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第26回参議院議員選挙(2025年)

407OS5:2025/03/04(火) 21:26:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/71e129f16351024ec39a84ba6e74239572669d4c
参院選山梨 後藤前知事の擁立 国民県連内で意見割れる「本気度確認したい」近く結論へ
3/4(火) 20:24配信
YBS山梨放送

 夏の参院選山梨選挙区を巡り、後藤斎前知事の擁立の是非を検討している国民民主党県連内で意見が割れています。後藤氏が過去に日本維新の会から出馬したことなどを踏まえ否定的な意見もありますが、県連では近く結論を出す考えです。

 前知事の後藤斎氏は2月23日、国民民主党の参院選の候補者公募に応募し、現在は県連内での選考作業が進んでいます。こうした中、4日は臨時の常任幹事会が開かれ、後藤氏の擁立について非公開で協議しました。

 県連によりますと、幹事会では執行部から後藤氏と県連幹部との面談内容が報告され、後藤氏から過去の参院選で日本維新の会から出馬したことについて謝罪があったなどと説明がありました。

 出席者からは後藤氏を推す声の一方、批判的な意見も上がったため結論は出ず、3月7日に後藤氏を招いた臨時常任幹事会を開き、結論を出すことを確認しました。

国民民主県連 遠藤長男 代表代行
「本人がどれだけの覚悟で国民民主党に来て、これを最後にどれだけ本気になって立候補したいか本気度を確認したい」

 一方、連合山梨は3日夜、参院選に向けた決起集会を開き、窪田清会長は「立憲民主・国民民主に関わらず、連合の活動に理解ある候補を国会に送り出さなければならない」と協力を呼び掛けました。

408OS5:2025/03/05(水) 18:14:35
きたああああ
https://news.yahoo.co.jp/articles/780d7083c9d5445132772753622dca52fcf89f36
再び保守分裂選挙に 前有田市長の望月氏が参院選出馬へ、和歌山
3/5(水) 16:33配信
紀伊民報
望月良男氏

 和歌山県の前有田市長の望月良男氏(52)が、今夏の参院選和歌山選挙区(改選数1)に無所属で立候補する意思を固めたことが4日、関係者への取材で分かった。望月氏は元自民党の世耕弘成衆院議員に近いとされる。一方、自民党は二階俊博元党幹事長の三男、伸康氏(47)の擁立を決めており、党県連関係者からは昨秋の衆院選2区のような保守分裂選挙を懸念する声が上がっている。

 次期参院選は世耕氏の改選予定だったが、世耕氏は昨秋の衆院選でくら替え。これにより、空席となっている。

 自民党県連は2月、規定の推薦人を確保した望月氏と二階氏から、役員約130人による投票で82票を得た二階氏を選出。その後、党本部が二階氏の公認を決めた。

 この投票に際しては、県連が望月氏と二階氏、投票者に「結果にかかわらず、自民党候補の勝利に尽力する」という趣旨の誓約書提出を求める、異例の対応を取った。昨秋の衆院選2区で、党公認の二階氏と無所属の世耕氏がぶつかり、激しい分裂選挙となったためだった。投票後、望月氏は無所属での出馬について「今の段階ではありません」と話していたが、その可能性が取り沙汰されていた。

 望月氏は3月中にも記者会見を開くとみられる。

 これまでに二階氏のほか、参政党県連会長の林元政子氏(50)が党公認で、会社社長の村上賀厚氏(65)が立憲民主党公認で、会社社長の末吉亜矢氏(53)が無所属で立候補を表明している。

紀伊民報

409OS5:2025/03/06(木) 07:56:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/885b9bd549a4af08cabd5720264039e6b7857f07
夏の参院選も「紀州戦争」に 保守分裂で世耕氏に近い望月氏が出馬し二階氏三男と激突へ 
3/5(水) 18:04配信

産経新聞
元有田市長の望月良男氏=令和5年12月

夏の参院選和歌山選挙区(改選数1)に元有田市長の望月良男氏(52)が無所属で立候補する意向を固めたことが5日、わかった。望月氏は先月9日、自民党和歌山県連が行った公認候補を選出する投票で、二階俊博元党幹事長の三男で元秘書の伸康氏(47)に敗れた。望月氏は昨年10月の衆院選和歌山2区で伸康氏を破った世耕弘成元経済産業相に近いとされ、和歌山で再び保守分裂の選挙戦が繰り広げられそうだ。

関係者によると、望月氏は4日、東京で県連会長の石田真敏元総務相に面会し、出馬の意向を告げたという。

県連での参院選公認候補者選びの投票は二階伸康氏82票、望月氏46票。県連は投票の際、保守分裂選挙を警戒し、投票する党員らに投票用紙と引き換えに「結果にかかわらず、公認候補者の選挙に尽力する」との誓約書を提出させる異例の事態となっていた。

410OS5:2025/03/06(木) 07:59:37
8045:OS5:2025/03/06(木) 07:59:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/37023eba4322fabcf14b783691e914a884d50758
「野田さんは財務省の言いなりで…」 国民民主に追いつめられる「立民」の危機的状況 “筆談ホステス”も会派離脱
3/6(木) 5:50配信


デイリー新潮
野田佳彦代表

 野党第1党の立憲民主党が存在感を失っている。新年度予算案の修正を巡る与野党協議で、すっかり蚊帳の外に置かれているからだ。

【写真を見る】スーツ姿に着物姿…今も変わらぬ美しさを放つ「筆談ホステス」

 ***

「野田さんは財務省の言いなり」
「野田佳彦代表はどこまで本気なのか……」

 とは立民のベテラン秘書。

「学校給食無償化や高額療養費の自己負担上限引き上げ凍結など、総額3.8兆円の修正案を提示しました。衆院予算委員会の『省庁別審査』を通じてムダを洗い出したとしています」

 かつて国民から総スカンを食らった旧民主党の「事業仕分け」を思い出すが、

「現実的な額は“せいぜい5000億円程度”とか。“給食無償化くらいを達成できれば御の字”とうそぶく議員もいるほどで、日本維新の会や国民民主党の気合とは比較にならない」

 野田代表には、財務省の影がチラつくという。

「民主党政権時に財務相を務めた野田さんは、今回も蜜月の財務省の言いなりに近い。彼らは予算を削れさえすればいいのですから」

 民意との乖離は、組織のほころびとして顕在化し始めた。

「2月9日投開票の神奈川・横浜市議補選は、立民の新人が国民民主の新人にダブルスコアで大敗。共産党の前職にも大差をつけられ、党内に危機感が広がりました」

“筆談ホステス”は自民党入りか
 政党支持率でも国民民主に追いつめられる中、離党を企図する議員も。

「“筆談ホステス”として知られる斉藤里恵都議もその一人。このほど立民の会派を離れ、単独で無所属会派を発足させました。6月の都議選では立民に公認申請はしないとか」

 そんな斉藤氏は、次期参院選に自民党から出馬する意向を持っているとされる。

 立民幹部が解説する。

「1月15日、自民党の野田聖子元総務相がSNSに斉藤氏とのツーショット写真を投稿。撮影場所は議員会館の聖子氏の部屋で、写真の背景には聖子氏が敬愛する祖父・野田卯一元建設相が揮毫した『思無邪』の書が。これが斉藤氏への期待の表れだと話題になった」

 前々回の衆院選に“25歳の全国最年少候補”として岐阜5区から出馬した今井瑠々氏(現・岐阜県議)が、令和5年に立民から自民党へ移籍した。

「その動きを主導したのは聖子氏。だからこそ、斉藤都議の自民党入りが取り沙汰されているんですよ」

委員会中に「ペイペイ!」
 実際、自民党には参院東京選挙区に空きがある。政治部デスクが後を引き取る。

「東京の改選定数は6ですが、次回参院選は昨夏の都知事選に出馬した蓮舫前参院議員の欠員を埋める補選も行われます。よって選出数は7。ただし、7位の当選者は補選の枠が適用されるので、任期は蓮舫氏が残した3年になります」

 自民党はここに3人の候補者を擁立する予定とされ、

「すでに武見敬三前厚労相が決定しており、ほかに石原伸晃元幹事長が意欲を示しています。残る一人は“女性枠”で、聖子氏はここに斉藤氏をあてがうつもりとみられています」

 事実なら立民には逆風だが、当の斉藤氏には公人としての資質を問う声もある。

「先日、委員会の場で彼女のスマホから“ペイペイ!”と決済音が鳴った。審議中にネットショッピングを楽しんでいたようだ」

 ご本人は「一人娘の夕食の手配をしていました。反省しています」とのこと。

「週刊新潮」2025年3月6日号 掲載

新潮社

411OS5:2025/03/06(木) 15:14:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7ccc9b8b2077605b904b96952be778f0c4d3982
立憲、参院比例代表に蓮舫氏擁立で調整 24年に都知事選出馬
3/6(木) 10:11配信
毎日新聞
インタビューに答える蓮舫さん=東京都千代田区で2024年9月9日、宮本明登撮影

 立憲民主党は夏の参院選比例代表に、2024年東京都知事選に出馬した元参院議員の蓮舫氏(57)を擁立する調整に入った。複数の党関係者が6日、明らかにした。

【写真】涙をこらえながら支援者の話を聞く蓮舫氏

 立憲は、25年度の活動計画で参院選について「与党の改選過半数割れをめざすとともに、より大きな目標である全体としての与党過半数割れに向けて勢いをつける」と掲げた。蓮舫氏は都知事選では敗れたものの約128万票を獲得するなど知名度は高く、比例票の掘り起こしも期待できる。関係者によると、立憲は蓮舫氏を擁立する意向を、立憲を支援する各産業別労組側にも伝えた。

 蓮舫氏は東京都生まれ。タレント、キャスターなどを経て04年の参院選東京選挙区で初当選し、旧民主党政権の行政刷新担当相や民進党代表を務めた。24年7月の都知事選に、立憲や共産党の支援を受けて無所属で立候補したが、3選を果たした小池百合子知事や前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏に次ぐ3位に終わった。都知事選直後にはネット交流サービス(SNS)の動画で「今は、国政選挙はもう考えていない」と述べ、当面は国政復帰の考えがないことを示していた。【安部志帆子、樋口淳也、池田直、古川宗】

412OS5:2025/03/07(金) 00:11:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/8fc52cf5bf7649df6f481355cc651bfd213716af
参院選「1人区」で立憲民主との候補者一本化を…連合会長が国民民主・玉木代表に要請
3/6(木) 18:55配信

読売新聞オンライン
連合の芳野友子会長(左)と国民民主党の玉木雄一郎代表

 連合の芳野友子会長は6日、国民民主党の玉木代表と国会内で会談した。連合は夏の参院選に向け、改選定数1の「1人区」で立憲民主党との候補者を一本化するよう要請した。

 1人区のうち、滋賀、奈良の2選挙区で、連合の支援を受ける立民と国民民主の候補予定者が重複している。玉木氏は会談後、「受け皿をしっかり作っていくという意味で、連合とよく相談して擁立したい」と記者団に語った。

413名無しさん:2025/03/07(金) 22:49:18
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1435211
立民が山本和嘉子氏を擁立へ 今夏の参院選京都選挙区
2025年3月7日 6:00

立憲民主党京都府連は6日までに、今夏の参院選京都選挙区(改選数2)に元衆院議員の山本和嘉子氏(56)を擁立する方針を固めた。近く党本部に公…

414OS5:2025/03/08(土) 20:35:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/05c17b5c2471bf2ef5d695c0496c01a007507ad0
「推せる人なのか」…夏の参院選鹿児島選挙区くすぶる野党系組織 立民推薦・無所属で立つ尾辻朋実氏めぐりまとまれない理由
3/8(土) 11:30配信

南日本新聞
立憲民主党県連役員とともに連合鹿児島を訪ねる尾辻朋実氏(中央)=2月27日、鹿児島市

 夏の参院選鹿児島選挙区(改選数1)に向けた野党系組織「5者会議」の協議が停滞している。立憲民主党の推薦を受け無所属で立候補予定の尾辻朋実氏(44)をどう支援するか。自民党公認候補の公募に手を挙げた経緯から政策や政治姿勢への懸念は強く、一枚岩になれない。2月中の結論を目指していたが、3月10日の次回会合でも方向性が定まるか見通せない。

 「自民から立候補しようとしていたのに、立民に入党し出ようと決めた真意は」「当選後は立民議員として活動するのか。立ち位置を教えてほしい」。2月末、鹿児島市の連合鹿児島本部。集まった役員が尾辻氏と面談し、1時間半以上にわたって議論を交わした。

 5者会議は連合鹿児島を柱に立民、国民民主、社民3党の県組織、県議会会派の県民連合でつくる。国民県連は2月上旬に候補擁立の見送りを表明。社民県連合は擁立しない方針を示し候補は尾辻氏1人になった。だが前回2月中旬の3回目会合で「推せる人なのか確信を持てない」と慎重な意見が出た。本人から基本政策などの説明が必要と判断し、結論を持ち越した。

 「実際に面談し、本人の決意や信念は見えたはず。あとは傘下組織がどう判断するかだ」と連合鹿児島の下町和三会長。国民を支持する産業別労組からすれば「尾辻氏は立民が推薦する候補者、自民からの転身組という2段階の壁がある」と指摘し、意見集約は3月半ば以降になると見通す。

 社民は「尾辻氏はエネルギー政策などで立民と相違がある。ずっと連携できる人なのか確認できていない」、県民連合は「連合の対応を注視する」としており、いずれもまだ結論を出す段階にないとの認識を示す。一方、国民は「政党として尾辻氏の応援はできない」と明言する。

 「5者それぞれの尾辻氏支援に対する考えの違いは大きい。どんな落としどころになるのか今は見えない」(下町会長)状況だ。

 ある関係者は嘆く。「5者に『参院の自公過半数割れ』『鹿児島選挙区の世代交代』という共通認識はある。そのチャンスも大きいのにこの時期になってもまとまれない。鹿児島の野党の弱さと言われても仕方がない」

南日本新聞 | 鹿児島

415OS5:2025/03/08(土) 20:35:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/f49ee534a0d190e90a5fe634d248e97986728b8d
トホホな大阪自民…参院選候補選び 全国で唯一、9日の党大会に間に合わず
3/7(金) 22:52配信


産経新聞
青山繁晴参院議員(中央)を新会長に選出し、気勢を上げる自民党大阪府連の関係者=令和6年12月、大阪市中央区(柿平博文撮影)

自民党大阪府連が夏の参院選大阪選挙区(改選数4)に擁立する候補予定者について、全国の選挙区で唯一、9日に開かれる党大会までに選定が間に合わないことが分かった。複数の関係者が7日、明らかにした。

大阪選挙区では改選の太田房江参院議員が令和元年参院選で、日本維新の会の2議席と公明に続く最下位で当選。自民は昨年10月の衆院選で維新に府内15小選挙区で全敗しており、府連は情勢を踏まえて候補予定者の選定を続ける。

大阪選挙区では2議席の獲得を目指す維新が党内の予備選で男女1人ずつの選定を進めており、公明、共産、参政各党も擁立を予定。立憲民主、国民民主両党は統一候補の擁立を模索している。

416OS5:2025/03/08(土) 20:35:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/95bea7f48df876491dec239eb26913e33d07ed8e
蓮舫氏の「参院選復帰」に、じつは「立憲と支持母体」の一部が「猛反発」していた…その「意外な理由」
3/8(土) 7:01配信

現代ビジネス
比例で出馬を調整しているが…
〔PHOTO〕Gettyimages

また、あの女性政治家が国政に舞い戻ってくることになるのだろうか。

報道各社は3月6日、立憲民主党が蓮舫氏を参院選の比例代表で擁立する方向で調整していることを一斉に報じた。

【写真】安倍晋三が恐れ、小池百合子は泣きついた「永田町最後のフィクサー」

蓮舫氏と言えば、昨年に参院議員を辞職して東京都知事選に出馬。当初は小池百合子氏との女性対決が注目されたが、途中から石丸伸二氏の猛追を受けて3位に転落してしまった。

そんな蓮舫氏をまた国政に戻そうという動きになるわけだが、党内からは出馬について異論が噴出している。

立憲関係者は話す。

「参院選の比例代表は労働組合である日教組や自治労など、連合の組織内候補が議席を獲得する枠として立憲では機能してきた。しかし、蓮舫氏がそこに入ってくることによって枠が1つ狭まってしまう恐れがある。そうでなくても、立憲は比例獲得議席を減らす可能性があり、連合からは猛反発が出ている」

実際に立憲民主党の比例獲得議席は2019年参院選では8議席だったところ、2022年参院選では1議席落として7議席に留まっている。

2022年は最後の7人目に情報労連出身の石橋通宏氏が滑り込んだが、今年の参院選は蓮舫氏のほかに、すでに森裕子氏が比例代表で立候補することになっており、さらに比例枠を圧迫。

連合の組織内候補がそこからあぶれてしまう可能性が高まっているのだ。

立憲は昨年の衆院選で50議席増の大勝を果たしたが、今年の参院選では苦戦が予想されている。

というのも、昨年の議席増のほとんどは自民が裏金問題で自滅したことによる選挙区での勝利で、実は比例票は大敗した2021年衆院選と比べても7万票しか増えていない。

報道各社の世論調査では立憲が国民民主に政党支持率を抜かされているものも増えてきており、参院比例では厳しい戦いが強いられるとみられる。

蓮舫氏に近い議員からは「だからこそ、知名度の高い蓮舫氏を出馬させることによって比例票を増やさないといけない」という声が出ているが、都知事選で3位になった結果からも、党内では「いまさら蓮舫氏の名前で票が掘り起こせるのか」と疑問の声が飛び交っているのが実情だ。

参院選を経て労働組合の組織内候補が落選してしまった場合、立憲にとって最大の支援団体である連合との間で溝が生まれる事も考えられるだろう。

蓮舫氏の出馬によって立憲は獲得議席数を増やせるのか、それとも、単に比例代表の枠を1つ埋めるだけで終わってしまうのか。

政党の行方を左右する参院選が行われる7月が徐々に迫ってきている。

宮原 健太(ジャーナリスト)

417OS5:2025/03/08(土) 20:39:20


https://www.jiji.com/jc/article?k=2025030800520&g=pol&utm_source=news.yahoo.co.jp&utm_medium=referral&utm_campaign=link_back_auto
参院比例に杉田水脈氏 自民
時事通信 政治部2025年03月08日19時56分配信

 自民党は8日、夏の参院選比例代表に新人で元衆院議員の杉田水脈氏(57)を擁立すると発表した。杉田氏は、旧安倍派裏金事件を巡り政治資金収支報告書に不記載があり、昨年の衆院選では党の公認を辞退。出馬を見送っていた。


 同党は参院選比例代表に新人で全国介護事業者連盟理事長の斉藤正行氏(47)の擁立も決めた。

418OS5:2025/03/08(土) 20:41:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/575ba2fac3fa660d93adf26c5ea7882af6317b35
後藤前知事「迷いが生じ深く反省している」 参院選に国民民主党県連が後藤氏を擁立する方針を決める 山梨
3/7(金) 19:51配信
テレビ山梨

国民民主党県連はこの夏の参議院選挙に後藤斎前知事を擁立する方針を決めました。

これに先立ち後藤前知事は県連の会議で謝罪と決意を述べています。

国民民主党山梨県連 遠藤長男 代表代行:
「後藤斎氏を国民民主党山梨県連として擁立する事を党本部に対して上申することを決定しました」

後藤斎前知事は国民民主党の参院選候補者公募に応募し、県連が面談を行うなど擁立の是非が協議されてきました。

これまでの協議では知名度や実績を評価する声の一方、後藤前知事が衆院議員時代に国民民主党が流れをくむ旧民主党に所属していたものの、2022年の参院選では日本維新の会から立候補したことなどに対し、反発の声もありました。

このため後藤前知事は7日に県連の臨時幹事会に出席し、維新からの立候補について「自らの政策に迷いが生じ深く反省している」と謝罪をしたうえで「原点を見つめて再チャレンジしたい」などと決意を述べたという事です。

後藤斎前知事:
「自分の原点と自分の今の思いとしっかり合致したということで、国民民主党に応募させていただいた。国民民主党にという強い思いがあった」

これを受けて国民民主党県連では後藤斎前知事を夏の参院選候補者として党本部に公認申請することを決めました。

衆議院議員を通算4期、2015年から山梨県知事を1期務めた後藤前知事の擁立で、既に自民党の現職、森屋宏参議院議員と参政党の新人、永田己貴さんが立候補を表明している参院選山梨選挙区の構図は大きく変化します。

ただ、一方で国民民主党にとっては同じ旧民主党系の立憲民主党と連携や候補者の一本化ができるかが課題となります。

テレビ山梨

419OS5:2025/03/08(土) 20:53:15

栃木(自)   
 自:高橋克法
 立:板津由華(新 栃木1区落選)
https://www.asahi.com/articles/AST371S2GT37UUHB00DM.html
立憲県連、夏の参院選栃木選挙区に板津由華氏を擁立の方針
有料記事

重政紀元2025年3月8日 7時00分
 夏の参院選栃木選挙区(改選数1)について、立憲民主党栃木県連は、金融教育会社長の板津由華氏(36)を擁立する方針を固めた。党公認候補とする予定で、10日の県連幹事会で正式決定する方向だ。

 県連幹部によると、県連では候補者を公募し、複数の候補の中から調整していたが、決定が難航。最近になって、板津氏から「頑張りたい」という意思表示があり、4日に県連の4役で話し合い、擁立方針を決めた。

 板津氏は6日、同党選挙対策委員長の大串博志衆院議員とも面談。党本部からも、板津氏の擁立について「前向きな返事」(県連幹部)があったという。

420OS5:2025/03/08(土) 21:11:43

栃木(自)   
 自:高橋克法
 立:板津由華(新 栃木1区落選)

山梨(自)   
 自:森屋宏
 国:後藤斎(新 前知事)?>>418
 立:?????   藤原伸一郎(甲府市議)→出馬取りやめ


京都(自立)
 自:西田昌司 >>160不記載あり 
 立:山本和嘉子(新 元代議士 24年京都5区落選)        
 維:新実彰平(新 アナウンサー)>>163
 共:倉林明子
 れ:西郷南海子(新 教育研究者)

北海道(自自立)
 自:高橋はるみ >>160不記載あり 
 自:岩本剛人
 立:勝部賢志 【連合推薦済】
 立:石川知裕元衆議院議員?>>405
 国: 断念:林佳奈子(新 自民党帯広市議会議員)>>405

421OS5:2025/03/10(月) 13:15:48

091票 杉江友介府議(46)吹田市 大阪維新幹事長
078票 岡崎太大阪市議(57) 大阪維新政調会長
???票 置田浩之府議(47)大阪市阿倍野区
???票 西野弘一府議(56)東大阪市 17年補欠選諸派当選 19年無所属当選 23年維新当選 西野ファミリー
???票 上島一彦前箕面市長(66) 24年8月落選

139票 梅村みずほ参院議員(46)22年日本維新代表選落選
102票 佐々木理江大阪市議(42)大阪維新総務会長
???票 広田和美大阪市議(61)


https://news.yahoo.co.jp/articles/6964f833e06eb61ee662482983e5e8507d8de1c0
参院選大阪選挙区の維新予備選、1次選考で男女4人当選 現職や府議ら
3/10(月) 11:23配信

産経新聞
日本維新の会本部が入るビル=大阪市中央区

今夏の次期参院選に向け日本維新の会は10日、大阪選挙区(改選数4)の公認候補を男女別にそれぞれ1枠ずつ決めるために実施する、党内の予備選挙の1次選考の結果について、現職や大阪府議、大阪市議ら計4人が当選したと発表した。

1次選考では、特別党員による電子投票を3月上旬に実施。男性枠は5人が立候補し、杉江友介府議(46)が91票、岡崎太大阪市議(57)が78票を獲得し当選した。有効投票数は295票。女性枠は3人が立候補し、現職の梅村みずほ参院議員(46)が139票、佐々木理江大阪市議(42)が102票を獲得し当選した。有効投票数は298票。

3月27日の告示日に、各候補によるプレゼンテーションと討論会を配信。4月8日に一般党員も含めた投票を行い、男女別にそれぞれ1人の候補者を決める。

422OS5:2025/03/11(火) 14:14:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/188c13194dcb6f9ef5dd5f2ec5a15800826489c3
「異端な候補者」自認の尾辻氏、参院選鹿児島選挙区の支援で結論出せない野党5者会議にも「粘り強い議論に感謝しかない」
3/11(火) 11:14配信
南日本新聞
会合冒頭のあいさつを終え、報道陣の取材に応じる尾辻朋実氏=10日、鹿児島市

 連合鹿児島を柱とする野党系組織「5者会議」は10日、夏の参院選鹿児島選挙区(改選数1)に立憲民主党の推薦を受け無所属で立候補予定の尾辻朋実氏(44)の支援の在り方を協議したが、結論は出なかった。連合鹿児島の下町和三会長は終了後「次回28日の会合でまとまるか分からない」と述べた。結論は4月に持ち越される可能性がある。

【写真】5者会議の会合後、報道陣の取材に答える連合鹿児島の下町和三会長=10日、鹿児島市

 5者は他に立憲民主、国民民主、社民3党の県組織、県議会会派の県民連合でつくる。鹿児島市であった10日の4回目会合では、連合鹿児島が尾辻氏の対応を19日に決めると報告。各団体はその日を念頭に、協議検討することを確認した。

 尾辻氏は会合に初めて訪れ、冒頭であいさつした。報道陣の取材に「異端な候補者なので当然時間はかかる。粘り強く議論していただいていることに感謝しかない」と話した。

南日本新聞 | 鹿児島

423OS5:2025/03/12(水) 22:35:33
岐阜(自) 
 自:若井敦子(新 県議)
 立:服部学 (新 連合)
 ?:大野泰正(無)自民離党(裏金問題) 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/20250310/3080015381.html
参院選 岐阜選挙区 服部学氏が立民公認で立候補の意向
03月10日 19時04分

ことし夏に行われる参議院選挙の岐阜選挙区に、連合岐阜の執行委員の服部学氏が立憲民主党の公認候補として立候補する意向を明らかにしました。

服部氏は10日、取材に応じ、ことし夏の参議院選挙の岐阜選挙区に、立憲民主党の公認候補として立候補する意向を明らかにしました。
服部氏は53歳。岐阜一般労働組合の職員などを経て、現在は連合岐阜の岐阜地域協議会の議長を務めています。
2015年と2023年には岐阜市議会議員選挙に立候補しましたが、いずれも落選しました。
立憲民主党は、公認を近く正式に決定する見通しで、国民民主党も支援する方針です。
岐阜選挙区は、定員が1人で、政治資金パーティーをめぐる問題で自民党を離党した大野泰正参議院議員が改選となります。
これまでに、自民党が若井敦子岐阜県議会議員を、参政党が介護施設職員の瀬尾英志氏を、擁立することをそれぞれ決めています。
共産党も候補者を擁立する方針で、日本維新の会も擁立を目指しています。

424OS5:2025/03/12(水) 23:16:23
>「オール沖縄」の一部からは「参議院選挙で高良氏を支援することは難しい」という声があがっています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20250312/5090030907.html
夏の参院選 「オール沖縄」統一候補擁立へ調整急ぐ
03月12日 18時27分

ことし夏に行われる参議院選挙の沖縄選挙区について、玉城知事を支える「オール沖縄」の関係者が対応を協議し、統一候補の擁立に向けて調整を急ぐことを確認しました。

ことし夏の参議院選挙の沖縄選挙区に向けて、アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設計画に反対し、玉城知事を支える「オール沖縄」の関係者は、12日午後、那覇市内で対応を協議しました。
今回の選挙では「オール沖縄」系の無所属で現職の高良鉄美氏が改選を迎えます。
地域政党の沖縄社会大衆党の委員長を務めてきましたが、去年の衆議院選挙の沖縄4区で「オール沖縄」が統一候補としていた立憲民主党の新人を沖縄社会大衆党の県議会議員が支援しなかったため、「オール沖縄」の一部からは「参議院選挙で高良氏を支援することは難しい」という声があがっています。
協議のあと、県議会の与党会派の山内末子議員は、報道陣の取材に対し「全員で統一候補に向けてまとまっていくことが大事で、『オール沖縄』として勝つ選挙にするためにどうすればいいかを確認し合った」と述べました。
その上で、12日の協議では、「オール沖縄」としての統一候補の擁立に向けて調整を急ぐことを確認したと明らかにしました。

ことし夏の参議院選挙の沖縄選挙区では、これまでに、自民党が新人で元那覇市議会議員の奥間亮氏の擁立を発表したほか、参政党の新人で大学教授の和田知久氏が立候補を表明しています。

425OS5:2025/03/14(金) 08:06:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/3261a640739cab1d6f1d1fae41c2e5f03f4b9017
日本維新の会、参議院選挙3選挙区「予備選」を立憲民主党に提案
3/13(木) 22:20配信

読売新聞オンライン
日本維新の会本部

 日本維新の会の前原誠司共同代表は13日の記者会見で、夏の参院選に向けて滋賀、奈良、和歌山の3選挙区を対象に野党候補を一本化するための「予備選」を実施するよう立憲民主党の野田代表に提案したことを明らかにした。

【写真】維新の前原誠司共同代表

 前原氏が12日、国会内で野田氏と会談して伝えたという。3選挙区はいずれも改選定数1の「1人区」で、立民が候補者を擁立する考えのため、維新との競合が予想される。前原氏は「参院選は1人区が雌雄を決する。候補者一本化が野党にとって望ましい」と語った。

 維新は参院選で与党の過半数割れを目指し、全国に32ある「1人区」で野党候補を一本化する予備選を提唱しているが、他党に賛同が広がらず、立民と競合する見通しの3選挙区に限って協力を求めた格好だ。

 一方、野田氏は13日、国会内で記者団に「(1人区の野党候補が)立民と維新だけなら大いにやっていく」と述べた。ただ、滋賀、奈良両選挙区は、予備選に否定的な国民民主党も候補者を擁立する予定で、「国民民主党なしでやっても一本化にならない」とも強調した。

426OS5:2025/03/14(金) 14:12:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/38696753bc71ae942a99bec5e15dbcc8894bfda0
石丸氏の地域政党、参院選に候補者擁立へ 自身は出馬せず
3/14(金) 12:38配信
毎日新聞
地域政党「再生の道」代表の石丸伸二氏=東京都港区で2025年1月15日午前11時55分、幾島健太郎撮影

 石丸伸二・前広島県安芸高田市長は14日、代表を務める地域政党「再生の道」で今夏の参院選に候補者を擁立する意向を明らかにした。自身は立候補しない。


 地域政党が東京都議選(6月22日投開票)に向けて実施している候補者選考に関する記者会見で表明した。候補者の公募には1100人以上が応じたといい、選考の最終段階に残った118人を対象に参院選出馬の意向を確認し、希望があれば公認候補として擁立する方針。「より良い選択肢を有権者に提示すべきだと考えた」と述べた。【山下俊輔】

427OS5:2025/03/14(金) 17:17:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/502b6118622ac75a681438e00c68413a9a023e92
れいわ、参院愛知に新人
3/14(金) 16:44配信
時事通信
 れいわ新選組は14日、夏の参院選愛知選挙区に新人で元民主党衆院議員の辻恵氏(76)を擁立すると発表した。 


https://news.yahoo.co.jp/articles/651476ad24361c4a6a2f15e8c2e1ca99fccb4350
れいわ、参院神奈川に新人
3/11(火) 15:07配信

時事通信
三好諒氏

 れいわ新選組は11日、夏の参院選神奈川選挙区に新人で元外務省職員の三好諒氏(39)を擁立すると発表した。

428OS5:2025/03/15(土) 09:41:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b41c9c7a02ed82ec2aec1e812a649aaf5357821
12平和党の候補者公募に50人名乗り 初の集会でデヴィ夫人「犬猫通じ人の幸せ考える」
3/14(金) 7:00配信

産経新聞
12平和党の集会であいさつする代表のデヴィ夫人(中央)=12日、東京都新宿区(渡辺浩撮影)

タレントのデヴィ夫人ことデヴィ・スカルノ氏が代表を務め、犬猫愛護を政策に夏の参院選への候補者擁立を明らかにしている政治団体「12(ワンニャン)平和党」が12日、東京都内で初の集会を開き、支持者約350人が参加した。

【写真をもっとみる】12平和党の集会であいさつする代表のデヴィ夫人

冒頭、司会を務める歌手の下司愉宇起(しもじ・ゆうき)氏が、選挙対策委員長の藤川晋之助氏が前日に死去したことに触れ、「わが党の発展を一番望んでいた藤川氏を亡くし誠に残念だが、故人の遺志を継いで党の発展に努める」と表明した。

デヴィ夫人はあいさつで「12平和党は、犬猫をいつくしむ精神から人間の本当の幸せ、心の豊かさを考えようと国民の皆さまに訴える政党だ。マネーからマインドへの転換を提唱する」と述べた。

JAC環境動物保護財団の田崎ひろみ理事長は「動物愛護で日本の民度が試されている」、国政選挙への出馬歴がある日本動物虐待防止協会の藤村晃子代表理事は「外国では日本人はみんな犬を食べていると思われている。犬食禁止法を制定して、そうではないとアピールすべきだ。虐待防止は犬や猫のためだけでなく人間社会のためだ」と支援を呼びかけた。

集会後、党関係者は取材に対し、デヴィ夫人以外の参院選立候補予定者の公募に現段階で50人以上が応募していると明らかにした。応募者の中から選考を進めるとともに、党から出馬を要請する人もいるという。

429OS5:2025/03/15(土) 17:53:19
https://ryukyushimpo.jp/news/politics/entry-4052526.html
参院選に高良沙哉氏、オール沖縄で浮上 沖縄選挙区 
公開日時 2025年03月15日 05:00
更新日時 2025年03月15日 09:52


 今夏の参院選沖縄選挙区を巡り、玉城デニー県政を支える「オール沖縄」勢力の一部から、候補者に沖縄大教授の高良沙哉(さちか)氏(46)を推す声が出ている。複数の関係者が14日、明らかにした。

 沖縄選挙区は、社大党が現職の高良鉄美氏(71)の擁立を決めている。オール沖縄の統一候補は決定しておらず、両氏について県政与党各政党・会派連絡会の調整会議で協議する。12日の同会議では統一候補の擁立を急ぐ必要性を確認した。

 高良沙哉氏は1979年1月生まれ。那覇市出身。北九州市立大大学院博士後期課程修了。県内大学の非常勤講師を経て、2011年から沖縄大人文学部教授(憲法学)。

 ※高良沙哉氏の「高」は旧漢字



https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1543022
高良鉄美氏の擁立に異論噴出 オール沖縄、参院選に向け1回目の会合 社大は理解求める
2025年3月13日 5:32有料
名護市辺野古の新基地建設阻止を掲げる「オール沖縄」勢力の政党会派会議は12日、夏の参院選の候補者擁立に向けた1回目の会合を開いた。関係者によると社大側は現職の高良鉄美氏(71)の再選に向けた立候補意向を説明したものの、「高良氏でオール沖縄がまとまるのは難しい」と反発する意見が相次ぎ、亀裂が改めて露呈した。社大は次回会合で理解を求めたい考えだが、分裂を避けられるか見通しは立たない。(政経部・又吉俊充、嘉良謙太朗、東京報道部・新垣卓也)
昨年の衆院選沖縄4区で社大党県議が立民公認のオール沖縄統一候補者を支援しなかったことで、社大は高良氏に委員長役職停止の処分を出した。しかし関係者によると、...

430OS5:2025/03/15(土) 17:53:20
https://ryukyushimpo.jp/news/politics/entry-4052526.html
参院選に高良沙哉氏、オール沖縄で浮上 沖縄選挙区 
公開日時 2025年03月15日 05:00
更新日時 2025年03月15日 09:52


 今夏の参院選沖縄選挙区を巡り、玉城デニー県政を支える「オール沖縄」勢力の一部から、候補者に沖縄大教授の高良沙哉(さちか)氏(46)を推す声が出ている。複数の関係者が14日、明らかにした。

 沖縄選挙区は、社大党が現職の高良鉄美氏(71)の擁立を決めている。オール沖縄の統一候補は決定しておらず、両氏について県政与党各政党・会派連絡会の調整会議で協議する。12日の同会議では統一候補の擁立を急ぐ必要性を確認した。

 高良沙哉氏は1979年1月生まれ。那覇市出身。北九州市立大大学院博士後期課程修了。県内大学の非常勤講師を経て、2011年から沖縄大人文学部教授(憲法学)。

 ※高良沙哉氏の「高」は旧漢字



https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1543022
高良鉄美氏の擁立に異論噴出 オール沖縄、参院選に向け1回目の会合 社大は理解求める
2025年3月13日 5:32有料
名護市辺野古の新基地建設阻止を掲げる「オール沖縄」勢力の政党会派会議は12日、夏の参院選の候補者擁立に向けた1回目の会合を開いた。関係者によると社大側は現職の高良鉄美氏(71)の再選に向けた立候補意向を説明したものの、「高良氏でオール沖縄がまとまるのは難しい」と反発する意見が相次ぎ、亀裂が改めて露呈した。社大は次回会合で理解を求めたい考えだが、分裂を避けられるか見通しは立たない。(政経部・又吉俊充、嘉良謙太朗、東京報道部・新垣卓也)
昨年の衆院選沖縄4区で社大党県議が立民公認のオール沖縄統一候補者を支援しなかったことで、社大は高良氏に委員長役職停止の処分を出した。しかし関係者によると、...

431OS5:2025/03/17(月) 06:13:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/4574e84dfeb6ba6fc8c4e0c82de6dab07d64a69f
立憲民主兵庫「候補近く示す」国民民主県連も連携強調 参院選めぐり
3/16(日) 19:00配信

朝日新聞
立憲民主党兵庫県連の定期大会で話す県連代表の井坂信彦・衆院議員=2025年3月16日午後1時1分、神戸市中央区、杉山あかり撮影

 立憲民主党兵庫県連は16日、神戸市内で2025年度の定期大会を開いた。今夏の参院選兵庫選挙区(改選数3)について、国民民主党県連、連合兵庫との関係を密にしていく活動方針を確認した。

 県連代表の井坂信彦・衆院議員は、会合のなかで、候補者について「近々お示しできると思う」と話した。独自候補にこだわらないという。

 大会後は、前明石市長の泉房穂氏が「これからの野党はどうあるべきか」と題して講演した。講演後、報道陣から参院選への立候補の意欲を尋ねられた泉氏は「複数の党からの打診は3、4年前からある。選挙にいろんな人が立候補することはいいこと」と話すにとどめた。

 国民民主党県連も神戸市内で15日、2025年定期大会を開催した。大会後の記者会見で、県連代表の向山好一・衆院議員は参院選候補者について、公認に固執せず推薦も視野に考えるとした。立憲民主党県連との連携も選択肢とし、「結果的に共倒れすることは避けたい。連合を含めた三者で最大化をはかっていく」と話した。

 また、次の統一地方選では、現在5人いる地方議員を、3倍にあたる15人に増やすことを目指すとした。国民民主党県連の大会後にも泉氏は講演をした。(杉山あかり、宮坂奈津)

朝日新聞社

432OS5:2025/03/17(月) 11:35:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/67b7b69f44fb055019da2bd010d4559ed1ba86cd
高良鉄美氏、参院選に不出馬意向 オール沖縄「支援は困難」
3/17(月) 10:41配信

共同通信
 夏の参院選沖縄選挙区(改選数1)で、改選を迎える高良鉄美氏(71)が17日、立候補を見送る意向を明らかにした。玉城デニー沖縄県知事を支える勢力「オール沖縄」の一部から高良氏への支援は困難との声が上がっていた。高良氏は取材に「勝つためにはオール沖縄が一致団結しなければならないが、今の状況では難しい」と述べた。

 参院選を巡っては、昨年10月の衆院選沖縄4区で、高良氏の所属する地域政党・沖縄社会大衆党の県議がオール沖縄系の候補を支援しなかったことが問題視され、立憲民主党などから高良氏の出馬に異論が出ていた。関係者によると、後任候補として高良沙哉沖縄大教授らが浮上している。

433OS5:2025/03/17(月) 23:35:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/b51ba1b01c89e5486d317ccec2909d631ff7d6b8
【夏の参院選】立憲民主党県連 “独自候補の擁立目指す”  輿石東氏「一日も早く県連も答えを」 山梨
3/17(月) 21:22配信
夏の参議院選挙に向けた動きです。

山梨選挙区には自民党が現職の森屋宏県連会長、国民民主党は後藤斎前知事、参政党が新人の永田己貴さんと次々に候補者が名乗りをあげていますが、野党第一党の立憲民主党は現時点で白紙。


同じ旧民主党系の国民民主党と連携、一本化するか、対応が問われていましたが、その答えは独自候補の擁立目指す、ということです。

15日に行われた立憲民主党の山梨県連大会。
本来は参議院選挙に向けた総決起集会と位置づけられていましたが…。

立憲民主党県連 小沢雅仁代表(2月14日):
「候補者を辞退させてもらいたい、という申し出がございました」

1月に擁立を決めた甲府市議の藤原伸一郎さんが「一身上の都合」を理由に立候補を辞退。

候補者擁立が白紙に戻るなかで、同じ旧民主党系の国民民主党が後藤斎前知事の擁立を決定しました。

このため2つの党の連携のあり方と、候補者の一本化の対応が問われていましたが…

立憲民主党県連 小沢雅仁代表(3月15日):
「立憲民主党県連として独自候補の擁立に向けた取り組みを継続していくことといたします」

答えは独自候補の擁立を目指すこと。

あくまで党として候補を擁立し、その先に国民民主との一本化を目指す姿勢です。

この背景には後藤前知事が2019年の知事選落選後に支持者へのお礼参りが不十分だったことや、2022年の参院選に日本維新の会から立候補した事に対する根強い不信感があります。

立憲民主党の支援者:
「後藤氏の歩いてきた道のわだかまり、感情はとてもぬぐえない」
「後藤斎さんでは絶対勝てないと私は思っています」

一方で、来賓として訪れた国民民主党の関係者は後藤前知事への不信感をがれきに例え、協力を呼びかけました。

国民民主党山梨県連 渡辺一彦幹事長:
「後藤斎がちらかした がれきを本人と私たちが取り除いて道をあけたい。その片づけをきちんとやりたいので、ぜひ見ていてほしい」

先が見通せない状況に、旧民主党の重鎮 輿石東元参議院副議長は…

旧民主党 輿石東元参院副議長:
「政権交代しか信頼できる政治が生まれないとすれば、それに向けてどうするのかを一日も早く県連も答えを出していかなければならない」

テレビ山梨

434OS5:2025/03/19(水) 18:25:27


愛知(自公立国) 
 自:酒井庸行
 無:石塚吾歩路(新 自民県議)
 公:安江伸夫
 立:田島麻衣子 【連合推薦済】
 国:水野孝一(どまつりの創設者)  【連合推薦済】     *大塚耕平:名古屋市長選出馬落選



https://news.yahoo.co.jp/articles/8736332e3d589ce107c9a290ffd9342b23015769
愛知選挙区は“保守分裂”か 石塚県議が参院選・愛知選挙区に出馬の意向
3/19(水) 16:49配信

中京テレビNEWS

自民党の石塚吾歩路県議会議員が、今年夏の参議院議員選挙に出馬する意向を固めたことが分かりました。自民党からは現職が公認で出馬する予定で、“保守分裂”となる可能性があります。

愛知県議会議員4期目で、現在、自民党県議団の団長を務めている石塚吾歩路氏は、19日、中京テレビの取材に対し、「気持ちは決まった」などと参院選・愛知選挙区に出馬する意向を示しました。

中京テレビNEWS

愛知選挙区は改選定数4人で、現職で2期目の酒井庸行議員が自民党公認で出馬を予定しています。

愛知県連はこれまで、公認候補2人の擁立を模索しましたが、党本部からの要請で断念していました。

衆議院議員の丹羽秀樹県連会長は、「公認候補はあくまで1人」との認識を示していて、石塚氏は公認が得られなくても無所属で出馬する意向のため、“保守分裂”となる可能性があります。

中京テレビNEWS

愛知選挙区にはこのほか、いずれも現職の立憲民主党・田島麻衣子議員、公明党の安江伸夫議員

中京テレビNEWS

他にも国民民主党、共産党、れいわ新選組、社民党、参政党の新人5人が立候補を予定しています。

435名無しさん:2025/03/20(木) 08:25:00
>>434
最後は苦渋の決断()で撤退の自民党劇場ですね。

436OS5:2025/03/20(木) 15:45:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/68dc77f5f1e040688b53a7915c0fe37b77e4af24
不協和音表面化した「オール沖縄」 沖縄社大・高良参院議員が出馬断念「団結損なう恐れ」
3/17(月) 16:29配信


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産経新聞
会見で参院選への出馬断念を表明する高良鉄美参院議員=17日午後、那覇市(大竹直樹撮影)

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対し、玉城デニー知事を支持する「オール沖縄」勢力の高良鉄美参院議員(71)=沖縄選挙区=は17日、那覇市内で記者会見し、改選を迎える今夏の参院選に出馬しないと明らかにした。昨年10月の衆院選で、高良氏の所属する地域政党・沖縄社会大衆党の県議が「オール沖縄」の沖縄4区統一候補(立憲民主党公認)を支援しなかったことが問題視され、不協和音が表面化。参院選出馬を表明していた高良氏の支援に否定的な声が出ていた。

【写真】沖縄・玉城知事、米軍に「どうぞ国にお帰りください」

高良氏は会見で、出馬を断念した理由について「2期目に出馬することで、『オール沖縄』の団結を損なう可能性がある」と述べた。高良氏は沖縄社会大衆党の委員長(役職一時停止中)も務めており、「委員長として責任を取るべきではないかとの判断もあった」とした。

昨年10月の衆院選沖縄4区を巡っては、公認候補の応援演説に入ったれいわ新選組の山本太郎代表が「オール沖縄」について、「選挙互助会に落ちぶれた」「歴史的な役割は終えた」などと批判し、話題になった。れいわ新選組の公認候補が比例で復活当選を果たす一方、「オール沖縄」勢力の統一候補は落選した。

437OS5:2025/03/21(金) 10:27:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/c378a322591a8eeaf987bb44f5207dca6ed69ff5
参院選控え、進退は4月中旬までに判断 元維新の鈴木宗男氏
3/20(木) 21:30配信

朝日新聞
街頭で演説する鈴木宗男参議院議員=2025年3月20日、札幌市中央区

 鈴木宗男・参議院議員(新党大地代表)は20日、札幌市内で報道陣の取材に応じ、今夏の参院選への立候補を含む自らの進退について、4月中旬までに判断する考えを示した。古巣の自民党から全国比例区での立候補や、地元・十勝地方の衆院北海道11区へのくら替えも取り沙汰されているが、「支持者らと相談して決める」という。

 道内の支持者の意見を聞いて回っており、4月上旬には終える見通しだ。全国比例区については「私は話していない」、衆院道11区については「保守の再生に向けて最大限の協力をしたい」と述べるなど、ともに言及は避けた。

 77歳だが、「北方領土の返還問題など自分には、まだやり残したことがある」と述べて、政治活動の継続に意欲を見せた。「体力的には自信がある。他の政治家に比べても心身共に問題ない」「政治家に大切なのは感覚。若くてもぼーっとしていてはダメ」とも語り、影響はないとの認識も示した。

 鈴木氏は2019年の参院選で日本維新の会から比例代表で立候補して当選、9年ぶりに国政に復帰した。2023年、党に届けることなくロシアを訪問したことを巡って離党し、現在は無所属。昨秋の衆院選では、代表を務める新党大地が自民党北海道連と選挙協力を結んだ。(長谷川潤)

朝日新聞社

438OS5:2025/03/21(金) 10:34:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/943025ad8bbc8328296a3fb25fa45795c94ae9cf
今夏の参議院選挙、連合鹿児島は尾辻朋実氏を推薦…引退する自民現職の三女と「政治を大きく変える戦い」
3/20(木) 15:04配信

読売新聞オンライン
鹿児島

 今夏の参院選鹿児島選挙区(改選定数1)について、連合鹿児島は19日、鹿児島市内で執行委員会を開き、新人の尾辻朋実氏(44)を推薦することを決めた。

【写真】尾辻秀久氏

 尾辻氏は、自民党の現職で今期で引退する尾辻秀久・前参院議長(84)の三女。同党の公募には漏れたが、無所属での出馬を表明し、立憲民主党が推薦を決めた。

 執行委員会は非公開で行われた。会合後、下町和三会長が報道陣の取材に応じ、連合が求める政策に協働できる候補だと確認できたと説明。「参院選で政治を大きく変える戦いができる」と推薦を決めた理由を述べた。今後、尾辻氏と政策協定を結ぶ予定という。

 決定を受け、朋実氏は「私の生まれや育ちを考えると、非常に異端に思われたはず。心から感謝申し上げたい」と語った。

 国民民主党県連の三反園輝男代表代行は「尊重したい」と連合の判断を冷静に受け止めた。一方で、朋実氏が立民の党員である点を挙げ、「支援は難しい」とした。社民党県連の川路孝代表は「(決定を)参考にしながら、参院選について組織内で検討していきたい」と述べるにとどめた。

439名無しさん:2025/03/21(金) 22:12:27
https://www.asahi.com/articles/AST3P3472T3PPIHB00QM.html

前明石市長の泉房穂氏、参院選出馬へ 立憲・国民の県連が支援見通し

杉山あかり

2025/3/21 21:00

 前兵庫県明石市長の泉房穂氏(61)が、今夏の参院選兵庫選挙区(改選数3)に立候補する意向を固めた。関係者への取材でわかった。

 泉氏はNHKディレクターや弁護士、旧民主党衆院議員を経て、2011年から明石市長選で計4回当選。高校生までの医療費を無料にするなど、子育て関連の施策で市民から強い支持を受けた。関係者によると、立憲民主党県連、国民民主党県連、連合兵庫が支援する見通し。
 同選挙区には自民現職の加田裕之氏(54)、公明現職の高橋光男氏(48)、参政新顔の藤原誠也氏(36)が党公認候補(内定含む)として発表されている。

440OS5:2025/03/22(土) 02:16:10
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1224522282/7410
「またやってしまった」再三の舌禍で政治家引退へ 兵庫・明石市長

https://news.yahoo.co.jp/articles/4cd08a5121e1041173674b9d94d3028d61c42a3a
前明石市長の泉房穂氏、参院選出馬へ 立憲・国民の県連が支援見通し
3/21(金) 21:00配信

朝日新聞
前兵庫県明石市長の泉房穂氏

 前兵庫県明石市長の泉房穂氏(61)が、今夏の参院選兵庫選挙区(改選数3)に立候補する意向を固めた。関係者への取材でわかった。

 泉氏はNHKディレクターや弁護士、旧民主党衆院議員を経て、2011年から明石市長選で計4回当選。高校生までの医療費を無料にするなど、子育て関連の施策で市民から強い支持を受けた。関係者によると、立憲民主党県連、国民民主党県連、連合兵庫が支援する見通し。

 同選挙区には自民現職の加田裕之氏(54)、公明現職の高橋光男氏(48)、参政新顔の藤原誠也氏(36)が党公認候補(内定含む)として発表されている。(杉山あかり)

朝日新聞社

441名無しさん:2025/03/22(土) 14:58:36
>>435
現職の進退の話が出てるのでどうなることやら

現職・酒井庸行氏の公認申請、自民党愛知県連が取り消し検討協議へ 今夏の参議院議員選挙
https://www.chunichi.co.jp/article/1040890

今夏の参院選愛知選挙区(改選数4)で3期目を目指す現職の酒井庸行氏(73)を巡り、自民党愛知県連が党本部に上げていた公認申請について取り消しを求めるかどうかを協議する方針であることが分かった。酒井氏は政治資金の不記載(裏金)問題の当事者であることなどから、公認の取り扱いを疑問視する声が県連内で上がっていた。
 県連内では、酒井氏に替わる新たな候補者として、県議の石塚吾歩路(あぽろ)氏(55)=あま市など、4期=を推す声がある。
 参院選を巡り、県連は昨年7月、党本部に酒井氏を公認候補とするよう申請。党本部は同月、酒井氏を公認した。関係者によると、22日に開く執行部会で、県連から党に上げた申請を取...

442OS5:2025/03/24(月) 21:13:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/d80f95e57d3667e664c98c42e877e14fdb187170
泉房穂氏、参院選立候補を表明 立憲・国民・連合兵庫が支援見通し
3/24(月) 20:41配信

毎日新聞
参院選兵庫選挙区から立候補すると表明した泉房穂氏=神戸市中央区で2025年3月24日午後2時54分、栗田亨撮影

 前兵庫県明石市長の泉房穂氏(61)は24日、今夏の参院選兵庫選挙区(改選数3)から無所属で立候補すると正式に表明した。泉氏は「国民の使えるお金を増やしたい。減税と積極財政の方向性で大同団結を呼びかける」と話した。政党の公認は受けないが、推薦は拒まないという。立憲民主、国民民主の両党と連合兵庫から支援を受ける見通し。

 東京大卒。NHKディレクターなどを経て2003年から旧民主党衆院議員を1期務めた。11年に明石市長に初当選。子育て支援を重視した政策で全国的な注目を集める一方、市職員への暴言で19年に辞職した。直後の出直し選挙で3期目の当選を果たしたが、市議らへの暴言問題の責任を取る形で23年の同市長選には出馬しなかった。その後はコメンテーターとしてテレビ出演するなどしていた。

 兵庫選挙区は自民現職の加田裕之氏(54)と公明現職の高橋光男氏(48)、参政党新人の藤原誠也氏(36)の3人が出馬する見通し。日本維新の会は元参院議員の清水貴之氏(50)を擁立する方向で調整している。【栗田亨】

443OS5:2025/03/25(火) 21:17:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/7309e1860ee092d0beba73fea3072bff225c0037この夏の参院選をめぐり、立憲民主党県連は元熊本県副知事の小野泰輔さん擁立見送り
3/25(火) 20:33配信


7
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TKUテレビ熊本

テレビ熊本

この夏の参議院選挙をめぐり、立憲民主党県連は、熊本選挙区からの出馬を打診していた元熊本県副知事の小野 泰輔さん(50)について、党公認候補としての擁立を見送ったことが関係者への取材で分かりました。立憲民主党県連は、別の公認候補の擁立を目指すとしています。


立憲民主党県連は去年12月、元熊本県副知事で前の衆議院議員の小野泰輔さんについて、県政と国政の経験や知名度を評価し、参院選熊本選挙区への出馬を打診していました。これに対し小野さんは「参院でも自公を過半数割れに追い込み、政権交代するためには野党候補の一本化が必要」と主張。

無所属の野党統一候補としての出馬や、当選後の所属会派を縛らないという条件を
提示していました。

しかし、当選後の会派は立憲民主党への所属を求めた県連と折り合いがつかず、
県連が擁立見送りを小野さんに伝えたということです。
鎌田 聡県連代表はTKUの取材に「野党が一丸となって推せる候補者の擁立を目指したい」とコメント。

一方、小野さんは「憲法やエネルギー政策などで立憲民主党と自分の考えに隔たりがあった。野党が結集し参院選に臨む動きもみられない現状では出馬する状況にない」と話しています。

参院選熊本選挙区には自民党・現職の馬場成志さん(60)が3回目の当選を目指し立候補を予定しているほか、参政党・新人の山口 誠太郎さん(35)も立候補を表明しています。

テレビ熊本

444OS5:2025/03/28(金) 10:00:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/2f89506e8dbcc43133abfff98fc1263d22f12784
「誰を選べば…」 党内不和恐れ、選挙運動禁止 維新が参院選大阪選挙区予備選告示 
3/27(木) 21:54配信

産経新聞
日本維新の会は27日、今夏の参院選に向け、大阪選挙区(改選数4)の公認候補者を決める党内予備選の2次選考を告示した。候補者選定の透明化を狙い、令和5年に始めた予備選は今回で3度目となるが、党員の支持を集める選挙運動は過去に党内不和を招いたことから禁止。各候補が政策論争を展開する党員向けの討論会も動画配信のみとなり、4月8日の投開票に向けて選挙ムードの醸成が課題となる。

今回の予備選は、参院選大阪選挙区の改選4議席のうち、2議席獲得を目指して男女1人ずつを選出する。3月10日の1次選考では現職議員ら特別党員の電子投票で候補者8人のうち、男性は杉江友介府議(46)と岡崎太大阪市議(57)、女性は現職の梅村みずほ参院議員(46)、佐々木理江市議(42)が当選した。

27日告示の2次選考は有権者が大阪府総支部に所属する特別党員と一般党員の計2万1964人で、投票案内と候補者情報を党員に送付し、事前収録の討論会を動画投稿サイトで配信。各候補は教育・子育て支援などの共通テーマをもとに持論を展開し、統治機構改革や国会改革、安全保障強化や特別養子縁組推進などをそれぞれ訴えた。

予備選には一般党員も含む投票で、公認候補の選定を透明化する狙いがある。ただ昨年の衆院選前に府内4小選挙区で行った予備選では、党員の支持を集める選挙運動を認めたところ、陣営間の党員獲得競争が過熱。党内にしこりが残り今回は選挙運動を禁止した。

また、予備選では街頭演説が公職選挙法で禁止される事前運動に当たるため、討論会は党員向けに限定。5年4月の大阪市長選前に実施した予備選では府内各地で討論会を開いたが、政治資金パーティーを禁止する維新は費用を抑えるため今回は動画配信とした。

予備選候補者の4人について維新の吉村洋文代表は27日、記者団に「誰が選ばれても自信を持って推挙できる」と自信を見せたが、ある維新関係者は「政策や人柄が伝わらないと党員も誰を選べばいいのか戸惑う。一人でも多く予備選に関心を持ってもらわなければならない」と話していた。(山本考志)

445OS5:2025/03/28(金) 11:57:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b95b61b63bc0f1fab010cbe66ae49545e89c28b
<独自>東海大・山田吉彦教授が国民民主から参院選出馬へ 「国境政策進める」
3/23(日) 19:44配信
産経新聞
東海大海洋学部教授の山田吉彦氏(大竹直樹撮影)

海洋安全保障の専門家として知られる東海大海洋学部教授の山田吉彦氏(62)が、今夏の参院選比例代表に国民民主党から出馬する方向で調整していることが23日、関係者への取材で分かった。山田氏は産経新聞の「正論」執筆メンバー。「停滞している海洋政策や国境政策を進めるために国政に出ることを考えている」と話しているという。

【ひと目でわかる】国民民主党の躍進が注目された主な地方選挙

山田氏は令和4年1月以降、尖閣諸島を行政区域に含む沖縄県石垣市の尖閣周辺の海洋調査を3度実施した。昨年4月の調査では、魚釣島の海岸に漂着するごみが増え、ヤギの食害で植生の衰退が進んでいることなどを報告。「海洋調査は本来、政府がすべきで、政府が島を守らないといけない」との考えを示していた。

尖閣諸島が日本の領土に編入され130年の節目を迎えた今年1月、同市で行われた講演会では「平和を守るために何もしないで済む時代ではない」と述べ、海洋安全保障体制を充実させる必要があると強調していた。

山田氏は昭和37年、千葉市生まれ。学習院大卒、埼玉大大学院修了。銀行員を経て、日本船舶振興会(現日本財団)に移籍し、海洋グループ長などを歴任した。平成20年に東海大の准教授に就任し、翌21年に教授に昇進。東海大の静岡キャンパス長(学長補佐)も務めた。

446OS5:2025/03/28(金) 12:03:49


https://news.yahoo.co.jp/articles/5225b8aacab11d854c601956ce841a18f7ce1c50
国民民主、参院選で泉房穂氏の支援見送りへ 玉木氏「敬意を欠く」
3/28(金) 11:58配信



毎日新聞
国民民主党の玉木雄一郎代表がX(ツイッター)で投稿した内容の一部

 夏の参院選兵庫選挙区に、無所属での出馬を表明している前兵庫県明石市長の泉房穂氏について、国民民主党の玉木雄一郎代表は28日、県連推薦方針をとりやめ、独自候補擁立を目指す考えを示した。自身のX(ツイッター)に「先日の出馬会見を拝見し、あまりにも公党に対する敬意を欠いたものだった」と投稿した。また、国民民主兵庫県連も泉氏の支援を表明する予定だった29日の記者会見を中止した。

 泉氏は24日の記者会見で立候補を表明した際、「政党からの公認は受けない。どの政党からでも支援を受けたい」とする一方、「魅力的な政党がない」と発言した。翌25日、Xで「魅力的な政党はあり、熱心に応援なさっている方々もいる中、極めて不適切な表現でした」と謝罪し、前日の発言を撤回した。

 一方、27日にはXで、2023年7月に玉木氏から国民民主の共同代表就任を打診されたと暴露。「自公与党との連立を前提にした話だった」ことを理由に断ったとも投稿した。

 これに対し、玉木氏はXで23年当時、衆院兵庫9区での擁立を巡って泉氏と面会したことを認めた上で「『国民民主党は連立に入った方がいい』とむしろ泉さんの方からアドバイスをいただいた」と反論。共同代表については「候補として泉氏をはじめ複数の方にアイデアを聞いていただいた。『どう思うか?』程度の話だった」とし、泉氏の投稿について「非常に失礼なものであり、大変残念」とつづった。

 泉氏は27日の投稿を一部削除し、「より多くの方々の応援をいただけるよう、努力していきたいと思っています」としている。

 立憲民主党や連合も泉氏の支援を検討している。【遠藤修平、栗田亨、入江直樹】

447OS5:2025/03/28(金) 12:04:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb5bd1ece826f6d4f9f8bee74390813d18dc4b8f
玉木雄一郎代表 泉房穂氏の投稿にチクリ「非常に失礼」 一連の発言に「勘違いさせてしまったのなら…」
3/28(金) 10:31配信



スポニチアネックス
国民民主党・玉木雄一郎代表

 国民民主党の玉木雄一郎代表(55)が28日、自身のX(旧ツイッター)を更新。今夏の参院選への出馬を表明した兵庫県明石市の前市長・泉房穂氏(61)について言及した。

【写真あり】ニッポン放送番組公式 国民民主・玉木代表“そっくり”な女子アナ公開 「似てるどころじゃない」

 泉氏は27日、SNSに23年7月に国民民主党の共同代表就任を打診されていたが「お断りした」と投稿していた。玉木氏は「泉房穂さんの投稿を確認しました」とし「先日の出馬会見を拝見し、あまりにも公党に対する敬意を欠いたものだったため、泉氏への兵庫県連における推薦の検討をとりやめ、国民民主党独自候補擁立の方向で動いています。そのことを受けた発信でしょうか」と分析した。

 続けて「国民民主党の代表として、党の名誉のためにも以下に事実関係を整理します」と宣言。経緯について「2年前に神戸で会い、兵庫9区での出馬の可能性を確認したことは事実です」とした。

 その際に「与党とトリガー条項の協議をしていたこともあり、“国民民主党は連立に入った方がいい”とむしろ泉さんの方からアドバイスをいただきました」といい、「その際、私からも“泉さんは少子化担当大臣でご経験を活かしたらいい”と言いましたし、泉氏からも“自分は一議員よりも大臣などで経験を生かしたい”旨の発言があったと記憶しています」と説明。「大臣云々の話は、岸田内閣が泉さんを担当大臣として泉さんを抜擢したらいいのにという趣旨で申し上げました。勘違いさせてしまったのなら、すみません」とした。

 「また、近畿比例の1位については泉氏から当時立憲民主党の岡田幹事長にオファーをし断られたと聞いており、当時の国民民主党は近畿ブロックにおいて未だ1人も候補者が決まっていなかったことから、「“事実上うちで出れば近畿比例1位ですよ”と発言しましたが、誰かを特別に比例で優遇をすることを決めた事実はありません」と主張。

 「加えて、国会議員以外を共同代表にするとのアイデアは、当時1%に満たない支持率だった我が党の党勢拡大の1つのアイデアとして代表選挙のときにも提案していたものです。その候補として泉氏をはじめ複数の方にアイデアを聞いていただいたことは事実ですが、あくまで“どう思うか?”程度の話でした」と説明した。

 「泉さんには、講演や子育て支援策のアドバイスをいただいたり、いろいろとお世話になったことは感謝しておりますが、昨日突如行われた一連の発信は、日頃、国民民主党を内外から支えてくださっている方々を困惑させかねない非常に失礼なものであり、大変残念に思います」と思いを投稿。

 最後に「代表選でも申し上げた“国民民主党を国民民主党として大きくする”方針に変わりはありませんし、効果的な物価高対策を講じることのできていない石破内閣には厳しく向き合っていきます」と述べた。

448OS5:2025/03/28(金) 17:40:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/ff2ec65c969ee6be562debf32d69bc5f8d9f6099
国民民主、山田吉彦氏の参院選擁立を正式発表 進む保守層の「自民離れ」
3/28(金) 16:12配信


産経新聞
参院選へ国民民主党からの出馬を表明した山田吉彦氏(中央)と玉木雄一郎代表(左)、榛葉賀津也幹事長=28日午前、国会内(永原慎吾撮影)

国民民主党は28日、夏の参院選比例代表に海洋安全保障の専門家として知られる東海大海洋学部教授の山田吉彦氏(62)を擁立すると正式に発表した。山田氏は産経新聞の「正論」執筆メンバーで、保守の論客として知られる。その山田氏が自民党ではなく、国民民主から出馬するのは石破茂政権下で進む岩盤保守の「自民離れ」の表れとも言えそうだ。



「今の与党には問題解決を進める力が分散してしまっている。理念が合致する国民民主で自分の力を発揮したいと国民民主を選択した」。山田氏は同日、国会内で開かれた出馬会見で、国民民主からの立候補を選んだ理由をこう説明した。保守政党を自任する自民だが、石破首相の就任後は、安倍晋三元首相を支持していた岩盤保守の自民離れが進んだとの指摘もある。山田氏も「(自民からは)昨今では憲法改正の話も出てこない」と訴えた。

こうした中、保守層の受け皿として存在感を示すのが国民民主だ。榛葉賀津也幹事長は同日の会見で「今までは自民だったが、これからは国民民主を支持するという声が相当ある」と語った。玉木雄一郎代表も「今はうちが最も保守的な党だ」と周囲に漏らし、保守層のさらなる取り込みへの意欲をにじませる。(永原慎吾)

449OS5:2025/03/30(日) 23:47:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/5b1a2435c40d81e72b546bf20199fd54d07e4b2c
高良沙哉氏の参院選擁立を決定 「オール沖縄」、近く立候補要請へ 沖縄選挙区は自民・奥間亮氏と事実上の一騎打ちに
3/30(日) 13:19配信

沖縄タイムス
(資料写真)高良沙哉氏

 沖縄県名護市辺野古の新基地建設反対を掲げる「オール沖縄」勢力の政党会派会議は30日、夏の参院選の統一候補に沖縄大学教授の高良沙哉氏(46)の擁立を決めた。会議座長の山内末子氏らが近く、出馬要請を行う。高良氏は受諾する見込み。

 自民党県連は元那覇市議の奥間亮氏(38)の擁立をすでに決めており、夏の参院選沖縄選挙区は高良氏と奥間氏の事実上の一騎打ちとなる公算が大きい。那覇市議選と同日選となる見通しだ。

 会議後の会見で、山内氏は「子育て世代の声を発信でき、専門の憲法について国会でも議論できる候補者だ」と高良氏を評価した。

 選考は、政党会派会議の出席者による投票で決定。政治団体「沖縄うない」の代表で元県議の比嘉京子氏(74)も選考対象だったが、投票の内訳は非公開とした。

 オール沖縄の候補者選考を巡っては、改選を迎える現職の高良鉄美参院議員(71)が、立候補の意向を取り下げている。

450OS5:2025/03/30(日) 23:49:20
https://www.asahi.com/articles/AST3Z25BYT3ZOIPE003M.html
自民県議、国民から参院選出馬へ 「榛葉幹事長から誘われ」決断
有料記事

野口駿2025年3月30日 16時30分

 今夏の参院選の比例代表に、自民党の伊藤辰夫・愛知県議(59)が、国民民主党から立候補する意向を固めたことがわかった。

 伊藤氏は30日、朝日新聞の取材に対し「県議の仕事を頑張る中で、国での仕事もやりたかった」と話した。伊藤氏は2007年に県議に初当選し、現在5期目。

「榛葉幹事長から誘われ」

https://www.chunichi.co.jp/article/1045615
参議院選挙、自民党を離党し国民民主党から比例で出馬へ 愛知県の伊藤辰夫県議
2025年3月30日 05時10分 (3月30日 05時10分更新)
伊藤辰夫氏

 自民党所属の愛知県議会議員、伊藤辰夫氏(59)=5期、名古屋市南区=が、今夏の参院選比例代表で国民民主党から出馬する意志を固めたことが分かった。29日に自民党の県連幹部に離党届を提出した。
 国民民主関係者によると、伊藤氏の擁立に向けて党内で検討を進めている。伊藤氏は中日新聞の取材に対し、「この国を良くするため、いつか国政で働きたいと思っていた。縁があって国民民主党にお世話になることにした」と話した。
 伊藤氏は名古屋市出身。2007年に県議に初当選し、県連青年局長や県議団幹事長などを歴任してきた...

451OS5:2025/03/31(月) 17:43:08
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1224522282/7944
京都市長選、維新が村山祥栄氏の推薦取り消し 政治資金疑惑浮上か
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1224522282/7966
松井孝治 177454
福山和人 161203
村山祥栄   72613
二之湯真士 54430
高家悠    2316


https://news.yahoo.co.jp/articles/2cf3b634e418f92768f3cbf5b616bc494304e944
維新、参院比例に元京都市議
3/31(月) 15:55配信

時事通信
村山祥栄氏

 日本維新の会は31日、夏の参院選比例代表に新人で元京都市議の村山祥栄氏(47)を擁立すると発表した。

452OS5:2025/03/31(月) 23:12:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/06dfef2d9c9834eebc1475dd3bae88a3adbb6d4a
立民、参院選に蓮舫氏擁立で波紋 労組不満、公認先送り
3/29(土) 17:19配信

共同通信
蓮舫元参院議員

 立憲民主党が調整する夏の参院選比例代表への蓮舫元参院議員(57)の擁立を巡り、党内外に波紋が広がっている。高い知名度を誇る蓮舫氏が当選した場合、連合傘下の各産業別労働組合(産別)が比例代表に送り出す組織内候補が弾き出されるとの懸念があり、不満が渦巻く。昨年7月の東京都知事選で3位に沈んだ蓮舫氏の国政復帰を疑問視する声もあり、執行部は公認内定を先送りしている状態だ。

 「突破力のある人だ。国政復帰の意思を含め確認している」。野田佳彦代表は28日の記者会見で、蓮舫氏の発信力を評価した。蓮舫氏が、かつて野田グループに所属していた経緯もあり、野田氏が擁立に強い意欲を持っているとされる。

 参院選比例代表は候補者名と政党名のいずれかを書いて投票し、合計を基に各党へ議席が配分される。当選者は原則、候補者名票の得票順に決まる仕組みだ。

 立民は比例代表で2019年に8議席、22年は7議席を得た。最近の世論調査で立民の政党支持率は伸び悩み、議席増が容易でない中、今回、産別からは6人が組織内候補として出馬予定だ。

453OS5:2025/03/31(月) 23:18:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/a65f83208f4d4ab984725a0ba0ac13da31ba8042
参院選道選挙区、2人目候補 立憲道連が石川氏、国民道連は30代会社員を提示 協議整わず来月7日最終判断か
3/31(月) 20:41配信
HTB北海道ニュース
(写真:HTB北海道ニュース)

夏の参院選道選挙区(改選定数3)に2人目の候補擁立を目指す立憲民主党道連と国民民主党道連の協議が大詰めを迎えています。

立憲道連と国民道連、支援団体の連合北海道と道農民政治力会議の4者は31日、札幌市内のホテルで協議しました。
関係者によりますと、立憲道連は現職の勝部賢志参院議員に次ぐ2人目の候補として石川知裕元衆院議員を提示。
一方、独自候補の擁立を目指す国民道連は、石川氏は受け入れ難いとして、30代の男性会社員を候補として提示したということです。
今回の協議では両者の協議が整わず、来月7日に再協議し2人目について最終判断する見通しです。

HTB北海道ニュース

454OS5:2025/03/31(月) 23:42:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/79fc69550713f67264e60c40f14dd663972ac0b0
野党系5者会議、参院選・尾辻氏支援は玉虫色の結論「連合の推薦方針を尊重」 自民公募に手を挙げた経緯がネック…「統一候補」とならず 鹿児島選挙区
3/29(土) 6:03配信

南日本新聞
「5者会議」の対応を報道陣に説明する連合鹿児島の下町和三会長=28日、鹿児島市

 連合鹿児島を柱とする野党系組織「5者会議」は28日、夏の参院選鹿児島選挙区に無所属で立候補予定の尾辻朋実氏(44)の支援について、推薦する連合鹿児島の方針を尊重して対応することを決めた。鹿児島市で開いた会合で確認した。

 自民党の公認候補の公募に手を挙げた経緯のある尾辻氏の政治信条に懸念が強いことなどから各団体の対応は割れ、玉虫色の結論になった。前回2022年の参院選は、立憲民主党が擁立した候補者を「統一候補として支援する」とした。

 5者は他に立民、国民民主、社民3党の県組織、県議会会派の県民連合でつくる。尾辻氏に関し、立民は党推薦、連合鹿児島も19日に推薦を決めた。独自候補擁立を一時模索した国民民主県連は「応援しない」と決め、社民県連合は未定。

 会合終了後、連合鹿児島の下町和三会長は「各団体の考えに強弱はあるが、自民の議席を覆すという方針は一致している。後ろ向きではない」と説明。「5者会議や連合鹿児島は尾辻さんの応援団の一つ。年齢や政治に対する思いから支援に広がりのある候補者であり、十分に戦っていける」と述べた。

南日本新聞 | 鹿児島

455OS5:2025/04/01(火) 00:11:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b0d884a9f6d2a5707bf1b290c472f7280f0ce9d
参院選比例に山城博治氏を擁立 社民党 常任幹事会 沖縄
3/27(木) 12:02配信


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コメント55件


琉球新報
山城博治氏

 【東京】社民党は26日の常任幹事会で、今夏の参院選比例代表の公認候補として、沖縄平和運動センター元議長で党常任幹事の山城博治氏(72)の擁立を決めた。

 山城氏は1952年9月20日生まれ、うるま市出身。2004年から21年まで、沖縄平和運動センターの事務局長や議長を務めた。13年の参院選比例代表に出馬したが落選した。 

(嘉数陽)

https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1390309210/?q=%BB%B3%BE%EB%C7%EE%BC%A3
辺野古 シュワブ警備員が山城議長ら拘束、連行
2015年2月22日 11:03
とか、いろいろ逮捕歴あるよう

456OS5:2025/04/01(火) 11:46:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/cebf9a8cadf67bd41050af60cfba00de8f8a09da
維新、参院選比例に元京都市議・村山氏を擁立 京都市長選は「政治とカネ」発覚で落選
3/31(月) 19:32配信


産経新聞
記者会見する元京都市議の村山祥栄氏=31日、京都府庁

日本維新の会は31日、夏の参院選比例代表に、新人で元京都市議の村山祥栄氏(47)を擁立すると発表した。村山氏は同日、京都市内で記者会見し、「地方の苦悩を国政で改善していきたい」と決意を語った。

村山氏は左京区出身。25歳で京都市議となり、地域政党「京都党」を結党し、長く代表を務めた。

3度目の挑戦となった昨年2月の京都市長選では、告示直前に架空の政治資金パーティーの開催が発覚。維新などが推薦を取り消し、落選した。維新の吉村洋文代表(大阪府知事)はこの日、記者団の取材に村山氏が二度とこうした問題を起こさないとする誓約書を提出したと明らかにした上で、「本人も若く、反省している。京都や日本をよくすることに頑張ってもらいたい」と述べた。

また前原誠司共同代表も同日、京都市内で記者団の取材に応じ「1年間政治活動を自粛して自分の思いを改めて考える時間を持った。パワーアップした村山氏を見たい」と話した。

457OS5:2025/04/01(火) 15:34:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/a696e06395a7534df32169c95fb2710658b3702f
立憲・小沢氏、近畿3選挙区一本化で「維新と合意」 参院選巡り
4/1(火) 14:51配信



毎日新聞
小沢一郎氏

 立憲民主党の小沢一郎総合選対本部長代行は1日、日本維新の会の岩谷良平幹事長と3月中に会談し、夏の参院選で候補者が競合する近畿地方の3選挙区で両党の候補者を一本化することで合意したと明らかにした。自身のグループの会合後、記者団に明らかにした。

 小沢氏と岩谷氏は3月27日に国会内で会談した。小沢氏によると、候補者が競合する奈良、滋賀、和歌山で、世論調査などで予備審査をした上で「一番優勢な人を候補者にし、弱かったら(候補者を)降ろすことで合意した」と述べた。

 維新は参院選の1人区で野党候補者を一本化するため、インターネットによる世論調査などをもとに候補者を決める予備選挙の実施案をまとめ、立憲に対し3選挙区での一本化を呼び掛けていた。【安部志帆子】

458OS5:2025/04/02(水) 10:57:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/7ce6c29f87ca80c8d6979a7fbb8528e126329758
今夏の参院選熊本選挙区 野党統一候補の選定難航 元副知事・小野氏見送りで振り出し 「4月上旬」決定へ浮上する名前は?
4/2(水) 9:09配信

熊本日日新聞
立憲民主党熊本県連の常任幹事会で、参院選での小野泰輔氏の擁立見送りを報告する鎌田聡代表(中央奥)=26日、熊本市中央区

 夏の参院選を前に、熊本選挙区(改選数1)の野党候補者の擁立が難航している。野党第1党の立憲民主党熊本県連は、元県副知事で衆院議員も務め、知名度がある小野泰輔氏(50)に出馬を打診したが、支援の在り方で考えが折り合わず、選定は振り出しに戻った。政治とカネの問題で自民党に吹く逆風を「チャンス」(野党関係者)に変え、県内の自民の牙城を崩せるか。予想される7月3日の公示日まで3カ月余りに迫っている。

 3月26日夕、立民県連が熊本市で開いた常任幹事会。鎌田聡代表が小野氏の擁立見送りを報告した。終了後、鎌田代表は3月末を目標としてきた候補者決定の時期を4月上旬に先延ばしすると明かした。

 立民県連は、小野氏の知名度や国会議員の調査研究広報滞在費(旧文通費)の問題で政権を追及した政治姿勢を高く評価。昨年10月の衆院選で落選し、熊本市に拠点を移した小野氏に接触を続けてきた。

 これに対し、小野氏は「自公過半数割れを実現するためには野党候補の一本化が必要」と主張。無所属の野党統一候補としての立候補のほか、当選後の所属会派を縛らないといった条件を提示した。会派の明示が必要としていた立民県連は、3月上旬には事実上の公認見送りに傾いた。

 3月中旬には、小野氏が所属した日本維新の会の前原誠司共同代表が、立民の野田佳彦代表に「無所属の野党統一候補」への協力を求める場面もあったが、実現しなかった。

 立民県連が小野氏の条件を受け入れられなかった理由には、最大の後ろ盾となる連合熊本(組合員約5万6千人)の事情が大きい。連合が支援するのは立民と国民民主党。友田孝行会長は「推薦を出すにあたり、どちらかの公認候補者であることが望ましい」と話す。

 立民、国民民主、社民と共産の県内野党はこれまでの国政選挙で候補者の一本化で連携してきた経緯がある。しかし、共産県委員会の松岡勝委員長は「共闘する場合も有権者に対して無責任なことはできない」として、統一候補の所属会派が不明確なままの一本化には否定的だ。共産県委は独自候補を立てる可能性も残す。

 小野氏の擁立は白紙となり、立民県連は別の公認候補者の選定を急ぐ。名前が浮上するのが、県議の鎌田代表や昨年の衆院選熊本1区に出馬した出口慎太郎副代表だ。

 ただ、出口氏は前回2022年の参院選熊本選挙区でも立民公認で立候補し、自民候補に大差で敗れた。昨年の衆院選でも自民候補に大きく水をあけられ、県連内には擁立に異論もある。

 参院選までのスケジュールを考慮すれば、4月上旬の候補者決定はぎりぎりのラインとなる。鎌田代表は「自公政権に対する不信感が高まる中で、自公の選択肢しかないことは県民にとって不幸なこと。厳しい戦いであっても不戦敗はしない」と力説する。

 熊本選挙区には自民現職の馬場成志氏(60)が3選を目指して出馬を予定。参政党新人の山口誠太郎氏(35)も立候補を表明している。(東誉晃)

459OS5:2025/04/02(水) 16:31:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/af406d3d0faffb6fbced668e8d18214a20fb117f
参院岐阜に元衆院議員 維新
4/2(水) 15:53配信
時事通信
山田良司氏

 日本維新の会は2日、夏の参院選岐阜選挙区に新人で元衆院議員の山田良司氏(64)を擁立すると発表した。

460OS5:2025/04/02(水) 22:11:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/2594fcee232ac6ed1fbb502bf8a2b33fb6410f39
泉房穂氏の爆弾発言で“仁義なき戦い”が勃発、参院「兵庫県選挙区」が《日本一の激戦区》になる理由
4/2(水) 16:47配信
 今年7月に投開票が予定されている次期参議院選挙。全国に45ある選挙区の中で最も熱い戦いが繰り広げられそうなのが、兵庫県選挙区(定数3)だ。


 2025年度予算をめぐる与野党の攻防が最終局面を迎えていた3月24日、泉房穂・元兵庫県明石市長(61)が、自身の地元でもある兵庫県選挙区からの無所属出馬を表明した。しかし、出馬会見での発言などを受けて、同氏を敵視してきた日本維新の会だけでなく、連携相手とみられた国民民主党も対立候補を擁立する構えを見せている。

 これまで同選挙区では、自民党、公明党、維新の3党が議席を分け合ってきた。今回は改選組(自民、公明と欠員=維新議員が辞職=)の対抗馬として、泉氏だけでなく、国民民主党、共産党、れいわ新選組といった各党も参戦するとみられる。

■泉氏が意気軒高で会見に臨んだ背景

 泉氏は2023年、市議らへの暴言の責任を取るとして政界を引退。以来、一般人の立場でテレビなどに出演し、発信を続けてきた。引退を撤回したことについては、会見の中で「批判を甘んじて受ける。申し訳ない」と陳謝した。

 同氏周辺によると、出馬表明の時点では立憲民主党や国民民主党の県連のほか、連合(日本労働組合総連合会)兵庫の支援を見込んでいたとされる。こうした後ろ盾があったからこそ、会見で「政治家は庶民の生活をわかっているのか。誰もわからないのであれば、自分が中で転換を図るべく動き回りたい」と強気の発言を繰り広げたのだろう。

 併せて、市長時代の「暴言問題」について、「自分としてはアンガーマネジメントの勉強を続けており、同じ過ちをしないということを肝に銘じている」との認識を示した。

 ただ、同氏が会見の中で、出馬理由について「魅力的な政党がない」と語ったことが事態の暗転につながった。関係者からの批判に慌てた泉氏は、翌日に自身のX(旧ツイッター)で「『魅力的な政党がない』との部分を撤回し、お詫びする。魅力的な政党はあり、極めて不適切な表現だった」と陳謝した。

 これに対しすぐさま、弁護士同期として同氏との交流が長い元大阪市長の橋下徹氏が自身のXを更新。「魅力がないと言われた立憲・国民が怒りモード。早速、立憲・国民に頭を下げる。立憲や国民の支援など受けずに1人で勝負せんかい!  既にこんなのなら当選してもなんもでけんわ。こんな人物が政権なんて獲れるわけないし、国会議員の誰も付いていかん」などと泉氏への猛批判を展開した。

 橋下氏の批判の背景には、自民党の西村康稔氏と同選挙区で一騎打ちとなる衆議院選挙ではなく、参院選への出馬を表明したことがある。3月24日の関西ローカルのテレビ番組にリモート出演した際、橋下氏は「政治評論家として言わせてもらうと、政治的に見れば、今回の立候補は非常に卑怯でずるいと思う」などと非難した。

 その理由について「泉さんは政権交代を目指すと言っている。それを実行しようと思ったら、政権をとらないといけない」と指摘。続けて、「(衆院小選挙区のライバルは)西村さんで、泉さんは勝負を避けている。今まで小選挙区で1度も西村さんに勝ったことがない(からだ)」と踏み込んだ。

 自民党派閥裏金事件を受けて昨秋の衆院選を非公認で戦い当選した西村康稔氏との“対決回避”を挙げ、「政権交代やるなら、衆議院の席取らなきゃダメ。(西村氏打倒は)他人に任せ、自分はメディアで名前売って、一番当選しやすい参議院に手を上げたのは、国会議員になりたいだけなのかと思ってしまう」と断じた。

461OS5:2025/04/02(水) 22:11:32
■「共同代表打診」めぐる玉木氏との認識の違いも

 この橋下氏による泉氏への攻撃と同時に進行したのが、泉氏の言動をめぐる国民民主党・玉木雄一郎代表との“政治的バトル”だ。

 一連の騒動の最中、3月27日に泉氏が自身のXで「2023年7月に玉木氏から国民民主の共同代表の就任を打診されたが断った」と暴露したうえで、その理由について「自公与党との連立を前提にした話だったので、与党の延命に手を貸すようなことはしたくなかった」などと書き込んだ。

 これに対し、玉木氏は翌28日に自身のXで、「2年前に(泉氏と)神戸で会い、兵庫9区での出馬の可能性を確認したことは事実」と事実関係の一部は認めたうえで、「『国民民主党は連立に入った方がいい』というのは、むしろ泉さんの方からアドバイスされた」と認識の違いを強調した。

 さらに、泉氏が「与党連立入り後の少子化担当相就任も打診された」と主張していることについても、玉木氏は「岸田文雄内閣(当時)が担当大臣として泉さんを抜擢したらいいのにという趣旨で申し上げたが、勘違いさせてしまったのなら、すみません」などと釈明した。

 こうした経過も踏まえて、玉木氏は4月1日の記者会見で、国民民主党として泉氏を支援することを見送ると表明。その理由についても、泉氏の一連の言動に言及したうえで「信頼関係が崩れた」として、同選挙区での独自候補擁立を目指す考えを示した。

 その中で玉木氏は「(共同代表への就任打診は)当時1%に満たない支持率だったわが党の党勢拡大の1つのアイデア。あくまで『どう思うか?』程度の話だった」と説明した。

■全国一の「注目区」になることは間違いない

 参院兵庫選挙区は、これまでのところ、自民現職の加田裕之氏(54)、公明現職の高橋光男氏(48)が改選を迎えるほか、参政党新人の藤原誠也氏(36)が出馬を表明しており、維新の候補擁立も間違いない。さらに、泉氏の出馬をめぐる一連の動きも踏まえ、国民民主党の候補擁立も確実視される。

 これに対し、野党第1党である立憲民主党の地元県連は「何も決まっていない。現状から議論をスタートしたい」(井坂信彦代表)としている。ただ、「各党が競い合う中で立憲だけ不出馬という事態は避けたい」(立憲選対関係者)との声も出始めている。

 すでに地元での街頭演説など事前の選挙活動を展開する泉氏は、報道陣の取材に対し「無所属で立候補し、広く応援をもらうというスタンスは変わらない。(政党、団体の支援は)それぞれの判断だ」と繰り返す。

 そもそも、「地元だけでなく中央政界でも泉氏の参院選出馬に期待する声は少なくない」(政治ジャーナリスト)だけに、「同氏が兵庫県選挙区での“台風の目”となることで、同区が全国一の注目区になる」(選挙アナリスト)のは間違いなさそうだ。

泉 宏 :政治ジャーナリスト

462OS5:2025/04/03(木) 00:04:40
https://www.asahi.com/articles/AST3Z3T7YT3ZUJUB001M.html
国民民主、参院の候補者擁立結論を先送り 自民は政治とカネで謝罪
小泉浩樹2025年3月31日 11時00分

 国民民主党岩手県連は30日、この日に盛岡市で開いた県連大会までに方向性を決めるとしていた今夏参院選岩手選挙区への候補者擁立について、結論を先送りした。次の県連常任幹事会までに結論を出すという。

 軽石義則県連代表は「大会で方向性を示したかったが力不足のため、もう少し時間をいただいて検討を深めたい」と釈明。衆院議員の古川元久党代表代行は「党本部はできる限り候補者を擁立したい。色々検討している」と述べた。大会後の会見で軽石氏は「今後の常任幹事会で詰めていきたい」とした。

 自民党岩手県連も同日、同市内で定期大会を開催。衆院議員の鈴木俊一県連会長が度重なる「政治とカネ」の問題を念頭に、「様々な不祥事が発生し、肩身の狭い思いをさせてしまった」と謝罪。参院選に向け「薄氷を踏むような政権運営には限界がある。自公の過半数を確実に確保する必要がある」と訴えた。

463OS5:2025/04/03(木) 00:06:09
https://www.chunichi.co.jp/article/1043171
参院選静岡の構図固まる 立民は擁立見送りへ
2025年3月25日 05時05分 (3月25日 05時05分更新)
 立憲民主党県連は24日、静岡市内で会合を開き、夏の参院選静岡選挙区(改選数2)に候補者を擁立しない方針を決めた。党本部は県連の意向を尊重する方針で、近く最終決定する。立民が独自候補を見送る公算が大きくなったことで、静岡選挙区の構図が固まった。
 立民県連の源馬謙太郎代表は会合後の記者会見で「立民と国民民主党の両方で議席を取れる状況ではない。3年後の参院選での擁立を目指し、今回は県連として擁立しないと確認した」と話した。党本部の小川淳也幹事長は今月15日、「地元に擁立の意向がないということは重く受け止めている」と話していた。
 静岡選挙区には、いずれも現職で自民党の牧野京夫氏(66)と国民の榛葉賀...

