているという。

 米カリフォルニア大バークレー校の直近の調査によると、「適用除外」を支持する人は46%、反対する人は42%と拮抗。米メディアは、「適用除外」が否決されれば、「運賃の大幅値上げや、サービス停止につながる可能性がある」と指摘。急増するギグワーカーの扱いをめぐる判断は、地域経済にも影響を及ぼすとの見方が出ている。

 一方、米国で広がる大麻解禁の流れも注目だ。11月3日には東部ニュージャージー、中西部サウスダコタ、西部アリゾナとモンタナの4州が娯楽用大麻の、サウスダコタと南部ミシシッピの両州では医療用大麻の合法化をめぐり、住民に賛否を問う。

 これまでに米国では、33州と首都ワシントン(コロンビア特別区)が医療用を解禁。娯楽用は11州で認められている。各種世論調査によると米国人の約6割が娯楽用を含めた合法化を支持しているが、各地では、合法化による税収増加で貧困地区の支援を進めるべきだとする賛成派と、若年層への浸透を懸念する反対派の議論が続いている。

 また西部オレゴン州では医療目的に限り、マジックマッシュルーム(幻覚作用を持つキノコ)に含まれる幻覚成分「サイロシビン」を合法化するかを問う。合法化されれば全米初。鬱病などの治療に効果があるとの研究結果はあるものの、「あまりにも早く、科学より先に進もうとしている」(地元メディア)といった反対論も広がっている。

6082チバQ:2020/11/03(火) 10:55:29
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2011030005.html
【米大統領選】バイデン氏、巨大IT分割圧力 両候補とも対中強硬 次期政権の政策の行方は
2020/11/03 00:39産経新聞

 11月3日の米大統領選を前に、共和党候補のトランプ大統領(74)と民主党候補のバイデン前副大統領(77)が対照的な公約を掲げて戦っている。首都ワシントンを拠点に大統領選を取材する担当記者が経済、外交・安全保障、内政の各分野で次期政権での政策の行方を占った。

 ■トランプ氏は関税強化 バイデン氏ならIT規制

 両候補とも米巨大IT企業の市場支配に厳しく対処する構えだが、バイデン政権が誕生すれば企業分割も辞さない強硬路線に傾く可能性がある。通商政策ではトランプ政権が2期目に中国など相手国への関税圧力を強め、貿易摩擦が一段と激化する公算が大きい。

 検索大手グーグルやSNS(交流サイト)のフェイスブックなどの「GAFA(ガーファ)」と呼ばれる4社は圧倒的な市場シェアを握り、自由な市場競争が阻害されているとして与野党ともに問題視している。

 トランプ氏は10月30日の集会で「巨大ITの独占を終わらせる」と強調。再選されればSNSの規制強化に乗り出す公算が大きい。

 ただ、両候補とも企業分割が必要だと踏み込んで言及することは避けてきた。分割すれば米国の競争力をそぎ、雇用を減らす懸念があるためとみられる。

 だが、民主党内では企業の独占問題に厳しいウォーレン上院議員ら急進左派が力を増す。バイデン政権で左派が主要経済ポストを握るなどして政策決定を左右すれば、同議員らが唱える「巨大IT解体論」が勢いを増す可能性がある。

 トランプ氏は再選後も大型減税と規制緩和を柱とする1期目の看板政策を継続するとみられる。一方、バイデン氏は法人税率を21%から28%に引き上げる公約を掲げ、「課税を逃れる企業をなくす」と述べる。海外収益への課税強化を進めることで、過度な節税が批判されるIT大手の収益に影響が出るかもしれない。

 両候補が対照的なのは温暖化対策だ。トランプ氏は原油や天然ガスの化石燃料産業を重視しているが、バイデン氏は太陽光・風力発電などの自然エネルギーの推進を加速させる構えだ。

 通商政策では、両候補とも国内産業保護を優先し、米国が市場開放を求められることになる環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に復帰することは「期待できない」(米研究者)との見方が大勢だ。

 ただ、トランプ氏が再選されれば、2期目も関税発動などの強硬策を駆使するとみられる。1期目には関税や貿易制裁を中国など交渉相手との駆け引き材料としてきたが、相手国から報復関税を受けて産業界などから反発を受けてきた。だが、2期目は報復が招く有権者の支持離れを懸念する必要もない。

 トランプ政権との貿易交渉で農業分野などの市場開放を拒み、貿易協定締結に至らなかった欧州連合(EU)などへの関税発動の威嚇を強化する可能性があると指摘されている。(塩原永久)

6083チバQ:2020/11/03(火) 10:57:18
 ■どちらも対中強硬 トランプ氏は駐留経費増要求

 トランプ氏は「米国第一」を掲げ、通商分野では特に中国に対して不公正な経済・貿易慣行の是正を迫り、一定の成果を上げた。外交・安全保障分野では、「戦略的競争相手」である中国やロシアに対抗するため同盟・パートナー諸国との関係を重視しつつも、「公平なコストの分担」を要求してきた。

 トランプ氏は再選されて2期目を務める場合も、これらの基本的立場は堅持していく構えだ。

 同盟諸国への負担増要求では、北大西洋条約機構(NATO)加盟国に国防費を国内総生産(GDP)比2%に引き上げるよう求めたのを「成功体験」に、日本に対しても在日米軍の駐留経費負担の大幅増を迫ってくるのは必至だ。

 対するバイデン前副大統領は、トランプ氏のこうした態度が「同盟諸国との関係を破壊した」と訴え、米国の指導力と信頼の回復に向け、同盟諸国との関係を強化する「国際協調」路線をとるとしている。

 中国との関係では、トランプ氏は、米中国交正常化以降の歴代政権で最も強硬だった対中方針を今後も維持していくとみられる。一方、民主党関係者によるとバイデン氏も中国への懸念を強めており、当選後は中国に厳しい立場を取っていく方針だと強調する。

 トランプ氏は、民主党のオバマ前政権が主導したイラン核合意に関し「不十分な合意内容だ」と非難し脱退した。同氏は再選後にイランと「包括的な核合意の締結を目指す」としている。バイデン氏は、核合意離脱は米国の国際的な影響力を低下させたとの立場から、合意への早期復帰を目指す考えだ。

 トランプ氏が安全保障政策の重要分野として掲げるのが「米軍の再建」だ。

 トランプ氏は中東やアフガニスタンでの「終わりなき戦争」の終結を目指すなど、米国の対外関与を減らしていく方針を打ち出す一方、オバマ前政権時代に強制削減された国防予算を増額させ、陸海空軍などに続く第6の軍となる「宇宙軍」を創設させた。

 バイデン氏も中東やアフガンからの米軍撤収を支持し、宇宙空間での攻撃能力を強化させる必要性を訴えるなど、トランプ氏との共通点も実は少なくない。(黒瀬悦成)

 ■トランプ氏「ワクチン開発支援」 バイデン氏「マスク義務化」

 米国で感染拡大が続く新型コロナウイルスへの対応は有権者の最大の関心事だ。トランプ、バイデン両氏はいずれも優れた治療法の確立やワクチンの完成を支援するが、マスク着用の是非や高額医療費への対処では取り組みが異なる。

 トランプ氏はワクチンの完成は社会経済活動の本格再開の起爆剤になるとして医薬品会社の開発を支援してきた。「年内に完成し、来年4月までに国民に行き渡る」ことを目指す。マスクの着用は推奨しつつも実際に使用するかは国民の判断に任せており、今後も国民の自由な意思を尊重するとみられる。

 これに対し、バイデン氏は「大統領就任初日にマスク着用を義務化する」。ワクチンも「接種の義務化」を実現するため州知事や市長らに協力を呼びかける。政権交代なら国民保護のため政府が積極的に介入する場面が増えそうだ。

 米政策調査機関「フェア・ヘルス」によると、新型コロナ感染症患者の治療費は、無保険者の場合におおむね4万2千〜7万4千ドル(約439〜774万円)。民間医療保険の加入者でも自己負担額はおおむね2万1千〜3万8千ドルに上る。

 バイデン氏はオバマ前政権下で成立した「医療保険制度改革法(オバマケア)を拡充する」。毎月の保険料が手ごろな公的保険を新たに創設し、民間保険の保険料値下げを促す。

 トランプ氏は1期目に農家や自営業者が手ごろな価格の保険料で入れる医療保険を拡充した。2期目は選挙戦で約束した「薬価を下げ、医療費請求の透明性を高める。既往症を持つ人を守る」取り組みを進める。

 警察改革をめぐり、トランプ氏とバイデン氏は「ほとんどの警官は過剰な力の行使をしない」という認識で一致している。違法薬物の取り締まりなど警官が対応中の事態の過激化を防ぐため、バイデン氏は薬物依存患者らへの対応に習熟した社会福祉士や臨床心理士の警察配置を進める。

 トランプ氏は、暴行死後に全米各地で発生した暴動や略奪行為の方を問題視。「法と秩序」を維持するため、警察予算を増額し警官を増員する。(平田雄介)

6084チバQ:2020/11/03(火) 11:06:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/a806671cc9564366ecdd0d11c040504a1bae2196
<米国の選択>「最高齢大統領」 70代の存在感目立つ〜決戦のキーワード⑥
11/3(火) 7:00配信

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毎日新聞
最後のテレビ討論会で発言する共和党のトランプ大統領(左)と民主党のバイデン前副大統領=米南部テネシー州のベルモント大で2020年10月22日、AP

 今回の米大統領選では、共和党のドナルド・トランプ大統領(74)、民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)のどちらが勝っても、当選時点で「史上最高齢の大統領」となる。主要7カ国(G7)の首脳ではフランスのマクロン大統領(42)やカナダのトルドー首相(48)ら40代もいるが、米国では主要政党の候補を決める予備選の段階から70代の存在感が目立った。

 バイデン氏が当選すれば、就任時点で史上最高齢となる。今回の大統領選では健康不安説がささやかれてきたが、トランプ氏との討論会でも高齢を理由とした目立った不安は感じさせなかった。一方、これまで就任時に最高齢だったのがトランプ氏だ。10月に新型コロナウイルス感染を公表したが、任期中に大きな健康問題はなかった。

 歴代大統領のうち当選時点で最高齢だったのは、1984年に73歳で再選を果たしたロナルド・レーガン氏だ。2期目には当時のソ連のゴルバチョフ書記長とともに米ソ冷戦の「雪解け」に取り組み、87年には中距離核戦力(INF)全廃条約に署名。冷戦終結への道筋をつけて、77歳の時に任期を終えた。

 今回の大統領選では、民主党の候補指名レースでバーニー・サンダース氏(79)やエリザベス・ウォーレン氏(71)ら70代が目立った。逆に42歳で就任したセオドア・ルーズベルト氏を抜く史上最年少の大統領を目指したピート・ブティジェッジ氏(38)は早々に撤退を余儀なくされた。【秋山信一】

     ◇

 米大統領選の投票日が11月3日に迫った。米国の針路を決める対決を前に、共和党のドナルド・トランプ大統領、民主党のジョー・バイデン前副大統領の両候補による決戦のキーワードを解説する。

6085チバQ:2020/11/03(火) 11:12:35
激戦6州

00 04 08 12 16 選挙人
共 共 民 民 共 29 フロリダ  >>6027
民 民 民 民 共 20 ペンシルベニア★ >>6030 >>6036-6037
民 民 民 民 共 16 ミシガン ★ >>5989>>6035
共 共 民 共 共 15 ノースカロライナ
共 共 共 共 共 11 アリゾナ >>5979>>6023>>6033
民 民 民 民 共 10 ウィスコンシン ★  >>6032>>6034共共民

ここも注目
12年民16年共 オハイオ
12年共16年共 ジョージア
12年共16年共 テキサス
12年共16年共 アイオワ

6086チバQ:2020/11/04(水) 08:59:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/bcd3707f57e3dc3289816f2305230c1d88173e44
【解説】米大統領選、勝者確定の流れ 注目州の結果判明はいつ?
11/4(水) 6:56配信
451




米ミシガン州ランシングで進む投票の様子(2020年11月3日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米大統領選は3日、ついに投票日を迎えた。既に1億人以上が郵便や投票所で期日前投票を済ませたが、当日もさらに数千万人が投票する見通しで、共和党の現職ドナルド・トランプ(Donald Trump )大統領と民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領のどちらが勝利したかが分かるのは早くても同日夜(日本時間4日午前)になる。

【写真特集】米大統領選、各地で投票進む

 だが、両候補はこれまで接戦を繰り広げており、勝者の確定は翌日、あるいはもっと後にずれ込む可能性もある。さらには、開票結果をめぐり法廷闘争が繰り広げられる恐れもある。

■最初の開票速報は?

 米大統領選は、候補者が州ごとの勝敗に応じてその州の選挙人を獲得し、過半数の270人を得ることで当選する仕組み。

 開票速報は、東部時間の午後6時(日本時間4日午前8時)、2州の一部地域で投票が締め切られた後に出始める。その後、各州で投票が締め切られるにつれ、結果が出そろうことになる。

 日本時間の4日午前11時までには大半の州で投票が締め切られ、その後順次、開票速報が出される。結果が出る早さは選挙区や州によって異なる。

 投票締め切り時刻は、最大の票田であるカリフォルニアを含む数州では日本時間4日午後1時、有権者数が少ないハワイとアラスカではそれぞれ同2時、3時となっている。

■注目すべき州

 全米50州のうち38州では世論調査で勝敗の行方がはっきり示されており、鍵を握るのはその他の12州だ。

 まず注目すべきなのが、東部のジョージア、フロリダ、ノースカロライナと西部のアリゾナの4州。投票締め切り時刻は、ジョージアが日本時間の4日午前9時、フロリダは地域によって異なり同9〜10時、ノースカロライナは同9時半、アリゾナは同11時となる。

 勝敗の行方が確実とされる州が予想通りにいったとすると、バイデン氏が上に挙げた4州の中でフロリダとさらに2州を獲得すれば、日本時間の4日昼までに270人を超える選挙人を獲得し、当選を確実とする可能性がある。一方、トランプ氏は上の4州すべてを獲得しても、勝利を確実にすることはできない。

 また、当日のトラブルによって結果に遅れが出る可能性もある。ノースカロライナ州の選挙管理委員会は3日午後、技術的問題により4地区での投票時間を延長すると発表。これにより開票結果の発表は少なくとも45分遅れることとなった。

 最大の激戦区となっているペンシルベニア州の投票締め切り時刻は日本時間4日午前10時だが、当局は郵便で投じられた大量の票の開票作業に時間がかかることから、結果発表が現地時間の翌日以降になる可能性があると説明。さらにミシガンやウィスコンシンなどの重要州も同じ状況となる可能性がある。

 また、票の再集計や、集計をめぐる法廷闘争が起きる可能性もあり、そうなれば勝者の確定に数日、さらには数週間かかることもあり得る。【翻訳編集】 AFPBB News

6087チバQ:2020/11/04(水) 10:08:20
フロリダ 4日9〜10時
ペンシルベニア (郵便開票時間かかる)
ミシガン (郵便開票時間かかる)
ノースカロライナ 4日9時半
アリゾナ  4日11時
ウィスコンシン (郵便開票時間かかる)

オハイオ
ジョージア 4日午前9時
テキサス
アイオワ

6088チバQ:2020/11/04(水) 13:15:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/794c11d5ee04ef71153be0a89a843829d4b72308
ハガティ前駐日大使が当確 米上院選
11/4(水) 10:27配信

駐日米大使当時のウィリアム・ハガティ氏=2018年4月、東京都港区
 【ワシントン時事】昨年7月まで駐日米大使を務めたウィリアム・ハガティ氏(共和党)が3日、上院選で当選を確実にした。

 複数の米メディアが報じた。ハガティ氏はトランプ大統領の支援を受け、保守色の強い南部テネシー州から出馬した。

 テネシー州の上院選は、共和党の現職議員の引退に伴って実施。民主党からは黒人女性のブラッドショー氏が出馬していた。

 ハガティ氏は2017年8月に駐日大使に着任した。離日の際には「素晴らしい2年間だった」と振り返った。

6089チバQ:2020/11/04(水) 13:18:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/11a2e81cb410725d6c07d70da4785d2c77a94aa7
米大統領選 最大の激戦州フロリダで大接戦
11/4(水) 12:22配信
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トランプ氏とバイデン氏のプロフィール
 米大統領選は3日夜(日本時間4日午前)、中西部や東部の州から開票が始まり、CNNテレビなど米主要メディアによると、大統領選の最大の激戦州とされている南部フロリダ州(選挙人数29人)では、共和党のトランプ大統領(74)と民主党候補のバイデン前副大統領(77)が大接戦を展開している。

【いつ決まるの?】イラストで解説する米大統領選の仕組み

 CNNによると、フロリダ州では開票率93%の時点で、トランプ氏の得票率が51・2%、バイデン氏の得票率は47・8%となっている。

 全米50州と首都ワシントンに割り振られた計538人の大統領選挙人の過半数270人を争う大統領選では激戦州の行方が勝敗を左右するが、選挙人数の多いフロリダ州は特に重要だとされ、事前の全国平均支持率で劣勢に立っていたトランプ氏にとって同州の勝利は再選への最低条件との見方も出ている。

 大統領選ではフロリダ州以外にも東部ペンシルベニア州(同20)、南部ノースカロライナ州(同15)、西部アリゾナ州(同11)などの行方も注目されている。

6090チバQ:2020/11/04(水) 13:54:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/50ab68fc7155d51254b9911d3dd094ce1072184b
激戦州、大接戦続く 投票率「100年で最高」の予測も
11/4(水) 10:29配信




3日、ペンシルベニア州フィラデルフィアで支持者に向けて手を振るバイデン氏=AP
 米大統領選は3日夜(日本時間4日午前)、全米各州で開票作業が始まった。再選を狙う共和党のドナルド・トランプ大統領(74)と、民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)が接戦を繰り広げているが、郵便投票の大幅な増加で開票作業が遅れる州もあり、勝者が判明するまで時間がかかる可能性もある。

【速報中】豆知識も交えて解説 各州の勝者、イラストで紹介

 大統領選は、各州と首都ワシントンに割り当てられた538人の「選挙人」の過半数を得た候補が勝利する。AP通信によると、米東部時間3日午後11時(日本時間4日午後1時)現在、バイデン氏がニューヨーク州やカリフォルニア州などで勝利を確実にし、209人の選挙人を獲得。一方、トランプ氏はケンタッキー州やサウスカロライナ州で勝利を確実にし、選挙人を112人得ている。テキサス州(選挙人38人)やフロリダ州(同29人)は接戦が続いている。

 フロリダ大のマイケル・マクドナルド教授の集計によると、全米で約1億117万人が期日前投票を行った。2016年大統領選の投票総数の約73%にあたる。マクドナルド氏は、今回の大統領選では約1億6千万人が投票し、投票率は67%と、過去100年で最も高くなると予測している。4年前の投票率は約60%だった。

 州別にみると、テキサス州は期日前投票だけで4年前の投票総数を上回り、フロリダ、ジョージア、ノースカロライナの各州も前回の9割を超えた。いずれも、トランプ氏が勝利するためには勝たなければいけない、重要州だ。

6091チバQ:2020/11/04(水) 13:55:35

https://news.yahoo.co.jp/articles/b43373913bdb62943aa6e398330d8ca8b2b09062
大票田フロリダ州でトランプ氏勝利…FOXニュース
11/4(水) 13:27配信


 米FOXニュースは、米大統領選で、トランプ氏が大票田のフロリダ州で勝利したと報じた。


https://news.yahoo.co.jp/articles/a9681831996910037348e73fa7c2003bf1de1012
「Qアノン」信奉候補が初当選 米下院、共和党の女性実業家
11/4(水) 13:38配信


 【ワシントン共同】3日に投開票された米連邦下院選の南部ジョージア州の選挙区で、過激な陰謀論を広めるトランプ大統領支持勢力「Qアノン」の信奉者と公言した共和党の女性実業家マージョリー・グリーン氏の初当選が確実となった。米メディアが伝えた。

 グリーン氏は州都アトランタの北西に広がる第14選挙区から出馬。Qアノンは民主党の政治家らエリート層が悪魔崇拝の「ディープステート(闇の政府)」を形成し、児童買春や人身売買に関わっているなどとの説を展開。トランプ氏を熱狂的に支持している。

6092とはずがたり:2020/11/04(水) 14:49:29
トランプ氏、激戦州オハイオで勝利 米報道
https://news.livedoor.com/article/detail/19167329/
2020年11月4日 14時5分 AFPBB News
米国のドナルド・トランプ大統領。米オハイオ州サークルビルで(2020年10月24日撮影)。(c)MANDEL NGAN / AFP
写真拡大

【AFP=時事】3日投開票された米大統領選は、接戦だった中西部オハイオ州で、共和党の現職ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が勝利した。米メディアが報じた。「オハイオを制する者が全米を制する」と呼ばれる注目州で、前回もトランプ氏が制していた。選挙人は18人。

【翻訳編集】AFPBB News

6093とはずがたり:2020/11/04(水) 14:50:15
バイデン氏「フロリダ取らなくても勝てる」
https://news.livedoor.com/article/detail/19167326/
2020年11月4日 13時56分 日テレNEWS24

アメリカ大統領選挙は投開票日を迎えました。バイデン候補の地元、デラウェア州の演説会場から最新の中継(星真理子記者)です。

バイデン氏の演説会場は新型コロナウイルス対策のため屋外に設置されていますが、支持者の車が続々と到着し始めました。

会場に来た支持者「いい結果になると望みを持っている」「私たちには団結させてくれる大統領が必要」

バイデン氏は現在、自宅で運命の時を待っています。大票田のフロリダ州ですが、陣営幹部はトランプ大統領がリードとの情報が伝えられた時点で、「フロリダを取らなくても、まだ勝てる」と現地メディアに話しました。

動揺を見せず強気の姿勢ですが、この1か月、バイデン氏は自ら3回訪問し、土砂降りの雨の中でも演説を行うほど力を入れていました。勝機もあると見ていただけに、落とせばバイデン氏にとっては痛手になります。

6094チバQ:2020/11/04(水) 15:44:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/74dd58f266500bb1a5624da70b6a065fd562c94d
速報中】注目のフロリダ・テキサスはトランプ氏勝利 
11/4(水) 13:45配信




ホワイトハウス前に集まった有権者や報道陣。トランプ大統領の支持・不支持が入り交じっていた=2020年11月3日午後0時15分、ワシントン、野上英文撮影
 共和党のドナルド・トランプ米大統領(74)と民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)が争うアメリカ大統領選の開票が、日本時間の4日朝から始まりました。世界を揺さぶってきた「トランプ政治」の継続か、それとも終幕か。世界が注目する選挙の行方をタイムラインで詳報します。

■テキサスでトランプ氏勝利[15:10]

■バイデン氏「勝利を宣言するのは…」[14:59]

バイデン氏が、大統領選の開票状況をめぐり、「勝利を宣言するのは、私でもトランプでもなく、有権者だ」と主張。続けて、こうツイートした。「我々はこの状況に満足している。選挙の勝利に向かっていると信じている」

■FOXニュースの速報にトランプ陣営が抗議[14:50]

【現地記者から】FOXニュースが「アリゾナ州はバイデン氏勝利」と報じたことに対し、視聴者やトランプ陣営から抗議が来ているという。FOXニュース側の責任者がニュースに出てきて「申し訳ないが、間違いない」と断言した。(ニューヨーク=鵜飼啓)

■ツイッター社がトランプ氏に「警告」[14:49]

トランプ氏のツイートに対し、ツイッター社が「警告」をつけた。トランプ氏の「我々が大差をつけて勝っているが、彼らは我々の勝利を盗もうとしている。絶対にそうはさせない。投票所が閉まれば、もう投票はできない!」というツイートについて「誤解を招いている可能性がある」とした。

■バイデン氏がデラウェア州で演説[14:45]

【現地記者から】バイデン氏が初演説。マスクを外して「よく待ってくれている」と支援者に語りかける。結果の判明に時間がかかるとの認識を示し、「feel good(良い感じ)」「勝利への軌道に乗っている」「結果には楽観的だ」と述べる。 顔ははさすがに疲れが浮かんでいる。 演説は短く、3分程度で終了。(ウィルミントン=藤原学思)

■トランプ氏「今夜、勝利宣言をする」[14:45]

トランプ氏がツイート。「私は今夜、宣言をする。圧勝だ!」

■フロリダ・アイオワ・オハイオでトランプ氏勝利[14:40]

■モンタナはトランプ氏勝利[14:20]

■ミネソタ・ハワイはバイデン氏勝利[14:20]

■史上最年少の下院議員が誕生[13:21]

ノースカロライナ州の下院選で共和党のマディソン・コーソーン氏が初当選した。米メディアは、コーソーン氏は25歳で史上最年少の下院議員になると報道。コーソーン氏はツイッターで「選挙区の代表として働けることに興奮している」と喜びを表した。これまでの最年少はAOCの愛称で知られる、民主党のアレクサンドリア・オカシオコルテス氏(31)だった。

6095チバQ:2020/11/04(水) 15:45:29
■2州でトランプ氏勝利[13:05]

■西部3州でバイデン氏勝利[13:00]

■イバンカ氏、4年前の写真を投稿[12:57]

トランプ氏の娘イバンカ氏が、ツイッターに4年前の投票日の写真4枚を投稿。「Flashback : Election Day 2016」と思わせぶりなタイトル。意図するところは?

■ニューハンプシャーでバイデン氏勝利[12:55]

■まだ投票中の州も[12:45]

各地で開票が進む一方、全米最多の選挙人(55人)を抱えるカリフォルニア州や激戦州のひとつのネバダ州など米国西部の投票終了が近づいてきた。テレビ画面には、刻々と更新される各州の開票結果が表示される一方、投票終了が近づく州の視聴者に「残り投票時間」を知らせるテロップが表示された。ハワイ州やアラスカ州ではなお数時間投票が続く。国内に時差がある米国で、州ごとに割り当てられた「選挙人」を選ぶ大統領選ならではの光景だ。

■ミズーリでトランプ氏勝利[12:35]

■トランプ氏、事前予想よりも勢い[12:25]

開票が進み、バイデン氏が131人、トランプ氏が98人の選挙人を獲得した。開票状況によると、勝敗を左右する激戦州では、事前の世論調査よりもトランプ氏に勢いがある。大接戦が続いており、勝利に必要な270人の選挙人を獲得するまでまだ時間がかかる見通しだ。

■最年少議員「AOC」が再選[12:16]

AOCとして知られる民主党の下院議員、アレクサンドリア・オカシオコルテス氏(31)が再選の速報にツイッターで喜びの声。「労働者世帯のために議会で働くのは私の人生で最大の名誉、特権、責任です。何百万ドルも使った相手に対し、私を信頼して再選してくれたブロンクスとクイーンズ(ニューヨークの区)に感謝」

■カンザスでトランプ氏勝利[12:15]

■民主党「地滑り」起こせず?[12:12]

米CNNはフロリダ州でトランプ氏が優勢な開票の経過について、「民主党が望む地滑りが起こせない前兆」と表現した。さらに、バイデン氏の票が伸び悩んだ理由として、ヒスパニックにうまく浸透できなかったと指摘。「トランプ氏がバイデン氏を社会主義者と呼び、攻撃したキャンペーンがこのエリアでは功を奏した」と分析した。

6096チバQ:2020/11/04(水) 15:45:41
■「熱狂」は見られず[11:50]

【現地記者から】ペンシルベニア州フィラデルフィアから30分、デラウェア州ウィルミントンに移動しました。ここにはバイデン氏の自宅があり、バイデン氏本人が支持者集会に出るかもしれないとのことです。残念ながら入場パスはコロナ禍の状況で数が制限されて取れませんでしたが、多くの海外メディアが会場の近くで待機しています。集まっている支持者に話を聞きましたが、「家が近いからきた」「民主党員だからきた」など、「熱狂的な」支持者が見当たりません。これがオバマ氏だったら、トランプ氏だったら、と考えてしまいます。会場の外もあふれかえるのではないか、と。(ウィルミントン=藤原学思)

■3州のうち一つでも勝てば…[11:50]

ニューヨーク・タイムズはフロリダ、ジョージア、ノースカロライナの3州に注目。バイデン氏がこのうち一つに勝てば当選する可能性が高く、トランプ氏がすべてに勝利した場合、勝者が宣言されるまでに数日以上かかる可能性があるとしている。いずれもトランプ氏がリードしている。開票が済んだ地域の分析も紹介しており、トランプ氏は2016年と比べて都市部や非白人が多い地域で大きく得票を増やしており、バイデン氏は主に65歳以上が住む地域と白人で大卒の少ない地域でわずかに得票を増やした。

■開票の順番で変わるシナリオ[11:45]

【現地記者から】フロリダ州やノースカロライナ州などは、期日前投票から開票作業を始めるため、最初はバイデン氏が優勢で、その後、トランプ氏がひっくり返す可能性があります。当日の投票から数え、郵便投票は後になる州では逆のシナリオになるかもしれません。(ワシントン=沢村亙)

■コロラドはバイデン氏勝利[11:40]

■ワシントンDCはバイデン氏勝利[11:30]

■注目は中西部オハイオへ[11:30]

【現地記者から】米メディアや専門家の注目がオハイオ州の行方に集まっています。同州でバイデン氏が勝利すると、2016年にトランプ氏が制した州をバイデン氏がひっくり返すことになり、バイデン氏が勝利に近づくためです。CNN、FOX、NBCなどがいずれもオハイオ州の現状分析に時間をかけています。(サンフランシスコ=尾形聡彦)

■フロリダはトランプ氏優勢か[11:20]

【現地記者から】フロリダ州が前回に続いてトランプ勝利となりそうな中、次の焦点は中西部に移ってきそうです。オハイオ州でバイデン氏がリードしてます。(ワシントン=金成隆一)

■ニューヨークはバイデン氏勝利[11:05]

■5州でトランプ勝利[11:00]

■ニューメキシコはバイデン勝利[11:00]

■インディアナでトランプ氏勝利[10:55]

6097チバQ:2020/11/04(水) 15:45:55
■米史上初のトランスジェンダーの上院議員が誕生[10:51]

LGBTQの活動家でトランスジェンダーのサラ・マクブライド氏がデラウェア州選出の上院議員に当選。マクブライド氏は「上院選に勝ちました。ありがとう、ありがとう、ありがとう」とツイート。米メディアは、トランスジェンダーを公言している上院議員の誕生はアメリカ史上初と伝えている。

■激戦のペンシルベニア、情勢は?[10:48]

【現地記者から】開票が始まったペンシルベニア州はバイデン氏がリード。しかし、昼間に各地の投票所を警戒で回っていた同州ヨーク郡の民主党関係者は「very heavy republican turnout(共和党支持者がとても多く投票している)」と話していました。(ワシントン=大島隆)

■現時点ではバイデン氏やや優位か[10:45]

【現地記者から】アメリカ大統領選で注目のフロリダ州。ヒスパニック系の人口が多い大票田マイアミ・デイド郡でバイデン氏の票の出方が弱いことについて、米メディアで「バイデン氏にとってフロリダ州ではかなりのマイナス」という分析が増え始めています。MSNBC、CNN、538などが同様の見方をしています。開票途中の段階で、注目州のなかでは、フロリダ州でトランプ氏がやや優勢であることは予想されていたことですが、オハイオ州とノースカロライナ州でバイデン氏が優勢になっていることは驚きです。全体的にいうと、現時点ではバイデン氏がやや優位に立っていると見てよいと思います(サンフランシスコ=尾形聡彦)

■アーカンソーでトランプ氏勝利[10:33]

■ハガティ前駐日米大使、上院議員に当選[10:23]

前駐日米大使のウィリアム・ハガティ氏が南部テネシー州の上院選で当選を確実にした。複数のメディアが報じた。

■飼い主と一緒に…

各地の投票所では飼い主に連れられてやってきた犬や猫の姿も。飼い主の投じる一票の行方を見守った。

■フロリダ州に注目

開票が始まり、早くもケンタッキー州やバージニア州などでは両者の結果が出始めた。ただ、全米で見ればまだまだ序盤で勝敗の行方は見通せていない。勝敗を左右するのは4年前にトランプ氏がすべて勝利した激戦6州(ミシガン、ペンシルベニア、ウィスコンシン、フロリダ、アリゾナ、ノースカロライナ)の結果だ。なかでも早期に結果が判明する大票田(選挙人29人)のフロリダに全米の注目が集まっている。報道機関は州内の選挙区ごとの開票結果や予想を詳報。現在、トランプ、バイデン両氏による接戦が続いている。

■7州でバイデン氏勝利[10:05]

■4州でトランプ氏勝利[10:05]

■サウスカロライナ州はトランプ氏勝利[09:55]

■まずはこの4州に注目[09:50]

【現地記者から】序盤の最大の注目ポイントは、フロリダ、ノースカロライナ、アリゾナ、ジョージアだ。トランプ氏にとって勝利のためには必須の州。これらで勝てば、逆転勝利の可能性が生まれ、敗北すれば一気に苦しくなる。(ワシントン=園田耕司)

6098チバQ:2020/11/04(水) 15:46:09
■バージニアはバイデン氏勝利[09:38]

■ホワイトハウスの外には[09:34]

ホワイトハウスの外に、反トランプのデモ隊が「トランプを排除しろ」と書かれた巨大なサインを掲げる。米ABCテレビのホワイトハウス担当記者がツイッターに写真を投稿。

■ウェストバージニアはトランプ氏勝利[09:32]

■最大の関心事は「コロナ」[09:11]

AP通信が大統領選での最大の関心事を聞いた世論調査の結果によると、有権者の42%が「新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)」と回答して最も多かった。次いで「経済と雇用」が27%だった。移民や中絶、気候変動などは10%未満だった。

■バーモント州はバイデン氏、ケンタッキー州はトランプ氏勝利[09:10]

■米国の進むべき道は[09:00]

FOXニュースの出口調査によると、米国の方向性は「正しい」が37%、「間違っている」が63%だった。政府の役割については「もっと果たすべき」が60%、「やりすぎ」が40%だった。

■混乱に備え警察や州兵も[08:40]

CBSによると、ニューヨーク市警察は大統領選開票の抗議活動などの混乱に備え数千人が警戒に当たると発表した。一方、米軍の準機関紙「スターズ・アンド・ストライプス」はイリノイ、フロリダ、マサチューセッツ、オレゴン、ニュージャージーの各州で、州兵の部隊が待機していると伝えた。

■両陣営とも、投票の列にとどまるよう訴え[08:33]

投票の締め切りが迫る中で、バイデン氏、ハリス氏ら民主党陣営、トランプ氏長男や、娘のイバンカ氏ら共和党陣営ともに、最後まで投票の列にとどまるよう続々ツイッターで訴え。オバマ前大統領も「あいつらが投票をやりにくくしたのには理由がある。投票はチェンジをもたらすからだ」とツイートし、最後まで投票を試みることを求めた。

■マーケットはバイデン氏勝利に期待?[08:35]

【現地記者から】ダウが大幅続伸しました。バイデン氏の勝利にマーケットの期待が高まっているから、と米メディアは分析しています。一方、FOXニュースは原油価格の下落について、「投資家がバイデン氏の勝利を懸念しているから」としています。(ワシントン=沢村亙)

■トランプ氏「いい戦いをしている」[08:15]

トランプ氏がツイッターで「国中でいい戦いをしているようだ」と自信。有権者に「THANK YOU!」

■一部の州で開票作業始まる[08:00]

米中西部インディアナ州など一部の州で投票が締め切られ、開票が始まった。東部から西部にかけて順次開票作業が行われる。すでに1億人以上が郵便投票などで期日前投票を行っており、集計が遅れる可能性もある。
朝日新聞社

6099チバQ:2020/11/04(水) 16:04:03
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020110400931&amp;g=int
上院多数派めぐり激戦 下院、民主の過半数確実―米議会選
2020年11月04日15時48分

 【ワシントン時事】3日の米大統領選と同時に行われた連邦議会選は4日、開票作業が続いた。野党民主党が6年ぶりとなる上院(定数100)での過半数奪取に攻勢をかけたのに対し、与党共和党も民主党現職の議席を奪い返すなど激戦となった。下院(定数435)では民主党が多数派維持を確実にした。
 上院は外交や人事承認などに権限を持ち、政権運営に大きな影響力を持つ。上院の現有勢力は共和党53に対し、民主党47(無所属2を含む)。今回改選対象となった35議席中、改選数の多い共和党(23議席)は「守りの選挙」を強いられた。
 米メディアによると、民主党はコロラド、アリゾナ両州で共和党から議席を奪取。ニュージャージーなど東部の州を堅持する一方、共和党系のモンタナ州でも接戦に持ち込んだ。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020110400215&amp;g=int
民主、上院過半数へ攻勢 下院は維持の見通し―米議会選
2020年11月04日13時26分

 【ワシントン時事】米連邦議会の上下両院選挙の投票が3日、大統領選と同時に行われた。上院(定数100)選では野党民主党が6年ぶりの過半数奪取に攻勢をかけ、改選議席数の多い与党共和党は「守りの選挙」を強いられた。民主党は下院(定数435)でも議席を伸ばし、多数党の立場を維持する勢い。次期大統領の政権運営に大きな影響を与える議会選は、民主党優勢で進んでいる。
ハガティ前駐日大使が当確 米上院選
 外交や人事承認に権限を持つ上院の現有勢力は共和党53に対して民主党47(無所属2を含む)。今回は定数の約3分の1に当たる35議席(共和23、民主12)が改選された。
 米メディアによると、民主党はコロラド州で共和党から議席を奪取したほか、バージニア、イリノイ両州などで勝利。共和党議員が現職のアリゾナ州でも優勢が予想されている。

6100チバQ:2020/11/04(水) 16:07:04
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020110400931&amp;g=int
上院多数派めぐり激戦 下院、民主の過半数確実―米議会選
2020年11月04日15時48分

 【ワシントン時事】3日の米大統領選と同時に行われた連邦議会選は4日、開票作業が続いた。野党民主党が6年ぶりとなる上院(定数100)での過半数奪取に攻勢をかけたのに対し、与党共和党も民主党現職の議席を奪い返すなど激戦となった。下院(定数435)では民主党が多数派維持を確実にした。
 上院は外交や人事承認などに権限を持ち、政権運営に大きな影響力を持つ。上院の現有勢力は共和党53に対し、民主党47(無所属2を含む)。今回改選対象となった35議席中、改選数の多い共和党(23議席)は「守りの選挙」を強いられた。
 米メディアによると、民主党はコロラド、アリゾナ両州で共和党から議席を奪取。ニュージャージーなど東部の州を堅持する一方、共和党系のモンタナ州でも接戦に持ち込んだ。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020110400215&amp;g=int
民主、上院過半数へ攻勢 下院は維持の見通し―米議会選
2020年11月04日13時26分

 【ワシントン時事】米連邦議会の上下両院選挙の投票が3日、大統領選と同時に行われた。上院(定数100)選では野党民主党が6年ぶりの過半数奪取に攻勢をかけ、改選議席数の多い与党共和党は「守りの選挙」を強いられた。民主党は下院(定数435)でも議席を伸ばし、多数党の立場を維持する勢い。次期大統領の政権運営に大きな影響を与える議会選は、民主党優勢で進んでいる。
ハガティ前駐日大使が当確 米上院選
 外交や人事承認に権限を持つ上院の現有勢力は共和党53に対して民主党47(無所属2を含む)。今回は定数の約3分の1に当たる35議席(共和23、民主12)が改選された。
 米メディアによると、民主党はコロラド州で共和党から議席を奪取したほか、バージニア、イリノイ両州などで勝利。共和党議員が現職のアリゾナ州でも優勢が予想されている。

6101チバQ:2020/11/04(水) 17:38:51
ミネソタって激戦州だったの?
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd2199a1c7fa1de563f46939fc7517578d04faae
バイデン氏、激戦州ミネソタで勝利 米報道
11/4(水) 14:41配信

米民衆党のジョー・バイデン前副大統領。米ミネソタ州セントポールで(2020年10月30日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】3日投開票された米大統領選は、接戦だった中西部ミネソタ州で、民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)氏が勝利した。米メディアが報じた。前回も民主党候補ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏が制していた。選挙人は10人。

図解でみる米大統領選2020

 ミネソタ州は、黒人男性のジョージ・フロイド(George Floyd)さんが白人警官から首を圧迫されて亡くなった事件が起きた州。これをきっかけに「Black Lives Matter (黒人の命は大切)」のスローガンのもと、人種差別に対する抗議デモが広がった。【翻訳編集】 AFPBB News

6102チバQ:2020/11/04(水) 19:39:55
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20201104k0000m010192000c.html
トランプ氏とバイデン氏、大接戦 「ラストベルト」が最後の決め手に
2020/11/04 17:49毎日新聞

トランプ氏とバイデン氏、大接戦 「ラストベルト」が最後の決め手に

ホワイトハウスで演説するトランプ大統領(左)とデラウェア州で演説するバイデン前副大統領=いずれも2020年11月4日、AP

(毎日新聞)

 3日投票の米大統領選は4日未明(日本時間4日午後)も開票作業が行われた。共和党のドナルド・トランプ大統領(74)と民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)の大接戦が続く中、開票が比較的遅れている東部ペンシルベニア州など「ラストベルト(さびついた工業地帯)」の3州の結果が「最後の決め手」となる公算が大きくなった。前回2016年の選挙ではトランプ氏が総なめして勝利につなげたが、今回はバイデン氏との接戦が続いている。

 ラストベルトは民主党のシンボルカラーにちなんで「青の壁」と呼ばれる民主党の地盤だった。しかし、前回の選挙では、工場や炭鉱で働き、産業構造の転換に伴って収入や雇用機会が減少した白人ら「忘れ去られた人々」がトランプ氏を支持し、初当選につながったと分析された。

 ペンシルベニア、中西部ウィスコンシン、ミシガンの3州では今回も接戦が続いている。

 全米50州と首都ワシントンに配分された計538人の選挙人の過半数(270人)を占めた候補が勝利する大統領選で、3州に割り振られた選挙人は計46人。米紙ニューヨーク・タイムズによると、4日午後5時時点の獲得選挙人はトランプ氏が213人、バイデン氏が225人となっており、開票作業が比較的遅れている3州の行方が「最後の決め手」となる公算が大きい。

 トランプ氏は南部フロリダ州など23州、バイデン氏は中西部ミネソタ州など20州と首都ワシントンで勝利を確実にしている。

6103チバQ:2020/11/04(水) 19:40:50
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3313586.html
バイデン氏、激戦州アリゾナで勝利 米報道
2020/11/04 17:02AFPBB News

バイデン氏、激戦州アリゾナで勝利 米報道

米アリゾナ州フェニックスで行われた選挙集会で、州旗の前で演説する民主党候補のジョー・バイデン前副大統領(2020年10月8日撮影)。(c)Brendan Smialowski / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】3日投開票された米大統領選は、共和党のドナルド・トランプ氏が前回制した西部の激戦州アリゾナで、民主党のジョー・バイデン氏が勝利した。米メディアが報じた。選挙人は11人。 【翻訳編集】AFPBB News

6104チバQ:2020/11/04(水) 19:43:28
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20201104k0000m030243000c.html
各州の勝者は4年前と酷似 トランプ氏が接戦州で強さ発揮
2020/11/04 19:01毎日新聞

各州の勝者は4年前と酷似 トランプ氏が接戦州で強さ発揮

ミシガン州での選挙集会後に踊るトランプ大統領(左)とペンシルベニア州で聴衆に訴えかけるバイデン前副大統領=いずれも2020年11月3日、AP

(毎日新聞)

 3日投票の米大統領選は、全米50州と首都ワシントンのうち8州を除いて大勢が判明した。4日午後6時時点で判明した42州と首都の勝者は2016年の前回選挙と全く同じで、接戦州でドナルド・トランプ大統領(74)が勝負強さを見せている。残る8州のうち7州は前回トランプ氏が制したが、今回は接戦が続いており、東部ペンシルベニアや北西部ミシガンの両州など大票田の行方が勝敗のカギとなる。

 米大統領選では、各州と首都に割り振られた計538人の選挙人の過半数(270人)を獲得した候補が当選する。米紙ニューヨーク・タイムズによると、4日午後6時時点の獲得選挙人はトランプ氏が213人、民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)が227人。当選するためにはトランプ氏は57人、バイデン氏は43人を上積みする必要がある。

 残る州のうちアリゾナ州(選挙人11人)では、AP通信などがバイデン氏の優勢を報じている。バイデン氏は、比較的選挙人が多いペンシルベニア(20人)、ミシガン(16人)、ジョージア(16人)のうち2州で勝てば、当選する計算だ。

 一方、トランプ氏はアラスカ州(3人)での勝利が有力視されているが、当選のためにはさらに4州以上で勝つ必要がある。

6105チバQ:2020/11/04(水) 19:46:07
◆トランプ
フロリダ オハイオ テキサス アイオワ
◆バイデン 
アリゾナ


◆未定
ペンシルベニア 20(郵便開票時間かかる)
ミシガン 16(郵便開票時間かかる)
ノースカロライナ15 4日9時半
ウィスコンシン10 (郵便開票時間かかる)
ジョージア 16 4日午前9時

6106チバQ:2020/11/04(水) 19:48:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/68cbf2941d9790d611dab6c316a2c18dc74732cf
トランプ氏、一方的に「勝利した」 開票中止求める考え
11/4(水) 17:44配信

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朝日新聞デジタル
米ホワイトハウスで4日、演説するトランプ氏=AP

 米大統領選の開票が続く4日午前2時30分(日本時間同日午後4時30分)ごろトランプ大統領はホワイトハウスで演説し、「我が国に対する重大な詐欺が起きている」「我々は選挙に勝つ準備ができている。いや、率直に言って、我々は勝利した」と宣言した。まだアリゾナやペンシルベニアなど多くの激戦州で開票が続いているが、「最高裁判所に行く。全ての投票をやめさせる」と述べ、訴訟を起こして、開票作業をやめさせる考えを明らかにした。

【特集】トランプ氏とバイデン氏、最新の開票結果は

 トランプ氏が根拠なく「勝利宣言」を行う懸念は以前からあり、米メディアは演説について一斉に「極めて無責任な発言だ」「民主主義を損なう」などと批判している。(ワシントン=香取啓介)

6107名無しさん:2020/11/04(水) 20:00:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/c47cec74b4b3fa790602e1768b19fcd4d7d6f4b4
フロリダの行方が勝敗を決定、米大統領選、シナリオを占う
11/4(水) 12:23配信

 トランプ大統領の再選か、バイデン前副大統領の政権奪取か。米大統領選は3日、支持率で後塵を拝してきたトランプ氏が土壇場で猛追を見せる中、投票日を迎える。前回トランプ氏が逆転勝利したのと同様、予断を許さない状況だが、勝敗はつまるところ激戦州フロリダの帰すうに掛かっている。最もあり得るシナリオを占った。

トランプ氏、フロリダ落とせば絶望
 ワシントン・ポストやニューヨーク・タイムズなどの米メディアや複数の選挙分析サイトによると、トランプ氏は激戦6州といわれる南部フロリダ、ノースカロライナ、東部ペンシルベニア、中西部ミシガン、ウィスコンシン、西部アリゾナで激しく追い上げ、1日現在、6州の平均支持率で「3.2ポイント差」(リアル・クリア・ポリティクス)まで迫った。

 10月中旬の時点でこれら激戦州のバイデン氏との支持率差は5ポイント程度開いていたが、積極的な遊説を重ね、「誤差の範囲」(専門家)にまで差を詰めた。こうした中で、トランプ氏が絶対に落とせないのがフロリダ州だ。大統領選挙人はニューヨーク州と同数の全米で3番目に多い29人。

 フロリダとアリゾナは他の激戦州と比べると、支持率はほぼ互角。トランプ氏の勝利を予想している「トラファルガー・グループ」の分析では、トランプ氏が3ポイント弱優位に立っている。同グループは、激戦州ではウィスコンシンを除く5州でトランプ氏がリードしている、としている。主要な十数社の世論調査でこの半年、トランプ氏が優勢と一度でも予測したのは同グループの他は一社のみだ。

 激戦州を除くトランプ氏の基礎票は前回、大差で勝った中西部のアイオワ(選挙人6)、オハイオ(同18)両州を今回も獲得すると仮定して204人。これに激戦州で比較的勝つ確率の高いフロリダ、アリゾナ(選挙人11)、ノースカロライナ(同15)を加えると、259人となり、過半数の270人を獲得するためには、残り11人が必要だ。

 トランプ氏としては、これにペンシルベニア州(同20)、ないしはミシガン州(同16)を制すれば、勝利できることになるし、ウィスコンシン州(同10)のみの獲得でも269人で、同点に持ち込むことが可能だ。無論、フロリダ州で負けても、前回同様、ペンシルベニアなど他の激戦州を軒並み制すれば、270人を上回り勝つことはできる。

 だが、現状では6ポイント以上の差を付けられているミシガン州やウィスコンシン州を含め、フロリダ以外の全ての激戦州で勝利するのは極めて困難だ。つまり、「フロリダを落とせばゲーム・オーバー」(アナリスト)になる可能性が強いと言わざるを得ない。いかにフロリダ州がトランプ氏にとって死活的であるかが分かるだろう。

6108名無しさん:2020/11/04(水) 20:00:54
>>6107

バイデン氏、3ポイント失っても優位変わらず
 バイデン氏の場合はどうか。同氏の基礎票を前回のヒラリー・クリントン氏が獲得した232人とした場合、全米の平均支持率がそのまま選挙結果に反映されれば、楽に逃げ切ることができる。激戦州のうち、仮にフロリダとアリゾナ、ノースカロライナの3州でトランプ氏に競り負けたとしても、残りのペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシンの3州で勝てば、獲得選挙人数は278人で当選となる。

 トランプ氏の猛追を受けているものの、「リアル・クリア・ポリティクス」によると、バイデン氏はペンシルベニア州、ミシガン州、ウィスコンシン州で、それぞれ4.3、6.1、6.8各ポイントの差を付けており、大接戦のフロリダ州やアリゾナ州で負けたとしても、なお優位にあることは間違いない。

 バイデン氏がフロリダ州で勝った場合、獲得選挙人数は261となり、後は残りの激戦州の1州でも制すれば、勝利となる。また、現在の平均支持率が実際の投票で3ポイント、トランプ氏に傾いたとしても勝てる見通しで、バイデン氏の優位は揺るがない。

 フロリダ州での勝負は前回、トランプ氏がクリントン氏を1.2ポイント差で振り切った。トランプ氏の勝因としては、態度未決定だった無党派層が土壇場でトランプ氏に大量に流れ、都市郊外に住む白人男女、高齢者からの支持を受けた。しかし、フロリダ大学のダニエル・スミス教授によると、高齢者は今回、トランプ氏の新型コロナウイルス対策に批判的だという。

 また別の調査によると、白人の大卒女性は前回、60%がトランプ氏を支持し、クリントン氏支持は37%しかいなかった。今回は64%がバイデン氏を支持、トランプ氏支持は35%にとどまっている。バイデン氏の不安はヒスパニック層に弱いとされるところだろう。同州ではすでに700万人(前回の約80%)を超える有権者が期日前投票を終えていると伝えられている。

フロリダはすでに開票作業
 今回の選挙はコロナ禍の影響で郵便投票など期日前投票が急増、「米選挙プロジェクト」などによると、すでに9300万人以上が期日前投票を行った。有権者の関心は高く、投票率は前回の55.3%を大きく上回って最終的に65%程度に達し、史上まれにみる高投票率になる見通し。投票率が高くなれば、バイデン氏が有利とされている。

 最大の関心はいつ選挙結果が判明するかだ。通常は選挙当日に大勢が判明し、勝った方と負けた方がそれぞれ勝利宣言と敗北宣言をし、事実上勝敗が決着する。だが、今回は郵便投票がいつもの3倍に増えると予想されており、開票作業に手間がかかる上、消印が有効であれば、選挙日が過ぎて到着する郵便投票も認める州が多くあり、開票結果が大幅に遅れる懸念が出ている。だが、実際にいつになったら選挙結果が確定するかは分からないというのが正直なところだ。

 では、肝心のフロリダ州はどうか。ワシントン・ポストによると、同州は3日の午後8時ごろ(日本時間4日午前10時ごろ)に第1回目の結果を発表する見通し。同州は期日前投票について、選挙当日前から開票作業を行うことが許されており、他と比べると、比較的早い段階で結果が判明するかもしれない。アリゾナ州も選挙当日前の開票作業を認めている。

 だが、もう1つの焦点であるペンシルベニア州の場合は郵便投票について、選挙当日まで開票作業を始めることが禁じられている。このため大勢判明には「数日かかる」(州当局者)見通しだという。同州では投票日の3日後の到着分まで有効と見なす仕組みだ。同紙によると、3月中旬以降、連邦議員選出の予備選挙が23州で実施されたが、郵便投票が増えたため、結果判明には平均4日かかっている。

 選挙まで最後の日曜日となった1日、トランプ氏は激戦州など5州を飛び回って遊説したが、選挙当日を過ぎて到着する郵便投票が許されることに強い不満を表明。早くも選挙後に、裁判を起こすことも辞さない姿勢を示した。ワシントンではトランプ氏が郵便投票の開票が完了しない前に、勝利宣言するのではないかとの憶測が一段と強まっている。

佐々木伸 (星槎大学大学院教授)

6109名無しさん:2020/11/04(水) 20:02:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/4c0a1357dad649d5c6d52b49a418e51bc29ca206
大票田のフロリダ州、トランプ氏わずかに優勢…NY州やイリノイ州はバイデン氏
11/4(水) 12:00配信

 【ワシントン=海谷道隆】各州で開票が進む米大統領選では、共和党のトランプ大統領と民主党のジョー・バイデン前副大統領がそれぞれ伝統的な党の牙城での勝利を次々と決めている。勝敗の鍵を握る接戦州では、大票田のフロリダ州(選挙人29人)でトランプ氏がわずかに優勢となるなど激しい競り合いとなっている。

 AP通信によると、2016年大統領選でトランプ氏が僅差で制したフロリダ州では、予測開票率90%時点で、トランプ氏がバイデン氏に得票率で3ポイント超リードしている。

 トランプ陣営はフロリダ州を「絶対に落とせない州」と位置づけ、トランプ氏が新型コロナウイルスに感染して中断した選挙遊説の再開先に選ぶなどしてきた。新型コロナの影響で、感染対策を重視する高齢層のトランプ氏離れも指摘され、バイデン氏も奪還を狙ってたびたび現地入りした。

 3日午後9時(日本時間4日午前11時)時点の集計では、トランプ氏は2016年大統領選で制したサウスカロライナ州、ケンタッキー州などの南部各州を中心に手堅く選挙人を積み上げている。バイデン氏はニューヨーク州などの東部各州や大都市シカゴを抱えるイリノイ州など民主党の地盤を順当に押さえている。

 トランプ氏は、ジョージア州で接戦に持ち込まれているが、予測開票率45%時点では有利に戦いを進めている。バイデン氏は、4年前にトランプ氏が制した州のうち、オハイオ州や、カリフォルニア州(選挙人55人)に次ぐ選挙人38人を抱え、共和党地盤のテキサス州で、大接戦に持ち込んでいる。

 このまま各地で一進一退の攻防が続けば、前回トランプ氏が僅差で制し、選挙戦での勝利を引き寄せたペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシンの3州の行方が重要な意味合いを持つ展開になりそうだ。

 3州とも郵便投票の大幅増により開票作業に時間を要すると予想されている。特に投票日の消印があれば、6日までの到着分まで有効とするペンシルベニア州では結果判明に数日以上かかるとの分析も出ている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/40de47f4d38bd932b098b7a80d24481c8538f12d
トランプ氏が2州、バイデン氏が5州で勝利確実 米大統領選
11/4(水) 10:16配信

 米大統領選の開票が3日夜(日本時間4日午前)、東部諸州から本格的に始まった。米CNNテレビによると、共和党のドナルド・トランプ大統領(74)がインディアナ、オクラホマ両州、民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)がバーモント、マサチューセッツ、メリーランドなど5州で勝利を確実にした。勝敗を左右するノースカロライナ州などの激戦州は接戦が続いている。大統領選は全米50州と首都ワシントンに配分された計538人の選挙人のうち、過半数(270)を制した候補が勝利する仕組みで、獲得した選挙人はトランプ氏が18人、バイデン氏が30人となった。

 郵便投票の利用拡大により期日前投票が急増した今回は大勢判明が遅れる可能性もある。投票総数は2016年の前回選(約1億3800万人)を上回る見通しだ。

 トランプ氏は3日午後、陣営のスタッフに謝意を述べるため首都ワシントン近郊の選挙対策本部を訪れた。「今日は素晴らしい日になるだろうが、もっと大事なことは、これから素晴らしい4年間が待っているということだ」と述べ、勝利に自信を見せた。トランプ氏はホワイトハウスで政権幹部らと共に開票を見守る。3日夜には「全米で我々の状況はとても良いようだ!」とツイートした。

 バイデン氏は3日午前から、接戦州の東部ペンシルベニア州で遊説した。フィラデルフィアでの演説では「中流階級を再建する。当選すれば、私は共和党でも民主党でもなく、米国の大統領になることを約束する」と宣言。「まだ投票していない人がいれば最後まで呼びかけてほしい」と訴えた。バイデン氏は3日夜、地元の東部デラウェア州で国民向けの演説を行う予定だ。

 今回の選挙はトランプ政権の1期4年に加え、世界最多の感染・死者数を出した新型コロナウイルスへの対応の評価が問われた。さらに感染拡大により打撃を受けた経済の回復策や人種差別問題が争点となった。

 コロナ危機を受け、今回は投票所に足を運ばずに投票できる郵便投票の利用が急増。フロリダ大の米選挙プロジェクトの集計によると、3日午後現在で郵便を含めた期日前投票を済ませた人の数は1億人を突破した。【ワシントン高本耕太】

6110名無しさん:2020/11/04(水) 20:03:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/65cc46f77eba490d8f3d97f099a2b4998ca79310
アメリカ大統領選:勝敗を分ける「激戦8州」。最重要はフロリダ州、大勢はいつ判明?
11/4(水) 8:10配信

アメリカ大統領選は11月3日午後8時(日本時間)から順次投票が始まった。トランプ大統領(共和党)とバイデン前副大統領(民主党)の接戦が伝えられる今回の選挙。勝利の鍵を握るのは「スイングステート」と呼ばれる激戦州だ。

激戦8州の選挙戦終盤の世論調査とあわせて、大統領選のしくみや勝敗を分けるポイントなどを確認しよう。

※開票速報など最新情報はこちら↓

争うのは「総得票数」ではなく「選挙人の獲得数」
まず、前提として知っておきたいのがアメリカ大統領選の仕組みだ。各州には「選挙人」と呼ばれる「大統領を選ぶ役割を担う人」がおり、この選挙人をどれだけ多く獲得できたかが勝敗を決める。

有権者は「トランプ」「バイデン」など、大統領候補者の名前が記された投票用紙にチェックを入れて一票を投じるが、実際にはどちらかを大統領として選ぶことを約束する「選挙人」を選ぶことになっている。得票数ではなく選挙人の数で決まるため、アメリカ大統領選は形式的には「間接投票」になる。

選挙人の数は全米50州とワシントンD.Cで538人。このうちの過半数(270人)をおさえた候補者が大統領になる。ネブラスカ州とメーン州以外は「勝者総取り」方式のため、各州で得票数が多かった候補者がその州の全選挙人を獲得する。

「レッドステート」「ブルーステート」「スイングステート」について知っておこう
アメリカでは伝統的に共和党支持者が多い州や民主党支持者が多い州など、各州で支持政党の傾向がある。

共和党を支持する傾向の州(レッドステート、赤い州)は南部や西部の内陸部に多く、農業や畜産に従事し、政治的にも宗教的にも保守的な傾向の人々が多いとされる。代表的なのはジョージア州やルイジアナ州、オクラホマ州、テキサス州などだ。

一方で、民主党を支持する傾向の州(ブルーステート、青い州)は北東部や西海岸などの都市部に多く、政治的にも宗教的にもリベラルな傾向の人々、黒人や移民などのマイノリティの人々などが多いとされている。ニューヨーク州やマサチューセッツ州、カリフォルニア州など代表的だ。

トランプ氏はレッドステートで、バイデン氏はブルーステートでの勝利を固められるかが、まずは勝利への第一条件となる。

一方で、全米各州の中には「スイングステート」と呼ばれる州がある。大統領選のたびに、民主党・共和党が接戦を繰り広げる激戦州だ。両候補とも150億円以上もの広告費を投じており、この「スイングステート」の行方が大統領選の結果を大きく左右すると見られている。

選挙戦最終盤の世論調査などとあわせて、注目すべき激戦州を簡単に見ていこう。

6111名無しさん:2020/11/04(水) 20:03:57
>>6110

1. フロリダ州
激戦州の中で「最重要」と位置づけられているのが、南部のフロリダ州だ。

割り当てられている選挙人はカリフォルニア州(55人)、テキサス州(38人)に続く29人で、全米では3番目。激戦州の中では最多となっている。

まずはフロリダを獲れるかどうかが、勝敗を分ける大きなポイントになりそうだ。

アメリカの選挙では、有権者のエスニシティと年齢層が選挙の趨勢に大きな影響を与える。

ニューヨーク・タイムズとシエナ大学の世論調査によると、フロリダの有権者のうち白人が60%、中南米などからの移民などヒスパニック系が20%を占める。年齢層では45歳〜64歳が33%、65歳以上が32%だ。

ファイブサーティーエイトの世論調査(11月2日)よると、トランプ氏46.6%・バイデン氏49.1%。バイデン氏が2.5ポイント差でリードしている。DDHQは11月3日時点で、バイデン氏がフロリダ州で勝つ可能性を「64.7%」としている。

2. ラストベルト3州(ウィスコンシン州・ミシガン州・ペンシルベニア州)
フロリダに続いて注目すべきなのがウィスコンシン州・ミシガン州・ペンシルベニア州など「五大湖」周辺の州だ。

この地域はミシガン州のデトロイトに代表されるように、かつては自動車産業などの工業地帯として繁栄していた。企業の労働組合が力を持ち、伝統的には民主党の支持基盤だった。

ところが、前回の大統領選では世論調査で民主党のヒラリー・クリントン候補のリードが伝えられていたにも関わらず、トランプ氏が逆転勝利を遂げた。

不況で生活苦にあえぐ白人の労働者層は「エリート」であるクリントン氏よりも、「アメリカを偉大にする」「外国から仕事を取り戻す」と訴えたトランプ氏に投票したと言われている。

世紀の番狂わせを演出したラストベルトは共和党・民主党とも重視しており、最終盤は候補者が立て続けに現地入りしている。当然、票の行方にも注目が集まる。

以下はラストベルト3州における終盤(11月1日)のファイブサーティーエイトによる世論調査だ(※[]内は選挙人の数)。いずれもバイデン氏が有利という結果が出ているが、トランプ氏の最終盤の選挙運動もあるため予断を許さない状況だ。

ウィスコンシン州[10人]:トランプ氏 43.7% ー バイデン氏 52.1%(8.4ポイント差)

ミシガン州[16人]:トランプ氏43.2% ー バイデン氏51.2%(7.9ポイント差)

ペンシルベニア州[20人]:トランプ氏45.6% ー バイデン氏 50.2%(4.7ポイント差)

DDHQの11月3日時点での調査でも、バイデン氏が勝つ可能性が高いという結果が出ている。

ウィスコンシン州:バイデン氏が勝つ可能性「78.6%」

ミシガン州:バイデン氏が勝つ可能性「80.6%」

ペンシルベニア州:バイデン氏が勝つ可能性「74.2%」

6112名無しさん:2020/11/04(水) 20:04:27
>>6111

3. レッドステートの3州:「都市郊外で反トランプ」のジョージア州・「移民増」のアリゾナ州・「共和党の牙城」テキサス州
フロリダ、ラストベルト3州に続き注目しておきたいのが、これまで「レッドステート」とされてきた南東部のジョージア州、南西部のアリゾナ州、南部のテキサス州だ。

選挙人の数はジョージア州が6人、アリゾナ州が11人。テキサス州は38人と全米で2番目に多い。

直近9回(1984年以降)の大統領選で共和党が負けたのは、ジョージア州は1992年のみ、アリゾナ州では1996年のみ。それ以外は全て共和党候補が勝利している。ところが、今回は少し事情が異なるようだ。

・ジョージア州:白人層では共和党支持者が多い。ただ、中心都市アトランタ郊外では都市の拡大、人口動態の変化に伴い、反トランプ派が増えているという。

・アリゾナ州:トランプ氏が「国境に壁をつくる」と喧伝していたメキシコ国境に近い州。近年はメキシコや隣接する西部のカリフォルニア州からもラテン系の住民が移住してきており、ここ最近で勢力図が変化した。

・テキサス州:「共和党の牙城」とされるアメリカ南部を代表する保守的な地域だが、ヒスパニック系や大都市からの移住者が増加しており、バイデン氏が健闘している。選挙人が多いことから、仮にトランプ氏がここで敗北すると、再戦は一気の遠ざかると見られている。

選挙戦終盤(11月2日)のファイブサーティーエイトの世論調査によると、ジョージア州では、トランプ氏47.4%に対し、バイデン氏が48.5%とわずかにバイデン氏優勢と出ているが拮抗。

アリゾナ州ではトランプ氏46.1%に対し、バイデン氏が48.7%。バイデン氏が2.6ポイント差でリードしている。

テキサス州では、トランプ氏48.6%に対し、バイデン氏が47.4%。トランプ氏が1.2ポイント差でわずかにリードしているが、ここも拮抗している。

DDHQは11月3日時点で、ジョージア州でバイデン氏が勝つ可能性は「50.6%」、アリゾナ州でバイデン氏が勝つ可能性は「56.3%」、テキサス州ではトランプ氏が勝つ可能性が「60.9%」としている。

4. 「アメリカの縮図」オハイオ州
中西部のオハイオ州についてもおさえておきたい。選挙人の数は18人と必ずしも多くはないが、有権者の構成が「アメリカの縮図」と言われ、選挙戦の行方を占う上で注目される。

1960年以来、オハイオ州をおさえた候補者が大統領選で勝利していることも、この州への関心を高めてきた。

ファイブサーティーエイトによる世論調査(11月1日)によると、トランプ氏が47.5%、バイデン氏が46.8%。ここでは接戦ながらトランプ氏が0.8ポイント差でリードしている。

DDHQは11月3日時点で、トランプ氏がオハイオ州で勝つ可能性を「55.5%」としている。

コロナ禍での大統領選、期日前投票は1億人を突破
ただでさえ混迷の大統領選だが、今回はその混迷具合に拍車をかけている事態がある。新型コロナ禍だ。

ジョンズ・ホプキンス大学の統計によると、アメリカでは11月2日までに920万人超の感染が確認され、死者は23万人超。現在も1日あたり9万人超の感染が報告されるなど、世界最大の感染国となっている。このことは有権者の投票行動にも影響を与えているようだ。

フロリダ大学の「アメリカ選挙プロジェクト」によると、11月3日時点で期日前投票をした有権者と郵便投票の用紙を請求した有権者数は1億人を突破。前回(2016年)の投票数の7割を超えた。このうち、約6500万人が郵便投票の用紙を請求したが、2714万人あまりの投票用紙は到着していないという。

エコノミスト誌とYouGovの世論調査(10月31日〜11月2日)によると、選挙日当日に投票すると答えた人は25%。期日前投票をする意向の人が28%、郵便投票をすると答えた人は40%だった。

この調査によると、郵便投票を志向する人は「女性が多い」「白人では男女とも大卒以上が多い」「黒人の36%、ヒスパニックの37%が郵便投票を選択」すると答えたいう。

また、年齢別(18歳〜29歳、30〜44歳、45歳〜64歳、65歳以上)ではいずれの区分でも郵便投票を希望する割合が多く、感染リスクが高いとされる65歳以上では過半数を超えた。

地域別でみると、西部では68%が郵便投票を選択。一方、北東部では投票日当日に投票すると答えた人が39%で、郵便投票をすると答えた人(38%)をわずかに上回った。

6113名無しさん:2020/11/04(水) 20:04:59
>>6112

もしかしたら、勝者決定まで「長期戦」の可能性も……?
過去の大統領選をみると、選挙の大勢は投開票日の深夜(日本時間の同日夕方ごろ)には判明することが多い。ところが、今回の大統領選には不確定要素が多く、選挙結果の予測は今まで以上に難しい印象がある。

郵便投票の趨勢が、選挙結果を左右する可能性があるという指摘もある。今回はコロナ禍の影響で郵便投票の割合が激増。集計に時間がかかることはもちろん、いつまで投票を受け付けるか、いつから票の集計を開始するか、州によって異なるからだ。

フロリダではすでに郵便投票の開票作業が始まっており、早ければ現地時間11月3日の夜(日本時間11月4日の昼)には大勢が判明する可能性がある。

一方、ウィスコンシン州やペンシルベニア州などの「ラストベルト」を含む一部の州では、投票終了後から郵便投票の集計をはじめる。

ペンシルベニア州では投票日までの消印があれば3日後(11月6日到着分)まで郵便投票を集計するしており、こうした州ごとのルールの差が、選挙結果の判明まで時間を要する要因になるのではという予測も生んでいる。

また、郵便投票は期限前に投函したからと言って期日までに到着しない遅配が生じたり、投票書類の不備で無効票が大量に生じるたりする事態も懸念されている。

ポリティコによると、選挙当日の夜に勝者が判明すると考える人は17%にとどまるという。「数日以内」と考える人が過半数で、18%は翌日、30%が1週間以内、3%は1カ月以上と想定。次の大統領が誰になるのか、長期戦を覚悟している有権者もいるようだ。

選挙結果が早々に報じられた場合に「敗者」とされた候補者が負けを認めない可能性も残っている。すでにトランプ氏は、「郵便投票は民主党支持者が多く不正が起こる」などとして、仮に敗北した場合も結果を受け入れない姿勢を示している。

バイデン陣営は、郵便投票の集計が終わる前にトランプ氏が「勝利宣言」をすることを警戒。法廷闘争も視野に入れ、法律の専門家をチームに集めているという。

再注目は、やはり「フロリダ州」
最後に、アメリカ大統領選で注目すべき点をもう一度まとめておこう。

選挙戦最終盤(11月1日)のファイブサーティーエイトの支持率調査を見ると、全米ではトランプ氏が43.4%でバイデン氏が51.8%。バイデン氏が8.4ポイント差でリード。DDHQも11月2日時点で、バイデン氏が大統領選で勝つ可能性を「86.0%」と予測している。

このように世論調査では「バイデン有利」が目立つ。

だが、激戦州での両候補の世論調査での差は数%。最終盤の追い上げや4年前の番狂わせを考えると、トランプ氏が逆転勝利する可能性も十分に考えられる。結局は「どうなるか、全くわからない」というのが正直なところだ。特に「スイングステート」では予断を許さない。

ひとまず注目すべき点は2点。

トランプ氏が「レッドステート」を全て確保できるか。

フロリダ州で、トランプ氏とバイデン氏の、どちらが勝つか。

付け加えるならば、

トランプ氏が「レッドステート」と見なされてきた州のいずれかを失ったり、バイデン氏がフロリダ州を下馬評通りに獲得できれば、比較的早くバイデン氏の勝利が決まる可能性がある。

トランプ氏がフロリダ州を獲得した場合、ホワイトハウスへの切符は「ラストベルト」の結果次第。トランプ氏が逆転勝利する可能性がある。

いずれにしろ、フロリダ州の大勢が判明すると見られる「 現地時間11月3日夜〜(日本時間11月4日の昼〜)」が開票における一つの山場となりそうだ。

地球上で最も強大な権力を持つとされるアメリカ大統領。その座をめぐる戦いは、これまでも熾烈を極めてきた。

だが、これまで歴代の大統領は就任式の演説では「平和的な権力の移譲」を誇り高く語ってきた。そこには、かつてイギリスから独立を勝ち取り、1789年に「合衆国」が成立させて以来、230年間にわたって保ち続けてきた共和政と民主主義国家としての矜持があるように思える。

南北戦争以来の「分断」があると言われる中、選挙後のアメリカは和解と団結を成し遂げることができるのか。世界中から期待と不安の目が集まる。

(文・吉川慧)

吉川慧

6114名無しさん:2020/11/04(水) 20:06:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/50ab68fc7155d51254b9911d3dd094ce1072184b
激戦州、大接戦続く 投票率「100年で最高」の予測も
11/4(水) 10:29配信

 米大統領選は3日夜(日本時間4日午前)、全米各州で開票作業が始まった。再選を狙う共和党のドナルド・トランプ大統領(74)と、民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)が接戦を繰り広げているが、郵便投票の大幅な増加で開票作業が遅れる州もあり、勝者が判明するまで時間がかかる可能性もある。

 大統領選は、各州と首都ワシントンに割り当てられた538人の「選挙人」の過半数を得た候補が勝利する。AP通信によると、米東部時間3日午前1時30分(日本時間4日午後3時30分)現在、バイデン氏がニューヨーク州やカリフォルニア州などで勝利を確実にし、224人の選挙人を獲得。一方、トランプ氏は激戦州のフロリダ州のほか、テキサス州やオハイオ州などでも勝利を確実にし、選挙人を213人得ている。ジョージア州(同16人)などは接戦が続いている。

 フロリダ大のマイケル・マクドナルド教授の集計によると、全米で約1億117万人が期日前投票を行った。2016年大統領選の投票総数の約73%にあたる。マクドナルド氏は、今回の大統領選では約1億6千万人が投票し、投票率は67%と、過去100年で最も高くなると予測している。4年前の投票率は約60%だった。

 州別にみると、テキサス州は期日前投票だけで4年前の投票総数を上回り、フロリダ、ジョージア、ノースカロライナの各州も前回の9割を超えた。いずれも、トランプ氏が勝利するためには勝たなければいけない、重要州だ。

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/440b4fa4d8b523b9c314563a42c647aa655bfe8e
激戦州のアリゾナ州、バイデン氏がアメリカ大統領選で勝利確実に。共和党の地盤を奪う
11/4(水) 16:57配信

アメリカ大統領選の激戦州のひとつとされていたアリゾナ州で、バイデン氏の当選確実となった。(浜田理央 / ハフポスト日本版)

アリゾナ州の選挙人は11人。前回2016年は、トランプ氏がヒラリー・クリントン氏を5%差で破っていた。

それどころか、1996年のビル・クリントン氏以来、アリゾナ州での民主党候補の勝利はなかった。今回の選挙では、バイデン氏が激戦州へと変え、“共和党の地盤”を奪った形となる。

他の主要メディアに先立って、FOX newsはバイデンの勝利確実と報じていた。

そのことにも触れる形で、バイデン氏はデラウェア州での支援者に向けた演説の中で「我々はアリゾナ州(の勝利)に自信を持っている」と宣言していた。

アリゾナ州は「サンベルト」と呼ばれる地域の一角で、伝統的に共和党が有利の州とされている。

フロリダ州を落としたバイデン氏にとって、アリゾナ州を取ったことは、大統領への望みをつなぐを重要な勝利となる。


アリゾナ州がなぜ重要とされているのか。

これは、「選挙人」という独特の制度によるものだ。

アメリカの全州とワシントンD.Cで計538人の選挙人のうち、270人を取った候補の勝利となる。

選挙人の数は、各州の人口比に応じて割り振られている。2つの州をのぞいて、得票数の最も多い候補が、その州を“総取り”する仕組みだ。

多くの州で、支持される政党はほとんど変わらない。

そこで重要となるのが、アリゾナ州を含む「スウィング・ステート」と呼ばれる激戦州だ。

浜田理央 / ハフポスト日本版

6115名無しさん:2020/11/04(水) 20:08:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/deae0791fc51a3f1005729262cfead022d250e8d
トランプ氏とバイデン氏、大接戦 「ラストベルト」が最後の決め手に
11/4(水) 17:50配信

 3日投票の米大統領選は4日未明(日本時間4日午後)も開票作業が行われた。共和党のドナルド・トランプ大統領(74)と民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)の大接戦が続く中、開票が比較的遅れている東部ペンシルベニア州など「ラストベルト(さびついた工業地帯)」の3州の結果が「最後の決め手」となる公算が大きくなった。前回2016年の選挙ではトランプ氏が総なめして勝利につなげたが、今回はバイデン氏との接戦が続いている。

 ラストベルトは民主党のシンボルカラーにちなんで「青の壁」と呼ばれる民主党の地盤だった。しかし、前回の選挙では、工場や炭鉱で働き、産業構造の転換に伴って収入や雇用機会が減少した白人ら「忘れ去られた人々」がトランプ氏を支持し、初当選につながったと分析された。

 ペンシルベニア、中西部ウィスコンシン、ミシガンの3州では今回も接戦が続いている。

 全米50州と首都ワシントンに配分された計538人の選挙人の過半数(270人)を占めた候補が勝利する大統領選で、3州に割り振られた選挙人は計46人。米紙ニューヨーク・タイムズによると、4日午後5時時点の獲得選挙人はトランプ氏が213人、バイデン氏が225人となっており、開票作業が比較的遅れている3州の行方が「最後の決め手」となる公算が大きい。

 トランプ氏は南部フロリダ州など23州、バイデン氏は中西部ミネソタ州など20州と首都ワシントンで勝利を確実にしている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0fbd555344431c5acde4a46a3f93ba40fb3e5cc0
「全勝」の大票田フロリダ州でトランプ氏勝利確実
11/4(水) 15:05配信

米大統領選で、CNNなど米主要メディアは3日夜(日本時間4日午後)、大票田の南部フロリダ州で、トランプ大統領が勝利を確実にしたと報じた。

フロリダは、全米3番目の29人の選挙人がおり、今回の勝利の大きなカギを握るとされてきた。

これまでの大統選で、フロリダで勝利した共和党候補は、すべて大統領になっている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0a8dd4240d7cea478ebcd650402b3e1d0c914b6b
木村太郎氏激怒 米大統領選「Qアノン」扱うなら「ぼくいらない!」
11/3(火) 18:31配信

 ジャーナリスト・木村太郎氏(82)が3日、フジテレビ系「バイキングMORE」に出演し、厳しい言葉でスタジオをピリリとさせた。

 木村氏は、3日に行われる米大統領選を解説。これまで大統領選の結果と付合してきたアイオワ州を「リトマス試験紙」と例え、トランプ氏が逆転したことに注目した。

 続けて、同局の伊藤利尋アナウンサーが、トランプ氏の熱狂的支持者「Qアノン」の存在を紹介。ネット上に突如現れたQという人物(あるいは集団)の「トランプは救世主である」という主張を伝え、それを信じる集団が一定数存在すると説明した。さらに、明治大学の海野素央教授のコメントとして「FBIはQアノンを国内テロの脅威と認識している」と解説した。

 これに、木村氏はあからさまにムッとしながら「これバラエティー番組?情報番組かと思ってたんだけど」と不満を伝えた。「この話は古い週刊誌のネタ、すみっこにあったやつを何で引っ張り出してきたのか。選挙にはまったく何の関係もない話」と一蹴。「取り上げるならバラエティー番組でやってもらいたい。ぼくいらないから!」とバッサリ切った。

 木村氏の怒り具合にスタジオはピリリとしたムードに。MCの坂上忍は「いま、サブ(副調整室=スタジオに指示を出すスタッフがいる場所)で担当ディレクターが震え上がってると思います」と笑わせ、スタジオの空気をうまく変えた。

6116名無しさん:2020/11/04(水) 20:33:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/284da786c8e959c8181f445a7add24fa3c9c45f9
トランプ氏とバイデン氏が大接戦 四つの激戦州で未決着
11/4(水) 18:47配信

 米大統領選は3日夜(日本時間4日午前)、全米各州で開票作業が始まり、再選を目指す共和党のドナルド・トランプ大統領(74)と、民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)が大接戦を繰り広げている。選挙結果を左右する六つの激戦州のうち、トランプ氏がフロリダ州、バイデン氏がアリゾナ州で勝利したが、残り四つでは勝者が決まっていない。郵便投票の大幅な増加によって開票作業が遅れている州もあり、大統領選の勝者判明まで時間がかかる可能性がある。

 バイデン氏は4日未明、地元のデラウェア州ウィルミントンで演説し、勝者の判明は「明朝か、それよりも長くなるかもしれない。我慢して待たなくてはならない」と前置きしたうえで、「いまのところ、我々の現在地は良い感じだ」と手応えを語った。一方、トランプ氏はホワイトハウスで演説し、「我が国に対する重大な詐欺が起きている」「我々は選挙に勝つ準備ができている。いや、率直に言って、我々は勝利した」と宣言。「最高裁判所に行く。全ての投票をやめさせる」と述べ、訴訟を起こして、開票作業をやめさせる考えを明らかにした。

 トランプ氏が根拠なく「勝利宣言」を行う懸念は以前からあり、米メディアは演説について一斉に「極めて無責任な発言だ」「民主主義を損なう」などと批判している。

 大統領選は、人口などに応じて各州に割り当てられた538人の「選挙人」の過半数を得た候補が勝利する。AP通信によると、米東部時間4日午前5時(日本時間4日午後7時)現在、バイデン氏が民主党の地盤のカリフォルニア州やニューヨーク州で勝利を確実にし、238人の選挙人を獲得。一方、トランプ氏はフロリダ州のほか、共和党が強いオハイオ州やテキサス州で勝っており、213人の選挙人を獲得した。全米の得票率では、バイデン氏の49・94%に対し、トランプ氏が48・44%となっている。

 フロリダとアリゾナを除く激戦州のうち、ノースカロライナ州ではトランプ氏がリードをしているが、米メディアはまだ勝者を判断していない。また、「ラストベルト(さびついた工業地帯)」にあるペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシンの3州も開票が続いている。この3州は郵便投票の開票を終えるまで、数日かかる可能性もある。伝統的に共和党が強いジョージア州や、民主党が有利とみられたネバダ州でも勝者が判明していない。

朝日新聞社

6117名無しさん:2020/11/04(水) 20:34:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/3abb01206655c9650e5363f63076e2d125d07ac9
米大統領選、これからカギ握る三つの激戦州は
11/4(水) 20:30配信

 米大統領選は、共和党のトランプ大統領と民主党のバイデン前副大統領が大接戦を繰り広げている。トランプ氏は事前の世論調査を上回る支持を得ているが、バイデン氏も勝機がある。米国の分断が浮き彫りになった選挙の勝者を決めるのは、中西部などの数州となる。

 今後、選挙結果を大きく左右するのは、ミシガン州(選挙人16人)、ウィスコンシン州(10人)、ペンシルベニア州(20人)の3州の行方だ。北東部・中西部の「ラストベルト(さびついた工業地帯)」に位置する3州は1992年の大統領選から民主党候補が勝っていたが、4年前はトランプ氏が小差ながらも制し、大統領選での勝利にもつながった。今回の選挙でも、トランプ、バイデン両氏は重要州と位置づけ、選挙戦の最終盤で集中的に遊説を繰り返していた。

 ただ、この3州は特に開票作業が遅くなると見込まれている。多くの州と異なり、開票日前からの郵便投票の集計作業が認められなかったためだ。特に、ペンシルベニア、ミシガン両州は勝者が判明するまで数日かかる可能性がある。ペンシルベニアのウルフ州知事(民主党)は4日、「深呼吸をして欲しい。最も大切なのは、票が正確に数えられることだ」と訴えた。

 これらの3州では現在、3日に投じられた票が先行開票されており、トランプ氏がリードをしている。しかし、郵便投票を利用しているのは民主党支持者が多いため、今後はバイデン氏が追い上げるとみられる。

 ウィスコンシン大マディソン校選挙調査センター長のバリー・バーデン教授は選挙前からペンシルベニア州などでこういう事態が起きることを懸念し、共和党のシンボルカラーの赤にちなみ、トランプ氏が勝っているように見える「レッドミラージュ(赤い蜃気楼〈しんきろう〉)」に例えた。トランプ氏が4日未明、一方的に「勝利」を宣言し、集計をやめさせる訴訟を起こす考えを示したのも、郵便投票の開票を止めるためとみられる。

 トランプ氏とバイデン氏が激しく競り合っている南部のジョージア州(16人)も注目されている。1996年以来、共和党候補が勝ち続けているが、今回はバイデン氏が迫っており、10月27日には訪問して「民主党の候補が、選挙戦の最終週にジョージア州を訪問するなんて、4年前には専門家のだれも予想しなかった」とアピール。開票率9割ではトランプ氏が約2ポイントリードしているが、民主党が強い大都市のアトランタの票の集計が残る。同じ南部で激戦州のノースカロライナ州では勝者は確定していないが、トランプ氏がリードしている。

朝日新聞社

6118名無しさん:2020/11/04(水) 20:41:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/01de4c922f7570ca599a463df8af1cef9c5763e1
ペンシルベニア、勝者判明に数日 郵便投票急増で作業に遅れ 米大統領選
11/4(水) 20:34配信

 【ワシントン時事】3日の米大統領選で勝者判定が通常より遅れた最大の理由は、勝敗を左右するラストベルト(さび付いた工業地帯)3州などで開票作業が遅れているためだ。

 米メディアによると、激戦のペンシルベニア州、ミシガン州は郵便投票が急増したことで、当選者の確定に数日を要する見通しという。

 ペンシルベニアの郵便投票は、3日の消印有効で6日までに到着すれば受け付ける。州によると、約900万人の有権者の3分の1が申請した。

 トランプ大統領は4年前の前回大統領選でラストベルト3州を僅差で制し、番狂わせを演じた。ペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシンの選挙人は計46人。民主党のバイデン前副大統領も同地域の奪還に狙いを絞って、攻勢をかけてきた。

 この中でもペンシルベニアが特に注視されるのは、トランプ氏が今後も到着・開票される郵便投票を「不正」と断じ、集計を容認しない構えを示しているためだ。米メディアによると、4日未明段階でトランプ氏が10ポイント以上リードしているが、民主党員の申請が多い郵便投票の開票結果によって、逆転の可能性も十分にある。

 この3州が郵便投票の処理に時間を要するのは、3日の投票日もしくは直前まで開封作業などに着手できなかったため。フロリダやノースカロライナでは9月下旬から準備に当たることができた。

 各州の選挙人は12月14日に大統領候補への投票を行う。トランプ氏が郵便投票をめぐり法廷闘争に打って出た場合、選挙人がこの期日までに確定しない可能性もある。

6119チバQ:2020/11/04(水) 20:42:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/3abb01206655c9650e5363f63076e2d125d07ac9
米大統領選、これからカギ握る三つの激戦州は
11/4(水) 20:30配信

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朝日新聞デジタル
米大統領選の投票所には長い列ができ、1時間以上並んだ有権者もいた=2020年11月3日午前8時30分、米ペンシルベニア州ベツレヘム、藤原学思撮影

 米大統領選は、共和党のトランプ大統領と民主党のバイデン前副大統領が大接戦を繰り広げている。トランプ氏は事前の世論調査を上回る支持を得ているが、バイデン氏も勝機がある。米国の分断が浮き彫りになった選挙の勝者を決めるのは、中西部などの数州となる。

【写真】10月31日、ミシガン州で選挙活動中に手を振るバイデン氏(右)とオバマ前大統領=AP

 今後、選挙結果を大きく左右するのは、ミシガン州(選挙人16人)、ウィスコンシン州(10人)、ペンシルベニア州(20人)の3州の行方だ。北東部・中西部の「ラストベルト(さびついた工業地帯)」に位置する3州は1992年の大統領選から民主党候補が勝っていたが、4年前はトランプ氏が小差ながらも制し、大統領選での勝利にもつながった。今回の選挙でも、トランプ、バイデン両氏は重要州と位置づけ、選挙戦の最終盤で集中的に遊説を繰り返していた。

 ただ、この3州は特に開票作業が遅くなると見込まれている。多くの州と異なり、開票日前からの郵便投票の集計作業が認められなかったためだ。特に、ペンシルベニア、ミシガン両州は勝者が判明するまで数日かかる可能性がある。ペンシルベニアのウルフ州知事(民主党)は4日、「深呼吸をして欲しい。最も大切なのは、票が正確に数えられることだ」と訴えた。

 これらの3州では現在、3日に投じられた票が先行開票されており、トランプ氏がリードをしている。しかし、郵便投票を利用しているのは民主党支持者が多いため、今後はバイデン氏が追い上げるとみられる。

 ウィスコンシン大マディソン校選挙調査センター長のバリー・バーデン教授は選挙前からペンシルベニア州などでこういう事態が起きることを懸念し、共和党のシンボルカラーの赤にちなみ、トランプ氏が勝っているように見える「レッドミラージュ(赤い蜃気楼〈しんきろう〉)」に例えた。トランプ氏が4日未明、一方的に「勝利」を宣言し、集計をやめさせる訴訟を起こす考えを示したのも、郵便投票の開票を止めるためとみられる。

 トランプ氏とバイデン氏が激しく競り合っている南部のジョージア州(16人)も注目されている。1996年以来、共和党候補が勝ち続けているが、今回はバイデン氏が迫っており、10月27日には訪問して「民主党の候補が、選挙戦の最終週にジョージア州を訪問するなんて、4年前には専門家のだれも予想しなかった」とアピール。開票率9割ではトランプ氏が約2ポイントリードしているが、民主党が強い大都市のアトランタの票の集計が残る。同じ南部で激戦州のノースカロライナ州では勝者は確定していないが、トランプ氏がリードしている。

朝日新聞社

6120とはずがたり:2020/11/04(水) 22:22:07
各州の勝者は4年前と酷似 トランプ氏が接戦州で強さ発揮
11/4(水) 19:02配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/7261a7dddcf90930063c73e0d62926dc60823b0c
毎日新聞

ミシガン州での選挙集会後に踊るトランプ大統領(左)とペンシルベニア州で聴衆に訴えかけるバイデン前副大統領=いずれも2020年11月3日、AP

 3日投票の米大統領選は、全米50州と首都ワシントンのうち8州を除いて大勢が判明した。4日午後6時時点で判明した42州と首都の勝者は2016年の前回選挙と全く同じで、接戦州でドナルド・トランプ大統領(74)が勝負強さを見せている。残る8州のうち7州は前回トランプ氏が制したが、今回は接戦が続いており、東部ペンシルベニアや北西部ミシガンの両州など大票田の行方が勝敗のカギとなる。

 米大統領選では、各州と首都に割り振られた計538人の選挙人の過半数(270人)を獲得した候補が当選する。米紙ニューヨーク・タイムズによると、4日午後6時時点の獲得選挙人はトランプ氏が213人、民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)が227人。当選するためにはトランプ氏は57人、バイデン氏は43人を上積みする必要がある。

 残る州のうちアリゾナ州(選挙人11人)では、AP通信などがバイデン氏の優勢を報じている。バイデン氏は、比較的選挙人が多いペンシルベニア(20人)、ミシガン(16人)、ジョージア(16人)のうち2州で勝てば、当選する計算だ。

 一方、トランプ氏はアラスカ州(3人)での勝利が有力視されているが、当選のためにはさらに4州以上で勝つ必要がある。

6121名無しさん:2020/11/04(水) 22:36:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/8addb6a1584d68b730f163683e8873d4eeab0723
米選挙、2つの最悪シナリオ有力に-トランプ氏は最高裁に言及
11/4(水) 19:46配信

(ブルームバーグ): 米大統領・議会選挙の結果として2つの最悪シナリオに向かう可能性が24時間前に比べ高まっている。選挙後の法廷闘争と、民主党の大統領と共和党が主導権を握る上院の組み合わせだ。

共和党候補のトランプ大統領は根拠のないまま勝利を宣言し、多くの激戦州があまりにも接戦となる中で最高裁判所の介入を要請すると述べた。米国株先物は上昇と下落の間を行き来し、選挙後の闘争が長引く懸念から米国債は値上がりした。

みずほインターナショナルの金利ストラテジスト、ピーター・マッカラム氏は「市場にとって重要なのは、民主党のバイデン政権であろうと共和党のトランプ政権であろうと、ワシントンが分裂してるかどうかだろう。現状では、これが最も可能性の高いシナリオであるため、株価は若干弱含み、米国債のイールドカーブは平坦化している」と述べた。

民主党が上院過半数も抑えるとの多くの予想に反して共和党が健闘、下院は民主党が制した。

市場にとって主要な懸念は行政・立法における分裂だ。市場は大規模な景気対策パッケージを望んでいるが、民主、共和両党の協力が必要になれば法案の成立はより難しい。

パンテオン・マクロエコノミクスのチーフエコノミスト、イアン・シェファードソン氏は「共和党が上院を保持すれば、来年の早期に5000億ドル(約52兆円)を超える刺激策も難しく、民主党が勝った場合に期待できた2兆ドルには及ぶべくもない」と述べた。

さらに大きな懸念は、選挙結果に異議が申し立てられることだと、RBCキャピタルマーケッツのFXストラテジー責任者エルサ・リグノス氏は指摘。「選挙結果でもめる懸念はまだリスクオフで顕在化していない。しかし残念ながら、今後はそうなる公算が大きいように見える」と話した。

ノムラ・セキュリティーズ・インターナショナルのストラテジスト、チャーリー・マケリゴット氏は、バイデン氏がアリゾナ州を制したことに触れ、「訴訟になる可能性は高い」と述べた。

原題:Two Worst Election Scenarios Come Back to Haunt Global Markets(抜粋)

(c)2020 Bloomberg L.P.

Joanna Ossinger, Ruth Carson

6122名無しさん:2020/11/05(木) 00:57:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/d9130dd911f218a343281cde9cc915ddf31cb1e4
米大統領選、バイデン氏追い上げ
11/5(木) 0:30配信

 【ワシントン共同】米大統領選は4日、勝敗の分かれ目となる激戦のラストベルト(さびた工業地帯)3州の一部で、バイデン前副大統領が最終盤に入り、トランプ大統領からわずかにリードを奪うなど猛烈に追い上げた。

6123名無しさん:2020/11/05(木) 01:20:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/b1f4a2ce1020fe1bc9fc454dd1584e511b7f6470
NY株一時600ドル高 上院選共和党優位で増税警戒感和らぐ
11/5(木) 0:40配信

 米大統領選から一夜明けた4日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、前日からの上げ幅が一時、600ドルを超えた。午前10時現在は前日比399・73ドル高の2万7879・76ドル。ハイテク株主体のナスダック総合指数は276・75ポイント高の1万1437・32。

 3日投開票された大統領選は、共和党のトランプ大統領と民主党のバイデン前副大統領の大接戦となり、大勢判明は東部ペンシルベニア州などの開票結果に持ち越されている。一方、同日行われた連邦議会選では、上院は共和党、下院は民主党が過半数を維持するとの見方が強まり、民主党が上下両院を制した場合の増税や規制強化に対する警戒感が和らいだもようだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a6cdb34eebb3a101ccb5ee3086eadb181c98d0e5
NY株続伸、一時600ドル超高 「バイデン優位」の見方で
11/5(木) 0:52配信

 【ニューヨーク時事】開票作業が進む米大統領選でトランプ、バイデン両候補の大接戦が続く中、4日午前のニューヨーク株式市場では「バイデン氏優位」(日系証券)との見方から買われ、優良株で構成するダウ工業株30種平均の上げ幅は一時600ドルを超えた。午前10時23分現在は前日終値比635.12ドル高の2万8115.15ドル。

 ハイテク株中心のナスダック総合指数は同時刻現在で452.24ポイント高の1万1612.81。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f94083952eb91b69467ffbd9923c9f3f15016991
トランプ氏リードの州も予断許さず 残る都市票や郵便投票はバイデン氏に強み
11/4(水) 21:18配信

 3日投票の米大統領選で勝敗が決していない8州では、開票の途中経過で共和党のドナルド・トランプ大統領(74)がリードしている州も多いが、米メディアはトランプ氏の「勝利」は報道していない。民主党が強い都市部や郵便投票分の開票が多数残っているためだ。

 4日未明(日本時間4日午後)には、トランプ氏が「私に言わせれば、もう勝っている」と自信を見せたのに対して、民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)も「勝利への途上にあると確信している」と強調した。

 ◇勝敗が決していない接戦州の得票率(日本時間4日午後9時現在)

(カッコ内は選挙人の数)トランプ氏 バイデン氏 推定開票率

ペンシルベニア (20人) 55.1% 43.6% 75%

ジョージア   (16人) 50.5% 48.3% 92%

ミシガン    (16人) 49.8% 48.5% 84%

ノースカロライナ(15人) 50.1% 48.7% 95%

アリゾナ    (11人) 46.8% 51.8% 82%

ウィスコンシン (10人) 49.0% 49.2% 89%

ネバダ     (6人)  48.7% 49.3% 86%

6124名無しさん:2020/11/05(木) 01:36:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/519431f23526c62f963b2abdb560ef5e96e263ab
ラストベルト バイデン氏が逆転も
11/5(木) 1:13配信

決着まで長期化も予想されるアメリカ大統領選挙。勝敗のカギを握るラストベルトのウィスコンシン州とミシガン州では、開票が進み、僅差ながらバイデン氏が逆転してリードするかたちとなっています。

バイデン氏は一夜明けて、副大統領候補のハリス氏とともに、日本時間の未明に姿をみせて話をする見通しです。

最終更新:11/5(木) 1:13
日本テレビ系(NNN)

https://news.yahoo.co.jp/articles/3602a5abb4a238e2c3ef100ce29bd47ce618953b
バイデン氏、ラストベルトで追い上げ ネバダでは開票遅れ
11/5(木) 1:24配信

 【ワシントン=塩原永久】米大統領選は4日、勝敗の決め手となる東部ペンシルベニア州、中西部ミシガン、ウィスコンシン両州のラストベルト(さびた工業地帯)3州の一部で、開票の最終盤になって民主党候補のバイデン前副大統領が共和党のトランプ大統領を追い上げた。

 米メディアによると、大勢が判明していない西部ネバダ州では5日まで開票結果を更新しないことが分かった。CNNテレビによると、4日午後11時(日本時間5日午前1時)時点の同州の得票率はバイデン氏49・3%、トランプ氏48・7%で競り合っている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cb8454ffb61ff220d05ae891f42fbdfcd9ee85b6
激戦州で接戦続く トランプ氏「勝利した」 ラストベルト3州が行方決める
11/5(木) 1:22配信

 【ワシントン=塩原永久】米大統領選は3日投開票され、CNNテレビの4日午前8時(日本時間同日午後10時)の集計で、共和党のトランプ大統領(74)が激戦州の南部フロリダなど23州で勝利した。民主党候補のバイデン前副大統領(77)も19州・特別区を制した。大接戦となった選挙戦は、東部ペンシルベニア、中西部ミシガンなどラストベルト(さびた工業地帯)の3州の行方が決め手となる。

 大統領選は各州と首都ワシントン(コロンビア特別区)に割り当てられた538人の選挙人を争う。CNNによると、バイデン氏が224人、トランプ氏が213人を獲得したが、いずれも勝利に必要な過半数270人に届いていない。

 選挙戦への関心は高く、新型コロナウイルス感染防止のため利用が拡大した郵便投票を含む早期投票は1億人を突破。全体の投票者数も約1億6000万人に上り、投票率はこの100年ほどで最高の約67%に上るとの予測もある。多くの激戦州では、開票に時間がかかる郵便投票の急増で決着に遅れが生じている。

 そうした中、トランプ氏は4日未明、ホワイトハウスで演説し、集計途中の各州を制するとして「率直に言って勝利した」と宣言。投票日後に届く郵便投票の集計を「詐欺」として停止を迫り、「(連邦)最高裁に行く」と述べ、集計が続くなら法廷闘争に持ち込むことも視野に入れて対応する意向を表明した。

 一方、バイデン氏は4日未明、地元の東部デラウェア州で「勝利に向かっていると信じている」と発言。4日以降に届く郵便投票を含む集計作業を「辛抱強く」見守るよう訴えた。郵便投票は民主党支持者の利用が多いとみられる。3日消印なら票が遅れて届いても有効とされる州がある。

 大統領選は、米国の新型コロナ感染者数が世界最多となる中、トランプ政権の対応が争点となり、バイデン氏は現政権が拙劣な対応に終始したと批判した。

 上下両院選も大統領選と同時実施された。米メディアによると、下院では民主党が多数派を維持する公算が大きくなった。

6125名無しさん:2020/11/05(木) 02:04:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/75d9e0cdd6edce92c12f7703b9f4be63f0919e27
米大統領選、バイデン氏の勝率上昇 3日夜から逆転=賭けサイト
11/4(水) 23:23配信

複数の賭けサイトによると、米大統領選で民主党のバイデン候補の勝率が4日朝時点でトランプ氏を大幅に上回っている。フランクフルトで4日撮影(2020年 ロイター/KAI PFAFFENBACH)

[ロンドン 4日 ロイター] - 複数の賭けサイトによると、米大統領選で民主党のバイデン候補の勝率が4日朝時点でトランプ氏を大幅に上回っている。3日夜時点ではトランプ氏の勝率が上回っていたが、逆転した格好だ。

賭けサイトのスマーケッツによると、バイデン氏の勝率は82%。プレディクトイットでのバイデン氏の勝率は80%となっている。スマーケッツでのトランプ氏の勝率は17%と、昨夜の約80%から大幅に低下した。

ベットフェア・エクスチェンジでのバイデン氏の勝率は78%。同社の広報担当は「(バイデン氏の)ウィスコンシン州でリードしていることが転換点になるかもしれない。バイデン氏はネバダ州とアリゾナ州でも勝利すると予想され、勝利に必要な選挙人270人を獲得する可能性が高まっている」と述べた。

*内容を追加しました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c9cc767611c001b0714ee1508ca9054b550476b9
米株市場、トランプ氏続投織り込む動き エネ・ITなど上昇
11/5(木) 1:21配信

米大統領選の集計作業が続く4日午前の米株式市場では、当初の予想に反してトランプ大統領が再選を果たす公算が大きくなったことで、情報技術(IT)株などに安全買いが入っている。ニューヨーク証券取引所で3月撮影(2020年 ロイター/LUCAS JACKSON)

[4日 ロイター] - 米大統領選の集計作業が続く4日午前の米株式市場では、当初の予想に反してトランプ大統領が再選を果たす公算が大きくなったことで、コロナ禍による在宅勤務などのテレワークの拡大で恩恵を受けている情報技術(IT)株に安全買いが入っている。

3日に投開票が実施された米大統領選は、共和党候補のトランプ大統領が再選に必須とされるフロリダ州で勝利。トランプ氏は4日未明、集計作業中にもかかわらず、ホワイトハウスで一方的に勝利を宣言した。

以下は、トランプ氏の2期目続投を折り込みつつある4日午前の各部門の動き。

<エネルギー>

トランプ大統領続投なら規制緩和などが予想されるため、伝統的なエネルギー株に買い。太陽光発電のファースト・ソーラー<FSLR.O>や晶科能源(ジンコソーラー)<JKS.N>などは下落。

レイモンド・ジェームズのアナリスト、パーベル・モルチャノフ氏は「共和党が上院の過半数を維持する公算が大きいことで、民主党のバイデン氏が大統領選に勝利しても、気候変動対策を巡る主要な政策の実施は難しくなる」とし、「温暖化ガス排出ゼロ目標が、共和党が過半数を握る上院を通過する可能性は実質的にはゼロ」と指摘。

<大麻>

民主党副大統領候補のカマラ・ハリス上院議員が副大統領候補によるテレビ討論会で、連邦レベルでマリフアナ(大麻)を合法化すると発言したことを受け、マリフアナ関連株に買いが入っていた。

ただ出口調査でトランプ氏続投の可能性も示される中、マリフアナ銘柄に投資する上場投資信託(ETF)、オルタナティブ・ハーベストETF<MJ.N>は下落。ティルレイ<TLRY.O>、キャノピー・グロース<CGC.N>、クロノス<CRON.O>、オーロラ・カナビス<ACB.N>などの個別銘柄にも売りが出た。

<情報技術(IT)>

トランプ政権の規制緩和や税制などで恩恵を受けてきた大手IT企業は上昇。マイクロソフト<MSFT.O>、インテル<INTC.O>、IBM<IBM.N>のほか、「FAANG」銘柄(フェイスブック<FB.O>、アップル<AAPL.O>、アマゾン・ドット・コム<AMZN.O>、ネットフリックス<NFLX.O>、グーグル親会社アルファベット<GOOGL.O>)に買いが入っている。

<防衛>

トランプ氏続投で防衛予算が高水準に維持されるとの見方から買い。ノースロップ・グラマン<NOC.N>、ロッキード・マーチン<LMT.N>、レイセオン・テクノロジーズ<RTX.N>などが上昇。

<銀行>

大手行はおおむね下落。TSロンバードの戦略部門責任者、アンドレア・シシオーネ氏は「ねじれ議会が予想されることで、インフレ上昇、金利上昇を巡る観測の再考が必要になる」と指摘。

6126チバQ:2020/11/05(木) 09:01:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/7ad5ad6b4bb7d628cdd8ac7431c77f1538723afa
バイデン氏が選挙人264人獲得、トランプ氏は214人 米大統領選
11/4(水) 9:28配信
米大統領選の選挙人獲得数を示した図。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】(更新)3日投開票された米大統領選の結果をまとめた。

 共和党の現職ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領と民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領は接戦を繰り広げており、ペンシルベニアなどの激戦州やネバダの結果によっては両者ともにまだ勝機はある。

【図解】米大統領選、選挙人獲得人数の予想

 米メディアによると、トランプ氏は大票田のフロリダとテキサスを含む23州で前回に続き勝利を確実にした。一方のバイデン氏は、地元デラウェアや大票田のカリフォルニア、ニューヨークを含む22州と首都ワシントンで勝利。前回トランプ氏が制したアリゾナとウィスコンシン、ミシガンを奪取した。

 これまでに獲得した選挙人はバイデン氏が264人、トランプ氏が214人。当選には270人を獲得する必要がある。

勝利を確実にした州(米メディア予測に基づく。かっこ内は選挙人の獲得数)

■トランプ氏(214)
アラバマ(9)
アーカンソー(6)
フロリダ(29)
アイダホ(4)
インディアナ(11)
アイオワ(6)
カンザス(6)
ケンタッキー(8)
ルイジアナ(8)
メーン(1)※※
ミシシッピ(6)
ミズーリ(10)
モンタナ(3)
ネブラスカ(4)※
ノースダコタ(3)
オハイオ(18)
オクラホマ(7)
サウスカロライナ(9)
サウスダコタ(3)
テネシー(11)
テキサス(38)
ユタ(6)
ウェストバージニア(5)
ワイオミング(3)

■バイデン氏(248)
アリゾナ(11)
カリフォルニア(55)
コロラド(9)
コネティカット(7)
デラウェア(3)
首都ワシントン(3)
ハワイ(4)
イリノイ(20)
メーン(3)※※
メリーランド(10)
マサチューセッツ(11)
ミシガン(16)
ミネソタ(10)
ネブラスカ(1)※
ニューハンプシャー(4)
ニュージャージー(14)
ニューメキシコ(5)
ニューヨーク(29)
オレゴン(7)
ロードアイランド(4)
バーモント(3)
バージニア(13)
ワシントン(12)

■勝者が確定していない州
アラスカ
ジョージア
ネバダ
ノースカロライナ
ペンシルベニア

※ネブラスカ州は勝者総取り方式を採用しておらず、選挙人5人のうち4人はトランプ氏、1人はバイデン氏が獲得。
※※メーン州も勝者総取り方式を採用しておらず、選挙人4人のうち3人はバイデン氏、1人はトランプ氏が獲得。

【翻訳編集】 AFPBB News

6127チバQ:2020/11/05(木) 09:08:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/f20e601597d33c02c68435e2d2ddeba3cf4da7d7
バイデン氏、激戦州ウィスコンシンで勝利 米報道
11/5(木) 4:28配信
【AFP=時事】(更新)3日投開票された米大統領選は、共和党のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が前回制した中西部の激戦州ウィスコンシンで、民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)氏が勝利した。米メディアが報じた。

 CNNテレビのほか、ニューヨーク・タイムズ(New York Time)がAP通信(Associated Press)の報道を伝える形でバイデン氏勝利を伝えた。同州の選挙人は10人で、バイデン氏が獲得した選挙人の総数は248人となった。勝利に必要な選挙人の数は270人。

 トランプ陣営はこれに先立ち、同州で「不備があったとの報告があり、結果の正当性に深刻な疑念が生じている」として、票の再集計を求める意向を表明していた。同州では開票率94%の時点で、バイデン氏が約2万票リードしている。

 同州では2012年、バラク・オバマ(Barack Obama)前大統領が7ポイントの差で勝利していたが、2016年の前回選挙ではヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏が選挙集会を開かず、トランプ氏に1ポイント未満の差で敗れていた。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/85b2b042174c8f14fa7cea9ea10257c2e4e2239c
激戦州のミシガン州 バイデン氏が勝利を確実に
11/5(木) 6:25配信
 アメリカ大統領選は、自動車の街デトロイトがあり、さびた工業地帯、「ラストベルト」と呼ばれ勝敗のカギを握る重要州のミシガン州で民主党のバイデン氏が勝利を確実にした。CNNが伝えた。獲得した選挙人は16人で、これでバイデン氏が獲得した選挙人の合計は253人となった。(ANNニュース)

6128チバQ:2020/11/05(木) 09:24:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/b50f25c9c809ed844a2081b3a0d2b8b072502701
カニエ・ウエスト氏、米大統領選で約6万票獲得 4年後に意欲
11/5(木) 8:26配信
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米ラップ歌手のカニエ・ウエスト氏。米ニューヨークで(2019年11月6日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】3日投開票の米大統領選は大接戦となり、全米がその行方を固唾をのんで見守る中、米ラップ歌手カニエ・ウエスト(Kanye West)氏の運命が明らかとなり、その勝利はなくなった。しかし、ウエスト氏は約6万票を獲得し、早くも次期大統領選に意欲を示している。

【写真】大統領選候補カニエ・ウェスト氏を支持する、イエス・キリストに扮(ふん)した人

 ウエスト氏は大統領選が終盤に入った今年7月、「バースデー・パーティー(Birthday Party)」から独立候補者として出馬すると表明していた。

 ヒップホップ界のスターでファッションデザイナーでもあるウエスト氏は、候補者登録が間に合った12州で約6万票を獲得。米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)によると、テネシー州で自己最多の約1万票を獲得した。

 かつてトランプ氏への熱烈な支持を表明していたウエスト氏は、ワイオミング州で自ら投票する様子をツイッター(Twitter)で公開。投票するのは生まれて初めてだと明かした。

 近年キリスト教を前面に出した活動を行ってきたウエスト氏は、「きょう、人生で初めて、合衆国大統領に投票する。しかも私が心から信頼する人物……自分に」とツイート。

 その後、敗北を認めたかのように思われたが、「カニエ2024(KANYE 2024)」とツイートし、次期大統領選への出馬をほのめかした。【翻訳編集】 AFPBB News

6129チバQ:2020/11/05(木) 10:04:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/cf51f293bcc4e46ff54db559cd5ec99f312b216a
バイデン氏、ミシガン州とウィスコンシン州制す 選挙人253人獲得 CNN予測
11/5(木) 6:48配信
39




デラウェア州ウィルミントンで演壇に立つ民主党候補のバイデン前副大統領
(CNN) 3日投票の米大統領選で、CNNの予測によると、民主党候補のバイデン前副大統領が激戦州のミシガン州とウィスコンシン州で勝利が確実となった。それぞれの選挙人の数は16人と10人。どちらも前回選挙ではトランプ氏が制した州だった。

【画像】CNNの選挙人獲得予測を見る(日本時間5日午前7時半現在)

バイデン氏は他にハワイ州(選挙人4人)で勝利を確実とし、メーン州では4人の選挙人のうち少なくとも3人を獲得する見通しとなった。

これによりバイデン氏の現時点の獲得選挙人の合計数は253人となった。

一方、激戦州のフロリダ州やテキサス州を制している共和党候補トランプ大統領の獲得選挙人の合計数は213人となっている。

ペンシルベニア州、ノースカロライナ州、ジョージア州などはまだ勝者が判明していない。

当選には選挙人538人の過半数270人の獲得が必要となる。

6130とはずがたり:2020/11/05(木) 10:43:07
トランプ陣営、ウィスコンシン州の再集計要求へ…「2万票差」の非公式集計で
https://news.infoseek.co.jp/topics/20201105_yol_oyt1t50093
読売新聞 / 2020年11月5日 6時52分

【ワシントン=中島健太郎】米大統領選で、共和党のトランプ大統領陣営は4日、ウィスコンシン州の開票結果の再集計を要求する方針を決めた。同州の非公式集計で、民主党のバイデン前副大統領が約2万票差でトランプ氏を上回ったとする結果が出たことを受けた措置。米メディアが伝えた。

6131チバQ:2020/11/05(木) 13:05:32
https://www.afpbb.com/articles/-/3313713?cx_part=top_topstory&amp;cx_position=1
バイデン氏が選挙人264人獲得、トランプ氏は214人 米大統領選
2020年11月5日 7:01 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ]
【11月4日 AFP】(更新)3日投開票された米大統領選の結果をまとめた。
 共和党の現職ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領と民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領は接戦を繰り広げており、ペンシルベニアなどの激戦州やネバダの結果によっては両者ともにまだ勝機はある。

 米メディアによると、トランプ氏は大票田のフロリダとテキサスを含む23州で前回に続き勝利を確実にした。一方のバイデン氏は、地元デラウェアや大票田のカリフォルニア、ニューヨークを含む22州と首都ワシントンで勝利。前回トランプ氏が制したアリゾナとウィスコンシン、ミシガンを奪取した。
 これまでに獲得した選挙人はバイデン氏が264人、トランプ氏が214人。当選には270人を獲得する必要がある。
勝利を確実にした州(米メディア予測に基づく。かっこ内は選挙人の獲得数)
■トランプ氏(214)
アラバマ(9)
アーカンソー(6)
フロリダ(29)
アイダホ(4)
インディアナ(11)
アイオワ(6)
カンザス(6)
ケンタッキー(8)
ルイジアナ(8)
メーン(1)※※
ミシシッピ(6)
ミズーリ(10)
モンタナ(3)
ネブラスカ(4)※
ノースダコタ(3)
オハイオ(18)
オクラホマ(7)
サウスカロライナ(9)
サウスダコタ(3)
テネシー(11)
テキサス(38)
ユタ(6)
ウェストバージニア(5)
ワイオミング(3)
■バイデン氏(248)
アリゾナ(11)
カリフォルニア(55)
コロラド(9)
コネティカット(7)
デラウェア(3)
首都ワシントン(3)
ハワイ(4)
イリノイ(20)
メーン(3)※※
メリーランド(10)
マサチューセッツ(11)
ミシガン(16)
ミネソタ(10)
ネブラスカ(1)※
ニューハンプシャー(4)
ニュージャージー(14)
ニューメキシコ(5)
ニューヨーク(29)
オレゴン(7)
ロードアイランド(4)
バーモント(3)
バージニア(13)
ワシントン(12)
■勝者が確定していない州
アラスカ
ジョージア
ネバダ
ノースカロライナ
ペンシルベニア
※ネブラスカ州は勝者総取り方式を採用しておらず、選挙人5人のうち4人はトランプ氏、1人はバイデン氏が獲得。
※※メーン州も勝者総取り方式を採用しておらず、選挙人4人のうち3人はバイデン氏、1人はトランプ氏が獲得。
(c)AFP

6132チバQ:2020/11/05(木) 13:25:32
◆トランプ
フロリダ オハイオ テキサス アイオワ
◆バイデン 
アリゾナ
ミシガン 16
ウィスコンシン10


◆未定
アラスカ・・・たぶんトランプ
ジョージア 16 
ネバダ・・・たぶんバイデン
ノースカロライナ15
ペンシルベニア 20

6133チバQ:2020/11/05(木) 14:04:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/d9e8cc94f2059b11406e595f037297c49f4ce656
バイデン氏が過半数に王手 次の注目は南部ジョージア州
11/5(木) 10:42配信
 開票作業が続く米大統領選は、AP通信によると民主党のバイデン前副大統領が264人の「選挙人」を獲得し、勝利に必要な過半数の270人まで残り6人と迫っている。早ければ日本時間の昼前にも開票結果を出す見通しの南部ジョージア州(16人)に注目が集まっている。

【動画】激戦州の勝利を受けたバイデン氏「我々が勝者に」

 バイデン氏は、4日午後(日本時間5日朝)までに激戦州のミシガン、ウィスコンシン両州での勝利を確実にした。残るのはジョージア、ペンシルベニア、ノースカロライナ、ネバダ、アラスカの5州。このうちアラスカ以外のいずれかひとつでも獲得すれば、過半数の270人に達する見通しだ。大統領選は各州と首都ワシントンに割り当てられた計538人の「選挙人」のうち、過半数を獲得すれば勝利する。
朝日新聞社

6134チバQ:2020/11/05(木) 14:06:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/11c13a6fa21db4418173a4f59d256a05e12770be
「ウィスコンシン州で投票率が100%を超えた」はデマ。当日に有権者登録が可能、保守系メディアも否定
11/5(木) 11:35配信
71




ウィスコンシン州ミルウォーキーで進む開票作業の様子
アメリカ大統領選では、激戦州の一つであるウィスコンシン州でバイデン氏の勝利が確実な情勢だ。開票終盤には、バイデン氏の得票が急増したことで「投票率が100%を超えた」などとする情報が日本のTwitterでも拡散された。

しかし、ウィスコンシン州の選挙管理委員会のほか、保守系のFOXニュースなどが相次いでこの疑惑を否定している。
怪しいので州兵が参加?保守系ニュースも否定
拡散されたのは、ウィスコンシン州の開票作業で『突如謎の12万票が追加された』『投票率が100%を超えた(200%とも)』『怪しいので州兵が集計に参加』などといったものだ。ツイッターの情報をもとに、まとめブログが掲載したことで広まったとみられる。

この情報は誤っている。ウィスコンシン州選管は公式Twitterで「ウィスコンシン州は当日の有権者登録が可能です。いくつかの地域が非公式で報告している有権者数は正確ではありません」と指摘。「登録有権者よりも多くの票が投じられることはありません」とした。

保守系ニュースのFOXも「登録有権者数よりも多くの票が投じられたという人がいるが真実ではない。この州は360万人の有権者がいて、330万の投票があった。ウィスコンシンは当日の有権者登録も認めている」と説明している。

また、『突如』バイデン氏の得票が増えたことに関しても次のように解説している。

「ミルウォーキーとケノーシャでは夜を徹して開票作業が進められた。この2つは中央で不在者投票分をカウントする方式をとっていて、全てが集計されるまで得票にカウントされなかった。ミルウォーキーの作業が終わったのは(現地時間の)午前3時ごろだ」

このうち、バイデン氏が強いとされるミルウォーキーでは16万9000を超える不在者投票があったという。

「怪しいので州兵が介入」も不正確。FOXは州兵が開票作業に加わったことを伝えているが、不在者投票分の一部に誤植があり、作業が遅れる見通しのため、補助に入っているとのことだ。記事には「怪しい」という記述はなく、後から主観的に付け加えられたものだ。

また、これらのデマを投稿したツイートの一つには、ツイッターから「誤解を招いている可能性があります」とラベルが貼られている。

トランプ陣営はウィスコンシン州の結果について、票の数え直しを求めている。
ハフポスト日本版

6135チバQ:2020/11/05(木) 14:09:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/bfe9e7b34ad9eb4d6615f9eeaf0140a4ad8bdb4f
米下院、民主の多数確実…上院は過半数困難か
11/5(木) 13:14
 【ワシントン=船越翔】米大統領選と同時に行われた米連邦議会の上下両院選について、複数の米メディアは4日、下院は民主党が多数派の維持を確実にしたとの見通しを伝えた。一方、接戦が続く上院では、民主党の6年ぶりの過半数奪還は困難との見方が出ている。

 AP通信の4日午後9時20分(日本時間5日午前11時20分)時点の集計によると、定数435の全議席が争われた下院は、民主党が204議席、共和党が190議席の獲得を確実にした。

 民主党が2018年中間選挙に続いて過半数218議席を確保する勢いで、米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は当初予測より伸びがみられないとしつつ、「下院は今後も民主党が主導権を握ることになる」と報じた。

 一方、定数100のうち35議席が争われた上院は、AP通信の集計で、非改選を含め共和党は48議席、民主党は48議席の獲得を確実にした。民主党は改選前の47議席(無所属を含む)を上回ったが、米政治専門紙ザ・ヒルは各地の情勢などを踏まえ、「民主党が過半数を奪う可能性は低くなっている」と指摘している。残る4議席のうち、ジョージア州の1議席を巡っては、過半数を獲得する候補者がおらず、共和、民主両党の上位2人による決選投票を来年1月に行う。

6136チバQ:2020/11/05(木) 14:10:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/a60be519f05adddce925180422c9c44a916d2a1e
米上院選、共和党が地盤州で勝利 民主党の過半数奪還は厳しく
11/5(木) 12:33配信
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米上院選では共和党が地盤州各地で勝利をおさめ民主党の過半数奪還は厳しい状況となっている
(CNN) 米大統領選と同時に行われた上院選では、共和党候補が各地で激戦を制し、民主党による過半数奪還の可能性は狭まっている。

民主党は当初、トランプ大統領の不人気ぶりが追い風となり、過半数奪還への道が開けると予想。トランプ氏の新型コロナウイルス対応のまずさや、分断をあおる日々の言動もあり、有権者から上院奪還への支持が得られるだろうと見ていた。

だが、ふたを開けてみると、トランプ氏と共和党の上院議員がモンタナからサウスカロライナに至る地盤州を制する結果となった。メーン州ではトランプ氏は苦戦したものの、共和党のスーザン・コリンズ上院議員が勝利。4期を務めた比較的穏健なコリンズ氏が同州と独特な絆を築いていることが証明された。

上院民主党はここ6年間にわたって少数党にとどまってきた。複数の州で突破口が開けない限り、今回も少数党にとどまるとみられる。

これまで、両党とも現職を破る場面があった。トランプ氏が圧勝したアラバマ州では、民主党現職のダグ・ジョーンズ上院議員が元アメフト監督のトミー・ダバビル氏に敗れた。一方、バイデン氏が制したコロラド州では、民主党のジョン・ヒッケンルーパー前知事が共和党現職のコリー・ガードナー上院議員を破っている。

この2議席は差し引きでゼロになることから、上院の行方を決めるのは、アリゾナ、ノースカロライナ、ジョージアの各州で行われた4つの選挙になりそうだ。

6137チバQ:2020/11/05(木) 14:14:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/24007e40ed3da63340ac3f3f24d5a4c82ab0158f
「こんな選挙は初めて」分断極まり…大統領選、決着後に禍根残す恐れ
11/5(木) 12:01配信




イメージ
 【ワシントン田中伸幸】「率直に言えばわれわれが勝った」「勝利の軌道にいる」。大接戦となった米大統領選の開票が進む4日未明、トランプ大統領とバイデン前副大統領はそれぞれ支持者に自信を示した。一部の州では投票日後に到着した郵便投票も受け付けるが、郵便投票を「不正」と決め付けるトランプ陣営が訴訟を起こして決着が長期化する可能性もある。混乱はいつまで続くのか。全米が緊迫に包まれている。

【画像】米大統領選の開票状況

 4日午前2時半前、ホワイトハウスで演説したトランプ氏は、その時点で主要メディアが当確を報じていない州を次々と挙げ「勝った。とてつもない大勝利だ」と宣言。集まった支持者からは歓声が上がった。
 この2時間前、バイデン氏は地元東部デラウェア州で支持者の前に登場。「いい気分だ」と声を張り上げ、接戦州の勝利に楽観的な見方を示した。

 新型コロナウイルス禍の影響で今回は郵便投票が急増。集計のめどは見通せない。歴史的な大接戦となり選挙結果が出ても、国民の間に禍根を残す可能性が高い。

 共和、民主の二大政党による対立は1990年代ごろから激化。国家的課題に超党派で妥協しながら前進する政治は徐々に失われた。2009年から2期務めた民主党のオバマ前大統領は「医療保険制度改革(オバマケア)」など数々の「変革」を打ち出したが、議会多数派の共和党が徹底抗戦。思うような成果を残せなかった。
 党派対立を反映して国民の亀裂も深まった。それを「断絶」とも言える状態に陥れたのがトランプ氏だった。移民政策などで排他的な政策を掲げ、批判されれば身内の共和党議員であれ、メディアであれ「敵」と位置付けて攻撃。一方で減税など支持者受けの良い政策を打ち出し、票固めに力を入れた。

 そんなトランプ氏の支持、不支持を巡り国民は真っ二つに割れた。トランプ氏が10月に新型コロナ感染で入院した際には、インターネット上にトランプ氏の回復だけでなく、病状悪化を願う投稿も相次いだ。

 対立を激化させた存在として、メディアにも厳しい目が向けられる。トランプ氏批判の論陣を張る主要メディアの一部は、選挙戦終盤に浮上したバイデン氏の息子に関する金銭疑惑の新情報にほとんど触れなかった。報道の中立性を捨てたかのような姿勢に、トランプ氏の支持者たちは特定のメディアを名指しして「最悪」コールを連呼し、不満を募らせた。

6138チバQ:2020/11/05(木) 14:14:39
   ■    ■

 3日、南部バージニア州の投票所で票を投じた両候補の支持者に「今、米国に何が必要か」と尋ねると「結束」「平和」という同じ趣旨の答えが返ってきた。トランプ政権への評価は全く異なるが、混乱続きで「トランプ疲れ」に陥っているのは共通していた。

 それでもなお、バイデン氏の支持者は、トランプ氏の岩盤支持層を「カルト信者だ」と痛烈に批判。逆にトランプ氏の支持者は、警官による黒人暴行問題への暴力的な一部の抗議デモにも理解を示すバイデン氏の支持者を「過激派」と呼び、憤る。
 どちらの支持者も「こんなに分裂した選挙は初めてだ」と嘆き、「シビルウォー(内戦)のような事態は絶対に避けなければならない」と案じる声が上がる。

 ホワイトハウス周辺では不測の事態に備え、窓ガラスなどを割られないよう、建物の外壁部分に木の板が張り巡らされていた。それがいつ取り除かれるか、誰にも分からない。不穏な空気が街を覆う。

6139チバQ:2020/11/05(木) 14:19:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/fdb18620898badbd5042c2dd2fe71bbe8d49f097

共和党候補、コロナで死亡も当選 米ノースダコタ州議会選
11/5(木) 11:17配信
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米大統領選挙で全ての票の開票を求める有権者(2020年11月4日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米ノースダコタ州議会選で、新型コロナウイルスで先月死亡した共和党候補、デービッド・アンダル(David Andahl)氏が当選を果たした。当局が4日、明らかにした。

【写真】売春宿経営の候補、選挙前に死亡も当選果たす 米ネバダ州議会選

 遺族がフェイスブック(Facebook)で明らかにしたところによると、農場経営者だったアンダル氏は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)との短い闘病生活の後、10月5日に55歳で亡くなった。

 元レーシングドライバーでもあるアンダル氏は人生最後の選挙で、連邦下院ノースダコタ州第8選挙区で、3分の1の票を獲得して当選。死後に願いを叶えた。

 死亡した候補者が当選したことを受けて、ノースダコタ州の司法長官は、議員の辞職または引退と同様に扱い、共和党が後任を指名すると明らかにした。

 米国で死亡した候補が当選するのは、今回が初めてではない。2018年にもネバダ州議会選で、有名な売春宿の経営者デニス・ホフ(Dennis Hof)氏が、死亡から数週間後に当選を果たした。【翻訳編集】 AFPBB News

6140チバQ:2020/11/05(木) 14:20:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/4dc417c0c69f49b8b562e02e65c04da2c2581c9d
バイデン氏、ネバダとアリゾナ勝利なら必要な選挙人確保 トランプ氏は法廷闘争で逆転狙う
11/5(木) 11:05配信
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トランプ氏とバイデン氏のプロフィール
 米大統領選で民主党候補のバイデン前副大統領は中西部の激戦州であるミシガン、ウィスコンシン両州などで勝利したことで、獲得を確実した大統領選挙人が253人となり、当選に必要な過半数の270人まで残り17人に近づいた。現在焦点となっているのは西部アリゾナ(選挙人数11)と同ネバダ(同6)の両州の行方で、バイデン氏が両州とも勝利すればちょうど選挙人270人を確保することになる。

【いつ決まるの?】イラストで解説する米大統領選の仕組み

 米CNNテレビの集計によると、アリゾナ、ネバダ両州ともに開票率80%を超えた時点でバイデン氏の優勢が伝えられている。ただネバダ州の選管当局は開票結果について、5日まで発表しないと表明した。このため、大統領選の大勢が判明するまでなお時間がかかる可能性がある。

 一方、再選に向けて苦しい状況に立たされ共和党のトランプ大統領は法廷闘争を本格化させた。バイデン氏が勝利を確実にしたミシガン州では、自陣営の担当者が集計作業を十分に監視できる態勢が確保されていないと同州の裁判所に提訴。ウィスコンシン州では再集計を申し立てることで、選挙結果の逆転を狙っている。

6141チバQ:2020/11/05(木) 14:27:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/fbb0acbd7ad8ab9a3172ce56e8ce1a3cecb41ac6
民主、上院奪取困難 下院は過半数維持も議席減 米議会選
11/5(木) 14:23配信
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 【ワシントン時事】3日の米大統領選と同時に行われた連邦議会の上下両院選は4日、開票作業が続けられた。

 上院選(定数100)では、与党共和党が事前予想を上回る奮闘を見せ、野党民主党が目標とする6年ぶりの過半数奪取は困難な情勢だ。下院(定数435)では民主党が過半数を維持するものの、議席を減らす見通し。民主党のペロシ下院議長は声明で「厳しい選挙だった」と認めた。

 人事承認や条約批准の権限を持つ上院の改選前勢力は、共和党53に対して民主党47(無所属2を含む)。上院では採決で50対50となった際、副大統領が最後の1票を投じる。このため、民主党が大統領選の結果にかかわらず上院を制するには、少なくとも4議席を上積みする必要がある。 

最終更新:11/5(木) 14:25
時事通信

6142チバQ:2020/11/05(木) 17:34:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/e2f02376b3772e1752bca0f3d617c6f5ca7b0715
米大統領選 大接戦に世界が戦々恐々 各国・地域にそれぞれの思惑
11/5(木) 0:16配信

 米大統領選を制するのは共和党のトランプ大統領か、それとも民主党のバイデン前副大統領か-。世界中の国・地域がそれぞれの思惑を込めながら、接戦にもつれ込んだ選挙戦の行方を注視した。米中対立の渦中にある中国は、バイデン氏当選を期待しているかと思いきや、必ずしもそうでない。中東諸国は、次の大統領によって米国のイランやサウジアラビアに対する政策が様変わりしかねないとみている。

■中国 両候補に一長一短 厳しい対中姿勢を覚悟

 【北京=西見由章、上海=三塚聖平】トランプ米政権から多方面の圧力を受けている中国にとっては、トランプ氏とバイデン氏のどちらが当選しても“一長一短”がある。いずれにしろ、米国の厳しい対中姿勢は党派を超えて長期的に継続されるとの見方が広がっている。

 中国の習近平国家主席は4日、上海で5日開幕する「中国国際輸入博覧会」に関するビデオ演説で、「各国は唯我独尊となったり、人に損を与えて己も傷ついたりすべきではない」と強調した。その上で「一国主義や保護主義で国際的な秩序やルールを損なうことは許されるべきではない」と述べ、対立を深めるトランプ米政権を暗に牽制(けんせい)した。

 トランプ政権は中国共産党の脅威を強調し、ハイテク分野を含む米中経済のデカップリング(切り離し)を進めている。中国の習近平指導部にとっては交渉の余地が限られ、極めて扱いにくい相手だ。ただ、中国人外交研究者は「米国内を分断させ、国際組織からの脱退も進めるトランプ政権には、中国に都合がよい側面もある」と指摘する。

 一方でバイデン氏が政権を握った場合、欧州や日本などの同盟国と連携を強め、トランプ氏より強力な「中国封じ込め」を展開することへの警戒感がある。

 中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報は4日付の社説で、トランプ、バイデン両氏が大統領選を通じて「自分の方が中国により強硬だという奇妙な競争を繰り広げた」と批判した。

■台湾 双方と等距離確保に苦心

 【台北=矢板明夫】台湾の蔡英文政権は、共和党のトランプ氏と民主党のバイデン氏のいずれにも、「肩入れせず、双方と等距離の関係で米国とのパートナーシップを深化する」との姿勢をアピールしている。

 台湾にとって対米関係の維持と拡大は、安全保障や技術交流、貿易でも最重要の課題。米中関係の変化をにらみつつ、選挙結果によって米台関係がわずかでも揺らぐことのないよう、細心の注意を払ってきた。

 蔡政権はトランプ政権と親密な関係を築いた。中国の軍事脅威を背景に武器供与を求め、台湾重視の姿勢を強めたトランプ政権から続々と承認を得た。武器供与の見返りに、米側の要求も受け入れたようだ。

 トランプ政権の誘致を受け、半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が大統領選の激戦区であるアリゾナ州に最新鋭工場を建設すると5月に発表した。TSMCの経営陣を蔡氏が自ら説得したとされる。蔡政権は8月、長年懸案だった米産豚肉の輸入も決断している。

 台湾メディアは、強硬な対中姿勢をとるトランプ氏を歓迎していた。一方、10月30日に米紙ワシントン・ポストが「蔡政権は共和党寄り」などとする記事を掲載すると、台湾の外交部(外務省に相当)はあわてて「否定声明」を発表。蔡氏は翌31日に招集した国家安全会議で、「米国のいずれの政党とも平等に交流する」と確認するなど、ピリピリした対応を示した。

6143チバQ:2020/11/05(木) 17:35:20
■韓国 対北融和願いバイデン氏に警戒感

 【ソウル=桜井紀雄】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権は、接戦が伝えられる米大統領選の推移を複雑な思いで見守っているもようだ。一つには選挙結果が即、文大統領が最重要課題とみなしてきた対北朝鮮政策の行方を左右するからだ。

 文氏はトランプ大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長による2018年の史上初の米朝首脳会談を高く評価し、南北融和推進の原動力としてきた。

 ベトナム・ハノイでの昨年の再会談の物別れ以降、米朝間の非核化交渉は停滞しているものの、トランプ氏は選挙後、速やかに北朝鮮と交渉する意向を示しており、トランプ氏の再選で米朝交渉が再始動すれば、中断した南北対話も息を吹き返す可能性がある。

 一方、バイデン候補は、トランプ氏が金氏と会談を重ねて「北朝鮮を正当化した」と批判しており、大統領に就任すれば、トップダウン式から実務者協議を積み重ねるボトムアップ式に交渉方法を改める可能性が高い。金氏はこの交渉スタイルに拒否感を示しており、文氏の残る約1年半の任期内に米朝交渉が進展しない事態も想定される。

 トランプ氏は在韓米軍の駐留経費交渉で韓国側に大幅な負担増を迫り、協議が平行線をたどるなど、安全保障政策をめぐって文政権は、トランプ氏の意向に振り回されてきた。バイデン氏は米韓同盟を重視する姿勢を見せており、韓国内にはバイデン氏の大統領就任で駐留経費交渉が妥結することを期待する声もある。

■中東 対イラン、サウジ政策の違いを注視

 イランのロウハニ大統領は4日、米大統領選について「誰が勝利しようとも、重要なのは政策や原則だ」と述べ、次期大統領に制裁という選択肢を避けるよう求めた。イランに数多くの制裁を科してきたトランプ大統領を批判し、バイデン候補の方が望ましいとの考えを示唆したとみられる。

 米オバマ前政権は2015年、イランが核開発を抑制する見返りに欧米などが経済支援を行うとする核合意を締結。バイデン氏は同政権を中枢で支えた。18年に核合意から離脱してイランへの制裁を再開したトランプ氏に対し、バイデン氏は条件付きで核合意に復帰し、イランへの関与政策にかじを切る方針を示す。

 トランプ政権は今夏以降、イランの脅威を封じ込める「包囲網」構築のため、イスラエルとアラブ3カ国の国交正常化を仲介した。トランプ氏が再選されれば米・イスラエルなどとイランの軍事的緊張が高まる局面も排除できず、対イラン政策は次期大統領しだいで大きく変化しそうだ。

 一方、バイデン氏が当選した場合、親米アラブの盟主を自任するサウジアラビアとの関係が冷え込むとの見方がある。在トルコのサウジ総領事館で起きた反体制記者殺害事件などの際、友好関係を優先して批判を控えたトランプ氏に対し、人権抑圧に敏感なバイデン氏はサウジとの関係を見直す意向も示している。米・サウジ関係に変化が生じれば、中東情勢全般に影響を与える可能性がある。

(中東支局 佐藤貴生)

6144チバQ:2020/11/05(木) 19:43:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/d6cf0fe5aec98b5d8560a3219dab55c873c0aac0
バイデン支持者お祭りムード…勝利への期待と訴訟への不安と
11/5(木) 17:56配信
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トランプ氏とバイデン氏のプロフィール
 米首都ワシントンのホワイトハウス周辺では4日も共和党のトランプ大統領(74)への抗議デモがあり、米大統領選の民主党候補、バイデン前副大統領(77)の勝利の瞬間を待ち望む支持者は早くもお祭りムードを醸し出した。一方で、集計結果をめぐりトランプ氏が起こした法廷闘争への不安も口にした。(ワシントン 上塚真由、東部デラウェア州ウィルミントン 住井亨介)

【いつ決まるの?】イラストで解説する米大統領選の仕組み

 バイデン氏が中西部の激戦州などを確保し、獲得選挙人数が過半数に近づいたとのニュースが伝わる中、ホワイトハウス近くの大通りでは深夜まで楽器を演奏したり、歌をうたったりする人だかりができた。

 西部カリフォルニア州からやってきたというアーティストのパブロ・カスティーロさん(37)は「バイデン氏の勝利をこの場で祝いたい。トランプ氏は一部で開票結果を争っているが、ゲームオーバーだと言いたい」と語った。

 バイデン氏が勝利を確実にした場合、トランプ氏は「敗北」を受け止めるのか-。こうした懸念がバイデン氏の支持者の間で高まっている。3日に街頭で開票速報を見守った研究員、エイミー・ブラスバーグさん(37)は4日も街に出た。「敗北した場合にトランプ氏が居座るのではないか不安だから」だという。

 開票が始まった3日夜から4日未明にかけ、ワシントンでは約千人が抗議デモに参加。地元警察によると、参加者の中から4人の逮捕者が出たが、「おおむね平和的に行われた」(ニューシャム警察署長)。

 ただ、警察によると、4日未明、トランプ氏を支持する極右団体「プラウド・ボーイズ」のメンバーを名乗る3人が何者かに刃物で刺される事件が発生。いずれも命に別条はないが、双方の支持者が衝突する恐れは消えていない。ホワイトハウス周辺には4日夜も多数の警察車両が配備され、暴動など不測の事態への警戒が続けられた。

 トランプ氏の支持者も各地の開票状況に神経をとがらせる。米メディアによると4日夜、バイデン氏の優勢が伝えられる西部アリゾナ州フェニックスの開票所にトランプ氏の支持者が多数集結し、「俺たちの票をちゃんと数えろ」と連呼。またバイデン氏の当確を報じたとして、「くたばれFOXニュース!」と怒号を上げ、騒然となった。

 中西部ミシガン州デトロイトの開票所にも4日、トランプ氏の支持者が押し寄せ、「開票をやめろ!」と繰り返した。トランプ氏は同州で開票作業の打ち切りを求めて提訴しており、同氏に呼応した支持者らが各所で行動している。

 バイデン氏の地元・デラウェア州ウィルミントンでは、同氏の勝利を確信する黒人アーティストのブルース・スミスさん(55)が「ジョーなら苦しみ続けている黒人社会を救ってくれる」と述べた。バイデン氏と直接会ったことがあるスミスさんをはじめ、市民は親しみを込めてバイデン氏を「ジョー」と呼ぶ。

 ウィルミントンの駅は、上院議員時代のバイデン氏が電車で約1時間半かかるワシントンの連邦議会への通勤に使った。議員就任直前に妻と1女を交通事故で亡くし、残された息子2人を地元で育てるためだった。駅名にはバイデン氏の名前が付けられられた。

 人々はこうしたバイデン氏の人柄に引き寄せられているようだ。スタートアップ企業(創業初期のベンチャー企業)向けのプログラミングを手掛けるエミリー・メルツァーさん(23)は「彼には共感力があり、米国のより良き未来図を描いている。(選挙で分断された)米国を一つに戻してくれる」と期待する。

6145チバQ:2020/11/05(木) 19:44:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/c5895e501df9da02dfb901b6a231599d2fb27d77
バイデン氏「赤い州」でも健闘 激戦州一つ制すれば勝利
11/5(木) 18:59配信
 米大統領選は、バイデン前副大統領が激戦州のミシガン、ウィスコンシン両州を制したことで過半数(270人)獲得に向けて大きく前進し、勝利に「王手」をかけた。

 「大統領になるために必要な270人の選挙人に達するための州で、我々が勝っていることは明白だ」

 4日、地元デラウェア州ウェルミントンで演説をしたバイデン氏はこう語った。AP通信はこの日、激戦州のウィスコンシン州とミシガン州でバイデン氏が勝利を確実にし、各州に割り当てられた538人の選挙人のうち、264人を獲得したと報道した。

 バイデン氏が有利になりつつあるのは、過半数を得るための道筋が複数あることだ。まだ勝者が判明していない5州のうち、ペンシルベニア(選挙人20人)、ジョージア(16人)、ノースカロライナ(15人)、ネバダ(6人)のいずれかで勝利すればいい。逆に、トランプ氏は全てで勝利する必要がある。

 トランプ、バイデン両陣営が「最重要州」として力を入れてきたペンシルベニア州は5日午前3時(日本時間同午後5時)現在、予想開票率が89%で、トランプ氏が2・6ポイント差でリードしている。しかし、民主党支持者が多く活用した郵便投票の開票作業が進むに従い、バイデン氏との差は狭まりつつある。ミシガン、ウィスコンシン両州も同じように逆転したバイデン氏は演説で、「ペンシルベニア州について、すごくいい感触だ」とも語った。

 ジョージア州でもバイデン氏が追い上げている。1996年以来、共和党候補が勝ち続けてきた「レッドステート」だが、開票率98%の時点でトランプ氏のリードは2万2千票余となっている。まだ開票が終わっていない票の大半は、民主党が強い大都市アトランタ市周辺の有権者が投じており、バイデン氏が逆転する可能性がある。
朝日新聞社

6146チバQ:2020/11/05(木) 19:46:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/07d1d04e33a53edff38c1ab1f12ff7f094aa3963
バイデン氏、過半数獲得へ前進 焦点のアリゾナ、ネバダで先行
11/5(木) 19:33配信
 【ワシントン共同】米大統領選は5日、民主党のバイデン前副大統領(77)が勢いを見せ、当選に必要な選挙人の過半数獲得へ前進した。焦点の西部アリゾナ、ネバダ両州で僅差ながら先行し、両州を取れば過半数に達する。共和党のトランプ大統領(74)は集計作業が続く郵便投票の「不正」を主張し、作業の停止や再集計を求めて徹底抗戦する構えだ。

 バイデン氏が制したミシガン州や、アリゾナ州の開票所前にはトランプ氏の支持者が押し寄せ、集計中止を要求。一部で警察が出動する事態に発展した。バイデン氏の支持者らはニューヨーク州やワシントン州で「全ての票の集計」を求めるデモを実施した。

6147名無しさん:2020/11/05(木) 21:02:38
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20201105-567-OYT1T50232.html
独自に勝敗判定の米メディア、アリゾナ州開票巡り割れる
2020/11/05 19:16読売新聞

 米大統領選で、アリゾナ州の開票結果をめぐる米主要メディアの勝敗判定が割れている。AP通信などがバイデン氏に「勝利確実」の判定を出す一方、投票終了から30時間がたった日本時間5日午後5時時点で勝敗判定を保留しているメディアもある。

 アリゾナ州について、主要メディアで最初にバイデン氏に勝利判定を出したのはFOXニュースで、投票終了から2時間20分後に速報を流した。APやウォール・ストリート・ジャーナル紙もバイデン氏の勝利が確実としている。

 判定を保留しているのは、新聞社ではニューヨーク・タイムズ、テレビ局ではCNNやABCなどだ。開票率85%超でバイデン氏2〜3ポイントリードの現状に照らし、トランプ氏に逆転の可能性があるかどうかの判断が分かれている。

 米主要メディアは、各州の選管当局が公表する途中集計のほか、誰に投票したかを投票所で有権者に尋ねる出口調査の結果などを踏まえ、それぞれ独自に勝敗判定を行っている。

6148名無しさん:2020/11/05(木) 21:08:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/9660cea5342bd2e710f02044bf2c6ef3ef76ee40
バイデン氏「我々は勝利に向かっている」
11/5(木) 6:46配信

アメリカ大統領選挙は開票作業が進んでいて、大接戦となっています。民主党バイデン候補の地元・デラウェア州から星真理子記者の報告です。

一夜明け、バイデン陣営も電話会見を行い、トランプ大統領が一方的に「勝利した」と語ったことについて、「間違った発言」と批判しました。また、大統領が「連邦最高裁に持ち込み集計を止めさせる」としたことについても、「どの票が集計されるべきかをトランプ大統領が決めるべきではない」「バイデン氏はすべての票が集計されるために闘う」と徹底抗戦の構えを見せています。

その上で、焦点となっているペンシルベニア州・ウィスコンシン州・ミシガン州の3州すべてで勝てるとの見込みを示し、「我々は勝利に向かっている」と自信を強調しました。

一方で、民主党関係者からは、バイデン氏が新型コロナウイルス対策のために選挙戦の当初、集会を行わず、オンライン形式のイベントを続けたことが、票の伸び悩みにつながったとの声も上がっています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/52e2910426db1041c6b56a812755cca23128875d
「ラストベルト」の接戦2州、バイデン氏の勝利確実…ウィスコンシン・ミシガン州
11/5(木) 6:46配信

 【ワシントン=中島健太郎】米CNNテレビは4日午後、米大統領選で民主党のジョー・バイデン前副大統領が接戦となっている中西部ウィスコンシン州、ミシガン州で勝利を確実にしたと報じた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a960d966f7a6b86aa9079dbd1822a0ca8139a7e5
激戦州のミシガンで、バイデン氏が勝利確実に。前回はトランプ氏が勝ったラストベルト
11/5(木) 6:39配信

アメリカ大統領選挙で、民主党候補のバイデン氏がミシガン州での勝利を確実にした。

ミシガン州は民主党が強い州の一つで、1992年〜2012年は民主党候補が勝利していた。

しかしミシガンは自動車などの主要産業が衰退した「ラストベルト」と呼ばれる地域の一つで、2016年はトランプ氏がヒラリー氏に勝利。票差はわずか0.2%、1万704票だった。

■投票日1カ月前に起きた誘拐未遂事件
ミシガン州では投票日の約1カ月前に、民主党のグレッチェン・ホイットマー知事の誘拐を計画していた武装グループが逮捕され、社会に大きな衝撃を与えた。

ホイットマー知事は、白人至上主義者を非難せず、ヘイトを煽るようなトランプ氏の行動が、誘拐計画に大きな影響を与えたとトランプ氏を非難していた。

■トランプ陣営、集計の差し止めを求めて提訴
ミシガン州では投票を締め切った当初はトランプ氏がリードしていたが、その後はバイデン氏が票を伸ばして勝利した。

トランプ氏は11月4日午前2時20分過ぎにホワイトハウスで記者会見し「勝ったも同然だ。はっきり言えば私たちは勝利した」と一方的に勝利宣言。

「投票所が閉まった後に票が加えられるべきではない」と訴えて開票作業を止めるべきだと主張していた。

トランプ氏の選挙陣営は4日、ペンシルベニア州とミシガン州で一時的に票の集計の差し止めを求める裁判を起こしたと発表した。

6149チバQ:2020/11/05(木) 21:09:29
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2011050022.html
米上院選、共和党が善戦…過半数維持の可能性
2020/11/05 19:49産経新聞

 【ワシントン=平田雄介】3日投開票の米大統領選と同時に実施された連邦議会選は4日、上院選で落選の危機にあった共和党のコリンズ上院議員が東部メーン州で再選を果たし、同党は上院(定数100)で非改選を含めた47議席を固めた。現有53議席の同党は過半数割れも予想されたが善戦。民主党も現有47議席(無所属2含む)を確保した。大勢が判明していない残り6議席は近年は共和党の地盤が多く、同党が過半数を維持する可能性が出てきている。

 上院は、閣僚を含む政府高官や連邦最高裁判事らの指名人事の承認、条約の批准などを行い、米国の政策決定に強い影響力を持つ。ロイター通信は4日、共和党が上院を制すれば、大統領選で民主党候補のバイデン前副大統領が当選しても、医療保険制度改革法(オバマケア)の拡充など同党の看板施策の実現は難しくなると伝えた。

 メーン州で勝利したコリンズ氏は今回で当選5回となるベテラン。トランプ氏が指名したカバノー連邦最高裁判事の人事承認案などに賛成し、トランプ氏の人気が低迷する同州で支持者を減らしていた。苦戦が伝えられたが、得票率50%超の勝者が出るまで決選投票を繰り返す方式の選挙で、1回目の投票で50・3%を確保し、逃げ切った。

 共和党は中西部アイオワ州でも、劣勢にあったアーンスト上院議員が再選を果たした。アーンスト氏は司法委員会の委員。10月にはトランプ氏が指名した保守派のバレット最高裁判事の人事承認に賛成した。

 西部モンタナ州では、トランプ氏の移民規制などを支持する共和党のデーンズ上院議員が激戦の末、民主党候補のブロック同州知事を退けた。

 民主党は、南部サウスカロライナ州でトランプ氏に近い共和党のグラム上院議員の「落選運動」に失敗する一方、一昨年に死去した共和党のマケイン元上院議員の空席を埋める西部アリゾナ州の補選で民主党新人の元宇宙飛行士、ケリー氏が接戦を制し、同党の上院奪還に望みをつないだ。

 民主党はバイデン氏が大統領で勝利し、3議席を上積みして共和党と同数の50議席を確保すれば上院の主導権を握る。副大統領になるハリス氏が上院議長を兼ね、法案などの採決で可否同数の場合に1票を投じることができるためだ。

 下院(定数435)は民主党が過半数を維持する見通し。

6150名無しさん:2020/11/05(木) 21:10:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/95e218c21eb449f652ddc02c6393ec61bddea0ca
米上院選、共和党が多数派維持の見通し ねじれ議会続く
11/5(木) 8:37配信

[ワシントン 4日 ロイター] - 米大統領選と同時に実施された上院選では、共和党が多数派を維持する見通しとなっている。メーン州で、共和党現職のスーザン・コリンズ氏が、民主党のサラ・ギディオン氏に予想外に勝利したほか、勝敗が決まっていない他の複数州でも共和党現職が民主党候補をリードしている。

民主党は選挙前に上院での過半数獲得が予想されていたが、4日午後の時点で、共和党現有議席を差し引きで1議席を奪うにとどまっている。

上院では現在、定数100議席のうち共和党が53議席で過半数を占める。大統領選で民主党候補のバイデン氏が勝利すれば、カマラ・ハリス氏が副大統領として上院議長を兼ねることから、民主党が上院の過半を握るには今回の改選で共和党から3議席を奪う必要がある。バイデン氏がトランプ氏に敗北すれば、4議席が必要になる。

5議席の結果がまだ判明しない中、アラスカ、ジョージア、ノースカロライナ州では共和党現職がリード。ミシガン州では民主党のゲイリー・ピーターズ氏が共和党のジョン・ジェームズ氏をわずかにリードしている。

ジョージア州の上院補選は、共和党現職のケリー・ロフラー氏と民主党のラファエル・ウォーノック氏が1月5日の決選投票に進むことになった。

民主党は、アリゾナ州とコロラド州で共和現職を破ったものの、アラバマ州で民主党現職ダグ・ジョーンズ氏が共和党候補に敗北し、獲得議席は差し引き1議席にとどまる。

また、敗北が予想されていた4人の共和党現職(アイオワ州のジョニ・アーンスト氏、モンタナ州のスティーブ・デインズ氏、サウスカロライナ州のリンゼー・グラム氏、テキサス州のジョン・コーニン氏)が再選を果たし、民主党の過半数獲得への道は一段と厳しくなっている。

共和党はカンザス州でもロジャー・マーシャル氏が民主党のバーバラ・ボリエー氏に勝利した。

バイデン氏が大統領選で勝利し、共和党が上院を制すれば、バイデン氏は医療制度の拡充や気候変動対策など自身の政策の大部分が阻止される可能性があり、厳しい状況となる。一方、トランプ氏が再選を果たした場合、同氏も、民主党が過半数を維持する下院で同様の課題に直面する。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5a9f2e43d1c09b38f5b95b771fad962d7219527b
トランプ氏の最高裁提訴意向、専門家は実効性に懐疑的な見方
11/5(木) 8:28配信

[ワシントン 4日 ロイター] - 大接戦となっている米大統領選を巡り、共和党候補のトランプ大統領は最高裁への提訴意向を示したものの、法律の専門家からは最高裁が最終決定者になることはないのではないかとの見方が出ている。

選挙法の専門家は、裁判所がトランプ氏の訴えを受け入れ、票の集計を止めることに懐疑的な見方を示す。

集計作業が続く中、トランプ氏はホワイトハウスで民主党候補のバイデン氏に勝利したと宣言。根拠を示さずに「これは米国民への不正だ。法を適切に適用することを求める。従って最高裁に行くことになるだろう。全ての投票を停止させたい」と述べた。ただ、最高裁への具体的な提訴内容を示していない。

法律の専門家は、一定の票や集計手続きに異議が出てくる可能性はあるとしつつ、こうした争いが最終結果を決定付けるかは不透明だと指摘する。

オハイオ州立大学の選挙法専門家、ネッド・フォリー氏はツイッターで「(最高裁は)有効性に疑問がある票があり、それが結果を左右するような場合にのみ関わることになる。今回はそうしたケースにはならない可能性がある」との考えを示した。

トランプ氏の弁護士であるジェンナ・エリス氏は4日、集計を巡るトランプ氏の提訴方針を支持。FOXビジネスネットワークとのインタビューで「法的手続きに入らなければならないとしたら、それは前例のないことではない」とし、「彼(トランプ氏)は選挙が盗まれたものではないことを明確にしたいのだ」と説明。すぐさま連邦裁判所に訴えることも1つの選択肢だと付け加えた。「われわれはあらゆる法的選択肢を検討している」とした。

6151名無しさん:2020/11/05(木) 21:12:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/a510fc5b786083a3c6583b92c03f11a1c3f21640
米大統領選速報、FOXが視聴者数で勝利 トランプ陣営の反感も
11/5(木) 8:09配信

[4日 ロイター] - 3日夜の米テレビ局による大統領選の報道は、FOXニュースが視聴者数で他を上回った。激戦州アリゾナについて同局が他局に数時間先行して民主党候補バイデン氏の勝利を速報したことなどが背景にあり、保守系テレビ局ながら、共和党候補トランプ大統領の陣営と支持者の一部の反感を買っている。

ルパート・マードック氏率いるフォックス・コーポレーション<FOXA.O>傘下のFOXニュースは解説者がトランプ氏の政策目標について好意的なコメントをすることがよくある。

大統領選の報道では他局より3時間も前にアリゾナ州でバイデン氏が勝利する見込みだと報じ、バージニアについてもCNNより5時間も前にバイデン氏が勝利すると伝えた。他局に比べても数時間早かった。

フロリダに関しては、AP通信より90分早く、トランプ氏の勝利を伝えた。FOXの速報が間違いとの指摘はこれまでのところない。大統領選はまだ開票が続いており、決着していない。

米ジョージ・ワシントン大のフランク・セスノ・メディア広報学教授は「FOXの速報が拙速だったのか、適切なタイミングだったのかは分からないが、トランプ氏が好むであろうレンズを通してではなく、しかるべき形で速報したと言える」と指摘。

一方、トランプ陣営の顧問、ジェイソン・ミラー氏とアリゾナ州のデュシー知事(共和党)などは、FOXがあまりにも早く結果を判断したと批判。FOXのジョン・ロバーツ記者は番組で、トランプ陣営が「激怒していた」と伝えた。

米調査会社ニールセンの暫定データによると、FOXの米東部時間3日午後6時から4日午前3時までの平均視聴者数は1050万人と、CNNの680万人を含め、他を上回った。アリゾナでのバイデン氏勝利の速報は午後11時半(日本時間4日午後1時半)に出している。

米テレビ9局全体のプライムタイム視聴者数は暫定値で約5000万人となり、2016年の大統領選時を下回ったとみられる。ただ、人気が急増しているオンライン配信の視聴者は含まれていない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/32816962480c0d7f275323bcdb3265bd3a8d1828
バイデン氏「十分な州制した」、米大統領選勝利を予想
11/5(木) 6:43配信

[ウィルミントン(米デラウェア州) 4日 ロイター] - 米民主党の大統領候補、バイデン前副大統領は4日、勝利するのに十分な数の州を制しているのは明らかだと述べ、自身の勝利を予想した。

バイデン氏は「集計の長い夜を経て、われわれが大統領選で勝利するのに必要な270人の選挙人獲得に十分な州を制しているのは明らかだ」とし「勝利したと宣言するわけではないが、集計が終了した時、われわれが勝者になると信じていると言いたい」と述べた。

6152名無しさん:2020/11/05(木) 21:12:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/a832cfa1b15ac7d61713f7261aa551e2abb2e67d
アングル:米選挙最悪シナリオでも株高、「海図」なき短期売買か
11/5(木) 7:29配信

伊賀大記

[東京 5日 ロイター] - 米大統領選を受けた金融市場で株高が進んでいる。バイデン氏の勝利を織り込んで株価が上昇してきたにもかかわらず、トランプ氏が盛り返しても、株高基調は変わらず。最悪シナリオだったはずの決着が遅れる可能性が高まってもおかまいなしだ。カネ余り相場特有の都合の良い解釈とみられているが、「ビッグピクチャー(大きな将来予想)」を欠いた短期的な売買にすぎないと冷めた見方も少なくない。

<「両建て」視野に>

ヘッジファンドなど短期筋は「トランプトレード」も視野に両建てで株買いに動いているようだ。4日の米株市場でダウ<.DJI>は1.34%高となったが、ナスダック<.IXIC>は倍以上の3.85%高とハイテク株の上昇が目立った。

これまでバイデン氏勝利のシナリオをベースとた「バイデントレード」が株高の原動力となってきたが、市場では一転して「トランプ氏が勝利すれば、規制強化の動きが後退する可能性がある。これまで米国の株価をけん引してきたハイテクIT株の急落を懸念しないで済む」(国内証券)との見方が広がっている。

米下院反トラスト小委員会は10月6日、米巨大IT4社の市場支配力乱用を詳述する厳しい調査報告書をまとめた。これは、大統領選で民主党候補のバイデン氏が勝利すれば、新しいルールと規制強化がFANG4社を待ち受けていることを示唆する。

外為市場では、ドル/円の動きは限定的だったが、メキシコペソが一時急落。トランプ氏から通商面で厳しい攻撃にあってきた国の通貨は、大統領選でバイデン氏優位との見方から買い戻されてきたが、ポジションが一気に巻き戻された格好だ。

<「カネ余り相場」の解釈か>

マーケットでは株高材料だけがクローズアップされ、「バイデントレード」ではやしてきた材料に懸念は強まっていないのが現状だ。

財政拡大期待の後退は悪材料視されず、「トランプ氏が再選しても、新型コロナが感染拡大する中では、一定の財政支出が見込めるとの見方に変わった」(外資系金融機関)という。財政拡大懸念の後退で低下した米長期金利は株高材料だが、景気押し上げ効果の減退懸念は不安視されていない。

さらに、「企業や富裕層に対する増税への懸念が後退した」(国内銀行)との声もちゃっかり浮上している。「バイデントレード」では、特段、悪材料視されてこなかったにもかかわらず、バイデン氏と民主党の劣勢が伝わると、プラス材料視され始めてきている。

ハイテクIT企業への締め付けも、バイデン候補や民主党が始めたことではない。反トラスト法に沿って、一部の大企業に対して競争条件を歪めていると司法省を通じて提訴したのはトランプ政権だが、いまのマーケットでは株高材料とされている。

「カネ余り相場の都合のいい材料解釈だ。世界的に低金利化する中では、株式ぐらいしか十分なリターンを上げることのできる市場はない。株高材料を強引にでも探して、それに乗る動きになっている」と、三菱UFJモルガン・スタンレー証券のチーフ投資ストラテジスト、藤戸則弘氏は指摘する。

<市場が織り込んでいない悪材料>

米大統領選は接戦となっており、法廷闘争に持ち込まれる可能性も出てきた。決着が長引くのは、政策の「空白」を生じさせるとして、マーケットにとって最悪のシナリオだったはずだが、株高のリスクオン基調は崩れていない。

「いまの市場にビッグピクチャーはない。不透明すぎて読めないからだ。プライスが少しでも動けば、その方向に乗るのがいまのトレードの主流であり、相場の振幅も大きくなっている」と、アライアンス・バーンスタインの債券運用調査部長、駱正彦氏は分析する。

大統領選を迎えた米国の市街では、商店の外壁を囲うようにバリケードの板が張られ物々しい雰囲気になっている。長年、米国をみてきたウオッチャーも「こんなに殺気立った状況は初めて」(三井住友銀行のチーフ・マーケット・エコノミスト、森谷亨氏)と話す異例の状況だ。

「大統領選を経て米国は融和ではなく分断が一層強まるおそれがある。対立構造が深まり、社会不安が増すことをマーケットはまだ織り込んでいない」と、富国生命投資顧問の常務取締役、林宏明氏は懸念する。

ロイター/イプソスが10月13─20日に実施した調査によると、米大統領選で現職のトランプ大統領と野党・民主党候補のバイデン前副大統領をそれぞれ支持する人の4割強は、自分が推す候補が敗北した場合選挙結果を受け入れないと答えている。

(編集:内田慎一)

6153名無しさん:2020/11/05(木) 21:13:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/42d6510e6c304992c8040d04f7957212c7ba9c03
米国株式市場=大幅続伸、政策巡り急転換ないとの楽観で
11/5(木) 7:23配信

[ニューヨーク 4日 ロイター] - 米国株式市場は大幅に続伸して取引を終えた。3日に投開票された米大統領選は、4日に入っても勝敗の行方が決まらず不透明感が漂っているが、上院選で民主党の過半数獲得が厳しい情勢となっていることから、議会で膠着状態が続き大きな政策転換はなさそうだとの楽観的な見方が高まった。

大統領選までの数カ月間と状況は変わらないとの見方から、この期間にバリュー株<.RLV>をアウトパフォームしてきた成長株<.RLG>が買われた。

民主党候補のバイデン氏は4日夜の時点でウィスコンシン州でわずかにリードを保っている。一方、トランプ氏の陣営は同州で票の集計停止を求めて提訴した。

大統領選と同時に実施された上院選では、メーン州で共和党現職のスーザン・コリンズ氏が、民主党のサラ・ギディオン氏に予想外に勝利し、共和党が上院で多数派を維持する可能性が高まっている。

アメリプライズ・フィナンシャルのチーフ市場ストラテジスト、デビッド・ジョイ氏は「大統領選でバイデン氏が勝利したとしても、議会のねじれは解消されないとみられ、財政面で大きな変化が生じる可能性はかなり低い。これがきょうの市場に織り込まれた」と指摘。

「これまでと同様の経済状況が続くのであれば、比較的厳しい業績環境の中、以前と同じ勝者に利益を求めることになる」と話した。

S&P総合500種<.SPX>は1日の上昇率としては6月5日以来、ナスダック総合<.IXIC>は4月14日以来の大きさを記録した。

ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.36対1の比率で上回った。ナスダックでは1.26対1で値上がり銘柄数が多かった。

S&Pヘルスケア株指数<.SPXHC>は4.45%上昇し、過去最高値で終了。約7カ月ぶりの大幅な上昇率となった。情報技術株<.SPLRCT>も大きく値上がりした。議会のねじれが続けば、反トラスト法(独占禁止法)を巡る監視強化や医療保険制度改革法(オバマケア)の一部復活などが実施される可能性が低下するとの見方が背景。

アップル<AAPL.O>やアマゾン・ドット・コム<AMZN.O>などハイテク5社「FAANG」を含むニューヨーク証券取引所のFAANG+TM指数<.NYFANG>は4.34%上昇。

国防予算削減の可能性が低下するとの見方から防衛関連銘柄のノースロップ・グルーマン<NOC.N>、ロッキード・マーチン<LMT.N>、レイセオン<RTX.N>も全て上昇。

製薬大手ファイザー<PFE.N>、メルク<MRK.N>、ジョンソン・エンドジョンソン(J&J)<JNJ.N>も上昇。ねじれ議会により、業界の大規模な改革は難しいとの見方が背景。

米取引所の合算出来高は103億9000万株。直近20営業日の平均は90億9000万株。

6154名無しさん:2020/11/05(木) 21:13:34
>>6153

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 27847.66 +367.63 +1.34 27512.8 28301.5 27512. <.DJI>

3 0 83

前営業日終値 27480.03

ナスダック総合 11590.78 +430.21 +3.85 11443.7 11663.3 11394. <.IXIC>

8 1 21

前営業日終値 11160.57

S&P総合500種 3443.53 +74.37 +2.21 3406.46 3486.25 3405.1 <.SPX>

7

前営業日終値 3369.16

ダウ輸送株20種 11391.91 -168.05 -1.45 <.DJT>

ダウ公共株15種 877.69 -12.09 -1.36 <.DJU>

フィラデルフィア半導体 2383.26 +80.53 +3.50 <.SOX>

VIX指数 29.78 -5.77 -16.23 <.VIX>

S&P一般消費財 1237.02 +37.64 +3.14 <.SPLRCD>

S&P素材 409.83 -6.88 -1.65 <.SPLRCM>

S&P工業 670.97 -6.72 -0.99 <.SPLRCI>

S&P主要消費財 660.78 +0.37 +0.06 <.SPLRCS>

S&P金融 407.42 -5.23 -1.27 <.SPSY>

S&P不動産 220.98 +0.62 +0.28 <.SPLRCR>

S&Pエネルギー 223.45 +0.36 +0.16 <.SPNY>

S&Pヘルスケア 1277.71 +54.41 +4.45 <.SPXHC>

S&P通信サービス 207.99 +8.48 +4.25 <.SPLRCL>

S&P情報技術 2066.85 +76.29 +3.83 <.SPLRCT>

S&P公益事業 323.47 -5.24 -1.60 <.SPLRCU>

NYSE出来高 8.16億株 <.AD.N>

シカゴ日経先物12月限 ドル建て 23905 + 165 大阪比 <0#NK:>

シカゴ日経先物12月限 円建て 23885 + 145 大阪比 <0#NIY:>

(S&Pセクター別指数は関連コンテンツでご覧ください; リフィニティブデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります)

6155名無しさん:2020/11/05(木) 21:14:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/a0cb991d3951080bf46bf447ac9598360dd649fb
NY外為市場=ドル上昇、大規模財政支出の期待後退で
11/5(木) 7:16配信

[ニューヨーク 4日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨バスケットに対し上昇。米民主党が上院で過半数を獲得できない見通しになり、大規模な財政支出への期待が後退した。

3日に投開票された米大統領選は、4日に入っても勝敗の行方が決まらない大接戦となっている。民主党候補のバイデン氏は中西部の激戦州2州でリードを保つ一方、トランプ大統領は一方的に勝利宣言し、選挙違反があったという根拠のない主張を展開した。

予想された「ブルーウェーブ」(民主党の圧勝)は起こらず、共和党が上院の多数派を維持する見込みで、大規模な支出拡大には反対するとみられている。

CIBCキャピタル・マーケッツの北米外為戦略部門責任者、ビパン・ライ氏は「共和党が上院を制した場合、追加の景気刺激策を実施するのは極めて難しくなる」と指摘。「そうなれば、これまでの「ブルーウェーブ」を見越した取引の一部は解消される必要があるだろう。ドルにとっては、おそらく売りポジションの手じまいになる」と予想した。

ドル指数<=USD>は0.27%高の93.39。オーバーナイト取引では1カ月ぶりの高値となる94.31を付けた。

ユーロ<EUR=>は0.09%高の1.1722ドル。一時は7月24日以来の安値となる1.1602ドルまで下げた。

ドル/円<JPY=>はほぼ横ばいの104.44円。

開票状況でバイデン氏がリードしているとの見方から、オフショア人民元<CNH=>は午後の取引で1ドル=6.6190元と、2年超ぶりの高値に上昇。元はオーバーナイト取引で1カ月ぶり安値の6.7741元を付けていた。

この日はリスク選好度が強まり、株式市場の上昇でドル上昇が限定的になった可能性が高い。ただ、選挙結果を巡り法的で争われる可能性から、今後数日から数週間の間にリスクテークが後退する可能性もあり、そうなればドルはさらに押し上げられる見込み。

OANDAのシニアマーケットアナリスト、エドワード・モヤ氏は「選挙結果を巡って争われ、裁判になることは誰も望んでいない」とし、確実性がなければリスク回避の動きが続くことになると述べた。

トランプ陣営はこの日、ミシガン州での集計作業停止を求めて提訴し、開票済みの投票用紙の再集計を要求した。

ドル/円 NY終値 104.48/104.55

始値 104.46

高値 104.62

安値 104.16

ユーロ/ドル NY終値 1.1722/1.1726

始値 1.1707

高値 1.1745

安値 1.1681

(表はリフィニティブデータに基づいています)

6156名無しさん:2020/11/05(木) 21:15:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd9f71f8cc5b8c45879462db6e838f7aa94db3b0
米大統領選なお決着つかず、バイデン氏が中西部の激戦州でリード
11/5(木) 4:53配信

[ウィルミントン(デラウェア州)/ワシントン 4日 ロイター] - 3日に投開票された米大統領選は、4日に入っても勝敗の行方が決まらない大接戦となっている。民主党候補のバイデン氏は中西部の激戦州2州でリードを保つ一方、トランプ大統領は一方的に勝利宣言し、選挙違反があったとの根拠のない主張を展開した。

エジソン・リサーチによると、バイデン氏はミシガン州でわずかにリードを広げ、ウィスコンシン州でも小幅なリードを維持している。両州はトランプ氏が2016年の大統領選で勝利した激戦州だ。

ミシガン州では新型コロナウイルス禍で急増した郵便投票を集計している。ただ、トランプ陣営は4日、同州での集計作業の停止を求めて提訴し、開票済みの投票用紙の再集計を要求した。

一方、ウィスコンシン州では集計が終了。どちらが勝利したのかまだ公表されていないものの、CNNとAPは、ウィスコンシン州でバイデン氏の勝利が確実になったと報じた。

エジソン・リサーチによると、バイデン氏が1%ポイント弱リードしている。州の法律では差が1%未満の場合に再集計の要求が認められており、トランプ陣営はこの日、再集計を要求した。

バイデン氏がウィスコンシン州で勝利すれば、トランプ氏が2期連続で大統領に就任する道筋は狭まる。ただ、ミシガン州のほか、ペンシルベニア州、アリゾナ州、ネバダ州、ジョージア州、ノースカロライナ州などが依然集計中で予断を許さない状況にある。

トランプ陣営の選挙対策本部長、ビル・ステピエン氏は「合法的な投票用紙を全て集計すれば、われわれの勝利だ」と表明。郵便投票の集計を巡り提訴する可能性があるとした。

一方、バイデン陣営の選挙対策本部長、オマリー・ディロン氏は、バイデン氏が勝利する方向にあると指摘。上級法律顧問のボブ・バウアー氏は、トランプ氏には合法的な投票を無効化する根拠がないとし、バイデン陣営は訴訟への備えを進めていると述べた。

トランプ氏は4日、集計作業中にもかかわらず一方的に勝利を宣言。その数時間後にはツイッターで、集計作業に根拠のない批判を展開した。これを受け、フェイスブックとツイッターは投稿の一部について、ユーザーに注意を喚起するラベルを付けた。

米議会選の開票も進んでいる。民主党は下院で過半数議席を維持する見通しとなっているものの、上院での過半数奪取は難しいもよう。

混戦となっていたメーン州では、共和党の現職スーザン・コリンズ議員が予想に反し勝利した。コリンズ議員は脆弱な候補者とみられていたこともあり、民主党にとっては痛手となる。

現時点で上院100議席中、共和党は48議席、民主党が46議席をそれぞれ確保。残るアラスカ、ミシガン、ノースカロライナ、ジョージア各州での結果が注目される。

*内容を追加しました。

6157名無しさん:2020/11/05(木) 21:15:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d707cbd45990b3014550b7692ae6d5f62452062
アングル:「ブルーウェーブ」幻に、米大統領選後に政治膠着化も
11/5(木) 3:58配信

[ニューヨーク/ロンドン 4日 ロイター] - 米大統領選挙が予想外の接戦にもつれこむ中、市場では大規模な追加コロナウイルス経済対策への期待が剥落し、政治のグリッドロック(膠着状態)を懸念する声が強まっている。

市場では、当初「ブルーウェーブ(民主党の圧勝)」を見越して活発化した「リフレトレード」が下火となり、先行きの不透明感を警戒した「質への逃避」が見られる。

Tロウ・プライスのアナリスト、ケイティー・ディール氏は「過去数日間、民主党の圧勝を信じてきた市場だったが、ここにきて政治の分断が起こる可能性が高まっており、来年の財政政策を取り巻く環境が一変した」と指摘した。

大統領選と同時に実施された上院選は、民主党の過半数獲得が厳しい情勢になっており、仮にバイデン候補が大統領に当選しても、市場が求める大規模な財政出動は期待できないとの声が根強い。

4日の市場では、ドル高、株高、債券高のトリプル高となった。キャピタルゲイン税の増税や規制強化など、民主党が掲げる政策の実現が困難になったとの見方からハイテク株が急騰。ナスダック総合指数<.IXIC>は4%強値上がりした。

株式投資家の不安心理の度合いを示すシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー・インデックス(VIX指数)<.VIX>は低下したものの、依然として高止まりが続く。

ドルは対ユーロ<EUR=>で一時3カ月ぶりの高値を付けたほか、米10年債利回り<US10YT=RR>が低下した。

<「ブルーウェーブ」は幻に>

市場は過去数週間、追加のコロナ経済対策の行方に注目。バイデン氏が勝利し、民主党が上院を制覇する「ブルーウェーブ」が起これば、大規模な経済対策が打ち出されるとの期待が高まっていた。

ソシエテ・ジェネラルのアナリストは、「財政刺激策への道筋が消え失せ、昨日まであれほど鮮明だったリフレトレードが解消に向かっている」と述べた。

INGのシニア金利ストラテジスト、アントワーヌ・ブーベ氏は「大統領選で誰が勝利しても、議会は分裂したままだ」とし、「選挙前に織り込まれていたリフレトレードを巻き戻すことが正当化される」とした。

一部の投資家は、トランプ氏が勝利すれば、民主党の政策である増税が回避され、株式市場にとって最良のシナリオとみる。JPモルガンは先月、トランプ氏が大統領選で「順当に勝利」した場合、S&P総合500種指数<.SPX>は足元の3400ポイント台から3900ポイントに上昇する見込みで、そうしたシナリオが株式市場にとって最も望ましいとの見方を示していた。

ナタリアンス・セキュリティーズの国際債券部長、アンドリュー・ブレナー氏は、共和党が上院で引き続き過半数を握る可能性が高まったことで、キャピタルゲイン増税の可能性は低下し、ハイテク株の値上がりが見込まれるとした。

トランプ氏は2016年の大統領就任以降、法人税減税を実施して株式市場を支援。ただ対中貿易関税などの措置も打ち出し、市場のボラティリティーは高まった。米株式相場は57%値上がりした。

市場では、大統領選が過度の接戦となり、勝者を巡る争いに発展することが最も懸念されている。

プライム・パートナーズ(スイス)のフランソワ・サバリ最高投資責任者(CIO)は「いずれの候補が勝利しても構わないが、選挙結果を巡って法的な問題や深刻な政情不安が起こることだけは避けたい」と述べた。

(David Randall、Tom Arnold記者)

6158名無しさん:2020/11/05(木) 21:18:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e291408b01f05e3f0450af624d242a329b63941
予想外の大接戦はバイデン氏辛勝か。しかし、再集計+訴訟合戦も
11/5(木) 8:12配信

アメリカの大統領選挙がトランプ候補の最終盤の巻き返しで大接戦となっている。

日本時間5日午前7時前の最新情勢は、トランプ候補贔屓のフォックス・ニュースの判定でもペンシルベニア州・ノースカロライナ州・ジョージア州・ネヴァダ州の帰趨が決まっていない。

このうち三つ、ペンシルベニア州・ノースカロライナ州・ジョージア州でトランプ候補がリードし、残るネヴァダ州ではバイデン候補がリードしている。

各州で残る票はほとんどが郵便票と見られ、支持者に郵便投票を呼び掛けたバイデン候補の票の方がかなり多いと衆目は一致している。故に、この時点でバイデン候補がリードしているネヴァダ州は最終的にバイデン候補の勝利に終わる可能性が取りざたされている。

最終的な勝敗が決まるまでにはなお曲折が予想される
そして、現時点ではあくまでも仮定の話になるのだが、もしも、そうなるとバイデン候補の獲得する選挙人は丁度270人となり、過半数に到達する。

この情勢を受け、バイデン候補は少し前にカメラの前で声明を発表し、全ての票を集計するよう求めるとともに、そうすれば「我々が勝者になると信じている」と事実上の勝利宣言とも受け取れる発言をした。

ただし、その差は小さい。ネヴァダ州は8千票ほどしかない。

早々に一方的な“勝利宣言”をしたトランプ大統領の陣営が大人しく結果を受け入れるとは考えにくい。

実際、その差2万票程でバイデン氏勝利と判定されたウィスコンシン州でトランプ陣営が再集計を求める考えを早速示し、その他の州でも裁判に訴える構えである。

例えば最も多くの郵便票が残るペンシルバニア州で開票作業がひとまず終わるのは明日6日にずれ込む見込みだという。しかし、これから到着し開票される郵便票もあるし、海外に駐留するアメリカ軍人の票も、ペンシルベニア州政府高官によれば、10日までに到着すれば開票の対象になるという。

バイデン候補がネヴァダ州で勝てば、ペンシルベニア州は全体の勝敗には関係なくなるのだが、たとえば、仮にトランプ候補がネヴァダで逆転すればペンシルベニアの帰趨は重大になる。そうなればここでも訴訟が起きる可能性がある。戦いはドロ沼の訴訟合戦に発展する恐れがあるようだ。

最終的な勝敗が決まるまでにはなお曲折が予想される。



追記1:ワシントン・ポスト紙とニューヨーク・タイムズ紙、CNNの判定では上記4州に加え、アリゾナ州の帰趨も未定なのだが、バイデン候補の勝利濃厚で、フォックス・ニュースは既にアリゾナはバイデン勝利と判定している。

追記2:アラスカ州は開票が遅れているが、トランプ候補圧勝の勢いである。

追記3:日本時間5日午後3時半過ぎの時点で、開票終了が近づくジョージア州でバイデン候補が猛追している。ここを逆転した場合もバイデン候補は過半数に達する。ペンシルベニア州でもバイデン候補はじわじわと追い上げている。

二関吉郎

6159名無しさん:2020/11/05(木) 21:21:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/b26b38e22a06bb5bdd2b26078657816fd8a708a1
米大統領選、バイデン氏リード
11/5(木) 8:54配信

 デラウェア州のバイデン陣営会場から、深井記者の報告です。

 こちらデラウェア州、バイデン氏の自宅から車で15分ほどの場所に設けられた陣営の会場です。ここにきて、バイデン氏の勝利に向けた流れが、一気に加速しているように見えます。

 アメリカの各メディアは、トランプ氏とバイデン氏が激しく争っていた激戦州、中西部ウィスコンシン州とミシガン州を、バイデン氏が勝ち取ったと続々と報じています。これによって、バイデン氏は過半数の選挙人270人まで、あと6人に迫りました。

 これまた激戦のジョージア州は4日夜にも開票結果が出ると言われていますので、もしジョージアがバイデン氏に転べば、バイデン大統領誕生へというニュースが報じられる可能性もあります。

 日本時間の午前6時過ぎから、バイデン氏がこちらで行ったスピーチでは、トランプ氏とは対照的に、冒頭、勝利を宣言するために、ここにいるわけではないと話し始めました。そのうえですべての開票が終われば、われわれが勝利すると確信していると自信をのぞかせています。

 また、トランプ大統領の集計作業を止めようとする発言に対して、すべての票が数えられなければならない、誰もわれわれから民主主義を奪うことはできないと強調しました。これに対してトランプ大統領は、前日、多くの州で自身がリードしていたものの、都市部での期日前投票の開票が進むにつれ、バイデン氏の得票率が伸びたことに納得がいかないようで、3日夜、多くの州で私がリードしていたのに魔法のように消え始めたなどと主張しています。郵便投票の不正などをしきりに吹聴するトランプ大統領ですが、みずから民主主義の仕組みを否定するようなふるまいには、疑問を抱かざるをえません。

 バイデン氏は4日はすでに自宅に戻り、このあとは動きは見せないということですが、バイデン陣営は4日夜、撤収を予定していたこの会場を、5日の夜まで延長する予定です。4日夜もしくは5日、どのような結果が出て、バイデン氏からどのような発言があるのかが注目されます。(05日08:16)

https://news.yahoo.co.jp/articles/5e202f7f2f9aeba644f7b7d69ed9e8af37e0de14
米大統領選候補は票集計終わるまで「忍耐」を、経済団体が要請
11/5(木) 10:20配信

[ワシントン 4日 ロイター] - 混戦模様となっている米大統領選を巡り、米商工会議所など国内の経済団体は4日、トランプ大統領や民主党候補のバイデン前副大統領、メディア各社、全国民に対し、全ての有効票の集計が終わるまで忍耐強く様子を見守るよう求めた。

トランプ氏は4日、大統領選がまだ集計作業中にもかかわらず一方的に勝利を宣言。選挙で不正があったという根拠のない主張を展開し、票の集計停止を要請した。これを受け、米経済界に懸念が広がっている。

4日午後の時点で、集計に基づく選挙人獲得数はバイデン氏がリードしているものの、ペンシルベニア、ジョージアなど複数州では結果がまだ判明していない。

トランプ氏の陣営は、ミシガン州で票の集計停止を求めて提訴し、バイデン氏の勝利が確実となったウィスコンシン州でも票の再集計を求める意向を示した。

米商工会議所、全米最大の労組である米労働総同盟産別会議(AFL─CIO)、全米福音協会、アフリカ系米国人聖職者ネットワークのトップは共同文書で、暴力や脅しといった戦術は国家の弱体化につながると指摘。「自由で公正な選挙というのは資格のある誰もが投票でき、全ての票が法に則り集計され、投票を通じて民意が結果に反映される選挙だ」とした。

また、米国情報技術工業協議会の最高経営責任者(CEO)は、長きにわたり平和的で公正な選挙を実施してきた米国の歴史に触れ、全国民に「全ての票が集計される」まで忍耐強く待つよう呼び掛けた。

米製造業者協会トップのジェイ・ティモンズ氏は、分断が深まった国の結束を図る上で製造業者が貢献できるとコメント。「過去10年の選挙後と同様に、製造業者は解決策の一部となる。結束を強め、誰も置き去りにしない形で前に進む」と述べた。

*米製造業者協会トップのコメントを追加しました

6160名無しさん:2020/11/05(木) 21:22:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/f156059f974077ac55cf5adbaa77b572785d9c1a
【映像】2020年米大統領選挙 西部アリゾナ州に大きな変化
11/5(木) 10:59配信

フェニックス、アリゾナ州、11月5日(AP)― 2020年米大統領選挙は11月3日、全米各地で行われ、西部アリゾナ州では一夜明けた4日、フェニックスのマリコパ郡開票センターで一般投票の開票作業が始まった。
 伝統的に共和党の牙城だった西部アリゾナ州で11人の民主党選挙人が選ばれた結果、ジョー・バイデン氏が1948年以降2人目の民主党大統領候補に決まった。
 同時に行われた同州の上院議員選挙では、民主党のマーク・ケリー元宇宙飛行士が選ばれ、70年で初めて、民主党から2人の上院議員を連邦議会に送り出すことになった。
 アリゾナ州はこれまで、1964年の共和党大統領候補だった故バリー・ゴールドウオーター氏と、2008年の同党大統領候補の故ジョン・マケイン氏に代表される共和党の牙城だったが、2020年の選挙では、その伝統ある選挙地盤に歴史的とも言える大きな「地殻変動」が起こったといえよう。

(日本語翻訳・編集 アフロ)

最終更新:11/5(木) 10:59
AP通信

https://news.yahoo.co.jp/articles/6418ac9cab54f59d27dc3b3dfaa5712276937418
バイデン氏がミシガンとウィスコンシン制し、あと6人…トランプ陣営は集計停止求め提訴
11/5(木) 12:03配信

 【ワシントン=海谷道隆】米大統領選は投票日から一夜明けた4日、開票作業が続き、民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)がミシガン州とウィスコンシン州で勝利を確実にし、再選を目指す共和党のドナルド・トランプ大統領(74)とのリードを広げた。バイデン氏は政権奪還への自信を示す一方、トランプ陣営は集計停止を求める訴訟などを起こした。

 AP通信の4日午後9時20分(日本時間5日午前11時20分)時点での集計によると、バイデン氏は、接戦州の中西部ミシガン州(選挙人16人)とウィスコンシン州(同10人)の選挙人を積み上げて獲得選挙人を計264人とし、当選に必要な270人にあと6人まで迫った。トランプ氏は214人となっている。

 バイデン氏は4日、地元デラウェア州で演説し、「270人の獲得に必要な州で勝利するのは明らかだ」と語った。「すべての票が集計されなければならない」とも強調し、集計停止を求めるトランプ陣営をけん制した。

 勝者が固まっていないのは、ペンシルベニア(選挙人20人)、ジョージア(同16人)、ノースカロライナ(同15人)、ネバダ(同6人)、アラスカ(同3人)の5州だ。アラスカ州ではトランプ氏が優勢となっているが、バイデン氏が他の4州のうち1州でも取れば、過半数に達することになる。

 バイデン氏はネバダ州で僅差で先行する。トランプ氏の票が上回るペンシルベニア、ジョージア、ノースカロライナの3州では、郵便投票分の集計が進めば逆転も起きうる情勢だ。

 投票日の消印があれば、6日までの到着分を有効とするペンシルベニア州では、郵便投票分の開票が進むにつれ、トランプ氏とバイデン氏との差は縮まっている。

 郵便投票が不正の温床になると主張してきたトランプ氏は4日のツイッターで「昨夜多くの重要州でリードしていたが、一つ一つ魔法のように消え始めた。とても奇妙だ」と指摘し、集計で問題が起きているとの考えをにじませた。具体的な根拠は示していない。

 トランプ陣営は、ペンシルベニア州やミシガン州などで集計作業の一時停止を求める訴訟を起こした。開票作業が公正に行われているかどうかを陣営が確認できる環境が整えられていないためなどとしている。陣営は、予測開票率99%で得票率差が0・63ポイントとなっているウィスコンシン州では、僅差の際に認められている再集計を州当局に申し立てる方針も表明した。

6161名無しさん:2020/11/05(木) 21:23:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/baab6291e9f5da81bdb42ade8a23af6feff755a2
トランプ最後のあがき、投票日の注目ポイント
11/5(木) 12:37配信

 今回のテーマは、「いざ決戦 20年も『大規模集会・熱量・強いリーダー』の選挙モデルは有効か」です。通常の選挙では「大規模集会・熱量・強いリーダー」の選挙戦略は有効であることは言うまでもありません。

 ただ、コロナ禍でこの選挙戦略は本当に効果があるでしょうか。共和党大統領候補のドナルド・トランプ大統領は16年米大統領選挙で用いたこの選挙戦略を、20年の選挙にも使っています。

 また、11月3日の投票日はどの州に注目したらよいのでしょうか。本稿では、トランプ再選モデルの有効性について議論した後、投票日当日の注目点について述べます。

冷ややかな目を向ける有権者
 トランプ大統領の大規模集会では、大抵の支持者はマスクを着用せず、ソーシャルディスタンスを保ちませんでした。サフォーク大学(東部マサチューセッツ州)とUSAトゥデイ紙の共同世論調査(20年10月23〜27日実施)によれば、約35%が大規模集会に関して「支持」と回答したのに対して、約60%が「不支持」と答えました。実は、有権者は熱量の多いトランプ集会に冷ややかな目を向けていたのです。

 トランプ大統領の各種世論調査の平均支持率は45%なので、大規模集会の支持率はそれよりも10ポイントも低い結果がでました。トランプ支持者の中にもマスク着用とソーシャルディスタンスを義務づけない大規模集会に対して否定的な見方をしている者がいるということです。

 一方、民主党大統領候補のジョー・バイデン前副大統領は新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)のために、ドライブイン形式の小規模集会を開催しました。同調査によれば、小規模集会に対する「支持」は64%で、「不支持」の22%を42ポイントも上回りました。明らかに、米国民はバイデン氏の小規模集会が新型コロナウイルスに対応した適切な集会と捉えています。

 米国では新型コロナウイルスの死者数が23万人を突破し、感染者数も933万人になり、増加傾向に歯止めがかかりません。「第3波」とまで言われる事態に米国は陥っています。このような状況の中で、トランプ集会は確かに熱意のレベルは高いですが、大抵の有権者は集会を支持していませんでした。

6162名無しさん:2020/11/05(木) 21:23:20
>>6161

トランプは本当に「強いリーダー」か?
 トランプ大統領は集会で両手の拳を握り、前に突き出すジェスチャーをして「強いリーダー」の演出を行ってきました。ところが、米ワシントン・ポスト紙とABCニュースの共同世論調査(20年10月20〜25日実施)では、激戦6州の1つであるウイスコンシン州において52%の有権者が「強いリーダー」はバイデン氏と回答し、43%のトランプ氏を9ポイント上回りました。

 ウイスコンシン州では10月に入り、新型コロナウイルスの感染者数が急増し、ウイルスを制御できない状況に直面しています。トランプ大統領のコロナ対応のリーダーシップに不満を抱く有権者が、同大統領を「強いリーダー」と認識していないのでしょう。

 一方、同じ激戦州ミシガンでは48%がトランプ氏、47%がバイデン氏を「強いリーダー」に挙げました。両氏の差は僅か1ポイントです。同州でもトランプ大統領の「強いリーダー」のアドバンテージは完全に消えました。

 トランプ氏のライバルであるバイデン前副大統領は、「食卓にある椅子に空席がある」と繰り返し述べて、有権者に訴えてきました。今まで一緒に食事をしていた家族が新型コロナウイルスの犠牲になったというメッセージを、比喩を用いて発信してきたのです。コロナ禍において有権者が求めているのは、実は「強いリーダー」ではなく「共感するリーダー」であるかもしれません。

 最新の米ワシントン・ポスト紙とABCニュース(20年10月24〜29日実施)による共同世論調査の結果もみてみましょう。同調査によれば、「強いリーダー」に関して、激戦州フロリダでは53%の有権者がトランプ大統領、43%がバイデン前副大統領と回答しました。フロリダ州ではトランプ大統領が10ポイント差をつけました。ところが、ペンシルべニアでは、トランプ氏が47%、バイデン氏が46%で拮抗しています。

 前述しましたが、有権者は熱量が多い大規模集会に否定的です。しかも、ウイスコンシン、ミシガン及びペンシルバニアの3州でトランプ大統領の「強いリーダー」のイメージが低下しているといえます。コロナ禍では「大規模集会・熱量・強いリーダー」の選挙モデルは、支持を得られていなかったのかもしれません。

6163名無しさん:2020/11/05(木) 21:23:33
>>6162

「隠れバイデン支持者」と「サンダース支持者」の動向
 16年米大統領選挙では「隠れトランプ支持者」に注目が集まりましたが、20年の選挙では「隠れバイデン支持者」の動向が鍵を握っています。

 昨年から筆者が取材をしてきた西部コロラド州コロラドスプリング在住のIT企業のCEO(最高経営責任者)は共和党保守本流ですが、バイデン氏に投票したと明かしてくれました。保守派が強いコロラドスプリングに住む彼は「隠れバイデン支持者」です。

 ロイター通信とグローバル世論会社「イプソス」による共同世論調査(20年10月29日〜11月2日実施)では、トランプ大統領の共和党内の支持率は87%です。一方、不支持率は12%で、この中に上のCEOのような「隠れバイデン支持者」が含まれています。

 さらに、バーニー・サンダース上院議員(無所属・東部バーモント州)の支持者の動向も看過できません。前回の米大統領選挙では、「ヒラリー嫌い」のためにトランプ氏に投票をしたサンダース支持者がいたからです。

 2月に西部ネバダ州ラスベガスで行われたサンダース氏の集会に参加した熱狂的な支持者の白人女性が、バイデンに投票したというメールを筆者にくれました。

 前回の選挙では「隠れヒラリー」は存在しませんでいた。今回の選挙では、「隠れバイデン票」とサンダース支持者の票が確実にバイデン氏に流れます。

バイデン陣営の警告
 バイデン陣営のジェン・オマリー・ディロン選対本部長は投票日の前日、SNSを通じて支持者に「フロリダ州、ジョージア州、ノースカロライナ州の結果が出た時点で、トランプは勝利宣言を行うかもしれない」と指摘したうえで、「勝利は真実ではない」と警告を発しました。4年前の悪夢がよみがえり、トランプ大統領の「勝利宣言」を信じてしまうバイデン支持者がいるかるからです。

 ノースカロライナ州の投票所は東部時間の午後7時30分に閉まります。この時点でテキサス州、ペンシルべニア州、アリゾナ州などで投票がまだ行われています。アイオワ州及びネバダ州は東部時間の午後10時まで投票ができます。トランプ大統領の勝利宣言の意図は、バイデン支持者の投票意欲を低下させることです。

 さらに、ディロン選対本部長は、バイデン氏が過半数の選挙人「270」を獲得するための選択肢を3つ挙げました。第1は、ミシガン州、ペンシルべニア州、ウイスコンシン州の3州を奪還することです。第2は、ノースカロライナ州及びフロリダ州のサンベルトで勝利を収めることです。第3に、共和党の牙城であるジョージア州とアリゾナ州に穴をあけることです。

 バイデン氏は投票日前の2日間、ペンシルべニア州で選挙運動をしました。おそらくバイデン陣営は、第1の選択肢をとったフシがあります。

6164名無しさん:2020/11/05(木) 21:23:50
>>6163

11月3日の注目点
 まず、開票結果が早く判明するフロリダ州に注目します。仮にトランプ氏が同州で敗れると、バイデン氏は一気に「王手」をかけることになるからです。

 次に、ジョージア州及びテキサス州の結果をみます。トランプ大統領が共和党の牙城である両州で取りこぼしをすると、たとえフロリダ州で勝利を収めても、再選が困難になるからです。トランプ氏にとって、ジョージア州並びにテキサス州での勝利が大前提です。

 さらに、激戦6州に含まれているノースカロライナ州及びアリゾナ州の結果にも注目です。もしこの2州の内のどちらかをトランプ氏が落とすと、バイデン氏は有利に戦いを進めることができるからです。

 一方、激戦6州の中で、ペンシルべニア州、ミシガン州及びウイスコンシン州は投票結果が遅れるので、3日に結果が出ない公算が高いです。トランプ氏は特にミシガン州とウイスコンシン州で苦戦を強いられています。

 従って、ディオン氏が指摘したように、トランプ氏はフロリダ州、ジョージア州及びノースカロライナ州で勝てば、強引に「勝利宣言」を行う可能性があります。逆にトランプ氏はこの3州の内の2つ落とせば「勝利宣言」ができないでしょう。

海野素央 (明治大学教授 心理学博士)

6165名無しさん:2020/11/05(木) 21:24:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/39537419606e984f6b8741485796ca523ef5d340
バイデン氏“あと1州”に迫る、トランプ氏は期日前投票に強い不満
11/5(木) 9:56配信

 アメリカ大統領選で民主党のバイデン候補は中西部の激戦州2つを相次いで制し、当選に必要な選挙人の過半数獲得に向け残り6人となっています。

 「私は勝利を宣言するためにここにいるわけではありません。全ての開票が終われば、我々が勝利すると確信している」(民主党 バイデン候補)

 バイデン氏は中西部ウィスコンシン州とミシガン州を制したことで選挙人264人を獲得し、過半数の選挙人270人まであと6人に迫っています。大接戦で勝敗が判定できない西部ネバダ州、東部ペンシルベニア州、そして南部のジョージア州、ノースカロライナ州の4州のうち1つでも勝利が確実になれば次の大統領に当選します。

 こうしたなかトランプ大統領は4日、期日前投票の開票が進むにつれてバイデン氏の得票数が伸びたことに納得がいかないようで、ツイッターで「昨夜、多くの州で私がリードしていたのにリードが魔法のように消え始めた」などと主張。さらに先ほど「既に、大統領選挙自体に損害が与えられている」と投稿し、期日前投票の開票が進められたことに強い不満を示しました。

 一方、アメリカメディアによると、首都ワシントンのホワイトハウス周辺で4日未明、女性1人と男性2人が刺される事件がありました。3人は、トランプ大統領を支持する極右組織「プラウド・ボーイズ」のメンバーを自称し、人種差別への反対を訴えるBLM運動の参加者に刺されたと主張しているということです。ただ、警察は3人がメンバーかどうか、確認できないとしています。(05日09:16)

https://news.yahoo.co.jp/articles/59ebd2b3db386a33945561e8c55cd6a9051ad3a0
米最高裁に最終的な決定権なし?トランプ氏法廷闘争の根拠は
11/5(木) 12:16配信

 接戦となっている米大統領選を巡り、共和党候補のトランプ大統領は最高裁への提訴意向を示したものの、法律の専門家からは最高裁が最終決定者になることはないのではないかとの見方が出ている。
 トランプ大統領は4日未明、依然として結果が判明していない大統領選を巡り、最高裁に持ち込むと述べた。米国の投票プロセスに対する異例で裏付けのない攻撃だ。
 しかし法律の専門家は、2020年の大統領選を巡り、最高裁が最終決定者になる可能性は低いと指摘する。
 ロイターの法律担当記者、ヤン・ウォルフはこう語った。「選挙法で『訴訟のマージン』という用語があるが、これは裁判所が決定者となるには、選挙が非常に接戦となる必要があるという意味だ。そして現時点ではそのような状況にあるかどうかは明らかではない。(2000年の)ブッシュ氏とゴア氏による大統領選では、フロリダ州の票差が極めてわずかだった。今回はバイデン氏が、勝利するのに十分な数の州を制するかもしれず、そうなればトランプ氏が訴訟を通じて勝利する方法はなくなる」
 「最高裁がこの選挙に関与するには、ある種の法的な重要論点がなければならない。集計を早期に停止しよう、というのはそれに当てはまらない。トランプ陣営は、ペンシルベニア州で11月3日以降に到着する投票用紙は現時点では集計すべきでないという主張で、最高裁の関心を引いた。ペンシルベニア州はこれらの投票を集計する方針を維持したままだ。しかし判事4人は後で再検討する可能性に関心を示した」
 トランプ陣営は4日、ミシガン州での集計停止を求める訴訟を提起したと発表。同州ではバイデン氏が僅差でリードしている。
 ウォルフ記者は、さらに多くの訴訟が提起される可能性があると指摘した。「もっと多くの訴訟が起こると思う。しかしおそらく最高裁は今回の選挙で決定を下すことに消極的だ。最高裁のロバーツ長官は、政治的な論争を最高裁から外す傾向がある。2000年の「ブッシュ対ゴア」では共和党が任命した5人の判事が事実上、共和党の大統領に勝利を与えたことになり、それが最高裁の正当性を損ねたことをロバーツ氏は理解している」
 4日時点では、バイデン氏はトランプ氏に対してリードしているようだ。また法律専門家は、バイデン氏がペンシルベニア州で勝利しなくても270人の選挙人を獲得すれば、同州を巡る法廷闘争の可能性は低下するとみている。

6166名無しさん:2020/11/05(木) 21:25:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/7b3cc3505706e95c843029f7cd227ab49ae01c0e
逆転の切り札はあの判事 米大統領選
11/5(木) 12:01配信

トランプ陣営が提訴した目的、いったいどのようなシナリオを描いているのか。

今回、提訴した先は、州の地方裁判所。

ここで決着しない場合に、最終的に、連邦の最高裁が判断することになるが、ここで9人いる判事がポイントになってくる。

大統領選直前に、世論の批判を押し切ってトランプ大統領が指名したエイミー・バレット氏の就任で、共和党寄りの保守派が6人となっていて、トランプ大統領再選に有利な判断が出る可能性が高い。

対するバイデン陣営は、すでに大物弁護士らのチームを編成して、徹底的に対抗する構え。

万が一、大統領就任式の2021年1月20日まで何も決まらない場合、その後は、ペロシ下院議長が大統領代行となる可能性も出てくる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/de8c4166072501fe39d12887f85f7d9d0c8c5400
米連邦・州議会選挙、LGBTQの候補が相次ぎ歴史的勝利
11/5(木) 9:16配信

[ロンドン 4日 ロイター] - 3日に行われた米国の連邦および州議会選挙では、LGBTQ(性的少数者)の候補が相次いで歴史的な勝利を収めた。デラウェア州では、心と体の性が一致しないトランスジェンダーであることを公表している候補が全米で初めて州議会上院選で勝利した。

LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)などの候補を支援するLGBTQビクトリー・ファンドによると、LGBTなどの立候補者は過去最多の574人に上り、これまでに少なくとも117人の当選が判明した。

デラウェア州議会上院議員に当選したサラ・マクブライド氏(30)はツイッターで、自身の勝利が「LGBTQの子供に対し、米国の民主主義は彼らを受け入れるのに十分な大きさがあることを示す」と願っているとコメントした。

カンザス州議会下院選に当選し、全米で初めてのネーティブアメリカンでトランスジェンダーの州議会議員となったステファニー・バイアーズ氏(57)はトムソン・ロイター財団に対し「LGBTQの人たちにとっては非常に意義が大きい出来事だ」と指摘。

「選挙に立候補してもジェンダーだけが注目されることはもはやなく、LGBTの問題以外にも幅広い選挙活動を行っていると気付いてもらえるようになった」と述べた。

連邦議会の下院選に当選したリッチー・トーレス氏とモンデール・ジョーンズ氏は、それぞれ初のアフリカ・ヒスパニック系と黒人のゲイの議員となった。

このほか、オクラホマ州議会選では、男性でも女性でもないと公表しているモーリー・ターナー候補が当選し、同州初のイスラム教徒の州議会議員となった。

*写真を追加して再送します。

6167名無しさん:2020/11/05(木) 21:28:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/3afc854027b3c2f9415be94cb78764f5a0c88059
NYで抗議デモ「全票を数えろ」 集計停止求めるトランプ氏に
11/5(木) 9:57配信

 【ニューヨーク共同】米大統領選の開票作業が進む中、ニューヨーク中心部で4日、郵便投票の集計停止を求める共和党のトランプ大統領に抗議する集会が開かれた。参加した数百人は「全ての票を数えろ」と気勢を上げ、5番街を数キロにわたってデモ行進した。

 集会参加者は公共図書館前から歩道まで一帯を埋め尽くし「トランプは出て行け」「国民が投票し、国民が決める。それが全てだ」などと訴えた。トランプ氏に似せた仮装で「トランプを落選させろ」と書いたプラカードを持った人も。

 主催した市民団体のトラビス・モラレスさんは「トランプ氏とペンス副大統領は直ちに出て行け」と語気を強めた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d9e8cc94f2059b11406e595f037297c49f4ce656
バイデン氏が過半数に王手 次の注目は南部ジョージア州
11/5(木) 10:42配信

 開票作業が続く米大統領選は、AP通信によると民主党のバイデン前副大統領が264人の「選挙人」を獲得し、勝利に必要な過半数の270人まで残り6人と迫っている。早ければ日本時間の昼前にも開票結果を出す見通しの南部ジョージア州(16人)に注目が集まっている。

 バイデン氏は、4日午後(日本時間5日朝)までに激戦州のミシガン、ウィスコンシン両州での勝利を確実にした。残るのはジョージア、ペンシルベニア、ノースカロライナ、ネバダ、アラスカの5州。このうちアラスカ以外のいずれかひとつでも獲得すれば、過半数の270人に達する見通しだ。大統領選は各州と首都ワシントンに割り当てられた計538人の「選挙人」のうち、過半数を獲得すれば勝利する。

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/4fa198ae0c815e14905158a281061642a10395bb
バイデン氏、大統領選史上最多票 7千万超、高投票率が影響
11/5(木) 13:37配信

 【ワシントン共同】米大統領選の民主党候補バイデン前副大統領の得票が4日までに歴代大統領選で初めて7千万票を超え、史上最多となった。開票は続いており、さらに増えるのは確実。これまでの最多記録は民主党のオバマ前大統領が初当選した2008年選挙で、約6950万票だった。

 今回は関心が高まった上、新型コロナ対策から郵便投票の利用が拡大し、投票率が大幅に高まる見込み。フロリダ大のマクドナルド教授は1900年より後の大統領選で最高の66.9%になると分析している。

 米メディアによると、4日夜時点で、バイデン氏の得票は約7140万票、トランプ氏の得票は6790万票超。

6168名無しさん:2020/11/05(木) 21:31:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/a44c5584ef12abf7a9e966abfd2030b628a5d1c5
トランプ氏「不正」主張 敗北拒否へ布石か 米大統領選
11/5(木) 13:32配信

 【ワシントン時事】3日投票の米大統領選に関し、トランプ大統領は4日、ツイッターに「多数の票が秘密裏に廃棄されたと広く報じられている」と書き込み、不正が行われたとの見方を示した。

 集計の結果、民主党のバイデン前副大統領の選挙人獲得数が過半数に達した場合に、「不正があった」として敗北受け入れを拒む布石とみられている。

 トランプ氏は「大統領選自体の信頼性が傷ついている」とも投稿した。トランプ氏はかねて、新型コロナウイルスの感染拡大で郵便投票が大幅に伸びたことで「不正が増える」と根拠を示さず主張。投稿に先立つ4日の演説でも「最高裁へ行くことになるだろう」と述べ、結果次第で法廷闘争に持ち込む構えを示していた。

 一方、バイデン氏は4日、記者団に「ここで勝利は宣言しないが、集計が終われば私が勝者になると確信している」と強調した。トランプ陣営は投票日を過ぎて選管に到着した票を集計対象としないよう求めているが、バイデン氏は「すべての票を集計すべきだ。何者もわが国から民主主義を奪ってはならない」とけん制した。

 反トランプ派は、トランプ氏が敗北後も「居座り」を決めた場合、抗議行動を繰り広げると予告。米紙USAトゥデー(電子版)によると、今週末までに100件以上の集会やデモが計画されている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/834c09c6f33ae37993a7880bfd1678fdfd12ac00
木村太郎氏、とくダネ!での“白旗”から一転…アリゾナにトランプ票?「少し明るくなった」
11/5(木) 12:44配信

 ジャーナリストの木村太郎氏が5日、フジテレビ系「バイキングMORE」で、トランプ氏有利な情報があるとして明るさを取り戻した表情を浮かべた。

 番組では米国大統領選を特集し、木村氏は朝の「とくダネ!」に続いて出演した。

 「とくダネ!」から票の動きはないものの、木村氏は「今、アリゾナが今ちょっと、ぼくの嬉しい気持ちの中に入ってきつつある」と嬉しそうな表情を浮かべた。

 その理由について「アリゾナの集票から、いきなり6万4000、得たいのしれない票が出てきたって話があって。多分当日票だからトランプ票じゃないかって」と喜々として話し「これが変わってくると、流れががらっと全部変わってくると、ぼくなりに期待している」とコメントした。

 この嬉しそうな木村氏へ、横に座る弁護士の北村晴男氏は「ずっと(木村氏は)明るい」と言うと、木村氏は「今朝の番組は暗かったけど、バイキングは少し明るくなった」と「とくダネ!」での“白旗”から一転、状況が変わる可能性がでてきたことに笑顔を隠せなかった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/48efa2cfd889163d067de6ed676148b99d789467
トランプ大統領支持者が開票妨害 分断拡大も...混乱の大統領選
11/5(木) 16:24配信

開票初日から一夜が明けたアメリカ。

次の大統領が決まらないまま、国内の分断は、さらに深まりを見せている。

マスク姿の市民たちが、窓ガラスをたたいて抗議する異様な光景。

ここは、激戦州の1つ、ミシガン州デトロイトの開票所。

地元メディアなどによると、開票作業を見守るため、およそ30人が集まったものの、入場が認められなかったため、ガラス窓をたたいたり、大声を上げるなどして開票作業を妨害。

警察官が出動する騒ぎとなった。

大半が、トランプ大統領を支持する有権者とみられている。

そのミシガン州および、同じく激戦州のウィスコンシン州では、民主党のバイデン氏が勝利を確実にし、当選ラインの選挙人270人に迫る情勢。

激戦州での逆転勝利を受け、バイデン氏は、新大統領への自信を示した。

米民主党・バイデン大統領候補「長い夜が明け、われわれが過半数を得るため、必要な州で勝利しているのは明らかだ」

対するトランプ陣営が、郵便投票の集計中止などを求め、提訴の動きに出る中、それに反発する市民の動きも活発化している。

デモの参加者は、すべての票をカウントしろと口々に叫んで行進を続けている。

ニューヨークでは、開票の続行を求めるバイデン支持者たちが、アメリカ国旗を振りながらデモ行進。

すると、自転車に乗って警戒にあたっていた地元警察との間で衝突も発生。

こうした混乱に対し、全米各地で緊張が高まっている。

6169名無しさん:2020/11/05(木) 21:34:03
https://www.buzzfeed.com/jp/yutochiba/2020-election-factcheck
米大統領選「郵便投票で機械的に製造されたバイデン票が発見された」は誤り。アメリカで検証済みの情報が日本でも拡散
アメリカ国内で11月1日までにファクトチェックされていた誤った情報が日本で拡散している。インフルエンサーもシェアしているが、注意が必要だ。

by Yuto Chiba
千葉 雄登 BuzzFeed News Reporter, Japan

「郵便投票で機械的に製造されたバイデン票が発見された」という動画がTwiitterで拡散されている。

「投票用紙が郵送された時点でバイデンにチェックがしてあり、白紙投票すれば全部バイデンの票になる。
適当にサインするだけで、存在しない人間でもバイデンに投票できる状態」

「そのまま送ったらバイデン、他にチェックを入れても、二重チェックで無効票になる。
従ってバイデン以外の票がゼロになる」

このように投稿した人物は動画と共に発信しているが、この情報は誤りだ。

BuzzFeed Newsはファクトチェックを行った。

発信元はニューヨーク、選挙管理委員会は否定
「郵便投票で機械的に製造されたバイデン票が発見された」とする動画は11月5日14時の段階で1万回以上リツイートされている。

拡散されている動画は10月31日(日本時間)にアメリカ・CNBCでコラムニストを務めるジェイク・ノバック氏がTwitterに投稿したもの。

ノバック氏はこの動画は「10月28日にクイーンズ区(NY州)の男性が郵便で受け取った投票用紙を調べているビデオ」であるとしている。

また、ノバック氏はこの動画を投稿する前日にも「クイーンズ区の数人の住民が、ジョー・バイデンのために記入済みの投票用紙を受け取り、それを選挙管理委員会に送り返すように言われています。これは明らかに違法です」と投稿している。

ニューヨーク州の選挙管理委員会はノバック氏のツイートに「実際には手で記入したように見えます。以前にも述べましたが、このようなことが起きているという報告は受けていません」と返信。

「このような虚偽の主張を続けることはあまりに無責任です。私たちは、空白の不在者投票を受け取った有権者と直接連絡を取りました。 これは真実ではありません」

選挙管理委員会はこの動画は事実ではないと真っ向から否定している。

しかし、こうした選挙管理委員会からの指摘にノバック氏は「これは機械か何かの自動ハンコだった」と主張し続けている。

この情報はドナルド・トランプ大統領の息子、エリック・トランプ氏によっても拡散されている状態だ。

映像に映った記入済み投票用紙、持ち主は特定済み
ニューヨーク州の選挙管理委員会はファクトチェックを実施している非営利団体・Factcheck.orgのインタビューに対し、この投票用紙の持ち主を投票IDから特定し、一部始終を把握することができたと明かした。

動画に映っている投票用紙の持ち主は、カリフォルニア州で不在者投票を依頼した有権者だという。

選挙管理委員会によると、有権者は白紙の投票用紙を受け取り、誰に投票するか記入した。しかしその後、投票用紙が送られてきた際に使用されていた封筒に、誤って記入済みの投票用紙を入れて投函してしまった。

その封筒には有権者の住所しか記載されていなかったため、記入済みの投票用紙が元の住所へと返送されていた。

なお、選挙管理委員会はなぜこの投票用紙が動画の投稿者の手へと渡ったのかは不明としている。

6170名無しさん:2020/11/05(木) 21:34:13
>>6169

日本のインフルエンサーも拡散
この情報はアメリカ国内では11月1日(日本時間)の段階ですでにファクトチェック済みだが、日本国内にはファクトチェックされた情報は伝達されず、誤った情報だけが5日早朝から拡散されている。

2万人以上のフォロワーを持つインフルエンサーもこの情報を真偽不明であるとしつつ拡散。また、その投稿を23万人以上のフォロワーを持つ別のインフルエンサーがリツイートしたことで、誤った情報が一人歩きしている。

情報を拡散する際にはそれが事実に基づくものであるかどうかを踏まえる必要がある。真偽不明な情報を拡散する場合は注意深く行う必要がある。

BuzzFeed JapanはNPO法人「ファクトチェック・イニシアティブ」(FIJ)のメディアパートナーとして、2019年7月からそのガイドラインに基づき、対象言説のレーティング(以下の通り)を実施しています。

ファクトチェック記事には、以下のレーティングを必ず記載します。ガイドラインはこちらからご覧ください。なお、今回の対象言説は、FIJの共有システム「Claim Monitor」で覚知、参考にしました。

また、これまでBuzzFeed Japanが実施したファクトチェックや、関連記事はこちらからご覧ください。

正確 事実の誤りはなく、重要な要素が欠けていない。
ほぼ正確 一部は不正確だが、主要な部分・根幹に誤りはない。
ミスリード 一見事実と異なることは言っていないが、釣り見出しや重要な事実の欠落などにより、誤解の余地が大きい。
不正確 正確な部分と不正確な部分が混じっていて、全体として正確性が欠如している。
根拠不明 誤りと証明できないが、証拠・根拠がないか非常に乏しい。
誤り 全て、もしくは根幹部分に事実の誤りがある。
虚偽 全て、もしくは根幹部分に事実の誤りがあり、事実でないと知りながら伝えた疑いが濃厚である。
判定留保 真偽を証明することが困難。誤りの可能性が強くはないが、否定もできない。
検証対象外 意見や主観的な認識・評価に関することであり、真偽を証明・解明できる事柄ではない。

6171名無しさん:2020/11/05(木) 21:34:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/11c13a6fa21db4418173a4f59d256a05e12770be
「ウィスコンシン州で投票率が100%を超えた」はデマ。当日に有権者登録が可能、保守系メディアも否定
11/5(木) 11:35配信

アメリカ大統領選では、激戦州の一つであるウィスコンシン州でバイデン氏の勝利が確実な情勢だ。開票終盤には、バイデン氏の得票が急増したことで「投票率が100%を超えた」などとする情報が日本のTwitterでも拡散された。

しかし、ウィスコンシン州の選挙管理委員会のほか、保守系のFOXニュースなどが相次いでこの疑惑を否定している。

怪しいので州兵が参加?保守系ニュースも否定
拡散されたのは、ウィスコンシン州の開票作業で『突如謎の12万票が追加された』『投票率が100%を超えた(200%とも)』『怪しいので州兵が集計に参加』などといったものだ。ツイッターの情報をもとに、まとめブログが掲載したことで広まったとみられる。

この情報は誤っている。ウィスコンシン州選管は公式Twitterで「ウィスコンシン州は当日の有権者登録が可能です。いくつかの地域が非公式で報告している有権者数は正確ではありません」と指摘。「登録有権者よりも多くの票が投じられることはありません」とした。

保守系ニュースのFOXも「登録有権者数よりも多くの票が投じられたという人がいるが真実ではない。この州は360万人の有権者がいて、330万の投票があった。ウィスコンシンは当日の有権者登録も認めている」と説明している。

また、『突如』バイデン氏の得票が増えたことに関しても次のように解説している。

「ミルウォーキーとケノーシャでは夜を徹して開票作業が進められた。この2つは中央で不在者投票分をカウントする方式をとっていて、全てが集計されるまで得票にカウントされなかった。ミルウォーキーの作業が終わったのは(現地時間の)午前3時ごろだ」

このうち、バイデン氏が強いとされるミルウォーキーでは16万9000を超える不在者投票があったという。

「怪しいので州兵が介入」も不正確。FOXは州兵が開票作業に加わったことを伝えているが、不在者投票分の一部に誤植があり、作業が遅れる見通しのため、補助に入っているとのことだ。記事には「怪しい」という記述はなく、後から主観的に付け加えられたものだ。

また、これらのデマを投稿したツイートの一つには、ツイッターから「誤解を招いている可能性があります」とラベルが貼られている。

トランプ陣営はウィスコンシン州の結果について、票の数え直しを求めている。

ハフポスト日本版

6172名無しさん:2020/11/05(木) 21:35:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/03b3b84b148e6758191eea87253c9b9df939ec5c
アングル:不安と不信と分断と、米大統領選に疑心暗鬼の有権者
11/5(木) 14:44配信

[デトロイト 4日 ロイター] - まれにみる激戦となった米大統領選は、投票締め切りから1日を経過した4日になっても結果が判明せず、共和、民主両党の有権者はいずれも疑心暗鬼になっている。

共和党候補のトランプ氏は4日、まだ複数の州で集計作業が終わっていないにもかかわらず一方的に勝利を宣言し、民主党候補バイデン氏の支持者の反感を買った。

バイデン氏の支持者は、トランプ氏は敗北しても結果を受け入れないのではないかと懸念を強めている。一方、トランプ氏の支持基盤である有権者の間では、選挙で不正が横行したとの根拠のない主張が広がっている。

ノースカロライナ州の銃所有権運動活動家でトランプ氏に1票を投じたジミー・ボイドさん(48)は「選挙は不正がはびこっている」と話した。地元の武装集団とかかわりのあるボイドさんは「左翼が都市全体を破壊」し、右翼の活動家は「人種差別主義者で恐ろしい異端」というらく印を押されてしまうのではないかと危惧している。

バイデン氏に投票したペンシルベニア州ベスレヘムのジュディー・モウエリーさん(60)も対立する政治勢力間の暴力沙汰を心配する。「たとえバイデン氏が勝っても―そうなるだろうと思っているけれど、―国としては敗北だ。思っていた以上に私たちの分断は進んでいる」と述べた。

デトロイトでは、共和党員がほとんどを占める選挙監視人約30人が、新型コロナウイルス感染阻止のための人数制限を理由に集計所に入るのを禁止され、緊張感が一気に高まった。監視人の動きを阻止するために警察が呼ばれた。

入場を阻止された人々の多くは会場の外で抗議の声を上げたり、「ゴッド・ブレス・アメリカ」を歌ったりした。また共和党員の監視人の中には、近くで輪になって祈ったり、「投票を止めろ」、「集計を止めろ」などのスローガンを叫ぶ人々もいた。

投票日から緊張状態が続き、耐えられなくなった人もいる。

オハイオ州コートランドのタニア・ボイチャクさん(39)は「トワイライトゾーンみたいだ」と話した。激戦州の結果が徐々に判明するのを見ながら、自宅でコーヒーを17杯も飲み、落ち着きなく歩き回っていることに気づいたという。

「トランプは恐ろしいし、早過ぎる勝利宣言にはぞっとした」という。ボイチャクさんは共和党員だが、今回はバイデン氏に投票した。

法律専門家によると、遅れて届いた投票用紙を集計に加えるかどうかなど、多くの問題を巡って州ごとに訴訟が起こされ、作業は進んでいない。

<広がる抗議活動>

集計作業を停止しないよう求める抗議活動が、カリフォルニア州オークランド、ペンシルベニア州ハリスバーグ、アトランタ、デトロイト、ニューヨーク市などで起きている。

ニューヨーク市では数百人がマンハッタンのミッドタウンでデモを行った後、ワシントン・スクエア・パークで集会を開き、米国の国旗や「最後の1票まで数えろ」と書かれたプラカードを振った。

学生のメイラ・ハリスさん(26)は「私たちの民主主義が確実に続くようにするのは非常に重要なことだ。今回の選挙はとても強い不安を引き起こした」と話した。

首都ワシントンのホワイトハウス周辺では、トランプ氏支持の極右組織「プラウド・ボーイズ」のメンバー3人が刺される事件があった。被害者は犯人が「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命も大切だ)」と書かれたマスクをしていたと主張しているが、警察は確認が取れていない。

<緊張に背を向け畑仕事>

オハイオ州ギブソンバーグのトム・ヨンカーさん(74)はトマト畑の世話をすることで、選挙の開票結果を報じるテレビ番組を見ないようにした。地元の選挙委員会の委員を34年間勤め、自分の受け持ちの集計を終えてから数時間眠っただけだ。

バイデン氏に投票したヨンカーさんは「複雑な気持ちだ。シーソーに乗り、上がったり下がったりしているようだ。圧倒的勝利になると思っていたら、接戦になっている」と話した。

ペンシルベニア州マコネルズバーグの弁護士、スタンレー・カーリンさん(66歳)はトランプ氏に投票した。まだ数え終わっていない同州の大量の票が正確に集計されるとは確信が持てないが、それでもまだ多くの票が集計されておらず、トランプ氏の勝利宣言は早過ぎた、と話した。

旅行代理店を経営するアリゾナ州のマリッサ・ルトゥラールデさん(32)は、大統領選が僅差の結果になれば、党派にとらわれず、イデオロギーを統一する流れが進むと期待する。「ある程度正気や仲間への敬意を回復できると思う。再び礼節を取り戻し、違う考え方をお互いに尊重する必要がある」と話した。

(Michael Martina記者 Heather Timmons記者 Ernest Scheyder記者)

6173名無しさん:2020/11/05(木) 21:36:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e6669ba94e9e09ba03e363ec8273db45dc5d91a
【米下院選】陰謀論の「Qアノン」議員が続々誕生
11/5(木) 17:27配信

<大統領選と同時に開催された連邦議会・州議会選挙で、Qアノン信奉者数人がれっきとした政治家デビューを果たした>

米大統領選挙と同時に実施された連邦下院議員選挙で、陰謀論を唱える「QAnon(Qアノン)」を支持する複数の人物が当選を確実にした。これで遂に、Qアノン信奉者から正真正銘の「政治家」が誕生することになる。【イワン・パーマー】

ジョージア州第14選挙区での当選を確実にしたのは、マージョリー・テイラー・グリーン。過激な陰謀論のみならず、人種差別や反ユダヤ主義、イスラム嫌悪などにも支持を表明してきた、Qアノン信奉者の中で最も有名な人物のひとりだ。同選挙区での対抗馬だった民主党候補が9月に選挙戦から撤退したため、不戦勝となった。

彼女は2017年8月にフェイスブックに投稿した動画の中で、「今こそ、サタンを崇拝する小児性愛者たちを追放するまたとないチャンスだ。私たちにはそれができる大統領がいる」と述べていた。Qアノンはドナルド・トランプ米大統領が「ディープステート(アメリカを動かす影の政府)」やサタン崇拝の小児性愛者たちと密かに戦っていると主張している。

<公用車にスローガンのステッカー>

選挙活動中、グリーンに対しては、Qアノンへの支持やこれまでの人種差別的な発言についての質問が寄せられた。後にグリーンは、反ユダヤ主義に基づくとみられる過激な陰謀論から距離を置き、FOXニュースに対して、Qアノンについて独自に調べたところ「デマ情報」があったと述べ、「(Qアノンとは)別の道を行く」ことにしたと語っていた。

今回の選挙では、Qアノンの陰謀論を受け入れるか少なくとも否定しない候補者がほかにも数十人いたが、当選したのは数人だった。

そのひとりが、共和党のエリック・バーセル上院議員(現職)だ。バーセルは公用車に「#WWG1WGA」――Qアノンのスローガン「Where we go one, we go all(我々はひとつになる場所に共に向かう)の略――というステッカーを貼っていたことが物議を醸したが、なんとか再選を果たした。

バーセルは9月に、このステッカーを車に貼っていたことについて釈明。Qアノンが唱える「サタンを崇拝する小児性愛者たちの秘密結社」などの「過激な陰謀論」は支持していないが、「政治の腐敗を阻止し、政府に説明責任を求め、個人の自由を守る」など彼らが掲げる一部の主張は支持していると述べた。

同選挙区の民主党候補ジェフ・デマレイは、バーセルは「極右の常軌を逸した陰謀論」とつながりがあり、上院議員にふさわしくないと主張。「選挙で選ばれた人物が、公用車を使って有害な議論や情報をまき散らしている」と述べ、「そんな人物に、公職に就く資格はない」と主張した。

6174名無しさん:2020/11/05(木) 21:36:55
>>6173

<Qアノンの陰謀論とは距離を置く姿勢>
保守系メディアのリパブリカン・アメリカンによれば、バーセルは自分とQアノンとの関係について、選挙当日には有権者たちが「否定的な情報ばかりに目を向けない」よう願っていると語っていた。

テネシー州議会下院選挙の第57選挙区では、共和党の現職であるスーザン・リンが無党派のトム・ソテックが圧勝する見通しだ。

リンは、星印を使って書かれた「Q」の文字の下に「WWG1WGA」のスローガンが記された旗の写真を、フェイスブックのカバー写真として使っていたことが判明。さらに彼女は#WWG1WGAのハッシュタグを使って複数のツイートを投稿しており、またQアノン信奉者がよく使うもう一つのフレーズ「#TheGreatAwakening(大いなる目覚め)」のハッシュタグを含むツイートをシェアしたこともあった。

彼女は9月にAP通信の取材に対して、Qアノンの陰謀論を支持してはいないと語っている。「ここはアメリカだ。何をツイートしようが、リツイートしようが、私の自由だ」と彼女は述べた。「これが問題視される理由がわからない。私はQアノンが展開する運動には関与していない」

<「信奉者」は否定>

コロラド州第3選挙区では、民主党のダイアン・ミッチ・ブッシュ候補が敗北を認め、Qアノンの陰謀論について肯定的な発言をしてきた共和党の極右候補ローレン・ボーバートが当選を確実にした。

ボーバートは、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて同州が決定したロックダウンのガイドラインに背き、自身が経営するレストランの営業を続けていたことでも物議を醸した。彼女は6月にオンラインメディア「スティール・トゥルース」の番組に対して、「これまでQについて聞いたこと全てが、本当であることを願っている」と述べていた。同番組はQアノン信奉者を公言するアン・バンダースティールがホストを務めている。

だがその後、ボーバートは何度もQアノンと距離を置こうと試み、本誌に対しても「これまで何度も公に述べてきたが、私はQアノンの信奉者ではない。あなた方やほかの人々が、どうしても私をQアノンと関連づけようとしているだけだ」と語った。ボーバート陣営の広報担当も、「ローレンは何度も、自分はQアノン支持者ではないと明言している」と説明した。

6175名無しさん:2020/11/05(木) 21:37:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/b17b5b7f47c5068047dac2cbd2f2ef70982aa785
ランプの誤った「勝利宣言」に身内の共和党から批判噴出
11/5(木) 14:00配信

11月3日に行われた米大統領選は、いまだ一部の州で開票作業が続けられており、数えられていない票は数百万にのぼっている。

それにもかかわらず、ドナルド・トランプ大統領は自らが「民主党のジョー・バイデン候補を破り、勝利した」との“誤った主張”を続けている。また、4日には複数回にわたり、怒りをかき立てるようなコメントをツイッターに投稿している。

こうしたトランプの速断に過ぎる“勝利宣言”と扇動的な発言に対して、共和党の著名議員や保守派の批評家などの間からも非難の声があがっている。

大統領自ら陰謀説を拡散

トランプは3日夜遅くに開いた記者会見で、「率直に言って、私たちは選挙に勝った」と何の根拠もなく発言。その後ツイッターにも、「“投票が終了した後も”投票が行われていた」、民主党は「すべての票を数えることで選挙を“盗もうとしている”」など根拠のない陰謀説を投稿している。

これに対し、選挙前に行われた大統領候補者討論会でトランプの事前の準備を手伝っていたクリス・クリスティ前ニュージャージー州知事(共和党)は米ABCに対し、「(トランプが)そう主張する根拠はまったくない」とコメント。

トランプは「再選された」と性急に過ぎる主張をすることで、「自らの信頼性を自分自身で損なっている」と指摘した。

相次ぐ批判

ジョン・ボルトン前大統領補佐官(国家安全保障担当)は、トランプの“宣言”は「恥ずべきもの」であり、「大統領の発言のなかで最も無責任なものだ」と発言。メリーランド州のラリー・ホーガン知事は、宣言は「“言語道断、不要な行動であり、とんでもない間違いだ」「大統領は、彼自身の最悪の敵になることがある」と述べている。

リック・サントラム元上院議員(ペンシルベニア州選出、共和党)はCNNに対し、大統領の主張に「非常に心を痛めている」と語った。トランプが「票の集計を行っている人たちが不正をはたらいている」と示唆していることは「間違っている」との見方だ。

「忍耐は美徳だ」とも
また、今回の選挙で再選を果たしたイリノイ州のアダム・キンジンガー下院議員はツイッターに、「投票は集計され、あなたは勝つか、あるいは負ける。そして、米国はそれを受け入れる。忍耐は美徳だ」と投稿。

保守派の政治評論家ベン・シャピーロもツイッターで、トランプが「すでに選挙に勝った」と主張することは「非常に無責任」であると指摘している。

そのほか、Foxニュースのアンカー、クリス・ウォレスは、大統領の発言は「まさに火が付きそうなところにマッチを投げ入れるようなものだ」と述べている。

一方、バイデンはツイッターで、「この選挙の勝者を宣言するのは、私でもドナルド・トランプでもない。有権者だ」と発言。また、トランプとの法廷闘争に備え、選挙結果を守るための活動に向けて寄付を募る「バイデン・ファイト・ファンド」を設立したことを明らかにしている。

Tommy Beer

6176名無しさん:2020/11/05(木) 21:38:15
>>6175

トランプの誤った「勝利宣言」に身内の共和党から批判噴出
11/5(木) 14:00配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/b17b5b7f47c5068047dac2cbd2f2ef70982aa785

6177名無しさん:2020/11/05(木) 21:38:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/94d121a349c2804d8b5a7f80e62335dbe914fc8f
激戦州で優勢のトランプ大統領が急減速した違和感
11/5(木) 13:05配信

 ──米時間の11月3日に米大統領選の投票が行われました。ここまでの情勢を見ると、ペンシルベニアやジョージア、ノースカロライナなどの激戦州の開票結果次第という情勢です。ここまでの情勢をどう見ますか? 

 酒井吉廣氏(以下、酒井):4日の午前4時頃(米時間)までトランプ大統領がリードしていたのに、ジョージアとノースカロライナは3日深夜から約1日たってもその後の開票が進んでいませんでした。フロリダとテキサスも開票に遅れが見られました。その間に、アリゾナ、ウィスコンシン、ミシガンの開票が進みましたが、ウィスコンシンとミシガンでは、トランプ優勢が徐々にバイデン候補の優勢に変わっていきました、郵便投票の結果でしょうが、さすがに不自然に感じました。

 トランプ大統領も黙っていないでしょうから、2000年の時のブッシュVSゴアと同じような再集計を州規模でやるか、最高裁判断になると思います。既に、ウィスコンシンには再集計を、ミシガンは集計そのものが不自然だと訴えました。トランプ大統領は当初、最高裁に対して4日の午前4時時点で集計を止め、その時点の集計結果を開票結果にせよと要請しましたが、既にその時間を過ぎており、4時時点の票数は分かりませんから、最高裁から差し戻されたようです。

 ──大統領選の速報を見て、何か感じたことはありますか? 

 酒井:はっきり言えるのは、かなりの人が「反トランプ」だったということです。リバタリアンを主張する集団は元来、共和党の一部のような存在ですが、今回は共和党とは別に大統領候補を立て、わずかではありますが票をとっています。微妙な票争いをしている接戦ではあり得ないことです。それだけ、トランプ大統領が嫌だったのでしょう。
 
──今回の選挙を事前にはどう想定していましたか。

 酒井:前回(2016年)の流れを考えて、接戦州のうち4日未明段階で優位にあったウィスコンシン、ミシガン、ジョージア、ノースカロライナ、ペンシルベニア、ネバダ、アラスカ、そしてメインのうちの1票を取って勝利。あるいは、ウィスコンシンとミシガンを落としても、それ以外で275を確保して勝利。従って、バイデン候補が敗北演説をするという流れだろうと思っていました。実際、トランプ陣営はパーティーも始めていました。

 ──バイデン候補は早々に勝利宣言を出しました。その意図は何でしょうか。激戦州での票読みが予想通り推移しているということでしょうか。

6178名無しさん:2020/11/05(木) 21:39:13
>>6177

■ やはり混乱を生み出した郵便投票

 酒井:「勝利へのパスを信じる」という主旨の話でしたから「犬笛」だったんだろうと思います。犬笛は犬にしか聞こえない周波数でなる笛のことで、政治の世界では特定の関係者にアピールする演説を指します。つまり「(これからも届く)郵便投票を待て。じっくりカウントせよ、勝ちに行くのだ」と宣言したのです。不正をしろとまで言っているかどうかはわかりませんが、楽勝でなくなったのがわかり、票のカウントを遅らせようとしたのだと思います。

 これを「犬笛」と考えないと不自然なのは、選挙翌日の未明になって、劣勢にある側の候補が、何で翌日以降の集計を信じるなどと話すのか。むしろ、自信があるなら急いでカウントせよ、と言うべきでしょう。カウントを遅らせれば、続々と郵便投票が届き、トランプ大統領も勝利宣言ができませんから。

 ──一方、トランプ大統領も勝利宣言をすると同時に、投開票の無効を訴えています。これはどういう意図でしょうか? 

 酒井:トランプ大統領は政治家を職業としていませんから、こういう時は直截的に話します。この段階では、特別な意図というよりも、素朴に自分が勝っているんだと言いたかったのだと思います。しかし、これをツイートした際、「注意」マークがつきましたね。相変わらず、プラットフォーマーは社会の仕置き人然としています。

 ──州によっては投開票がストップするなどの動きがあったようです。

 酒井:それ自体が不自然なんです。トランプ大統領は、問題は民主党の州で起こっているとツイートしましたが、今度はツイートがブロックされました。数時間後には集計はスムーズに戻ったようですが。

 ──激戦州のペンシルベニア州はどうでしょうか。

 酒井:私の記憶では、4日になる頃にはトランプ大統領が70万票リードしていて、それに対して同州にはまだ集計前の投票用紙が100万票あるから結果はわからないぞ、という反論が出ていました。ニューヨークタイムズの記者は「バイデン候補は勝つつもりだが、周囲はとても不安がっている」と言っていました。

 ところが、4日の朝10時頃になると、開票が進んでリードが60万票差に縮んでいるのに、残りが140万票と増えました。さらに、4日お昼頃には、ペンシルバニアの選挙管理委員会の責任者が「百万票以上を数十人でカウントする」と言っていました。いい加減というか、日本人の感覚ではあり得ないことです。

 集計についてもそうです。投票所は早朝になると長めの休憩を入れるのが常ですが、ペンシルバニアなど映されている集計所の様子を見ると、みなゆっくり休んでいました。その後の映像を見ても、朝食にでも行ったのか、複数のテーブルがごっそりいなくなっていました。私の記憶が正しければ、全米レベルの選挙では、特に下院選挙では集計に手間取るので4時とか5時頃に一休みして、一気に集計を終わらせようというのが普通です。いずれにせよ、手際のよい日本人ではあり得ない話です。

 選挙の仕事をした人はご存じだと思いますが、集計をする場所には余計なものを持ち込めません。偽物の投票用紙を何枚も持ち込むかもしれませんので、そこは厳しく対処します。ところが、一度、食事などに出てしまうと、そこでスマホで全体の状況を見れますね。「ならば、自分の好きな政党に勝たせたい」と思うのが人の心情です。集計時の不正はそういうところから発生する、というのが犯罪学の基本です。

6179名無しさん:2020/11/05(木) 21:39:43
>>6178

■ 地に落ちた米国の民主主義

 ──勝者が確定するまで時間がかかるとの話ですが、その理由は何でしょうか。

 酒井:このような状況で、誰が集計を信じられますか。勝てばいいけれど、負けだとなれば、再集計を含めて何か手を打つでしょう。これはどちらも同じです。特に、民主党は2000年の苦い思い出があるので、絶対に譲らないと思います。

 相手がズルをしていると思っているわけですから、それを放置することはないということです。これ自体はトランプ大統領らしい喧嘩だとでも思うかもしれませんが、バイデン候補も似たようなものだと思います。

 ──選挙は民主主義の根幹であり、米国は自由と民主主義の国として世界に評価されてきました。なぜこんな選挙になってしまったのでしょうか。

 酒井:米国の民主主義が地に落ちたということではないでしょうか。

 ──いつから米国は壊れてしまったのでしょうか。

 酒井:オバマ政権の頃から徐々にということだと思います。4年前から政治経験のない、かつ破廉恥な人間が大統領になって、政治を専門とする人々には我慢ならない状況が生まれました。そこから一段と壊れたというか、周囲が「壊れたと言うようになった」のだと思います。

 トランプ政権のレガシーの一つであるイスラエルとアラブ諸国の国交樹立も、パレスチナ問題を悪化させる、イランなどの仕返しがあるなどと言うわけですから、何をやっても壊れされたという評価になるのでしょう。

6180名無しさん:2020/11/05(木) 21:39:53
>>6179

■ 米国の分断は社会主義と資本主義の戦いに

 ──4年前の大統領選では外国の敵対勢力が選挙を妨害したとして大騒ぎになりました。今回は米国自身が自壊した印象です。

 酒井:今回もハンター氏の疑惑をロシアの偽情報だとバイデン氏は押し通しており、質問することさえ許していません。一方、米連邦捜査局(FBI)によるロシア疑惑(オバマゲート)などの調査結果は、まだ出てきていません。9月終わりだったか、トランプ大統領に批判的な元米中央情報局(CIA)長官のブレナン氏が膨大な資料を提出したことも一因だと思います。

 客観的な事実からすると、ハンター氏は父親と一緒に政府専用機で北京に行き、中国の首脳や後のビジネスパートナーと会うなどしているのですから、トランプ政権で米国が壊れたのではなく、10年ぐらい前から壊れていたのですよ。

 ──大統領選を通して、米国は保守とリベラルの分断がさらに深刻化しました。このまま分極化は加速するのでしょうか。それとも、次の大統領の下で国の融和が進むのでしょうか。

 酒井:もともと分断がありましたし、今回は社会主義と資本主義の戦いでもあります。バイデン候補は勝利のためにサンダース上院議員に魂を売った。そもそもは、サンダース候補の方が強い候補で、賛同者も多く、今では民主党の中心的な集団になりつつあります。3月から突然流れが変わったのは、民主党として社会主義者を自負する人間では勝てないと思ったからでしょう。

 私の知る限り、1980年の予備選でもカーター大統領に挑んだテッド・ケネディ上院議員が重鎮らの説得で予備選から撤退しています。民主党はそういう党なのかもしれません。

 一方、前回のことを考えれば、サンダース上院議員を無視するとまた負けてしまいます。「社会主義」や「共産主義」というイデオロギーは、戦前の日本のゾルゲ事件などを見ても分かるように、関わっている人間たちは狂信的な思想に染まっている場合も少なくありません。分断が進むのは当然ではないでしょうか。

 ──国の団結を進めるには何が必要でしょう? 

