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2004年米国大統領選スレ

2073チバQ:2014/08/20(水) 19:23:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140819-00000119-mai-n_ame
<黒人青年射殺>「白人支配」不信と憎悪
毎日新聞 8月19日(火)22時54分配信

白人警官による黒人青年射殺事件の抗議デモの鎮圧に駆けつけた重武装の警官隊ら=米ミズーリ州ファーガソンで18日、草野和彦撮影
 【ファーガソン(米中西部ミズーリ州)草野和彦】「ドン、ドン!」。大音響と共に放たれる催涙弾で、抗議デモの住民らを蹴散らす警察隊。ミズーリ州ファーガソンで、黒人のマイケル・ブラウンさん(18)が白人警官に射殺された事件は、19日で発生から10日が経過した。だが、人種差別を受けているとの意識に根ざしたデモを展開する黒人住民に、力で抑え込もうとする警察と和解しようとする気配は見えない。警察当局が新たに31人逮捕するなど、人口約2万人の小都市には、不信と憎悪が今も渦巻いていた。

 ファーガソンは、ミズーリ州の中心都市セントルイスの北西約8キロ。連日デモが展開されているのは、事件現場からほど近い市中心部の西フローリッサント街だ。18日夜に訪れると、暴徒に略奪され、入り口に板が打ち付けられた店舗が目立ち、目抜き通りだった面影はない。

 周囲の空気が一気に緊張したのは、午後10時ごろだった。4台の装甲車から重装備の数十人の警官が姿を現した。近づくデモ隊を待ち構えているのだ。「車道上で集まるのは違法です。逮捕される恐れがあります」。拡声機で警告する。

 デモ隊は黒人の若者が多く、「ハンズ・アップ、ドント・シュート(両手を上げたら、撃つな)」の合言葉とポーズで警官隊を挑発する。ブラウンさんが両手を上げ、無抵抗を示していたとの目撃証言があるためだ。

 デモ隊の1人が何かを投げつけたのを機に、警官隊が催涙弾を次々と発射、刺激臭と白い煙に包まれた。デモ隊と一緒に逃げたが目と喉がひりひりと痛む。デモ隊が空き店舗に放火し歓声が上がった。この夜、31人が逮捕された。

 「マイケルは、事件の数日後に大学に入学することになっていたんだ」。デモ隊の中に、同姓同名のいとこ、マイケル・ブラウンさん(26)がいた。「マイケルを射殺した警察官が刑務所に入るまで、抵抗を絶対にやめない」と興奮した口調でまくし立てた。

 かつて白人が多数だったファーガソンだが、白人が郊外に移り住み始めた1970年代から黒人が増え始め、今では黒人が7割を占める。一方、市議6人のうち5人は白人。ファーガソン警察の53人の警官のうち黒人は3人だけで、「白人支配」の構造は続く。交通違反の疑いで警察に呼び止められるケースの86%は黒人で、その93%はそのまま逮捕されるとの統計もある。

 「長年積み重なってきた白人への不満が、事件を契機に表面化したのではないか」。デモ行進を眺めていた黒人のマイケル・チャールズさん(34)は、こう考えている。2週間前に無職になったばかりだ。デモ隊の一部による商店での略奪行為は「許されると思わないが、そういうことをしたくなる気持ちは理解できる」という。

 また、射殺されたブラウンさんの遺体が現場に4時間近く放置されたままだったと聞いて、「黒人に対する敬意がないと思った」。それが警官隊の力によるデモ鎮圧に表れており、「白人と黒人との相互不信が、事態を悪化させた根本原因」とみている。

 治安回復に向け、18日からの州兵投入を決めた白人のニクソン州知事は「公正を求めるには、まず平和が必要だ」と訴えているが、デモ隊が主張するのは「公正なくして、平和なし」だ。議論がかみあっていない以上、事態解決の糸口を探るのは困難といえそうだ。


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