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2004年米国大統領選スレ

3753チバQ:2016/10/28(金) 16:19:39
http://mainichi.jp/articles/20161028/ddm/007/030/115000c

16年米大統領選
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最後の攻防/5 アリゾナ 保守の牙城に異変 地元紙「反トランプ」決断



毎日新聞2016年10月28日 東京朝刊

 西部アリゾナ州で異変が起こっている。保守的な州の代表格だったが、共和党のドナルド・トランプ(70)と民主党ヒラリー・クリントン(69)の両候補の支持が拮抗(きっこう)する激戦州へと一変。自らの過激な言動が招いた結果とはいえ、トランプ氏は苦しい戦いが続く。
 トランプ氏にそっぽを向いた共和党支持者を象徴する存在が、州都フェニックスに本社を置く地元紙「アリゾナ・リパブリック」だ。1890年、共和党員を意味する「リパブリカン」の紙名で創刊された。

 編集局の一角の論説委員長室で、フィル・ボアス論説委員長(57)は身を乗り出し、こう語った。「創刊126年で初めて民主党候補を支持する。大きな決断だった」

 約1年前のこと。南部アラバマ州での集会で、トランプ氏の演説中に抗議した黒人男性に支持者が暴行し、トランプ氏が「つまみ出せ」と叫んだ。これをきっかけに、ボアス氏らはトランプ氏の大統領としての資質に疑問を抱き始め、社内で議論を重ねた。そして9月26日の両候補による第1回テレビ討論会後、社説でクリントン氏支持を打ち出した。

 ボアス氏は決断の理由を「トランプ氏は無責任で大統領にふさわしくない。『トランプ大統領』誕生を阻止できるのはクリントン氏だけだから」と明かし、こうも付け加えた。「アリゾナの人々は壁を造るのに反対だ」

 大統領選でアリゾナが注目されるようになった一因は、トランプ氏が「国境に壁を造る」と強硬な不法移民対策を訴えたからだ。だが、メキシコと国境を接するこの州では人口の約3割を中南米系が占め、不法移民も含めて農園や建設、サービス業などで貴重な労働力となっている。

 移民が特に多い州東南部トゥーソンに住む白人男性のスティーブ・オーエンさん(49)は「(賃金の安い)不法移民が減ると、食品などの価格が高くなる」と生活への影響を指摘し、包括的な移民制度の改革を訴えるクリントン氏を応援する。

 トランプ氏と党主流派との亀裂を象徴するのもアリゾナだ。

 2008年大統領選の党指名候補だったジョン・マケイン上院議員(80)は今回、党予備選中はトランプ氏を支持する考えを示していた。大統領選と同日に行われる州上院選で戦う民主党の女性候補、アン・カークパトリック氏(66)に「マケイン氏はトランプ氏支持と言っている」と攻撃されても、党の団結を優先し、支持する姿勢は揺るがなかった。

 だが、トランプ氏の女性蔑視発言で堪忍袋の緒が切れた。「スターなら女性は何でもやらせてくれる」という過去の発言が今月7日に報道されると、マケイン氏は「条件付きの支持さえ不可能」と完全に見限った。

 既成政治家やメディアを批判し、人気を集めてきたトランプ氏だが、保守派の牙城で払った代償は大きかったようだ。【フェニックス(米西部アリゾナ州)で田中義郎】=つづく


アリゾナ州

 米大統領選ではドワイト・アイゼンハワー元大統領が勝った1952年以降、共和党が15勝1敗と圧勝。民主党の唯一の勝者は96年のビル・クリントン元大統領だけ。


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