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2004年米国大統領選スレ

3136チバQ:2016/03/03(木) 18:59:21
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/syasetu/article/228310
米大統領選 トランプ旋風は何を映す
2016年03月03日 10時47分

 予想外の展開である。「トランプ旋風」が止まらないのだ。
 米大統領選で党候補争いのヤマ場となる「スーパーチューズデー」の1日、共和、民主両党は多くの州で候補者選びを実施した。
 共和党では、実業家トランプ氏が11州のうち7州で勝利を収め、指名争いで一段と優位に立った。トランプ氏の共和党指名獲得が現実味を帯びてきたといえる。
 トランプ氏は「不動産王」の異名を取る大富豪で、政治経験はゼロだ。品格を疑わせる暴言を発することもしばしばで、事前の人気は高くても、候補選びが進めばいずれ失速するとみられていた。
 ところが、暴言連発のトランプ氏にかえって人気が集まるという現象が起き、序盤で他の共和党候補を大きく引き離している。
 トランプ氏の発言が問題なのは、イスラム教徒や移民など、米国社会の少数派への差別を助長しかねない内容だからだ。
 真偽不明のうわさに基づくイスラム教徒への攻撃や、「(不法移民流入防止のため)メキシコとの国境に長大な壁を造り、費用はメキシコに支払わせる」など実現性の疑わしい主張もしている。
 「不法移民」や「イスラム教徒」など分かりやすい「敵」を設定して排斥する。支持拡大のために大衆の敵意や怒りを利用し、社会の分断も気にしない。そんなトランプ氏に、格差や閉塞(へいそく)感に悩む米国民が拍手喝采している-。それがトランプ旋風の構図だとすれば、米国社会の危うさを感じる。
 トランプ氏はこんな発言もしている。「中国や日本、メキシコを貿易で打ち負かす。われわれから多くの金を奪い取る国々をたたきのめす」。まるで貿易摩擦が激しかった1980年代の日本観のようだ。現在の日米関係を正確に認識しているのか、不安を覚える。
 言うまでもなく米大統領を選ぶのは米国民であり、その選択には米国なりの事情があろう。しかし、理性と寛容が後退し、感情と敵意が幅を利かす論戦は残念でならない。国際社会を納得させる選挙戦となることを望む。

=2016/03/03付 西日本新聞朝刊=


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