 酒井:バイデン候補が勝つと、サンダース上院議員の一派が、オカシオコルテス下院議員を中心として活動を本格化させます。閣僚にもかなり入るかもしれません。彼女たちはプログレッシブだけで組閣せよと言っていますし。今回は、黒人のLGBTが下院議員に当選しており、それ自体は良いことです。しかし、これらの人が社会主義者で、民主党全体が社会主義に染まってしまうと、なかなか元に戻れません。

 オカシオコルテス下院議員は2018年に初当選しました。その時からサンダース上院議員を師と仰いでいました。また、民主党内にもオカシオコルテス議員をはじめとしたプログレッシブ候補に対する支持者がかなりいました。

 民主党のペロシ下院議長は続投を考えているようですが、過半数を維持したとはいえ、民主党は勢力を落としました。その中でペロシ議長が続投することはオカシオコルテス下院議員などが許さないでしょう。揉めると思います。

 この4年間の分断が本当に進んだのだとすれば、社会主義者が増えたことではないでしょうか。米国が社会主義でまとまるのであれば、民主党でもいいでしょう。ただ、資本主義がいいのだとすれば、トランプ大統領が勝った方がいいと思います。もう戦争もなくなっているわけですから、「人間性」ではなく「仕事」に注目すべきだと思います。

6181名無しさん:2020/11/05(木) 21:40:16
>>6180

■ 台湾と米国の関係は終わりか

 ──米国はしばらく、国内の問題に専念しなければならないという見方もあります。中国やイランなど米国の潜在敵はどのように見ているでしょうか。

 酒井:傍観ではないでしょうか。中国についてはバイデン候補は関係改善させると明言しています。ただ、マネロンをやったファーウェイのCFO(最高財務責任者)を釈放するでしょうか。中国はこのあたりの対応をしっかり見ていくでしょう。台湾と米国の関係もこれで終わりになるかもしれません。

 イランについても、バイデン候補は6カ国協議に復帰すると言いました。これは、サンダース上院議員に近づきすぎて、オバマ大統領の支援を受けられないと思ったから言ったのかもしれません。その結果として、選挙直前になってオバマ前大統領が登場しました。

 ──選挙結果の確定に向けた、今後の展開について教えてください。

 酒井:再集計をするか、それぞれの陣営が話し合いで決めるかですが、前者でしょう。時間がかかると思います。しかし、12月上旬までに雌雄を決める必要があります。ただ、長引いた場合には、形式的とはいえ選挙人が選挙する1月上旬という期限がありますので、それまでに解決するという発想ではないでしょうか。

 2000年のブッシュとゴアの再集計騒動の話に触れましたが、この時のゴア副大統領、また前回のクリントン元国務長官は、どちらも僅差の負けを潔く認めました。ここが今回の重要な相違点です。

 ──どういう意味ですか。

 酒井:皆さんが考えるようにトランプ大統領は引き下がるつもりはないでしょう。私も、ウィスコンシンやミシガン、ジョージア、ノースカロライナの4州の動きには不自然さを感じざるを得ませんから。

 バイデン候補もそうです。彼にはゴア副大統領やクリントン元国務長官のようなエリートとしての自負がありません。デラウエア大学で成績の嘘をついたり、他人の論文を盗用したりということをやってきた人です。トランプ大統領の収入など批判していますが、自分自身もメリーランドに邸宅を構えるほどの収入を政治家として得てきたわけです。そのような人に、果たして二人のようなエリートとしてのノブレス・オブリージュがあるかどうか。

 バイデン候補は1987年以来、大統領の座をずっと狙い続けてきました。ホワイトハウスに対するなりふり構わぬ態度はこれまでにも出ています。

酒井 吉廣

6182名無しさん:2020/11/06(金) 00:02:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/4950d7fbe5e08e94c9bd0ecbb04307cd0b92bc5d
バイデン氏が過半数へ王手 トランプ氏は法廷闘争を開始
11/5(木) 17:45配信

 米大統領選は開票作業が続き、米東部時間5日午前2時(日本時間5日午後4時)までに民主党のバイデン前副大統領が激戦州のミシガン、ウィスコンシン両州での勝利を確実にした。AP通信の集計によると、バイデン氏は各州に割り当てられた538人の「選挙人」のうち、264人を獲得し、当選に必要な過半数(270人)まで残り6人となった。選挙人が214人にとどまっているトランプ大統領は、集計の一時停止を求める訴訟を起こすなど、法廷闘争を開始した。開票終了まではまだ時間がかかりそうだ。

 AP通信によると、まだ勝者が確定していないのはペンシルベニア(選挙人20人)、ジョージア(16人)、ノースカロライナ(15人)、ネバダ(6人)、アラスカ(3人)の5州。アラスカ州以外のいずれか一つを獲得できれば、バイデン氏が過半数に届く。ただ、アリゾナ州(11人)の勝者をまだ判断していない米メディアもある。

 ミシガン州(16人)は1992年から、ウィスコンシン州(10人)は88年から民主党の大統領候補が勝っていたが、4年前はトランプ氏が小差で勝利し、当選の原動力となった。今回も開票当初はトランプ氏がリードしていたが、中盤以降にバイデン氏が伸び、最後はミシガン州で2・5ポイント、ウィスコンシン州で0・6ポイント、トランプ氏を上回った。

 バイデン氏が両州で途中から支持を伸ばしたのは、民主党支持者が多く活用した郵便投票の集計が後から加わったためだ。トランプ氏がリードしているペンシルベニア州でも、郵便投票が後から開票されており、次第にバイデン氏が追い上げている。

 トランプ氏は開票が進むにつれ、バイデン氏が票を伸ばしたことについてツイッターで「(自分のリードが)魔法のように消え始めた。とてもおかしなことだ」と強い不満を表明し、一部州の開票で不正があったと主張。トランプ陣営は4日までにミシガン、ペンシルベニア、ジョージア州で集計の一時停止などを求める訴訟を提起。ウィスコンシン州についても、開票の再集計を要求した。

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/c5895e501df9da02dfb901b6a231599d2fb27d77
バイデン氏「赤い州」でも健闘 激戦州一つ制すれば勝利
11/5(木) 18:59配信

 米大統領選は、バイデン前副大統領が激戦州のミシガン、ウィスコンシン両州を制したことで過半数(270人)獲得に向けて大きく前進し、勝利に「王手」をかけた。

 「大統領になるために必要な270人の選挙人に達するための州で、我々が勝っていることは明白だ」

 4日、地元デラウェア州ウィルミントンで演説をしたバイデン氏はこう語った。AP通信はこの日、激戦州のウィスコンシン州とミシガン州でバイデン氏が勝利を確実にし、各州に割り当てられた538人の選挙人のうち、264人を獲得したと報道した。

 バイデン氏が有利になりつつあるのは、過半数を得るための道筋が複数あることだ。まだ勝者が判明していない5州のうち、ペンシルベニア(選挙人20人)、ジョージア(16人)、ノースカロライナ(15人)、ネバダ(6人)のいずれかで勝利すればいい。逆に、トランプ氏は全てで勝利する必要がある。

 トランプ、バイデン両陣営が「最重要州」として力を入れてきたペンシルベニア州は5日午前3時(日本時間同午後5時)現在、予想開票率が89%で、トランプ氏が2・6ポイント差でリードしている。しかし、民主党支持者が多く活用した郵便投票の開票作業が進むに従い、バイデン氏との差は狭まりつつある。ミシガン、ウィスコンシン両州も同じように逆転したバイデン氏は演説で、「ペンシルベニア州について、すごくいい感触だ」とも語った。

 ジョージア州でもバイデン氏が追い上げている。1996年以来、共和党候補が勝ち続けてきた「レッドステート」だが、開票率98%の時点でトランプ氏のリードは2万2千票余となっている。まだ開票が終わっていない票の大半は、民主党が強い大都市アトランタ市周辺の有権者が投じており、バイデン氏が逆転する可能性がある。

朝日新聞社

6183名無しさん:2020/11/06(金) 00:03:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/c14784face4a236ec185b330e602054618bccd9d
バイデン氏、過半数に自信 トランプ氏は集計中止提訴 米大統領選
11/5(木) 19:10配信

 【ワシントン時事】米大統領選は4日も開票が続き、ラストベルト(さび付いた工業地帯)と呼ばれる中西部の重要州ミシガン、ウィスコンシン両州を民主党のバイデン前副大統領が制した。

 バイデン氏は各州に割り当てられた選挙人のうち253人を獲得し、当選に必要な過半数までは残り17人となった。同氏は声明で「勝利を収めると確信している」と表明した。

 共和党のトランプ大統領はこの日、ホワイトハウスから姿を現さず、ツイッターで「ミシガンで多くの投票用紙が廃棄された」と主張。トランプ氏の陣営は4日、不正を理由にミシガンなど3州の集計作業を止めるよう提訴した。ウィスコンシンでは「結果の妥当性に疑問がある」として再集計を求めた。

 陣営による一連の法的措置が長引けば、正副大統領を正式選出する12月14日の選挙人集会までに勝者が確定しない可能性がある。トランプ氏はこれまでに214人の選挙人を獲得している。

 5日未明の段階で開票が続く激戦州は五つ。うち西部アリゾナ州(選挙人11人)はバイデン氏が約3ポイント優勢で、西部ネバダ州(同6人)も開票率が8割を超えた時点で1ポイント余りリード。バイデン氏がこの2州を制すれば、他の州の行方にかかわらず勝利が決まる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5380d9099f33aacdbb066ae138866654ba2e46be
米上院選、共和党が善戦…過半数維持の可能性
11/5(木) 19:57配信

 【ワシントン=平田雄介】3日投開票の米大統領選と同時に実施された連邦議会選は4日、上院選で落選の危機にあった共和党のコリンズ上院議員が東部メーン州で再選を果たし、同党は上院(定数100)で非改選を含めた47議席を固めた。現有53議席の同党は過半数割れも予想されたが善戦。民主党も現有47議席(無所属2含む)を確保した。大勢が判明していない残り6議席は近年は共和党の地盤が多く、同党が過半数を維持する可能性が出てきている。

 上院は、閣僚を含む政府高官や連邦最高裁判事らの指名人事の承認、条約の批准などを行い、米国の政策決定に強い影響力を持つ。ロイター通信は4日、共和党が上院を制すれば、大統領選で民主党候補のバイデン前副大統領が当選しても、医療保険制度改革法(オバマケア)の拡充など同党の看板施策の実現は難しくなると伝えた。

 メーン州で勝利したコリンズ氏は今回で当選5回となるベテラン。トランプ氏が指名したカバノー連邦最高裁判事の人事承認案などに賛成し、トランプ氏の人気が低迷する同州で支持者を減らしていた。苦戦が伝えられたが、得票率50%超の勝者が出るまで決選投票を繰り返す方式の選挙で、1回目の投票で50・3%を確保し、逃げ切った。

 共和党は中西部アイオワ州でも、劣勢にあったアーンスト上院議員が再選を果たした。アーンスト氏は司法委員会の委員。10月にはトランプ氏が指名した保守派のバレット最高裁判事の人事承認に賛成した。

 西部モンタナ州では、トランプ氏の移民規制などを支持する共和党のデーンズ上院議員が激戦の末、民主党候補のブロック同州知事を退けた。

 民主党は、南部サウスカロライナ州でトランプ氏に近い共和党のグラム上院議員の「落選運動」に失敗する一方、一昨年に死去した共和党のマケイン元上院議員の空席を埋める西部アリゾナ州の補選で民主党新人の元宇宙飛行士、ケリー氏が接戦を制し、同党の上院奪還に望みをつないだ。

 民主党はバイデン氏が大統領で勝利し、3議席を上積みして共和党と同数の50議席を確保すれば上院の主導権を握る。副大統領になるハリス氏が上院議長を兼ね、法案などの採決で可否同数の場合に1票を投じることができるためだ。

 下院(定数435)は民主党が過半数を維持する見通し。

6184名無しさん:2020/11/06(金) 00:04:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/b568e33d100de4c175eb382fedc0492566fbba19
窮地トランプ氏あおる「不正選挙」言説 日本でも「投票率100%超え」など怪情報が
11/5(木) 17:09配信

 日本時間の2020年11月4日朝に開票が始まった米大統領選では、共和党のドナルド・トランプ米大統領(74)と民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)の接戦が続き、「空中戦」も活発化している。

 バイデン氏が激戦州のウィスコンシン州やミシガン州での勝利を確実にし、獲得した選挙人が過半数の270人が目前に迫った。これと前後する形で、投票で不正行為が行われたとの主張が相次いだ。ネット上では「有権者よりも多くの人が投票した」との説が流れたほか、トランプ氏自身も開票について不正行為が行われたことを示唆するツイートを連発。

 次々にツイッター社から「コンテンツに異議が唱えられている」とする警告の表示をつけられ、わざわざ「表示する」のリンクをたどらないとツイートに内容が見られない事態になっている。

■警告文の横の「表示する」のリンクをクリックしないと内容が見られない

 トランプ氏のツイートへの警告が相次いだのは日本時間の11月5日未明から朝にかけて。トランプ陣営が、ミシガン州での集計停止を求めて訴訟を起こしたことが明らかになった頃だ。

 トランプ氏は0時4分のツイートで、民主党が地盤にしている場所でも「昨晩は多くの主要州でリードしていた」が、

「それから、突然出てきた票のかたまりが集計されると、魔法のようにそれ(リード)が消えた。実に奇妙だ」

と主張。0時35分には

「これは一体何なんだ?」

として、集計での不正を示唆した。2時1分には、

「ペンシルベニアでの50万票のリードを、なるべく早く消し去ろうと(編注:バイデン氏側が)懸命だ。同様に、ミシガンやその他の州でも!」

とも訴えた。

 これらのツイートには、いずれも根拠が示されておらず、タイムラインで表示しようとすると、

「このツイートで共有されているコンテンツの一部またはすべてに異議が唱えられており、選挙や他の市民行事への参加方法について誤解を招いている可能性があります」

という警告と、大統領選の状況をまとめたページへのリンクが表示される状態になっている。警告文の横にある「表示する」のリンクをクリックして初めてツイートの内容が見られる仕組みだ。

保守系テレビ局も「投票率100%超え」は「正しくない」
 さらにトランプ氏は、6時56分にペンシルバニア、ジョージア、ノースカロライナの3州で大幅にリードしていると主張。このツイートには

「このツイートの時点では、選挙戦の公式情報は発表されていないようです」

という説明が挿入され、続くツイートでは、ミシガン州で

「すでに広く報じられているように、投票用紙が大量に廃棄されている」

とした。このツイートには、警告の表示がつけられた。

 警告がついたトランプ氏のツイート以外に、ネット上で拡散しているのが、日本でも「トレンド」入りした「投票率100%超え」の問題だ。ウィスコンシン州ミルウォーキー市の保守系テレビ局「FOX6」は、この指摘が「正しくない」と報じている。同局がウェブサイトに掲載した記事によると、トランプ陣営は

「州内で不正行為が報告されており、投票結果の有効性に深刻な疑義が出ている」

などと主張。トランプ陣営は「不正行為」の内容を示さなかったが、ラジオ番組やSNSで「登録されている人よりも多くの人が投票した」との主張が展開されているといい、FOX6も

「これは正しくない。州には360万人の有権者が登録されており、およそ330万票が投じられた」

と指摘した。選管側も「全ては公開の場で行われている」と反論しており、FOX6も

「実際に、FOX6のスタッフはケノーシャとミルウォーキーの開票を観察した」

と報じている。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

6185名無しさん:2020/11/06(金) 00:23:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/a35613533cf6f586382ea3ae19b6189972e4ff55
アリゾナ州、割れるメディアの勝敗判定 郵便投票90年代から 米大統領選
11/5(木) 20:36配信

 米大統領選のアリゾナ州(選挙人11人)の勝者をめぐり、米主要メディアの当確判断がばらついている。

 日本時間5日夕の時点で開票率は各社約85%だが、AP通信とFOXニュースはバイデン前副大統領が制したと報道。一方、ニューヨーク・タイムズ紙やCNNテレビなどは勝敗判定を出していない。

 アリゾナは長く共和党が強い土地柄で、2016年の前回選ではトランプ大統領が勝利した。だが、APは米東部時間4日午前(日本時間同日午後)に「トランプ氏は追い付けない」としてバイデン氏勝利と宣言。民主党支持者の多いヒスパニック系や隣接するカリフォルニア州からの移住者の増加を判断理由の一つに挙げた。

 一方、アリゾナ州は1990年代から郵便投票制度を導入しており、ネットメディアVOXは、「共和党支持者は民主党支持者よりも投票用紙の返送が遅い傾向にある」と指摘。開票作業終盤で、トランプ氏の得票が増えるとして判断には注意が必要だと説明している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/01347d4cedc28cc115996e706cba2cb09f44fadb
バイデン勝利なら「ねじれ」 上院選は共和党が過半数か
11/5(木) 21:14配信

 米大統領選とともに行われた連邦議会選挙で、共和党が上院(定数100)の過半数を保つ見通しが強まっている。上院は閣僚人事の承認や経済政策の策定で強い権限を持っている。共和党が過半数を維持した場合、仮に大統領選で民主党のバイデン前副大統領が勝利したとしても、議会との「ねじれ」が起こり、党派対立による政策の停滞につながりそうだ。

 上院議員の任期は6年で、2年ごとに約3分の1が改選される。今回の改選前の議席は共和53、民主47(無所属も含む)だったが、事前の世論調査では民主が6年ぶりに過半数を奪還する可能性が指摘されていた。

 3日の選挙の結果、コロラド州とアリゾナ州では民主党候補が共和党の現職から議席を奪ったが、アラバマ州では逆に現有議席を奪われた。また、共和党現職を倒す可能性があったアイオワ州とメーン州では、民主候補が敗北を認めた。

朝日新聞社

6186名無しさん:2020/11/06(金) 08:18:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/9853d7da0c3d6c6683092fe959ddd174cd8b8678
バイデン氏、勝利を「確信」 国民に忍耐呼び掛け
11/6(金) 6:53配信

【AFP=時事】米大統領選の民主党候補ジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領は5日、自身がドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領を抑えて勝利を確定させることを「確信している」と表明し、結果は「すぐに」出るとして、有権者らに対し忍耐を呼び掛けた。

 地元デラウェア州ウィルミントン(Wilmington)で記者会見したバイデン氏は「今の状況には非常に満足している。集計が終わった時に、(カマラ・)ハリス(Kamala Harris)上院議員と私が勝者と宣言されることを、われわれは確信している」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

6187チバQ:2020/11/06(金) 10:44:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b054404b146e2c5a36ab37b64cca7861fd6a1ce
米大統領選、残る5州で接戦続く トランプ氏は訴訟拡大の意向
11/6(金) 9:31配信
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トランプ氏とバイデン氏のプロフィール
 【ワシントン=塩原永久】米大統領選は5日、接戦となっている5州の開票作業が進んだ。米CNNテレビの集計で、南部ジョージア州や西部ネバダ州で、共和党のトランプ大統領(74)と民主党のバイデン前副大統領(77)の得票差が1ポイント未満の激戦が続いている。トランプ氏は同日、開票監視態勢の不備や不正行為を理由に、集計停止などを求めて展開中の法廷闘争を拡大する方針を示した。

【いつ決まるの?】イラストで解説する米大統領選の仕組み

 CNNの5日夕(日本時間6日朝)の集計では、ジョージア、ネバダに東部ペンシルベニア、南部ノースカロライナ、西部アリゾナを加えた5州の開票率が、いずれも80%台後半から90%台後半と大詰めを迎えている。

 全体的にトランプ氏が開票当初のリードを失う展開となっており、トランプ氏は4日、開票監視態勢に不備があるとして、ミシガン州で開票停止を求めて提訴。同州にペンシルベニア、ジョージア両州を加えた計3州で法廷闘争に乗り出していた。

 ただ、ミシガンとジョージアの訴訟で各州にある裁判所が5日、それぞれ訴えを退ける判断を下した。ロイター通信が報じた。

 こうした中、トランプ氏は5日、ホワイトハウスで記者会見し、改めて郵便投票で不正が行われていると主張。ツイッターでも「集計を止めろ」と述べ、バイデン氏が勝利を確実にした州で不正があったとして、同氏が制したすべての州に提訴を拡大する意向を表明した。トランプ陣営は同日、ネバダ州で訴訟を起こすと発表した。

 一方、バイデン氏は地元の東部デラウェア州で、「すべての投票が集計されなければならない」とトランプ陣営を牽制(けんせい)。「集計が終われば、われわれが勝者だと宣告されるのは疑いようがない」と述べ、各州で進む開票作業を辛抱強く見守るよう求めた。

 大統領選では538人の選挙人の過半数(270人)を得た候補が当選する。CNNによると、バイデン氏が獲得選挙人を253人として、過半数まで17人に迫っている。トランプ氏がこれまでに押さえた選挙人は213人。

6188チバQ:2020/11/06(金) 16:13:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/9391b5f14c8fdc03c0762296d91caaae7c845ce5
米上院選、多数派へ3議席焦点 決定は越年の可能性も
11/6(金) 16:07配信
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 【ワシントン共同】米大統領選と同時実施され、5日も開票が続く連邦上院選で、共和、民主両党の多数派争いの行方が、残る5議席のうち南部2州の計3議席の勝敗に懸かる見通しとなった。伸び悩む民主党は大統領選での党候補バイデン前副大統領の躍進を受け来年1月の南部ジョージア州の決選投票に望みを託す。どちらが多数派となるかが決まるまで時間がかかる可能性もある。

 定数100の上院は51議席以上を取った勢力が主導権を握る。ただ採決が賛否同数の場合、議長を兼任する副大統領が決裁票を投じることから、大統領選を制した党は50議席でも影響力を持つ。

6189名無しさん:2020/11/06(金) 18:08:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/b4a89ceebe550c7b6d48403284ac0bbea8357672
トランプ or バイデン「日本にとっていい大統領」はどっちだと思う? アンケート結果は…
11/4(水) 21:08配信

声優としても活躍中の鈴村健一(月〜木曜)と俳優の山崎樹範(金曜)、フリーアナウンサーのハードキャッスル エリザベスがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「ONE MORNING」。11月4日(水)の放送では、TOKYO FMの新音声サービス「AuDee(オーディー)」と連動したアンケート「AuDee JUDGE」を実施。この日のテーマは「トランプ大統領とバイデン大統領、日本にとって良いと思うのはどっち?」。果たして、その結果は……?

アメリカ合衆国・共和党のドナルド・トランプ米大統領と民主党のジョー・バイデン前副大統領が争うアメリカ大統領選の開票が、日本時間の11月4日(水)朝から始まっています。世界が注目する選挙の行方は……?

このニュースを受けて設定された、この日のアンケートはコチラ!

Q.トランプ大統領とバイデン大統領、日本にとって良いと思うのはどっち?
・トランプ大統領……54%
・バイデン大統領……46%

この結果に鈴村は、「本日の番組前半に実施したもう1つのアンケート『トランプ氏とバイデン氏、どちらが勝つと思いますか?』では、バイデンさんが55%、トランプさんが45%という結果でした。“日本にとっていい大統領は?”というアンケートでは、真逆の結果になりましたね。

トランプ大統領のこれまでの言動や政権運営、また“自国ファースト”な点なども問題視されていますが、このアンケート結果をみると、それでも“トランプ大統領がいい”という結果に。今までの功績を評価している人もいれば、“変わらないこと”を望む人も多いのかもしれません。

先日の『大阪都構想』住民投票にしてもそうですが、変わることへの不安が数字に出ているのかなと感じました。大変興味深い結果でした」とコメントしました。

「トランプorバイデン」…あなたが“日本にとっていい”と思う大統領はどちらですか?

(TOKYO FMの番組「ONE MORNING」11月4日(水)放送より)

6190名無しさん:2020/11/06(金) 18:09:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/022185e9b15cd5f29ed15df788fe782c861ceb00
百田尚樹氏が大統領選の結果を予言「不正票が無効となり、トランプの再選が決まる」
11/6(金) 15:50配信

 作家の百田尚樹氏が6日、ツイッターに新規投稿。接戦となっている米国の大統領選挙で、同日時点で劣勢と報じられているトランプ大統領が「不正投票判明による開票やり直しによって再選する」と“予言”した。

 百田氏は「★★百田尚樹の大予言★★」と題し、「アメリカ大統領選挙はいくつかの州で不正が見つかり、開票をやり直して、不正票が無効となり、その結果、トランプの再選が決まる」とツイート。「今、正義は瀕死の状態だが、必ず甦る」と私見をつづった。

 さらに、百田氏は「もし正義が死ねば、4年後、アメリカはまったく違う国になっている。日本?考えるのも怖いよ」と、トランプ敗北による今後の影響に危機感を示した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2236a72fda433bc0a35d0f4be02c980c034737bd
バイデン氏がジョージア州で猛追、差が1775票に 未集計は1.4万票
11/6(金) 13:35配信

(CNN) 3日投票の米大統領選の開票が続くジョージア州で、東部時間5日午後10時35分(日本時間6日午後0時30分)時点の未集計の票は1万4097票前後となった。同州のラッフェンスペルガー州務長官が声明で明らかにした。

同州では共和党候補のトランプ大統領がリードしているが、民主党候補のバイデン前副大統領が猛追し、票差は1775票にまで縮まってきている。

ラッフェンスペルガー氏は先ごろCNNの取材に対し、残っているほぼ全ての票が不在者投票だと語った。

未集計票の内訳は以下の通り。

クレイトン郡:4355票
コブ郡:700票
フロイド郡:444票
フォーサイス郡:1545票
グイネット郡:4800票
ローレンス郡:1797票
テイラー郡:456票

クレイトン郡の選管幹部は、同郡では深夜0時までに残りの票の集計を完了する予定だと述べた。

一方、コブ郡やグイネット郡は夜の集計作業を中止している。

6191名無しさん:2020/11/06(金) 18:10:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b8a9aa688329c083a82b39cfd8eb7a84a2c060c
トランプ氏会見に共和党議員も「落胆」 中継も打ち切り
11/6(金) 11:45配信

 トランプ米大統領は5日夜、ホワイトハウスで記者会見し、「合法的な票を数えれば、私は楽勝だ。違法な票を数えれば、彼らは選挙を盗むことができる」などと述べ、選挙で多くの不正があったと主張した。しかし、証拠は示しておらず、米メディアは発言について「民主主義への攻撃だ」と批判している。共和党内からも「落胆した」との声が出ている。

 トランプ氏は会見で「メディアや大口献金者、テック企業などの歴史的な選挙妨害にかかわらず、多くの州で勝った」と発言。そのうえで、ペンシルベニア州などで集計作業が進むに連れて、自身と民主党のバイデン前副大統領の差が縮んでいることについて「多くの票が突然出てきた」と、不正があったと主張した。「多くの事例が報告されている。彼らは選挙で不正し、盗もうとしている」と語った。

 また、複数州で選挙をめぐる訴訟を起こしていることに言及し、「最終的に判事が判断するだろう」と法廷闘争で決着をつける考えを示した。15分あまりを一方的に話し、質問は受け付けなかった。

 会見途中で、米主要テレビ局は中継をやめた。トランプ氏の発言について、共和党のリック・サントラム元上院議員はCNNで「とても落胆した」と語った。

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/28f504089877217a7fe12fa4d9b71c43267a3192
手嶋龍一さん、混迷深める大統領選は「ドナルド・トランプに満塁逆転ホームランの可能性がある」
11/6(金) 14:58配信

 6日放送の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月〜金曜・後1時55分)では、民主党のバイデン前副大統領(77)と共和党のトランプ大統領(74)が大接戦を展開。混迷を極めている米大統領選を特集した。

 外交ジャーナリストの手嶋龍一さん(71)はトランプ氏不利と言われる現状について、「それなら各メディアともバイデン当確と打ちたいですよね。でも、三大メディアとも打ち切れていないというのは、かすかな可能性ですけど、ドナルド・トランプに満塁逆転ホームランの可能性も、270票の(過半数)票の争いの可能性もまだ残っていると見ているんです」とコメント。

 「最後、ペンシルバニアを制する者が2020年の大統領選を制することになるんですが、簡単には(結果が)出ないでしょうし、争いが最高裁まで行く可能性があります」と続けていた。

報知新聞社

6192名無しさん:2020/11/06(金) 18:12:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/b23ff5457a5ed8dd62344dfc4961975d0b58900a
激戦2州、詰め寄るバイデン氏 トランプ氏は不正を主張
11/6(金) 17:47配信

 米大統領選は開票作業が進み、民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)が激戦州の東部・ペンシルベニア州で、共和党のドナルド・トランプ大統領(74)を猛追している。AP通信の6日までの集計によると、バイデン氏は各州などに割り当てられた538人の選挙人のうち、264人をすでに獲得。20人の選挙人を抱えるペンシルベニア州で勝利が確実になれば、当選に必要な過半数(270)を獲得できる。

 AP通信によると、トランプ氏の選挙人は214人にとどまっており、苦しい展開となっている。トランプ氏はたびたび、「選挙をめぐる不正が起きている」と主張しているが、根拠は示していない。

 「ラストベルト(さびついた工業地帯)」に位置するペンシルベニア州は伝統的に民主党が強かったが、4年前の大統領選ではトランプ氏が獲得。今回も、両陣営が最重要州として選挙運動を展開してきた。米東部時間6日午前2時(日本時間同4時)の時点で開票率は95%で、得票率はトランプ氏が49・56%、バイデン氏が49・29%で、票差は2万票を切った。

 同州は開票序盤でトランプ氏がバイデン氏に数十万票の差をつけていたが、民主党支持者の多い郵便投票の開票が後から進み、バイデン氏が伸びている。米メディアによると、残りの票でもバイデン氏が得票を伸ばす見込みだ。激戦州のミシガン州(選挙人16人)、ウィスコンシン州(10人)でも同様に、バイデン氏が後から逆転し、勝利を確実にした。

 共和党が伝統的に強いジョージア州(16人)でも、バイデン氏がトランプ氏を追い上げている。開票率99%の段階で得票率がトランプ氏49・39%、バイデン氏49・37%で、ほぼ並んだ。同州でも、民主党支持者が多い州都アトランタ周辺の票が集計されるに従って、バイデン氏が伸びている。

 AP通信の集計では、ペンシルベニア、ジョージア両州のほか、ノースカロライナ州(15人)、ネバダ州(6人)、アラスカ州(3人)で勝者が確定していない。ノースカロライナ、アラスカ両州はトランプ氏、ネバダ州はバイデン氏がリードしている。

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/d098fca7f6443a9ce0c6291a635884047225e7dd
「シャーピーゲート」、マーカー使った票は無効とのデマを州が否定 アリゾナ州
11/6(金) 17:51配信

(CNN) 米アリゾナ州で3日投票の米大統領選を巡り、マーカーを使った投票が無効になるとの誤った情報がソーシャルメディアで拡散し、抗議活動や訴訟に発展している。同州のブルノビッチ司法長官や国土安全保障省幹部は5日、投票は無効にならないとデマの否定に追われた。

ツイッターやフェイスブック、インスタグラムでシェアされた動画には、女性が同州マリコパ郡の投票所の前で、投票所の関係者からシャーピーブランドのマーカーの使用を強要されたが自分はインクのペンを使うと主張したと発言。撮影者から、票がカウントされない方法であるシャーピーの使用を指示されたのかと尋ねられると、女性は「そうだ」と答えた。

動画は4日に拡散を始め、同日夜には抗議する人々の怒りを増長。さらにトランプ陣営や共和党全国委員会が票の扱いを巡り提訴する事態となった。

投稿は「#SharpieGate」のハッシュタグも付けられ拡散。国土安全保障省の幹部が「デマを拡散するな」とツイートし、選挙ではシャーピーを含む様々な筆記具の使用が認められていると人々に注意を喚起した。

ブルノビッチ氏はマリコパ郡の当局者と連絡を取り、シャーピーのマーカーの使用はアリゾナ州の有権者から投票権を剥奪することはないと明言した。

同氏の事務所はこの件で数百件の問い合わせを受け、個別にフォローを続けているという。

最終更新:11/6(金) 17:51
CNN.co.jp

6193名無しさん:2020/11/06(金) 18:13:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a296729106b74e4a9575d9f09635b354af55031
【米大統領選2020】 トランプ陣営の法廷闘争、これまでは難航模様
11/6(金) 17:06配信

米大統領選は、接戦状況で終盤の開票が進む中、共和党候補のドナルド・トランプ氏が訴訟を連発し、選挙の結果を法廷で争おうと試みている。ただ、同氏に有利な展開にはほとんどなっていない。投票日から2日たった5日時点での裁判の動きをまとめた。

トランプ陣営はこれまで、得票状況が自陣に不利と思われる州で、開票作業の中止を意図して提訴を重ねている。投票や集計などで不正があったと主張しているが、信用できる根拠は示していない。反対に、自陣に有利な結果となるかもしれない州については、集計の停止は求めていない。

一方、民主党候補のジョー・バイデン氏は、全ての票を集計する必要があるとしている。

トランプ氏は5日午後のホワイトハウスの記者会見で、「我々の目標は選挙の正当性を守ることだ。重要な選挙を盗もうとする不正は許さない」、「最終的には裁判官らが判断する」と述べた。

また同日、ツイッターに「バイデンが最近獲得したという州は全て、投票不正と選挙不正について、法的に争う。証拠はたっぷりある。メディアを調べてみろ。我々は勝つ!  アメリカ・ファーストだ!」と投稿した。ツイッター社はこのツイートを含め、トランプ氏の複数のツイートに「このツイートで共有されているコンテンツの一部またはすべてに異議が唱えられており、選挙や他の市民行事への参加方法について誤解を招いている可能性があります」と警告を表示している。

投開票日以降にも開票が続くのは普通のことで、現在集計の対象になっているのは合法的な郵便投票。投票所での投票より後に開票されているのは、一部の州で通常の手続き。

トランプ氏は数カ月前から郵便投票は不正につながると主張し、支持者に投票所へ行くよう呼びかけていた。このため、郵便投票の多くは、パンデミック対策を重視するバイデン氏支持者のものになると、以前から予想されていた。ニューヨーク大学のブレナン正義研究所による2017年調査では、アメリカで起きる不正投票の割合は0.00004%から0.0009%だという。

トランプ陣営が法廷闘争を繰り広げているのは、下の通り。他の州でも裁判を起こす意向を、トランプ氏は表明している。

これまでのところ、陣営が望むような判断はほとんど出ていない。裁判所の決定を巡っては陣営が不服として上訴し、法的な争いが長引く可能性もある。

■ミシガン州

トランプ陣営はミシガン州で、開票作業を見届ける「意味あるアクセス」が認められなかったとして、開票作業の打ち切りを求めて提訴した。

これに対し、州裁判所は5日、訴えを却下した。

同州デトロイトの開票所では、開票作業の中止を求める多くの人たちが建物の外に集まって抗議し、警察が警備に当たった。

前回大統領選でトランプ氏が僅差で勝利した同州は、今回はバイデン氏が勝利する見込みだと米メディアやBBCは報じている。

■ペンシルヴェニア州

トランプ陣営はペンシルヴェニア州で5日、共和党関係者が開票作業をより近距離で監視するのを民主党関係者に妨害されたとして、開票作業の停止を求めて連邦地裁に裁判を起こした。トランプ陣営はこれに先立ち、近距離での監視を認める命令を州裁判所から得ていた。

米メディアによると、同州フィラデルフィアにある連邦地裁のポール・ダイアモンド裁判官は同日、緊急の公判を開いた。トランプ、バイデン両陣営の弁論を聞いた上で、双方60人ずつの監視員が開票所内に入ることを認めるとともに、トランプ陣営の訴えを棄却した。

共和党のジョージ・W・ブッシュ大統領の指名で現職に就いたダイアモンド裁判官は、「まったく、ここにいる人たちは責任ある大人になって、合意することはできないのか?」、「司法の介入なしでなぜ合意できないのか、まったく理解できない」と不快感を示した。

同州に関しては、トランプ氏が4日、100万票以上が未開票の段階で勝利を宣言している。米主要メディアはまだ、同州の勝者を予想していない。

6194名無しさん:2020/11/06(金) 18:13:15
>>6193


■ジョージア州

ジョージア州でもトランプ陣営は、開票作業の停止を求めて州裁判所に提訴した。同州チャタム郡での開票作業で、不在者投票53票が不法に票の山に加えられたのを、同党の開票立会人1人が見たと主張している。

トランプ陣営は、投票が締め切られた3日以後に届いた同郡の票を無効とするよう、裁判所に求めた。

米メディアによると、州裁判所は全ての票が期限内に届いていたとする選管当局の証言を聞いた上で、トランプ陣営の訴えを棄却した。

同州の勝者もまだ予想されていない。

■ネヴァダ州

接戦が続くネヴァダ州でも、トランプ陣営は裁判を起こした。

米ABCによると、主張のいくつかは、集計の中止要求など、他の州の裁判で認められなかったものと同じだという。

訴状では、根拠を示すことなく、「クラーク郡の選挙では、郵便投票の認証作業における手抜きや、3000件以上の無資格の個人による投票など、不法行為が多数あった」としている。

バイデン氏が得票数でリードしている同州では、トランプ支持者らはこれまで、未開票の票が逆転を呼ぶことを期待し、開票作業を続けるよう求めていた。

■ウィスコンシン再集計は

トランプ陣営はウィスコンシン州で票の再集計を求めたと報じられているが、同州の選管責任者メガン・ウルフ氏は5日、そうした要求は受けていないと述べた。

トランプ陣営はこれまで、同州の開票作業で不法行為が見られたとして、再集計を正式に求めると表明している。

ウルフ氏は、「郡が認証した開票結果を得るまでは(再集計の)要求はできない」、「今はその要求をするのに適切な時ではない」とした。

■バイデン陣営は

一方、バイデン氏は当初から、全ての票を集計するよう主張し続けている。5日午後の演説でも、「アメリカでは投票は神聖だ」、「この国の人々が意思を表明する方法だ」と述べ、開票作業の完遂を改めて求めた。

AP通信によると、バイデン陣営のボブ・バウアー弁護士は同日、トランプ陣営の訴訟について、「常に不規則な事態や制度の機能不全、不正があったと、根拠を示すことなく主張している」と非難。

バウアー弁護士は、中身に価値のない訴訟ばかりで、政治的な動きに過ぎないとした。

(英語記事 Election Live Page)

(c) BBC News

最終更新:11/6(金) 17:06
BBC News

6195名無しさん:2020/11/06(金) 18:14:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed214df9b02cb4983db1e934a09acaa704372323
にわかに広がる「トランプおやびん」呼び。この愛称、いったいどこから?
11/6(金) 17:50配信

開票が進むアメリカ大統領戦。

バイデン氏が優位とされていますが、トランプ氏は開票の一時差し止めなどを求める訴訟を開始。まだしばらく混乱は続きそうです。

アメリカだけでなく、ここ日本にもトランプ氏の支持者は多く、Twitterでは活発に応援の声が飛び交っています。

そんな皆さんのツイートを見ていて気づいたのが、トランプ氏のことを「おやびん」という愛称で呼ぶ支持者の多さです。

《トランプおやびんに!トランプおやびんを支えるアメリカ国民に勝利を!》

《いよいよ明日が投票日 おやびん頑張え〜》

《トランプおやびん会見中!「我々は勝つでしょう!」》

「おやびん」、アニメや漫画でしか聞いたことがない言葉です。一体どういうきっかけでここまで広がったのでしょうか? 調べてみました。

1年ほどかけてじわじわ浸透
BuzzFeed Newsが調べたところ、初出は2019年10月の模様。

DHCテレビのネット番組「虎ノ門ニュース」の番組感想として「トランプおやびんに何とかしてもらいたい」とつぶやかれています。

2020年1月には、フォロワー2万人を超える保守系のインフルエンサーが使い始めていることが確認できます。このあたりから少しずつ浸透していったようです。

「トランプ親分」という言い方もされていますが、現在は「おやびん」が主流派なよう。

用例を詳しく見ると、「おやびん」の多くは親トランプの皆さんによる愛称ですが、「親分」はトランプ氏と安倍前首相の関係を批判的に指す時に使われていることも多かったです。

他にも「おやびん」がいた!
さらにツイートを細かく見ていくと、トランプ氏以外にも多くの人に「おやびん」呼びをされている政治家がいました。日本維新の会の松井一郎大阪市長です。

《松井おやびん、さすがやな。都構想否決されても、挫けず、府市一体の取り組みを更に推し進めて、府立対立にならないようにすることにあとの任期を尽くしてくれはる。ほんまに松井おやびんには感謝しかないです》

《松井おやびん!感動です。私も将来部下を守れる上司を目指したい!!!》

むしろ「おやびん」歴はトランプ氏より松井市長の方が長く、BuzzFeed Newsの調べによると、遅くとも2013年にはネット上で使われています。

彼らのツイートを見てみると、応援している他の政治家――例えば、安倍前首相や、同じく維新の吉村洋文府知事は特にそのようには呼んでいません。

政治家の愛称として常に使われているわけではなく「おやびん」か否かはなんらかの基準で使い分けられているようです。

漫画やアニメではどんなキャラ?
最後に、アニメや漫画の世界で「おやびん」呼びされているキャラも調べてみました。ピクシブ百科事典やYahoo!知恵袋で言及されていた主なものがこちらです。

・「ONE PIECE」フォクシー海賊団のフォクシー(カタカナで「オヤビン」表記)
・「ど根性ガエル」のゴリライモ
・「ボボボーボ・ボーボボ」の首領パッチ
・「電脳コイル」の天沢勇子

共通点としては、当然ですが、子分→親分への呼び方なので、何らかの形で“子分”を従えていること、気が強い性格であることなどでしょうか。

Twitterでは「おやびん呼びしてる人の一人称、絶対オイラでしょ」など、「おやびんあるある」を語る声もちらほら。

にわかに広がり始めた「おやびん」呼称。そんなに頻繁に聞く言葉じゃないのに、なんとなく共通したイメージがあるのがおもしろいですね。

6196名無しさん:2020/11/06(金) 18:22:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/3892fcf9165afaf0892a7c3ea8b3b139721accd7
大統領選、開票なぜ遅い 接戦と郵便投票が生んだ大混乱
11/6(金) 15:00配信

 米大統領選は投票日から2日が過ぎても、共和党のトランプ大統領と民主党のバイデン前副大統領が激しく競り合い、決着がついていない。勝敗を左右する複数の激戦州で、集計が遅れたためだ。なぜ、そんなに時間がかかるのか?

 「too close to call」(わずかな差で予断を許さない)

 現地時間の5日(日本時間6日)、米テレビ局の多くがこう繰り返した。ジョージア州やネバダ州、ペンシルベニア州などの激戦州で勝敗が決まっていないからだ。

 開票は投票日の夜に各州で始まり、集計に数日かかるのは毎回のことだ。ただ従来は当日夜に大勢が判明してきた。今回は激戦州での差がわずかで、勝敗を判断できない状態が続いている。

 米国では州ごとに投開票の運用が異なり、集計のスピードに差が出た。原因の一つが、新型コロナウイルスの影響で郵便投票が急増したことだ。フロリダ大のマイケル・マクドナルド教授の集計では、期日前に投票した人は全米で1億人を超え、うち郵便投票は約6500万人に上った。16年の総投票数の約47%にあたり、増加が著しい。

 ペンシルベニア州は4年前に郵便投票が4%にすぎなかったが、今回は大幅に増えた。同州やウィスコンシン州、ミシガン州では、投票日の当日か直前まで開票ができないことも響いた。郵便投票では、封書に記された署名を有権者情報と照合する必要があり、投票所の投票よりも確認に手間がかかる。

 また、開票が遅れているネバダ州の選管当局は4日、郵便投票の受け取りは翌週まで続くため、結果を早期に出すのが難しいと説明した。ここでは投票日の3日までの消印があれば「有効」としていることも、時間がかかる要因となっている。

 ほかにも水道管が破裂して浸水で集計が遅れたり、読み取り機の故障や不具合で手作業に切り替えたりした事例も報道された。

 結果が判然としない状況が続くなか、トランプ陣営は票の集計作業の停止などを求めている。これに対し、バイデン氏の支持者は各地で「すべての票の集計を」と抗議デモを繰り広げて、トランプ支持者とにらみ合いが続く。長期化につれて、激戦州の開票作業への注目とプレッシャーは強まっている。

 一方、過去の教訓から開票作業の改善を図ったのが、2000年の大統領選で再集計をめぐる両陣営の争いが1カ月以上も決着せず、全米から注目を集めたフロリダ州だ。

 同州では2年前にも、「苦い過去」の記憶がよみがえった。地元紙サン・センチネルによると、中間選挙で機器の故障があり、州全体で3回の再集計を迫られた。連邦裁判所の判事からは「世界の笑いぐさ」との批判も受けた。

 こうした事態を回避しようと、州は投票用紙を見やすく変更したり、同時に複数の集計ができる機器を導入したりした。郵便投票も00年以降に拡充。16年の前回選挙では全体の約27%を占め、経験を積んだ。

 そして今回は、郵便投票を投票日の40日前から開票した。大票田での接戦に変わりはなかったが、当日深夜に「トランプ氏勝利」の結果が出た。(ワシントン=野上英文)

朝日新聞社

6197名無しさん:2020/11/06(金) 18:50:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/c839cbea69d957bfaa2f95915ff83f87005fb505
バイデン氏が南部ジョージア州で得票数逆転
11/6(金) 18:46配信

 【ワシントン共同】米主要メディアによると、大統領選で6日、共和党地盤の南部ジョージア州で民主党のバイデン前副大統領が得票数で共和党のトランプ大統領を逆転した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0a072fe5c9526f82da414fc727312853dce8f5c5
政権奪還へバイデン氏猛攻 トランプ氏、劣勢に焦り
11/6(金) 18:47配信

 【ワシントン共同】米大統領選は6日、民主党のバイデン前副大統領が政権奪還へ勢いを加速した。激戦の西部2州でリードし、共和党のトランプ大統領が先行した勝負の天王山、東部ペンシルベニア州や共和地盤の南部ジョージア州で猛烈に追い上げ、逆転に照準を合わせた。劣勢に焦るトランプ氏は、バイデン氏の得票を押し上げている郵便投票の集計阻止を狙い、法廷闘争を仕掛けたが、不発が続いた。

 当選の条件は選挙人538人の過半数270人の獲得。ペンシルベニアの20人をバイデン氏が取れば獲得数は273人となり勝敗は決する。アリゾナとネバダを制すれば、ちょうど270人で勝利する。

https://news.yahoo.co.jp/articles/fe2fdc69c451f07f84865733144003cbbda3daab
開票続く激戦5州、票差と開票率 米大統領選
11/6(金) 18:28配信

(CNN) CNNは3日投票の米大統領選で激戦州での候補者間の票差を追っている。米東部時間6日午前3時(日本時間同日午後5時)時点でのペンシルベニア、ジョージア、ネバダ、アリゾナ、ノースカロライナの5州の状況は以下の通り。

ペンシルベニア州 選挙人20人 トランプ氏が0.3ポイントリード 票差1万8229票 推定開票率95%

ジョージア州 選挙人16人 トランプ氏が0.0ポイントリード 票差665票 推定開票率99%

ネバダ州 選挙人6人 バイデン氏が0.9ポイントリード 票差1万1438票 推定開票率89%

アリゾナ州 選挙人11人 バイデン氏が1.6ポイントリード 票差4万7052票 推定開票率90%

ノースカロライナ州 選挙人15人 トランプ氏が1.4%ポイントリード 票差7万6737票 推定開票率95%

CNN予測によると、獲得した選挙人の数はバイデン氏が253人、トランプ氏が213人。当選には過半数の270人の獲得が必要となる。

6198名無しさん:2020/11/06(金) 19:13:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/0c4532dab11b877d55c10403830a46f851c9584f
バイデン氏が南部ジョージア州でトランプ氏を逆転
11/6(金) 19:03配信

 【ワシントン支局】米CNNテレビは5日、米大統領選で接戦の状態で集計作業が続いていた5州のうち、南部ジョージア州(選挙人数16)で、民主党候補のバイデン前副大統領(77)が得票率で共和党のトランプ大統領(74)に逆転し、リードしたと伝えた。

 ジョージア州ではこれまでトランプ氏の優勢な状況が続いていたが、郵便投票の開票が進むにつれてバイデン氏が猛追。開票率が99%を超えた時点でトランプ氏の得票率を上回った。ジョージア州は共和党が地盤とする州として知られている。

 大統領選では全50州と首都ワシントンに割り当てられた選挙人538人の過半数270人を獲得した候補が当選する。これまでにバイデン氏は253人の獲得を確実し、過半数に迫っている。

 勝敗が未決着の6州のうちアラスカはトランプ氏の勝利が濃厚。接戦5州ではジョージアのほか、バイデン氏は東部ペンシルベニアでも差を縮め、西部のアリゾナとネバダで僅差でリードした。南部ノースカロライナではトランプ氏がわずかに上回っている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/70d0c7088d0d6ad503e776f39b5abb8081206da3
バイデン陣営 “勝利”へ準備、激戦4州には弁護団派遣
11/6(金) 18:46配信

 バイデン陣営があるデラウェア州から土居記者の報告です。

 バイデン陣営は、大統領選の勝利に向けて着々と準備を進めています。こちらの会場では現地時間5日深夜まで、バイデン氏の「勝利宣言」の準備とみられるリハーサルが行われました。

 また、これに先立って会見したバイデン氏は選挙の正当性を訴えるとともに、「開票作業が終わったとき、我々が勝利を宣言することになると確信している」と改めて自信を示しました。

 トランプ氏にリードを許していた激戦州のジョージアやペンシルベニアでは、現在も行われている郵便投票の開票が進むにつれて、その差を急速に縮めています。

 一方で、バイデン陣営は選挙結果をめぐるトランプ陣営との法廷闘争に備えてミシガン州など4州に弁護団を派遣したということです。徹底抗戦のトランプ氏に対し、バイデン氏も一歩も引かない構えです。(06日17:59)

https://news.yahoo.co.jp/articles/9a3d63e8a057a8e46fe6e33ea4a2aa2890fdea38
トランプ氏「大量の票の廃棄」証拠を示さず発信 米ツイッターは警告
11/5(木) 12:06配信

 【ワシントン田中伸幸】米大統領選は4日開票が続き、民主党のバイデン前副大統領が中西部の激戦州ウィスコンシンとミシガンで勝利を確実にした。バイデン氏が獲得した選挙人(計538人)は253人となり、大統領選の勝利に必要な過半数の270人に大きく近づいた。劣勢となった共和党の現職トランプ大統領はミシガンなど3州で集計停止を求めて提訴。大規模な法廷闘争を展開する構えを見せている。

 トランプ氏の選挙人獲得数は213人。今後、激戦州の東部ペンシルベニアや南部ノースカロライナ、接戦となった南部ジョージアなど、結果が判明していない6州のほとんどで勝利できなければ、再選の道を絶たれる厳しい状況だ。

 ウィスコンシンとミシガン両州は2016年の大統領選で、低迷する製造業の復興を訴えて白人労働者層などの支持を得たトランプ氏が勝利していた。バイデン氏はこの2州を奪還したことで、優勢が伝えられる激戦州の西部アリゾナに加えて西部ネバダ州で勝利すれば、結果判明が遅れているペンシルベニア州の結果を待たずに選挙人獲得数が270人に達する。

 バイデン氏は4日午後、地元の東部デラウェア州で記者会見し、勝利宣言ではないと断った上で「選挙人が270人に達するのに十分な州を勝ち取ったのは明らかだ」と述べ、勝利への自信を改めて示した。

 一方、トランプ陣営は4日、集計作業の監視体制に不透明な点があるとしてミシガン州で集計停止を求めて提訴した。接戦となったペンシルベニア、ジョージア両州でも提訴。「開票作業監視場所へのアクセスができない」と理由を説明した。ウィスコンシン州では再集計を求める方針を示した。

 トランプ氏は4日、自身のツイッターで、激戦州でのリードが「大量の票の廃棄」があったため失われたと、明確な証拠を示さず発信。米ツイッターは「誤解を招く可能性がある」として警告した。

 ワシントンのホワイトハウス周辺では、投開票日の3日に続き4日午後も市民らが集合。選挙結果に異を唱えているトランプ氏に対し「トランプはもう終わりだ」と書かれた紙を掲げるなどして抗議した。

6199名無しさん:2020/11/06(金) 19:14:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/b5e155e193db0ef48db4e9814dd505747e708203
接戦のジョージア州 バイデン氏が逆転 米大統領選
11/6(金) 19:04配信

 アメリカ大統領選で、接戦が続いている南部ジョージア州。共和党が伝統的に強いこの州では、トランプ氏が先行していたが、CNNによると、民主党のバイデン氏が再び逆転し、トランプ氏を900票あまりリードしているということだ。
(ANNニュース)

https://news.yahoo.co.jp/articles/ac88b9361b00bb5a07527a44a85d949c3e759c46
バイデン氏、開票最終盤に急追 劣勢2州でトランプ氏捉える 米大統領選
11/6(金) 19:07配信

 【ワシントン時事】米大統領選で民主党のバイデン前副大統領(77)は5日、劣勢だった東部ペンシルベニア、南部ジョージア2州の開票で急速に追い上げ、最終盤でほぼ横一線となった。

 西部のアリゾナ、ネバダ2州でも優勢を維持しており、このうちペンシルベニア1州かそれ以外の2州を制すれば、当選に必要な選挙人の過半数(270人)に到達する。

 バイデン氏が獲得している選挙人は253人で、共和党のトランプ大統領(74)は214人を確保している。一部の米メディアはアリゾナ州でバイデン氏の勝利を確実として同氏の選挙人を264人としている。

 ニューヨーク・タイムズ紙によると、6日未明(日本時間同日夕)の時点で、ペンシルベニア州でのトランプ氏のリードは1万9000票を切り、得票率差は0.3ポイントまで縮まった。未集計なのは、ほとんどがバイデン氏に有利な郵便投票で、同州によると約16万票。

 ジョージア州は開票をほとんど終えた段階でトランプ氏がバイデン氏を約500票上回った。主要メディアはまだ勝者を判定していない。 

最終更新:11/6(金) 19:07
時事通信

6200名無しさん:2020/11/06(金) 19:43:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/71790d9adca3371a5a93f4737b62a185428f6e0b
バイデン氏、ジョージア州でトランプ氏を逆転 勝利に近づく
11/6(金) 19:07配信

[ワシントン 6日 ロイター] - 大接戦となっている米大統領選は6日、開票作業が続けられ、CNNによると民主党候補のバイデン前副大統領が激戦州のジョージア州でトランプ大統領を逆転した。ペンシルベニア州でも差を縮め勝利に近づいている。

大半の主要なテレビ局によると、バイデン氏は選挙人の数でトランプ氏を253対214人でリードしており、当選に必要な270人の獲得に向けてやや前進した。

バイデン氏が勝利するには大票田のペンシルベニアで勝利するか、ジョージア、ネバダ、アリゾナの3州のうち2州を制する必要がある。[nL4N2HR50M]

CNNやエジソン・リサーチによると、ジョージア州でバイデン氏が直近でトランプ氏に917票差をつけている。

これに対しトランプ氏の情勢は不利になっているもよう。同氏が勝利するには、ジョージアとペンシルベニア両州を押さえ、ネバダかアリゾナで巻き返して選挙人を獲得する必要がある。

選挙人20人の大票田であるペンシルベニアでは、バイデン氏が差を縮め、6日朝までに1万8000票余りまでトランプ氏を追い上げている。

ペンシルベニアとジョージアの未集計の票はフィラデルフィアやアトランタなど民主党が強い都市部が多く、バイデン氏に有利な展開になるとみられる。

一方、バイデン氏のリードはアリゾナで約4万7000票にまで縮小し、ネバダ州では1万2000票となっている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/755f66f6425f25a65f0a445e0ade6fb14400241d
米大統領選のセキュリティ、警戒続く--投票日終え外国の干渉など形跡はみられず
11/6(金) 19:27配信

 投票機の設定の誤り、予想外の投票者数の増加、手指消毒薬の使いすぎ。米国の選挙では、これらの理由でジョージア州、オハイオ州、アイオワ州などの州で投票に遅れが生じたようだ。しかし、米国時間11月3日の夜に行われた関係機関の発表によれば、発生した問題の中にサイバー攻撃は含まれていなかった。

 大統領選挙の行方はまだ定まっていないが、サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)と国家安全保障局(NSA)は、50州すべてについて、 サイバー攻撃が投票に影響を与えることはなかったと結論づけた。

 選挙に至るまでの数カ月の間に、ロシア、イラン、中国のハッカーが何度か攻撃を仕掛けてきたとみられており、最終盤には、イランから米国の有権者に脅迫メールが送られるという事態も発生した。しかし、CISAとNSAの担当者によれば、選挙日の投開票に対するサイバー攻撃の試みは、2016年や2018年と比べてずっと少なかったという。

 あるCISAの高官は、今回の選挙日について、「今日の様子は、普段の火曜日に見られるインターネットの様子と同じだった」とコメントした。「今日はおおむね、少々暇を持て余していた。だが率直に言って、これはよいことだ」

 サイバーセキュリティ担当者はこの日、1日中攻撃に備えていた。担当者は、何度か開かれた記者会見で、まだハッキングが発生するだけの時間があると話し、慎重な態度を崩さなかった。実際、当局の担当者は、開票作業が続く間に、偽情報の拡散や、投票システムに対する信用を損なうことを目的としたソーシャルメディアに対する攻撃が起こることを警戒している。

 CISAを統括するChris Krebs氏は、11月4日に発表した声明の中で、「私たちは引き続き、外国のアクターによる、継続中の開票作業や投票結果の認証作業を標的として、妨害しようとする試みを警戒する。米国民の皆さんは外国からの働きかけに対する最終防衛線であり、今後数日間から数週間にわたって、引き続き忍耐力を発揮して頂くようお願いする」と述べている。

 2016年の米国大統領選挙でロシアのサイバー攻撃を受けて以来、選挙のセキュリティは大きな懸念事項になっている。2016年には、フロリダ州の2つの郡で有権者登録情報を盗まれたとみられている。また、民主党全国委員会(DNC)の電子メールがアクセスされたが、投票結果は影響を受けなかったという。

 しかし、セキュリティ研究者は投票機のハッキングが容易であることを示しており、2016年の選挙では民主主義の脆弱性が示された。そうした中、国土安全保障省は2018年に、今日の脅威からの防御や重要インフラの保護を目的とするCISAを設立した。選挙インフラのセキュリティ確保もCISAの大きな任務の1つとなっている。

6201名無しさん:2020/11/06(金) 21:48:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/bf59737e0df9ef7c1ded1d1ae0ac00024ab69f5c
米大統領選、開票作業は遅れているが「混乱」はしていない
11/6(金) 20:13配信

<激戦州で開票に時間がかかっていること、州ごとに開票のルールがバラバラなことで疑念を持たれているが>

投開票日の11月3日(火)から既に2日が過ぎていますが、激戦州では依然として接戦が続いています。中でもペンシルベニア州、ジョージア州では、小出しにされる追加の開票結果を受けて、両陣営とその支持者たちは一喜一憂しています。全米で、選挙疲れとか選挙のための「やけ食い」「ドカ食い」現象が起きている、そんな報道もあります。

そんな光景に対して、アメリカの選挙における開票は「混乱」しているとか、不正が横行している、あるいは「国連の監視団が必要」などという声まで聞かれます。特に日本では、この種の事務作業を几帳面にやるのが極端に好きな文化があるので、そうした声が聞かれるのは分からないではありません。

ですが、今回このように開票に時間を要していること、州ごとに開票の様子がバラバラなのには理由があります。

<記録的に高い投票率>

(1)まず、アメリカには国家レベルの、つまり連邦として統一された「公職選挙法」はありません。大統領は連邦の特別職ですが、大統領選そのものは、各州が誰を大統領に推すかを決める「州の意思決定」であり、各州が独自のルールに基づいて行っています。そこに統一性がないからといって、混乱しているわけではありません。

(2)確かに開票のスケジュールが遅延するなど、計画が狂っている州は多いです。ですが、それはあくまで、平均すると55%を超えることのないはずの投票率が、今回は67%に迫るような記録的な高率となったためです。例えば、フロリダ州など期日前投票を早めに締切り、また郵送投票は配達時にドンドン集計していた州では、投票締切の数時間後に確定投票を出すと意気込んでいましたが、できませんでした。これも、あまりに高い投票率に、数への対応でアップアップしていたためです。それ以上でも、以下でもありません。

(3)保守系のFOXニュースなどは、選挙の監視を要求した市民が拒否されたとか、その監視団は不正を発見したなどと報道しています。ですが、基本的にどの開票所でも「トランプ陣営代表」「共和党代表」「バイデン陣営代表」「民主党代表」「地方行政の代表」の5者による監視の体制が機能しているはずです。監視システムが機能しないなかで開票が進むことはないと思われます。

(4)こんなに遅れているのに夕方5時になると帰宅する開票担当者が多いという報道もあります。確かにそうかもしれませんが、州によっては現場の開票作業はボランティアに頼っています。その多くは家庭人であり、投開票日には深夜まで作業したかもしれませんが、時間外の作業が連日となると対応はできません。各州では、疲労により作業ミスが起きることを恐れて、そのために2日目以降は無理をしないというマネジメントがされているという報道もあり、アメリカではこれは当然のこととして受け止められています。

ということで、確かに世界が息をひそめて見守っているなかで、かなり時間がかかっているのは事実です。ですが、各開票所の現場は決して混乱しているわけではないし、集計の精度が落ちているわけでもないと考えていいと思います。あと少し、忍耐を持って見守りたいところです。

冷泉彰彦(在米作家)

6202名無しさん:2020/11/06(金) 21:48:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a0e4c380abb5d3c472aa0b5f992a1ecd52fa736
トランプ氏陣営、法廷闘争拡大へ 激戦2州では敗訴 米大統領選
11/6(金) 20:33配信

 【フィラデルフィア時事】米大統領選で、共和党のトランプ大統領の陣営が激戦州で起こした開票作業をめぐる訴訟は5日、中西部ミシガンと南部ジョージア両州で敗訴した。

 一方、東部ペンシルベニア州では開票の監視を認める判断が出ており、法的措置をさらに拡大する方針だ。

 陣営は選挙人の獲得で敗北したミシガン州で、開票作業を監視する陣営側の要員が派遣されるまで郵便投票などの集計中止を求めて提訴。裁判所は州の開票作業が終わる数時間前の提訴だったと指摘し、「現時点で開票作業は基本的に完了している」として訴えを退けた。

 民主党のバイデン前副大統領が猛追するジョージア州をめぐっては、チャタム郡で到着期限を過ぎて無効の郵便投票が有効票に混ざったのを監視員が目撃したと主張し、これらの無効票を見つけだすよう求めて提訴。裁判所はこれに対し「証拠がない」として却下した。

 開票作業が続くペンシルベニア州では、フィラデルフィアの集計会場での開票作業をより近くで陣営側の要員が監視することが認められ、陣営側の勝訴となった。

 陣営はペンシルベニア州で6日までに到着した郵便投票を有効とした同州最高裁の判決の是非について、連邦最高裁の介入を改めて申し立てたほか、西部ネバダ州でも死者や既に州から引っ越した人が投票したとして提訴する方針。一方、陣営側は敗訴した2州で上訴するかは明らかにしていない。

 トランプ氏は5日の演説で「合法な票を数えれば、私が簡単に勝てる」と強調し、法廷で徹底的に争う構えを示している。 

最終更新:11/6(金) 20:33
時事通信

6203名無しさん:2020/11/06(金) 21:49:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a4a43767106dac5b95b05c792691ef8bc57fb3f
【Q&A】米大統領選。なぜ選挙人は「勝者総取り」なの?
11/3(火) 13:27配信

 米国の大統領選が11月3日に行われます。ただ、選挙の仕組みは少し分かりにくい部分もあります。国民は直接候補者に票を投じるのではなく、全50州と首都ワシントンDCの計51地域に割り振られた「選挙人(538人)」を選び、その選挙人が後日、地域を代表して投票するのです。そして、メーン州とネブラスカ州を除き、その地域で1票でも多く獲得した方に全ての選挙人が投票する「勝者総取り」方式を採用しています。なぜこのようなシステムになったのでしょうか。アメリカ研究が専門の慶應義塾大学SFC教授、渡辺靖氏に聞きました。

Q:なぜ選挙人を挟む間接選挙なの?
建国当時(1776年)のアメリカでは、読み書きができない人が多くいました。そういう人たちが大統領を選べる訳もないし、選んだら変な人が選出される可能性がある、という一般大衆に対する不信感が、制度を作る人たちの間にはあったのです。そのため、ワンクッションを置く意味で選挙人を立てることになりました。

Q:「勝者総取り」になったのはなんで?
アメリカには、1州が1国だという考え方が強く根付いています。「州としての判断は1つしかない」という考えの延長で、地域を代表する選挙人も全員で同一の意思表示をするのです。

国連メソッドと同じような発想です。アメリカには色んな考えの人がいるけど、国際社会での意思表示は1票(1つ)です。

Q:選挙人は人口比で割り当てられているの?
必ずしも人口比ではありません。人口比がそのまま反映してしまうと、結局カリフォルニア州とかニューヨーク州とか人口の多いところの利益がアメリカを左右することになってしまいます。そうなると、人口が少ない州は不利になる。できるだけ特定の州や首都ワシントンに権力が集中しないよう、制度設計するときに工夫がなされたということです。

Q:選挙制度を見直す動きはないの?
しばしば「ややこしい選挙人制度など廃止して、全米の得票数で決めればいいのでは」と聞かれますが、そうするとやはり人口の少ない州の利益が反映されにくくなります。そもそも小さな州といえども高度な自治権を保証するというのが、中央政府(連邦政府)や大統領制を定めた際の条件でした。連邦政府や大統領が強権化してしまうと欧州の専制君主制と変わらなくなってしまうというわけです。



※選挙人が最も多いのは55人のカリフォルニア州。最も少ないのはアラスカ州、モンタナ州、首都ワシントンDCなどで各地域3人。

6204名無しさん:2020/11/06(金) 22:30:18
https://www.asahi.com/articles/ASN9K3QZ3N95UHBI013.html
「二つの米国」のある街で 月500ドルの部屋を借りた
有料会員記事
ペンシルベニア州ヨーク=大島隆
2020年9月20日 18時00分

 白人とマイノリティー。富める者と貧しい者。都市と地方。共和党支持者と民主党支持者――。かつてないほど分断が進むアメリカは、どこへ向かうのか。大統領選挙の激戦州ペンシルベニア州の街ヨークで、「二つのアメリカ」の境界線上にある場所を見つけた。この地に住みながら、足元からこの国の行方を探ってみた。(敬称略)

 初めて訪れたとき、「まさに探していた場所だ」と直感した。

 ここは、ペンシルベニア州南部の街ヨーク。中心部から少し外れたところにある住宅街で、古いタウンハウスが並んでいる。タウンハウスはアメリカの都市部にある集合住宅の一種で、家と家同士が横につながっている長屋のような建物だ。

 ワシントンから車で1時間半の距離にあるこの街を訪れたのは、部屋探しのためだった。今年は大統領選挙がある重要な年だが、コロナ禍で在宅勤務が続く。出張も移動の感染リスクが伴い、慎重にならざるを得ない。ならば、と発想を転換して「取材の現場で在宅勤務をしてみよう」と考えたのだ。ペンシルベニア州は大統領選挙の勝敗を左右する「バトルグラウンド・ステイツ(激戦州)」の一つだ。

 目の前のタウンハウスは明日、内覧させてもらう予定になっていたが、前日のうちに一度下見に来てみた。それには理由があった。

 内覧を申し込んだとき、家主から「ここがシティーだということはわかっていますよね」と念押しされていたからだ。「いま街中の宿に宿泊しているから、だいたい様子はわかっています」。そう答えたものの、電話を切った後に少しばかり不安になった。

 シティー、つまり市街地にあるということがなぜ問題なのか。そこにはアメリカ独特の都市事情がある。

 日本の感覚でいえば市街地の方がにぎわっていて生活も便利そうだが、車社会の米国の場合、その反対の都市が少なくない。1950年代以降、白人の中高所得層がよりよい住環境を求めて郊外に出て行く「ホワイト・フライト」と呼ばれる動きが加速した。低所得者層だけが残った中心部は商店街もさびれ、治安が悪化していった。「インナーシティー問題」と言われる現象で、ヨークもそうした、全米各地にある中心部が衰退した街の一つだ。

 家主からの電話の後に住所を地図で確認すると、宿泊している宿からは歩いて20分程度だ。土地勘のない街では、日が暮れたら歩かないのが鉄則だが、日没まではあと1時間ほどあったので、歩いて下見をすることにしたのだった。

 道の両側には、古いタウンハウスが並んでいる。この街には空き家が多い荒れ果てた地域もあるが、ここは古くても生活感がある。家族や近所の住民同士で、玄関先で夕涼みをしている人たちの姿が目につく。街にはアジア系がほとんどいないからだろうか、時折視線を感じる。

 めざす家は、市街地の南端にあった。アメリカでは、道路で囲まれた1区画を「ブロック」という単位で呼ぶ。この家があるブロックまでが、古いタウンハウスが並ぶ。もう一つ先のブロックに目をやると、こちら側とは一見して異なるたたずまいだ。街路樹の緑が豊かで、タウンハウスではなく庭付きの一軒家が並ぶ。

 「あちら側」に足を踏み入れてみた。

「あちら側」で見たのは、白亜の豪邸。記者はトランプ米大統領が育った地区のことを思い出します。

 すぐ隣のブロックは普通の大き…

6205名無しさん:2020/11/06(金) 22:58:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/0f4902dadb474c3c7da28b52f281644ce191d9f2
バイデン氏、ペンシルベニア州で逆転
11/6(金) 22:55配信

 【ワシントン共同】米主要メディアによると、大統領選で接戦となっている東部ペンシルベニア州で、民主党のバイデン前副大統領の得票数が共和党のトランプ大統領を超え、逆転した。

6206とはずがたり:2020/11/06(金) 23:21:54
バイデン氏、ペンシルベニア州でも逆転 優位動かず
2020/11/06 23:04毎日新聞
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20201106k0000m030368000c.html

 米大統領選は6日時点で、政権奪還を狙う民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)の獲得選挙人が253人となり、当選に必要な過半数(270)が目前に迫っている。再選を目指す共和党のドナルド・トランプ大統領(74)が先行した南部ジョージア、東部ペンシルベニア両州で逆転した。トランプ氏は5日夜に記者会見し「各地で不正が起きている」と主張。選挙結果に疑義を唱え、裁判闘争を拡大する考えを鮮明にした。

 大統領選は全米50州とコロンビア特別区(首都ワシントン)での一般投票結果に基づき、各州・区に割り振られた選挙人538人の過半数を獲得した候補が当選する仕組み。

 米紙ニューヨーク・タイムズによると、米東部時間6日午前6時(日本時間6日午後8時)時点で、バイデン氏が中西部ミシガン、ウィスコンシンなど21州・1特別区で勝利し選挙人253人を獲得した。トランプ氏は南部フロリダ、中西部オハイオなど23州を制し獲得選挙人は214人。

 バイデン氏は開票が続く州のうちペンシルベニア(選挙人20人)で勝利するか、ジョージア(同16人)、西部アリゾナ(同11人)、ネバダ(同6人)の3州のうち2州を取れば過半数に届き、優位な情勢に変化はない。

 バイデン氏はアリゾナ、ネバダで先行。さらに、開票序盤でトランプ氏に大きくリードされていたジョージアでは開票率98%段階で約1100票の差をつけたほか、ペンシルベニアでも95%段階で0・1ポイント差で逆転した。ジョージアは票差がごくわずかで米メディアが勝者判定を見送る可能性も出てきた。ペンシルベニアは今後の開票分のうち、民主党支持者の利用が多い郵便投票や都市部の票が大部分を占める。

 全体情勢で追い込まれたトランプ氏は、5日の会見で「正当な票を数えれば私の楽勝だ。民主党は不正な票や遅れて届いた票を数え、この選挙を盗もうとしている」と主張。今後も集票や開票を巡り各地で訴えを起こす考えを表明し「連邦最高裁での決着に持ち込まれる」とも述べた。

 現在の最高裁はトランプ氏が指名した3人を含む保守派判事が6人、リベラル派3人の構成で、政権寄りの判断が出されやすい状況にあるが、トランプ陣営の提訴の妥当性については否定的な見方が多い。一方でトランプ氏の訴えに呼応し、支持者が開票所に詰めかける事態も各地で起きている。

 これに対し、バイデン氏は5日、地元の東部デラウェア州ウィルミントンで演説し「民主主義はときに厄介なもので我々に忍耐を強いる」と述べ、支持者に開票を冷静に見守るよう呼び掛けた。そのうえで「すべての票が数えられた末に、我々が勝者となるだろう」と勝利に自信を見せた。【ワシントン高本耕太】

6207名無しさん:2020/11/07(土) 10:29:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/5f0f0535f404392888b298ee43f9d6658e97d89d
トランプ氏、南部で底力 決着ラストベルトへ 米大統領選〔深層探訪〕
11/7(土) 8:29配信

 3日の米大統領選は、事前の世論調査に反し、共和党のトランプ大統領が南部フロリダ(選挙人29人)などで底力を見せた。トランプ氏と民主党のバイデン前副大統領の戦いは、東部ペンシルベニアなどのラストベルト(さび付いた工業地帯)3州を決着の舞台に、長期化する可能性が出てきた。

 ◇地上戦が奏功
 トランプ氏にフロリダの勝利をもたらしたのは、民主党大票田で大都市マイアミを抱えるマイアミデード郡の健闘だ。大半の開票が終了した時点でバイデン氏の得票は4年前のクリントン元国務長官と同水準の62万票弱。これに対しトランプ氏は約53万票と4年前の約33万票から急増した。

 反社会主義感情の強いキューバ系住民が多いこの地域で、トランプ氏は1日に現地入りしたのをはじめ徹底した地上戦を展開。バイデン氏を「過激主義者」と批判するスペイン語のテレビCMも放送した。2日には危険を察知したバイデン陣営がオバマ前大統領をマイアミに送り込み、「投票を」と訴えたが、後の祭りだった。

 ◇目減りは36人以内
 トランプ氏が4年前に全米で獲得した選挙人は306人で、過半数(270人)獲得には目減りを36以内に抑える必要がある。ラストベルトを勝負どころと位置付ける同氏にとって、南部や西部の取りこぼしは最小限でなければならない。

 激戦州のうち西部アリゾナ(同11人)はバイデン氏が優勢。一方、南部ノースカロライナ(同15人)とジョージア(同16人)は、9割以上を開票した時点でトランプ氏がややリードする。ジョージアでは民主党支持者の多い州都アトランタの開票を残しており、トランプ氏にとって予断を許さない。米紙ニューヨーク・タイムズはバイデン氏がジョージアを取る確率を64%と分析している。

 ◇確定は6日以降か
 「われわれはペンシルベニアで途方もない票を獲得している」。トランプ氏が4日未明、ホワイトハウスでこう報告すると、祝勝会さながら大歓声が沸き起こった。ペンシルベニア(同20人)では開票率74%の段階でトランプ氏が12ポイント上回る。

 ただ、同州では開票に時間がかかる郵便投票が急増。3日時点で、郵便投票の割合が小さいトランプ氏の票が優位に出ることは、当初から予想された事態だった。同州の当局者は勝者決定が早くても6日以降という見方を示す。

 トランプ氏は「率直に言ってこの選挙は勝った」と述べ集計作業の打ち切りを要求。今後増える郵便投票の集計をめぐり法廷闘争に打って出る考えも示した。

 バイデン氏は4日未明、支持者の前に姿を見せ、「われわれは辛抱強く待たなければならないことを分かっていた。すべての票が集計されるまで終わらない」と述べ、トランプ氏をけん制した。(ワシントン時事)

https://news.yahoo.co.jp/articles/424d7d0cde04af3d87c3cde5acb4646ba963b1dc
米上院選、ジョージア州2組が決選投票へ-民主党過半数への道残る
11/7(土) 5:47配信

(ブルームバーグ): 3日に投票が行われたジョージア州上院議員選挙で、共和党現職デービッド・パーデュー氏と民主党候補ジョン・オソフ氏の勝敗は、決選投票に持ち越されることになった。パーデュー陣営は決選を楽しみにしているとの同議員の見解を発表した。

両候補とも得票率が50%に達しなかったため、来年1月5日に決選投票が行われる。同州で行われたもう一組の上院議員選(補欠選)も、共和党現職ケリー・ロフラー氏と民主党候補ラファエル・ウォーノック氏が決選投票に進む。

民主党が上院過半数を奪取するには、バイデン前副大統領が大統領選に勝利した場合は3議席を、トランプ大統領が再選した場合には4議席を増やす必要がある。

原題:Georgia Senate Contest Heads to Runoff Between Perdue, Ossoff(抜粋)

(c)2020 Bloomberg L.P.

Vivek Shankar

6208名無しさん:2020/11/07(土) 10:30:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/40bbd2eeef57b5fe0519ec431cf091744afc28b6
ジョージア州は小差 州務長官「再集計の対象なりうる」
11/7(土) 8:28配信

 米大統領選の開票作業で、接戦となっているジョージア州(選挙人16)のラフェンスパーガー州務長官が6日、共和党のトランプ大統領と民主党のバイデン前副大統領の票差がわずかであるため、再集計の対象になりうるとの見解を明らかにした。

 AP通信の6日午後5時(日本時間7日午前7時)時点の集計では、開票率は99%で、得票率ではバイデン氏がわずかに0・1ポイントだけリードした。ジョージア州では、票差が0・5ポイントト以下の場合は、再集計が認められている。

 同州は共和党が伝統的に強く、開票当初はトランプ氏が先行していた。ところが、民主党支持者が多い州都アトランタ付近の票が開票されるにつれてバイデン氏が追い上げ、小差ながら逆転した。バイデン氏は同州で勝利を確実にすれば、当選に大きく近づく状況だった。

 共和党支持者のラフェンスパーガー氏は「接戦で勝者を発表するには至らない」と理由を説明した。

 米メディアによると、再集計が実施されても、結果に影響する可能性は低いとみられている。

 トランプ氏は5日の記者会見で「ジョージア州では勝っていたのが、次第に票が減っていった」と述べ、不正があったと主張した。

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/186bb84d37854a5e8e07c7e7137bcad9e95ec551
僅差のジョージア州、再集計へ 米大統領選
11/7(土) 0:53配信

【AFP=時事】(更新)米大統領選で、民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)氏が共和党のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏をわずかに抑えてリードしている南部ジョージア州の当局は6日、票を再集計する方針を発表した。

 アトランタ(Atlanta)で記者会見したブラッド・ラフェンスパーガー(Brad Raffensperger)州務長官は「これほどの僅差であることから、ジョージアでは再集計が行われる」と表明。同州での結果は「接戦であることからまだ勝者を発表できない」とした。

 同州では集計がほぼ完了した6日朝の時点で、バイデン氏が1500票余りリードしている。

 ラフェンスパーガー長官は「結果がもたらす影響は大きく、各方面で感情が高ぶっている。われわれはこうした議論に動じず作業を続ける。きっちりと作業を終わらせ、選挙の完全性を保つ」と表明した。

 トランプ氏は全米各地で選挙不正が起きているとの根拠のない主張を展開しているが、ラフェンスパーガー長官は、両陣営に対して開票作業の監視を認めていると説明した。【翻訳編集】 AFPBB News

6209名無しさん:2020/11/07(土) 10:31:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/6dfbae7d43cae34469993d782993e0d1187e536a
市場の関心は上院議会選にシフト、バイデン氏勝利の見込みで
11/7(土) 7:28配信

[ニューヨーク 6日 ロイター] - 米大統領選で民主党候補のバイデン前副大統領が勝利する可能性が高まる中、投資家の関心はいまだに決着のつかない上院の議会選に移り、税制・規制に与える影響や追加刺激策への見通しに注目が集まっている。

3日の大統領選・連邦議会選以降、S&P総合500種は約4%上昇した。議会選で下院は野党・民主党が過半数を維持する見通しとなる一方、上院では与党・共和党が優勢になっており、バイデン氏が大統領に就任したとしても法人税率やキャピタルゲイン税率が引き上げられる可能性が低いとの見方が一因となっている。

ただ、ジョージア州では上院2議席を巡り、来年1月に決選投票が行われる見通し。バイデン氏の大統領就任の可能性が高まる中、民主党が同州の決選投票で上院2議席を獲得し、共和・民主とも50議席となれば、バイデン氏が副大統領候補に指名したハリス上院議員が決裁票を投じることになる。

ノースカロライナ州とアラスカ州の上院議会選ではともに共和党候補がリードしているが、まだ決まっていない。

パイパー・サンドラーの債券戦略部門責任者、ジャスティン・ホーゲンドーン氏は「民主党が上院議席を一つでも獲得すれば、何かしらの法案を成立させる可能性が高まる」と述べた。

一方、一部の投資家はバイデン政権誕生の恩恵を享受する銘柄への投資を再開し始めている。クリーンエネルギー関連の上場投資信託(ETF)は6日に1.1%超上昇する場面があった。半面、バイデン政権誕生で規制強化などが見込まれるハイテク株は0.5%安となった。

ケイス・キャピタル・アドバイザーズのマネジングパートナー、ケン・ポルカリ氏は「注目は米大統領選からジョージア州や上院にシフトしている。先行きを決定づけることになるからだ」と語った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b741a5cad38091ebbfde8d34e00dbbe8b8824859
ドル下落、円は103円前半 ねじれ議会の継続予想=NY市場
11/7(土) 7:33配信

[ニューヨーク 6日 ロイター] - ニューヨーク外為市場ではドル指数が下落し、約2カ月ぶりの安値を付けた。米大統領選の開票が進む中、上下両院で多数派が異なる「ねじれ議会」が継続するとの見方が根強く、ドルの下押し圧力となった。

市場では、大統領には民主党候補のバイデン前副大統領が当選するものの、議会上院は引き続き共和党が過半数を握ると予想。これにより、民主党が要求する大型の追加新型コロナウイルス経済対策の可決は困難になるとみられている。

10月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比63万8000人増と、前月の67万2000人増から伸びが鈍化した。新型コロナウイルス感染が各地で再拡大し、政府支援が先細る中、景気回復ペースが失速している兆候が改めて示された。

ロイターの集計によると、米国の新型コロナウイルス感染者が5日、新たに少なくとも12万0276人確認され、1日当たりの新規感染者数として2日連続で過去最多を更新した。

ウエスタンユニオン・ビジネスソリューション(ワシントン)のシニア市場アナリスト、ジョー・マニンボ氏は「米経済が減速しているとの見方がドル安につながっている」と指摘した。

大統領選は6日、激戦ペンシルベニア、ジョージア両州で、民主党候補のバイデン前副大統領が再選を目指すトランプ大統領を逆転し、リードを維持している。

ドルは通貨バスケット<=USD>に対し92.235と、9月2日以来の安値を付けた。週間では1.9%安と、3月以来の大幅な値下がりを記録した。

経済対策の規模が縮小するとの見方から、長期国債利回りは大幅に低下しているほか、株式などリスク資産は値上がりしており、こうした要因がドル安につながっているという。

ドル/円<JPY=>は103.255円に下落し、8カ月ぶり安値に迫った。菅義偉首相は6日、為替の水準や方向性について言及しないものの、「為替の安定は極めて重要。政府も各国通貨当局としっかり連絡を取りながら適切に対応する」と述べた。

オフショア人民元<CNH=> <CNH=D3>は6.5868元に上昇し、約2年ぶりの高値を付けた。バイデン氏が大統領になった場合、対中強硬政策がやや緩和されるとみられている。

ユーロ/ドル<EUR=>は1.1882ドルで推移した。

6210名無しさん:2020/11/07(土) 10:37:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/1773993ae85d43af9a1ffb6c0899a4f85d4e7113
バイデン陣営、政権移行の準備 閣僚人事、水面下で綱引き 米
11/7(土) 7:07配信

 【ワシントン時事】米大統領選でリードする民主党候補バイデン前副大統領の陣営が、来年1月の新政権発足に向けた準備を進めている。

 陣営は政権移行チームのウェブサイト「ビルド・バック・ベター(より良き再建).COM」を開設。激戦州で集計作業が続く中、水面下では閣僚人事をめぐる綱引きも活発化している。

 同ウェブサイトはトップページにメッセージを掲載し「政権発足初日から全力で取り組めるように全速力で準備を進めている」と強調した。国民にアピールするとともに、開票結果をめぐって法廷闘争に出るトランプ大統領の陣営や支持者をけん制する狙いがあるとみられる。

 米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)によると、政権移行チームは、トランプ政権が重要な情報を共有しないなど円滑な引き継ぎを行わない可能性を念頭に、数カ月にわたって準備を進めてきた。バイデン陣営の政策実施に加え、各省庁で要職を担う数千人規模の人選も行う。

 陣営は「最も多様性に富んだ政権」を目指すと公言。閣僚や要職にオバマ前政権を支えた人材に加え、民主党の左派勢力や共和党からの登用も検討している。

 国務長官候補には、オバマ前大統領の国家安全保障担当補佐官を務めたスーザン・ライス氏や、前政権の国務副長官だったカーネギー国際平和財団のウィリアム・バーンズ理事長が挙がる。

 国防長官には、中国との大国間競争を見据え、国防総省の改革を訴えるミシェル・フロノイ元国防次官(政策担当)が有力視される。大統領補佐官(国家安全保障担当)には、バーンズ氏と同じく前政権で国務副長官などを歴任したアントニー・ブリンケン氏が有力候補と目されている。

 同性愛者を公言し、民主党指名を争ったブティジェッジ前サウスベンド市長が国連大使に任命される可能性もあるという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f214ef22f0ef2fd2df69385eb9db685a6b0e4bf6
ブラジル大統領、方向修正? 不利のトランプ氏「重要でない」
11/7(土) 9:58配信

 【サンパウロ共同】ブラジルのボルソナロ大統領は6日、「盟友」とするトランプ米大統領について「世界で最も重要な人物ではない」と述べた。ブラジルのメディアが報じた。ボルソナロ氏はこれまでトランプ氏を熱烈に支持していたが、大統領選で形勢を不利にしている同氏を前に方向修正を図った格好だ。

 ボルソナロ氏は「私がブラジルで最も重要な人物でないように、トランプ氏も世界で最も重要な人物ではない」と述べた。

 ボルソナロ氏はバイデン前米副大統領がアマゾンの森林破壊を批判したとして「内政干渉だ」と反発。4日には「(バイデン氏勝利は)ブラジルが望むものなのか」と支持者に話した。

6211名無しさん:2020/11/07(土) 10:51:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/0778844c28c2cd0433ffcb9fe38c6ce809e00043
イデン氏、ペンシルベニア州でリード拡大 1万9000票差に
11/7(土) 10:40配信

ワシントン(CNN) 米大統領選は6日、民主党候補のバイデン前副大統領が出身地ペンシルベニア州でのリードを拡大し、当選に必要な選挙人270人の獲得まであとわずかに迫った。同日夜には演説を予定している。

バイデン氏は現在、ペンシルベニア州で1万9000票以上リードし、選挙人20人を擁する同州の戦いで優位を保つ。共和党候補のトランプ大統領は同州を落とすことはできない。当局者によると、同州では6日午後の時点で、11万票以上の郵便票が未集計となっている。

地域別にみると、バイデン氏がリードを奪う原動力となった民主党寄りのフィラデルフィア郡では、約4万票の未集計票が残る。ただ、フィラデルフィア市の当局者はCNNに対し、「開票作業の完了にはあと数日かかる可能性がある」との見方を示した。

民主党の地盤であるアレゲニー郡でも、6日正午の時点で未集計票が5万2000票あまり残る。投票用紙の印刷ミスに起因する裁判所の命令により、このうち約2万9000票については東部時間午後5時まで集計を始めることができない。

ペンシルベニア州で集計のペースが落ちるなか、両候補は接戦となっているネバダ、アリゾナ両州の状況を注視している。

もしバイデン氏の民主党が前回に続きネバダ州を押さえ、アリゾナ州を民主党支持にひっくり返すことができれば、ペンシルベニア州を落としても当選が可能となる。選挙人の数はネバダ州が6人、アリゾナ州が11人。

CNNの予測では、現時点での選挙人獲得数はバイデン氏が253人、トランプ氏が213人となっている。

6212名無しさん:2020/11/07(土) 20:29:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/808bf0005acf31aa72fd69496ae9e59da15d2fb5
米上院、両党過半数届かず ジョージア州、1月決選投票
11/7(土) 17:09配信

 米大統領選と同時に行われた連邦議会選で、民主・共和両党のどちらも、すぐには上院(定数100)の過半数に届かないことになった。補選を含めて、2議席が争われた南部ジョージア州で、どの候補も得票率が50%に届かず、来年1月5日に決選投票が実施される見通しとなったためだ。決選投票によって、どちらの党が上院をコントロールするかが決まることになり、両党による総力戦となるのは必至だ。

 上院議員の任期は6年で、2年ごとに約3分の1が改選される。今回の選挙前は共和党53議席、民主党47(無所属も含む)で、どちらが過半数を得るかが大きな焦点だった。AP通信によると、6日までに判明した選挙結果では共和48、民主48と伯仲し、ジョージア州の2議席のほか、ノースカロライナ州とアラスカ州で勝者が確定していない。

 多くの州では、より多くの得票を得た候補が当選するが、ジョージア州ではどの候補も50%に達しない場合、決選投票となる。同州では共和党現職のパデュー氏に民主党新顔のオソフ氏が挑み、パデュー氏が先行していたが、AP通信によると得票率が50%に到達せず、決選投票となった。多くの候補が乱立した補選も、決選投票となった。

 この結果、上院選ではどちらの党もすぐに過半数の51議席に達せず、決選投票が行方を決めることになった。ジョージア州は長く共和党の強い地盤だったが、若年層の流入などで民主党が勢いを増しつつあり、大統領選でも民主党のバイデン副大統領が共和党のトランプ大統領をわずかながらリードしている。決選投票も激しい争いになる。

朝日新聞社

6213名無しさん:2020/11/08(日) 01:56:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/6cd48baeb603b134aede4feeefee6b6c3119d4e1
米大統領選でバイデン氏勝利
11/8(日) 1:27配信

 米大統領選でバイデン氏勝利と米主要メディア。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3f267206a72b8c01ec64cf3dd57169d31df9c62d
米大統領選 バイデン氏が勝利確実 CNNなど報道
11/8(日) 1:46配信

 CNNなどアメリカメディアはアメリカ大統領選挙の開票が進み、民主党のバイデン氏が当選に必要な選挙人の過半数270人を確保し、勝利を確実にしたと伝えました。

 CNNは民主党のバイデン氏が激戦州のペンシルベニア州の選挙人20人を獲得した結果、当選に必要な選挙人の過半数の270人を上回る273人を確保し、大統領選の勝利を確実にしたと報じました。3日の投開票から4日目にしてようやくアメリカメディアが当確を伝えました。再選を目指していたトランプ大統領は重要な州といわれたフロリダ州を制したものの、複数の激戦州を落として票を伸ばしきれませんでした。ただ、トランプ大統領は郵便投票に不正があるなどと主張して法廷闘争に踏み切っていて、最終的な結果が出るまで混乱が長引く恐れがあります。

テレビ朝日

6214名無しさん:2020/11/08(日) 10:13:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b5357dc168565783c265e5b46df61b41805c61c
菅首相、バイデン氏に祝意 「日米同盟を強固に」
11/8(日) 7:29配信

 菅義偉首相は8日、米大統領選で民主党のジョー・バイデン前副大統領が勝利を確実にしたことを受け、ツイッターで「心よりお祝い申し上げる」と祝意を示した。

 日本語と英語で投稿した。

 首相は「日米同盟をさらに強固なものとするために、インド太平洋地域と世界の平和、自由、繁栄を確保するために、ともに取り組んでいくことを楽しみにしている」と表明した。

6215名無しさん:2020/11/08(日) 11:00:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/d562f4c6274a943c9759ee120233095a1570eafd
バイデン氏、ネバダ州で勝利 米報道
11/8(日) 3:41配信

【AFP=時事】米大統領選は7日、接戦だった西部ネバダ州で、民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)氏が勝利した。米メディアが報じた。

 米メディアはこれに先立ち、バイデン氏が激戦州ペンシルベニアを制して当選を確実にしたと報道。その後、ニューヨーク・タイムズ(New York Times)紙とFOXニュース(Fox News)がネバダ州でのバイデン氏勝利を伝えた。

 ネバダ州の選挙人は6人。この2州で勝利したことで、バイデン氏の選挙人獲得数は少なくとも279人となった。当選には全選挙人538人のうち270人を確保する必要がある。

 ネバダ州では前回も民主党候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏が勝利を収めていた。【翻訳編集】 AFPBB News

6216名無しさん:2020/11/08(日) 13:48:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/51e331a2cadd643ec92f46a5f88edb254c05a122
物議の25歳新人が当選 米下院選
11/6(金) 8:17配信

【AFP=時事】3日に行われた米下院選挙で、25歳の共和党候補マディソン・コーソーン(Madison Cawthorn)氏(25)が当選を確実にし、近代史上で最年少の下院議員となる見通しとなった。同氏は対立候補と熾烈(しれつ)な争いを繰り広げた選挙戦で物議の人物となっていた。

 開票がほぼ完了した時点で、コーソーン氏はノースカロライナ州第11選挙区で54.5%を獲得し、対立する民主党候補の退役軍人、モー・デイビス(Moe Davis)氏(62)を破った。CNNによると、史上最年少の米下院議員は1797年に22歳で当選したウィリアム・C・C・クレイボーン(William C.C. Claiborne)。コーソーン氏は2018年に当選した民主党の左派下院議員、アレクサンドリア・オカシオコルテス(Alexandria Ocasio-Cortez)氏(29)よりも4歳若い。

 コーソーン氏は18歳で事故により体の一部がまひして以降、車いすで生活を送っている。銃規制や中絶に反対の立場を取り、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領を支持。8月に行われた共和党の党大会では演説をした。

 コーソーン氏は選挙戦で対立候補のデイビス氏を猛攻撃し、政府の操り人形であり、宗教の自由を無視していると批判した。

 だがデイビス氏も、コーソーン氏が女性に不適切な行為をした疑惑などを持ち出して応酬。同氏を「資質ゼロで虚言癖のある性的搾取者」や「不道徳者」と呼び批判した。コーソーン氏は不適切行為の疑惑を否定している。

 コーソーン氏はさらに、アドルフ・ヒトラー(Adolf Hitler)の別荘の一つで、「イーグルズ・ネスト(Eagle's Nest)」とも呼ばれるドイツのケールシュタインハウス(Kehlsteinhaus)で兄と一緒に撮った写真をインスタグラム(Instagram)に投稿したことでも物議を醸した。

 写真には「総統の別荘。イーグルズ・ネストを見ることは、しばらく前から自分が死ぬまでにやりたいことのリストに入っていた。期待は裏切られなかった」とのコメントが付けられていたが、同時にヒトラーを「究極悪」とも呼んでいた。批判を受けたコーソーン氏は、自分は訪問時、ヒトラーを打ち負かした兵士たちの喜びについて思いをはせていたと弁明した。

 さらに今週、コーソーン氏は当選確実の知らせを受けてツイッター(Twitter)に「リベラル派よ、もっと泣け」と投稿。社会の分断を埋めるとの約束に反するこの高慢なコメントはさらなる批判を呼んだ。【翻訳編集】 AFPBB News

6217チバQ:2020/11/09(月) 11:44:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/37040386dbc5149f0ac7cbea97693b8a51dc1ee2

メラニア夫人も「敗北」促す トランプ氏は連日ゴルフ 米大統領選
11/9(月) 9:20配信
 【ワシントン時事】バイデン前米副大統領の勝利が確実になった大統領選で、CNNテレビは8日、トランプ大統領のメラニア夫人と娘婿のクシュナー上級顧問が、トランプ氏に「敗北」を受け入れるよう説得していると伝えた。

 一方、長男ドナルド・ジュニア、次男エリックの両氏は、受け入れ拒否を主張しているといい、身内でも温度差が広がっているもようだ。

 トランプ氏は8日、前日に続いて首都郊外のゴルフ場で過ごした。また、ツイッターで「選挙が盗まれた」などと主張する声を引用するとともに、「いつからメディアが次期大統領を決めるようになったんだ」と投稿し、不満を表明した。

6218チバQ:2020/11/09(月) 14:28:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/f5b466cc0dcc9e96dc6f82d52b86867bf9a2150d
トランプ氏に誤算 「法廷闘争」支持広がらず ひいきのメディアも冷淡・米大統領選
11/9(月) 7:24配信

 【ワシントン時事】米大統領選は7日、共和党のトランプ大統領の敗北が決定的になった。

 郵便投票をめぐる不正を訴え、法廷で「徹底抗戦」する同氏の戦略は正当性や大義を欠き、世論の支持は広がらなかった。

 各メディアが民主党のバイデン前副大統領の「勝利」を伝えたこの日、トランプ氏は「選挙監視員は集計室に立ち入ることができなかった」などとツイッターで不正を訴えた。ただ、国民向けに肉声を発せず、ツイートも散発的で、いつもの勢いがないのは明らかだった。

 世論調査で劣勢だったトランプ氏は選挙を互角の戦いに持ち込み、郵便投票集計の不正を訴えて法廷で勝つことを狙った。そのための布石として連邦最高裁判事の保守派優位も固めた。

 だが、各激戦州で陣営が起こした訴訟はすぐに壁にぶつかった。無効のはずの郵便票が集計されたと集計中止を求めたジョージア州の裁判は、約1時間の審理で「証拠がない」と却下。「不正を十分に監視できない」と主張したミシガン州では、既に集計が終わっていることを理由に訴えを退けられた。

 分の悪さを象徴したのはトランプ氏の5日の記者会見。民主党の「不正」を相次いで訴えると、複数のテレビ局で「大統領が多くの虚偽発言をしている」などと一方的に中継が打ち切られた。

 2000年大統領選では、フロリダ州の再集計をめぐる訴訟が連邦最高裁の最終決定が下されるまでもつれた。当時のブッシュ陣営の弁護団を率いたベーカー元国務長官は米メディアで「(00年は)何度も行われた集計を打ち切るかどうかの議論だった。民主主義社会で集計するなと言うのは無理がある」と語り、トランプ陣営の戦略の甘さを指摘した。

 最後にトランプ氏のはしごを外したのは「親トランプ」メディアだった。CNNの報道によると、保守系FOXニュースは、トランプ氏が法廷闘争を続けていることを理由に、270人の選挙人をバイデン氏が獲得しても「次期大統領(プレジデント・エレクト)」と呼ばないよう社内に指示を出していたという。

 だが7日午前、各社がバイデン氏の「当選確実」を伝えると、FOXも含めほとんどのメディアがバイデン氏に対して「次期大統領」「第46代大統領」という呼称を使用。トランプ氏は「誰が大統領かを決めるのはニュースメディアではない」と声明で反発したが、権力移行の流れは阻止できず、バイデン氏の元には各国首脳から次々に勝利への祝意が寄せられた。

6219チバQ:2020/11/10(火) 09:26:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/965c273d620cf9664f6fa7a3eac5ae9f96083cd2
米国防長官を突如解任 トランプ氏、理由示さず
11/10(火) 5:24配信


 【ワシントン共同】トランプ米大統領は9日、確執が指摘されていたエスパー国防長官を即時解任し、国家テロ対策センターのミラー所長を長官代行に充てたとツイッターで突然発表した。具体的理由は示していない。民主党のバイデン前副大統領が大統領選勝利を確実にする中、重要閣僚の解任で政権のレームダック化が加速し、来年1月の新政権発足までの間、安全保障面で懸念を招く恐れもある。

 エスパー氏は白人警官による黒人暴行死事件に伴う抗議デモへの対応に軍を投入することに反対し、トランプ氏と関係が悪化していたとされる。

6220チバQ:2020/11/10(火) 17:38:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/7950960691945d1f83a3563e8b9b352cf75301f9
トランプ氏、エスパー国防長官を解任
11/10(火) 3:11配信
1386




マーク・エスパー米国防長官(2020年7月10日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】(更新)ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は9日、ツイッター(Twitter)への投稿で、マーク・エスパー(Mark Esper)国防長官を解任したことを明らかにした。大統領選での敗北を認めないトランプ氏への対応に追われる政権に、さらなる揺さぶりがかけられた。

【特集】トランプ政権を去った高官たち

 トランプ氏は投稿で「マーク・エスパー氏は解任された。彼の功労に感謝したい」と発表。国防長官代行に国家テロ対策センター(National Counterterrorism Center)のクリストファー・ミラー(Christopher Miller)所長を任命したことを明らかにした。

 エスパー氏は、抗議デモでの騒乱鎮圧のために軍を投入することを提案したトランプ氏と意見を対立させていた。

 3日に行われた大統領選では、トランプ氏が民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)氏に敗れ、来年1月20日の政権交代が決まった。だがトランプ氏は、選挙不正があったとの根拠の薄い主張を展開し、裁判所に提訴している。【翻訳編集】 AFPBB News

6221チバQ:2020/11/10(火) 19:08:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/f264f34f0fc394439879b66622c22667d88614ad
情報BOX:バイデン氏が政権メンバー人選へ、有力候補は
11/10(火) 7:02配信
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 米大統領選で当選が確実になったバイデン前副大統領と陣営の側近はこれまで何か月もかけて政権交代への準備を進め、チームを集めてきた。写真は7日、デラウェア州ウィルミントンで演説するバイデン氏(2020年 ロイター/Jim Bourg)
[ウィルミントン(米デラウェア州) 8日 ロイター] - 米大統領選で当選が確実になったバイデン前副大統領と陣営の側近はこれまで何か月もかけて政権交代への準備を進め、チームを集めてきた。バイデン氏が数十年以上前から目指してきた大統領職に足を踏み入れるに当たり、チームには数百人ものスタッフが集結していくことになる。事情に詳しい関係者の話を基に、バイデン氏が政権運営で手腕を頼り、政権要職に充てることを考えるであろう有力アドバイザーの顔ぶれを挙げる。

<側近メンバー>

バイデン氏はこれまでもずっと、戦略的な助言を頼みにする少人数の側近メンバーとの関係を維持している。その中にはバイデン氏の親族もいるし、オバマ政権での副大統領時に自分の補佐官だったロン・クレイン氏とスティーブ・リチェッティ氏、ブルース・リード氏もいる。

クレイン氏は政治的戦術家であり、2014年にはオバマ政権のエボラ出血熱対応を担当した。現在はバイデン氏の首席補佐官の有力候補と広く見なされている。首席補佐官は通常、大統領の政策課題や政策的な優先順位や日々の執務をお膳立てする上で主要な役割を果たす。

ルイジアナ州選出の下院議員セドリック・リッチモンド氏や、ロサンゼルス市長のエリック・ガルセッティ氏も重要な役割を担いそうだ。2人ともバイデン陣営の共同委員長だ。

<新型コロナ>

バイデン氏の最優先政策は新型コロナウイルス流行の制御だ。トランプ大統領と衝突してきたファウチ国立アレルギー感染症研究所長の留任を求めることを既に約束している。

選挙運動中にバイデン氏が新型コロナについてよく説明を頼ったのが、元医務総監のビベック・マーフィー氏だ。同氏も新政権で重要な役割が見込まれている。

<景気回復>

バイデン氏はこれまで、景気を回復軌道に乗せるための経済対策も優先課題になると表明してきた。新政権で人材登用を必要とする経済の要職はたくさんある。たとえば財務長官では米連邦準備理事会(FRB)のラエル・ブレイナード理事と、元財務副長官のサラ・ブルーム・ラスキン氏が有力候補とみられている。

財務長官指名は上院の承認を受けなければならない。上院は来年1月に実施される見通しのジョージア州2議席の決選投票次第で、引き続き共和党が多数派になる可能性がある。こうした可能性は、エリザベス・ウォーレン上院議員を含む進歩派の候補者が財務長官や他の要職になる見込みを阻害するかもしれない。ウォーレン氏は金融規制での経歴を持った人物ではあるのだが。

ジャレド・バーンスタイン氏やベン・ハリス氏といった、副大統領時代に長くバイデン氏の経済担当補佐官を務めた人物で、選挙陣営の経済アドバイザーでもある人物の起用も予想される。この2人とも大規模な景気刺激策の信奉者だった。

広範な経済関係機関の見直しでは、キーバンク幹部のドン・グレイブス氏を起用する考え。市場規制機関の担当としては、商品先物取引委員会(CFTC)委員長時代にデリバティブ規制強化に携わったゲーリー・ゲンスラー氏が挙がっている。

6222チバQ:2020/11/10(火) 19:08:21
<外交政策>

バイデン氏は就任後に早い段階で、同盟国や対立国との関係を仕切り直すと約束している。同氏はこの任務に当たり、やはり長年、個人的に頼ってきた側近を起用すると予想されている。

選挙陣営での最側近の1人であるアントニー・ブリンケン元国務副長官が国家安全保障担当の大統領補佐官か、国務長官候補に挙がっている。ブリンケン氏は、バイデン氏が長く上院外交委員長だったときに委員会のスタッフだった。バイデン氏が2008年の大統領選を狙った際にもアドバイザーを務めたし、副大統領時代には国家安全保障担当の副大統領補佐官だった。ブリンケン氏は中国など対立が予想される国と対決する際には、米国が海外での断固とした主導的役割を果たすよう提唱してきた。一方で他の国とは協調路線を提言している。

副大統領時代のバイデン氏のもう一人の安全保障担当補佐官で、今回の選挙陣営でも政策を助言してきたジェイク・サリバン氏も、外交のポストに就くとみられている。

オバマ前大統領の大統領補佐官だったスーザン・ライス氏は今回、副大統領候補としても検討されたが、新政権では国務長官の最有力候補と考えられている。ただし、12年のリビア・ベンガジでの米領事館襲撃事件の後、当時国連大使だったライス氏の責任を共和党側が糾弾してきた経緯はある。

上院でバイデン氏の最大の支持者の一人であるデラウェア州選出のクリス・クーンズ議員も国務長官候補だ。

元国防次官のミシェル・フロノイ氏は国防長官の最有力候補。同氏はブリンケン氏と共同でコンサルティング会社を設立している。

<気候変動>

バイデン氏のチームは気候変動問題に取り組むとの選挙公約を果たすため、気候問題の責任者ポストを指名する可能性を検討している。

候補はバイデン氏の昔からの友人で元上院議員のジョン・ケリー氏や、ブライアン・ディーズ氏。両氏ともバイデン氏が復帰する意向のパリ協定を巡り、かつて交渉を支援した経験がある。

ワシントン州知事のジェイ・インズリー氏が指名される可能性もある。同氏は気候変動問題の政策をひっさげて民主党の大統領候補予備選で一時、バイデン氏と戦ったが、撤退後はバイデン氏のアドバイザーになった。

気候変動問題でもう一つの重要ポストである米環境保護局(EPA)長官は、環境活動家のヘザー・トネイ氏、元行政管理予算局(OMB)副局長のアリ・ザイディ氏、カリフォルニア州大気資源局のメアリー・ニコルズ局長が候補に挙がっている。

*カテゴリを追加しました

6223チバQ:2020/11/11(水) 21:33:40
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20201111k0000m030189000c.html
バイデン氏「次期大統領」既成事実化を着々 各国首脳と会談、省庁検証チーム任命
2020/11/11 18:06毎日新聞

バイデン氏「次期大統領」既成事実化を着々 各国首脳と会談、省庁検証チーム任命

記者会見で質問に答えるバイデン前副大統領=米東部デラウェア州ウィルミントンで2020年11月10日、AP

(毎日新聞)

 米大統領選で当選を確実にした民主党のバイデン前副大統領は10日、共和党のトランプ大統領が敗北を認めず政権移行への協力を拒否していることについて「移行の準備は既に進んでいる。我々が勝利した事実を政権が認めなくても、その流れは変わらない」と述べた。同日は移行チームで各省庁を検証するレビューチーム(ART)のメンバー約500人を任命。各国首脳との電話協議も相次いでこなすなど「次期大統領」としての活動を加速させている。

 「正直に言って恥ずべきことだ。彼のレガシー(政治的遺産)の助けにはならないと思う」。バイデン氏は地元の東部デラウェア州ウィルミントンで開いた記者会見でそう語り、「選挙に不正があった」などと主張し依然、敗北宣言をしていないトランプ氏と現政権を批判した。一方で「彼らの否定は我々の準備に影響を与えるものではない」と述べ、新政権への移行プロセスを遅滞なく進めると強調した。

 政権移行チームは10日、各省庁の事業の必要性や効率を検証し継続の是非を判断するARTメンバーのリストを公表した。現在は、連邦政府施設へのアクセスや職員との接触が制限されている状況だが、政策を研究するシンクタンクや元政府関係者からの聴取を先行させていく。

 バイデン氏勝利の既成事実化は外交面でも進む。トランプ氏の抵抗にかかわらず、各国指導者からはバイデン氏との関係構築を急ぐ動きが相次いでいる。前日のトルドー・カナダ首相に続き、10日はマクロン仏大統領▽メルケル独首相▽マーティン・アイルランド首相▽ジョンソン英首相――がそれぞれバイデン氏に電話。直接、祝意を伝えた。

 各国との電話協議では2国間関係の強化に加えて、北大西洋条約機構(NATO)や欧州連合(EU)など多国間枠組みを通じた連携を重視し、新型コロナウイルスや気候変動など国際的な課題に対応していくことで一致。バイデン氏は記者会見で「首脳らに『米国は帰ってきた』と伝えている。もう米国単独主義ではない」と述べ、トランプ政権とは対照的に国際協調重視の外交を展開する考えを改めて強調した。

 バイデン氏は「同盟国や友好国の歓迎を真に感じる。電話を返さなければならない外国首脳がまだいる」とも述べて、次期大統領としての地位に自信を見せた。ロイター通信によると、トランプ氏の盟友であるトルコのエルドアン大統領も10日、祝福のメッセージを送り「緊密な連携」を呼びかけた。

 ◇「2期目トランプ政権に円滑に移るだろう」

 一方で政権側に軟化の兆しはない。トランプ氏はこの日も「不正に操作された選挙結果を国民は受け入れない!」といったツイートを繰り返した。陣営はバイデン氏の得票が上回った中西部ミシガン州の選挙で集票・開票作業に不正があったとして結果確定の差し止めを求める新たな提訴を発表。ペンス副大統領は議会で共和党議員会合に出席し、今後の政権の法廷闘争の方針について説明した。

 また、トランプ氏の最側近で2024年の次期大統領選出馬を目指すとされるポンペオ国務長官は10日の記者会見で、政権移行準備について「2期目のトランプ政権に円滑に移行するだろう」と述べ、トランプ氏と歩調を合わせた。公正な選挙や平和裏な政権移行を諸外国に呼びかける立場の国務長官が国内の民主的プロセスを否定するような発言をしたことに対し、非難が噴出している。外国政府からバイデン氏側への接触はいずれも、国務省を通さず直接行われているという。【ワシントン高本耕太、鈴木一生】

6224チバQ:2020/11/11(水) 21:36:53
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-201111X341.html
世論調査また外す=バイデン氏勝利予測も各州接戦―米大統領選
2020/11/11 16:40時事通信

 【ワシントン時事】バイデン前米副大統領が勝利を確実にした3日の米大統領選の世論調査について、優位とされたクリントン元国務長官がトランプ大統領に敗北した2016年に続き「予測を外した」との声が上がっている。投票日直前にバイデン氏は全米の世論調査の支持率で平均7ポイント以上引き離していたが、実際の得票率の差は3.2ポイントだった。勝利したウィスコンシンなどで予想に反して接戦となり、フロリダは奪還できなかった。

 世論調査協会は16年の失敗に関し、トランプ氏に数多く投票した非大卒者層の声を調査結果に反映できなかったことなどが原因と分析。その後の世論調査ではそうした点の改善に努めてきたが、「トランプ氏支持票」を再び過小評価した格好だ。

 ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)は10日、トランプ氏がメディアや世論調査への攻撃を繰り返してきたことから、「トランプ支持者は世論調査により協力的でなくなっていても驚くに当たらない」と指摘した。世論調査がトランプ氏支持層の声を反映するのが困難になっている可能性がある。

 CNBCテレビ(同)は、投票率が66%を超え120年ぶりの高水準となるとみられることも失敗の要因になり得ると指摘する。選挙当日にトランプ氏支持者が予想より多く投票した可能性があるという。

 また、フロリダ州の出口調査によると、従来は民主党支持が多いヒスパニック票でトランプ氏が47%を獲得。52%のバイデン氏に肉薄した。タイムズ紙は「全国調査でもトランプ氏のヒスパニック系での強さを見落とした可能性はある」と指摘した。トランプ氏の全米でのヒスパニック票は32%で、前回から4ポイント上昇している。 

ジョー・バイデン
ドナルド・トランプ

6225チバQ:2020/11/12(木) 10:40:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/bd7cea5bf2c05a0605b20afb2abc82dc0edbd02d
米大統領選 共和党、上院で50議席を確保 多数派へあと1議席に迫る
11/12(木) 8:16配信
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 【ワシントン=黒瀬悦成】米大統領選と同時に実施された上院選(定数100)は11日、アラスカ州の共和党現職、サリバン議員が当選を確実にした。複数の米主要メディアが伝えた。

 これにより共和党の獲得議席(非改選を含む)は50議席となり、上院の多数派維持まであと1議席に迫った。民主党は48議席(同党系無所属2議席を含む)となっている。

 一方、米メディアによると下院選(定数435)は11日、民主党の獲得議席が218議席に達し、過半数を維持した。同日現在、203議席を確保している。

6226チバQ:2020/11/12(木) 13:41:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/ff6fc90baeb097488c727cb742d5ba4be27e609b
バイデン氏、側近ロン・クライン氏を首席補佐官に「彼の経験と能力、この危機に求められている」
11/12(木) 12:04配信
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ジョー・バイデン前副大統領が新政権の首席補佐官に選んだ側近、ロン・クライン氏=米首都ワシントンで2014年10月22日、AP
 米紙ワシントン・ポストなど主要メディアは11日、大統領選で当選を確実にした民主党のジョー・バイデン前副大統領が新政権の首席補佐官に、同氏の上院議員時代からの側近、ロン・クライン氏(59)を起用すると報じた。バイデン氏は同紙への声明で「彼の豊富な経験と、立場の異なる多くの人々と協調できる能力こそ、この危機の時代に求められている」と述べた。


 首席補佐官は政策調整や大統領の日程管理、議会との折衝などを取り仕切るホワイトハウス職員トップのポストで、政権運営の要とされる。

 クライン氏は連邦最高裁の法務書記や上院司法委員会スタッフなどを経て、歴代の民主党大統領候補陣営や政権で顧問を務めた。バイデン副大統領(当時)やゴア副大統領(同)の首席補佐官を歴任し、2014年にはオバマ政権のエボラ出血熱対策責任者に任命されている。【ワシントン高本耕太】

6227チバQ:2020/11/12(木) 16:40:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/84a70e0974a5809cefed6e3aaceb61dcc425be65
アラスカ州はトランプ氏勝利 ジョージア州は票の再集計へ
11/12(木) 10:55配信
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ドナルド・トランプ米大統領=西田進一郎撮影
 米大統領選で11日、開票の続いていたアラスカ州で共和党のドナルド・トランプ大統領が勝利した。ニューヨーク・タイムズ紙など主要メディアが伝えた。トランプ氏の獲得選挙人は同州の3人を加え217人。民主党のジョー・バイデン前副大統領はこれまでに過半数ライン(270)を超える279人を獲得し当選を確実にしている。

【家族も祝福】バイデン氏の勝利演説を写真特集で

 勝者が確定していない州は残り3州。そのうちバイデン氏のリードが得票率0・2ポイントと僅差の南部ジョージア州の州務長官は同日、票の再集計を実施すると正式に発表した。

 アラスカは大差でトランプ氏が勝利したが、3日の投票日までに投函(とうかん)されれば、その後15日以内に届いた郵便投票は有効とされる規則などが要因で集票に時間がかかっていた。また大統領選と同時実施された上院選でも11日、共和党現職が勝利し、同党が上院の定数の半数である50議席を確保する見通しとなった。民主党が同数を確保するには、1月に実施されるジョージア州2議席の決選投票の両方で勝利する必要がある。【ワシントン高本耕太】

6228とはずがたり:2020/11/12(木) 20:30:27
トランプ氏企業、検察が広範捜査 「長期間に及ぶ犯罪行為」の疑い
2020/08/04 13:17共同通信
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2020080401001867.html
トランプ氏企業、検察が広範捜査 「長期間に及ぶ犯罪行為」の疑い

トランプ米大統領=3日、ワシントン(AP=共同)

(共同通信)

 【ワシントン共同】米ニューヨーク・マンハッタンの検察当局は3日、トランプ大統領一族が経営する複合企業トランプ・オーガニゼーションに関して、これまでに知られているよりも広範囲の犯罪の疑いを捜査していると明らかにした。米メディアが伝えた。銀行や保険に絡む不正の疑いが含まれるという。

 検察はトランプ氏の財務記録の開示を求めて裁判所に提出した文書で「トランプ・オーガニゼーションにおける長期間に及ぶ犯罪行為」の疑いについて、調べる必要性を主張した。

 捜査対象がトランプ氏と不倫したと主張するポルノ女優らへの口止め料支払いから、さらに広がっている可能性を示唆した形だ。

6229チバQ:2020/11/13(金) 18:31:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/e7e797a098f46b7de1d912706f530515ce1a436d
トランプ氏法廷闘争、共和党は様子見も 移行停滞には懸念
11/13(金) 18:13配信
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トランプ米大統領(川口良介撮影)
 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領が大統領選で「大規模な不正があった」として訴訟や再集計の動きを活発化させていることに関し、身内の共和党議員らの間では「大統領には法廷で真相を追求する権利がある」としつつも、安全保障分野を中心に政権移行が停滞することを懸念する声が強まりつつある。

【表】米大統領選今後のシナリオは

 民主党のバイデン前副大統領が当選を確実にした大統領選の結果をめぐっては、上院共和党トップのマコネル院内総務ら大半の同党議員が「訴訟と再集計の結果を見守るべきだ」として、バイデン氏の勝利を公には認定していない。

 共和党議員らがトランプ氏に配慮するのは、同氏が選挙に敗れたとはいえ現職大統領としては最多となる7200万票を獲得し、今後も共和党内で強い影響力を維持していくことが確実とみられているためだ。

 また、大統領選と同時に行われた上院選では、これまでに共和党が50議席、民主党が49議席を獲得した。来年1月に行われる南部ジョージア州の2議席をめぐる決選投票で、どちらの党が上院多数派を確保するかが決まる。

 共和党としては現段階で、トランプ氏に敵対することはトランプ支持者の反発を招き、ジョージア州での議席確保に向けた選挙戦略の上でも好ましくないと判断しているとされる。

 共和党議員らは一方で、トランプ氏が具体的な根拠を示さずに「不正があった」と主張し、訴訟攻勢で政権移行プロセスに支障を与えている現状を有権者がどう受け止めているかも慎重に見極めている。

 大統領選での勝利が確実となった次期大統領は通常、米国を取り巻く安全保障情勢を正確に把握するため、国家情報長官から大統領に毎日提供される最高度の機密報告「大統領日報」(PDB)を就任前から受けることができる。

 しかし、トランプ氏は敗北を認めていないことから政権移行手続きを拒否。国家情報長官室も、政権移行作業を統括する一般調達局(GSA)がバイデン氏を勝者に認定していないことを理由にPDBの閲覧を認めない立場だ。

 共和党議員のグラム、コーニン、ランクフォード各上院議員らは、訴訟が続いている間も、安全保障上の観点からPDB報告を受ける権限を受けられるべきだと主張している。

 共和党の息子ブッシュ大統領の選挙参謀を務めた政治評論家のカール・ローブ氏は米紙ウォールストリート・ジャーナル(12日付)への寄稿で「再集計で選挙結果が覆ることはない」と指摘し、トランプ氏に「訴訟が終結したら、平和的な政権移行を主導して怨念を捨て、国の統合に力を貸すべきだ」と訴えた。

6230名無しさん:2020/11/13(金) 21:38:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/0685e3aa0e24ca2215943e7b224a9296d671d4a0
中国、バイデン氏に祝意 米大統領選
11/13(金) 17:29配信

【AFP=時事】(更新)中国政府は13日、米大統領選で当選を確実にした民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領に祝意を表明した。

 中国外務省の汪文斌(Wang Wenbin)報道官は、記者会見で「われわれは米国民の選択を尊重する。バイデン氏と(副大統領候補のカマラ・)ハリス(Kamala Harris)氏に祝意を表する」と述べた。

 バイデン氏は8日に勝利宣言を行ったが、汪報道官は9日の定例会見で「バイデン氏が大統領選で勝利宣言をしたことは認識している」と述べつつ、開票結果は未確定だとして祝意表明を差し控える姿勢を示していた。【翻訳編集】 AFPBB News

6231名無しさん:2020/11/14(土) 10:48:22
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201113/k10012709901000.html
米大統領選 専門家「法廷闘争で勝敗覆すに至らない」
2020年11月13日 16時54分

トランプ大統領の陣営が「選挙で不正があった」などと各地で訴訟を起こしていることについて、専門家からは勝敗が覆る可能性は低いとの指摘が相次いでいます。

このうち、アマースト大学で法律を専門とするローレンス・ダグラス教授は「トランプ陣営が訴訟で勝つ可能性は極めて低い。すでに退けられている裁判を見ると保守派の判事であっても、トランプ陣営の主張を裏付ける証拠が示されていないと指摘している」と述べました。

そのうえで「ささいなミスや不正はあるかもしれないが、バイデン氏との票差をひっくり返すほどの規模の不正は見つかっていない」として、勝敗を覆すには至らないとの見方を示しました。

そして「トランプ陣営が主な法廷闘争を続けるのは、12月8日までだろう」と述べ、各州が選挙結果を確定させる期限として法律で定められている来月8日までは、法廷闘争が続く可能性があるとしています。
また、南部ジョージア州で行われることになった再集計についても、選挙制度などに詳しい非営利団体「フェア・ボート」のデブ・オティス上席研究員は「再集計で結果が変わったとしても、ほとんどのケースでは数百票が動く程度だ。ジョージア州では票差が1万以上あり、勝敗が覆ることは考えにくい」との見方を示しています。

フェア・ボートによりますと去年までの過去20年間に、州単位で集計が行われた選挙は全米で合わせて5778件あり、このうち再集計が行われた31の選挙のうち、勝敗が覆ったのは州知事選挙など3つだったということです。

この3つの選挙の票差は、いずれも0.05ポイント以下で、今回の大統領選挙でのジョージア州の票差は、およそ1万4000、0.28ポイントとなっています。

そのうえで、オティス研究員は「トランプ大統領が勝利するためには、複数の州で再集計をして結果を覆さなければならず、かなり難しい」としています。

また、法廷闘争についても「トランプ陣営が起こした裁判では、すぐに退けられているケースが多い。裁判所が証拠がないと判断しているからだろう」と指摘しています。

トランプ陣営は5州で訴訟起こす
トランプ大統領の陣営は、これまでに激戦州のペンシルベニア、ミシガン、アリゾナ、ジョージア、そしてネバダの5つの州で訴訟を起こしています。

AP通信のまとめによりますと、訴訟の数は、少なくとも17件に上っていますが、このうち一部の訴えについては、裁判所が「十分な証拠がない」などとして、すでに退けています。

ペンシルベニア
郵便投票の透明性が確保されていないとして、州に対し、選挙結果を確定しないよう求める訴えなどを起こしています。

ミシガン
投票の監視にあたる担当者が、同じ票の束が複数回、機械に通されるのを見たと証言しているとして、州に対し、不正な票が集計されていないと確認されるまで、選挙結果を確定しないよう求めています。

アリゾナ
一部の地域で、投票所で投票された本来有効であるはずの票の多くが、インクのシミなどが原因で機械によってはじかれ、集計されなかったと主張しています。

ジョージア
トランプ陣営が「受け付け時間をすぎて届いた票が、時間内に届いた票の束に入れられたのを見たという証言がある」などと主張して、仕分けを徹底するよう求める訴えを起こしていましたが、裁判所は「受け付け時間以降に票が届いたという証拠はない」として、訴えを退けています。

ネバダ
トランプ陣営は有権者の女性が、投票所で票を投じようとしたところ、覚えがないにもかかわらず「郵便投票で、すでに投票している」として受け付けられなかったと指摘し、有効ではない票が混ざっているなどと主張していましたが、裁判所は「十分な証拠がない」として訴えを退けました。

一方、トランプ陣営は、ペンシルベニア州の郵便投票をめぐり、郵便投票をした人のうち、本人確認の書類が足りなかった人について、州務長官が書類の提出期限を3日間延長したことは違法だと訴えていました。

これについて、裁判所は12日、州務長官に期限を延長する法的な権限はないとして、トランプ陣営の訴えを認め、当初の期限までに必要な書類が届かなかった票については、集計しないよう命じました。

しかし、この判決で影響を受ける票の数は、ごくわずかにとどまるとみられます。

6232チバQ:2020/11/16(月) 14:20:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/11ed0ee84750f894d38bf38786e773a86a53dcf6

「選挙人」実質廃止の動き 得票総数で勝敗を 15州と首都が協定加入・米大統領選
11/16(月) 7:05配信
 【ワシントン時事】米国で大統領選の勝者を州単位の選挙人獲得数でなく、全国の得票総数で決めようという動きが広がっている。

 これまでに全米50州のうち15州と首都ワシントンが賛同。トランプ大統領も2016年の大統領選で、全国得票で対立候補のクリントン元国務長官を下回りながら、選挙人獲得数で勝って当選を決めており、制度変更が実現すれば、大統領選の様相が一変することになる。

 西部コロラド州で大統領選と同じ今月3日に行われた住民投票で、同州の「全国一般投票州際協定」加入が正式に決まった。加入に関する州法は昨年成立していたが、多数の反対署名が寄せられたことから、改めて住民投票を実施。52%が加入に賛成票を投じた。

 協定に加わった州では大統領選で、州内の集計結果にかかわらず、全米の得票総数トップの候補がその州に割り当てられた選挙人を獲得する。ただし、発効するのは加盟州の選挙人の合計が、選挙人(538人)の過半数に当たる270人に達してからだ。

 協定の推進団体によると、ニューヨーク、カリフォルニア、イリノイなど大規模州も既に加入しており、コロラドを含めると、加入州の選挙人の合計は196人。加入州がさらに増えて発効すれば、全米の得票でトップの候補が自動的に選挙人の過半数を得ることになり、選挙人制度は実質的な意味を失う。

 ただ、共和党には慎重な声が強く、協定発効への道筋が見えているわけではない。NBCニュースによれば、反対派は選挙人制度が実質的に廃止されれば「候補者は(有権者の多い)都市部での運動に集中し、小規模州の声を届けられなくなる」と主張。都市部に強い民主党が結果的に有利になると懸念する。

 実際、今回の選挙戦でもトランプ氏とバイデン前副大統領は、支持が伯仲する「スイング・ステート(揺れる州)」での運動に重点を置いた。それでも推進団体幹部は「(制度を支援するのは)米国内の他の選挙と同様、最多の票を得た候補が勝つべきだという単純な理由からだ」と述べ、党派的な動きをけん制する。

 今回の大統領選では、勝利を確実にしたバイデン氏が史上最多となる約7900万票を獲得。得票率でトランプ氏に約3.6ポイントの差をつけた。

6233とはずがたり:2020/11/17(火) 09:07:58
トランプは振り上げた拳をどうやって降ろすか困っとるな┐('〜`;)┌

バイデン氏勝利の公算大きい、円滑な政権移行確約=大統領補佐官
11/17(火) 4:28配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/89359e852ea948d983378858980228d9f198ff7f
ロイター

オブライエン米大統領補佐官(右)は16日、大統領選で民主党のバイデン前副大統領が勝利した「公算が明らかに大きいように見える」とし、バイデン氏への円滑な政権移行を確約すると述べた。ロサンゼルスで昨年9月撮影(2020年 ロイター/TOM BRENNER)

[ワシントン 16日 ロイター] - オブライエン米大統領補佐官(安全保障担当)は16日、大統領選で民主党のバイデン前副大統領が勝利した「公算が明らかに大きいように見える」とし、バイデン氏への円滑な政権移行を確約すると述べた。

オブライエン氏はグローバル・セキュリティ・フォーラムで、大統領選でトランプ氏が続投を決めることを望んでいたとしながらも、バイデン氏とカマラ・ハリス上院議員が率いる新政権とともに取り組んで行く姿勢を表明。「新たな政権が発足する場合、新政権には政策を策定する時間が必要だ。現時点ではバイデン氏が勝利した公算が大きいように見える。国家安全保障会議(NSC)は極めて専門的な政権移行手続きを実施する。これに疑いの余地はない」と述べた。

その上で、バイデン氏の準備は整っているように見えるとし、「これがアメリカ合衆国の偉大なところだ。極めて困難な時期でも、平和的に政権が移行されてきた」と述べた。

6234チバQ:2020/11/17(火) 10:33:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/ac85cc6b072912d8fdcaf6c2b445414eac28cb44?page=2
「ジョージア州が大変だ!」上院選挙の結果次第でバイデン氏は厳しい船出? 大統領選の勝利後も続く“選挙モード”〈AERA〉
11/17(火) 6:02配信
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AERA 2020年11月23日号より
 大統領選では民主党候補のバイデン氏が勝利したが、いまだ混沌とした状況が続いている米国。敗北を認めないトランプ大統領は、選挙に関する訴訟を起こしているほか、政権移行を阻む措置もとっている。また、大統領選でも接戦となった南部ジョージア州では、上院議員選挙の決選投票が来年1月に実施されることに。民主党がここで2議席を取って多数派になれないと、バイデン新政権は厳しい船出となりそうだ。AERA 2020年11月23日号では、いまだ「選挙モード」の米国の現状を取り上げた。

【写真】開票作業の中止を求めて叫ぶトランプ大統領の支持者の姿はこちら

※【トランプ氏の“政権移行妨害”が生んだ深刻な事態 「安全保障を犠牲にしてまで抗戦か」との報道も】より続く
*  *  *
 バイデン陣営は、混沌とした状況下、政権移行チームを形成し、ホワイトハウス入りの準備を進めている。それを支えるのは、彼に投票した有権者だ。バイデン氏が当選を確実にした11月7日夜(米東部時間)に行った勝利宣言が、その多様さを物語る。

「私たちは、歴史上最も幅広く多様な連合を組んだことを、誇りに思う。民主党、共和党、独立派、プログレッシブ、穏健派、保守派。若者、高齢者、都市部や郊外、地方に住む人、同性愛者、そうでない人、トランスジェンダー、白人、ラテン系、アジア系、米国先住民。特にこの選挙活動が停滞していたときに、アフリカ系米国人の共同体が私のために立ち上がってくれた」

■バイデン陣営は準備

 このように今夏、特に黒人や若者を行動することに目覚めさせた「ブラック・ライブズ・マター(BLM、黒人の命は大切だ)」運動にも言及した。

 バイデン氏はまず、大統領のスケジュールや面会する人物、人事を一手に引き受ける大統領首席補佐官に、前副大統領時代の副大統領首席補佐官だったロン・クレイン氏を任命した。クレイン氏はすぐにバイデン氏が誰と会い、どんな情報を得るのか、ホワイトハウスにいるのと同じ環境を作り上げる。これは重要な動きだ。

 カナダ、日本、韓国、オーストラリアといった同盟国の首脳ともいち早く電話会談を行った。同盟国を軽視するか、あるいは無視するトランプ政権の外交路線を改めて、協調路線を復活させるのが狙いだ。

6235チバQ:2020/11/17(火) 10:33:45
 11月9日には、専門家から成る新型コロナウイルス対策チームを形成したと発表。政権の四つの重点課題を、新型コロナ、経済再生、人種問題、気候変動とした。トランプ政権が脱退した国際的な枠組みにも素早く復帰する。21年1月20日の大統領就任初日に地球温暖化対策の枠組みであるパリ協定への復帰を宣言した。イラン核合意や世界保健機関(WHO)へも復帰する考えだ。

■上院をめぐり綱引き

 一方で、「ジョージア州が大変だ!」と、ワシントンの政界の関心は現在、上院の議席数に移っている。

 11月12日現在、100議席中、共和党がノースカロライナ州とアラスカ州の2議席を獲得して計50議席、民主党が計48議席(無所属2議席含む)。残すところ、ジョージア州での決選投票の2議席になっていて、現在は共和党候補が優位に立っている。そして来年1月5日のジョージア州の決選投票が上院の「多数派」を決する。なぜなら、両党が50議席ずつとなった場合、上院議長に就任するカマラ・ハリス次期副大統領の1票が民主党のものとなるからだ。

 しかし、ジョージア州の2議席が取れず、民主党が議会で多数派を取れなければ、バイデン氏の政権運営は、最初からミッチ・マコネル院内総務が率いる共和党上院に阻まれることになる。現在、民主・共和両党の大統領選のブレーンや活動家が雪崩を打つようにジョージア州に向かっている。

 マーガレット・ミッチェル作の小説『風と共に去りぬ』の舞台ともなった、黒人を始めとする人種差別の土壌が根強く残るジョージア州で、民主党が2議席も取るという、地殻変動は起きるのか。1月20日の次期大統領就任式直前まで、目が離せない「選挙モード」が続く。(ジャーナリスト・津山恵子(ニューヨーク))

※AERA 2020年11月23日号より抜粋

6236チバQ:2020/11/18(水) 09:06:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/611effb1038beb3baf88ba418228173f0a208cf3
大統領上級顧問にドニロン氏 ホワイトハウスに側近登用 バイデン氏
11/18(水) 8:20配信
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 【ワシントン時事】米大統領選で勝利を確実にした民主党のバイデン前副大統領の政権移行チームは17日、大統領上級顧問に側近のマイク・ドニロン氏を充てるなど9人のホワイトハウス高官人事を発表した。

 
 副大統領時代からバイデン氏を支えるドニロン氏は大統領選で陣営の参謀としてスピーチ作りなどを手がけた。同じく腹心で副大統領首席補佐官を務めたスティーブ・リケッティ氏は大統領顧問に。既に首席補佐官への起用を発表したロン・クレイン氏とともにホワイトハウスの要職を側近で固めた。

 また、選対本部長を務めたジェニファー・ディロン氏は大統領次席補佐官に起用。黒人議員連盟の元会長セドリック・リッチモンド下院議員は、渉外担当の上級顧問に就く。

6237名無しさん:2020/11/18(水) 21:47:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/304268034d23d38c0b96833f904e4a80588af056
トランプ氏が「駆け込み」外交 次期政権に影響の恐れ
11/18(水) 19:16配信

 大統領選に敗れたトランプ米大統領が、任期切れを前に「駆け込み」外交を展開し始めた。国防総省は17日、アフガニスタンとイラクの駐留米軍を削減すると発表。18日にはポンペオ国務長官がイスラエルのゴラン高原などを初訪問する予定だ。政権のレガシー(後世に残る功績)作りを狙ったものとみられるが、拙速な動きが混乱を広げ、バイデン次期政権の外交に影響を与える恐れもある。

 ミラー米国防長官代行は17日、国防総省で記者団に対し、アフガニスタンの駐留米軍を現在の約4500人から2500人に削減すると表明。イラク駐留米軍も約3千人から2500人に減らす。期限はトランプ氏の任期が切れる来年1月20日直前の同月15日とした。

 米国はアフガニスタンの反政府勢力タリバーンとの今年2月の合意に基づき、駐留米軍を段階的に撤退させてきたが、タリバーンは再び戦闘を激化させ、和平の道筋は見えていない。トランプ氏は「終わりなき戦争を終わらせる」との公約を掲げるが、強行すれば「テロの温床」に逆戻りしかねず、トランプ氏から9日に解任されたエスパー前国防長官や軍高官らは撤収に懸念を示していた。

 下院軍事委員会の共和党トップのソーンベリー下院議員は17日、「テロ多発地域からの米軍の追加削減は誤り」と批判。上院共和党トップのマコネル院内総務は「今後数カ月、国防や外交政策で極めて重大な変更をしないことが重要」と記者団に語った。米メディアによると、バイデン氏側とは調整していないという。

 アフガニスタンに部隊が駐留する北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長も「性急で、バラバラな形での撤収の代償はとても大きい」と述べ、同国がテロの温床になったり、過激派組織「イスラム国」(IS)が勢いづいたりする恐れがあると警鐘を鳴らした。

朝日新聞社

6238名無しさん:2020/11/19(木) 21:00:26
変な人の記録

https://news.yahoo.co.jp/articles/a5971ea775eecbbfccc438896eb798c0b9d4c4f8
北村晴男弁護士 米国大統領選をめぐるジュリアーニ氏の発言に「面白くなってきた」
11/19(木) 12:59配信

 弁護士の北村晴男氏(64)が19日、ツイッターを更新。混迷を極める米国の大統領選で、大規模な不正があったと主張するトランプ大統領の弁護士・ジュリアーニ氏の動画を引用し「こりゃ面白くなって来た!」と投稿した。

 ジュリアーニ氏は「不正選挙がなぜバレたか教えよう。トランプの獲得票数は彼らの想定以上だった。それを上回るために、真夜中に大量の偽造票を投入しなければならなくなったからだ」といった趣旨の発言をしている。

 トランプ大統領は、現役大統領として過去最高の7100万票を獲得したが、バイデン氏はこれをさらに大きく上回る7800万票を獲得した。トランプ側は最高裁まで持ち込む作戦だが、果たして切り札はあるのか。

東京スポーツ

6239とはずがたり:2020/11/20(金) 00:31:47
日本のトランプ支持者に不都合な事実
https://news.yahoo.co.jp/byline/takahashikosuke/20201118-00208362/
高橋浩祐 | 国際ジャーナリスト
11/18(水) 6:30

日本には熱烈なトランプ支持者がいる。

そのような人は、総じてアメリカ大統領選挙で不正があったことを信じて疑っていない。全州の結果がすでに判明し、バイデン前副大統領が勝利したのにもかかわらず、トランプ再選を信じている人が少なくない。

右派のネット界隈からは「中国に対抗できるのはバイデンでなく、トランプだけだ」「バイデンが大統領になれば、オバマ政権時代の対中融和路線に回帰しかねない」といったトランプ再選願望の声が聞こえてきている。

つまり、トランプ大統領が再選されれば、アメリカは引き続き、中国に対してタフな姿勢で臨み、日本は安心できるというわけだ。

●トランプ大統領は香港の民主主義や人権問題で及び腰
しかし、トランプ大統領は香港の自由や民主主義、人権の問題で、中国に対してひどく弱腰だった面があったことを忘れてはならないだろう。日本の保守層のトランプ支持者にとっては不都合な事実だろう。

国家安全保障担当の米大統領補佐官だったジョン・ボルトン氏は自らの著書『ジョン・ボルトン回顧録 トランプ大統領との453日』の中で、トランプ大統領が香港のデモについて、「私は関わりたくない」「米国も人権問題を抱えてるからな」と述べたことを明らかにしている。

そして、2019年6月18日の習近平国家主席との電話会談で、トランプ大統領は貿易とファーウェイについて協議したほか、香港で起きていること(=抗議デモ)を見たと伝えた。そして、あれは中国の国内問題であり、 ホワイトハウスの高官にはどんな形であれ、公の場で香港の問題を口にしないようにと命じている、とトランプ大統領は習氏に伝えたという。

これに対し、習氏は感謝して、香港で起きていることはまさに中国の内政問題であり、抗議デモの引き金になった逃亡犯条例改正案の目的は、 香港の法律の抜け穴をふさぎ、重大な犯罪行為に対処することだと述べた。また、習氏は、香港の安定と繁栄は米中双方にとって有益であり、その他の国も香港問題に干渉するべきではないと主張した。

これに対し、トランプ大統領は何と、おとなしく同意したという。

ボルトン氏は「これで香港の命運は米国の懸案事項リストから消えたも同然となった」と指摘している。

●トランプ、ウイグル人弾圧を理由とする中国制裁にも反対
さらに、ボルトン氏によると、米下院はウイグル人弾圧を理由とする中国への制裁法案を可決していたが、この種の制裁に対するトランプ大統領の反対は変わらなかったという。

ボルトン氏は、「中国における宗教の弾圧もまた、 トランプの懸案事項には含まれなかった。 弾圧の対象がカトリック教会であろうと法輪功であろうとトランプ大統領には影響しなかった。それはペンス副大統領やポンペオ国務長官、私の姿勢とは違ったが、トランプが決めることだった」と述べている。

さらに、2019年6月の大阪G20サミットでは、 通訳しか同席しないオープニングディナーの席で、習氏は新疆ウイグル自治区に強制収容所を建設するそもそもの理由をトランプ大統領に説明した。米国側の通訳によれば、トランプ大統領は「遠慮なく収容所を建設すべきだ。中国がそうするのは当然だと思う」と答えたという。

総じてトランプ大統領は、米中貿易交渉でのディール(取引)を最優先させるため、香港の人権弾圧だろうが、ウイグル人の弾圧だろうが、宗教の弾圧だろうが、気に留めていなかったことがボルトン氏の回顧録で生々しく描かれている。

トランプ大統領は「私との会話は重要機密だ」と述べ、この回顧録の出版が守秘義務違反にあたると主張。アメリカ政府は6月、回顧録の出版差し止めを求めて提訴した。だが、裁判所は時間切れを理由に仮処分申請を却下し、回顧録は結果的に発売されている。

6240とはずがたり:2020/11/20(金) 00:32:04
>>6239
●バイデン氏「中国の乱用的な経済行動と人権問題に対処」
これに対し、バイデン氏は政権に就いたら、自由と民主主義という価値観を重視し、国際社会をリードしようとしている。米外交誌「フォーリンアフェアーズ」3月号掲載の論文「アメリカのリーダーシップと世界――トランプ後のアメリカ外交」で次のように書いている。

「香港からスーダン、チリからレバノンにいたるまで、人々は誠実な統治を求め、政治腐敗を嫌悪していることを改めてみせつけている。知らぬ間に大きな広がりをみせる政治腐敗は、抑圧や人権弾圧を加速し、権威主義の指導者たちに、世界の民主国家を分断に追い込むためのツールを与えている。しかし、この国を連帯させている価値のために立ち上がり、真に自由な世界をアメリカがリードすることを世界の民主国家が求めるのなら、トランプはその(連帯を求める)相手ではないだろう。彼は、権威主義国家の指導者の言うことを重視し、民主主義者への軽蔑を示してきた人物だ」

「アメリカは中国との接触を保つ必要がある。たしかに、アメリカや米企業からテクノロジーや知的所有権を盗むのが、中国のやり方かもしれないし、国有企業の不公正な優位を支え、未来の技術と産業を支配するために補助金を出している。しかし、この課題に対処していくもっと効果的な方法は、中国の乱用的な経済行動と人権問題に対処するために、同盟国やパートナーとの共同戦線をまとめることだ」

これらの言葉通り、バイデン氏の対中政策は、国際協調や人道主義を掲げ、人権問題や領土紛争で中国の「戦狼外交」と言われる好戦的な強硬外交と対峙していくことになる。

日本の保守層も重視する中国の人権問題について言えば、価値観外交を掲げ、欧州や日本、豪州などとの国際協調路線を強化するバイデン氏の方が、ディール外交のトランプ氏よりも中国にタフになることは間違いないだろう。


高橋浩祐
国際ジャーナリスト
英軍事専門誌ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー東京特派員。ホリプロ所属。令和元年度内閣府主催「世界青年の船」日本ナショナルリーダー。ハフポスト日本版前編集長。元日経CNBCコメンテーター。1993年慶応大学経済学部卒、2004年米コロンビア大学大学院ジャーナリズムスクールとSIPA(国際公共政策大学院)を修了。朝日新聞やアジアタイムズ、ブルームバーグで記者を務める。北朝鮮関連専門ニュースサイトのNK Newsや論座、文春オンライン、産経新聞のJapan Forward、東洋経済オンライン、ビジネスインサイダー日本版、英紙ガーディアン、シンガポールのザ・ストレーツ・タイムズ紙等にも記事掲載。

6241名無しさん:2020/11/20(金) 10:54:36
変な人の記録

https://news.yahoo.co.jp/articles/eb1ac34a9b255b975f6e15b0e15bde068e3ffcc8
百田尚樹氏 トランプ氏に苦言の赤羽国交相を批判「不正が明らかになったらどうする」
11/9(月) 20:30配信

 作家の百田尚樹氏が8日付ツイッターで、米大統領選挙で不正があったと訴えている共和党のトランプ大統領に苦言を呈するツイートをした公明党の赤羽一嘉・国土交通大臣に対して「不正が明らかになったら、彼はどうするつもりだろう」と糾弾した。

 赤羽国交相は「開票作業に不正を訴え、『絶対認めない』と現職大統領が息巻く姿に、一体全体どこの独裁国家のお話!?と呆れているのは私だけでしょうか!?民主主義のお手本は、今いずこ?悲しすぎますね」とツイート後、SNS上などで批判の声が上がる中で投稿を削除した。

 この見解を受け、百田氏は「アメリカ大統領選挙史上、最も大規模な不正疑惑の事象が現れた選挙に対し、大統領が不正を訴えると、独裁者呼ばわりか…。もし、不正が明らかになったら、彼はどうするつもりだろう」と赤羽氏を批判した。

 さらに、百田氏は8日付投稿で「今回の米大統領選は野球で例えると、アウトのタイミングだった走者がタッチをかいくぐり、審判がホームインを認めた感じかな」と指摘し、「多くの観客の目にはアウトと見え、監督もチャレンジしようとしているが、テレビの実況アナも解説者も『セーフだ』と言い張り、スロー再生も行われていない状況」と私見をつづった。

 また、同氏は連続投稿。「ちなみに、ホームインした走者は一人なのに、得点ボードには2点が入り、逆転サヨナラとなって、勝ったチームは監督を胴上げしている状況です」と“解説”した。

 その流れを受けて、百田氏は9日午前0時38分に新規投稿。「『投票する者は何も決定できない。投票を集計する者がすべてを決定する』これ、誰の言葉か知ってますか?2000万人を粛正した20世紀最大の独裁者、スターリンの言葉です」とツイートした。

 米大統領選挙は民主党のバイデン候補が当選確実となって勝利宣言し、日本の菅義偉首相や欧州各国などの首脳から祝福のメッセージが送られている。一方のトランプ陣営は選挙に不正があったと主張し、集計の差し止めなどを求める訴訟を全米で展開しているが、現時点では「十分な根拠がない」として次々に退けられている。

6242名無しさん:2020/11/20(金) 11:07:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/df04aa10eb7db5282d129ff036d8e607d1db5f07
ジョージア州で再集計完了、バイデン氏勝利を確認 大規模不正なし
11/20(金) 11:05配信

(CNN) 米ジョージア州は20日までに、僅差(きんさ)となった大統領選の再集計作業を完了したと明らかにした。州務長官事務所が報道向けに発表した。

再集計の結果、得票数はバイデン前副大統領がトランプ大統領を1万2284票上回った。バイデン氏の票数は再集計前よりわずかに減少した。

州当局者は再集計に当たり、大規模な不正や不規則な事象は存在しなかったと繰り返し強調した。

ジョージア州は州法に基づき、選挙結果を20日までに認証するよう義務付けられていた。

6243チバQ:2020/11/20(金) 15:43:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/de0fdae5aaa31dce7e1a03a7d51a5cc6691d498e
大統領選再集計のジョージア州、バイデン氏勝利を発表
11/20(金) 13:57配信
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ジョー・バイデン氏の人物像
 【ワシントン=黒瀬悦成】米大統領選で勝利を確実にした民主党のバイデン前副大統領と共和党のトランプ大統領の得票が僅差に終わった南部ジョージア州は19日、得票を再集計した結果、バイデン氏が勝利したと発表した。バイデン氏の得票はトランプ氏を1万2284票上回った。

【表】米大統領選今後のシナリオは

 同州選管は20日に選挙結果を確定させる予定。トランプ陣営は、確定後も再々集計を求めることができるため、最終決着がずれ込む可能性もある。

 当初の集計はバイデン氏が上回っていたが、得票率の差が0・5ポイント以下だったため、州法に従い約500万票を6日間にわたり手作業で再集計した。その過程で約5800の未集計の票が見つかり、トランプ氏がわずかに得票差を縮めたが、逆転には至らなかった。

 ジョージアは伝統的な共和党の地盤で、大統領選で民主党が制したのは1992年に当選したクリントン候補以来となる。

 トランプ氏は19日、ツイッターに「ジョージアで未集計の票が見つかった」と書き込み、結果が逆転すると主張していた。

 トランプ陣営は18日、バイデン氏が勝利した中西部ウィスコンシン州でも民主党の地盤とされる2郡で得票の再集計を申し立てた。同州選管は12月1日までに結果を確定させる。選挙専門家の間では、再集計で選挙結果が覆る可能性は低いとの見方が支配的だ。

 一方、バイデン氏は19日、東部デラウェア州で記者会見し、トランプ氏が政権移行の手続きに一切応じず、徹底抗戦の構えを続けていることを「完全に無責任だ」と非難した。

6244名無しさん:2020/11/20(金) 17:30:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/de0fdae5aaa31dce7e1a03a7d51a5cc6691d498e
大統領選再集計のジョージア州、バイデン氏勝利を発表
11/20(金) 13:57配信

 【ワシントン=黒瀬悦成】米大統領選で勝利を確実にした民主党のバイデン前副大統領と共和党のトランプ大統領の得票が僅差に終わった南部ジョージア州は19日、得票を再集計した結果、バイデン氏が勝利したと発表した。バイデン氏の得票はトランプ氏を1万2284票上回った。

 同州選管は20日に選挙結果を確定させる予定。トランプ陣営は、確定後も再々集計を求めることができるため、最終決着がずれ込む可能性もある。

 当初の集計はバイデン氏が上回っていたが、得票率の差が0・5ポイント以下だったため、州法に従い約500万票を6日間にわたり手作業で再集計した。その過程で約5800の未集計の票が見つかり、トランプ氏がわずかに得票差を縮めたが、逆転には至らなかった。

 ジョージアは伝統的な共和党の地盤で、大統領選で民主党が制したのは1992年に当選したクリントン候補以来となる。

 トランプ氏は19日、ツイッターに「ジョージアで未集計の票が見つかった」と書き込み、結果が逆転すると主張していた。

 トランプ陣営は18日、バイデン氏が勝利した中西部ウィスコンシン州でも民主党の地盤とされる2郡で得票の再集計を申し立てた。同州選管は12月1日までに結果を確定させる。選挙専門家の間では、再集計で選挙結果が覆る可能性は低いとの見方が支配的だ。

 一方、バイデン氏は19日、東部デラウェア州で記者会見し、トランプ氏が政権移行の手続きに一切応じず、徹底抗戦の構えを続けていることを「完全に無責任だ」と非難した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4291a57a153826a0556a5e5798d0214284e5d0ed
トランプ陣営、選挙結果覆すための戦略変更 法廷闘争の不発で
11/20(金) 13:08配信

[デトロイト/ウィルミントン(デラウェア州) 19日 ロイター] - トランプ米大統領の選対陣営は、法廷闘争で大統領選の結果を覆すシナリオが崩れつつある中、バイデン氏が勝利した激戦州の州議会共和党議員に介入を促し、有利な状況に持ち込む戦略にシフトしている。

戦略の変更については、事情に詳しい3人の関係者が確認した。接戦のジョージア州では手作業による再集計が完了し、バイデン氏の同州での勝利は変わらなかった。また、トランプ陣営は、ミシガン州でのバイデン氏の勝利認定に異議を申し立てる訴訟を撤回した。

バイデン氏は全米で選挙人306人を獲得、勝利に必要な270人を大幅に上回った。トランプ氏は232人にとどまった。

トランプ陣営は3日の大統領選以降、選挙結果に異議を申し立てる訴訟を少なくとも9件提起しているが、不発が続いている。アリゾナ、ジョージア、ペンシルベニアの裁判所はそれぞれ、開票作業に問題があったとのトランプ氏側の訴えを退けた。

トランプ陣営の高官はロイターに対し、激戦州の結果について不正を強く主張することで州議会の共和党議員に介入する気を起こさせ、州議会で選挙人を指名させるというのが今の戦略だと説明。

トランプ陣営は既に、バイデン氏が勝利したペンシルベニア州の連邦地裁に対し、結果には不正があり、共和党が多数派を占める州議会が同州の20人の選挙人を直接指名する必要があるとの判断を出すよう求めている。

各州で選出された選挙人は12月14日、正式な投票を行う。バイデン氏は選挙人団の投票で勝つと、合衆国憲法が定める期日の1月20日の正午に宣誓して大統領に就任する。

法の専門家はトランプ氏の「最後のあがき」が成果を生む可能性は低いと指摘する一方で、現職大統領による米国の民主主義体制に対する前例のない攻撃だと批判。

ミシガン州の関係筋によると、同州の州議会共和党指導部はトランプ氏の要請を受けて、20日にホワイトハウスを訪れる予定。

複数の著名な法律事務所はトランプ陣営の法廷闘争から手を引いており、トランプ氏の弁護士であるジュリアーニ元ニューヨーク市長が訴訟を指揮している。

ジュリアーニ氏は19日の記者会見で選挙結果を巡り追加提訴を予定していると明かし、票数を操作するための民主党による「全米レベルの陰謀」があったと主張した。ただ、証拠はないと認めた。州議会議員に介入を促す取り組みに関する質問には答えなかった。

6245名無しさん:2020/11/20(金) 17:35:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/b4b26d17e30715996574baa2837c2af3283e55aa
【米大統領選2020】 ジョージア州の再集計でもバイデン氏勝利
11/20(金) 12:28配信

【米大統領選2020】 ジョージア州の再集計でもバイデン氏勝利

米大統領選で19日、僅差のため手作業の再集計が行われていたジョージア州で、ジョー・バイデン次期大統領が1万2284票差で勝っていたことが確認された。大統領選の結果を受け入れていないドナルド・トランプ大統領の陣営は、20日の期限までにさらに再集計を要請する可能性がある。

ジョージア州のブラッド・ラッフェンスパーガー州務長官は、同州の全票を手作業で再集計した「歴史的」な作業の結果、同州での勝者があらためて確認されたと発表した。13日の時点で発表されていた得票数からトランプ氏が496票(全体の0.0099%)増やしたものの、バイデン氏はそれをなお1万2284票上回っており、同州での勝利が確認されたという。同州に割り当てられた選挙人は16人。

トランプ氏の得票数は246万2857票、バイデン氏は247万5141票だったという。州選管は、トランプ氏の票が496票増えたのは、当初の開票作業の人的ミスによるもので、大規模な不正ではないと説明した。フロイド郡は未集計の票が見つかったことについて、郡選管トップを解任したという。

州務長官の発表によると、得票数の差が0.5%のため、トランプ陣営は再集計を要求することができる。その場合は、投票用紙をスキャンし直すことで行われる。

ジョージア州の発表に先立ち、バイデン次期大統領はトランプ氏について、敗北を認めないその姿勢は、「私たちのこの国がどういうところなのか、ひどいメッセージを発している」と批判した。

全国の州知事とビデオ会議で会談していたバイデン氏は、トランプ氏は自分が勝てないことを十分承知しており、それにもかかわらず選挙に不正があったと主張し続けていると主張。「民主主義の機能について世界全体に、とてつもない悪影響」を与えると指摘した。また、トランプ氏は「アメリカの歴史で最も無責任な大統領の1人」として記憶されるだろう述べた。

トランプ陣営は敗れた複数の州で大掛かりな不正があったと主張し、再集計や一部の票の無効化などを求めて提訴を繰り返している。ほとんどの訴訟は裁判所で棄却されている。

バイデン氏が奪還したミシガン州(選挙人16人)では大都市デトロイトが含まれるウェイン郡で、票を認めるかをめぐって地元選管が紛糾(ふんきゅう)した。トランプ氏は共和党員の選管委員に直接電話して働きかけたほか、共和党の州議会議員をホワイトハウスに呼び寄せ、20日に協議する方針という。

6246名無しさん:2020/11/20(金) 17:35:29
>>6245

■選挙人制度そのものに挑戦か

全国的な得票数ではバイデン氏が590万票以上リードしているが、アメリカの大統領は全国的な得票数では決まらない。

各州の人口などをもとに割り当てられた選挙人計538人が、12月14日に各州で大統領候補に直接投票する。過半数270人の票を獲得した候補が当選する。

各州の選挙人は11月3日の大統領選の結果に沿って、自分の州で勝った候補に投票するのが通常の手続き。選挙結果を受けて、勝った側の党が選挙人を決める州もあれば、選挙前に各党が選挙人候補を指名し、選挙結果を受けて州知事が任命する場合もある。

通常の手続きでは、たとえばジョージア州の選挙人16人は全員がバイデン氏に投票する。11月3日の選挙の結果を受けて、選挙人538人のうち、306人がバイデン氏、232人がトランプ氏に投票する。

しかし、トランプ陣営は敗れた州のうち、共和党多数の州議会に働きかけることで、11月の選挙結果とは無関係に、トランプ氏に投票する選挙人を任命しようとしているのではないかと言われている。

連邦法によると、もしも州の有権者が「選択をしなかった」場合は、州議会が選挙人を選ぶことができることになっている。

ただし、有権者が「選択をしなかった」と立証するのは困難で、トランプ陣営はこれまでのところ大規模な不正があったと法廷で立証できずにいる。

一方でロイター通信はトランプ陣営の消息筋の話として、「州議会議員にもっとかかわってもらおうと、対象を絞った」作戦を進めようとしていると伝えた。

ただし、20日にホワイトハウスへ向かうミシガン州のマイク・シャーキー州議会上院議員(共和党)は、州議会が選挙人を任命するような事態にはならないと述べている。

各州は11月3日の投票結果を今後、数週間のうちに確定しなくてはならない。締め切りは州によって異なる。各州が投票結果を確定すると、トランプ氏が情勢をひっくり返すのは難しくなる。少なくとも3つの州で、選挙人全員が選挙結果を無視して、トランプ氏に投票しない限り、トランプ氏勝利とはならない見込み。

トランプ陣営は、共和党が州議会を押さえているミシガン、ウィスコンシン、ペンシルヴェニア各州などで、州議会に働きかける可能性がある。ウィスコンシン州ではすでに、部分的な再集計を要求している。

来年1月6日以降も過半数の選挙人を獲得する候補者が現れない場合、連邦議会は投票で決定する。下院が大統領を選出、上院は副大統領を承認する。

6247名無しさん:2020/11/20(金) 17:35:40
>>6246

■トランプ陣営の法廷闘争

19日午後には、トランプ陣営の訴訟戦略を指揮するルディー・ジュリアーニ弁護士が会見し、立証されていない陰謀論や不正選挙の主張を繰り返した。

ジュリアーニ氏は自分たちの法廷闘争が苦戦続きだという報道に強く反発し、マスコミは「大統領に対する不合理で病的な憎悪」をあらわにしていると述べた。

多くの法曹関係者は、トランプ陣営の法廷闘争が選挙結果を逆転させるようなことになはらないという見方を示している。これまでに陣営が提起した訴訟のほとんどは、裁判所で棄却されている。

トランプ氏はツイッターで、不正選挙の主張を繰り返し、法廷闘争が成功していると投稿し続けている。一方で、11月4日以降はほとんど公の場に出ていない。退役軍人を慰霊する祝日の式典に出席したほかは、新型コロナウイルスのワクチン開発について記者団に発表したのみ。

トランプ陣営の主張と各州の動きは次のとおり。

ジョージア州: 得票数差が0.5%未満だったため、州法にもとづき手作業による再集計で開票結果を監査した結果、バイデン氏勝利の結果は変わらないという結果が出た。共和党はこれに先立ち、20日に予定される開票結果確定を阻止しようと提訴したものの、州裁判所がこれを棄却した。

州選管は、トランプ氏の票が496票増えたのは、当初の開票作業の人的ミスによるもので、大規模な不正ではないと説明した。フロイド郡は未集計の票が見つかったことについて、郡選管トップを解任したという。

ミシガン州: ジュリアーニ弁護士は、同州で残る最後の訴えを取り下げたと明らかにした。重要な郡の投票結果の確定を食い止めようとしていたのだという。

大都市デトロイトを含むウェイン郡では、共和党員の選管委員2人がウェイン郡の開票無効化を要求。オンラインで中継されたこの会議で有権者が激しく反発したため、共和党の委員2人は開票結果の有効性を認めた。同郡の選管幹部によると、この共和党委員2人はその後さらに、開票認定を撤回しようとしたものの、この要求はすでに無効で、同郡の結果は確定したという。共和党委員の1人によると、結果確定の後にトランプ氏から電話があり、「私が大丈夫か尋ねてくれた」という。

民主党支持者や黒人有権者の多いデトロイトを要するウェイン郡では、バイデン氏が圧勝したとされる。ミシガン州全体では、約14万6000票差で勝った見通し。

アリゾナ州: 大都市の州都フィーニックスを含むマリコパ郡で、開票結果の再集計を求める州共和党の訴えを、同郡高裁が棄却した。

ペンシルヴェニア州: トランプ陣営は同州で自分たちの立会人が開票の適正な監視を阻止されたと提訴していたが、これを17日にいったん取り下げた。陣営はその後あらためて、訴えの提起を認めるよう州最高裁に求めている。

ネヴァダ州: トランプ陣営は州地裁に、不正投票を理由に開票結果を無効とし、トランプ氏を勝者と宣言するよう提訴した。

ウィスコンシン州: トランプ陣営の費用負担で部分的再開票を要求。地元選管は、バイデン氏勝利の結果は変わらないだろうとしている。

(英語記事 US election 2020: Biden says Trump denial 'sending horrible message')

(c) BBC News

最終更新:11/20(金) 14:42
BBC News

6248名無しさん:2020/11/20(金) 17:36:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/88f7c7012ab7d151d1d19d617d334c781980f1da
トランプの娘イヴァンカも始めた、右派「検閲なし」SNSの人気が急上昇
11/20(金) 16:00配信

<「自由な発言」の検閲を拒否するソーシャルメディアアプリ「パーラー」に、右派の政治家や活動家が続々集結中>

アメリカの保守派の政治家や支持者の間で人気が急上昇しているSNS「パーラー」に、最近ドナルド・トランプ米大統領の長女イヴァンカがアカウントを開設した。

大統領上級顧問で実業家でもあるイヴァンカ・トランプは17日、自分のツイッターの1000万人のフォロワーに対して、パーラーでアカウントを作ったことを告知した。パーラーは、iOSとアンドロイドの両方で、アメリカ国内の11月のアプリダウンロードランキングのトップになっている。

18日時点で、イヴァンカはまだパーラーのアカウントには投稿していないが、アカウント開設から5日間ですでに20万人のフォロワーを集めている。

パーラーは、検閲に対して強く反発し、「言論の自由」を守ると主張して大統領選の今年、注目を集めている。

トランプ大統領の次男エリックは今年5月27日にパーラーを開始し、これまでに160万人のフォロワーを集めている。エリックの妻ララも5月に始めて、77万4000人のフォロワーがいる。トランプの次女ティファニーは、6月に開始して15万3000人のフォロワーがいる。トランプの長男ドナルド・トランプ・ジュニアは、現時点ではパーラーの公式アカウントは見当たらず、ツイッターで投稿を続けている。

<富豪の投資家が出資>

今月の大統領選で敗北したトランプ陣営もパーラーで投稿を続けているが、トランプ大統領自身の個人アカウントは見当たらない。

ウォール・ストリート・ジャーナルの報道によれば、パーラーは富豪のヘッジファンド投資家ロバート・マーサーとその娘のレベッカ・マーサーの出資で設立された。マーサー父娘は、保守派の政治活動やニュースサイトへの出資でよく知られている。

父ロバートは、2018年にフェイスブックからの個人情報を不正取得した疑惑が持ち上がり業務停止したコンサルティング企業ケンブリッジ・アナリティカの主要な出資者だった。また保守派のコメンテーターでラジオ番組ホストのダン・ボンジーノも、パーラーに出資したことを明らかにしている。

<「意見表明は違法ではない」>
17日のFOXニュースに出演したパーラー創業CEOのジョン・メッツェは、このSNSが自由な議論を可能にする「コミュニティーの街の広場」だと売り込んだ。他のソーシャルメディアは、人々に発言の機会を与えるパーラーを「恐れる」だろうと語った。

さらにパーラーに過激な意見を持つ人物が集まっていることも擁護した。今のパーラーは保守派の政治家の拠点となっているが、創業当初は主流のSNSから投稿を禁止されたり制限されたりした人物が集まっていたという。

「公の場では常に人々がいかれたことを言っている。誰しもが意見を持ち、そのなかには普通ではない意見もある」とメッツェは語った。

「しかし普通ではない意見を持つことは違法ではない。自らの考えを表すことも違法ではない。そして、特定の候補者を支持しようがしまいが、気候変動を信じようが信じまいが、そのことでネット上で沈黙するべきではない」とも語った。

パーラーには当初、極右グループ「プラウド・ボーイズ」創設者のギャビン・マッキネスや、極右政治家のローラ・ルーマー、保守派パーソナリティーのケイティー・ホプキンズなどが参加していた。

今では、フェイスブックやツイッターから検閲を受けているという不満を持つ政治家から、徐々にツイッターに代わるソーシャルメディアとみなされるようになっている。FOXニュース司会者のショーン・ハニティーや、共和党のデビン・ヌネス下院議員、テッド・クルーズ上院議員など保守派の大物が盛んにパーラーを宣伝している。

ジェイソン・マードック

6249名無しさん:2020/11/21(土) 10:08:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c2f3d2036c74a3b3533ff13afcba446285d864a
トランプの「ブッシュvsゴア裁判」への言及、元大統領らが反発
11/16(月) 8:30配信

大統領選での敗北が確実となったドナルド・トランプ米大統領の支持者たちは、その結果を覆すため、勝算の薄い努力への信頼度を高めようと、「ブッシュ対ゴア」裁判を頻繁に引き合いに出している。

連邦最高裁が2000年の大統領選の結果について下した画期的な判断は、共和党候補だったジョージ・W・ブッシュに勝利をもたらした。

トランプ大統領の選挙対策本部で法務顧問を務めるジェナ・エリス、共和党の下院議員3人(クレイ・ヒギンズ:ルイジアナ州、バーン・ブキャナン:フロリダ州、ジェイソン・スミス:ミズーリ州)はツイッターで、「ブッシュ対ゴア」裁判を例に挙げ、選挙結果を巡る法廷闘争が長期化したことは「前例がないわけではない」と主張している。

一方、ブッシュ政権の当時のキーパーソンたち(元大統領本人を含む)は、すでに今回の選挙の勝者は民主党のジョー・バイデンであると認めており、トランプ周辺による「比較」に拒否感を示している。

2000年の選挙でブッシュ選挙参謀を務めたカール・ローブは米紙ウォール・ストリート・ジャーナルの論説で、バイデン勝利の結果が「覆ることはない」と明言。ブッシュ政権(2期目)の国務長官だったコンドリーザ・ライスも、元大統領の弟ジェブ・ブッシュ(2000年当時はフロリダ州知事)も、バイデンに祝福の言葉を送っている。

当時の裁判で弁護士を務めたデビット・ボイス(ゴア陣営)とテッド・オルソン(ブッシュ陣営)はいずれも、米紙ワシントン・ポストの論説で、2000年と今回の大統領選の比較を退け、「バイデンが大統領になる…それが明らかな結果だ」と述べている。

2人は2000年の裁判について、(投票総数がおよそ600万票だった)フロリダ州で、537票差というあまりにも僅差の結果だったために行われたものだと説明。今回はバイデンが一部の州でトランプに1万票以上の差を付け、結果として選挙人の半数(270人)以上を獲得したことを指摘している。

さらに、トランプが起こす訴訟については、法曹界にはあまり賛同する声はなく、「避けようのない結果の確定を遅らせるだけだろう」と述べている。

米国民の8割が「バイデン勝利」の見方
「ブッシュ対ゴア」裁判でオルソンとともに共和党側の弁護士を務めたベン・ギンズバーグも、前出の2人の意見に賛同している。米公共放送PBSに対し、「大規模な不正があったというトランプの主張を支持する「証拠はない」と指摘。

また、トランプが問題視している一部の州での郵便投票の受付期間の延長についても、最高裁が最終的に選挙結果を覆す根拠になるだけの十分な票数が関与していないと述べている。

国民の8割が「バイデン勝利」と認識

11月10日にロイターとイプソスが発表した世論調査の結果によると、米国民の79%が、今回の選挙で勝利したのはバイデンだとみている。結果は確定していないとする人は13%、トランプ勝利とする人は3%だ。

また、同月14日までに、共和党員の知事5人、上院議員5人、下院議員10人が、バイデンを勝者と明確に認めている。一方、上下両院の共和党員の大多数は、訴訟を起こすトランプを支持、または沈黙を守っている。

ただ、デンバー・リッグルマン下院議員(バージニア州)とクリス・クーンズ上院議員(デラウェア州)は、多くの共和党所属の議員はすでに、個人的にはバイデンの勝利を受け入れていると発言。クーンズ議員はさらに、避けようのない結果が明確になれるにつれて、より多くの議員が同じ考えを明らかにするとの見方を示している。

Andrew Solender

6250名無しさん:2020/11/21(土) 10:09:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/e468619829168d967a8921633f09e683df43e921
トランプ政権、移行期間中に死刑執行 131年続いた伝統を無視
11/20(金) 20:32配信

【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が大統領選での敗北を認めない中、トランプ政権は19日、131年間続いた伝統を破って政権移行期間に死刑を執行した。

 米司法省の発表によると、アフリカ系米国人のオーランド・ホール(Orlando Hall)死刑囚は19日夜、インディアナ州の刑務所で薬物注射による死刑を執行された。同死刑囚は16歳の少女を誘拐しレイプ後に殺害したとして1995年に有罪となり、死刑判決を受けていた。

 米最高裁の判事9人のうち、トランプ氏が10月下旬に指名したエイミー・コニー・バレット(Amy Coney Barrett)判事ら保守派6人が執行を認める判断を下し、執行停止の申し立ては却下された。バレット氏にとっては初の死刑判断となった。

 米連邦レベルでの死刑執行は、今年7月に17年ぶりに再開されてから8人目。トランプ政権は12月末までにあと2人の死刑執行を予定している。

 米国ではこれまで131年間、任期終了間近のレームダック(死に体)政権は新政権発足までの移行期間の死刑執行を控え、次期政権に執行の判断を委ねるのが伝統だった。大統領選で勝利を確実にしている民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領は、死刑反対派だ。

 今回の死刑はまた、新型コロナウイルス流行で刑務所内に感染者が多数出ていることから、各州政府が州裁判所での死刑執行を事実上中止している中で執行された。【翻訳編集】 AFPBB News

6251名無しさん:2020/11/22(日) 18:13:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/cea5e24dbc8e48eee9951cec09f04d35afdd6ecc
米ペンシルベニア州、連邦地裁もトランプ陣営の訴えを棄却
11/22(日) 11:25配信

(CNN) 米大統領選の結果をめぐり、トランプ大統領の陣営がペンシルベニア州の郵便投票約700万人分を無効とするよう連邦地裁に求めていた訴訟で、同州の連邦地裁判事は21日、陣営側の主張を退ける判断を下した。

トランプ陣営は3日の大統領選以来、各地で不正選挙を主張する訴訟を起こしてきたが、勝訴したのはごく少数の票をめぐる2件のみ。これまでに退けられたり、取り下げたりした訴訟は合わせて30件目となった。

陣営側は事実上、同州の連邦地裁に最後の希望をかけていたといえる。

判事は共和党支持の立場で知られる人物だ。しかし判決では、トランプ陣営が求める差し止め命令は700万人近い有権者から選挙権を取り上げることを意味すると指摘。過去の選挙でこれほど大量の票の無効化が求められた例はないが、原告側はその法的根拠となる事実を示すことができなかったと断じた。

さらに、陣営の主張は論拠に乏しく推測にすぎないと述べ、有権者1人の票さえ無効とする理由にはならないと批判した。

ペンシルベニア州の各郡は23日に集計結果を認定する予定。判事は、問題をこれ以上引き延ばせば「解決を不当に遅らせることになる」と強調した。

6252名無しさん:2020/11/22(日) 18:14:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/15bebf15be8d23d7c57a23da6ed2940ecc8cffcc
【米大統領選2020】 米共和党、ミシガン州でバイデン氏勝利の認定延期を要求
11/22(日) 10:50配信

米与党・共和党は21日、野党・民主党のジョー・バイデン次期大統領がミシガン州の大統領選で勝ったという結果の認定を2週間延期するよう、同州選挙管理委員会に求めた。同州政府はただちに、それは違法だと反論した。同州では結果認定の締め切りが23日に迫っている。バイデン氏は15万4000票差で同州で勝ち、選挙人16人を獲得する見通しで、全国の選挙人538人のうち306人を獲得したとされている。

共和党のロナ・マクダニエル全国党委員長とローラ・コックス州共和党代表はミシガン州選管への手紙で、同州の集計結果の認定を23日の締め切りから2週間延期するよう求めた。大都市デトロイトを含むウェイン郡で、大規模な「不正」があったと証拠の提示なく主張し、同郡の再集計を要求した。デトロイトは黒人の有権者が多く、その大半が民主党支持者。

これに対してミシガン州の州務省はただちにこれに反論し、認定の締め切り延長は州法違反になると拒否した。また、選挙に勝ったのは自分で大規模な不正投票があったとするドナルド・トランプ大統領の主張や、それを擁護する地元共和党の訴えを、「まったく根拠がない」と否定している。

共和党員2人と民主党員2人の委員からなる同州選管は23日に会合し、選挙結果を認定する予定。同委員会の判断は同州の州務長官と州知事による承認が必要で、ミシガン州ではその2人とも民主党所属のため、相当の理由がなければ認定を遅らせる可能性は低い。

バイデン氏が15万4000票差で奪還したミシガン州の結果認定については17日にも、ウェイン郡の票認定をめぐり地元選管が紛糾(ふんきゅう)した。トランプ氏は共和党員の委員に直接電話して働きかけたほか、共和党の州議会議員をホワイトハウスに呼び寄せた。

これを受けて20日にホワイトハウスでトランプ氏と会談した州議会議員のうち、マイク・シャーキー上院院内総務(共和党)とリー・チャットフィールド下院議長(同)は同日夜に声明を発表し、「現職大統領にホワイトハウスに招かれれば、それが誰だろうと応じる」とした上で、「ミシガンの選挙結果を変えるような情報を、我々は得ていない」と書いた。両氏はさらに、「我々はこの選挙中に一貫して言い続けたように、法律に従い、ミシガンの選挙について通常の手続きに従う」と表明した。

20日にはトランプ陣営が同様に不正を主張するジョージア州でも、州法にもとづく再集計の結果、バイデン氏が勝ったと州政府が認定した。ジョージア州の知事と州務長官は共和党所属。

バイデン氏は、当選に必要な選挙人270人以上を獲得した情勢。さらに全国の得票数ではトランプ氏に600万票近い差をつけている。

一方のトランプ氏と共和党は、この結果は大規模な不正によるもので、圧勝したのはトランプ氏だと主張し続けている。トランプ陣営や共和党関係者が各地の法廷でも訴訟を提起しているものの、ペンシルヴェニア州連邦地裁への提訴をはじめ、そのほとんどが証拠不十分などの理由で訴えが棄却されたり、原告が訴えを取り下げたりしている。

こうした混乱のなか、トランプ氏は政権移行手続きの開始を認めず、そのためバイデン陣営は通常ならば政権移行チームが利用できるはずの連邦政府の施設や予算を使えずにいる。また、次期大統領をはじめ次期政権チームに共有されるはずの機密情報など重要情報を得られずにいる。新型コロナウイルスのワクチン供給計画に関する情報も得られていないとして、バイデン氏は人命にかかわりかねない事態だと批判している。

他方でツイッター社は21日、合衆国大統領の公式アカウント「@POTUS」を来年1月20日にバイデン氏に引き渡すと発表した。トランプ氏のツイートはほとんどが個人アカウントからのもので、この大統領アカウントではない。ただしツイッター社は、これまでトランプ氏のツイートが同社の利用規約に違反しても、アメリカ大統領だからという理由で特例扱いしてきたが、今後民間人に戻れば他のアカウントと同様に扱う可能性を示唆している。

6253名無しさん:2020/11/22(日) 18:15:04
>>6252

■トランプ陣営は州議会に働きかけ

全国的な得票数ではバイデン氏が約600万票リードしているが、アメリカの大統領は全国的な得票数では決まらない。

各州の人口などをもとに割り当てられた選挙人計538人(連邦上下両院の定数合計に、首都ワシントンの代表3人を加えたもの)が、12月14日に各州で大統領候補に直接投票する。過半数270人の票を獲得した候補が当選する。バイデン氏が獲得した選挙人は306人、トランプ氏は232人となっている。

各州がそれぞれの選挙結果を認定する最終期限は、12月8日。

これを受けて各州の選挙人が12月14日に首都ワシントンに集まり、大統領候補に直接投票する。この投票結果を1月6日に連邦議会の上下両院合同本会議が開票し、その時点で次期大統領が正式に決まる。

各州の選挙人は11月3日の大統領選の結果に沿って、自分の州で勝った候補に投票するのが通常の手続き。選挙結果を受けて、勝った側の党が選挙人を決める州もあれば、選挙前に各党が選挙人候補を指名し、選挙結果を受けて州知事が任命する場合もある。

通常の手続きでは、たとえばミシガン州の選挙人16人は全員がバイデン氏に投票する。11月3日の選挙の結果を受けて、選挙人538人のうち、306人がバイデン氏、232人がトランプ氏に投票する。

しかし、トランプ陣営は敗れた州のうち、共和党多数の州議会に働きかけることで、11月の選挙結果とは無関係に、トランプ氏に投票する選挙人を任命しようとしているのではないかと言われている。

連邦法によると、もしも州の有権者が「選択をしなかった」場合は、州議会が選挙人を選ぶことができることになっている。

ただし、有権者が「選択をしなかった」と立証するのは困難で、トランプ陣営はこれまでのところ大規模な不正があったと法廷で立証できずにいる。

トランプ陣営は今後もミシガン州のほか、共和党が州議会で多数のウィスコンシンとペンシルヴェニア両州で、州議会に働きかける可能性がある。ウィスコンシン州ではすでに、部分的な再集計を要求している。

米CBSニュースによると、トランプ氏はペンシルヴェニアの州議会議員と協議したい意向を示しているという。

(英語記事 US election: Michigan Republicans seek to delay vote certification)

(c) BBC News

最終更新:11/22(日) 11:14
BBC News

6254名無しさん:2020/11/22(日) 18:20:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/e300d8660bd446a26c714948a5d236afa1c59b9d
【米大統領選2020】 ジョージア州、バイデン氏の勝利を正式認定
11/21(土) 11:42配信

米大統領選でジョージア州の投開票責任者が20日、同州ではジョー・バイデン次期大統領が勝ったと、正式に認定した。同州ではバイデン氏とドナルド・トランプ大統領の票差が僅差だったため、すべての票を手作業で開票し直していた。さらに、トランプ氏がホワイトハウスに招いたミシガン州の州議会議員(与党・共和党)は、バイデン氏が勝ったという同州での選挙結果が覆るような情報は得ていないとして、「正常な手続き」を進めていくと声明を発表した。

ジョージア州によると、バイデン氏の得票数は247万4507票、トランプ氏は246万1837票。1万2670票差で同州のバイデン氏の勝利が確定した。

同州のブライアン・ケンプ知事(共和党)は同日、州法に従い、州務長官が認定した開票結果を州知事として承認すると記者会見で述べた。知事は、トランプ陣営が他の法的措置や別の再集計を求めることは可能だと付け加えた。CNNによると、知事はその後、認定書に署名したという。この結果、同州に割り当てられた選挙人16人は12月、バイデン氏に投票することになる。

共和党員で、トランプ氏を「誇り高く支持している」という同州のブラッド・ラッフェンスパーガー州務長官は記者団に対して、「自分の政党が負けたのは残念」だが、「数字はうそをつかない」と述べた。

ラッフェンスパーガー氏は、「数字はうそはつかないというのをモットーに、自分は生きている。州務長官として、本日発表した数字が正確だと確信している」と述べた。

ジョージア州の再開票は、票差が僅差だったため、州法の規定にもとづいて行われた。

大統領選において同州で民主党候補が勝つのは、1992年のビル・クリントン氏以来。

トランプ陣営のジェナ・エリス弁護士は、同州が不正票を数えていたと証拠を提示することなく主張していた。一方で、共和党員で同州の選管幹部ゲイブリエル・スターリング氏は米CNNに対して、再集計を通じてこれまで集計に含まれていなかった約6000票が発見され、バイデン氏のリードをいくらか狭めたものの、これは人的ミスが原因で、大規模な不正の結果ではないと述べた。米メディアによると、未集計の票が見つかったフロイド郡の選管担当者たちは解任されたという。

バイデン氏は来年1月20日に、第46代合衆国大統領に就任する見通し。

一方でこの日には、トランプ氏の支持者が各州で不正投票などを主張し提起している訴訟のうち3件が裁判所によって棄却された。トランプ氏は今も、圧勝したのは自分だったとして、不正選挙だったと主張している。

6255名無しさん:2020/11/22(日) 18:20:31
>>6254

■トランプ陣営は州議会に働きかけ

全国的な得票数ではバイデン氏が590万票以上リードしているが、アメリカの大統領は全国的な得票数では決まらない。

各州の人口などをもとに割り当てられた選挙人計538人(連邦上下両院の定数計535人に、首都ワシントンの代表3人の人数を加えたもの)が、12月14日に各州で大統領候補に直接投票する。過半数270人の票を獲得した候補が当選する。バイデン氏が獲得した選挙人は306人、トランプ氏は232人となっている。

今後は各州の選挙人が12月14日に首都ワシントンに集まり、大統領候補に直接投票する。この結果で、次期大統領が正式に決まる。

各州の選挙人は11月3日の大統領選の結果に沿って、自分の州で勝った候補に投票するのが通常の手続き。選挙結果を受けて、勝った側の党が選挙人を決める州もあれば、選挙前に各党が選挙人候補を指名し、選挙結果を受けて州知事が任命する場合もある。

通常の手続きでは、たとえばジョージア州の選挙人16人は全員がバイデン氏に投票する。11月3日の選挙の結果を受けて、選挙人538人のうち、306人がバイデン氏、232人がトランプ氏に投票する。

しかし、トランプ陣営は敗れた州のうち、共和党多数の州議会に働きかけることで、11月の選挙結果とは無関係に、トランプ氏に投票する選挙人を任命しようとしているのではないかと言われている。

連邦法によると、もしも州の有権者が「選択をしなかった」場合は、州議会が選挙人を選ぶことができることになっている。

ただし、有権者が「選択をしなかった」と立証するのは困難で、トランプ陣営はこれまでのところ大規模な不正があったと法廷で立証できずにいる。

バイデン氏が15万4000票差で奪還したミシガン州(選挙人16人)では、大都市デトロイトが含まれるウェイン郡で、票の認定をめぐり地元選管が紛糾(ふんきゅう)した。トランプ氏は共和党員の選管委員に直接電話して働きかけたほか、共和党の州議会議員をホワイトハウスに呼び寄せた。

20日にトランプ氏と会談した州議会議員のうち、マイク・シャーキー上院院内総務(共和党)とリー・チャットフィールド下院議長(同)は同日夜に声明を発表し、「現職大統領にホワイトハウスに招かれれば、それが誰だろうと応じる」とした上で、「ミシガンの選挙結果を変えるような情報を、我々は得ていない」と書いた。

両氏はさらに、「我々はこの選挙中に一貫して言い続けたように、法律に従い、ミシガンの選挙について通常の手続きに従う」と表明した。

各州は11月3日の投票結果を今後、数週間のうちに確定しなくてはならない。締め切りは州によって異なる。各州が投票結果を確定すると、トランプ氏が情勢をひっくり返すのは難しくなる。少なくとも3つの州で、選挙人全員が選挙結果を無視して、トランプ氏に投票しない限り、トランプ氏勝利とはならない見込み。

トランプ陣営は今後もミシガン州のほか、共和党が州議会で多数のウィスコンシンとペンシルヴェニア両州で、州議会に働きかける可能性がある。ウィスコンシン州ではすでに、部分的な再集計を要求している。

CBSニュースによると、トランプ氏はペンシルヴェニアの州議会議員と協議したい意向を示しているという。

6256名無しさん:2020/11/22(日) 18:20:41
>>6255

■「最も無責任な米大統領」

バイデン氏は19日、与野党の州知事たちとのバーチャル会議で、トランプ氏が敗北を認めず、政権移行の手続きも拒否していることについて、「この国の民主主義の機能について、とてつもなく害の大きいメッセージを世界に発信している」と批判し、トランプ氏が「アメリカ史上最も無責任な大統領の1人」として記憶されるだろうと述べた。

「どういう思考回路なのか、なかなか理解しがたいが」とバイデン氏は言葉を選びながら、「とんでもない真似をしている」と批判した。

これまでのところ野党・共和党の議員たちはおおむね、敗北を認めないトランプ氏を支持もしくは容認している。その中でミット・ロムニー上院議員(ユタ州選出)はツイッターで、トランプ氏が「州や地元当局にあからさまな圧力をかけ、国民の意思をなし崩しにし、選挙結果を覆そうとしている」と強い調子で非難。「現職のアメリカ大統領によるものとして、これよりひどい、これより非民主的なふるまいは、想像しにくい」と書いた。2012年大統領選で共和党候補としてバラク・オバマ大統領(当時)相手に敗れたロムニー氏は、これまでもたびたび党の大多数と別行動をとり、トランプ氏を批判したり、弾劾裁判でも有罪に賛成したりしている。

■トランプ陣営の法廷闘争

19日午後には、トランプ陣営の訴訟戦略を指揮するルディー・ジュリアーニ弁護士が会見し、立証されていない陰謀論や不正選挙の主張を繰り返した。

ジュリアーニ氏は自分たちの法廷闘争が苦戦続きだという報道に強く反発し、マスコミは「大統領に対する不合理で病的な憎悪」をあらわにしていると述べた。

多くの法曹関係者は、トランプ陣営の法廷闘争が選挙結果を逆転させるようなことになはらないという見方を示している。これまでに陣営が提起した訴訟のほとんどは、裁判所で棄却されている。

トランプ陣営の主張と各州の動きは次のとおり。

ジョージア州: 得票数差が0.5%未満だったため、州法にもとづき手作業による再集計で開票結果を監査した結果、バイデン氏勝利の結果は変わらないという結果が出た。共和党はこれに先立ち、20日に予定される開票結果確定を阻止しようと提訴したものの、州裁判所がこれを棄却した。この裁判長は昨年、トランプ氏に指名され就任した。

州選管は、トランプ氏の票が496票増えたのは、当初の開票作業の人的ミスによるもので、大規模な不正ではないと説明した。フロイド郡は未集計の票が見つかったことについて、郡選管トップを解任したという。

ミシガン州: ジュリアーニ弁護士は、同州で残る最後の訴えを取り下げたと明らかにした。重要な郡の投票結果の確定を食い止めようとしていたのだという。

大都市デトロイトを含むウェイン郡では、共和党員の選管委員2人がウェイン郡の開票無効化を要求。オンラインで中継されたこの会議で有権者が激しく反発したため、共和党の委員2人は開票結果の有効性を認めた。同郡の選管幹部によると、この共和党委員2人はその後さらに、開票認定を撤回しようとしたものの、この要求はすでに無効で、同郡の結果は確定したという。共和党委員の1人によると、結果確定の後にトランプ氏から電話があり、「私が大丈夫か尋ねてくれた」という。

民主党支持者や黒人有権者の多いデトロイトを要するウェイン郡では、バイデン氏が圧勝したとされる。ミシガン州全体では、約14万6000票差で勝った見通し。

アリゾナ州: 大都市の州都フィーニックスを含むマリコパ郡で、開票結果の再集計を求める州共和党の訴えを、同郡高裁が棄却した。

ペンシルヴェニア州: トランプ陣営は同州で自分たちの立会人が開票の適正な監視を阻止されたと提訴し、2000票以上の郵便票を無効にするよう求めたが、棄却された。同陣営は同州の連邦地裁に、実質的に州内すべての票を無効化して結果の認定を阻止するよう訴えたが、憶測のみで相当な証拠提示がないとして21日に棄却され、同じ訴えの再提起も禁止された。

ウィスコンシン州: トランプ陣営の費用負担で部分的再開票を要求。地元選管は、バイデン氏勝利の結果は変わらないだろうとしている。

(英語記事 US election 2020: Biden certified Georgia winner after hand recount)

(c) BBC News

最終更新:11/22(日) 10:08
BBC News

6257とはずがたり:2020/11/23(月) 15:40:39
トランプ氏弁護団は「国家の恥」、共和党の盟友が痛烈批判
2020.11.23 Mon posted at 14:20 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35162809.html?ref=rss

(CNN) 米国のトランプ大統領が大統領選の結果を覆そうとし続けていることについて、大統領の盟友だったニュージャージー州のクリス・クリスティー前知事が22日、無益な策略はもうやめるべき時だと進言した。

クリスティー前知事は、選挙に不正があったという証拠をトランプ大統領は何も示すことができず、弁護団は混乱状態にあると指摘、今は国家を優先させるべき時だと訴えている。

ABCの番組に出演したクリスティー氏は「もし不正の証拠があるのなら出すべきだ」と述べ、投票に不正があったという大統領の主張に同調しない共和党の知事を大統領の弁護団が中傷しているとして非難。「率直に言って、大統領の弁護団の振る舞いは国家の恥だ」と断じ、トランプ陣営のシドニー・パウエル弁護士が、共和党のブライアン・ケンプ・ジョージア州知事を非難している行為をやり玉に挙げた。

ジョージア州は20日に最終集計結果を確定させ、バイデン前副大統領が勝利したと発表した。これに対してトランプ陣営は21日、再度の集計を行うよう申し立てていた。

「これは弁護士として言語道断の行為だ」とクリスティー氏は述べ、「私はこれまでずっと大統領の支持者だった。私は大統領のために2度投票した。だが選挙には結果がある。まるで起きなかったことが起きたかのように行動し続けることはできない」と強調。「もしも証拠を出すことができないのであれば、それは証拠が存在しないということだ。最も大切にしなければならないのは国家だ。私が共和党員であり、自分の党を愛しているのと同じくらい、国家を優先しなければならない」と力説した。

共和党のメリーランド州知事ラリー・ホーガン氏も22日、CNNの番組の中でトランプ陣営を手厳しく批判し、「党内でもっと多くの人が声を上げないことを恥ずかしく思う」と語った。

「我々はかつて、世界中の選挙監視を行い、選挙に関しては最も尊敬されている国だった。それが今ではまるでバナナ共和国(訳注:政情が不安定な貧しい小国の意味)のように見え始めている。馬鹿げたことはもうやめるべき時だ」とホーガン氏は述べている。

この発言に対してトランプ大統領は22日、ホーガン知事は「RINO(「名ばかり共和党員」の意味)」だとツイートした。対するホーガン知事は大統領に対し「ゴルフをやめて敗北を認めよ」と迫った。

ホーガン知事は以前からトランプ大統領に対して批判的で、今年の大統領選挙では投票用紙に「ロナルド・レーガン」と記入すると宣言していた。

ホーガン知事やクリスティー前知事に加え、ポール・ミッチェル下院議員やスーザン・コリンズ上院議員、リサ・マコウスキー上院議員といった多くの共和党の大物議員が、正式な政権移行プロセスの開始を支持すると表明している。共和党のフレッド・アプトン下院議員も22日、円滑な政権移行プロセスの必要性を強調した。

6258名無しさん:2020/11/23(月) 16:00:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/6f3050b43abaf1907c163020312e812c7f4ea33f
米大統領選 トランプ陣営、集計機の不正めぐる陰謀論を展開した弁護士を弁護団から放逐 
11/23(月) 10:37配信

 【ワシントン=黒瀬悦成】米大統領選で敗北が確実となった共和党のトランプ大統領の陣営は22日、「選挙に不正があった」として訴訟攻勢を展開していた陣営の弁護団の一員だった女性のシド・パウエル弁護士について「トランプ弁護団の一員ではない」と言明し、実質的に絶縁したとする声明を発表した。

 パウエル氏は、弁護団長のジュリアーニ元ニューヨーク市長らと19日にワシントン市内で行った記者会見で、今回の大統領選をめぐり、共産国家のキューバとベネズエラ、中国の資金提供でトランプ氏の放逐を目指した「国際的な策謀」があったと主張した。

 同氏はまた、ドミニオン社などの集計システムによって大量の票がトランプ票からバイデン票に書き換えられたとし、さらには一連のシステムが数年前、ベネズエラのチャベス政権(当時)の不正選挙のために開発された技術を応用していると説明していた。

 同氏の主張に対しては、熱烈なトランプ支持勢力を除いては「荒唐無稽な陰謀論」との評価が定着しているほか、トランプ氏に近い保守派の論客からも「何一つ証拠が示されていない」として批判が相次ぐなど、弁護団の信頼性を大きく損ねる一因となっていた。

6259チバQ:2020/11/24(火) 08:49:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/66b7284b049623350b208ce8dc04db05b1d56820
バイデン氏、主要閣僚人事を発表 経験重視に回帰
11/24(火) 2:55配信

【AFP=時事】(更新)ジョー・バイデン(Joe Biden)次期米大統領は23日、主要閣僚人事を発表し、外交政策顧問を長く務めてきたアントニー・ブリンケン(Antony Blinken)氏を国務長官に、ジョン・ケリー(John Kerry)元国務長官を気候問題担当特使に指名した。ドナルド・トランプ(Donald Trump)政権下での混乱を経て、経験重視路線に回帰する人選となった。


 移民問題を統括する国土安全保障長官にはキューバ系弁護士アレハンドロ・マヨルカス(Alejandro Mayorkas)氏が指名された。中南米系の同長官指名は初めて。国家情報長官には、中央情報局(CIA)元副長官のアブリル・ヘインズ(Avril Haines)氏が女性として初めて指名された。

 4人はいずれもバイデン氏が副大統領を務めたバラク・オバマ(Barack Obama)前政権で要職を務めており、関連分野での経験が豊富だ。バイデン氏は「国家安全保障と外交政策では、少しの時間の無駄も許されない」と言明。「各人はそれぞれ、経験豊富で危機対応能力が実証済みであると同時に、革新的で想像力に富んでいる」と説明した。

 ブリンケン氏は国務長官として、トランプ政権の「米国第一」政策の迅速な解体を指揮し、パリ協定(Paris Agreement)や世界保健機関(WHO)、イランとの核合意への復帰などに取り組むことになる。

 さらに、米国の国際社会への積極的な関与再開を示す人事として、国連大使に職業外交官のリンダ・トマスグリーンフィールド(Linda Thomas-Greenfield)氏が、国家安全保障問題担当大統領補佐官にオバマ政権でバイデン氏の顧問を務めたジェイク・サリバン(Jake Sullivan)氏が指名された。

 閣僚人事は24日、正式に発表される予定。【翻訳編集】 AFPBB News

6260チバQ:2020/11/24(火) 15:23:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/ba6dd6f73f233611c086620c6c25d8ab744cd776
「あなたは男か女か」。トランスジェンダーの次期州上院議員、性別を聞く失礼な質問に見事な回答
11/24(火) 15:18配信

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ハフポスト日本版
サラ・マクブライド議員(2020年9月15日)

「あなたは男の子なのか、それとも女の子なのか?」――11月の選挙で、トランスジェンダーを公表する人物として初めて州上院議員に選ばれたサラ・マクブライド氏が、性別を聞いた質問に、3単語で返答した。

マクブライド議員がTwitterで公開したのは、DMでのやりとりだ。

「混乱しているのですが、あなたは男の子ですかそれとも女の子なんですか?」という質問に対して、マクブライド氏は「私は上院議員です(I’m a senator)」と答えている。

トランスジェンダーの人たちへの差別や侮辱、やめてほしい
トランスジェンダーの人たちに、本人が自認する性別以外の扱いをしたり、性別について詮索することは、ハラスメントや侮辱になる。

マクブライド氏は自らの性自認が女性であることを公表しているが、侮辱的な質問をされたことに対し、このような返信をしたとみられる。

トランスジェンダーを公表しているペンシルベニア州レイチェル・レヴィン保健省長官は7月、新型コロナウイルスの対策を続ける中で、自身の性自認に対する侮辱的な言動や攻撃が続いていると指摘。 

こういった侮辱や差別は、本人だけではなく多くのトランスジェンダーの人たちを苦しめ、さらに不寛容と差別の精神を広げているとして、差別的な言動を止めるよう訴えた。

多様な社会には、政治家の多様性が必要
「ヒューマン・ライツ・キャンペーン」の広報官だった時のマクブライド氏(2018年10月18日)

マクブライド氏は11月の選挙で、デラウェア州の上院議員に選ばれた。

トランスジェンダーを公表する人物が州議会上院議員に選ばれるのはアメリカで初めてで、オープンリートランスジェンダーとして、アメリカで最も高い地位の政治家になる。

マクブライド氏は当選が確実になった後、「私の当選が、LGBTQの若者に『自分を代表する人がいる』というメッセージになって彼らを勇気付け、政治家になりたいという人たちを後押しできたら嬉しい」とロイターのインタビューで述べた。

さらに「健康的な民主主義であるためには、多様性のある政府が必要です。政治の場で多様性が反映されていなければ、多様なコミュニティのための解決策を作り上げることはできません」と、多様な政治家がいることの大切さを強調した。

上院議員に当選する前、マクブライド氏はLGBTQ人権擁護団体である「ヒューマン・ライツ・キャンペーン」の広報官を務めるなど、LGBTQの人たちの人権擁護アクティビストとして活躍した。

またオバマ政権下で、ホワイトハウス初のトランスジェンダーを公表しているインターンになり、2016年にはオープンリートランスジェンダーとして初めて、デラウエア州の民主党大会でスピーチをして注目を集めた。

マイノリティの人たちの権利擁護を続けてきたマクブライド氏は選挙前の9月、デイリー・ビーストのインタビューで、「単にトランスジェンダーの州上院議員」ではなく、逆境に置かれている全ての人たちのために自分の経験を使いたいと語った。

「この地域で生まれ育った一人として、私は州上院議員に立候補します。介護を経験してきた者として立候補します。もっと多くのデラウエア州の人たちが、必要な医療や逆境や危機に直面した時の支援を受けられるよう、毎日働く州上院議員になるために立候補するのです」と同氏は述べている。

ハフポストUS版の記事を翻訳・加筆しました。

Josephine Harvey, Satoko Yasuda 安田 聡子

6261とはずがたり:2020/11/24(火) 15:36:09

「負け」認めず「政権移行」承認 トランプ流“妥協”
https://www.fnn.jp/articles/-/111083
ワールド
2020年11月24日 火曜 午後0:03

アメリカの大統領選挙で、当選を確実にした民主党のバイデン氏への政権移行業務が始まることになった。

いまだ敗北宣言をしていないトランプ大統領が、一転して引き継ぎを認めた背景について、ワシントン支局・藤田水美支局長が解説する。

政権移行の遅れが安全保障上のリスクになりかねない中、身内の共和党からも反発が高まっていた。

敗北を認めずに、ひとまず移行手続きを承諾するというのが、トランプ流の妥協点だった。

トランプ大統領は23日に、ツイッターで「国家の利益のため」として、政権移行手続きの開始を認める考えを示した。

ただ、トランプ大統領は、選挙をめぐる法廷闘争は続ける姿勢も、あらためて強調している。

政権移行業務を管轄する政府機関のトップも、引き継ぎ業務を認める書簡をバイデン氏側に送っている。

これに対し、バイデン氏側は「アメリカが直面している課題に取り組むために、必要な第1歩だ」と歓迎する声明を発表した。

機密情報を含めた引き継ぎを受け、新型コロナウイルス対策などの準備を早急に進めるとしている。

トランプ大統領の方針転換について、政府関係者は、トランプ大統領は今後も敗北宣言は行わないとみていて、勝ったのは自分だと主張し続けることで、存在感を維持するだろうと話している。

6262チバQ:2020/11/24(火) 16:18:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/7d0f8d18b335a184c687e1281d3cedf5c4af4685
トランプ氏、「抵抗」限界か ミシガン州の共和党幹部が反旗、陣営は感染相次ぐ
11/21(土) 16:02配信

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毎日新聞
トランプ米大統領=AP

 米大統領選の「不正」を訴えて、敗北を認めていない共和党のトランプ大統領は20日、中西部ミシガン州の州議会同党幹部をホワイトハウスに招いて会談した。民主党のバイデン前副大統領が勝利した同州の一般投票結果を認めないよう求めた模様だが、議員らは会談後、「選挙結果を尊重する。票確定のプロセスは脅迫などからは無縁であるべきだ」との声明を発表。選挙結果を覆すことを狙うトランプ氏に公然と反旗を翻した。

 郵便投票や集計段階の不正を主張し、各地で結果の無効を求めてトランプ陣営が起こした訴訟は棄却が相次ぎ、法廷闘争は行き詰まっている。

 トランプ氏はミシガンなど共和党が議会多数派を占める州の議員に対し、一般投票の結果を認めずに、正式投票でトランプ氏支持の選挙人を指名するよう圧力をかける戦術を模索している。だが、20日にトランプ氏と会談したシャーキー州上院議員らは声明で「選挙結果の変更が必要になる不正は把握していない」と述べた。同州では15万票超の差でバイデン氏が勝利した。

 一方、トランプ陣営で選挙後の訴訟対策やPR戦略を主導するトランプ氏の長男ジュニア氏は20日、新型コロナウイルスに感染したことを米メディアに公表した。症状はなく隔離など「適切な措置」を取っているという。トランプ氏側近のジュリアーニ元ニューヨーク市長の長男で、ホワイトハウス職員のアンドリュー氏も同日、感染を公表。親子は共に陣営が19日にワシントンで開催した「選挙不正」を巡る記者会見に出席していた。【ワシントン高本耕太】

6263チバQ:2020/11/25(水) 13:05:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/16de7280c12f8b091a0a84144b68d8c18da88571
米社会の新たな「対立軸」鮮明に 60年ぶり カトリック系大統領登場の意味
11/25(水) 11:02配信
 米国は、故ジョン・F・ケネディ以来60年ぶりに、カトリック教徒の大統領を選んだ。建国以来240余年にして、2人目となる。カトリック教徒は人口の22%を占めることを踏まえると、意外かもしれない。ケネディが立候補した当時、プロテスタント勢力は警戒感をあらわにしたが、今回そのような声はなかった。

 他方、60年前は同教徒の8割がケネディを支持したものの、今回バイデン氏を支持したのは半数強(52%前後)にとどまった。これらの背景には、カトリックやプロテスタントの枠を超えた「リベラル派 対 保守派」の対立深化という新常態がある。宗教を補助線に今回の大統領選を眺めながら、米社会の変化を読み解きたい。(文明論考家、元駐バチカン大使=上野景文)

 ■古い対立軸

 60年前、プロテスタントが多数を占める米国では「ケネディが大統領になると、ホワイトハウスはローマ教皇の指示で動くことになる」と心配する人が少なくなかった。

11月15日、米東部デラウェア州ウィルミントンの教会のミサに参加したバイデン前米副大統領(ゲッティ=共同)

 カトリックへの複雑な心情は、バチカンとの関係にも見られた。米国は1984年までの120年近くにわたりバチカンとの外交を棚上げしていたのだ。

 こうした中、ケネディは「政治に個人的な信仰を持ち込むことは断じてしない」「自分が忠誠を尽くすのは合衆国憲法だけである」と、国民に訴えた。

 プロテスタントが抱く警戒感こそが、カトリック系大統領の出現を長年阻んできた理由だ。

 今回、「バイデン氏はカトリック教徒だから困る」といった声はほとんど聞かれなかった。カトリックかどうかは関心の対象にはならず、カトリック系候補の勝利を特別視することもなかった。

 「プロテスタント 対 カトリック」という対立軸が過去のものになりつつあることを端的に示している。理由として、カトリック教会が、第2バチカン公会議(1962ー65年)による歴史的大改革を経て、温和でオープンになったことが考えられる。

 ■分裂状態の米カトリック

 今回の大統領選でのカトリックの動きを振り返っておこう。  

 米カトリックは今、宗教からは距離を置こうとする「リベラル派」と、伝統的な宗教観にこだわる「保守派」に分かれている。両者は激しくせめぎ合い、勢力はほぼ拮抗している。

 リベラル派の司祭はバイデン氏を、保守派の司祭はトランプ氏を露骨に支援した。

 この結果、リベラル派の票はバイデン候補へ、保守派の票はトランプ候補に向けられた。

 米国内のカトリックが、米二大政党である民主、共和両党の境目に沿うように分裂している状況を物語る。カトリック教徒がひとつにまとまり、その8割がケネディを支持した60年前とは、隔世の感がある。

 なお、前回、カトリック票におけるヒラリー氏への支持が45%にとどまったことに照らせば、51ー52%がバイデン氏を支えたことは大きな変化である。

 特に、ペンシルベニアなどの激戦3州でバイデン氏が勝利できたのは、カトリック票が共和党から民主党にスウィングしたことが大きいと、カトリック系メディアは解説している。大統領選での勝利は、この3州で、カトリック票を取り込めたことが大きかったと言えるのだ。

6264チバQ:2020/11/25(水) 13:06:13
 ■新しい対立軸

 米カトリック内部で見られたリベラル派と保守派の対立は、プロテスタントの中でも起きている。

 米社会を全体として捉えるとき、「カトリック 対 プロテスタント」という対立軸は今、両者の垣根を越えて「リベラル派 対 保守派」という新たな構図へと変貌しているのである。

 脱宗教の傾向を示すリベラル(世俗主義)派勢力の攻勢を前に、カトリック、プロテスタントの保守(伝統主義)派が連携せざるを得なくなった点も見逃せない。

 ■米国における「文明衝突」――「二つの米国」

 リベラル派と保守派の違いはどこにあるのだろうか。

 対立がより顕著なのは、中絶、LGBTを巡る問題だ。大統領選を機に一層激しさを増した。保守派の中には、中絶手術をした医師を銃弾で倒すテロ行為に及ぶ者すらいる。

 同様に根深いのは、科学を巡る対立だ。保守派の一部は、「人間は猿から進化した」という科学的知見の受容を拒否し、公立学校での進化論教育に反対している。

 ■西欧との比較

 この文明観・宗教観の対立は、決して米国に特有のものではない。西欧でも「分断」は起きている。

 ただ、米国における「文明衝突」は、西欧と比べて派手に見える。経済格差や教育格差、人種などの世俗的要素がからんでいるためだとみられる。

 他に、以下のような事情もある。

 第一に、西欧の有力国では、保守(伝統主義)派に比しリベラル(世俗主義)派が圧倒的に多い。そのため「文明対立」はおとなしめである。例えば北欧では、95%が中絶の権利を認めており、保守派の声はか細い。

 これに対し、米国では、両勢力がほぼ拮抗しているため、「衝突」のエネルギーが大きい。それに、米国の保守派は、西欧に比し、はるかに元気で声が大きい。

 第二に、米国では、「文明衝突」は、中絶やLGBTといった問題を含め、しばしば政治色を帯びる。政治はしばしば宗教に手を突っ込む。米国が今なお「宗教国家」と言われるゆえんだ。

 このように、米国は伝統主義(保守)と世俗主義(リベラル)という二つの顔(文明観)を持ち、しかも「衝突」を繰り返している。この「文明衝突」に目を向けない限り、米社会の現状を見誤る。

 ■教皇とバイデン氏

 ところで、60年ぶりとなったカトリック教徒の大統領就任を、バチカンは、どう受け止めているのだろうか。

 教皇フランシスコは、バチカン的基準から言えば、かなりリベラルだ。だから、米国のカトリック保守には教皇を批判する人が少なくない。この保守派と連携するトランプ大統領は、教皇と波長が合わない。環境、移民・難民、平和、国際機関など多くの問題で見解を異にしている。

 他方、これらのテーマについて、バイデン氏の見解は教皇に近い。バチカンは、今回の選挙結果を歓迎しているのは間違いない。

 実際、バイデン氏は勝利が確実となった直後の11月12日、フランシスコ教皇と電話会談している。この中で、貧しい人への配慮、気候変動問題への対応、移民や難民の社会への受け入れを巡り協力したいとの考えを伝えている。

6265チバQ:2020/11/25(水) 13:06:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e549a977ab0daa87a1ca038b6cd70690006c5ef
ペンシルベニアとネバダも「バイデン氏勝利」を認定 トランプ氏に打撃 
11/25(水) 9:20配信

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産経新聞
 【ワシントン=平田雄介】米大統領選の開票結果をめぐり、勝敗の行方を左右する激戦州の東部ペンシルベニア州と西部ネバダ州が24日、次期大統領に就任する見通しとなった民主党のバイデン前副大統領の勝利を確定した。激戦州では南部ジョージアと中西部ミシガンの両州もバイデン氏勝利を確定済。「選挙不正」を訴えて開票結果を覆そうと試みる共和党のトランプ大統領にとって新たな打撃となった。

 ペンシルベニア州は3日夜の開票開始後にトランプ氏が優位に立った後、郵便投票の開票が進んだ6日にバイデン氏が逆転する展開となり、トランプ氏が「郵便投票で不正が横行した」などと訴えていた。これに対し、同州のウルフ知事は24日、「公正な選挙が行われた」としてバイデン氏の勝利を確定した。得票はバイデン氏が約345万8千票、トランプ氏が約337万7千票だった。

 ネバダ州はバイデン氏の約3万3千票差での勝利を確定した。

 バイデン氏勝利の開票結果を覆そうと法廷闘争が展開された激戦州は、西部アリゾナ、中西部ウィスコンシンを加えた計6州。米NBCニュースによると、トランプ陣営と共和党は少なくとも36件の訴訟を起こし、うち25件が「不正の証拠を示していない」などの理由で退けられている。

 アリゾナ州とウィスコンシン州もそれぞれ30日と12月1日の締め切りに向けて確定の準備を進めている。

 一方、南部ノースカロライナ州は24日、トランプ氏の勝利を確定した。

6266名無しさん:2020/11/25(水) 19:05:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/7fc0ad524b99d9133b9895a2b63d7ee30cfcfd64
アングル:トランプ氏の選挙批判、ジョージア州上院選で共和党候補に逆風も
11/25(水) 15:17配信

[24日 ロイター] - 米ジョージア州で上院の2議席を巡って1月に決選投票が行われるが、トランプ大統領が大統領選で不正が行われたと根拠のない主張を繰り返すことによって共和党候補の勝利を危うくし、上院で共和党が過半数を失う可能性が高まりかねない。

1月5日の決選投票は民主、共和両党にとって重要だ。大統領選では民主党のバイデン前副大統領が僅差でジョージア州を制したが、同州からは過去20年間民主党の上院議員は出ていない。

共和党の現職パーデュー、ロフラー両議員が2人とも敗れれば、上院は民主党と共和党の議席が同数となり、上院の議長でもある副大統領の1票を加えられる民主党が実質的に過半数を握ることになる。一方、一人でも再選されれば共和党は上院で過半数を維持し、バイデン氏の政策を阻止することができる。

トランプ氏は不正に投じられた票を除けば自分が最終的に勝利すると証拠を示すことなく主張しており、パーデュー、ロフラー両氏ともトランプ氏の敗北を認めていない。ロフラー氏は先週、アトランタ郊外で集会を開き支持者に「われわれは上院だけでなく、国家の未来のための防火壁だ」と訴えた。

民主党が上院で過半数を獲得しバイデン氏の大統領としての力が強まることへの不安をあおることが、共和党の有権者に対し投票への最も強力な動機付けとなる。

ジョージア州立大学のエイミー・スタイガーワルト教授(政治学)は「それこそがパーデュー、ロフラー両氏がコアな支持層に送りたいメッセージだ。しかし(コアな支持者らは)トランプ氏の敗北を認めれば両議員に怒りの矛先を向ける可能性がある人たちでもある」と指摘した。

決戦投票でパーデュー氏(70)は33歳のジャーナリストである民主党のジョン・オソフ候補と議席を争う。3日の上院選ではパーデュー氏の得票率は49.7%、オソフ氏は47.9%だった。

ロフラー氏(49)の相手は51歳の牧師ラファエル・ウォーノック氏で、上院選ではロフラー氏がウォーノック氏を32.9%対25.9%でリードしていた。

<身内からの批判>

一部の共和党関係者はトランプ氏が選挙の不正を繰り返し言い立てることで共和党のコアな支持者の投票率が低下する恐れがあると指摘している。

ジョージア州で選挙の実施を監督するガブリエル・スターリン氏(共和党)は23日の記者会見で「多くの共和党員は(選挙)システムの結果を信用していない」とし、これが投票率の低下につながることを懸念していると語った。

大統領選の民主党の候補者指名争いに出馬し、現在はジョージア州で投票を促す運動を行っているアンドリュー・ヤン氏は「共和党側は『選挙は不正で不公平だが投票してほしい』と言っているようなものだ」と述べ、メッセージが分かりにくいと話した。

エモリー大学のアラン・アブラモウィッツ教授(政治学)はトランプ氏に嫌悪感を持っているが、議会選挙では共和党候補に投票する共和党支持者が州内にいると指摘。「パーデュー、ロフラー両氏がトランプ氏との関係を緊密にし過ぎると、これまでのようには投票しないかもしれない」との見方を示した。

(Joseph Ax記者)

6267名無しさん:2020/11/27(金) 19:01:59
変な人の記録

https://news.yahoo.co.jp/articles/a062f19cc564c15bc54a0fac77002ca52052bff2
門田隆将氏 イケイケで全米大注目のシドニー・パウエル弁護士に「期待したい」
11/25(水) 16:38配信

 政治評論家・門田隆将氏(62)が25日、ツイッターで全米で注目されている女性弁護士のシドニー・パウエル氏に言及した。

 パウエル弁護士は今回の大統領選挙で大規模な不正があったとして、訴訟の準備を進めている。また、先日軍事弁護士として登録をしたことで、被告を国家反逆罪で訴えることが可能になったとの情報もある。

 同弁護士は不正に関わった人物は民主党、共和党にかかわらず処罰するという姿勢でその言動が注目されているが、門田氏も「シドニー・パウエル弁護士には期待したい。『私の真意は共和党であれ民主党であれ全ての不正行為を暴露する事。偉大な米国が内外の共産主義者に盗まれるのは許さない』と」と彼女の言葉を引用しつつ、期待を寄せた。

 また、パウエル弁護士はドミニオンの投票システムで票の操作をするなどの不正があったと主張。現時点で具体的な証拠は出ていないが、門田氏は「残念ながら各州最高裁までにドミニオンの物的証拠は出ず。憲法審議と各州最高裁からの上訴審である連邦最高裁の出番は来るのか」と今後の裁判の行方に注目している。

東京スポーツ

6268名無しさん:2020/11/27(金) 19:04:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/b0923ea204c61aefebc6365e16f7ce649426aed9
トランプ氏、支持者に「選挙を覆す」よう訴え
11/26(木) 6:17配信

【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は25日、今月初めに行われた大統領選について、民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)候補が勝利するよう「不正に操作」されていたと主張し、支持者らに対し、選挙結果を覆さなければならないと訴えた。

 トランプ氏はペンシルベニア州で開かれた共和党支持者の集会に電話で参加し、「われわれは選挙を覆さなければならない」と明言。「この選挙は不正に操作された」と述べ、既に全米各地の裁判所によって否定されている複数の陰謀論を繰り返した。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/bc775acea01d94221ebb4b15e5e60173c24236f0
トランプ米大統領、フリン元補佐官に恩赦
11/26(木) 8:28配信

[ワシントン 25日 ロイター] - トランプ米大統領は25日、ロシアの大統領選介入疑惑を巡り偽証罪などに問われたマイケル・フリン元大統領補佐官(国家安全保障問題担当)に恩赦を与えた。トランプ政権発足後に恩赦を与えられた人物の中で最も高い地位に当たる。

トランプ氏はツイッターに「フリン氏に完全な恩赦が与えられたと発表できるのを非常に嬉しく思う。フリン氏と彼の素晴らしい家族は、とても素敵な感謝祭を迎えられるだろう」と投稿した。

フリン氏は2016年の大統領選へのロシアの介入疑惑を巡る米連邦捜査局(FBI)の聴取に偽証したことを2017年にいったん認めて司法取引を交わしたが、その後、有罪答弁を撤回し、検察にだまされて司法取引に持ち込まれ、自身の権利が侵害されたと主張していた。判決言い渡しは、これまで何度も延期されている。

フリン氏はトランプ政権発足時から大統領補佐官を務めたが、ロシアのキスリャク駐米大使(当時)との接触が問題化し、就任からわずか24日で職を追われた。

ロシア介入疑惑捜査に絡む罪では、今年2月にトランプ氏の盟友、ロジャー・ストーン元被告に司法妨害などの罪で3年4月の禁錮刑が言い渡されている。

2016年大統領選のトランプ陣営選挙対策本部長、ポール・マナフォート氏には昨年、違法なロビー活動などを巡り、禁錮3年6月の実刑判決が下された。

トランプ氏は今月3日に行われた大統領選で敗北したため、来年1月20日に退任する見通し。

民主党は今回の恩赦を批判。下院司法委員会のナドラー委員長は「恩赦は不当であり、節操がない」との声明を発表。ペロシ下院議長は「重大な不正行為であり、厚かましい権力の乱用だ」と非難した。

一方、ホワイトハウスは「フリン氏は、そもそも起訴されるべきではなかった」と説明した。

*内容を追加しました。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

6269名無しさん:2020/11/27(金) 19:04:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/54f6553d0ed47d2ff45fc48b14b1246a73160282
バイデン氏、国民に帰省自粛呼びかけ トランプ陣営はマスクなしで会合
11/26(木) 11:43配信

 バイデン次期米大統領は25日、新型コロナウイルス感染が拡大する中、感謝祭の帰省自粛を国民に呼び掛けた。一方、トランプ氏の個人弁護士であるジュリアーニ氏らは、ペンシルベニア州の共和党議員らと会合を開いていたが、参加者の多くはマスクをしていなかった。

 「皆さんの決定は重要だ。命を守ることができる」

 25日、米デラウェア州から演説したバイデン次期米大統領は、感謝祭の帰省自粛を国民に呼びかけた。

 感謝祭の直前、米国では感染者数が急増した。25日の入院患者数は過去最多の8万8000人に達した。また24日の死者数は今年5月以来初めて2000人を超えた。

 「この戦いに皆さんが疲れているのはわかっている。だが覚えていてほしいことは、私たちが戦っている相手はウイルスであって、お互いではない」(バイデン氏)

 一方、トランプ大統領の個人弁護士であるジュリアーニ氏らは、ペンシルベニア州の共和党議員らと会合を開いていたが、参加者の多くはマスクをしていなかった。

 トランプ氏の弁護士 ジュリアーニ氏
 「私はペテン師がどういうものか知っている。1インチ譲れば奴らは1マイルを奪い、1マイル譲れば、国ごと奪っていく」

 トランプ氏も電話で会合に参加し、証拠のない不正選挙疑惑を再び持ち出した。

 電話で参加したトランプ米大統領
 「共和党の監視員は犬のような扱いを受けた」

 すると会場からトランプコールが沸き上がった。

「トランプ! トランプ!」

 今週ようやく政権移行のプロセスに入ることができたバイデン氏。選挙が終わってもなお分断が続く現状について、トランプ氏を名指しすることなく、次のように述べた。

 「今年わが国の民主主義は試練を迎えた。そして次のことを学んだ。この国の人々はその試練を乗り越えられる。米国は完全で公正かつ自由な選挙を行い、その結果を尊重するのだ」

6270名無しさん:2020/11/29(日) 00:05:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b5f4c19e7f81bc95c842a8ea8a068efc7e00eca
バーニー・サンダースがバイデンに叱咤「立つんだジョー、労働者の味方に!」
11/28(土) 19:00配信

アメリカで2021年1月より始動するジョー・バイデン政権が、民主党内の左派とどう関係を築いていくのかに注目が集まっている。その左派の筆頭、バーニー・サンダース上院議員が、英「ガーディアン」紙に自ら寄稿。民主党内左派のマニフェストとも言える意見記事を全訳でお届けする。

アメリカ大統領選の現時点での開票結果が示すとおり、8000万人近いアメリカ人がジョー・バイデンに投票した。ドナルド・トランプの独裁的な頑迷に対して突きつけられたこの投票結果に、世界はみな安堵のため息をつけるだろう。

だが、この選挙結果からは、心配の種となるべきことも明らかになった。トランプは2016年の大統領選のときより110万票多くを獲得し、困窮した地域の多くで支持率が上がったのだ──失業率が高く、医療や保育が不充分で、人々がいちばん苦しんでいる場所でだ。

ドナルド・トランプはひっきりなしに嘘をつく大統領だが、そのなかでもいちばん突飛なのが、彼と彼の政権はわが国の労働者階級の友という嘘だ。

本当のところ、トランプは億万長者たちを歴史上のどの大統領よりも多く政権に起用した。熱烈な反労働組合の議員たちを全国労働関係委員会(NLRB)に送り込んだ。大金持ちと大企業には大幅な減税を施す一方で、教育、住宅、栄養計画の予算の大幅な削減を打ち出した。

トランプは3200万人もの人々を医療から追い出そうとし、メディケア(高齢者向け医療保険制度)、メディケイド(低所得者向け医療費補助制)、社会保障制度の予算を何百億ドルも削減する案を出した。

なぜトランプが労働者の味方だと思われてきたのか?
けれども、わが国の労働者階級の一部はいまだに、ドナルド・トランプが自分たちの味方だと思っているのだ。

それはなぜなのか?

何百万人ものアメリカ人が恐れと不安のなかで暮らし、不当な貿易協定のせいで職を失い、47年前より稼ぎが少ないこのときに、トランプはその支持者たちから、タフガイで「ファイター」と見られてきた。彼はほぼ誰とでも、毎日のように戦っているように見える。

トランプは自らを「あの沼」の敵と公言し、民主党員だけでなく、自分と100%足並みを揃えない共和党員まで攻撃し、果ては自分の政権のメンバーすら「闇の国家」の一部だと断言してきた。

私たちと長年にわたり同盟関係にある諸国の首脳たち、わが国の州知事や市長、独立した司法制度までも攻撃している。

メディアを「国民の敵」と非難し、移民コミュニティ、率直な女性たち、アフリカ系アメリカ人コミュニティ、ゲイコミュニティ、ムスリム、抗議者たちに対する容赦ない攻撃を止めることがない。

人種差別、排外主義、被害妄想を使って、アメリカ国民の大勢の必要を気にかけていると納得させようとしてきた。これほど真実から遠い話もほかにはないだろう。

彼の唯一の関心は、大統領就任1日目からドナルド・トランプであり続けてきたのだ。

6271名無しさん:2020/11/29(日) 00:05:44
>>6270

労働者の敵とは誰か?
ジョー・バイデンは2021年1月20日、大統領に就任し、ナンシー・ペロシは下院議長に再任する予定だ。

ジョージア州での特別選挙の結果次第だが、どちらの党が米国上院を支配するのかは明らかでない。

だがひとつ明らかなことがある。民主党が今後、何百万票も失うことを避けたいのであれば、わが国の労働者家庭のために、断固とした態度で、職務を果たさねばならないということだ。世界恐慌以来で最悪の経済的絶望にいま直面している人々のために。
民主党は言葉と行いによって、労働者家庭の党を自称する共和党がいかに詐欺的であるかを示さねばならない。

そうするために民主党は、この国の労働者階級と何十年にもわたり敵対してきた強力な既得権益に挑む勇気を持たねばならない。

既得権益とはつまり、ウォールストリート、製薬業界、医療保険業界、化石燃料業界、軍産複合体、民間刑務所の産業複合体、従業員を搾取しつつづける多くの高収益企業のことだ。

民主党がこうした強力な組織に立ち向かい、この国の黒人、白人、ラテン系、アジア系アメリカ人、ネイティブアメリカ人の労働者家庭のために戦う姿勢を示せなければ、2024年にまた別の右翼の独裁者が選出される地ならしをすることになるだろう。そしてその大統領は、トランプよりひどいという可能性すらあるのだ。

ジョー・バイデンは大統領選で、労働者階級寄りの指針を強く打ち出した。いまから私たちは、その指針を実行に移すために戦い、その邪魔をする者たちには猛反対していかねばならない。

民主党は誰の味方か?
「Which Side Are You On?(どっちの味方?)」というフォークソングは、1931年にケンタッキー州で鉱山労働者組合がストライキしたとき、組合のまとめ役の妻フローレンス・リースが作ったものだ。民主党は自分たちが誰の味方かをはっきりさせる必要がある。
片方は飢餓賃金(食料も買えないほどの低賃金)を終わらせ、最低賃金を時給15ドル(約1560円)にすることに味方する。片方は味方しない。

片方は組合の拡大に味方する。片方は味方しない。

片方は気候変動と闘い、崩れかけのインフラを再建すべく収入のいい仕事をたくさん創出することに味方する。片方は味方しない。

片方は医療の拡大に味方する。片方は味方しない。

片方は処方薬の費用を下げることに味方する。片方は味方しない。

片方は有給の家族休暇と医療休暇に味方する。片方は味方しない。

片方はアメリカの全3、4歳児が幼児教育を受けられることに味方する。片方は味方しない。

片方は社会保障制度の拡大に味方する。片方は味方しない。

片方は労働者家庭のために公立大学を無償化し、学生の借金を解消することに味方する。片方は味方しない。

片方は壊れた人種差別的な刑事司法制度を終わらせ、私たちの若者の雇用と教育に投資することに味方する。片方は味方しない。

片方は私たちの出入国管理制度を改革し、公正で人道的なものとすることに味方する。片方は味方しない。
バイデン政権の最初100日間、民主党員たちの仕事は、自分たちが誰の味方か、そして誰がその反対側にいるのかをはっきりさせることだ。

それはわが国を強くする良い国政というだけでない。今後の選挙の勝ち方なのだ。

Bernie Sanders

6272チバQ:2020/11/29(日) 19:28:38
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-201128X140.html
左派期待の2人、入閣観測しぼむ=バイデン氏敬遠か―次期米政権
2020/11/28 15:51時事通信

 【ワシントン時事】バイデン次期米大統領(78)の人事で、民主党の大統領候補指名を争った左派のサンダース上院議員(79)とウォーレン上院議員(71)の入閣が遠のいたという観測が強まっている。共和党とも一定の協力関係を築かねばならず、左派色の強い人事はリスクが高いとみられている。

 バイデン氏は最近のNBCのインタビューで「上院から誰かを引っ張ってくるのは難しい。重要な人物であればなおさらだ」と語り、サンダース氏やウォーレン氏の起用に慎重な考えを示した。

 2人は、若者やリベラル層に人気が根強い。最低賃金時給15ドル(約1560円)の実現を訴えるサンダース氏は今月のインタビューで「労働者家族のために闘う仕事があれば受ける」と労働長官への意欲を表明。ウォール街を敵視するウォーレン氏は選挙前から財務長官就任への希望を周辺に伝えていたとされる。

 ただ、人事を承認する上院の主導権を共和党が握り続ける公算が大きくなり、左派色が過ぎれば人事は否決されかねない。さらに両氏の地元は、入閣で辞職した場合の後任議員を指名する権限を持つ知事がともに共和党で、上院議員を減らすリスクはバイデン氏としても取りにくい。

 財務長官にはイエレン前連邦準備制度理事会(FRB)議長の起用が報じられ、ウォーレン氏は「傑出した選択」と評価した。ただ、オバマ前政権時代の顔ぶれが目立つこれまでの人選に、革新性を重視する左派には失望感が広がっている。

 民主党は大統領選と同時に行われた上下両院選挙で苦戦し、穏健派と左派が互いを「戦犯」扱いする状況。国防長官人事でも党内左派から有力候補フロノイ元国防次官の指名を避けるよう圧力が強まっており、バイデン氏は左右両方に目配りを迫られている。

6273とはずがたり:2020/12/01(火) 21:53:24
トランプ支援団体を寄付者が提訴。2.6億円の返金を要求
https://www.mashupreporter.com/donor-to-pro-trump-group-sues-to-get-2-5-million-back/
By
mashup NY
2020-11-29

6274名無しさん:2020/12/02(水) 19:17:52
変な人の記録

https://news.yahoo.co.jp/articles/f33a2f57502f63f7d9cfe72628d829f3a36c04db
「大統領選の不正投票疑惑」いまだ真相が報道されない本当の理由
12/1(火) 9:16配信

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丸谷 元人(まるたに・はじめ)
危機管理コンサルタント
日本戦略研究フォーラム 政策提言委員。1974年生まれ。オーストラリア国立大学卒業、同大学院修士課程中退。パプア・ニューギニアでの事業を経て、アフリカの石油関連施設でのテロ対策や対人警護/施設警備、地元マフィア・労働組合等との交渉や治安情報の収集分析等を実施。国内外大手TV局の番組制作・講演・執筆活動のほか、グローバル企業の危機管理担当としても活動中。著書に『なぜ「イスラム国」は日本人を殺したのか』『学校が教えてくれない戦争の真実』などがある。
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危機管理コンサルタント 丸谷 元人

最終更新:12/1(火) 10:46
プレジデントオンライン

6275名無しさん:2020/12/02(水) 19:18:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/0fb450d2b0c55d2633f20c846df8db942b45dc8d
大統領選で大規模不正「見つからず」 米司法長官、トランプ氏の主張否定
12/2(水) 5:07配信

 【ワシントン時事】複数の米メディアによると、バー米司法長官は1日、大統領選に関し、バイデン次期大統領の勝利という結果を覆す不正の証拠は見つからなかったと述べた。

 トランプ大統領は敗北受け入れを拒む根拠として「大規模な不正があった」と主張しているが、司法行政トップがこれを否定したことで、さらに厳しい立場に追い込まれた。

 バー氏はAP通信のインタビューで「組織的な不正があったのではないか、集計がねじ曲げられたのではないかという主張があり、司法省と国土安全保障省が調べたが、それを裏付けるものはなかった」と指摘。トランプ陣営の主張が根拠を欠いているという見解を示した。

 トランプ陣営は、バー氏の発言を受けた声明で「司法長官に敬意は払うが、司法省はわれわれが集めた多数の(不正の)証拠を調べていない」と不満を表明。各地で起こしている法廷闘争を継続する決意を明確にした。

6276とはずがたり:2020/12/03(木) 09:27:43
バイデン氏、閣僚人事を24日発表 国務長官にブリンケン氏=側近
ロイター編集
https://jp.reuters.com/article/usa-election-idJPKBN28306C?taid=5fbb5ba239486a000189905e&amp;utm_campaign=trueAnthem:+Trending+Content&amp;utm_medium=trueAnthem&amp;utm_source=twitter

6277とはずがたり:2020/12/03(木) 09:27:58
トランプ氏弁護団は「国家の恥」、共和党の盟友が痛烈批判
2020.11.23 Mon posted at 14:20 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35162809.html?ref=rss

6278とはずがたり:2020/12/03(木) 14:13:45
マクナニー報道官がやけに美人で気になって仕方が無い(;´Д`)

米国民は「トランプ・ワクチン」を接種へ、大統領報道官が功績強調
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-12-03/QKQUR3DWX2PS01?utm_campaign=socialflow-organic&amp;utm_medium=social&amp;utm_source=twitter&amp;cmpid%3D=socialflow-twitter-japan&amp;utm_content=japan
Jordan Fabian、Justin Sink
2020年12月3日 12:29 JST

年内に最大4000万回分のワクチン用意は「素晴らしい功績」-報道官
大統領のレガシー作りでワクチンが政治の道具になる恐れも
ホワイトハウスは2日、新型コロナウイルス感染を予防するワクチンの迅速な開発についてトランプ政権の功績だとあらためて主張した。マクナニー米大統領報道官は同日の記者会見で、今後接種が予定されるワクチンを「トランプ・ワクチン」と称した。

  マクナニー報道官は年内に最大4000万回分のワクチンを米国が用意するのは「素晴らしい功績」だとし、トランプ大統領の実業界での経歴のおかげだと語った。

  同報道官はホワイトハウスで記者団に対し、「大統領に実業家を擁しているおかげだ。これはトランプ・ワクチンだ」と述べた。

  このような発言は、新型コロナの流行を最終的に抑制するワクチンの当局承認をホワイトハウスが切望していることの表れ。米国では感染死者数が27万1000人余りに上っており、トランプ大統領のコロナ対策には批判が根強く、再選を逃した一因となった。

  トランプ政権はワクチンの早期実用化に向け「ワープ・スピード作戦」を展開し複数の製薬会社の開発を加速させたが、退任を控えた大統領のレガシー作りを試みれば、ワクチンをさらに政治の道具にしかねない。公衆衛生当局は接種人数を最大化するためワクチンの政治化を回避したい意向だ。

6279チバQ:2020/12/03(木) 19:42:25
https://www.tokyo-np.co.jp/article/71864
徹底したデータ分析、テレワークで選挙戦指揮…女性参謀の胆力がバイデン氏をアメリカ大統領に押し上げた
2020年12月2日 11時30分
 「選挙対策本部」というと、日本では男性の老練な政治家らの集まりというイメージが強いが、米国では変わりつつある。11月の大統領選で、就任時に史上最高齢となるジョー・バイデン氏(78)を次期大統領に押し上げたのは、女性の参謀を中心とするチームだった。 (ワシントン・岩田仲弘)
バイデン氏陣営の選対本部長を務めたジェニファー・オマリーディロン氏=AP
バイデン氏陣営の選対本部長を務めたジェニファー・オマリーディロン氏=AP

 バイデン氏陣営の選対本部長を務めたのはジェニファー・オマリーディロン氏(44)。民主党で女性に選対本部長を任せて大統領選を制したのは史上初めてだ。共和党では2016年、トランプ氏陣営でケリーアン・コンウェー元大統領顧問(53)が選挙戦終盤、本部長を務めた。
 オマリーディロン氏はオバマ前大統領の選対などを経て、今回の大統領選では当初、民主党で候補に一時名乗りを上げたベト・オルーク元下院議員の選対本部長を務めていた。オルーク氏が19年11月に撤退後、バイデン氏が引き抜き、党指名を確実にした今春、本部長に抜てきした。
 米メディアによると、オマリーディロン氏はその徹底したデータ分析に定評がある。勝機は、前回ヒラリー・クリントン氏が失った東部から中西部にかけたラストベルト(さびついた工業地帯)の3州、ペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシンの奪還にある―。この1点に絞り、情勢を分析した。
 バイデン氏は、新型コロナウイルスの感染予防を最優先に掲げ、トランプ氏から「地下室にこもっている」と批判されても、自らの体調管理もあり、大規模な集会は最後まで控えた。これには民主党内からも批判が出たが、ニューヨーク・タイムズ紙によると、オマリーディロン氏は無視。本人もワシントン郊外の自宅で夫と3人の子どもと暮らしつつ選挙戦をテレワークで指揮し、深夜のウェブ会議に室内バイクをこぎながら参加したこともあったという。
 票読みも冷徹で、最後まで接戦を予想していた。10月半ば、各種調査でバイデン氏が2桁以上先行していると報じられると、支持者向けのウェブ説明会で「信じないでほしい。全国調査は水増しされている」と強調した。
 11月3日の投開票日以降は、選挙を不正と訴えるトランプ氏に対抗し「選挙を守る」と題したウェブ説明会を連日開催。グラフやデータを用いながら「バイデン氏はたとえ、この州を落としても、こちらの州を取れば勝てる」などと理路整然と説明。
 バイデン氏はオマリーディロン氏を大統領次席補佐官としてホワイトハウスに迎える。
◆候補者の多様化で選対幹部にも女性が増加
陣営顧問のアニタ・ダン氏(左)とシモーン・サンダース氏(右)=AP
陣営顧問のアニタ・ダン氏(左)とシモーン・サンダース氏(右)=AP

 バイデン選対副本部長のケイト・ベディングフィールド氏(39)と、陣営顧問のアニタ・ダン(62)、シモーン・サンダース(30)両氏は広報戦略でバイデン氏を支えた。ダン氏はオバマ政権でホワイトハウスの広報部長を、サンダース氏は前回選挙でバーニー・サンダース氏の報道官を務めた。ベディングフィールド、シモーン・サンダース両氏もホワイトハウス入りする。
ルシンダ・ウェア氏=本人提供
ルシンダ・ウェア氏=本人提供

 民主党の大統領候補だったエイミー・クロブシャー上院議員の陣営で、政務担当幹部として組合や人権団体などと折衝し、支持獲得に走ったルシンダ・ウェア氏(40)は、女性の選対幹部起用について「最近15年間で飛躍的に増え、女性が選択する専門職となっている。政治が大きく変わっているからだ」と話す。
 「地方から国政に至るまで、選挙に立候補する女性が増えている。性と生殖に関する権利、賃金の平等、社会正義の課題などは、私たち女性が訴え続けてきたものだ。男性の候補者に代弁させるだけではなく、女性を押し上げたいという機運が高まっている」(ウェア氏)という。
ケリー・ディトマー氏=岩田仲弘撮影
ケリー・ディトマー氏=岩田仲弘撮影

 米ラトガース大「米国女性・政治センター」のケリー・ディトマー准教授も「ジェンダーや人種面で候補者が多様化すると、選対幹部も白人男性のネットワークを超えて探すようになる。多様性のある候補者と選対幹部が地方選で成功し、さらに国政に挑むという進歩を感じる」と指摘する。

6280とはずがたり:2020/12/03(木) 22:11:59
トランプ、自分の子どもの恩赦を検討する
https://explainednews.org/trump-children-pardon/
投稿者: Mako Sato更新日:2020-12-02

ニューヨーク・タイムズが関係者から取材したところによると、ドナルド・トランプが長女のイバンカ、その夫クシュナー、長男のドナルドJr、次男のエリックと、自分の3人の子どもとそのうちの一人の配偶者に大統領恩赦を出すことについて側近と話しあっているようです。

現在トランプ選挙部弁護士として様々な州での訴訟を担当しているルドルフ・ジュリアーニにも恩赦をだすことを検討しているようで、関係者によるとジュリアーニとトランプはすでにこのことについて話会いました。

大統領は連邦法違反について恩赦をだす権限をもっており、これは起訴される前でも可能です。トランプはバイデンが大統領になったら自分の子どもたちが刑事告訴の標的になるのではないかと側近に話しているようです。

ドナルドJrは2016年の大統領選挙関連でミュラー特別検察官に捜査されましたが起訴されませんでした。クシュナーは機密情報アクセス権限を得るための申請で事実とはことなる申告をしましたが、トランプが彼に権限を与えています。いずれも今更問題になるとは考えづらいです。



イバンカとエリックが何に関する捜査を受ける可能性があると考えているのかは不明です。

トランプ・オーガニゼーションは脱税などの疑いでニューヨーク州マンハッタンの地方検事に捜査されていますが、これは州法なので大統領恩赦の適用範囲外です。

6281名無しさん:2020/12/06(日) 01:35:36
https://mainichi.jp/articles/20201205/k00/00m/030/008000c
米大統領選「不正ある」 トランプ氏勝利を叫ぶ日本人識者たちの論理
会員限定有料記事 毎日新聞2020年12月5日 17時00分(最終更新 12月5日 17時00分)

 何とも奇妙な現象ではないか。民主党のバイデン氏の当選が確実になった米大統領選だ。なぜか日本にもトランプ大統領の主張する「不正投票」の存在を信じ、「『投票率90%』の州もある」といった情報を拡散しつつ、「トランプ氏勝利」を叫ぶ人がそれなりに存在するのだ。事実確認をしつつ、その「論理」を考えた。【吉井理記/統合デジタル取材センター】

相次ぐ「不正投票」の主張
 作家の百田尚樹氏、ジャーナリストの門田隆将氏、編集者の有本香氏、政治評論家の加藤清隆氏……。

 いずれも安倍晋三前首相を強く支持し、右派メディアでもおなじみの顔ぶれだ。しかし共通点はまだある。

 全員がトランプ大統領を支持し、その主張そのままに「不正投票」の存在を公言したり、その情報を拡散したりしているのだ。

 例えば、百田氏がツイッター上で「私は米大統領選挙は大規模な不正があったと思っている」(11月13日)と記していた。また、門田氏も「ウィスコンシン州では実際の投票率が90・2%と判明。人口の9割が投票? 『やはりおかしい』と考えるのが普通」(11月17日)などと投稿しているのが典型だ。

 有本氏も百田氏らのツイートを拡散しつつ「日本のメディア人がなぜ、日米開戦や原爆投下に踏み切った民主党の大統領に好意的なのかが分からない」(11月13日付夕刊フジ)とも書いていた。

 では事実はどうか。

 例えば門田氏の言及していたウィスコンシン州の「投票率90%」だ。これが事実なら、確かに日本では考えられない数字である。

投票率はどのように計算される?
 ウィスコンシン州選挙管理委員会が公表した今年11月1日現在の「登録有権者数」は368万4726人で、投票数(開票率99%、11月19日現在)は約329万票である。投票率を「投票者数÷登録有権者数」で計算すると「89%」程度、つまり門田氏の言うところの「90%」に近い数字は出てくる。

 だが、この計算式は誤りだ。



6282名無しさん:2020/12/06(日) 11:32:36
“知の巨人”ノーム・チョムスキー「トランプはアメリカ人の精神性をよく知る、熟練の政治屋だ」
12/6(日) 10:00配信
クーリエ・ジャポン
https://news.yahoo.co.jp/articles/c44dd577b9179e17db5590350633ca9f069826c0

6283名無しさん:2020/12/06(日) 12:07:03
変な人の記録

米民主党、トランプ政権にクーデター?
12/4(金) 11:07配信
Japan In-depth
澁谷 司(アジア太平洋交流学会会長)
https://news.yahoo.co.jp/articles/cbd80627b6eafc7da7684fa4463957fc32526449

6284名無しさん:2020/12/06(日) 14:27:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/ba904d0436dcfc7ee08351bacaed243e62c6479b
トランプ氏、ジョージア州知事と電話会談 大統領選「介入」を要請か
12/6(日) 10:47配信

(CNN) 米大統領選の結果を覆そうと抵抗を続けるトランプ大統領が5日、ジョージア州のケンプ知事との電話会談で、逆転に向けた介入を要請していたことが分かった。事情に詳しい関係者がCNNに語った。

ジョージア州ではすでに、民主党のバイデン前副大統領がトランプ氏に1万2000票あまりの差で勝利し、選挙人16人を獲得したとの結果が認定されている。

同関係者によると、トランプ氏はケンプ氏への電話で、同州の選挙人を州議会で選び直すべきだと主張。そのために臨時の州議会を招集するよう、同氏に求めた。さらに、確認が不十分だったとされる郵便投票の封筒の署名について、改めて監査を指示するよう要請した。

これに対してケンプ氏は、知事に監査を命じる権限はないと説明し、臨時議会の招集も拒否したとされる。

電話会談については米紙ワシントン・ポストが最初に報じた。ホワイトハウスはこの電話に関するコメントを避けている。

トランプ氏は同日のツイートでケンプ氏とラッフェンスパーガー州務長官を批判し、郵便投票で不正があったとして署名の検証を改めて求めた。

トランプ氏はこの日、ジョージア州で年明けに予定される上院選決選投票の共和党候補2人を応援するために同州へ向かった。ケンプ氏は親しい友人が突然亡くなったとの理由で、応援集会への出席を見送る予定とされる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ac03e6d88f0de815c678b0496a7b08d9e7f8a051
【パックンの風刺画コラム】「不思議の国アメリカ」の女王さまは民主主義がお嫌い!
12/5(土) 14:06配信

<国家は選挙への信頼の上に成り立っているはずなのに、民主主義の首を切ろうとした「死刑執行人」は......>
ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』に登場するトランプ(ハートの女王)の口癖は Off with her head!「首をちょん切れ!」。今、不思議なわが国のトランプ(大統領)も激怒し、democracy(民主主義)に死刑を命じているようだ。

ドナルド・トランプは、大統領選挙の開票の途中で勝利を宣言し、集計の停止を求めた。そして「選挙不正」を理由に一部の票の無効化や再集計も求めた。その上、いくつかの州の知事や議会、選挙管理委員会に対し、集計結果を承認しないように圧力をかけた。しかも、説得するために激戦州の関係者をホワイトハウスに招いた。倫理的にグレーハウスだけど。

賢いやり方かもしれない。ジョー・バイデンとトランプの獲得票の差は600万以上で、一番競った激戦州でも1万票以上も差がある。バイデンを選んだ民意は変えられない。しかし、形式上、大統領を決定するのは選挙人。各州で選挙人の承認権を握る州議会の数人の行動だけを変えられれば「再選」への道が切り開ける。民主主義の首をちょん切れ!

しかし、大統領一人の力だけでそんなことはできない。executioner( 死刑執行人)となるGOP(Grand Old Party=共和党)がどうするのかが問題。風刺画では OK...I'll play along(いいよ、付き合ってやるよ)と言っているが、現実でも共和党の重鎮はほぼ全員がトランプの暴走劇を支えている。

意外にも、共和党の官僚や裁判官は冷静だ。トランプが指名した者も含む判事たちは、数十もの裁判で「選挙不正の証拠はない」とトランプ側の訴えを退けた。共和党の州務長官も不正はないと断言。トランプ指名のサイバーセキュリティーの担当高官も全ての不正を防止したという。つまり、トランプの「ふせい(不正)だ!」を「いや、ふせい(防い)だ!」と否定する。

でも、共和党の重鎮たちは選挙の結果を認めない。ポンペオ国務長官は「バイデン政権への移行に協力するか」と聞かれたら「トランプ政権は2期目に移行する」と切り返した。

それは冗談だったと、フォローする人もいる。風刺画の死刑執行人もあきれ顔だし、『不思議の国のアリス』の執行人も首を切るフリをしていただけだ。つまり、みんな暴君の機嫌を取るために形だけ付き合っている可能性はある。

でも、国家は選挙に対する信頼の上に成り立っているのだ。民主主義は、死刑のフリをするだけでも死にかねないと思う。もし生き残ったら、国民にその「殺人未遂の犯人」を覚えていてもらい、次の選挙で彼らの首を飛ばしてほしい。

【ポイント】
Trump's Willing Executioner...
トランプに「快く従う」死刑執行人...

