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2004年米国大統領選スレ

1211チバQ:2012/06/29(金) 12:43:08
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/310154
【米大統領選2012年】最大の危機回避 共和党の反発必至 合憲判決
2012年6月29日 01:44 カテゴリー:アジア・世界
 【解説】変革を掲げ登場したオバマ米大統領が、その「一丁目一番地」と位置付けた医療保険改革を司法が認めた。米連邦最高裁が28日出した合憲判決は、オバマ氏にとって就任以来最大の危機を回避したといえる。ただ、共和党の反発は必至で、大統領選の主要争点として激論が続きそうだ。

 事実上の国民皆保険を目指す医療保険改革法は、オバマ氏の「歴史的偉業」と位置付けられる。国民皆保険はフランクリン・ルーズベルト、トルーマン、ケネディ、近年ではクリントンと民主党の歴代大統領が実現を目指しながら、断念してきた悲願。

 オバマブームとなった2008年の大統領・議会選挙で民主党が上下両院の過半数を制した機を逃さず、オバマ氏は内政の最優先課題としてその導入に取り組み、10年3月に成立させた。

 対象となる約5千万人の無保険者は民間保険を買えず、貧困層向けの公的保険「メディケイド」にも入れない、中・低所得の層が大半だ。社会的弱者を救済するという、オバマ氏の信念を具現化した政策でもある。

 だが、「個人の自由」を尊重する米社会で、共和党は当初から同法に反対。保守派からはオバマ氏を「社会主義者」と呼ぶ声が上がった。草の根保守派運動「ティーパーティー」にとって同法撤廃は最大の目標となり、10年11月の中間選挙でオバマ民主党を敗北させる原動力となった。

 今回の判決は、11月の大統領選に向け、共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事が訴える「自由な競争」より、オバマ氏が掲げる「公平な社会」の価値観に軍配を上げたともいえる。

 ただ、世論は医療保険改革法に厳しい見方が増す。法成立直後には数ポイント差ながら支持が多かったが、最新のワシントン・ポスト紙の調査では賛成37%、反対55%と大差で反対が多い。司法が是認した同法を政治の力で撤廃するため、共和党が大統領選・議会選での勝利に向け団結を強めることは確実だ。合憲判決が、必ずしもオバマ氏有利に働くとは限らない。
(ワシントン宮崎昌治)

=2012/06/29付 西日本新聞朝刊=

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/310155
【米大統領選2012年】オバマ医療保険改革は合憲 再選に追い風
2012年6月29日 01:45 カテゴリー:アジア・世界
 【ワシントン宮崎昌治】米連邦最高裁は28日、オバマ大統領が内政上の最重要政策として2010年3月に成立させた医療保険改革法について、焦点の連邦政府が国民に保険加入を義務付ける項目を含め、大半を合憲とする判決を出した。違憲判決が出ればオバマ氏は大統領選で窮地に追い込まれる事態だっただけに、最大の危機を回避した。

 ただ、共和党の大統領候補となるロムニー前マサチューセッツ州知事は、同法を「大統領就任初日に撤廃する」と公約している。合憲判決に共和党の反発は必至で、撤廃に向け選挙戦をさらに激化させるのは確実だ。

 米国は先進国で唯一、国民皆保険がなく、人口3億人超のうち約5千万人が無保険とされる。公的保険の導入は歴代民主党政権の悲願といえ、オバマ氏は就任直後から力を入れた。当時は上下両院とも民主党が多数を握っており、10年3月に成立した。

 共和党との協議で公的保険の部分は削除されたが、14年から民間保険への加入を義務付け、一定の収入以下の人は政府が補助する代わりに、違反者には罰金を科す内容とすることで事実上の公的保険制度とした。

 だが、共和党系の知事を中心に26の州が保険加入の義務付けは連邦政府の権限を越え、憲法違反として提訴。下級審では合憲、違憲の判断が分かれていた。

 米連邦最高裁の判事は9人で、共和党大統領による指名が5人、民主党指名が4人。共和党指名のロバーツ長官が合憲側に回り、5対4で合憲と判断した。

=2012/06/29付 西日本新聞朝刊=


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