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2004年米国大統領選スレ

2191チバQ:2014/11/11(火) 22:05:27
http://www.sankei.com/world/news/141110/wor1411100005-n1.html
2014.11.10 11:00
【鼓動2014】
衝撃のカナダ・オタワ議事堂銃乱射事件 寛容な多文化主義の行方は?





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時計塔が建つカナダ連邦議会議事堂前には、射殺された兵士を悼む花が捧げられていた(黒沢潤撮影)
 カナダの首都オタワで起きた銃乱射事件が同国国民に衝撃を与えている。国内では治安強化をめぐる議論が沸騰。「多文化主義」を掲げる国柄でありながら、イスラム教徒はかつてないほどの逆風にさらされている。(オタワ 黒沢潤、写真も)

 「事件からわずか5日後なのに議事堂の見学ツアーが再開されることになった。外に開かれたカナダの特徴を示すものだ」

 議事堂のホールで10月27日、男性ガイドのフィリペ・ボワ氏は記者(黒沢)ら見学者約30人にこう強調した。議事堂前でこの日、警戒していた警察車両は3台だけ。カナダ政府の寛容な姿勢が見て取れる。

 ただ、議事堂内を歩くと様相は一変。数万冊を所蔵する巨大な図書室近くの壁にある弾痕のような穴(直径1センチ)について治安担当者に尋ねると、「それをあなたに話す必要はない」と一蹴された。

 カナダでは1960年代、東部ケベック地域の独立を求める集団のテロが相次いだ。その後数十年は平穏な状況が続いたが、米中枢同時テロ以降、イスラム教に関わる事件が発生。

 東部トロントでは06年、車両爆破未遂事件が起きたほか、オタワでは今年9月、ジハード(聖戦)主義者が活動組織を作ろうとして投獄された。今回も、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」壊滅に向け、政府が今月、空爆参加を表明したことなどが犯行動機とも指摘される。

 世論調査によれば、国民の55%が政府の治安対策を不安視していることもあり、政府は治安情報庁の権限を強化する方針だ。

 東部オンタリオ州、クイーンズ大学のキース・バンティング教授(政治学専攻)は「事件後、カナダ国民は連帯して政府の治安対策を支持する傾向にある」と指摘した。

 一方で、政府の方針に反発する声は少なくない。大学職員のルネー・ニーソン氏(62)は「“警察国家”は許容できない」と批判。大学生のジョセフさん(29)も「国民は、自由を尊ぶカナダの価値観に基づいて生きる権利がある。自由を阻害するのは間違いだ」と主張した。野党も政府を批判している。

 乱射事件はイスラム社会にも大きな影響を与えている。「イスラム国」対策で派遣された戦闘機の空軍基地がある西部アルバータ州では、モスクの窓ガラスが割られ、壁に「自分たちの国に帰れ」といった文字も書かれた。

 移民国家のカナダは1971年、人種、宗教、言葉の壁を乗り越えた社会実現のため、「多文化主義」を国家政策として導入し、年間数千万ドル(数十億円)の予算を拠出している。

 オタワのイマーム(イスラム教指導者)、サミ・メトワリ師(40)は「カナダに住む約100万人のイスラム教徒は大学教授やエンジニアなど社会の中枢としても活躍し、完全にカナダの一部、システムの一部となっている。多様性、寛容さを尊ぶカナダ社会は私たちを偏った目で見るべきではない」と訴える。

    ◇

カナダの銃乱射事件

 イスラム教に改宗したマイケル・ゼハフ・ビボー容疑者(32)が10月22日、カナダの首都オタワにある戦没者慰霊碑付近で警護中の兵士を射殺。近くの連邦議会議事堂に侵入し、数十発乱射した後に射殺された。容疑者は事件前に旅券を申請しており、当局による発行の遅れが犯行動機との見方もある。


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