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2004年米国大統領選スレ

3754チバQ:2016/10/28(金) 16:20:34
http://mainichi.jp/articles/20161027/ddm/007/030/109000c

16年米大統領選
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最後の攻防/4 ネバダ 移民VS白人、最前線 反トランプ感情/雇用悪化不満



毎日新聞2016年10月27日 東京朝刊

 急増する中南米系の移民と、雇用悪化に不満を抱える労働者階級の白人。世界的な観光地ラスベガスで知られる西部ネバダ州は、民主党候補ヒラリー・クリントン氏(69)と共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)を支えるそれぞれの層がせめぎ合う最前線だ。


 「重要な選挙だ。ヒラリーに投票しよう」。両候補による最後のテレビ討論会当日の19日、ラスベガスの会場近くのトランプ氏が経営するホテル前で、約400人が抗議デモを開いた。待遇改善を訴える労働組合員やクリントン氏への投票を呼びかける人たちだ。

 投票を促す団体で働くケニア・モラレスさん(29)は、「ミス子豚」と書かれたたすきを掛けてこぶしを挙げていた。たすきの言葉は、トランプ氏がベネズエラ出身のミス・ユニバース優勝者を侮辱した発言を皮肉った。

 モラレスさんは3歳の時、家族でパラグアイから移住。今年5月、投票に必要な米国の市民権を申請した。「女性や移民を見下すトランプ氏の当選を阻止したい」と思ったためだが、州の有権者登録の締め切り(10月18日)までに取得が間に合わなかったという。

 今年1〜6月の州内の移民らによる市民権の申請は7169人で、前年同期の1・5倍になった。労組は有権者登録と共に市民権申請も支援。通常なら4〜6カ月で取得できるが、デモを主催した労組の広報担当のベサニー・カーンさんによると「反移民を掲げるトランプ氏への反発で申請が急増し、当局の処理に時間がかかっている」。移民らの「反トランプ感情」が強いがゆえに、モラレスさんのような皮肉なケースさえ生じている状態だ。

 共和党の地盤だったネバダだが1980年以降、中南米系の移民が3倍も増え、勢力図が変化した。一方で、州人口に占める割合が5割を切ろうとしている白人の危機感は強い。

 また観光業や娯楽産業に支えられるネバダは、2008年の金融危機以降も景気が低迷し、失業率が一貫して全米平均を上回る。逆に、大卒資格を持つ25歳以上の割合は22・5%と最も低い水準で、トランプ氏の支持層の傾向に重なる。

 ラスベガス近郊で5日にあったトランプ氏の集会には3000人以上が詰めかけ、立ち見客もあふれた。ほぼ白人ばかりの聴衆に向かい、トランプ氏は満足そうに語った。「すごい。誰も見たことがないムーブメントだ」

 CNNの調査では、「投票に熱狂的」と答えたのは、トランプ氏の支持者では57%に達し、クリントン氏の支持者の48%を大きく上回った。支持者の熱狂ぶりはトランプ氏の大きな武器だ。

 「選挙の不正対策はしているのか?」。18日、役場に有権者登録に来た建設業の白人男性、トーマス・デブリンさん(54)が職員に尋ねた。トランプ氏も有権者登録などでの「不正」を強調している。デブリンさんは10分以上、職員に対策を聞いた後、言った。

 「ヒラリーはまったく信用できない。この国を良くするのはトランプだ」【ラスベガス(米西部ネバダ州)で長野宏美】=つづく


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