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2004年米国大統領選スレ

3237チバQ:2016/03/21(月) 23:33:42
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/article/232780
オバマ憎しが原動力 トランプ氏30年来の夢へ 米大統領選攻防
2016年03月21日 01時33分

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 【ワシントン山崎健】米大統領選の共和党指名争いで独走する実業家のトランプ氏(69)は、約30年前からホワイトハウスへの野心を抱いていた。指名獲得が現実味を帯びる不動産王は、どんな政治的な道を歩み、何を成し遂げようとしているのか。

 会場がどっと沸く度に、さらし者になったトランプ氏は壇上のオバマ大統領をにらみつけていたという。

 2011年4月、各界の著名人が集まったワシントンでの夕食会。そのころトランプ氏は「オバマ氏は父親と同じアフリカのケニア生まれ。米国生まれではなく大統領の資格がない」と執拗(しつよう)に攻撃していた。数日前、ハワイ州の出生証明書を公表していたオバマ氏はトランプ氏をあざ笑うように、映画「ライオン・キング」で子ライオンがアフリカで産声を上げる場面を会場で上映。「トランプ氏は今度はアポロ11号の月面着陸も捏造(ねつぞう)だと言い出すかもしれない」。同氏をやゆするジョークを連発し、会場を爆笑の渦に包んだ。

 ■決 断

 トランプ氏は人一倍プライドが高い。夕食会に居合わせ同氏のただならぬ様子を目撃した複数の記者は、オバマ氏への敵対心が、出馬を決断した心の奥底に流れているとみる。

 翌12年の大統領選は、自身のビジネス絡みのスキャンダルなどもあり出馬を断念したが、米メディアによると、選挙直後から側近たちが4年後に向けて準備を開始。選挙があった同年11月には「米国を再び偉大な国に」という今回のスローガンを商標登録していた。

 父親の不動産業を引き継ぎ、若くして成功を収めたトランプ氏は、1980年代には、世界最強の権力の座に憧れを持ち始めていたとされる。87年、複数の米有力紙に意見広告を出し注目を集めた。この時すでに現在と重なる「日本やほかの国々に防衛の対価を支払わせろ」などの主張を展開。共和党からの挑戦が取りざたされた88年大統領選は、出馬しなかったもののテレビ番組で「もし出れば勝てる」と豪語していた。

 2000年は第3政党からの出馬を検討したが結局断念。その後、民主党の政治家に献金するなど同党寄りだった時期もある。12年は再び共和党からの出馬を模索。今回、政治的立場が一貫していないことを批判されても、「柔軟に態度を変える権利がある」。まったく意に介さない。

 ■熱 狂

 「どこの国境に壁を造るんだ?」「メキシコ!」

 「費用は誰に払わせるんだ?」「メキシコ!」

 今や集会での「お約束」になったトランプ氏と聴衆との掛け合い。メキシコとの国境に同国の負担で「万里の長城」を建設するという目玉公約は、不法移民対策の強硬派という印象を有権者に植え付けるために周到に準備されたのだという。だがメキシコ政府は早くも拒否。実現性は乏しい。

 一方、トランプ氏支持者の中核をなす白人低所得者層などが期待する大型減税案。超党派の非営利団体の試算では、現在約19兆ドル(約2109兆円)の政府債務が今後10年間に最大約15兆ドル増える計算で、これも実現は困難視されている。

 「トランプ公約」への疑問は根強い。しかし既存の政治家や社会の現状への怒り、不満を巧みにあおられた支持者たちの目は、すっかり曇らせられているようだ。各地で頻発する支持者と抗議者の衝突はトランプ人気の異常さを映し出す。

 19日夜、メキシコと接するアリゾナ州での集会。「不法移民を止める。やつらは危険だ」。そう叫び、喝采を浴びたトランプ氏。危うい熱狂を背に、30年来の夢実現に突き進む。

=2016/03/21付 西日本新聞朝刊=


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