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2004年米国大統領選スレ

2321チバQ:2015/04/05(日) 18:54:57

 共和党の候補者指名争いは、2014年12月16日にブッシュ氏が立候補の可能性を積極的に模索するといち早く表明し、事実上スタートしていた。CNNなどが数日後に実施した世論調査にはその影響が顕著に出た。ブッシュ氏は支持を前月調査より14ポイント伸ばして23%で首位に立ち、2位のニュージャージー州のクリス・クリスティー知事(13%)に差をつけた。立候補を否定し続けていたロムニー氏は、選択肢から省かれていた。

 ロムニー氏とブッシュ氏はお互い知事時代からの知り合いで、12年の共和党の候補者指名争いでは、ブッシュ氏は父のブッシュ元大統領とともにロムニー氏を支持した間柄だ。16年大統領選に向けて真っ先に飛び出したブッシュ氏は、かつてのロムニー氏の支援者を取り込み始めていた。

 さらに、大統領選に「連敗」しているロムニー氏が3回目をうかがうことに、共和党内には冷めた見方が広がった。体制作りは進まず、逆に中西部アイオワ州で長年ロムニー氏の選挙戦略のアドバイスをしていたデビッド・コーチェル氏はブッシュ氏の選挙運動を支援することを決めた。ロムニー氏にとって、「包囲網」が着々とできつつあった。

 ブッシュ氏とロムニー氏は1月22日、米西部ユタ州で会談した。会談内容は明らかになっていないが、大統領選を巡って意見交換したもようだ。立候補を見送る考えを表明したのは会談の8日後だった。

  ◇  ◇  ◇

 立候補見送り声明で、ロムニー氏は政治活動委員会(PAC)も設立せず、寄付も受けず、選挙運動チームのメンバーも雇わないとし、考えを変える可能性はないと明言した。そのうえで、自身に期待を寄せていた人たちに自由に候補者を支援するよう促し、特定の候補への支援は呼びかけなかった。

 ロムニー氏が退くことで、ビジネス界などを中心とする資金や支援のネットワークは穏健派の候補、主にブッシュ氏に流れるとの見方が一般的だ。ブッシュ氏は30日、ロムニー氏のこれまでの共和党への貢献などを挙げ、「ミットは愛国者だ」など称賛するコメントをフェイスブックに掲載した。

 ただ、ロムニー氏が声明で「次世代の共和党の指導者」や「自分ほどよく知られていない人」を挙げて期待感を示したことを、「ブッシュ氏を支持しない考えを暗に示唆したとみられる」(米紙ウォール・ストリート・ジャーナル電子版)と解釈するメディアもあった。ロムニー氏はその真意を明かしていない。【西田進一郎】


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