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2004年米国大統領選スレ

530チバQ:2010/05/19(水) 22:07:15
http://mainichi.jp/select/world/news/20100520k0000m030055000c.html
米国:「反ワシントン」の風…現職苦戦 中間選挙予備選
 【ワシントン古本陽荘】11月の米中間選挙の民主、共和両党の上院議員候補者などを選ぶ予備選挙が18日、ペンシルベニア州など4州で行われた。激戦区が集中し、ミニ「スーパー・チューズデー」として注目を集めたが、両党ともベテラン現職が強い逆風を受けて苦戦。厳しい経済情勢を背景に、全米各地に「反ワシントン」感情が広がっていることが浮き彫りになった。

 ペンシルベニア州では、民主党上院予備選で6期目を狙ったスペクター上院議員が、同州選出のセスタック下院議員に敗れた。セスタック氏は勝利宣言で「これは既成の権力組織、ワシントンに対する人々の勝利だ」と気勢をあげた。

 スペクター氏は元共和党で、民主党にくら替えしたことへの批判もあったが、オバマ大統領の強い支持があったにもかかわらず、事実上の政界引退に追い込まれた。

 また、アーカンソー州の民主党予備選では、現職のリンカーン上院議員が、労組などの支持を受けたホルター同州副知事と接戦となり、規定で定められた得票率50%に届かず、結論は6月8日の決選投票に持ち越された。

 一方、共和党もケンタッキー州で、保守系草の根団体「ティー・パーティー」の活動家のポール氏が、同州選出で共和党院内総務のマコーネル上院議員が支持するグレイソン同州務局長に大差で勝利。ポール氏は大企業救済のための財政支出に反対し「小さな政府」を目指すティー・パーティー系の典型的な候補者とみられているだけに、共和党指導部に対する保守層の反発が根強いことが証明された形だ。

 今月既に行われた予備選では、ユタ州共和党のベネット上院議員(3期)、ウェストバージニア州民主党のモロハン下院議員(14期)といったベテラン議員が敗れており、現職への逆風は全米規模の様相となっている。

 【ことば】中間選挙

 米国で4年ごとの大統領選の中間年に一斉に行われる連邦議会、州知事などの選挙の総称。投票日は11月の第1月曜日の週の火曜日と決められ、今年は11月2日。小選挙区の下院(定数435、任期2年)全議席と、各州2人の上院(同100、同6年)の約3分の1を改選。州知事選は37州で行われる。一般的に大統領選の反動があるといわれ、政権与党側が苦戦する傾向が強い。


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