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2004年米国大統領選スレ

1815チバQ:2013/08/18(日) 23:38:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130818-00000061-san-n_ame
デトロイト市、再生へ3つの関門 リストラ、法廷闘争、活性化策
産経新聞 8月18日(日)7時55分配信



デトロイト市の財政破綻をめぐる動き(写真:産経新聞)
 【ワシントン=柿内公輔】米中西部ミシガン州デトロイト市が財政破綻してから18日で1カ月。再建に踏み出した同市には、リストラ、破産手続きをめぐる法廷闘争、イメージ回復の活性化策の3つの関門が立ちはだかる。いずれもハードルが高く、再生はいばらの道をたどりそうだ。

 デトロイト市は、職員に支払う年金と医療保険の積み立て不足額が市の負債185億ドル(約1兆8千億円)の半分を占め、年金カットは不可避と主張する。これに対し、退職した職員らは「市の見積もりは過大だ」と反発している。

 市の緊急事態財政管理者のケビン・オア氏は「私が第一に責任を負うのは70万人の市民に対してで、退職者にではない」と強硬だ。ただ、退職した公務員も大半は今も市民。現役職員も年金削減の行方を固唾をのんで見つめ、“身内”ゆえのリストラの難しさに市執行部は直面している。

 市は処分可能な資産の洗い出しも急いでいる。空港や駐車場などの公共施設も対象で、行政サービス低下への不安が広がる。デトロイト美術館が誇る全米屈指の所蔵品も放出の危機にあり、反対運動が起きているが、市は「聖域はない」(オア氏)と強気だ。

 年金カットを阻止すべく、元公務員らは訴訟も起こした。州地裁は先月、破産申請を承認する権限を知事に認めた州法は州憲法違反として、申請の取り下げを命令。州側が控訴し、連邦破産裁判所は元公務員らの訴訟の一時凍結を命じて、市はひとまず破綻手続きを進められることになった。ただ、裁判所は破産申請の是非をめぐる最終的な判断を10月23日に下すとし、火種は残ったまま。破産申請が認められなければ破綻処理は根底から覆る。

 財政破綻の負のイメージを払拭し、どう市を活性化するかも重要な問題だ。かつての自動車に替わる産業を育てようと、市は破綻前から地元大学と連携して起業家誘致に取り組んでいる。オア氏は「ベンチャー支援で活気を取り戻したアトランタ市がお手本」とするが、成果を得るには時間がかかる。

 北米プロアイスホッケーの強豪チーム、デトロイト・レッドウイングズの新スタジアム建設計画も物議を醸す。計画は破綻前に州議会に承認され、ミシガン州のスナイダー知事は「デトロイトの未来への投資」と集客効果を強調するが、約4億4400万ドルの財政資金を投入することへの批判は強い。

 デトロイト市は今年末までに再建計画を裁判所に示す方針で「世界中がデトロイトに注目している」とオア氏。破綻処理に手間取れば企業や人口の流出が加速し、一層再建が困難になる。デトロイト再生は時間との闘いでもある。


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