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2004年米国大統領選スレ

1381チバQ:2012/09/25(火) 22:49:13
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120925/mcb1209251533033-n1.htm
怒る若者「オバマ信仰は死んだ」 大統領選、「就職氷河期」の解消争点 (1/3ページ)2012.9.25 14:30

ニューヨークでは、犬の散歩代行で生計を立てる若者の姿が増えている(黒沢潤撮影)【拡大】
 米大統領選は、10月3日に最初のテレビ討論会を迎えるなど終盤にさしかかっている。選挙戦では、若者の高失業率をどう改善するかも争点の一つ。深刻な失業にあえぐ若者らは今回、どのような投票行動を見せるのか。大統領選に向ける彼らの視線は熱い。(ニューヨーク 黒沢潤、写真も)

 「トイレットペーパーをもらうために学費や生活費を8万ドル(約640万円)も払ったようなものだ」

 米東部の名門ニュージャージー大学を2年前に卒業した後、まだ職探しをしているブライアン・ハケットさん(24)は、自分の学士号(政治経済専攻)の価値の低さをこう嘆いた。今は仕方なく調査会社でアルバイトする日々が続く。

 「米社会は『大学に行け行け』とあおるが、4年後の就職の際は『グッド・ラック(幸運を)!』と突き放す」とした上で、「ゼリーでも壁に投げ続けていれば、くっ付くものもあるはずだ。どんな職でも受け入れる」と窮状を訴えた。

 米労働省によれば、20〜24歳の若者の8月の失業率は37%。これは、国全体の8・1%を大幅に上回る。若者支援団体「ジョブズ・ファースト」のロー・ミチェリ事務局長(42)はこの背景について「経済が低迷しているとき、どうしても年配者が若者の職を奪う形になる」と指摘する。

 しわ寄せは意外な所にも来ている。米アイビーリーグの名門コロンビア大大学院を2年前に卒業し、人権団体への就職を目指す女性のレイシー・ブラミングさん(26)は「企業や篤志家から人権団体への寄付が減っている」とし、「こうした団体への就職は困難」としかめ顔で話した。

 雇用悪化で高学歴者が単純労働に従事せざるを得ないケースも増えている。同大出身の男性(25)は「時給13ドル(約千円)で犬の散歩代行をする日々だ」と明かす。「悲劇だ。が、かわいい子犬たち8、9匹と散歩する姿は喜劇ですらある」と自嘲気味に語る。

 学士号と一致しない職に就く例は増加傾向にあり、米国勢調査局によると学位を持つ18〜30歳の飲食店員は2000〜10年に81%増の約16万人に達し、学位を持つ家政婦も52%増えた。

 若者の雇用悪化は消費動向にも影響を与えている。若者の節約志向は強まり、「99セントショップ」(日本の「100円ショップ」に相当)は大勢の若者でにぎわう。若い世代の新規自動車登録も減少しており、ある若者(22)は「今の時代、カーシェアリングで十分だ。燃料費や駐車場代もタダだから」と語った。

 若者支援団体「ジェネレーション・オポチュニティー」のポール・コンウェイ代表は「米国では歴史的に東部の若者は西部に、西部の若者は東部に行けば職があると思い、多少のリスクを背負いつつ移動する文化があった。それが今、崩れつつある」と指摘。「雇用悪化による自宅購入や結婚、子作りの遅れは人口減少に直結しかねない。年金維持や米国の競争性にも深刻な影響を与える。15年後が怖い」と話す。

 米国の将来を担う若者はどちらの大統領候補に魅力を感じるのか。前回選で18〜29歳の2400万人のうち66%がオバマ氏に投票したが、最近の調査では、若者の雇用改善に関するオバマ氏の努力を評価した若者は31%にとどまった。

 ブライアン・ハケットさんは「米国で1、2%の成長は『無』に等しい。世界のスーパーパワーの成長としても十分ではない」と強調。その上で「オバマ氏は前回選でソーシャルメディアを使って若者に強くアピールしたが、多くの若者は今、仕事にもありつけず不満は募るばかり。“オバマ信仰”は死んだ」と語る。

 一方、「ビジネスで成功した経験から勝利の機会を与えたい」と共和党大統領候補のロムニー氏に期待を寄せる声は若者の間で少なくない。コンウェイ代表は「若者は今回、候補者のカリスマ性でなく、実績に投票する」と分析している。


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