464OS5:2025/04/03(木) 00:07:27
https://www.sankei.com/article/20250402-A4ZAABV7BNJKLMQ4NUDMLRCDAU/
参院選は「石破首相で」 野党、石破おろしに警戒感 今も残る「菅おろし」のトラウマ
2025/4/2 20:22
千田 恒弥の写真
千田 恒弥
政治
政局


野党は自民党内の「石破おろし」を強く警戒している。内閣支持率が低い石破茂首相のまま夏の参院選に突入すれば、政権批判票が野党に流れてくると踏むからだ。自民内で政局が起き、新首相が誕生して注目を集める中で参院選を迎えるのは避けたいと願っている。

後半国会の最大の焦点は、野党による内閣不信任決議案の扱いとなる。衆院で過半数を持つ野党が団結すれば、不信任案は可決される。

立憲民主党の重徳和彦政調会長は2日の記者会見で、不信任案提出に向けた野党連携の必要性を問われ、「野党8党派がしっかりと結束し、一つ一つの法案や政策を通していくことが大事だ。非常に高度な政治判断になる」と述べた。不信任案提出の環境を整えるのは立民だけの責任ではなく、野党全党派の姿勢が問われるとの考えを示したものだ。

不信任案提出は野党が政権交代を成し遂げる千載一遇のチャンスともいえるが、そう簡単ではない。不信任案が可決されれば、内閣は憲法の規定で10日以内に総辞職か、衆院解散を決断しなければならない。不信任案の提出は辞任リスクを誘発するため、慎重にならざるを得ない。

立民議員「辞めないで」
立民には消えないトラウマもある。新型コロナウイルス禍対策を巡って支持率が急落した菅義偉政権を厳しく追及し過ぎた結果、岸田文雄政権が誕生し、令和3年10月の衆院選で敗北を喫した。

ただ、日本維新の会の前原誠司共同代表や国民民主党の玉木雄一郎代表は不信任案の提出を立民に迫る。

前原氏は3月26日、東京都内で講演し、「不信任案を出さなければ、立民は野党第一党の責任を果たしたとは言えない。逆に野田氏が党内で批判されるのではないか」と訴えた。好調な政党支持率を背景に国民民主幹部も強気を崩さず、「もっと攻めなきゃダメだ」と立民にハッパをかける。

立民は野党第一党としての責務と、自らの政治的ソロバン勘定の間で揺れ動く。立民中堅は「参院選は石破首相でやりたい。辞めないでほしい」と願いを込めた。(千田恒弥)

465OS5:2025/04/03(木) 00:08:53
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1451506
京都府の参院選「乱戦」に国民民主党も加わる? 党本部の「主戦論」に地元が悩む理由

2025年4月2日 5:30
高山浩輔, 岡田幸治

 夏の参院選京都選挙区(改選数2)で立候補予定者を決めていない国民民主党の動向が焦点になっている。既に6政党が候補者を固め乱戦は確実で、国民が参戦すれば情勢はさらに混沌(こんとん)とする。支持の高まりを背景に

466OS5:2025/04/03(木) 00:11:19
https://www.asahi.com/articles/AST3Y3CXTT3YUBNB001M.html
立憲新顔、脱原発を会見で説明せず 社民と参院選で協定も…野党に溝
有料記事

江湖良二2025年3月30日 9時30分

 「脱原発」が、今夏参院選青森選挙区の野党共闘で焦点になりそうだ。立憲民主党から立候補する福士珠美氏(60)は、社民党青森県連合と「脱原発社会の実現」などを協定。だが立憲支持母体の連合には原発推進派の組合があり、国民民主党は原発新増設も求める。参院選での共闘を模索する野党間にズレがある中、29日の立候補会見で真意を問われた福士氏は説明を避けた。

 福士氏は25日、社民党県連合と政策協定を結んだ上、参院選での推薦を得た。5項目の協定では、「脱原発社会の実現をめざして青森県の『核のゴミ捨て場』化を阻止」と明記。「戦争をできる国造りや原発最優先のエネルギー政策、国民生活切り捨ての政策、腐敗政治の根絶をめざし、選挙協力を行うことに合意した」としている。

会見で迷走
 だが29日の会見で、協定についての答えは迷走した。

467OS5:2025/04/03(木) 07:58:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a430cca7e234431949055cd3d48016e352a28
今夏参院選岐阜選挙区 維新、山田良司氏擁立へ
4/3(木) 7:54配信

岐阜新聞デジタル
山田良司氏

 今夏の参院選岐阜選挙区(改選数1)を巡り、日本維新の会は2日、県総支部副幹事長で、元衆院議員の山田良司氏(64)=多治見市=を党第2次公認候補者に決めた。

 山田氏は参院議員秘書を務め、出身地の下呂市長などを経て2009年の衆院選で旧民主党の比例東海単独候補として出馬、初当選した。21年と昨年の衆院選には岐阜5区で日本維新の会の公認候補として出馬し、いずれも落選している。

 山田氏は岐阜新聞社の取材に「『政治とカネ』に代表される緩んだ政治を刷新する。長年訴えている県内への司法移転も実現させる」と述べた。

 岐阜選挙区ではこれまでに自民党新人の県議若井敦子氏(53)、立憲民主党新人の県連副代表服部学氏(53)、共産党新人の党西濃地区副委員長三尾圭司氏(48)、参政党新人の介護職員瀬尾英志氏(40)が出馬を表明している。裏金問題で自民党を離党した無所属現職の大野泰正氏(65)=当選2回=は態度を明らかにしていない。

 県選挙管理委員会によると、6人が出馬すれば、岐阜選挙区では1974年の第10回(改選数1)、98年の第18回(同2)と並んで過去最多タイの立候補者数となる。

岐阜新聞社

468OS5:2025/04/04(金) 16:44:17
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250403-OYT1T50165/
参議院選挙、和歌山選挙区は保守分裂へ…世耕氏に近い前有田市長が出馬表明
2025/04/03 21:22
 前和歌山県有田市長の望月良男氏(52)が3日、今夏の参院選和歌山選挙区(改選定数1)に無所属で立候補すると表明した。自民党は同選挙区に二階俊博・元党幹事長の三男、伸康氏(47)の擁立を決めており、選挙戦は「保守分裂」となる見通し。

和歌山県
 望月氏は、同選挙区から昨年10月の衆院選で和歌山2区にくら替え出馬し、自民公認の伸康氏を破って初当選した世耕弘成・元経済産業相に近い。3日、和歌山市のホテルで記者会見し、「(保守分裂は)胸が痛いが、活力あふれる和歌山や国にする一翼を担う志が勝った」と述べた。今後は世耕氏の対応が焦点となる。


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出馬への思いを語る望月氏(和歌山市で)
 望月氏は有田市議を経て、2008年の市長選で初当選し、市長を4期務めた。

 参院選和歌山選挙区では、立憲民主党新人の村上賀厚氏(65)、参政党新人の林元政子氏(51)、無所属新人の末吉亜矢氏(54)も出馬する予定。

469OS5:2025/04/04(金) 20:08:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/caa0532dce344c0ca24397487570f22ccaef3a00
参院和歌山、世耕氏支援の望月氏出馬で保守分裂へ…自民県連「前言翻し信頼裏切る行為を堂々と」
4/4(金) 17:11配信
読売新聞オンライン
出馬への思いを語る望月氏(和歌山市で)

 今夏の参院選和歌山選挙区(改選定数1)に、世耕弘成・元経済産業相に近い、前有田市長の望月良男氏(52)が3日に無所属で出馬すると表明したことで、昨年10月の衆院選和歌山2区に続いて「保守分裂」の選挙戦になる見通しとなった。与野党の対決だけでなく、保守分裂も焦点になる。(豆塚円香、古賀愛子)

 「国や県の政治や行政の現状、県が持つポテンシャルを鑑(かんが)みた時に市長の経験を生かせると考えた」

 望月氏は、和歌山市のホテルで開いた記者会見でこう述べ、出馬の意向を明らかにした。

 和歌山2区に無所属で立候補し、二階俊博・元自民党幹事長の三男、伸康氏(47)らを破って当選した世耕氏を支援した。報道陣から選挙戦への世耕氏の関与などを問われた望月氏は「手作りの選挙が展開される。同志の皆さんと一緒に戦っていく」とかわした。

 望月氏は有田市消防本部職員や市議を経て、市長を4期務めた。

誓約書
 自民県連が和歌山選挙区の公認候補予定者を決めるために実施した公募には伸康氏や望月氏らが手を挙げ、投票で伸康氏が選ばれた経緯がある。保守分裂を避けようと、県連は投票の際に「選ばれた候補の選挙を応援する」などとする誓約書を提出させていた。

 望月氏はこれについて、「熟慮に熟慮を重ねたが、最終的には心に火がついた」などと説明。県連に離党届を提出したという。

 県連は石田真敏会長の談話を発表した。「前言を翻し信頼を裏切る行為を堂々とされたことは誠に残念だ」とし、「保守層の分裂を望まない方が多くいる中、何とか結集できるよう懸命に尽力してきた」などとしている。

野党も準備
 野党も準備を進める。新人の村上賀厚氏(65)を立てる立憲民主党の山本忠相・県連代表は「県民にとって選択肢が多い方が良い。議席を取れるように生活に直結する政策を前面に出して訴えたい」と語った。日本維新の会は候補者の擁立を目指し、共産党は野党共闘を模索する。

 ほかに参政党新人の林元政子氏(51)、無所属新人の末吉亜矢氏(54)が出馬表明している。

470OS5:2025/04/07(月) 23:21:17
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1145441/
国民民主、独自候補擁立へ 参院選道選挙区 立憲は同意せず
金子文太郎 会員限定記事
2025年4月7日 22:23(4月7日 22:40更新)
 
 夏の参院選道選挙区(改選数3)を巡り、立憲民主党道連は7日、札幌市内の会合で国民民主党道連が擁立を目指す東京都出身の自営業男性(33)について、旧民主党系2人目の候補として容認しない考えを伝えた。国民民主は立憲の理解が得られなくても、独自候補として擁立する方針。
 会合は立憲民主道連、国民民主道連、連合北海道、北海道農民政治力会議でつくる「民主連絡調整会議」で、非公開で行われた。
 関係者によると、石川知裕元衆院議員(51)の擁立を主張する立憲は、国民民主が水面下で男性候補の擁立作業を進めていることに抗議。一方、連合は立憲現職の勝部賢志氏(65)に加え、もう1人を国民民主から擁立させる方針で、引き続き立憲に理解を求めていく。
( 金子文太郎 )

471OS5:2025/04/07(月) 23:41:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae9725ef23301cb093abb1032aea074d9eaee1dc
【参院選・福井選挙区】国民民主党が医師の山中俊祐氏(41)を擁立 岐阜出身で福井大学附属病院勤務
4/7(月) 17:04配信

福井テレビ

夏の参議院選挙に向けて、国民民主党県連は7日、福井選挙区の公認候補として医師の山中俊祐氏を擁立すると発表しました。参院選の福井選挙区で立候補を表明したのは5人目となります。
       
国民民主党県連は7日、県庁で会見を開き、夏の参院選・福井選挙区の公認候補として山中俊祐氏を擁立すると発表しました。
  
山中氏は岐阜県大垣市出身の41歳で、福井大学医学部を卒業し、現在は福井大学の附属病院で救急医として勤務しています。
   
2年前に党の候補者公募に応募した山中氏は、日本の経済成長の低さに危機感を持っているとして、経済を再生することで国のさまざまな問題を解決させたいと意気込みを語りました。
 
山中俊祐氏:
「次の30年、子どもが大人になった時に必ず日本が衰退し、子どもが海外に出稼ぎに行くような未来を予想・確信している。何とかして日本を好転させたい」
  
また、自身が6人の子どもの父親であることや、地域医療に携わる医師としての経験も踏まえ、県民の所得向上を強く訴えていくと力を込めました。
  
国民民主党が、国政選挙の県内選挙区に候補者を擁立するのは今回が初めてです。
  
参院選福井選挙区を巡っては、これまでに、自民党現職で農林水産副大臣の滝波宏文氏、立憲民主党新人で「かずえちゃん」の名称で活動しているユーチューバーの藤原和士氏、共産党の新人で党県委員会常任委員の山田和雄氏、参政党新人の千田崇裕氏も立候補を表明し、候補者が乱立しています。5人が立候補を表明している中、今後のポイントは「野党の候補者の一本化の調整」です。
  
国民民主と立憲民主の県連は、候補者擁立についてこれまで協議してきましたが、まとまらず双方が候補者を出す結果となりました。国民民主党と、すでに発表した立憲民主党の支持母体は同じ「連合福井」で、連合福井は候補者の一本化を望んでいます。
  
連合福井は8日、参院選福井選挙区についてのスタンスを説明するとしています。

福井テレビ

472OS5:2025/04/07(月) 23:58:00
https://373news.com/news/local/detail/211745/
自民ダメだから立民へ行く?「筋を通す鹿児島人らしくない」…国民・榛葉幹事長、尾辻氏を批判「応援できない」 独自候補擁立には含み
2025/04/05 06:00
 国民民主党の榛葉賀津也幹事長が4日までに南日本新聞の取材に応じ、夏の参院選鹿児島選挙区(改選数1)に立憲民主党の推薦を受け無所属で立候補予定の尾辻朋実氏(44)を巡り「党として応援することはできない」と明言した。候補擁立について「今でも出したいと思っている」とする一方、「党県連が擁立しないと決めた以上、地元の方向性を尊重しなければならない」と慎重な姿勢を見せた。

 尾辻氏は昨年、自民が公募した同選挙区の公認候補の選考に漏れた。1月に立憲民主党入りし、同党と連合鹿児島の推薦を取り付けた。

 榛葉氏は「連合も苦渋の選択だったのではないか。自民でやりたいと言った人が公募に外れたから立民に行くのは、筋を通す鹿児島人らしくない」と断じた。政策実現でなく、自民を倒すことを目的とするなら「党の考えに反する」とし、「私たちを支援する産業別労働組合も恐らく応援することはない」と語った。

 党は同選挙区での候補擁立を模索したものの、野党系組織「5者会議」での協議や連合の推薦決定を受け「和を乱すことはできない。党本部はいつでもファイティングポーズをとっているが、地元が積み上げた方向性は尊重しなければならない」と説明した。
 一方、「県民から擁立を求める声は多い。第三の候補が出てくるかもしれないし、最後まで分からない」と含みを持たせた。
 同選挙区では自民が元参院議員の園田修光氏(68)の公認を決めた。

473OS5:2025/04/08(火) 15:58:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/1df9278076becabf5a4fd07811d8577d68428344
【2025参院選】候補予定者は<立憲1・国民1>立憲は「現職」、国民は「IFAの30代男性」の新人―連合北海道が発表するも立憲内部の『火ダネ』くすぶったままか<北海道>
4/8(火) 13:32配信
北海道ニュースUHB
次期参院選に向けて支援する候補予定者を明らかにした連合北海道の会見

 連合北海道は4月8日午前11時から札幌市内で会見を開き、2025年7月に予定されている参議院議員選挙に立憲と国民で1人ずつ候補者を出す方針を明らかにしました。

 連合北海道は、立憲民主党と国民民主党の北海道総支部連合会、北海道農民政治力会議の4者で2024年6月、「民主連絡調整会議」を設置し、2025年夏の参院選で北海道選挙区(改選定数3)に立憲現職の勝部賢志氏(65)の他、野党から候補者をもう1人出そうと連携し話し合ってきました。

 立憲は3月31日に勝部氏の他、2人目の候補者として、石川知裕・元衆院議員(51)を擁立することを提案。

 一方で、独自候補を出そうとしていた国民は元証券会社職員で、IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)の鈴木雅貴氏(33)を新人として擁立することを示しました。

 連合北海道によりますと、4者は4月7日に札幌市内のホテルで再協議し、立憲から勝部氏、国民から鈴木氏の2人を立候補予定者とする方向となりました。

 関係者によりますと、4者による候補予定者の決定をめぐっては、国民は女性候補を探していましたが断念。

 特に擁立が明るみになった後に撤回した帯広市の女性市議の手続きに関し、立憲側は「公党としてあり得ない手続き。国民が男性候補を出すなら、"立憲から2人出す"」と反発していました。

 ただ、連合北海道は8日の会見で「4者協議で立憲は承諾していないが、立憲1人、国民1人が連合として望ましいので、このような結果につながっていく」と話しています。

UHB 北海道文化放送

474OS5:2025/04/08(火) 22:18:35
一次 二次
091票 ✕ 杉江友介府議(46)吹田市 大阪維新幹事長
078票 ○ 岡崎太大阪市議(57) 大阪維新政調会長
???票   置田浩之府議(47)大阪市阿倍野区
???票   西野弘一府議(56)東大阪市 17年補欠選諸派当選 19年無所属当選 23年維新当選 西野ファミリー
???票   上島一彦前箕面市長(66) 24年8月落選

139票 ✕ 梅村みずほ参院議員(46)22年日本維新代表選落選
102票 ○ 佐々木理江大阪市議(42)大阪維新総務会長
???票   広田和美大阪市議(61)


https://news.yahoo.co.jp/articles/591247ad93bc3bfc1500d391877202b5a568c989
維新が次期参院選の候補予定者に大阪市議の2氏を選出 女性現職は落選 党内予備選で
4/8(火) 21:04配信

産経新聞
日本維新の会の予備選後に会見する(左から)吉村洋文代表と参院選候補予定者の岡崎太氏、佐々木理江氏=8日午後8時28分、大阪市中央区(柿平博文撮影)

日本維新の会が次期参院選で、大阪選挙区(改選数4)の公認候補予定者を決める党内の予備選が8日、投開票され、いずれも新人で大阪市議の岡崎太氏(57)と、佐々木理江氏(42)を選出した。

【ひと目でわかる】日本維新の会をめぐる最近のおもな動き

予備選は、改選4議席のうち、2議席獲得を目指して男女1人ずつを選出。3月27日に告示され、男性は岡崎氏と杉江友介大阪府議(46)、女性は佐々木氏と現職の梅村みずほ参院議員(46)が立候補していた。

有権者は、大阪府総支部の特別党員と一般党員の計2万1964人。

投票は郵送のほか、8日にのみ党本部に設置された投票箱で受け付ける方式で行われ、同日午後に開票された。

475OS5:2025/04/08(火) 23:38:54
>>341
自民:大阪
野党:石川・山口・鳥取島根・熊本

野党分裂:福井・岐阜・滋賀・奈良・広島?

■1人区
青森(立)  
 自:滝沢求
 立:福士珠美(新 元民放アナウンサー)
 共:擁立済
岩手(自)  
 自:平野達男 2019年落選     
 立:横澤高徳
宮城(自)    
 自:石川光次郎(新 県議)      
 立:石垣のりこ
秋田(自)    
 自:中泉松司(元 19年落選)      
 無:寺田静
山形(国)    
 自:大内理加(新 県議)      
 無:芳賀道也(国民会派)
 共:擁立済
福島(自)    
 自:森雅子  >>160不記載あり
 立:石原洋三郎(新 元代議士)

栃木(自)   
 自:高橋克法
 立:板津由華(新 栃木1区落選)
群馬(自)  
 自:清水真人 
 立:河村正剛(新 社会運動家)

新潟(自)   
 自:中村真衣(新 オリンピック出場)       
 立:打越さく良
長野(立)   
 自:藤田ひかる(新 外務省官僚)   
 立:羽田雄一郎
山梨(自)   
 自:森屋宏
 国:後藤斎(新 前知事)?>>418
 立:?????   藤原伸一郎(甲府市議)→出馬取りやめ

富山(自)   
 自:堂故茂
 国:庭田幸恵(新 会社社長)
石川(自)   
 自:宮本周司>>225起訴猶予  *山田修路(自)知事選出馬落選 
福井(自)   
 自:滝波宏文
 立:藤原和士(新 かずえちゃん)
 国:山中俊祐(新医師)
 共:擁立済

岐阜(自) 
 自:若井敦子(新 県議)
 立:服部学 (新 連合)
 維:山田良司(新 元民主代議士)
 ?:大野泰正(無)自民離党(裏金問題) 
 共:擁立済
三重(自)   
 自:吉川有美 >>160不記載あり
 立:小島智子(新 県議)


滋賀(自)   
 自:宮本和宏(新 元守山市長)  
 立:佐口佳恵(新 県議)
 維:岡屋京佑(新 新聞記者)
 国:堀江明(新)
 共:擁立済
  嘉田由紀子(野党系無所属で当選)は維新比例転出

奈良(自)   
 自:堀井巌>>160不記載あり
 立:川戸康嗣(新 奈良3区落選)
 国:杉本葵(新 大和郡山市議)
 維:平将生(新 維新 比例予定が選挙区に)
 共:擁立済

和歌山(自)  
 自:二階伸康(新 二階俊博の三男) 
 無:前有田市長の望月良男は選ばれず>>331
 立:村上賀厚(新 24年和歌山1区落選)
 無:末吉亜矢(新 鶴保庸介参院議員に近い)
             *世耕弘成衆院当選  

岡山(自)   
 自:小林孝一郎(新 県議 21年衆院選比例下位落選)*石井正弘→引退
 立:国友彩葉(新 岡山市議)
山口(自)   
 自:北村経夫>>160不記載あり  *林芳正衆院転出
鳥取島根(自) 
 自:出川桃子(新 県議)
 共:擁立済
  19年当選舞立昇治(鳥取)は比例特定枠へ     *>>281特定枠三浦靖(島根)は入れ替え拒否出馬断念 2022は島根の青木一彦が当選


香川(自)   
 自:三宅伸吾
 国:原田秀一(新 公募)
愛媛(自)   
 自:上野由佳(新 会社員29歳)      
 無:永江孝子  
徳島高知(自) 
 自:大石宗(高知)        *高野光二郎不祥事辞職 2022は徳島の中西祐介が当選
 無:広田一(高知 補欠選当選)       *広田は高知

佐賀(自)   
 自:山下雄平
 立:富永明美(新 佐賀市議)
長崎(自)   
 自:古賀友一郎(現職)   山下博史(県議)選ばれず
 国:深堀浩(新 県議)
 共:擁立済
熊本(自)   
 自:馬場成志
 立:
 *小野泰輔(新 元副知事。元維新代議士)に出馬要請→見送り
大分(自)   
 自:白坂亜紀
 立:吉田忠智(元 23年補欠選落選)*安達澄知事選出馬落選
 参:野中しんすけ(新 大分1区落選 YouTuber)
宮崎(自)   
 自:長峯誠 >>160不記載あり
 立:山内佳菜子(新 県議)
鹿児島 (自) 
 自:園田修光(元 67歳 比例参院議員)    *尾辻秀久引退
 無:尾辻朋実(新 43歳 現職:尾辻秀久の3女 立憲推薦)
   *出馬断念 外薗勝蔵(新 自民県議 72歳)
沖縄(無=野党系伊波洋一)   
 自:奥間亮(新 那覇市議)      
 無:高良沙哉(新 沖縄大教授)
   *出馬断念 高良鉄美(会派:沖縄の風)

476OS5:2025/04/08(火) 23:39:09

■2人区
茨城(自無 無=野党系:堂込麻紀子)    
 自:上月良祐 
 立:小沼巧
 共:擁立済

静岡(自無 無=中立:平山佐知子)   
 自:牧野京夫 
 国:榛葉賀津也
 共:擁立済

京都(自立)
 自:西田昌司 >>160不記載あり 
 立:山本和嘉子(新 元代議士 24年京都5区落選)        
 維:新実彰平(新 アナウンサー)>>163
 共:倉林明子
 れ:西郷南海子(新 教育研究者)

広島(自無 無=野党系:三上絵里)    
 自:西田英範(新 21年補欠選落選)      *河井案里 選挙違反により辞職  
 立:森本真治
 共:擁立済
 *宮口治子 (補欠選当選) 離党>>279

■3人区
北海道(自自立)
 自:高橋はるみ >>160不記載あり 
 自:岩本剛人
 立:勝部賢志 【連合推薦済】
 立:石川知裕元衆議院議員?>>405
 国:鈴木雅貴(新 ファイナンシャルアドバイザー) 断念:林佳奈子(新 自民党帯広市議会議員)>>405
 れ:野村パターソン和孝
 共:宮内しおり(新)

千葉(自自立) 
 自:石井準一 
 自:豊田俊郎
 立:長浜博行
 国:小林さやか(新 NHK記者)
 共:白石ちよ (新)

兵庫(自公維)
 自:加田裕之 >>160不記載あり
 公:高橋光男
 無:泉房穂(新 前兵庫県明石市長)立憲推薦
 維:清水貴之      *清水貴之知事選出馬
 共:金田峰生(新)

福岡(自公立)
 自:松山政司
 公:下野六太
 立:野田国義 >>126一枚岩じゃない?
 国:川元健一(新)

■4人区
埼玉(自公立無 無=国民系上田清司) 
 自:古川俊治
 公:矢倉克夫
 立:熊谷裕人
 共:伊藤岳
 国:江原久美子(新 県議)


神奈川(自自公維立 合併選挙5人当選) 
 自:脇雅昭(新 官僚)   *島村大 →死去
 公:佐々木さやか
 立:牧山ひろえ
 立:水野素子 22合併選挙で当選
 国:籠島彰宏(新 官僚)
 国:籠島彰宏(新 官僚)
 共:浅賀由香(新)
 れ:三好諒(新 外務省職員)

愛知(自公立国) 
 自:酒井庸行
 無:石塚吾歩路(新 自民県議)
 公:安江伸夫
 立:田島麻衣子
 国:水野孝一(新 どまつりの創設者に出馬要請)      *大塚耕平:名古屋市長選出馬
 れ:辻恵(新 元民主党衆院議員)
 共:須山初美(新)


大阪(自公維維)
 自:太田房江【未公認 引退?73歳】 >>160不記載あり
 公:杉久武
 立:
 維:佐々木理江(新 大阪市議大阪維新総務会長)
 維:岡崎太(新 大阪維新政調会長)
 共:清水ただし(新)
 *梅村みずほは選出されず       *東徹:衆院選出馬当選


■6人区 +1人の合併選挙(蓮舫の都知事選出馬落選に伴う)
東京(自自公立共れ れ=山本太郎)
 自:武見敬三(1951年生まれだが公認) *丸川珠代:衆院選出馬落選
 自:石原伸晃 >>11鞍替え出馬を望む
 公:川村雄大(新 医師) 山口那津男は選挙区不出馬
 立:塩村文夏
 立:奥村政佳(比例から転出 ラグフェアボーカル)
 維:            *音喜多駿:衆院選出馬落選
 共:吉良佳子

477OS5:2025/04/09(水) 17:55:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/24c8d265fdfdcff4287aef58f5c3939805b0de05
元維新の足立康史氏が国民民主から参院選に立候補へ…大阪選挙区
4/9(水) 15:14配信

日テレNEWS NNN
日テレNEWS NNN

国民民主党が、夏の参議院選挙の大阪選挙区で、日本維新の会に所属していた足立康史元衆議院議員を擁立する方向で最終調整していることがわかりました。

これは複数の国民民主党関係者が明らかにしたものです。

足立氏は去年6月、日本維新の会から執行部を批判したとして6か月の党員資格停止処分を受けていて、その後、衆議院選挙への立候補を見送り政界引退を表明していました。

国民民主党幹部は、擁立の理由について「政策能力が高く優秀な人材だ」と説明しています。

国民民主党は党内手続きを経た上で、19日にも正式に発表する方向で調整しています。

参議院選挙の大阪選挙区では、このほかに公明党・杉久武氏、日本維新の会・岡崎太氏と佐々木理江氏、共産党・清水忠史氏、参政党・宮出千慧氏が立候補を予定しています。(4月9日現在)

478OS5:2025/04/09(水) 17:56:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/796faf4cace23baf5e840e15577896bd832e2398
立民国民、参院石川で候補調整 自民現職に対抗、協議開始
4/9(水) 17:01配信
共同通信
 夏の参院選石川選挙区(改選数1)を巡り、立憲民主、国民民主両党の県連幹部が9日、金沢市で会合を開いた。両党は自民党現職への対抗馬擁立に至っておらず、候補者調整に向けて、初の協議に臨んだ。社民党県連や連合石川の幹部も出席した。

 関係者によると、立民、国民両党は公募などによる候補者選定を進めているものの難航。見かねた連合石川の幹部らが仲介し、候補者擁立に向け、今回の会合が実現した。

 石川選挙区では、自民現職の宮本周司氏、参政党新人の牧野緑氏が立候補を予定。共産党は野党共闘に加わる可能性を模索する一方で、独自候補の擁立に向けた準備も進めている。

479OS5:2025/04/10(木) 07:12:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a4b69b472ddd07e876114365eb894bfcfb37de9
維新が大阪で参院選公認決定、2議席確保なるか焦点 立国は連携決裂
4/10(木) 7:00配信

朝日新聞
参院選大阪選挙区の構図

 今夏の参議院選挙で大阪選挙区(改選数4)から挑戦する各党の顔ぶれが出そろい始めた。日本維新の会は8日、公認候補予定者2人を発表。過去3回連続で2議席を獲得し続けてきた維新が今回も2議席を確保できるかが焦点となりそうだ。

 「非常に厳しい選挙になると思うが、挑戦者としてベストを尽くして戦っていきたい」

 党内の予備選で選んだいずれも新顔で大阪市議の岡崎太氏、佐々木理江氏と並んで記者会見に臨んだ維新の吉村洋文代表(大阪府知事)は8日、こう意気込みを語った。

 大阪選挙区では、過去3回の選挙で維新(2)と自民党(1)、公明党(1)が議席を分け合った。維新は昨年10月の衆院選で初めて府内19小選挙区すべてで勝利を収め、本拠地・大阪での強さを見せたが、盤石とは言いがたい状況に置かれている。

 昨年12月に吉村氏が代表に就き、維新の掲げた「高校授業料無償化」の実現と引き換えに結党以来初めて国の新年度予算案に賛成。政策実現をテコに存在感をアピールしたい考えだったが、支持率は低迷が続いたままだ。

 朝日新聞が3月に実施した世論調査での政党別支持率は3%。野党ではれいわ新選組に並ぶ3位で、幹部からも「2議席獲得は厳しいかもしれない」との声が漏れる。

■自民は全国唯一、大阪が決まらず

 他党に先がけて昨年6月に一番乗りで公認を発表したのが公明だ。現職の杉久武氏が3期目の当選を目指して準備を進めている。

 一方、公明とは対照的に自民は選定が難航。全国で唯一、大阪だけが候補者未定の事態となっている。

 現職優先の原則から、今回改選を迎える現職の太田房江氏が公認を得るはずだったが、党内には差し替えを求める声も根強く、選定作業が長引いている。

■立国は一本化目指したが…

 初の議席奪取を目指すのが立憲民主党と国民民主党だ。

 自民や維新が低迷するなか、立憲と国民を支援する連合は議席獲得の好機とみて両党に対して候補者を一本化するよう要請していたが、交渉が決裂。それぞれが独自候補の擁立に向けた調整を進めている。

 立憲大阪府連の森山浩行代表は6日、国民との交渉が不調に終わったことについて「非常に残念だ」と記者団に説明。19日にも擁立候補の発表を行う方向で調整していると明らかにした。

 また、共産党は2019年参院選で失った議席の奪取に向けて清水忠史・元衆院議員を擁立。参政党からは新顔で建設会社のパート職員の宮出千慧(ちさと)氏が立候補する。(野平悠一)

朝日新聞社

480OS5:2025/04/10(木) 07:16:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/35f1021d533058e6799eb390ee6b031718ac5b0a
夏の参院選・山口選挙区〜国民が元教員の関谷拓馬氏(34)を擁立へ
4/9(水) 20:06配信

KRY山口放送

夏の参議院選挙にむけて、国民民主党県連は山口選挙区の公認候補として新人で元教員の関谷拓馬氏を擁立すると発表しました。

(関谷拓馬氏)
「人を大切にすることは一朝一夕ではなかなかできることではありません。参議院という良識の府で理論やそういった制度をしっかり時間をかけて話をしていきたい議論をしていきたいと考えております」

関谷拓馬氏は福岡県生まれの34歳。中学・高校を山口市で過ごし、埼玉大学教育学部を卒業後、教員として小・中・高校で勤務しました。

教育現場を通じて人手不足や物価高など「苦しい社会になっている」と感じ、「人を大切にする社会にしたい」として国民民主党の公募に応募したということです。

教育改革、手取りを増やす経済政策を訴えていくとしていて、県内すべての自治体を回るほか、SNSも使って選挙活動を展開することにしています。

夏の参議院選挙には自民党の現職=北村経夫氏と参政党の新人=山﨑珠江氏が出馬表明しています。

481OS5:2025/04/10(木) 09:05:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/911aff2991b346ff155b2b6037622f02754812aa
国民全員に現金5万円給付、政府・与党が検討 米関税措置など踏まえ
4/9(水) 16:53配信
 政府・与党は9日、物価高や米トランプ政権の関税措置による影響を踏まえた経済対策の一環として、国民向けの現金給付を実施する方向で調整に入った。所得制限は設けず1人あたり5万円を給付する案が浮上している。財源を確保するため今年度補正予算案を編成したうえで、6月に会期末を迎える今国会での成立を目指す。

 複数の政権幹部が明らかにした。石破茂首相は想定を超える米国の関税措置を「国難」と位置づけてきた。物価高も続く中、早期の対策が必要だと判断した。こうした状況を踏まえて首相は近く、今年度補正予算案に盛り込む緊急経済対策の策定を指示する方針だ。林芳正官房長官も9日、自民党の小野寺五典政調会長に対し、党としての対策を早急にとりまとめるよう要請した。

482OS5:2025/04/10(木) 21:58:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/7f477a057c21fe366b0c18402d9f0079af6ca323
国民民主擁立の新顔が記者会見、支持母体は「与党崩しに最善の道」
4/10(木) 20:30配信

朝日新聞
参院選への抱負を語る国民民主党の鈴木雅貴氏=札幌市

 7月の参院選北海道選挙区(改選数3)に国民民主党の公認候補として立候補予定の新顔鈴木雅貴氏(33)が10日、札幌市で記者会見し、「(国民の)手取り額を増やしていきたい」と党が掲げる政策を自身も強調した。

 鈴木氏は東京出身で大学卒業後、大手証券会社に7年間勤務。資産運用のコンサルタント業を営む。政治家を志したきっかけについて「今の生活に不安を感じている方々の声が政治の中に届いておらず、それを解決するため」と説明。

 また、北海道とのつながりについては「私自身は東京出身だが、妻が北海道出身、子供も北海道で生まれた。今の仕事のお客様のほとんどが北海道の方。恩返しがしたい」と話した。

 同選挙区を巡っては、現職の勝部賢志氏(65)に続く2人目の候補擁立をめざした立憲民主党道連と、独自候補を立てたい国民道連などが候補者調整を続けてきた。

 しかし、両党の最大の支持母体である連合北海道が「与党を切り崩すため、立憲と国民が1人ずつの候補で戦うことが最善の道だ」(須間等会長)として、国民が擁立する鈴木氏の推薦を決めた。(畑中謙一郎)

朝日新聞社

483OS5:2025/04/11(金) 22:28:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/58cf5a1abcf212cae5405640d6eeb58d59ae5d84
自民、参院選にNPO代表を擁立 東京選挙区、石原伸晃氏選ばれず
4/11(金) 19:57配信


共同通信
渡部カンコロンゴ清花氏

 自民党東京都連は夏の参院選東京選挙区(改選数6)に、難民申請者を支援するNPO法人代表理事の渡部カンコロンゴ清花氏(34)を擁立する方向で調整に入った。近く党本部に上申する。公認が決まれば武見敬三氏に加えて2人目の自民候補となる。石原伸晃元幹事長も公募に手を挙げていたが選ばれない見通しとなった。関係者が11日、明らかにした。

 都連は2019年参院選で擁立した丸川珠代氏が昨年10月の衆院選に出馬したため、候補を公募していた。11日に都内で開いた選考委員会で井上信治都連会長に一任した。

 渡部氏は浜松市出身。難民申請者らと企業のマッチングを支援するNPO法人「WELgee(ウェルジー)」を設立し、代表理事を務めている。

 石原氏は21年の衆院選で落選。昨年の衆院選に立候補せず、参院選出馬を模索していた。

 東京選挙区は非改選の欠員補充と合わせた「合併選挙」が実施され、当選者は7人となる。6位までの当選者の任期は通常通り6年だが、7位の候補は補欠選挙の当選者と扱われ、任期は28年までの3年となる。

484OS5:2025/04/12(土) 21:05:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/9771a0ba88bd9e229070d30ac202362c1073243d
次期衆院選山形県3区をめぐり立憲民主党から立候補予定の石黒覚氏が出馬取りやめ 後任に落合拓磨氏浮上
4/12(土) 17:59配信
山形放送

次期衆議院議員選挙の山形県3区をめぐり、立憲民主党公認で立候補を予定していた石黒覚さんが出馬を取りやめ、党山形県連が、山形県酒田市に住む落合拓磨さんを擁立する方向で調整していることが関係者への取材で分かりました。

次期衆院選県3区をめぐっては、2024年10月の衆院選で落選した元県議会議員の石黒覚さん(68)が、立憲民主党公認での立候補を予定していました。

しかし、関係者によりますと、石黒さんは出馬を取りやめる意思を固め、党県連は、山形県酒田市に住む落合拓磨さん(27)を擁立する方向で調整を進めているということです。

落合さんは山形県天童市出身で、京都大学大学院を卒業後、これまで数々の政治家を輩出した「松下政経塾」で2023年から2025年3月まで学んだということです。2024年10月の衆院選では、石黒さんの選挙運動を手伝っていました。

YBCの取材に落合さんは、党山形県連から出馬の打診があったことを認めた上で「大変ありがたい話だが、対応について現時点ではコメントできない」と話しています。

485OS5:2025/04/14(月) 08:02:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/e85bf9eeb7d394c51259b3e4366376493b436a3b
参院選、立民内外に不安 共闘難航、擁立巡り混乱も
4/14(月) 6:44配信

時事通信
街頭演説する立憲民主党の野田佳彦代表(右)=13日午後、相模原市南区

 今夏の参院選を巡り、党勢拡大を目指す立憲民主党が内外に不安を抱えている。

 「与党の改選過半数割れ」などの目標を掲げるが、達成に不可欠な日本維新の会や国民民主党などとの共闘は難航。候補擁立で党内に足並みの乱れも目立つ。

【ひと目でわかる】政党支持率の推移

 立民の野田佳彦代表は13日、神奈川県内を遊説。相模原市の街頭で与党が衆院の過半数を握っていない現状に触れ、「参院ももっと緊張感のある与野党伯仲状況をつくりたい」と強調した。「いつまでも昭和のおっさんが牛耳る政治ではいけない」とも語り、神奈川選挙区に擁立を決めた女性現職2人への支持を訴えた。

 立民は、改選数1の「1人区」で野党候補の一本化を目指している。しかし、国民民主は世論の人気を背景に強気で、福井、滋賀、奈良の3選挙区で競合。立民内には「敵がどこにあるのかを見誤ってはいけない」(重徳和彦政調会長)との不満が渦巻く。

 維新とは一本化の必要性を共有。滋賀、奈良、和歌山の3選挙区が対象となる見通しだ。ただ、維新が唱える「予備選」実施について、野田氏は「国民民主の理解も得なければいけない」と慎重で、着地点はなお見通せない。

 立国間は、改選数3の複数区でもあつれきが生じている。北海道選挙区で、立民は2人の擁立を模索したが、国民民主も候補を決定したため、断念せざるを得ない状況だ。

 兵庫選挙区は、前兵庫県明石市長の泉房穂氏を両党県連が共に支援する方向だった。しかし、国民民主が泉氏との関係悪化を理由に方針転換。独自の候補擁立に動いている。

 立民内の不協和音も影を落とす。改選数4の神奈川選挙区は、党本部主導で2人の擁立を決定したが、党ベテランは「共倒れもあり得る。自民党を利するだけだ」と懸念を隠さない。

 比例代表も、昨年の東京都知事選で落選した前参院議員の蓮舫氏を擁立する動きに、組織内候補への影響を不安視する連合などが抵抗。調整が付くかは不透明だ。

486OS5:2025/04/15(火) 15:53:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/4bd9f0f9cf497d06bc4d00dc8a824437442c17fe
安倍氏侮辱の渡部カンコロンゴ氏、自民都連擁立調整 党内から疑問の声「強烈な違和感」
4/15(火) 7:00配信

産経新聞
自民党東京都連会長を務める井上信治元万博相(春名中撮影)

自民党東京都連(会長・井上信治元万博相)がNPO法人代表理事の渡部カンコロンゴ清花氏(34)を夏の参院選の東京選挙区(改選数6)に擁立する方向で調整していることについて、党内の保守系議員から懐疑的な声が上がっている。渡部氏が報道番組などで自民党の政権運営に批判的な論客として活動する上、過去に安倍晋三元首相らを侮辱するような表現を用いたとされることが背景にある。


■安倍政権は「バカに権力与えた」

「私たちの多くが今もなお、誇りに想い、敬意を抱く安倍元総理を公然と侮辱する人を公認候補にするほど、自民党は落ちぶれていませんし、保守の矜持を捨ててはいないはずです」

自民党の有村治子元女性活躍担当相は13日、X(旧ツイッター)で、渡部氏が過去に投稿したとみられるXの画像を示して、こう書き込んだ。

画像は渡部氏が平成26年2月に「『バカに権力を与えるとどうなるか』という見本が今の安倍政権」と投稿したとされるもの。渡部氏のアカウントは現在非公開とされている。

■有村氏「民意軽んじた人」

有村氏は「どのような立場を取るにせよ、正統な選挙を経て選出された総理大臣を、小ばかにし、民意を軽んじ、捨てせりふを吐くような人が、意見の異なる相手にも敬意を払って粘り強く合意形成を図らねばならない国政の場で信頼され、活躍できるとは思えません」と渡部氏の資質を疑問視した。

山田宏参院議員も13日、Xで渡部氏の同じ投稿を挙げて「こんなにボロカスにけなしていた自民党から立候補する訳を、まずご本人に聞きたいものだ」と書き込み、「石破茂総理は、この方の発言にはどのような感想を持たれるのだろう。これこそ、私には『強烈な違和感』しかない」と強調した。

都連は令和元年の参院選に擁立した丸川珠代元五輪相が昨年10月の衆院選に出馬したため、候補を公募し、今月11日の選考委員会で井上氏に一任した。近く党本部に上申する。公認が決まれば東京選挙区では武見敬三元厚生労働相に加えて2人目の自民候補となる。

渡部氏は浜松市出身。難民申請者らと企業のマッチングを支援するNPO法人「WELgee(ウェルジー)」を設立し、代表理事を務めている。また、TBS系「サンデーモーニング」でコメンテーターとして活動している。

487OS5:2025/04/16(水) 18:06:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/c6537d66e1ef346e974715f7dc91194149367fc1
渡部カンコロンゴ清花氏は自民公認に至らず、noteに長文で思い 参院選東京選挙区で出馬調整報道
4/16(水) 17:33配信


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日刊スポーツ
自民党本部(2021年撮影)

 今夏の参院選東京選挙区(今回は当選議席数7、改選6議席と任期3年の1議席)に自民党東京都連が擁立に向けて調整していたNPO法人代表理事の渡部カンコロンゴ清花氏(34)は16日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、最終的に自民公認に至らなかったことを明かした。

 渡部氏をめぐっては今月11日、自民党による参院選擁立への調整が一部で報じられたが、自民党政権に対する過去の発言などから、党内では同氏の擁立論を疑問視する声も出ていた。

 渡部氏はこの日、Xに「今回、自民党の参議院東京選挙区の候補者として最終選考に臨みましたが、公認には至りませんでした」と投稿。「この間、ご心配もご批判も頂きました。全ての方々に、私の言葉で、私の気持ちを伝えさせてください」とした上で、「これまでの歩みと政治への挑戦にかけた想いについて」と題し、noteに自身の思いをつづった文章も投稿した。

 渡部氏は「もともと私は、まだまだ狭い視野からの『左寄り』の思考・思想を持っていたことは否めません。(略)自分が触れていた情報や考え方は、今思えばかなり偏っていたと思います」などと記し、自身の育った家庭環境に触れながら、「そんな環境から離れ、大学院進学を機に上京し、自分も働き始め、多様な人々や考え方に触れる中で、少しずつ『自分自身の考え』を持てるようになりました」とつづった。

 過去の投稿については「極めて不適切な言葉遣いがあったことを深く反省しています」と記載。NPOや民間の立場から社会課題の解決を目指して声を上げる中、制度の側から変える必要性に気付いた経験を踏まえ、「自民党を選んだのは、現実に政策を動かす力を持っている政党だと感じる場面に触れてきたからです」とも記した。現在、厳しい立場に置かれた自民党から挑戦することに意義があると感じたとして「立場の違いや背景の違いを越えて、もう一度信頼を取り戻すために、自分もその一端を担う覚悟を持って、この挑戦を決めました。ただ今回は、最終選考後、公認に至らなかったという結果です」ともつづった。

 「今回のプロセスからの学びは本当に大きかった」として「すべての学びを糧にし、次のステージに進んで行きたいと思います」とも記した。

 渡部氏は、難民申請者らと企業のマッチングを支援するNPO法人「WELgee(ウェルジー)」を設立し、代表を務めていた。

 自民は東京選挙区で、今回改選となる武見敬三前厚労相の公認をすでに決めており、もう1人の候補者の調整を進めている。2021年衆院選で落選した石原伸晃元幹事長が立候補を模索していたほか、著名人の名前も取りざたされている。

488OS5:2025/04/16(水) 18:07:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/8553713687e03b42b7c91c35bef35c62dd27098e
【独自】デヴィ・スカルノさん(85)書類送検 事務所の女性従業員にグラスなど投げつけた疑い 「投げつけておりません」容疑否認 警視庁
4/16(水) 11:13配信


FNNプライムオンライン(フジテレビ系)

FNNプライムオンライン

タレントの「デヴィ夫人」ことデヴィ・スカルノさんが、女性にグラスを投げつけた疑いで、書類送検されたことがわかりました。


捜査関係者によりますと、暴行の疑いできょう警視庁に書類送検されたのはタレントの「デヴィ夫人」ことデヴィ・スカルノさん(85)です。

デヴィ夫人は今年2月、東京・渋谷区内の飲食店で自身の事務所の女性従業員に対してグラスなどを投げつけた疑いが持たれています。女性にケガはありませんでした。

デヴィ夫人は当時、6人ほどで食事をしていて、政治活動や芸能活動の方針をめぐり女性と口論となり、テーブルにあったグラスなどを投げつけたということです。

警視庁の調べに対し、デヴィ夫人は「グラスなどは投げつけておりません」と容疑を否認しているということです。

フジテレビ,社会部

489OS5:2025/04/16(水) 21:20:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/0d7df7bc32e54bbd67253e7d6f3b19980afe48fb
菅野志桜里氏「『自民党から参院選出馬』ありませんよー」一部報道を否定「選挙前の風物詩」
4/16(水) 21:18配信

日刊スポーツ
菅野志桜里氏=17年9月

 元衆院議員で弁護士の菅野志桜里氏は16日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、今夏の参院選東京選挙区(今回は当選議席7人、改選6議席と任期3年の1議席)に自民党からの立候補情報が報じられたことをめぐり、明確に否定した。
 菅野氏は、2009年衆院選に民主党から立候補しで、初当選。同党や同党のの流れをくむ民進党、立憲民主党などで議員活動をしていた。
 菅野氏は、自身の自民党からの立候補の可能性に触れたネットニュースを引用し「この時期いろんな憶測記事が出るのは選挙前の風物詩。まさか鵜呑みにする人はいないと思いつつ念のため。『自民党から参院選出馬』ありませんよー」と、拡声器のイラスト付きで記した。
 「どの政党にも立派な議員さんはいるし、今回の選挙でも真面目に仕事する政治家が増えて欲しいと思う一有権者です」とも、つづった。
 自民党の参院選東京選挙区をめぐっては、今回改選となる武見敬三前厚労相の公認は決まっているが、もう1人の候補者選びが難航している。一時、擁立に向けた調整に入ったと伝えられていた前NPO法人代表の渡部カンコロンゴ清花氏(34)はこの日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、最終的に自民公認には至らなかったことを明かしている。
 菅野氏の自民党からの参院選出馬論は、一部関係者の間で浮上していた。

490OS5:2025/04/16(水) 21:31:00
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1455649
京都市の学習塾経営者が国民民主党の参院比例代表に 近く正式決定へ
# 京都市
+
2025年4月16日 5:3

https://www.sankei.com/article/20250416-CMM3XEI7DZLPBN6IB3B4THTWRE/
国民民主、参院比例の公認候補に会社役員
2025/4/16 15:59
国民民主党は16日の両院議員総会で、夏の参院選比例代表の公認候補に新人で会社役員の佐々木喜一氏(66)を決めた。

491OS5:2025/04/16(水) 21:46:34
https://www.sankei.com/article/20250414-QWWQM5YO5VLAFIXKIACDQNCR5I/
<政治部取材メモ>参院選、立民の蓮舫氏比例擁立に不満の労組「押し出されるのはどっち」
2025/4/14 10:00

都知事選で「3番」の大惨敗
蓮舫氏は、参院議員だった昨年6月に立民を離党し、翌7月7日に投開票された東京都知事選に無所属で出馬した。選挙戦では、立民と共産党、社民党から支援を受け、自民、公明両党が支援した現職の小池百合子氏に挑んだが、結果は小池氏の圧勝に終わった。

都知事選での得票は、小池氏の291万8015票に対し、蓮舫氏は128万3262票。政党から支援などを受けなかった前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(165万8363票)をも下回り、3番目の得票にとどまった。

「2番じゃだめなんですか」というのは有名な蓮舫氏の発言だが、その「2番」にすら届かない大惨敗を喫したにもかかわらず、参院選に担ぎ出そうという動きが起きたのはなぜか。立民の閣僚経験者がこう解説する。

「野田佳彦代表の意向ですよ。野田氏は蓮舫氏の発信力や突破力を高く評価している。都知事選以降、蓮舫氏は政治の表舞台から遠ざかっているが、野田氏ら執行部が水面下で出馬を促してきた」

492OS5:2025/04/17(木) 07:07:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/967157536bf7d79f45f8a70dbfe38c6d4cf43ba5
自民都連が参院選擁立調整の渡部カンコロンゴ氏「公認至らず」 過去の投稿は「深く反省」
4/17(木) 7:00配信

産経新聞
自民党東京都連が夏の参院選東京選挙区(改選数6)への擁立を調整していたNPO法人前代表理事の渡部カンコロンゴ清花氏(34)は16日、インターネットの投稿プラットフォーム「note(ノート)」を更新し、「最終選考に臨みましたが、公認には至りませんでした」と明かした。自民党から出馬を志した理由は「現実に政策を動かす力を持っている」と説明した。

■極めて不適切な言葉遣いがあった

渡部氏は浜松市出身。NPO法人を設立し、難民申請者らと企業のマッチングを支援する一方、自民党の政権運営に批判的な論客として知られる。過去に安倍晋三元首相を侮辱するような表現を用いており、擁立を疑問視する声が上がっていた。

渡部氏はnoteで「10数年前の自分の投稿には、極めて不適切な言葉遣いがあったことを深く反省しています」と釈明し、「なかったことにするつもりはありません。『当時はそう考えていた』という事実を否定せずに受け止めた上で、自分の思考がどう変わってきたのか、説明できる状態でいたい」と書き込んだ。

■「100点満点」は分断深める

自身の生い立ちを振り返って、「実家では『自民党は解体を』『安倍政権NO』といったスローガンが日常にあり、『憲法改正反対』と書かれたシールが車に貼られていた」という。大学院進学を契機に上京するなどして、「実際に政府が取り組んでいる政策も完璧ではないものの、その時点での最善の選択である場面があることに気づきました」とつづった。

自身の専門分野でもある令和5年に成立した外国人の送還や収容のルールを見直す入管難民法の改正案の審議を巡っては「理想の『100点満点』を目指すがゆえに、現実的な妥協点に至れず、分断や対立が深まっていく状況を多く目にしました」と指摘した。

■時代の変化に柔軟に見直し

自民党については「伝統を尊重しながらも、時代の変化に応じて柔軟に見直しを行い、多様な価値観の中で議論を重ねる。そうした姿勢が、自分の思い描く『変化の仕方』に近い」と説明。

渡部氏は「まだまだ狭い視野からの『左寄り』の思考・思想を持っていたことは否めません」とし、「私自身も、これから先もまた変わってゆくと思います。学び、考え、行動し続け、変化できる柔軟性を持ちながら成長していきたい」と書き込んだ。

493OS5:2025/04/17(木) 16:02:41
左の考え方を持っていたことじゃなくて、
自分とは違う考え方を持ってる人への対応の問題なのでは?

494OS5:2025/04/17(木) 22:37:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/a08aadb847908f61b639490aa718faaa41f367b44
千葉選挙区に続き…NHKから女性記者・アナ流出で上層部困惑 『日曜討論』牛田茉友アナが国民民主から参院選出馬の情報、“首都決戦”の隠し玉に
4/17(木) 17:15配信

NEWSポストセブン
NHKの牛田茉友アナウンサー(HPより)

 NHK『日曜討論』のキャスターを務める牛田茉友アナウンサー(39)が国民民主党から夏の参院選に出馬するという情報が流れ、反響を呼んでいる。NHK関係者によると、「すでに退職手続きを進めていて、東京選挙区から出馬するようです」という。

【写真】万博のキャラクター・ミャクミャクと触れ合う牛田アナ

 牛田アナは大阪大学出身で、大学時代は同大のミスキャンパスに選ばれたことでも知られる。NHK入局後、山口、京都、大阪などの放送局を経て、現在は東京アナウンス室に勤務。『首都圏ネットワーク』などを担当し、昨年10月の衆院選では選挙特番に抜擢され、落ち着いた声で選挙結果を伝える姿がネットでも評判を呼んだ。

 現在キャスターを務める『日曜討論』の4月13日放送回では、「与野党に問う “トランプ関税”への対応は」テーマで、自民党の小野寺五典・政調会長、国民民主党の浜口誠・政調会長らの議論の進行役を務めたばかりだ。

 NHKでは、元記者の小林さやか氏が国民民主党から参院選千葉選挙区の候補として公認されたばかり。小林氏は今年2月に同局を退職した。それに続く“職員の流出”となり、局内では波紋が広がっているという。

「まるでNHKが国民民主党の参院選候補の“供給源”になったように見られてしまうと上層部は困惑しています」(同前)

自民党の脅威にもなる?
「減税」を看板に支持率急上昇中で勢いに乗る国民民主党の玉木雄一郎・代表は、会見で参院選の目標を「非改選を合わせて予算を伴う法案を提出できる21議席以上を目指す」としている。

 非改選は5議席なので、目標達成には夏の参院選で16議席以上が必要になる。本誌・週刊ポストが4月7日発売号で報じた「衆参ダブル選挙の議席予想」では、国民民主党は参院で「選挙区12・比例10」の22議席獲得で、自公を参院でも過半数割れに追い込む原動力になると分析されている。だが、そのためには候補者がまだ足りない。選挙アナリストはこう言う。

「国民民主は参院選選挙区のうち、13ある複数区(改選定数2以上)で議席を獲得できる可能性が高いと見られているが、まだ13のうち5選挙区の候補が決まっていない。とくに各党が目玉候補を擁立する東京(改選定数6)の候補が未定。牛田アナが出馬すればかなりの高得票で当選が見込めるのではないか。自民党にとっても、他の野党にとっても脅威になるでしょう」

 NHKに牛田アナの退職と参院選出馬情報について聞くと、「職員個人に関することについてはお答えしていません」(広報局)と回答。

 国民民主党は、「第27 回参議院議員選挙における東京都選挙区に出⾺する国⺠⺠主党の候補予定者は、4⽉16⽇時点で決まっておりません」(事務局)と説明した。

 果たして牛田アナは参院選首都決戦の“玉木代表の隠し玉”となるのか。

495OS5:2025/04/18(金) 08:27:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/018fb54a0a0369e7aca75b6e93f2e6152d4c1afa
一時は“反安倍”投稿の女性を擁立する動きも… 自民党「参院東京選挙区の候補者選び」がこんなにも混迷を極めるウラ事情
4/18(金) 6:32配信


東洋経済オンライン
今夏の参院選の東京都選挙区で擁立する「2人目の候補者」選びが難航。その舞台裏では複雑な事情が絡み合っていた(写真:yu_photo/PIXTA)

 自民党の不調が夏の参議院選挙まで及んでいるのだろうか。参院東京都選挙区での同党の候補者擁立が迷走している。

【写真5枚】東大卒タレントから果てはライバル政党の元政治家まで… 浮かんでは消える参院東京都選挙区の自民党候補者“候補”たち

【写真5枚】東大卒タレントから果てはライバル政党の元政治家まで… 浮かんでは消える参院東京都選挙区の自民党候補者“候補”たち

 始まりは、4月11日に「FACTA ONLINE」で配信された「タレントの菊川怜氏が自民党の公認候補として出馬する」という一報だった。しばらくして報道各社が「自民党都連が難民支援のNPO法人代表の渡部カンコロンゴ清花氏を公認調整」と次々と打ち始めた。こうした報道の場合、公認はほぼ確定しており、後は記者会見など公式発表を待つばかりとなるのが通例だ。

 ところが、自民党による渡部カンコロンゴ氏の擁立はネットで大炎上した。自民党に批判的なことで知られるTBSのテレビ番組「サンデーモーニング」に出演したり、過去(2015年)に「『バカに権力を与えるとどうなるか』という見本が安倍政権」と、故・安倍晋三元首相を馬鹿にしたコメントをTwitter(現在のX)に投稿していたことが問題視されたのだ。

 永田町でも渡部カンコロンゴ氏の評判は良くなく、「あのような“極左”を自民党東京都連はなぜ公認したのか」との声が上がった。なお、同じような声は昨年10月の衆議院選挙で、自民党が東京15区にNPO法人「あなたのいばしょ」の代表理事を務めていた大空幸星氏を擁立したときにも聞かれた。

■当初候補にあがっていた「2人目の候補」

 次期参院選の東京都選挙区では定数の6議席に加え、昨年の東京都知事選挙に出馬した蓮舫氏の補欠選挙も兼ねて、計7議席を争うことになる。7位の当選者の任期は、2022年に当選した蓮舫氏の残り任期である3年となる。

 参院東京都選挙区は2016年に定数5から6に増やされた。以来、最下位当選者は小川敏夫氏(2016年・民進党<当時>)が50万8131票、武見敬三氏の52万5302票(2019年・自民党)、山本太郎氏の56万5925票(2022年・れいわ新選組)で、勝敗ラインは50万票台と推計される。

 1つの政党が複数人を擁立する場合、票田が重ならない工夫が必要だ。例えば旧民進党では、蓮舫氏が23区内で、小川氏が多摩区域というふうに、地域を分け合った。

 自民党が擁立する1人目は武見敬三元厚労相。そして、昨年10月の衆院選で東京7区に転出した丸川珠代元オリンピック担当相に代わって、石原伸晃氏らが公募に応じた。

 1990年の衆院選で初当選した石原氏は、芥川賞作家で東京都知事などを務めた故・石原慎太郎氏を父に持ち、圧倒的知名度で10期当選し続けたが、2021年の衆院選で立憲民主党の吉田晴美氏に惨敗。東京8区から身を引いた。

 こうした経緯から石原氏には「すでに過去の人」というイメージがあるうえ、同じ慶應義塾大学出身の武見氏と票田が重なる。「武見・石原では共倒れだ」との声が上がり、石原氏の名前は候補から消えたようだ。

496OS5:2025/04/18(金) 08:27:49
■宙に浮いた「3つ目の枠」が焦点に

 そもそも2人目の候補には、新規の票の開拓が求められる。2022年の参院選で生稲晃子氏が擁立されたのは、現職の朝日健太郎氏と異なり、まずは女性である点、そして元タレントという知名度が期待されたためだった。

 とはいえ、生稲氏は当初から自民党都連の本命だったわけではなく、国際政治学者の三浦瑠麗氏やNHKアナウンサーの牛田茉友氏などの名前が上位にのぼっていた。三浦氏には当時の夫の太陽光発電事業に絡む金銭事件がささやかれていたため、擁立話は流れている。

 生稲氏は若いころは「おニャン子クラブ」に所属してアイドルとして活動していたが、後に心理カウンセラーとして活躍し、認知行動療法士の資格も取得。「働き方改革実現会議」の委員にも任命された。

 その生稲氏に白羽の矢を立てたのは、当時の都連会長だった萩生田光一氏で、政界を引退する中川雅治氏の後継とした。最盛期ほど露出が多くなくなった生稲氏のために、八王子市内にある旧統一教会の教団施設にも連れていった。生稲氏は61万9792票を獲得して当選。安倍派に入会した。

 2007年の参議院選では、丸川氏が「知名度枠」だった。東京都連の関係者は「われわれの本命は保坂三蔵さんで、丸川さんは党本部の一本釣りだった」と明かす。丸川氏は期日前投票に行ったところ、居住要件を満たさずに投票できなかったなどハプニングも多かったが、69万1367票を獲得して当選。65万1484票の保坂氏は次点に泣いた。

 このように自民党が参院東京都選挙区に擁立した候補は、基本的に「本命枠」と「知名度枠」があるが、これとは別に「安倍派枠」も存在する。3年前の参院選で当選した生稲氏は、中川氏の後釜として安倍派に入会したが、丸川氏が昨年10月に衆院に転出したことにより、次期参院東京都選挙区の「安倍派枠」は空いたままだ。

 故・安倍元首相の最側近の1人として都連で権勢を振るった萩生田氏は、昨年の都議補選で大敗(9の選挙区で補選が行われたが、自民党は板橋区選挙区と府中市選挙区のみで当選)した責任をとって都連会長を辞任し、そのポストを井上信治氏に譲った。しかし、派閥のパーティー券をめぐる問題による1年間の党員資格停止処分も解け、虎視眈々と都連会長への復帰を画策しているという。

 そうはさせまいという勢力が、渡部カンコロンゴ氏の擁立に動いたとみられている。都連関係者は「木原誠二自民党選対委員長が『俺が保証する』と押し込んだようだ」と話す。自民党と渡部カンコロンゴ氏との接点は「G1サミット」で、静岡県出身の岸田派の自民党議員と知己になり、その伝手で木原氏とつながったという。

 しかし「擁立調整」の報道が出た途端、自民党党内はざわめいた。山田宏参院議員は「なぜこの方が自民党公認なのか」とXにポスト。有村治子参院議員に至っては「私たちの多くが今もなお、誇りに想い、敬意を抱く安倍元総理を公然と侮辱する人を公認候補にするほど、自民党は落ちぶれていませんし、保守の矜持を捨ててはいないはずです」とXで激しく批判した。

 自民党の松山政司参院幹事長も15日の会見で、「こういう方が上がってきているのを疑問に感じている」と述べた。松山氏は木原氏と同じく旧岸田派の重鎮だが、夏の参院選への影響を考えれば認められないということだろう。何よりも松山氏自身が、次期参院選で改選を迎える。

497OS5:2025/04/18(金) 08:28:04
■まだ確定しない「2人目の候補者」

 もっとも、自民党東京都連にとって渡部カンコロンゴ氏が「第1志望の候補」だったわけではない。前述した菊川氏などのほか、菅野志桜里(旧姓山尾)氏にも声をかけたが、「菅野氏は『自民党と政治信条が違う』と即断ってきた」(自民党都連関係者)と選考は難航した。

 そして、渡部カンコロンゴ氏の擁立がなくなった今、自民党東京都連が恐々としているのが「補償問題」だという。出馬に向けて渡部カンコロンゴ氏は、仕事を整理していたようだ。

 一方で、3年前の参院選で自民党が東京都選挙区からの出馬を打診したが、それを断ったNHKの牛田氏が国民民主党から出るとの噂もある。同局の討論番組「日曜討論」でキャスターを務める牛田氏は今回は乗り気だが、看板番組のキャスターの政界転身に面目を潰されたNHKは困惑しているという。

 石破政権という少数与党で、迷走と疾走を重ねる自民党。国民民主党は飛ぶ鳥を落とす勢いだが、その勢いが続く保証はない。次期参院選で政界は大きく塗り替えられるのか、それとも……。

安積 明子 :ジャーナリスト

498名無しさん:2025/04/18(金) 21:58:46
立民、参院大阪に弁護士の橋口氏 国民は足立氏の選挙区擁立断念
https://www.47news.jp/12466920.html
立憲民主党が夏の参院選で、大阪選挙区(改選数4)に新人の弁護士橋口玲氏を擁立する方向で最終調整していることが分かった。一方、国民民主党は検討していた足立康史元衆院議員の同選挙区での擁立を断念。連合の反発が強かったためとしている。立民とは別に独自候補を立てる方針は堅持する。関係者が18日、明らかにした。

 連合は橋口氏を推薦する見通しで、立民大阪府連は近く党本部に公認申請する。

 立民は当初、連合の意向を踏まえて国民と候補を一本化する前提で調整。足立氏浮上を受けて断念し、独自での擁立方針に転じた。

 足立氏は、日本維新の会所属当時に労働組合批判を繰り返したため、連合が支援に難色を示していた。

499OS5:2025/04/18(金) 22:25:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/36d4db07cb6d07329d916eb4855ec1d653ac227e
立民、参院大阪に弁護士の橋口氏 国民は足立氏の選挙区擁立断念
4/18(金) 19:22配信


共同通信
 立憲民主党が夏の参院選で、大阪選挙区(改選数4)に新人の弁護士橋口玲氏を擁立する方向で最終調整していることが分かった。一方、国民民主党は検討していた足立康史元衆院議員の同選挙区での擁立を断念。連合の反発が強かったためとしている。立民とは別に独自候補を立てる方針は堅持する。関係者が18日、明らかにした。

 連合は橋口氏を推薦する見通しで、立民大阪府連は近く党本部に公認申請する。

 立民は当初、連合の意向を踏まえて国民と候補を一本化する前提で調整。足立氏浮上を受けて断念し、独自での擁立方針に転じた。

 足立氏は、日本維新の会所属当時に労働組合批判を繰り返したため、連合が支援に難色を示していた。

500OS5:2025/04/18(金) 22:26:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/ddda8177b2df9a61126f654dbd6f6b678801ed4f
維新梅村みずほ氏が離党届 参院大阪党内予備選で落選
4/18(金) 20:33配信


共同通信
梅村みずほ参院議員

 日本維新の会の梅村みずほ参院議員=大阪選挙区=が離党届を提出したことが分かった。関係者が18日、明らかにした。2019年の参院選で初当選し、1期目。夏に改選されるが、大阪選挙区から擁立する候補者を決める党内の予備選で落選していた。



 23年には、名古屋市の入管施設で死亡したスリランカ人女性に関する国会質疑で、党方針を無視した質問を繰り返したとして党員資格停止処分を受けた。

501OS5:2025/04/19(土) 01:13:34
>>313>>323 出川桃子県議が公認
https://www.sanin-chuo.co.jp/articles/-/723644
分裂知事選と同じ構図に 自民島根、候補公募に2県議 投票権付与、支部の動向焦点 参院選2025
山陰
2025/2/4 04:00
保存

 今夏の参院選鳥取・島根合区選挙区(改選数1)への擁立を念頭に、自民党島根県連が実施した候補の公募に県議2人が名乗りを上げた。県議会の自民系2会派がそれぞれ候補を推す形となり、県連内で保守分裂となった2019年の知事選の再来との声も漏れる。選考過程の透明化に向け、投票権が与えられた地域支部の代表者らの支持動向が焦点になっている。

 公募締め切り日の1月31日の午後3時10分。先に届け出たのは、県議会最大会派・自民党議員連盟(五百川純寿会長、15人)に所属する県連幹事長の園山繁県議(68)=出雲選挙区、6期=だった。

 一方、第2会派・自民党ネクスト島根(嘉本祐一会長、11人)も同日、対応を協議。最終的に県連女性副局長の出川桃子県議(47)=松江選挙区、1期=が決断し、午後4時40分に届け出た。締め切り20分前の動きだった。

502OS5:2025/04/20(日) 10:37:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/4dfa9704a43bc8c8b4342f1c91e465d848a4ee40
二階氏の三男が出馬する和歌山選挙区、候補擁立を発表した維新は立憲民主党に「予備選」呼びかけ
4/20(日) 10:30配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 日本維新の会和歌山県総支部は19日、今夏の参院選和歌山選挙区(改選定数1)に県総支部幹事長で県議の浦平美博氏(53)を擁立すると発表した。

 和歌山市の県総支部で記者会見した浦平氏は「社会保険料が上がり、物価高も感じている。お金が回らない状況を前に進めていきたい」と述べた。浦平氏は同市出身で、国士舘大体育学部卒。2011年から同市議を2期務め、23年の県議選で初当選した。

 同選挙区には、いずれも新人で、自民党の二階伸康氏と立憲民主党の村上賀厚氏、参政党の林元政子氏、無所属の末吉亜矢氏、望月良男氏が出馬の意向を表明している。

 維新は同選挙区などを対象に野党候補を一本化するための「予備選」を実施するよう立民に提案している。会見に同席した維新の岩谷良平幹事長は「ぜひ提案に応えてもらいたい」と訴えた。

503OS5:2025/04/20(日) 10:45:33
自民:大阪
野党:石川・鳥取島根・熊本

野党分裂:福井・岐阜・滋賀・奈良・和歌山・広島?


和歌山(自)  
 自:二階伸康(新 二階俊博の三男) 
 無:望月良男(新 前有田市長 世耕弘成二に近い)
 立:村上賀厚(新 24年和歌山1区落選)
 維:浦平美博(新 県議)
 無:末吉亜矢(新 鶴保庸介参院議員に近い)
             *世耕弘成衆院当選  


山口(自)   
 自:北村経夫>>160不記載あり  *林芳正衆院転出
 国:関谷拓馬(新:教員)


大阪(自公維維)
 自:太田房江【未公認 引退?73歳】 >>160不記載あり
 公:杉久武
 立:橋口玲(新 弁護士) >>498
 維:佐々木理江(新 大阪市議大阪維新総務会長)
 維:岡崎太(新 大阪維新政調会長)        *東徹:衆院選出馬当選
 共:清水ただし(新)
 無?:梅村みずほ(現:維新公募選ばれず離党>>500)    
 国:足立康史(元維新代議士)→擁立断念


東京(自自公立共れ れ=山本太郎)
 自:武見敬三(1951年生まれだが公認) *丸川珠代:衆院選出馬落選
 自:石原伸晃 >>11鞍替え出馬を望む
 公:川村雄大(新 医師) 山口那津男は選挙区不出馬
 立:塩村文夏
 立:奥村政佳(比例から転出 ラグフェアボーカル)
 維:            *音喜多駿:衆院選出馬落選
 共:吉良佳子

 自:擁立断念 渡部カンコロンゴ清花>>492

504名無しさん:2025/04/20(日) 11:10:04
浦平氏は教諭時代の2003年に重大な剣道部顧問として重大な暴行事件を起こして
懲役1年6月・執行猶予3年の有罪判決を受けている人物のため、他党が交渉の
テーブルに付くことは無いと言われています

505OS5:2025/04/20(日) 20:06:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/8aa0fe80dce4c040a9473876a2dbd5ad26c3f1cd
「魅力的な政党ない」発言の泉房穂氏に対抗馬、国民民主が元経産省官僚を擁立 参院兵庫
4/20(日) 16:04配信


産経新聞
国民民主党が擁立を発表した元経産省職員の多田ひとみ氏=神戸市中央区

国民民主党は20日、夏の参院選兵庫選挙区(改選数3)に、新人で元経済産業省職員の多田ひとみ氏(44)を擁立すると発表した。

同党兵庫県連は、無所属で立候補を表明した元明石市長の泉房穂氏(61)の支援を検討していたが、泉氏が出馬会見で「魅力的な政党がない」などと発言したことを問題視し、独自候補の擁立に方針転換した。

多田氏は平成15年に同志社大卒業後、経産省に入省。通商産業政策局中東アフリカ室や近畿経済産業局などを経て、20年に退職。27年には公認会計士試験に合格し、翌年から監査法人に勤務。今月19日に退職した。

会見で多田氏は「対決よりも解決を推進しながら、国民民主党の政策を実現していきたい」と話し、「暮らしが温まれば社会が安定し、経済が発展する。手取りを増やす政策の実現に力を尽くしたい」と抱負を述べた。

兵庫選挙区では、自民党現職の加田裕之氏(54)と公明党現職の高橋光男氏(48)が改選を迎え、泉氏と、参政党新人の藤原誠也氏(36)、共産党新人の金田峰生氏(59)が立候補を表明している。

506OS5:2025/04/20(日) 20:07:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/1826b6b1834099d63f28b1cc6c039c08475cb7be
石丸新党、参院選10人擁立へ 東京と比例
4/19(土) 23:36配信

時事通信
記者会見する地域政党「再生の道」の石丸伸二代表=3月14日、東京都港区

 昨年の東京都知事選で次点となった石丸伸二氏(前広島県安芸高田市長)が率いる地域政党「再生の道」が今夏の参院選に10人の候補者擁立を検討していることが分かった。

 東京選挙区に1人、比例代表で9人を予定。石丸氏本人は出馬しない方針だ。関係者が19日、明らかにした。

507OS5:2025/04/20(日) 21:11:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/b4fb22512328c6699e95888e393289b160654355
国民民主が参議院選挙で積極擁立へ…他党の議員経験者にも触手、「本当にふさわしいのか」批判も
4/20(日) 20:55配信

読売新聞オンライン
 国民民主党は夏の参院選で候補者を積極的に擁立する構えだ。政党支持率は野党トップを維持しており、玉木代表は改選4議席から4倍の16議席以上と「比例1000万票」を目標に掲げる。候補者選定や他の野党との選挙区調整といった課題も少なくない。(薦田大和)

候補者の質・選挙協力 課題
 「自民でも維新でもない、国民民主という新しい選択肢を必ずお示しする」

街頭演説する国民民主党の玉木代表(19日、大阪市北区のJR大阪駅前で)

 玉木氏は19日、大阪市内での演説でこう訴えた。参院選では、京都、大阪、兵庫各選挙区に公認候補を立てる方針を決めており、日本維新の会が拠点とする関西でも攻勢を強め、党勢拡大を図りたい考えだ。

 国民民主は昨秋の衆院選で公示前から4倍の28議席に躍進した。知人女性との不倫問題が報じられた玉木氏が3か月の役職停止処分を受ける事態もあったが、地方選では勢いを維持し、3月の東京都小金井市議選、今月の長野県佐久市議選などで新人がトップ当選を果たしている。

 読売新聞社が11〜13日に実施した全国世論調査では、党の支持率は前月から1ポイント増の13%。野党第1党の立憲民主党(6%)を大きく引き離す現状に、国民民主幹部は「『手取りを増やす』政策を訴えていることが大きい」と分析する。

 参院選で16議席以上の獲得を目指すのは、非改選の5議席と合わせて予算を伴う法案提出権を得られる21議席を確保し、国会での存在感を更に高めるためだ。

 もっとも、候補者選びは順調とは言い切れない。

 他の選挙を含む公募には1000人規模の応募があったが、政治経験者が少ないため、他党の議員経験者を担ぎ出す例も出ている。これまでに、元民主党衆院議員や自民党愛知県議団幹事長を務めた県議の出馬が内定しているが、こうした方針には反発もある。

 大阪では前維新衆院議員の擁立を調整したものの、「国民民主の候補者として本当にふさわしいのか」(中堅)と批判を受け、20日に予定した候補者発表の記者会見は中止になった。

 ともに連合の支援を受ける立憲民主党との協力も焦点となる。与党過半数割れを目指す連合は、全国に32にある「1人区」で立民と国民民主に一本化を呼びかけるが、福井、滋賀、奈良で競合する見通しだ。

 党内には「『年収の壁』の見直しなど党の掲げる政策について実績が不十分」(若手)との指摘や、玉木氏の不倫問題で女性の支持が低迷したことを不安視する声もある。連合幹部は「支持率が堅調なため、玉木氏は選挙協力する気がない」と不満を漏らしている。

508OS5:2025/04/20(日) 21:12:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/c8273a1701f6ba53f0dba68104e7a59bfcf7e4db
参院選兵庫、国民が元経産省職員公認 泉房穂氏とは「共に戦う同志」
4/20(日) 17:30配信

朝日新聞
国民民主の玉木雄一郎代表(左)と参院選兵庫選挙区の公認候補の多田ひとみ氏=2025年4月20日午後、神戸市中央区、谷辺晃子撮影

 国民民主党は今夏の参院選兵庫選挙区(改選数3)に元経済産業省職員の多田ひとみ氏(44)を公認候補として擁立すると発表した。20日、神戸市内で開かれた表明会見で多田氏は「対話を重視する優しい政治を取り戻したい」と述べた。

【写真】失言で政党支援白紙に…泉房穂氏 参院選巡り関係者「もったいない」

 多田氏は大阪府豊中市出身。同志社大を卒業し、経産省に入省。2008年に退職後、公認会計士の資格を取得し今月まで監査法人に勤務していた。

 兵庫選挙区で立候補する理由として、「育った生活圏は尼崎などほとんどが県内だった。恩返しのつもりで臨みたい」とした。

 昨年2月から国民民主党の政治塾に参加し、昨年末に党の公募に応じたという。

 国民民主党県連は立憲民主党県連、連合兵庫とともに元明石市長の泉房穂氏を同選挙区で無所属での立候補を支援する方針だった。だが泉氏が表明会見で「魅力的な政党がない」などと発言したことを党本部が批判し、支援が取りやめになっていた。

 多田氏の会見に同席した国民民主党の玉木雄一郎代表は「泉さんは無所属だった。公党なので、原則は各選挙区に公認候補を立て、受け皿を示していく必要がある」と説明した。

 多田氏は「兵庫選挙区は複数区。泉さんはともに与党を過半数割れさせる同志だと思って戦いたい」と話した。

 同選挙区にはこのほか、自民現職の加田裕之氏(54)、公明現職の高橋光男氏(48)、共産新顔で元県議の金田峰生氏(59)、参政新顔の藤原誠也氏(36)が立候補を予定している。(宮坂奈津、谷辺晃子)

朝日新聞社

509OS5:2025/04/21(月) 21:17:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/9c63d471b8e191ef5991497884019dd6e05e9b13
れいわも参戦発表 参院選兵庫選挙区に新人女性を擁立 与野党&泉房穂氏も立候補で大激戦必至
4/21(月) 17:11配信
日刊スポーツ
れいわ新選組の山本太郎代表(2024年10月撮影)

 れいわ新選組は21日、今夏の参院選兵庫選挙区(改選3)に、新人で、元国連教育科学文化機関(ユネスコ)職員の米村明美氏(65)を擁立すると発表した。公認決定は4月15日付。

 同選挙区をめぐっては、国民民主党の玉木雄一郎代表が20日、神戸市で会見し、新人で元経産省職員の多田ひとみ氏(44)の擁立を発表したばかり。3月24日には、元兵庫県明石市長の泉房穂氏も立候補を表明した。泉氏は当初、国民民主などが支援を調整していたが、立候補会見で「魅力的な政党がない」と発言したことを受けて国民民主は方針転換し、独自候補擁立に至った。

 兵庫選挙区にはこれまでに、自民党現職の加田裕之氏、公明党現職の高橋光男氏、参政党新人の藤原誠也氏、共産党新人で元兵庫県議の金田峰生氏も立候補を表明しているほか、日本維新の会も候補者を擁立する方針で、かなりの激戦になるのは必至だ。

510OS5:2025/04/21(月) 21:23:58

4428 :OS5 :2025/04/21(月) 21:23:45
周南市
当8,388 18.0%上岡康彦 62歳公明現6回党県副代表
当7,504 16.1%福田吏江子40歳無所属新1回(元)周南市議 →一人会派
当7,384 15.8%友広巌   66歳自民現4回党県政調会長
当6,410 13.8%坂本心次  57歳自民現2回党県総務副会長
当5,936 12.7%大内一也  49歳国民新1回党県代表 21年山口1区落選 22年山口選挙区落選
落5,910 12.7%戸倉多香子 63歳立民現3回党県副代表
落5,080 10.9%新造健次郎 58歳自民現2回党県財務委員長



https://news.yahoo.co.jp/articles/fcfeec9d9c8a3e186eb96e0bf817eb43a1fd4b40
夏の参議院選挙 立憲民主党山口県連が元県議会議員の戸倉多香子さんを公認申請へ
4/21(月) 19:32配信

KRY山口放送

夏の参議院選挙に向け、立憲民主党県連は元県議会議員の戸倉多香子さんを公認候補とするよう党本部に申請することを決めました。

立憲民主党県連によりますと、戸倉多香子さんの公認申請は、19日に開いた幹事会で決定したということです。

戸倉さんは、周南市出身の65歳。2011年から県議会議員を3期務めた後、2023年の県議選では敗れ、現在は党県連の常任幹事と政務調査委員長を務めています。

取材に対し、「上関町で計画されている原発・中間貯蔵施設への反対や、中小企業の可処分所得を増やす政策を訴えたい」と話しています。

参院選・山口選挙区には自民党の現職・北村経夫さん、国民民主党の新人・関谷拓馬さん、参政党の新人・山﨑珠江さんも立候補を表明しています。

511OS5:2025/04/22(火) 01:49:25
>>507
元民主党衆院議員って誰を指すんですかね?
後藤斎元知事?

