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2004年米国大統領選スレ

622チバQ:2010/10/24(日) 21:22:48
http://sankei.jp.msn.com/world/america/101016/amr1010161924010-n1.htm
【米中間選挙 試練のオバマ】「親オバマ」が売りの共和ガオ氏 (1/3ページ)
2010.10.16 19:22

 「大統領は私に会うと、『ジョー、元気かい』『こいつは僕のお気に入りだ』と言ってくれます」

 12日、米南部ルイジアナ州ニューオーリンズ。下院選のルイジアナ第2区の候補者討論会で、共和党現職、ジョセフ・ガオ氏(43)が胸を張ると、9割以上が黒人の聴衆から笑いと歓声がどっと上がった。

 ガオ議員は米政界異色の存在だ。

 1975年、ベトナム戦争終結の直前に米国へ脱出。カトリックの修道士や弁護士を経て、2008年、汚職で起訴された民主党現職を破り、ベトナム系初の連邦議会議員となった。

 昨年11月、オバマ大統領の最大の公約である医療保険改革法案の採決で、共和党としてただ一人賛成票を投じるなど、「オバマ関連法案」の68%に賛成。政権への敵対姿勢を強める共和党で、「一匹おおかみ」の地位を築いている。

 しかし、全米を見渡せば、オバマ離れの動きのほうが、はるかに顕著だ。

 共和党では、草の根保守運動「ティーパーティー」の影響によって、マケイン上院議員ら、かつて超党派的な行動で知られた現職が“右傾化”を強めている。

 民主党内でさえ、規制強化や増税への有権者の不安感を背景に、医療保険改革に賛成した現職が苦戦し、逆に反対議員が支持を伸ばしている。

 一方、ニューオーリンズは、有権者の70%以上が民主党支持者で、約3分の2が黒人。人種と党派いずれも少数派のガオ氏にとり、オバマ氏との緊密な関係は最大の武器だ。議会オフィスには「君の友情に感謝する」というオバマ氏のサイン入りの写真も飾られているという。

 しかし、大統領は今月に入り、民主党候補、セドリック・リッチモンド州議会議員(37)の支持を表明。「ニューオーリンズはリッチモンド氏を必要としている。私もだ」。大統領が登場するコマーシャルが3日、全米プロフットボールリーグ(NFL)の地元セインツの試合中にテレビで初めて流れた。

 両党候補者が“親オバマ”を競う異質の選挙戦は、経済危機に加えて5年間で2度の大災害を経験した街の苦境抜きには語れない。05年のハリケーン「カトリーナ」のつめ跡が残るうえに、英メジャー(国際石油資本)BPの原油流出事故の影響で失業者が急増している。4人に1人が医療保険をもたない。

 「ガオ氏への一票は、ブッシュ時代への逆戻り」。リッチモンド氏はオバマ氏をほうふつとさせる容姿と弁術でガオ氏をこう批判する。ガオ氏の強みのはずの医療保険改革への賛成も、「助成金が人工中絶に流用される恐れがある」と指摘された上院案の採決(今年3月)ではカトリック信者という立場から反対に回ったことを挙げ、「信用に値しない」とこき下ろした。

 が、ガオ氏には「地域回復のため、過去2年間、党派を超えて大統領とともに働いてきた」という自負がある。

 「すべてを支持するわけではないが、住民の利益を最優先させている点では信頼できる」とは民主党員の黒人女性。「デモクラッツ・フォー・ガオ(ガオ氏を支持する民主党)」という有志運動も広がっている。

 しかし、オバマ氏の支持が効いたのか、選挙戦最終盤の世論調査では、当初劣勢だったリッチモンド氏がガオ氏をリードしている。 奇跡は再び起きるか。ガオ氏の選挙戦は、オバマ氏が自らの大統領選で掲げながら急速に色あせた「超党派」の価値を問い直す闘いでもある。(ルイジアナ州ニューオーリンズ 渡辺浩生)


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