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2004年米国大統領選スレ

2816チバQ:2015/11/15(日) 10:12:45
ウォール街が支持する共和党のルビオ氏
注目すべき候補者は、コロラド州ボールダーの公開討論会で勝者との評価を得た、ルビオ氏であろう。

同氏はキューバ移民の子で、苦学して弁護士になった経歴を持つ。年齢も44歳と若い。有権者にアピールする要素を十分に持つ。まだ1期目の上院議員で、既成政治に染まっていない点も魅力だ。ブッシュ氏の脱落で、最大の資金源であるウォール街はルビオ氏支持に軸足を移しつつある。これから脱落する候補者の支持層を吸収するのは間違いない。ルビオ氏は“共和党のオバマ”と呼ばれ、民主党候補者に勝てる候補者として期待感が高まっている。

一方、民主党のクリントン氏は、ベンガジ事件や私的な電子メール使用というスキャンダルで、支持率が5月の64%から9月には40%にまで落ち込んだ。上院での公聴会を乗り切り、民主党の公開討論会で他の候補者を圧倒したことで支持率は回復しつつあるが、以前の勢いはない。

同候補の支持率が大きく崩れることはないだろう。しかしサンダース氏の追い上げは無視できない。

まず注目しなければならないのは、バイデン副大統領の支持層がどちらに流れるのか、ということだ。不出馬声明直後に行われた世論調査では、クリントン支持率は前の調査に比べ横ばいにとどまったのに対し、サンダース支持率が大きく伸びた。バイデン支持層がサンダース氏に流れている兆候で、着実にリベラル派の支持を得つつある。

サンダース氏の2月予備選挙3州を注視
サンダース氏は2月に行われるアイオワ州、ニューハンプシャー州、サウスカロライナ州の予備選挙に全力投入、クリントン氏を追い詰める戦略を取る。3州での選挙体制作りで、クリントン陣営に後れを取ったが、短期間で体制を構築しつつある。この3州の選挙結果は、その後の選挙に大きな影響を与える。

2008年の大統領選で、クリントン氏はアイオワ州、ニューハンプシャー州でオバマ氏に敗北、最後まで取り戻すことができなかった。クリントン陣営は失敗を教訓に、早い段階から3州での選挙体制を構築してきたが、安閑としてはいられない。

最新の世論調査によれば、アイオワ州ではクリントン氏(57%)がサンダース氏(25%)を大きくリードしているが、ニューハンプシャー州では48%対45%と拮抗している。もし、サンダース氏が3州で負ければ、クリントン氏の民主党での勝利は決まる。

共和党の場合、エバンジェリカルが多いアイオワ州では、トランプ氏とカーソン氏が21%対21%で接戦。ニューハンプシャー州ではトランプ氏が26%、カーソン氏が16%、ルビオ氏が急進して13%を獲得している。2月まで、共和党の公開討論会は3回予定され、まだ情勢は流動的。闘いはこれからだ。

 (「週刊東洋経済」2015年11月14日号<9日発売>「核心リポート05」を転載)


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