<本誌2020年12月8日号掲載>

ロブ・ロジャース(風刺漫画家)/パックン(コラムニスト、タレント)

6285名無しさん:2020/12/06(日) 14:29:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/bacbbd6bfa577a43213b5c06e48930e54eca07cf
元親友が米紙に寄稿「イヴァンカは昔から地位にとらわれ、父親そっくりだった」
12/5(土) 20:45配信

イヴァンカ・トランプの中高時代の元親友であった、ジャーナリストのリサンドラ・オーストロムがイヴァンカの過去について暴露するエッセイを米誌「ヴァニティ・フェア」に寄稿した。

2人は姉妹のように仲が良かったが、徐々に20代後半でお互いがあまりにも異なる考え方をしていることに気づき、友情が途絶えてしまったという。

若き頃のイヴァンカ
イヴァンカ・トランプは昔から「父親と同様に、お金と周囲からの称賛を強く求め、そして貧乏人を軽蔑していた」

イヴァンカの中高時代の親友で、イヴァンカの結婚式でブライドメイドを務めたと言う、リサンドラ・オーストロムは米誌「ヴァニティ・フェア」に暴露エッセイを寄稿した。

「イヴァンカは、父親そっくりで、地位、お金、権力を追い求め、さらに自分自身を守るために、他人を犠牲にしていた」

昔から垣間見えた“トランプ的側面”
本稿で語られる、イヴァンカに対する最も批判的なエピソードは、20代半ばにイヴァンカからお勧めの本について聞かれた時のことだ。

オーストロムは、リチャード・ルッソのピューリッツァー賞受賞小説「エンパイア・フォールズ」(未邦訳)を勧めた。同書は、メイン州の小さな町における労働者階級の暮らしに関するものだ。それを受けてイヴァンカが言い放ったのは、下記のような言葉だそうだ。

「リー、私に貧乏人の本を読めって言うの?」

「こんなものに私が興味を持つとでも思ってるの?」

イヴァンカは洗練された雰囲気を出しつつも、時折「荒々しい、トランピズムの側面」を見せることがあったと彼女は書いている。

「イヴァンカは、自分が何に挑戦しても、見たことのないほどの才能を持っていると教師から誉められたという話を頻繁にしていた」

また、こんなこともあったそうだ。かつてレバノンから報道していたジャーナリストであるオーストロムは、アラビア語で自分の名前が記されたネックレスを身につけていた。しかし、当時それがイヴァンカを苛立たせていた。

2人が一緒に食事をしていたある夜、イヴァンカはそのネックレスを見て言い放った。

「あなたのユダヤ人の彼氏は、セックスの最中にそのネックレスが彼の顔に当たったらどう思うの?よくそんなものをつけていられるわね。『テロリスト』と言っているようなものよ!」

6286名無しさん:2020/12/06(日) 14:30:10
>>6285

暴露した目的
オーストロムは12歳、中学1年生の時に、マンハッタンのアッパーイーストサイドにある女子校、チャピンスクールでイヴァンカと知り合った。同校はジャッキー・ケネディ・オナシスを含む有名な卒業生を輩出している。

オーストロムとイヴァンカはパリへの研修旅行中に絆を深め、オーストロムは2009年のイヴァンカとジャレッド・クシュナーとの結婚式でブライドメイドを務めた。しかし、その後友情は冷めてしまったと述べる。

オーストロムはこの記事を書くことで、自分がトランプ一家とのつながりを利用して金儲けをしようとする、偽善者かつ恵まれたエリートであると見られるリスクを認識していた。だが、それでもイヴァンカが本当はどんな人物なのかを示すために本記事を書いたそうだ。

「友人や家族からは、この記事が私の意図するように受け取られないだろうと忠告を受けた。イヴァンカの子供時代を知る批判者からの告発は、もっと早くなされるべきだったと思う。(私が、今これを発表したのは)彼女が自分の運命を父親のものと結びつけるという決断をしたということから、決して逃れられないようにするためだ」

政権入りしたイヴァンカの本質
イヴァンカが2017年にドナルド・トランプ大統領のアドバイザーに就任した際、オーストロムは彼女が大統領の最も逆進的で人種差別的な傾向を和らげることを期待していた。しかし、イヴァンカがそうする理由は「道徳的なコミットメントからではなく、幼い子供の監禁や世界的な気候変動協定からの脱退というのは、ダボス会議の場では聞こえがよくないからだ」と語る。

また、イヴァンカは、ミレニアル世代のフェミニズムとビジネスセンスの神話的なストーリーを融合させることで、トランプブランドをより洗練された知的な形にし、そのキャリアを築き上げた。しかし、彼女が父親の政策や判事の指名を支持したことで、それは打ち砕かれたという。

「イヴァンカが自ら努力して築きあげたイメージを台無しにしたのを、私は目の当たりにした」
1月にジョー・バイデンがホワイトハウスに移った後、イヴァンカが何をするかは定かではない。彼女は2018年に同名の衣服と靴の会社を閉鎖した。父親の政権での仕事に関連した利益相反の問題と批判のためであると報じられている。

彼女が公職に立候補するのではないかとの憶測もある。最近の米メディア「リアル・クリア・ポリティクス」によるインタビューで、彼女は自身を「トランプ・共和党員」であり、「何事においても実利主義者」であると表現した。

彼女は共和党の主張する立場を取り、強く中絶に反対してきた。

「私はプロライフ(生命を尊重する立場)であり、それは紛れもなくそうです 」と彼女は述べている。

6287名無しさん:2020/12/06(日) 14:30:38
>>6286

「容姿」にとらわれるトランプ
また、本稿では、イヴァンカとその友人たちがティーンエイジャーだった頃、ドナルド・トランプはその魅力に細心の注意を払っていたと述べられている。

「彼(ドナルド・トランプ)は、イヴァンカが私たちの学年で一番可愛いか、一番人気のある女の子かを尋ねる以外は、ほとんど私のことを認識していなかった。トランプ家にはユーモアのセンスがないと知るまでは、私は正直に、イヴァンカはトップ5に入ると思うと答えていた。それに対して、彼は本当に戸惑い、『イヴァンカより可愛いのは誰だ?』聞いてきた」

トランプはオーストロムの名前を決して覚えなかったが、彼女が太ったか痩せたかには気付いていたと、彼女は回想する。ある日、みんなでマー・ア・ラーゴ(トランプの所有するフロリダのリゾート)で食事をしていた時に、兄のドナルド・ジュニアがオーストロムのグリルチーズサンドを取ったことがあった。

イヴァンカは兄のことを叱ったが、その父親は「心配するな。彼女にはそれは必要ない。彼は彼女のためにやってるんだよ」となだめていたという。

Rory Carroll

6288チバQ:2020/12/06(日) 20:41:38
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20201206k0000m030151000c.html

トランプ氏、応援演説で「恥を知れ」と身内批判 共和党困惑「悪夢のシナリオ」
2020/12/06 19:59毎日新聞

トランプ氏、応援演説で「恥を知れ」と身内批判 共和党困惑「悪夢のシナリオ」

支持者集会で演説するトランプ米大統領=南部ジョージア州バルドスタで5日、AP

(毎日新聞)

 トランプ米大統領は5日、南部ジョージア州バルドスタを訪問し、11月の大統領選後初となる支持者集会で1時間40分演説した。1月に決選投票が実施される上院ジョージア選挙区の共和党候補者の応援が目的だったが、大統領選での敗北を認めていないトランプ氏は、時間の大半を使い自身の選挙について言及。「民主党が選挙で不正を働いたことは、米国で最も大きな公然の秘密だ」などと繰り返した。

 ジョージア州では民主党のバイデン前副大統領とトランプ氏の票差が約1万2000とわずかで、州選管当局は2回の再集計を経てバイデン氏勝利を確定した。

 しかし、トランプ氏は演説の冒頭で「言っておくが、ジョージアで勝ったのは我々だ」と発言。他の多くの州でも自身が勝利した結果が覆されたと、根拠のない主張を繰り返した。

 CNNテレビなどによると、トランプ氏は演説前の5日午前、ジョージア州のケンプ知事(共和)に電話し、確定した大統領選の結果を覆すため、州議会の臨時会招集を求めた。

 ケンプ氏は要求を拒否した模様で、トランプ氏は演説で「知事はなぜ民主党に味方するのか。恥を知るべきだ」などと何度も不満を口にし、2022年次期知事選への対立候補擁立も示唆した。

 共和党は、上院であと1議席獲得すれば多数派を維持できる。決選投票に向け党の結束を促すことが目的の集会で、トランプ氏が身内批判を繰り返したことは「州内の党関係者にとって悪夢のシナリオ」(アトランタ・ジャーナル・コンスティテューション紙)となった。

 一方、空港に設けられた演説会場は屋外だったが、集まった数千人の支持者は密着し、マスクを着用する人も少なかった。【ワシントン高本耕太】

6289チバQ:2020/12/07(月) 09:46:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/5308178731fb7c373eaf83251b38d511e2ea16c0
ジュリアーニ元NY市長が新型コロナ感染 トランプ氏顧問弁護士
12/7(月) 9:11配信
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 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は6日、自身の顧問弁護士であるジュリアーニ元ニューヨーク市長(76)が新型コロナウイルス検査で陽性だったとツイッターで明らかにした。症状や疑われる感染経路などには言及しなかった。

 トランプ氏は「早く良くなって。共に頑張ろう!」とも書き込み、11月の大統領選の結果に「不正があった」として陣営が展開している一連の訴訟を率いるジュリアーニ氏を気遣った。

 ジュリアーニ氏はトランプ氏のツイートに先立ち、FOXニュースの番組に出演した。

 ジュリアーニ氏は最近、南部ジョージア州や中西部ミシガン州を訪れ、州議会の会合などで選挙結果に関する異議申し立てを相次ぎ行っている。

6290とはずがたり:2020/12/07(月) 13:15:49
>>6278

2020.6.29
ケイリー・マクナニーを見くびると、痛い目にあう!?
彼女が“魂”を売った理由─軽蔑していたトランプの下で輝く「報道官」
https://courrier.jp/news/archives/203730/

6291チバQ:2020/12/09(水) 09:25:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/7fd8ae5e173e7475b0947710a9e463ae640bcd19
米国防長官にオースティン氏 初の黒人指名、多様性重視
12/9(水) 9:14配信




2015年9月、米議会で証言するロイド・オースティン氏=AP
 バイデン次期米大統領は8日、国防長官にロイド・オースティン元中央軍司令官を指名することを正式に発表した。上院で承認されれば、黒人で初めての国防長官となる。国の安全保障の中枢を担う主要閣僚に黒人を起用することで、多様性を重視する姿勢を鮮明にした。

【写真】2014年9月に並ぶロイド・オースティン氏(右)とオバマ米大統領(当時)=ロイター

 バイデン氏は声明で、「彼の生涯の献身的な働きや、ホワイトハウスの危機管理室で過ごした多くの時間から、模範的なリーダーシップや人格を示してきた」と評価し、「我々が現在、直面する課題や危機に立ち向かうのに比類なく適任だ」と強調した。

 オースティン氏は1975年に陸軍士官学校を卒業した軍歴41年の元陸軍大将で、イラクやアフガニスタンなどの戦場での指揮経験が豊富だ。オバマ前政権だった11年にイラク駐留軍の指揮官として米軍完全撤退に関わった。陸軍副参謀総長を経て、13年には中東を管轄する中央軍司令官に就任し、翌年に「国家樹立」を宣言した過激派組織「イスラム国」(IS)を対象とした掃討作戦を指揮し、16年に退役した。

 米国の法律では文民統制を維持するため、退役将校は7年間、国防総省の要職に就くことができないが、議会の承認が得られれば可能だ。だが、トランプ政権のマティス元国防長官に続く軍出身者の要職起用に、議会やメディアから批判が出ており、承認が難航する可能性もある。(ワシントン=渡辺丘)
朝日新聞社

6292チバQ:2020/12/09(水) 16:25:52
>外務事務次官や外務審議官の経験がなく駐米大使ポストに就くのは異例だ。
>義父は作家の故三島由紀夫氏。


https://www.jiji.com/jc/article?k=2020120700951&amp;g=pol
駐米大使に冨田氏 「バイデン人脈」で抜てき―政府調整
2020年12月07日22時05分
 政府は在任期間が3年近くになる杉山晋輔駐米国大使(67)を交代させ、後任に冨田浩司駐韓国大使(63)を充てる方向で調整に入った。米民主党に人脈を持つ冨田氏を起用することで、来年1月に発足するバイデン次期政権との関係構築を急ぐ。政府関係者が7日、明らかにした。

 冨田氏は1981年に外務省に入り、イスラエル大使などを経て昨年10月から韓国大使。バイデン次期大統領が副大統領だった時期に米国特命全権公使や北米局長を務め、日米同盟の強化に当たった。外務事務次官や外務審議官の経験がなく駐米大使ポストに就くのは異例だ。
 外交官の職務の傍ら、著述家としても活動。チャーチル、サッチャー両英元首相を題材にした作品を発表している。義父は作家の故三島由紀夫氏。
 杉山氏は2018年1月に駐米大使に就任。トランプ政権下で両国のパイプづくりに尽力した。韓国大使の後任には相星孝一イスラエル大使を起用する方向。

6293チバQ:2020/12/09(水) 16:32:58
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020120900880&amp;g=int
トランプ氏、法廷での逆転絶望的 最高裁が異議申し立て認めず―米大統領選
2020年12月09日16時06分

8日、米ホワイトハウスで発言するトランプ大統領(AFP時事)

 【ワシントン時事】米連邦最高裁は8日、大統領選での敗北確定阻止を目指したトランプ大統領側の訴えを退けた。8日は各州の集計結果の確定期限で、これ以降は新たな再集計の申し立てや提訴がほぼ不可能になるとされる。法廷闘争を通じたトランプ氏の逆転勝利が絶望的となった。

 この日の決定は、東部ペンシルベニア州最高裁での敗訴を不服としたトランプ派の議員らが、連邦最高裁の判断を求めていたもので、決定文は「申し立てを退ける」とのみ記載。大統領選をめぐる争いに介入する意思がないことを明確に示したと受け止められている。
 連邦最高裁決定の数時間前、トランプ氏はホワイトハウスでの会合で、大統領選について「議員や最高裁判事の中に、万人が正しいと考えることをする勇気のある者がいるか、見てみよう」と発言。大統領選直前に保守派の判事を強引に送り込んだ最高裁が、バイデン次期大統領の勝利を覆す判断を下すことに期待を表明していた。

6294名無しさん:2020/12/10(木) 00:18:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/2f05fc403be16b7e6a9796918521c6c3de28a05c
バイデン氏、大統領当選確定へ前進-州の投票結果認定期限迎える
12/9(水) 11:49配信

(ブルームバーグ): 米国では各州が大統領選の結果を認定する期限である8日を迎えた。民主党のジョー・バイデン氏は大統領の地位に一歩近づくことになる。

認定後に結果を覆すのは極めて難しい。連邦法は、係争中の関連訴訟がないことを前提に、連邦議会は認定された選挙人を受け入れなければならないと定めている。トランプ大統領の法廷闘争が結果を覆せる可能性も低い。各州の選挙人は14日に大統領候補に投票する。

コロラド、ハワイ両州が8日、結果を公式に認定したことから、トランプ大統領が異議を申し立てた激戦州も含め、バイデン氏が勝利した全ての州が結果認定と選挙人指名を終えた。バイデン氏は当選に必要な270人を上回る票を確保した。

連邦法によれば、12月8日までに州が選挙人を指名し、全ての法廷闘争が決着すれば、連邦議会は来年1月6日に州の投票結果の集計を行う上下両院合同会議を開く際に、投票結果を「最終的」なものと見なさなればならない。

オハイオ州立大学の選挙法プログラムディレクター、エドワード・フォーリー氏は、ウィスコンシン州などで起こされた係争中の訴訟が認定期限としての12月8日の意義を失わせる可能性があるものの、訴訟の決着が期限後になったとしてもバイデン氏に投票する選挙人は有効だと指摘。

各州から選挙人の投票結果が1つだけしか提出されない場合は、両院で拒否されない限り議会は承認しなければならず、両院が拒否することはないとみられるとフォーリー氏は説明した。

原題:Biden Reaches Deadline Making Victory Nearly Irreversible (3)(抜粋)

(c)2020 Bloomberg L.P.

Mark Niquette, Erik Larson

https://news.yahoo.co.jp/articles/eedd65e0e31673c7a9a883d3033bb887f3cc8119
テキサス州がジョージアなど4州を連邦最高裁に提訴、選挙結果巡り
12/9(水) 1:43配信

米テキサス州のパクストン司法長官は8日、新型コロナウイルスの世界的大流行(パンデミック)に乗じて大統領選の手続きを不当に変更し、選挙結果をゆがめたとして、ジョージア州、ミシガン州、ペンシルべニア州、ウィスコンシン州を相手取り連邦最高裁に提訴した。ネバダ州ラスベガスで10月撮影(2020年 ロイター/BRIDGET BENNET)

[ワシントン 8日 ロイター] - 米テキサス州のパクストン司法長官(共和)は8日、新型コロナウイルスの世界的大流行(パンデミック)に乗じて大統領選の手続きを不当に変更し、選挙結果をゆがめたとして、ジョージア州、ミシガン州、ペンシルべニア州、ウィスコンシン州を相手取り連邦最高裁に提訴した。

不正投票の横行により「信頼が崩壊し、選挙の安全性や公正性が損なわれた」とし、4州の選挙人(62人)を選挙人団から除外するよう要請。また14日に予定されている選挙人団による投票の延期も求めた。

パクストン氏は「4州が正規の議会によって制定された法令に違反し、憲法にも違反した。州法と連邦法の両方を無視することで、当該州における投票の公正性を汚しただけでなく、テキサス州を含むあらゆる州における投票の公正性も汚した」とした。

連邦最高裁は、トランプ氏が指名した3人の判事を含め6対3で保守派が多数を占めている。最高裁にこの訴訟を審理する義務はない。

ジョージタウン大学ロースクールの教授で選挙法の専門家でもあるポール・スミス氏は、テキサス州には訴訟の正当な根拠がないと指摘。「他の州がどのように票を数え、どのように選挙人の票を投じるかについて、テキサス州に文句を言う資格があるとは考えられない」と述べた。

またオハイオ州立大学のネッド・フォーリー教授(憲法学)は、選挙の問題について、議会が選挙人投票を正式に集計する来年1月6日の段階で、議会によって解決することになっており、「裁判所としては途中経過の問題に引きずり込まれたくないと考えるのではないか」とした。

ミシガン州のネッセル司法長官(民主)は、テキサス州の訴訟が「売名行為であり、真面目な申し立てではない」と批判。ペンシルべニアのシャピロ司法長官(民主)も「公正で自由な選挙制度への継続的な攻撃は無意味かつ無謀だ」と非難した。

*内容を追加しました。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

6295とはずがたり:2020/12/10(木) 20:05:22

【米大統領選】米ミズーリなど17州が大統領選めぐる提訴に合流
https://www.sankei.com/world/news/201210/wor2012100013-n1.html
2020.12.10 11:09

 【ワシントン=黒瀬悦成】米中西部ミズーリなど17州の共和党当局者は9日、大統領選をめぐり南部テキサス州の司法長官が8日に南部ジョージア、中西部ミシガンとウィスコンシン、東部ペンシルベニアの計4州の選挙結果の無効を求めて連邦最高裁に提訴したことに関し、訴訟に合流したと発表した。トランプ大統領も訴訟に参加するとしている。

 訴訟は、4州が新型コロナウイルス危機を受けて郵便投票を大幅に導入したのは違法だと主張し、最高裁に対して4州で大統領選挙人の選任を即時に差し止めるよう求めている。

 ただ、各州の選挙結果の確定期限となる8日が過ぎたことから訴えが通る可能性は非常に低いとみられ、トランプ氏の法廷闘争は「幕切れを迎えた」(米紙ウォールストリート・ジャーナル)との見方が支配的となっている。

 一方、米動画サイトのユーチューブは9日、米大統領選の一般投票の結果が8日に確定したのを受け、「選挙に大規模な不正があったせいで選挙結果が逆転した」などと主張する動画を削除する方針を発表した。

 削除されるのは9日以降にアップロードされた動画で、例えば「特定の大統領候補が広範囲にわたるソフトウエアの不具合や集計の間違いで勝利した」といった、事実と異なる主張が含まれる場合に削除対象になるとしている。

 ユーチューブは、集計結果が確定するまでは、民主党のバイデン前副大統領が当選を確実にしたことに疑義を呈する動画の投稿を容認してきたが、今後は「米選挙の完全性」を支持する立場から虚偽情報や誤解を引き起こす情報を排除していくとした。

6296チバQ:2020/12/10(木) 20:35:34
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2012090020.html
バイデン氏、中国大使にブティジェッジ氏の起用検討 米メディア
2020/12/09 20:24産経新聞

 【ワシントン=黒瀬悦成】米ニュースサイト「アクシオス」は8日、次期米大統領に就任する見通しとなった民主党のバイデン前副大統領が次期政権の中国大使にピート・ブティジェッジ前サウスベンド市長(38)を指名することを検討していると伝えた。

 ブティジェッジ氏は当初、国連大使に取り沙汰されたが、最終的に黒人女性のリンダ・トーマスグリーンフィールド氏の起用が決まった。

 複数の関係者が明らかにしたところでは、バイデン氏が閣僚級ポストに黒人などの人種的少数派や女性を優先的に登用する方針であるため、ブティジェッジ氏は中国を含む重要国の大使に据える方向で検討が進められているという。

 ブティジェッジ氏は同性愛者であることを公言し、今年の大統領選の民主党候補指名争いの初戦となる中西部アイオワ州の党員集会で勝利し注目を集めた。

 同氏は民主党内部で将来の大統領候補として有力視されており、本人も外交や安全保障分野の役職で実績を積みたい意向が強いとされる。過去の事例では、共和党の父ブッシュ元大統領が米中国交正常化前の1974〜75年に駐北京連絡事務所長を務めている。

6297名無しさん:2020/12/11(金) 14:16:26
変な人の記録

https://news.yahoo.co.jp/articles/0e1d919e3551fd9086906c8e15218bae55c604da
トランプ氏敗北理由「わかんない」…木村太郎さんが講演で「彼はこれから4年選挙運動やり続ける」
12/10(木) 19:15配信

 ジャーナリストの木村太郎さんが金沢市内で講演し、政権交代が確実となったアメリカ大統領選挙を振り返りました。

 中日新聞北陸本社が開いた北陸中日懇話会で講師を務めた木村さん。「アメリカ大統領選を振り返って」と題し講演しました。

 木村さんは4年前の大統領選では日本で数少ないトランプ氏の当選を予言した人の1人です。今回の大統領選でもトランプ氏の当選を予想していましたが…。

木村さん:
「トランプが負ける理由が見当たらない。だからトランプが勝つだろうと。ところが負けちゃった。『なんで(トランプ大統領が)負けたか言え』と言われ『わかんない』と言った。いまだに負けた理由がわかっていないから」

 木村さんは今回の選挙の結果が覆ることはないとしたものの、こんな予言も…。

木村さん:
「『(次の大統領選がある)2024年はインチキなしで勝つぞ』という宣言をして身を引くのでは。ただ身を引くのではなくトランプ氏はこれから4年間選挙運動をやり続ける」

 木村さんは北陸中日新聞で毎週木曜日にコラムを連載しています。

石川テレビ

6298チバQ:2020/12/11(金) 18:10:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/f7f1aa4ecdf838ecfe1aa922aeb0d271d3672f69
ライス氏、バイデン政権の内政統括役に 外交・安保から外れる
12/11(金) 17:29配信
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 【ワシントン=黒瀬悦成】次期米大統領に就任する見通しとなった民主党のバイデン前副大統領は10日、ホワイトハウスの国内政策会議(DPC)を統括する補佐官に、黒人女性のスーザン・ライス元国連大使を起用すると発表した。

 同時に、退役軍人長官にデニス・マクドノー元大統領首席補佐官を指名することも明らかにした。

 両氏ともオバマ前政権時代の高官。旧知の人材で政権を固めるバイデン氏の姿勢が鮮明になった。

 DPCはホワイトハウスで医療保険制度や移民政策、人種問題を含む内政をめぐる政権の方針の策定にあたる。

 外交・安全保障政策を担当する国家安全保障会議(NSC)や、経済・貿易政策を担う国家経済会議(NEC)と並ぶ組織だ。

 ライス氏は前政権で国連大使のほか大統領補佐官も歴任し、次期政権で国務長官にも取り沙汰された。本人も外交・安全保障関連の閣僚就任を希望していた。

 ただ、ライス氏は前政権でリビア政策の不手際を上院で批判され、オバマ前大統領が国務長官への指名を見送った経緯がある。

 このためバイデン氏は、上院の承認を必要としないホワイトハウスの高官にライス氏を起用した可能性がある。また、個性の強いライス氏を外交・安保関連の主要な役職につければ他の閣僚や高官らと不協和音が生じ、対外政策の遂行に支障が出るとバイデン氏が懸念したとみられる。

 一方、オバマ氏はライス氏の政権入りをバイデン氏に強く働きかけていたとされることから、DPCのトップに据えることで妥協を図った公算が大きい。

 ライス氏は前政権時代、日本政府との関係が良好でなかったとされ、今回の人事は日本にとっても安心材料となったといえる。

6299チバQ:2020/12/12(土) 11:56:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/ccade43167160fdc66d2dec954688e0a3ab4aaf7
NY市、再び店内飲食禁止へ 飲食業界に打撃
12/12(土) 11:04配信

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産経新聞
 【ニューヨーク=上塚真由】米東部ニューヨーク州のクオモ知事は11日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染が再拡大しているとして、ニューヨーク市内のレストランの店内飲食を14日から再び禁止すると発表した。9月末に客数を25%に制限した上で営業を認めていたが、2カ月半で規制強化に転じた。

 ニューヨーク市の発表によると、10日の新規入院者数は205人で、新規感染者数は2559人。7日間平均の検査陽性率は5・35%となり、8〜9月は1%以下に抑えていたが、11月から急上昇した。

 屋外での営業は今後も認められるが、気温が低下する中で客足が鈍るのは避けられない。米メディアによると、コロナ禍で市内のレストランは1000店舗以上がすでに倒産。ニューヨーク州のレストラン協会は、今回の措置により「何千人もの従業員が解雇されるだろう」と予測し、さらなる打撃となりそうだ。

 クオモ氏によると、州全体で4万6000人を対象に9〜11月に実施した感染経路の追跡調査では、感染原因のトップが「家庭や地域の集まり」で約73%。「レストランとバー」は5番目に多い約1・4%だったが、今後、市内の医療機関が逼迫(ひっぱく)する恐れがあり、規制強化に踏み切った。

6300とはずがたり:2020/12/13(日) 22:49:57
トランプ氏、法廷闘争で再選困難に 選挙人投票がヤマ場
最高裁、「ペンシルベニア州の郵便投票無効」を認めず
米大統領選
2020年12月9日 20:00 (2020年12月10日 5:52更新)

6301名無しさん:2020/12/14(月) 16:44:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/1f410583d5b03f58c75ebca38adb3bc861bb0be1
トランプ氏、大統領選巡る最高裁の判断を批判 選挙人投票迫る
12/14(月) 8:14配信

[ワシントン 12日 ロイター] - トランプ米大統領は12日、大統領選の激戦4州の結果を無効にするよう求めたテキサス州の訴えを退けた連邦最高裁の判断を厳しく批判した。トランプ氏は同訴訟で民主党バイデン氏の勝利を覆すことに期待をかけていた。

11月3日の大統領選で各州で選出された選挙人が12月14日、正式な投票を行うのを前に最高裁は訴えを却下。各州の開票結果によると、バイデン氏は選挙人306人を獲得し、トランプ氏は232人にとどまった。選挙人団と呼ばれる制度では、全米50州と首都ワシントンに選挙人票が割り当てられている。

トランプ氏は12日午前にツイッターに「最高裁は、米国史上で最大規模の選挙不正の実体に全く関心がなかった」と批判し、「不名誉な誤審」だとした。

トランプ氏は明確な証拠を示すことなく選挙で不正が横行したと主張、テキサス州が起こした訴訟で選挙結果を覆す試みが急速に進展することに期待し、最高裁や州議会の議員らに協力を呼び掛けてきた。連邦議会の共和党議員100人以上と17州が同訴訟に支持を表明していた。

ただ、最高裁は11日、テキサス州は、他州の選挙手続きについて訴訟を起こす法的地位を有さないとし、原告適格がないと指摘。トランプ氏が指名した3人の保守派判事も却下に回った。

トランプ氏の選対陣営と側近らは、複数の州で起こした大統領選の結果を巡る訴訟で相次ぎ敗訴している。しかし、同氏は12日ツイッターで「われわれの戦いは始まったばかりだ」と投稿し、諦めない考えをあらためて示した。

<司法長官も批判>

トランプ氏はまた、ツイッターでバー司法長官も批判。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が、バイデン氏の息子ハンター氏の税務に関して捜査が行われているのをバー氏は今年の早い段階から知っていたと報じたのを受けた。

ハンター氏は9日、東部デラウェア州の連邦地検が自身の税務について捜査していると明らかにした。

トランプ氏は、バー氏を解任すべきとするラジオ番組司会者のコメントをリツイートした上で「期待外れも甚だしい」とツイートした。

バー氏は今月に入って、米大統領選で広範囲にわたり不正投票が行われたことを示す証拠は見つかっていないと述べている。

*写真を差し替えて再送します。

6302名無しさん:2020/12/14(月) 17:55:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/df3c8ac63da9f789799fe9621a524b6a223ce04c
バイデン氏の勝利、選挙人投票で確実に-共和党議員らも認める見込み
12/14(月) 17:15配信

(ブルームバーグ): 米国では14日、各州と首都ワシントンの選挙人が投票を行い、ジョー・バイデン氏を正式に次期大統領に選出する。選挙結果を覆そうとするトランプ大統領の取り組みに終止符を打つものだと一部の共和党議員は考えている。

選挙人の投票はいつもならあまり注目されないが、今年は敗北を認めず根拠なく選挙の不正を訴えるトランプ氏の行動によって混迷が続く選挙を決着に向かわせるとみられている。

多くの共和党有力議員が1カ月前にはトランプ氏と足並みをそろえてバイデン氏の勝利を認めず、トランプ氏には訴訟を起こす権利があるとの立場を取った。しかしこうしたプロセスは、バイデン氏が選挙人投票で過半数の270票を獲得した時点で終了する。議会はその後、正式に票数を数え来年1月6日に勝者を発表する。

共和党のジョン・スーン上院議員(サウスダコタ州)は先週、選挙は選挙人の投票で「終わりだ」と述べていた。

トランプ氏に近いリンゼー・グラム上院議員(共和、サウスカロライナ州)は大統領が敗北を認めるべきかと尋ねられた際、「選挙人投票は明らかに最終結果をもたらす」とし、「12月14日に回答する」と語った。

引退するラマー・アレグザンダー上院議員(共和、テネシー州)は13日のNBCの番組で、選挙は14日の選挙人投票をもって終わるべきだとし、トランプ氏が「国を第一に考え」バイデン氏を祝福することを望むと述べた。

原題:Biden’s Nod From Electors Could Seal His Win With Some in GOP(抜粋)

(c)2020 Bloomberg L.P.

Mark Niquette

6303チバQ:2020/12/15(火) 14:23:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/c7871e5ed8a06ba392504f8fdd12c439042464cc
米司法長官が退任へ 選挙不正の主張否定、事実上解任か
12/15(火) 9:48配信




バー司法長官=AP
 トランプ米大統領は14日、バー司法長官が退任するとツイッターで発表した。トランプ氏は11月の大統領選で「大規模な不正があった」と主張して敗北を認めていないが、連邦捜査機関を束ねる腹心のバー氏はこうした見方を否定しており、事実上の解任とみられる。

 トランプ氏は同日、ホワイトハウスでバー氏と会った後、「我々の関係は良好で、彼は素晴らしい仕事をした。バー氏はクリスマス前に退任する」とツイッターに投稿した。ローゼン司法副長官が長官代行を務めると明らかにした。

 バー氏は11月、大統領選での「不正」をめぐる司法省の捜査開始を承認したが、今月1日の米メディアのインタビューでは「異なる選挙結果になるほどの規模の不正を目にしていない」と語り、トランプ氏の怒りを買ったとされる。

 トランプ氏はまた、司法省がバイデン次期大統領の次男ハンター・バイデン氏への捜査を選挙前に発表しなかったことにも不満を持っていたとみられる。バー氏が今春にはハンター氏の税務問題についての捜査を知っていたとする米メディアの報道に関して、「かなり失望している」とツイートしていた。(ワシントン=渡辺丘)
朝日新聞社

6304チバQ:2020/12/15(火) 15:38:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/44a525b79e3f7c493cc4a7faa638d48aac490ed1
バー司法長官が辞任へ 大統領選の不正否定で関係悪化 トランプ氏が投稿
12/15(火) 10:55配信
26




米司法長官を辞任するバー氏=米中西部セントルイスで2020年10月15日、AP
 トランプ米大統領は14日、バー司法長官が「クリスマス前に辞任する」とツイッターで明らかにした。トランプ氏が投稿したバー氏の書簡によると、辞任は23日付。トランプ氏の最側近だったバー氏だが、大統領選での大規模な不正を否定する見解を示すなど敗北を認めないトランプ氏との確執が表面化していた。

 トランプ氏はツイッターで、バー氏と14日にホワイトハウスで会談したことを明らかにした。「我々の関係は非常に良い。バー氏は素晴らしい仕事をしてくれた」と説明した。

 バー氏は今月1日、AP通信のインタビューで「大統領選の集票システムが操作されるなど組織的な不正行為があったとの主張に対し、国土安全保障省と共に調査したが、その事実を裏付けるものは何も見つかっていない」と明言。トランプ陣営は声明で「我々が集めた不正の証拠を司法省はまったく調査していない」と反論していた。

 さらにトランプ氏は、バイデン次期大統領の次男ハンター氏が9日、自身の税務処理に関する問題で司法当局の捜査を受けていることを明らかにした際にもバー氏の対応を疑問視。12日のツイッターで「なぜバー氏は選挙前にこの真実を公表しなかったのか」と不満をあらわにしていた。【ワシントン鈴木一生】

6305チバQ:2020/12/16(水) 10:08:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/2cba1b9db1afbf45c85259daa5a1536296f67266
トランプ氏、打つ手なく 選挙人投票完敗、「忠臣」離反 米大統領選
12/16(水) 7:09配信
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トランプ米大統領(右)とバー司法長官=2019年7月、ホワイトハウス(AFP時事)
 【ワシントン時事】次期米大統領を正式に選出する手続きの14日の選挙人投票は、結果を覆そうとした共和党のトランプ大統領の完敗に終わった。

【写真特集】トランプ政権を去った人々

 選挙不正の捜査では「忠臣」のバー司法長官の協力も得られず、同長官は辞任を表明。来年1月20日のバイデン次期大統領の就任を阻止する手段はついえようとしている。

 この日トランプ氏とバイデン氏が獲得した選挙人は、それぞれ232人と306人で、11月の投票結果で予想された通り。バイデン氏は演説で「民主主義の強さが証明された」と勝利を宣言した。トランプ氏は「不正」を証明しようと訴訟を乱発したが、1州も結果を覆せなかった。

 日を追うごとに逆転の目が消える中、トランプ氏が負けを認める気配はない。14日も、選挙に関する新聞記事をツイッターで引用し「すごい。大がかりな不正だ」などと投稿した。

 闘いを続けること自体が目的になっている可能性もある。米メディア「アクシオス」は、バイデン氏が就任式を行う1月20日、トランプ氏がホワイトハウスを去って専用機でフロリダ州に飛び、政治集会で2024年大統領選への出馬を表明することを検討していると報じた。就任式には退任する大統領が同席する慣例があり、平和的な政権移行は絶望的になる。

 バイデン氏が過半数の選挙人を獲得した数分後、トランプ氏はツイッターでバー氏の辞任を明らかにした。バー氏はロシア疑惑の捜査報告書に関してトランプ氏を利する解釈を一方的に発表するなど、強い忠誠心で知られた。だが選挙不正に関しては、「結果を覆す規模の不正の証拠は見つかっていない」と語るなど、距離を置いていた。

 ワシントン・ポスト紙によると、バー氏の辞任は「解任」ではなく、トランプ氏との合意の上で自ら退いたという。バー氏としても、トランプ氏に同調して選挙不正を訴えれば、「法律家としての今後に傷が付きかねない」という判断もあったとみられる。

6306チバQ:2020/12/16(水) 10:09:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/5a06c542a65127e2505dbf6816c0a90909c064b2
バイデン氏、トランプ氏に撤退促す 共和党上院議員も次々
12/15(火) 23:58配信
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米大統領選今後のシナリオは
 【ワシントン=黒瀬悦成】次期米大統領に選出されることが確実となった民主党のバイデン前副大統領は14日、地元の東部デラウェア州での演説で、共和党のトランプ大統領に敗北を受け入れ撤退するよう促した。ここまでトランプ氏を支えてきた共和党議員からも、大統領選挙人投票の結果を尊重すると表明する者が続出し始めており、今後はトランプ氏がどう対応するかが注目されそうだ。

【表でみる】ジョー・バイデン氏の人物像

 バイデン氏は、トランプ氏を支持するテキサス州の司法長官が激戦4州での選挙結果を覆すことを目指して訴訟を起こしたことについて「民意と法の支配、憲法の尊重を否定するものだ」と批判した。その上で、最高裁が訴えを退けたのは「最高裁が民主主義への前代未聞の攻撃には関与しないとする明確な警告をトランプ大統領に送るものだ」と評価した。

 バイデン氏はまた、選挙の投開票の実務を担った各州や自治体の当局者やボランティアが、「選挙の不正」を訴えるトランプ氏および同氏の支持勢力からの政治的圧力にさらされたことに関し「二度とあってはならない。米国の民主主義が生き長らえたのは彼らのおかげだ」と訴えた。

 一方、上院共和党ナンバー2のスーン院内幹事は14日、バイデン氏が次期大統領であると認めた。スーン氏は、来年1月6日の上下両院合同会議では、議員らが選挙人投票の結果に異議を申し立てる憲法上の権利があるとしつつ、「そんなことをしても行き止まりだ。前進すべき時が来た」と結果受け入れを呼びかけた。

 上院共和党ではこの日、ほかにもトランプ氏に非常に近いグラム議員や、大統領就任式委員会の委員長を務めるブラント議員ら少なくとも4人がバイデン氏が次期大統領になることを公の場で受け入れた。他の議員らも追随する可能性があり、トランプ氏が画策する合同会議での選挙結果の無効化が実現する可能性は一層低くなっている。

 米メディアによれば、トランプ氏は「徹底抗戦」を唱える一方、周囲には2期目を務める見込みはないと漏らしているという。また、負けを認めたと受け取られるのを避けるため、最近は2024年の大統領選への出馬に言及するのも慎重になっているとされ、今後の出方は定かでない。

6307名無しさん:2020/12/17(木) 02:28:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/634449842cded6fc68d8c943d2ec63c7d495d874
米共和党幹部がバイデン氏勝利認める、議会で結果覆る可能性を否定
12/16(水) 9:40配信

 米共和党上院の複数の有力議員は14日、この日行われた次期大統領を正式に選出する手続きである選挙人投票で民主党バイデン氏の当選が確認されたのを受け、同氏を次期大統領と認めた。今後、議会で結果が覆る可能性も否定した。

 ついに沈黙を破った――米議会共和党トップのマコネル上院院内総務は15日、民主党のバイデン氏を初めて次期米大統領と公に認め、バイデン氏と次期副大統領のハリス氏を議場で祝福した。

 米議会共和党トップ マコネル上院院内総務
 「バイデン次期大統領を祝福したいと思う。次期大統領は本院になじみが深い。彼は長年、公職に身をささげてきた。

 次期副大統領であり、私たちの同僚であるハリス上院議員にもお祝いの言葉を申し上げる。われわれは互いの違いを超えて、すべての米国人が史上初の女性副大統領が誕生することを誇りに思える」

 選挙人団が14日、バイデン氏の米大統領選勝利を確認したことを受けて、共和党の大物議員たちは、選挙結果を覆そうとするトランプ大統領への支持から一転して、バイデン氏を次期大統領と認める姿勢を打ち出した。

 共和党上院ナンバー2のスーン院内幹事は「全員が前へ進む時が来た」と述べた。トランプ氏は来年1月6日に選挙人団の投票結果を議会が承認する際に、結果が覆ることを示唆しているが、スーン氏は「何の成果も出ない」との見方を示した。

 別の大物議員であるコーニン上院議員も、そのような試みは共和党が多数派の上院でもひどい敗北を喫するだろうと述べた。そのうえで「最善を尽くしてもうまくいかなかったと認識すべきときだ――選挙とはそういうもの。必ず勝者がいて、敗者がいる」と語った。

 トランプ氏は先月、選挙人団がバイデン氏勝利を確認すればホワイトハウスを去ると述べていた。だがトランプ氏は15日も、投票集計機に関する根拠のない主張をツイッターで繰り返した。

 一方、選挙結果を初めて認めた人が、海外にも。ロシアのプーチン大統領は15日、バイデン氏に対し祝意を伝えた。プーチン氏はバイデン氏との「交流を楽しみにしている」などと述べたという。

6308とはずがたり:2020/12/17(木) 10:59:22


バイデン人事、国防長官に初の黒人 反対噴出もオースティンにこだわる理由は?
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/12/post-95179.php
2020年12月14日(月)16時05分
エリザベス・クリスプ

<アメリカの法律では、退役後7年以上経ていない元軍人の就任は「違法」のはずだが......>

新政権の人事を進めるバイデン次期米大統領は12月8日、国防長官にロイド・オースティン元中央軍司令官を指名した。上院で承認されれば初の黒人国防長官の誕生となるが、退役後間もない元軍人の起用に異論も噴出している。

アメリカでは文民統制を徹底する目的で、退役後7年以上経ていない元軍人の国防長官就任が法律で禁じられており、5年前まで現役だったオースティンの就任は「違法」となる。この規定が免除された事例が過去に2度あり、トランプ政権下でのマティス国防長官の任命もその1つ。とはいえ、文民統制の原則を形骸化させかねない人事には、民主党内からも疑問視する声が上がっている。

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それでもバイデンが方針を撤回することはなさそうだ。オースティンとは旧知の仲で亡き息子ボーがオースティンの下で働いたこともある。バイデンは9日の演説で「(彼が)必要と確信していなければ(規定)の適用免除を求めたりしない」と理解を求めた。

<2020年12月22日号掲載>

6309チバQ:2020/12/17(木) 11:51:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e5ebb6608f2d0c3612c27920036db2049a729f1バイデン氏「ねじれ」に危機感 勝利確定後すぐ遊説
12/17(木) 11:31配信




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 【ワシントン田中伸幸】バイデン次期米大統領が15日、議会上院選の決選投票(2議席)を3週間後に控えた南部ジョージア州で演説し、民主党の2候補への投票を呼び掛けた。同州は11月の大統領選でバイデン氏がトランプ大統領に僅差で勝利したが、元々は共和党が強い保守地盤。決選投票に敗北して共和党が上院の過半数を握る「ねじれ」となれば政権運営に支障が出るのは必至で、バイデン氏の訴えにも強い危機感がにじんだ。

【写真】「100日間マスク着用」呼び掛けると表明したバイデン氏

 大統領選の勝利が確定した選挙人投票から一夜明け、バイデン氏は早速ジョージア入りして精力的な動きを見せた。演説では来年1月5日に行われる決選投票について「私が(政策を)成し遂げられるよう、2人をワシントンに送り出してほしい」と積極的な投票を何度も訴えた。

 上院(定数100)の構成は共和党50、民主党48(無所属も含む)。民主党が決選投票で2議席を得て与野党同数となった場合、上院議長を兼務するハリス次期副大統領が採決に加わるため、民主党が下院に加えて上院でも多数派となり、政権と議会のねじれを回避できる。逆に敗れれば、バイデン政権はスタート時から共和党の激しい抵抗を受け、公約に掲げた政策の実現がままならなくなる。

 ジョージアの2議席は、いずれも共和党現職に民主党新人が挑む構図。過去の決選投票の大半は共和党が制しており、民主党にとって勝利は容易でない。バイデン氏の勝利は、有権者の「反トランプ」感情の強さが影響したとみられているが、今回はトランプ氏の是非が争点ではなく、民主党支持者からは投票率の低下を懸念する声が上がる。
共和党上院トップ、バイデン氏に初めて祝意表明
 一方、共和党上院トップのマコネル院内総務は15日、選挙人投票の結果を受けてバイデン氏に初めて祝意を表明。両氏は電話協議し、今後の協力を模索するため近く会談することで一致した。

 1月6日に議会で投票結果を認定する手続きがあり、トランプ氏に近い共和党議員が異議申し立てを検討しているとされるが、マコネル氏はこうした動きに加担しないよう促した。

 自身も上院議員だったバイデン氏はマコネル氏と旧知の仲。ただ新型コロナウイルス禍の追加経済対策などの緊急課題を巡っても、両党は激しく対立しており「マコネル氏がバイデン氏に協力することは考えにくい」(政府関係者)との見方が支配的だ。
西日本新聞

6310チバQ:2020/12/17(木) 18:01:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c4f0bf4c28f99cffa30ba30b142537a2d8bfdd1
ジョージア州上院選、2議席巡り火花 年明けに決選投票 バイデン政権運営に直結
12/17(木) 16:07配信
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米南部ジョージア州で実施される上院選の決選投票に向け、民主党の2候補への投票を呼びかけるバイデン次期大統領=同州アトランタで2020年12月15日、AP
 米国で年明けの1月5日に投票される二つの選挙が注目を集めている。ともに上院選の南部ジョージア州選挙区の決選投票だ。定数100の上院の多数派を決めることになる2選挙の行方は、民主党のバイデン次期大統領(78)の政権運営に直結するため、民主、共和両党が総力を挙げて議席獲得を目指している。

【米大統領選・各州の勝敗】

 「再び全米を驚かせよう。仕事をやり遂げるため、上院にこの2人が必要だ」。バイデン氏は15日、同州アトランタでのドライブイン集会に足を運び、民主党の2候補への投票を呼びかけた。

 各州に2議席ずつ割り振られた上院(任期6年)は2年ごとに3分の1が改選される。通常は州内2議席の選挙が同時に実施されることはないが、今回は任期満了に伴う改選と、引退した議員の残り任期の議席を争う選挙が重なった。

 ジョージアは長年、党のシンボルカラーを赤とする共和党が牙城としてきた「赤い州」だったが、11月3日の大統領選でバイデン氏が共和党のトランプ大統領に約1万2000票の僅差で勝利した。民主党は参政権が抑圧されてきた黒人らの権利向上運動を展開。この2年間で80万人の新規有権者登録に成功し、支持層拡大につなげたことが勝因とされる。

 同日実施された2上院選も大統領選との相乗効果により、民主党候補が善戦。決選投票に持ち込んだ。ジョージア州法は得票率で過半数を超える者がいなかった場合は、上位2候補による決選投票で勝者を決めると定めている。

 これまでに共和党は既に50議席、民主党は48議席を確保した。両党が50議席ずつの場合は、上院議長を兼務する副大統領が決裁票を投じる決まりのため、ハリス氏が副大統領に就く民主党はあと2議席伸ばせば上院を支配できる計算になる。

 法案や予算案の審議に加え、大統領が指名した政府高官・大使・連邦裁判事の承認や条約批准などの権限を持つ上院。その主導権を握るか否かは政権運営に大きな影響を及ぼす。下院は既に民主党が過半数を確保しており、上院もおさえれば政権側は人事案や法案を自在に通すことができる。だが上院の多数派を共和党が占めた場合、バイデン氏が公約に掲げる野心的な気候変動対策や富裕層への増税などについて共和党が阻止に動く可能性もあり、バイデン氏は譲歩や妥協を迫られる。

 既に14日に期日前投票も始まり、両党は総力戦を展開している。1月5日の投票日までに費やされる広告費の総額は4億ドル(約414億円)に達する見通しで、各陣営への献金の大半が「州外」からのものという。今月15日のバイデン氏に先立ち、共和党も5日にトランプ氏が現地入りして演説した。

 米メディアによる直前情勢調査では、両選挙でそれぞれ民主、共和両党の候補が互角の戦いを展開。バイデン氏勝利の勢いを維持したい民主党だが、大統領選に比べ投票率の低下が予想され、票の取りこぼしが懸念される。一方、「1議席でも取れば勝ち」の共和党は比較的優位だが、「大統領選で不正があり、ジョージアの決選でも繰り返される」とのトランプ氏の主張がかえって支持者の投票意欲をそぎ、逆効果になっているとの指摘も上がっている。【ワシントン高本耕太】

6311チバQ:2020/12/17(木) 22:05:32
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3321776.html
バイデン氏「初づくしの内閣」 運輸長官にブティジェッジ氏指名
2020/12/17 07:08AFPBB News

バイデン氏「初づくしの内閣」 運輸長官にブティジェッジ氏指名

米デラウェア州ウィルミントンで会見したピート・ブティジェッジ氏(2020年12月16日撮影)。(c)KEVIN LAMARQUE / POOL / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】ジョー・バイデン次期米大統領は16日、デラウェア州ウィルミントンで開いた会見で、ピート・ブティジェッジ氏の次期運輸長官への指名を発表した。指名が承認されれば、米国で同性愛を公表し入閣する初の人物となる。バイデン氏は次期政権が「初づくしの内閣」となると豪語した。

 バイデン氏はこれまで、米史上最も多様性に富む内閣を目指すとの公約に沿い、女性・非白人で初の副大統領となるカマラ・ハリス氏をはじめ、黒人初の国防長官にロイド・オースティン元中央軍司令官、女性初の財務長官に連邦準備制度理事会のジャネット・イエレン前議長を起用。会見では、「慣例破りの指名」はブティジェッジ氏が9人目となると指摘した。

 バイデン氏の大統領就任の前日となる来年1月19日に39歳の誕生日を迎えるブティジェッジ氏はインディアナ州の小都市サウスベンドの前市長で、ハリス氏と同様、今年の大統領選の民主党予備選で一時バイデン氏と候補指名を争った。

 ミレニアル世代であるブティジェッジ氏は会見で、自身の世代にとって「今世紀中頃の米国の姿」を改善することは非常に重要だと表明。一方で、性的少数者で初の閣僚となる歴史的意味にも言及した。

 ブティジェッジ氏は、夫で教師・作家のチャスティンさんにシカゴのオヘア国際空港でプロポーズしたことに言及。「オヘアがロマンチックじゃないなんて、だれにも言わせないでほしい」と冗談を飛ばした。 【翻訳編集】AFPBB News

6312チバQ:2020/12/17(木) 22:06:44
https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/nation/f-so-tp0-201216-202012160000462.html
米運輸長官は38歳、同性愛公表した初の閣僚に
2020/12/16 15:50日刊スポーツ

米運輸長官は38歳、同性愛公表した初の閣僚に

ピート・ブティジェッジ氏(ロイター)

(日刊スポーツ)

バイデン次期米大統領(78)は15日、新政権の運輸長官に、38歳で前インディアナ州サウスベンド市長のピート・ブティジェッジ氏を指名すると発表した。今年の大統領選の民主党候補選び序盤で大健闘した若手ホープ。米メディアによると、就任すれば同性愛者と公表した初の閣僚になる。

人口約10万人のサウスベンド市出身。米ハーバード大、英オックスフォード大で学び、コンサルティング大手マッキンゼー社に勤務後、29歳で地元市長に初当選し2期務めた。市長時代に徴兵され、休職して7カ月間アフガニスタンに従軍したこともある。8カ国語を話し、ピアノの腕前でも知られている。市長任期中にアプリで知り合った教師と同性婚した。今回の民主党候補選びでは、全国的に無名ながら序盤で上位争いを展開。撤退後はバイデン氏を支持した。期待の新星が、連邦政府の閣僚としてどんな手腕を発揮するか、注目される。

6313チバQ:2020/12/18(金) 14:22:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/39c08e09944491e1c19402fa0af4dbd57c53c182
バイデン氏、気候変動対策チーム発表 内務長官に先住民系女性
12/18(金) 14:10配信
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 【ワシントン=黒瀬悦成】次期米大統領に選出されることが確実となった民主党のバイデン前副大統領は17日、新政権の気候変動対策チームを発表し、内務長官に先住民系女性のデブラ・ハーランド下院議員(ニューメキシコ州選出)を指名すると明らかにした。上院が承認すれば、先住民系として初の閣僚が誕生する。

 ハーランド氏は内務長官として、公有地にある石油や天然ガスなどエネルギー資源の採掘場や国立公園を管轄する立場から環境保護政策を進める。

 バイデン氏はまた、エネルギー長官に女性のジェニファー・グランホルム元ミシガン州知事、環境保護局(EPA)長官に南部ノースカロライナ州の環境保護局長官を務める黒人のマイケル・リーガン氏を起用することも明らかにした。

 気候変動対策を次期政権の最重要課題の一つに据えるバイデン氏はさらに、ホワイトハウスに国内気候政策局を新設し、オバマ前政権でEPA長官を務めたジーナ・マッカーシー氏を国家気候変動問題担当の大統領補佐官に据えることも明らかにした。

 バイデン氏は「気候変動という否定できない現実は、全米の地域社会の生命と生活に計り知れない損害を与えている」とし、「私たちは直ちに行動しなくてはならない」と強調した。

6314チバQ:2020/12/18(金) 16:03:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/98bd1f1a94dd1fdd1399543d83df7b62ce82e6a2
米、コロナ以外の死者10万人増 医療逼迫や通院控えが影響か
12/17(木) 17:00配信
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 【ニューヨーク共同】米国で新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化した3月中旬から11月までの死者が、推定で平年より少なくとも35万6千人多く、その4分の1以上に当たる10万人程度が新型コロナ以外の死因で死亡していたことが分かった。ニューヨーク・タイムズ紙が17日までに、疾病対策センター(CDC)の推計を基に報じた。

 新型コロナ流行に伴う医療態勢の逼迫や人工呼吸器の不足が影響した可能性がある。市民が新型コロナ感染を恐れて通院を避けたり、景気後退による家計圧迫で通院を控えざるを得なくなったりして、持病が悪化したとの見方もある。

6315チバQ:2020/12/23(水) 13:41:46
https://www.jiji.com/jc/v4?id=202012nghs0001&amp;utm_source=yahoo&amp;utm_medium=referral&amp;utm_campaign=link_back_edit_vb
「日本から一番近い楽園」グアムが崩壊寸前 新型コロナ禍




陣内真佐子(文筆家/グアム在住)


グアム政府のロックダウン政策で、無人になったグアム島の繁華街・タモン地区=2020年4月10日【AFP時事】
「本土」から数千キロ離れた「米国の植民地」グアムの悲劇
 成田や関西などの日本の主要空港から約3時間半しかかからず、1年中気候も温暖なことから「安近短」の旅行先として人気を誇ってきたグアム。「日本から一番近い楽園」ともいえるこの地を訪れたことがある人も多いだろう。そのグアムが今、崩壊の危機にさらされている。
 世界で猛威を振るっている新型コロナウイルス感染症。米国の準州であるグアムでは、2020年3月14日に知事が公衆衛生緊急事態を発令、その後、島内で感染者が確認されたことを受け、同20日にはショッピングモールや娯楽施設、レストラン等の人が集まる施設を閉鎖するとともに、学校も休校とし、住民にも在宅を原則とする「ステイホーム令」が発せられるなど事実上のロックダウン(都市封鎖)政策が施行された。グアム政府が迅速に対応したことで、その後の感染者拡大には歯止めがかかり、5月から経済活動への規制が段階的に緩和され、6月には日本などからの観光客受け入れを再開する方針も打ち出された。
 ところが、7月下旬から再び感染者が増加し、8月14日には再度のステイホーム令を含む最高レベルの規制が再開されたものの、その効果は限定的で、12月初旬には人口約16万6000人のグアム島内の累計感染者は約7000人に達し、感染者の拡大が抑え込めていない深刻な状況下にある。


グアム島北部の米空軍アンダーセン基地に着陸するB1戦略爆撃機。同基地は太平洋戦争中に日本本土爆撃のために整備されたが、現在も米空軍の西太平洋地域の主要拠点として機能している=2020年9月10日(米国防総省提供)【時事通信社】
 グアムは太平洋に浮かぶ孤島であるため、空港で島外からの入島者検疫をすれば水際で感染が防げそうに思える。実際、7月26日以降、一般入島者は空港でのPCR検査結果が「陰性」であっても14日間、政府指定検疫施設(デュシビーチリゾートまたはデュシタニホテルの客室)から一歩の外出さえも許されない強制完全隔離を強いられていた。
 しかし、島民からグアム政府への不平不満が膨らんだため、グアム公共衛生保健局が隔離制度の見直しを行い、隔離6日目にPCR検査を受け、7日目に出るその検査結果が「陰性」であれば、残りの7日間を自宅または自分で手配した別のホテルや友人宅などでの隔離に変更できるようになった。ただし、検査結果が「陽性」の場合、発熱などの症状が認められればもれなく病院に搬送され、無症状ならば別の検疫施設(ベイビューホテルの客室)に14日間強制収容される。
軍関係労働者は検疫も隔離もなし
 その一方、米連邦政府からグアム島内の米軍軍事施設の工事のために送り込まれる労働者に限っては、「必要不可欠な労働力」としてH2就労ビザが与えられ、入島時の検疫のみならず14日間の強制隔離も免除されている。島民や観光客とは明らかに異なる扱いを受けているが、グアム政府はそれに対して反対も抗議もできない。
 なぜなら、米連邦法上「グアムはアンインコーポレッド・テリトリー(未編入領土)であり米連邦政府の所有物である」と明記されているからだ。未編入領土というと聞こえはよいが、事実上グアムは米国の「植民地」である。1950年、グアム島民に米国市民権が付与されて以来70年も連邦政府が定める法的義務を果たし、合衆国憲法を順守しながら生活をしているにもかかわらず、大統領選挙はおろか国政選挙の選挙権もなく、ワシントンDCの連邦議会に地域代表の議員を立てる権利も認められていない。
 つまり、米軍基地外に住むグアム島民のコミュニティーは存在していないも同然で、グアム政府は連邦政府の決定には口出しができない一方的な支配関係が21世紀の現在も続いているのだ。

6316チバQ:2020/12/23(水) 13:42:00
病院数が少なく医療水準が低い「孤島」ゆえ医療崩壊寸前に


グアムの米海軍基地に停泊する原子力空母セオドア・ルーズベルト。同艦は2020年3月、フィリピン近海で作戦中に乗組員の間で新型コロナウイルスの感染が広がった。その後の検査で乗組員約4800人のうち約850人が陽性と診断され、グアムで大多数を下船させることになり、海軍艦艇として活動することができなくなった=2020年5月15日【AFP時事】
 8月上旬からの第2波を引き起こしたのは、この軍事施設新設ならびに拡張工事のため、入島時の検疫も14日間の強制隔離もなしに入島してくるH2ビザ労働者が原因だと目されている。その理由は7月時点ではグアム島内での新規市中感染者数はほぼゼロの日々が続き、島外からの一般の入島者は前述のように14日間ホテルの客室からすら出られない「強制隔離」を強いられている。そうなるとウイルスを再度グアムに持ち込んだのは、数千人ともされるH2ビザ労働者たち以外にないと考えられたからだ。
 島内でPCR検査を受け、陽性反応が出た患者たちが治療を受けている公立病院のグアムメモリアルホスピタルならびに私立病院のグアムリージョナルメディカルシティは、ともに集中治療室(ICU)病床がわずかしかない。重篤な肺炎に対応できる体外式膜型人工肺(ECMO、エクモ)も、それを操作できる医療技術者もいないため、コロナ患者が重篤症状に陥った場合、その人の命を助けることができないのだ。なお、島内には海軍病院も存在するが、現役軍人、退役軍人とその家族など限られた軍関係者しか受診できない。
 グアム公共衛生保健局の担当者は9月11日、米国本土のABCニュースに対し「グアムでは16万6000人の島民の1.1%(1750件)の感染が確認されており、既に島内にある二つの病院は定員に達している。ワシントンDCに救援を求めているが、グアムは医療崩壊寸前の状態である」と語っている。


新型コロナウイルスに感染した可能性のある米海軍の関係者を収容する施設になったグアム島内のホテル。中央の看板には「軍関係者以外立ち入り禁止」と掲示されている=2020年4月10日【AFP時事】
 新型コロナ第2波の影響で島民たちが休職や解雇を余儀なくされ、日々の暮らしに貧窮しているなか、グアム政府はグアムメモリアルホスピタルの人手不足を補う目的で、145ドル(約1万5000円)という非常識なまでに高い時給で35人の看護師を米国本土から雇い入れた。
「医療」か「経済」か
 こうした状況を受け、島民たちからは何よりも経済再生を優先してほしいという要望が高まってきている。
 しかし、主要産業である観光業が壊滅状態の今、グアムが経済的な活路を見いだす方法はどこにあるのだろう。地元では、2025年ごろにならなければ、観光業は再開できないといった悲観説もあるが、それすら定かではない。
 そして最近では、グアム政府は本気でコロナ禍を収束させる気持ちがないのではないかという声まで聞かれるようになってきている。なぜなら島内で新型コロナ関連の死亡者が出た場合、連邦政府からグアム政府に支払われる1人当たり4万ドル(約420万円)の弔慰金のうち4分の1の1万ドル(約105万円)は遺族に給付されるものの、残りの3万ドル(約315万円)はグアム政府の収入になるからだ。
 こう言っては身もふたもないが、コロナ禍で観光業が大打撃を受け、米軍基地関連工事以外に大きな産業がなくなったグアム政府にとって、連邦政府からの「コロナ禍による死亡者への弔慰金は大きな財源」となっていることは間違いない。
 実際、12月12日時点でグアム政府は既に351万ドル(約3億7千万円)の弔慰金(死亡者累計117人)を連邦政府から得ている。しかも、グアム政府管轄の行政機関職員は、病院・保健局・警察・消防・介護福祉など実働している人たち以外の自宅待機者も含め割増賃金を支給されていて、これも一般住民たちにとってはいらだちのタネになっている。

6317チバQ:2020/12/23(水) 13:42:30
さらに強まる「米軍基地」の比重


グアム島で観光客に人気のタモン湾のビーチ=2017年8月15日【AFP時事】
 このようにコロナ禍で大打撃を受けているグアムはさらに連邦政府の「抑圧」に逆らえない状況に追い込まれつつある。
 2006年、日米両国の政府間で合意された宣野湾市の在沖米軍基地再編に伴う「グアムビルドアップ計画」により24年までに沖縄からの移転が決まっている在沖米軍海兵隊司令部要員8000人とその家族9000人の移入によってグアム経済は隅々まで潤うようになるとも言われている。
 そしてもし、中国との紛争に備え「弾道ミサイル防衛能力を持つイージス駆逐艦または巡洋艦防衛システム」のグアム設置計画の予算支出を連邦議会が承認した場合、今まで以上に多額の軍事補助費が毎年グアム政府に支払われることになるはずだ。
 そのとき、沖縄全島の4分の1にも満たない(沖縄本島の半分以下)約549平方キロのグアム島の総面積のうち米軍軍事施設の占める割合は現在の33%から60〜70%近い数字になる可能性がある。軍関連施設が増えることにより、島内のライフラインのうち特に上下水道への負担が増し、一般住民への水の供給に不安が出ることや、周辺海域の汚染などを心配する声も多い。そして連邦上院下院議会の公聴会などで国防総省の高官たちがしばしば口にする「太平洋の要塞(ようさい)、米国最大最強の沈まぬ航空母艦(米軍軍事基地)」にグアムはなってしまうのではないかと危惧されている。
 グアム政府観光局の統計によると、2019事業年度(18年10月1日〜19年9月30日)にはグアム島観光歴史上最多となる163万人の来島者(前年度は152万人)が訪れた。ここ数年韓国マーケットに押され低迷していた日本マーケットの復活と成長を20年度に期待していたグアム。この「日本から一番近い楽園」に再び観光業が戻る日はいつやって来るのだろうか。
 終息の見えない「新型コロナ」と島内でかなりの比重を占める「米軍基地」の拡張。楽園グアムの観光はその両方から挟み撃ちに遭っている。
 陣内真佐子(じんない・まさこ) 文筆家。1996年3月より家族とともにグアムに移住。グアム大学で3年半の学び直し生活を送った後、2000年にグリーンカード(米国永住権)を取得しグアム政府観光局などに勤務。10年に取得したグアム政府公認ガイドの知識を生かし、15年から国内最大手の旅行情報誌のグアム特派員としてブログ活動や各種雑誌やウェブ記事の執筆や翻訳を手掛けている。海外書き人クラブ会員。
(2020年12月掲載)

6318とはずがたり:2020/12/23(水) 19:48:26
2020年12月23日 07時00分メモ
違法だった「ジェイウォーキング」が人種差別の温床となっている
https://gigazine.net/news/20201223-jaywalking-decriminalization/

6319チバQ:2020/12/23(水) 19:49:56
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20201223k0000m030185000c.html
トランプ氏、「駆け込み」で20人の恩赦・減刑 元外交顧問ら 退任まで連発か
2020/12/23 17:26毎日新聞

トランプ氏、「駆け込み」で20人の恩赦・減刑 元外交顧問ら 退任まで連発か

トランプ米大統領=ワシントンで12月7日、AP

(毎日新聞)

 トランプ米大統領は22日、虚偽証言の罪で実刑判決を受けた陣営の元外交顧問、ジョージ・パパドプロス被告ら20人の恩赦・減刑を発表した。退任前の大統領による恩赦は慣例だが、トランプ氏による恩赦は司法省がまとめた推薦リストに基づくものでなく、側近や支援者の要請を受けたものが大半。来年1月20日の退任までさらなる恩赦を連発するとの観測が出ている。

 2016年の前回大統領選で外交顧問だったパパドプロス被告は、トランプ陣営とロシアとの共謀疑惑を捜査する連邦捜査局(FBI)に虚偽の供述をしたとして、18年9月に連邦地裁から禁錮14日の判決を受けた。被告は、対立候補のクリントン元国務長官に関する不利な情報を得るためロシア政府関係者とたびたび接触したことをFBIに覚知され、ロシア疑惑捜査の発端となった人物。

 トランプ氏はロシア疑惑捜査を、政権転覆を狙った勢力による「でっち上げ」と主張しており、今後、有罪となった他の関係者の恩赦にも踏み切るとの見方が広がっている。22日発表された対象には、選挙資金法違反で有罪を受けた元共和党下院議員ら3人や、07年にイラクで多数の民間人を殺害したとして有罪となった民間軍事会社の隊員4人が含まれる。

 恩赦を巡っては、トランプ氏が退任後に税法違反などで捜査対象になる可能性のある自身や、家族に対し「予防的恩赦」に踏み切るとの見方もある。【ワシントン高本耕太】

6320名無しさん:2020/12/26(土) 20:48:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/6a5e20e1dcfc0f2432ef053d4b473c030620499c
「なぜバイデン陣営の選挙不正を認めない」 日本の「トランプ支持者」は何を信じているのか
12/26(土) 11:30配信

GLOBE+

朝日新聞社

6321名無しさん:2020/12/27(日) 16:08:18
タイトルと違って中身はまとも。

https://news.yahoo.co.jp/articles/176bd9df6282618769ce37e17ee6ad306ece59e0
バイデン、中国も青ざめる…絶対に敗北を認めない「トランプ復讐劇場」が始まる
12/27(日) 11:16配信

プレジデントオンライン

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佐藤 則男(さとう・のりお)
ジャーナリスト
早稲田大学を卒業し、1971年に朝日新聞英字紙 Asahi Evening News(現International Herald Tribune/The Asahi Shimbun)入社。その後、TDK本社勤務、ニューヨーク勤務を経て、1983年国際連合予算局に勤務。のちに国連事務総長に就任するコフィ・アナン氏の下で働く。1985年、パートナーと国際ビジネスコンサルティング会社、Strategic Planners International, Inc.,ニューヨーク州法人を設立。アメリカ企業、日本企業をクライアントに、マーケティング、日米市場進出、M&A、投資などのビジネス戦略立案、および実施などを担う。同時にジャーナリズム活動に復帰。「文藝春秋」「SAPIO」などにNY発の鋭い分析を基にした記事を寄稿。米国コロンビア大学経営大学院卒。MBA取得。
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ジャーナリスト 佐藤 則男

6322チバQ:2020/12/31(木) 11:47:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/79e5c7d85373379b1b01d9fb5a4f073151bce301
米次期下院議員、新型コロナで死去 来月3日就任予定
12/30(水) 17:53配信

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AFP=時事
米首都ワシントンの連邦議会議事堂前を歩く人々(2017年2月28日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】米共和党の次期下院議員ルーク・レトロー(Luke Letlow)氏が29日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により死去した。41歳だった。次期下院議員が新型コロナで死亡したのは同氏が初めて。

 レトロー氏は11月の連邦議会選挙でルイジアナ州から下院議員に選出され、来月3日に就任予定だった。

 同氏は今月18日、新型コロナ検査で陽性が確認されたと発表。その後自宅隔離をしていたが、3日後に病院に搬送された。【翻訳編集】 AFPBB News

6323チバQ:2021/01/03(日) 23:19:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e03ac7c2d042ac54aa5bebeb399ac20f18ed7dc
バイデン氏勝利に異議申し立てへ 米大統領選、共和党議員150人超
1/3(日) 12:11配信

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朝日新聞デジタル
米ジョージア州の上院選決選投票のイベントで2日、演説する共和党のテッド・クルーズ上院議員=ロイター

 6日に米連邦議会で行われる米大統領選の選挙人の投票結果の集計をめぐり、共和党上院議員11人が2日、バイデン次期大統領勝利の投票結果に異議を申し立てる意向を明らかにした。同党下院議員も、少なくとも140人が異議を唱えるとみられる。結果が覆る可能性はほぼないが、150人以上の共和党議員がトランプ大統領に同調し、大統領選の結果を否定するのは極めて異例だ。

 米大統領選をめぐっては昨年12月14日、各州で選挙人による投票が行われ、一般投票の結果通り、バイデン氏が306人、トランプ氏が232人を獲得し、バイデン氏の勝利が事実上確定。6日には米連邦議会の上下両院合同会議で選挙人の投票結果が確認され、バイデン氏の勝利が正式確定する手続きが行われる。上院は定数100、下院は435。

 しかし、共和党のクルーズ上院議員(テキサス州選出)や、3日に上院議員に就任するハガティ前駐日大使(テネシー州選出)ら11人は2日、「我々は論争になっている州の選挙人の投票結果の受け入れを拒否する票を投じる意向だ」という声明を発表した。

 すでにホーリー上院議員(ミズーリ州選出)も反対する考えを示しており、上院では計12人の共和党議員が大統領選の結果を否定することになる。米メディアによると、下院でも少なくとも140人の共和党議員が反対する見通しという。

朝日新聞社

6324チバQ:2021/01/03(日) 23:30:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/6d3dbe27f79330444ee10059d3f8eb4c664eaec0
米国再建、険しい道 対コロナ、100日が勝負 バイデン次期政権
1/1(金) 7:17配信
【ワシントン時事】バイデン次期米大統領の2021年1月20日の就任が目前に迫ってきた。
 1日2000人以上の死者を出し続ける新型コロナウイルス対応は待ったなしで、政権運営を軌道に乗せられるかの最初の試金石となる。「全ての米国民の大統領になる」と国民の団結を訴え、米国の再建を目指すが、トランプ政権下で極限まで高まった党派対立を克服する道は険しい。

 バイデン氏は政権発足から100日で、コロナ収束へ「方向転換する」と宣言。この間、マスク着用を「国民の義務」と呼び掛け、1億本のワクチンを届ける計画だ。コロナに加え経済不安、気候変動、人種問題を「四つの危機」と捉え、優先課題に位置付ける。

 実業家出身のトランプ大統領や、上院議員1期目で転身したオバマ前大統領と異なるのは、40年以上の豊富な政治経験だ。バイデン氏は「トランプ氏の影が消え去るにつれ、大きな変化が起きる」と語り、野党共和党との話し合いでの政策実現に自信を示す。オバマ氏やトランプ氏が多用した議会の承認を経ない大統領令の発令も、限定する意向だ。

 ただ、5日に行われる上院2議席の決選投票で民主党が完勝しない限り、上院の多数派は共和党が握る。上下両院の多数派が与党だったオバマ、トランプ両氏の最初の2年間と比べ政権基盤は弱くなり、公約とする環境・インフラ投資や富裕層・企業への増税は実現が厳しくなる。

 米国は現状は、希望よりむしろ閉塞(へいそく)感が漂う。ギャラップ社が20年12月下旬に発表した世論調査によると、米国が向かう方向に満足していると答えた人は16%にとどまり、2月の45%から激減した。

 党派対立は深刻さを増し、バイデン氏の政治経験が生きるかは定かでない。ジョージア州立大のジェニファー・マッコイ教授は「バイデン氏は反対する勢力を悪者扱いする政治をやめ、安心させるところから始めなければならない」と指摘する。

 トランプ氏は1月20日に政治集会を開き、24年大統領選への出馬を表明することを検討中と報じられている。選挙を「盗まれた」と主張し、バイデン政権の正統性を傷つけようとするトランプ氏の動きも、政権運営の障害となりかねない。

6325チバQ:2021/01/04(月) 10:46:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/47742a59a6399ce5081f06cadf05788ba8cf9e43
次期政権の命運左右 南部州で与野党総力戦 米上院決選投票
1/4(月) 7:09配信

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時事通信
米南部ジョージア州の選挙集会で気勢を上げるバイデン次期大統領=2020年12月15日、アトランタ(AFP時事)

 【ワシントン時事】米南部ジョージア州で5日、上院(定数100)の2議席をめぐる決選投票が行われる。

 共和党が1議席でも取り、上院で多数派を維持すれば、民主党のバイデン次期大統領にとって政権運営の自由度が大幅に狭まることになる。次期政権の命運を握る選挙だけに、両党は総力戦を展開している。

 昨年11月の大統領選と同時に行われた上院選では、民主党が48議席、共和党が50議席を確保。ジョージア州の2議席は得票率50%超の候補がおらず、未確定だった。上院では採決で50対50となった場合、副大統領が最後の1票を投じる権限を持つ。民主党が上院で主導権を握るためには、残る2議席を取る以外に道は残されていない。

 選挙予想サイト「ファイブサーティーエイト」によると、昨年末時点では民主党候補2人がリードしているが、いずれも2ポイント以内の接戦となっている。

 バイデン氏は12月中旬にジョージア州を訪れ、「仕事を成し遂げるため、この州から2人の上院議員が必要だ」と気勢を上げた。バイデン陣営はこれまでに約500万ドル(約5億円)の資金をジョージア州に投下。バイデン氏とハリス次期副大統領は投票直前にも現地入りし、最後の訴えを行う。

 民主党支持者もこの呼び掛けに呼応している。今月1日時点で期日前投票者数は300万人余を記録。既に2008年上院選決選投票での総投票者数(約210万人)を上回った。

 トランプ大統領もジョージア州を訪問する予定。ただ、大統領選で大規模な不正が行われたとのトランプ氏の主張が、共和党支持者の投票意欲をそぎ、民主党有利に働く可能性も指摘されている。

 上院は大統領が指名した人事案の承認や条約批准などの権限を持つ。共和党が上院を押さえれば、バイデン氏が掲げる野心的な地球温暖化対策や富裕層・企業への増税は実現が厳しくなる。

6326名無しさん:2021/01/04(月) 15:39:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/38bb5dd1a5049f3aa41eaad8c9238c0e86e9a8fe
トランプ氏「1万1780票見つけろ」 米大統領選結果改ざん要求か
1/4(月) 6:40配信

 【ワシントン時事】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は3日、トランプ大統領が南部ジョージア州の政府高官に対し、昨年11月の大統領選の結果を覆すのに十分な数の票を「見つける」よう要求していたと報じた。

 2日に行われた1時間以上に及ぶ電話会談の録音から明らかになった。現職大統領が選挙結果をねじ曲げるよう圧力をかけたとすれば、法的責任を問われる可能性もあるという。

 トランプ氏はジョージア州のラフェンスパーガー州務長官に「いいか、私が望むのは1万1780票を見つけることだけだ」と発言。「ジョージア州の住民や米国民は怒っている。再集計したと言うのは何も悪いことではない」とも述べ、暗に集計結果の改ざんを求めた。

 ジョージア州政府は先月、2回にわたる再集計の結果、バイデン氏が1万1779票差で勝利したと認定していた。

6327チバQ:2021/01/04(月) 23:06:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/d149695b18314f93aba8846da15e98c74008e14d
バイデン次期政権 南部ジョージア州で5日に上院選の決選投票
1/4(月) 16:05配信

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産経新聞
ジョー・バイデン氏の人物像

 【ワシントン=黒瀬悦成】米南部ジョージア州で5日、上院選2議席の決選投票が行われる。3日に開会した新議会(第117議会)での上院(定数100)の勢力は共和党50、民主党48(同党系無所属2を含む)。共和党が1議席でも確保すれば多数派を維持できる一方、民主党は4年ぶりに奪還する政権の円滑な運営に2議席獲得が課題だ。両党は次期政権下での上院の主導権確保に向け、昨年の大統領選の延長戦さながらの激しい選挙戦を展開している。

 上院では、全米50州に2人ずつ割り当てられた議員(任期6年)が2年ごとに3分の1ずつ改選される。通常は一つの州で2議席が同時に改選されることはない。

 しかし、ジョージア州では今回、改選を迎えた1議席と、引退議員の補欠選挙(任期は23年まで)が同時に行われる異例の展開を迎えた。昨年11月の選挙では、いずれも過半数の票を獲得した候補がおらず、それぞれ得票率が1位と2位の候補が5日の決選投票に臨むことになった。

 改選議席をめぐる通常の選挙では、共和党現職のデービッド・パーデュー氏に民主党新人のジョン・オソフ氏が挑む。補選では、選出議員の辞職に伴い州知事から補選までの期間限定で議員に指名された共和党のケリー・ロフラー氏と、民主党のラファエル・ウォーノック氏が対決する構図だ。

 民主党が両議席を確保して上院で両党の勢力が50対50となった場合、上院議長を兼務する副大統領が採決に加わることができる。このため、ハリス上院議員が副大統領に就くことが確実な民主党は上院の多数派を確立することになる。

 民主党は下院で過半数を確保済み。加えて上院も制すれば、少なくとも2年後の中間選挙までは法案や閣僚の人事案を自由に通過させることが可能だ。

 一方、共和党としては上院の多数派を死守し、次期大統領への選出が確実なバイデン前副大統領らが唱える急進的な気候変動対策や、左派勢力の主導による富裕層への課税強化、警察組織の弱体化などにつながる政策を阻止したい考えだ。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた平均支持率(3日現在)では、民主党のオソフ氏が49・3%、ウォーノック氏が49・8%で、共和党候補をそれぞれ0・8ポイント、1・8ポイント上回っている。選挙専門家のチャーリー・クック氏は「何が起きるか分からない接戦だ」と指摘する。

 郵便投票と期日前投票を合わせた事前投票は1日現在で300万票を突破し、2008年に同州で行われた上院選決選投票の投票者総数(約210万人)を大きく上回るなど、有権者の関心は高い。トランプ大統領とバイデン氏は4日にそれぞれジョージア入りし、支持者らに自党の候補への投票を呼びかける予定だ。

6328チバQ:2021/01/04(月) 23:21:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/1555c05043d853577c56423c7a3edae0e3b62982
米軍、政権移行阻止に非協力を 歴代国防長官10人が警告
1/4(月) 16:16配信

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時事通信
 【ワシントン時事】歴代の米国防長官10人が3日、ワシントン・ポスト紙(電子版)に連名で寄稿し、米軍がトランプ大統領による政権移行阻止に協力しないよう警告した。

 米国内では、トランプ氏が戒厳令を敷いて大統領選のやり直しをさせる可能性があるとの懸念が出ており、こうしたたくらみに加担しないよう要求した形だ。

 寄稿には、昨年11月にトランプ氏に解任されたエスパー前長官やトランプ政権で最初の長官だったマティス氏のほか、共和党政権下で長官を務めたチェイニー、ラムズフェルド両氏も参加。「大統領選の結果を疑問視する時期は過ぎた」とし、大規模な不正が行われたとするトランプ氏の主張を否定した。

6329名無しさん:2021/01/05(火) 22:32:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/806ee4e0fab2aef32284cf3823769d84f5aec543
「大統領選は私の圧勝だった」降伏しないトランプ氏
1/5(火) 18:50配信

 今も選挙に勝ったのは自分だという強気の姿勢です。

 トランプ大統領:「大統領選挙は我々の圧勝だった。7500万人もの人が私に投票した。我々は決してギブアップしない。引き下がらない。降伏しない」

 アメリカのトランプ大統領は4日に自らの勝利を主張し、「登録有権者数よりも投票数が多かったり、住所の実態がない人が投票したりする不正があった」と持論を繰り返しました。

 6日には議会でバイデン氏の勝利が最終確定される予定ですが、トランプ支持者が反対集会を予定していて、混乱が予想されています。

テレビ朝日

6330チバQ:2021/01/06(水) 11:16:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/04d40598d7468de42b2b9ae301ab173e48e20558
米上院の多数派は民主か、共和か ジョージア決選投票は接戦に
1/6(水) 10:50配信
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米上院2議席が争われている南部ジョージア州選挙区で投票する有権者=2021年1月5日、AP
 米上院(定数100)の多数派を決める南部ジョージア州選挙区2議席の決選投票が5日、投開票された。民主党が両議席とも取れば、上院を支配することが可能となり、バイデン次期大統領の政権運営が安定する。2議席とも共和党現職に民主党新人が挑む構図で、接戦になっている。

 昨年11月に大統領選と同時に実施された上院選では、ジョージア州の2議席が僅差となり、いずれも決選投票に持ち込まれた。州法は得票率で半数を超える候補者がいなかった場合は、上位2候補による決選投票で勝者を決めると定めている。

 上院はこれまでに共和党が50議席、民主系が48議席をそれぞれ確保。両党が同数となった場合は上院議長を兼務する副大統領が決裁票を投じる決まりのため、民主党はジョージア州で2議席を獲得すれば上院の主導権を握ることができる。

 各州に2議席ずつ割り振られた上院(任期6年)は2年ごとに3分の1が改選される。通常は州内2議席の選挙が同時に実施されることはないが、今回は任期満了に伴う改選と、引退した議員の残り任期の議席を争う選挙が重なった。【ワシントン鈴木一生】

6331とはずがたり:2021/01/07(木) 07:58:19

まあ目出度い。

オバマの最大の失政はトランプを登場させた事だったけどトランプの最大の功績は民主党に大統領に加え上下両院を明け渡したことだな。

2021年1月7日7:15 午前35分前更新
ジョージア州上院決選投票、民主党が2議席獲得 上下院支配へ
ロイター編集
https://jp.reuters.com/article/USA-ELECTION-GEORGIA-WINNER--idJPL4N2JH3U3?il=0

[ワシントン 6日 ロイター] - エジソン・リサーチによると、米ジョージア州で5日投票が行われた連邦議会上院決選投票の残る1議席で、民主党オソフ氏が現職の共和党パーデュー氏を破り勝利した。

民主党候補が2議席を制したことで、同党が上下院とも多数派を確保する。民主党がホワイハウスと議会の両方を支配するのは10年ぶりで、米政治の勢力図が大きく塗り替えられることになる。

エジソン・リサーチによると、98%集計時点の得票率はドキュメンタリー映画プロデューサーのオソフ氏が50.3%、パーデュー氏が49.7%。再集計を回避できるのに十分な得票率差が開いたことになる。エジソンは、オソフ氏のリードがさらに広がるとの見通しを示した。

今回争われたもう1つの議席について、エジソン・リサーチは6日早朝に、民主党候補で黒人牧師のワーノック氏が共和党の現職ロフラー氏に勝利するとの見通しを示していた。

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民主党2候補の勝利によって、上院の議席配分は与野党50議席ずつとなり、ハリス次期副大統領が決定票を握ることになる。

6332チバQ:2021/01/07(木) 08:34:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e4c0a6b90df5a7bee1c5589d070b08b98e6a27a
米民主党、上院を奪取 ジョージア州で2候補とも当確
1/7(木) 6:50配信
481




米ジョージア州アトランタでの集会で、肘を突き合せてあいさつする民主党の上院議員候補ジョン・オソフ氏(左)とラファエル・ウォーノック氏(2021年1月4日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米ジョージア州で行われた上院2議席をめぐる決選投票で、両議席ともに民主党候補が当選を確実とし、民主党は上院の支配権を確保した。米メディアが6日、報じた。


 5日に行われた決選投票ではまず、民主党のラファエル・ウォーノック(Raphael Warnock)氏が共和党の現職ケリー・レフラー(Kelly Loeffler)氏に勝利。続けて、NBCとABCの両テレビ局によると、開票98%の時点で民主党のジョン・オソフ(Jon Ossoff)氏の得票が共和党の現職デービッド・パーデュー(David Perdue)氏を2万5000票近く上回り、オソフ氏が0.56ポイントの差をつけて当選を確実とした。

 これにより上院での民主・共和両党の獲得議席はいずれも50議席となり、副大統領に就任する民主党のカマラ・ハリス(Kamala Harris)氏が決定票を握ることになるため、上院の支配権は民主党の手へと渡る。【翻訳編集】 AFPBB News

6333チバQ:2021/01/07(木) 13:37:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/6407f88e5000996d5fca2c45e730b73b9b45530c
米民主が上院でも主導権 ジョージア2勝、過半数維持の下院とあわせ
1/7(木) 10:18配信
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米上院2議席が争われている南部ジョージア州選挙区で投票する有権者=2021年1月5日、AP
 米上院(定数100)の多数派を決める南部ジョージア州選挙区2議席の決選投票(5日投開票)で6日、両議席での民主党の勝利が確実となった。複数の米メディアが報じた。下院で既に過半数を維持している民主党は上院でも主導権を握ることになる。20日に就任するバイデン次期大統領(民主党)にとって、気候変動対策や富裕層増税など公約推進の後押しとなる。

 上院の議席構成は民主系50、共和党50となる見通し。採決で賛否が同数となった場合は上院議長を兼務する副大統領が決裁票を投じる決まりがあり、民主党は同党のハリス氏が副大統領に就任するため上院を支配できる計算になる。上院は法案や予算案の審議に加え、大統領が指名した政府高官や連邦裁判事の承認や条約批准などの権限を持ち、その主導権を握るか否かは政権運営に大きな影響を与える。

 決選投票では、共和党候補のデービッド・パーデュー氏とケリー・レフラー氏に対し、民主党候補のジョン・オソフ氏とラファエル・ウォーノック氏がそれぞれ対決。米CNNテレビによると、開票率99%の段階で、ウォーノック氏が得票率1・6ポイント差で、オソフ氏は0・8ポイント差で勝利を確実にしている。ウォーノック氏は同州初の黒人上院議員となる。

 昨年11月に大統領選と同時に実施された上院選では、ジョージア州の2議席が僅差となり、いずれも決選投票に持ち込まれた。州法は得票率で半数を超える者がいなかった場合は、上位2候補による決選投票で勝者を決めると定めている。

 各州に2議席ずつ割り振られた上院(任期6年)は、2年ごとに3分の1が改選される。通常は州内2議席の選挙が同時に実施されることはないが、今回は任期満了に伴う改選と、引退した議員の残り任期の議席を争う選挙が重なった。【ワシントン鈴木一生】

6334チバQ:2021/01/07(木) 13:39:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a8997bdd9b87d4bb2baa1ded317f3ea11694edf
トランプ支持者が議会議事堂に侵入 女性1人銃撃され死亡
1/7(木) 8:59配信
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 【ワシントン=黒瀬悦成】米大統領選で民主党のバイデン前副大統領の当選を公式に確定させる上下両院合同会議が行われていた連邦議事堂に6日、大統領選で敗北した共和党のトランプ大統領を支持するデモ隊が侵入し、上院本会議場を占拠した。FOXニュースによると、議事堂の敷地内で女性1人が銃で撃たれ死亡した。詳細は不明。一部のデモ参加者は下院本会議場への侵入を図り、場内で銃を構えた警護官らとにらみ合いとなった。

 選挙結果の確定手続きは中断され、議事進行役のペンス副大統領や上下両院議員らは議場から一斉に避難した。波乱続きの大統領選は、米民主主義の象徴の一つである議会議事堂が蹂躙(じゅうりん)されるという前代未聞の事態となった。

 議事堂には連邦捜査局(FBI)の要員らが投入され、デモ隊を数時間後に敷地からほぼ排除した。合同会議での選挙結果の確定手続きは同日夜にも再開される見通し。

 首都ワシントンのホワイトハウス前広場では合同会議の直前、トランプ氏が数万人を前に演説し、選挙に不正があったと主張して「私はあきらめない。敗北を認めない」と訴えて、支持者らに議事堂へデモ行進するよう呼びかけていた。

 トランプ氏は事態を受け、ツイッターに音声メッセージを投稿し、デモ隊に「気持ちは分かるが自宅に戻ってほしい。平和が必要だ」と述べ、議事堂から退去するよう呼びかけた。

 ペンス氏は「議事堂への襲撃行為は容認しない」と警告した。マケナニー大統領報道官はツイッターで、州兵部隊が首都に急派されたことを明らかにした。国防総省によると、約1800人が投入される。

 ワシントンのバウザー市長は6日、同日午後6時(日本時間7日午前8時)から翌朝まで外出禁止令を発令した。

 トランプ氏はこの日の演説で、ペンス氏に大統領選の結果を確定させないよう要請していたが、ペンス氏は合同会議の開会直前に発表した声明で、自身には結果確定を阻止する権限がないと言明。これによりバイデン氏の勝利を覆す方途が消滅したとして、失望と憤りを強めたトランプ氏の支持者らが議事堂に乱入したとみられる。

 バイデン氏は事態を受けて演説し、「これは、わが国の民主主義と法の支配に対する攻撃だ」と非難した。

6335チバQ:2021/01/07(木) 13:40:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/a53f2a15f40853669349c59cbbf4150d75e0b71b
次期米大統領、司法長官にガーランド氏指名へ 前政権で最高裁判事入りできず
1/7(木) 8:29配信
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 【ワシントン時事】複数の米メディアは6日、バイデン次期大統領が司法長官に、メリック・ガーランド連邦高裁判事(68)を指名する方針を決めたと報じた。

 また、オバマ前大統領の国土安全保障顧問だったリサ・モナコ氏を司法副長官に指名する見通し。いずれも上院での承認が必要になる。

 ガーランド氏は首都ワシントン(コロンビア特別区)の連邦高裁判事で、中間派と位置付けられる。オバマ政権時代の2016年、保守派の連邦最高裁判事の死去を受けて最高裁判事に指名されたが、上院で多数派だった共和党が承認審議を拒否していた。

6336チバQ:2021/01/07(木) 14:26:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/83bf8ba884fa0513a88d68d92d8de76a0bb5a52a
バイデン氏、政権基盤固める 共和、内部分裂響く 米決選投票
1/7(木) 13:34配信
 【ワシントン時事】バイデン次期米大統領の船出を占う南部ジョージア州の上院2議席の決選投票は6日、民主党が2勝を確実にした。

 政権基盤は厚みを増し、20日発足する新政権に強い弾みがついた。一方、トランプ大統領は選挙不正の訴えで共和党の内部分裂を招き、保守州の地盤を守れなかった。

 民主党はバイデン氏が2回現地入りするなど総力戦を展開。青色が政党カラーの民主党が大統領と上下院全てを制する「ブルーウェーブ(青い波)」となれば、環境投資や企業増税などの公約実現に道が開ける。1敗でもすれば、人事一つとっても野党共和党の顔色をうかがう「弱体政権」となるのは確実だった。

 バイデン氏は4日の演説で、大統領選結果を覆そうとするトランプ氏に対し「権力を奪取することなどできない。権力は米国民から与えられるものだ」と批判を強めた。都市部に多い黒人らの「反トランプ」感情をかき立て、投票率上昇を狙った。

 共和党の2候補も白人の岩盤支持を持つトランプ氏を前面に出した。現職のロフラー氏は、大統領選結果を確定する6日の連邦議会の公式集計で、バイデン氏勝利に反対すると表明。トランプ氏も応援演説で、民主党が上院を制すれば「米国は、雇用も自由も未来もないベネズエラ(のような国)になる」と訴えた。

 大統領選の「不正」を訴えるトランプ氏の主張はエスカレートし、ジョージア州の州務長官(共和党)に票の改ざんを暗に要求。選挙を執行する地元共和党との間に深刻な亀裂が生じた。選挙の信頼性を傷つける発言は党支持者を投票から遠ざけたという見方があり、党内からは「党が結束すべき時に内戦を引き起こした」とトランプ氏の責任を問う声も上がった。

6337とはずがたり:2021/01/07(木) 16:21:56
トランプ政権閣僚ら、大統領の即時免職を協議 米報道
1/7(木) 13:53配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/4abbddc71c1f80148c6928c9c3e7260f38f1e950
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AFP=時事
ドナルド・トランプ米大統領。米首都ワシントンのホワイトハウスにて(2020年11月26日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】(更新)米主要メディアは、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の支持者らが連邦議会議事堂内に突入した問題を受け、トランプ政権の閣僚らが6日、合衆国憲法修正25条に基づいたトランプ氏の大統領の即時免職について協議したと報じた。

【動画】トランプ支持者ら米議会突入の瞬間映像

 修正25条は、米大統領が「職務上の権限と義務の遂行が不可能」だと判断された場合に、副大統領と閣僚らで構成される大統領顧問団(内閣)に大統領を免職する権限を認めている。修正25条の発動には、マイク・ペンス(Mike Pence)副大統領が大統領顧問団を率いて免職の可否を問う投票を行う必要がある。

 米CNNは、匿名の複数の共和党幹部の話として、修正25条の発動が協議されたと報じた。この共和党幹部らは、トランプ氏について「制御不能」だと述べたという。

 米ABCのキャサリン・フォルダース(Katherine Faulders)記者は、「複数の」情報筋から修正25条の発動に関する協議が開かれたとの証言を得たと報道。一方、米CBSのマーガレット・ブレナン(Margaret Brennan)記者は、ペンス氏に対してトランプ氏の免職を求める「正式な」申し立ては今のところ提起されていないと伝えた。

 トランプ氏をめぐっては、デモ隊の議事堂突入に先立って支持者らをあおったことや、大統領選での敗北は大規模な不正によるものだとの根拠のない主張など、数々の不可解な言動を受けて、大統領としての職務遂行能力を疑問視する声が上がっている。【翻訳編集】 AFPBB News

6338とはずがたり:2021/01/07(木) 16:23:18

ツイッターとFB、トランプ氏のアカウントを凍結 永久停止の警告も
https://www.afpbb.com/articles/-/3325011?utm_source=yahoo&amp;utm_medium=news&amp;cx_from=yahoo&amp;cx_position=r1&amp;cx_rss=afp&amp;cx_id=3325025
2021年1月7日 12:54 発信地:サンフランシスコ/米国 [ 米国 北米 ]

【1月7日 AFP】交流サイト(SNS)大手の米ツイッター(Twitter)は6日、規約に違反したとしてドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領のアカウントを12時間凍結する措置を取り、さらに永久停止を警告した。米フェイスブック(Facebook)も同日、トランプ氏のアカウントが暴力をあおっているとして、新規の投稿を24時間禁止する措置を取った。

 トランプ氏の支持者らが首都ワシントンの米連邦議会議事堂に乱入した背景には、同氏が昨年11月の大統領選挙に不正があったと繰り返し主張したことがあると非難される中、SNS各社は対応に追われている。

 ツイッターは、トランプ氏の複数の投稿が市民活動の阻害に関する同社規約に違反していると判断し、約8800万人のフォロワーを持つ同氏のアカウント「@realDonaldTrump」を12時間凍結したと発表。攻撃的な投稿が削除されない限り「アカウントは凍結されたまま」になると説明し、違反が続けば「永久停止する」と警告した。

 一方、フェイスブックは「選挙が盗まれた」などと主張するトランプ氏の複数の投稿を虚偽だとして、「全てを考慮すると、これらの投稿は現在進行中の暴力のリスクを減少させるよりも助長していると判断した」と説明。トランプ氏のアカウントに対し、新たな投稿を24時間禁止する措置を取ったことを明らかにした。(c)AFP

6339チバQ:2021/01/07(木) 18:22:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/6616d3f48394959f299f1bd314c0ccd6dc2d365d
米経済界、議会乱入に非難相次ぐ 「トランプ氏の罷免を」 SNSはアカウント凍結
1/7(木) 15:49配信
26



 【ニューヨーク、シリコンバレー時事】トランプ大統領支持者による米議会乱入事件を受け、米経済界からは6日、トランプ氏や事件への非難が相次いだ。

 全米製造業者協会(NAM)は「退任する大統領が権力を維持しようと暴力をあおった」と厳しく批判し、トランプ氏の罷免を検討するよう要請した。米インターネット交流サイト(SNS)のツイッターやフェイスブックは、アカウント凍結などでトランプ氏が投稿できないようにする異例の措置に踏み切った。

 NAMは、全米の大企業や中小企業が加盟する有力団体。ティモンズ会長は声明で「(議会乱入は)反乱であり、そう扱われるべきだ」と糾弾。大統領が職務を果たせない場合の手続きを定めた憲法修正25条を用いて罷免を真剣に検討するよう求めた。

 米金融大手JPモルガン・チェースのダイモン最高経営責任者(CEO)は「選挙で選ばれた指導者は、暴力を終わらせるよう呼び掛け、平和的な権力の移行を支援する責任がある」と訴えた。

 ツイッターは、支持者に共感を表明したトランプ氏の動画を削除するとともに、アカウントを凍結。フェイスブックも「緊急事態」(幹部)として同氏の投稿を24時間停止した。

6340チバQ:2021/01/07(木) 18:55:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/d809f4d194a5eec781b9153a1f0253a94ce9bd82
トランプ氏「扇動」批判強まる 支持者が議会乱入・占拠
1/7(木) 18:42配信




米ワシントンの連邦議会議事堂で6日、壁をよじ登るトランプ大統領の支持者ら=ロイター
 米首都ワシントンで6日午後、トランプ大統領の支持者が多数、連邦議会議事堂に乱入し、一時占拠した。この影響で、議事堂で行われていた、大統領選の結果を確定させる上下両院の合同会議は中断され、議員らは一時避難した。また、地元警察によると、警察に銃撃された女性1人を含め、4人が死亡した。トランプ氏は、支持者が議事堂で抗議するよう呼びかけており、「扇動した」と批判が強まっている。

【写真】米ワシントンの連邦議会議事堂で6日、壁をよじ登るトランプ大統領の支持者ら=ロイター

 合同会議は中断を挟んで再開され、7日未明に大統領選の結果確認を終えた。これで、バイデン次期大統領の勝利と、トランプ氏の敗北が正式に確定した。

 トランプ氏は、合同会議に合わせて抗議活動を呼びかけていた。6日正午すぎにはホワイトハウス近くで演説し、「ここにいる全員が議事堂に行き、平和的に愛国的に、声を聞かせるために行進することを知っている」と議事堂での抗議を求めた。その後、数千人の支持者が議事堂前に移動し、一部が暴徒化して乱入した。トランプ氏は「帰るときだ」と呼びかける動画をツイッターに投稿したが、「選挙が盗まれた」との主張も続け、ツイッター社はアカウントを一時凍結するなどした。
朝日新聞社

6341チバQ:2021/01/07(木) 18:56:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/2caebdc3b10bb771d97db3d1cabdd5ecbe9f7674
米大統領副補佐官が辞任、多くの高官も辞任の可能性
1/7(木) 14:18配信
139




 1月6日、複数のメディアによると、ポッティンジャー米大統領副補佐官(国家安全保障担当)が辞任した。写真はトランプ支持者が侵入した米議会で7日撮影(2021年 ロイター/Jonathan Ernst)
[ワシントン 6日 ロイター] - 複数のメディアによると、ポッティンジャー米大統領副補佐官(国家安全保障担当)が辞任した。ホワイトハウスでは、トランプ大統領の支持者が連邦議会に乱入したことを受け、複数の高官が辞任している。

CNNが関係筋の情報として伝えたところによると、ポッティンジャー副補佐官は、議会に乱入したデモ隊に対する大統領の姿勢を見て、6日午後に辞任。

ポッティンジャー氏の辞任はブルームバーグが最初に報じた。同氏はトランプ政権の対中政策の策定で重要な役割を果たしていた。

ホワイトハウスのコメントは取れていない。

メラニア米大統領夫人の首席補佐官を務めるグリシャム氏も6日、辞任した。トランプ大統領の支持者が連邦議会に乱入したことを受けたとみられる。関係筋によると、多くのホワイトハウス高官が辞任を検討している。

グリシャム氏は1年間大統領報道官も務めた。トランプ氏支持者が議会を一時占拠したことが辞任の理由かどうか明らかにしなかった。ただグリシャム氏に近い筋は、デモ隊の暴力行為が決定的だったと述べた。

別の関係筋はホワイトハウスのマシューズ報道官とソーシャルセクレタリーのリッキー・ニセタ氏も辞任したと明らかにした。

オブライエン大統領補佐官(国家安全保障担当)も辞任を検討しているという。

オブライエン氏は「ペンス副大統領と話してきたところだ。一緒に仕事ができて誇りに思う」との声明を発表した。

関係筋はリデル大統領次席補佐官も辞任するという観測がホワイトハウス内で浮上していると述べた。

*内容を更新し、カテゴリーを追加しました。

6342チバQ:2021/01/07(木) 19:36:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/82f43c1d0d569eb2a76fa4434c83987faad63eeb
トランプ氏支持者扇動 共和党に離反の動き
1/7(木) 19:14配信
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 【ワシントン=黒瀬悦成】米民主党のバイデン次期大統領の就任を正式確定させた6日の上下両院合同会議は、本来は単なる形式的手続きであるにもかかわらず、暴徒の乱入で一時中断されるという未曽有の騒動に発展した。共和党のトランプ大統領が敗北を頑として認めず、「不正選挙があった」とする客観的根拠のない主張を展開して選挙への信任を傷つけ、支持者を扇動してきたためだ。

 連邦議会議事堂が襲撃されるのは、米英戦争終盤の1814年、議事堂が英軍に焼き打ちされて以来207年ぶりとなる。

 上下両院合同会議で進行役を務めたペンス副大統領は、合同会議の再開に際し「私たちはきょう議会を守った」と述べ、「暴力は決して勝利しない。自由が勝利する」と強調した。

 FOXニュースなど複数の米メディアによると、トランプ氏が議事堂への乱入に対応しようとしなかったことから、ペンス氏が独断でミラー国防長官代行らに電話をかけ、州兵部隊の緊急出動を要請した。

 トランプ氏による「不正選挙」の主張に同調し、合同会議で選挙結果に異議を申し立てると表明した共和党の上院議員13人と下院議員百数十人も、この日の事態を受けて異議を取り下げる議員が相次いだ。

 これらの議員は元来、トランプ氏の退任後の影響力や支持基盤の票にあやかることを見越して同氏を支えてきたが、政治専門家の間では、急進的な同氏の支持勢力によるこの日の行動を機に、一般の共和党支持者の間で潮目が「トランプ離れ」に変わる可能性があるとの指摘が出ている。

 共和党のキンジンガー下院議員は声明で「トランプ氏はもはやわが党の指導者ではない。同氏による(議事堂襲撃の扇動という)反逆罪に相当する行動を拒否すべきだ」と訴えた。

 米紙ワシントン・ポスト(電子版)社説は「トランプ氏は残り2週間の任期を全うするには不適格だ」とし、米憲法修正25条に基づく同氏の解任を主張した。

 バイデン次期政権は、6日のジョージア州の上院決選投票の結果を受け、民主党が上下両院を支配する比較的有利な状況で政権を運営することが確定した。

 ただ、トランプ氏および支持勢力は、今後もあらゆる形でバイデン氏に対して政策遂行の妨害や醜聞の追及を通じて攻撃を仕掛けていくとみられ、対立が尾を引くのは必至だ。

6343チバQ:2021/01/07(木) 20:43:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/e276fc31289a0af4dcd692705b6f436aa2d431ef
「民主大国」世界に醜態 退任前のトランプ氏に罷免要求 米
1/7(木) 20:36配信

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時事通信
トランプ米大統領=2020年12月、ワシントン(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】トランプ米大統領の支持者が6日、大統領選の結果確定に向けた上下両院合同会議が開かれていた連邦議会に乱入し、議事を妨害した前代未聞の事件は、「民主主義大国」の看板を失墜させ、世界に醜態をさらす結果となった。

 米主要メディアは、騒動を扇動し民主主義の根幹を揺るがしたとして、退任間近のトランプ大統領の即時罷免を求める論調を掲げている。

 乱入したトランプ支持者は、議事を妨害しただけでなく、一部が暴徒化し、4人が死亡する大惨事となった。一連の騒動は、テレビで放映されただけでなく、支持者らが撮影動画をインターネット交流サイト(SNS)で拡散、世界に衝撃が走った。

 米国の同盟国を含む各国首脳は、議会乱入を厳しく批判する声明を相次いで発表した。トランプ大統領と緊密な関係を維持してきたジョンソン英首相は「米議会の恥ずべき光景」と非難。フランスのルドリアン外相は「民主主義への重大な攻撃。米国民の意思、票は尊重されなければならない」と訴え、選挙結果の受け入れを拒否するトランプ氏を暗に批判した。

 騒動の発端は、トランプ氏が、この日の抗議集会で支持者に議会に行くよう呼び掛けたことだ。事件後も、バイデン次期大統領が演説で事態の沈静化を求めたのに対し、トランプ氏はツイッターに投稿した動画で、乱入者たちを擁護し帰宅を促すにとどまった。

 NBCやCNNなど主要テレビは、トランプ支持者の議会乱入を「テロ」と糾弾し、大統領の即時罷免を要求。ワシントン・ポスト紙も社説で「トランプ大統領は社会秩序、国家安全保障の脅威」であり、20日の退任日を待たず、ペンス副大統領が憲法修正25条に基づいて、大統領による職務遂行は不可能と宣言すべきだと主張した。ニューヨーク・タイムズ紙の社説は「弾劾あるいは刑事訴追により、大統領の責任を追及する必要がある」と強調した。

6344チバQ:2021/01/08(金) 11:35:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/1316fd50d8834bd3d7826405fa13029b18367872
米大統領の解任要求 ペロシ下院議長「反乱を扇動」 チャオ運輸長官は辞意
1/8(金) 11:05配信
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トランプ米大統領の支持者が連邦議会議事堂に乱入した事件を受け、記者会見する民主党のペロシ下院議長=米ワシントンで2021年1月7日、AP
 トランプ米大統領(共和党)の支持者が連邦議会議事堂に乱入した事件を受け、ペロシ下院議長(民主党)は7日、憲法修正25条に基づく大統領解任をペンス副大統領に要求し、実現しない場合はトランプ氏の弾劾・罷免手続きも検討する意向を示した。一方、チャオ運輸長官が辞意を表明するなど、トランプ氏の騒乱への関与に反発し、辞任する動きが政府高官や側近の間に広がっている。

 昨年11月大統領選で再選を阻止されたトランプ氏は1月20日の退任が決まっているが、ペロシ氏は記者会見でトランプ氏が「米国に対する武力の反乱を扇動した」と非難。職権剥奪が「最高度の緊急を要する」と強調した。

 25条は副大統領と閣僚の過半数が大統領がその任に不適格と議会に申し立てることで、職権を副大統領に移すもの。民主党上院トップのシューマー院内総務は7日の記者会見で、同日朝にペロシ氏と共に25条発動を求めるためペンス氏に電話協議を申し入れたが、ペンス氏が応じなかったと明らかにした。

 民主党のバイデン次期大統領は7日の演説で、議会に侵入したトランプ支持者を「抗議デモの参加者ではない。国内テロリストだ」と糾弾した。11月大統領選の結果を確認する上下両院の審議の阻止を狙った乱入は、選挙の敗北を認めてこなかったトランプ氏の言動に扇動されたことは明白で、議会側も批判を強めている。共和党のキンジンガー下院議員が7日、「(大統領は)自発的または強制的に、行政府の長としての立場を放棄しなければならない」との声明を発表するなど、与党の一部からも25条発動に賛意の声が上がり始めた。

 ただ、退任までの残り13日間で権限剥奪の可能性は低く、ペロシ氏が代替として示した議会での弾劾・罷免手続きも実現の見込みは低い。それでも議会側には「民主主義への挑戦に明確な意思を示すべきだ」との声があり、不信任決議案の提出が議論されている。

 辞意を表明したチャオ長官は、2017年の政権発足当初から閣僚を務めた。共和党上院トップのマコネル院内総務の妻としても知られる。運輸省職員に宛てた書簡では、前日の騒乱を「深く憂慮しており、看過できない」と批判した。アジア担当として日米関係にも深く関わったポッティンジャー大統領副補佐官や、首席補佐官代行を務めたマルバニー北アイルランド問題担当特使らの辞任も伝えられ、政権内でトランプ氏の孤立が鮮明になっている。

 一方、CNNテレビは歴代の安保担当高官や防衛関連企業トップらが、ポンペオ国務長官やオブライエン大統領補佐官ら安保担当のトランプ政権高官に対し「辞任せずに任期を全うするよう」強く促していると報じた。安保政策上の空白が生じ、政権の混乱に乗じた外国勢力による攻撃や干渉のリスクが高まることを懸念しているためという。

 ホワイトハウスのマケナニー報道官は7日、記者団の前で声明を読み上げ「秩序ある政権移行に向け取り組む。暴力を排除し、米国として結束する時だ」と述べた。【ワシントン高本耕太】

6345名無しさん:2021/01/08(金) 11:39:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b7a4ed59353535d29bd2ab09df523e9f201237c
トランプ氏「新政権20日発足」 動画投稿、敗北宣言とAP報道
1/8(金) 10:08配信

 【ワシントン共同】トランプ米大統領は7日、凍結が解除されたツイッターに動画を投稿し「新政権が20日に発足する。今は円滑で切れ目のない政権移行に取り組んでいる」と述べた。AP通信は「バイデン次期大統領への敗北宣言」と報じた。

 6日に連邦議会議事堂を一時占拠した自身の支持者らについては「悪質な攻撃だ。米国の姿を示したものではない」と非難した。ただ扇動したと批判される自身の責任には触れなかった。

 バイデン氏は7日、議会乱入者に関し「抗議者ではなく、反乱者、国内テロリストだ」と非難。トランプ氏に対しては「議会を襲撃するよう暴徒をあおった」と責任を追及した。

6346チバQ:2021/01/08(金) 16:50:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/c2de866aac3570495388c9278e4344ab9d142a9f
トランプ氏に強まる辞任圧力 チャオ運輸長官ら閣僚や高官が相次ぎ辞任表明 議事堂占拠事件受け
1/8(金) 15:38配信
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トランプ米大統領(川口良介撮影)
 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領の支持勢力が連邦議会議事堂を占拠した事件を受け、支持者らを扇動したトランプ氏に20日の任期満了を待たずに辞任するよう求める声が強まっている。7日には事件に抗議する政権の閣僚やホワイトハウス高官らの辞任表明が相次ぐなど、トランプ氏は求心力を一気に失いつつある。

 チャオ運輸長官は7日、占拠事件について「深く憂慮しており、見過ごすことはできない」と批判し、11日付で辞任すると発表した。事件を受けてトランプ政権の閣僚が辞任を表明するのは初めて。

 台湾系のチャオ氏は上院共和党トップのマコネル院内総務の夫人でもあり、トランプ氏に近いことで知られてきた。

 チャオ氏に続き、デボス教育長官も7日、「8日付で辞任する」との書簡をトランプ氏に送った。

 ホワイトハウスでは、既に辞任したポッティンジャー大統領副補佐官やグリシャム大統領夫人首席補佐官らに加え、7日には国家安全保障会議(NSC)のタリー上級部長、マルバニー英領北アイルランド担当特使(元大統領首席補佐官代行)らが辞任した。さらに多くの高官が辞任すると見込まれている。

 一方、民主党のペロシ下院議長は7日、ペンス副大統領に対し、米憲法修正25条を適用してトランプ氏を解任するよう要求した。

 修正25条の規定では、副大統領と閣僚の過半数が「大統領は職務遂行不能な状態にある」と判断した場合、大統領を解任して副大統領を大統領代行にすることができる。

 共和党からはキンジンガー下院議員や東部メリーランド州のホーガン知事が25条適用に賛意を示した。

 CNBCテレビによると、ポンペオ国務長官やムニューシン財務長官がそれぞれの省庁の内部で25条適用の可否について非公式に協議したという。

 ペロシ氏はまた、ペンス氏が25条適用に向け行動しない場合、議会はトランプ氏の弾劾訴追手続きに着手すると強調した。

 米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は7日の社説で、占拠事件を受けてトランプ氏は「真っ当な政治家」としての生命を絶たれたと指摘し、「もしトランプ氏が2度目の弾劾訴追を回避したいのであれば、最善の方策は自ら責任をとって辞任することだ」と訴えた。

6347チバQ:2021/01/08(金) 16:51:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/4606bd9695abca0f6ab739f6d85811c303be4c2d
保守系紙がトランプ氏辞任要求 「憲法上の一線越えた」 米
1/8(金) 15:02配信
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米連邦議会議事堂に押し掛けたトランプ大統領の支持者たち=6日、ワシントン(EPA時事)
 【ニューヨーク時事】米保守系紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は7日、トランプ大統領が「2度目の弾劾を避けたいなら、最善の道は個人的な責任を取り、辞任することだ」と主張する社説を掲載した。

 
 同紙は、支持者を議会に向かうよう扇動するなどしたトランプ氏の行為を「憲法に基づく権力移譲プロセスへの攻撃であるとともに、米国の法律擁護を誓う議会への攻撃でもある」と非難。「トランプ氏がこれまで越えなかった憲法上の一線を越えている。弾劾されるべきだ」と指摘した。

 一方、政権末期での弾劾手続き強行は「消えかけた火に政治的な燃料を注ぐことになる」と慎重な姿勢を示した。「彼が静かに去ることが彼自身を含め全員にとっての最善だ」と求めている。

6348名無しさん:2021/01/08(金) 17:32:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7523320edd533393a5ff3a4a1101f076b604f8a
米議会警察、警官1人の死亡を確認 議事堂暴動の死者5人に
1/8(金) 15:17配信

(CNN) 米議会警察は7日遅く、前日のトランプ氏支持者による連邦議会議事堂の襲撃に対応した警官1人が死亡したと確認した。

死亡したのはブライアン・D・シックニック巡査。任務中に負った傷が原因で同日午後9時半ごろに死亡した。

首都警察の殺人課が調査を進めている。

警察の声明によると、巡査は6日に議事堂の暴徒に対応した際、もみあいになり体をけがした。自分の部署に戻ったあと倒れ、地元の病院に搬送されたが助からなかった。

シックニック氏は2008年7月に議会警察に入り、最近は緊急出動部隊に配属されていた。

議会警察は同氏やその家族や友人に哀悼の意を示した。

シックニック氏は6日の暴動での5人目の死者となる。

6349名無しさん:2021/01/09(土) 11:18:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/3ae07bf2c9e30ac261f0df0ab91a414e5b9821d7
トランプ氏、バイデン氏就任式欠席へ 大統領不在は150年ぶり
1/9(土) 1:08配信

【AFP=時事】(更新)ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は8日、ツイッター(Twitter)への投稿で、ジョー・バイデン(Joe Biden)次期大統領の就任式に出席しない意向を表明した。

 トランプ大統領は「私に質問した皆に知らせる。私は1月20日の就任式に行くつもりはない」と投稿した。出席しない理由は明らかにしていない。大統領就任式は平和的な政権移行を象徴する式典であり、退任する大統領の欠席は1869年以来、約150年ぶりとなる。

 米国では6日、トランプ氏に扇動された支持者らが連邦議会議事堂に乱入する事件が発生。トランプ政権はこれをきっかけに崩壊へと向かい、高官の辞任が相次いだ他、トランプ氏の解任を求める声も上がっている。トランプ氏の就任式欠席表明は、こうした溝を頑なに広げる行為となった。

 バイデン氏は8日、デラウェア州ウィルミントン(Wilmington)で開いた記者会見で、トランプ氏の欠席は「よいことだ」と言明。「彼は国家の恥となってきた」とし、「彼は米国史上最も無能な大統領の一人だ」と批判した。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/5ed6fb6a7b34f5d0dbd156878cd2a3600f7dd1cc
トランプ氏の核攻撃阻止を軍トップと協議 ペロシ氏が表明
1/9(土) 5:34配信

【AFP=時事】米民主党のナンシー・ペロシ(Nancy Pelosi)下院議長は8日、「錯乱」した状態にあるドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領が残りわずかとなった任期中に核ミサイルを発射する事態を避けるため、米国防総省のマーク・ミリー(Mark Milley)統合参謀本部議長と協議を行ったと明らかにした。

 合衆国憲法で定められている大統領権限の制限について米軍制服組トップと協議を行ったと公に認めるのは異例。トランプ氏の任期終了までの期間をめぐり米政界で緊張が高まっていることを示している。

 ペロシ氏は民主党議員への書簡で、「この錯乱した大統領の状況は危険極まりなく、わが国と民主主義に対する彼の情緒不安定な攻撃から米国民を守るため、われわれはあらゆる手段を講じなければならない」と説明。

 さらに、トランプ氏が辞任せず、マイク・ペンス(Mike Pence)副大統領と閣僚が合衆国憲法修正25条で定められた大統領罷免の手続きを開始しないならば、弾劾手続きを開始する準備があるとも言明した。

 米首都ワシントンでは6日、ジョー・バイデン氏の次期大統領への当選確定を阻止しようとしたトランプ氏の支持者らが連邦議会議事堂に乱入する事件が発生。警察官1人を含む5人が死亡した。民主・共和両党の議員はこの事件を反乱だと非難。トランプ氏が暴力を扇動したとの批判も高まっている。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/c0822eb06c89a212a64331153cc8cffc24416bf4
ツイッター、トランプ氏アカウント永久停止
1/9(土) 8:42配信

 【ニューヨーク共同】米短文投稿サイトのツイッターは8日、トランプ米大統領のアカウントを永久に停止すると発表した。さらに暴力を扇動するリスクがあるとしている。

6350チバQ:2021/01/10(日) 18:23:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/c2d56c394b74730208af7dee5fbe34a47829a5b7
「トランプ党」終焉の始まりか 共和党内でも離反の動き
1/10(日) 16:39配信

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朝日新聞デジタル
6日、ワシントンで開かれた集会に到着したトランプ大統領。集会後、支持者たちが連邦議会議事堂に乱入した=AP

 トランプ米大統領の支持者が米連邦議会議事堂へ乱入した事件をきっかけに、共和党内でトランプ氏と距離を置く動きが急速に進んでいる。前代未聞の事件の責任追及が進むなか、公然とトランプ氏を批判する共和党議員が出ており、「トランプ党」の終焉(しゅうえん)が始まったという見方もある。(ワシントン=園田耕司)


 「大統領が、弾劾(だんがい)に相当する罪を犯したと思う」

 共和党のトゥーミー上院議員は9日、FOXニュースでこう述べた。民主党が、トランプ氏の弾劾訴追に向けて進むなか、共和党からも賛同が出た形だ。

 共和党の多くの議員にとってはこの4年間、トランプ氏を批判することがタブーだった。支持者からのカリスマ的な人気があり、自らに反発する人には容赦ない攻撃を加えるためだ。共和党上院トップのマコネル院内総務らは、トランプ氏の行動を常に擁護。昨年の共和党全国大会では、1856年以来、4年ごとに策定してきた政策綱領を策定せず、「(共和党は)現在も今後も大統領の『米国第一』の公約を積極的に支持する」という決議を採択したほどだ。

 しかし、トランプ氏の大統領選敗北で、潮目が変わった。昨年12月に選挙人の投票が終わると、マコネル氏もバイデン次期大統領の勝利を認めた。トランプ氏は最後の望みとして、投票結果を確認する6日の上下両院合同会議で進行役を務めるペンス副大統領が結果を覆すように圧力をかけたが、これまで忠実だったペンス氏は「その権限はない」と要求を拒否した。

 とどめは、合同会議中に起きた議事堂乱入事件だった。150人以上の共和党議員が選挙結果について異議申し立てをする予定だったが、トランプ氏からあおられて議事堂を占拠した支持者たちは、米国の民主主義の象徴である建物を冒瀆(ぼうとく)し、議員たちを危険にさらした。会議の再開後、壇上に立った共和党議員は次々と事件を非難し、異議申し立ての熱気は急速にしぼんだ。

 ジョージア州の上院選決選投票で、トランプ氏の人気にあやかろうと熱烈に支持していたレフラー上院議員は「再考せざるを得ない。自分の良心に従い、投票結果に反論することはできない」と異議申し立てを取りやめた。トランプ氏のゴルフ仲間で盟友のグラム上院議員も「私を仲間に入れてくれるな。もうたくさんだ」と突き放した。

 トランプ氏に強く同調し、異議申し立てをしたクルーズ上院議員は事件から一夜明けた7日、地元メディアの取材にこう答えた。

 「トランプ氏の発言や言葉遣いはしばしば一線を越える。特に昨日は一線を越えた。私はそれに賛同しないし、この4年間、トランプ氏の発言に賛同したこともない」

朝日新聞社

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6351とはずがたり:2021/01/11(月) 11:44:00

凄い梯子の外され様(;´Д`)

トランプ派男性に殺害予告 議会乱入で「極左」と決め付けられ
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021010900558&amp;g=int
2021年01月09日23時25分

 【ワシントンAFP時事】6日の米連邦議会乱入に参加したトランプ大統領支持者の男性が、敵対する極左組織「アンティファ」メンバーと決め付けられ、殺害予告を多数受け取っている。「5分ごとに殺害予告が来る。我慢できない」と8日に窮状を語った。
 発端は自身が当日撮影し「(乱入に)成功した」と発言した動画。フェイスブック上でトランプ氏支持者ではなくアンティファが関与したと主張する人々に触れ、男性は「われわれがやった」と説明した。すると、アンティファの自供と見なされ、親トランプ派弁護士がこれをソーシャルメディアで拡散した。

6352とはずがたり:2021/01/11(月) 18:13:20

>だが大統領が自らを恩赦した例は過去になく、法律専門家の間でも有効性の見解は分かれている。トランプ氏は2018年、ロシア疑惑の特別検察官による捜査の際に「私には自分自身を恩赦する完全な権利がある」と主張した経緯がある。

トランプ氏「自身に恩赦」検討か 退任後の訴追回避目的 残り2週間、権限行使も
毎日新聞2021年1月8日 18時01分(最終更新 1月8日 18時02分)
https://mainichi.jp/articles/20210108/k00/00m/030/189000c

 トランプ米大統領の支持者が連邦議会議事堂に乱入した6日の事件で、20日に退任するトランプ氏の動向に注目が集まっている。残りの在任期間中に強大な大統領権限を有効活用するとの見方もあり、退任後の訴追を回避するために自身の恩赦に踏み切るとの観測も広がっている。

 「今は癒やしと和解を必要とする時だ」。トランプ氏は7日夜、ツイッターに投稿した演説動画で、バイデン次期大統領への円滑な政権移行を約束した。昨年11月の大統領選後、開票結果を受け入れずに「投票で不正があった」などと根拠の乏しい発言を繰り返し、対立をあおり続けたトランプ氏。動画では「即座に州兵を展開し、侵入者を追い払った」などと述べ、自らが乱入事件に対応したことを強調した。

 トランプ氏は大統領選後、ほとんど公務を入れず、訴訟を連発するなど選挙結果を覆すことに専念してきた。敗北を受け入れ、バイデン氏への政権移行を認めた今、浮上しているのが退任後の予防的な訴追対策だ。

 米紙ニューヨーク・タイムズは7日、関係者2人の話として、トランプ氏が側近らに対し20日までに自分自身の恩赦をすることを提案していると報じた。退任後に法執行機関によって標的にされることを懸念しており、実際に恩赦を実施した場合の法的、政治的な影響について相談しているという。

 だが大統領が自らを恩赦した例は過去になく、法律専門家の間でも有効性の見解は分かれている。トランプ氏は2018年、ロシア疑惑の特別検察官による捜査の際に「私には自分自身を恩赦する完全な権利がある」と主張した経緯がある。

 トランプ氏は大統領選以降、ロシア疑惑で虚偽の供述をした罪などに問われたフリン元大統領補佐官ら40人以上の恩赦・減刑を実施している。退任前の大統領による恩赦は慣例とされるが、トランプ氏の恩赦は司法省の推薦リストに基づくものではない。タイムズ紙は米ハーバード大教授の集計として、トランプ氏のこれまでの恩赦・減刑計94件のうち、約9割がトランプ氏との個人的なつながりがあると指摘している。

 米国の歴代大統領では、1974年にウォーターゲート事件で辞任したニクソン氏に恩赦が与えられたケースがある。ただ、この時は後任のフォード氏が恩赦を決めており、大統領が自身にその権限を行使した例はない。【ワシントン鈴木一生】

6353チバQ:2021/01/11(月) 20:34:48
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2020122001001196.html
次期駐日米大使の人事、白紙に 空席期間は戦後最長
2020/12/20 15:14共同通信

次期駐日米大使の人事、白紙に 空席期間は戦後最長

トランプ米大統領、バイデン次期米大統領、ワインスタイン氏(いずれもゲッティ=共同)

(共同通信)

 【ワシントン共同】トランプ米大統領が指名した次期駐日大使の人事が、大統領選の敗北で白紙になる公算が大きくなっている。関心はバイデン次期大統領が来年1月の着任後に誰を指名するかに移りつつあるが、着任時期は見通せない。戦後最長となっている駐日大使の空席期間がさらに長期化する可能性がある。

 トランプ氏は今年3月、保守系シンクタンクのハドソン研究所所長、ワインスタイン氏(59)を指名したが、米上院での審議が遅滞。9月に上院外交委員会が人事を承認したが、米上院での採決の予定は入らないままだ。駐日大使はハガティ前大使が昨年7月に離任後、1年半近く空席が続いている。

https://news.goo.ne.jp/article/fnn/world/fnn-129449.html
“トランプ騒動”で人事白紙も 幻の駐日大使
2021/01/11 12:04FNNプライムオンライン



「トランプ下ろし」の声が高まるアメリカ。

トランプ大統領に振り回された格好となった1人に、人事が白紙になった“幻の駐日大使”がいる。

FNNの取材に、いまの心境を語った。

ワインスタイン氏「よろしくお願いします。本当に残念です。大好きな日本の大使になるのが夢でした」

2020年、トランプ大統領から駐日大使に指名されたワインスタイン氏。

議会での承認が遅れ、結局、大統領選でバイデン氏が勝利したことで、人事は白紙になった。

ワインスタイン氏「日本語の勉強も始めていました。公務員ではなく、まだ大使に承認されていなかったので、自費で50レッスンほど受けました」

大の日本ファンで、何度も来日しているワインスタインさん一家は、東京に赴任したあとの生活を夢見ていた。

妻・エイミーさん「今週こそ出発だと言われるたびに大慌てで準備するけど、何度も延期になった。家族みんなで東京に行きたかったです」

愛犬のシュミッツを、大使館の広報担当に任命することまで決めていたというワイスタイン氏。

大使就任は幻と消えたが、日米の懸け橋となる活動を続けたいとしている。

6354チバQ:2021/01/12(火) 10:10:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae2b87ce672eaf196cc6c54aead780d67e3d05ab
米企業、共和党議員への献金を凍結 議会襲撃受け見直し相次ぐ
1/12(火) 8:42配信

 【ワシントン=塩原永久】トランプ米大統領の支持者らによる議会襲撃を受け、米大手企業で政治献金を見直す動きが相次いでいる。米総合化学大手ダウ・ケミカルが11日、大統領選の結果確定に反対した共和党議員への献金を凍結すると表明。同党議員への圧力が高まっている。

 議会が襲撃された6日、大統領選挙人を集計する結果確定の手続きを実施。選挙不正を訴えたトランプ氏に呼応した上下両院150人弱が採決で反対した。

 米メディアによるとダウは反対した議員の在任期間中、政治団体を通じた献金を取りやめると表明。声明で「民主主義や平和的な政権移行にコミットする」との同社の立場を強調した。

 ダウのほかに通信大手AT&T、クレジットカード大手アメリカン・エキスプレスやマスターカード、家電量販ベストバイなどが、反対した議員への献金を見直すとしている。

 ただ、ダウなど少数を除けば一時的な見合わせにとどまる可能性もある。自動車大手フォード・モーターやIT大手マイクロソフトは、共和党と民主党の双方への献金をいったん停止。襲撃事件の大きな衝撃を受け、企業が献金方針の再検討を迫られている。

6355チバQ:2021/01/12(火) 10:38:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ae229207f7d69e47b3439ad6ef3a2d3d1ec1fe4
米首都に州兵1.5万人派遣 大統領就任式控え、警備強化
1/12(火) 7:27配信
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 【ワシントン時事】米国防総省高官は11日、バイデン次期大統領就任式の警備に向け、首都ワシントンに州兵最大1万5000人を派遣すると発表した。

 米メディアが報じた。トランプ大統領支持者による議会乱入後、さらに暴動が計画されているとの情報もあり、警備態勢を強化する。

 国防総省によると、ワシントンでは現在、6州から派遣された州兵約6000人が警備に当たっている。17日ごろまでに1万人、さらに必要なら1万5000人に増員される。いずれも自衛目的で武器を携帯する。

 米メディアによれば、オバマ前大統領の就任式には約9000人、トランプ氏の時には約7000人が動員された。

 右派のインターネット交流サイト(SNS)では、就任式当日やその直前に再び議会を襲撃すると予告するような投稿が相次いでいる。国立公園局は11日、「確かな脅威」があるとして、24日まで首都中心部の観光名所「ワシントン記念塔」を閉鎖すると決めた。

6356名無しさん:2021/01/12(火) 14:53:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/e8836a1a4460e85907c6cd98547a38b3a802a5c5
全米50州と首都の議事堂で「武装デモ」の計画 FBI内部文書
1/12(火) 10:32配信

(CNN) 米連邦捜査局(FBI)が、20日に予定されるバイデン次期大統領の就任式までに全米50州と首都ワシントンで「武装デモ」が計画されているとの情報を受け取っていることが分かった。FBIの内部文書をCNNが入手した。

ワシントンでは先週、トランプ大統領の支持者らが連邦議会議事堂に乱入する事件が発生した。FBIの内部文書については米ABCニュースが最初に内容を報じた。

それによると、武装デモは全50州の州議会議事堂で16日から少なくとも就任式当日の20日までに、ワシントンの議事堂でも17日から当日までの間に再び予定されている。

文書では、トランプ氏が20日までに罷免(ひめん)された場合に「暴動」が起きる可能性も指摘された。FBIが今月8日に得た情報によると、ある特定の集団が、トランプ氏罷免となったら各地の裁判所や行政機関に乱入しようと呼び掛けている。この集団はさらに、20日には各州が認定した大統領選の結果にかかわらず、ワシントンと全州で政府機関への乱入を企てているという。

同文書によれば、FBIはバイデン氏を就任式前に襲うとする複数の脅威についても調べている。ハリス次期副大統領やペロシ下院議長への襲撃計画を示唆する情報もあるという。

当局は先週の乱入事件を受け、ワシントン市内などの警備体制を強化する構えだ。ワシントンのバウザー市長は11日の記者会見で国民に対し、就任式にはオンラインで参加してほしいと呼び掛けた。そのうえで「トランプ主義」は20日に消えるわけではないと指摘し、連邦当局にワシントンを対象とした緊急事態の事前宣言を要請した。

6357チバQ:2021/01/12(火) 18:09:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/220af664a3efae9e180e46d88b555665ff0a7094
米、党派対立激化の恐れ トランプ氏弾劾 バイデン次期政権運営に影響も 
1/12(火) 16:44配信
 【ワシントン=黒瀬悦成】米下院民主党は11日、共和党のトランプ大統領が支持者を扇動して連邦議会議事堂の襲撃・占拠事件を引き起こしたとして弾劾訴追に乗り出した。下院では一部の共和党議員が賛意を示す一方、党内部では2年後の中間選挙をにらみ、トランプ氏の支持勢力をつなぎ止める思惑から弾劾に慎重論も根強い。弾劾を機に党派対立が一層深まれば、バイデン次期大統領の政権運営にも悪影響を及ぼすのは必至で、バイデン氏は難しい判断を迫られている。

【写真】連邦議会議事堂内に侵入したトランプ大統領の支持者ら

 民主党は、弾劾訴追決議案(起訴状に相当)を13日にも可決させるのに先立ち、ペンス副大統領に憲法25条に基づいてトランプ氏を解任するよう求めている。だが、ペンス氏は11日現在、解任に応じる態度を示していない。

 民主党は、国内勢力が連邦議事堂を襲撃するという米憲政史上前代未聞の事態を招いた責任はトランプ氏にあるとして、徹底追及する構えを強めている。民主党には、議会に対するさらなる「反乱行為」を抑止するとともに、トランプ氏の政治生命を絶つ思惑があるとみられている。

 共和党でも、大統領選の敗北を認めず、「選挙に不正があった」と具体的根拠のない主張を展開して支持勢力を煽(あお)り、議事堂襲撃に道を開いたトランプ氏および「トランプイズム」と決別するべきだとの意見は少なくない。

 下院共和党では、キンジンガー議員らが弾劾訴追に賛成の意向を表明済みだ。ただ、下院共和党トップのマッカーシー院内総務は弾劾訴追に反対の意向を表明したほか、共和党議員の中には「弾劾に踏み切れば党派間の緊張が高まり、再び暴力行為の標的となる」と懸念する声も強い。

 2022年の中間選挙でトランプ氏の支持勢力が、弾劾訴追に賛成した議員に対抗馬を立てて追い落としを図ることも考え得る。

 一方、バイデン氏としては、民主党があくまで弾劾訴追を目指した場合、バイデン氏が重視する新型コロナウイルス対策や気候変動対策、景気浮揚などの政策遂行に必要な超党派の協力が見込めなくなる。

 ただ、バイデン氏がトランプ氏に融和的な態度を取れば、民主党の若手急進左派の議員などから突き上げを受けるのは必至で、党内の結束にこれまで以上にほころびが出かねない。

 トランプ氏が逆襲を図る可能性も指摘されている。

 米紙ニューヨーク・タイムズによると、トランプ氏は7日に発表した事実上の「敗北宣言」とされる動画で、議事堂襲撃を「憎むべき攻撃だ」と非難したことを後悔しているとされる。

 トランプ氏は12日、南部テキサス州サンアントニオで演説する予定で、支持者に改めて決起を呼びかける恐れもある。

6358チバQ:2021/01/12(火) 18:10:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/795ec0365d48fb38a0d646e1dc24146320406f02
ウルフ米国土安保長官代行が辞任、議会襲撃後、閣僚3人目
1/12(火) 12:13配信

 【ワシントン=黒瀬悦成】ウルフ米国土安全保障長官代行は11日、「同日をもって辞任する」と発表した。

 トランプ大統領の扇動で支持者らが6日に首都ワシントンの連邦議会議事堂を襲撃して以降、トランプ政権の閣僚級が辞任するのは、チャオ運輸長官(11日付で辞任)、デボス教育長官(8日付で辞任)に続き3人目となる。

 ウルフ氏は、議事堂襲撃事件について「悲劇的だ。胸が悪くなる」などと非難し、トランプ氏との関係が悪化していたとされる。

 トランプ氏は昨年8月にウルフ氏を同省長官に指名したが、上院の承認を待たずに今月7日に指名を取り消した。

6359チバQ:2021/01/12(火) 18:10:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/2dded39dea0c0b28286df70719baed74bf570f36
米国土安保長官代行が辞任 トランプ大統領が「昇格」撤回
1/12(火) 9:03配信
 【ワシントン時事】複数の米メディアによると、ウルフ国土安全保障長官代行は11日、辞任を表明した。

 トランプ大統領支持者による連邦議会議事堂の一時占拠後、これまでにチャオ運輸長官、ポッティンジャー大統領副補佐官(国家安保担当)ら政府高官の辞任が相次いでいる。

 USAトゥデー紙(電子版)が入手した国土安保省職員向けのメッセージで、ウルフ氏は11日深夜をもって辞任し、連邦緊急事態管理庁(FEMA)のゲイナー長官が後任を務めると説明。辞任理由として「私の長官代行としての権限をめぐる裁判所の判決や、最近の出来事」を挙げたが、議会乱入事件には直接言及しなかった。

 トランプ氏は昨年8月、ウルフ氏を正式な長官に指名すると発表。ところが、ウルフ氏が議会乱入事件を受けた声明で「許し難いことであり、大統領をはじめ全公職者が暴力を強く非難するよう求める」と表明後、トランプ氏がこの人事を撤回した。ロイター通信によると、ホワイトハウスの報道担当官は、ウルフ氏の声明と指名方針撤回は「無関係だ」と説明していた。

 国土安保次官代行だったウルフ氏は、ニールセン前国土安保長官が2019年4月に辞任し、マカリーナン長官代行も同年10月に辞任したのを受けて長官代行に就任。昨年の人種差別抗議デモに伴う暴動対応などを取り仕切ってきた。

6360チバQ:2021/01/12(火) 19:29:45
https://mainichi.jp/articles/20210109/k00/00m/030/216000c?inb=ys
株価最高値に沸く街の食料配布に長蛇の列 タワマンの足元走る料理宅配 無視できぬ格差
会員限定有料記事 毎日新聞2021年1月9日 19時09分(最終更新 1月9日 20時41分)
 米東部ニューヨーク市クイーンズ地区。2020年12月22日朝、気温3度で冷たい風が吹く中、無料で食料を配る「フードバンク」が開かれるキリスト教会の前には、新型コロナウイルス感染拡大で職を失うなどした人たちの長い列ができていた。その先の角を曲がっても、次の角を曲がっても、手押し車や大きな袋を抱えた人の列が続く。2時間以上待っている人もいる。そこには、これまで食事に困ることのない生活を送っていた「中間層」の姿もあった。
 午前10時、教会の支援団体「ボイシーズ・オブ・ハガー」のボランティアが黄色の袋に詰め込んだ食料を配り始めると、並んでいた人々は安堵(あんど)の表情を浮かべた。鶏肉や野菜、リンゴ、パスタや米、トマトソース。3人家族が3日間ほど暮らせる量だという。
「失業保険も切れる。もうプライドは捨てるしかない」
 その列の中に、マンハッタンにある大手金融機関の社員用レストランでシェフをしていたウィリアム・デベレスさん(58)がいた。新型コロナウイルスの感染拡大で社員が在宅勤務になったためレストランが閉鎖し、失業した。約7万ドル(約730万円)あった年収はゼロになった。今は、失業保険とフードバンクの食料が家族4人の生活を支える生命線だ。
 「自分は中間層だと思っていた。だが、今はちょっとした支払いも遅れる日々だ」。20件以上の求人募集に応募したが、新たな働き口は見つかっていない。「まもなく失業保険も切れる。もうプライドは捨てるしかない」
 このフードバンクでは新型コロナの感染拡大前、週1回の食料配布に並ぶのは100人程度だった。だが、感染が深刻化した20年春以降は人が増え、一時は600人程度が並ぶこともあった。担当者のソーニャ・ハービーさんは「もともとは貧困層の食事を補完するものだったが、失業者が増え、それどころではなくなっている。複数のフードバンクを渡り歩く人もいる」と話す。
 ニューヨーク市内にはフードバンクが1000カ所以上あるが、同じような光景があちこちで見られるようになった。…

6361とはずがたり:2021/01/13(水) 17:16:58
米経済界、議会乱入に非難相次ぐ 「トランプ氏の罷免を」―SNSはアカウント凍結
2021年01月07日17時08分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021010700968

 【ニューヨーク、シリコンバレー時事】トランプ大統領支持者による米議会乱入事件を受け、米経済界からは6日、トランプ氏や事件への非難が相次いだ。全米製造業者協会(NAM)は「退任する大統領が権力を維持しようと暴力をあおった」と厳しく批判し、トランプ氏の罷免を検討するよう要請した。米インターネット交流サイト(SNS)のツイッターやフェイスブックは、アカウント凍結などでトランプ氏が投稿できないようにする異例の措置に踏み切った。
トランプ米大統領のアカウント凍結 ツイッターとフェイスブック

 NAMは、全米の大企業や中小企業が加盟する有力団体。ティモンズ会長は声明で「(議会乱入は)反乱であり、そう扱われるべきだ」と糾弾。大統領が職務を果たせない場合の手続きを定めた憲法修正25条を用いて罷免を真剣に検討するよう求めた。
 米金融大手JPモルガン・チェースのダイモン最高経営責任者(CEO)は「選挙で選ばれた指導者は、暴力を終わらせるよう呼び掛け、平和的な権力の移行を支援する責任がある」と訴えた。
 ツイッターは、支持者に共感を表明したトランプ氏の動画を削除するとともに、アカウントを凍結。フェイスブックも「緊急事態」(幹部)として同氏の投稿を24時間停止した。

米安保副補佐官が辞任 トランプ氏支持者議会突入で
2021年01月07日16時52分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021010700947

 【ワシントン時事】米CNNテレビなどは7日、トランプ大統領の支持者が連邦議会議事堂に突入したことを受け、対中政策を主導するポッティンジャー大統領副補佐官(国家安全保障担当)が辞任したと報じた。オブライエン補佐官(国家安保担当)も辞任を検討しているという。トランプ氏が6日の演説で、集まった支持者に議会へ行くよう促したことへの反発が政権内に広がっている。
トランプ氏支持者が議会乱入 死者4人に、大統領選手続き妨害―米首都に外出禁止令

 ポッティンジャー氏は2017年1月のトランプ政権発足直後に国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長に就任した。18年6月の米朝首脳会談実現に尽力。19年に副補佐官に昇格した。
 オブライエン氏はツイッターで、過去に上院議員の下でインターンをした経験を挙げた上で、議会への侵入は「完全な面汚しだ」と批判。トランプ氏の意向に反し、大統領選の公式集計を拒否する権限はないと主張したペンス副大統領を「勇気を示した」と称賛した。
 また、マシューズ大統領副報道官とメラニア・トランプ大統領夫人のグリシャム首席補佐官が6日、辞任を表明した。他にリデル次席補佐官も辞任を検討しているという。

6362チバQ:2021/01/13(水) 23:35:14
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASP1F2C8NP1DUHBI031.html
トランプ大統領「魔女狩りの続きだ」 弾劾決議案に反発
2021/01/13 07:11朝日新聞

トランプ大統領「魔女狩りの続きだ」 弾劾決議案に反発

12日午前、メリーランド州のアンドルーズ空軍基地で大統領専用機に搭乗する前、記者団とやりとりするトランプ米大統領=AP

(朝日新聞)

 トランプ米大統領が米連邦議会議事堂襲撃事件を扇動したとして弾劾(だんがい)訴追決議案が提出されたことをめぐり、トランプ氏は12日午前、記者団に対し、「歴史上最も大がかりな魔女狩りの続きだ」と強く反発し、「この弾劾はすさまじい怒りを引き起こし、我が国にとってすさまじい危険をもたらすだろう」と語った。

 決議案では、議事堂襲撃事件の前にトランプ氏が自身の支持者に集会で「死にものぐるいで戦わなければ、この国はこれ以上もたない」などと発言したことを重視。「米国政府と、その政府機関の安全を脅かした」として、トランプ氏を「反乱の扇動」で訴追することを求めている。しかし、トランプ氏は12日、自身の演説内容を「完全に適切だった」と正当化した。

 米連邦捜査局(FBI)の内部文書によれば、20日のバイデン次期大統領の就任式までの期間に、首都ワシントンや全50州の州都で武装集団が抗議活動を計画しているという。警備のためにワシントンに州兵1万人以上が派遣される予定で、ワシントン記念塔などが閉鎖になっている。

 一方、トランプ氏は、襲撃事件をきっかけに自身のツイッターが永久停止になるなどソーシャルメディア企業が過激な投稿を規制し始めたことについて、「彼らは破壊的な間違いをしている。彼らは分断を深めている」などと批判した。(ワシントン=園田耕司)

6363チバQ:2021/01/13(水) 23:36:25
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3325951.html
ペンス副大統領、修正25条発動でのトランプ氏免職を拒否
2021/01/13 11:06AFPBB News

ペンス副大統領、修正25条発動でのトランプ氏免職を拒否

米フロリダ州で遊説するマイク・ペンス副大統領(2020年10月10日撮影)。(c) Zak BENNETT / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】米国のマイク・ペンス副大統領は12日、合衆国憲法修正25条の発動によるドナルド・トランプ大統領の免職を支持しないと下院指導部に伝えた。

 ペンス氏はナンシー・ペロシ下院議長に宛てた書簡で、「トランプ大統領の任期が残り8日となった今、貴殿と民主党幹部会は、内閣と私に修正25条の発動を要求している」と確認した上で、「私はそのような行動がわが国の最善の利益にかなうとも、わが国の憲法に即しているとも思わない」と伝えた。

 修正25条が発動されれば、トランプ氏は任期終了を待たずに免職され、残りの任期は副大統領のペンス氏が大統領代行となる。

 米議会は数時間後に、ペンス氏に修正25条を発動を求める決議案の採決を行うことになっている。しかし、ペンス氏の通達を受けて、その後にトランプ氏の弾劾訴追決議案の審議に移る見通しとなった。 【翻訳編集】AFPBB News

6364名無しさん:2021/01/14(木) 01:51:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/61d9bdad0960428c211e1a75c62e3d5c8741613e
議事堂乱入前に打ちのめされたトランプ氏 “レッドステート”が示した民意とは
1/13(水) 11:00配信

 「新政権が1月20日に発足する。私の関心はスムーズで秩序ある政権移行に移っている」
 去年11月の大統領選挙から2か月以上、選挙の不正を主張し、一貫して敗北を否定してきたアメリカのトランプ大統領。それが一転、1月7日、ツイッターに投稿したビデオで、間接的だがバイデン氏の勝利を認めた。

 「ようやく、終わった!」
 このビデオを見て、思わずこうつぶやいたのは私だけではないだろう。2017年のトランプ氏の就任直後から去年11月の大統領選挙までアメリカで特派員として取材し、私もトランプ氏の言動に翻弄され続けてきた一人だ。

 ただこの4年間、大統領選挙に勝つために執念を燃やしてきたトランプ氏にとっては、絶対に認めたくない苦渋の選択だったに違いない。この前日、ワシントンの連邦議会議事堂に暴徒化したトランプ氏の支持者らが乱入。その行動を煽ったと批判され、追い込まれての“敗北宣言”だった。

 しかし、世界をあぜんとさせたこの「乱入」事件の直前、すでにトランプ氏は大きな敗北に打ちのめされていた。5日に南部ジョージア州で行われた連邦上院選の決選投票である。2議席をめぐって共和党と民主党が争ったが、民主党がダブルで勝利。この選挙、異例づくしだった。

命運分けた異例の選挙
 アメリカの上院は100人。人口比に関わらず、各州から2人ずつ選出されている。通常2年ごとに3分の1が改選されるため、同じ州で2議席同時に上院ポストが争われること自体が異例だが、今回は引退による補選と重なった。さらに11月の大統領選挙と同時に行われた選挙でどの候補も過半数を獲得できなかったため、そろって決選投票に持ち込まれることになった。

 この時点でジョージア州を除いた上院の獲得議席は共和党50、民主党48。アメリカの上院は、与野党同数となった場合、議長である副大統領が決定票を握るため、このいわば地方選挙がバイデン政権の命運を握ることになった。一方で、次期2024年の再出馬に意欲を燃やすとされるトランプ氏にとっても負けられない戦いだ。バイデン氏、トランプ氏、両者とも投票日前日にもジョージア入りし、激しい戦いを繰り広げた。

 しかし、民主党にとっては高いハードルだった。ジョージア州は、去年の大統領選挙では民主党が28年ぶりに制したが、もともとは「レッドステート」といわれ、赤をシンボルカラーとする共和党の支持が根強い州だ。加えて、2議席とも共和党の現職に民主党の新人が挑むという構図で、当初、共和党がダブルで勝利するという見立てが有力だった。

 それがふたを開けると、まず黒人牧師の民主党のラファエル・ウォーノック氏が、「連邦議員で最も金持ちの一人」とされる共和党のケリー・ロフラー氏を下し、勝利を確実にした。続いて、「元ドキュメンタリー映画制作者」で33歳のジョン・オソフ氏も、超接戦の末、共和党の現職でこちらも富豪のデービッド・パーデュー氏を制した。オソフ氏は11月の選挙では、パーデュー氏に8万8000票リードされていたが、決選投票では5万票、わずか1ポイント差での逆転勝利だった。

6365名無しさん:2021/01/14(木) 01:56:29
>>6364

予想を覆した要因は・・・
 民主党勝利の要因で指摘されているのが、「若者」にターゲットを絞った戦略だ。地元紙によると、2020年の大統領選挙では、18歳から29歳の52〜55%が投票し、2016年の42〜44%から飛躍的に投票率が伸びている。激戦州の中でも特にジョージア州の若者の投票率の向上が顕著だった。

 決選投票に向けて民主党は、オンラインゲームを選挙運動に活用するなど、若者票の掘り起こしを続けた。また、大統領選挙でもかつてない規模に広がった期日前投票も追い風となった。決選投票でも有権者の4割に上り、過去には投票に行かなかった黒人などのマイノリティーの投票率が伸びたことも大きいとされている。

 ただ、最大の要因は、トランプ氏自らの失点、「オウンゴール」だという見方が大勢だ。決選投票3日前の1月2日、ワシントン・ポストのスクープにより、トランプ氏がジョージア州のラッフェンスパーガー州務長官に対し、同州の選挙結果を覆すために必要な票を「見つける」よう要求していたことが発覚した。しかも翌日には、圧力をかけたトランプ氏の肉声まで公開され、これで多くの共和党員が「引いた」とされている。

 ジョージア州の選管幹部で共和党員のガブリエル・スターリング氏は投票日の5日、CNNに出演し、「もし共和党が敗北するとしたら、責めを負うべきはトランプ氏の言動だ」と断言した。アンカーから「トランプ氏に言いたいことは?」と問われ、「あなたはすでにジョージア州で敗北した。システムは機能し、票は正しく集計されるジョージア州民の高潔さを台無しにしてはならない」と、無念さをにじませながら訴えた。

驚きの出口調査
 この決選投票で、次の大統領選挙に向けて共和党内に影響力を残せるかどうかが問われていたトランプ氏。投票日翌日には、連邦議会でバイデン氏の勝利を確定する最終手続きも迫っていた。まさかの敗北で打ちのめされ、八方ふさがりとなり、最後の抵抗手段として、唯一の寄りどころである熱狂的支持者らに議事堂に向かうよう呼び掛けたのではないか。

 ところが、トランプ氏の主張は、共和党員を中心にいまだ驚くほど浸透している。
 CNNによると、ジョージア州での上院決選投票の出口調査では、「2020年の大統領選挙は公正に行われたのか?」という問いに、「YES」と答えた人は56%。「NO」は41%だった。共和党員で見ると76%が「NO」、つまり「大統領選挙は公正ではなかった」と答えている。トランプ氏を見限った「レッドステート」ですら、いまだ「選挙は不正」というトランプ氏の言い分を信じている人がこれほどいることに衝撃を覚える。

6366名無しさん:2021/01/14(木) 01:56:59
>>6365

アメリカは世界のリスクファクター
 過去40年で、民主党が大統領・上院・下院をおさえる「トリプルブルー」を達成したのは2期しかない。クリントン政権1期目と、オバマ政権1期目のそれぞれ前半2年間のみだ。特に上院は、閣僚や連邦最高裁判事などの人事承認や、連邦政府予算の決定権をもつため、民主党にとって決選投票で2議席を制した意義は非常に大きい。

 ただ上院では、1人でも欠員あるいは造反が出れば決議は通らない。バイデン次期大統領は薄氷を踏むような政権運営を迫られる。

 課題は山積みだ。トランプ政権でかつてないほど広がった分断の修復は容易ではない。民主党内部でも左派と中道派の溝は深く、医療改革や増税など、特に財政が関わる政策でのコンセンサス作りも困難が予想される。外交でも、トランプ政権が破壊した対中関係の方向性はまだ見えていない。そして最大のリスクは、なんといっても78歳というバイデン氏の年齢だ。激務の大統領職を4年間こなすことができるのか。

 トランプ政権からバイデン政権に代わっても、アメリカが世界の不安要因(リスクファクター)であり続けるという状況は当面続きそうだ。

ANN前アメリカ総局長 新谷時子

6367チバQ:2021/01/14(木) 16:00:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/97128e866052bbdf3be6adc5d54637f7558435f0

バイデン氏、アジア政策統括ポストにキャンベル氏起用へ
1/14(木) 10:51配信




キャンベル元国務次官補=2019年3月、北京、ロイター
 バイデン次期米大統領は、次期政権でアジア政策を統括する新たなポストをホワイトハウスに設け、キャンベル元国務次官補を起用する方針を決めた。キャンベル氏が会長を務めるコンサルティング会社が13日、明らかにした。

 キャンベル氏のポストは、ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)に新設される「インド太平洋調整官」で、バイデン政権のアジア政策全体を統括する。特に、様々な分野にまたがる対中政策を統合して進めることを重視するという。

 キャンベル氏はオバマ政権で東アジア・太平洋担当の国務次官補を務め、アジアを重視する「リバランス(再均衡)」政策を主導。クリントン政権時代には国防次官補代理として米軍普天間飛行場の返還合意や日米安保再定義に関わった。

 キャンベル氏は国務次官補退任後、米国の対中関与政策は成果を挙げなかったとの認識を示しており、次期バイデン政権はオバマ政権時代よりも厳しい対中認識の下で、アジア政策を遂行する可能性がある。

6368チバQ:2021/01/14(木) 16:00:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/e54e0f42a520e0cf0b1103eb963322d342d231cc

トランプ米大統領を弾劾訴追 「反乱扇動」を追及、与党10人賛成 史上初の2度目
1/14(木) 7:01配信
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13日、米ワシントンで、トランプ大統領の弾劾訴追決議案の採決を行う下院(AFP時事)
 【ワシントン時事】米下院は13日午後(日本時間14日午前)、支持者による議会襲撃で「反乱を扇動」したとして、野党民主党などの賛成多数でトランプ大統領を弾劾訴追した。

【写真】米連邦議会議事堂内の一室で、バリケードを築いて暴徒の乱入を防ぐ職員たち

 1週間後の退任を控え、米民主主義の根幹を揺るがした騒動の責任を大統領が問われる異例の事態となった。

 トランプ氏の弾劾訴追は2019年12月の「ウクライナ疑惑」以来で、任期中2度目は米史上初めて。

 トランプ氏は採決後、ホワイトハウスを通じて動画を投稿し、6日に起きた議会襲撃について「関与した者は法の裁きにかけられるべきだ」と非難。支持者に対し「緊張を和らげるよう求める」と融和を呼び掛けた。一方、弾劾訴追には言及しなかった。

 下院の弾劾採決は賛成232に対し反対197。民主党全員に加え、与党共和党から10人の議員が賛成に回った。共和党内では「トランプ離れ」が急速に広がりつつある。

 警官1人を含む5人が死亡した議会襲撃事件をめぐって、弾劾決議は、トランプ氏が直前の演説で「死に物狂いで闘わない限り、国がなくなってしまう」などと訴え、支持者をたきつけたと指摘。これにより「米統治機構への暴力を扇動した」として、罷免や公職資格剥奪を求めた。

6369チバQ:2021/01/14(木) 16:33:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/d26185ca99615aac0f584da6951f66f11936e212
160年前のアメリカ「大統領選」決着後に起きた南北の亀裂
1/14(木) 16:01配信
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過去には大統領選後に南北分断にまで発展した歴史があります(写真:maystra/PIXTA)
1月20日の大統領就任を控える中、混沌とするアメリカ情勢。そのアメリカの歴史をひもといてみると、過去にも大統領選挙の決着がついてから混乱が生じ、ついには南北分断にまで発展した事例があります。なぜ争いは生じ、またそれはいかなる展開を見せたのでしょうか? 『宗教問題』で編集長を務める小川寛大氏が上梓した『南北戦争――アメリカを2つに裂いた内戦』を一部抜粋・再構成してご紹介します。

 1860年11月6日に行われた大統領選挙で、民主党は共和党に敗れた。共和党の政治家として初めて大統領の椅子を手に入れた男の名を、エイブラハム・リンカーンという。
 内戦時代のアメリカを見事に取り仕切り、終戦直後の劇的な死とともにアメリカ政治史上の伝説となる彼だが、実はこの段階では、さまざまな運に助けられて当選した、実力未知数の人物だと多くの国民からは思われていた。それくらい、民主党の敗北には自滅のにおいが付きまとった。

■全国に基盤を有していた民主党

 民主党は共和党と異なり、全国に基盤を有していた政党だった。当時の民主党の顔役で、リンカーンのライバル的な存在だった合衆国上院議員スティーブン・ダグラスは、彼なりの使命感で、奴隷制をめぐる激しい議論に揺れる祖国と自党を救おうと奔走していた。
 しかし多くの人、特に南部民主党の関係者は、彼の言動から中途半端な日和見主義しか感じ取れず、ダグラスはさまざまな方面から裏切り者扱いされていく。

 特にダグラスの失点となったのは、1854年に彼が議会を通過させたカンザス・ネブラスカ法だった。当時設置されたカンザス準州、ネブラスカ準州に奴隷制を導入するか否かの議論のなかで、ダグラスは奴隷制の導入は北部、南部といった地理的条件によるのではなく、住民たちの投票によって決めればいいと主張。要するに、南北の対立は住民主権の名のもとに緩和されるはずだと期待したのである。
 しかし実際に起こったのは、特にカンザス準州に武装した奴隷制反対派、擁護派がなだれ込み、「敵方の頭数を減らせ」と言わんばかりの私戦であった。カンザスは「流血のカンザス」と呼ばれる無法地帯と化し、南北戦争の呼び水、モデル・ケースになったとも指摘されている。

 この騒動は後、1859年10月16日、カンザスで数多くの殺人を犯して名を売った過激な奴隷解放運動家、ジョン・ブラウンがバージニア州ハーパーズフェリーの軍の武器庫を襲撃して逮捕、処刑される事件にもつながり、一層南北の対立を深めただけで終わった。

 このような結果、民主党は北部民主党と南部民主党に分裂して1860年の大統領選を戦わざるをえなくなった。北部民主党は前述のダグラスを候補とし、南部民主党は元合衆国副大統領のジョン・ブレッキンリッジを候補に擁立する。

 当然のこととして民主党の票は分散し、共和党に一致して立ち向かえなくなった。この選挙にはジョン・ベルやサム・ヒューストンといった当時の政界の長老が組織した立憲連邦党という新党も候補を立て、南北双方に「ひたすら妥協を」と訴えて回ったが、もはやそのような穏健な主張が存在感を示せる段階は通り越していた。
 かくなる流れの末に、南部はアメリカ合衆国からの離脱を決断した。リンカーン自身は共和党内の穏健派に属し、南部の奴隷制の即時廃止といった主張の持ち主ではなかった。しかし南部民主党は、共和党の大統領が誕生してしまったことそれ自体が、奴隷制解体、ひいては南部社会の崩壊の序曲だと受け取った。

 リンカーンの大統領就任は、1861年3月4日に予定されていた。南部民主党はその前に、何かをなさねばならなかった。そして1861年2月初頭、彼らはアラバマ州モンゴメリに新国家をつくるため集結したのである。

6370チバQ:2021/01/14(木) 16:33:32
■第二次独立戦争と呼ぶ習わしがある

 戦争当時から現在に至るまで、南部には南北戦争のことを「第二次独立戦争」と呼ぶ習わしがある。モンゴメリに集結した南部民主党の政治家たちの頭の中にあったのは、まさしく1775〜83年にかけてのアメリカ独立戦争だった。

 アメリカはもともとイギリスの植民地であった。しかし「代表なくして課税なし」のスローガンに代表されるように、イギリスがあまりにも横暴な圧迫をアメリカ植民地に加えるので、当時の植民地人が立ち上がり、イギリスからの独立を勝ち取ったのである。
 南北戦争開戦直前、南部人たちはまさに、独立戦争当時のアメリカ人たちに、自らを重ね合わせていた。つまり、現在の北部(共和党)は南部(民主党)の古来の制度(奴隷制)を誹謗し、地域全体に無用な圧迫を加えているので、アメリカ合衆国という枠組みから独立する――これがアメリカ連合国(南部連合)発足の理論であった。

 かくして1861年2月4日から17日にかけて行われた南部諸州のモンゴメリ会議は、彼らの新国家、アメリカ連合国を樹立するための暫定憲法を作成し、発表する。そして彼らは自分たちの暫定大統領として、ミシシッピ州選出の合衆国上院議員だったジェファーソン・デービスという男を選出するのである(後、正規の大統領に就任)。

 ただし、この時に制定された暫定憲法のほとんどは合衆国憲法の引き写しで、必ずしも新国家の目標を明確に表していたものでもなかった。かつ、エモリー大学教授で軍事史家だったベル・アービン・ワイリーの指摘するように、この会議の議事は非公開で、デービスの大統領選出は「満場一致」で決まったとされてはいるものの、「どのような事件や力が作用してデービスの当選となったかを、歴史家が再現するのは難しい」(『南北戦争の歴史』より)
■アメリカの南北が分断される

 しかも、デービス自身はモンゴメリ会議のメンバーではなく、自分が新国家の大統領になったということを、地元ミシシッピで知らされた。そのとき彼は、合衆国から離脱した地元のために、新しい州の軍事組織を立ち上げている最中であった。

 デービスはウェストポイント陸軍士官学校の卒業生で、1846〜48年の米墨戦争に従軍。その後の1853年に成立した民主党、フランクリン・ピアース大統領の政権で陸軍長官を務めた、自他ともに認める軍事通であった。彼は南部の新国家には軍人として貢献しようと思っていたところ、突然大統領職を提示され、当初はかなり戸惑ったらしい。
 前述のように、南部連合がなぜデービスを首班にすえたのかという点には、不明な部分が多い。ただ多くの歴史家たちは、デービス本人は極めて穏健な紳士であるため、独立直後の新国家の調整役として、また合衆国との戦いを見越し、軍事指導者として期待されたのではないかと指摘している。

 このような事情からもわかるように、新国家アメリカ南部連合国の独立は、南部の政治家、つまり南部の上流階級たちだけが勝手に集まって決めたことで、民衆全体の要求で決まったことではなかったのだ。
小川 寛大 :『宗教問題』編集長

6371チバQ:2021/01/14(木) 18:47:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/59f52c2fd16c651fdb896aba2a0f0ac87118b237
トランプ大統領の弾劾訴追 決議条項は「反乱の扇動」 米下院が可決
1/14(木) 17:52配信
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ドナルド・トランプ米大統領=西田進一郎撮影
 トランプ米大統領(共和党)の支持者が昨年11月の大統領選の結果確認阻止を狙い連邦議会議事堂に乱入した事件を受け、下院は13日、トランプ氏の罷免を求める弾劾訴追決議を可決した。トランプ氏は2019年のウクライナ疑惑をめぐる決議に続き、米史上初めて2回弾劾訴追された大統領となった。

 決議の条項は「反乱の扇動」。6日に起きた乱入事件の前に、支持者に対し議会へ行進し議員らに圧力をかけるよう促したトランプ氏の演説をはじめ、大統領選の結果の「転覆や妨害」を図る言動が暴力を扇動したと指摘した。決議には下院で過半数を占める民主党に加え、共和党から10人が賛同し、賛成232、反対197で可決した。

 決議可決後、ホワイトハウスはトランプ氏の演説動画を発表。弾劾訴追について言及はない一方で、トランプ氏は「暴力を明確に非難する。我々の運動に、暴力や破壊行為の居場所はない。事件の惨状に衝撃を受けた」などと述べ、自身の関与を否定した。事件当日の支持者集会では「より強硬に戦わなければならない」などと述べていた。

 一般事件の訴追状にあたる決議の可決を受け、今後は上院でトランプ氏の有罪・無罪を判断する弾劾裁判に進み、3分の2以上の同意を得れば、有罪評決を確定できる。民主党下院トップのペロシ議長は決議可決後に「たとえ大統領であっても、法を超越しないと示すことができた。ドナルド・トランプ氏は『今そこにある危機』だ」と述べ、早期罷免を訴えた。だが、トランプ氏の任期が満了する20日までに裁判が始まる可能性は低い。

 大統領の退任後に弾劾裁判が開かれたケースはないが、退任後の閣僚が弾劾訴追されて裁判にかけられた前例があり、専門家の間では、バイデン次期政権(民主党)発足後の弾劾裁判の実施は憲法上可能とみられている。退任した人物を罷免する行為は意味を持たない一方で、民主党内には「民主主義への脅威をもたらした事件の責任を明確化する必要がある」との声がある。

 また、有罪評決が確定した場合、上院はトランプ氏が公職に立候補することを禁止するか否かも採決できる。過半数の賛成で公職資格を剥奪できることから、政界では同氏の24年大統領選への再出馬を阻止するため、有罪評決を追求すべきだとの意見も出ている。

 19年にはトランプ氏が政敵であるバイデン次期大統領に関する捜査を進めるようにウクライナに圧力をかけた疑惑が発覚。民主党が多数を占める下院は同年12月、「職権乱用」などの条項により弾劾訴追したが、共和党が過半数の上院は20年2月に無罪評決を下した。当時は弾劾訴追の是非の審査開始から訴追決議まで約3カ月を要したが、今回の決議は事件発生から1週間でのスピード可決となった。【ワシントン高本耕太】

6372チバQ:2021/01/15(金) 10:39:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc8d468c4f1b2f40f385b21cdb0bfef9823729ec
アジア系ヤン氏が出馬表明 NY市長選、有力候補
1/15(金) 6:21配信

14日、米ニューヨーク市内で演説し、市長選への立候補を表明したアンドルー・ヤン氏(ロイター=共同)
 【ニューヨーク共同】今回の米大統領選に向けた民主党候補指名争いで善戦したアジア系実業家アンドルー・ヤン氏(46)は14日、ニューヨーク市内で演説し、同市長選への立候補を正式に表明した。6月の党予備選を経て、11月の本選で2期目を終える同党のデブラシオ市長の後継を争う。ヤン氏は、約30人が名乗りを上げる中、有力候補の一人と目されている。

 ヤン氏は演説で、新型コロナウイルス感染拡大で「ニューヨークは危機にひんしている」と強調し「立て直しには大胆なアイデアが必要だ」と訴えた。新型コロナ対策が最大の焦点となる。

6373チバQ:2021/01/15(金) 15:18:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/49af11b6ecfdce4bfc02da97771d706963844a13
NY市長選、起業家ヤン氏出馬表明 大統領選で民主指名争い有名に
1/15(金) 14:46配信
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昨年の米大統領選民主党候補指名争いで健闘した台湾系起業家アンドルー・ヤン氏=2020年1月、中西部アイオワ州ペリー(AFP時事)
 【ニューヨーク時事】昨年の米大統領選で民主党候補の指名を争った台湾系起業家アンドルー・ヤン氏(46)が13日、今年11月のニューヨーク市長選へ民主党からの出馬を目指すと表明した。

 14日に選挙戦を正式に開始したヤン氏は「危機を目にし、私が手助けできると確信したから出馬する」と強調し、新型コロナウイルス禍で危機に陥った市の再生を誓った。

 ニューヨーク市長は連続2期までに制限されているため、現在2期目のデブラシオ市長は出馬しない。米メディアによると、当選すれば初のアジア系のニューヨーク市長になる。6月に予定される民主党予備選は10人以上が出馬する混戦になっている。

6374名無しさん:2021/01/16(土) 12:05:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/141d013b7a609c428c029780b6db00b37a8d55d9
全米ライフル協会、NY「脱出」 訴訟回避へ破産法申請
1/16(土) 9:28配信

 【ニューヨーク時事】銃所有の権利を訴え米国屈指の影響力を持つロビー団体・全米ライフル協会(NRA)が15日、非営利団体として登録しているニューヨーク州から「脱出」し、テキサス州で再建を目指すと発表した。

 この計画に伴い、連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用をテキサス州の裁判所に申請した。

 ニューヨーク州は昨年8月、NRA幹部が資金を不正に流用しているとして、NRAの解散を求め提訴していた。NRAは15日、財務状況は健全だと主張しつつ、「ニューヨーク州の腐敗した政治的な規制環境から離れ、テキサス州の非営利団体として再建する」と説明した。

 これに対し、ニューヨーク州のジェームズ司法長官は声明で「NRAが責任を逃れることは許さない」と述べた。米メディアによると、ニューヨーク州では通常、捜査中の非営利団体は移転できないという。

6375チバQ:2021/01/17(日) 00:11:03
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2021011601001509.html
米首都が厳戒、中心部は要塞化 大統領就任式控え州兵2万5千人
2021/01/16 17:02共同通信

米首都が厳戒、中心部は要塞化 大統領就任式控え州兵2万5千人

15日、米連邦議会議事堂を取り囲む有刺鉄線の前に立つ州兵=米首都ワシントン(ゲッティ=共同)

(共同通信)

 【ワシントン共同】トランプ米大統領の支持者による連邦議会議事堂襲撃を受け、国防総省は15日、バイデン次期大統領の就任式が開かれる首都ワシントンに最大2万5千人の州兵を投入することを決めた。中心部は大統領警護隊(シークレットサービス)の指揮で要塞化が進んでいる。武装行動を計画中とされるトランプ支持者の動向を政府が必死に追跡する異例の厳戒態勢だ。

 ワシントンには14日、州兵約7千人が展開。連邦議会議事堂やホワイトハウス周辺にバリケードが築かれ、15日は上空を治安当局のヘリコプターが旋回した。

 20日の就任式でバイデン氏は、議事堂前で宣誓する。

6376チバQ:2021/01/17(日) 19:51:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/14b1a8b39e04348da09b3dab80f5e409db396a77
米議会乱入、議員の拘束・暗殺計画を示す証拠はなし 司法省
1/17(日) 13:01配信

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AFP=時事
米首都ワシントンの連邦議会議事堂に乱入したジェイク・アンジェリことジェイコブ・アンソニー・チャンズリー容疑者(2021年1月6日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】米司法省の捜査当局は、連邦議会議事堂乱入でドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の支持者らが議員らの拘束と暗殺を計画していたとする証拠は見つかっていないと明らかにした。

【写真特集】トランプ氏支持者による米議会乱入

 連邦検察当局は15日、ジェイク・アンジェリ(Jake Angeli)ことジェイコブ・アンソニー・チャンズリー(Jacob Anthony Chansley)容疑者についてアリゾナ州の裁判所に提出した文書で、トランプ氏の支持者らが6日の議会乱入時に「選挙で選ばれた公職者らの拘束と暗殺」を計画していたとする当初の主張を撤回。

 検察当局は、チャンズリー容疑者の保釈が認められるのを防ぐための弁論としてこの主張を展開。上半身裸で角つきの毛皮の帽子をかぶり、やりを持って議会に乱入したチャンズリー容疑者の姿を捉えた写真は、世界中に拡散されていた。

 米司法省によると、議会乱入時に特定の議員らを拘束し、マイク・ペンス(Mike Pence)副大統領の殺害を求める呼び掛けがあったものの、これらを本当に実行しようとしたことを示す証拠は見つかっておらず、アリゾナ州検察当局は15日、先の主張を撤回した。

 議事堂乱入の捜査を監督する首都ワシントンのマイケル・シャーウィン(Michael Sherwin)連邦検事代行は15日の記者会見で、「現時点では、殺害/拘束チームや暗殺の直接的な証拠はない」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

6377チバQ:2021/01/17(日) 21:32:13
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021011600335&amp;g=int
「厚生長官が辞意」 議会襲撃を非難―米CNN
2021年01月16日12時45分


 【ワシントン時事】米CNNテレビは15日、アザー厚生長官がトランプ大統領に辞意を伝えたと報じた。ただ、ロイター通信は公共放送(PBS)記者の情報として、アザー氏がバイデン次期政権の発足に伴い、20日に職を離れると説明したという。

 ロイターによれば、アザー氏はトランプ大統領支持者らが6日、連邦議会議事堂を襲撃し一時占拠した事件について、トランプ氏への書面で「わが国の民主主義と平和的な政権移行という伝統に対する暴力だ」と強く非難した。トランプ政権では事件後、チャオ運輸長官とウルフ国土安全保障長官代行が辞任している。
 アザー氏は15日、NBCニュースのインタビューで、新型コロナウイルスのワクチン配布が遅れていることに関し、州レベルの取り組みに問題があるなどと主張。トランプ政権の対応を正当化していた。

6378チバQ:2021/01/17(日) 21:34:49
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021011700004&amp;g=int
国務副長官にシャーマン氏 イラン、北朝鮮精通―次期米政権
2021年01月17日00時13分

ウェンディ・シャーマン元米国務次官=2015年2月、ジュネーブ(AFP時事)
ウェンディ・シャーマン元米国務次官=2015年2月、ジュネーブ(AFP時事)


 【ワシントン時事】バイデン次期米大統領の政権移行チームは16日、国務副長官にウェンディ・シャーマン元国務次官を指名すると発表した。シャーマン氏はオバマ前政権で2015年のイラン核合意への交渉をけん引。クリントン政権下で北朝鮮政策調整官を務めるなど豊富な外交経験を有する。就任には上院の承認が必要になる。
 もう1人の国務副長官(管理・資源担当)にはブライアン・マッキオン元筆頭国防副次官(政策担当)を指名。トランプ政権で1人体制だった副長官を2人に戻す。

6379チバQ:2021/01/18(月) 13:35:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/61ed59fdac6325916c8175fbe06b516fe14ce96d
バイデン氏、就任初日に十数本の大統領令 「パリ協定」復帰など
1/17(日) 17:41配信
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バイデン次期米大統領=AP
 バイデン次期米大統領は今月20日の就任初日に、温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」への復帰に加え、中東・アフリカのイスラム圏からの入国禁止令の撤回や、連邦政府の職員や管理地でのマスク着用義務化などを命じる十数本の大統領令に署名する。ニューヨーク・タイムズ紙などが16日、次期政権の内部文書をもとに報じた。

 クレイン次期首席補佐官が高官就任予定者に配布した「政権発足10日間の概観」と題した文書は、新型コロナウイルス▽経済悪化▽気候変動▽人種格差の四つの危機に「即時に取り組み、国際社会での米国の地位を回復する」としてきた選挙公約を果たすと説明。パリ協定離脱や入国禁止令など、トランプ現政権で決定された方針を初日に覆すことで「政策転換」を明確に示す狙いがある。

 初日は他に、コロナ・経済危機への対応として、学生ローンの返済や家賃滞納者の強制退去の猶予措置の延長を指示する。またバイデン氏は就任宣誓後の演説で「100日間のマスク着用」を全国民に呼びかける方針だ。21日以降も、学校や企業活動の再開に向けた感染予防措置や、政府調達や公共事業に米国の製品とサービスの利用を義務づける「バイ・アメリカン条項」強化、黒人や中南米系が多く住む地域への支援策などに関する大統領令を発出する。

 一方、バイデン氏が「初日に行う」と宣言していた、トランプ政権による世界保健機関(WHO)脱退通告の撤回について、文書は言及していない。【ワシントン高本耕太】

6380チバQ:2021/01/18(月) 13:36:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/0c204d6b89a92b7f47f4d630bfba65cf1d599980
ワクチン拒否に米医療史の「暗部」影響? 根深い黒人の不信感
1/16(土) 22:00配信
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 新型コロナウイルスのワクチンの接種が英国や米国などで始まり、感染拡大に歯止めを掛けるものとして期待が高まる。多くの人が接種を希望する一方で、米国では一定数の人々が接種に後ろ向きな姿勢を取っている。世論調査などから浮かび上がってくるのは、異例ともいえるスピードで開発、承認手続きが進められた経緯に対する危惧に加え、医療の発展に隠された暗部が影響しているとの指摘もある。(ワシントン 住井亨介)

■スピード開発に懸念

 米製薬大手ファイザーなどが開発したワクチンの接種が始まる前に、AP通信などが実施した調査(昨年12月3〜7日)によると、接種したくないとした人は26%、分からないとした人は27%あった。

 接種しない・分からないとした人のうち71%が副作用を危惧。ワクチンの開発が異例のスピードで進められたことを懸念する人も57%あった。

 ファイザー製ワクチンや、米バイオ企業モデルナが開発したワクチンはいずれも有効性が約95%と非常に高い。それにもかかわらず、米国民の不信感は根強く、接種を希望する人でも、他の人が接種するのを待つとした人は57%で、すぐに接種したいとした42%を上回った。

■黒人の拒否反応強く

 人種間の反応の差も顕著に表れている。

 医療政策に関する調査・提言をおこなっているカイザー家族財団(KFF)の世論調査(11月30日〜12月8日)によると、接種を拒否する人で副作用を懸念する割合は、白人が56%なのに対し、黒人は71%に上った。

 黒人が拒否する理由には、(1)誤解に基づくものと、(2)根本的な不信感があるとみられる。

 同調査では、50%がワクチン接種によってコロナウイルスに感染すると答え、47%がワクチンを全面的に信頼していないとした。先のAP通信の調査でも、接種すると回答したのは白人53%に対し、黒人で24%にとどまる結果が出ている。

 ただ、米NBCテレビ(電子版)によると、黒人のコロナウイルスによる入院率は白人の3・7倍。死亡率は2・8倍になるという。黒人は医療保険の加入率が低く、持病を持つ人が多いためと考えられるが、にもかかわらず、なぜ黒人の人々はワクチンに抵抗感を抱くのだろうか。

■人体実験の歴史

 黒人があまり接種に積極的ではない理由の背景には、過去に黒人が医療発展の犠牲となった暗い歴史があるとみる向きがある。

 NBCによると、その一つがいわゆる「タスキーギ梅毒実験」と呼ばれるものだ。政府の承認のもと、アラバマ州タスキーギで1930年代から70年代まで約40年間にわたって黒人を対象に行われた。

 この実験は、無料で医療を提供するとして集めた梅毒患者らの病状がどのように悪化するかを観察するのが目的だった。失明や精神錯乱、合併症といった症状があらわれても実質的な治療は行われず、100人以上の被験者が死亡。配偶者らへの感染拡大も放置され、多くの母子感染も引き起こしたという。

 「婦人科医学の父」として知られる19世紀の医師、J・マリオン・シムズは、黒人奴隷の女性に対して麻酔なしで実験的な手術を施したなどとして、近年では非難の対象になっている。

 51年に黒人女性から無断で採取されたガン細胞の研究結果やゲノム情報が、患者本人や家族の同意なしで公開されていたといった事案もある。この研究はガン治療や疫学などの進展に大きな役割を果たしたとされる半面、黒人への根深い差別意識があらわれているとも受け止められた。

 ジョンズ・ホプキンズ病院のアリソン・アグウ医師はNBCの取材に、「過去に起きたことは現代でもありえる。気を付けなければ未来にも継続されていく」と述べ、過去に医療発展の名目で被害者となってきた黒人の懸念を代弁してみせる。

 また、米国の公衆衛生政策を指揮するアダムス医務総監は米CBSテレビの番組で自らの黒人としての生い立ちを振り返りながら、「(黒人の)不信感は(医療の)現場に起因していることを理解する必要がある」と訴えた。

 英国や米国では、新型コロナワクチンの接種で強いアレルギー反応が引き起こされたとみられる事案も起きた。保健当局や製薬会社が真摯(しんし)な態度で臨まなければ、人々の不信感が増幅する可能性を秘めている。

6381チバQ:2021/01/19(火) 11:39:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/faaad1b904c79c193889fc30a6ac993a177f6f52
コロナ死者40万人目前 封じ込め失敗の米国、変異種流行も
1/18(月) 20:20配信
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米国での新型コロナの死者は40万人に迫る
 【ニューヨーク=上塚真由】米国では今年に入り新型コロナウイルスによる死者が1日当たり3000〜4000人となる日が相次ぎ、累計死者数が第二次世界大戦の戦死者数に匹敵する40万人に迫っている。昨年1月21日に米国内で初の感染例が確認されてから約1年を前に、累計感染者数約2390万人は死者数と並び世界最多となっている。感染封じ込め策は奏功せず、収束の気配はない。

【イラスト解説】新型コロナワクチンの接種優先順位

 米ジョンズ・ホプキンズ大の今月17日の集計によると、累計死者数は39万7401人で、米退役軍人省が発表する第二次大戦の戦死者数(40万5399人)に並ぶ規模となった。累計の死者数は昨年5月23日に10万人を超え、約4カ月後の9月21日に20万人を突破。さらに3カ月弱後の12月14日に30万人となった。冬に入り死者数は急増し、1カ月あまりで10万人増加するペースとなっている。

 感染爆発の「第1波」は昨年春に東部ニューヨーク州で起き、夏前は南部や西部の州が感染の中心地になった。現在は米国のほぼ全州に流行が広がり、病床の逼迫(ひっぱく)が深刻化している。

 状況悪化の要因は、呼吸器系の感染症が広まりやすい冬場という事情に加え、長引く規制による「コロナ疲れ」や年末年始の休暇で、人の移動が活発になったことが挙げられている。

 また、感染防止策として重視されるマスク着用も徹底できていない。35州以上で義務化されたものの、「強制は人権の侵害」と反対論も根強い。米ワシントン大の予測によると、このままのペースで感染が広がれば4月1日までに56万7000人が死亡。マスクの着用が徹底されなければ、死者は70万人に達するという。

 さらに追い打ちをかけるのが、英国由来の変異種の流行だ。米疾病対策センター(CDC)が今月15日時点で確認した症例数は88だが、全体像は把握できていないとみられる。1日当たりの新規感染者数約20万人のうち、すでに0・1%(200人)が変異種によるものと指摘する専門家もいる。感染力が強いため、CDCは3月までに変異種が米国の新型コロナの主力となると警告している。

 米メディアは、トランプ大統領が新型コロナの脅威を軽視し一貫した戦略を打ち出すことを放棄したと批判。20日に就任するバイデン次期大統領は、就任後100日で国民にワクチン1億回分を投与する公約を掲げている。だが、政権発足後は感染の最悪期と重なるため、収束に向かわせることができるかは不透明だ。

6382チバQ:2021/01/20(水) 14:47:49

https://news.yahoo.co.jp/articles/6d21af95b7298c3164fd066e02919362232fcf26
バイデン氏、亡き息子の名冠した基地で感極まり涙 首都へ
1/20(水) 10:35配信
【1月20日 AFP】米民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)氏(78)は19日、第46代大統領となる就任式を翌日に控え、感極まり涙を拭いながら地元デラウェア州に別れを告げ、首都ワシントンへ向かった。

 バイデン氏は、2015年に脳腫瘍で亡くなった長男ジョセフ・「ボー」・バイデン3世(Joseph “Beau“ Biden III)氏の名を冠した州兵基地で、数十人の招待者を前に演説。

 バイデン氏は指で目頭を押さえてから、「私たちのワシントンへの旅がここから始まることは、個人的に感慨深い」と述べた。「今ここに彼がいないことだけが心残りだ」と亡き息子に触れ、「本来なら、彼を大統領として紹介しているはずだったから」と語った。

 またバイデン氏は、世界で最も強大な国の舵を取ろうとする次期大統領としては異例にも、自らの生涯の終わりについても言及。「感極まって申し訳ない」と言って少し間を置き、落ち着きを取り戻すと、「だが私が死ぬとき、デラウェアは私の心に刻まれるだろう」と述べた。

 バイデン氏は今回の米大統領選の歴史的な特徴にも触れ、米史上初の黒人の大統領となったバラク・オバマ(Barack Obama)氏の政権でバイデン氏自身が副大統領に就任してから12年後、南アジア系の黒人であるカマラ・ハリス(Kamala Harris)氏が副大統領に就任することに言及した。「物事は変わらないとは言わないでほしい。物事は変えられるし、変わるんだ」と述べ、「それがアメリカだ。それがデラウェアだ」と続けた。

 映像は19日撮影・提供。(c)AFPBB News

6383チバQ:2021/01/20(水) 15:06:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/03a1383dff3fcecdce71df45a845eaede409cc2f
米首都「要塞化」 新大統領就任前に祝賀ムードなく支持者「悲しい」
1/20(水) 15:00配信
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ジョー・バイデン氏の人物像
 【ワシントン=上塚真由】バイデン新大統領の就任式を翌日に控えた19日、首都ワシントンは前例にない規模の厳戒態勢が敷かれた。トランプ大統領の支持者による6日の連邦議会議事堂襲撃・占拠事件を受け、不測の事態に備えて全米から大量の州兵を投入。中心部の道路は封鎖され、人通りの消えた街は4年に1度の祝福ムードとはほど遠い異例の状態となっている。


 米メディアによると、2017年のトランプ大統領の就任式では約8000人の州兵が警備にあたったが、今回は3倍以上の2万5000人体制に強化。街の至るところで迷彩服を着た重装備の州兵が警備し、物々しい雰囲気が漂う。中心部の道路や地下鉄の駅が封鎖された上、就任式の会場となる連邦議会議事堂前や、ホワイトハウス周辺は、高いフェンスで囲われるなど「要塞化」の様相を呈している。

 新型コロナウイルス対策もあり、通常の就任式では数万人の聴衆が集まる国立公園「ナショナル・モール」も立ち入り禁止に。聴衆の代わりに、公園は星条旗など20万本の旗で埋め尽くされ、夜間には州・自治領などの数に合わせて56の帯状にライトアップされる。「米国の結束」(就任式委員会)を示す演出という。

 ワシントン市が就任式に来ないよう呼びかけたこともあり、バイデン氏の支持者の姿はほとんど見られない。中西部オハイオ州のオードリー・コースターさん(53)は数カ月前にホテルを予約したためワシントンに来たという。警備の厳重さを目の当たりにして「トランプ支持者が起こした議事堂襲撃の重大さを改めて思い知った。安全のためには仕方ないが、就任式で銃を持った州兵の姿ばかりが目立つのは悲しいに尽きる」と話した。

 地元の住民からは「就任式はワシントンにとって4年に1度のお祭り。人が全くいなくて、地元の経済が心配だ」(59歳の女性)といった声も聞かれた。

 厳戒態勢の中、騒乱は起きていないが、米メディアによると、米連邦捜査局(FBI)が警備に当たる州兵の身辺調査を行った結果、12人を任務から外した。うち2人は極右民兵組織と関わりがあったり、過激派を支持する投稿をしたりしていたといい、残る10人は過激派との関連はないが、調査の過程で行動に「問題がある」と判断された。議事堂襲撃では軍経験者も加わっていたことが判明し、就任式に向けて州兵の身元調査も強化されている。

6384チバQ:2021/01/20(水) 15:07:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/e90230040c29012edd58e52f5591390b934ca042
承認遅れ、閣僚不在で発足 前日に上院公聴会 次期米政権
1/20(水) 7:13配信
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バイデン次期米大統領から国務長官に指名されたブリンケン元国務副長官=2020年11月、東部デラウェア州ウィルミントン(AFP時事)
 【ワシントン時事】バイデン次期米政権は、上院に承認された正式な閣僚不在という異例の船出を迎える。

 大統領選の結果をめぐる与野党対立に加え、上院での民主党の主導権確立に不可欠な2議席の行方が、5日の決選投票にもつれ込んだことが一因だ。上院で開かれるトランプ大統領の弾劾裁判などで人事案承認がさらに遅れれば、政権発足直後の政策遂行に影響を及ぼしかねない。

 バイデン次期大統領が指名した閣僚候補のうち、ブリンケン国務長官、オースティン国防長官、イエレン財務長官らの人事案を審議する上院委員会の公聴会は、就任式前日の19日に始まった。閣僚就任には委員会を通過した人事案が、上院本会議で過半数の賛成を得て承認される必要がある。

 バイデン氏は13日、下院でのトランプ氏弾劾訴追を受けた声明で「弾劾審議という憲法上の責任を果たすと同時に、他の緊急案件に取り組む方策も見いだすよう、上院指導部に望む」と強調。速やかな人事案承認を促した。

 1期目のオバマ政権では6人、共和党主流派との確執で高官人選に手間取ったトランプ政権でも2人の閣僚が、政権発足までに上院で承認を得た。ワシントン・ポスト紙によると、とりわけ国防長官不在での政権発足は、1989年のブッシュ(父)大統領以来だ。

 バイデン氏の政権移行チームは暫定措置として、空席になる政治任用ポストに代行職を置く方針。代行にはトランプ政権の高官を含め、キャリア官僚出身者を起用する考えだ。

6385チバQ:2021/01/20(水) 15:07:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/c52884aea601127cd4da042a32d425671f6a9ad0
米政界で存在感残す「トランプ主義」 共和党支持者に根強い待望論
1/20(水) 7:13配信
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トランプ米大統領=12日、南部テキサス州ハーリンゲン(AFP時事)
 【ワシントン時事】バイデン次期米大統領の就任に合わせ、トランプ大統領はホワイトハウスを去る。


 ツイッターなどインターネット交流サイト(SNS)を駆使した4年間の「トランプ劇場」は幕を下ろすが、熱狂的な支持者を連邦議会議事堂襲撃に駆り立てた「トランプイズム(トランプ主義)」が、米政界に一定の存在感を残すと予想する向きもある。

 トランプ主義とは反エスタブリッシュメント(既得権益層)、反グローバリズム、反リベラリズムなどに象徴される。トランプ氏は国際協調をないがしろにして、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」や環太平洋連携協定(TPP)を離脱。イスラム圏からの入国規制など極端な「米国第一」の政策を展開した。

 ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、経済のグローバル化の恩恵を受けられない共和党支持層が内向きの傾向を強めていると分析。トランプ氏が一線から去ったとしても「トランプ氏の台頭をもたらしたものに対する懸念が消えることを意味するわけではない」として、トランプ主義が今後も政界に影響を残すとの見通しを示した。

 また、政敵を容赦なく攻撃するトランプ氏の大衆扇動的な政治スタイルや人種差別的な言動は、アンドルー・ジョンソン元大統領(在職1865〜69年)との類似性がしばしば指摘される。ジョンソンも議会と対立し下院で弾劾訴追されたが、罷免を回避。任期を満了し退任後、上院議員として短期間だが政界復帰を果たしている。

 ワシントン・ポスト紙は最近、論説記事で「弾劾訴追はジョンソンの評判を落としたが、『ジョンソン主義』は根絶できなかった」と説明。仮にトランプ氏の弾劾が成立し、その後の採決で「返り咲き」の望みが絶たれても、トランプ主義が残り火のように引き継がれると指摘した。

 ピュー・リサーチ・センターが15日に公表した世論調査結果によると、共和党支持者のトランプ氏に対する支持率は、議会襲撃事件で急落したものの、依然として60%に上る。また、共和党支持者の57%は「トランプ氏は今後も長く政治の主役であり続けるべきだ」と回答した。

 トランプ氏が2024年大統領選での返り咲きを目指すという観測も根強い。ただ、最大の「武器」だったツイッターのアカウントを停止された同氏が、今後どれだけ支持者への動員力を保てるかは不透明だ。

6386名無しさん:2021/01/20(水) 20:03:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/fc74361c913265eb758c6b0cf1520d02783cc739
大統領就任式目前、厳戒態勢の首都ワシントン 州兵約10人解任
1/20(水) 11:29配信

バイデン次期米大統領の就任式を20日に控え、首都ワシントンの連邦議会議事堂周辺では厳戒態勢が敷かれている。今月6日にワシントンの連邦議会議事堂にトランプ支持者が乱入した事件を受け、連邦捜査局(FBI)はこれまでに、20日の就任式を前に武装したデモ隊による抗議活動が計画されている可能性を警告しており、多数の州が警備を強化するために州兵を動員している。

首都ワシントンに動員される2万5000人超の州兵については米軍とFBIによる身元調査が行われ、うち約10人が任務から外された。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cb4dc533bd4ba7cf85a4b5b48aadb319d52b3d50
バイデン氏に核のボタン引き継ぎ トランプ氏の暗号無効化へ
1/20(水) 7:37配信

 【ワシントン共同】米国のバイデン次期大統領は米東部時間20日正午(日本時間21日午前2時)の就任に合わせ、大統領が核攻撃を命じるための「核のボタン」をトランプ大統領から引き継ぐ。ただトランプ氏は対面での引き継ぎを拒む姿勢。CNNテレビによると、両氏の下にそれぞれ装置を用意し、トランプ氏側の起動に必要な暗号を時間に合わせて無効化するもようだ。

 「核のボタン」は「フットボール」と呼ばれる革のかばん。実際にはかばんの中にボタンはなく、大統領が攻撃を命じるための機器が入っているとされる。軍から派遣された側近が持って大統領の行く先々に随行する。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b0647f8705ca8125e22429b8593364f907a0d810
メラニア夫人がお別れ投稿「暴力で物事は解決しない」「覚えておいて」…トランプ氏は沈黙
1/19(火) 10:42配信

 【ワシントン=横堀裕也】トランプ米大統領の妻メラニア夫人は18日、ファーストレディーの退任にあたり、ツイッターにお別れのメッセージを投稿し、「分断を招くよりも、我々がいかに団結できるかに目を向けてほしい」と国民に融和を呼びかけた。トランプ氏は退任について沈黙を続けている。

 メラニア氏は「あらゆることに情熱を傾けてほしい。ただし、暴力で物事は解決しないし、絶対に正当化されないということは覚えておいてほしい」と訴えた。6日にトランプ氏の支持者らが連邦議会議事堂を一時占拠した事件には直接言及しなかった。

 一方、トランプ氏はこれまで退任のメッセージを出していない。任期最終日の20日朝、ワシントン郊外のアンドルーズ空軍基地で退任セレモニーが計画されており、そこで退任演説などを行う可能性がある。

6387とはずがたり:2021/01/20(水) 20:29:09
トランプ氏、バノン元首席戦略官に恩赦 ホワイトハウス去る数時間前に
2021.01.20 Wed posted at 15:14 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35165313.html?ref=rss

(CNN) トランプ米大統領が元側近で刑事事件の被告となっているスティーブ・バノン元首席戦略官を恩赦した。ホワイトハウスを離れる数時間前の決定だった。

情報筋によると、トランプ氏は十分な考慮の結果、バノン被告の恩赦を決めたと語った。

バノン被告は昨年8月、トランプ氏が公約した国境の壁建設の支援を目的とした資金集めの一環で、寄付者から100万ドル以上をだまし取ったとしてニューヨーク州連邦検事に刑事訴追されていた。

トランプ氏は任期切れ直前に恩赦や減刑を予定しており、側近らはバノン被告をリストに含めるか議論していた。トランプ氏とバノン被告は数年間不和の状態だったが、バノン被告が最近、トランプ氏が主張する大統領選の陰謀論の拡散を支援し、再び距離を縮めていた。

バノン被告は2018年に出版された暴露本で、トランプ氏の子どもたちを激しく非難したと伝えられている。ドナルド・トランプ・ジュニア氏についてはロシア人弁護士と会合を持ったことで「反逆的だ」と批判したほか、イバンカ・トランプ氏を「大馬鹿者」と呼んだとされている。これを受けトランプ氏はバノン被告が「理性を失った」「私や大統領職と何の関係もない」との声明を発表し、自身の周囲から遠ざけた。

だがここ数カ月は、バノン被告が選挙前に助言をしたり、選挙後は誤った陰謀論を広めたりして、トランプ氏の周囲に入り込もうとしていた。

情報筋によると、恩赦を認めるかの議論では、バノン被告が6日のトランプ支持者による連邦議会議事堂への乱入とつながりがある可能性について懸念が示されていた。

トランプ氏の上級顧問の1人は、トランプ氏はバノン被告とこの数週間連絡を取っていたと明かした。顧問の一部は先週末にバノン氏の恩赦からの除外が決まったと認識していたが、トランプ氏は19日夜にかけて検討を進め恩赦を決めた。

6388名無しさん:2021/01/21(木) 10:25:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/9431d274430794d0ac6cc853fd0c6e10139d8c50
トランプ氏、バイデン氏に「非常に寛大」な手紙 伝統守る
1/21(木) 7:59配信

【AFP=時事】(更新)米国のジョー・バイデン(Joe Biden)新大統領は20日、前任のドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領が伝統に従い、大統領執務室(Oval Office)に手紙を残していたと明らかにした。

 バイデン氏はホワイトハウス(White House)で記者団に対し、「トランプ前大統領が非常に寛大な手紙を書いた」と語った。「プライベートなものなので、トランプ氏と話すまで手紙については話さない」

 トランプ氏は、大統領選での勝利についてバイデン氏に正式に祝辞を送っておらず、慣例に反してバイデン氏の就任式を欠席。退任する大統領が後任に手紙を残す伝統を守るかどうかは、当日まで不透明だった。【翻訳編集】 AFPBB News

6389チバQ:2021/01/21(木) 10:26:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/a015aa24e4a6ff9d9141e90f5438064121506784

退任トランプ氏、バイデン新大統領に手紙残す 執務室に
1/21(木) 6:55配信




米メリーランド州の空軍基地で20日、退任式に臨み、演説するトランプ大統領=ロイター
 トランプ米大統領は20日午前8時15分(日本時間午後10時15分)ごろ、ホワイトハウスを大統領専用ヘリコプターで出発した。バイデン氏の就任式には出席せず、メリーランド州のアンドルーズ空軍基地で大統領専用機に乗り換え、フロリダ州の邸宅に到着した。空軍基地で行われた退任式では「素晴らしい4年間だった。我々は共に多くのことを成し遂げた」と成果を強調した。

 トランプ氏は家族や支持者らの前で約10分演説し、「米軍を再建し、宇宙軍を創設した」「米国史上、最大の減税を行った」「新型コロナウイルスのワクチンを9カ月で開発した。今後、数カ月で良い数字を見ることになるだろう。(感染者数などは)急速に減るだろう」などと自らの実績を自賛。そのうえで「新政権の素晴らしい幸運と成功を祈る。目覚ましいことをできる基盤ができている」と語ったが、バイデン氏の名前には言及しなかった。

 トランプ氏は「私はあなたたちのために闘い続ける。我々は何らかの形で戻ってくる。またすぐに会いましょう」と演説を締めくくり、政治活動を続けることに意欲を示した。

 現職大統領が後任の就任式を欠席するのは、南北戦争後の1869年のジョンソン大統領以来、152年ぶり。一方、トランプ氏はホワイトハウスの執務室にバイデン氏にあてた手紙を残していた。バイデン氏が記者団に明らかにした。近年、退任する大統領が手紙を残すのは恒例になっているが、トランプ氏の手紙の内容は「私的なこと」として説明しなかった。(ワシントン=渡辺丘)
朝日新聞社

6390チバQ:2021/01/21(木) 10:31:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ce25977a4c2e136482671977a9b8d83c31c53b5
マスク義務化・パリ協定… バイデン氏、次々に大統領令
1/21(木) 10:18配信




20日、就任式で宣誓するバイデン米大統領=ワシントン、ランハム裕子撮影
 バイデン米大統領(78)は就任式を終えた20日夕、ホワイトハウスで17の大統領令などに署名した。新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるためのマスク着用義務化や、トランプ前政権が脱退した地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」への復帰手続きを進め、路線転換を打ち出した。バイデン氏は記者団に「待っている時間はない。直ちに仕事に取りかからないといけない」と話した。

 大統領令は、議会の同意なしに大統領としての権限を発動することができる。バイデン氏は新型コロナ対策、経済回復策、地球温暖化・環境、移民・多様性など、政権の重点政策と重なる4分野で大統領令などを準備しており、コロナ対策や環境保護を軽視し、国際協調に背を向けてきたトランプ政権の政策を次々と覆すことが目的だ。米政治専門紙ザ・ヒルによると、今後10日間で計53の大統領令を用意しているという。

 20日はコロナ対策で、トランプ氏が始めた世界保健機関(WHO)からの脱退手続きを中止。経済政策では、家賃などの滞納による立ち退きや差し押さえの猶予期間延長や学生ローンの返済の一時停止を命じた。また、移民政策ではイスラム教徒の多い国からの入国規制や、メキシコとの国境の壁建設を取りやめた。

 パリ協定はトランプ政権が17年に離脱を表明し、昨年11月に正式に脱退した。復帰手続きには、規定により30日かかる。また、トランプ政権が行った巨大パイプライン建設許可の撤回、環境規制の緩和などの見直しを各省庁に指示した。(ワシントン=香取啓介)
朝日新聞社

6391とはずがたり:2021/01/21(木) 15:39:30

まあ良くも悪くもこのリセット感がアメリカらしい。

WHO脱退取り下げ マスク着用義務化 米大統領
1/21(木) 9:24配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/e693d23e1c04d1ba76eebc7eb3620ead97cfdb1b
時事通信

20日、ワシントンの米連邦議会議事堂で、就任式を終え閣僚指名などに関する文書に署名するバイデン大統領と見守るハリス副大統領(右)(AFP時事)

 【ワシントン時事】バイデン米大統領は20日、トランプ前政権が決定した世界保健機関(WHO)脱退の手続きを取り下げるよう命じる大統領令を出した。

 また、新型コロナウイルス感染防止策として、連邦職員や連邦施設来訪者にマスク着用を義務付ける文書に署名した。

 記者会見したサキ大統領報道官によると、バイデン氏は20日、大統領令など15の文書に署名。新型コロナや地球温暖化対策、移民政策など幅広い分野にわたり、トランプ前政権の方針から脱却する姿勢を就任初日から打ち出した。

 トランプ前大統領は昨年5月、新型コロナをめぐるWHOの対応を「中国寄り」と批判して脱退を表明し、同7月に正式に通知していた。サキ氏は、大統領の首席医療顧問を務めるファウチ国立アレルギー感染症研究所長が「21日にリモート開催されるWHO会合に参加する」と説明した。

 バイデン氏はまた、子供時代に親などに連れられて不法入国した移民の救済措置について、国土安全保障省に強化を指示した。トランプ前政権は同措置の廃止を掲げていた。

 さらに、不法移民防止策として前政権がメキシコ国境で進めていた壁の建設に関し、国家非常事態宣言を根拠とした予算転用を停止。建設を事実上、ストップさせる狙いだ。前政権の排外姿勢の象徴と見なされた一部のイスラム圏諸国などからの入国規制も、「憎悪と外国嫌いに基づく政策だ」(サキ氏)として中止する。

6392とはずがたり:2021/01/21(木) 15:41:08
2021年1月21日7:40 午前1時間前更新
バイデン氏、「パリ協定」復帰や石油業界への新たな規制発表
ロイター編集
https://jp.reuters.com/article/usa-biden-inauguration-idJPKBN29P2V2?feedType=RSS&amp;feedName=special20
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[ワシントン 20日 ロイター] - バイデン米大統領は就任初日の20日、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」への復帰を表明し、環境対策を後退させるトランプ前政権の政策全ての見直しを指示した。


 バイデン米大統領は就任初日の1月20日、15の大統領令への署名を開始した。環境問題や新型コロナウイルス対策などトランプ前政権の政策を転換する。ホワイトハウスで撮影(2021年 ロイター/Tom Brenner)
バイデン氏は就任直後に15の大統領令に署名し、政策路線の転換に着手。カナダから米中西部まで原油を運ぶ「キーストーンXLパイプライン」の建設認可を取り消したほか、トランプ政権が最近許可したアラスカ州北東部の北極圏国立野生生物保護区での石油・ガス開発に向けたリース活動に停止措置を講じた。

バイデン氏は2050年までに二酸化炭素(CO2)排出量を実質ゼロにする目標を掲げている。

ただ、政治的な分断や化石燃料産業の反対、米国の政策転換に国際社会が懐疑的であることなどを踏まえると、道のりは容易ではない。

オバマ元大統領の顧問を務めたジョン・ポデスタ氏は「気候変動懐疑派の政権により、過去4年間に米国は軌道から大きく外れた。われわれは信頼が欠如する中で国際舞台に復帰する」と指摘した。

6393チバQ:2021/01/21(木) 19:44:48
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2101210024.html
史上初、副大統領の夫 司法制度での貢献期待 ダグラス・エムホフ氏
2021/01/21 11:04産経新聞

 【ワシントン=住井亨介】米史上初めての「セカンドジェントルマン(副大統領配偶者の男性)」となった。妻のハリス副大統領の公務を支える役割は「未知の領域」だが、女性として米政界史上最高位に就いた妻とともに新風を巻き起こすことが期待される。

 南カリフォルニア大法科大学院を修了後、主にスポーツ分野やエンターテインメント系の弁護士として活動。前妻と離婚後、2014年に西部カリフォルニア州の司法長官だったハリス氏と再婚した。前妻との子供2人はハリス氏のことを「ママラ」と呼んでいるという。

 妻の選挙活動を支えるため昨年に所属していた弁護士事務所を離れたが、今月から米ジョージタウン大法科大学院の講師としてエンターテインメント関連法の授業を担当。公務とともに「二足のわらじ」を履くことになる。

 「強く素晴らしい女性を男性が支えるのは非常に大切なことだ」と語り、公務でも専門分野である司法制度における貢献を目指す。

 米メディアによると、ユダヤ教徒が副大統領の配偶者となるのは初めて。

 東部ニューヨーク州出身、56歳。

6394チバQ:2021/01/22(金) 11:57:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/8bcf0138f3a7ec0604dd983e081a0e2279ab24ca
米新政権、対中強硬路線を維持 人権、ハイテクで対決姿勢 気候変動は協調模索
1/22(金) 7:06配信
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キャンベル元米国務次官補=2009年9月、東京(AFP時事)
 【ワシントン時事】バイデン米新政権は、トランプ前政権の中国への強硬姿勢を維持するとみられている。

 中国を競争相手と位置付け、日本などの同盟国と連携して対抗する方針だ。一方で、気候変動など世界的な課題の解決には中国との協調が必要とみている。競争と協調のバランスに腐心していくことになる。

 バイデン大統領は、国家安全保障会議(NSC)にアジア政策を統括するインド太平洋調整官を新設し、知日派のキャンベル元国務次官補を起用。側近のラトナー元副大統領副補佐官を国防総省の中国担当顧問に据える。「中国との競争を制する」(ブリンケン国務長官候補)ための戦略策定を目指すとみられる。

 ブリンケン氏は19日の上院公聴会で、トランプ前大統領の対中姿勢を「基本原則は正しかった」と評価。ポンペオ前国務長官が駆け込みで行った中国政府による新疆ウイグル自治区のウイグル族迫害のジェノサイド(集団虐殺)認定も「同意する」と表明した。バイデン政権は、中国の人権侵害に厳しい姿勢で望む意向だ。

 前政権が進めた中国との貿易合意について、バイデン氏はニューヨーク・タイムズ紙に「就任後すぐに行動を起こすつもりはない。関税も同様だ」と表明。対中戦略が固まるまでは関税を撤廃しない方針とみられる。中国に対する交渉カードに使う可能性もある。

 オバマ政権下で対アジア交渉を担当したカトラー元通商代表部(USTR)次席代表代行は、高速大容量規格(5G)や人工知能(AI)など「安全保障上重要なハイテク技術をめぐる対中制裁は続く」と予想。通信機器最大手・華為技術(ファーウェイ)への輸出禁止措置は「揺らがない」(日本政府高官)との見方が根強い。

 バイデン氏は、気候変動や核不拡散、感染症対策では中国との協力が不可欠とみる。「新冷戦」とも言われた対決姿勢一辺倒のトランプ前政権とは一線を画す。温暖化対策で中国との協調を模索するケリー気候問題担当特使や対中穏健派とされるライス国内政策会議(DPC)委員長ら大物高官が政権内で影響力を強めれば、協調路線が前面に出ることも考えられる。

6395チバQ:2021/01/22(金) 11:57:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/8d3765557913d82d0d6b452fabb8436ec6cc25e6
就任禁止規定の適用免除 黒人初の国防長官に道 米議会
1/22(金) 9:15配信
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米次期国防長官に指名されたオースティン元中央軍司令官=19日、ワシントン(AFP時事)
 【ワシントン時事】米上下両院は21日、バイデン大統領が国防長官に指名したオースティン元中央軍司令官について、退役間もない軍人が国防長官に就任することを禁じる連邦法規定の適用を免除する法案を可決した。

 これにより、上院が人事案を承認すれば、黒人初の国防長官が誕生する。

 国防長官については、文民統制の原則に基づき、連邦法で「元軍人は退役から7年間は任命できない」と規定されている。オースティン氏は2016年に陸軍を退役しており、この規定に抵触する。

 オースティン氏は19日、上院軍事委員会の公聴会で「政治任用である閣僚の一員になることは、軍人とは違う視野や責務を持つことだと理解している」と強調。「文民統制の原則を支持する」と述べ、国防総省幹部を文民で固める意向を示していた。

6396とはずがたり:2021/01/24(日) 22:15:22
州兵200人がコロナ感染 大統領就任式で警備―米紙
2021年01月23日15時23分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021012300404&amp;g=int

 【ワシントン時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)などは22日、首都ワシントンで20日に行われたバイデン大統領就任式の警備に当たった州兵のうち、200人近くが新型コロナウイルスの陽性診断を受けたと報じた。州兵が適切な環境で任務に就いていたか問題視する声も上がっている。

 トランプ前大統領支持者による6日の連邦議会議事堂襲撃事件を受け、就任式では全米50州から計2万5000人以上の州兵が首都に動員され、厳重な警戒態勢を敷いた。国防当局者の話として同紙が報じたところでは、任務時や休憩時の密集状態が感染拡大をもたらした可能性があるという指摘も出ている。
 米メディアによると、州兵当局は「兵士らは首都派遣に当たり、体温測定など疾病対策センター(CDC)のガイドラインに従った」と説明した。ただ、全員が感染検査を受けていたわけではないという。

6397チバQ:2021/01/26(火) 17:35:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/2bbc5beb172fe3ac5778154dcd75ba10a98687ca
バイデン大統領の愛犬2匹がホワイトハウスで生活開始
1/26(火) 10:43配信
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ジョー・バイデン氏の人物像
 【ワシントン=黒瀬悦成】20日に就任したバイデン米大統領の愛犬のジャーマンシェパード2匹が24日、ホワイトハウスで暮らし始めた。トランプ前大統領は、同じく弾劾訴追された第17代アンドリュー・ジョンソン大統領以来148年ぶりにペットを飼わなかったが、新政権の誕生で「ファーストドッグ」の慣習も復活した。

 2匹の名前は「チャンプ」と「メジャー」で、メジャーはバイデン夫妻が2018年に保護施設から引き取った。施設から引き取られた犬がホワイトハウスに住むのは初めてという。

6398チバQ:2021/01/26(火) 22:44:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e8a8387c9056e3bded84a100be476379b01aef0
サンダース元報道官、知事選に挑戦 トランプ路線継承 米
1/26(火) 8:04配信

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時事通信
トランプ前米大統領の報道官としてホワイトハウスで記者会見するサラ・サンダース氏=2019年3月(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ前米大統領の報道官を務めたサラ・サンダース氏(38)は25日、2022年の南部アーカンソー州知事選に出馬する意向を表明した。

 ツイッターに投稿した動画で「私はメディアや過激左翼に闘いを挑み、勝利した」と訴え、トランプ氏の路線を引き継ぐ姿勢を鮮明にした。

 サンダース氏は、16年大統領選でトランプ氏と共和党候補指名を争ったハッカビー元アーカンソー州知事の娘。17年から19年まで大統領報道官を務め、退任後は保守系のFOXニュース入りした。

6399チバQ:2021/01/28(木) 13:46:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ad34c9d80a6b2dae7335701a37a5c05379c4347
バイデン新政権 国連大使に指名されたグリーンフィールド氏、国連での中国の影響力拡大に対抗を表明
1/28(木) 9:07配信
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 【ワシントン=黒瀬悦成】バイデン大統領から国連大使に指名されたリンダ・トーマスグリーンフィールド元国務次官補(アフリカ担当)は27日、上院外交委員会の承認公聴会で証言し、国連で影響力を高める中国について「各種の国連機関で権威主義的な計略の推進に取り組んでいる」と非難し、対抗策を講じていくと表明した。

 トーマスグリーンフィールド氏は「米国が国連を率いてこそ、国連は地球人類の将来の救済に献身する最も偉大な平和機関になり得る」と述べ、中国の策動は「国連創立の価値観、すなわち米国の価値観に反するものだ」と指摘した。

 同氏はまた「米国が一貫して(民主主義や人権尊重などの)価値観に基づいて影響力を行使すれば、国連は平和と安全、集団的な幸福を達成するのに不可欠な機関となる」と述べた。

 その上で、トランプ前政権が国連軽視の立場を示していたことを念頭に「米国が(国連から)去れば他国が空白を埋めて国際社会と米国の国益が損害を受ける」と指摘。「(国連での)中国の策動の成否は、米国が撤退するかどうかにかかっている」とし、「私はそのようなことは許さない」と強調した。

 一方、米紙ワシントン・ポスト(電子版)は27日、同氏が2019年10月、南部ジョージア州の大学に設立された中国語教育機関「孔子学院」で講演し、中国の巨大経済圏構想「一対一路」を称賛したほか、中国によるアフリカ進出を評価していたと報じた。

 公聴会で複数の上院議員から講演での発言の真意について質問された同氏は「中国に行動に対し甘い考えは全く抱いていない。中国のことは日常的に批判している」と反論した。

 トーマスグリーンフィールド氏は南部ルイジアナ州出身。1982年に国務省に入り、リベリア大使などを経てオバマ元政権下の2013〜17年にアフリカ担当の国務次官補を務めた。

6400チバQ:2021/01/28(木) 18:33:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/d56528cf3c9d6d25db605d38dbc1f482af84b976
バイデン新政権 ブリンケン国務長官が初の記者会見 中国による新疆での弾圧、新政権でも「ジェノサイド」の認識変わらず 
1/28(木) 8:45配信


 【ワシントン=黒瀬悦成】ブリンケン米国務長官は就任翌日となる27日、国務省で初めて記者会見した。ブリンケン氏は、トランプ前政権が中国政府による新疆ウイグル自治区でのイスラム教徒少数民族の弾圧を「ジェノサイド(民族大量虐殺)」と認定したことに関し、バイデン政権としても「ジェノサイドであるとの認識は変わらない」と表明した。

 ブリンケン氏はまた、米中関係は「私たちの多くの将来を規定する、世界で最も重要な関係だ」とし、その関係はさまざまな分野で「敵対的」または「競争的」になっていると述べた。同時に米中は気候変動対策などの分野では協力可能だと指摘した。

 一方、ケリー気候変動対策大統領特使は27日、気候変動問題は米中の「独立した重要な問題だ」とした上で「知的財産窃取や南シナ海問題といった中国との全ての懸案に関し、気候変動(をめぐる協議の)取引材料には決してしない」と強調した。

 ブリンケン氏はさらに、ロシアの反体制派指導者ナワリヌイ氏が露当局に拘束された問題に「深い懸念」を表明し、「ナワリヌイ氏の声は多数のロシア人の訴えを代弁している。決して封殺されるべきでない」と訴えた。

 ブリンケン氏はその上で、ナワリヌイ氏の毒殺未遂事件や、露政府系ハッカーによる米連邦政府機関などへの大規模サイバー攻撃事件、昨年の米大統領選に対するロシアの干渉などについて、対抗策を検討中だと明らかにした。

 トランプ前政権が2018年に離脱したイラン核合意については「イランが合意を改めて完全順守するのであれば、米国も同じ行動をとる」と述べ、合意に復帰する意向を示した。

 同氏はさらに、イランが合意に復帰した場合、イランの弾道ミサイル開発や周辺国でのテロ支援を制限する追加合意の締結を目指す考えを明らかにした。

6401チバQ:2021/01/28(木) 23:48:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/a36cbe95f095b95b0d7af7520f2f39d2667ed1d7
トランプ氏の弾劾裁判、無罪の可能性 分裂恐れる共和党
1/28(木) 20:00配信

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朝日新聞デジタル
6日、ワシントンで支持者向けに演説するトランプ前米大統領=ロイター。この時に連邦議会議事堂の襲撃を扇動したとして、弾劾(だんがい)訴追された

 支持者を扇動して、米連邦議会議事堂を襲撃させたとして、弾劾(だんがい)訴追されたトランプ前大統領が、上院の弾劾裁判で無罪となる可能性が高まっている。上院では26日、「弾劾裁判は違憲」とする動議について、5人を除く共和党議員が賛成した。動議は否決されたが、トランプ氏を有罪とするためには少なくとも17人の共和党議員が賛同する必要があるため、情勢は困難だ。

 上院(定数100)は現在、民主党50、共和党50の同数で、弾劾についての共和党内の対応は割れている。この日は同党のポール議員が、大統領職を退いたトランプ氏が「私人である」として、弾劾裁判の対象にならないという動議を提出したところ、ロムニー議員ら5人が反対したが、残りの45人は賛成した。民主党は全員が反対し、動議は45対55で否決された。

 今回の動議は手続きが問われており、トランプ氏に事件の責任があるかどうかは、別の判断だ。しかし、有罪とするためには、出席議員の3分の2以上の賛成が必要だ。採決が同じ状況となれば、トランプ氏は無罪となる。

 共和党内でも、事件に関してトランプ氏の責任を問う声は強いが、多くの議員は「有罪」とした場合、トランプ氏やその支持者からの反発を恐れている。ウォールストリート・ジャーナルによると、トランプ氏は側近らと「愛国者党」の結成について協議しており、分裂を懸念する共和党側を牽制(けんせい)する動きとなっている。トランプ氏は25日には、邸宅のあるフロリダ州に事務所を開設。事務所は声明で、今後の政治活動の拠点となる考えを示した。(ワシントン=園田耕司)

朝日新聞社

6402チバQ:2021/01/29(金) 00:00:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e9f6dbdf7519797f765fa441740bb3f8554f880
バイデン外交 対中シフト鮮明 政権1週間 問われる実践
1/28(木) 16:38配信

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産経新聞
ジョー・バイデン氏の人物像

 就任から1週間を迎えたバイデン米大統領は、27日(日本時間28日未明)の菅義偉首相との電話会談を含む主要国首脳らとの一連の会談で、自由民主主義の価値観を共有する国々と連携して中国の脅威に対抗していく立場を鮮明に打ち出した。バイデン政権の対中政策は、少なくとも言葉の上ではまずまずの滑り出しを見せたが、今後は実践が伴うかが大きく問われてくる。(ワシントン支局長 黒瀬悦成)

【イラスト】バイデン氏が目指すものとは?

