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2004年米国大統領選スレ

4013チバQ:2016/11/24(木) 19:30:49
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/article/289108
激震 トランプの米国(5)中・韓・朝対米戦略手探り
2016年11月15日 01時55分


 「米国の『文化大革命』だ」。大統領選のトランプ氏勝利から一夜明けた10日。中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報は社説でそう表現した。

 文革は「建国の父」毛沢東が1966年に始めた政治運動。多くの犠牲者を出し、10年にわたり中国社会に大混乱を招いた。党が認める「歴史的悲劇」をたとえ話に持ち出すのは極めて異例。「トランプ大統領」が中国にとっても衝撃的だったことを物語る。

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 額面上は、人権を重んじ、オバマ政権のアジア重視政策を主導したクリントン氏より、トランプ氏の方が中国にとってくみしやすいという見方が強い。

 対中包囲網とみて警戒していた環太平洋連携協定(TPP)は、トランプ氏の反対で風前のともしび。トランプ氏周辺からは、日米が参加を見送った中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)への参加論さえ聞こえる。「中国の求心力が高まる可能性がある。思惑通りの方向だ」と北京のアナリストは語る。

 もっとも、期待感ばかりではない。

 トランプ氏が選挙戦の発言通りに中国を「為替操作国」に認定し、中国製品に高率関税をかければ大打撃だ。中国外務省報道官が連日「中米は重要な貿易パートナーであり、両国民に有益だ」と繰り返すのも危機感の裏返しだろう。

 「焦点は、中国の台頭を米国が認めるかどうかだ」と共産党関係者。「中華民族の偉大な復興」を掲げる習氏と、「偉大なアメリカ」の再興を目指すトランプ氏。協調か対立か。その輪郭はまだ見えない。

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 今年に入って24発の弾道ミサイルを発射し、さらに新型の中距離ミサイル「ムスダン」の発射準備に入ったと伝えられた北朝鮮が静けさを保っている。理由の一つは、北朝鮮を巡るトランプ氏の発言はぶれが大きく、「かなり不透明」(韓国聯合ニュース)な点だ。

 選挙中、金正恩(キムジョンウン)委員長と「ハンバーガーを食べながら核交渉をしてもいい」と対話の可能性を示唆したかと思えば、「金正恩を早く消し去る」とも発言。北朝鮮はトランプ氏の政策を見極めるため「当面は核実験などを自制し、様子をうかがうのではないか」(北朝鮮専門家)とみられる。

 韓国の朴槿恵(パククネ)大統領は10日にトランプ氏と電話会談し、北朝鮮や米韓同盟を念頭に置いた東アジアの安全保障政策の堅持を確認した。ところが、親友の国政介入疑惑で朴氏の支持率は歴代最低の5%に低迷。野党や国民の間では「レームダック(死に体)の朴氏に『トランプ・ショック』と向き合う外交は任せられない」との声が強まる一方だ。 (北京・相本康一、ソウル曽山茂志)

 =おわり

=2016/11/15付 西日本新聞朝刊=


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