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2004年米国大統領選スレ

3349とはずがたり:2016/05/04(水) 20:00:53
クルーズ撤退、ヒラリー敗北の衝撃
http://news.goo.ne.jp/article/newsweek/world/newsweek-E169281.html
17:00ニューズウィーク日本版

 3日のインディアナ州予備選の惨敗を受けて、共和党のテッド・クルーズ候補は電撃的とも言える「撤退」を表明した。圧勝したドナルド・トランプ候補は、これによって共和党の統一候補と「見なされる」ことになった。

 それにしても、クルーズ陣営の「崩壊」は多くのアナリストの予想を越えていた。つい1週間前まで、多くの世論調査でリードしていたインディアナでフタを開けてみれば「53%対37%(開票率80%時点)」と大差で敗北したのである。

 理由は4つ挙げられる。

 1点目は「ケーシックとの2位・3位連合」の失敗だ。トランプを「過半数割れ」に追い込むという目的で、オレゴンとニューメキシコではケーシック、インディアナではクルーズに得票を集めるという「協定」を結んだのだがマイナスだった。福音派を中心とするクルーズ支持層と、中道的な現実主義を支持するケーシック支持層は水と油だったのだ。

 2点目は、「副大統領候補にカーリー・フィオリーナを指名した」ことだ。投票日直前になっての発表も唐突なら、いくら「軍事タカ派・社会価値観タカ派」的な言動をしている女性であっても、IT巨大企業の元経営者という人選は、インディアナの庶民感覚とは乖離していた。

 3点目は、ネガティブ・キャンペーンの失敗だ。クルーズ陣営は、一週間に1000万ドル(約10億円強)という巨費を投じて、「トランプ批判」のCMを流し続けた。だが、キャンペーンの結果は、「相手の積極的支持層の団結」を生む一方で「自陣営への嫌悪感の拡散」も伴い、完全な失敗だったと見られている。

 4点目は、ここへ来て「ドル安+株安」という経済の変動が見られたことだ。IT企業などの3月決算も悪く、景気の先行きに重苦しいムードが漂っている。そんな中、「アメリカ第一主義で雇用を再生する」という、トランプのメッセージが驚くほど票を吸い寄せたということが言える。

 それにしても意外だった。ここでのクルーズの「撤退」は、メディアも予想していなかった。そもそも、こんな大差の敗北は誰も予想していなかったが、とにかく展開が急だ。

 投票終了が東部時間の19時で、すぐにCNNなどはトランプに当確を出した。その後、19時半ごろからクルーズ派が集結して、候補者本人のスピーチを待ったが、結局登場までには1時間近くかかった。まず、クルーズの両親が出てきたので、多くの人は「おや?」と思ったのではないだろうか。

 その後、「副大統領候補」だったフィオリーナ氏が出てきて、候補者の紹介をしたあたりでは、もう会場はお葬式状態だった。やがて本人が登場して、両親とハイジ夫人、そして2人の娘達に謝辞を述べたあたりで、いつもなら歓声と拍手が出るはずだが、シーンと静まり返った会場の様子は異様だった。

 そして、1976年に「フォードが過半数の取れない1位」で共和党大会に臨んだ際に「辞退することで、自身の将来への可能性を開いた」レーガンを賛美し、会場がシーンと聞き入ったあたりで「確定」となった。程なくして本人の口から「選挙運動の停止」が宣言されると、会場には落胆のため息が漏れていたが、既に全ては終わっていたという感じだ。

 一部報道によれば、家族ぐるみで本当に「血と汗を」流してきたクルーズとしては、資金も先細りとなる中で燃え尽きたのだという。コンセッション(撤退)演説のムードからもそれはうかがえた。少なくとも、共和党主流派やトランプ派との「取引」で降りたのではなさそうだ。


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