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2004年米国大統領選スレ
1916
:
チバQ
:2013/12/28(土) 11:22:22
http://mainichi.jp/select/news/20131228k0000e030150000c.html
米議会:法律成立数が過去最低 与野党対立で機能不全
毎日新聞 2013年12月28日 10時28分
【ワシントン西田進一郎】米連邦議会が今年可決し、オバマ大統領の署名を経て成立した法律の数は、記録が残る1973年以降で最低の65本にとどまった。大統領と上院の多数を占める民主党と、下院の多数を占める共和党の対立は先鋭化。17年ぶりの政府機関閉鎖にも陥り、米政治の機能不全ぶりが露呈した。財政協議で一定の歩み寄りを見せた与野党だが、党派対立が緩和する見通しはなく、中間選挙を控える2014年を迎える。
米議会図書館によると、これまではオバマ大統領1期目の11年の81本が最低で、クリントン大統領が上下両院の多数を占める共和党と激しく対立した95年の88件などが続くが、これらを大幅に下回る。
大統領の所属政党と上下両院のいずれかの多数政党が異なる「分割政府」では、成立する法律が少なくなる。特に、オバマ政権発足以来、政権の目玉政策である医療保険改革(オバマケア)や財政問題をはじめ、両党の根本理念に関わる政策課題で激しい対立が繰り返されてきた。政権側の議会への働きかけも弱いほか、超党派の合意作りを担う穏健派議員が目立たなくなり、両党間の溝は深い。
2期目のオバマ政権が最重要課題に掲げる政策の多くは進んでいない。銃規制強化法案は上院で事実上廃案となり、包括的移民制度改革法案は6月に上院が可決したものの、下院では審議が進んでいない。財政協議では、オバマケアの修正や廃止を絡める戦術をとった共和党とオバマ政権側が対立し、10月には政府機関が16日間にわたって一部閉鎖した。
こうした議会の機能不全ぶりに、世論も厳しい目を向けている。米CNNテレビが12月に実施した世論調査では、「議会は米国が抱える問題に対処するため何もしていない」とする回答が73%に達し、「これまでの人生で最悪の議会だ」との答えも67%に上った。
与野党は12月、2年間の予算の大枠を巡って合意し、来年1月に再び政府機関閉鎖に至る危機は回避された。ただ、連邦政府の債務上限を引き上げなければ債務不履行(デフォルト)に陥る危機は残っており、来年2月から3月にかけて改めて与野党の財政問題を巡る協議が控えている。
来年11月の中間選挙に向け、リベラルな政策で成果を出そうとする政権・民主党側と、オバマケアへの攻撃を含め、より保守的な姿勢を示そうとする共和党の綱引きが激化する見通しだ。中間選挙に向けた政党内の予備選も本格化していくことから、双方に妥協の機運は生まれにくいとみられ、機能不全が続きかねない。
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