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2004年米国大統領選スレ

1492チバQ:2012/11/03(土) 13:51:01
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/121103/mcb1211030502009-n1.htm
中傷合戦、握る勝敗の鍵 米大統領選 批判広告に10億ドル注入 (1/3ページ)2012.11.3 05:00
 オバマ米大統領と共和党のロムニー大統領候補は1日、巨大ハリケーン「サンディ」による被災を受け中断していた相手陣営に対する攻撃を再開した。今回の大統領選の選挙広告は100万本超、約10億ドル(約803億円)に上り、過去に例を見ないほど苛烈な中傷合戦が展開された。最終的な勝敗の行方はネガティブキャンペーンの成否が握るとみられている。

 ◆外部団体が後ろ支え

 8日の大統領選を前に、両候補の支持は拮抗(きっこう)しており、勝敗の行方は見えていない。共和党にとってこの接戦状態は、特別政治活動委員会(スーパーPAC)などの外部団体が、オバマ陣営の資金力での優位性を弱めることに成功したことを意味する。過去に例のないほど経済状況が悪化するなか、オバマ大統領にとっては、約2億800万ドル規模の批判広告に打ち勝ったことを意味する。

 バンダービルト大学の政治学者で批判広告を研究するジョン・G・ヘール氏は「両陣営ともささいなことをやり玉に挙げている。じゅうたん爆撃のようだ。解決策がみつからないジレンマに陥っている。一方が金を出せば、片方もそうせざるを得なくなる」と語った。

 ペンシルベニア大学のアネンバーグ・パブリック・ポリシー・センター(APPC)のディレクター、キャスリーン・ホール・ジャミーソン氏は「今回の大統領選での教訓は4年後の資金集め競争を激化させることになるかもしれない」と話した。

 同氏はまた、「候補者は出馬の決心をする前から、スーパーPACに寄付してくれる資産家との交際を求めるようになる。候補者が資産家を後ろに従えて出馬するようになるだろう」と述べた。

 カンターメディア傘下で政治広告の調査を手掛けるCMAGによると、ロムニー氏が共和党からの指名をほぼ確実にした4月から10月28日までに、108万6162本の大統領選関連広告が流された。民主党支持者が資金を提供した広告は56万8269本。ロムニー支持者が流した広告は51万7893本だった。

 ◆「騒音垂れ流すだけ」

 民主党の広告の87%はオバマ陣営の選挙事務所が資金を提供したもので、その84%は批判的な内容だった。共和党の広告では、ロムニー陣営の選挙事務所が手掛けたものは36%で、52%はスーパーPACなどの支持団体が流した。共和党の広告の91%が批判的な内容だった。

 ブッシュ前大統領のメディアアドバイザーを務めたマーク・マキノン氏はスーパーPACの広告について「量が多すぎ、時期が早すぎ、内容が批判的すぎ、期間が長すぎる。外部団体の支出の95%は無駄になるだろう。それらは批判的で、安っぽい作りで、騒音を垂れ流すだけだ。有権者は愚かではない」と話した。

 一方で共和党予備選では、ロムニー候補を支持する最大のスーパーPAC「リストア・アワ・フューチャー」が、資金力で劣る他候補にロムニー候補が勝利する後押しをした実績がある。

 ロムニー候補支持のスーパーPACには、カジノ運営のシェルドン・アデルソン氏とその妻、エネルギー会社を経営するデービッドとチャールズのコーク兄弟など資産家が多額の寄付を行っている。

 ロムニー候補支持のスーパーPAC「アメリカン・クロスローズ」の広報担当者、ジョナサン・コレジオ氏は「オバマ大統領は現職という立場を利用し、ロムニー候補を1億5400万ドル以上上回る資金をテレビ広告に費やした。そのほとんどはロムニー候補の人格を攻撃するものだ。中道右派の外部団体は公平な競争の場を作るために、大統領の現職としての優位性に立ち向かっている」と話した。(ブルームバーグ Jeanne Cummings)

                   ◇

【用語解説】特別政治活動委員会(スーパーPAC)

 独立した立場で企業や労働組合、個人から寄付を集める資金管理団体。資金の大半が他候補を批判するネガティブキャンペーンに投じられる。2010年に米連邦最高裁判所は、企業や組合などの団体にも国民一般に保障される言論や表現の自由があるとし、スーパーPACへの寄付額を無制限とする判決を下した。


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