 バイデン氏は大統領就任後の22日、従来の慣例に従いまずカナダ、メキシコの首脳と電話会談したのに続き、23日にジョンソン英首相、24日にマクロン仏大統領、25日にメルケル独首相と電話で会談した。

 バイデン氏が英仏独の首脳と真っ先に会談したのは、世論操作やサイバー攻撃を駆使した「ハイブリッド戦」で欧州の弱体化を図るロシアの脅威に直面する西欧諸国に対し、トランプ前政権で停滞した米欧関係を再活性化し、欧州防衛に積極関与していく方針を明示する狙いがある。

 バイデン氏は一方で、英仏独首脳と外交分野の最重要懸案の一つとして中国の問題を協議したことが明らかになっている。

 バイデン氏は、中国によるハイテク覇権や知的財産の窃取、不公正な貿易慣行、南シナ海などでの軍拡路線を阻止するには欧州諸国の協力が不可欠だとして、各国首脳と連携態勢の構築を図ったのは確実だ。

 菅首相との電話会談は、欧州主要国と対中国・ロシアで意思統一を図った上で、インド太平洋における最大の同盟国である日本との協議に臨んだとみることができる。

 バイデン政権は、20日の大統領就任式に台湾の駐米台北経済文化代表処(在米大使館に相当)の蕭美琴(しょう・びきん)代表を正式招待した。中国新疆ウイグル自治区での少数民族に対する弾圧を「ジェノサイド(民族大虐殺)」と認定したトランプ前政権の立場を踏襲することも明言した。

 23日には米海軍の原子力空母セオドア・ルーズベルトが南シナ海に展開し、艦載機の発着艦訓練などを実施した。いずれも、米国がトランプ前政権の路線を継承し、中国と「大国間競争」を展開していくとのメッセージを習近平体制に届ける意図があるのは確実だ。

 ただ、サキ大統領報道官は25日、中国に「戦略的忍耐」で対応すると言及し、オバマ元政権が対北朝鮮政策で同じ立場を打ち出して失敗した過去を連想させるとして波紋を呼んだ。

 民主党内部には中国との対決よりも気候変動や疫病対策、貧困撲滅といった地球規模の課題を優先すべきだと主張する勢力も根強く存在するだけに不安も少なくない。

6403とはずがたり:2021/01/29(金) 16:23:25

ツイッター本社、爆弾攻撃計画か トランプ支持者
会員限定有料記事 毎日新聞2021年1月29日 東京朝刊
https://mainichi.jp/articles/20210129/ddm/007/030/090000c

 複数の米メディアは27日、自作のパイプ爆弾などを所有していたとして訴追された西部カリフォルニア州の男が、ニューサム州知事(民主党)の事務所やツイッター、フェイスブックの本社を攻撃しようとしていた可能性があると報じた。男はトランプ前大統領(共和党)が大統領選で勝利したと信じ、トランプ氏の退任を阻止しようとしたとみられている。

 米紙ワシントン・ポスト(電子版)などによると、男は同州北部ナパ郡の自動車修理業、イアン・ロジャース被告(44)。連邦捜査局(FBI)などが15日に自宅兼事務所を捜索し、パイプ爆弾5個と銃49丁などを発見した。ロジャース被告は携帯電話のテキストメッセージで、ニューサム氏らが標的だと示唆していた。

6404とはずがたり:2021/01/29(金) 16:35:43
米大統領就任式にその服装?! サンダース氏にネット沸く
https://www.afpbb.com/articles/-/3327653
2021年1月21日 22:11 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ]

6405チバQ:2021/01/29(金) 16:40:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/779907c28f3a0ffd9f39b834b5aa13011218eb34
「SAやPAの飲食も20時閉店」一律時短でトラック運転手が食堂難民になっている

1/29(金) 15:16配信

コロナ禍の物流を支えるトラックドライバーたちが深夜の食事に困っている。元トラックドライバーでライターの橋本愛喜氏は「高速道路のサービスエリアなども20時には閉まってしまう。普段から一人で行動し、『黙食』が当たり前だから、感染リスクはほとんどない。業態を無視した一律の時短要請より、やるべきことがある」という――。

■飲食店事業者の倒産件数は過去最多に

 昨年1年間、コロナ禍の中を耐えに耐えてきた飲食業界。

 GOTOイートで一瞬光を見たものの、最繁忙期であるはずの年末年始を前にして「第3波」が日本列島を襲い、同キャンペーンは休止に。業界からは悲鳴が上がった。

 帝国データバンクの調査によると、2020年1月から12月における飲食店事業者の倒産件数は780件で過去最多。なんとか生き延びてきた飲食店も感染リスクを抑えようと、これ以上ないほどの対策を取って日々営業してきた。

 そんな状況の中で発出された2回目の緊急事態宣言。これに伴い、11都道府県の飲食店には、20時までの時短営業要請が出された。

 「できることは全てやってきたが、もうダメかもしれない。これ(緊急事態宣言)が“とどめの一刺し”になると思う」

 都内の駅前で30年もの間飲食店を経営してきた知人は、力なくこうつぶやいた。

 飲食店はもはや限界の状態にある。コロナウイルスそのものに「夜型」の特性があるならともかく、どうして飲食店だけが一律に20時までの時短営業を強いられなければならないのだろうか。


■「一人焼肉も時短営業」一律20時までの謎

 コロナ禍の直前、人気だった飲食店に「焼肉ライク」という「ひとり焼肉」の専門店がある。

 焼肉店は、強力な換気システムが整っていることから感染リスクが他飲食店より低いといわれており、コロナ禍の中でも比較的ダメージが少ない業態だ。外食大手のワタミが、居酒屋店舗を次々に焼き肉店へ改装していることからも、その安定ぶりがうかがえる。

 さらに「焼肉ライク」の店舗には、1人1台のロースターとタッチパネルが付いているため、店員との接触すらもほとんどなく、飛沫感染のリスクはかなり低いといえる。

 しかし、「焼肉ライク」のウェブサイトを見てみると、同社では「政府の緊急事態宣言を受けて対象地域の店舗を時短営業している」とのことだった。

 ひと口に飲食店と言っても、このようなひとり焼肉店やファミレス、居酒屋、立ち食い店など、実にさまざまな業態や特徴があり、感染リスクや対策すべき方法にも、それぞれ大きな違いがあるはず。

 にもかかわらず、一律20時に一斉に店を閉めさせるのには、何のメリットがあるのだろうか。

6406チバQ:2021/01/29(金) 16:40:41
■「食堂難民」になるトラックドライバー

 この一律の時短営業の影響を受けるのは、飲食店側だけではない。

 現在、この一律時短営業によって、物流を支えるトラックドライバーが「食堂難民」と化している実態がある。高速道路にあるサービスエリア・パーキングエリア(SA・PA)の多くの飲食店までもが20時で閉店しているためだ。

 仕事柄、その日のうちに帰宅できず車中泊する長距離トラックドライバーたちには、翌日の仕事まで最低8時間、クルマを動かさず休息を取らねばならないというルールがある。

 また、20時という時間は、0時からの「深夜割」を待つトラックドライバーがSA・PAに滞在し始める時間でもあり、大型車専用駐車場は、マスに停まり切らないトラックで溢れ返っている。

 そのため、1日中運転し、ようやく到着した休憩地点で何とか確保した駐車スペースにクルマを停めても、SA・PAの店が閉まっていれば、夕食だけでなく、下手すれば朝食すらも取れなくなる。別のSA・PAに移動しようにも、前出の「8時間ルール」があるため、それもかなわないのだ。

 緊急事態宣言の中、SA・PAを利用する団体旅行者がどれほどいるだろうか。基本1人で行動し、そばうどんを背中丸めて黙々と食べている彼らトラックドライバーに、誰1人として大声張り上げながら食事をする者はいない。

 テナントの営業利益の兼ね合いで店を早めに閉めなければならないという事情があるならば、それこそ減った利益を国が援助するべきで、店の営業を後押しこそすれ、物流を担い手が利用するSA・PAの飲食店を閉めさせることはあってはならない。

 役所のように「9〜17時」の仕事だけで世の中が動いていると思ったら大間違いなのである。

■悪客に対する制限を作るべき

 さらに強い違和感を覚えるのは、「命令」でもないその「要請」に従わなかった場合、店名を公表すると国が示唆したことだ。日本はいつから国民を晒し者にするような国になったのだろうか。

 先日、コロナ患者を受け入れない医療機関も病院名を公表すると発表があったが、このSNSの時代、当該者を世間に総攻撃させようとする国の方針は、ただの「大人のいじめ」でしかない。

 このように、時短営業要請に応じても逆らっても報われることのない飲食店だが、そこで1つ思い浮かぶ疑問は、「どうしてこれほど努力している店側だけにこれだけの負担を強いるのか」だ。

 各現場取材をして毎度痛感するのが、この国にある「お客様至上主義」だ。

 筆者は「客が神」とするこの日本の社会的構造が大嫌いである。根がひねくれているのだろう、相手が誰であれ、人間同士の付き合いには一定の節度が必要だと思う一方、店員に対してはそれ以上のモノもそれ以下のモノも求めない性格が大きいところだが、現場で働く「エッセンシャルワーカー」たちから、これまでさまざまな「神話」を数多く聞いてきたのも大きな一因になっている。

6407チバQ:2021/01/29(金) 16:42:11
■全て飲食店側のせいにされる不公平さ

 日本には実にさまざまな“神”がいる。

 運送業界には、到着時間帯を「17〜19時」に指定した荷物が17時1分に届いた際、「なんでこんなに早いんだ。17〜19時だったら普通18時だろ」と怒鳴る神、また飲食業界には、バイキングのパンをハンカチに包んで持って帰ろうとする神なんていうのも存在する。

 余談になるが、筆者が「客が神ではない」と認識したのは、外国に住んでいた時だ。

 日本で0円で売られていた某ファストフード店の「スマイル」を、現地の同列店で同じように注文してみたところ、店員のスマイルどころか、これまで見たことがないほど深い眉間のシワと対峙し、初めて笑顔にも対価が必要だということに気付かされた。

 国のガイドラインに従い、飲食店がいくらこまめに店内を消毒し、アクリル板を立て、時短営業しても、来店客が好き勝手やれば全ての努力が水の泡。にもかかわらず、こうしたマナーの悪い客に対しては「マスク」「検温」「消毒」以外、何の決まりも基準もペナルティも科されず、いざ店内でクラスターが発生すれば全て飲食店側のせいされるのは、非常に不公平ではないだろうか。

 「おもてなし」や「お客様至上主義」で思い上がる店側のルールに従わない「疫病神」に対しては、強制退店させるくらいの権限を店側に持たせてもいいのではないかと、筆者は強く思っている。

■同調圧力が、知らぬ間に誰かの首を絞めている

 国からの要請以外にもう1つ、飲食店自身に時短営業をさせている要因がある。

 世間に漂う「同調圧力」だ。

 昨年の緊急事態宣言時、多くの飲食店が休業し、車体の大きなトラックが行き場を失う中、営業を続けていたあるラーメン店は、文字通り彼らのオアシスだった。

 現場から届いた感謝の思いを記事化しようと同店に取材した際、「店を紹介させてほしい」と打診したところ、こんな答えが返ってきた。

 「気持ちは嬉しいし、是非と言いたいところだが、周囲の飲食店が自分のところだけ店を営業していることに対してのやっかみがあるから、今回はお受けできない」

 現場の状況をろくに知りもしない人によって作られた杓子(しゃくし)定規なルールに、何の事情も知らない人間たちが「ナントカ警察」と化して監視する社会。そんな日本の中にある「みんな一緒でなければならない」という感覚は、知らぬ間に誰かの首を絞めていることもあるのだ。

6408チバQ:2021/01/29(金) 16:42:29
■客が本当の「神」ならば……

 そんなルールに縛られ続ける飲食店から、最近ある言葉が登場して話題になった。「黙食」だ。

 「その2文字を店内に掲げる際は、批判覚悟だった」という店主の心からの訴えは、現在多くの飲食店や商業施設、利用客の共感を呼び、店の入り口に同店が作成したPOPを掲げる店が増え続けている。

 今後しばらく続くであろう「ウィズコロナ」の生活。感染対策と経済活動の両立を目指すなら、この先やるべきは、店に対する一律の時短営業要請や、子どもじみた「店名公表ペナルティ」の設置ではなく、「各業態や店舗に合ったルール作り」と、この「黙食」や、時にはそれ以上の「客への強い要請」だ。

 客が本当の「神」ならば、むしろ店の願いをかなえてやるのが本当の姿だと筆者は思う。



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橋本 愛喜(はしもと・あいき)
フリーライター
元工場経営者、トラックドライバー、日本語教師。ブルーカラーの労働環境、災害対策、文化祭、ジェンダー、差別などに関する社会問題を中心に執筆や講演を行う。
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6409とはずがたり:2021/01/29(金) 16:43:19

2020年11月12日
「ただの1市民となるトランプ」を待ち構える州、連邦検察
斎藤 彰 (ジャーナリスト、元読売新聞アメリカ総局長)
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/21334

6410チバQ:2021/01/29(金) 20:04:29
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3329019.html
「共和党トランプ派」、無視できない勢力に
2021/01/29 13:24AFPBB News

「共和党トランプ派」、無視できない勢力に

米ホワイトハウスで会談するドナルド・トランプ前大統領(左)と共和党のケビン・マッカーシー下院院内総務(2020年5月8日撮影、資料写真)。(c)MANDEL NGAN / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】米国のドナルド・トランプ前大統領は、連邦議会襲撃事件をめぐり、同国史上かつてない2度目の弾劾裁判に直面している。米上院はトランプ氏を「反乱扇動」の罪で裁こうとしており、大統領の座を離れた同氏が米政界でどれだけ影響力を保てるかは不透明だった。

 しかし、最近の世論調査では、トランプ氏に対する共和党員の強い支持が示された。さらにこの1週間で、何人かの共和党議員がトランプ路線の継承や、少なくとも公にはトランプ氏と決別しない態度を示唆した。

 親トランプ派の共和党員らは今後数年間、大きな影響力を持つだろう。親トランプ派は、党の予備選に影響を与えることができるだけの人数がいる。仮にトランプ氏を追放して親トランプ派に見捨てられれば、共和党はひどく弱体化し、民主党との議会の主導権争いで不利になるだろう。

 共和党の元下院議員カルロス・カーベロ氏は米MSNBCテレビの取材に対し、「(共和党内には)前大統領のうそに立ち向かってきた人々を粛清したいトランプ派と、トランプ派を粛清したいエスタブリッシュメント(既存支配層)派がいる」と語った。「今は明らかにトランプ派が優勢だ」

■下院共和党トップのトランプ氏詣で

 共和党の将来をめぐる綱引きが行われる中、トランプ氏は28日、下院共和党トップのケビン・マッカーシー院内総務とフロリダ州で会談した。共和党の議会指導部は、前大統領との共同戦線をアピールしたいようだ。

 トランプ氏とつながる政治団体「セーブ・アメリカ」によると、パームビーチにトランプ氏が所有する高級リゾート施設「マーアーラゴ」で行われた会談では、2022年中間選挙で民主党から下院を奪還することが主な議題となった。

 同団体は「トランプ前大統領の人気は今こそが最高潮で、彼の支持表明は、おそらくどの時代のどの支持表明よりも意味がある」と述べた。

 マッカーシー氏はトランプ氏の盟友で、大統領選で不正があったとするトランプ氏の根拠のない主張を支持していた。だが、トランプ氏が自らの支持者による米連邦議会議事堂への乱入をあおったと非難されてからは距離を置き、大統領選の勝者はジョー・バイデン氏で、1月6日の暴徒による議会襲撃の責任は、トランプ氏にあると明言していた。

 しかし28日、トランプ氏に再び恭順したマッカーシー氏は、欧州の宮殿のような豪華な部屋で、2人でにこやかに写真に収まった。

 マッカーシー氏は声明の中で、「きょう、トランプ前大統領は、2022年中間選挙で、共和党員の当選を支援すると約束した」と述べ、「(民主党は)今や私人となった前大統領を弾劾している」と非難した。

 さらに「団結した保守運動は国民の絆を強め、わが国の建国の礎である自由を守るだろう」と言い添えた。 【翻訳編集】AFPBB News

6411チバQ:2021/01/29(金) 20:05:33
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-210129X488.html
トランプ氏、共和に協力約束=「新党」で脅し、一転和解
2021/01/29 10:16時事通信

 【ワシントン時事】トランプ前米大統領は28日、退任後に住む南部フロリダ州で共和党下院トップのマッカーシー院内総務と会談し、2022年の中間選挙での共和党勝利に向け協力することで一致した。トランプ氏は退任後、「新党」構想をちらつかせ、弾劾に賛同する共和党議員をけん制していた。

 米メディアによると、トランプ氏は会談で「共和党の下院多数派奪還へ協力する」と約束した。マッカーシー氏はトランプ氏支持者による6日の連邦議会襲撃を「トランプ氏に責任がある」と批判していたが、フロリダまで出向き和解した形だ。

 13日に下院に弾劾訴追されたトランプ氏は、新党「愛国者党」を創設し、弾劾に賛成した共和党議員に対抗馬を立てる考えを周囲に伝えていた。共和党の「トランプ氏追放」の機運は次第にしぼみ、弾劾裁判打ち切りを求める26日の決議案には、50人いる同党上院議員の45人が賛成している。

6412名無しさん:2021/01/31(日) 10:13:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/281d61840410eea3f0a3a11fd085ceecc96f57ef
「平服のバーニー」が人気 大統領就任式での写真話題に 米
1/31(日) 7:31配信
時事通信
 【ワシントン時事】米急進リベラル派の重鎮バーニー・サンダース上院議員(79)が20日のバイデン大統領就任式で着用した防寒着が、その素朴さからインターネット上で大きな反響を呼んでいる。

 関連商品が飛ぶように売れ、米メディアによれば、売り上げの一部に当たる180万ドル(約1億9000万円)が、サンダース氏の地元バーモント州の慈善団体に寄付された。

 就任式で他の来賓が正装に身を包む中、サンダース氏はスノーボード用パーカーに古着のセーターを再利用した手袋という「平服」で参加。脚を組んで椅子に座る姿の写真がネット上で注目を集め、さまざまな場所で腰掛ける同氏の合成写真が、インターネット交流サイト(SNS)上に多数流通した。

 サンダース氏陣営の売店で、腰掛ける同氏の写真をプリントしたシャツを売り出したところ、わずか30分足らずで完売。話題となった再利用手袋を作った縫製業者には「同じ物を」という注文が殺到した。業者はロイター通信に「普段なら捨てられる物に新たな意味を生み出すのは、本当に楽しい」と話す。

 サンダース氏は昨年の大統領選に名乗りを上げ、若者からの絶大な支持を背景に、民主党の候補指名争いでバイデン大統領と激しい舌戦を繰り広げた。ファッションとは無縁のイメージが強く、思わぬ人気に「驚いている」と声明でコメント。「バーモントの人々の役に立ててうれしい」と述べつつ、「集まった金額と議会での活動は別。これからも勤労者が必要とする支援を得られるよう、できる限りのことをする」と表明した。

6413名無しさん:2021/01/31(日) 10:15:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/be71dac11c9e58cfffaef8eab47a5d2e6215cab3
米最強のロビー団体、全米ライフル協会が存続の危機に陥った理由
1/30(土) 16:02配信
ニューズウィーク日本版
<増え続ける非白人を脅威に思う地方の貧しい白人層に働き掛け、共和党の政治家には多額の献金──アメリカ政治に絶大な影響を及ぼしてきたNRAが窮地に追い込まれている>
全米ライフル協会(NRA)は過去40年間、アメリカ政治と共和党に最も大きな影響を与えてきたロビー団体と言えるかもしれない。毎年約4万人が銃で命を落としているにもかかわらず、多くのアメリカ人が銃を「自由」の象徴と見なしているのは、NRAの力によるところが大きい。

だが今、NRAは最大の試練に直面している。1月15日、NRAはニューヨーク州司法長官が起こした訴訟から逃れるため連邦破産法11条を申請し、登記先をニューヨークからテキサス州に移転すると発表した。

合衆国憲法が保障する個人の「武器を保有する権利」を声高に主張する強硬派がNRAの主導権を握ったのは1977年。彼らはそれ以来、銃規制は「全ての個人の自由」を奪う行為だと主張してきた。

NRAの影響力は絶大だ。会員数は自称500万人。年間予算は約3億ドル(2013年)。アメリカには現在、人口100人当たり121丁の銃があり、所有率は世界で最も高い。銃による年間の死者は、比率で言えば他の先進国の25倍に達する。それでも「武器を持つ権利」への支持は過去20年間で34%から52%に上昇。逆に銃規制への支持は57%から46%に低下した。

その力の源泉は恐怖とマネーだ。NRAは人種や国籍、文化の多様化が進む都市部の非白人に脅威を感じる地方の貧しい白人層に働き掛け、銃を彼らのアイデンティティーの一部とすることに成功した。さらに銃規制支持派の40倍以上の金を使い、何百人もの共和党政治家に多額の寄付を行ってきた。現在、民主党支持層の91%と無党派層の59%が銃規制強化に賛成しているが、共和党支持層の賛成は32%にすぎない。

そのNRAが今、149年の歴史で最大の窮地に追い込まれている。原因は上層部の腐敗と財政難、銃規制派の法的戦略だ。

ここ数年、NRAでは30年前から副会長を務めるウェイン・ラピエールの資金流用疑惑が取り沙汰されてきた。団体の資金をデザイナー仕立てのスーツや自分用の豪邸、贅沢な海外旅行、豪華なヨットにつぎ込んでいたというのだ。しかも、同時期にNRAは収入が大幅に落ち込んだ。そのため2016年には5440万ドルを共和党候補に献金を行っていたが、2020年の献金額は920万ドルに激減。NRAは20%の人員を一時解雇し、週休3日制の導入を決めた。

アメリカの裁判所は数十年間、「武器を保有し携行する国民の権利を侵害してはならない」という合衆国憲法の規定に基づき、銃の所有権をおおむね支持してきた。だがラピエールの資金流用疑惑とNRAの財政難が、銃規制派にチャンスを与えた。

<形式上は「非営利の慈善団体」>
ニューヨーク州のレティシャ・ジェームズ司法長官は2020年8月、ラピエールら上層部の不正を組織的腐敗の証拠に挙げ、NRAの解散を求める訴訟を提起した。NRAは形式上「非営利の慈善団体」であり、団体として登録されているニューヨーク州の司法長官に監督権限がある。

この攻撃はNRAにとって致命傷となりかねない。彼らは司法の追及から逃れるため、1月中旬に破産を申請。ニューヨーク州当局による政治的迫害を主張してテキサス州での再法人化を申請した。

しかし、この作戦は失敗に終わったようだ。ジェームズ州司法長官は、「NRAが説明責任とわれわれの監視を逃れることを許さない」と明言。ニューヨーク州の判事は1月21日、NRAによる訴訟棄却の訴えを却下し、NRAが再法人化してもニューヨークでの訴訟は継続するとした。

証拠を見る限り、NRAの不利は否めない。もし1977年以降に銃で殺された150万人が陪審員席に座っていたら、評決の結果は言わずもがなだろう。

<本誌2021年2月2日号掲載>

グレン・カール(本誌コラムニスト、元CIA工作員)

6414名無しさん:2021/01/31(日) 11:00:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd92378768832ce9c25c3ee94036f56ee2a3162e
Qアノン信奉者の共和党新人議員、ペロシ氏殺害支持するSNS投稿で窮地
1/29(金) 20:31配信
AFP=時事
【AFP=時事】米極右陰謀論「Qアノン(QAnon)」の信奉者で、昨年の連邦議会選挙で初当選した共和党のマージョリー・テイラー・グリーン(Marjorie Taylor Greene)下院議員(46)が、ソーシャルメディア上でナンシー・ペロシ(Nancy Pelosi)下院議長ら複数の民主党政治家の殺害を示唆する投稿に「いいね」を付けたり、扇動的なコメントをしたりしていたことが明らかになり、米政界に波紋と激しい反発が広がっている。

 ジョージア州選出のグリーン氏は、大統領選で不正があったとするドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領の根拠のない主張を支持している。また、銃所持の権利を熱心に擁護し、銃を携帯していることを公言している共和党議員の一人で、下院議場の入り口に最近導入された金属探知機による身体検査を拒否している。

 今週明らかになった事実の中でも最も問題視されているのは、フェイスブック(Facebook)上でのグリーン氏自身の発言や、他のユーザーの投稿への「いいね」がペロシ氏の「処刑」を支持していると受け取れる点だ。

 米CNNの26日の報道によるとグリーン氏は、あるユーザーが2019年に投稿したペロシ氏を排除するなら「頭に銃弾を撃ち込む」のが手っ取り早いとする主張に「いいね」を付けていた。

 また、グリーン氏は連邦議会選挙に立候補する前、ペロシ氏を「反逆者」と呼び、「死刑」になり得ると主張する演説をフェイスブックに投稿していたことも、CNNによって明るみに出た。この投稿は、すでにフェイスブック上から削除されている。

 グリーン氏をめぐっては、共和党下院トップのケビン・マッカーシー(Kevin McCarthy)院内総務が面会して状況を協議する方針だと報じられたばかりだった。

 この件についてペロシ氏は、28日の記者会見で強く非難。グリーン氏を名指しはしなかったものの、「下院の中に敵がいる」ため治安予算を増額する必要がありそうだと述べた。また、民主党のジミー・ゴメス(Jimmy Gomez)下院議員は同日、「下院議員全員に(中略)危険をもたらす」存在だとして、グリーン氏の免職を求める動議を提出すると表明した。

 窮地に追い込まれつつあるグリーン氏と共和党だが、一方で党内には、表立ってグリーン氏を批判する声は少ない。共和党指導部は先日、グリーン氏を下院教育労働委員会の委員に任命したが、同氏は2018年にフロリダ州パークランド(Parkland)で起きた高校銃乱射事件を「でっち上げ」だとする陰謀論を支持している。【翻訳編集】 AFPBB News

6415チバQ:2021/02/02(火) 18:00:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/49b635b82641893dd3eed5a4e6310fe3ae3b23a9
エマニュエル氏、駐日大使候補に浮上 オバマ元大統領首席補佐官 米報道
2/2(火) 14:08配信
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米国のエマニュエル前シカゴ市長=2016年12月、ワシントン(AFP時事)
 【ワシントン時事】米NBCニュースは1日、オバマ元大統領の首席補佐官を務めたラーム・エマニュエル前シカゴ市長(61)が駐日大使か駐中国大使候補に浮上していると報じた。

 
 関係者によると、バイデン大統領はエマニュエル氏に重要な外交ポストを用意することを検討している。日本や中国の大使職が候補に挙がっており、数週間で最終決定する見通し。

6416チバQ:2021/02/03(水) 11:13:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/fc0551015a6e31500094dd73a0ddfb017a4c0783
ヒスパニック初の国土安保長官承認 同性愛公表の運輸長官も 米上院
2/3(水) 7:13配信
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米国土安全保障長官への指名が承認されたアレハンドロ・マヨルカス氏=2020年11月、デラウェア州ウィルミントン(AFP時事)
 【ワシントン時事】米上院は2日、国土安全保障長官にアレハンドロ・マヨルカス元国土安保副長官(61)、運輸長官にピート・ブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長(39)を起用する人事案をそれぞれ採決し、ともに賛成多数で承認した。

 バイデン政権で議会承認を得た閣僚は6人となった。

 マヨルカス氏はキューバ生まれで、幼少時に親に連れられ米国へ亡命した。ヒスパニック初の国土安保長官となる。不法越境者の取り締まり強化で別々に収容された親子の再会など、移民政策の見直しのほか、サイバー攻撃や自然災害への対応を取り仕切る。

 ブティジェッジ氏は昨年の大統領選で民主党候補に名乗りを上げ、一時はバイデン大統領を脅かす「台風の目」になった。同性愛を公表した米国初の閣僚で、新政権の陣容について「米国を象徴するようなものにしたい」と多様性を掲げるバイデン氏の方針を象徴する人事だ。

6417チバQ:2021/02/06(土) 09:48:23
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20210205k0000m030045000c.html
陰謀論Qアノン信奉の共和党議員、米下院所属委員会から除籍
2021/02/05 10:50毎日新聞

陰謀論Qアノン信奉の共和党議員、米下院所属委員会から除籍

マージョリー・テイラー・グリーン議員=2021年2月4日撮影、AP

(毎日新聞)

 米下院は4日、トランプ前大統領の熱烈な支持者で、極右陰謀論「Qアノン」の信奉者として初の議員となったマージョリー・テイラー・グリーン議員(共和党)を所属する教育労働委員会と予算委員会から除籍する決議を民主党の賛成多数で可決した。2001年の米同時多発テロや学校銃乱射事件を「捏造(ねつぞう)」と主張したり、民主党議員の死刑執行を呼びかけたりした過去の発言が問題視されていた。

 民主党幹部や各界エリート層の小児性愛者グループが「国家を支配している」などとするQアノンの陰謀論は、昨年11月の大統領選前に急速に広がった。

 連邦捜査局(FBI)はQアノン運動を「国内テロの脅威」と指摘している。民主党のバイデン氏が勝利した選挙結果に「不正があった」とも主張し、トランプ前大統領の支持者とも親和性が高い。

 グリーン議員は大統領選と同時に実施された下院選に南部ジョージア州の選挙区から立候補し、初当選した。グリーン氏の言動を問題視する声は選挙前から上がっていたが、Qアノンなどの陰謀論がきっかけとなった1月のトランプ支持者による議事堂乱入事件を受け、グリーン氏が議員として活動することへの反発が民主党内で高まっていた。

 両委員会からグリーン氏を除籍する決議は下院本会議で採決され、賛成230に対し反対は199だった。過半数を占める民主党議員に加え、11人の共和党議員が同調した。

 共和党執行部はグリーン氏の発言を厳しく非難する一方で「議員当選前の言動で罰すべきでない」として、決議に反対していた。共和党議員の多くが、トランプ政権下で同党の主要支持層となった右派有権者を敵に回すことを回避するため、反対票を投じたとの見方もある。【ワシントン高本耕太】

6418チバQ:2021/02/08(月) 23:49:57
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20210208k0000m030268000c.html
米政府、国連人権理事会に復帰 ただし「改革必要」 トランプ政権が脱退
2021/02/08 23:35毎日新聞

米政府、国連人権理事会に復帰 ただし「改革必要」 トランプ政権が脱退

ブリンケン米国務長官=AP

(毎日新聞)

 ブリンケン米国務長官は8日、トランプ前政権が脱退した国連人権理事会(本部スイス・ジュネーブ)への復帰を表明した。当面の間、オブザーバーとして参加するという。ブリンケン氏は「人権理事会は、人権を最もひどく傷つけてきた国々に焦点をあて、不正や圧政と闘う人々の重要な場とすることができる」と指摘した。バイデン政権の国際的枠組み重視の姿勢を改めて示した形だ。

 ブリンケン氏は「バイデン政権の外交政策は民主主義、人権、平等に重点を置いている。多国間による手段を効果的に活用することが重要だ」と強調。「米国の脱退はリーダーシップの空白を生み、権威主義的な意図を持つ国々が自らの利益のためにその空白を利用した」と説明した。

 人権理事会は、パレスチナ問題でイスラエルを非難してきた。これに対し、トランプ政権は2018年6月に「人権理事会がイスラエルに対する恒常的な偏見を持っている」として、脱退を発表した。

 ブリンケン氏は、イスラエルへの非難も含め人権理事会は「改革を必要としている」と指摘。米国の外交的リーダーシップの総力を挙げて「理事会の欠陥に対処する」と訴えた。【ワシントン鈴木一生】

6419とはずがたり:2021/02/09(火) 13:27:03
米下院議員、コロナ感染後死去 現職連邦議員で初
2/9(火) 5:54配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a07e49cdea5090f80edb3777f8a51683ed11103
共同通信

 【ワシントン共同】米南部テキサス州選出のロン・ライト下院議員(共和党)が7日、死去した。67歳。死因は不明だが、肺がんを患う中、新型コロナウイルス感染が先月判明し、テキサス州ダラスの病院に入院していた。米メディアが8日伝えた。

 現職の連邦議員で新型コロナ感染後に死亡するのは初めてのケース。昨年末には下院選で初当選し、就任目前だった共和党のレットロー氏が新型コロナ感染による合併症で死去した。

6420チバQ:2021/02/09(火) 17:06:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a07e49cdea5090f80edb3777f8a51683ed11103
米下院議員、コロナ感染後死去 現職連邦議員で初
2/9(火) 5:54配信
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米国のロン・ライト下院議員(中央)=2018年(AP=共同)
 【ワシントン共同】米南部テキサス州選出のロン・ライト下院議員(共和党)が7日、死去した。67歳。死因は不明だが、肺がんを患う中、新型コロナウイルス感染が先月判明し、テキサス州ダラスの病院に入院していた。米メディアが8日伝えた。

 現職の連邦議員で新型コロナ感染後に死亡するのは初めてのケース。昨年末には下院選で初当選し、就任目前だった共和党のレットロー氏が新型コロナ感染による合併症で死去した。

6421チバQ:2021/02/14(日) 10:22:56
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20210214k0000m030132000c.html
トランプ氏が声明「史上最大の魔女狩り」 弾劾裁判で無罪評決 
2021/02/14 10:07毎日新聞

トランプ氏が声明「史上最大の魔女狩り」 弾劾裁判で無罪評決 

議事堂乱入事件の発生前、支持者の前に現れたトランプ米大統領(当時)=ワシントンで2021年1月6日、AP

(毎日新聞)

 米共和党のトランプ前大統領(74)に対する上院の弾劾裁判は13日、1月の議会乱入事件を巡りトランプ氏が「反乱を扇動」したとする訴追事項について、無罪評決を言い渡した。民主(無所属2含む)、共和両党が50議席ずつの上院(定数100)で、共和党から7人が造反して有罪に回り、投票結果は有罪57に対し無罪43。だが有罪評決に必要な3分の2に届かなかった。

 米史上初めて2度の弾劾訴追を受けたトランプ氏は、ウクライナ疑惑に関する昨年の裁判に続き無罪が確定。今後も党内で一定の影響力を維持する見通しだ。評決後、トランプ氏は声明を発表し、今回の弾劾を「史上最大の魔女狩りの一例」と批判。「米国を再び偉大にする運動は始まったばかりだ」と強調した。

 2月9日に始まった審理では、検察官役の民主党下院議員団が、昨年11月の大統領選で再選を阻まれたトランプ氏が事件前から繰り返し選挙結果を覆す暴力行為を支持者に呼びかけていたと指摘。事件発生時の経過も詳細に再現し、事件の深刻性を強調した。これに対しトランプ氏の弁護団は、トランプ氏の発言は政治的表現であり、言論の自由を保障する憲法修正第1条で保護されていると反論。既に退任したトランプ氏に対する裁判自体が違憲だと訴えた。

 共和党で有罪票を投じた造反議員7人は、大半が当選したばかりで2026年まで改選されない議員や、今期限りでの引退を表明している議員だった。近く改選を控えた他の議員の間で有罪への支持が広がらなかったことは、強固な支持層を持つトランプ氏が依然として党内で影響力を維持していることを示した。

 評決前、下院議員団は証人招致を求め、採決でいったんは決定されたが、その後の弁護側との調整で見送られた。

 トランプ氏の言動を巡り激しく対立してきた両党だが、裁判の長期化を回避したい思惑では一致。早期に幕引きを図りたい共和党と、新型コロナウイルス関連の追加経済対策など多くの審議課題を抱える民主党の意向が働き、裁判は審理開始からわずか5日でのスピード結審となった。【ワシントン高本耕太】

6422チバQ:2021/02/14(日) 10:23:40
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-210214X081.html
トランプ前大統領に無罪=共和造反7人、3分の2達せず―米弾劾裁判
2021/02/14 09:34時事通信

トランプ前大統領に「無罪」

米上院は13日、議会襲撃をめぐる弾劾裁判で、共和党のトランプ前大統領(写真)に「無罪」を言い渡した。上院議員による投票は、有罪に必要な3分の2には届かなかった=1月6日撮影、ワシントン【EPA時事】

(時事通信)

 【ワシントン時事】米上院は13日、連邦議会襲撃をめぐる弾劾裁判で、共和党のトランプ前大統領に無罪を言い渡した。上院議員100人による投票は、有罪57票に対し無罪43票。共和党(50人)から7人が有罪票を投じたが、有罪評決に必要な3分の2には届かなかった。弾劾裁判は開始からわずか5日で終了し、米民主主義の歴史に汚点を残した事件での大統領の責任をめぐる議論は深まらなかった。

 トランプ氏への無罪評決は昨年2月のウクライナ疑惑の弾劾裁判に続き2度目。トランプ氏は評決を受けた声明で「米国を再び偉大にする運動はまだ始まったばかりだ」と述べ、今後の政治活動への意欲を強調した。

6423名無しさん:2021/02/14(日) 13:53:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/ff39466d0929879a82d0682aa60d292347c96d03
アメリカの刑務所の食事は、食べるのを拒否する囚人がいるほど…「Qシャーマン」はオーガニック食を要求
2/9(火) 11:10配信
BUSINESS INSIDER JAPAN

[原文:What prison food in the US really looks like, and why some inmates refuse to eat it]

(翻訳:仲田文子、編集:Toshihiko Inoue)

Joey Hadden

6424名無しさん:2021/02/14(日) 14:01:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/430098f9e36802c71b7c1f6a90ed7ef987c3c077
アメリカ人だからこそ言いたい、この大統領選挙には納得できない
2/14(日) 6:02配信
現代ビジネス

ロバート・D・エルドリッヂ(政治学者)

最終更新:2/14(日) 8:51
現代ビジネス

6425とはずがたり:2021/02/15(月) 14:02:09
【米大統領選2020】 写真で振り返る:トランプ氏とバイデン氏の70年
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-54804290
2020年11月4日

6426チバQ:2021/02/15(月) 19:52:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/7f03f9202d076df192b999deb63a3633362a7f12
米ニューヨーク州、死者数で隠蔽か 数千人分少なく公表
2/15(月) 17:42配信

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朝日新聞デジタル
ニューヨーク市で昨年9月、会見を開いたクオモ・ニューヨーク州知事(右)とデローザ氏=AP

 米ニューヨーク州が、新型コロナウイルスによって亡くなった死者数を意図的に数千人分少なく公表していた疑いが浮上した。クオモ同州知事の側近が隠蔽(いんぺい)していた可能性もあり、批判が高まっている。

 問題になっているのは、高齢者施設や介護施設の入所者で、新型コロナと診断されたり、症状が出たりして亡くなったケース。データは施設側から送られ、州がまとめる。施設関連の死者数は現在1万5千人超とされるが、1月下旬段階までの公開データでは、大幅に低くなっていた。

 クオモ氏は同州で新型コロナの感染が拡大していた昨年3月、病床を確保するため、施設に対して感染を理由に入所を拒むことを禁じた。後に、それが感染を広げる一因になったのではないかと批判を浴びた。

 今回の問題のきっかけは、州司法長官が先月28日に公表した調査報告書。「州当局の公開データは、実際の死亡者数より最大で5割低くなっている可能性がある」と指摘していた。

 さらにこの後、知事付秘書で、選挙を経ない州職員としてはトップのメリッサ・デローザ氏(38)が、意図的に少ない数字を発表していた疑いが浮上した。

朝日新聞社

6427チバQ:2021/02/16(火) 10:05:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b68dabbe5c9c0f8b0b35a29e3a1ffc0b6ec35b6
弾劾無罪も復権険しく 忍び寄る捜査、共和党内紛含み トランプ氏
2/16(火) 7:05配信
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米共和党のマコネル上院院内総務(中央)=13日、ワシントン(AFP時事)
 【ワシントン時事】トランプ前米大統領に対する上院の弾劾裁判で13日に無罪評決が下り、トランプ氏は公職に就く資格を失う事態を免れた。

 ただ、共和党内ではトランプ氏に忠誠を誓う勢力と、トランプ氏の影響力排除を図る穏健派が混在。トランプ氏には選挙やビジネスをめぐる捜査の手も忍び寄り、復権へのハードルは高い。

 ◇違憲論で結束保つ
 「彼は共和党再建に動く準備ができている。来年の中間選挙に向け、やる気満々だ」。弾劾裁判での無罪評決後にトランプ氏と話したというグラム上院議員は14日、FOXニュースで本人の様子をこう明かした。

 弾劾手続きが進む中、トランプ氏は新党構想を周囲にほのめかすなどして共和党に圧力をかけてきた。その力の源泉は、選挙で票を生み出す自身の岩盤支持層の存在だ。

 弾劾裁判では共和党議員50人中43人が無罪票を投じた。党内の造反議員は、昨年の弾劾裁判でのロムニー議員1人から7人に増えたものの、うち6人は中間選挙の対象ではない。裏返せば、トランプ氏は選挙を控えた議員への不支持を示唆することで、影響力を行使できる。

 ただ、無罪票を投じた43人の動機は一様ではない。「成功した大統領をおとしめるパフォーマンス」(前駐日大使のハガティ議員)という正面からの反対もあれば、「説明責任を果たすのは刑事裁判が筋」(ティリス議員)と弾劾の在り方を理由に挙げる議員もいた。

 共和党上院トップのマコネル院内総務は、「退任後の弾劾裁判は違憲」と主張して無罪票を入れながらも、評決後は、連邦議会襲撃に関する責任は「疑いない」とトランプ氏非難に転じた。違憲論で無罪票を投じる所属議員の抵抗感を和らげ、党の結束を保ちつつ、トランプ氏の影響力低下を狙ったとみられる。

 ◇3方から捜査の手
 現職大統領でなかったこともあって弾劾を切り抜けたトランプ氏だが、私人に戻ったということは、大統領が持つ刑事免責特権の喪失も意味する。

 南部ジョージア州の郡地区検察は10日、トランプ氏が1月、大統領選勝利に必要な票を「見つける」よう同州高官に圧力をかけた問題で証拠保全を命令。来月にも大陪審を開き、本格捜査に乗り出す。

 東部ニューヨークのマンハッタン地区検察も昨年8月から、トランプ氏と一族企業に関連した経済犯罪について捜査している。首都ワシントンでは、連邦検察がトランプ氏を議会襲撃の捜査対象として排除しない方針を示す。

 トランプ氏はツイッターでの発信の機会を奪われ、退任以降、肉声を発していない。無罪票を投じた共和党のクレーマー議員は「彼には離れない支持があるが、その規模は今週以降減少する」と指摘した。

6428チバQ:2021/02/16(火) 10:06:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/b2cfeb822eb1f5d750b36833ee7dcdf43f9b59ed
米政界 なお波乱含み 弾劾「無罪」もトランプ氏追及続く
2/15(月) 16:16配信
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 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米前大統領は、連邦議会議事堂襲撃事件を扇動した責任を問われた弾劾裁判で有罪を免れたのを受け、2024年大統領選への再出馬をにらんだ政治活動を再開させる考えだ。ただ、共和党の一部では「トランプ離れ」の動きも目立ち始めたほか、民主党や司法当局は別の形でトランプ氏の責任追及を続けるとみられ、今後も波乱含みの展開となりそうだ。

 ■決着急いだ民主政権

 バイデン大統領は13日の声明で、議会襲撃を含めた一連の騒動に関し「米国史の悲痛な一章だ」と総括した上で「共にこの野蛮な争いを終わらせ、国の魂を癒さなくてはならない」と訴え、「トランプ後」の米国再建に向けて前進していく立場を打ち出した。

 バイデン氏は、「大統領選に大規模な不正があった」などとする虚偽の主張を繰り返して支持勢力による議事堂襲撃を引き起こしたトランプ氏の責任を明確化させるため、議会による同氏の弾劾手続きを支持する立場を表明してきた。

 ただ、上院の弾劾裁判で有罪評決を下すに十分な票を確保できる見通しがなかったことや、新型コロナウイルス対策や新政権高官の人事承認を優先させたい思惑から、裁判の長期化を避けたい意向を示していた。

 昨年の大統領選で民主党候補指名を争ったクロブシャー上院議員は14日、FOXニュースの番組で「トランプ氏には歴史の審判が下されることになる」とし、無罪評決でも裁判の意義はあったと強調した。

 ■内紛含みの共和党

 一方、共和党陣営は弾劾裁判で大多数の上院議員がトランプ氏に無罪票を投じる一方、評決後はマコネル上院院内総務を筆頭にトランプ氏と距離を置く発言が相次いだ。今後はトランプ氏を軸に党内抗争が活発化するのは確実だ。

 無罪票を投じた同党のクレーマー上院議員は議会紙ヒルに「トランプ氏には強固な支持勢力があるが、(一連の騒動で)規模は縮小した」と指摘した。

 かつてはトランプ氏と近く、次期大統領選への出馬が取り沙汰されるヘイリー元国連大使も米政治サイト「ポリティコ」に「彼は進むべきではない道を歩んだ。私たちは彼に従うべきでなかった」と批判し、同氏との決別を宣言した。

 ただ、共和党議員の大多数は、トランプ氏の擁護は控えつつも、来年の中間選挙で上下両院を奪還するには同氏の支持勢力の確保が不可欠であるとして、同氏との決定的な対立は避けている。党内での「トランプ氏優位」の構図は大きくは揺らいでいない。

 一方、トランプ氏は自身の弾劾訴追を支持した共和党下院議員と、弾劾裁判で有罪票を投じた同党上院議員に報復するため、来年改選を迎える議員に対し同党の予備選でトランプ派の新人候補をぶつけ、党を名実ともに「トランプ党」に変貌させたい考えだ。

 ■司法当局の捜査も

 マコネル氏は13日、上院での演説で「米国には刑事司法制度と民事訴訟がある。前大統領はいずれからの責任追及も免除されていない」と指摘し、弾劾裁判とは別に司法当局の捜査が今後も続いていくとの見方を示した。

 司法省は1973年、現職大統領を原則として起訴しないとの規定を設けたが、トランプ氏が退任したことで刑事捜査の対象になる可能性が高まった。

 既に南部ジョージア州では、トランプ氏が1月、ラフェンスパーガー州務長官に電話して大統領選の集計結果を覆すよう要請した問題に関し、州都アトランタを擁するフルトン郡の検察当局がトランプ氏に対する刑事捜査に着手した。

 東部ニューヨーク州の検察当局はトランプ氏の一族が経営する「トランプ・オーガニゼーション」の脱税や不正な資金取引の疑惑に関し捜査を続けている。

 一方、議会民主党は、米憲法修正14条に基づき、反乱に関与した当局者が公職に就くのを禁じる措置をトランプ氏に適用することを検討しているという。

6429チバQ:2021/02/16(火) 22:53:39
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-02-13/QOH421DWLU6U01
トランプ氏に無罪評決、内乱扇動の弾劾裁判-共和7人造反も不発
Steven Dennis、Billy House、Daniel Flatley
2021年2月14日 6:01 JST
更新日時 2021年2月14日 17:20 JST
トランプ前米大統領は13日、2度目の大統領弾劾裁判で無罪の評決を受けた。1月6日にトランプ氏を支持する集団が連邦議会議事堂に乱入した事件に関連し、内乱を扇動した罪で弾劾訴追されていた。

  上院で開かれた弾劾裁判の評決は、トランプ氏有罪が57、無罪が43。共和党7人が造反したものの、有罪に必要な3分の2に届かなかった。弾劾訴追とその原因となった議事堂乱入事件により、一部の支持者がトランプ氏を離れた可能性はあるが、今回の無罪評決は、2024年の大統領選出馬に道を開くものだ。

 トランプ氏は評決が出た直後の声明で、「私はこれまで常にそうだったが、今後も常に揺るぎない法の支配と法執行の英雄たち、米国民が悪意と憎悪を持たずに時の問題を平和的に堂々と議論する権利を擁護していく」と表明した。


  さらに「これからやらなくてはならない仕事は非常に多い。われわれは明るく輝かしい無限の未来を米国にもたらすビジョンと共にすぐに姿を現すだろう」と将来の政治活動に含みを持たせた。

  一方、バイデン大統領は13日に声明を発表し、「最終投票の結果、有罪評決には至らなかったが、責任の本質は論を待たない。われわれの歴史のこの嘆かわしいチャプター(章)は、民主主義が脆弱(ぜいじゃく)であり、常に守らなければならないとわれわれに思い起こさせた」と訴えた。

  民主党のシューマー上院院内総務も、5人がなくなった1月6日の出来事が「決して洗い落とせないドナルド・ジョン・トランプの汚点、不名誉」として、永遠に人々の記憶に残るだろうと述べた。

  弾劾訴追に関し、トランプ氏の言動を擁護した上院議員は共和党の中でもほとんどおらず、親しい関係にあるジョン・コーニン議員(テキサス州)でさえ議事堂への乱入が起きる前のトランプ氏の発言を「無謀だ」と指摘していた。だが、共和党を支持する有権者の間で同氏は熱狂的な人気を維持しており、ほとんどの議員が結局無罪に票を投じた。

  共和党のマコネル上院院内総務もトランプ氏の無罪に票を投じた。マコネル氏は議事堂乱入が起きる前から、選挙結果を覆そうとするトランプ氏の行動を批判していた。マコネル氏は無罪評決の後、トランプ氏は暴動をあおったことに対し「実質的にも道徳的にも責任がある」と非難。それでも既に大統領を退任しているため、弾劾という処罰はふさわしくないとの見解を示した。

6430チバQ:2021/02/16(火) 22:53:55
 マコネル氏は暴徒と化した人々の議事堂襲撃について、「選挙に負けて腹を立てていた地上で最も影響力ある男のとんでもないうそに扇動された」せいだと発言。「この国には刑事司法制度があり、民事訴訟もある」と述べ、トランプ氏が進行中の法的審判を受ける可能性に言及した。

  約1年前の最初の弾劾裁判では、トランプ氏に有罪票を投じた共和党議員はミット・ロムニー上院議員(ユタ州)だけだった。今回はリチャード・バー(ノースカロライナ)、ビル・カシディ(ルイジアナ)、スーザン・コリンズ(メーン)、リサ・マカウスキ(アラスカ)、ベン・サス(ネブラスカ)、パット・トゥーミー(ペンシルベニア)の6議員がロムニー氏に加わった。

6431チバQ:2021/02/17(水) 10:27:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/5b3c616061e0d79830069f666c28e84da561bb43
トランプ氏、共和幹部の交代要求 マコネル氏に「報復」 米
2/17(水) 9:09配信
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 【ワシントン時事】米共和党のトランプ前大統領は16日、声明を出し、同党上院トップのマコネル院内総務について「マコネルのような指導者では共和党は二度と尊敬されず、強くもなれない」として、交代を求めた。

 マコネル氏が弾劾裁判後にトランプ氏を非難したことに報復に出た形だ。

 声明でトランプ氏は「政治的洞察に欠き個性もないマコネルは、現状維持への献身で共和党を多数派から少数派に転落させた。状況は悪くなる一方だ」と猛批判。その上で「必要なら『米国第一』を支持するライバルを支援する」と、来年の中間選挙で共和党に対抗して独自の候補者擁立も辞さない考えを示した。

 共和党重鎮でトランプ前政権の4年間を支えてきたマコネル氏は13日の弾劾裁判の評決では無罪票を投じた。しかし、その直後の演説で、トランプ氏支持者による議会襲撃の責任が同氏にあるのは「疑いない」と非難していた。

 共和党内はトランプ氏に忠誠を誓う勢力と、「脱トランプ党」に転じようとするマコネル氏ら穏健派が混在し、内紛含みとなっている。

6432チバQ:2021/02/17(水) 21:09:31
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3332077.html
「悪魔の軍団」に加入、トランプ氏有罪票の共和党議員に親族から非難
2021/02/17 10:27AFPBB News

「悪魔の軍団」に加入、トランプ氏有罪票の共和党議員に親族から非難

米共和党のアダム・キンジンガー下院議員(2020年9月16日撮影)。(c)KEVIN DIETSCH / POOL / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】米国のドナルド・トランプ前大統領の弾劾裁判で有罪票を投じた共和党の下院議員が、親族11人から「悪魔の軍団」に加わったと非難されている。

 米紙ニューヨーク・タイムズは15日、6期目のアダム・キンジンガー下院議員(イリノイ州選出)が親族から送られた怒りの手紙を掲載した。

 その手書きの手紙には「あなたは私たちと神をどれだけ失望させるのか!」とあり、「あなたはキリスト教の原則に反し、『悪魔の軍団』(民主党とフェイクニュース・メディア)に加わった」と同氏を非難。さらに民主党の「社会主義の理念」に陥ったキンジンガー氏は親族の「恥」だと糾弾している。

 この手紙は米政治陣営の二極化のみならず、トランプ政権後の方針を決めようとしている共和党内部の深い分裂も示している。トランプ前大統領の支持者らは、同氏と決別しようとしている共和党議員たちに激怒している。

 キンジンガー氏はニューヨーク・タイムズに対し、2ページに及ぶ手紙はいとこのカレン・オットー氏が書いたもので、11人の親族が署名していると語った。

 オットー氏は同紙に、「私はアダムが疎外されることを望んだ」と語った。

 トランプ氏の弾劾裁判では、下院で10人、上院で7人の共和党議員が有罪票を投じたが、その多くは地元選挙区での反発に直面している。 【翻訳編集】AFPBB News

6433チバQ:2021/02/20(土) 12:57:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/4c4290b33e026a0366fee8f143fded23f5729508
バイデン米政権、実績作り急ぐ 世論追い風に現実路線 就任1カ月
2/20(土) 7:25配信
就任後初の対話集会に臨むバイデン米大統領=16日、中西部ウィスコンシン州ミルウォーキー(AFP時事)
 【ワシントン時事】バイデン米大統領の就任から20日で1カ月。

 政権はこの間、新型コロナウイルス対策や地球温暖化対策などで、トランプ政権の路線を矢継ぎ早に転換した。ツイッターを武器に対立をあおったトランプ前大統領の「劇場型政治」とは一変。世論の一定の支持を追い風に、現実路線で実績を積み上げようと急ぐ。

 「69%の人が私のコロナ対策を支持している。米国はさほど分断されていない」。バイデン氏は就任後初となった16日の対話集会で政権の滑り出しに胸を張った。

 バイデン氏が1カ月で署名した行政命令は「大統領令」の名が付くものだけで32本。トランプ政権の同時期の12本、オバマ政権の15本と比べ、政策決定の素早さが目立つ。

 日々の発信は報道官に譲り、バイデン氏が肉声を発する機会は少ない。オバマ政権で経験を積んだ高官に囲まれ、懸念されたバイデン氏の「失言」も影を潜める。波乱に満ちた前政権と異なり「政治が退屈なのは良いこと」と論評する識者もいる。

 一方、バイデン氏は「超党派」の政治を理想に掲げながら、現実主義的な側面も見せるようになった。野党共和党が反対する政権のコロナ対策をめぐり「苦しんでいる米国民を救うか、長い交渉で行き詰まるかの選択なら、答えは簡単だ」と、与党単独の成立にあっさりゴーサインを出した。

 対中政策では「先に進まなければ、中国はわれわれのランチを食べてしまう」と強硬姿勢を強調。ただ、2年前の演説では「中国がわれわれのランチを食べてしまうかって?  冗談よせよ」と、正反対の発言をしており、変わり身の早さが波紋を呼ぶ。

 議会上下院で与党が多数派を握り、コロナ感染者が減少に向かうなど、政権には追い風が吹く。ただ、地球温暖化対策やインフラ投資などの具体策では今後、民主党左派からの突き上げや共和党の反対が強まると予想され、「ハネムーン期間」で政権を安定軌道に乗せられるかが鍵を握る。

6434チバQ:2021/02/20(土) 12:58:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/129e9d06967144172f44c86b5ac4c27fd78a321f
1400万人が飲料水確保できず 米テキサス州、寒波で水道管破裂
2/20(土) 8:33配信
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19日、米南部テキサス州オースティンで、水として使用するため、雪をかき集める男性(AFP時事)
 【ニューヨーク時事】米南部テキサス州などを襲った記録的寒波で、米メディアは19日、水道管の破裂などにより、同日時点で州内の1400万人以上が安全な水を確保できない状況にあると報じた。

 一方、一時数百万戸に上った大規模停電は大半が復旧した。

 CNNテレビによると、全米の死者は少なくとも50人になった。

 テキサス州では14日から記録的な大雪と低温に伴う暖房需要の増加で停電が発生。大半が復旧したものの、19日夕時点で依然14万戸以上が停電している。さらに、凍結による水道管の破裂が続発。水道管の水圧低下に伴う水質悪化への懸念から各地で飲料用に水を沸騰させるよう促す勧告が出され、影響は州人口の半数に及んでいる。

6435チバQ:2021/02/20(土) 21:58:56
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2021022001001955.html
NY州クオモ知事、苦境に 死者数の隠蔽疑惑で捜査開始
2021/02/20 19:48共同通信

NY州クオモ知事、苦境に 死者数の隠蔽疑惑で捜査開始

クオモ米ニューヨーク州知事=2020年5月27日(AP=共同)

(共同通信)

 【ニューヨーク共同】米国の新型コロナウイルス対応で指導力を発揮し、称賛された米東部ニューヨーク州のクオモ知事(民主党)が、高齢者施設でのコロナ感染による死者数を隠蔽したとの疑惑を受け苦境に立っている。連邦捜査局(FBI)と検察も捜査を開始、来年の知事選での4選に暗雲が漂い始めた。

 知事は19日の記者会見で重ねて隠蔽を否定。州が施設の死者数を大幅に修正したのは、情報提供の「遅れ」だったと弁明し、批判は対立する共和党などの政治的思惑によるものとの立場を貫いている。

 一部米メディアは、施設入所者が死亡した場合に、クオモ氏が法的免責を与えるよう動いたと報道した。

6436チバQ:2021/02/24(水) 16:10:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ac7dd9fbf79f4c53ab007ce4474386d5f45af19
米上院、国連大使の人事承認 再登板の農務長官も
2/24(水) 14:38配信

 【ワシントン時事】米上院は23日、バイデン大統領が国連大使に指名したリンダ・トーマスグリーンフィールド元国務次官補(アフリカ担当)(68)の人事案を採決し、賛成多数で承認した。

 国連など国際機関との協力強化を掲げるバイデン政権の外交を支える。

 共和党にはトーマスグリーンフィールド氏が中国に融和的だと指摘する声もあったが、同氏は1月の公聴会で「中国の権威主義的な姿勢に立ち向かう」と表明していた。ブリンケン国務長官は声明で、国連大使の承認によって「国際舞台での米国の指導力を回復し拡大するという、バイデン大統領の取り組みが強化される」と強調した。

 上院は23日、農務長官に指名されたトム・ビルサック元アイオワ州知事(70)の人事案も賛成多数で承認した。ビルサック氏は知事退任後、オバマ前政権の農務長官を務め、4年ぶりの再登板。

6437名無しさん:2021/02/26(金) 12:47:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b95106ed5daf924f5ba8dbb069affcbd3c7d7fa
米軍、シリアの親イラン系勢力に空爆 バイデン政権下で初
2/26(金) 11:46配信
産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】米国防総省のカービー報道官は25日、米軍がシリア東部にある親イラン系のイスラム教シーア派武装勢力の施設に対して空爆を実施したと発表した。バイデン政権が親イラン勢力を対象に空爆を行ったことが明らかにされたのは初めて。

 報道官によると、今回の作戦はバイデン大統領の指示で実施された。2月中旬以降に相次いだイラクの米軍関連施設に対する攻撃への対抗措置だと指摘し、「大統領は米国や有志国連合の人員を守るために行動するという明確なメッセージを(イランに対して)送るものだ」と強調した。

 空爆では、カティブ・ヒズボラやカティブ・サイード・シュハダなどの親イラン系勢力が利用する、国境管理地点にある複数の施設が破壊されたとしている。

 報道官はまた、今回の作戦に関し「シリア東部とイラクでの情勢がエスカレートするのを防ぐために実施した」と説明した。

 イラク北部アルビルでは15日、米軍駐留拠点がロケット弾攻撃を受け、1人が死亡、米兵を含む少なくとも9人が負傷した。22日にはバグダッドの在イラク米大使館が位置する旧米軍管理区域が攻撃され、米政権は親イラン系勢力の仕業との見方を強めていた。

6438チバQ:2021/02/28(日) 22:57:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/50f891a8a6cc7803bc310c2d9320c7ffa9156cfc
クオモ米NY州知事、元側近がセクハラ告発 1週間で2人
2/28(日) 17:03配信
【AFP=時事】米ニューヨーク州のアンドルー・クオモ(Andrew Cuomo)知事(63)の元側近の女性2人が、クオモ氏からセクハラを受けたと相次いで告発した。本人はいずれも否定している。

 告発者の一人は、クオモ氏の保健政策顧問を務めていたシャーロット・ベネット(Charlotte Bennett)氏(25)。ベネット氏は米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)に、クオモ氏から昨年6月にセクハラを受けたと述べた。

 ベネット氏によると、クオモ氏は20代の女性との交際に抵抗がないと語り、恋愛において年齢差が関係あると思うかとベネット氏に尋ねた。

 クオモ氏は体に触れようとはしなかったものの、ベネット氏は「知事が私と肉体関係を持ちたかったことは分かった。非常に不快で、恐怖を覚えた」とニューヨーク・タイムズに語っている。

 クオモ氏は27日、声明で「ベネット氏に言い寄ったことはなく、不適切な行動を取るつもりもなかった」と釈明した。

 クオモ氏に対するセクハラの告発は、ここ1週間で2度目。今月24日、2015〜2018年にクオモ氏の側近を務めたリンゼー・ボイラン(Lindsey Boylan)氏(36)が、在職期間中に同氏からセクハラを受けたとブログで告白した。

 ボイラン氏は、クオモ氏から不意にキスされ、負けたら服を脱ぐゲームに誘われ、「腰や腕、脚を触られた」と主張している。

 10年にわたってニューヨーク州知事を務めるクオモ氏は昨年、新型コロナウイルス対策において高い評価を受けた。しかし、最近では同州の介護施設の死者数の公表をめぐる対応に批判が集まっていた。【翻訳編集】 AFPBB News

6439チバQ:2021/03/04(木) 09:58:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/3948b641078ff0fe2a0a9fc7da08a0076333684b
クオモ州知事、辞任を否定 女性3人がセクハラ告発
3/4(木) 7:20配信

米ニューヨーク州のアンドルー・クオモ知事(2021年2月22日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】女性3人からセクハラの告発を受けている米ニューヨーク州のアンドルー・クオモ(Andrew Cuomo)知事(63)は3日、辞任はしない意向を示した。

 クオモ氏は先週のセクハラ疑惑浮上後初となった記者会見で「私は辞任するつもりはない」と明言。一方で、「苦痛」をもたらしたことを謝罪し、自分が人々に「不快感」を与える行動をとっていたことを今では理解していると述べた。

 クオモ氏は「意図的ではなかった。心から深くおわびする。非常に申し訳なく思っており、率直に言って恥ずかしく思う。これは簡単に言えることではない」とし、レティシア・ジェームズ(Letitia James)州司法長官が率いる独立調査に「全面的に協力する」と述べた。

 クオモ氏に対しては、元側近を含む女性3人が、体を触られたり、口にキスをされたり、性的なコメントを発せられたりしたと相次いで告発していた。【翻訳編集】 AFPBB News

6440チバQ:2021/03/04(木) 13:51:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/75cb8cae798bf2b80856955a4dd59b2555edcf2a
クオモNY州知事にセクハラ疑惑続々 告発に謝罪、辞任は否定
3/4(木) 13:47配信
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記者会見するニューヨーク州のクオモ知事=2021年3月3日、AP
 米東部ニューヨーク州のクオモ知事(民主党)にセクハラ疑惑が相次ぎ、クオモ氏は3日の記者会見で「不快な思いをさせたとすれば申し訳ない」と謝罪する一方、辞任は否定した。新型コロナウイルスによる高齢者施設での死者数を過少公表し、隠していた疑惑もあり、身内である民主党の州議員からも辞任を求める声が出ている。

 セクハラ疑惑は昨年12月、クオモ氏の側近だった女性(36)が告発。2月下旬に詳細を明らかにし、突然キスされたり、脱衣ゲームをしようと言われたりするなどしたと訴えた。また、米メディアによると、別の元側近の女性(25)も「年上の男性との性体験の有無」などを聞かれ、拒否すれば「自分の仕事は終わると思った」と訴えた。

 クオモ氏は2月28日、「無神経であまりに私的だったかもしれない」などと謝罪する声明を発表。だがその後、別の女性(33)が、知人の結婚式でほおや腰に手を当てられ、キスしてもいいかと聞かれたと告発し、計3人の女性がセクハラを訴える事態になっている。州のジェームズ司法長官は、疑惑について調査を始めた。

 クオモ氏は3日の会見で「不適切な体の触り方をしたことはない。誰かを不快にさせているとは知らなかった」と強調。「人々にキスをするのは私にとっては普通の習慣的なあいさつだった。(同州知事だった)父親もそうだった」などと釈明し、「(それは間違っていると)教訓を学んだ」と語った。クオモ氏は辞任を求める州議員らを念頭に「政治問題にしようとしている」と批判しており、「私は州民に選ばれた」と辞任を否定した。

 クオモ氏をめぐっては、高齢者施設での新型コロナ感染による死者数を意図的に過少公表していた疑いでも、米連邦捜査局(FBI)などが捜査を始めている。クオモ氏は新型コロナへの対応をめぐり、事態を軽視するトランプ前大統領とは対照的に連日、記者会見を開き、支持率が上昇した。一方で、専門家が外出禁止令を出すよう助言していたのに対応が遅れたとの批判もある。クオモ氏は2011年から現職で、現在3期目。【ニューヨーク隅俊之】

6441名無しさん:2021/03/06(土) 13:28:17
変な人の記録

https://news.yahoo.co.jp/articles/7ac1a11a4d52f61a63a0894bf3f5bcea11a5d711
米国でいま広がっている「トランプ派狩り」は「文化大革命」なのか?
2/9(火) 6:01配信
現代ビジネス

大原 浩(国際投資アナリスト)

最終更新:2/9(火) 6:01
現代ビジネス

6442チバQ:2021/03/08(月) 09:59:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/f30c2697577a506df054c1389e10c04563497255
米、未成年の不法越境急増 バイデン政権、対応に苦慮
3/8(月) 7:22配信

メキシコの対米国境の都市マタモロスにある収容施設で、米国入国の機会を待つ移民希望の子供=2月22日(AFP時事)
 【ワシントン時事】メキシコ国境経由で米国入りを目指す中米諸国からの移民希望者が、急増している。

 とりわけ保護者が同伴しない未成年者の増加が目立つ。不法越境者に「摘発強化」で臨んだトランプ前政権からの方針転換を目指すバイデン大統領は、難しい対応を迫られている。

 ロイター通信によると、2月にメキシコ国境で拘束された不法越境者は10万人近くに上り、2月としては2006年以来の高水準。3月3日には4500人以上が拘束されたといい、増加傾向はさらに加速しそうだ。

 中でも深刻なのが未成年者の単独越境。米メキシコ国境は現在、新型コロナウイルス感染防止策の一環で通過が制限され、不法越境者も原則として送還されるが、未成年者は米当局に保護する義務が生じる。移民支援活動に携わる弁護士は、AFP通信に「子供を単独で送り出すことが(移民を目指す)親にとって唯一の選択肢になっている」と説明する。

 だが、未成年の単独越境は人身売買業者の標的になる危険が伴う。人数の急増で収容施設の確保も課題となっており、サキ大統領報道官は5日の記者会見で「安全かつ人道的に収容できる施設を探している」と説明。暫定措置として、軍施設などへの収容も検討中と報じられる。

 バイデン氏は先月、前政権が不法越境者急増を理由に発令した「国家非常事態宣言」を取り消し、宣言を根拠とするメキシコ国境への壁建設予算調達も停止。移民政策の抜本改革を打ち出している。強硬措置に訴えるわけにはいかない。

 共和党からは批判の声も上がっている。トランプ前大統領は5日の声明で「バイデン政権の悲惨な指導力のせいで、国境は完全に手がつけられない状態だ」と主張。不法越境者について「多くは犯罪歴があり、新型コロナをまき散らす」と非難し、排除を訴えた。

6443チバQ:2021/03/08(月) 15:28:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/1cc8986b6b341f2f84583ef7ef3bf1f6cf824f05
GAFA解体論者が米政権入り ウー氏、バイデン大統領を補佐
3/6(土) 11:36配信
【ワシントン=塩原永久】バイデン米政権は5日、巨大IT企業の解体論者として知られる米コロンビア大教授のティム・ウー氏を大統領特別補佐官(技術・競争政策担当)に起用したと発表した。グーグルやフェイスブックなど「GAFA(ガーファ)」と呼ばれる米IT大手4社に対して、規制強化を進める狙いがあるとみられる。

 サキ大統領報道官は5日の記者会見で、「バイデン大統領は巨大ITによる権力の乱用に立ち向かう姿勢を明確にしてきた」と説明し、ウー氏が「市場競争の促進や独占の是正などの問題に関して大統領の取り組みを支援する」とした。

 ウー氏はコロンビア大を離れ、ホワイトハウスで経済政策の司令塔を担う国家経済会議(NEC)のメンバーとなる。同氏は反トラスト(独占禁止)法を専門で、インターネットなどの情報通信分野に詳しい。

 GAFAなどの市場を支配するIT企業について、ウー氏は、新規参入の障壁になっており「起業の『冬の時代』に突入」したと批判。競争を活発化させて消費者の利益に高めるためには、反トラスト法による企業分割などの抜本策が必要だと主張している。

 ウー氏の政権入りについて、巨大IT解体論に言及したことがある民主党左派のウォーレン上院議員らが歓迎する声明を出した。

 米当局は昨年、反トラスト法違反でグーグルとフェイスブックを提訴した。交流サイト(SNS)などへの投稿内容でIT企業の免責を認めた米通信品位法をめぐっても、政府がIT大手に対し、規制強化を通じて厳しく対処するよう求める声が強まっている。

6444チバQ:2021/03/08(月) 15:30:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/65de27e0671e6458810203d3a939c41844b5c2d4
ディズニーランド、4月にも再開 「ゲスト迎えるの待ちきれない」
3/6(土) 10:30配信
 米娯楽大手ウォルト・ディズニーが米西部カリフォルニア州で運営する「ディズニーランド」などのテーマパークが、4月にも営業を再開する見通しとなった。州当局が再開を許可する基準を定めた。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、昨年3月から1年間にわたり営業を見合わせてきた。

 再開が見込まれるのは「ディズニーランド・パーク」と「ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パーク」の各テーマパーク。州当局は、地元のコロナ感染の陽性率などが一定基準以下に収まっている場合に限り、4月1日からの段階的な営業再開を認めるとした。

 米メディアによると、足元の状況で再開の条件をほぼ満たしているという。感染状況がさらに改善すれば、入場定員や屋内飲食などの制限を徐々に緩めていく。

 ディズニー幹部は「パークの今春再開に道筋がついたことに、勇気づけられている。ゲストを再び迎えるのが待ちきれない。開業日は近く共有したい」との声明を出した。

 ディズニーが米国で展開する主要テーマパークのうち、南部フロリダ州にある「ディズニーワールド」は昨年7月から営業を段階的に再開していた。一方、カリフォルニア州はコロナ感染を防ぐため厳しい規制を敷き、営業再開に慎重な姿勢を貫いてきた。カリフォルニア州の1日あたりの新規感染者は、1月上旬の約4万人から最近では5千人以下まで減り、最悪期を脱していた。(ニューヨーク=江渕崇)
朝日新聞社

6445チバQ:2021/03/09(火) 15:26:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb40fa7cc101b17b24680a88ef3f0580c1d5e6b9
女性2人を統合軍司令官に 米大統領、多様性強調
3/9(火) 14:11配信
 【ワシントン時事】バイデン米大統領は8日、陸海空軍と海兵隊などの軍種で構成する統合軍の司令官に女性2人を指名すると発表した。

 上院が承認すれば、米史上2、3人目の女性統合軍司令官になる。閣僚だけでなく、軍幹部の人事でも性別や人種の多様性を重視する姿勢を強調した形だ。

 バイデン氏は、ジャクリン・バンオボスト空軍大将を兵たん、輸送を担当する輸送軍司令官、ローラ・リチャードソン陸軍中将を中南米を担当する南方軍司令官に指名した。リチャードソン氏は大将に昇格する。

6446名無しさん:2021/03/10(水) 19:59:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/7770657d9d2f12d6e4cd0b4f0f5413df0439bad6
コロナ禍の米国民、48%が「希望」感じる 1年前から大幅増
3/7(日) 18:30配信
CNN.co.jp
(CNN) 新型コロナウイルスの収束などについて希望を抱けるとする米国民が48%と昨年の20%から倍増以上になっていることが最新世論調査で7日までにわかった。

この比率は新型コロナのワクチンを少なくとも1回接種した層では61%を記録。また、収束などへの期待感が最も強かったのは65歳以上、民主党支持者に接種を既に受けている国民だった。

今回調査は米ニュースサイト「アクシオス」と調査企業「イプソス」が先月26日から今月1日にかけて実施。対象者は全米規模で各層を代表し得る18歳以上の成人1088人だった。

昨年の同様調査では回答者の41%がコロナ禍に見舞われるなかでの気持ちを問われ、ストレスを感じるもしくは心配しているとの言い方が最も適切と答えていた。26%は打ちひしがれているもしくは限界と告白し、怒りを覚えるとしたのは19%。16%は悲しいし落ち込んでいるとしていた。

今回調査では、コロナ禍に伴うこれらの感情の落ち込みはまだ残っているものの昨年と比べ減っていることも判明。アクシオスによると、ストレスなどを感じるとしたのは20%だった。

支持政党別に見た場合、コロナ禍に伴ううっ積感は民主党の方がより強い可能性も判明した。

回答者の65%はコロナ禍以前の正常な日常生活への開始には少なくとも半年が必要との判断を示した。この期間内では無理としたのが33%で、先週実施した同様調査時の26%からは上昇していた。

6447名無しさん:2021/03/10(水) 20:01:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/695431356b873c7d008f3c1be826b86e5cba965c
バイデン大統領、コロナ制限緩和の州を批判 「ネアンデルタール人の考え方」
3/4(木) 11:53配信
CNN.co.jp
(CNN) バイデン米大統領は4日までに、テキサス州とミシシッピ州が米疾病対策センター(CDC)などの要請に反して新型コロナウイルス関連の制限を解除したことに触れ、両州の指導者の判断を「ネアンデルタール人の考え方」と批判した。

バイデン氏はテキサス州のアボット知事とミシシッピ州のリーブス知事による制限解除の判断について聞かれ、「大きな誤りだと思う。マスク着用が違いを生むということを今では誰もが理解していることを望む」と発言。ワクチン接種の進展にも言及し、「この病気の性質を根本的に変化させることができる一歩手前まで来ている」との認識を示した。

そのうえで「最もしてはいけないのは、何も問題ない、マスクを外そう、コロナのことは忘れようというネアンデルタール人の考え方だ」と述べ、新型コロナの1日当たりの死者数を記したカードをポケットに持ち歩いていることを明かした。

バイデン氏はこの日、ホワイトハウスの執務室で超党派議員団とがん撲滅について協議した。

新型コロナに関しては、一部の州の情報発信の内容にはむらがあるが、引き続き指針を守ってほしいと米国民に要請。「科学に従うことが極めて重要だ。熱い湯で頻繁に手を洗う、マスクを着用する、対人距離を取る。どれも皆さんは分かっていることだと思う。選挙で選ばれた一部の当局者にも分かっていて欲しかったのだが」と述べた。

アボット、リーブス両知事は今週、それぞれの州でマスク着用義務を解除し、事業所の営業も全面再開を認めると発表した。ただ、保健分野の専門家からは、変異株の感染拡大が続く中で制限を解除すれば、感染再燃を招きかねないと警鐘を鳴らす声が出ている。

6448チバQ:2021/03/11(木) 22:32:57
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20210310-567-OYT1T50206.html
東日本大震災時の駐日米国大使・ジョン・ルース氏インタビュー
 【ロサンゼルス=久保庭総一郎】2011年の東日本大震災の発生時、駐日米国大使として被災地支援に尽力したジョン・ルース氏(66)が、オンラインで本紙のインタビューに応じた。「第2次世界大戦以来、最大の危機に陥った日本を米国が助けることができた事実は、この先何年も両国関係に恩恵をもたらすだろう」と述べ、日米関係の深化に期待を示した。

 地震発生直後、オバマ大統領(当時)からの指示は明確だった。「『これは人道危機だ。日本が必要なことはなんでもやれ』ということだった。予算も装備も制約はなかった」という。

 津波が襲い、東京電力福島第一原発事故が起きる中、初動時の課題は日米間の情報共有だった。「当時の日本政府は手いっぱいだった。東北で何が起きているのか。流動的な部分が多く、(日米が)同じ情報に基づいて作業することが困難だった」。米国側は衛星写真を分析し、原子力専門家による助言を日本に対して行ったという。

 避難対象エリアの設定では、日本政府が「原発半径20キロ」としたのに対し、米国は「50マイル(約80キロ)」とし、圏内に在住する米国人に避難勧告を出した。民間人保護の観点から専門家の判断を仰いだという。

 その一方で、在京大使館の一時閉鎖や移転を決める国が出始める中、米大使館は東京から動かさなかった。「多くの国が、米大使館が退避すれば、それに続こうとしていた。我々には危機下で日本にとどまり、支援を決意する方が重要だった」と振り返った。

 震災後は、両国の次世代リーダー育成事業「トモダチ・イニシアチブ」創設に尽力。この10年で日米から1万人近くの若者が参加した。「震災で、つながりの必要性を痛感した。米国にできることは、両国の絆を強化し続けること、特に若者への投資に力を入れていくことだ」と語った。

 米国も地震リスクを抱える。「そうならないことを祈るが、大震災で日本の専門知識が必要になる事態になれば、日本も米国のために立ち上がってくれると信じている」と述べた。

6449チバQ:2021/03/11(木) 22:39:43
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20210311k0000m030393000c.html
米司法長官にガーランド氏承認 議事堂乱入事件の捜査加速か
2021/03/11 22:15毎日新聞

米司法長官にガーランド氏承認 議事堂乱入事件の捜査加速か

メリック・ガーランド氏=AP  

(毎日新聞)

 米上院は10日、バイデン大統領(民主党)が司法長官に指名したメリック・ガーランド連邦高裁判事(68)の人事案を賛成多数で承認した。ガーランド氏は2016年、保守派最高裁判事の死去を受け、民主党のオバマ大統領(当時)から判事に指名されたが、上院で多数を占めた共和党が審議を拒否し、就任できなかった経緯がある。

 ガーランド氏は連邦検事などを経て1997年から首都ワシントンの連邦高裁判事。判事としては穏健派として知られる。10日の本会議採決では共和党トップのマコネル院内総務らも賛成に回り、賛成70、反対30で承認された。

 ガーランド氏は検事として、95年に起きたオクラホマシティー連邦政府ビル爆破事件の捜査を主導した。承認公聴会でも白人至上主義や極右グループ、国内テロとの戦いを司法省の優先課題に据えると宣言した。同氏の就任で、今年1月のトランプ前大統領支持者らによる連邦議会議事堂乱入事件の捜査が加速するとみられている。

 またガーランド氏は、バイデン政権の掲げる人種差別解消に向けた司法制度改革や、IT企業規制の是非、連邦レベルの死刑制度存廃などの議論に取り組むことになる。【ワシントン高本耕太】

6450チバQ:2021/03/12(金) 22:46:29
https://www.asahi.com/articles/ASP3D36L3P3CUHBI00S.html?iref=com_inttop_samerica_list_n
大麻の合法化案、メキシコ下院で可決 麻薬組織に対抗
サンパウロ=岡田玄

2021年3月12日 10時44分
 メキシコ下院は10日、娯楽目的の大麻使用を合法化する法案を、賛成多数で可決した。今後は上院で審理される。ロペスオブラドール政権は麻薬カルテルの資金源を断つためにも法案を後押ししており、娯楽目的の使用が実現すれば、米州ではウルグアイ、カナダについで3カ国目となる。

 10日に下院で可決された法案では、18歳以上の個人に28グラムまでの所有を認め、娯楽目的での使用を認める。また、自分で使うために、大麻の苗を6本まで個人で栽培できる。ただ、許可なく28グラムを超えて所持した場合、200グラムまでは罰金、200グラムを超えると刑事罰が科せられる。このほか、大麻の栽培や加工、販売、輸出入について国が免許を与え管理する。

 メキシコでは、暗躍する麻薬カルテルが大麻などの薬物の流通を牛耳り、資金源としている。歴代政権はカルテルの取り締まりに力を入れてきたが、ロペスオブラドール政権は「麻薬戦争」では解決になっていないとして反対。代わりに、大麻を条件付きで合法化し、生産から流通まで政府の管理下に置くことで、カルテルの資金源を断とうとしている。

 ただ、国内の世論は慎重だ。メキシコの有力紙エル・フィナンシエロの世論調査では、58%が「大麻使用を法で認めるべきではない」と回答した。

 米州では医療用大麻の使用を認める国が広がっているが、娯楽目的ではウルグアイとカナダにとどまる。米国では複数の州で娯楽目的の使用が合法化されているが、連邦法では禁止されたままだ。仮に人口1億2千万人を超すメキシコで合法化されれば、人口規模では最大の大麻市場となるため、カナダや米国の企業がすでに関心を寄せていると報道されている。

 大麻合法化法案は昨年11月に上院で可決されていたが、下院は調査を理由に採決を延期していた。今回、下院で法案が修正されたため、再び上院で審議される。(サンパウロ=岡田玄)

6451名無しさん:2021/03/15(月) 19:04:53
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20210314k0000m030091000c.html
米、アジア系へのヘイトクライム再燃 暴力性増し、殺人事件まで
2021/03/14 17:54毎日新聞

米、アジア系へのヘイトクライム再燃 暴力性増し、殺人事件まで

アジア系住民へのヘイトクライムに抗議する集会で「私たちの痛みがわかりますか」と手書きしたボードを抱える女性ら=米西部カリフォルニア州ロサンゼルスで2021年3月13日、福永方人撮影

(毎日新聞)

 米国でアジア系住民に対するヘイトクライム(憎悪犯罪)がまた多発している。いきなり暴力を振るわれる悪質な事件が少なくなく、死者も出たほか、日本の寺も放火などの被害を受けた。日系だけでなく、アジア系社会に不安と怒りが広がっている。【ロサンゼルス福永方人】

 ◇「外出も怖い」震える住民

 「(人種間の)対立の上に成り立つこの国の社会構造に怒ることにもう疲れました」

 西部ロサンゼルスのリトルトーキョーで今月13日に開かれたアジア系への暴力に対する抗議集会。タイ系米国人女性のタニー・ジラプラパスクさんは、スピーチで涙ながらに訴えた。中国が発生源と疑われる新型コロナウイルスの感染が米国で広がり始めた2020年2月、ロサンゼルスの地下鉄車内で男から「あらゆる疫病は中国から来る。中国人は最低だからだ」などと差別的な暴言を浴びせられたという。

 集会には日系や中国系、韓国系など1000人以上が参加。「目を背けないで。ヘイトを止めよう」と手書きしたボードを掲げるなどして怒りの声を上げた。日系米国人の大学生、キャリス・ドイさん(21)も大学で、新型コロナを広めたとのデマを流された経験を持つ。「最近は自分も狙われないかと心配で、家から出るのも怖い。同じような気持ちの人たちと集まれば少しは心が安らぐのではないかと思い、参加しました」と話した。

 ◇主要16都市で前年の2.5倍に

 アジア系へのヘイトクライムは、新型コロナの感染が拡大した約1年前から全米各地で相次いでいる。だが、最近は暴力性の強い事件が続く。

 1月28日には西部サンフランシスコで、朝の散歩中だったタイ系男性(84)が道路を渡って突進してきた男に突き飛ばされて、脳出血で2日後に死亡した。男は19歳の黒人で、殺人などの容疑で逮捕された。CNNテレビによると、遺族は以前から「お前たちがコロナを持ち込んだ」と叫ばれ、唾を吐きかけられるなどの被害に遭っていたという。

 1月31日には隣のオークランドのチャイナタウンで、歩道を歩いていたアジア系の男性(91)が後ろから男にいきなり押し倒された。CBSテレビによると、チャイナタウン周辺では2月にも、アジア系に対する犯罪が2週間で18件起きたという。

 放火などに遭った日本の寺は、ロサンゼルスの東本願寺別院だ。地元紙などによると、2月25日夜、白人とみられる男が柵を乗り越えて院内に侵入し、ちょうちん台に火を付け、灯籠(とうろう)を倒したり石を投げ込んだりした。警察がヘイトクライムの疑いで捜査している。

 東部ニューヨークでもアジア系への暴行事件が続発している。2月3日には地下鉄の車内で、フィリピン系の男性(61)が男にカッターナイフで顔を切りつけられ、約100針を縫う大けがをした。地元警察によると、市内では20年、アジア系を狙ったヘイトクライムが少なくとも28件あり、前年の3件から急増している。

 ロサンゼルスとニューヨークの日本総領事館は今月、在留邦人にメールを送るなどして注意喚起した。

 カリフォルニア州立大サンバーナディーノ校の憎悪・過激主義研究センターの調査によると、全米の主要16都市で20年、アジア系に対するヘイトクライムは122件あり、前年の2・5倍に増えた。また、人権団体「ストップAAPIヘイト」によると、アジア系へのヘイトクライムや言葉による嫌がらせなど差別事案の報告件数は、集計を始めた20年3月19日から同年末までに2808件あった。

 ヘイトクライムの原因として、歴史的に根強いアジア系への差別意識がコロナの流行により顕在化したほか、トランプ前大統領がコロナを「中国ウイルス」と呼んだことなどが指摘されている。アジア系の支援団体「アジア系米国人アドバンシング・ジャスティス」のジョン・ヤン代表はそうした見方に加え、「コロナ禍で心身共に不安が高まり、人々が攻撃的になっているのではないか」と分析している。

 バイデン大統領は今月11日の国民向けの演説で、「残忍なヘイトクライムにより、アジア系米国人は通りを歩くだけでも恐怖を感じている。(ヘイトクライムは)米国の価値観に反する。止めなければならない」と呼びかけた。

6452チバQ:2021/03/16(火) 09:50:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/9856ab645d2058281a90cf8c90b728fa91f8c89e

米上院、先住民初の閣僚承認 内務長官にハーランド氏
3/16(火) 9:06配信
 【ワシントン時事】米上院は15日、デブ・ハーランド民主党下院議員(60)を内務長官に充てる人事案について採決を行い、賛成多数で承認した。

 ハーランド氏は米国の先住民初の閣僚で、多様性を重視するバイデン政権を象徴する人事となった。

 内務省は国立公園など連邦所有地の管理、天然資源・野生生物の保全のほか、先住民政策を所管する。野党共和党には、ハーランド氏が左派色の濃い地球温暖化対策「グリーン・ニューディール」への支持を表明し、パイプライン建設反対運動に携わったことなどから、長官起用に難色を示す向きが強かった。

 ハーランド氏は2018年の中間選挙で、先住民女性として初めて下院議員に当選した。上院での採決前、ツイッターへの投稿で「先住民女性が長官に承認されれば、(誰にでも機会があるという)米国の約束がすべての人々に当てはまることになる」と意欲を示していた。

6453名無しさん:2021/03/20(土) 19:26:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/34932cc62e25b54fd49369f06f63856804d1cff7
米、崩れる軍事的均衡に焦り 中国、予想上回る軍拡ペース
3/20(土) 7:40配信
時事通信
 【ワシントン時事】中国が急速に軍備拡張を進める中、米国では崩れつつある米中の軍事的均衡に焦りが強まっている。

 自信を深める中国が台湾や南シナ海、東シナ海で軍事活動を活発化。米国に代わり、地域覇権を握ろうとする動きを加速させているためだ。

 「負け続きだ」。米軍筋は台湾や日本周辺有事を想定した紛争シミュレーションで、米軍が中国に敗北するケースが常態化しつつあると語る。

 2025年時点の米中両軍の戦力比較によれば、西太平洋に展開する空母は米国の1隻に対して中国は3隻。多機能戦闘艦は米国12隻、中国108隻と予想される。紛争発生時にアラスカや米西海岸から部隊を増派しても、中国が軍事上の防衛線として設定する日本列島から台湾、フィリピンへ至る第1列島線到着まで2〜3週間かかるため、地の利がある中国の数的優位を覆すのは困難だ。

 インド太平洋軍のデービッドソン司令官は今月、上院軍事委員会の公聴会で、中国の軍拡が予想を上回るペースで進んでいるとして「通常戦力による米国の抑止力が崩壊しつつある」と警告。中国は当初、50年までに米国から覇権を奪うことを狙っていたが、「その目標を前倒しする可能性がある」と危機感を示した。

 台湾に関しても、中国が今後6年間で武力行使を行う危険性が高まっていると強調。米政府は台湾問題における従来の「戦略的曖昧さ」を見直し、台湾との防衛協力を強化すべきだと訴えた。

6454チバQ:2021/03/23(火) 09:46:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae9ebc91b0b80e65ad64067b21a0c4c63c4e14f5

マイアミビーチに夜間外出禁止令 お祭り騒ぎで制御不能 米
3/21(日) 20:49配信
 【マイアミビーチAFP時事】米南部フロリダ州マイアミビーチに、春を楽しもうと集まった群衆のお祭り騒ぎが制御不能となり、地元当局は20日、非常事態を宣言、夜間外出禁止令を出した。

 当局者は「ロックコンサートのようで、道も見えない。全ては安全のためだ」と説明。新型コロナウイルス流行の昨年に続き、2年連続で人気スポットが規制される事態となった。

 警察が飲酒を禁止しているにもかかわらず、砂浜で仲間とビールを飲んでいた学生ジョン・ペレス氏は「ちょっといらつく」と反発。「暖かいし、ビーチもある。楽しかった」と語った。

 暴力や破壊行為の増加を受け、当局は夜の繁華街サウスビーチで、午後8時にレストランを閉め、訪問者は通りを離れるよう指示。マイアミビーチの島とマイアミ本土を結ぶ三つの橋は、午後10時から午前6時まで通行止めになった。

 春のお祭り騒ぎは珍しくないが、今年はワクチン接種が進んでいることでコロナ感染が制御されたと誤解も広がっている。テキサス州から訪れた別の学生は「ワクチン接種を受けたから楽しい時間が過ごせるんだ」と主張した。

6455チバQ:2021/03/23(火) 20:37:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/576c26f756c2dfaefe3c91df9212905ac8920c67
米、コロナ対策「緩み」に懸念 旅行者増加、変異ウイルス拡大
3/23(火) 20:35配信
 【ワシントン時事】新型コロナウイルスの感染者と死者の数が世界最多の米国で、感染拡大防止策の「緩み」に懸念が広がっている。

 新規感染者数の下げ止まりも見られる中、変異ウイルスの感染が拡大。疾病対策センター(CDC)のワレンスキー所長は、22日の記者会見で「正しい行動を今しなければ、防げたはずの感染増加に再び見舞われかねない」と警鐘を鳴らした。

 大学が春休みシーズンに入り、国内の旅行客は、コロナ禍以前の水準には戻っていないものの増加している。運輸保安局(TSA)の集計によれば、米国内の空港で保安検査を受けた人は11日連続で100万人を超え、21日には約1年ぶりに150万人を上回った。南部フロリダ州マイアミビーチでは、若者らが連日のようにお祭り騒ぎを繰り広げ、地元当局が夜間外出禁止を発令する事態となった。

 CDCの集計によると、7日間の平均で見た米国の1日当たりの新規感染者数は、1月中旬のピーク時と比べ4分の1程度に減ったものの、ここ2週間は5万人台で横ばい。2月半ばまで3000人を超えていた1日当たりの死者数は、最近は1000人前後にまで減少した。

 これに対して、ワレンスキー氏は会見で、カリフォルニア州など西部を中心に変異ウイルス感染者が急増しており、「旅行すれば、ワクチン接種を受けていない人とも交わる」と警告。欧州での感染増加にも言及し「今は旅行する時ではない」と呼び掛けた。

6456名無しさん:2021/03/24(水) 22:10:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/e23e6aefe8cf4d623a811ce37a8a432d82805e19
全米初「黒人差別に賠償」市議会可決 過去に移住強要、居住制限
3/24(水) 17:33配信

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毎日新聞
米ロサンゼルスで黒人差別への抗議行動「ブラック・ライブズ・マター」に参加する人々=2020年6月8日、AP

 米中西部エバンストンの市議会は22日、黒人差別を制度化した過去の住宅関連条例で損害を被った住民や子孫に、賠償金を支払う法案を賛成多数で可決した。条件を満たした人に、1世帯2万5000ドル(約270万円)の住宅関連資金給付が実施される。夏以降に申請を受け付け、年内にも支給が始まる。米メディアによると、黒人差別を対象にした自治体による賠償は全米で初めて。

 黒人への賠償は奴隷時代から続く構造的差別の解消につながる手段として連邦レベルや各地で検討が進む一方、財政負担や社会分断が広がることへの懸念から反対論が根強い。エバンストンの取り組みは試行ケースとして大きな注目を集めそうだ。

 エバンストンはイリノイ州最大都市シカゴの北に位置する人口約7万3000人の小都市。住民の約65%が白人で、黒人は約17%だ。1919〜69年に施行された同市の区画整理条例では、黒人は市の一角に移住を強いられたり居住を制限されたりした。同市にキャンパスを構える名門私大のノースウェスタン大学も、黒人学生への寮の提供を拒否した時期があった。こうした制度はかつて全米各地で存在し、不動産業者や銀行などによる黒人差別にもつながった。

 市は「過去の政策と慣行が差別と隔離を生み、黒人が機会や住民サービスを受けることを阻んできた」と結論付け、2019年、大麻販売税や寄付金を財源に10年間で1000万ドル(約10億8500万円)を拠出する基金を創設していた。22日に可決された法案はその初回支出40万ドル分を決めるもの。区画整理条例が施行された期間の黒人住民やその子孫が主な受給資格者だが、こうした制度・慣行に起因する住宅差別を69年以降に受けた住民も対象になり得る。

 米国では現在も多くの地域で居住区が人種ごとに異なり、雇用や教育機会、治安などの面での人種間の格差につながっている。エバンストンの初回賠償金は、修繕費やローン返済など住宅関連に使途が限定されるが、今後は教育資金や起業など他の用途や、住民が自由に使える現金支給も検討されている。

 1600〜1800年代の奴隷制度下で労働力を搾取され、現代も他の人種層に比べ貧困に苦しむ人の割合の高い黒人に対し、賠償金を支払うべきだとの議論は米国内で長年続いてきた。だが、昨夏からの黒人差別・警察暴力への抗議行動「ブラック・ライブズ・マター(BLM、黒人の命は大事だ)」の拡大や、人種的少数派が大きな被害を受けた新型コロナウイルス危機を受けて「過去の清算」を求める声が新たな高まりを見せる。西部カリフォルニア州や南部ノースカロライナ州などで議論が進み、連邦下院議会では賠償制度の「検討」を求める法案が審議されている。

 ただ、広範な規模で実施するには数多くの障壁があり、賠償構想には否定的な意見も多い。約250年にわたった奴隷制度とその後の差別の損害をどう算出するのか、賠償対象者をどう線引きするのか、10兆ドル超とも言われる賠償総額の財源や支払期間をどうするのかなどといった問題がある。

 また、昨年6月のABCテレビなどによる世論調査では黒人回答者の72%が賠償を支持する一方、白人は14%にとどまった。さらに民主党支持者の間では不支持が45%だったのに対し、共和党支持者では94%に上るなど意見が分かれている。賠償の是非を巡る議論が本格化すれば、国内の人種・党派間対立がさらに深刻になる可能性がある。バイデン政権は黒人賠償について、制度化の是非には踏み込まず、「賠償金とその影響に関する研究を支持する」(サキ報道官)との立場を表明するにとどめている。【ワシントン高本耕太】

6457名無しさん:2021/03/29(月) 06:44:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/92bcd3b32953607b2a1a08fe242bb50b53fad780
米ドミニオン社、FOXニュースに16億ドル賠償請求 米大統領選報道めぐり
3/27(土) 12:06配信
BBC News
昨年の米大統領選で一部の州に投票機など投開票システムを提供した米ドミニオン・ヴォーティング・システムズは26日、米FOXニュースが根拠のないまま「ドミニオンが選挙不正に加担した」と報道し続けたとして、FOXニュースを名誉毀損で訴え、損害賠償として16億ドル(約1750億円)を請求した。FOXニュースは「根拠のない訴訟を法廷で争う」とコメントしている。

ドミニオン社は拠点とするデラウェア州の地裁に示した訴えの中で、FOXニュースがドミニオン社に対する陰謀論を主張するゲストを番組に呼び続けたことで、FOXニュースは「無謀にも真実を軽視」したと主張。これは、「FOXのビジネスにとって、うそは好都合だったからだ」としている。

ドミニオン社は訴状で、「アメリカで最も有力なメディア企業のひとつのFOXは、不正選挙について作り上げたあらすじに命を吹き込み、当時ほとんど知られていなかったドミニオンという投票機の会社を、悪者に仕立てた」と訴え、「FOXは、ドミニオンについて検証可能ながら強烈な悪影響をもたらすうそを、支持し、繰り返し、放送した」、「FOXは無謀に真実を無視した」、「FOXはドミニオンに関するこうした発言はうそだと承知していた」などと主張している。

これに対してFOXニュースは、「FOXニュースメディアはわが社の2020年大統領選報道を誇りに思っている。米ジャーナリズムの最高峰の伝統にのっとるものだった。我々はこの根拠のない訴訟を法廷で争う」とコメントした。

ドミニオン社はアメリカで使われる投票機の製造大手。昨年11月の選挙では少なくとも28州が、同社の機械を使用した。

ドナルド・トランプ前大統領とその側近、顧問弁護団、保守派論客などは、ドミニオン社が投票を操作したせいで、「選挙が盗まれた」などと主張を繰り返していた。この「選挙が盗まれた」という主張をよりどころに今年1月6日にはトランプ派が首都ワシントンに大勢集まり、ジョー・バイデン氏の勝利認定を妨害しようと連邦議会を襲撃した。議会襲撃では警官1人を含む5人が死亡。暴徒はマイク・ペンス副大統領(当時)やナンシー・ペロシ下院議長など議会幹部に肉薄した。

昨年の大統領選で大規模な不正投票があったという証拠は示されていない。トランプ陣営やトランプ派はアメリカ各地で不正選挙を訴えて訴訟を起こしたが、そのほとんどが裁判所に棄却されている。トランプ氏自身が指名した裁判官たちも、不正投票を認定せず、トランプ政権の司法長官としてトランプ氏の擁護を繰り返したウィリアム・バー氏も昨年12月、大規模な不正の証拠は得られていないと発言した。

ドミニオン社と不正選挙について根拠のない主張を繰り返していた中には、トランプ氏の顧問弁護士ルディ・ジュリアーニ氏や、トランプ陣営に協力していたシドニー・パウエル弁護士などがいた。パウエル弁護士は昨年11月、ドミニオン社による不正選挙には「グローバリストや独裁者や企業や、ありとあらゆる巨大利権が絡んでいて、トランプ大統領以外の全員が私たちに敵対している」など、根拠を示さず記者会見で発言していた。

両弁護士は、2002年に設立されたドミニオン社が、2013年に死去したヴェネズエラのウーゴ・チャヴェス大統領と協力し、「自分が絶対に選挙に負けないように保証する」機械を作り上げたのだとも主張していた。

不正投票があったと繰り返したFOXニュースの大統領選報道についてはすでに、別の投票技術企業スマートマティックが今年1月、同様の主張で、FOXコーポレーションと複数の番組司会者を訴えている。

ドミニオン社はすでにパウエル弁護士に対する名誉毀損訴訟を首都ワシントンの連邦地裁に起こしており、その弁護団は今月22日、選挙後のパウエル氏の発言は政治的状況における、明らかに誇張されたものだったため、名誉毀損には当たらないとする答弁書を提出した。

それによると弁護団は、「民主党は選挙を盗もうとして、投票内容を電子的に変更するコンピューターシステムを開発した」などと繰り返したパウエル氏の発言について、「この発言が実際に事実を述べたものだなど、分別のある合理的な人間ならば、そのような結論に至ったりしない」と主張している。

(英語記事 Dominion Voting sues Fox News for $1.6bn over election fraud claims)

(c) BBC News

6458名無しさん:2021/03/29(月) 06:46:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/aa529cd4108eacd7d7c62bd29ef7e740b56041de
米大統領選の不正疑惑、分別ある人は鵜?みにしない 提訴されたトランプ氏の元弁護士が主張
3/24(水) 13:45配信
CNN.co.jp
ワシントン(CNN) 米右派弁護士のシドニー・パウエル氏は、昨年の大統領選で不正投票があったとする自らの主張について、分別のある人なら鵜?み(うのみ)にはしないはずだとの認識を表明した。自身に対し起こされた裁判への提出文書の中で述べた。

パウエル氏は当時のトランプ大統領の代理として選挙結果に疑義を呈し、複数の訴訟を起こしたり保守系のメディアに出演したりした。これを受け、大統領選で使われた投票集計機メーカー、ドミニオン・ボーティング・システムズが同氏を名誉毀損(きそん)で訴えていた。ドミニオンはパウエル氏について、選挙不正に関する自らの告発が虚偽であり、同社に損害を及ぼすのを認識していたと主張している。

裁判所へ22日に提出された文書の中で、パウエル氏の弁護団は、同氏が自らの「意見」を共有していたのだと説明。集計機によって投票結果が変えられたかどうかは、世間の人々が「各自の結論」にたどり着いただろうとの見方を示した。

そのうえで、パウエル氏が一連の声明を通じて事実を描写していたのは明白であり、それらに基づいてトランプ氏を支援する複数の訴訟が行われたと述べた。

また、原告側は問題の声明を「的外れの非難」、「突拍子もない主張」とみなし、再三にわたって「本質的に起こりそうもない」、「不可能」などとレッテル貼りを行ったが、そうした主張はかえって被告の立場を裏付けているとも指摘した。被告側は、「分別のある人ならそうした内容の声明を事実とは受け入れず、あくまでも法廷での対審手続きによる検証が必要な主張としかみなさないだろう」と述べている。

選挙当局とドミニオンは、トランプ氏の大統領選での敗北について正確な結果だと明言。どれほど重大なセキュリティー上のリスクが起こっていたとしても覆るものではないと強調している。トランプ氏の弁護団と同調者は、選挙後60件近い訴訟を起こしたが、些細(ささい)な内容の1件を除いてすべて短期間で敗訴または取り下げた。

共和党のピーター・マイヤー下院議員(ミシガン州選出)はツイッターで、パウエル氏側の議論を「救いようがない」と酷評。選挙が盗まれたと主張して多くの人々の判断を誤らせたにもかかわらず、今になってその考えを撤回したと非難した。マイヤー氏は1月に行われたトランプ氏の弾劾(だんがい)裁判で弾劾への賛成票を投じている。

6459チバQ:2021/03/29(月) 10:01:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/d7c7f6f035590b7bd4aaef03336105a44c47781a
東アジア・太平洋担当の国務次官補にクリテンブリンク氏
3/27(土) 9:16配信

 【ワシントン=黒瀬悦成】バイデン米大統領は26日、東アジア・太平洋担当の国務次官補にダニエル・クリテンブリンク駐ベトナム大使を指名すると発表した。上院の承認を経て就任する。中国への対応や北朝鮮の核問題、日米関係などを担当する。

 クリテンブリンク氏は東京の米大使館で勤務したほか、在中国大使館首席公使、国家安全保障会議(NSC)のアジア上級部長、国務省の北朝鮮政策上級顧問などを歴任し、トランプ前政権下の2017年にベトナム大使に就任した。日本語と中国語を話し、知日派としても知られる。

 バイデン政権の発足時点で東アジア・太平洋担当の国務次官補は空席となっており、北朝鮮政策に明るいソン・キム氏が次官補代行を務めている。

6460チバQ:2021/03/30(火) 15:42:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/801f949f2fcf4fcdcc2038c34f284c9d576714bc
「人種的に中立」の難しさ 黒人男性暴行死、陪審員選びでも論議
3/30(火) 14:22配信
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裁判所の周辺で行進するデモ参加者たち=米中西部ミネアポリスで2021年3月7日、隅俊之撮影
 米中西部ミネソタ州で昨年5月、黒人男性のジョージ・フロイドさん(当時46歳)が白人警察官に首を押さえつけられて死亡した事件で、殺人罪などに問われた元警察官、デレク・ショービン被告(45)の公判の実質審理が3月29日、地元の裁判所で始まった。米メディアによると、公判は最長で約1カ月間続く見通しだ。

 有罪か無罪かを決めるのは陪審員だ。12人の陪審員と補充2人が審理に臨み、評決は12人全員の意見が一致しなければならない。補充も含めた陪審員の内訳は白人8人、黒人4人、それ以外が2人。20代から60代までと年齢も幅広い。ただ、採用では、人種問題が関わる事件で「中立」な人を選ぶことの難しさが浮き彫りとなり、議論が起きた。

 「黒人として、多くの黒人が殺され、誰も責任を問われないのを目の当たりにしている。そして、なぜなのか、何が決め手だったのだろうかと思っている」。同月17日、陪審員候補の黒人男性は法廷でそう吐露した。被告の弁護人は「警察に対する偏見がある」と主張し、採用に反対。男性は陪審員に選ばれなかった。

 陪審員の選出は、判事、検察官、弁護人が法廷で質問しながら決める。人種を理由に反対はできないが、検察側も弁護側も、一定数まで理由を告げずに拒否できる。男性はかつて現場近くに住んでおり、地域には警察への反感があったと説明。一方で自分の考えを脇に置いて判断できると強調したが、弁護側に阻止された。

 人種問題が深く関わるケースでは、事件に対する認識が「白紙」の陪審員を選ぶのは困難だ。地元の元公選弁護人は黒人系新聞のコラムに、「警察との嫌な経験が肌の色に起因するものである以上、『中立』にはなれない」と投稿。黒人としての「生きた経験」を裁判と切り離すことは難しいと指摘した。【ニューヨーク隅俊之】

6461チバQ:2021/03/30(火) 15:44:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/2acc7e9ca617c987abbf25529f8ca282aa8ab0a7

バイデン氏、中国「一帯一路」に対抗の新経済圏構想を提案
3/27(土) 10:34配信
 【ワシントン=黒瀬悦成】バイデン米大統領は26日、ジョンソン英首相と電話会談し、対中政策に関し協議した。バイデン氏は会談で、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」に対抗するため、民主主義体制の国々が連携して途上国の開発支援に向けた同様の経済圏を構築する構想を提案した。地元の東部デラウェア州で記者団に明らかにした。

 中国は「一帯一路」構想に関し、アジアや中東、アフリカの途上国に対し、開発支援と称して過剰融資を実施し、巨額の債務を背負わせることで自国の影響下に置く「借金漬け外交」を展開してきた。

 中国による融資の対象国には戦略的要衝に位置する国が少なからずあり、将来的には中国の支援で開発されたこれらの国の港湾や空港が中国軍の基地として使用される恐れが強いとみて米国は警戒を強めている。

 中国軍は2017年、スエズ運河の入り口にあたる東アフリカのジブチに初の海外基地を開設した。米国防総省は報告書で、中東や東南アジア、西太平洋でこうした動きが広がる可能性があると警告している。

 バイデン政権は対外援助に関し、トランプ前政権が米国の要請に応える見返り提供する「取引主義」を持ち込んだのを全面的に見直し、専制体制に対抗する民主主義陣営のネットワーク強化に向けた重要な手段と位置付けている。

 バイデン氏は、新経済圏構想の具体的な内容については明らかにしていないが、受け入れ国の経済を疲弊させる中国の手法に対抗する形で途上国の財政事情に配慮したインフラ支援を打ち出すとみられる。バイデン氏が近く開催を目指す、民主主義諸国の代表を集めたサミットでも議題となる可能性がある。

6462チバQ:2021/03/30(火) 15:47:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a136b1d84a3906950da6d8edaa19c5e98aa18a6

中国へ決然とした姿勢、されど「甘さ」もにじむ…バイデン大統領、初会見
3/26(金) 13:44配信

 【ワシントン=黒瀬悦成】バイデン米大統領は、25日に行った就任後初の公式記者会見で、中国に対して決然とした姿勢を打ち出すことに努めた。バイデン氏は一方で、中国の立場に部分的に理解を示すような発言をするなど、「甘さ」もうかがわせた。


 バイデン氏は自身が副大統領だった時代、当時は国家副主席だった中国の習近平国家主席と「各国のどの元首よりも長い時間を過ごした」と述べ、両者の間で個人的関係が確立しているとの見方を示した。

 2月10日の習氏との電話会談も「2時間におよび、米中双方の専門家を驚かせた」と明らかにした。

 その中でバイデン氏は、米国としては自由や人権を重視する立場から「中国の人権蹂躙(じゅうりん)に声を上げ続ける」と明確に伝えたとし、「習氏は(私の言ったことを)理解した。その点は敬服する」と語った。

 ただ、バイデン氏に求められてるのは、習氏に米国の立場を理解させるにとどまらず、実際に態度変更に向かわせることだ。

 バイデン氏はまた、「世界を率いる最も裕福で最強の国になる」とする中国の国家目標を阻止する決意を表明する一方で、「中国が目標を持つこと自体は批判しない」と述べた。

 だが、この発言は、中国が世界最強の国を目指す中で起こしている行動こそが国際社会との軋轢(あつれき)を生んでいるとの視点を欠くと批判されても仕方がない。

 バイデン氏は「中国と敵対することは求めていない」とも発言したが、ブリンケン国務長官が3月3日の外交演説で「中国とは競争的であるべきときは競争的に、可能な場合は協力的に、敵対性が必須である場合には敵対的になる」と表明したのと比べると、態度を後退させたかのような印象を与える。

 バイデン氏は同時に、民主主義体制の同盟・パートナー諸国を糾合し、ウイグルや香港、南シナ海や台湾の問題に関して国際的取り決めを破り続ける中国に「責任を取らせる」と何度も強調した。

 18、19日の米中外交トップによるアラスカ州アンカレジでの直接会談では、中国の楊潔●(=簾の广を厂に、兼を虎に)(よう・けつち)共産党政治局員らが米政権の弱みを見つけ出そうと冒頭から攻撃的に挑んできた。今後も米中の外交舞台では同様の展開が予想される。

 「力の外交」を信奉する中国に立ち向かう「バイデン外交」は、早くも正念場を迎えようとしている。

6463とはずがたり:2021/04/03(土) 15:16:14
NY市 アジア人女性暴行事件、目撃の男性 停職処分に
https://www.mashupreporter.com/asian-woman-attacked-staff-members-have-been-suspended/
By
mashup NY
2021-03-30

6464とはずがたり:2021/04/03(土) 16:40:04
米NYで白昼堂々65歳アジア系女性暴行、誰も助けず
2021年3月31日 13:06 発信地:ニューヨーク/米国 [ 米国 北米 ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3339738

6465チバQ:2021/04/08(木) 13:37:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/f2023df062c404af77c8e81e6b3de271077cb13e
ペンス氏、大統領選出馬準備か 回顧録出版へ契約 米
4/8(木) 9:42配信
 【ワシントン時事】複数の米メディアは7日、共和党のペンス前副大統領が、回顧録の出版へ大手出版社と数百万ドル(数億円)規模の契約をしたと伝えた。


 2024年大統領選への出馬に向け、準備を始めたという観測が出ている。

 出版を予定するのは2冊で、トランプ前大統領と歩んだ波乱の4年間の回顧録と、半生を振り返る自伝。また、ペンス氏は「米国の自由の増進」と称する保守政治グループを7日に発足させた。

 副大統領としてトランプ氏を忠実に支え続けてきたペンス氏は、大統領選結果を確認した今年1月の連邦議会で、トランプ氏の要求を無視してバイデン大統領の勝利を宣言、トランプ氏支持者の不興を買った。退任後は表立った活動は控えてきたが、出版は24年に向けた発信強化が狙いとみられている。

6466チバQ:2021/04/09(金) 22:54:38
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021040900718&amp;g=int
米コロナ「第4波」警戒 接種と感染拡大の競争に
2021年04月09日20時30分


 【ニューヨーク時事】米国で新型コロナウイルスの「第4波」への警戒が強まっている。背景にあるのは、感染力が強い変異株の拡散と各州で進む規制緩和だ。一方、ワクチン接種が急速に進む中、感染再拡大をめぐる識者の見方も割れている。
 米国では1月上旬に第3波のピークを過ぎ、新規感染者数は下げ止まっていたが、このところ増加の兆しが見える。ニューヨーク・タイムズ紙によると、過去1週間平均の1日当たりの新規感染者は約6万5600人で、2週間前に比べて14%増。ミネソタ大感染症研究政策センターのオスターホルム所長は4日のNBCテレビの番組で「米国は急増の始まりにいる。まだそれが見えていないだけだ」と警告した。
 最近感染者が増えているのは主に中西部だ。うち特に深刻なミシガン州では、変異株の広がりや、学校の運動部などの活動再開が要因と指摘されている。他の州でも同様の事態が起こり得る中、ワクチン接種が加速し、規制緩和が進んでいる。南部テキサス州は3月にマスク着用義務を解除し、入店制限も撤廃。大リーグのレンジャーズは今月5日、同州の本拠地開幕戦で客席を100%開放し、約3万8000人が観戦した。西部カリフォルニア州も6月15日に経済活動を全面再開する。
 米政府は今月19日までに全成人を接種対象にするよう各州に指示。8日時点で接種を完了した人は人口の19.9%に上る。食品医薬品局(FDA)のゴットリーブ元長官は4日のCBSテレビの番組で、既に感染した人や接種を済ませた人の多さから「真の第4波を見ることはないだろう」と楽観した。また、重症化するリスクが高いとされる65歳以上の58.4%が接種を終えており、感染に伴う死者数は抑えられるという見方も強い。
 ただ、状況が冬に比べ改善しているとはいえ、ファウチ国立アレルギー感染症研究所長はCNNテレビに「ワクチン接種と急増の(どちらが先かという)競争だ」と指摘。「もう少し耐えれば、十分接種が行き渡り、急増のリスクが減る」と述べ、警戒を怠らないよう呼び掛けた。

6467チバQ:2021/04/15(木) 20:55:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ea7f509a7d8c73e58e5ff1b735478e644ec14f4
バイデン大統領、アフガン駐留米軍の完全撤収を正式表明
4/15(木) 4:05配信

毎日新聞
アフガニスタン撤退について演説するバイデン米大統領=ホワイトハウスで2021年4月14日、AP

 バイデン米大統領は14日、ホワイトハウスで演説し、アフガニスタンの駐留米軍を米同時多発テロ(2001年)から20年の節目となる9月11日までに完全に撤収させると正式に表明した。「撤収に理想的な条件が整うのを期待しながら、駐留の延長や増派を繰り返すことはできない」と述べた。そのうえで「米国史上最長の戦争を終わらせる時だ。米兵が帰還する時だ」と訴えた。

 バイデン氏は決断に向け、同盟国やパートナー国などと緊密に協議したことを強調。「軍事的にはアフガンにとどまらないが、外交的・人道的支援は続ける」と説明し、「タリバンとの戦争に戻るのではなく、我々は目の前の課題に集中しなければならない」と理解を求めた。

 アフガンの駐留米軍を巡ってはトランプ前政権が20年2月、アフガンの旧支配勢力タリバンとの和平に向けた合意を締結。タリバンがアルカイダなどのテロ組織との関係を断絶する見返りに、米軍が21年5月1日までに完全撤収するとしていた。現地の治安の悪化などからバイデン政権が合意の「再検証」を進めていた。

 米政府高官は13日の電話記者会見で「米本土へのテロの脅威が軍を駐留させずに対応できるレベルになった」と説明し、撤収期限を先延ばししたうえで完全撤収すると明らかにしていた。【ワシントン鈴木一生】

6468チバQ:2021/04/15(木) 20:55:52
https://mainichi.jp/articles/20210414/k00/00m/030/373000c?inb=ys
最長戦争終結へ、かじを切った米国 アフガン完全撤収、混迷の背景
深掘り 鈴木一生 松井聡

毎日新聞 2021/4/14 20:54(最終更新 4/14 22:57) 有料記事 2273文字
予告なしでアフガニスタンを訪れたオースティン米国防長官(中央)=カブールで2021年3月21日、AP
予告なしでアフガニスタンを訪れたオースティン米国防長官(中央)=カブールで2021年3月21日、AP
 バイデン米政権は13日、2001年の米同時多発テロに端を発した「米史上最長の戦争」の終結に向け、大きくかじを切った。テロ発生から20年となる9月11日までにアフガニスタン駐留米軍を完全に引き揚げる。しかし、期限をあらかじめ定めた「条件無し」での撤収は、アフガン情勢をさらに混沌(こんとん)とさせる可能性もある。

 米政府高官が米軍の撤収期限を5月1日から9月11日に延ばすと明らかにする直前の13日、トルコ外務省はアフガン政府とタリバンによる和平協議が4月24日〜5月4日に最大都市イスタンブールで開催されると発表した。ブリンケン米国務長官が和平に向けトルコへ開催を要請していたのだ。

 だが、思惑通りに進むかどうかは見通せない。20年2月にトランプ前政権と結んだ撤収期限の合意をほごにされた形のタリバンは反発。外国部隊が駐留を続ける間は「アフガンに関する決定を下す、いかなる会議にも参加しない」と、トルコでの協議をボイコットする可能性を示唆した。合意に基づき自制してきた米軍に対する攻撃をタリバンが再開する可能性もある。

 そもそもアフガン政府とタリバンによる和平プロセスは難航してきた。トランプ前政権との合意には、アフガン政府とタリバンの和平協議開始の前提条件として、アフガン政府が拘束するタリバン捕虜5000人の解放が盛り込まれた。

 だが、合意の「蚊帳の外」に置かれたアフガン政府は「トランプ政権はタリバンに譲歩しすぎだ」と不満を募らせ、捕虜解放を遅らせた。結局、中東カタールで和平協議が始まったのは予定から半年遅れの20年9…

6469チバQ:2021/04/15(木) 20:56:46
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-210415X805.html
アジア系ヘイト担当に日系人=副補佐官職を新設―米大統領
2021/04/15 16:30時事通信

 【ワシントン時事】米ホワイトハウスは14日、アジア系住民への暴力などヘイトクライム(憎悪犯罪)が相次いでいることを受け、担当の大統領副補佐官を新設し、日系人のエリカ・モリツグ氏を任命した。

 モリツグ氏は、カリフォルニア州生まれのハワイ州育ち。オバマ政権で住宅都市開発省の次官補を務めた。ホワイトハウスは声明で「政権の優先課題を推進する上で極めて重要な声になる」と紹介した。

6470チバQ:2021/04/18(日) 21:32:22
https://www.sankei.com/world/news/210416/wor2104160016-n1.html
米民主党左派、最高裁判事増員で勢力逆転狙い 法案提出、「司法の政治化」に警戒強まる
2021.4.16 11:44
【ワシントン=大内清】米民主党の一部議員は15日、連邦最高裁判事の定数を現行の9人から13人に拡大する司法制度改革法案を上下両院に提出した。最高裁判事は現在、保守派6人に対してリベラル派3人の構成。法案は民主党内で勢いを増す急進左派が主唱しているもので、増員分の判事にリベラル派を任命して最高裁での勢力を逆転させる思惑がある。

 司法の政治化を助長しかねない動きに、共和党だけでなく民主党内でも異論が出ており、法案可決の実現性は低い。民主党のペロシ下院議長は15日、法案に反対の考えを示した。

 ただ、最高裁改革を求める声は急進左派を中心に根強く、もともとは改革に消極的なバイデン大統領も9日、判事の増員や現在の終身制を任期制とする案などを調査する超党派の委員会を設置する大統領令に署名。ペロシ氏も同委員会については「論外ではない」と含みを持たせており、党内の分断を深めかねないこの問題の取り扱いに神経をとがらせている。

 最高裁改革への圧力が高まった背景には、トランプ前大統領が昨年11月の大統領選を前に死去したリベラル派判事の後任として保守派の女性判事を指名し、当時の上院多数派だった共和党がそれをスピード承認した経緯がある。

 最高裁での保守派優位がいっそう固まったことで、民主党側では人種差別や人工妊娠中絶など国論を二分する問題で保守派寄りの判決が下されるとの危機感が強まった。

 また民主党側には、オバマ政権末期の大統領選期間中に空席となった判事の後任人事を、共和党側に長期にわたって妨害されたとの遺恨もある。

 一方で、共和党支持層や民主党穏健派には、急進左派が影響力を強めることや司法の左傾化への警戒感が強い。仮に法案可決が現実味を帯びても、国内の分断がさらに進むのは必至だ。

 連邦最高裁の定数は、数度の法改正を経て1869年から9人で固定されている。

6471とはずがたり:2021/04/19(月) 10:05:02
あんだけ会食の危険が云われてるのに最高度のリスクが求められる政府首脳が率先して会食するなよなあ。

>別のアメリカ政府関係者からは「日本は経済分野で中国と良い関係を保っていて、少しずるい」との声まで聞かれる。
アメリカはトランプが悪化させたのにこんなこと思う奴がいるのかw

>別の日本政府関係者は「日本はすでに米中の事実上の軍拡競争に巻き込まれている」と語った。
これに巻き込むなら日本にも餌が必要で,尖閣守って呉れる,だけでは不十分だなぁ。。富士通とNECの復活なら呑めるか?

日米首脳ハンバーガー会談舞台裏…台湾明記で対中戦略は?バイデン政権内に不満も
4/17(土) 18:56配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/f09f98776082d87cc9e72e80c0fd3c8d6b1e75f0
1612
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日本テレビ系(NNN)
日米首脳…ハンバーガーを前にマスク外さず(写真提供:ホワイトハウス)

日米首脳は、ホワイトハウスの一室で、ハンバーガーを前に、マスクを着用したまま見つめ合っていた。

バイデン大統領が、初めての対面形式の会談相手として、菅首相を招いて行った日米首脳会談。共同声明では約半世紀ぶりに「台湾」を明記し、中国を強くけん制した。

「雰囲気はすごく良かった」と出席者が口を揃え、首相自身も「私と似ている」と“ベテラン政治家”同士の相性に手応えを語る一方、ある政府関係者からは「米中の事実上の軍拡競争に日本は巻き込まれている」との声も上がる。

いったい何が起きているのか。舞台裏を探った。(ワシントン支局長・矢岡亮一郎)

■食べない“ハンバーガー会談”
「いろいろ人生経験とかの話をして、ハンバーグ(注:ハンバーガー)も全く手をつけないで終わってしまった。それくらい熱中した」

会談終了後、菅首相は少し頬を緩めながら、バイデン大統領との「テタテ」と呼ばれる1対1の会談を振り返った。時間にしてわずか20分間。「たたき上げの政治家という共通点がある」と親近感を寄せるバイデン大統領とは、部屋に飾られた家族の写真を見ながら、孫などの話題で打ち解けたという。

「私と似ているような感じを受けたが、本人もそう思っているようで…」

とバイデン氏との信頼関係の構築に手応えを語った。しかし、この「食事に手をつけないランチ会」に至るまでには、紆余曲折があった。

■ホワイトハウス「幻の夕食会」
日本代表団ホテルに「坂井副長官のお土産」段ボール…「1ドルチョコ」も

「こんなにバタバタの首脳会談は初めてだ」

首相の訪米を翌々日に控えて、ある日本政府関係者はうめいた。ホワイトハウス側との調整が滞り、スケジュールは直前まで定まらなかった。今回、日本政府がこだわったのが、バイデン大統領、ハリス副大統領との食事会。特にバイデン大統領との「夕食会」開催に向けては最後まで粘り強く交渉を続けたというが、結局実現することはなかった。

バイデン大統領自身、コロナ禍での対面の会談にはかなり慎重だとされる。会談中は「常時マスク着用」、しかも高性能のN95マスクの着用が義務づけられた。

この徹底ぶりはハンバーガーを前にしてなお、マスクを外さない一枚の写真によく表れている。

6472とはずがたり:2021/04/19(月) 10:05:16
>>6471
■台湾明記も…バイデン政権内に「落胆」
首脳会談では「N95マスクを常時着用」

首脳会談は、1対1のテタテ、少人数会合、拡大会合と3段階で計2時間半に及んだ。

今回の会談の最大の焦点は、共同声明に「台湾」の問題を明記するかどうかだった。そもそも日米首脳の共同文書に「台湾」が明記されれば、1969年の佐藤栄作首相とニクソン大統領以来、半世紀ぶりとなる。「台湾」の文言を盛り込みたいアメリカ側と、慎重な日本側との間で、事前調整はかなり難航したという。この対立構図を英紙フィナンシャル・タイムズが報じ、日本側が米側のリークを疑う場面もあった。

結局、共同声明には「台湾海峡の平和と安定の重要性を強調するとともに、両岸問題の平和的解決を促す」と明記された。日本政府の要請で後半に加えられたという「両岸問題の平和的解決を促す」という文言は、台湾問題に触れる場合の日本政府の定型見解で、外務省幹部は「この表現を後ろに付けることで、これまでの日本政府の姿勢と変わっていないというメッセージになる」と解説した。

一方で、あるアメリカ政府関係者は、「日本には共同声明でもっと強い表現に賛同して欲しかった」「落胆している」と不満を口にしている。

■日本「台湾明記」もなお米政府内に不満
「台湾の明記」を「内政干渉だ」とする中国は、共同声明に対し「強烈な不満と断固反対を表明する」と猛反発した。一方、アメリカ政府内には「台湾」を明記してなお、日本への不満が燻る。「日本は台湾有事への危機感が低い」との見方や、別のアメリカ政府関係者からは「日本は経済分野で中国と良い関係を保っていて、少しずるい」との声まで聞かれる。

アメリカが中国と貿易戦争をやって、経済面でも身を切る覚悟で向き合う中で、日本が尖閣など安全保障面で守ってもらおうというのは「不平等」との不満もあるようだ。

■菅首相「一番乗り」のワケ
菅首相訪米も「対中国のメッセージ」に

今回の菅首相の「一番乗り」は、日本重視と言えるのだろうか。ある日米外交筋はこう話す。
「バイデン大統領が菅首相を最初の会談相手に選んだのは、『日本』だからではない。対中国の最大の同盟国だからだ」

菅首相の訪米は、あくまでアメリカの対中国戦略の一環、一つのパーツとの位置づけだ。現にバイデン大統領は、同じタイミングで気候変動問題担当のケリー特使を中国に、台湾にも非公式の代表団を派遣して、台湾トップ蔡英文総統と会談させた。日米首脳会談に同席したブリンケン国務長官とオースティン国防長官は直前まで、欧州を歴訪していた。

バイデン政権は「同盟」を重視しながら、複合的かつ戦略的な外交を展開している。その中の一番重要なパーツとして、日本のトップを米国に招き、首脳会談を通じて「強固な同盟」、台湾などをめぐる厳しい姿勢を中国に見せつけた。

ある日本政府関係者は「ホワイトハウスは今回、バイデン大統領と菅首相が2人で並んでの会見にこだわった。発信したかったのだろう」と打ち明ける。

■日米今後は?「総論はいいが、各論に入ると…」
「ジョー」「ヨシ」が描く対中国戦略は

ある日本政府関係者は「日米は総論はいいが、各論に入ると立場の違いが露呈してくる」と交渉の難しさを語っている。今回の台湾をめぐる文言の調整は「各論の立場の違い」の一つのケースになった。

別の日本政府関係者は「日本はすでに米中の事実上の軍拡競争に巻き込まれている」と語った。今後も中国をめぐる情勢が厳しさを増す中で、アメリカに立場の違いでどう理解を得ていくのか。日本外交の力が試される。

6473とはずがたり:2021/04/19(月) 10:09:13
>>6471-6472
日米での中国対抗。朝日新聞にアメリカが5Gや6Gの展開を睨みNECや富士通が世界最大手のファーウェイに代わる存在として期待されてると書いてあってそういう方向の戦略は良さそうだと期待が持てたが、さあ勝てるかな?

とりあえず工場をTPP内の東南アジアに立てて製造技術の育成からやな。現況中国に頼り過ぎや。安かろう悪かろうからで良い。
日本企業は矢鱈品質に拘り価格競争に負けた後、品質競争でも勝てなくなる罠にいい加減気づけ。

「6G」にらむ経済安保 対中国、意識しすぎてリスクも
福田直之、ワシントン=青山直篤
https://www.asahi.com/articles/ASP4K5V33P4KULFA00B.html
2021年4月17日 18時38分

 今回の日米首脳会談では、経済分野でも対中国を意識した協力関係をつくることに軸足が置かれ、最先端の技術開発や半導体などの供給網づくりで連携を強化する枠組みに合意した。

 「技術は専制国家ではなく、米国と日本が共有しているような民主国家による規範によって管理されなければならない」

ファーウェイの存在感増す5GやAIで
 バイデン米大統領は会談後の共同記者会見で、今回の枠組みの意義を強調した。高速通信規格「5G」や人工知能(AI)など、民生・軍事両面で重要な先端分野では、中国の存在感が急速に増しており、日米で対抗する狙いだ。

 具体策の一つとして、5Gや次世代の通信規格「6G」の展開もにらみ、通信分野で研究開発などに米国が25億ドル(約2700億円)、日本が20億ドル(約2160億円)を投資するとした。共同声明には通信網について「信頼に足る事業者に依拠することの重要性について一致」と明記。米国が強く警戒する中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の排除が念頭にある。米国には華為に匹敵するような基地局メーカーがなく、日本政府関係者によると、日本のNECと富士通なども華為に代わる存在として期待されているという。

「本当に対決するなら…」 半導体やレアアースは
 すべての技術の基盤となる半導体の開発、確保でも連携する。最先端の製品で大きな世界シェアを持つ台湾の台湾積体電路製造(TSMC)や韓国のサムスン電子などは中国から距離が近く、生産拠点が地政学的リスクがある地域に集中しているからだ。このため、バイデン氏は2月、半導体などの供給網の強化策の検討を命じる大統領令に署名。TSMCの最先端工場をアリゾナ州に誘致するなど国内自給の引き上げに力を入れる。日本は、半導体をつくる装置や素材などに強みがあり、そうした分野での連携を模索する。

 中国の存在感が高い希土類(レ…

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6474とはずがたり:2021/04/19(月) 13:44:13

中露と対決姿勢を露わだなあ。。それはそれで評価するがその実力があるのかどうかが問題

アメリカ、ロシア外交官10人を国外追放 サイバー攻撃や選挙介入めぐり制裁
https://www.bbc.com/japanese/56768589
2021年4月16日

6475チバQ:2021/04/20(火) 19:54:17
逆(世界の8割の国が、アメリカへの渡航を禁じてる)って記事かと思ったら違った
https://news.yahoo.co.jp/articles/df3e91798bceb3188c8aee77191add546d136953
米、渡航禁止を大幅拡大 世界8割の国対象 新型コロナ
4/20(火) 7:32配信

時事通信
米疾病対策センター(CDC)のワレンスキー所長=2020年12月、東部デラウェア州(AFP時事)

 【ワシントン時事】米国務省は19日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)が続いていることを受け、米国民向け海外渡航情報で最も高いレベル4の「渡航中止」の対象国を大幅に拡大すると発表した

 世界約200カ国のうち8割の国が対象になる見通しだが、日本が含まれるかどうかは不明。

 国務省は声明で「新型コロナは引き続き旅行者に前例のないリスクを及ぼしている」として、海外旅行の中止を勧告。一方、対象国拡大は「特定の国の感染状況を反映したものではなく、米疾病対策センター(CDC)の疫学的分析が国務省の海外渡航情報システムに反映されるよう調整した結果だ」と説明した。

6476チバQ:2021/04/21(水) 15:28:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/f899bd3fd8e030bff6638a97e4576cada60d4a61
米、対キューバ政策見直し進まず 中国・イランへの対応優先
4/20(火) 20:36配信

バイデン米大統領(米ワシントン) 
 【ワシントン時事】キューバで「カストロ時代」が終わりを告げる中、冷戦時代から激しく敵対してきた米国では、対キューバ政策の見直しが進んでいない。

 1月に発足したバイデン政権は、最重要課題の新型コロナウイルス対策のほか、外交では中国やイランへの対応を優先せざるを得ないためだ。

 「キューバ政策の変更や追加措置は現状、大統領の外交政策で最優先事項に入っていない」。サキ大統領報道官は16日の定例記者会見で、キューバ政権が民主化に取り組む必要性を指摘した上で、米側は政策変更を急いでいないと説明した。

 米国とキューバはオバマ政権時代の2015年、双方の大使館を再開し54年ぶりに国交を回復。オバマ氏は翌16年、米大統領として88年ぶりにキューバを訪問した。

 だが、トランプ前大統領は、キューバが「何万人もの自国民を殺してきた勢力に連なる人々に、今日まで支配されている」と断じ、方針を180度転換。オバマ政権時代に緩和された渡航制限や商取引規制などの制裁を再び強化し、退任直前の今年1月には「テロ支援国」に再指定した。

 オバマ政権で副大統領を務めたバイデン大統領が就任したことで、米国は再び対話路線に戻ると見られていた。ロイター通信によると、ラウル・カストロ氏も共産党トップ退任前、「米国と敬意を持って対話し、新たな関係を構築したい」と語っていた。

 だがバイデン氏は就任以降、前政権時代にぎくしゃくした同盟国などとの関係修復に尽力している。中国、イラン、ロシアなど難しい外交課題を抱え、キューバ政策に手が回らないのが実情。来年秋の中間選挙をにらみ、フロリダ州などのキューバ系住民に根強い反カストロ感情に配慮している面もありそうだ。

6477チバQ:2021/04/22(木) 10:02:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef3f85cb901a424c80d080e8234b13d63b35f9e9
米、「渡航中止」に150カ国 大幅増、日本含まれず
4/22(木) 7:26配信

 【ワシントン時事】米国務省は20、21両日、新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることを受けて自国民向け海外渡航情報を更新し、最も高いレベル4の「渡航中止」対象国は約150カ国に上った。

 英国やフランス、ドイツなどが追加指定されたが、日本は含まれていない。

 国務省は19日、「海外渡航情報に米疾病対策センター(CDC)の疫学的分析を反映させる」と表明。その結果、世界約200カ国のうち8割の国がレベル4対象国になると説明していた。

 19日時点では、ケニアやミャンマー、イラク、アフガニスタン、アルゼンチンなど34カ国が渡航中止とされていた。日本や中国はレベル3の「渡航の見直し」対象国。ただ、今回の渡航情報の更新がいつ完了するかは定かではない。

6478チバQ:2021/04/22(木) 19:26:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/e2cb057f9521e385ce4acee06d46b8120195f3f5
バイデン氏、陸軍長官に女性を初の指名 国防総省の要職歴任
4/22(木) 18:30配信

CNN.co.jp
バイデン米政権の新たな陸軍長官に指名される見通しとなったクリスティーン・ワーマス氏

(CNN) バイデン米大統領は22日までに、新たな陸軍長官に女性のクリスティーン・ワーマス氏を指名する方針を明らかにした。ホワイトハウスが発表した。

陸軍長官に女性を抜てきするのは初めて。就任には米上院の承認が必要。

ワーマス氏はオバマ元政権時代に米国防総省で政策担当の国防次官を務め、過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の掃討作戦の作成などに従事した。これ以前には戦略・計画・兵力開発担当の副次官を経験。国家安全保障会議に在籍したこともある。

現在は米シンクタンク「ランド研究所」の上席フェローで、国際安全保障・軍事政策センターの責任者ともなっている。

オースティン米国防長官は声明で、ワーマス氏が国防次官時代、アジアに軸足を移す外交政策の立案に関与したことにも触れ、その深い専門的知識は進行する中国の挑戦やロシア、イランや北朝鮮に根差す国家主導の脅威に対処する上で重要になると強調した。

バイデン政権はまた、米国防総省の要職に女性2人を任命する考えも示した。

6479チバQ:2021/04/23(金) 19:38:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/acf84c90f8626bc5875def219855f0823984a263
お目当ては連邦議員?「首都ワシントンを州に」下院で法案可決 上院2人増に、民主党有利
4/23(金) 13:56配信
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 【ワシントン=黒瀬悦成】米下院本会議は22日、首都ワシントン(コロンビア特別区)を51番目の州に昇格させる法案を賛成216、反対208で可決した。同様の法案は昨年6月に初めて下院を通過したが、共和党が多数を占める上院で採決にかけられることなく廃案となった。今回も共和党は上院で法案の採決を断固阻止する構えで、州昇格が実現するかは予断を許さない情勢だ。

 ワシントンが州に昇格すれば、1959年8月にハワイ準州が50番目の州に昇格して以来となる。

 採決では全ての民主党議員(投票しなかった2人を除く)が賛成し、共和党議員は全員(同4人を除く)が反対した。ワシントンは民主党支持者が圧倒的に多く、州昇格は選挙で民主党に有利となるためだ。

 法案によれば、ワシントンには州昇格に伴い他州と同様、上院2議席と下院1議席が割り当てられる。

 ワシントンは1961年の合衆国憲法23条に基づき3人の大統領選挙人を割り当てられて以降、64〜2020年に実施された全ての大統領選で民主党候補が勝利してきた全米有数の「民主党王国」だ。

 州昇格が実現すれば、民主党は来年の中間選挙を含む今後の選挙で自動的に上院で2議席、下院で1議席を積み増しできる。

 上院(定数100)の現有勢力は民主50、共和50。法案の採決で賛否同数となった場合は、上院議長を務める民主党のハリス副大統領が1票を投じることができるため、採決まで行き着けば民主党が有利だ。

 対する共和党は、長々と討論を続けて上院の会期終了まで議事を引き伸ばし、法案を廃案に追い込む「フィリバスター(議事妨害)」を行使する構えだ。

 議事妨害を阻止して採決に持ち込むには、60人以上の賛成で「議事終結(クローチャー)決議」を通す必要があるが、民主党が共和党勢を切り崩して60人を確保できる見通しは低い。

 このため民主党は、今回の法案に加え、銃規制や投票制度改革など、バイデン政権の懸案である各種の法案を通過しやすくするために議事妨害の制度を実質的に撤廃する方向に動いており、今後、議会での与野党の攻防が激化していくのは確実とみられている。

6480チバQ:2021/04/24(土) 21:33:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/6986170ecae3f450adafe790bef997dd128761ad
ジェンナー氏、米加州知事選に出馬へ トランスジェンダーの元五輪王者
4/24(土) 6:22配信
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ケイトリン・ジェンナー氏(2016年2月28日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米国の元五輪金メダリストでトランスジェンダーのケイトリン・ジェンナー(Caitlyn Jenner)氏(71)は23日、カリフォルニア州知事選挙への出馬を申請したと表明した。当選すれば、米国初のトランスジェンダー州知事となる。

【写真】1976年モントリオール五輪で金メダルを獲得した際のジェンナー氏

 ジェンナー氏は出馬を表明した声明で、近日中に正式な選挙運動を開始すると説明した。所属政党は共和党となる見通し。

 カリフォルニアは民主党支持が強い州だが、2003年にはジェンナー氏と同じ政治未経験者だった人気俳優アーノルド・シュワルツェネッガー(Arnold Schwarzenegger)氏(共和党)がリコール(解職請求)選挙で劇的な勝利を果たし、知事に就任した。

 ジェンナー氏の当選見込みは薄いとみられているが、州内では現在、民主党の現職ギャビン・ニューサム(Gavin Newsom)知事(53)の新型コロナウイルス対策をめぐる不満が噴出。特に、経済や住民の生活に大きな影響を与えた外出禁止令が批判されている。

 ニューサム知事反対派はリコール選挙に必要な数の署名を集められる見込みで、カリフォルニア州史上2度目となるリコール選挙が年内に実施される見通しだ。

 ジェンナー氏は、1976年モントリオール(Montreal)夏季五輪の十種競技にブルース・ジェンナー(Bruce Jenner)の名で出場し、金メダルを獲得。クリス・ジェンナー(Kris Jenner)さんと結婚し、人気リアリティー番組「カーダシアン家のお騒がせセレブライフ(Keeping Up With The Kardashians)」で知られるカーダシアン(Kardashian)家の一員となった後、2015年に性別移行した。【翻訳編集】 AFPBB News

6481名無しさん:2021/04/25(日) 01:05:35
カリフォルニア州知事リコール投票は実施の見込みではあるものの
今のところは民主党勢力圏と言うこともあり解職反対が優勢で、
ワクチン接種が急ピッチで進行中なことも現職へ有利に働いているようです

https://en.wikipedia.org/wiki/2021_California_gubernatorial_recall_election

6482とはずがたり:2021/04/26(月) 12:52:46
メキシコ、人材派遣を原則禁止に
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN210WV0R20C21A4000000/
2021年4月21日 10:51

6483チバQ:2021/04/26(月) 23:56:52
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-210423X719.html
首都を「51番目の州」に=法案また可決、悲願へ前進―米下院
2021/04/23 16:43時事通信

 【ワシントン時事】米下院は22日、首都ワシントンを51番目の州にする法案を与党民主党の賛成多数で可決した。正規の連邦議会議員を送り出していないワシントンにとって、州昇格は悲願。成立までのハードルはなお高いが、前向きなバイデン政権の誕生を受け、期待が高まっている。

 州昇格法案が下院で可決されたのは昨年に続き2度目。ワシントンは民主党の強固な地盤であることから、前回は共和党のトランプ大統領が拒否権行使を示唆し、同党が多数派だった上院は審議入りさえ拒んだ。民主党の法案提出者は22日、「歴史上初めて州昇格が射程に入った」と語った。

 特別区のワシントンは、上院に議席を持たず、下院にも本会議での投票権のない「代議員」が1人いるのみ。それでもバーモント州などより多い70万人の人口を擁し、地元では「代表なき課税」は不当だと訴える声が絶えない。下院を通過した法案は、51番目の州として「ワシントンDC州」の連邦編入を認める。

 だが、抵抗は根強い。昨年の大統領選では、バイデン大統領のワシントンでの得票率は92%に達した。州に昇格した場合、新たに与えられる上院の2議席を民主党が独占するのはほぼ確実で、共和党は「権力の強奪だ」と猛反発する。共和党の議事妨害を封じて上院で法案を可決するには、同党から10人以上の協力を得なければならない。

 バイデン政権は「ワシントンはあまりにも長く完全な代表権を奪われてきた」と法案成立を後押しする。推進団体や人権団体は、ワシントンの人口の多数派(46%)を占める黒人が「完全な投票権を奪われている」と主張。人種的正義の実現も州昇格の根拠だとして、成立を目指し圧力を強めている。

6484チバQ:2021/04/27(火) 15:47:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/b1c86a6c6636c8b33d95bdb9cb6af63d7514f821
中間選挙は共和有利の区割りに? 国勢調査で米下院議席13州変更
4/27(火) 10:12配信

米連邦議会=ワシントンで2017年12月4日、高本耕太撮影
 米国で2020年に行われた国勢調査の概要が26日発表され、人口に応じて比例配分される米下院の州ごとの議席数が計13州で変更された。22年の中間選挙に向けて、各州の州議会などが今後、具体的な選挙区割り案の検討に入る。議席数が増えた南部テキサス、フロリダ両州などでは、共和党が区割りを主導する州議会多数派や知事ポストを押さえており、中間選挙では現状より共和党寄りの区割りになるとの見方が出ている。

 米国の国勢調査は10年ごとに行われ、州ごとの人口が下院の議席数や大統領選の選挙人の割り当てを算出する基礎になる。米商務省によると、人口は約3億3145万人で前回の10年の調査時から7・4%増加。今回の結果に基づいて、22〜30年の下院選(2年ごと)や24、28両年の大統領選が実施される。

 下院の議席数(計435)は、テキサス州で2増、フロリダ、モンタナ、コロラド、ノースカロライナ、オレゴンの5州で1増となった。一方、カリフォルニア、ニューヨーク、オハイオ、ミシガン、イリノイ、ウェストバージニア、ペンシルベニアの7州で1減となった。

 区割りの変更手続きは州によって異なる。政治的に独立した委員会が決める州もあるが、州議会議員など政治家が主導する州では自党に有利になるように境界線を引く「ゲリマンダー」が起きやすい。政治サイト「クック・ポリティカル・リポート」によると、共和党が区割りの最終権限を持つ選挙区は187あり、民主党は75にとどまる。

 20年の下院選では民主党が過半数を維持したが、現有議席(欠員5)は民主218、共和212と拮抗(きっこう)しており、テキサス州などで共和党に有利な区割りになった場合には過半数奪還に弾みがつく。米紙ワシントン・ポストは「民主党が歴史的に強い五大湖周辺から、共和党が政治的に優位な南部への政治的パワーシフトがさらに進む」と分析した。一方、大統領選を巡っては、民主党候補が南部で徐々に支持を伸ばす傾向にあり、選挙人数の割り当てが増える大票田のテキサス州の重要性がさらに高まりそうだ。【ワシントン秋山信一】

6485チバQ:2021/04/27(火) 15:53:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d220b31302ea900c595e7112d1e3b6bc79f640f
バイデン氏、人気は「中位安定」 若者からの支持急上昇 米世論調査
4/27(火) 7:23配信


 【ワシントン時事】バイデン米大統領の就任から今月末で100日を迎えるのを前に、米メディアが政権に関する世論調査結果を相次いで公表した。

 支持率はおおむね50%台前半。歴代大統領と比べ決して高くない水準だが、就任後の変動幅が極めて小さい「中位安定」で推移している。

 米主要メディアが最近公表したバイデン氏の支持率は、ワシントン・ポスト紙とABCニュース(18〜21日実施)が52%、NBCニュース(17〜20日実施)が53%、保守派寄りとされるFOXニュース(18〜21日実施)が54%。不支持率はいずれも40%前後だ。

 選挙予想サイト「ファイブサーティーエイト」による各種世論調査の平均を見ると、就任100日時点の支持率はトランプ前大統領が42%で54.5%のバイデン氏を下回ったが、オバマ元大統領とレーガン元大統領は60%超で、ブッシュ元大統領は親子とも50%台後半。クリントン元大統領はバイデン氏と同水準だった。

 ただ、同サイトでバイデン氏の支持率は就任後、52〜55%の3ポイントの範囲内で推移。歴代大統領は就任後100日間で、支持率が平均10ポイント近く増減しており、CNNテレビは「バイデン氏の支持率は、史上類を見ないほど安定している」のが特徴と解説した。

 米史上最高齢の78歳で就任したにもかかわらず、若年層からの支持が厚いのも特徴だ。USニューズ・アンド・ワールド・リポート誌によると、ハーバード大ケネディスクールが3月中旬、18〜29歳を対象に実施した世論調査で、バイデン氏の支持率は59%。民主党予備選で大統領候補指名を争っていた昨年3月の調査では、支持率34%と若年層に不人気だったが、新型コロナウイルス対策などを通じ、大きく評価を高めている。

6486チバQ:2021/04/27(火) 20:21:21
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-210427X145.html
米カリフォルニア州知事、リコール署名数到達=成立へ前進―年後半に選挙も
2021/04/27 17:35時事通信

 【シリコンバレー時事】米カリフォルニア州のウェバー州務長官は26日、新型コロナウイルス対応で批判が強まっているニューサム知事(民主)のリコール(解職請求)の発議に必要な署名数に達したと発表した。選挙に向けて行政コストの勘案など複数の手続きが残るものの、成立すれば、俳優のアーノルド・シュワルツェネッガー氏が勝った2003年以来のリコール選となる。

 署名数は約162万件で、リコールに必要な約149万件を超えた。ニューサム知事は26日、ツイッターで「共和党のリコールはわれわれの価値を脅かし、重要な進歩を台無しにする」と反発した。

 今後のプロセスは、6月8日までに署名の撤回を受け付けるほか、財政当局によるリコール選のコスト算出などを経て副知事が60日から80日以内の選挙実施を通告する。AFP通信は投票が11月までに実施される可能性があると報じている。

6487チバQ:2021/04/27(火) 20:23:18
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2021042701002267.html
米の人口、2番目に低い伸び 国勢調査、移民流入鈍化が影響か
2021/04/27 17:05共同通信

 【ワシントン共同】米国勢調査局は26日、2020年に実施した10年に1度の国勢調査結果を発表した。米人口は3億3144万9281人で10年に比べ7.4%増にとどまり、1790年の調査開始後、史上2番目に低い伸び率だった。人口に基づく連邦下院の各州への新たな議席配分では、主に野党共和党支持の強い州で議席増となった。来年11月の中間選挙にも影響が出そうだ。

 米メディアによると、人口増加率低迷の要因として、移民流入の鈍化や出生率の低下が背景にあるとみられている。

 定数435の連邦下院で議席増の6州は、テキサス(2議席増)やフロリダ(1増)など保守地盤が多い。

6488チバQ:2021/04/28(水) 09:48:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/24f447473bca11ecec124d778b5215b4f54ab4e2
バイデン政権、「労働者重視」加速 大統領令で最低賃金上げ
4/28(水) 8:53配信

 【ワシントン=塩原永久】バイデン米大統領が公約とする「労働者重視」の施策を加速させている。27日、連邦政府から清掃業務などを請け負う労働者に時給15ドル(約1600円)の最低賃金を義務付ける大統領令に署名。労働組合の支援策を検討する特命組織も政府内に立ち上げた。格差是正に取り組む姿勢をアピールし、労働者層の支持基盤を固める狙いだ。

 賃金引き上げの大統領令は、連邦政府の庁舎で働く清掃員や給食担当者、修理業者らを想定。政府機関は2022年3月末までに時給15ドルを雇用契約に盛り込む。現在の時給10・95ドルから約37%の増額となる。

 政府から請負契約する数十万人が対象になるとみられ、政府と契約関係がない幅広い労働者層への波及につなげたい考えだ。

 バイデン氏は民主党支持者が多い労組の支援を重視してきた。26日には、労組結成を促進する施策を検討するタスクフォースを設ける大統領令に署名した。トップにハリス副大統領を充て、副議長をウォルシュ労働長官が務める。

 民間企業の労働者に占める労組加入者は、1970年代の30%台から、近年は6%台まで低下している。従業員が労組を結成しやすくするため、関係省庁が180日以内に具体的な対策をまとめるとしている。

 米政権は大統領令の文書で、労組の退潮により「労働者が力を失い、(会社に対する)発言権の低下を招いた」と指摘。賃金低迷や労働者の処遇改善に向け、組合の権限強化が必要だとの認識を示した。

 連邦最低賃金の引き上げや労組に関連した労働法制の改正には、議会の承認が必要となる。大統領権限で実現可能な施策を次々と打ち出し、22年の中間選挙を視野に働き手の「中間層」を支える政策の実績づくりを急いでいるとみられる。

6489チバQ:2021/04/28(水) 09:48:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/a5344a6445887fa01477856f6a512b78d2f8be70
米、ワクチン接種なら「屋外・少人数」はマスク不要に
4/28(水) 8:51配信
 【ワシントン=大内清】米疾病対策センター(CDC)は27日、新型コロナウイルスのワクチン接種が完了した人は屋外での少人数の集まりでならマスク着用は不要とする新たな感染対策の指針を発表した。ただし、屋外での大規模集会や屋内での飲食などについては引き続きマスクを着用するよう求めている。

 新指針についてバイデン大統領は同日、記者団に「ワクチン接種が完了した人はウイルスを拡散させる恐れが非常に低いとのデータに基づくものだ」と説明。自身の就任後、ワクチン接種が進んだことで高齢者の死者数が大幅に減少したと成果を強調した。

 米国ではこれまでに人口の42%超が少なくとも1回のワクチン接種を受け、約30%が接種を完了している。

 新指針によると、ワクチン接種が完了した人は、屋外であれば、その場に未接種者が同席していてもマスクは必要ない。また、屋外のレストランでの複数世帯による食事は「安全な活動」とみなされるという。半面、ワクチン接種が完了していても、人が密集した屋外や、ショッピングモールなどの施設内、屋内での会食などではこれまで通りマスクを着用するよう強調している。

 CDCのワレンスキー所長は「米国人が、パンデミックのせいでできなかったことを再開する一歩だ」と述べた。

 一方、米国務省は26日、米国の大学への進学を希望する外国人留学生の受け入れ制限を8月1日から緩和すると決定。コロナ禍以前は留学生全体の3割超を占めていた中国人のほか、感染拡大が深刻なブラジルや南アフリカ、イランからの受け入れも再開する。

6490チバQ:2021/04/28(水) 22:10:17
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2104280020.html
選挙制度めぐり共和VS民主 米国 中間選にらみ郵便投票が焦点
2021/04/28 20:09産経新聞

選挙制度めぐり共和VS民主 米国 中間選にらみ郵便投票が焦点

(産経新聞)

 【ワシントン=大内清】共和党が優勢な米南部ジョージア州で郵便投票の抑制などにつながる新法が成立したことをきっかけに、選挙制度改革をめぐる党派争いが米国で激しさを増している。手続きの厳格化で不正を防ぐとする共和党に対し、民主党側は同法の影響を受ける黒人の政治参加を制限する動きだと非難。民主党が優勢な各州では「投票の権利」を拡大するためとして手続きを簡素化する法整備が進んでおり、両党とも来年の中間選挙をにらんで有利な状況を作り出そうと躍起だ。

 「これは21世紀のジム・クロウ法だ」。バイデン大統領は3月26日の声明でジョージア州の新たな選挙関連法を痛烈に批判した。

 ジム・クロウ法は、南北戦争後の米南部諸州で制定され、1964年の公民権法成立まで黒人差別の根拠となった法律の通称。19世紀の喜劇で、顔を黒塗りにした白人が演じた黒人の名前に由来する。

 新法は3月25日、ケンプ同州知事(共和党)が署名し成立した。州政府は昨年の大統領選で全有権者に郵便投票の手続きに必要な書類を送付したが、新法ではこれを禁じたほか、郵便投票の本人確認に署名ではなく写真付きの身分証明書を義務付けるなど要件を厳格化。陣営関係者らが投票所に並ぶ有権者に飲食物を提供することも禁止するなど広範な内容となった。

 昨年の大統領選では、敗北したトランプ前大統領の陣営が、新型コロナウイルス禍への対応として大幅に取り入れられた郵便投票が不正に利用されたなどと主張し、激戦となったジョージア州では票の数え直しが繰り返された。新法制定を主導した共和党議員団は「不正投票を防ぎ、選挙への信頼を取り戻すためだ」と説明している。

 これに対して民主党は、郵便投票がしづらくなることで最も影響を受けるのは、低賃金・長時間の仕事に就く黒人だと指摘。都市部では投票所の不足から投票日に長蛇の列ができることが常態化しているにもかかわらず飲食物の提供を禁じるのは、都市部に多い黒人を選挙から締め出そうとしているからだ、などと主張している。

 米政治専門メディア「ポリティコ」などによると、共和党が優勢な南部フロリダやテキサス、西部アリゾナの各州でも有権者登録を厳格化するなどの動きが進んでいるという。

 一方、民主党が優勢な東部ニューヨークやニュージャージー、南部バージニアなどの各州では、より多くの有権者に登録を促す制度改正が進む。黒人をはじめとするマイノリティー(人種的少数派)や貧困層の有権者が増えれば、福祉拡大などを掲げる民主党に有利に働く公算が大きい。

 来年の中間選挙で政権基盤を強化したいバイデン氏は声明で、ジョージア州などでの動きは「憲法と良心への露骨な攻撃だ」とも指弾した。就任時にトランプ政権時代に深まった米国の分断を修復するとうたったバイデン氏だが、現実には強い言葉で共和党を非難し、同党からさらなる反発を買っている。

6491名無しさん:2021/04/28(水) 22:46:44
昨秋の選挙では投票率が上がって共和党の得票も大きく伸びたわけでして、
得票を伸ばした立役者である低所得の白人労働者やヒスパニック労働者をも
閉め出さんとする法は自縛行為とも言えます

6492チバQ:2021/04/29(木) 23:08:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/befe72858191bbba46c7cc6f62e2a5afc0d991cd
ジュリアーニ元NY市長の自宅など家宅捜索 ウクライナ疑惑
4/29(木) 16:59配信


 米ニューヨークの連邦捜査当局は28日、トランプ前大統領の側近で顧問弁護士だったジュリアーニ元ニューヨーク市長(76)のマンハッタンにある自宅や事務所を家宅捜索した。複数の米メディアが報じた。トランプ氏の「ウクライナ疑惑」に関して、ジュリアーニ氏は違法なロビー活動を行った疑いが持たれている。

 ウクライナ疑惑は、トランプ氏が2020年大統領選を前に、ウクライナのゼレンスキー大統領に対して政敵のバイデン大統領とその次男ハンター氏の捜査を要求したとされるもの。ハンター氏はウクライナの天然ガス会社役員だった。

 ジュリアーニ氏はウクライナ側にバイデン親子の捜査をするよう圧力をかけ、非協力的だった駐ウクライナ米大使(当時)の更迭を画策したなどと指摘されている。トランプ氏は「権力乱用」などで弾劾訴追されたが、2月に無罪評決が出た。

 米紙ニューヨーク・タイムズによると、連邦捜査当局は数カ月前から捜索令状の取得を試みていたが、トランプ前政権下の司法省幹部らが阻止していた。今回の捜索では、携帯電話などの電子機器が押収された。【ワシントン鈴木一生】

6493チバQ:2021/05/04(火) 03:39:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3d94fe3d269320774b4ae3f4825e8db650d770a

「眠らぬ街」復活か ニューヨーク、経済活動を再開へ
5/3(月) 6:30配信
新型コロナウイルスのワクチン接種会場は、アメリカ自然史博物館にある等身大のクジラの模型の下にもできた=4月23日、米ニューヨーク、同館提供
 米国で新型コロナワクチンの接種が急速に進むなか、ニューヨーク(NY)市が7月1日にも経済活動を全面再開させる方針を示した。感染拡大の中心地だったNYは、これまで飲食店の営業などで厳しい制限が課せられてきた。「眠らない街」といわれた都市は、元の姿を取り戻すことができるのか。(ニューヨーク=藤原学思、真海喬生)

 「NY市における完全な経済活動の再開について、目標を設定すべきときが来た。7月1日だ」

 デブラシオ市長は4月29日、会見でそう発表した。「みなさんがワクチンを受けているからだ。トンネルが終わる光が見える」。実現すればオフィスや飲食店、文化施設の人数制限が約1年4カ月ぶりになくなる。

 NY市では、疑いも含めれば全市民の1割以上に当たる92万人が新型コロナに感染し、3万2千人以上が死亡した。一時は24時間で新規感染者が6千人を超えたこともあったが、現在は1千人台で推移し、減少傾向が続いている。

 NYでは昨年12月中旬、医療従事者や高齢者施設の入所者を対象にワクチンの接種が始まった。それから一般高齢者、疾患を抱えている市民と徐々に対象を拡大。16歳以上の市民は現在、予約なしでワクチンを受けることができる。

 市が掲げる目標は「6月までに500万人の接種完了」。これまでに18歳以上の5割強にあたる350万人が少なくとも1回の接種を終えており、達成は十分可能なペースだ。

 ワクチン接種会場は大リーグ・ヤンキースの本拠地や、市内最大規模のコンベンションセンターにも設置された。4月23日には、アメリカ自然史博物館内の、長さ29メートルに及ぶ等身大のクジラの模型下にもできた。接種後には4人分の博物館入場券がもらえるというオマケ付きだ。


■疲弊した街にともる希望

 文化や経済の中心地であるNY市には2019年、過去最多の6660万人が訪れた。だが、新型コロナの影響で20年は2230万人と3分の1の水準になり、21年も3640万人と予想されている。以前は700あった宿泊施設のうち約200が閉まった。

 NYの観光業は40万人の雇用を生み、700億ドル(約7兆6千億円)もの経済効果を地域にもたらしてきた。壊滅的な打撃を受けた業界を支えようと、市は6月から、3千万ドルをかけてマーケティングキャンペーン「NY市再覚醒」を始める。

 特に再開が待たれるのはブロードウェーだ。すでに1年以上公演が休止されている。デブラシオ氏は9月までに再開したい意向を示している。

 中心部のタイムズスクエアには4月、劇場関係者のためのワクチン接種会場ができた。ミュージカル「ハミルトン」で脚本と作詞作曲、主演を担ったリン・マニュエル・ミランダ氏はその際の会見で、「また集まりたい。暗闇の中で物語をつむぎたい。安全だと思えなければ、それはできない」と声を震わせた。

 「眠らない街」の象徴として24時間運行を続けていた地下鉄は、コロナ禍で未明の4時間を消毒に充てていたが、現在の運行休止時間は1日2時間。4月8日にはコロナ禍で初めて1日の乗客数が200万人を超え、ようやくコロナ前の4割ほどの水準になった。
朝日新聞社

6494チバQ:2021/05/05(水) 09:21:29
1日あたりの感染者数は
インド 350,000人/day程度 
アメリカ50,000人/day程度
日本   5,000人/day程度

人口は
インド13.7億
アメリカ3.3億人
日本1.3億人
https://www.tokyo-np.co.jp/article/102341?rct=world
ワクチン接種が普及したアメリカに戻ってきた日常の風景 感染再拡大への懸念も
2021年5月5日 06時00分
【ワシントン=吉田通夫】全米各地ではワクチン接種の普及に伴い、新型コロナウイルスの感染防止で大幅に制限されてきた日常生活が戻りつつある。ただ、経済活動の再開前倒しなどが発表される一方で、接種しない層も根強く残る中での規制緩和に、感染再拡大への懸念もくすぶる。
 ◆地下鉄24時間運行を再開、飲食店の人数制限を撤廃
 ニューヨーク州のクオモ知事は3日、地下鉄の24時間運行を17日から再開し、19日には飲食店などの収容人数の規制を原則撤廃すると発表。デブラシオ市長が掲げた7月1日の経済活動再開という目標を事実上、前倒しした。
 首都ワシントンは4月27日から博物館など屋内施設の収容者数の上限を緩和。屋内会食の人数も従来の最大6人から10人に引き上げた。西部ネバダ州ラスベガスのカジノは5月1日から入場者数を収容上限の80%へと30ポイント増やした。
 また米国の航空便利用者数は、新型コロナウイルスの影響が本格化した昨年3月中旬以降で最大になったことが3日、分かった。
 ◆接種すれば屋外でのマスク着用不要
 米運輸保安庁(TSA)のまとめでは、米国内の空港の保安検査所を通過した人は直近の2日時点で162万7000人。160万人を超えたのは、世界保健機関(WHO)がコロナのパンデミック(世界的大流行)を宣言した翌日の昨年3月12日以来だった。
 公衆衛生政策を担う米疾病対策センター(CDC)は接種者の行動指針を順次緩和しており、4月2日からは事前検査なしの国内旅行を認め、航空便の利用者は徐々に増えている。
 ほかにもCDCは、接種者は屋外でのマスク着用は原則不要とし、屋内での行動もマスクをすれば感染リスクは低いとしている。米国では18歳以上の4割超が接種を終えて感染者数が減少傾向に転じたこともあり、各地で感染防止のための規制を緩和し始めた。
 ◆ワクチン接種減少に転じ、大統領「いますぐ接種を」
 一方、ワクチンに懐疑的な国民も多く、1日当たりの接種回数(7日移動平均)は4月11日の326万回をピークに減少に転じ、同28日は230万回にとどまった。規制緩和による感染再拡大の懸念もあり、バイデン大統領は5月3日、東部バージニア州の演説で「いますぐワクチンを接種してほしい」と呼び掛けた。

6495チバQ:2021/05/05(水) 09:24:13
https://www.tokyo-np.co.jp/article/101859?rct=world
「世界の市長」一転…「ウクライナ疑惑」に大統領選めぐる発言で一気に窮地ジュリアーニ氏
2021年5月1日 20時46分
 【ニューヨーク=杉藤貴浩】元ニューヨーク市長でトランプ前大統領の顧問弁護士を務めたルドルフ・ジュリアーニ氏(76)が窮地に立っている。検察が「ウクライナ疑惑」で同氏の自宅などを捜索。昨年の大統領選後の発言を巡っても訴訟を抱える。米中枢同時テロ後の陣頭指揮をとり、「世界の市長」と評された名声は失墜する一方だ。

◆一時は大統領有力候補だったが
 米メディアによると、ニューヨーク市の連邦検察は4月28日、ジュリアーニ氏宅と事務所を捜索し、パソコンや携帯電話を押収。容疑は、トランプ政権時に当時の駐ウクライナ大使の解任を同国政府と図り、トランプ氏に働き掛けたこととされる。
 ジュリアーニ氏は当時、トランプ氏の政敵だったバイデン現大統領の次男が役員を務めるウクライナのガス会社を捜査するよう同国に働き掛けていたが、大使は非協力的だったという。
 ジュリアーニ氏は捜索後、FOXニュースの番組で「私はウクライナを代表したことはない」と疑惑を否定。「捜索令状は完全に違法だ」と述べた。
 同氏は1994年にニューヨーク市長に就任。軽微な犯罪に厳しく対応し凶悪犯罪を防ぐ「割れ窓理論」を応用し、治安を劇的に改善した。2001年9月のテロ後も強い指導力を発揮し、08年の大統領選に向けては一時、共和党の指名有力候補にもなった。
◆大統領選では不正投票を主張
 だが、18年にトランプ氏の顧問弁護士となり、昨年11月に同氏が再選に失敗すると、「投票不正があった」などと根拠不明の発言を連発。「名誉を毀損された」とする投票集計機会社から13億ドル(約1420億円)の損害賠償を求められるなど「自身で評価を汚した」(ニューヨーク・タイムズ紙)と酷評されている。

6496チバQ:2021/05/05(水) 09:26:27
https://www.tokyo-np.co.jp/article/101556?rct=world
米加州のディズニー再開 昨年3月以来、規制緩和で
2021年5月1日 08時12分 (共同通信)

 【ニューヨーク共同】米ウォルト・ディズニーは4月30日、新型コロナウイルスの影響で昨年3月から休業していた米西部カリフォルニア州の「ディズニーランド・パーク」と「ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パーク」を再開した。営業規制の緩和により、約1年1カ月ぶりに再開にこぎ着けた。
 入園には事前予約が必要で、現在はカリフォルニア州の住民に限定している。入園者は体温の測定や飲食時以外のマスク着用が求められる。一部の施設は閉鎖されたままで、キャラクターとも距離を取る必要がある。パレードも実施しない。

6497チバQ:2021/05/06(木) 07:57:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/f41900155e9ae58f34a6955bb8a4c38e646eef9b
NY観光業、復活の胎動 市も巨額支援で後押し
5/6(木) 7:11配信

時事通信
大勢の人でにぎわう繁華街の観光名所「タイムズスクエア」=2日、米ニューヨーク

 【ニューヨーク時事】昨年春に多数の市民が命を落とすなど、深刻な新型コロナウイルス禍に見舞われた米ニューヨーク市。

 その重要産業である観光業に回復の兆しが見え始めた。コロナワクチン接種が進み、デブラシオ市長は経済全面再開の目標を7月1日と宣言。観光振興へ巨額の支援策を打ち出す。市民からは楽観的な声が聞かれ、業界のデータにも明るさが示されている。

 「年末までに正常に戻ると思うよ」。市中心部を代表する観光名所「タイムズスクエア」。大通りの歩道で年代物の広告看板を並べ客を待つ露天商アマドゥ・ドワイエさん(59)は回復の手応えを感じている。「昨年は悲惨の一言。だが売り上げは戻りつつあるし、全米の観光客が訪れ、週末の人通りは増えている」と笑みをこぼす。

 調査会社STRによると、営業中の市内ホテルの客室稼働率は4月24日までの週で53.8%と、昨年最悪期(14.3%)を大きく上回る。ただ、コロナ禍直前の昨年2月末の77.1%には及ばない。

 こうした中、市は観光促進キャンペーンに過去最大の3000万ドル(約33億円)の巨費を投じ、てこ入れを図る。観光客を呼び込み、40万人とも言われた関連業界の雇用を極力早く取り戻したい意向だ。

 市当局によれば、来訪者数は2019年に過去最高の6660万人を記録。20年はコロナ禍で2230万人に落ち込んだが、市は21年に3640万人に回復し、24年には19年実績を超える「完全復活」のシナリオを思い描く。市の魅力の一つでもあるブロードウェー公演が予定通り9月に再開すれば、観光客の流入にも弾みがつきそうだ。

6498チバQ:2021/05/06(木) 15:38:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1201adac817fdd1e8c095b15f10667284cfdb16
トランプ氏批判する共和党幹部が窮地 元副大統領の娘
5/6(木) 10:51配信




大統領選挙の集会で演説するトランプ氏=2020年9月26日、ペンシルベニア州ミドルタウン、大島隆撮影
 米共和党で、トランプ前大統領の批判の先頭に立つ同党下院ナンバー3のチェイニー下院議員が窮地に立たされている。大統領選挙で不正があったという主張を続けるトランプ氏を「ウソを拡散している」と批判。これに対してトランプ氏がチェイニー氏の指導部からの排除を求め、党内で同調する動きが強まっており、トランプ氏の影響力の大きさが鮮明になっている。


 チェイニー氏はチェイニー元副大統領(ブッシュ・ジュニア政権)の娘で、2019年から下院共和党会議議長。トランプ氏の支持者による連邦議会議事堂襲撃事件に関して、同氏を弾劾(だんがい)訴追する決議案に賛成票を投じた10人の共和党下院議員のうちの一人だ。

 チェイニー氏は3日、ツイッターで「大統領選挙は盗まれていない。そのような主張をする人間は、大きなうそを拡散している」と改めて批判した。

 5日にはワシントン・ポストへの寄稿で「トランプは、選挙結果と法の支配への信頼という、民主主義の根幹を解体させようとしている」と指摘。「共和党は岐路に立っており、真実と憲法への忠誠を選ぶのかどうか、決断しなければならない」と主張した。
朝日新聞社

6499チバQ:2021/05/08(土) 08:50:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/09c3f6ae1d67c7692210f410ca38887b14f5e54f
元ロッテ監督のバレンタイン氏が故郷の市長選出馬「この市のため」
5/8(土) 8:43配信


日刊スポーツ
ボビー・バレンタイン氏(2013年3月2日撮影)

元ロッテ監督でメッツなどでも監督を務めたボビー・バレンタイン氏(70)が7日、コネティカット州スタンフォード市の市長選に出馬することをSNSで発表した。バレンタイン氏は同市で生まれ育ち、MLBの球界を離れた後は地元のスタンフォード大学でアスレチックディレクターを務めていた。

内外野手としてメジャーで10年プレーした後、85年からレンジャーズ、メッツ、レッドソックスで監督を務め、通算1186勝1165敗。ロッテでは95年と04〜09年に指揮を執り、05年に日本一を達成した。

SNSに投稿した動画で「私の人生に多くのものをもたらしてくれたこの市のため、私の時間とエネルギーと資金をささげたい」と意気込み。無所属の出馬で、他の民主党2候補と選挙を戦う。

6500チバQ:2021/05/09(日) 16:41:55
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-210508X126.html
「反トランプ」幹部、追放へ=米共和党で路線対立
2021/05/08 14:37時事通信

 【ワシントン時事】米共和党でトランプ前大統領を批判するリズ・チェイニー下院議員が党下院ナンバー3のポストから追われる見通しとなった。米メディアが7日までに伝えた。トランプ氏の影響力が党内に根強く残っていることを示している。

 チェイニー氏は、ブッシュ(子)政権で副大統領を務めたディック・チェイニー氏の娘。保守色が強くトランプ氏と政策的には立場は近いが、今年1月のトランプ氏弾劾訴追決議案採決で賛成に回り、大統領選の不正を訴えるトランプ氏の主張を「大うそ」と批判してきた。

 チェイニー氏は今月5日には、米メディアへの寄稿で「危険で反民主的なトランプ氏の個人崇拝をやめ、真の保守主義を体現すべきだ」と党の路線転換を要求。トランプ氏の影響を強く受ける執行部もついに追放に動きだした。

 今回の内紛は政策的違いではなく、大統領選に関するトランプ氏の主張を支持するか否かが争われた。CNNテレビが4月下旬に行った世論調査では共和党支持者の70%が大統領選を「正当でなかった」と回答。1月時点の75%と大差なく、トランプ支持勢力が依然多数派だ。

 党重鎮のグラム上院議員は最近、「同僚に聞きたい。共和党はトランプ氏なしで前進できるか。答えはノーだ」と言い切り、トランプ氏の下での結束を呼び掛けた。

 共和党は12日にもチェイニー氏を「親トランプ」派のステファニク議員に交代させる見込み。党の中枢をトランプ氏に忠誠を誓うメンバーが占めることで今後、「党の顔」として前大統領を前面に出すのは確実。来年の中間選挙や3年後の大統領選をにらんだ戦略に影響しそうだ。

6501とはずがたり:2021/05/12(水) 23:05:40

あかん,米共和党,トランプの亡霊に完全に取り憑かれとる。。

米共和党チェイニー議員、「うそを無視すればうそつきが勢いづく」 トランプ氏擁護を批判
2021年5月12日 13:01
https://www.bbc.com/japanese/video-57082415
更新 38分前
米野党・共和党の幹部、リズ・チェイニー下院議員は11日、下院で演説し、「この国の民主主義が解体してしまうのを防ぐため、行動しなくてはならない」と呼びかけた。

ディック・チェイニー元副大統領の娘でもあるチェイニー議員は米下院共和党のナンバー3だったが、12日朝には共和党下院議員の投票により、下院共和党会議議長の座を解任された。

今年1月6日の議会襲撃を受けて、当時のドナルド・トランプ大統領を厳しく批判してきたところ、党内のトランプ派から強い反発に遭い、党内要職を追われた。

チェイニー議員は、2020年大統領選が不正で「盗まれた」と今なお主張するトランプ氏や、党内のトランプ派を強く非難してきた。

11日の演説では「一部の人が、法治主義を捨て、この国の民主主義を損なおうと前大統領が繰り広げる闘争の道へ、私たちの党を連れて行こうとするのを、私は黙って座視するわけにはいかない」と述べた。

また、下院共和党会議議長を解任された後は、「私たちは大いなるうそと憲法を同時に受け入れることはできない(中略)前大統領が二度と決してオーヴァル・オフィス(ホワイトハウスの大統領執務室)に近づくことが絶対にないよう、自分にできることは何でもするつもりだ」とコメントした。

6502チバQ:2021/05/12(水) 23:08:29
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20210512-567-OYT1T50026.html
「駐日大使向きかどうか」は不明…異名は「ランボー」、バイデン政権が大物起用
2021/05/12 10:14読売新聞

「駐日大使向きかどうか」は不明…異名は「ランボー」、バイデン政権が大物起用

ラーム・エマニュエル氏(ロイター) 【読売新聞社】

(読売新聞)

 【ワシントン=田島大志】米国のバイデン政権が駐日大使に充てる方向となったラーム・エマニュエル氏(61)は、オバマ政権の大統領首席補佐官として辣腕らつわんをふるったことで知られる。大物の起用は、バイデン大統領が外交の最重要課題と位置付ける対中戦略を見据え、日米同盟を重視する表れと言えそうだ。

 エマニュエル氏はオバマ元大統領と双方の地元シカゴで交友を深めた。オバマ政権を支えた「シカゴ人脈」の代表格で、副大統領を務めたバイデン氏とは政権の始動を中枢でともに支えた間柄だ。昨年の大統領選ではバイデン氏の資金集めにも貢献したとされる。バイデン政権では一時、経済閣僚や駐中国大使候補とも目されていた。

 歴代の駐日大使には、副大統領経験のあるウォルター・モンデール氏など時の大統領と太いパイプを持つ大物政治家が就いてきたほか、最近ではジョン・ルース氏やウィリアム・ハガティ氏ら資金集めなどに協力したことへの「論功行賞」とみられるケースも多かった。エマニュエル氏は、双方の要素を兼ね備えた人選と言える。

 バイデン氏とは今でも「直接電話できる間柄」(米民主党関係者)と言われ、日本政府からは日米関係強化に向けたパイプ役として期待する声があがっている。ただ、日本との目立った接点は見当たらず、「駐日大使向きかどうかは何とも言えない」(日米関係筋)との声もある。

 オバマ元大統領は回顧録でエマニュエル氏について、「非常に野心的で熱狂的、かつ徹底的に仕事に打ち込む」と評している。

 下院議員時代には選挙対策で名を上げ、民主党下院ナンバー4の座に就いた。首席補佐官としては、政権の最重要課題だった医療保険制度改革法成立に向け、議会への根回し役を務め、反対論が根強い民主党内を強力にまとめ上げた。

 一方、言葉を選ばず、攻撃的な政治手法から、「ランボー」との異名も持つ。就任には上院での承認が必要で、政敵の多いエマニュエル氏の手続きがスムーズに進むかどうかは不透明だ。

6503チバQ:2021/05/13(木) 11:08:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/60538855d8d0d69be89d93c31a8ed29e3c6125b6
米共和党、下院ナンバー3の役職剥奪 トランプ氏批判のチェイニー氏
5/12(水) 23:20配信
毎日新聞
チェイニー下院議員=ワシントンの連邦議会で2021年5月12日、AP

 米国の野党・共和党の下院議員団は12日に会合を開き、下院ナンバー3のチェイニー議員総会議長の役職解任を採決した。チェイニー氏は、トランプ前大統領の「2020年の大統領選挙は盗まれた」との主張に反論してトランプ氏との決別を訴えたが、トランプ氏を支持する議員らが役職解任を提起。22年の中間選挙に向けてトランプ氏の支持者の離反を恐れる下院議員の多数が賛成した。

 解任を受け、トランプ氏は同日声明を発表し、チェイニー氏について「冷酷で恐ろしい人物だ。彼女の存在が政治や我々の国にとって良いことは何もない」などと語った。一方、チェイニー氏は記者団に「前大統領が二度と大統領執務室に近づかないように何でもする決意だ」と改めてトランプ氏を批判した。

 チェイニー氏は、今年1月のトランプ氏の支持者による議会乱入事件を受けて、事件当時に大統領だったトランプ氏の弾劾決議案に賛成した共和党の10議員の一人。大統領選を巡る「不正」の主張に対しても「大うそだ。法の支配に背を向け、民主主義を毒している」と反論していた。

 2月にも信任投票があったが、当時は賛成票が多く、議員総会議長の地位を維持した。しかし、トランプ氏を支持する議員から再び役職交代を求める声が高まり、党内の対立激化への懸念も相まって、下院議員の大半が解任賛成に回った。【ワシントン秋山信一】

6504チバQ:2021/05/14(金) 14:55:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/1789a560245474e6da2519618356a50d00a6d73c
米共和党「トランプ党」ますます色濃く 盾突いた下院ナンバー3解任   
5/13(木) 16:36配信

産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】米共和党の下院議員団は12日に会合を開き、トランプ前大統領と対立するリズ・チェイニー議員(54)を下院共和党ナンバー3のポストである下院共和党会議議長から解任した。来年の中間選挙で民主党から多数派奪還を目指す下院共和党が、同党の支持層から高い人気を維持するトランプ氏の意向に最大限に配慮したもので、同党が今後、「トランプ党」の色合いを一層強めていくのは確実とみられる。

 チェイニー氏は今月初旬、トランプ氏が昨年の米大統領選の敗北を認めず、「不正によって(勝利を)盗まれた」といまなお主張しているのを「大嘘を拡散する行為だ」と批判し、同氏の怒りを買っていた。

 この日の会合では、開始直後にチェイニー氏の解任決議が出され、出席者の発声投票で同氏の下院指導部からの「追放」が決まった。関係者によると解任に異議を唱えた議員はいなかったという。

 同氏の後任には、親トランプ派のエリス・ステファニク議員(36)が週内に選出される見通し。

 チェイニー氏は会合後、記者団に「私たちは真実に従い前進すべきだ。大嘘と憲法を同時に容認することはできない」と訴えた。

 また、「前大統領をホワイトハウスから遠ざけることに全力を挙げる」とし、トランプ氏の大統領選への再出馬の阻止に向け、党内の反トランプ勢力を率いていく構えを強調した。

 対するトランプ氏は声明で「チェイニーは非情で最低の人物だ。彼女が共和党にとって害悪であることを実感した」と罵倒した。

 トランプ氏は、来年の中間選挙の共和党予備選でチェイニー氏の対抗馬を支持し、同氏を完全に放逐するとも表明している。

 チェイニー氏は、1月の連邦議会議事堂襲撃事件を受けたトランプ氏の弾劾訴追決議で他の共和党議員9人とともに賛成票を投じた。親トランプ派議員は翌月、今回と同様に同氏の解任を求めたが、この時は大多数の議員が同氏の議長留任を支持していた。

 今回は風向きが変わったのは、トランプ氏が党内で自身に盾突く議員らに徹底的に報復する姿勢を強め、ほとんどの共和党議員が保身のため同氏に同調する道を選んだためだ。

 しかし、生粋の保守派として知られるチェイニー氏を追放することには保守派の間で批判も強い。

 米紙ウォールストリート・ジャーナルは社説で「チェイニー氏は正しい。選挙は盗まれていない」と指摘し、共和党が大統領選に関するトランプ氏の「大嘘」を掲げて来年の中間選挙に臨んだ場合、勝敗の行方を左右する無党派層に見放され、下院の奪還は見込めないだろうと警告した。

6505チバQ:2021/05/14(金) 23:38:35
https://www.sankei.com/world/news/210514/wor2105140014-n1.html
米政権、イスラエル対応で後手 大使不在のまま情勢急転
2021.5.14 15:42国際米州



 【ワシントン=大内清】イスラエルとイスラム原理主義組織ハマスの戦闘が激しさを増す中、バイデン米政権が、事態の沈静化に向けた影響力を発揮できずにいる。バイデン大統領は、トランプ前政権によるイスラエル偏重外交の修正を進めてきたが、それを現地で担う駐イスラエル大使の人選が固まらないうちに今回の危機が勃発。情勢が急速に流動化する中で対応が後手に回っている格好だ。

 歴代米政権にとり、駐イスラエル大使は特別な意味を持つ。人選自体が、中東の「最重要同盟国」と位置付けられるイスラエルや、同国とパレスチナとの和平問題にどう向き合うかを示す指標となるためだ。

 トランプ前大統領は2017年1月の就任早々に、自身の後援者で親イスラエルのユダヤ人弁護士、デビッド・フリードマン氏を指名。トランプ氏は在任中、国際的に地位が定まっていないエルサレムをイスラエルの「首都」と認定して同地へ米大使館を移転させたり、占領地ゴラン高原へのイスラエルの主権を承認したりするなど同国寄りの姿勢をとった。フリードマン氏はイスラエル政府に強い影響力を持ち、同国とアラブ諸国との国交正常化協議の仲介などで大きな役割を果たしたとされる。

 これとは対照的に、バイデン氏は就任から4カ月近くがたつ今も駐イスラエル大使を指名しておらず、同ポストは空席のままだ。サキ大統領報道官は今月12日、指名発表までにはさらに「数週間」が必要だとの見通しを示した。

 バイデン政権のブリンケン国務長官やサリバン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)らは、イスラエルとの関係が極度に冷え込んだオバマ政権にも仕えたリベラル派だ。パレスチナ問題では、トランプ政権によるイスラエル偏重を修正し、将来のパレスチナ国家とイスラエルの「2国家共存」を目指す路線への回帰を進めてきた。


 一方で、中東におけるバイデン政権の最重要課題は、トランプ政権が離脱したイラン核合意への復帰で、パレスチナ問題の優先順位は高くない。大使指名が遅れている背景には、核合意に反対するイスラエルの理解を得るため、人選に慎重を期しているという事情もありそうだ。

 大使が長期にわたり不在では、外交的なメッセージが弱まることは避けられない。民主、共和両党の政権で長く中東和平担当の国務長官顧問を務めたアーロン・ミラー氏は11日、ツイッターで、「危機の際に大使が不在なのは深刻な問題だ」と指摘した。

 ブリンケン氏は13日、ハマスとイスラエルの戦闘激化を受け、アムル国務次官補代理(イスラエル・パレスチナ担当)が現地に向かっていると説明し、事態の沈静化に向けた外交努力を加速させる姿勢を示した。だが、イスラエルのネタニヤフ政権や与党の右派リクードには、占領地での入植活動などに批判的なバイデン政権への不信感が強いとされ、事務レベルでの調停は難航が予想される。

6506チバQ:2021/05/17(月) 15:41:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae99f92ee346b3616db809afb8a00b14d6478925
トランプ氏は米共和党に「不可欠」 新任の党下院ナンバー3
5/17(月) 9:35配信

AFP=時事
米首都ワシントンの連邦議会議事堂で、共和党の党会議議長に選出されたエリス・ステファニク氏(2021年5月14日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】米共和党下院ナンバー3の党会議議長に選出され注目を集めているエリス・ステファニク(Elise Stefanik)氏(36)は16日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領が現在も共和党の指導者であり、党の過半数奪還にとって「必要不可欠」と発言した。

 共和党は14日、トランプ氏を支持するステファニク氏を党会議議長に選出。依然として党内で大きな影響力を持ち、2024年の大統領選に立候補する可能性のあるトランプ氏にとって、大きな勝利となった。

 前党会議議長のリズ・チェイニー(Liz Cheney)氏はトランプ氏を痛烈に批判し、昨年の大統領選で民主党が不正を行ったとするトランプ氏の誤った主張を拒絶したことで解任されていた。

 FOXニュース(Fox News)の番組「サンデー・モーニング・フューチャーズ(Sunday Morning Futures)」に出演したステファニク氏は、トランプ氏が「党にとって必要不可欠」と明言した。

 トランプ氏について「共和党の指導者」とした上で、「共和党の指導者を決定するのは有権者であり、有権者はトランプ(前)大統領のビジョンを求め続ける。彼(トランプ氏)はわれわれが2022年に下院を奪還するための重要な役割を担う」と述べた。

 16日に発表された米CBSニュース(CBS News)の世論調査結果によると、共和党支持者の大半は党がトランプ氏への忠誠を示すことを望んでおり、チェイニー氏の解任を支持する人は80%に上った。【翻訳編集】 AFPBB News

6507チバQ:2021/05/19(水) 20:32:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a8131d40bc59609bbedf9dd807f2afa31ddc503
北京五輪「外交ボイコット」を 米下院議長、各国首脳に呼び掛け
5/19(水) 9:17配信


時事通信
 【ワシントン時事】ペロシ米下院議長は18日、来年2月の北京冬季五輪について「国家元首が自国の選手を応援するために中国に行き、中国政府に敬意を示すのはやめよう」と述べ、「外交ボイコット」を呼び掛けた。

 米議会公聴会で語った。中国政府による人権侵害を理由に、北京五輪の開会・閉会式などへの出席を見送るよう各国首脳に呼び掛けた形だ。

 ペロシ氏は、新疆ウイグル自治区でのウイグル族迫害を念頭に、国家元首がジェノサイド(集団虐殺)の起きている中国を訪れれば「人権侵害について語る道徳的権威を(その元首は)持つのかという疑問を提起することになる」と指摘した。

 米議会では、選手団を含めた全面的ボイコットや開催地変更を求める声も上がっている。ブリンケン国務長官はこれまで、「ボイコットには焦点を当てていない」と表明。五輪への対応は同盟国や友好国と緊密に相談すると述べるにとどめている。

6508チバQ:2021/05/26(水) 17:58:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/9178d4dc816e55c3a4fcbd8356bc4303c2b10b27
黒人暴行死から1年 米社会の断層浮き彫り 警察改革、政権試金石に
5/25(火) 19:58配信

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産経新聞
ジョージ・フロイドさんの死は米社会に波紋を広げた

 米中西部ミネソタ州で昨年5月、黒人男性のジョージ・フロイドさん=当時(46)=が白人警官に首を圧迫され死亡した事件から25日で1年を迎えた。事件は、人種差別への抗議運動や大胆な警察改革を求める声が高まる契機となり、デモに乗じた略奪の多発など社会不安にもつながった。この1年は何を浮き彫りにしたのか。(ワシントン 大内清)

■革命の突破口

 各地の抗議デモを主導する「ブラック・ライブズ・マター(BLM=黒人の命は大事だ)」運動が発行する活動報告書は、昨年夏にウェブサイトへのアクセスが「5000%増加した」とうたっている。全米で大規模デモが続発し、差別主義者とみなされた歴史上の人物らの銅像の撤去などを求める運動が広がった時期だ。フロイドさんは、こうした運動の象徴に祭り上げられた。

 BLMの目標は黒人差別の撤廃にとどまらない。事件後の一連のデモでは「警察解体」が叫ばれた。首都ワシントンに拠点を置くBLM系組織は「白人至上主義や家父長制、資本主義、帝国主義の解体」を掲げる。

 保守系シンクタンク、ヘリテージ財団のマイク・ゴンザレス氏は昨年6月の論考で「急進的マルクス主義」の影響を指摘。黒人への差別問題を突破口に、米社会の基本的な価値観を破壊する試みではないかと、BLMの“革命志向”に懸念を表明している。

■期限間に合わず

 「司法から体系的な差別を根絶する」。バイデン大統領は今年4月、初の施政方針演説で宣言し、フロイドさん事件から1年の節目までに警察改革法案を可決するよう議会に求めた。

 法案は、容疑者の首を腕で絞める「チョークホールド」を禁じることや、警官らの免責特権見直しを含む内容。バイデン氏は期限を切ることで議会に行動を迫った形だが、野党・共和党は上院で抵抗し、成立の見通しは立っていない。

 バイデン氏が法案成立を急ぐのは、この問題が昨年11月の大統領選での勝利の一因にもなったためだ。白人至上主義に同情的だと受け止められてきたトランプ前大統領が「法と秩序の維持」を訴えて抗議運動に批判的なスタンスをとったのに対し、バイデン氏は人種問題や警察改革への取り組みを約束することで非白人への訴求力を高めた。

 一方でバイデン政権には、この問題が民主党内の溝を深めることへの警戒がある。急進左派の支持基盤でもあるBLMなどは現行の改革法案を「手ぬるい」と批判しているだけに、法制化が仕切り直しとなれば、急進左派からの要求が強まる可能性もある。

 バイデン氏は25日、ホワイトハウスにフロイドさんの遺族らを招待。身内の民主党をもにらみながら、法案成立に向けた機運を演出したい考えだ。

■消えぬ警戒

 フロイドさんを死亡させ免職となった元警官、デレク・ショービン被告(45)に対する裁判の評決が下された4月20日、ワシントンではドアや窓に板を打ち付けた建物が目についた。評決次第では抗議デモや暴動が起きるのではないかとの警戒からだ。

 実際には、被告は第2級殺人罪など訴追された3件すべてで有罪となり、6月下旬には量刑が言い渡される見込みだ。被告側は「公正ではなかった」と裁判のやり直しを申し立てており、インターネット上には被告の無罪を訴えるサイトも少なくない。

 米CBSテレビの世論調査によると、有罪を「正しい」としたのは民主党支持者の90%に対して、共和党支持者では54%にとどまる。ワシントンの女性警備員は「裁判の成り行きによってはまた板が必要になるかも」と話した。

6509チバQ:2021/05/30(日) 13:08:10
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021052900227&amp;g=int
議会襲撃、調査委設置できず トランプ支持派の政治的勝利―米上院
2021年05月29日08時21分

米連邦議会に乱入したトランプ前大統領支持者=1月6日、ワシントン(AFP時事)
米連邦議会に乱入したトランプ前大統領支持者=1月6日、ワシントン(AFP時事)


 【ワシントン時事】米上院(定数100)で28日、トランプ前大統領支持者らによる1月の連邦議会襲撃事件に関し、真相究明のための独立調査委員会を設置する法案が審議されたが、採決に必要な賛成が集まらなかった。委員会設置に反対していた共和党のトランプ支持派にとって、政治的勝利となった。
米議会襲撃でトランプ氏非難 FBのザッカーバーグCEO「言葉に責任を」

 法案は下院を通過していたが、上院では採決に進むための討議打ち切り動議への賛成が54票にとどまり、可決に必要な60票に満たなかった。共和党からは6人が賛成票を投じた。

6510チバQ:2021/06/02(水) 20:49:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/62065a06ca71671192b2b70f5ed89b580fadc542


投票権擁護、ハリス氏が指揮 共和州での「抑圧」に対抗 米
6/2(水) 20:36配信


時事通信
ハリス米副大統領=5月28日、東部メリーランド州アナポリス(AFP時事)

 【ワシントン時事】バイデン米大統領は1日、ハリス副大統領を選挙での投票権擁護に向けた対策責任者に指名すると発表した。

 一部の州で少数派人種が標的とみられる「投票抑圧」の動きが進む中、これに対抗する取り組みの指揮官に、黒人初の副大統領でもあるハリス氏を起用した。

 バイデン氏はオクラホマ州での演説で、投票権が「かつてない激しさで脅かされている」と主張。ハリス氏を対策責任者に起用すると明らかにし「彼女の指導力と皆さんの支援があれば、われわれは再び(投票抑圧を)乗り越えることができる」と力を込めた。

 昨年の米大統領選では、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて郵便投票が大幅に増加。投票日以降に選管に到着した票の有効性などをめぐり、トランプ前大統領陣営が法廷闘争を展開した。これを踏まえバイデン政権発足後の今年3月、与党民主党が多数派の下院は、有権者登録の利便性向上や郵便投票の拡大など投票促進策を盛り込む法案を可決。与野党が伯仲する上院での審議は、6月中に始まる予定だ。

 一方、南部ジョージア、西部アリゾナといった共和党知事を擁する州では最近、投票時の身分証明厳格化などを定めた州法が成立。黒人をはじめ少数派人種は、運転免許証など身分証明書類を持つ人の割合が比較的低いため、そうした有権者を標的にした投票抑圧が狙いだと反対派は反発している。

 指名を受けた声明で、ハリス氏は「どこに住んでいようが、投票という基本的権利は守られなければならない」と宣言した。ハリス氏は3月、中米諸国からの不法越境急増問題の対策責任者にも指名され、政権内で存在感を示している。

6511チバQ:2021/06/06(日) 22:45:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb8b6d38cd0e3f3bfc329f4ba44c95a20b28efab
バイデン米大統領初外遊 対中国で戦略的構図の確立図る
6/6(日) 21:47配信

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産経新聞
【ワシントン=黒瀬悦成】バイデン米大統領による9日からの就任後初の外国歴訪では、バイデン氏が唱える「同盟・パートナー諸国を結集して中国やロシアなどの権威主義勢力に対抗する」という外交・安全保障分野での一大方針が実際の外交舞台で本格的に試されることになる。中でも最大の焦点は、バイデン政権にとって地政学上の最大の懸案である中国をめぐり、ロシアも絡めた適切な戦略的構図を確立できるかどうかだ。

バイデン氏は、11〜13日に英南西部コーンウォールで開かれる先進7カ国首脳会議(G7サミット)と、14日のブリュッセルでの北大西洋条約機構(NATO)首脳会議で、民主主義や人権などの普遍的価値観を共有する勢力が連携して中露の覇権的行動を阻止していくことを確認する。

バイデン氏はその上で16日、ジュネーブでプーチン露大統領と初の直接会談に臨む。米政権関係者によると、プーチン氏との会談をこのタイミングで設定したのは、世界の主要国と西欧諸国と中露への共同対処姿勢を確認し、米国が国際社会を代表してプーチン氏と「初対決」する構図をつくるためだった。

バイデン氏は既に、インド太平洋地域で日米とオーストラリア、インドの4カ国(通称クアッド)首脳による初のテレビ会議を開き、中国を含む地域の懸案で協力を進めていくことを確認した。東アジアの主要同盟国である日韓とも、それぞれワシントンで会談し、同盟強化を打ち出した。

続くG7サミットとNATO首脳会議はバイデン氏にとって、民主主義諸国による世界的な対中連携態勢を構築する「総仕上げ」に位置付けられる。

その上でバイデン氏がプーチン氏との会談で目指すのは、米国が中国との競争に戦略資源を集中投入できるよう、ロシアとの「関係安定化」を曲がりなりにも実現させることだ。

米情報機関は3月、ロシアが昨年の米大統領選で干渉工作を展開し、バイデン氏の追い落としを図ったと結論付けた。

バイデン政権は4月、選挙干渉に加え、ロシアによる昨年12月の米政府機関などに対する大規模なサイバー攻撃や、反体制派指導者、ナワリヌイ氏の収監などへの対抗措置として、ロシアに対し大規模な制裁措置を発動し、米露関係はソ連崩壊以降で最低の水準にまで冷却化している。

バイデン氏としては、世界各地の民主体制や経済システムへの信認の低下を狙った選挙干渉やサイバー攻撃は断じて容認できない。一方で、会談では中露との「二正面作戦」を避けたいとの思惑をプーチン氏に逆手に取られることなく、対露関係のこれ以上の悪化を食い止めるという、難しい対応を迫られそうだ。

6512チバQ:2021/06/10(木) 08:27:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd756264ff7f6a245cbd014e129b5e0d5b005b95
NY市長予備選、大混戦 区長先行、治安が争点 新方式で予測困難・投票まで2週間
6/10(木) 7:13配信

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時事通信
米民主党予備選候補でブルックリン区長のエリック・アダムズ氏=5月18日、ニューヨーク(EPA時事)

 【ニューヨーク時事】米最大都市ニューヨークの次期市長が事実上決まる22日の民主党予備選が大混戦になっている。

 米メディアの世論調査では、アフリカ系でブルックリン区長のエリック・アダムズ氏(60)が先行し、台湾系起業家アンドルー・ヤン氏(46)らが続くが、支持率は依然流動的だ。今回から最大上位5位まで順位付けして投票できるランク方式が新たに導入され、勝敗予測を困難にしている。

 現在2期目のデブラシオ市長は連続3選禁止のため出馬できない。市長選本選は11月だが、市は民主党の地盤である上、共和党の予備選候補も積極的に選挙運動を展開しておらず、民主党予備選の勝者が次期市長となるのはほぼ確実だ。

 予備選の主要候補は8人。当初、世論調査でリードしていたのは昨年の大統領選で民主党候補指名を争ったヤン氏だ。大統領選に続き所得保障制度を公約に掲げて「変化と再出発が必要だ」と訴えているが、市との関係が薄いことなどを指摘され、5月にはアダムズ氏らに抜かれる世論調査が出始めた。

 アダムズ氏は元警官で、治安回復を公約。コロナ禍以降、市では発砲事件が急増し、アジア系へのヘイトクライム(憎悪犯罪)も相次いでおり、治安改善を求める有権者が多いことが支持拡大につながった。地元テレビ「NY1」などの7日発表の世論調査によると、次期市長の最優先事項として「犯罪・公共の安全」を選ぶ人は46%と最多。「経済再開」(30%)や「感染拡大阻止」(24%)を上回った。

 2人を猛追するのが、キャスリン・ガルシア前市衛生局長(51)だ。地元2紙の支持で知名度が上がり、人気も急上昇した。また、革新左派の若手ホープ、オカシオコルテス下院議員(民主)は5日、デブラシオ市長の顧問だったマヤ・ワイリー氏(57)支持を表明。市では革新左派も勢いがあり、今後票が結集する可能性がある。

 一方、今年から最大上位5位まで優先順位を付けて投票する方式が導入された。自身を1位とする票を過半数得た候補が当選するが、勝者がいなければ、最も票の少ない候補が脱落する。脱落候補の票は、その中で有権者が次に選んでいた候補に流れ、候補が2人になるまでこれを繰り返す。最後に残った2人のうち票が多い方が勝者となる。NY1などの世論調査では、トップのアダムズ氏の支持率は22%で、ヤン氏が16%、ガルシア氏が15%。いずれも過半数には遠く、幅広い層からの票獲得が勝敗の鍵を握る。

6513チバQ:2021/06/16(水) 10:32:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/deaf3679cc4550531f3d968d0f0d5a708d9b0fb4
駐イスラエル米大使にナイズ元国務副長官
6/16(水) 7:47配信


産経新聞
【ワシントン=大内清】バイデン米大統領は15日、駐イスラエル大使に、オバマ政権で国務副長官(管理・資源担当)を務めたトーマス・ナイズ氏を指名すると発表した。上院の承認を経て就任する。イスラエルで13日に発足したベネット新政権との関係構築や、5月に起きた同国とイスラム原理主義組織ハマスとの戦闘を受けたパレスチナ自治区ガザの復興支援をめぐる調整などにあたる。

ユダヤ系のナイズ氏は、クリントン政権のカンター通商代表部(USTR)代表の首席スタッフや、米金融大手モルガン・スタンレーの最高執行責任者(COO)などを経て、2010〜13年に国務副長官を務めた。

バイデン政権は、トランプ前政権でのイスラエル偏重外交の修正を進めており、同国とパレスチナによる「2国家共存」を目指すとしている。

6514チバQ:2021/06/16(水) 10:42:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/cbd43d979c171c34d87c3e2525ffe8a8c8c6360e
NY州、大半の規制解除 成人接種7割、花火で謝意 新型コロナ
6/16(水) 6:44配信

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時事通信
15日、新型コロナウイルスの規制解除を発表する米ニューヨーク州のクオモ知事(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】米東部ニューヨーク州のクオモ知事は15日、新型コロナウイルスワクチンを少なくとも1回接種した18歳以上の成人の割合が7割に達したと発表した。

【グラフ】新型コロナウイルス 世界各国の状況

 これを受け、オフィスや飲食店、小売店などに対する州の規制がすべて解除された。一方、疾病対策センター(CDC)の指針に従い、公共交通機関などのマスク着用義務は維持される。

 ニューヨーク州は一時検査の陽性率が48.16%に上り、世界の感染拡大の中心地になったが、現在は米国内で最も低い水準にまで陽性率は低下した。クオモ氏は記者会見で「重大な日」と強調、「私たちの知る生活に戻ることができる」と表明した。

 15日夜には、経済再開を祝うのと同時に医療関係者らに謝意を示すため、州各地で花火が打ち上げられるほか、エンパイア・ステート・ビルやナイアガラの滝など13の名所が青と金色にライトアップされる。

 解除されるのは、入場規制や社会的距離、体調確認、消毒、追跡のための利用客の連絡先入手といった義務で、今後は任意となる。学校や大型の屋内イベント会場、公共交通機関、医療施設についてはCDCの指針に基づく規制が続く。

6515チバQ:2021/06/16(水) 13:38:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/629a8e4adeac75fa1a441460594073218032c35e
米カリフォルニア州でコロナ規制解除 経済の正常化に弾み
6/16(水) 11:24配信

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毎日新聞
経済活動が全面的に再開され、マスクを着けない人も行き交う桟橋の出入り口=米西部カリフォルニア州サンタモニカで2021年6月15日、福永方人撮影

 米西部カリフォルニア州で15日、経済活動が約1年3カ月ぶりに全面的に再開された。新型コロナウイルスのワクチン接種が進んだためで、飲食店などの入店者数制限が解除され、接種が完了した人は屋外でのマスク着用も原則不要になった。全米最大の人口と経済規模を誇る同州での再開は、米国経済の正常化に向けた弾みとなりそうだ。

【図解でおさらい】ワクチンの有効率って?

 米疾病対策センター(CDC)によると、同州では成人(18歳以上)の72%が少なくとも1回のワクチン接種を受け、58%が接種を完了している。ニューサム知事は15日、接種率をさらに上げるため、1回でも接種を受けた州民のうち10人にそれぞれ150万ドル(約1億6500万円)が当たる抽選を実施した。

 規制解除に伴い、ディズニーランドなどのテーマパークや大リーグの球場の入場者数制限も撤廃された。ただ、5000人以上が来場する屋内イベントではワクチンの接種完了か、新型コロナ検査の陰性記録の提示が求められる。また、航空機や公共交通機関を利用する際のマスク着用義務は当面、継続される。

 州内の繁華街では15日午前0時(日本時間同日午後4時)からバーでダンスパーティーが開かれるなど、人々は久しぶりの「自由」を味わった。ロサンゼルス近郊のサンタモニカでは日中、マスク無しで買い物やレストランでの店内飲食を楽しむ若者らでにぎわったが、マスク姿の人も少なくなかった。

 中学校教諭のデニス・ノラスコさん(29)は「1年以上ほとんど家にいたので、好きに出歩けるようになり、とてもわくわくしている。今日はバーでサッカーを観戦する」と喜んだ。ただ「自分はワクチンを打ったので心配していないが、まだの人もいるので、しばらくは店内や人混みではマスクを着けるつもりだ」と話した。

 ニューサム知事は15日、「みなさんの努力でここまでこぎ着けたが、(新型コロナの)変異株に注意が必要だし、外国から(ワクチンを接種していない)渡航者も来る。油断は禁物だ」と呼びかけた。

 人口が約4000万人の同州は新型コロナの累計感染者数が約380万人、死者は約6万3000人で、いずれも全米最多。2020年3月19日に全米で初めて州全体に外出禁止令を出し、一時は感染拡大を比較的抑え込んだが、規制を段階的に緩和すると感染者が急増。同年12月から21年1月にかけてロサンゼルス郡を中心に全米最悪の感染爆発地となった。

 一方、米東部ニューヨーク州のクオモ知事は15日、少なくとも1回のワクチン接種を受けた成人が70%を超えたと発表した。これに伴い、飲食店やオフィスの入場者数制限などがすべて解除された。公共交通機関などでのマスク着用義務は続ける。同日夜には、州内各地で医療従事者らに謝意を示すために花火が打ち上げられた。【ロサンゼルス福永方人、ニューヨーク隅俊之】

6516チバQ:2021/06/18(金) 20:56:40
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021061600361&amp;g=int
米独禁当局トップにIT規制派 GAFA監視強化―バイデン政権
2021年06月16日10時01分

 【ワシントン時事】バイデン米大統領は15日、米独占禁止当局である連邦取引委員会(FTC)の委員長に米コロンビア大学准教授のリナ・カーン氏(32)を指名した。カーン氏は反トラスト法(独禁法)の強化を唱える女性学者で、米グーグルなど「GAFA」と呼ばれる巨大IT企業に対する監視が強まりそうだ。

 米議会上院が15日、カーン氏をFTC委員に充てる人事案を賛成多数で承認した後、大統領が委員長に指名した。委員の任期は2024年9月まで。米メディアによると、最年少での委員長就任となる。

6517チバQ:2021/06/20(日) 17:54:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/cfe9ea3c34e36883a87da9ffe276e6dae0e97a7e
銃撃、ヘイト増で治安対策に関心 NY市長選 22日に民主党予備選
6/20(日) 12:57配信
毎日新聞
黒人が多く住むニューヨーク市のハーレム近くで、市長選候補を選ぶ民主党予備選を控え、候補者の写真がプリントされたマスクを配る支持者=6月17日、AP

 11月の米ニューヨーク(NY)市長選に向け、民主党候補を選ぶ予備選が22日に行われる。NY市は民主党の地盤のため、予備選で勝った候補が次期市長になる可能性が高い。新型コロナの直撃を受けた全米最大都市の再生を誰が担うのか。注目が集まっている。

 市長選は、現在2期目の現職、デブラシオ市長が今年末で退任するのに伴うもの。NY市ではコロナ禍以降、経済悪化を背景に治安が悪化し、アジア系へのヘイトクライム(憎悪犯罪)も相次いでいる。発砲事件は、今月13日までに634件(前年同期比64%増)と急増。成人の65%が少なくとも1回ワクチン接種を受けてコロナ禍から脱しつつあり、市民の関心は治安・犯罪対策に向けられている。

 米エマーソン大などの世論調査(17日発表)では、次期市長の最優先課題として「犯罪問題」を選んだ人は31%と最多。次いで「住宅問題」(15%)、4番目に「就職問題」(9%)など経済対策も関心を集める。昨年以降の黒人差別や警察の暴力に抗議する運動を受け、「警察改革」(10%)を求める意見も3番目に浮上した。ただ、治安悪化を実感する市民が増える中、警察予算の削減には否定的な有権者も多い。

 予備選は支持率で抜きんでた候補はおらず、混戦になっている。主要候補は8人。支持率でトップを走るのは元警察官のブルックリン区長、エリック・アダムス氏(60)だ。同大の調査では支持率は23%。治安対策の手腕に期待があるほか、黒人票の4割を集める。飛躍が目立つのが、デブラシオ市長の元顧問、マヤ・ワイリー氏(57)。民主党左派で若年層に人気があるオカシオコルテス下院議員の支持を受け、支持率18%と2位に躍り出た。ニューヨーク・タイムズ紙など地元2紙の支持を受けた前市衛生局長のキャスリン・ガルシア氏(51)も支持率17%で猛追している。

 一方、失速しているのが、昨年の大統領選で民主党候補指名を争い、注目を集めた台湾系実業家、アンドリュー・ヤン氏(46)だ。低所得層の50万人に年平均2000ドルを支給する「ベーシックインカム(最低生活保障)」を掲げ、一時は30%超の支持を集めた。当選すれば初のアジア系市長だが、昨春のコロナ禍で市外に避難していたことなどに批判が出て、支持率は14%まで落ち込んでいる。

 今回の予備選では有権者が最大上位5人まで順位を付けて投票する新方式が導入される。過半数を得た候補がいない場合、最下位の候補は脱落し、その票を再配分する。候補が2人になるまで繰り返す仕組みで、有権者が2位以下に誰を選んでいたかに大きく左右される。このため、結果の予測は難しくなっている。【ニューヨーク隅俊之】

6518チバQ:2021/06/21(月) 14:29:52
https://digital.asahi.com/articles/ASP6N5DZBP6MUHBI003.html?pn=6
NY市長選の新投票方法 順位付けして選択、メリットは
会員記事

ニューヨーク=中井大助 ニューヨーク=藤原学思

2021年6月20日 19時00分
 ニューヨーク市長選の予備選では、新しい投票方法が導入され、1人の有権者が最大で5人まで候補を選ぶことができる。「死票」を減らすことで、幅広く民意を反映させることなどが目的だが、集計に時間がかかるなど、混乱も懸念される。

 新たな投票方法は「優先順位付き投票」(Ranked Choice Voting=RCV)と呼ばれるものだ。有権者は1人の候補者を選ぶのではなく、最大で5人までの候補者を、順位をつけて選択することができる。

 開票ではまず、「第1選択」の票を集計する。この段階で1人の候補が過半数の得票を得られれば、その候補が勝者となる。しかし、どの候補も過半数を得られなかった場合は、「第2選択」以下の票を集計する作業に入る。

 2回目の集計作業では、「第1選択」の票が最も少なかった候補が集計対象から除外される。除外された候補の得票は、有権者が「第2選択」としていた候補にそれぞれ割り振られる。候補者が2人だけになるまで、何度も同じ作業を繰り返し、残った2人のうち、得票が多い候補が勝者となる。

 投票制度に詳しい、ミズーリ大セントルイス校のデービッド・キンバル教授によると、RCVは「死票」が少ないほか、最終的な当選者は過半数の支持を得ているという仕組みになっているため、1人の候補だけに投票する仕組みよりも、民意を反映しやすいとされている。また、候補者も幅広い有権者にアピールをしようとするため、選挙戦でもお互いへの攻撃が少なくなると考えられている。同じような投票制度はオーストラリアやアイルランドで用いられ、米国の他の自治体でも導入されている。

 記事後半ではNY市長選選の有力5候補のプロフィールを紹介します。

ここから続き
 キンバル教授はメリットも挙げつつ、「投票が複雑になることで、混乱する有権者もいるだろう」と指摘する。ニューヨーク市は米国の都市として突出して規模が大きく、選挙事務も繁雑だ。「米国で、RCVがこれほどの規模で実施された例はない。どのような結果をもたらすのか、注目している」と語る。

 ニューヨーク市の選挙管理当局も、結果が判明するまで時間がかかるとしている。投票日の6月22日には「暫定的な結果」として「第1選択」の票を集計するが、郵便投票などをすべて受理するには1週間ほどかかり、「第2選択」以下の集計を始めるのはそれ以降になるという。2巡目以降の集計作業も複雑になるため、地元メディアでは「結果判明まで、数週間かかるのではないか」という観測が出ている。

 候補者への影響もまだ限定的なようだ。民主党の予備選に向け、16日にあった候補者討論会では、お互いへの個人攻撃が目立った。過去の討論会で「自身の第2選択はだれか」という質問に対し、答えない候補者も多かった。

 RCVは自分が嫌いな候補を順位から外すことで、当選の確率を下げることもできる特徴もある。ニューヨーク・タイムズによると、革新系の団体や教職員組合の一部は特定の穏健派候補の名前を挙げて、「この候補には絶対に入れないように」と呼びかけている。(ニューヨーク=中井大助)

有力5候補のプロフィール
 NY市長選で勝機のありそうな候補は5人ほどに絞られる。

 トップを走るのは、市内五つの行政区のうち、ブルックリンの区長を務めるエリック・アダムス氏(60)。警察官として22年間勤務し、警察内部からの改革を提唱。NY州上院議員も4期務めた。

 昨年の大統領選にも出馬した起業家のアンドリュー・ヤン氏(46)は、候補者の中で最も高い知名度を誇る。市内で最も所得が低い計50万人に毎年2千ドル(約22万円)を配る「ユニバーサル・ベーシック・インカム」構想が政策の目玉だ。

 前市衛生局長のキャスリン・ガルシア氏(51)は、NYタイムズから支持を受ける。同社は社説で「NYを立ち直らせる方法を最もよく理解し、そのための気質と経験も有している」と称賛した。

 スコット・ストリンガー氏(61)はNY州下院議員を13年、マンハッタン区長を8年務め、現在は市の会計監査役。刑事司法制度の専門家で、デブラシオ現市長の顧問を経験したマヤ・ワイリー氏(57)は民主党員に人気のあるオカシオコルテス下院議員から支持を取り付け、勢いがある。(ニューヨーク=藤原学思)

6519チバQ:2021/06/22(火) 20:30:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e7dec9574a39064f1376260209ddd6cd63ae709
NY市長選予備選、投票へ 黒人元警官がリード 民主大混戦、結果に数週間も
6/22(火) 14:55配信

時事通信
米ニューヨーク市ブルックリン区長のエリック・アダムズ氏=8日、ニューヨーク(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】米ニューヨーク市長選の民主党予備選の投票が22日行われる。

 候補が乱立する中、いずれも支持率は2割台以下にとどまり、予測が困難な大混戦になっている。今回から最大で上位5位まで候補を順位付けして投票できるランク方式が新たに導入され、2位以下の票の動向が勝敗を左右する見通しだ。結果確定まで数週間かかる可能性がある。

 民主党予備選には10人以上が立候補している。地元テレビWNBCなどが14日に発表した世論調査によると、アフリカ系のエリック・アダムズ・ブルックリン区長(60)が24%でリードを維持。ニューヨーク市警の元警官でもあるアダムズ氏は治安回復を強く訴えている。

 市では新型コロナウイルス禍以降、発砲事件が急増し、アジア系に対するヘイトクライム(憎悪犯罪)が続発。ワクチン接種と経済の正常化が進み、有権者の最大の関心が治安対策に移ったことが支持率を押し上げた。

 2番手はキャスリン・ガルシア前市衛生局長(51)の17%、これに革新左派の弁護士マヤ・ワイリー氏(57)が15%で続く。選挙戦序盤でトップだった台湾系起業家アンドルー・ヤン氏(46)は13%にとどまっている。

 現職のデブラシオ市長は規定により出馬しない。市長選本選は11月だが、市は民主党支持者が圧倒的に多いため、民主党予備選を制した候補が次期市長となる可能性が極めて高い。

6520チバQ:2021/06/22(火) 23:01:00
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_america_OPV4QEHXWFNGRKUDE3RY5G3REI.html
NY市長選、民主・共和の予備選始まる 治安対策が争点
2021/06/22 20:40産経新聞

【ニューヨーク=平田雄介】11月2日実施の米ニューヨーク市長選の民主党と共和党の予備選の投票が22日始まった。市内の犯罪発生率の増加などから治安対策が争点に浮上。民主党は13人、共和党が2人が立候補し、それぞれの勝者が11月の本選で対決する。

米エマーソン大などが7〜8日に行った世論調査では、次期市長の最優先課題に犯罪問題を挙げた人は31%と最多。警察改革と住宅問題が12%で、4位以降に雇用問題(11%)▽医療福祉(8%)▽新型コロナウイルス対策(7%)と続いた。

市内で今年発生した銃撃事件は13日までに634件で昨年同期の386件から64・2%増加。5日には10歳の男児が銃撃を受けて死亡する事件も発生した。ワクチンの普及で新型コロナウイルス禍を抜け出しつつある中、「治安対策」が最大の争点に浮上している。

民主党予備選の主要候補は元警官で同市ブルックリン区長のエリック・アダムス氏(60)▽元同市衛生局長官のキャスリン・ガルシア氏(51)▽台湾系実業家のアンドリュー・ヤン氏(46)▽弁護士で急進左派のマヤ・ワイリー氏(57)▽市会計監査役のスコット・ストリンガー氏(61)ら8人。

共和党予備選は自警団「ガーディアン・エンジェルス」創設者のカーティス・スリワ氏(67)と起業家のフェルナンド・マテオ氏(64)が立候補した。

市内の民主党員の数は共和党員の6倍超。また民主党のバイデン大統領の昨年の大統領選の得票率は76%に達しており、民主党の予備選が次期市長を事実上決めるとみられている。

ただ、混戦の民主党の結果の確定は、不在者投票の到着を待つ必要もあり、7月中旬になるとの見方が出ている。

6521チバQ:2021/06/22(火) 23:10:52
ニューヨーク市長
1990年 - 1993年デイヴィド・ディンキンス 民主党 (1期)
1994年 - 2001年ルドルフ・ジュリアーニ  共和党 (2期)
     割れ窓理論:犯罪率を半減 2008年共和党の大統領予備選に参加
2002年 - 2013年マイケル・ブルームバーグ 共和党→無所属(3期)
     2016年大統領選出馬検討も見送り 2020年民主党の大統領予備選に参加
2014年 -   ビル・デブラシオ      民主党 (2期)

6522チバQ:2021/06/23(水) 13:52:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/56421f3f9fa85c69da5749477bc0de176768d6e6
NY次期市長が事実上決定 民主党予備選、大勢判明に1週間以上
6/23(水) 12:44配信

毎日新聞
ニューヨーク市長選の民主党予備選に立候補している台湾系実業家のアンドリュー・ヤン氏(左)。当選すればアジア系初の市長になる=米ニューヨークで2021年6月22日、AP

 米ニューヨーク(NY)市の次期市長が事実上決まる民主党予備選が22日、行われた。13人が立候補。世論調査の支持率で抜きんでた候補はおらず混戦模様だ。上位5人まで順位を付けて投票する「優先順位付き投票」方式がとられており、大勢判明には1週間以上かかるとみられる。


 元警察官のブルックリン区長、エリック・アダムス氏(60)▽現職デブラシオ市長の元顧問、マヤ・ワイリー氏(57)▽前市衛生局長のキャスリン・ガルシア氏(51)▽台湾系実業家、アンドリュー・ヤン氏(46)――らが争っている。

 新型コロナウイルス禍で銃撃事件が増えるなど治安悪化を受け、犯罪対策が主要争点。このため世論調査では元警察官のアダムス氏がやや優勢だが、ガルシア氏とヤン氏が選挙戦の終盤から事実上の共闘を演じており、情勢は混沌(こんとん)としている。

 共和党の候補を決める予備選も同日、行われた。双方の勝者は11月の本選で対決する。ただ、リベラル色が強いNY市は民主党の地盤のため、民主党の予備選で勝った候補が次期市長になる可能性が高い。【ニューヨーク隅俊之】

6523チバQ:2021/06/23(水) 20:43:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/867c5d968e625979e4aba77fec869aaf6d455f63
ニューヨーク市長選、民主予備選で元警官がリード
6/23(水) 16:59配信


毎日新聞
米ニューヨーク市長選の民主党予備選に立候補しているエリック・アダムズ氏(中央)。当選すれば史上2人目の黒人市長になる=ニューヨーク市で22日、AP

 米ニューヨーク(NY)市の次期市長が事実上決まる民主党予備選が22日、投開票された。13人が立候補し、市選管によると23日未明(日本時間23日午後)の開票で、元警察官のブルックリン区長、エリック・アダムズ氏(60)が得票率32%でリードしている。上位5人まで順位を付けて投票する「優先順位付き投票」方式が取られており、大勢判明には1週間以上かかるとみられる。


 アダムズ氏に続いて、現職のデブラシオ市長の元顧問、マヤ・ワイリー氏(57)が22%、前市衛生局長のキャスリン・ガルシア氏(51)が19%で、事実上3氏の争いとなっている。昨年の大統領選で民主党候補指名を争った台湾系実業家、アンドリュー・ヤン氏(46)は10%台で低迷し、22日夜に敗北を認めた。

 治安対策が主要争点になり、元警察官のアダムズ氏がやや優勢に選挙戦を展開した。ただ、ガルシア氏とヤン氏は選挙戦の終盤から共闘を演じており、敗北を認めたヤン氏の票は今後の集計でガルシア氏に流れる可能性がある。「優先順位付き投票」では、有権者が2位以下に誰を選んでいたかが結果を左右する。

 アダムズ氏が勝利すれば史上2人目の黒人市長、ワイリー氏かガルシア氏なら初の女性市長になる。【ニューヨーク隅俊之】

6524チバQ:2021/06/24(木) 15:49:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/77cc53dfe4f43f75312d95d2ae00adfde7c2b07f
社会主義者の市長誕生へ、米大都市で60年ぶり
6/24(木) 15:47配信

AFP=時事
米国旗(2021年4月19日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】米ニューヨーク州バファロー(Buffalo)で、同国の大都市で約60年ぶりとなる社会主義者の市長が誕生する見通しとなった。米メディアが23日、報じた。


 看護師で地域社会活動家のインディア・ウォルトン(India Walton)氏(38)は、22日に行われたバファロー市長選の民主党予備選挙で、4期目を務める現職のバイロン・ブラウン(Byron Brown)市長(62)に大差をつけて勝利した。

 開票がほぼ終了した時点での得票率は、ウォルトン氏52%、ブラウン氏44%だった。

 人口約25万5000人のバファローでは、ジョー・バイデン(Joe Biden)大統領の民主党が圧倒的な支持を得ている。11月2日の市長選は、共和党が候補者を立てていないことから、ウォルトン氏の当選が確実視されている。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)とNBC、CNNによると、ウォルトン氏が当選すれば、大都市としては、1948〜60年にウィスコンシン州ミルウォーキー(Milwaukee)市長を務めたフランク・ザイドラー(Frank Zeidler)氏以来となる社会主義者の市長になる。

 ウォルトン氏は、透明性向上を目指した市警改革、家賃の上限規制の導入、地域の公的銀行の創設などを提案している。

 ウォルトン氏は、米最大の社会主義団体「米民主的社会主義者(DSA)」と左派の労働家族党(Working Families Party)の推薦を受けている。

 米国の民主社会主義運動は2018年以降、アレクサンドリア・オカシオコルテス(Alexandria Ocasio-Cortez)氏ら4人を連邦議会下院選で当選させている。DSAは共和党から共産主義者とレッテルを貼られることが多いが、むしろ西欧の社会主義に似ており、自由市場の原理も受け入れている。【翻訳編集】 AFPBB News

6525チバQ:2021/06/25(金) 11:22:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/fbd08538578965115b2b7de0da8c4fc700178bda
行方不明、南米出身者が多数 米フロリダ州のコンドミニアム崩壊
6/25(金) 9:38配信

朝日新聞デジタル
米フロリダ州サーフサイドで24日、崩落したコンドミニアムの様子を遠巻きに見る人たち=AP

 米フロリダ州サーフサイドのコンドミニアムが崩壊した事故では、南米の出身者が多数、行方不明になっている。


 アルゼンチンのマイアミ総領事館はツイッターで、国民9人と連絡が取れなくなっていると公表。パラグアイ外務省は、6人の国民と連絡がつかず、ファーストレディーの家族も含まれていると明らかにした。ベネズエラ、ウルグアイの政府関係者によると、両国の市民も行方が分かっていない。

 マイアミはフロリダの最南端にあり、以前から中南米の富裕層が集まる場所として知られる。また、地元メディアによると、最近は新型コロナウイルスのワクチンを接種するための「ワクチンツーリズム」で中南米から訪れる人も増えている。

 一方、周辺はユダヤ系米市民も多く住む。イスラエルメディアは「米国とイスラエルの二重国籍のユダヤ人約20人が行方不明になっている」と伝えた。在マイアミ日本総領事館によると、これまでに日本人が巻き込まれたとの情報はないという。(マイアミ=藤原学思、ニューヨーク=中井大助)

朝日新聞社

6526とはずがたり:2021/06/25(金) 12:14:06
発展途上国でもあるまいし。。

マイアミ近郊で集合住宅の一部崩落、1人死亡…51人の所在確認できず
https://www.yomiuri.co.jp/world/20210625-OYT1T50048/
2021/06/25 00:40

 【ニューヨーク=寺口亮一】米CNNによると、米フロリダ州マイアミ近郊で24日未明、海沿いに立つ12階建て集合住宅の一部が崩落し、少なくとも1人が死亡、10人が負傷した。

 住宅に住んでいたとみられる人のうち51人の所在が確認できていないという。ただ当時、建物内に何人いたのかも分かっていない。

 崩落原因も現時点では不明だ。集合住宅は1980年代に建てられたという。

 現場からの映像では、がれきが山のように積み上がり、救助隊が捜索と救出作業を続けている。

6527とはずがたり:2021/06/25(金) 12:16:47
聖火リレーの狂騒、走者置き去り 連なるスポンサー車両「お祭り騒ぎ」
2021年06月22日 06:00
https://kahoku.news/articles/20210621khn000038.html

 世論の強い逆風に揺らめきながら、ともしびは東北を離れた。東京五輪の聖火リレーは21日、6県最後となる宮城県の日程を終えた。新型コロナウイルスの猛威がやまぬ中、大会開催に強い不安を持つ国民は多い。開幕まであと1カ月余りに迫った。(スポーツ部・安住健郎、剣持雄治)

コロナ禍、本番への不安ぬぐえず
 週末から3日間にわたって行われた宮城県の聖火リレー。沿道には多くの人が詰め掛けた。
 主役の走者の前に、パトカーに先導されたスポンサー車両がずらりと連なる。耳をつんざく音楽。「お祭り騒ぎですねえ」。車上のDJが調子外れの太い声を上げる。扇子やタオルなどグッズがばらまかれ、観衆が群がる様子は「密」そのもの。「まるでテーマパークのパレードだね」。走者の一人はあきれ顔だった。
 五輪開催について、政府の感染症対策分科会の尾身茂会長らは18日、無観客が望ましいと提言した上で、こう指摘している。
 「観客の収容方法等によっては、テレビ等で観戦する全国の人々にとって、『感染対策を緩めてもよい』という矛盾したメッセージになるリスクが発生する」
 聖火リレーの狂騒は、尾身氏が言う「矛盾」の序章に見える。
 5月の世論調査では約6割が五輪中止を求めた。それでも菅義偉首相は先進7カ国首脳会議(G7サミット)で開催へ強い決意を見せ、21日にあった国際オリンピック委員会(IOC)などとの5者協議で観衆の上限を1万人とすることに決めた。
 コロナ禍の五輪。国民の健康を賭してまで開催されようとしているのに、聖火リレーは主役のランナーが置き去りにされていた。大会はいったい誰のためのものか。政治家の意地を貫くためでも、組織の利益追求の場でもないはずだ。

6528チバQ:2021/06/26(土) 13:02:43
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2021062601000166.html
米政府、ジョージア州を提訴 投票制限法「人種差別」
2021/06/26 11:50共同通信

米政府、ジョージア州を提訴 投票制限法「人種差別」

25日、ワシントンで記者会見するガーランド米司法長官(ロイター=共同)

(共同通信)

 【ワシントン共同】バイデン米政権(民主党)は25日、南部ジョージア州で3月に成立した選挙関連州法に黒人らの投票権を事実上制限する「人種差別的な条項」が含まれているとして、条項の執行禁止を求めて同州連邦地裁に提訴した。共和党主導の各州では同様の州法が相次ぎ制定。民主党が投票権拡大を目指してまとめた連邦法案が今月共和党に阻止され、裁判に踏み切った。

 ジョージア州法は期日前や郵便投票の期間短縮、投票箱の削減、身分証明の厳格化が柱。司法省は声明などで法の下の平等などを保障した憲法規定に触れながら「黒人有権者に差別的な影響があると知りながら立法化した」と指摘した。

6529チバQ:2021/06/28(月) 09:41:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/515b776c3b6f33f3dbe733aaf6291c97f3fd7bba
茂木外相、ここにきて二階俊博の「お膝元」栃木2区で代理戦争を仕掛けたワケ
6/28(月) 7:02配信
応募者に辞退までさせた


 茂木敏充外相が、二階俊博自民党幹事長に「宣戦布告」したと自民党内がざわついている。衆院栃木2区に、自身の元秘書をねじ込んだのだ。

 同選挙区は、元二階派事務総長で二階氏の盟友、西川公也氏の地元。鶏卵業者アキタフーズの贈収賄疑惑で政治生命を断たれた西川氏に代わり、長男で栃木県議の鎭央氏が立つとみられていた。

 「ところが、県連会長の茂木さんが(元秘書の)五十嵐清県議を公募に応募させ、他の応募者に辞退までさせて受からせた。

 西川(公也)さんは激怒して二階さんに直談判しましたが、茂木さんは意に介さない。西川さん自身が直近の選挙で2回連続で負けているため、文句を言う資格はないと言わんばかりの態度です。二階さんも珍しく、この件には沈黙しています」(自民党平成研所属議員)

 にわかに茂木氏が気勢をあげる背景には、何があるのか。

 「(前総理の)安倍さんが、茂木を雑誌のインタビューで総裁候補の筆頭に挙げたから、調子に乗って二階さんを舐めているんだ」(自民党閣僚経験者)との見方もある。だが真の理由は、逆に氏が派閥で追い込まれつつあるためのようだ。

 「茂木さんは平成研の実質的会長ですが、最近は派内で『早く小渕(優子元経産相)に看板を替えたほうがいい』、『次の総裁選に出られなければ終わりだ』との声が強まっている。今勝負に出なければ、見くびられると思っているのでしょう」(前出・平成研所属議員)

 茂木氏の進退がかかった代理戦争になりそうだ。

 『週刊現代』2021年6月26日号より

週刊現代(講談社)

6530チバQ:2021/07/01(木) 19:57:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a86756eb0b452caf7e0e48cdb2b64908c3ef8d4
黒人区長、僅差で首位維持 暫定再集計結果 NY市長予備選
7/1(木) 14:26配信

時事通信
米ニューヨーク市長選に出馬したエリック・アダムズ・ブルックリン区長=6月24日、ニューヨーク(EPA時事)

 【ニューヨーク時事】22日に投票が行われた米東部ニューヨーク市長選民主党予備選で、選管当局は6月30日、有権者が最大5位まで順位付けして投票する新方式に基づく暫定の再集計結果を公表した。

 先週の第1回集計でトップに立ったアフリカ系の元警官エリック・アダムズ・ブルックリン区長がリードを維持し、キャスリン・ガルシア前市衛生局長が差を縮めて2位になった。

 集計は29日に行われたが、テスト票を誤って加えるミスがあり、選管はテスト票を取り除いた上で再集計した。一方、今回の暫定結果には郵便投票が含まれていないため、選挙結果の確定は7月中旬となる可能性がある。

 30日の暫定結果によると、得票率はアダムズ氏が51.1%、ガルシア氏が48.9%。

6531チバQ:2021/07/03(土) 23:12:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/81c1653256a74e15eb0fbd08ce613484b6a5bef8
米政権、祝賀ムード一色 独立記念日に「脱コロナ」アピール
7/3(土) 20:33配信
時事通信
バイデン米大統領=2日、ワシントン(EPA時事)

 【ワシントン時事】バイデン米政権は3日からの独立記念日の週末、新型コロナウイルス禍からの脱却をアピールする祝賀イベントを各地で展開する。

 感染状況を大幅に改善させた実績を訴え、経済の正常化を後押しする狙いだ。

 バイデン大統領は3日に中西部ミシガン州、ハリス副大統領は西部ネバダ州を訪問。4日の独立記念日には、ホワイトハウス南庭に1000人規模の軍・医療関係者を招く。各地ではパレードなども催され「喜びと自由の夏」(ホワイトハウス)に向けて祝賀ムード一色となる。

 米国では、1月に1日当たり3000人を超えていたコロナによる死者が、ワクチンの普及により300人を下回る水準に減少。就任演説で「暗い冬」を乗り切ろうと呼び掛けたバイデン氏は、徐々にメッセージを変化させてきた。

 政権幹部は「まだやるべきことはある」と強調するが、引き締めのメッセージは脇に追いやられ気味だ。バイデン氏は好調だった2日の雇用統計を受け「経済は動いている。コロナは逃げ回っている」とコロナ克服へ手応えを口にした。

 一方、不安要素もある。独立記念日までに7割を目指した成人のワクチン接種は67%にとどまり、達成を断念。米国内でもより強力な「デルタ株」の感染が広がる。

 ジョンズ・ホプキンス大のエリック・トナー博士は米紙ヒルで「現時点で任務完了宣言と見られるような行動は取るべきでない。まだワクチンを受けていない人に誤ったメッセージを送る」と警鐘を鳴らした。

6532チバQ:2021/07/07(水) 11:08:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7c1a9ef9ac5f9267e9b1749da806a604f4c795b
NY市長、黒人元警官濃厚 民主予備選、史上2人目
7/7(水) 11:05配信
共同通信
米ニューヨークの選挙集会で演説するエリック・アダムズ氏=6月22日(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】11月の米ニューヨーク市長選に向けた民主党予備選で、選挙管理委員会は6日、暫定開票結果を発表し、黒人で元警官のブルックリン区長エリック・アダムズ氏(60)が勝利を確実にした。AP通信が伝えた。ニューヨークは民主党支持者が支配的なため、アダムズ氏が本選も制し、来年1月に同市で史上2人目の黒人市長となる可能性が濃厚だ。

 アダムズ氏は声明で「労働者階級が率いる歴史的勢力がわれわれの勝利をもたらした」と勝利宣言した。2位の白人女性の前市衛生局長キャスリン・ガルシア氏(51)を小差でかわした。

6533チバQ:2021/07/10(土) 22:14:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/5f780ac5fb973d907b877dbaa97d333849361539
バイデン氏、駐インド大使にロス市長を指名 民主党の有望株
7/10(土) 10:06配信

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毎日新聞
次期駐インド大使に指名されたガルセッティ・ロサンゼルス市長=ワシントンで2021年7月2日、AP

 バイデン米大統領は9日、次期駐インド大使にガルセッティ・ロサンゼルス市長(50)を指名すると発表した。上院で承認されれば、大使に就任する。ガルセッティ氏は民主党の有望株の一人で、2020年の大統領選でも候補として名前が挙がったが、党候補指名レースには参加せずにバイデン氏を支持していた。

 ガルセッティ氏は9日の声明で「指名は光栄だ。大使として承認されれば、ロサンゼルスにささげてきたのと同じエネルギーや愛を新たな役割に注ぎたい」と述べた。

 ガルセッティ氏は13年からロス市長を務めている。バイデン政権が重視する気候変動問題にも熱心に取り組み、東京や横浜市も参加する世界の都市ネットワーク・世界大都市気候先導グループ(C40)の議長を19年から務めている。【ワシントン秋山信一】

6534チバQ:2021/07/10(土) 22:29:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/81e3c30c7f0f9d5d30e5f408f6c4aa002d9914f4
激しさ増す米国の文化戦争 狙われる「批判的人種理論」
7/10(土) 9:58配信

毎日新聞
「批判的人種理論」に対する抗議デモの参加者たち=米西部ネバダ州で2021年5月25日、AP

 この数カ月、それまでは聞いたことがなかった批判的人種理論(Critical Race Theory)という言葉を毎日のように米国のメディアで見聞きするようになった。保守系メディアが「教育の現場や職場で批判的人種理論を禁止しろ」という主張を繰り広げ、これを受けて全米各地で論争になっている。

 例えば公共放送PBSが6月24日に放送した南部バージニア州のある小学校の集会の様子。批判的人種理論について学校が親から意見を聴取するために設けられたものだ。この中である女性は「批判的人種理論はマルクス主義にルーツがある。学校で教えられるべきものではない」と主張した。別の男性は「白人は人種差別者だと学校が教えないという確約を得るまで私は何でもするつもりだ」と訴えた。

 このような光景が各地でみられている。各州の立法化の動きも顕著だ。教育専門誌エデュケーション・ウイークによると6月29日現在、全米50州のうち26州で批判的人種理論を制限するための法律や規則が提案され、実際に南部オクラホマ、テキサスなど6州で批判的人種理論を禁止する州法が成立。南部ジョージア州など4州でも規則や決議で禁止を決定している。

 ところが、批判的人種理論を教えている小学校など存在しないのだ。

 批判的人種理論とは、法学を中心とした大学院レベルの理論的な枠組みで、1970〜80年代にかけて誕生した。ハーバード大法科大学院で、黒人として初めて終身雇用の資格を得た故デリック・ベル教授らが先駆者だ。理論の核となっている主張は、「法律を含め米国社会の構造の中に、人種差別的な要素がある。一時しのぎの対応などで人種差別をなくすことはできない」というものだ。

 これには反論もある。米国社会の人種差別は根絶されていないものの、長い時間をかけ改善しており、批判的人種理論はこうした経緯を十分にくみ取っていないという意見などだ。

 ただ、全米で論争になっているのは大学院生向けの理論の中身ではない。おそらく、理論を十分に理解して議論している人は少数派だろう。批判的人種理論は、「差別する側である白人」としての罪悪感を白人の子供に植え付ける歴史教育というゆがんだイメージで語られていることが多い。

 無名だった大学院の法理論が急に注目を集めるようになった背景には政治的な理由がある。

 中西部ミネソタ州で黒人男性、ジョージ・フロイドさんが白人警察官の暴行で死亡したのは2020年5月だった。新型コロナウイルスのまん延で市民の行動が制限されていたにもかかわらず、この事件を受け、若者を中心に「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命は大事だ)」運動が各地に広がった。人種的少数派の権利を主張する流れは、昨年11月の米大統領選では、当時野党だった民主党を利すると考えられた。

6535チバQ:2021/07/10(土) 22:29:58

 こうした運動に危機感を持った保守側は当然、反撃に出た。トランプ前政権時代は、保守系FOXニュースの一部の番組は事実上、「トランプ応援団」だった。特にトランプ氏と親しいと言われていたのが平日夜にレギュラー番組を持つタッカー・カールソン氏だ。このカールソン氏の番組に昨年9月、クリストファー・ルフォという保守派の論客が登場し、「私の半年に及ぶ調査の結果、公的機関で批判的人種理論というものが浸透していることが判明した」と主張した。

 タイム誌によると、この放送の後、トランプ前大統領の首席補佐官だったマーク・メドウズ氏がルフォ氏に接触。直後に、トランプ政権は、批判的人種理論を推進するような教育プログラムへの連邦政府予算の執行を禁じる行政命令を出した。

 バイデン政権発足後も、共和党議員らにより、批判的人種理論の批判は続いてきた。トランプ氏自身も6月26日、中西部オハイオ州で開いた退任後、初めてとなる大規模集会で「批判的人種理論を禁じる共和党多数派の議会が必要だ。学校から、職場から排除されなければならない。州においても、連邦政府においても、軍においても禁じられなければならない」と訴えた。

 この論争は、ニューヨーク・タイムズ紙の連載「1619プロジェクト」を巡る議論の延長線上にあるとも言える。タイムズ紙の2019年のこの連載は、米国の建国を1776年ではなく、アフリカから連れてこられた最初の奴隷が確認されている1619年として、米国史を見直すという特集記事だ。ピュリツァー賞を受賞した一方で、「歴史をゆがめている」などとの批判の声が上がり、大論争になった。

 トランプ氏と共和党は、「正しい歴史」を教え、「愛国者」を育てるための「1776委員会」を設置し、1619プロジェクトに反発した。1776委員会は、トランプ氏が退任する直前に報告書を発表したが、大きな注目を集めることはなかった。

 批判的人種理論をめぐる論争は、「文化戦争」を再び盛り上げ、選挙に利用したい共和党の思惑が働いたものと言って間違いない。批判的人種理論という専門用語が、左派インテリの革新的な理論という雰囲気を持っており、敵対する保守主義運動にとっては、使い勝手がよいという面もあるのだろう。内容ではなく、イメージが独り歩きすれば、選挙の道具としては十分なのだ。

 単純化すれば、「奴隷制や過去の人種差別も含めた歴史教育が必要」という革新的な考えに対し、「愛国心にあふれる前向きな米国人を育てる教育こそが必要」という考えで対抗しようということだろう。保守派にとって、批判的人種理論はスケープゴートとしてちょうどよかったということだ。

 来年の中間選挙で下院多数党の座の奪還を狙う野党・共和党は、このまま「批判的人種理論の禁止」を選挙公約に掲げることになるだろう。その結果として、米国社会の分断はさらに進行していく可能性が高い。【北米総局長・古本陽荘】

6536チバQ:2021/07/11(日) 10:39:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/b0c17e09ba442278c816a0c5b3120afe8fd15905
撤退する米軍と後に残る廃品の山 アフガニスタン
7/11(日) 10:11配信

AFP=時事
アフガニスタンのバグラム米空軍基地近くで、撤退する同軍が日用品を置いていく廃品置き場で、使えそうなものを探す人々(2021年6月17日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】アフガニスタン・バグラム(Bagram)の米空軍基地に続く主要道路の脇には、撤退を進める同軍から回収された日用品の廃品置き場がある。

 電話や魔法瓶、パソコンのキーボードやプリンターのカートリッジなどの山の中から、まだ使える物を探すサラムさん(40)は「これが米国人のすることです」とAFPに語った。「彼らは何でも破壊してしまうのです」

 ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領は8日、米軍がほぼ20年にわたり続けるアフガニスタン駐留を8月31日に終了すると発表した。同国での作戦中枢として20年間機能してきたバグラム米空軍基地は、今月中にも明け渡されそうだ。

 軍需品については持ち帰ったり、アフガニスタンの治安部隊に提供したりしているが、大量の日用品は残していかざるを得ない。

 その結果、廃品ビジネスが活況を呈し、中には儲けている人もいる。ただ、大多数は腹立たしさをあらわにしている。

 サラムさんは、米軍が残す日用品について「爆破されたり、燃やされたり」していると話し、「この基地には、新しい物がたくさんあった。アフガニスタンを20回再建できるほど、たくさんあった。なのに彼らはすべて破壊してしまうのです」と説明した。【翻訳編集】 AFPBB News

6537チバQ:2021/07/14(水) 10:16:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/06fee4647d0ed780c6c47a0d9a9449cff365c256
駐トルコ大使に共和党元議員 「反トランプ」派、異例の指名 米政権
7/14(水) 7:04配信

時事通信
米共和党のジェフ・フレーク元上院議員=2018年10月、ニューハンプシャー州マンチェスター(EPA時事)

 【ワシントン時事】バイデン米政権は13日、駐トルコ大使に野党共和党のジェフ・フレーク元上院議員を指名すると発表した。

 フレーク氏はトランプ前大統領に批判的なことで知られ、野党からの大使指名は異例。

 フレーク氏は2019年に上院議員を引退し、20年大統領選ではバイデン大統領の支援に回った。13日声明を発表し「米国の外交は超党派であるべきで、指名を光栄に思う」と述べた。上院の承認を経て就任する。

6538とはずがたり:2021/07/16(金) 16:13:19

米、福祉拡充に390兆円 与党単独で法案可決視野―民主指導部
2021年07月14日15時01分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021071400731&amp;g=int

 【ワシントン時事】米議会上院の与党民主党指導部は13日、バイデン政権が重視する子育てや教育の支援など福祉拡充策に関し、財政支出額を総額3兆5000億ドル(約390兆円)規模とする方針で一致した。野党共和党の支持が見込めない中、民主党単独での法案可決を目指す。
今年の米成長、7.0%に上方修正 コロナ危機対策で―IMF予想

 バイデン政権と上院の超党派議員グループは6月、道路や橋を中心に5790億ドルの新規歳出を盛り込んだ8年間で1兆2090億ドルのインフラ計画で合意済み。民主党指導部が決めた方針は、この合意に含まれなかった気候変動対策や高齢者介護、医療保険拡充などの財政支出が入る見通しだ。

6539チバQ:2021/08/04(水) 10:11:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/8824665ccc3ded0053e081067c3aa59aa18cc148
NY州クオモ知事のセクハラ認定 バイデン大統領、辞任促す
8/4(水) 0:52配信

共同通信
記者会見で話す米東部ニューヨーク州のクオモ知事=7月、ニューヨーク(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】米東部ニューヨーク州のジェームズ司法長官は3日記者会見し、クオモ州知事(63)=民主党=が元側近ら11人の女性にセクハラをしていたとの調査結果を発表した。クオモ氏は昨年春以降の新型コロナウイルス対策で高い指導力を評価されたが、進退問題に発展するのは必至。同じ民主党のバイデン大統領は同日、クオモ氏に辞任を促した。

クオモ知事、セクハラ疑惑を謝罪「不快と知らず」3月

 今後、州議会での弾劾訴追や刑事事件につながる可能性もある。クオモ氏はビデオ声明で「事実は指摘されている内容と全く異なる」とセクハラを否定。「誰に対しても不適切に触れたり口説いたりはしていない」と主張した。

6540チバQ:2021/08/10(火) 21:53:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/2d43ff34be6937ad925e2635c8b8a891e1deb16aアジア系不在の「五輪バービー」に批判集中 米マテル
8/10(火) 15:45配信

CNN.co.jp
東京五輪に合わせて発売したバービー人形にアジア系の選手がいないと批判が集まっている

(CNN) 米玩具大手マテルが東京オリンピック(五輪)に合わせて発売したバービー人形のシリーズに、アジア系の人種が含まれていなかったとの批判が集中している。

【画像】マテルはIOCや東京五輪の主催団体と提携して新競技を行う人形をデザインした

マテルは昨年2月、国際オリンピック委員会(IOC)や東京五輪の主催団体と提携して五輪バービーのシリーズを発売した。

今大会で追加された野球・ソフトボール、スポーツクライミング、空手、スケートボード、サーフィンの各競技をテーマにした5種類のバービーで構成される。

先月の五輪開幕に合わせて売り込みが本格化すると、多様性の尊重と革新を掲げて「五輪公式」をうたう商品にもかかわらず、アジア系のバービーが入っていないと指摘する声が相次いだ。

五輪はアジアの代表的な都市、東京で開催された。追加競技の空手は沖縄発祥だが、空手着姿の選手は白人のバービーだ。SNSでは、マテルが偶然か意図的かにかかわらず、アジア系を無視したことに失望感を示す書き込みが目立った。

ミシガン州マコーム郡の郡政委員を務めるアジアの少数民族、モン族出身の女性はツイッター上で、自分の娘たちにバービー人形は買わないと宣言した。

東京五輪の米代表団ではアジア太平洋諸島系の選手らもメダルを獲得して注目を集めた。体操女子ではモン族系のスニーサ・リー選手が、アジア系で初の個人総合優勝を果たした。

6541チバQ:2021/08/11(水) 15:12:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/278ba0ca7678fb3b19efc451c2c67ee97a167d31
クオモNY州知事が辞任表明 セクハラ問題で
8/11(水) 1:23配信
AFP=時事
米ニューヨーク州のアンドルー・クオモ知事(2020年5月26日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】(更新)米ニューヨーク州のアンドルー・クオモ(Andrew Cuomo)知事(63)は10日、辞任する意向を表明した。クオモ氏は女性11人からセクシュアルハラスメントの告発を受け、所属する民主党内で辞任を求める圧力が高まっていた。

【写真】ニューヨーク市内で、クオモ氏の辞任表明を伝える大型スクリーン

 クオモ氏は昨年、新型コロナウイルス対策で称賛を集めたが、その後、過去に複数の女性に対しセクハラ行為に及んだとの疑惑や、介護施設で発生した新型ウイルスによる死者数の規模を隠ぺいしたとの疑惑が浮上。わずか1年間での劇的な失脚となった。

 クオモ氏はテレビ中継された発表で、レティシア・ジェームズ(Letitia James)州司法長官が先週公表した調査報告書が認定したセクハラ行為を改めて否定。一方で、自身の行為により気分を害した女性に対しては「深くお詫びする」と表明した。

 クオモ氏は「状況に鑑み、私ができる最善のことは、身を引いて政府を政治に戻すことだ」と説明。「私の辞任は14日後に発効する」と述べた。

 後任には同じく民主党のキャシー・ホークル(Kathy Hochul)副知事が同州初の女性知事として就任する。【翻訳編集】 AFPBB News

6542チバQ:2021/08/11(水) 15:12:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e7dee7c428266b265582634ee7073d5a1748b0c
クオモNY州知事、「戦闘モード」 周囲は辞任促すも
8/10(火) 17:15配信

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CNN.co.jp
スキャンダルに揺れるNY州のクオモ知事に対し、側近が辞任を促していたという

(CNN) 米ニューヨーク州のクオモ知事の側近が週末、知事に対して辞任を促していたことがわかった。情報筋がCNNに明らかにした。クオモ知事に対しては先ごろ、複数の女性に対してセクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)を行っていたとの報告書が出されていた。

情報筋によれば、クオモ知事は「もっと時間がほしい」と語っており、任期の最後については不透明な状況だという。

知事の顧問と連絡を取っている別の情報筋によれば、先週時点で、クオモ知事の近しい友人やスタッフの誰もが今回の出来事をクオモ知事が政治的に切り抜けられるとは考えておらず、辞任をするか弾劾(だんがい)に直面するとみていた。そうした共通認識にもかかわらず、クオモ知事は、様子見ができると考えているという。

ジェームズ司法長官は先ごろ発表した報告書の中で、11人の女性の申し立てについて詳述し、クオモ知事が「歓迎されず同意のない接触」に及んだなどと指摘した。クオモ知事は間違ったことはしていないと主張しており、報告書の発表後に公開された動画の中でも辞任する意向は示していない。

クオモ知事に対しては民主党内で辞任を求める圧力が強まっている。バイデン大統領やペロシ下院議長、ニューヨーク州上院議員2人らがクオモ知事に辞任を呼び掛けている。

公民権活動家でクオモ知事の周辺の人々と話したアル・シャープトン師はCNNに対し、側近の大部分は知事が今回の醜聞を乗り切れるかどうか疑問視しており、任期の終了に備えているなかでも、クオモ知事は週末、「戦闘モード」だったと明らかにした。

シャープトン師によれば、クオモ知事の周辺の人々は人生の次の段階に向けて動いているという。

6543チバQ:2021/08/11(水) 19:37:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/c264274f997863279e62bd6ac3116db69178239cNY州知事辞意「セクハラへの認識の変化を理解していなかった」
8/11(水) 9:17配信

毎日新聞
辞意を表明する米ニューヨーク州のクオモ知事=2021年8月10日、ビデオ演説から

 司法当局の調査で11人の女性へのセクハラ行為を認定された米東部ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事(63)=民主党=が10日、政治混乱の責任を取るなどとして、辞意を表明した。バイデン大統領ら民主党内から辞任要求が相次ぎ、側近も辞任するなど求心力を失っていた。14日後に辞任する。後任にはキャシー・ホークル副知事(62)が就く。同州で初の女性知事となる。

 クオモ氏は10日のビデオ演説でセクハラの意図を改めて否定し、「(セクハラに対する)世代間や文化的な認識の変化があり、それを理解していなかった」と述べた。女性に不快な思いをさせたことは「深く謝罪する」と語った。その上で、新型コロナウイルスへの対応や銃規制など州政府の業務に影響が出るとして、「最善の方法は私が身を引き、政府の機能を戻すことだ」と辞意を示した。

 クオモ氏に対しては、関係が近かったバイデン大統領が「彼は辞任すべきだ」と明言したほか、ペロシ下院議長など民主党幹部も辞任を要求。8日には側近だった秘書官の女性も辞任するなど「クオモ離れ」が加速していた。米CNNによると、州議会下院(150議席)では弾劾訴追決議に必要な過半数の超党派80人が弾劾に賛同すると表明。辞任しなくとも罷免される可能性が出ていた。

 クオモ氏は父親も同州知事を3期務め、弟はCNNの有名キャスター。昨春以降の新型コロナ対応では、データを示しながら州民を鼓舞する語り口が好感を呼んだ。支持率も一時70%を超えたが、その剛腕ぶりは「人間ブルドーザー」と呼ばれ、野心的で傲慢との評価もつきまとった。今春に高齢者施設でのコロナ感染死者数を過少公表した疑惑も浮上し、評価は急落した。

 セクハラ問題は州内の検察当局が捜査を始めており、今後、刑事責任を問われる可能性がある。後任のホークル氏は、連邦下院議員(民主党)などを歴任した後、2015年から副知事を務めている。セクハラ問題では「ひどく不快で違法だ」とクオモ氏を非難しており、辞意表明を受けて「決断は正しいことで、ニューヨーカーの最大の利益だ」とツイッターで表明した。【ニューヨーク隅俊之】

6544チバQ:2021/08/11(水) 19:40:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/95329ac4ce78aa58f801d5876d04b808cc82b658クオモNY知事が辞意表明 セクハラ問題で引責 被害訴えの女性に「深くおわび」
8/11(水) 1:17配信

時事通信
10日、辞任を表明する米ニューヨーク州のクオモ知事(ロイター時事)

 【ニューヨーク時事】米東部ニューヨーク州のクオモ知事(63)=民主党=は10日、オンラインで演説し、辞意を表明した。

 複数の女性に対するクオモ氏のセクハラ行為が州司法長官の報告書で認定され、辞任圧力が強まっていた。2週間後に辞任し、知事にはキャシー・ホークル副知事=同=が昇格。女性初のニューヨーク州知事となる。

 クオモ氏は「(州や州民にとって)助けにならないことはしたくない」と辞任理由を説明した。セクハラ自体は否定しつつ、被害を訴えた女性11人の気分を害したことを「深く深くおわびする」と謝罪した。

 州司法長官の報告書はクオモ氏が連邦法や州法上のセクハラに当たる行為を行ったと認定。女性11人に対し、キスや胸を触ったり、不快にさせる発言をしたりするなどしたと指摘した。報告書公表を受け、バイデン大統領をはじめ民主党内からも辞任を求める声が相次ぎ、被害を訴えた女性のうち1人は刑事告訴していた。

 「何気なく」男女問わずにキスやハグをしてきたというクオモ氏は「私の考えでは一線を越えたことはなかったが、その線が引き直されていたことに気付かなかった。世代や文化の変化を十分に認識していなかった」と釈明した。一方、州司法長官の報告書については「偏見があり公平さに欠ける司法制度は皆の懸念だ」と述べ、改めて批判。「不適切な行為の訴えとセクハラとの結論付けには違いがある」と主張した。

6545チバQ:2021/08/11(水) 19:41:22

1623 :チバQ :2021/08/11(水) 19:39:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/f645feaa2afdc31b359bfdc6d5fa657b587bce80[アジア系米国人]<1>「くたばれチャイナマン」、道路に全身たたきつけられた中華街の市長
8/11(水) 5:00配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 米カリフォルニア州オークランドに、全米で最も古い中華街の一つがある。英語より漢字の看板が目立つ表通りは、コロナ禍でめっきり人通りが減った。


 この街で今年前半、アジア系住民への暴行事件が相次いだ。中華街の店は現金商売が多く、強盗などに狙われやすいのは今に始まったことではないが、今回は何かが違った。理由もなく、ただ殴られる。91歳の男性が通りがかりの男に突き飛ばされる事件も起きた。

中華街で突然暴行を受けた商工会議所会頭のカール・チャン氏(7月8日、カリフォルニア州オークランドで)

 治安悪化のイメージは、不況にあえぐ街に追い打ちをかけた。300を超える商店は客足が途絶え、一時は7割以上が休業した。

 「このままでは中華街が消えてしまう」。15歳で香港から移住してきたカール・チャン(62)は危機感を隠さない。中華街商工会議所の会頭を務め、「中華街の市長」の異名をとる。いわばこの街の世話役だ。暴行事件後、警察に巡回強化を依頼し、デモを主催して人種的偏見に根ざす犯罪の撲滅を訴えてきた。

 4月29日、そのチャン自身が暴力の標的となった。

 中華街を1人で歩いていた時、後ろからの足音に気づいた。「くたばれチャイナマン(中国人)」という罵声の後、全身を道路にたたきつけられた。

6546チバQ:2021/08/11(水) 21:36:37
https://www.tokyo-np.co.jp/article/123475?rct=worldNY州クオモ知事が辞任表明 「女性蔑視」世論に屈した退場劇…後任に初の女性ホークル氏
2021年8月11日 19時36分
米ニューヨーク州のクオモ知事(AP)
米ニューヨーク州のクオモ知事(AP)

米ニューヨーク州のクオモ知事(AP)
米ニューヨーク州のホークル副知事(AP)
 【ニューヨーク=杉藤貴浩】複数女性へのセクハラが認定された米ニューヨーク州のアンドルー・クオモ知事(63)=民主党=が10日、辞任を表明した。政治的混乱の回避が理由だとして自身のセクハラを最後まで認めなかったが、女性蔑視を許さない世論の高まりに屈した形だ。新型コロナウイルス対応で世界的な名声を得てから1年余りでの退場劇となった。
 クオモ氏は同日の演説でセクハラ問題に関して「何カ月もの政治的、法的な論争を引き起こす。州政府は混乱のために力を浪費すべきではなく、私はその原因になるつもりはない」と強調。セクハラを認定した州司法当局の調査結果などについては「政治的だ。不公平であり真実ではない」と訴えた。
◆調査で浮かび上がる悪質行為
 だが、3月の調査開始から5カ月をかけて今月3日に公表された165ページの報告書は、告発者を含む関係者179人への聞き取りを基にした詳細な内容。認定事実はクオモ氏が女性部下らの意に反してキスをしたり胸などを触ったほか、性的な誘いをほのめかす会話もしたとする悪質なものだった。公表後は告発女性の1人が米テレビで「彼がしたことは犯罪だ」と顔と名前を出して訴え、与党民主党が多数の州議会下院も知事解任につながる弾劾の動きを本格化させた。
 公表後に「彼は辞めるべきだ」と述べたバイデン大統領は10日の記者会見で、「知事の決断を尊重する」と表明。来年末までのクオモ氏の任期を引き継ぎ女性初の同州知事となるキャシー・ホークル副知事(62)は「辞任に同意する。州民の最善の利益につながる」と述べた。
◆セクハラ、コロナ死過少計上…醜聞相次ぐ
 現在3期目のクオモ氏は、父も同州知事経験者で弟はCNNテレビの看板キャスターを務めるなど知名度は抜群。昨春のコロナ感染爆発では、事態を軽視するトランプ前大統領とは対照的な発信力で大統領待望論も出たが、最近はセクハラやコロナ死者の過少計上疑惑などの醜聞が相次いだ。
 性被害を告発する「#MeToo」運動を始めた米活動家タラナ・バークさんは「(セクハラの)線引きが変わった」などと釈明したクオモ氏を「世代の違いとかルールが変わったというのはばかげた間違いだ」とツイッターで批判。「女性たちは反撃と発言を始め、人々によりはっきりと声を聞かせることができるようになっている」と述べ、セクハラを容認しない時代の変化を強調した。

6547チバQ:2021/08/11(水) 21:38:13
https://www.tokyo-np.co.jp/article/123545?rct=world米NY州、初の女性知事誕生へ 「ガラスの天井破った」と歓迎
2021年8月11日 18時14分 (共同通信)
 米ニューヨーク州知事となるキャシー・ホークル副知事=5月、ニューヨーク(AP=共同)
 米ニューヨーク州知事となるキャシー・ホークル副知事=5月、ニューヨーク(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】米東部ニューヨーク州のクオモ知事(63)が10日、セクハラ問題を理由に辞任を表明したことで、同州初の女性知事としてキャシー・ホークル副知事(62)が昇格することになった。「ガラスの天井を破った」と歓迎する声が出ている。
 ホークル氏はクオモ氏の辞任会見を受け「辞任はニューヨーカーにとって最善の決断だ。知事になる準備はできている」とツイートした。
 ホークル氏は弁護士で、2011〜13年に連邦下院議員を務め、15年1月、クオモ氏の下で副知事に就任した。米メディアによると、下院時代は保守的な姿勢で、全米ライフル協会の支持を受けていた。

6548チバQ:2021/08/12(木) 10:02:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/1f1a49068f2c14c9bcd2cf1c2380f56e71b64bb5
クオモNY知事後任のホークル氏が会見 州行政の刷新を図る考え
8/12(木) 8:23配信

産経新聞
【ニューヨーク=平田雄介】セクハラ問題で辞意を表明した米東部ニューヨーク州のアンドルー・クオモ知事(63)の後任に就く民主党のキャシー・ホークル副知事(62)が11日、記者会見した。ホークル氏は「準備は完全にできている。私の行政府を『毒のある職場』とは呼ばせない」と語り、州行政の刷新を図る考えを示した。

ホークル氏は24日、同州初の女性知事に就任する予定。11日の会見では「人の話を聞いて行動する」と強調。異論を唱えるのが難しい環境だとの批判があったクオモ氏の行政運営と距離を置く姿勢を強調した。

ホークル氏は同州バファローの出身。シラキュース大を卒業後、カトリック大で法務博士号を取得。長年、家庭内暴力(DV)や性暴力の防止活動に携わってきた。2011〜13年に州議会下院議員を務め、副知事には15年に就任した。

6549とはずがたり:2021/08/13(金) 15:39:36
米国で史上初めて白人人口が減少、2020年米国勢調査
https://news.infoseek.co.jp/article/12reutersJAPAN_KBN2FD2BG/?tpgnr=world
ロイター / 2021年8月13日 7時46分

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 米商務省国勢調査局が8月12日公表した最新の国勢調査詳細版によると、2010年から20年までに史上初めて白人人口が減少し、この間ヒスパニックや混血、アジア系などが全体の人口増の大半を占めたことが分かった。2020年2月、ニューヨークで撮影(2021年 ロイター/Andrew Kelly)

[12日 ロイター] - 米商務省国勢調査局が12日公表した最新の国勢調査詳細版によると、2010年から20年までに史上初めて白人人口が減少し、この間ヒスパニックや混血、アジア系などが全体の人口増の大半を占めたことが分かった。

白人(ヒスパニック以外)の比率は57.8%と、引き続き人種グループとして最大となったものの、10年間で8.6%減少して、総人口における比率は過去最低を記録。一方で混血は276%も増加し、900万人から3380万人に膨れ上がった。

州別では、カリフォルニアはヒスパニックの比率が39.4%と、初めて最大の人種グループになった。テキサスもヒスパニックは39.3%と、白人の39.7%に迫る比率。

米国の総人口の伸びは10年間としては、1930年代の大恐慌時代を除くと歴史的に最も小さくなった。全ての郡の半分強で人口が減り、人口が増えたのはほぼ大都市部のみ。最近何十年かの傾向通り、南部と西部の方が、中西部と北東部より人口の伸びは大きかった。

人口数トップ5の都市はニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴ、ヒューストン、フェニックス。特にフェニックスは上位10都市の中で最も人口が増え、フィラデルフィアと入れ替わりで第5位に躍進した。

各州はこの最新データに基づいて議会下院の選挙区割りを刷新するため、今後与野党間で激しい政治的駆け引きが展開されそうだ。

6550チバQ:2021/08/14(土) 10:07:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/c6665d4a7535fa9d9f9f398f9a4b2831ceac5229
トランプ氏に牙むいた警官 広がる議会乱入事件の波紋
8/14(土) 9:58配信
毎日新聞
集会で演説するトランプ前米大統領=アリゾナ州で2021年7月24日、AP

 昨年11月の米大統領選の結果に不満を持つ群衆が暴徒化し連邦議会に乱入した今年1月6日の事件では、連邦捜査局(FBI)などがこれまで約600人を不法侵入や公務執行妨害などの容疑で逮捕している。

 しかし、事件の直前にホワイトハウス近くで選挙結果に反対する集会を開き、自らの支持者に議会に向かうよう呼びかけたトランプ前大統領がどこまで関わっていたのかという事件の核心部分は謎のままだ。

 ◇戦場さながらの現場

 そんな中、事件を調査するため下院に設けられた特別委員会が7月27日に初めての公聴会を開催した。証言したのは現場で議会を死守した警察官4人(職域警察である議会警察の2人と首都ワシントンの警察である首都警察の2人)。警察官らは、人数では圧倒的に多い暴徒たちにどう立ち向かったかを生々しく説明した。衝撃を受けた議員らは涙を浮かべ、声を詰まらせながら質問するという異例の公聴会となった。

 証言した首都警察のマイケル・ファノーン巡査は、キャリアを議会警察でスタートした。事件当日は呼ばれたわけではなく、警察無線で議会が襲撃されたことを知り、同僚と共にかつての職場である議会に自主的に向かった。議会地下西側テラスの入り口で、突入しようとする暴徒と侵入を防ごうとする警察官が激しく衝突していた。前線に立った際、「見渡すと群衆があまりに多く、衝撃を受けた」。

 暴徒ともみ合いが続く中、体をつかまれ、群衆側に引きずり込まれた。素手や何らかの金属でめった打ちにされた。スタンガンを頭にあてられ、何度も電流の衝撃が体を走った。警察無線や警察バッジは奪われた。次に装着していた銃が狙われた。暴徒たちの中から「こいつの銃を奪って、殺してやれ」という声が聞こえた。頭に浮かんだのは4人の娘だった。「俺には子供がいるんだ」。できる限りの声を振り絞ってそう叫んだ。暴徒の情にすがるのが最後の手段だった。

 実際に誰かが止めに入り、ファノーン氏の体は警察側に引き渡された。このあたりの様子は身につけていたボディーカメラが録画しているが、ファノーン氏は気絶しており、記憶はない。病院で診断を受けると心臓発作を起こしていた。脳には損傷が残り、心的外傷後ストレス障害(PTSD)も発症した。

 ◇危険にさらされた議員の命

 議員からも衝撃的な事実が明かされた。この地下西側テラス入り口は、もっとも衝突が激しかった。暴徒と警察官の間にある入り口ドアに挟まれ「ヘルプ」と叫ぶ、首都警察のダニエル・ホッジス巡査の姿はこれまでも報道されてきた。ステファニー・マーフィー議員(民主党)は公聴会で、そのときの様子を撮影したビデオを改めて流すよう求めた。そして、マーフィー議員はホッジス氏に「多くの人、そしておそらくあなたも知らないと思うが、あなたの行動は私の人生を左右した」と語りかけた。