512OS5:2025/04/22(火) 16:40:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a40c651ff5dfda67126b326fed04aff6470c8d1
【独自】維新・清水貴之元参院議員が次期参院選への出馬『辞退』兵庫県知事選で斎藤氏に敗れ落選
4/22(火) 15:58配信

読売テレビ
読売テレビニュース

 今夏の参院選兵庫選挙区に出馬する意向を示していた、清水貴之元参院議員(50)が出馬の辞退を党本部に伝えたことが、22日、党関係者への取材で分かりました。

 清水氏は福岡県出身で、元朝日放送(現:朝日放送テレビ)アナウンサーから転身し、2013年の参院選・兵庫選挙区で維新公認として初当選していましたが、2期目の途中で辞職。去年11月の兵庫県知事選挙に無所属で立候補しましたが、斎藤氏に敗れ落選していました。
 その後、今夏の参院選に再び立候補するべく、党本部と調整を進めていました。

 維新関係者によりますと、現在、清水氏の代わりとなる候補は決まっていないということです。

 兵庫選挙区には現在、無所属で元明石市長の泉房穂氏(61)、国民民主党の多田ひとみ氏(44)、共産党の金田峰生氏(59)、参政党の藤原誠也氏(36)、れいわ新選組の米村明美氏(65)が立候補を表明しています。また、現職である自民党の加田裕之氏(54)、公明党の高橋光男氏(48)の2人も立候補が予定されています。

513OS5:2025/04/22(火) 16:40:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/7aafd97e9b7271d6ea31eb4680c63590bede8c94
「自分がちっぽけに…」維新離党届の梅村みずほ氏 敗退の予備選「今回限りの措置」に不信
4/22(火) 7:00配信

産経新聞
日本維新の会に離党届を提出した梅村みずほ参院議員

日本維新の会に離党届を提出した梅村みずほ参院議員は21日、X(旧ツイッター)で離党を決意した理由に「維新のガバナンス不全」を挙げた。梅村氏は夏の参院選大阪選挙区(改選数4)の公認候補予定者を決める党内の予備選で敗れており、党執行部の対応について「脆弱なガバナンスを目の当たりにし、党内における自分の存在が途端にちっぽけなものに感じられた」と書き込んだ。



■予備選はルール化が当然なのに

梅村氏は令和元年の参院選大阪選挙区で初当選した。改選を目指したが、8日に投開票された予備選の第二次選考で敗れた。維新は予備選を大阪選挙区のみで実施。梅村氏は16日付で離党届を提出している。

離党を決めた理由は、岩谷良平幹事長が9日の会見で梅村氏が敗れた予備選の実施は「今回に限った措置」「大阪維新の選対を中心に決定したこと」と発言したことなどを挙げた。予備選の敗退については「日頃の活動不足によるもの」「離党理由とは一切関係ない」と明言した。

梅村氏は予備選を「現職議員の政治生命に関わるほどの重い選挙システム」とし、「『ルール化』することが当然で、今回のようなクローズドの場で数人によって決定し、たった1回で終わる選挙であれば妥当性は疑われて然るべき」と疑問視した。

■信じる維新スピリッツを胸に

岩谷氏について「『1度でも実施したからには大阪府内の国政候補については当然実施すべき』と発言してほしかった」とも漏らした。

予備選挙の責任者が日本維新の会なのか地域政党「大阪維新の会」なのかが不明だとして、「責任者が誰であるのかがあいまいになっている」と苦言を呈した。

その上で、1期6年について「不器用ながら全速力で、まっすぐ突き進んできた」と振り返り、「維新がなければ無名の働くお母さんだった私が国会議員になることなどできなかった。自分の信じる維新スピリッツを胸に次の道を歩んでいく」と強調し、党関係者や支援者らに感謝の言葉をつづった。

今後の参院選や衆院選などに出馬するかどうかは「白紙の状態」だという。

514OS5:2025/04/22(火) 16:42:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e518096f77f1cd7ca5bfeb8262705de52d33551
れいわが元ユネスコ職員の米村氏を擁立 参院選兵庫、教育費拡充訴え
4/21(月) 21:00配信

朝日新聞
れいわから立候補を表明した米村明美氏(右)と共同代表の大石晃子氏

 れいわ新選組は21日、今夏の参院選兵庫選挙区(改選数3)に元大学教授で元ユネスコ(国連教育科学文化機関)職員の米村明美氏(65)を擁立すると発表した。米村氏は神戸市内で記者会見を開き、「教育を受けたい人がいつでもどこでも受けられるような社会を目指したい」と述べた。


 米村氏は広島県出身。関西外国語大学を卒業後、30代で渡米するまで神戸市内で暮らしながら外資系企業などに勤めたこともある。

 米大学院へ留学後、米州開発銀行などを経て2002年から約19年間、ユネスコ職員。主にアフリカで教育の政策提案を担当した。今年3月、関西外国語大を定年退職した。

 米村氏は「日本が発展できたのは教育のおかげ」とし、教育無償化や教員の待遇改善など、教育費の拡充に取り組む姿勢を示した。

 同選挙区には自民現職の加田裕之氏(54)、公明現職の高橋光男氏(48)、参政新顔の藤原誠也氏(36)、無所属新顔で元明石市長の泉房穂氏(61)、共産新人で元県議の金田峰生氏(59)、国民新人の多田ひとみ氏(44)が立候補を予定している。(中塚久美子)

朝日新聞社

515OS5:2025/04/22(火) 22:14:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/dbe1519647c2437a4bcbc0a88f8b5b41bd6f3ce4
国民民主、菅野志桜里氏を参院選比例代表に擁立へ 旧民進党政調会長など歴任
4/22(火) 18:59配信

産経新聞
菅野志桜里氏(奥原慎平撮影)

国民民主党は今夏の参院選比例代表に元国民民主衆院議員の菅野(旧姓・山尾)志桜里氏(50)を擁立する方針を固めた。22日、国民民主幹部が明らかにした。23日にも公認を発表する見通しだ。菅野氏は平成21年に衆院愛知7区から出馬して初当選し、旧民進党政調会長などを歴任した。令和2年に国民民主に合流したが、翌3年の衆院選に出馬せず政界を引退していた。

516OS5:2025/04/24(木) 09:24:52
https://www.tokyo-np.co.jp/article/400468
国民民主が参院選の東京選挙区に元NHKアナの牛田茉友氏と奥村祥大氏の2人を擁立すると発表
2025年4月23日 17時55分
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国民民主党は4月23日、今夏の参院選東京選挙区(改選数6、補選1)に元NHKアナウンサーの牛田茉友(まゆ)氏(39)と、会社員の奥村祥大(よしひろ)氏(31)の新人2人を擁立すると発表した。当選すれば、国民民主にとって東京選挙区で初の議席となる。
◆玉木代表「東京から党の政策を全国に熱伝導する」
参院選東京選挙区の国民民主党公認候補に内定し、記者会見する奥村祥大氏(左)と牛田茉友氏=4月23日、国会内で(佐藤哲紀撮影)

国会内で記者会見した玉木雄一郎代表は「東京選挙区は(参院選)全体にも影響を与える、わが党としても最重点選挙区の一つ」とした上で、「6月の都議選、7月の参院選と、東京から国民民主党の政策をしっかりと日本全国に伝えるつもりで、熱伝導していきたい」と語った。
榛葉賀津也幹事長は東京選挙区について、党が実施した都内の情勢調査で「自民にも立憲にも決して負けていない」と説明。立憲民主党が2人の擁立を既に発表し、自民党も2人擁立を目指していることを踏まえ、「これだけ頑張っている国民民主党が1でいいのかと。都議選と相乗効果を出すためにも、苦しくても2名出して、2名取る」と述べた。
◆牛田氏「伝えるだけでは変えられない壁を感じた」
牛田氏はNHKで4月13日まで、各党幹部らが出演する「日曜討論」のキャスターを務めていた。18日付でNHKを退職したという。
奥村氏は通信会社やIT関連企業での勤務を経て、2024年秋の衆院選に国民民主公認で東京28区から立候補したが、落選した。
記者会見に同席した牛田氏は「アナウンサーの仕事には誇りを持って取り組んできた。ただ、ニュースを伝える中で、どうしても伝えるだけでは変えることができない制度の壁を感じることがあった」と指摘。
「右でも左でもない、真ん中にいる国民のSOSにしっかりと耳を傾け、そして今できる最善の解決案を提案し、スピード感をもって政治を進めていきたい」と語った。
玉木雄一郎代表と握手する牛田茉友氏=4月23日、国会内で(宮尾幹成撮影)

奥村氏は「(国民民主は)昨年の衆院選で議席を4倍に増やし、30年動かなかった(年収の)壁、50年動かなかった(ガソリン税の暫定)税率がなんとか変わろうとしているが、まだまだ大きな岩を動かす力が足りない」と話し、「何とかして、これを変えていきたい。その思いで今回、改めて挑戦をさせていただきたい」と訴えた。
◆「手取りを増やす」掲げ、昨年の衆院選で躍進
国民民主は2024年秋の衆院選で、「手取りを増やす」をキャッチフレーズに消費税や所得税の減税、社会保険料の軽減などを掲げ、大幅に議席を増やした。最近の各種世論調査では、政党支持率で野党第1党の立憲民主党を上回り、特に若い世代の支持は自民党よりも高い傾向が定着している。
東京選挙区の改選数は6だが、2024年夏の都知事選への立候補に伴い自動失職した蓮舫氏(2022年当選)の補欠選挙を併せて行うため、今回は上位7人が当選者となる(7位当選者の任期は、蓮舫氏の残り任期である2028年までの3年間)。
◆自民は2人目を調整中、立憲民主も2人擁立
これまでに、自民党が現職の武見敬三氏、共産党が現職の吉良佳子氏、立憲民主党がいずれも現職の塩村文夏氏(東京選挙区)と奥村政佳氏(比例代表)、社民党が新人の西美友加氏の擁立を発表。公明党は現職の山口那津男元代表が引退し、新人の川村雄大氏が立候補する。
昨年夏の都知事選で2位だった石丸伸二氏が設立した地域新党「再生の道」は、東京選挙区に1人を擁立する方針。国民民主党と同様、政党支持率が伸びているれいわ新選組の動向も注目される。
ガッツポーズで写真撮影に応じる(左から)玉木雄一郎代表、奥村祥大氏、牛田茉友氏、榛葉賀津也幹事長=4月23日、国会内で(宮尾幹成撮影)

東京選挙区の2019年改選で当選した6人のうち、自民党の丸川珠代氏と日本維新の会の音喜多駿氏は、2024年の衆院選に立候補したため自動失職。欠員2となっている。
自民党は丸川氏に代わる2人目の候補として、NPO法人代表理事の新人の擁立を検討したが、過去に自民党への批判的な言動があったことが明らかになり、調整は難航している。このほか、衆院議員を10期務めた石原伸晃元幹事長も公募に名乗りを上げている。(宮尾幹成)

517OS5:2025/04/24(木) 17:32:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/372b6ee261e3d2784498ac5bdb77c32b7af333c6
参議院選挙鹿児島選挙区、議席死守したい自民党・勢いに乗りたい立憲民主党の戦い軸か…懸念は足並みの乱れ
4/24(木) 15:24配信

読売新聞オンライン
読売新聞

 7月下旬の投開票が有力視される参院選まで3か月に迫り、鹿児島選挙区(改選定数1)の動きが活発化している。自民党は前参院議員の園田修光氏(68)を公認する一方、立憲民主党は尾辻秀久・前参院議長の三女で無所属での出馬を表明した尾辻朋実氏(44)を推薦。参政党も擁立した。議席を死守したい自民と、昨秋の衆院選の勢いに乗りたい立民の戦いが軸になりそうだが、いずれも足並みの乱れを懸念する。

【写真】尾辻秀久氏

園田修光氏を公認「選考過程に瑕疵はない」
園田修光氏

 「約4か月かけて出した結論だ。選考過程において瑕疵はない」。13日に開かれた自民党鹿児島市支部の参院選必勝決起大会。鹿児島県連の吉留厚宏幹事長は、詰めかけた党所属の国会議員や県議、支援者らを前に語気を強めた。

 県連は現職の尾辻秀久氏の引退表明を受け、昨年7月に公認候補を公募。応募者の中から園田氏と外薗勝蔵県議(73)に絞り込み、党本部に一本化を一任した。党が実施した世論調査の結果などに基づき、同12月に園田氏の公認が決まった。

 これに対し、党県議団から推薦される形で手を挙げていた外薗氏は一時、無所属での立候補を模索。しかし今年2月、「党を二つに割れない」と出馬を断念した。

 県連は園田氏が衆参両院の議員や福祉施設の運営に携わった経緯を踏まえ、「(国政の)経験もあり、社会保障問題に通じている。一番いい」(野村哲郎・選挙対策委員長)とする。しかし、国政への足がかりをつくりたかった県議の一部は複雑な心境を抱き、県連幹部は参院選まで間近となった現在も「選考の正当性」の説明に追われる。

「自民を出た相手候補を勝たせるわけにはいかない」
 「農業など産業が外に発信していくような、元気な鹿児島をつくっていきたい」と訴える園田氏。県連の森山裕会長は13日に指宿市で開かれた集会で「自民党が負けると、今まで積み上げてきたものがおかしくなる。何としても当選を果たさせていただきたい」と支援を求めた。

 同党県議の一人は「県議の中には園田氏の年齢や、目新しさに乏しいことなどを不安視する声もある。ただ、自民を出て立民に入った相手候補(尾辻朋実氏)を勝たせるわけにはいかない。県議が団結して臨まないと」と話す。

尾辻秀久・前参院議長の三女、尾辻朋実氏を推薦
尾辻朋実氏

 「鹿児島で勝てたら私、政権交代いけると思うんですよ」。20日、立憲民主党県連の定期大会で、来賓の辻元清美・代表代行が声を上げた。拍手がわく中、推薦候補として紹介された尾辻氏は必勝を誓った。

 尾辻氏は今年1月、無所属での立候補を表明。立憲民主党の川内博史衆院議員(鹿児島1区)から打診されて決断し、同党の推薦が決まった。

 尾辻氏は自民党重鎮の父親・秀久氏の秘書を務め、今回、同党公認を求めて県連による公募にも応募した。選考に漏れて出馬の可能性を模索する中、立民が主導して擁立を進めたことから1月に立民に入党した。こうした経緯が、反自民で共闘するはずの野党側に足並みの乱れを生じさせている。

「地盤を引き継いでいないので世襲には当たらない」
 立民の支持母体である連合鹿児島は3月中旬、尾辻氏の推薦を決めた。決定まで当初の予定より時間がかかったが、下町和三会長は「尾辻氏の視線は弱者に向いている。協働できる」と評価する。一方で「組合員の中には不満に思う人もいる」と話す。

 国民民主党は、連合鹿児島の推薦を尊重するとしたものの、尾辻氏が立民党員で完全な無所属ではないことなどから、県連としては支持しないことを決めた。

 社民党は尾辻氏が自民の公募に手を挙げたことや、原発に対する考え方など政策面の相違から内部で懸念の声もあるというが、県連の山崎博幹事長は「園田さんに勝つために社民党が責任を果たす。立憲民主党と力を合わせて自民党政治を変える」と話す。

 「世襲」との指摘もあるが、立民県連の柳誠子代表は「自民の地盤を引き継いでいるわけではないので、世襲には当たらない」と反論。「野党が団結しないと参院選は戦えない。自公政権を追い込んでいかなければ」と共闘を訴える。

 鹿児島選挙区では共産党も擁立を模索している。

518OS5:2025/04/24(木) 19:52:20
>>494
https://news.yahoo.co.jp/articles/e3e1ed46bc70a4327372e65c8656a8991e5966ca
元NHKアナ牛田茉友氏、今月13日に打診→14日退職願→18日に退局 参院選出馬は超スピード決断
4/23(水) 21:05配信


日刊スポーツ
牛田茉友氏(2017年撮影)

 元NHKアナウンサーの牛田茉友氏(39)は23日、国会内で記者会見し、今夏の参院選東京選挙区(改選6、任期3年の1議席と合わせ今回は7議席)に、国民民主党から立候補することを正式に表明した。

 牛田氏は、玉木雄一郎代表、榛葉賀津也幹事長、東京選挙区のもう1人の候補予定者で、昨年の衆院選東京28区に出馬した会社員の奥村祥大氏(31)とともに会見に臨んだ。

 牛田アナは今月13日まで、NHK「日曜討論」のキャスターを務めていたが、17日に一部で出馬情報が報じられ、20日の放送は出演していなかった。会見で、出馬を打診されてから意向を固め、退局するまで「超スピード決断」だったことを明かした。

 国民民主側から出馬を打診されたのは、「日曜討論」に出演した今月13日だったという。牛田氏は「職場には、翌日の朝に(出馬の意向の)返事をした。その場で退職願を書き、18日に退職いたしました。その後手続きを進めて、今に至っています」と述べた。

 国民民主を選んだ理由については「現役世代の手取りを増やす、対決よりも解決という言葉に共感している。右でも左でもない、真ん中にいる国民のSOSにしっかり耳を傾け、今できる最善の解決案を提案し、スピード感をもって政治を進めていきたい」と、述べた。

 国民民主は、各党、各候補者がしのぎを削り、参院選では毎回最大の激戦区となる東京選挙区に2候補を擁立し、ともに議席を獲得することに強い意欲を示している。

 同選挙区では、自民党現職の武見敬三前厚労相(73)、立憲民主党現職の塩村文夏氏(46)、立憲民主党現職の奥村政佳氏(47)、公明党新人の川村雄大氏(40)、共産党現職の吉良佳子氏(42)、社民党新人の西美友加氏(53)が、これまでに立候補を表明。また、石丸伸二・前広島県安芸高田市長が代表を務める地域政党「再生の道」が候補者擁立方針を示しているほか、れいわ新選組も、候補者を調整しているとみられる。自民党も2人目の候補を調整している。

519OS5:2025/04/24(木) 19:52:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/a906be8d5faac19b9b699288156c2ccd1bd97c82
国民民主、参院選目玉候補選びに細心の注意 過去の不倫疑惑の菅野志桜里氏は決定見合わせ
4/23(水) 20:51配信


産経新聞
元国民民主衆院議員の菅野志桜里氏

国民民主党が夏の参院選で擁立する目玉候補の選定に細心の注意を払っている。堅調な政党支持率を維持しているが、候補者次第では逆風に変わる展開もあり得るからだ。23日の党会合では、東京選挙区(改選数6)から立候補する元NHKアナウンサーの牛田茉友氏(39)らの公認を決定する一方、元国民民主衆院議員の菅野志桜里氏(50)の決定は見合わせた。「世論」という石橋をたたきながら、選定を進めることになりそうだ。

■最重点の東京選挙区には強気に2人擁立

国民民主の玉木雄一郎代表と榛葉賀津也幹事長は23日夕、国会内で記者会見を開き、東京選挙区から牛田氏と、会社員の奥村祥大氏(31)の2人を擁立することを発表した。2人の候補者と並んだ玉木氏は「東京から国民民主の思いや政策をしっかりと日本全国に熱伝導させていきたい」と意気込んだ。

東京選挙区は選挙戦全体を左右する「最重点選挙区」(玉木氏)だ。このため、国民民主は目玉となる候補者の選定を進めてきたが、NHKの看板番組「日曜討論」でキャスターを務めた牛田氏と、昨年の衆院選でも擁立した奥村氏の2人に白羽の矢を立てた。

自民党や立憲民主党も2人を擁立する全国屈指の激戦区だが、榛葉氏は高い政党支持率を踏まえ、「党全体の趨勢(すうせい)を見たときに2人とも出さない手はない。積極的に戦おうという結論になった」と強気に打って出た。

■大阪選挙区での足立氏擁立も結論に至らず

もっとも、順調に目玉候補の選定が進んでいる選挙区ばかりではない。

大阪選挙区(同4)では日本維新の会に所属していた前衆院議員の足立康史氏(59)の擁立を模索するが、足立氏の過去の言動を巡り、支持を受ける連合が強く反発し、今も最終的な結論に至っていない。

参院選比例代表への擁立を検討していた菅野氏に関しては、23日の公認決定が見送られた。22日に菅野氏の出馬が一部で報じられると、SNS上で過去の不倫疑惑が蒸し返され、国民民主の候補者の選定基準を疑問視する声が沸騰した。国民民主は予想以上のハレーションに判断を保留した形だが、幹部は「菅野氏の扱いは玉木氏と榛葉氏が預かっている」と話す。

議員経験者の選定に傾くのは、国民民主が即戦力を求めているからだ。先の衆院選で公示前4倍の28議席に躍進したが、その内実は経験値が浅い新人議員ばかり。菅野氏は人権外交、足立氏は経済政策といった得意分野があり、国会での論戦力も備える。だが、賛否渦巻く候補者を無理に立てれば、頼みの綱である世論から確実に見放される。

「何も決まっていない」

玉木氏は菅野氏の選定状況について周囲を煙に巻いたが、強い逆風に神妙な表情を浮かべていた。(永原慎吾)

520OS5:2025/04/24(木) 19:53:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/f31b29b505a118bdd262a762232759bfc8216aa4
国民、元格闘家の須藤元気氏擁立へ 医師の薬師寺道代氏も 参院比例
4/23(水) 19:13配信
毎日新聞
須藤元気氏=橋口正撮影

 国民民主党は夏の参院選比例代表に、いずれも元参院議員で元格闘家の須藤元気氏と、医師の薬師寺道代氏を擁立する調整に入った。党関係者が23日、明らかにした。


 須藤氏は対戦相手をかく乱する柔軟なファイトスタイルで「変幻自在のトリックスター」の異名をとった総合格闘家。2019年、参院選に立憲民主党公認で立候補し初当選したが、その後、離党した。昨年10月の衆院選に東京15区から無所属で出馬し落選した。

 薬師寺氏は13年、参院選愛知選挙区に旧みんなの党から立候補し初当選した。その後無所属で活動していたが、19年に自民党に入党。昨年10月の衆院選では自民党の比例九州ブロックに立候補したが落選した。【遠藤修平】

521名無しさん:2025/04/26(土) 19:21:34
東京選挙区三連単

牛田、公明、塩村

522名無しさん:2025/04/26(土) 23:07:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/64f8f9cb0588269fe669f758746e66af998fcfe1
元三菱商事の吉平氏を維新擁立へ 参院選兵庫、清水氏は立候補見送り
4/26(土) 18:00配信

朝日新聞
吉平敏孝氏

 日本維新の会は、今夏の参院選兵庫選挙区(改選数3)に元三菱商事社員で兵庫県洲本市出身の吉平(よしひら)敏孝氏(44)を公認候補として擁立する方針を固めた。党関係者への取材でわかった。28日にも神戸市内で立候補会見を開く予定という。

 吉平氏は東京大法学部を卒業後、三菱商事を経て2023年、維新の会の衆議院東京都第3選挙区支部長に就任した。昨秋の衆院選で東京3区から維新の公認候補として立候補し、自民の石原宏高氏に敗れていた。

 兵庫選挙区では前回改選時の19年、維新公認で現職だった清水貴之氏がトップ当選したが、任期途中の昨秋、県知事選に立候補したため自動失職。今夏の立候補を見送り、維新は候補者選びを続けてきた。

■兵庫選挙区の顔ぶれ

 兵庫選挙区には26日現在、自民現職の加田裕之氏(54)、公明現職の高橋光男氏(48)、共産新顔で元県議の金田峰生氏(59)、国民民主新顔で元経産省職員の多田ひとみ氏(44)、れいわ新顔で元ユネスコ(国連教育科学文化機関)職員の米村明美氏(65)、参政新顔の藤原誠也氏(36)、無所属新顔で元明石市長の泉房穂氏(61)が立候補を予定している。(谷辺晃子)

朝日新聞社

523OS5:2025/04/26(土) 23:13:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/ebf97d94cb92b97b02fc3242b15d8d616ac074e5
一騎打ち構図、18選挙区 参院選改選1人区、野党調整停滞
4/26(土) 16:53配信


共同通信
主な政党の改選1人区の擁立状況

 夏の参院選で全体の勝敗の鍵を握る32の改選1人区のうち、与野党の事実上一騎打ちの構図が18選挙区にとどまっていることが、26日時点の共同通信社の集計で分かった。立憲民主、日本維新の会、共産、国民民主の主要野党の公認候補ら野党系が競合している選挙区は12に上る。野党間の調整が進んでいないことが鮮明になった。

 参院選の投開票が有力視される7月20日まで既に3カ月を切った。自民党は全32選挙区で公認候補を決めている。主要野党から複数の候補が出馬すれば、政権批判票が分散し、自民に有利に働く可能性がある。

 擁立状況は、地方組織を含む各党の公認、推薦の発表を基に、共同通信社がまとめた。

 集計では、一騎打ちの構図は、岩手、宮城、秋田、栃木、新潟、長野、三重、鳥取・島根、岡山、山口、徳島・高知、香川、愛媛、佐賀、大分、宮崎、鹿児島、沖縄。

 主要野党4党で2党以上の公認または推薦候補が競合するのが、青森、山形、福島、群馬、富山、福井、山梨、岐阜、滋賀、奈良、和歌山、長崎。

524OS5:2025/04/26(土) 23:19:03
>>523
共産を除いたら割と棲み分け出来てて
できてないのが下記5個だけなんですよね。
滋賀・奈良・和歌山あたりは一本化できればいい戦いになりそうですが・・・
・福井 立憲・国民(共産)
・岐阜 立憲・維新(共産)
・滋賀 立憲・維新・国民(共産)
・奈良 立憲・維新・国民(共産)
・和歌山立憲・維新

525OS5:2025/04/26(土) 23:27:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/4a32476e3d02b7a2ace1de60f8e171f3baa4e2bc
デヴィ夫人が代表の「ワンニャン平和党」が解散を発表 2月に結党
4/25(金) 20:40配信

朝日新聞
「12(ワンニャン)平和党」のロゴマークを掲げるデヴィ・スカルノ氏(中央)と堀池宏氏(右から2人目)ら=2025年2月12日、千代田区永田町2丁目、吉沢龍彦撮影

 「デヴィ夫人」の呼び名で知られるタレントのデヴィ・スカルノ氏が代表を務めていた新党「12(ワンニャン)平和党」は25日、解散したことを党のウェブサイトで発表した。

 サイトに掲載された発表文によると、20日に解散を決定したという。同党は今夏の参院選に候補者を擁立することを目指して今年2月に結党を発表。「犬猫の食用禁止の明確な法制化」など、犬猫の愛護に関する政策を掲げていた。

 昨年の東京都知事選で次点となった石丸伸二氏陣営の選対事務局長を務めた選挙プランナーの藤川晋之助氏が戦略作りに携わっていたが、藤川氏は先月、都内の病院で亡くなっていた。(吉沢龍彦)

朝日新聞社

526OS5:2025/04/26(土) 23:29:40

https://www.tokyo-np.co.jp/article/400743
石丸新党「再生の道」が参院選東京選挙区に吉田綾さんを擁立 比例は9人出馬へ 政策に「教育投資」掲げる
2025年4月25日 13時36分

地域政党「再生の道」の石丸伸二代表(42)が25日、東京都内で記者会見し、今夏の参院選で東京選挙区の1人を含む計10人を擁立すると発表した。石丸氏自身の出馬については「今のところ、その意思はない」と述べた。

政策として、公教育を充実させるための「教育投資」を掲げ、国政政党の要件(国会議員5人以上、または全国で2%以上の得票)を満たすことを目指すという。
参院選東京選挙区への立候補を表明する吉田綾さん(左)と、再生の道の石丸伸二代表=4月25日午後、東京都港区で(池田まみ撮影)

東京選挙区(改選数6、補選1)には、新人の吉田綾さん(40)が立候補する。吉田さんは日本貿易振興機構(ジェトロ)や在ロシア日本大使館などで勤務経験があり、現在はヘッドハンティング転職支援の仕事に就いている。
東京選挙区は、既に立憲民主党と国民民主党が2人ずつ候補者を擁立し、自民党、公明党、共産党、社民党なども議席獲得を目指す大激戦区。
他候補との違いを問われた吉田さんは「一番の違いは、私が一般人であるということだと思っている。名が売れた芸能関係者でも、元議員の家系の育ちでもない」「一般の生活をしていて政治に憤りを感じていたし、物価高に苦しんできたし、自身の経験を基にして政策を考えていけるという意味では強みなのかなと思う」と話した。
比例代表には、次の新人9人が立候補する。
浦野仁(じん)さん(29)
大谷佳弘さん(54)
金井享太(きょうた)さん(47)
木島康雄さん(60)
宜保晴毅(ぎぼ・はるき)さん(57)
小林学さん(50)
水野純也さん(62)
宮田崇生(たかお)さん(30)
横山春紀さん(35)
公職選挙法は、政党要件を満たさない政治団体が参院選の比例代表に候補者を擁立する場合、選挙区と比例代表で計10人以上とする必要があると規定している。
石丸氏は、再生の道の候補者が参院議員に当選した場合、任期の上限を2期12年とする考えも打ち出した。
◆「超有能な人たちを参議院に送り込む」
石丸氏は4月9日に公開されたインターネット番組「ReHacQーリハックー」で、国民民主党の玉木雄一郎代表と対談。その中で、参院選での訴えについてこう言及した。
東京都知事選に立候補した石丸伸二氏=2024年6月30日、中野区で(佐藤裕介撮影)

「教育への投資を優先する党。その中身は(たくさんの声を「見える化」する)ブロードリスニングで集める。実行するのは超有能な人たち。 これを参議院に送り込もうと考えてます。基本的には海外に強い、そんな人材を全員でそろえます」
石丸氏は4月25日の記者会見で、6月22日投開票の都議選には、現時点で36選挙区に45人を擁立することも明らかにした。都議選では、再生の道としての政策は掲げない。
石丸氏は3月14日の記者会見で、都議選の公認候補に応募して最終の3次選考に残った人については、希望者がいれば、参院選の東京選挙区などに立てると説明していた。
石丸氏は2020年8月に、広島県安芸高田市長選で当選。任期途中の24年6月に辞職し、東京都知事選に立候補した。初挑戦した知事選では、当選した小池百合子氏に次ぐ約165万票を獲得した。

527OS5:2025/04/26(土) 23:29:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/3fa2cea9d2ddd96c6e878e727ee19a5e9b1ac56e
石丸新党、参院選の任期は2期までに制限 候補者10人を発表
4/25(金) 19:17配信

毎日新聞
「再生の道」の石丸伸二代表(右)とともに記者会見する参院選東京選挙区立候補予定の吉田綾氏=東京都港区で2025年4月25日、和田大典撮影

 地域政党「再生の道」代表の石丸伸二・前広島県安芸高田市長は25日、今夏の参院選で擁立する候補について、当選後の任期を2期12年に制限すると明らかにした。公開討論会への出席も義務づける。唯一掲げる政策「教育への投資」の中身については、「公教育を充実させる」と説明した。

 石丸氏はこの日、東京都内で記者会見を開き、東京選挙区(改選数6、欠員補充1)1人と比例代表9人の計10人の候補者も発表した。中長期的に政党要件を満たすことを目標とし、次期衆院選での候補者擁立も視野に入れているという。

 自身は改めて参院選に「出ない」と述べた。一方、政党とみなされるには10人の候補者が必要で、辞退者が出た場合に立候補する可能性を問われると、「願わくばこの10人で臨みたい」とかわした。

 会見には、東京選挙区に擁立する新人の吉田綾氏(40)も同席した。吉田氏は会社員で、外務省の在外公館派遣員制度で在ロシア日本大使館での勤務歴もある。「政治に憤りを感じてきたし、物価高に苦しんでいる。より当事者として政策を考えていく」と訴えた。【遠藤龍、加藤昌平】

528OS5:2025/04/26(土) 23:32:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/684e9cd0dd5c5b8b5a89aa60492bea48b7a53c08
12平和党が参院選擁立断念し解散 デヴィ夫人帰化遅れや書類送検、藤川晋之助氏死去響く
4/26(土) 7:00配信

産経新聞
12平和党設立の記者会見に出席したデヴィ夫人(中央)、藤川晋之助氏(左端)ら=2月12日、東京・永田町(岩崎叶汰撮影)

タレントのデヴィ夫人ことデヴィ・スカルノ氏(85)が代表を務め、夏の参院選への候補者擁立を目指していた政治団体「12(ワンニャン)平和党」は25日、擁立を断念し、解散したと公式サイトで発表した。

12平和党は2月12日に設立記者会見を行い、「犬猫の食用禁止の明確な法制化」「殺処分ゼロ」「動物虐待の厳罰化」などを掲げ、犬や猫の保護のシングルイシュー(単一論点)政党と位置付け、候補者の公募も始めていた。

しかし、選挙対策委員長を務めていた藤川晋之助氏が3月11日に死去。出馬に向けてインドネシア国籍から日本への帰化許可申請を行っていたデヴィ夫人の審査が長引いていた。デヴィ夫人が自身の事務所で働いていた女性にグラスを投げつけたとして、今月16日に警視庁から暴行容疑で書類送検されたことも影響したとみられる。

デヴィ夫人は公式サイトの動画で「藤川氏の逝去という予想できない事態に加え、私自身の日本国籍への帰化承認問題が未解決のままで現在に至っている。政党としての活動を、残念ながらここでいったん終了することを決断せざるを得なかった」と説明し、支援者に感謝し、謝罪した。

529OS5:2025/04/26(土) 23:45:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/627d2eb0f534527b4ae305239829746477fb96c5
参議院選挙、立憲民主党熊本県連が候補者の決定を延期…衆参とも敗北続き「二の足を踏んでしまう状況」
4/25(金) 15:19配信

読売新聞オンライン
読売新聞

 今夏の参院選熊本選挙区(改選定数1)について、立憲民主党熊本県連は24日、今月上旬をめどとしていた候補者の決定を延期した。5月18日に開催予定の県連定期大会までに決めるとしている。

 24日夜に熊本市で開いた会合後、鎌田聡代表が明らかにした。「衆院選、参院選ともに勝てていない状況が続き、(声をかけている人が)二の足を踏んでしまう状況にある」と述べた。また、同日は鎌田代表の再任を内定した。

 同選挙区では、自民党が3選を目指す現職・馬場成志氏(60)、参政党が新人・山口誠太郎氏(36)をそれぞれ公認している。

530OS5:2025/04/26(土) 23:49:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/83ea6e05dcc62747d3f0e92b78b18d0d387dbf2d
「当選したら自民復帰?」臆測飛び交う参院選鹿児島 元議長の娘は組織切り崩し、自民は引き締め 第三極も加わり異例の前哨戦
4/25(金) 6:03配信

南日本新聞
鹿児島選挙区への立候補を表明している(右から)園田修光氏、尾辻朋実氏、牧野俊一氏

 7月20日投開票が有力視される参院選に向け、鹿児島選挙区(改選数1)で立候補予定者がしのぎを削っている。元参院議員・園田修光氏(68)を公認する自民党は、党幹事長のお膝元で「負けられない」と引き締めに躍起だ。無所属の尾辻朋実氏(44)を推薦する立憲民主党は野党の支援組織に加え自民参院議員の父秀久氏(84)の保守票取り込みを狙う。若い世代の支持が厚い参政党は医師・牧野俊一氏(39)を擁立。前哨戦は激しさを増している。

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 「鹿児島らしくない選挙になっている。残念に思う」。13日あった自民党鹿児島市支部の参院選決起大会。約300人を前に自民の森山裕幹事長が力を込めた。

 ■誤 算

 自民にとって参院議長まで務めた秀久氏の三女が公認候補に漏れた後、立民に入党し無所属で立つのは誤算だった。公募で選考委員長を担った野村哲郎参院議員も「まさか野党に回るとは」と驚きを隠さない。

 尾辻氏は連合鹿児島など野党支持組織へのあいさつ回りを重ね、秀久氏が会長に就く県遺族連合会や県医師会など自民と関係の深い団体の切り崩しも図る。「秀久氏が電話で応援を呼びかけている」とのうわさも飛び交う。

 園田氏は衆参で通算約10年、国会議員を務めた。社会保障政策に強く、野村氏は「世論調査の結果が最も良かった」と持ち上げる。

 ただ2022年参院選は比例代表で臨み落選。党には政治とカネ問題や物価高対策への不満から逆風が吹く。自民県議は「本人が相当頑張らないと勝てない」と警戒を強める。

 県議団では外薗勝蔵議員(73)が参院選出馬を模索した。園田氏は「団が一丸となって園田を推すと決めてもらった」とするが、一枚岩となれるか未知数だ。

 ■臆 測

 鹿児島選挙区は01年に改選数1となって以降、自民が議席を守る。昨年の衆院選で躍進した立民は、尾辻氏を「公認並み」に支援。保守層の取り込みも狙えるとあり、県連の柳誠子代表は「これまでにない選挙戦になる」と意気込む。

 20日の県連定期大会で辻元清美・党代表代行は「いろいろ思う方もいるだろうが、人物本位。親と子は違う」と世襲批判を一蹴。マイクを握った尾辻氏は「世の中が変わっているのに、政治だけが変わらないでいいはずがない」と訴えた。

 ただ、野党共闘は見通せない。尾辻氏の推薦を決めた連合鹿児島を柱とする野党系組織「5者会議」のうち、国民民主党県連は「応援しない」とし、社民党県連合は未定。共産党県委員会は4月中の独自候補擁立を目指している。
 関係者からは尾辻氏が当選後、自民入りするのではとの声も聞かれる。大会で立民の川内博史衆院議員は臆測を打ち消すように語気を強めた。「自民にいたら政治を変えられないから私たちと一緒にやろうと決意した。戻るわけがない」

 ■独 自

 「現職がいない鹿児島選挙区は戦いやすい」。23日、出馬表明した参政の牧野氏は語った。保守票に加え、減税政策に共通項がある国民やれいわ新選組の支持者への浸透を目指す。

 医師を続けながら、動画コンテンツや交流サイト(SNS)を使い独自の活動を展開する見込み。「組織票の壁は厚い」と認めた上で、「投票で政治が変わる実感が国民にある今、自分でちゃんと見て、日本に必要なのは何かを考えて投票してほしいと訴えたい」と強調した。

南日本新聞 | 鹿児島

531OS5:2025/04/26(土) 23:49:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/76a2fb29dc5375d8f19768a354b58fc11dae1ddf
都知事選5位の安野貴博氏、参院選「出馬を本格的に検討」発表にX「朗報」「無所属似合いそう」
4/25(金) 6:02配信
日刊スポーツ
安野貴博氏(2025年撮影)

 昨年7月の東京都知事選で15万超の票を獲得し、5位となったAIエンジニアの安野貴博氏(34)が25日までにX(旧ツイッター)を更新。今夏の参院選への出馬意欲を示した。

 「お知らせ」と前置きした上で「先ほどの生配信でもお話しましたが、今年夏の参院選の出馬に関して本格的に検討することにしました」と切り出した。続けて「どういう形にすべきか、今後詳細を固めてゆきます。引き続きよろしくお願いします」とつづった。

 安野氏の投稿に対し「近年稀に見る朗報」「安野さんのスタンスだと、『無所属』が一番似合いそうですけどね」「安野さんの提案力と実行力が埋没しないよう願います。イチ参議員がどこまで権限を持てるのか?少し疑問符が。どこかの自治体首長になってそこで大改革を起こしたほうが面白そう(だし何より安野さんも楽しそう)」などと書き込まれていた。

 安野氏は開成中高を経て、東大工学部を卒業。昨年7月の都知事選では、妻との二人三脚の選挙戦が話題となった。

532OS5:2025/04/27(日) 00:24:32
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/632724
野党共闘の動き 焦点に【迫る2025参院選】㊦岡山選挙区

2025/4/23
(最終更新: 2025/4/23)
twitter
岡山選挙区の立候補予定者(改選数1、敬称略)

 小林孝一郎47 医師     自 新
 国友彩葉 33 岡山市議   立 新
 広森志穂 33 党県副支部長 参 新

 自民党現職の石井正弘氏(79)が2期目の今期での引退を表明。同党新人で元岡山県議の小林孝一郎氏(47)、立憲民主党新人で岡山市議の国友彩葉氏(33)、参政党新人で党県副支部長の広森志穂氏(33)の3人が名乗りを上げている。独自候補の擁立を探る国民民主党と共産党が今後、野党共闘に動くかが焦点となる。

 小林氏は、医師の視点から地域医療の充実や防災力の強化などを訴える。石井氏の「後継」として、党組織を生かし知名度の向上を図る。

 元中学校教諭の国友氏は、2児の母として「専門は教育と子育て」と強調。教員の働き方改革や教育無償化、子育て支援の充実を主張する。

 広森氏は、自主夜間中学での学習支援に参加するなど教育格差の是正に力を入れる。暮らしを維持するには積極財政や減税が必要と唱える。

 2022年の改選では野党共闘が成立せず、自民党現職が勝利した。ただ、昨年10月の衆院選では立憲民主党が岡山4区を制し、岡山2区の候補は比例代表中国ブロックで復活当選した。都市部での勢いを受け、同党や連合岡山は参院選での野党共闘に期待する。

 国民民主党の玉木雄一郎代表は今月13日にあった党県連大会後の取材に独自候補の擁立が原則としつつ「時間的な制約を踏まえ判断していく」と共闘に含みを持たせた。共産党の植本完治県委員長は「共闘は政策合意が前提」としている。

 自民党県連幹部は「無党派層や子育て世代を中心に(野党側が)都市部で票を取るのではないか」と警戒。「政治とカネ」の問題で逆風が続く中、議席死守へ野党の動きを注視する。(坂田茂)

533OS5:2025/04/27(日) 00:25:09
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/632683
立民や国民の擁立難航【迫る2025参院選】㊦島根・鳥取選挙区
2025/4/23
(最終更新: 2025/4/23)
島根・鳥取合区選挙区の立候補予定者 (改選数1、敬称略)
出川桃子47元島根県議  自 新
亀谷優子39党島根県委員 共 新
倉井克幸42会社員    参 新

 自民党現職の舞立昇治氏(49)が選挙区での立候補を見送り、比例代表特定枠に転出。党島根県連が候補者を公募し、新人の擁立を決めた。共産党と参政党も候補者を発表したものの、他の野党は難航している。

 自民党新人の出川桃子氏(47)は3月末で島根県議を辞職。今月5日の鳥取県側の後援会設立の会合では「鳥取では無名。お力添えを」と訴えた。公募で争った、党島根県連の園山繁幹事長も同席して頭を下げた。

 共産党新人の亀谷優子氏(39)は「消費税を減税し、お金の使い方を変えよう」と訴える。元大田市議で、昨年の衆院選島根2区にも立候補。知名度が相対的に低い鳥取県内であいさつ回りを重ねている。

 参政党新人の倉井克幸氏(42)は2月以降、選挙区内を走って回る。東京から益田市に移住して2年。「公示までに全自治体に行く」と浸透を図る。少子高齢化対策や移住促進による地方創生を中心に訴える。

 他の野党幹部は、衆院鳥取1区選出の石破茂首相の「お膝元」を相次いで訪れ、対決姿勢を打ち出す。ただ、参院選の候補者の擁立作業は停滞模様だ。立憲民主党島根県連の岸道三幹事長は「4月中には決めたい」。国民民主党島根県連の岩田浩岳幹事長も「不戦敗はあってはならない」と強調する。(桑田勇樹)

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534OS5:2025/04/27(日) 00:26:09
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/632501
野党連携の姿見いだせず 自民、着実に組織固め【迫る2025参院選】㊥山口選挙区

2025/4/23
(最終更新: 2025/4/23)

山口選挙区の立候補予定者(改選数1、敬称略)

北村経夫 70 元経産政務官自 現
関谷拓馬 34 党県副代表 国 新
山崎珠江 46 英語教室運営参 新
戸倉多香子65 会社役員  無 新

 4選を目指す自民党現職の北村経夫氏(70)、国民民主党新人の元教員関谷拓馬氏(34)、参政党新人で英語教室運営の山崎珠江氏(46)、立憲民主党山口県連所属で新人の元県議戸倉多香子氏(65)が立候補を予定している。関谷氏と戸倉氏は今月に立候補の意向を明らかにした。

 「昨秋の衆院選で国民民主党の比例票の伸び率は山口県が全国1位だった」。12日に山口市であった国民民主党県連の定期大会で県連の大内一也代表が声を張り上げた。党への追い風を生かそうと立つ関谷氏は、教員経験を踏まえ「人づくりこそ国づくりだ」と訴える。交流サイト(SNS)を駆使し、中学と高校時代を過ごした県内での知名度アップを図る。

 19日に立候補の意向を明らかにした戸倉氏は、中国電力が上関町で計画・検討する上関原発と使用済み核燃料の中間貯蔵施設について「反対する人たちの受け皿になる」と強調する。立憲民主党の平岡秀夫衆院議員(比例中国)が昨秋の衆院選山口2区で自民党現職に敗れたものの接戦に持ち込んだ勢いを生かしたい考えだ。現在、立憲民主党に公認を求めている。

 国民民主党と立憲民主党の各県連はともに連合山口を支援母体とするが、それぞれが候補者を擁立する形となる見通し。立憲民主党や共産党など5党派と野党共闘を目指す市民団体「市民連合@やまぐち」は、1月から各党の県組織関係者と協議を続けるが統一候補の選定に至っていない。この枠組みに国民民主党は入っていない。

 共産党県委員会の吉田貞好委員長は「いつでも候補を立てる準備はできている」と含みを持たせる。野党は連携の姿を見いだせていない。

 挑戦を受ける形となる北村氏は組織固めを着実に進めている。週末を中心に県内に戻り、下松市や光市など各選挙区選出の県議と合同報告会を開催。企業や支援団体のあいさつ回りも重ねており、陣営幹部は「自民党に対する逆風の影響は山口でもある。4選に向けて油断はできない」と気を引き締める。26日には山口市内のホテルで国政報告会開催を予定する。

 山崎氏は昨年12月の立候補表明以降、地元岩国市を中心に演説を重ねる。米軍岩国基地所属の米兵が同市内で起こした事件を踏まえ「人を守る立場の米軍人の犯罪。政府もきちんと言うべきことは言うべきだ」と主張。昨秋の衆院選ではSNSの発信に力を入れたが、今回は対話を重視し交流会を重ねる。今月中旬から山口市や下関市に演説の場を広げている。(藤田龍治、堅次亮平、井上龍太郎)

535OS5:2025/04/27(日) 00:27:25
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/631899
自民、政治とカネ危機感 立民、議席確保へ一本化【迫る2025参院選】㊤広島選挙区
2025/4/22
(最終更新: 2025/4/23)
 7月に投開票が見込まれる参院選は、改選を迎える議員の任期満了まで28日で3カ月となる。昨年10月の衆院選では与党が過半数割れとなり、参院でも与党が過半数を維持できるかどうかが焦点になる。政治決戦を前に各陣営の動きを追った。

    ◇

広島選挙区の立候補予定者(改選数2、敬称略)

西田英範  43 党県支部長 自新
森本真治  51 党副幹事長 立現
高見篤己  73 党県書記長 共新
小石美千代 56 教材販売員 参新

 自民党新人で元経済産業省官僚の西田英範氏(43)、3選を目指す立憲民主党現職の森本真治氏(51)、共産党新人で党広島県委員会書記長の高見篤己氏(73)、参政党新人で幼児教材訪問販売員の小石美千代氏(56)の4人が立候補を準備している。広島選挙区は2019年の改選で大規模買収事件が起きた選挙区でもあり、「政治とカネ」問題が争点の一つになりそうだ。

 19年は森本氏と自民党の河井案里氏が当選したものの、その後、大規模買収事件による河井氏の有罪が確定。当選無効に伴う21年の再選挙では、諸派新人の宮口治子氏(49)が西田氏を破って初当選した。当選後、宮口氏は立憲民主党に入り、同党が改選2議席を独占していた。その後も自民党内では党派閥の裏金事件や石破茂首相の商品券配布など「政治とカネ」の問題が相次ぐ。

 「国民感覚とずれた慣習があるならばそれを改める」。21年に続き再挑戦する西田氏は5日に広島市中区であった自民党県連大会で、危機感をあらわにした。各党支部や支援団体へのあいさつ回りを繰り返し、逆風が想定される中でもトップ当選を目指す。

 一方、立憲民主党県連は昨年11月、改選2議席の維持は難しいとみて、候補者を森本氏に一本化すると決定した。

 森本氏は連合広島傘下の労組へのあいさつ回りや街頭活動を活発化させている。6日に福山市であった国政報告会では自民党の「政治とカネ」問題が改善されていないと批判。「参議院でも私たちが主導権を握る状況をつくっていただきたい」と呼びかけた。

 森本氏への一本化の動きを受け、今年1月に離党した宮口氏は政治活動を続けるとしつつ、今後については「今の段階では白紙」としている。

 16、19年に続いて挑戦する高見氏。駅前や繁華街での街頭活動では、商品券配布問題に触れ「政治がゆがめられている」と主張する。企業・団体献金の禁止や自民党派閥の裏金事件の真相究明、日本政府による核兵器禁止条約の署名・批准の必要性も訴える。

 初挑戦の小石氏は2日に立候補を表明した。いじめや不登校の背景に自己肯定感の低さや自己重要感の欠如があるとして、交流サイト(SNS)を通じて有権者に「いろいろな情報を伝えたい」と説明。経済立て直しに向けて消費税ゼロも主張する。

 このほか、日本維新の会の県組織は「勝てる候補がいない」として、独自候補の擁立に後ろ向きな姿勢を示している。国民民主党にも擁立の動きはない。県連幹部は「できるだけ早く最終的な判断をする」と話す。

536OS5:2025/04/27(日) 13:47:27

https://news.yahoo.co.jp/articles/47510c85fd4b9e0918ae25903d6a20edee11938c
鈴木宗男氏の参議院選挙への態度表明、国会会期末の見通し…自民が比例擁立を模索
4/27(日) 10:13配信


読売新聞オンライン
鈴木宗男参院議員(2023年10月5日)

 今夏に改選となる地域政党「新党大地」代表で無所属の鈴木宗男参院議員(比例)の参院選への態度表明時期が、6月22日の国会会期末までずれ込む見通しであることがわかった。自民に復党し、比例選に出る青写真を描くが、国会法により復党なら議員辞職となるためだ。早期に辞めて選挙活動に専念する選択肢もあるが、否定的だ。

 参院選の比例を巡り、自民は鈴木氏の知名度に着目。ロシアとウクライナの停戦協議が見通せない中、「ロシア政界にパイプを持つまれな政治家」(自民道連幹部)と再評価する声がある。森山幹事長に近いことでも知られ、党執行部は早い段階から鈴木氏の復党、比例擁立を模索してきた。

 ただ、国会法は政党を選ぶ性格が強い比例議員の政党間の移動を禁じており、先に日本維新の会を離党した鈴木氏が自民から出ると表明すれば議員辞職は避けられない。鈴木氏は取材に「表明して議員を辞めれば『任期を全うしないのは身勝手だ』との批判が出る。ここは筋を通したい」と述べ、国会会期末まで判断を保留する考えだ。

537OS5:2025/04/27(日) 13:58:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4cab52bf2eb46209ad4f42ae11cd29bd430d822
立憲民主党道連、現職・勝部賢志氏に事実上の一本化…参議院選挙北海道選挙区
4/27(日) 10:17配信

読売新聞オンライン
勝部氏

 立憲民主党北海道連は26日、札幌市内で常任幹事会を開き、所属する全国会議員や全道議が、参院選道選挙区(改選定数3)に擁立する現職・勝部賢志氏(65)の選挙対策本部の役員に就任することを決定した。事実上の「勝部氏一本化」とみられ、夏の決戦に向けた主要各党の構図が固まった。

【表】一目でわかる…立憲民主党が直面する課題

 立民の候補者擁立を巡っては、候補者調整を進めてきた国民民主党道連が今月上旬に新人の鈴木雅貴氏(33)の擁立を発表。立民は明確な賛意を示さず、勝部氏以外にも擁立するか、動向が注目されていた。

 幹事会では、選対本部長に、逢坂誠二代表の就任も決定。逢坂代表から国民民主などとの協議経過について説明があった上で、道連として「勝部氏の上位当選」を目指す方針を確認した。全国会議員らが選対役員を務めることで、別の選対を設けることが難しくなり、もう一人の擁立は実質困難となる。

538OS5:2025/04/28(月) 08:13:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ebab479bc0f5123187162c072d8222ccb972d98
維新・清水貴之氏「心身の不調」 夏の参院選擁立を辞退、兵庫県知事選で斎藤元彦氏に敗北
4/27(日) 22:29配信
産経新聞
清水貴之氏(二星昭子撮影)

日本維新の会の兵庫県組織「兵庫維新の会」代表の金子道仁参院議員は27日、夏の参院選兵庫選挙区(改選数3)について、昨年の兵庫県知事選で落選した元維新参院議員の清水貴之氏(50)を擁立する方向で調整を進めていたが、心身の不調を理由に清水氏が辞退したと明らかにした。

【写真】兵庫県知事選に立候補した7人

清水氏は元朝日放送のアナウンサー。平成25年の参院選兵庫選挙区で初当選し、令和元年には得票数トップで再選。その後、衆院選に維新の公認候補としてくら替え出馬する予定だったが、斎藤元彦氏が再選した昨年11月の知事選に無所属で立候補。維新県議団の出馬要請を受けたが、当時の県議団の一部は斎藤氏の支援に回るなどし、落選した。

金子氏は27日、清水氏について「心身の不調を訴え、ドクターストップに近い形で(参院選出馬を)辞退したいということを承った」と説明した。

維新は同日、同選挙区に新人を擁立すると発表した。

539OS5:2025/04/28(月) 08:17:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed6398c355f9cd4f09ee9fc42fac7e905990a95b
参議院選挙福岡選挙区、自民・立憲民主・公明の「指定席」揺らぐ…衆議院選挙の勢い維持する国民民主が参戦
4/26(土) 11:14配信

読売新聞オンライン
立候補予定者の街頭演説会に集まった人たち(25日午後5時58分、福岡市博多区で)=佐伯文人撮影

 7月20日投開票が有力視される参院選まで3か月を切り、各党の動きが活発化している。福岡選挙区(改選定数3)ではこれまで自民、立憲民主、公明各党が次点に大差をつけて議席を分け合っており、3党の公認は当選に近づく「プラチナチケット」と呼ばれてきた。ただ、昨秋の衆院選で躍進し、勢いを維持する国民民主党の参戦で様相が一変。現職を擁立する3党は危機感を強めている。(手嶋由梨、峰啓、小川晶弘)


玉木代表「最重点地域の一つ」
 「皆さんの思いや願いを一つでも実践するため、ぶれずに頑張っていきたい」。25日夕、福岡市のJR博多駅前。国民民主の玉木代表が声を張り上げると、詰めかけた聴衆から拍手が起こった。3月に公認した新人の川元健一氏(45)と並び、手を振った。

 国民民主は1月の北九州市議選で新人がトップ当選するなど、地方選でも堅調だ。2022年の公明候補(35万票)を上回る「40万票」を目標に掲げる。「新人で擁立時期も遅れ、知名度不足が課題」(陣営幹部)とし、党が得意のネット戦略などに注力する考えだ。玉木代表は演説後、「最重点地域の一つである福岡から勢いをつけていきたい」と語った。

「プラチナチケットが紙切れに」
 3選を目指す現職の野田国義氏(66)を擁立する立民も、国民民主とほぼ同数の「41万票」の獲得を目指す。野田代表は3月下旬に来県し、党県連の集会に参加。「3人区は難しい。国民民主も出てくるが、実績抜群の野田さんには(当選者に)入ってもらわないといけない」と訴えた。

 陣営は焦りを募らせている。読売新聞社が今月実施した全国世論調査での党の支持率は6%で、国民民主(13%)に水をあけられている。改選定数3となった16年以降、福岡選挙区は自民、立民(16年は民進党)、公明各党が議席を確保し、3党の「指定席」となっている。ただ、今回は立民、国民民主両党で支持母体・連合福岡の組織票や無党派層の票を奪い合う可能性もあり、立民の県連幹部は「『プラチナチケット』が紙切れになった」と嘆く。


内閣支持率低迷で与党も警戒
 石破内閣の支持率低迷で、現職を擁立する与党側にも国民民主への警戒感が広がっている。

 公明の下野六太氏(60)は初当選した19年に40万票を獲得したが、22年の参院選で別の公明候補は35万票だった。昨秋の衆院選の県内の比例票はさらに減少し、32万票。党勢に陰りも見える中、県本部の幹部は「試練の時だ」と危惧する。テコ入れのため、斉藤代表が29日に福岡入りする。

 今月上旬には、下野氏と県本部の幹部が自民県連に足を運び、「国民民主の出馬で厳しい戦いになる」と協力を求めた。県本部が23年の県議選の一部選挙区で自民の対立候補を推薦するなどしたため、両党の県組織には「しこり」もある。ただ、自民県連は森山幹事長からも「自公を両方上げてほしい」と要請されており、協力に応じるという。

 その自民も昨秋の衆院選では県内11選挙区の議席を8から7に減らし、多くの候補が票を減らした。「政治とカネ」の問題などで党への風当たりは強い。19年、22年の参院選では公認候補がトップ当選を果たしたが、「今回は支持層の一部が国民民主に流れかねない」(県連幹部)と危ぶむ。

 5選を目指す松山政司氏(66)は参院幹事長を務めており、党幹部として全国各地を応援に回るとみられる。県連の原口剣生会長は「本人がなかなか地元に帰れないことは懸念材料だが、トップ当選が『一丁目一番地』だ」と力を込める。

8政党が候補擁立か
 福岡選挙区には、共産党新人の山口湧人氏(35)、社民党新人の那須敬子氏(65)が立候補を表明している。

 このほか、参政党は新人の中田優子氏(35)、日本保守党は新人の森健太郎氏(47)の擁立を明らかにしている。日本維新の会も30日に記者会見を開き、候補予定者を発表する。

540OS5:2025/04/29(火) 07:52:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/b3898ba4a657d601990df9dc645d30a8a7d605b9
連合奈良、メーデーで参院選に触れず 「口にすると組織分断に…」立憲、国民の関係警戒
4/28(月) 17:36配信

産経新聞
ガンバローを三唱する立民奈良県連の馬淵澄夫代表(中列中央)、国民県連の林浩史代表(同左)、維新県総支部の山下真代表(同右)=奈良公園

連合奈良のメーデーが26日、奈良市の奈良公園で開催され、約1500人が参加した。今夏の参院選奈良選挙区(改選数1)を巡る野党の候補者一本化の成否が注目される中、立憲民主、国民民主両党間での組織分裂を警戒し、水野仁会長は参院選について一切触れないまま終了した。

両党とも奈良選挙区ではそれぞれ立候補予定者を発表。両党の支持基盤の連合奈良は両党奈良県連に候補者の一本化を要請している。日本維新の会も候補者擁立を決める一方で野党各党へ一本化を呼びかけているが、実現されるかは不透明だ。

水野会長はあいさつで、ロシアによるウクライナ侵略などを踏まえた平和への取り組みや一層の賃上げに向けた労働者の団結などを唱えたが、参院選にはまったく触れなかった。

立民県連代表の馬淵澄夫衆院議員、国民県連代表の林浩史・奈良県大和郡山市議も壇上で党の政策を伝えたが、予定者の名前をあげることはなかった。維新県総支部代表を務める山下真知事も出席したが、知事としてのあいさつにとどめた。

水野氏は産経新聞の取材に対し「参院選を口にすると組織の分断につながる状況だ。不自然だがやむをえない」と語った。

541OS5:2025/04/29(火) 07:57:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/e310040baad360261e69b8f30b372e6b7fb1108f
オリラジ中田弟 プロダンサー・中田フィッシュ 参院選自民から比例出馬 兄の活動や思想関係なし強調
4/29(火) 5:00配信


デイリースポーツ
 中田敦彦の実弟、中田フィッシュ=2023年9月

 お笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦(42)の実弟でプロダンサーの中田フィッシュ(39)が28日、今夏に予定されている参議院議員選挙の比例代表に自民党公認で出馬することを公式サイトで表明した。同党からも同日、発表された。フィッシュは公式サイトで、政治への思いや自民党から出馬した理由などを長文で説明。兄・敦彦との関係性にも触れ、自身の出馬に関しては「まったく関係ありません」とした。5月1日に出馬会見を行うという。

 売れっ子芸人の兄とともにNHK紅白歌合戦にも出場した人気ダンサーが、本気で国政への道を目指す。

 フィッシュはサイトで、参院選出馬が正式決定したことを報告。政治に挑戦する理由を、プロダンサーとして活動する中でストリートカルチャーに触れたことで「家庭や学校、職場に居づらさを感じていた人々や人間関係に悩む人たちが、希望や誇りをもてる場所を『ストリート』に見出し『つながり』を取り戻していく姿を、私は何度も目の当たりにしてきました」とし、「これを社会全体に広げていくことに人生を費やしたいと考えるようになり、数年前から政治への挑戦を真剣に考えるようになりました」と明かした。

 兄・敦彦との関係についても言及し、「兄の活動や思想と、私の政治への挑戦はまったく関係ありません」とキッパリ。「どちらが良し悪しということではありませんが、俯瞰して論じることに秀でた兄と、物事の中の感覚をより重視する私とでは、同じものを見ても違う意見や考えになることばかりです」と立場の違いを強調した。

 自民党から出馬する理由については「社会には貧困、差別、孤独といった課題があります。こうした社会の現実を変えられるのは、現実的な政策実行のための利害調整や複雑な社会の中から落とし所を見出していける政権与党です」と説明。「“路上”から社会をつなぎなおす」とスローガンも発表した。

 フィッシュは「FISHBOY」の名称で活動しており、敦彦らと音楽ユニット「RADIO FISH」を結成。2015年に発売した「PERFECT HUMAN」が大ヒット。16年のNHK紅白歌合戦にも出場した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/051f9d33a2875a5c017ed14608f224c7828f420f
オリラジ中田敦彦の弟「FISHBOY」が「中田フィッシュ」で参院選出馬 本名でも芸名でもない候補者名
4/29(火) 4:41配信


スポニチアネックス
「中田フィッシュ」として参院選に出馬するFISHBOY(左)と兄の中田敦彦

 自民党は28日、夏の参院選比例代表候補としてお笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の中田敦彦(42)の弟で、プロダンサーのFISHBOY(フィッシュボーイ=39)を擁立すると発表した。候補者名は「中田フィッシュ」としている。

 中田フィッシュ氏はこの日、自身のSNSで政治に挑戦する理由として、ダンスを通して「家庭や学校、職場に居づらさを感じていた人々や人間関係に悩む人たちが、希望や誇りを取り戻していく姿を、何度も目の当たりにしてきました」とつづり「兄の活動や思想と、私の政治への挑戦はまったく関係ありません」と説明した。自民党としては若年層に一定の知名度があり、票の上積みを図る狙いがある。

 有権者にインパクトを与えそうなのが、カタカナ交じりの「中田フィッシュ」という候補者名。本名でも芸名でもない。同じような通称で活動した議員は、アントニオ猪木さんや横山ノックさんが代表格だが、出馬前にすでに広く認知された通称だった。ほかに候補者では、ドクター・中松氏やマック赤坂氏らがおなじみだ。

 5月1日に会見をするとしており、名前についても説明がありそうだ。

 ≪鍵は「通称認定」≫本名でも芸名でもない名前で立候補はできるのか。公職選挙法によると本名でない名前を使う場合は、立候補の届け出に合わせて「通称認定申請書」を提出する。総務省選挙課によると「本名に代わり広く通用しているものと説明し、それを証明する資料を提出した上で、選挙長が認定する必要がある」という。「中田フィッシュ」が認められるかは「こちらでは判断できません。選挙長が認定するかどうかです」(同課)とした。

542OS5:2025/04/29(火) 08:15:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d51e73d42542293ba16da5d632f42e282a8cd28
参院福島選挙区…各陣営、準備本格化 任期満了まで3カ月
4/28(月) 12:14配信



福島民友新聞
写真上段=森雅子氏(左)、石原洋三郎氏 下段=小山田友子氏(左)、大山里幸子氏

 今夏改選期を迎える参院議員の任期満了まで28日で3カ月となった。福島選挙区(改選数1)には、自民党現職の森雅子氏(60)=3期=に加え、立憲民主党の石原洋三郎氏(52)、共産党の小山田友子氏(31)、参政党の大山里幸子(りさこ)氏(51)の新人3人が名乗りを上げる。構図が固まりつつある中、有力視される7月20日投開票を見据え、各陣営は選挙戦の準備を本格化させる。

現職の強み活用
 森氏を擁立する自民県連は、大型連休直前の25日に相次いで協力団体や選対関係者との会合を開き、参院選への対応を確認した。連休明けにも選対事務所を開設するほか県内の支部長らを集めた会議を開催、準備を加速させる予定だ。

 ただ、派閥裏金問題を契機とした党への逆風が収まらぬ中、県連内には危機感が大きい。昨年の衆院選は県内4選挙区のうち3選挙区で敗北。1人区の参院選で再び敗れれば、県内の党勢に大きな影響が出るとみられ「必勝を期す戦い」(県連幹部)だ。

 森氏の地盤のいわき市を中心に、現職の強みを生かし組織戦で浸透を図る方針。矢吹貢一幹事長は「党の正念場。一丸で勝利に向かっていく」と強調する。

全域で浸透図る
 森氏を擁立する自民県連は、大型連休直前の25日に相次いで協力団体や選対関係者との会合を開き、参院選への対応を確認した。連休明けにも選対事務所を開設するほか県内の支部長らを集めた会議を開催、準備を加速させる予定だ。

 ただ、派閥裏金問題を契機とした党への逆風が収まらぬ中、県連内には危機感が大きい。昨年の衆院選は県内4選挙区のうち3選挙区で敗北。1人区の参院選で再び敗れれば、県内の党勢に大きな影響が出るとみられ「必勝を期す戦い」(県連幹部)だ。

 森氏の地盤のいわき市を中心に、現職の強みを生かし組織戦で浸透を図る方針。矢吹貢一幹事長は「党の正念場。一丸で勝利に向かっていく」と強調する。

全域で浸透図る
 4人のうち、最年少となる共産の小山田氏も知名度の向上に余念がない。5月には1週間かけて県内全域を回る計画だ。党県委員会は比例票の獲得も重視しており、動画配信などを活用して党の訴えを広め、「比例10万票」の目標達成を目指す。

 全国で候補者を擁立する参政党から3月末に出馬を表明した大山氏。陣営は5月1日に選対本部を設立し、選挙戦の準備を本格化させる方針だ。減税の推進や再生可能エネルギー政策の見直しを公約に掲げ、街頭演説やミニ集会などで浸透を図る。

 参院選に向けて、各党は減税案を相次いで打ち出しており、物価高騰対策の在り方が大きな争点の一つに浮上している。

 県内では物価高騰対策に加え、震災と原発事故からの復興や急激に進む人口減少への対応などが焦点になりそうだ。

福島民友新聞

543OS5:2025/04/29(火) 08:16:58
21年岐阜2区落選
22年7参院大阪落選
https://www.asahi.com/articles/DA3S16203975.html
国民民主、新顔内定
2025年4月29日 5時00分
 国民民主党は28日、今夏の参院選比例区で、新顔の大谷由里子氏(62)の公認内定を発表した。

544OS5:2025/04/29(火) 09:27:01
山口(自)   
 自:北村経夫>>160不記載あり  *林芳正衆院転出
 立:戸倉多香子(新 元県議)
 国:関谷拓馬(新:教員)


北海道(自自立)
 自:高橋はるみ >>160不記載あり 
 自:岩本剛人
 立:勝部賢志 【連合推薦済】
   立:石川知裕元衆議院議員?>>405 >>537勝部へ一本化
 国:鈴木雅貴(新 ファイナンシャルアドバイザー) 断念:林佳奈子(新 自民党帯広市議会議員)>>405
 れ:野村パターソン和孝
 共:宮内しおり(新)


兵庫(自公維)
 自:加田裕之 >>160不記載あり
 公:高橋光男
 無:泉房穂(新 前兵庫県明石市長)立憲推薦
 国:多田ひとみ(新 官僚)
 維:吉平敏孝(新 東京3区落選)    *清水貴之知事選出馬>>522
 共:金田峰生(新)
 れ:米村明美(新)


東京(自自公立共れ れ=山本太郎)
 自:武見敬三(1951年生まれだが公認) *丸川珠代:衆院選出馬落選
 自:石原伸晃>>11鞍替え出馬を望む
 公:川村雄大(新 医師) 山口那津男は選挙区不出馬
 立:塩村文夏
 立:奥村政佳(比例から転出 ラグフェアボーカル)
 国:牛田茉友(新 NHKアナウンサー)
 国:奥村祥大(新 東京28区落選)
 維:            *音喜多駿:衆院選出馬落選
 共:吉良佳子

 自:擁立断念 渡部カンコロンゴ清花>>492

545OS5:2025/05/01(木) 23:04:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/1fcf91b3ff9f0cf59a165f1607166fcdd4c7800d

そのうち

546名無しさん:2025/05/02(金) 23:48:14
自民・石塚吾歩路 愛知県議 今夏の参院選に出馬せず「自民党としてまとまることが大切と判断」 出馬意向示すも一転断念
https://news.ntv.co.jp/category/politics/ct5571b88658514f5abec4533b6b7b5684

自民党の石塚吾歩路愛知県議会議員が、今年夏に予定されている参議院議員選挙への出馬を断念したと1日、明らかにしました。

石塚氏は今年3月、公認が得られなくても無所属で立候補する意向を示していましたが、「自民党としてまとまっていくことが大切。無所属で出馬するのは厳しいと判断した」として一転、断念したということです。

参院選の愛知選挙区には、現職の酒井庸行議員が自民党公認で出馬を予定していて、愛知県連はこれまで、公認候補2人の擁立を模索しましたが、党本部からの要請を受けて、酒井氏に一本化することを確認していました。

参院選にはこのほか、立憲民主党の現職・田島麻衣子氏、公明党の現職・安江伸夫氏、国民民主党の新人・水野孝一氏、共産党の新人・須山初美氏、れいわ新選組の新人・辻恵氏、社民党の新人・大西雅人氏、参政党の新人・杉本純子氏が立候補を予定しています。

547OS5:2025/05/03(土) 00:12:28
8059 OS5 2025/05/03(土) 00:12:04
>>8045
https://www.sankei.com/article/20250502-ETAVVKDVABO7PMY6L5VBGIMTLE/


<独自>自民が参院選比例代表に「筆談ホステス」斉藤里恵氏擁立へ 東京都議、無所属会派
2025/5/2 20:24

自民党は夏の参院選の比例代表に、聴覚障害のある「筆談ホステス」として知られる東京都議の新人、斉藤里恵氏(41)を擁立する方針を固めた。来週にも党本部で決定する。複数の党関係者が2日、明らかにした。

斉藤氏は令和元年の参院選比例代表に立憲民主党公認で出馬し、落選した。自民は、斉藤氏は障害者政策の推進に適任で、聴覚障害者団体の支援も得られると判断した。

斉藤氏は、聴覚障害を持つシングルマザーという自身の半生を描いた「筆談ホステス」が平成21年にベストセラーとなり、東京都北区議を務めた。令和元年の参院選落選後は、3年の都議選に立民から出馬し当選。現在は無所属会派で活動している。

548OS5:2025/05/03(土) 00:13:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/16648ccafebf0713897dee5596fca42fb68cda81
立花氏、参院兵庫に出馬へ
3765/1(木) 21:10配信
時事通信
政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首

 政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首は1日夜のユーチューブ番組で、夏の参院選兵庫選挙区(改選数3)に立候補する意向だと明らかにした。

 参院選に関し「兵庫県で立候補することに決めました。全国(比例代表)じゃなくて」と述べた。

549OS5:2025/05/04(日) 11:43:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/43a8fc8e92c6a526260a35c0ba551eb96db0a19b
参院選大阪選挙区 れいわが新人、椛田氏擁立へ
5/2(金) 20:47配信
産経新聞
参院選大阪選挙区からの出馬を表明した椛田健吾氏

れいわ新選組は2日、今夏の参院選大阪選挙区(改選数4)に、新人で介護福祉士の椛田健吾氏(44)を公認候補として擁立すると発表した。椛田氏は会見で「介護など生活に必要不可欠なサービスの担い手が低賃金で人手不足となっている現状を改善したい」などと訴えた。

大阪選挙区では公明党現職の杉久武氏(49)、立憲民主党新人の橋口玲氏(56)、日本維新の会新人の岡崎太氏(57)と佐々木理江氏(42)、共産党新人の清水忠史氏(56)、参政党新人の宮出千慧氏(40)が立候補を表明している。

550OS5:2025/05/04(日) 11:43:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e3ceae6827ba5b489df32a3484a8fce3ff83f20
迫る参院選 公明、減税に前のめり 不記載問題の自民議員推薦に党内「反省なく残念」の声
5/2(金) 20:12配信
産経新聞
池袋駅前で街頭演説を行う公明党の斉藤鉄夫代表(中央)ら=2日午前、東京都豊島区(酒井真大撮影)

公明党が減税を含む経済対策に前のめりになっている。斉藤鉄夫代表は2日、東京都内で街頭演説後、記者団に「6月には党として案をまとめ、自民党とすり合わせて政府へ提言したい」と意欲を示した。夏の参院選を控え、立憲民主党など野党が相次いで国民の関心が高い消費税減税を打ち出す中、出遅れを避けたい考えだ。党勢回復の兆しが見えない焦りもにじむ。

■衆院選では8議席減らす

斉藤氏は記者団に、消費税減税について「材料の一つとして検討している」と含みを持たせた。先月10日の党会合では「減税を柱とした経済対策を早急に取りまとめるよう政府に強く求める。減税を前提とした現金還付(給付)が必要だ」と強調していた。

背景には公明の党勢の落ち込みがある。昨年の衆院選では、自民派閥のパーティー収入不記載問題による逆風を受けて8議席減らし、比例代表の得票数も600万票を割り込んで過去最少となった。

党勢回復に向け、6月の東京都議選と7月投開票が有力な参院選を政治決戦と位置づけている。参院選では、東京や兵庫などの選挙区7議席と、比例代表7議席の改選を迎え、改選14議席の維持を目標に掲げる。

しかし妙案はない。大規模な経済対策を裏付ける令和7年度補正予算案の編成と今国会での成立を与党として検討したものの、野党から「ばらまき」と批判されて断念した。

大型連休中も党幹部が全国遊説で支持拡大を訴えているが、党関係者は「選挙区と比例代表を合わせて10議席は死守するくらいの気持ちだ」と弱気だ。

■推薦巡り党内に不協和音

党内の不協和音も追い打ちをかける。公明は4月24日、不記載問題に関わった3人の自民議員を参院選で推薦すると決定した。

昨年の衆院選では、自民が不記載問題を受けて非公認とした2候補を推薦し、批判を受けた。自公は今年2月、参院選の相互推薦で合意し、地元の公明支持者らへの「真摯な反省」など3原則を自民候補を推薦する際の留意事項とした。

それでも、今回の不記載議員3人への推薦について、交流サイト(SNS)上で公明党所属の地方議員から「衆院選の反省が全く生かされておらず、残念だ」など否定的な投稿が相次いだ。

党幹部は「自民候補の推薦によって自民からも相当票をもらっている。自民が公認しなかった人を推薦したのとは話が違う」とぼやいた。(長橋和之)

551OS5:2025/05/04(日) 18:37:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/1fcf91b3ff9f0cf59a165f1607166fcdd4c7800d
各選挙区情勢 2025参院選
5/1(木) 7:22配信
 ◇自民、2議席死守目指す=北海道
 自民の現職2人と立民の現職に共産、国民、れいわ、参政、保守の新人が挑む構図。自民は高橋と岩本の2議席死守を目指す。高橋は知事経験者として道内で圧倒的な知名度を誇るが、派閥裏金事件への関与が不安材料。岩本は有権者への浸透が課題で、高橋との組織票割り振りも焦点となる。

 立民は勝部の再選に全力を挙げる。一時は勝部に続く2人目の擁立に向け国民と調整してきたが、折り合わなかった。国民は会社役員の鈴木を立て、支持団体の連合北海道が推薦した。共産宮内、れいわ野村、参政田中、保守小野寺も出馬する。

 ◇自民現職に立・共など新人=青森
 3選を期す自民現職滝沢に立民、共産、参政などの新人が挑戦する構図。「政治とカネ」の問題で逆風を受ける滝沢は地元会合に、所属する麻生派会長の麻生太郎党最高顧問を呼ぶなど組織固めに躍起。立民新人福士は知名度向上が課題だ。参院青森での擁立は13年以来となる共産の新人荻野は、若年層をターゲットに支持拡大を図る。参政も新人加藤を立てた。

 ◇立民現職と自民元職が再戦=岩手
 立民現職の横沢と自民元職の平野の争いが軸となる。立民は野党共闘を目指し、共産と社民が横沢の支援を検討。ただ、国民は独自候補の擁立も視野に入れており、一本化が実現できるかは不透明だ。元復興相の平野は19年参院選で横沢に敗れており雪辱を期す。参政新人の及川も出馬する。

 ◇1議席巡り自・立対決=宮城
 再選を目指す立民現職の石垣に、元県議会議長で自民新人の石川が挑む。元アナウンサーの石垣は知名度が武器。共産は、立民から打診があれば石垣の支援に回る見通しだ。石川は6回当選した県議時代の実績をアピールして浸透を図る。維新は独自候補の擁立を模索している。参政の新人も立つ。

 ◇野党共闘が焦点=秋田
 現職寺田が無所属で立候補を表明した。立民、国民が支援に回る見通しだ。維新と共産は対応を検討中で、野党共闘が実現するかが焦点となる。自民は元職中泉を擁立。組織固めを急ぐが、4月の県知事選が保守分裂選挙となった影響で、県連内がまとまれるか不透明な状況。参政は新人で元教員の佐藤を立てる。

 ◇野党系現職に自民挑戦=山形
 立民、国民の支援を受ける無所属現職の芳賀は、知名度を生かして再選を目指す。自民は22年参院選で敗れた元県議の新人大内を擁立。公明が推薦する。立民との共闘協議が折り合わなかった共産は新人三井寺を独自に立てた。参政は新人佐藤が出馬する。

