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2004年米国大統領選スレ

2574チバQ:2015/08/06(木) 05:43:13
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/150805/mcb1508050500011-n1.htm
プエルトリコ資金調達逼迫 自治領政府デフォルト状態深刻化 (1/2ページ)
2015.8.5 05:00

 米自治領プエルトリコの債務危機が一段と深刻化した。同自治領は1日に初めてデフォルト(債務不履行)状態に陥った政府系機関や一般財源債の支払いを行う基金への資金繰り入れを停止。自治領政府の今後の資金調達が危ぶまれる状況だ。

 ◆「債券保有者も負担」

 財政赤字の補填(ほてん)で長年借り入れを続けたプエルトリコが破綻の瀬戸際に追い込まれる中、今回の出来事は投資家がさらされているリスクを浮き彫りにした。ガルシア知事は同自治領の債務720億ドル(約8兆9300億円)の再編を目指しており、債券保有者も負担を受け入れる必要があると述べた。

 プエルトリコは3日の米地方債規則制定委員会(MSRB)への届け出で、130億ドル相当の一般財源債向け基金への毎月の支払いを暫定的に停止したことを明らかにした。これに先立ち、政府系機関であるパブリック・ファイナンス・コープ(PFC)は8月1日償還のPFC債の支払いを一部しか履行できなかった。元利合わせて約5800万ドルの支払いが必要だったのに対して、議会が十分な資金を割り当てなかったため、プエルトリコが支払った額は62万8000ドルにとどまった。

 ハーバート・J・シムズ(フロリダ州ボカラトン)のクレジット分析ディレクター、リチャード・ラーキン氏は電子メールで、「プエルトリコはいわば財政の自殺に向けて行動を起こした。債務支払いを怠ったことで信用力維持を全く意に介さない自治領政府の姿勢が示された」と指摘した。

 プエルトリコの当局者らが米地方債市場で過去最大となる可能性がある債務再編計画を推し進める中、今回PFCが支払いを完全履行できなかったことは、同自治領への圧力の高まりを際立たせる。景気低迷や米本土への人口流出に苦しむプエルトリコが期日に償還できなくなるのではないかとの見方が広がり、プエルトリコ債の価格は急落していた。

◆資金は数カ月で底

 プエルトリコの債務はカリフォルニア、ニューヨーク以外の48州を上回る。プエルトリコ債は免税や高利回りで人気を博してきた。しかし投資家がリスクに見合う利回りを求めるため、プエルトリコの借り入れ継続は難しくなっている。

 格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は3日の発表資料で、支払いを完全履行しないという今回の決定でプエルトリコの資金調達能力は損なわれ、手元資金不足は一段と逼迫(ひっぱく)する恐れがあると分析。資金調達なしでは自治領政府の資金は数カ月で底を突きかねないとの見方を示した。米ブラックロックの地方債投資に携わるピーター・ヘイズ氏は「プエルトリコは自分たちに支払い能力がないと投資家に伝えている。プエルトリコは全ての支払いを行うことはできず、選択する可能性がある」と語った。

 当局者らは一部の債務支払いを繰り延べる案を9月1日までに提示する予定。どの債券保有者がどの程度影響を受ける可能性があるかについては今後明らかにする。

 プエルトリコ政府開発銀行の代表、メルバ・アコスタ氏は声明でPFCが支払いを完全履行できなかったことについて、「債権者への債務残高と、それに等しく重要なプエルトリコ住民のための義務的経費に同時に対応せざるを得ないプエルトリコの流動性をめぐる深刻な懸念を反映する決定であり、住民に与えられるべき基本サービスを確実に維持するためのものだ」と説明した。(ブルームバーグ Michelle Kaske)


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