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2004年米国大統領選スレ

2691チバQ:2015/09/28(月) 01:38:44
ジョージ・パタキ氏

 ニューヨーク州知事を3期務めた。以前に2回、大統領選出馬を検討したものの実現には至らなかった。一部の社会問題については中道派で、中絶の権利や気候変動の緩和に向けた行動を支持している。ニューヨーク州知事時代には環境問題に注力し、温暖効果ガス排出削減の地域的な取り組みを提唱。2007年に知事を退任した後は実業界で弁護士として働き、医療保険制度改革法(オバマケア)への反対など、保守的な発言をしている。

ランド・ポール上院議員

 ケンタッキー州選出で初当選は2010年。眼科医でもある。米国が外国に軍事介入することに関して、多くの共和党員よりも懐疑的な見方を示すなど、伝統的な党の政策スタンスにも挑戦してきた。2013年には国内でのドローン(無人飛行機)使用をめぐるオバマ政権の方針に反対し、13時間に及ぶフィリバスター(議事妨害)を強行したことで全国的に注目を集めた。アフリカ系米国人や若者など、伝統的に民主党寄りとみられている有権者に近づくことで、支持層の拡大を試みている。父親は徹底したリバタリアン(自由至上主義者)で大統領選に何度も出馬したことのあるロン・ポール元下院議員。

リック・ペリー氏(撤退)

 14年間テキサス州知事を務め、同州における雇用創出の実績を強調。空軍のパイロットだった経験とキリスト教福音派との親密な関係が全米の有権者にアピールできると期待している。移民問題など激しい議論のある問題に関しては慎重姿勢を取っており、テキサス州兵をメキシコとの国境に派遣した。その一方で、米国に不法滞在する学生に対して州内出身者と同じ「州民割引」を適用するプログラムを支持している。2012年の大統領選に出馬したものの、公開討論会で廃止すべきだと考えている省庁名を思い出せないという失態を演じた。昨年、職権乱用の罪で起訴されたが、同氏の弁護士は、州知事時代の行動は合法だったと主張している。

マルコ・ルビオ上院議員 

 2010年のフロリダ州上院選で、大きなうねりとなっていた「茶会」系の支持をとりまとめ、人気のあったチャーリー・クリスト知事(当時)を破って当選した。キューバ移民の息子。共和党が多様化へ向けて必死に取り組んでいた頃には、党の若い世代を代表する論客として、その地位をすぐに確立した。ルビオ氏が、違法滞在者に法的地位と最終的には市民権を与えることになる包括的な移民関連法を組み立てる手助けをした際には、保守派の多くの活動家が苛立ちを募らせた。2016年の大統領選を見据え、ルビオ氏は国際舞台で従来以上に積極的な役割を米国が果たすよう求めるなど、外交政策ですでに影響力のある発言をしている。

リック・サントラム氏

 ペンシルベニア州選出の元上院議員で、2006年に再選を逃す。12年大統領選の共和党指名争いでは、ミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事に次ぐ2位だった。社会的保守派として知られ、労働者層の経済的苦境に焦点を当ててきた。7人の子の父親。重い遺伝子疾患を持つ末娘ベラさんに関する本を、夫人と共著で最近出版した。


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