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2004年米国大統領選スレ

4010チバQ:2016/11/24(木) 19:28:37
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/article/288346
激震 トランプの米国(2) 共和、理念なき関係修復 排外主義批判から一転
2016年11月11日 10時17分


 「ノー・トランプ、ノー・ファシスト!」。9日夜、首都ワシントン。トランプ氏が経営するホテル周辺で数百人がデモ行進した。

 デモに先立つホワイトハウス前の集会では、トランプ氏が公約した不法移民の全員強制送還やイスラム教徒の入国拒否に反対する声が相次いだ。父親が不法移民という中南米系(ヒスパニック)の男性カルロス・メネスさん(40)は「戦い続けよう」と呼び掛けた。「イスラム教徒の友人がおびえている」と報告する人もいた。こうした動きは全米に広がっている。

 カナダ政府が運営する移民情報サイトは、トランプ氏の逆転ムードが漂い始めた8日夜からアクセスが急増、サーバーが一時ダウンした。トランプ大統領誕生に不安を抱いた人々が殺到した可能性がある。

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 まるで手のひらを返すようだった。

 「一緒に働けることに非常に興奮している」。9日。共和党の実力者、ライアン下院議長は地元ウィスコンシン州で記者会見し、共和党の8年ぶりの政権奪還を実現したトランプ氏を最大限持ち上げた。

 共和党は連邦議会選挙でも予想を上回る議席を獲得し、上下両院で過半数を維持。ライアン氏は「トランプ氏のおかげだ」と感謝の言葉すら述べた。

 ライアン氏ら党主流派が、候補者指名レースで最も勝ってほしくなかったの
がトランプ氏だ。排外主義的な言動は、党のブランドを傷つけるとしてさまざまな「トランプ降ろし」が画策された。約1カ月前、わいせつな女性蔑視発言が発覚した際、ライアン氏は「もう擁護できない」と嫌悪感をあらわにした。

 しかし、勝ったのはトランプ氏。国内の動揺や反トランプ感情の高まりをよそに、主流派は一転して関係修復に動いた。

 「次期大統領は反対している」。重鎮のマコネル上院院内総務は9日、オバマ政権が目指す環太平洋連携協定(TPP)の議会承認を一蹴した。本来は自由貿易を推進する共和党に近い政策。TPP脱退を掲げるトランプ氏への配慮が透けた。

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 来年1月の新政権発足をにらみ、党主流派は連邦最高裁判事の人事や、オバマ政権の「医療保険制度改革」廃止で、トランプ氏と連携する構えだ。

 しかし、ニューヨーク州立大の政治学者、ジェームズ・キャンベル教授は「議会にはトランプ氏と対立する議員が多い。亀裂修復は難しいだろう」とみる。焦点の一つが移民政策だ。

 米国内では近年、ヒスパニックが急増し、2050年には3人に1人になるという。共和党のプリーバス全国委員長は、政権奪還にはヒスパニックの支持が不可欠と指摘。移民制度への取り組みを提言してきた。

 トランプ氏が掲げる不法移民の強制送還は、この方針と真っ向からぶつかる。新大統領から協力を求められたとき、抵抗するのか、白人重視主義に転じるのか。党の価値観が問われる。 (ワシントン山崎健)

=2016/11/11付 西日本新聞朝刊=


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