したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

2004年米国大統領選スレ

1574チバQ:2012/11/11(日) 18:21:51
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121107/amr12110721230019-n1.htm
【変革への再挑戦】
(1)オバマ大統領、前途多難の船出 「ねじれ克服」課題
2012.11.7 21:22 (1/2ページ)[オバマ米大統領]

 再選を決め、支持者に向かって手を振る米国のオバマ大統領=7日未明、米イリノイ州シカゴ(共同)
 オバマ大統領は7日午前1時半、地元シカゴの支持者らの前に姿をみせ、共和党側に対話を呼びかけた。

 「建国以来、道のりは平坦(へいたん)ではなかったが、米国は合意形成による発展を成し遂げてきた」。

 だが、非妥協的な姿勢を示し、分断国家を助長したのはオバマ氏自身だった。

 4年前に一世を風靡(ふうび)したオバマ氏の合言葉、「イエス・ウィー・キャン(われわれはできる)」は死語と化し、選挙戦では足踏みする景気回復を横目に、「公約不履行」をなかば認めながらの防戦を強いられてきたのが実情だ。

 実際、オバマ氏への失望感と、コロコロ変わる立場や失言で「低い好感度」に悩まされたロムニー氏による「消去法の選挙」という印象が、有権者の心理に暗い影を落としていた。

 それでも米国民がオバマ氏に次の4年間を託したのはなぜか。失業率は7・9%と高いままだが、就業者数を増加させるなど、金融危機の最中に政権が発足した当時と比べれば、徐々に成果を挙げていると評価されたためだ。外交では、国際テロ組織アルカーイダのビンラーディン容疑者を殺害。アフガニスタン戦争終結に道筋をつけたことが信任につながった。

 選挙前、東部を襲った暴風雨の被災地対策でリーダーシップを発揮。ロムニー氏の懐刀だったニュージャージー州のクリスティ知事(共和党)の謝意を引き出したのも追い風になった。

 米シンクタンク「超党派政策センター」のフォーティーエ研究員は、有権者のオバマ氏に対する積極的な評価というより、「実績未知数のロムニー新政権への移行リスクを嫌ったのではないか」と語る。

 「数十年先の米国の姿を決める選挙」。そう訴えたオバマ氏だが、上下両院で多数派が異なるという「ねじれ」が横たわる。

 オバマ氏が金看板の医療保険改革法を成立させながら、改革がまだ成就できないのは、4年間という任期の短さではなく、ねじれの存在とそれを軽視した政治手法にほかならなかった。

 政権発足当初、上下両院とも民主党が多数派で中央政界での経験が未熟なオバマ氏の基盤は盤石だった。気をよくしたオバマ氏は、悲願の医療保険改革を強力に推し進め、皆保険制度を憲法違反だとする草の根保守運動「茶会」や保守系団体の強い反発を招いた。

 この結果、10年の中間選挙で下院多数派を共和党に奪われ大敗。オバマ氏が選んだのは、共和党との妥協ではなく全面対決だった。

 側近も離れていった。議会への根回しにたけた初代大統領首席補佐官、エマニュエル現シカゴ市長らがホワイトハウスを去った。首席補佐官は現在のルー氏で4人目だが、議会対策は素人。調整役の不在は政権のアキレス腱(けん)だ。

 ただ、民主党系大手シンクタンク「ブルッキングス研究所」のマン上級研究員は、「2年後には中間選挙がある。多数派の共和党下院も対決一辺倒の姿勢はとれないはず」とし、妥協は可能との見方だ。

 変革を成し遂げて米国民の記憶に残る国家指導者となるか、初の黒人大統領として歴史に名を刻むだけで終わるのか。2期目の挑戦はもう始まっている。(ワシントン 佐々木類)

     ◇

 激闘を制したオバマ大統領だが、内政・外交の課題は山積する。前途多難の2期目を展望する。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板