 ◇立国社が一本化=福島
 4選を目指す自民現職の森と、立民新人の元衆院議員石原の争いが軸となる。森は「政治とカネ」問題に危機感を募らせ、後援会を新たに設立するなど支持基盤強化を急ぐ。国民、社民は立民と候補一本化で合意。石原は与党への批判を追い風に政治改革の必要性を訴える。野党間の共闘協議が難航していた共産は新人小山田を擁立。参政は新人大山を立てた。

 ◇自・立現職、議席維持期す=茨城
 自民現職上月と立民現職小沼が議席維持を期す。公明が推薦する上月は19年参院選で獲得した約50万票を上回る得票を目標に据え、各種業界団体の引き締めに懸命。再選を目指す小沼は連合茨城の推薦を得た。独自候補を見送った国民は小沼に事実上一本化する。昨年の衆院選で立民、国民両党が得た比例票約37万票を超える得票を掲げる。維新は擁立作業が難航している。共産新人高橋は教育福祉の充実を、参政新人桜井は農家の後継者不足解消をそれぞれ訴え、浸透を図る。

 ◇自民現職に立民挑む=栃木
 自民は現職高橋の擁立を昨年7月に決めた。公明の推薦を得て、3選を目指す。保守地盤を生かし組織票固めに注力するが、「政治とカネ」の問題を巡る逆風などが大きな懸念材料だ。立民が新人板津の擁立を決定したのは3月。出遅れた印象は否めず、陣営はSNSなどを活用して浸透に懸命だ。連合栃木が支援する。維新、共産、国民は擁立作業が難航している。

552OS5:2025/05/04(日) 18:37:50
 ◇自・立が1議席争う=群馬
 改選1議席を自民現職清水と立民新人河村らが争う。再選を目指す清水は公明の推薦を得た。保守地盤を生かして組織票固めに注力するが、「政治とカネ」の問題を巡る逆風に危機感は強い。河村は連合群馬の推薦を受ける。児童相談所に寄付する「タイガーマスク運動」の先駆者で、社会福祉充実を訴え浸透を図る。共産は新人高橋、参政は新人青木を立てた。

 ◇4議席に現新6人=埼玉
 改選4議席を自民、立民、公明、共産の現職4人と国民、参政の新人2人が争う。自民古川は4選、公明矢倉は3選を目指すが、「政治とカネ」の問題などを巡る逆風が、大きな懸念材料となっている。立民熊谷、共産伊藤も再選を狙う。いずれも組織固めに全力を挙げるなど、議席維持に懸命だ。

 国民は県議の江原を擁立。堅調な政党支持率を生かして浸透を図る。参政は元飯能市議の大津を立てた。各候補ともSNSを活用するなど、若年層の取り込みにも注力。維新も独自候補を模索している。

 ◇自民、2議席狙う=千葉
 改選3議席を7人が争う。自民は石井と豊田の現職2人を擁立。いずれも公明の推薦を受け、2議席維持を狙う。保守地盤を生かして組織固めを進めるが、「政治とカネ」の問題を巡る逆風に危機感も募らせる。

 立民は野田佳彦代表のお膝元でもあり、現職長浜の議席死守が至上命令。国民は新人小林が若年層や子育て世帯を中心に浸透を目指す。連合千葉は立民、国民双方の推薦を決めたが、票の分散が懸念材料だ。

 共産は新人白石、参政は新人中谷を立てた。維新とれいわも擁立の可能性を探っている。

 ◇7議席争奪、自立国が複数擁立=東京
 改選6議席に非改選1議席の補充を加えた「合併選挙」となる。複数議席獲得を目指す立民、国民は2人を擁立し、自民も2人目の選定を急いでいる。他党も擁立作業を進めており、計7議席を巡る激しい争奪戦が展開される見通しだ。

 13年参院選から2議席確保が続く自民は現職武見を公認した。焦点は先の衆院選に挑戦した丸川珠代元五輪担当相の後継候補。都連は組織戦重視の武見に対し、浮動票獲得を狙える若手や女性の擁立を目指しているが、人選に手間取っている。

 立民は塩村と奥村の現職2人を擁立。活動エリアを分け、初の複数議席を目指す。首都で初の議席を狙う国民は、衆院選や地方選での好調を踏まえ、牛田と奥村の新人2人を立てた。

 公明は新人川村を公認し、選挙区での出馬を見送る山口那津男元代表が守ってきた議席の死守に全力を挙げる。共産は現職吉良が3選を目指す。社民の新人西も参戦する。

 昨年の都知事選で次点だった石丸伸二氏が率いる地域政党「再生の道」は国政政党を目指し、新人吉田を擁立した。維新、れいわも候補者選定に本腰を入れる。

 ◇4議席に10人超の激戦=神奈川
 改選4議席を与野党9党などの10人超が争う激戦。自民は6年前に当選した現職の死去を受け、後継候補に元神奈川県局長の新人脇を選んだ。公明は現職佐々木を擁立し、自民の推薦を受ける。

 立民は牧山と水野の現職2人を立てた。共倒れを懸念する県連は一本化を求めていたが、党本部が押し切る形で公認を決めた。国民は元農水省職員の新人籠島を擁立。連合は籠島を推薦する一方、立民の2人は支持にとどめる。

 過去2回議席を得ている維新は新人千葉を立てた。共産浅賀、れいわ三好、社民金子、参政初鹿野はいずれも新人。さらに諸派新人も出馬を模索している。

 ◇自民、元五輪選手を擁立=新潟
 女性候補3人が立候補を予定している。立民の現職打越に対し、自民は元五輪競泳選手の新人中村を擁立。打越は19年参院選に野党統一候補として無所属で出馬し、立民、共産、国民、社民の推薦を受けた。今回は立民の公認で再選を目指す。共産が自主支援する。公明は中村を推薦。参政は新人平井を立てた。

 ◇自民結束がカギ=富山
 3選を目指す自民堂故に、共産、国民、参政の3新人が挑む構図。堂故が72歳と高齢であることを理由に県連内では差し替え論もくすぶった。陣営が結束できるかが課題だ。国民は新人で元アナウンサーの庭田を擁立。独自候補の擁立を断念した立民は庭田を支援する方向だ。連合も庭田を推薦する。共産は新人坂本を、参政は新人田保を立てた。公明は堂故を推薦する。

 ◇野党の調整難航=石川
 自民は現職宮本が4選を目指す。能登半島地震からの復興を訴え、組織固めに注力する。派閥裏金事件に関与したが、公明から推薦が出た。これに対し、野党は候補者調整が難航。立民と国民は一本化を目指して協議を続けるものの、国民は好調な政党支持率を追い風に独自候補擁立を視野に入れる。共産も独自候補の擁立を目指す。参政は新人牧野を立てた。

553名無しさん:2025/05/04(日) 18:38:05
 ◇野党5人が乱立=福井
 3選を目指す自民滝波に、立民、共産、国民、参政、保守がそれぞれ新人を立てる乱立模様。立民は藤原を野党統一候補とすることを目指してきたが、国民は4月に山中を擁立し、折り合わなかった。両党を支持する連合福井は事実上の自主投票を決めた。共産は山田、参政は千田、保守は大坂を擁立した。

 ◇立・国の一本化不透明=山梨
 自民森屋が3選を目指し、共産、国民、参政の新人が挑む構図。立民は甲府市議を一時擁立するも体調不良を理由に取り下げ、候補者選定を続ける。国民は元県知事で新人の後藤を擁立し、立民の支援を期待する。ただ、22年参院選の比例代表に維新から出馬したことから立民内で反発があり、一本化は不透明だ。共産は早田、参政は永田を立てた。

 ◇立民現職に自民新人挑む=長野
 非改選も含め立民が議席を独占している。立民現職羽田は、実兄の雄一郎元国土交通相の死去に伴う21年補欠選挙で初当選。地盤を固めて再選を目指す。昨年の衆院選の県内5小選挙区で2勝3敗と負け越した自民は、公募で元外務省職員の新人藤田の擁立を決定。県連初の女性候補で刷新感を武器に浸透を図る。参政は新人竹下が出馬予定。

 ◇与野党5新人が出馬=岐阜
 派閥裏金事件で自民を離党した現職大野が改選を迎えるが、立候補するか態度を明らかにしていない。自民は公募で県議の新人若井を擁立し、公明の推薦を得た。立民は国民と調整して労組役員の新人服部を擁立。維新は元衆院議員の新人山田が出馬。共産の新人三尾、参政新人の瀬尾も参戦する。

 ◇連続当選期す2現職=静岡
 改選2議席を巡り、自民、国民の現職2人と共産、参政などの新人候補が争う。自民牧野と国民榛葉が過去3回の選挙で議席を分け合ってきた。戦績は牧野が2勝1敗と勝ち越しているが、国民は前回衆院選の県内小選挙区で議席を初めて獲得。3月の静岡市議選でも擁立した公認候補2人がトップ当選するなど勢いが続く。立民県連は国民との競合を避け、独自候補の擁立を見送る方針。共産は新人鈴木、参政は新人松下が出馬予定。維新は擁立作業が難航している。

 ◇自公立国、「指定席」維持狙う=愛知
 22年参院選は自民、公明、立民、国民4党が議席を分け合った。これに共産、れいわ、社民、参政の4新人が参戦。自民現職酒井は派閥裏金事件で差し替えを求める声も出たが公認を取り付けた。公明現職安江、立民現職田島は議席維持が至上命令。国民は昨年11月の名古屋市長選出馬のため辞職した大塚耕平氏の後任に新人水野を擁立。連合愛知の推薦を受け議席確保に全力を挙げる。共産須山、れいわ辻、社民大西、参政杉本も出馬する。昨年衆院選の比例代表東海ブロックではれいわが自民、立民、国民、公明に次ぐ票を得ている。河村たかし衆院議員が共同代表を務める保守も候補者選びを急ぐ。

 ◇自・立の女性候補が激突=三重
 女性候補3人が争う構図。3選を目指す自民の現職吉川は、派閥裏金事件への関与で揺らいだ支持基盤の立て直しを急ぐ。立民は、同じく連合三重の支援を受ける国民などと調整し、元県議の新人小島を擁立。党重鎮の岡田克也氏のお膝元で、改選・非改選とも議席ゼロの現状から失地回復を狙う。参政は新人難波を立てる。

 ◇立・国、一本化へ調整=滋賀
 維新現職が比例転出を表明し、改選1議席に新人6人が乱立。自民は公募で元守山市長の宮本を立て、公明の推薦も得た。立民は県議の佐口、国民は中小企業診断士の堀江を擁立。ただ、両党は自民批判票の分散を避けるため、連合滋賀を中心に候補者の一本化に向けた調整を続けている。維新は元新聞記者の岡屋が出馬。共産佐藤と参政中田も議席獲得を目指す。

554名無しさん:2025/05/04(日) 18:38:40
 ◇与野党6人で争う混戦=京都
 自民、共産の両現職と立民、維新、れいわ、参政の4新人が改選2議席を争う混戦。4選を目指す自民西田は党への逆風を受け、地方議員の支持固めに懸命。立民は元衆院議員の新人山本を擁立。代表経験者の泉健太氏ら地元選出議員と浸透に励む。維新は元アナウンサーの新人新実を立てる。知名度を生かし、初の議席獲得を狙う。3回目の当選を期す共産倉林は無党派層への浸透に躍起だ。れいわは西郷、参政は安達と、いずれも新人を擁立して参戦。国民も独自候補の擁立を検討している。

 ◇維新2議席確保が焦点=大阪
 改選4議席を維新2、自民1、公明1で分け合う結果が16年から3回続き、今回も維新が2議席を確保できるかが焦点。維新は党内で予備選を実施し、いずれも新人で大阪市議の岡崎、佐々木で決まった。党勢の陰りも指摘される中、均等な「票割り」ができるかが課題だ。公明は現職杉を立て、府内4選挙区で全敗した昨年衆院選の雪辱を狙う。自民は現職太田が3選出馬に意欲を示すものの、府連内で差し替え論もくすぶり公認は決まっていない。

 立民は弁護士の新人橋口を立てる。国民は元維新衆院議員の擁立を一時模索したが、党内や連合の反発を受けて改めて人選中。共産は元衆院議員の清水が立候補する。

 ◇元明石市長ら出馬で混戦=兵庫
 16年から3回の選挙は自民、公明、維新が改選3議席を分け合ってきたが、知名度のある元明石市長の新人泉の出馬表明とその後の経緯で混戦模様となってきた。泉は当初、無所属で立候補し立民と国民の支援を受ける方向だったが、3月の出馬会見で「魅力的な政党がない」などと発言したことを問題視した国民が元経済産業省職員の新人多田を立てた。立民は態度を決めていない。自民加田、公明高橋の両現職は再選を目指すが、派閥裏金事件でイメージ悪化を懸念する声が双方にある。維新は昨年の県知事選出馬に伴い失職した元職の後継として新人吉平を擁立。共産、れいわ、参政、諸派の新人も出馬する。

 ◇野党5新人が乱立=奈良
 自民の現職堀井が3選を目指すのに対し、野党側は新人5人が乱立。立民は昨年の衆院選に落選した会社役員の川戸を、維新は医師の平を、国民は元大和郡山市議の杉本を擁立する。維新は野党候補一本化を主張し、連合も立民と国民に調整を要請するが、国民側が難色を示し、実現は見通せない。共産と参政も擁立を決めた。

 ◇自民再び分裂選挙へ=和歌山
 衆院選に続いて保守分裂選挙となる見通しだ。自民元幹事長の三男の新人二階は党の公認を得て、衆院和歌山2区で世耕弘成氏に敗れた雪辱を期す。これに対し、世耕派の元有田市長、新人望月が無所属での出馬を表明した。漁夫の利を得たい野党内では、立民新人村上、維新新人浦平の一本化を探る動きが出ているが、調整のめどは立っていない。

 ◇立民、保守地盤で人選難航=鳥取・島根
 自民は現職を比例代表の「特定枠」に転出させ、元島根県議の新人出川を公募で選んだ。鳥取は石破茂首相のお膝元であり、議席維持に全力を挙げる。16年の合区導入以降、自民が3連勝している保守地盤で、立民は人選が難航している。共産は新人亀谷、参政は新人倉井をそれぞれ立てた。

 ◇自・立の新人ぶつかる=岡山
 自民や立民の新人が争う構図になる見込みだ。自民は引退を表明した現職に代えて元県議の小林、立民は元衆院議員秘書の国友を擁立。自民は13年以降4連勝してきたが、派閥裏金事件などによる逆風で危機感を募らせている。参政は新人の広森が出馬。維新と国民は擁立を模索するが難航している。共産は野党各党の対応を見極めながら判断する。

 ◇立民一本化で共倒れ回避=広島
 改選2議席を独占している立民は共倒れを避けるため候補を森本に一本化。大規模買収事件を受けた21年再選挙で当選した宮口治子氏は公認を得られず離党した。自民は再選挙で惜敗した元経済産業省職員の新人西田が再挑戦。陣営は石破茂首相に続き広島選出の岸田文雄前首相にも「商品券配布」問題が発覚したことで「政治とカネ」の再争点化を警戒しつつ、「トランプ関税」対策など強みの経済政策でアピールする。共産は新人高見、参政は新人小石を擁立する。

555名無しさん:2025/05/04(日) 18:40:17
 ◇野党乱立の兆し=山口
 自民現職の北村は保守地盤を生かして組織選挙を展開する方針。選挙区では21年の補選に続いて2度目の当選を目指す。一方の野党側は乱立の兆しが見られる。国民は公募で元教員の新人関谷を擁立。連合山口は立民と国民に一本化を働き掛けているが、立民は候補者擁立の調整を進めている。共産も独自候補を立てる構えを崩さず、参政は新人山崎が出馬する予定。

 ◇事実上の野党共闘=徳島・高知
 衆院議員経験もある野党系無所属の広田が参院で通算4回目の当選を目指す。立民と国民が支援し、共産も擁立を見送ったことから、事実上の野党共闘が成立。自民は元高知県議で新人の大石を擁立し、公明の推薦を得た。徳島県内での活動量も増やし、知名度アップを図る。比例代表の「特定枠」には徳島側から元衆院議員を選んだ。参政は新人金城を立てる。

 ◇国民お膝元で自民と対決=香川
 国民は玉木雄一郎代表のお膝元に元証券会社役員で地元出身の新人原田を擁立。知名度不足を党への追い風で補い議席獲得を目指す。自民現職三宅は3選に向け懸命。3年前は野党候補が乱立し、自民が抜け出たが、今回は立民が独自候補の擁立を見送り、自民、国民を軸とした戦いとなる見込み。参政は新人小林を立て、共産も擁立を模索する。

 ◇野党系現職に自民新人挑む=愛媛
 野党統一候補として19年参院選を制した無所属の現職永江が、再選を目指して県内各地でミニ集会を重ねる。立民、国民など野党各党は態度を明らかにしていないが、擁立に向けた具体的な動きは見られない。自民は公募で新人上野を擁立。5月に被選挙権年齢の30歳に達する清新さをアピールする。参政の新人原田も立つ。

 ◇与野党9人の激戦=福岡
 改選3議席を与野党9人が争う混戦。22年は自民、立民、公明が分け合った。今回も自立公の現職が議席を死守するか、国民などの新人が割り込むかが焦点だ。

 自民松山は党参院幹事長のため、県連幹部は十分に地元入りできない事態も想定。組織力を生かして「トップ当選させる」と必勝を期す。立民野田は地方議員と連携して支持拡大を狙う。公明下野は自民の推薦を受けて再選を目指す。

 党勢拡大を図る国民は元会社員の川元を擁立。維新は元議員秘書の伊藤が出馬する。共産は元福岡市議の山口、社民は那須、参政は中田、保守は森をそれぞれ立てる。

 ◇事実上の自・立一騎打ち=佐賀
 自民と立民による事実上の一騎打ちとなる見通し。自民は現職山下が3選を目指して出馬する。県立大学予算への対応をきっかけに県議会の会派が分裂したばかりで、県連の結束が課題。公明は推薦を出す方向だ。立民は自治労出身の元佐賀市議で新人の富永を立て、議席奪取を狙う。維新、国民は独自候補の擁立を見送る。参政と諸派の新人も立つ。

 ◇国民新人、議席狙う=長崎
 自民現職古賀が3選を目指す。公認決定を巡り県議との争いとなり、県連レベルでは一本化できず党本部に最終決定を委ねた。県連が一枚岩になれるかが課題。前回衆院選の勢いを維持する国民は県議の新人深堀を擁立。支援を期待する立民、社民とは協定を結んだが、共産は新人筒井を立てたため、野党共闘は成立していない。参政は新人黒石を擁立した。

556名無しさん:2025/05/04(日) 18:40:29
 ◇野党、候補者選びが難航=熊本
 自民は現職馬場が3選に向けて組織固めに注力する。公明の推薦も得た。立民と国民は個別に、昨年まで維新所属の衆院議員だった元県副知事の擁立を模索したが、いずれも条件などが折り合えずに断念。立民は引き続き、国民や維新などに呼び掛ける形で野党共闘の実現を目指すが、肝心の候補者選びは難航している。参政は新人山口を擁立した。

 ◇野党共闘再現で雪辱期す=大分
 再選を目指す自民現職白坂に、立民元職吉田が再び挑む。与野党一騎打ちとなった23年の補欠選挙は竹田市出身の白坂が341票の僅差で競り勝った。吉田は今回も連合大分や社民、国民の支援を受ける。共産も政策協議で合意すれば独自候補を見送る方向で、候補者を一本化する「野党共闘」の再現で雪辱を期す。参政も新人野中を擁立する。

 ◇野党、一本化を模索=宮崎
 自民は旧安倍派に所属してきた現職長峯の公認を決定。立民は対抗馬として元県議の新人山内を立てる。野党候補は22年参院選で乱立したが、今回は立民、国民、社民が一本化方針を確認している。共産は独自候補の擁立を見送るかどうかを慎重に判断。維新は候補者を準備しつつ、野党候補の統一に向けた「予備選」を呼び掛ける。参政は新人滋井を立てた。

 ◇自民現職三女を立民推薦=鹿児島
 自民は現職が不出馬を表明し、後継候補に元職の園田を決めた。現職の三女で無所属新人の尾辻も出馬を表明し、立民が推薦する。尾辻が自民の公募に漏れて立民に入党した経緯から、社民は推薦の是非に揺れる。国民は推薦を見送る見通しで、共産は独自候補の擁立を目指している。参政は新人牧野を立てる。

 ◇現職不出馬で新人対決=沖縄
 立民、共産、社民などで構成する「オール沖縄」勢力の支援を受けた無所属現職が不出馬を表明。1議席を新人4人が争う。オール沖縄は大学教授の高良を後継に推す。15年ぶりの勝利を狙う自民は元那覇市議の奥間を擁立。参政は大学名誉教授の和田を立て、れいわも独自候補を模索している。

 ※擁立状況は4月30日現在のものです。

557OS5:2025/05/04(日) 18:53:05

1677 :名無しさん :2025/05/04(日) 18:52:45
>>733アイヌは先住民族か疑念 >>660道議が差別的表現
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1153026/
日本保守党、元道議・小野寺氏を擁立 参院選道選挙区
関口潤
2025年4月25日 18:33
 日本保守党は25日、この夏の参院選道選挙区(改選数3)の公認候補として、元北海道議の小野寺秀氏(61)を擁立すると発表した。

558OS5:2025/05/04(日) 18:54:55
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1150369/
参院選 2議席獲得するのはどちら? 自民、旧民主系の全面対決 道選挙区の構図固まる
竹中達哉 金子文太郎 久保耕平 会員限定記事
2025年4月19日 11:00(4月21日 7:19更新)
 参院選の投開票日として有力視される7月20日まで3カ月となった。北海道選挙区(改選数3)の構図がほぼ固まり、与野党どちらが2議席を獲得するのかが最大の焦点だ。自民党は現職2人を擁立するが、政治とカネの問題で逆風は強く、公明党との選挙協力も課題。旧民主党系も立憲民主党の現職に加え、国民民主党の新人が立候補を表明したものの、支持層の奪い合いが懸念される。共産党なども候補を立てる見通しで、各陣営とも不安要素を抱えるため情勢は流動的だ。
 自民は、現職の高橋はるみ氏(71)と岩本剛人氏(60)を擁立。高橋氏は前知事としての知名度を強みに全道に支持を広げる一方、自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金問題で収支報告書に22万円の不記載が判明し、十分な説明責任を果たしていないとの声は根強い。高橋氏周辺は「知事選から前回までは『道民党のはるみ』だったが、裏金問題でたびたび報道されて自民色が強くなり、今回は『自民党のはるみ』と認知されるため不安だ」と漏らす。

 高橋氏と同じ1期目の岩本氏は知名度が高いとは言えず、「6年間何をやったかが伝わっていない」(自民党関係者)との見方もある。前回は吉川貴盛自民道連会長(当時)が支持団体の票を全て岩本氏に一本化しようとした経緯があったが、今回はそうした調整役が不在。さらに次期衆院選で道3区に公明党が候補を立て、自民が支援する両党の方針に地元が反発を強める問題も影を落とす。3区の清田区は岩本氏の道議時代の地盤であり「問題が長期化すれば、岩本氏にマイナス」(自民道連幹部)との懸念は強い。
 石破茂首相が新人議員に10万円の商品券を配布した問題などで自民には逆風が吹く。北海道新聞社が5日に行った道民意識調査では、自民の支持率は18.2%と、昨年10月の衆院選公示前に比べ7.4ポイント減少。過去2回の参院選に続き2議席を確保できるかは見通せない。
 対する旧民主党系では、立憲民主、国民民主の両党道連が連合北海道などと候補者調整を進め、立憲の現職勝部賢志氏(65)に加え、国民民主の新人鈴木雅貴氏(33)の擁立を決めた。連合も勝部、鈴木両氏の支援を発表し、2016年参院選以来となる旧民主党系での2議席奪還を目指す。
 国民民主は全国的に支持率が急増し、道民意識調査でも支持率は自民、立憲に次ぐ9.9%を記録し、30代以下では最も支持を集めた。道内での政党基盤は弱いが、国民民主道連は「全国的な注目の高まりを生かして無党派層の受け皿になれば議席が見えてくる」と意気込む。
 一方、立憲道連は埋没への危機感を強める。旧総評系などの支援労組を含む基礎票を勝部氏に一本化する反面、「1人だと当選は余裕だと見られて国民民主に票が流れる」(立憲道議)恐れがある。立憲道連は道内全12小選挙区に衆院議員がいる組織力を生かし、地方票の取り込みを狙う。道連関係者は「国民民主より票が少ないことは許されない。同じ旧民主党系といえども敵だ」と話す。
 共産党の宮内史織氏(32)、れいわ新選組の野村パターソン和孝氏(40)、参政党の田中義人氏(52)も出馬を表明。現時点で計7人が立候補を予定しており、票の行方は見通せない。

559OS5:2025/05/05(月) 01:21:05
政党が決まっていない
https://news.yahoo.co.jp/articles/492b8a7f34d6838e7627ab1a10945bad87c15efc
【RIZIN】久保優太 今夏の参院選出馬を表明「引退ではないです。立ち上がることを決めました」
5/4(日) 19:01配信


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東スポWEB
今夏の参院選出馬を表明した久保優太

 格闘技イベント「RIZIN男祭り」(4日、東京ドーム)で、格闘家の久保優太(37)が、今夏の参議院比例代表選挙に出馬することを発表した。

 第10試合終了後、スーツ姿でリングに上がり「引退ではないです。まだまだこのリングに上がります」と前置きした上で「僕はこれから新しいリングに挑戦しようと思っています」と表明。会場からどよめきが起きる中、政党が決まっていないというものの「誰かが立ち上がらないといけない。僕は笑顔で格闘技を見てほしいし、そういう日本をつくりたい。そういう社会にもっとなるべきだと思うんで、立ち上がることを決めました」と出馬する理由を明かした。

 さらに「あきらめない精神と勇気、こういったリングに上がる強い気持ちを持って、僕は国会というリングで暴れまくりたい」といい、RIZINファンに呼びかけた。これには、榊原信行CEOも「永田町論理に染まっていない純粋な気持ちを伝えにきた。全力で頑張ってほしい」とエールを送った。

 久保はキックボクサーとしてデビューして、K-1のリングで活躍。K-1ウエルター級王者にもなった。2021年からRIZINに移籍。キックから総合格闘技(MMA)に挑戦して、MMA5連勝も記録した。

 一方、21年大みそかのシバター戦が〝八百長騒動〟に発展して波紋を呼んでおり、〝パートナー〟のサラさんとの関係でも話題になった。

東スポWEB

560OS5:2025/05/05(月) 01:22:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/484e7f25b25bc2c16a4f92f461a964dbbf87ba85
夏の参院選 立憲民主党県連が独自候補擁立断念へ 山梨県
5/4(日) 18:29配信


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YBS山梨放送

YBS山梨放送

夏の参議院選挙・山梨選挙区を巡り、立憲民主党県連が独自候補の擁立を断念する見通しとなったことが関係者への取材で分かりました。


立憲民主党県連はことし1月、夏の参院選に向けて甲府市議の擁立を決めましたが、2月になって市議が辞退を申し出たため選考のやり直しを進めていました。

複数の関係者によりますと、その後、有力な候補者が見つからなかったことなどから、独自候補の擁立を見送る方向で最終調整していて、6日の拡大常任幹事会で協議するということです。

会合では、国民民主党県連が擁立する前知事の後藤斎氏の支援についても検討する見通しで、「民主系の候補者として支援することになるのではないか」(関係者)という見方が強まっています。

561OS5:2025/05/06(火) 22:28:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/3656ac03d11c56a8f222aa1602b0762460406d4a
維新また内紛 党内予備選で現職外し? 参院選大阪選挙区 離党の梅村みずほ参院議員語る「組織の違和感」
5/6(火) 21:00配信
関西テレビ
梅村みずほ参院議員

4月27日、日本維新の会・梅村みずほ参院議員が離党した。

その理由として「ガバナンス不全」を挙げている。梅村議員は関西テレビの単独インタビューに応じ、その真意を語った。

■【写真で見る】「ハレーションが起こるかもしれないけど…」と語る梅村議員

■予備選は「現時点で今回のみ」岩谷幹事長の発言に「強い違和感」
梅村みずほ参院議員

【梅村議員】「(予備選を)ルール化するのではなく、なぜ1期目の私からスタートして、かつ『現時点で今回のみ』なんだろうと、非常に強い違和感を覚えました。ずさんな、制度設計にもなっていないようなトライアルで、議員の人生を懸けた戦いを左右するのは、あってはならないのではと」

維新は2016年の参院選から、大阪選挙区でずっと2議席を得ている。2025年の改選に向け、衆院に転出した東徹代議士会長の後任を選ぶため、維新は「党内予備選」を行った。

現職の梅村議員も予備選の対象となったが、敗れて公認の権利を逃し、8日後に離党届を提出した。

同じく予備選に出た広田和美大阪市議も離党し、後味の悪さが残った。

■予備選をルール化するの?しないの?
岩谷幹事長

岩谷幹事長は4月9日の会見で、予備選について「現時点では、今回に限った措置と考えている」と発言した。

梅村議員は、これが離党の引き金になったと話す。

発言への反発は、別の議員にも広がった。

【大阪府内選出の維新国会議員】「岩谷の発言はアカン。予備選は参院選だけでなく、衆院選でもやらないと。今の執行部は、自分が予備選の対象になったら勝てる自信がないから言えないのだろう」

岩谷幹事長は27日、「発言を少し切り取られてネット等で流れている。他の選挙も併せての質問だから『今回限り』とお話しした。

同時に、『検証し大きな課題がなければ、3年後の参院選でもやらなければ、おかしい話になると思う』と申し上げている」と補足したが、広がった波紋は収まらなかった。

【梅村議員】「(2022年の)代表選のとき、自分も『予備選のルール化』を掲げて戦っているので、賛成。当然、衆院選でも首長選でもやるべきです。『ルール化をする』と明言していただいたら、離党はありませんでした。ルール化されたのなら、『梅村外しではない』となるが、『今回だけ』と言われると疑問符がついてくる。疑念を抱かれる選挙になってしまったという側面はあるのではないでしょうか」

■「腹に収めた」過去の処分に不満も
梅村みずほ参院議員

梅村議員は、過去に「党員資格停止処分」を受けたことがある。

2023年、「出入国管理および難民認定法」改正を巡る質疑で、スリランカ国籍の女性が施設収容中に死亡した事案についての発言が、「女性の尊厳を傷つける事実無根の発言」などと猛烈な批判を浴びた。

維新は発言内容ではなく、「党の指示に従わずに質疑したガバナンス違反」を理由に、梅村議員を処分した。

梅村議員は、「ハレーションが起こるかもしれないけど…」とためらいながら、当時のことを語り始めた。

【梅村議員】「確かに、私の質疑で至らないところがあった。1期6年の付託を受けているので、完遂するんだって思いもあり、色々と腹に収めながら処分に服していたわけです。私からすると、ガバナンスが崩壊していたのは党の方だったのでは。非常に苦しい処分だったんです。炎上したとき、最後まで党は委員の差し替えをしなかった。正式な命令もいただけなかった、という認識です」

梅村議員は当時について、批判を浴びた後に党の職員が、「この質問はしないように」「SNSのこれは削除して」などと伝えてきたため、議員の質問権に関わることを理由に「党の正式な命令を出してほしい」と求めたところ、最後まで命令がないまま処分されたのだ、と主張している。

562OS5:2025/05/06(火) 22:29:30
■「世間の批判を浴びたから態度を変える」維新のガバナンス機能不全
兵庫県・斎藤元彦知事

筆者から見て、維新がとる対応が「世間の批判を浴びたから態度を変える」ように感じたことがある。

例えば、擁護から一転し辞職を迫った、兵庫県の斎藤元彦知事の一件もそうだ。梅村議員も、同じような印象を持っていたという。

【梅村議員】「維新のガバナンス不全の現象は、よく似通っています。私の処分、斎藤知事の問題、そして今回の予備選。細かくは違うが通底している。当事者の声は聞いているか、問題の根幹は何なのかを突き詰めて、適切なプロセスで判断しているかが問われている。理由を後付けして整えるのではなく、強い意思のもと判断したという、芯の強さが見えないと思っています」

■「今も大好き」維新復活に必要なもの
梅村みずほ参院議員

「当選したのは『維新の看板』のおかげ。私は今も日本維新の会が大好き」と語る梅村議員。

一方で、有権者に「維新は何をやりたい政党なのかが分からない」と言われたり、地方議員に「このままだと維新の旗は振り続けられない」と相談されたりしたという。

支持率が低迷し、地方議員の離党が相次ぐ維新の現状を、どう見ているのか。

【梅村議員】「維新というのは、強烈なカリスマのリーダーシップのもと、一致団結して1つの目標に向かっていた政党ではないかと思います。圧倒的なカリスマが不在になって現れた現象なのかもしれない。ベクトルがそれぞれ違うところを向いているのが、維新らしさを失っている1つの原因なのかもしれないですね」

■「維新の議員は採決の起立要員のようなもの」他の野党議員からも同情
吉村洋文代表

かつて維新を引っ張った橋下徹氏や松井一郎氏は、もういない。

吉村洋文代表に新たなカリスマ性を持たせようとする議員もいるが、今のところ、そうはなっていない。

筆者は度々、他の野党の議員から「維新の議員は採決の起立要員のようなもので、かわいそうだ」という声を聞いた。

「次のカリスマ」を生んでそれに従うより、議員同士の議論をもっと活発にして、丁寧にベクトルを合わせていく作業こそ必要なのではないか。梅村議員はこう語る。

【梅村議員】「この組織に私が必要なのだろうかと、疑問に思ってしまった瞬間があります。平場の議論の場が、なかなかなくて。議論に参加して意見も反映されて政策ができ上がる、そのプロセスを皆で見届け、政策を国民の皆さんに届けていこうという、一体感が生まれづらかった。丁寧な議論は、自分の力を国政に生かせているという、充実感や士気につながると思います」

■離党後も「政治家をあきらめない」
鈴木記者と梅村議員

「せめてもう1期続けたかったのが本音」と語る梅村議員の今後は、「白紙」だという。

だから、積極的に維新と関わり続けることも、他党候補の応援をすることにも、今は慎重なのだという。

【梅村議員】「例えば、首長選挙にも興味があります。1つの自治体に自分の人生の時間をささげて、好モデルを実現して全国展開の道を開く。いじめや児童虐待の対応とか、自治体でぐっと推し進めていくことにも興味があります。政治家自体をあきらめるつもりはないです」

梅村議員は参院で1人会派の結成を届け出て、7月28日の任期満了まで活動する予定だ。

維新が極めて強い大阪では、公認候補になれば、議員や首長の地位は約束されたに等しかった。

それが「既得権益」にならないよう、予備選ルールの策定は急務だ。そこがグダグダのままでは、府民に見透かされ、維新は大阪でもその強さを失うだろう。

関西テレビ報道センター永田町担当 鈴木祐輔

(関西テレビ報道センター永田町担当 鈴木祐輔)

563OS5:2025/05/07(水) 16:39:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb01d13c3e5a3135b7d986a4325d7ba2f64fbd3e
AIエンジニア安野貴博氏が新党設立へ 参院選に10人超を擁立方針
5/7(水) 12:30配信

朝日新聞
インタビューに答える安野貴博さん=2024年7月11日、東京都中央区、関田航撮影

 昨夏の東京都知事選に立候補したAIエンジニアの安野貴博氏(34)が今夏の参院選に向け、自らを代表とする新党を結成することが分かった。関係者によると、安野氏が比例区で立候補するほか、比例区と選挙区で計10人以上の新顔を参院選で擁立する方針で、テクノロジーの活用を打ち出していくという。

 党名は「チームみらい」とし、8日に記者会見を開き、詳細を表明する。

 安野氏は東京大学工学部を卒業後、外資系コンサルティング会社を経て、AIを活用したスタートアップ企業を創業した。

 昨夏の都知事選では、デジタル技術で市民の政治参加を促す「デジタル民主主義」を掲げて立候補。YouTube上で24時間体制で質問に答えるAIアバター「AIあんの」を公表するなど、テクノロジーを押し出す選挙戦を展開し、全体で5番目となる約15万票を得た。

 昨年11月には、自治体などのデジタル化を支援する都の外郭団体のアドバイザーに就任していた。(小川聡仁)

朝日新聞社

564OS5:2025/05/07(水) 22:41:09
https://www.asahi.com/articles/AST5733GZT57PIHB00BM.html
社民党が元JR社員を擁立 参院選兵庫選挙区、立候補予定は10人目
谷辺晃子2025年5月7日 21時00分
社民党は7日、今夏の参院選兵庫選挙区(改選数3)に元JR東海社員の来住(きし)文男氏(65)を公認候補として擁立すると発表した。

 来住氏は姫路市出身で、1978年に旧国鉄へ入り、今年2月まで務めていた。社民党京都府連合幹事長などを歴任し、現在は兵庫県連合国政対策委員長に就いている。

 7日、県庁で会見を開いた来住氏は「ローカル線の廃止反対や脱原発などを訴え、『希望を運ぶ政治』をスローガンに頑張っていきたい」と述べた。

 社民党県連合によると、参院選の兵庫選挙区に独自候補を擁立するのは初めてとなる。これまでは他党の候補者へ推薦を出していたが、今回、どの候補者からも推薦依頼がなかったこともあり、独自候補の擁立を模索していたという。

 兵庫選挙区には、これまでに自民現職の加田裕之氏(54)、公明現職の高橋光男氏(48)、維新新顔で元三菱商事社員の吉平敏孝氏(44)、共産新顔で元県議の金田峰生氏(59)、国民新顔で元経済産業省職員の多田ひとみ氏(45)、れいわ新顔で元ユネスコ職員の米村明美氏(65)、参政新顔で建築士事務所長の藤原誠也氏(36)、諸派元職で「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏(57)、無所属新顔の泉房穂氏(61)が立候補を予定している。

565OS5:2025/05/07(水) 23:32:54
■1人区
青森(立)  
 自:滝沢求
 立:福士珠美(新 元民放アナウンサー)
 共:擁立済
 参:擁立済
岩手(自)  
 自:平野達男 2019年落選     
 立:横澤高徳 共産支援を検討
 参:擁立済
宮城(自)    
 自:石川光次郎(新 県議)      
 立:石垣のりこ 共産支援の見通し
 参:擁立済
秋田(自)    
 自:中泉松司(元 19年落選)      
 無:寺田静
 参:擁立済
山形(国)    
 自:大内理加(新 県議)      
 無:芳賀道也(国民会派)
 共:擁立済
 参:擁立済
福島(自)    
 自:森雅子  >>160不記載あり
 立:石原洋三郎(新 元代議士) 国民候補一本化で合意
 共:擁立済
 参:擁立済

栃木(自)   
 自:高橋克法
 立:板津由華(新 栃木1区落選)
 参:擁立済
群馬(自)  
 自:清水真人 
 立:河村正剛(新 社会運動家)
 共:擁立済
 参:擁立済

新潟(自)   
 自:中村真衣(新 オリンピック出場)       
 立:打越さく良 共産が自主支援
 参:擁立済
長野(立)   
 自:藤田ひかる(新 外務省官僚)   
 立:羽田雄一郎
 参:擁立済
山梨(自)   
 自:森屋宏
 国:後藤斎(新 前知事)>>418
 共:擁立済
 参:擁立済
   立:藤原伸一郎(甲府市議)→出馬取りやめ→独自候補擁立断念

富山(自)   
 自:堂故茂
 国:庭田幸恵(新 会社社長) 立民支援
 共:擁立済
 参:擁立済
石川(自)   
 自:宮本周司>>225起訴猶予  *山田修路(自)知事選出馬落選 
 参:擁立済
福井(自)   
 自:滝波宏文
 立:藤原和士(新 かずえちゃん)
 国:山中俊祐(新医師)
 共:擁立済
 参:擁立済
保:擁立済

岐阜(自) 
 自:若井敦子(新 県議)
 立:服部学 (新 連合) 国民
 維:山田良司(新 元民主代議士)
 ?:大野泰正(無)自民離党(裏金問題) 
 共:擁立済
 参:擁立済


三重(自)   
 自:吉川有美 >>160不記載あり
 立:小島智子(新 県議)
 参:擁立済

滋賀(自)   
 自:宮本和宏(新 元守山市長)  
 立:佐口佳恵(新 県議)
 維:岡屋京佑(新 新聞記者)
 国:堀江明(新)
 共:擁立済
 参:擁立済
  嘉田由紀子(野党系無所属で当選)は維新比例転出

奈良(自)   
 自:堀井巌>>160不記載あり
 立:川戸康嗣(新 奈良3区落選)
 国:杉本葵(新 大和郡山市議)
 維:平将生(新 維新 比例予定が選挙区に)
 共:擁立済
 参:擁立済

和歌山(自)  
 自:二階伸康(新 二階俊博の三男) 
 無:望月良男(新 前有田市長 世耕弘成二に近い)
 立:村上賀厚(新 24年和歌山1区落選)
 維:浦平美博(新 県議)
 無:末吉亜矢(新 鶴保庸介参院議員に近い)
 参:擁立済
             *世耕弘成衆院当選  

鳥取島根(自) 
 自:出川桃子(新 県議)
 共:擁立済
 参:擁立済
  19年当選舞立昇治(鳥取)は比例特定枠へ     *>>281特定枠三浦靖(島根)は入れ替え拒否出馬断念 2022は島根の青木一彦が当選


岡山(自)   
 自:小林孝一郎(新 県議 21年衆院選比例下位落選)*石井正弘→引退
 立:国友彩葉(新 岡山市議)
 参:擁立済
山口(自)   
 自:北村経夫>>160不記載あり  *林芳正衆院転出
 無?戸倉多香子(新 元県議) 立憲推薦
 国:関谷拓馬(新:教員)
 参:擁立済

香川(自)   
 自:三宅伸吾
 国:原田秀一(新 公募) 立憲擁立見送り
 参:擁立済
愛媛(自)   
 自:上野由佳(新 会社員29歳)      
 無:永江孝子  
 参:擁立済
徳島高知(自) 
 自:大石宗(高知)        *高野光二郎不祥事辞職 2022は徳島の中西祐介が当選
 無:広田一(高知 補欠選当選)       *広田は高知 立民と国民が支援し、共産も擁立を見送った
 参:擁立済

566OS5:2025/05/07(水) 23:33:11


佐賀(自)   
 自:山下雄平
 立:富永明美(新 佐賀市議)
 参:擁立済
 NHK:擁立済
長崎(自)   
 自:古賀友一郎(現職)   山下博史(県議)選ばれず
 国:深堀浩(新 県議)  立民、社民とは協定を結んだ
 共:擁立済
 参:擁立済
熊本(自)   
 自:馬場成志
 立:
 *小野泰輔(新 元副知事。元維新代議士)に出馬要請→見送り
 参:擁立済
大分(自)   
 自:白坂亜紀
 立:吉田忠智(元 23年補欠選落選)*安達澄知事選出馬落選 共産独自候補を見送る方向
 参:野中しんすけ(新 大分1区落選 YouTuber)
宮崎(自)   
 自:長峯誠 >>160不記載あり
 立:山内佳菜子(新 県議)
 参:擁立済
鹿児島 (自) 
 自:園田修光(元 67歳 比例参院議員)    *尾辻秀久引退
 無:尾辻朋実(新 43歳 現職:尾辻秀久の3女 立憲推薦)
   *出馬断念 外薗勝蔵(新 自民県議 72歳)
 参:擁立済
沖縄(無=野党系伊波洋一)   
 自:奥間亮(新 那覇市議)      
 無:高良沙哉(新 沖縄大教授)
   *出馬断念 高良鉄美(会派:沖縄の風)
 参:擁立済



■2人区
茨城(自無 無=野党系:堂込麻紀子)    
 自:上月良祐 
 立:小沼巧
 共:擁立済
 参:擁立済

静岡(自無 無=中立:平山佐知子)   
 自:牧野京夫 
 国:榛葉賀津也
 共:擁立済
 参:擁立済

京都(自立)
 自:西田昌司 >>160不記載あり 
 立:山本和嘉子(新 元代議士 24年京都5区落選)        
 維:新実彰平(新 アナウンサー)>>163
 共:倉林明子
 参:擁立済
 れ:西郷南海子(新 教育研究者)

広島(自無 無=野党系:三上絵里)    
 自:西田英範(新 21年補欠選落選)      *河井案里 選挙違反により辞職  
 立:森本真治
 *宮口治子 (補欠選当選) 離党>>279
 共:擁立済
 参:擁立済

567OS5:2025/05/07(水) 23:33:26
■3人区
北海道(自自立)
 自:高橋はるみ >>160不記載あり 
 自:岩本剛人
 立:勝部賢志 【連合推薦済】
   立:石川知裕元衆議院議員?>>405 >>537勝部へ一本化
 国:鈴木雅貴(新 ファイナンシャルアドバイザー) 断念:林佳奈子(新 自民党帯広市議会議員)>>405
 れ:野村パターソン和孝
 共:宮内しおり(新)
 参:擁立済
 保:擁立済


千葉(自自立) 
 自:石井準一 
 自:豊田俊郎
 立:長浜博行
 国:小林さやか(新 NHK記者)
 共:白石ちよ (新)
 参:擁立済

兵庫(自公維)
 自:加田裕之 >>160不記載あり
 公:高橋光男
 無:泉房穂(新 前兵庫県明石市長)立憲推薦
 国:多田ひとみ(新 官僚)
 維:吉平敏孝(新 東京3区落選)    *清水貴之知事選出馬>>522
 共:金田峰生(新)
 れ:米村明美(新)
 参:擁立済
 社:来住文男(新 元JR東海社員)
 NHK:立花孝志(新)

福岡(自公立)
 自:松山政司
 公:下野六太
 立:野田国義 >>126一枚岩じゃない?
 国:川元健一(新)
 維:伊藤博文(新)
 共:山口湧人(新 元福岡市議)
 社:那須敬子(新)
 参:擁立済
 保:擁立済

568OS5:2025/05/07(水) 23:33:37

■4人区
埼玉(自公立無 無=国民系上田清司) 
 自:古川俊治
 公:矢倉克夫
 立:熊谷裕人
 共:伊藤岳
 国:江原久美子(新 県議)
 参:擁立済

神奈川(自自公維立 合併選挙5人当選) 
 自:脇雅昭(新 官僚)   *島村大 →死去
 公:佐々木さやか
 立:牧山ひろえ
 立:水野素子 22合併選挙で当選
 国:籠島彰宏(新 官僚)
 維:千葉修平(新)
 共:浅賀由香(新)
 れ:三好諒(新 外務省職員)
 社:金子豊貴男(新)
 参:擁立済
 

愛知(自公立国) 
 自:酒井庸行
   無:石塚吾歩路(新 自民県議)→出馬せず>>546
 公:安江伸夫
 立:田島麻衣子
 国:水野孝一(新 どまつりの創設者に出馬要請)      *大塚耕平:名古屋市長選出馬
 れ:辻恵(新 元民主党衆院議員)
 共:須山初美(新)
 社:大西雅人(新)
 参:擁立済
 保:?
 
大阪(自公維維)
 自:太田房江【未公認 引退?73歳】 >>160不記載あり
 公:杉久武
 立:橋口玲(新 弁護士) >>498
 維:佐々木理江(新 大阪市議大阪維新総務会長)
 維:岡崎太(新 大阪維新政調会長)        *東徹:衆院選出馬当選
 共:清水ただし(新)
 れ:椛田健吾(新)
 参:擁立済  
   無?:梅村みずほ(現:維新公募選ばれず離党>>500)    
   国:足立康史(元維新代議士)→擁立断念

■6人区 +1人の合併選挙(蓮舫の都知事選出馬落選に伴う)

東京(自自公立共れ れ=山本太郎)
 自:武見敬三(1951年生まれだが公認) *丸川珠代:衆院選出馬落選
 自:石原伸晃>>11鞍替え出馬を望む
 公:川村雄大(新 医師) 山口那津男は選挙区不出馬
 立:塩村文夏
 立:奥村政佳(比例から転出 ラグフェアボーカル)
 国:牛田茉友(新 NHKアナウンサー)
 国:奥村祥大(新 東京28区落選)
 維:            *音喜多駿:衆院選出馬落選
 共:吉良佳子
 社:西美友加(新)
 再生の道:吉田綾
 参:???

 自:擁立断念 渡部カンコロンゴ清花>>492

569OS5:2025/05/08(木) 20:53:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd88edaa0b970ffc3b443c245f9c5074804a1216【詳報】立民県連・鎌田氏が出馬へ 夏の参院選熊本選挙区
5/8(木) 17:09配信

熊本日日新聞
鎌田聡氏

 立憲民主党熊本県連の代表で県議会議員の鎌田聡氏(60)=熊本市南区=は8日、夏の参院選熊本選挙区(改選数1)に党公認で立候補する意向を明らかにした。熊本日日新聞の取材に「自民党支持が強い熊本において総力戦で1議席を奪い取るには私しかいない」と語った。

 鎌田氏は熊本市出身。NTT社員を経て、1999年に県議に初当選した。現在7期目で、国政選挙への挑戦は初めて。立民県連は13日の常任幹事会で決定し、党本部に公認申請する。

 熊本選挙区には自民現職の馬場成志氏(60)が3選を目指して出馬予定。参政党新人の山口誠太郎氏(36)が立候補を表明している。(東誉晃、川野千尋)

570OS5:2025/05/08(木) 21:36:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/c2f30783fc98c561f9cdf0f1362279fbc8bd61bc
安野氏、参院選出馬へ AI技術者、政治団体を結成
5/8(木) 17:25配信

時事通信
記者会見で、自身が代表を務める政治団体「チームみらい」のロゴを掲げる安野貴博氏=8日午後、東京都港区

 昨年7月の東京都知事選に出馬した人工知能(AI)エンジニアの安野貴博氏(34)は8日、東京都内で記者会見し、夏の参院選比例代表に立候補すると発表した。

 自身が代表を務める政治団体「チームみらい」を設立し、選挙区と比例に計10人以上を擁立すると明らかにした。

 安野氏は都知事選で約15万票を獲得し5位となった。その後、東京都のデジタル化を推進する団体のアドバイザーに就いたが、近く退任するという。

571OS5:2025/05/08(木) 21:48:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/05c254d57d44ac6d3e22d715012ce3ff832dcda5
「無意味な競争は避けるべきだ」参院選滋賀選挙区、国民・堀江氏に一本化を 連合滋賀
5/8(木) 19:39配信
産経新聞
堀江明氏

夏の参院選滋賀選挙区(改選数1)で、連合滋賀は8日、野党共闘に向けた一本化の候補を、国民民主党の中小企業診断士、堀江明氏(38)にすると発表した。現状、堀江氏を含む与野党の新人6人が立候補を表明する乱立状態の中、連合滋賀としてのスタンスを明確にし、野党間の候補者調整を促す狙いがある。

選挙区では堀江氏以外にも、自民党の元守山市長、宮本和宏氏(53)▽立憲民主党の県議、佐口佳恵氏(51)▽日本維新の会の元新聞記者、岡屋京佑氏(32)▽共産党の党県委員、佐藤耕平氏(42)▽参政党の内装業、中田あい氏(46)―が立候補を表明している。

大津市内で会見した連合滋賀の白木宏司会長は「無意味な野党間の競争は避けるべきだ」とし、堀江氏を選んだ理由を「現在の政局動向、客観的なデータ、対話・意見交換を通じて政策姿勢などを多面的かつ総合的に精査した」と説明。国民の本部・県連に対しては、立民など他の野党政党との「誠実かつ真摯(しんし)」な候補者調整の協議対応を求めるとした。

その上で、候補者調整が進まない場合は今回のスタンスを情勢次第で見直す可能性も示唆。「候補者調整が進まない現状を打破したいという思いもある」と心境を明かした。

572OS5:2025/05/09(金) 09:52:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/129427581404d5b956c47711740d341a03b414a0
「発表は後手で本命には逃げられ…」自民党が「参院選タレント候補」擁立に大苦戦の「もっともな理由」
5/9(金) 8:00配信


FRIDAY
会見に登場した中田フィッシュ氏

いわゆる「タレント候補」は低迷する党の起爆剤となるか――。

GW真っ只中の5月1日、自民党の参議院比例代表公認候補となったプロダンサーの中田フィッシュ氏(39)が渋谷区の宮下公園跡地にある商業施設内のダンススタジオで出馬会見を行った。兄は『オリエンタルラジオ』の中田敦彦(42)。

【写真】「バンドワゴンで日本を巡り…」参院選・自民党の目玉候補が明かす「仰天プラン」

兄弟で『RADIO FISH』というダンスユニットを組んで活動しており、’16年の『NHK紅白歌合戦』に出場。高校・大学とダンスの全国大会優勝経験を持ち、世界大会での実績もある。TikTokフォロワー数は22万人を誇っている。

「若年層をはじめ、自民党がリーチできなかった層を呼び込めるのではないか。ストリート出身のフィッシュ氏には選挙に足を運ばなかった浮動票を掘り起こす可能性があります」

会見で司会も兼ねた小林史明環境副大臣(42)はフィッシュ氏の出馬にそう期待を寄せる。

自民党は7月投開票の参議院選挙で日本医師会や郵便局長会などの組織内候補を含む27人(現職14人、新人13人)の擁立を決定。前回’22年参院選と同規模の30人程度の擁立を目指す。’22年の参院選では比例で18議席を獲得したが、今回は「政治とカネ」の問題で政党支持率が低迷し、永田町に出回っている選挙予想では「12前後」と振るわない。

「参院選には決まってタレントが出馬し、良くも悪くも話題となる。知名度があればあるだけ“後出しジャンケン”のように駆け込みで出馬し、フレッシュな印象のまま投票に結びつけたいという思惑があり、たいていは出馬表明が選挙直前となる。

ただ、今回は1年以上続く、『政治とカネ』の問題で支持率が低迷し、石破茂首相(68)の商品券配布で支持率がさらに下がり、著名人に打診をしても色よい返事がもらえず、発表が後ろ倒しとなってしまった」(自民党ベテラン秘書)

「自民党はフィッシュ氏の他にも有名人を擁立予定だ」と囁くのは、別の秘書だ。

◆アナウンサー候補を逃してしまい……

「プロレスラーの大仁田厚氏(67)の擁立を図り、古賀誠元幹事長(84)の秘書だった藤丸敏衆議院議員(65)が議員会館を行脚している。’07年に自ら離党した大仁田氏には、岸田文雄元首相(67)ら宏池会の議員が復党の請願書に署名をし、GW後に党紀委員会で復党が了承されれば比例の公認候補となろう。

他には『筆談ホステス』で知られる斉藤里恵都議(41)や鈴木宗男参議院議員(77)も比例代表の公認候補となる見込み。その4名が比例票の底上げ要員だが、人材不足が透けて見え、議席増効果も限定的では……」

裏金問題の逆風に加えて、玉木雄一郎代表(56)率いる国民民主党の人気もマイナス要因だ。昨秋の衆院選で4倍増の28議席の躍進を遂げた余勢を駆って1〜4月に投開票された横浜市議補選、北九州市、小金井市、大分市、静岡市、鎌倉市などの市議会選挙で国民民主党の候補がトップ当選を果たしている。

「国民民主の東京選挙区で出馬が決まったNHKアナウンサーの牛田茉友氏(39)には自民党も萩生田光一元政調会長(61)らが接触し、彼女は大阪府池田市出身のため『大阪か全国比例で』と打診をしていた。だが、フタを開けたら国民民主に持っていかれた。かつて自民党の公認を得るために裏金が飛び交っていたのがウソみたいな状況だ」(自民党大阪府連所属の元衆議院議員)

共同通信の3月の調査では、若年層の政党支持率は自民党16.7%に対し、国民民主党が20.6%と逆転している。

573OS5:2025/05/09(金) 09:52:59
◆無党派層へのアプローチは

先のフィッシュ氏に出馬を打診したのは自民党のみだったという。自民党の現状についてフィッシュ氏本人に尋ねると、「非常に厳しいと思う。厳しくてもやりたいところでやりたいことをする」との返答があった。

前回参院選で自民党が比例代表で擁立した著名人では漫画家の赤松健氏(56)、元『SPEED』の今井絵理子氏(41)らが当選。他党では中条きよし氏(79)、ガーシー氏(53)、水道橋博士(62)らが出馬し、選挙戦を盛り上げた。

参院選の比例は全国を1つの選挙区として候補を選ぶため、知名度がものをいう。そのため、各党が著名人候補を出すのが恒例となっていた。

「それゆえ、登院せずに除名となったガーシー氏や国会の質疑で新曲やディナーショーの告知をした中条きよし氏のような議員が生まれることになる。比例の改選定数は50もある。削減も考えるべきでしょう」(前出・ベテラン秘書)

参院選まで約2ヵ月。立憲民主党は先の都知事選で128万票を獲得した蓮舫氏(57)を擁立することがほぼ確定している。その他の党からもタレント候補の電撃出馬はなさそうで、ビッグネームの政界転入は起こらなそうだ。

会見でフィッシュ氏はバンドワゴン車を使っての全国行脚計画を明かし、こう言い添えた。

「ストリートにはいろいろな人がいて、それぞれに正義があり意見が飛び交う。落としどころを作らないといけないのは政治も同じ。理想論だけではなく、現実的な落としどころを作れる自民党から出馬したいと考えた。ウルトラCは起こらない。地に足をつけた地上戦で地道にやるしかない」

自民党から離れていった若者や無党派を呼び戻すことはできるだろうか。

取材・文・撮影:岩崎大輔

FRIDAYデジタル

574OS5:2025/05/10(土) 23:39:02

9012 :OS5 :2025/05/10(土) 23:38:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b702be8f1f52041b05d8a546e62ede8d12b68e1
ひめゆり発言を西田氏が撤回、地元・京都の自民「選挙を戦えるのか」
5/9(金) 20:00配信

朝日新聞
沖縄戦で犠牲になった学徒隊の生徒らを慰霊する「ひめゆりの塔」をめぐる自身の発言に関して、記者会見に臨む自民党の西田昌司参院議員=2025年5月9日午後1時6分、国会内、岩下毅撮影

 自民党京都府連の会長を務める西田昌司参院議員が9日、「ひめゆりの塔」の展示内容を「歴史の書き換え」などと3日の講演で発言したことを撤回し、謝罪した。府内の自民関係者らからは西田氏の一連の対応を疑問視する声があがっている。

 西田氏は7日の記者会見では「(発言の撤回は)ない。事実を言っているから」と主張していたが、一転して非を認めた。

 「謝罪は当たり前の話。なんで、すぐやらなかったのか」。ある自民府議は憤りを隠さない。「ひめゆりの塔は慰霊碑。それにいちゃもんをつけるのは保守の発想ではない」

 西田氏は今夏の参院選京都選挙区で改選となる。「こんなんで選挙を戦えるのか。言い訳から入らないといけない」と嘆いた。

 自民の京都市議は西田氏の対応に甘さがあったことを指摘する。「講演後に指摘を受けたら、きちんと事実を確認すべきで、それを怠ったらあかん」。故・野中広務氏ら先人たちがつくってきた沖縄との絆が京都自民にはあるとし、「その重みを思うと、とても残念だ」と話した。

 参院選で西田氏への推薦を決定している公明党の府本部幹部は「公明党の歴史観、価値観とは相いれない。支援者からは、あのような方に推薦を出すのはどうなのか、推薦を取り下げたらどうか、といったすさまじい批判がきている」と話した。「うちにとっても全くプラス材料ではない」とため息をついた。(林利香、八百板一平)

朝日新聞社

575OS5:2025/05/11(日) 09:27:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/4cb45682d979646ebf325f08e1bb29c8f40814ab
社民、立民推薦の尾辻氏を「支援」にとどめる 当初自民公募へ名乗りを不安視、時期ずれ込み 国民民主は応援せず 参院選鹿児島
5/11(日) 6:00配信


南日本新聞
鹿児島選挙区への立候補を表明している(右から)園田修光氏、尾辻朋実氏、牧野俊一氏

 社民党鹿児島県連合は10日、7月20日投開票が有力視される参院選に向けて総支部代表者会議を開き、鹿児島選挙区(改選数1)に立憲民主党の推薦を受け無所属で立候補予定の尾辻朋実氏(44)を支援することを決めた。

 川路孝代表は「自民党過半数割れのために反自民の候補を応援する」と話した。尾辻氏が当初自民の公認候補の公募に手を挙げていたことを不安視する声が消えず、選挙戦まで約2カ月のタイミングにずれこんだ。党本部の承認が必要な推薦や支持ではなく、県連独自で判断できる支援にとどめた。具体的な支援内容は尾辻氏との対話後に検討する。

 社民も参加する野党系組織「5者会議」では、会議の柱である連合鹿児島は尾辻氏の推薦を決定。国民民主党県連は「応援しない」としている。

 同選挙区では自民が元参院議員の園田修光氏(68)の公認を決定。参政党が医師の牧野俊一氏(39)を擁立する。

南日本新聞 | 鹿児島

576OS5:2025/05/11(日) 19:53:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb328aeb37d774335fcd1ee21133dfb4818b4c46
自民大阪の青山会長、参院選・大阪に新人擁立模索 「20年来の知友を説得」と会見で表明
5/11(日) 15:14配信

産経新聞
記者会見に出席する自民党大阪府連会長の青山繁晴参院議員(中)=11日午後、大阪市中央区

自民党大阪府連会長の青山繁晴参院議員は11日、今夏の参院選大阪選挙区(改選数4)の公認候補として、新人の擁立を模索していることを明らかにした。大阪選挙区では現職の太田房江参院議員も立候補に意欲を示しており、公認の権限を持つ党本部との調整が求められている。

【写真】自民、参院比例に「筆談ホステス」斉藤里恵氏を擁立へ

青山氏は同日、大阪市内で開いた記者会見で、擁立を模索する人物を、府内出身で「20年来の知友」とし、「国の組織で将来を嘱望されている人を説得して合意した」と説明した。党本部では現職を優先する声があるとしながらも「目指す方向が少しずつ見えてきた」と強調。正式決定に向け調整を進めるとし「模索したことと違うことになればわたしが責任をとればよい」と述べた。

また、青山氏は次期衆院選に向け、府内5つの小選挙区で候補予定者の公募を実施することも明らかにした。

参院選大阪選挙区では公認候補として公明党が現職、立憲民主党、共産党、れいわ新選組、参政党がそれぞれ新人の擁立を予定。日本維新の会が新人2人の擁立を予定し、国民民主党が擁立を模索している。

577OS5:2025/05/12(月) 15:42:15
https://www.asahi.com/articles/AST592SSRT59UTFK00XM.html
参院選1人区で野党競合相次ぐ 聞く耳持たぬ国民民主、連合とも距離
有料記事

大久保貴裕2025年5月12日 6時00分
 今夏の参院選で焦点となる全国32の「1人区」で、野党候補の一本化調整が難航している。主要野党の公認が競合する選挙区は現状11。国民民主党や共産党は積極擁立の構えを崩さず、全体の3分の1超の選挙区で、与野党「一騎打ち」の状況を作れないでいる。

 「ギリギリの段階になってしまう所もあるかもしれないが、選挙本番まで努力を続けていきたい」。立憲民主党の野田佳彦代表は9日の記者会見で、1人区の調整状況について問われ、苦しい表情で語った。昨秋の衆院選直後から一本化の必要性を訴えてきたが、目標時期は「年度内」「4月メド」「できるだけ早く」と後退する一方だ。

 朝日新聞の集計では、32の1人区のうち、立憲、日本維新の会、共産、国民民主、れいわ新選組の主要野党で公認が競合している選挙区は11。国民民主系の無所属と共産がぶつかる山形を含めると12に上る。福井と岐阜は三つどもえ、滋賀と奈良はれいわを除く4党が擁立予定で、調整をいっそう困難にしている。


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 野党で候補者を一本化できれば、政権批判票の集約が期待できる。実際、立憲、国民民主、共産、社民の4党は2019年参院選で候補者を一本化し、32選挙区で10勝を挙げた。調整が不調のまま臨んだ22年参院選では「共倒れ」が多発し、野党第1党の立憲は4勝にとどまった。

 投票行動は必ずしも一致しないものの、昨年10月の衆院選比例区での4党の得票を、参院選1人区ごとに合算すると、ほとんどの選挙区で与党を上回る。野党の競合区は自民の地盤であることが多く、乱立は戦況をさらに厳しくしかねない。

背景に国民民主と共産の積極擁立

578OS5:2025/05/13(火) 12:44:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/e72bb174f6dc44f667afdc305eec243a119d6444
自民、夏の参院選大阪選挙区で現職の太田房江氏を公認へ
5/13(火) 11:40配信
毎日新聞
太田房江氏

 自民党の森山裕幹事長は13日の記者会見で、夏の参院選大阪選挙区(改選数4)に、現職の太田房江氏(73)を擁立することを明らかにした。

 太田氏は2013年の参院選で初当選し、現在2期目。自民大阪府連は他の候補者擁立を模索していたが、森山氏は参院選まで時間が迫っているとして「これ以上時間をかけることは難しい。執行部として結論を出した」と説明した。【東久保逸夫】

579OS5:2025/05/13(火) 21:14:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/3c0a53696793705b77c8e4bbcb1e70ece33592df
連合山梨、国民民主公認の後藤斎氏を「支持」にとどめる 立民の対応にらみ 今夏の参院選
5/13(火) 19:49配信


産経新聞
参院選山梨選挙区で国民民主公認の後藤斉氏の支持を発表する連合山梨の窪田清会長(中央)=13日、甲府市(平尾孝撮影)

連合山梨は13日、この夏の参院選山梨選挙区(改選定数1)で、国民民主党が公認する前知事で元民主党衆院議員の後藤斎氏を「連合推薦」ではなく「連合山梨支持」とすることを決めたと発表した。同じ旧民主党系の立憲民主党山梨県連が候補者擁立断念を表明せず、現時点では立民と国民の候補一本化に至っていないため支持にとどまった。

12日夜、連合山梨、立憲民主県連、国民民主県連の3者協議が非公開で開かれた。国民県連側が後藤氏を擁立の経緯を説明。これを受け、立民県連側はいったん持ち帰り対応を検討するとした。独自候補擁立の断念や後藤氏を支援することなどの判断を先送りした格好だ。

連合山梨は12日に支援態勢を決定すると立民にも伝え、それまでに方向性を決めるように促していたが、調整がかなわなかった。このため、連合山梨としては後藤氏支持を表明した。

今後、立民が独自候補擁立を断念し、後藤氏を支援する状況になれば、後藤氏を連合が推薦することに格上げとなるが、情勢は不透明だ。

580OS5:2025/05/13(火) 21:15:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/d2e3b7366eb9566b1f3c0b1df3e2c5270c4230b0
国民・玉木代表、参院選で他党出身者擁立も示唆 比例代表候補に公認基準の「確認書」提出求める
5/13(火) 18:36配信


日刊スポーツ
国民民主党の玉木雄一郎代表(2024年11月撮影)

 国民民主党の玉木雄一郎代表は13日の定例会見で、今夏の参院選比例代表に擁立する候補者に対し、「党として合意した事項に反する行動はとらない」などと記した「確認書」の提出をもって、正式に擁立を決める方針を明らかにした。

 また、他党出身の候補擁立の可能性も示唆した。

 玉木氏は「比例の方についてはさまざまな方に今、接触もし、すでに擁立しているが、我々として何を基準に選んでいるのか。これから党が大きくなるにつれて、今後、例えば昔は他党にいたとか、いろんな政治経歴の方も参加することをある程度考えていかないと、党は大きくなっていかない」と主張。「私たちとして譲れない一線、重要視する基準を国民のみなさんに示しながら、そこで合意するなら公認していくということを、徹底していきたい」と強調した。

 確認書には「組織人として、党として合意した事項について反する行動はとらない」「公認内定後に反する行為があった場合、取り消しなどの処分は受け入れる。当選後、党を離れる場合は議席を返上する」などと記載。また、党是である「対決より解決」を順守することや、科学的根拠と事実に基づく観点からの議論や立案のほか、憲法については「党のこれまでの議論を踏まえ、緊急事態における国会機能維持等をはじめ、規範力を高めるための議論を進める」とし、エネルギー安全保障の観点から「原子力発電の必要性を認め、議論を進める」とも記されている。

 同党の参院選比例代表をめぐっては、菅野志桜里元衆院議員や須藤元気・元参院議員ら元議員の名前が取りざたされ、日本維新の会に所属した足立康史元衆院議員の大阪選挙区への擁立も一時、浮上した。

 玉木氏は「過去いろんな、特に旧民主党政権や他党など、いろんな経緯の人が、これから出てくると思います」と、他党出身の候補擁立の可能性を示唆。「その時も、私たちの結党の理念や現在の考えにしっかり合意しているかどうかが、私たちの仲間としてやっていけるかどうかが、最終的な基準になる」と述べた。候補者擁立については「正直、まだ立て切れていない。今月がヤマと思うが、擁立を強化していきたい」と述べ、積極的な擁立を目指す考えを示した。

581OS5:2025/05/13(火) 21:48:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/3ff9b243329a452854d53d4ebe6a53fb2ce68f2e
参院選の野党一本化、迫るタイムリミット 立民に危機感、国民民主は距離置く
5/13(火) 21:41配信

産経新聞
立憲民主党の小川淳也幹事長(春名中撮影)

夏の参院選の趨勢(すうせい)を決める全国32ある「改選1人区」で、立憲民主党や日本維新の会が目指してきた野党候補の一本化がタイムリミットを迎えつつある。立民は与党候補との「一騎打ち」の構図をつくる必要性を説いてきたが、政党間の「野合」批判を嫌う国民民主党は距離を置く。このままでは与野党の候補者が乱立したまま、選挙戦に突入する1人区が複数出てきそうだ。

■立民、国民民主との共闘期待

立民の小川淳也幹事長は13日の記者会見で「一本化が望ましいという考えに変わりはない。いよいよ時期が迫っているということを十分に意識し、自覚して取り組みたい」と述べ、遅れに危機感を示した。

参院選を政権交代に向けた橋頭堡(きょうとうほ)にしたい立民は、一本化の必要性を繰り返し訴えてきた。だが、立民は現状、1人区の4分の1を占める8選挙区で維新と国民民主、共産党と対決する情勢だ。立民の野田佳彦代表は9日の会見で「ぎりぎりになるかもしれないが、選挙本番までには可能な限り一本にまとめていけるような努力をし続けたい」と意気込んだ。だが、立民と国民民主の一本化を求める連合幹部は選挙準備などがあるとし、「5月中がリミットだ」とくぎを刺す。

これまで立民が共闘を最も期待してきたのが同じ民主党を源流とする国民民主だ。小川氏も13日の会見で「願わくば国民民主に協議のテーブルについてほしい」と呼びかけた。

■維新は1人区での一本化重視

だが、政党支持率が堅調な国民民主は野党間の一本化に忌避感を示す。玉木雄一郎代表は1人区に可能な限り公認候補を擁立する方針を打ち出しており、13日の記者会見でも「今月がヤマだ。擁立を強化していきたい」と意気込んだ。周辺には「お互いのプラスになるのか」と漏らし、あくまで一本化にこだわる立民の態度に疑問を呈した。

国民民主候補への一本化の動きが進みつつある滋賀選挙区のようなケースもあるが、福井、奈良両選挙区では立民と国民民主の候補が競合する見込みだ。

維新も1人区での一本化を重視し、各野党に予備選の実施を呼びかけてきたが、こちらも国民民主は拒絶する。維新幹部は「予備選は国民民主のいない選挙区でやるということになるのではないか」との見通しを示した。参院選は昨年の衆院選と同じように野党各党の地力が問われる選挙となる。(永原慎吾、深津響)

582OS5:2025/05/13(火) 22:04:25
https://www.sankei.com/article/20250513-CX5NJ4ZXS5OG5HFB3DBXJ5LVWQ/
NHK党、12選挙区での新人擁立を新たに発表 今夏の参院選で
2025/5/13 20:20

「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首
政治団体「NHKから国民を守る党」は13日、夏の参院選で新たに12選挙区の公認候補予定者を発表した。いずれも新人。12人は次の通り。(敬称略)

▽北海道 戸塚敦士▽福島 越智寛之▽茨城 酒井明男▽群馬 山田信一▽神奈川 堀川圭輔▽山梨 舟橋夢人▽岐阜 小池裕之▽愛知 久保田学▽三重 橋本博幸▽滋賀 菅原良雄▽大阪 武内隆▽鳥取・島根 谷口直矢

583OS5:2025/05/14(水) 09:36:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/755a7c8a583ca4fac79e815a6348f01bb81581e0
国民民主、参院比例に足立氏 元維新、大阪選挙区から変更
5/14(水) 7:11配信
時事通信
 国民民主党は夏の参院選比例代表に、日本維新の会で国会議員団政調会長を務めた足立康史元衆院議員(59)を擁立する方向で調整に入った。

 近く正式発表される見通し。関係者が13日、明らかにした。

 国民民主は当初、大阪選挙区に足立氏を擁立する準備を進めていた。しかし、足立氏が維新当時に労働組合を批判していたことなどから、国民民主を支援する連合が反発。4月に予定していた出馬表明は見送られていた。

 足立氏は昨年、維新批判を繰り返したとして党員資格停止6カ月の処分を受けた。前回衆院選には出馬せず、政界引退を表明していた。

584OS5:2025/05/14(水) 21:46:30
けっきょく音喜多かよ
https://news.yahoo.co.jp/articles/732b28006261306ff1a116801815d6e2bc54e417
維新、参院東京に音喜多氏擁立へ 前政調会長、知名度を考慮
5/14(水) 14:31配信

共同通信
音喜多駿氏

 日本維新の会は、夏の参院選東京選挙区(改選数6)に音喜多駿前政調会長(41)を擁立する方針を固めた。複数の党幹部が14日、明らかにした。維新は東京選挙区を最重点区の一つに位置付けており、知名度などを考慮して候補者の選定作業を進めていた。近く党内手続きを終え、正式決定する見通しだ。

585OS5:2025/05/14(水) 21:47:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/8efdc4844cf09d195492f0897eb592729f8d162e
国民、元衆院議員の山尾志桜里氏を擁立 参院選比例代表
5/14(水) 14:09配信

毎日新聞
山尾志桜里氏=大西岳彦撮影

 国民民主党は14日、夏の参院選比例代表に、元衆院議員で弁護士の山尾志桜里氏を擁立すると発表した。同日の党両院議員総会で決定した。

 山尾氏を巡っては、擁立方針が報じられると、交流サイト(SNS)上で過去の不倫疑惑などが取り上げられ、否定的な意見が相次いでいた。党は4月中に公表する予定だったが延期していた。

 山尾氏は、地検検事を経て2009年の衆院選で旧民主党から愛知7区で初当選し3期務めた。旧民進党や立憲民主党などを経て20年に国民民主に入党したが、21年衆院選に出馬しなかった。【遠藤修平】

586OS5:2025/05/14(水) 23:17:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d3d39f55098fba41f6cf80ce4cecb3c8343df0f
立民・水野素子参院議員にパワハラ疑惑 「宇宙かあさん」文春電子版が報道
5/14(水) 22:11配信


カナロコ by 神奈川新聞
国会議事堂前でポーズを取る水野素子氏=2022年8月3日

 立憲民主党の水野素子参院議員(神奈川選挙区)による元秘書らへのパワーハラスメント疑惑が14日、週刊文春電子版で報じられた。

 同電子版では、朝5時台から日付をまたぐまで運転をさせられたり、運転席を蹴られたりしたなどとする複数の元秘書らの証言を掲載しているほか、元秘書の1人が車内で水野氏から怒号を浴びせられる様子を録音した音声とともに報道。     

 水野氏の事務所は神奈川新聞社の取材に、報道内容の一部を否定した。音声については「一部、意図的に消されている」とした上で、「当該秘書から挑発的な返答があったので語気を強めてしまったもの。今後は業務指導時も含めて言葉の選び方に一層注意していく」とした。

 水野氏は2022年の参院選で初当選したが合併選挙に伴い任期は3年で、今夏の参院選に党公認候補として出馬を予定している。同党県連の中谷一馬幹事長(衆院神奈川7区)は取材に「報道内容が事実か否かを確認した上で、党本部と相談し、適切な対応を検討したい」と述べた。

神奈川新聞社

587OS5:2025/05/14(水) 23:18:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/a71312c59c0c74a3ffec163b219777364106dc7c
山尾志桜里氏「政治キャリアは『山尾』姓」 国民の当初発表から修正
5/14(水) 21:38配信

毎日新聞
国民民主党の街頭演説に参加する山尾志桜里氏=東京都港区で2025年5月14日午後6時半ごろ、遠藤修平撮影

 国民民主党は14日、夏の参院選比例代表での擁立を発表した元衆院議員の山尾志桜里氏について、姓の表記を当初発表した「菅野」から「山尾」に修正した。山尾氏の意向を受けた対応で、山尾氏は再び政治家を志すにあたり「政治家としてのキャリアがひも付いているのは、山尾姓だと判断した」としている。

 党は14日の両院議員総会で山尾氏の擁立を決定したが、報道陣への発表資料や党ホームページでは「菅野志桜里」と記載していた。発表内容を知った山尾氏が党側に「山尾」姓への変更を求めたという。

 山尾氏は2009年衆院選に、婚姻時の「山尾」姓で出馬して初当選し、旧民主党や国民民主党に所属した。21年衆院選には出馬せず、その後は出生時の「菅野」姓で弁護士として活動していた。【安部志帆子】

588OS5:2025/05/14(水) 23:55:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/8956a62a43c3e8ff8a94b62fe044166af5408c94
国民民主、想定以上のSNS反発…「確認書」で着地図る 参院選比例に菅野志桜里氏ら擁立
5/14(水) 23:43配信

産経新聞
菅野志桜里氏

国民民主党は14日の両院議員総会で、夏の参院選比例代表に、日本維新の会に所属していた足立康史元衆院議員(59)や、国民民主で憲法調査会長を務めた菅野志桜里元衆院議員(50)ら4人の元国会議員の擁立を正式決定した。国会論戦などでの即戦力を見込むが、過去の言動などから交流サイト(SNS)上では批判も出ていた。
他に擁立を決めたのは、立憲民主党に所属していた須藤元気元参院議員(47)と、自民党に所属していた薬師寺道代元参院議員(61)。

国民民主は当初、足立氏を大阪選挙区(改選数4)に擁立する方向で調整したが、足立氏が維新在籍中に労働組合を批判していたことから、支援組織の連合が反発。選挙区での擁立は断念した。菅野氏については、SNS上で過去の不倫疑惑が蒸し返されたことなどから擁立を見合わせていた。須藤氏も新型コロナウイルスワクチンに関する発信が問題視されていた。

国民民主としては即戦力を重視して国会議員経験者を選んだ形だが、SNS上の反発は想定以上だった。そこで、比例代表の候補者が党の運営方針に違反した場合の公認内定取り消しなどを盛り込んだ「確認書」を交わした。

一方、国民民主は14日、本名と既婚であることを隠して妻以外の女性と交際したと週刊誌に報じられた平岩征樹衆院議員(比例近畿)の離党届を受理した。

589OS5:2025/05/15(木) 16:09:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/8f4a4cb8235d8dab3d7a6ef7979d3202222caa43
「森山幹事長が勘違い」自民・青山繁晴氏、参院大阪選挙区の党公認候補を巡る発言に反論
5/15(木) 7:00配信

産経新聞
自民党大阪府連会長の青山繁晴参院議員(藤谷茂樹撮影)

自民党大阪府連会長の青山繁晴参院議員は13日、自身のX(旧ツイッター)などを更新し、今夏の参院選大阪選挙区(改選数4)を巡る森山裕党幹事長の発言について「勘違いをしている」と書き込んだ。森山氏に電話で指摘したことも明らかにした。

石破首相の現職調整に「反対」「府連に諮ることなく介入」」

同区の党公認候補について、青山氏は11日に新人の擁立を模索していると明らかにしていたが、党執行部は現職の太田房江参院議員を擁立する方針となった。森山氏は13日の記者会見で、新人に関して「なかなか本人のご決断をいただけていないというのが、今日までの現状だ」と述べた。

この発言に対し青山氏はXなどで「森山幹事長が勘違いをしている」と反論した。4月25日に党本部で森山氏と面会した際に「本人の完全な了解を得た」と報告し、資料を渡したと説明。13日に森山氏に電話をした際の内容として、森山氏は「その新人と交渉しているとは聞いた」と述べたが、青山氏は「交渉の結果、完全にして公式な了解をいただいたと述べた」「会見のその部分は事実と異なっている」と伝えたと明らかにした。

590OS5:2025/05/15(木) 16:16:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/c23e73d8214ca67f3aab36966769649fd5bcb050
無所属連合の高橋秀彰氏が立候補表明 参院選・兵庫選挙区で11人目
5/14(水) 19:30配信

朝日新聞
参院選兵庫選挙区への立候補の決意を語る高橋秀彰氏(左)と「無所属連合」の内海聡代表=神戸市中央区

 政治団体「無所属連合」は14日、今夏の参院選兵庫選挙区(改選数3)に、兵庫県丹波市で農業を営む新顔の高橋秀彰氏(42)を擁立すると発表した。同選挙区からの立候補予定者は11人目。

 高橋氏はこの日、神戸市内で会見し、「中山間地の農業に光を当てたい。食料自給率を高め、国内の産業を守る流れをつくるべきだ」と訴えた。

 高橋氏は千葉県松戸市出身。2013年に「地域おこし協力隊」隊員として丹波市に移住。大麦やクロマメなどを栽培している。政治団体「鼎立(ていりつ)の党」を立ち上げ、24年の衆院選で和歌山2区から立候補し、落選。25年2月に結成された無所属連合の呼びかけに応じ、参加したという。

 兵庫選挙区には、自民現職の加田裕之氏(54)、公明現職の高橋光男氏(48)、維新新顔で元三菱商事社員の吉平敏孝氏(44)、共産新顔で元県議の金田峰生氏(59)、国民新顔で元経済産業省職員の多田ひとみ氏(45)、れいわ新顔で元ユネスコ職員の米村明美氏(65)、社民新顔で元JR東海社員の来住文男氏(65)、参政新顔で建築士事務所長の藤原誠也氏(36)、諸派元職で「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏(57)、無所属新顔で前明石市長の泉房穂氏(61)が立候補の準備を進めている。(武部真明)

朝日新聞社

591OS5:2025/05/16(金) 14:02:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/e905356ed3fac3b0d8041b217ca18d7eb778ff36
参院選挙の兵庫選挙区は大激戦、3人区に8党11人が立候補表明…斎藤元彦知事の内部告発問題で注目集まる
5/16(金) 12:28配信 15日にはX(旧ツイッター)で、政治団体「NHKから国民を守る党」の名称を「NHK党」に変更したと発表した。

逆風
 兵庫選挙区は過去3回、3議席を自民、公明、維新の3党が占めてきた。しかし、今回は混戦が予想される。

 自公は昨年10月の衆院選で全国的に逆風が吹き、少数与党となった。維新も今年2月、所属県議(当時)が昨年11月の県知事選の期間中に立花氏への情報提供に関与していたことが判明するなどして批判を受けており、党勢に陰りが見える。

