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2004年米国大統領選スレ

1035チバQ:2012/02/15(水) 12:34:58
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/02/15/20120215ddm008020009000c.html
米予算教書:「景気」「財政」両にらみ 増税に共和党反発、実現不透明
 【ワシントン平地修】オバマ米大統領が13日に議会に提出した13会計年度(12年10月〜13年9月)の予算教書は、短期的に雇用促進策などを打ち出す一方、長期的には富裕層増税や歳出削減の断行を盛り込み、「景気刺激と財政再建」の両立を目指す内容となった。欧州債務危機による米経済の先行き懸念と膨大な財政赤字という「内憂外患」に同時対応を迫られた形だ。

 「景気回復を軌道に乗せるために、あらゆる手を打たなければならない」。オバマ大統領は13日、バージニア州での演説で、6年間で4760億ドルのインフラ投資をはじめ、雇用促進策や研究・開発投資の拡大策などで景気の底上げを図る姿勢をアピールした。歳出総額は3兆8033億ドルと歳入総額の2兆9019億ドルを大幅に上回り、3年連続で過去最大となった。

 米経済は足元ではやや明るさが見える。1月の失業率は8・3%に改善。民間企業の活動も堅調で、株価も最近は08年のリーマン・ショック前の水準に回復している。だが、歳出の増加に伴う深刻な財政赤字からはなかなか脱却できずにいる。

 08〜09年の金融危機の影響で米国の財政は急激に悪化し、09年度には1兆4126億ドルと過去最大の財政赤字を記録。12年度も1兆3269億ドルと4年連続で1兆ドル超の財政赤字が続いた。13年度の財政赤字は9014億ドルと1兆ドルを下回る見通しだが、09年にオバマ大統領が公約した「13年度までに財政赤字を半減させる」との公約は達成できない。

 財政改善が進まないのは、欧州危機で新興国市場に陰りがみえ、輸出が伸び悩むなど、景気回復の勢いがなお鈍く、先行きへの不安が根強いためだ。

 一方、国際通貨基金(IMF)は米国に、長期的な財政健全化計画の策定を求めている。米政府は10年間で4兆ドルの赤字削減を目指す方針で、そのための財源拡大策が1・5兆ドル規模の富裕層対象の増税策だ。増税に批判的な野党・共和党は「予算ではなく、選挙用の文書だ」(マコネル上院院内総務)と強く反発。歳出削減の徹底を求めており、米メディアは「予算教書のほとんどは実現しないだろう」などと伝えている。

 財政赤字を巡る与野党の対立は、米国債の格付けの引き下げを招いたほか、赤字削減策の策定を目指した超党派の特別委員会の協議も決裂した。米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長は「長期的な財政の持続性を示さなければ、市場の信頼を失う」と警鐘を鳴らしている。

毎日新聞 2012年2月15日 東京朝刊


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