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2004年米国大統領選スレ

1005チバQ:2012/01/29(日) 14:07:13
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120128/amr12012821560007-n1.htm
フロリダ州31日予備選 流れ左右する大票田、6人に1人高齢者
2012.1.28 21:53 (1/2ページ)

米フロリダ州ジャクソンビルで25日、高齢者向け居住施設の敷地内を犬と散歩するお年寄り。同州は全米で最も高齢者の割合が高い(柿内公輔撮影)
 【ジャクソンビル(米フロリダ州)=柿内公輔】米大統領選の共和党候補指名争いで、31日に予備選が行われるフロリダ州は全米で最も高齢者の割合が高い州だ。年金や福祉に頼る高齢者は社会保障政策の動向に敏感で、大統領選全体に影響を与えるとの見方もある。投票が迫る大票田を歩いた。

 フロリダ州最大都市ジャクソンビルの中心から車で20分。ビーチ周辺に豪華な高齢者向けの居住施設が立ち並ぶ。ミシガン州の自動車関連の会社で働いていたマーク・スペンサーさん(82)とナスティアさん(68)も十数年前にフロリダに移った。

 1年中温暖なフロリダには、退職後の余生を過ごそうと全米から高齢者が集まる。人口約1880万人のうち65歳以上の高齢者は17・3%で6人に1人。全米で最も高い比率だ。

 米国全体で8%台半ばまで持ち直した失業率も、フロリダ州では9・9%。野党共和党を支持するスペンサー夫妻の関心もおのずと雇用問題に向かい、「オバマ大統領では失業問題を解決できない」と手厳しい。

 犬と散歩していたアンディ・トンプソンさん(75)はジョージア州から移り住んだ。共和党支持の年金生活者だが、「政府は無駄遣いをやめるべきだが、福祉を犠牲にしないで」と不安を口にする。徹底した歳出削減のため、共和党は高齢者向け医療保険など社会保障の見直しを掲げており、この点では各候補の主張に大差はない。

 全米退職者協会の調査によると、フロリダ州予備選の有権者の約9割が「退職後の生活に社会保障が重要」と回答。地元有力紙マイアミ・ヘラルドは「社会保障を切り捨てるなというのが共和党を支持する州民の意思」と指摘する。

 前回サウスカロライナ州の予備選は、共和党でも穏健派とされるロムニー前マサチューセッツ州知事(64)が、投資会社の経営者時代に投資先の人員削減を進めたと批判を浴び、保守派の期待を集めるギングリッチ元下院議長(68)が逆転した。

 だが、同じ南部でも穏健派の支持者が少なくないフロリダ州で、同じ構図が再現されるかどうかは流動的だ。マークさんも「アメリカは自由と資本主義の国。ロムニー氏の経済センスは買える。だが、指導力を期待するならギングリッチ氏だ」と悩ましげだ。

 フロリダ大のリチャード・シェア教授(政治学)は「今回は共和党の予備選だが、フロリダには無党派層も多く、予備選の結果に注目している。この投票の行方は大統領選全体にも影響するだろう」と予測する。

 ただ、高齢層の動向に関心が集まることに反発も聞かれる。候補者討論会が26日開かれた北フロリダ大のキャンパス。男子学生(21)は「フロリダでめぼしい産業は観光だけ。産業を興し若者を呼び込まなければ」と語気を強める。

 見て回った高齢者施設でも、「売り出し中」の看板が目についた。米国のシニアは株や不動産で資産を持つ割合が多いが、金融危機以降の値崩れで打撃を受けた高齢者は少なくない。

 フロリダ入りした候補者も票固めに走り回る。ロムニー氏は26日、印刷会社で集会を開き、「フロリダでも雇用を増やせるのは、ビジネスの経験がある私だけだ」と熱弁をふるった。

 まれに見る激戦となった共和党候補の指名争い。これまでも予備選や本選挙の流れを左右してきたフロリダに全米の視線が集まる。

 世論調査(24〜26日実施)によると、フロリダ州でのロムニー氏の支持率は38%で、ギングリッチ氏が29%。32%が「変更の可能性がある」と回答している。


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