論戦で言及、割れる対応
 選挙戦では、斎藤氏がパワハラなどの疑惑を内部告発された問題を、論戦のテーマにするかどうか対応が分かれそうだ。

 多くの立候補予定者は現時点では、問題について積極的に発信する考えは示していない。

 自民のある県議は「県内では問題への考え方が割れている。幅広い支持を集めるためには触れない方がいい」と語る。

 泉氏は3月の出馬会見で「今の兵庫県の分断状況は望ましいと思っていない。解消を願っている」と語ったものの、斎藤県政への向き合い方については明言を避けた。

 一方、立花氏は13日の記者会見で「くすぶり続ける兵庫の問題をさらに強く訴えていきたい」と述べた。

 斎藤氏が再選された昨年11月の県知事選では当選を目指さず、斎藤氏を支援する「2馬力選挙」を展開した。今回は当選を目指し、斎藤氏が知事選で獲得した111万票の取り込みを目指すといい、「斎藤さんから応援をもらえたらうれしい」と語った。

 これに対し、斎藤氏は15日の定例記者会見で「個別の候補者への対応は、特に考えていない」と述べた。

 共産は街頭演説などで斎藤氏への批判を展開し、「反斎藤票」の獲得を狙う方針だ。陣営幹部は「斎藤知事が県の第三者委員会や百条委員会の調査報告書の結論を受け入れないのは、地方自治をないがしろにしていると訴える」と話す。

読売新聞オンライン
街頭で演説する立候補予定者(14日、神戸市内で)

 今夏の参院選で、兵庫選挙区(改選定数3)は全国屈指の激戦区となる見通しだ。15日現在、八つの国政政党の公認候補予定者を含む計11人が立候補を表明している。斎藤元彦知事を巡る内部告発問題で、兵庫県が全国的な注目を集めたことが影響しているとみられる。

【図表】参院選兵庫選挙区の過去の結果一覧

8党が擁立発表
 同選挙区では今回、自民、公明両党が現職を擁立するほか、日本維新の会、共産、国民民主、れいわ新選組、社民、参政の各国政政党が新人の擁立を発表している。

参院選兵庫選挙区(改選定数3)の立候補予定者

 2022年の前回選では、同選挙区に6の国政政党が公認候補を出した。今回、8党が擁立すれば、改選定数が1増えて3となった16年以降で最も多くなる。

 社民は今回、同選挙区で初めて公認候補擁立に踏み切った。党関係者は「党勢拡大のため、注目区を選んだ」と明かした。

 別の党に所属するベテラン県議は「斎藤知事の問題で兵庫への注目度が高まっており、テレビやSNSでの露出は他の選挙区より多いだろう。各党とも、効率的に比例票を掘り起こせるという思惑があるはずだ」と推測する。

著名候補も
 前明石市長の泉房穂氏、「NHK党」党首の立花孝志氏という知名度の高い立候補予定者もいる。

 泉氏を巡っては当初、立憲民主、国民民主両党の県連と連合兵庫が「勝てる候補」として全面支援する方向で調整していた。しかし、泉氏は3月の出馬会見で「魅力的な政党がない」と発言し、国民民主の玉木代表が「公党に対する敬意を欠く」と反発。党への高い人気を背景に、泉氏を支援せず、独自候補の擁立を決めた。

 一方の立民は、泉氏の県連推薦を決定した。連合兵庫は態度を決めていない。

 泉氏は明石市長時代に、職員への暴言が問題となったことがある。連合兵庫の関係者は「泉氏に抵抗感のある傘下の組合もある中、我々は必死にまとめようとしてきたのに、口がまた災いして(候補者を)一本化できなかった」とぼやいた。

 立花氏は13日、県庁で開いた出馬会見で「元々は全国比例を検討していたが、兵庫から立候補することに決めた」と語った。

592OS5:2025/05/16(金) 17:39:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b95fb7fbae101fe4ab38a7714c7de5ce3f2a3ae
立民・水野素子氏、参院選不出馬 パワハラ報道で、神奈川選挙区
5/16(金) 15:40配信
共同通信
水野素子参院議員

 立憲民主党の水野素子参院議員(55)=神奈川選挙区=は、夏の参院選に同選挙区(改選数4)から立候補しない意向を固め、周辺へ伝えた。今週発売の週刊文春が、水野氏による元秘書らへのパワハラ疑惑を報じていた。関係者が16日明らかにした。水野氏の不出馬に伴い、立民は4選を期す現職牧山弘恵氏(60)へ一本化する見込み。

 関係者によると、水野氏から、週刊誌報道後に党本部側の説得を受け、立候補断念に至ったとの説明があったという。

 立民は1月、党本部の主導で牧山、水野両氏の公認を内定。共倒れのリスクがあるため、県連内に2人擁立方針に反対論が強まっていた。

593OS5:2025/05/16(金) 17:40:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/f07039651a1584966239cf197cb771630962c7df
国民民主「確認書」は反故にされないか 旧民主政権で前例 参院選比例に山尾氏、須藤氏ら
5/16(金) 7:00配信


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産経新聞
山尾志桜里氏と足立康史氏

国民民主党が夏の参院選比例代表に国民民主で憲法調査会長を務めた山尾志桜里元衆院議員ら4人の元国会議員の擁立を正式決定したことが、波紋を呼んでいる。過去の言動などから(SNS)上では批判も強い。玉木雄一郎代表らは比例代表の候補者が党の運営方針に違反した場合の公認内定取り消しなどを盛り込んだ「確認書」を交わしたことで理解を求めるが、過去の事例をひも解くと、確認書が反故にされる懸念はぬぐえない。

■過去の言動にSNSで反発

他に擁立を決めたのは、日本維新の会に所属していた足立康史元衆院議員と立憲民主党に所属していた須藤元気元参院議員、自民党に所属していた薬師寺道代元参院議員だ。

即戦力を重視した形だが、SNS上では党執行部の想定以上の反発がみられた。背景には各氏の過去の言動があり、山尾氏は不倫疑惑が報じられた。足立氏は維新在籍中、国民民主の支持母体である労働組合を批判。須藤氏は新型コロナウイルスワクチンや原子力発電所に否定的だった発信が、国民民主の掲げる政策と異なっていた。

■玉木氏「署名してもらいました」

そこで浮上したのが確認書だ。公認内定取り消しのほか、国会議員の当選後に国民民主を離れる場合は議席を返上する、つまり議員辞職することも盛り込まれた。個別の論点では、憲法改正に関しては緊急事態における国会機能維持などの議論を進め、エネルギー安全保障の観点から原発の必要性を認めるとした。玉木氏は自身のX(旧ツイッター)で、確認書を改めて公開したうえで「須藤元気さんにも確認書に署名してもらいました」とアピールした。

■「誓約書」もとに議員辞職要求

ただ、永田町ではこうした確認書のたぐいの効果には懐疑的な向きも多い。例として挙げられるのが、民主党を中心する政権下でのできごとだ。平成23年1月に発足した菅直人第2次改造内閣で、直近の21年衆院選では自民党公認で当選した与謝野馨経済財政担当相が入閣した。与謝野氏は、衆院選に際して自民を離党した場合は議員辞職するという「誓約書」を党東京都連に提出していたが、当選後には離党届を出して「たちあがれ日本」の結党に参画して除名処分を受け、入閣に当たり「たちあがれ日本」を離れた。

同年2月11日の衆院予算委員会で、自民の菅原一秀氏がこの問題を取り上げた。菅原氏は与謝野氏について「小選挙区で破れ、比例復活で当選をしてきた。自民党に投票したその一票一票の積み重ねで今のバッジがある」と指摘。さらに「当選後、離党などの反党行為は一切行なわないことを、自民党および有権者に対し誓約する。前項の誓約に違反した場合は政治家としての良心に基づき議員を辞職する。与謝野馨、と花押が押してある」と誓約書の内容を示した。

与謝野氏は「私は除名という不名誉な処分を受けた。以上をもって私に対する処分は終了したものと思っている」と説明した。当時の菅首相は「経済対策、予算の成立と実行、社会保障と税の一体改革を進めたい。与謝野さんはこの問題に対して最も知識、経験があり、信念を持ってやっている人だと感じていたので、三顧の礼をもってあえてお願いをした」と与謝野氏起用の正当性を語っていた。菅原氏は「一連の動きが不条理だと国民の多くが思っている。本当であれば、議員をお辞めになって、大臣として社会保障と税の一体改革をやるというのであれば、私は、与謝野さんらしいな、と思う。『平成の変節王』だ」と議員辞職を促していた。

同年3月11日の参院決算委では、自民の岡田直樹氏が誓約書に言及し、「大臣の議席や議員バッジは自民党と書かれた比例票によって与えられたものだ。自民党を離党した以上、議員辞職するのが道理だ。潔く議員辞職をしてほしい」と述べた。与謝野氏は「そういう考えはない」と否定した。

■信念と確認書、もし相反すれば…

与謝野氏は自らの信念にのっとり、誓約書の内容を実行しなかった。山尾氏らは、信念と確認書のどちらを取るか問われる場面に直面した際に、どう行動するだろうか。(沢田大典)

594OS5:2025/05/17(土) 01:08:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/d6a0a8c0e9e5dd2cbc2382203e089c5b5b1d0fc2
自民、鈴木大地氏の擁立で最終調整 参院選東京選挙区
5/15(木) 22:29配信
日テレNEWS NNN

自民党が今年夏の参議院選挙で東京選挙区の2人目の候補として、オリンピック競泳の金メダリストで初代スポーツ庁長官の鈴木大地氏を擁立する方向で最終調整に入ったことがわかりました。

鈴木大地氏は1988年に開かれたソウルオリンピック競泳の金メダリストで、2015年に初代のスポーツ庁長官に就任、現在は日本水泳連盟の会長を務めています。

自民党は東京選挙区で既に現職で前の厚生労働相の武見敬三氏を公認していますが、関係者によりますと2人目の候補として鈴木氏を擁立する方向で最終調整に入りました。

東京選挙区では、ほかにも公明党の川村雄大氏、立憲民主党の塩村文夏氏と奥村政佳氏、国民民主党の牛田茉友氏、奥村祥大氏、共産党の吉良佳子氏、社民党の西美友加氏が立候補を予定しているほか、日本維新の会、れいわ新選組なども候補者を擁立する方針です。

595OS5:2025/05/17(土) 09:11:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/b5a3745257843d17e2507c7f290622f7fdb38cba
立民・水野氏不出馬で構図に変化 党にダメージも「一本化なら歓迎」の声 激戦の神奈川選挙区
5/16(金) 22:21配信

カナロコ by 神奈川新聞
立民の野田代表(左端)らと街頭演説に立つ牧山氏(左から2人目)と水野氏(右端)=4月13日、相模大野駅前

 週刊文春に元秘書らへのパワハラ疑惑を報じられた立憲民主党の水野素子参院議員が16日、夏の参院選神奈川選挙区に立候補しない意向を固めた。立民は4期目を目指す牧山弘恵参院議員とともに現職2人擁立の方針だったが、牧山氏に一本化する公算が大きい。4議席を争う神奈川選挙区は主要政党が軒並み候補を立てる激戦区。とりわけ立民の複数擁立の成否が全体の帰趨(きすう)を左右するとみられていた。思わぬ形で選挙戦の構図が変化することになり、各党に波紋が広がった。

 「これはアウトだ。応援できるわけがない」

 文春電子版で公開された水野氏とみられる人物が相手に罵声を浴びせる音声を聞いた立民の地方議員は嘆息した。その上で「ハラスメントは断じて許容できない。本人がしっかり説明するのはもちろん、党本部が早急に事実を確認し、適切に対処することが不可欠だ」と語気を強めた。

 立民は1月に牧山、水野両氏の公認を内定。党本部主導の決定で、県連や支援組織の「連合神奈川」には当初から共倒れのリスクを懸念する声が強かった。

 別の地方議員は「こんな事態は党としてダメージでしかない」としつつ「結果的に一本化されるなら歓迎したい」との本音も漏れた。連合神奈川幹部は「党からの説明を待ちたい」と述べるにとどめた。 

神奈川新聞社

596OS5:2025/05/18(日) 17:37:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/be3770884bfa7317e1195e3d7edb2487b19a75b7
ザワつく国民民主党の参院選戦略 キャラ強め元職の比例複数擁立「居抜き」指摘はねのけられる?
5/18(日) 11:00配信

日刊スポーツ
国民民主党の玉木雄一郎代表(2025年5月撮影)

 夏の参院選まで、当初の「7月3日公示、20日投開票」の予定どおりに流れが進むとすれば、すでに公示まで2カ月を切った。候補の事務所開きやお披露目も本格化する中、昨年の衆院選で躍進した国民民主党の周辺が、少しザワつき始めた。

 比例代表の候補者として、日本維新の会出身の足立康史氏、2021年に衆院議員を退任後は弁護士として活動していた山尾志桜里元衆院議員、昨年の衆院選東京15区で、無所属ながら1100票あまりの差で次点だった須藤元気元参院議員、自民党やみんなの党に所属した薬師寺道代元参院議員を擁立を発表した。いずれも元国会議員というキャリア、一定の知名度がある。一方で、足立氏は連合批判など過去の発言、山尾氏は皇位継承をめぐる持論やかつての私生活に関する報道、須藤氏は過去のワクチンやエネルギー政策に関する発言との党の立ち位置の整合性などを抱える。党幹部は「さまざまな批判の声を勘案しても、公認すべきということで決まった」と説明し、党は比例の候補に対し、「党として合意した事項に反する行動はとらない」などと記された「確認書」へのサインを「公認条件」としている。一部候補の過去の言動への質問が集中する可能性を懸念したのかは分からないが、記者会見も行われていない。

 すでに比例代表に擁立した新人で、海洋安全保障の論客で知られる東海大海洋学部教授の山田吉彦氏は代表、幹事長が会見に同席。新人と元職の違いはあるが、対応は異なった。5月14日に東京都内で街頭演説に登場した山尾氏に会見するのかたずねると、「個別での対応」になるのでは、との認識を示していた。実際に山尾氏は動画配信で、記者会見で述べるような「再挑戦の理由」「重要政策」などの発信を始めている。主張や内容をコントロールできる動画配信の方がやりやすい側面はあるだろうが、出馬表明のスタイルも多様化してきたと実感する。

 参院比例代表は、非拘束名簿方式。政党名と候補者名、どちらでも投票できる仕組みではあるが、候補者はとにかく自分の名前を書いてもらわないといけない。榛葉賀津也幹事長は16日の定例会見で、比例候補の選考に関して、比例候補同士は「切磋琢磨(せっさたくま)」とした上で「政党は、幕の内弁当みたいなもので、いろんな具(所属議員や候補者)が入っている。これが食べたらアレルギー体質だからと言うなら食べなければいいし、まずそうと思っても食べたら栄養があるものもある。でも、いろんな具材が入るから1つの弁当になる」と独特な表現でたとえた。その上で、「(一部の比例候補に)ネットで賛否があるのは承知しているが、いろんな方がいろんな過去や歴史を背負いながらも、この党のために頑張りたいという思いでいてくれる」と主張。「切磋琢磨で、頑張った順に当選する。党のパイをなるべく大きくして、当選できるように党の枠をとるのが我々の役目。それぞれの候補者にとって、敵は他党ではない。比例の中では、何番目に入るか切磋琢磨することで、評判が悪ければ札(票)が入らないだけ」と述べた。

597OS5:2025/05/18(日) 17:37:49

 キャリアのある元職同士の切磋琢磨となれば、緊張感も漂う。野党関係者は「『比例の敵は身内』はその通りだが、キャラ強めの元議員の切磋琢磨は、身内同士の消耗戦になりはしないか。議席を得た場合はその後も大変。他党ながら、心配だ」と話していた。

 国民民主が前回2022年参院選で獲得したのは選挙区2、比例区3の計5議席。今回はこの非改選を含め、参院で予算を伴う法案提出が可能となる21議席以上を念頭に、16議席以上の獲得を目指すとしている。今後も比例候補の擁立を続ける方針を示しており、「ビッグネームもあるのでは?」といった臆測もある。

 参院選比例代表は毎回、主要政党が知名度の高い著名人を擁立してきた。以前はだれもが知るビッグネームの擁立もあり、最近は「小粒化」してきたともいわれるが、それでも、個人名の記載が多い順番で当選者が決まるシステムから、世代全般か特定の世代かは別にして、知名度を意識した候補者擁立の側面はある。それでも、今回のような他党出身を含めた元国会議員の大量擁立は珍しい。

 「即戦力」に期待する側面が大きいのだろうが、一方で、これまで党に対する期待が多くを占めたSNSでも、今回の判断には批判的な声も少なくない。玉木雄一郎代表は「これから党が大きくなるにつれて、例えば昔は他党にいたとか、いろんな政治経歴の方も参加することをある程度考えていかないと、党は大きくなっていかない」と訴え、「血肉づくり」のためにはやむを得ないとの認識を示した。「居抜き戦略」(永田町関係者)と辛辣(しんらつ)な指摘も耳にしたが、今回の判断は吉と出るのか凶と出るのか。最終的には、身内の切磋琢磨と合わせ、外に向けたさまざまな説明も必要なのではないかと感じる。【中山知子】(ニッカンスポーツ・コム/社会コラム「取材備忘録」)

598OS5:2025/05/18(日) 23:57:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/88432f7165685a609352d1239b2634aab8b4c795
維新の党勢占う参院選大阪 吉村代表初陣も、挙党態勢に不安 国民民主の動向が情勢左右
5/18(日) 19:10配信

産経新聞
記者会見する吉村洋文氏=大阪市北区

夏の参院選は日本維新の会にとって吉村洋文代表の就任後初の国政選挙であり、今後の党勢を占う試金石となる。本拠地の大阪選挙区(改選数4)では、党内予備選を勝ち抜いた新人2人を擁立し2議席確保を目指すが、昨年の衆院選以来支持率をのばす国民民主党の動向によって、これまで以上の激戦区になりそうだ。

大阪選挙区は平成28年以降、維新が2議席を押さえてきた。改選予定だった東徹氏(58)が昨年の衆院選でくら替えし、今回は初めて予備選を実施。いずれも大阪市議の岡崎太氏(57)と佐々木理江氏(42)を公認候補として選出した。

現職の梅村みずほ氏(46)も予備選に出馬したが落選し、梅村氏と、同じく予備選で落選した大阪市議は離党。吉村氏は「僕の党運営に力不足なところがある」と述べ、挙党態勢に不安を残す。

巻き返しを図る自民党は、現職の太田房江氏(73)を公認する方向の党本部の対応に、新人擁立を目指す大阪府連の青山繁晴会長が反発。公明党は現職の杉久武氏(49)が3期目に挑む。

国民は、当初擁立を検討した元維新衆院議員の足立康史氏(59)に対する連合側の反発が収まらず比例代表候補としたが、別に選挙区候補を立てる方針だ。

立憲民主党は、連合の要請で模索していた国民との候補一本化を見送り、新人の橋口玲氏(56)を公認候補とする。共産党は清水忠史氏(57)、れいわ新選組は椛田健吾氏(44)、参政党は宮出千慧氏(40)=いずれも新人=をそれぞれ擁立する。

599OS5:2025/05/19(月) 00:00:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/1f41e5bd00a403b49f38fa32e4a15dab5b8e58af
泉房穂氏や立花孝志氏ら10人以上乱立の参院選兵庫 新人で臨む維新に危機感
5/18(日) 19:32配信


産経新聞
参院選は「公務優先」とする斎藤元彦兵庫県知事=15日午後、神戸市中央区

夏の参院選で全国屈指の注目を集めるのが兵庫選挙区(改選数3)だ。現職と元職、新人合わせて10人以上が乱立する見通しで、平成25年から直近の令和4年まで4回連続で議席を獲得してきた日本維新の会も、新人を擁立する今回は厳しい戦いを強いられそうだ。

維新内で、参院選兵庫選挙区は議席1枠が約束された「プラチナチケット」とも評されてきた。

元年選挙でトップ当選し今回改選を迎えるはずだった清水貴之氏は、昨年11月の兵庫県知事選への立候補に伴い、失職した。知事選に敗れた後は参院選出馬が内定していたが、心身の不調などを理由に辞退。維新は公募に応じた新人の吉平敏孝氏(44)の擁立を決めた。

ただ、情勢は厳しい。自民党現職の加田裕之氏(54)と公明党現職の高橋光男氏(48)のほか、立憲民主党県連の推薦を受けて立候補する予定の新人で元同県明石市長の泉房穂氏(61)に比べ、知名度は圧倒的に低い。

維新自体、4年参院選で63万票超を得た県内の比例代表票を6年衆院選で44万票余まで減らし、かつての勢いは影を潜める。維新の県組織「兵庫維新の会」の金子道仁代表(参院議員)は「われわれはチャレンジャー。原点に返って戦う」と危機感を募らせる。

斎藤元彦兵庫県知事の疑惑告発文書問題も懸念材料だ。維新に所属していた県議3人が知事選期間中、政治団体「NHK党」(旧NHKから国民を守る党)党首の立花孝志氏(57)への不適切な情報提供などに関与していたことが判明。3人はそれぞれ処分を受けて離党した。

ある兵庫維新幹部は、こうした騒動で「退潮ムードに拍車がかかるのでは」と危惧する。その立花氏も「斎藤知事を支援した方々にしっかり訴えていく」と同選挙区から出馬するほか、国民民主党やれいわ新選組など候補者を擁立する党が支持率を上げており、予断を許さない。

600OS5:2025/05/19(月) 00:04:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/af6ee86ee463d9029a086f102546668b137c5f96
自民、立民 激戦模様/5氏名乗り 主張に熱/青森県参院選
5/18(日) 9:00配信


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Web東奥
 第27回参院選は、想定されている投開票日の7月20日がおよそ2カ月後に迫った。青森県選挙区(改選1)は、自民党現職と立憲民主党新人による激戦が見込まれる。これまでに名乗りを上げている5氏は、中小企業支援や消費税率引き下げ、所得の向上などを巡り、主張を繰り広げている。

 自民党現職で3期目を目指す元環境副大臣の滝沢求氏(66)は、街頭や集会で、日米両政府の関税交渉に繰り返し言及。「地方への影響や長期戦を見据えて、中小企業支援策などあらゆる手だてを準備しなければならない」と訴える。

 自民支持層を確実に固めることに注力し、連立を組む公明党にも推薦願を提出。自民県連の津島淳会長は「18日の県連大会、25日の事務所開きと、活動の熱量を上げていく」と話す。

 3年前の参院選に続く勝利を目指す立憲民主党。新人で元民放アナウンサーの福士珠美氏(60)は「変わらない政治を変える」と強調し、大都市圏と地方や男女間の格差是正、食料品の消費税減税などの主張に力を入れる。

 立民県連の升田世喜男代表代行は、浸透に向け「一人でも多く握手し、一回でも多く集会を開き、一度でも多く街頭に立つ」と強調。推薦を受ける社民党、連合青森とも連携する。

 共産党は12年ぶりに候補を擁立する。新人で党県常任委員の荻野優子氏(33)は、街頭活動を柱に、消費税5%への減税や最低賃金時給1500円の実現などを主張。「知名度がまだまだ足りない。自分を知ってもらい支持を広げる」と、5月は人口の多い県内3市を重点的に巡る。

 共産県委員会の畑中孝之委員長は「自民党と正面から戦えるのは共産党だけだと訴え、勝利を目指す」と意気込む。

 参政党新人の加藤勉氏(65)は、街頭での活動を徐々に本格化。1次産業の担い手不足を青森県の主な課題に挙げ「農林水産業を魅力ある仕事にしなければならない」と支援の強化を求める。元海上自衛隊員の立場から、自衛官の待遇改善も強調する。

 今後は加藤氏の地元・下北地方や有権者数の多い青森市に加え、現職の地盤とは異なる津軽地方での活動を強化し、政権批判票の取り込みを図る方針。

 NHKから国民を守る党新人で家電販売業の佐々木晃氏(53)は、ガソリン税を廃止し地方創生につなげることを公約の最優先事項に挙げる。NHKスクランブル放送化、消費減税、最低賃金の引き上げ、県外大学に進学した人が青森県にUターン就職した場合は補助金100万円-などの政策を掲げる。

 13日に県庁での公約発表を終え、当面は青森県での活動予定はない。本格的な活動は公示後になる見通し。

601OS5:2025/05/19(月) 08:59:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/1f41e5bd00a403b49f38fa32e4a15dab5b8e58af
泉房穂氏や立花孝志氏ら10人以上乱立の参院選兵庫 新人で臨む維新に危機感
5/18(日) 19:32配信

産経新聞
参院選は「公務優先」とする斎藤元彦兵庫県知事=15日午後、神戸市中央区

夏の参院選で全国屈指の注目を集めるのが兵庫選挙区(改選数3)だ。現職と元職、新人合わせて10人以上が乱立する見通しで、平成25年から直近の令和4年まで4回連続で議席を獲得してきた日本維新の会も、新人を擁立する今回は厳しい戦いを強いられそうだ。


維新内で、参院選兵庫選挙区は議席1枠が約束された「プラチナチケット」とも評されてきた。

元年選挙でトップ当選し今回改選を迎えるはずだった清水貴之氏は、昨年11月の兵庫県知事選への立候補に伴い、失職した。知事選に敗れた後は参院選出馬が内定していたが、心身の不調などを理由に辞退。維新は公募に応じた新人の吉平敏孝氏(44)の擁立を決めた。

ただ、情勢は厳しい。自民党現職の加田裕之氏(54)と公明党現職の高橋光男氏(48)のほか、立憲民主党県連の推薦を受けて立候補する予定の新人で元同県明石市長の泉房穂氏(61)に比べ、知名度は圧倒的に低い。

維新自体、4年参院選で63万票超を得た県内の比例代表票を6年衆院選で44万票余まで減らし、かつての勢いは影を潜める。維新の県組織「兵庫維新の会」の金子道仁代表(参院議員)は「われわれはチャレンジャー。原点に返って戦う」と危機感を募らせる。

斎藤元彦兵庫県知事の疑惑告発文書問題も懸念材料だ。維新に所属していた県議3人が知事選期間中、政治団体「NHK党」(旧NHKから国民を守る党)党首の立花孝志氏(57)への不適切な情報提供などに関与していたことが判明。3人はそれぞれ処分を受けて離党した。

ある兵庫維新幹部は、こうした騒動で「退潮ムードに拍車がかかるのでは」と危惧する。その立花氏も「斎藤知事を支援した方々にしっかり訴えていく」と同選挙区から出馬するほか、国民民主党やれいわ新選組など候補者を擁立する党が支持率を上げており、予断を許さない。

602OS5:2025/05/20(火) 19:07:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/b3f23ecd9bddb95f922d0c2e0fa5d52ce9bd95b0
参院選東京選挙区 維新が音喜多前政調会長の擁立へ最終調整 地元組織「東京維新」では異論相次ぎ紛糾も
5/20(火) 13:25配信

FNNプライムオンライン(フジテレビ系)
FNNプライムオンライン

日本維新の会は20日、2025年夏の参院選で、東京選挙区に音喜多駿前政調会長を擁立する方針を固めたことがわかった。地元組織「東京維新の会」内部の反発が根強く、調整に時間を要した。

音喜多氏は元参院議員で、2024年の衆院選に東京1区から出馬したが落選していた。

複数の維新関係者によると、党政調会長や東京維新の幹事長だった当時の言動を巡って不満が根強く、東京維新が19日に開いた全体会議では、反対意見が相次いで紛糾、20日に会議を仕切り直して了承を得たという。

党本部で最終調整を行っていて、近く正式に発表する。

参院選東京選挙区には、この他、自民の武見敬三氏、立憲の奥村政佳氏と塩村文夏氏、公明の川村雄大氏、共産の吉良佳子氏、国民民主の牛田茉友氏と奥村祥大氏、社民の西美友加氏、参政のさや氏らが出馬を予定している。

フジテレビ,政治部

603OS5:2025/05/20(火) 22:21:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/d61c2c580c5843d331ef9a155d7459c7a3f2d663
国民民主党が浜辺健太氏擁立へ 羽咋市出身の元教諭を公認候補に 夏の参院選石川県選挙区
5/20(火) 11:56配信
この夏に控える参議院選挙。国民民主党石川県連は県選挙区に、羽咋市出身の元小学校教諭、浜辺健太氏を擁立する方針を固めました。

テレビ金沢NEWS

国民民主党石川県連が、参院選の公認候補として擁立するのは、羽咋市在住の元小学校教諭、浜辺健太氏です。

浜辺氏は羽咋市出身の30歳。

ことし3月まで志賀町の小学校教諭を務めたあと、国民民主党の政治塾に参加していたということです。

テレビ金沢NEWS

国民民主党から参院選県選挙区への擁立は初めてで、21日に党の両院議員総会で公認を決定したあと、浜辺氏は石川県内で会見し、正式に立候補を表明する見通しです。

国民民主党石川県連は、これまで県内の野党勢力と候補者の一本化に向けた協議を進めてきました。

今回の候補決定について、立憲民主党石川県連の近藤和也代表は、テレビ金沢の取材に対し「一本化は一つの方向性だと考えている。協力の在り方は今後の話し合い次第だ」とコメントしています。

テレビ金沢NEWS

参議院選挙をめぐっては、自民党の宮本周司氏と共産党の村田茂氏、参政党の牧野緑氏が出馬を予定しています。

604OS5:2025/05/21(水) 13:04:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/b3a29bfd9d761b361fdcf01b6bc7695aab6cc0cb
【独自】維新、北崎氏擁立へ 参院選茨城
5/21(水) 6:00配信


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茨城新聞クロスアイ
日本維新の会が今夏の参院選茨城選挙区(改選数2)に、茨城県取手市在住で洋菓子職人の新人、北崎瀬里奈氏(35)を擁立する方針を固めたことが20日、関係者への取材で分かった。21日にも発表する方針。

関係者によると、北崎氏は同党の候補者公募に応じ、事実上の内定を得ていた。選挙は初めての挑戦となる。

茨城維新の会は同選挙区での擁立を目指し、複数人から選定を進めていた。比例区は同会代表の石井章参院議員の長女で、取手市議の新人、石井めぐみ氏(45)の擁立が決まっている。

維新は参院選で、高校無償化や社会保険料の負担軽減策の着実な推進などを訴える方針。茨城維新の会は茨城選挙区について、2022年参院選で同党候補が獲得した15万9000票以上を目標に掲げるとしている。

同選挙区には3選を目指す自民現職の上月良祐氏(62)と再選を狙う立民現職の小沼巧氏(39)、共産新人の高橋誠一郎氏(30)、参政新人の桜井祥子氏(41)、政治団体「NHK党」新人の酒井明男氏(49)の5人が立候補を予定している。

茨城新聞社

605OS5:2025/05/21(水) 20:42:01
二之湯智  2004年参院選当選(京都選挙区) 2010年2016年再選 22年出馬せず
二之湯武史 2013年参院選当選(滋賀選挙区) 2019年落選(嘉田由紀子が当選)
二之湯真士 2024年京都市長選落選(無所属)(松井孝治が相乗りで当選)

https://news.yahoo.co.jp/articles/4496b0a4d2ccb11ddf6f2f1e199ea942f4b8e52c
参院京都に元府議出馬表明
5/21(水) 18:51配信
時事通信
 元京都府議の二之湯真士氏(46)が21日、京都市内で記者会見し、夏の参院選京都選挙区に無所属で出馬すると表明した。

 真士氏は二之湯智・元自民党参院議員の次男。

606OS5:2025/05/21(水) 20:42:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/3c50b255a666cc39ef6fa28ac7b17e3db08b482a
国民民主、参院選に新人6人
5/21(水) 15:25配信


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時事通信
 国民民主党は21日、夏の参院選に擁立する新人候補6人を発表した。

 比例代表で出馬する予定だった川崎貴浩氏の公認を本人の申し入れにより取り消したことも明らかにした。

 新たに決まった候補者は次の通り。(敬称略)
 【選挙区】石川 浜辺健太
 【比例】荒巻豊志▽大津浩子▽小野貴樹▽武田祐樹▽宮入盛豪。

607OS5:2025/05/21(水) 21:52:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/b0309b7646ed39146cbeb6334210c7ea5915e2e2
「苦渋の決断。総合的に判断」パワハラ疑惑の立民・水野素子氏、参院選不出馬を正式表明
5/21(水) 20:56配信

産経新聞
県庁で記者会見する水野素子参院議員

立憲民主党の水野素子参院議員は21日、横浜市中区の神奈川県庁で記者会見し、予定していた今夏の参院選神奈川選挙区(改選数4)への立候補を取りやめることを正式に表明した。水野氏をめぐっては、一部週刊誌でパワハラ疑惑が報じられ、同党に出馬辞退を申し入れ、公認内定を取り消されていた。

会見で、水野氏は同疑惑について、「不快な思いをされた方に深くおわびする。このような記事が出たこと全体を含め、自ら反省していかなければならないと思っている」とした。一方で、「かなり誇張というか、事実関係のことも含めて少し違うなと思うことがなくはない」とも述べた。

また、出馬辞退については「苦渋の決断。皆さまにこれ以上ご迷惑をおかけしないよう、総合的に判断した結果」などと説明。同選挙区では、同党が現職の牧山弘恵氏の擁立も決めるなどしており、厳しい選挙戦だったことにも触れた。

今後については、「まだ先のことを考える余裕はない」と述べながらも、政界への思いに言及。「まずは任期が残っているので、精いっぱいやらせていただきたい」とした。

■選挙戦変化で波紋

水野氏の出馬取りやめは、神奈川選挙区に関係する各陣営にも影響を広げている。選挙戦に変化が生まれることで、他党からは警戒感も出ている。

神奈川選挙区をめぐっては、立民は当初、党本部が主導する形で牧山氏と水野氏の擁立を決めていた。ただ、同選挙区は主要政党がそろって候補者を立てるなど激戦必至の情勢。県連内には2人を擁立することによる共倒れの懸念があった。

また、支援組織の連合神奈川は、国民民主党が擁立を決めた籠島彰宏氏を「推薦」とする一方で、立民の2人を「支持」とし、具体的な支援体制については傘下の産業別労働組合(産別)に判断を委ねていた。

今回の事態で、立民候補への支援は集約できそうな流れだが、連合神奈川の幹部は「『じゃあ全部こっちに』といっても、人の心は単純じゃないので…」と表情を曇らせる。何より、党のイメージダウンにつながることを心配する声も出ている。

■他陣営は警戒感も

他の陣営も警戒感を強めている。他党の幹部は「選挙戦を考えれば、より議席の争いが激烈になる。緊張感を持ちたい」と言葉に力を込める。

野党候補の幹部も「同じ野党なので、一本化されればわれわれにとっては厳しくなる」と強調。一方で、「活動自体に変わりはない」とも話し、自らの選挙活動に注力する考えを示した。

608名無しさん:2025/05/22(木) 01:42:55
>>606
荒巻豊志→東進ハイスクール日本史講師
大津浩子→元都議(民主→無所属→都民)
小野貴樹→楽天グループ社長室・渉外室シニアマネージャー
武田祐樹→二松学舎大非常勤講師?
宮入盛剛→起業家・柔道整復師
元都ファ都議の大津を擁立したのは都ファに対するアクションなのだろうか?
あと都議時代の選挙区が渋谷だけど受かったら長妻はやりにくいだろうな

609OS5:2025/05/22(木) 22:19:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/6d128cc957db9cab06fd7fea4e54c64f69b1355c
立憲・水野氏、参院選不出馬表明 パワハラ疑惑報道「未熟だった」
5/21(水) 18:23配信
毎日新聞
夏の参院選への不出馬を正式表明し、わびる立憲民主党の水野素子参院議員(右)。記者会見には、党幹事長代理の松木謙公衆院議員が同席した=県庁で2025年5月21日午後3時59分、岡正勝撮影

 立憲民主党の水野素子参院議員(55)は21日に神奈川県庁で記者会見し、今夏の参院選神奈川選挙区(改選数4)への出馬を取りやめると正式表明した。週刊文春が元秘書に対するパワハラ疑惑を報じていた。参院選が迫る中、党県連で2022年に続いてハラスメント問題が再発したのは打撃だ。

 「挑発され、言い返してしまった。未熟だった。いたらなさを反省する。苦渋の決断だが、県内の選挙情勢も踏まえ不出馬とした」。記者会見に臨んだ水野氏は涙ぐみ、悔しさをにじませた。任期途中の辞任は否定した。

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)への勤務経験がある水野氏は、19年の参院選東京選挙区に国民民主党から、21年の衆院選東京16区に立憲民主党から立候補したものの、いずれも落選。国替えした22年の参院選神奈川選挙区(改選4、欠員補充1)で、欠員補充(任期3年)の5議席目に滑り込んで初当選していた。

 県連は22年、女性議員へのハラスメントやそれに類する言動があったとして、男性県議3人に党員資格停止などの処分を行っている。それだけに今回の不祥事は、県民から「自浄能力がない政党」との厳しい批判にさらされかねない。

 立憲の支持母体である連合神奈川の林克己会長も17日、「また神奈川で立憲がパワハラ問題を起こしたのか、という受け止めだ。『そんな政党を応援するのか』との声が起きかねない」と苦言を呈した。

 一方、県連内には奇妙な安堵(あんど)感も漂っている。党勢拡大を目指す立憲の党本部は夏の参院選に、4期目を目指す牧山弘恵氏(60)と、水野氏の現職2人を擁立すると決定。これに対し、県連の議員有志は「共倒れ」を懸念し、「1人にすべきだ」との意見書を党本部と県連に提出するなどしていたからだ。

 結果的に参院選の候補者が牧山氏に「一本化」されたことに対し、同党の県議の一人は「プロセスはあまり良くないが、これで党内が参院選に一致結束して臨むことができるという意味では良かった」と本音を隠さなかった。

 一方、自民党県連の小泉進次郎会長は「今まで以上に厳しい選挙になると思わないといけない」と指摘。立憲と同じ連合神奈川を支持母体とする国民民主党県連の小粥康弘代表は「同じ野党同士。立憲の候補者一本化でこちらは厳しくなる」との認識を示した。【岡正勝】

610名無しさん:2025/05/23(金) 23:02:48
今夏の参院選京都選挙区、国民民主が京都府議の酒井常雄氏を擁立へ最終調整
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1481240

城陽の人だがそこまで強くはない
(現・自民京都6区支部長の園崎に差をつけられて毎回2位当選)

611OS5:2025/05/24(土) 14:51:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/e83049b3a7463bc0ce908404b03fdb4bef2a54b6
参議院選挙山口選挙区、立憲民主党山口県連常任幹事の戸倉多香子氏が出馬表明…調整つかず無所属で
5/24(土) 14:26配信

読売新聞オンライン
戸倉氏

 今夏の参院選山口選挙区(改選定数1)を巡り、前山口県議で立憲民主党県連常任幹事の戸倉多香子氏(65)は23日、無所属で立候補すると表明した。党県連が党本部に公認申請する方針だったが、連合山口との調整がうまくいかなかったことなどから断念した。

 戸倉氏は同県周南市出身。2011年の県議選(周南市区)で初当選し、3期務めた。国政選挙には07年の参院選山口選挙区など2度挑戦したが、ともに落選した。

 党県連代表の平岡秀夫衆院議員と県庁で記者会見に臨んだ戸倉氏は、同県上関町の原子力発電所や使用済み核燃料の中間貯蔵施設の建設計画に反対する考えを示し、「自民党などへの批判の受け皿になりたい」と訴えた。

 参院選山口選挙区を巡っては、自民党が現職の北村経夫氏(70)を公認候補としているほか、国民民主党の新人・関谷拓馬氏(34)、参政党の新人・山﨑珠江氏(46)が出馬を表明している。

612OS5:2025/05/24(土) 14:52:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/83572780a30c6e1db273cdde5ed376e1d9349afe
石破自民、2007年以上の逆風 「青木率」3割台に◇時事通信5月世論調査
5/24(土) 9:01配信

時事通信
政権の安定度を計る「青木率」が4割を切った石破自民党。次期参院選での苦戦が予想される

 時事通信の5月世論調査によると、内閣支持率は20.9%(前月比2.2ポイント減)、自民党支持率は17.2%(同0.2ポイント減)。政権の安定度を計る、内閣と党の支持率を合わせた数字(いわゆる「青木率」)は38.1%で、石破茂政権下で初めて4割を切った。自民党が37議席(改選定数121)の惨敗を喫した2007年7月の参院選直前を下回っており、石破自民党は当時以上の逆風下にあると言える。(時事通信解説委員長 高橋正光)
 調査は16〜19日に、全国の18歳以上の2000人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は58.8%。

【図解】内閣支持率の推移

 石破政権の「青木率」は、発足直後の昨年10月調査で、5割に届いておらず(46.9%=内閣28.0%、自民18.9%)、7カ月にして3割台に落ち込んだ。

 ◇第1次安倍政権、自公で46議席

 第1次安倍晋三政権下で行われた07年参院選で、自民党は37議席(選挙区23、比例14)、公明党は9議席(選挙区2、比例7)にとどまり、参院で過半数割れした。全体の勝敗を左右する「1人区」で、自民党は6勝23敗と大きく負け越したのが響いた。

 当時の安倍政権は、納付者不明の大量の年金記録の存在が判明した「消えた年金」や、自宅や実家などを政治団体の事務所として届け出て、多額の経費を計上していた「事務所費問題」で、厳しい批判にさらされていた。

 とはいえ、参院選直前の同年7月調査で、内閣支持率は25.7%、自民党支持率は19.7%で、「青木率」は45.4%。石破政権は、第1次安倍政権よりはるかに厳しい状況にあることが分かる。

 「青木率」は、参院自民党で絶大な影響力を誇った青木幹雄元議員会長が、「内閣と自民党の支持率を足した数字が5割を切ると、政権は早晩行き詰まる」と唱えたことに由来する。実際、安倍首相は選挙後に内閣を改造し、態勢の立て直しを図ったものの、体調不良もあり、同年9月半ばに退陣表明した。

 また、07年参院選で自民党が敗北した23選挙区を見ると、22選挙区で共産党が候補者を立てており、「自民VS野党系」の一騎打ちは1選挙区のみ。次期参院選の32の「1人区」で、野党候補が乱立せず、自民、主要野党、共産の「三つどもえの対決構図」にとどまれば、自民党の苦戦は避けられそうにない。

 参院選は7月3日公示、同22日投開票の日程で行われる見通しで、125議席(選挙区75=東京選挙区の欠員補充を含む=、比例50)を巡って争われる。自民、公明両党で50議席を確保すれば、非改選(75議席)と合わせて与党で過半数(125議席)を維持できるが、石破政権が現状のまま参院選に突入すれば、与党での50議席は簡単ではないだろう。

共産支持率1%切る
共産党の田村智子委員長

 「1人区」での共産党の動向が、結果を左右することにならないと考えられるのは、党勢の退潮傾向が続いていることも根拠の一つ。

 5月調査での自民党以外の支持率は、国民民主党5.7%(前月比0.3ポイント増)、立憲民主党4.4%(同0.6ポイント増)、公明党3.7%(同0.7ポイント増)、日本維新の会2.3%(同0.8ポイント減)、れいわ新選組1.9%(同0.3ポイント減)の順。共産党は0.9%(同0.6ポイント減)で、参政党とともに7位だった。

 共産の支持率が1%を切るのは、23年9月以来で、24年1月に田村智子委員長の体制になって初めて。田村体制発足直後の同年2月の支持率は2.4%で、支持が半減以下に落ち込んだ形だ。

 田村氏は同党初の女性委員長で、23年超務めた志位和夫氏から引き継いだ。参院当選2回の山添拓氏を政策委員長に抜てきするなど、世代交代をアピールするが、支持は広がっていない。

 昨年10月の衆院選では、公示前の10議席から8議席に後退した。田村氏にとって参院選は、正念場の戦いになる。

 高橋 正光(たかはし・まさみつ)1986年4月時事通信社入社。政治部首相番、自民党小渕派担当、梶山静六官房長官番、公明党担当、外務省、与党、首相官邸各クラブキャップ、政治部次長、政治部長、編集局長などを経て、2021年6月から現職。

613OS5:2025/05/24(土) 16:51:55
石川(自)   
 自:宮本周司>>225起訴猶予  *山田修路(自)知事選出馬落選 
国:浜辺健太>>603
 参:擁立済

熊本(自)   
 自:馬場成志
 立:鎌田聡(新 県議)
 *小野泰輔(新 元副知事。元維新代議士)に出馬要請→見送り
 参:擁立済


茨城(自無 無=野党系:堂込麻紀子)    
 自:上月良祐 
 立:小沼巧
維:北崎瀬里奈(新)
 共:擁立済
 参:擁立済


京都(自立)
 自:西田昌司 >>160不記載あり 
 立:山本和嘉子(新 元代議士 24年京都5区落選)
国:酒井常雄(新 府議)>610
 維:新実彰平(新 アナウンサー)>>163
 共:倉林明子
 参:擁立済
 れ:西郷南海子(新 教育研究者)
 無:二之湯真士(新 元自民府議>>605


神奈川(自自公維立 合併選挙5人当選) 
 自:脇雅昭(新 官僚)   *島村大 →死去
 公:佐々木さやか
 立:牧山ひろえ
  *水野素子 22合併選挙で当選→パワハラ不出馬>>609
 国:籠島彰宏(新 官僚)
 維:千葉修平(新)
 共:浅賀由香(新)
 れ:三好諒(新 外務省職員)
 社:金子豊貴男(新)
 参:擁立済

大阪(自公維維)
 自:太田房江>>578公認へ >>160不記載あり
 公:杉久武
 立:橋口玲(新 弁護士) >>498
 維:佐々木理江(新 大阪市議大阪維新総務会長)
 維:岡崎太(新 大阪維新政調会長)        *東徹:衆院選出馬当選
 共:清水ただし(新)
 れ:椛田健吾(新)
 参:擁立済  
   無?:梅村みずほ(現:維新公募選ばれず離党>>500)    
   国:足立康史(元維新代議士)→擁立断念

■6人区 +1人の合併選挙(蓮舫の都知事選出馬落選に伴う)

東京(自自公立共れ れ=山本太郎)
 自:武見敬三(1951年生まれだが公認) *丸川珠代:衆院選出馬落選
 自:鈴木大地氏の擁立で最終調整>>594
石原伸晃>>11鞍替え出馬を望む
 公:川村雄大(新 医師) 山口那津男は選挙区不出馬
 立:塩村文夏
 立:奥村政佳(比例から転出 ラグフェアボーカル)
 国:牛田茉友(新 NHKアナウンサー)
 国:奥村祥大(新 東京28区落選)
 維:音喜多前政調会長の擁立へ最終調整>>602 *音喜多駿:衆院選出馬落選
 共:吉良佳子
 社:西美友加(新)
 再生の道:吉田綾
 参:???

614OS5:2025/05/24(土) 16:55:11
>>610
京都が混戦な感じがしますね。
自民西田と維新新実が一歩前のような感じはありますが
二之湯が無所属で出馬するし、立憲山本も国民酒井も弱そうながら新実の票を削りそうだし
共産倉林が再戦の可能性もありそうだし

615OS5:2025/05/24(土) 19:31:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/7a44067cb0f96ed68bcfaf3fe1b050a0e90dfd1d
沖縄・元豊見城市長の宜保氏、石丸新党から参院選比例出馬へ 都議選から「くら替え」
4/25(金) 12:41配信
琉球新報
宜保晴毅氏

 地域政党「再生の道」を率いる石丸伸二・前広島県安芸高田市長は25日、今夏の参院選で擁立する候補者10人を発表し、元沖縄県豊見城市長の宜保晴毅氏(57)が比例代表で出馬すると明らかにした。

 宜保氏は同党の東京都議選(6月22日投開票)の公認候補として出馬する予定だったが、参院選に「くら替え」する。

616OS5:2025/05/24(土) 21:38:54
連合の対応


■分裂区でないが連合推薦出てない
山梨(自)   
 自:森屋宏
 国:後藤斎(新 前知事)>>418
 共:擁立済
 参:擁立済
   立:藤原伸一郎(甲府市議)→出馬取りやめ→独自候補擁立断念

愛媛(自)   
 自:上野由佳(新 会社員29歳)      
 無:永江孝子  
 参:擁立済

沖縄(無=野党系伊波洋一)   
 自:奥間亮(新 那覇市議)      
 無:高良沙哉(新 沖縄大教授)
   *出馬断念 高良鉄美(会派:沖縄の風)
 参:擁立済


■国民立憲分裂区のため推薦出てない?
福井(自)   
 自:滝波宏文
 立:藤原和士(新 かずえちゃん)
 国:山中俊祐(新医師)
 共:擁立済
 参:擁立済
 保:擁立済

滋賀(自)   
 自:宮本和宏(新 元守山市長)  
 立:佐口佳恵(新 県議)
 維:岡屋京佑(新 新聞記者)
 国:堀江明(新)
 共:擁立済
 参:擁立済
  嘉田由紀子(野党系無所属で当選)は維新比例転出

奈良(自)   
 自:堀井巌>>160不記載あり
 立:川戸康嗣(新 奈良3区落選)
 国:杉本葵(新 大和郡山市議)
 維:平将生(新 維新 比例予定が選挙区に)
 共:擁立済
 参:擁立済

山口(自)   
 自:北村経夫>>160不記載あり  *林芳正衆院転出
 無?戸倉多香子(新 元県議) 立憲推薦
 国:関谷拓馬(新:教員)
 参:擁立済

■その他
東京(自自公立共れ れ=山本太郎)
 自:武見敬三(1951年生まれだが公認) *丸川珠代:衆院選出馬落選
 自:鈴木大地氏の擁立で最終調整>>594
   石原伸晃>>11鞍替え出馬を望む
 公:川村雄大(新 医師) 山口那津男は選挙区不出馬
 立:塩村文夏 【連合推薦あり】
 立:奥村政佳(比例から転出 ラグフェアボーカル) 【連合推薦あり】
 国:牛田茉友(新 NHKアナウンサー) 【連合推薦 無】
 国:奥村祥大(新 東京28区落選) 【連合推薦 無】
 維:音喜多前政調会長の擁立へ最終調整>>602 *音喜多駿:衆院選出馬落選
 共:吉良佳子
 社:西美友加(新)
 再生の道:吉田綾
 参:???

神奈川(自自公維立 合併選挙5人当選) 
 自:脇雅昭(新 官僚)   *島村大 →死去
 公:佐々木さやか
 立:牧山ひろえ【連合推薦 無】
  *水野素子 22合併選挙で当選→パワハラ不出馬>>609
 国:籠島彰宏(新 官僚) 【連合推薦あり】
 維:千葉修平(新)
 共:浅賀由香(新)
 れ:三好諒(新 外務省職員)
 社:金子豊貴男(新)
 参:擁立済

兵庫(自公維)
 自:加田裕之 >>160不記載あり
 公:高橋光男
 無:泉房穂(新 前兵庫県明石市長)立憲推薦【連合推薦なし】
 国:多田ひとみ(新 官僚)【連合推薦なし】
 維:吉平敏孝(新 東京3区落選)    *清水貴之知事選出馬>>522
 共:金田峰生(新)
 れ:米村明美(新)
 参:擁立済
 社:来住文男(新 元JR東海社員)
 NHK:立花孝志(新)


■擁立遅れ系
石川(自)   
 自:宮本周司>>225起訴猶予  *山田修路(自)知事選出馬落選 
 国:浜辺健太>>603
 参:擁立済

熊本(自)   
 自:馬場成志
 立:鎌田聡(新 県議)
 *小野泰輔(新 元副知事。元維新代議士)に出馬要請→見送り
 参:擁立済

京都(自立)
 自:西田昌司 >>160不記載あり 
 立:山本和嘉子(新 元代議士 24年京都5区落選)【連合推薦あり】
 国:酒井常雄(新 府議)>610
 維:新実彰平(新 アナウンサー)>>163
 共:倉林明子
 参:擁立済
 れ:西郷南海子(新 教育研究者)
 無:二之湯真士(新 元自民府議>>605

大阪(自公維維)
 自:太田房江>>578公認へ >>160不記載あり
 公:杉久武
 立:橋口玲(新 弁護士) >>498
 維:佐々木理江(新 大阪市議大阪維新総務会長)
 維:岡崎太(新 大阪維新政調会長)        *東徹:衆院選出馬当選
 共:清水ただし(新)
 れ:椛田健吾(新)
 参:擁立済  
   無?:梅村みずほ(現:維新公募選ばれず離党>>500)    
   国:足立康史(元維新代議士)→擁立断念

617OS5:2025/05/24(土) 21:42:20
https://www.nara-np.co.jp/news/20250521210325.html
2025.05.21
参院選奈良県選挙区 連合奈良は「推薦しない」 立民と国民の候補一本化を断念
比例代表に注力
 夏の参院選奈良県選挙区(改選1)で立憲民主党と国民民主党の候補一本化の調整を進めていた「連合奈良」(水野仁会長)は20日、協議が立ち行かず調整を断念し、いずれの候補者も推薦しないと発表した。今月15日の執行委員会で決定。両党県連には既に伝えたという。今後は比例代表に力を入れ、今回県選挙区については各産別の判断に委ねる。「政治とカネの問題」など、支持率回復が見通せない自民党から議席奪回する好機を前にして、支援する政党同士が競合する事態に、同日、県庁で記者会見した水野会長は「率直に言って大変残念だ」と述べた。


https://news.yahoo.co.jp/articles/883dafff16d4341253367eac4374cc45582bf8b9
連合奈良 参院選の方針発表 立民・国民候補者いずれも「推薦せず」
5/20(火) 19:10配信

奈良テレビ放送
連合奈良 参院選の方針発表 立民・国民候補者いずれも「推薦せず」

 連合奈良は20日、夏の参議院選挙に向けての方針を発表し、奈良県選挙区で競合している立憲民主党、国民民主党のいずれの候補者も推薦しないことを明らかにしました。

 夏の参議院選挙の奈良県選挙区では、改選される現職を含め現時点で6人が立候補を表明しています。このうち連合が支援する立憲民主党と国民民主党がそれぞれ候補者を立て、競合する状況になっていることから連合奈良はことし2月、両党の県連に対し候補者の一本化を要請していました。

連合奈良の水野仁会長は20日、立憲民主党と国民民主党ともに候補者の一本化の調整がつかなかったことからいずれの候補者も推薦しないことを明らかにしました。

なお、選挙では 事実上の自主投票となる見込みです。
連合奈良 水野 仁 会長
「政権交代に向けて、参議院選挙が大事な選挙と位置づけている中で、与党の候補者を利する状況を解消したいと思っていたので、非常に残念に思っています。」

奈良テレビ放送

618OS5:2025/05/24(土) 21:44:07
https://news.ntv.co.jp/n/ktk/category/politics/ktb83affe837874592a2e95602f0d69856
連合石川 参院選石川県選挙区に出馬の国民民主党・浜辺健太氏の推薦決定

2025年5月22日 19:13

連合石川が推薦を決めました。

連合石川は22日の執行委員会で、国民民主党から参院選に出馬する、浜辺健太氏の推薦を決定しました。

去年の衆院選では、立憲民主党と国民民主党の候補者をそれぞれ支持する形となり、今回は候補者の一本化に期待を寄せます。

連合石川・福田佳央 会長:
「前回の衆議院選挙の轍(てつ)を踏まないという、そういう思いで」

今後の一本化へ向けた協議については、国民民主党に対し、丁寧な対応を求めていきたいとしています。


https://newsdig.tbs.co.jp/articles/uty/1926141
夏の参院選 国民民主党の後藤斎氏と連合山梨が政策協定 
再生する
2025年5月20日(火) 20:55
国内

夏の参院選に国民民主党から立候補する後藤前知事が連合山梨と政策協定を結びました。

政策協定では労働者らの生活環境の改善を目的に後藤前知事と連合山梨が連携して政策の実現に取り組むことなど5つの項目が盛り込まれています。

政策協定を締結した連合山梨ですが、今回の参院選では後藤前知事をこれまでの旧民主党系候補に対する「推薦」ではなく初めてとなる「支持」にとどめています。

この背景には国民民主党と立憲民主党との間で候補者一本化が実現していないことがあります。

「(立憲民主党県連には)1つの候補として寄り添ってもらえるように期待しながら、『当選』という二文字を勝ち取る、そういう運動を進めていきたい」

なお参院選には、自民党の現職・森屋宏さん、共産党の新人・早田記史さん、参政党の新人・永田己貴さん、NHK党の新人・舟橋夢人さんも立候補を予定しています。

619OS5:2025/05/24(土) 21:46:48
https://www.chunichi.co.jp/article/1050791
夏の参議院選挙、連合福井が恐れる「共倒れ」 立憲民主も国民民主も推薦せず
2025年4月10日 05時10分 (4月10日 05時10分更新)
 連合福井は今夏の参院選福井選挙区(改選数1)で、立憲民主党、国民民主党の公認でそれぞれ出馬を表明している候補予定者のいずれも推薦しないと決めた。矢野義和会長は「連合福井という組織を二分して今回の選挙をすることはできない」と述べ、事実上の「自主投票」となる方向。8日に福井市内であった記者会見で明らかにした。
連合福井の参院選の方針を説明する矢野会長(左)=福井市のユニオンプラザ福井で

事実上の「自主投票」に
 立民は性的少数者(LGBTQ)を支援するNPO法人副理事長の藤原和士さん(42)、国民は福井大病院医師の山中俊祐さん(41)をそれぞれ党公認の新人候補として擁立した。両党の支持母体である連合福井は候補者一本化を一貫して求めていた。
 矢野会長は会見で「連合福井として選挙活動はしない。選択肢が示せなかったことは非常に残念」と説明した。産業別労働組合(産別)に関しては、各産別が組織内候補を当選させるため「比例代表に傾注した動きをすることになる」との認識を示した。選挙区候補者の支援活動は認めない方針。候補者一本化が進んだ場合には...

620OS5:2025/05/24(土) 21:48:03
https://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20250508-OYTNT50229/
連合滋賀 国民候補推薦へ
2025/05/09 05:00

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参院選 「立民と一本化を」

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 連合滋賀は8日、夏の参院選滋賀選挙区(改選定数1)で国民民主党新人の堀江明氏(38)を推薦する方針を明らかにした。立憲民主党も公認候補予定者を発表しており、連合滋賀は推薦手続きの前に、国民に対して立民と候補者を一本化するよう求めた。

 同選挙区では、国民が中小企業診断士の堀江氏、立民が新人で県議の佐口佳恵氏(51)の擁立を発表。連合滋賀は2〜4月に2人と面談して政策や人柄を確認、情勢調査や政党支持率なども踏まえ判断した。

 記者会見した連合滋賀の白木宏司会長は、堀江氏について「細かい所まで政策を考え、誠実な対応をする印象。一緒に形を作っていける候補者だ」と評価。「無意味な野党の競合は避けるべきだ。国民は調整に尽力してほしい」と述べた。

 推薦方針の表明を受けて、国民県連の河井昭成代表は「一本化実現を党本部に働きかけ、自民党に勝てる態勢を作る努力をしていく」と語り、立民県連の今江政彦代表は「判断は 真摯 しんし に受け止める。県連としては国民側の調整を見守る」と述べた。

 同選挙区を巡っては、自民が前守山市長の宮本和宏氏(53)、日本維新の会が元新聞記者の岡屋京佑氏(32)、共産党が党県委員の佐藤耕平氏(42)、参政党が内装業の中田あい氏(46)の擁立を決めている。

621OS5:2025/05/24(土) 21:49:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/7edf9906c7ca97a5046bc0463c5ba3c155973073
自民千葉県連、参院選現有2議席死守で結束「熾烈な争いになる」 千葉市で定期大会
5/24(土) 21:06配信

産経新聞
参院選の勝利に向けて万歳三唱で結束を図った自民党県連大会=24日、千葉市美浜区(岡田浩明撮影)

自民党千葉県連は24日、定期大会を千葉市美浜区で開いた。目前に迫る夏の参院選千葉選挙区(改選数3)で現有2議席死守に向けて結束を確認した。だが、同党への逆風は弱まるどころか、高騰が続くコメを「買ったことがない」と失言した農林水産相の更迭など、むしろ強まるばかり。次期県連幹事長選などを巡り、ぎくしゃくした県議団の乱れもあり、現有2議席死守への強い危機感を印象づける「決起大会」となった。

「決起大会のつもりで参上した」という同党県連の斎藤健会長は大会の挨拶(あいさつ)で、夏の参院選千葉選挙区の情勢に触れ、こう訴えた。

「大変厳しい。立憲民主党の候補者も強い。今の勢いでは国民民主党も強い。これまで苦労して築き上げてきた自民2議席を守るのは大変な状況だ。熾烈(しれつ)な争いになる」

斎藤氏が死守を目指す自民2議席は、公認候補として擁立する石井準一氏と豊田俊郎氏の現職2人だ。これまで改選3議席のうち、自民現職2人、立民現職1人と分け合ってきたが、党勢が好調な国民が新人を擁立し、無風区から一気に激戦区に変わる気配が漂う。

定期大会に招かれた木原誠二党選挙対策委員長も講演で、「2人とも当選しなければ、日本や千葉県のためにならない。団結を力に変えていこう」と強調し、危機感をあらわにした。

ただ、政治資金パーティーに絡む「政治とカネ」事件や石破茂首相の商品券配布問題に、農水相の更迭が追い打ちをかけ、内閣支持率は上向かない。逆風下で石井氏、豊田氏とも保守層を奪い合う集票合戦が予想されるが、選挙戦の実動部隊となる県議団に乱れがみられる。

自民党が4月中旬に実施した情勢調査によると、千葉選挙区は立民、国民の候補に続いて石井氏は3番目という衝撃の結果だった。これまで豊田氏を支持していた一部の県議が石井氏支持に回る動きもみられるという。

石井、豊田両氏ともに県内各地で会合を重ねるなど早くも臨戦態勢に突入しており、今後も集票合戦は熱を帯びそうだ。

622OS5:2025/05/24(土) 21:53:31
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/646975
立憲民主の戸倉氏、参院選山口に無所属で立候補表明 党県連「連合山口と調整できず、自主投票になる」

2025/5/23
(最終更新: 2025/5/23)
twitter
戸倉多香子氏
 夏の参院選山口選挙区(改選数1)に、立憲民主党山口県連所属の元県議で新人の戸倉多香子氏(65)が23日、無所属で立候補すると正式に表明した。県庁で記者会見し、「上関原発や中間貯蔵施設にしっかりと反対の声を上げる」と述べた。

 同席した党県連代表の平岡秀夫衆院議員は、無所属での立候補について「連合山口との話が整わず、党本部が公認できない判断を下した。自主投票になる」と説明した。

 戸倉氏は周南市出身。県議を2011年から3期12年務めた。07年の参院選山口選挙区には旧民主党公認で立候補し、落選した。図書館短大卒。

 山口選挙区には、自民党現職の北村経夫氏(70)、国民民主党新人の関谷拓馬氏(34)、参政党新人の山崎珠江氏(46)が立候補を予定している。(井上龍太郎)

623OS5:2025/05/24(土) 21:57:20
>>279宮口治子は出馬せずか
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/645606
国民民主、参院広島選挙区への候補者擁立断念 「結集」で立民現職支援へ

2025/5/21
(最終更新: 2025/5/21)
twitter
 夏の参院選広島選挙区(改選数2)を巡り、国民民主党は21日、独自候補擁立を断念する方針を示した。同党広島県連を含む県内の野党勢力でつくる政治団体「結集ひろしま」が3選を目指す立憲民主党現職の森本真治氏(52)を支援する。

 国民民主党県連の礒崎哲史代表が中国新聞の取材に明らかにした。礒崎氏は選挙区情勢を踏まえ「擁立を見送る判断をせざるを得なかった」と説明。県内では党比例票の掘り起こしに注力するとした。結集ひろしまの枠組みで森本氏を支援することも確認したという。

 結集ひろしま代表を務める立憲民主党県連の佐藤公治代表は取材に「大きな成果。野党として1議席を確実に確保する戦いができる」と話した。

 両党を支援する連合広島の大野真人会長はこの日の記者会見で「分裂を避けるためにできたのが結集ひろしま。政党で推薦はできないけれども、候補者を支援するやり方もあるだろう」と前向きに受け止めた。

 広島選挙区には自民党新人の西田英範氏(43)、共産党新人の高見篤己氏(73)、参政党新人の小石美千代氏(56)も立候補を予定している。(堀晋也、野平慧一)

624OS5:2025/05/26(月) 19:13:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/c584ed2a218f19cb947a42692d1b46934d3c94c3
参院東京選挙区に鈴木大地氏擁立を自民都連が決定 水泳金メダリスト、初代スポーツ庁長官
5/26(月) 18:53配信



産経新聞
鈴木大地氏

自民党東京都連は26日、夏の参院選東京選挙区(改選数6)に、1988年ソウル五輪100メートル背泳ぎ金メダリストで初代スポーツ庁長官の鈴木大地氏(58)を擁立する方針を決めた。都連の井上信治会長が記者団に明らかにした。党本部に申請し、手続きを経て正式に決定する。

同選挙区での自民の公認候補者は、武見敬三元厚生労働相(73)に続き2人目となる。鈴木氏は、記者団に対し「この国をいい方向に持っていけるように、努めていく」と意気込みを語った。

自民は一時、2人目の候補者としてNPO法人代表理事だった渡部カンコロンゴ清花氏の擁立を進めたが、過去に交流サイト(SNS)上で安倍晋三政権批判を投稿していたことなどが明らかとなり、渡部氏が出馬を断念。改めて2人目の候補者擁立を検討していた。

625OS5:2025/05/26(月) 19:54:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/365ef7a482ce0c75ab97c4bf01bb7aab8bf2ce9e
自民・太田房江氏、参院選不出馬を表明
5/26(月) 19:20配信
共同通信
 自民党の太田房江参院議員は26日、夏の参院選に立候補しない意向を文書で表明した。体調不良を理由としている。自民は13日に大阪選挙区への擁立を確認していた。

626OS5:2025/05/26(月) 19:55:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/08327a98b9274ff05271c8d5aaee992b5e4f2786
今夏の参院選・大阪選挙区 AIエンジニア・安野貴博さんの新党「チームみらい」から元IT企業社員の平理沙子さん立候補表明
5/26(月) 19:12配信

ABCニュース
ABCテレビ

 今年夏に予定されている参議院選挙の大阪選挙区に、AIエンジニアの安野貴博さんが党首の政治団体「チームみらい」から元IT企業社員の平理沙子さん(34)が立候補することを表明しました。

 「チームみらい」は、去年の東京都知事選で15万票あまりを得票した安野貴博さんが今月立ち上げ、夏の参院選での議席獲得を目指しています。

 チームみらいは26日、大阪市内で記者会見を開き、大阪選挙区に大阪府泉佐野市出身の元IT企業社員・平理沙子さん(34)の擁立を発表しました。

 平さんは3人の子どもを持つ母親で「同じことを何回も書かせない『デジタル母子手帳』」の導入など、テクノロジーも活用し、子育てを社会全体で支える仕組みにアップデートすることを訴えました。

 大阪選挙区にはこのほか、公明の現職の杉久武さん(49)、立憲の新人で弁護士の橋口玲さん(56)、維新のいずれも新人で大阪市議の岡崎太さん(57)と佐々木理江さん(42)、共産の新人で元衆議院議員の清水忠史さん(57)、れいわの新人で介護福祉士の椛田健吾さん(44)、参政の新人で建設会社パート社員の宮出千慧さん(40)が立候補を表明しています。

ABCテレビ

627OS5:2025/05/26(月) 20:49:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/7d4d0babdcd7bfd60f1920787f8860c325bae1a2
参院選鳥取・島根合区選挙区 国民・立憲が候補を一本化 国民側提案の島根にゆかりある30代男性を擁立へ
5/26(月) 19:48配信


BSS山陰放送
山陰放送

立憲民主党と国民民主党両党の島根県連などは、この夏に行われる参院選鳥取・島根合区選挙区で、広島県出身の30代の男性で候補を一本化し、擁立する方針を固めました。

立憲民主党と国民民主党の島根県連と連合島根の3者は先週開いた会議で、参議院選挙に向けては、両党が示した候補者と面談した上でどちらかに一本化するという取り決めを交わしていました。

連合島根によりますと、25日に米子市内で、両県の連合幹部らが午前、午後に分け立憲側、国民側それぞれの候補者と面談を行い、その結果、国民側が示した広島県出身の30代の男性を選んだということです。

この男性は、両親の仕事の関係で、育ったのは広島県ですが、父親は島根県邑南町出身で県内には親戚も多く、国民民主党の党本部の公募にも応募していたということです。

国民民主党島根県連は公認もしくは推薦に向けた党内手続きなどを速やかに行い、近く正式に発表したいとしています。

鳥取・島根合区選挙区ではこのほか、自民党が出川桃子さん、共産党が亀谷優子さん、参政党が倉井克幸さん、政治団体・NHK党が谷口直矢さんの擁立を決めています。

山陰放送

628OS5:2025/05/26(月) 20:57:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e8e8b8b49c53a74e4afe836715f938621a90042
自民・太田房江氏、出馬見送り 参院大阪、体調不良理由に
5/26(月) 20:54配信

共同通信
自民党の太田房江参院議員

 自民党の太田房江参院議員は26日、改選を迎える夏の参院選に出馬しない意向を文書で表明した。体調不良を理由としている。自民は13日の役員連絡会で大阪選挙区(改選数4)への擁立方針を確認していた。自民は代わりの候補者選定を急ぐ。

 太田氏は、16日公開の週刊ポスト電子版で、2019年の参院選前に大阪府内の地方議員に自身への選挙応援を依頼し、見返りに資金提供を持ちかけたと報じられた。太田氏の代理人弁護士は「事実無根だ」とのコメントを発表している。

 太田氏は、旧通商産業省(現経済産業省)出身。2000年の大阪府知事選に勝利し、全国初の女性知事となった。

629OS5:2025/05/26(月) 22:23:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/de3e0a638fd71005ef7ba3b9f013ca0a133fd567
「年金で騒がれるのが一番きつい」自民、年金法案で立民に歩み寄り 不信任案防ぐ狙いも
5/26(月) 21:23配信

産経新聞
年金改革法案の修正協議に臨む自民、公明、立民の実務者=26日午後、国会内(春名中撮影)

自民、公明両党は26日、今国会への提出が遅れた年金制度改革法案の修正で大筋合意することで立憲民主党に歩み寄る姿勢を示した。自民内には夏の参院選への影響を懸念し、基礎年金(国民年金)の底上げ策に対する反対もあったが、立民の修正案を受け入れ、選挙の争点化や内閣不信任決議案の提出を防ぐ方が得策と判断した。

■参院自民幹部、一時反対も

立民との協議に臨んだ自民の田村憲久元厚生労働相は記者団に「今日で一段落だ」と語り、大筋合意に胸をなでおろした。

石破茂首相が21日の党首討論で、立民との修正協議に応じる意向を示したことを受け、自公立3党は22日に協議入りした。自民は23日、森山裕幹事長、鈴木俊一総務会長、小野寺五典政調会長、松山政司参院幹事長ら党幹部が対応を協議し、立民の修正案を大筋で受け入れる方針を決めた。

底上げによって厚生年金の受給額が一時的に減るほか、将来的には2兆円規模の国庫(税)負担が必要となる。夏に選挙を控える参院自民幹部は底上げ策を法案に盛り込むことに当初から反対していたが、小野寺氏が「できるだけ幅広い人たちの理解を得られるようにする」と説得し、最終的に了承した。

■立民は「カット防止」強調

自民としては立民の要求をのむことで、終盤国会での追及を沈静化し、参院選の争点となることを避ける狙いがある。参院自民関係者は「野党に『年金がもらえなくなる』と騒がれるのが一番きつい」と漏らす。

今国会が終盤に差し掛かる中、石破内閣の不信任決議案を巡って自民幹部は「年金法案の対応が一つの焦点だった」との見方を示す。不信任案は野党第一党が提出の判断を握る。与党との政策協議で日本維新の会や国民民主党に比べて埋没気味だった立民に手柄を持たせれば、提出を抑えることができるとの打算がある。

ただ、自民の思惑通りに事が運ぶとはかぎらない。立民の長妻昭代表代行は修正案を「年金3割カット防止法案」と命名し、成果を強調。立民幹部は不信任案について「選択的夫婦別姓も政治改革も進んでいない。ほかにも問題はある」と牽制する。(小沢慶太)

630OS5:2025/05/27(火) 12:06:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/b2ce458fc0e69d2bc8f21a42e0ed4861f3679834
年金引き金「大連立」臆測 自民一部に期待、立民火消し
5/27(火) 7:04配信


時事通信
首相官邸に入る石破茂首相=26日午前、東京・永田町

 基礎年金の底上げ策に関する自民、公明両党と立憲民主党による修正協議が26日、合意の見通しとなる中、参院選後に「自・立大連立」につながるとの臆測が政界で取り沙汰されている。

【写真】取材に応じる立憲民主党の野田佳彦代表

 社会保障制度という大きなテーマで石破茂首相と野田佳彦代表が連携できるとの見立てだが、両党内には否定的な声が根強い。

 「自民、立民で責任ある政権をつくるのが一番いい形だ」。ある自民幹部は昨年の衆院選で少数与党となってから、法案審議などに苦労する石破政権の打開策として、両党による大連立の必要性を主張し続けている。

 これまで一部でささやかれる程度だった大連立への言及が目立ってきたのは、年金制度改革関連法案に関する修正協議がとんとん拍子に進んだためだ。22日に始まった3党協議で自民は、立民が求める底上げ策を事実上丸のみした。2029年の年金財政検証を踏まえ、制度改革の必要性を判断する方向となり、今後につながる協力関係の足掛かりができたとみる向きもある。

 首相経験者の野田氏に対し、石破首相は敬意を隠さず、野田氏も一定の共感を示してきた。先進国で最悪水準の財政状況への問題意識など「2人は政策的に似ている」(自民幹部)とされ、社会保障制度改革で協力できるとの見方だ。

 もっとも企業・団体献金の是非や選択的夫婦別姓制度などを巡る両党の立ち位置には、相当な開きがある。参院で与党が過半数割れしていた07年の「ねじれ国会」当時、福田康夫首相が小沢一郎民主党代表との党首会談で大連立を打診したが、党内に持ち帰った小沢氏が猛反発を受け、「自・民大連立」構想は頓挫した。

 民主党を源流とする立民の長妻昭代表代行は25日の民放番組で、年金改革をてこにした大連立の可能性を問われ、「あり得ないしあってはならない」と言下に否定。党内では「党分裂の引き金になるだけ」(若手)「今は自民政権を倒そうという状況だ」(幹部)など積極論はみられない。

 自民内でも高市早苗前経済安全保障担当相ら保守系の反発は必至とみられ、政府関係者は「大連立しても結局、過半数に満たない可能性がある」とみる。自民幹部の一人は参院選の結果次第だと前置きしつつ、「保守系無所属などを取り込む方が現実的だ」との見方を示した。

631OS5:2025/05/27(火) 17:22:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/de00b23b7230b7c4e4f5b974c8740216bbddcbec
自民・太田房江参院議員、参議院選挙に不出馬表明…「ストレス障害の診断受け治療に専念する」
5/27(火) 9:44配信

読売新聞オンライン
太田房江氏(2023年8月30日)

 自民党の太田房江参院議員(73)(当選2回)が26日、夏の参院選大阪選挙区(改選定数4)に立候補しない意向を発表した。ストレスによる体調不良のためとしている。党本部は13日、太田氏を同選挙区に擁立する方針を示していた。

 太田氏は26日に発表した文書で、「誹謗(ひぼう)中傷を受ける中、体調を崩し、ストレス障害との診断を受けた。苦渋かつ困難な決断だが、まずは治療に専念する」とした。

 太田氏は16日の「週刊ポスト」電子版で、2019年の参院選前、地方議員らへ支援を求め、見返りに資金を提供すると持ちかけたと報じられた。太田氏は弁護士を通じ、「事実無根。政治的意図をもった報道だ」とコメントしていた。

 太田氏は00年、強制わいせつ事件で横山ノック氏が辞職したことに伴う大阪府知事選で初当選し、初の女性知事となった。2期務めた後、13年参院選の比例選で初当選。19年参院選は同選挙区から出馬して再選された。

632OS5:2025/05/28(水) 14:54:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/fc22877559bdbe814ef133d2933fb1014ef56b67
国民、参院鳥取・島根に新人
5/28(水) 14:13配信


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時事通信
 国民民主党は28日、夏の参院選鳥取・島根選挙区に、新人で会社役員の中山集氏(31)を擁立すると発表した。

633OS5:2025/05/28(水) 20:44:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/7d08aba93a68d40ac4f3955fafccedccb78064b8
自民、参院比例に岸博幸氏擁立へ 経済評論家、菅内閣で参与
5/28(水) 18:26配信
時事通信
鈴木大地氏=26日、自民党本部

 自民党は28日、夏の参院選比例代表に経済評論家の岸博幸氏(62)を擁立する方向で調整に入った。

 党幹部が明らかにした。岸氏は経済産業省出身で、菅義偉政権で内閣官房参与を務めた。

 一方、東京選挙区(改選数6、欠員補充1)に新人で初代スポーツ庁長官の鈴木大地氏(58)を公認候補として擁立すると発表した。鈴木氏はソウル五輪競泳金メダリスト。現職の武見敬三参院議員会長に続き同選挙区で2人目の擁立となる。

634OS5:2025/05/28(水) 22:38:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/386bc16d2f432ec3ff9b5a11cec41cff46614347https://news.yahoo.co.jp/articles/386bc16d2f432ec3ff9b5a11cec41cff46614347
参院選山梨選挙区、立民は独自候補擁立せず 国民民主の候補も支援せず
5/28(水) 21:17配信

産経新聞
参院選山梨選挙区での独自候補擁立しないことを表明する立憲民主党山梨県連の小沢雅仁代表(右)=28日、甲府市(平尾孝撮影)

立憲民主党山梨県連は、この夏の参院選山梨選挙区(改選定数1)で、独自候補を擁立しないことを、28日開催の拡大常任幹事会で決定した。さらに、旧民主党系の国民民主党の同選挙区での公認候補である前山梨県知事の後藤斎氏(67)についても組織的な支援はしないとした。

立民県連では、今年1月に甲府市市議が同選挙区への立候補を表明。公認を得ていたものの、2月中旬に健康上の問題を理由に出馬を辞退した。このため新たな候補擁立に向け、選考作業を続けてきたが、選出には至らなかった。

今回、立民県連の対応が決まったことで、同選挙区では主要な立候補者が固まった。これまで出馬を表明しているのは後藤氏のほか、自民党現職の森屋宏氏(67)、共産党新人で元市議の早田記史氏(41)、参政党新人で学習塾経営の永田己貴氏(55)、政治団体「NHK党」の新人で会社員の舟橋夢人氏(59)。現新5氏による選挙戦となる公算が大きい。

635OS5:2025/05/28(水) 22:40:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/6c0f3300fefe4510f4980ddd5897c81a61bfac0f
「帝王的大統領制」変えられるか 韓国改憲が争点化、与野党候補が任期4年再選制を公約 韓国大統領選2025
5/28(水) 21:28配信

産経新聞
【ソウル=石川有紀】6月3日投開票の韓国大統領選で、権力が集中して「帝王的」と呼ばれる大統領制を修正する憲法改正の議論が急浮上している。改正には国会議員の3分の2以上の賛成と国民投票での過半数の賛成が必要でハードルは高いが、国会で過半数を占める革新系野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)候補と保守系与党「国民の力」の金文洙(キム・ムンス)候補がそろって公約に掲げ、改憲が現実味を帯びてきた。

■「非常戒厳」で改めて問題視

韓国の大統領は、国民の直接投票制で選ばれる。任期は5年で、再選はない。国家の緊急事態において戒厳を宣布することができ、法案の拒否権を持つなど強大な権限が集中し「帝王的大統領制」とも称される。尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領による違法な「非常戒厳」宣布を防げなかったことで、制度的問題が政界や国民に改めて認識されるようになった。

「戒厳以降、社会の混乱や経済的な困難、政治的な対立が続いているのは憲法のせいではない。しかしより堅固な民主主義のために、改憲が必要だ」

これまで非常戒厳を巡る与党の責任追及を強調し、改憲の議論に慎重な姿勢だった李氏は、18日に南西部光州(クァンジュ)で行われた「民主化運動記念式」に合わせ交流サイト(SNS)で改憲の公約を明らかにした。

公約では、大統領任期を5年から4年に短縮し、連続再選を1回可能にすることで、任期末に大統領の影響力が低下し「レームダック(死に体)」に陥る問題の解消を図る。国会を通過した法案に対する大統領の拒否権を制限し、戒厳宣布の要件強化も盛り込んだ。2028年の総選挙までに憲法改正の是非を問う国民投票の実施を目指す。

■繰り返される経験者の逮捕

尹氏の弾劾罷免が決まった4月には、禹元植(ウ・ウォンシク)国会議長が、極端な政治対立の原因は大統領に権力が集中する構造にあると主張し、今回の大統領選と国民投票の同時実施を提案。しかし、出身母体の「共に民主党」の反発を受けた直後に撤回し、議論は選挙後に先送りされるとみられていた。

尹氏の失脚で世論の逆風を受ける与党は、李氏の公約は大統領が退任後、連続でなければ3期目就任も可能にする抜け道を残すもので、「長期政権を可能にする」と批判し、改憲の争点化で攻勢を強める構えだ。金氏は大統領任期を2期8年までとし、次期大統領は3年以内に改憲して退任する案を示し、公約を差別化した。韓悳洙(ハン・ドクス)前首相の主張を引き継いだ形で、中道層の支持を獲得する狙いもうかがえる。

1987年の民主化以降、韓国は大統領経験者の逮捕が繰り返され、選挙のたびに大統領の権力を分散する改憲は公約に上ったが実現しなかった。

636OS5:2025/05/29(木) 08:10:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/bdf34229c65ca82771d3b5c43ce89938618fe03e
県議補選金沢、夏に前倒しで風雲急 川氏が参院選比例転出 「欠員2」野党も意欲
5/29(木) 5:02配信

北國新聞社
 参政党は28日、党副代表で県議の川裕一郎氏(53)を夏の参院選全国比例に擁立すると発表した。7月3日が想定される公示日まで県議を続け、自動失職を選択する意向。これに伴って県議会金沢市選挙区は欠員が2となり、来春に行われる予定だった補選は今夏に前倒しされることが確定的となった。現職の弔い合戦となる自民に加え、参政や国民民主、維新などが擁立を検討。降ってわいた夏休み選挙が風雲急を告げた。

 金沢市選出の県議は定数16人で、今年2月に自民現職の中村勲氏が死去して欠員1となった。補選は来春の知事選に合わせて行われる見通しだったが、川氏の転出表明で状況が一変。欠員が2となれば公選法の規定で50日以内に補選を実施せねばならず、遅くとも8月中旬までに投開票が行われる。

  ●自民「最低1人擁立」

 中村氏の「弔い合戦」となる自民は、候補擁立が確実視される。党県連幹事長で金沢市選出の下沢佳充県議は「必ず1人は候補者を立てなければならない。2人擁立できるかは要検討だ」と語った。

