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2004年米国大統領選スレ

2180チバQ:2014/11/07(金) 19:07:56
http://www.sankei.com/world/news/141105/wor1411050044-n1.html
2014.11.5 21:41
【米中間選挙】
「黄昏のオバマ」(上)「弱い米国」転換圧力 

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オバマ米大統領
 「オバマ政権のシリア政策は、アサド政権への対処策を明確にしておらず、破綻の危機にひんしている」

 ヘーゲル国防長官は最近、ライス大統領補佐官(国家安全保障担当)に2ページの覚書を送り付け、批判したという。国防総省の内部では、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」を「空爆だけで打倒することは困難だ」(同省高官)とし、戦略的には本来、シリアへの地上軍投入が必要だとの本音がくすぶる。

 地上軍の投入論は共和党の間でも強い。投入を拒絶するオバマ大統領が今後、上下両院を支配する共和党からも強い圧力にさらされることは間違いない。

 ナショナル・インタレスト誌のダニエル・ディペトリス氏は、「ホワイトハウスが共和党の要求を拒否することは、難しくなるだろう」と指摘した。

 共和党は、イランの核開発についても、核の平和利用を認めるオバマ政権とは異なり、一切の核開発を禁止すべきだと主張しており、今後のイラン核交渉に影響が及ぶ可能性もある。

足元を見る中露

 日本にとっても重大関心事の「アジア重視政策」はどうか。中東やウクライナ情勢に手を取られる状況下でも、オバマ氏は「リバランス(再均衡)戦略に変更はなく維持する」と強調。政府筋も同政策が「議会の構造の変化に影響されることはない」としている。

 ただ、対中国では、「米国の方から米中関係を悪化させるつもりはなく、中国とはさざ波を立てたくないというのが本音だ」と、ある元政府高官は解説する。

 このため、民主党の大敗後初の外遊となる10日からの中国訪問では、習近平国家主席との会談で、「エボラ出血熱対策や対イスラム国での協力など、対中『融和色』が押し出される」(同)とみられる。

 中国、それにロシアも、今後は求心力がさらに低下するであろうオバマ氏の足元を見るに違いない。

 共和党は、こうした政権の対中姿勢に不満を募らせる。南シナ海で中国が軍事用滑走路などを建設している問題でも、「オバマ政権は見て見ぬふりをしている」との批判が聞かれる。

 共和党が政権を対中抑止政策へと誘導できるのであれば、日本やフィリピン、ベトナムにとって同党の大勝は歓迎すべき状況だ。

国防費削減歯止め

 共和党はまた、国防予算の大幅削減のトレンドに一定の歯止めをかけようとするとみられる。こうした「強い米国」を回復する試みは、緊縮財政下にあっても社会保障の充実を図る「大きな政府」を志向する民主党・オバマ政権と衝突するのは避けられない。

 「小さな政府」と「大きな政府」を基軸とする共和党とオバマ政権・民主党の対立は、外交・安保面では「強い米国」か「弱い米国」かをめぐる対立となって表出しそうだ。(ワシントン 青木伸行)


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