 下院本会議場が危ないと判断したマーフィー議員は、同僚のキャサリーン・ライス下院議員(民主党)と共に建物の地下に避難し、安全だと考えた小さな部屋に隠れた。ところが「安全だと思っていた場所は、実際には嵐の中心だった」。

 ホッジス氏らが暴徒ともみ合いになっていた入り口からこの小部屋までの距離はわずか40フィート(12メートル)だった。もし、暴徒らがこの入り口を突破していたら、2人の女性民主党議員がどうなっていたかは分からない。

 マーフィー議員から「あなたは何のために闘っていたのですか」と聞かれたホッジス氏は「民主主義のためです」と即答した。そしてこう続けた。「あなたは私から40フィートの場所にいた。与野党の議席数にほとんど差がない現状で、仮に一議員でも誘拐され殺害されるようなことがあれば、議会運営に影響を及ぼしていたでしょう」

6551チバQ:2021/08/14(土) 10:08:52
  ◇焦点はトランプ氏の関与

 議会乱入事件に関しては当初、2001年の米同時多発テロの後に置かれたような独立した調査委員会を設置する案があった。しかし、野党・共和党が反対し、与党・民主党のペロシ下院議長が下院に特別委員会を置くことを決定した。共和党は6人の委員の推薦名簿を提出したが、ペロシ氏はこのうち2議員について、「大統領選で大規模な不正があった」と主張しているトランプ氏を強く擁護してきたことなどを理由に委員就任を拒否。

 共和党は推薦名簿の提出を撤回し、特別委には協力しないと宣言した。これに対し、この事件に関してトランプ氏を弾劾訴追する下院決議案に賛成したリズ・チェイニー、アダム・キンジンガーの2共和党議員は、党指導部の意向に反して特別委の委員に就任し、形の上では超党派となった。

 だが、共和党が党として協力を拒否している以上、真相の究明は容易ではないだろう。チェイニー氏は特別委で、ホワイトハウス内でどういうやりとりがあったか電話の記録を含め開示されるべきだと主張したが、トランプ氏や周辺がこうした要求に応じる可能性は低い。

 特別委は、トランプ氏の側近の下院議員らも公聴会に呼ぶ構えだが、仮に実現しても、2度のトランプ氏の弾劾裁判がそうであったように、トランプ氏側に都合のいい話を延々と証言するだけで、事実を探るのとはほど遠い展開になるのは火を見るより明らかだ。

 一方で、この疑惑追及が今後の政局や来年秋の中間選挙に及ぼす影響を過小評価すべきではないだろう。警察官4人が証言したこの公聴会だけでも、トランプ氏や共和党へのダメージは小さくはないからだ。

 まず、トランプ氏本人が事件にどう関わったのかが焦点であることが改めて浮き彫りになった。議会乱入事件に関与した容疑者らは一つの固まりではない。「オースキーパーズ」などよく知られている極右団体なども含まれており、過激な行動を取ったのは必ずしもトランプ氏の支持者だけではなく、トランプ氏の集会での呼びかけに便乗した者の犯行もあったという見方もあった。確かにそういう側面は否定できないが、現場にいた警察官たちはトランプ氏の影響力が大きかったという見方をしている。

 議会警察のアキリーノ・ゴネル巡査部長は、暴徒らが「『トランプが我々を送り込んだ』と叫んでいた」と証言した。そして暴徒らはゴネル氏に対して「正しい側の味方になれ」と協力するよう求めてきたという。

 トランプ氏が事件直前の集会で議会に行くよう呼びかけたのは、平和的な抗議のためではなく、その当日に議会で行われていた大統領選結果を最終確認する作業を妨害するためではなかったかという疑惑は消えていない。少なくとも現場に押し寄せたトランプ支持者は、選挙結果の確定を止めるのが自分たちの役割だと解釈し、議会に侵入した。

 さらに、トランプ氏には、警察の応援のために州兵を送るのをためらったという疑惑もある。ゴネル氏は「議会警察は必要としていた応援を速やかに得ることはなかった。ブラック・ライブズ・マター(黒人の命は大事だ、BLM)運動が起きていたころには、十二分な支援があった。この違いは一体なぜなのか」と訴えた。

 議会警察のハリー・デューン巡査も、暴徒らは「トランプ氏が我々を招いた。選挙結果が盗まれるのを防ぐためにやってきたのだ」などと叫んでいたと証言。「殺し屋が誰かを殺したのであれば、殺し屋だけではなく雇った人物も刑務所に行くことになる。どうか、徹底的に追及してほしい」と述べ、トランプ氏が関与していなかったか詳細に調べるよう議員らに求めた。

 トランプ氏は最近も1月6日に起きたことについて「平和的だった」と語っている。トランプ氏に近い議員も「観光のようなものだった」と描写し、この事件が大事ではなかったという印象づけを狙っている。

 こうしたトランプ氏や共和党議員の姿勢に対しても警察官の怒りの矛先が向かった。ファノーン氏は「私が命をかけて守ろうとした人(議員)を含め、多くの人がまるで何もなかったかのように振る舞っていることは耐えがたい。(警察官に)示された冷淡さには我慢がならない」と述べ、机をたたき怒りをあらわにした。

6552チバQ:2021/08/14(土) 10:09:08
 さらに、議会内に押し入ったトランプ支持者に人種差別的な色合いが濃かったことも浮き彫りになった。黒人のデューン氏は、現場で「バイデンは大統領じゃない。誰もバイデンになど投票していない」と主張した侵入者に「自分はバイデンに投票した。自分の票は数えられていないっていうことか」と語りかけた。すると近くにいた、トランプ氏のキャッチフレーズ「メ-ク・アメリカ・グレート・アゲイン」(MAGA)と書かれたピンク色のシャツを来た女性が「聞いた? このニガー(黒人を指す蔑称)はジョー・バイデンに投票したって」と叫んだ。近くでこれを聞いた約20人が、「ファッキン・ニガー(黒人のくそやろう)」と続けざまに声を上げたという。

 また、中南米系のゴネル氏はドミニカ共和国からの移民だが、イラク戦争に参加した元軍人だ。だが、暴徒は、ゴネル氏の顔を見て「米国人じゃないじゃないか」と吐き捨てるように言ったと証言した。

 ◇崩れた共和党の戦術

 「共和党対警察官」という構図が一時的にではあっても成立したことは、4年に1度の大統領選の中間年に行われる中間選挙を見据えた場合、民主党を利する可能性が高い。

 トランプ氏は昨年の大統領選の選挙戦後半で「法と秩序」を守るのが共和党だと訴えた。黒人に対する警察官の暴力が相次ぎ、民主党の支持層でもある黒人の間で「ディファンド・ザ・ポリス」という運動が起きた。警察官こそが暴力の原因であるなら、警察を廃止するか、警察予算を大幅に削減してしまえ、という運動だ。バイデン大統領は大統領候補時代から明白にこうした路線を否定してきたが、共和党は「民主党になれば警察官が減る。民主党は警察の敵」というキャンペーンを続けてきた。

 新型コロナウイルスのワクチンが普及して経済活動が再開するなか、人の活動も活発化しているためか、米国の大都市の治安は急速に悪化している。民主党にとっては、治安の悪化は中間選挙での最大の弱点になる可能性がある。そうした中、議会乱入事件に関し、警察官がトランプ氏やその支持者を糾弾したことで、「民主党が警察の敵」という単純な図式は崩れたことになる。

 共和党支持層の間でのトランプ氏の支持はそれほど揺らいではいない。こうしたことから、中間選挙で全議席が入れ替わる下院の共和党指導部は、トランプ氏をこれまで通り「共和党の顔」として選挙を戦う構えだ。共和党の岩盤選挙区では、トランプ氏と足並みをそろえれば、当選は堅い。

 ただ、上下両院ともどちらが多数派となるかを決するのは一握りの接戦選挙区で、しかも、そうした選挙区では無党派の動向が鍵を握る。1月6日の事件にトランプ氏がどう関わったか曖昧なまま選挙を迎えた場合、どうなるだろうか。少なくとも接戦選挙区では、暴徒が議会で暴れる様子や特別委で証言した警察官が共和党を批判する姿がテレビの選挙広告で繰り返し流されることになるだろう。それが中間選挙の勝敗に影響を及ぼす可能性は否定できない。【北米総局長・古本陽荘】

6553とはずがたり:2021/08/17(火) 18:53:46
流石米国最大,制限も来年1月からと結構先やね。
wikiに拠ると貯水量は350億トンで日本だと最大級で6億トンだから徳山ダムや奥只見ダム50個分)
 テネシー川のTVAによるあの有名なフーバーダムで作られたダム湖だそうな。そうだったのか〜。

米西部の巨大貯水池、干ばつで給水制限へ
2021年8月17日 18:28 発信地:ロサンゼルス/米国 [ 米国 北米 ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3362034

【8月17日 AFP】米政府は16日、干ばつの影響で西部にある国内最大の貯水池ミード湖(Lake Mead)の水位が極めて下がっており、来年1月から給水制限を開始すると発表した。住民数千万人が影響を受けることになる。

 米国では、気候変動により降雨パターンが変化し、広範囲で慢性的な干ばつが発生している。


 大河コロラド川(Colorado River)を水源とする人工貯水池ミード湖の水位は、貯水容量の3分の1という懸念すべき水準にまで低下している。

 米水資源当局のタニヤ・トルヒーリョ(Tanya Trujillo)氏は、「米西部の多くの地域や、河川の流域全般と同様、コロラド川は加速する前例のない問題に直面している」と語る。

「これらの問題と気候変動に対処する唯一の方法は、利用できる最善の科学を活用し、コロラド川に支えられている土地や地域全体で協力して取り組むことだ」

 来年1月から、1930年代にフーバーダム(Hoover Dam)の建設によってできたミード湖の下流域に割り当てられる水量は削減されることになる。アリゾナ州への供給量は平年に比べて約20%、ネバダ州では7%、国境を越えてメキシコでは5%減少する。

 米地質調査所(USGS)が昨年発表した調査結果によると、コロラド川の流量は過去100年で平均20%減少している。少なくともその10%は地域一帯の気温上昇に起因するとされる。(c)AFP

ミード湖
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%89%E6%B9%96

ミード湖(ミードこ、Lake Mead)とは、アメリカ合衆国最大の人造湖である。ネバダ州ラスベガスの東約48キロメートルの場所のコロラド川に位置し、ネバダ州とアリゾナ州にまたがっている。フーバーダムによって作られ、ダムの上流180キロメートルまで伸びており、約350億立方メートル(350億トン)の水を湛えている。湖の水はカリフォルニア州及びネバダ州へ送られている。

フーバーダム
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%A0

フーバーダムは、1931年に着工し、1936年に竣工した。ルーズベルト大統領のニューディール政策の一環として建設されたとの話もあるが、着工は大統領就任の前である。

建設当時の名称はボールダーダム(Boulder Dam)だったが、着工時のアメリカ合衆国大統領のハーバート・フーヴァーにちなんで、1947年に改称された。堤頂の道路はネバダ州道172号線(英語版)である。片側1車線で渋滞のボトルネックとなっているため、ダム直下にバイパス道路として、日本の大林組がコロラドリバー橋(正式名称 英:Mike O'Callaghan?Pat Tillman Memorial Bridge)の建設を請け負い、2010年10月に竣工した[1]。

型式は重力式アーチダム、高さ221メートル、長さ379メートルで、ダム湖はミード湖と呼ばれ、貯水量は約400億トン。日本には約2,500基のダムがあるが、それらの貯水量の合計は250億トンである。日本最大の湖である琵琶湖の貯水量でも280億トン程度である。フーバーダムに設置された水力発電所で発生した電力は、ダムの北西48キロメートルにあるラスベガスをはじめ、カリフォルニア州・アリゾナ州の各都市に供給されている。

6554チバQ:2021/08/17(火) 20:15:16
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021081600165&amp;g=int
カナダ、来月20日総選挙 トルドー政権信任問う
2021年08月16日06時28分



 【ニューヨーク時事】カナダのサイモン総督は15日、トルドー首相の要請を受け、下院(338議席)を解散した。下院選が9月20日行われる。3期目を目指すトルドー政権の新型コロナウイルス対応をめぐり信任を問う。前回総選挙で少数与党に転落したトルドー氏率いる自由党が単独過半数を獲得できるかが焦点だ。

6555チバQ:2021/08/18(水) 14:36:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/ab5edac0eef11ebdf5f33ced6d0894ba9d5b7e94
米テキサス州知事が感染 マスク着用義務の反対論者 新型コロナ
8/18(水) 14:21配信

時事通信
 【ワシントンAFP時事】米南部テキサス州は17日、アボット知事(共和党)が新型コロナウイルスの検査で陽性判定を受けたと発表した。

 アボット氏はマスク着用義務化に対する強硬な反対論者。州内の自治体や公的資金を受け取るあらゆる機関に対し、ワクチン接種を義務化することも禁じている。

 報道官の声明によると、「健康状態は良く、今のところ無症状」という。前日には屋内で行われたイベントに出席していた。知事はすでにワクチン接種済み。検査を毎日受けていたが、陽性反応を示したのは今回が初めてで、濃厚接触者の夫人は陰性だった。

6556チバQ:2021/08/21(土) 10:43:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/39d4f84ca5a45ea953cd9c02cc93257828de9e24
米、駐中国大使に元国務次官のバーンズ氏起用 外交経験豊富
8/21(土) 10:37配信


毎日新聞
バイデン米大統領が駐中国大使に指名すると発表した元国務次官のニコラス・バーンズ氏=2008年1月18日、AP

 バイデン米大統領は20日、駐中国大使に元国務次官のニコラス・バーンズ氏(65)を指名すると発表した。上院で承認されれば、着任する。バイデン政権は中国を「唯一の競争相手」と位置づけ、軍事や先端技術などの分野で対抗姿勢を鮮明にしているが、気候変動対策など利害が共通する分野では協調する方針で、バランス感覚が要求されるポストに外交経験豊かなバーンズ氏の起用を決めたとみられる。


 バーンズ氏は外交官としてのキャリアが長く、駐北大西洋条約機構(NATO)大使や駐ギリシャ大使、国務省報道官などを歴任した。欧州や中東での経験は豊富だが、東アジアでの外交経験は多くない。ホワイトハウスは「国務次官時代にアフガニスタンやイラン、北朝鮮などに関して、中国政府と折衝した経験がある」としている。現在は米ハーバード大ケネディ行政大学院で教授を務めている。【ワシントン秋山信一】

6557チバQ:2021/08/21(土) 10:45:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/9c3d375a353eda948a605f4a3374153264bb5979
駐日大使にエマニュエル氏 オバマ氏側近の前シカゴ市長
8/21(土) 9:51配信
朝日新聞デジタル
駐日米国大使に指名されたラーム・エマニュエル前シカゴ市長=AP

 バイデン米大統領は20日、オバマ政権で大統領首席補佐官を務めたラーム・エマニュエル前シカゴ市長(61)を駐日米国大使として指名すると発表した。

 エマニュエル氏は民主党の下院議員を経て、2009年に発足したオバマ政権の大統領首席補佐官に就任。同じシカゴを地盤とするオバマ大統領の最側近として、政権の司令塔の役割を果たした。シカゴ市長選出馬のために10年に辞任し、シカゴ市長を11〜19年の2期務めた。

 エマニュエル氏は20年大統領選でバイデン氏を支持。当初は運輸長官起用が検討されたが、民主党左派が反発し、駐日大使として起用されることが決まった。剛腕政治家として知られるエマニュエル氏の起用には、米国が「競争国」として位置づける中国と対抗するため、日米同盟を強化する狙いがある。

 駐日大使のポストは、トランプ政権でハガティ氏が上院選出馬のため19年に退任して以降、空席となっていた。一方、バイデン大統領は20日、駐中国大使にニコラス・バーンズ元国務次官(政治担当)を指名することも発表した。(ワシントン=園田耕司)

朝日新聞社

6558チバQ:2021/08/22(日) 10:18:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/5a7255d243faacf2d892f17ba3645d4b7f93f8bf
駐日米大使に「ランボー」の異名持つエマニュエル氏…オバマ氏は「屈指の知性」と評価
8/21(土) 22:18配信
読売新聞オンライン
ラーム・エマニュエル氏=ロイター

 【ワシントン=田島大志】米国のバイデン大統領は20日、オバマ政権で大統領首席補佐官を務めたラーム・エマニュエル氏(61)を駐日大使に指名すると発表した。辣腕(らつわん)と激しい言動で知られる与党・民主党の大物で、指名は日米同盟重視の表れといえる。議会上院の承認を経て着任する。


 駐日米大使は、トランプ政権時代の2019年7月にウィリアム・ハガティ氏(現上院議員)が辞任して以降、空席が続いていた。

 エマニュエル氏は民主党下院議員を経て、09年のオバマ政権発足時から大統領首席補佐官を務め、目玉施策だった医療保険制度改革を巡る議会対策などで活躍した。

 オバマ政権の副大統領だったバイデン氏とは共に政権中枢で協力した間柄だ。バイデン氏は、「唯一の競争相手」と位置づける中国への対抗手段として、日米同盟の強化を進める考えを明確にしており、エマニュエル氏の手腕に期待しているとみられる。

 民主党の下院選対委員長を務めた経験などから、米議会と議員らの事情にも精通しており、元米政府高官は「味方に付けられれば、日本にとってこれ以上の援軍はない」と語る。

 オバマ元大統領は回顧録で、エマニュエル氏を「議会でも屈指の知性」と評し、「愉快で繊細で慎重で誠実な上に、言葉遣いの汚さでも有名だった。仕事の苛烈さについては議論の余地がなかった」と振り返っている。手荒い政治手法から政敵も多く、米アクション映画の主人公にちなんで「ランボー」の異名を持つ。

 シカゴ市長時代には、黒人少年が警官に射殺された事件後、情報開示などの対応が不適切だったとして批判を浴びた。日米関係筋によると、エマニュエル氏の指名は5月までには内定していたが、政権内での調整が長引いていた。早ければ東京五輪に合わせた着任を目指していたという。

6559チバQ:2021/08/29(日) 09:17:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/162d0208145eaba1494b3f7b295c8bd83d9c84ec
先住民の寄宿学校「負の歴史」、米も実態調査へ…神父が性的虐待・化学物質で人体実験
8/29(日) 5:00配信

読売新聞オンライン
 【ロサンゼルス=渡辺晋】先住民族の子供に強制的な同化教育が行われていたカナダの寄宿学校跡地から大量の遺骨や墓が相次いで見つかった問題が、米国にも波及している。米内務省は、国内の寄宿学校について実態調査を始めると表明した。調査に後ろ向きだった米国も「負の歴史」と向き合うことになる。

■「大きな誤り」

 「米国は歴史を直視せず、過ちを認めようとしなかった。それは大きな誤りだ」。コロラド州デンバー在住の先住民族ダニエル・シーウォーカーさん(37)は、そう力を込めた。現在、学生時代に出会ったロンドン在住の英国人の写真家カルロッタ・カルダナさん(39)と、先住民族の歴史を記録に残すプロジェクトに取り組む。

 シーウォーカーさんの祖母と父親もかつて寄宿学校に入れられていた。これまで祖母やプロジェクトの過程などで出会った人たちから、耳をふさぎたくなるような話を聞いた。思い出すだけで今も涙がにじむ。

 無理やり髪を切られ、部族の言葉で話すと、罰として地下室に閉じ込められた。特定の化学物質の服用や一定期間の絶食による肉体的・心理的な影響を調べられる「実験」も行われていた。

 寄宿学校の多くは、米政府から資金援助を受けたキリスト教の各宗派が運営していた。神父が女子生徒を妊娠させ、生まれた子供を火葬して埋葬することもあったという。

■虐待横行

 先住民族団体によると、米国では「文明化」の名の下で、1870年頃から1960年代にかけて少なくとも367の寄宿学校が運営されていた。親から引き離された数十万人の子供が、独自の文化や言葉などを禁じられる同化教育を受けた。

 正確な数は不明だが、25年頃には6万人以上が在籍した。26年までの在籍数は学齢期にある先住民族の子供の8割を占めたという。学校では虐待が横行し、多くの子供の行方は今も分かっていない。

6560チバQ:2021/09/02(木) 16:02:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a1fd7851182cb98f057bc6f6a50ab7c75487da0
米国外交むしばむ20年 中東民主化進まず 対テロ傾注、中国台頭許す
9/2(木) 7:55配信

時事通信
テロで炎上する世界貿易センタービル=2001年9月、米ニューヨーク(AFP時事)

 【ワシントン時事】2001年9月11日の米同時テロから間もなく20年を迎える。

 バイデン大統領はこの間に及んだアフガニスタン駐留米軍の撤収を断行。外交安保政策の重心を台頭する中国との競争にシフトする狙いがある。だが米国が威信を懸けて取り組んだアフガンやイラクの民主化に失敗し、テロの脅威は残ったまま。同盟国との関係がぎくしゃくするなど、迷走を続けた20年は米国の信頼性と国力をむしばんだ。
◇民主化に700兆円投入
 米国は同時テロへの報復に端を発したアフガンとイラクの戦争に約6.4兆ドル(約700兆円)を投入し、米兵約7000人を失った。この金額は日本の国家予算の約7倍に当たる。バージニア大のメルビン・レフラー名誉教授は、「対テロ戦が国づくりと民主主義の促進に拡大し、出費が天文学的数字に膨れ上がった」と指摘する。


 01年10月にアフガンを攻撃したブッシュ(子)政権がイスラム主義組織タリバン政権を崩壊させた後も米軍を駐留させたのは、アフガンをテロの温床にしないために「民主化」が不可欠とみなしたためだ。03年には大量破壊兵器保有という誤情報を基にイラクのフセイン政権を打倒。ここでも「民主化」に着手する。

 しかしアフガンとイラクの新政権は安定せず、治安状況の悪化から駐留する米軍は「永遠の戦争」に突入することになる。この間、両国で犠牲になった民間人は20万人以上。バイデン氏は今年8月31日の演説で「今回の決定は、大規模軍事作戦で他国をつくり変える時代の終わりを示すものだ」と述べ、20年間の民主化政策が徒労に終わった事実を認めた。
◇米の影響力低下顕著
 ブッシュ氏は01年の大統領就任当初、中国を「戦略的競争相手」と位置付けたが、対テロ戦への傾斜で、中国の台頭を軽視。中国による南シナ海の一方的な現状変更など軍事、経済面での勢力拡大を許したとの見方がある。

 米国の世界経済に占める国内総生産(GDP)比率は00年の30%から20年は25%に低下。一方で中国は10年に日本を抜いて世界第2の経済大国になった。

 09年に登場したオバマ大統領は穏健派イスラム勢力との連携や、中国への対抗としてアジア重視政策を打ち出した。しかしシリア内戦などが激化する中東への関与拡大に消極的だったため、過激派組織「イスラム国」(IS)が伸長し、いったん撤収したイラクへの米軍再派兵に追い込まれた。

 続くトランプ前大統領は、中東各国の内戦終結に向けた和平仲介を放置した。テロ対策の一環としてイスラム諸国を対象にした入国制限を実施し、世界中の反発を招いた。
◇約束を果たさない米国
 バイデン氏は外交政策の重要課題に中国への対抗を掲げ、同盟国や友好国との連携を推進する。ジョージタウン大のマシュー・クレイニグ教授は、過去20年の結末を受けて「自立した国を建設するという約束を果たせずに撤収することで、米国の信頼は損なわれるだろう」と述べ、米国と同盟国の間に影を落とす可能性を指摘。インド太平洋の同盟国を米国が守るのかどうか、中国の計算にも影響を及ぼすと懸念を示した。

6561とはずがたり:2021/09/07(火) 18:22:52
アメリカは賞金稼ぎと拳銃所持とガロンとマイルとポンドは廃止した方がいい。

米テキサス州の中絶禁止法、「賞金稼ぎ」が議論の的に
2021年9月5日 20:48 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3364867

【9月5日 AFP】「賞金稼ぎ」という言葉は、賞金首のポスターや西部開拓時代に逃亡者を狩る銃を持ったカウボーイの姿を連想させる。だが、物議を醸すこの職業は、現代の米国においても健在だ。

 テキサス州で先週、妊娠した女性の中絶手術に協力した人を無関係の一般市民が訴えることを認める州法が施行され、連邦最高裁判所が差し止め請求を却下したことから、賞金稼ぎという特異な業界に改めて注目が集まっている。


 リベラル派のソニア・ソトマイヨール(Sonia Sotomayor)最高裁判事は、差し止め請求をめぐる判断に際し「事実上、(テキサス州は)州民を賞金稼ぎの代行者に任命し、近隣住民が受ける医療措置に対して民事訴訟を起こすことに賞金を与えている」と痛烈な反対意見を述べた。

 賞金稼ぎという職業は中世以降、世界中に広まったが、現在ではほぼ米国とフィリピンにしか存在しない。

 米国の文化史と政治史が専門のトリスタン・カベッロ(Tristan Cabello)氏は、賞金稼ぎについて「米国の魂に深く根付いた」職業だと指摘。「米国市民の中でも最も保守的な層に響く存在だ」とAFPに語った。

 大多数の賞金稼ぎは、立て替えられた保釈金を踏み倒して逃亡した被告人を捕らえて生計を立てており、公費負担のない公共サービスの提供者を自負している。

■「非アメリカ的」

 だが、賞金稼ぎはフリーランスの法執行人であり、逃亡者を追い詰める手法は地域当局の管轄外とされることも多い。このため、テキサス州の中絶禁止法を受けて、賞金稼ぎが野放しになる懸念をめぐる議論が再燃している。

 ジョー・バイデン(Joe Biden)大統領はホワイトハウス(White House)で3日、テキサス州法は「自警団」による正義に等しく「ばかげていて、ほとんど非アメリカ的に思われる」と記者団に述べた。

 現在、米国で活動している賞金稼ぎの人数に関して信頼性のあるデータの入手は難しいが、保釈保証業者の全米組合PBUSは約1万5000人とみている。また、保証金を踏み倒して逃げた者たちの捕縛を請け負う業者の全米組合NAFRAは、年間3万人の逃亡者が捕まるとしている。

 賞金稼ぎの存在や、警察との関係、守るべきルールなどはグレーゾーンにある。取り締まりの要件は州ごとに大きく異なり、困惑するような内容の寄せ集めだ。職業に関するハウツー本は存在せず、参考となる文献は大半が著名な賞金稼ぎの自己宣伝的な回顧録だ。

 賞金稼ぎの権利を明確に定義しているのは、1872年の最高裁判決だ。そこでは、逃亡者を追跡する市民は警察などの「国家主体」に適用される憲法規範に拘束されないと定められている。

■でっち上げの民事訴訟

 民事・刑事の両面で数十年の訴訟担当経験を持つ元連邦検事補のケン・ホワイト(Ken White)氏は、テキサス州法の危険性について、無謀な賞金稼ぎが人々を脅かすことよりも、聖人ぶった密告者に近隣住民に嫌がらせをする機会を与える点だと指摘する。

「ちょっとした嫌がらせ目的ででっち上げられた民事訴訟が殺到しても、結局は却下や棄却、弁護側に有利な判決となるだろう。しかし、この州法は故意に、右派によって中絶に関係しているとみなされた人物が、高額で手続きそのものが人を破滅に追い込むような訴訟攻めに遭うよう計算されている」とホワイト氏は述べている。(c)AFP/Frankie TAGGART

6562チバQ:2021/09/09(木) 11:24:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/76d96e0510d4472a50f891614da690fcd3ef189d
南軍リー将軍の最大の像撤去 米バージニア知事「価値観にそぐわず」
9/9(木) 10:28配信
朝日新聞デジタル
バージニア州リッチモンドで8日に撤去されたリー将軍の像=AP

 米バージニア州政府は8日、南北戦争で南部連合を指揮したリー将軍の像を、州都のリッチモンドから撤去した。米国では近年、奴隷制度や人種差別に関わったとして南部連合の将軍らの像を撤去する動きが進んでいる。このリー将軍像は、残された南部連合の像の中で最大のものとして知られていた。

 ノーサム州知事は2020年に撤去の方針を決定し、反対派が差し止めを求めていたが、裁判所が2日に訴えを退けていた。

 ノーサム知事は8日に声明を発表し、「公的なモニュメントは、自分たちがどのような人間であるかを伝える物語を反映するものだ」として、リー将軍の像は現代の価値観にそぐわないとの見解を示した。米メディアによると、8日にはノーサム知事や市民が像の前に集まり、撤去作業を見守った。

 バージニア州では2017年に、シャーロッツビルのリー将軍像撤去をめぐって白人至上主義団体と抗議する市民が衝突。白人至上主義者の車が抗議する人々に突っ込み、1人が死亡する事件が起きた。(ワシントン=大島隆)

朝日新聞社

6563チバQ:2021/09/12(日) 17:50:35
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021091000694&amp;g=int
終わらぬテロとの戦い 対中国へ移行進まず―米同時テロ20年
2021年09月11日07時08分

 【ワシントン時事】バイデン米政権は同時テロに端を発する「テロとの戦い」に区切りを付け、中国を主な脅威とする大国間競争に外交・安全保障政策の重心をシフトする戦略を描いた。同時テロ20年の節目を前にしたアフガニスタン駐留米軍の撤収は、その象徴になるはずだった。だが、イスラム主義組織タリバンの復権で筋書きが崩壊。対テロ戦争から脱却し、対中国に本格移行する難しさを思い知らされた。
惨劇の傷、次世代に伝達 アフガン終戦も消えぬ脅威―米同時テロ、11日で20年

 ◇重なる報復宣言
 夕闇の中、衣服を血で染めた市民が次々と搬送された。国外脱出を望む市民であふれるアフガンの首都カブールの空港で先月26日、自爆テロが起きた。米兵13人を含む180人以上が死亡。過激派組織「イスラム国」(IS)系武装勢力が犯行を認めた。
 バイデン米大統領はイスラム過激派によるテロを「20年前の脅威」と呼び、中国や気候変動など「現在と未来の脅威」に集中すべきだと訴えていた。戦争終結まで秒読み段階で起きたテロ。「米国は戦場を去ることはできるが、テロとの戦いから抜け出すことはできない」。パネッタ元国防長官がCNNテレビに語った言葉が重く響く。
 「地球の果てまで追い詰めて代償を払わせる」と国民に誓ったバイデン氏。その姿は、同時テロ直後に報復を宣言し、対テロ戦争の口火を切ったブッシュ(子)大統領とダブって見えた。
 ◇二正面作戦
 バイデン氏は「テロと戦いつつ、(中国など)現在と未来の脅威に対処する」と二正面作戦を見据える。遠隔地から監視と攻撃を行う「オーバー・ザ・ホライズン(OTH)」能力を構築し、対テロ戦を続ける方針だ。
 一方、海軍は中国の軍事力増強をにらみ、現在の290隻体制から398〜512隻体制への拡大を目指す。だが、新型コロナウイルス対策や経済再建につぎ込んだ膨大な予算のしわ寄せが今後、国防費の削減という形で現れる可能性は高い。財源が限られる中、対テロと対中国のいずれも中途半端になりかねない。
 米シンクタンク「クインジー研究所」のマイケル・スウェイン東アジア部長は、バイデン政権の対中強硬姿勢は「スローガン」にすぎないと指摘。政権は内政最重視で、中国の脅威をあおるのは「野党共和党の支持を得て、インフラ投資や国内改革を進めるための政治目的」との見方を示す。
 世界各地に拡散したテロとの戦いから抜け出せないまま内政問題への対応に追われれば、掛け声倒れに終わったオバマ政権の「リバランス(再均衡)政策」同様、現政権のインド太平洋シフトも机上の空論に終わる可能性がある。

6564チバQ:2021/09/12(日) 19:27:44
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASP9C7H6NP99UHBI00X.html
9・11から20年、事件現場3カ所で追悼式 歴代大統領ら参列
2021/09/11 22:46朝日新聞

9・11から20年、事件現場3カ所で追悼式 歴代大統領ら参列

米同時多発テロの追悼式典で、亡くなった男性の写真を掲げる参列者=2021年9月11日午前8時44分、米ニューヨーク、藤原学思撮影

(朝日新聞)

 日本人24人を含む2977人が亡くなった米同時多発テロから、11日で20年を迎えた。テロを機に始まったアフガニスタンでの「米史上最長の戦争」は8月末、米軍撤退で半ば強引に幕が引かれた。この日の式典にはバイデン米大統領をはじめ、過去20年の対テロ戦争に関わってきた歴代大統領らが参列した。

 バイデン氏はビデオメッセージで「事件後、この国は真の意味で結束した。アメリカを傷つけようとする者を必ず見つけ出し、代償を払わせることをテロリストたちに示した」と強調した。また、「恐れや怒り、イスラム教徒に対する暴力など人間の暗い側面も現れた」とし、改めて国民の結束を呼びかけた。

 追悼式は事件の現場となった3カ所で開催。2機のハイジャック機が激突したニューヨークの世界貿易センターの跡地「グラウンド・ゼロ」では11日午前(日本時間夜)、追悼式が始まった。1機目がビルに衝突した午前8時46分に黙禱(もくとう)が捧げられ、遺族らによって犠牲者の名前が一人ひとり読み上げられた。式典にはバイデン氏のほか、オバマ元大統領も出席した。

6565チバQ:2021/09/15(水) 13:49:00
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021091500178&amp;g=int
知事リコール投票、集計開始 民主党、大票田死守の見通し―米加州
2021年09月15日13時11分

14日、サンフランシスコで演説する米カリフォルニア州のニューサム知事(AFP時事)
14日、サンフランシスコで演説する米カリフォルニア州のニューサム知事(AFP時事)


 【シリコンバレー時事】米西部カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事(53)=民主党=に対する解職請求(リコール)投票は14日夜(日本時間15日昼)、締め切られ、開票作業に入った。CNNテレビなどは出口調査から、否決が確実になったと報道。ただ、郵便投票の集計などで結果確定に時間がかかる可能性もある。
現職知事「続投」が優勢 14日にリコール投票―米加州

 今回の投票では、リコールの是非を問うとともに、リコールが成立した場合の後任を選ぶ。過半数がリコールに賛成するとニューサム氏は失職し、46人の後任候補のうち最多得票者が新知事となる。直近の世論調査ではニューサム氏の「続投」支持が「解職」を10ポイント超上回っていた。

6566チバQ:2021/09/15(水) 17:36:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/d169d15589bdbeb1f2fd6f791350851fdfd32fdf
米加州知事が勝利宣言 リコール否決、民主党に勢い
9/15(水) 17:17配信

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時事通信
 【シリコンバレー時事】米西部カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事(53)=民主党=に対する14日の解職請求(リコール)投票で、米主要メディアは同日、否決が確実になったと報じた。

 ニューサム氏は州都サクラメントで「(住民は解職に)ノーを突き付けただけではない。ワクチンや女性の権利、多様性にイエスで応じた」と勝利を宣言した。

 全米最多の人口を抱える同州での解職請求をめぐっては、民主党の大票田の死守に向けてバイデン大統領が現地入り。トランプ前大統領(共和党)によって分断が生じたと批判し「トランプ主義」との戦いを訴えた。来年に中間選挙を控える中での勝利は、民主党に勢いを与えそうだ。

6567チバQ:2021/09/15(水) 20:33:10
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021091500688&amp;g=int
アフガン難民支援でタッグ 元米大統領3人が団体設立
2021年09月15日14時47分

元米大統領の(左から)ブッシュ(子)、オバマ、クリントン各氏=2017年10月、テキサス州カレッジステーション(AFP時事)
元米大統領の(左から)ブッシュ(子)、オバマ、クリントン各氏=2017年10月、テキサス州カレッジステーション(AFP時事)


 【ワシントン時事】ブッシュ(子)、クリントン、オバマの元米大統領3人とその夫人たちが14日、イスラム主義組織タリバンが権力を掌握したアフガニスタンからの難民を受け入れるための支援団体「ウエルカム・US」を立ち上げた。生活面の相談に乗る支援者や寄付金を募るほか、難民に宿泊先や受け入れ可能な地域を紹介する。
揺れる難民大国トルコ 排斥の動き強まる―シリア人ら送還加速も視野

 ブッシュ夫妻は声明で「多くのアフガン人が、より安全な世界を推進するために前線に立った。彼らは今、私たちの支援を必要としている」と強調した。
 団体には、マイクロソフトや配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズなどの米企業も協賛。宿泊先の提供は民泊仲介大手エアビーアンドビーを通じて行う。
 米国は8月末までに在留米国人約6000人を含む約12万4000人をアフガンから退避させた。このうちアフガン人難民については、米軍基地や一部の州で受け入れが始まっている。

6568チバQ:2021/09/18(土) 00:16:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed138ed6eb014400dd07e8ab738ba27ac154dcc5
トルドー首相率いる少数与党が苦戦 カナダ総選挙
9/17(金) 19:47配信
産経新聞
【ニューヨーク=平田雄介】20日投開票のカナダ総選挙で、トルドー首相率いる少数与党・自由党が苦戦している。新型コロナウイルス対策と積極的な財政出動への支持を背景に議会下院の解散に踏み切ったが、デルタ株による感染の再拡大やアフガニスタン退避作戦に関する批判票が野党・保守党に流れたようだ。

カナダ放送協会(CBC)の世論調査によると、16日時点の各政党の支持率は自由党が31・7%、保守党が31・2%で拮抗(きっこう)している。トルドー氏が解散を宣言した8月15日の時点では自由党が35・6%と保守党の28・8%に7ポイント近く差をつけていた。

この日、アフガンではイスラム原理主義勢力タリバンが政権を掌握。カナダ軍は退避作戦で約3700人を救出したが、一部のカナダ人や通訳らアフガン人協力者が取り残されたままだ。調査会社イプソスによると、退避作戦の結果、カナダ人の3人に1人が自由党に投票する可能性が低くなったと答えている。

軍歴がある保守党のオトゥール党首は「アフガン政策について十分な説明をしていない」とトルドー氏を批判。外交では対中国で日米との連携強化を訴え、中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)脱退を掲げる。外交筋は「政権交代が起きればトルドー氏の『様子見外交』から転換する」と注目する。

トルドー氏にとって12歳以上のワクチン接種完了率が77%(4日時点)のカナダで感染が再拡大したのも逆風となった。オトゥール氏は「パンデミック(世界的大流行)のさなかの不必要な選挙だ」と批判する。

トルドー氏は3年間で1000億カナダドル(約8兆7000億円)に上る景気刺激策のほか、ワクチン接種の義務化に意欲を示しており、「国民の声を聴く必要がある」としている。

6569チバQ:2021/09/20(月) 09:07:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/c824ead708ca43d01d0d50f012827528dfd10956
コロナ禍で解散、カナダ首相に「なぜ今選挙なのか」…総選挙で与党苦戦
9/19(日) 22:06配信

読売新聞オンライン
カナダのトルドー首相=ロイター

 【ニューヨーク=寺口亮一】20日投票のカナダ下院(定数338)総選挙を前に、トルドー首相(49)率いる少数与党・自由党が失速している。新型コロナウイルス対策と大規模な財政出動への支持を背景に、単独過半数を狙って解散に踏み切ったトルドー氏への逆風は強く、野党・保守党と接戦が続く。

 公共放送CBCによると、18日現在の支持率は、自由党31・6%、保守党31・1%と2党が伯仲し、左派の新民主党が20・1%で続く。自由党は解散当時、保守党を約6ポイントリードしていたが、その後一時逆転もされた。

 与党苦戦の一因は、コロナ禍で総選挙を実施するというタイミングだ。有権者の間では慎重な意見が根強く、保守党のエリン・オトゥール党首(48)も、「国民の健康は置き去りなのか」と批判を強めている。

 アフガニスタン情勢も影を落とす。トルドー氏が解散を発表した8月15日は、イスラム主義勢力タリバンがアフガンの首都カブールを陥落させたのと同じ日だった。カナダ人らの退避が急務となり、「なぜ今、選挙なのかという声が想定以上に広がった」(在カナダ外交筋)という。

 下院は全て小選挙区制。自由、保守両党とも過半数を得るのは難しい情勢だ。

6570チバQ:2021/09/20(月) 09:11:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/b7be322830b265c2c6227ac394fc27e79330da8f
カナダ、20日に総選挙 過半数狙ったトルドー首相が退陣の可能性も
9/19(日) 16:30配信

朝日新聞デジタル
8日にあった討論会で、保守党のオトゥール党首(左)が発言するのを横で見るトルドー首相=AP

 カナダで20日、下院(定数338)の総選挙が行われる。少数与党で政権運営を続けてきたトルドー首相(自由党)が、下院の過半数獲得を目指して選挙に踏み切ったが、結果的に保守党との接戦になっており、政権が交代する可能性も出ている。


 「いくらかの人が抱いている不満は分かる。日常に戻りたいだけなのに、選挙は日常ではない」

 17日、遊説先でトルドー氏は選挙について不満が広がっていることを認めた。

 トルドー氏は2015年の総選挙で自由党を勝利に導き、首相に就任した。19年の総選挙でも第1党の立場を維持したが、過半数を割り、少数与党の状況が続いてきた。そこで8月中旬、議員の任期満了まで2年余りを残して選挙に打って出た。

 背景には、新型コロナウイルスのワクチン接種率が12歳以上の人口の7割を超え、経済も回復傾向にあることなどがあった。世論調査でも、自由党が保守党を大きく引き離していた。

 だが、新型コロナが収束しないなかで、選挙を行うことに対する反発は強く、両党の差は急速に狭まっている。公共放送CBCのまとめによると、現在の世論調査の平均支持率はともに約3割で横一線だ。

 保守党のオトゥール党首は「多額の費用がかかり、不必要な選挙をパンデミックの最中に行っている。これはリーダーシップではなく、個人の都合だ」と、トルドー氏を厳しく批判。また、人工妊娠中絶の権利を認め、炭素税への反対を取りやめるなど、従来の保守党よりも「穏健」な立場を取ることで有権者にアピールをしている。

 ただ、こうした穏健路線は、従来の保守党支持者から反発を受ける可能性もある。そこで注目を受けているのが、保守党を離脱したベルニエ元外相が率いるカナダ人民党だ。移民受け入れの削減や新型コロナワクチンの義務化反対などを訴え、支持率は5%程度に達している。議席獲得はできなくても、選挙結果に影響を与えることはあり得る。

 トロント大のアンドリュー・マクドウガル准教授(カナダ政治)は「トルドー氏にとって、選挙を行うという賭けは裏目に出たといえる。世論調査の数字も変動しており、最後まで誰が勝つか分からない選挙となった」と語る。(ニューヨーク=中井大助)

朝日新聞社

6571チバQ:2021/09/20(月) 22:26:05
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-210920X368.html
接戦もトルドー政権継続か=カナダ総選挙の投票実施
2021/09/20 20:26時事通信

 【ニューヨーク時事】カナダ下院(338議席)選挙は20日、投票が行われた。直近の世論調査では、3期目を目指すトルドー首相率いる中道左派の与党・自由党が最大野党・保守党をわずかにリード。接戦が予想されているが、地元メディアは、自由党が政権を維持する公算が大きいと予測している。

 公共放送CBCによる19日時点の世論調査では、自由党が支持率31.5%、保守党は31.0%。CBCは自由党が引き続き少数与党となる確率を57%、単独過半数を確保する確率を17%と分析。一方、保守党が少数与党として政権を奪取する確率は25%とみている。その他の政党の支持率は、左派の新民主党が19.1%など。

6572チバQ:2021/09/21(火) 19:22:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e198028ab29be18b32ac6d5007e0f12d4ea7976
トルドー氏が勝利宣言、過半数には届かず カナダ総選挙
9/21(火) 18:45配信

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CNN.co.jp
カナダのトルドー首相。過半数は獲得できなかったが、第1党を維持する見通しとなった

カナダ・モントリオール(CNN) 20日投開票のカナダ総選挙(定数338)で与党・自由党が第1党の座を維持することが確実となり、トルドー首相が支持者らの前で勝利を宣言した。ただし、同氏の狙う過半数には届かなかった。

カナダ東部時間21日午前2時の選管発表によると、開票率約95%の時点で自由党が獲得したのは157議席。最大野党・保守党が122議席だった。残りの議席は左派の新民主党と、ケベック州の自治拡大を掲げるケベック連合が獲得する見込みだ。

トルドー氏は21日未明、東部モントリオールで支持者らに「皆さんの明確な信任を得て、カナダをこのパンデミックから明るい将来へ導く任務に戻る。私たちにはまさにその用意がある」と宣言した。

世論調査では当初、トルドー氏が高い支持率を誇っていたが、保守党のオトゥール党首が急速に追い上げ、接戦に持ち込んでいた。

オトゥール氏は21日未明、支持者らへの演説で「国民はトルドー氏に過半数を与えなかった」と強調。トルドー氏は前倒し選挙で費用を無駄遣いしたうえに国家の分断を深めたと批判した。

6573とはずがたり:2021/10/08(金) 00:26:40
米与野党、債務上限引き上げで合意 12月初めまで
2021年10月07日23時48分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021100701243&amp;g=int

 【ワシントン時事】米与党民主党の上院トップ、シューマー院内総務は7日、12月初めまでの債務上限引き上げで野党共和党と合意したことを明らかにした。同日中の法案可決を目指すという。

6574とはずがたり:2021/10/11(月) 17:37:49
米連邦議員乗せて走る「秘密」の地下鉄 米ワシントン
AFPBB News / 2021年10月11日 8時0分
https://news.infoseek.co.jp/article/afpbb_3368736/?tpgnr=world

米首都ワシントンを走る連邦議会地下鉄の車内で書類に目を通す上院議員時代のバラク・オバマ氏(2007年1月17日撮影)。(c)MARK WILSON / GETTY IMAGES NORTH AMERICA / AFP

【AFP=時事】米首都ワシントンには、大統領から最高裁判事、時には映画スターまで、世界で最も影響力がある人々によく利用されている交通手段がある。だが、その存在を知る国民は少ない。米連邦議会地下鉄(Capitol Subway System)だ。


 600部屋もある迷路のような連邦議会議事堂の下を、蛍光灯に照らされながら地下鉄が走っている。1世紀以上にわたって政治家を乗せ、議事堂と議員会館を往復してきた。

6575チバQ:2021/10/11(月) 18:29:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/e00b92ee909055d5656d14e4feceb832c0eb77d6
米連邦議員乗せて走る「秘密」の地下鉄 米ワシントン
10/11(月) 8:04配信

AFP=時事
米首都ワシントンを走る連邦議会地下鉄の車内で書類に目を通す上院議員時代のバラク・オバマ氏(2007年1月17日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】米首都ワシントンには、大統領から最高裁判事、時には映画スターまで、世界で最も影響力がある人々によく利用されている交通手段がある。だが、その存在を知る国民は少ない。米連邦議会地下鉄(Capitol Subway System)だ。


 600部屋もある迷路のような連邦議会議事堂の下を、蛍光灯に照らされながら地下鉄が走っている。1世紀以上にわたって政治家を乗せ、議事堂と議員会館を往復してきた。

 この地下鉄がニュースになったのは、上院議員の暗殺未遂現場になった時と、大統領が誰にも知らせず執務室から姿を消して身を潜めていた時。有名俳優がミュージカルさながらに車内で歌を披露した時もあった。

 全長は1キロ足らず。次の駅までの90秒間は、真剣な政治談義、たわいないうわさ話、即席の記者会見、そして静かに物思いにふける場所としてうってつけだ。

 1947年には、この地下鉄で唯一記録に残っている暗殺未遂事件が起きた。当時の副大統領候補、ジョン・ブリッカー(John Bricker)上院議員が、米議会警察(US Capitol Police)の元警官にピストルを発砲されたのだ。逆恨みが原因だった。

 ブリッカー氏は、発車待ちの車両に逃げ込み、運転士にすぐ出発するよう叫んだ。2発目の弾が頭上をかすめたが、無事だった。元警官は現場から逃走し、その後逮捕された。

 この地下鉄は、政治指導者にとっては、慌ただしいワシントンの政治からの逃避先としても利用されてきた。

 1911年1月、ウィリアム・ハワード・タフト(William Howard Taft)第27代大統領が、この地下鉄を見に行って1時間ほど所在が分からなくなり、側近を慌てさせる騒動が起きた。

 最初の路線が開通したのは1909年3月7日。首都の酷暑を避けて上院議員会館と議事堂の間を移動したいという議員の希望をかなえるためだった。

 それから3年後の1912年、自動車メーカー「スチュードベーカー(Studebaker)」の電動車が、モノレールに取って代わられた。そして1960年には7万5000ドル(現在の為替レートで約840万円)の地下鉄電動車両4台が設置された。

 1965年には、議事堂と下院議員会館を結ぶ路線も開通した。

 政治家以外にこの地下鉄を利用した人の中には、俳優のリチャード・ギア(Richard Gere)さん、チャック・ノリス(Chuck Norris)さん、デンゼル・ワシントン(Denzel Washington)さん、ロックバンド「U2」のボノ(Bono)さんらがいる。

 大ヒットミュージカル「ハミルトン(Hamilton)」の制作・出演で知られるリン=マヌエル・ミランダ(Lin-Manuel Miranda)さんは2017年、賞を授与されるために議事堂を訪れた際、深夜にこの地下鉄に乗り込んだ。車内でショーの曲を声高らかに歌っている様子をツイッター(Twitter)で披露している。【翻訳編集】 AFPBB News

6576とはずがたり:2021/10/15(金) 21:07:21
「毎日が暴力」高2女子が見た留学先の壮絶実態
授業中にマリファナ、家では「使用人扱い」…
宮本 さおり : フリーランス記者
https://toyokeizai.net/articles/-/380324
2020/10/13 6:20

6577チバQ:2021/10/18(月) 21:35:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/68591d776deb13a658df348758a5c3dc06fe4464
バイデン政権揺るがす「テキサスの乱」 共和党優勢州 中絶、ワクチンで連邦政府と対立
10/18(月) 8:40配信

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産経新聞
【ワシントン=大内清】米共和党が優勢な南部テキサス州が、民主党のバイデン政権と激しく対立している。新型コロナウイルス対策をめぐる連邦政府の方針に反する政策や、人工妊娠中絶の制限に関する連邦最高裁判例を骨抜きにしようとする州法を相次いで打ち出しているのだ。共和党側は、地盤である保守層が重んじる「自由」や信仰に基づく価値を前面に押し出すことで、バイデン政権からの圧迫に抵抗するとの対立構図を描き出している。

テキサス州のアボット知事(共和党)は11日、私企業を含む州内のあらゆる機関が、従業員や顧客に新型コロナワクチンの接種を強要することを禁じる-との知事命令を出した。

バイデン政権は9月、すべての連邦職員や契約業者のワクチン接種を義務化。従業員数100人以上の企業には、従業員にワクチン接種を義務付けるよう要請している。アボット氏はこれを州民の自由意思に対する「強制」ととらえ、「禁止」という別の強制手段を持ち出したわけだ。

同命令は「ワクチン接種は望ましいが、テキサスでは自発的なものでなくてはならない」「バイデン政権は接種義務を課すことで私企業をいじめている」などと主張し、連邦政府が州権や企業活動を抑圧しているとの構図を強調した。同州でワクチン接種が完了した人の割合は今月17日現在、全米平均より約4・5ポイント低い52・5%にとどまる。

州と連邦政府の対立は、南部に多いキリスト教福音派が重視する人工妊娠中絶の禁止をめぐる議論でも先鋭化している。

テキサス州では9月、アボット知事の署名を経て、妊娠6週前後とされる胎児の心拍確認後の中絶を禁じる法律が発効した。これに対してバイデン政権は、同法の効力差し止めを求める訴訟を提起。1審と2審で相反する判断が下されたのを受けて、司法省は今月15日、連邦最高裁に上告する方針を明らかにした。

同法は、レイプや近親相姦による妊娠も例外として認めないほか、無関係の第三者が中絶に協力した医療関係者や家族、友人らを提訴でき、勝訴すれば少なくとも1万ドル(約110万円)が受け取れるなどとする内容。バイデン政権など中絶擁護派は「告発を奨励する『懸賞金』制度だ」と非難している。

米国では「ロー対ウェード」と呼ばれる1973年の最高裁判例で中絶が合憲化されたが、主に共和党が優勢な州では、立法や司法闘争を通じて同判例の無効化を目指す動きが続いてきた。最高裁(定数9人)の判事構成は現在、保守派6人、リベラル派3人と保守派優位に大きく傾いていることから、保守層には今回のテキサス州法が突破口になるとの期待も大きい。

一方で同州では7月、州議会多数派の共和党が、投票に必要な有権者登録を厳格化するなどの州法改正案を推進したのに対し、民主党議員団が州外に〝脱出〟し、議会を開催できなくすることでそれを阻止しようとする非常事態も起きた(同案は8月に成立)。

新型コロナ対策や中絶問題、投票権をめぐる議論はいずれも、バイデン政権の行方を占う来年秋の中間選挙でも重要争点に想定されるテーマ。その中でテキサス州は、共和、民主両党によるイデオロギー対立の最前線の様相を呈している。

6578チバQ:2021/10/21(木) 16:23:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/9ca8e29b1754be4ba5cd5407b186079f88c48fee
マスク着けない警官2人、マスク着用の通勤客を駅から締め出し 米NY
10/21(木) 15:10配信

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CNN.co.jp
米ニューヨーク州都市交通局は、列車内や駅構内でのマスク着用を義務付けている

ニューヨーク(CNN) 米ニューヨーク市内の地下鉄の駅で、マスクを着けていない警官2人が、マスクを着けた通勤客を駅から締め出す動画が撮影され、ツイッターに投稿された。これについてニューヨークのビル・デブラシオ市長は20日の記者会見で不快感を示し、「警官2人は地下鉄の中でマスクをしていなかった。これは容認できない」と強調した。

問題の動画はこの前日、ツイッターに投稿された。動画には、マスクを着けていない2人の警官のうち1人が、マスクを着けた男性を非常口から押しやる様子が映っていた。男性を改札の外に締め出すと、2人の警官はその場から立ち去った。

この動画に映っているのは自分だというアンディ・ギルバートさんはCNNの取材に対し、通勤途中で地下鉄を降りたところ、ホームに立つ2人の警官が目に入ったと説明する。

なぜマスクを着けないのかと尋ねたが無視されたため、質問を繰り返すと、男性警官が「マスク越しでは聞こえない」と言ったとギルバートさんは証言。「私は法に従ってマスクを着けるよう頼み続けたが、警官は私が『妨害的』だと判断して私をつかまえ、60フィート(約18メートル)ほど押しやって、非常口から締め出した」と訴えた。

ギルバートさんは、警官2人に氏名や識別番号を名乗るよう求めたが無視されたと話している。この駅は職場の最寄り駅だったことから、ギルバートさんは駅に戻ることなくそのまま職場に向かったという。

地下鉄を運行するニューヨーク州都市交通局(MTA)は、列車内や駅構内でのマスク着用を義務付けており、違反すれば50ドル(約5700円)の罰金を言い渡されることがある。

ニューヨーク市警のダーモット・シェイ本部長は記者会見で「弁解の余地は一切ない」と強調、問題の警官については処分が行われるだろうと語った。

6579チバQ:2021/10/24(日) 22:25:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/d41afbabba0775bfc66c8f0389ef5c10488e2d0f
バージニア州知事選、陰の主役はトランプ氏 中間選挙の前哨戦で過熱
10/24(日) 16:45配信

朝日新聞デジタル
バージニア州知事選の民主党候補テリー・マコーリフ氏(右)の応援に駆けつけたオバマ元大統領=2021年10月23日、バージニア州リッチモンド、合田禄撮影

 来年秋の米中間選挙の前哨戦として、11月2日投開票の東部バージニア州知事選挙が過熱している。選挙戦の「陰の主役」がトランプ前大統領になりつつあり、23日の民主党候補の集会にはオバマ元大統領もてこ入れに駆けつけた。結果はトランプ氏の今後の影響力を占う試金石になると注目されている。

【画像】トランプ氏が敗れた理由は? 11万人有権者調査を分析

 バージニア州知事選は、元同州知事で民主党候補のテリー・マコーリフ氏と、トランプ氏からの支持表明を受けた共和党候補の元投資会社経営者グレン・ヤンキン氏が争う。

 23日、州都リッチモンドのバージニア・コモンウェルス大学であったマコーリフ氏の集会でオバマ氏が登壇すると歓声が沸いた。

 オバマ氏は「前回の大統領選をめぐる偽情報や誤情報を広めるのではなく、我々の民主主義を強化し、投票しやすくするべきだ」と語り、トランプ氏の支持者らの言動を批判した。

 マコーリフ氏も「ヤンキン氏はトランプ氏の狂った陰謀論を宣伝し、バージニア州が直面している最も重要な問題は選挙の公正性だと語った。雇用でも経済でも新型コロナでもなく、陰謀論だというのだ」と指摘。「対トランプ」を前面に打ち出している。

 政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計した各種世論調査の平均値によると、8月まではマコーリフ氏が支持率で5ポイント以上の差をつけて優勢だったが、現在は2ポイント未満に縮まっている。バイデン政権の支持率が、米軍のアフガニスタン撤退や新型コロナ対策をめぐって低下傾向にあることも、影響しているとみられる。

 選挙戦がここに来て過熱しているのは、対立軸としてトランプ前大統領の存在感が増しているためだ。

 マコーリフ氏陣営は、選挙CMに1月の議会襲撃事件の映像などを盛り込み、トランプ氏とヤンキン氏の関係を有権者に印象づけようと躍起になっている。

 一方、ヤンキン氏はトランプ氏の支持層にアピールしつつ、トランプ氏の名前を繰り返し持ち出すマコーリフ氏を牽制(けんせい)する。候補者討論会では、「何度トランプの名前を出すつもりか。これはあなたと私の戦いだ」と反論した。

 トランプ氏に近いグループは13日、リッチモンドで集会を開催。トランプ氏も電話で参加し、「ヤンキン氏はすばらしい人物だ」などとたたえたが、ヤンキン氏本人は出席を見送った。(ワシントン=大島隆、リッチモンド=合田禄)

朝日新聞社

6580チバQ:2021/10/28(木) 09:53:35
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021102700682&amp;g=int
米中間選挙「前哨戦」が白熱 地盤死守へバイデン大統領も応援―バージニア知事選
2021年10月28日07時06分

26日、米バージニア州アーリントンで開かれた州知事選の選挙集会で、手を振るバイデン大統領(右)と民主党のマコーリフ候補(AFP時事)
26日、米バージニア州アーリントンで開かれた州知事選の選挙集会で、手を振るバイデン大統領(右)と民主党のマコーリフ候補(AFP時事)

26日、米バージニア州ダンビルで開かれた州知事選の選挙集会に臨む共和党候補のヤンキン氏(AFP時事)

 【ワシントン時事】1週間後に投開票が迫った米南部バージニア州知事選に大きな注目が集まっている。来年11月の中間選挙の「前哨戦」と位置付けられているためだ。民主党の地盤だが同党候補を共和党候補が猛追。26日にはバイデン大統領も応援入りし、激戦の様相を呈している。
 「トランプ(前大統領)の信奉者」。バイデン氏は同州アーリントンの集会で、共和党候補の実業家グレン・ヤンキン氏をこう呼んで非難した。支持層を広げるためヤンキン氏がトランプ氏と距離を置いた選挙戦を展開していることに触れ、「何を隠す。恥じているのか」と皮肉った。
 バージニア州では近年、都市部の人口増でリベラル系住民の割合が高まり、知事選や国政選挙で民主党優勢が続いてきた。米メディアの世論調査によると、民主党候補のテリー・マコーリフ前知事は序盤戦で10ポイント近くリードしていたが、数ポイント差まで詰められている。焦る民主党はハリス副大統領やオバマ元大統領ら大物を次々に現地に投入した。
 マコーリフ氏が苦戦を強いられている背景に、国政の影響が指摘される。アフガニスタン駐留米軍撤収の混乱などを受け、バイデン氏の支持率は40%前後に下落。大型歳出法案をはじめ政権の看板政策が党内対立で行き詰まっていることも「民主党離れを招いた」(政治メディア・ポリティコ)との分析がある。
 危機感を強めるマコーリフ氏は「ヤンキン氏はネオナチの支持を受けている」となりふり構わず攻撃。一方のヤンキン氏は、リベラル色の薄い地方部で票の掘り起こしを進める。投開票は来月2日に行われる。

6581チバQ:2021/11/01(月) 07:03:50
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021103000329&amp;g=int
ワクチン義務化阻止へ提訴 共和党の知事ら、バイデン大統領に反旗―米
2021年10月30日15時08分

米南部フロリダ州のデサンティス知事=6月7日、同州サーフサイド(AFP時事)
米南部フロリダ州のデサンティス知事=6月7日、同州サーフサイド(AFP時事)


 【ワシントン時事】米中西部ミズーリ州は29日、連邦政府が請負業者に従業員の新型コロナウイルスワクチン接種を義務付けたことは憲法や連邦法に違反するとして、命令の無効化を求める訴訟をミズーリ州の連邦地裁に起こしたと発表した。共和党の知事を擁する州を中心に10州が原告に名を連ねている。


 提訴したのはミズーリのほかネブラスカ、アラスカ、ニューハンプシャーの各州など。これとは別にテキサス州が29日、連邦地裁に同種の訴訟を起こしたほか、フロリダ州のデサンティス知事も提訴の意向を表明するなど、バイデン政権に反旗を翻す動きが広がっている。

6582チバQ:2021/11/01(月) 07:04:20
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021103000170&amp;g=int
米当局、5〜11歳の接種許可 ファイザー製コロナワクチン
2021年10月30日09時09分

米食品医薬品局(FDA)の本部=2020年12月、米メリーランド州(EPA時事)
米食品医薬品局(FDA)の本部=2020年12月、米メリーランド州(EPA時事)


 【ニューヨーク時事】米食品医薬品局(FDA)は29日、ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンについて、5〜11歳への緊急使用を許可した。近く接種が始まる見通しで、子どもの感染を防ぐ有効な手段となりそうだ。


 FDAのウッドコック長官代行は、低年齢層向けのワクチン接種によって「(米社会が)正常な感覚を取り戻すのに近づく」との期待感を示した。米国のワクチン接種年齢は、これまでファイザー製の12歳が下限。子どもは大人に比べコロナに感染しにくく、かかっても軽症で済むとされるが、周りの人に感染させる恐れがあるほか、一部は重症化している。米国では5〜11歳の約8300人がコロナで入院し、146人が死亡した。
 11歳以下には、12歳以上向けの用量の3分の1を2回投与する。FDAによれば、5〜11歳を対象とした臨床試験(治験)で、ワクチンによるコロナ発症予防効果は90.7%に上り、深刻な副反応も報告されていない。
 一方、ファイザー製やモデルナ製ワクチンは、若い男性を中心に、接種後ごくまれに心筋炎や心膜炎の発症が確認されている。FDAは5〜11歳について、「接種による利点が副反応のリスクを上回る」と判断した。

6583チバQ:2021/11/02(火) 11:48:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/3455fe3e8bb0876419af5ece801bfa65330693a1
米中間選挙占うバージニア州知事選、共和候補猛追
11/2(火) 8:19配信

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産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】1年後の米中間選挙の前哨戦として接戦が続くバージニア州知事選挙の投開票が2日行われる。バイデン大統領の支持率が低迷する中、投資会社出身の共和党候補、グレン・ヤンキン氏(54)が民主党候補のテリー・マコーリフ前州知事(64)を猛追。ヤンキン氏が勝てばトランプ前大統領が影響力を維持する共和党が反転攻勢の機会をつかみ、バイデン政権にとって大打撃となる。

同州は首都ワシントンと隣接する都市圏と保守的な南部の風土が混在。共和党イメージカラーの赤と民主党の青が混じった「紫色の州」と呼ばれ、昨年の大統領選ではバイデン氏が得票率10ポイント差でトランプ氏を制した。州知事選も当初、民主優勢で推移してきた。

ところが米紙ワシントン・ポストが先月末実施した調査によれば、マコーリフ氏の支持率が49%、ヤンキン氏48%で、差は9月時点の3ポイントから1ポイントに縮小。フォックスニュースの直近調査は、ヤンキン氏が53%とマコーリフ氏を8ポイント差で逆転、民主党指導層を動揺させている。

ヤンキン氏はハーバード大でMBA(経営学修士)を取得、米投資会社カーライル・グループの共同最高経営責任者を務めた。政治経験はないが、トランプ支持層を手放さず、無党派層を引きつける巧妙な戦略が、中間選挙を控えた共和党現職や新人らに注目されている。トランプ氏からの支持を得ながら、選挙戦では同氏への言及を控え、教育や雇用という地域課題に政策論争の焦点を絞っている。

選挙研究者のチャーリー・クック氏は「激戦州で共和党が親・反トランプの均衡をいかに保つかという微妙な一線を誰よりもうまく演じている」と評価した。

学校教育では、人種差別や白人至上主義を米国の構造問題として変革を唱える「批判的人種理論(CRT)」の導入を禁じると主張。CRTを偏向・非愛国的と批判する伝統保守層の支持も固めた。ヤンキン流の戦略が奏功すれば「将来の共和候補が進むべき道を提示する」(米紙ウォールストリート・ジャーナル)。

一方のマコーリフ氏はオバマ氏ら民主党重鎮の支持を最大限得ながら、ヤンキン氏をトランプ氏と一体とみなす攻撃を続けるが、終盤で頼みの綱のバイデン氏の不人気が直撃した。

バイデン氏はアフガニスタンからの米軍撤収決断が尾を引き、議会では民主党内の左派と中道派の対立で大型経済対策とインフラ投資の2大法案の成立が阻まれたまま。物価上昇によるインフレ懸念や国内供給網の目詰まりという経済不安に有効な手が打てず、不支持率は5割を超す。

「世界の指導者はバージニア州知事選を注視し、民主党のマコーリフ候補の敗北か僅差の勝利を、警告とみなすだろう」。ワシントン・ポストはローマに集まった20カ国・地域の首脳らの関心をこう伝えた。勝敗の行方が、トランプ時代の決別と世界の指導的地位への復帰を宣言したばかりのバイデン政権の持続性と24年の大統領選再出馬をうかがうトランプ氏の動向を占うからだ。バージニアの一戦は「全米のターニングポイント」(同紙)というわけだ。

6584チバQ:2021/11/02(火) 23:17:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/cec0fe91d222bac76a87ecdda42ff0b707a37c76
Y市長選、投票始まる 黒人元警官候補が有力
11/2(火) 20:27配信
時事通信
ニューヨーク市のエリック・アダムズ・ブルックリン区長=10月22日、ニューヨーク(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】米ニューヨーク市で2日、現職ビル・デブラシオ市長(60)の任期満了に伴う市長選の投票が行われた。

 ニューヨーク市は民主党の牙城で、同党候補のアフリカ系元警官エリック・アダムズ・ブルックリン区長(61)の当選が有力視されている。

 アダムズ氏が当選すれば、1990〜93年に黒人初の市長を務めた故デービッド・ディンキンズ氏以来、2人目の黒人トップが誕生する。

 共和党からは、自警団「ガーディアン・エンジェルズ」創設者のカーティス・スリワ氏(67)が出馬。エマーソン大などが10月22〜23日に実施した世論調査では、スリワ氏支持が3割にとどまったのに対して、アダムズ氏は7割と大きくリードしている。

 地元テレビによると、スリワ氏は1日に市内で演説し、「私への投票で本当の変化を得られる」と強調。一方、アダムズ氏は支持者集会で「あなたの声を市政に反映させる」と述べ、互いに最後まで自身への投票を呼び掛けた。

6585チバQ:2021/11/03(水) 11:59:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/054eee2b154cc081ec7538d787d0d4dfe88f0006
バイデン政権、遠い団結 コロナ、党内対立に苦戦 求心力陰りも・米大統領選1年
11/3(水) 7:58配信
 【ワシントン時事】昨年の米大統領選挙から3日で1年。

 大統領選で勝利し、議会上下両院で民主党が優位の「トリプルブルー」を達成したバイデン大統領だが、新型コロナウイルス禍の影響や、アフガニスタン戦争終結に伴う混乱で世論の風当たりは厳しさを増す。党内の意見集約すら苦戦するさまに、米国の「団結」を呼び掛けたバイデン氏の求心力には早くも陰りが見える。

 米社会の分断を深めたトランプ前大統領との対決を制したバイデン氏は「ビルド・バック・ベター(より良い再建)」をスローガンに、1月の就任直後から矢継ぎ早に経済対策を打ち出した。傷ついた社会からの再生を目に見える形で示す狙いだった。

 コロナ対策として現金給付を盛り込んだ法案を成立させ、ワクチン接種も加速。好スタートを予感させたが、夏にデルタ株が猛威を振るい感染が再拡大すると、支持率はじりじりと下降に転じた。

 さらにアフガンからの駐留米軍撤収や南部国境への移民殺到と難題が重なった。原油価格の高騰などに伴うインフレ高止まりや、サプライチェーン(供給網)の障害も経済の先行きに影を落としつつある。政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の世論調査では8月以降、不支持が支持を上回る状態が続く。

 民主党内に目を転じれば、歳出拡大を訴える急進左派と、共和党との合意を重視する中道派の対立が激化。看板政策に掲げた環境・社会保障の大型歳出法案は当初の3.5兆ドル(約400兆円)から1.75兆ドルに規模半減を迫られた。バイデン氏は「歴史的な枠組みだ」と強がったが、中間層を意識した有給休暇補助や富裕層課税は抜け落ち、指導力に疑問符を残した。

 コロナ対策でバイデン氏は、連邦職員らに対するマスクやワクチン接種の義務化という強力な権限を行使した。これに「選択の自由」を重視する保守層が猛反発。共和党知事を擁する複数の州が連邦政府を提訴するなど、州政府との反目も顕在化している。

 昨年の大統領選は「トランプ前大統領の信任投票」(ワシントン・ポスト紙)と評された。派手さのないバイデン氏の勝利は、社会の分断に疲れ、落ち着きを求める国民の声を反映していた。政権浮揚の材料に乏しい中、リーダーシップを発揮できないまま来年11月の中間選挙で議会優位を失えば、バイデン氏の影響力は一気にそがれる可能性がある。

6586チバQ:2021/11/03(水) 23:21:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/bd30e941418770ccd47cdfd8135031e2347bcc2e
米ボストン市長に初の非白人女性
11/3(水) 15:52配信

時事通信
米ボストン市長選で勝利したミシェル・ウー氏=2日、ボストン(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】米東部ボストンで2日、市長選が行われ、台湾系の市議会議員ミシェル・ウー氏(36)が初当選した。

 米メディアが伝えた。過去200年の市長選では白人男性しか選ばれておらず、非白人の選出は初。女性が選ばれるのも初めてだという。

 ウー氏はハーバード大法科大学院出身で、2014年に同市初のアジア系女性市議に就任。ボストンでは近年、白人の人口が減る一方でアジア系やヒスパニックが増加している。

6587チバQ:2021/11/04(木) 08:37:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/d046fb76f93c75ef5ee81c509c0ff230c7e98060
エマニュエル氏の駐日大使起用案可決 米上院外交委 民主2人反対
11/4(木) 5:31配信

毎日新聞
米上院外交委員会で駐日大使への指名を支持されたエマニュエル前シカゴ市長=2021年10月20日、秋山信一撮影

 米上院外交委員会は3日、次期駐日大使に指名されたエマニュエル前シカゴ市長の人事案を賛成多数で可決した。市長時代の黒人少年射殺事件への対応が不十分だったとして与党の民主党から2人が反対に回ったが、共和党議員の多数が賛成した。上院本会議で指名が承認されれば、着任する。

 上院外交委は民主、共和両党11人ずつで構成する。3日の人事案の採決では民主党のマークリー、マーキー両氏が反対したが、ハガティ氏(前駐日大使)ら共和党側の多数が賛成した。

 マークリー氏は3日の声明で、黒人差別や警察の暴力に抗議する運動の名称を引用し「黒人の命は大事だ。エマニュエル氏の経歴を慎重に検討し、大使指名は支持できないという結論に達した」と述べた。

 一方、共和党の外交委筆頭理事のリッシュ氏は、バイデン政権が検討しているとされる核兵器の「先制不使用」宣言について「同盟国の日本への裏切りとなる。エマニュエル氏とこの問題で議論したが、彼は理解してくれたと信じている」などとして人事案への支持を示した。

 民主、共和両党が50議席ずつの本会議での人事案承認には過半数の賛成が必要になる。エマニュエル氏の起用には民主党の下院左派が強硬に反対しているが、上院では反対を明言している議員は少ない。共和党の一部は賛成に回る見通しだ。【ワシントン秋山信一】

6588チバQ:2021/11/04(木) 14:51:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/26c99f362ef1c0be0b60a8469c33abb81506a809
元ロッテ監督のボビー・バレンタイン氏落選 生まれ故郷の市長選
11/3(水) 15:06配信

毎日新聞
市長選の討論会で話すボビー・バレンタイン氏=米東部コネティカット州で2021年10月21日、AP

 米東部コネティカット州スタンフォード市の市長選が2日、投開票された。同市が生まれ故郷で、プロ野球のロッテや米大リーグのメッツなどで監督を務めたボビー・バレンタイン氏(71)が出馬していたが、州議会議員で若手の民主党候補に接戦の末に敗れた。地元メディアが伝えた。

【写真で振り返るボビー・バレンタイン氏の軌跡】

 バレンタイン氏は無所属で今年5月に出馬を表明。米大リーグのレンジャーズの監督を解任された当時に球団の経営パートナーだったブッシュ(子)元大統領らから献金を受けた。知名度を生かし、数々の野球チームを率いた指導力などをアピールした。

 対抗馬のキャロライン・シモンズ氏(35)は名門ハーバード大出身で、過去に国土安全保障省などに勤務。民主党の若手ホープとして、ラモント州知事(民主党)のほかオバマ元大統領も支持を表明していた。

 スタンフォード市は人口約13万5000人で、人口規模がコネティカット州で2番目に大きな都市。ヤンキースやメッツの本拠地であるニューヨーク市の北東に位置する。

 バレンタイン氏は1968年にドジャースに入団し、5球団でプレー。現役引退後はメッツやレンジャーズ、レッドソックスで監督を務め、メッツを率いた2000年にワールドシリーズ進出を果たした。ロッテでは95年と04〜09年に監督を務め、05年に日本一を達成した。日本では「ボビー」の愛称で親しまれた。【ニューヨーク隅俊之】

6589チバQ:2021/11/05(金) 09:40:36
https://www.tokyo-np.co.jp/article/140930?rct=world
トランプ氏、自分が応援しなければ「負けていた」 バージニア知事選で影響力誇示 24年の大統領選にらみ
2021年11月4日 20時13分

 【ワシントン=金杉貴雄】米南部バージニア州知事選で共和党候補が勝利したことを受け、同党のトランプ前大統領は2024年の次期大統領選での復権をにらみ、自らの影響力を誇示している。
 トランプ氏は3日、ラジオ番組に電話出演し、民主党候補を破り勝利したヤンキン氏について、自らやその支持者の支援がなければ「15ポイント以上の差で負けていただろう」と主張し、“勝利宣言”した。
バージニア知事選に勝利したヤンキン氏(AP)
バージニア知事選に勝利したヤンキン氏(AP)

 ヤンキン氏は選挙戦で、教育現場での性的少数派への対応に焦点を当てリベラル派を攻撃するなど、トランプ氏を支持する保守層からの集票を期待。一方で、人種差別的言動や米議会襲撃事件などで批判も多いトランプ氏とは表面上、距離を置く戦術をとった。トランプ氏が支持表明しても集会などで同席を避けた。
 逆に民主党側はトランプ氏とヤンキン氏は「一体だ」として批判を展開。バイデン大統領やオバマ元大統領も応援に入ったが、近年では民主党が地盤とする同州での知事選を落とした。
 トランプ氏は声明で「民主党候補が私のためにやってくれたので、私は集会に行く必要さえなかった」と皮肉をこめた。昨年の大統領選で民主党が圧勝したバージニア州の知事選を1年後に共和党候補が制し、トランプ氏が復活に自信を深める結果となった。

6590チバQ:2021/11/08(月) 07:38:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/30ad03e84658cd0407e4c56792811ebc46920e7b
米民主、優勢維持へ試練 経済に関心、党内融和カギ 中間選挙まで1年
11/8(月) 7:03配信

時事通信
6日、ホワイトハウスで、インフラ投資法案成立を受け演説するバイデン米大統領(AFP時事)

 【ワシントン時事】バイデン米大統領の「信任投票」となる中間選挙まで1年。

 与党民主党が議会上下両院で持つわずかな優位を維持できるかが焦点だ。社会が新型コロナウイルス禍からの回復途上にある中、国民の関心はインフレや雇用など経済問題に集中。バイデン氏が民主党内の路線対立を越えて政策を実現し続け、弱った求心力を回復できるかが試される。

 「結果を出せることを証明した」。夏以降の支持率下落に悩むバイデン氏は、6日の記者会見で久しぶりに顔をほころばせた。「一世代に一度」と胸を張る1兆ドル(約113兆円)のインフラ投資法案の成立が確実となったためだ。

 だが、遅きに失したことは否めない。2日のバージニア州知事選では、民主党地盤にもかかわらず12年ぶりに共和党候補が勝利。民主現職が優勢とみられたニュージャージー州の知事選でも予想外の大接戦を許し、「中間選挙への警鐘」(CNNテレビ)と伝えられていた。

 苦戦の背景には、民主党内左派と中道派の「内輪もめ」による政策実現の遅れが指摘された。環境や子育て施策を盛り込み、政権のスローガン「ビルド・バック・ベター(より良い再建)」の名を冠した1兆7500億ドル(約200兆円)の大型歳出法案は、依然議会を通っていない。

 ロイター通信の最新世論調査では、直面する最大の課題に「経済・失業・雇用」を挙げた回答が27%で最も多く、「医療制度」が11%、「環境・気候変動」「保健」がそれぞれ10%で続いた。経済重視の傾向は民主党支持層よりも共和党支持層や無党派層で高く、幅広い国民の声に応えられるかが中間選挙のポイントとなる。

 一方、多数派奪還を目指す共和党は民主党の「大きな政府」路線を「社会主義的」と攻撃。物価の高止まりや、移民政策、治安悪化などを争点化していく構えだ。NBCテレビの調査では「どちらの党がより良い仕事をしそうか」との問いに対し、「経済」「国境警備」「犯罪対策」、さらには「物事を成し遂げる」の項目全てで共和党が上回った。

 中間選挙には、10年に1度の国勢調査に基づく区割り変更も影響しそうだ。下院は人口比例で配分された選挙区ごとに1人を選ぶ小選挙区制で行われる。昨年の調査によると、人口が増えたテキサスなど6州で議席割り当てが増えた一方、カリフォルニアなど7州では減少。これは「共和党に有利」と分析されている。

6591チバQ:2021/11/10(水) 11:49:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/f2c7e6a61c642634e356e7ac172b0cbfb3e58734
トランプ氏、再出馬へ着々 共和党内敵なし、穏健派沈黙 米大統領選1年
11/3(水) 7:58配信
時事通信
支持者の前で演説するトランプ前米大統領=10月9日、アイオワ州(EPA時事)

 【ワシントン時事】2020年米大統領選の雪辱を誓う共和党。

 だが、退任後も圧倒的な党内人気を誇るトランプ前大統領のほかに、新たな「顔」は現れないままだ。敗北を受け入れないトランプ氏に国民は批判的だが、穏健派は報復を恐れ、口をつぐむ。過激な主張に身を委ね続ければ、党勢の先細りは免れない。


 「大統領選は不正だった」。10月9日、中西部アイオワ州デモインの集会で、トランプ氏は熱狂する観客を前に1時間半超の長広舌を振るった。大統領選候補者指名争い初戦の党員集会が開かれる同州での演説だけに、再選に向けたトランプ氏の野望が透けて見える。

 6月から政治活動を本格化させたトランプ氏は、独自のインターネット交流サイト(SNS)を創設し、発信力強化にも余念がない。自身の支持者らによる1月の連邦議会襲撃を「平和的だった」と吹聴する。

 荒唐無稽な主張にも、党内議員の多くは異を唱えずにいる。一つには、トランプ氏が「反トランプ派」の選挙区に次々と自身に忠実な「刺客」を送り込んでいるからだ。トランプ氏の弾劾に賛成票を投じた下院議員10人のうち、これまでに2人が再選不出馬を表明。トランプ氏は「あと8人だ!」とほくそ笑んだ。

 キニピアック大の10月調査では、トランプ氏の再出馬を58%が「望まない」と回答。一方、共和党支持者で見ると78%が「望む」と答えた。5月の同じ調査では66%だったことから、トランプ氏待望論の高まりがうかがえる。

 こうした中、有力候補に名前が挙がる南部フロリダ州のデサンティス知事やペンス前副大統領、ポンペオ前国務長官、ヘイリー元国連大使らはいずれも様子見に徹している。指名争いになれば他の候補を「たたきのめす」と宣言したトランプ氏。実際の出馬判断は来年秋の中間選挙後との見方が多いが、24年大統領選への立候補は現実味を帯びる。

 トランプ氏を批判し、再選出馬断念を迫られたキンジンガー下院議員は訴える。「多くの有権者が政治的なよりどころを失っている」。穏健派が声を失った共和党の漂流は続く。

6592チバQ:2021/11/16(火) 08:45:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/643fb89fc9b8321747b8ce25f66011489290fcf1
オルーク氏、米テキサス知事選出馬 「超保守」共和現職に挑戦
11/16(火) 7:13配信

時事通信
米民主党のオルーク元下院議員=7月31日、テキサス州オースティン(AFP時事)

 【ワシントン時事】米民主党のオルーク元下院議員(49)は15日、来年11月の南部テキサス州知事選への出馬を表明した。

 「共和党王国」の同州で、極端に保守的な政策で知られる同党のアボット知事(64)の再選阻止に挑む。

 オルーク氏は下院議員を3期6年務め、2018年上院選では共和党有力者のクルーズ議員相手に善戦。20年大統領選にも出馬し、若さと雄弁さで注目を集めた。

6593チバQ:2021/11/21(日) 20:20:24
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASPCP5DKTPCLUHBI00J.html
バイデン大統領、支持率低下 中間選挙に暗雲 物価上昇とコロナ対策
2021/11/21 18:30朝日新聞

バイデン大統領、支持率低下 中間選挙に暗雲 物価上昇とコロナ対策

ミシガン州デトロイトの自動車工場で17日に演説するバイデン大統領=AP

(朝日新聞)

 バイデン米大統領の支持率が下がり続けている。コロナ禍の出口がなお見えないうえ、物価上昇が国民の生活を直撃して不満が高まっている。来年の中間選挙を前に、民主党にとっても逆風が強まっている。

 14日に発表されたワシントン・ポストとABCの共同世論調査によると、バイデン氏の支持率は41%で、前回9月の調査よりも3ポイント下がった。

 支持率の低迷は、歴代大統領と比べても深刻だ。ギャラップ社によると、バイデン氏の11月時点での支持率は、戦後の選挙で選ばれた大統領の同時期と比較して、トランプ大統領に次ぐ2番目の低さだという。

 政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の各種世論調査の平均値によると、1月の就任時に55%だったバイデン氏の支持率は、7月から低落傾向が顕著になり、米軍のアフガニスタン撤退が混乱を招いた8月には支持と不支持が逆転した。

 現在、最大の下落要因となっているのが、新型コロナウイルスと物価上昇だ。ワシントン・ポストなどの調査では、バイデン氏の個別課題への対応について、経済では55%、新型コロナ対策では49%が「支持しない」と回答し、いずれも支持を上回った。

6594チバQ:2021/11/21(日) 20:36:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/b6e292233a8227b58c97ba62dd54fd889e313267

米コロナ死者、昨年上回る デルタ株流行や低接種率が要因
11/21(日) 10:58配信
共同通信
20日、米ニューヨークでワクチンの接種義務化に反対する人々(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】新型コロナウイルスの感染者、死者の累計が世界最多の米国で、今年の死者が昨年の約38万5300人を上回った。ジョンズ・ホプキンズ大の集計などを基に、米メディアが20日報じた。感染力が強いデルタ株の流行とワクチン接種率が低い地域が残っていることが主な要因とみられている。


 米政府は、室内での集まりが増えるクリスマスシーズンを控えワクチン追加接種拡大などで対応を急ぎたい考え。

 米疾病対策センター(CDC)によると、20日時点でワクチン接種を完了したのは全人口の59.1%にとどまっている。18歳以上の成人人口では70.9%。

6595チバQ:2021/11/28(日) 09:31:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/99db9db23c30ccb4af75b6d0c3947d515c9b3786
「三重苦」で支持率低迷 コロナ・物価高・党内対立 バイデン政権、中間選挙厳しく
11/28(日) 7:12配信

時事通信
バイデン米大統領=26日、マサチューセッツ州ナンタケット島(AFP時事)

 【ワシントン時事】バイデン米大統領(79)が、就任10カ月では歴代ワースト2位となる支持率低迷にあえいでいる。

 米ギャラップの世論調査による支持率は1月の政権発足時の57%から、10月以降は42%に落ち込んだ。背景には新型コロナウイルス、物価上昇、看板政策を台無しにする与党民主党内の対立―の三重苦がある。

 「お父さんもお母さんも安心してください。感謝祭祝日の七面鳥もクリスマスのプレゼントも店に十分あります」
 バイデン氏は23日、ホワイトハウスでエネルギー価格の高騰に対応するため、石油備蓄を放出すると発表。その際、物価高の要因の一つである品不足や出荷遅延などサプライチェーン(供給網)の問題に取り組んでいることを強くアピールした。影響が直撃している庶民の厳しい視線を意識したものだ。

 バイデン氏の支持率は8月にアフガニスタンからの駐留米軍撤収で混乱を招いたことを契機に急落した。アメリカン大学のジョー・キャンベル教授は、取材に対し「国民は(前年同月比)約6%の物価上昇に苦しみ、コロナ禍も続いている。米国一国では解決できないのに『大統領は効果的に対応していない』と思っている」と指摘する。

 実際、メリーランド州に複数の店舗があるスウェーデンの家具大手イケアは休暇前でにぎわうものの、多くの商品が品切れ。バージニア州の自動車ディーラーは、世界的な半導体不足から「新車は数カ月待ちで、品薄の中古車も20%以上の値上がり。これじゃ客足が遠のく」と嘆いていた。

 バイデン氏が福祉の拡充や気候変動対策を重視して手掛けた大型歳出法案「ビルド・バック・ベター(より良い再建)」は、19日に下院を通過した。しかし、民主党内の対立の結果、その規模は当初から半減し、1兆7500億ドル(約198兆円)にとどまっている。

 ギャラップによると、就任から約10カ月が過ぎたバイデン氏の支持率は、同時期のトランプ前大統領(37%)に次ぐ歴代ワースト2位(1953年11月のアイゼンハワー大統領以降)を記録。民主党の苦戦が予想されている来年の中間選挙まで1年を切る中、バイデン氏の政権運営は厳しさを増している。

6596チバQ:2021/11/28(日) 09:44:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/97e3ee1e220a2885f9e88b3e4b0be84345562f90米NY州、コロナ非常事態宣言 不急の医療行為制限
11/27(土) 11:23配信

共同通信
 【ニューヨーク共同】米東部ニューヨーク州のホークル知事は26日、新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、非常事態を宣言した。12月3日から来年1月15日まで、病床と医療従事者を確保するため不急の医療行為を制限することなどが可能になる。

 ホークル氏は声明で「感染拡大の兆候が出ている。新たな変異株『オミクロン株』はまだ州内で検出されていないが、近づいてきている」と警鐘を鳴らした。同州は今年6月、感染拡大に伴い昨年3月に宣言した非常事態を終了していた。

 ニューヨーク州の陽性率(7日間平均)は今月に入ってから上昇し、3.8%に達している。

6597チバQ:2021/12/04(土) 11:01:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/9686e6dc31f2a19c52986559ed430cd728eb43b2
せき込むバイデン氏「ただの風邪だ」 79歳、健康不安打ち消し
12/4(土) 9:39配信
 史上最高齢の米大統領であるバイデン氏(79)が3日、演説中に声がかすれていたため、記者から「大丈夫ですか」と問われ、「ただの風邪だ」と答える一幕があった。ホワイトハウスは直後に新型コロナウイルスへの感染を否定する医師の診断内容を公表した。

 バイデン氏は3日、雇用状況に関する定例の演説に臨んだが、普段よりも声が低音で、せき込む頻度が多かった。演説後に記者から「声が普段と違ったが、大丈夫ですか」と問われ、「新型コロナの検査も受けたが、ただの風邪だ。よくキスしてくれる1歳半の孫が(先に)風邪をひいていたんだ」と笑みを浮かべながら“健康不安”を打ち消した。

 ホワイトハウスが公表した医師の診断内容によると、バイデン氏は鼻づまりや声のかすれといった症状があるが、新型コロナやインフルエンザの検査では陰性だった。今後は市販薬などで治療するという。

 バイデン氏は11月に受けた定期検査で「引き続き健康で元気があり、大統領の責務を果たすのに適している」と診断されたが、背骨の摩耗などによって歩行がぎこちなくなっていると指摘されたほか、大腸の良性ポリープを除去していた。【ワシントン秋山信一】

6598チバQ:2021/12/06(月) 17:04:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/e3327e1d3bdf9ddbdf02a0dc7761c33f8a253087
〝共和党の巨人〟超党派姿勢を惜しむ声 ドール元上院議員死去
12/6(月) 16:09配信

産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米共和党重鎮で元上院議員のボブ・ドール氏が5日死去した。98歳。第二次大戦の戦傷で障害を負いつつ約36年の議員在職中、超党派の運営を主導。1996年の大統領選で民主党現職のクリントン氏に敗れるなど大統領への挑戦は敗れ続けたが、今日の議会が党派対立で国民の支持が著しく低下する中、20世紀の米国政治の〝巨人〟の死を惜しむ声が高まっている。

元上院議員の妻エリザベス氏の財団が発表。死因は明らかにされていないが、今年2月に肺がんで治療中と公表していた。

「歴史家は大統領選の敗者に厳しいが、ドール氏の米国社会への貢献はホワイトハウスへの戦いの敗北をはるかに超えた」。米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は社説でドール氏の生涯をたたえた。

1923年、カンザス州出身。大恐慌の最中に貧しい家庭で育つ。バスケット、フットボール選手として鳴らした大学在学中に第二次大戦で陸軍入隊。45年にイタリアでの独軍との戦闘で重傷を負い、3年超の入院の末復員したが、右腕に重い障害を負った。

61年にカンザス州選出の下院議員に初当選し、69年に上院議員。現実主義の保守政治家として頭角を現し、85年から約10年間、共和党上院院内総務。レーガン政権期の税制改革などで党派を超えた調整力を発揮した。障害者差別撤廃の法律制定にも尽力した。

80、88年と大統領選の党指名争いに敗れた末、96年に党指名を獲得。73歳は現職を除き当時の最高齢の候補だった。好景気の追い風を受けた現職クリントン氏に大差で敗北。政界を引退しテレビ出演や執筆、退役軍人支援などに従事した。

米政界やメディアで相次ぐドール氏の議会人生をたたえる声は、党派対立と調整役不在で多くの法案がたなざらし状態にある議会への信認低下の裏返しといえる。議会の平均支持率は22%と記録的低水準だ。

ドール氏は引退後、共和党の右傾化に苦言を呈したが、党への忠誠は一貫し、2016年大統領選ではトランプ氏を支持した。そのトランプ氏は今日、バイデン大統領の看板政策のひとつインフラ整備法に賛成票を投じた一部の共和党議員を糾弾する。

「意見は頻繁に異なったが、最良という場面では民主党との協働に躊躇しなかった」。バイデン氏は声明でドール氏の超党派姿勢を惜しんだが、大統領自身が左派と穏健派の党内抗争になすすべがないのは皮肉と言わざるを得ない。

6599チバQ:2021/12/07(火) 20:34:09
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-211207X786.html「人種差別」区割りに待った=米司法省、テキサス州を提訴
2021/12/07 14:04時事通信

 【ワシントン時事】米司法省は6日、南部テキサス州による新たな連邦議会下院の小選挙区区割り案が、人種や肌の色による投票機会の差別を禁じた投票権法に違反するとして、同州を連邦地裁に提訴した。共和党に有利な区割りを描こうとする同州の動きに、バイデン政権が待ったをかけた形だ。

 訴状は、同州が共和党支持の多い白人が多数派になるような区割り変更をしたと指摘。ガーランド司法長官は会見で「ヒスパニック系や黒人の権利を奪う」と批判した。

 米国では今年、10年に1度の国勢調査に基づき、小選挙区の区割り変更が行われている。各州が区割りを決めるため、知事や州議会多数派が所属政党に有利になるよう恣意(しい)的に地図を線引きする「ゲリマンダー」の横行が懸念されている。

6600チバQ:2021/12/14(火) 17:14:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/a40ba11a7280903b4f67bd3a09083b73e6373d5a
米竜巻の死者88人に 発生72時間、懸命の捜索続く
12/14(火) 13:48配信

産経新聞
【ニューヨーク=平田雄介】米南部と中西部の6つの州で10日夜から11日未明にかけて発生した大規模な竜巻被害で、13日夜までに5つの州で88人の死亡が確認された。このうち南部ケンタッキー州では1千世帯以上の家屋が消失し74人が死亡、109人が行方不明になっている。救助を待つ人の生存率が急激に下がるとされる「発生から72時間」となる中、懸命の捜索活動が続いている。

ケンタッキー州のビシア知事は13日、竜巻で倒壊した同州メイフィールドのろうそく工場について、被災時に中にいた110人のうち94人の無事が確認されたと発表。一方で8人が死亡し、8人の行方が分かっていないと説明した。

バイデン大統領は同日、同州を視察した政府高官から報告を受け、「わが国で起きた最悪の竜巻被害の一つだ」として大規模災害にあたると宣言。一時的な住まいの提供や長期的な復興支援のための資金を、連邦政府の予算から支出する方針を示した。15日に被災地を視察する。

他州でこれまでに確認された死者は、中西部イリノイ州6人、南部テネシー州4人、南部アーカンソー州2人、中西部ミズーリ州2人となった。

6601チバQ:2021/12/19(日) 18:44:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/f63d5a6be2fe4332948fadc3ad540d4d0145d28a
過去10年で犠牲者最多 死者91人、最大風速84メートル 米竜巻から1週間
12/19(日) 7:05配信

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時事通信
竜巻で破壊された酒屋を片付ける人々=16日、米ケンタッキー州メイフィールド(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】米南部・中西部を10日夜から11日未明にかけて襲った竜巻の発生から、1週間が経過した。

 死者は17日時点で5州の計91人に上り、ABCテレビ(電子版)によると、170人以上が犠牲となった2011年5月以来、最悪の竜巻災害となった。

 気象予報機関(NWS)が発表した予備調査報告によれば、一晩の間に8州で59個の竜巻が発生。最も多くの犠牲者が出たケンタッキー州では、最大風速84メートルの勢力で家屋などが巻き上げられた。現地はがれきの山と化し、生後2カ月〜98歳の77人が命を落とした。

 同州のろうそく工場では需要が高まるクリスマスを前に24時間態勢で操業中、8人が死亡した。一部従業員は、警報が発表されていたにもかかわらず「帰宅すれば解雇する」と上司に脅されたと話しており、経営者を相手取った集団訴訟に発展した。州も安全対策が適切に取られていたかどうか検証を開始した。

 被災地の一部地域では依然として停電が続くなど、竜巻の爪痕が深く残る。17日もボランティアらが駆け付け、根元からなぎ倒された木やがれきの撤去に追われた。

 バージニア州を拠点に全米で災害支援を行うクリス・チリスさんは、米メディアに「14年この仕事をしているが、これほどひどい状況はない」と述べ、復興には何年もかかるだろうと指摘した。だが、大災害を克服し町が立ち直った時には、より強くなっているとも語り、「命を失ったことは恐ろしいが、人々はより結束するだろう」と力を込めた。

6602チバQ:2021/12/20(月) 14:44:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/b94755d7aa52c589c6e22f0852328aac1b8a077b
米でインフルエンザ発生、拡大の兆し コロナとの多重苦懸念
12/19(日) 16:30配信
CNN.co.jp
インフルエンザの発生が米国内の多くの場所で現れ始めていることがわかった

(CNN) 米疾病対策センター(CDC)は19日までに、昨年はほぼ影を潜めていたインフルエンザの発生が米国内の多くの場所で現れ始めていると警告した。

CDCのインフルエンザ対策チームを率いるマニシュ・パテル博士が米国の臨床医との間で最近開いた連絡会議で述べた。

インフルエンザが流行すれば、新型コロナウイルスのオミクロン、デルタ両変異株の猛威に加えた公衆衛生対策の「三重苦」になりかねず、医療態勢への負担がさらに増すとの警戒感が強まっている。

同博士によると、過去18カ月間に米国内ではインフルエンザの活動がなく、世界的に見ても南半球や北半球で最小限の水準にとどまった。同チームによるインフルエンザ監視が始まって以降、見られなかった現象だったとしその理由はまだ判断がつかないとも説明した。

CDCによると、12月の第1週に入り、インフルエンザに感染して841人の入院が記録された。前週の496人から増えていた。

CDCはインフルエンザに関する週ごとの報告書で、発生の水準は総じて低い段階だが、クリニックや公衆衛生研究所は最近、検査での陽性診断の増加を伝えていると指摘。ウイルスの検出は5〜24歳の若年層が大半だが、25歳以上の成人の間での比率も最近の数週間、拡大しているとした。

CDCは先月下旬、若年の成人や大学生の間でインフルエンザ発生の件数が増えており、流行の新たなシーズンの始まりを意味する可能性があるとも分析していた。

6603チバQ:2021/12/20(月) 14:46:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/cae26983ffe43b77842fdf67c5350c1edc94d9e8
コロナ規制批判の州議員が死去、滞在先のエルサルバドルで感染 米
12/20(月) 14:00配信
CNN.co.jp
米ワシントン州のダグ・エリクセン州上院議員=2017年2月

(CNN) 滞在先の中米エルサルバドルで新型コロナ感染が確認されたと1カ月前に伝えていた米ワシントン州のダグ・エリクセン州上院議員(共和党)が死去した。州上院共和党幹部会の18日の声明を通じて遺族が発表した。

発表によると、エリクセン議員は17日に死去した。遺族は死因を明らかにしておらず、プライバシーを尊重してほしいと求めている。

エリクセン氏は州下院議員を6期務めた後、2010年に州上院議員に選出されていた。

エリクセン議員は11月、地元ラジオ局KIROに対し、エルサルバドル滞在中に新型コロナに感染して具合が悪くなったと述べていた。同局のニュースディレクターのツイートによれば、エリクセン議員はエルサルバドルから出国できず、モノクローナル抗体治療も受けられないと訴えていたという。

地元紙シアトル・タイムズの報道によると、エリクセン議員はワシントン州議会に宛てた11月11日の電子メールで「エルサルバドルへ旅行に出かけ、到着直後に新型コロナウイルス検査で陽性と判定された」と報告。回復を支えるため、治療薬をエルサルバドルに空輸する手助けをしてほしいと求めていた。

エリクセン議員はワシントン州のジェイ・インスリー知事(民主党)の新型コロナ対応をめぐり、何度も辞任を要求していた。11月1日付のプレスリリースでは同州の対応について「権威主義的政府を率いる国家的リーダー」と批判。「インスリー知事の歩調は国全体と合っていない」と述べ「自身の行動は科学に基づくと言っているが、それは断固として、公衆衛生当局や選挙で選ばれた他州の指導者が理解している科学ではない」と主張していた。

インスリー知事は18日、エリクセン議員の訃報を受けて哀悼の声明を発表した。

6604チバQ:2021/12/24(金) 17:54:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/3a082fb6f77bbaebcc191651d68f1b40c2b0f72f
NY州、過去最多の1日3.8万人感染 カウントダウンは規模縮小
12/24(金) 9:44配信

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毎日新聞
気温が2度近くに冷え込む中、タイムズスクエアで新型コロナウイルスの検査テントに並ぶ人たち=米ニューヨークで2021年12月20日、隅俊之撮影

 米東部ニューヨーク州のホークル知事は23日、新型コロナウイルスの新規感染者(22日)が3万8835人だったと発表した。前日の2万8924人から1万人近く増え、過去最多を更新した。陽性率も11・96%と高い水準で推移している。


 ニューヨーク州などでは、新たな感染者のうち変異株「オミクロン株」が占める割合が92%に上る。ホークル氏は新たな外出制限などの実施には否定的だが、22日現在の入院者は前日比82人増の4534人と増え続けており、今後対応が必要になる可能性がある。

 一方、ニューヨーク市中心部のタイムズスクエアで大みそかに開かれる恒例のカウントダウンイベントについて、デブラシオ市長は23日、例年なら約5万8000人に上る観客を約1万5000人に制限し、規模を縮小すると発表した。ワクチン接種証明の提示とマスク着用を義務付けるとしている。【ニューヨーク隅俊之】

6605チバQ:2021/12/26(日) 13:23:38
https://digital.asahi.com/articles/ASPDK4JPNPDJUHBI03N.html?_requesturl=articles%2FASPDK4JPNPDJUHBI03N.html&amp;pn=9
米国で「怪物」的選挙区割りが続出 政治家の利己心の産物、市民反発
会員記事

アナポリス〈メリーランド州〉=大島隆2021年12月18日 11時00分
 米国で、特定政党に有利な選挙区割り「ゲリマンダー」が横行している。今年は10年に1度の区割り変更の年にあたる。さらに、連邦議会で民主党と共和党の議席数が伯仲する状況も加わり、両党は来年11月の中間選挙を見据え、自分たちに有利な区割りづくりに熱を入れている。各地で市民団体が監視をしているが、問題視されながらも長年続く慣習は、終わる気配がない。

 「政治家ではなく、私たちのための区割りを!」

 12月8日、メリーランド州アナポリスの州議会議事堂前に集まった人たちが声を上げた。人々が是正を求めたのは、政治家が自分たちに有利になるよう議会選挙区の線引きをする「ゲリマンダー」だ。19世紀初頭のマサチューセッツ州知事ゲリーが線引きをした選挙区が、トカゲのような怪物サラマンダーに似ていたことに由来する。

 集会に参加したジャスティン・ガラルドさんは、投票を呼びかけるボランティア活動をした経験から「政治家が都合よく区割りを決めるべきではない。選挙区が入り組んでわかりにくく、自分の選挙区を知らない人もいる」と話した。

 米国の議会選挙は、上院は州全体を選挙区とし、各州から2人が選ばれる。一方、下院の議席は州の人口に基づいて配分される。下院と州議会の選挙区割りは、10年に1度実施される国勢調査をもとに、各州が見直す。今年はその年で、区割り作業が大詰めを迎えている。

 メリーランド州は、露骨なゲリマンダーが長年問題になってきた州の一つだ。新たな下院選挙区の区割りもこれまでと同じく、複雑な形の選挙区が入り組んでいる。区割り案を作成した州議会は、民主党が多数派を占める。

 区割りを担当した議会の諮問委員会は声明で、「よりわかりやすく改善された区割りだ」と強調する。しかし、プリンストン大学の研究者が運営する「プリンストン・ゲリマンダリング・プロジェクト」は、メリーランド州の新たな区割りを「著しく民主党に有利だ」として最低ランクの「F」に評価した。

 集会を企画した団体「リーグ・オブ・ウーマン・ボーターズ」メリーランド支部のナンシー・ソーレン共同代表は「議会の区割り案が民主党の議席を増やす狙いなのは明らかだ。私たちは完全な独立委員会に区割りを委ねるべきだと訴えてきた」と話す。

 ゲリマンダーは米国で長年問題視されている慣習だが、今回も多くの州で、民主党、共和党それぞれが自分たちに優位な線引きをしている。州議会は共和党が多数派を握る州が多く、全体としては共和党にやや有利な区割り変更になるというのが、選挙の専門家の見方だ。

 両党がにらむのは、来年11月に控える中間選挙だ。全435議席が改選される下院は現在、民主党が過半数を抑えているものの、共和党との差はわずか8議席だ。複数の市民団体がゲリマンダー解消を訴えているが、過半数確保にしのぎを削る両党からは、是正の機運は高まっていない。

 ソーレンさんの団体は、ゲリマンダー是正を求める活動を全国で展開してきた。だが「状況はさらに悪くなっている。党派対立が強まり、協力や公正さが失われたことが一因だ」と語る。

 米南部ノースカロライナ州の都市グリーンズボロ。町の中心部には、黒人差別に反対の声を上げた1960年代の公民権運動の記念碑が残る。約30万人の人口のうち、白人と黒人がそれぞれ4割ずつを占める。

 11月、同市を中心とした選挙区である6区が、分割されて事実上姿を消すことが決まった。共和党が主導する州議会が決めた新たな区割りの結果、6区は四つに分割されて、それぞれ周辺の選挙区に組み入れられたからだ。

 地元の書店主スティーブ・ミッチェルさん(62)は、「ばかげている。政治家が自分の党に有利な線引きをした、ゲリマンダリングの結果だ」と憤る。グリーンズボロが組み入れられた新たな選挙区は西に広がり、アパラチア山脈の山間部を含む。グリーンズボロから選挙区の西端まで車で2時間以上かかる距離だ。ミッチェルさんは「西側の地域とは文化も違う」と、同じ選挙区になるのは納得がいかない様子だ。

 この6区は、前回2020年の下院選挙では民主党候補が勝利した。しかし、分割して組み込まれた周辺の選挙区は、いずれも共和党が優勢だ。このように相手の政党が強い地域を分割して、ほかの選挙区に吸収する手法は「クラッキング」と呼ばれる。逆に、他党の支持者が多い地域を一つの選挙区に「詰め込む」代わりに、周辺の選挙区の区割りを自分の党に有利にする「パッキング」という手法もある。

6606チバQ:2021/12/26(日) 13:23:53
 同州の区割りについては、すでに市民団体が複数の訴訟を起こしている。その一つ「社会正義のための南部連合」のジェフ・ロペフィド弁護士は、「都市部を分割して共和党が強い地区に組み込むことで、都市部に多いアフリカ系住民の票を希薄化しようとしている」と批判する。

 同じような衝突は別の州でも起きている。司法省は6日、テキサス州の新たな区割りがマイノリティーに不利で、人種差別を禁じた投票権法に反するとして、同州を提訴した。バイデン政権が、共和党に有利な区割りを阻止しようとしたものだ。

 イリノイ州では、蛇のように細長い選挙区が生まれた。複数の郡にまたがる都市をつないで、一つの選挙区をつくった結果だ。都市部には民主党支持者が多い。プリツカー知事(民主党)は「区割りは(人種差別を禁じた)投票権法の趣旨に合致するものだ。すべてのコミュニティーが、平等に議会に意見を反映できる区割りだ」と、都市部に多いマイノリティーの声が埋没しないよう配慮した結果だと訴えた。

 しかし、同州の市民団体「チェンジ・イリノイ」は「ほぼすべての選挙区で勝者と敗者が事前に決まっている。有権者の選択を奪う非民主的な区割りだ」と批判する声明を出した。

 プリンストン大学の研究者が運営する「プリンストン・ゲリマンダリング・プロジェクト」は、ノースカロライナ州、イリノイ州の区割りを「著しく一方の政党に有利だ」として最低ランクの「F」に評価した。

政治の二極化の要因にも
 ゲリマンダーは、選挙での競争を失わせる一因となっている。政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が2020年下院議員選挙の投票日前に示した予測では、両党の候補が接戦となる選挙区は、435議席のうち1割にとどまった。

 ニューヨーク大学のブレナン司法センターは、ゲリマンダーが「有権者が代表を選ぶのではなく、政治家に有権者を選ぶ権限を与えている」と指摘し、民主主義に反すると訴える。

 ゲリマンダーによって一方の政党の支持者が選挙区内に増えることが、政治の二極化につながっているという指摘もある。選挙法に詳しいウィリアム・アンド・メアリー大学ロースクールのレベッカ・グリーン教授は「競争が少ない選挙区になれば、候補者は中間的な有権者よりも、より極端な主張の層に訴えようとする可能性が強まる」と語る。

 ゲリマンダーの防止策として提唱されているのが、議会に代わって第三者による独立委員会に区割りの権限を与える案だ。実際に複数の州で導入されているが、十分な権限が与えられず委員会案が採用されない州があるなど、課題も残っている。(アナポリス〈メリーランド州〉=大島隆)

6607チバQ:2021/12/28(火) 11:58:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/9bf64fcbfbe3ce052f3d75d080789ff15e25a620
NY市、子供の入院急増 オミクロン株拡大、空の便混乱 米
12/28(火) 7:07配信

時事通信
24日、米ニューヨークで、市職員が配布する新型コロナウイルス感染検査キットを求め集まった人々(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」が急速に広まり、再び感染拡大に見舞われている米ニューヨーク市で、18歳以下の子供が感染して入院するケースが急増している。

【図解】オミクロン株の特徴

 
 ニューヨーク州が24日発表した声明によると、ニューヨーク市では今月第2週から第4週にかけて、18歳以下の入院件数が4倍に増えた。約半数がワクチン接種が認められていない5歳未満だという。

 ニューヨーク州では24日、新規感染者数が4万9708人と過去最多を更新した。州保健当局は子供を感染から守るため、5歳以上のワクチン接種やマスク着用を呼び掛けるとともに、人混みを避けるよう改めて訴えた。

 一方、大統領首席医療顧問のファウチ国立アレルギー感染症研究所長は26日、米ABCニュースのインタビューで、オミクロン株は重症化リスクが低いとの研究結果があるものの「感染者が激増すると、重症度が低いというプラスの効果を打ち消してしまう」と指摘。「自己満足しないでほしい」と警戒を怠らないよう促した。

 オミクロン株の拡散は、多くの人が移動するクリスマス休暇の航空業界も直撃した。CNNテレビによると、各航空会社で職員や乗務員の感染が相次ぎ、26日には米国便だけで1200便以上がキャンセルとなり、全世界では3日間で6000便以上が欠航したという。

6608チバQ:2021/12/30(木) 22:43:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a5a791d3be2433cae4e98d0910f2c5d637ea106
米、新規感染者が過去最悪の44万人超に
12/29(水) 6:59配信
毎日新聞
米国国旗の星条旗=2018年1月、高本耕太撮影

 米疾病対策センター(CDC)の集計によると、27日に報告された米国内の新型コロナウイルスの新規感染者数が過去最悪の44万人超となった。新変異株「オミクロン株」の拡大とクリスマスの連休が重なり、前週の同じ月曜日から1・5倍に急増した。

 米政府は社会・経済活動の制限強化には消極的だが、感染者はさらに増えると予測されており、病床の逼迫(ひっぱく)や公共サービスの人員不足などへの懸念が増している。

 CDCによると、27日の新規感染者数は44万1278人で、前日の倍以上となった。21〜27日の直近1週間の1日平均でも約24万人に達した。

 一方、27日の死者数は1627人だった。入院者や死者も11月以降は増加傾向にあるが、今年1月やデルタ株が流行した8〜9月よりは低い水準だ。

 CDCによると、今月19〜25日の推計では感染者の58・6%がオミクロン株、41・1%がデルタ株だった。また12〜18日のオミクロン株の割合について、当初推計の73・2%から22・5%に大幅に下方修正した。当初の見通しよりもオミクロン株の拡大は緩やかだったとみられる。【ワシントン秋山信一】

6609チバQ:2022/01/02(日) 19:42:47
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021123100305&amp;g=int
米政権、中間選挙へ正念場 コロナ・物価高が足かせ―大型歳出法案に望み
2022年01月01日13時34分

新型コロナウイルスのワクチン接種に反対する米国のデモ隊=2021年11月20日、ニューヨーク(AFP時事)

 【ワシントン時事】2022年のバイデン米政権は、11月の中間選挙で与党民主党が上下両院の優位を守り、「レームダック(死に体)化」を回避することが最大の課題だ。だが、インフレの長期化や新型コロナウイルスの感染再拡大に直面し、環境は厳しい。バイデン大統領の支持率は下落傾向が続き、就任1年にして早くも正念場を迎えている。

 「バイデンフレーション」とあだ名された記録的な物価高は今、米国の有権者にとって最大の関心事だ。CNNテレビが伝えた21年12月の世論調査結果では、経済分野の懸念として80%が「食品や生活用品の価格上昇」を挙げ、「住宅価格の上昇」「ガソリン価格の上昇」もそれぞれ70%超に上った。政権の対応に不満は大きく、54%がバイデン氏の経済政策を「支持しない」と回答した。
 新型コロナも悩みの種だ。変異株「オミクロン株」の拡散で、米国の感染者数は過去最多を更新。バイデン氏は「パニックになる必要はない」と冷静な対応を呼び掛けたが、検査拡充や軍による医療機関の支援が感染速度に追い付かず、批判を浴びている。マスクやワクチンの義務化も反発が大きく、思うように進んでいない。
 「現政権への通信簿」とされる中間選挙は、歴史的に与党に厳しい結果が出やすい。加えて22年は、10年に1度の下院の議席配分見直しの年。20年の国勢調査結果に基づく定数が共和党地盤の州で増え、民主党地盤の州で減ったため、政権は構造的にも逆風の中で選挙に臨むことになる。
 議会の主導権を共和党に奪われれば、政策推進力は一気に失われる。バイデン氏は起死回生に向け、子育て支援など中間層をターゲットにした大型歳出法案「ビルド・バック・ベター(より良い再建)」の早期成立に望みを託している。
 バイデン氏は、少数派人種の投票権保護や銃規制、警察改革も実現して政権の「成果」としたい考えだが、共和党の反対で停滞している。民主党左派はそうした党派色の濃い政策実現への突破口として、野党による「フィリバスター(議事妨害)」を封じる規則改正を主張。バイデン氏がどう判断するかも焦点の一つだ。

6610チバQ:2022/01/04(火) 18:23:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/92b78814f6b670bda60e28d3a665a17716dff4e7
投票権法案前進へ「禁じ手」 米民主上院トップ、規則改正に意欲
1/4(火) 14:48配信
時事通信
米民主党上院トップのシューマー院内総務=2021年12月、ワシントン(EPA時事)

 【ワシントン時事】米与党民主党上院トップのシューマー院内総務は3日、投票権擁護法案の前進に向け、野党の抵抗を封じる上院規則改正に踏み切る考えを示した。

 少数意見を重んじる上院では「禁じ手」とされるが、同法案は共和党の議事妨害で暗礁に乗り上げており、今秋の中間選挙を前に待ったなしと判断した。

 定数100の上院では、野党の議事妨害を打ち切るのに60人の賛成が必要。規則改正はこれを単純過半数に引き下げる内容で、その過激さから「核オプション」とも呼ばれる。民主党内にも反対する議員がおり、実現には不透明さも漂う。

6611チバQ:2022/01/12(水) 08:44:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/07de3e78bb483242e153d275c445b9f889033f0f
オミクロン猛威で公共サービス混乱 学校や病院、ごみ収集も交通機関も人員足りず 米国
1/11(火) 12:30配信
CNN.co.jp
米ロサンゼルスで住民向けに無料の新型コロナ検査キットを配布する学校区のスタッフ

(CNN) 全米で新型コロナウイルスのオミクロン変異株が猛威を振るう中、職員の病欠や隔離が急増してごみ収集や救急サービス、学校、交通機関などあらゆる公共サービスに混乱が生じている。

ニューヨークではごみが収集されないまま放置され、地下鉄は職員の病欠があまりに多く3路線が運休となった。

学校や病院も人員不足に陥り、航空各社は今も欠航が相次ぐ。

1日当たりの新規症例数は全米の平均で70万例を突破した。当面の間、状況の改善は見込めないと専門家は予想する。

ニューヨーク市は部局をまたぐ人員不足に見舞われている。消防局は10日、救急サービス担当職員の約20%が病欠し、清掃局の職員はこの1週間で約22%が欠勤した。

こうした状況はニューヨークにとどまらない。

専門家によると、相当数の自治体でごみやリサイクル品の収集に遅れが出ている。中には直近の数週間でごみ収集職員のほぼ4分の1が病欠している都市もあるという。

医療現場は特に打撃が大きい。保健福祉省(DHHS)によると、米国の病院のほぼ4分の1が「危機的な人員不足」を報告した。

学校は先週、数千校が冬休み明けの授業を再開できなかった。ボストンの公立学校は先週、教員650人を含む職員1000人が欠勤した。

ロサンゼルスでは4日の学校再開を前に、学校職員と児童生徒6万人以上が検査で陽性と判定された。

米疾病対策センター(CDC)がガイドラインを変更して無症状者の隔離期間を短縮したのも、危機的な人員不足が一因だった。米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は「円滑な社会運営のため、特にエッセンシャルワーカーについては、症状がなければ感染していても仕事に復帰させたい」とCNNに語った。

6612チバQ:2022/01/16(日) 11:06:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/c1ed51ad8bf601f763834feed8a022f603080e7e
クリントン候補、再び?  24年大統領選で米紙観測
1/15(土) 20:33配信

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時事通信
クリントン元米国務長官=2021年6月、パリ(AFP時事)

 【ワシントン時事】民主党候補はヒラリー・クリントン元米国務長官(74)―。

 2024年大統領選に向けた観測がワシントンで話題になっている。トランプ前大統領(75)も出馬が取り沙汰されており、実現すれば16年大統領選の「トランプ・クリントン対決」の再来となる。

 「民主党最大のホープ」。政治専門紙「ザ・ヒル」は昨年末の記事に目立つ見出しを付けた。

 バイデン大統領は2期目に意欲を示すが、79歳と高齢な上、支持率も低迷。ハリス副大統領はバイデン氏以上に不人気で、ブティジェッジ運輸長官やサンダース上院議員らは経験不足や支持層の偏りが指摘される。有力候補不在の中、経験豊かなクリントン氏が浮上するというわけだ。

 ウォール・ストリート・ジャーナル紙も「最善の選択肢だ」と追随。11月の中間選挙後、クリントン氏が党を立て直す指導者として復活すると大胆な見立てを示した。

 16年の大統領選で、クリントン氏は米国独特の選挙制度による「獲得選挙人数」で敗北したものの、実際の得票数ではトランプ氏を上回った。最近も民主党の「左傾化」に苦言を呈したり、幻となった大統領選の勝利宣言をオンライン講演で読み上げたりと、未練を見せている。

 ただ、クリントン氏は「アンチ票がトランプ氏を勝たせた」と言われるほど敵も多い。再び脚光を浴びるのは、民主党の人材難の裏返しとも言えそうだ。

6613チバQ:2022/01/16(日) 22:00:33
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20220116-567-OYT1T50100.html
「2024年にホワイトハウスを奪還する」…トランプ氏、次期大統領選出馬に強い意欲
2022/01/16 18:26読売新聞

「2024年にホワイトハウスを奪還する」…トランプ氏、次期大統領選出馬に強い意欲

米国のトランプ前大統領=ロイター 【読売新聞社】

(読売新聞)

 【ワシントン=田島大志】米国のトランプ前大統領は15日、アリゾナ州での集会で演説し、「2024年にホワイトハウスを奪還する」と述べ、同年に行われる次期大統領選への出馬に強い意欲を示した。

 トランプ氏は今年11月の中間選挙について、「我々(共和党)が下院と上院(の過半数)を取り戻すことで、米国を取り戻すことができる」とした。その上で、「24年はさらに重要な年になる」と強調した。

 バイデン大統領の対露政策などの外交について、「世界の舞台で米国にひどい恥をかかせた」と指摘し、経済政策や新型コロナウイルス対策などを「完全に失敗した」と痛烈に批判した。

 連邦最高裁が企業を対象に導入したワクチンの接種義務化を認めない判断を示したことを巡っては、「自由の勝利だ。私は義務化に反対する大統領だったことを誇りに思う」と述べた。

6614チバQ:2022/01/19(水) 08:49:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/60b34e096284590eb391df3df617721d2ec0d707
「誰が大統領でも同じ」 米社会覆う格差の影 バイデン政権発足1年
1/19(水) 7:06配信
 米国では今、失業率の低下や株価上昇など統計上の数字から経済の再生が進んでいるように見える。

【図解】バイデン米政権を取り巻く状況

 だがキニピアック大の調査によると、54%もの国民が生活苦を感じている。バイデン政権発足から20日で1年。新型コロナウイルス禍でも富裕層が資産を増やす一方、貧困層では「誰が大統領になっても同じ」と諦めの声が聞こえる。

 ◇前任者否定するだけ
 首都ワシントンの鉄道の玄関口「ユニオン駅」。大きな星条旗がはためく正面出入り口から連邦議会の建物につながる広場には、ホームレスの古びたテントが幾つも張られている。

 南部テキサス州出身で元技術者のマーティー・マーサーさん(51)は、約6年間各州を転々とし、1月上旬に流れ着いた。「ここにいるホームレスの事情は千差万別でも、多くは酒や麻薬、精神衛生上の問題を抱えている。自分も仕事ではなく、法的な保護が欲しい」と話す。

 支援団体によると、2020年1月時点で米国内のホームレスは約58万人。バイデン政権は「格差是正」を公約に掲げるが、マーサーさんは「コロナは弱者の存在を改めて浮き彫りにしたのに、民主党も共和党も、大統領は前任者の業績を否定するだけ。結局は何も変わっていない」とこぼした。

 ◇増える富裕層資産
 貧困層のあえぎとは裏腹に、米金融当局によると、上位1%の富裕層の家計資産はコロナ禍の1年半で約31兆ドル(約3500兆円)から約44兆ドルに増加した。この数字は米国全体のおよそ3割を占める。米実業家で電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、約1年間で資産を約7割増やしたと伝えられる。

 巨大IT企業が拠点を置く西部カリフォルニア州では、コロナ禍による住宅着工の遅れも相まって、サンフランシスコ市街地の賃貸価格が昨年12月下旬時点で前年同期から1割超も上昇し、車上生活者を含むホームレス問題が深刻化している。シンクタンク「政策研究所」で格差問題を担当するサラ・アンダーソン氏は「(政権は)大企業が利益を上げるままにし、コロナ対応で生じたさまざまな問題の直撃を受けるのは、いつも低所得層だ」と指摘した。

 ◇立ち退き迫られる
 ニューヨーク市ブルックリン地区で食料支援などを行う団体「セント・ジョンズ・ブレッド・アンド・ライフ」は20年3月以降、ホームレスや高齢者、家族を支える女性らに数百万の食事を提供してきた。キャロライン・トゥウィーディー代表は「目下の懸案は、コロナ禍での家賃滞納者に対する強制立ち退き禁止措置の終了だ」と語る。

 ニューヨーク州では今月中旬に同措置が期限切れを迎え、多くの人が住む場所を失うと懸念されている。トゥウィーディー氏は、「立ち退きとなればシェルター(避難所)の数が増え、結局は政府の負担も増える」と訴えた。同団体は今後1年間に、ニューヨークの貧困層支援で約400万食の配布が必要になると見込んでいる。

6615チバQ:2022/01/20(木) 13:04:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/3cf5aec7f9f538ae6204ed1d48a9f34b5a5ba980
バイデン氏就任1年 募る焦り、2年目に向け臨戦態勢
1/20(木) 1:23配信

AFP=時事
米アトランタ州ジョージアで、スピーチを前にマスクを外すジョー・バイデン大統領(2022年1月11日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領によって深く分断された米国を癒やすため、再び政界へ身を投じ、2020年の大統領選に出馬したジョー・バイデン(Joe Biden)大統領(79)は当初、優しい祖父のような人物だった。だが就任から1年がたったバイデン氏は、いら立ちと怒りをあらわにする闘士へと変貌を遂げた。

【字幕付き動画】バイデン氏の就任式での演説

 先週の演説では「穏やかでいるのにはうんざりだ」と語気を強めたバイデン氏。自身の目玉政策の一つである投票権法案を成立させるために、上院議員と水面下で何度も実りのない「穏やかな会話」をしたことについて語ったものだが、この1年間のいら立ちを総括した発言だったとも言えるだろう。

 昨年のバイデン氏が穏やかだったならば、今年は声高で好戦的な同氏の姿が見られそうだ。実現が遠のく政策案を救うための時間や忍耐、そして周囲の協力がなくなりつつあるのだ。

 78歳という史上最高齢で米大統領に就任した際、バイデン氏は大きな課題の数々に直面していた。国内では新型コロナウイルスが大流行し、つい2週間前にはトランプ氏の支持者が選挙結果を覆そうとする事件が発生。経済は昏睡(こんすい)状態に陥り、国外では同盟国が「トランプ・ショック」の余波から抜け切れずにいた。

 加えて、警察による身柄拘束で黒人が死亡する問題が相次いだことで、人種差別をめぐる緊張も激化。こうした状況に対するバイデン氏の対処は、有能さや、旧来の良識、そして団結を約束することだった。

 そして、実際にそれを実現するチャンスがあるようにも見えた。与党・民主党は上下両院で僅差ながらも過半数を確保し、トランプ氏はツイッター(Twitter)から追放され、新型ウイルスのワクチンも開発された。

 だが、それから1年。米国は新型ウイルスの変異株「オミクロン株」と「デルタ株」に襲われ、社会の分断はさらに深まり、今年11月の中間選挙では共和党による議会掌握が濃厚。バイデン氏の運は尽きてしまったかのようだ。

■次々と暗礁に乗り上げる目玉政策
 民主党は上院で副大統領が持つ1票によって辛うじて過半数を保ち、下院でも野党・共和党との差が数議席にとどまっていることから、「より良い再建(Build Back Better)」と銘打たれた大規模な社会福祉法案は暗礁に乗り上げている。トランプ支持者から米国の民主主義を守るために必要だとして、バイデン氏が推進する投票権法案も同様だ。

 根は中道派であるバイデン氏は、右派の心に訴えることも、自党の左派を満足させることもできなかった。同氏が今思い知らされているように、現代では中道を保つのは難しい。

 世論調査分析サイト「ファイブサーティーエイト(FiveThirtyEight)」での平均支持率は、53%から42%に低下。最近の米キニピアック大学(Quinnipiac University)の世論調査では33%と、他の調査結果との開きは大きいものの、懸念すべき低支持率となっている。

 国外でも状況は同様だ。同盟国は、トランプ氏無き米国の復帰を歓迎しているが、アフガニスタンからの屈辱的な軍部隊撤退により、手腕があるバイデン政権というイメージは地に落ちた。ロシアはそうした米国の姿をしり目に、ウクライナとの国境に大規模な兵力を集結させている。

 それでも、挽回の可能性はまだある。新型ウイルスの流行が収束し、経済が安定し、インフレが緩和されれば、それが追い風となり、中間選挙を前に自党内で各法案に対する支持を取り付けられるかもしれない。

 バイデン氏の側近は、議会に1兆9000億ドル(約220兆円)規模の追加経済対策「米国救済計画(American Rescue Plan)」を可決させたことで、コロナ禍で打撃を受けた経済に活力を与え、事態の悪化を防げたともアピールしている。民主党はさらに、1兆2000億ドル(約140兆円)のインフラ法案も共和党の強い支持を得て可決させた。

 しかし2022年はおそらく、民主党の内紛が続き、11月に共和党が上下両院の片方または両方を制する結果になる可能性の方が高いだろう。【翻訳編集】 AFPBB News

6616チバQ:2022/01/20(木) 13:05:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/680ea984ded7ce72ba40efae9ea904b3de5d2830
遠のく「一つの米国」 コロナ、物価高で戦略狂う 動かぬ議会壁に・米政権1年
1/20(木) 7:21配信

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時事通信
米国メリーランド州ボルチモアを訪れ、労働者と話すバイデン米大統領(左)=2021年11月10日(AFP時事)

 【ワシントン時事】バイデン米大統領(79)は20日、就任1年を迎える。

 トランプ前政権下で顕在化した社会の分断は癒えず、中産階級の再生で強さを取り戻す戦略は思うように進んでいない。新型コロナウイルスの猛威や物価高に直面し、支持率は低下。与党優位で頼みのはずの議会も政策実現の壁となり、「一つの米国」へと導く理想は遠のいている。

【図解】バイデン米政権1年

 バイデン氏の執務室には、民主党の象徴的人物、フランクリン・ルーズベルト元大統領の肖像画が飾られている。しばしばその名前に言及し、1930年代の大恐慌時、巨額の公共投資で経済を底上げした「ニューディール政策」に匹敵する政策の実現を公言してきた。

 新型コロナ対策法で1.9兆ドル(約216兆円)を手当てし、1兆ドル(約114兆円)のインフラ投資法も超党派で成立させた。20年にわたるアフガニスタン戦争も昨年8月に終結させた。

 「私は中間層の負担を減らすために大統領に立候補した」。こう訴えてきたバイデン氏は、医療・子育て支援を盛り込んだ大型歳出法案「ビルド・バック・ベター(より良い再建)」を何よりも重視。昨年末までに成立させ、今年11月の中間選挙の「目玉」とする算段だった。

 しかし、バイデン氏の支持率は夏に入ってから下降し始める。庶民を苦しめる物価高が進み、消費者物価指数(CPI)は昨年12月の時点で前年同月比7.0%上昇し、約40年ぶりの高水準となった。コロナ対応に尽力するも、累積死者数は約85万人で、就任時の約2倍となった。

 政権の一連の実績は厳しい現実への不満に埋もれ、政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の世論調査によると、就任時に55.5%だったバイデン氏の支持率は42.0%に下落した。

 バイデン政権が上下両院で優勢を握る議会運営でつまずいているのは、「打倒トランプ」という共通の目標を失った与党民主党が内部で路線対立を繰り広げているからだ。

 「大きな政府」を志向する急進左派が大胆な財政出動を求めれば、財政規律重視の中道派が「インフレを助長する」と待ったをかける。バイデン政権の「看板」となる大型歳出法案や、有権者の投票機会を守る法案は暗礁に乗り上げたままだ。

 中間選挙で上下両院の多数派を共和党に奪われれば、バイデン氏が描く具体的な成果は事実上出せなくなる。局面打開へ指導力を発揮できるのか、任期の折り返しに向けて重要な2年目に突入する。

6617チバQ:2022/01/24(月) 09:02:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/0d12f5047d5280d4697cb910f2727725929f9bd5
エマニュエル新米国大使が着任 「準備は万全」
1/23(日) 18:04配信

産経新聞
米国のラーム・エマニュエル新駐日大使(62)が23日、民間機で羽田空港に到着し着任した。新型コロナウイルス対策の隔離に入り、その後、天皇陛下に信任状を捧呈(ほうてい)し大使として正式に外交活動を開始する。

エマニュエル氏は来日に先立ち、21日にテレビ会議形式で開かれた日米首脳会談に米国から参加。同会談後、自身のツイッターで「日米同盟はかつてないほど強固なものとなっている」と指摘した。首脳会談の合意事項に関し「実行に移す準備は万全」と書き込み、両国関係の強化などに取り組む姿勢をアピールした。

エマニュエル氏について米国務省筋は「バイデン大統領に近く、直接話せる関係だ」と語る。オバマ政権で大統領首席補佐官に就くなど民主党政権で要職を歴任し、2011〜19年にシカゴ市長を2期務めた。バイデン氏の指名を受け、昨年12月中旬に上院が大使人事を承認していた。

駐日米大使のポストをめぐっては、トランプ前政権下で就任したハガティ氏が20年の上院選出馬のため19年7月に離任して以降、約2年半にわたり不在となっていた。(坂本一之)

6618チバQ:2022/01/24(月) 09:03:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/0fbf587e8767843484fdb26c9cb5b8ffb1b59b01
米首都でワクチン義務化反対の集会 接種拒否で退職した人らが参加
1/24(月) 8:12配信

朝日新聞デジタル
「アメリカの自由」と書かれたボードを掲げて、新型コロナウイルスのワクチン義務化に反対する集会参加者=大島隆撮影

 米ワシントンで23日、新型コロナウイルスのワクチン義務化に反対する大規模な集会が開かれた。バイデン政権が打ち出した従業員100人以上の企業などへの接種義務化方針に対し、連邦最高裁は13日、連邦政府による企業への義務化は認めない判断を下す一方、医療関係者への義務化は認める見解を示している。


 この日の集会は義務化に反対する各種の団体が企画し、ワシントンのリンカーン記念堂前に全国から数千人が集まった。ノースカロライナ州から来た主婦のタニア・ブラノンさん(52)は「自由を守るために来た。自分の体のことは自分で決めるべきで、義務づけには反対だ」と話した。

 一部の企業は最高裁の決定を受けて義務化方針を見直したが、独自の判断で従業員のワクチン義務化を進めている企業もある。また、一部の医療機関や航空会社は、接種を拒否する従業員の解雇を進めている。この日の集会に参加した大手航空会社パイロットのシェリー・ウォーカーさん(54)は「ワクチン接種を拒否したため、無給待機の状態にされている。選択の権利を守るため、会社を提訴している」と語った。ニューヨーク州から来た元看護師のペニー・シレットさん(59)は「病院に勤めていたが、接種しなければ解雇すると言われたので退職した。ワクチンには反対していないが、米国民の私たちには選択する権利があるはずだ」と訴えた。

 米疾病対策センター(CDC)によると、直近の米国内での1日あたりの感染者数は約70万人、死者数は約2千人で、ワクチン接種を完了した人の割合は63・4%となっている。CDCは「ワクチンは新型コロナウイルスから人々を守るための最善の手段だ」として接種を呼びかけている。(ワシントン=大島隆)

朝日新聞社

6619チバQ:2022/01/27(木) 20:10:24
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20220127k0000m030145000c.html
米最高裁の古参判事が退任意向 後任に初の黒人女性指名へ
2022/01/27 16:16毎日新聞

米最高裁の古参判事が退任意向 後任に初の黒人女性指名へ

連邦最高裁のブライヤー判事=ワシントンで2015年3月23日、AP

(毎日新聞)

 米主要メディアは26日、連邦最高裁の最古参であるリベラル派のブライヤー判事(83)が退任する意向を固めたと一斉に報じた。最高裁判事は事実上の終身制だが、人事承認権を持つ上院で民主党が優勢なうちにリベラル派の後進に道を譲る判断を下したとみられる。バイデン大統領は2020年の大統領選での公約通り、最高裁判事に初めて黒人女性を指名する方針だ。

 最高裁の開廷期間は例年10月から翌年6月まで。報道によると、ブライヤー氏は今年度の期間末をめどに退任する意向で、27日にも正式発表する。バイデン氏が後任を指名し、上院で承認されれば、就任する。

 ホワイトハウスのサキ報道官は26日の記者会見で「黒人女性を最高裁判事に指名するというバイデン大統領の意思は変わっていない」と述べた。バイデン氏は「ブライヤー判事から発表があってから話す」と述べるにとどめた。米メディアでは、後任として首都ワシントンの連邦控訴裁(高裁)判事のジャクソン氏や、西部カリフォルニア州の州最高裁判事のクルーガー氏ら黒人女性判事の名前が挙がっている。

 ブライヤー氏が退任を決めた背景には、民主党内で高まる最高裁の保守化への懸念がある。トランプ前大統領が20年に死去したリベラル派の重鎮ギンズバーグ氏の後任に保守派のバレット氏を指名したことで、9人の最高裁判事のうち6人を保守派が占めている。

 ブライヤー氏の後任にリベラル派が就いても、保守派との勢力図は変わらない。しかし、今年11月には上下両院選を含む中間選挙がある。共和党が上院で多数派を奪還すれば、バイデン氏がリベラル派の判事を指名しても承認を得られない可能性が高まる。そのため、民主党内では、上院(定数100)で現有議席の50票と議長を兼ねるハリス副大統領の決裁票による賛成多数で人事案を承認できるうちに、高齢のブライヤー氏を交代させるべきだとの声が出ていた。

 バイデン政権としても中間選挙を見据え、公約である黒人女性初の最高裁判事就任を実現できれば、投票機会拡充や警察改革の停滞に不満を抱く人的少数派(マイノリティー)の支持をつなぎ留められるとの思惑があるとみられる。

 連邦最高裁の判断は人工妊娠中絶や投票権、銃規制、少数派の人権などを巡って、米社会の方向性を左右する。今月にはバイデン政権が従業員100人以上の企業に新型コロナウイルスワクチンの接種を原則義務化する方針が「連邦政府の権限を逸脱している」との判断を示し、政権は義務化の撤回を余儀なくされた。

 今年6月までの現開廷期間中には、中絶の合憲性を巡る訴訟の判決で、胎児が母体外で生存可能になる(妊娠22〜24週ごろ)までの中絶を容認する従来の憲法判断が覆る可能性が指摘されている。大学入学に関するマイノリティー優遇策の是非を巡る訴訟の審理も行われる。

 ブライヤー氏は1994年に当時のクリントン大統領(民主党)の指名を受けて就任した。21年8月には米紙ニューヨーク・タイムズのインタビューで「自分の在任中の判断を覆すような判事を後任には望まない」と語った別の最高裁判事の発言を紹介して「そうした心境になるのは避けられない」と述べていた。【ワシントン秋山信一】

6620チバQ:2022/01/28(金) 21:02:02
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASQ1X6KNNQ1XUHBI00S.html
米最高裁初の黒人女性判事誕生へ バイデン氏、中間選挙も視野
2022/01/28 20:39朝日新聞

米最高裁初の黒人女性判事誕生へ バイデン氏、中間選挙も視野

米最高裁初の黒人女性判事誕生へ バイデン氏、中間選挙も視野

(朝日新聞)

 米連邦最高裁のスティーブン・ブライヤー判事(83)が引退表明したことを受け、バイデン米大統領は27日、後任に米国初となる黒人女性を2月末までに指名する考えを示した。バイデン政権は投票権の保護や警察改革を思うように進められないなか、黒人女性を指名することでリベラル派の支持を集め、中間選挙に備える狙いもありそうだ。

 ホワイトハウスで会見したバイデン氏は「この国が大きく分裂している時期に、彼は模範的な公務員だ」と同席したブライヤー氏をたたえた。

 連邦最高裁判事は大統領が指名し、上院の過半数で承認される。バイデン氏は後任について、「一つを除いて何も決めていない」とし、「指名するのは並外れた資質や人格、経験、高潔さがある人物で、米最高裁判事として指名される初めての黒人女性になるだろう」と話した。

6621チバQ:2022/02/02(水) 20:32:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/232ff50ae325c0f68a5192ea12c2cb6faa398cd1
最高裁判事後任、「黒人女性」限定に批判 野党「人種とらわれすぎ」
2/2(水) 18:35配信

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毎日新聞
バイデン米大統領

 バイデン米大統領は1日、ホワイトハウスで、上院司法委員会のダービン委員長(民主)やグラスリー筆頭委員(共和)と会談し、今年6月をメドに退任する連邦最高裁のブライヤー判事の後任人事を本格化させた。バイデン氏は2月中に黒人女性を指名する方針だが、野党の共和党からは「人種や性別にとらわれ過ぎだ」と批判が上がり、世論調査でも「全ての候補者から選ぶべきだ」との意見が7割を超えている。

 最高裁判事は大統領が指名し、上院の過半数の賛成で承認される。バイデン氏はダービン氏らとの会談で「憲法に記されている通り、上院の助言と同意を得たい」と協力を求めた。

 ただ、バイデン氏が2020年の大統領選での公約通りに「黒人女性を指名する」と宣言したことには批判が起きている。共和党のクルーズ上院議員は「黒人女性以外の人に『不適格だ』と言っているようなものだ」と非難。ABCと世論調査会社イプソスの1月28〜29日の調査でも「全ての候補者から選考すべきだ」との回答が76%に上り、「公約通りに黒人女性から選ぶべきだ」は23%にとどまった。

 上院では与党・民主党と野党・共和党の現有議席が50ずつで、上院議長を兼ねるハリス副大統領の決裁票で民主党がかろうじて優勢を保っている。しかし、1日にはルーハン上院議員(民主)が脳卒中で入院したと公表。「回復する見通しだ」としているが、民主党は1人でも欠ければ単独で人事案を通せない。

 バイデン政権は幅広い支持を確保するため、共和党議員にも協力を働きかける構えだ。バイデン氏は1日の会談でも、批判を意識してか「黒人女性」には言及せず、候補者に「人格、判事としての資質、丁寧な姿勢、他者への敬意を求める」と述べるにとどめた。

 最高裁判事を巡っては、過去に共和党のレーガン、トランプ両大統領が女性の指名を事前に公言したことがある。【ワシントン秋山信一】

6622チバQ:2022/02/05(土) 19:26:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/ade48ec01d0bf2d58cf6af2f32dfb909703b3bd3
共和党、反トランプ派の議員2人に非難決議 穏健派からは批判も
2/5(土) 13:46配信

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毎日新聞
米連邦議会=ワシントンで2018年4月9日、高本耕太撮影

 米共和党全国委員会は4日、西部ユタ州ソルトレークシティーでの冬季会議で、反トランプ前大統領派のチェイニー、キンジンガー両下院議員への非難決議を採択した。2021年1月の連邦議会襲撃事件を巡ってトランプ氏の関与の有無を調査する民主党主導の下院特別委員会に協力したのが理由だ。トランプ氏の影響力の根強さを改めて示したが、党内穏健派からは決議に批判も出ている。

 米メディアによると、決議は特別委の調査について「(暴力とは関係なく)正当な政治的議論をしていた普通の市民を迫害している」と位置づけ、両議員が「22年(11月)の下院選で共和党が多数派を奪還することよりも、トランプ氏をたたきのめそうとする民主党の試みに手を貸している」と批判した。

 決議は発声による採決で、賛成多数と認められた。全国委の決議は象徴的な意味合いが強く、両議員は今後も党内で活動する。

 非難決議にはトランプ氏と距離を置く党内穏健派から反発も起きている。12年の大統領選で共和党候補だったロムニー上院議員は、ツイッターで「真実を探求する良心ある人たちを非難するのは党の恥だ」と決議を批判。東部メリーランド州のホーガン知事も「自身の信条を表現し、見え透いたうそをつくことを拒んだだけで罰せられる。党にとって悲しき日だ」と述べた。

 トランプ氏は11月の下院選に向けて、自身に批判的な共和党議員の対立候補の支援に力を入れており、チェイニー氏がトランプ氏の「公認」を得た新人と争う西部ワイオミング州の党予備選は注目区の一つだ。また、キンジンガー氏は地元の中西部イリノイ州で選挙区割りが変更になり、別の共和党現職と競合することになったこともあり、不出馬を決めた。【ワシントン秋山信一】

6623チバQ:2022/02/10(木) 15:07:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/082d93b7445677947ecbdc7c4bcba2171e406541
共和重鎮、議会襲撃を相次ぎ非難 党内論争、中間選挙に影 米
2/10(木) 14:39配信

時事通信
 【ワシントン時事】昨年1月のトランプ前米大統領支持者らによる連邦議会襲撃事件をめぐり、「身内」の共和党重鎮から非難の発言が相次いでいる。

 背景には、大統領選敗北を受け入れず事件を肯定するトランプ氏の態度が有権者を遠ざけ、11月の中間選挙で議会の多数派獲得を目指す同党の足かせになるという危機感がある。

 党上院トップのマコネル院内総務は8日、事件が「平和的な政権交代を妨害する暴力的反乱」だったと断言した。ペンス前副大統領も4日、大統領選の結果を覆そうとするトランプ氏を「間違っている」と批判した。

6624チバQ:2022/02/10(木) 23:13:58
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_america_TVQ4JTDSFBLZPO4NN3SYADTGWM.html中間選挙を意識? NY州などがマスク着用義務撤廃へ 有権者の不満背景に「通常への復帰」急ぐ
2022/02/10 15:29産経新聞

【ニューヨーク=平田雄介】米東部ニューヨーク州など一部の州で9日、新型コロナウイルスの感染防止策として導入されたマスク着用義務の撤廃を発表する動きが相次いだ。バイデン政権が全米レベルの危機は去っていないとみて安全対策の緩和に慎重な姿勢を保つ中、規制に対する有権者の不満を背景に、一部の州知事は11月8日の中間選挙へ向け「通常への復帰」を急いでいるようだ。

9日、ニューヨーク州のホークル知事は小売店など屋内施設で義務づけていたマスク着用かワクチン接種証明書の提示を10日から撤廃すると発表した。東部ロードアイランド州のマッキー知事は屋内でのマスク着用義務を11日に、中西部イリノイ州のプリツカー知事も2月28日に公共の場でのマスク着用義務を撤廃すると発表した。西部カリフォルニア州のニューサム知事も来週中にマスク着用義務を撤廃する予定だ。

規制緩和が可能になった要因として、知事たちは州内での新規感染者数の減少やワクチン接種率の向上をあげている。一方で、全員が秋の中間選挙での知事選を控えており、決定の背景に「2年近く続く厳しいコロナ対策にうんざりした世論」への配慮があったと米メディアは指摘した。

他方、英統計専門サイトによると、7日時点の全米の入院者数は9万6947人。8日まで1週間の死者数は1日あたり2481人で米疾病対策センター(CDC)のワレンスキー所長は9日、「入院者も死亡者も多い」と述べ、マスク着用を推奨する指針を維持する意向を示した。

6625チバQ:2022/02/10(木) 23:17:21
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASQ2B2W5ZQ2BUHBI00J.html共和党上院トップ、トランプ氏と対立深まる 議会襲撃の位置づけ巡り
2022/02/10 09:45朝日新聞

共和党上院トップ、トランプ氏と対立深まる 議会襲撃の位置づけ巡り

記者団の質問に答える共和党のマコネル上院院内総務=AP

(朝日新聞)

 昨年1月の米議会襲撃事件をめぐり、「暴力的な反乱だ」と明言した共和党上院トップのマコネル院内総務と、トランプ前大統領の対立が深まっている。

 発端となったのは、米共和党全国委員会が4日に採択した、チェイニー下院議員とキンジンガー下院議員に対する非難決議だ。両氏は同党内でトランプ氏批判の先頭に立ち、議会襲撃事件を調査する下院特別委員会の委員も務めている。

 決議は両氏の特別委参加について「正当な政治対話をしていた普通の市民に対する、民主党主導の迫害に加担している」と非難しており、事件を「正当な政治対話」と位置づけているように読める内容だった。

 しかし、マコネル氏は8日、事件について「正当に認定された選挙に基づく平和的な権力移行を妨げようとした、暴力的な反乱だった」と記者団に述べた。また、両氏に対する非難決議についても、「多数派と異なる意見を持つ党員を排除することは、共和党全国委員会の仕事ではない」と批判的な見解を示した。

 これに対してトランプ氏は9日に声明を発表し、「マコネルは大多数の共和党員の見方を代弁していない」と非難した。

6626チバQ:2022/02/13(日) 19:35:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d48fb10e42adc2774b2778ff0b79b6068f2ae54
カナダの反コロナ規制デモ拡大 国境3カ所「占拠」、車生産直撃
2/12(土) 17:52配信

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毎日新聞
アンバサダー橋につながる道路を封鎖するトラックやデモ参加者=カナダ東部オンタリオ州ウィンザーで2022年2月11日、AP

 カナダで新型コロナウイルス対策の規制に反対するトラック運転手らによる抗議デモが拡大している。カナダと米国の国境3カ所を車両で封鎖し、北米の自動車工場が操業停止や減産に追い込まれるなど、経済的な影響も懸念されている。トルドー首相は11日の記者会見で「地域や経済を人質に取ろうとする違法な封鎖だ」と、デモ参加者に警告した。

【写真特集】首都の道路を占拠するトラック

 デモは、カナダ当局が米国境を越える車両の運転手にワクチン接種を義務づけたことへの抗議として始まった。

 カナダメディアによると、3カ所のうち東部オンタリオ州ウィンザーと米中西部ミシガン州デトロイトを結ぶアンバサダー橋では7日以降、50台以上のトラックなどが道路を封鎖。部品供給が滞り、トヨタ自動車やホンダ、米フォード・モーターなど、カナダや米国にある工場の生産体制に影響が出ているという。

 オンタリオ州にある首都オタワでも1月下旬から、トラック運転手らが国会議事堂前を大型トラックで占拠している。同州のフォード首相は11日、「これは不法占拠だ。もはや抗議活動ではない」として非常事態を宣言。命令に従わない場合、法的措置に出ると明らかにした。

 アンバサダー橋は自動車部品などを運ぶ物流の大動脈で、米メディアによると、米カナダ間の貨物量の約3割が通っている。米政府も懸念を強めており、バイデン米大統領は11日、トルドー氏に電話で「米国内でも深刻な影響が出ている」と訴えた。トルドー氏は国境の交通再開に向けて「法律に基づいて迅速な対応を取る」と述べた。

 新型コロナ対策に反対するデモが拡大する背景には、厳しい規制の長期化に対する「パンデミック疲れ」もある。オタワでのトラックによる占拠には、子供を連れた人もいる。トルドー氏は「特に子供が一緒なら帰宅する時だ」と強調し、「コロナに疲れたからデモに参加するというのなら、それは法を犯していると理解すべきだ」と述べた。

 同様のデモは、オーストラリアやニュージーランドなど海外にも飛び火している。米メディアによると、米国でも西部ロサンゼルス近郊で米プロフットボールのスーパーボウルが開かれる13日ごろに、トラックなどが集結する計画がある。その後、首都ワシントンに向かうとの話もあり、国土安全保障省が警戒を強めている。【ニューヨーク隅俊之、ワシントン秋山信一】

6627チバQ:2022/02/13(日) 19:36:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/19445bce086a5e6f135a769df8ec72093042cc6a
国境の橋、封鎖続く 警官隊投入し警告 カナダ
2/13(日) 10:20配信

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時事通信
12日、カナダ東部オンタリオ州ウィンザーで、「アンバサダーブリッジ」の入り口を封鎖する抗議デモ参加者(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】新型コロナウイルス対策に抗議するトラック運転手らがカナダ東部オンタリオ州の対米国境の橋を封鎖した問題で、現場には12日朝から警官隊が投入された。

 「立ち去らなければ逮捕する」とデモ隊への警告を繰り返したが、騒ぎは収まっていない。

 現地の裁判所は11日、デモ参加者に退去を命令し、デモの規模は12日、大幅に縮小した。しかし、米CNNテレビ(電子版)によると、12日もなお20台程度の車両が通行を妨害し、問題解決には至らなかった。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/67c81b77898d9ac3c4bb62f3be22389e5f8f6b31
カナダ裁判所、対米国境の橋封鎖解除を命令 コロナ対策に抗議のデモ隊が遮断
2/12(土) 9:56配信

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時事通信
新型コロナウイルス対策に抗議するトラック運転手らによって封鎖された橋=8日、カナダ東部オンタリオ州ウィンザー(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】カナダ東部オンタリオ州の裁判所は11日、新型コロナウイルス対策に抗議するトラック運転手らが対米国境の橋を封鎖している問題で、デモ参加者にその場を立ち去るよう命じた。

 地元市と、一部操業停止などの影響を受けている地元自動車産業界が申し立てていた。カナダのメディアなどが報じた。

6628チバQ:2022/02/13(日) 19:36:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/d294bb0a7f0918b92f409ede990c975b7b6ca9d7
カナダのデモ、自動車大手に打撃 トヨタ、ホンダも
2/11(金) 15:41配信

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時事通信
10日、米ミシガン州とカナダ・オンタリオ州を結ぶ橋の上で列をなすトラック(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】カナダのトラック運転手らによるデモで米国との国境にある橋が封鎖されている問題で、自動車大手の北米での生産に影響が出ている。

 両国間で生産に必要な部品を運べないためで、既に半導体不足などに伴う生産調整を強いられている各社は、新たな問題発生に頭を抱える。

 トヨタ自動車は10日、カナダ東部オンタリオ州と米ケンタッキー州の工場の生産に影響が出ていると明らかにした。影響は週末にかけて続く見通しで、「必要に応じ調整を続ける」(北米トヨタ)としている。関係者によれば、オンタリオで週末にかけ生産を止める。

 ホンダはオンタリオ州アリストンの完成車工場で9日夜に生産ラインの一つを停止した。10日に再開したが、11日も再び一部を止める。

 米ゼネラル・モーターズ(GM)やフォード・モーター、欧米大手ステランティスも、一部の工場で稼働停止や生産調整を余儀なくされている。

6629チバQ:2022/03/02(水) 19:49:19
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_america_B6NDBDTPV5ONJESFLTZ5SSJNW4.html
米一般教書 対露制裁で原油高騰、インフレ懸念 問われる耐久力
2022/03/02 19:21産経新聞

【ワシントン=塩原永久】バイデン米大統領は1日の一般教書演説で、新型コロナウイルス禍から回復した経済が「過去40年近くで最も力強い成長」を遂げたと誇った。だが、足元の物価高は収束せず、資源大国ロシアへの制裁が、燃料価格を一段と押し上げる懸念がある。世界経済を牽引(けんいん)する米国がぐらつけば、制裁に同調する国々にも波及しかねず、米景気の耐久力が問われようとしている。

「米企業と消費者を守るために利用可能なすべての手段を駆使する」

バイデン氏は演説でそう述べ、対露制裁の悪影響が景気に波及しないよう万全を尽くす方針を示した。ロシアは原油の輸出が世界2位。原油先物相場は1バレル=110ドルを超え、ウクライナ危機と対露制裁が相場の上昇圧力になっている。

この日の演説前、国際エネルギー機関(IEA)が6000万バレルの石油備蓄を協調放出すると発表した。バイデン氏は「米国が取り組みを主導する」と話し、指導力発揮をアピールした。

一方、米政権のラウズ大統領経済諮問委員会(CEA)委員長は2月末、「景気リスクは戦争の期間次第だ」と指摘。米景気にとっては、ウクライナ危機が長期化すれば、影響も大きくなるとの認識を示した。

対露制裁では、ロシアに天然ガスの調達を頼ってきたドイツをはじめ、制裁参加国のエネルギーの確保も課題となる。関係国が制裁の副作用に耐えられなければ、協調体制にほころびが生じかねない。

米消費者物価指数(CPI)は1月に前年同月比7・5%上昇し、約40年ぶりの高さを記録。世論調査では「米国の最重要課題」に物価高を挙げる人が最多となっており、11月に中間選挙を控えるバイデン氏は、対応が急務となっている。

バイデン氏は、半導体などのサプライチェーン(供給網)強化や、物流網の改善、インフラ整備などを急ぐ方針だが、即効性があるかは見通せない。新型コロナ禍から回復途上にある世界経済の牽引役となってきた米国だが、物価高に加えてウクライナ危機の試練にも直面することになった。

6630チバQ:2022/03/04(金) 17:33:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b4fce0d6d62920041f90d992b1bdbaaedd52b4b
特派員発 米中間選挙区割り 攻防激化 塩原永久
3/3(木) 23:11配信

産経新聞
米東部ペンシルベニア州ハリスバーグの州庁舎で、州最高裁の公聴会を映し出したモニターに見入る傍聴者ら(塩原永久撮影)

11月に連邦議会の中間選挙を控える米国で、特定政党が有利になるよう各州で下院選の選挙区を線引きする「ゲリマンダー」をめぐる攻防が激しさを増している。二大政党である与党・民主党と共和党は全米各州で、州議会や知事、さらには州裁判所を巻き込んで争う。人種問題や政治信条をめぐる社会分断が広がる中、選挙の「公正さ」を疑わせる問題も深刻化している。

州最高裁を巻き込み

頭上のステンドグラスから光が漏れる厳粛な雰囲気の法廷に、州司法界の頂点に立つ最高裁判事7人が居並ぶ。その前で、地図などが描かれたパネルを使って、証言者が懸命に自分の案を訴える-。

米東部ペンシルベニア州の州都ハリスバーグの州最高裁で2月18日、通常の裁判とは趣を異にする光景があった。連邦下院選挙区の州内の区割りを決めるため、新たな区割り案を提案した州議会議員や市民団体ら13人から、裁判官が意見を聞く公聴会だ。

提案者たちは、判事たちに自分の案を身ぶり手ぶりで強くアピール。黒い法服をまとった裁判官が「あなたが示す区割り案で、分割されてしまう郡はいくつか」などと矢継ぎ早に質問を浴びせると、証言者が答えに窮する場面もあった。

各州が幅広い権限を持つ米国では、人口の変動などに応じ選挙区の境界線を定める選挙区割りを、州議会が担うのが通例だ。10年ごとの国勢調査が2020年に実施され、今年は人口の増減などを反映させて区割りを刷新する年に当たる。

11月の中間選挙を控え、民主党(シンボルカラー・青)と共和党(赤)の勢力が均衡する「パープル・ステート(紫の州)」の同州では、自党に有利な選挙区割りにしようと民主、共和両党の争いが激化。当初、共和党が多数派を占める州議会が区割り案を作ったが、民主党のウルフ知事が1月、議会案は「公平さを欠いている」と拒否権を行使。行政側で手詰まりとなり、訴えを受けた州最高裁が「特別管轄権」を行使して、区割り案の選定を引き受ける事態となった。

公聴会では、ある証言者が「ゲリマンダーを回避するには、変更する区割りを最小限にすべきだと思います」と主張。これに対し、判事から「変更が小さくても、何を基準に変えるのかが問題だ」と厳しく切り返される場面もあった。また、「(新区割り案で)マイノリティーの投票率は考慮されているのか」といった詰問調の指摘もあった。

傍聴していた政治監視団体のブライアン・ゴードン弁護士は「まるで建築家のデザイン・コンペみたいでしょう?」とつぶやいた。

米国では民主支持層が都市部に集中し、地方では共和支持の傾向が強い。地元紙によると、共和党系の区割り案は、都市部で民主地盤の地区だけを集めた選挙区になるよう線引きし、両党が競り合う郊外の地域を切り出して、共和党が強固な支持基盤を持つ地方の選挙区に組み込んだ。州全体で、共和党優勢の選挙区が増えるようにする戦術だ。

区割りが異様な形になる典型的な「ゲリマンダー選挙区」こそ現れなかったが、米政治分析サイトが選挙データなどから割り出した分析では、州議会案は、民主党の優勢区が5区にとどまる一方、共和党の優勢区は9区に達した。

現在、18ある同州の下院議席は民主9、共和9で分け合う。人口の伸びが鈍い同州では議席数が17に減ることが決定済み。今回の区割り変更では、1減となる選挙区割りをめぐる両党の駆け引きが焦点となった。

州最高裁は2月23日、13の区割り案から、民主党系グループが提案した案の採用を決定した。この案は、共和党が押さえている選挙区が1つ消滅する区割りとなり、共和党が「割りを食う」形となった。

7人の判事は、民主党系が長官を含め5人、共和党系が2人の構成だ。地元テレビ局の記者は「民主党のウルフ知事は、民主党系が多い州最高裁に判断を託せば、有利な区割り案が採用されると当然、読んでいたはずだ」と話した。

緒戦は共和優位も民主逆転

国民が政治家を選ぶのが民主主義の基本だが、自分の支持層を選挙区に囲い込むゲリマンダーは「政治家が有権者を選ぶ」試みだとされる。多くの州で州議会が下院選の区割りを決めるため、昨年から本格化した今回の区割り改定は当初、約6割の州議会で多数派を握る共和党が優位に進めた。だが、法廷闘争に打って出た民主党の戦略が奏功し、盛り返している。

有力政治アナリストが発行する「クック・ポリティカル・リポート」は2月上旬、全米で進む選挙区割り改定で、「民主党の議席が初めて先行した」との情勢分析を示した。

6631チバQ:2022/03/04(金) 17:33:37
各州が選挙区割りの書き換えを進める中、自党の優勢区を増やす争いで劣勢だった民主党が反転攻勢。過去の投票データをもとに、民主候補の勝利が確実な区を数えると、今年2月に入り全米で2〜3議席の純増が予想されるようになった。

10年ごとの国勢調査を受けた今回の選挙区割りでは、人口減で議席が減る州がある一方、人口が増加した南部テキサス、フロリダ両州などに計7議席が追加で割り当てられた。いずれも共和党が厚い支持層を持っていたり、区割りを決める州議会を掌握したりしていたため、同リポートは昨年夏、共和党が全米で3〜4議席を積み上げられる情勢だと分析していた。

形勢を変えたのは民主党系が後押しした法廷闘争だ。南部ノースカロライナ、中西部オハイオ両州などで、州議会を握る共和党側が描いた区割り案は「ゲリマンダーにあたる」と州裁判所に訴え、主張が認められ共和有利の区割り案採用を阻止することに成功した。

一方、民主党も強固な地盤を持つ州でゲリマンダーを断行。東部ニューヨーク州で3議席、中西部イリノイ州も2議席の積み増しが可能となる区割り案を作成し、共和党から強い反発を招いた。改定された選挙区割りは今後10年間の選挙で有利、不利を決めるだけに両党とも総力戦の構え。連邦最高裁が3年前、ゲリマンダーに関連した訴訟を扱わないと判断したこともあり、州レベルで決着を付ける激しい法廷闘争はしばらく続きそうだ。

「何年もかけて、計画を準備してきた」。米報道サイト「アクシオス」は、選挙区での議席死守を目指し、法廷戦術を指南してきた民主党全国組織の幹部の、そんな声を伝えている。

減る選挙区、民意どこへ

連邦下院選挙区の区割り変更で「ゲリマンダーの典型」(米紙)とされる場所がある。共和党の牙城、南部テキサス州の第33区だ。

同州は中南米からの住民が増え、移民に手厚い政策をとる民主党が勢力を伸ばす。ダラス近郊の33区も中南米系ら有色人種が増加。民主党が連勝してきた。

同区は元来、不自然な形だったが、共和党主導の州議会が昨年、線引きした形は上方に大きく湾曲して一段といびつになった。地元紙によると、白人が多い地域を無理やり、隣接する別の区に組み入れたためだという。共和党の支持層と重なる白人票で、隣接区の共和党候補の優勢を確実にする狙いだとみられている。

ゲリマンダーは与野党の競争を弱める恐れもある。米紙ニューヨーク・タイムズが2月上旬、2020年大統領選のデータから試算すると、435ある下院選挙区で、接戦が予想されるのは40区に満たない見通しとなった。10年前は73区あった。「22年の中間選は接戦区がはるかに少なくなるのが特徴になる」(ニューヨーク大ブレナン司法センターのリー氏)という。

ウィリアム・アンド・メアリー法科大学院のグリーン教授は、「競争が少ない区では、候補者が穏健な有権者を取り込もうとするより、(右派と左派双方の)より過激な層に頼ろうとする」との見通しを示す。

接戦区が減少すれば、幅広い民意が反映されにくくなる懸念もあり、中西部ミシガン州や西部アリゾナ州などでは、政治家の影響力を遠ざけるべく第三者の独立委員会を立ち上げ、区割り案作成を委ねる動きもある。アンケート調査では、独立委員会が関与した方が「公正な区割りになった」とみる有権者の比率が高い-との結果もあり、注目度が高い。



■ゲリマンダー 選挙で特定の政党や候補者が有利になるように恣意的に選挙区割り(境界線)を決める行為。1812年、東部マサチューセッツ州のゲリー知事が自党に有利な区割りを強行した際、ある選挙区がトカゲのような伝説の怪物「サラマンダー」に似た形となったため、知事の名前と掛け合わせた「ゲリマンダー」の言葉が生まれた。米国では、下院435議席が50州に割り振られ、各州が州内の選挙区割りを決める権限を持つ。

6632とはずがたり:2022/03/06(日) 00:06:53
共和党下院議員が“ISISの元妻”との不倫が発覚し再選を断念
WEB女性自身 / 2022年3月3日 20時14分
https://news.infoseek.co.jp/article/joseijishin_2071234/?tpgnr=world
写真
米テキサス州の選挙区選出で、共和党に所属するヴァン・テイラー下院議員(49)が、再選を狙う選挙戦から突如身を引いた。NBC 5 DFWなどが報じている。

テイラー氏は、保守系ニュースメディア「National File」が報じた「ISISの花嫁」と呼ばれた女性との不倫を認め、その責任を取る形で選挙戦から撤退することになった。

事の発端は、かつてイスラム過激派組織ISISの構成員と結婚していたタニア・ジョヤ氏(38)という女性が、テイラー氏との不倫をNational Fileに告発したことだった。

夫が戦死し、シリアから帰国した彼女は、元ISIS構成員に対する社会復帰プログラムを通じてテイラー氏と出会ったという。

連絡先を交換した2人は、間もなく性的なメッセージのやり取りをするようになり、肉体関係に発展するまでにそう時間はかからなかった。

関係が終わりを迎える頃、ジョヤ氏はテイラー氏に、複数の支払いの肩代わりを依頼した。テイラー氏は不倫について黙っていることを条件に、5,000ドル(約58万円)を彼女に渡したという。

テイラー氏の公式サイトを開くと、まず飛び込んでくるのは妻アンと手をつないで歩く動画だ。

キャッチフレーズは、「ファミリーマン。ビジネスマン。合衆国海兵隊員」。イラク戦争への従軍を終えた後に結婚し、3人の娘に恵まれたテイラー氏は、“家族を愛する元軍人”というイメージを前面に押し出して政治活動をスタートさせていた。

しかし今回、テロリストの元妻と不倫していたという事実が明るみに出たために、そのイメージは粉々に打ち砕かれた。

The Dallas Morning Newsによると、テイラー氏は3月2日に支持者に対して次のようなメールを送り、来たる11月の中間選挙へ向けた選挙戦からの撤退を表明したという。

「本日、私は下院再選のための選挙戦をここで中断することを表明致します。約1年前、私は恐ろしい過ちを犯し、この世で最も愛する人々をひどく傷つけ、苦痛を与えてしまいました。

私は不倫をしたのです。それは間違いでした。人生において最大の失敗でした。特に、私の軽率な行動によって苦痛を与えてしまった、妻のアンと3人の娘たちに謝罪させてください」

6633とはずがたり:2022/03/26(土) 18:01:32
アメリカのお膝元と云って良いメキシコでこの動き。

メキシコ・ロシア友好議員グループ設立、非難の声も
https://www.afpbb.com/articles/-/3396931
2022年3月25日 17:12

【3月25日 AFP】メキシコで23日、ウクライナに侵攻しているロシアとの友好議員グループが設立された。野党と米国からは非難の声が上がっている。

「メキシコ・ロシア友好議員グループ」は両国の議員間の協力と対話の促進を目的として、アンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール(Andres Manuel Lopez Obrador)大統領率いる左派与党・国家再生運動と連立政権を組む労働党の議員らによって立ち上げられた。


 設立式典にはロシアのビクトル・コロネリ(Viktor Koronelli)駐メキシコ大使が出席。「友好、団結、支援の表れ」と称賛し、「対ロシア制裁に加わらず、ウクライナ政府から要請を受けても同国に武器を供与しない」というメキシコの決定を歓迎した。

 ロペスオブラドール氏はどの国の政府とも良好な関係を維持したいとして、ロシアへの経済制裁を認めていない。

 24日には「メキシコ・米国友好議員グループ」も設立された。設立式典では米国のケン・サラザール(Ken Salazar)駐メキシコ大使が、コロネリ氏が示したようなメキシコ・ロシア間の緊密な関係は「あり得ない」として、「われわれはウクライナと連帯し、ロシアに対抗しなければならない」と訴えた。

 メキシコ・ロシア友好議員グループをめぐっては、野党からも非難の声が上がった。

 中道右派・国民行動党のホルヘ・ロメロ(Jorge Romero)議員はツイッター(Twitter)に、「ウクライナの人々をひどい状況に陥れたロシアによる侵攻は、あらゆるレベルで非難されなければならない」と記した。(c)AFP

6634チバQ:2022/04/05(火) 11:14:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/4951b50a836945e67a2bfd4b7ca277831c8a5160
トランプ前米大統領 ペイリン氏と下院アラスカ州補選で「共闘」
4/4(月) 22:30配信

毎日新聞
トランプ前米大統領=米ミシガン州で2022年4月2日、AP

 トランプ前米大統領は3日、8月に行われる下院アラスカ州選挙区の補選で、2008年大統領選で共和党の副大統領候補だったペイリン元アラスカ州知事を支持すると表明した。ペイリン氏は1日に出馬表明する前、トランプ氏に相談したと報じられており、知名度の高い2人の「共闘」が実現することになった。

 トランプ氏は3日の声明で「サラ(ペイリン氏)は16年の大統領選で非常に早い段階で私への支持を表明し、我々は勝利した。今度は私の番だ」と述べた。共和党では今年11月の上下両院選を含む中間選挙を前に、各地の党予備選でトランプ支持派と反トランプ派のせめぎ合いが始まっており、ペイリン氏の政界再挑戦の行方も注目されそうだ。

 ペイリン氏は1日、共和党の下院議員、ヤング氏の死去に伴う下院補選に立候補すると表明。「米国は転換点にある。極左勢力が国を破壊するのを見てきて、戦いに踏み出さなければいけないとの考えになった」などと訴えた。

 ペイリン氏は保守系の草の根運動「ティーパーティー(茶会運動)」を象徴する存在だ。08年大統領選では当時、副大統領候補として、上院議員で大統領候補だったマケイン氏(18年に死去)とペアを組んだ。マケイン氏はトランプ氏に批判的で、20年の大統領選ではマケイン氏の妻が党派を超えて民主党のバイデン氏への支持を表明した。ペイリン氏はトランプ氏との協調を選んだ。【ワシントン秋山信一】

6635チバQ:2022/04/13(水) 20:27:43
https://www.sankei.com/article/20220413-MXNWUXQ6AFNUBNC6C7YQ3U2BHA/
NY州副知事を収賄容疑で逮捕 不動産業者から不正な選挙資金か
2022/4/13 10:40
米連邦捜査当局は12日、不正な選挙資金を受け取ったとして、収賄などの疑いで東部ニューヨーク州のベンジャミン副知事(45)を逮捕した。ベンジャミン容疑者は同日、辞任した。米メディアが伝えた。

副知事に就任前の州上院議員時代、不動産業者から不正な選挙資金を受け取った疑いが持たれている。ベンジャミン容疑者は12日に出頭、司法手続きでは無罪を主張した。

ニューヨーク州では昨年夏、クオモ前知事がセクハラ問題で辞任。後任のホークル知事がベンジャミン容疑者を副知事に任命していた。(共同)

6636とはずがたり:2022/04/21(木) 21:16:13

オリガルヒがテレビ局買収図る プロパガンダ工作か 米捜査で判明
秋山信一
https://mainichi.jp/articles/20220407/k00/00m/030/081000c
毎日新聞 2022/4/7 11:11(最終更新 4/7 11:11) 1223文字

オリガルヒのコンスタンチン・マロフェーエフ氏=モスクワで2021年9月16日、ロイター
拡大
オリガルヒのコンスタンチン・マロフェーエフ氏=モスクワで2021年9月16日、ロイター

 ロシアのプーチン政権に近いとされる新興財閥(オリガルヒ)の有力者が2015年以降、米保守系のFOXニュースの元ディレクターを勧誘し、ロシアやギリシャ、ブルガリアで放送局設立を進めていたことが、米司法当局の捜査で明らかになった。米メディアのノウハウを活用しながら、東欧や南欧でも影響力拡大を図るロシアのプロパガンダ工作の一端が浮かんだ。

 放送局設立を主導したのは、オリガルヒのコンスタンチン・マロフェーエフ氏(47)。ロシアによるウクライナ南部クリミア半島の一方的編入やウクライナ東部の親露派武装勢力を支援したとして、14年12月に米国の制裁対象になった。制裁逃れを図った罪などで6日までに米国で起訴された。

6637とはずがたり:2022/04/22(金) 10:00:19
>なぜなら、米連邦法上「グアムはアンインコーポレッド・テリトリー(未編入領土)であり米連邦政府の所有物である」と明記されているからだ。未編入領土というと聞こえはよいが、事実上グアムは米国の「植民地」である。1950年、グアム島民に米国市民権が付与されて以来70年も連邦政府が定める法的義務を果たし、合衆国憲法を順守しながら生活をしているにもかかわらず、大統領選挙はおろか国政選挙の選挙権もなく、ワシントンDCの連邦議会に地域代表の議員を立てる権利も認められていない。

「日本から一番近い楽園」グアムが崩壊寸前 新型コロナ禍
https://www.jiji.com/jc/v4?id=202012nghs0001&amp;utm_source=yahoo&amp;utm_medium=referral&amp;utm_campaign=link_back_edit_vb
陣内真佐子(文筆家/グアム在住)

「本土」から数千キロ離れた「米国の植民地」グアムの悲劇

 成田や関西などの日本の主要空港から約3時間半しかかからず、1年中気候も温暖なことから「安近短」の旅行先として人気を誇ってきたグアム。「日本から一番近い楽園」ともいえるこの地を訪れたことがある人も多いだろう。そのグアムが今、崩壊の危機にさらされている。

 世界で猛威を振るっている新型コロナウイルス感染症。米国の準州であるグアムでは、2020年3月14日に知事が公衆衛生緊急事態を発令、その後、島内で感染者が確認されたことを受け、同20日にはショッピングモールや娯楽施設、レストラン等の人が集まる施設を閉鎖するとともに、学校も休校とし、住民にも在宅を原則とする「ステイホーム令」が発せられるなど事実上のロックダウン(都市封鎖)政策が施行された。グアム政府が迅速に対応したことで、その後の感染者拡大には歯止めがかかり、5月から経済活動への規制が段階的に緩和され、6月には日本などからの観光客受け入れを再開する方針も打ち出された。

 ところが、7月下旬から再び感染者が増加し、8月14日には再度のステイホーム令を含む最高レベルの規制が再開されたものの、その効果は限定的で、12月初旬には人口約16万6000人のグアム島内の累計感染者は約7000人に達し、感染者の拡大が抑え込めていない深刻な状況下にある。

 グアムは太平洋に浮かぶ孤島であるため、空港で島外からの入島者検疫をすれば水際で感染が防げそうに思える。実際、7月26日以降、一般入島者は空港でのPCR検査結果が「陰性」であっても14日間、政府指定検疫施設(デュシビーチリゾートまたはデュシタニホテルの客室)から一歩の外出さえも許されない強制完全隔離を強いられていた。

 しかし、島民からグアム政府への不平不満が膨らんだため、グアム公共衛生保健局が隔離制度の見直しを行い、隔離6日目にPCR検査を受け、7日目に出るその検査結果が「陰性」であれば、残りの7日間を自宅または自分で手配した別のホテルや友人宅などでの隔離に変更できるようになった。ただし、検査結果が「陽性」の場合、発熱などの症状が認められればもれなく病院に搬送され、無症状ならば別の検疫施設(ベイビューホテルの客室)に14日間強制収容される。

軍関係労働者は検疫も隔離もなし
 その一方、米連邦政府からグアム島内の米軍軍事施設の工事のために送り込まれる労働者に限っては、「必要不可欠な労働力」としてH2就労ビザが与えられ、入島時の検疫のみならず14日間の強制隔離も免除されている。島民や観光客とは明らかに異なる扱いを受けているが、グアム政府はそれに対して反対も抗議もできない。

 なぜなら、米連邦法上「グアムはアンインコーポレッド・テリトリー(未編入領土)であり米連邦政府の所有物である」と明記されているからだ。未編入領土というと聞こえはよいが、事実上グアムは米国の「植民地」である。1950年、グアム島民に米国市民権が付与されて以来70年も連邦政府が定める法的義務を果たし、合衆国憲法を順守しながら生活をしているにもかかわらず、大統領選挙はおろか国政選挙の選挙権もなく、ワシントンDCの連邦議会に地域代表の議員を立てる権利も認められていない。

 つまり、米軍基地外に住むグアム島民のコミュニティーは存在していないも同然で、グアム政府は連邦政府の決定には口出しができない一方的な支配関係が21世紀の現在も続いているのだ。…

6638とはずがたり:2022/04/22(金) 14:54:48
フロリダ州 ディズニーの“税制優遇”はく奪を検討 州法への反対表明で
https://news.yahoo.co.jp/articles/b18dfc441ba7a96db15c05f3ce7f020901b397fc
4/21(木) 10:02配信
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テレビ朝日系(ANN)

All Nippon NewsNetwork(ANN)

 アメリカのフロリダ州で学校で性的指向などの議論を禁止する法律を巡って、ディズニーワールドの税制優遇を剥奪(はくだつ)する法案が提出される事態に発展しています。

 フロリダ州では、小学校3年生までの公立校で性的指向や性自認について議論してはいけないとする州法、通称「ドントセイゲイ」法が先月8日に可決されました。

 これに対し、ディズニー側が反対を表明したことから、共和党で保守派のデサンティス知事との対立が深まっています。

 米・フロリダ州、デサンティス知事:「フロリダ州議会は“リーディ・クリーク・インプルーブメント・ディストリクト”(ディズニー・ワールドに認められた特別自治権)を含む、1968年以前の特別自治権の撤廃について検討する」

 フロリダ州内にあるディズニーワールドは、1967年から敷地内を独立した自治体として認められる特例を受けてきて、免除されている州税は年間250億円にも相当するとみられています。

 知事の主張に対して、民主党の議員は「過激な右派の政策に反対の声を上げた企業を罰するなど、ロシアや中国がやっていることと変わらない」などと批判しています。

6639チバQ:2022/04/24(日) 17:30:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed3d64dddd4af478f82674e7340c60034b69dd91
トランプ氏「お墨付き」効力は? 劣勢候補に相次ぎ支持
4/24(日) 14:11配信

産経新聞
23日、オハイオ州コロンバス郊外の集会で、演壇で握手するトランプ氏(右)と、同氏の支持を受ける共和党予備選の候補、バンス氏(大内清撮影)

【コロンバス(米オハイオ州)=大内清】トランプ米前大統領は23日、中西部オハイオ州コロンバス郊外で支持者集会を開いた。11月の中間選挙に向け民主・共和両党の候補者選びが本格化する中、5月3日に迫った同州の共和党予備選では、トランプ氏が支持する候補の苦戦も伝えられる。重要州と位置付けられる同州などで自派候補が予備選を勝ち抜けなければ、同氏の求心力に陰りもでかねず、テコ入れに躍起だ。

「11月に議会を取り返す。オハイオで勝てる候補が必要だ」。トランプ氏はこう語りかけて、数千人の聴衆を懸命に盛り上げた。

中西部の「ラストベルト(さびた工業地帯)」にあるオハイオ州は、有権者の支持が民主・共和両党で揺れ動くとされる「スイング・ステート」。11月の中間選挙では、引退を表明している共和党の現職上院議員の後釜をめぐり激戦が予想されている。現在、上院で議席が50対50で拮抗(きっこう)する両党にとっては何としても確保したい重要州だ。

その候補者選びでトランプ氏は今月中旬、中西部の白人労働階層を自伝的に描いたベストセラー『ヒルビリー・エレジー』の著者で弁護士のJ・D・バンス氏に支持を与えた。予備選まで3週間を切ったギリギリのタイミングだった。

だが米メディアによると、トランプ氏周辺では、この決断は「賭け」だと危惧する声が強い。政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の集計によると、共和党予備選に出馬している7人のうちバンス氏の支持率は、上昇傾向にあるものの3位。敗退すれば、トランプ氏の「お墨付き」の効力に疑問符がつくためだ。

トランプ氏は、オハイオと同様に重要州とされる東部ペンシルベニア州でも今月、上院選の共和党候補争いで、優勢が伝えられるマコーミック元財務次官からの支持要請を断り、著名テレビコメンテーターの医師、メフメト・オズ氏に支持を与えた。同氏は、科学的根拠のない代替医療を推奨しているとして医学界から批判を浴びる人物だ。

トランプ氏は今月、米紙ワシントン・ポストのインタビューで「私はエンドースメント(候補者への支持付与)の王様だ」と自身の影響力への自信を誇示。23日の集会でも「J・D(バンス氏)はもともと私の批判ばかりしていたが、勝てるなら問題ない」と度量の大きさをアピールした。

ただ、聴衆からは「バンス氏は労働階層出身という生い立ちを使って有名になった」との反感も聞かれ、知名度が高い候補を選んだトランプ氏の手法が奏功するかは見通せない。

6640チバQ:2022/05/05(木) 18:05:56
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20220505-567-OYT1T50021.html
「俺のことをひどく言ったが、それは脇に置こう」…大統領選にらむトランプ氏が存在感
2022/05/05 14:48読売新聞

 11月の米中間選挙まであと半年と迫る中、共和党の予備選では、2024年大統領選に意欲を示すトランプ前大統領が、各地で候補者を推薦し、党内での影響力を誇示している。支持率が低迷するバイデン大統領は、中間選挙で仮に民主党が敗北すれば24年の再選出馬に影響しかねず、遊説を増やしてアピールに躍起だ。(オハイオ州デラウェア 横堀裕也、ワイオミング州ララミー 田島大志)

批判議員に「刺客」
 「私はトランプ氏のことが嫌いだった。正直、言わなければ良かったと思うこともたくさん言ってしまった。でも今は、素晴らしい大統領だったと思っている」

 3日のオハイオ州予備選を制したJ・D・バンス氏(37)は4月12日、オハイオ州内3か所で行った遊説で、「釈明」を繰り返していた。トランプ氏の「推薦」を勝ち取る前のことだ。

 もともと「反トランプ」を公言していたバンス氏は、立候補に伴って立場を百八十度転換させた。トランプ氏の看板政策だったメキシコ国境での「壁」の建設を主張し、「ウクライナの国境ではなく、米南部の(メキシコとの)国境を安定させるべきだ!」といった過激な発言も連発した。

 バンス氏だけではない。対立候補たちも、推薦を得ようと、トランプ氏が拠点とするフロリダ州の邸宅「マール・ア・ラーゴ」への「トランプ詣で」などを重ねた。

 4月23日、トランプ氏はオハイオ州デラウェアでの選挙集会でバンス氏を推薦すると表明し、「彼は俺のことをひどく言ったが、それは脇に置こう。悪口を言うやつらもみな、俺の元に戻ってくるんだ」と満足げに演説した。

 選挙集会に参加していたブロイル・ディアズさん(30)は「バンス氏のことはよく知らないが、トランプ氏が推薦したのであれば、投票する」と話した。

 トランプ氏は予備選で、自身に批判的な現職議員への対抗馬として「刺客」も擁立している。標的にされているのが、トランプ支持者らによる昨年1月の米議会占拠事件を巡り、下院で弾劾だんがい裁判に向けた訴追決議に賛成したリズ・チェイニー氏(55)ら6人だ。

 <挑発屋で不誠実なチェイニーの対抗馬として強く支持する>

 トランプ氏は昨年9月、ワイオミング州の予備選で、弁護士のハリエット・ヘイグマン氏(59)を推薦する声明を出した。チェイニー氏はディック・チェイニー元副大統領を父に持つ党内のホープだったが、昨年5月に党下院ナンバー3の座を追われ、ヘイグマン氏に世論調査で先行されている。

 「我々の声を代弁しないのならば交代しなければならない。この街でリズを最後に見たのはいつか」

 4月下旬、ワイオミング州ララミーの市役所での集会でヘイグマン氏が問いかけると、聴衆は「Never!(一度もない)」と応じた。チェイニー氏は下院で占拠事件の特別調査委員会副委員長を務め、今も反トランプの急先鋒せんぽうだ。

 参加者のダレル・ウイアヘイさん(62)は歯ぎしりした。「トランプ氏は偉大だ。チェイニー氏はワシントンの茶番に付き合い、我々には背を向けている」

与党 過去は議席減多く
 今回の中間選挙では、連邦議会下院(435議席)の全議席が、上院(100議席)については約3分の1に当たる34議席が、それぞれ改選される。

 下院は、野党・共和党の209議席に対し、与党・民主党が221議席で過半数を占める。上院は、民主党系と共和党が50議席を分け合っており、上院議長を兼ねる副大統領が決定票を持つ規定によって民主党が辛うじて優位を保っている。

 民主党が引き続き、上下両院の主導権を握れるかが焦点となるが、米メディアは、特に下院選での民主党の劣勢を伝えている。

 上院選については、米国の選挙予測で定評のある米バージニア大政治センターのシニアコラムニスト、アラン・アブラモウィッツ氏が「努力次第で主導権維持の見込みはある」と分析する。改選議席が共和党20なのに対し、民主党側は14で、かつトランプ前大統領の影響力が少ないとされる選挙区ばかりであるためだ。

 ただ、過去の中間選挙では政権与党が議席を減らしてきた。米カリフォルニア大サンタバーバラ校によるインターネットサイト「アメリカン・プレジデンシー・プロジェクト」によると、1950年以降の18回の中間選挙のうち、政権与党が下院で議席を増やしたのは2回、上院では5回しかない。

6641チバQ:2022/05/05(木) 18:09:53
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20220504k0000m030159000c.html

トランプ氏「公認」候補が勝利 上院選へオハイオ州で共和党予備選
2022/05/04 17:28毎日新聞

トランプ氏「公認」候補が勝利 上院選へオハイオ州で共和党予備選

共和党上院議員候補のバンス氏=米中西部オハイオ州で2022年5月3日、ロイター

(毎日新聞)

 米中西部オハイオ州で3日、今年11月の連邦上院選に向けて共和党の候補者を決める予備選の投開票が行われ、トランプ前大統領の後押しを受けた作家のバンス氏が勝利した。他州に先駆けて行われた同州予備選で「公認」候補が勝利したことで、トランプ氏は改めて党内での影響力の大きさをアピールした形だ。

 オハイオ州では現職のポートマン上院議員(共和)が引退を表明し、新人候補が共和党候補者の座を競った。米メディアによると、バンス氏は3割以上の得票で勝利を確実にした。

 予備選では複数の候補者がトランプ氏の「公認」を求めていたが、トランプ氏は4月15日にバンス氏を「民主党に勝てる候補」として支持すると公表し、23日には同州での集会にも共に参加した。米FOXニュースの同州での世論調査では、3月2〜6日にはバンス氏の支持率は11%と有力候補の中で3番目だったが、トランプ氏の「公認」後の4月20〜24日には23%でトップに浮上していた。

 バンス氏は、鉄鋼業で過去に栄えながら荒廃した地域「ラストベルト(さびついた工業地帯)」での貧しい白人労働者階級の日常と、自身が貧困から抜け出す努力を描いた自叙伝「ヒルビリー・エレジー」の著者として知られる。トランプ氏と同様、自身を「既存政治のアウトサイダー」と位置づけている。米メディアによると、2016年の大統領選当時は当選したトランプ氏に批判的だったが、「自分が間違っていた」と過去の批判を謝罪し、トランプ氏に支持を要請していた。

 トランプ氏は今年11月の中間選挙に向けて、上下両院選や州知事選の共和党予備選で、自身に賛同する候補者を独自に「公認」し、影響力の維持と拡大を図っている。【ワシントン秋山信一】

6642チバQ:2022/05/05(木) 18:10:14
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-220504X662.html
トランプ氏、影響力どこまで=中間選挙の候補者選び白熱―米共和党
2022/05/04 14:29時事通信

 【ワシントン時事】11月の米中間選挙までおよそ半年に迫り、与野党の候補者選びが本格化する。上下両院の多数派奪還を目指す野党共和党では、トランプ前大統領の支持を受ける候補が他候補と激しい予備選を展開。「子飼い」候補がいかに勝ち抜けるかが、今後のトランプ氏の影響力を占う試金石となる。

 3日、米メディアの注目を集めた中西部オハイオ州の上院選予備選で、「トランプ派」候補のJ・D・バンス氏が勝利を確実にした。映画化もされた著書「ヒルビリー・エレジー」で「ラストベルト(さび付いた工業地帯)」に暮らす白人労働者階級の苦しい暮らしぶりを活写した人物だ。

 同州では、共和党現職の引退で生じる空席をめぐり候補者選びが白熱。バンス氏は当初、乱立する候補に埋もれていたが、4月半ばにトランプ氏の支持を得るや否やトップに躍り出た。同月23日、トランプ氏は州都コロンバス郊外で行われたバンス氏の集会に駆け付け、「私は勝てる候補を選ぶ。彼は真の闘士だ」と持ち上げた。

 「バンスのことはよく知らない。でもトランプが支持すれば勝つわ」。演説を聞いた主婦ドーソンさん(64)は、予備選の行方はトランプ氏の意向次第だと話していた。一方、演説を遠目に眺めていた保険会社勤務のファウラーさん(51)は「トランプが支持するのは地元を知らない有名人ばかり。負ける候補も出てくるだろう」と語り、冷ややかな見方もある。

 実際、予備選で苦戦を強いられているトランプ派候補もいる。東部ペンシルベニア州上院選では、医師でテレビ番組司会者のオズ氏が各種世論調査の平均で2位に甘んじたまま。南部ジョージア州知事選も、現職のケンプ氏がトランプ派のパーデュー氏に支持率2桁差で優勢を保つ。

 いずれもオハイオと並び、民主、共和の支持が伯仲する「スイング・ステート(揺れる州)」だ。トランプ派は2020年の大統領選を「不正」扱いし、今も結果を認めない立場。予備選を勝ち抜いても、「バイデンは偽の大統領」(バンス氏)などとする過激な主張は、民主党と戦う本選で穏健な有権者を遠ざけるリスクをはらむ。

6643チバQ:2022/05/05(木) 18:11:50
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-220503X595.html
米最高裁、中絶の権利否定か=半世紀前の判断覆す可能性―報道
2022/05/03 23:46時事通信

 【ワシントン時事】米政治専門紙ポリティコは2日、連邦最高裁が人工妊娠中絶を憲法上の権利と認めた1973年の「ロー対ウェイド判決」について、最高裁が近く判断を覆す可能性があると報じた。南部ミシシッピ州による中絶規制法の合憲性をめぐる裁判で、多数派判事の意見書の「草稿」とされる文書の内容を伝えた。

 草稿は「(判決は)初めから間違っていた。論拠が極めて弱く有害な結果をもたらした」「中絶問題を国民の代表者の手に戻す時だ」などと指摘。内容に変更がなければ、米国で半世紀にわたり保護されてきた女性の権利が一気に後退することになる。最高裁は今夏の開廷期末までに最終判断を下す。

 バイデン大統領は3日、声明を発表。「草稿が真実か、また最高裁の最終判断を反映したものかは分からない」とした上で、「ロー対ウェイド判決を成文化する法律を成立させる」と強調した。「女性の選択を支持する議員が、より多く上下両院に必要だ」とも述べ、11月の中間選挙で重要な争点になるとの考えを示した。

 トランプ前大統領は在任中、保守系の最高裁判事を次々と指名。以来、9人の判事は保守系が多数派の6人を占め、国論を二分する中絶問題をどう判断するか注目を集めてきた。

 中絶をめぐっては保守的な共和党州で規制強化の動きが相次いでいる。テキサス州では昨年、胎児の心拍が確認されて以降の中絶を禁じる厳しい州法が成立。オクラホマ州も4月に中絶を「重罪」とし、10年以下の禁錮刑か10万ドル(約1300万円)以下の罰金を科す州法を成立させた。

 憲法判断が覆れば、中絶支持派の強い反発を引き起こすのは必至。賛否をめぐる議論が過熱し、米国の分断がさらに深まりそうだ。

6644チバQ:2022/05/05(木) 18:13:37
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_america_HK5XLWVKUVO7VBLOEQLLNH6EYM.html
米最高裁、中絶合憲判例を見直しか 草案流出、政治対立激化も
2022/05/03 12:57産経新聞

【ワシントン=大内清】米政治専門紙ポリティコ(電子版)は2日、連邦最高裁が、人工妊娠中絶を合憲とした1973年の最高裁判例を覆し、中絶を認めるかどうかの判断は各州に委ねるべきだとする多数派意見をまとめたを報じた。同紙が意見書草案を入手した。米国では中絶を選択する権利をめぐって保守層とリベラル層が激しく争っており、実際に判例が見直されれば、11月の中間選挙に向けた政治対立がさらに深まるのは必至だ。

米国では「ロー対ウェード」と呼ばれる73年の判例で中絶が合憲化されたが、主に共和党が優勢な南部諸州などで、立法や司法闘争を通じて同判例の無効化を目指す動きが続いてきた。

ポリティコによると、今回は南部ミシシッピ州での中絶制限をめぐる訴訟に関する最高裁内部の表決で、判事9人のうち保守派5人が判例の無効化に賛成、リベラル派3人が反対した。保守派ながらしばしばリベラル寄りの立場をとるロバーツ長官の判断は不明という。

裁判の判決内容に関する文書が事前に流出するのは極めて異例。実際の判決は約2カ月後と見込まれており、その間に賛否の票数が変化する可能性もあるとしている。

6645チバQ:2022/05/07(土) 00:00:15
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_america_NAV6SJP4UBNK5CAHFVWAX6HWFQ.html
米中間選挙まで半年 戦時大統領、問われる指導力
2022/05/06 20:29産経新聞

【ワシントン=渡辺浩生】バイデン米大統領の政権運営を左右する中間選挙(11月8日投票)まで半年となる。与党・民主党が上下両院の支配を維持できるかや、2024年大統領選での返り咲きを視野に入れるトランプ前大統領が共和党内で影響力を確保できるかが焦点。ロシアによるウクライナ侵攻が長期化の様相を見せる中、バイデン氏の「戦時大統領」としての指導力も問われることになる。

中間選挙は4年ごとの大統領選の中間の年に行わる選挙の総称だ。今年は上院(定数100、任期6年)の3分の1に当たる34議席、下院(定数435、任期2年)の全議席が改選対象で、現在、民主、共和両党の候補を決める予備選が各地で本格化。中間選挙では現職大統領の与党に厳しい審判が下ることが多く、米メディアなどは、民主党の劣勢を予測している。

「民主主義を守る兵器は米国労働者にとって高賃金の仕事にもなる」

バイデン氏は3日、ウクライナの前線に日々届けられる携帯型対戦車ミサイル「ジャベリン」を製造する南部アラバマ州の工場を訪問し従業員を激励した。中間選挙をにらんで軍需経済の雇用効果をアピールする思惑も透けてみえた。

侵攻当初は制裁や軍事支援を小出しにして批判を浴びたバイデン氏だが、現在は長期戦を視野に軍事・人道支援や対露制裁の拡大に指導力を発揮。4月末には330億ドル(約4兆3千億円)の巨額追加予算を議会に要請した。

この間、バイデン氏への支持率は2月の37%から42%へと上昇している。不支持率も55%から52%へとわずかながら改善したものの、半数以上が支持していない状況は昨年9月以降、続いている。

バイデン政権への支持率に加え、ウクライナ情勢も中間選挙に影響しそうだ。同調査によると、国民の多くがウクライナへの軍事・人道支援、制裁強化に賛成するが、米国の直接的な軍事介入には72%が反対。プーチン露大統領が化学兵器や戦術核兵器を使用した場合、バイデン氏は厳しい判断を迫られるとみられる。

6646チバQ:2022/05/08(日) 12:10:50
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-220507X891.html
バイデン民主に逆風=ロシア侵攻でインフレ加速―米中間選挙まで半年
2022/05/07 14:37時事通信

 【ワシントン時事】11月8日の米中間選挙が半年後に迫る中、バイデン大統領の支持率が4割程度と低迷するなど、与党民主党は逆風に見舞われている。ロシアによるウクライナ侵攻の影響で昨年来のインフレに拍車が掛かり、国民の不満は高まる一方だ。民主党は上下両院の優勢維持を目指すが、局面を打開する道筋を見いだせていない。

 ◇経済対策、共和に期待

 「上下両院の優位を守り抜く決意だ」。バイデン氏は4月21日、民主党全国委員会の集会で力を込めた。現有議席は下院で民主221、共和209と拮抗(きっこう)。上院は民主系50、共和50と同数だ。

 バイデン氏は昨年8月以降、支持率が一度も不支持率を上回っていない。最大の足かせは有権者の関心が高い物価上昇だ。3月の米消費者物価指数は前年同月比8.5%と40年ぶりの上昇率を記録。政権は戦略石油備蓄の放出を含む物価抑制策を打つものの、ロシアの侵攻に伴う原油価格の高騰など外的要因に左右され、先行きは不透明だ。

 ワシントン・ポスト紙などが1日公表した世論調査では、主要争点で与党への信頼が低いことが明らかになった。「どちらの党がより優れた対応をすると思うか」と尋ねたところ、「インフレ」の項目は共和党50%に対し、民主党は31%。「経済」でも共和党が50%、民主党が36%と見劣りする。「犯罪」や「移民」でも共和党への期待が高かった。

 ◇「中道」のジレンマ

 バイデン政権はこうした傾向を深刻に受け止め、左派色を薄めた「中道」寄りの施策で支持拡大を図っている。3月末に発表した予算教書では、財政赤字の縮小や犯罪対策の強化など保守層にアピールする施策がずらり。エネルギー高に対処するため、「脱炭素」を後退させ、企業に化石燃料の生産拡大を促す方針も打ち出した。

 だが政策が中道に傾けば、気候変動対策を重視する若者や、社会保障拡充のため財政支出を求める左派の離反を招く。民主党内を分断する恐れがあり、政権はジレンマを抱える。

 一方、民主党に追い風となる材料も出てきた。連邦最高裁が近く、人工妊娠中絶を憲法上の権利と認めた過去の判例を覆すと報道されたことだ。バイデン氏は「女性の選択の権利を支持する議員がもっとたくさん必要だ」と、中間選挙での争点化に言及。女性や中絶支持派の有権者の取り込みを狙っている。

6647とはずがたり:2022/05/09(月) 14:03:40
なんだ!?

バハマで米国人観光客3人が変死、重体の1人は帰国 犯罪性は否定
5/9(月) 12:31配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/8cc90fb422215be5bacadaa89f9380a932f1275d
CNN.co.jp
米国人観光客3人の遺体が発見されたバハマのリゾートホテル

(CNN) カリブ海の島国バハマのリゾートホテルで6日に米国人観光客3人の遺体が発見され、当局が死因を調べている。バハマ警察によると、同じ日に病院へ搬送されたもう1人の米国人女性は、8日までに帰国した。

バハマのグレートエグズーマ島にある同ホテルでは、滞在中の男性1人と男女1組が別々の棟で死んでいるのが見つかった。いずれも外傷はみられなかったが、男女は前夜に体調不良を訴えていて、けいれんを起こした形跡があった。

4人目の女性が同じホテルに滞在していたかどうかは未確認。警察によると女性は重体で、首都ナッソーの病院へ空路搬送された後、米フロリダ州マイアミの病院に移って治療を受けている。

死亡した3人の身元は確認作業が完了してから、9日に公表されるという。もう1人の女性の身元も、今のところ公表されていない。

バハマのクーパー副首相によると、犯罪性はないとみられる。同氏は6日、厚生相に対し、保健、環境、公共事業部門の当局者によるチームを率いて現地入りするよう指示を出した。

6648チバQ:2022/05/09(月) 19:14:21
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASQ563QV9Q56UHBI00N.html
トランプ氏の影響力に注目 アメリカの中間選挙、候補者選びが本格化
2022/05/09 11:00朝日新聞

トランプ氏の影響力に注目 アメリカの中間選挙、候補者選びが本格化

オハイオ州デラウェアで23日、トランプ前大統領(右)と握手する共和党の上院議員候補のJ・D・バンス氏=ロイター

(朝日新聞)

 2022年11月投開票の米中間選挙に向け、米国内では民主、共和両党が候補者を選ぶ予備選挙が5月から本格化している。

 5月には13州で予備選挙が実施される。3日に実施されたオハイオ州のほか、ペンシルベニア州やノースカロライナ州、ジョージア州など、民主、共和両党が激しく競り合う州の結果に注目が集まっている。

 近年の大統領選挙で勝敗を左右するペンシルベニア州では、知事選挙を民主党と共和党どちらが制するかに注目が集まっている。共和党予備選には9人の候補がいて混戦となっている。

 また、上院の共和党予備選挙では、トランプ前大統領が推薦する医師のオズ氏が、ヘッジファンド元CEOのマコーミック氏、不動産投資会社の元CEOで、トランプ政権ではデンマーク大使も務めたサンズ氏ら対立候補と競り合っており、17日の予備選挙への関心が高まっている。

 ジョージア州知事選挙も、トランプ氏の影響力をはかるうえで注目されている。再選をめざす共和党現職のケンプ氏は、2020年の大統領選挙で不正があったという、トランプ氏の主張を受け入れなかった。これに反発したトランプ氏は、共和党予備選挙で対立候補のパーデュー氏を支援している。

 中間選挙は4年ごとの大統領選のちょうど中間の年に開かれる。上院(定数100、任期6年)の3分の1、下院(定数435、任期2年)の全議席が改選される。36州の知事選も同時にある。各州で党ごとの候補者を選ぶ予備選挙は5〜9月を中心に断続的に実施され、勝ち抜いた候補者が11月8日の本選に挑む。現政権への「信任投票」の意味合いが強く、24年予定の大統領選にも大きな影響を及ぼす。(ワシントン=合田禄、大島隆)

6649チバQ:2022/05/18(水) 21:09:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/d6fb86a70fa8cdca0af88e52ca9792a4306dc522
エマニュエル駐日米大使、「バイデン・岸田ライン」に期待 同盟深化へ環境整う
5/18(水) 20:13配信

産経新聞
インタビューに応じる米国のラーム・エマニュエル駐日大使=17日午前、東京都港区(萩原悠久人撮影)

日米両首脳は23日、本格的な対面での首脳会談を初めて開く。エマニュエル駐日米大使は産経新聞のインタビューで、現在の日米間には経済や安全保障をめぐる対立がなく、両国の関係と同盟の深化に向けた好条件が整っていると指摘した。岸田文雄首相とバイデン大統領の首脳外交が数年にわたって継続すれば、日米関係が大きく前進する可能性が高まりそうだ。

エマニュエル氏は、1993〜2001年のクリントン政権下で日本の首相が次々と代わって7人に達したことを振り返り、首脳間で「関係を築くことはできなかった」と断じた。大統領上級顧問として同政権に仕えた立場から、建前ではない米国の本音を吐露した形だ。首脳間の関係は個人的信頼や共有する経験に大きく左右される。

中国という共通の敵に対峙(たいじ)し、ウクライナをめぐる対露制裁などで緊密な連携を見せている岸田首相との関係が続くことは、米国にとって大きなプラスだと考えられている。それだけに、岸田首相率いる自民党が夏の参院選で勝利するかをホワイトハウスは注視している。

むろん日米関係の深化には、政治や政策の方向性の一致が重要だ。エマニュエル氏は過去の日米関係について「貿易摩擦や軍事、戦略的な目標で軋轢(あつれき)があった」と語った。トランプ前大統領は安倍晋三元首相との親密な関係にもかかわらず、対中戦略として日本が重視する環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)からの離脱を強行した。

現在の両国関係について、米外交筋は「深刻な政策の乖離(かいり)はない」と話す。日本の政府高官も「岸田、バイデン両氏の経済に関する看板政策は似ており、親和性が高い」とみている。

日米双方の世論調査で互いの好感度や信頼度が高いことも追い風だ。米世論調査で日本への好意的な評価は80%を超えているという。エマニュエル氏は、こうした状況でバイデン-岸田ラインが安定すれば、日米関係・同盟の大きな前進に向けた「かなり良い環境になる」と強調する。(坂本一之)

6650チバQ:2022/05/19(木) 07:17:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b0488a680ab25442b035c57fa8fe0e45e89c087
米中間選予備選、重要州でトランプ派が勢い維持 大量当選狙い活動
5/18(水) 21:21配信

産経新聞
【ワシントン=大内清】米政治を左右する11月の中間選挙に向けた民主、共和両党の予備選が17日、東部ペンシルベニアなど5州で実施され、米メディアによると、重要州と位置付けられる同州知事選の共和党候補にはトランプ前大統領が推すマストリアノ州上院議員が決まった。トランプ氏が敗れた2020年大統領選の結果を否定するマストリアノ氏は、州内の選挙登録のやり直しなどを主張。民主党や共和党の一部は選挙システムへの信頼がいっそう損なわれると懸念を強めている。

マストリアノ氏は11月の本選で民主党のシャピロ州司法長官と争う。

トランプ氏は自身に忠実な共和党候補の大量当選を狙い、各地で精力的に活動。3日には同じく重要州とされる中西部オハイオ州で、当初は劣勢だった新人がトランプ氏の支持を得て予備選を勝ち抜き、同氏の求心力が党内で依然として高いことを示している。

17日に南部ノースカロライナ州で行われた共和党の上院選候補者争いでも、トランプ氏が早くから支持を表明していたバッド下院議員が他候補を圧倒。本選では黒人として同州初の上院議員を目指す民主党のビーズリー元州最高裁判事と争う。

一方、同州の共和党予備選では、トランプ氏の熱烈な信奉者として知られる現職のカウソーン下院議員が敗退した。飛行機内に拳銃を持ち込もうとして拘束されたスキャンダルなどが響いた。

6651チバQ:2022/05/25(水) 19:28:54
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_america_TYKOC6NLZFML3O7FEBYXGNX7YE.html
トランプ氏肝いり候補敗退 米共和党の権力闘争激化
2022/05/25 16:52産経新聞

【ワシントン=大内清】11月の米中間選挙に向けた民主、共和両党の予備選が24日、南部ジョージア州など5州で行われた。2020年の大統領選で最激戦となった同州の知事選候補を争う共和党予備選では、現職のケンプ知事がトランプ前大統領の推すパーデュー前上院議員に圧勝した。選挙戦はペンス前副大統領がケンプ氏を支援してトランプ氏に反旗を翻すなど、共和党内の権力闘争の激化を印象付けた。

同州は20年大統領選でバイデン現大統領が僅差でトランプ氏を下し、全体の勝敗を左右する重要州となった。トランプ氏は当時、選挙結果を覆すため、ケンプ氏に州議会を緊急招集するよう圧力をかけたが、同氏は応じなかったとされる。

こうした〝遺恨〟から、トランプ氏は「ケンプ降ろし」に邁進(まいしん)。大統領選と同時期に同州で行われた上院選で民主党候補に敗れたパーデュー氏を知事選にくら替えさせ、ケンプ氏への刺客として早くから支援してきた。投票日朝にも声明で「ケンプでは(民主党候補との本選に)勝てない」とこき下ろした。

ケンプ氏はこれに対し実績を訴えて選挙戦を終始リード。副大統領退任後はトランプ氏と距離を置くペンス氏の支援も得て保守層の支持を固めた。ケンプ氏は本選で、一時はバイデン氏の副大統領候補にも名が挙がった民主党のエイブラムス元同州下院議員と争う。

次期大統領選への出馬を模索するとされるペンス氏は、トランプ氏支持者らによる21年1月の連邦議会議事堂襲撃事件について批判的な発言を行ってきた半面、共和党内で強い影響力を持つトランプ氏との決定的対立は避けているとみられてきた。だが、今回の予備選が両氏の「代理戦争」の様相を呈したことで関係悪化は必至だ。

米メディアには、パーデュー氏の敗北が11月の本選に向けてトランプ氏の打撃になるとの見方もある。ただ、南部アーカンソー州予備選でこの日、トランプ政権の大統領報道官を務めたサラ・サンダース氏が知事選の共和党候補の座を勝ち取るなどトランプ派はなお勢いを保っており、中長期的な影響は見通せない。

6652チバQ:2022/05/28(土) 18:08:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/29c6a5bc9b2af2c3aaaf4a8395a89a0b41b101b5
トランプ氏、「代理戦争」でペンス氏に大敗 予備選、党主流派に勢い
5/27(金) 18:29配信
毎日新聞
トランプ前米大統領

 11月の米中間選挙に向けて民主、共和両党がそれぞれの候補者を選ぶ予備選が24日、南部ジョージア州などで行われた。同州知事選の共和党予備選では、トランプ前大統領が「刺客」を立てて現職知事の追い落としを図ったが、ペンス前副大統領らが支援する現職が大差で阻止した。党主流派が、影響力の拡大を狙うトランプ氏を押し返した形だ。

 同州は、かつては共和党の地盤だったが、近年は民主党も盛り返し、両党が拮抗(きっこう)する大統領選の重要州の一つだ。2020年大統領選では、バイデン大統領(民主党)がトランプ氏にわずか1万1779票差で勝利した。

 ところが、トランプ氏はケンプ知事(共和党)に対し、開票結果を覆すために州議会臨時会を招集するよう要求。ケンプ氏はこの要求を退けた。これに激怒したトランプ氏は、ケンプ氏を繰り返し激しく非難。対立候補として自らパーデュー前上院議員を擁立した。

 一方、ケンプ氏は保守派知事としての実績を強調し、副大統領としてトランプ氏を支えたペンス氏らが支援。20年大統領選後に関係が崩れたトランプ氏とペンス氏の「代理戦争」として注目を浴びた。

 ペンス氏は23日の集会で「ケンプ知事への投票は『共和党は未来の党だ』という耳をつんざくほどのメッセージを全米に送ることになる」と述べた。直接的な言及は避けたが、20年大統領選は不正だったという主張を繰り返すトランプ氏への当てつけとの受け止めが広がった。

 米CNNによると、開票率99%の段階で、ケンプ氏の得票は70%を超える圧勝で、パーデュー氏は20%強にとどまった。【ワシントン西田進一郎】

6653チバQ:2022/05/28(土) 20:54:08
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_america_QTMCVESYYNJ2VMF42NNXOHO6EA.html中間選挙へ左派と足並み バイデン氏、警察改革の大統領令署名
2022/05/26 19:30産経新聞

【ワシントン=大内清】バイデン米大統領は25日、法執行機関による過剰な暴力を制限するなどの全国規模での警察改革を促す大統領令に署名した。中西部ミネソタ州で黒人男性のジョージ・フロイドさんが白人警官の暴行で窒息死し、全国的な抗議運動や暴動につながった事件からこの日で2年となったのに合わせた措置。バイデン氏は、政権の行方を左右する11月の中間選挙に向け、人種や警察問題への取り組みを加速させる構えだ。

バイデン氏は署名に先立ってホワイトハウスで演説し、「黒人が何世代も経験してきた恐怖に向き合い、米国が受けた傷を癒す」と述べ、警察改革の必要性を改めて訴えた。

大統領令は、フロイドさん事件で問題となった「チョークホールド」と呼ばれる首への圧迫を禁止したり、ノックなしでの家宅捜索を制限したりする内容。不適切行為で免職になるなどした警官の情報を共有するデータベースや、人種や宗教といった偏見に基づく捜査を行わないための訓練プログラムの整備、軍から警察へ払い下げられる銃器の制限なども盛り込んだ。

バイデン政権はもともと、警察による黒人への暴力事件が相次ぐ背景には構造的な人種問題があるとして、警察改革法案の成立を目指してきた。しかし、同法案は昨年、野党・共和党の反対で頓挫した。

与党・民主党では、改革が進展しないことにいら立つ急進左派的な「進歩派」が今年3月、大統領令によって議会審議を回避しながら改革を実現するべきだとする要望書をバイデン氏に提出。こうした突き上げを受け、今回の警察改革に関する大統領令に含まれる項目は、同要望書で挙げられているものが核となった。バイデン政権は中間選挙に向けて訴求力のある実績を必要としているだけに、黒人やヒスパニック(中南米系)の取り込みに向け、人種や警察問題で進歩派と足並みをそろえた格好だ。

6654チバQ:2022/06/04(土) 22:42:35
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20220604k0000m030165000c.html接戦州で推薦候補勝利も…党内で定まらぬトランプ氏影響力の評価
2022/06/04 18:09毎日新聞

接戦州で推薦候補勝利も…党内で定まらぬトランプ氏影響力の評価

メフメット・オズ氏=米東部ペンシルベニア州で2022年5月17日、ロイター

(毎日新聞)

 米東部ペンシルベニア州で5月17日に行われた連邦上院選の共和党予備選で、トランプ前大統領が推薦した医師で人気健康情報番組の司会者、メフメット・オズ氏の勝利が確実になった。接戦だったために票の再集計が進められているが、対立候補が3日に敗北を認めた。11月の上下両院選などの中間選挙に向けて、同州の予備選はトランプ氏の共和党内での影響力を測る試金石の一つとみられていた。ただ、他州の予備選ではトランプ派の候補が惨敗するケースもあり、トランプ氏の影響力を巡る評価は定まっていない。

 ペンシルベニア州は、大統領選や州知事選、上院選など州全体で勝敗を決する選挙では、民主、共和両党が激しく競り合う接戦州の一つだ。2016年の大統領選はトランプ氏、20年は民主党のバイデン大統領が制したが、いずれも接戦だった。

 トランプ氏は今回の上院選党予備選で、当初は別の候補を推薦していたが、家庭内での虐待疑惑が浮上したことで支援候補が選挙戦から撤退。トランプ氏は予備選終盤の4月になって、人気健康バラエティー番組「ザ・ドクター・オズ・ショー」の進行役として知名度が高いオズ氏を「本選で民主党候補に勝てる候補」と評価して推薦した。

 一方、共和党の穏健派は実業家のマコーミック氏を支持し、トランプ氏に近い右派のクルーズ上院議員(共和)も支援した。右派からはトランプ氏が中道寄りのオズ氏を支援したことへの反発もあり、予備選直前には右派の政治評論家バーネット氏が支持を伸ばした。

 5月17日の予備選ではオズ、マコーミック両氏の接戦となったが、オズ氏が勝利したことでトランプ氏も体面を保った形だ。

 ただ、ペンシルベニア州の予備選の後に行われた南部ジョージア州の州知事選の予備選では、トランプ氏が担ぎ出した候補が現職に大敗した。トランプ氏の支持が決め手となって予備選を勝ち抜く候補がいる一方で、州によっては苦戦を強いられている。トランプ氏も自身の主張に賛同する候補だけでなく、「勝てる候補」を見極めた上で最終的に独自に推薦するケースが出ている。

 共和党内ではトランプ派の候補について、「中間層の支持が得にくいため、民主党と争う本選で苦戦する」との懸念も根強い。トランプ氏は今後の予備選でも「勝てる候補」を重視し、党内での影響力を誇示したい考えだとみられる。【ワシントン秋山信一】

6655チバQ:2022/06/05(日) 10:50:38
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022060400334&amp;g=int
「トランプ派」候補に明暗 中間選挙予備選、底堅さも―米
2022年06月05日07時07分

トランプ前米大統領=2019年12月、ロンドン郊外ワトフォード(AFP時事)
トランプ前米大統領=2019年12月、ロンドン郊外ワトフォード(AFP時事)

米共和党の東部ペンシルベニア州の連邦上院候補予備選を終え、支持者と握手を交わすトランプ派の医師オズ候補(中央)=5月17日、同州ニュータウン(AFP時事)
米南部ジョージア州のケンプ知事=5月24日、アトランタ(EPA時事)

 【ワシントン時事】11月の米中間選挙に向けた各党の予備選が本格化する中、共和党ではトランプ前大統領が支持する「トランプ派」の候補に明暗が分かれている。民主党と共和党の勢力が伯仲する重要州の連邦上院議員選の候補選びでは激戦を制し「トランプ人気」の底堅さを示したが、注目された南部ジョージア州知事選をめぐっては現職に大敗した。
 米メディアは3日、東部ペンシルベニア州の共和党上院候補を選ぶ予備選で、トランプ派の医師オズ候補が勝利したと伝えた。5月17日に行われた同予備選は大接戦となり、票の再集計が続いていたが、実業家のマコーミック候補が敗北宣言した。オズ氏は4月にトランプ氏の支持を得てから急速に勢いを増していた。
 同州は民主、共和両党で支持が拮抗(きっこう)する「スイング・ステート」として知られ、11月の本選で最も注目される州の一つ。同じくスイング・ステートとされる中西部オハイオ州の上院予備選でも5月3日、トランプ氏が直前に支持表明した作家バンス候補が勝ち進んだ。
 一方、同24日の南部ジョージア州知事候補を選ぶ予備選では、トランプ派の元上院議員パーデュー候補が現職知事のケンプ候補に50ポイント超の差をつけられ惨敗した。トランプ氏は2020年の大統領選結果を覆すようケンプ氏に圧力をかけたものの、拒否されて関係が悪化。対抗馬を擁立して報復を図ったが、失敗に終わった。
 ワシントン・ポスト紙によると、6月2日現在でトランプ氏が支持した非現職候補の勝率は約68%となっている。

6656チバQ:2022/06/15(水) 19:53:01
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-220615X066.html
トランプ氏、下院予備選で「復讐」=弾劾賛成の共和現職負かす―米中間選挙
2022/06/15 14:26時事通信

 【ワシントン時事】11月の米中間選挙に向けた各党の候補者選びが続く中、南部サウスカロライナ州の共和党下院予備選で14日、7区選出の現職ライス候補がトランプ前大統領の送り込んだ「刺客」候補に敗れた。ライス氏は昨年トランプ氏への弾劾訴追で賛成票を投じており、トランプ氏の「報復」を受けた形だ。

 ライス氏は最近、米メディアに「トランプ氏は(反対派を)粛清し、共和党をイエスマンの集団に変えようとしている」と語り再選を誓っていた。だが、結果はダブルスコアの惨敗だった。 

ドナルド・トランプ
米中関係

6657チバQ:2022/06/26(日) 01:04:12

https://news.yahoo.co.jp/articles/19dcf2f0327ebeb6de8e5efad50ce38c296b765c
トランプ政権下の判事保守化が呼び水 米最高裁「中絶」判断
6/25(土) 15:09配信

産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米連邦最高裁が人工中絶の憲法上の権利を無効にした24日の判断は、トランプ前政権下で実現した判事構成の保守化による必然的な帰結だった。早くも南部の州は中絶禁止に動き出している。中絶を女性の権利として擁護するリベラル派との主張の隔たりは埋めようがなく、米社会の分断の固定化も一段と進むだろう。

最高裁判事の保守派の6人のうち、ゴーサッチ、カバノー、バレットの3判事はトランプ前大統領が相次ぎ指名した。そのうちカバノー氏は中道派のケネディ判事の後任、バレット氏はリベラル派のギンズバーグ判事の後任として送り込まれ、保守派優勢が確立した。

特にトランプ氏の強力な支持基盤のキリスト教福音派は中絶禁止を悲願とし、トランプ氏自身も選挙前から公約としてきた。

こうした最高裁の保守化が「ロー対ウェード」無効化の最大の要因だ。前日の23日には拳銃の屋外での携行を厳しく制限するニューヨーク州の銃規制法を違憲とする判決を最高裁は下した。銃規制強化は人工中絶と並んで保守派が抵抗するテーマで、銃乱射事件が相次ぐ中での判決は同様に米社会に衝撃を与えた。同性婚などマイノリティー(少数派)の権利をめぐり是非が問われる可能性もある。

中絶の是非は各州に委ねるとした判断の影響はすぐにも広がりそうだ。米紙ワシントン・ポスト(電子版)によると、南部のルイジアナやアラバマなど13州では「ロー対ウェード」無効化に伴い、中絶を実質的に禁じる法律が近く発効する。同様の法律が裁判所に差し止められていた他の数州も発効に向かうという。

バイデン大統領は演説で「米国には悲しい日だが、闘いが終わったわけではない」と述べ、中絶の権利を取り戻すため11月の中間選挙で民主党候補に投票するよう呼びかけた。

一方、昨年1月の連邦議会襲撃事件の関与について下院の特別調査委員会の追及を受けるトランプ氏だが、最高裁の判断を自身の功績とアピール、求心力を再び強める可能性もある。

6658チバQ:2022/06/26(日) 01:04:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/71a9582616c9779b3f3621b243b4684eb2afab7b
米最高裁、中絶の権利認めた「ロー対ウェイド事件」の判例覆す
6/25(土) 0:43配信


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CNN.co.jp
最高裁前で妊娠中絶に反対する人々=24日

(CNN) 米最高裁は24日、人工妊娠中絶の権利を認めた「ロー対ウェイド事件」の判例を覆し、中絶を連邦憲法上の権利としては認めない立場を示した。

この意見はここ数十年で最も重大な最高裁の判断となる。また、米国での女性の性と生殖に関する健康の景色を変えるものとなる。

今後連邦議会が行動しない限り、中絶の権利は州によって決定されることになる。既に半数近い州で中絶を禁止する法律が議会を通過し、または通過を予定している。その他の州でも手術を規制する厳格な措置を法令化する動きがある。

サミュエル・アリート判事は多数意見で「ロー事件は最初からはなはだ誤っていた」「その論拠は極めて弱く、その決定は有害な結果をもたらした。ロー事件とケーシー事件は中絶問題に関する国民の和解をもたらすどころか、議論をたきつけ分断を深めた」と述べた。

スティーブン・ブライヤー、ソニア・ソトマイヨール、エレナ・ケーガンの各判事は共同反対意見で多数意見を厳しく批判。最後に「悲しみを携えて、この裁判所のために、そしてそれ以上に今日基本的な憲法上の保護を失った何百万人もの米国人女性のために、我々は反対する」と述べて意見を締めくくった。

数十年にわたって中絶を批判し、州に権限を戻すように求めていた人々にとっては取り組みが成就した瞬間となった。この判決が可能となったのは最高裁判事のうち6人の保守派が多数を固めたためで、うち3人はトランプ前大統領が指名した人物だった。

ジョン・ロバーツ長官は多数意見に加わらず、補足意見の中で、自分はロー事件を覆すつもりはないが、妊娠15週以降の中絶を禁止するミシシッピ州の法律は支持するとの考えを示した。

多数意見はアリート判事が準備し、外部に漏えいした草案に極めて似ていた。草案は中絶の権利を認めたロー対ウェード判決を軽蔑するような言葉が並んだものだった。

6659チバQ:2022/06/26(日) 01:05:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed0a30b41698544b379a198c5922ef876cb6a9c0
米国で28年ぶり銃規制法成立…21歳未満の購入者の身元確認厳格化
6/25(土) 22:44配信
読売新聞オンライン
銃規制強化法案に署名するバイデン米大統領(25日、ホワイトハウスで)=AP

 【ワシントン=蒔田一彦】米国のバイデン大統領は25日、21歳未満の銃購入者の身元確認厳格化などを盛り込んだ銃規制強化法案に署名し、成立させた。米国で銃規制法が成立するのは1994年以来28年ぶりだ。全米で相次ぐ銃撃事件を受けて規制強化を求める世論が高まり、議会は超党派の賛成で法案を可決した。

 バイデン氏は25日、ホワイトハウスで演説し、「約30年前の銃規制法成立以来、最も重要な法律だ。私はこの問題に長年取り組んできた。いかに困難なことか分かっている」と述べ、意義を強調した。「我々は銃に関して妥協できている。他の重要な問題でも妥協できるはずだ」として、超党派の協力を訴えた。

 法案は23日の上院に続き、24日に下院で可決された。いずれの採決でも民主党系は全員が賛成し、銃規制に慎重な立場の共和党からも上院で15人、下院で14人が賛成に回った。

 法案には、自らや他人に危害を及ぼす恐れのある人から銃を押収する法整備を促すために州を財政支援することや、学校の安全対策強化などが盛り込まれた。一方、バイデン政権や民主党が当初目指した、銃の購入可能年齢を18歳から21歳に引き上げるなどの抜本的な対策は見送られた。法案を可決させるため、超党派の合意形成を優先した。

6660チバQ:2022/06/26(日) 01:05:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/de37f69252ab0912a2b6f94bc810809dbee1a53a
米で銃規制巡り正反対の動き 最高裁→「NY州の規制法は違憲」 上院→超党派で規制強化法案可決
6/25(土) 9:40配信
西日本新聞
ワシントン記念塔前であった銃規制を訴えるデモ集会=6月11日

 【ワシントン金子渡】米連邦最高裁は23日、拳銃を外で携帯する際に厳しい要件を課していた東部ニューヨーク州の銃規制法について違憲と判断し、自宅外でも銃を所持する権利を拡大させる見解を示した。相次ぐ銃乱射事件を受け、全米で規制強化を求める機運が高まる中、世論と逆行する今回の判決には強い反発が出ている。

【画像】5月、銃撃事件があったニューヨーク州のスーパーで警察官に拘束された男性

 同州の規制法は銃を外で携帯する際に免許を義務づける上、「正当な理由」を提示する必要がある。銃所持の権利を認めた憲法修正第2条に違反するとして、銃擁護ロビー団体の全米ライフル協会(NRA)の関連団体などが州を提訴していた。

 最高裁は、州の規制法が自衛のために武器を保有する市民の権利を侵害すると判断。保守派判事6人が支持し、リベラル派判事3人が反対した。最高裁はトランプ前大統領が保守派判事3人を任命したことから、保守寄りの判断に大きく傾いている。米メディアによると、同様の規制法はカリフォルニア、メリーランド、ハワイなど計6州が導入しており、各州で違憲訴訟に発展する可能性がある。

 判決を受け、バイデン米大統領は「常識と憲法に反する判断であり、深く失望している」との声明を発表。ニューヨーク州のホークル知事(民主党)は「われわれは反撃する」と批判しており、他の州でも対抗措置を講じる動きが出ている。

 一方、連邦議会上院は23日夜、銃規制強化法案を超党派で可決させた。今後、下院で可決し、バイデン氏が署名して成立する見通し。新たな銃規制法の成立はクリントン政権下の1994年以来となる。

 法案は21歳未満の銃購入者の身元確認を強化するほか、他人に危害を及ぼす恐れがある人物から銃を一時的に没収する「レッドフラッグ法」導入の促進や、ドメスティックバイオレンス(DV)加害者の銃購入規制を拡大する内容。政権や与党民主党が求めていたアサルトウェポン(殺傷能力が高い突撃銃)や大量弾倉の販売禁止は見送られた。

 銃規制を巡ってはNRAから支援を受ける共和党の反対で頓挫してきたが、今回の法案には民主党の全議員50人に加え、共和党議員15人が賛成に回った。

 米国では5月にニューヨーク州のスーパーで黒人10人が射殺されたほか、テキサス州の小学校で児童ら21人が犠牲となる事件が起きた。最新の世論調査では7割近くが銃規制強化に賛成している。

6661チバQ:2022/06/27(月) 10:29:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/0da3bfb820366dd55de5f09f6ebf711dd993251d
「同性婚の権利も危うい」 米各地でデモ、中絶巡る最高裁判決に抗議
6/27(月) 7:43配信

ニューヨーク・プライドマーチでは、中絶を憲法上の権利として認めない米連邦最高裁の判決に抗議する参加者が目立った=2022年6月26日午後、ニューヨーク、真海喬生撮影

 性的マイノリティーの権利や文化を訴える「プライドマーチ」が26日、全米各地で行われた。米国では24日に連邦最高裁が人工妊娠中絶を憲法上の権利として認めない判決を言い渡したばかりで、判決に抗議の声をあげる参加者が目立った。中絶の次には、同性婚などに影響が及ぶとの危機感がある。


 6月は、性的マイノリティーへの理解を深める「プライド月間」と定められ、各地でイベントが実施される。月末には例年、大規模なデモ行進があり、この日はニューヨークやサンフランシスコ、シカゴ、シアトルなどで実施された。

 ニューヨークでは、中心部の五番街などで「ニューヨーク・プライドマーチ」が開催。参加者は音楽演奏やダンスを披露したほか、中絶について「安全で合法な中絶を守れ」などと書かれたボードを掲げて抗議した。沿道では多様性を表す虹色が入った旗などを振る観客が声援を送った。

朝日新聞社

6662チバQ:2022/06/30(木) 09:26:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb455c6be4b50379ab16859e469c683edd92ad45
2024年大統領選挙、クリントン氏再出馬のうわさ
6/30(木) 8:46配信


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CNN.co.jp
クリントン氏の大統領選再出馬の可能性に言及する記事がメディアを賑わせている

(CNN) 米最高裁判所が「ロー対ウェイド事件」の判例を覆す歴史的判決を言い渡した直後、保守派の記者ジョン・エリス氏はインターネットで挑発的な主張を展開した。今こそヒラリー・クリントン氏が(再び)政界に復帰する時が来たのだ、と。

「今こそ彼女の出番だ」「ロー対ウェイドの判例を覆した最高裁の判決は、ヒラリー・クリントンがステルスモードから脱却し、2024年大統領民主党予備選挙への出馬表明に一歩踏み出す道を開いた」(エリス氏)

エリス氏の論点は、1)24年大統領選の後ほどなく82歳を迎えるジョー・バイデン大統領は、再選を狙うには単純に年齢が高すぎる(こう主張するのは決してエリス氏1人ではない) 2)民主党の布陣がそこまで強力ではないという2点だ。

クリントン氏の再来をにらんでいるのはエリス氏だけではない。

民主党寄りの評論家フアン・ウィリアムズ氏も政治専門紙ザ・ヒルの記事の中で、クリントン氏が今年の選挙戦でも重要な存在になるべきだと主張している。

「クリントン氏なら民主党員の背筋を伸ばすのにまさにうってつけだ。同氏なら、バイデン大統領が言うところの『ウルトラMAGA』の共和党員が国をぼろぼろにしている現実に世間の目を向けさせることができる」とウィリアムズ氏は述べ、「ヒラリーよ、声を上げ続けろ、もっと大きな声で!」と付け加えた。

さて、クリントン氏再出馬はどのくらい無理がある話なのか?

