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2004年米国大統領選スレ

1577チバQ:2012/11/11(日) 18:25:23
http://mainichi.jp/feature/news/20121108ddm007030179000c.html
米大統領選:オバマ再選/上 国民融和へ溝深く
毎日新聞 2012年11月08日 東京朝刊

 オバマ米大統領が6日、再選を果たした。地元シカゴでの勝利演説で「一つの国家、一つの国民」を唱える姿はりりしく、協調性に満ちたように映った。だが、今回の大統領選では米国の政治や社会の分断と両極化がさらに進んでいることが浮き彫りになった。対立は深刻な状況になっている。【ワシントン古本陽荘、シカゴ(米中西部イリノイ州)堀山明子】

 ◇「傲慢」返上、対話の糸口
 「完全な一つの連合体を形成するという建国以来の任務が今夜、前進した」。演説でオバマ氏が合衆国憲法を引用しながら国民の融和を訴えると、会場から拍手喝采が湧き起こった。だが「今後どんな協力ができるか、ロムニー氏と話したい」と続けると、拍手に混じり不満そうな低いうなり声も響いた。

 ×  ×  ×

 「雇用や予算について、最後にオバマ大統領と会って話をしたのはいつだい?」

 選挙戦が最終盤に入った今月1日、共和党の大統領候補、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事は南部バージニア州で演説した際、下院共和党ナンバー2のエリック・カンター院内総務に声をかけた。

 カンター氏が「1年近くたつかな」と短く答えると、ロムニー氏は驚いた。「1年近くだって! 私なら物事を成し遂げるため垣根を越えて民主党議員と会談を重ねる」

 ちょうど4年前の11月、大統領選に当選したオバマ氏はシカゴで勝利演説し、「老いも若きも、共和党員も民主党員も、黒人も白人も、全てが出した答えだ。我々はアメリカ合衆国(の一員)だ」と国民融和を訴えた。

 だが4年がたち、大統領は、党派対立をあおった張本人だと野党の共和党から批判される存在になっていた。

 就任早々のオバマ大統領は、経済回復のため共和党にもアイデアを出すよう求めた。カンター氏が中心となり、案をまとめホワイトハウスに提出。だが、大統領がまとめた景気刺激策には共和党案は一切反映されず、採決時には共和党議員全員が反対に回った。さらに雇用創出に専念するよう求めた共和党に対し、大統領は医療保険改革法案を優先して成立させた。自信に満ちた大統領の姿勢は、共和党側からみれば「傲慢」そのものだった。

 10年の中間選挙で民主党は大敗。下院は共和党が多数党となり、「ねじれ状態」による膠着(こうちゃく)が続いてきた。「これからの優先課題はオバマ大統領の再選を阻むことだ」。中間選挙後まもなく、共和党上院トップのマコネル院内総務は、報道陣にそう漏らした。

 ロムニー氏が共和党の大統領候補に決まり、選挙戦が本格化すると、オバマ大統領の選挙参謀は「3年間にわたって経済が低迷する中、希望や変革を訴えても再選はできない」と進言。ロムニー氏の人格をおとしめることを狙った徹底的なネガティブ戦略で「ロムニー潰し」を図ることを大統領自身も承諾した。ロムニー氏が「税金を払ってない47%のことは気にかけない」と非公開集会で語ったビデオが見つかると、すぐさまテレビ広告で流した。ロムニー氏の好感度は低迷した。

 だが、未来志向のメッセージを失った大統領自身の好感度や支持率も次第に低下を始めた。激しい批判を弱め、ようやく前向き姿勢を取り戻したのは10月末、ハリケーン「サンディ」への対応で選挙戦を一時離脱した後だった。

 今回の選挙で下院は共和党が多数派を維持し「ねじれ状態」は今後も続く。だが、オバマ大統領は議会との人間関係作りはほとんどしてこなかったのが実態で、膠着状態を打破する道筋はまったく見通せていない。


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