 県連内には馳浩知事の元秘書で、中村氏と地盤が重なる高誠市議=4期=の出馬を予想する声がある。ただ、具体的な調整はこれからで、高氏は補選への立候補について「周囲と相談し、熟慮したい」と述べるにとどめた。自民関係者によると、中村氏の地元に近い森本地区でも新人擁立に向けた動きがある。

 もっとも、候補者選考がスムーズに進むかは見通せない。補選に当選しても約1年半後には改選を控えており、資金面のハードルが課題になる。さらに、金沢市選出の自民現職にとってみれば「補選で良い候補が出てくれば再来年の本選で強力なライバルになりかねない」(関係者)との懸念もあり、調整は難航する可能性がある。

 党金沢支部長の小森卓郎衆院議員は「誰を候補にするか、何人立てるかはこれから。しっかり準備をして臨む」と説明。今後、五役会や役員会で対応を協議するとみられる。

 参政は県議会唯一の議席を何とか維持したい考えだ。28日、都内で行われた党の会見で参院選転出を表明した川氏は「落選したとしても県議に戻るつもりはない。後継者は立てていくつもりだ」と語った。

 ただ、補選までに擁立が間に合うかは分からないとし、「補選なのか、本選に立てるのか。多くの方と相談する」と話した。

 他の野党勢力も議席獲得のチャンスをうかがう。

 国民民主県連代表の小竹凱衆院議員は「県内全ての選挙で候補者を立てるつもりで常に考えている。県議補選も例外でない」と強調。県議会に議席を持たない石川維新の会の小林誠幹事長(元金沢市議)は「支援者や党本部と相談して対応を決めたい」と述べ、自身が出馬する可能性に言及した。

 一方、立憲民主県連幹事長の一川政之県議は「本選との兼ね合いもある。まずは役員や連合石川と相談する」と話した。過去2回、衆院選石川1区(金沢市)に出馬した荒井淳志副代表は「現時点で県議は全く考えていない」と述べた。共産県委員会副委員長の佐藤正幸県議は「今すぐ候補を立てるのは難しい」と語った。

  ●「お盆選挙」の可能性 参院選と同日は厳しく

 県議補選金沢市選挙区が行われるタイミングはいつになるのか。川氏が参院選の公示日として有力視される7月3日に自動失職した場合、最も準備期間を長く確保できる日程は「8月8日告示―17日投開票」で、旧盆を挟んだ選挙となる可能性がある。

 県選管によると、ルール上は「7月3日公示―同20日投開票」が想定される参院選の投開票日に合わせ、補選を「7月11日告示―同20日投開票」とすることも可能だ。ただ、この日程は準備期間が極めて短く、現実的ではないとみる向きが多い。

 県内では辞職の意向を固めた沖津千万人県議(かほく市選挙区)の補選も夏に行われる見通し。沖津氏は6月上旬に辞職するとみられ、「7月11日告示―同20日投開票」が予想される。

637OS5:2025/05/30(金) 21:08:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/a8c7fb63962901729e9a3755fcde49a24ccfb240
維新、1人区絞り込みへ世論調査 立民に伝達、「予備選」不透明
5/30(金) 17:33配信


時事通信
日本維新の会の岩谷良平幹事長(写真左)と立憲民主党の大串博志代表代行

 日本維新の会の岩谷良平幹事長は30日、立憲民主党の大串博志代表代行と国会内で会談し、夏の参院選1人区の野党候補一本化を目指し、世論調査を実施する方針を伝えた。

 維新は調査結果に基づく一本化を「予備選」と位置付けており、6月6日を実施期限に設定。大串氏は明確な回答を避けた。立民側が受け入れるかは不透明だ。

 維新は立民と競合する岐阜、和歌山両選挙区で世論調査を実施する方針。その結果を基に立民と協議し、候補を絞り込みたい考えだ。立民は、両党が国民民主党と滋賀、奈良でも競合していることを念頭に、他の主要野党への参加打診を重ねて求めた。

638OS5:2025/06/01(日) 00:51:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/41b7f745530a0053d1b14ec8bf455b5e41363313
太田房江氏不出馬の参院選大阪 自民の緊急公募に地元は「前代未聞」 維新含め新人乱立
5/31(土) 8:01配信

産経新聞
記者会見で参院選への新人擁立を模索していることを明らかにする自民党大阪府連会長の青山繁晴参院議員(中央)=11日午後、大阪市中央区

夏の参院選で大阪選挙区(改選数4)の情勢が混沌(こんとん)としている。政権与党の自民党は、擁立方針だった現職の太田房江氏が体調不良を理由に出馬を見送ったことで、今も全国で唯一候補が決まらず、緊急公募を実施。大阪を本拠地とする日本維新の会は党内予備選で現職が落選し、新人2人で2議席確保を目指す。現職が出馬する公明党以外は、新人が乱立する様相だ。

■「勝てる候補を」

自民の森山裕幹事長と木原誠二選対委員長、大阪府連幹部は29日、協議して公募実施を決めた。期間は6月4日までで、党本部主導で同月10日ごろに候補を選定する。木原氏は記者団に「速やかに、勝てる候補を決定したい」と述べた。

自民は大阪で存在感を示せていない。令和3年と6年の衆院選では公認候補を擁立した15小選挙区で維新に全敗した。

今回の参院選での太田氏擁立には府連に慎重論があった。元年選挙の得票順位は最終枠の4番。政治資金収支報告書への派閥パーティー収入の不記載があったことも影響した。

昨年12月に府連会長に就任した青山繁晴参院議員は今月11日の記者会見で、新人の擁立を模索していることを表明した。直後に党本部が現職優先で太田氏を公認する方針を決めると、交流サイト(SNS)で反対の姿勢を鮮明にした。

5月中旬には週刊誌が太田氏の疑惑を報道。太田氏が元年選挙の前、地方議員らに選挙支援の見返りとして資金提供を持ち掛けたとの内容で、太田氏は全面否定したが、「ストレス障害」と診断されたとして、26日に出馬見送りを表明した。

■現職は公明のみ

有力視される7月3日の公示まで、残り1カ月余り。直前の公募実施に府連関係者は「前代未聞だ。一日も早く候補を決めてほしい」と焦りを募らせる。

一方、維新も予備選で落選した現職が離党するなど一枚岩になりきれない。立憲民主党は国民民主党との候補一本化を模索したが、国民が元維新衆院議員を擁立しようとしたため、独自候補を決めた。国民は、元維新衆院議員の擁立を巡り、支持母体の連合から反発を受けて人選を見直している。他に共産党やれいわ新選組、参政党などが新人を擁立する方針だ。(山本考志)

639OS5:2025/06/01(日) 18:47:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/35de7729b9808a5e169c007d100da87fa132d6ef【ふくしま2025参院選】公示まで約1カ月 与党 「政治とカネ」逆風警戒 野党 政権批判強め追い風に
6/1(日) 10:37配信


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福島民報
 7月3日公示、20日投開票が有力視される参院選が約1カ月後に迫った。福島県選挙区(改選1)には31日現在、自民党の現職森雅子氏(60)=3期=、いずれも新人で立憲民主党の石原洋三郎氏(52)、共産党の小山田友子氏(31)、参政党の大山里幸子[りさこ]氏(51)、政治団体「NHK党」の越智寛之氏(50)、無所属の天美[あまみ]幸[こう]氏(64)の計6人が立候補を表明している。「政治とカネ」問題などで与党に逆風が吹く中、現職森氏は原点回帰で小まめなあいさつ回りに注力。石原氏や小山田氏らは追い風とすべく、与党が政治不信を招いていると批判を強める。大山氏や越智氏、天美氏は有権者の既存政党離れを突く構え。

 自民党派閥の裏金問題などに端を発した逆風は、4選を目指す森氏自身が肌で感じている。31日、田村市で開いた講演会で「これまでにない厳しい選挙になる。皆さんの支援を力に最後まで頑張りたい」と言葉に力を込めた。

 党公認を受ける前から、国会日程の合間を縫って県内に戻り、旧市町村単位で設けた90の支援組織を軸に各地の会合や催しに頻繁に顔を出している。陣営関係者は「これまでの選挙の中で一番、地元にいるのでは」とみる。地元での活動の様子を交流サイト(SNS)で発信し、無党派層への浸透にも余念がない。

 「政治とカネ」問題や物価高騰などを背景に与党支持率は低調に推移している。立民の石原氏は31日、いわき市や福島市で、推薦を受ける連合福島傘下の労働組合の会合に出席し「参院選は政権交代への重要なステップだ」と訴えた。

 衆院議員や福島市議を務めたが、全県的な知名度が課題と自認する。地盤の県北地方だけでなく会津や浜通りなどでも、つじ立ちを重ねている。ただ、陣営関係者は「昨秋の衆院選のように立民が政権批判票の受け皿になるかは読めない」とみる。党所属議員らと一緒に県内を巡る頻度を増やしている。

 共産党県委員会が参院選福島県選挙区に独自候補を擁立したのは2013(平成25)年以来、12年ぶりとなる。小山田氏は31日、福島市で決起集会に臨み「大企業を優遇し、米国の言いなりになる与党の政治は終わらせなければならない」と声を張った。県内各地で集会を開き、有権者との対話を重視していく。
 参政の大山氏は31日、会津若松市の幹線道路沿いで党名を売り込んだ。党方針に基づき自民党の裏金問題などを批判はせず、自党の政策を主張する。後援会は組織しないが、出身地の郡山市を拠点に県連党員と約500人のサポーターが支援体制をつくる。県内全域に支持を広げるべく、SNSを多用している。

 NHK党の越智氏は福島県にゆかりはないが、原発の廃炉状況や人口減少問題などに関心を寄せ、SNSを中心に発信している。

 無所属の天美氏は自家用車で県内各地を巡り、約300カ所で街頭に立った。

   ◇    ◇

 参院比例代表の福島県関係議員は、自民党の現職佐藤正久氏(64)=福島市出身、3期=、公明党の現職若松謙維氏(69)=郡山市在住、2期=、日本維新の会の現職山口和之氏(69)=郡山市在住、2期=が任期満了を迎える。

◆参院選福島県選挙区(改選1)立候補予定者

(5月31日現在、敬称略。芸名など通用している場合は通称名)

森雅子  60 自 民 元法相
石原洋三郎  52 立 民 元衆院議員
小山田友子  31 共 産 党県常任委員
大山里幸子  51 参 政 会社役員
越智寛之  50 諸 派 会社役員
天美幸  64 無所属 映画監督

640OS5:2025/06/01(日) 18:49:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/84c9e90c90be2015f695161de63865d9312f9321
参院選1人区「農業票」左右 自民は消費者、生産者両にらみ 森山氏「3200円が適正」
5/31(土) 20:17配信
産経新聞
夏の参院選を見据え、政府・自民党がコメの価格高騰対策を急いでいる。小泉進次郎農林水産相は随意契約による備蓄米放出など消費者を意識した政策を矢継ぎ早に打ち出した。ただ、今後の政策次第では支持基盤である農業従事者の「農業票」が離れる恐れもある。参院選はコメどころが多い32の改選1人区が勝敗のカギを握るだけに、消費者と生産者両にらみの対応が迫られる。

■自民の重要な「票田」

自民の農水族重鎮である森山裕幹事長は31日、地元・鹿児島県鹿屋市で講演し、「生産する農家が『頑張って今年もコメを作ろう』という気持ちでやってもらわなければ食料安全保障は成り立たない」と訴えた。「(近年は)コメの単価は下がり続けていた。そうしたことを認識し、対応しなければならない」とも強調した。

小泉氏は就任以降、備蓄米放出による米価引き下げを連日アピールしている。自民の農水相経験者は「米価が下がれば消費者の不満は和らぐ」と一定の理解を示しつつ、「生産者にも公平な政策の打ち出しが必要だ」とクギを刺す。

農業票は自民の重要な票田で、参院選の改選1人区は東北や新潟などコメの生産地が多い。平成28年参院選では、当時の安倍晋三政権が進めた環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への反発などもあって自民は東北6選挙区で1勝5敗と惨敗した。

■切り崩し狙う野党

このため、野党は自民の農業票の切り崩しを狙う。5月28日の衆院農水委員会では、国民民主党の玉木雄一郎代表が米価が下落した際の農家への補償制度拡充を小泉氏に求めるなど、野党から生産者を意識した発言が相次いだ。

森山氏も31日の講演後、記者団から生産者に米価下落を懸念する声があることを問われ、農家が生産可能な水準を保つためにコメ5キロあたり3000〜3200円程度が適正価格だとの認識を示した。石破茂首相(自民総裁)は「3千円台」を目指すとしている。

自民としては参院選公約で、有効な米価抑制策に加え、生産者の理解を得られる施策を打ち出せるかが焦点になりそうだ。(今仲信博)

641OS5:2025/06/02(月) 12:41:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ad73f73a405746f0702d36f1a641441482136b7
和歌山「二階氏対世耕氏」の争い、知事選では一時休戦…夏の参院選は再び分裂選挙の見通し
6/2(月) 9:02配信

読売新聞オンライン
花束を受け取る宮崎さん(右、1日午後8時12分、和歌山市で)

 1日投開票された和歌山県知事選は、自民党など5党が推薦した無所属新人で前副知事の宮崎泉さん(66)が勝利した。自民は今回、一枚岩で宮崎さんを支援したが、今夏の参院選は昨秋の衆院選に続き、分裂選挙となる見通しだ。

【図解】和歌山県政を巡る「保守分裂の状況」

 「県民の声をしっかり聞き、現場主義で県政を推進する」。1日午後8時過ぎ、当選確実の報道を受け、宮崎さんは和歌山市の事務所でそう決意を述べた。二階俊博・元自民幹事長の三男で今夏の参院選和歌山選挙区(改選定数1)に自民公認で出馬する伸康氏(47)や、世耕弘成・元経済産業相(衆院議員)の姿もあった。

 県政では長らく、二階氏と世耕氏が主導権争いを繰り広げてきた。

 2022年知事選で、自民県連は当初、会長代行だった世耕氏の主導で官僚の擁立を決めた。しかし、会長だった二階氏が影響力を持つとされる県町村会が異を唱え、自民は最終的に岸本周平前知事を推薦した。

 昨秋の衆院選では、「政治とカネ」の問題で離党した世耕氏が和歌山2区で参院議員からのくら替え出馬に踏み切り、自民公認で立候補した伸康氏らを破って当選した。

 今回の知事選でも分裂が危惧されたが、県連は岸本前知事の急逝から10日余りで宮崎さんの擁立を決め、県内の首長や地方議員がまとまった。県連幹部は「宮崎さんは県の現状をよく知っている。素早く動いたことで、異論が出にくい状況を作れた」と振り返る。

 しかし、今夏の参院選では世耕氏に近いとされる前有田市長の望月良男氏(53)が無所属で立候補する意向を表明しており、分裂選挙となることが確実だ。県幹部は「宮崎さんは早速、バランス感覚が問われることになる」と話す。

 参院選和歌山選挙区にはほかに、いずれも新人で立憲民主党の村上賀厚氏(65)、日本維新の会の浦平美博氏(53)、参政党の林元政子氏(51)、諸派の本間奈々氏(56)、無所属の末吉亜矢氏(54)が立候補を予定している。

642OS5:2025/06/02(月) 12:44:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/3c49e446b5748dedb57affdca9aa8b874e47e34e
九州・山口の1人区、自民は「牙城」のはずが…逆風続きに農相更迭が追い打ちで戦々恐々
6/2(月) 10:00配信

読売新聞オンライン
 夏の参院選は、有力視されている公示日(7月3日)まで残り1か月あまりとなった。九州・山口の改選定数1の「1人区」では、3年前の前回選で自民党が全議席を獲得するなど、「牙城」とされてきた。しかし、「政治とカネ」の問題などで自民が大敗した昨秋の衆院選以降も、石破内閣の支持率は低迷。「令和の米騒動」を巡る対応や農相の更迭など逆風は収まらず、自民関係者の間に危機感が広がっている。一方、野党側は議席の確保を目指し、攻勢を強めている。(波多江航、小園雅寛、小林未南)



「大変厳しい選挙になる」
 「農業を守らないといけない機運が高まっている。食卓をしっかりと守ることに取り組んでいく」。1日、宮崎市で開かれた立憲民主党衆院議員の集会で、宮崎選挙区に出馬を予定している同党新人の山内佳菜子氏(44)は支援者に訴えた。

 農畜産業が盛んで、保守地盤が厚いとされる宮崎県だが、県都・宮崎市を含む衆院の選挙区では2021年と24年に立民候補が自民候補を破った。地元紙の記者から政治家に転身した山内氏も23年の県議選宮崎市選挙区でトップ当選した。

自民党宮崎県連の定期大会で農相更迭について謝罪する江藤前農相(5月24日、宮崎市内で)

 22年の参院選で候補を立て、立民と競合した国民民主党も今回は擁立を見送り、社民党や連合宮崎も協力して候補を一本化。野党県連幹部は「期待の若手県議を擁立し、立民の本気度がうかがえる人選」とする。

 敵失による追い風も吹く。米価が高騰し、国民の生活に影響が出る中、地元選出で農相を務めていた江藤拓氏が「コメは買ったことがない」などと発言し、更迭された。「『売るほどある』は、宮崎弁的な言い方」などと釈明し、県内の有権者の不評を買った。立民県連幹部は「県民の気持ちを逆なでする発言で影響はある」とみる。

 これに対し、県内で人口が2番目に多い都城市の市長から国政に転じ、過去2回の選挙では圧勝した自民現職の長峯誠氏(55)は焦りを募らせる。「選挙が迫り、はっきり言って怖い」。5月24日、宮崎市で開かれた党県連大会でのあいさつでは、そう口にした。

 旧安倍派に所属し、政治資金収支報告書の不記載で謝罪に追われた。そして、今回の江藤氏の「更迭劇」が追い打ちをかける。党県連幹部は「党自体への批判が大きすぎる」とため息を漏らす。

 JAグループ宮崎の政治団体、県農民連盟は同月28日、長峯氏の推薦を決めた。連盟の栗原俊朗委員長は「自民党に対して色々な不満が出ており、大変厳しい選挙になる」と述べた。

 長峯氏は同月31日、地元・都城市でJA関係者らの前でマイクを握った。政府備蓄米の随意契約による放出など小泉農相に交代して急激に変化する状況に戸惑う農家らに、国政の場で対応していくことを約束した。

 宮崎選挙区では、参政党新人の滋井邦晃氏(42)も立候補を予定している。

643OS5:2025/06/02(月) 12:45:16
自民重鎮の娘が対立候補に
九州・山口の1人区の立候補予定者の状況

 鹿児島選挙区では、自民党前議員の園田修光氏(68)と無所属新人で立憲民主党の支援を受ける尾辻朋実氏(44)が激しい前哨戦を繰り広げている。尾辻氏は今期で引退する自民の秀久前参院議長(84)の三女で、保守票の取り込みも狙う。自民は昨秋の衆院選で鹿児島県内でも現職農相が落選するなどしており、危機感を強めている。

 尾辻氏は秀久氏の後任を決める自民の公募で敗れた後、候補者擁立が難航していた立民県連幹部から声をかけられて入党し、立候補を表明した。立民は「公認候補並みの支援体制」(大串博志党代表代行)をとり、4月以降、党幹部が相次いで来援している。

 鹿児島市で5月25日にあった事務所開きには立民、社民党、連合鹿児島の関係者のほか、秀久氏を支援してきた元自民県議らも駆け付けた。尾辻氏は「超党派を活動の軸としてきた父も見ることのできなかった景色を見ながら歩んでいる。政治は変えられないと諦めることは終わりにしたい」と訴えた。

 党重鎮の娘が対立候補となり、自民関係者は戸惑いを隠さない。鹿児島選挙区が現在の定数となった01年以降、自民が議席を独占しており、森山幹事長(衆院鹿児島4区)は「鹿児島らしくない選挙になる」と厳しい表情で語る。同党の県議は「自民を出て立民に入った相手(尾辻氏)を勝たせるわけにはいかない」と語気を強める。

 園田氏は支持団体へのあいさつ回りなどを通じ、組織票固めに奔走する。5月17日には同県屋久島町での集会に出席し、「政権が交代すると都会重視の政策になる。自民は地方を守る政党だ」と支持を求めた。

 同選挙区では、共産党新人の松崎真琴氏(67)と参政党新人の牧野俊一氏(39)も立候補を表明している。

前回22年は自民「全勝」
 保守地盤が厚いとされる九州・山口の1人区だが、民主党が参院の第1党となった2007年は、佐賀、長崎、熊本で民主が議席を獲得し、宮崎でも無所属候補が自民現職を破った。

 民主党政権下で行われた10年は、大分以外で自民が勝利した。自民が政権に復帰後は同党が議席を獲得するケースが目立ち、13年と22年は全7選挙区を独占した。

 選挙区別では07年以降、自民は鹿児島のほか、山口でも全て勝利してきた。一方、大分では自民と非自民が議席を奪い合ってきた。

644OS5:2025/06/02(月) 19:24:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7c1e1a370bd13ad2f8b330118adaa4a4702efe6
参院選茨城 近づく決戦、態勢着々 現新6氏が名乗り
6/2(月) 7:00配信


茨城新聞クロスアイ
参議院の任期満了(7月28日)まで2カ月を切った。茨城選挙区(改選数2)は自民と立憲民主の現職がともに名乗りを上げ、日本維新の会、共産、参政、政治団体「NHK党」がそれぞれ新人を擁立する。陣営や各党は集会や事務所開設など、投開票日と見込まれる7月20日の決戦をにらみ、臨戦態勢を整えつつある。

茨城選挙区で立候補を予定するのは、1日現在で6人。現職では、3選を狙う自民の上月良祐氏(62)と2回目の当選を目指す立民の小沼巧氏(39)。これまで自民と旧民主系が1議席ずつ分け合ってきた「指定席」の堅持を目指す。

この指定席に4新人が挑む格好だ。維新が洋菓子職人の北崎瀬里奈氏(35)の公認を決めたほか、共産が党県政策委員長の高橋誠一郎氏(30)、参政が会社役員の桜井祥子氏(41)、NHK党が酒井明男氏(49)をそれぞれ擁立し、議席獲得を狙う。

■「指定席」堅持へ

上月氏は5月17日、水戸市内に選挙事務所を開設。関係者ら約70人を集めた事務所開きで「逆風にあるからこそ、しっかり県民の声を聞き政策につなげる」と語気を強めた。地域支部ごとの集会や千を超える企業・団体からの推薦を取り付けるなど、足場固めを進める。

自民県連は上月氏が再選した2019年の得票を踏まえ、目標を50万票に設定。海野透会長は比例区を含め「崖っぷちの選挙と言っても過言ではない」とハッパをかける。選挙対策本部を設置したほか、同30日には約150の地域支部代表を集め、引き締めを図った。

小沼氏は同11日に水戸市城南に選挙事務所を開設し、体制を整えた。推薦を受ける連合茨城と連携して県内を細かく回り、再選へ向けて支持拡大を図る。

連合茨城主催の総決起集会が同16日に開かれ、各組織の組合員ら約400人を前に、小沼氏は「働く人の思いに応える政治を実現する」と力を込めた。集会には立民県連と独自候補擁立を見送った国民民主党県連の幹部も出席し、「2党1団体」の結束を確認。国民県連の浅野哲代表は「党派を超えて議席を守らないといけない」と呼びかけた。

■新人が挑む

「自公政権を真っ二つにたたき割る」。茨城維新の会の石井章代表は「8月までにガソリン税の暫定税率を廃止する約束を守らない」と批判。高校無償化や社会保険料の負担軽減策を進め、党勢維持と拡大を図ると強調する。

茨城選挙区に擁立した北崎氏は、公募や「維新政治塾」などの複数人の候補者から選んだ。石井代表は「国政から市井の生活を変えたいといった熱意を買った」と期待。22年参院選で同党候補が獲得した15万9000票以上を「最低限の目標」に掲げる。

共産党は4月に市田忠義副委員長が茨城県を訪れ、消費税の減税・将来的な廃止を訴えたり、幅広い世代から寄せられた質問に答えたりするなどして参院選への協力を仰いだ。高橋氏は原発ゼロなどを主張し、「全力で戦い抜く」と支持を呼びかけている。

参政党も神谷宗幣代表が茨城県を来訪し、政策や柔軟性をアピール。桜井氏は政府が実質的な減反政策を行ってきたことが米の価格高騰の原因とし、「党は(国の)政策を変えるために頑張る。関心を持ってもらいたい」と食料自給率の上昇などを訴えた。

茨城選挙区には、ほかにも立候補の動きがありそうだ。

茨城新聞社

645OS5:2025/06/03(火) 00:13:23
https://www.chunichi.co.jp/article/1076429?rct=aichi
日本維新の会、プロレスラーの広田紗久良氏擁立 参議院選挙愛知選挙区
2025年6月2日 20時12分 (6月2日 20時34分更新)
参院選愛知選挙区への出馬を表明する広田氏=県庁で

 日本維新の会は2日、今夏の参院選愛知選挙区(改選数4)に、新人でプロレスラーの広田紗久良氏(47)を擁立すると発表した。広田さんは県庁で記者会見し、シングルマザーとして「同じ境遇に立つ方々の背中を押す存在になりたい」と語った。
 尾張旭市出身。高校中退後に17歳でプロレス団体に入団し、翌年の1996年に日本武道館でデビューした。現役の女子プロレスラーとして年120〜130試合に出場する傍ら、現在はシングルマザーとして8歳の双子を育てている。
 広田さんは「一人の収入で社会保険料は重くのしかかる。そこを下げる改革を進めたい」と主張。食品にかかる消費税や...

646OS5:2025/06/03(火) 00:22:27
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1167872/
参院選、公示まで1カ月 野党、1人区一本化難航 自民、漁夫の利ねらう
岩崎あんり 会員限定記事
2025年6月2日 22:52
 夏の参院選の公示日となる見通しの7月3日まで1カ月に迫った。勝敗のカギを握る全国32の「1人区」で野党候補の一本化が難航している。国民民主党や共産党は積極擁立を進め、主要野党が競合する選挙区は現時点で半数近くに上る。日本維新の会が提唱する候補一本化の「予備選」も野党間の理解を得られず、与野党一騎打ちの構図に持ち込めていない。

 「候補一本化には柔軟に対応する」。立憲民主党の大串博志代表代行は5月26日の記者会見で、参院選の1人区の調整に向け意欲を強調した。
 32の1人区のうち、立憲、維新、国民民主、共産のいずれかの候補が競合する選挙区は現時点で15。特に滋賀と奈良は、4党とも擁立を予定する。福井と岐阜は三つどもえで、2党が競合する選挙区も11ある。
 1人区を巡り、立憲はかねて「国会に劇的な変化を起こすため、候補者調整して勝つことが大事だ」(野田佳彦代表)と主張してきた。これまで野党共闘に否定的だった維新も1月下旬、情勢調査などで上位の野党候補に一本化する「予備選」を各党に持ちかけた。
 しかし、その後の動きは鈍い。昨秋の衆院選で議席を伸ばした国民民主は、候補者調整は政策の一致が前提だと強調し、予備選は「非現実的だ」と否定。共産は5月下旬現在も1人区の擁立作業を進めている。選挙区で候補者を立てて活動することで、比例票の上積みを図る狙いがある。
 立憲は調整の主導権を握れていない。特に国民民主とは支持団体・連合の仲介により3者で基本政策の合意に至ったものの、協議の動きはない。立憲を上回る政党支持率を保つ国民民主にとって、参院選はさらに党勢拡大する好機で、独自候補擁立の主戦論が強い。
 立憲と国民民主が競合する1人区は3。立憲は擁立を取り下げる可能性を否定しないが、国民民主に応じる様子はない。国民民主幹部は「1人でも多く候補を出す。出せば勝てる」と強気を貫く。
 今国会は少数与党に対し、主要野党がばらばらに政策協議を持ちかける動きが目立った。立憲幹部は「参院選で協力できる雰囲気ではない」と嘆く。自民党はすでに1人区の擁立作業を終えており、野党の候補者調整の不調を突いて漁夫の利を狙う。
( 岩崎あんり )

647OS5:2025/06/03(火) 08:08:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/9364329635fdbc32336b080c073b710744220521
夏の参院選は京都や兵庫など「複数区」でも激戦予想…各党が積極擁立、与野党分け合いの構図崩れる可能性
6/3(火) 7:26配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 夏の参院選では、全国で13ある改選定数2以上の「複数区」でも激戦が予想される。各党が積極的に立候補予定者を擁立しているためで、選挙区によっては与野党で議席を分け合ってきたこれまでの構図が崩れる可能性もある。

 激戦区の一つとみられているのが京都選挙区(改選定数2)だ。自民は2001年以降、改選ごとに1議席を維持してきたが、派閥の「政治とカネ」を巡る問題などを受けてこれまで以上に逆風が強まっている。

 4選を目指す自民の西田昌司参院議員は1日、京都市で開かれた党京都府連の会合後、記者団に「厳しい選挙になる。私たちは色々な意味で攻撃の対象だ」と危機感をあらわにした。

 京都は、もう一人の現職である倉林明子参院議員を擁する共産党が強い地盤を誇るだけでなく、日本維新の会や国民民主党なども新人を立てる予定だ。維新の前原誠司共同代表は京都が地元で、国民民主は昨年の衆院選での躍進を受けた初の擁立となるだけに、自民は警戒している。

 兵庫選挙区(同3)も現状で計12人が出馬を予定しており、全国屈指の激戦区となる見通しだ。各党の立候補予定者に加え、前兵庫県明石市長の泉房穂氏が無所属での立候補を予定するなど、波乱含みの展開が予想される。最近は自民、公明、維新の3党が議席を分け合ってきただけに、構図がどうなるかも焦点だ。

 北海道(同3)、千葉(同3)の両選挙区でも、国民民主などが議席獲得を狙う。いずれも過去2回は自民2議席、立憲民主党1議席で分け合っており、千葉が地元でもある立民の野田代表は「一番戦い方が難しくなっているのは3人区だ」と警戒する。

 大阪選挙区(同4)も、自民現職が5月下旬に不出馬を表明し、党本部が緊急公募を行っている。大阪は維新の「本拠地」でもあり、自民の出遅れが今後どう影響するかが注目されている。

648OS5:2025/06/03(火) 23:19:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e883a2a96bc286eadbeef0d5135f6c022bd7ca8
維新「予備選」頓挫の暗雲 党内外から「密室」「談合」批判 執行部の責任論に発展も
6/3(火) 20:53配信

産経新聞
日本維新の会の吉村洋文代表(鳥越瑞絵撮影)

日本維新の会の吉村洋文代表が提唱する夏の参院選改選1人区で、野党候補者を一本化する「予備選」が頓挫しかけている。世論調査の結果で野党間の候補者を調整する仕組みだが、今のところ実施の目途は立っていない。維新は立憲民主党と候補者が重複する岐阜、和歌山両選挙区での実施を目指すが、立民は二の足を踏む。党内からも「密室」批判があり、成立しない場合は執行部の責任論に発展しかねなない。

維新の黒田征樹衆院議員は3日の党会合で、維新が提唱する予備選の仕組みを説明するよう執行部に求めた。引き取った岩谷良平幹事長は5月30日に立民の大串博志代表代行らと会談し、今月6日までに岐阜、和歌山両選挙区での予備選実施を申し入れたと説明した。岩谷氏は大串氏から「受け止めた」との返事があったとも強調し、「われわれが言う予備選に向けて動いている」と述べた。

水面下での調整に汗をかいている点を強調した形だが、黒田氏は納得せず、執行部の手法について「ただ単に世論調査だけで物事を進めるのは、密室で候補者を決めているようなイメージになる」と批判した。立民の国会議員から「維新が談合を持ち掛けてきた」と指摘されたエピソードも紹介し、公開討論などオープンな形で候補者調整するよう求めた。

■実施を「創業者」が主張

維新執行部が予備選に固執するのも無理はない。維新創業者の橋下徹元大阪市長が実施を強く主張しているためだ。橋下氏は吉村氏の応援団的存在だが、実施できない場合は批判の矛先が執行部に向きかねない。

何とか体裁を整えようともがく執行部だが、調整は思い通りに進んでいない。岩谷氏は大串氏の「受け止めた」との回答を前向きに解釈しているが、立民側は岩谷氏らの勝手な解釈にいらだちを強める。立民関係者は「世論調査の結果だけで候補者を降ろすことはできない」と本音を漏らす。

党内外から不評を買う予備選に関し、党重鎮は「世論調査だけで候補者調整するだけなら、われわれが忌み嫌っていた政党間の談合による選挙区調整でしかない。吉村氏が『威勢よく果し合い』『つぶし合い』などと言っていたのは何だったのか」と絶句した。

(千田恒弥)

649OS5:2025/06/03(火) 23:28:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/baf977b9f969645856f33336f2c6f687290306e4
揺らぐ福岡の自公立「指定席」 狙う国民民主も足元に不安 参院選
6/3(火) 8:00配信

毎日新聞
参院選の立候補予定者らの街頭演説に集まった人たち=北九州市小倉北区のJR小倉駅前で2025年6月1日午後2時、井土映美撮影

 長らく「無風」が続いた選挙区で異変が起きている。参院選福岡選挙区(改選数3)では、自民党、公明党、立憲民主党系の3勢力が「指定席」を分け合ってきたが、ここへきて3番目の椅子を巡る争いが激化。背景にあるのは国民民主党の躍進だ。ただ、その国民民主も含め、各党はうつろいやすい風の行方を読めずに四苦八苦する。公示日として有力視される7月3日まで、3日で1カ月となった。

 ◇国民、勢いは持続するか

 「国民民主党の願いはたった一つ。国民がやってほしい政策を実現したいんです」。1日午後、北九州市のJR小倉駅前で国民民主の榛葉賀津也幹事長の声が響いた。約300人の聴衆には親子連れや若者の姿が目立ち、手取りの増加やガソリン税の暫定税率廃止を訴えると拍手が湧いた。

 榛葉氏の横に立っていたのは、新人で元ソニー社員の川元健一氏(45)。福岡県内の党所属議員は11人と足腰は弱く、知名度不足を補うため、玉木雄一郎代表ら党幹部が次々応援に来ててこ入れする。

 毎日新聞の5月の世論調査では、国民民主の政党支持率は13%で、16%の自民に次ぐ2番手だ。昨秋の衆院選で議席を4倍に伸ばしその後の地方選でも勝利を重ねたが、玉木氏による備蓄米の「動物の餌」発言が波紋を呼ぶなど、勢いが持続するか見通せない。

 0歳と5歳の息子2人と榛葉氏らの演説に耳を傾けた福岡市城南区の主婦(44)は「国民民主の主張は分かりやすく身近に感じる。でも最近支持離れが指摘されているので、演説で不安を拭いたかった」と吐露する。国民民主県連幹部は「支援者の中にはその時のトレンドで動く人がいるかもしれないが、我々は地道に活動するだけだ」と気を引き締める。

 ◇立憲、自民批判票分散を警戒

 福岡選挙区では、2016年に改選数が1増して3となり、それまで自民と立憲の前身の旧民主党が競り合っていたところに、公明が24年ぶりに候補者を擁立。以来3回の参院選で、地方議員を多く抱えるなど組織力で優位に立つ自民、公明、立憲系で議席を分け合ってきた。得票数で4位以下を大きく引き離していたことから、3党の「指定席」「プラチナチケット」と呼ばれてきた。

 国民民主の伸長で尻に火が付くのは、19年の前々回選で3位通過し、3選に挑む立憲の野田国義氏(67)だ。国民民主とともに連合福岡を支持母体としているため、組織票が割れるのは避けられない。加えて、19年選挙で野田氏に推薦を出した社民党が独自候補を立てるほか、共産党やれいわ新選組など野党系候補者が乱立する状況に、立憲県連幹部は「自民の批判票が分散する」と焦りを募らせる。

 当選圏外転落の危機感は公明も同じだ。党は福岡を「最重点選挙区」に指定し、再選を目指す下野六太氏(61)の支援に全力を挙げる。大型連休中の4月に駆けつけた斉藤鉄夫・党代表は「今のままでは大変厳しい。どうか、どうか、皆様のお力で押し上げていただきたい」と切実に訴えた。

 ◇麻生氏「参議院の存在が自公守る」

 公明にとっては、連立を組む自民の協力を最大限得たいところだ。5月に福岡市で開催された自民県連大会では公明党所属の国会議員が壇上に立ち、「政治を安定させるためには、自公で必ず過半数を獲得しなければならない」と強調。その場では麻生太郎・自民最高顧問も「少数与党となるなか、参議院の存在が自民、公明を守ると言っても過言ではない」と訴えた。

 もっとも、その自民にも余裕はないのが実情だ。石破茂内閣の支持率が低迷し逆風続きのなか、24年1月から自民参院幹事長を務める松山政司氏(66)にとっては、自身の足場固めのためにもトップ当選は最重要課題だ。19年選挙を上回る60万票獲得を目標に掲げ、自民県連幹部は「(公明に)協力できるところは(支援者に)協力をお願いしたいと言っていかなければならないが、人の心にまで入ることはできない」と含みを持たせる。

 福岡選挙区ではほかにいずれも新人で、日本維新の会の伊藤博文氏(56)▽共産の山口湧人氏(35)▽れいわの沖園理恵氏(50)▽社民の那須敬子氏(65)▽参政党の中田優子氏(35)▽日本保守党の森健太郎氏(47)――が立候補を予定している。【宗岡敬介、池田真由香、井土映美】

650OS5:2025/06/05(木) 20:11:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a2fdf46af2ca99b8518d274c21cb0634e5fcd90
国民民主が30歳女性医師を参院選大阪選挙区に擁立へ 維新離党の足立氏目指すも方針転換
6/5(木) 20:02配信

産経新聞
国民民主党

夏の参院選に向け、国民民主党が大阪選挙区(改選数4)の公認候補として、医師の渡辺莉央氏(30)を擁立する方針を固めたことが5日、関係者への取材でわかった。7日に出馬会見を開き公表する予定。

国民は当初、日本維新の会を離党した足立康史元衆院議員の擁立を検討していたが、支持団体の連合から反発を受け、比例代表での擁立に方針を転換。改めて独自候補の擁立を模索していた。

大阪選挙区では公明党が現職を擁立するほか、立憲民主党と共産党、れいわ新選組、参政党などがそれぞれ新人の擁立を予定する。維新は2議席獲得を狙い予備選で選出した新人の大阪市議2人を立てる方針。自民党は現職の出馬断念を受け党本部が緊急公募を実施している。

651OS5:2025/06/05(木) 20:15:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/e22403c5d57266b029d66d2eb3a200feb29145a2
参議院選挙熊本選挙区、日本維新の会は立憲民主党の新人を「自主支援」…「自民一強の熊本の独自性で判断」
6/5(木) 12:32配信


読売新聞オンライン
読売新聞

 日本維新の会熊本県総支部は4日、熊本市で会合を開き、今夏の参院選熊本選挙区(改選定数1)に独自候補を擁立せず、立憲民主党新人の鎌田聡氏(60)を「自主支援」とする方針を決めた。推薦などはしないが県総支部として応援態勢をとる。

【写真】参院選熊本選挙区に挑む3人

 各党の県組織は鎌田氏について、国民民主、社民両党が共闘、共産党が自主支援する方針をそれぞれ固めている。維新県総支部の井坂隆寛幹事長は読売新聞の取材に「(与党による)長期政権がもたらした弊害を野党統一で打破するため、鎌田さんを応援する」と決定に至った理由を述べた。一方、維新は全国的には立民とはライバル関係にあるとし、街頭演説などで幹部らがマイクを握ることは否定。「自民一強という熊本の独自性を見て判断した」とした。

 同選挙区では、3選を目指す自民党現職の馬場成志氏(60)、参政党新人の山口誠太郎氏(36)が出馬を表明している。

652OS5:2025/06/05(木) 20:17:22
89年に連合の会当選以来 野党系の当選なし
https://news.yahoo.co.jp/articles/11305ec7b742043a53ecd528e5345ff2562b4c40
参院選福井選挙区、与野党ともに「重点選挙区」 6人立候補予定、各党幹部が続々来県
6/5(木) 11:45配信

福井新聞ONLINE
応援演説などで相次いで県内を訪れた(右上から反時計回りに)自民党の小野寺政調会長、立憲民主党の小川幹事長、国民民主党の玉木代表、共産党の井上参院国対委員長、参政党の神谷代表、日本保守党の百田代表のコラージュ

 7月3日が有力視される参院選公示まで1カ月を切った。福井選挙区(改選数1)は過去最多に並ぶ6人が立候補を予定し、与野党とも「重点選挙区」として各党幹部が続々と福井県に来県している。石破政権の評価や米価高騰対策、減税の是非などを巡り舌戦を繰り広げ、早くも激しい火花を散らしている。

 ■6月7日には岸田前首相

 「国の農業を守るために彼を応援してほしい」。自民党の小野寺五典政調会長は5月上旬、3選を目指す自民現職で農林水産副大臣の滝波宏文氏(53)の国政報告会で、応援弁士として駆けつけた。

 6月7日にはサンドーム福井で岸田文雄前首相、今月下旬には敦賀市で小林鷹之元経済安全保障担当相を招いて国政報告会を開く。陣営は「自民に強い逆風が吹く中、県内全域で引き締めを図る狙い」と述べ、早い段階から大物議員の来県を調整してきたと明かす。

 危機感は党県連も同様だ。5月下旬の執行部会で山崎正昭会長は「コメ問題がクローズアップされ、農相が失言で交代した。(今後の米価高騰対策などが)コメどころの福井県に影響がないと言い切れない。さらに気を引き締めて選挙に立ち向かわなければならない」とげきを飛ばした。

 ■全国に影響

 昨秋の衆院選で県内から2人の国会議員を誕生させた立憲民主党、県内の比例得票を大きく伸ばした国民民主党は、今回の参院選で自民の“牙城”を崩したい考えだ。

 立民はLGBTQ(性的少数者)を支援するNPO法人副理事長のかずえちゃん(本名・藤原和士)氏(42)を擁立。3月末には小川淳也幹事長が来県し、党県連定期大会に出席した。報道陣の取材に「日本全体に及ぼす影響が極めて大きい、非常に重要な選挙区」と強調し、打倒自民に意欲をみなぎらせた。

 福井大医学部附属病院医師の山中俊祐氏(41)を擁立した国民は、4月末に玉木雄一郎代表、5月末に榛葉賀津也幹事長が相次いで来県。玉木氏は「自民が強いといわれる福井で議席を獲得したい。十分可能性が出てきている」と報道陣に語り、榛葉氏も「自民の牙城の福井が変われば日本が変わる」と力説した。

 ■保守支持層に訴え

 共産党は党県常任委員の山田和雄氏(57)が7度目の出馬を目指し準備している。4月中旬には井上哲士参院国対委員長が福井市で講演し、消費税の将来的な廃止を目指し税率を一律5%に引き下げる党の物価高対策などを説明。「自民が進めてきた大企業減税を是正すれば、財源を確保できる」と訴えた。

 参政、日本保守両党は党首が来県し、福井の保守支持層にアピールした。

 飲食店経営の千田崇裕氏(38)が立候補予定の参政は、神谷宗幣代表(高浜町出身)が4月下旬に福井駅西口広場で演説。「政治家が一番やらないといけないのは国民の暮らしを豊かにすることだ」と減税の必要性を強調。「自民に任せておけば大丈夫という常識は崩れている。福井から変えていこう」と訴えた。

 日本保守は、飲食店経営の大坂幸太郎氏(56)の擁立決定後初となる街頭演説を5月下旬に福井市のハピテラスで行った。百田尚樹代表は「政府が日本を貧しく弱くしてきた。政治の愚策以外のなにものでもない」と声を張り上げ、政府・与党の従来の政策を変えるだけで日本は復活すると主張した。

福井新聞社

653OS5:2025/06/05(木) 22:52:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/0e4faba3690878726823c4cba5ac103ae37dab35
国民民主から出馬予定の山尾志桜里氏が記者会見へ 過去スキャンダルからSNS賛否「悲劇のヒロイン症候群」「立ち向かう勇気を称賛」
6/4(水) 20:50配信


中日スポーツ
山尾志桜里氏

 夏の参院選の比例代表に国民民主党から立候補する元衆院議員の山尾志桜里氏(50)が4日、自身のX(旧ツイッター)を更新。「出馬会見をさせてください」と投稿し、記者会見を開いて説明する意向を表明した。

◆玉木雄一郎代表、不倫相手とされる元グラドル【写真複数】

 山尾氏の立候補を巡っては、過去の不倫疑惑報道などから批判的な声が上がっていた。山尾氏はXで「決定当初は自然体で会見を設定していたのですが、その後、私の発信や会見が党に与える影響を読むことができず、躊躇していました。個別の取材対応より会見は影響が大きいので控えてほしいという声も届いており、その気持ちも痛いほど分かりました」などと投稿した。

 山尾氏の投稿にはXで「悲劇のヒロイン症候群」「能書きはいいから早く会見しろよ」「『自然体』に吹いた」「出馬辞退会見を見たいです!」など批判的な意見のほか、「針のムシロの中、立ち向かう勇気を称賛します」「私はあなたの過去の言動や行動には反対の立場であるが、あなたの口を塞ごうとする者、行動にはもっと反対である。ぜひ会見を」などと会見実施に肯定的な意見までさまざまな声が飛び交った。

中日スポーツ

654OS5:2025/06/06(金) 17:43:46
岐阜(自) 
 自:若井敦子(新 県議)
 立:服部学 (新 連合) 国民
 ?:大野泰正(無)自民離党(裏金問題) 
 共:擁立済
 参:擁立済
 候補者調整 維:山田良司(新 元民主代議士)


和歌山(自)  
 自:二階伸康(新 二階俊博の三男) 
 無:望月良男(新 前有田市長 世耕弘成二に近い)
 
 維:浦平美博(新 県議)
 無:末吉亜矢(新 鶴保庸介参院議員に近い)
 参:擁立済
             *世耕弘成衆院当選 
 候補者調整 立:村上賀厚(新 24年和歌山1区落選)


https://news.yahoo.co.jp/articles/c6a6aafe526d2564792fe538805b68686b53d931
立憲民主党と日本維新の会 参議院選挙の岐阜・和歌山選挙区で候補者の一本化を発表
6/6(金) 17:22配信

夏に行われる参議院選挙をめぐり、立憲民主党と日本維新の会は6日、岐阜と和歌山の選挙区で候補者を一本化すると発表しました。

立憲民主党 大串博志 選対委員長
「どのようにすれば私たち野党として最大の結果を出していけるかという中で総合的な判断をしたということです」

立憲民主党と日本維新の会は、参院選で競合している1人区の岐阜と和歌山選挙区について候補者を一本化すると発表しました。▼立憲は和歌山の、▼維新は岐阜の、候補者の公認をそれぞれ取り下げます。一方、2つの選挙区で互いに候補者を支援することはないということです。

立憲と維新が参院選をめぐって歩み寄った形ですが、全国に32ある「1人区」では野党候補が乱立している選挙区もあり、一本化に向けた調整は難航しています。

655OS5:2025/06/06(金) 17:52:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/05641a288e21092398b8b838666c81c7dd4979be
2025参院選県区・対決の構図(上)野党競合へ 政権批判票の分散危惧
6/3(火) 9:46配信

山形新聞
 今夏の第27回参院選は、想定される7月3日の公示(20日投開票)まで1カ月となった。県選挙区(改選1)は現時点で、再選を目指す無所属現職の芳賀道也氏(67)、自民党新人の大内理加氏(62)、共産党新人の三井寺修氏(45)、参政党新人の佐藤友昭氏(52)の4人が立候補を予定する。衆院が少数与党の下、政治決戦への準備を進める各立候補予定者、陣営の思惑に迫る。(敬称略)

 「共産党と協議をしてまで、候補者を一本化する必要はない」。芳賀を支援する連合山形は3月、山形市で記者会見を開いた。共産を含めた野党共闘の可能性を問われた連合会長芳野友子は、報道陣の質問を遮るように即答した。「本人(芳賀)がどれだけ連合の方針を理解し、どう決断するかだ」と続け、共産と連携した場合は連合推薦を取り消す可能性があるとくぎを刺した。

異なる状況
 2019年の参院選で、芳賀は野党統一候補として初当選した。当初、独自候補を立てる方針だった共産県委員会は、安全保障法制廃止など政策面で方向性が一致したとし、擁立を見送り芳賀の支援に回った。県選挙区の構図は事実上の与野党一騎打ちとなり、芳賀が自民現職を下して議席を獲得した。

 今回は6年前と違う状況で選挙戦に突入する公算が大きい。連合は立憲民主、国民民主の両党と「2党1団体」の協力体制を堅持する方針を掲げる。立民と共産の共闘関係が薄れていることも相まって、野党の県内政党間に歩み寄りは見えない。

 共産は、芳賀の初当選に貢献したとの自負がある。芳賀も任期の6年間、共産系団体の集会に顔を出すなど、支援に対する誠意を示してきた。共産県委員長の本間和也は、野党共闘に向けた協議を受け入れる意思を示したものの、2党1団体からの申し入れはなく、芳賀本人との協議も不調に終わったと主張する。

国民と連動
 公示日が近づくにつれ、芳賀は国会で会派を同じくし、昨秋の衆院選で躍進した国民と連動した動きが目立つ。大型連休中は国民県連のキャラバンに同行し、県連会長の参院議員舟山康江、衆院議員菊池大二郎と県内を縦断した。来賓として出席した先月16日の県連定期大会後は、党代表の玉木雄一郎と一緒に街宣車に上り、国民が掲げる「手取りを増やす」政策などを訴えた。

 演説後、玉木は報道陣に「(芳賀は)共に政策を考えてきた仲間。山形は参院選での最重点選挙区の一つ」と話し、党として強力に支援する方針を明言した。野党共闘に関しては「山形には2党1団体の強固な協力体制がある」と述べるにとどめ、共産などとの連携を暗に否定した。

 共産は3月に新人三井寺を擁立した。党が「自公政権の補完勢力」と位置付ける国民に近い芳賀への批判を強め、対決姿勢を鮮明にする。2月には参政新人の佐藤が名乗りを上げた。佐藤は「山形に野党共闘の枠組みがあるのは承知しているが、まずは党として議席を伸ばす方が重要だ」とし、消費減税などを訴える。

 6年前、芳賀が破った自民候補との得票差は1万6千票余り。現職として知名度を誇る芳賀だが、陣営には野党票の分散を懸念し「共産の票がなくなるのは痛い」との見方もある。芳賀は「野党の議席を失うわけにはいかない。『今の政治はおかしい』と広く訴え続ける」と語る。

656OS5:2025/06/08(日) 18:13:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a69217d4e82291f6ee7b58b509e290ae14d16b1
参院選大阪選挙区、自民が候補を緊急公募し一から選び直し…支持者「選挙に間に合うのか」
6/8(日) 11:35配信

読売新聞オンライン
 今夏の参院選大阪選挙区(改選定数4)は、全国で唯一、自民党の候補者が決まっていない。党本部が擁立を発表した現職の太田房江氏(73)が5月、体調不良を理由に不出馬を表明したためだ。自民は緊急公募で一から候補者を選び直しており、支持者からは「選挙に間に合うのか」と危惧する声が上がっている。(土谷武嗣、梅本寛之)

【グラフ】ひと目で分かる…望む政権のあり方

「前代未聞」
(写真:読売新聞)

 青山繁晴・党大阪府連会長(参院議員)は1日、大阪市内で開いた記者会見で「(支持者に)不安や疑心暗鬼を呼び起こしていることを、心からおわびする」と述べた。

 参院選は7月3日公示、20日投開票の日程が有力視される。党本部は5月28日、全国の選挙区のうち、大阪を除く44選挙区で計47人の公認を発表。大阪だけが候補者がいない状況だ。

 複数の自民党関係者によると、今月4日に締め切られた緊急公募には、衆院議員経験者や元自衛官ら60人以上から応募があったという。自民は面接などを行って10日をめどに候補者を決める方針だ。

 長年の党員という府内で建設業を営む男性(85)は「ここまで選挙が迫っても候補者がいないのは前代未聞。こんな状況で果たして勝てるのだろうか」と話した。

二転三転
 自民の大阪選挙区の候補者選びは二転三転した。

 府連は昨夏の時点で、参院選に向けて公募を実施する方針を決めていた。ところが、昨年12月に会長に就任した青山氏は今年3月までに候補者を決める考えを示し、公募を実施することなく、独自にフリーアナウンサーや元自衛官らに接触し、自身の人脈から候補者を選ぼうとした。府連の地方議員から反発する声が上がり、調整は難航した。

 見かねた党本部は5月13日、「これ以上、時間をかけることは難しい」(森山裕幹事長)として、現職の太田氏の擁立を発表。青山氏は自身のブログで「府連に諮ることなく、介入された」と不満をぶちまけた。

 ところがその直後に「週刊ポスト」が、太田氏が2019年の参院選前に地方議員らへ支援を求め、見返りに資金を提供すると持ちかけたと報道。太田氏は「事実無根」とのコメントを発表したものの、同月26日に「誹謗(ひぼう)中傷を受ける中、体調を崩し、ストレス障害との診断を受けた」として不出馬を表明した。

昨年衆院選「大敗」
 大阪選挙区を巡っては、日本維新の会が党内で「予備選」を行い、4月に新人2人の擁立を決定。2人ともすでに街頭での活動を始めている。公明党現職が出馬するほか、立憲民主党や共産党、国民民主党、れいわ新選組、参政党も新人の擁立を発表。4議席を巡る厳しい戦いが予想される。

 自民は23年、茂木敏充幹事長(当時)をトップとする「大阪自民党刷新本部」を設け、党本部主導で府連の立て直しを図った。しかし、昨年の衆院選では府内15選挙区に公認候補を立てたものの、いずれも維新に敗れ、比例復活で新人1人が当選したのみだった。

 参院選では01年以降、大阪で1議席を確保し続けているが、府連関係者は「今回の『1議席』は全く安泰ではない」と話す。

参院選大阪選挙区(改選定数4)の立候補予定者
橋口玲   56 立 新
杉久武   49 公 現
岡崎太   57 維 新
佐々木理江 42 維 新
清水忠史  57 共 新
渡辺莉央  30 国 新
椛田健吾  44 れ 新
宮出千慧  40 参 新
平理沙子  34 諸 新
武内隆   62 諸 新
橋口和矢  55 諸 新

(党派の並びは参院勢力順)

657OS5:2025/06/08(日) 18:26:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e50a89e304511c03f8947b53e3086cb6ef8f5b3
【参院選2025】神奈川選挙区で一本化の立民、体制整備急ぐ ハラスメント続発に連合は支援及び腰
6/7(土) 19:30配信

カナロコ by 神奈川新聞
かながわ中央メーデーであいさつする立民県連の青柳代表に厳しい視線を注ぐ連合神奈川の林会長(右から2人目)ら=4月26日、横浜市西区

 夏の参院選神奈川選挙区(改選定数4)を巡り、現職2人の擁立を断念し候補一本化にかじを切った立憲民主党は、牧山弘恵氏(60)=3期=の支援体制整備を急いでいる。ただ、水野素子氏(55)=1期=の不出馬につながった週刊誌のパワハラ報道の影響が今も影を落とす。党最大の支援組織・連合神奈川は労働組合としてハラスメント問題にはナーバスで、強固な連携を実現できるかは不透明だ。

 「ワンチームになることで、必勝に向けて頑張りたい」。牧山氏陣営の選対本部長を務める篠原豪氏(衆院1区)は6日夜、横浜市中区の県連前で語り、足早に会議室へと向かった。

 会合では、水野氏を支援してきた国会議員は総じて副本部長として迎えられ、牧山氏を挙党態勢で支える体制が決まった。「身内とはいえ、お互い敵のような存在だったが(合流による)わだかまりはない。まさに雨降って地固まるという感じだ」と県連関係者が語るように、共倒れを懸念する声が県連内に根強く、一本化したことで安堵(あんど)感が広がっているのが実態だ。

 水野氏陣営だった衆院議員は既に自身の支持者を回り、不出馬に頭を下げつつ「一本化した以上、牧山さんのトップ当選を目指したい」と鼓舞している。

 立民は少数与党に対峙(たいじ)する野党第1党にもかかわらず、躍進が続く国民民主党に押され気味で危機感が広がる。連合神奈川は国民が擁立する新人籠島彰宏氏を推薦した。立民の水野、牧山両氏はいずれも「支持」にとどめていたが、牧山氏に一本化しても推薦への格上げには慎重だ。

 推薦となれば県内全域の公営掲示場でのポスター貼りなど、人的サポートの度合いが大きく異なるだけに牧山氏陣営は何としても推薦を得たいとの思いがある。

 連合神奈川が推薦をためらう要因は立民県連で相次ぐハラスメント問題。水野氏の件より前にも県議会会派内のハラスメント問題が波紋を広げ、根絶に取り組む県連の姿勢を疑問視している。

神奈川新聞社

658OS5:2025/06/08(日) 18:28:37
>>559
https://news.yahoo.co.jp/articles/c7bd6a39e67570de8f9e34b9d507782042dc7ce5
維新が格闘家の久保優太氏を参院選比例代表に擁立と発表
6/8(日) 16:38配信
日刊スポーツ
5月4日、立候補を表明した久保優太氏

 日本維新の会は8日、7月に予定される参院選の比例代表に、格闘家の久保優太氏(37)ら2人の新人を新たに擁立することを決めたと発表した。

 久保氏はRIZINを主戦場に活躍してきた現役の格闘家。今年5月に東京ドームで行われた「RIZIN:男祭り」の試合終了後にリングにスーツ姿で登場し、「今年の7月、私久保優太は参院選に立候補しようと思います」と表明したが、政党については「まだ決まっていない」としていた。

 また、YouTube配信では「現役を引退するわけではありません。格闘家としてはリングにまだまだ上がり続けます」とした上で「本当に今、日本では苦しんでいる人たちが増え続けていて、こういった問題は、僕は政治に問題があるんじゃないかなと思っていて。だったら僕が政治家になって、みんなの代弁者となって、日本をより良い社会にしたいと思って、出馬することを決めました」と、立候補を決意した経緯を説明していた。

 これまでに<1>減税<2>少子化対策<3>高齢化対策<4>国防<5>北朝鮮の拉致被害者救済の5つの政策を発表している。<5>については、北朝鮮との独自のパイプを持っていた元参院議員、アントニオ猪木さんのように、RIZINというスポーツのパイプを通じた北朝鮮との外交に意欲を示していた。

659OS5:2025/06/08(日) 20:22:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/310e8be26293cee4831a061458cf93a619bf3640
韓国保守陣営オウンゴール政局のつけ 今後の希望は大票田の首都と若い世代の「再生の芽」 ソウルからヨボセヨ
6/7(土) 13:40配信


産経新聞
韓国の大統領選は大方の予想通り革新系「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)氏が当選した。保守政権の尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領が突然の戒厳令騒ぎで世論の袋叩きに遭い罷免された後なので、この政権交代は仕方ない。韓国の保守陣営にとっては、サッカー用語を借りていえば尹氏の一人芝居みたいな〝オウンゴール(韓国では自殺ゴール)政局〟のつけということになろうか。

楽勝となった革新系だが選挙期間中に驚いたことがあった。李在明候補支持の進歩的文化人の人気評論家、柳時敏(ユ・シミン)氏が保守系の金文洙(キム・ムンス)候補にケチをつけようと、その夫人を「高卒のくせに大統領候補夫人になって舞い上がっている」などと名指しで非難したのだ。もっと驚いたのは共に民主党や革新系がこの発言に口を閉ざしたことだ。文在寅(ムン・ジェイン)政権もそうだったが左翼・革新勢力には時代錯誤的なこんな古さが潜在している。

一方、負けた保守陣営だが今後に希望がないわけではない。得票率で見ると最大票田の首都ソウルでは保守票を合計すると過半数を占め、かつ世代的には30代以下に保守支持が多かったのだ。首都や若い世代に保守勢力復活、再生の芽はあるというわけだ。文政権以来、左翼・革新系が既得権層になっている面があるが、議会も支配している李在明新政権の〝独裁化〟をどう阻止するか?

(黒田勝弘)

660OS5:2025/06/08(日) 20:23:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/d46ee72100051d77411bdcc9572410779d0e7822
参議院選挙熊本選挙区、日本維新の会が立憲民主党新人の「自主支援」を白紙撤回…党本部で再検討
6/7(土) 11:36配信

読売新聞オンライン
読売新聞

 日本維新の会熊本県総支部は6日、今夏の参院選熊本選挙区(改選定数1)に立候補を予定している立憲民主党新人の鎌田聡氏(60)について、「自主支援」とする方針を白紙撤回した。全国の選挙区の状況を見ながら、党本部で再検討するという。

 県総支部は4日、鎌田氏に推薦などは出さずに応援態勢を取る自主支援の方針を決定した。しかし、党本部への報告が不十分だったとして、県総支部代表を務める奥下剛光衆院議員(大阪7区)が6日に来県し、同県益城町で緊急の会合を開いた。

 終了後、奧下氏は報道陣の取材に「組織的に手続きの行き違いがあった。全国では立憲民主党と候補者の一本化を調整している選挙区がある」と白紙撤回の理由を説明。一方で、「対自民党では(野党で)まとまる方がいいのは分かっている」との認識を示した。

 11日に開かれる党本部の選対会議で協議した後、県総支部として正式に方針を決めるという。

661OS5:2025/06/09(月) 09:40:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/634d602c0a6beba70a3dcb98928b4cded3276560
「悔しい、残念」維新と候補者調整で出馬とりやめ、参院和歌山で立憲
6/9(月) 7:00配信

朝日新聞
立憲民主党県連が参院選の擁立取りやめについて会見。立候補予定だった村上賀厚氏(右)と山本忠相県連代表が説明した=2025年6月8日、和歌山市七番丁、榊原織和撮影

 夏の参院選で立憲民主党と日本維新の会が和歌山と岐阜で候補者調整をしたことを踏まえ、立候補予定者を取り下げる側の立憲和歌山県連が8日、和歌山市内で会見を開いた。県連の山本忠相代表は「公認の権限を持っているのは党本部。非常に不服だが、組織の一員として致し方ない。従わざるを得ない」と話した。


 山本代表によると、先月27日に党の大串博志代表代行が和歌山を訪れ、党県連に対して、参院選の和歌山選挙区に立候補予定者だった村上賀厚氏(65)の公認内定を取り消す考えを伝えた。

 その席上で、大串氏から「(維新との候補者調整は)与党の議席を一つでも減らす大義にかなうことであり、理解して欲しい」などと説明を受けた。今回の候補者調整では、和歌山で立憲が、岐阜で維新が立候補予定者を取り下げる。

 山本代表は、立憲から立候補者がいなくなることについて「和歌山でリベラルな考えを持つ方の投票先はほぼなくなったと言って等しい。有権者に選択肢を示せないことは本当に申し訳ない」とおわびした。維新との候補の一本化は「野党共闘」ではないとし、政策や理念の違いから参院選で維新候補を応援する可能性は「ゼロ」と述べた。

 会見に先立ち、県連の常任幹事会が開かれ、参院選和歌山選挙区の対応を自主投票と決めた。参院選では、比例票の積み上げをめざす。

 村上氏は昨年の衆院選に和歌山1区から立憲公認で立候補し、落選。その後も和歌山市内で活動を続け、今年2月に夏の参院選和歌山選挙区への立候補を表明。党の野田佳彦代表も同席した。

 8日の会見に同席した村上氏は「断腸の思い。悔しい。残念で情けない」と話した。公認や党の支援がない選挙活動は困難と考え、無所属での立候補はしないと明言した。(榊原織和)

朝日新聞社

662OS5:2025/06/09(月) 15:51:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/c483c4d33ed937a2f6a91199b5ee9033497507b1
立憲民主の村上賀厚氏が出馬断念 維新と一本化で 参院選和歌山
6/9(月) 13:40配信


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毎日新聞
出馬断念を表明する村上賀厚氏(右)と、立憲民主党の山本忠相県連代表=和歌山市で2025年6月8日午後3時29分、駒木智一撮影

 夏の参院選和歌山選挙区(改選数1)に立憲民主党から出馬予定だった経営コンサルタント会社役員の村上賀厚氏(65)が8日、和歌山市内で記者会見し、出馬断念を正式表明した。立憲と日本維新の会の党本部が6日、和歌山、岐阜両選挙区の候補者の一本化を発表していた。ただ、会見に同席した立憲の山本忠相県連代表は「我々が維新の候補を応援する可能性なんて『ゼロ%』」と、選挙協力を否定し、一本化の効果は未知数だ。【駒木智一、安西李姫】

 村上氏は今月に入ってからも街頭活動などを精力的にこなしていた。会見で村上氏は「断腸の思い。残念極まりない事態になった」と苦渋の選択と強調。山本県連代表は「支援者におわびし、村上さんにも深く頭を下げたい」と謝罪したが、党本部に対しては「公認権を持つので従わざるを得ないが、和歌山の代表としては不服だ。怒りにも似た悲しみを持っている」と強い不満を示した。立憲県連は会見に先立ち、参院選を自主投票で臨むことを決めた。

 一本化に至った経緯について、立憲と維新の間で食い違いが生じている。維新県総支部の幹事長で、和歌山選挙区から出馬を表明している浦平美博氏(53)は「野党間での新しい試みとしての『予備選』が実現した」との立場を取り、オープンな形で一本化が実現したと主張する。一方、山本県連代表は「手法や前提条件について説明も合意も無かった。予備選なんてやった記憶は全くない」と、これを否定。「全国の1人区で最大の結果を出すために党が総合的な判断をした」と、和歌山での撤退はあくまでも党の戦略の一環に過ぎないとする。

 また、浦平氏は「撤退の判断をしていただいた村上さんに感謝を伝える場を設けてもらいたい」と話し、選挙戦での協力を見据えて村上氏側に会談を申し出ていると明かす。これに対し村上氏は「維新から『応援して』と言われても難しい。あり得ない話だ」と否定。山本県連代表も「目的がわからない。もし選挙目的であるなら、会う意味がない」と突き放す。

 立憲の最大支援組織の連合は困惑する。5月27日、立憲の大串博志代表代行が和歌山市を訪れ、県連幹部や連合和歌山の関係者と会談。出席者によると、大串代表代行が村上氏への公認予定の撤回を示唆したことで会合は紛糾し、連合和歌山幹部からは「人物本位で村上氏へ推薦を出した。維新とは根本的な政策が異なり、我々の票の行き場がなくなってしまう」と反発の声が上がったという。

 他に和歌山選挙区には自民党新人の二階伸康氏(47)、参政党新人の林元政子氏(51)、諸派新人の本間奈々氏(56)、無所属新人の末吉亜矢氏(54)と望月良男氏(53)も出馬を表明している。

663OS5:2025/06/09(月) 20:35:27
https://www.asahi.com/articles/AST6532RJT65OHGB001M.html
出馬に前向き? 裏金問題で自民離党の大野参院議員 ブログが波紋
有料記事

荻野好弘2025年6月6日 5時30分

 夏の参院選が近づき、岐阜選挙区(改選数1)で現職の大野泰正氏(66)の動向が注目されている。自民党派閥の裏金事件に絡んで在宅起訴され同党を離党。改選を迎えるが、立候補するか否かをまだ表明していないからだ。3選を目指し無所属で立てば、自民党公認の新顔と保守票を奪い合い、選挙結果を左右するとみられている。

 大野氏は昨年1月、政治資金規正法違反(虚偽記載)の罪で在宅起訴され、国会内で記者会見。関与を否認し、「やましいことはない。職責を果たす」と述べ、議員活動を続けている。

 今年5月中旬、自らのサイトで久々にブログを更新。「いまお伝えしたいこと」と題し、心境をつづった。

 「9月に初公判を迎える予定」と明かし、「(裁判が始まっておらず)潔白を証明する機会を与えられない厳しい状況にさらされていることは事実ですが、議席の重みを決して忘れることなく、日々の職務に全力で取り組んでおります」と記した。

664OS5:2025/06/10(火) 07:57:42
https://www.sankei.com/article/20250609-TQH7X5FXPZK6PPSSDZIEQNGX2Q/
「80歳の壁」の著者で精神科医の和田秀樹氏、政治団体「幸齢党」設立 参院選候補擁立へ
2025/6/9 21:01
「80歳の壁」の著者として知られる精神科医、和田秀樹氏(65)は9日、東京都内で記者会見し、政治団体「幸齢党」を設立し、夏の参院選に候補者を擁立すると発表した。和田氏は代表に就任する。自身は立候補せず、知名度向上に注力する。高齢者福祉の充実、無駄な医療費削減を掲げ「高齢者が元気な社会は若い人たちも夢が持てる」と訴えた。

立候補を予定する新人5人も会見に同席した。さらに候補者を増やし、選挙区と比例代表のどちらに擁立するか調整する。

665名無しさん:2025/06/10(火) 23:52:31
日本保守党、田中克和氏を公認せず推薦に 参議院選挙愛知選挙区、減税日本が公認
https://www.chunichi.co.jp/article/1080394

百田・有本と河村の確執が噂されるが、河村直系だから公認が下りず推薦に…

666OS5:2025/06/11(水) 12:50:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/86ff5ba320c9e72b780bf876432655706f82c311
「崖っぷち」「党がなくなる」政党要件ピンチの社民党 “主戦場”九州で強まる切迫感
6/11(水) 12:42配信

西日本新聞
街頭で演説する社民党の立候補予定者。「政党要件」を懸けた選挙戦が迫る=7日、宮崎市(撮影・神屋由紀子)

 前身の社会党時代から80年の歴史を持つ社民党が瀬戸際を迎えている。今夏の参院選で全国の得票率2%に達しなければ公選法上の政党要件を失い、次期国政選挙で制約を受けるからだ。村山富市元首相を生み、党首の出身地もある九州は、老舗政党の基盤となってきたいわば“牙城”。全国屈指の党員数を誇る福岡も含め、生き残りを懸けた戦いの主戦場になっている。

【写真】「ひとりを笑うな。」社民が少数逆手に取った自虐ポスター

 「組織が確実に小さくなり、党の発信力が弱まっている」。2日、福岡市であった参院選福岡選挙区(改選数3)に立候補予定の社民新人の事務所開きで県議は危機感を隠さなかった。

 社民が選挙区に擁立するのは九州では福岡のみで2022年に続き2回連続。自前候補の擁立を見送った19年は県内で16年から4万票近く減らした。「候補がいることで支持者の本気度が上がる」と県連合幹部。県内で2%獲得を最低ラインに設定し上積みを狙う。

 旧産炭地を抱え、かつて労働組合の隆盛を誇った福岡は「党員数が全国トップクラス」(社民関係者)。地方議員も多く、党内から熱い視線を送られている。

 公選法上の「政党」は国会議員5人以上か、直近の衆院選か参院選で選挙区または比例の得票率2%以上が要件。満たさなければ、衆院選小選挙区は比例と重複立候補できず、政見放送もできない。参院選で比例に候補を出すには、10人以上の擁立が必要になる。

 現在、所属議員3人の社民は昨秋の衆院選比例代表で得票率1・71%どまり。「もう後がない」(比例候補者)状況だ。今回の参院選で選挙区への擁立は福岡を含めて6人と少なく、4人を立てる比例での得票率2%の達成が「政党」維持へのハードルとなる。

 村山元首相の地元で革新のとりでと言われた大分でも切迫感が強まっている。「党の存亡を懸けた重要な選挙だ」。6日、大分市で開いた集会では出席者から「崖っぷち」「党がなくなる」との発言が相次いだ。

 最盛期に約700人いた党員は今や約100人。議員や党員の多くが立憲民主党に移った20年の“分裂”が響く。頼みの村山氏も101歳と高齢で応援に回るのは難しい状況。前回、福島瑞穂党首が稼いだ21万7千の個人票も今回は改選組でないため期待できない。

 その福島党首の出身地、宮崎でも「とっくに崖の下に落ちちょる。はい上がるしかない」と党関係者。参院選の主要論点となりそうな「令和のコメ騒動」や消費税減税といったテーマで有権者の関心を引くには至っておらず、長年の支持者に「平和と護憲」を説いて巻き返しを図る戦術だ。

 7日、宮崎市中心部で演説した比例代表の公認候補予定者は「社民党に大きな力を貸してください」と声をからした。 (華山哲幸、中野剛史、神屋由紀子)

667OS5:2025/06/11(水) 17:56:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/a8057a30400cf2cfa646662e80b002d59320a2b0
国民、山尾氏の擁立見送り 参院選
6/11(水) 17:38配信



時事通信
山尾志桜里元衆院議員=10日、東京都千代田区

 国民民主党は11日、山尾志桜里元衆院議員の参院選擁立を見送ることを決めた。

668名無しさん:2025/06/11(水) 17:57:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/7816fad728fc43207c17152f621cb528bc34ee5d
【速報】候補者選び難航していた参院選大阪選挙区の自民候補に柳本顕氏
6/11(水) 16:42配信


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コメント29件


関西テレビ
柳本顕氏

自民党は来月にも予定されている参院選の大阪選挙区に前衆議院議員の柳本顕氏を擁立すると発表しました。

自民党の大阪選挙区の候補者を巡っては太田房江参議院議員を擁立することを党本部が決定していましたが、太田氏が選挙を巡って別の議員に金銭の提供を持ち掛けたと一部週刊誌が報じていました。

これを受け、太田議員は「事実無根のいわれなき誹謗中傷を受け体調を崩した」として出馬を辞退し、自民党は候補者の公募を行っていました。

参院選大阪選挙区の立候補予定者は以下の通りです。(敬称略)

・橋口玲(立憲)
・杉久武(公明)
・岡崎太(維新)
・佐々木理江(維新)
・清水忠史(共産)
・渡辺莉央(国民)
・椛田健吾(れいわ)
・宮出千慧(参政)
・正木真希(保守)
・平理沙子(諸派)
・武内隆(諸派)
・橋口和矢(諸派)
・稲垣秀哉(諸派)
・東修平(無所属)

関西テレビ

669名無しさん:2025/06/11(水) 23:30:58

8485 :OS5 :2025/06/11(水) 12:39:51
2020年市長選選挙結果
東修平、無所属・現、当選。1万2970票。
土井一慶、大阪維新の会・新。7212票。

2024年市長選
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1224522282/8359
開票結果
当  9,989 銭谷翔 36 無新〈1〉 東後継
   8,891 渡辺裕 50 無新 

https://news.yahoo.co.jp/articles/737e90fbdeaabee8738ebc1a779ba8bcb2c4890a
参院選大阪選挙区 前四條畷市長の東修平氏が出馬表明 社会保障制度の改革に意欲
6/11(水) 11:25配信


 今夏に予定されている参議院選挙の大阪選挙区に、前・四條畷市長が立候補を表明しました。

 参院選大阪選挙区から無所属で立候補することを表明したのは東修平さん(36)です。

 東さんは2017年、28歳の時に当時全国最年少の市長として四條畷市長選に当選し、2期8年の市長を務めました。社会保障制度の改革を実現したいとしています。

 (東修平さん)
 「8年の実務経験があるからこそ、社会保障のような身近な問題、しかし根本的な解決が必要な問題に、私は徹底的に取り組みたい」

 改選数4の参院選大阪選挙区には東さんのほかに、立憲民主党、公明党、日本維新の会、国民民主党、共産党、れいわ新選組、参政党、NHK党、チームみらいなどから、12人が立候補を予定しています。

 また、自民党は現職の太田房江参議員の出馬辞退を受け、候補者の公募を行っています。

670OS5:2025/06/11(水) 23:52:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/34caf9ee7f06bc93982b15d4275dd4c5c33ab249参院選大阪選挙区の構図固まる、9党対決で激戦必至…自民は候補者選び曲折
6/11(水) 23:31配信

読売新聞オンライン
 今夏の参院選大阪選挙区(改選定数4)で、自民党が11日に候補者を決めたことで、主要各党の顔ぶれが出そろい、構図が固まった。国政政党9党が対決する全国屈指の激戦区となる。

 自民によると、公募には66人から応募があり、書類審査を通過した7人への面接を経て、新人で前衆院議員の柳本顕氏(51)の擁立が決まった。柳本氏は元大阪市議で、日本維新の会の看板政策・大阪都構想への反対運動を主導してきた。

 自民府連の青山繁晴会長(参院議員)は11日、読売新聞の取材に「公明正大に選んだ。決まった以上、府連としてはまとまって戦う」と語った。

 大阪選挙区は過去3回、4議席のうち維新が2議席、自民と公明党が1議席ずつを獲得してきた。

 今回は定数が1増えて4となった2013年参院選以降、最も多い9党が候補者を擁立。諸派や無所属も含め11日時点で15人が立候補を予定している。

 維新は今回も2議席獲得を目指し、4月に新人2人の擁立を発表。守島正・選挙対策本部長代行(衆院議員)は取材に「柳本氏になったことで、自民と維新の政策の違いを対比しやすくなる。大阪で実現してきたことを愚直に訴えていきたい」と話した。

 現職を立てる公明は昨年10月の衆院選で、府内の4小選挙区を失った。府本部の土岐恭生幹事長(大阪市議)は取材に「参院選はリベンジの戦いとなる。政府・与党の実績を訴え、完全勝利を目指す」と語った。

 候補者が乱立する中で、維新が2議席を維持できるかや、擁立が遅かった自民が1議席を守れるかが焦点となる。

 自民の候補者選びは曲折をたどった。

 自民は昨年10月の衆院選で、大阪で候補者を擁立した15小選挙区全てで敗北。同12月に府連会長に就任した青山氏は、府連が既に決めていた方針に沿って、党本部に公募の実施を求めてきた。参院選大阪選挙区には現職の太田房江氏(73)がいたが、太田氏も含めて選考することを想定していた。

 しかし、青山氏によると、党本部側は「現職優先」との考えが強く、公募の実施には太田氏と遜色のない候補者が応募する必要があるとの条件が示されたという。

 青山氏は人材のめどをつけたが、党本部は5月13日、太田氏の擁立を発表。青山氏は自身のブログで「石破総理(首相)が突然、府連に諮ることなく、参院選に介入された」と批判した。

 その後、「週刊ポスト」が、太田氏が2019年の参院選前に地方議員らへ支援を求め、見返りに資金を提供すると持ちかけたと報道。太田氏は否定したが、同月26日に体調不良などを理由に不出馬を表明した。大阪選挙区は全国で唯一、自民の候補者がいない事態となり、党本部が緊急で公募していた。

◇参院選大阪選挙区(改選定数4)の立候補予定者
柳本顕  51 自新
橋口玲  56 立新
杉久武  49 公現
岡崎太  57 維新
佐々木理江  42 維新
清水忠史  57 共新
渡辺莉央  30 国新
椛田健吾  44 れ新
宮出千慧  40 参新
正木真希  46 保新
稲垣秀哉  55 諸新
平理沙子  34 諸新
武内隆  62 諸新
橋口和矢  55 諸新
東修平  36 無新

(党派の並びは参院勢力順)

671OS5:2025/06/11(水) 23:53:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/3a7e3e8eb49b7a55555a107346f82149dbe24c5a
ドンデン返し 突然、山尾志桜里氏の内定取消←全47都道府県連に反対された 国民民主HPに山尾氏P残ったままドタバタ混乱
6/11(水) 18:38配信

デイリースポーツ
 参院選出馬会見を行った山尾志桜里氏=10日

 国民民主党が11日、参院選公認候補とすることを内定していた山尾志桜里元衆院議員に関して、急転、公認を見送ると発表した。

 榛葉賀津也幹事長の会見が、テレビの夕方ニュースなどで伝えられた。

 榛葉氏は、このほど行われた党の全国会議で、全国の都道府県連、全国の地方自治体議員から山尾氏の公認見送りの要望が続出したとし「全ての都道府県から山尾さんに関しては公認を見送ってほしい」との声があったとした。

 10日に山尾氏が開いた会見について、弁明のチャンスを与える意味合いもあったとし、疑惑を払拭する内容ではなかったと判断されたと説明した。

 党公式ホームページに候補予定者として、山尾氏のプロフィールページが残ったままのドタバタ劇となった。

672OS5:2025/06/11(水) 23:57:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/785156a07758c34980e0d95163da9b3c8231c0f3
参院選愛知選挙区…河村たかし衆院議員の公設秘書・田中克和氏が立候補を表明 日本保守党の公認得られず「推薦」に
6/11(水) 16:35配信
東海テレビ
記者会見する田中克和さん 2025年6月11日

 参議院選挙愛知選挙区に、河村たかし衆院議員の公設秘書の田中克和さんが、立候補を表明しました。

 6月11日に会見した田中克和さん(41)は、参院選・愛知選挙区に、地域政党・減税日本の公認で立候補します。

 田中さんは、2024年の衆院選では、日本保守党の公認で愛知5区から出馬し、今回の参院選でも、河村議員らが保守党本部に公認を申請していましたが、調整がつかず「推薦」となったということです。

田中克和さん:
「減税が本当に待ったなしだなと、あらためて前の衆院選も含めてすごく分かったところでございます。河村さんを信じる市民の皆さま、国民の皆さまのために、しっかりと早く成果を上げるような働きをしていきたい」

 改選数4の愛知選挙区は自民・立憲・公明の現職が改選を迎えるほか、国民・共産・れいわ・参政・社民などから立候補が予定されています。

673名無しさん:2025/06/12(木) 00:04:15
>「代表の私にも責任がある」
「にも」ということは 他の誰かに責任があるんですかねーーー


ttps://news.yahoo.co.jp/articles/d7b77f57a2dc31286bff6634263f63184c02eb43
国民・玉木氏 山尾氏の公認見送り「私にも責任」「対応遅かった」
6/11(水) 20:33配信
毎日新聞
党首討論終了後、記者の質問を受け、山尾志桜里氏の夏の参院選公認見送りを表明した国民民主党の玉木雄一郎代表=国会内で2025年6月11日午後6時56分、平田明浩撮影

 国民民主党の玉木雄一郎代表は11日、参院選比例代表での擁立を予定していた山尾志桜里元衆院議員の公認を見送った理由について「有権者、全国の支援者から十分な理解と信頼が得られないと判断した」と説明した。山尾氏の擁立は玉木氏が主導しており「代表の私にも責任がある」と述べたが、責任の取り方については「厳しく受け止めたい」とするにとどめた。国会内で記者団の質問に答えた。

 山尾氏は10日に記者会見し、過去の不倫疑惑などについても釈明したが、詳細についての回答を避ける場面も目立った。玉木氏は会見について「明確に答えにくい点があったことも、多分事実」とした上で、11日の党会合で党所属国会議員から「東京都議選や参院選を控えている中で、選挙を展開することが極めて難しい」などの意見があったと説明。「(山尾氏が)理解と信頼を得られるには至っていない」との認識を示した。5月14日に山尾氏の擁立を発表した当初から、過去の疑惑が再燃する懸念が指摘されていた点については「(対応が)遅かった、もっと別の対応があったのではないかという批判は真摯(しんし)に受け止めたい」と述べた。山尾氏には公認見送りを発表前に伝えたというが、反応については「相手があることで控えたい」と明らかにしなかった。【遠藤修平】