まず、クリントン氏の大統領選再出馬に勢いづいているのが保守派の記者――少なくとも現時点では――という点は、いささか健全な懐疑的見方をすべきだ。共和党を結束させる候補者は――仮にドナルド・トランプ氏が共和党候補になったとしても――クリントン氏を置いて他にいない。すなわち、このうわさはエリス氏の希望的観測も多少交じっていると言える。この点を念頭に置いておこう。

次に、バイデン大統領は高齢だが、再選を目指すつもりだと事あるごとにほのめかしている。ニューヨーク・タイムズ紙は27日夜、「24年大統領選への再選出馬を受け入れない民主党員に苛立つ(いらだつ)バイデン大統領」という見出しつきで記事を掲載したが、そこにはこんな一節がある。

「82歳を目前にして再選出馬する能力があるのかいぶかしむ声が高まる中、大統領と側近は再選計画に関する質問にさいなまれ、民主党や報道陣から敬意を払われていないと感じては苛立ち、就任から1年半で死に体も同然だという印象をなんとしても払拭しようと意思を固めている」

極めつけは、クリントン氏自身が再出馬を検討することすらほぼ完全否定しているという点だ。

「いや、論外だ」と、クリントン氏は6月にフィナンシャルタイムズ紙とのインタビューで、大統領選再出馬についてこう述べた。「第一に、バイデン大統領は再選を目指すだろう。大統領は確かに再選出馬を考えている。これに対抗すれば、大きな混乱を招くだろう」

28日午前にCBSと行ったインタビューでは、再出馬は「想像できない」とコメントした。当然ながら、司会のゲイル・キング氏はクリントン氏の答えが完全な「ノー」ではないと指摘した。

賭博師なら――もちろんヒラリー氏再出馬のオッズも出ている――クリントン氏が再出馬しないほうに賭けるのが賢明だ。

とはいえども、ご存じの通り状況は変わる。状況が変われば、人の考えも変わりうる。

24年大統領予備選挙でクリントン氏がバイデン大統領と争うことは絶対にありえないと思いつつ、民主党選出枠に空きが出た場合――バイデン大統領が出馬を見送った場合――クリントン氏がまったく目もくれずにいるのは難しいだろう。だからといって同氏が再出馬するというわけではない。空きが出れば、彼女の名前が頻繁に持ち上がるだろうといっているに過ぎない。それだけは確実だ。

そこへきて、最高裁の判決も検討材料としてある。再出馬はないというクリントン氏の発言は、ロー対ウェイドの判例を覆す判決が出る前だった。ファーストレディー時代、連邦上院議員時代、国務長官時代と、生涯ずっと女性の権利のために戦ってきた人間として、自らの将来を考えた同氏の思惑に最高裁の判決がなんらかの変化をもたらした可能性はないだろうか。

重ねて言うが、クリントン氏再出馬の可能性は極めて低い。ただし、ゼロではない。



本稿はCNNのクリス・シリザ編集主幹による分析記事です。

6663チバQ:2022/07/24(日) 22:16:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/e2500d42f14db8df1d510e992dd007319636b5d9
選挙覆す…トランプ氏、再三の圧力 米議会襲撃、どう動いたのか
7/22(金) 20:23配信


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毎日新聞
米連邦議会を襲撃するトランプ前米大統領の支持者ら。警察官のボディーカメラの画像が、事件を調査する21日の下院特別委員会で示された=下院特別委提供・AP

 2021年1月の米連邦議会襲撃事件を調査している下院特別委員会は21日、6月に始まった一連の公聴会の締めくくりとなる8回目の公聴会を開いた。これまでに、トランプ前大統領が20年11月の大統領選の結果を覆そうと、ペンス副大統領(当時)や司法省幹部らに圧力をかけた実態が明らかになっている。特別委は11月の中間選挙前に調査結果を取りまとめる見通し。トランプ氏の刑事責任の追及を視野に入れており、今後は刑事告発の是非が焦点となる。

【写真で振り返る】米連邦議会襲撃の現場

 21日の公聴会では、トランプ氏が支持者らによる議会襲撃を長時間止めようとしなかった「不作為」がテーマとなった。

 襲撃開始後、トランプ氏の長女イバンカ氏や側近らが襲撃を止める声明を出すよう再三求めたが、トランプ氏は応じなかった。軍や警察に警備強化を指示することもなく、執務室近くのダイニングルームで襲撃の様子を伝えるテレビ中継を見ていた。襲撃開始から約2時間後になってようやく「自宅に帰ってほしい」と呼びかける映像を撮影し、インターネットで公開した。ただ、映像でも根拠のない選挙の「不正」を主張し、暴力は非難しなかった。

 6月9日に始まった一連の公聴会は、トランプ氏の責任追及に焦点を当ててきた。事件があった日、連邦議会では、トランプ氏が落選した大統領選の結果を公式集計していた。特別委は、トランプ氏が選挙の「不正」を根拠なく主張し、選挙結果を覆す動きを続けたことが、集計手続きを妨害する今回の事件につながったとの構図を描く。トランプ氏による州当局や司法省幹部への圧力など詳細な事実を積み上げた。

 ハイライトとなったのは、6回目の6月28日の公聴会だった。メドウズ大統領首席補佐官(当時)の側近だったハッチンソン氏は、トランプ氏が襲撃開始直前にホワイトハウス近くで演説した際の様子を証言。銃を所持する支持者が金属探知機の検査で引っかかり、演説会場に入れずにいるとの報告を聞くと、トランプ氏は「彼らは私を傷つけるためにここに来たのではない。金属探知機なんか撤去して、彼らを会場に入れろ。演説が終われば、彼らは議会に向かって行進するんだ」と述べたという。

 さらにトランプ氏が演説で支持者に「議会へ行進しよう」と呼びかけた後、自身も議会に向かおうとして、「リスクがある」と制止するシークレットサービス(大統領警護隊)ともみ合いになったとの情報も明かされた。特別委は、この証言によって「トランプ氏は襲撃が起きる可能性を認識しており、自らも現場に向かおうとした」との印象づけを狙った。ただ、この証言はハッチンソン氏が別の政権幹部から聞いた情報であり、トランプ氏自身は「もみ合い」を否定している。

 トランプ氏自身が選挙結果を覆すために積極的に動いたことも次々に明かされた。選挙結果の集計で進行役を担うペンス氏に、トランプ氏を「当選者」として宣言するか、選挙結果を州に差し戻すよう要求。ペンス氏は何度も拒否したが、トランプ氏は事件当日の朝にも電話で圧力をかけた。イバンカ氏は、電話するトランプ氏が「今までにないくらい熱くなっていた」と証言した。

 西部アリゾナ州や南部ジョージア州の州政府幹部や州議会議員らは、トランプ氏から電話があり、「不正」を調査し、民主党のバイデン氏の勝利を認めないよう要求されたことを証言した。

 ローゼン司法長官代行(当時)らは大統領選から襲撃事件までの間、「選挙結果に影響しかねない重大な懸念が確認された」とする州当局宛ての文書にサインするよう再三求められていたことを明かした。ローゼン氏が拒否すると、トランプ氏は「君は何もしないし、不正があったとの主張にも同意しない」と不満を示し、解任の意向を通告。後任に「不正」の主張に同調する司法省の中堅幹部を登用することまで決めていた。司法省幹部の大半が「抗議の辞任」の意思を示して解任に反対したことでトランプ氏は翻意した。

6664チバQ:2022/07/24(日) 22:16:55
 ◇刑事責任、明確な事実・証言引き出せず

 特別委は、過去の司法省の内部調査や報道で明らかになっていた事実を組み合わせ、当事者の証言も積み上げることで、大統領選から襲撃事件に至る過程の全体像を示すことには成功した。トランプ氏の政治的な責任を浮き彫りにした形だ。一方で、トランプ氏の刑事責任を明確に示すような新たな事実や証言は引き出せなかった。

 特別委を主導する民主党や共和党の反トランプ派が、一連の公聴会を「政治的アピール」に利用した側面もある。初回や21日の公聴会は、テレビ中継を意識して、視聴者が多い平日夜に開かれた。特に副委員長を務める共和党のチェイニー下院議員は8月16日の党予備選で、トランプ派の新人の挑戦を受けるだけに、一連の公聴会は存在感を誇示する格好の場となった。

 特別委は議会の夏季休会期間を挟んで、9月に追加の公聴会を開く。トランプ氏が側近らと共に選挙結果を覆そうとしたことについて、特別委は「国家に対する詐欺共謀罪」に当たる可能性があるとみており、今後は刑事責任の追及が焦点となる。ただ、トンプソン委員長(民主党)は6月、記者団に対して、トランプ氏や側近らの刑事告発を否定した。チェイニー氏らは「まだ結論は出ていない」と反発しており、特別委内部でも意見は割れている。

 トランプ氏が選挙結果を覆そうとしたことを巡っては、司法省も独自に捜査を続けている。刑事訴追に至るかどうかは不透明だが、2024年の大統領選への立候補を視野に入れるトランプ氏にとっては懸念材料となっている。【ワシントン秋山信一】

 ◇下院特別委員会が責任を追及しているトランプ氏の言動

・2020年の大統領選の結果が「盗まれた」と虚偽の主張を流布

・選挙での「不正」の主張を認めない司法長官代行の交代を画策

・結果集計で進行役を担うペンス副大統領に結果を覆すよう要求

・州当局者や州議会議員に州ごとの選挙結果を覆すよう要求

・連邦議会襲撃をすぐに止めなかった不作為

6665チバQ:2022/07/24(日) 22:37:03
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022072200767&amp;g=int
トランプ氏にじわり打撃 「責任逃れ」許さぬ執念―米特別委
2022年07月23日07時14分

トランプ前米大統領=20日、ニューヨーク(EPA時事)
トランプ前米大統領=20日、ニューヨーク(EPA時事)


 【ワシントン時事】米連邦議会襲撃をめぐる下院特別委員会は、生の証言や映像、音声を多用する異例の演出を凝らし、トランプ前大統領の「責任逃れ」を許さない執念を示した。2024年大統領選での返り咲きも視野に入れるトランプ氏にとって、不利な事実を繰り返し突き付けられたことは、少なからぬ打撃となりそうだ。
選挙敗北覆す「暴挙」明るみ 議会襲撃で元高官ら証言―米下院特別委

 6月から続いた一連の公聴会では、当時の政府高官のほか、各州の選挙関係者らも証言した。大統領選敗北の受け入れを拒むトランプ氏が主張した「選挙不正」への関与を疑われ、脅迫された選挙管理人。選挙結果改ざんへの協力を断り、今も自身や家族が嫌がらせを受ける州議会幹部。それぞれが、事件によって人生が一変したさまを語った。
 議会公聴会は1日がかりとなることも多いが、特別委はテレビ中継を意識し、各回とも2〜3時間に短縮。ホワイトハウスや議事堂の見取り図、襲撃時の映像をスクリーンに映すなど、視聴者の目を引く工夫を凝らした。初回と8回目は夜の高視聴率帯「プライムタイム」に開かれ、主要局が中継した。
 与党民主党が主導した公聴会は、11月の中間選挙をにらんだ「政治ショー」の色合いが濃く、支持政党によって有権者の評価は分かれている。ABCニュースなどが6月に行った世論調査によると、民主党支持層で85%が特別委の調査を「公平」と回答したのに対し、共和党支持層では31%にすぎなかった。
 一方、同じ調査では58%が「トランプ氏を罪に問うべきだ」と回答。昨年1月の54%から微増した。政治専門紙ポリティコは、共和党支持層でトランプ氏が依然人気を保つものの、暴走ぶりがたびたび報じられたことで「トランプ疲れ」も起きていると指摘した。

6666チバQ:2022/07/26(火) 18:10:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/92e585c9da2952a8bb2b69c0c24825df5b0f7d97
同性婚擁護法案に反対の下院議員、直後に息子の同性結婚式に 米
7/26(火) 17:03配信


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CNN.co.jp
米共和党のグレン・トンプソン下院議員

(CNN) 同性婚の権利を連邦レベルで保障する法案に反対票を投じた米共和党の下院議員が、3日後に息子の同性結婚式に出席していたことが分かった。

グレン・トンプソン議員(ペンシルベニア州選出)は19日に下院での採決で、同性婚や異人種間の結婚を擁護する「結婚尊重法案」に反対した共和党議員157人のうちの1人。同法案は下院を通過し、現在上院で審議されている。

一方でトンプソン氏の報道担当者は、同氏と夫人が22日夜、息子と同性の相手との結婚式に出席して2人を祝福し、門出を祝ったと発表。夫妻は「義理の息子」を大いに歓迎しているとも語った。

結婚式出席についてはNBCニュースが最初に伝え、CNNも確認した。トンプソン氏がなぜ法案に反対したのかという質問に、同氏の事務所から返答はない。

6667チバQ:2022/07/29(金) 10:01:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/5040faa95ca9d8e08475aa5cde4d9ea38226ca2c
米国で第3の政党結成へ 元共和、民主党員が穏健派にアピール
7/29(金) 9:46配信
(CNN) 米連邦議員や州知事を経験した共和党と民主党の元党員が「穏健で常識的な多数派」にアピールするために「フォワード」という新政党を結成する。

デービッド・ジョリー氏、クリスティン・トッド・ウィットマン氏、アンドルー・ヤン氏の3人は27日掲載の米紙ワシントン・ポストへの寄稿で、「政治的過激主義が国を引き裂き、2大政党はこの危機から国を救うことができなかった。今日の時代遅れの政党は過激な人々に応えようとして失敗してきた。その結果、ほとんどの米国人は自分たちの声が反映されていないと感じている」と訴えた。

ジョリー氏はフロリダ選出の元共和党下院議員、ホイットマン氏は共和党の元ニュージャージー州知事、ヤン氏は米大統領選の民主党予備選元候補で元ニューヨーク市長候補だ。3人はそれぞれの政治団体を統合して新党を立ち上げる。このニュースは最初にロイターが報じた。

新党は銃や気候変動、人工妊娠中絶などの問題に対しては穏健なアプローチが有効だと主張している。また、優先順位付き投票制、開かれた予備選挙、選挙区を特定の政党に有利になるよう線引きする「ゲリマンダリング」の廃止、投票権の全国的な保護を提唱する予定だ。

「米国人の62%が第3の政党を希望している。この数字は過去最高だ」とヤン氏は28日にCNNに語った。

前述の寄稿によると、フォワードは来年夏に全国大会を計画しており、2024年に候補者を立てるための手続きを間もなく開始する。

「有権者の声を聞き、3団体の全国ネットワークを活用して州ごとの政党登録と候補者を立てる手続きの土台作りを始めるために、今秋国づくりのツアーを開始する」と報道資料にはある。今年末までに15州で、来年にはその倍の州で、2024年末までにほぼすべての州で法的承認を得る計画という。

同党は今秋の中間選挙には候補者を擁立しないが、他党でも「我々の民主主義のために立ち上がる」候補者なら選んで支持するとしている。

6669チバQ:2022/07/30(土) 08:42:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/d488d1758dbc958193865682dd9450a73fbcf88e
米下院議長、アジア外遊へ 台湾訪問実現が焦点
7/30(土) 6:21配信


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時事通信
29日、ワシントンで記者会見に臨むペロシ米下院議長(ロイター時事)

 【ワシントン時事】8月の台湾訪問を計画しているペロシ米下院議長は29日の記者会見で、「外遊に関しては安全上の理由から一切話さない」として言及を避けた。

 米メディアは、ペロシ氏が同日、他の議員らと共にアジア歴訪に向け米国を出発すると報じた。

 訪台が実現すれば、下院議長としては1997年のギングリッチ氏以来25年ぶりとなる。中国はこれに猛反発しており、米中対立のさらなる激化を招く可能性がある。

 米メディアによると、ペロシ氏は日本や韓国、マレーシア、シンガポールも訪問予定。台湾に関しては最終確定していないとしている。

6670チバQ:2022/08/03(水) 07:12:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/98a8067f61edd62e8c12f5de44b9977b44459f28
米下院議長、台湾訪問 25年ぶり、中国は反発 対立激化必至、軍事挑発も
8/3(水) 0:00配信

時事通信
2日、台北・松山空港に到着したペロシ米下院議長(中央)=台湾外交部(外務省)提供(EPA時事)

 【ワシントン、台北、北京時事】ペロシ米下院議長(82)は2日、台湾を訪問した。

 米下院議長の訪台は1997年のギングリッチ氏以来25年ぶり。中国は早速反発しており、米中二大国の対立激化は不可避の情勢だ。


 台湾海峡をめぐる緊張も一層高まる可能性が高い。米ホワイトハウスは、中国が台湾海峡へのミサイル発射などの軍事的挑発に乗り出す可能性があると指摘。地理的に近接する日本の安全保障にも影響が出そうだ。

 ペロシ氏は台北市にある松山空港到着後に声明を発表し、「今回の訪台は台湾の民主主義を支援するという米国の関与を示すものだ」と表明。「世界が専制主義と民主主義の選択に直面する中、米台の結束はかつてないほど重要だ」とも述べ、米国の台湾政策に変更はないと強調した。

 中国本土と台湾は不可分とする「一つの中国」原則を掲げる中国は猛反発している。外務省はペロシ氏の台湾到着直後、「断固反対で厳しく非難する。米側に厳正に申し入れ、強く抗議した」とする声明を発表。国防省も報道官談話を出し、「非常に危険な行為で必ず重大な結果を引き起こす。中国軍は軍事行動を展開して抵抗する」と反発した。新華社通信によると、中国軍は4〜7日に台湾を取り囲む6カ所の海空域で軍事演習や実弾射撃を行う。

 ペロシ氏は米議員団を率いてインド太平洋地域を歴訪中。台湾総統府は「堅固で重要な国際的友人」とペロシ氏を歓迎した。蔡英文総統とペロシ氏は3日午前に会談し、米台の協力や共通の懸念事項について意見交換する。

6671チバQ:2022/08/04(木) 09:23:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/31b7e4b8c7bb19271501f3c8b930975f4966f1a4
米中間選挙まで3カ月、カンザス州など5州で予備選 6つのポイント
8/4(木) 8:37配信

CNN.co.jp
カンザス州など5州で11月の中間選挙に向けた予備選が行われた

(CNN) 11月の米中間選挙に向け、カンザスなど5州で2日、民主、共和両党の候補者を決める予備選が行われた。

このうちカンザス州では人工妊娠中絶の権利を認めた州憲法の規定を削除するかどうかを問う住民投票も実施され、削除反対が賛成を上回る結果となった。

結果に関する要点を以下にまとめる。

カンザス州、中絶認める規定を州憲法に残す
カンザス州の有権者は住民投票を通じ、人工妊娠中絶の権利を認めた規定を州憲法に残すことを選んだ。この数週間前には、最高裁が中絶の権利を認めた「ロー対ウェイド事件」の判例を覆し、連邦憲法上の権利としてこれを認めない立場を示していた。

世論調査では、長く中絶の権利を守る意見が圧倒的優位を占めていた。しかし今回、カンザス州の住民投票で規定削除「反対」が勝利したことは、過去の調査の裏付けというだけでなく、最高裁の判断に対する有権者の怒りの広がりを示唆する結果ともなっている。また11月の中間選挙に向けて、この問題を巡る政治の流れが変化した可能性もある。

今後も州の議員らが中絶を制限する法律の制定を試みるのは可能だが、州の裁判所は中絶の権利が州憲法の下で規定されていることを認識している。

前知事の返り咲きはならず
ミズーリ州では、性的スキャンダルなどで2018年に辞任したエリック・グライテンズ前知事が返り咲きを果たすべく共和党の上院予備選に臨んだものの敗北。下院議員2人も出馬した激戦は、州検事総長のエリック・シュミット氏が制した。

トランプ前大統領はこの選挙からは距離を置き、「エリック」を支持するとした冗談ともとれる声明を投票日前日に出した。

「エリック」がシュミット氏とグライテンズ氏のどちらを意味するのかは有権者の解釈に委ねられた。

弾劾訴追に賛成した共和党議員が敗北
ミシガン州の第3下院選挙区ではトランプ氏の弾劾(だんがい)訴追決議に賛成した共和党のピーター・マイヤー氏が、トランプ氏の推薦を受けた保守派の挑戦者、ジョン・ギブズ氏に敗れた。

弾劾訴追に賛成した共和党議員10人のうち、予備選で敗北するのはマイヤー氏で2人目。この結果を受け、当該の選挙区は11月の本選で最大の激戦区の一つになるとみられる。

ワシントン州では弾劾訴追に賛成した共和党議員2人が予備選での生き残りを狙う。同州の選挙方式では党派に関係なく上位2人の候補者が11月の本選に進む。

6672チバQ:2022/08/04(木) 09:23:26

アリゾナでは未だ結果が出ず
アリゾナ州知事選に向けた共和党の予備選は、ペンス前副大統領並びに退任するデューシー知事が支持するカリン・テーラーロブソン氏と、トランプ氏が推薦する元ジャーナリスト、カリ・レーク氏が接戦を繰り広げている。

上記の予備選は、トランプ氏の共和党に対する影響力を検証する上で極めて大きな意味を持つ。

もしトランプ氏の立てた同州の各候補者が本選に進み、11月の選挙で勝利すれば、州の選挙機構をこれらの候補者が押さえることになる。アリゾナ州は大統領選で最も重要な激戦州の一つとなっている。

ミシガン州知事選の本選はコロナ政策に対する住民投票の様相か
CNNが予測したところによると、ミシガン州知事選に向けた共和党の予備選は保守派のコメンテーター、テューダー・ディクソン氏が勝利した。同氏は選挙戦最終日にトランプ氏の推薦を受けたほか、州共和党の有力派閥の支持も取り付けた。

本選でのグレッチェン・ウィットマー州知事との対決は、全米で最も激しい選挙戦の一つとなる可能性がある。

中絶の権利に対する防壁を自認するウィットマー氏に対し、ディクソン氏は今回の知事選をウィットマー氏が課した新型コロナの規制に対する住民投票と位置付ける。

4児の母であり、ベッツィー・デボス前教育長官の家族からも支持されるディクソン氏は、公立学校選択制の提唱者でもある。ことによると11月の本選では教育問題が争点として大きな注目を集めるかもしれない。

進歩派がミシガンで再び敗れる
民主党のミシガン州予備選の結果予測について、新たに設置された第11下院選挙区でヘイリー・スティーブンス氏がアンディー・レビン氏を破ったことは、進歩派に改めて打撃を与える形となった。進歩派は今回の予備選の大半で望む結果が出ていない。

米国イスラエル公共問題委員会(AIPAC)並びに同委が創設したスーパーPAC(特別政治行動委員会)にとっても結果は完勝だった。このスーパーPACは、巨額の資金を投じて穏健派を支援。民主党の予備選ではより親イスラエル的傾向の強い候補者につく。

スティーブンス氏とレビン氏はともにイスラエル支持だが、ユダヤ人の後者はイスラエル政府のパレスチナ人に対する扱いについてより批判的な立場をとってきた。また独立したパレスチナとイスラエルを念頭に置く「二国家解決法」と呼ばれる法案の発起人も務める。

進歩派の民主党議員は、今回の予備選シーズンでしばしばAIPACによる資金攻撃の標的にされてきた。進歩派はこうしたグループの支援を受け入れる、もしくは要求する同じ民主党議員に対して不満を募らせている。同グループは共和党の前回大統領選の否定論者にも同時に資金援助している。

AIPACはこの点について、政策目標の達成のため党派を超えた支持が必要だとしてこの慣行を擁護している。

6673チバQ:2022/08/04(木) 11:57:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/d7b586f342d6370d13c751f168198c9215aa5beb
トランプ氏、同名候補を「二股」で支持表明 ミズーリ州の上院予備選
8/4(木) 10:11配信


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毎日新聞
演説するトランプ前米大統領=米ワシントンで2022年7月26日、AP

 米中西部ミズーリ州で2日投開票された上院選の共和党予備選で、トランプ前大統領が選挙前日に「エリック」への支持を表明し、有権者を困惑させた。予備選ではファーストネーム(名前)が「エリック」という有力候補が2人いたためだ。米メディアによると、トランプ氏の陣営でどちらを支持すべきか議論がまとまらず、最終的に二股をかける形となった。

 ミズーリ州の上院選党予備選には20人以上が乱立し、元州知事のエリック・グレイテンズ氏や州司法長官のエリック・シュミット氏らの混戦になると予想されていた。

 自身の影響力を誇示するため、各地の予備選で独自に候補を「推薦」するトランプ氏だが、ミズーリ州では最終盤まで意中の候補を明かさなかった。しかし、1日朝に自身のソーシャルメディアで「今日、推薦を発表する」と予告した上で、1日夕に「『エリック』に全幅の支持を表明する」と発表した。

 2人の「エリック」はすぐさま「支持表明に感謝している」(シュミット氏)、「光栄なことに支持表明を受けた」(グレイテンズ氏)と反応。乱立する候補の中には3人目の「エリック」もおり、有権者はトランプ氏の真意を知らないまま、2日の投票に臨んだ。

 米紙ワシントン・ポストによると、トランプ氏の陣営ではどちらを推すべきか意見が割れていたという。グレイテンズ氏はトランプ氏の政治姿勢を支持してきたが、2018年に不倫スキャンダルで知事を辞任した経緯があり、直前の世論調査で劣勢だった。シュミット氏は世論調査で優勢だったが、トランプ氏の政敵となった党上院トップのマコネル院内総務と近いとされていた。最終的にトランプ氏は態度を明確にしない方針を決め、両氏に電話でエールを送ったという。2日の予備選ではシュミット氏が大勝し、グレイテンズ氏は3位だった。

 トランプ氏は11月の中間選挙に向けて党候補を絞り込む予備選を自身の影響力を誇示する機会として利用している。当初は20年大統領選での根拠のない「不正」の主張に同調する候補を支援していたが、最近は世論調査で優勢な「勝ち馬」に乗る姿勢もみられる。今回の「エリック」騒動はトランプ氏の一貫しない姿勢を象徴する一幕となった。【ワシントン秋山信一】

6674チバQ:2022/08/04(木) 19:16:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/6d5c25c73a8d5502df3149efd486906ac5c510fb
カンザス州民、予想外の中絶権支持 中間選挙控え米政界に激震
8/4(木) 4:42配信


米カンザス州オーバーランドパークで、人工妊娠中絶をめぐる改憲案が住民投票で否決されたことを喜ぶ中絶擁護派の人々(2022年8月2日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】米中西部カンザス州で2日、人工妊娠中絶の禁止を可能にする州憲法改正案の是非を問う住民投票が行われ、反対多数で否決された。野党・共和党の牙城である州での予想外の投票結果を受け、11月の中間選挙を控えた米政界には激震が走り、与党・民主党がこれまで予想されていた大敗を避けられるのではとの期待が高まっている。

【写真】中絶反対派が開いた集会

 住民投票にかけられたのは、州憲法から中絶の権利を保障する条項を削除する案。投票率は異例の高さとなり、同案は反対59%、賛成41%で否決された。

 米国では6月、中絶を憲法上の権利と認めた1973年の「ロー対ウェイド(Roe v. Wade)判決」が、保守派判事が多数を占める連邦最高裁判所により覆された。その後、中絶問題をめぐる住民投票を実施したのはカンザス州が初めてだったことから、民主党は投票結果を歓迎。最高裁の決定に対する反発は始まったばかりだとみている。

 同党のクレア・マカスキル(Claire McCaskill)元上院議員はMSNBCに対し、「これは民主党の全候補者にとって大きな合図となるはずだ」と語った。

 ジョー・バイデン(Joe Biden)大統領の任期後半2年の議会多数党が決まる11月の中間選挙では、現在かろうじて過半数の議席を維持する民主党への逆風が予想されている。民主党は、40年ぶりの高インフレへの反発と、新型コロナウイルス流行の影響についての悲観的見方の広がりを背景に、下院の主導権を失う見通しで、さらに上院も失う可能性がある。【翻訳編集】 AFPBB News

6675チバQ:2022/08/04(木) 19:20:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/537b09fc6922ebf6950e5029016a8de99a147cfc
筋金入りの対中タカ派 台湾訪れたペロシ氏
8/4(木) 7:17配信


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時事通信
チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世(左)と会うペロシ米下院議長=2008年3月、インド・ダラムサラ(AFP時事)

 【ワシントン時事】中国のかつてないほどの威嚇にもかかわらず台湾訪問を決行した米民主党のペロシ下院議長は、米政界でも筋金入りの「反中派」として知られる。

 若手議員の時期から中国の人権問題を糾弾し、中国政府をいら立たせてきた逸話は数知れない。

 ペロシ氏は天安門事件から2年後の1991年、北京の天安門広場を訪問。「中国の民主主義のために亡くなった方々へ」と書かれた横断幕を掲げ、共産党体制による民衆弾圧を批判した。2008年には、インドでチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世と会談した。

 中国政府によるウイグル族迫害をめぐっては昨年、北京冬季五輪に政府高官を派遣しない「外交ボイコット」を各国首脳に呼び掛けた。今年7月、米紙ポリティコのインタビューで「商業的利益を理由に人権侵害に立ち向かうことができないなら、人権について発言するあらゆる道徳的権威を失う」と語っている。

 ホワイトハウスの懸念を押し切って訪台したのは、11月に控えた中間選挙も影響しているとみられる。複数の米メディアは、下院で与党民主党の過半数割れを予想。82歳と高齢のペロシ氏が下院議長という重要な立場で台湾を訪れる機会は、今回が最後という見方があった。

 ペロシ氏は40年、東部メリーランド州ボルティモア生まれ。87年、西部カリフォルニア州のサンフランシスコ市を擁する選挙区で下院議員に初当選し、現在18期目。07年、女性で初めて下院議長に就任し、11年に退任後、19年に議長に返り咲いた。夫ポールさんとの間に5子をもうけ、9人の孫を持つ。

6676チバQ:2022/08/07(日) 07:21:38
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022080600370&amp;g=int
民主、両院死守へ崖っぷち 経済・外交で負の連鎖―米中間選挙まで3カ月
2022年08月07日07時06分

【図解】バイデン大統領の支持率と米インフレ率
【図解】バイデン大統領の支持率と米インフレ率

【図解】米上下両院の現有議席

 【ワシントン時事】2021年に発足したバイデン米政権の最初の審判となる11月8日の中間選挙まで3カ月。高止まりするインフレは政権運営の足を引っ張り、バイデン大統領が得意と自負する外交にもマイナスの影響を及ぼした。与党民主党の下院での多数派維持は絶望視され、上院でも厳しい戦いが続く。バイデン氏は崖っぷちに追い込まれている。
 「勝つんだ。これは米国の魂を賭けた戦いだ」。バイデン氏は3日、民主党全国委員会の会合で訴えた。改選対象は下院の全435議席と上院(定数100)の35議席。米メディアではこのところ、下院で与野党が逆転するとの見方が大勢となっている。
 民主党が振るわない最大の要因は、経済面の有権者の不満だ。ロシアによるウクライナ侵攻のあおりも受け、6月の消費者物価指数は前年同月比9.1%と約40年半ぶりの伸びを記録。食品やガソリンなど生活必需品の価格高騰に加え、連邦準備制度理事会(FRB)による急ピッチの利上げで、景気にもブレーキがかかった。
 物価に反比例するように、バイデン氏の支持率は下落。政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の各種世論調査平均によると、就任直後の21年1月末に55.8%だった支持率は、今月4日時点で39.6%に落ち込んでいる。
 バイデン氏が「完璧には程遠い」と肩を落としたのは、肝煎りの大型歳出法案「ビルド・バック・ベター(より良い再建)」のてんまつだ。民主党内の対立で目玉の子育て支援は消え、規模や項目を削った「インフレ低減法案」に姿を変えた。政策実行力に疑問符が付き、支持基盤であるリベラル層を失望させた。
 外交でも局面は厳しい。バイデン氏は7月、原油価格低減に向けた増産の約束を当て込み、サウジアラビアを訪問した。しかしサウジ側の言質は得られず、ロシアも参加する石油輸出国機構(OPEC)プラスが今月3日に合意した増産幅はわずか日量10万バレル。エネルギー高は民主主義陣営の対ロ結束を揺さぶり続ける。
 さらに、ペロシ下院議長の台湾訪問によって中国との対話機運は吹き飛んだ。中国との関係は新たな緊張段階に入り、物価抑制を狙った対中制裁関税引き下げなどの政策を実施する余地は狭まった。
 苦境の中、民主党は下院選と比べ接戦とみられる上院選に望みをかける。選挙予想サイト「ファイブサーティーエイト」は、共和党の改選数が21議席と民主党の14議席より多い上、激戦州で共和党候補の経験や実力が不足しているため、民主党が過半数を維持できる可能性もあると分析した。
 民主党は、連邦最高裁が否定した人工妊娠中絶の権利の擁護を争点化し、支持層のてこ入れを図る算段だ。

6677チバQ:2022/08/07(日) 07:22:58
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022080600384&amp;g=int
米、住宅危機が深刻化 「中間層」を直撃―バイデン政権に逆風
2022年08月07日07時03分

【図解】米中古住宅価格と家賃の推移
【図解】米中古住宅価格と家賃の推移

米東部メリーランド州の住宅街に掲げられた「売家」の看板=7月16日

 【ワシントン時事】記録的なインフレに見舞われた米国で住宅価格や家賃が急騰し、低・中所得者らを直撃している。バイデン大統領は「中間所得層の再生」を掲げて就任したが、住宅危機は深まるばかり。11月の中間選挙では有権者の不満が噴出し、政権の逆風となりかねない情勢だ。
 ◇若年層、手が出ず
 「普段なら10万ドル(約1350万円)程度の物件が15万ドル(約2000万円)以上で売られていた」。南部テネシー州の会社員エリック・サンダースさん(29)は、予想もしない大幅な値上がりに深いため息をついた。米不動産業者協会(NAR)によると、中古住宅価格(全米中央値)は6月に41万6000ドル(約5600万円)に上昇し、過去最高を記録した。
 米国ではサンダースさんのような30歳前後が「初めて持ち家を購入する年齢層」とされる。しかし、連邦準備制度理事会(FRB)が物価高の抑制に向けて大幅利上げを進めた結果、住宅ローンの金利が急上昇。価格高と相まって、若年層が住宅購入に二の足を踏むケースが増えた。ラウツNAR副会長は「初めての持ち家購入者は住宅市場の4割を占めたが、現在は3割程度だ」と話す。
 住宅購入希望者の多くが価格・金利の上昇で借家住まいを続けざるを得ない状況は、賃貸住宅の家賃を押し上げる要因となる。不動産情報サイトのリアルター・ドット・コムによれば、6月の全米50都市圏の家賃(中央値)は前年同月比で14%高い1876ドル(約25万円)となり、1年4カ月連続で過去最高を更新した。
 「家賃が上がり、住宅購入の頭金をためるのも難しくなった」。南部バージニア州に住む俳優のクリストファー・グリックさん(32)は、八方ふさがりの状況に肩を落とした。
 住宅価格や家賃が上昇する最大の原因は慢性的な供給不足だ。人口・雇用の増加を踏まえれば、「500万〜600万戸足りない」との見方もある。さらに、新型コロナウイルス禍に伴う供給制約で木材などの資材が値上がり。建設作業員の人件費も上昇した。ラウツ副会長は「供給不足はコロナで悪化した」と認める。
 ◇実現しない「夢」
 バイデン政権は「手頃な住む場所を見つけることが困難になった」(ホワイトハウス高官)と焦燥感を募らせる。ただ、1500億ドル(約20兆円)規模の家賃補助など住宅対策を盛り込んだ「ビルド・バック・ベター(より良い再建)」法案は、与党民主党内の反対で議会通過が暗礁に乗り上げたままだ。
 米国民の持ち家志向は強い。ラウツ副会長は「自分の家を買うのは『アメリカン・ドリーム』だ」と強調する。条件面が厳しくなっても「買い手は依然多い」(首都ワシントン近郊の不動産業者)という。バイデン氏が住宅危機への対応に手をこまねいていれば、そのツケを中間選挙で払わされる可能性がある。
 「正直言って、政治には期待していない」。買える家がなかなか見つからないサンダースさんは、そうつぶやいた。

6678チバQ:2022/08/07(日) 07:23:31
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022080600374&amp;g=int
大幅利上げ、継続へ 労働市場が過熱―米
2022年08月07日07時00分

バイデン米大統領=1日、ワシントン(AFP時事)
バイデン米大統領=1日、ワシントン(AFP時事)


 【ワシントン時事】5日発表された7月の米雇用統計で、予想を上回る労働市場の過熱状態が示された。労働需給の逼迫(ひっぱく)は賃金の上昇を招き、消費の増大を通じて物価高騰をもたらす。インフレ対策に取り組む米連邦準備制度理事会(FRB)は、景気を冷まして企業の旺盛な求人を抑えるため、次回9月の金融政策会合で通常の3倍となる0.75%の大幅利上げを3会合連続で決定するとの観測が浮上している。
 「素晴らしい統計がまた発表された。就任以降、雇用はほぼ1000万人増えた」。バイデン大統領は5日の演説で胸を張った。
 雇用統計では、注目された非農業部門の就業者数(季節調整済み)が前月比52万8000人増と、市場予想の2倍強に当たる大きな伸びを記録。失業率や就業者総数は、新型コロナウイルス危機前の水準に戻った。
 目覚ましい改善だが、米社会に高揚感はない。むしろ、約40年半ぶりの歴史的な物価高に生活を圧迫される不満が、バイデン氏の支持率低迷となって表れている。
 演説でバイデン氏は、食料品やガソリンの価格高騰にあえいでいる一般市民にとって、「雇用が増えても面白くないのは分かっている」とも発言。厳しい国民感情を認めざるを得なかった。
 インフレ封じ込めの中心的な役割を担うFRBは3月以降、計2.25%の利上げを断行。その効果で個人消費や住宅投資は勢いが弱まりつつある。しかし、雇用には鈍化の兆しが「ほとんどない」(米金融大手)ままだ。
 労働市場の過熱が続き、「賃金・物価スパイラル(連鎖的上昇)」が起きれば、インフレに歯止めがかからなくなる恐れもある。パウエルFRB議長は、高止まりした物価上昇率をFRBが目標とする2%に低下させるには、「労働市場の落ち着きが必要だ」と明言。金融引き締めの手綱を緩めるわけにはいかないと腹をくくっている。

6679チバQ:2022/08/09(火) 11:48:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/7f038d785e4d2272624e49e5696720537c6d1bd3
バイデン氏、中国の動き「懸念」 ペロシ氏訪台は「彼女の判断だ」
8/9(火) 9:00配信
 バイデン米大統領は8日、ペロシ下院議長の台湾訪問をきっかけに中国が台湾周辺で軍事的圧力を高めていることについて「心配していないが、動きを強めていることを懸念している」と語った。ペロシ氏の訪台については「彼女の判断だ」と述べるにとどめた。バイデン氏がペロシの訪台後、公に見解を述べるのは初めて。

【地図】中国軍の弾道ミサイルが落下したとみられる海域

 バイデン氏は東部デラウェア州で記者団の取材に応えた。台湾周辺での中国軍の軍事行動について「これ以上は何もしないと思う」との見方も示した。

 中国は台湾周辺での大規模な軍事演習を事前予告した7日の日程を終えても継続するなど台湾をめぐる緊張は高まっている。

 カール米国防次官(政策担当)は8日の記者会見で、台湾周辺の緊張の高まりは「中国によって作り出されたものだ」と強調。台湾周辺でのミサイル発射や、台湾海峡の中間線を多数の軍用機が越えるなどこれまでにあまりなかった動きを進め、「(台湾や国際社会を威圧する)新たな常態化した状況を作りだそうとしている」と指摘した。

 中国による台湾侵攻の可能性については、昨年11月に米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長が首都ワシントンであったイベントで「1年や2年という近い将来に起きると考えていない」と述べていた。カール氏は会見でこの見方を変えるような新たな評価は「ない」とも述べた。【ワシントン鈴木一生】

6680チバQ:2022/08/10(水) 20:00:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/1900e64bd8022d433db0a2e9420812b568855d3f
トランプ氏、ペンス氏との「代理対決」勝ち越し 州知事選の党予備選
8/10(水) 16:51配信



 米中西部ウィスコンシン州で9日、今年11月の州知事選(中間選挙に合わせて実施)に向けて候補を絞り込む共和党予備選が投開票され、トランプ前大統領が推薦する建設会社経営のマイケルズ氏が、ペンス前副大統領が推す元副知事のクレーフィッシュ氏を破った。AP通信が報じた。中間選挙の州知事選の予備選を巡って、トランプ氏はペンス氏との「代理対決」で2勝1敗と勝ち越し、党内での根強い影響力を誇示する結果となった。

 3度目の「代理対決」は、南部ジョージア州や西部アリゾナ州の知事選予備選と同様、共和党内のトランプ派とエスタブリッシュメント(既存政治や主流政治家)の激突となった。いずれも11月の本選で民主党候補との接戦が予想される州だけに、予備選の注目度が高かった。

 マイケルズ氏は政界の「アウトサイダー」を強調し、トランプ氏と同様、有権者の既存政治に対する不満の受け皿になることを狙った。2020年大統領選で「不正」があったとするトランプ氏の根拠のない主張にも同調し、ウィスコンシン州でのバイデン大統領の勝利を「取り消す」ことに賛同する姿勢を示した。一方、クレーフィッシュ氏は、ペンス氏やウォーカー前知事らの支持を受けて、選挙結果の取り消しは「憲法上、不可能だ」と断言していた。

 事前の世論調査では両氏の接戦が続いており、トランプ氏は予備選直前の5日に同州で集会を開いて、てこ入れを図った。マイケルズ氏は11月の本選で、民主党のエバーズ知事と対決する。

 5月から本格化した中間選挙の予備選は終盤に入ったが、共和党ではトランプ派が接戦を勝ち抜くケースが相次いでおり、トランプ氏が健在ぶりを示している。今月16日には西部ワイオミング州で、反トランプ派の象徴とも言えるチェイニー下院議員がトランプ派の「刺客」と対決する党予備選が予定されている。【ワシントン秋山信一】

6681とはずがたり:2022/08/11(木) 17:29:39
際どいなぁ。。

米上院がインフレ抑制法可決、政権追い風 賛否同数でハリス氏が投票
https://www.asahi.com/articles/ASQ8855PVQ88UHBI00D.html?iref=com_latestnews_01
有料会員記事
ワシントン=合田禄2022年8月8日 17時30分

6683チバQ:2022/08/15(月) 02:07:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/edafdfab094c05b424f4b04b223ec27eef8b2684
ペロシ議長に続き「中国のどう喝を恐れない友情」…超党派の米議員5人が台湾到着
8/14(日) 22:24配信

 【台北=鈴木隆弘】台湾外交部(外務省)は14日、米議会のエドワード・マーキー上院議員ら5人の超党派の上下両院議員団が同日、台湾に到着したと発表した。15日に蔡英文(ツァイインウェン)総統と会談する予定で、米台の安全保障や経済貿易関係について意見交換する。

 台湾を巡っては、ナンシー・ペロシ米下院議長が2〜3日に訪問し、反発した中国が台湾近海で大規模な軍事演習を行ったばかりだ。中国が再び反発する可能性がある。

 外交部は、議員団の訪台について「中国が緊張を高める中での訪台は、中国のどう喝を恐れない友情を示し、米国の台湾への強い支持を明らかにするものだ」と歓迎する談話を出した。

6684チバQ:2022/08/15(月) 02:08:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/f6b8896c42ecb4827841de9a9df0693c9609084b
存在感増すトランプ氏、造反者に刺客 米中間選挙で200人超を推薦
8/14(日) 10:00配信
 11月の中間選挙に向け、トランプ前大統領が存在感を増している。220人以上の候補者に推薦を出して勢力を広めつつ、共和党内の「反トランプ派」には「刺客候補」をぶつけて再選を阻んできた。近く、2年後の大統領選に向けた出馬宣言をするかどうかも注目されている。

【写真】7月21日、米連邦議会議事堂襲撃事件に関する米下院特別委員会の公聴会に参加したリズ・チェイニー下院議員=AP

 「反トランプ派」を標的にした刺客作戦は大詰めを迎えている。

■弾劾賛成議員を狙い撃ち

 「また1人、弾劾(だんがい)者を倒した」。今月10日、トランプ氏は祝福の言葉をSNSに投稿した。

 ワシントン州における下院議員候補を決める予備選で、7選を狙った共和党のボイトラー下院議員が敗れたためだ。代わって当選したのは、トランプ氏が送り込んだ「刺客候補」だった。

 昨年1月の議会襲撃事件を受け、民主党はトランプ氏の弾劾(だんがい)訴追を提案した。これに共和党から賛成した下院議員が10人。これらの議員が「裏切り者」として狙い撃ちにされている。

 10人のうち、予備選を勝ち抜いて11月の中間選挙に出馬できる議員は2人にとどまる。3人は予備選で「刺客」に敗れ、4人は不出馬を決めた。

 そして最後の1人が、リズ・チェイニー下院議員だ。ブッシュ(子)政権の副大統領だったディック・チェイニー氏を父に持ち、自らも過去3回の選挙で圧勝してきた。

 だがトランプ氏を批判したことで状況は一変した。16日に投開票されるワイオミング州予備選に向けて、世論調査では「刺客候補」にリードを許す苦しい展開となっている。

 中間選挙をめぐり、トランプ氏は刺客候補を含む220人以上(上下院、州知事選など)の候補者たちに推薦を出してきた。

朝日新聞社

6685チバQ:2022/08/15(月) 02:14:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e49b390cd01239f838b9f52206033a9261bd3c2
米大統領、気候変動に活路 支持低迷に焦り 中間選挙まで3カ月
8/14(日) 7:13配信
 【ワシントン時事】バイデン米大統領が看板施策に掲げる気候変動対策を柱とした「インフレ低減法案」が12日、上院に続いて下院で可決された。

 11月8日の米中間選挙まで3カ月。政権支持率の低迷に焦りを募らせた与党民主党が内部対立を棚上げし、急転直下の議会通過にこぎ着けた。バイデン氏は「世界最大級」の気候対策に活路を求めたい考えだが、失地挽回の成否は不透明だ。

 「完璧から程遠い妥協の産物だ。しかし、物事はこうして前進する」。バイデン氏はこう述べ、法案への無念もにじませた。民主党は中間選挙で苦戦が予想されており、上下両院で優位を失えば、議会が「ねじれ」状態になり法案が通りにくくなる。夏の議会休会前が「最後のチャンス」(米メディア)だった。

 当初は1兆7500億ドル(約230兆円)規模の大型歳出法案「ビルド・バック・ベター(より良い再建)」を目指していたが、事実上頓挫。有権者の関心が高いインフレを名に冠した法案に衣替えする過程で、目玉だった子育て支援は脱落し、歳出額も4000億ドル超に削られた。

 歴代の政権が党派対立に阻まれて実現できなかった気候対策について、バイデン氏は「歴史的だ」と強調する。再生可能エネルギー推進策には、最大の競争相手である中国製品の普及を遅らせる規定も盛り込んだ。大統領就任直後に国際枠組み「パリ協定」に復帰し、気候対策で世界を主導すると宣言しただけに、どうにか面目を保った。

 米社会の分断修復を誓ったバイデン氏だが、身内の反目にもたついた。大型歳出法案に一貫して反対した民主党中道派マンチン上院議員の説得に腐心。縮小版の新法でようやく譲歩を引き出したが、約40年ぶりの物価高が低・中所得者を直撃する中、分断の根底にある格差対策は置き去りにされた。

 世論調査に基づく政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、今月11日のバイデン氏の支持率は2カ月ぶりに40%を回復したものの、最低水準のまま低空飛行が続く。気候対策を政権浮揚の追い風にできるか。インフレへの不満が全米に渦巻く中、「中間所得層の再生」という政権公約が一段と重みを増している。

6686チバQ:2022/08/15(月) 02:31:56
https://www.sankei.com/article/20220812-2NXE2GZGQRKWZOL5GNF3NYCBCE/
「反トランプの女神」チェイニー氏は勝てるか
2022/8/12 20:25
渡辺 浩生
米中間選挙を11月に控え、北西部ワイオミング州で16日、同州選出の共和党下院議員の候補者を決める予備選が実施される。現職で、昨年1月の連邦議会議事堂襲撃事件を調査する下院特別委員会副委員長、リズ・チェイニー議員(56)と、トランプ前大統領の支持を受けた挑戦者、ハリエット・ヘイグマン氏(59)との事実上の一騎打ちだ。州の議席は1人。トランプ氏の事件関与を追及し続けるチェイニー氏が、2020年大統領選で70%がトランプ氏を支持した保守王国でどれだけの支持を得るかは、トランプ氏の趨勢(すうせい)を見極めるバロメーターとなる。


ワイオミング大学があり、民主党や無党派層が多い街、ララミーの閑静な住宅街を歩くと、「チェイニーに投票を」との看板が目立つ。同じ敷地に「BLM(黒人の命は重要)」や性的少数者(LGBTなど)運動のシンボルを一緒に飾る家もある。リベラル層がチェイニー氏を支持する印だ。

「米国の民主主義が危機にあったことを教えてくれた。事実を守るためにもリズに投票する」。主婦、ローラさんは民主党支持者だが、予備選に向け共和党の党員登録を済ませた。


州内の共和党支持者がトランプ氏に距離を置く伝統的保守とトランプ派の2集団に割れる中、反トランプの民主党・無党派層はチェイニー氏を勝たせようと、続々と共和党に登録する。

州内の各種世論調査の支持率は20%以上の差でヘイグマン氏がリードするが、ワイオミング大の政治学者、アンドリュー・ガーナー教授は「3集団それぞれの投票率が結果を左右する。チェイニー氏が勝っても驚きではない」と分析する。




共和党内の分裂は深い。


「この2年間、チェイニー氏を見かけたことはない」。州都シャイアンにあるワイオミング共和党事務所で幹部の一人は言った。議会襲撃の調査に忙しいチェイニー氏は地元では大口寄付者らとの私的な会合が中心で、身の安全のため州訪問の日程が事前に公表されることはない。一方、ヘイグマン氏は小規模集会など地域密着の運動を重ねる。

ひときわ目立つ「ヘイグマン」支持の看板が掲げられた一軒家の主人、デイビッド・フォレストさん(78)は、チェイニー氏を「裏切者」と呼び、息子のウィックさん(36)も「最初からトランプ氏を有罪と決めつけ不当な調査が行われた。トランプ氏はわれわれのために闘ってきた」と口をそろえた。一家は24年の大統領選でトランプ氏の出馬を待望する。


一方、元事業主のビル・ジェントルさんはヘイグマン氏と遠戚関係にあるが、チェイニー氏に投票する。「トランプ氏の言葉を真に受けている者が多いが、私に言わせればデタラメだ。このままでは共和党はダメになる。憲法を守る本当の保守はチェイニー氏だ」

チェイニー氏は最近、「憲法のために立ち向かう犠牲が議席を失うことなら私は進んで払う」と敗北を悟るような発言をした。敗退を前提に24年の大統領選などへの新たな政治活動も噂される。


だが、息子ブッシュ政権の副大統領で、父親のディック・チェイニー氏はテレビ広告で「歴史上トランプ氏ほど米共和制を脅かした人物はいない」と娘への支持をギリギリまで訴える。


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20年の選挙は「盗まれた」とトランプ氏の主張に同調する候補が各地で予備選を制した。昨年1月のトランプ氏の弾劾訴追決議でリズ・チェイニー氏とともに賛成票を投じた9人の共和党下院議員の多くは立候補を諦めたか、すでに予備選で敗退した。「反トランプの女神」が勝てば「議会史上、最も奇跡的な勝利となる」と選挙分析家のネイサン・ゴンザレス氏は語る。(ワイオミング州ララミー 渡辺浩生)

6687チバQ:2022/08/15(月) 02:33:41
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022081200617&amp;g=int
ヒスパニックに「民主離れ」 共和の保守的価値観に共鳴―米中間選挙
2022年08月13日07時06分

取材に応じるマイラ・フローレス米下院議員=5日、テキサス州ダラス
取材に応じるマイラ・フローレス米下院議員=5日、テキサス州ダラス

【図解】米テキサス州
 【ダラス(米テキサス州)時事】米中間選挙まで3カ月を切る中、選挙結果に大きな影響を及ぼすヒスパニック票の動向に異変が起きている。マイノリティー(少数派)に寛容な民主党支持の傾向が伝統的に強いとされてきたが、共和党に乗り換える動きが顕在化。記録的インフレへの対処でバイデン政権が苦戦し、逆風下にある民主党にとって「致命傷」になりかねない。
民主、両院死守へ崖っぷち 経済・外交で負の連鎖―米中間選挙まで3カ月

 ◇神、家族、国家
 6月、南部テキサス州で行われた連邦下院第34区の補欠選挙で共和党のマイラ・フローレス候補(36)が勝利し、メキシコ出身者初の女性下院議員となった。掲げたスローガンは「神、家族、国家」。厳格なキリスト教家庭で育ったフローレス氏は、共和党の保守的な宗教・家族観に共鳴し、人工妊娠中絶に反対する。「民主党はヒスパニックの価値観を無視している」と訴える。
 メキシコ国境に接する同選挙区は、人口の84%をヒスパニックが占める民主党の「牙城」だった。接戦ながら中間選挙の先行指標となり得る結果に、ヒスパニックの支持を当然視してきた民主党は衝撃を受けた。
 「家族や信仰を大事にし、政府の介入を嫌い、安全な街を求める。価値観が同じ共和党を支持するのは当然だ」。8月6日、同州ダラスでトランプ前大統領の演説を聞いたメキシコ系移民の彫刻家ジョージ・マルティネスさん(45)は話す。
 ◇新移民は「よそ者」
 保守系の米スペイン語ネットワーク「アメリカーノ・メディア」の運営に携わるグリフィン・ガルシアイダルゴさん(22)は、ヒスパニックの「民主離れ」について、バイデン政権の寛容な移民政策が原因と考える。「私たちの親世代の移民は、大変な努力をしてきた。(市民権を得るため)山のように書類をそろえ、試験も受けた。なのにバイデン(大統領)は不法移民を簡単に受け入れた」。既に地域に定着した移民にとって、新たな移民は雇用や住宅事情を圧迫する「よそ者」に映る。
 テキサス大オースティン校のデロン・ショー教授は、争点のずれを指摘する。「経済的に成功する『アメリカンドリーム』を求める彼らにとって、民主党が偏重しがちな中絶や性的少数者の権利といった社会正義は、それほど重要ではない」。低所得層の多いヒスパニック社会がインフレで苦しむ中、経済政策を重視する共和党が心をつかんだと分析する。
 ◇人口増支える「大票田」
 変化の兆候は2020年の大統領選でも見られた。世論調査機関ピュー・リサーチ・センターによると、ヒスパニックの投票先はバイデン氏59%、トランプ氏38%。16年大統領選のクリントン元国務長官66%、トランプ氏28%と比べ、差が縮まった。今年7月のニューヨーク・タイムズ紙の世論調査では、ヒスパニックの政党支持は共和が38%で、民主の41%に迫っている。
 ヒスパニックは、20年まで10年間の米人口増の51%を占め、年々「票田」としての重みを増している。ガルシアイダルゴさんは訴える。「経済にしろ移民にしろ、私たちの声にも耳を傾けてほしい。それがヒスパニックの思いだ」。

6688チバQ:2022/08/16(火) 19:06:06
https://www.tokyo-np.co.jp/article/194635
アメリカ中間選挙に向け「トランプ党」の様相強める共和党 大物政治家も前大統領批判で大苦戦  
2022年8月9日 06時00分
<米中間選挙連載「トランプ党の脅威」(上)>
米議会襲撃事件を調査する下院特別委員会の公聴会に出席するリズ・チェイニー氏(AP)
米議会襲撃事件を調査する下院特別委員会の公聴会に出席するリズ・チェイニー氏(AP)

◆トランプ氏の「大統領選で不正あった」主張を否定し、窮地に
 「議席を守るか、トランプの真実を知らしめるか。選択を迫られたら、私は真実を選ぶ」
 7月24日、米CNNテレビのインタビューに答える野党共和党の下院議員リズ・チェイニー(56)の表情には、悲壮感が漂う。
 ブッシュ(子)政権で副大統領を務めた父ディック・チェイニーの地盤を引き継ぎ、現在3期目。共和党で保守派のホープと目されてきたが、中間選挙の候補者を決める西部の地元ワイオミング州共和党予備選の事前調査で、前大統領ドナルド・トランプ(76)が推薦した対立候補ハリエット・ヘイグマン(59)に20ポイント以上の差をつけられた。予備選が今月16日に迫る中、追い上げは難しい。
米中間選挙 4年ごとの大統領選挙の中間に実施される上下両院議会選と州知事選挙の総称。大統領にとっては就任後2年間の実績が問われる。任期6年の上院(定数100)は約3分の1、任期2年の下院(定数435)は全員が改選対象。知事は今回、50州のうち36州が改選される。

米ワイオミング州での共和党集会で、支持者と談笑するハリエット・ヘイグマン氏=浅井俊典撮影
米ワイオミング州での共和党集会で、支持者と談笑するハリエット・ヘイグマン氏=浅井俊典撮影

 チェイニーが政治家人生で最大の窮地に陥ったのは、昨年1月の米議会襲撃を巡りトランプを非難する姿勢を鮮明にしたからだ。
 「(2020年の前回)大統領選に不正があった」とするトランプの主張を「大うそ」と否定し、トランプの罷免を求める下院弾劾訴追決議に賛成。与党民主党からは称賛されたが、身内の共和党議員はトランプの岩盤支持層を失うことを恐れ、チェイニーを党下院ナンバー3のポストから解任した。
◆石炭産地で衰えぬトランプ人気、刺客の候補に人だかり
 反トランプの立場をとるチェイニーに対し、地元の共和党支持者はさらに強烈な「ノー」を突きつける。7月13日、ワイオミング州南部グリーンリバーであった共和党集会。「彼女は党を裏切った」。夫とともに会場を訪れたグロリア・バリー(70)は憤る。

 米50州で最も人口が少ないワイオミングは、石炭などの化石燃料産業に経済を依存。地球温暖化対策で逆風を受ける同産業を優遇したトランプの人気は今も衰えない。俳優のゲイリー・グイン(72)は「トランプを否定するチェイニーにはうんざりだ」と首を振る。
 集会には対立候補ヘイグマンの姿もあった。トランプがチェイニーへの「刺客」として送り込んだ地元出身の弁護士。「チェイニーはトランプを追い落とすことだけに固執し、地元の代表として役割を果たしていない」。取材に応じる間にも支持者の人だかりができ、「トランプから支持を受けられて本当にうれしい」と笑みを浮かべた。
◆トランプ弾劾に賛成した共和党議員の多くが引退や敗退
 中間選挙予備選備でトランプが支持した非現職候補の勝率は7割を超える。多くの共和党候補がトランプ支持層の票をいかに取り込むかに奔走し、「トランプ党」の様相を帯びる。チェイニーを含めトランプの弾劾訴追決議に賛成した10人の共和党議員のうち、4人は激しい批判を受けて引退し、2人が予備選で敗北。勝ったのは2人にとどまる。
 劣勢が続くチェイニーは、議会襲撃を調査する下院特別委員会に加わり、トランプの責任追及を続ける。「予備選がどんな結果になろうとも、最後まで戦う」。党内で孤立を深めるチェイニーに救いの手を差し伸べようとする動きは、まだない。(敬称略、ワイオミング州で、浅井俊典)
    ◇
 11月8日の米中間選挙まであと3カ月となった。前回大統領選で敗れたトランプ前大統領がなおも存在感を放つ共和党の動きを上下2回で伝える。

6689チバQ:2022/08/17(水) 11:48:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/9fd996c81385e6ce26b924ff322a78547dd2b66b
米共和「反トランプ」急先鋒のチェイニー氏、下院予備選でトランプ氏「刺客」に敗れる
8/17(水) 11:29配信
 【シャイアン(米ワイオミング州)=蒔田一彦】米国の中間選挙(11月8日投開票)に向け、ワイオミング州で16日、連邦下院選の共和党候補を決める予備選が行われた。複数の米メディアによると、昨年の連邦議会占拠事件を巡ってトランプ前大統領への批判を強める現職のリズ・チェイニー氏(56)が、トランプ氏の推薦を受けた「刺客」候補に敗れることが確実になった。

 ワイオミング州は保守の牙城で、保守層に対するトランプ氏の影響力が依然として強固なことが示された。チェイニー氏は議会占拠事件を巡るトランプ氏の弾劾(だんがい)訴追決議に賛成した共和党議員10人の1人。事件を巡って下院が設置した特別調査委員会の副委員長としてトランプ氏の責任を追及するなど、党内の「反トランプ」の急先鋒(せんぽう)だ。

 トランプ氏はチェイニー氏の対抗馬として弁護士のハリエット・ヘイグマン氏(59)を推薦した。

6690チバQ:2022/08/17(水) 11:59:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/5f17cad5452d50a941250dd8fd9d74b20bf9762e
トランプ氏推薦候補が勝利、現職チェイニー氏敗れる 米共和党予備選
8/17(水) 11:33配信


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毎日新聞
米連邦下院選のワイオミング州共和党予備選に向けた集会で、トランプ前大統領(右)の支持を受け、握手するハリエット・ヘイグマン氏=米ワイオミング州キャスパーで2022年5月28日、AP

 米西部ワイオミング州で16日、11月の中間選挙に向けて共和党の候補者を絞り込む連邦下院選予備選の投開票があり、トランプ前大統領の党内の政敵として象徴的存在である現職のリズ・チェイニー氏が、トランプ氏が推す弁護士のハリエット・ヘイグマン氏に敗れた。AP通信などが報じた。トランプ氏の影響力の大きさが改めて浮き彫りになり、中間選挙や2024年の次期大統領選もトランプ氏を中心に展開する公算が大きくなった。

 チェイニー氏は21年1月に起きたトランプ氏の支持者らによる連邦議会襲撃事件を巡り、20年大統領選の「不正」を根拠なく訴え続けたトランプ氏の責任を強く追及し、事件当時現職だったトランプ氏に対する弾劾決議案に賛成した。さらに、事件を調査する民主党主導の下院特別委員会にも、共和党下院指導部の方針に反して参加した。

 今回の選挙戦では、ヘイグマン氏をトランプ氏の言いなりだと批判し、「他の候補者は20年大統領選が『盗まれた』などと言っている。偉大な共和国を脅かすがんのようなものだ」と訴えていた。父親のディック・チェイニー元副大統領も「娘が真実のために立ち上がったことを誇りに思う」と全面的に支援した。

 チェイニー氏はトランプ氏と距離を置く共和党の伝統的な主流派から支援を得て、21年1月以降に約1500万ドル(約20億円)の政治資金を集めた。さらに、トランプ氏に批判的な州内の民主党支持者が党派登録を共和党に変更し、チェイニー氏に投票する動きも起きた。

 しかし、ワイオミング州は20年大統領選でトランプ氏の得票率が全米で最も高かった州で、民主党と歩調を合わせてトランプ氏を批判するチェイニー氏は大きな反発も招いた。トランプ氏は22年5月に州内で政治集会を開き、ヘイグマン氏への支持拡大を後押しした。また、チェイニー氏は6月以降に下院特別委の公聴会でメディアへの露出を増やす一方、「地元での活動が少ない」との不満が高まり、事前の世論調査ではヘイグマン氏が大差でリードしていた。

 ヘイグマン氏は11月の本選で、民主党候補らと議席を争うが、ワイオミング州は共和党支持者が圧倒的に多いため、勝利が確実視されている。ワイオミング州は全米50州で最も人口が少なく、人口に応じて議席が配分される連邦下院選では1議席を争う。【米ワイオミング州ジャクソンホール秋山信一】

6691チバQ:2022/08/18(木) 11:37:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/bad95d427209ab5060766b4ced86ff947509b18a
トランプ氏、党に影響力誇示 「天敵」チェイニー氏下す 米共和予備選
8/18(木) 7:12配信
 【ワシントン時事】11月の米中間選挙に向けた共和党予備選が16日、西部ワイオミング州で行われ、トランプ前大統領批判の急先鋒(せんぽう)だった現職リズ・チェイニー下院議員がトランプ氏の「刺客」候補に敗北した。

 2024年の大統領選出馬を視野に入れるトランプ氏が、党内での衰えぬ影響力を示した形だ。

 「チェイニーは政治的忘却の深みに消え去り、そこで今より幸せに暮らすだろう」。トランプ氏は16日、自身の創設した交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」への投稿で勝ち誇った。

 チェイニー氏はブッシュ(子)政権で副大統領を務めたディック・チェイニー氏を父に持ち、現在3期目を務める。昨年1月の連邦議会襲撃事件を検証する下院特別委員会で、副委員長として「米国の内なる脅威は前大統領だ」とトランプ氏の責任を厳しく追及。共和党内の「反トランプ派」の象徴になると同時に、トランプ氏による「報復」の最大の標的にもなった。

 チェイニー氏は16日、支持者を前に予備選の敗北演説を行い、「トランプを二度と大統領にさせないため、できることは何でもする。これはわれわれ皆の戦いだ」と捲土(けんど)重来を誓った。

 共和党では「20年大統領選はトランプ氏が勝った」などと過激な主張をする「トランプ派」と、「反トランプ派」との分断が深刻化している。チェイニー氏の勝敗は党の針路やトランプ氏の力を占う試金石とみられ、ワイオミングの予備選が注目を集めていた。

 議会襲撃事件後、トランプ氏を弾劾裁判にかけることに賛成票を投じた共和党下院議員10人のうち、チェイニー氏を含む4人が予備選で敗退。4人は再出馬を断念し、11月の本選に駒を進めたのはわずか2人だ。一方、ワシントン・ポスト紙によると、現職以外でトランプ氏が支持した候補は、約8割が予備選を勝ち抜いた。共和党は「トランプ党」の色合いを強めつつある。

 だが、トランプ氏はスパイ防止法違反や機密文書持ち出しなどの容疑で、連邦捜査局(FBI)の捜査を受ける身だ。共和党は捜査を「司法の政治利用」と批判し、トランプ氏擁護でおおむね結束しているものの、万が一トランプ氏が有罪となれば、党の方向性を見失う危うさをはらむ。

6692チバQ:2022/08/22(月) 19:50:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/23c78d52ffaa8c0959918936019bff52c05ecc11
民・共、2人の知事に脚光 大統
時事通信
米カリフォルニア州のニューサム知事=2021年11月、ロサンゼルス(AFP時事)

 【ワシントン時事】11月の米中間選挙に向けた動きが本格化する中、2人の州知事が注目されている。

 南部フロリダ州のデサンティス知事(共和党=43)と、西部カリフォルニア州のニューサム知事(民主党=54)だ。いずれも再選を目指す選挙を控える身ながら他州の応援に呼ばれるなど活動は全国規模。2024年大統領選の「期待の星」(CNNテレビ)との呼び声も高い。

 「左派のイデオロギーに屈服するわけにはいかない」。デサンティス氏は19日、ペンシルベニア州知事候補の応援演説で声を張り上げた。オハイオ、アリゾナなど他の激戦州でも人気弁士として駆け回っている。

 新型コロナウイルス規制のマスク着用「義務化」に反対してバイデン政権と対立し、7月には性的少数者について児童に教えることを制限する州法を制定。トランプ前大統領になぞらえて「ミニ・トランプ」とも称されるデサンティス氏の行動は、物議を醸すと同時に、保守的な共和党支持層の喝采を浴びてきた。

 今やその人気は不動だ。全米の保守派が一堂に会した今月の「保守政治行動会議(CPAC)」で次期大統領候補の模擬投票を実施したところ、デサンティス氏はトランプ氏に次ぐ2位。トランプ氏が出馬しない想定では、65%もの支持を得て首位に躍り出た。

 一方、デサンティス氏にライバル意識を燃やすのがニューサム氏だ。7月、ニューサム氏がフロリダ州で打ったテレビ広告が話題を集めた。デサンティス氏の映像を背景に「皆さんの州では自由が攻撃されている。カリフォルニアに移住しましょう」と呼び掛けたのだ。

 性的少数者の権利擁護や銃規制強化といったリベラルな政策を掲げるニューサム氏は現在、民主党の「牙城」カリフォルニア州で選挙戦を優位に運ぶ。州を飛び越えての露出は、大統領選を見据えた動きとの見方が多い。

 2人の知事が期待を集める背景には、若さや知名度に加え、両党で次期大統領の有力候補が不足している事情がある。バイデン大統領は79歳の年齢がたびたび不安視され、ハリス副大統領はバイデン氏以上に支持率低迷に悩む。一方、トランプ氏も機密文書持ち出しなどをめぐる疑惑で、出馬に不確定要素を抱える。

 ただ、党トップへの挑戦は冷遇されるリスクと隣り合わせだ。デサンティス、ニューサム両氏とも現時点で大統領選立候補は否定しており、活動の本格化はバイデン、トランプ両氏の動向を見極めてからになるとみられる。

6693とはずがたり:2022/08/23(火) 20:08:23
機密文書300件超保持か トランプ氏邸宅、米報道
https://www.sponichi.co.jp/society/news/2022/08/23/kiji/20220823s00042000204000c.html
[ 2022年8月23日 11:17 ]
トランプ前米大統領(AP)
Photo By AP

 【ワシントン共同】米紙ニューヨーク・タイムズは22日、トランプ前大統領の邸宅マールアラーゴから1月以降、機密文書300件以上が米当局に回収されていたと報じた。トランプ氏は退任時に機密文書を不正に持ち出し、保持していた疑いが持たれている。大半は国立公文書館(NARA)が回収するなどしたが、今月8日には連邦捜査局(FBI)が家宅捜索で機密文書11件を押収していた。

 大統領の公務記録は任期満了時に公文書館に引き渡すことが義務付けられている。同紙によると、任期満了から約1年たった1月に公文書館が機密文書150件以上を回収。6月にはトランプ氏側近が残っていた機密文書を司法省に引き渡した。その後、FBIがさらに11件を押収した。

 米メディアによると、トランプ氏の弁護団は22日、FBIが押収した文書について、FBIによる閲覧の差し止めを南部フロリダ州の連邦裁判所に請求した。文書に「大統領特権」で保護されるべき内容が含まれている可能性があるとして、第三者を任命して調べるよう求めている。

 CNNテレビは、請求によって捜査を遅らせることはできるものの、法的には厳しい闘いになると分析している。

6694チバQ:2022/09/05(月) 07:22:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/2ba977bd1c6af1c0cd3768f5de82d205127e7f9c
現・前大統領が激しいバトル 中間選にらみ敵意むき出し 激戦州の米ペンシルベニア
9/5(月) 7:02配信
時事通信
演説するバイデン米大統領=1日、米東部ペンシルベニア州フィラデルフィア(AFP時事)

 【ウィルクスバリ(米東部ペンシルベニア州)時事】米中間選挙まで約2カ月。

 民主党のバイデン大統領(79)と共和党のトランプ前大統領(76)が相次いで東部の激戦州ペンシルベニアで演説し、相手陣営への敵対心をむき出しにした。同州での勝利は中間選挙の行方を左右し、2024年の大統領選への布石にもなるためだ。

 「『国家の敵』はバイデン氏と彼を操っている取り巻き連中だ」。トランプ氏が3日、同州ウィルクスバリのアリーナでの演説でこう絶叫すると、約1万人の支持者たちは声を上げて総立ちとなった。

 「民主主義に戦争を仕掛けている」「邪悪な人々」―。相手を責めて対立心をあおるのがトランプ氏の手法だが、バイデン氏や民主党陣営に対するこの日の罵倒は一段と激しく、聴衆も鋭く反応していた。

 自身が退任時に機密文書を持ち出し、連邦捜査局(FBI)の家宅捜索を受けたことには「司法省とFBIは凶暴な怪物となった」と非難した。

 トランプ氏の陣営が強く意識したのは、バイデン氏が1日夜に同州フィラデルフィアで行った演説だ。20年大統領選の敗北を受け入れないトランプ氏とその支持者を「過激主義者であり、米国の脅威だ」と攻撃した。8月末の演説では、その思想を「半ばファシズム」とまで述べている。

 バイデン氏がペンシルベニア州に何度も足を運びトランプ氏への賛否を主要な争点にしようとしているのは、上院(定数100)の同州議席を奪取できれば、民主系50、共和50という現有の拮抗(きっこう)状態からの脱却につながるためだ。

 同州の上院議席は共和党候補オズ氏と、民主党候補のフェッターマン同州副知事が争う。政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、フェッターマン氏の支持率がオズ氏を若干上回っている。

 ただ接戦州の同州は、16年大統領選でトランプ氏が、20年にはバイデン氏がいずれも僅差で制し、どちらに転んでもおかしくない。

 医師でテレビ司会者でもあるオズ氏は、トランプ氏の後押しで予備選を勝ち抜き共和党候補になった経緯がある。トランプ氏の演説会場にいた主婦のクリスティンさん(64)は「オズ氏が勝てばトランプ氏の主張の正しさの証明となる。24年の大統領選は、もちろんトランプ氏に返り咲いてほしい」と語った。

6695チバQ:2022/09/14(水) 17:13:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/49ccac34c34e54c82ce27b323abc24068f4af271
民主はインフレ、共和は中絶規制 批判そらしに躍起 米中間選挙
9/14(水) 15:00配信


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毎日新聞
中絶禁止派の集会会場に入る共和党のグラム上院議員(左端)に向けて、中絶禁止法案反対のプラカードを掲げる市民(手前)=ワシントンで2022年9月13日、AP

 11月の米中間選挙に向けて、民主、共和両党が「弱点」を補う対策をアピールしている。民主党は高水準で推移するインフレ(物価高)、共和党は人工妊娠中絶の規制強化が有権者の不興を買っており、批判をかわそうと躍起になっている。

 「この法律は生活費を下げ、インフレを抑制する助けとなる」。民主党のバイデン大統領は13日午後、10年間で歳出総額4370億ドル(約63兆円)規模の気候変動・医療対策法の成立を祝う式典で強調した。同法は8月に民主党主導で成立。薬価や医療保険費の引き下げにつながることから「インフレ抑制法」と称し、中間選挙に向けたアピール材料にしている。

 しかし、式典が始まる数時間前に発表された8月の消費者物価指数は、前年同月比8・3%上昇と高止まりした。ピーク時より伸びは鈍化したが、依然として約40年ぶりの高水準で推移し、インフレ抑制が容易には進まないことを浮き彫りにした。市場予想より物価上昇率が高かったこともあり、13日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は前日比3・94%ダウンの大幅安となった。

 気候変動・医療対策法には再生可能エネルギーへの転換策なども含まれ、法成立前から「エネルギー価格の上昇などを招き、インフレ対策にならない」との批判があった。共和党のトランプ前大統領は「株価が暴落している。(気候変動対策などの)無駄な支出で、さらに株安になるだろう」と批判。共和党全国委員会のマクダニエル委員長も「物価はまだ急上昇している。バイデン氏は式典で一体何を祝ったのだろう」と皮肉った。

 一方、中間選挙で上下両院の多数派奪還を目指す共和党の悩みの種は、中絶規制だ。今年6月の連邦最高裁判決で、女性が中絶を選ぶ憲法上の権利が覆され、州による中絶禁止が容認された。中絶反対派の支援を受ける共和党の歴代大統領が、最高裁判事に中絶に慎重な保守派を指名してきた「成果」であり、共和党が優勢な州では中絶規制が強化され、一部では全面的に禁止された。

 しかし、約半世紀にわたり守られてきた中絶の権利が脅かされたことで、共和党への反発も起きた。中絶問題は、個人の生命観や宗教観によって意見が異なり、保守層や共和党支持者にも容認派がいる。共和党が優勢な中西部カンザス州では、8月上旬の住民投票で中絶規制強化が否定された。

 中絶問題への対応が課題になる中、共和党のグラム上院議員は13日、妊娠15週より後の人工妊娠中絶を禁止する連邦法案を提出した。最高裁判決を受けた「規制強化」の動きにも見えるが、全面的な中絶禁止などに比べて、妊娠15週までの中絶を容認する内容は比較的穏健だとも言える。レイプや近親相姦(そうかん)の被害者、母体に健康リスクがある場合は例外的に中絶を容認する規定も設けた。上下両院とも民主党が優勢なため、法案が可決される見通しはないが、「一定の条件で中絶は容認すべきだ」と考える有権者に配慮を示そうとしたとみられる。

 ただ、共和党内には中絶問題に触れること自体がマイナスだとの見方が強い。党上院トップのマコネル院内総務は「中絶規制の問題は各州に委ねるべきだ」とグラム氏の動きに不快感を表明。逆に民主党上院トップのシューマー院内総務は「全米規模で中絶禁止をもくろむ過激な法案だ」と批判した。【ワシントン秋山信一】

6696チバQ:2022/09/16(金) 13:25:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/db41d42f2050b48740ee6fe5dcb3c8721bf048a8
副大統領邸に移民を「転送」 共和州知事、政権に抗議 米
9/16(金) 7:32配信
 【ワシントン時事】米首都ワシントンのハリス副大統領邸前に15日、中南米諸国からの移民希望者約100人がバスで到着した。

 メキシコと国境を接し不法移民が急増するテキサス州のアボット知事(共和党)が、バイデン政権の移民受け入れ拡大に抗議するため送り込んだ。中間選挙が11月に迫る中、移民問題をめぐる党派対立が激化している。

6697チバQ:2022/09/29(木) 23:56:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/a0804af9c049e06e25b7fdcb619d8de1ab2081ff
不法移民で米「南北」対立 南部の共和知事、民主地盤の北東へ移送
9/29(木) 22:44配信
【ワシントン=渡辺浩生】メキシコ国境を越え米国に不法入国する移民が未曽有のうねりとなり、バイデン米政権の「無策」を批判する南部の共和党の州知事は、移民に寛容とされる民主党が地盤とする北東部各地に、バスや飛行機で送り込む強硬手段に出た。民主党は「人権問題」と非難しており、11月の中間選挙に向けて、移民の扱いをめぐる「南北戦争」が過熱している。

東部マサチューセッツ州マーサズ・ビンヤード島に9月14日、ベネズエラの移民の約50人が飛行機で着いた。富裕層の多い島の住民から支援を受けた後、米軍基地内の施設に移された。

飛行機は南部テキサス州サンアントニオを離陸。フライトを用意したことを南部フロリダ州のデサンティス知事(共和党)が認めた。テキサスからフロリダへの移民流出を阻止する目的で、同知事は16日、「これはほんの始まりだ」と述べ、州予算を使い移送を続ける方針を表明した。移送先の候補にはバイデン大統領の地元、東部デラウェア州も含まれるとした。

11月の州知事選で再選を目指し、2024年大統領選でトランプ前大統領と並ぶ有力候補とされるデサンティス氏は、テキサス州のアボット知事(同)と「連携する」とした。

アボット氏は西部アリゾナ州のデューシー知事とともに、首都ワシントン、ニューヨーク、シカゴなどの都市に不法移民をバスで送致。9月15日朝にはワシントンのハリス副大統領の公邸近くなどに2台の移民バスが到着した。

アボット氏も移送したと認め、「政権はテキサスの共同体を危険に陥れた南部国境の歴史的危機を無視し続けている」と非難した。ハリス氏が以前、「国境は安全だ」と発言したことに反発したとみられる。

9月中旬までにワシントンへ約9400人が移送されたといい、ワシントンのバウザー市長は「国境の危機をここで対処するにはインフラが必要だ」と緊急事態を宣言。移民の住居確保に追われた。記録的な移民流入に危機感を持つ南部州は、不法移民への市民権付与を唱え、リベラル勢が強い北東部が「われわれの苦悩を味わうべきだ」(デサンティス氏)と突き放す。

米税関・国境取締局によると、米南西部国境における22会計年度(昨年10月〜今年7月末現在)の拘束件数は約200万件。21年度(20年10月〜21年9月末)の173万件を超えた。

本国の経済危機や権威主義政権による抑圧が背景にあり、米紙ウォールストリート・ジャーナルによると1日約5千人が不法に国境を越え、半数以上が本国送還されず難民申請のため米国滞在が許されるという。

一方、マーサズ・ビンヤード島に送られた移民は、行く先を知らされなかったと人権団体に証言したとされ、米政権は「人間を政治的な売名行為に利用している」(ジャンピエール報道官)とデサンティス氏らを非難。民主党内には「人身売買」だとして司法省に調査を求める声もある。移民をめぐる「南北」の溝は政治分断を一層深めている。

6698チバQ:2022/10/02(日) 18:23:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/a0029958deca40a5bab5ac557e55385d173272ea
「最後の原発」一転延命 稼働停止に電力不足の壁 エネルギー確保で見直し・米カリフォルニア州
10/2(日) 7:03配信



時事通信
米カリフォルニア州唯一の稼働原発「ディアブロキャニオン原発」(米原子力エネルギー局のツイッターより・時事)

 【ロサンゼルス時事】米国の環境運動発祥地とされる西部カリフォルニア州で「脱原発」が曲がり角を迎えている。

 深刻な電力不足が立ちはだかり、州内最後の稼働原発を2025年までに停止する方針を突如撤回。約1カ月後に控える中間選挙で気候変動対策が争点の一つとなる中、エネルギー確保の観点から「原発回帰」にかじを切り始めている。

 ◇1200年で最悪
 「記録的な猛暑で電力不足に陥りかねない」。加州のニューサム知事(民主)は今夏、非常事態を宣言した。州内では今年、6300件を超える山火事が起き、観光名所のデスバレー国立公園では最高気温が50℃を超えた。カリフォルニア大によると、米西部で2000年以降に起きた干ばつは過去1200年間で最悪を記録した。

 加州は気候変動対策に積極的な民主党の最大の「牙城」で、再生可能エネルギーを重視してきた。だが、異常気象による電力不足にたびたび悩まされてきたことで、中間選挙を前に「より現実的な対策」(ロサンゼルス・タイムズ紙)を求める声が高まっている。

 ニューサム氏が電力不足対策の切り札に掲げるのが、州内唯一のディアブロキャニオン原発だ。加州の再生可能エネルギー普及率は全米で最も高いものの、水力発電は干ばつに弱く、太陽光発電は夜間に行えない。このため同原発の運転期間を30年まで5年延長することが急きょ決まった。

 東京電力福島第1原発事故の後、加州は脱原発を加速させた。一方で、民主党のバイデン政権が二酸化炭素(CO2)を排出しない原発を推進したことで、ニューサム氏は「原発回帰」を明確にした。こうした姿勢の背景には「24年の次期大統領選出馬をにらんだ布石」(同紙)との臆測がくすぶる。

 ◇インフレも後押し
 市民生活を直撃するインフレも原発回帰を後押しする。ディアブロキャニオン原発を支持する市民団体「原子力を守る母たち」のクリスティン・ジェイツさんは、原発を止めた他州の電気代が急上昇したと主張。価格が高騰する天然ガスを使う発電に頼ったからだといい、「原発の運転を続けることが最善だ」と訴える。

 これに対し、反原発団体「マザーズ・フォー・ピース」のリンダ・シーリーさんは「環境運動発祥の地である加州の原発回帰は象徴的な重みがある」と警戒。断層が多い加州で原発の運転を続けることは「フクシマの教訓を忘れ、地震の危険性を無視する暴挙だ」と憤る。

 加州の世論が二分する中、米連邦議会では8月、原発支援を含む過去最大規模の気候変動対策を盛り込んだ「インフレ抑制法」が成立。バイデン政権は同法を成果に掲げて中間選挙に挑む構えを見せている。

 ロシアのウクライナ侵攻はエネルギー安全保障の問題を突き付けた。これまで原発に慎重だった中西部ミシガン州のウィットマー知事(民主)も「転向」を探っており、加州で進む原発見直しの動きが今後、米国で広がる可能性がある。

6699チバQ:2022/10/08(土) 10:41:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/075a9b75892afe8fb37932e0d646c11003a3aa20
バイデン氏、大麻の犯歴消す恩赦発表 合法化支持者へアピールか
10/7(金) 20:41配信


毎日新聞
米国のバイデン大統領=米東部ニューヨーク州で2022年10月6日、AP

 バイデン米大統領は6日、連邦法に基づくマリフアナ(大麻)所持の犯罪歴を抹消する恩赦を発表した。米政府によると、少なくとも約6500人の犯歴が消える。世論調査では大麻合法化への支持が多数派であり、11月の中間選挙を前に有権者にアピールする狙いもあるとみられる。

 バイデン氏は6日のビデオ声明で「多くの州で大麻の使用は合法であり、単に使用、所持しただけで服役すべきではない」と主張。各州の知事にも、州法違反の犯歴に関して同様の恩赦を進めるよう呼びかけた。

 連邦法は大麻の所持や使用を禁じている。民主党は合法化を推進しているが、共和党は反対しており、法改正の見通しは立っていない。バイデン氏は「大麻所持の犯歴が、雇用や住宅入居、教育などに関して、不要な障壁を生んでいる。白人、黒人、褐色人種で大麻の使用率はほぼ同じなのに、黒人や褐色人種が逮捕、起訴、有罪とされる割合は不釣り合いなほど高い」と指摘。2020年大統領選での公約に沿って、恩赦を決めたと説明した。

 嗜好(しこう)用の大麻の利用は12年にワシントン州で初めて合法化された。違法薬物検査を手がける企業「DISA」によると、全米50州のうち19州と首都ワシントンで合法化され、連邦法に基づく取り締まりも事実上行われていない。医療目的限定で使用を認める州や刑事罰の対象としない州も多い。一方で6州は完全に禁止し、7州は大麻から抽出されたCBDオイルの医療目的での使用のみ認めている。

 合法化する州が増えるにつれ、世論も合法化賛成に傾いた。ギャラップ社の21年10月の世論調査では賛成68%、反対32%。民主党支持者の83%、無党派層の71%が賛成した。00年代前半までは6割以上が反対していたが、11年に賛成が反対を初めて上回った。

 22年の同社調査では、48%が「大麻を使用した経験がある」と回答。「現在使用しているか」との質問では、大麻の使用率(16%)がたばこの喫煙率(11%)を上回った。18年の同社の調査では82%が「たばこは非常に有害」と答えたが、「大麻は非常に有害」は27%にとどまった。

 19年のピュー・リサーチ・センターの調査では、合法化すべき理由として「医療用として重要」「捜査機関が他の犯罪取り締まりに要員を割ける」「合法化して課税すれば財源として有望」などの理由が上位を占めた。【ワシントン秋山信一】

6700チバQ:2022/10/08(土) 10:44:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/29b04f9fe4a6037bbe1773dccb18fcf69f51b93f
反トランプ派、相次ぎ政界去る 米上院議員、任期4年以上残し辞職へ
10/7(金) 12:56配信


毎日新聞
米国のベン・サス上院議員=ワシントンで2022年3月23日、AP

 米国のベン・サス上院議員(中西部ネブラスカ州選出)がフロリダ大学の学長に転身するため、近く辞職する見通しとなった。サス氏は2021年2月、連邦議会襲撃事件を巡るトランプ前大統領の弾劾裁判で、有罪を支持した共和党上院議員7人のうちの1人で、26年まで任期を残していた。連邦議会では上下院とも、反トランプ派の共和党議員が政界を去るケースが相次いでいる。

 フロリダ大学は6日の声明で、次期学長候補をサス氏に絞り込んだと発表した。サス氏は「米国で最も卓越した教職員たちとともに働く機会に興奮している」と述べた。サス氏の後任議員はネブラスカ州の州法に基づき、共和党のリケッツ知事が任命する。このため民主、共和の勢力図に影響はない。

 トランプ氏の弾劾を支持した共和党の上院議員(任期6年)7人のうち、サス氏以外に2人が23年1月に引退する。下院(任期2年)ではトランプ氏の弾劾決議に賛成した共和党議員は10人いるが、党予備選でトランプ派に敗れたり引退を決めたりして、11月の中間選挙に出馬するのは2人だけだ。【ワシントン秋山信一】

6701チバQ:2022/10/08(土) 10:46:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d9c735c75c4c089694b7681d2ad8df89cbf1043
上院、攻め切れぬ共和 「劇薬」トランプ氏、中間層は忌避 米中間選挙
10/7(金) 7:09配信

時事通信
トランプ前米大統領を背に演説するペンシルベニア州の上院選共和党候補オズ氏=9月3日、同州ウィルクスバリ(AFP時事)

 【ワシントン時事】投票まで約1カ月となった米中間選挙で、議会多数派の奪取を目指す野党共和党が、上院で攻めあぐねている。

 トランプ前大統領やその「忠臣」候補が唱える過激な主張が、穏健な有権者を遠ざけているためだ。同党はトランプ氏の熱狂的支持者をつなぎ留めつつ、中間層も取り込む難しい戦略を迫られている。

 ワシントン・ポスト紙によると、トランプ氏の支持を受けた非現職候補の8割超が共和党予備選を勝ち抜いた。そうした候補が今、民主、共和の勢力が伯仲する州で伸び悩んでいる。

 州全体が選挙区となる上院選は、下院選と比べ幅広い支持層の獲得が不可欠。新人候補はただでさえ、資金力や経験、知名度でハンディを背負う。さらに2020年大統領選でのバイデン大統領勝利を認めないといった過激さも、支持拡大の足かせとなっている。

 苦肉の策として、トランプ氏と距離を置いたり主張を和らげたりする動きも出始めた。東部ペンシルベニア州のオズ候補は、地元に根差さない「落下傘」の烙印(らくいん)を押され、防戦を余儀なくされてきた。中間層にアピールするため9月、20年大統領選について、当時議員であれば「(トランプ氏敗北の)結果を認めていただろう」と記者団に語った。

 西部アリゾナ州のマスターズ候補は各種世論調査で劣勢が続き、最近になって「人工妊娠中絶に100%反対」という主張を「妊娠後期の中絶に反対」へ軌道修正した。両州はいずれも、上院選の行方を決めるとされる激戦州だ。

 優勢を維持する下院共和党は、9月に発表した公約でインフレや治安、不法移民など有権者の関心が高いテーマへの取り組みに言及したが、20年大統領選には触れなかった。

 トランプ氏の支持者が離れれば、共和党の上院選勝利は遠のく。一方で「トランプ的」であるが故に敗退する候補が続出すれば、24年大統領選での返り咲きを視野に入れるトランプ氏の影響力が衰える可能性もある。共和党は「劇薬」トランプ氏の扱いに苦慮しながら、残り1カ月を戦う。

6702チバQ:2022/10/09(日) 09:52:01
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022100700726&amp;g=int
廃虚の保養地、住民ぼうぜん ハリケーン被災地、爪痕深く―米フロリダ州
2022年10月08日07時18分

米南部フロリダ州フォートマイヤーズ・ビーチの衛星写真。写真左は2002年4月、同右はハリケーン「イアン」上陸後にそれぞれ撮影=エアバス・ディフェンス・アンド・スペースが4日提供(AFP時事)
米南部フロリダ州フォートマイヤーズ・ビーチの衛星写真。写真左は2002年4月、同右はハリケーン「イアン」上陸後にそれぞれ撮影=エアバス・ディフェンス・アンド・スペースが4日提供(AFP時事)

半壊した自宅の前にたたずむモーリーン・マクガバンさん=6日午後、米南部フロリダ州フォートマイヤーズ
ハリケーン「イアン」による洪水で陸に乗り上げた大型クルーザー=6日午後、米南部フロリダ州フォートマイヤーズ
がれきの前に立つマリオン・リエッツさん=6日午後、米南部フロリダ州フォートマイヤーズ

 【フォートマイヤーズ(米フロリダ州)時事】米南部フロリダ州を襲った大型ハリケーン「イアン」は、美しい砂浜と温暖な気候で知られる海辺の保養地フォートマイヤーズに特に大きな爪痕を残した。7日で上陸から10日目を迎えたが、沿岸部は廃虚と化し、自宅が破壊された住民たちはぼうぜんとしたままだ。
死者100人超、自治体に批判も ハリケーン上陸1週間―米フロリダ州

 「今まで多くのハリケーンを経験してきたが、今回が最悪だ」。沿岸部の自宅が洪水で半壊したモーリーン・マクガバンさん(73)は悲痛な表情でこう訴えた。
 ペットとともに親戚宅に避難して無事だったが、自宅周辺はがれきが散乱。「幸運だった。家具は買い替えられるが、命はそうできないから」と自分に言い聞かせるように語ったが、「不安はある。将来ではなく、今どうしたらいいのか」と嘆いた。
 ヨットハーバーに面する自宅に住むマリオン・リエッツさん(86)は、ハリケーンが上陸した時には自宅の2階にいた。急速に水位が上がっていく中、ボートを支柱にくくりつけ、それに浮かんで生き延びたという。
 がれきの撤去作業は始まったが、自宅の前には多数のクルーザーが陸に乗り上げたままとなっている。「本当に大きなショックを受けたが、少し落ち着いてきた。またハリケーンは来るだろうが、私はここに残る」と、30年以上暮らしてきた家の片付けに励んだ。
 米メディアによると、ハリケーンの死者数は100人を超えたものの、捜索活動が続いており、さらに増加する見通しだ。特にフォートマイヤーズがあるリー郡の被害が甚大で、沖合の島では壊滅的な打撃を受けたところもある。フロリダ州でのハリケーンによる死者数は、既に1935年以来で最悪となったという。

6703チバQ:2022/10/12(水) 22:19:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/ff479c7ce27eeac3f23f497f2640360353ea5397
米中間選「ねじれ」再来か 政権党に敗北の歴史、11月8日に審判
10/12(水) 7:08配信


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時事通信
バイデン米大統領=9月20日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】米政治の行方を占う中間選挙が11月8日に実施される。

 大統領の任期2年目の中間選挙は「政権党に不利」という経験則がある。バイデン大統領の民主党は現在、連邦議会の上下両院で優位を保っているが、選挙は下院で劣勢、上院で接戦の見通しだ。政権と議会に「ねじれ」が生じるかが焦点となる。

 第2次世界大戦後の歴史をひもとくと、大統領の所属政党が中間選挙で上下両院とも議席を増やしたのは、ブッシュ(子)元大統領(共和)の2002年のみ。近年ではオバマ元大統領(民主)が最初の中間選挙で下院の63議席を、トランプ前大統領(共和)も同じく40議席を失った。

 原因の一つは、大統領選では60%前後の投票率が、中間選挙で40%前後に低下することにある。大統領選で勝利した政党の支持者は結果に満足し、中間選挙に足を運ばない。一方、政権に不満を持つ側は積極的に批判票を投じるという構図だ。

 ブッシュ氏の共和党が勝利したのは、01年9月11日の米同時テロへの対応で同氏の支持率が80%を超え、この「戦時人気」が1年後まで続いたため。2期目の中間選挙(06年)では上下両院で議席を減らした。

 民主党が上下両院のいずれかでも過半数を割り込んだら、どうなるのか。バイデン氏は残り2年の任期中、自らの望む形で重要法案や予算案を通すのが一段と難しくなる。外交や人事で権限を持つ上院を落とせば、政権運営が難航することも避けられない。

 1946年以降の中間選挙で、政権与党は下院で平均25議席を減らしている。米ギャラップ社によると、投票まで2カ月の時点で支持率が50%を下回った歴代大統領は、下院で平均37議席を失っている。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、バイデン大統領の10月10日時点の支持率は約43%。一時期の30%台から脱したものの、歴史的なインフレなどが逆風となり低迷が続いている。

6704チバQ:2022/10/15(土) 16:51:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3b033b30442405121ffd1f66f2edf0baed978e0
左でも右でもなく 分断に挑む第3党
10/15(土) 10:00配信


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毎日新聞
会場入り口に「FORWARD IS(前進とは)」と書かれたボードが置かれ、参加者たちが「未来の民主主義」「米国が求めているもの」などと書き込んでいた=米南部テキサス州ヒューストンで2022年9月24日、西田進一郎撮影

 左でもなく右でもなく、前へ――。そんなスローガンを掲げ、分断が極まる米国政治を変えようと動き出した新たな政党がある。中道政党「前進党(フォワード・パーティー)」。民主党でも共和党でもない「第3政党」は、2024年の次期大統領選に影響を与え得るのだろうか。9月24日にキックオフイベントが開かれた南部テキサス州ヒューストンを訪れた。

【写真】存在感を示すトランプ氏

 集会は市街地から少し離れたイベント会場で開かれた。最高気温が35度に達する暑さの中、開始1時間半前に到着すると、紺色のTシャツ姿のボランティアらが設営をしていた。並べられた椅子は約1200席。壇上に向かって左側には「NOT LEFT(左でなく)」、右側に「NOT RIGHT(右でなく)」、中央には「FORWARD TOGETHER(共に前へ)」と書かれた幕が張られていた。昼過ぎから夕方まで、討論会などが続いた。

 ◇「共通の基盤はある」

 共同創設者は、民主、共和両党に所属していた穏健派だ。一人は20年大統領選の民主党予備選に立候補した実業家のアンドリュー・ヤン氏(47)。単独インタビューでは3点を強調した。①無党派層は民主、共和両党の支持層よりも多い②そうした人たちの選択肢がない③対立が激しい2大政党の間でも「共通の基盤」があり、それに基づいた解決策を提示する――。弁舌にたけ、発信力があるヤン氏は党の象徴だ。

 もう一人は、東部ニュージャージー州知事や共和党のブッシュ(子)政権で環境保護局長官を務めたクリスティーン・トッド・ウィットマン氏(76)だ。開会前に話を聞くと、「共和党はレールから完全に外れ、党綱領すら採択しなかった。もう、党ではなくドナルド・トランプ(前大統領)のカルト教団だ」と断じた。語り口は落ち着いており、説得力がある。その発言で会場は何度も沸いた。

 ◇2大政党への不満が背景

 狙いは明確だ。2大政党に不満を持つ人たちや穏健派を幅広く取り込むことだ。

 例えば、米ギャラップ社の昨年の調査では、「2大政党は米国民を代表する適切な仕事をしている」という回答は、03年の56%から33%に激減。逆に「適切な代表を得るためには第3の主要政党が必要だ」との回答は40%から大きく増えて62%に達した。無党派層の70%は想定通りだが、共和党支持層の63%もこう回答したところが興味深い。民主党支持層は46%だった。

 イベントの途中、司会者が参加者に、挙手でどの党を支持してきたかを聞く場面があった。目視だが、約6割が共和党、約3割が民主党、残り約1割がその他だったように感じた。参加者の何組かに声をかけて話を聞くと、いずれもトランプ氏に反発する共和党支持者だった。

6705チバQ:2022/10/15(土) 16:51:53
 ◇第3党を阻む構造的障害

 「第3の選択肢」を目指した挑戦は過去にもあった。しかし、根付いたものはない。ヒューストンにあるライス大のポール・ブレイス名誉教授(政治学)は「第3党には構造的な障害が立ちはだかっているからだ」と解説する。

 米国は当選者が1人の小選挙区制だ。仮に各地で25〜30%の票を獲得しても、議席は全く得られない。ブレイス氏は「いざ投票するとなると、『自分の票が無駄になっていいのか』と自問することになり、それならば2大政党のどちらかに、となりやすい」と解説する。議席という形の「勝利」を得られなければ、組織を維持するのは難しい。

 それ以前に、スタート地点に立つことが難しい。選挙制度は各州が決める。どの州も2大政党が支配しており、「他の党が参入しやすいルールを作るはずがない」とブレイス氏は笑う。テキサス州では、24年大統領選で前進党とその候補者の名前を投票用紙に載せるためには、要件に合った署名を少なくとも9万筆集める必要があるという。

 全米各地でこうしたハードルを乗り越えて活動するためには、莫大(ばくだい)な資金が必要になる。米国で多額の政治資金を提供するのは大企業や投資家だ。「見返り」のあてがない第3党が集めるのは難しい。

 ◇小さな一歩の行方に注目

 それでも、第3党の動きを「展望がない」と切り捨てるのは早計だろう。大統領選に勝つことは困難でも、一定の支持を集めれば、2大政党の政策や選挙に影響を与える可能性はあるからだ。

 ヒューストン大のリチャード・マレー名誉教授(政治学)を訪ねると、「最も成功した例」として1912年大統領選の進歩党を挙げた。共和党だったセオドア・ルーズベルト前大統領(当時)が、後継者のウィリアム・タフト大統領(同)に不満を募らせ、退任から4年後に立候補した時の党だ。タフト氏を上回る票を得たが、結果的には民主党候補が当選。ただし、掲げていた労働環境の向上や1日8時間労働など進歩的な改革は取り入れられて実行された。

 一方、「スポイラー(妨害)効果」として注目されたのは、大接戦となった2000年大統領選の緑の党だ。ラルフ・ネーダー氏の得票率は3%未満だったが、主張が近い民主党のアル・ゴア氏の票を奪ったとされ、共和党のブッシュ(子)氏の勝利につながったと言われている。

 前進党が大統領選に参入できるか、候補者を擁立できるのか、まだ全く見通しは立たない。「2大政党に不満を持つ人たちの理由はさまざまであり、多くの人を取り込む『一つの代替案』を作るのは困難だ」(マレー氏)という指摘も説得力がある。

 だが、2大政党とその支持者が相手を徹底的に批判するのが当然だという分断の時代に、政策や立場の違いを認めつつも共通点を見つけようという姿勢は貴重だ。ヤン氏は私に「我々は政治的雰囲気全体を変える」と意気込みを語った。小さな一歩が、米国の政治にどのような影響を与えるのか注目だ。【北米総局長・西田進一郎】

6706チバQ:2022/10/19(水) 18:34:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/536cf60f877cdfcbcb38877863e3cc465c3f87a3
中絶の権利法制化を約束 リベラル票掘り起こしに躍起 米大統領
10/19(水) 13:35配信


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時事通信
18日、ワシントンで演説するバイデン米大統領(EPA時事)

 【ワシントン時事】バイデン米大統領は18日、ワシントン市内で演説し、3週間後に迫った中間選挙で与党民主党が議会多数派を獲得した場合、人工妊娠中絶の権利を保護する法案を「真っ先に議会に送る」と約束した。

 「選択の権利」を最優先課題に据え、上下両院の優位死守を目指し選挙戦でスパートをかける狙いだ。

 中絶の権利は今年6月、連邦最高裁が憲法上の権利とは認められないと判断。民主党は中絶の権利擁護を掲げ、リベラル票の掘り起こしを図っている。

 ただ、米メディアなどの最新の世論調査によると、有権者の最大の関心は依然として40年ぶりの高水準を維持するインフレにある。「極端な判決が出たあの日の気持ちを思い出してほしい」と訴えたバイデン氏には、投票日が迫る中で物価抑制に向けた有効な手だてを打てない焦りもにじんだ。

6707チバQ:2022/10/19(水) 18:36:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/af036fa8f2118717fc806c9ee3189ada73955105
バイデン氏、「中絶」を中間選挙の争点に 民主候補への投票求める
10/19(水) 7:05配信

朝日新聞デジタル
演説後、支持者らに語りかけるバイデン大統領(右)=2022年10月18日、ワシントン、合田禄撮影

 バイデン米大統領は18日、11月の中間選挙で民主党が勢力を拡大した場合、中絶の権利を明記する法案の成立を目指す考えを表明した。中絶反対派が多い共和党候補に対し、中絶の権利を中間選挙の争点として際立たせることで、民主党候補への投票を呼びかけるねらいがある。

 バイデン氏は首都ワシントンであった民主党全国委員会のイベントで講演した。中間選挙が11月8日に迫るなか、「歴史上、最も重要な選挙だ」と強調。法案の提出権は大統領にはないが、「上院でより多くの民主党議員を当選させ、下院でも多数を維持する。もしそうなれば、(改選後に)私が最初に議会に送る議案は、中絶の権利を成文化したものになると約束する」と語った。

 人工妊娠中絶の権利をめぐっては、連邦最高裁が6月、中絶の権利を憲法上の権利として認めない判決を出した。9人の判事のなかで、賛成した5人は全て、共和党の大統領が指名した判事だった。

6708チバQ:2022/10/20(木) 19:46:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b0c53aad4f4669841986109aa62ce5e6b2b0542
クリントン元国務長官、出馬否定 次期大統領選に「ノー」
10/20(木) 12:27配信


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共同通信
東京都内でジェンダー平等をテーマに話すヒラリー・クリントン元米国務長官=20日午前

 来日中のクリントン元米国務長官(74)は20日、国連軍縮担当上級代表の中満泉事務次長との対談で、2024年の次期米大統領選への出馬意欲を問われ「ノー、ノー」と苦笑いしながら否定した。


 24年大統領選を巡っては、クリントン氏と同じ民主党から高齢のバイデン大統領(79)が再選出馬するかどうかに関心が出ている。(共同)

6709チバQ:2022/10/27(木) 16:14:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/3bf2d614004070a9b06d3e694f639514f99310b3
米中間選挙、バイデン民主党が失速 共和党に勢い、両院で過半数狙う
10/27(木) 6:00配信

朝日新聞デジタル
ワシントンで24日、民主党全国委員会の本部で演説するバイデン米大統領=AP

 米国の中間選挙(11月8日投開票)まで2週間を切った。現在、連邦議会で主導権を握る民主党に対し、共和党が支持を伸ばしており、議会の上下両院で共和党が過半数に迫る勢いをみせている。残り2年間続くバイデン政権の求心力を保つためにも、議会の多数派を譲りたくない民主党は正念場を迎えている。


 「これほど重要な選挙はない。上下院の支配を維持できるかが大きな問題だ」。バイデン大統領は24日、ワシントンでの会合で投票を呼びかけた。直近の世論調査で「共和党優勢」となったことに触れ、「最後は民主党優勢になって幕を閉じるだろう」と終盤戦での巻き返しを誓った。

 直近の世論調査は、終盤での民主党の失速ぶりを示している。ニュースサイト「ファイブサーティーエイト」によると、支持政党を問う世論調査では10月20日、共和党が民主党を2カ月半ぶりに逆転した。

 下院では共和党の過半数獲得が有力で、上院でも接戦が予想される。カギを握る接戦州で共和党候補の追い上げが目立ち、上下両院ともに共和党が勝利する可能性も出てきている。

朝日新聞社

6710チバQ:2022/10/27(木) 18:50:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/134bff4aeca94299f8195c8e5ceb33baca259817
米下院で共和230議席前後濃厚 中間選挙、評論家見通し
10/27(木) 16:59配信
【ワシントン=坂本一之】米政治評論家のクリス・スタイアウォルト氏は米中間選挙に関し、下院(定数435)で野党・共和党が227〜232議席を確保し、多数派を握るとの見通しを示した。上院は接戦が続いているという。投票者数が高水準になり、浮動票が勝敗を左右すると指摘した。

同氏は米シンクタンクのアメリカン・エンタープライズ研究所(AEI)上席研究員。終盤情勢について27日までに取材に応じた。

中間選の投票率は「通常は35〜40%程度だが、今回は60%に近づく可能性がある」と指摘。ガソリン価格の高騰が中流家庭への負担増となり、「民主党には非常に悪いタイミングの選挙だ」とした。

下院選で「共和党が15〜20議席程度を積み増すとの予想が妥当だ」と分析。一方で「民主党が多数派を維持する確率は5%以下」とし、焦点は「共和党が有用な多数派になるか、無益な多数派になるかだ」と語った。共和党が勝利しても、議席数が230程度にとどまれば、党内の意見対立が妨げとなって安定した議会運営ができないとした。

下院選で共和党が過半数を大きく上回る多数派を獲得できず、民主党が上院の多数派を維持した場合、バイデン大統領は、交渉を通じて共和党勢力と妥協点を探りながら、政策推進に向けて「多少の取り組みを実現できる」とした。下院で多数派の共和党を「悪役」に仕立て、2024年の大統領選に向けて戦うシナリオも考えられるとした。

6711チバQ:2022/10/29(土) 08:52:12
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASQBX7HQHQBXUHBI047.html
ペロシ米下院議長の夫、襲われる 容疑者の身柄拘束、動機は不明
2022/10/28 22:46朝日新聞

ペロシ米下院議長の夫、襲われる 容疑者の身柄拘束、動機は不明

米ワシントンで2021年12月、イベントに出席したナンシー・ペロシ米下院議長(左)と夫のポール・ペロシ氏=ロイター

(朝日新聞)

 米連邦議会のペロシ下院議長の夫ポール・ペロシ氏(82)が28日、サンフランシスコの自宅に侵入した人物に襲われ、病院に運ばれた。ペロシ議長の報道官が同日、声明で明らかにした。容疑者の身柄は拘束されたという。

 声明によると、事件が起きたのは同日早朝で、ペロシ議長は当時、サンフランシスコにはいなかった。容疑者の動機は不明で、捜査中だという。ポール氏は病院で治療を受け、「完全に回復する見込みだ」としている。AP通信によると、ポール氏はハンマーで襲われ、頭部と体を負傷した。同通信が伝えた関係者の話では、容疑者はペロシ議長の自宅を狙って侵入したという。

 ホワイトハウスは事件を受けて声明を発表。バイデン大統領はペロシ議長に電話し、支援を表明したと明らかにした。声明は「大統領は引き続きすべての暴力を批判し、家族のプライバシーが尊重されることを求める」としている。

 米国では11月8日に中間選挙があり、下院議員は全員が改選される。ペロシ議長も再選に向け、カリフォルニア州の選挙区で立候補している。2年前の大統領選後には、米連邦議会への襲撃事件が起きた。中間選挙を前に、米国では再び政治をめぐる暴力事件が懸念されている。(ワシントン=高野遼)

6712チバQ:2022/10/30(日) 17:09:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/acf349c3f4fd836b661d96220bda5e56617dfee4
バイデン・トランプお断り?  終盤戦、目立たぬ両党の顔 米中間選挙
10/30(日) 7:08配信


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時事通信
バイデン米大統領=28日、フィラデルフィア(AFP時事)

 【ワシントン時事】米中間選挙まで1週間余り。

 終盤戦にもかかわらず、バイデン大統領(民主)とトランプ前大統領(共和)の露出が少なく、両党の「顔」の不人気ぶりが指摘されている。

 バイデン氏の選挙応援は、一般公開されない高額献金者の資金集め集会が中心だ。支持率が40%台前半で低迷する大統領の訪問は必ずしも歓迎されず、時には「指導部の世代交代が必要だ」(オハイオ州のライアン民主党上院候補)と露骨に拒絶されることもある。

 バイデン氏は記者団に「16カ所以上から応援要請がある」と強がったものの、今月最後の週末も自宅のあるデラウェア州で静かに過ごす。激戦州を飛び回るオバマ元大統領とは対照的だ。

 一方、トランプ氏は週末を中心に応援集会を開いてきたものの、動きは活発でない。熱狂的な支持基盤を誇るトランプ氏も、激戦州では穏健な有権者を遠ざける。同氏周辺は米紙に「女性や無党派の票を狙うなら適任ではない」と認めた。

 バイデン、トランプ両氏とも2024年大統領選に出馬する意向を示し、現時点では民主、共和両党の最有力候補だ。応援弁士としての人気のなさは、次期大統領選の混沌(こんとん)を予告しているかもしれない。

6713チバQ:2022/10/30(日) 18:47:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/a98e0b9a75f0d3c852a65c0b4a1e5c2fe416f059
米社会、深刻な「部族」化 ライバル党を脅威視  現・前大統領が拍車・中間選挙
10/30(日) 7:08配信


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時事通信
撤去されるリー将軍の銅像=2021年9月、米南部バージニア州リッチモンド(AFP時事)

 米中間選挙(11月8日投開票)は終盤戦に入った。

 一部の世論調査によると、民主、共和両党の支持者のそれぞれ約8割が相手の政策を「脅威」と感じ、将来への危機感を募らせている。専門家らは、自らの集団を被害者と見なす一方で他集団を敵視する「部族主義(トライバリズム)」が米社会で一段と深刻化していると警告する。

 首都ワシントン北西部ジョージタウンからポトマック川を渡り、バージニア州を縦断する国道29号。同州フェアファックス郡は9月中旬、国道の名称「リー・ハイウエー」を廃止すると決定した。南北戦争(1861〜65年)で奴隷制を支持した南軍の司令官ロバート・リー将軍をたたえたものだからだ。

 バージニア出身のリー将軍は全米で英雄視されてきたが、トランプ前政権時代の2017年に入って民主党左派などから「黒人弾圧の象徴」との声が拡大し、州内の将軍の像が相次いで撤去された。

 一連の動きに反発するかのように、中間選挙の前哨戦と目されていた21年11月のバージニア州知事選では、無名だった共和党のヤンキン氏が「教育」を争点にして勝利。同氏は過激な「反人種差別教育」を制限すると公約した。

 同時期のバージニア州下院選で初当選したアンダーソン議員(共和)は国道29号が通る町カルペパーで取材に応じ、「歴史上、奴隷を所有していたすべての人物が狙われている。リー将軍が奴隷制に反対していた発言は顧みられていない」と批判。「私たちは今や赤色(共和)の部族と青色(民主)の部族に分かれ、意見が何一つ一致しない」と嘆いた。

 NBCニュースの世論調査によると、民主党支持者の81%、共和党支持者の79%が相手の政策を「米国を破壊する脅威」と認識。民主党支持者は共和党による「投票妨害」や反体制的な「トランプ主義」に、共和党支持者は民主党による「政府の管理強化」「憲法の拡大解釈」などにそれぞれ危機感を抱いている。

 現・前大統領も「部族化」に拍車を掛けている。バイデン大統領は今回の中間選挙を自らへの審判ではなく、民主と共和の「非常に異なった展望」の選択と訴える。トランプ前大統領が掲げるのは、民主党やリベラル派が支配する「影の政府」からの政権奪還だ。

 米外交問題評議会(CFR)のクリス・タトル上級研究員(内政担当)は「人々は今、自分が同意できるものに取り囲まれている。その結果、意見が違う相手を他の集団の一員とみて全体を敵にしてしまう。中間選挙を経て相互不信が極まれば、次に暴動のような非民主的なことが起こり得ると肝に銘じなくてはならない」と警鐘を鳴らす。

6714チバQ:2022/10/31(月) 07:19:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/a06dd55b53cfdfa2ffc11d8b080ea58c1c531a93
米下院、接戦区減る 「ゲリマンダー」で二極化 中間選挙
10/31(月) 7:14配信


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時事通信
 【ワシントン時事】米中間選挙で、小選挙区制を採用する下院選(定数435)の接戦区が減少している。

 各政党が自党に有利になるよう区割りを決める「ゲリマンダー」を行ったためだ。支持基盤を固めさえすれば当選が容易になることから、過激な候補を生みやすく、米政治の分断を助長する懸念が指摘されている。

 ゲリマンダーとは19世紀初頭、マサチューセッツ州のゲリー知事が恣意(しい)的に線引きした選挙区の形が、竜のような怪物「サラマンダー」に似ていたことに由来する。政治家が有権者を選別する、米政治の「あしき慣行」とされる。

 今回の選挙では、10年に1度の国勢調査に基づき区割りが変更された。人口比例で配分された選挙区の線引きは各州が定める。選挙分析サイト「ファイブサーティーエイト」によると、新区割りでは民主党に有利な選挙区が六つ増えた一方、激戦区は六つ減った。

 当選がほぼ確実な選挙区では、自党の予備選を勝ち抜くため候補者の主張が極端になりがちだ。共和党「トランプ派」筆頭格のマージョリー・テイラー・グリーン氏や、民主党の急進左派アレクサンドリア・オカシオコルテス氏ら、反対派から「極右」「極左」とレッテルを貼られる議員を生む土壌となってきた。

 民主制度に反すると批判も多いゲリマンダーを巡っては、改善の動きも出始めている。ミシガンやコロラドなど一部の州は、区割り権限を議会から独立委員会に移管する制度改革を実施。ノースカロライナ州では共和党に有利な区割りに対し、裁判所が是正を命じた。

 プリンストン大の「ゲリマンダリング・プロジェクト」は、こうした変化により「過去数十年と比べると公平な地図になった」と分析しているが、米政界の分断を解消するには至っていないようだ。

6715チバQ:2022/10/31(月) 07:20:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/24e1ae1c332f7ad4daaa563efe17b4273614c414若者の支持集める「AOC」 急進左派ホープの民主女性議員 「長期的視点なし」と批判も
10/31(月) 7:10配信


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時事通信
アレクサンドリア・オカシオコルテス米下院議員(手前左)=2021年9月、ニューヨーク(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】実業家イーロン・マスク氏のような大富豪と多くのホームレスが共存する米国で、行き過ぎた格差社会に彗星(すいせい)のごとく現れた民主党急進左派の女性が、将来を憂う若年層の支持を集めている。

 ニューヨークを地元とし、「AOC」の略称で知られるアレクサンドリア・オカシオコルテス下院議員(33)。中間選挙を控え、「将来の大統領候補」との声も上がる同氏を支える有権者の本音を探った。

 「少数派の声を訴え、国を良くすることはとても難しいこと」。ニューヨーク市内の公園で23日、仲間と共に動物愛護を訴えていた女性アーティストのブリッタ・アルフォードさん(26)は取材に応じ、不平等是正に取り組むオカシオコルテス氏にエールを送った。

 アルフォードさんの言葉には、資本主義社会の閉塞(へいそく)感がにじむ。「金持ちの白人が全てを所有しない世界を実現してほしい」
 高い知名度を生かし、多額の政治資金を調達可能なオカシオコルテス氏は、民主党執行部も一目を置く存在だ。ただ、妊娠中絶の権利を求める抗議中に当局に拘束されるなど、過激な行動で世間を騒がせたこともある。

 中絶反対派の団体で働く20代前半の女性サバンナさんは26日、別の公園で団体の主張を訴えていた。話し掛けると「誰が費用を負担するの。維持可能な政策じゃないわ」と、オカシオコルテス氏が唱える国民皆保険制度への反対をまくし立てた。「彼女はとても外見が良く流行に敏感なので、共感を得やすい」と指摘し、長期的視点に欠ける若年層に受けているだけだと切り捨てた。

 機械工の父を手伝うデニス・ベニテスさん(19)は、共和党のトランプ前大統領支持者だ。「気候変動問題に真剣な点でAOCは好み」だが、「環境と経済を組み合わせた彼女の政策は、持続可能じゃないね」と冷静に評する。

 スペンサー・パークさん(18)は「AOCを支持するよ」と即答。「若者との関わり方は特にすごい。未来を目の当たりにするのは僕たちだ。若い世代の意見に耳を傾けなきゃ」と力を込めた。

 オカシオコルテス氏の選挙区は、リベラルな有権者が多数を占める大都会のニューヨーク第14区。共和党の対抗馬が「過激な社会主義者」と批判を強めても、同氏の優位は揺るがない。中間選挙後も2024年の大統領選をにらみ、その言動に注目が集まりそうだ。

 

 ◇アレクサンドリア・オカシオコルテス氏
 アレクサンドリア・オカシオコルテス氏 ニューヨーク市ブロンクス区のヒスパニック系家庭に生まれる。ボストン大卒業後、バーテンダーなどとして働き、2018年の中間選挙で民主党から出馬して最年少の女性下院議員として初当選。サンダース上院議員と並ぶ同党急進左派の代表格として知られる。33歳。

6716チバQ:2022/11/02(水) 23:18:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/b26db37b95d070f9d93df193e371c61906a23534
接戦州のトランプ派候補 大統領選へ判断左右
11/1(火) 20:49配信


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産経新聞
演壇で握手するトランプ氏(右)と、同氏の支持を受ける共和党予備選の候補、バンス氏=4月、米オハイオ(大内清撮影)

【ワシントン=坂本一之】米中間選挙ではトランプ前大統領が支持する共和党候補の勝敗が注目を集めている。トランプ氏にとって支持候補の当選は自身の影響力を示す指標であり、2024年大統領選への出馬を判断する材料となる。

トランプ派候補として有名なJ・D・バンス氏は接戦の中西部オハイオ州から上院の議席を狙う。トランプ氏の集会方法をまねるなどし世論調査で民主党候補を僅かにリードする。上院選の接戦州では、南部ジョージア州でプロフットボールの元スター選手ウォーカー氏、東部ペンシルベニア州でオズ氏がトランプ派として激戦の渦中にある。

これらは共和党が上院で多数派を握るかどうかを左右する重要選挙区で、米メディアも動向を取り上げている。米公共ラジオ(NPR)によると、今回の上下両院選や州知事選などにはトランプ氏が支持する約200人が出馬している。

一方、党上院トップのマコネル院内総務とトランプ氏の確執は深まっている。中間選の候補を決める予備選でトランプ派に敗れた党有力者、チェイニー下院議員も反トランプを掲げており、選挙後も党内対立が続くとみられている。

6717チバQ:2022/11/04(金) 17:35:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/78a84d45811aa37280f404fc91b3ad4f777f7cc9
民主「牙城」ネバダ州で苦戦 インフレ、支持基盤直撃 上院の行方左右・米中間選挙
11/4(金) 7:09配信


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時事通信
米ネバダ州ラスベガス郊外の住宅街で、戸別訪問する「カリナリー(料理)労働組合」のエド・カマーチョさん(左)と母親のアンジェリカさん=10月24日

 8日の米中間選挙で上院多数派を懸けた接戦州の一つが、カジノの街・ラスベガスを有する西部ネバダ州だ。

 民主党現職のキャサリン・コルテスマスト議員(58)と共和党のアダム・ラクソルト前州司法長官(44)が激しく競り合う。民主党が30年以上にわたり議席を守り抜いてきた「牙城」だが、物価高騰は支持基盤の労働者の生活を直撃し、同党は苦戦を強いられている。

 ◇戸別訪問100万軒
 10月24日夕、ラスベガス郊外の住宅街。ネバダ州最大の労働組合「カリナリー(料理)労働組合」の組合員、エド・カマーチョさん(21)と母親のアンジェリカさん(45)は、一軒ずつ呼び鈴を鳴らしドアをノックした。「共和党に投票したよ。民主党は経済を駄目にしたから」「移民問題は大切。投票には必ず行く」。住民の反応はさまざまだ。

 「ドアの向こうにそれぞれ物語がある。新型コロナウイルスで大変な思いをし、今も職を探す人がいる」。7月に戸別訪問を始めたエドさんはこう語り、民主党候補者や投票方法が記されたパンフレットを留守宅のドアノブに引っ掛けた。

 カジノやレストランの従業員らで構成する同組合の組合員は約6万人。うち6割がヒスパニック系だ。アンジェリカさんも20年前に米国に移住したメキシコ系移民で、今はカジノで働く。組合トップのテッド・パッパジョージ財務書記長は「大統領選があった2020年には65万軒訪問した。今年は過去最多の100万軒を目指す」と力を込める。

 ◇「争点は生活費」
 選挙分析サイト「ファイブサーティーエイト」によると、5月にコルテスマスト氏の各種世論調査の支持率平均値がラクソルト氏を上回ったが、9月下旬に逆転された。11月1日時点では、コルテスマスト氏が46.5%、ラクソルト氏は46.6%と拮抗(きっこう)している。

 ニュースサイト「ネバダ・インディペンデント」のジョン・ラルストン記者は、ネバダ州は本来、民主、共和両党の勢力が伯仲する「スイング・ステート(揺れる州)」だと説明する。だが、歴史的なインフレがバイデン大統領と民主党への逆風となっており、「今年は共和党の年になりそうだ」と見積もる。

 特に深刻なのはガソリン価格の高騰だ。全米自動車協会(AAA)によれば、ネバダ州のガソリン平均価格は全米平均を大きく上回り、州別ランキングで3位の高さ。パッパジョージ氏も「最大の争点は生活費だ」と認める。

 ◇米国の縮図
 観光客でにぎわいを取り戻し始めたラスベガス中心部から車で30分ほど離れた郊外のレストラン。ラクソルト氏が10月24日夜に開いた集会に参加した白人女性(62)は、「食料品店に行くたびに価格が上がっている」とバイデン政権への不満をぶちまけた。

 トランプ前大統領の支持を受けるラクソルト氏の陣営は、「バイデンに全てをささげている」とコルテスマスト氏を批判するテレビ広告を流す。同氏とバイデン政権の「経済失政」を結び付ける戦略だ。ネバダ州は人口の3割近くをヒスパニック系が占め、低学歴の労働者も多い。政治的争点も含め、同州での民主党の苦戦は、米政治の「縮図」(米メディア)と言われている。

6718チバQ:2022/11/04(金) 17:39:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/7dbd211b8df113cbd494c79e20b74aede0b6a31b

米中間選挙 楽観ムードも漂う共和党、上院奪還に総力
11/3(木) 15:00配信


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CNN.co.jp
米中間選挙も投開票まで1週間を切り終盤に入った

(CNN) 秋の選挙戦も大詰めを迎え、共和党には楽観ムードが漂いつつある。重要な上院の議席が射程距離に入ってきた兆候も見える中、下院で確実に過半数を取れるとの確信が高まり、党幹部が数週間前に想像していたよりも深く民主党の牙城に切り込んでいる。

カリフォルニア州からコネチカット州まで、激しい下院争いを繰り広げる民主党候補者は、有権者から押し寄せる不満に大慌てで対処している。経済やインフレや犯罪に対する不満の渦は、ジョー・バイデン大統領1期目の後半で勢力図を塗り替えかねない。

真っ二つに割れる中間選挙が共和党との政策や立場の違いを明確に示すことなく、バイデン政権に対する国民投票という形で終わる場合、民主党は、政界の秩序が様変わりしうる厳しい選挙日を迎えることも想定している。

支持率が伸び悩んでいることもあり、バイデン大統領は今週、上院選の最激戦州から遠く離れた地域で遊説を予定している。バイデン氏は、共和党が下院で、さらに上院でも過半数を握った場合どうなるかを考えて、慎重な選択をするよう国民に訴えた。

先週末デラウェア州で期日前投票を終えたバイデン氏は「これは根幹を揺るがす重要な選択だ。国の将来について全く異なる2つの見方から、どちらかを選択する」と述べた。

問題は、2年前にバイデン氏を支持した有権者の中にさえ、大統領のメッセージに耳を傾ける者が少しでもいるのかどうかだ。

民主党は、メッセージを広めて支持基盤を活性化しようと、バラク・オバマ元大統領を頼りにしている。オバマ氏は先週末、ジョージア州、ミシガン州、ウィスコンシン州で辛辣(しんらつ)に最後の演説を締めくくった。

オバマ氏は「今現在の現実的な問題はインフレだ」と言い、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)のあおりで世界中が経済的困難に見舞われていることを指摘した。「皆さんはこう問うべきだ、実際にこの問題に対処してくれるのは誰なのか。共和党も散々口にしているが、彼らはどんな答えを用意しているのか」

共和党が下院奪還をうかがい、ホワイトハウスもそうした結末に向けてひそかに準備を始めているが、選挙日まで数日となり、上院の過半数争いも熾烈(しれつ)を極めている。

ジョージア州、アリゾナ州、ネバダ州の民主党の現職上院議員が共和党候補者との激戦で守勢に立たされる一方、共和党はペンシルベニア州、ウィスコンシン州、ノースカロライナ州での議席確保に向けていっそう強気な態度に出ている。共和党が上院で過半数を獲得するためには、たった1議席増やせばいい。

全米共和党上院委員会の委員長を務めるリック・スコット上院議員(フロリダ州選出)は先ごろ、CNNに「今年は我々の年だ」と語り、共和党の獲得議席は「52議席以上」になるだろうと予測した。

共和党関係者やストラテジストがCNNに語っているように、これら激戦州のいくつかでは大きな不確定要素が持ち上がっている。はたして有権者は知事選と上院選で違う政党に投票するのか、それとも知事選に引っ張られて上院選の候補者も当選を果たせるのだろうか。

6719チバQ:2022/11/04(金) 17:39:52
ジョージア州では、共和党は、現職のブライアン・ケンプ知事(共和党)の再選がほぼ手堅いことに勢いを得て、上院選に出馬しているハーシェル・ウォーカー候補(共和党)について楽観的な見方を示している。現職のラファエル・ワーノック上院議員(民主党)とウォーカー氏のいずれも50%以上の得票数を得られなかった場合、上院選の勝敗の行方は12月6日の決選投票に持ち込まれる。

オハイオ州でも、再選をかけたマイク・デワイン知事(共和党)が対立候補を大きくリードしているため、共和党関係者はJ・D・バンス候補(共和党)とティム・ライアン下院議員(民主党)の対決についてそれほど心配しているようすはない。

アリゾナ州では、共和党関係者も、上院選でブレイク・マスターズ候補(共和党)がマーク・ケリー上院議員(民主党)と接戦になることはないだろうと認めている。接戦になるのは、知事選でケイティ・ホッブス候補(民主党)と激しい選挙戦を繰り広げるカリ・レーク候補(共和党)が保守層を刺激した場合だろう。

試金石となる事例は、まさに今ペンシルベニア州で繰り広げられている。知事選に出馬しているジョシュ・シャピロ州司法長官(民主党)は、共和党幹部にすっかり見放されたダグ・マストリアーノ候補(共和党)を大きく引き離している。

シャピロ氏が上院選のジョン・フェターマン候補(民主党)を引っ張り上げることができるか、それとも有権者は政党を変えてメメット・オズ候補(共和党)に票を投じるのか。選挙当日の夜の間違いなく楽しみな問題だ。予備選ではドナルド・トランプ前大統領の推薦を受けて指名候補を勝ち取ったオズ氏は、本選ではがらりと態度を一転させ、中道の立場を取っている。

オズ氏は先週行われた討論会で、「政府は過激な姿勢で間違った方向に進んでいる」と述べ、上院では誠意と歩み寄りの姿勢で臨むと公約した。一方、フェターマン氏は、対立候補がとりわけ中絶に関して極端な立場であることを強調しようとしている。

こうした面々が上院選でとくに注目を浴びる一方、刺々しい政治情勢のため、民主党上院選の候補者はほとんど誰もが共和党の激しい攻撃から逃れることはできない。ワシントン州のパティ・マレー議員に始まって、コロラド州のマイケル・ベネット議員、ニューハンプシャー州のマギー・ハッサン議員に至るまで、そこまで激戦ではない州の現職議員も、1年前に予想していたよりも厳しい選挙戦を強いられている。

民主党上層部も、党内に厳しい経済的な向かい風が吹いているという見方を否定していない。だが今年6月に最高裁判所によって「ロー対ウェイド」の判決が覆されたのを受け、中絶の権利保護を訴えることで有権者を勢いづけられると主張している。

民主主義を守ることも依然として一部有権者を鼓舞する材料だ。名だたる共和党候補者の多くが、2020年大統領選挙の結果を否定したり、陰謀論を広めたりしている。

今週、フロリダ州、ニューメキシコ州、メリーランド州、ペンシルベニア州を遊説する予定のバイデン大統領にとって、今月8日の選挙日はデラウェア州で初当選してからちょうど50年目に当たる。1972年以来、大統領は最前列で選挙の酸いも甘いも見てきたが、過去の事例は必ずといっていいほど政権与党には不利だ。

「アメリカン・プレジデンシー・プロジェクト」によると、大統領が所属する政党は第2次世界大戦以降、就任後最初の中間選挙で平均28議席を落としている。現在、民主党が下院で抱えるリードはわずか5議席。過去の事例にわずかながら抵抗したとしても、下院で過半数を失いかねない。

トランプ氏が2020年の敗北を覆そうと試み、選挙の正当性について根拠のない疑念を持ち出して以来初めての全国選挙で、過去の事例がどれほど当てになるのかは疑問の余地が残るところだ。

すでに46州で約2100万人の米国人が投票を済ませた中、民主党の政府関係者や議員らは、共和党の勢いをそぐためにも残りの日数で選挙の流れを変えることが喫緊の課題だと認めている。

バイデン氏は21日夜にペンシルベニア州で演説し、今回の選挙の争点を詳しく語り、お茶を濁すことなくこう言い切った。「この先10年、あるいはその先の国のあり方を形成することになるだろう。冗談ではなく」

6720チバQ:2022/11/07(月) 10:45:05
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-221106X042.html
最後の週末、現・前大統領が舌戦=命運決めるペンシルベニア州―米中間選挙8日投開票
2022/11/06 14:51時事通信

 【フィラデルフィア、ラトローブ(米ペンシルベニア州)時事】8日に投開票される米中間選挙前で最後の週末となった5日、バイデン大統領とトランプ前大統領がそれぞれ東部ペンシルベニア州に入り、舌戦を繰り広げた。同州は激戦が続く上院選で民主、共和のどちらの党が多数派を握るか命運を決める最重要州。選挙戦はいよいよクライマックスを迎えた。

 バイデン氏は同州最大都市フィラデルフィアの大学施設でオバマ元大統領らと登壇した。数千人の支持者らを前に「残り3日。皆さんにはトランプを2年前に『敗北した大統領』にした力がある」と、民主党候補に投票するよう声をからし呼び掛けた。

 この日、会場を一番沸かせたのは、演説会のトリを務めたオバマ氏だった。「民主主義は当たり前ではなく、そのために戦うものだ」と決めぜりふを言うと、聴衆は総立ちで歓声を上げた。

 一方、同州西部ラトローブで集会を開いたトランプ氏。「バイデンと極左の愚か者どもはペンシルベニアの雇用を壊滅させ、見たこともない物価高で家庭を窒息させている」と民主党をこき下ろし、「8日に共和党の歴史的勝利を収めなければならない」と訴えた。

 会場となった空港にプライベートジェットで降り立つと、タラップから真っすぐ演壇に向かう派手な演出で数千人の支持者を熱狂させた。「子飼い」候補をいかに連邦議会や州政府に送り込めるかは、2024年大統領選に向けたトランプ氏の影響力を占う試金石。共和党候補の応援にもおのずと力が入る。

 ペンシルベニア州は、16年大統領選でトランプ氏勝利の原動力となった「ラストベルト(さび付いた工業地帯)」の一つ。上院は共和党現職の引退に伴う新人対決で、両陣営が全米で最も重視する選挙区となっている。

 民主党はスキンヘッドに入れ墨、スエット姿という異色の副知事フェッターマン氏を擁立。対する共和党からは、テレビ番組で活躍した医師のオズ氏が出馬した。インフレや犯罪、人工妊娠中絶の是非が主要争点となる中、脳卒中を患ったフェッターマン氏の健康問題も絡み、情勢は一進一退の展開が続く。

6721チバQ:2022/11/07(月) 10:45:32
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_america_XO4VZPJDQRO5DNQNBOZOCPIGCM.html
米与党、下院で平均26議席減 大戦以降、政権に厳しい中間選挙
2022/11/06 13:35産経新聞

米与党、下院で平均26議席減 大戦以降、政権に厳しい中間選挙

(産経新聞)

【ニューヨーク=平田雄介】米国の中間選挙が8日に迫った。「中間選挙」と呼ばれるのは、4年ごとにある大統領選の2年後に行われるためで、大統領と政権与党の政権運営に対する「信任投票」の意味合いがある。選ばれるのは連邦議会議員や州知事、州議会議員たちだ。

民主党と共和党の2大政党が争う米国で、国民は中間選で大統領と与党に厳しい評価を下してきた。第二次大戦中のルーズベルト政権(民主党)以来、平均すると与党が連邦議会下院で26議席、上院で4議席を減らし、野党が議席を伸ばしてきた。

全米に50ある各州の代表者である下院議員は任期2年で、中間選で全435議席が改選される。各州から2人ずつ選ばれる上院議員は任期6年。全100議席のうち3分の1ずつ改選され、今回は補欠選挙を含め35議席が対象となる。

民主、共和両党はそれぞれ、州ごとに上下両院の候補者を党内で選ぶ選挙を中間選前に行う。8日の本番で争うのは、党内の競争を制した候補たちだ。

投票権があるのは18歳以上で、有権者登録を済ませた人。日本のように自動的に有権者名簿に登録されるのではなく、投票を希望する人は、まず居住地で有権者登録をして投票資格を得なければならない。登録の仕組みは州ごとに異なる。

投票は選挙当日に投票所で行うほか、勤務地が遠いなどの事情がある人は期日前投票ができる。ショッピングモールなどに専用機器を備えた投票所を置くケースもある。新型コロナウイルス禍で利用が伸びたのは郵便投票だ。自宅へ郵送されてきた投票用紙に候補者名を記入し、選挙管理委員会へ送り返す。

民主党は有権者登録をしやすくしたり、期日前投票の利用を増やしたりすることに前向きだ。民主支持を期待できる若者や中南米系ら有色人種には、登録を済ませていない人が多い傾向がある。都合がつくときに投票所を訪れればよい期日前なら、投票になじみが薄い若年層らの得票を増やせる可能性もある。

2020年の大統領選では、コロナ対策もあって民主党主導で郵便投票を拡充する州が相次いだ。ただ、制度変更が「不正の温床になる」との批判もあり、昨年は共和党が強い州を中心に、郵便投票の受付窓口を制限したり、投票者の身分証明の要件を厳格化したりする法律の制定が進んだ。

中間選前の下院の現有勢力は民主党が220、共和党が212、欠員3。上院は民主と共和が50ずつの同数となっている。政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の分析によると、下院で共和党は過半数の218を上回るのが確実な情勢だという。上院では与野党の接戦が続くが、最終盤で共和党が勢いづいている。

6722チバQ:2022/11/07(月) 11:19:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/503853e2d90cf5604840f02455b3991335da5937激戦ペンシルベニア、新旧3大統領が「最後の訴え」 米中間選挙
11/6(日) 17:30配信


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毎日新聞
米中間選挙3日前の民主党の集会で、連邦上院選や州知事選の候補者と共に登壇するオバマ元大統領(壇上左から2人目)とバイデン大統領(同3人目)=米東部ペンシルベニア州フィラデルフィアで2022年11月5日、秋山信一撮影

 米中間選挙(8日投開票)直前の週末となった5日、民主党のバイデン大統領(79)とオバマ元大統領(61)、共和党のトランプ前大統領(76)が、連邦上院選の勝敗を左右する激戦区の一つ、東部ペンシルベニア州での選挙集会でそれぞれ熱弁を振るった。

【米中間選挙 注目選挙区は】

 同州最大の都市フィラデルフィアにあるテンプル大学の施設で開かれた民主党の政治集会。州知事選候補のシャピーロ州司法長官(49)、連邦上院選候補のフェッターマン州副知事(53)に続いて、オバマ氏の名前が呼ばれると、約7500人(主催者発表)の聴衆からこの日一番の歓声が沸き、続くバイデン氏の登場がかすむほどだった。現職大統領をも上回るオバマ氏の人気を最大限に利用するため、演説の大トリもオバマ氏が務めた。

 オバマ氏は、大統領就任後初の2010年の中間選挙では下院選で大敗し、14年には上下両院の多数派を失った。5日の演説では「中間選挙が非常に重要なことを経験から知っている。上下両院で多数派を維持できていれば、移民制度を立て直し、意味のある銃規制強化を実現できた」と強調。また、14年に上院の多数派を共和党に奪われ、最高裁判事にリベラル系のガーランド氏(現司法長官)を起用する人事を阻まれた経験を念頭に「上院を失っていなければ、最高裁の姿は今とは異なっていただろう」と語った。

 そして、「民主主義はチームスポーツだ。大統領は一人では政策を実行できない。上下両院がどうなるかは非常に重要なのだ」と訴え、家族や友人らに投票を促すよう支持者に求めた。

 一方、州第2の都市ピッツバーグ郊外の空港では、トランプ氏が連邦上院選候補のオズ氏(62)や州知事選候補のマストリアーノ州上院議員(58)を支援する集会があった。「Trump(トランプ)」と機体に記された自家用ジェットで会場に降り立ったトランプ氏は、「USA」コールで支持者に迎えられた。

 「バイデン(大統領)、ペロシ(下院議長)、シューマー(民主党上院院内総務)のもとで物価が高騰し、ペンシルベニア州の家族を苦しめている。いったい誰が彼らに投票したのだ」と民主党を批判。移民急増による国境管理の混乱、同州での犯罪の増加、教育現場でのリベラル的な人種・ジェンダー教育など、保守層の懸念が強い問題を列挙し、「米国の破壊を止めたいのであれば、この火曜日(8日)に巨大な(共和党のシンボルカラーの)赤い波に乗って共和党に投票しなければならない」と訴えた。

 また、24年の大統領選への出馬を強く示唆して支持者を喜ばせる一方、党内のライバルと目される南部フロリダ州のデサンティス州知事(44)のことを「デ・サンクティモニアス(聖人ぶったの意味)」と呼び、警戒心をのぞかせた。

 ペンシルベニア州は近年、大統領選の勝敗に直結する接戦州となっており、08年と12年はオバマ氏、16年はトランプ氏、20年はバイデン氏が制した。都市部は民主党、農村部は共和党と支持基盤もくっきり分かれている。共和党の現職が引退する今回の上院選は、地方行政の経験があるフェッターマン氏が世論調査でリードしてきたが、5月の党予備選直前に脳卒中で倒れ、選挙運動を休んだことで健康不安が高まった。10月下旬に開かれた唯一のテレビ討論会でも、スムーズな答弁ができず、一部の世論調査ではオズ氏が逆転した。

 ただ、州知事選では民主党のシャピーロ氏が優位に立っている。投票用紙は上院選や下院選、州知事選などが一まとめになっており、選挙種別ごとに候補者の欄にチェックを入れる形式だ。民主党は、シャピーロ氏への投票がフェッターマン氏の得票の底上げにつながることを期待している。

 上院選ではペンシルベニア州のほか、南部ジョージア州、西部ネバダ、アリゾナ両州などが激戦になっており、民主、共和両党のどちらが多数派を取るかの結果が判明するまで数日以上かかる可能性もある。【フィラデルフィア秋山信一】

6723チバQ:2022/11/08(火) 07:46:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/617589427435c55ba12f5eefd1bafafd13ad2fb9州知事選も民主苦戦 次期大統領選に影響か 米中間選挙
11/8(火) 7:05配信


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時事通信
米西部ニューメキシコ州アルバカーキで、グリシャム知事(左)と一緒に集会に参加したバイデン大統領=3日(AFP時事)

 【ワシントン時事】8日投票の米中間選挙では、全米50州のうち36州で知事選も行われる。

 国政与党・民主党は、連邦議会の上下両院選だけでなく、知事選でも苦戦を強いられている。8日には各州で選挙の実務を取り仕切る州務長官選も実施予定で、結果次第では2024年の大統領選での再選を視野に入れるバイデン大統領に不利な状況が出現する可能性もある。

 ◇改選州で共和優勢
 「米国で最高の知事を再選させるために、ここに来た」。バイデン氏は3日、西部ニューメキシコ州アルバカーキで演説し、現職のグリシャム知事(民主)への投票を聴衆に呼び掛けた。グリシャム氏はヒスパニック系で、副大統領候補にも名前の挙がった有力知事だ。

 一方、トランプ前大統領はインターネット交流サイト(SNS)で、グリシャム氏の移民政策を批判し、野党・共和党候補のロンチェッティ氏を「タフで賢い」と支援した。世論調査ではグリシャム氏がリードしているが、ロンチェッティ氏が激しく追い上げている。

 選挙分析サイト「ファイブサーティーエイト」によると、今回の知事選で民主党候補が優勢なのは10州なのに対し、共和党候補は14州で優勢。残りの州では接戦となっている。

 ◇「選挙管理人」選も焦点
 州知事選に加え、州の要職の一つである州務長官の選挙にも注目が集まっている。州務長官は投票手続きの決定や投票結果の承認などを担う「選挙管理人」。通常は有権者の関心をほとんど集めない地味なポストだ。

 しかし、今回はトランプ氏が20年大統領選の敗北を受け入れず、選挙結果を覆そうとしたことに同調する候補が7州で立候補。トランプ派がこの役職を制すれば、2年後の大統領選にも影響を与えるとみられている。

 トランプ派の代表格で、接戦州ネバダの州務長官選に出馬した共和党候補マーチャント氏は、民主党支持者の利用が多い郵便投票の廃止などを公約に掲げる。「電子投票機が不正に操作されている」と主張し、紙による投票と手作業での集計を訴えていることも物議を醸している。

 CNNテレビの最新の世論調査によると、同州の州務長官選は接戦ながら、マーチャント氏が民主党候補をわずかにリードしている。

6724チバQ:2022/11/08(火) 20:03:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/e277f0a91c3d846af3b3024d15fe62aab8a8b99f
米中間選、判明長期化も 接戦州の再集計や郵便投票めぐり
11/8(火) 19:07配信


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産経新聞
【ワシントン=坂本一之】米中間選挙で接戦州の開票作業がずれ込み、結果判明が遅れる可能性が指摘されている。利用が進んだ郵便投票の集計に多くの時間を費やすとされるほか、一部の州で得票が僅差になり再集計が求められるとの見方が出ているためだ。民主、共和両党が激しく争う上院は、選挙結果への異議申し立てにより、結果確定が長期化する恐れがある。

西部アリゾナ州などでは得票が僅差となった場合、再集計する規定がある。米紙によると同州は接戦となっており、再集計の可能性が高まっている。

激戦区の南部ジョージア州では得票率50%以上の候補者がいない場合、12月6日に決選投票が行われる。2020年の上院選では実際に決選投票となった。

今回の選挙で郵便投票を含む期日前投票は4200万人を上回り、前回18年の中間選を超えた。ただ、有権者が投票用紙を郵送する郵便投票の開票では、開封作業や本人確認などに時間がかかり、結果判明が遅れることが懸念されている。

民主党支持者の利用が多いとされる郵便投票に関連し、20年の大統領選で、共和党のシンボルカラーにちなんだ「赤い蜃気楼(しんきろう)」と呼ばれる現象が起きた。開票当初は投票所に足を運んだ共和党支持者の票の集計が先行。遅れて郵便投票が開票され、共和党候補のリードが次第に失われていくように集計が進んだためだ。

敗れた共和党のトランプ前大統領や支持者は「盗まれた選挙」だと訴え、郵便投票に強い不信感を抱く。今回も「赤い蜃気楼」が再現されれば、共和党候補者らが異議を申し立てる可能性がある。

AP通信によると、中間選の郵便投票や投票関連装置などを巡り、10月27日時点で100超の訴訟が主に共和党員から起こされているという。

6725チバQ:2022/11/09(水) 17:47:28
https://www.yomiuri.co.jp/world/20221109-OYT1T50107/
米中間選挙、下院選は共和党リード・上院選は接戦…「ねじれ」起きれば政権に打撃
2022/11/09 15:02
 【ワシントン=田島大志】バイデン米政権の任期前半の評価が問われる米中間選挙は8日、全米で投開票が行われた。定数435の全議席が改選される下院選は8日夜(日本時間9日午後)現在、野党・共和党が与党・民主党をリードしている。定数100のうち35議席を争う上院選では、両党が接戦を繰り広げている。

 AP通信によると、下院選では日本時間9日午後1時10分現在、民主党86議席、共和党141議席の当選が確実となった。


8日、米オハイオ州で共和党候補を応援する支持者ら(ロイター)
 共和党は選挙前の世論調査に基づく米メディアなどの分析で、過半数を確保するとの予測が出ていた。改選前、民主党が過半数(218)を上回る220議席を確保していた下院で、共和党が4年ぶりに多数派を奪還すれば、政権与党と下院の多数派が異なる「ねじれ」が生じ、政権運営に打撃となる。

 上院選では、AP通信によると同午後1時10分現在、民主党が7議席、共和党が15議席を確実にした。非改選議席は民主党系が36、共和党は29で、合計すると民主党系が43議席、共和党が44議席を固めた。

 改選前議席は民主党系50、共和党50の同数で、上院議長を兼ねるハリス副大統領を含めて辛うじて民主党が主導権を握っている。政府高官人事や条約を承認する権限を持つ上院で民主党が事実上の多数派の座を失えば、バイデン大統領の求心力はさらに低下する。

 州知事選では同午後1時10分現在、36州のうち民主党が6州、共和党が14州を制した。

 今回の中間選挙では、米国で続く記録的なインフレ(物価上昇)に有権者の関心が集まり、40%前後と低い支持率にあえぐバイデン氏に対する大きな逆風となった。バイデン氏は女性に関心の高い人工妊娠中絶問題の争点化に努めたが、同問題を巡る論戦は盛り上がりを欠いた。

 共和党は、気候変動対策を重視するバイデン政権の政策がエネルギー価格の高騰を招いているなどと批判した。終盤戦では治安問題でも民主党を攻め立て、都市部などで犯罪増加への懸念が広がる中、論戦を優位に進めた。

8日、米中間選挙の投票をするジョージア州の地元住民ら=ロイター
 今回の中間選挙は、2024年の次期大統領選の行方を占う「前哨戦」とも位置付けられる。再選に意欲を示すバイデン氏と、再出馬を検討している共和党のトランプ前大統領は互いを激しく非難する舌戦を繰り広げた。

6726チバQ:2022/11/10(木) 17:52:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3092335dd83bb5d7335992b1bb1547e904e00d2
米中間選挙、共和党伸び悩み上下院とも接戦…バイデン氏「赤い波は起きなかった」
11/10(木) 11:26配信
読売新聞オンライン
9日、米アリゾナ州で集計された投票用紙を箱に入れる選管職員=AP

 【ワシントン=淵上隆悠】米国のバイデン政権の任期前半の評価が問われる米中間選挙は、投票から一夜明けた9日も開票作業が続いた。上院選、下院選ともに、多数派を巡って与党・民主党と野党・共和党の接戦が続いている。


(写真:読売新聞)

 AP通信の日本時間10日午前11時現在の集計によると、上院(定数100)は35議席が改選対象で、非改選を含め、民主党が48議席、共和党が49議席を占めた。同10日未明時点から、共和党がウィスコンシン州で1議席を積み上げた。

(写真:読売新聞)

 ジョージア州では、12月6日に決選投票を行うことが決まった。民主、共和両党と「リバタリアン党」の候補の得票率がいずれも50%を下回ったためで、州の規定に基づき、民主党現職とトランプ前大統領の推薦を受けた共和党新人が一騎打ちで戦うことになった。ジョージア州では、2020年11月の上院選でも勝敗が決まらず、21年1月に決選投票が行われた。

 残りのネバダ、アリゾナの2州では、郵便投票の集計に時間がかかっている。郵便投票を巡っては、20年大統領選でも一部の州で開票作業に混乱があり、バイデン氏が勝利を宣言したのは、投票日から4日後だった。両州の結果が出ても、1勝1敗ならば、上院の主導権を巡る戦いの結果は、ジョージア州の決選投票に委ねられることになる。

 定数435の全議席が改選される下院選では、民主党が184議席、共和党が207議席を確実にした。改選前、民主党は過半数(218)を上回る220議席を確保していた。米メディアは依然、僅差で共和党が勝利するとの予測を伝えている。

 選挙前の世論調査に比べ、共和党は伸び悩んだとの見方が大勢だ。バイデン大統領は9日、投開票後初めて記者会見し、「米国と民主主義にとって、とても良い一日だった。(共和党のシンボルカラーである)『赤い波』は起きなかった」と語った。

6727チバQ:2022/11/10(木) 19:19:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/6134d39b935426b37d2973bc90d684db5e58ce70
米中間選挙、勝敗決まらぬ異例の展開 上院は12月持ち越しも
11/10(木) 11:08配信


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毎日新聞
支持者らに演説する米連邦下院共和党トップのマッカーシー院内総務(右)=ワシントンで2022年11月9日、ロイター

 米中間選挙は投票日から一夜明けた9日も開票作業が続き、連邦上院選は接戦が続いている。共和党は下院選での「勝利」を宣言したが、獲得議席は過半数ラインには至っておらず、投票日から1日たっても上下両院の勝敗が正式に決まらない異例の展開となっている。

【図解】なんだっけ?そもそも中間選挙って

 米CNNテレビによると、日本時間10日午前8時半現在、上院(定数100、改選35)の獲得議席数は非改選を含めて民主党系48、共和党49となっている。南部ジョージア州では得票率が50%以上になった候補がおらず、上位2人による12月6日の決選投票にもつれこんだ。西部アリゾナ、ネバダ両州では民主党の現職と共和党のトランプ前大統領派の候補による接戦が続いている。両州で民主、共和両党が1議席ずつ取れば、上院選の勝敗決定は12月まで持ち越されることになる。

 下院(定数435、全議席改選)では日本時間10日午前8時半現在、共和党が206議席、民主党が187議席を獲得した。共和党下院トップのマッカーシー院内総務は9日未明に「勝利」を宣言し、下院議長就任への支持を取り付けるために党内の調整に入った。だが、民主党は敗北を認めておらず、バイデン大統領も9日の記者会見で「メディアや評論家が予想していた巨大な赤い波(赤は共和党のシンボルカラー)は起きなかった」として、「僅差になる」と述べるにとどめた。

 ただ、バイデン氏は共和党が下院多数派を奪還することも見越して、9日夜にマッカーシー氏らと協議する考えを示した。【ワシントン秋山信一】

6728チバQ:2022/11/10(木) 19:26:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/02d1a1187cb95186fe3f69e452d3053f7ce978ab
接戦2州が多数派左右 米上院、政権運営に影響 中間選挙
11/10(木) 7:12配信


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時事通信
米中間選挙の投票を呼び掛ける掲示板=10月14日、ジョージア州アトランタ(AFP時事)

 【ワシントン時事】8日の米上院(定数100、改選35議席)選は民主、共和両党が拮抗(きっこう)し、どちらが多数派を握るかは南部ジョージアと西部ネバダの接戦2州の開票結果に事実上委ねられた。

 結果判明には数日かかる見通しだ。上院は連邦裁判所の判事や政府高官の人事などを承認する権限を持ち、バイデン大統領の政権運営に影響を与える。

 ジョージア州では民主党現職のラファエル・ウォーノック議員と共和党のハーシェル・ウォーカー氏が接戦。同州ではバイデン氏が2020年の大統領選でトランプ前大統領を僅差で破り、トランプ氏がウォーカー氏を支持していることから、民主党は死守を目指している。

 ジョージア州では過半数の票を得る候補が不在の場合、決選投票を行う。他州の結果次第では、12月6日に予定される決選投票の結果が、上院の多数派を決めることになる。

 一方、ネバダ州では民主党現職のキャサリン・コルテスマスト議員と共和党のアダム・ラクソルト前州司法長官が議席を争う。

 米メディアによると、ネバダ州の開票結果判明には数日かかる見通し。人口の多いラスベガスを抱えるクラーク郡などで郵便投票の開票作業の開始がずれ込んでいるほか、地元当局者は「法に従い、12日まで郵便投票を受け付ける」と語っている。

 CNNテレビ(電子版)によると、9日午前(日本時間10日未明)時点で、非改選議席を含め民主、共和両党が48議席ずつを確保。激戦州の一つに数えられていた東部ペンシルベニア州では、民主党のジョン・フェッターマン副知事が勝利した。

6729チバQ:2022/11/10(木) 21:05:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4331b56c3fa0eed911ab285ceb4a0465c43f1f8
米中間選挙、「赤い波」起きず 共和、下院優勢も伸び悩み 上院は接戦州で決選投票
11/10(木) 20:44配信


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時事通信
米連邦議会議事堂=9日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】米中間選挙(8日投開票)は10日も開票作業が続き、野党・共和党が連邦議会の下院で過半数に迫っているが、与党・民主党も猛追している。

 上院は大接戦となり、一部の接戦州で12月に決選投票が行われる。当初予想された共和党のシンボルカラーにちなむ「赤い波」(地滑り的勝利)は起きなかった。

 CNNテレビによると、10日午前6時半(日本時間同日午後8時半)現在、全435議席が改選される下院では共和党が209議席、民主党は191議席にそれぞれ当確が出ている。バイデン大統領は9日の記者会見で、「今回失った下院の議席数は、過去40年間の民主党大統領の最初の中間選挙としては最少だ」と善戦を強調した。

 上院(定数100)は35議席が改選対象となり、非改選を含め民主が48議席、共和が49議席を確保した。両党の勢力が伯仲する「スイング・ステート(揺れる州)」のネバダ、アリゾナ両州で開票作業が継続。ジョージア州ではいずれの候補も過半数に達せず、勝敗の確定は12月6日の決選投票に持ち越された。

6730チバQ:2022/11/11(金) 11:17:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/262c4db0fe052374ad04f2c1d682adea9d7ba876
「赤い波」不発、責任はトランプ氏に? 党内で反発広がる
11/11(金) 7:50配信
【AFP=時事】米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領は、8日の中間選挙で予想されていた「赤い波」(赤をシンボルカラーとする共和党の大勝)に乗り、次期大統領選への出馬に弾みをつけるつもりだった。だがふたを開けてみると、同党の獲得議席数は伸び悩み、さらには党内のライバルであるロン・デサンティス(Ron DeSantis)フロリダ州知事が大躍進する結果となった。

 現職大統領の支持率が低迷し、インフレが高進する中で行われる選挙では通常、野党側が大量の議席獲得を見込める。だが今回の中間選挙では、共和党が民主党から下院を奪還するものの、議席数を大きく伸ばすことはできない見通しだ。

 トランプ氏は共和党の選挙運動で全面に立ち、重要選挙区での党公認候補を選ぶ予備選にも影響力を行使。全米各地で集会を開き、2020年の大統領選に不正があったという根拠なき主張を繰り返した。

 だが、トランプ氏がお墨付きを与えた候補者は落選が相次ぎ、それまで共和党が確保していた議席を民主党に奪われる事態にもなった。アナリストや党内からは、選挙結果が振るわなかった責任はトランプ氏にあるとの指摘も上がっている。

 激戦州ペンシルベニアの連邦上院選では、トランプ氏の支持を受けた著名医師のメフメト・オズ(Mehmet Oz)氏が共和党から出馬。民主党は、公職経験がなくニュージャージー州居住歴が長い同氏を徹底的に攻撃し、共和党から議席を奪うことに成功した。

 ただし、例外もある。オハイオ州の連邦上院選では、トランプ氏が支持するJ・D・バンス(J.D. Vance)氏が当選。また米メディアの予測によると、20年の大統領選の結果に異議を唱える共和党候補の当選者数は全米で100人以上に上る見通し。

 一方、フロリダ州知事選では、24年の大統領選出馬を強く示唆しているデサンティス氏が対立候補に圧倒的な差をつけて再選を果たし、トランプ氏の強力な対抗馬としての地位を確固たるものとした。

 選挙翌日、新聞各紙はデサンティス氏の躍進をこぞって報道。アリゾナ州スコッツデール(Scottsdale)でAFPのインタビューに応じた共和党支持者からは、トランプ氏よりもデサンティス氏を選ぶとの声が上がった。

 小規模事業を経営するリサ・クリストファーさん(60)は「トランプ氏にとって重要なのは自尊心だけ」と指摘。「デサンティス氏は押し引きのタイミングを心得ているが、トランプ氏はそうではない」と語った。

 CNNテレビのジム・アコスタ(Jim Acosta)記者が側近の話として伝えたところによると、トランプ氏は9日朝、選挙結果に「激怒」し、「皆を怒鳴りつけていた」とされる。

 同氏は15日に次期大統領選への出馬を表明する可能性をほのめかしていたが、一部の政治評論家からは発表を延期するのではないかとの見方も出ている。【翻訳編集】 AFPBB News

6731チバQ:2022/11/11(金) 15:56:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/e9289d549d212ce4682f34bc0f6d5e05e0c1c3ba
最大の「敗者」はトランプ氏 再選戦略見直し必至 米中間選挙
11/11(金) 7:07配信

時事通信
トランプ前米大統領=8日、フロリダ州パームビーチ(AFP時事)

 【ワシントン時事】「最大の敗者はトランプ」。

 米中間選挙から一夜明けた9日、米メディアには、事前の予想に反して共和党が伸び悩んだ原因をトランプ前大統領(76)に求める見出しが躍った。「大きな勝利だ」と強がるトランプ氏だが、2024年の大統領選での返り咲きに向けた戦略見直しは必至だ。

 米紙ニューヨーク・タイムズの記者は9日、激戦州ペンシルベニアでの共和党上院候補オズ氏の敗北にトランプ氏が「激怒」し、メラニア夫人に責任転嫁したとする側近の話をツイートした。

 オズ氏のような「トランプ派」新人候補は、当初から実力不足が懸念されていた。トランプ氏の太鼓判によって共和党の予備選は勝ち抜けても、本戦で幅広い支持層を獲得できず、勝敗を左右する激戦州で苦戦。アメリカン大のフィリッポ・トレビサン准教授は「重要州で物議を醸す上院候補を支持したトランプ氏の賭けは裏目に出た。彼は共和党にとって足手まといと見なされる」と指摘した。

 前大統領の苦杯は「トランプ党」の色彩を強めた共和党の方向性に再考を迫っている。中間選挙では、フロリダ州のデサンティス知事(44)が一躍注目を集めた。共和党支持者の間でトランプ氏に次ぐ人気を誇り、資金調達力にも定評があるデサンティス氏は、次期大統領の有力候補と目される。

 トランプ氏は「出馬すれば彼は傷つくことになる」とデサンティス氏をけん制したが、焦りは否めない。今回の中間選挙がトランプ・ムーブメントの「終わりの始まり」となるのか。トランプ氏は15日、フロリダ州の邸宅「マールアラーゴ」で「重大発表」を予定しており、大統領選への出馬を正式表明する可能性がある。

6732チバQ:2022/11/11(金) 16:03:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/51bcdbaa14293fa4b966024ed7a4ef9dfab65bed
中絶規制への反発が民主党善戦の一因に 住民投票は擁護派が全勝
11/11(金) 4:00配信

毎日新聞
人工妊娠中絶をめぐる住民投票で、中絶の権利を明記する州憲法改正が賛成多数になる見通しだとの開票速報に喜ぶ女性たち=米中西部ミシガン州デトロイトで2022年11月8日、ロイター

 米中間選挙(8日投開票)では、今年6月に州による中絶禁止を容認した連邦最高裁判決が出たことを受け、人工妊娠中絶への賛否が大きな争点となった。選挙に合わせて計5州で中絶に関する住民投票も実施され、中絶擁護派が全勝。最高裁判決に民意が猛反発した形で、中絶の権利を擁護する民主党が善戦する一因となった。

 住民投票の内容は州ごとにさまざまだ。保守的な南部ケンタッキー州では「州憲法で中絶の権利が保障されると解釈してはならない」と明文化する案が否決された。同州では最高裁判決後に中絶を原則禁止する州法が発効したが、「州憲法違反だ」と主張するグループが提訴し、州最高裁で審理が続いている。州最高裁は月内にも審理を再開するが、住民投票の結果が裁判所の判断に影響する可能性がある。

 西部モンタナ州では、中絶を希望した母親から取り出された後も生存している胎児を法的に「人」とみなし、医療ケアを義務づける案が否決された。中絶手術をした医師らが医療ケアをしない場合、刑事罰に問われる可能性がある。極端な中絶規制と言え、有権者が反発した形だ。

 一方、中西部ミシガン、西部カリフォルニア、東部バーモントの3州では、中絶の権利を保障する州憲法改正案が賛成多数で承認された。

 住民投票がなかった地域でも、中絶問題は中間選挙の大きな争点となった。主要米メディアの出口調査では、「最も重要な論点」として27%が「中絶」を挙げ、「インフレ」(31%)に次いで多かった。「中絶」と答えた人の76%が民主党に投票していた。

 中西部オハイオ州コロンバス郊外で投票した銀行員のジェシー・ヒースさん(47)は共和党支持者だが、今回は上院選で民主党候補に投票した。「私の姉は妊娠した時、中絶をしなければ死んでいたかもしれなかった。中絶するかどうかは女性と医師の間で決定されるべきで、政治が関わるべき問題ではない。政治家ではなく、専門の医師が判断する問題だ」と強調した。民主党支持者のデブラ・ハギーさん(68)も「中絶問題を最も重視した。女性の権利が抑圧されていることに強い危機感を感じる」と話した。【ワシントン秋山信一、コロンバス隅俊之】

6733とはずがたり:2022/11/11(金) 18:08:44
アメリカ初、レズビアン公表の州知事が誕生。マウラ・ヒーリー氏が当選
マサチューセッツ州で、選挙で女性知事が選ばれるのも初めてです
Kevin Robillard
https://www.huffingtonpost.jp/entry/maura-healey-first-lesbian-elected-governor_jp_636b1feee4b03438613e323d?utm_campaign=share_twitter&amp;ncid=engmodushpmg00000004
Kevin Robillard
2022年11月09日 13時56分 JST

6734チバQ:2022/11/11(金) 18:10:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/e3419238c7871455fe73c003f368d6b3b3283a97
バイデン氏「国民は我々を支持」下院敗北濃厚も成果強調 米中間選挙
11/11(金) 16:25配信


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毎日新聞
米国の首都ワシントンで、民主党全国委員会のイベントで演説するバイデン大統領(中央)=2022年11月10日午後3時46分、秋山信一撮影

 米中間選挙は、投票日から2日たっても連邦上下両院選の勝敗が決着しない混戦となっている。下院選(定数435)では既に「勝利」を宣言した野党・共和党が過半数ライン(218)まで9議席に迫り、与党・民主党は多数派からの転落が濃厚になっている。しかし、バイデン政権は大敗を免れたことを「成果」として宣伝しようと躍起になっている。下院多数派を共和党に奪われれば、政策推進が困難になり、政権打撃となるが、求心力を維持するために「ダメージコントロール」を図っているとみられる。

【図解】なんだっけ?そもそも中間選挙って

 「民主党にとって力強い夜だった」。バイデン大統領は10日、首都ワシントンで開かれた民主党全国委員会のイベントで演説し、開票が進んだ8日夜を振り返った。「国民は我々の訴えを圧倒的に支持している」「我々は逆境に打ち勝った」。まるで勝利したかのような言葉を並べると、集まった約500人の民主党員から「レッツゴー、ジョー」と歓声が飛んだ。

 バイデン政権は「まだ開票は続いている」としながらも、中間選挙の「成果」をアピールしている。サリバン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は10日の記者会見で、10日出発の中東・アジア訪問に関連して「大統領は(中間選挙の)現状を快く感じ、追い風を受けて外国訪問に臨めると思っている」と強調。クレイン大統領首席補佐官もMSNBCテレビのインタビューで「経済成長や中絶の権利、民主主義のために戦う大統領に有権者が応えた。非常にいい選挙だった」と誇った。

 バイデン政権は「成果」の根拠として「過去40年間の民主党の大統領の中で、就任後初の中間選挙で(全議席改選となる)下院の議席減が最も少なかった」と条件付きのデータを多用している。CNNによると、民主党は下院で199議席を獲得。改選前議席(220)から10議席前後の減少にとどまるとの予測もある。政権1期目の中間選挙では与党が議席を減らすのが通例で、「負け幅が少ない」との訴えは一定の説得力を持つ。

 しかし、過去40年間の民主党大統領は、クリントン、オバマ両氏だけだ。それぞれ下院選では52議席減、62議席減と「歴史的大敗」を喫しており、比較対象としてはハードルが低い。クリントン氏の前の民主党大統領であるカーター氏は、1978年の中間選挙の下院選で前回比15議席減で、多数派も維持した。共和党では2002年のブッシュ氏(子)が8議席増、18年のトランプ前大統領が36議席減だった。今回の民主党は改選前議席が過半数ラインより2議席多いだけで、元々「勝利」のハードルが低いという事情もある。

 バイデン氏は、共和党のシンボルカラーにちなむ「赤い波」が起きなかったことも根拠にしている。10日も「あらゆる世論調査が『巨大な赤い波』を示していたが、起きなかった」と強調した。しかし、米メディアや選挙分析機関の大半は「上院選は接戦、下院選は共和党が有利」と予測しており、共和党の予想獲得議席は過半数ラインに近い230議席程度で、バイデン氏の発言は明らかに誇張だ。

 「赤い波」は共和党の支持が伸びた終盤になって、共和党のトランプ氏や連邦議会議員らが勢いを強調するために使った言葉だ。しかし、共和党内にも楽観論に対して「『赤い波』という言葉に惑わされてはいけない」(ヘイリー元国連大使)と警鐘を鳴らす声があった。【ワシントン秋山信一】

6735チバQ:2022/11/13(日) 20:58:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/441e595062bbeede49201ae173a0186798ec26bf
米民主党、上院で多数派維持へ ネバダ州で当選確実
11/13(日) 13:35配信


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CNN.co.jp
ネバダ州で民主党候補が当選を確実にし、民主党が上院で多数派を維持する見通しとなった

(CNN) 米中間選挙の上院選は、CNNの予測によるとネバダ州で民主党の現職キャサリン・コルテズマスト議員が当選を確実にし、同党が多数派を維持する見通しとなった。

ネバダ州ではコルテズマスト氏と共和党のアダム・ラクソルト前州司法長官が接戦を展開していた。

ラクソルト氏は祖父と父が上院議員を務めた家系で、2020年大統領選では同州のトランプ陣営を率いた人物。トランプ氏が大統領選の不正を主張する陰謀説に同調している。

コルテズマスト氏は選挙戦で、この陰謀説やラクソルト氏のようなトランプ派が連邦議会襲撃事件を招いたと主張した。

同氏の勝利を受け、上院の獲得議席は民主党50、共和党49となる。残る1議席はジョージア州の民主党現職ラファエル・ウォーノック議員と共和党のハーシェル・ウォーカー候補の争いで、12月の決選投票に持ち越される。

ジョージア州で共和党が勝ったとしても改選前と同じ50議席ずつで、上院議長である民主党のハリス副大統領の票を加えると民主党が多数派を維持することになる。

6736チバQ:2022/11/13(日) 21:00:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/cacbb73d4db8a0e50a8506bc626f73f2b74f11d8
米中間選挙 民主党が上院で多数派維持 最悪シナリオ回避
11/13(日) 11:43配信


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産経新聞
【ワシントン=坂本一之】8日投票の米中間選挙は12日、上院(定数100)の開票作業が続いていた西部ネバダ州で与党の民主党候補の勝利が確実となり、同院の多数派を民主党が維持することが決まった。米CNNテレビが報じた。

記録的なインフレへの不満で民主党に逆風が吹いていたが、最終盤で巻き返し大接戦を制した。民主党のバイデン政権にとっては上下両院の多数派を失うという最悪のシナリオを回避することに成功した。

上院を巡っては民主党候補が11日に西部アリゾナ州で勝利したのに続き、ネバダ州でも激戦を制した。上院の非改選分を含む議席数は民主党50、共和党49となった。

残る1議席の南部ジョージア州は、過半数の票を獲得した候補がおらず、同州独自の規定で12月6日に決選投票が実施される。

上院で多数派を得るには共和党が過半数の51議席、ハリス副大統領が議長として法案採決に参加できる民主党は50議席が必要だった。

6737チバQ:2022/11/13(日) 21:06:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/b4bc594cc793f179aeb90439bc6f667d2b3a91b7
米中間選挙、代理戦争は「痛み分け」 共和、大勝ならず 次期大統領選、深まる混迷〔深層探訪〕
11/12(土) 8:31配信


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時事通信
演説するバイデン米大統領=7日、東部メリーランド州(EPA時事)

 米中間選挙でバイデン大統領(79)率いる民主党は、下院で苦戦が伝えられながらも、予想を上回る踏ん張りを見せた。トランプ前大統領(76)は「子飼い」候補を多数当選させ存在感を示したが、一部で事前に報じられた共和党の地滑り的勝利は起きず、現・前大統領の「代理戦争」は痛み分けに終わった形。2024年大統領選の行方は、混迷を深めるばかりだ。

 ◇トランプ・リスク
 「2024年にホワイトハウスを取り戻す」「15日に重大発表をする」。選挙戦最終日の7日、接戦州オハイオに応援入りしたトランプ氏は、24年大統領選への出馬表明を強くにおわせた。

 トランプ氏が動きを活発化させたのは、共和党の優勢が明確になりつつあった最終盤の3日にアイオワ州で集会を開いてからだ。アイオワは大統領選の候補者指名争いが始まる地。応援演説の体裁を取りつつ、共和党の勝利を自身の「手柄」とし、大統領選への弾みとする思惑がありありと透けた。

 しかし、ふたを開けるとトランプ氏が支持した候補は激戦州で苦戦。とりわけ上院選の命運を決めると言われたペンシルベニア州を落としたことは、過激な言動が穏健な有権者を遠ざける「トランプ・リスク」の象徴とみられている。「トランプはファシスト」「彼は政治的暴力を受け入れたり、選挙のルールを変えたりと、民主主義の精神に反する」。投票所に訪れた有権者は露骨に拒否感を示した。

 対照的に、共和党内の人気が高くトランプ氏がライバルと警戒するフロリダ州のデサンティス知事(44)は、開票開始早々に大勝を決め、力を見せつけた。ホワイトハウスからの機密文書持ち出しなど数々の疑惑にまみれ、司直の手も伸びる中、トランプ氏の再選戦略にはほころびが生じている。

 ◇「分断修復」かき捨て
 「卵も牛乳も、信じられないほど高い」。選挙戦のさなか、約40年ぶりの高水準という記録的インフレが家計を直撃し、各地の有権者は口々に不満を唱えていた。各種世論調査では、インフレへの対処や犯罪、不法移民対策など有権者の関心が高い項目で、共和党への期待が民主党を上回る傾向が続いていた。

 民主党は強い逆風を感じ取り、民主主義や人工妊娠中絶の権利といった「価値観」を争点に据える戦略に出た。

 中絶の憲法上の権利を否定した連邦最高裁判決は、怒れる無党派層や女性有権者を投票に駆り立てた。民主党は選挙広告の大半を中絶問題に投入。バイデン氏の支持率は7月に36.8%で底を打った後、40%台前半に持ち直した。

 さらにバイデン氏は、選挙結果の受け入れを拒むトランプ氏やその一派を標的に、「米国の民主主義の脅威」と猛攻撃。トランプ氏支持者による昨年1月の連邦議会襲撃事件にもたびたび言及し、現政権への「信任投票」ではなく「トランプか非トランプか」を選ぶ戦いだと力説した。

 米社会の分断修復という就任時の理想をかなぐり捨て、勝負に出たバイデン氏。有権者に二者択一を迫る作戦で大敗は免れたものの、下院の多数派を失えば法案や予算を通じた政策実現が極めて困難になる。2期目を目指す考えを公言するバイデン氏は、11月末の感謝祭休暇明けにも再出馬について最終判断する意向だ。(ワシントン時事)

6738チバQ:2022/11/13(日) 21:10:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/684b1366faa94774d9a969c180de94d4db08df8d
米中間選挙 共和、上院敗北で敗因追及加速 トランプ氏、党指導層を攻撃
11/13(日) 13:36配信


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産経新聞
トランプ前大統領

【ワシントン=大内清】米中間選挙で12日夜(日本時間13日午前)、与党・民主党がバイデン大統領の政権運営でカギを握る上院の多数派を維持することが確実になったことで、野党・共和党では「敗北」の責任が誰にあるかを追及する動きが加速するのは必至だ。一部で責任論が浮上しているトランプ前大統領はすでに、中間選挙での不振の原因は上院トップのマコネル院内総務にあるとして攻撃を強めている。

【グラフで見る】米中間選挙の情勢

激戦区の西部アリゾナ州で民主党候補の当選が確実となり、同党が上院維持に王手をかけた11日、トランプ氏は自身の交流サイト(SNS)でマコネル氏を「ポンコツ」と呼び、同氏が党の選挙資金の投入先を間違えたと批判。「あいつは最悪だ!」とまで罵(ののし)った。トランプ派議員らが同調し、マコネル氏をはじめとする党指導部との対立が深まる可能性がある。

急速なインフレ下でバイデン政権への支持率が低迷する中で行われた今回の中間選挙は、共和党にとって圧倒的に有利だとみられてきた。にもかかわらず上院の多数派を獲得できなかったことは、共和党にとって痛恨の痛手だ。

同党の得票が伸び悩んだ要因として、各種出口調査に基づく分析では、2020年大統領選で「大規模な不正があった」と主張し続けているトランプ氏が、自派候補の大量当選を狙ったことが嫌気されたとの見方が強い。米CNNテレビの調査では、政権運営への不満などからバイデン大統領を「支持しない」とした有権者のうち、それでも民主党に投票した人は49%に上り、共和党の45%を上回った。元来は政権への「信任投票」の意味合いが強い中間選挙としては異例の現象だ。

このため共和党では、中間選挙後、トランプ氏が党の前面に出るべきではないとの声が表面化しつつある。

その中でトランプがマコネル氏への攻撃をエスカレートさせているのは、自分への批判の矛先をそらして責任を転嫁し、求心力を維持する思惑があるためだ。

民主党は上院を維持したことで、政府高官や連邦裁判所判事の人事がスムーズに進めることが可能になる。また、仮に下院が共和党に奪還され、政権と民主党に不利な法案が下院を通過した場合でも、上院でそれを否決することができる。

6739チバQ:2022/11/14(月) 20:04:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/84be60bf6ff0c3303e9dec097f53ea3c257d1093
上院選「敗北」で共和党内に不協和音 「トランプ氏のせい」批判も
11/14(月) 14:01配信


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毎日新聞
米国のトランプ前大統領=米南部フロリダ州で2022年11月8日、AP

 米中間選挙(8日投票)で、与党・民主党が上院で優勢を維持した。野党・共和党内では上院選の敗北について、トランプ前大統領の責任を問う声が出ているが、トランプ氏は緊張関係にある党上院トップのマコネル院内総務に批判の矛先を向け、不協和音が強まっている。

 「マコネルの責任だ。彼が中間選挙を台無しにした」。トランプ氏は13日、上院選の敗北を受け、自身のソーシャルメディアでマコネル氏を名指しで非難した。マコネル氏が主導する政治資金管理団体の特別政治活動委員会(スーパーPAC)は、接戦だった西部アリゾナ州でトランプ氏が推す共和党候補のマスターズ氏への選挙資金提供を途中でやめ、他の候補に支援を振り分けた経緯がある。マスターズ氏は結果的に惜敗し、トランプ氏は「大きなミスだ」と責めた。

 しかし、マコネル氏が資金援助先を切り替えたのは、より勝つ可能性が高いとみた他のトランプ派候補への支援を優先したためだ。一方、トランプ氏が主導する政治活動委員会(PAC)は、中間選挙直前の5週間に計約1640万ドル(約22億9000万円)を投じて自身が推す候補を支援したが、別のPACには10月19日時点で約7000万ドル(約97億6000万円)の現金を残しており、トランプ氏に対しても「出し渋り」との批判があった。

 共和党候補が伸び悩んだのは、無党派層に浸透しづらい「トランプ色」が強すぎたためだとも指摘されている。マコネル氏は党の候補を絞り込む予備選の段階で「候補者の質が大事だ」と強調し、本選で勝つためにトランプ派以外の候補を選ぶのが望ましいとの考えをにじませていた。上院選で接戦の東部ペンシルベニア、西部アリゾナ、ネバダ各州を落としたのは、いずれもトランプ派の候補で、マコネル氏の懸念は当たったと言える。

 ただ、マコネル氏は表立ったトランプ氏への批判を避け、結果的に党内でトランプ氏が影響力を保つのを黙認してきた経緯がある。民主党は「トランプ派の方が本選でくみしやすい」とみて、一部の共和党予備選に介入し、反トランプ派へのネガティブキャンペーンまで展開していた。トランプ、マコネル両氏の相互不信と連携不足が、民主党を利する結果となった。

 共和党内からは下院選での伸び悩みも含めて、前面に立ってきたトランプ氏への批判が出ている。トランプ氏の熱心な支持者だった南部バージニア州のシアーズ副知事は米メディアに「トランプ氏が推薦しなかった候補が、トランプ派よりも票を伸ばした。有権者は変化を望んでいるという証拠だ」と語った。党穏健派でトランプ氏と対立する東部メリーランド州のホーガン知事は、下院選も含めて「敗北」と表現し、2018年の下院選や20年の大統領選に続いて「トランプ氏のせいで負けるのは3回連続だ」と強調した。

 一方、トランプ氏と連携する上院議員らは、16日に予定される次期指導部の選出を遅らせるよう求めている。12月に南部ジョージア州で上院選の決選投票が残っているのが表向きの理由だが、続投の可能性が高いマコネル氏を揺さぶる狙いがある。【ワシントン秋山信一】

6740チバQ:2022/11/14(月) 20:10:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/c36450117fe050275ceba6b5b477b387e6601810
民主が上院主導権維持、バイデン氏「満足」 トランプ氏は責任転嫁
11/14(月) 17:40配信


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毎日新聞
バイデン大統領とトランプ前大統領

 米中間選挙(8日投票)の連邦上院選で、与党・民主党が西部ネバダ州で勝利し、上院で主導権を維持することが確実になった。米CNNテレビが日本時間13日に報じた。下院選では野党・共和党が優勢だが、バイデン政権は上下両院の過半数を奪われる「完敗」は回避した。共和党のトランプ前大統領は、自身が推す候補が上院選の接戦州で相次いで敗れ、出馬を強く示唆している次期大統領選に向けて痛手となった。

 バイデン大統領は13日、訪問先のプノンペンで「結果に満足している。(次の議会選までの)今後2年間を楽しみにしている」と上院選での勝利を歓迎した。一方、共和党ではトランプ派の候補が接戦を相次いで落としたことを受け、トランプ氏の責任を問う声が出ているが、トランプ氏は「ミッチ・マコネル(上院院内総務)の責任だ」と党上院トップに責任をなすりつけた。

 上院(定数100)は政府高官や連邦裁判所判事の人事承認権など下院より強い権限を持つ。現有議席は民主党系と共和党が50ずつだが、上院議長を兼ねるハリス副大統領の決裁票で議案採決では民主党が優勢だった。

 今回は共和党21、民主党14の計35議席が改選され、開票が遅れていたネバダ州では、民主党現職のコルテスマスト氏が共和党のラクソルト氏を破った。民主党は非改選を含めて50議席を確保した。共和党は49議席。12月6日の南部ジョージア州での決選投票で最後の議席を争う。

 今回は高水準のインフレ(物価高)を背景に、民主党にとっては厳しい選挙となった。ただ、上院選は共和党の方が改選議席が多く、当初から接戦が予想されていた。民主党候補は接戦の東部ペンシルベニア、ジョージア、ネバダ、西部アリゾナの4州のうち、3州でトランプ派の共和党候補に競り勝った。

 今回接戦だった4州は、いずれも2020年の大統領選で民主党のバイデン氏がトランプ氏に勝利した州だった。トランプ氏は次期大統領選を見据えて、各州で勝利して弾みをつける狙いがあったが、3州での敗北で思惑が外れた。バイデン政権は上院での優勢を維持したことで、最悪の結果は免れた形だ。

 一方、下院選(定数435)では日本時間14日午前現在、共和党が212議席、民主党は204議席を獲得している。共和党が「勝利」を宣言した下院選で多数派を奪えば、バイデン氏は議会で予算案や重要法案を思うように通せなくなり、政権運営が難航するのは必至だ。

 米国では州ごとに選挙制度が異なる。近年は投票用紙に記入する署名と事前に登録された署名の照合に時間を要する郵便投票や期日前投票が増えており、開票作業が遅れる傾向が強まっている。【ワシントン秋山信一】

6741チバQ:2022/11/15(火) 18:52:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae8f43b767464cee7430692fd3ce96afa618cf7a
米中間選挙 共和、党内抗争激化は必至
11/14(月) 21:28配信


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産経新聞
【ワシントン=大内清】8日投票の米中間選挙は13日までの開票の結果、バイデン大統領の与党・民主党が上院(定数100)の多数派を維持するのが確実となった。西部ネバダ州で同党候補が新たに勝利し、非改選分を含む勢力を50議席とした。政府高官人事などの承認権限を持つ上院をおさえたことで、バイデン氏は残り任期2年でのレームダック(死に体)化を回避する見通しとなった。

記録的インフレという逆風が与党に吹く中で上院を奪還できなかった野党・共和党には手痛い敗北。一部で責任論が浮上する同党のトランプ前大統領は自身への批判をかわそうと党指導部を攻撃しており、党内抗争が激化するのは必至だ。

バイデン氏は訪問先のカンボジアで、民主党の上院維持は「良いことだ。今後の(残り任期)2年間を楽しみにしている」と述べた。非改選を含む上院の獲得議席数は13日現在、民主党系が50、共和党が49。賛否同数の場合、上院議長を兼務するハリス副大統領が決定票を持つため、南部ジョージア州での12月の決選投票にかかわりなく民主党は多数派となる。

急速なインフレ下で行われた今回の中間選挙は元々、共和党有利だとみられてきた。にもかかわらず同党の得票が伸び悩んだ要因として、各種出口調査に基づく分析では、2020年大統領選で「不正があった」と主張し続けるトランプ氏が共和党の穏健層や無党派層に嫌気されたためだとの見方が強い。同氏が24年大統領選への再出馬を示唆していることもそれに拍車をかけた可能性がある。

米CNNテレビによると、政権運営への不満などからバイデン氏を「支持しない」とした有権者のうち、それでも民主党に投票した人は49%で、共和党の45%を上回った。政権への「信任投票」の性格が強い中間選挙としては異例だ。共和党ではこうしたデータを念頭に、トランプ氏では政権奪還はおぼつかないとの声も表面化している。

そうした中でトランプ氏は11日、自身の交流サイト(SNS)で、上院トップのマコネル院内総務を「ポンコツ」と呼び、マコネル氏が選挙資金の投入先を間違えたと批判。「あいつは最悪だ!」とまで罵(ののし)った。自身への批判をそらして責任を転嫁し、求心力を維持する思惑がある。

トランプ氏に忠実な議員らもこれに同調し、指導部への突き上げを強めている。白人労働者層に根強い人気があるトランプ氏への依存を断ち切れずにきた共和党は今、手痛いしっぺ返しを受けている格好だ。

他方、CNNによると、開票が続く下院(定数435)は米東部時間14日午前3時(日本時間同日午後5時)現在、共和党が212議席、民主党が204議席で、過半数の218を巡り接戦となっている。

6742チバQ:2022/11/17(木) 11:42:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/fa2a65ee9a91115f0404a3e5e1cea9bcd73bfe3d
米中間選挙 下院共和党と対峙するバイデン政権 上院維持も政策停滞の恐れ
11/17(木) 9:36配信


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産経新聞
【ワシントン=坂本一之】米中間選挙で野党の共和党が下院の多数派を4年ぶりに奪還し、民主党のバイデン大統領は今後、政権運営を巡り下院多数派の共和党と対峙(たいじ)することになる。大接戦を制して上院の多数派を維持した民主党だが、下院を失ったことでバイデン氏は政策実行が難しくなり、求心力が低下する恐れもある。

バイデン氏は2021年1月の政権発足から1兆ドル規模の「インフラ投資法」や4300億ドル超の「インフレ抑制法」など大規模な経済対策を成立させ、新型コロナウイルス禍からの回復や物価高抑制を進めてきた。

しかし、大規模な財政支出に反対の共和党が下院を握ったことで、経済対策の法案をこれまでのように成立させることができなくなる。すでに成立させている経済対策の効果はこれから本格的に表れてくるものの、今後の経済悪化には素早く対応できない。

さらに、今回の中間選で争点となった人工妊娠中絶の対応も難しい。

保守派優位の連邦最高裁は6月、人工妊娠中絶を憲法で保障された権利としていた判決を覆し、中絶問題を各州の判断に委ねた。

今回の選挙戦でバイデン政権は、妊娠中絶などの権利が認められるか否かの「選択の選挙」だと呼び掛けるだけでなく、民主党が上下両院の多数派を維持できれば中絶の権利を明記する法案を成立させると訴えてきた。民主党が下院で多数派を維持できなかったことで、中絶の権利などを求める支持者の「期待」が「失望」に変わる可能性がある。

一方、下院を制した共和党も課題を抱える。中間選で当選したトランプ派候補の間では、下院共和党トップのマッカーシー院内総務が議長に就任することに反発する声も上がった。

米政治評論家は「共和党内で意見対立が起き、下院の共和党幹部がうまく議会運営をできない可能性がある」と指摘する。

共和党が内紛に明け暮れてバイデン政権に打撃を与えられなければ、24年に行われる大統領選や議会選で共和党の勝利が遠のくことになる。

6743チバQ:2022/11/17(木) 11:43:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/2c1e4c3e755146f7fd16ba9012cba501a43fd5b1
トランプ氏、シナリオ狂い崖っぷち 求心力低下、迫る司直の手 米大統領選出馬表明
11/17(木) 7:09配信


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時事通信
 【ワシントン時事】トランプ前米大統領が、2024年大統領選への出馬表明を強行した。

 8日投開票の中間選挙から1週間という異例の早期表明は、ライバルの機先を制すとともに、数々の疑惑を巡る訴追のハードルを上げる狙いがある。ただ共和党の不振で求心力が低下する中、返り咲きに向けた目算は狂い、一世を風靡(ふうび)した「異端児」は追い詰められている。

 中間選挙後、共和党内では大統領の有力候補としてフロリダ州のデサンティス知事(44)への期待が急速に高まった。トランプ氏と距離を置くバージニア州のヤンキン知事(55)も「保守の新星」と人気がある。トランプ氏はこのところ両氏への攻撃を強め、嫉妬と世代交代への焦りをあらわにしている。

 司直の手が迫る中、立候補には「バイデン政権による政治的捜査だ」と主張し、予防線を張る意味もある。司法省は、トランプ氏が大統領退任時にホワイトハウスから国家機密を持ち出したとして、スパイ防止法違反や公文書隠匿、捜査妨害の疑いで捜査している。政治専門紙ヒルは7日、中間選挙が終われば「60〜90日以内に司法省が訴追に動く」とする共和党関係者の見立てを報じた。

 さらに、昨年1月の連邦議会襲撃事件の責任や、一族企業の不正会計問題でもトランプ氏への追及が続く。議会襲撃の真相究明に当たる下院特別委員会は、トランプ氏に宣誓証言を要求する召喚状を発出。拒否すれば議会侮辱罪で訴追される恐れがある。トランプ氏は11日、召喚無効を求める訴訟を起こしている。

 トランプ氏のもくろみ通り訴追を抑止できるかは不透明だ。CNNテレビはトランプ氏が出馬した場合、司法省が政権から独立した立場で捜査を行う「特別検察官」の任命を検討していると報道。「政治介入」のそしりを免れるのが目的で、前大統領と司法当局の神経戦は既に始まっている。

6744チバQ:2022/11/17(木) 11:43:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/50f7612a7a5ba84a89aac5ecd8533e713fb1a865
上院トップにマコネル氏再選 米共和、くすぶる執行部批判
11/17(木) 6:04配信


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時事通信
16日、ワシントンで会見する米上院院内総務のマコネル氏(AFP時事)

 【ワシントン時事】米共和党上院議員団は16日、上院トップに当たる院内総務を選ぶ投票を行い、現職のマコネル氏を再選した。

 米メディアによると、マコネル氏は37票を獲得し、10票のスコット全国共和党上院委員長を破った。

 中間選挙で上院の多数派を奪還できなかったことで、党内では執行部批判がくすぶっている。2007年から上院院内総務を務め、最長任期が見込まれるマコネル氏だが、党運営には不安を残す形となった。

6745チバQ:2022/11/17(木) 11:44:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/bcd33b4cc1964c9ad1ff44cf45d0ad99d93d4316
上院共和トップ続投へ マコネル氏、党内亀裂も
11/17(木) 5:29配信


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共同通信
記者会見する米上院共和党のマコネル院内総務=16日、ワシントン(AP=共同)

 【ワシントン共同】米上院共和党は16日、来年1月招集の新議会に臨む指導部を選出し、トップのマコネル院内総務の再任を決めた。共和党は中間選挙で上院奪還に失敗し、指導部の責任を問う他の議員も立候補していた。2007年から現職を務めるマコネル氏にとって15年間で初の対抗馬となり、党内の亀裂を浮き彫りにした。

 中間選挙で上院(定数100)は民主党が多数派を維持。下院(定数435)は決着しておらず、AP通信によると、共和党が217議席を獲得して過半数まで1議席に迫る。民主党は209議席を確保した。

6746チバQ:2022/11/17(木) 11:51:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd228bd0fa62972c3fad856bd48739c6e173ea1c
トランプ氏、指名獲得に暗雲 フロリダ州知事に脚光 米大統領選
11/17(木) 7:09配信


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時事通信
米南部フロリダ州のデサンティス知事=8日、フロリダ州タンパ(AFP時事)

 【パームビーチ時事】2024年米大統領選への出馬を表明したトランプ前大統領だが、共和党の候補指名を獲得できるかは不透明だ。

【図解】トランプ前大統領を巡る主な疑惑

 今月8日投票の中間選挙で共和党が伸び悩んだ原因として指摘され、党内では「脱トランプ」の機運が強まるばかり。新星のデサンティス・フロリダ州知事(44)に脚光が集まり、トランプ氏復権の先行きには暗雲が漂っている。

 「トランプ氏は共和党の選挙戦の足を引っ張った」。ライアン前下院議長(共和)は地元メディアに対し、共和党が中間選挙で伸び悩んだのはトランプ氏に原因があるとの見方を示した。

 トランプ氏は共和党の勝利が見込まれていた中間選挙の余勢を駆って、大統領選出馬につなげる戦略だった。しかし、トランプ氏が支援した候補は多くが苦戦・落選。過激な主張を繰り広げた共和党候補は無党派層を遠ざけ、政権批判票の受け皿となれなかった。NBCテレビなどの出口調査によると、有権者の28%は「トランプ氏に反対するために投票した」と表明した。

 そんな中、共和党の次代を担う存在として脚光を浴びているのがデサンティス氏だ。歯に衣(きぬ)着せぬ言動はトランプ氏をほうふつとさせるが、思慮深さを併せ持ち、穏健派の支持も集めている。8日投票のフロリダ州知事選では圧勝で再選。トランプ氏と親交が深い「メディア王」ルパート・マードック氏が所有するメディアも、トランプ氏の支援をやめ「デサンティス氏の時代が来た」(ニューヨーク・ポスト紙)とくら替えした。

 焦りの見えるトランプ氏は、ここに来てデサンティス氏への攻撃を開始。「広報に優れた平凡な知事」などとやゆし、「聖人ぶったロン」とあだ名を付けた。だが、調査会社ユーガブが中間選挙後に共和党支持者を対象に実施した世論調査では、大統領選候補としてデサンティス氏が42%の支持を集め、トランプ氏の35%を上回った。

6747チバQ:2022/11/17(木) 11:54:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a8dffeef1c0a80f51fbf356bd19da1837532a8f
トランプ氏の対抗馬本命に「ミニ・トランプ」急浮上…攻撃的な手法で注目
11/17(木) 6:54配信


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読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 【ワシントン=田島大志】次期大統領選の共和党指名候補争いでは、フロリダ州知事のロン・デサンティス氏(44)がトランプ前大統領の強力なライバルとして急浮上し、対抗馬の本命と目されている。

 中間選挙では、共和党のシンボルカラーにちなむ「赤い波は来なかった」(バイデン大統領)と言われたのに対し、米メディアは今回の知事選で大勝したデサンティス氏を「フロリダの津波だ」(ウォール・ストリート・ジャーナル社説)などと伝えている。

 デサンティス氏は、中南米からの不法移民を富裕層が多い州に送りつけ、性的少数者に厳しい政策をとるなど攻撃的な手法で注目を集め、「ミニ・トランプ」とも称される。18年知事選ではトランプ氏の後押しで初当選、トランプ氏と支持層は重なる。一方で、名門エール大、ハーバード大法科大学院を出て、海軍時代にはイラク派遣を経験し、下院議員も務めた経歴から、党内穏健派の受けもいい。調査会社ユーガブが今月9〜11日に行った世論調査では、どちらが共和党の大統領候補に望ましいかとの質問に対し、デサンティス氏との回答が23%でトランプ氏の20%を超えた。特に女性では7ポイント差をつけた。

 中間選挙後、トランプ氏はデサンティス氏への対抗心をあらわにしている。自身のSNSには、20年大統領選のフロリダ州での自らの得票がデサンティス氏の今回の得票より「110万票多かった」と投稿。デサンティス氏の初当選時に推薦した経緯に触れ、忠誠心が足りないと指摘した。

 トランプ氏との関係維持に腐心してきたデサンティス氏は、トランプ氏の出馬表明を受けて難しい判断を迫られる。出馬の意欲は隠していないが、名乗りを上げれば、トランプ氏との決定的な対立は避けられない。共和党の指名候補争いを勝ち抜いても、トランプ支持層の支えなしでは民主党候補と渡り合うのは困難だ。

 マイク・ペンス前副大統領(63)も動きを活発化させている。13日放送の米メディアのインタビューでは、大統領候補としてトランプ氏より「良い選択肢がある」と述べ、トランプ氏と距離を置いた。

 マイク・ポンペオ前国務長官(58)や、「トランプ氏が出馬するなら私は出ない」と公言していたニッキー・ヘイリー元国連大使(50)の去就も注目される。

訴求力不足に危機感…米ジョージ・メイソン大准教授 ジャスティン・ゲスト氏
(写真:読売新聞)

 トランプ前大統領がこの時期に出馬表明したのは、真っ先に手を挙げることが有利だと直感的に判断したからだ。党の前面に立つことで、12月6日のジョージア州の上院選決選投票に不利に働くという見方もあったが、彼には戦略はなく、本能を優先させた結果だ。

 中間選挙を通じ、共和党が岐路に立っていることがはっきりした。トランプ氏は巨大なエネルギーを集める力があるが、極端すぎるため、共和党にとって残念な結果につながった。党員はトランプ氏に党をもう一度託すことに危険を感じている。

 トランプ氏も置かれた状況を自覚しているからこそ、大統領選の潜在的ライバルを攻撃しているのだろう。トランプ氏の不安や、同氏のメッセージが持つ訴求力不足の表れともいえる。

 トランプ氏に対する米世論の評価は、石こうのように固まってしまった。昨年1月の米議会占拠事件の真相が明らかになるにつれて、さらに傷付いている。ただ、党指名候補争いの行方は競争相手次第だ。

 バイデン大統領が中間選挙で(トランプ氏批判を展開し)「民主主義の危機だ」とした警鐘に、世論がさほど反応しなかったことも注目すべきだ。共和党が「脱トランプ」を進め、デサンティス・フロリダ州知事のような実力と統治能力のある候補者を選んだ場合、民主党がこうした手法に頼るようでは大統領選で勝てないだろう。(ワシントン 田島大志)

6748チバQ:2022/11/18(金) 10:38:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/97d860f924dc46403170abd154bb60bda1245015
ペロシ氏が民主党下院指導部を引退 「対立」トランプ氏には触れず
11/18(金) 5:42配信


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毎日新聞
議員たちから拍手をされるペロシ氏=2022年11月17日、ロイター

 米国で女性初の連邦下院議長を務めた民主党のナンシー・ペロシ氏(82)が17日、党下院指導部から引退する意向を表明した。議場での演説では時折涙ぐみながら「新たな世代につなぐ時が来た」と語り、功績をたたえる拍手を受けた。ペロシ氏はバイデン大統領のほか、議長在任中に協働した民主党のオバマ元大統領、共和党のブッシュ(子)元大統領にも言及したが、対立が絶えなかった同党のトランプ前大統領には触れなかった。

 ペロシ氏は2007〜11年と19年以降に通算8年近く下院議長を務めてきた。8日投票の中間選挙の下院選で共和党が勝利し、議長交代が確実視される中、党内からは世代交代を求める声が出ており、去就が注目されていた。23年1月からの新会期も下院議員は続ける。

 下院党トップの次期院内総務には、黒人のハキーム・ジェフリーズ下院議員(52)が有力候補に挙がっている。上院も含めて黒人が二大政党の議会トップに就けば、米史上初となる。【ワシントン秋山信一】

6749チバQ:2022/11/27(日) 19:07:26
https://www.tokyo-np.co.jp/article/216399
加州知事は大統領選不出馬 バイデン氏立候補なら
2022年11月27日 08時39分 (共同通信)
 米カリフォルニア州で記者団に話すニューサム知事=8日(AP=共同)
 米カリフォルニア州で記者団に話すニューサム知事=8日(AP=共同)

 【ロサンゼルス共同】米カリフォルニア州のニューサム知事(55)は、24年の次期大統領選で再選出馬に意欲を示しているバイデン大統領(80)を支持し、同氏と競う形で民主党の候補指名争いに名乗りを上げる考えはないと明らかにした。政治サイト、ポリティコが26日報じた。ニューサム氏は民主党の大統領候補の一人として動向が注目されている。
 ニューサム氏は8日の中間選挙で実施された州知事選で、共和党候補に大差をつけ再選を果たしたばかり。バイデン氏の再選を「全力で支持する」意向をジル大統領夫人やクレイン大統領首席補佐官に夏に伝え、8日夜にバイデン氏本人にも伝達したという。

6750チバQ:2022/11/28(月) 15:09:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd301c82dc0f951a4a6736fc2d3f67d1a44310be
米共和、無党派不支持で「赤い波」不発 戦略練り直しへ
11/27(日) 19:40配信
米中間選挙でバイデン米大統領と与党・民主党は大敗を免れた。野党・共和党が大幅な議席増に失敗し、シンボルカラーにちなんだ「レッドウエーブ(赤い波)」が不発に終わったことについて、無党派層が民主党支持に傾いたことや、共和党のトランプ前大統領への批判票が多かったためだとの見方が根強い。共和党は2024年の大統領選に向け、戦略の練り直しを迫られている。(ワシントン 坂本一之)

「赤い波は起きなかった。共和党支持者や無党派層が投票に行かなかった」

南部テキサス州で下院の議席を争った共和党のマイラ・フローレス候補は投票翌日の9日、敗戦を受けてツイッターにそう書き込み、悔しさをにじませた。

今回の選挙戦で「赤い波」が不発に終わった理由の一つは、共和党が、有権者の約3割を占める無党派層で支持を広げられなかったことがある。米ABCテレビの出口調査で無党派層の49%が民主党に投票し、共和党の47%を上回った。

バイデン氏や民主党が訴え続けた「人工妊娠中絶の権利」を求める声も共和党への逆風になった。有権者の37%が「中絶は違法とすべきだ」とする一方、「合法とすべきだ」と訴える人は60%に達し、その多くが民主党に投票したという。

共和党内で影響力を保ち、メディアの注目度も高いトランプ前大統領の存在が一因だともされる。

出口調査では有権者の58%がトランプ氏を「好ましくない」と回答。投票に行った理由として28%が「トランプ氏に反対するため」と答えた。「同氏を支持するため」は16%だった。

中間選挙は通常、現職大統領への信任投票と位置付けられる。今回はトランプ氏が多数の候補を推薦し、次期大統領選への出馬表明を匂わせたことで、民主党側が、トランプ氏か否かを「選択」する選挙だと訴えて一定の成功を収め、共和党側は対応できなかった。

共和党下院トップのマッカーシー院内総務は投票日前、下院で選挙前の212議席から「20議席以上を積み増せば赤い波といえる」と意気込みを示したが、27日段階で積み増しは9議席にとどまる。

躍進を果たせなかった責任を巡り党内では非難合戦が勃発。トランプ氏が党上院トップのマコネル院内総務を批判し、党内からはトランプ氏を非難する声も出る。24年大統領選でホワイトハウス奪還を目指すトランプ氏と党執行部だが、足並みはそろっていない。

ただ、選挙結果を地域別にみると「赤い波」(米メディア)が起きた州もある。

フロリダ州では、次期大統領選の有力候補とされるデサンティス知事が、堅実な行政手腕が評価されて圧勝し、再選を果たした。州内では下院の28選挙区のうち、共和党候補が20勝を挙げ、移住者が多い同州で同党が新たな支持層を獲得している様子が浮かび上がった。同党は24年大統領選に向けた党勢拡大が求められており、中間選で有権者が示した「民意」の分析を急ぐ。

6751チバQ:2022/12/01(木) 15:01:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/6f7422e076719d367308b8b3afe39e9e8c7b6b1d
米下院民主党トップに初の黒人 指導部の世代交代進む
12/1(木) 13:48配信


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毎日新聞
米下院の民主党トップに選出され、記者会見をするハキーム・ジェフリーズ氏=ワシントンで2022年11月30日、AP

 米連邦下院の民主党は11月30日、2023年1月からの新会期の党トップに東部ニューヨーク州選出のハキーム・ジェフリーズ氏(52)を選んだ。連邦上下両院で黒人が2大政党のトップを務めるのは初めて。約20年間にわたって下院民主党を率いてきたナンシー・ペロシ下院議長(82)は指導部からの引退を表明しており、懸案だった世代交代が進むことになる。

 ジェフリーズ氏は選出後の声明で「可能な時には共和党との妥協点を模索するが、過激主義には反対する」と述べた。11月8日の中間選挙で共和党が下院の過半数を奪還したため、新会期には少数派として臨むことになる。

 党下院ナンバー2の院内幹事には女性のキャサリン・クラーク氏(59)、ナンバー3の下院議員団長には中南米系のピート・アギラー氏(43)が選出された。院内総務を含めて対立候補はなく、役員経験者から順当に選出された。民主党の下院指導部は、ペロシ氏らトップ3が80代という現体制から大幅に若返ることになる。【ワシントン秋山信一】

6752チバQ:2022/12/01(木) 15:02:23
https://mainichi.jp/articles/20221124/k00/00m/030/278000c?inb=ys
トランプ派阻んだアラスカの改革 強硬主張不利に 米中間選挙
国際

速報

北米
毎日新聞 2022/11/24 20:20(最終更新 11/24 20:21)
 米アラスカ州で23日、中間選挙(8日投票)の連邦上下両院選の結果が判明し、共和党のトランプ前大統領が支援した候補が相次いで敗れた。トランプ派を阻んだ要因は、アラスカ州で2020年の住民投票で導入が決まった独特の選挙制度だった。従来の制度では各党で強硬な主張をする候補が有利になりやすいとみられてきたが、現状に一石を投じる結果となった。

 上院選では、共和党中道派の現職、リサ・マカウスキ氏(65)が当選した。21年のトランプ氏の弾劾裁判(評決は無罪)で「有罪」票を投じ、トランプ氏から目の敵にされていたが、「刺客」のトランプ派候補を退けた。下院選では、トランプ氏の支持を受けた元副大統領候補のサラ・ペイリン氏(58)が注目されたが、民主党のメアリー・ペルトラ氏(49)に敗れた。

 トランプ派にとって「壁」になったのは、…

6753チバQ:2022/12/01(木) 18:16:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/cdc52f49ca928d20d8f2d8ff6cb988b305a4b5de
黒人初の党トップ選出 米下院民主党、ジェフリーズ氏
12/1(木) 8:43配信


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産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米下院民主党は11月30日、中間選挙の結果、来年1月からの新議会で少数派となることを受け次期指導部を選出し、党トップの院内総務に黒人のハキーム・ジェフリーズ議員(52)を選んだ。

現在の党トップで下院議長のペロシ氏(82)の後任となる。下院議長は多数派から選ばれるのが通例で、少数派の党トップは院内総務となる。党トップに黒人が選ばれるのは民主、共和両党で上下両院を通じて初めて。

下院民主党は、ジェフリーズ氏に加え、ナンバー2の院内幹事に女性のキャサリン・クラーク議員(59)、ナンバー3の会派議長にヒスパニック系のピート・アギラー議員(43)の指導部上位3人を全会一致で選出した。

約20年にわたり党トップとして強力な指導力を発揮してきたペロシ氏が指導部を退き、「多様性ある新世代のリーダー」(米紙)のもと、2024年の選挙で多数派奪還を目指す。

ジェフリーズ氏はニューヨーク出身。現在は党ナンバー5。弁護士やニューヨーク州議会議員を経て13年に連邦下院議員に就任した。19年から会派議長。20年のトランプ前大統領のウクライナ疑惑をめぐる上院弾劾裁判では検察官役を務め、厳しく追及した。

ジェフリーズ氏は記者団に対し「中流層、労働者層、すべての米国民の暮らしを改善するため責任を果たす」と抱負を語った。

次期下院議長には、多数派となる共和党のマッカーシー院内総務の就任が確実視され、バイデン大統領の次男ハンター氏の中露における投資活動やアフガニスタンからの米軍撤退に伴う混乱などを調査し責任を追及する構えを見せる。

党派対立の激化が予想される中、党内穏健派として知られるジェフリーズ氏の調整力が注目される。

6754チバQ:2022/12/04(日) 08:23:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/b88675576567093d776254bab4fcababd6cbf1b6
6日にジョージア州で上院決選投票 トランプ派候補の行方は
12/3(土) 16:35配信


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産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】11月8日の米中間選挙で勝者が決まらなかった南部ジョージア州の連邦上院選の決選投票が6日に実施される。民主党の現職、ラファェル・ウォーノック氏(53)と、プロフットボールNFLの元スター選手でトランプ前大統領が推薦する共和党のハーシェル・ウォーカー氏(60)の対決。その行方は2024年の大統領選に再び出馬表明したトランプ氏の影響力を占うことにもなる。

先の上院選で両者の得票率はウォーノック氏49・4%、ウォーカー氏48・5%といずれも過半数に届かず、州法の規定で決選投票にもつれ込んだ。

2日公表されたCNNテレビの世論調査では、ウォーノック氏の支持率は52%で、ウォーカー氏を4ポイント上回った。他の調査でもウォーノック氏が数ポイントリードする接戦となっている。有権者の関心は高く、既に100万人以上の有権者が期日前投票を済ませた。

中間選挙で、上院(定数100)は非改選を含め民主党が50議席、共和党が49議席を確保し、残るジョージア州の1議席の行方が注目されている。

民主党は上院議長を兼務するハリス副大統領を加えれば、既に多数派を維持しているが、同州で勝利して51議席となれば、議会運営の自由度が増す。他方、共和党としては同州を制し、議席数の差が中間選挙の前よりも広がるのを阻止したいところだ。

ウォーノック氏は牧師を経て20年の上院補選に出馬し、翌年1月の決選投票で共和党現職に勝利した。

ウォーカー氏はジョージア大からNFLに進んだ。中間選挙の選挙戦の最中に、妊娠した交際女性に小切手を手渡して中絶を促していた醜聞が発覚し、一時は支持率が急落したが、最終盤で追い上げた。

6755チバQ:2022/12/04(日) 08:24:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/ffa254652944cc2a6aad70898f5fc58cfdb9c3ef
米大統領選の候補者指名争い 民主党は初戦を南部州で
12/3(土) 17:06配信


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産経新聞
【ワシントン=坂本一之】2024年米大統領選で民主党の大統領候補指名に携わる同党全国委員会は2日、候補者指名争いの初戦を従来の中西部アイオワ州から南部サウスカロライナ州に変更することを承認した。AP通信などが報じた。年明けの全体会議で正式決定される見通しだが、伝統的に指名争いの先陣を切ってきたアイオワ州からは反発の声が出ている。

大統領選の候補者指名争いは長年、アイオワ州での党員集会で口火が切られ、続いて東部ニューハンプシャー州で予備選が実施されるのが通例だった。

これに対し、再選出馬に意欲を示すバイデン大統領は、これらの州では白人有権者の比率が圧倒的に高く、有色人種の有権者が少ないと指摘。バイデン氏は党規委員会への書簡で「黒人有権者は何十年も民主党を支えてきた。有色人種の有権者が候補者選定の早い段階から発言権を持つ必要がある」として、初戦の開催地変更を求めた。

バイデン氏は20年大統領選の候補者指名争いで、序盤のアイオワとニューハンプシャー、西部ネバダ州の党員集会で立て続けに敗れたものの、4戦目のサウスカロライナで黒人有権者の票を集めて勝利し、党候補に正式指名される流れをつくった経緯がある。

新たな指名争いの日程は、初戦を24年2月3日のサウスカロライナとし、6日にニューハンプシャーとネバダ、13日に南部ジョージア州、27日に中西部ミシガン州となっている。

6756チバQ:2022/12/04(日) 22:58:37
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20221204-567-OYT1T50063.html
米中間選挙で下院「全議席確定」、共和党222・民主党213…CNN報道
2022/12/04 14:25読売新聞

米中間選挙で下院「全議席確定」、共和党222・民主党213…CNN報道

連邦議会議事堂=ロイター 【読売新聞社】

(読売新聞)

 【ワシントン=淵上隆悠】米CNNは3日、11月8日に実施された中間選挙の下院選(定数435)で、野党・共和党が222議席、与党・民主党が213議席をそれぞれ固め、全議席が確定したと報じた。改選前は、民主党が過半数(218)を上回る220議席、共和党が212議席、欠員3だった。

 AP通信は、コロラド州の一つの選挙区で共和党がリードしているが結果は未確定だとし、共和党は221議席、民主党は213議席としている。

6757チバQ:2022/12/07(水) 08:16:56
https://www.asahi.com/articles/ASQD47DFYQD4UHBI008.html?ref=goonews
ジョージア州、また決選投票なぜ? 南北戦争以前から残る差別の影
有料記事アメリカ中間選挙2022

聞き手・日高奈緒2022年12月5日 20時30分
 11月8日の米中間選挙から1カ月近くが経った今も、上院100議席のうち1議席がまだ決まっていません。南部のジョージア州で民主党、共和党の候補が大接戦をくり広げ、今月6日に決選投票が行われることが決まったためです。ジョージア州では2020年の上院選でも決選投票になりました。共和党が強い「赤い州」のイメージが強かったジョージア州で、いったい何が起きているのか。同州アセンズにあるジョージア大学に留学経験がある埼玉大の宮田伊知郎教授(アメリカ研究)に聞きました。

 ――ジョージア州といえば、映画「風と共に去りぬ」の舞台として有名ですが、そもそもどんな州なのでしょうか。

 「風と共に去りぬ」に関係する場所は、日本人にもとても人気ですね。州都アトランタにはコカ・コーラ社の本社があります。デルタ航空のハブ空港にもなっているハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港なども、日本人にはなじみがあるかもしれません。

 日本とのかかわりでいうと、ジョージア州は鹿児島県と「姉妹盟約」を結んでいます。それぞれ南北戦争(1861〜65年)と西南戦争(1877年)という戦いを経験しています。実は、この南北戦争がジョージアの政治を理解するのにとても重要なんです。

 ――どういうことでしょうか?

 南北戦争以前、ジョージア州は黒人奴隷を使った綿花産業が栄えた裕福な州でした。当時の米国は農業大国で、綿花を欧州に輸出して富を得ていました。その中心となったのがジョージア州です。

 そのころ、米西部の土地をどう利用していくかをめぐり、米北部と南部の州が対立していました。欧州からの移民をたくさん抱えていた北部の工場経営者らは、西部の土地では奴隷を持たず、移民たちが農業で生計を立てられるようにしたいと思っていました。一方、南部の州は奴隷を使い、綿花やタバコ栽培を拡大したいと思っていました。

 北部州の考えを代表していたのは当時の共和党で、そこからリンカーン大統領が誕生します。リンカーンは奴隷制度をよく思わなかった政治家で、当時の共和党は奴隷制度に反対していました。南部州の白人たちは危機感を覚えます。

 ――今の共和党の保守的なイメージとは違うんですね。

 その通りです。このころは、南部でなく北部で共和党への支持が厚かったんです。

 誤解されがちなのですが、奴…

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6758チバQ:2022/12/07(水) 13:43:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/afe107f8c0cebf4412d74c463b88f7fe762e6ae4
米ジョージア州の決選投票、民主現職が当確 上院で過半数に
12/7(水) 13:37配信


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毎日新聞
米南部ジョージア州の上院選決選投票で当選を確実にした民主党のウォーノック氏=2022年12月6日、AP

 米南部ジョージア州で6日、中間選挙に合わせて実施された連邦上院選の決選投票があり、民主党現職のラファエル・ウォーノック氏(53)の当選が確実になった。米CNNテレビが報じた。上院選(定数100、改選数35)は全議席が確定し、民主党が改選前から1議席増の51議席、共和党が1議席減の49議席となった。共和党のトランプ前大統領が推す候補は、11月の中間選挙に続いて、両党の支持が伯仲する「スイング・ステート(揺れる州)」での弱さを露呈した。

 ジョージア州では1回目の投票で過半数を得票した候補がいない場合、上位2人による決選投票となる。1回目もトップだったウォーノック氏は、決選投票でもトランプ氏が支援するアメリカンフットボールの元スター選手、ハーシェル・ウォーカー氏(60)を上回った。

 民主党は決選投票前に既に50議席に達し、上院議長を兼ねるハリス副大統領の決裁票を含めて、上院の主導権を維持することが決まっていた。今回1議席を上積みしたことで各委員会でも多数派をとり、政府高官や連邦裁判所判事の人事承認を円滑に進められることになった。上院では2021年以降、中道派のマンチン、シネマ両議員がバイデン大統領の方針と対立するケースがあったが、今回の1議席増で1人が「造反」しても予算案や人事案を通せる余裕が生まれた。

 ジョージア州での決選投票の選挙戦は、バイデン、トランプ両氏という両党の「顔」が共に存在感を消す異例の展開となった。支持率が低迷するバイデン氏は、中間選挙から引き続き、大規模な集会は避け、資金集めイベントなどで側面支援するにとどめた。

 中間選挙後に24年の大統領選への出馬を表明したトランプ氏も、5日にリモート形式で支援イベントを開くにとどめた。中間選挙でトランプ派の候補が接戦区で相次いで敗れたのを受けて、前面に立つのを控えた可能性もある。共和党はトランプ氏と距離を置くケンプ州知事が、ウォーカー氏を積極的に支援したが、劣勢を覆せなかった。【ワシントン秋山信一】

6759チバQ:2022/12/07(水) 16:49:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b142a8ff6bab2717f7cafc1ae02aadd75a42612
中間選、バイデン与党善戦 民主現職の上院増はケネディ以来
12/7(水) 16:41配信


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産経新聞
【ワシントン=坂本一之】米中間選挙は南部ジョージア州での上院選の決選投票で大勢が判明し、結果が出そろった。バイデン大統領の与党・民主党は、下院で多数派を失ったが大敗は免れた。上院では1議席を増やして過半数を維持。民主党の現職大統領として上院の議席増を果たしたのは、1962年のケネディ大統領以来となった。

最終盤の世論調査でも大接戦が予想された上院(定数100)は、最終的に民主党が改選前から1議席伸ばして51議席とした。任期の長い上院は、下院よりも候補者の質が選挙で問われるとされる。ジョージアの決選投票では、知名度のある共和党候補だったが、人工妊娠中絶を巡るスキャンダルが響いて敗退した。

下院(同435)は共和党が10議席積み増して過半数の222議席を確保し、4年ぶりに多数派を奪還した。ただ民主党の大統領が1期目の中間選挙で共和党に許した議席増としては62年以降で最小規模だった。

民主党は中絶の権利を求める有権者に加え、無党派層やトランプ前大統領への批判票を得て共和党の大勝を阻んだ。共和党のシンボルカラーにちなみ、同党幹部らが期待した「赤い波」と称される共和党の大幅な議席増は起きなかった。

現職大統領への信任投票と位置付けられる中間選挙は今回、ずば抜けた知名度のトランプ氏が前面に出てきたことで、バイデン氏とトランプ氏の「選択」を有権者に迫る色合いが濃くなった。その結果、反トランプ票が動いたとされる。

36州で行われた知事選でも西部アリゾナ州や中西部ミシガン州などでトランプ氏の支持を受けた共和党候補が敗れた。全50州の知事は民主党が2州増やして24州を押さえ、共和党は26州となった。34年のルーズベルト大統領からの民主党政権の中間選挙で、増加幅は最大規模と健闘した。

共和党内では選挙結果を巡り、24年大統領選への出馬を正式表明したトランプ氏と一部の党幹部が対立している。トランプ政権で大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を務めたボルトン氏は6日のCNNテレビで、トランプ氏が自身のソーシャルメディアで憲法停止を訴えたことを批判。他に有力候補が出馬しない場合には「出馬も検討する」と語るなど、トランプ氏を巡る不和も広がっている。

共和党は、多数派を握る下院で無党派層などに支持を広げられる政策を、24年の選挙に向けて進められるかが問われることになる。

6760チバQ:2022/12/10(土) 17:33:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/176effd542c30119fdad3d865bb724be7bdc170e
米上院、民主党中道派議員が離党表明 「勝利」に冷や水
12/10(土) 5:30配信


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毎日新聞
米連邦議会=ワシントンで2017年6月、高本耕太撮影

 米西部アリゾナ州選出の民主党のシネマ上院議員は9日、離党して無所属で活動する方針を明らかにした。共和党会派入りは否定し、民主党との協力は政策課題ごとに判断する方針を示唆した。中間選挙の上院選(定数100、改選35)で、民主党系は非改選を含めて51議席を獲得。シネマ氏が離党しても上院での優勢は変わらないが、議会運営の不透明感が増し、上院選の「勝利」に沸いた民主党に冷や水を浴びせた。

【近年の米大統領1期目の与党の中間選挙結果】

 シネマ氏は地元紙「アリゾナ・リパブリック」への寄稿で、連邦議会の現状を「国政政党の党派対立が硬直化し、党内で最も過激な意見が政党の優先事項を決める状況を党指導部も許している。民主、共和両党とも考えの多様性を許容せず、超党派の妥協はほとんど採用されることのない『最後の手段』になっている」と批判。「私は選挙で自主的に活動し、結果を出すためには誰とでも協力すると約束した。政党の圧力に屈することはないと約束した。アリゾナの有権者は、政党の主義主張よりも、常識的な解決策を求めるリーダーを望んでいる」と離党の理由を説明した。

 シネマ氏はマンチン上院議員(南部ウェストバージニア州選出)と並んで、民主党中道派の代表格と目されている。2021年1月にバイデン政権が発足した後も、気候変動対策や教育の無償化などリベラル色が強い政策を巡って、債務の増加を懸念し、政権や党指導部の方針にたびたび反対してきた経緯がある。上院で多数派政党による法案採決を容易にするため、法案審議を進めるのに必要な票数を60票から51票に引き下げる案に対しても、反対する姿勢を見せていた。

 上院では6日の南部ジョージア州での決選投票で民主党候補が勝ち、23年1月の新会期では民主党系(無所属2人を含む)51議席、共和党49議席となる見通しだった。シネマ氏が無所属として民主党会派にとどまる可能性もあるが、仮に会派から離れたとしても、民主党系は50議席を維持。採決で票が同数になった場合は上院議長を兼ねるハリス副大統領が決裁票を投じる規定があるため、上院での優勢は維持できるが、一人でも反対すれば人事案なども通せなくなるため、党運営は難しさを増す。【ワシントン秋山信一】

6761チバQ:2022/12/11(日) 08:57:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e6ad4b4caa40df33d414b26b3997306ee39635b
米民主党の中道派シネマ上院議員が離党表明 多数派は維持
12/10(土) 10:11配信

産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米民主党中道派のキルステン・シネマ上院議員は9日、民主党の所属を離れ無所属になる意向を明らかにした。民主党は南部ジョージア州の上院選決選投票で現職議員が勝利し、上院(定数100)の過半数の51議席を確保したばかり。シネマ氏が離党しても多数派を維持するが、党内に動揺が広がっている。

シネマ氏は西部アリゾナ州選出で2018年に初当選し現在1期目。米CNNのインタビューで、「私はいかなる政党の箱にも収まらなかった」とし、自身の決断が「(民主・共和の)党派性にうんざりした多くの人々」の不満を代弁したものだと訴えた。

上院ではサンダース、キング両議員が無所属だが民主党と会派を組む。シネマ氏は離党後も民主党と会派を組むかを明言していないが、共和党の会派に加わらない限り、共和党の議席数は49のままとなる。

仮にシネマ氏が共和党の会派に移っても上院議長を兼ねるハリス副大統領の一票を加えれば多数派は維持できる。しかし、ジョージア州の決選投票でウォーノック上院議員が再選し、過半数確保に沸いた党内ムードには水を差した格好だ。

シネマ氏は、左派が影響力を増す党内で増税案や上院規則の変更など一部政策に反対を唱えた。その一方でインフラ整備法や銃規制強化法の成立では超党派合意に貢献。同じ中道派のマンチン上院議員と党内の合意形成の鍵を握ってきた。

アリゾナは中間選挙の出口調査で40%が無党派と答え「独立独行」の気風が強い州だ。シネマ氏は「米国民には2つの選択肢しかなく、政党は極端化している」と地元紙に寄稿した。

ジャンピエール大統領報道官はシネマ氏と「うまく協力を続けたい」と述べた。

6762チバQ:2022/12/19(月) 21:51:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/e68f47975d5a79da52d018ca2668a4920c2eaba7
空回り目立つトランプ氏 出馬表明から1カ月たっても支持広がらず
12/18(日) 18:00配信
 トランプ前米大統領(共和党)が11月15日に2024年の次期大統領選への出馬を表明してから1カ月が経過した。しかし、党内で支持表明の動きは広がらず、世論調査でも好感度が急落するなど好材料は乏しい。共和党支持層には根強い人気があるものの、対抗馬と目される南部フロリダ州のデサンティス知事との「1対1」を仮定した調査では劣勢の結果が出るなど、党内での圧倒的な存在感に陰りが出ている。

 ◇肩すかしの「重大発表」

 トランプ氏は12月15日、自身が立ち上げたソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」で「重大発表」を行った。注目を集めようと前日に予告までしていたが、発表されたのはトランプ氏がヒーローキャラクターのスーパーマンに扮(ふん)した姿などを描いた「デジタルアート」の販売開始の告知だった。

 1点99ドル(約1万3600円)で、購入者は「トランプ氏との会食やゴルフの機会の権利」を巡る抽選で当選確率が増すとの誘い文句がある。運営サイトは「トランプ氏の政治活動とは関係なく、収益は大統領選の運動資金にはならない」としているが、米メディアは「トランプ氏の新たな資金集めの手法」と指摘している。

 肩すかしの発表内容に対して、24年の大統領選再選に意欲を見せる民主党のバイデン大統領はツイッターに「私もここ数週間で重大発表をした」と皮肉を交えて投稿し、同性婚の権利を保障する連邦法の成立やガソリン価格の下落などをアピールした。

 今回の「重大発表」に象徴されるように、出馬表明後のトランプ氏は空回りが目立つ。表明後には共和党の政治家らに早期に支持を表明するよう促したが、260人超の共和党の連邦議会議員のうち支持を明らかにしたのはトランプ派の10人前後にとどまっている。

 11月下旬には自宅で、知人の人気ラッパー、イェ(旧名カニエ・ウェスト)さんが連れてきた反ユダヤ主義者と会食したことが批判を浴びた。また12月上旬、大規模な選挙の不正があった場合は「憲法の停止」さえ容認されると主張。憲法を重視する共和党議員らから非難され、「大規模な不正があれば、誤りを正す措置をとらなければならないと言っただけだ」と釈明を余儀なくされた。

 ◇デサンティス氏に劣勢の調査も

 世論調査でも、トランプ氏は勢いを欠いている。ユーガブ社の12月1〜5日の調査では、共和党の大統領候補として党員や共和党寄りの無党派層の計35%がトランプ氏を支持し、デサンティス氏(30%)やペンス前副大統領(5%)らを上回った。しかし、トランプ氏とデサンティス氏の一騎打ちだと仮定した場合は42%で並び、このうち共和党寄りの無党派層ではデサンティス氏(48%)が17ポイント上回った。他の世論調査では、デサンティス氏との1対1は数ポイント差で劣勢という結果が相次いでいる。

 政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計した好感度調査の平均値でも、11月の中間選挙直前の41・6%から35・9%に急落し、トランプ氏が初当選した16年の大統領選以降では最低を更新した。

 中間選挙では、トランプ派の候補は無党派層から敬遠され、接戦区で民主党候補に相次いで敗れた。世論調査も党内での根強い支持がある一方で、無党派層への訴求力の弱さが浮き彫りになっており、党内では「トランプ氏では24年の大統領選で勝てない」との声が高まっている。

 ただ、トランプ氏が共和党の候補指名争いの本命である状況は変わっていない。世論調査からは、候補者が乱立すれば、強固な支持層があるトランプ氏が相対的に有利になる傾向がうかがえる。トランプ氏は、候補者が乱立した16年大統領選の候補指名争いで、3〜4割台の得票率で序盤の州を制して勢いに乗った経緯がある。

 トランプ氏以外の候補が一本化されれば、トランプ氏の優位も揺らぐ。ただ、18年の知事選でトランプ氏の全面支援を受けて「ミニ・トランプ」とも呼ばれたデサンティス氏や、トランプ前政権で副大統領を全うしたペンス氏は、中道寄りの党穏健派とは政策面で温度差がある。現時点でトランプ氏以外に出馬表明した候補はいないが、ポンペオ前国務長官やヘイリー元国連大使、南部バージニア州のヤンキン知事など、多彩な候補の名前が挙がっており、一本化への道は見えない。【ワシントン秋山信一】

6763チバQ:2022/12/28(水) 10:06:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/061aa203b29ff9548b5a8f2803155ac156d21bdc
移民殺到で「人道危機」 バイデン政権、批判の矢面
12/27(火) 18:38配信


産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米南部テキサス州エルパソなどに中南米から越境した亡命希望者が殺到し、極寒の路上に寝泊まりする人が後を絶たない。トランプ前政権下で導入された流入制限措置が近く失効し、さらなる移民の波が押し寄せる気配だ。「人道危機」の様相を帯びてきた事態への対処にバイデン政権は苦慮しており、野党・共和党が批判を強めている。

テキサス州西端の都市エルパソはリオグランデ川を挟んでメキシコと国境を接する。街角にはシートを路上に敷いて毛布にくるまる人であふれる。12月中旬には1日平均約2500人が川を渡って市内に殺到。市は緊急事態を宣言した。

「移民で成り立ってきた街だが、今まで見たことのない光景だ。地域は衣食住の支援に懸命だが、本来は連邦政府が対処すべき問題」。地元市議会のロドリゲス議員は米テレビで政権の対応の遅れを批判した。

メキシコ国境からの不法入国は2022年会計年度(21年10月〜22年9月末)に237万人と過去最多を記録し、10、11月と連続して23万人を超え月間記録を更新した。反米左派オルテガ大統領の強権政治が続くニカラグアからの越境が急増。物価高による生活苦も拍車をかけているようだ。

米関税・国境警備局は拘束した越境者のうち、キューバやニカラグアなど送還協定がなく、帰国後に危険が及ぶ恐れのある者は、亡命申請の審査を理由に一時滞在を認めてきた。路上に寝泊まりするのは、米国に身寄りがなく、シェルターに入りきれない人々だ。

越境への一定の抑止力となってきたのが、トランプ前政権が導入し、新型コロナウイルス対策を名目に亡命の希望を確認せず即時送還できる「タイトル42」とよばれる措置だった。

バイデン政権は同措置を打ち切る方針で、今月21日が失効期限だった。だが、共和党系の州の請求を受けて、連邦最高裁のロバート長官は19日、国境の混乱を「悪化させる」として一時延期を命じた。メキシコ側には大勢の亡命希望者が失効を待ち構えており、直後に大量に越境する恐れがある。折からの大寒波もあり「国境の人道危機」(地元紙)とも指摘され、内外の被災地などで活動する米国赤十字が23日、自治体や非政府組織を支援すると表明した。

政権は事前の申請と審査を経て合法的に入国させる方策を検討している。国境警備を所管するマヨルカス国土安全保障長官は「米国の移民制度は壊れている」と発言し、抜本改革を怠ってきた歴代の政権・議会に責任を向けた。

来年1月から下院で多数派となる共和党は「約100万人の不法外国人を解放させた」(アリゾナ州選出のビッグス下院議員)と政権の失政を追及し、マヨルカス氏の弾劾を要求する構えもみせている。

6764OS5(旧チバQ):2023/01/04(水) 11:39:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ce96aa61c0271b4fa167796eb93c40e186a5338
米下院議長選、共和内紛で100年ぶり再選挙 トランプ氏影響力低下
1/4(水) 11:11配信
 米連邦下院(定数435)で3日、2年間の新会期開始に合わせて議長選挙が行われた。しかし、多数派の共和党が候補を一本化できず、3回投票を行ったが、当選に必要な票数に達した候補はいなかった。下院議長が1回の投票で決まらなかったのは100年ぶり。共和党は2022年11月の中間選挙で下院の多数派を奪還し、民主党のバイデン政権への追及を強める構えだったが、内紛で出はなをくじかれた。4回目の投票は4日以降に行われる見通し。

 中間選挙後に民主党議員1人が病死したため、新会期が始まった3日時点の議席数は共和党222、民主党212だった。

 議長選の1回目の投票では、共和党下院トップのケビン・マッカーシー氏(57)が203票を得たが、当選に必要な有効投票の過半数(218票)を確保できなかった。共和党内の対抗馬であるアンディ・ビグス氏(64)が10票、トランプ前大統領派から人気が高いジム・ジョーダン氏(58)が6票を獲得し、他の3人はそれぞれ別の候補に投票した。民主党は212人全員がハキーム・ジェフリーズ院内総務(52)に投票し、少数派の民主党の候補が第1回投票ではトップに立つ異例の展開となった。

 続けて行われた2、3回目の投票では、ジョーダン氏自身がマッカーシー氏の応援演説に立って同僚議員の説得を試みたが、ビグス氏や他候補を支持していた議員らはジョーダン氏に投票した。マッカーシー氏は2回目も203票、3回目は202票と1票減らした。4回目の投票では、マッカーシー氏は造反議員を説得する構えだが、折衝が長引けば、党下院ナンバー2のスカリス氏ら他の候補を推す声が強まる可能性もある。

 マッカーシー氏は西部カリフォルニア州第23選挙区選出で当選9回。党下院指導部で経験を積み、19年から党下院トップを務めてきた。11月の中間選挙後の下院議員団の投票では、トランプ前大統領に近い保守強硬派グループ「自由議員連盟」のビグス氏を大差で破って次期議長候補に選出された。しかし、ビグス氏を支持した保守強硬派の一部は、マッカーシー氏を支持する条件として、各議員がいつでも議長解任動議を提出できる制度の導入や法案採決前の最低72時間の検討時間確保を要求した。

 マッカーシー氏は15年に議長を目指した際、保守強硬派の反対で断念した経緯がある。今回は保守強硬派の主張に歩み寄り、「5人の賛成があれば議長解任動議を提出できる」とする案や、バイデン政権による権力の乱用を調査する委員会の新設を提示した。米メディアによると、自由議連に影響力があるトランプ氏もマッカーシー氏への支持を議員らに働きかけていた。しかし、保守強硬派は「政界の現状を変える意思を示していない」として不支持の姿勢を変えなかった。

 保守強硬派は議会の現状を「歳出法案など毎年成立させる必要がある法案に、多額の公的支出を伴う他の法案が束ねられ、議員が法案内容を精査する間もないまま採決されている」と批判し、「議会改革」を大義名分としている。一方で、議長選に乗じて議会運営に保守派の主張を反映させ、存在感を示したい思惑もあるとみられる。トランプ氏は自派の議員を結束させられず、党内での影響力の低下を露呈した。

 連邦議会が設立された1789年以降、1回の投票で下院議長が決まらなかったのは15回目。1855年には133回目の投票で議長が決まった例もあるが、1925年以降は多数派政党の候補が1回で順当に議長に選ばれていた。【ワシントン秋山信一】

6765OS5(旧チバQ):2023/01/04(水) 11:39:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/89f28cc16516a4fd34211593567c774d6e541d38
米下院議長選 共和党が過半数獲得失敗、右派が造反
1/4(水) 9:21配信

産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米連邦議会の新会期が3日招集された。昨年11月の中間選挙で共和党が多数派を奪還した下院(定数435)で新議長の選出が行われたが、共和党トップのマッカーシー院内総務は党内の保守強硬派の議員らの造反に遭い、過半数の獲得に失敗。100年ぶりの再投票となり、3回目の投票でも過半数を獲得した候補がおらず、下院は4日まで休会となった。

議長選出に複数回の投票を要したのは9回目に決着した1923年以来。

新会期での下院の勢力は共和222、民主212(欠員1)。議長に選ばれるには過半数の218票が必要だが、マッカーシー氏は1回目、2回目で203票、3回目で202票にとどまり、いずれも民主党トップのジェフリーズ院内総務の獲得票を下回った。

造反したのはトランプ前大統領と連携するフリーダム・コーカス(自由議員連盟)の議員らで、1、2回目で19人、3回目で20人が同連盟共同創設者のジョーダン議員らに投票した。

保守強硬派は「現状からの急進的な出発」を掲げ、財政削減などに関するマッカーシー氏の政策姿勢を手ぬるいと批判。同氏は、強硬派が求めていた議長解任の手順を容易にする案を受け入れるなどして懐柔を図ったが失敗した。

上院(定数100)は民主党が51議席を獲得。後に1人が同党系無所属に回ったが、多数派は維持している。上院議長はハリス副大統領が兼務する。

6766チバQ:2023/01/05(木) 11:15:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/b2889922275bf34071f974ee825fa0f0f2224b23
米下院、6回投票経ても新議長決まらず…トランプ氏の呼びかけも事態打開につながらず
1/5(木) 10:33配信


読売新聞オンライン
3日、米連邦議会議事堂で、下院議長選の投票を見守る共和党のマッカーシー氏(手前中央)=AP

 【ワシントン=淵上隆悠】新議会が始まった米下院(定数435)では2日目の4日も、新議長を決める選挙が行われた。多数派の共和党から造反者が相次ぎ、過半数に届かない状況は変わらず、再投票が繰り返された。計6回の投票を経ても新議長が決まらない異常事態に陥り、議長選出は5日以降に持ち越された。

 4日は3回の投票が行われた。議長就任が有力視されていた野党・共和党のケビン・マッカーシー院内総務の得票は、いずれも201票にとどまった。選出には有効投票の過半数が必要だが、保守強硬派の議員ら20人が別の議員への投票を続けた。更に前日までマッカーシー氏を支持していた1人が棄権に転じ、状況は悪化している。

 造反者の中には、共和党に強い影響力を保つトランプ前大統領と近い議員も多い。トランプ氏は今回の議長選で関係が良好なマッカーシー氏を推しており、4日朝には、SNSで「全員でケビン(・マッカーシー氏)に投票しよう」と呼びかけたが、事態の打開にはつながらなかった。

 民主党は全212人が、ハキーム・ジェフリーズ院内総務に6回とも投票した。バイデン大統領は4日、訪問先のケンタッキー州で記者団に「議会が機能しないのは恥ずべきことだ。世界で最も偉大な国で、どうしてこんなことになるのか」と述べ、足並みの乱れが露呈している共和党をやゆした。

6767OS5(旧チバQ):2023/01/05(木) 13:10:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ce96aa61c0271b4fa167796eb93c40e186a5338
米下院議長選、共和内紛で100年ぶり再選挙 トランプ氏影響力低下
1/4(水) 11:11配信


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毎日新聞
次期下院議長選の投票が行われる中、耳を傾ける米下院の共和党のケビン・マッカーシー氏(左)=ワシントンで2023年1月3日、AP

 米連邦下院(定数435)で3日、2年間の新会期開始に合わせて議長選挙が行われた。しかし、多数派の共和党が候補を一本化できず、3回投票を行ったが、当選に必要な票数に達した候補はいなかった。下院議長が1回の投票で決まらなかったのは100年ぶり。共和党は2022年11月の中間選挙で下院の多数派を奪還し、民主党のバイデン政権への追及を強める構えだったが、内紛で出はなをくじかれた。4回目の投票は4日以降に行われる見通し。

 中間選挙後に民主党議員1人が病死したため、新会期が始まった3日時点の議席数は共和党222、民主党212だった。

 議長選の1回目の投票では、共和党下院トップのケビン・マッカーシー氏(57)が203票を得たが、当選に必要な有効投票の過半数(218票)を確保できなかった。共和党内の対抗馬であるアンディ・ビグス氏(64)が10票、トランプ前大統領派から人気が高いジム・ジョーダン氏(58)が6票を獲得し、他の3人はそれぞれ別の候補に投票した。民主党は212人全員がハキーム・ジェフリーズ院内総務(52)に投票し、少数派の民主党の候補が第1回投票ではトップに立つ異例の展開となった。

 続けて行われた2、3回目の投票では、ジョーダン氏自身がマッカーシー氏の応援演説に立って同僚議員の説得を試みたが、ビグス氏や他候補を支持していた議員らはジョーダン氏に投票した。マッカーシー氏は2回目も203票、3回目は202票と1票減らした。4回目の投票では、マッカーシー氏は造反議員を説得する構えだが、折衝が長引けば、党下院ナンバー2のスカリス氏ら他の候補を推す声が強まる可能性もある。

 マッカーシー氏は西部カリフォルニア州第23選挙区選出で当選9回。党下院指導部で経験を積み、19年から党下院トップを務めてきた。11月の中間選挙後の下院議員団の投票では、トランプ前大統領に近い保守強硬派グループ「自由議員連盟(フリーダム議連)」のビグス氏を大差で破って次期議長候補に選出された。しかし、ビグス氏を支持した保守強硬派の一部は、マッカーシー氏を支持する条件として、各議員がいつでも議長解任動議を提出できる制度の導入や法案採決前の最低72時間の検討時間確保を要求した。

 マッカーシー氏は15年に議長を目指した際、保守強硬派の反対で断念した経緯がある。今回は保守強硬派の主張に歩み寄り、「5人の賛成があれば議長解任動議を提出できる」とする案や、バイデン政権による権力の乱用を調査する委員会の新設を提示した。米メディアによると、自由議連に影響力があるトランプ氏もマッカーシー氏への支持を議員らに働きかけていた。しかし、保守強硬派は「政界の現状を変える意思を示していない」として不支持の姿勢を変えなかった。

 保守強硬派は議会の現状を「歳出法案など毎年成立させる必要がある法案に、多額の公的支出を伴う他の法案が束ねられ、議員が法案内容を精査する間もないまま採決されている」と批判し、「議会改革」を大義名分としている。一方で、議長選に乗じて議会運営に保守派の主張を反映させ、存在感を示したい思惑もあるとみられる。トランプ氏は自派の議員を結束させられず、党内での影響力の低下を露呈した。

 連邦議会が設立された1789年以降、1回の投票で下院議長が決まらなかったのは15回目。1855年には133回目の投票で議長が決まった例もあるが、1925年以降は多数派政党の候補が1回で順当に議長に選ばれていた。【ワシントン秋山信一】

6768OS5(旧チバQ):2023/01/05(木) 22:37:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb73c115b553e70c86863d9c64a0d42d865993e0米下院議長選、3日目突入へ 共和内紛やまず異常事態
1/5(木) 20:33配信

時事通信
トランプ前米大統領=2022年11月、フロリダ州パームビーチ(AFP時事)

 【ワシントン時事】米連邦議会下院(定数435)では4日、前日に続き議長選挙の投票が行われた。

 多数派を握った共和党の内紛のあおりで、計6回の投票を経ても決着せず、再び休会となった。下院は議長不在で稼働できないまま、3日目に突入する異常事態に陥っている。

 「合意には至っていないが、前進した」。共和党議長候補のマッカーシー院内総務は、4日夜も造反議員の説得を続けた。造反組は既得権益層を敵視するトランプ前大統領の路線に近く、執行部と対立。議長解任動議のハードルを下げる規則改正案や、委員長ポストの配分などを巡って交渉が続いている。

 トランプ氏も4日朝、「マッカーシー氏に投票する時だ」と呼び掛け、事態の沈静化に回った。しかし同日に3回行われた投票で、20人の造反組は態度を変えなかった上、1人が白票を投じ前日より後退する結果に。「鶴の一声」で存在感を示したかったトランプ氏だが、かえって影響力の低下を露呈した。

 民主党は共和党の混乱を「歓迎」(米紙)し、高みの見物を決め込んでいる。バイデン大統領は「恥ずかしい。世界が見ている」とあきれた様子でコメント。ある下院議員は娯楽映画でも見るかのように、ポップコーンを抱えて議場に向かう自身の写真をツイートした。

 だが共和党の分裂が続けば、法案や予算案で超党派の合意形成は一層難しくなる。とりわけ造反組は「米国第一」を掲げ、連邦政府の支出拡大に反対する勢力。仮にマッカーシー氏が議長に就任しても、党内をまとめられない場合、ウクライナ支援や債務上限引き上げなどの重要な課題で政権が壁にぶち当たる恐れがある。

6769チバQ:2023/01/07(土) 00:24:34
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_america_WSWVZABWEJLCHKVD5YACEHNXYM.html
迷走続く共和党、保守強硬派が造反 米議会襲撃2年
2023/01/06 19:59産経新聞

米国で2021年1月、共和党のトランプ大統領(当時)の支持者らが大統領選の結果を覆そうと、連邦議会議事堂を襲撃した事件から6日で2年。バイデン大統領は式典で演説し、暴徒対応に功績のあった元警官らに勲章を授与する。しかし、米国政治が民主主義の根幹を揺るがせたこの事件から立ち直ったとはいえない。下院では共和党の保守強硬派が造反し、11回の投票を経ても議長を選出できない異常事態が続く。

議会襲撃事件を巡っては、民主党主導の下院特別委員会が1年半近い調査で1千人以上から聞き取りを行った。昨年6月以降の公聴会は10回を数える。12月にはトランプ氏の刑事責任を問うよう司法省に勧告。最終報告書は、トランプ氏やその周辺が大統領選で不正があったとの虚偽主張を繰り返し、政権交代手続きの妨害や支持者らへの扇動を行ったと糾弾した。

事件は多くの有権者に民主主義が揺らいでいるとの危機感をもたらした。11月の中間選挙は与党・民主党に不利なインフレ下で行われたにもかかわらず、共和党がかろうじて下院を奪還するにとどまった。無党派層がトランプ氏の不正主張を嫌悪したことが一因だ。

それでも共和党内の危機意識は薄い。米クイニピアック大が12月に行った世論調査によると、トランプ氏を「好ましい」と回答した人は共和党支持層で71%に上り、民主党支持層の3%、無党派層の25%を大きく上回った。次期大統領選への出馬を宣言しているトランプ氏はなお、共和党内で根強い人気を保つ。

議会襲撃から2年の節目を前に、民主主義を巡る別種の問題も顕在化した。今月3日に新会期が始まった下院で、共和党のマッカーシー院内総務が議長に選出されることを阻止し続けている同党の保守強硬派の存在だ。

保守強硬派は敵対する民主党だけでなく、マッカーシー氏をはじめとする党内のベテラン政治家をも打倒すべきエスタブリッシュメント(既得権益層)とみなす。その支配を打破することが「有権者の望み」だと主張している。下院では議長が選出されないまま3日間が浪費された。

同派はトランプ氏に近い「フリーダム・コーカス(自由議員連盟)」のメンバーらで構成され、ほとんどが20年大統領選での不正主張を共有する。それにもかかわらず、マッカーシー氏を支持するよう求めるトランプ氏の呼びかけに応じていない。つまり、トランプ氏は実のところ、自身に忠実な議員さえ十分には制御できていない。

共和党の保守強硬派は、議会襲撃事件を清算しないまま、既得権益層の打破を盾に政治的停滞を生み出している。(ワシントン 大内清)

6770OS5(旧チバQ):2023/01/09(月) 18:32:45
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20230107k0000m030180000c.html
米下院議長選、15回目投票でマッカーシー氏選出 造反議員に譲歩
2023/01/07 17:21毎日新聞

米下院議長選、15回目投票でマッカーシー氏選出 造反議員に譲歩

米下院議長に選出された共和党下院トップのケビン・マッカーシー氏=ワシントンで2023年1月7日、ロイター

(毎日新聞)

 米連邦下院は新会期5日目となる7日未明も下院議長選を続け、15回目の投票で共和党下院トップのケビン・マッカーシー氏(57)を議長に選出した。トランプ前大統領に近い党内の保守強硬派の一部が造反し、マッカーシー氏は当選に必要な票の確保に苦慮していたが、議長解任動議案の提出要件緩和や委員会ポストの配分などで造反議員に譲歩し、ようやく「権力の空白」に終止符を打った。

 議長選出までに10回以上の投票を要したのは164年ぶりで、投票回数は連邦議会が設置された1789年以降で5番目の多さだった。

 下院議長選では、候補の得票数が当選ライン(棄権を除く有効投票の過半数)に達するまで投票が繰り返される。新会期開始時点の議席数は共和党222、民主党212、欠員1で、マッカーシー氏が本命だったが、共和党の保守強硬派の20人前後が党の他候補への投票を続け、議長を選出できない異常事態になっていた。

 6日の13回目の投票では、造反議員は6人にまで減少。14回目では、最後まで態度を保留していた共和党のゲーツ氏がマッカーシー氏に投票すれば決着するところまでいったが、ゲーツ氏は棄権。一度は9日まで休会する動議案が提出された。

 しかし、議場内での造反議員への説得が奏功。一転して行われた15回目の投票では造反議員6人が棄権して当選ラインが215票まで下がり、216票を確保したマッカーシー氏が当選した。

 米メディアによると、マッカーシー氏は、各議員が単独で議長解任動議案を提出できる規則の4年ぶりの復活、議案審査で強い権限を持つ議事運営委員会への保守強硬派の選任、議案採決前の72時間以上の検討時間確保など、造反議員らの要求を「丸のみ」した上で、個別に説得した。

 マッカーシー氏は西部カリフォルニア州第23選挙区選出で当選9回。党下院指導部で経験を積み、2019年から党下院トップを務めてきた。15年に下院議長を目指した際に保守強硬派の反対で断念した経緯があり、今回は8年越しの悲願をかなえる形となった。元々は融和を重視する調整型だが、近年は議長を目指すために党内で根強い影響力を持つトランプ氏に接近していた。

 ただ、議長選の過程で造反議員らに妥協したことで、マッカーシー氏の立場は弱くなった。今後も共和党内から6人が離反し、民主党の全議員(212人)と組めば、議長解任を決議できる状況が続く。議案審議を巡って、保守強硬派が議長解任動議案提出をちらつかせて圧力をかけるリスクがある一方で、保守強硬派に譲歩を重ねれば中道派から不満が強まる展開も予想される。

 一連の政争では、保守強硬派を支持基盤とするトランプ氏の影響力の低下もみられた。トランプ氏は大統領退任後も連携を続けてきたマッカーシー氏への投票を呼びかけたが、トランプ派はマッカーシー氏への支持派と反対派に分裂。トランプ氏も説得に乗り出したが、すぐには翻意させられなかった。

 下院は議事を始める前に議長を選出するのが慣例となっており、機能停止に陥っていたが、新会期5日目にしてようやく正常化した。共和党は多数派を奪還した下院を舞台に、バイデン大統領(民主党)の次男ハンター氏と外国企業との癒着などの不正疑惑や、国境管理の混乱、新型コロナウイルスへの対応などを巡って、バイデン政権への追及を強める構えだ。中国に関する特別委員会も設置し、経済や安全保障など広範な分野で中国への対策を強化するよう政権に圧力をかけるとみられる。【ワシントン秋山信一】

6771OS5(旧チバQ):2023/01/09(月) 20:31:20
https://mainichi.jp/articles/20230109/k00/00m/030/135000c
トランプ氏、党内の存在感に陰り 「大統領選の本命」空回り次々

毎日新聞 2023/1/9 18:59(最終更新 1/9 19:42) 有料記事 1874文字

 2024年の次期大統領選に向けて、真っ先に出馬表明した共和党のトランプ前米大統領の空回りが目立っている。党内で支持表明の動きが広がらず、世論調査でも好感度が急落するなど好材料は乏しい。共和党支持層には根強い人気があるものの、対抗馬と目される南部フロリダ州のデサンティス知事との「1対1」を仮定した調査では劣勢の結果が出るなど、党内での圧倒的な存在感に陰りが出ている。

中間選の「敗北」、離れた支持
 「あと10日待てば、下院の多数党である共和党が、もっと良い歳出法案にしていたはずだ」。トランプ氏は昨年12月26日、自身のソーシャルメディアで、2023会計年度(22年10月〜23年9月)の歳出法案の採決で賛成に回った上院の共和党指導部を批判した。

 トランプ氏は、共和党が下院の主導権を握る23年1月3日からの新会期まで審議を先送りし、民主党のバイデン政権を揺さぶる戦略を提唱していた。しかし、昨年11月の中間選挙でトランプ派の候補が上院選の接戦区で相次いで敗れたことを受けて、上院では「トランプ氏離れ」が加速しており、歳出法案も超党派の妥協が成立して12月23日に可決。年明けの下院議長選では、トランプ氏が党議長候補のマッカーシー氏への支持を呼びかけたが、トランプ派の下院議員の一部が造反。15回目の投票でようやくマッカーシー氏が当選したが、最後まで支持を拒んで投票を棄権した議員も出て、トランプ氏の影響力の低下を露呈した。

 中間選挙直後に大統領選出馬を表明して以降、トランプ氏はつまずきが目立つ。共和党の政治家らに早期に支持を表明するよう促したが、260人超の共和党の連邦議会議員のうち支持を明らかにしたのはトランプ派の10人前後にとどまっている。

 11月下旬には自宅で、知人の人気ラッパー、イェ(旧名カニエ・ウェスト)さんが連れてきた反ユダヤ主義者と会食したことが批判を浴びた。12月上旬には、大規模な選挙の不正があった場合は「憲法の停止」さえ容認されると主張。憲法を重視する共和党議員らからも非難され、「大規模な不正があれば、…

6772OS5(旧チバQ):2023/01/09(月) 20:42:39
https://www.tokyo-np.co.jp/article/224232?rct=world
でたらめ経歴に小切手詐欺容疑も...アメリカ下院の共和党新人ジョージ・サントス氏 辞職は否定
2023年1月8日 19時54分
15回目の下院議長選に参加したジョージ・サントス氏=7日、米ワシントンで(AP)
15回目の下院議長選に参加したジョージ・サントス氏=7日、米ワシントンで(AP)

 【ワシントン=吉田通夫】15回の投票を経て決着した米議会下院の議長選の陰で、共和党の新人ジョージ・サントス氏(34)に注目が集まっている。昨年11月の中間選挙で東部ニューヨーク州の民主党現職を破ったものの、経歴がでたらめで、国外の刑事事件の捜査対象になっていることも発覚。しかし、共和党指導部は沈黙したままだ。
 「うそつき」。議長選で投票したサントス氏は、民主党議員からスペイン語のやじを浴びた。時折、トランプ派や保守強硬派の議員と話すものの、近寄る議員は少ない。
 米報道によると、同氏が選挙前、ホームページやインタビューで示した学歴や金融大手企業での勤務歴などは、全てうそだった。「団体をつくって2400頭のイヌと280匹のネコを救助した」など、虚飾は細かく具体的だ。
 報道で暴かれると、昨年12月の保守紙のインタビューで「脚色した」と謝罪した一方、「選挙活動では経歴には触れていない」と辞職を否定した。
 だがその後も、ブラジルの捜査当局が2008年の詐欺事件の容疑者として、サントス氏の捜査を再開すると報じられた。盗んだ小切手を使った疑いがあり、所在不明で捜査を中断していたという。さらに米当局も、虚偽情報の公表について調査する可能性がある。
 訴追されれば、除名のための懲罰動議が発議される可能性があるが、共和党が多数の下院で、除名に必要な3分の2の賛成票が集まるかは不透明だ。共和党としての処分についても指導部は沈黙を続けている。

6773OS5(旧チバQ):2023/01/12(木) 21:59:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/01d3e8a14008c5433b8d08d8c33f9c6a5df4a83a
バイデン氏側近、別の場所からも機密文書発見 米報道 共和党が追及
1/12(木) 13:20配信

 バイデン米大統領(民主党)が副大統領だったときの機密文書が私的なオフィスから見つかった問題で、米NBCニュースは11日、バイデン氏の側近が新たに別の場所からも機密文書を見つけたと報じた。相次いで機密文書の取り扱いをめぐる問題が発覚したことで、共和党は追及する姿勢を強めている。

 NBCニュースによると、最初に機密文書が見つかったシンクタンク「ペン・バイデン・センター」のオフィスとは別の場所で、少なくとも一式の機密文書が追加で見つかったという。最初の文書の発見以降、側近が、他にも文書がないか探していたとの関係者の話も伝えている。

 最初の機密文書は約10点で、発見が伝えられたのは9日。メキシコ外遊中の10日の記者会見で質問を受けたバイデン氏は「機密文書や機密情報について深刻にとらえている。あのオフィスに政府文書が持ち込まれていたことに驚いた。文書の中身は分からない」と釈明した。

 ホワイトハウスのジャンピエール報道官は11日の記者会見で「さらなる詳細は適切なときに提供する」と述べたが、直後に新たな機密文書についての報道があった。

朝日新聞社

6774OS5(旧チバQ):2023/01/13(金) 17:20:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/40313ce6c7fd2b29c406c12e00896c37ecaa6676
バイデン氏に打撃 機密文書持ち出しで特別検察官任命
1/13(金) 9:03配信


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産経新聞
【ワシントン=大内清】バイデン米大統領が副大統領在任当時の機密文書が同氏の個人事務所などで見つかった問題で、ガーランド司法長官は12日、政権から独立して捜査を行う特別検察官に元連邦地方検事のロバート・ハー氏を任命したと発表した。共和党のトランプ前大統領による機密文書の持ち出し問題でも昨年11月に特別検察官が任命されており、現職と前任の大統領が並行して捜査を受ける異例の事態となった。

機密文書の持ち出しでトランプ氏を批判してきたバイデン氏が似たような問題で捜査の対象になったことで、同氏と政権への打撃となるのは必至だ。下院多数派の共和党は、バイデン氏が近く再選出馬を表明するとみられる来年の大統領選も視野に、議会での追及を強めていく構えだ。

