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2004年米国大統領選スレ

4080チバQ:2016/12/04(日) 22:37:10

王外相「台湾の小細工」
 「台湾側の小細工であり、国際社会にすでに根付いた一つの中国の枠組みを変えることはできない。米国政府が長年、堅持してきた一つの中国政策が変わるとも、私は思っていない」。中国の王毅外相が3日、北京でのシンポジウムに出席後、記者団に語った。

 その後、中国は外務省報道官談話で米側に公式に抗議したと発表した。中国は、次期米大統領と台湾総統の電話協議が米中関係の基礎を傷つけたと判断し、トランプ氏に歴代米政権が踏襲してきた「一つの中国」政策を継承するよう迫っていく構えだ。

 中国にとって台湾は「核心的利益」であり、譲歩できない問題だ。米国には中台関係の安定に向けた建設的な役割を求めており、独立志向の強い民進党の蔡氏との電話協議が「独立派を勢い付かせる」と警戒している模様だ。中国共産党は来年秋に指導部人事を決める5年に1度の党大会を迎えるため、内政、外交の安定を望んでいる。来年1月に発足するトランプ政権と安定した関係を築くことは極めて重要だ。

 習近平国家主席は2日、訪中したキッシンジャー元米国務長官と会談。「中米関係を平穏に移行させ、新たな出発点から安定した発展を継続させたい」と述べていた。「古い友人」と中国が位置付けるキッシンジャー氏を通じて、次期米政権に前向きなメッセージを発したのだ。その直後にトランプ氏と蔡氏の電話協議が明らかになったことは大きな衝撃だろう。

 中国国際問題研究院の楊希雨氏は米メディアの取材に「中台、中米の両方の関係にマイナスの影響を与えた。トランプ氏の就任後も長く影を落とすだろう」と語った。トランプ氏が就任後、台湾への大規模な武器売却を表明するなどして、関係修復が難しくなる事態を警戒している模様だ。

 中国はその一方で、トランプ氏の周辺に中国とのつながりが深い人物が多いことには期待している。インディアナ州知事であるペンス次期副大統領は、習氏が省トップを務めた中国浙江省と姉妹都市を結んだ縁がある。また、次期運輸長官に内定したイレーン・チャオ元労働長官は、父親が上海出身で、江沢民・元国家主席と同級生の間柄だといわれる。トランプ氏の外交政策が固まる前に、中国は台湾問題への理解を促し、関係修復を図っていく思惑とみられる。

 就任後の中国との交渉を優位に運ぶことを見据えるトランプ氏と、それをはね返したい中国。虚々実々の戦いが続くのは確実だ。



ニュースサイトで読む: http://mainichi.jp/articles/20161204/ddm/003/030/047000c#csidxe4068f07f4a65e19cd02585f6c76ccf
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