674OS5:2025/06/12(木) 00:12:00
有本香  日本保守党事務総長 24年衆院選東京(単独1位)落選
梅原克彦 元仙台市長 24年衆院選東京(単独2位)落選

https://www.sankei.com/article/20250610-6JUGLGCVGZJY7NX5JXNBXDJ3TE/
保守、参院選の大阪選挙区と比例代表に3新人
2025/6/10 22:02
日本保守党は10日、参院選の大阪選挙区と比例代表に新人計3人を擁立すると発表した。候補者は次の通り。(敬称略)

大阪 正木真希▽比例代表 有本香、梅原克彦

675名無しさん:2025/06/12(木) 00:13:16
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1171688/
参院選北海道選挙区 12人の出馬有力 改選数「3」で最多タイ見通し
則定隆史 田辺優月 会員限定記事
2025年6月11日 18:30(6月11日 21:03更新)
 参院選北海道選挙区(改選数3)は、11日までに12人が出馬を表明し、対決の構図がほぼ固まった。改選数が3に増えた2016年以降、候補者数は22年の前回選挙と並び最多となる見通し。乱立模様の選挙戦は当選ラインを引き下げるとの見方もあり、各陣営は支持獲得へ気を引き締める。
 自民党はともに現職の高橋はるみ氏(71)と岩本剛人氏(60)、立憲民主党は現職の勝部賢志氏(65)を擁立。ほかに新人で、日本維新の会のオカダ美輪子氏(45)、共産党の宮内史織氏(32)、国民民主党の鈴木雅貴氏(33)、れいわ新選組の野村パターソン和孝氏(40)、参政党の田中義人氏(53)、日本保守党の小野寺秀氏(61)が出馬を予定。政治団体のNHK党、日本改革党、チームみらいもそれぞれ候補擁立を予定する。
 参院選道選挙区は、改選数が2から3に増えた16年は10人、19年は9人、22年は12人が出馬した。今夏の参院選は、候補を擁立する政党や政治団体の数も2016年以降では最多の11となる見通し。維新、れいわ、保守は道選挙区に初めて独自候補を擁立する。
 候補者多数の選挙戦を前に、各陣営は支持層を固めるとともに無党派層の動向を注視する。道選挙区は40万票強が当選ラインの目安とされるが、自民の陣営関係者は「無党派層の票が各党に散らばれば40万を切るかもしれない」と分析。立憲道連幹部は「無党派層が多い札幌で票の争奪戦が激しくなるだろう」とみる。
 各党が道選挙区で擁立を競う背景には、参院選を機に道内での党勢拡大を図り、全国比例の得票を掘り起こす狙いもある。ある野党陣営の幹部は「道選挙区で当選圏に入るのは厳しいかもしれないが、有権者の選択肢となりえるよう存在感を示さなければならない」と話す。
( 則定隆史 、田辺優月

676OS5:2025/06/12(木) 00:15:40
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/576324
[参議院選挙・新潟2025]立憲民主党・森裕子氏が比例代表に初挑戦 ざわつく自民党、選挙区への影響警戒
2025/3/19 10:10
(最終更新: 2025/3/19 10:25)
 2025年夏の参議院選挙で立憲民主党公認の森裕子元参議院議員(68)が比例代表に初挑戦する。2016、22年の参院選新潟選挙区(改選数1)では社民や共産など各党と「野党共闘」で戦ったが、今回は協力が得られる見通しがなく、「未知の戦い」(森氏)となる。一方、新潟選挙区で新人候補を擁立する方針の自民党は、一定の知名度がある森氏と立民の現職候補予定者との連動で生まれる相乗効果を警戒している。

立憲民主・比例代表候補内定の森裕子氏「国民の生活が第一の政治を」
立憲民主党、森裕子氏を党公認の比例代表候補に内定
 22年の参院選で落選し、政治の表舞台から遠ざかっていた森氏が3月上旬、新潟市中央区で久しぶりに報道陣の前に姿を現した。会見で森氏は「全国的に活動を展開するが、活動の基本はこの新潟だ」と語った。

▽社民、共産は支援せず

 森氏は新潟市秋葉区出身で新潟市南区在住。01年の参院選新潟選挙区(当時改選数2)に旧自由党公認で立候補し初当選。旧民主党政権下では文部科学副大臣などを務めた。再び野党となった後も国会論戦で首相らを追及。16年の参院選新潟選挙区は、県内初となる共産を含む野党共闘の枠組みに支えられ、接戦を制した。

 2025年夏の参院選で、立民県連は新潟選挙区に現職の打越さく良(ら)氏(57)を擁立する予定だ。県連は参院議員を3期18年務めた森氏の知名度や人脈は打越陣営にとってもプラスになるとみる。県連の米山隆一幹事長は「2人の活動を生かし合い、他の比例候補の選挙にも役立つよう態勢をつくりたい」と力を込めた。

 ただ全国比例の選挙は森氏にとって初めて。「選挙区選挙とは全く違う」と覚悟を口にする。これまで森氏を支えた社民、共産は新潟選挙区では立民の打越氏を支援する方向だが、比例代表では様相が異なる。

立憲民主党県連の常任幹事会で、参院選比例代表への決意を述べる森裕子氏(左)=新潟市中央区

 国会議員が現有3議席の社民は公選法上の政党要件の維持が懸かるため、票の掘り起こしに必死だ。県連の長部登代表は「崖っぷちの戦い。今回は森氏を応援できない」と言い切る。

 比例代表の候補がいる共産党も立場は変わらない。県委員会の樋渡士自夫委員長は「全国区で競争する。森氏への支援は全くない」と述べた。

 加えて立民最大の支持団体である連合も比例代表に労働組合の組織内候補を抱える。連合新潟の小林俊夫会長は「組織内候補と同じ全国比例で戦う森氏の支援は難しい」と悩ましい表情を浮かべた。

▽自民、「タッグ」に警戒

 永田町でも一定の存在感があった森氏の立候補表明に、新潟選挙区で新人の中村真衣氏(45)を立てる方針の自民はざわつく。県連の岩村良一幹事長は「森氏は新潟県が主戦場になり、多くの票を集めるだろう」と警戒。ある自民県議は「打越氏とタッグを組んで自民への批判を展開されるとマイナスだ」と漏らした。

 参院選新潟選挙区には他に参政党新人の平井恵里子氏(46)が立候補を予定している。

<メモ>参院選で有権者は選挙区と比例代表で1票ずつ、計2票を投じる。比例代表は候補者名でも政党名でも投票でき、ドント式で各党に議席を配分する。候補者の得票順に当選する「非拘束名簿式」が原則だ。一方で各党は優先的に当選が決まる「特定枠」も使用できる。

677OS5:2025/06/12(木) 15:10:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/509119df9e09d457c8fc66fcf980eeeaf4ccbab3
「出馬要請は玉木代表本人」山尾志桜里氏 怒りのハシゴ外し暴露 何度も延期ゴタゴタ→出馬会見同席を拒否され「辞退なら同席」と言われた 反撃2400字声明
6/12(木) 14:07配信


デイリースポーツ
 山尾志桜里氏

 国民民主党から参院選公認内定を取り消された山尾志桜里元衆院議員が12日、X(ツイッター)に声明文書を掲出。10日に出馬会見を行った翌日に急転内定を取り消される事実上のハシゴ外しに、怒りの2400文字長文で内幕を暴露した。

【写真】こんなに蜜月だったのに 先月にはそろって笑顔&ガッツポーズの玉木代表と山尾志桜里氏

 「昨日6月11日、国民民主党の両院議員総会において、事実上の公認取消の決定を受けました。国政への再挑戦を決意しておりましたが全国比例代表候補として、その場に立つことは叶いませんでした」と伝えた。

 声明によると、昨年末に玉木雄一郎代表から国政復帰の誘いがあり、今年に入って玉木氏から具体的な参院選出馬要請があり、玉木氏と榛葉賀津也幹事長の2人と面会して正式要請を受けたという。

 「悩み抜いた末」に決断したとし、「今回の両院議員総会での公認取消決定は大変残念です」とした。

 4月23日に「公認決定」の連絡があったが、党から発表先送りと、予定していた玉木代表、榛葉幹事長同席の記者会見も見送りたいとの要望があったという。「予定通りが望ましいのではないか」と意見を伝えたが、党の判断に任せたという。

 その後、「SNS等での批判の沈静化」「愛知県内における私の政治活動に対する愛知県連所属国会議員からの強い懸念」「他の候補者との一斉発表」などを理由に、「複数回の発表先送りの連絡」があったという。

 5月14日に発表。街頭活動にも参加し、玉木代表とマイクを握った。政治活動を進めることが可能となり、6月7日に後援会や支援者と事務所開き。

 持ち越しとなっていた出馬会見は、早期開催を希望しながら党判断を待ち、6月10日実施が決まった。

 ここで玉木代表と榛葉幹事長の同席を希望したが、「辞退会見であれば同席するとのお答えは大変残念でした」と明かした。

 会見後「24時間も経たないうちに『公認取消』の性急な結論を頂戴したことには正直驚きました」とした。

 「あきらかに執行部主導でご要請を受け擁立頂いたにも関わらず、執行部の責任において判断せずに、両院議員総会での決定という形をとる点にもかなり違和感がありました」と指摘した。

678名無しさん:2025/06/12(木) 22:29:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/a2f611b56dbdeeae9fe9a143a8df80222f66fb4e
各党幹部が相次いで岩手入り 政権の命運を握る1人区重視 参院選
6/12(木) 15:48配信


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毎日新聞
総決起大会に出席した自民党の森山裕幹事長=盛岡市で2025年6月7日午後2時3分、山田英之撮影

 今夏の参院選岩手選挙区(改選数1)に候補者を擁立する自民、立憲民主、参政の3党幹部が、相次いで岩手県入りしている。衆院で過半数を割る少数与党の石破茂内閣は、参院選で負ければ政権交代につながりかねない。改選数2以上の選挙区は、与野党が議席を分け合う傾向にあるのに対して、全国に32ある1人区の結果は選挙全体の勝敗を左右する可能性が高い。政権の命運を握る1人区を各党が重視している。

 岩手選挙区に立候補を表明したのは、自民党元職で元復興相の平野達男氏(71)=公明党推薦▽立憲民主党現職で元パラリンピック選手の横沢高徳氏(53)▽参政党新人で会社員の及川泰輔氏(46)。

 自民の森山裕幹事長は6月7日、盛岡市内で開かれた平野氏の総決起大会に出席。消費税が社会保障の財源になっていることを説明したうえで「財源がどこにあるのか議論して、裏付けをしないと消費税を簡単に下げたり、ゼロにしたりするなんて、あり得ない話だ」とクギを刺した。参院選に向けて「日本の政治を自民党と公明党の連立に託してもらいたい。政治の信頼を取り戻し、難しい時代を乗り切って行ける政治を進めたい」と支持を呼びかけた。

 立憲の小川淳也幹事長は5月11日、盛岡市内であった党県連大会で「この夏の決戦に向けて、改革を前に進めるのか、それとも後退させるのか、大きな問いを持って臨みたい」と呼びかけた。終了後の取材で岩手選挙区を「常勝区」と表現し、「1人区の野党候補は少ない、あるいは1人に越したことはない。協力いただける所、難航している所があるのは事実だが、最後まで野党候補を絞り込むことに努力したい」と野党共闘の実現に強い意欲を示した。

 参政の神谷宗幣代表は5月11日に盛岡市内で党の集会に出席し、「我々には何かの団体や組織が裏に付いていない。党員のやる気がなくなったら終わる党だ。他のどの党とも野合しない」と強調した。及川氏とともに街頭に立ち、「民営化が正しいと言って郵便局を民営化したが、国営化した方がいい。地方に公務員は必要だ」と主張。経済対策について「減税は一丁目一番地。積極財政と金利を上げないことを組み合わせて、地方経済を強くする」と演説した。【山田英之】

679名無しさん:2025/06/12(木) 22:30:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/a082f6c7a21c82b6cad7db35b98b229b62ede8c6
「自分から誘っておいて…」玉木代表の裏切りにブチギレた山尾志桜里氏の“逆襲”が始まる  周囲に「事務所開きをした後であんまりだ」と怒りを吐露
6/12(木) 10:24配信


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デイリー新潮
山尾志桜里氏、玉木雄一郎代表

「そもそも私から出たいと言ったわけではない。玉木さんから誘われたから出馬を決意したのに、あんまりじゃないか」。山尾志桜里氏は周囲にこう怒りをぶちまけているという。国民民主党の擁立が報じられてから1カ月、山尾氏は記者会見を早く開きたいと考えていたが、「待て、待て」と言い続ける玉木雄一郎代表に言われるがまま従ってきたという。そのはてに起きた“裏切り”。“不倫コンビ”の盟友関係は完全に決裂してしまった。

【写真を見る】“美魔女”と呼ばれていた頃の山尾志桜里氏

 ***

一夜明けて“想定外”の展開に…
「もし仮に党の方で取り下げの決断をされたときはどう対応されますか」

 2時間半に及んだ6月10日の釈明会見終盤。記者に問われ、山尾氏は口ごもりながらこう答えた。

「うーん、ちょっとすみません、あまりそういうことを想定していないので…。すみません、想定しておりません!」

 だが、「想定外の事態」は翌日には現実のものとなった。

 11日午後、国民は両院議員総会で山尾氏の公認内定取り消しを発表した。前日の会見で山尾氏が8年前の不倫について全く説明をしようとしなかったことを受け、山尾氏本人と党に批判が殺到。これ以上「山尾ショック」を引きずったままでは来る都議選、参院選を戦えないと判断したのである。

待ちきれず、記者会見を強行しようとしていた山尾氏
 同日夜、ぶら下がりに応じた玉木氏は「色々な過去は誰にもあります。そんな中で常に挑戦できる再チャレンジを用意することは政治の仕事だと思います。ただ、今回は理解と信頼を得られなかったと認識しています」と山尾氏を庇いつつも、致し方ない判断だったと強調した。

 本人の反応を問われると、「事前に本人には伝えています。反応は相手のあることなので控えたい」。玉木氏が山尾氏の反応を言えなかったのも無理はない。冒頭で伝えた通り、山尾氏は納得していないどころか、玉木氏にブチギレているというのだ。

 国民民主関係者が語る。

「記者会見を開かずに逃げ続けていると山尾さんは批判され続けてきましたが、本当はもっと前から開きたがっていた。それを『待ってくれ』と止めてきたのは玉木氏です。玉木氏が3日の定例会見で山尾氏について問われ、『会見をするべき』と発言した後も“待て”は続いた。しびれを切らした山尾さんは、最終的には党の許可なしに自分で場所を取って強行する構えまで見せていたのです」

 なぜ玉木氏は「待て」と言い続けたのか。

「もう山尾さんを抱えていたままでは持たない、どこかで公認を撤回せざるを得ないと考えていたからでしょう。ただ、山尾さんからすれば、だったらもっと早く言ってくれということ。事務所開きをして、玉木さんと並んだ写真を貼った選挙カーまで用意し、ポスター・チラシを作った後でそれはないでしょう、と」(同)

山尾氏の“逆襲”が始まる? 
 今月に入って山尾氏は以前住んでいたことのある東京・吉祥寺に事務所を構え、マスコミも呼ばずに事務所開きをしたばかりだった。

 別の国民民主関係者は「今回の混乱の責任はひとえに玉木さんにある」と断じる。

「自分がグラドルとの不倫のピンチを切り抜けたから、山尾さんの8年前の不倫も“過去の過ち”で乗り越えられると甘く見ていたのでしょう。玉木さんは山尾さんの心が折れ、自ら降りると言ってくれることを期待していたのではないか。しかし、山尾さんはご覧の通りサンドバッグ状態になろうとも我を通し続けた。『動物の餌』失言も重なり、党内での玉木さんの求心力は急激に低下しています」

 そして、山尾氏の“逆襲”が始まるのではないかと懸念する。

「山尾さんは少なくとも、選挙の準備にかかったカネだけはなんとかして欲しいと考えているようです。ただ、カネだけで彼女の怒りが収まるとは思えない。この間に玉木氏と交わしてきた話をどこかに全て暴露する展開も十分に考えられる。山尾さんが玉木批判に転じたら、『山尾ショック』は鎮火どころかさらに燃え盛り、選挙戦は厳しい展開を余儀なくされるでしょう」(同)

 国民民主党はまさに“不倫まみれ”になって、ますます沈下しかねない様相を呈してきたのである。

 関連記事【記者会見を開くも「やっぱり不倫は否定」 2時間半逃げ続けた山尾志桜里氏に望月衣塑子記者が珍しく優しかったのは「演劇友達だったから」】では、記者会見の緊迫した模様と、会見に参加した東京新聞の望月記者の質疑が珍しく“優しかった”ワケについて報じている。

デイリー新潮編集部

新潮社

680OS5:2025/06/13(金) 11:49:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/e87811d3f9be953031d820f3c3558e85420fca7a
【決戦前夜 参院選くまもと㊤自民党】コメ価格高騰で逆風、備蓄米放出で友好団体のJAは… 熊本県内の首長交代で足場に変化も
6/12(木) 9:09配信

熊本日日新聞
自民党熊本県連の定期大会で、夏の参院選に向けて気勢を上げる立候補予定者や党所属議員ら=8日午後、熊本市中央区(谷川剛)

 「チーム熊本は自民党再生のお手本です。圧倒的な勝利の先に、もう一度国民の信頼を得る道は必ず開けます」

 8日、熊本市中央区のホテルであった自民熊本県連の定期大会。夏の参院選に向け、小野寺五典党政調会長が県連の結束に賛辞を贈ると、会場から拍手が沸き起こった。

 2024年10月の衆院選で、自民は全国で公示前から65議席を減らし、与党で過半数割れに追い込まれた。しかし、県内では全4小選挙区で現職が当選。野党に比例復活も許さない完勝で「自民王国」の盤石さを見せつけた。

 県議会の7割以上を占める県議をはじめ市町村長、100を超える友好団体による組織戦が奏功した。

 県連大会では、衆院選を率いた前川收会長(県議)や三役の続投も決まった。必勝体制で3選を目指す現職の馬場成志氏は「熊本のためにこれまで以上に地味に、しっかりと仕事をさせていただきたい」と訴えた。

 だが、ここにきて自慢の組織力に影響を及ぼしかねない逆風が強まっている。コメ価格の高騰だ。

 消費者の不満の高まりを受け、石破茂政権は政府備蓄米の放出を進める。小泉進次郎農相は随意契約による放出を打ち出し、県内でも7日に店頭販売が始まった。5キロ税込み1944円で売り出した熊本市東区の店舗には約800人が列をつくった。

 備蓄米の放出を巡っては、価格の抑制につながると評価する声の半面、党内の農林族には異論も渦巻く。小泉氏の農政に対する改革姿勢を不安視する生産者もいる。

 6万人の会員を抱え、自民県連で最大の友好団体であるJAグループ熊本の政治団体・県農業者政治連盟の幹部は「小泉さんに反発する人もいる。特に2千円台での放出を良く思っている人はほぼいない」と生産コストに見合わない低価格に顔をしかめる。

 「政府は生産者のことを分かっているのかと不安な農家も多い。厳しい意見も多いが、丁寧に説明するしかない」。JAかみましき組合長などを務めた自民の藤木眞也参院議員(非改選)もため息交じりに話す。

 備蓄米を買えなかった消費者からは「政府にはコメの値下げや海外産米の輸入を求めたい」と恨み節が漏れる。生産と消費の現場で有権者の思いが揺れる。

 友好団体とともに、自民の組織戦を支えるのが県内の市町村長だ。

 5月下旬の馬場氏の選対事務所開き。県市長会長の荒木義行合志市長は「住民生活に密接に関わる首長にとって、政権が安定することは大事。自民が政権の座にいてもらいたい」と協力関係をアピールした。

 ただ、不安要素もある。前回の22年参院選からの3年の間に、新たに12人の首長が誕生。一気に〝世代交代〟が進んだ。

 中でも、荒木泰臣前嘉島町長の死去は大きかった。町長を37年間務め、全国町村会長や県町村会長、自民の町支部長も担った取りまとめ役の不在に、上益城郡を中心に集票力の低下を心配する声もある。

 前川会長に動じる様子はない。「新人とベテランの違いはどこでもある。新しい首長が別の候補を応援する様子はない。影響はあまりないと思う」(参院選取材班)

 参院選は7月3日公示、20日投開票が有力視される。半数ずつ改選となる参院選は通常、政権の「中間評価」と位置付けられる。しかし少数与党で迎える今回の選挙は、政権の在り方も左右する政治決戦の様相を呈する。全国32の改選1人区の一つで、与野党候補が激突する熊本選挙区の現状を追った。

【熊本選挙区の予想の顔触れ】

馬場成志  60 元総務副大臣  自 現(公推)
鎌田聡   60 党県連代表   立 新
山口誠太郎 36 税理士事務所員 参 新

 ※氏名、年齢、肩書、党派、現職・新人の別。推薦・支持する政党があれば( )で。
  党派は自=自民党、立=立憲民主党、公=公明党、参=参政党

681OS5:2025/06/13(金) 11:50:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/38ad558f42ec3f10538838a0ace530439e37846e
【決戦前夜 参院選くまもと㊦立憲民主、参政党】連携、伸長…「風」つかめるか 
6/13(金) 9:39配信

熊本日日新聞
立憲民主党が擁立する鎌田聡氏(左)の応援に駆け付けた野田佳彦代表=5月31日、熊本市西区

 「自民党の声しか通らない熊本でいいのか」。5月31日、熊本市西区のJR熊本駅前。夏の参院選熊本選挙区(改選数1)に出馬する立憲民主党新人の鎌田聡氏の応援に入った野田佳彦代表は、熊本県内での議席奪取を訴えた。

 昨秋の衆院選で与党が過半数割れし、石破茂政権は野党の協力が不可欠な政権運営を余儀なくされてきた。野田氏は「頑張れば私たちが予算も法律も変えられるようになってきた」と永田町の変化を強調。夏の政治決戦を見据え、「保守地盤が一番強いところで勝てば政権交代が現実的になる。熊本は最重点区だ」と踏み込んだ。

 鎌田氏の出馬表明は5月上旬と出遅れたが、関係者の期待感と一体感は高まっている。

 労組出身で県議を26年間務めた鎌田氏は、2016年の参院選から続く県内の野党連携で調整役を担ってきた。立民の候補者選定が長引く中、党代表代行で選挙対策委員長を務める大串博志衆院議員(佐賀2区)が肝いりで口説いた〝本命〟だった。

街頭演説で有権者にアピールする参政党の神谷宗幣代表(中央奥)と立候補予定者の山口誠太郎氏(中央手前)=7日、熊本市中央区

 こうした経緯から、立民を支援する連合熊本(約5万6千人)を中心に国民民主党と社民党の県組織を加えた4者が鎌田氏を支える。共産党県委員会は公認候補者並みという「自主的支援」。事実上の野党統一候補として支援体制は整いつつある。

 野党は国会対応で足並みがそろわず、全国的には熊本のような1人区で候補者が競合する地域もあるが、県内は一線を画す。「戦いの構図はすっきりしている」と野田代表。鎌田氏も「決して小さくない多様な声を国政に届ける責任がある」と力を込める。得票の目標は「35万票以上」を掲げた。

 だが、近年の国政選挙の結果を見ると、高いハードルであることが分かる。参院選で40万票前後を集める自民候補に対し、野党系候補は16年が約27万票、19年が約26万票。22年は約15万票に落ち込んだ。昨年の衆院選比例代表の県内得票は自民・公明両党の計約34万票に対し、立民、国民、共産、社民4党の合算でも約24万票にとどまる。

 立民の前身の旧民主党が参院選熊本選挙区で勝利したのは2007年。「政治とカネ」や年金記録不備問題などで自民政権への不信が全国に広がり、民主に第1党を奪われる歴史的惨敗を喫した。熊本では衆院議員も務めた松野信夫氏が風をつかみ、約8千票差で自民候補を退けた。

 松野氏は今回、鎌田氏の選対本部長を務める。コメ問題に取り組む小泉進次郎農相の人気を警戒しつつ、「組織票だけだととても勝てないが、石破政権は物価高対策に有効な手を打てていない。参院選は最後にどちらに風が吹くかだ」と勝機をうかがう。

 

 参政党新人の山口誠太郎氏は熊本市内を中心に街頭演説を開き、消費税の段階的廃止などを訴える。

 山口氏自身の知名度は高くない。ただ、参政は熊本に初めて候補者を立てた22年の参院選では約3万票を比例で獲得。それを昨年の衆院選では約4万票に伸ばし、勢いを増す。23年の統一地方選では県議も誕生した。

 7日に来熊した神谷宗幣代表は「熊本は党の得票率が高い。前回の少なくとも2倍、できれば3倍取ってほしい」と意気込んだ。(東誉晃、川野千尋)

682OS5:2025/06/13(金) 21:00:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/f68e7f65280a9ed7faaa241f0eac391fb2ab44d1
自民、鈴木宗男氏の擁立検討 参院選比例代表、党内に異論も
6/13(金) 19:50配信

共同通信
鈴木宗男参院議員

 自民党が夏の参院選比例代表に、鈴木宗男参院議員(無所属)の擁立を検討していることが分かった。関係者が13日、明らかにした。鈴木氏は2019年の参院選で、日本維新の会の比例代表候補として当選したため、いったん議員辞職した上で自民が公認する段取りを想定している。党内には異論もあるため、執行部は慎重に調整する。

 地盤の北海道を中心に高い知名度の鈴木氏を擁立することで、比例票や2議席獲得を目指す北海道選挙区(改選数3)で票の上積みを図りたい考えだ。

 鈴木氏は13日に石破茂首相と官邸で面会した。14日には北海道で後援会拡大役員会を開き、参院選への対応を協議するとみられる。

683OS5:2025/06/13(金) 21:01:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/403478e1d2368d2ac64cd5691b71a0971f3e0376
宮口氏が参院選出馬断念 立民公認漏れ離党
6/13(金) 14:15配信
時事通信
宮口治子参院議員

 立憲民主党を離党した無所属の宮口治子参院議員(49)=広島選挙区=は13日、改選を迎える夏の参院選への出馬を見送ると自身のX(旧ツイッター)で表明した。

【主な経歴】宮口 治子(みやぐち はるこ)氏

 
 宮口氏は買収事件を受けた2021年の再選挙で諸派から初当選。立民に入党したが、立民が広島選挙区での改選2議席独占は困難と判断して今回の参院選の公認候補をもう1人の現職に一本化したため、1月に離党した。

684名無しさん:2025/06/15(日) 18:08:31
二藤部氏、参院選比例出馬へ れいわの元大石田町議
https://www.yamagata-np.jp/news/202506/14/kj_2025061400326.php

685OS5:2025/06/16(月) 10:56:13



https://news.yahoo.co.jp/articles/a5ee992aa4ec187695423fecb6cdaaee1dc1fbc6
れいわ新選組が元衆院議員の擁立発表 大激戦の参院選東京選挙区
6/16(月) 10:35配信
日刊スポーツ
れいわ新選組から参院選東京選挙区に立候補することが発表された山本譲司元衆院議員(撮影・中山知子)

 れいわ新選組は16日、山本太郎代表が国会内で会見し、7月の参院選で最大の激戦区となる東京選挙区に、元衆院議員の山本譲司氏(62)を擁立すると発表した。山本氏も同席した。


 山本氏は菅直人元首相の秘書や東京都議をへて、衆院議員を務めた。衆院議員在職中、秘書給与流用疑惑が指摘され、その後政治資金規正法違反で逮捕、起訴され、懲役1年6月の実刑判決を受けた。出所後は、出所者や生活困窮者への就労支援や生活支援活動を行ってきたことで知られ、メディアの発信も多い。

 山本代表は会見の冒頭で「元国会議員です。逮捕されています。刑務所に入っています」と紹介。「法務省などと、さまざまな仕組みを変えていくということの先頭に立たれてきた。刑務所に入っていた人の社会復帰が難しい中、数千人に及ぶ人の生活を支えてきた方だ」と、述べた。

686とはずがたり:2025/06/17(火) 09:04:25
共産、立民との選挙協力に前のめり 共闘の「基盤」安保関連法、軌道修正も残る食い違い
https://news.yahoo.co.jp/articles/1867f3a600b5f7f6922c74b4211f157e0e7fc487?source=sns&dv=sp&mid=other&date=20250616&ctg=dom&bt=tw_up
6/16(月) 20:10配信
産経新聞

共産党の小池晃書記局長(千田恒弥撮影)

夏の参院選で32ある改選1人区を巡り、共産党が立憲民主党との選挙協力に前のめりになっている。共産は昨年10月の衆院選では安全保障関連法の「即時廃止」が否定されたことを理由に野党共闘を限定的にしたが、ここに来て「違憲部分の廃止を確認できた」と軌道修正してきた。共産が勝敗に影響を及ぼせる改選1人区で選挙協力することで、立民を中心とした「野党の枠組み」に戻りたい思惑がある。

小池晃書記局長は16日の記者会見で、共闘に向けて安保関連法への共産の考え方が変わったのかを問われ、「共産は変わっていませんよ」と断言した。小池氏は衆院選当時、立民の野田佳彦代表が安保関連法の即時廃止を否定したと主張し、「『それは違うでしょう』ということを言ったわけだ」と述べた。

これに先立ち、野田氏は13日、記者団から衆院選前後で安保関連法への考え方が変わったのかを確認されると、「立民は『違憲部分の廃止』とこれまでも言っている。言っていることを変えているつもりはない」と反論した。

その親密さから「立憲共産党」とまで揶揄された両党だが、双方の言い分が食い違う。ことの発端は共産側にありそうだ。

共産の田村智子委員長は昨年9月に衆院選方針を確認した際、野党共闘の現状を「立民によって共闘の基盤が基本的に損なわれている」と断言した。野田氏の安保関連法に対する発言を「『すぐには廃止できない』『違憲部分の検証が必要だ』などと存続に道を開く」と批判した。

衆院選で共産は289の小選挙区のうち半数弱の142に候補者を擁立して立民とも戦ったが、結果は公示前の10議席から8議席に落とした。衆院選後、共産は「野党の枠組み」から外され、国会での孤立が目立つ。「自力不足」が敗因と分析するが、参院選で急回復させるのは難しい。

田村氏は12日の記者会見で、野党共闘を優先するために立民の安保関連法の姿勢を受け入れたのではないかと問われると、「政治は動きがあり、不変のものではない」と語った。(千田恒弥)

687OS5:2025/06/17(火) 11:59:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/43a4492eda83af0cbcfb5997fa9475649eee6868
内海聡代表は神奈川、大西恒樹氏と藤村晃子氏は比例 無所属連合が参院選に10人擁立発表
6/17(火) 7:00配信


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産経新聞
記者会見する無所属連合の(左から)内海聡代表、大西恒樹共同代表、藤村晃子氏=16日、東京都庁(渡辺浩撮影)

政治団体「無所属連合」は16日、夏の参院選に、既に公表済みの立候補予定者も含め10人の擁立を発表した。内海聡代表は神奈川選挙区から、大西恒樹共同代表と藤村晃子氏は比例代表で出馬する。

無所属連合は「日本および個人の自主独立を理念とする緩やかな連合組織」としている。東京都庁で記者会見した内海氏は「10人は政治家以外の分野で活動してきた各界のインフルエンサー的な立場だ。知恵を国政に生かしたい」と話した。

公認候補は次の通り。(敬称略、いずれも新人)

【選挙区】群馬 井田雅彦▽千葉 中野智彰▽東京 辻健太郎▽神奈川 内海聡▽静岡 山口香苗▽大阪 橋口和矢▽兵庫 高橋秀彰▽広島 谷本誠一

【比例代表】大西恒樹、藤村晃子

688名無しさん:2025/06/17(火) 15:31:44
【速報】参院選滋賀選挙区、立民が佐口佳恵氏の擁立取りやめ 国民の候補に一本化へ 「野党共闘」へかじ
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1496611

夏の参院選滋賀選挙区(改選数1)で立憲民主党は17日、新人で滋賀県議の佐口佳恵氏の擁立を取りやめ、国民民主党の候補者に一本化すると発表した…

689OS5:2025/06/17(火) 18:18:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/1eac64355d0b67be1efa560e0f62ff50c3995560
立憲・国民が滋賀で候補者一本化 参院選控え 佐賀・岐阜では国民が立憲候補を支持
6/17(火) 16:12配信

テレビ朝日系(ANN)
夏の参議院選挙を控え、立憲民主党と国民民主党は滋賀選挙区において候補者を一本化することを発表しました。

立憲主民主党 大串代表代行
「国民民主党さんと競合のある県においても、こういった形で整理がついたということで、参議院選に向けた準備をこうやって整理をつけた形で加速していきたい」

 滋賀選挙区では立憲が佐口佳恵氏の立候補を取り下げ、国民民主の堀江明氏に一本化しました。

 滋賀選挙区はそのほか、自民党の宮本和宏氏、日本維新の会の岡屋京佑氏、共産党の佐藤耕平氏、参政党の中田あい氏、諸派の菅原良雄氏、無所属の藤井隆一氏が立候補を表明しています。

 これに対して国民民主は、立憲の立候補者である岐阜選挙区の服部学氏を、佐賀選挙区の富永明美氏を、それぞれ支持することを決めました。

 岐阜選挙区ではそのほか、自民党の若井敦子氏、共産党の三尾圭司氏、参政党の瀬尾英志氏、諸派の小池裕之氏が、佐賀選挙区ではそのほか、自民党の山下雄平氏、参政党の下吹越優也氏、諸派の松尾芳治氏がそれぞれ立候補を表明しています。

テレビ朝日

690OS5:2025/06/18(水) 20:30:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a1021312b8778030f5f3181e6ccdb045944aa4b
立民が候補取り下げ、国民に一本化 佐口氏「兄弟政党で割りたくない」 参院選滋賀選挙区
6/18(水) 19:41配信

産経新聞
佐口佳恵氏(左)の参院選候補取り下げを発表する立民滋賀県連の今江政彦代表=大津市

立憲民主党滋賀県連は18日、参院選滋賀選挙区(改選数1)に擁立していた県議、佐口佳恵氏の候補取り下げを発表した。野党共闘に向け、国民民主党県連が擁立している候補に一本化する方針。佐口氏は「兄弟政党なので(票を)割りたくない」と述べた。

連合滋賀は5月8日の記者会見で、野党共闘の一本化候補を国民民主党が擁立している元県職員、堀江明氏にすると発表。候補者調整を促していた。

これを受け、立民の党本部は今月17日、佐口氏の候補取り下げを発表。大串博志代表代行は、代わりに国民が候補を擁立していない岐阜、佐賀両選挙区で立民候補が国民県連の支援を受けると説明した。

18日記者会見した立民県連の今江政彦代表は、「(党本部の方針を踏まえて一本化する。(政権与党に)過半数割れを起こさせたい。ご理解いただきたい」と発言。国民県連と今後、具体的な協議に入るとした。

日本維新の会や共産党など他党との連携の可能性については、「何らかの形で一本化し、自民党を倒すのが(野党共闘の)目的」とする一方、今回候補を取り下げたことで「(実現に向けた)交渉のカードがない」とも述べた。

会見に同席した佐口氏は「残念か残念でないかと言われれば残念だが、(選挙戦は)一人でできるものではない。戦う相手は政権与党。党本部の判断を信頼している。(一本化の)条件が整ったのであれば従いたい。不満は一切ない」と述べた。

滋賀選挙区には他に、自民の元守山市長、宮本和宏氏▽維新の元新聞記者、岡屋京佑氏▽共産の党県委員、佐藤耕平氏▽参政党の内装工事業、中田あい氏▽NHK党の警備員、菅原良雄氏▽元小学校教諭の藤井隆一氏―が立候補を表明している。改選を迎える維新現職の嘉田由紀子氏=1期目=は比例代表に回る。

691OS5:2025/06/18(水) 21:10:42
https://www.sankei.com/article/20250617-B44UCLWAAVKTHLM42TKOXWJPJI/
れいわ舩後靖彦氏、参院選出馬せず政界引退へ 「次の世代に託したい」 難病のALS患者
2025/6/17 22:23
重い障害のあるれいわ新選組の舩後靖彦参院議員(67)は17日、国会内で記者会見し、夏の参院選には立候補せず政界を引退する意向を表明した。「年齢や体力を考慮し、次の世代に託したいと考えた」と説明した。難病「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」患者で発話ができないため、パソコンの自動音声の読み上げや秘書による代読を組み合わせて質問するスタイルで、活動を展開した。

舩後氏は会見で「ごく一部の強い男性しか活動できないのは、国権の最高機関の姿として健全とは思わない。だからこそ頑張ってきたが、体力的にもさらに6年間は難しいと考えた」と、パソコンの音声読み上げを使い語った。

れいわ新選組が2019年の参院選で、比例代表で優先的に当選が決まる「特定枠」を活用して初当選した。舩後氏らが大型車いすを利用するため、本会議場の議席の改修といった参院のバリアフリー化も進んだ。

692名無しさん:2025/06/18(水) 21:22:45
香川維新の町川順子、無所属出馬
https://ameblo.jp/machikawa38/entry-12911240028.html

693名無しさん:2025/06/20(金) 00:02:59
【速報】立民、共産が参院選での協力で一致
https://www.47news.jp/12745579.html

 立憲民主党の野田佳彦代表と共産党の田村智子委員長は19日、国会内で会談し、参院選での協力で一致した。改選1人区での候補者調整を視野に協議を進める。

694OS5:2025/06/20(金) 09:37:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/02acb98182c2a48d16668d8d95b84aebd571b56d
参院選まで1カ月 茨城選挙区 現新8氏の争いへ 2議席巡り前哨戦
6/20(金) 7:00配信


茨城新聞クロスアイ
上月良祐氏、小沼巧氏、北崎瀬里奈氏、高橋誠一郎氏、桜井祥子氏、酒井明男氏、石井憲一郎氏、牧山康志氏(左上から時計回り)

7月20日が有力視される参院選の投開票まで、あと1カ月に迫った。茨城選挙区(改選数2)は19日までに、現新8氏が立候補を表明。自民と立憲民主の両党が分け合う「指定席」を堅持するか、新たな勢力が割って入るかが注目される。各陣営は7月3日の公示を見据え、足場固めや知名度向上など前哨戦を繰り広げている。

現職で立候補を表明しているのは、3選を狙う自民の上月良祐氏(62)、2回目の当選を目指す立民の小沼巧氏(39)2氏。新人では、日本維新の会の北崎瀬里奈氏(35)、共産の高橋誠一郎氏(30)、参政の桜井祥子氏(41)、政治団体「NHK党」の酒井明男氏(49)、政治団体「日本改革党」の石井憲一郎氏(58)、無所属の牧山康志氏(64)の6氏。

上月氏は公認を受ける自民党県連の「50万票以上」を目標に、党地域支部などを巡り足場を固める。水戸市内で14日に開かれた県連青年局の大会で「日本が世界で存在感ある国になり、茨城が大切な役割を果たせるよう力を合わせて頑張りたい」と意気込んだ。

小沼氏は政府の物価高対策などが不十分とし、「ごじゃっぺな政治をただす」と茨城弁のスローガンで支持を訴える。5月には推薦を受ける連合茨城主催の総決起集会で、立民県連や候補者擁立を見送った国民民主党県連幹部とともに旧民主系の議席維持を誓った。

北崎氏は社会保険料の国民負担軽減や教育環境の充実、議員報酬カットなどの「身を切る改革」実現を訴える。7日には維新の前原誠司共同代表が水戸に入り「企業団体献金の禁止や教育無償化を実行してきた」と実績を強調した。

高橋氏は昨年の衆院選茨城1区の挑戦に続き出馬。「若い力」をアピールし、若年世代への支持拡大へ、SNS(交流サイト)を通し発信する。原発ゼロや消費税減税などを掲げ、「暮らしを守り、生活を支える政治」の実現を訴える。

桜井氏は東京都出身、茨城県龍ケ崎市在住。14日に同県つくば市内に事務所を設け、支持者らを前に「思いを背負って戦っていきたい」と意気込みを語った。週末は県南地域を中心に街頭演説を重ね、SNSを活用した知名度向上にも力を入れる。

酒井氏は栃木県宇都宮市在住。東日本大震災時にトラック運転手として緊急支援物資を運んでいた際、メディアによる偏向報道があったと批判し、「公共放送の役割や受信料制度を有権者に伝える」と、抜本的な見直しを訴える。

石井氏は2023年の水戸市議選に続き立候補。国政選挙は初の挑戦。消費者の手取りを増やすとして、消費税や外国人の生活保護支給の廃止を主張。憲法9条についても「国防に当たる自衛隊の活動の妨げになる」と、廃止を訴える。

■牧山氏が出馬表明

牧山康志氏は19日、県庁で記者会見し、無所属で立候補すると表明した。選挙は初めて。5月に政治団体を立ち上げた。国債が増え続ける現状や低い食料自給率の問題などを上げ、「多くの国民が政治に参画する仕組みを作りたい」と話した。

茨城新聞社

695とはずがたり:2025/06/20(金) 15:36:21
創業以来初 国内最大規模の精米工場が24時間フル稼働 広島・東広島市
https://news.yahoo.co.jp/articles/05403d70d8c0e48f5fda8291c3bfa853b72fec6b?source=sns&dv=sp&mid=other&date=20250620&ctg=loc&bt=tw_up
6/19(木) 18:59配信
広島テレビ ニュース

広島テレビ放送

 政府備蓄米の流通が広がるなか、国内最大規模の精米工場を持つ東広島市の企業では備蓄米を受け入れ、18日からは夜通しの精米に追われています。

■武信和也社長
「においはあまりないですね。古米臭はあまりしないですね、この米は」

 状態を確認しているのは、政府が備蓄していた玄米です。コメの卸をおこなう東広島市の食協には、国内最大規模の精米工場があります。12日からスーパーなどが随意契約で購入した備蓄米を受け入れ、精米を開始しました。その量は、現在1日100トンに及びます。

 工場はフル稼働です。24時間体制で精米から搬出までをおこなうのは、創業以来初めてのことです。消費者になるべくおいしい米を届けることに気を配りながら精米をしているといいます。

■武信和也社長
「古米臭が出ると消費者の皆さんが嫌われる部分があるので、そのためには精米の仕方、においがあれば少し削って市場に出していかないとクレームになったらいけませんので」

 精米された政府備蓄米は20日から、ゆめタウンなどに並ぶ予定です。

(2025年6月19日放送)

696名無しさん:2025/06/21(土) 22:55:35
政治資金事件の大野泰正議員 夏の参院選立候補せず 岐阜
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagoya/20250621/3000042050.html

自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる事件で、政治資金規正法違反の虚偽記載の罪で在宅起訴され、自民党を離党した参議院岐阜選挙区選出の大野泰正・参議院議員がこの夏の参議院選挙に立候補しない意向を表明しました。

参議院岐阜選挙区選出の大野泰正議員は、2022年までの5年間に自民党の旧安倍派から5154万円のキックバックを受けたにもかかわらず、みずからが代表を務める資金管理団体の収入として記載していなかったとして、政治資金規正法違反の虚偽記載の罪で去年1月に在宅起訴されました。

大野議員は自民党を離党したあとも議員を続けていましたが、国会が、事実上、閉会した21日、みずからのブログでこの夏の参議院選挙に立候補しない意向を表明しました。

立候補しない理由について、大野議員は、「無所属になってからは今までの80%位のパフォーマンスになってしまい、つらかった。この状態が改善できないまま、議席をお預かりすることは皆様のお心に応えることが出来ない」などとしています。

岐阜選挙区は定員が1人で、新人5人が立候補を予定しています。

697OS5:2025/06/22(日) 00:19:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/71f845370672867f1f52b420b8a169262fb81bf0
政治離れのひずみ抱え低投票率、参院選「合区」10年の現実 わが県の候補がいない事態も
6/21(土) 22:00配信

産経新聞
夏の第27回参院選は、隣接県が一つの選挙区となる「徳島・高知」「鳥取・島根」の合区が設けられて10年となる。選挙区が広く候補が十分に浸透を図ることが難しいうえ、地元とつながりがない候補の戦いとなるケースもあり、4県では導入前に比べ投票率の低下傾向が続く。地元は解消を求めるが、今回も合区は継続。各選挙管理委員会は若者層を中心に、投票率のアップを目指している。


■にじむ危機感

「一般的に合区された選挙区では、有権者の候補者に対する興味関心の希薄化等による投票率の低下傾向が懸念されている」

徳島県が公募型プロポーザルで行う参院選の啓発事業。今年4月に選管が公表した仕様書は、合区の弊害を明記。こうした状況を踏まえた啓発内容を業者に求めた。

選管の懸念には理由がある。過去3回の参院選の県内投票率は、第24回(平成28年)=46・98%▽第25回(令和元年)=38・59%▽第26回(4年)=45・72%。24回は徳島を地盤とする候補の争いだったが全国ワースト2位。逆の構図の25回は30%台に落ち込み、全国最下位となった。

26回は投票率はアップしたが、順位は2回連続で全国最下位。いずれも合区導入前の第23回(平成25年)の49・29%を下回っている。

さらに高知が地盤の2候補が争った令和5年の参院補選は、23・92%と県内の国政選挙で過去最低を更新。今回も出馬の意向を示しているのは高知が地盤の候補らで、選管は「大変な状況」と危機感をにじませる。

■「解消すべき」だが…

程度の差はあるが、合区の導入以降、投票率の低下傾向が続くのは他の3県も変わらない。

「明確な打開策があれば、もうとうに提案させていただいていることでありますが…」

6月6日の高知県の知事会見。浜田省司知事は四国知事会議が採択した合区解消を求める緊急提言をめぐり、解決策が見いだせない状況の質問に苦笑を浮かべた。

合区は「一票の格差」是正のため、平成27年に施行された改正公職選挙法に盛り込まれた。しかし「都道府県ごとの意見が国政に届けられなくなる」などの意見に加え、投票率の低下が顕在化。地方や全国の知事会などは解消を求めている。

合区の弊害は論議を進める参院の改革協議会でも共通の認識。「選挙制度に関する専門委員会」が令和6年6月にまとめた報告書は「合区の不合理は解消すべきとする意見が大勢」と結論付けた。

しかし選挙制度の枠組みについて「都道府県単位の選挙区と全国比例の維持」と「ブロック制の導入」で会派の意見が分かれ検討は続行。「憲法改正等の抜本的な対応により、必ず合区を解消」(中国地方知事会の共同アピール)という地元の要望は、先が見通せないままだ。

■ターゲットは若者

4県の選管は、投票率が低い傾向にある若者層と子育て世代への働きかけが課題と認識。特に若者をターゲットとした取り組みを強めている。

徳島県選管はこれまでも県内の大学や高専での出前選挙講座などを開催していたが、今回はさらに若者層への情報発信を強化。検索すると選挙や投票に関する情報をまとめたページが最初に表示される「ランディングページ」の新設や、イラストを使った啓発動画の作成を進めている。

また高知県選管も啓発イベントに、若者の選挙啓発団体のメンバーに参加してもらい「若者から若者へ」の呼びかけをアピール。若者層を意識したラジオの生放送での〝本音トーク〟なども計画している。

島根県選管は「ポスターのキャッチフレーズを若者を意識したものにする予定」で、鳥取県選管も7月上旬に県内2大学での啓発活動を計画。こうした取り組みの効果が注目される。(堀川晶伸)

698OS5:2025/06/22(日) 00:23:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/72a4ad915e9f882383401dd9ea9d0f4c24bc9e74
「自民党立て直す」23年ぶり復党の鈴木宗男氏 参院選比例区出馬へ
6/21(土) 19:00配信

朝日新聞
記者団の取材に応じる鈴木宗男・前参院議員=2025年6月21日午後3時54分、札幌市、日浦統撮影

 自民党に復党して今夏の参院選比例区からの立候補が決まった鈴木宗男・前参院議員(77)は21日、札幌市での政治セミナー後、記者団の取材に応じ、「日本と自民党を立て直す思いで選挙戦に臨む」と語った。23年ぶりの自民党復党について「戻れてよかった。少しでも恩返ししたい」。参院選道選挙区の自民2候補についても「賢明な、公平な判断をして、間違いなく2人を勝ち抜かせたい」と支援する姿勢を示した。

699OS5:2025/06/22(日) 00:25:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb956f90e900bde31ea3532a6bc14e4fde0f7806
参院選〝ドロドロの膿〟大阪自民の舞台裏 太田房江氏公認に渦巻いた反対「のけぞるほど」
6/21(土) 13:00配信

産経新聞
参院選で擁立する候補について記者会見で説明する自民党大阪府連の青山繁晴会長(中央)=5月11日、大阪市中央区

7月3日公示、20日投開票見込みの参院選で、全国で唯一自民党の候補予定者が決まっていなかった大阪選挙区(改選数4)の構図が固まった。公認を巡り大阪府連と対立した自民党本部は、いったん公認を内定した現職の太田房江氏の出馬見送りに伴い、異例の緊急公募を実施。応募者66人をふるいにかけ、柳本顕(あきら)元衆院議員の公認を決めた。出遅れ挽回へ知名度を重視した形だが刷新感に乏しく、府連は柳本氏のイメージチェンジに躍起だ。

【写真】太田房江氏、参院選不出馬を表明 「いわれなき誹謗中傷、ストレス障害と診断」

■公募は「既定路線」

「府連会長になって半年。これほどドロドロの膿はない。日本をどうするかというのが(国会議員の)使命なのに、諍(いさか)いの話ばかり。(公募による公認決定は)小さな最初の一歩だ」

青山繁晴府連会長は今月16日の記者会見で、公認決定にあたっての府連内の状況をこう評した。

緊急公募の期間は5月29日〜6月4日。後述する曲折を経て選挙直前になったが、公募実施は、府連内でいわば「既定路線」だった。

■最下位当選「衝撃」

きっかけは、令和元年参院選だ。現職の太田氏は55万9千票余を得て最終枠の4位。上位3人は維新の新人と現職、公明現職で、自民の地方議員は「2位で通ると思っていた。4位は衝撃だった」と明かす。

追い打ちをかけたのが3年と昨年の衆院選。いずれも自民は候補を擁立した府内15小選挙区で日本維新の会に全敗した。

自民府連関係者によると、太田氏は政治資金収支報告書への派閥パーティー収入の不記載があり「このままでは参院選も惨敗する」との危機感が強まった。府連は昨年12月の青山氏の会長就任前に公募実施を決定。「会長がのけぞるほど(太田氏公認に)反対の声が強かった」(青山氏)といい、青山氏は、現職も申請可能な公募の実施を党本部に申し入れた。

■内定直後に疑惑報道

しかし、あくまで「現職優先」の党本部は、公募に後ろ向き。出馬に意欲を示す太田氏は地方議員らへのあいさつ回りをこなし、今年4月の府連役員連絡会で批判が噴出した。出席者によると、太田氏は政治活動の一環だと釈明したが、府連が公募を求める中で、さも公認が決まっているかのような振る舞いに不満と困惑が広がった。

転機は5月中旬。党本部が太田氏の公認を内定した直後、週刊誌が太田氏の疑惑を報じた。

記事は、太田氏が元年参院選の前に地方議員らに選挙支援の見返りとして資金提供を持ち掛けたという内容で、太田氏は全面的に否定。代理人弁護士も「事実無根」とした上で「議員の政治活動を妨害する目的で意図的に虚偽の事実を捏造(ねつぞう)したものと推測」されると批判した。太田氏はその後、「ストレス障害」と診断されたとして出馬見送りを表明した。

■「公正な選定」に自信

党本部の森山裕幹事長や木原誠二選対委員長、青山氏らが選考委員を務めた緊急公募で、1次選考(書類審査)を通過したのは柳本氏のほか、府議や元自衛官ら計7人。2次選考の面接では政策立案力や知名度、話しぶりなどを選考委員がそれぞれ5段階で無記名評価し、総合点数が最も高かった柳本氏を選出したという。青山氏は「今までなかった公正な選び方だった」と胸を張る。

その柳本氏は平成11年の大阪市議補欠選挙で政界入り。維新の看板政策である大阪都構想の是非を問う27年の住民投票で反対派の急先鋒(せんぽう)となった。令和元年参院選に立候補するはずだったが、参院選の3カ月前に予定された大阪市長選を巡り、自民府連からの要請を受け入れて出馬し、敗退した。3年衆院選で初当選し、衆院議員を1期務めた。

■「ニュー柳本」浸透は

青山氏は柳本氏の公認決定後、自身のブログの読者から「都構想に反対する人というイメージしかなく、刷新感ゼロ」と指摘されたことに触れ、柳本氏には「(固い)イメージが染みついているから『ニューアキラ』で行け」と伝えたという。

その上で府連政調会長を務める柳本氏の政策力を評価し「こちらは王道に戻って政策勝負。主権者に響くような新しい柳本さんを出すことが肝心だ」と訴えた。

柳本氏はさっそく交流サイト(SNS)で「#ニュー柳本」を発信し、拡散を狙っている。府連関係者は「曲折があったが、公平公正に選ばれた候補で刷新感を打ち出し、組織一丸となって戦う」と力を込めた。

700OS5:2025/06/22(日) 00:26:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d6d5f427900b0d0159cd3d78217b4dd36648b7a
自民・森山幹事長のお膝元「負けられない」 参院選鹿児島、4陣営すでに臨戦態勢 勇退する尾辻前議長の娘「気合入れ直し」 共産と参政も虎視眈々
6/21(土) 11:30配信


南日本新聞
参院選の準備に追われる立候補予定者の事務所=20日午後、鹿児島市(画像は一部加工しています)

 通常国会が20日事実上閉幕し、7月3日の公示が想定される参院選は事実上の選挙戦がスタートした。鹿児島選挙区(改選数1)に立候補を予定する4人の陣営は臨戦態勢に入った。

2万円は「食費にかかる1年間の消費税負担額だ」自民・森山幹事長、首相表明の参院選公約「国民一律給付」根拠を説明

 自民党元職の園田修光さん(68)は衆院3区エリアやオンラインで支持拡大に奔走した。「党幹事長が地元にいる中での戦い。負けるわけにはいかないと本人も気合十分。できることは全てやる」と陣営幹部。スタッフは、決起集会の案内作成をはじめ、公示後の行程表作りに取りかかる。

 鹿児島市にある無所属新人尾辻朋実さん(44)の事務所は、月内に薩摩川内市や鹿児島市など4カ所で開く集会で配る資料の準備に追われた。本人は姶良市や日置市であいさつ回りに励んだ。幹部は「気合を入れ直し、やり残したことがないように万全の準備をする」と意気込む。

 共産党新人の元県議・松崎真琴さん(67)の陣営は、鹿児島市で22日に開く500人規模の決起集会に向け準備を進める。25日には同市で事務所開きを予定。陣営責任者は「無党派層への浸透を目指し、県内全域に本人の考えを届けたい」と語り、チラシの全戸配布を検討する。

 参政党新人の牧野俊一さん(39)は党のたすきをかけ、職場まで数十キロの道のりを自転車通勤してアピール。党員たちは各地でつじ立ちをしたり、チラシを配ったりした。陣営幹部は「昨年の衆院選と比べて党の認知度が上がっている。注目されているので気を引き締めたい」と話した。

南日本新聞 | 鹿児島

701OS5:2025/06/22(日) 00:32:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/7581e701198b39da5d1662d0b61ba87562384697
「7月20日投開票」向け激戦区は臨戦態勢…与党は1人区がカギ・野党は関西多数でバッティング
6/21(土) 5:00配信

読売新聞オンライン
集会であいさつする参院選の立候補予定者(岡山県内で)

 通常国会の会期末(22日)を前に、与野党は「7月3日公示、20日投開票」の日程が想定される参院選に向けて臨戦態勢に入っている。与党が改選、非改選を合わせて過半数を維持できるのかが最大の焦点で、激戦が予想される選挙区では、候補者が動きを活発化させている。

【表】一目でわかる…参院選「1人区」で想定される与野党対決の主な構図

 衆院で少数与党の自民、公明両党は、参院で過半数(125議席)を維持するために必要な50議席以上の獲得を目指している。カギを握るのが、全国に32ある1人区の勝敗だ。

(写真:読売新聞)

 岡山選挙区(改選定数1)では、自民の現職が不出馬を表明し、後継の新人が議席維持を狙う。20日は岡山市内で、推薦を受ける公明の集会に出席し、「小さな声を聞いて政策に変えていくのは、(与党である)自民と公明にしかできない」と呼びかけた。

 集会後、読売新聞の取材に「参院でも少数与党となれば政策が実現できず、混乱を生む。なんとしてでも議席を得たい」と述べた。

 公明は、14人が立候補を予定して激戦が予想される兵庫選挙区(改選定数3)を「最重点選挙区」と位置付ける。

 再選を目指す現職は20日、国会審議が21日も行われることになった影響で地元に戻れず、夜に神戸市内で予定していた街頭演説を見送った。陣営幹部は「(候補者が多いため)埋没しかねず、厳しい情勢だ。選挙戦では、有権者に響くよう、実績を強く訴えていく」と話した。

 衆院選に続き、参院選でも与党の過半数割れを目指す野党だが、関西では多くの選挙区でぶつかり合う。

 9人が立候補を予定する京都選挙区(改選定数2)では20日、立憲民主党の新人が業界団体のあいさつ回りをした。今回は非改選の福山哲郎参院議員(府連会長)と街頭演説を重ねており、取材に「どういう風が吹いても、地道にやるべきことをこなす」と語った。

 共産党は同選挙区で、現職が3選を目指して出馬を予定する。党にとって関西唯一となる選挙区での議席で、党府委員会の渡辺和俊委員長は「3選に向けて全力を尽くしたい」と話した。

 日本維新の会は、吉村洋文・大阪府知事が昨年12月に代表へ就任し、初の国政選挙となる。比例選も含めて「6議席以上」の獲得を目標に据えており、達成には本拠地・大阪選挙区(改選定数4)での2議席維持が不可欠となる。

 維新は党内で「予備選」を実施し、4月に新人2人の擁立を決めた。このうち1人は20日朝、堺市内の街頭で、私立高校の授業料無償化など維新が取り組んできた政策に触れ、「政治が変われば、生活が必ず変わる」と力を込めた。

 大阪・関西万博が開催中で、吉村氏は参院選の期間中も万博関連などの公務の合間を縫って街頭に立つ予定。20日、記者団に「公務を優先しながらも、選挙活動はしっかりやっていきたい」と述べた。

 香川選挙区(改選定数1)で国民民主党から立候補を予定する新人は20日、香川県丸亀市内で街頭に立ち、「賃金の上昇が物価上昇に追いついていない。ガソリン代などを引き下げ、手取りを増やしたい」と訴えた。

 同県は玉木代表が地盤としている。党は勢いの低下が指摘されているが、新人は取材に「代表のお膝元で負けるわけにはいかない」と語った。

702名無しさん:2025/06/22(日) 00:32:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/f5c7e7c3a4a6b682888fd3cbb6cbc744156f31f8
公明党の山口那津男・元代表、政界引退を表明…自民の尾辻秀久・前参院議長らも
6/20(金) 23:26配信

読売新聞オンライン
公明党の両院議員総会で斉藤代表(左)から花束を受け取る山口那津男・元代表(20日、国会で)=三浦邦彦撮影

 公明党の山口那津男・元代表(72)(参院選東京選挙区)は20日、国会内で開いた党会合で夏の参院選に立候補せず、政界を引退すると表明した。山口氏は「皆さんに支えていただいた。いただいた恩を次の世代に送り伝えたい」と謝意を示した。

 山口氏は2009年の衆院選で落選した太田昭宏代表(当時)の後任として代表に就任し、公明が再結成した1998年以降、最長となる8期15年代表を務めた。2012年12月の政権復帰後は安倍、菅、岸田の3内閣を支え、食料品などの消費税率を8%に据え置く軽減税率の導入や、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた一律10万円給付などを主導した。

 「なっちゃん」の愛称でも親しまれ、昨年9月の代表退任後も選挙の応援演説などに引っ張りだことなっていた。山口氏は後輩議員を前に、「公明の持ち味は、政策実現力だ」と訴えた。

 自民党の尾辻秀久・前参院議長(84)や、衛藤晟一・元1億総活躍相(77)も参院選に出馬しない。

703OS5:2025/06/22(日) 00:35:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/c5015951640940df0a9cb3bb7c2e009024d93c33
鈴木宗男氏が自民に復党 移籍制限ルール作ったのは25年前の自分
6/20(金) 20:00配信

朝日新聞
自民党への復党が決まった鈴木宗男参院議員(当時)=2025年5月24日、札幌市、日浦統撮影

 鈴木宗男参院議員が23年ぶりに自民党に復党し、今夏の参院選の比例区で立候補することが20日、決まった。「私は自民党で生まれ育ってきた男」とかねて公言する鈴木氏。復党が事実上の国会閉会日というぎりぎりのタイミングまでずれこんだのは、国会法で政党間の移動が制限されているからだ。

 鈴木氏は2023年にロシア訪問を巡って日本維新の会を離党して無所属となった。以来、古巣への復党に並々ならぬ意欲をみせていた。ただ、国会法は「比例代表で当選した議員は他の政党に移籍すると、失職する」というルールがある。

 鈴木氏は19年の参院選で維新の比例代表で当選しているため自民党に移籍すれば、直ちに職を失う。このため、改選期を迎えているのに、なかなか古巣への移籍を表明することができなかった。

 実は移籍制限のルールをつくったのは25年前の鈴木氏だった。

 1996年に拘束名簿式比例代表を導入した総選挙で、新進党(当時)から比例区で当選した議員が10日後に離党して自民党に入党したことが批判を浴び、問題視された。

 これを受けて、自民、公明、保守、自由、民主の5党が2000年に国会法と公職選挙法の改正案を共同提案した。

 衆院議員だった鈴木氏は議場で、改正の理由をこう説明した。

 「比例代表選出議員が当選後、当該選挙で争った他の政党などに移動することは、有権者の意思に明らかに背くものであることから、これを禁止することとした」

 それから四半世紀。提案した本人が、移籍制限ルールのせいで難渋することになった。(日浦統)

朝日新聞社

704OS5:2025/06/22(日) 00:36:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b8c06aa22c462d6c2c4c76182da09cbd8dd014c
参議院選挙香川選挙区に町川順子氏が立候補を表明/香川県選管の立候補予定者説明会には6陣営が出席【香川】
6/20(金) 19:02配信


TSCテレビせとうち
(写真:TSCテレビせとうち)

7月の投票が確実視されている参議院選挙香川選挙区に、政治団体代表で新人の町川順子さんが6月20日、無所属で立候補する意向を表明しました。
町川さんは香川県三木町出身の66歳です。これまで6回国政選挙に挑戦。去年の衆議院選挙では香川1区から日本維新の会の公認候補として立候補しました。
今回は維新から公認が得られなかったことなどから6月に離党。無所属で出馬します。
選挙では価高対策や貧富の格差是正、消費税の廃止やベーシックインカムの導入などを訴えます。
なお、香川県選挙管理委員会はこの日、立候補予定者を対象にした説明会を開きました。出馬を表明している5陣営と、さらに1陣営の合わせて6陣営が出席しました。

705OS5:2025/06/22(日) 00:37:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc517686a3490fe30a8d5948a6994b9814878856
【特集】参議院選挙鹿児島選挙区 世代・立場・理念が交差する戦い 保守の継承か刷新か地域の選択に注目
6/20(金) 18:54配信
KYT鹿児島読売テレビ

鹿児島読売テレビ

7月20日に投開票が行われる見通しの参議院選挙です。改選1議席の鹿児島選挙区にはこれまで新人と元職の4人が名乗りをあげていて選挙戦に向けて動きが加速しています。

■父の意思を継ぎ 無所属で挑む尾辻朋実氏
尾辻朋実氏

(無所属・尾辻朋実氏)
「父が一生懸命守ってきた政治の 小さな光みたいなものを守り続 けたい」

自民党の現職で今期限りで引退を表明している尾辻 秀久前参議院議長の三女で元秘書の尾辻朋実さん(44)自民党の公認候補争いに敗れたものの出馬への思いを断ち切れず、立憲民主党や、連合鹿児島の推薦を受け、無所属で立候補する予定です。

事務所開きには秀久さんの妹で朋実さんの叔母、尾辻 義さんなど元自民党県議も姿を見せました。自民党の関係者によりますと、秀久さんもかつての支援者に直接、電話をかけ娘の応援を呼び掛けているようです。保守系の1部の団体からも推薦を受けています。野党からの支持を得て立候補することについて本人は…

(無所属・尾辻朋実氏)
「お叱りの声を受けてもこの頑固で小さな体一つに身いっぱい私が受けて真正面、先頭を切って走ってまいる。虫の目に徹することを約束する」

秀久さんがたびたび口にしていた「虫の目」朋実さんも、様々な角度から物事を見たいと話します。政府への批判も。

(無所属・尾辻朋実氏)
「米を年間いくら作るかは政府が 決めていること。政府が管理し ていること。政治家が責任を持 たなければならない話。どうし てこうなったのか今の政権には 説明する必要は少なくともある 」

■自民公認で再挑戦 園田修光氏が出馬へ
園田 修光氏

朋実さんとの公認争いを制し、自民党から出馬するのが元・参議院議員の園田 修光さん(68)公明党の推薦も受け戦います。

( 自民公認・園田修光氏)
「今回公認を頂いて戦うことができて私自身うれしく思う」

自民党の友好団体など600の推薦を取り付け、陣営は保守の票が尾辻さんに流れる懸念はないと自信を見せます。

( 自民公認・園田修光氏)
「今回の参院選どうしても 負けられない。相手候補よりはしっかりと国政の中で仕事 ができるんだという自信はある んです」

決起集会には、自民党の森山 裕 幹事長をはじめとする県選出の国会議員、自民党員など約1600人が集まりました。園田さんの同期、菅 義偉 元総理も駆け付けました。自ら社会福祉法人を運営する中で現場の課題を肌で感じていると訴えます。

( 自民公認・園田修光氏)
「年金の問題や医療の問題であったり、介護も子育ても、そういうことを参議院では中心にやらせていただいて、10年先の日本を見据えた制度をしっかり作っていくこれが責任を持った政治の在り方だ」

706OS5:2025/06/22(日) 00:37:54

■共産党公認・松崎真琴氏4度目の国政挑戦へ
松崎真琴氏

日本共産党県委員会の書記長を務める松崎 真琴さん(67)

(共産公認・松崎真琴氏)
「参議院選挙鹿児島選挙区で立候補する決意をした」

党の公認を受け立候補を表明しました。県議を4期16年務めた松崎さん。国政への挑戦は4回目です。無所属で立候補を表明している尾辻さんとの野党共闘を公示日の直前まで模索するとしていますが限られた時間の中、足並みを揃えるのは難しそうです。

(共産公認・松崎真琴氏)
「私たちの願いを含めて託せるのか託せる候補者であるのかしっかり見極めたいと思うし国民の県民の皆さんの選択肢の一つとして存在したいという気持ちもある」

「戦争のない平和な日本と世界」を政策に掲げる松崎さん。今月14日に開いた集会では、馬毛島への自衛隊施設やさつま町の弾薬庫の整備などをあげ「戦争反対」を訴えました。

(共産公認・松崎真琴氏)
「政府は私たちに攻められたらどうすると投げながら大軍拡を進めているが、このような軍事対軍事の対応で私たちの平和は本当に守ることができるでしょうか」

■参政党公認・牧野俊一氏 「観客席ではなくコートへ」政治参加への強い決意
牧野俊一氏

(参政公認・牧野俊一氏)
「観客席ではなくコートの上に立ってプレーをする立場を選択した」

参政党の公認で立候補を予定する牧野 俊一さん(39)京都府出身で県内で医師として働き鹿児島大学大学院では遺伝子治療の研究をしています。種子島で救急医として勤務した経験を持つ牧野さん。参政党に所属する離島の議員と政策について意見を交わしました。

(参政公認・牧野俊一氏)
「港湾の環境整備。船は交通インフラとしても物資を運ぶ流通手段としても非常に大事だからきちんと安定して島とつながれるようにやっていく必要がある」

事務所開きには、約30人の支援者が集まり、減税や積極財政の必要性について訴えました。

(参政公認・牧野俊一氏)
「この国を本当の意味で根底からちゃんと自立して、そして未来の子どもたちに可能性をつないでいける国にするために頑張ってまいりたい」

参議院選挙は7月3日に公示、20日に投開票される見通しです。

707OS5:2025/06/22(日) 07:49:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed71cd87277396f798eeb808ce9caf9bbf7088f6
参院選突入、首相命運懸け 自公過半数、楽観できず 野党、描けぬ政権交代〔深層探訪〕
6/22(日) 7:00配信


時事通信
衆院本会議後、自民党へあいさつに訪れた石破茂首相(左から6人目)=20日午後、国会内

 通常国会が終幕を迎え、与野党は参院選の選挙戦に突入する。石破茂首相は「宙づり国会」を何とか乗り切った形だが、対症療法的な対応にとどまったとの印象は否めない。「政治とカネ」を巡る批判も根強く、参院選での与党過半数維持は予断を許さない。与党内に「石破降ろし」の声がくすぶり、野党が物価高対策などで批判を強める中、政権の命運が懸かった夏の一大決戦が始まる。

 ◇政治改革先送り
 「大変長いこと、ご面倒をかけました」。首相は20日の衆院本会議後に立憲民主党の控室を訪れ、野田佳彦代表に握手を求めた。しかし、野田氏は「まだ戦っている最中だから」と眉をひそめた。

 とげとげしい雰囲気の理由は、野党7党提出のガソリン税暫定税率廃止法案を巡る攻防が続いているためだ。事実上の閉幕日と目されていた20日、野党は法案を衆院で可決し、参院に送付。国会は異例の週末審議に突入し、野党の攻勢に直面する少数与党の苦境がまたも浮き彫りとなった。

 今国会では「能動的サイバー防御」導入法などが成立。ただ、首相が力説する「熟議」とは裏腹に、企業・団体献金見直しと選択的夫婦別姓制度導入はまたも結論先送りとなった。2025年度予算は日本維新の会の賛同を得て成立したものの、与党が維新と約束した教育無償化の財源確保は見通せていない。「対症療法の繰り返し。限界は見えている」。政府関係者はこう語った。

 ◇くすぶる「石破降ろし」
 23年から引きずる自民派閥裏金問題も解明には程遠い。今国会では衆院予算委員会が旧安倍派元会計責任者から経緯を聴取。パーティー券収入還流再開への同派元幹部関与の可能性が浮かんだが、元幹部らは「認識のそご」(下村博文元政調会長)などと否定し、真相は依然やぶの中だ。

 首相が自民議員に商品券を配布していた問題も発覚。首相は衆院政治倫理審査会出席に含みを残したが、結局、実現しなかった。

 首相は21日、参院選の前哨戦となる東京都議選の応援演説に立つ。小泉進次郎農林水産相が米価高騰対策を矢継ぎ早に打ち出したことで、内閣支持率は上昇傾向に転じ、自民幹部は参院選情勢について「持ち直してきた」と期待を示す。

 しかし、公明党幹部は「裏金批判に加えて物価高もある。かつてなく厳しい戦いだ」と危機感を隠さない。首相と距離を置く自民議員は「与党で過半数を割り込めば首相は退陣だ」と、参院選後の「石破降ろし」を予告してみせる。

 参院選の結果にかかわらず、衆院で与党が過半数に満たない状態に変わりはない。18日には衆院委員長の解任決議が現行憲法下で初めて可決された。ある自民関係者は「いつ内閣不信任決議案が可決されてもおかしくない」と語り、連立組み替えか衆院解散が必要だと指摘。公明執行部の一人は「連立拡大はやむを得ない」と漏らした。

 ◇野党糾合見通せず
 「野党がまとまればものは動く」。立民の野田代表は20日、今国会を振り返り、記者団にこう強調した。ただ、野田氏の言葉とは裏腹に、重要な局面になるほど、維新や国民民主党など野党各党との足並みはそろわない。

 端的に示したのが内閣不信任案を巡る対応だ。維国両党は決議案を提出するよう立民をけしかけたが、野田氏が共同提出を持ち掛けると、「まずは立民で判断を」と距離を置いた。立民内には両党への不信が募っており、「野党共闘」には程遠いのが実態だ。

 参院選は野田氏にとって政権交代への「ステップ」。野田氏は19日の記者会見で、次期衆院選での政権交代を目指し、「秋の臨時国会で不信任案を出し、代われと言う可能性はある」と語ったが、野党を糾合する展望は描けていない。

 野党7党は今国会最終盤で、ガソリン税暫定税率廃止法案を巡ってようやく歩調を合わせたが、減収を賄う恒久財源などは示せておらず、成立する見通しは「ゼロ」(立民幹部)。「選挙目当ての茶番だ」。ある野党幹部はこう指摘した。

708OS5:2025/06/22(日) 21:06:47
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/d6689d036d5ca2254984c2eb9ef2c8f5285b5830
「知らない人ばかり」が並ぶ参院比例名簿の理由。立憲と国民は組合員だけの有名人で自民は箱根駅伝型

坂東太郎

十文字学園女子大学非常勤講師
6/22(日) 6:01
政党名でも候補者名でもOK(写真:イメージマート)
 来る参院選で改選50人枠を要する比例代表。皆様は主要政党の名簿をご覧になりますか? 恐らく多くが見ても「誰?」状態でしょう。

 著名人を並べたらもっと集票できそうなものなのに何故「誰?」ばかりなのでしょうか。今回は与野党第一党の自民・立憲と支持率好調な国民民主で分析してみました。

候補者は日頃のご愛顧への感謝の印
 立憲民主と国民民主はともに日本最大の労組全国中央組織である日本労働組合総連合会(連合)の支援を受けています。いわば応援団兼集票組織。支援は衆参を問いません。参院比例代表は、いわば日頃のご愛顧への感謝の印として傘下の組織内候補を国会に送り込んでいるのです。だから党としても絶対に落とせません。

 組織内候補は、該当組合員だけの知名度こそ高い一方で何ら関係ない有権者は「誰?」となるから多くにとって「知らない人ばかり」の名簿です。実際に見てみましょう。

「絶対に落とせない」組織内候補6人に立憲は注力
 まずは立憲民主党。比例議席はだいたい8人ぐらい。19年の結果は以下の通りです。順位は候補者名の多さ。「当」は19年当選。(カッコ)内は当選回数。今回は出ない候補のみ「★不出馬」と記します。

1位 岸真紀子 当(1) 市職員出身。「自治労」組織内候補
2位 水岡俊一 当(3) 中学校教諭出身。「日教組」組織内候補
3位 小沢雅仁 当(1) 郵便局員出身。「JP労組」組織内候補
4位 吉川沙織 当(3) NTT社員出身。「情報労連」組織内候補
5位 森屋隆  当(1) 京王グループのバス運転手出身。「私鉄総連」組織内候補
6位 川田龍平 当(3) 元薬害エイズ訴訟原告。東京選挙区→比例区で当選3回
7位 石川大我 当(1) 性的少数者支援法人代表理事。
8位 須藤元気 当(1) 格闘家。後に離党後、衆院補選出馬で自動失職。25年は国民民主で出馬予定なので立憲候補としては「★不出馬」

 このようにみごとなまでに1〜5位までが労組の組織内候補。タレント候補と呼べるのは須藤氏ぐらい。川田氏は著名人で当選実績もありますが、それでも下位当選です。

 加えて今回は「JAM=ものづくり産業労働組合」組織内候補として新人の郡山玲氏(自動車部品メーカー社員出身)が加わります。JAMの候補は19年は国民民主から出て落選し、立憲へと移動した形。約8枠のうち計6人の組織内候補が「絶対に落とせない」対象です。そこに注力。

 ただ「知らない人ばかり」の名簿だと候補者名投票がふくらまないというジレンマは当然あるので他の集票力のありそうな方も名簿に掲載してもいます。今回だと

白真勲 22年比例で落選。過去当(3)。宗教団体などの支援団体を持つ。
森裕子 22年新潟選挙区で落選。 過去当3

の2人あたりが実績を評価されて立候補。ただ全国的な知名度があるかというと疑問符が付きそうです。

元来はコテコテの労組候補の当選死守こそミッションであった国民民主

709名無しさん:2025/06/22(日) 21:06:59
 次に国民民主党。過去は3議席程度でした。19年の結果は次の通り。

1位 田村麻美 当(1) 総合スーパー出身。「UAゼンセン」組織内候補
2位 礒崎哲史 当(2) 日産自動車社員出身。「自動車総連」組織内候補
3位 浜野喜史 当(2) 関西電力社員出身。「電力総連」組織内候補
4位 石上俊雄 落(★不出馬) 東芝社員出身。「電機連合」組織内候補
5位 田中久弥 落(★不出馬) 「JAM」組織内候補

と何と「絶対に落とせない」組織内候補5人のうち2人も落としてしまいました。今回は電機連合が新人の平戸航太氏(日立製作所社員出身)で雪辱を期すつもりです。「JAM」組織内候補は前述のように立憲で出馬。

 このように元来はコテコテの労組候補の当選死守こそミッションであったところ、24年総選挙で同党が旋風を巻き起こして支持率が上がったため「もっといけるはず」と今回ドーンと組織外の候補を発掘しました。

「山尾ショック」が起きた理由
 ただ過去の例から丸きりの新人だと1ケタ少ないほど全然集票できないとわかっているため、一定の支持基盤を持つ国会議員経験のある足立康史氏(元維新)、須藤元気氏(元立憲)、薬師寺道代氏(元自民)そして山尾志桜里氏をスカウトしたのです。

 これはこれで合理的は判断であったはずなのに支持者からたいそう評判が悪くて山尾氏が公認を見送られた「山尾ショック」は周知の通り。

著名人候補の煽りを食って落選するのを嫌う支援組織
 こうした方々でなく当選者数が増えそうな党勢ならば全国に知られた著名人を誘えば1人か2人はOKしてくれそうなもの。名簿も映えるし……ともなかなかいきません。仮に受けてくれた著名人がいて、その方自体は当選しても煽りを食って落選するのを組織内候補および支援組織は非常に嫌います。2人分以上を集めればwin-winとはいえ、さほどの実績を残した政治家未経験(当選当時)の著名人は参院比例区だと2001年の舛添要一氏の158万8262票ぐらいしかないのです。

710名無しさん:2025/06/22(日) 21:07:12

自民は伝統的支持母体とメディカル系の支援
 これが自民党となると少々様相は異なります。ただし「知らない人ばかり」の名簿になるとの結果は同じだからなかなかうまくいかないものです。

 だいたい18議席ほど見込めます。今回の名簿で観察すると以下のようです。「新」は現職の後継者で、その場合の順位は支援団体が同じ現職が19年に得たものとなります。「繰」は19年に落選したものの当選者に欠員が生じたため繰り上げ当選した者。

 まず最上位2枠は「特定枠」。1票の格差是正で合区された「鳥取・島根」と「徳島・高知」選挙区は改選1議席。なので選挙区に出られない側の候補を救済すべく利用するのです。結果として3位以下が非拘束名簿式内で競います。

1位 特定枠
2位 特定枠
3位 犬童周作 新    総務官僚出身。現職の後継で「全国郵便局長会」支援
4位 山田太郎 当(2) 特定の支援団体を持たない
5位 和田政宗 当(2) 「神道政治連盟」の支援など
6位 佐藤正久 当(3) 自衛官出身。「自衛隊協力3団体」の支援など
7位 見坂茂範 新    国交官僚出身。現職の後継で「全国建設業協会」支援
8位 橋本聖子 当(5) 宗教団体の支援など
9位 東野秀樹 新    農協会長理事。現職の後継で「全国農政連」支援
10位 有村治子 当(4) 「日本遺族会」「神道政治連盟」など支援
11位 宮窪大作 新    商工連本部長。現職の後継で「全国商工政治連盟」支援
12位 石田昌宏 当(2) 元看護連盟役員。「日本看護連盟」支援
13位 ★不出馬
14位 本田顕子 当(1) 薬剤師。「日本薬剤師連盟」支援
15位 ★不出馬
16位 釜萢敏  新    医師。現職の後継で「日本医師連盟」支援
17位 宮崎雅夫 当(1) 農水官僚。「全国土地改良政治連盟」支援
18位 山東昭子 当(8) 元タレントながら参院議長まで務めた超ベテラン
19位 赤池誠章 当(2) 元専修学校長。「全国専修学校各種学校総連合会」など支援
20位 比嘉奈津美 繰(1)歯科医師。「日本歯科医師連盟」「日本歯科技工士連盟」支援)
21位 中田宏  繰(1) 衆院4期。「日本臨床検査技師連盟」など支援
22位 田中昌史 繰(1) 理学療法士。「日本理学療法士連盟」支援

 上位(3位から)は「全国郵便局長会」「全国建設業協会」「全国農政連」(JA)といった自民の伝統的支持母体の支援候補が並びます。中下位(10位以降)は「日本看護連盟」「日本薬剤師連盟」「日本医師連盟」「日本歯科医師連盟」「日本臨床検査技師連盟」「日本理学療法士連盟」などメディカル系がしのぎを削る構図。

特定の団体に頼らない候補は?
 では前回の候補者が当選ならず、繰り上げ補充にも届かなかった、ないしは全くの新人を以下に。

阿部恭久 新    前職が19年落選。「全日本遊技産業政治連盟」支援
畦元将吾 新    診療放射線技師。「日本診療放射線技師会」「日本臨床検査技師連盟」支援
斉藤正行 新    介護事業会社入社。「全国介護事業者連盟」支援
繁本護  新    国交官僚。「全国ときわ会連合会=JR・バス交通懇話会」支援
杉田水脈 新    元衆院議員3期。多くの宗教団体が支援
長尾敬  新    元衆院議員3期。「日本作業療法士連盟」支援
中田フィッシュ  新 プロダンサー。人気お笑い芸人の弟

やはり多くが支援団体を持っています。

 特定の団体に頼らない候補は山田太郎氏、山東昭子氏、中田フィッシュ氏ぐらい。一般に名が知れているのも山東氏以外は「ヒゲの隊長」こと佐藤正久氏、五輪メダリストの橋本聖子氏、コロナ禍でひんぱんにメディアへ登場した釜萢敏氏、元横浜市長でもある中田宏氏および有名ではある杉田水脈氏ぐらい。

支援団体を競わせて票を掘り起こすタイプ
 自民は組織内候補を何としても当選させようとする立憲・国民と異なって多数の支援団体を競わせて票を掘り起こすタイプです。特に当落線上の15〜20位あたりはまさに箱根駅伝のシード権争いを彷彿とさせる激しさ。

 選挙期間中も含めて比例候補はガンガン街頭演説するというより、ひたすら組織固めを行います。支援者集会の会場は異様な熱気に包まれて大盛り上がり。でも関係ない有権者にはやはり「誰?」状態のままです。

711名無しさん:2025/06/22(日) 21:23:25
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250602-OYT1T50217/
比例選の立候補予定者一覧【参院選2025】
2025/06/03 05:00