特別検察官の任命に先立ち、ホワイトハウスの法律顧問は同日、東部デラウェア州ウィルミントンにあるバイデン氏宅の一室やガレージから新たに数件の機密文書が見つかったと発表した。首都ワシントンにあったバイデン氏の個人事務所で昨年11月に10件の機密文書が見つかったのを受け、同氏の弁護士らが自宅などを捜索したところ見つかった。文書の詳細は不明。

バイデン氏は12日、記者団に「私は機密文書(の取り扱い)を重要なものと考えている」と述べ、司法省などによる調査に全面的に協力してきたと強調した。ジャンピエール大統領報道官は同日の記者会見で、バイデン氏は文書が自宅にあったことを「知らなかった」と語った。

特別検察官に就いたハー氏は、2018〜21年にトランプ氏の任命で東部メリーランド州の連邦地方検事を務めた。証人の召喚や起訴の判断などで広範な権限が与えられる。

一方、トランプ氏は同日、自身の交流サイト(SNS)への投稿で、「私に関連する特別検察官の捜査をすべてやめさせろ」と訴えた。トランプ氏に近い共和党のジョーダン下院議員はFOXニュースに対し、この問題でトランプ氏が連邦捜査局(FBI)の家宅捜索を受けたと指摘し、バイデン氏が強制捜査を受けないのは「二重基準だ」と主張した。

6775OS5:2023/01/18(水) 09:40:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/0d75617e41a39236a010322749fdf283cb4ae9fa
落選した共和党元候補の男を逮捕 米民主党議員の自宅に銃撃依頼か
1/18(水) 9:23配信
 米南西部ニューメキシコ州のアルバカーキ警察は16日、民主党の州議会議員ら4人の自宅を銃撃させたとして、共和党の元州下院議員候補ソロモン・ペニャ容疑者を逮捕した。警察によると、ペニャ容疑者は4人の男に金を払い、議員らの自宅を銃撃させた疑いがあるという。

 警察によると、男らは昨年12月から今月3日にかけて、州議会の下院議長ら4人の自宅に銃を撃ち込んだ。うち2回は、10発以上の銃弾を撃ち込んだという。けが人はなかった。米メディアによると、狙われた住宅の一つでは10歳の少女が就寝中だったという。

 ペニャ容疑者は昨年11月の中間選挙で、共和党の州下院議員候補として立候補して落選した。警察によると、ペニャ容疑者は選挙後の昨年11月、今回狙われた州上院議員らの自宅を訪れ、選挙で不正があったことを示唆する書類を議員らに渡していたという。

朝日新聞社

6776OS5:2023/01/18(水) 10:56:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/74e795374412e0fd2426b3975ce67fc8dbe41326
トランプ氏、サウスカロライナ州で選挙イベント 大統領選向け始動へ
1/18(水) 10:32配信
 トランプ前米大統領(共和党)は17日、2024年の次期大統領選に向けて、1月28日に南部サウスカロライナ州で同州の選挙チームの立ち上げイベントを開くと発表した。トランプ氏が22年11月に大統領選への出馬を表明してから、公の場で選挙関連のイベントを開くのは初めてとなる。

 サウスカロライナ州は共和党の候補指名レースで序盤の注目州の一つで、トランプ氏は16年の大統領選の予備選で勝利していた。28日のイベントには、トランプ氏に近い同州選出のグラム上院議員やマクマスター州知事らが同席する。

 24年大統領選を巡っては、共和党からトランプ氏以外に立候補を表明した主要候補はいないが、サウスカロライナ州選出のスコット上院議員や元州知事のヘイリー元国連大使らも候補者として名前が挙がっており、トランプ氏は先手を打って同州で基盤を固めたい考えだ。【ワシントン秋山信一】

6777OS5:2023/01/20(金) 23:18:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/3e47b1777a22d89216c6072df8a6a96db8ad689e
バイデン氏就任2年 2024年大統領選へ視界不良 機密文書持ち出し問題が足かせに
1/20(金) 16:07配信
【ワシントン=大内清】バイデン米大統領(80)は20日、就任から丸2年を迎えた。同氏にとって今年は、2024年大統領選での再選に向けた地ならしとして重要な意味を持つ。ただ、今月に入って発覚した機密文書持ち出し問題が大きな足かせに。下院の多数派を握る共和党が対決姿勢を先鋭化させる中、任期後半に入ったバイデン氏の政権運営が一層困難になるのは避けられない。

米CBSテレビは19日、バイデン氏周辺の話として、同氏が2月7日に予定される一般教書演説後の早い時期に、出馬宣言を計画していると伝えた。

バイデン氏は昨年11月の中間選挙の結果を受けて勝利への自信を深めていた。インフレの逆風にさらされ与党・民主党の惨敗も予想されながら、20年大統領選での敗北を認めない共和党のトランプ前大統領(76)とその支持勢力を「民主主義の敵」と位置づけたことが奏功。上院では多数派を維持することに成功したためだ。

しかし今月に入り、再選に向けた動きにほころびが出た。バイデン氏の自宅や個人事務所で副大統領時代の機密文書が見つかったことが相次いで発覚し、司法省が特別検察官を任命。米CNNは17日、政権関係者の話として、バイデン氏が同問題を巡るホワイトハウスの対応に「いらだちを強めている」と伝えた。

米政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の集計によると、バイデン氏の19日現在の支持率は42・8%で、不支持率を約10ポイント下回る。インフレの進行を受けて支持と不支持の差が20ポイントを超した昨夏時点よりは改善しているものの、今後の捜査状況次第で求心力低下が進む可能性は否定できない。

一方、最新の世論調査によると、共和党支持層で次期大統領選の候補として期待される政治家の1位は、出馬を宣言したトランプ氏(48%)。2位は同氏と支持基盤が重なる南部フロリダ州のデサンティス知事(31%)だ。44歳のデサンティス氏が候補指名を受けた場合、高齢のバイデン氏には不利に働くとの見方は強い。

同党ではトランプ氏に近い強硬保守派が党指導部への影響力を強めており、バイデン氏の機密文書問題やメキシコ国境から流入する不法移民への対策、歳出削減などを巡って党派対立がいっそう深まるのは確実だ。他方、バイデン氏がこうした状況を「トランプ的政治」から民主主義を守るための戦いと訴え、再選戦略に組み込むことも予想される。

6778OS5:2023/01/22(日) 19:41:22
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20230122-567-OYT1T50064.html
バイデン氏の最側近、クレイン首席補佐官が退任へ…「激務が続いている」と本人申し出
2023/01/22 19:22読売新聞

バイデン氏の最側近、クレイン首席補佐官が退任へ…「激務が続いている」と本人申し出

ロン・クレイン氏=ロイター 【読売新聞社】

(読売新聞)

 【ワシントン=田島大志】米主要メディアは21日、ロン・クレイン大統領首席補佐官が近く退任すると一斉に報じた。首席補佐官はホワイトハウスを総括する重要ポストで、バイデン大統領の最側近として政権内で強い影響力があった。

 報道によると、激務が続いていることを理由に本人が申し出た。退任は2月7日の一般教書演説後になるとみられる。クレイン氏は、バイデン氏の副大統領当時から副大統領首席補佐官を務めていた。

 高官の交代が相次いだトランプ前政権と異なり、バイデン政権ではこれまで、主要幹部の交代はほとんどなかった。

6779OS5:2023/01/22(日) 19:41:52
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20230122-567-OYT1T50043.html?_gl=1*1d09bpe*_ga*MzQ0MzAyOTExLjE2NjY0MDI2MzY.*_ga_XJ5END643J*MTY3NDM4NDAzOS4xMDYuMS4xNjc0Mzg0MDgyLjE3LjAuMA..
バイデン氏私邸から新たに機密文書6点、米司法省が捜索で発見…政権運営にさらなる打撃
2023/01/22 18:35読売新聞

バイデン氏私邸から新たに機密文書6点、米司法省が捜索で発見…政権運営にさらなる打撃

デラウェア州の自宅で、ロシアのプーチン大統領と電話会談する米国のバイデン大統領(2021年12月30日)=AP 【読売新聞社】

(読売新聞)

 【ワシントン=田島大志】米国のバイデン大統領の事務所などで、オバマ政権の副大統領だった時の機密文書が見つかった問題で、米司法省は20日、デラウェア州のバイデン氏の私邸を捜索し、新たに6点の機密文書を発見した。ホワイトハウスの弁護士などが21日、明らかにした。

 現職大統領の私邸に司法当局の捜索が入るのは異例だ。バイデン氏はこれまで3度にわたり機密文書の保管が明らかになっており、2024年大統領選への再選出馬を視野に入れる中、政権運営への打撃となる。

 米メディアの報道によると、捜索は司法省が管轄する連邦捜査局(FBI)の捜査官により、任意で行われた。ホワイトハウスの弁護士が立ち会う中、約13時間をかけて行われ、バイデン氏の手書きのメモやスケジュール帳も押収された。機密文書は一部、上院議員時代のものも含まれていた。

 共和党のトランプ前大統領を巡っても、FBIが昨年8月、機密文書を保管していた疑いで、フロリダ州の邸宅に令状を取って捜索した。バイデン氏はトランプ氏の機密文書問題を批判してきただけに、共和党が今後、バイデン氏をさらに厳しく追及するのは必至だ。

6780OS5:2023/01/30(月) 00:35:24
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASR1Y3V4WR1YUHBI002.html
トランプ氏本格始動、次期米大統領選 唯一の出馬表明、人気底堅く
2023/01/29 22:00朝日新聞

トランプ氏本格始動、次期米大統領選 唯一の出馬表明、人気底堅く

28日、ニューハンプシャー州の共和党の集会で話すトランプ前大統領=AP

(朝日新聞)

 2024年の米大統領選に出馬表明している共和党のトランプ前大統領が28日、本格的な選挙活動を始めた。政治的な求心力には陰りがみえるが、共和党支持者のなかでの人気は底堅い。民主党を含め、立候補を正式に表明した政治家はいまのところトランプ氏以外にはおらず、次の大統領選までの米国政治は依然、トランプ氏の動向を一つの重要な軸として展開する。

 トランプ氏は28日午前、東部ニューハンプシャー州の共和党の集会で演説した。「我々はここで大統領候補として歩み始める」「米国を救うため、国を破壊しようとする勢力に立ち向かう準備が整った指導者が必要だ」と述べ、トランプ氏の選挙戦を担う地元の選挙チームを紹介した。

 同じ日の午後には南部サウスカロライナ州に移動して、別の共和党集会に参加した。トランプ氏は、大統領在任中にメキシコとの国境に壁をつくる政策に取り組んだことなどを「実績」として繰り返し強調した。

 ただ、サウスカロライナ州の集会には、以前なら参加が見込まれたような複数の共和党の政治家が参加を見送った。AP通信によると、以前はトランプ支持に回った議員からも「支持の表明は早すぎる」「新たな世代のリーダーに移行する時だ」との声が出ている。

■この2州から始めた理由は

 28日にトランプ氏が訪れた二つの州はいずれも、大統領選の候補を各党が選ぶ予備選が24年の早い時期に実施される場所だ。次の大統領選に向けては、約1年後の24年1〜2月に民主、共和両党の候補を決める予備選が始まり、数カ月間、各州で予備選が続く。トランプ氏には、予備選の序盤の重要州で勝ち、勢いをつけたいとの狙いがある。

 24年夏には民主、共和両党がそれぞれ全国党大会で候補者を正式に指名。最終的な投開票で次期大統領が決まるのは24年11月だ。

 トランプ氏は22年11月の中間選挙後、直ちに大統領選への立候補を正式に表明。現時点でも、正式に出馬を表明しているのはトランプ氏だけだ。機先を制する出馬表明で共和党の他候補の動きを封じ、指名争いを優位に進めようとする思惑がうかがえる。

6781OS5:2023/02/01(水) 20:16:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/37ebe316c4fefdc8ba9710c46452b3f9d1a27135
共和党候補争うトランプ氏とデサンティス氏が舌戦 米大統領選
2/1(水) 10:57配信

毎日新聞
選挙に向けた集会で演説するトランプ前米大統領=米南部サウスカロライナ州で2023年1月28日、AP

 2024年の次期米大統領選を巡って、共和党候補指名レースの支持率でトップを争うトランプ前大統領と南部フロリダ州のデサンティス知事が新型コロナウイルス対策を巡って火花を散らした。1月28日に選挙運動を本格化させたトランプ氏が同州の対応を批判したのに対して、デサンティス氏は22年11月の州知事選で「共和党知事としてフロリダ史上最大の得票率で勝利した。市民の審判は既に下されている」と反論した。

 トランプ氏は28日の米メディアの取材で、新型コロナ対策の規制に慎重なデサンティス氏の立場は一貫性に乏しく、「州(の社会・経済活動)を閉鎖しなかった共和党知事もいたが、フロリダは長期間、閉鎖された。(当初は)ワクチン接種を誰よりも推進していた」と主張。後にワクチンに懐疑的な言動に転じたとして、デサンティス氏は「歴史を書き換えようとしている」と批判した。

 これに対して、デサンティス氏は31日、「あらゆる角度から私を攻撃する人々がいる。もう何年もそうだ」と余裕を見せた上で、「新型コロナのような危機対応では、公選職にある者はあらゆる判断をしなければならない。ただ、その判断に対しては市民が選挙で審判を下せる。私は(知事に)再選された」と強調した。

 トランプ氏の批判の一部は、正確ではない。フロリダ州は20年春に新型コロナの感染が拡大した際、社会・経済活動を大幅に制限したが、大半の州に先駆けて外出禁止解除やレストランの営業再開に踏み切った。当時大統領だったトランプ氏も「他州の見本になる」と評価していた。【ワシントン秋山信一】

6782OS5:2023/02/01(水) 20:22:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/660166d921adb2e9add588e11aa1f01e458ffba4
共和党ヘイリー氏、大統領選出馬表明か 米報道、インド系女性政治家
2/1(水) 20:00配信

朝日新聞デジタル
2021年6月、米アイオワ州での集会で話す共和党のニッキー・ヘイリー元国連大使=AP

 2024年の米大統領選に向け、共和党のニッキー・ヘイリー元国連大使(51)が立候補を表明すると1月31日、複数の米メディアが報じた。2月15日、地元サウスカロライナ州で開く集会で発表する計画という。出馬を表明すれば、共和党からはトランプ前大統領に次いで2人目となる。

 インド系のヘイリー氏は、共和党内では数が限られる著名な非白人の女性政治家として、早くから有望な大統領候補とみられていた。南部サウスカロライナ州知事を経て、トランプ前政権で国連大使を務めた。

 ヘイリー氏はトランプ氏を「友人」と呼びつつ、絶妙な距離を保ってきたと評される。20年大統領選ではトランプ氏を支持した一方、21年1月の米連邦議会議事堂襲撃事件をめぐってはトランプ氏に批判的な姿勢も示した。24年大統領選でもトランプ氏を支持すると明言していたが、最近は、自ら出馬することに前向きな発言に転じていた。

朝日新聞社

6783OS5:2023/02/02(木) 20:39:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1d23ab9309f0b2dc08830231d6b622c8ed27981
宿泊1泊5万円…NY移送の〝不法移民〟への不満募る
2/2(木) 17:33配信


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産経新聞
米南部の国境地域からニューヨーク市へ送られた移民の一時滞在先となっているホテル(平田雄介撮影)

【ニューヨーク=平田雄介】米ニューヨーク市のアダムズ市長(民主党)が米南部の国境地域から移送された4万人超の〝不法移民〟への対応に苦慮している。受け入れ費用は最終的に20億ドル(約2560億円)に達する見通しで、バイデン民主党政権に対策を求めた。アダムズ氏は受け入れを歓迎するが、膨大な費用がかかるのに加え、一時滞在先のホテルでの移民の振る舞いが問題化し、市民の不満は募っている。

「ホテルの部屋に調理器具を持ち込んで自炊し、カーペットが焦げた」「感染症対策を守らない」「飲酒禁止なのに大量のビールの空き缶が廃棄される」。一時滞在先ホテルの従業員は1月、米ABCテレビにこう証言し、火災発生や伝染病拡大への懸念を訴えた。

ホテルはマンハッタン中心部に位置し、宿泊費用は通常1泊400ドル(約5万2千円)以上という。「米国人でも手が届かないサービスを移民に提供するのは間違っている」(マッコーイ元ニューヨーク副知事)との不満も出ている。

移民はもともと、メキシコからビザ(査証)を持たずに米南部テキサス州などに侵入し、拘束された不法移民。米国が制裁を科す反米左派政権のベネズエラから来る例が増えている。亡命を申請し、一定の条件を満たすと判断されれば、申請に対する決定が出るまで、合法的な一時滞在が認められる。

不法移民に寛容なバイデン政権の発足後、一時滞在が認められやすくなると期待が高まり、不法入国を試みる人が急増した。負担の増えたテキサス州などで批判が強まり、アボット同州知事(共和党)が昨春から、政権への抗議の意思を込めて首都ワシントンにバスでの移送を始めた。

ニューヨーク市への移送は昨年8月に開始。アダムズ氏は昨秋の中間選挙を前に、「ニューヨークは移民の街だ。常に新たな移民を歓迎する」と述べる一方、アボット氏を「思いやりの心がない」と批判するなど、移民政策は党派対立を色濃く反映した課題となっていった。

米公共ラジオなどの8月時点の全米調査では、「南部国境が侵食されている」と答える成人が半数を超えた。ニューヨーク在住の20代女性も「本音を言えば心地よいわけではない」と話す。

ニューヨーク市の負担は移民用の食事確保や教育支援などで増加の一途をたどり、アダムズ氏は非常事態を宣言。今年1月にはバイデン大統領に続き、テキサス州国境付近の街エルパソを視察した。2人の視察は「現場に来て実態を知るべきだ」とアボット氏が訴えていたものだ。

対策に窮するアダムズ氏は視察後、「移民を全米各地に分散する計画を立ててほしい」とバイデン政権に要望。移民支援の活動家は、政権の対応に期待を寄せる。

ただ、たらい回しにされることに嫌気がさす人もいるようだ。子供2人を連れてベネズエラからニューヨークにたどり着いたダビッド・ガストロさん(34)は1日、取材に対し「カナダの(最大都市)トロントに行きたい。米国よりも移民に寛容なイメージがあるからだ」と話した。

6784OS5:2023/02/11(土) 22:09:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/47814b4e397dd0d4123d397f2b16389fc7700771
バイデン氏、共和批判を封印 2期目へ「やり残した仕事」 米一般教書演説で実績誇示〔深層探訪〕
2/11(土) 8:31配信

時事通信
7日、ワシントンの米連邦議会で、一般教書演説を行うバイデン大統領(AFP時事)

 バイデン米大統領は7日の一般教書演説で、下院多数派を握る野党共和党への批判を封印し、議会との融和姿勢を演出した。過去2年の実績を誇示しつつ、「残した仕事がある」「やり遂げよう」と協力を促したバイデン氏。視線は2024年大統領選をにらんだ再選戦略へと移る。

 ◇秋波に冷たい対応
 「新議長を祝福したい」。バイデン氏は演説冒頭、1月に就任した共和党のマッカーシー下院議長とがっちり握手を交わした。1時間超の演説では、就任時から掲げる「団結」のメッセージをちりばめ、昨年の中間選挙前に鬼の形相で共和党「トランプ派」を攻撃した姿は影を潜めた。

 超党派の演出に徹したのは、下院多数派を失った今、共和党の協力なしに法律や予算を通じた政策が実現できないためだ。だが、ホワイトハウス奪還を目指す共和党に取り合う気配はない。演説中には共和党席からたびたびやじが飛ぶ。債務不履行(デフォルト)回避に向け、無条件の債務上限引き上げを求めるバイデン氏に対し、マッカーシー氏は「歳出見直しが条件」との立場を崩していない。

 下院の各委員会は、政権の新型コロナウイルス対策や移民政策などの検証に次々と着手。協力どころか対決ムードが強まっている。

 ◇経済再生に自信
 演説では政権2年の実績を強調した。「1200万人の新規雇用を生み出した。どの大統領の4年間よりも多い」。バイデン氏が誇るように、1月の米失業率は3.4%と、53年ぶりの低水準を記録。家計を苦しめた物価高も、6カ月連続で勢いが鈍化している。

 バイデン氏は副大統領時代の機密文書を自宅などに持ち出していた問題で、ずさんな管理が批判を浴びた。だが、各種世論調査の平均支持率は7日現在、44.2%と底堅く推移し、大きな政治的打撃とはなっていない。

 中間選挙で上院多数派を維持する「善戦」をしたバイデン氏に対し、与党民主党内に有力な対抗馬擁立の動きはみられない。24年大統領選への立候補表明は時間の問題とみられている。

 ◇広がらぬ支持
 だが、有権者の間に「2期目」への期待は広がっていない。シカゴ大などが1月末に実施した世論調査で、バイデン氏の再選出馬を支持したのは全体でわずか22%。民主党支持層に限っても37%にすぎない。ワシントン・ポスト紙などによる1〜2月の世論調査では、バイデン氏の実績を計62%が「あまりない」「ほとんど、あるいは全くない」と批評した。

 最大の課題は、80歳という年齢とカリスマ性の欠如。「成果」と誇るインフラ投資法などの経済政策はいずれも即効性がないため、有権者が恩恵を実感しづらい点もネックとなっている。演説を終えたバイデン氏は、翌8日にウィスコンシン州、9日にフロリダ州など大統領選のカギを握る重要州を回り、支持層への浸透を急ぐ構えだ。(ワシントン時事)

6785OS5:2023/02/15(水) 19:34:46
https://www.yomiuri.co.jp/world/20230214-OYT1T50199/
米大統領選出馬、ヘイリー元国連大使が表明…脱トランプ氏へ「今こそ新世代のリーダーを」
2023/02/14 22:23
 【ワシントン=淵上隆悠】米共和党所属でサウスカロライナ州前知事のニッキー・ヘイリー元国連大使(51)が14日、2024年の次期大統領選への出馬を正式に表明した。トランプ前大統領に続き、共和党で2人目の有力候補となる。


 ヘイリー氏は自身のツイッターなどに動画を投稿し、「今こそ新世代のリーダーが必要だ。国境を守り、国を強くする」と訴えた。15日にはサウスカロライナ州で会合を開き、直接支持者に伝える予定だ。

 ヘイリー氏はインド移民を両親に持ち、同州議会議員を経て11年に州知事に就任した。トランプ前政権下の17〜18年には国連大使を務めた。以前は「トランプ氏が出馬するなら出ない」と公言していたが、共和党内でトランプ氏の求心力が低下していることを受け、出馬を決断したとみられる。

6786OS5:2023/02/15(水) 19:35:20
https://www.tokyo-np.co.jp/article/231329
ヘイリー元国連大使が米大統領選に出馬を表明 トランプ氏に続き共和党2人目 インド系移民で知事経験
2023年2月15日 18時32分
ニッキー・ヘイリー氏(AP)
ニッキー・ヘイリー氏(AP)

 【ワシントン=吉田通夫】米国のトランプ前政権で国連大使を務めた共和党のニッキー・ヘイリー氏(51)が14日、2024年の次期大統領選に出馬する意向を表明した。出馬表明はトランプ前大統領に続き2人目。まずは共和党を代表する候補の座を勝ち取るため、予備選や党員集会など党内の競争に挑む。
 ヘイリー氏は南部サウスカロライナ州出身のインド系移民で、下院議員を経て17年まで同州知事を務めた。14日に選挙活動用のウェブサイトを立ち上げ、動画で「今こそ新世代のリーダーが財政的責任を再認識し、国境を守り、国や誇りを強化するべきだ」と訴えた。
 共和党ではこのほか、トランプ氏に対する最も有力な対抗馬とみられている南部フロリダ州のロン・デサンティス知事らの出馬が取り沙汰されている。トランプ氏は、自身の支援でデサンティス氏は州知事選に当選できたとして「大統領選に出馬するなら大きな背信行為だ」などと強い警戒感を示している。
 民主党は、バイデン大統領が出馬表明の時期を探っている。

6787OS5:2023/02/15(水) 19:35:59
https://www.tokyo-np.co.jp/article/231296?rct=world
アメリカ連邦議会から「中道派」が消えた 保守とリベラルの二極化が進むわけとは
2023年2月15日 17時00分
二極化が進む米連邦議会=吉田通夫撮影
二極化が進む米連邦議会=吉田通夫撮影

 保革の二極対立が進む米国で、連邦議会でも中道派や穏健派と呼ばれる「真ん中」の議員が減少。国家の工業化か農業保護かで二極化した、1920年ごろの分裂状態に逆戻りしたとの分析もある。選挙区の境界を、リベラル派住民の多い地域と保守派住民の多い地域に沿って変更したことによって、双方に配慮できる議員が減ったことなどが背景とされる。(ワシントン・吉田通夫)
◆1920年以来の分断国家に

 超党派の中道派下院議員でつくる「問題解決協議会」は、2017年に約50人で結成され、21年に58人に増えた。しかし昨年の中間選挙を経て、米メディアによると、現時点で38人に減った。下院民主党の中道派議員でつくる「ブルードッグ」は08年の64人をピークに減少傾向が続き、昨年の中間選挙により、7人と過去最低に落ち込んだ。
 米国では、中道派や穏健派の議員の割合を測る手法の一つに、大統領選と同時に行われる下院選で、過半数を獲得した大統領候補の所属政党とは異なる政党の候補が当選した選挙区を数える手法がある。
 例えば、大統領選では民主党候補が過半数の票を獲得したのに、下院選では共和党候補が当選した選挙区だ。これはリベラル派と保守派の有権者が混在する選挙区で、当選した下院議員は双方に配慮した中道派の可能性が高い、という理屈だ。
米ジョージワシントン大のサラ・ビンダー教授=本人提供
米ジョージワシントン大のサラ・ビンダー教授=本人提供

 米シンクタンクのブルッキングス研究所がまとめた16年までのデータに、独自集計で20、22年も加えたところ、20年の大統領選ではこうした選挙区の割合は3.7%にとどまり、1920年の3.2%に次ぐ低さだった。内戦に陥った南北戦争(1861〜65年)後の混乱に続き、米政治史でも二極対立が激しかった時期として知られる時代に逆戻りした形だ。
 中道派議員の減少について、米ジョージワシントン大のサラ・ビンダー教授(政治学)は、共和党が米南部で支持基盤を強化するに従い、1990年代から民主党の保守派が共和党に移籍するなどして二極化が始まったと解説する。
◆自党に有利な選挙区境界の書き換えも二極化加速
 民主党や共和党の候補が安全に当選できるよう、リベラル派と保守派の多い区域に沿って、選挙区の境界を書き換える「ゲリマンダー」も二極化を加速。保革が入り交じった選挙区が減り、各候補が党派的な立場を強めた。ビンダー氏は「特に、共和党の支持層が多い州で、かなり自党に有利な区割りの変更が行われた」と指摘する。
 さらに、16年のトランプ前大統領の登場が選挙から遠ざかっていた保守強硬派を掘り起こしたことも、二極対立に拍車をかけた。
保守強硬派が影響力を強めた共和党が、過半数を握る米下院。手前左はマッカーシー議長=AP
保守強硬派が影響力を強めた共和党が、過半数を握る米下院。手前左はマッカーシー議長=AP

 議会は二極対立により、立法に苦心している。下院の過半数を握った共和党は、極端な立場をとる保守強硬派が影響力を強めた。バイデン政権下の政府の手元資金を枯渇させるため、新たな国債発行をできないようにする方針をほのめかすなど、世界経済の混乱も辞さない構えだ。
 保守強硬派は共和党の主流派に対しても牙をむき、下院議長選で造反して100年ぶりの再投票に持ち込んだ。民主党中道派のエリッサ・スロトキン下院議員は本紙の取材に、保守強硬派は「共和党自身をも混乱させる存在だと明らかになった」と指摘。「共和党が自分たちの通したい法案があるなら(自党の保守強硬派ではなく)われわれ民主党の中道派に支持を求めることになるのではないか」と、中道派の存在感強化に腐心する。
 しかし、共和党中道派のピーター・メイジャー下院議員は「多数派の議員になると、あまり譲歩したくなくなる」と課題を指摘。「(民主党と)協力可能な分野は多くあるが、そのためには信頼関係を築かなければならず、議会の二極対立が激しいと難しい」と語った。

6788OS5:2023/02/21(火) 10:50:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/66d7bbbfc527b12355c730fe2e215a05d9e1dab7
バイデン氏、列車でポーランド着 キーウへ移動10時間、滞在5時間
2/21(火) 9:55配信
 ウクライナの首都キーウ(キエフ)を20日に電撃訪問したバイデン米大統領は同日夜、列車でポーランド南東部に到着した。「前例のない歴史的な訪問(同行したサリバン大統領補佐官)」として極秘にされていた行程も同行した米記者によって明らかになった。バイデン氏は21日、ポーランドのドゥダ大統領と会談した後、演説する予定だ。

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 同行記者によると、バイデン氏は航空機で19日午前4時15分にワシントン郊外のアンドリュース空軍基地を出発。米国内でしばしば使用される小型の空軍C―32航空機に搭乗した。

 バイデン氏は、ドイツ西部の米空軍基地を経由し、ポーランド南東部の空港に19日午後8時前に到着した。バイデン氏を乗せた車列はサイレンを鳴らすことなく、ウクライナ国境に近いプシェミシルの駅に向かい、バイデン氏は8両編成の列車に乗り換えた。通常、大統領の外国訪問には数十台の長い車列をなすのが定番だが、今回は同行者も限られ、サリバン氏ら数人の政府高官や医療チーム、警護要員ら少人数に限定されていたという。

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/34b7acc77d46405a652948e9b50fcf044657cde1
民主主義陣営の結束訴え バイデン米大統領がポーランド訪問
2/21(火) 7:06配信
 【ワルシャワ時事】ウクライナを予告なしに訪れたバイデン米大統領は20〜22日の日程でポーランドを訪問し、ロシアに対抗するため民主主義陣営の結束を改めて呼び掛ける見通しだ。

 ロシアのウクライナ侵攻から1年の節目を控えて演説を行うほか、北大西洋条約機構(NATO)に加盟する東欧諸国の首脳らとも会談する。

 バイデン氏はポーランドでドゥダ大統領と会談した後、21日夕(同22日未明)にワルシャワの旧王宮で演説を行う。

 バイデン氏は昨年3月にも同じ場所で演説し、ロシアのプーチン大統領に関し「権力の座にとどまるべきではない」と非難した経緯がある。国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は、今回は「自由と民主主義を守るウクライナの人々を支援するため、米国がいかに世界をまとめてきたかについて演説する」と語った。

 NATO加盟の東欧諸国首脳との会談では、米国による防衛への関与を改めて表明する。ポーランドのモラウィエツキ首相は19日の米CBSテレビのインタビューで「バイデン政権と米軍駐留を恒久化し、部隊を増やすことを協議しているところだ」と明らかにした。

 ポーランドはウクライナの隣国で、多くの難民を積極的に受け入れてきた。欧米諸国による支援の物流拠点でもあり、バイデン氏は今後の連携についても話し合うという。

6789OS5:2023/02/21(火) 10:50:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/fa10342499d9c6512e55d26d72304bdaf7c860b5
ポーランドから鉄道10時間 バイデン氏のキーウ訪問、異例の旅程
2/21(火) 6:30配信


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毎日新聞
聖ミハイル大聖堂の前を歩くバイデン米大統領(左)とウクライナのゼレンスキー大統領=ウクライナの首都キーウで2023年2月20日、ウクライナ大統領府提供・ロイター

 バイデン米大統領は20日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)を電撃訪問した。米大統領は通常、警備の観点から、外国を訪問する際でも専用の航空機やヘリコプター、車両を使うが、今回は9時間半の鉄道利用など異例の旅路となった。

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 バイデン氏は当初、米東部時間20日夕に米国を出発し、ウクライナの隣国ポーランドに向かう予定だった。しかし、17日、数カ月間検討してきたキーウ訪問を決断。バイデン氏は19日午前4時15分(以後は全て現地時間)に大統領専用機(エアフォースワン)で秘密裏に米ワシントン近郊のアンドルーズ空軍基地を出発した。19日夜にメディアに伝えられた予定では、バイデン氏はまだ米国にいて「20日夕に出発」と説明されていた。

 各メディアを代表して取材する2人の記者には17日に訪問が伝えられ、大統領のキーウ到着まで秘密を保持することを約束し、携帯電話も取り上げられた。米政府が同行記者に集合時間などを知らせたメールの件名は「ゴルフ大会への到着に関する手引」だった。

 専用機は約7時間後にドイツ西部のラムシュタイン米空軍基地に到着して給油。1時間16分後に再び飛び立ち、午後7時57分にポーランド南東部ジェシュフの空港に到着した。バイデン氏は2022年3月にもジェシュフを訪れ、駐留米兵らを激励したことがある。

 その後、バイデン氏の車列は高速道路で移動。米大統領の車列は米国内ではサイレンを鳴らしながら移動することも多いが、今回は注意をひかないようにサイレンがなかった。車列は午後9時15分にウクライナと往来する列車が発着するプシェミシル駅に着いた。列車は午後9時37分に出発し、国境を越えてウクライナに入り、出発から約9時間半後にキーウの駅に到着した。副大統領時代(09〜17年)に何度もウクライナを訪問しているバイデン氏は「キーウに戻ってこられてよかった」と語った。

 米国はバイデン氏が出発する数時間前にロシアに「衝突回避」のために事前通知していた。AP通信によると、米軍はバイデン氏の訪問前から、早期警戒管制機E3や電子偵察機RC135をポーランドのウクライナ国境付近に飛ばして警戒にあたった。

 バイデン氏はキーウのマリア宮殿でゼレンスキー大統領と会談し、共同記者会見に臨んだ。市内の大聖堂周辺を2人で歩いた際には、空襲警報が鳴る場面もあった。在ウクライナ米大使館で館員らを慰労した後、午後1時10分に列車でキーウを離れた。キーウでの滞在時間は約5時間だった。

 米大統領は過去にも紛争中のイラクやアフガニスタンを事前の予告なしに電撃訪問したことがある。しかし、こうした訪問先では米軍が活動し、空港など主要なインフラを管理していた。今回はウクライナ国内に米軍の拠点がなく、米大使館も十分に活動できていない状況で訪問した点が異なる。長時間の鉄道による移動も異例だ。

 欧州各国の首脳は既にキーウを訪問し、ウクライナを支援する姿勢をアピールしている。バイデン氏がキーウを訪問したことで、主要7カ国(G7)で首脳がウクライナ入りしていないのは、日本だけとなった。【ワシントン秋山信一】

 ◇バイデン米大統領キーウ訪問の行程

■米国

19日午前4時15分(19日午後6時15分) ワシントン郊外のアンドルーズ空軍基地を出発■ドイツ

19日午後5時13分(20日午前1時13分) ドイツ西部のラムシュタイン米空軍基地に到着、給油

19日午後6時29分(20日午前2時29分) ラムシュタイン空軍基地を出発

■ポーランド

19日午後7時57分(20日午前3時57分) ポーランド南東部ジェシュフの空港に到着、車列で移動

19日午後9時15分(20日午前5時15分) プシェミシル駅に到着、列車でキーウへ

■ウクライナ

20日午前8時ごろ(20日午後3時ごろ) キーウの駅に到着、ゼレンスキー大統領と会談

20日午後1時10分(20日午後8時10分) キーウの駅を出発、ポーランドへ

■ポーランド

20日午後8時45分(21日午前4時45分) プシェミシル駅に到着

※現地時間(日本時間)。ウクライナはポーランドと1時間の時差

6790OS5:2023/03/06(月) 18:48:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/efa3889a8fbd0d6aa8d0051c9e62d7e9893ce482
トランプ氏「宿敵」が存在感 自伝出版、大統領選へ地歩 米共和
3/4(土) 7:11配信

時事通信
米フロリダ州のデサンティス知事=2022年11月、同州タンパ(AFP時事)

 【ワシントン時事】2024年の米大統領選に出馬が取り沙汰される南部フロリダ州のデサンティス知事(共和党)が、全国規模の活動を活発化させている。

 2月に出版した自伝を引っ提げ地方行脚を始めたほか、メディアにも頻繁に登場。立候補すれば現時点でトランプ前大統領の最大のライバルになるとみられ、動向が注目されている。

 「メーク・アメリカ・フロリダ(米国をフロリダ州のようにしよう)」。デサンティス氏は新著で、州統治の「成功」ぶりに自信を示した。

 19年に知事に就任し、新型コロナウイルス対策や移民問題でバイデン政権と真っ向対立。ハーバード大院卒の秀才ながら、その武闘派ぶりが保守層の心をつかんだ。76歳のトランプ氏に比べ44歳と若く、目立ったスキャンダルもない。昨年の中間選挙では大差で再選を果たし、人気を確実なものにした。

 保守系のFOXテレビが2月の世論調査で共和党支持層に大統領候補にふさわしい人物を尋ねたところ、トランプ氏が43%でトップにつけた一方、デサンティス氏が28%で追随。他候補は1桁にとどまり、現時点では事実上、両氏の一騎打ちの様相だ。

 デサンティス氏が大統領への意欲を明言したことはないが、米メディアでは6月ごろに出馬表明するとみる向きが多い。警戒を強めるトランプ氏は、デサンティス氏の名前をもじって「デサンクティモニアス(聖人ぶったやつ)」と蔑称を付け、「彼は高齢者向けの社会保障費を削ろうとしている」などと攻撃。台頭阻止に躍起となっている。

 大統領選に向けては、これまでに共和党でトランプ氏、ヘイリー元国連大使、実業家のラマスワミ氏が立候補済み。ペンス前副大統領やポンペオ前国務長官らも出馬検討が伝えられ、指名候補争いの動きが本格化しつつある。

6791OS5:2023/03/16(木) 14:27:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/456305f7366822a7d2117dcd1d24870d86cceb61
共和党議員がトランプ氏の対抗馬?への支持表明 アメリカ大統領選
3/16(木) 9:55配信
 米共和党のロイ連邦下院議員(南部テキサス州選出)が15日、2024年の大統領選に向けて、南部フロリダ州のデサンティス知事(44)への支持を表明した。デサンティス氏はまだ出馬を明言していないが、トランプ前大統領(76)の有力な対抗馬と目されており、「フライング気味」の支持表明はトランプ氏と距離を置く連邦議会議員らの期待を表す動きと言えそうだ。

 ロイ氏は15日の支持者向けの声明で「次の米大統領は力強く、活気のある指導者でなければならない。より若く、しかし実績のあるリーダーが(2期)8年間の変革を米国にもたらす時だ」と指摘した。ロイ氏は、トランプ氏に近い保守強硬派「自由議員連盟(フリーダム・コーカス)」のメンバーだが、20年大統領選の落選を覆そうとするトランプ氏に反発して距離を置いた経緯がある。

 デサンティス氏は、共和党支持者を対象にした世論調査では、トランプ氏に次ぐ支持を得ている。フロリダ州知事として保守的な政策をとっており、トランプ氏の支持者からも評価が高い。2月下旬に知事としての実績をアピールする著書を出版。3月10日には党候補指名争いの初戦の舞台である中西部アイオワ州で集会に参加するなど、出馬を視野に入れた動きを徐々に活発化させている。昨年11月に出馬表明したトランプ氏は、これまでに約30人の連邦議会議員から支持を取り付けている。【ワシントン秋山信一】

6792とはずがたり:2023/03/19(日) 00:17:52
トランプ前大統領 SNSに「21日逮捕される」と投稿 詳細触れず
2023年3月18日 22時51分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230318/amp/k10014013001000.html

アメリカのトランプ前大統領は、来週21日に自身が逮捕されるとSNSに投稿しました。容疑など詳しいことには触れていませんが、ニューヨークの検察が、トランプ氏と不倫関係にあったと主張する女性との問題を巡って捜査を進めています。

アメリカのトランプ前大統領は18日、自身が関係する企業が立ち上げたSNS「トゥルース・ソーシャル」に「共和党の有力候補で前の大統領が来週火曜日に逮捕されるだろう」と投稿し、来週21日に自身が逮捕されるとしています。

容疑など詳しいことには触れていませんがこの情報の出どころに関して「ニューヨークのマンハッタン地区の検察の違法な情報漏えいがそれを示している」と記し、支持者らに抗議するよう呼びかけています。

トランプ氏をめぐっては、トランプ氏と不倫関係にあったと主張するポルノ女優に口止め料が支払われたとされる問題で、ニューヨークのマンハッタン地区の検察が捜査を進めています。
最新の主要ニュース7本

6793OS5:2023/03/25(土) 19:54:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/7dc7ae5544231eaa5c534ae6892c9c834b10172f
デサンティス氏がアピール強化、「トランプ批判」も 米大統領選
3/25(土) 17:00配信

毎日新聞
ロン・デサンティス米フロリダ州知事=同州で2023年3月7日、AP

 2024年の米大統領選に向けて、共和党のドナルド・トランプ前大統領(76)の対抗馬と目される南部フロリダ州のロン・デサンティス知事(44)が動きを活発化させている。これまでは「過大評価された政治家」といったトランプ氏の挑発を受け流してきたが、最近になって「劇場型」とトランプ氏の政治手法を批判するなど反撃を開始。党候補指名獲得に向けてアピールを強めている。

 「乞うご期待だ」。デサンティス氏は23日放送された米FOXニュースのインタビューで、大統領選への出馬に意欲をにじませた。かつては蜜月関係にあったトランプ氏との「違い」を問われると、「新型コロナウイルスへの対応がまず明確に違った。私なら(大統領首席医療顧問だった)ファウチ氏をクビにしていた」と発言。ファウチ氏は保守派から「行動規制推進派の象徴」とみられており、経済への影響を懸念するトランプ氏ともたびたび対立したが、デサンティス氏はファウチ氏を政権内にとどめた対応を批判した。

 さらに、たびたび混乱したトランプ氏の政権運営を「毎日が劇場」と皮肉り、「行政を動かすには、大きな構想を描き、取り組むべき課題に対処するのが非常に重要だ」と指摘した。保守的な政策で共通点が多い両氏だが、デサンティス氏はトランプ氏との人格や政治手法の違いを強調。トランプ氏が、「聖人ぶった」という意味の英語とデサンティス氏の名前をもじって「デ・サンクティモニアス」と個人攻撃をしていることについても「雑音に過ぎない」と一蹴した。

 トランプ氏は、デサンティス氏の発言内容が事前に報じられると声明を出し、「彼の支持率は暴落している」「彼が一番なのは、広報くらいだ」と主張。フロリダ州の新型コロナの死者数、凶悪犯罪件数などが「全米で3番目だ」と数字を挙げて批判した。フロリダ州は全米で3番目に人口が多いため、全体数を挙げて批判するのは説得力に乏しい。人口あたりの新型コロナ死者数や殺人発生件数の割合は20番目前後だ。それでもトランプ氏は「平均的な知事だというのが事実だ」と訴えた。

 トランプ氏からの攻撃が予想される中、デサンティス氏がこれまで控えてきた「トランプ批判」に打って出た背景には、支持率の伸び悩みもあるとみられる。22年11月の中間選挙でトランプ氏が推す上院選の候補が相次いで敗れたことで、共和党内で「本選で民主党に勝てる候補」としてデサンティス氏への期待感が高まった。モンマス大学の23年2月の世論調査では、2人の一騎打ちを想定した場合、共和党支持者の53%がデサンティス氏を支持し、トランプ氏(40%)を上回っていた。

 しかし、3月の調査ではトランプ氏(47%)がデサンティス氏(46%)を逆転。他の候補を含めた世論調査でも、トップを走るトランプ氏がリードを広げる例が相次いでいる。トランプ氏がデサンティス氏を一方的に批判する状態が続いていたことに加えて、ロシアのウクライナ侵攻を巡ってデサンティス氏が「『領土争い』に巻き込まれるのは米国の重要な国益ではない」と述べて共和党内から批判されたことも影響した可能性がある。

 勢いを取り戻したいデサンティス氏は、共和党が多数派を握る州議会と連携して、保守層にアピールする「実績」を重ねる方針だ。学校でのLGBTQなど性的少数者に関する教育の規制強化、周囲から見えない形で銃を携帯するための許可制撤廃、不法移民対策の厳格化といった州法の成立を目指している。

 一方で、2月に政策などをまとめた著書を出版し、3月には党候補指名争いの初戦の舞台である中西部アイオワ州を訪問。4月には第2戦がある東部ニューハンプシャー州でも共和党の集会に参加を予定するなど、大統領選への地ならしも着実に進めている。米メディアは、5月に州議会が休会した後、出馬に関して最終判断する可能性が高いと報じている。【ワシントン秋山信一】

6794OS5:2023/03/26(日) 10:11:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/47b0a5b5d12d9deee2ebf829ecebd22e6a8715b5
米共和党「夢の布陣」はなし? トランプ氏、ライバルの起用に否定的
3/26(日) 8:53配信
毎日新聞
米国のトランプ前大統領=2022年10月1日、ロイター

 2024年の米大統領選を目指す共和党のトランプ前大統領(76)は24日、対抗馬と目される南部フロリダ州のデサンティス知事(44)の副大統領候補への起用について「可能性は極めて低い」と述べた。デサンティス氏も23日にトランプ氏と組むことには否定的な考えを表明。保守層に人気が高い2人のコンビは、トランプ氏の支持者の間で「夢の布陣」との待望論もあるが、党候補指名争いが本格化するにつれてライバル関係が強まっている。


 トランプ氏は保守系のテレビ局ニュースマックスのインタビューで、デサンティス氏を副大統領候補に選ぶ可能性を問われ、「考えたこともない。共和党にはたくさんのすばらしい人物がいる。この組み合わせの可能性は極めて低い」と答えた。

 デサンティス氏も23日の同局のインタビューで、トランプ氏の副大統領候補になる可能性を問われたが、「私はおそらく(指導者として)執行するタイプの人間だ」と回答。副大統領には実質的な権限が乏しいことを念頭に、トランプ氏とコンビを組むことに否定的な見解を示した。

 24年大統領選の共和党候補指名争いで、デサンティス氏はトランプ氏の最大のライバルだが、18年の知事選の党予備選ではトランプ氏に支援を要請し、勝利につなげた経緯がある。保守的な政策やメディア敵視の政治手法など共通点が多く、トランプ氏の支持者には「まだ若いデサンティス氏は24年に副大統領候補としてコンビを組み、28年に大統領選に挑むのが良い」といった意見がある。3月上旬にトランプ氏の支持者が多く集まった「保守政治行動会議(CPAC)」の年次総会でも、「副大統領候補」の模擬投票でデサンティス氏は元テレビキャスターのレーク氏(53)に次ぐ2番目の人気を集めた。【ワシントン秋山信一】

6795OS5:2023/03/31(金) 07:42:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/feea15b4cf3f4c82e600f3552b4b4740be58c9a9
トランプ前米大統領を起訴 検察、元ポルノ女優への口止め料めぐり
3/31(金) 6:57配信

朝日新聞デジタル
トランプ前米大統領=2021年6月26日、ランハム裕子撮影

 米ニューヨーク州のマンハッタン地区検察官が招集した大陪審は30日、トランプ前米大統領を起訴することを決定した。同日、ニューヨークタイムズなど複数の米メディアが報じた。検察は2016年の大統領選期間中に、トランプ氏が元ポルノ女優に払ったとされる「口止め料」をめぐって捜査をしており、その関連の罪で起訴した模様だ。米国の大統領経験者が刑事訴追されるのは初めて。


 24年の次期大統領選に立候補を表明しているトランプ氏は検察の捜査について「魔女狩り」と批判してきた。3月18日には、SNSへの投稿で自身が21日に「逮捕される」と主張したうえで、「証明できる犯罪はない」などと主張。支持者に対し、抗議するよう求めた。仮にトランプ氏が有罪になっても大統領選に立候補する資格は失わないが、有権者がどのように受け止めるかが注目される。

 トランプ氏は、06年ごろにこの元ポルノ女優と不倫関係にあったとされる。この関係が明らかになることで16年の大統領選に影響が出ることを懸念し、顧問弁護士だったマイケル・コーエン氏を通じて13万ドルを支払った疑いがかけられている。米メディアによると、この支払いに関連して文書偽造の疑いがあるほか、ニューヨーク州法では選挙に影響を与える一定額以上の寄付が禁じられており、口止め料の支払いが抵触する可能性がある。

朝日新聞社

6796OS5:2023/04/03(月) 18:30:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/c72b2f3473500d0f6c611748a348da95e686bda7
米大統領選、共和党の前州知事出馬へ 「トランプ氏に代わる選択肢」
4/3(月) 16:00配信

朝日新聞デジタル
前アーカンソー州知事のエイサ・ハッチンソン氏=AP

 2024年の米大統領選に向け、前アーカンソー州知事のエイサ・ハッチンソン氏が2日、共和党から立候補する意向を明らかにした。起訴されたトランプ前大統領に対し、出馬を撤回するべきだと批判的な立場をとっている。ただ、現時点では、全米での知名度や政治的な影響力は限られる。

 ハッチンソン氏は、2日に放映された米ABCの番組で「私は決断した。米大統領選に立候補する」と語った。正式な出馬表明は4月下旬になるという。

 トランプ氏が大統領経験者として初めて起訴されたことを受け、ハッチンソン氏は無罪推定が前提だとしつつも「トランプ氏が次期大統領になるべきではない」と主張。「私はトランプ氏に代わる選択肢を提供する」と訴えた。

朝日新聞社

6797OS5:2023/04/06(木) 17:38:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/6caa7e8a20b422e3b05567e6feb649c0b4179f52
故ケネディ氏のおい出馬 米大統領選
4/6(木) 14:10配信

時事通信
ロバート・ケネディ・ジュニア氏=3月3日、米ニューハンプシャー州(EPA時事)

 米CNNテレビは5日、故ケネディ大統領のおいの弁護士ロバート・ケネディ・ジュニア氏(69)が、2024年大統領選の民主党候補指名争いへの出馬を連邦選挙委員会に届け出たと報じた。

 
 同氏はケネディ大統領の弟、故ロバート・ケネディ司法長官の息子。反ワクチン論者で、政府による新型コロナウイルスのワクチン接種推進を「ファシズム」などと批判し、物議を醸した。

 民主党の指名争いには作家のマリアン・ウィリアムソン氏が名乗りを上げているが、同氏やケネディ氏が「勝つ可能性は低い」(政治専門誌ポリティコ)とみられている。

6798OS5:2023/04/13(木) 07:36:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/444c94bc33f2c63e3accbd85bbf48ffa36aa79f9
米共和党、スコット上院議員が大統領選出馬へ 候補者乱立の様相
4/12(水) 22:41配信


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毎日新聞
ティム・スコット上院議員=AP

 米共和党のティム・スコット上院議員(57)=南部サウスカロライナ州選出=は12日、2024年の大統領選に向けた準備委員会を立ち上げると発表した。事実上の出馬表明となる。共和党の現職上院議員では唯一の黒人で、共和党内では人種的少数派(マイノリティー)への支持拡大に向けてスコット氏に期待する声がある。

 スコット氏は12日に公表したビデオ声明で、民主党のバイデン政権が「我々を分断する道具として人種を利用している」などと批判。「民主党のリベラルな政策に対抗する。米国を並外れた存在にしている保守の価値を守るにあたって、私は決して後退しない」と強調した。

 米メディアによると、準備委員会の立ち上げによって、正式な出馬表明前でも大統領選に向けた資金集めが可能になる。スコット氏は近く、党候補指名レースの序盤戦が行われる中西部アイオワ、東部ニューハンプシャー、サウスカロライナ各州を回って、支持を呼びかける。

 共和党ではドナルド・トランプ前大統領(76)、ニッキー・ヘイリー元国連大使(51)、エーサ・ハチンソン前アーカンソー州知事(72)らが立候補を表明している。南部フロリダ州のロン・デサンティス知事(44)やマイク・ペンス前副大統領(63)らも出馬に向けた検討を進めており、候補者が乱立する様相を呈している。【ワシントン秋山信一】

6799OS5:2023/04/21(金) 13:37:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/99debf75fc2b05fcdfad96f9ff9131bb07e43b0f
トランプ氏の共和党内のライバル、デサンティス氏が来日
4/21(金) 11:59配信
林芳正外相は21日の記者会見で、ロン・デサンティス米フロリダ州知事が24、25両日、外務省賓客として来日すると発表した。

 デサンティス氏は2024年米大統領選の共和党候補指名レースで、ドナルド・トランプ前大統領の対抗馬と目されている。日本滞在中、岸田文雄首相への表敬や林氏との会談などを予定しているという。林氏は「日フロリダ関係や日米関係の強化、国際情勢などについて意見交換する」と述べた。【竹内望】

6800OS5:2023/04/25(火) 19:45:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/70e987da7e1cb89bc09d34b23c328b3223d267eb

バイデン米大統領、2期目へ立候補を表明 高齢に不安も後継者育たず
4/25(火) 19:39配信

朝日新聞デジタル
米ホワイトハウスで20日、会合で発言するバイデン大統領=AP

 バイデン米大統領(80)は25日、2024年大統領選での再選に向け立候補すると正式に発表した。所属する民主党内でさえ、バイデン氏の高齢に対する懸念が根強いが、現時点では他の有力候補が出ていない。1年半後の大統領選ではバイデン氏が2期目を目指し、共和党候補と対決する構図になる公算が大きい。

 バイデン氏は25日に公表したビデオで「私たちが直面している問題は、今後どれだけの自由が得られるか、どれだけの権利が得られるかだ」として民主主義の重要性を訴え、大統領への再選を目指す意向を表明した。以前から再選出馬の意向は示していたが、正式に表明する時期が注目されていた。

 バイデン氏は、すでに米大統領としての史上最高齢記録を更新中で、再選すれば、2期目の満了時には86歳になる。現職大統領が2期目を目指すのは通例だが、高齢問題には党内からも懸念が出ている。

 それでも2期目を目指す背景には、民主党が後継者を育てられていないことがある。バイデン氏は20年大統領選で、自らが次世代への「架け橋」になると述べていた。だが、女性初の副大統領に据えたハリス氏の人気は低調で、ほかにもバイデン氏に代わる有力候補は見当たらない。

朝日新聞社

6801OS5:2023/04/27(木) 08:53:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/28f9d14b2b32272e9e6b91a429c655d15549143c
バイデン氏と共和党、チキンレースの様相 財政出動めぐり
4/26(水) 23:21配信
2024年米大統領選への再選出馬を表明した民主党のバイデン大統領は選挙戦で、内政と外交・安全保障の両面で政策の「継続性」を訴えることになる。政権基盤を固めるために看板政策のインフラ投資などを軌道に乗せたい考えだが、野党・共和党の保守強硬派は連邦政府の借入限度額を定めた債務上限の引き上げ問題で対決姿勢を鮮明化。対立は互いに一歩も引かない〝チキンレース〟の様相を呈している。

「共和党は米国をデフォルト(債務不履行)に陥らせようとしている。完全に無責任だ」。バイデン氏は25日の演説で、デフォルト回避に必要な債務上限の引き上げ問題で強硬姿勢を崩さないマッカーシー下院議長ら共和党執行部を強く牽制(けんせい)した。

問題を巡っては1月、連邦政府の債務が法律で定められた上限に達し、現在は財務省による特別な資金のやりくりが続く。だが、それも早ければ6月にも底をつくとみられ、債務上限を引き上げるための立法措置が急務となっている。

下院の多数派を握る共和党は今月、軍事費を除く連邦予算の大幅削減を条件に債務上限を引き上げるとする法案を発表した。法案は、バイデン氏が再選に向けた実績としてアピールする巨額の財政出動を伴うインフレ対策などの一部を骨抜きにする内容を含む。共和党にはデフォルトのリスクを盾に、来年の大統領選をにらみバイデン氏を追い詰めたい思惑がある。

これに対しバイデン氏は、条件闘争には応じないとし、仮に法案が議会を通過しても拒否権を発動する構えをみせている。

共和党では、大統領選でバイデン氏と再び対決する可能性があるトランプ前大統領に近い保守強硬派が影響力を行使し妥協しない路線を主導。同派は、ロシアの侵略を受けるウクライナにバイデン政権が続ける軍事支援に批判的なグループとも重なる。

この日の演説でバイデン氏は同派を、トランプ氏のスローガン「米国を再び偉大に」の英語頭文字から「MAGA(マガ)過激派」と呼び「普通の人々と違う」と痛烈に揶揄(やゆ)した。「トランプ政治」に批判的な世論を喚起し譲歩を勝ち取りたい考えとみられるが、むしろ共和党を硬化させる可能性もある。(ワシントン 大内清)

6802OS5:2023/04/27(木) 09:04:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1e13029335a660bf8851b7504b04bf469ca2ea3
民主党予備選の日程、バイデン氏が序盤で勢い狙う
4/26(水) 23:04配信

産経新聞
バイデン米大統領(春名中撮影)

【ニューヨーク=平田雄介】2024年11月の米大統領選に向けた民主党予備選・党員集会は同年2月から実施される。日程案は、党候補指名争いの流れをつくる序盤戦にバイデン大統領が20年の前回選で上位につけた州が多く並ぶ。選挙戦でバイデン氏の勢いをつける狙いがありそうだ。

大統領選の候補指名争いは長年、中西部アイオワ州の党員集会が初戦で、東部ニューハンプシャー州の予備選が続く日程だったが、バイデン氏は前回それぞれ4、5位に終わっていた。

来年の日程案では前回バイデン氏が初めて勝利して劣勢を挽回し、党候補に正式指名される流れが生まれた南部サウスカロライナ州が当時の4戦目から初戦に回った。前回2位につけた西部ネバダ州がニューハンプシャーと同日選としてサウスカロライナに続いて実施される。

また、指名争いの流れを決定づけることが多い3月の集中日「スーパーチューズデー」の後で前回実施され、バイデン氏が勝利した南部ジョージア州と中西部ミシガン州が来年は2月の序盤戦に組み込まれた。

日程変更はバイデン氏も検討を求め、今年2月の民主党全国委員会で賛成多数で承認された。米人口に占める有色人種の比率が高まる中、バイデン氏は変更の狙いを「より多様で幅広い党員と国民の声を候補者選定の早い段階から反映させる」と説明した。サウスカロライナやジョージアは伝統的に民主党を支持してきた黒人の有権者が多く、ネバダでは中南米にルーツを持つ有権者が増えている。

6803OS5:2023/04/27(木) 20:05:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/c17e3397a897d23cdf9f3e8436b69189d0bc3b69
米大統領選「高齢対決」再現も バイデン氏が再選出馬表明 後継者不足、漂う閉塞感
4/27(木) 7:14配信
【ワシントン時事】バイデン米大統領(80)が再選出馬を表明し、2024年大統領選に向けた動きが本格化した。

 民主党政権の継続阻止を目指す共和党では、トランプ前大統領(76)が候補指名争いでリード。20年大統領選で対決した2人が、再び本選を戦う可能性に有権者は嫌気を示しており、高齢の「本命」を脅かす後継者不足に閉塞(へいそく)感が漂う。

 NBCテレビの最新世論調査によると、回答者の70%が「バイデン氏は出馬すべきでない」と答え、うち48%が「年齢」を主な理由に挙げた。トランプ氏の出馬にも60%が反対し、「トランプ対バイデン」の再戦は歓迎されていない。

 バイデン氏は物忘れをしたり、階段で転んだりと、たびたび年齢を不安視されている。それでも民主党内に挑戦者が現れないのは、現職の強みに加え、「過激な共和党への『解毒剤』として無党派層の支持を獲得してきた」(CNNテレビ)からだ。

 共和党は最近、州レベルで、人工妊娠中絶の制限や人種的少数派(マイノリティー)の投票制限につながる法整備など、極端に保守的な政策を推し進めている。バイデン氏はこうした「過激主義」との対決姿勢を前面に掲げて20年大統領選でトランプ氏に勝利し、昨年の中間選挙でも善戦した。

 一方、共和党支持者の間ではトランプ氏が根強い人気を誇る。先月、不倫相手への口止め料支払いを巡り起訴されたが、「司法の政治利用だ」と同情を訴え、むしろ支持層の結束を強めた。

 「後継者」と期待されたフロリダ州のデサンティス知事(44)は、やや失速気味だ。妊娠6週目以降の中絶を禁止する州法を成立させて穏健派の不評を買ったほか、ロシアのウクライナ侵攻について「領土紛争」などと発言し、保守派からも批判されている。

 もっとも、両党の指名候補を選ぶ各州の予備選・党員集会が始まるのは来年になってから。トランプ氏は口止め料問題以外にも、選挙介入や機密文書持ち出しなど数々の刑事訴追リスクを抱えており、リードを維持できるかは不透明だ。ワシントン・ポスト紙は、バイデン政権下で解消されなかった「過激主義と分断」を巡る争いが、24年大統領選でも続くと分析している。

6804OS5:2023/05/12(金) 08:20:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/d10725b20b966932231d5c65bc2792ac998d2792
「体重で差別」を禁止 米、成人4割が肥満 NY市
5/12(金) 7:51配信

時事通信
 【ニューヨーク時事】米ニューヨーク市議会は11日、就職や住宅契約などの際に、体重を理由に差別することを禁じる法案を賛成多数で可決した。

 米メディアが伝えた。米国では成人の4割以上が肥満とされる。

 ニューヨーク市では既に、人種や性別、年齢、宗教、性的指向に基づく差別的扱いは違法。今回の法案では、これに体重と身長の項目が追加される。同市ではこの他、タトゥーの有無を理由とした差別も禁じるよう求める法案も審議されている。

6805OS5:2023/05/19(金) 17:02:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb5ca972a42f0bcd4b2e87774fd44511daaec54d
デサンティス氏、来週にも出馬届け出 米メディア報道
5/19(金) 7:20配信



【ワシントン=大内清】米紙ウォールストリート・ジャーナルなどは18日、南部フロリダ州のデサンティス知事(44)が来週にも2024年大統領選の共和党候補者指名争いへの出馬を届け出ると伝えた。25日に同州マイアミで選挙資金集めのための支援者会合を開くのに合わせ、連邦選管当局に必要な書類を提出する見通しだとしている。

デサンティス氏は共和党の保守層を中心に人気が高く、党内での支持率は、政権への返り咲きを狙うトランプ前大統領に次ぐ2位。昨年の中間選挙では、優勢とされた共和党が伸び悩んだ中、圧勝で知事再選を決め、保守系メディアでは「希望の星」と評価された。

これに対し、デサンティス氏が出馬した場合は支持層が重なるトランプ氏は、デサンティス氏の社会保障政策を批判するテレビCMを投入するなど同氏の追い落としに躍起となっている。

6806OS5:2023/05/20(土) 10:22:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/b9a4ce831cc8032e119c4d1a05cf67b157ad3ff8
「債務上限」協議、再び暗雲 野党共和党が交渉一時離脱 米
5/20(土) 7:20配信

時事通信
19日、米ワシントンの連邦議会議事堂(EPA時事)

 【ワシントン時事】米連邦政府の借入限度額である「債務上限」問題を巡るバイデン政権と野党共和党の協議で、共和党が19日、交渉を一時離脱した。

 同日夜に再開したが、歳出削減規模に関して双方の主張に隔たりが大きいもようだ。一時は楽観論が広がっていたが、先行きには再び暗雲が垂れ込め始めた。米メディアが報じた。

 共和党が多数を占める下院を含め、議会が債務上限引き上げに関する法案を速やかに可決しなければ、来月1日にも政府の支払いが滞る可能性がある。米国がデフォルト(債務不履行)に陥れば、世界経済への打撃や金融市場の混乱は必至だ。

 前日までは、バイデン大統領とマッカーシー下院議長(共和党)双方が、合意に楽観的な見通しを示していた。だが、上限引き上げと併せて行う歳出削減の規模で、協議は難航しているとみられる。

6807OS5:2023/05/20(土) 14:00:14
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-230520X354.html
スコット上院議員が出馬=共和党で指名争いへ―米大統領選
2023/05/20 05:20時事通信

 【ワシントン時事】米共和党のスコット上院議員(57)は19日、連邦選挙委員会に2024年大統領選への立候補を届け出た。スコット氏は上院共和党で唯一の黒人議員で、南部サウスカロライナ州選出。正式な出馬表明は22日に行われる予定。

 米メディアによると、スコット氏は自らを「一貫した保守」と位置付け、不法移民対策で国境に壁を建設することや、歳出削減などを提唱している。

 共和党候補の指名争いでは、これまでにトランプ氏、ヘイリー元国連大使らが名乗りを上げている。南部フロリダ州のデサンティス知事も来週、正式立候補すると見られている。

6808OS5:2023/05/20(土) 19:08:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/282d71c774a6ae2b180f1dedfc59d05ceb414beb
バイデン氏、直前まで葛藤 原爆資料館訪問、米世論を懸念
5/20(土) 7:07配信



時事通信
平和記念公園の慰霊碑へ向かう(左から)湯崎英彦広島県知事、スナク英首相、フォンデアライエン欧州委員長、トルドー加首相、メローニ伊首相、バイデン米大統領、ミシェル欧州理事会議長、岸田文雄首相、マクロン仏大統領、ショルツ独首相=19日、広島市中区(代表撮影)

 バイデン米大統領は19日、先進7カ国(G7)各国の首脳と共に広島の平和記念資料館(原爆資料館)を訪れ、犠牲者に祈りをささげた。

 原爆を投下した唯一の国のトップによる訪問。水面下では、日米の政府間で直前までぎりぎりの攻防があった。

 「大統領は長時間の視察はできない」。今年初め、日本側がG7首脳陣を資料館の細部まで案内する計画を伝えると、ホワイトハウス側はこう反対した。焼けただれた人々、焦土となった街―。大統領が長時間にわたり、生々しい被爆の現実と向き合うことへの拒否反応は強かった。

 米国では今も、日本への原爆投下を「戦争を終わらせるために必要だった」と肯定する見方が多い。ピュー・リサーチ・センターの2015年世論調査では、56%が投下は「正当化される」と回答した。「広島に行くだけで、『謝罪と同義』と批判的に受け止める国民もいる」(日米筋)。過去に、原爆投下を謝罪した大統領はいない。

 広島にはオバマ元大統領が現職として初めて16年に訪れたが、資料館の視察はわずか10分弱。2期目を終えようとしていたオバマ氏と違い、バイデン氏は24年大統領選で再選も目指している。サリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)は訪問に先立ち、大統領が謝罪する可能性は「ない」と、きっぱり予防線を張った。

 今回、調整に当たった日本政府高官によると、米側はロシアのプロパガンダに利用されることも恐れていた。ロシアは侵攻したウクライナで民間人を虐殺している。だが、被爆地・広島に注目が集まれば「米国こそ核で民間人を大量殺りくした」と矛先を向けられかねない。ホワイトハウスが首を縦に振らない中、日本側は「岸田文雄首相はいかに被爆の実像を伝えるかを重視している」「当日の朝まで調整する」(首相周辺)と粘った。

 結果的にバイデン氏は約40分間、資料館に滞在した。「2国間ではなく、歴史に敬意を払うG7首脳の一人としての訪問」(サリバン氏)という形式だった。首脳が一人また一人と到着する中、最後になったバイデン氏を岸田氏は雨の中、約50分待った。バイデン氏が資料館で何を見、何を感じたかは、まだ語られていない。

6809OS5:2023/05/23(火) 16:03:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/842d06405f0cf98f4c7287783a9329a16ebd3184
共和の黒人上院議員ティム・スコット氏、大統領選出馬へ…自身の生い立ち「アメリカンドリーム」
5/23(火) 15:55配信
読売新聞オンライン
ティム・スコット上院議員=ロイター

 【ワシントン=淵上隆悠】米国の野党・共和党で、唯一の黒人上院議員のティム・スコット氏(57)が22日、2024年の次期大統領選への立候補を正式に表明した。

 スコット氏は地元サウスカロライナ州で開いた集会で演説し、母親、兄と一つのベッドを共有した貧しい少年時代からはい上がった自身の生い立ちを「アメリカンドリーム」だと強調。「バイデン(大統領)と急進左派(の民主党)は、私が上ってきたはしごの一段一段を壊している」などと訴え、出馬を宣言した。

 ハーバード大アメリカ政治研究センターなどが今月中旬に行った世論調査によると、共和党支持者のうち、スコット氏を支持するのは1%で、トップのトランプ前大統領(58%)とは大きく差が開いている。

6810OS5:2023/05/23(火) 16:03:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ec74da33797fcb00003def7e27f6493ffd477bc
ハリス氏の資質に厳しい目 米大統領選向け、共和追及
5/16(火) 16:04配信
共同通信
演説するハリス米副大統領=4月、米南部フロリダ州(AP=共同)

 【ワシントン共同】2024年米大統領選に再選出馬を表明したバイデン大統領(80)が高齢を不安視される中、ハリス副大統領(58)の資質にも厳しい目が注がれている。大統領が職務遂行不能になった場合、直ちに権限を継承する要職にありながら、存在感を示せず支持率も低迷。政権奪還を狙う共和党の格好の標的になっている。

 「バイデン氏の認知能力は不安定だ。国民は副大統領の資質も考慮しなければならないが、ハリス氏は米国で最も無能な公職者だ」。共和党候補指名争いに名乗りを上げたヘイリー元国連大使(51)は今月、保守系FOXニュースで批判を連ねた。

 ハリス氏は黒人、アジア系、女性として初の米副大統領として注目を集めたが、担当の不法移民対策で指導力を発揮できなかった。政権内の確執も相次いで報じられ、求心力の低さも露呈した。

 分析サイトのファイブサーティーエイトの10日時点の世論調査によると、ハリス氏の支持率は39.4%で、不支持率50.4%だった。

6811OS5:2023/05/25(木) 09:09:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/7a2dd863973e7c94fbcf6f6c414e6d7654f46429
デサンティス氏、保守派の寵児 対リベラル「文化戦争」を主導
5/25(木) 8:05配
2024年米大統領選に向けた共和党の候補者指名争いに参戦したロン・デサンティス氏(44)は、南部フロリダ州知事としてリベラル勢力に対する「文化戦争」を主導してきた保守派の寵児(ちょうじ)だ。民主、共和両党が拮抗(きっこう)する「スイングステート」とされてきた同州で共和党の地盤を強化。米政治における近年の政治的分断を加速させた存在でもある。

デサンティス氏は、下院議員3期目の18年にトランプ大統領(当時)の後押しを受けフロリダ州知事に初当選した。新型コロナウイルス禍でマスク着用の義務化に強く反対したことなどが、連邦政府主導のコロナ対策に反発する保守層から評価された。

リベラルな政治意識が強い人々を指す「WOKE(ウォーク)」との戦いを掲げ、妊娠6週以降の中絶禁止やLGBT(性的少数者)に関する教育を制限する州法の制定などを推進。同法を批判する娯楽大手ウォルト・ディズニーに認められてきた税務上の特区撤廃を表明するなど、リベラルとの〝戦争〟を繰り広げることで人気を高めた。「敵」を作り出して求心力を高める手法は、指名レースで争うトランプ氏とも共通する。

昨年の中間選挙では、共和党が全体的に伸び悩む中で知事選に圧勝し、現在は2期目。一部の保守系メディアでは、20年大統領選での敗北をいまだに認めないトランプ氏に代わる「スター」とみなされている。

デサンティス氏は1978年、フロリダ州ジャクソンビルでイタリア系移民の家系に生まれたカトリック信者。子供時代は野球に熱中し、リトルリーグの世界大会に出場した経験もある。

名門イェール大学を卒業し、一時、南部ジョージア州の私立校で教鞭(きょうべん)をとった後にハーバード大学ロースクールで法学博士号を取得。2004年に海軍に入隊し、キューバのグアンタナモ米軍基地でテロ容疑者の捜査に関わったほか、海軍特殊部隊(SEALS)の法務アドバイザーとしてイラクにも派遣されている。

家族は元テレビキャスターの妻ケイシーさんと子供3人。大統領選を勝ち抜いた場合、25年1月の就任時は46歳で、歴代大統領の中ではセオドア・ルーズベルト(第26代)、ジョン・F・ケネディ(第35代)に次ぐ3番目の若さとなる。(ワシントン 大内清)

6812OS5:2023/05/25(木) 18:37:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/4150c671e5b254743beb13a51d7e3e194285d574
年齢差35歳 バイデン氏、デサンティス氏攻略に難題
5/25(木) 17:34配信
【ワシントン=坂本一之】米フロリダ州のデサンティス知事(44)が2024年大統領選に向けた共和党の候補者指名争いへの出馬を正式表明し、再選を目指す民主党のバイデン大統領(80)は35歳を超える年齢差に備えた選挙戦略が必要となる。民主党内では「共和党のトランプ前大統領に勝てる候補」としてバイデン氏への期待が強い一方、若いデサンティス氏との戦いを懸念する声も出ている。

【画像】動画で米大統領選への出馬を表明するフロリダ州のデサンティス知事

「バイデンは左派の課題を推進するために(官僚が優位にある)行政国家の力を武器にしてきた」。デサンティス氏は24日の出馬表明で、バイデン氏が左派勢力のために政府を利用していると批判し、有権者に支持を訴えた。

その出馬表明の場として選んだのはソーシャルメディアのツイッター。有権者や主要メディアを集めて演説する従来の手法と一線を画し、バイデン氏との違いを見せつけた。

米クイニピアック大が24日発表した世論調査は、大統領選がバイデン氏とトランプ氏の対決構図となった場合、バイデン氏に投票すると答えた人は48%でトランプ氏を2ポイント上回る。

しかし、相手がデサンティス氏の場合、バイデン氏に投票する人は46%で、デサンティス氏が1ポイント上回る。同大の調査ではこうした傾向が続いており、デサンティス氏が共和党の候補となればバイデン氏にとっては厳しい戦いになる。

選挙戦でバイデン氏の足かせとなるのが年齢だ。再選を果たした場合、2期目の任期満了時は86歳。今回の世論調査で、2期目を担うには「年を取りすぎている」とした人は65%だ。米メディアも健康や言い間違えなど高齢にまつわる問題に注目している。

バイデン氏にとっては、76歳のトランプ氏と違って圧倒的に若いデサンティス氏が相手となれば、激務をこなす体力などで不利な要素を抱えることになる。

また、民主党関係者は「大統領選では新しい顔を求める声が一定程度あり、バイデン氏の人気拡大は容易ではない」と分析する。単に組織票を固めるだけでなく、民主党寄りの有権者を引き寄せ、無党派層で支持を広げることが勝利のカギを握ることになる。

政策面では昨年11月の中間選挙で下院の多数派を握った共和党の反対で、経済対策などを思うように実現することが難しい。連邦政府の債務上限引き上げ問題でも共和党との交渉が難航しており、政権運営能力をいかにアピールするかも大きな課題となる。

6813OS5:2023/05/29(月) 20:06:50
https://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20230527016.html
米共和のノースダコタ州知事、大統領選に出馬へ=関係筋
2023/05/27 04:12ロイター

米共和のノースダコタ州知事、大統領選に出馬へ=関係筋

米ノースダコタ州のバーガム知事(66)が2024年米大統領選に向けた共和党の候補指名争いに出馬する計画。2018年4月撮影(2023年 ロイター/Dan Koeck)

(ロイター)

[26日 ロイター] - 米ノースダコタ州のバーガム知事(66)が2024年米大統領選に向けた共和党の候補指名争いに出馬する計画。関係筋が明らかにした。

6月7日に州都ファーゴで正式表明し、選挙運動を始動する見通しという。

バーガム知事は低い税率や規制緩和の支持者で、選挙キャンペーンでは経済や国家安全保障に重視する伝統的な保守派スタンスをアピールする公算が大きいとみられる。

6814OS5:2023/06/01(木) 11:19:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/74abb5a97e04831ee5c2658d7fb4dd62b442c70d
共和党ペンス前副大統領ら2人も来週出馬表明と報道 米大統領選
6/1(木) 9:54配信
 米主要メディアは5月31日、共和党のマイク・ペンス前副大統領(63)と東部ニュージャージー州のクリス・クリスティー前知事(60)が2024年の大統領選の党候補指名を目指して来週に出馬表明する方針だと報じた。ペンス氏は副大統領として支えたドナルド・トランプ前大統領(76)に挑む形となる。一定の知名度がある2人が出馬すれば、「反トランプ票」がさらに分散するだけに、世論調査で2番手につける南部フロリダ州のロン・デサンティス知事(44)には痛手となりそうだ。

 報道によると、ペンス氏は64歳の誕生日を迎える6月7日にビデオ声明で出馬を表明するとともに、党候補指名レースの初戦の舞台である中西部アイオワ州で選挙運動の最初の演説に臨むことを計画している。アイオワ州の共和党はペンス氏の支持基盤であるプロテスタント福音派の影響力が強く、初戦で勢いをつけて候補指名獲得につなげる戦略を描いているとみられる。

 一方、クリスティー氏は6日にニュージャージー州で出馬表明する見通しだ。保守色が強い他候補とは一線を画し、共和党の穏健派の結集を図るとみられる。

 共和党では他にニッキー・ヘイリー元国連大使(51)や実業家のビベック・ラマスワミ氏(37)、ティム・スコット上院議員(57)らが出馬表明しているほか、中西部ノースダコタ州のダグ・バーガム知事(66)も7日に出馬表明すると報じられている。さらに東部ニューハンプシャー州のクリス・スヌヌ知事(48)も出馬を検討中だと報じられており、候補者が乱立する展開となっている。【ワシントン秋山信一】

6815OS5:2023/06/01(木) 20:51:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/f496102ce050052a50cca9314c9ac71051ae2311
ペンス前副大統領も参戦へ 共和指名争い、反トランプ票の受け皿か
6/1(木) 12:58配信

産経新聞
【デモイン(米中西部)=大内清】米メディアは31日、共和党のマイク・ペンス前副大統領(63)が6月7日にも、2024年大統領選に向けた同党の候補者指名争いへの参戦を表明すると報じた。ペンス氏はトランプ前大統領(76)の支持者が21年1月に起こした連邦議会襲撃事件を巡ってトランプ氏と決別している。指名争いでは、返り咲きを狙うトランプ氏への批判票の受け皿となる可能性がある。

共和党の指名レースではこのほか、クリス・クリスティ前ニュージャージー州知事(60)や、ノースダコタ州のダグ・バーガム知事(66)も近く出馬を表明するとの報道が出ている。ペンス氏は、誕生日の7日にビデオ声明で出馬を宣言し、その後、指名争いの初戦の舞台である中西部アイオワ州デモインで選挙運動を本格化させる見通し。

熱烈なキリスト教福音派信者で知られるペンス氏は、下院議員やインディアナ州知事を経てトランプ政権(17〜21年)の副大統領を務めた。21年1月の議会襲撃事件では、トランプ氏が落選した20年大統領選の結果を確定させる議会手続きの進行役の立場を利用して選挙結果を覆すようトランプ氏から圧力を受けたが、これを拒絶。トランプ氏やその支持者からは「裏切り者」とみなされている。

保守系のFOXニュースが5月下旬に行った世論調査によると、共和党支持層の支持率ではトランプ氏が53%と首位を独走しており、南部フロリダ州のデサンティス知事(44)が20%で2位。ペンス氏は5%で3位につけている。

6816OS5:2023/06/02(金) 17:59:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd1c7c911e5b944288163d312cad2e82f718675e
債務上限停止、米上院も可決 成立へ、デフォルト回避
6/2(金) 15:25配信
産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米議会上院は1日、連邦政府の債務上限の効力を一時的に停止する法案を与野党の賛成多数で可決した。同法案は5月31日に下院で可決されており、バイデン大統領が署名して成立する。政府の資金が枯渇する5日を前に法案成立が確実となり、世界経済を混乱に陥れる米国債のデフォルト(債務不履行)は回避されることになった。

「財政責任法案」と呼ばれ、上院採決で賛成63票、反対36票だった。バイデン氏は声明で「われわれの仕事が終わるにはほど遠いが、この合意は極めて重要な前進だ」と強調。2日夕に演説し超党派合意の意義と財政課題を説明する。

民主党系はサンダース上院議員を含む5人が反対。共和党は31人が反対した。

民主党のシューマー上院院内総務は「デフォルトの惨事から米国を救った」と強調。共和党のマコンネル院内総務は「国の債務を膨らませる民主党議員の無責任な支出体質」を抑制できたと成果を訴えた。

債務上限をめぐる混乱は昨秋の中間選挙で上下両院の多数派が異なる「ねじれ議会」となったことに端を発した。多数派を奪還した下院共和党が財政規律を堅持する立場から大幅な歳出削減を上限引き上げの条件に要求。4月に独自法案を可決させた。民主党側は看板政策の低所得者や若者向け支援策にメスが入ることを拒み交渉は難航した。

バイデン氏が5月の先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)出席後の外遊日程を見送って帰国する事態となった。イエレン財務長官は今月5日にも政府の資金は枯渇すると明らかにし、ドルの信認低下と世界の金融市場の混乱に直結する史上初のデフォルト危機が迫っていた。

バイデン氏と共和党のマッカーシー下院議長が土壇場で合意した法案は連邦政府の借入限度額について現在の上限31兆4千億ドル(約4400兆円)の適用を2025年1月まで停止する。24会計年度(23年10月〜24年9月)は国防費などを除く歳出を23年度と同水準に据え置き、25年度も増額を1%にとどめる。

民主党が拒んだ低所得者向け公的医療保険「メディケイド」の利用条件厳格化は見送られた一方、共和党が求めた国内エネルギー開発の審査期間の短縮が盛り込まれた。ただ、民主・共和双方の有力議員に不満を残す決着となり、来年の大統領選に向け財政運営をめぐる論争は激化しそうだ。

6817OS5:2023/06/06(火) 17:49:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/aab66b9374cdaa2c1906cf58c87ad1be6fd8e541
共和党のペンス前副大統領、党候補目指し立候補 米大統領選
6/6(火) 16:15配信
 米共和党のマイク・ペンス前副大統領(63)は5日、2024年の大統領選の党候補指名獲得を目指し、立候補に必要な書類を連邦選挙委員会(FEC)に届け出た。米メディアが報じた。世論調査では副大統領として支えたドナルド・トランプ前大統領(76)やロン・デサンティス南部フロリダ州知事(44)の先行を許しており、出馬表明を契機に巻き返しを図りたい考えだ。

 米メディアによると、ペンス氏は64歳の誕生日を迎える7日、党候補指名レースの初戦の舞台である中西部アイオワ州で演説し、選挙運動を始める。同州の共和党はキリスト教福音派の影響力が強い。福音派に一定の支持基盤を持つペンス氏の陣営は、来年1〜2月ごろに予定される同州での初戦で勢いをつけ、党候補指名獲得につなげる戦略を描いている。

 ただ、共和党支持者を対象にした世論調査では、支持率は1桁にとどまっている。トランプ氏を前に「前政権の実績」はアピール材料にならない。今月3日の集会では、北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党総書記との親密さを強調するトランプ氏について「北朝鮮の独裁者を称賛すべきではない」と述べたが、「元上司」への批判は抑え気味だ。

 また、ペンス氏は人工妊娠中絶や性的少数者(LGBTQなど)の権利擁護に批判的なことで知られるが、こうした姿勢はデサンティス氏と重なる。言動や振る舞いの派手さでアピールするタイプではなく、上位2人との差別化をどう図るかが課題になりそうだ。

 ペンス氏はラジオのトーク番組司会者、中西部インディアナ州選出の連邦下院議員、同州知事を経て、17〜21年にトランプ前政権の副大統領を務めた。19年10月には中国政策について演説し、中国との対決姿勢を鮮明にした。21年1月の連邦議会襲撃事件をめぐる下院特別委員会の調査によると、トランプ氏が20年の大統領選で敗れた後、選挙結果を覆す工作への協力を求められたが、ペンス氏は拒否した。

 共和党候補指名争いでは、ニッキー・ヘイリー元国連大使(51)らも既に立候補を表明している。さらに現職や前職の州知事らが今週に出馬表明し、主要候補だけで10人を超える見通しだ。一方、出馬を検討していた東部ニューハンプシャー州のクリス・スヌヌ知事(48)は5日、米CNNのインタビューで、不出馬の意向を表明した。【ワシントン秋山信一】

6818OS5:2023/06/07(水) 21:21:20
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-230607X308.html
クリスティー氏が立候補=共和「トランプ批判」急先鋒―米大統領選
2023/06/07 09:57時事通信

 【ワシントン時事】米共和党のクリス・クリスティー前ニュージャージー州知事(60)は6日、東部ニューハンプシャー州で演説し、2024年大統領選への立候補を表明した。トランプ前大統領批判の急先鋒(せんぽう)として知られ、この日も「孤独で自分勝手な豚は指導者ではない」と強調。選挙戦では「反トランプ」で独自色を打ち出す構えだ。

 16年大統領選に続く2度目の挑戦となる。クリスティー氏は16年の指名争い脱落後、トランプ氏への支持を表明し、一時は政権移行チームの責任者を務めるなど良好な関係を築いた。しかしトランプ氏が20年大統領選の敗北を認めず「不正選挙」などと主張し始めたことを受け、批判的な姿勢に転じた。

 各種世論調査によると、クリスティー氏の共和党内支持率は1桁台で、勝つ公算が大きいとは言えない。ただ、他の候補が反撃を恐れトランプ氏への直接的な言及を控える中、歯に衣(きぬ)着せぬ攻撃ぶりが注目され、旧日本軍の特攻隊になぞらえて「カミカゼ・クリスティー」などと呼ばれている。

6819OS5:2023/06/07(水) 22:22:23
https://www.sankei.com/article/20230607-MZ2Z3WP7ANMM5PMWV2I7JABXLA/
急進左派の黒人教授が米大統領選出馬、第3政党から コーネル・ウェスト氏
2023/6/7 12:10
米国の急進左派の論客として知られる黒人教授コーネル・ウェスト氏(70)は6日までに、2024年大統領選に民主、共和の二大政党ではない第3の政党「人民党」から出馬を表明した。民主党支持層の一部を取り込む可能性があり、再選を目指すバイデン大統領の選挙戦への影響が注目される。

ウェスト氏は哲学博士で、ハーバード大教授などを歴任。現在はニューヨークにある神学校で教授を務めている。人民党は、16年大統領選の民主党候補指名争いに出馬して若者の人気を集めた急進左派のサンダース上院議員の陣営関係者が設立した。


ウェスト氏は5日、ツイッターで「貧困撲滅や戦争終結、全ての国民に住宅や健康保険を保障するために戦う」と表明した。(共同)

6820OS5:2023/06/08(木) 08:55:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/fa66b73459ea11a06e109222b75c9923cea478ba
ノースダコタ州知事が出馬届け出、共和党から10人目 米大統領選挙
6/8(木) 6:00配信
 2024年の米大統領選の共和党指名候補争いに向け、ノースダコタ州のダグ・バーガム知事(66)が7日、連邦選挙委員会に立候補を届け出た。共和党から出馬を表明した主な候補者は10人目となった。

 バーガム氏は6日付の米紙ウォールストリート・ジャーナルへの寄稿で知事としての歳出削減や減税の実績を強調。「米国でも同じことができる。米国には世界で最も勤勉な人々がいる。潜在能力を引き出すには新しいリーダーシップが必要だ」と訴えた。

 バーガム氏はスタンフォード大学のビジネススクールを修了後、ノースダコタ州のソフトウェア会社のCEOとして会社を急成長させた。その会社は2001年に米マイクロソフトに買収され、バーガム氏はマイクロソフトの幹部を07年まで務めた。

朝日新聞社

6821OS5:2023/06/08(木) 16:29:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc423956c6525010279e49a5f97c1158e87b323e
hトランプ氏に有利な展開に 大統領選の共和党指名争い、候補乱立
6/8(木) 14:35配信


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毎日新聞
支持者の声援に応えるトランプ前大統領=米中西部アイオワ州で2023年6月1日、AP

 2024年11月の米大統領選に向け、共和党の有力候補がほぼ出そろった。世論調査では、返り咲きを目指すドナルド・トランプ前大統領(76)がリードし、対抗馬と目される南部フロリダ州のロン・デサンティス知事(44)は5月下旬の出馬表明後も伸び悩んでいる。3番手以下の候補は「トランプ氏への挑戦権」を奪おうと、デサンティス氏への批判を強めている。

 共和党の候補指名争いは、7日までに主要候補だけで10人が名乗りを上げた。来年の予備選・党員集会で、州ごとに割り当てられた代議員の獲得数を競うが、首位の候補が代議員を総取りする州も多い。候補が乱立して「反トランプ派」の支持が分散する展開は、熱狂的な支持層を持つトランプ氏に有利だ。トランプ氏は「支持率が1%やゼロの候補もいる。なぜ、出馬するのか理解できない」とFOXニュースのイベントで述べるなど、余裕を見せている。

 トランプ氏は、20年大統領選の結果を覆すために違法行為をした疑惑などで司法当局の捜査を受けているが、「魔女狩りだ」とアピールすることで逆に支持を伸ばしている。

 選挙・世論分析サイト「ファイブサーティーエイト」によると、平均支持率(6日時点)は、トランプ氏が53・7%で、デサンティス氏(21・3%)に大差をつけている。2人の差は3月1日時点の16・3ポイントから32・4ポイントに拡大し、デサンティス氏の出馬表明後も大きな変化はない。3番手以下はマイク・ペンス前副大統領(64)=5・4%、ニッキー・ヘイリー元国連大使(51)=4・5%、実業家のビベック・ラマスワミ氏(37)=3・4%、ティム・スコット上院議員(57)=2・2%と続く。

 デサンティス氏は出馬表明の日に、ツイッターの音声チャット機能「スペース」で実業家のイーロン・マスク氏との対談に臨んだが、接続障害に見舞われて出だしからつまずいた。性的少数者を巡る政策に反対したウォルト・ディズニー社に対し、同社に認めてきたディズニーワールドの「自治権」を奪ったことが行政の介入を嫌う保守派の一部から批判された。3月にロシアのウクライナ侵攻を「領土紛争」と述べた失言も尾を引いている。

 3番手以下の候補は、デサンティス氏を2番手から引きずり下ろそうと躍起になっている。

 ペンス氏は7日のCNNのイベントで「ウクライナで起きているのは領土紛争ではなく、ロシアの侵攻だ」とデサンティス氏を批判。ヘイリー氏も4日に「デサンティス氏はディズニーから政治献金を受けてきたのに、政策を批判されたからといって(自治権を奪い)、フロリダ州の納税者のお金を訴訟費用に使おうとしている」と非難した。

 共和党のギングリッジ元下院議長は米メディアに「熱烈な支持者がいるトランプ氏よりも、フロリダ州以外に支持基盤がないデサンティス氏の方が、批判して反感を買う恐れがないため、攻撃しやすい」と解説する。

 一方、党内穏健派はトランプ氏を真っ向から批判するが、指名争いで存在感は示せていない。ラリー・ホーガン前メリーランド州知事(67)やクリス・スヌヌ・ニューハンプシャー州知事(48)は「候補が増えれば、トランプ氏を利する」との理由で出馬を断念。クリス・クリスティー前ニュージャージー州知事(60)は出馬表明したものの、デサンティス氏やペンス氏など、保守色が強い有力候補を前に埋没している。

 共和党全国委員会は8月23日に中西部ウィスコンシン州で最初の候補者討論会を開く。少なくとも三つの世論調査で支持率が1%以上▽4万件以上の寄付▽20以上の州・米領で、それぞれ200件以上の寄付――などの参加資格を設けており、支持率が低迷する候補にとっては討論会に参加できるかが第一関門となりそうだ。候補者は「最終的に共和党が指名した候補を支持するという誓約への署名」も求められており、トランプ氏が誓約するかどうかも注目される。【ワシントン秋山信一】

6822OS5:2023/06/08(木) 18:00:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/2aa47825c667225e62565584ee060b387f26b2d8
トランプ政治、否定か継承か 共和党指名争い本格化
6/8(木) 16:51配信

【ワシントン=大内清】2024年米大統領選に向けた共和党の候補者指名争いは、出馬が取り沙汰されてきた候補が出そろい、本格的な論戦に突入した。10人以上が乱立する中、返り咲きを狙うトランプ前大統領(76)が選挙戦の中心であり続けるのは確実。追いすがる候補者たちは、トランプ政治を「否定」するか「継承」するかの間で基本戦略が分かれている。

「憲法を守らない人間が大統領に選ばれるべきではない」。ペンス前副大統領(64)は7日、出馬表明後で初の演説を中西部アイオワ州で行い、かつてのパートナーであるトランプ氏を痛烈に批判した。

ペンス氏は、トランプ氏がバイデン現大統領に敗れた20年大統領選後、副大統領が仕切り役を務める議会手続きで選挙結果を覆すようトランプ氏から圧力を受けたが、拒否したことでトランプ支持者による連邦議会襲撃事件での標的となった。演説では「トランプ氏を取るか憲法を取るかの選択を迫られた」と当時を振り返り、トランプ氏の法観念の希薄さに真っ向から切り込んだのだ。

同様に、以前はトランプ氏と緊密だったものの、現在は「反トランプ」を明確にしているのが、6日に出馬表明したクリスティー前ニュージャージー州知事(60)。「利己的で自己愛が強い」「指導者にふさわしくない」と切り捨てた。

ペンス氏らがトランプ氏は大統領として不適格だと訴える背景には、共和党が「トランプ党」と化していることへの党内穏健派の危機感がある。

不動産業や興業の世界から転身したトランプ氏は、連邦政府や官僚機構、主流メディアのリベラルな言説などへの反感をあおり、政治を「ショー」に変えた。議会共和党ではこれを模倣した保守強硬派の議員らが発言力を強化。同派の対決的な姿勢は、債務上限引き上げを巡る協議の難航で米政府がデフォルト(債務不履行)寸前にまで陥った一因ともなった。

クリスティー氏は6日、今回の指名争いでも同様の手法を続けるトランプ氏は「再放送の番組をみているようでもう面白くない」と語り、共和党支持層に「トランプ離れ」を促した。

これに対し、トランプ氏の対抗馬と目される南部フロリダ州のデサンティス知事(44)は、エスタブリッシュメント(支配層)やリベラル勢力への敵意を前面に押し出す「トランプ流」を継承している。強硬な不法移民対策やウクライナ支援への消極的な態度といった面でも共通点は多い。陣営関係者は「トランプ氏を支持してはいても、その言動に辟易(へきえき)としている人の選択肢になることが重要だ」と狙いを語る。

共和党の指名レースへの参戦は10人を超える。米政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の最新の集計によると、トランプ氏は支持率53・2%で首位を独走し、2位のデサンティス氏(22・4%)とは約31ポイント差。その他の候補の支持率はいずれも1桁台前半にとどまっている。候補者の乱立で反トランプ票の分散が見込まれる現状は、トランプ氏に有利との見方が強い。

このためトランプ氏にとって目下のところ重要なのは、求心力を維持し支持基盤の結束を固めること。交流サイト(SNS)への投稿では連日、自身の機密文書持ち出し問題などを巡る捜査を「ファシズム」「選挙妨害だ」と主張し、敵から迫害を受けているとの自己像作りに余念がない。

6823OS5:2023/06/09(金) 23:00:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/2c961b1ff801a4a7c9ecb5852b2d0d6e2d614760
最高裁判決、下院選を左右 区割り是正、民主有利の見方 米
6/9(金) 20:34配信


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時事通信
米首都ワシントンの連邦最高裁近くで、アラバマ州の選挙区割りを巡る訴訟の口頭弁論に際し、抗議活動を行う市民=2022年10月(EPA時事)

 【ワシントン時事】米連邦最高裁は8日、南部アラバマ州の選挙区割りが人種による差別を禁じた「投票権法」に違反する疑いがあると判断した。

 州は区割りの見直しを迫られ、今後行われる連邦下院選の結果を左右する可能性がある。影響は他州にも及ぶとみられ、人種的少数派(マイノリティー)の支持を集める与党・民主党は判決を歓迎している。

 訴訟では、共和党が多数派を占めるアラバマ州議会が2022年中間選挙に向け導入した区割りについて、原告側が「黒人有権者の影響力を弱め、投票権法に違反する」と是正を求めた。

 現在の区割りでは、七つの選挙区のうち黒人が多数の区は一つで、民主党が議席を保持。残る6選挙区は白人の支持が多い共和党が占める。原告の主張によれば、区割り見直しで、黒人が多数派の選挙区が二つに増える公算が大きい。

 選挙分析団体「クック・ポリティカル・リポート」のデービッド・ワサマン氏は、同様の訴訟が各地で提起されていることを踏まえ、「判決はアラバマ以外にも衝撃を与え得る」と指摘。同団体は、アラバマ、ルイジアナ、ノースカロライナの南部3州の五つの下院選挙区で、共和党に不利に傾くという評価を公表した。

6824OS5:2023/06/10(土) 09:22:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/36efdaff697974f0763d305008a339e5d37018d0
共和指名争い、候補者乱立 トランプ氏有利の見方 米大統領選
6/9(金) 7:09配信


 【ワシントン時事】2024年米大統領選の共和党の候補指名争いで、一番に名乗りを上げたトランプ前大統領への挑戦者が乱立している。

 今週に入りペンス前副大統領ら有力政治家が相次ぎ参戦し、主要候補は10人に達した。「非トランプ」候補を一本化できなければ、強固な支持層を持つトランプ氏に有利という見方が出ている。

 「二度と大統領になるべきではない」。ペンス氏は7日、中西部アイオワ州で選挙戦を開始し、前政権で右腕として支えたトランプ氏を真っ向から批判した。

 かつてトランプ氏の盟友だったクリスティー前ニュージャージー州知事や、ノースダコタ州のバーガム知事も6日に立候補を表明。クリスティー氏はトランプ氏を「孤独で自己中心的」と呼び、指名レースで徹底的に攻撃する構えだ。

 候補者が増えれば票が割れ、トランプ氏の最大のライバルであるデサンティス・フロリダ州知事にとって不利になる。同氏は先週から選挙活動を本格化させたが、人付き合いが苦手とされ、ぎこちない有権者とのやりとりを取り上げる報道も目立った。

 各種世論調査の平均値によると、5月末時点の共和党内の支持率で2桁を超えるのは、53.2%のトランプ氏と22.4%のデサンティス氏のみ。比較的名前が知られているペンス氏でさえ3.8%にすぎない。他の顔触れも似たり寄ったりの数字で、トランプ氏の独走ぶりが際立つ。

 ただ、トランプ氏は18年の中間選挙で共和党の下院多数派を失い、20年大統領選では自らが敗北した。昨年の中間選挙でも、共和党の不振の要因をトランプ氏の極端な主張に求める向きが多い。

 さらにトランプ氏は、退任後に機密文書を持ち出した疑いで刑事訴追が迫っているとも伝えられる。反トランプ派のスヌヌ・ニューハンプシャー州知事は「彼を選べば(本選で)また負ける」と警鐘を鳴らした。

 共和党は8月23日にウィスコンシン州で開く初の候補者討論会について、4万人以上から献金を受けているなど一定の参加条件を設けた。トランプ氏不参加の可能性も伝えられる中、いかに存在感を示せるかが各候補の最初の試金石となる。

6825OS5:2023/06/10(土) 19:22:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a018c82fc25e7c1cc13691d836908d1c7c75b8a
共和党「トランプ一強」加速か 起訴が結束生む流れ
6/10(土) 11:30配信

産経新聞
米共和党のトランプ前大統領は機密文書問題での起訴について、自身を民主党のバイデン政権による迫害の「被害者」だと喧伝(けんでん)している。こうした主張は、共和党の支持基盤である保守層に根強い「リベラル勢力への敵意」と親和性が高い。起訴はトランプ支持者をいっそう結束させ、2024年大統領選に向けた共和党の候補者指名争いでトランプ氏の「1強」状態を加速させる可能性がある。

機密文書に軍事上の弱点情報 米司法省、トランプ氏起訴状を公表

8日夕に起訴の一報が流れた直後から、トランプ氏が立ち上げた交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」では、「ディープステート(闇の政府)を倒せ」「トランプのために祈る」などの投稿があふれた。南部フロリダ州にあるトランプ氏の邸宅マールアラーゴ周辺には、熱烈な支持者が集まった。

起訴はトランプ氏の地元フロリダ州の市民から選ばれた大陪審が決定した。だが、トランプ支持者の多くには、それすらも政権側からの「攻撃」と映る。トランプ政治を特徴づける「エスタブリッシュメント(支配層)との戦い」というナラティブ(物語)が強く、支持者はその枠組みで物事をとらえるためだ。

共和党では昨年11月の中間選挙後、自党の議席が伸び悩んだのは20年大統領選での敗北を認めないトランプ氏が原因だとの声が高まった。だが、トランプ氏が今年3月末、ポルノ女優への口止め料支払いを巡って起訴されると批判は鳴りを潜め、トランプ氏の支持率が急伸した。

調査機関ユーガブが今月初めに行った世論調査では、機密文書問題でトランプ氏の起訴を支持するとした回答が、民主党支持層で83%だったのに対し、共和党支持層では16%にとどまった。こうした共和党支持層の心情を、指名レースに参戦している他の候補者も読み取っている。

最大のライバルと目されるフロリダ州のデサンティス知事は8日、起訴は「法執行機関の武器化」だとツイッターで非難。投資家のビベック・ラマスワミー氏は「当選したらトランプ氏を恩赦する」と書き込んだ。

前出のユーガブ調査では機密文書持ち出しを「非常に深刻」「ある程度は深刻」な問題だと答えた人が全体の72%、共和党支持層でも63%にのぼった。今回の起訴がトランプ氏の足かせになる可能性もある。

ただ、バイデン大統領も機密文書を自宅などに不正に保管していたことが判明し、捜査対象となっている。トランプ氏が自分だけ起訴されたのは不当だと訴え、その主張が無党派層にも浸透すれば民主党に打撃となる。(ワシントン 大内清)

6826OS5:2023/06/24(土) 08:52:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef8ae9be72f06d8fa3d8be82af59b3aa4b5e5fd4
共和党・反トランプ派の元下院議員が出馬表明 米大統領選
6/23(金) 10:53配信

毎日新聞
米国の国旗=ゲッティ

 米共和党のウィル・ハード元連邦下院議員(45)は22日、2024年11月の大統領選に向けて、共和党候補指名を目指して立候補すると表明した。ハード氏は中央情報局(CIA)勤務などを経て、15〜21年にテキサス州選出の下院議員を務めた。共和党では唯一の黒人下院議員だった時期もある。党穏健派を中心に反トランプ派の結集を目指す方針だ。


 ハード氏は22日のビデオ声明で、世論調査でリードするドナルド・トランプ前大統領(77)を「無法者、自己中心的、失敗した政治家」と強く批判した。

 物価高や薬物依存症のまん延といった問題を挙げた上で、「(民主党の)バイデン大統領ではこうした問題を解決できない。だが、トランプ氏のような失敗した政治家を共和党候補に指名すれば、再びバイデン氏が勝つのは明白だ。共和党も、米国も、より良い状況がふさわしい」と訴えた。

 共和党の候補指名争いは、トランプ氏以外にも主要候補だけで10人以上が乱立している。【ワシントン秋山信一】

6827OS5:2023/06/25(日) 08:13:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/6adb1d06ab5bfd078a832a02bd9aa4da349ec722
米13州で中絶「違法」に 最高裁判決1年 民主、大統領選で争点化
6/25(日) 7:09配信


時事通信
23日、ワシントンで支持者と交流するバイデン米大統領(EPA時事)

 【ワシントン時事】米連邦最高裁が人工妊娠中絶の憲法上の権利を否定する判決を下してから、24日で1年。

 手術の規制権限が各州に委ねられた結果、共和党主導の13州で事実上中絶を禁じる州法が導入された。バイデン大統領率いる民主党は女性の選択の権利を守る姿勢を強調し、2024年大統領選の主要争点に据える構えだ。

 中絶の権利を支持する団体「グットマッカー研究所」によると20日現在、全米50州のうち13州で、母親の命に関わるなど極めて限定的な例外を除き、中絶が違法化された。妊婦は合法州へ移動を余儀なくされたり、経済的理由から中絶を諦めたりと、選択の権利は大きく狭まった。

 バイデン大統領は23日、判決から1年を前に、避妊薬などを入手しやすくする新たな大統領令に署名。ワシントン市内で開かれた女性の権利保護団体のイベントで、「われわれは黙っていない」と演説、権利回復のために闘うことを誓った。

 民主党が大統領選で争点化を狙う背景には、昨年の中間選挙で中絶の権利擁護を前面に打ち出し、女性有権者やリベラル層の支持を底上げした「成功体験」がある。バイデン陣営のジュリー・ロドリゲス選対委員長は米紙ポリティコに対し、「この問題は世論に訴え続ける。闘いの中心に据える方法を追求していく」と語った。

 対する共和党は、統一見解を示せずにいる。中絶反対の宗教保守派を支持者に抱える一方、極端な規制強化を掲げれば、穏健派・無党派層の離反が想定されるためだ。

 大統領選の候補者の間でも公約には隔たりがある。宗教保守の後ろ盾を持つペンス前副大統領は連邦法による中絶規制を約束したが、唯一の女性候補であるヘイリー元国連大使は否定的な見解を示す。デサンティス・フロリダ州知事が妊娠6週以降の中絶を禁じる州法を成立させると、トランプ前大統領は「厳し過ぎる」とこれを批判した。共和党支持層の分断も民主党の狙いの一つと言えそうだ。

6828OS5:2023/06/27(火) 09:11:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/5442142db765c5a03695d5db4b758e20d4cf3920
民主「泡沫」候補が健闘?  バイデン氏への高齢不安反映 米大統領選
6/27(火) 7:18配信


時事通信
ロバート・ケネディ・ジュニア氏=2日、ニューヨーク(AFP時事)

 【ワシントン時事】2024年米大統領選に向けた民主党の指名候補争いで、当初「泡沫(ほうまつ)候補」とみられていたロバート・ケネディ・ジュニア氏(69)が、世論調査で一定の支持を獲得する予想外の健闘を見せている。

 高齢で「2期目を全うできるのか」というバイデン大統領(80)への不安を反映した形だ。

 各種世論調査によると、党指名レースでは現職のバイデン氏が党内で50〜70%の支持率を得て圧倒的優位に立つ。だが、ケネディ氏も15〜20%と「泡沫」とは言えない水準。もう一人の民主党候補で作家のマリアン・ウィリアムソン氏(70)の支持率は、1桁にとどまる。

 ケネディ氏は新型コロナウイルス禍で「反ワクチン論」を唱え、陰謀論めいた主張を重ねるなど、民主党支持層との親和性は高くない。支持を集めているのは、ひとえに「故ケネディ大統領のおい」という知名度によるとみられる。

 バイデン氏は再選されれば、86歳で2期目を終える。今でも壇上で転倒したり、不明瞭な発言で周囲を戸惑わせたりと、身体・認知機能の衰えを印象付ける出来事は少なくない。

 ハーバード大などが14〜15日に実施した調査では、有権者全体の66%、民主党支持層の35%がバイデン氏は「大統領を務めるには高齢過ぎる」と回答。有権者の62%が2期目に「出馬すべきでない」と答えた。

 共和党も状況は似ており、党指名レースのトップを走るトランプ前大統領(77)について、同じ調査で55%が「出馬すべきでない」と答えた。20年大統領選の「バイデン対トランプ」が再現すると仮定した場合、69%が「別の選択肢が必要だ」と回答。有権者に広がる閉塞(へいそく)感を物語っている。

6829OS5:2023/06/28(水) 18:20:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f9f970f3a48494a38d4ab65ec43c4937f28654e
米大統領選 進歩派のウェスト氏、緑の党から立候補目指す
6/28(水) 17:29配信
毎日新聞
コーネル・ウェスト氏=米ニューハンプシャー州で2020年2月10日、AP

 2024年米大統領選に第3党からの立候補を表明している進歩派的な活動家で哲学者のコーネル・ウェスト氏(70)が、緑の党からの立候補を目指していることが判明した。同党から過去2回大統領選に立候補したジル・スタイン氏が27日、毎日新聞の取材に対し、ウェスト氏の党候補指名獲得に向けた活動に加わっていることを明らかにした。


 ウェスト氏はアフリカ系米国人の著名な政治思想家で、今月5日に第3党から立候補する意向を表明した。この際は「人民党」の候補者として臨む考えを示していた。しかし、17年設立の人民党は全米での基盤を持っておらず、大統領選ではほとんどの州で投票用紙に政党名と候補者名が記載されない可能性が指摘されている。

 一方、緑の党は、民主・共和の2大政党、小政党のリバタリアン党に次ぐ存在だ。全米に基盤を持ち、近年の大統領選では毎回候補者を擁立している。連邦選挙委員会によると、00年に288万票、16年に145万票を獲得。いずれも、主張が近い民主党支持層の票を激戦州で奪い、結果的に共和党候補を利する「スポイラー(妨害)効果」があったとみられ、注目を浴びた。

 スタイン氏は、ウェスト氏を「殺伐とした時代における深遠な希望の光だ」と称賛し、個人的に選挙運動のマネジャー代理を務めていると明かした。そのうえで、ウェスト氏は緑の党の指名争いの正式な候補者であり、「最有力候補であることは明らかだ」との見方を示した。ただ、予備選を終え、指名大会が行われるまでは、党としては特定の候補を支持することはないとの立場を強調した。

 エマーソン大が22日に発表した世論調査では、大統領選の本選を想定した設問で、民主党のバイデン大統領支持が43・5%、共和党のトランプ前大統領支持が43・4%で互角だった。だが、ウェスト氏を選択肢に加えた場合は、トランプ氏41・4%▽バイデン氏40・3%▽ウェスト氏5・8%――だった。【ワシントン西田進一郎】

6830OS5:2023/06/29(木) 09:34:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/dfdaeeec7fd7adf3e0d415135cbcbcdf5ac2a556
中南米、腐敗対処能力が後退 ベネズエラは最下位
6/28(水) 14:44配信

時事通信
ベネズエラのマドゥロ大統領(EPA時事)

 【サンパウロ時事】中南米諸国で政治の腐敗に対処する能力が3年ぶりに後退したことが、27日に公表された民間の年次調査で明らかになった。

 ベネズエラは2019年の調査開始から5年連続で最下位となった。

 調査はコンサルタント会社「コントロール・リスクス」などが中南米主要15カ国を対象に実施し、「腐敗対処指数(CCC)」として10点満点で数値化した。それによると、23年は全体指数が4.77と3年ぶりに前年を下回った。10カ国が前年よりも悪化したためで、報告書は「多くの民主主義や重要な組織が圧力にさらされている」と警鐘を鳴らした。

6831OS5:2023/07/02(日) 17:23:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/64cc6bda21efbb4f51a33f3f0766379431c61087
相次ぐ保守寄り判決に衝撃 米最高裁、強まる政治色 社会の対立激化
7/2(日) 7:06配信

 米連邦最高裁が歴史的な判例を覆す「保守寄り」の判決を次々に下し、米社会に衝撃を広げている。

 大学入学選考で黒人らを優遇するアファーマティブ・アクション(積極的差別是正措置)の否定など、一連の判断は社会の慣行を変えるインパクトを持つ。トランプ前政権下で保守派の判事が増えたことを背景に司法の政治化が進み、保守、リベラルの対立と社会の分断を一層深めている。

 ◇怒るバイデン氏
 「これは普通の裁判所ではない」。バイデン大統領は6月29日、アファーマティブ・アクションを「違憲」とした判決に憤りをあらわにした。アファーマティブ・アクションは1961年に民主党政権が導入して以来、企業の採用活動にも反映されるなど社会に浸透していた。

 最高裁は続く30日の判決で、同性婚カップルからの依頼を宗教上の理由で拒んだウェブデザイナーを支持。ニューヨーク・タイムズ紙は「信教の自由と対立する時、LGBT(性的少数者など)の権利が法的に弱いことを示唆した」と懸念を示した。

 さらに同日、最高裁は、バイデン氏が低・中所得者向けに導入した学生ローン減免策について、大統領権限の逸脱を理由に認めないと決定。再選を目指す2024年大統領選に向けた「目玉」の一つだっただけに、バイデン氏は「最高裁は憲法解釈を誤っている」と怒りをぶちまけた。当初とは別の法律を根拠とする新たな行政措置を追求し、司法判断に対抗する構えだ。

 ◇大統領選へ論争激化
 9人で構成する最高裁は、トランプ前大統領が保守系判事3人を送り込んだ結果、保守系6人、リベラル系3人の陣容となった。その「右傾化」は昨年、女性が人工妊娠中絶手術を受ける憲法上の権利を否定する判決を下したことで、一気に顕在化した。

 野党・共和党は一連の司法判断を歓迎している。トランプ氏はアファーマティブ・アクションの違憲判決を「誰もが待ち望んでいた」と絶賛。少数派優遇により「逆差別」を感じている白人有権者の鬱屈(うっくつ)を代弁した。

 24年大統領選に出馬しているペンス前副大統領は「3人の(保守派)判事の任命に一役買い、光栄だ」とツイートし、トランプ政権下で果たした役割をアピール。自身が大統領になれば、さらに保守系判事を増やすと約束した。

 ただ、大統領選への影響を見据えると、一連の判断が共和党に有利に働くとは限らない。中絶の権利見直しの判決は女性やリベラル層の怒りを買い、昨年11月の中間選挙で女性の権利保護を掲げた民主党を利する結果となったからだ。

 民主党は「共和党右派に支配された最高裁」(シューマー上院院内総務)と両者をセットで批判。人種的・性的少数派の権利擁護を訴え、無党派層の取り込みや、よりリベラルな傾向がある女性・若者票のてこ入れに取り掛かっている。最高裁の在り方は、大統領選の大きなテーマになりそうだ。

6832OS5:2023/07/02(日) 17:27:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/2675551f8c68176554739f2ac427583dfc37d138
米大学の多様性確保に試練 入学選考の人種優遇に違憲判決 慣習覆す・連邦最高裁〔深層探訪〕
7/2(日) 7:00配信


時事通信
29日、米東部マサチューセッツ州のハーバード大の敷地から出てくる人々(AFP時事)

 米連邦最高裁は29日、ハーバード大などが採用する人種を考慮した入学選考を「違憲」と判断した。これによって多くの大学で導入されている黒人ら人種的マイノリティー(少数派)を選考で優遇する「アファーマティブ・アクション(積極的差別是正措置)」の見直しが求められ、キャンパスでの多様性確保に影響が出そうだ。

 ◇アジア系を抑制
 訴訟の舞台の一つとなったハーバード大で、新入生に占めるアジア系の割合は20%台後半。原告のNPO「公平な入学選考を求める学生たち」(SFFA)は2014年、是正措置の対象でないアジア系の合格者数が「抑えられている」と主張して訴えを起こした。

 裁判では、成績のみに基づく選考だと入学者の40%以上がアジア系になると、大学側が内部で試算していたことが判明。アジア系には人物評価に低い点数を付けているとされ、黒人やヒスパニックは是正措置に基づいて加点されていたという。

 大学側は多様性重視の観点から人種考慮の必要性を強調した上で、アジア系への差別は否定。しかし、原告側の法廷助言者で米ノースウェスタン大の研究者、高橋桃子さん(33)は、9歳からの在米経験から「アジア系は成績が良いというイメージがある。学校側は努力を評価しない」と苦言を呈す。

 ◇「逆差別」との争い
 米国でのアファーマティブ・アクションは、1961年にケネディ大統領が人種間の不平等緩和を目的として、政府の請負業者に黒人従業員の増加を命じたのが始まり。名門大学も入学選考に採り入れたが、白人受験生が「逆差別」と反発し、その是非が裁判で繰り返し争われてきた。

 連邦最高裁は78年、大学が黒人ら少数派の定員枠を設けてはならないとする一方、人種を選考の基準の一つにすることを容認。03年もミシガン大を巡る訴訟で、是正措置を改めて認めた。

 しかし、ロバーツ最高裁長官は今回の判決で「学生は人種ではなく、経験に基づく個人として扱われなければならない」と指摘。ハーバード大などの入学選考が「憲法で保障された平等保護に違反する」として過去の慣習を覆し、「大学入試の是正措置を事実上終わらせた」(バイデン大統領)。

 ◇世論の半分は反対か
 世論調査機関ピュー・リサーチ・センターが3月27日〜4月2日、全米の同センター会員5079人を対象に実施した調査によると、大学の入学選考で人種などを考慮することには半数が反対、賛成は33%だった。このうち黒人は反対が29%で、賛成は47%。白人は57%が反対し、賛成は29%だった。訴訟の当事者となったアジア系は52%が反対し、37%が賛成と回答した。

 米国内では西部カリフォルニアなど複数の州で、過去に是正措置が禁止されてきた。この結果、州の公立大学で少数派の割合は激減している。サンフランシスコ大で教育学部長を務めたケビン・クマシロ氏は「入試の是正措置は決して万能薬ではなかった。しかし、人種から後退することは、大学が民主主義と正義を前進させることをさらに難しくする」と最高裁判決を批判した。(ワシントン時事)

6833OS5:2023/07/17(月) 17:36:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/21759ee9d84b2c5593511043cdcbfc1193aa22f2
トランプ氏、資金集めでも共和党のライバルをリード…起訴された後に小口の献金急増
7/17(月) 16:02配信


読売新聞オンライン
 【ワシントン=田島大志】2024年米大統領選の共和党指名候補争いで、トランプ前大統領が選挙資金集めで優位に立っている。自身への2度の起訴を逆手に取り、支持者からの献金増につなげた。資金集めで前評判の高かったフロリダ州知事のロン・デサンティス氏は伸び悩んでいる。

起訴逆手 献金増
 選挙資金は、テレビやインターネットの広告や遊説費用などに使われ、イメージや知名度を大きく左右する。トランプ氏以外の主要候補は5月以降に相次いで出馬表明しており、各候補者がそろった4〜6月分の発表が序盤戦の勢いを示す指標として注目される。

(写真:読売新聞)

 各陣営は連邦選挙委員会への収支報告が義務づけられており、4〜6月分は15日が締め切りだった。それに先立つ各陣営の発表や米メディアによると、トランプ氏陣営は3か月間に候補最多の3500万ドル(約48億円)超を集めた。1〜3月は1880万ドルで、ほぼ倍増した。

 トランプ氏は、機密文書をフロリダ州の邸宅に持ち出して不法に保持した罪などで3月と6月に起訴された後、「魔女狩りだ」などと訴え、支持者に献金を求めた。

 その後、オンラインの小口献金が急増し、トランプ氏は6月に「資金調達の記録を塗り替えた」と誇っていた。米メディアは「巨額の資金調達は2度の起訴後も党内の固い支持があることの裏付け」(ABCニュース)と分析している。

15日、米フロリダ州での保守系政治イベントで演説するトランプ前大統領=ロイター

 2021年1月の米議会襲撃事件後、党の主要献金者の間で「トランプ離れ」が進み、最有力の対抗馬となるデサンティス氏に流れるとみられていた。デサンティス氏が4〜6月に集めた資金は、トランプ氏の6割ほどの2000万ドル(約28億円)にとどまった。資金集めの初日に820万ドルを得たが、勢いを欠いている。

 米政治専門紙ポリティコは13日、「デサンティス氏の失速により、共和党の有力献金者の間に不安が広がっている」と報じた。一部は、黒人唯一の共和党上院議員のティム・スコット氏に流れ始めたという。

 一方、民主党のバイデン大統領陣営は14日、同期間に7200万ドル超を集めたと発表した。現職大統領は党全国委員会への寄付も合算される。共和党候補との単純比較はできないが、バイデン氏は候補指名が確実とみられており、本選にまとまった資金の投入が可能となる。

 ただ、再選を狙った過去の現職大統領と比べると、トランプ氏が19年の同時期に1億500万ドル、オバマ元大統領が11年に8600万ドルを集めており、バイデン氏の調達額は少ない。

 大統領選で各陣営は、候補者への直接の献金とは別枠として、個人や企業、団体からの献金額に上限がない「スーパーPAC」(特別政治行動委員会)とも連携している。

6834OS5:2023/07/17(月) 17:36:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/21759ee9d84b2c5593511043cdcbfc1193aa22f2
トランプ氏、資金集めでも共和党のライバルをリード…起訴された後に小口の献金急増
7/17(月) 16:02配信


読売新聞オンライン
 【ワシントン=田島大志】2024年米大統領選の共和党指名候補争いで、トランプ前大統領が選挙資金集めで優位に立っている。自身への2度の起訴を逆手に取り、支持者からの献金増につなげた。資金集めで前評判の高かったフロリダ州知事のロン・デサンティス氏は伸び悩んでいる。

起訴逆手 献金増
 選挙資金は、テレビやインターネットの広告や遊説費用などに使われ、イメージや知名度を大きく左右する。トランプ氏以外の主要候補は5月以降に相次いで出馬表明しており、各候補者がそろった4〜6月分の発表が序盤戦の勢いを示す指標として注目される。

(写真:読売新聞)

 各陣営は連邦選挙委員会への収支報告が義務づけられており、4〜6月分は15日が締め切りだった。それに先立つ各陣営の発表や米メディアによると、トランプ氏陣営は3か月間に候補最多の3500万ドル(約48億円)超を集めた。1〜3月は1880万ドルで、ほぼ倍増した。

 トランプ氏は、機密文書をフロリダ州の邸宅に持ち出して不法に保持した罪などで3月と6月に起訴された後、「魔女狩りだ」などと訴え、支持者に献金を求めた。

 その後、オンラインの小口献金が急増し、トランプ氏は6月に「資金調達の記録を塗り替えた」と誇っていた。米メディアは「巨額の資金調達は2度の起訴後も党内の固い支持があることの裏付け」(ABCニュース)と分析している。

15日、米フロリダ州での保守系政治イベントで演説するトランプ前大統領=ロイター

 2021年1月の米議会襲撃事件後、党の主要献金者の間で「トランプ離れ」が進み、最有力の対抗馬となるデサンティス氏に流れるとみられていた。デサンティス氏が4〜6月に集めた資金は、トランプ氏の6割ほどの2000万ドル(約28億円)にとどまった。資金集めの初日に820万ドルを得たが、勢いを欠いている。

 米政治専門紙ポリティコは13日、「デサンティス氏の失速により、共和党の有力献金者の間に不安が広がっている」と報じた。一部は、黒人唯一の共和党上院議員のティム・スコット氏に流れ始めたという。

 一方、民主党のバイデン大統領陣営は14日、同期間に7200万ドル超を集めたと発表した。現職大統領は党全国委員会への寄付も合算される。共和党候補との単純比較はできないが、バイデン氏は候補指名が確実とみられており、本選にまとまった資金の投入が可能となる。

 ただ、再選を狙った過去の現職大統領と比べると、トランプ氏が19年の同時期に1億500万ドル、オバマ元大統領が11年に8600万ドルを集めており、バイデン氏の調達額は少ない。

 大統領選で各陣営は、候補者への直接の献金とは別枠として、個人や企業、団体からの献金額に上限がない「スーパーPAC」(特別政治行動委員会)とも連携している。

6835OS5:2023/07/18(火) 22:57:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/758ad45c2c376f77806149f653efbcb70f5678ba
米超党派勢力が大統領選候補擁立を検討
7/18(火) 16:57配信

産経新聞
【米北東部マンチェスター=渡辺浩生】米国の第3政党グループ「ノーレーベルズ」は17日、ニューハンプシャー州マンチェスターで政策発表の行事を開催し、来年の大統領選では民主・共和両党の指名を見極めたうえで正副候補の擁立を検討する考えを示した。その際に出馬が取り沙汰される民主党穏健派のマンチン上院議員は、第3の候補は既存政党への有力な圧力だとしつつ、「決断はしていない」と明言を避けた。

過去、ニューハンプシャーは大統領選候補者選びでアイオワ州の党員集会に続く全米最初の予備選が行われ、指名の行方に大きな影響を与えてきた州。会場には州内外の有権者数百人が集まった。

ノーレーベルズ(無看板)は2010年に民主党の資金担当者だったナンシー・ヤコブソン氏が設立し議会の超党派活動を支援してきた。世論調査で無党派層が4割を超す状況下、来年の大統領選で初の「統一候補」擁立を模索する。

発表された政策集「コモンセンス(常識)」は、英思想家トマス・ペインが1776年に執筆し米国独立に影響を与えた小冊子の題名をもじり、「2大政党は国に最良なことよりもイデオロギーに突き動かされた怒りと極端な意見に支配されている」と批判する。

運動に参画するマクロイ前ノースカロライナ州知事(共和)は「(予備選が集中する3月の)スーパーチューズデーまでに両党の最終候補を見極める」とし、バイデン大統領とトランプ前大統領の指名を念頭に第3の候補擁立の可能性に言及。マンチン氏が共和党のハンツマン元ユタ州知事と登壇し、司会者が「正副大統領候補の組み合わせか」とただすと会場は沸いた。

左派の影響が強いバイデン氏の政策運営に反旗を掲げ「一匹おおかみ」と呼ばれるマンチン氏は「米国民に選択肢があると納得させるために来た」と語ったが、「まだ決断していない」とけむに巻いた。

「バイデン・トランプ対決」は両党穏健派や無党派層の不満が強いとされるが、第3の候補には民主の票が流れ「トランプ氏に有利」と民主党は警戒する。

6836OS5:2023/07/21(金) 11:16:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e09732bd2e174b22c76ced48185f2a77685485a
民主党「反バイデン」候補、連邦議員と公聴会で火花 共和党が招致
7/21(金) 10:23配信
毎日新聞
米国の国旗=ゲッティ

 2024年11月の米大統領選で民主党の候補指名獲得を目指しているロバート・ケネディ・ジュニア氏は20日、連邦下院司法委員会の「連邦政府の武器化」特別小委員会の公聴会に証人として出席し、バイデン政権や大手IT企業によるソーシャルメディアでの「検閲」を批判した。大統領候補の公聴会出席は珍しいが、今回は共和党がケネディ氏招致を主導した点も異例だ。公聴会ではケネディ氏と批判的な民主党議員がやり合い、共和党の思惑通りの展開となった。


 ケネディ氏は新型コロナウイルスのワクチン接種に反対し、民主党の一部からは「非科学的にワクチンを否定する陰謀論者」と批判されている。さらに公聴会直前、非公開の場で「新型コロナは特定の民族を標的にしたとの議論がある。白人や黒人が狙われ、ドイツ・北欧系のユダヤ人や中国人は最も免疫があった」と発言したことが報じられ、「ユダヤ人や中国人への差別を助長する発言だ」と非難された。

 20日の公聴会で、民主党議員らは「憎悪に満ち、証拠に基づかない言動だ」とケネディ氏の発言を次々と指弾。「ユダヤ系やアジア系を差別する言動を許すべきではない」として公聴会の中止を求める動議も提出したが、共和党の反対で退けられた。一方、ケネディ氏は「『検閲』をテーマにした公聴会を検閲しようとしている」と民主党議員らを批判。「私は人種差別主義者ではないし、新型コロナ以外のワクチンに反対しているわけでもない」と反論した。

 24年大統領選の民主党候補指名争いは、現職のバイデン氏が圧倒的優位を保っているが、世論調査ではケネディ氏も15%前後の支持を集めている。ケネディ氏への支持は「高齢のバイデン氏に対する不満の表れ」と評されている。【ワシントン秋山信一】

6837OS5:2023/07/26(水) 11:34:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/6aec792ecc155e5c923efedacf73432cd0c1158b
米「第三の党」に注目 トランプ氏利す? 民主警戒 大統領選
7/26(水) 7:10配信

時事通信
米政治思想家コーネル・ウェスト氏=2020年2月、ニューハンプシャー州ダーラム(AFP時事)

 【ワシントン時事】2024年米大統領選に向け、民主党でも共和党でもない「第三の党」の動きがにわかに注目を集めている。

 バイデン大統領率いる民主党は、左派や中道派の候補にバイデン氏への票の一部を奪われ、結果的に共和党の指名候補争いで首位を走るトランプ前大統領を利するのではないかと警戒している。

 キニピアック大が19日に発表した世論調査によると、米有権者の47%が「24年大統領選で第三政党への投票を検討する」と回答。無党派層では「検討する」が64%に上った。現時点で可能性が高いとされるバイデン氏とトランプ氏の再戦を嫌がる有権者の心情がうかがえる。

 こうした中、著名な急進左派の政治思想家コーネル・ウェスト氏(70)が今月、第三政党「緑の党」から出馬を目指す意向を表明した。貧困対策や軍事費削減など、同氏の主張は民主党左派の一部と重なる。

 また、超党派の政治団体「ノー・レーベルズ」のイベントに民主党中道派のマンチン上院議員(75)が出席。マンチン氏は大統領選への意欲を否定しておらず、第三政党からの立候補が取り沙汰されている。

 民主党系の調査会社が先月実施した世論調査では、バイデン、トランプ両氏の一騎打ちを仮定した場合、バイデン氏への支持は52%でトランプ氏を上回った。これに対し、第三政党の候補が参戦すれば21%の支持を獲得し、トランプ氏が40%、バイデン氏は39%でトランプ氏に有利になる結果が出た。

 二大政党制が根付いた米国では、第三政党の候補者が大統領選で勝利する可能性はほぼない。ウェスト氏の動きについて、米ABCテレビは「バイデン氏に急進左派が重視する政策をのませるため」とみる専門家の見方を紹介した。

6838OS5:2023/07/28(金) 08:40:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/36e65e374ddd67d252dbe9892289f4ac305e7f36
トランプ氏は誰を「パートナー」に? 注目される副大統領候補
7/28(金) 6:00配信
毎日新聞
演説するトランプ前米大統領=米中西部アイオワ州で2023年7月18日、AP

 2024年11月の米大統領選で、共和党の候補指名レースをリードするドナルド・トランプ前大統領(77)の副大統領候補選びが早くも注目されている。民主党の最有力候補であるジョー・バイデン大統領(80)やトランプ氏が高齢なため、大統領が健康問題などで職務を担えなくなった場合に職務を引き継ぐ副大統領への関心は、過去の大統領選に比べて高くなっている。

【写真】起訴されたトランプ前大統領の起訴状

 「率直に言って、ビベックは非常によくやっている」。トランプ氏は7月中旬、FOXニュースのインタビューで、共和党候補争いのライバルであるインド系の実業家、ビベック・ラマスワミ氏(37)を持ち上げた。その上で、ライバル候補の中から副大統領候補を選ぶかについて「可能性はある。大統領候補の何人かは非常に能力がある」と強調。党唯一の黒人上院議員であるティム・スコット氏(57)についても「政府の中で役割を担える」と評価した。

 トランプ氏にとっては大統領候補指名を獲得することが先決だが、世論調査での独走を受けて、米メディアは「パートナー」選びに早くも注目している。ラマスワミ氏は政治経験はないが、「リベラル思想の押しつけ」を批判して保守層にアピール。今年2月から地道に小規模な集会を重ね、若さと弁舌の巧みさを武器に支持を積み上げてきた。選挙・世論分析サイト「ファイブサーティーエイト」の各種世論調査の集計(7月24日現在)によると、支持率は51%で首位のトランプ氏、18・9%で追う南部フロリダ州のロン・デサンティス知事(44)に次ぐ6・4%で3位につける。

 スコット氏は演説の名手として知られ、黒人への訴求力が期待されている。6月末時点でトランプ氏に匹敵する約2100万ドル(約30億円)の選挙資金が手元にあるなど、資金集めにもたけている。2人とも政策はトランプ氏より保守的だが、「マイノリティー(人種的少数派)の起用」は非保守層にもアピールできる。

 一方、トランプ氏の支持者の間で人気が高いのは、22年の西部アリゾナ州知事選で注目された元ニュース司会者のカリ・レーク氏(53)だ。知事選での落選後も「選挙の不正」を訴え続ける姿勢はトランプ氏と共通しており、大統領選に向けても応援演説などでトランプ氏を側面支援している。女性ではレーク氏以外に、大統領選・党候補指名レースに参戦しているニッキー・ヘイリー元国連大使(51)や中西部サウスダコタ州のクリスティ・ノーム知事(51)の名前も挙がる。

 トランプ氏の支持者には、最大のライバルであるデサンティス氏との共闘を期待する声も根強い。フロリダ州で進める保守的な政策はトランプ派からも評価が高いが、デサンティス氏は「私はナンバー2のタイプではない」と否定している。1期目のパートナーだったマイク・ペンス前副大統領(64)は、20年大統領選の敗北を覆す工作への協力を拒んだことで、トランプ派からは批判されている。

 副大統領候補選びでは、大統領候補とは異なる支持層から票や資金を集める力が重視される。トランプ氏は20年大統領選で白人男性や農村部の有権者から支持を集めたが、広がりに欠けた面があり、女性やマイノリティーを選ぶことで支持層拡大を図る可能性がある。

 さらに24年大統領選では「副大統領の資質」にも過去になく注目が集まる。民主党の最有力候補であるバイデン氏は、カマラ・ハリス副大統領(58)とのコンビを継続するが、ハリス氏は目立った実績がなく、世論調査での支持率も「不人気」と評されるバイデン氏を下回る約40%だ。高齢のバイデン氏に任期途中でアクシデントがあれば「ハリス大統領」が誕生するだけに、トランプ氏は副大統領候補の討論会などでハリス氏を「攻撃」できるタイプの起用を検討するとみられる。【ワシントン秋山信一】

6839OS5:2023/07/31(月) 19:28:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/c735df4b9452dcd3a890f8146190b917ca91ac56
LGBT権利拡大に熱心なリベラル派に反旗 米共和党「WOKE」批判競う
7/31(月) 18:28配信

産経新聞
2024年米大統領選に向けた共和党の候補者指名争いで、民主党が掲げるリベラルな価値観を厳しく批判する候補が支持を集めている。こうした候補が演説で多用するキーワードが、人種問題や、LGBTなど性的少数者の権利拡大に熱心なリベラル派を揶揄(やゆ)する「WOKE(ウォーク)」という言葉だ。「WOKE」への敵意を煽って保守層を取り込む狙いだが、無党派層を遠ざけかねなジレンマもある。

「WOKE」は元来、黒人独特の英語用法から生まれた言葉で、歴史的に差別を受けてきた黒人の権利意識への「目覚め」といった意味合いがある。

だが、近年は保守派の間で、人種問題のみならず、女性やLGBTなどマイノリティーの保護、気候変動、移民問題といった課題で「左派的な政治姿勢」を批判する用語として定着した。特定の人種や性的志向への差別や偏見を助長しない中立的な表現を推奨する「ポリティカル・コレクトネス(政治的正しさ)」に対抗する動きだといえる。

米政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による各種世論調査の集計では、共和党指名レースで7月28日現在、トランプ前大統領が支持率52%でトップを独走。南部フロリダ州のデサンティス知事が2位(18%)、インド系投資家のラマスワミー氏が3位(5%)と続く。

3氏はいずれも反「WOKE」を前面に押し出す。トランプ氏は「(米国が)ばかげたWOKEからの攻撃にさらされている」と主張。デサンティス氏は、LGBTを巡る教育を制限するなど、知事として推進してきた政策を「WOKEとの戦争」と呼ぶ。政治的に無名だったラマスワミー氏も「『WOKE』が米国の能力主義を阻害している」などと主張し、予想外の健闘をみせている。

共和党を支持する保守派では、リベラルな価値観が浸透して社会が変容することへの拒否感を持つ人が多い。もっとも、保守層には聖書の権威を絶対視するキリスト教福音派や、政府の介入を拒否する自由主義的市場経済を主張する勢力など、多様な潮流が入り交じっている。「WOKE」のレッテルをリベラル派に張って対抗することで、多様な保守系グループを束ねられる、うってつけのキャッチフレーズとなっている。

共和党の指名争いは、来年1月に行われる初戦の中西部アイオワ州党員集会に向けた資金集めが熾烈(しれつ)になってきた。米調査機関モーニング・コンサルトは7月19日の報告書で、各候補が「WOKE」批判を競い合う状況は、党内の指名レースでは有利に働くものの、来年11月の大統領選本選では無党派層の離反を招く可能性があると指摘した。(ワシントン 大内清)

6840OS5:2023/08/03(木) 08:24:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/41f538f1c7311d946fa0164de1b0a6cf3bb50597
トランプ氏、返り咲きへ最大の難局 「選挙妨害」訴え強行突破 穏健派離反の可能性
8/3(木) 7:12配信

時事通信
トランプ前米大統領=7月28日、アイオワ州デモイン(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ前米大統領が2020年大統領選への介入を巡り起訴された。

 24年大統領選に出馬しているトランプ氏は、民主党政権による「選挙妨害」を訴えて強行突破を図るが、極端な主張は共和党穏健派や無党派の離反と隣り合わせだ。訴訟費用も膨らむ中、返り咲きに向けて最大の難局を迎えている。

 ◇強まる結束
 「なぜ2年半前に立件しなかったか? 私の選挙のさなかにやりたかったからだ!」。トランプ氏は1日、起訴を受けて交流サイトで「政治的迫害」を印象付けようとした。

 自身に都合の良い物語を作り上げ、同情を買う手法は、トランプ氏のお家芸だ。同氏は今年3月に不倫相手への口止め料に絡む記録改ざんで、さらに6月に機密文書持ち出しで起訴された際も「魔女狩り」を主張。狙い通り支持層は団結した。1日時点の各種世論調査の平均でも、トランプ氏は53.9%の支持を得て共和党候補の中で圧倒的首位に立つ。

 今年第2四半期に同氏が集めた政治献金は3500万ドル超(約50億円)で、第1四半期からほぼ倍増した。米メディアの分析では、8割が200ドル以下の小口献金といい、草の根人気も健在だ。

 ハーバード大が7月に実施した世論調査によると、共和党支持層の61%が20年大統領選でのトランプ氏の敗北を認めていない。大統領選の結果を覆そうとした罪で起訴されるという異常事態を迎えても、トランプ氏が再び大統領候補の指名を勝ち取る可能性が高い。

 ◇「選挙降りよ」
 ただ、トランプ氏の評価は、民主党支持層や無党派層を含めれば一変する。同じ調査では、トランプ氏が再び起訴されれば「大統領選から降りるべきだ」との回答が55%。さらに、56%が「起訴はトランプ氏に不利に働く」とみていた。

 陣営の政治資金報告によると、今年前半で集めた約5400万ドル(約77億円)のうち、弁護士報酬などに約2100万ドル(約30億円)を費やした。訴訟経費は今後さらに膨らみ、他の事件の公判日程も相まって選挙活動を圧迫する恐れがある。

 今回の事件は、選挙の正当性への挑戦という民主主義の根幹にかかわる罪状だが、仮に有罪になったとしても大統領選への出馬を止める法的規定はない。トランプ氏は訴訟費用を募るためにも選挙戦を突き進む構えだ。

 しかし、関連の動きが伝えられるたび、「非トランプ」の有権者に議会襲撃事件の忌まわしい記憶を呼び起こすことになる。選挙戦は、トランプ氏がじわじわと力を奪われる展開になりそうだ。

6841OS5:2023/08/06(日) 10:33:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b73acd4d2e05466372319476868b8a4e492b74f
ポスト「バイデン/トランプ」候補が火花 28年大統領選の前哨戦?
8/5(土) 11:46配信

毎日新聞
米民主党の西部カリフォルニア州知事、ギャビン・ニューサム氏=同州で2023年5月12日、AP

 米民主党のギャビン・ニューサム西部カリフォルニア州知事(55)と共和党のロン・デサンティス南部フロリダ州知事(44)が、テレビ討論会での「対決」に意欲を示している。リベラル系と保守系の州知事の代表格である2人は、2022年から教育や移民を巡る政策でたびたび対立。「ポスト・バイデン/トランプ」の有望株でもあり、早くも「28年大統領選の前哨戦」として注目されている。


 ◇深まる2人の因縁

 討論会は、保守系ケーブルテレビ局「FOXニュース」の著名司会者ショーン・ハニティ氏が6月のニューサム氏とのインタビューで提案した。「経済」「移民」など政策ごとに1分ずつ意見を述べた後に質疑を行い、次の政策テーマに移る形式を想定。計2時間の討論会を持ちかけられたニューサム氏は「そのアイデアに乗るよ。3時間でもいいくらいだ」と意欲を見せた。今月2日にハニティ氏から打診されたデサンティス氏も「ぜひやろう。場所と日時を決めてほしい」と乗り気になった。

 討論会の構想が浮上したのは、22年に2人の因縁が深まったことが背景にある。デサンティス氏が身分証確認の厳格化などによって投票機会を制限したり、性的少数者(LGBTQなど)に関する学校教育の規制強化を進めたりしたのに対して、ニューサム氏は22年7月に「自由が攻撃にさらされている。投票することを困難にし、教室での言論の自由を制限している」と批判するテレビ広告をフロリダ州で展開。「カリフォルニアは言論の自由やヘイト(憎悪)からの自由を信じている」と訴えた。

 一方、デサンティス氏は「フロリダでは人々を封鎖(ロックダウン)せず、個人の自由をしっかり守る」と反論し、新型コロナウイルス禍の中でカリフォルニア州よりも早期に社会・経済活動を再開させたと強調。生活費が高騰する同州から人口が流出し、州所得税がないフロリダ州は逆に流入が増えていることもアピールした。さらに、寛容な移民政策を訴えるニューサム氏への当てつけとして、南部国境から流入する移民希望者をカリフォルニア州に飛行機で移送するなど、両者の対立は深まっている。

 ◇認知度アップ、絶好の機会に

 討論会が実現すれば、2大政党の「顔」として認知度を上げる絶好の機会になる。デサンティス氏は24年の次期大統領選で党候補指名獲得を目指しているが、根強い人気のあるトランプ前大統領に支持率で差を広げられている。討論会で保守政治家の代表格として存在感を示せれば、仮に24年の党候補指名を得られなくても、28年の大統領選につなげられる。一方、ニューサム氏は、バイデン大統領が再選を目指すと決めたのを受けて24年大統領選は立候補を見送ったが、大統領へのステップアップの野心があると報じられている。

 米メディアによると、ニューサム氏は11月上旬に南部ジョージア、ノースカロライナ、西部ネバダ各州のいずれかで開催する案を提示している。いずれも大統領選で民主、共和両党が競り合う接戦州で、2人にとって討論会は「大統領候補」としての試金石となる。【ワシントン秋山信一】

6842OS5:2023/08/10(木) 09:52:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4ef3e67daf3882da8ab520b3d32da3a7b475a58
米国人の「出社嫌い」突出 在宅勤務が定着、経済を圧迫
8/10(木) 7:21配信

時事通信
市内地下鉄駅で降りる乗客ら=5月、ニューヨーク(AFP時事)

 コロナ禍発生から3年以上がたち、米国社会はほぼ正常化した。

 しかし、その間に在宅勤務がすっかり定着し、多くの会社員が職場に戻らない状態が続いている。米国人の「出社嫌い」は商業用不動産市場の悪化を招き、不動産融資を主要業務とする地方銀行の経営を圧迫。米景気の足を引っ張る一因になっている。

【ひと目でわかるグラフ】コロナ前と比べた各都市の出社率

 ◇「通勤は無駄」
 「効率的に仕事ができる。通勤時間は無駄だ」。ニューヨーク市の金融機関で株式トレーダーをしている米国人男性(50)は、在宅勤務の利点をこう強調した。ぜんそくの持病もあり、コロナ禍以降は週5日家で働く。「ストレスが減り、『燃え尽き』状態にもならなくなった」といい、今後も在宅を続ける意向だ。

 米国人が在宅を好む背景には、長い通勤時間や利便性に欠ける公共交通機関、広い家などがあると指摘されている。同市郊外に住む50代の金融調査員の男性は、「家ならパソコンまで60秒」だが、オフィスだと片道2時間かかる上、交通費も出ないと説明。出社はノルマの週3日だけだ。

 在米日本企業も、現地社員の在宅志向に苦慮している。米南部にある日系メーカーのオフィスは、月曜と金曜はガラガラだ。日本人社員は「最低出社日数は週1〜2日。増やしたら現地社員は辞めてしまう」と嘆く。

 ◇低い出社率
 米不動産サービス大手ジョーンズ・ラング・ラサールが5月に公表した推計によると、コロナ前を100とした場合の米主要都市のオフィス出社率は40〜60%程度。これに対し、欧州の都市は65〜85%、東京は80%、北京やソウルは100%で、米国の低さが突出している。

 一方、4〜6月期のオフィス空室率は同社調べで、ニューヨークが16.7%、サンフランシスコが28.3%。ロンドンの9.5%、東京の4.8%、ソウルの2.0%を大きく上回る。

 ◇地銀に経営リスク
 米国人の出社嫌いは、経済に暗い影を落としている。企業がオフィスを縮小する動きが広がった結果、ビル所有者の賃料収入が減り、ローンを返済できなくなる事例が増えている。

 商業用不動産向け融資の主な担い手は、地域に密着した地銀だ。貸し倒れが増えれば、破綻のリスクが高まる。米銀大手ウェルズ・ファーゴは「質の悪い融資を多く抱える銀行にとっては難しい局面になり得る」(エコノミスト)と警鐘を鳴らしている。

6843OS5:2023/08/15(火) 20:10:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/a925c502df03f06bcc47baed037c54d9bde1f256
アメリカの党派対立を培養する「ゲリマンダー」 “二極化”に拍車かける選挙区事情【国際政治のキーワード2023夏】
8/14(月) 12:02配信

FNNプライムオンライン

アメリカの政治用語の一つである「ゲリマンダー」という言葉は、中学だったか高校だったかの社会科の教科書に出てきたように記憶している。その由来は割愛するが、自分たちの都合の良いように選挙区の区割りもしくは線引きをすることを意味する。

【画像】“不自然な形”をしたアリゾナ州の連邦下院選挙区割り

自分勝手な選挙区割り「ゲリマンダー(ジェリマンダー)」
米語では“Gerrymander”と書くが、これを日本人が「ゲリマンダー」と発音すると、けげんな顔をされることが多い。Rの発音が明瞭でないことが原因になっているのかもしれないが、ゲリマンダーではなく「ジェリマンダー」と言うと納得してもらえるのが普通である。

筆者もこの自分勝手な選挙区割りをゲリマンダーと言ったらアメリカ人のプロデューサーにジェリマンダーと正されたことがある。発音記号を見ると[dʒɛriˌmændər]とある。やはりジェリマンダーの方がより正確である。

語尾にingを付けてGerrymanderingというとGerrymanderをすること・そういう区割りをすることという意味になるが、選挙区の区割り・線引きの見直し自体はRedistricting(リディストリクティング)という。アメリカでは10年毎の国勢調査の後、このRedistrictingが州毎に実施される。選挙によってだが、人口の増減に合わせて議員定数も増減することがあるのでRedistrictingも必要になるのである。

ただし、州全体が一つの選挙区になる大統領選挙・連邦上院議員選挙・州知事選挙では、区割りの見直しは無い。問題になるのは州毎の人口に合わせて議員数が割り当てられる連邦下院議員選挙や、事情は異なるが州議会選挙の区割りだけである。もっともこちらにも例外はあって、現在、連邦下院議員定数1だけのワイオミング州では、下院議員選挙の選挙区は州全体の1つしかないので見直しは無い。

そのRedistricting・新しい区割りを決めるのは州議会で、その時の州議会の多数派が自分たちに都合の良いようにGerrymanderingを試みるのが普通でもある。ただし、少数派にとってもそれは不都合ばかりとは限らない。多数派政党が自分たちの都合の良い区割りをすれば、残された選挙区が少数派政党にとって盤石になることも珍しくないからである。

裁判に発展することも…
揉めるのは、多数派政党が少数派政党盤石の選挙区を分割して自分たちが更に勝ちやすくしようとするとき等である。こうした時はご多分に漏れず裁判沙汰に発展することも多い。

最近の裁判沙汰の例を挙げると、アラバマ州の連邦下院議員選挙の新しい区割りをやり直すよう2023年6月にSCOTUS・連邦最高裁判所が命じた事例がある。

南部の保守州であるアラバマに割り当てられた連邦下院議席は現在7、このうち6議席を保守の共和党が占め、リベラルな民主党は1議席しか保持していない。率にしてみると14%強ということになる。しかし、アラバマ州の少数派、主に黒人の有権者は人口比ではおよそ27%いる。故に、アラバマの区割りは27%の少数派有権者の意向を充分に反映していないとしてSCOTUS・連邦最高裁判所は区割りのやり直しを命じたのである。保守派が優勢なSCOTUSでさえ、現状は不公平と断じたのは異例とも言われた事例である。

6844OS5:2023/08/15(火) 20:10:40
“不自然な形”の選挙区
他にも不思議な形をしたGerrymander選挙区を見つけるのは難しいことでは無い。

例えば、アメリカの選挙関連情報サイト、ファイブサーティエイトでチェックすると、アリゾナ州の連邦下院議員選挙区割りはこんな図になる。

左下の第7区にご注目頂きたい。これがGerrymanderingの結果であると断言する程の詳細な知識を筆者は持ち合わせてはいないのだが、明らかに不自然な形をしているのは一目瞭然である。この民主党のシンボル・カラーである青に塗られた選挙区の真ん中上と右下に伸びた細長い地区の形は不自然以外の何物でもない。特に右下部分はこの前の区割りより更に細く長く伸びているのだ。

邪推かもしれないが、この州の南側はメキシコということもあり、民主党支持者が多いヒスパニック系住民が住むエリアを無理やりひとまとめにしてあるのではないかと思われる。その結果、赤がシンボル・カラーの共和党候補がもともと勝ちやすい他の選挙区が共和党にとって更に有利になっているようにも思える。いわゆる激戦区、どちらが勝つか蓋を開けてみなければ全く分からない白色の選挙区は一つしかない。

結果、2022年の中間選挙ではアリゾナ州の連邦下院議員の議席は共和党が6議席、民主党が3議席を占めた。しかし、州全体が選挙区の連邦上院議員選挙と州知事選挙では、候補者の資質の問題もあったようだが、微差ながらいずれも民主党候補が勝利した。やはり区割りは無関係の2020年の大統領選挙でもアリゾナ州全体では僅差ながら民主党のバイデン大統領が勝利を収めている。

Gerrymanderingが生み出す党派対立
単純な小選挙区制の選挙でこのようなGerrymanderingが横行すると、政党別の議席は選挙区毎にどんどん固定化していく傾向が強まっていく。

ファイブサーティエイトの見立てでは、現在の区割りでは定数435の連邦下院議会のうち、民主・共和二大政党のどちらかが投票する前から盤石もしくは有利になっている選挙区が、候補者本人の資質は別として、395選挙区にも達している。そして、蓋を開けてみなければ結果が分からない本当の激戦区は40しかないという。そう、激戦区はもはや1割に満たないのである。

アメリカの選挙においては本選挙の前に原則、予備選挙が行われる。本選挙で公認される候補者を事前に党内の予備選挙で選ぶのである。そして、二大政党のどちらか一方が盤石な選挙区においては、予備選挙で勝ちさえすれば本選挙でも勝ち、議員に選ばれるのはほぼオートマチックである。結果として、連邦下院議会選挙の9割の選挙区においては、党内の予備選挙に勝つことが何よりも大事ということになる。本選挙において中間層や反対党の支持者に訴え掛けることは二の次になる傾向が強まるのである。

そこでは必然的に候補者は党内支持層の耳に心地良い主張をする。保守的な選挙区ではより保守的な、リベラルな選挙区ではよりリベラルな主張をする。そういう候補者が予備選で勝ち、本選挙でも勝つからである。勝たなければお話にならないのはどこの国でも、どこの選挙区でも同じだからでもある。

例えば、共和党のいわゆるトランプ派の政治家たちや民主党の一部左派議員が極端な主張をし続けるのは、裏を返せば、そうしなければ自分の次の予備選が危うくなるからでもある。下手な妥協をすると同じような主義・主張の別の候補に取って代られるのである。だから、連邦議会でも妥協をせずに自分たちの主張を声高に叫び続ける。これが特に連邦下院において党派対立と党内の路線対立が激化する一因になっているのである。

現在のアメリカ政治の宿痾とも言える激しい党派対立・路線対立は、社会全体の分断がその根本原因であることに疑いは無い。しかし、積年のGerrymanderingが生み出した選挙区事情が対立の培養地になってしまっているのも否定できない。Gerrymanderingは結果的に党派対立に拍車を掛けているとしか思えないのである。

【執筆:フジテレビ解説委員 二関吉郎】

二関吉郎

6845OS5:2023/08/16(水) 09:55:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/d5a450ec056165e1eae55bec4812f9d6f0733bb2
4事件で起訴のトランプ氏、共和党内の支持揺るがず…公判期日が選挙戦の重荷に
8/16(水) 8:19配信

読売新聞オンライン
 【ワシントン=田島大志】米国のトランプ前大統領は選挙介入疑惑を巡る今回の起訴によって、取りざたされてきた四つの事件全てで起訴された。2024年11月の大統領選に向け、指名候補争いで先頭に立つ共和党内の支持基盤に揺らぎは見られないが、本選では公判対応が重荷になりそうだ。


公判 無党派には影響も
米国のトランプ前大統領=ロイター

 トランプ氏は14日、SNSに「世論調査でリードしている政敵を、現職大統領が様々な形で起訴した。決して許してはならない」と投稿し、民主党のバイデン政権による政治的な動きだと主張。15日には今回の事件について「なぜ2年半前に起訴しなかったのか。(大統領選に向けた)政治運動の真っ最中に起訴したかったからだ」と批判した。

 こうしたトランプ氏の主張は共和党内に浸透している。同党のケビン・マッカーシー下院議長は14日、SNSで「選挙妨害のために政府を武器にした」とバイデン大統領を批判した。

(写真:読売新聞)

 四つの事件のうち「本丸」と見られていた21年1月の連邦議会占拠事件で1日に起訴された後も、党内で「トランプ離れ」は起きていない。米政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による最新の世論調査の党内支持率の平均は54・5%で、起訴前よりわずかに上昇している。米CBSニュースが2〜4日に実施した世論調査では、一連の起訴の目的が「トランプ氏阻止のため」との回答が共和党支持層で86%に上った。

 トランプ氏側は判決が出るのが大統領選の後になるよう、裁判の遅延を図る構えだが、公判期日が選挙戦と重なるのは避けられない。不倫の口止め料を不正に処理したとされる事件は来年3月、機密文書を不法に自宅に持ち出したとされる事件では来年5月に初公判が開かれる予定だ。

 CBSの調査では、起訴が「法の支配を守るためだと思うか」との問いに対し、無党派層は「はい」(52%)、「いいえ」(48%)と拮抗(きっこう)した。公判の対応が、本選でカギを握る無党派層の投票に影響を与える可能性がある。

6846OS5:2023/08/16(水) 23:42:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/7443aeac1611b83281a0291c08abbaed19d15a54
米大統領選、民主と共和の主要候補の顔ぶれ
8/16(水) 22:17配信

産経新聞
政治集会で演説するトランプ前米大統領(撮影・大内清)

米国で2024年11月にある大統領選に向け、共和党が今月23日、主要候補による討論会を中西部ウィスコンシン州ミルウォーキーで開く。共和、民主両党を通じ、出馬表明者による本格的な論戦の幕開けだ。両党の主な候補者の横顔をまとめた。

【写真】トランプ前大統領に代わる〝共和党の顔〟と注目されたロン・デサンティス氏

【共和党】

◆ドナルド・トランプ氏(77)

「彼らに討論させてみよう。誰が副大統領にふさわしいか分かるかも!」。トランプ前大統領は交流サイト(SNS)で7月末、8月23日の討論会に参加せず「高みの見物」に回る可能性をほのめした。自身の人気への自信がにじむ。

政敵を罵倒し挑発する手法は健在だ。自身が敗れれば、国民が民主党などリベラル層の「攻撃にさらされる」と主張する。

◆ロン・デサンティス氏(44)

2022年11月の南部フロリダ州知事選で大差で再選し、トランプ前大統領に代わる〝共和党の顔〟と注目された。だが、相次ぐトランプ氏起訴への反発から、同氏の党内求心力が高まると失速した。トランプ氏が敗北を認めない20年大統領選では「もちろん彼は負けた」と語り、対決姿勢を強めている。選対幹部を交代させるなど巻き返しを図っている。

◆マイク・ペンス氏(64)

インディアナ州知事を経てトランプ前政権副大統領。2021年1月、議会襲撃事件直後の上下両院合同会議で、バイデン氏勝利の確定手続きを取り仕切った。選挙不正を主張するトランプ氏から結果を覆すよう圧力を受けたが応じず、脚光を浴びた。トランプ氏勝利を信じる支持層の反感は根深く、厳格な中絶禁止を唱える保守姿勢にもかかわらず、低支持率に泣く。

◆ティム・スコット氏(57)

苦学の末、金融業を経てサウスカロライナ州議員、連邦下院議員と階段を上り、2013年、現職の辞任で空席となった州選出の上院議員となった。南部から黒人が上院議員となるのは南北戦争終結後初めて。再選を果たし、「肌の色ではなく人格によって評価される国に」と訴えた公民権運動指導者キング牧師の夢を実現したと誇った。弱者優遇策や人工中絶に反対する。

◆ニッキー・ヘイリー氏(51)

インド系移民の子で2011年に女性初のサウスカロライナ州知事に就任。トランプ前政権で国連大使を務めた。トランプ氏とは良好な関係を保ち、選挙で争うことはないとしてきたが、世代交代を求め今年2月、指名争いに名乗り。「強く誇り高き米国」をスローガンに、中国への対決姿勢を唱え、ロシアの侵略を受けるウクライナへの支援強化も主張する。

◆クリス・クリスティ氏(60)

2010〜18年、東部ニュージャージー州知事。16年大統領選に名乗りを上げ、指名争い撤退後はトランプ氏を支持。だが、20年大統領選での敗北を認めないトランプ氏を、「決して誤りを認めようとしない」と非難し、返り咲き阻止を訴える「反トランプ」派に転じた。ロシアの侵略を受けるウクライナについて米国は支援し続けるべきとの立場。

◆ビベック・ラマスワミー氏(38)

インド系投資家。主張の柱は、歴史的に差別を受けてきた黒人ら少数派(マイノリティー)に優遇枠を与えるアファーマティブ・アクション(積極的差別是正措置)の撤廃と徹底した「能力主義」だ。6月末、連邦最高裁が大学の入学選考での人種考慮を違憲としたことは追い風となりそうだ。政治では無名の「アウトサイダー」ながら予想外の健闘をみせる。

【民主党】

◆ジョー・バイデン氏(80)

民主党幹部からの支持を受け再選を目指す。生産拠点の国内回帰を進め、半導体産業の振興や温暖化対策で雇用創出を図る「バイデノミクス」で、中・低所得者層の底上げを図る方針だ。高齢のため任期をまっとうできるかとの懸念がある。最近も演説での言い間違えや転倒などで健康不安が広がり、ホワイトハウスは外遊などでも体調管理に注意を払う。

◆ロバート・ケネディ・ジュニア氏(69)

ケネディ元大統領のおいで弁護士。根強い人気の「ケネディ家」ブランドを生かし、バイデン大統領の対抗馬として名乗りを上げた。父は故ロバート・ケネディ元司法長官。交流サイト(SNS)に上半身裸で腕立て伏せをする様子を載せ、健康をアピール。高齢不安のあるバイデン氏と比べた若さも訴えたいようだ。反ワクチン運動で知られ、親族からの批判も招いた。

6847OS5:2023/08/22(火) 08:21:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/f538bdc11f980dd43edb2559e31bbe308f62d82c
米大統領選、第3政党に勝ち目は? バイデンvsトランプ「うんざり」派が期待
8/21(月) 19:52配信

産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】2024年11月の米大統領選が民主党のバイデン大統領(80)、共和党のトランプ前大統領(77)の一騎打ちとなることを懸念する無党派層や両党穏健派が「第3の候補」に期待を寄せている。40%程度の低支持率が続くバイデン氏に対し、トランプ氏に対する起訴は14日、4度目となった。両氏への不満は第3党に向かうのか。

「もし私が選挙に立ったら、私は勝つ」

7月17日、北東部ニューハンプシャー州マンチェスターの大学構内。第3政党グループ「ノーレーベルズ」の行事で民主党のマンチン上院議員(75)が語ると会場がざわめいた。

マンチン氏は左派の影響力が強いバイデン政権の政策に異議を唱えるなど超党派的行動で知られる。発言はノーレーベルズからの出馬に意欲を示したとして主要メディアに報じられた。

同19日にクイニピアック大が発表した世論調査によると、「第3政党候補の投票を考えるか」との質問に47%が「イエス」と答え「ノー」の比率と拮抗(きっこう)した。内訳は無党派層64%、民主・共和の支持層でそれぞれ35%、38%に上り「有権者の多くが現状維持は駄目だとしていることを明示した」とアナリストのティム・マロイ氏は指摘する。

マンチェスターの会場では新たな選択肢への渇望が渦巻いていた。東部ニュージャージー州から駆けつけたアーサー・キャッツさん(68)は「極端な政策を好む国民は一定程度いるが、その数に不釣り合いなほど民主も共和も左右極端に寄りすぎた。現実的政策を望む中道層を代弁する指導者がいない」と語る。地元の無党派、ジェイミー・ガニエさん(79)も「バイデン氏やトランプ氏には孫たちの国の未来を任せられない」と断言する。

ノーレーベルズは来年の民主・共和の予備選の行方を見極めて「勝てる確信が持てる」人物を条件に擁立を最終判断し、同4月、テキサス州ダラスで開催の全国大会に臨むシナリオを描く。「バイデン対トランプ」再来が決定的になれば、マンチン氏を軸にハンツマン元ユタ州知事(63)やホーガン前メリーランド州知事(67)ら共和党穏健派を加えた正副候補が取り沙汰される。

草の根レベルの第3党組織「フォーワード(前進)党」は発足1年を迎えた。24年は大統領選ではなく地方選に絞り議席獲得を目指すが、共同創設者のホイットマン元ニュージャージー州知事(共和)は1周年の行事で「これほど多くが(既存政党に)うんざりし民主主義が危機にひんしたときはない」と訴えた。

第3政党の大統領候補といえば1992年、96年に出馬した実業家のロス・ペロー氏が想起される。同氏が92年、共和党票を奪ったことはブッシュ(父)大統領が再選を逃す一因となった。2024年も第3政党候補の勝利は困難とみられるが、民主党左派はバイデン氏の支持を奪いトランプ氏を返り咲かせる「スポイラー(壊し屋)」になることを警戒する。

共和党の元選挙参謀、カール・ローブ氏は米紙ウォールストリート・ジャーナルのコラムで「トランプ氏が候補になれば、共和党も神経質になるはずだ」と述べ、機密文書事件など司法追及が深まるトランプ氏にも「ノーレーベルズは脅威となる」との見方を示した。

6848OS5:2023/08/25(金) 09:56:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/f5e0b5ba47bf00a6b9245b1b14783de24ee93ac1
若手ラマスワミ氏、急浮上 無名候補から3番手に 米共和・大統領選
8/25(金) 7:10配信

時事通信
23日、米ウィスコンシン州ミルウォーキーの共和党の討論会会場に到着した実業家ビベク・ラマスワミ氏(AFP時事)

 【ミルウォーキー(米ウィスコンシン州)時事】来年の米大統領選に向けた共和党の候補者指名争いで、最年少の実業家ビベク・ラマスワミ氏(38)が勢いを伸ばしている。

 政治経験のない無名候補として参戦したが、テレビ・ラジオ出演やインターネットを活用した精力的な発信を繰り返し、党内支持率で3位に浮上。23日の第1回候補者討論会でも存在感を示した。

 「漸進か、革命か。私は革命の側に立つ」。ラマスワミ氏は初の大舞台で気勢を上げた。歯切れの良さが持ち味で、他候補に積極的に攻撃を仕掛ける姿はトランプ前大統領(77)と重なる。

 その半生は「アメリカン・ドリーム」そのものだ。中西部オハイオ州に生まれ、両親はインド系移民。イエール大法科大学院を修了後、バイオテック企業を立ち上げて成功した。選挙戦に妻と幼い息子2人を伴い、空き時間には独自のポッドキャストの配信も欠かさない。

 孤立主義的な外交姿勢や官僚機構の敵視など、主張は極端で粗削りだ。討論会では「外交を知らない」(ヘイリー元国連大使)、「職業訓練の場ではない」(ペンス前副大統領)などとライバルの標的になった。

 各種世論調査の平均によると、出馬表明時1%に満たなかった党内支持率は22日現在、7.2%に上昇。55.4%で圧倒的にリードするトランプ氏には遠いものの、14.3%に失速したデサンティス・フロリダ州知事(44)を脅かしつつある。

 シカゴからラマスワミ氏の応援に駆け付けた自営業ポール・フェーレンバッカーさんは、「はっきりした物言いと起業家精神が好き」と話す。「トランプは4回も起訴され、選挙戦でエネルギーを失うだろう。若い世代に期待したい」。

6849OS5:2023/08/26(土) 20:41:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/a69e1431c8ab0750884a9908fbc7e13d6c833e1e
米国で無名歌手の曲が異例のヒット トランプ派の政治利用が影響か
8/26(土) 20:30配信

毎日新聞
カントリー音楽の曲「リッチモンドの北にいる金持ちどもよ」が米国で異例の大ヒットとなった無名の歌手、オリバー・アンソニー・ミュージックさん=米南部ノースカロライナ州で8月19日、AP

 米国で無名歌手によるカントリー音楽の曲が異例のヒットを記録している。地方の労働者の悲哀など、トランプ前大統領の支持層に響く歌詞が多く、トランプ派は「保守派のアンセム(象徴する曲)」と政治利用を図っている。


 「リッチモンドの北にいる金持ちどもよ」と題し、南部バージニア州リッチモンドの約160キロ北にある首都ワシントンの政治家を批判した曲。23日に中西部ウィスコンシン州で開かれた共和党の大統領候補によるテレビ討論会の冒頭、流された。

 「魂を売り、一日中働き、ばかげた給料のために何時間も残業し……」。そんな歌い出しの曲は無名の歌手、オリバー・アンソニー・ミュージックさんが10日に発表した。本名はクリストファー・アンソニー・ランスフォードで、歌手名は祖父の名にちなむ。

 上向かない暮らし、税金の無駄遣い、腐敗した権力――。「新しい世界で生きる古い魂」と自らを表現し、「私やあなたのような人たちにとって、ひどく残念な世の中になった。目覚めて『これは現実じゃない』となってほしいが、まぎれもない現実だ」と歌う。

 フェイスブックで公表した経歴によると、アンソニーさんは30歳前後の男性。高校中退後、製紙工場の作業員や製造業の営業マンとして働いた。「プロの歌手になろうとは考えたこともない」という。しかし「政治家は鉱山労働者にも目を向けてくれ」「福祉の甘い汁を吸う肥満者」といった直球の歌詞は、民主党の政策を「過剰な福祉」と批判する保守層や共和党支持者の間で話題になった。

 「感じたことをそのまま歌った」という曲は、アンソニーさんと似た境遇にある地方の労働者の思いを代弁する。「あいつらは全てをコントロールしたいだけ」と党派を問わずに政治家を批判しているが、結果として「既存政治への不満」「衰退する米国の再生」を訴えるトランプ氏と親和性の高い曲になった。

 「琴線に触れる」(トランプ派の政治家レーク氏)、「労働者階級に起きたことを表す歌だ」(保守系FOXニュースの司会者イングラハム氏)などと著名人に紹介されたことで、音楽アプリのダウンロード数が爆発的に伸びた。8月中旬のビルボードの週間チャートでは著名歌手を抑えてトップに躍り出た。過去にヒットチャートに入ったことのない歌手の曲が首位になるのは史上初だという。

 一方、リベラルメディアでは批判的な論評が目立つ。米CNNは「主流のポップカルチャーを嫌う人たちが、自らの政治的立場を擁護するためならお金を使うという状況が背景にある」と指摘。米紙ニューヨーク・タイムズも、保守派が自分たちの思想に沿う映画や楽曲のヒットを後押しする傾向の一環だと分析した。

 アンソニーさんは、政治的には中立だと説明。25日に公開した動画でも「保守派の人たちが、私のことを彼らの一部であるかのように言うのはしゃくに障る」と不快感を示し、「(共和党の)大統領候補の討論会で私の曲を流すなんて奇妙なことだよ。あの人たちの(批判の)曲を書いたのにね」と苦笑いを浮かべた。【ワシントン秋山信一】

6850OS5:2023/08/31(木) 10:33:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/fad72be83029d9981032da531e8caa39e5f398fc

米共和党重鎮、また言葉出ず 81歳、健康に不安
8/31(木) 7:30配信

時事通信
米共和党上院トップのマコネル院内総務(手前)=7月27日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】米共和党上院トップのマコネル院内総務(81)が30日、地元ケンタッキー州での記者会見で突如言葉に詰まり、発話できなくなった。

 マコネル氏は7月にも会見で同様の状態に陥ったばかりで、健康不安が一段と強まっている。

 マコネル氏は記者から「2026年の再選出馬に関するあなたの考えは」と質問された後、約30秒間にわたって一点を見詰めたまま沈黙した。米メディアによると、マコネル氏の報道担当者は「一瞬ふらついた」と説明しており、医師に相談するという。

 マコネル氏は07年から共和党上院トップを務め、在任期間は米史上最長。3月に転倒して脳振とうを起こし、入院していた。

6851OS5:2023/09/03(日) 10:51:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ee6e79499c3314121d1c444ffa83dae6e1aa3cf
バイデン氏が被災地訪問 「政敵」デサンティス州知事は同行せず
9/3(日) 9:42配信

毎日新聞
米南部フロリダ州でハリケーン「イダリア」の被災地を視察後に演説するバイデン米大統領=2023年9月2日、AP

 バイデン米大統領(民主党)は2日、ハリケーン「イダリア」の被害を受けた南部フロリダ州を訪問した。大統領の被災地訪問では地元首長が同行することが多いが、政敵であるデサンティス州知事(共和党)はバイデン氏と面会しなかった。公の場でバイデン氏と同席する姿が報じられれば、正念場を迎えている2024年大統領選の党候補指名争いにマイナスになると判断したとみられ、災害対応でも深刻な党派対立が影を落とす形になった。


 米メディアによると、バイデン氏はヘリコプターで上空から同州ライブオーク周辺の被災地を視察した後、被災者らと面会。地元選出のスコット上院議員(共和党)や市長らから被災地支援の状況について説明を受けた。デサンティス氏の不在については「失望していない。何か理由があったのだろう」と記者団に語った。

 一方、デサンティス氏はバイデン氏の訪問について、厳重な警備が必要になるため、被災地の復旧活動に支障が出かねないと懸念を示していた。2日には別の被災地を訪問し、被災者への配給を手伝ったという。

 22年9〜10月にハリケーン「イアン」の被害が出た際には2人で被災地を視察しており、今回のハリケーン対応でも電話で頻繁に協議するなど実務面では連携していた。

 24年大統領選でバイデン氏は民主党、デサンティス氏は共和党の候補指名を目指しており、本選で対決する可能性も見据えて互いに批判し合っている。ただ、トランプ前大統領の有力な対抗馬と目されてきたデサンティス氏は支持率が下落し、2番手の座も危うくなっている。【ワシントン秋山信一】

6852OS5:2023/09/13(水) 11:51:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/911ef01543a43b56a7eda5379421089e9661e672
マッカーシー下院議長、バイデン氏弾劾に向けた調査開始を指示…次男ハンター氏の疑惑に絡み
9/13(水) 10:26配信
読売新聞オンライン
マッカーシー米下院議長=AP

 【ワシントン=淵上隆悠】米野党・共和党のケビン・マッカーシー下院議長は12日、バイデン大統領の次男ハンター氏の海外ビジネスを巡る疑惑に絡み、バイデン氏の弾劾(だんがい)訴追に向けた調査の開始を下院の関係委員会に指示した。


 下院共和党は、ハンター氏が民主党・オバマ政権下で副大統領だったバイデン氏の立場を利用して、ウクライナなどで不正に関与した可能性があると主張している。マッカーシー氏は12日、議会内で記者団に対し、「職権乱用や捜査妨害、汚職の疑いがある」と訴えた。下院の監視・説明責任、司法、歳入の3委員会が主導して調査すると説明した。


 ただ、バイデン氏の弾劾が実現する可能性は低いとみられている。弾劾に向けた訴追には下院の過半数の賛成が必要だ。訴追できても上院での弾劾裁判では出席議員の3分の2の賛同がなければ有罪にはできない。

 いずれも現状では、ハードルが高いのが実情で、ホワイトハウスの報道担当官は声明で、「不正の証拠はまったくない。極端な政治的行為で最悪だ」と非難した。

6853OS5:2023/09/15(金) 07:46:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/45a937481bbf34c8293076e6ff41829b157764d2
米共和党ロムニー氏、次期上院選出馬せず 「反トランプ」代表格
9/14(木) 11:43配信


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毎日新聞
米国の国旗=ゲッティ

 米共和党のミット・ロムニー連邦上院議員(76)は13日、2024年11月の上院選に立候補しないと表明した。25年1月の任期末で政界を引退する公算が大きくなった。12年大統領選では党候補指名を勝ち取ったが、民主党のオバマ大統領に敗北し、19年からは上院議員を務めていた。トランプ前大統領に批判的な共和党穏健派の代表格の退任表明は、分極化が進む米政界を象徴する一幕となった。

【2020年米大統領選】礼賛一色「トランプショー」 異例の米共和党大会

 ロムニー氏は13日の声明で、次の上院議員の任期(6年間)には80歳を超えることを踏まえて「次世代のリーダーたちの出番だ。彼らが、自分たちが生きていく世界を構築する決断をしなければならない」との考えを示した。

 13日の米紙ワシントン・ポストのインタビューでは、24年の次期大統領選について「トランプ氏か、バイデン氏が、次の大統領になるだろう」との見通しを示した上で、「重要な問題に関して、バイデン氏は(米国を)導いていけないし、トランプ氏は導いていくつもりもない」と両氏を批判した。

 ロムニー氏は経営コンサルタント、02年のソルトレークシティー冬季オリンピック組織委員会会長、東部マサチューセッツ州知事などを歴任。08年大統領選では党候補指名争いで敗れたが、12年大統領選では共和党候補として本選に進んだ。18年の上院選は西部ユタ州で当選。トランプ氏の2度の弾劾裁判では、共和党の上院議員として唯一、いずれも「有罪」を支持した。【ワシントン秋山信一】

6854OS5:2023/09/17(日) 09:46:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/0c103c17dda0340f3e89058d534238d54ddd503d
バイデン氏、再選へ試練 自動車労組スト、次男起訴 米大統領選
9/17(日) 7:20配信

時事通信
15日、全米自動車労組(UAW)のストを受け、ホワイトハウスで演説するバイデン米大統領(EPA時事)

 【ワシントン時事】全米自動車労組(UAW)のストライキ入りを受け、バイデン米大統領が支持基盤である組合への配慮と米経済への打撃回避との間で板挟みに遭っている。

 次男のハンター氏が銃不法所持などの罪で起訴される悪材料も重なり、来年の大統領選での再選に向けて試練を迎えている。

 「労働者の不満は理解できる。企業側はさらに努力すべきだ」。バイデン氏は15日、史上初の自動車大手3社の一斉スト入りという事態を受けて急きょホワイトハウスで演説。「米史上最も労組に近い大統領」の異名の通り、組合側に寄り添う姿勢を示した。

 ただUAWはストの拡大も示唆するなど強硬姿勢を崩していない。米メディアによれば、ストが10日間続けば50億ドル(約7400億円)の経済損失につながるとの試算もある。長期化は「バイデノミクス」と政権が誇る堅調な経済に冷や水を浴びせかねない。

 米消費者心理には既に、長引くインフレが重くのしかかっている。USAトゥデー紙の最新世論調査では、国民の59%がバイデン政権の経済政策を「支持しない」と回答。経済回復に関してバイデン氏とトランプ前大統領のどちらをより信頼するかを尋ねると、47%が「トランプ氏」と答え「バイデン氏」の36%を上回った。

 さらに今週、長年バイデン氏の不安要素とされてきたハンター氏の問題が相次いで表面化した。野党共和党は12日、ハンター氏の海外企業との取引に関してバイデン氏の弾劾訴追に向けた調査を開始。14日にはハンター氏が薬物依存下での銃不法所持で起訴された。バイデン氏は仮にハンター氏が有罪となっても「恩赦しない」(ジャンピエール大統領報道官)方向だが、共和党が攻勢を強める中、当面防戦を強いられそうだ。

6855OS5:2023/09/19(火) 12:51:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/a61043e0aa1242544e61c1a73798b7057987e8cc
米上院、議場でネクタイ不要に 民主主導「リベラル化」、共和反発
9/19(火) 10:45配信

毎日新聞
米連邦議会議事堂内をノーネクタイで歩く民主党のフェッターマン上院議員=2023年9月6日、AP

 米連邦上院で18日、多数派の民主党の主導で議場でのドレスコード(服装規定)が緩和され、男性議員はジャケットやネクタイの着用が不要になった。米メディアが報じた。

 民主党上院トップのシューマー院内総務は「上院議員は議場で何を着るかを選べる。私はスーツの着用を続ける」と述べた。共和党の一部は緩和に反発しており、リー上院議員は「ズボンは必須。任意じゃない」と皮肉交じりに批判した。

 報道によると、上院の議場でのドレスコードは慣例で男女とも「ビジネスアタイア」とされ、男性はジャケットやネクタイの着用を求められていた。女性は2019年に袖なしの服の着用を認められるようになった。

 シューマー氏は今回、議場出入り口で服装をチェックする守衛に対して、今後は議員へのドレスコードのチェックは不要だと指示した。一方、議場に入る議会職員や議員の補佐官らには従来通り、ビジネスアタイアの服装が求められる。

 ドレスコードの変更の理由は不明だが、22年11月の上院選では、ジーンズにパーカ姿を定番とする民主党のフェッターマン氏(東部ペンシルベニア州選出)が当選。民主系の会派に所属する西部アリゾナ州選出のシネマ上院議員も、色彩やデザインがユニークな服装で知られており、議場でも「リベラル化」を進める狙いがあるとみられる。一方、共和党が多数派の下院では従来通り、フォーマルな服装が求められる。【ワシントン秋山信一】

6856OS5:2023/09/22(金) 13:19:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ee0587da8633cac787577b5e220e8a2c3216d4b
バイデン政権、ベネズエラ移民47万人を就労可能に 越境者急増で
9/22(金) 10:36配信
毎日新聞
米国を目指すベネズエラ人たち=米国とメキシコの国境付近で2023年9月21日、ロイター

 米国土安全保障省は20日、ベネズエラから入国して米国に滞在している移民約47万人に対し、一時的に就労できる資格を与える措置を発表した。ベネズエラをはじめとする中南米からの移民は近年、ニューヨーク市などで急増している。市長らは、移民が社会的なセーフティーネットに頼らず生活するために速やかな就労を認めるようバイデン政権に求めていた。

 同省によると、7月末までに入国したベネズエラ人に対し、18カ月の一時保護資格を与える。この資格は、自国の状況が安全な帰還を妨げている場合、米国に滞在している個人を強制退去から保護するためのもので、就労も認められる。ベネズエラの不安定性が増しているため適用すると説明している。これにより、新たに資格を得られるのは約47万2000人の見通しという。

 バイデン政権下では、「移民に寛容」というイメージから、南部国境を越えて来る移民希望者が殺到。国内政治や経済が混乱しているベネズエラ出身者が急増している。越境者は、南部の州はもちろん、ニューヨークやシカゴなど民主党が地盤とする大都市にも押し寄せている。受け入れにかかる予算や宿泊場所の確保などを迫られる自治体は対応に苦慮しており、バイデン政権に措置を求めていた。

 同省は、8月以降に入国した移民は対象外だとしている。ただし、既に越境した移民に法的な保護を与えることで、新たな移民の越境を促すだけではないかという懸念も残っている。【ワシントン西田進一郎】

6857OS5:2023/09/28(木) 08:13:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/d12e8d1d83cf86013978e71f9fb112f323cfcba2
たった1人の中絶反対議員のために…米軍幹部300人超の昇進人事がストップ 「中国を利するだけ」同盟国日本への影響も
9/27(水) 12:22配信

FNNプライムオンライン
FNNプライムオンライン

国の安全保障を賭けた政治的チキンゲーム

秋の爽やかな風を受け、芝生が緑輝く9月中旬。連邦議会の敷地内の広場には、300人を超える現役の軍人の写真や名前が掲げられ、まるで墓地のような光景だった。全員が昇進の承認を理不尽に止められている軍人たちだった。


中には、米軍制服組トップの統合参謀本部議長に加え、陸軍参謀総長、海兵隊総司令官に指名され、各軍のトップ就任するはずの指揮官も含まれていた。このうち米軍海兵隊トップとなる司令官の不在は、当時の司令官が死去した1859年以来164年ぶりで、歴史上、異例の事態が続いていた。

“墓地”の前でFNNの取材に応じたポール・イートン元米陸軍少将は、「承認人事が見送られていることは、国家安全保障上の危機だ。その影響は5,6年先まで及ぼすだろう」と訴えた。さらに弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮や中国、ロシアの動向も踏まえ「影響は、同盟国の日本へも及んでいく」と危機感をあらわにした。

何百人もの承認が延期されると現場では、何が起きるのか。陸軍と空軍の参謀総長、海軍作戦部長らは、覇権を強める中国やロシアによるウクライナ侵攻などに対する米軍の対応を指揮し、数十万人の動きを統括する。

トップの不在中は、承認が保留されたまま「代行」の形でその役を担うが、国防総省は、適切な時期に適切な指揮官がその地位に就けなければ「即応能力を低下させ続け、米国民などの命を危険にさらすことになる」と語る。

軍幹部の承認人事を止める、たった一人の上院議員

米軍幹部の人事は、大統領の指名と上院の承認が必要となる。上院では、伝統的に投票は経ずに全会一致で承認しているが、一人でも反対者がいれば投票となる。

この権力を利用したのがアラバマ州選出の上院議員トミー・タバビル氏(共和党)だ。タバビル氏は、連邦最高裁が中絶の合憲性を認めない判決を出したにも関わらず、国防総省が軍人の中絶を保証しているとして、承認人事を次々と保留している。

国防総省は、中絶が認められない州から認められた州に行く必要がある軍人に休暇と旅費を支給しているが、タバビル氏は、その政策を廃止しない限り譲らないとしているのだ。

これについてタバビル氏は、FNNの取材に対し、「人事の保留は米軍の即応能力に影響はしない。国防総省やバイデン大統領が、中絶を促進するために違法に税金を費やしている。それが続く限り、保留を続ける」と述べ、従来の主張を曲げない考えを示した。

「中国への贈り物」年末までに全体の8割に影響が及ぶ恐れ

国防総省によると、今月21日の時点で、同様の理由で316人(空軍、陸軍、海軍、海兵隊、宇宙軍)の人事の承認が滞っているほか、年末までに軍幹部850人超のうち4分の3にあたる650人が、タバビル氏の人事保留の影響を受けると見積もる。

一方、昇格人事の保留の影響は、軍人本人だけではなく、その家族にも多くのストレスを与えているという。21日、“墓地“を訪れた女性はFNNの取材に対し「知人の家族は、いつ引っ越すかわからず、子どもを学校に入学させることができない。煉獄の中にいるようだ」と語った。実際に何千人もの軍人の家族が、いつ引っ越さなければならないのか、当分の間どこに住めばいいのかわからず、宙ぶらりんの状態に置かれるという。

こうした状況を受けて、上院民主党トップのチャック・シューマー院内総務は、20日から21日にかけて上院の投票による採決に踏み切り、米軍制服組トップの統合参謀本部議長と陸軍参謀総長、海兵隊総司令官の指名を承認した。

上院は、長時間の審議を避けるため、軍人の人事をひとまとめにして承認しているが、タバビル氏の影響で、現時点ではそれは不可能だ。チャック・シューマー氏によると、理論的には候補者を個別に承認することができるが、そうすれば上院の議場で700時間近くを費やすことになると話している。

現地メディアからも保留者全てを承認するには、数カ月、または来年の大統領選挙まで長引く可能性があるとの見方も出ている。これについて国家安全保障の専門家からは、「タバビル氏が、国家安全保障を危険にさらしていることに同意していることと同様だ。これは中国に毎日与え続ける贈り物だ」との声も聞こえてくる。民主義陣営の守護神となる米軍が社会の分断によって翻弄されている。

(FNNワシントン支局 千田淳一)

千田淳一

6858OS5:2023/09/28(木) 17:18:42
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023092700693&amp;g=int
激戦州で労組票巡り火花 バイデン、トランプ両氏が訪問―米大統領選
2023年09月28日07時07分

26日、中西部ミシガン州のスト現場を訪れたバイデン米大統領(中央)(AFP時事)
26日、中西部ミシガン州のスト現場を訪れたバイデン米大統領(中央)(AFP時事)

トランプ前米大統領=25日、サウスカロライナ州サマービル(AFP時事)

 【ワシントン時事】来年11月の米大統領選に向け、バイデン大統領とトランプ前大統領が労組票を巡って火花を散らしている。バイデン氏は26日、激戦区の中西部ミシガン州で現職大統領として初めて全米自動車労組(UAW)のスト現場を訪れ、組合員を激励。トランプ氏も27日に労働者を前に演説し、支持を呼び掛ける方向だ。

 「自動車業界は素晴らしい業績を上げている。今度は彼らが私たちのために努力する番だ」。バイデン氏は抗議活動の現場で組合側を「私たち」、経営側を「彼ら」と呼び、40%の賃上げなど組合側の厳しい要求を支持した。隣ではフェインUAW会長が「歴史的瞬間だ」と笑みを浮かべた。
 バイデン氏は自他共に認める「史上最も労組に近い大統領」。とはいえ、大統領が労使交渉のさなかに一方に肩入れするのは政治的リスクが大きい。ストが長期化すれば「生産や雇用、インフレに影響する可能性がある」(パウエル連邦準備制度理事会議長)と懸念される。有権者は長引くインフレで、バイデン氏の経済運営に厳しい目を向けてもいる。
 踏み込んだ行動に出た背景には、バイデン政権が環境対策として進める電気自動車(EV)への転換がストの一因になったという事情がある。伝統的に民主党候補を推薦してきたUAWは今のところ、バイデン氏の推薦を保留。そうした中、トランプ氏は「バイデンが米国の自動車産業を壊滅させる」と不安をあおっている。
 ミシガン州を含む中西部は「ラストベルト(さび付いた工業地帯)」に位置する。2016年大統領選では現状に不満を抱く白人労働者層がトランプ氏支持に流れ、同氏の勝利に貢献した。来年の大統領選も接戦が予想され、ミシガンなど一部の激戦州が勝敗を左右する。80歳と高齢で心身の衰えを指摘される中、支持層の取りこぼしだけは何としても避けたいのがバイデン氏の本音だ。

6859OS5:2023/09/28(木) 21:05:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/be81a142b2bb8229bf408cf28beda627c49727ae
トランプ氏、すでに「対バイデン」に照準 色あせる共和党候補指名レース
9/28(木) 18:58配信

産経新聞
来年の米大統領選に向けた共和党候補の指名獲得レースは、「大本命」のトランプ前大統領が2度連続で討論会を欠席し、主役不在で色あせたものとなった。トランプ氏は第2回候補者討論会が行われた27日、本選の激戦地と目される中西部ミシガン州で演説し、民主党のバイデン大統領との対決に照準を合わせた活動を展開した。

「逃げずに出てこい」。

27日、反トランプを鮮明にするクリスティー前ニュージャージー州知事が討論会出席を避けるトランプ氏を挑発すると、会場からは歓声やブーイングが混じった反応が上がった。

しかし他の候補たちは、ためらいがちな批判に終始した。インド系投資家のラマスワミー氏が、トランプ氏のスローガン「米国を再び偉大に」を継承・発展させると訴えたのに対し、ヘイリー元国連大使は「あなたは信用できない」と言い放ったが、4度の刑事訴追を受けているトランプ氏に対して厳しい態度を示すことはなかった。討論会を観覧した共和党員らからは「(各候補が)トランプ氏とどう違うかもっと聞きたいのに」との声も上がる。

米政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による各種世論調査の集計では、共和党支持層のトランプ氏への支持率(27日現在)は56・6%で、2位につける南部フロリダ州のデサンティス知事(14・4%)の約4倍。討論会の参加者全員を合算してもトランプ氏に届かない計算だ。多くの候補は党支持層の反発を恐れ、トランプ氏「一強」に挑む道筋を見つけられずにいる。

その中でトランプ氏は27日、自動車産業の中心地であるミシガン州デトロイトの工場を訪れ、労働者層との近さをアピールした。バイデン氏が前日に同州で、自動車労組のスト現場を応援訪問したのに対抗した。バイデン氏のスト訪問は、現職大統領としては極めて異例の行動だった。本選の行方を左右する東・中西部の「ラストベルト(さびた工業地帯)」の争奪戦が、すでに本格化していることを印象付けた。

27日の討論会場となった「ロナルド・レーガン大統領図書館」は、共和党の中核である保守派が理想視するレーガン元大統領を顕彰する施設。過去の討論会でも特に重要とされてきた舞台だが、トランプ氏は全く意に介する様子を見せなかった。(シミバレー 大内清)

6860OS5:2023/09/30(土) 20:52:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/751098b31f14c799df79020e3e85ab48468a4446
米下院がつなぎ予算案否決、一部政府機関の閉鎖濃厚に…共和党の保守強硬派21人が造反
9/30(土) 10:47配信

読売新聞オンライン
29日、米ワシントンでつなぎ予算案否決後、取材に応じるケビン・マッカーシー下院議長=ロイター

 【ワシントン=田島大志、田中宏幸】米議会下院は29日、共和党のケビン・マッカーシー下院議長が主導して提出した1か月間の政府資金を確保する暫定予算(つなぎ予算)案を否決した。予算措置期限の30日までに打開するのは困難な情勢で、2024会計年度が始まる10月1日からの一部政府機関の閉鎖は濃厚となった。

 共和党は下院で多数派を占めるが、ウクライナ支援の減額や大幅な歳出削減を主張する保守強硬派21人が造反した。暫定予算案には支出を30%削減する共和党独自の主張が盛り込まれ、民主党も反対に回った。賛成198票、反対232票だった。

 上院では民主党が主導権を握る。閉鎖を回避するには超党派で合意し、暫定予算を上下両院で可決する必要がある。バイデン政権は、60億ドル(約8900億円)のウクライナ支援を含む暫定予算案を超党派で成立させたい考えだ。上院では現行水準を11月17日まで維持する暫定予算案で両党が合意しているが、下院共和党は受け入れない構えだ。29日時点で両党が合意に至るメドは立っていない。

 政府閉鎖となれば、これまでで最長の35日間に及んだトランプ前政権時の2018年12月〜19年1月以来、約5年ぶりとなる。ホワイトハウスによると、10月1日から約70万人の連邦職員が一時帰休となる見込みだ。約130万人の米兵は無給で勤務する。

 バイデン大統領は29日の演説で「軍の部隊が危機に瀕(ひん)している中、政治的な駆け引きをしている場合ではない。完全な職務怠慢だ」と共和党を厳しく批判した。

 バイデン、マッカーシー両氏は5月、政府の借入金の限度を定めた「債務上限」の引き上げを巡り、歳出抑制を含めた予算協定で合意している。イエレン財務長官は29日の演説で、協定を尊重するよう求めた。

6861OS5:2023/10/01(日) 01:24:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/d0714895a5c709778213642eb6c030b448a5f6fa
ケネディ元大統領のおい、無所属で大統領選出馬か…民主党から立候補模索したが支持広がらず
9/30(土) 21:40配信

読売新聞オンライン
ロバート・ケネディ・ジュニア氏=ロイター

 【ワシントン=池田慶太】ロイター通信は29日、2024年の米大統領選で、弁護士のロバート・ケネディ・ジュニア氏が無所属の独立系候補として立候補表明する見通しだと報じた。同氏は動画投稿サイトで10月9日に「重大発表」を行うと表明していた。


 同氏はジョン・F・ケネディ元大統領のおいで、1968年に暗殺されたロバート・ケネディ元司法長官の息子。一時は民主党からの立候補を模索したが支持が広がらなかった。新型コロナウイルスのワクチン懐疑派として知られる。

6862OS5:2023/10/01(日) 10:36:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/83dd49f94cc5f0e1933dcc3d89105aa19aa921ab
米政府閉鎖、回避へ つなぎ予算案、議会通過
10/1(日) 4:02配信
時事通信
米連邦議会議事堂=ワシントン

 【ワシントン時事】米連邦政府の2023会計年度末を迎えた30日、議会上下両院は11月半ばまでのつなぎ予算案を、賛成多数で可決した。


 難航する24年度予算案の審議時間を稼ぐための措置で、深夜0時(日本時間10月1日午後1時)までにバイデン米大統領が署名して成立すれば、政府機関の一部閉鎖は回避される。

 つなぎ予算案を巡っては、下院で過半数を占める共和党で保守強硬派が反対し、審議がこう着。年度末が迫る中、共和党下院指導部はつなぎ予算案に大幅な支出削減を盛り込むなど、強硬派の主張を反映させた。それでも29日の採決では強硬派からの造反が相次ぎ、否決された。

6863OS5:2023/10/01(日) 11:20:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/87f64bb025e335d2d5d24560bb8d10d1c2163ccf
米下院、つなぎ予算案可決 土壇場で超党派合意 政府閉鎖回避へ前進
10/1(日) 9:27配信

毎日新聞
米連邦議会議事堂

 米議会下院は9月30日、米連邦政府の支出を11月中旬まで手当てするつなぎ予算案を賛成335、反対91で可決した。上院で可決し、バイデン大統領が署名すれば成立する。2023会計年度(22年10月〜23年9月)予算失効による政府機関の一部閉鎖が懸念されていたが、土壇場で回避に向けた動きが前進した。

 つなぎ予算案は野党・共和党トップのマッカーシー議長が主導した。新会計年度(23年10月〜24年9月)が始まる10月1日から45日間の一時的な支出を手当てする内容で、バイデン政権が反対する大幅な歳出削減を見送る一方、共和党の保守強硬派が反対するウクライナへの追加支援は盛り込まなかった。

 米議会では新年度予算案の協議が停滞。当面の支出を賄うためのつなぎ予算を9月30日までに成立させられなければ、10月1日から政府機関が一部閉鎖されることになっていた。歳出規模やウクライナ支援を巡り協議が難航していたが、期限ギリギリで下院が超党派の合意にこぎ着けた。

 ただ、このつなぎ予算案が成立しても政府支出を賄えるのは11月中旬まで。それまでに新年度予算か新たなつなぎ予算を成立させなければ政府閉鎖に追い込まれる恐れがある。【ワシントン大久保渉】

6864OS5:2023/10/01(日) 11:20:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/87f64bb025e335d2d5d24560bb8d10d1c2163ccf
米下院、つなぎ予算案可決 土壇場で超党派合意 政府閉鎖回避へ前進
10/1(日) 9:27配信

毎日新聞
米連邦議会議事堂

 米議会下院は9月30日、米連邦政府の支出を11月中旬まで手当てするつなぎ予算案を賛成335、反対91で可決した。上院で可決し、バイデン大統領が署名すれば成立する。2023会計年度(22年10月〜23年9月)予算失効による政府機関の一部閉鎖が懸念されていたが、土壇場で回避に向けた動きが前進した。

 つなぎ予算案は野党・共和党トップのマッカーシー議長が主導した。新会計年度(23年10月〜24年9月)が始まる10月1日から45日間の一時的な支出を手当てする内容で、バイデン政権が反対する大幅な歳出削減を見送る一方、共和党の保守強硬派が反対するウクライナへの追加支援は盛り込まなかった。

 米議会では新年度予算案の協議が停滞。当面の支出を賄うためのつなぎ予算を9月30日までに成立させられなければ、10月1日から政府機関が一部閉鎖されることになっていた。歳出規模やウクライナ支援を巡り協議が難航していたが、期限ギリギリで下院が超党派の合意にこぎ着けた。

 ただ、このつなぎ予算案が成立しても政府支出を賄えるのは11月中旬まで。それまでに新年度予算か新たなつなぎ予算を成立させなければ政府閉鎖に追い込まれる恐れがある。【ワシントン大久保渉】

6865OS5:2023/10/01(日) 17:41:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/00748c720c2bc341e23cf3e708b8ab16f3bf3f1f
民主・共和、痛み分け予算危機回避 翻弄されるウクライナ支援
10/1(日) 17:10配信

産経新聞
【ワシントン=坂本一之】米連邦政府の2024会計年度(23年10月〜24年9月)予算を巡り、与党・民主党と野党・共和党が政府機関の一部閉鎖を回避するため、痛み分けの形でつなぎ予算をまとめた。当面の危機はしのいだが、火だねは残っている。2024年大統領選で政権奪還を目指す共和党と、バイデン大統領の再選を狙う民主党の攻防が激しさを増し、今後、争点となったウクライナ支援が翻弄される展開も予想される。

「国境を守り、政府支出を抑制し、経済を軌道に乗せる戦いの始まりだ」

下院共和党ナンバー2のスカリス院内総務は9月30日、つなぎ予算の下院可決を受けた記者会見で、不法移民対策の強化や歳出抑制をバイデン政権や民主党に強く求めていくことを宣言した。

上院か下院いずれかで多数派を持つ野党が、予算審議を通じ政権と与党を揺さぶるのは、通例の駆け引きだ。ただ、歩み寄りを拒み、予算切れに伴う政府閉鎖を引き起こせば世論の強い反発を招くことが必至だ。

共和党のマッカーシー下院議長は民主党と厳しく対立しながらも、「政府閉鎖は望んでいない」などと繰り返し言及。不法移民対策などの要求実現と、民主党との着地点を探るバランスをとろうとしてきた。

つなぎ予算案の最終段階の審議で、共和党側が不法移民対策を除外する一方、バイデン政権と民主党も、重視するウクライナ支援を取り下げる形で落着した。

マッカーシー氏が直面する難題も改めて浮かび上がる。ウクライナ支援には、自国優先を主張するトランプ前大統領に近い共和党の保守強硬派が反発。11月中旬までのつなぎ予算が切れた後の新たな予算審議でも、マッカーシー氏は再び保守強行派との調整を抱えていることになる。

ウクライナ支援の継続を巡っては、8月のCNNテレビの世論調査で、共和党支持層の71%が議会による追加予算の承認に反対するなど、党内で意見が分かれている。無党派層の動向も含め、支援停止が来年の選挙にどのような影響を与えるかを考えながら対応を練る必要がある。

「(マッカーシー)議長がウクライナに必要な支援を可決してくれることを大いに期待している」

ウクライナ支援継続を掲げるバイデン氏は30日に出した声明で、マッカーシー氏にこう協力を求めつつ、共和党の強硬派議員を批判した。

6866OS5:2023/10/04(水) 07:25:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/c41c728cf330a92dee4d92cbc7499423bf7ac1eb
米下院議長、「解任」可能性高まる 解任動議の棚上げに失敗
10/4(水) 4:05配信


毎日新聞
マッカーシー米下院議長=米ワシントンで2023年10月3日、AP

 米連邦下院は3日、マッカーシー議長の解任動議を棚上げして事実上無効化する議案を否決した。解任動議の採決を阻む指導部の試みが失敗したことで、マッカーシー氏が解任される可能性が高まった。下院は3日午後にも議長解任動議の採決を行う見通しで、可決されれば米史上初めてとなる。

 共和党内では穏健派と保守強硬派の内紛が深刻化しており、マッカーシー氏が解任された場合、次期議長の選出が難航するのは必至だ。24会計年度(23年10月〜24年9月)の予算編成や対ウクライナ支援の遅滞といった悪影響が懸念される。

 議長解任動議は2日、共和党保守強硬派のゲーツ下院議員が提案した。マッカーシー氏が政府機関の一部閉鎖を避けるため、11月17日までの暫定的な「つなぎ予算」を民主党の賛同を得て成立させたことを批判。一方、指導部は解任動議を棚上げする議案を提出したが、民主党と共和党保守強硬派の一部が反対した。

 下院(定数435、欠員2)の現有議席は共和党221、民主党212。共和党から5人が「造反」すれば思うように議案を通せない状況で、議会運営を主導するマッカーシー氏は弱い立場に置かれてきた。【ワシントン秋山信一】

6867OS5:2023/10/04(水) 07:25:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a60908b0ec4f97397c505e98e789814c72a9d3b
米下院が共和党マッカーシー議長解任 史上初、党内強硬派の動議可決
10/4(水) 6:32配信

朝日新聞デジタル
ワシントンの連邦議会で2023年10月3日、メディアと警察に囲まれてマッカーシー氏=AP

 米下院は3日、共和党トップのマッカーシー下院議長の解任を求める動議を賛成多数で可決した。下院は共和党が多数を握っているが、共和党内の強硬派が提出した動議に、民主党が賛同した。米メディアによると、下院議長の解任動議が可決されたのは史上初めて。

 3日午後、下院は動議をめぐって採決し、解任への賛成216、反対210で可決した。下院(定数435、欠員2)は、共和党が221議席で、212議席の民主党をわずかに上回っている。通常なら共和党議長の解任動議は通らないが、共和党議員8人と民主党議員の大半が賛成し、一部議員は採決を欠席した。

 動議を提出したのは、下院共和党で20人あまりの強硬派の一人として知られるマット・ゲーツ下院議員。政府閉鎖をめぐる予算審議で、マッカーシー氏が予算切れとなる10月1日の前日、民主党と協力して暫定のつなぎ予算を成立させたことに不満を抱いていた。

 予算には共和党内強硬派が求めた大幅な歳出カットやメキシコとの国境警備の強化策が盛り込まれず、ゲーツ氏は採決前に議場で「マッカーシー氏は下院議長でありながら、重要な場面で立場を示さなかった」と訴えた。

朝日新聞社

6868OS5:2023/10/04(水) 08:08:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/21985c463edf48b516d82bd2bb2db58501572588
米下院、マッカーシー議長解任 史上初、共和内紛が引き金
10/4(水) 5:53配信
時事通信
 【ワシントン時事】米議会下院は3日、共和党の強硬右派が提出したマッカーシー議長(共和)の解任動議を採決し、民主党を含む賛成216、反対210の賛成多数で可決した。

 米メディアによると、下院議長の解任は史上初。共和党の「内輪もめ」を発端とする下院の機能不全は極致に達した。

 強硬右派のゲーツ議員が2日、超党派の支持で成立したつなぎ予算を巡りマッカーシー氏が民主党と協力したことを問題視し、解任を発議した。共和党主流派は解任取り下げ動議で対抗したが、否決された。

 解任に伴い、共和のマクヘンリー議員が臨時代理議長に就任するが、後任の議長が選出されるまで下院の議事進行は停止する。

 共和党では主流派と強硬右派の対立が深刻化しており、今年1月のマッカーシー氏の議長選出には15回もの採決を要した。後任選びも難航が予想され、2024会計年度予算や、つなぎ予算から除外された対ウクライナ支援の審議が当面滞る恐れがある。

6869OS5:2023/10/04(水) 10:24:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e85a09927440adc95c6754c2cefb105121fd94c
トランプ氏、共和内紛と距離 バイデン氏「議長選出急いで」
10/4(水) 7:27配信

時事通信
トランプ前米大統領=3日、ニューヨーク(AFP時事)

 【ワシントン時事】米連邦議会下院がマッカーシー議長の解任を巡り紛糾する中、トランプ前大統領は3日、自身のSNSに「なぜ内輪もめばかりして、米国を破壊している極左の民主党と闘わないのか」と投稿し、共和党の党内対立から距離を置く姿勢を示した。

 
 マッカーシー氏の解任動議を提出したのは、トランプ氏に近い共和党の強硬右派議員だった。トランプ氏は、党の混乱が有権者に負の印象を与えることを危惧したとみられる。トランプ氏は返り咲きを目指して来年11月の大統領選に出馬し、共和党の候補者指名レースで圧倒的優位に立っている。

 一方、ジャンピエール大統領報道官は3日、声明を発表し「米国が直面する喫緊の課題は待ってはくれない。バイデン大統領は早期に下院が議長を選出することを望んでいる」と述べた。

6870OS5:2023/10/04(水) 17:53:30
>下院議長が現職議員でなければならないとの明文規定はなく
www

https://news.yahoo.co.jp/articles/02bd87f526c2d4a94fcf7a6fad975fc05e9c7515
次期下院議長、米共和党にトランプ氏推す声 本人は内紛劇に不満
10/4(水) 16:14配信

毎日新聞
トランプ前大統領=AP

 米共和党のニールズ下院議員は3日、マッカーシー下院議長の解任を受けて「トランプ前大統領を次期下院議長に推す」と表明した。下院議長が現職議員でなければならないとの明文規定はなく、過去にもトランプ氏を議長に推薦する案が取り沙汰されたことがあった。


 米メディアによると、ニールズ氏は声明で「下院が再開した時には、まずトランプ氏を次期下院議長に推薦する。『米国第一主義』の実績があり、下院を再び偉大にするだろう」と述べた。ステューブ下院議員もX(ツイッター)で賛意を表した。

 トランプ氏は2024年11月の大統領選で返り咲きを目指しており、議長職に関心があるのかは不明だ。トランプ氏は、マッカーシー氏、解任動議を提案したゲーツ下院議員の双方と良好な関係を築いている。3日には自身のソーシャルメディアで「なぜ共和党はいつも身内で争っているのか。なぜ、米国を破壊している極左の民主党と戦わないのか」と内紛劇に不満を示した。【ワシントン秋山信一】

6871OS5:2023/10/04(水) 22:52:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/c61892ab0aedffebf3caa53f9d8dd17be0a8d064
少数強硬派、議会を翻弄 与野党の議席伯仲で力 米下院
10/4(水) 20:33配信
時事通信
米共和党のゲーツ下院議員(写真左)と解任されたマッカーシー前議長(AFP時事)

 【ワシントン時事】米下院共和党の深刻な内部分裂が3日、議長の解任という形で顕在化した。

【図解】2024年米大統領選の主な共和党立候補者

 解任を実現させたのは、わずか8人の強硬右派。民主、共和の議席が拮抗(きっこう)する中、キャスチングボートを握った少数の議員が影響力を増し、議会を混沌(こんとん)の渦に引きずり込んだ。

 「彼らは保守政治家ではない」。米議会史上初めて解任の憂き目に遭ったマッカーシー前議長は3日、強硬派への怒りをあらわにした。解任動議を提出したゲーツ議員を名指しし「注目を集めたいだけだ」と非難した。

 下院の混乱は、昨年の中間選挙で共和党が222議席を得て、213議席の民主党に僅差で勝利したことから始まった(現在は各党1議席減)。一握りの共和党議員が造反すれば法案は通らない。発言力を得た強硬派は今年1月の開会以降、事あるごとに非現実的な要求を突き付け、マッカーシー氏を振り回してきた。

 党執行部の頭を悩ませるのは、強硬派の動機が必ずしも歳出の大幅削減といった政策面に限らないことだ。政治専門紙ポリティコは、たびたびマッカーシー氏にかみつくゲーツ氏について「フロリダ州知事選出馬を狙い、目立とうとしている」との見方を紹介した。

 共和党は後任の議長選びを急ぐが、主流派からの人選はマッカーシー氏と同じ運命をたどる可能性がある。来年11月の大統領選と同時に行われる下院選まで、少数が多数を翻弄(ほんろう)する構図は続く。 


https://www.jiji.com/jc/article?k=2023100400171&amp;g=int&amp;utm_source=yahoo&amp;utm_medium=referral&amp;utm_campaign=link_back_edit_vb
米下院、史上初の議長解任 共和強硬派が動議―深まる混迷、後任選び難航か
2023年10月04日14時35分

 【ワシントン時事】米議会下院は3日、共和党の強硬右派が提出したマッカーシー議長(共和)の解任動議を賛成多数で可決した。米メディアによると、下院議長の解任は史上初。来週始まる後任の議長選びは難航が予想され、2024会計年度予算や、つなぎ予算から除外された対ウクライナ支援の審議が当面滞ることが懸念される。
米共和、党内対立が激化 下院議長の解任動議提出

 強硬右派のゲーツ議員が2日、先に成立したつなぎ予算を巡ってマッカーシー氏が民主党と協力したことを問題視し、解任を発議。民主党を含む216人が賛成し、210人が反対した。共和党からは、マッカーシー氏と対立する強硬派8人が賛成に回った。
 マッカーシー氏は採決後、記者団に「再び立候補するつもりはない」と表明。「わずか8人が議長をクビにできる制度は問題だ」と肩を落とした。解任に伴い、共和党主流派のマクヘンリー議員が臨時代理議長に就任したが、正規の議長選出まで下院の議事進行は停止する。
 共和党は10日に後任議長選出に関する会合を開く。候補にはマクヘンリー氏のほか、スカリース院内総務、エマー院内幹事ら共和党執行部の名前が挙がるが「本命」は不在だ。同党では主流派と強硬派の対立が先鋭化し、1月のマッカーシー氏の議長選出に際しては15回もの採決を要した。強硬派は執行部からの人選に難色を示すとみられ、議会の混乱が長期化する恐れもある。
 マッカーシー氏の解任を巡っては、民主党が条件付きで救済に動くという観測もあった。しかし、マッカーシー氏がバイデン大統領の弾劾訴追の調査を指示するなど敵対的な態度を続けてきたこともあり、民主党議員の大勢は「彼を助けるつもりはない」と解任を支持。同党下院トップのジェフリーズ院内総務は、声明で「共和党が過激な右派と決別できないなら、解任に賛成する」と突き放した。
 マッカーシー氏は1月、議長選出と引き換えに、解任の発議条件を議員1人に引き下げる規則改正に合意。少数の強硬派の発言権が強まっていた。

6872OS5:2023/10/04(水) 23:00:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/3915c5f941946fa5d4140dac2ebaf1e06ccb78cd
米下院議長解任劇 少数の強硬派牛耳る 標的はウク支援?
10/4(水) 18:15配信


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産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】マッカーシー米下院議長の解任は、身内の野党・共和党内でマッカーシー氏に反旗を翻した保守強硬派が主導した。極端な歳出削減を掲げる強硬派の最大の標的は、膨張するウクライナ支援だ。バイデン大統領は「議会の大多数は支援継続を支持している」と強調するが、追加支援の可否に同派の影響力が強まるのは必至。露軍への反攻を続けるウクライナと欧州同盟国に不安が広がっている。

史上初の下院議長解任に動いた保守強硬派のゲーツ議員は「これで終わりではない」とし、自派の意向通りに歳出削減を進める次期体制を目指すと強調した。

採決で投じられた賛成票は民主208、共和8の計216。210の反対票を僅差で上回った。民主党議員の大部分が解任を支持したが、決定打となったのは共和党の造反議員だ。下院の共和議員数のわずか3・6%が、大統領職の継承順位で副大統領に次ぐ要職にいたマッカーシー氏を退任に追いやったことになる。

前代未聞の解任劇に結び付いた〝仕掛け〟は1月、マッカーシー氏が15回目の議長選で当選した際に仕組まれた。反対を続けたゲーツ氏ら強硬派との取引で、マッカーシー氏は「1人だけで解任動議を提出できる」と規則を緩和。9月30日に可決されたつなぎ予算案の審議で同氏の指導力に見切りをつけたゲーツ氏が1人で動議を突き付けた。

「世界中が(米議会を)見ている」。米国家安全保障会議のカービー戦略広報調整官は3日の記者会見で指摘した。バイデン政権は議会に10月からの3カ月間を対象に計240億ドル(約3兆5千億円)のウクライナ向け追加予算を申請したが、宙に浮いたままだ。

最新の米紙ワシントン・ポストの世論調査で、共和党支持層の58%は「米国は支援し過ぎ」と回答した。同党の保守強硬派はウクライナ向けから、メキシコ国境警備向けにお金を回して不法移民の記録的流入を阻止すべきだ主張する。次期議長もこうした声を無視できまい。

議会承認なしに大統領の権限で武器供与に使える予算は残り50数億ドル。カービー氏は賄える期間について「戦況や支援規模、必要な能力のいかんによる」と指摘した。その上で、このまま支援予算を確保できなければ、米国の支援は2カ月程度しかもたないとの見通しを明らかにした。「戦闘が続く限り支え続ける」と3日の電話会議で同盟諸国に訴えたバイデン氏の約束も議会の動向次第となる。

6873OS5:2023/10/04(水) 23:25:06

https://news.yahoo.co.jp/articles/b02cce85be21d346e41febc4c51571fb0f125aa9
マッカーシー下院議長、6票差で史上初の解任…共和党から8人が「賛成」
10/4(水) 11:53配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 【ワシントン=淵上隆悠】米下院(定数435、欠員2)は3日、共和党のケビン・マッカーシー議長の解任を求める動議を賛成多数で可決した。共和党の保守強硬派議員が提出した動議を民主党が支持した。米国で下院議長の解任動議が可決されたのは史上初めて。新議長の選出は難航するとの見方が出ており、米議会の混乱が一層深まる可能性がある。

3日、マッカーシー議長の解任動議を可決した米下院=テレビ映像から、ロイター

 動議は、保守強硬派の代表格マット・ゲイツ議員が、2日に提出した。ゲイツ氏は、マッカーシー氏が政府閉鎖を回避するための暫定予算(つなぎ予算)成立で民主党と協力したことに激しく反発していた。

 採決では、動議への賛成が216、反対210だった。7人は投票しなかった。つなぎ予算では協力を受けた民主党だが、マッカーシー氏への不信感は根強く208人が賛成した。221議席で多数派の共和党はゲイツ氏ら8人が賛成に回った。

3日、解任後に記者会見に臨んだマッカーシー氏=AP

 米メディアによると、下院本会議で議長の解任動議が採決されたのは1910年以来で、この時は否決された。

 議長選は11日に行われる見通しだ。採決後、ゲイツ氏は記者団に「マッカーシー氏よりも優れた議長を選ぶことが米国のためだ」と述べた。マッカーシー氏は解任後の記者会見で再出馬を否定した。新議長の有力候補は不在で、選出には曲折が予想される。

 下院議長の解任は、ロシアの侵略を受けるウクライナへの支援に影響する恐れがある。民主、共和両党は、9月30日につなぎ予算を成立させ、政府機関の一時閉鎖を辛うじて回避したが、つなぎ予算でウクライナ支援は除外され、取り扱いは不透明なままになっている。新議長の方針次第では追加予算の成立は困難になる。2024会計年度(10月1日開始)の予算審議にも響く可能性がある。

 ホワイトハウスは3日の声明で「我が国が直面している課題は待ったなしだ。バイデン大統領は、下院が速やかに議長を選出することを望んでいる」と訴えた。

 今年1月に議長に就任したマッカーシー氏は、大幅な歳出削減や国境警備の強化などを求める保守強硬派の造反に当初から直面してきた。議長には15回目の投票でようやく選出された。この際、議長解任動議を議員単独で提出できる規則改正で譲歩しており、これが命取りとなった。

6874OS5:2023/10/04(水) 23:33:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/aecab1af35a35aa6b7ef3f0d9d047f798803574b
解任マッカーシー下院議長「後悔ない」、議長選での譲歩が命取り…140年間で最も短命に
10/4(水) 23:12配信
読売新聞オンライン
3日、解任後に記者会見に臨んだマッカーシー氏=AP

 【ワシントン=淵上隆悠】ケビン・マッカーシー米下院議長の解任劇は、野党・共和党の混迷ぶりを露呈する結果となった。後任の議長選は11日に行われる見通しだが、難航は必至だ。米議会は、下院議長不在という異例の事態に直面している。

 「正しいと信じることのために職を失うなら、心は穏やかだ」

 議長解任が決まったマッカーシー氏は3日、記者会見で吹っ切れた表情で語った。予算切れに伴う政府機関の一部閉鎖を避けるため暫定予算(つなぎ予算)を民主党と協力して成立させたことについては「米国民のためだった」と胸を張った。結果的に党内から解任動議を提出されるきっかけになったが、「後悔していない」と言い切った。

3日、マッカーシー議長の解任動議を可決した米下院=テレビ映像から、ロイター

 一方で、解任動議で賛成に回った同僚議員8人については、「共和党議員の4%が民主党と一緒になって下院共和党のトップが誰になるのか指図できてしまう」と非難した。

 1月の議長選で、マッカーシー氏は保守強硬派の造反に遭い、15回目の投票でようやく選出された。この際、議長解任動議を議員単独で提出できる規則改正で譲歩しており、これが命取りとなった。米CNNによると、マッカーシー氏の議長在職日数は269日で、この約140年間で最も短いという。

 先鋭化する共和党の内部対立について、トランプ前大統領も3日、SNSで困惑を吐露した。

 採決では、民主党が解任に反対票を投じる可能性も取り沙汰されたが、実現しなかった。保守強硬派に配慮せざるを得ないマッカーシー氏に対し、根強い不信感があるためだ。民主党下院トップのハキーム・ジェフリーズ院内総務は採決前に発表した声明で、「下院共和党は組織が麻痺(まひ)している。共和党の責任で内戦を終わらせるべきだ」と突き放した。

 新議長候補には、共和党下院ナンバー2のスティーブ・スカリス院内総務や、保守強硬派の信頼が厚いジム・ジョーダン議員らの名が挙がっているが、本命は不在だ。マッカーシー氏の路線を踏襲する候補には保守強硬派が抵抗し、再び議長選が混乱に陥る可能性がある。

6875OS5:2023/10/06(金) 07:27:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/16476ce261f252aa4f0128b202b8f98327728a5e
主流派、右派2氏が出馬表明 下院議長選へ米共和
10/5(木) 7:23配信


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時事通信
米共和党のスカリス下院院内総務=7月18日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】米下院のマッカーシー前議長(共和)が解任されたことを受け、共和党主流派のスカリス院内総務と、右派のジョーダン司法委員長の2氏が4日、議長選への立候補を表明した。

【写真】米下院共和党のジョーダン司法委員長

 共和党は11日にも議長選の投票を行う日程を描くが、選出に必要な過半数の票を得られるかは両氏ともに不透明だ。

 スカリス氏(ルイジアナ州)は、マッカーシー氏に次ぐ党下院ナンバー2。4日の声明で同党主流派と右派の分断に触れ、「党の深い傷を癒やし、われわれを頼りにする国民のために働く時だ」と融和を訴えた。

 一方、ジョーダン氏(オハイオ州)は司法委員長としてバイデン大統領の次男ハンター氏の疑惑調査などを主導。移民増対策を優先事項に掲げ、ウクライナ支援に反対するなど強硬右派の支持を得やすい。

6876OS5:2023/10/06(金) 17:03:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/13944fae971db3a4b2288bad232c13529f02bd72
トランプ氏、右派候補に支持表明 下院議長選で影響力誇示 米
10/6(金) 14:25配信

時事通信
トランプ前米大統領=4日、ニューヨーク(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ前米大統領は6日、マッカーシー前下院議長(共和党)の解任に伴う次期議長選について、先に立候補を表明した同党右派のジョーダン司法委員長への推薦を表明した。

 「彼は素晴らしい議長になる。完全に支持する」とSNSに投稿した。共和党支持層に圧倒的な人気があるトランプ氏の「介入」は、議長選の行方を大きく左右しそうだ。

 支持表明には、来年11月の大統領選をにらみ、党内への影響力を誇示する狙いがある。トランプ氏はこれまで「私が米国を再び偉大にするのを助ける議長を選ぶためなら、必要なことは何でもする」と語っていた。

 ジョーダン氏は司法委員長として、トランプ氏に対する数々の刑事捜査の「検証」を主導。バイデン政権には「司法を政治利用している」と批判の先頭に立ってきた。対ウクライナ支援に否定的な姿勢でも知られる。次期議長選にはジョーダン氏のほか、より穏健な共和党主流派のスカリス院内総務が名乗りを上げている。

6877OS5:2023/10/08(日) 21:35:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/d68a04f71a9d26b77754e4d41b67c5a9d45c5b82
トランプ氏、キングメーカー狙う 下院議長に自派のジョーダン氏推薦
10/7(土) 14:43配信
毎日新聞
法廷を離れる際に発言するトランプ前米大統領=ニューヨーク市で2023年10月4日、AP

 米共和党のトランプ前大統領は6日、連邦下院の次期議長に同党のジョーダン下院司法委員長を推すと表明した。下院多数派の共和党は前議長の解任で空席となった議長候補の選任を進めており、現指導部からナンバー2のスカリス院内総務も名乗りを上げているが、党内に影響力を持つトランプ氏の推薦はジョーダン氏に追い風となる。トランプ氏には「キングメーカー」として下院への影響力を強める狙いもある。

【図解】トランプ前米大統領を巡る「四つの事件」

 トランプ氏は自身のソーシャルメディアで「ジョーダン氏は犯罪や国境、軍事、憲法修正2条(銃所持の権利)といった問題に強い。偉大な議長になるだろう」と述べた。ジョーダン氏はトランプ派の代表格の一人で、トランプ氏の大統領退任後も政治集会にたびたび招かれるなど良好な関係を築いている。

 下院では民主党のバイデン大統領の弾劾訴追に向けた審査が進行中で、トランプ氏は2024年大統領選でのバイデン氏との対決を見据えて、下院の議会運営を背後から操りたい思惑もあるとみられる。

 下院議長は現職議員であることが要件となっておらず、共和党内にはトランプ氏の議長就任を期待する声もあったが、トランプ氏は大統領選に集中する構えだ。反トランプ派からは、四つの刑事事件で起訴されたトランプ氏の議長選出馬は「禁錮2年以上の有罪になる可能性がある事件で起訴された場合、指導部に就けない」とする党下院の内規に抵触するとの指摘も出ていた。

 一方、共和党穏健派の下院議員ら45人は6日、保守強硬派のゲーツ下院議員が提出した動議が可決されてマッカーシー前議長が解任されたことを受けて、「各議員が単独で議長解任動議を提出できる」という規則の廃止を求めた。マッカーシー氏が今年1月の議長選で保守強硬派の協力を得るために4年ぶりに復活させた規則だが、保守強硬派が解任動議提出をちらつかせて議会運営に圧力をかけてきた経緯があり、穏健派は「議会の安定性を損ねる」と懸念していた。

 米メディアによると、次期議長にはジョーダン、スカリス両氏以外に、保守派議連「共和党研究委員会」のトップ、ハーン下院議員も出馬を検討している。保守系のFOXニュースで9日に3氏の合同インタビューが行われると6日にいったん発表されたが、党内から「議長候補選任は党内部で進めることだ。同僚議員に話す前にテレビで話すのはおかしい」と異論が相次ぎ、キャンセルされた。

 下院共和党は10〜11日に議長候補の演説会や選挙を実施し、候補の一本化を図る方針だ。その後、民主党議員も含めた下院議員の投票で「棄権を除く有効投票の過半数」を獲得すれば議長に選任される。ただ、1月の議長選では保守強硬派が、党内手続きを経た後もマッカーシー氏の選出に反対し、決着まで15回の投票を要した。【ワシントン秋山信一】

6878OS5:2023/10/10(火) 07:21:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/2ded8b55da86c0be666e3a90601692bec5e62336
ケネディ氏、無所属での出馬表明 与野党票流出、行方左右も
10/10(火) 4:02配信


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共同通信
演説するロバート・ケネディ・ジュニア氏=9月15日、米ロサンゼルス(ゲッティ=共同)

 【フィラデルフィア共同】2024年米大統領選で民主党の指名獲得を目指していた弁護士ロバート・ケネディ・ジュニア氏が9日、無所属での出馬を表明した。一定の人気を得てきた候補の方針転換で、民主、共和両党の候補から票が流出し、選挙戦の行方を左右する可能性もある。

 ケネディ氏は1963年に暗殺されたケネディ大統領のおい。再選を目指す民主党バイデン氏、共和党候補指名争いで独走するトランプ氏と三つどもえの争いになった場合、有権者の14%が「投票する」との世論調査結果が今月出ている。

 ケネディ氏は演説で「国民の期待を裏切り、分断を増幅させてきた政治エリートから独立を宣言する」と述べた。

6879OS5:2023/10/10(火) 19:59:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/f591d54753a2a4d416a1c8c47ff2b07afc7e1366
米大統領選に無所属から出馬 ケネディ氏が民主党を離党
10/10(火) 16:12配信

AP通信
フィラデルフィア、ペンシルベニア州、10月10日 (AP) ― 長年環境問題に取り組んできた弁護士で、「反ワクチン」論者のロバート・ケネディ・ジュニア氏(69)が10月9日、米東部ペンシルベニア州フィラデルフィアで開かれた大統領選挙に向けた集会で、先に立候補を表明した民主党から、無党派に転じると宣言して、注目を集めている。
 当地の独立記念館で行われた演説で、暗殺されたケネディ元大統領のおいであり、同じく暗殺されたロバート・ケネディ元司法長官の息子であるケネディ・ジュニア氏は、大企業やメディア、2大政党から独立すると宣言。
 「そのためには、まず自身の独立を宣言。民主党とその他の政党からの独立をしなければならない」と述べた。
 ケネディ・ジュニア氏、政界で最も有名な民主党一族の一人であるが、共和党からの好感度は民主党より高い。
 しかし、同氏がトランプ前大統領と戦うことになる大統領選挙で、共和党の支持が反映されるかどうかは不明だ。

(日本語翻訳・編集 アフロ)

6880OS5:2023/10/10(火) 21:35:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/744bd83a52b7b85c4ace5d7ba699f8197202c24dトップ空席、動けぬ議会 イスラエル支援へ前議長復帰説も 米
10/10(火) 20:33配信


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時事通信
マッカーシー前米下院議長=7月27日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】パレスチナのイスラム組織ハマスとイスラエルの戦闘が激化する中、米議会の機能不全が露呈している。

 同盟国イスラエルへの支持では超党派で一致するが、下院は先週解任されたマッカーシー前議長(共和)の後任が不在のため、既に決まった分を超える軍事支援の承認手続きができない。緊急措置として、マッカーシー氏の復帰説も浮上している。

 マッカーシー氏は9日、急きょ記者会見を開き、ハマスに拉致された米国民の保護やイスラエルへの強力な支援をバイデン大統領に求めた。解任直後は議長選に出馬しない意向を表明していたが、議長復帰について問われると「会派が決めることだ」と述べ、排除しない考えを示した。

 マッカーシー氏は先週、下院多数派の共和党の内紛で議長を解任された。下院では立法作業が止まり、つなぎ予算から外れた対ウクライナ支援の審議も宙に浮いている。

 議長選には、共和党下院ナンバー2のスカリス院内総務と右派のジョーダン司法委員長が立候補したが、いずれも選出に必要な過半数の票を確保できていないとされる。同党は11日に議長候補を選ぶ党員投票を行うが、すんなりと決まるかは不透明だ。

6881OS5:2023/10/11(水) 14:07:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/ab3396f39a85153726e4420128984975cfa5e891
米下院議長選 共和の候補選出は一騎打ちに 調整難航の可能性も
10/11(水) 13:17配信

毎日新聞
下院議長選について記者団に話す共和党のスカリス院内総務(左)=米ワシントンで2023年10月10日、AP

 米連邦下院で多数派の共和党議員団は10日、マッカーシー前議長解任に伴う次期議長選に向けた聴聞会を非公開で開き、現指導部ナンバー2のスカリス院内総務とジョーダン下院司法委員長が議員らに支持を訴えた。米メディアが報じた。11日に議員団の非公開の投票によって議長候補を選出する見通しだ。


 ただ、下院(定数435、欠員2)は共和党221、民主党212と議席差が小さい。全議員の投票による議長選では、民主党は党下院トップのジェフリーズ院内総務を推す方針だ。多数派の共和党から数人が同党の議長候補以外を推せば、当選ライン(棄権を除く有効投票の過半数)に届く候補が出ない事態になる。議長候補が党内の結束を図れるかどうかが鍵で、調整が難航する可能性もある。

 スカリス、ジョーダン両氏とも党内保守派で、中道寄りの穏健派に支持を広げることが課題になる。スカリス氏は党下院指導部の経験が長く、議会運営にも知見があるが、8月に血液のがんと診断されたことを公表しており、健康不安を抱える。

 一方、ジョーダン氏は保守強硬派の「フリーダム・コーカス(自由議員連盟)」の創設メンバーの一人で、トランプ前大統領の支持も得ている。だが、「つなぎ予算」の期限切れが11月中旬に迫り、政府機関の一部閉鎖を回避するために民主党と協力する必要がある中で、ジョーダン氏の対決色の強さを心配する声もある。

 下院はマッカーシー前議長が今月3日に解任され、議事が停滞している。パレスチナ自治区ガザ地区を支配するイスラム組織ハマスと戦闘中のイスラエルへの支援を急ぐため、バイデン政権は早期の議会正常化を求めている。【ワシントン秋山信一】

6882OS5:2023/10/11(水) 21:13:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f99be85d33dc17962dea88b690df5bf20cad910
米下院議長候補指名へ 混迷か結束か 問われる共和党
10/11(水) 19:29配信

産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米野党共和党のマッカーシー下院議長が党内の保守強硬派の造反により解任されたことを受け、共和党は11日午前、投票で議長候補を指名する。下院多数派の同党候補が決まれば同日中に本会議の選挙で選出される見込み。イスラム原理主義組織ハマスによるイスラエルへの攻撃を受け、議会の団結を求める声がある一方、混迷が続く可能性もある。

立候補しているのは党下院ナンバー2のスカリス院内総務とジョーダン議員。スカリス氏は党穏健派の筆頭格で党内融和を訴える。ジョーダン氏は保守強硬派の「自由議員連盟」に所属し、今回トランプ前大統領の推薦を受けた。マッカーシー氏の復帰を推す声もあるが、同氏は情勢を見極めているとみられる。

下院議席数は共和221、民主212。米メディアによると、本会議での選出を確実にするため、党内での指名投票は勝者が下院議員の過半数に相当する217票を獲得するまで続けられる。

議長職をめぐっては1月、マッカーシー氏が党内強硬派の反対を浴び、15回目の投票でようやく選出された経緯がある。その一人のゲーツ議員が今月2日、マッカーシー氏の解任を求める動議を提案。採決でゲーツ氏ら強硬派の8人が民主党とともに賛成に回った。

議会は政府機関閉鎖を回避するため、現在のつなぎ予算が期限切れとなる11月中旬までに、2024会計年度本予算案か新たなつなぎ予算案を成立させる必要がある。9月末に成立した現つなぎ予算は下院共和党の一部の反対でウクライナ支援が除外された。

6883OS5:2023/10/12(木) 07:38:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/996eee3d077185ae83954fc679775bfa6a15e913
米共和党、下院議長にスカリス氏指名 トランプ氏推薦候補は敗れる
10/12(木) 7:08配信

朝日新聞デジタル
2023年10月11日、米共和党内の投票で下院議長候補への指名を受け、記者団の取材に応じるスカリス院内総務=ロイター

 解任された米下院議長の後任選びに向けて、下院で多数派を握る共和党は11日、党内で投票を実施し、党主流派のスカリス院内総務を下院議長候補に指名した。今後は下院本会議での投票に移るが、就任に必要な過半数の確保に向けて党内が一致できるかはまだ不透明だ。


 米メディアによると、スカリス氏は党内の投票で113票を獲得した。トランプ前大統領の推薦を受けていた右派のジョーダン司法委員長は、99票にとどまった。

 本会議での投票も11日に予定されていたが、共和党は延期を決定。2人の候補に割れた党内をまとめるために、協議を続けている。本会議での投票がいつになるかは未定。

 下院本会議(定数435、欠員2)では、議長選出に過半数となる217票が必要だ。民主党(212議席)は党下院トップのジェフリーズ氏に投票するため、スカリス氏は共和党(221議席)のうち217票を確保する必要がある。

朝日新聞社

6884OS5:2023/10/12(木) 10:38:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/278ced1821016a3994c6ea15a3b765dbdd4f45fe
アメリカ下院議長選 共和党、候補にナンバー2選出も調整難航
10/12(木) 9:55配信
毎日新聞
米国の国旗=ゲッティ

 米連邦下院で多数派の共和党議員団は11日、次期議長候補に現指導部ナンバー2で保守派のスカリス院内総務を選出した。ただ、民主党も含めた全下院議員の投票による議長選では、共和党のほぼ全員が支持しなければ当選ラインには届かない。議長選の日程は未定。党内の調整は難航しており、スカリス氏が当選に必要な支持を確保できるかどうかも不透明だ。


 米ABCニュースによると、スカリス氏は非公開で行われた党議員団の投票で113票を獲得し、トランプ前大統領からも支持を受けたジョーダン下院司法委員長の99票を上回った。8人は他の候補に投票し、3人は棄権した。

 下院はマッカーシー前議長が今月3日に動議可決で解任された後、議長不在で議事が停滞。2024会計年度(23年10月〜24年9月)の予算編成、パレスチナ自治区ガザ地区を支配するイスラム組織ハマスと戦闘中のイスラエルへの支援、ロシアの侵攻を受けるウクライナへの支援など懸案がたまっている。スカリス氏は会合後、「早く問題を解決して、下院を再開させなければならない」と記者団に述べ、党内の支持固めを急ぐ考えを示した。

 下院(定数435、欠員2)の現有議席は共和党221、民主党212で、民主党は党下院トップのジェフリーズ院内総務を推す方針だ。全員が投票した場合、共和党議員のうち5人がスカリス氏以外を推せば、当選ライン(棄権を除く有効投票の過半数)を超える候補が出ずに投票はやり直しになる。

 CNNによると、ジョーダン氏は議長選でスカリス氏に投票する方針だが、少なくとも数人は「議長選でもジョーダン氏に投票する」と述べた。前議長のマッカーシー氏に投票するとしている議員もいる。【ワシントン秋山信一】

6885OS5:2023/10/13(金) 11:58:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/c858f820245238383766547204e0e650aadf9228
米下院議長選で共和指名のスカリス氏が本選撤退表明 分裂と混迷なお
10/13(金) 10:13配信
産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米メディアによると、野党共和党のマッカーシー下院議長の解任を受けて共和党下院議員団の投票で11日に議長候補に指名された党ナンバー2のスカリス院内総務(58)が12日、議長選からの撤退を表明した。スカリス氏はジョーダン下院司法委員長(59)との接戦を制したが、本会議での選出に必要な過半数を党内で確保できず出馬を断念したとみられる。

党内の保守強硬派の造反で今月3日に解任に追い込まれたマッカーシー氏の後任選びは白紙に戻り、共和党内の分裂と議会の混迷は続く見通しとなった。

穏健派の筆頭格で「党内融和」を唱えたスカリス氏は11日の投票で、保守強硬派の「自由議員連盟」に所属しトランプ前大統領の推薦を受けたジョーダン氏を僅差で抑え、指名を受けた。

下院議席(435)の構成は共和221、民主212、欠員2で、本会議の議長選を勝利するには過半数217票が必要。スカリス氏は共和単独での選出を確実にするためジョーダン氏の支持議員に結束を呼び掛けてきたが難航。このまま本選に進んでも、一度の投票で勝者が決まらず混乱は避けられないと判断したとみられる。

イスラム原理主義組織ハマスの攻撃を受けたイスラエル向けの追加予算に向けた協議が急務だが、議事運営に強力な権限を持つ議長不在で下院は法案審議や採決ができない状態だ。

スカリス氏は「下院は議長を選んで再開する必要があるが、克服しなければならない分裂がまだ続いている」と語った。

6886OS5:2023/10/13(金) 17:33:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd41d25b1b9dd9bf40fd0c4018ca5c6d8473a4e2
米下院議長選は振り出しに、異常事態の出口見えず…共和党・スカリス氏撤退
10/13(金) 17:13配信


読売新聞オンライン
スカリス氏=ロイター

 【ワシントン=淵上隆悠】米下院共和党のスティーブ・スカリス院内総務は12日、議長選からの撤退を表明した。党内選挙で議長候補に選ばれたが、本選で必要な票を固められなかった。共和党の内部対立に端を発した議長不在の異常事態は、出口が見えなくなっている。

 党内保守強硬派の反発で解任されたケビン・マッカーシー氏に次ぐナンバー2のスカリス氏は、党の非公開会合で議長候補の指名辞退を伝えた。その後、記者団に対し、「それぞれの思惑を横に置き、この国が必要としていることに集中すべきだ」と述べ、不満をあらわにした。

 米メディアによると、11日に行われた党内選挙で、スカリス氏は113票を獲得。保守強硬派らの支持を受けたジム・ジョーダン司法委員長は99票だった。現在の下院の構成は共和党221議席、民主党212議席、欠員2議席で、議長選で全員が投票した場合の選出ラインは217だ。造反を4人以下に抑える必要があったスカリス氏は、説得に奔走したが、保守強硬派を中心に約20人が応じなかったという。

 スカリス氏の撤退で、議長選びは振り出しに戻った。下院の機能不全が長引けば、ロシアの侵略を受けるウクライナへの軍事支援や、イスラム主義組織ハマスに攻撃されたイスラエルへの支援にも影響が出そうだ。

6887OS5:2023/10/16(月) 08:24:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd41d25b1b9dd9bf40fd0c4018ca5c6d8473a4e2
米下院議長選は振り出しに、異常事態の出口見えず…共和党・スカリス氏撤退
10/13(金) 17:13配信

読売新聞オンライン
スカリス氏=ロイター

 【ワシントン=淵上隆悠】米下院共和党のスティーブ・スカリス院内総務は12日、議長選からの撤退を表明した。党内選挙で議長候補に選ばれたが、本選で必要な票を固められなかった。共和党の内部対立に端を発した議長不在の異常事態は、出口が見えなくなっている。

【写真】マッカーシー議長の解任動議を可決した米下院=テレビ映像から、ロイター

 党内保守強硬派の反発で解任されたケビン・マッカーシー氏に次ぐナンバー2のスカリス氏は、党の非公開会合で議長候補の指名辞退を伝えた。その後、記者団に対し、「それぞれの思惑を横に置き、この国が必要としていることに集中すべきだ」と述べ、不満をあらわにした。

 米メディアによると、11日に行われた党内選挙で、スカリス氏は113票を獲得。保守強硬派らの支持を受けたジム・ジョーダン司法委員長は99票だった。現在の下院の構成は共和党221議席、民主党212議席、欠員2議席で、議長選で全員が投票した場合の選出ラインは217だ。造反を4人以下に抑える必要があったスカリス氏は、説得に奔走したが、保守強硬派を中心に約20人が応じなかったという。

 スカリス氏の撤退で、議長選びは振り出しに戻った。下院の機能不全が長引けば、ロシアの侵略を受けるウクライナへの軍事支援や、イスラム主義組織ハマスに攻撃されたイスラエルへの支援にも影響が出そうだ。

6888OS5:2023/10/18(水) 09:50:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b0f529c7485ae44b7f7b2da2e06337e167dab43
米下院議長選、初回投票で決着せず 共和党右派候補に対し造反相次ぐ
10/18(水) 6:19配信

朝日新聞デジタル
ワシントンの連邦議会で17日、下院議長選の1回目の投票で過半数を獲得できなかったジョーダン司法委員長=AP

 米下院は17日、解任された議長の後任を選ぶ投票を実施した。だが、多数派を握る共和党内で後任候補に指名されたジョーダン司法委員長は過半数の支持を獲得できず、最初の投票で議長は選出されなかった。

 共和党議員らは現在、造反した議員の説得にあたっているが、決着する見通しはたっていない。2回目の投票は18日にある。

 下院本会議(定数435、欠員2)での1回目となる17日午後の投票では、民主党の全議員が投票した党下院トップのジェフリーズ氏が212票を獲得。共和党はジョーダン氏が200票、スカリス院内総務が7票、マッカーシー前議長が6票、他に複数人が数票だった。下院議長の選出には過半数の得票が必要だが、現時点では誰も届いておらず、投票はやり直しになる。

 ジョーダン氏はトランプ前大統領の推薦を受けている党内右派で、議員連盟「フリーダム・コーカス」の創設メンバー。この議連に所属する議員たちが、強硬な保守政策を求めて党主流派と対立し、マッカーシー氏を議長の座から追いやった経緯がある。

朝日新聞社

6889OS5:2023/10/19(木) 14:02:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/414f8cd913bfbf53c6a99d6c4e22e0049ef8e646
米下院議長選 造反増でトランプ派候補2日目も失敗
10/19(木) 10:58配信


産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米下院は18日の本会議で、マッカーシー前下院議長の解任に伴う2回目の議長選を行った。多数派の野党共和党の候補でトランプ前大統領が推薦するジョーダン下院司法委員長(59)は前日に続き必要な過半数を獲得できなかった。造反票は増え、選出の見通しは一段と厳しくなり、機能停止の打開策を模索する動きも出てきた。

下院(定数435)の構成は共和221、民主212、欠員2。選出には過半数217票が必要だが、この日ジョーダン氏に入ったのは199票。他候補に投じられた党内造反票は22票と前日より2票増加し、根深い党内対立を浮き彫りにした。民主党は全員がジェフリーズ院内総務(53)に投じた。

19日に3回目の投票が実施されるかは不透明。3日にマッカーシー氏が解任され2週間以上が経過し、共和党内では議長代行を務めるマクヘンリー議員(47)に議長として実質的な権限を与える暫定案が浮上。関連動議の承認が必要だが、民主党の指導部も同案に前向きな姿勢を示しているという。

バイデン大統領は週内にもイスラエルやウクライナ向け軍事支援で大型の追加予算案を議会に要請する見通しだが、議長不在が続けば審議に遅れが生じる。

6890OS5:2023/10/19(木) 16:01:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/ba133da34f96d21bbf498db7fa85ac13f54a5e92
米下院議長選、ジョーダン氏は2回目投票でも敗北 共和党内から強い反発
10/19(木) 14:22配信
CNN.co.jp
マクヘンリー臨時議長(左)と話をするジム・ジョーダン議員=18日

(CNN) 米下院は18日、空席となっている下院議長を選ぶ2回目の投票を実施した。共和党内で議長候補に指名されたジム・ジョーダン議員はまたも選出に必要な票を獲得できず、前日に行われた第1回投票を下回る得票数に終わった。

【映像】米下院議長選、ジョーダン氏は2回目投票で票数減る

ジョーダン氏は敗北後、引き続き議長選にとどまる意向を表明した。下院は米東部時間19日正午に3回目の投票を実施するとみられている。議長不在の下院は実質的に機能停止状態。国外で紛争が勃発し、国内では来月に政府閉鎖に陥る可能性も浮上する中、不安定な状況が続く。

トランプ前大統領はジョーダン氏への支持を表明していた。保守派のジョーダン氏が支持集めに苦慮する状況は、下院議長選におけるトランプ前大統領の影響力の限界も浮き彫りにしている。

危機打開の道を模索するよう共和党議員に求める声が強まる中、一部では共和党のマクヘンリー臨時議長の権限を拡大する動きも出ている。ただ、この動きには異論もあり、共和党議員の立場は割れている。

17日の第1回投票では、下院共和党の20人がジョーダン氏に造反した。18日には造反者が22人に増え、ジョーダン氏への反発が強まっていることを示した。新たにジョーダン氏に造反した共和党議員は4人で、2人が支持に転じた。

下院共和党の議席は過半数をわずかに上回る状況で、ジョーダン氏は数票しか失う余裕がない。造反者が多い現状では、議長職ははるか手の届かないところにある。

本会議の採決で2度目の敗北を喫した後、ジョーダン氏は引き続き議長就任をめざす意向を示した。

「次回の投票がいつになるかは分からないが、同僚と協議を続けたい」「議員と話をしながら引き続き取り組んでいく」(ジョーダン氏)

ジョーダン氏は賛否が分かれる人物で、票集めが難航する要因になっている。トランプ氏の忠実な支持者で、強硬派の議員連盟「フリーダム・コーカス」の創設を支援。下院司法委員会の委員長として、下院共和党が主導する調査のキーパーソンにもなっている。

6891OS5:2023/10/19(木) 21:22:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/414f8cd913bfbf53c6a99d6c4e22e0049ef8e646
米下院議長選 造反増でトランプ派候補2日目も失敗
10/19(木) 10:58配信
産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米下院は18日の本会議で、マッカーシー前下院議長の解任に伴う2回目の議長選を行った。多数派の野党共和党の候補でトランプ前大統領が推薦するジョーダン下院司法委員長(59)は前日に続き必要な過半数を獲得できなかった。造反票は増え、選出の見通しは一段と厳しくなり、機能停止の打開策を模索する動きも出てきた。

下院(定数435)の構成は共和221、民主212、欠員2。選出には過半数217票が必要だが、この日ジョーダン氏に入ったのは199票。他候補に投じられた党内造反票は22票と前日より2票増加し、根深い党内対立を浮き彫りにした。民主党は全員がジェフリーズ院内総務(53)に投じた。

19日に3回目の投票が実施されるかは不透明。3日にマッカーシー氏が解任され2週間以上が経過し、共和党内では議長代行を務めるマクヘンリー議員(47)に議長として実質的な権限を与える暫定案が浮上。関連動議の承認が必要だが、民主党の指導部も同案に前向きな姿勢を示しているという。

バイデン大統領は週内にもイスラエルやウクライナ向け軍事支援で大型の追加予算案を議会に要請する見通しだが、議長不在が続けば審議に遅れが生じる。

6892OS5:2023/10/20(金) 22:09:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4d4989ae105bdbc5a1f863202ee67fa631686ad
米下院共和、統治不全 議長選強行も造反想定
10/20(金) 20:32配信

時事通信
米下院議長候補のジョーダン氏(中央)=19日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】バイデン米大統領がウクライナやイスラエルへの支援を切実に呼び掛ける中、予算編成権を持つ議会では、下院の多数派を握る共和党の内部対立に収拾がつかず「統治不全」に陥っている。

 同党は20日、空席となっている議長選出のため3回目の投票を強行する予定だが、多数の造反が想定され選出のめどは立たない。

 「私は勝つ」。共和党右派のジョーダン候補は19日、記者団にこう強調し、議長選からの撤退を否定した。同党は3日に解任されたマッカーシー前議長の後任選びを急いでいるが、今週2回行われた投票では主流派20人超が造反し、ジョーダン氏の選出を阻んだ。

 造反した議員や家族には、ジョーダン氏の支持者から殺害予告を含む脅迫や嫌がらせが殺到。19日の党会合では主流派と右派が怒号を交わし、ののしり合う騒ぎとなった。双方は態度を硬化させ、亀裂は深まる一方だ。

 状況が悪化する中、19日にはマクヘンリー臨時代理議長に立法に関する権限を一時的に付与し、議長選を先送りする案が浮上。米メディアによるとジョーダン氏もいったんはこれに同調したが、同氏の支持基盤である強硬右派が猛反発した。同氏は退路を断たれ、再び採決に臨むほかなくなった。

6893OS5:2023/10/21(土) 07:05:46
8467 OS5 2023/10/20(金) 22:10:22
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023101900170&amp;g=int&amp;utm_source=yahoo&amp;utm_medium=referral&amp;utm_campaign=link_back_edit_vb
下院議長選、2度目も結論出ず 臨時議長の権限強化案が浮上―米
2023年10月19日06時05分

18日、ワシントンで、米議会下院のマクヘンリー臨時代理議長(左)と話すジョーダン下院議員(AFP時事)
18日、ワシントンで、米議会下院のマクヘンリー臨時代理議長(左)と話すジョーダン下院議員(AFP時事)


 【ワシントン時事】米下院は18日、空席となっている議長選出に向けた2回目の投票を実施した。1回目の投票に続いて多数派の共和党から造反が相次ぎ、共和、民主いずれの候補も選出に必要な過半数を得られなかった。共和党右派のジョーダン候補に対する同党の造反は初回よりも増え、状況は悪化した。

 議長選出が暗礁に乗り上げる中、下院では一定期間に限り、マクヘンリー臨時代理議長の権限強化を求める声も上がる。臨時代理議長は新議長選出の議事進行を行うためのポストで、立法に関する権限は与えられていない。
 投票結果は、ジョーダン氏が199票、民主党のジェフリーズ院内総務が212票、その他が22票だった。議長選出には、出席議員433人の過半数である217票を獲得する必要があった。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023101800302&amp;g=int
米下院、議長選出ならず 共和穏健派20人が造反
2023年10月18日07時19分

米連邦議会議事堂=ワシントン(AFP時事)
米連邦議会議事堂=ワシントン(AFP時事)


 【ワシントン時事】米下院は17日、マッカーシー前議長(共和)の解任を受けた議長選を実施したが、いずれの候補も出席議員の過半数を得られず、選出に失敗した。多数派・共和党から立候補した右派のジョーダン司法委員長に、同党の穏健派20人が造反した。議長空席が2週間に及ぶ議会は、混迷の度合いを一層深めている。

 下院(定数435、欠員2)の現有議席は共和党221、民主党212で、議長選出には過半数の217票が必要。この日の投票結果はジョーダン氏が200票、民主党のジェフリーズ院内総務が212票、その他が20票で、1人が欠席した。その他の20票には、マッカーシー氏やスカリス院内総務ら、共和党主流派の名が並んだ。

6894OS5:2023/10/23(月) 21:52:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/24d1bbdd05bffc2b236191ea83cf1125929deaec
米下院議長選、9候補乱立 共和党票分散、不透明に
10/23(月) 15:30配信

共同通信
共和党の会合を終えたエマー院内幹事=19日、米ワシントン(AP=共同)

 【ワシントン共同】米下院議長選で、多数派を握る下院共和党のナンバー3、エマー院内幹事や、保守的な議員連盟を率いるハーン議員ら9人が23日までに出馬を表明した。候補乱立で票が分散するとみられ、選出に必要な過半数の票を得られる候補者が出るかどうかは不透明な状況だ。

 下院はマッカーシー前議長が3日に米史上初めて解任されて以降、議長が不在。イスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘で中東の緊張が高まる中、バイデン大統領が要請するイスラエル支援などの緊急予算を審議できない異常事態が続く。

 共和党は23日、候補者を集めて非公開の聴聞会を開催する。

6895OS5:2023/10/25(水) 14:58:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/a691bef0f814feb6684af5f9b2c1e7c37c622ac6
「堂々巡り」の米下院議長選 共和党4人目候補決まるも混乱続く
10/25(水) 11:18配信
毎日新聞
米連邦議会議事堂=2022年7月、西田進一郎撮影

 米連邦下院で多数派の共和党議員団は24日、次期議長候補に現指導部ナンバー3のエマー院内幹事を選出した。米メディアが報じた。しかし、下院議員に一定の影響力を持つトランプ前大統領らが異論を唱え、エマー氏は議長候補選出から数時間後に出馬を断念。党議員団は24日夜、今度は党下院のジョンソン議員総会副議長を議長候補に選出した。マッカーシー前議長の解任後、議長候補に選ばれたのは4人目となる。


 民主党も含めた議員の投票による議長選で当選するには、共和党議員のほぼ全員の支持が必要となる。過去3人の議長候補はいずれも党内の内紛を収められずに挫折しており、ジョンソン氏の支持固めも難航は必至だ。共和党が「堂々巡り」から抜け出せない中、3週間以上にわたって議長不在が続いている。

 米メディアによると、ジョーダン下院司法委員長が20日に議長候補を降ろされた後、計9人が次期議長に名乗りを上げた。途中で断念した2人を除き、エマー氏が選ばれた24日の議員団の投票(非公開)の際には7人が立候補。過半数の支持を得る候補が出るまで、最下位の候補を脱落させながら投票を繰り返す方式で、エマー氏が最後の投票でジョンソン氏を破り、一度は議長候補に選ばれた。

 しかし、党内に影響力を持つトランプ氏は直後にソーシャルメディアで「名ばかりの共和党員であり、議長に選ぶことは悲惨な失敗となる」とエマー氏を批判。少なくとも25人の共和党議員がエマー氏に反対していたため、エマー氏は説得は困難だと判断した。党議員団は24日夜に再び議員団の投票を行い、5人の候補からジョンソン氏を選んだ。

 エマー氏は2020年大統領選でのバイデン氏の当選を認めており、「不正な選挙だった」と根拠なく訴え続けるトランプ氏とは距離がある。政策によっては民主党との超党派協力を選ぶ穏健派で、自派の主張に固執する強硬派とは路線対立がある。

 一方、ジョンソン氏はトランプ氏を強く支持し、20年大統領選の後も敗北を認めないトランプ氏の「闘争」を支持していた。ただ、一連の議長選では、トランプ氏の推薦を受けたジョーダン氏が支持集約に失敗している。党下院にはトランプ氏と距離を置く議員もおり、ジョンソン氏の支持固めも難航が予想される。【ワシントン秋山信一】

6896OS5:2023/10/25(水) 14:59:26
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023102100208&amp;g=int&amp;utm_source=yahoo&amp;utm_medium=referral&amp;utm_campaign=link_back_edit_vb
米下院、議長選また振り出し 共和候補「3敗」で退場
2023年10月21日06時17分


 【ワシントン時事】米下院は20日、空席となっている議長選出のための3回目の投票を行ったが、共和、民主いずれの候補も当選要件である出席議員の過半数を獲得できなかった。下院多数派の共和はこの後、党内投票でジョーダン候補の指名取り下げを決定。議会空転が17日間にわたる中、議長選びはまた振り出しに戻った。
 共和党右派のジョーダン司法委員長は議長候補に指名されたものの、本会議での投票を重ねるごとに主流派からの造反が増え、選出が厳しくなっていた。ジョーダン氏に先立ちスカリス院内総務も候補に選ばれたが、右派の造反が確定的となり議長選を前に撤退。右派、主流派双方とも議長選出に失敗した形だ。
 共和党は24日に新たな議長候補の指名選挙を行う。米メディアによると、エマー院内幹事ら複数の議員が出馬を検討している。

6897OS5:2023/10/25(水) 15:00:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/26c4abab8b95553ef79f6efb3a5840584c4f8e01
米下院議長候補3人目も撤退 トランプ氏「不支持」投稿直後に
10/25(水) 8:31配信

産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】約3週間不在が続く米下院議長の候補選出をめぐる多数派共和党の分断と混乱が激しさを増している。同党は24日、投票で党ナンバー3のエマー院内幹事(62)を候補に指名したが、トランプ前大統領が「悲劇的な過ちだ」と介入。エマー氏は指名数時間後に撤退を表明し、選出はまた振り出しに戻った。

3日のマッカーシー前議長解任以降、共和党が指名した3人目の候補だったエマー氏は、ウクライナ支援を支持するなど穏健派と目され、保守強硬派からはトランプ氏への忠誠心が足りないと批判されてきた。

トランプ氏はすかさず交流サイトを通じ「世界主義者のRINO(名ばかり共和党員)」のエマー氏を「米国第一の有権者は支持できない」と投稿。撤退が米メディアに報じられたのはその数時間後だった。

議長選を制するには下院の過半数217票の獲得が必要だが、エマー氏の前にもスカリス院内総務、ジョーダン下院司法委員長が党内の支持とりまとめに失敗し相次いで撤退してきた。

議長不在の間にイスラム原理主義組織ハマスによるイスラエル攻撃で中東情勢が緊迫化。バイデン大統領はウクライナとイスラエル支援を一括した緊急予算を議会に要請したが宙に浮いたまま。現在の政府つなぎ予算が失効する11月中旬までに新予算案が承認されないと政府機関の閉鎖危機にも見舞われる。

共和党のシャデッグ元下院議員は米紙ウォールストリート・ジャーナルに寄稿し、マッカーシー氏解任動議を提出したゲーツ議員らの造反行為が「議会の機能を失わせた」と批判。「米国は中枢同時テロ以来最大の対外脅威に直面している」とし、党の団結を早期に取り戻すよう訴えた。

6898OS5:2023/10/26(木) 07:20:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/200687ea672f22e3d16458db40993df448978564
米下院議長に共和党マイク・ジョンソン議員選出、3週間超の不在解消
10/26(木) 3:44配信
読売新聞オンライン
米下院議長に選出されたマイク・ジョンソン議員=ロイター

 【ワシントン=淵上隆悠】米下院は25日、新議長に共和党のマイク・ジョンソン議員を選出した。約3週間にわたって続いた議長不在の異常事態がようやく解消される。


 共和党が多数派の下院では、ケビン・マッカーシー前議長が、党内の保守強硬派の反発を受けて3日に解任された。その後、共和党は後任選びを進めたが、穏健派と保守強硬派の対立が続き、選ばれた議長候補の撤退が相次いだ。ジョンソン氏は4人目の候補で、双方が妥協できる「消去法」で選ばれた形だ。

 下院議長は、米大統領の権限継承順位で副大統領に次ぐ2位の要職。

6899OS5:2023/10/26(木) 08:02:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/94acff9bda8bcb8a62ceed45a282e67e3b64a967
米下院議長にジョンソン氏 3週間ぶり不在解消
10/26(木) 7:20配信
CNN.co.jp
米共和党のマイク・ジョンソン氏が下院議長に選出された

(CNN) 米連邦議会下院は25日、新しい議長に共和党のマイク・ジョンソン氏を選出した。同党のケビン・マッカーシー氏が3日に議長職を解任されてから約3週間にわたって議長不在という異例の事態が解消された。

採決ではジョンソン氏が220票、下院民主党トップのハキーム・ジェフリーズ氏が209票を獲得。議長選出をめぐっては共和党内の対立で混乱があったが、同日の採決では欠席した1人をのぞいて全共和党員がジョンソン氏を支持した。

ジョンソン氏は議長選出後の初の演説で、政府機関の閉鎖を回避するために議会が「ただちに」債務危機の問題に取り掛かると述べた。期限直前の9月末に成立したつなぎ予算は11月17日までの支出をまかなうもので、新たな予算措置が求められている。

ジョンソン氏は「これは簡単なことではなく、難しい決断をくださなければならない」「だが今行動を起こさなければ、結果は耐えられないものになる」などと訴えた。債務問題に関する委員会を新たに設置することも明らかにした。

ルイジアナ州選出のジョンソン氏は弁護士を経て、2016年に下院議員に初当選。下院共和党会議の副議長を務めている。

ジョンソン氏はトランプ前大統領の支持者として知られ、2020年大統領選の結果を覆そうとした動きに同調していた。また21年1月6日には、他の下院共和党議員とともに大統領選の選挙人投票に異議を申し立てた。

トランプ氏は25日、下院議長選では誰も支持しないと述べていたが、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」への投稿でジョンソン氏の議長就任を祝福し、同氏の議長選出に自身が大きく寄与したと主張した。

6900OS5:2023/10/26(木) 11:52:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/204c4df4987933626b2aaa07fd15b24e48ae04e2
米下院議長にジョンソン氏 無名の共和党保守派
10/26(木) 11:18配信
【10月26日 AFP】米下院は25日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領に近い共和党保守派のマイク・ジョンソン(Mike Johnson)議員(51)を新議長に選出した。ケビン・マッカーシー(Kevin McCarthy)前議長が今月3日に解任されて以来、共和党内での混乱を受け下院は機能不全に陥っていたが、数週間ぶりに正常化にこぎつけた。

 ジョンソン氏は弁護士出身で、宗教右派に属する。ほぼ無名の候補だったことも奏功して共和党内から造反は出ず、下院で過半数を占める同党議員全員の支持を得た。

 ジョンソン氏は選出後の演説で、下院でまひ状態が続いたことを踏まえ「われわれは信頼回復という課題に直ちに取り組まなければならない」と語った。

 ジョンソン氏は新議長として2024年度予算案を可決できなければ、再び政府閉鎖のリスクに直面することになる。ウクライナ・イスラエル支援の取りまとめに向け指導力を発揮することも期待されている。

 映像は25日撮影・提供。(c)AFPBB News

6901OS5:2023/10/26(木) 20:58:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/80b11dbf5bb6693f67e6355f5b696a053a0cd89c
共和、議長選出も遠い融和 トランプ氏、混乱拍車 米下院
10/26(木) 20:33配信


時事通信
25日、ワシントンで開かれた米議会で下院議長に選出後、演説する共和党のジョンソン議員(AFP時事)

 【ワシントン時事】米下院(定数435、欠員2)は25日、空席となっていた議長に共和党保守派でトランプ前大統領に近いジョンソン議員(51)を選出した。


 議長解任という米史上初の異常事態から3週間余りの間、元凶となった下院多数派の共和党では主流派と右派が激しく対立。トランプ氏の介入で混乱はさらに深まり、議会空転をよそに展開される「学級崩壊」ぶりは、党の名声を大きく傷つけた。

 「おめでとう、ジョンソン。素晴らしい議長になるだろう」。トランプ氏は25日、「忠臣」の議長就任をSNSで満足げに祝った。

 米メディアによると、ジョンソン氏は2020年大統領選でのトランプ氏の敗北を覆そうとする企てに加担した人物だ。記者団にそのことを問われると、「次の質問を」と回答を拒絶した。民主党は「過激なトランプ派が共和党を乗っ取った」と批判している。

 マッカーシー前議長の解任後、共和党では主流派と右派から3人の議長候補が指名された。しかし、いずれも抵抗勢力を切り崩せなかったり、トランプ氏の強い反対を受けたりし、撤退に追い込まれた。党を団結させる力強い指導者は現れず、最後は知名度の低さ故に敵も少ないジョンソン氏に「消去法」で落ち着いた。

 この3週間、主流派と右派の争いは醜悪を極めた。党会合では双方が怒鳴り合い、取っ組み合いにならんばかりに激高。右派のジョーダン候補に造反した議員やその家族には「殺害予告」が送り付けられるに至り、派閥間の不信と怒りは頂点に達した。

 議会は米政府が要求したイスラエル・ウクライナ支援の追加予算承認という喫緊の課題を抱え、来月17日にはつなぎ予算の期限とともに政府閉鎖の危機が再び訪れる。下院の現有議席は共和221、民主212と拮抗(きっこう)しており、わずかな造反でジョンソン氏の議事運営は頓挫する。新議長には傷だらけの党をまとめつつ、民主党と妥協点を見いだす難しいかじ取りが求められる。

6902OS5:2023/10/27(金) 16:23:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/3cdad196060818bd1cd18ead3251169af62d80bb
米大統領選・ケネディ候補宅で侵入未遂事件 伯父JFKと父は暗殺
10/27(金) 10:27配信
毎日新聞
演説するロバート・ケネディ・ジュニア氏=米東部ペンシルベニア州フィラデルフィアで2023年10月9日、秋山信一撮影

 米西部カリフォルニア州ロサンゼルスで25日、2024年11月の米大統領選に無所属で出馬するロバート・ケネディ・ジュニア氏の自宅に男性が侵入しようとした。ケネディ氏の陣営が26日に発表した。男性は侵入前に警備員らに取り押さえられ、自宅にいたケネディ氏も無事だった。

【図解でわかる!米大統領選】

 伯父ケネディ元大統領、父ロバート元司法長官が1960年代に相次いで暗殺された経緯があり、ケネディ氏は要人警護を担うシークレットサービス(大統領警護隊)に警護を求めている。

 発表によると、男性はケネディ氏との面会を求めて塀を登ろうとして警備員に拘束され、警察に引き渡された。しかし、釈放後に再びケネディ氏の自宅に向かい、再び拘束された。男性の目的は不明だが、過去数カ月間、ケネディ氏につきまとっていたという。

 ロサンゼルスでは9月にも、ケネディ氏の演説会場に「警護担当の連邦保安官」を自称し、拳銃を携帯する別の男性が現れ、ケネディ氏との面会を要求する事件があった。また、ケネディ氏は以前にも住居侵入の被害に遭ったことがあるという。

 シークレットサービスは、現職を含む大統領経験者らの警護にあたっている。国土安全保障長官や連邦議会幹部が必要性を認めれば、大統領候補も警護対象となる。ケネディ氏によると、今年4月に国土安保省に警護を要請したが、7月に断られていたという。【ワシントン秋山信一】

6903OS5:2023/10/29(日) 00:01:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b3655e7d2194be72e3ee61e62112657aab220f5
ガザ情勢対応で「バイデン離れ」表面化 24年大統領選に悪影響も
10/28(土) 15:51配信


毎日新聞
イスラエルとの紛争を巡って、パレスチナを支持する集会=米中西部ミシガン州で2023年10月13日、アンアーバー・ニュース・AP

 米国のイスラム社会で、イスラエルとパレスチナ自治区ガザ地区を支配するイスラム組織ハマスの戦闘を巡って、バイデン政権の「イスラエル重視」の対応に不満が高まっている。一部のイスラム圏からの入国を禁止したトランプ前政権と対照的に、バイデン政権はイスラム教徒に配慮する姿勢を示してきたが、今回の対応で「バイデン離れ」も表面化している。


 バイデン大統領は、ハマスが今月7日にイスラエルを攻撃した直後に「イスラエルと共にある」と強調し、イスラエルのガザ地区への攻撃を支持する姿勢を示した。10日の演説でもイスラエルの民間人被害の描写やハマス批判に時間を割く一方、イスラエルの空爆によるガザ地区の民間人被害については「ハマスが人間の盾として利用している。何の罪もない命の喪失は痛ましい」と触れた程度だった。

 こうした姿勢に対して、パレスチナ系のタリーブ下院議員(民主党)は「バイデン政権はガザの民間人を保護する義務を果たせていない」と批判の声を上げた。人道危機に陥ったガザ地区の住民の大半はイスラム教徒であり、米国内ではパレスチナ系以外のイスラム社会にも政権への不満が広がった。

 反発を和らげるため、サリバン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は13日、イスラム社会の指導者らと面会し、ガザ地区への人道支援物資の搬入計画などを説明。ブリンケン国務長官も23日、同様の会合で人道面の取り組みを説明した。

 ところが、バイデン氏が25日の記者会見で、ガザ地区での死者数に関してハマス側の「6000人以上」との説明に疑義を表明。「罪のない人が殺されているのは間違いないが、戦争遂行の代償だ」と発言したことが、再びイスラム社会の怒りを買った。

 米NBCニュースによると、バイデン氏は26日に少数のイスラム社会の指導者らをホワイトハウスに招いた。「ガス抜き」を図ったとみられ、参加者の一人はNBCに「ガザ地区の住民の半数は子供だ。大統領には『思いやりが足りない』と伝えた」と述べた。

 今回の対応は、バイデン氏が再選を目指す2024年11月の大統領選に影響する可能性もある。NBCによると、推定約24万人のイスラム教徒が居住する中西部ミシガン州のイスラム社会では「二度とバイデン氏には投票しない」との声も上がっている。

 同州では20年大統領選でバイデン氏が約15万票差で共和党のトランプ大統領(当時)を破ったが、イスラム教徒の支持が離れれば、今度は共和党候補に逆転される可能性も出てくる。【ワシントン秋山信一】

6904OS5:2023/10/29(日) 00:07:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/e6a08b856801e866bf37c484a783f31db2167421
気候変動対策、分断深く トランプ氏なら逆行か 米大統領選まで1年
10/28(土) 7:50配信

時事通信
米テキサス州の製油所から立ち上る煙=2020年4月(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】米大統領選まで来月5日で1年。

 気候変動は、民主、共和両党の間で最も分断の大きい争点の一つだ。バイデン政権は対策を積極的に推進する一方、共和党の大統領選候補者の一部は、気候変動と人間活動の関連を否定。その代表格のトランプ前大統領が返り咲けば、政策は逆戻りしかねない。企業からは「いまさらひっくり返されても困る」との声も上がる。

 ◇溝くっきり
【図解】気候変動を「重大な脅威」と捉える成人の割合

 米世論調査機関ピュー・リサーチ・センターが8月に公表した調査結果によると、気候変動を「重大な脅威」と受け止める米国の成人の割合は、民主党支持層で78%だったが、共和党支持層では23%にとどまった。民主党支持層の約9割が再生可能エネルギーや水素の開発を重視する一方で、共和党支持層の約6割が「石油、石炭、天然ガスの生産を拡大すべきだ」と回答した。

 共和党候補者の姿勢は支持層の傾向を映し出す。トランプ氏は2016年の大統領選以来、気候変動を「でっち上げ」と一蹴し、実業家ラマスワミ氏も同じ表現を使う。デサンティス・フロリダ州知事は、州が甚大なハリケーン被害を受けたにもかかわらず、「『天気』の政治問題化はやめるべきだ」と、気候変動に向き合わない。

 ヘイリー元国連大使は気候変動を「現実」と認識し、トランプ氏らとは一線を画す。ただ、温室効果ガスの削減は「(排出量が多い)中国とインド次第だ」と語り、地球規模の課題に米国が主導力を発揮することには消極的だ。

 ◇政策転換難しく
 バイデン政権は、過去最大規模の気候変動対策費を盛り込んだ「インフレ抑制法」を昨年成立させ、再エネ発電設備の整備や、電気自動車(EV)用電池工場の建設を支援している。これに対し、トランプ氏は同法が「米国を殺している」と批判。再登板すれば見直しに乗り出すとみられる。

 ただ、政権が変わっても気候変動政策を180度転換するのは容易ではなさそうだ。伝統的に共和党を支持してきた石油や天然ガスの開発企業もバイデン政権による巨額の脱炭素化支援を受け、歓迎している。共和党色が強い南部を中心に多くのEV用電池工場の建設が急ピッチで進み、企業は「もう多額の投資をしてしまった」(日系自動車大手)と、経営戦略の軌道修正には否定的だ。

 日本の商社関係者は、共和党政権になった場合に米国の気候変動政策は「現状から修正されるだろう」と予測する。一方で「脱炭素化の大きな方向性は変わらないのではないか」との見方を示した。

6905OS5:2023/10/29(日) 19:33:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/93d41a4e62bc68eaf80201cba615e8c50eb8f49d
米ペンス前副大統領が大統領選挙から撤退
10/29(日) 8:02配信
FNNプライムオンライン(フジテレビ系)
FNNプライムオンライン

アメリカのペンス前副大統領は、2024年の大統領選挙からの撤退を表明した。

ペンス前副大統領は10月28日、ネバダ州で演説し、「今は私の時代ではない。きょうで選挙戦を終えること決めた」と述べ、2024年の大統領選挙の共和党候補指名争いからの撤退を表明した。

ペンス氏は2023年6月に出馬表明し、かつて副大統領として仕えたトランプ前大統領に挑戦したが、支持が広がらなかった。

共和党候補の指名争いで、トランプ前大統領が支持率でトップを独走する中、共和党の主要候補の撤退は初めて。

国際取材部

6906OS5:2023/10/31(火) 21:20:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/03b1f9923fb98f37c5d7aec7e801805375a763aa
「バイデンはイスラム票失った」 中東危機、再選にリスク 米大統領選まで1年
10/31(火) 7:07配信


時事通信
バイデン米政権のイスラエル支援を批判する「イスラミック・センター・オブ・デトロイト」のスフィアン・ナブハン事務局長=24日、中西部ミシガン州デトロイト

 【ディアボーン(米ミシガン州)時事】パレスチナのイスラム組織ハマスとイスラエルの衝突が、大統領選を1年後に控えた米国社会に波及している。

 イスラエルへの「揺るがぬ支持」を約束したバイデン大統領に、イスラム教徒やアラブ系コミュニティーでは「絶対に投票しない」と怒りが広がる。イスラム教徒は米人口の1%余りにすぎないが、わずかな票差が結果を左右する激戦州では、再選を目指すバイデン氏の命取りとなりかねない。

 ◇投票ボイコット
 かつて自動車産業で栄えた中西部ミシガン州デトロイトから車で20分。打ち捨てられた家屋や廃工場が建つ寂しい一帯を過ぎると、看板にアラビア語と英語が併記された食料品店や中東料理店の街並みが姿を現した。人口11万人の半数近くをイスラム教徒が占めるディアボーン市だ。

 「バイデン氏はイスラム教徒の票を失った」。同市で教育や医療支援を行う「イスラミック・センター・オブ・デトロイト(ICD)」のスフィアン・ナブハン事務局長(53)は語気を強めた。パレスチナ自治区ガザでの犠牲者が8000人を超える中、イスラエルを支援するバイデン氏が「私たちの家族を殺す武器に、私たちの税金を使っている」と憤る。

 ミシガン州の人口約1000万人のうち、イスラム教徒は推定24万人。同州は民主党の地盤だったが、2016年大統領選では共和党のトランプ氏が約1万票の僅差で勝利した。バイデン氏が約15万票差で同州を奪還した20年の選挙では「イスラム票が大きく貢献した」とナブハン氏は言う。

 民主党のアブドゥラ・ハムード市長(33)は、今月7日の衝突勃発後に「民主、共和両党の指導者が、残忍な占領を支持しながら平和を呼び掛けるのは言語道断だし、偽善だ」と非難した。州内のイスラム系団体は連日のように会合を重ね、バイデン氏への投票ボイコットを確認。イスラム教徒に差別的なトランプ氏を支持する選択肢はなく、団体間の違いは「白票を投じるか、(民主、共和以外の)第三の候補に入れるか」だという。

 ◇「9.11後と同じ」
 ディアボーンのイスラム系社会の始まりは1900年代初頭。自動車大手フォード・モーターの工場で働く移民たちが学校や病院、ショッピングモールを整備すると、紛争地からの難民や他州の移民も集まってきた。今では全米最大のモスク(イスラム礼拝所)を抱え、発展を続ける。

 だが、7日以降はテロ予告や「国に帰れ」などと住民が罵倒される事案が報告された。ICDは警察にパトロール強化を依頼したほか、民間警備員を24時間態勢で配置。イスラム教徒のスカーフ「ヒジャブ」を着用する女性はヘイトクライム(憎悪犯罪)の対象となりやすいため、女性向けの護身術教室も新たに開くという。

 中西部イリノイ州では14日、パレスチナ系の男児(6)が大家の男にめった刺しにされ、殺害される悲劇が起きた。「(米同時テロ後)20年でイスラム教徒の議員も市長も生まれた。だが、人々は20年前と変わっていなかった」。パレスチナ出身のナブハン氏は、米メディアや政治家の「イスラム嫌悪」が背景にあると感じている。

 全米で「反ハマス」「反イスラエル」双方のデモが頻発し、緊張と分断が社会を揺るがす。ギャラップ社の2月の調査によれば、バイデン氏を支える民主党支持層や若年層は、よりパレスチナに同情的だ。バイデン氏が信用を取り戻すために何が必要か。ナブハン氏は「地域社会に謝罪し、イスラエル支援をやめ、戦争を止めることだ」と言い切った。

6907OS5:2023/11/03(金) 07:15:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/575968c4904e671be04f665bd4d8ee8f4a30931c
米大統領選、「文化戦争」激しく アイデンティティーの攻防 教育現場も政治化
11/2(木) 20:33配信


時事通信
国際アフリカ系米国人博物館(IAAM)=10月10日、米南部サウスカロライナ州チャールストン

 米社会の黒人差別などを巡り、リベラル派と保守派の価値観がせめぎ合う「文化戦争」が、2024年11月の大統領選の底流で激化している。

 過去にさかのぼって歴史を見直す動きと、それに対する感情的な反発は教育現場にも波及し、自由や平等といった米国の「ナショナル・アイデンティティー」を揺さぶっている。

 ◇グラウンド・ゼロ
 案内された突堤の先には穏やかな海が広がっていた。

 米南部サウスカロライナ州チャールストンのガズデン埠頭(ふとう)。背後には6月にオープンした国際アフリカ系米国人博物館(IAAM)がある。広報担当の黒人女性は、埠頭の地表に刻まれた線を指して「奴隷として運ばれた約10万人のアフリカ人はここから上陸しました。『グラウンドゼロ(出発点)』です」と説明した。

 港湾都市チャールストンは18〜19世紀、国際奴隷貿易の玄関口だった。黒人に関する博物館では全米で2番目に大きいIAAMは、大西洋を渡った奴隷船の実態やプランテーションでの過酷な暮らしを展示。子孫の黒人らが家系記録をたどれるセンターも設けられている。

 ターニャ・マシューズ館長(49)は、取材に対し「博物館の建設計画に反発はあったが、自分たちの真実の物語を語りたいと説得しました。この場所は『あなたが誰であるか』を黒人のみならず、白人にも伝えるものです」と語る。

 19年にはニューヨーク・タイムズ紙が米国の建国は1776年ではなく、アフリカの黒人奴隷が連れて来られた「1619年」だとするプロジェクトを開始。独立宣言や憲法を絶対視しない姿勢に衝撃が走った。

 ◇批判的人種理論
 「学校で反白人感情を育てている」―。南部バージニア州ラウドン郡にある町の小さな図書館で10月16日夜、郡の教育委員に立候補している保守系の親らによる小集会が開かれた。

 地元共和党の推薦を受けたエイミー・リカルディさん(52)は「人種の話をするのではなく、人種間の格差を埋める努力をしたい。親は学校にもっと関わるべきだ」と主張した。特に問題視するのは、米社会から人種差別が消えない原因は白人優位の社会制度にあるなどとする「批判的人種理論(CRT)」だ。

 20年5月に警察官が黒人男性を窒息死させた事件をきっかけに、全米で反差別運動「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命も大切)」が拡大。一方、保守層の間では「学校でCRTが教えられている」とする批判が強まった。

 ◇「機会のある国」
 大統領選の共和党候補指名争いで、トランプ前大統領(77)のライバルとされるフロリダ州のデサンティス知事(45)は、教育現場などでCRTを取り入れることを禁じた。米国の伝統的な文化や規範を訴えることで、保守層からの支持拡大を狙う。

 富裕層が多いラウドン郡はこの20年間に移民が流入し、白人の比率は約80%から約64%まで縮小した。白人女性のリカルディさんは、教育委員に手を挙げた理由を「白人は抑圧者ではない。米国は人種に関係なく誰にでも機会がある国だと伝えたいから」と話した。

 「私たちが何者なのかを忘れてはならない。私たちは『合衆国』なのだ」
 バイデン大統領(80)が演説で団結を訴えるフレーズだ。24年大統領選では、その米国の在り方を巡り、両極の差がさらに広がる可能性がある。

6908OS5:2023/11/05(日) 20:07:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a18a25a39992d6a7f89b3d8fe33482fd68d58ba
「親イスラエル伝統国」アメリカ、「ガザ停戦」求めるデモ拡大…若者中心にパレスチナへの好感広がる
11/5(日) 17:32配信

読売新聞オンライン
4日、米ワシントンで、「ジェノサイド(集団虐殺)をやめろ」などと書かれたプラカードを掲げ、停戦を求めるデモ参加者=淵上隆悠撮影

 【ワシントン=淵上隆悠、ニューヨーク=金子靖志】パレスチナ情勢を巡り、全米で若者を中心に停戦を求めるデモが広がっている。ユダヤ系とイスラム教徒を標的としたヘイトクライム(憎悪犯罪)も急増し、戦闘は米国に暗い影を落としている。

 「声を上げられないまま殺されている子供たちのために来た」

 4日にワシントンで開かれた数万人規模のデモに参加したジジ・エーさん(28)はこう語り、一刻も早い停戦を呼びかけた。父親がエジプト出身だという夫のザックさん(28)も「私たちが政府に税金を納めるのは、イスラエルに武器を送るためではない」と訴えた。

 米国では、パレスチナ自治区ガザに対するイスラエル軍の攻撃が激しくなるにつれ、抗議の輪が広がっている。この日はニューヨークやロサンゼルスでもデモがあった。アラブ系だけではなく、白人や黒人も交じり、若者の姿が目立った。

 親イスラエルを伝統とする米国だが、リベラルな若者がパレスチナに好感を持つ傾向にある。昨年時点で、民間調査機関ピュー・リサーチ・センターの調査に18〜29歳の61%が「パレスチナに好意的だ」と答え、65歳以上の47%を上回っていた。民主党支持層の約半数がイスラエルよりもパレスチナに共感していることを示す調査結果もある。

 イスラム教市民団体「米イスラム関係評議会」フィラデルフィア事務所のアフメット・テケリオグル事務局長は取材に「米国の若い世代は様々な人種やバックグラウンドを持つ。ガザの惨状に心を痛めている人は多い」と指摘した。

4日、ニューヨーク市マンハッタンで、「占領をやめろ」などと書かれたプラカードを掲げ、停戦を求める抗議デモ=金子靖志撮影

 一方、デモでは「イスラエルは地獄に落ちろ」といった攻撃的な主張が少なくない。米連邦捜査局(FBI)のクリストファー・レイ長官は10月31日の上院公聴会で、ユダヤ系に対するヘイトクライムが「歴史的な水準」に達していると明らかにした。戦闘の開始以降、各地の大学では、ユダヤ系の学生に対する嫌がらせが横行している。

 攻撃を受けているのはイスラム教徒も同じだ。イリノイ州シカゴでは10月14日、70歳代の男がイスラム教徒の男児(6)を刺殺した。捜査当局は、男がイスラム主義組織ハマスに反発して犯行に及んだと見ている。

 事件を深刻にとらえたバイデン政権は今月1日、「イスラム嫌悪」に対する初の国家戦略を策定すると発表した。バイデン大統領が再選を狙う大統領選を見据え、「イスラム票」をつなぎとめる意図が透ける。

6909OS5:2023/11/05(日) 20:11:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e57b06b6bc4afe2759da584629898e7587a3b85
イスラエルのガザ攻撃巡り揺れる米ハリウッド 俳優ら賛否割れる
11/5(日) 12:56配信
毎日新聞
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の活動をしていたころのアンジェリーナ・ジョリーさん=インスタグラムより

 パレスチナ自治区ガザ地区へのイスラエルの攻撃を巡り、米映画・音楽業界が分裂している。ネット交流サービス(SNS)を通じて即時停戦を求める俳優がいる一方、イスラエル支持を明確にする芸能人も多い。【國枝すみれ】


 ◇難民支援20年のアンジー

 米女優アンジェリーナ・ジョリーさんは、イスラエル軍の空爆を受け、巨大なクレーターができたガザ地区の難民キャンプの写真をインスタグラムに投稿した。「逃げ場がない人々への意図的な空爆」「罪のない人々の命が失われることを正当化することはできない」と強く非難した。

 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の親善大使や特使を務めてきたジョリーさん。インスタグラムのフォロワーは1500万人いる。

 「私は20年間、難民と関わってきた。ガザに住む200万人以上の人々(うち半数は子供たち)は、数十年にわたって立ち退きと祖国喪失を強いられ、さらに過去20年間近く厳しい封鎖下に置かれてきた。支援や燃料、水の否定は、ガザの人々に対する集団的懲罰に等しい。人道的観点からすれば、即時停戦しかない」と訴えた。

 SFシリーズ「スター・トレック」への出演で知られる日系人俳優ジョージ・タケイさんは、X(ツイッター)に「歴史から学ばなければならない。ある一部の集団が残虐行為をしたからといって、彼らと関係のない数十万、数百万に上る人々をその集団と一緒に苦しめてはならない」と投稿した。

 フォロワー330万人のタケイさんが語る「学ぶべき歴史」とは、旧日本軍による真珠湾攻撃(1941年)を受け、米国に住む日系人たちが一斉に強制収容所送りとなった出来事を指す。当時5歳だったタケイさん自身も体験した。

 「報復の念から当時の米政府は過剰に反応し、(真珠湾)攻撃とは関係ない人々につけを払わせた。正義と報復というペンキを過剰に塗り広げれば、人類が受ける苦しみは計り知れなくなる」

 「停戦を求めるアーティスト(Artists4Ceasefire)」というグループも結成された。米政府や世界の指導者に即時停戦とガザヘの攻撃停止を呼びかけている。「どんな命も神聖だ」と訴える公開書簡には、俳優ホアキン・フェニックスさんや歌手のジェニファー・ロペスさんら約270人が署名している。

 ◇元イスラエル兵のワンダーウーマン

 一方で、イスラエルへの支持を訴えるハリウッド俳優も多数いる。その一人が映画「ワンダーウーマン」で主役を演じたイスラエル人女優ガル・ガドットさんだ。

 イスラエルで兵役についた経験があるガドットさんは、ハマスの人質になった市民の写真や動画を多数インスタグラムにアップしている。

 「STAND WITH ISRAEL(イスラエルと共に立て)」「人質を誰一人として取り残さない」――。そう訴えるガドットさんのインスタグラムは1億人のフォロワーがいる。

 イスラエル出身の米女優ナタリー・ポートマンさんもインスタグラムに「子供、女性、高齢者が殺害され、拉致された。このような野蛮な行為に恐怖を感じる」と投稿した。「イスラエルの子供たちを解放して」と書いた紙を持ち、無言で訴える子供たちの動画もアップしている。

 反ユダヤ主義に反対する芸能関係者の団体「平和を求める創作者のコミュニティー(CCFP)」は10月12日、ハマスの攻撃を「邪悪なテロ」だと非難する公開書簡を発表した。「イスラエルが自国民を守るために必要な方策を取る」ことへの理解を示す内容だが、多数のパレスチナ人が犠牲になっていることへの言及はない。

 この公開書簡には2000人以上が署名した。ガドットさんやマイケル・ダグラスさん、「スター・ウォーズ」に出演したマーク・ハミルさんら俳優のほか、ジョン・フォガティさんやJ・D・サウザーさんらミュージシャン、音楽レーベルのユニバーサル・ミュージックなどの会長や社長が名を連ねている。

6910OS5:2023/11/05(日) 20:13:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/867bdca82b26e2660fe90a36c54a115d459eb2d9
米議会、イスラエル支援の予算審議難航 ウクライナ除外、政権は反発
11/4(土) 17:19配信

毎日新聞
米連邦議会議事堂

 米連邦議会でイスラエル、ウクライナ支援を巡る予算審議が難航している。バイデン大統領が両国への支援を盛り込んだパッケージ型の予算を求めたのに対し、野党・共和党がウクライナ支援を除外し、直接関係のない歳出削減までも意図した法案を下院で可決させたためだ。与野党対立が激しさを増し、両国支援のあり方に影響を及ぼしている。

 共和党が多数派を握る下院は2日、イスラエルへの軍事支援のための143億ドル(約2兆1000億円)の法案を、賛成226・反対196で可決した。超党派の理解を得やすいイスラエル支援のため民主党の一部も賛成に回ったが、バイデン政権が猛反発しており成立する見込みはない。

 反発を招いた最大の理由は、143億ドルの費用を捻出するため、バイデン政権が強化する内国歳入庁(国税庁)予算を削減する内容を盛り込んだことだ。「小さな政府」を志向し歳出抑制を求める共和党の従来の主張に沿ったものだが、ホワイトハウスは「団結が必要な時に党派対立を持ち込んだ。安全保障上の重要な支援策に条件を付けるのは危険な前例となる」と声明で批判した。

 法案を主導したのは、10月下旬にマッカーシー前下院議長の後任に決まったジョンソン議長(共和党)。内国歳入庁(IRS、日本の国税庁に相当)の予算削減について「政治的な目的ではない」と説明し、財政再建につながる措置と強調する。だが、超党派の米議会予算局は脱税の増加で税収が減ることで「今後10年で財政赤字が125億ドル増える」との試算を発表しており、財政健全化が目的との主張は説得力を欠く。

 下院案は、共和党の一部の保守強硬派が反対するウクライナへの軍事支援も盛り込まなかった。市民が戦闘に巻き込まれているパレスチナ自治区ガザ地区への人道支援も除外した。

 上院民主党トップのシューマー院内総務は、「ひどい欠陥のある提案だ」と述べ、下院案を上院では審議しない考えを示した。バイデン氏も拒否権を発動する考えを示している。

 ジョンソン氏は今後、ウクライナ支援を、共和党の求めるメキシコとの国境の警備強化策とセットにした法案を策定する方針。また、17日で期限切れとなる2024会計年度(23年10月〜24年9月)のつなぎ予算を来年1月まで延長する考えも示している。

 だがバイデン政権は、ウクライナ支援をイスラエル支援や国境警備強化などとともに盛り込んだ1060億ドルの予算を一括で成立させるよう議会に求めている。米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は「イスラエルだけを対象にした法案に大統領は拒否権を発動するだろう」と指摘。ウクライナ支援と一体化させた法案でなければバイデン氏が認めない可能性が高く、調整は難航必至だ。【ワシントン大久保渉】

6911OS5:2023/11/05(日) 20:30:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f1fd7f2547e06b7edee4e90e4436e57ca4295c6
トランプ氏独走の共和党指名争い、ヘイリー氏が「強い女性像」で2位へ勢い
11/5(日) 16:21配信


読売新聞オンライン
 【ワシントン=淵上隆悠】2024年米大統領選の共和党指名候補争いは、トランプ前大統領がトップを独走する陰で、じわりと浮上したニッキー・ヘイリー元国連大使がフロリダ州のロン・デサンティス知事と2位争いを演じている。予備選・党員集会が目前に迫り、各候補はわずかな勝機をつかもうともがいている。


ごぼう抜き
ニッキー・ヘイリー氏(10月30日)=ロイター

 「ヘイリーの勢いは本物だ。この競争は男女一騎打ちの構図となった」

 ヘイリー氏の陣営は3日に発表した声明でこう強調し、党指名レースを勝ち抜くチャンスがあるのは、主要候補で唯一の女性であるヘイリー氏とトランプ氏に絞られたと訴えた。

 米政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス(RCP)」がまとめた全国の世論調査平均によると、ヘイリー氏の支持率は8・3%。トランプ氏の59・3%には遠く及ばず、デサンティス氏の13・4%も下回る。それでも強気を貫けるのは、「序盤州」で人気が高まっているためだ。早期に予備選・党員集会が行われる序盤州は、全米の注目が集まりやすい。

 伝統的に最初の予備選が行われるニューハンプシャー州で、ヘイリー氏は2位につけている。9月上旬は7位だったが、「ごぼう抜き」を見せた。来年1月15日に最初の党員集会が行われるアイオワ州でも好調だ。RCPの集計では3位だが、有力地元紙デモイン・レジスターの最新調査では16%を集め、デサンティス氏と2位で並んだ。8月の調査から10ポイントも伸ばした。

国連大使の経験
 米メディアは、ヘイリー氏の人気上昇の要因に「強い女性像」を挙げる。8月の候補者討論会では、「言ってほしいことがあるなら男に、やってほしいことがあるなら女に頼みなさい」と訴えたことが脚光を浴びた。「鉄の女」と呼ばれたマーガレット・サッチャー元英首相の言葉だ。

 国連大使を務めた経験から、外交政策に明るいのも強みだ。ウクライナ支援に積極的で、後ろ向きなトランプ氏やデサンティス氏とは異なる姿勢を鮮明にしている。

1強に危機感
 一時はトランプ氏の強力なライバルになると見られていたデサンティス氏は、トランプ氏の支持層を切り崩せず、失速気味だ。ヘイリー氏にも批判の矛先を向けるが、再浮上にはつながっていない。過激な主張で注目を集めた実業家のビベック・ラマスワミ氏も、ここに来て伸び悩んでいる。マイク・ペンス前副大統領が10月28日に撤退を表明するなど、「トランプ1強」の構図はますます際立っている。

 トランプ氏の復権を警戒する共和党穏健派の一部は、指名レースの現状に危機感を募らせている。一昨年11月に劣勢をはね返してバージニア州知事選を制したグレン・ヤンキン氏をはじめ、出馬を表明していない実力者への待望論が尽きない。

6912OS5:2023/11/05(日) 22:29:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/2a50c37f48cc13f06601d8b6454ae9be99be2a74
「高齢者対決」再来に現実味 国民に漂う閉塞感 米大統領選まで1年
11/5(日) 7:09配信


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時事通信
2日、米テキサス州ヒューストンで、演説するトランプ前大統領(EPA時事)

 【ワシントン時事】来年11月5日投開票の米大統領選まで1年。

 民主党は再選を目指すバイデン大統領(80)、共和党は返り咲きを狙うトランプ前大統領(77)の指名獲得が有力視され、2020年大統領選で相まみえた2人の再戦が現実味を帯びる。異例の「高齢者対決」に、国民の閉塞(へいそく)感が漂う。

【図解】米大統領選の有力候補の支持率

 ◇深まる内憂外患
 「ドナルド・トランプは民主主義を破壊しようとしている」。バイデン氏は1日、中西部ミネソタ州の選挙集会で危機感を強調した。

 就任から2年10カ月。長引くインフレや犯罪増、移民流入などが政権運営の足かせとなり、支持率は40%前後で低迷が続く。頻繁につまずいたり言い間違いをしたりする様子は不安を与え、ハーバード大が先月実施した世論調査では67%が「大統領を務めるには高齢過ぎる」と答えた。

 さらに10月7日、パレスチナのイスラム組織ハマスによるイスラエル攻撃という試練が降りかかった。バイデン氏はイスラエルへの「揺るがぬ支援」を約束。だが、パレスチナ側に同情的な民主党支持層の批判を浴び、戦闘の「一時停止」呼び掛けへと軌道修正を余儀なくされた。

 終わりの見えないロシアのウクライナ侵攻に、米有権者の「支援疲れ」も目立つ。苦境のバイデン氏は、再選に向け「反トランプ」の国民感情にすがる。

 ◇嫌われ者対決
 「この選挙で勝たなければ、私たちは国を失う」。トランプ氏は2日、南部テキサス州で演説し、雪辱を誓った。共和党支持層に抜群の人気を誇り、党内では他候補の追随を許さない。

 20年大統領選の敗北を覆そうとした事件などで、今年4回起訴された。「前大統領で被告人」という前代未聞の状況下、バイデン政権による「政治的迫害」を訴え、逆風を追い風に変えた。

 ただ、党候補を選ぶ予備選が始まれば、裁判と選挙活動で日程は過密さを増す。裁判で元側近らから不利な証言が飛び出す可能性もあり、共和党穏健派や無党派層の離反リスクがくすぶる。

 各種世論調査でバイデン、トランプ両氏の支持は拮抗(きっこう)する。一方、ハーバード大調査では「大統領選に立候補すべきでない」との意見がバイデン氏は63%、トランプ氏は54%で、いずれも多数派を占めた。

 有権者の多くが本命2人の再戦を望まない「嫌われ者対決」が見込まれる中、無所属のロバート・ケネディ・ジュニア氏(69)ら「第三の候補」が不満の受け皿となりつつある。行き場のない有権者の動向が、選挙結果に影響を及ぼしそうだ。

6913OS5:2023/11/06(月) 11:42:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/2bb44e9463abeb6fe0225d94c2c3fb05b2bdec7d
トランプ氏、重要6州のうち5州でバイデン氏をリード 米世論調査
11/6(月) 10:54配信

産経新聞
【ワシントン=坂本一之】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)が5日発表した世論調査で、2024年大統領選が民主党のバイデン大統領と共和党のトランプ前大統領の戦いとなった場合、勝敗を左右する重要6州のうち5州でトランプ氏に投票すると答えた人がバイデン氏の数を上回った。来年11月5日の投票日まで1年となる中、経済や移民、イスラエル・パレスチナ問題などの政策でトランプ氏がバイデン氏よりも高い信頼を得ている。

ニューヨーク・タイムズとシエナ大学が重要6州で実施した世論調査によると、西部のネバダとアリゾナ、東部ペンシルベニア、中西部ミシガン、南部ジョージアの5州で、トランプ氏に投票すると回答した人がバイデン氏よりも約4〜10ポイント多かった。バイデン氏がリードしたのは中西部ウィスコンシン州だけで、トランプ氏を2ポイント上回った。

同6州は前回の2020年大統領選でバイデン氏がいずれもトランプ氏を制した州で、バイデン氏の人気が低迷していることが浮き彫りになった。

政策別に両氏の信頼度を聞いたところ、「経済」に関しトランプ氏を信頼すると答えた人が59%なのに対し、バイデン氏は37%にとどまった。「移民」ではトランプ氏53%に対し、バイデン氏は41%。イスラエル軍とイスラム原理主義組織ハマスの戦闘が続く「イスラエル・パレスチナ問題」では50%対39%でトランプ氏が高い信頼を得た。

バイデン氏は「人工妊娠中絶」で49%を得てトランプ氏の40%を上回り、「民主主義」に関しても48%対45%でリードした。

トランプ氏は来年1月から本格化する共和党の指名候補争いで圧倒的な人気を維持。今回の世論調査では複数の刑事訴追をされながらも重要州でバイデン氏に対抗できる勢いを示した。

一方、バイデン氏は有権者の多くが大統領選の投票で重視する「経済」で評価を得られておらず、経済対策の強化が支持拡大のカギとなりそうだ。

6914OS5:2023/11/06(月) 11:58:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/719698b33d4f29ce19250cd0b865106ef1bf8be1
「食べる物も泊まる場所もないのに…」国境地帯に押し寄せる移民 「壁」建設、ぶれるバイデン氏 米大統領選まで1年
11/6(月) 9:30配信

西日本新聞
犯罪グループに夫を誘拐され、所持金まで奪われたフネス一家。メキシコ国境では移民を狙った犯罪が多発している=10月12日、シウダフアレス

 2024年米大統領選は投開票まで5日で1年。米社会は今、寛容さを失い、分断はより深まっている。急増する移民対策は選挙結果を左右する大きな争点となっている。米メキシコ国境の町を歩いた。(ワシントン金子渡)

【写真】米メキシコの国境。米側には侵入防止柵が設置され、国境警備隊が常時警戒に当たっている

 10月中旬、メキシコ北部の国境の町シウダフアレス。検問所近くの路上に疲れ果てた表情で座り込む母子がいた。

 「今朝ここにたどり着いたが、夫と親戚2人がバスに乗り込んできた男たちに誘拐された。これからどうすればいいのか…」。中米ホンジュラス出身のライムンダ・フネス(37)は2人の娘とめいを連れ、数千キロを移動してきた。

 夫が働いていた農場は地元ギャングに占拠され、仕事を失った。ギャングは金を巻き上げた上、女性たちを乱暴。家族の身にも危険が迫っていた。2カ月前、米南部ルイジアナ州に住む義兄を頼って国境を越えた。

 夫を誘拐した男は、所持金やパスポートも奪っていった。「食べる物も泊まる場所もないのに、1人5万ペソ(約43万円)の身代金まで要求された」。フネスは途方に暮れる。

 メキシコ側の国境では、米国への移民希望者を狙った誘拐や暴行、恐喝が横行しており、命を落とす人もいる。それでも中南米から移民が押し寄せる背景には、政情不安定化に加え、長引くインフレによる貧困がある。世界銀行によると、米国の1人当たり国内総生産(GDP)は7万6千ドル超。これに対し、ホンジュラスなどの中米諸国は3千〜5千ドルにとどまる。

 フネスは訴える。「米国は夢の国。私たちは特別なことは求めていない。ただ、子どもたちのために十分な食料と安全な場所を与えてほしい」

再選へ建設中止の公約撤回
 メキシコ北部のシウダフアレスと米南部テキサス州エルパソは橋でつながり、徒歩で10分程度。川が国境を隔てる。米側は高さ10メートルの侵入防止柵を設置し、武装した国境警備隊が目を光らせている。だが、荷物を抱えて川を渡る人は後を絶たず、鉄条網をかいくぐってくる。

 「すぐそこに移民にとって夢の国がある。だからメキシコ南部や中南米、カリブ海諸国から移民希望者が押し寄せてくるんだ」。シウダフアレスで移民の保護を担当するエンリケ・バレンズエラは説明した。

 背景には、2021年1月に発足したバイデン政権が、厳格な移民政策を掲げたトランプ前政権に比べて寛容だとみられたことがある。「米国に入国しやすくなった」との誤ったイメージが広まったとみられる。

6915OS5:2023/11/06(月) 11:58:12
  ■    ■
 米政府は5月、新型コロナウイルス対策の一環として拘束した不法移民をメキシコや母国に即時送還できる措置の失効に合わせ、不法入国者の難民申請を原則認めない厳しいルールを導入した。申請をスマートフォンのアプリ経由に限定して受け入れ枠を拡大する一方、資格がないと判断した場合、最低でも5年間の再入国を禁止。違反すれば刑事罰を与える。

 だが、不法入国の動きは一向に止まらない。バレンズエラによると、移民の多くは難民申請のシステムを理解しておらず「アプリ申請すれば入国できる」といった偽情報が飛び交う。移民たちは交流サイト(SNS)で情報交換しており、あるとき「移民の日に合わせて希望者全員が入国できる」とのデマが拡散。千人以上が一気に国境沿いに殺到したこともあったという。

 一方、不法移民が流入し続けているテキサス州エルパソでは市民から不満が噴出する。国境の検問所では不法越境者の捜索を受けるため、大型トラックが長蛇の列を作り、物流網がまひするなど地域経済にも悪影響を及ぼす。

 共和党員で、革工場元経営者のボブ・ペーニャは「不法移民は米国人の仕事を奪っている。なぜ、米国が彼らを受け入れないといけないのか」と訴える。

 メキシコ人の妻を持つペーニャは、正規の移民受け入れには賛成する。ただ「妻の親戚は米国の市民権を得るまで10〜12年もかかった。どうして勝手に入ってきた移民がそのまま居座ることが許されるんだ」と憤る。

 メキシコからの不法移民を「犯罪者」と非難し、国境の壁建設を進めたトランプを称賛。「次期大統領選で共和党が勝利すれば、状況は改善する」と期待を寄せる。

   ■    ■
 米税関・国境警備局(CBP)によると、米南西部国境で拘束された不法移民は昨年から2年連続で200万人を超える。

 テキサス、フロリダ両州の共和党知事は昨年4月以来、大量の移民を民主党地盤のワシントン、ニューヨーク、シカゴの大都市に移送。ニューヨーク市が昨春以降に保護した移民希望者は10万人を超え「このままでは市が崩壊する」(市長のアダムズ)と悲鳴が上がる。

 こうした事態を受け、バイデンは壁の建設を中止した就任当初の公約を撤回。10月にメキシコとの国境に最長20マイル(約32キロ)の新たな壁を設けると発表した。政権は「前政権時の壁建設予算を他に転用できなかったため」と釈明するが、政策転換は否めない。

 共和党は「政権の失策」と攻勢を強めており、国境のさらなる警備強化を主張。身内の民主党内からも「壁は誤りだ」と反発する声が出ており、バイデン政権は窮地に立たされる。 (敬称略)

西日本新聞

6916OS5:2023/11/07(火) 07:22:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/25f03941f346b711b868e1db8ecf5c7d56eae77c
バイデン氏に最大試練 イスラエル擁護、支持者離れも 米、中東緊迫で内憂外患
11/7(火) 7:05配信

時事通信
バイデン米大統領=1日、中西部ミネソタ州ノースフィールド(AFP時事)

 【ワシントン時事】イスラエルとイスラム組織ハマスの衝突以降、バイデン米政権を取り巻く状況は「内憂外患」の様相を呈している。

 国際社会でイスラエルを支持する動きは広がらず、ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザの人道状況悪化に伴い、国内でも支持者離れが起きつつある。大統領選を約1年後に控え、バイデン大統領は最大の試練を迎えた。

 ◇人道危機で軌道修正
 「戦闘の一時停止が必要だと思う」。1日、中西部ミネソタ州での演説中、聴衆からイスラエルとハマスの停戦を求める声が上がると、バイデン氏はこう強調した。

 10月7日の衝突開始直後、バイデン氏は「(イスラエルには)自国を守る権利がある」と述べ、ハマス排除を目指す軍事行動を事実上容認した。だが、空爆などでガザ住民の被害が拡大すると、イスラエルに国際人道法順守を求める方向に軌道修正を余儀なくされた。

 米国は10月18日、「イスラエルの自衛権に言及していない」(トーマスグリーンフィールド国連大使)として、「戦闘中断」を求めた国連安保理決議案に拒否権を発動。同27日には「人道目的の休戦」を呼び掛けるアラブ諸国主導の国連総会決議案にも反対したが、決議は121カ国の賛成で採択された。

 停戦や休戦はイスラエルを脅かすハマスの存続につながりかねず、米国としては受け入れられない。それでもバイデン氏が「戦闘停止」に言及した背景には、人道に配慮する姿勢を示し国際社会での孤立を避けたいという思惑が垣間見える。

 ◇身内からも懸念
 バイデン氏はロシアによるウクライナ侵攻を「国際法違反」と非難してきた。その一方、占領するヨルダン川西岸で入植活動を続け、ガザ住民に犠牲を強いるイスラエルを支えるバイデン氏に対し、「二重基準」と批判する声は根強い。

 ガザの惨状が伝わるにつれ、国内世論にも変化が見える。米調査会社ギャラップが10月下旬に発表した世論調査結果によれば、バイデン氏の支持率は9月から4ポイント下がり37%。民主党支持層の間では11ポイント低下し75%となった。いずれも就任後最悪の数字で、同社は「イスラエル擁護が支持者離れを招いた」と分析している。

 「イスラエルの軍事作戦と行動を深刻に懸念している」。米上下両院の民主党議員58人は今月3日、ブリンケン国務長官に宛てた連名の書簡を公表した。書簡は戦闘停止や人道支援拡大を求め、入植者による暴力を懸念する内容も盛り込んだ。

 人権を重視する民主党議員の間では、イスラエルへの不信感が高まりつつある。バイデン氏は今後、こうした身内の声にも耳を傾けざるを得なくなりそうだ。

6917OS5:2023/11/09(木) 12:41:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b7bf65d7a6b466734ef16f10fc48daf8135262b
中絶擁護派、地方選で勢い 米大統領選へ民主に朗報
11/8(水) 20:34配信
時事通信
米南部ケンタッキー州のビシア知事=4月10日、同州ルイビル(AFP時事)

 【ワシントン時事】大統領選を1年後に控えた米国で7日、州知事などを選ぶ地方選挙が一部の州で行われた。

 人工妊娠中絶の州ごとの規制の在り方が大きな争点となり、米メディアによると、中絶の権利擁護派が勢いを維持。バイデン大統領率いる民主党に朗報となった。

 南部ケンタッキー州知事選では、中絶の権利を支持する現職のビシア知事(民主)が再選を果たした。対抗馬の共和党候補は厳しい中絶規制を訴えていた。

 中西部オハイオ州では、中絶を含む「生殖に関する自己決定権」を保護する州憲法改正案が住民投票にかけられ、賛成多数で可決。バイデン大統領は声明で「米国民は再び基本的自由を守るために投票し、民主主義が勝利した」と歓迎した。

 昨年、連邦最高裁が中絶の憲法上の権利を否定したことを受け、中絶は米選挙の一大争点に浮上した。民主党は女性の選択の権利の重要性を訴え、昨年の中間選挙で健闘。来年11月の大統領選でも主要争点に据える構えだ。

 共和党の指名獲得が有力視されるトランプ前大統領は、中絶規制派と距離を置き、争点化の回避を図っている。

6918OS5:2023/11/09(木) 21:03:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/7afa714033edd3d7b96fc1b9c601842bfbf877f0
食料求め市民行列 膨らむ生活費に悲鳴 米大統領選まで1年
11/8(水) 7:08配信

時事通信
無料食料配布所に並ぶ人々=10月29日、米ニューヨーク

 【ニューヨーク時事】来年11月の米大統領選では、インフレ対策も重要な争点だ。

 好景気が続く中で食費や家賃といった生活費の負担は膨らむばかり。ニューヨーク市では食料の無料配布所に行列ができ、深刻な物価高に市民は悲鳴を上げている。ただ各候補とも打つ手を明確に示せていないのが現状だ。

【ひと目でわかる】米消費者物価指数の推移

 ピュー・リサーチ・センターが6月に実施した世論調査では、「インフレ」を極めて重大な社会問題ととらえる成人の割合は65%と、移民問題などを抑えてトップだった。共和党支持者の7割強、民主党支持者の5割が大きな関心を寄せており、有権者が生活に身近な懸案として各候補者に具体的な対応策の提示を求めていることが浮き彫りになった。

 週末に買い物客でにぎわうニューヨーク市マンハッタンにある食品の無料配布所。10月下旬の昼時には、ハンバーガーを手に入れるため100人以上が並んでいた。列を作る人たちは失業者やひとり親世帯などさまざま。受け取った50代の男性は「複数の配布所を渡り歩いてしのいでいる」と明かした。

 9月の消費者物価指数(CPI)で食品は前年同月比3.7%上昇。2桁の伸びが続いた昨年と比べると鈍化傾向にあるものの、家計の負担は重い。子ども2人を育てる30代の男性運転手は「食べる量は変えられない。働く時間を1日8時間から12時間に増やした」と疲れた表情で話した。各候補者に対しては「自分たちの税金が移民対策に使われていることは不満だ。減税してほしい」と訴える。

 家賃の高騰も続く。不動産情報ザンパーによると、10月のニューヨーク市内の家賃(寝室1部屋付き)は中央値で月4240ドル(約64万円)と1年間で1割上がった。連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ抑制へ政策金利を引き上げたことに連動し、住宅ローン金利も上昇。家の購入を見送った世帯が賃貸市場に流入していることが要因とされる。

 インフレ対策を巡っては、民主党のバイデン大統領が、物価高軽減などを目的としたインフレ抑制法を成立させた実績を強調。一方、共和党候補は減税や歳出削減などを訴えるものの、大統領選まで1年を切った中、具体的な展望や規模などの議論は深まっていない。

 FRBは昨年3月から利上げを始めたが、インフレ率はなお目標の2%を上回る。中東情勢の緊迫化などインフレ圧力を強める要因が重なり、「金融引き締めが長引く可能性がある」(大和総研の矢作大祐主任研究員)との観測もくすぶる。

6919OS5:2023/11/09(木) 21:03:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/7afa714033edd3d7b96fc1b9c601842bfbf877f0
食料求め市民行列 膨らむ生活費に悲鳴 米大統領選まで1年
11/8(水) 7:08配信

時事通信
無料食料配布所に並ぶ人々=10月29日、米ニューヨーク

 【ニューヨーク時事】来年11月の米大統領選では、インフレ対策も重要な争点だ。

 好景気が続く中で食費や家賃といった生活費の負担は膨らむばかり。ニューヨーク市では食料の無料配布所に行列ができ、深刻な物価高に市民は悲鳴を上げている。ただ各候補とも打つ手を明確に示せていないのが現状だ。

【ひと目でわかる】米消費者物価指数の推移

 ピュー・リサーチ・センターが6月に実施した世論調査では、「インフレ」を極めて重大な社会問題ととらえる成人の割合は65%と、移民問題などを抑えてトップだった。共和党支持者の7割強、民主党支持者の5割が大きな関心を寄せており、有権者が生活に身近な懸案として各候補者に具体的な対応策の提示を求めていることが浮き彫りになった。

 週末に買い物客でにぎわうニューヨーク市マンハッタンにある食品の無料配布所。10月下旬の昼時には、ハンバーガーを手に入れるため100人以上が並んでいた。列を作る人たちは失業者やひとり親世帯などさまざま。受け取った50代の男性は「複数の配布所を渡り歩いてしのいでいる」と明かした。

 9月の消費者物価指数(CPI)で食品は前年同月比3.7%上昇。2桁の伸びが続いた昨年と比べると鈍化傾向にあるものの、家計の負担は重い。子ども2人を育てる30代の男性運転手は「食べる量は変えられない。働く時間を1日8時間から12時間に増やした」と疲れた表情で話した。各候補者に対しては「自分たちの税金が移民対策に使われていることは不満だ。減税してほしい」と訴える。

 家賃の高騰も続く。不動産情報ザンパーによると、10月のニューヨーク市内の家賃(寝室1部屋付き)は中央値で月4240ドル(約64万円)と1年間で1割上がった。連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ抑制へ政策金利を引き上げたことに連動し、住宅ローン金利も上昇。家の購入を見送った世帯が賃貸市場に流入していることが要因とされる。

 インフレ対策を巡っては、民主党のバイデン大統領が、物価高軽減などを目的としたインフレ抑制法を成立させた実績を強調。一方、共和党候補は減税や歳出削減などを訴えるものの、大統領選まで1年を切った中、具体的な展望や規模などの議論は深まっていない。

 FRBは昨年3月から利上げを始めたが、インフレ率はなお目標の2%を上回る。中東情勢の緊迫化などインフレ圧力を強める要因が重なり、「金融引き締めが長引く可能性がある」(大和総研の矢作大祐主任研究員)との観測もくすぶる。

6920OS5:2023/11/09(木) 21:11:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a530938474c6a78a6690dc5ececff2c2b8301c3
米共和討論会 対ハマス、イランで強硬論続々 トランプ氏また欠席
11/9(木) 13:53配信



産経新聞
【ワシントン=大内清】来年11月の米大統領選に向けた共和党の第3回候補者討論会が8日、南部フロリダ州マイアミで行われた。党の指名獲得を目指す5人が参加し、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスとイスラエルの大規模戦闘やウクライナ支援などで論戦を交わした。

討論会には、デサンティス・フロリダ州知事▽ヘイリー元国連大使▽インド系投資家のラマスワミー氏▽スコット上院議員▽クリスティー前ニュージャージー州知事が参加。ペンス前副大統領が選挙戦から撤退したことなどで前回の7人から絞り込まれた。指名争い首位のトランプ前大統領は、前回と前々回に続いて欠席し、フロリダ州内で支持者集会を開いた。

ガザ情勢を巡りデサンティス氏は、イスラエルのガザ攻撃を全面的に擁護し、「ハマスは無条件降伏するべきだ」と主張。他候補も競うように強硬姿勢を強調し、「米国のすべき唯一のことはイスラエルがハマスを消し去るのを助けることだ」(ヘイリー氏)、「(ハマスを支援する)イランを空爆すべきだ」(スコット氏)などと語った。

ロシアの侵略を受けるウクライナについては、ヘイリー、スコット、クリスティーの3氏が軍事支援継続を説いたのに対し、ラマスワミー氏が「ウクライナは民主国家ではない」などとして支援を否定。デサンティス氏は支援のあり方について明言は避けつつ、欧州各国がより多くを負担するべきだとの考えを示した。

6921OS5:2023/11/09(木) 21:12:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/04d14acfd901f9581649e4376405d0bceac971d2
米「前哨戦」で民主に追い風 重要州で選挙・住民投票 バイデン氏勢いは不透明
11/9(木) 13:49配信
産経新聞
【ワシントン=大内清】米国で7日、約1年後に迫った大統領選の「前哨戦」ともいえる選挙や住民投票が南部バージニアや中西部オハイオなど重要州で行われ、与党・民主党に有利な結果が示された。再選を目指す民主党のバイデン大統領(80)への追い風といえるが、党内にはバイデン氏の高齢を不安視する声があり、選挙戦の勢いにつながるかは不透明。返り咲きを狙うトランプ前大統領(77)が影響力を振るう野党・共和党にとっては手痛い結果となった。

首都ワシントンに隣接するバージニア州の州議会選では7日、民主党が下院を奪還するとともに、上院の過半数も維持した。同州では共和党のホープと目されるヤンキン知事が昨年の就任後、保守派寄りの施策を進めるが、有権者の「待った」がかかった形だ。

共和党が優勢な南部ケンタッキー州の知事選では、民主党の現職が再選を決めた。南部ミシシッピ州では共和党の現職知事が民主党の新人を退けた。

オハイオ州では、大統領選の重要争点である人工妊娠中絶の権利を巡って住民投票が行われた。住民投票は中絶の権利を州憲法に明記することへの賛否を問い、「賛成」(約57%)が「反対」(約43%)を上回った。特に、大統領選を左右する無党派層や女性の票が賛成派の勝利に貢献したとされる。

AP通信によると、この結果を受け、他州でも同様の住民投票を目指す運動が勢いづいている。

州憲法への中絶の権利明記は、連邦最高裁が昨年6月、中絶を合衆国憲法上の権利とした1973年の判例を覆したのを受けた動き。この問題では、キリスト教保守層の支持を受ける共和党が中絶の禁止や大幅な制限を主張しているのに対し、リベラル層を基盤とする民主党が中絶を選択する権利を擁護する構図がある。

一連の選挙・投票結果について、ジャンピエール大統領報道官は8日、「バイデン氏の政策への支持の大きさを示した」と語った。

だが、バイデン氏を取り巻く環境は厳しい。大統領選がバイデン氏とトランプ氏の争いとなった場合の投票先を尋ねた米紙ニューヨーク・タイムズの世論調査(5日発表)によると、勝敗を左右する中西部ミシガンなど重要6州のうち5州で、トランプ氏への支持がバイデン氏を上回った。

米国の経済は堅調で失業率も低水準で推移している。それでもバイデン氏の支持が低迷する背景には、80歳という年齢や認知能力低下への懸念がある。各種世論調査では、バイデン氏が「高齢すぎる」と考える人は約7割に達する。

同紙の調査結果を受けて民主党の有力アナリスト、デビッド・アクセルロッド氏は6日、バイデン氏はこのまま再選を目指すのが「賢明かどうか」を考えるべきだ、と交流サイト(SNS)に書き込んだ。今回の選挙・住民投票で民主党が自信を深める中、バイデン氏がむしろ「足かせ」になるとの見方が強まる可能性は否定できない。

一方、保守派が強い影響力を持つ共和党にとり、中絶問題で自党に否定的な結果が出たことは大きな懸念材料だ。

共和党の候補者指名争いで首位を独走するトランプ氏は、自身の大統領任期中に最高裁の保守派優位を確立したことが、中絶を憲法上の権利とした判例を覆すことにつながったと誇ってきた。指名レースで2位につける南部フロリダ州のデサンティス知事は、妊娠6週以降の中絶を原則として禁じる州法を今年4月に成立させた。

他の候補らも「プロ・ライフ(中絶反対派)」であるとアピールすることで保守派の歓心を買おうとしてきた。保守派に大きく傾斜した姿勢が本選では無党派層などの反発を招きかねず、今後は戦略の見直しを迫られそうだ。

6922OS5:2023/11/10(金) 14:24:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/a874f37f851dc56a379ed8568d9ab666eb5f521e
米民主党マンチン議員、上院選不出馬を表明 大統領選挑戦には含み
11/10(金) 13:10配信

毎日新聞
政治団体「ノー・レーベルズ」の集会に参加する民主党のマンチン上院議員=米東部ニューハンプシャー州マンチェスターで2023年7月17日、秋山信一撮影

 米民主党のジョー・マンチン連邦上院議員(76)=南部ウェストバージニア州選出=は9日、2024年11月の上院選に出馬しない意向を表明した。共和党の地盤が強固な同州で議席を守ってきたマンチン氏の不出馬は、上院で2議席差で多数派の民主系には痛手となる。一方、マンチン氏は「国を回って、中道層の運動の創出に関心があるかを見定める」としており、上院選と同時に行われる大統領選で2大政党以外から立候補する可能性に含みを残した。

 マンチン氏はX(ツイッター)にビデオ声明を投稿し、「何カ月も熟考し、家族とも話し合ってきた。ウェストバージニアのために目指したことは達成したと信じている。難しい判断だったが、(24年の)上院選には出馬しない」と説明した。

 マンチン氏は同州知事を経て、10年の連邦上院補選で初当選した。リベラル派が多い民主党の保守派の代表格で、共和党との超党派協力にも積極的だった。両党の議席が伯仲する上院で、マンチン氏の動向が法案の成否を決める場面もたびたびあり、バイデン政権が推進した気候変動・医療対策法(インフレ抑制法)もマンチン氏が賛成に転じたことで22年8月に成立にこぎつけた。

 マンチン氏の不出馬は、民主党に打撃となる。上院(定数100)の現有議席は民主系51、共和党49だが、24年に争われる34議席のうち23議席が民主系のものだ。民主系の改選議席には保守的な州や共和党と接戦の州のものが多く含まれ、24年は苦戦が予想されてきたが、さらに形勢が厳しくなった。上院の多数派を共和党に奪われれば、仮に大統領選で民主党候補が勝っても思うように法案を通せず、政権運営が難航するのは必至だ。

 一方でマンチン氏は、リベラル色が強まる民主党内で孤立を深めてきた経緯がある。2大政党に見切りをつけ、超党派協力や中道層の結集を目指す政治団体「ノー・レーベルズ(ラベルなし)」の支援で、24年大統領選に立候補する可能性も取り沙汰されている。

 24年大統領選では民主党のバイデン大統領と共和党のトランプ前大統領の対決になる可能性が高まっているが、ともに無党派層やライバル政党の支持者からは不人気で、「第三勢力」がどちらから多く票を奪うかが、勝敗を左右するとの見方も出ている。【ワシントン秋山信一】

6923OS5:2023/11/11(土) 22:07:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/53d938235e5db5e967b7899a6cf2677ac6b3bbf5
米民主重鎮マンチン議員、無所属で大統領選出馬か 上院選不出馬を表明
11/10(金) 19:12配信

産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米民主党穏健派の有力政治家で来年の大統領選に無所属で出馬するとの観測が出ているマンチン上院議員(76)が9日、来年11月の上院議員選に出馬しない意向を明らかにした。今後の活動について明言は避けつつ、既存政党と政治分断に不満を抱く中道層の糾合に努める意向も示した。支持が低迷するバイデン大統領はマンチン氏の出方に対する警戒を高めそうだ。

マンチン氏は保守層が多いウェストバージニア州選出。次期選挙は共和党が取り戻す可能性が高まる。民主党は上院(定数100)で無所属を含め51と僅差で多数派を維持しており、同党には打撃となる。

マンチン氏は左派の影響力が強いバイデン政権の政策に異議を唱えるなど超党派的行動で知られる。9日、ビデオを通じ「ウェストバージニアでやろうとした目標は達成した」と言明。今後は全米を旅してまわり「中道層を結集して米国民を団結させる運動」を訴えていく考えを示した。

マンチン氏は、正副大統領候補の擁立を模索する第3政党グループ「ノーレーベルズ」の7月の行事で、自身の進退を「まだ決断していない」としつつ「米国民には(既存政党以外の)選択肢が必要」と訴えた。

大統領選をめぐる世論調査では、再出馬を表明したバイデン氏と、共和党の指名争いで支持率首位を走るトランプ前大統領の対戦について、約半数の国民が不満を抱く。第3政党候補への関心が高まりをみせ、ロバート・ケネディ・ジュニア氏(69)も無所属での出馬を表明している。

ただし、全米でも知名度が高いマンチン氏が無所属で出馬すれば民主党票が大量に流れ「トランプ氏が返り咲くことになる」と民主党陣営は警告してきた。

ノーレーベルズは9日、マンチン氏の上院選不出馬表明を受けた談話で「米国の重大な課題に対する全米的な議論を主導するため前進することを称賛したい」と期待を示した。

6924OS5:2023/11/11(土) 22:10:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/f476a7140114877f438864b6fe94a0c97260cfe6
移民問題、バイデン氏に逆風 「聖域都市」NYも悲鳴 米大統領選
11/10(金) 20:32配信



時事通信
一時滞在用シェルター付近の路上で眠る不法移民ら=8月1日、ニューヨーク(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】米大統領選まで1年を切る中、再選を目指すバイデン大統領にとって、移民問題が大きな逆風となっている。

 受け入れに寛容な「聖域都市」の一つで、民主党支持者の多い東部ニューヨーク市でさえも「市が壊れる」と悲鳴を上げ、市民からはトランプ前大統領復活を願う声も聞かれる。

 「次はトランプ氏に投票する」。自身もペルーからの移民だという同市在住の40代男性は、増え続ける移民が市の財政と治安を悪化させていると憤りを隠さない。「彼らは市民ですら住めないマンハッタンの一等地に暮らす。物価も上がっているのに、こんな状態はおかしい」
 市には昨年春以降、中南米などから亡命目的でメキシコ国境を越えて入国した不法移民らが殺到。その数は既に13万人を超え、市はコロナ禍で廃業したマンハッタン中心部のホテルなどを一時滞在用シェルターに変えて対応している。

 だが、急増に収容が追いつかず、今年夏にはホテル前で多くの人が路上生活を余儀なくされる事態となった。滞在費や食費、親と共に越境してきた子供の教育費が財政に重くのしかかり、アダムズ市長は9月、移民危機が「市を破壊する」と音を上げ、バイデン政権に対応強化を求めた。

 税関・国境警備局(CBP)によると、2022年10月〜23年9月にメキシコ国境で拘束された越境者数は247万人超に上り、過去最多を記録。メキシコと接するテキサス州などは、バイデン政権に圧力をかけるため、バスを手配して聖域都市に移民を送り付けている。

 こうした中でバイデン政権は10月、トランプ前政権が進めたメキシコ国境の「壁」建設の継続を一転して認める決定を下した。21年1月の就任初日に建設中止を高々と宣言したが、不満の鬱積(うっせき)に苦渋の決断を迫られた形だ。

 一方で、トランプ氏は「バイデンは、記録的な数の不法滞在者が押し寄せることを許した」と主張。「(移民の)主要な動機を断つ」として、返り咲けば初日に不法移民の子供への市民権付与を制限する大統領令に署名する方針を表明しており、米市民の不満の受け皿となりそうだ。

6925OS5:2023/11/11(土) 22:10:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/f476a7140114877f438864b6fe94a0c97260cfe6
移民問題、バイデン氏に逆風 「聖域都市」NYも悲鳴 米大統領選
11/10(金) 20:32配信



時事通信
一時滞在用シェルター付近の路上で眠る不法移民ら=8月1日、ニューヨーク(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】米大統領選まで1年を切る中、再選を目指すバイデン大統領にとって、移民問題が大きな逆風となっている。

 受け入れに寛容な「聖域都市」の一つで、民主党支持者の多い東部ニューヨーク市でさえも「市が壊れる」と悲鳴を上げ、市民からはトランプ前大統領復活を願う声も聞かれる。

 「次はトランプ氏に投票する」。自身もペルーからの移民だという同市在住の40代男性は、増え続ける移民が市の財政と治安を悪化させていると憤りを隠さない。「彼らは市民ですら住めないマンハッタンの一等地に暮らす。物価も上がっているのに、こんな状態はおかしい」
 市には昨年春以降、中南米などから亡命目的でメキシコ国境を越えて入国した不法移民らが殺到。その数は既に13万人を超え、市はコロナ禍で廃業したマンハッタン中心部のホテルなどを一時滞在用シェルターに変えて対応している。

 だが、急増に収容が追いつかず、今年夏にはホテル前で多くの人が路上生活を余儀なくされる事態となった。滞在費や食費、親と共に越境してきた子供の教育費が財政に重くのしかかり、アダムズ市長は9月、移民危機が「市を破壊する」と音を上げ、バイデン政権に対応強化を求めた。

 税関・国境警備局(CBP)によると、2022年10月〜23年9月にメキシコ国境で拘束された越境者数は247万人超に上り、過去最多を記録。メキシコと接するテキサス州などは、バイデン政権に圧力をかけるため、バスを手配して聖域都市に移民を送り付けている。

 こうした中でバイデン政権は10月、トランプ前政権が進めたメキシコ国境の「壁」建設の継続を一転して認める決定を下した。21年1月の就任初日に建設中止を高々と宣言したが、不満の鬱積(うっせき)に苦渋の決断を迫られた形だ。

 一方で、トランプ氏は「バイデンは、記録的な数の不法滞在者が押し寄せることを許した」と主張。「(移民の)主要な動機を断つ」として、返り咲けば初日に不法移民の子供への市民権付与を制限する大統領令に署名する方針を表明しており、米市民の不満の受け皿となりそうだ。

6926OS5:2023/11/12(日) 15:40:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/a96ee3570ac39ef6bef711ef506d9b1a28e6ed74
失効迫るアメリカ政府のつなぎ予算 下院議長が2段階期限の新提案
11/12(日) 14:53配信


毎日新聞
米国の国旗=ゲッティ

 米連邦政府の当面の運営資金を手当てする「つなぎ予算」の失効が迫る中、野党・共和党下院トップのジョンソン議長は11日、今月半ば以降の運営資金を手当てする新たなつなぎ予算案を発表した。共和党の一部保守強硬派が求めていた失効期限を二つ設ける異例の内容で、上下院を通過させられるかは不透明だ。現行のつなぎ予算が切れる17日までに成立させられなければ、政府機関の一部閉鎖に追い込まれる。

 ジョンソン氏が提案したのは、省庁ごとに2024年1月19日と2月2日の二つの失効期限を設ける2段階のつなぎ予算案。下院共和党で影響力を持つ保守強硬派が支持していた内容だが、前例がなく機能するかどうか不透明なためバイデン政権や民主党は反対している。一方、予算規模は前年度並みとし、保守強硬派が求める歳出削減を採用しなかった。

 ジョンソン氏は自身のソーシャルメディアに「保守派の勝利のために闘う下院共和党にとって最善の法案だ」と投稿し、支持を呼び掛けた。

 一方、米ホワイトハウスのジャンピエール大統領報道官は声明で「共和党の混乱を助長し政府閉鎖のリスクを高める提案だ。政府閉鎖が迫っているのに貴重な時間を無駄にしている」と批判した。

 異例のつなぎ予算案は保守強硬派に配慮したものとみられるが、米メディアによると一部の保守強硬派は大幅な歳出削減が盛り込まれなかったことに反発し、反対票を投じる見通しという。【サンフランシスコ大久保渉】

6927OS5:2023/11/13(月) 09:42:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/71c0251fea4b015c685ffdbc13d5784096fdd12b
下院議長、つなぎ予算案発表 不成立なら18日から政府閉鎖 米
11/13(月) 6:57配信

時事通信
 【ワシントン時事】ジョンソン米下院議長(野党共和党)は11日、最長で2024年2月2日までのつなぎ予算案を発表した。

 現行のつなぎ予算の期限である今月17日までに上下両院を通過し、バイデン大統領の署名を経て成立しなければ、18日未明から政府機関の一部が閉鎖される。

 つなぎ予算案では、農業や退役軍人関連など一部事業については来年1月19日まで、その他は2月2日まで資金が確保される。ただ、バイデン政権が要求する、ウクライナやイスラエルへの支援は含まれていない。

 ジョンソン氏はX(旧ツイッター)で2段階のつなぎ予算案に関し、予算審議で「下院共和党にベストな立場をもたらすために必要な法案だ」と強調した。ただ、大幅な支出カットは伴わず、下院共和党の保守強硬派からは早くも「100%反対だ」(チップ・ロイ議員)との声が上がる。13日以降、共和党が多数派を占める下院での採決が見込まれるが、可決するかは不透明だ。

 現行のつなぎ予算を巡っては、マッカーシー前下院議長が与党民主党の賛成で可決にこぎ着けたため、共和党の強硬派が反発。マッカーシー氏は解任に追い込まれ、党内の内紛からジョンソン氏選出まで3週間余りを要した。

 ジャンピエール大統領報道官は声明で、「下院共和党は時間の無駄遣いをやめ、政府閉鎖を回避するため超党派の手法で取り組む必要がある」と訴えた。政府閉鎖となれば、一部職員への給与支払いが行われないなど、社会や経済の混乱が懸念される。

6928OS5:2023/11/14(火) 14:21:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/034a9be57c92bb91a8e161af4ac674b09214dc4f
米与野党、2度目「つなぎ予算」で神経戦 共和強硬派が議長案に反対
11/14(火) 13:19配信

産経新聞
【ワシントン=大内清】米政府の閉鎖を回避するための「つなぎ予算」が今月17日に期限切れを迎えるのを前に、与野党の神経戦が激しさを増している。野党・共和党のジョンソン下院議長が13日までに新たなつなぎ予算案を提示したのに対し、同党の保守強硬派の一部が反対を表明。与党・民主党からは、政府閉鎖の混乱を避けるためにジョンソン氏の案に前向きな反応も出ている。

米国では党派対立の深刻化から2024会計年度(23年10月〜24年9月)の本予算案が議会を通過しておらず、現在は約1カ月半のつなぎ予算でしのいでいる状態。期限が切れる17日までに新しいつなぎ予算案が可決・成立しなければ、政府機関の一部が閉鎖に追い込まれる。

そんな中でジョンソン氏は、農業やエネルギー、軍関連の建設事業、運輸、住宅などの分野は来年1月19日まで、その他の分野は2月2日まで、現在の水準で継続して予算執行を行えるようにする2段階方式のつなぎ予算案を与野党に提示した。歳出規模を据え置くことで民主党も賛成しやすい内容とし、当面の混乱を避ける狙いとみられる。

民主党のシューマー上院院内総務は13日、この提案について、「(民主党と)同じ方向を向いており喜ばしい」と歩み寄りの姿勢をみせた。

一方、ジョンソン氏の身内である共和党では、保守強硬派が大幅な歳出削減や移民政策の厳格化などを盛り込むべきだなどと主張し、米メディアによると13日までに少なくとも6人が反対を表明した。

下院は共和党が多数派ながら民主党との差はわずかで、保守強硬派が反対に回った場合、法案可決には民主党の協力が必要となる。

同派は2024年大統領選で返り咲きを狙うトランプ前大統領に近く、9月末に現在のつなぎ予算がまとまった際も強硬論を展開。民主党に妥協したとして当時のマッカーシー議長(共和党)を批判して解任に追い込み、政治の空転を招いた経緯がある。

新たなつなぎ予算案は14日にも下院で採決が行われる見通し。これが通過しても、ジョンソン氏が今後の本予算審議などで保守強硬派を制御できるかは不透明なままだ。

6929OS5:2023/11/16(木) 11:17:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/4c7af2e398fd63b2ef83013050d6731f023f000b
バイデン氏予備選「初戦」見送り 東部州、民主党の決定無視
11/16(木) 9:01配信
共同通信
 【ワシントン共同】米東部ニューハンプシャー州は15日、来年の大統領選の民主党候補を選ぶ予備選を1月23日に実施すると発表した。2月3日の南部サウスカロライナ州予備選を初戦とする民主党全国委員会の決定を無視して前倒しした。再選を目指すバイデン大統領陣営は、全国委の決定を尊重してニューハンプシャー州予備選への参加を見送る予定という。米メディアが報じた。

 長年にわたり全米で最初に予備選を行ってきたニューハンプシャー州の民主党は、全国委の決定に強く反発していた。バイデン氏が民主党候補となることは確実視されており、日程を巡る動きが結果に影響することはないとみられる。同州では共和党の予備選も1月23日に実施される。

 民主、共和両党の候補指名争いは、全米各州で党員集会や予備選を順次開いて代議員の獲得を競う。ニューハンプシャー州の民主党は、全国委の決定に従わなかったとして代議員を失う可能性があるという。

 ニューハンプシャー州の州務長官は、他の州より少なくとも7日早く予備選を行うと定めた州法に従ったと説明している。

6930OS5:2023/11/16(木) 16:33:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/c9bbf67e36added6e7f06f82b4db152bdc573e84
米ニューハンプシャー州、民主党全国委の決定に従わず予備選前倒し
11/16(木) 14:51配信
毎日新聞
米国旗=米首都ワシントンで2023年11月14日午後、西田進一郎撮影

 米東部ニューハンプシャー州は15日、2024年大統領選の党候補指名争いについて、予備選を1月23日に実施すると発表した。民主党全国委員会はバイデン大統領の意向に沿い、2月3日の南部サウスカロライナ州予備選を初戦にすると決めている。党全国委が認めない形で予備選を行えば、夏の党全国大会で候補指名の投票を行う代議員の割当数削減などの制裁が科される可能性がある。米メディアが伝えた。


 主要政党の候補指名プロセスは1976年以降、中西部アイオワ州の党員集会で幕を開け、ニューハンプシャー州の予備選が続く形が慣例だった。予備選としてはニューハンプシャー州が最初だった。

 ただし、序盤戦がいずれも白人が9割以上を占める州で実施することに対し、多様性を重視して支持拡大を図ってきた民主党内で疑問視する声が出ていた。このため、同党全国委は今年2月に日程を半世紀ぶりに変更する計画を承認。黒人が3割弱を占めるサウスカロライナ州を初戦とし、その3日後にニューハンプシャー州と西部ネバダ州で実施するなどの計画を決めた。

 しかし、ニューハンプシャー州は他の州に先駆けて予備選を実施することを州法で義務づけている。州務長官は発表にあたり、「ニューハンプシャー州には伝統があり、法律がある」と語ったという。これに対し、アイオワ州は1月15日に民主、共和両党の党員集会をそれぞれ実施するが、民主党の結果については同州民主党がすぐに公表しないことで党全国委の決定と整合性をとるという。

 再選を目指すバイデン氏の陣営は、党全国委の決定に従う方針で、ニューハンプシャー州予備選への参加は見送る方針だ。【ワシントン西田進一郎】

6931OS5:2023/11/20(月) 22:27:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/90ba1558c364f555d80389bc7ba5ed3318a65c5a
米上院、つなぎ予算案を可決 政府閉鎖回避へ
11/16(木) 15:30配信

CNN.co.jp
米連邦議会議事堂で記者団の質問に答える上院民主党トップのシューマー院内総務

(CNN) 米上院は15日、政府機関の閉鎖を避けるための「つなぎ予算案」を可決した。政府機関の閉鎖は当面回避されるが、財政をめぐる協議は来年に持ち越された。

賛成は87票、反対は11票だった。

今回のつなぎ予算に関する法案は下院では14日に可決していた。法案はバイデン大統領のもとに送られ、バイデン氏の署名を受けて成立する。現在の予算は17日に期限を迎えることになっている。

今回のつなぎ法案では1月と2月に新たな期限が設けられるため、議員らは、通年の歳出法案について、わずか2カ月余りで交渉して可決しなければならないという圧力にさらされている。

下院共和党の保守派が求める大幅な歳出削減を民主党が否定するなど、大きな溝があるため、交渉は困難で複雑なものとなりそうだ。新たに下院議長に選出されたマイク・ジョンソン氏は、議員らがこうした困難を乗り切るなか、指導者としての新たな試練に直面することになる。

法案では、軍の建設事業、退役軍人関係、輸送、住宅、エネルギー省などの優先分野の予算を来年1月19日まで延長する。対象外となる他の政府機能については2月2日まで予算が手当てされる。イスラエルとウクライナへの追加支援は盛り込まれていない。

6932OS5:2023/12/01(金) 21:50:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1fec8f7d7af85d4ec73a355c8254e0736a674d4
28年大統領選の予告編?  民・共スター知事が直接対決 米
12/1(金) 20:26配信

時事通信
米共和党のデサンティス・フロリダ州知事(左)と民主党のニューサム・カリフォルニア州知事(AFP時事)

 【ワシントン時事】米FOXテレビは11月30日、共和党のデサンティス・フロリダ州知事(45)と、民主党のニューサム・カリフォルニア州知事(56)による異例の討論会を開催した。

 いずれも巨大な州を治める両党の「スター」。将来の大統領候補に数えられ、互いをライバル視する2人が、経済や教育、治安問題を巡って激論を交わした。

 両知事は、あらゆる面で対照的な州統治の手法を採る。保守派のデサンティス氏は、リベラル派のニューサム氏を「犯罪者に甘い」「州人口を減らした知事」などと攻撃。ニューサム氏は、デサンティス氏の政策が女性や人種的・性的少数派に差別的だと指摘し、「1960年代以前に時計の針を戻そうとしている」と応戦した。

 デサンティス氏は来年の大統領選に立候補しているが、党指名レースではトランプ前大統領(77)に支持率で大きく水をあけられている。今回指名を獲得できずとも、若さや選挙戦で培った知名度を武器に、2028年大統領選の有力候補となる可能性は残る。

 一方、ニューサム氏は来年は出馬しない意向を示し、バイデン大統領(81)の再選を強く支持している。だがメディアへの露出は怠らず、10月には中国を訪問して習近平国家主席との会談を実現するなど、「バイデン後」への野心は隠さない。

 来年の大統領選では、バイデン氏とトランプ氏が再び相まみえる公算が大きい。若き知事2人の対決に注目が集まるのは、有権者の多くが望まない「高齢者対決」への不満の裏返しと言えそうだ。

6933OS5:2023/12/02(土) 14:43:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/0aae2ebceab48ca5f5d50f3f3f769970c4977ad0
米下院議員、異例の除名 史上6人目、選挙資金流用
12/2(土) 6:24配信
共同通信
除名処分を受け、米連邦議会議事堂を後にする共和党のジョージ・サントス議員=1日、ワシントン(AP=共同)

 【ワシントン共同】米下院は1日、選挙活動のためだとして支持者から集めた資金を私的に流用したとして、詐欺罪などで起訴された共和党のジョージ・サントス議員(35)を除名した。下院による議員資格剥奪は史上6人目。共和党同僚議員の多くも賛成して異例の措置を取った。

 サントス元議員は2022年の下院選の選挙活動中、テレビ広告などに使うとうその説明をして寄付を募り、数千ドル(数十万〜百数十万円)を高級ブランドの衣服購入やクレジットカードの支払いに充てた。新型コロナウイルス禍で失業したとして給付金をだまし取ったともされている。

6934OS5:2023/12/05(火) 11:55:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/37cd5ccbe399f9ef9a292e4dadfc45901d665a08
共和党候補争い、ノースダコタ州知事が撤退 献金巡る発言で物議
12/5(火) 8:50配信

毎日新聞
米ノースダコタ州のダグ・バーガム知事=米西部カリフォルニア州で2023年9月27日、AP

 米中西部ノースダコタ州のダグ・バーガム知事(67)は4日、2024年11月の大統領選に向けた共和党候補指名争いから撤退すると表明した。知事と企業経営者としての実績をアピールしたが、全米レベルの知名度が高まらず、世論調査での支持率も低迷。テレビ討論会の参加に必要な献金者数を確保するために「1ドル以上の献金者のうち、先着5万人に20ドルのギフトカードを贈る」と呼びかけ、「違法ではないか」と物議を醸したこともあった。

 バーガム氏は4日のX(ツイッター)への投稿で、共和党全国委員会が全国的な世論調査での一定の支持率を討論会参加の条件としたことについて「大統領の職務を果たすのとは関係のない条件だ」と批判した。バーガム氏は第1〜2回の討論会には参加したが、11月の第3回討論会では全国調査の支持率が基準に届かずに参加できず、今月6日の第4回討論会に向けても参加基準を満たせていなかった。【ワシントン秋山信一】

6935OS5:2023/12/06(水) 08:30:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/616d3819e3a7ab7f1eaa4edd0068e6b43baa0318
リズ・チェイニー氏が出馬検討 反トランプ派、第三政党から
12/6(水) 4:47配信

共同通信
米共和党のリズ・チェイニー前下院議員(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】米共和党のリズ・チェイニー前下院議員(57)はワシントン・ポスト紙に対し、来年の大統領選に第三の政党から出馬を検討していると述べた。同紙電子版が5日、インタビューを掲載した。チェイニー氏はトランプ前大統領批判の急先鋒で、共和党候補指名争いで独走するトランプ氏を阻止するため「何でもやる」と語った。

 チェイニー氏が実際に出馬すれば、民主党候補に流れる可能性があった無党派層やトランプ氏を嫌う共和党穏健派の票が分散し、結果的にトランプ氏を利するとの見方が強い。チェイニー氏は数カ月以内に最終決断すると述べた。民主党は再選を狙うバイデン大統領の候補指名獲得が確実視されている。

 チェイニー氏は、ブッシュ(子)政権で副大統領を務めたディック・チェイニー氏を父に持つ。2021年の議会襲撃でトランプ氏の責任を厳しく追及。22年の前回下院選の共和党予備選で、トランプ氏が推薦した「刺客」候補に敗れた。その直後にも大統領選出馬を検討すると明らかにしていた。

6936OS5:2023/12/06(水) 16:17:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/fe44bb9ec5809324ca76452db4e8453dfa0491d3
米軍幹部ら425人の人事を承認 共和議員が中絶巡る人事妨害を緩和
12/6(水) 16:04配信
毎日新聞
米共和党のタバービル上院議員=米連邦議会で2023年9月、ロイター

 米連邦上院は5日、米軍幹部ら425人の人事を全会一致で承認した。共和党のタバービル上院議員が、人工妊娠中絶を希望する女性要員への国防総省の支援策の撤回を要求し、人事承認手続きを妨害していたが、5日に中将以下に限って手続きを容認した。大将クラスの承認手続きは引き続き妨害しているが、今年2月から滞留していた米軍人事がようやく大幅に緩和された。

【写真】ボードを掲げて抗議する中絶容認派の人たち

 タバービル氏は5日、人事滞留による即応態勢の低下を懸念する共和党議員らの説得を受け、中将以下の人事案を投票を経ずに一斉に承認することを受け入れた。国防総省は中絶を巡る政策変更を拒絶しており、タバービル氏が従来の強硬姿勢を緩和させた理由は不明だ。ただ、人事滞留の長期化によって、共和党からも米軍関係者の不信感が増すことを心配する声が出ており、タバービル氏に方針転換を求める圧力が超党派で強まっていた。

 バイデン大統領は5日の声明で「タバービル氏は政治的な動機に基づいて何百人もの軍幹部人事を滞留させ、10カ月間も軍の即応態勢や士気を弱めてきた」と改めて非難した。

 米国の政府・軍などの高官の人事案は、上院の承認が必要になる。異論がない場合は「全会一致」で即決できるが、議員が一人でも反対すると、討論打ち切りや人事案の承認などで投票が必要になる。軍人事は政治色が薄く、普段は全会一致で承認されることが多いが、タバービル氏が即決手続きに反対したことで人事承認が滞留していた。手続きとしては人事案を1件ずつ投票で承認することも可能だが、多数派の民主党系会派は審議時間を大幅に割くことを嫌がり、慎重姿勢を示していた。【ワシントン秋山信一】

6937OS5:2023/12/07(木) 08:09:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/19d99dc7a65f5f460a9e7349e4209c01a4cc03b9
共和党のマッカーシー前米下院議長、年末に議員辞職 与野党僅差の中
12/7(木) 6:42配信
CNN.co.jp
共和党のマッカーシー前下院議長が年末に議員を辞職する

(CNN) 米連邦議会のマッカーシー前下院議長(共和党)は6日、今月末に議員を辞職すると表明した。

米紙ウォールストリート・ジャーナルへの寄稿で明らかにした。マッカーシー氏は10月に史上初めて議長職を解任されており、辞職するとの見方が強かった。

マッカーシー氏は17年にわたり下院議員を務め、長らく党を率いる立場にあった。同氏は寄稿の中で自らの実績を挙げ、在職期間については何の後悔もないと明言した。

マッカーシー氏は15回もの投票を経て1月に議長職を勝ち取ったが、つなぎ予算案を本会議採決にかけたことで党内保守派議員の反発を招き、就任からわずか9カ月で解任された。

同氏は「勝ち目の低さや個人的な犠牲をいとわず、我々は正しいことをした。最近の政界ではこうしたことは時代遅れのように見えるかもしれないが、国民のために結果を出すことは今でも国中で称賛されている」と寄稿に書いた。

これより前に、下院は同じく共和党のジョージ・サントス氏を除名処分としており、今回のマッカーシー氏の辞職で下院与党である共和党の議席はさらに減ることになる。

寄稿とは別に、マッカーシー氏は辞職を説明する動画も公開し、その中で「新たな領域で情熱を追求する時がきた。年末をもって議員を辞職するが、愛する国のために戦うことは決してやめない」などと語った。

全米共和党議会委員会(NRCC)の委員長を務めるリチャード・ハドソン議員は、マッカーシー氏の「国と下院共和党の議席拡大への貢献」に感謝の意を示した。

6938OS5:2023/12/13(水) 16:44:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/e0f970ef7622001af9d69e2cef5b5f16db0dde0c
米NY州、連邦下院の区割り変更へ 多数派目指す民主党に追い風か
12/13(水) 16:24配信

毎日新聞
米東部ニューヨーク州の連邦控訴裁=同州オールバニで2015年5月、AP

 米ニューヨークの連邦控訴裁(高裁)は12日、ニューヨーク州に対し、来年実施される連邦下院選(定数435)へ向けて新たな選挙区割り案を作成するよう命じた。地元メディアが報じた。政治的に独立した委員会が来年2月末までに区割り案を作成し、民主党が多数派の州議会が案を承認するか決めることになる。連邦下院での多数派奪還を目指す民主党に有利な区割りとなる可能性がある。


 同州では、昨年11月の中間選挙を前に、国勢調査の結果を受けて連邦下院の議席数が1減の26に変更された。これに伴い、州議会が新たな区割り案の作成を始めたが、共和党側が反発して提訴。連邦控訴裁は、民主党主導の州議会が作成した案は自党に有利な区割りをする「ゲリマンダー」に当たるなどとして認めず、裁判所自らが区割りを実施した。

 直後の中間選挙で、同州の連邦下院選では共和党の獲得議席数が11となり、改選前の8から増加。この結果に対し、民主党の支持者らが区割り見直しを求めて、訴訟を起こしていた。【ニューヨーク中村聡也】

6939OS5:2023/12/31(日) 17:20:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/919e114cfc2cd22475780770b558702c1f52ac85
米副大統領職の辞退、明言せず ヘイリー氏、ポストに執着?
12/31(日) 14:09配信

共同通信
米東部ニューハンプシャー州の集会で参加者に対応するヘイリー元国連大使=12月28日(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】2024年米大統領選の共和党候補指名を争うヘイリー元国連大使が28日の集会で、トランプ前大統領が本選に臨むことになった場合に副大統領職を提示されたら辞退するかどうか参加者に問われ、明言を避けた。「2位争いはしない」と述べるにとどめた。副大統領ポストに執着しているとの臆測が広がりそうだ。

 トランプ政権で国連大使を務めたヘイリー氏は、トランプ氏とは「協力して仕事をした」と語った。党内支持率で首位独走のトランプ氏にどう挑むのか、立ち位置が問われている。

 ヘイリー氏は「嫌トランプ氏感情に取りつかれれば、米国を前進させられない」と強調し、辞退するかどうかに触れなかった。

6940OS5:2024/01/04(木) 15:54:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/822a19032e4efed8c0c6758d57256c9a7120df72
トランプ氏、出馬資格巡り連邦最高裁に上訴 コロラド州の判決に不服
1/4(木) 15:35配信
毎日新聞
米東部ニューハンプシャー州で演説するトランプ前大統領=2023年10月23日、秋山信一撮影

 トランプ前米大統領は3日、2024年大統領選の共和党候補指名争いで、西部コロラド州予備選への参加資格がないとした同州最高裁の判断を覆すよう求めて連邦最高裁に上訴した。トランプ氏陣営は声明で「同州最高裁の不当判決を明確に却下し、11月に自由で公正な選挙を実施することを強く求める」と主張した。

 同州最高裁は23年12月、大統領在職当時のトランプ氏が21年1月の連邦議会襲撃事件で「反乱」に関与したと認定。憲法順守を誓った公務員が暴動や反乱に関与した場合、その後公職に就くことを禁じる憲法修正14条3項の規定に抵触し、大統領就任の資格を失ったと判断した。

 これに対し、トランプ氏側は、大統領の「資格」に関する問題は州ではなく、連邦議会が決定すべきことだと指摘。3項の規定は大統領職には適用されないとしたうえで、「トランプ氏は反乱には関与しなかった」として同州最高裁の判断は誤りだと主張している。

 共和党の指名争いは15日の中西部アイオワ州党員集会で始まる。しかし、党内支持率で首位を走るトランプ氏に対し、東部メーン州の州務長官(民主党)も同州予備選への参加を認めないと決定。トランプ氏は1月2日、メーン州の裁判所に判断の無効化を求める訴えを起こしている。他の州では州最高裁が参加を容認した例もあり、州ごとに判断が分かれる中で指名争いの開幕が迫る異例の事態となっている。【ワシントン西田進一郎】

6941OS5:2024/01/04(木) 15:54:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/b84bb7538c49e4bed235e9012dd11f2cadcf6cb6
ケネディ氏、ユタ州で立候補基準満たす 2大政党は「壊し屋」と警戒
1/4(木) 14:19配信

毎日新聞
米東部ペンシルベニア州フィラデルフィアで、演説する弁護士のロバート・ケネディ・ジュニア氏=2023年10月9日、秋山信一撮影

 2024年11月の米大統領選に無所属で立候補を目指す弁護士のロバート・ケネディ・ジュニア氏(69)は3日、西部ユタ州で記者会見し、同州で投票用紙に候補者名を記載するのに必要な数の署名を集めたと発表した。ケネディ氏が立候補基準を満たしたのは、ユタ州が初めて。米政界の名門一族出身のケネディ氏は民主、共和両党の票を奪う「壊し屋(スポイラー)」として注目されており、立候補基準を満たす州をどこまで増やせるかが焦点の一つになっている。

 無所属候補の立候補基準は州によって異なる。ユタ州では選択式の投票用紙に氏名を記載するには「有権者1000人分の署名」が必要だ。ケネディ氏の陣営は3日までに署名を提出し、州当局に有効性を認められた。

 ケネディ氏は会見で「ユタ州では必要な署名数の倍以上を短期間で集めた。必要な署名数が非常に多い州もあり、『第3党』が参加しにくいように制度設計されているが、我々には活発に活動してくれる仲間がいる」と述べた。

 ケネディ氏は分断の解消や中間層の支援などの政策を訴え、2大政党に対する不満の受け皿を目指している。キニピアック大学の12月の世論調査では、共和党のトランプ前大統領(38%)や民主党のバイデン大統領(36%)に次いで、16%の支持を集めた。若年層や無党派層からの期待が大きい。

 ケネディ氏は、民主党のジョン・F・ケネディ元大統領(故人)のおいで、同氏の弟ロバート・ケネディ元司法長官(同)の息子として知られる。【ワシントン秋山信一】

6942OS5:2024/01/05(金) 16:15:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/53d8b6a3c7d125c964daf19228c52f6997efa34d
NY市、テキサスから移民送り込んだバス会社を提訴 1千億円要求
1/5(金) 13:30配信

朝日新聞デジタル
2023年12月、米ニューヨーク市で移民センターとなっていた小学校の外で列をつくる人たち=AP

 米ニューヨーク(NY)のアダムス市長(民主党)は4日、ビザを持たずに米国入りした亡命申請者をテキサス州からバスでNYに送り込んだとして、17のバス運送会社を相手に訴訟を起こしたと発表した。過去20カ月、NY市が避難所での生活支援などで負担した約7億800万ドル(約1027億円)の支払いを求めている。米国への越境者の負担を州同士で押しつけ合っている構図だ。

 メキシコと隣接するテキサス州のアボット知事(共和党)は2022年、しわ寄せを負い続けることはできないとし、越境者の一部をバスに乗せて移送してきた。昨年12月までで3万3600人以上をNYに送ったとしている。

 NY市によると、公的支援を受ける生活困窮者を州外から連れてきた場合、生活困窮者を自費で扶養するか、州外に移送する義務がニューヨーク州の社会福祉法で定められているという。亡命申請者を届けた後の支援を怠ったことは州法違反にあたるとして、17のバス運送会社を提訴した。

 訴状では、バス会社はアボット氏の政策に協力することで数百万ドルの収入を得たとも指摘している。

朝日新聞社

6943とはずがたり:2024/01/06(土) 20:08:59

「アメリカの市長」 元NY市長、破産申請 210億円賠償命令受け
https://mainichi.jp/articles/20231222/k00/00m/030/019000c
毎日新聞 2023/12/22 08:46(最終更新 12/22 21:44) 48

6944OS5:2024/01/09(火) 08:20:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/7f0278e61c24d3c21a79a0177f96e49edee5ee99
国防長官入院、ナンバー2も知らず 危機管理に懸念強まる 米
1/8(月) 14:30配信
時事通信
オースティン米国防長官=2023年10月、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】米CNNテレビは7日、オースティン米国防長官の職務を代行する立場にあるナンバー2のヒックス国防副長官が、オースティン氏の入院を3日後まで知らされていなかったと報じた。

 バイデン大統領が入院の報告を受けたのも3日後だったとされ、米国防当局の危機管理体制に懸念が強まっている。

 オースティン氏は医療処置に伴う合併症を発症し、1日夜に入院した。国防総省のライダー報道官は7日の声明で、オースティン氏は現在も入院中だが、「5日に(病院からオンラインで)職務に復帰した」と明らかにした。

 報道によると、ヒックス氏はオースティン氏の職務を代行する権限を2日に委譲された。しかし、その理由は説明されず、オースティン氏の入院を知らされたのは4日になってからだった。

 ヒックス氏は休暇で米自治領プエルトリコに滞在していた。急きょワシントンに戻ろうとしたが、オースティン氏が5日から職務復帰する予定だったため、そのままとどまったという。

6945OS5:2024/01/09(火) 10:25:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/d837f2aa9eb57a88730e37a11ded7dc3edcc427d
オースティン米国防長官「極秘入院」、バイデン大統領も3日後まで知らされず…危機管理に批判集中
1/9(火) 9:42配信
読売新聞オンライン
オースティン国防長官=ロイター

 【ワシントン=田島大志】米国のオースティン国防長官の「極秘入院」が波紋を広げている。1日の入院翌日に職務権限を委譲された国防副長官が入院の事実を4日まで知らなかったことが判明し、米メディアや議会は安全保障上の危機管理の観点から厳しく批判している。

 国防総省のパット・ライダー報道官は7日に発表した声明で、オースティン氏がワシントン近郊にあるウォルター・リード軍医療センターでの入院を続けていると明らかにし、「順調に回復している。最新情報の報告を受け、必要な指示を出している」と強調した。

(写真:読売新聞)

 同省や米メディアによると、オースティン氏は1日に体の激痛を訴えて救急車で運ばれ、同センターの集中治療室(ICU)に入った。2日に権限の一部をキャスリーン・ヒックス国防副長官に引き継いだ。

 だが、バイデン大統領は4日まで入院の事実を知らされず、議会への通知もなかった。国防総省は入院を公表した5日時点の声明で「副長官が必要に応じて権限を行使する用意ができていた」としていたが、ヒックス氏が入院を知ったのは4日で、休暇先のプエルトリコに滞在していた。

 中東情勢が緊迫化し、駐留米軍への攻撃が頻発している中での情報秘匿に、担当記者らでつくる国防総省記者協会が「米国民が国防トップの健康状態と意思決定能力について情報を得ることは不可欠だ」として抗議するなど、メディアは批判一色になっている。

 オースティン氏は6日に発表した声明で「透明性への懸念は理解している。開示に関しては私が全責任を負う」と釈明した。6日にはバイデン氏と電話した。今のところ、辞任に発展する可能性は低いとみられるが、「合併症」以外の詳しい病名などは不明で、事態沈静化の見通しは立っていない。

6946OS5:2024/01/09(火) 14:56:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/4fbb39716d9b019e17e6999dd1b488a579c04939
バイデン氏、白人至上主義を非難 黒人教会で演説、支持拡大図る
1/9(火) 10:37配信

毎日新聞
黒人教会で演説するバイデン大統領=米南部サウスカロライナ州チャールストンで2024年1月8日、AP

 11月の米大統領選で再選を目指すバイデン大統領(民主党)は8日、南部サウスカロライナ州チャールストンの黒人教会で演説し、「白人至上主義は毒であり、米国に存在する余地はない」と訴えた。共和党のトランプ前大統領が2023年12月の選挙集会で、不法移民について「米国の血を毒している」と発言したことも意識し、非白人層への支持拡大を図った。


 バイデン氏は、演説会場の教会で15年6月に起きた白人至上主義者による銃乱射事件について「憎悪と憤怒の弾丸は、火薬だけでなく毒の力によって発射された。あまりにも長く米国につきまとってきた毒、それは白人至上主義だ。米国史を通じて、この国を引き裂いてきたが、今日も明日も今後もずっと米国に毒が存在する余地はない」と訴えた。

 サウスカロライナ州では2月3日、民主党候補指名争いの実質的な初戦が行われる。バイデン氏は20年大統領選で、州民の約4分の1を占める黒人に浸透して党予備選で勝利し、苦戦していた党候補指名争いで浮上する転機となった。当時は第4戦だったが、バイデン氏の肝煎りで今回は初戦に「昇格」。バイデン氏は8日の演説で「最初の予備選になったことで、サウスカロライナの声が常に届くようにしたことを誇りに思う」とアピールした。【ワシントン秋山信一】

6947OS5:2024/01/11(木) 09:35:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/c0f0826d7cca04d407839889cccd799c244a5f03
クリスティー前NJ州知事、米大統領選から撤退 トランプ氏を批判
1/11(木) 7:36配信

CNN.co.jp
クリスティー前ニュージャージー州知事

(CNN) クリス・クリスティー前ニュージャージー州知事が10日、米大統領選の共和党候補指名を争う予備選の選挙活動を終えると発表した。

東部ニューハンプシャー州ウィンダムでのイベントで「私が指名を勝ち取る道はないことが明確になった。だから今夜、大統領選の活動を停止する」と語った。

今月23日には全米最初の予備選が同州で行われる。

クリスティー氏は共和党予備選でトランプ前大統領を最も辛口に批判する人物だった。

世論調査ではクリスティー氏の支持率が低く、保守色が弱くトランプ氏批判で支持が集まると期待されていたニューハンプシャー州でもさえなかった。

クリスティー氏の撤退はニッキー・ヘイリー前サウスカロライナ州知事に有利に働く可能性がある。ニューハンプシャー大学が実施した最新のCNN世論調査では、クリスティー氏支持層の65%(調査対象者全体の12%)がヘイリー氏を次に推す候補と回答していた。

同州でのヘイリー氏の支持率は32%で、トランプ氏の39%との差は一桁となっている。

クリスティー氏がヘイリー氏支持を支持者に求めるかは不明。撤退前、クリスティー氏はヘイリー氏が2028年大統領選を見据えて、トランプ氏の副大統領になろうとしていると批判していた。

6948OS5:2024/01/11(木) 09:37:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/583b50ad6be1153ab5f0947c5e185ac508296157
共和党「反トランプ派」のクリスティー氏撤退 ヘイリー氏追い風
1/11(木) 9:17配信
毎日新聞
米国旗=米首都ワシントンで2023年11月14日午後、西田進一郎撮影

 米共和党のクリス・クリスティー前ニュージャージー州知事は10日、11月の大統領選に向けた党候補指名争いから撤退すると表明した。ドナルド・トランプ前大統領の返り咲きに反対し、反トランプ派の結集を図ったが、世論調査での支持率は伸び悩んでいた。党候補レース初戦の中西部アイオワ州党員集会を15日に控え、トランプ氏への対抗馬として期待が高まるニッキー・ヘイリー元国連大使には追い風となる。


 クリスティー氏は10日、東部ニューハンプシャー州での集会で「私には党候補指名を勝ち取る道はないことが明確になったため、選挙運動を停止する」と述べた。支持する候補は明言しなかったが、トランプ氏について「大統領に返り咲き、自分自身か、国民か、どちらを優先するかを選ぶ局面が来れば、彼は自分自身を選ぶ」と批判。「『トランプ氏が大統領にふさわしくない』と明言できない候補もまた適任ではない」と述べ、トランプ氏への批判に尻込みするヘイリー氏やロン・デサンティス南部フロリダ州知事を批判した。

 ただ、クリスティー氏の支持者に撤退した場合の「第2の選択肢」を尋ねた世論調査では、ヘイリー氏が断然トップだ。特に第2戦のニューハンプシャー州予備選(23日)では、ヘイリー氏とクリスティー氏への支持率を合算すれば、トランプ氏に対抗できる水準になるだけに注目度が増しそうだ。

 ヘイリー氏とデサンティス氏は10日夜、アイオワ州デモインで、党員集会前最後のテレビ討論会に臨む。世論調査で独走するトランプ氏も、支持率などの参加基準を満たしていたが、討論会への参加は見送り、同州での別の集会に参加する。【デモイン秋山信一】

6949OS5:2024/01/11(木) 13:23:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/62c201d9147b8f37fdace0215985cbfa3ade3979
前ニュージャージー州知事、大統領選から撤退 トランプ批判の急先鋒
1/11(木) 11:30配信

朝日新聞デジタル
ニューハンプシャー州で10日、集会で話すクリス・クリスティー前ニュージャージー州知事=AP

 2024年の米大統領選に立候補していた共和党のクリス・クリスティー前ニュージャージー州知事(61)が10日、選挙戦から撤退すると表明した。共和党の指名候補となる見込みがなくなったためだという。

 クリスティー氏は10日夜にニューハンプシャー州で開いた集会で、「選挙戦で目標を達成する道筋が見えなくなったら、撤退すると言ってきた」と説明し、「今夜、撤退する」と述べた。

 共和党の候補者選びは15日のアイオワ州党員集会から本格化する。統計分析などを手がけるニュースサイト「538」が各種世論調査をまとめた分析では、共和党候補の支持率は10日時点でトランプ前大統領が61・3%でトップ、デサンティス・フロリダ州知事が12・5%、ヘイリー元国連大使が11・5%で追い、クリスティー氏は4番手の3・6%だった。

 クリスティー氏は16年の大統領選にも立候補したがすぐに撤退。その後、一時はトランプ氏の政権移行チームの委員長を務めた。今回の大統領選でクリスティー氏は、20年の大統領選の敗北を認めないトランプ氏を非難する立場で、共和党の候補者のなかでもトランプ批判の急先鋒(きゅうせんぽう)だった。(ワシントン=合田禄)

朝日新聞社

6950OS5:2024/01/12(金) 08:26:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/62c201d9147b8f37fdace0215985cbfa3ade3979
トランプ批判の急先鋒、大統領選から撤退 共和党で「1強」が明確に
1/11(木) 11:30配信

朝日新聞デジタル
10日、アイオワ州デモインで開催された対話集会で発言するトランプ前大統領=AP

 11月の米大統領選に向けた共和党の候補者指名争いで、トランプ前大統領に対する批判の急先鋒(きゅうせんぽう)だったニュージャージー州前知事のクリス・クリスティー氏が10日、撤退を表明した。指名争いの幕が開ける15日のアイオワ州党員集会を前に、独走するトランプ氏をヘイリー元国連大使とフロリダ州のデサンティス知事が追う構図が固まった。

 クリスティー氏は2016年の大統領選にも立候補したが撤退し、その後、一時はトランプ氏の政権移行チームの委員長を務めるほど近い関係だった。しかし20年の大統領選後、敗北を認めないトランプ氏を強く非難するようになった。

 24年の大統領選に向け、クリスティー氏はトランプ氏に批判的な層への浸透を狙ったが、支持は伸ばせず、直近の世論調査で支持率は3%台に低迷していた。10日夜、ニューハンプシャー州で開いた集会で「指名候補になる道筋がないのは明らかだ」と語った。

朝日新聞社

6951OS5:2024/01/13(土) 14:29:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/66b5067e4ac619ec689994bbb820a84876b58d38
かすむ「新星」背水の陣 デサンティス氏、不振なら撤退も 米大統領選
1/13(土) 7:08配信

時事通信
11日、米中西部アイオワ州クライブで演説するデサンティス・フロリダ州知事

 【デモイン(米アイオワ州)時事】11月の米大統領選に向けた共和党候補者選びが、15日の中西部アイオワ州党員集会から始まる。

 党内でトランプ前大統領に代わり得る次世代のリーダーと目されていたデサンティス・フロリダ州知事(45)は、ここにきて勢いが減退。初戦に全てを懸けてきただけに、結果を残せなければ早期撤退も視野に入る。

 「トランプは自分のため、私は皆さんのために立候補した。この国の政治を変えるチャンスだ」。デサンティス氏は11日、氷点下10度の寒さの中、アイオワ州クライブの選挙集会で語気を強めた。

 軍務経験や知事として新型コロナウイルスの大流行に対処した実績を引っ提げ、昨年5月に出馬を表明。全99郡を訪れるなど、アイオワに選挙活動や資金を集中させてきた。集会に参加したエイミー・マイヤーさん(51)は、人工妊娠中絶の規制強化などデサンティス氏の保守的な政策を評価。「必ず投票する」と期待を寄せる。

 だが、「人付き合いが苦手」(米メディア)とされるデサンティス氏は、有権者や記者団とのやりとりでぎこちない姿を見せ、カリスマ不足も露呈。党の討論会では応答要領を繰り返す姿が目立ち、ヘイリー元国連大使ら他候補に見せ場を奪われた。陣営内の不和で関係者が何人も辞任し、直前まで混乱が続いた。

 トランプ氏と支持層が重なるデサンティス氏は、挑戦者でありながら前大統領への厳しい批判を回避。有権者から「トランプに甘い」とただされながら、最終盤で矛先を向けたのは2位の座を争うヘイリー氏だった。

 サフォーク大が6〜10日にアイオワで共和党支持者を対象に実施した世論調査によると、支持率はトランプ氏が54%、ヘイリー氏が20%、デサンティス氏は13%。次戦以降もヘイリー氏の先行が伝えられる中、バージニア大の選挙分析チームは、初戦で3位に終わればデサンティス氏は「指名争いに残る正当性を失う」と解説した。

6952OS5:2024/01/13(土) 19:07:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/c73c675fa600bd079e8cfad3c66c72d570acf717
米民主党、アイオワ党員集会は郵便投票に 伝統の「熟議」惜しむ声
1/13(土) 15:55配信

毎日新聞
2020年大統領選の民主党のアイオワ州党員集会でエリザベス・ウォーレン上院議員への支持を訴える支持者代表=米中西部アイオワ州デモインで2020年2月3日、隅俊之撮影

 11月の米大統領選に向けた民主党の候補指名争いで、中西部アイオワ州の党支部は12日、郵便投票用紙の発送を始めた。1976年から同州党員集会が民主、共和両党の候補指名争いの「初戦」の舞台だったが、民主党全国委員会はバイデン大統領の主導で「人種が多様な州」を優先するために日程を変更。次回の初戦奪還を目指す党州支部は、参加しやすい選挙をアピールするために郵便投票の導入を決めたが、伝統だった党員集会での「熟議」が失われるのを惜しむ声もある。

 「夜勤の警察官や消防士、小さな子供がいる家庭、移動が難しい障害者。そうした人の声がアイオワでの候補選びに初めて反映される」。民主党のリタ・ハート州支部長は12日の記者会見で、郵便投票の利点を強調した。

 民主党の同州党員集会は1600以上の地区ごとに開かれ、党員らの討論などを経て候補を絞り込む「熟議」の伝統で知られてきた。しかし、夜に学校や公民館に集まり、手続きも長時間に及ぶため、参加しにくいことが難点だった。ハート氏は「郵便投票の導入は、党勢拡大や民主主義の発展にもつながる」と訴えた。

 郵便投票用紙の発送受け付けは2023年11月に始まり、8000人以上から申し込みがあった。受け付けは2月19日まで。返送された票の集計結果は多数の州の予備選・党員集会が集中する3月5日のスーパーチューズデーに公表される。

 党員集会自体は共和党と同じ1月15日夜に開かれ、地区の幹部選出や活動方針の協議などが行われる。しかし「目玉」である大統領選の候補を選ぶ手続きがないため、参加率が下がるとの見方もある。同州ネバダの元警察官、リック・マルティネスさん(67)は「集まって討議することがなくなり、候補者を吟味するアイオワ州民の美点までなくならないか心配だ」と話した。

 党州支部は郵便投票の導入で「利便性の向上」や「さまざまな立場の人に配慮した包摂性」を党全国委にアピールし、28年の大統領選で同州の党員集会を再び初戦にすることを目指している。しかし、党全国委は白人が約9割を占める同州よりも、人種構成が多様な南部を優先すべきだとの立場で、アイオワ州が初戦に返り咲く見通しは立っていない。

 民主党では、再選を目指すバイデン氏の有力な対抗馬は見当たらない。2月3日の南部サウスカロライナ州予備選が実質的な初戦となる。共和党は1月15日のアイオワ州党員集会で、トランプ前大統領を中心とする党候補指名争いが始まる。【アイオワ州デモイン秋山信一】

6953OS5:2024/01/14(日) 11:11:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/b40bd4f6f84c0eab89fbed4982229013ab4813d2
15日にアイオワ州共和党員集会 史上最悪の天候 投票に影響か
1/14(日) 9:58配信

産経新聞
【デモイン(中西部アイオワ州)=渡辺浩生】11月の米大統領選で指名争いの幕開けとなるアイオワ州の共和党党員集会が15日に開かれる。州内は寒波の襲来で「史上最も寒い党員集会となる」(地元紙デモイン・レジスター)見通しだ。各地区に設置される会場に出向く参加者の数に響く可能性があり、党内に熱烈な支持層を抱えるトランプ前大統領に相対的に有利に働くのではとの観測もある。

政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計した同州の最新世論調査結果(1月5〜11日)によると、首位のトランプ前大統領(77)の支持率は53%。2位のヘイリー元国連大使(51)は17・8%と上昇傾向にあるが、首位との差は35・2ポイントもある。3位のデサンティス・フロリダ州知事は15・5%。4位は投資家のラマスワミー氏(38)の6・5%。

各地は強風と雪で「致死的な風速冷却」(レジスター紙)に見舞われ、各陣営の大詰めの遊説に影響を与えている。CNNテレビによると、トランプ氏は13、14両日に4カ所で予定した対面行事のうち3カ所を中止し、ビデオの集会に切り替えた。他の陣営も予定の中止や変更を余儀なくされた。

15日の党員集会は午後7時から各地区の学校や教会、図書館などに設置された会場に党員らが出向いて投票する。同時刻は氷点下20度を下回る予測もある。ヘイリー氏は12日、「皆がアイオワを見つめている。あなたたちが米国を方向づける」と支持者に参加を呼びかけつつ、「安全のために服を何重も着込んで来て」と注意を促した。

トランプ氏はX(旧ツイッター)に投稿したビデオメッセージで「史上最悪の天候のようだが、われわれの支持者は他(候補)の支持者よりも真剣なので、良いことかもしれない」と語った。

6954OS5:2024/01/14(日) 11:13:06
https://www.asahi.com/articles/ASS1C2PQ4S15UHBI030.html?iref=pc_international_top
数年で「トランプ党」に様変わり アイオワの旅で共和党の深部を探る
有料記事アメリカ大統領選挙2024

アイオワ州マスカティーン=高野遼2024年1月14日 9時30分

連載 混迷を歩く アメリカ大統領選2024:アイオワ編①

 見渡す限り続いていたトウモロコシ畑は収穫期を終え、いまや一面の銀世界だ。米アイオワ州は、北米大陸の真ん中にある。首都ワシントンから出張取材に訪れるのは、気付けばこの半年で5回を数えていた。

 大地を突っ切るように走る直線道路でハンドルを握りながら、取材で出会った人々の顔を思い返す。

 「あなたはトランプ氏を支持しますか?」

 アイオワの人々を取材するたび、いつも重ねてきた問いだ。

 世論調査をみる限り、2024年11月の大統領選では共和党のトランプが民主党の現職バイデンを下し、大統領に返り咲く可能性は十分にある。刑事事件で次々と起訴されても、なぜトランプの人気は根強いのか。いや、そもそも実際のところ、トランプはどれほど支持されているのか。実態を探りたかった。

トランプ現象のいまは? 10日間の取材の旅へ
 アイオワを取材の舞台に選んだのは、全米で最初に共和党の候補者選びが始まる州であるためだ。選挙戦でスタートダッシュを狙った有力候補たちが、毎週のように選挙集会を開く。

 ただ、有権者の取材は思ったほど簡単ではない。数日程度の出張でランダムに声をかけても、話を聞ける人数はどうしても限られる。深いところの本音はなかなか分からない。

 そんな時、取材の案内役を買って出てくれる人物に出会うことができたのは、23年夏のことだった。

 かつては共和党の州下院議員…

6955OS5:2024/01/14(日) 11:39:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/e633ea435f47caacdced251670edf7d6928d8c43
米議会、3度目「つなぎ予算」で政府閉鎖回避へ 与野党が合意と報道
1/14(日) 9:47配信

産経新聞
【ワシントン=大内清】米政府機関の閉鎖を避ける「つなぎ予算」が1月中旬に失効する問題で、与党・民主党と野党・共和党の議会指導者らは13日、当面の資金を手当てする新たなつなぎ予算案を近く可決することで合意した。米メディアが伝えた。2024会計年度(23年10月〜24年9月)につなぎ予算で政府閉鎖を回避するのは3度目。

現在のつなぎ予算は、農業やエネルギー、運輸、住宅など一部の分野が1月19日に、残りの分野は2月2日に失効する。報道によると今回は、それらを3月1日と8日まで延長することで合意した。

この問題では、大幅な歳出削減や国境管理の強化などを訴える共和党の保守強硬派が24会計年度の本予算成立に頑強に抵抗。連邦政府機関の多くが予算を執行できない「政府閉鎖」に追い込まれ、米社会・経済に混乱が広がるリスクが高まっていた。

共和党内で影響力を強める同派は、11月の大統領選を念頭に、民主党・バイデン政権を揺さぶることを狙う。次のつなぎ予算案が可決・成立しても、失効までに本予算案の審議が前進するかは不透明なままだ。

6956OS5:2024/01/15(月) 21:36:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/e56f7315615ed5ab2d644f09c54b8ddf2dd77df0
共和候補選び、15日幕開け 記録的寒波で投票率低下も 米大統領選
1/15(月) 6:55配信

時事通信
13日、米中西部アイオワ州デモインで、オンライン集会に備えるトランプ前大統領(AFP時事)

 【デモイン(米アイオワ州)時事】11月の米大統領選に向けた共和党の候補者選びが、15日の中西部アイオワ州党員集会で幕を開ける。

 各種世論調査でトランプ前大統領の圧倒的優位が伝えられる中、2番手以下の候補がトランプ氏との差をどこまで縮められるかが焦点。記録的寒波による投票率の低下が予想され、結果にも影響する可能性がある。

 地元紙デモイン・レジスターなどが13日に公表した世論調査結果によると、同州の共和党支持者からの支持率はトランプ氏が48%で独走。ここ数日で勢いを増すヘイリー元国連大使が20%で2位に浮上し、デサンティス・フロリダ州知事が16%で続いた。実業家のラマスワミ氏やハチンソン前アーカンソー州知事は、いずれも1桁台にとどまっている。

 大統領選の候補者は、伝統的に初戦のアイオワを重視する。勝利せずとも上位に食い込み存在感を示せば、次戦以降へ勢いを得られるからだ。

 ただ、初戦の結果が党指名獲得に直結するわけではない。共和党ではアイオワで敗れた2016年のトランプ氏や12年のロムニー氏が、最終的に党指名を獲得した。アイオワ大のティモシー・へーグル准教授(政治学)は「アイオワはキングメーカーではなく、レースに残すべき有力候補を絞り込む役割がある」と解説する。

 一方、折からの寒波で州内では暴風雪警報が発令。各候補が集会の中止やオンライン開催への変更を余儀なくされるなど、選挙戦の最終盤は混乱に見舞われた。米国立気象局によると、党員集会が開かれる15日夜は州都デモインで氷点下24度まで冷え込む予報。積雪と凍結で路面状況が悪化し、高齢者を中心に有権者の足が鈍りそうだ。

 民主党は今回、初戦をアイオワ州党員集会から南部サウスカロライナ州予備選に変更したため、15日に大統領候補の選考は行われない。

6957OS5:2024/01/16(火) 15:36:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b8e5723fb247dbe8d4305125614985017945071
アイオワ州2位はデサンティス・フロリダ州知事 共和党候補争い
1/16(火) 14:03配信
毎日新聞
支持者の前に現れたデサンティス・フロリダ州知事=米中西部アイオワ州デモインで2024年1月15日、AP

 11月の米大統領選の初戦となる共和党のアイオワ州党員集会は15日、米南部フロリダ州のロン・デサンティス知事(45)が2位を確保した。CNNが報じた。


 CNNによると、集計率91%の段階で、ドナルド・トランプ前大統領(77)が50・9%を獲得。デサンティス氏が21・3%、ニッキー・ヘイリー元国連大使(51)が19・1%で続いている。

 同州の党員集会では、トランプ氏が早々に勝利宣言し、2位争いが注目されていた。デサンティス氏は、地元紙などの直前の世論調査で伸び悩みが伝えられていた。【デモイン(米中西部アイオワ州)秋山信一】

6958OS5:2024/01/16(火) 21:19:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7f7eb73dc91cd79b810e59fbc35bc3708323a3e
トランプ氏、批判はねのけ支持固め 「被害者」連帯意識引き出す
1/16(火) 21:05配信

産経新聞
トランプ前米大統領(撮影・大内清)

【デモイン(米アイオワ州)=坂本一之】米大統領選の共和党候補指名争いで、初戦の中西部アイオワ州をトランプ前大統領(77)が制し、根強い人気をみせつけた。2022年中間選で共和党が期待外れに終わった責任を問われ求心力を低下させる局面もあったが、逆に支持者との結束を強め批判をはね返した。

「米国は偉大だ。『米国第一』を推し進める」

15日夜に演説したトランプ氏は、初当選した16年大統領選で多用したフレーズを繰り返した。

同氏は22年11月に出馬表明。直前の中間選で共和党が議席を伸ばせず、「過激なトランプ氏を無党派層が避けた」と非難された。直後に、党候補指名争いがデサンティス・フロリダ州知事(45)との対決になると仮定した場合の支持率調査で、デサンティス氏に14ポイントもリードされた。

しかし、23年にトランプ氏が不倫相手への口止め料を巡る違法行為など、次々と起訴されると情勢が一変。トランプ氏は、バイデン氏側を「選挙妨害」「司法の武器化」と非難し人気を回復した。

米メディアは、米国社会で「差別の被害者だ」と考える白人や男性、キリスト教信者たちの思いが、不当な起訴だと訴えるトランプ氏への連帯意識となり、支持に結びついたと分析している。

トランプ氏の14日の集会に参加した白人男性(32)は「トランプ氏は米国を強くできる」と話した。

トランプ氏は15日夜、「中国の思い通りにはさせない。ウクライナの戦争をやめさせ、イスラエルの状況も解決する」と語り、国際社会での米国の地位回復を誓った。

6959OS5:2024/01/17(水) 14:28:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/8e98edf76cf9dde439fa3828e8575b402e0c0470
共和党「反トランプ」ハチンソン氏も撤退 米大統領選、三つどもえに
1/17(水) 12:24配信

毎日新聞
エーサ・ハチンソン前アーカンソー州知事=米中西部アイオワ州で2023年7月28日、AP

 11月の米大統領選に向けた共和党候補指名争いで、党穏健派のエーサ・ハチンソン前アーカンソー州知事(73)が16日、選挙戦からの撤退を表明した。15日の中西部アイオワ州党員集会で低迷した候補が相次いで撤退し、ドナルド・トランプ前大統領(77)にニッキー・ヘイリー元国連大使(51)とロン・デサンティス南部フロリダ州知事(45)が挑む三つどもえの構図に集約された。


 ハチンソン氏は16日の声明で「経験のある信念を持った共和党員として、現在の最有力候補(トランプ氏)に関して真実を語るという私のメッセージは、アイオワ州では受け入れられなかった」と述べた。刑事事件で起訴されたトランプ氏の復権に反対してきたが、アイオワ州党員集会では、わずか191票(得票率0・2%)と惨敗していた。【デモイン(アイオワ州)秋山信一】

6960OS5:2024/01/18(木) 09:46:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/564eef24743c8052dc4a5d679638fc76a69d50b3
トランプ氏、復権へ前進 熱狂的支持は健在 穏健派離れ、本選に課題・米大統領選〔深層探訪〕
1/18(木) 7:00配信
時事通信
15日、米アイオワ州デモインで演説するトランプ前大統領(AFP時事)

 トランプ前米大統領は共和党の大統領候補選び初戦となった15日のアイオワ州党員集会で快勝し、指名獲得に向け強さを示した。ただ、選挙戦では「支持層の偏るトランプ氏では本選で勝てない」という懸念が浮上し、挑戦者のデサンティス・フロリダ州知事やヘイリー元国連大使も一定の存在感を発揮。トランプ氏は、大統領退任後に初めて受けた「審判」で、党穏健派など幅広い支持層の掘り起こしに課題を残した。

 ◇揺るがぬ忠誠
 「これまでで最も大きな勝利だ」。トランプ氏は集会開始から約30分で勝利を確実にした15日夜、高らかに宣言した。2020年に大接戦を演じ、11月の本選で再び相まみえる可能性が高い民主党のバイデン大統領もX(旧ツイッター)で、トランプ氏を「現時点であちら側の最有力候補だ」と見定めた。

 20年大統領選で敗北を覆そうと画策し、支持者による連邦議会襲撃事件を招いたとして複数の刑事訴追を受けたトランプ氏。だが、アイオワの支持者の多くは、同氏が有罪判決を受けても「支え続ける」と忠誠を誓っていた。

 同州ウォーキーでトランプ氏への支援呼び掛けを取りまとめたマイク・シュワルツさん(74)は、「起訴はインチキだ。民主党はトランプが怖くて、出馬を阻止しようとしている」と信じる。「民主党がトランプを追い詰めるほど、応援する気持ちは強くなる」。熱狂的支持の背景に、政治的分断が生んだ当局への不信もうかがえた。

 支持者たちはトランプ政権の厳しい移民政策や、対中関税など貿易政策の「実績」を評価。同州共和党員の4割弱を占めるキリスト教福音派からは、トランプ氏が在任中に保守派の判事を任命した後、連邦最高裁が人工妊娠中絶の権利を否定したことを歓迎する声も上がった。

 ◇「バイデンに投票」
 しかし、ホワイトハウスを離れて3年がたち、共和党穏健派の「トランプ離れ」は着実に進んでいる。「トランプが共和党の指名を得るなら、本選ではバイデンに投票する。仮にバイデンが死人でもだ」。ヘイリー氏の支援集会に参加したジョー・スミスさん(65)は深刻な面持ちでこう漏らし、「彼は危険だ。公正な選挙を覆そうとした」とトランプ氏の復権を懸念した。

 同じ集会に出席した弁護士ジェニファー・ヒューストンさん(49)は、20年大統領選や22年の中間選挙で共和党がトランプ支持層に依存した結果、穏健派や無党派層を遠ざけてしまったと指摘。「また悔しい思いはしたくない。当選可能性はトランプ以外の方が高い」と話した。

 党員集会直前に勢いを増したヘイリー氏は、アイオワに全力を投じたデサンティス氏に及ばず、「トランプに代わる候補」本命としての実力を証明し切れなかった。ただ、次戦の東部ニューハンプシャー州は穏健派党員が多い上、無党派の人も予備選に参加できる。

 「共和党候補選びを(トランプ氏と)2人のレースにしてみせる。いくわよ、ニューハンプシャー」。同州で反トランプ票の結集に賭けるヘイリー氏は、15日の演説で意気込みを語った。(デモイン=米中西部アイオワ州=時事)

6961OS5:2024/01/20(土) 04:42:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/77d43536c950ac1bc1269157cef6c9001a0432fd
「私はトランプ氏の脅威」 ヘイリー氏、次戦で必勝誓う 米大統領選
1/19(金) 20:32配信

時事通信
18日、米東部ニューハンプシャー州での選挙集会で演説するヘイリー元国連大使(AFP時事)

 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補選びで勢いを増すヘイリー元国連大使は18日、指名レース首位のトランプ前大統領からの激しい批判について「彼が脅威や不安を感じた時にすることだ。私は彼を脅かしている」と述べ、23日に控える第2戦の東部ニューハンプシャー州予備選で必勝を誓った。

【図解】米大統領選とトランプ氏の裁判日程

 CNNテレビ主催の集会で語った。

 ヘイリー氏はトランプ氏に代わる候補として共和党穏健派らの期待を集め、人気が上昇。トランプ氏は「ヘイリーは親中派」「民主党から資金援助を受けている」などと虚実取り混ぜて攻撃を強めている。ヘイリー氏も「トランプの下で共和党は下院と上院とホワイトハウスを失った」と反撃し、舌戦が熱を帯びている。

 15日に実施された共和党候補選び初戦のアイオワ州党員集会では、トランプ氏が得票率51.0%で圧勝。デサンティス・フロリダ州知事が21.2%を獲得して2位につけ、ヘイリー氏は19.1%で3位に甘んじた。

 一方、次戦のニューハンプシャーはヘイリー氏の支持基盤である共和党穏健派や無党派の有権者が多く、事実上トランプ氏対ヘイリー氏の一騎打ちの構図になるとみられている。世論調査ではトランプ氏に1桁台まで支持率の差を縮めており、ヘイリー氏が番狂わせを起こせるかが焦点だ。

6962OS5:2024/01/20(土) 07:08:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b6b2b798a9dbe2135ec36caf4bb550c7f020bbc
スコット議員、トランプ氏支持へ 共和候補選び、ヘイリー氏に打撃 米大統領選1/20(土) 5:11配信


時事通信
 【ワシントン時事】米主要メディアは19日、昨年11月に大統領選から撤退を表明した共和党のスコット上院議員(58)が大統領候補選びでトランプ前大統領への支持を表明する見通しだと伝えた。

 スコット氏は指名レース序盤戦が行われるサウスカロライナ州選出。同州知事を務めたヘイリー元国連大使は、「地元」でトランプ氏に対し劣勢が伝えられており、さらなる打撃となりそうだ。

 共和党唯一の黒人候補だったスコット氏は、トランプ氏が指名を獲得した場合に支持層拡大が期待できるため、「副大統領候補」の一人に名前が挙がっていた。支持表明でその可能性が高まったと報じられている。

6963OS5:2024/01/20(土) 18:03:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/68e95355e8337d353a180fa6e6fa69e3c292f5b3
米大統領選 ヘイリー氏がトランプ氏の副大統領候補を拒否 共和党指名争い
1/20(土) 13:46配信

産経新聞
【ワシントン=坂本一之】11月の米大統領選に向けた共和党候補指名争いでトランプ前大統領(77)を追いかけるヘイリー元国連大使(51)は19日、第2戦が開かれる東部ニューハンプシャー州の集会で、トランプ氏が勝利した場合に副大統領候補として本選に臨まない考えを明言した。ヘイリー氏は同州でトランプ氏との差を詰めており、対決姿勢を強めて巻き返しを図っている。

米紙ワシントン・ポストなどによると、ヘイリー氏は有権者からトランプ氏の副大統領候補になるかを問われ「誰の副大統領にもなりたくない。検討の余地はない」と強い言葉で否定した。

ヘイリー氏はトランプ前政権で国連大使を務め同氏への批判を抑制する場面もあるなど、トランプ氏が党候補となった場合にタッグを組んで副大統領を狙うのではないかとの観測が一部から出ていた。

15日に中西部アイオワ州で開かれた初戦で2位を逃したヘイリー氏にとって、23日のニューハンプシャー州での第2戦で勢いを示せるかは今後の選挙戦を大きく左右することになる。

米統計分析サイト「ファイブサーティーエイト(538)」がまとめたニューハンプシャー州での支持率平均は19日現在でトランプ氏の48・9%に対し、ヘイリー氏は33・8%と15・1ポイント差で2位につけている。

6964OS5:2024/01/21(日) 07:41:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b73452063c0da9ff4a7faeab52823a96e6ffc52
「副大統領候補」争いでPR合戦 トランプ氏「指名後」に関心 米共和党
1/21(日) 7:02配信

時事通信
トランプ前米大統領=19日、ニューハンプシャー州コンコード(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ前米大統領の圧倒的な強さが伝えられる共和党の大統領候補者選び。

 15日に幕を開けたばかりだが、早くもトランプ氏の指名獲得を織り込み、誰が副大統領候補に選ばれるかに関心が集まっている。トランプ氏の選挙集会には名前の挙がる顔触れがこぞって駆け付け、アピール合戦を繰り広げている。

 「国を団結させ、社会保障を守り、犯罪を止める大統領が必要だ。ドナルド・トランプが必要だ」。指名レースから昨年撤退したスコット上院議員は19日、第2戦が23日に行われる東部ニューハンプシャー州で、トランプ氏への支持を表明した。

 同じ集会で演説したステファニク下院議員も注目株の一人だ。先月の下院公聴会で、反ユダヤ主義を明確に非難しなかったハーバード大のゲイ学長を鋭く追及。学長辞任に追い込み、保守派の間で一気に知名度を上げた。この日は「連邦議員で最初にトランプ氏への支持を表明したことを誇りに思う」と売り込んだ。

 中西部サウスダコタ州の保守系女性知事ノーム氏は、初戦の党員集会が開かれた中西部アイオワ州で応援演説に立った。トランプ氏の演説会は「さながら副大統領候補のオーディション」(ニューヨーク・タイムズ紙)の様相だ。

 一方、トランプ氏と指名を争うヘイリー元国連大使の名も取り沙汰されたが、本人は米メディアの取材に「私は誰の副大統領にもならない。論外だ」と否定。トランプ氏も「恐らく彼女は選ばれない」と語った。

 副大統領候補の選定は、仮に当選しても憲法規定で1期しか大統領を務められないトランプ氏の「後継指名」の意味も持つ。「トランプ後」の共和党の方向性を左右する人選として、党内のもう一つの「指名争い」は今後、さらに激しさを増しそうだ。

6965OS5:2024/01/22(月) 07:41:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/7002e190cec35601481f8ae108a8788b752bd1db
米大統領選、デサンティス氏撤退 共和党の候補指名争い
1/22(月) 5:40配信

 【マンチェスター(米東部ニューハンプシャー州)共同】11月の米大統領選の共和党候補指名争いで、南部フロリダ州のデサンティス知事(45)が21日、撤退した。再選を目指す民主党のバイデン大統領(81)への挑戦権を懸けた指名争いはトランプ前大統領(77)とヘイリー元国連大使(52)による事実上の一騎打ちとなり、23日にニューハンプシャー州で第2戦の予備選が実施される。

20日、米サウスカロライナ州での選挙運動で、有権者に語りかけるフロリダ州のデサンティス氏(AP=共同)

 フロリダで保守的な政策を進めるデサンティス氏は共和党の「若手ホープ」と期待され、トランプ氏に代わる選択肢として注目を集めたが、振るわなかった。

 デサンティス氏は15日の初戦、中西部アイオワ州党員集会で勝利したトランプ氏に約30ポイントもの差をつけられて2位に終わっていた。X(旧ツイッター)で「勝利への道筋がない」と表明。「トランプ氏とは意見の相違があったが、バイデン氏よりも優れているのは明らかだ」とし、トランプ氏支持に回る方針を示した。

 デサンティス氏の撤退表明後、ヘイリー氏はCNNテレビに対し、有権者の多くはトランプ氏とバイデン氏の再対決を望んでいないと改めて指摘。「私たちは闘い続け、勝利する」と訴えた。

6966OS5:2024/01/22(月) 11:53:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b14652707a97ef9aa52c806ab44e90048bdf6de
ヘイリー氏、強めるトランプ氏との対決色 デサンティス氏撤退で支持者に焦り
1/22(月) 10:34配信

産経新聞
11月の米大統領選に向けた野党・共和党の候補者指名争いから南部フロリダ州のデサンティス知事が脱落し、選挙戦は、返り咲きを狙うトランプ前大統領が制する可能性がさらに高まった。トランプ氏とデサンティス氏は政策的には近く、同氏の票の多くはトランプ氏に流れるとみられるためだ。23日の東部ニューハンプシャー州予備選でトランプ氏を追撃し、指名レースに弾みをつける構想だったヘイリー元国連大使の支持者らは焦りを隠せない。

「たったいまデサンティス氏が(選挙戦から)撤退したとの一報が入りました」。21日午後、ヘイリー氏は同州東部シーブルックにある海鮮レストランでの集会で、自分を囲む支持者たち数十人に努めて冷静な態度をみせた。

ヘイリー氏はこれまでの選挙活動で、トランプ氏への直接的な批判を極力避けてきた。党内で強い影響力を持つトランプ氏とその支持者から「敵」として認定され、泥沼の論争に引きずり込まれるのを避ける思惑があったとみられる。

しかし、ここ最近ではトランプ氏の認知能力の衰えを指摘するなど批判のトーンをエスカレートさせている。この日の集会でも「トランプ氏は何かを壊すのは上手だが、直し方を知らない」などと語った。

背景には、15日に行われた指名レース初戦の中西部アイオワ州党員集会で得票が伸びなかったデサンティス氏からヘイリー氏に、トランプ氏の「標的」が移ったことがある。このまま黙ってトランプ氏からの攻撃を浴び続けるより、党内で反発を買うリスクを冒してでも非トランプ派の関心を引き寄せる作戦だ。

レストランでの集会に参加した元エンジニアのブルースさん(80)は、トランプ氏が共和党の候補者指名を勝ち取り、11月の本選が再び民主党のバイデン大統領(81)との対決になれば、「投票先がなくなって困る」。妻や友人と参加したトム・ギャレキンさん(61)は「まだ指名争いは始まったばかり。最後まで何が起こるかは分からない」と、自分に言い聞かせるように語った。

6967OS5:2024/01/22(月) 12:49:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b14652707a97ef9aa52c806ab44e90048bdf6de
ヘイリー氏、強めるトランプ氏との対決色 デサンティス氏撤退で支持者に焦り
1/22(月) 10:34配信


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産経新聞
11月の米大統領選に向けた野党・共和党の候補者指名争いから南部フロリダ州のデサンティス知事が脱落し、選挙戦は、返り咲きを狙うトランプ前大統領が制する可能性がさらに高まった。トランプ氏とデサンティス氏は政策的には近く、同氏の票の多くはトランプ氏に流れるとみられるためだ。23日の東部ニューハンプシャー州予備選でトランプ氏を追撃し、指名レースに弾みをつける構想だったヘイリー元国連大使の支持者らは焦りを隠せない。

「たったいまデサンティス氏が(選挙戦から)撤退したとの一報が入りました」。21日午後、ヘイリー氏は同州東部シーブルックにある海鮮レストランでの集会で、自分を囲む支持者たち数十人に努めて冷静な態度をみせた。

ヘイリー氏はこれまでの選挙活動で、トランプ氏への直接的な批判を極力避けてきた。党内で強い影響力を持つトランプ氏とその支持者から「敵」として認定され、泥沼の論争に引きずり込まれるのを避ける思惑があったとみられる。

しかし、ここ最近ではトランプ氏の認知能力の衰えを指摘するなど批判のトーンをエスカレートさせている。この日の集会でも「トランプ氏は何かを壊すのは上手だが、直し方を知らない」などと語った。

背景には、15日に行われた指名レース初戦の中西部アイオワ州党員集会で得票が伸びなかったデサンティス氏からヘイリー氏に、トランプ氏の「標的」が移ったことがある。このまま黙ってトランプ氏からの攻撃を浴び続けるより、党内で反発を買うリスクを冒してでも非トランプ派の関心を引き寄せる作戦だ。

レストランでの集会に参加した元エンジニアのブルースさん(80)は、トランプ氏が共和党の候補者指名を勝ち取り、11月の本選が再び民主党のバイデン大統領(81)との対決になれば、「投票先がなくなって困る」。妻や友人と参加したトム・ギャレキンさん(61)は「まだ指名争いは始まったばかり。最後まで何が起こるかは分からない」と、自分に言い聞かせるように語った。

6968OS5:2024/01/22(月) 17:10:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/19bf04d48af263db76299ce839c03918627c19b1
「間違いなく逆風」 デサンティス氏撤退でヘイリー氏の支持者悲鳴
1/22(月) 15:53配信

毎日新聞
トランプ前米大統領(右奥)の演説を聴く支持者たち=米東部ニューハンプシャー州ロチェスターで2024年1月21日、中村聡也撮影

 11月の米大統領選に向けた共和党の候補指名争いで、デサンティス南部フロリダ州知事が21日、撤退を表明した。23日に党予備選を控える東部ニューハンプシャー州では、トランプ前大統領の支持者から歓迎の声が上がる一方、ヘイリー元国連大使の支持者からは厳しい声が聞かれた。


 同州ロチェスターで21日夜に開かれたトランプ氏の集会に参加した介護士のビル・ロパルスさん(58)は「デサンティス氏はトランプ氏と同じく、保守層が支持基盤だった。選挙を続けても勝ち目がなかった」と指摘。撤退は正しい判断だったとして「これでトランプ氏が勝利する可能性は一層高まった」と期待感を示した。

 一方、ヘイリー氏は党候補指名争いの第2戦となるニューハンプシャー州予備選での挽回に望みをつないでいる。だが、ヘイリー氏を支持する同州ホリスの自営業、スティーブ・シメルさん(40)は「デサンティス氏の支持者の多くがトランプ氏に流れるだろう」とした上で「ヘイリー氏には厳しい状況になった。間違いなく逆風だ」と述べた。【ロチェスター中村聡也】

6969OS5:2024/01/23(火) 18:58:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/2d86011b2eb0ddce0428dbf999528e6febf6c2cc
共和候補選び第2戦、投票開始 トランプ氏、連勝なら指名確実 米大統領選
1/23(火) 15:06配信
時事通信
22日、米ニューハンプシャー州ラコニアで演説するトランプ前大統領(AFP時事)

 【マンチェスター(米ニューハンプシャー州)時事】米大統領選に向けた共和党の候補者指名争い第2戦となる東部ニューハンプシャー州予備選の投票が23日、同州の一部地域で始まった。

 優勢が伝えられるトランプ前大統領(77)と、追いすがるヘイリー元国連大使(52)の一騎打ちの構図。大勢は同日深夜(日本時間24日昼)にも判明する見通しだ。

 トランプ氏は初戦の中西部アイオワ州党員集会で、過半数の票を得て圧勝。より穏健な政治的風土のニューハンプシャー州を制すれば、幅広い有権者からの支持を得たと証明したことになり、トランプ氏が指名獲得を確実にするとみられている。一方、ヘイリー氏が勝つかトランプ氏に肉薄すれば、同氏は選挙戦に踏みとどまれそうだ。

 ワシントン・ポスト紙などが22日公表した世論調査によると、トランプ氏が支持率52%を獲得し、34%のヘイリー氏に先行。トランプ氏は初戦で敗退したデサンティス・フロリダ州知事ら支持層が重なる保守系候補が相次ぎ撤退し、自身への支持を表明したことを追い風に、ここ数日で一段と優位を固めている。

6970OS5:2024/01/23(火) 21:11:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/5fd98445b7a2fb633e66ad9a246b121dc0d0310d
民主党「非公認」予備選 バイデン氏は不在、代議員割り振りで混乱も
1/23(火) 20:14配信

 11月の米大統領選に向けて、共和党と同じく民主党の予備選も23日、東部ニューハンプシャー州で投開票される。ただ、党全国委員会が認めない「非公認」の予備選で、再選を目指すジョー・バイデン大統領(81)も立候補を届け出なかった。21人が出馬するものの、投票用紙に現職の名前がないという事態に有権者からは不満の声も出ている。
 「本来はバイデン一択だった。立候補しないと聞いて失望した」。18日、同州マンチェスターのマンチェスター大。ケビン・ムーアさん(47)は憤りを隠さなかった。この日、同大では候補者の一人、ディーン・フィリップス連邦下院議員(55)が集会を開いていた。「バイデン氏は有権者に誠実でない」と言うムーアさんはフィリップス氏に投票するという。

 世論調査で6割以上の支持があり、党候補指名が確実視されているバイデン氏は、ニューハンプシャー州の予備選への不参加を決めた。党全国委が「人種構成が多様な州を優先する」として、党候補指名争いの初戦を2月3日の南部サウスカロライナ州予備選に変更したからだ。

 しかし、ニューハンプシャー州は州法で「他州より先に予備選を行う」と定めており、州政府は民主・共和両党の予備選を23日に実施すると決定。民主党全国委は、8月の党全国大会に参加する「代議員」の割り当てをなくす措置を取ると警告している。候補指名争いは各州の党員集会や予備選を通じて獲得する代議員数を競うもので、ニューハンプシャー州の民主党は党候補を選ぶ権利を失う可能性が出ている。

 投票用紙の候補者リストに名前がなくても、有権者は用紙に「ジョー・バイデン」と記入すれば1票と認められる。だが得票率が低ければ、バイデン氏は党内での求心力の弱さを露呈することになる。

 支持者の中には、記名投票を呼び掛ける動きもある。有志団体のボランティアの一人で、同州のダートマス大3年のプレスコット・ヘルツォークさん(21)は「予備選の初戦としてニューハンプシャー州が注目されている点に変わりはない」と強調。民主主義を重視する姿勢に共感しているとして「バイデン氏の支持が根強いことを示したい」と述べた。【マンチェスター(ニューハンプシャー州)中村聡也】

6971OS5:2024/01/24(水) 09:08:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/e0276126817f7b41e1bac1bac10e719cfa56d68a
共和党予備選、開票始まる トランプ氏優勢、ヘイリー氏巻き返せるか
1/24(水) 8:44配信


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毎日新聞
トランプ前大統領(左)=ロイター▽ヘイリー元国連大使(右)=中村聡也撮影

 11月の米大統領選に向けた共和党候補指名争いで、第2戦の東部ニューハンプシャー州予備選の投票は23日夜(日本時間24日午前)に終了し、即日開票される。直前の世論調査ではドナルド・トランプ前大統領(77)が優勢で、ニッキー・ヘイリー元国連大使(52)が追っている。保守派の影響力が強い初戦の中西部アイオワ州党員集会に続き、穏健派や無党派層が多いニューハンプシャー州予備選でも勝利すれば、トランプ氏は党候補指名に向けて大きく前進する。

【図解でわかる】米大統領選ってどんな選挙?

 同州予備選では、共和党員や無党派の登録有権者が投票した。トランプ氏は早期決着を図るため、序盤2州での連勝を狙っており、ニューハンプシャー州でも集会を重ねてきた。初戦のアイオワ州党員集会の後、支持層が重なる南部フロリダ州のデサンティス知事や実業家のラマスワミ氏が相次いで撤退し、トランプ氏への支持を表明したことも追い風だ。

 共和党候補争いで、アイオワ、ニューハンプシャー両州が初戦と第2戦の舞台になって以降、現職を除いて連勝した例はない。政治風土が異なるため、党内の圧倒的な支持がなければ連勝は難しいためだ。異例の返り咲きを目指すトランプ氏が今回も圧勝すれば、党候補争いは事実上決着したとの見方も広がりそうだ。

 ヘイリー氏は重視してきたニューハンプシャー州で、トランプ氏と距離を置く党穏健派や無党派層への浸透を狙っており、穏健派のスヌヌ同州知事の支援も受けている。接戦に持ち込んで「1強」ムードを崩し、2月24日の地元・南部サウスカロライナ州予備選や各州の予備選・党員集会が集中する3月の「スーパーチューズデー」につなげる狙いだ。ただ、ニューハンプシャー州で大差をつけられた場合、撤退圧力が強まる可能性がある。

 共和党候補争いは6月まで各州で予備選や党員集会が開かれ、7月の党全国大会で大統領候補選出の投票権を持つ「代議員」(計2429人)の獲得数を競う。代議員は人口や党勢に応じて各州に割り振られており、ニューハンプシャー州予備選では得票率に応じて22人の代議員が各候補に分配される。

 同州では民主党予備選も23日に行われた。ただ、党全国委員会は2月3日のサウスカロライナ州予備選を党候補選びの「初戦」にすると決めており、全国委の方針に反して予備選を強行した同州に代議員を割り当てない可能性がある。立候補を届け出なかったジョー・バイデン大統領(81)の氏名は選択式の投票用紙に載っていないが、直接記入すれば投票できる。ただ、得票率が低ければ求心力の弱さも問われそうだ。【ワシントン秋山信一、マンチェスター(ニューハンプシャー州)中村聡也】

6972OS5:2024/01/26(金) 07:51:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/b386dad78acdc5d78d3315dabf54300c2da6742f
「トランプ党」へ変貌あらわ 共和指名レースで2連勝 沈んだ穏健派連合・米大統領選〔深層探訪〕
1/26(金) 7:00配信
時事通信
23日、米東部ニューハンプシャー州ナシュアで演説するトランプ前大統領(手前)。後方左端は実業家のラマスワミ氏、同2人目はスコット上院議員(AFP時事)

 米共和党の大統領候補選び第2戦となった東部ニューハンプシャー州予備選で、トランプ前大統領が初戦の中西部アイオワ州に続いて勝利を収め、指名獲得に向け大きく前進した。アイオワより穏健な政治的風土のニューハンプシャーを押さえ、巻き返しを図ったヘイリー元国連大使の望みを粉砕。「トランプ党」へと変貌した共和党の姿を改めて印象付けた。


 ◇ヘイリー氏包囲網
 ニューハンプシャーは、ヘイリー氏がトランプ氏の勢いを食い止める可能性が最も高い州と目されていた。有権者に占める無党派層の割合が39%と民主、共和両党より高く、トランプ氏が誇る「岩盤支持層」の力が相対的に弱まるからだ。

 2020年大統領選の敗北を覆そうとし、起訴された前大統領。その復権を阻止しようと、共和党に有権者登録を変えた無党派層や一部の民主党員は、共和党穏健派と連合を結成した。「新世代の保守リーダー」を自任するヘイリー氏の下、反トランプ派は「最後の戦い」(米メディア)に臨んだ。

 これに脅威を覚えたトランプ氏は「極左に擦り寄った」と、全力のネガティブキャンペーンに打って出る。「ヘイリーは不法移民に反対しない」「ヘイリーは戦争好きのグローバリスト」。ヘイリー氏が「全てうそだ」と反論しても、印象悪化は避けられなかった。

 さらに、15日のアイオワ州党員集会でトランプ氏が圧勝した後、共和党内では「勝ち馬」に乗る動きが一気に広がった。撤退したデサンティス・フロリダ州知事や実業家のラマスワミ氏、スコット上院議員らが雪崩を打ってトランプ氏への支持を表明。デサンティス氏はヘイリー氏を「共和党守旧派の代表」と呼び、追い打ちをかけた。トランプ派の対極にいた穏健派のルビオ上院議員までも加わり、ヘイリー氏「包囲網」は急速に狭まった。

 ◇求心力に差
 不法移民の流入を危惧する不動産業カール・ザーンさん(66)は、予備選でトランプ氏に一票を託した。「仕事もせず、ただ『米国にいるだけ』の移民は納税者の負担だ。だが、そんな当たり前の指摘をすると、『差別主義者』とレッテルを貼られる」。トランプ氏は「偏狭な民主党」と戦う「ロックスター」だと力を込める。

 そうした声とは別に、消極的にトランプ氏を選んだ人もいた。移民コミュニティーに生活の場を脅かされていると感じる弁護士ローレンス・ゼルさん(66)は、「トランプの方が強さがある。性格には難があるが、目をつぶって投票する」と話した。

 米メディアの出口調査によると、トランプ氏に投票した人の77%が「候補者が好き」と答えたのに対し、ヘイリー氏に投票した人ではわずか33%。候補者個人の求心力の差は明らかだった。

 番狂わせに失敗したヘイリー氏。2月24日に控える故郷のサウスカロライナ州予備選では、トランプ氏との支持率差が30ポイント超という高い壁が立ちはだかる。「戦いは始まったばかりだ」と支持者を奮い立たせたが、選挙戦の継続には黄信号が点灯している。(マンチェスター=米ニューハンプシャー州=時事)

6973OS5:2024/01/26(金) 17:01:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/4318dc4423e7344ea64fcc4f0f90f28dde075d13
トランプ氏、無党派支持で下回る 共和予備選、本選に向け懸念材料 米大統領選
1/26(金) 7:13配信
時事通信
トランプ前米大統領=23日、ニューハンプシャー州ナシュア(EPA時事)

 【ワシントン時事】米大統領選に向けて東部ニューハンプシャー州で23日に行われた共和党予備選では、トランプ前大統領(77)がヘイリー元国連大使(52)を退け、党指名獲得に大きく前進した。

【ひと目でわかる】米大統領選の流れ

 ただ、米主要メディアが共同で実施した出口調査によると、11月の本選を左右する無党派層のうちトランプ氏に投票したのは39%で、ヘイリー氏の58%を下回った。

 ニューハンプシャー州当局によると、同州の有権者約87万人の約4割が無党派として登録されている。予備選には共和党員だけでなく無党派も参加できるため、その動向はトランプ氏が本選に進んだ場合、勝ち抜けるかどうかを占う試金石の一つとみられていた。

 ヘイリー氏の陣営は当初から、保守穏健層や無党派層の取り込みに尽力。これに対しトランプ氏は「岩盤支持層」を熱狂させる戦略を取っていたため、調査結果は予想の範囲内とも言える。

 それでもトランプ氏にとって、ヘイリー氏が押さえた無党派層が本選で自らを支持する保証のないことは懸念材料だ。出口調査では、有権者の約2割が候補者の選択で「他の候補者が嫌いだから」を理由とし、うち89%がヘイリー氏に投票していた。

 トランプ氏が指名を獲得すれば、民主党のバイデン大統領と対決した2020年大統領選の再現となることが確実。ニューヨーク・タイムズ紙などが昨年11月に行った世論調査によると、大統領選のすう勢を決める南部ジョージアや西部アリゾナなど接戦州の無党派層の支持は、両者が拮抗(きっこう)している。

 一方、ニューハンプシャーの出口調査では、大統領選での関心事項として、有権者の37%が「経済」と回答。30%が「移民問題」を挙げ、そのうち79%がトランプ氏を支持した。バイデン氏の陣営が争点化している「人工妊娠中絶の権利」と答えたのは12%だった。

6974OS5:2024/01/29(月) 23:27:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3c5a862169f84c01f597f322e90be1362247441
共和党の副大統領候補選び本格化 トランプ氏、忠誠心を重視
1/28(日) 15:57配信
共同通信
27日、党員集会を控えた米西部ネバダ州ラスベガスで、支持者を前に話すトランプ前米大統領(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米大統領選の共和党候補指名争いで独走するトランプ前大統領(77)は、本選を見据えて副大統領候補選びを本格化させている。女性や非白人を選ぶとの見方があり、候補と目される政治家は集会に駆け付け、アピールに余念がない。トランプ氏が重視する忠誠心が鍵を握りそうだ。

 女性ではエリス・ステファニク下院議員(39)や中西部サウスダコタ州のクリスティ・ノーム知事(52)が取り沙汰される。ステファニク氏はいち早くトランプ氏の再出馬支持を表明。ノーム氏は、指名争い初戦の中西部アイオワ州以降、積極的にトランプ氏の集会に参加している。トランプ政権で大統領報道官を務めた南部アーカンソー州のサラ・サンダース知事(41)も候補だとみられている。

 男性では、指名を争ったが撤退し、トランプ氏支持に回った黒人のティム・スコット上院議員(58)やトランプ政権で住宅都市開発長官だった黒人のベン・カーソン氏(72)の名前が挙がる。

6975OS5:2024/01/30(火) 21:41:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/f05e9f4d446b2510913cdc6ee7f317d08fd304b3
米、強まる対イラン強硬論 兵士死亡で政権に圧力 大統領選、争点浮上も
1/30(火) 20:32配信

時事通信
バイデン米大統領=24日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】米国内で対イラン強硬論が浮上している。

 ヨルダンで28日、駐留米軍に対する無人機攻撃で米兵3人が死亡したことで、バイデン政権に軍事行動を求める圧力が強まった。バイデン大統領も報復を明言しており、対応次第では中東情勢のさらなる緊迫化につながる恐れがある。

【ひと目でわかる】米大統領選の流れ

 バイデン氏は29日、前日に続いて安全保障会議を開催し、今後の対応を協議した。その後、X(旧ツイッター)に投稿し、「われわれの選ぶ時期と方法で、全ての責任者を追及する」と表明した。

 軍事攻撃による米兵の死亡は、昨年10月のイスラエルとパレスチナのイスラム組織ハマスの衝突開始後初めて。どの勢力が今回の攻撃を行ったかは不明だが、イラクの親イラン武装組織の関与が取り沙汰されている。

 CNNテレビによると、バイデン氏はイラクやシリアの親イラン武装組織に対する報復攻撃、大規模なサイバー攻撃などを検討している。ただ、イラン国内を標的とする可能性は低いという。米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は29日の記者会見で「われわれはイランとの戦争を望んでいない」と強調した。

 しかし、野党共和党からは、イランへの軍事行動を求める声が強まっている。同党上院トップのマコネル院内総務は、武装組織だけでなく、イランにも「深刻で破壊的な代償」を払わせるよう要求。同党重鎮のグラム上院議員も「イラン国内の重要な標的を攻撃せよ」と迫った。

 今年11月に米大統領選が迫る中、イランへの対応は選挙戦の争点となる可能性がある。共和党の候補指名が有力なトランプ前大統領はSNSで「バイデン氏の弱さが招いた、恐ろしくも悲劇的な結果だ」と主張。融和的な外交を行っているとして、バイデン氏を非難した。

 シリアやイラクの親イラン武装組織による駐留米軍への攻撃は昨年10月以降で150回以上に達したほか、イエメンの親イラン武装組織フーシ派が紅海で商船攻撃を繰り返している。米軍が限定的な反撃に乗り出しているものの、商船攻撃は止まっていない。

6976OS5:2024/02/02(金) 17:42:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/d3be73fbb1b082cad0da7c9bb9103fd83a9876e7
バイデン氏、労組票固め 中西部で集会、激戦見据え
2/2(金) 8:00配信

共同通信
1日、米ミシガン州で全米自動車労働組合(UAW)の集会に参加するバイデン大統領(AP=共同)

 【ワシントン共同】11月の米大統領選で再選を目指す民主党のバイデン大統領は1日、激戦が予想される中西部ミシガン州を訪れ、推薦を得たばかりの全米自動車労働組合(UAW)の集会に参加した。共和党の候補指名が有力視されるトランプ前大統領との対決を見据え、支持基盤となってきた有力労組の票固めを図った。

 労組票は激戦州の勝敗に直結する可能性がある。トランプ氏は1月31日、推薦獲得を目指す全米トラック運転手組合の幹部と会談している。

 UAWは北米自動車業界を代表する大規模労組。1月24日にバイデン氏の推薦を表明した。

6977OS5:2024/02/06(火) 10:27:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/0614d425eadc96a5d3bb059e810e2083a537a067
撤退せずに粘るヘイリー氏に脅迫相次ぐ シークレットサービスの護衛申請
2/6(火) 10:16配信

産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米紙ウォールストリート・ジャーナルは5日、11月の米大統領選で共和党候補の指名をトランプ前大統領(77)と争うヘイリー元国連大使(52)がシークレットサービス(大統領警護隊)の護衛を申請したと報じた。今月24日の南部サウスカロライナ州予備選に向け粘り続けるヘイリー氏に、脅迫行為などが増えているためとしている。

同紙によると、先週、同州のヘイリー氏の集会で女性が舞台に突っ込もうとして護衛に制止されたり、同氏のウクライナやイスラエルへの支援姿勢に憤る抗議者が出没したりした。州内の同氏の自宅が狙われているとの虚偽の通報騒ぎも起きたという。

護衛申請は連邦政府当局に提出。中東で親イラン民兵組織の米軍への攻撃が激化する中、国連大使として対イラン政策に関わったことも要因の一つという。

1月のアイオワ州党員集会とニューハンプシャー州予備選でトランプ氏に連敗したヘイリー氏は、出身のサウスカロライナ州で雪辱を果たすため「反トランプ票」の掘り起こしに懸命だ。しかし、共和党の有力者にはトランプ氏と民主党のバイデン大統領との〝本選対決〟にシフトするため、ヘイリー氏の早期撤退を迫る声がある。

ヘイリー氏は同紙に警護申請を認めたうえで、脅迫行為などについて「私がしなければならないことを止めることにはならない」と強調した。

6978OS5:2024/02/07(水) 12:58:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/f326df90c2504ac7f71bef7e091dfbeebed0b1f3
米下院、国土安全保障長官の弾劾否決 共和党指導部に打撃
2/7(水) 11:05配信

CNN.co.jp
下院で、マヨルカス国土安全保障長官に対する弾劾(だんがい)訴追決議の採決が行われ、214対216で否決された

(CNN) 米下院は6日、マヨルカス国土安全保障長官に対する弾劾(だんがい)訴追決議の採決を行い、214対216の僅差(きんさ)でこれを否決した。政治的理由で弾劾を推し進めていた共和党の指導部にとっては大変に屈辱的な結果となった。法学者らは弾劾に対する異議を唱えていた。

【映像】米下院、国土安全保障長官の弾劾を否決

投票ではケン・バック議員(コロラド州選出)、マイク・ギャラガー議員(ウィスコンシン州選出)、トム・マクリントック議員(カリフォルニア州選出)の3人の共和党議員が民主党に賛同し、弾劾への反対票を投じた。共和党のブレーク・ムーア議員(ユタ州選出)は投票を拒否した。これにより下院共和党は再度採決を提起することが可能になる。

下院共和党は、マヨルカス氏が南部国境の問題への対応で複数の重大な犯罪及び軽罪を犯していると主張。弾劾に向けた準備を進めてきた。しかし複数の憲法の専門家からは、弾劾を実現するだけの証拠がないとの指摘が出ていた。

閣僚が弾劾されるのは極めて異例で、米国の歴史上起きたのは1876年の1度のみ。この時、ウィリアム・ベルクナップ陸軍長官は下院で弾劾訴追されたものの、上院で無罪となった。

6979OS5:2024/02/07(水) 16:22:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/33ed9ee7464983ae24af3f8b2a69bea5bd67d7d6
マヨルカス国土安全保障長官の「弾劾戦術」不発 移民対策で共和 一部議員が造反
2/7(水) 14:06配信

産経新聞
【ワシントン=大内清】米下院の多数派を握る野党・共和党が、メキシコ国境から流入する不法移民への対策を怠ったとしてマヨルカス国土安全保障長官の弾劾訴追に向けた決議案を提出し、下院本会議は6日、同案を反対多数で否決した。11月の大統領選で返り咲きを狙うトランプ前大統領に近い同党の保守強硬派は、弾劾戦術でバイデン政権を追い詰めることを狙ったが、不発に終わった。

可決されていれば、閣僚への弾劾は約150年ぶりだった。採決は弾劾「賛成」は214票、「反対」は216票だった。

決議案は共和党の保守強硬派が主導。不法移民流入が過去最多の水準となっているのは、マヨルカス氏が意図的に対策を講じていないためだなどと主張していた。共和党のジョンソン下院議長は採決に先立ち、可決に自信を示していた。

しかし、本会議では同党議員3人が与党・民主党とともに「反対」に投票。造反した共和党議員の一人は6日、「弾劾するだけの犯罪性を示せていない」と決議案を批判した。

不法移民対策を巡り、バイデン政権は国境警備予算の増額や一時的な「国境閉鎖」を可能にすることなどを盛り込んだ法案の通過を議会に求めている。これに対しトランプ氏は「民主党を有利にすることになる」として、自身の影響下にある下院共和党に審議を拒否するよう働きかけている。国境問題を大統領選の重要争点に掲げる同氏には、バイデン政権が成果をあげれば選挙戦が不利になるとの打算があるとみられる。

6980OS5:2024/02/13(火) 08:44:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/ec96a24efe6e2454bf2e863d17f0a389e45af5d8
NYダウ終値、過去最高値を更新…125ドル高の3万8797ドル
2/13(火) 6:24配信


読売新聞オンライン
ニューヨーク証券取引所

 【ニューヨーク=小林泰裕】12日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前週末比125・69ドル高の3万8797・38ドルだった。値上がりは2営業日ぶりで、8日につけた過去最高値(3万8726・33ドル)を更新した。


 米国経済が堅調に推移していることや、好調な企業決算が好感され、スポーツ用品大手ナイキや金融大手ゴールドマン・サックスなどの銘柄が値上がりした。

 IT企業の銘柄が多いナスダック市場の総合指数の終値は48・11ポイント安の1万5942・55だった。

6981OS5:2024/02/15(木) 07:43:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/03765da1519be9a43b65ffeb6183580610567230
米下院、国土安全保障長官の弾劾可決 移民問題めぐり党派対立先鋭化
2/14(水) 16:06配信

朝日新聞デジタル
マヨルカス国土安全保障長官=AP

 米下院は13日、マヨルカス国土安全保障長官を弾劾(だんがい)訴追する決議案を可決した。メキシコから米国へ越境する移民が急増している問題をめぐり、下院で多数派の共和党がバイデン民主党政権の対応を問題視し、弾劾決議を主導した。


 米メディアによると、現職閣僚の弾劾決議案が可決されるのは史上初めて。1876年に下院が閣僚の弾劾決議案を可決したことがあったが、直前にその閣僚は辞任していた。マヨルカス氏は、民主党が多数を握る上院の弾劾裁判で無罪となる公算が大きいが、米議会の激しい党派対立があらためて先鋭化している。

朝日新聞社

6982OS5:2024/02/16(金) 22:25:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/71576f89810cbda32194e4261e951926ae19919e
共和党「完全掌握」狙うトランプ氏 党執行部に親族…背景に訴訟費用で資金逼迫か
2/16(金) 19:49配信

産経新聞
トランプ前米大統領

【ワシントン=大内清】11月の米大統領選で返り咲きを目指す共和党のトランプ前大統領(77)が、党の全国組織である「共和党全国委員会(RNC)」の執行部に親族を含む腹心を送り込もうとしている。党所属議員がトランプ氏の意向に沿って議会審議に臨むなど、「トランプ党」に変質したとも言われる中、党を「完全掌握」しようとする動きだ。ただ、トランプ氏を巡っては、起訴された4つの刑事事件などにかかる訴訟費用がふくらみ、政治資金の逼迫(ひっぱく)が指摘されており、RNCを通じて資金調達を容易にする思惑があるとの見方が強い。

RNCは各州の党組織を束ね、大統領選のほか議会選や知事選などで候補者への資金配分も行う。現トップのロナ・マクダニエル委員長はトランプ氏におおむね忠実だとみられてきた。

しかし、トランプ氏は今月初め以降、自身に近いメディアのインタビューや交流サイト(SNS)で執行部の「変化が必要だ」などと表明し、実質的に執行部の退陣を要求。12日には、後任の委員長に腹心のマイケル・ワトリー氏▽ナンバー2の共同委員長に次男エリック氏の妻ララ氏▽最高執行責任者(COO)に自陣営の上級顧問を務めるクリス・ラチビタ氏をそれぞれ推すと表明した。新執行部の選出は、24日の南部サウスカロライナ州予備選後が望ましいとしている。

米メディアがトランプ氏周辺の話などとして伝えたところでは、同氏はRNCが23年に調達した額が過去10年で最低の約8700万ドル(約130億円)にとどまったことに強い不満を抱いているという。

ブルームバーグ通信によると、トランプ氏はこれまでに訴訟費用として約5100万ドルを支出。訴訟費用に転用可能な資金は残り約2600万ドルで、本選に向けた選挙活動が本格化する7月ごろには底をつく可能性が高い。

トランプ氏は、前回の20年大統領選での落選を覆すため選挙結果の確定手続きを妨害しようとしたとされる事件など、4件で起訴されているほか、ビジネスに絡む詐欺疑惑などの民事訴訟も抱える。

こうした中、選挙イヤーの今年はRNCに多額の献金が集まることが見込まれる。トランプ氏側には、RNCを完全に掌握していれば、優先的に資金を融通させることができるとの計算が見え隠れする。

ララ氏は執行部入りを推挙されたのを受け、13日、保守系メディア、ニューズマックスのインタビューに「(RNCの資金は)1セント残らずドナルド・トランプの当選のために使う」と語り、大統領選と同時に行われる議会選などには関心を示さなかった。

6983OS5:2024/02/17(土) 12:54:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ad3ce7f8ff612b60985641d3dc63976266d345a
民主穏健派マンチン氏が不出馬表明 バイデン大統領には追い風 2024米大統領選
2/17(土) 12:24配信

産経新聞
【ワシントン=大内清】11月の米大統領選で第3党からの立候補が取り沙汰されていた民主党穏健派のマンチン上院議員(76)は16日、地元の南部ウェストバージニア州で演説し、「大統領選には出馬しない」と表明した。マンチン氏が第3党から出馬すれば民主党支持層や無党派層から票を奪う可能性もあっただけに、再選を目指す同党のバイデン大統領(81)には追い風となる。

マンチン氏を巡っては、中道勢力の結集を目指す超党派の第3政党グループ「ノーレーベルズ」が擁立を模索していた。

6984OS5:2024/02/25(日) 19:59:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/862677c97aaa28593f2ad8669689e7a996b4eaee
圧勝誇るトランプ氏 ヘイリー氏は選挙戦継続 米共和予備選
2/25(日) 19:04配信

時事通信
24日、米南部サウスカロライナ州コロンビアで、共和党予備選の勝利をアピールするトランプ前大統領(EPA時事)

 【ワシントン時事】24日の米大統領選の共和党サウスカロライナ州予備選では、トランプ前大統領が再びヘイリー元国連大使を大差で下した。

 トランプ氏は「偉大なサウスカロライナ州で、これまでの(予備選における)最多得票の2倍に達する票を獲得した」と圧勝を誇示。一方、地元で敗北したヘイリー氏は、選挙戦の継続を改めて表明した。

 勝利演説の会場に現れたトランプ氏は、自身の名前を連呼する聴衆を前に上機嫌。「全ての予備選(と党員集会)で記録的勝利を得ている」と胸を張り、「野球で過去最多のホームランを打った打者、最多のヒットを打った打者、バスケットボールの最多得点選手と同じようなものだ」と語った。

 トランプ氏はさらに「11月5日、この国を破壊したジョー・バイデン(大統領)を見て、『ジョー、お前は首だ。出て行け』と言う」と本選での勝利を誓った。

 ヘイリー氏は動揺を見せず、「トランプ氏の勝利を祝福する」と敗北を認めた。同時に「以前『サウスカロライナの結果がどうなろうと立候補を続ける』と語った。私は約束を守る女だ」と訴え、聴衆の喝采を浴びた。

6985OS5:2024/02/25(日) 20:41:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/e44a4bad8a971b6c83baf11d5b921377a8b5e805
「有権者、選択肢求めている」 敗北のヘイリー氏、選挙戦撤退を否定
2/25(日) 11:19配信

毎日新聞
支持者の前に姿を見せ、選挙戦からの撤退を否定したヘイリー元国連大使=米南部サウスカロライナ州で2024年2月24日、ロイター

 11月の米大統領選に向けた共和党候補指名争いで、ニッキー・ヘイリー元国連大使(52)は24日夜、南部サウスカロライナ州で演説し、今後も選挙運動を続ける方針を示した。地元で迎えた24日の州予備選でドナルド・トランプ前大統領(77)に敗北。5連敗で今後の逆転も困難な情勢だが、各州の予備選・党員集会が集中する3月5日の「スーパーチューズデー」までは撤退しない構えだ。

 ヘイリー氏は支持者を前に演説し、「サウスカロライナ州で約40%の支持を得た。50%ではないのは分かっているが、40%はちっぽけなグループではない。たくさんの有権者が(トランプ氏以外の)選択肢を求めている」と強調した。

 トランプ氏については「日々、有権者が離れていっている」と指摘し、本選で民主党のジョー・バイデン大統領(81)に「勝てると思えない」と主張した。

 世論調査では、ヘイリー氏は今後の予備選・党員集会が行われる州でも劣勢だ。ただ、連邦最高裁でトランプ氏の大統領就任資格の有無を巡る訴訟が継続中で、3月にはトランプ氏の刑事裁判の公判も始まる。トランプ氏が出馬を断念せざるを得ない状況が皆無とはいえないこともあり、ヘイリー氏は当面の選挙戦の継続を決めたとみられる。【コロンビア(サウスカロライナ州)秋山信一】

6986OS5:2024/02/27(火) 11:57:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/84fdda1afcc324f3b9d0181b9a5eebb0ba8cefca
米共和党の全国委トップが退任表明 次期執行部「トランプ体制」に移行か
2/27(火) 8:27配信

産経新聞
【デトロイト=大内清】米野党・共和党の全国組織「共和党全国委員会(RNC)」のロナ・マクダニエル委員長は26日、任期途中の来月8日に退任すると発表した。後任の執行部には、11月の大統領選で返り咲きを目指すトランプ前大統領(77)の腹心や親族が選出される公算が大きく、共和党の「トランプ党」化がさらに進みそうだ。

マクダニエル氏は、12年大統領選の共和党候補となったロムニー上院議員のめいに当たる名門政治家一族の出身。RNC委員長には、1期目トランプ政権の発足と同時期の17年1月に就任し現在は4期目だった。党内の反トランプ派排除に協力するなど、トランプ氏に忠実な組織運営を行ってきたとされる。

だがトランプ氏やその熱烈な支持派は、22年中間選挙で共和党が伸び悩んだことや、RNCが昨年集めた献金額が民主党を大きく下回ったことを問題視し、現執行部への退陣圧力を強化。トランプ氏は、マクダニエル氏が進退を公表する前から後任に腹心のマイケル・ワトリー氏を、ナンバー2の共同代表に次男エリック氏の妻ララ氏をそれぞれ推薦するなどと表明し、執行部の完全掌握に向けて動き出していた。

各州の党支部を束ねるRNCには、大統領選や知事選、議会選などの候補に党資金を配分する権限がある。トランプ氏が執行部掌握を目指すのは、起訴された4つの刑事事件や不動産ビジネスなどに絡む民事裁判の訴訟費用が選挙資金を圧迫する中で、党資金を自身のために融通しやすくするためだとの見方が強い。

ララ氏は今月、義父から共同委員長ポストに推挙されたのを受けて、「(RNCの資金は)1セント残らずドナルド・トランプの当選のために使う」と述べた。

6987OS5:2024/02/27(火) 14:54:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ae2189ea902cf14ff69e3695802d75b74699fc5
米民主党予備選 焦点はバイデン批判票 アラブ系最大のミシガン州で27日実施
2/27(火) 14:10配信

産経新聞
【ディアボーン(米中西部ミシガン州)=平田雄介】11月の米大統領選に向け、米中西部ミシガン州で27日、与党・民主党と野党・共和党の候補指名を争う予備選が行われる。ミシガン州はアラブ系米国人が全米で最も多く、パレスチナ自治区ガザ紛争でイスラエルに擁護的な姿勢を示す民主党のバイデン大統領(81)への批判票の行方が注目される。

党指名レースは、民主側ではバイデン氏の指名が確実な情勢。共和側は5連敗中のヘイリー元国連大使(52)が撤退を拒絶するが、トランプ前大統領(77)の優位は揺るぎない。ミシガン州予備選もバイデン氏とトランプ氏の勝利が確実視され、メディアの関心は11月の本選でのバイデン氏とトランプ氏の再対決に及んでいる。

そこで注目されるのがアラブ系米国人の動向だ。アラブ系は全米の人口の1%に過ぎないが、接戦の場合は勝敗の行方を左右する。ミシガン州に住むアラブ系は27万人。2020年大統領選でミシガン州を制したバイデン氏のトランプ氏との得票差は15万票だった。

人口の55%と全米一アラブ系の比率が高いデトロイト近郊のディアボーン市では、アラブ系のハムード市長(民主党)がバイデン氏に「裏切られた」と反旗を翻し、民主予備選で「支持者なし」と投票するよう訴える。

これは、イスラム教信徒や民主党急進左派も加わるバイデン氏への不投票運動の一環で、昨年10月のガザ紛争勃発を機に広がった。地元紙アラブ・アメリカン・ニュースは社説で「バイデン氏を罰せよ」と掲げている。

米エマーソン大などの世論調査によると、民主予備選で「支持者なし」を選ぶと答えた人は9%。ミシガン州のアラブ系の人口は2%だ。

他方、ミシガン大ディアボーン校では、「投票に行かず、批判の意思を示す」(へジリス・アルジブラさん、20歳)と話す学生も多かった。

6988OS5:2024/03/03(日) 21:54:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/bbe3b639907aa545abe4e158aa87e41e7b2f3870
米世論調査、際立つバイデン氏の不人気 トランプ氏がリード広げる
3/3(日) 10:40配信

朝日新聞デジタル
バイデン米大統領(左)とトランプ前大統領=AP

 米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)は2日、2月下旬に実施した最新の世論調査結果を報じた。11月の大統領選に向けた支持率では、トランプ前大統領(77)が48%を得て、バイデン大統領(81)の43%を上回った。2人の支持率は5ポイント差で、昨年12月の前回調査(2ポイント差)と比べてやや広がった。

 今回の調査で浮かび上がったのは、バイデン氏の不人気ぶりだ。同じ2人の対決だった2020年大統領選前の調査と比べると、バイデン氏を「好ましい」と答えた人は52%から38%に大きく減少した。これに対し、トランプ氏を「好ましい」と答えた人は43%から44%と微増だった。「トランプ氏は4年前と同様に不人気だが、それを下回るほど今のバイデン氏は不人気だ」と同紙は報じている。

 各党内では11月の本選に向けた予備選が続いているが、2人が各党の指名候補に選ばれることは確実視されている。共和党支持者の間では、トランプ氏が指名獲得することに「熱狂を感じる」と答えた人が48%に達した。だが民主党支持者では、バイデン氏の指名獲得に「満足するが、熱狂はしない」と答えた人が43%で最も多かった。

朝日新聞社

6989OS5:2024/03/04(月) 11:31:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/c375a2dfece5e56d0af0c6b56dfc424c500fafcc
ヘイリー氏、首都ワシントン勝利 共和予備選、トランプ氏連勝止まる
3/4(月) 11:26配信

朝日新聞デジタル
ノースカロライナ州シャーロットで開かれた集会で演説するヘイリー元国連大使=2024年3月1日、藤原伸雄撮影

 米大統領選に向けた共和党の候補者指名争いで、首都ワシントン特別区の予備選が3日、開票された。AP通信などによると、ヘイリー元国連大使(52)がトランプ前大統領(77)を破り、初勝利を確実にした。初戦のアイオワ州から続いていたトランプ氏の連勝は止まった。

 ヘイリー氏はこれまで、党内で圧倒的な支持を集めるトランプ氏に対抗する姿勢を崩しておらず、「私には選択肢を示す義務がある」と語っていた。

 ただ、ワシントン特別区の結果は全体のごく一部に過ぎず、共和党の候補者争いでのトランプ氏の独走態勢は変わらない。トランプ氏が大統領選の共和党候補になる見通しは確定的となっている。

 3月5日に15州で投票が集中する「スーパーチューズデー」を迎える。ヘイリー氏はスーパーチューズデーまでは撤退しない考えを明らかにしている。たとえヘイリー氏が撤退しなくとも、トランプ氏は3月中旬には、指名候補となるのに必要な代議員数を確保するとみられている。(軽部理人)

朝日新聞社

6990OS5:2024/03/04(月) 11:38:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/111417f2876198986ce0272f3b6fd2977be49179
国境遠くても移民危機 行政圧迫、広がる草の根支援 5日にスーパーチューズデー・米大統領選
3/4(月) 7:07配信

時事通信
移民の子どもたちに食事を配るボランティア=撮影日不明、米コロラド州デンバー(ハイランズ・マムズ・アンド・ネイバーズ提供・時事)

 11月の米大統領選に向けた候補者選びの天王山「スーパーチューズデー」を5日に控えた米国で、移民対策が大きな争点となっている。


 伝統的に移民に寛容な民主党ではバイデン大統領、流入規制を唱える共和党ではトランプ前大統領の候補者指名がそれぞれ確実視されている。

 メキシコに接し、移民の「玄関口」となっている南部テキサス州は不法入国者をバスで各地に送り続けており、国境から遠く離れた都市の財政も切迫。市民サービスの削減を余儀なくされる一方、草の根の支援が広がりを見せている。

 ◇仕事がほしい
 ロッキー山脈の麓に広がる西部コロラド州デンバーは「マイルハイ(海抜1マイル=約1600メートル)シティー」の愛称で知られる州都。快晴の3月初旬、日陰には雪が解けずに残っていた。

 ベネズエラ人男性のアンドレス・メンドーサさん(31)は手に洗剤とワイパーを持ち、信号待ちで止まる車に近づいては、身ぶり手ぶりで「窓拭きはどうだ」と聞いて回っていた。友人2人と協力して停車中に拭き上げ、少額のチップを稼ぐ生活を送る。

 「祖国は人権を尊重しない。命の危険があった」とメンドーサさん。米国行きを決心し、4カ月かけて徒歩で南米から中米を北上。必死の思いでメキシコ国境を越え、テキサス州が用意したバスで1月、デンバーにたどり着いた。今は路上暮らしだといい、時折表情を曇らせながら「寝る場所を確保するために早く仕事がほしい」と訴えた。

 ◇立ち上がる住民
 ニューヨークやシカゴなどと同様、移民に寛容な政策を取るデンバーには2022年末から移民が殺到。市の人口約70万人に対し、これまでに受け入れた移民は約4万人に上る。市民1人に対する割合が全米で最も高く、市はこの状態が続けば「年間予算の約1割に相当する1億8000万ドル(約270億円)が必要」と試算。2月には公園整備の凍結や移民収容施設の一部閉鎖など、苦肉の策を相次いで発表した。

 行政が圧迫される中、立ち上がったのは地元住民だった。昨年11月に活動を開始したボランティア団体「ハイランズ・マムズ・アンド・ネイバーズ」は食事や衣服、家庭でのホームステイを提供。法に触れる恐れから行政が及び腰の就労問題に関しては、移民が労働許可を得るまでの間、地域清掃などの仕事に「雇用」し、寄付金から「報酬」を支払う仕組みも構築した。

 児童福祉分野で働くジェニファー・ケタリングさん(41)は、友人から移民支援の相談を受けたことをきっかけに、団体創設に加わった。パレスチナ自治区ガザで幼い命が犠牲となるニュースに触れ、無力感を覚えていた時期だった。

 「近くの道に移民の子どもたちがあふれていた。私にはガザの状況は変えられないけれど、彼らには何かできるのではと思った」と振り返る。現在、同団体には支援側に回った移民も含め約7500人が参加。デンバー周辺では他に8団体が設立され、ボランティアは計1万人を超える。

 「ポジティブなことは広がっていくんです」とケタリングさん。来る選挙について問うと「民主、共和両党とも足の引っ張り合いをしていて、私は政府を信用していない。けれど、多くの人が小さな行動を積み重ねれば変化をもたらすことができると信じています」と語った。

6991OS5:2024/03/04(月) 21:08:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d9fa1169f2ad0a6f82c94300f6d14f1e7b81837
ヘイリー氏、首都で一矢報いる 米共和予備選、女性の勝利は初
3/4(月) 12:36配信
毎日新聞
選挙集会で演説するヘイリー元国連大使=米東部メーン州で2024年3月3日、AP

 11月の米大統領選に向けた共和党候補指名争いで、首都ワシントンの予備選が3日開票され、ニッキー・ヘイリー元国連大使(52)が6割超の得票で初勝利を挙げた。ドナルド・トランプ前大統領(77)が初戦から8連勝していたが、穏健派が多い首都でヘイリー氏が一矢報いた。米メディアによると、大統領選の共和党候補レースで、女性が予備選で勝利したのは史上初めて。

 投票は1〜3日に行われ、3日夜に開票された。共和党によると、得票率はヘイリー氏62・86%、トランプ氏33・22%。7月の党全国大会で大統領候補選出の投票権を持つ代議員(計2429人)は、ヘイリー氏がワシントンに割り当てられた19人全員を獲得した。ヘイリー氏に期待する中道寄りの穏健派が多いワシントンで強さを見せた。

 ヘイリー氏の陣営は声明で「歴史的な勝利だ」と強調し、「米政界の機能不全を最も間近で見ている共和党員が、トランプ氏と彼がもたらす混乱を拒絶したのは、驚くことではない」と述べた。トランプ氏の陣営は「現状維持を望む政界内部の関係者がヘイリー氏を支持した」と主張し、「トランプ氏はワシントンの政界に失望させられてきた他地域の国民のために戦う」と強調した。

 AP通信によると、3日までの代議員獲得数はトランプ氏244人、ヘイリー氏43人。5日には16州・地域の予備選・党員集会が集中するスーパーチューズデーを迎える。【ワシントン秋山信一】

6992OS5:2024/03/07(木) 07:47:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/acfafe2ba63a1f593e34bdea591b0967b0cfc268
民主党内でささやかれる候補差し替え案「プランB」、タイムリミットは8月の党大会
3/6(水) 23:00配信


読売新聞オンライン
5日、米ホワイトハウスで演説するバイデン氏=ロイター

 【ワシントン=池田慶太】再選を目指す民主党のジョー・バイデン大統領(81)は、世論調査で共和党のドナルド・トランプ前大統領(77)にリードを許す結果が相次いでいる。民主党内では候補者を差し替える「プランB」を巡る臆測が飛び交っている。

 バイデン氏は5日の「スーパーチューズデー」で各州・地域に割り振られた代議員のほぼ全てを獲得した。だが、民主党内で熱狂は広がっていない。高齢への不安から、本選でトランプ氏に負けるとの懸念が広がっているためだ。米紙ニューヨーク・タイムズなどの世論調査では、民主党支持者の5人に2人がバイデン氏を候補者にすべきではないと答えた。

 現時点ではバイデン氏が民主党候補として大統領選に臨む可能性が高い。米政治専門紙ポリティコは、候補差し替えが具体化するのは、バイデン氏が自ら「撤退」する場合だけだと指摘する。

 民主党の仕組みでは、バイデン氏が撤退表明をすれば、予備選などでバイデン氏が獲得した代議員は党大会でバイデン氏への投票義務がなくなり、他候補に票を投じることが可能になる。

 党指名候補争いは6月8日に全州・地域で終了する。プランBとして考えられるシナリオの一つは、バイデン氏が全日程終了後、次の世代にバトンを渡すために指名辞退を表明するケースだ。「高齢批判」の矛先を一転してトランプ氏に向けることができる。

 「ポスト・バイデン」候補者らは8月19日に始まる党大会の投票に向け、各州・地域に割り当てられた代議員3900人超の争奪戦を始める。党大会以降は在外投票も迫るため、候補者の差し替えは難しくなる。

 最有力はカマラ・ハリス副大統領(59)だが、副大統領として目立った実績はなく、待望論は盛り上がっていない。

 次世代を担う政治家では、カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事(56)、ミシガン州のグレッチェン・ホイットマー知事(52)、大富豪で知られるイリノイ州のJ・B・プリツカー知事(59)らの名前が取りざたされる。

 今のところバイデン氏が撤退する兆候はない。しかし、歴代大統領最高齢のバイデン氏が健康上の理由で撤退に追い込まれ、期せずしてプランBに移行する可能性もささやかれている。

6993OS5:2024/03/07(木) 07:50:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/42b364b9414f49ad838eacf0b1841918f1c38875
トランプ氏、指名確実 バイデン氏との再戦固まる ヘイリー氏撤退・米大統領選
3/7(木) 0:10配信

時事通信
5日、米南部フロリダ州の私邸で、支持者に語り掛けるトランプ前大統領(EPA時事)

 【ワシントン時事】米大統領選に向けた民主、共和両党の候補指名争いは5日、16州・地域の予備選などが集中するスーパーチューズデーを迎え、共和党ではトランプ前大統領(77)が圧勝した。

 唯一の対抗馬だったヘイリー元国連大使(52)は6日、撤退を表明し、トランプ氏の指名獲得が確実となった。11月の本選で民主党の現職バイデン大統領(81)と再び相まみえる構図が固まった。

 ヘイリー氏は6日、地元の南部サウスカロライナ州で演説し、「選挙戦を停止する。後悔はない」と述べた。トランプ氏への支持は明らかにせず、「誰であれ米大統領になる人の幸運を祈る」とのみ言及。同氏に対し、自身へ票を投じた共和党支持層や無党派層からの支持取り付けを促した。

6994OS5:2024/03/07(木) 08:04:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/00bdd336acd220fad6b703732df67fdf42c20beb
トランプ・バイデン両氏、第3政党候補の動きを警戒 再対決に不満抱く無党派層の受け皿は
3/6(水) 19:14配信
産経新聞
政治集会で演説するトランプ前米大統領(撮影・大内清)

【ワシントン=渡辺浩生】米大統領選に向けた5日のスーパーチューズデーで圧勝した共和党のトランプ前大統領(77)と民主党現職のバイデン大統領(81)が注視するのは無所属や第3政党候補の動向だ。本選のカギを握り両高齢者の対決に不満を抱く無党派層や穏健派の支持が流出しかねないからだ。

【写真】無所属での立候補を表明したロバート・ケネディ・ジュニア氏

米メディアによると、第3政党の政治集団「ノーレーベルズ」はスーパーチューズデーの結果を踏まえ8日にも全州の代表者会議を開き大統領候補を擁立するか否かを判断する。ノーレーベルズから擁立が取り沙汰された民主党穏健派のマンチン上院議員は不出馬をすでに表明。同氏の擁立はバイデン氏の支持基盤を「破壊する」と反対してきた民主党を安心させた。

だが、ブルームバーグの最新の世論調査によると有権者の52%はバイデン氏を「高齢すぎる」、59%はトランプ氏を「危うい」と回答。別の調査では約3割が両者対決に不満とした。

実際、「高齢のバイデン氏に勝てる候補はトランプ氏ではなく私だ」と訴えたヘイリー元国連大使(52)が一定の支持を得たのは、そうした有権者の意識を裏付けるものだ。

また、ノーレーベルズの幹部はヘイリー氏を「確かに興味のある人物だ」と述べた。ヘイリー氏は5日の開票前にFOXニュースに出演した際、「私は共和党保守であり、無所属やノーレーベルズから出るつもりはない」と否定したが、去就が注目されている。

一方、無所属で立候補すると表明したロバート・ケネディ・ジュニア氏(69)は最新のウォールストリート・ジャーナル紙の世論調査で9%の支持を集める。無所属で出馬すればバイデン氏の票を奪うと民主党有力者やケネディ家から批判されている。

反ワクチン活動家として知られるケネディ氏には、新型コロナウイルスのワクチン接種に懐疑的な共和党支持層の票も流れる可能性があるとして、トランプ陣営も警戒しているという。

無党派層は有権者全体の3〜4割。2016年の選挙で勝利したトランプ氏は無党派層の支持でクリントン元国務長官を上回り、20年の選挙では勝利したバイデン氏がトランプ氏より多くの無党派票を獲得。今回の選挙も、意中候補のいない大量の無党派層の投票行動によって勝敗が左右される可能性が高い。

6995OS5:2024/03/07(木) 08:04:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae9dfa3bc5a6d884d909ef2a1b40174c731e2a94
バイデン大統領が米領サモアで無名候補に敗北 スーパーチューズデー
3/6(水) 19:18配信
アメリカ大統領選挙に向けた候補者選びの山場「スーパーチューズデー」で、現職のバイデン大統領が無名の候補に敗れる異例の事態が起きました。

AP通信によりますと、南太平洋のアメリカ領サモアで行われた民主党の党員集会で、ジェイソン・パーマー候補への投票がバイデン氏を上回りました。

パーマー氏は「東部メリーランド州在住の起業家・投資家」だと名乗っていて、これまでに多数の企業で役員などを務めたとしています。

また、ウェブサイトにはAI=人工知能で質問に答えるページを設けていて、「アメリカ領サモアでの勝利をどう思うか?」と聞くと…

「私は勝つ見込みのない候補者で、アメリカ領サモアで勝てませんでした」

なぜか敗北宣言。パーマー氏はサモアを訪れたことはなく、リモートによる対話集会などの選挙活動を行ったということです。

再選を目指す現職大統領が敗れるのは極めて異例ですが、バイデン氏はスーパーチューズデーで他の15州すべてで勝利していて、大勢に影響はありません。

TBSテレビ

6996OS5:2024/03/15(金) 00:15:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/c2db6cd25afef0c978bd9f62c5e19ff1ebfa917d
バイデン氏、USスチール「米企業であることが不可欠」 日本製鉄の買収計画巡り声明
3/14(木) 23:58配信

産経新聞
バイデン米大統領(春名中撮影)

【ワシントン=坂本一之】バイデン米大統領は14日、日本製鉄による米鉄鋼大手USスチール買収計画を巡り「国内で所有、運営される米国の鉄鋼企業であり続けることが不可欠だ」とする声明を出した。11月に大統領選を控える中、支持基盤の労働組合側が買収に反発しており、4月に予定する岸田文雄首相との首脳会談を前に声明を出すことで、労組側に寄り添う姿勢を示す狙いとみられる。

バイデン氏は「米国人労働者によって運営される強い米鉄鋼企業を維持することは重要だ」と声明で指摘した。

大統領選で戦う共和党のトランプ前大統領は1月に「私なら即座に阻止する。絶対だ」と明言し、買収に反対する労組の票獲得を図っていた。

USスチールの本社がある東部ペンシルベニア州は大統領選の勝敗を左右する重要州のひとつ。

バイデン氏は岸田氏を国賓待遇で米国に招き、4月10日に首脳会談を開く。

6997OS5:2024/03/17(日) 09:55:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3d09368c03709afb4598c5f10a7bc944bc357d0
ハリス氏「後継」証明へ本腰 旗印は中絶・人権問題 米大統領選
3/16(土) 20:34配信

時事通信
ハリス米副大統領=7日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】11月の米大統領選に向け、バイデン大統領(81)と伴走するハリス副大統領(59)が選挙運動を活発化させている。

 高齢のバイデン氏が2期目を務めきれるか不安視される中、もしもの時に大統領の座を継ぐ最前列にいるハリス氏。人工妊娠中絶や人権問題を旗印に掲げ、「後継者」としての信頼獲得に躍起だ。

 「(女性の)自己決定権に対する攻撃は言語道断だ」。ハリス氏は14日、中絶手術を提供する中西部ミネソタ州の医療機関を訪れ、中絶の権利を守ると約束した。米メディアによると、中絶提供機関訪問は現職の正副大統領で初めてだ。

 2022年に連邦最高裁が中絶の憲法上の権利を否定して以降、保守的な州では中絶を法律で禁止する動きが拡大した。民主党は女性の権利保護を訴えて地方選で勝利を重ねており、大統領選でも最大の争点に据える算段。ハリス氏は、中絶反対の信徒もいるカトリック系のバイデン氏に代わり、この問題で旗振り役を担う。

 バイデン氏が苦手とする若年層や急進左派への訴求力も期待されている。パレスチナ自治区ガザの人道状況が悪化する中、イスラエルを支援するバイデン氏は左派や若者からの批判に直面。ガザ攻撃を続けるネタニヤフ政権に対してより厳しい立場とされるハリス氏は、3日の演説で「直ちに戦闘を休止しなければならない」とあえて強い言葉を使い、イスラエル側に圧力をかけた。

 もっとも、ハリス氏に目立った実績はなく、各種世論調査の平均支持率は36.2%と、人気浮揚に苦戦するバイデン氏の40.6%より低い。「ハリス大統領」待望論は乏しく、むしろ政権の「弱点」として野党共和党の攻撃を受けているのが現状だ。「(大統領になる)準備はできている」と語るハリス氏が、有権者の支持を勝ち取れるかが試されている。

6998OS5:2024/03/20(水) 23:58:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/9331ad49ca1e4b2e39d5a5b6278b8ae63314c666
バイデン氏、激戦州で中南米系に照準 移民政策アピール 米大統領選
3/20(水) 17:44配信
産経新聞
【フェニックス(米アリゾナ州)=大内清】11月の米大統領選で再選を目指す民主党のバイデン大統領(81)は19日、本選で激戦が予想される西部ネバダ、アリゾナ両州で遊説した。共和党のトランプ前大統領(77)が民事訴訟に絡む資金難に苦しむ中、主要争点の不法移民問題や経済対策などで重要州への攻勢を強めている。

バイデン氏はこの日、移民の主要流入口であるメキシコ国境に接するアリゾナ州の州都フェニックスでヒスパニック(中南米系)移民らの集会に参加。「あの男(トランプ氏)は中南米系を軽蔑しているが、私は価値を理解している」と、国境周辺州での人口比率が高い中南米系に寄り添う姿勢を強調した。

中南米系は伝統的に民主党の票田とされてきたが、近年は強硬な不法移民対策を主張する共和党への傾斜が進む。すでに米国に定住している人々には、安価な労働力の新規流入で最も影響を受けるのは自分たちだとの懸念があるためだと指摘される。

バイデン氏は2020年の前回選でアリゾナ、ネバダ両州を制したものの、いずれも得票差はわずか。11月の本選でも中南米票の動向は勝敗を左右する。

そんな中でバイデン氏は今年、国境警備予算の大幅な増額などを盛り込んだ包括的な移民政策改革を発表し、議会に承認を求めている。陣営側には、こうした取り組みが、移民問題に消極的とのバイデン氏のイメージを払拭すると同時に、中南米票の奪還にもつながることへの期待がある。

またバイデン氏は集会で、トランプ氏を「財産のことしか気にしていない」とこき下ろした。同氏が、一族企業の不正を巡る民事裁判で保証金の支払いに窮していることや、訴訟費用が選挙資金を圧迫していると指摘されることが念頭にあるのは明らかだ。

この日はアリゾナを含む5州で民主、共和両党の予備選が行われ、バイデン、トランプ両氏がそれぞれ全勝した。両氏はすでに指名獲得に必要な代議員数を確保していることから勝敗には無関係ながら、共和党では、すでに敗退したヘイリー元国連大使(52)がアリゾナで約20%の票を、南部フロリダと中西部のオハイオ、イリノイ、カンザス各州で15%前後を獲得し、党内の「反トランプ派」の存在を改めて印象付けた。

6999OS5:2024/03/22(金) 10:12:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/947e4578ae5bbba128863f075b32315c3d5f7ba4
ロバート・ケネディ氏が本腰 副大統領候補発表へ 民主バイデン陣営警戒高まる
3/22(金) 9:52配信

産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】11月の米大統領選へ無所属で出馬したロバート・ケネディ・ジュニア氏(70)は26日に副大統領候補を発表する。本腰を入れるケネディ氏に警戒を強めるのは民主党バイデン大統領(81)陣営だ。共和党指名を確実にしたトランプ前大統領(77)との本選を左右する無党派層や民主党穏健派を奪われかねないとの危機感がある。



ケネディ元大統領を叔父に持つ著名ファミリーの一員。父のロバート・ケネディ元司法長官は1968年の大統領選に名乗りを上げたが、民主党指名争い最中の6月、遊説先のロサンゼルスで暗殺された。

環境保護や反ワクチン活動に携わった弁護士のケネディ氏は米紙ニューヨーク・タイムズに対し、2人の死を「戦争に行くのと同じように政治にはリスクがある」と受け止めたと述べ「父の後を継ぐプレッシャーを感じた」と回想した。

巨大産業界や公権力から「中間層の利益を守る」を信条とするケネディ氏は当初、民主党の指名争いに名乗りをあげたが昨年10月、無所属出馬を表明。世論調査で10%前後とトランプ氏やバイデン氏に続く支持率を維持する。FOXニュースの調査では13%にのぼった。

26日に西部カリフォルニア州オークランドで集会を開き、副大統領候補を発表する。米メディアによると、米プロフットボールNFLのスター選手アーロン・ロジャーズ氏や元プロレスラーで元ミネソタ州知事のジェシー・ベンチュラ氏らの指名を検討している。

ケネディ氏の課題は無所属や第3党に不利な選挙制度にある。候補者名が投票用紙に記載されるには州で異なる複雑な手続きを完了する必要がある。有権者の署名を義務付ける州も多い。陣営によると西部ユタ州で登録が完了。東部ニューハンプシャー、西部ネバダ州で必要な署名を集めた。今後も南部テキサス州などで請願を広げていく。

超党派政治集団「ノーレーベルズ」の候補探しが難航し、バイデン陣営はケネディ氏をトランプ氏に勝利を譲りかねない「スポイラー(壊し屋)」の本命とみなしつつある。米紙によると、勝敗を左右する7つの激戦州で無党派層や穏健派の票が流れることを警戒、州の候補者登録を阻止する「法的攻勢」に着手する。

ケネディ氏もバイデン・トランプ再対決に不満を抱く層を念頭に既存政党批判に力を入れるとみられる。

7000OS5:2024/03/23(土) 01:10:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef057b2b0dd7bd1df93eff6d9564ea5490c6b323
副大統領候補にルビオ氏浮上 トランプ氏、リストは「15人」 米報道
3/22(金) 6:58配信
時事通信
米共和党のルビオ上院議員(AFP時事)

 【ワシントン時事】米NBCテレビなどは21日、11月の大統領選で共和党の指名が確定したトランプ前大統領(77)が副大統領候補としてルビオ上院議員(52)を検討していると報じた。

 トランプ氏は現時点で15人ほどが候補者リストに名を連ねていると話しており、選考にはなお時間を要する見込みだ。

 ルビオ氏はキューバ移民を両親に持つ共和党穏健派。ヒスパニック系や、トランプ氏が苦手とする穏健派の共和党支持層の取り込みが念頭にあるとみられる。ルビオ氏は2016年大統領選でトランプ氏と党指名レースを競い、同氏に「ちび」などと侮辱された経緯があるが、今年1月にトランプ氏支持を表明した。

7001OS5:2024/03/26(火) 17:05:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/c649cd28b4744f466fe285e9f20a1777dd6c72ac
米フロリダ州、14歳未満のSNS禁止 国内で最も厳格な州法か
3/26(火) 11:00配信


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毎日新聞
米西部カリフォルニア州にあるTikTok関連のビル=2024年3月11日、AP

 米南部フロリダ州で25日、14歳未満のソーシャルメディアの利用を禁止する州法が成立した。14〜15歳も利用には保護者の許可を必要とする。州法制定を主導した共和党のレナー州下院議長は「ソーシャルメディアでは性犯罪者が子供を狙っており、危険なメディアに触れることが、うつや自傷行為、自殺につながる。フロリダは子供を守る道を先導する」と意義を強調した。

【写真まとめ】楽しそうにTikTok撮影に臨むバイデン氏

 米メディアによると、西部ユタ州や南部アーカンソー州、中西部オハイオ州などでも、子供が保護者の同意なしにソーシャルメディアを利用することを禁止する州法があるが、14歳未満の利用を一律禁止したフロリダ州法は「米国で最も厳しい規制」(AP通信)と報じられている。

 ただ、ソーシャルメディアの運営企業などは「インターネットの利用に身分確認を求めるような規制は、言論活動の自由の侵害になる」と主張しており、今後、裁判に発展する可能性が高い。

 米メディアの報道では、25日に成立したフロリダ州法は、ソーシャルメディアの運営者に対して、14歳未満の利用者のアカウント作成禁止や既存アカウントの停止を義務づけた。14〜15歳の既存アカウントの維持にも保護者の同意を求める。

 成人向けのコンテンツにアクセスする場合、年齢確認のために第三者による認証システムを利用する措置も義務づけた。違反企業が民事で訴えられた場合、最高5万ドル(約755万円)の損害賠償を求められる可能性がある。

 規制対象になるソーシャルメディアやウェブサイトは「16歳未満の利用者の10%以上が、1日平均2時間以上利用している」という条件がついており、子供の「中毒性」が高いものに限られる。子供に人気の動画投稿アプリ「TikTok」(ティックトック)や写真・動画共有アプリ「スナップチャット」が規制対象にされるとの見方がある一方、X(ツイッター)やフェイスブックが含まれるかどうかは不明だ。

 フロリダ州議会は当初、16歳未満の利用を禁止する法案を可決していたが、デサンティス州知事(共和党)が「親が選ぶ権利を制限することになる」として拒否権を行使。14〜15歳については保護者の許可があれば、利用できるように法案を修正し、デサンティス氏が25日に法案に署名して成立した。【ワシントン秋山信一】

7002OS5:2024/03/27(水) 11:40:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/105e3ea400175b73837a771f2ce2a5fb2998e3b6
無所属・ケネディ氏が副大統領候補に女性弁護士選出 米大統領選
3/27(水) 10:10配信
米西部カリフォルニア州オークランドで、大統領選に向けた集会に臨むケネディ氏(右)と副大統領候補に起用されたシャナハン氏=2024年3月26日、AP

 11月の米大統領選に無所属での立候補を目指す弁護士のロバート・ケネディ・ジュニア氏(70)は26日、西部カリフォルニア州で演説し、副大統領候補に女性弁護士で実業家のニコール・シャナハン氏(38)を選んだと発表した。民主党から無所属に転じた両氏が組むことで、再選を目指す同党のジョー・バイデン大統領(81)の支持基盤を崩す可能性がある。バイデン陣営はケネディ氏を、共和党候補のドナルド・トランプ前大統領(77)を利する「スポイラー(壊し屋)だ」と批判している。


 政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の各種世論調査の集計(26日現在)によると、ケネディ氏の全米での支持率は9・9%で、トランプ氏(41・7%)、バイデン氏(39・4%)に次ぐ3番手につけている。組織基盤がないケネディ氏が当選するのは難しいが、「第3の選択肢」としてバイデン、トランプ両氏のどちらから票を奪うのかが選挙結果を左右すると目されている。

 ケネディ氏は26日の演説で「米国史上、最も高齢な2人の大統領候補の争いに国民はがっかりしている。無所属候補がついに民主、共和両党の独占を倒すのだ」と強調。特許関連の弁護士で、IT大手グーグル共同創業者の元妻でもあるシャナハン氏を「AI(人工知能)の最前線で活動してきて、IT大手の世論誘導が民主主義や自由に脅威を及ぼすのを止めてくれる。(中国系)移民の娘で、困難を克服し、アメリカンドリームをつかんだ人物でもある」と評価した。

 シャナハン氏も「過激な分断が国を引き裂こうとしている。今は共有する価値観に集中し、国を再編する時だ」と訴えた。

 ケネディ氏は、プロフットボールNFLのスター選手や元知事、元連邦下院議員らの起用も検討してきたが、資産家でもあるシャナハン氏の資金力や若さに期待して選んだとみられる。ただ、政治経験や全米レベルの知名度は不足しており、支持拡大の「起爆剤」となるかは不透明だ。

 さらに無所属候補の出馬には高いハードルが控えている。各州で投票用紙に候補名が記載されるためには、一定数の署名集めなどの手続きが必要だ。米メディアによると、ケネディ氏の陣営は西部ユタ州でしか必要な手続きを終えていない。

 陣営や支持団体は、西部アリゾナ、ネバダ、中西部ミシガン、南部ジョージアなどの重要州も含めた7州で必要な署名を集めたとしているが、まだ正式には承認されていない。副大統領候補を事前に決めるよう求める州もあるため、陣営は人選を急いでいた。

 ケネディ氏は、民主党のジョン・F・ケネディ元大統領(故人)のおい。ロバート・ケネディ元司法長官(同)の息子で、弁護士として環境保護や小児医療の啓発に取り組んできた。今回の大統領選では当初、民主党候補指名を目指したが、現職のバイデン氏の優位は動かず、無所属での出馬に切り替えた。

 親族の大半は出馬に批判的だが、ケネディ氏は名門の「ブランド」を利用して、民主党支持者への浸透を図る。新型コロナウイルスのワクチン懐疑論を唱えたことで知名度が高まり、ワクチンに疑問を持つ共和党支持者からも一定の支持がある。

 2大政党以外では中道層の結集を目指す政治団体「ノー・レーベルズ(ラベルなし)」が候補擁立を検討しているが、選考は難航している。環境問題を重視する「緑の党」、自由主義を掲げる「リバタリアン党」も独自に候補を立てる方針だ。急進左派の哲学者、コーネル・ウェスト氏(70)も立候補を模索している。【ワシントン秋山信一】

7003OS5:2024/03/27(水) 17:11:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/f8cefdfd97dc22e88f3bc1bc16e7703763b0f85a
どうなる「トランプ2・0」副大統領は女性、少数派支持層拡大狙う? 安保は対中強硬も
3/27(水) 16:52配信

産経新聞
トランプ前米大統領

11月の米大統領選で共和党の候補者指名を確実としたトランプ前大統領(77)の副大統領候補や、政権を奪還した場合の2期目の外交・安全保障の陣容が注目されている。取り沙汰されている顔ぶれはどのようなものか。(ワシントン 渡辺浩生)


「彼は私にとってより良き代理人だ。上質の人間だからだ」。2月23日、トランプ氏が南部サウスカロライナ州での集会で絶賛したのは、観客席にいるティム・スコット上院議員(58)だった。地元州知事の経歴を持つヘイリー元国連大使(52)と対決する予備選の前日のことだ。

■出世の〝恩〟振り切る

黒人のスコット氏は同州知事時代のヘイリー氏に空席の州選出上院議員に指名された。だが、指名争いに一時名乗りを上げた後の1月、トランプ氏支持を表明。出世の道を開いた〝恩〟を振り切った。

スコット氏は「大事なのは(トランプ氏再選の)ミッション。ポスト狙いではない」と語る。副大統領候補に取り沙汰されるのは、貧しい母子家庭に育ったスコット氏がマイノリティーの支持を集められるとの期待もあるためだ。

副大統領候補は人種や性別、地域など支持層を広げる役目を担い、その選考は本選を勝ち抜くカギだ。トランプ氏が2016年の選挙で指名した保守政治家のマイク・ペンス氏は、保守派や宗教右派との橋渡しを期待されたとされる。

■現時点で可能性低いヘイリー氏

トランプ氏は今回、FOXニュースの番組でスコット氏ら少なくとも6人が副大統領候補のリストに含まれていると認めた。トランプ氏の支持でサウスカロライナ州初の女性知事に就任したクリスティ・ノーム知事(52)▽「反ユダヤ主義」を巡る議会公聴会で有名大学学長を厳しく追及した親トランプ派で女性のエリス・ステファニク下院議員(39)▽指名争いからの撤退後、トランプ氏支持に転じたインド系実業家のビベック・ラマスワミ氏(38)らの名も挙がる。

ここにきて16年大統領選でトランプ氏と争ったマイク・ルビオ上院議員(52)も急浮上。キューバ系移民2世で、トランプ氏が重視するヒスパニック(中南米系)票の獲得が期待できる。ただ、正副大統領候補が同一州から出ることに憲法上の制約もあり、トランプ氏と同じフロリダ州選出のルビオ氏指名のネックとなりうる。

指名争いで「反トランプ票」をあぶり出したヘイリー氏の動向も関心事だ。同氏は「副大統領になるつもりもない」というが、「党内融和を図る選択肢」と宗教右派団体理事長は語る。ただ、忠誠心を重視するトランプ氏が自身への支持を明言しないヘイリー氏を選ぶ可能性は現時点で低い。

■ポンペオ氏「トランプ氏なら平和な世界」

「米国第一」を掲げるトランプ氏が再選した場合、外交・安保の陣容は混沌(こんとん)とする世界情勢に対し、米国がどのように指導力を示すかに直結する。

トランプ前政権に近い複数の有識者の見方が一致するのは、前政権で米中央情報局(CIA)長官と国務長官を務めたマイク・ポンペオ氏(60)、駐日米国大使から上院議員に転じたビル・ハガティ氏(64)の2人だ。

ポンペオ氏は前政権時代、米朝首脳会談を実現させたほか、イランに強硬で親イスラエルの中東外交を推進した。「トランプ氏が再選すれば、より平和で豊かな世界に戻る」と支持を表明しており、国防長官への起用の声が出ている。

ハガティ氏は現在、上院外交委員会のメンバー。駐日大使時代は日米同盟を軸としたインド太平洋政策の推進に関与し、国務長官候補ともみられる。前政権で通商代表部(USTR)代表を務めたロバート・ライトハイザー氏(76)は輸出規制強化など対中封じ込めの要として、国家経済会議(NEC)委員長や財務長官が取り沙汰される。

7004OS5:2024/03/27(水) 17:12:14

■北朝鮮への新アプローチ期待も

動向が注視されるのはマイク・ギャラガー下院議員(40)。下院中国特別委員長として中国の人権侵害や機密情報窃取などの調査を主導。元海兵隊情報将校としてイラクに従軍し国防に明るい。トランプ派と距離を置き、4月に議員辞職すると表明した。

一部の安保専門家には大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を待望する声があるが、同盟関係重視とウクライナ支援強化を唱え、トランプ氏とそりが合わないとの声もある。

前政権で国防次官補代理を務めたエルブリッジ・コルビー氏が安保担当の高官に再起用される可能性も指摘される。コルビー氏は18年の国家防衛戦略の策定に従事した。中国の軍備拡張に対抗する米軍の「拒否戦略」を提唱する一方、ウクライナ支援からは距離を置いているとの指摘がある。

これらの顔ぶれが実現すれば、ウクライナ・欧州とインド太平洋、中東というバイデン政権の3正面関与から、「トランプ2・0」は最大の脅威である中国への抑止・強硬路線にシフトするのは必至といえる。停滞中の北朝鮮外交への新アプローチを期待する声もある。

7005OS5:2024/03/27(水) 17:45:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a9fec8c468a6a1307b2bcd0908144d0fde5c5c0
「第3の候補」、米大統領選に及ぼす影響 勝敗左右することも
3/27(水) 17:13配信

毎日新聞
米大統領選候補者討論会に参加するビル・クリントン氏(左端)、ジョージ・ブッシュ(父)氏(右端)とロス・ペロー氏=米中西部ミシガン州で1992年10月19日、ロイター

 米国では民主、共和両党が2大政党として確立された19世紀半ば以降、無所属や第3政党の候補は当選していない。一方で、ここ数十年の大統領選でも両党とは一線を画す候補が勝敗を左右した例も少なくない。


 20世紀後半以降の大統領選で最も大きな影響を与えた「第3の候補」は、1992年に無所属で立候補した実業家のロス・ペロー氏だったといえる。知名度を生かし、大統領選では約19%の票を獲得。共和党の現職ブッシュ(父)大統領の保守的な支持基盤を侵食し、アーカンソー州知事のクリントン候補(民主党)の初当選を助ける形となった。

 ペロー氏は96年の大統領選でも「改革党」を発足させて再挑戦したが、前回のように第3の候補を求める波を作れず、クリントン氏の再選を許した。

 リベラルな候補が支持基盤が重なる民主党に割を食わせた事例もある。2000年大統領選には、著名な消費者保護活動家のラルフ・ネーダー氏が「緑の党」から出馬した。

 まれに見る激戦となった同年の選挙は、南部フロリダ州の集計が大もめとなった。最終的にはテキサス州知事のブッシュ(子)候補(共和党)がゴア副大統領(民主党)に僅差で勝利した。得票差はわずか537票。フロリダ州ではネーダー氏が約9万7000票を得ており、結果としてブッシュ氏を利したと指摘されている。【松本紫帆】

7006OS5:2024/04/01(月) 16:45:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/a6d37e5c5d4034a9b2726657c7620bee7f64e4c5
ユダヤ票固めエムホフ氏が存在感 ハリス副大統領の夫
4/1(月) 16:03配信

共同通信
米南部マイアミ郊外で話すハリス副大統領の夫ダグラス・エムホフ氏=3月27日(AP=共同)

 【ワシントン共同】11月の米大統領選で再選を狙うバイデン大統領の陣営で、ハリス副大統領の夫ダグラス・エムホフ氏がユダヤ系有権者の票固めで存在感を示している。自身もユダヤ系で、反ユダヤ主義と闘う姿勢をアピール。バイデン氏と再対決するトランプ前大統領が親イスラエルを打ち出していることに対抗する狙いもある。

 ガザの人道危機が深まる中、イスラエルを擁護してきたバイデン氏に対しアラブ系有権者の間では反発が広がっている。バイデン氏がユダヤ系とアラブ系のはざまで苦慮する中、エムホフ氏は在米ユダヤ系社会での「事実上の大使」(米メディア)として活動している。

 トランプ氏は3月中旬のインタビューで、バイデン政権を支持するユダヤ系が「イスラエルの全てを憎んでいる」と語った。バイデン氏が再選を果たせば「イスラエルが破壊される。彼らは自責の念を感じるべきだ」と主張した。

 これに対しエムホフ氏はネブラスカ州での選挙集会で「不快かつ有害で反ユダヤ主義的な発言だ」と猛反発。トランプ氏の大統領候補としての資質に疑問を呈した。

7007OS5:2024/04/05(金) 14:33:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/d1438961b9c8907ec6b8c664b518ce0ba9602b76
第3政党集団ノーレーベルズ 候補擁立断念 米大統領選
4/5(金) 10:18配信

産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】11月の米大統領選で独自候補擁立を模索してきた超党派政治集団「ノーレーベルズ」は4日、擁立を断念したと発表した。民主党のバイデン大統領、共和党の指名を確実にしたトランプ前大統領の本選対決に不満を抱く無党派や穏健派の支持を念頭に、「統一候補」の選考を続けてきたが、「勝利の見込みのある候補者は現れなかった」と結論づけた。

米メディアによると、ノーレーベルズは約30人の政治家らにアプローチ。本命視されていた民主党穏健派のマンチン上院議員が辞退を表明。最近では共和党の指名争いから撤退したヘイリー元国連大使やクリスティー前ニュージャージー州知事らへの打診も伝えられたが、いずれも固辞されたとみられる。設立時の会長で候補選考を主導してきたリーバーマン元上院議員が3月27日に死去したことが、擁立断念への決め手となったとみられる。

バイデン氏の陣営は、ノーレーベルズを含む第三極候補の動きを民主党から票を奪いトランプ氏再選への道を開くと警戒し、撤退圧力を強めている。無所属出馬したロバート・ケネディ・ジュニア氏は3月末に副大統領候補に女性弁護士のシャナハン氏を指名し選挙戦を本格化。今後、無党派層の受け皿となるかが注目される。

7008OS5:2024/04/05(金) 14:34:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/2187097608e5ea6b1a9b3a45a56e15d782c42908
米大統領選 接戦7州のうち6州でトランプ氏がリードと世論調査
4/4(木) 21:21配信


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産経新聞
【ワシントン=坂本一之】米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が4日までに公表した米大統領選の接戦7州の世論調査で、共和党のトランプ前大統領(77)が民主党のバイデン大統領(81)を6州でリードしていることが明らかになった。バイデン氏は物価上昇や移民・国境対策などで有権者の信頼を得られておらず、トランプ氏が支持を集めている。

調査は「大統領選が今日実施されたら誰に投票するか」を尋ねた。

無所属や第三の政党も含めた候補者から選ぶ場合、東部ペンシルベニア州や西部ネバダなど6州でトランプ氏がバイデン氏を2〜8ポイントリードした。バイデン氏は中西部ウィスコンシン州でのみトランプ氏を3ポイント上回った。

候補者がバイデン氏とトランプ氏の2人の場合も6州でトランプ氏がリード。ウィスコンシンでは両氏が並び、トランプ氏の優勢が浮き彫りになった。

バイデン氏は前回の20年大統領選で、同7州のうち6州でトランプ氏に勝利している。

調査では、過去2年で米国経済が「悪くなった」と答えた人が56%と過半数に達し、現状を懸念する声が強いことが示された。バイデン氏の支持率は38%で、不支持率が60%と大きく上回っている。

トランプ、バイデン両氏の政策手腕に関しては、物価問題や移民・国境対策でバイデン氏を信頼する人が各州で28〜36%なのに対し、トランプ氏は50〜56%と大きく引き離している。

ロシアの侵略を受けるウクライナの問題や、イスラエル軍とイスラム原理主義組織ハマスの戦闘に関してもトランプ氏を支持する人が多かった。

人工妊娠中絶と民主主義に関してはバイデン氏が信頼を得ているが、大統領選の勝敗を左右する重要な接戦州で苦しい状況が続いている。調査はペンシルベニア、ネバダ、ウィスコンシンの他に中西部ミシガン州、西部アリゾナ州、南部のジョージア州とノースカロライナ州の計7州で3月17〜24日に実施された。

7009OS5:2024/04/22(月) 10:09:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/9df41233f560d314d54eff4d0b61d66c40ba1619
米下院、ウクライナ支援案を可決 軍事支援が本格再開の見通し
4/21(日) 3:03配信


 米連邦下院は20日、ロシアの侵攻を受けるウクライナに対して総額約608億ドル(約9兆4000億円)を支援する緊急予算案を賛成多数で可決した。予算成立には上院での可決とバイデン大統領の署名が必要だが、最大の障壁だった下院を通過したことで、停滞していた米国の軍事支援が本格的に再開される見通しとなった。

 緊急予算案は共和、民主両党の超党派の支持で可決された。ウクライナによる米国製兵器や防空システムの購入、ウクライナに供与している米軍の装備品の補充などに充てられる。共和党のトランプ前大統領の意向も踏まえ、ウクライナや周辺国への財政支援約95億ドル(約1兆4700億円)は貸し付けとなった。

 米国のウクライナ支援は、下院で多数派を占める共和党のうち保守強硬派が「自国の国境管理を優先すべきだ」などとして無条件の支援継続に反対。2023年末に予算が底を突き、新規の軍事支援は事実上、止まった。ウクライナの劣勢が続く中、米中央情報局(CIA)のバーンズ長官は「緊急予算が成立しなければ、ウクライナが年末までに敗北する恐れがある」と警告していた。

 ジョンソン下院議長(共和党)は当初、保守強硬派の意向を受けて国境管理の強化策を予算に盛り込む案を模索した。しかし、民主党との妥協を嫌うトランプ氏の横やりもあり、調整が難航。予算案の審議も先送りになっていた。

 ただ、ウクライナ支援自体は超党派の多数派に支持されており、国外からも早期の支援再開を求める圧力が強まった。ジョンソン氏は譲歩を拒む保守強硬派から議長解任をちらつかされていたが、最終的に「解任リスク」を承知で、国境対策を切り離した予算案の採決に踏み切った。

 米シンクタンク「外交問題評議会」によると、米国は22年1月以降、総額約743億ドル(約11兆4900億円)の対ウクライナ支援を表明。今回の緊急予算が成立すれば、11月の大統領選の後も当面は支援継続が可能になる。【ワシントン秋山信一】

7010OS5:2024/04/22(月) 10:10:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/27563fdde0dd914a7498268f3b31fd15369510d8
米議会、迷走半年 翻弄されたウクライナ支援と米指導力 岸田首相演説を複数議員が引用
4/21(日) 7:22配信
【ワシントン=渡辺浩生】米下院が20日、ウクライナ向けの緊急支援予算を可決し、停滞したウクライナ支援が継続されるメドがついた。昨年10月にバイデン大統領が要請して以降、トランプ前大統領の介入もあり審議は半年も迷走。兵器不足に陥ったウクライナはロシアの攻勢に苦戦を余儀なくされ、中国、イランなど現状変更勢力を勢いづかせた。大統領選を控え党派対立が激しさを増す中で、米国の指導力後退を懸念する同盟諸国の危機感が可決を後押しした。

「人がなんと言おうと正しいことを行う。あとは歴史が判断する」。今月17日、そう語って緊急支援予算の採決へかじを切ったのは共和党のジョンソン下院議長だった。ウクライナ、イスラエル、台湾向け支援一括の緊急予算案を国・地域別の3本立てにし、停滞した審議を動かした。

党内ではマージョリー・テイラー・グリーン議員ら少数の最強硬派が議長不信任の動議をちらつかせ抵抗を続けた。だが、財源が枯渇した米国の支援の停滞がウクライナの前線に与えた悪影響は明白だった。

露軍は東部で支配地域をじわじわと拡大。イランの無人機、北朝鮮の弾道ミサイルもフル活用して都市やインフラに対する空爆を強めた。ウクライナ軍は消耗した防空システムでは守り切れず、犠牲者は増え続けている。

ロシアは今夏の一大攻勢を準備しているとされる。米中央情報局(CIA)は米国の支援なしでは「ウクライナが年末までに戦場で敗れる現実のリスクがある」(バーンズ長官)との分析を示し、首都キーウ陥落の最悪シナリオも取り沙汰され始めた。

「米議会に広がる孤立主義」へ海外から厳しい視線が集まる中、ウクライナ支援に消極的だったジョンソン氏は重い腰を上げた。トランプ氏は大統領選での穏健派や無党派層の支持を意識したのか、ウクライナへの「貸し付け」ならば認める姿勢をみせ、ジョンソン氏は緊急予算の一部を借款に切り替えた。

イランのイスラエル攻撃は採決へと動かす決定打となった。米国の抑止力が低下すれば中露、北朝鮮、イランといった権威主義国家が結託して侵略に動くという危機が現実味を増したからだ。ウクライナ支援への一部の反対でイスラエル、台湾の支援まで遅らせる猶予はなくなった。

20日の討論では共和、民主両党の複数議員が、「米国の指導力は必要不可欠」との岸田文雄首相の米議会演説を引用して予算案への支持を訴えた。「自由世界のために立つ」米国の信任は崩壊寸前で保たれた。

7011OS5:2024/04/24(水) 18:53:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/bcf70d3a9f16a4f134e772abea7e80f7a953b5f7
「私の予算を可決」 バイデン氏、メンツ保つ勝利 再選に追い風
4/24(水) 16:31配信
 米連邦議会で23日に総額953億ドル(約14兆7500億円)の緊急予算案が可決されたことは、11月の大統領選で再選を目指す民主党のバイデン大統領にとって政治的勝利となった。1期目が終わる2025年1月までウクライナ支援を継続するめどが立ち、イスラエルや台湾への支援も確保。懸案を解決しただけでなく、共和党の足並みの乱れも誘った。

【写真】戦場カメラマン渡部陽一さんが見たウクライナ

 「連邦議会は、国家安全保障を強化し、世界に米国の指導力を示す私の予算案を可決した」。バイデン氏は声明で、緊急予算案を主導したのは自身だと強調した。23年10月に議会に予算要求してから半年以上かかったが、ウクライナやイスラエルへの軍事支援は要求とほぼ同水準を確保した。

 特にウクライナ支援の本格再開は、大統領選に向けて追い風となる。バイデン氏は7月にワシントンで開く北大西洋条約機構(NATO)首脳会議で、ウクライナを支援する「民主主義陣営のリーダー」を演じ、選挙イヤーの外交のハイライトにしたいとの思惑がある。米国の支援が停滞したままならメンツは丸つぶれだっただけに、予算案可決は安心材料となった。

 米メディアによると、バイデン政権は再開第1弾として10億ドル(約1540億円)規模の追加支援を用意している。大統領選までウクライナの劣勢が続けば、巨額支援の実効性が疑問視されかねないだけに、てこ入れして戦況好転を図る構えだ。

 一方、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザ地区への侵攻を巡っては、双方に配慮した施策を盛り込んだ。イランやガザ地区のイスラム組織ハマスの攻撃を受けたイスラエルに防空用兵器を供与し、「自衛権」を支持する姿勢を強調。ガザ地区の人道危機を止められないバイデン政権に対する風当たりが米国内でも強まる中、パレスチナなどへの人道支援にも計92億ドルを割いた。

 大統領選で民主党左派や若者の支持離れを防ぐ狙いがあり、23日の声明でも「紛争の影響を受けた人たちに緊急で必要な支援だ」と力点を置いた。

 下院で多数派を占める共和党との駆け引きでも、今回は優勢だった。バイデン氏は不法移民の急増を批判され、一時は「国境封鎖」に言及するなど、国境管理の強化を求める共和党への譲歩を覚悟していた。しかし、民主党との妥協を嫌うトランプ前大統領がさらに強硬な対応を要求したことで共和党内の足並みが乱れ、結局は国境対策自体が見送られた。

 共和党ではトランプ氏に近いグリーン下院議員が、予算審議で民主党と協調したジョンソン下院議長の議会運営に反発し、議長解任動議の採決を迫る姿勢を強めている。ジョンソン氏を支持するトランプ氏もこうした動きを制御しきれておらず、共和党の内紛が続く状況はバイデン氏にとって好都合となっている。【ワシントン秋山信一】


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