比例 改選定数50(敬称略)
自民 28人
山東昭子 83 現《8》 (元)参院議長
橋本聖子 60 現《5》 (元)五輪相
有村治子 54 現《4》 (元)女性活躍相
佐藤正久 64 現《3》 党幹事長代理
赤池誠章 63 現《2》 党政調副会長
石田昌宏 58 現《2》 (元)参厚労委員長
舞立昇治 49 現《2》 参院農水委員長
山田太郎 58 現《2》 (元)内閣府政務官
和田政宗 50 現《2》 参院内閣委員長
田中昌史 59 現《1》 理学療法士
中田宏  60 現《1》 環境副大臣
比嘉奈津美66 現《1》 (元)参厚労委員長
本田顕子 53 現《1》 党女性局長
宮崎雅夫 61 現《1》 (元)農水政務官
畦元将吾 67 新 (元)厚労政務官
阿部恭久 66 新 遊技場会社経営
犬童周作 57 新 (元)総務省審議官
釜萢敏  71 新 日医副会長
岸博幸  62 新 (元)内閣官房参与
見坂茂範 56 新 (元)国交省職員
斉藤正行 47 新 介護会社代表
繁本護  52 新 (元)衆院議員
杉田水脈 58 新 (元)総務政務官
中田フィッシュ 39 新 プロダンサー
長尾敬  62 新 (元)内閣府政務官
東野秀樹 53 新 農協会長理事
福山守  72 新 (元)環境政務官
宮窪大作 50 新 建設会社社長

立候補する政党などが決まっていない無所属現職 →自民から出馬>>698
鈴木宗男 77 現《1》 (元)参懲罰委員長


立民 10人
川田龍平 49 現《3》 参院環境委理事
水岡俊一 68 現《3》 党参院議員会長
吉川沙織 48 現《3》 (元)参経産委員長
石川大我 50 現《1》 (元)豊島区議
小沢雅仁 59 現《1》 参復興特別委長
岸真紀子 49 現《1》 党参幹事長代理
森屋隆  57 現《1》 参院国交委理事
白真勲  66 元《3》 (元)内閣府副大臣
森裕子  69 元《3》 (元)文科副大臣
郡山玲  51 新 JAM職員

公明 8人
河野義博 47 現《2》 (元)参総務委員長
新妻秀規 54 現《2》 (元)復興副大臣
平木大作 50 現《2》 (元)復興副大臣
塩田博昭 63 現《1》 党中央幹事
高橋次郎 57 現《1》 党労働局次長
佐々木雅文44 新 弁護士
司隆史  45 新 大阪市議
原田大二郎47 新 党青年局次長

◆選挙区(東京)からの不出馬を表明している現職
山口那津男 72 現《4》 (元)党代表 >>702引退

712名無しさん:2025/06/22(日) 21:23:41
維新 10人
柴田巧  64 現《2》 党副選対本部長
山口和之 69 現《2》 (元)衆院議員
嘉田由紀子75 現《1》 (元)滋賀県知事
柳ヶ瀬裕文50 現《1》 参院外防委理事
赤嶺昇  58 新 (元)沖縄県会議長
石井めぐみ45 新 茨城県取手市議
神戸輝明 49 新 牧師
南原竜樹 65 新 経営指導業
宮澤靖  61 新 管理栄養士
村山祥栄 47 新 (元)京都市議

共産 5人
井上哲士 67 現《4》 党参院幹事長
小池晃  64 現《4》 党書記局長
山下芳生 65 現《4》 党副委員長
白川容子 59 新 (元)香川県議
畠山和也 53 新 (元)衆院議員

国民 20人
礒崎哲史 56 現《2》 党副代表
浜野喜史 64 現《2》 党選対委員長
田村麻美 49 現《1》 党国民運動局長
川崎稔  64 元《1》 (元)日銀職員
須藤元気 47 元《1》 (元)格闘家
薬師寺道代61 元《1》 産業医
足立康史 59 新 (元)衆院議員
荒巻豊志 60 新 予備校講師
伊藤辰夫 60 新 (元)愛知県議
大谷由里子62 新 研修会社経営
大津浩子 65 新 (元)東京都議
小野貴樹 54 新 (元)衆院議員秘書
城戸佳織 57 新 医薬指導業
佐々木喜一66 新 学習塾経営
武田祐樹 39 新 (元)参院議員秘書
平戸航太 37 新 電機連合役員
藤井信吾 65 新 (元)取手市長
宮入盛豪 35 新 教育会社社長
山尾志桜里50 新 (元)衆院議員 >>971公認取り付けし
山田吉彦 62 新 東海大教授

れいわ 2人
木村英子 60 現《1》 党副代表
舩後靖彦 67 現《1》 党副代表

*二藤部冬馬43 新元大石田町議>>684

社民 4人
大椿裕子 51 現《1》 副党首
甲斐正康 47 新 新社会党役員
花岡蔚  82 新 市民運動家
山城博治 72 新 (元)運動団体議長

参政 6人
安藤裕  60 新 (元)衆院議員
岩本麻奈 60 新 皮膚科医師
川裕一郎 53 新 石川県議
寺西一浩 45 新 作家
松田学  67 新 (元)衆院議員
山中泉  66 新 社団法人理事長

みんつく 1人
大津綾香 32 新 政治団体代表

N党 1人
浜田聡  48 現《1》 放射線科医師

再生 9人
浦野仁  29 新 学習塾代表
大谷佳弘 54 新 IT会社社長
金井亨太 47 新 経営指導業
木島康雄 61 新 弁護士
宜保晴毅 57 新 (元)豊見城市長
小林学  51 新 IT会社社長
水野純也 63 新 広告代理会社長
宮田崇生 30 新 経営指導会社長
横山春紀 36 新 公認会計士

みらい 3人
安野貴博 34 新 IT会社経営
須田英太郎34 新 IT会社経営
高山聡史 38 新 (元)経営指導社員


一覧の見方
参院選2025
 立候補予定者は2日現在の読売新聞社調べ。引退が明らかな現職を除く。


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党派は、自=自民、立=立民、公=公明、維=維新、共=共産、国=国民、れ=れいわ、社=社民、参=参政、保=保守、諸=諸派、無=無所属。比例選の党派は、みんつく=みんなでつくる党、N党=NHK党、再生=再生の道、みらい=チームみらい。〈〉は推薦・支持政党。

 新旧は、現=現職、元=当選歴のある人、新=新人。《》内の数字は当選回数。

選挙区の氏名と比例選の党派の並びは、参院勢力順。比例選の諸派は略称の50音順。同一党派内では、現、元、新の順。新旧が同じ場合は当選回数順。当選回数が同じ場合は50音順。

 年齢は2日現在の満年齢。肩書は本社調べによる代表的なもの。(元)は前職を含む過去の役職。




日本保守党>>674
有本香  日本保守党事務総長 24年衆院選東京(単独1位)落選
梅原克彦 元仙台市長 24年衆院選東京(単独2位)落選

無所属連合>>687
大西恒樹
藤村晃子

713名無しさん:2025/06/22(日) 21:24:46
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250617/k10014837561000.html
れいわ 舩後靖彦参院議員 参院選立候補せず 政界引退を表明
2025年6月17日 18時53分

重度の障害があるれいわ新選組の舩後靖彦参議院議員は、次の世代に託したいとして、改選となることし夏の参議院選挙には立候補せず、政界を引退することを表明しました。

これは舩後氏が同席した山本代表の記者会見で表明しました。

この中で舩後氏は、事前に入力した文章を自動音声で読み上げる形式で「次の参議院選挙に立候補しないことを決めた。この社会には望んでいても十分に働けない人が多くいる。ごく一部の強い男性しか活動できないのは国権の最高機関の姿として健全とは思わない。だからこそ頑張ってきたが年齢的にも体力的にもさらに6年間は難しいと考えた」と述べました。

そのうえで「ハード面、ソフト面で国会のバリアフリーが進んだ。重度障害のある議員が就任した際の道筋になったと自負している。今後は民間の立場から『命の価値は横一列』、『可能性はノーリミット』を訴えて活動していきたい」と述べました。

舩後氏は67歳。全身の筋肉が動かなくなる難病、ALS=筋萎縮性側索硬化症の患者で、6年前の参議院選挙でれいわ新選組から比例代表で初当選しました。

714名無しさん:2025/06/22(日) 21:36:51

https://news.yahoo.co.jp/articles/05804c99dbc8c0303a97d2bd607c1a32ea3afdf8
れいわ新選組、参院選の比例代表に蓮池透氏を擁立
6/19(木) 19:57配信
新潟日報
蓮池透氏

 れいわ新選組は19日、夏の参院選比例代表の公認候補として、元拉致被害者家族会事務局長の蓮池透氏(70)=柏崎市=を擁立すると発表した。蓮池氏は北朝鮮による拉致被害者、蓮池薫氏(67)の兄で、参院選への出馬は3回目。

【写真】拉致問題の解決について考える集会で発言する蓮池透氏

 蓮池氏は柏崎高、東京理科大を卒業後、東京電力に入社して原子力関連の業務に従事した。退社後の19年の参院選比例に、当時政治団体だった「れいわ新選組」から出馬して落選。22年にも、れいわから立候補したが及ばなかった。

 蓮池氏は出馬に際してコメントを公表。東京電力柏崎刈羽原発の再稼働を巡り、是非を問う県民投票条例案が4月に県議会で否決されたことに触れ、「住民の意見を反映した意思決定のできる民主的な行政を実現すべきだ。この異常な状況を何としても打開したい」とした。


■共産 5人
井上哲士 67 現《4》 党参院幹事長 東海・北陸信越・京都
小池晃  64 現《4》 党書記局長  東京・南関東
山下芳生 65 現《4》 党副委員長  京都府を除く近畿5府県
白川容子 59 新 (元)香川県議   中国・四国・九州沖縄
畠山和也 53 新 (元)衆院議員   北海道・東北・北関東 紙智子後継


■社民 4人
大椿裕子 51 現《1》 副党首
甲斐正康 47 新 新社会党役員
花岡蔚  82 新 市民運動家
山城博治 72 新 (元)運動団体議長【沖縄】

■参政 6人
安藤裕  60 新 (元)衆院議員 【元自民・京都】
松田学  67 新 (元)衆院議員 【元たち日・神奈川】
川裕一郎 53 新 石川県議【石川】
岩本麻奈 60 新 皮膚科医師
寺西一浩 45 新 作家
山中泉  66 新 社団法人理事長

715OS5:2025/06/22(日) 21:42:36
維新 10人
●ご当地枠
山口和之 69 現《2》 (元)衆院議員  【福島】
石井めぐみ45 新 茨城県取手市議    【茨城】(石井章参院議員の娘)
柳ヶ瀬裕文50 現《1》 参院外防委理事 【東京】
柴田巧  64 現《2》 党副選対本部長 【富山】
嘉田由紀子75 現《1》 (元)滋賀県知事【滋賀】
村山祥栄 47 新 (元)京都市議    【京都】
赤嶺昇  58 新 (元)沖縄県会議長  【沖縄】

●不明
神戸輝明 49 新 牧師
南原竜樹 65 新 経営指導業
宮澤靖  61 新 管理栄養士

716OS5:2025/06/22(日) 21:54:57
維新 10人
●ご当地枠
山口和之 69 現《2》 (元)衆院議員  【福島】
石井めぐみ45 新 茨城県取手市議    【茨城】(石井章参院議員の娘)
柳ヶ瀬裕文50 現《1》 参院外防委理事 【東京】
柴田巧  64 現《2》 党副選対本部長 【富山】
嘉田由紀子75 現《1》 (元)滋賀県知事【滋賀】
村山祥栄 47 新 (元)京都市議    【京都】
赤嶺昇  58 新 (元)沖縄県会議長  【沖縄】

●有名人
久保優太 37 新 格闘家

●不明
神戸輝明 49 新 牧師
南原竜樹 65 新 経営指導業
宮澤靖  61 新 管理栄養士
藤原宏宣 44 新 NPO法人理事


https://www.jiji.com/jc/article?k=2025060800225&g=pol
維新、参院選比例に2新人
時事通信 政治部2025年06月08日18時09分配信
 日本維新の会は8日、夏の参院選比例代表にNPO法人理事の藤原宏宣氏(44)と格闘家の久保優太氏(37)を擁立すると発表した。いずれも新人。一方、参院選比例の飯田哲史氏が公認を辞退したと明らかにした。

717OS5:2025/06/22(日) 21:59:42
国民 20人
●労組系
礒崎哲史 56 現《2》 党副代表    【自動車総連】
浜野喜史 64 現《2》 党選対委員長  【電力総連】
田村麻美 49 現《1》 党国民運動局長 【UAゼンセン】
平戸航太 37 新 電機連合役員     【電機連合】

●ご当地系
藤井信吾 65 新 (元)取手市長 【茨城】23年市長選不出馬
大津浩子 65 新 (元)東京都議 【元都ファ 東京】 
薬師寺道代61 元《1》 産業医  【元みんな→自民 愛知】
伊藤辰夫 60 新 (元)愛知県議 【元自民  愛知】
足立康史 59 新 (元)衆院議員 【元維新  大阪】
川崎稔  64 元《1》 (元)日銀職員【元民主佐賀】

●有名人
須藤元気 47 元《1》 (元)格闘家

●その他
荒巻豊志 60 新 予備校講師
大谷由里子62 新 研修会社経営
小野貴樹 54 新 (元)衆院議員秘書  2005年秋田2区自民落選(野呂田芳成への刺客)
城戸佳織 57 新 医薬指導業
佐々木喜一66 新 学習塾経営
武田祐樹 39 新 (元)参院議員秘書
宮入盛豪 35 新 教育会社社長
山田吉彦 62 新 東海大教授 >>445海洋安全保障の専門家

718OS5:2025/06/22(日) 22:06:00
立民 10人
●労組系
水岡俊一 68 現《3》 党参院議員会長  【日教組】
吉川沙織 48 現《3》 (元)参経産委員長 【情報労連】
小沢雅仁 59 現《1》 参復興特別委長  【JP労組】
岸真紀子 49 現《1》 党参幹事長代理  【自治労】
森屋隆  57 現《1》 参院国交委理事  【私鉄総連】
郡山玲  51 新 JAM職員      【JAM】

●ご当地系
森裕子  69 元《3》 (元)文科副大臣

●その他
白真勲  66 元《3》 (元)内閣府副大臣 立正佼成会
川田龍平 49 現《3》 参院環境委理事  薬害エイズ
石川大我 50 現《1》 (元)豊島区議   性的少数者

719OS5:2025/06/22(日) 22:39:21


●業界団体
犬童周作 57 新 (元)総務省審議官   【全国郵便局長会】
佐藤正久 64 現《3》 党幹事長代理  【自衛隊】
見坂茂範 56 新 (元)国交省職員   【全国建設業協会】
東野秀樹 53 新 農協会長理事     【全国農政連】
宮窪大作 50 新 建設会社社長     【全国商工政治連盟】
石田昌宏 58 現《2》 (元)参厚労委員長【日本看護連盟】
本田顕子 53 現《1》 党女性局長   【日本薬剤師連盟】
釜萢敏  71 新 日医副会長      【日本医師連盟】
宮崎雅夫 61 現《1》 (元)農水政務官【国土地改良政治連盟】
=====前回当落線=====
田中昌史 59 現《1》 理学療法士   【日本理学療法士連盟】
阿部恭久 66 新 遊技場会社経営    【全日本遊技産業政治連盟】
畦元将吾 67 新 (元)厚労政務官   【日本診療放射線技師会】
斉藤正行 47 新 介護会社代表    【全国介護事業者連盟】

●ご当地
舞立昇治 49 現《2》 参院農水委員長  【鳥取・特定枠】
福山守  72 新 (元)環境政務官    【徳島・特定枠】
橋本聖子 60 現《5》 (元)五輪相   【北海道】 【】
鈴木宗男 77 現《1》 (元)参懲罰委員長【元維新 北海道】
和田政宗 50 現《2》 参院内閣委員長  【元みんな 宮城】 【神道政治連盟】
中田宏  60 現《1》 環境副大臣     【元維新 神奈川】【日本臨床検査技師連盟】
赤池誠章 63 現《2》 党政調副会長   【山梨】【全国専修学校各種学校総連合会】
有村治子 54 現《4》 (元)女性活躍相 【滋賀】【日本遺族会】【神道政治連盟】
繁本護  52 新 (元)衆院議員     【京都】【全国ときわ会連合会=JR・バス交通懇話会】
長尾敬  62 新 (元)内閣府政務官   【元民主 大阪】【日本作業療法士連盟】
比嘉奈津美66 現《1》 (元)参厚労委員長 【沖縄】

●有名人
岸博幸  62 新 (元)内閣官房参与
中田フィッシュ 39 新 プロダンサー
山田太郎 58 現《2》 (元)内閣府政務官 

●その他
山東昭子 83 現《8》 (元)参院議長
杉田水脈 58 新 (元)総務政務官

720OS5:2025/06/23(月) 22:16:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/eceda6bbdb75c8a267e87ccb80e37f2305843ae3
[深層NEWS]石原伸晃・元自民幹事長が政界引退を表明…参院選出馬せず「外から政治を見ていく」
6/23(月) 22:14配信

読売新聞オンライン
石原伸晃氏

 自民党の石原伸晃・元幹事長は23日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、夏の参院選に出馬せず、政界を引退する考えを明らかにした。「外から政治を見ていこうと決めた」と述べた。石原氏は2021年衆院選で落選し、参院選で東京選挙区から出馬を目指したが、自民は別の候補2人の擁立を決めていた。

 石原氏は東京都議選での自民の大敗について「政治とカネ」を要因に挙げ、中央大の中北浩爾教授は「自民支持者ですら自民に入れていない」と分析した。この日は、日本エネルギー経済研究所の坂梨祥・中東研究センター長も出演した。

721OS5:2025/06/23(月) 22:25:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/e97a1656dac4dd974e6bbe667a86f4579cb1d4c3大野氏不出馬、高まる対決ムード 参院選へ岐阜県内与野党
6/23(月) 20:12配信


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ぎふチャンDIGITAL

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(写真:ぎふチャンDIGITAL)

  参議院選挙が迫る中、改選期を迎える岐阜選挙区の無所属現職、大野泰正氏が立候補しないことを明らかにしたことを受け、県内の与野党は「政治とカネ」の問題などを軸に対決ムードが一段と高まりました。
  大野氏は21日、参院選不出馬を自身のホームページや交流サイトで明らかにしました。

  「無所属になってから80%位のパフォーマンスになってしまい、改善できないまま議席をお預かりすることはあってはならない事」などと理由をつづっています。

  自民党は22日、公認の新人立候補予定者・若井敦子氏の事務所開きを行い、若井氏や党幹部らからは不出馬を決めた大野氏に対し、心情を慮る声が聞かれ、保守票分散が避けられた安堵感を漂わすとともに企業・団体献金のあり方について有権者に理解を得る説明が必要と気を引き締めていました。

  ※自民党 立候補予定 若井敦子氏
  「岐阜を良くしていきたいという思いを今回、断腸の思いで手を降ろされた大野先生の気持ちをしっかり受け取って前に進まなければならないという決意を新たにさせていただきました」

  ※自民党 武藤容治県連会長
  「皆さんの信頼を得るには、やはり皆さんに理解をしていただけるそのものをつくっていく、ということが大事だと思っています」

  一方、立憲民主党も同日、公認の新人立候補予定者・服部学氏の事務所開きを行い、服部氏や今井雅人県連代表が大野氏や自民党の責任など「政治とカネ」の問題を、改めて厳しく追及する姿勢を強調しました。

  ※立憲民主党 立候補予定 服部学氏
  「物価高で苦しんでいる中、片方ではどこに行ったのかわからないお金で、国民は納得していないと思うので、この問題は選挙で問うべきだと思います」

  ※立憲民主党 今井雅人県連代表
  「政治とカネの問題も決着をはっきりさせないといけない。争点になってくると思います。岐阜県の皆さまの方に役に立てるのはどの候補なのかしっかりと訴えていきたい」

  大野氏は去年1月、政治資金規正法違反の罪で在宅起訴され、自民党を離党していましたが、この夏の参院に出馬するかどうかは明言していませんでした。
  改選数1の岐阜選挙区をめぐっては、これまでに新人5人が立候補を表明しています。

722名無しさん:2025/06/23(月) 22:49:41
https://www.asahi.com/articles/AST6R3G2ST6RUTFK00KM.html
都議選で自民大敗、正念場の石破政権 政権維持懸ける参院選に不安も
有料記事

森岡航平2025年6月23日 19時45分

22日投開票の東京都議選(定数127)は小池百合子知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」が都議会第1党に返り咲く一方、自民党が過去最低だった2017年の23議席を下回る結果となった。参院選の「先行指標」とも言われる都議選での大敗は政権を揺るがす事態であり、石破茂首相(自民党総裁)は正念場を迎えている。

 「非常に厳しい審判をいただいた」。都議選から一夜明けた23日、首相は沖縄県糸満市で結果をこう総括した。投票率が47・59%と前回より5・2ポイント上がり、無党派票が他党に流れた影響を織りこんでも、歴史的な惨敗だった。国政で連立を組む公明党も、1993年から続いていた全員当選が途切れた。

 小泉進次郎氏が農林水産相に就任し、コメ価格対応の陣頭指揮を始めた5月下旬以降、内閣支持率は回復傾向にあっただけに衝撃は大きい。自民内から「危機的な結果」(参院若手)との声が上がるなど、参院選への不安は高まるばかりだ。

723OS5:2025/06/24(火) 18:47:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/3cc254047bafca5d82128d70b767e0da9e0eacba
保守党、参院比例に百田氏
6/24(火) 18:25配信


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時事通信
 日本保守党は24日、参院選(7月3日公示、同20日投開票)の比例代表に党代表で新人の百田尚樹氏(69)を擁立すると発表した。

724OS5:2025/06/24(火) 18:51:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/f971a70d42b9e2d56ab5ac8a748696498322730a
現職4人に国民民主が挑む構図 公明と共産に危機感も 参院選埼玉選挙区
6/24(火) 17:57配信

産経新聞
街頭演説する国民民主党の玉木雄一郎代表=24日午後、さいたま市大宮区(飯田耕司撮影)

第27回参院選(7月3日公示、20日投開票)の埼玉選挙区(改選数4)は自民、公明、立憲民主、共産4党の現職に、国民民主が挑む構図となりそうだ。昨年の衆院選で、公明の現職代表を破るなど、躍進した国民民主が議席を確保できるかが焦点といえそうだが、幹部の失言などで失速感も出ている。ただ、警戒する声も根強く、議席をめぐる争いは激しくなりそうだ。

■国民民主、勢い持続できるか

「真っ当に頑張る人が報われる社会にしたい」

全国的に支持が着実に広がっている国民民主の玉木雄一郎代表は24日、JR大宮駅西口での街頭演説会で聴衆を前にこう訴えた。

家計や住居費支援など、おなじみとなった「手取りを増やす」政策をアピールして議席を獲得したい考えで、現在、自民、立民に次ぐ、3位の得票が予想されるなど躍進しているもようだ。ただ、ここにきて、玉木代表が政府備蓄米を「動物の餌」と発言したことや、山尾志桜里元衆院議員の擁立を見送りを巡るドタバタに批判も多い。無党派層の票を獲得するなどして、どこまで勢いを持続できるかがカギとなりそうだ。

■共産と公明、高齢化で組織票に陰り

こうしたなか、危機感を募らせるのが共産、公明だ。

「国民民主の勢いに陰りが見られる」(公明党関係者)との声も出ているが、両党とも支援者の高齢化で組織票に陰りがみえている。ある党による得票数予想調査によると、共産は当選圏外の5位。公明は4位となっているが、共産と公明の差は「わずかしかない」(同)。

このため、公明は「与党で2議席確保」を掲げ自民支持者の票に頼るべく奔走しているもようだが、肝心の自民は参院選の前哨戦ともいわれた東京都議選では、自民は大敗を喫している。また、国民に一律2万円給付の公約を打ち出しているものの、支持率は上向いておらず、「公明への選挙協力どころではない」(自民党関係者)との声も出ている。

共産は、消費減税や自民の派閥政治資金パーティー収入不記載事件の「政治とカネ」の問題などを訴え、支持を得ていきたい考えだ。

■維新は関東での浸透目指す

このほか、日本維新の会は、「高校授業料無償化を実現したことを改めてアピールすることで票獲得につなげる」としているが、現在は「関西圏と違い関東圏での浸透が不足している」(党関係者)こともあり、苦戦を強いられている。社民党、れいわ新選組、参政党も候補者擁立を発表している。

725OS5:2025/06/24(火) 18:51:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/0f3a842ffc1d55cb26ce1d0de6f35d2a918211e8
立民が蓮舫氏の公認内定 参院選比例代表に 常任幹事会「全会一致」も慎重な意見「多々あった」
6/24(火) 17:23配信


日刊スポーツ
蓮舫氏(2024年12月撮影)

 立憲民主党の小川淳也幹事長は24日、常任幹事会後の記者会見で、7月の参院選に蓮舫元参院議員(57)の擁立を内定したことを明かした。

【写真】蓮舫氏「髪逆立ち」パンク風写真

 蓮舫氏の擁立に関しては、常任幹事会で慎重な意見なども「多々」あったとした上で、「最終的には全会一致で承認された」と述べた。

 「慎重な意見」の内容を問われると「選挙戦全体に与える影響や、(蓮舫氏が立候補し落選した昨年7月の)都知事選以降の経過。今後、党勢などにいい影響が出ればいいですが、仮に心配される影響があるなら、全力で補う必要があるという角度から、複数の意見があった」と述べた。常幹では、蓮舫氏を擁立することへの批判などに関する懸念などが出されたという。

 一方で小川氏は「あれだけの知名度と実績、都議選も東奔西走し、一定の成果につながった」と、都議選での党への貢献度を強調。「蓮舫さんの能力、資質をいかんなく発揮し、全国比例候補として全国を走り回っていただき、果敢な貢献を期待したい」と期待を示した。

 蓮舫氏は昨年7月の都知事選後に投稿したインスタグラムに「国政選挙(への立候補)はもう考えていない」「120万を超える人が『蓮舫』と書いてくれた。これで国政に戻ったら渡り鳥みたいだ」としていた。

 一方で、22日に投開票された東京都議選では、立民の候補者の応援に積極的に回り、21日にはX(旧ツイッター)に「久しぶりに街角に立ちました。マイクを持ちました。政策を語り、仲間を応援する日々でした。頷いてくださる方、手を振ってくれる方、笑顔を向けてくださった方、温かいエールの声がけもいただきました。ありがとうございます。次の闘いに向け力をいただきました」と、参院選を念頭に置いた意欲をつづっていた。

726OS5:2025/06/24(火) 18:53:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/d42b3f04a8c836995db9d9bc7b14400037b38d15
参院選挙・京都選挙区で自民・西田氏に吹く逆風、政治資金や「ひめゆり」発言で「攻撃の的」必至…府連内でも「この上なく応援しづらい」
6/24(火) 17:11配信


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読売新聞オンライン
総決起大会後、支援者と握手を交わす西田氏(左)(14日、京都市中京区で)

 「7月3日公示、20日投開票」の日程で実施が見込まれる参院選は、事実上の選挙戦に突入した。京都選挙区では改選2議席を巡り、現職と新人の計9人が準備を進める。衆院で少数与党となるなか、今回の選挙結果は政界の力学を大きく左右する。各党の戦略や思惑を探った。

【写真】取締本部の看板を設置する捜査員(京都府警本部で)

 「4回目で一番厳しい選挙。負けるわけにはいかない」

 17分の決意表明。4選を目指す自民現職の西田昌司(66)は14日、京都市中京区で開かれた府連の総決起大会で、決死の面持ちを崩さなかった。

 2007年の初当選から議席を確固たるものとしてきた。党内でも屈指の積極財政派の論客として、身内の財政政策にもメスを入れるなど、支持を積み上げてきた。

 安倍晋三政権下の19年の改選時には、高い政党支持率に加え、安倍の出身派閥・清和政策研究会に所属する西田への期待が膨らみ、13年から3万票を増やして42万票を獲得。2番手に17万票の差をつける圧勝だった。府連幹部は勝因を「政権与党としての役割や、実績を訴えたことが実を結んだ」と分析する。

 だが、今回は様相が異なる。

 政治資金収支報告書の不記載問題で、党は23年末頃から逆風にさらされ、昨年秋の衆院選では自民、公明の与党議席が過半数割れ。府内でも比例復活に届かず議席を減らした。西田自身は問題の当事者で、参院政治倫理審査会に出席し、釈明した経緯がある。安倍派も解散を決めた。

 また、沖縄戦で犠牲となった学徒らを慰霊する「ひめゆりの塔」を巡る歴史観の持論では、党の内外から批判が集中。今回は攻撃の的となる要素が多いだけに、府連内でも「この上なく応援しづらい」という意見と、「選挙で弱みに付け入られるかも。党として再結集せねばならない」との意見が交錯する。

 今年4月には、大きな支持基盤となる公明からの推薦を得た。ただ、支持母体の創価学会内では、推薦に対する反発もあるという。公明の地元議員の一人は「選挙に関しては自公政権の維持が優先だが、投票に葛藤する人もいる」と複雑な心境を明かす。

 西田の持ち味は安倍元首相の継承路線。戦後日本の外交・安全保障政策の基本的枠組みを転換する「戦後レジームからの脱却」を訴え、保守色の強い支持層が厚い。「自民党の責務」として、総決起大会でも前面に押し出す。

 自民は党員や地元議員らを使い、票を掘り起こすピラミッド構造の組織力が強みとされる。西田は今年に入って、衆院小選挙区ごとに地元議員らとの懇談を重ねてきた。「当然、私たちはいろんな意味で攻撃の対象」と西田。高まる警戒感のなか、「選挙戦を勝ちに行くことが一番」と、自らに言い聞かせるように語る。(敬称略)

京都府警が違反取締本部
 参院選に向けて、京都府警は23日、本部と府内25署に選挙違反取締本部を設置した。本部長以下約1000人態勢で取り締まりにあたる。

 府警によると、23日までに立候補予定者の氏名をポスターに記載するなどした文書掲示違反で5件の警告を出した。

 府警は2022年の前回選で、政党ポスターを切るなどした疑いで1人を逮捕し、買収や投票干渉などの疑いで8人を書類送検した。警告は16件だった。

 伊藤博史・捜査2課次席は「特に悪質な違反は看過することなく、徹底した取り締まりを行っていく」としている。

参院選立候補予定者
西田昌司 66 自現
山本和嘉子 56 立新
新実彰平 36 維新
倉林明子 64 共現
酒井常雄 63 国新
西郷南海子 37 れ新
木村嘉孝 50 N新
谷口青人 46 参新
二之湯真士 46 無新
(敬称略、党派の並びは参院勢力順)

727OS5:2025/06/24(火) 18:53:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/1762e4fe645e57ab2a5baa27df047dc49e89231d
立憲、蓮舫氏を参院選比例に擁立 党内に不満、野田執行部の火だねに
6/24(火) 16:26配信

朝日新聞
民進党時代の両院議員懇談会に臨む当時の蓮舫代表(左)と野田佳彦幹事長=2017年7月25日、東京・永田町、岩下毅撮影

 立憲民主党は24日の常任幹事会で、参院選(7月3日公示、20日投開票)の比例区で、蓮舫・前参院議員(57)の公認を決定した。知名度が高い蓮舫氏の擁立で全国的な票の掘り起こしにつなげる狙いがある。しかし、昨夏の東京都知事選で大敗しており、立憲内には「党にプラスかわからない」(党ベテラン)と異論もあった。

【写真】都知事選で敗れた蓮舫氏 立憲幹部「自分たちはもう通用しないのか・・・」

 蓮舫氏はもともと東京選挙区選出。昨年7月、都知事選に無所属で立候補し、参院議員を自動失職。選挙戦では立憲や共産党などの支援を受け、約128万票を獲得したが、小池百合子知事や石丸伸二・前広島県安芸高田市長に続く3位に沈んだ。

■連合「ほかの比例候補が落選しかねない」

 蓮舫氏は野田佳彦代表の側近の一人で、野田氏らは今春、参院選比例区への擁立方針を固めた。だが、連合は比例区で立憲から6人の組織内候補の擁立を決定済みで、労組系議員から「当落線上にいるほかの比例候補が落選しかねない」(参院議員)との反発が噴出。党執行部は参院側や労組との水面下の調整を続けていた。今月22日投開票の都議選で立憲が議席を増やしたことを踏まえ、擁立にかじを切った。

 ただし、参院選で連合の組織内候補が当選圏内から押し出されるかたちで蓮舫氏が返り咲きを果たした場合、参院側で野田氏の判断への不満が出る可能性がある。

 蓮舫氏はタレント、報道キャスターから2004年に参院議員に転身。民主党政権の行政刷新相、民進党代表、立憲代表代行などを務めてきた。(大久保貴裕、南有紀)

朝日新聞社

728名無しさん:2025/06/24(火) 23:56:34
蓮舫以外の比例候補
江畑弥八郎 元滋賀県議(彦根・犬上、2023引退)
太田真平 静岡県連職員 元未来→生活
越智紀江 白石洋一私設秘書
中原力 元鹿児島市議
原谷那美 2019参院北海道(国民)・2021比例北海道(立憲)
平原麗子 2023兵庫県議選落選(神戸中央区)
古山葉子 練馬・都議選落選
渡邊雅行 富山労災病院作業療法士

729OS5:2025/06/25(水) 08:35:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/50d0b211c6de7e5702254392145fba63e490ac82
参院選・維新比例で出馬予定の石平氏「誹謗に屈しない」日本の対中外交「見ていられぬ」
6/25(水) 7:00配信


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産経新聞
石平氏

中国出身の評論家、石平氏は24日、自身のX(旧ツイッター)で、7月に予定されている参院選に日本維新の会の比例代表候補として出馬する方針を明らかにした。維新も同日、公表した。2月に維新からの出馬を表明していたが、自身への誹謗中傷などを理由に出馬を取り下げていた。日本の対中外交についても疑問を投げかけた。

石平氏はXで中傷問題解決に一定のめどがついたなどと説明しており、この日の産経新聞の取材には「民主主義に悪い前例を残すことになるので、誹謗に屈してはならないと思った」として、再び出馬を決意したことを明かした。

出馬理由については、石破茂政権の対中政策を念頭に「日本の政治は対処できておらず、とても見ていられない。自分がやるしかない」と強調した。維新の吉村洋文代表(大阪府知事)に再び出馬の意思を固めたことを連絡したところ、承諾を得たという。

維新からの出馬については、「自身の考えと党の方針が一致している。吉村代表にも、中国の覇権主義が日本にとって脅威であることなどの考えに共鳴していただいている」と語った。

来たる選挙戦では「日本を守るため」として、①憲法改正と国防力の強化②対中外交の見直しと正しい対中戦略の構築③スパイ防止法の早期制定④帰化制度の厳格化と帰化資格取り消し制度の制定⑤移民の大量流入を阻止-などを訴える考えだ。

石平氏は1962年、中国・四川省生まれ。天安門事件(1989年)をきっかけに中国と精神的に決別し、2007年に日本国籍を取得。著書「なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか」(PHP新書)で第23回山本七平賞を受賞した。

730OS5:2025/06/25(水) 08:38:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/06cbc08d68d2670a0cf0589290c275b08266b87a
与党過半数、参政票が左右も  参院選【解説委員室から】
6/25(水) 6:50配信


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時事通信
都議選で3議席、1割前後の得票
東京都議選で街頭演説をする参政党の神谷宗幣代表=6月13日、東京都世田谷区

参院選(7月3日公示、同20日投開票)の前哨戦とされた東京都議選で、参政党は3議席を獲得し、大都市を中心に支持を伸ばしていることを裏付けた。参院選の最大の焦点は、自民、公明の与党で非改選と合わせて過半数(125)を維持できるかどうか。参政党は、32ある改選数1の「1人区」全てに候補者を擁立する方針で、同党の得票が「1人区」の勝敗、過半数をめぐる与野党の争いを左右する可能性もありそうだ。(時事通信解説委員長・高橋正光)

【ひと目でわかる】政党支持率の推移

 都議選で参政党は、太田区(定数7)、世田谷区(同8)、練馬区(同7)、八王子市(同5)の4選挙区に候補者を立て、太田(4位、得票率8・7%)、世田谷(2位、同10・9%)、練馬(3位、10・3%)の各区で当選。八王子市で落選した(7位、同9・0%)。

 選挙期間中の時事通信社の6月世論調査で、同党は支持率を2・5%に伸ばし、日本維新の会やれいわ新選組を上回り、全体で5位。東京23区と政令指定都市の「21大都市」に限ると3・6%で、自民党、立憲民主党に次ぐ3位だった。支持率の増加が得票に結びついたと言える。

32の「1人区」に候補
代表選挙で参政党の代表に選ばれ、決意表明する神谷宗幣氏(中央)=5月9日、東京都港区

 参院選の改選定数は124(選挙区74、比例50)。今回は、東京選挙区の欠員補充1と合わせて125議席をめぐって争われる。与党の非改選は75議席で、自民、公明の両党で50議席を得れば、過半数を維持できる。

 そして、参院選全体の勝敗を左右するとされるのが「1人区」。多くで主要野党が競合した2022年の前回は、自民党が「28勝4敗」と大きく勝ち越した。全てで候補者を一本化した前々回19年は、自民党の「22勝10敗」と取りこぼしが目立った。

 今回は、多くの「1人区」で野党が競合。こうした状況下、参政党は前回に引き続き、全ての「1人区」に候補者を立てる。前回、候補者の得票率が1割を超えたのは、熊本選挙区だけで、他の31選挙区は1ケタ台だった。

 しかし、党の支持率が伸びている点で、3年前とは状況が異なる。時事通信社の6月調査での大都市以外の支持率を見ると、「その他の市」2・0%、「郡・町村」2・6%で、日本維新の会や共産党と同水準。前回から「1人区」での得票を、かなり増やすことが想定される。その場合、注目すべきは、自民、野党のどちらの票をより多く奪うかだ。

野党より自民票を奪う?
夏の参院選公約を発表する参政党の神谷宗幣代表(左)=6月6日、国会内

 判断材料になり得るのは、参政党の参院選公約だ。キャッチコピーは「日本人ファースト」。「減税と社会保険料削減で給料の3分の2を手取りとして残す」や「消費税の段階的廃止」を主張。他の野党と同様に、減税や保険料負担の軽減を掲げた。

 また、「15歳までの子ども一人に月額10万円支給」と、子育て世帯への支援重視も同じだ。

 一方で、コメの高騰を意識し、コメの増産や輸出の奨励を明記。外国人単純労働者の受け入れ制限や土地購入、生活保護受給の厳格化なども掲げた。選択的夫婦別姓制度の導入反対の立場も明確にしている。

 保守的な政策を前面に打ち出していることを考えると、野党支持者よりも、石破茂政権に不満を募らせる自民党支持者、保守層から多く、参政党支持に流れると見るのが自然だろう。元自民党事務局長で選挙・政治アドバイザーの久米晃氏は「自分の周囲でも参政党支持が増えている」と明かす。

 参政党が「1人区」での得票を増やせば増やすほど、自民党へのマイナスの影響が大きい。参政党の得票が「1人区」の結果を左右する可能性がある、と言える所以だ。「1人区」で自民党が大きく負け越せば、過半数割れしかねない。

東京で初議席か

731名無しさん:2025/06/25(水) 08:39:24

衆院選の比例代表で3議席を獲得し、撮影に応じる参政党の神谷宗幣代表=2024年10月28日、東京都港区の同党本部

 参政党は前回参院選の比例で、177万票弱(得票率3・33%)を取り、1議席を確保した。都議選時の勢いが続けば、比例での複数議席も有力だ。

 また、前回、東京選挙区(改選定数6)の最下位当選者の得票率は9・0%、前々回は9・1%。都議選での参政党候補の2選挙区の得票率はこれを上回り、他の2選挙区は同水準だ。

 しかも、今回は7人まで当選でき(7位当選者の任期は3年)、当選ラインが下がるのは確実。東京選挙区での議席獲得も現実味を帯びる。

 都議選で自民党は過去最低の21議席と大敗し、逆風が改めて鮮明となった。参院選を控え、同党幹部は、勢い付く参政党への警戒感を募らせていることだろう。

高橋 正光(たかはし・まさみつ)1986年4月時事通信社入社。政治部首相番、自民党小渕派担当、梶山静六官房長官番、公明党担当、外務省、与党、首相官邸各クラブキャップ、政治部次長、政治部長、編集局長などを経て、2021年6月から現職。

732OS5:2025/06/25(水) 08:58:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/0073f98ce5e8a274c82917bf9cb8f1b009c3c3f3
蓮舫氏を参院選比例代表で公認の立民 野田佳彦代表に「側近重用」批判、党内抗争の火種か
6/24(火) 21:07配信


産経新聞
蓮舫氏(右)と野田佳彦氏=2024年7月、東京都目黒区(関勝行撮影)

立憲民主党は24日の常任幹事会で、7月の参院選比例代表で蓮舫元参院議員の公認を決めた。野田佳彦代表の側近で、知名度の高い蓮舫氏を投入し、比例代表の得票を積み増す。ただ、立民を支援する連合傘下の産業別労働組合(産別)が反発するほか、党内の批判の矛先が側近を重用する野田氏の政治手法にも向く。野田氏は党内抗争という〝時限爆弾〟を抱えた形だ。

【写真】昨年10月、衆院選の応援演説を行う蓮舫氏

小川淳也幹事長は24日の記者会見で、蓮舫氏擁立の狙いについて「全国比例候補として北海道から沖縄まで走り回っていただき、貢献することを期待している」と説明した。

■「産別候補より上位」で反発強く

立民は当初、3月中の公認発表を目指していたが、産別の反発が強く二の足を踏んでいた。産別が反発するのは参院選比例代表特有の仕組みにある。比例代表は候補者名と政党名の合計が各党の得票数となり、得票数に応じて各党に議席が配分される。原則、候補者名の票が多い順に当選者が決まる。蓮舫氏が産別の組織内候補よりも当選順位が上位になり、その結果、産別候補が落選する恐れがあるためだ。

小川氏は会見で、常任幹事会での議論として「『誰がはじかれる』『どこの団体がはじかれる』ということを憂慮した声は一切なかった」と強調してみせた。

また、野田氏の政治手法にも批判が集まる。野田氏は自身に近い手塚仁雄幹事長代行らを重用しており、党内からは「側近政治」と批判されてきた。蓮舫氏擁立は野田氏の強い意向とされ、立民中堅は「野田氏はえこひいきで蓮舫氏を政界復帰させたいのだろうが、われわれも有権者も求めていない。負けたら抗争だ」と戦意をみなぎらせた。

■「国政に戻るのは違う」投稿も

蓮舫氏は昨年6月に立民を離党し、翌7月の東京都知事選に無所属で出馬し3位に終わった。その後、蓮舫氏は自身の交流サイト(SNS)に「今は国政選挙を考えていない」「120万を超える人が『蓮舫』と書いてくれた。これでまた国政に戻るというのは私の中では違う」と表明していた。

別の立民中堅は「ブーメランとはまさにこのことだ」とあきれ果てた。(千田恒弥)

733OS5:2025/06/25(水) 09:01:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/8666c798edbe788fbeb39e0db9bad342a2012b3d
立憲、参院選の擁立完了 選挙区29人、比例は蓮舫氏含め22人
6/24(火) 20:20配信

朝日新聞
立憲民主党の参院選総合選対本部の会合で発言する野田佳彦代表(中央)=2025年6月24日午後2時2分、国会内、岩下毅撮影

 立憲民主党は24日、参院選(7月3日公示、20日投開票)で前職の蓮舫氏(57)を含む9人の比例区での公認を決め、擁立作業を完了させた。公認は選挙区で29人、比例区で22人となる。目標は「改選議席の与党過半数割れ」と位置付け、立憲単独での獲得議席は設定しない方針だ。

【写真】立憲、蓮舫氏を参院選比例に擁立 党内に不満、野田執行部の火だねに

 野田佳彦代表は選対会合で、党が掲げた物価高対策が東京都議選の議席増につながったとして「参院選でも確信を持って訴えたい」と述べた。常任幹事会では知名度がある野田氏側近の蓮舫氏の擁立を決定。連合の組織内候補が当選圏から外れかねないとの異論が党内にあったが、野田氏らが押し切った。蓮舫氏は昨夏の都知事選で大敗した直後に「今は国政選挙はもう考えていない」と述べていた。

 小川淳也幹事長は記者会見で「参院選は事実上の政権選択選挙だ」と述べ、高い目標として非改選を含めた与党過半数割れを挙げた。大串博志選挙対策委員長は会見で「野党全体で成果を出すことが大切」として獲得議席の目標は設定しない方針を示した。

    ◇

 蓮舫氏以外の公認発表は以下の各氏。いずれも比例区で新顔の江畑弥八郎(70)▽太田真平(38)▽越智紀江(48)▽中原力(51)▽原谷那美(41)▽平原麗子(47)▽古山葉子(60)▽渡辺雅行(63)。(大久保貴裕、南有紀)

朝日新聞社

734OS5:2025/06/25(水) 09:56:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a8eb071b3ea9933a8cdf2531a27bd8b04666e3b
連合神奈川、立民・牧山弘恵氏を「推薦」に格上げ 一本化で対応注目
6/25(水) 5:00配信


カナロコ by 神奈川新聞
牧山弘恵氏(資料写真)

 参院選神奈川選挙区(改選定数4)を巡り、連合神奈川は24日の執行委員会で、立憲民主党の現職牧山弘恵氏(60)について、これまでの「支持」から格上げし「推薦」を決定した。近く連合本部に上申する。

 立民は改選期が重なった牧山氏と水野素子氏(55)の現職2人を擁立する方針だったが、複数擁立に難色を示した連合神奈川は2人を限定的な支援となる支持にとどめた。しかし5月、週刊誌報道で秘書らへのパワハラ疑惑を報じられた水野氏が出馬を断念。一本化された牧山氏を推薦に格上げするか、対応が注目されていた。

神奈川新聞社

735OS5:2025/06/25(水) 09:57:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/f18e55838f0e2956eb549105a9ef9dc74387261e
どうなる野党共闘…きょう一本化協議 立民は〝共闘の3条件〟未回答、共産にくすぶる〝尾辻氏の自民公認公募〟〈参院選鹿児島〉
6/25(水) 6:23配信



南日本新聞
(左)参院選出馬への思いを語る尾辻朋実氏=3月28日、県庁(右)参院選鹿児島選挙区への立候補を表明する松崎真琴氏=5月16日、県庁

 7月3日公示の参院選鹿児島選挙区(改選数1)への立候補を巡り、立憲民主党が推薦する無所属新人の尾辻朋実氏(44)と共産党公認で新人の松崎真琴氏(67)の野党候補者の一本化を探る協議が25日に開かれることが、24日分かった。立民と共産が共闘の条件などを示すとみられるが、結論が出るかは見通せない。

【関連】2025参院選・鹿児島選挙区にまつわる記事を一気読み

 協議は市民グループ「市民・野党共闘をすすめるALLかごしまの会」が呼びかけ、5月下旬に続き2回目。社民党と政治団体「新社会党」も参加する予定。

 共産は5月に、共闘の条件として共闘意思・政策合意・選挙協力の三つを立民側に提示していた。安保法制の閣議決定廃止や、選挙協力に関して書面を交わして公表することなどは譲れないとする。共産内には尾辻氏が自民党公認候補の公募に手をあげた経緯を疑問視する声があるほか、立民の過去の選挙協力体制に不満がある。

 立民は三つの条件に対し24日時点で回答していない。一方、候補予定者の一本化の協議を求める文書を20日に共産側に提出していた。

 鹿児島選挙区では、自民党公認で元職の園田修光氏(68)と、参政党公認で新人の牧野俊一氏(39)も出馬の意向を示している。

南日本新聞 | 鹿児島

736OS5:2025/06/25(水) 17:38:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/787c52c652e8abc1ccbd8a2b047bdd6b85ccf51c
乱戦の参院京都選挙区、共産「宝の議席」・れいわ新人「倉林さんとともに国会へ」…革新勢力の行方
6/25(水) 13:12配信


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読売新聞オンライン
志位議長(右)と街頭演説に臨む倉林氏(1日、京都市下京区で)

 「新しい歴史を一緒に刻もうではありませんか」

 1994年から府議、京都市議を計19年務め、2013年の参院選で当時の民主党や日本維新の会の候補者を抑えて初当選。他党の市議も「会派を超えて対話ができるまっとうな人」と評するなど、党派を超えて信頼を得る。

 関西の選挙区で選出された共産現職は倉林のみで、党は「宝の議席」と位置づける。この日、倉林と並び立った党議長の志位和夫(70)も「京都で勝つことが全体の勝利につながる」と熱弁を振るった。

山本代表ののぼり旗を掲げ、街頭に立つ西郷氏(20日、京都市右京区で)

 ただ19年の改選時と異なるのが、支持層の重なるれいわ新選組の候補擁立だ。票の食い合いが懸念されるが、れいわは「政権交代を目指す立場なら、野党で自民の議席を奪うのが当然」との考え。同党新人の西郷南海子(37)は「倉林さんと『共に国会へ』と打ち出したい」と説明する。

 これまで両党は共闘関係を保ってきた。19年の参院選は全国の1人区で、共産など野党4党が候補者を一本化したが、2人区の京都では立憲民主が擁立。一本化に加わらなかったれいわは、代表の山本太郎(50)の来訪などで倉林を支援し、再選に一役買った。

 20年の京都市長選は、共産、れいわが同じ候補者を推薦。21年の衆院選では、れいわを加えた野党5党で共闘も実現していた。だが、昨年の衆院選で「野党共闘のモデル」と呼ばれる沖縄1区で、れいわが新人擁立を発表し、共闘が決裂。最終的には取りやめたものの、共産党府委員長の渡辺和俊(74)は「首をかしげざるを得ない」と語る。

 共産が浸透を狙う若年層の動向にも、西郷の出馬が影響する可能性がある。れいわはSNSでの発信を主軸とし、若者の支持を拡大させている。西郷はX(旧ツイッター)に「#積極財政50本ノック」と題した動画をほぼ毎日投稿。陣営のボランティアには高校生や大学生も参加している。

 一方、共産もユーチューブを活用し、倉林による国会質問の切り抜き動画をこれまでに300本以上投稿。京都大や同志社大の前で、学生らと対話を重ねながら関心事を選んでもらう「シール投票」なども実施してきた。

 より多くの若者に支持を広げられるのはどの党か。京都の「革新勢力」の行方に注目が集まる。(敬称略)

参院選立候補予定者
西田昌司  66 自現
山本和嘉子 56 立新
新実彰平  36 維新
倉林明子  64 共現
酒井常雄  63 国新
西郷南海子 37 れ新
木村嘉孝  50 N新
谷口青人  46 参新
二之湯真士 46 無新

(敬称略、党派の並びは参院勢力順)

737名無しさん:2025/06/26(木) 09:22:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/0665a207ce14eeb4265541686e9b18b4c876a561
党勢低迷、見えぬ出口 公明、参院選へ強まる危機感
6/26(木) 7:03配信

時事通信
講演する公明党の斉藤鉄夫代表=25日午後、東京都千代田区

 東京都議選で9回連続の全員当選を逃した公明党が、7月の参院選(3日公示、20日投開票)への危機感を強めている。

【ひと目でわかる】政党支持率の推移

 「政治とカネ」や物価高で厳しい政権批判にさらされ、持ち前の強固な組織力もほころびが目立つ。大敗した昨年の衆院選からの立て直しを目指すが、低迷する党勢回復の道筋は見通せない。

 「油断したということかもしれない」。公明の斉藤鉄夫代表は25日、東京都内で講演し、都議選の結果をこう振り返った。

 昨秋の衆院選で、公明は自民党派閥の裏金事件のあおりを受け、当時の石井啓一代表が落選するなど議席を大きく減らした。斉藤氏の「初陣」となった都議選でも逆風は続き、改選前議席より擁立候補を絞ったが、36年ぶりに落選者を出す事態となった。

 開票直前、党本部内では「7、8議席落とす可能性がある」との厳しい見方も出ていた。結果は擁立した22人中19人が当選。党幹部の中には「よく踏みとどまった」との受け止めもある。

 ただ、議席を失ったのはいずれも党を象徴する選挙区。新宿区は、支持母体・創価学会が本部を置く。現職2人が共倒れした大田区は、党創設者の故池田大作・学会名誉会長の出身地だ。党関係者は「落としてはいけなかった」と嘆いた。

 当選した選挙区でも、得票数が目標に数千票程度届かないケースが目立つといい、全体では前回比10万票減。国政選の比例票も減少が続く中、改めて集票力の衰えが浮き彫りとなった格好だ。

 西田実仁幹事長は24日の記者会見で、都議選の敗因について「物価対策が不十分だとの民意(の表れ)ではないか」と分析。9月以降もガソリン価格の支援策継続を検討する考えを示したが、党内には「裏金問題などへの拒否感は政策ではカバーできない」との懸念がくすぶる。

 「大変な世界状況の中、しかるべき決断ができなくなる。自公で過半数を維持させてもらいたい」。斉藤氏は講演で、参院選をあえて「政権選択選挙」と位置付け、自公政権の継続を訴えた。

738名無しさん:2025/06/26(木) 13:29:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/e3538c75226f6074579813917e96b7b9dfdb8f56
乱戦の参院京都選挙区、立民・維新・国民それぞれの思惑…一本化せず虎視眈々と議席狙う
6/26(木) 12:18配信


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読売新聞オンライン
 今年1月初旬、連合京都会長の原敏之(61)の姿は東京にあった。日本維新の会共同代表の前原誠司(63)、立憲民主党府連会長の福山哲郎(63)ら京都選出の国会議員と食事をしながら、こう切り出した。「まとまるよう話し合ってほしい」

 2013年の参院選で、当時の民主党が守っていた議席が、共産現職の倉林明子(64)に1万7000票差で奪われた。19年の改選時は、当時の立民と国民民主が候補者を一本化したが一歩及ばず。今回非改選の福山が5選を果たした22年の参院選では、維新の候補を国民が推薦し、立民との関係は冷え切った。

 「ノー維新」を貫く連合だが、原は「絶対議席を取り返す。その第一歩は野党協力」とし、維新を含む3党に一本化を働きかけてきた。だが、その思いは届かなかった。

事務所開きで前原共同代表(右)と握手を交わす新実氏(21日、京都市下京区で)

 戦いはもう一つある。23年に国民の代表選に敗れた前原と代表の玉木雄一郎(56)。2人の代理戦争とする見方だ。

 前原には、府議時代からの「前原党」とも呼ばれる強固な支持層がいる。維新合流後も地元議員への前原の影響力は絶大だ。京都市議で国民府連会長の中野洋一(56)は「築いてきた信頼関係は大事」と語り、府や京都、城陽両市では、両党で会派を構成する。

玉木代表(左)と出馬会見に臨んだ酒井氏(7日、京都市下京区で)

 元アナウンサーの新実彰平(36)をいち早く擁立した維新に対し、擁立に及び腰だった国民。府連をよそに党本部は、昨年5月に党を離れた前府議の酒井常雄(63)に直接声をかけた。酒井は今秋の城陽市長選への出馬準備をしていたが、最終的に引き受けた。

 今月7日、下京区内であった酒井の出馬記者会見には、玉木自らが駆けつけ「負けられない戦いだ」と力説した。

 支持層の重なる維新と国民。前原が「手ごわい相手」と評すると、中野は「衆院選で知名度が上がり、党にとって今が最大のチャンス」とする。

 昨年の衆院選で府内の比例得票数は、維新が16万8000票で、21年の前回から9万8000票減少。一方、国民は4万3000票増の10万3000票とし、差を詰めた。

 好機とみるのは比例得票を19万3000票とし、府内第2党になった立民もだ。元衆院議員の山本和嘉子(56)の経験や人柄を押し出し、差別化を図る。福山は「活動量は負けていないが、楽観視していない。着実に歩を進め、議席を取りにいく」と息巻く。

 連合京都は結局、山本と酒井いずれも推薦。2人に推薦を出すのは初めてのことだ。

 それぞれが虎視眈々(こしたんたん)と議席を狙う乱戦が始まる。(敬称略、この連載は岩崎祐也、相間美菜子が担当しました)

参院選立候補予定者
西田 昌司 66 自現
山本和嘉子 56 立新
新実彰平 36 維新
倉林明子 64 共現
酒井常雄 63 国新
西郷南海子 37 れ新
木村嘉孝 50 N新
谷口青人 46 参新
二之湯真士 46 無新
(敬称略、党派の並びは参院勢力順)

739OS5:2025/06/27(金) 08:11:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/c27ec3340b24853efddde37218672f9fd6363517
参院選東京、今回は7位も当選 ただし任期3年 共産陣営「6位以内じゃないと議席重複」
6/27(金) 7:00配信

産経新聞
6年前の参院選で当選し、万歳する共産党の吉良佳子氏。左は山添拓氏=令和元年7月、東京都渋谷区(宮野佳幸撮影)

7月3日公示、20日投開票の参院選で改選数6の東京選挙区では、今回7人の当選者が出る。昨年の東京都知事選に出馬した立憲民主党の蓮舫氏の自動失職に伴う欠員補充との「合併選挙」になるためだ。7位の当選者は蓮舫氏の残り任期の3年となるため、厄介な問題が出てくる。

東京選挙区の非改選議員は、朝日健太郎(自民)、竹谷とし子(公明)、山添拓(共産)、生稲晃子(自民)、山本太郎(れいわ)の5人。

今回の参院選で自民、公明、共産、れいわの候補者が7位で当選すると、非改選議員と議席が重複し、3年後の選挙で候補者を絞らなければならない可能性が出てくる。

このため、今回出馬する共産現職の吉良佳子氏の陣営はSNSなどで「7番目なら、3年後、山添拓参院議員と改選が重なります」「6位以内で勝たせなければなりません」と支援を呼び掛けている。吉良氏の陣営は26日夕、小池晃書記局長も参加して党本部でキックオフ集会を行う。

合併選挙は令和4年の神奈川選挙区(改選数4)でも行われ、5位で当選した立民の水野素子氏が3年の任期を終える。元秘書らへのパワハラ疑惑が報じられ、不出馬を表明している。

740OS5:2025/06/27(金) 08:12:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d777381a3c486f27b97a2869c9d239975b9796b
都議選初当選の「減税党」佐藤沙織里氏、参院選の候補者募集「国と地方両方ひっくり返す」
6/27(金) 7:00配信

産経新聞
政治団体「減税党」党首の佐藤沙織里氏(本人のXから)

先の東京都議選で初当選した政治団体「減税党」党首の佐藤沙織里氏(35)は23日、X(旧ツイッター)で、参院選(7月20日投開票)に候補者を擁立する考えを表明した。「減税党で候補者募集します!国と地方、両方一気にひっくり返しましょう」と書き込んだ。

佐藤氏は2月の千代田区長選は次点で敗れたが、今回千代田区(定数1)で「減税」「社会保険料の削減」「違法外国人ゼロ」を訴え、246票差で地域政党「都民ファーストの会」現職らを破った。

佐藤氏は「日本の一丁目一番地、千代田区は私が守ります」と投稿し、参院選の候補者については「東京選挙区から私が全力で押し上げます」と強調した。

配信動画も合わせて投稿し、「千代田がひっくり返ったら政権交代の合図だよといって、ここをどうしてもひっくり返さないといけなかった」と振り返り、「私が心臓部(=千代田区)を抑えたのでこの流れで国政も抑えていこう」と訴えた。

都政については「小池(百合子)都政にメスを入れて、見えないものを全部表に出してユーチューブで発信していく。『何をやっているのだ、この議員』を全部出していく」と、都議会の内情も明らかにしながら、減税政策を進める考えを示した。

佐藤氏はユーチューブチャンネルの登録者が38万人を超えている。

741OS5:2025/06/27(金) 08:12:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/2dd9bedf4ec7af91d0126ab0ca767687975d1b44
参院選千葉、維新と諸派の新人が出馬表明
6/26(木) 20:14配信


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産経新聞
参院選千葉選挙区(改選数3)を巡り、司法書士の石塚貞通氏(58)が26日、県庁で記者会見し、日本維新の会の新人として立候補する意向を表明した。「社会保険料を引き下げて、手取りを増やしたい」と主張。企業・団体献金の廃止やインターネット投票の実現なども訴えた。野田市で司法書士事務所を経営。昨年の衆院選も千葉8区から維新で出馬し落選した。

元高校講師で政治団体「日本誠真会」の新人、橋本直久氏(61)も同日、県庁で会見し、立候補の意向を表明した。相次ぐ子供の自殺は、教員が多忙で子供と向き合えていないことが原因であるとし、「教員の働き方を変えたい」と強調した。「大日本帝国憲法の復元」なども掲げた。

742とはずがたり:2025/06/28(土) 11:04:50
参議院選挙和歌山選挙区 無所属 末吉亜矢氏が立候補へ
https://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/20250214/2040019227.html
02月14日 19時29分

ことし夏に行われる参議院選挙の和歌山選挙区に、不動産会社社長の末吉亜矢氏が無所属で立候補する意向を表明しました。

末吉氏は14日、和歌山県庁で記者会見を行い、「県外からの移住者の受け入れ促進や、空き家を有効活用する仕組みづくりとその財源の確保などを行っていきたい」と述べ、ことし夏に行われる参議院選挙の和歌山選挙区に無所属で立候補する意向を表明しました。
末吉氏は、和歌山市出身の53歳。
銀行のグループ会社に勤めたあと、不動産会社に入社し、現在は社長を務めています。
参議院選挙の和歌山選挙区には、これまでにいずれも新人で、▽自民党の二階伸康氏、▽立憲民主党の村上賀厚氏、▽参政党の林元政子氏が立候補する意向を表明しています。

《自民和歌山に衝撃!》鶴保庸介の元恋人が参院選出馬へ 本人は「自分から言うと角が立つでしょう?」「アハハハハ…私は楽しかった」
https://news.yahoo.co.jp/articles/2ef43f029fca574f42394614eb73abcfe2492306
6/28(土) 10:42配信
文春オンライン

 7月3日に公示を迎える参議院議員選挙。和歌山選挙区は特に激戦区だ。

「和歌山は自民党王国で、昨年政界を引退した二階俊博元幹事長(86)の地盤です。2月9日に二階氏の三男・二階伸康氏(47)と前・和歌山県有田市長の望月良男氏(53)が参院選の公認候補の座を巡って県連の役員による投票で争い、二階伸康氏が公認候補となることが決まった」(政治部記者)

 ただ、丸く収まらなかった。

「公認されなかった望月氏は、二階家の“宿敵”である世耕弘成前参院幹事長(62)に近い存在。結局その後、望月氏は無所属での出馬を表明したのです」(同前)

 自民公認である二階氏の息子に、世耕氏の刺客が挑む“保守分裂”となり、改選数1を争って野党が絡む構図だ。

電撃参戦した“まさかの女性”

 だが、そこに思わぬ異変が――。自民党関係者が声を潜めて明かす。

「実は同じ選挙区に立候補を表明したとある女性が、和歌山の鶴保庸介参院議員(58)と最近まで親密すぎる関係にあったことが取り沙汰されて、混乱が広がっているのです」

 鶴保氏は、二階氏に近い政治家として知られる。一方の彼女は、地元の不動産会社の社長だ。

 一体なぜ、出馬まで決意したのだろうか。6月初旬、取材を申し込むと、ピンクのポロシャツ姿で女性本人が登場。対面取材に応じた。

――鶴保先生とのご関係を聞きたくて。

「うん、うん、うん。どうやって答えたらええんやろ? でもね、私が自分から言うと角が立つでしょう?」

 そして、少し赤面して、次のように呟いた。

「アハハハハ……私は、楽しかったと思って」

 一方、鶴保氏の事務所に女性社長との関係を尋ねたが、回答はなかった。

「 週刊文春 電子版 」ではこの女性候補の正体を詳報。出馬の理由、2人の公私にわたる深すぎる関係などを報じている。

743とはずがたり:2025/06/28(土) 13:36:30

立憲と共産が選挙協力で合意 共産・田村氏「非常に大きな意義」
安倍龍太郎2025年6月20日 5時00分
https://www.asahi.com/articles/AST6M4JD2T6MUTFK01LM.html

 立憲民主党の野田佳彦代表と共産党の田村智子委員長は19日夜、国会内で会談し、7月の参院選で焦点となる全国32の「1人区」で候補者調整を進めていくことで合意した。会談後、田村氏が記者団に明らかにした。

 田村氏によると、参院選に向けて野田氏は「与党の議席を減らし、連携して力あわせをしたい」と表明。両党が掲げている消費税減税や企業・団体献金の禁止を進めていくことなどを確認し、選挙協力を進めることで一致した。対象となる具体的な選挙区については今後、両党で詰めるという。

 田村氏は記者団に「共闘の意思の確認。そして政策の一致について、党首会談で合意できたことは非常に大きな意義がある」と説明した。

744とはずがたり:2025/06/28(土) 13:37:03
共産党大分県委員会は立憲民主党の候補を支持
https://www.oab.co.jp/news/2025-06-27/202506276357/

7月の参議院議員選挙について、共産党大分県委員会は独自候補を擁立せず立憲民主党の候補を支持することを明らかにしました。

(共産党大分県委員会 林田澄孝委員長)
「自公勢力を少数派に追い込むためには最大限野党が共闘して戦う必要がある」

27日に会見を開いた共産党大分県委員会の林田澄孝委員長は、消費減税や企業団体献金の禁止など主な政策で合意できたとして、立憲民主党の吉田忠智さんを支持することを明らかにしました。

参議院議員選挙は7月3日公示、20日投開票で、大分選挙区はご覧の5人による争いとなる見込みです。

745とはずがたり:2025/06/28(土) 13:37:31

参議院選挙三重選挙区、共産党県委員会が候補者擁立見送りへ
2025年6月28日 05時05分 (6月28日 05時05分更新)
https://www.chunichi.co.jp/article/1089521?rct=mie

 7月3日公示の参院選三重選挙区(改選数1)で、共産党県委員会は候補者擁立を見送る方針を固めた。28日に会合を開き、正式に決める。関係者が明らかにした。同選挙区は、自民党現職に立憲民主党、参政党、諸派の新人3人が挑む構図が固まった。
 参院選を巡っては、今月中旬、立民の野田佳彦代表と共産の田村智子委員長が会談し、協力することで一致。「与党を少数に追い込む」として、1人区での候補者調整の協議を進めるなどとしていた。
 2022年の前回選で、共産県委員会は独自候補を立てず、立民と国民民主の両党が推薦した無所属新人に対し、「自主支援」として支持者らに投票を呼びかけた。今回選で、立民新人についてどのような...

746とはずがたり:2025/06/28(土) 13:38:00

参院選鹿児島選挙区 立憲と共産が協議 一本化まとまらず 引き続き協議へ
https://news.yahoo.co.jp/articles/c68b47e5a43f49e2d67ee09cdc602dac0e59b1e6
6/26(木) 12:11配信
鹿児島ニュースKTS

鹿児島テレビ

7月20日投開票の参院選をめぐり、立憲民主党と共産党の候補者の一本化に向けた会合が25日夜、鹿児島市で行われましたが、話し合いはまとまらず、7月3日の公示まで引き続き協議していくことを確認しました。

参院選の鹿児島選挙区には、自民党の園田修光さん、共産党の松崎真琴さん、参政党の牧野俊一さん、無所属の尾辻朋実さんの4人が立候補を表明しています。

会合は非公開で行われ、無所属の尾辻さんを推薦する立憲民主党県連と、松崎さんを公認する共産党県委員会、それに社民党、市民団体「ALLかごしまの会」などが出席し、候補者の一本化に向けて意見を交わしました。

会合後、取材に応じた市民団体によりますと、候補者の一本化の必要性は立憲民主党、共産党ともに一致していたものの、結論には至らなかったということです。

今後、引き続き、政策などについて協議していくことを確認し、公示まで時間もないことから、6月中にもう1回、会合の場を設ける予定です。

ALLかごしまの会・高岡茂共同代表
「尾辻氏が元々自民党ということもあり、それに対する信頼感が得られるか、今後も話し合いは続けていく」

鹿児島テレビ

747とはずがたり:2025/06/28(土) 13:39:28
>立民と共産は、青森、福島、栃木、群馬、岐阜、福井、奈良の7選挙区で立候補予定者が競合している。

立憲民主党と共産党が「1人区」の調整急ぐ…絡み合う思惑とメンツ、歩み寄りは不透明 
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250625-OYT1T50228/
2025/06/26 05:00
田村直広
前田毅郎

 参院選(7月3日公示、20日投開票)で、立憲民主党と共産党が改選定数1の「1人区」での候補者の一本化に向けた調整を急いでいる。両党が競合する7選挙区のうち一部の選挙区で共産側が擁立を取り下げることを想定する。与党の改選過半数割れを目指すとの共通目標のためだが、どこまで歩み寄れるかは見通せない。(田村直広、前田毅郎)

 立民の野田代表は25日、宇都宮市内で記者団に「1人区で勝っていくためには候補者を限りなく一本化していくことが大事だ。粘り強く最後までやっていきたい」と語った。

 読売新聞の調べ(25日現在)では、全国32の1人区のうち、立民と共産は、青森、福島、栃木、群馬、岐阜、福井、奈良の7選挙区で立候補予定者が競合している。

 野田氏と共産の田村委員長は19日の党首会談で、1人区での候補者調整を進めることで一致した。その後、立民の大串博志代表代行と共産の小池書記局長が水面下で協議を続けている。両党関係者によると、現状では岐阜での実現が有力視されている。加えて、鹿児島で、立民が推薦する無所属の候補予定者への一本化が検討されている。

 立民岐阜県連の今井雅人代表は「政治を変えるために協力関係を作ることはできるのではないか」と期待を寄せる。共産は2024年衆院選の比例選では、岐阜県で約4万4000票を獲得した。立民幹部は「岐阜で一本化できれば勝算が相当高まる」と見込む。

「立憲共産党」

 ただ、立民内には「共産との連携と見なされると、『立憲共産党』との批判を招く」との懸念がくすぶる。立民の支持組織の連合も共産との接近に神経をとがらす。そうした事情から、立民参院中堅は「表での協力要請は行わず、共産が一方的に擁立を取り下げる形がベストだ」と本音を漏らす。

 対する共産は、「政権交代の可能性を高めるという目的があるとはいえ、基本的に立民にしかメリットがないだけに、協力を要請するのが筋だ」(幹部)との立場だ。もっとも、党勢は低迷傾向にあり、「一本化で与党の議席を減らしたという成果も必要だ」(ベテラン)との事情も抱える。

 田村氏は25日、立民との候補者調整に関し、記者団に「対等、平等、相互尊重という基本をしっかり確認しながら進めている」と強調し、具体的な進展状況への言及は避けた。

 立民、共産双方の思惑とメンツが絡み合う折衝は、公示日直前までもつれ込む可能性がある。

748とはずがたり:2025/06/28(土) 13:40:43
ソースは未だ無い?

https://x.com/senkyoyosou/status/1938814552369700961
世論分析と選挙情勢予測
@senkyoyosou

福島県選挙区で、立民と共産で候補者一本化。

午後1:19 ・ 2025年6月28日


749とはずがたり:2025/06/28(土) 13:42:17

「悔しい、残念」維新と候補者調整で出馬とりやめ、参院和歌山で立憲
榊原織和2025年6月9日 7時00分
https://www.asahi.com/articles/AST683RSVT68PXLB001M.html

立憲民主党県連が参院選の擁立取りやめについて会見。立候補予定だった村上賀厚氏(右)と山本忠相県連代表が説明した=2025年6月8日、和歌山市七番丁、榊原織和撮影

 夏の参院選で立憲民主党と日本維新の会が和歌山と岐阜で候補者調整をしたことを踏まえ、立候補予定者を取り下げる側の立憲和歌山県連が8日、和歌山市内で会見を開いた。県連の山本忠相代表は「公認の権限を持っているのは党本部。非常に不服だが、組織の一員として致し方ない。従わざるを得ない」と話した。

 山本代表によると、先月27日に党の大串博志代表代行が和歌山を訪れ、党県連に対して、参院選の和歌山選挙区に立候補予定者だった村上賀厚氏(65)の公認内定を取り消す考えを伝えた。

 その席上で、大串氏から「(維新との候補者調整は)与党の議席を一つでも減らす大義にかなうことであり、理解して欲しい」などと説明を受けた。今回の候補者調整では、和歌山で立憲が、岐阜で維新が立候補予定者を取り下げる。

 山本代表は、立憲から立候補者がいなくなることについて「和歌山でリベラルな考えを持つ方の投票先はほぼなくなったと言って等しい。有権者に選択肢を示せないことは本当に申し訳ない」とおわびした。維新との候補の一本化は「野党共闘」ではないとし、政策や理念の違いから参院選で維新候補を応援する可能性は「ゼロ」と述べた。

 会見に先立ち、県連の常任幹事会が開かれ、参院選和歌山選挙区の対応を自主投票と決めた。参院選では、比例票の積み上げをめざす。

 村上氏は昨年の衆院選に和歌山1区から立憲公認で立候補し、落選。その後も和歌山市内で活動を続け、今年2月に夏の参院選和歌山選挙区への立候補を表明。党の野田佳彦代表も同席した。

 8日の会見に同席した村上氏は「断腸の思い。悔しい。残念で情けない」と話した。公認や党の支援がない選挙活動は困難と考え、無所属での立候補はしないと明言した。

立憲と維新、参院選の岐阜・和歌山で候補一本化 「予備選」広がらず
宮脇稜平2025年6月6日 18時30分
https://www.asahi.com/articles/AST662TM8T66UTFK00HM.html

 立憲民主党と日本維新の会は6日、今夏の参院選1人区での候補者調整を岐阜、和歌山の2選挙区で行うと発表した。岐阜では維新、和歌山では立憲が候補予定者を取り下げる。維新は「予備選」による全国32の1人区での野党候補の一本化を各党に呼びかけてきたが、立憲以外に賛同は広がらず、2選挙区での調整にとどまった。

 維新は1月以降、競合区で世論調査を行い、トップ候補に一本化する「予備選」の実施を提唱してきた。しかし、国民民主党や共産党は応じず、野党候補を1人に絞り切れない中での「予備選」には立憲も難色。最終的には、国民民主と競合していない岐阜、和歌山のみで、立憲とだけ候補者調整を行う運びとなった。

 維新の吉村洋文代表はこの日、記者団に「我々の制度設計通りではないが、一歩前進だ」と強調した。

750とはずがたり:2025/06/28(土) 13:42:47
立民と維新 参議院 岐阜・和歌山選挙区で候補者の一本化を合意
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250606/k10014828101000.html
2025年6月6日 18時47分

夏の参議院選挙をめぐり、立憲民主党と日本維新の会は、岐阜と和歌山の2つの選挙区で候補者を一本化することで合意しました。

夏の参議院選挙をめぐっては、日本維新の会が、定員が1人の1人区で野党候補者を一本化するため、インターネットによる世論調査などをもとに候補者を決める予備選挙を実施したいとしていて、立憲民主党などほかの野党に参加を呼びかけています。

こうした中、立憲民主党と日本維新の会は6日、岐阜選挙区は立憲民主党の候補者に、和歌山選挙区は日本維新の会の候補者に一本化することで合意したことを明らかにしました。

立憲民主党の大串代表代行は「さまざまな情勢分析をしつつ、1人区でどのようにすれば野党として最大の結果を出していけるか、総合的な判断をした。各党と連携し、力を合わせていく姿勢は今後も持ち続けたい」と述べました。

日本維新の会の岩谷幹事長は「与党の過半数割れを実現して政策を実現するために野党で候補者を一本化する必要性は各党が認めているので、候補者の当選を目指して全力を尽くしたい」と述べました。

751とはずがたり:2025/06/28(土) 13:43:29

立憲と国民民主が参院選滋賀で一本化も… 1人区の半数で野党競合
https://www.asahi.com/articles/AST6K44R5T6KUTFK011M.html
大久保貴裕2025年6月18日 6時00分

 7月の参院選で焦点となる全国32の「1人区」で、立憲民主党と国民民主党の間で「擁立取り下げ」を伴う候補者調整が17日、初めて実現した。立憲としては、日本維新の会との2選挙区に続く調整成立となった。ただ、国民民主と共産党の積極擁立で主要野党の候補予定者の競合は16選挙区に及んでおり、野党間の一本化交渉は先行きが見通せない状況が続いている。

 「立憲、国民民主、維新との関係では、整理された形で1人区を戦っていく態勢がほぼ出来上がった」。立憲の大串博志選挙対策委員長は17日の記者会見で「与党を改選過半数割れにする大義のための野党の連携」の必要性を指摘し、そう強調した。

 国民民主との調整は、滋賀で立憲が公認内定を取り消す代わりに、岐阜と佐賀で国民民主が県レベルで立憲候補を支援する枠組みで落ち着いた。両党はともに民進党を源流とし、連合の支援を受けているが、国民民主が高支持率を背景に立憲との調整に難色を示してきた。滋賀では連合の県組織が国民民主の候補予定者を推す方針を表明したことで立憲が取り下げたが、維新と共産は調整に加わっておらず、野党の競合状態は変わらない。
共産幹部「事情を見ながら判断」

 一方、野党第2党の維新は昨…

752とはずがたり:2025/06/28(土) 13:51:17

参院選1人区で野党競合相次ぐ 聞く耳持たぬ国民民主、連合とも距離
https://www.asahi.com/articles/AST592SSRT59UTFK00XM.html
大久保貴裕2025年5月12日 6時00分

 今夏の参院選で焦点となる全国32の「1人区」で、野党候補の一本化調整が難航している。主要野党の公認が競合する選挙区は現状11。国民民主党や共産党は積極擁立の構えを崩さず、3分の1超の選挙区で、与野党「一騎打ち」の状況を作れないでいる。

国民民主幹部「我々は野党と組みたくないんです」 野党間の対立激化

 「ギリギリの段階になってしまう所もあるかもしれないが、選挙本番まで努力を続けていきたい」。立憲民主党の野田佳彦代表は9日の記者会見で、1人区の調整状況について問われ、苦しい表情で語った。昨秋の衆院選直後から一本化の必要性を訴えてきたが、目標時期は「年度内」「4月メド」「選挙本番までに」と後退する一方だ。

 朝日新聞の集計では、32の1人区のうち、立憲、日本維新の会、共産、国民民主、れいわ新選組の主要野党で公認が競合している選挙区は11。国民民主系の無所属と共産がぶつかる山形を含めると12に上る。福井と岐阜は三つどもえ、滋賀と奈良はれいわを除く4党が擁立予定で、調整をいっそう困難にしている。

参院選1人区をめぐる主要野党の競合状況

32の1人区のうち11選挙区で競合
野党公認候補数 競合する党 選挙区
4人 (2選挙区) 立vs.維vs.共vs.国 滋賀、奈良
3人 (2選挙区) 立vs.共vs.国 福井
立vs.維●vs.共 岐阜

2人 (7選挙区) 立●vs.維新 和歌山
立vs.共 青森、福島●?、群馬
共vs.国 富山、山梨、長崎

 野党で候補者を一本化できれば、政権批判票の集約が期待できる。実際、立憲、国民民主、共産、社民の4党は2019年参院選で候補者を一本化し、32選挙区で10勝を挙げた。調整が不調のまま臨んだ22年参院選では「共倒れ」が多発し、野党側は4勝にとどまった。

 投票行動は必ずしも一致しないものの、昨年10月の衆院選比例区での4党の得票を、参院選1人区ごとに合算すると、ほとんどの選挙区で与党を上回る。野党の競合区は自民の地盤であることが多く、乱立は戦況をさらに厳しくしかねない。

歩み寄りたい立憲民主、強気崩さない国民民主 参院選で増える「競合」選挙区、政策もかみ合わず
2025年4月18日 21時29分 有料会員限定記事
https://www.tokyo-np.co.jp/article/399534

 夏の参院選に向けた立憲民主、国民民主両党の協力の足並みがそろわない。立民は歩み寄りを呼びかけているが、高い政党支持率を維持する国民民主は強気の姿勢で、選挙区で立民との競合も辞さない構えだ。(中沢穣)
◆「基本政策」まとまったはずが玉木氏が不満を公言

立憲民主党の野田佳彦代表=17日、佐藤哲紀撮影
 立民の野田佳彦代表は18日の記者会見で、国民民主の玉木雄一郎代表に対して「ご自身のお仲間も関わりながら作り、共通の応援団のもとで説明した内容ですので、よく考えて発言してほしい」と苦言を呈した。
 矛先を向けたのは17日の玉木氏の発言。両党が共通の支援組織である連合を交えて合意した基本政策について、玉木氏は「合意は非常に抽象的だ。われわれが考えるレベルの合意ができていない」と突き放した。
◆「曖昧な合意」は溝の深さの裏返し
 基本政策の合意は、国民民主が選挙協力などの前提として求めていた。野田氏は合意を機に協力を前進させたい考えも示したが、玉木氏は「選挙協力は別で考える必要がある」と冷ややかだ。

753とはずがたり:2025/06/28(土) 13:52:20

参院岩手選挙区 国民県連、候補擁立見送りへ 山尾氏巡り説明も要求
https://mainichi.jp/articles/20250614/k00/00m/010/127000c
毎日新聞 2025/6/14 14:33(最終更新 6/14 14:33) 494文字

参院選岩手選挙区への候補者擁立見送りを表明した国民民主党の軽石義則県連代表=盛岡市で2025年6月14日午前11時37分、山田英之撮影

 国民民主党岩手県連は14日、盛岡市内で常任幹事会を開き、今夏の参院選岩手選挙区(改選数1)に候補者を擁立しない方針を明らかにした。党本部に上申する。

 各種世論調査で国民の政党支持率が上昇。候補者を擁立した場合、与野党ともに影響を受けるため、動向が焦点だった。玉木雄一郎代表は5月に盛岡市を訪れた際、「なんとか擁立できないか模索を続けたい」と語っていた。

 軽石義則県連代表は常任幹事会後の記者会見で、比例代表を中心に党勢拡大を図る方針を説明。選挙区で他党の候補者は推薦しないとした。

 また、比例代表で立候補を予定していた山尾志桜里元衆院議員の公認内定と公認見送りについて、軽石代表は党本部に対して「我々にも支持者にも、なぜそうなったのか明確に説明を求めたい」と語った。比例代表の候補予定者について「我々もすべて説明を受けたわけではない。不透明感を感じているのが現実だ」と苦言を呈した。

754とはずがたり:2025/06/28(土) 13:57:34

参院選「1人区」で与野党一騎打ちの構図はつくれるのか…野党が16選挙区で競合 候補者一本化の動きは?
2025年6月28日 06時00分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/415265

 参院選(7月3日公示、20日投開票)に向け、野党間で、全国に32ある「1人区」の候補者を一本化する調整が続いている。1人区は参院選全体の勝敗のカギを握るが、27日現在、半分の16選挙区で野党5党いずれかが競合。与野党一騎打ちに持ち込めば、野党には有利になりそうだが、どこまで進むかは見通せない。(中沢穣、村上一樹)

◆都議選では「調整」で議席獲得に前進

 「可能性があるなら、どの党とも誠意ある対話を続けたい」。立民の野田佳彦代表は27日の記者会見で、候補者一本化を諦めない考えを示した。立民が想定する調整相手は、7選挙区で競合している共産。「共産候補の持つ数万票が上乗せできれば、立民が勝てる1人区は少なくない」と立民幹部は皮算用する。
 共産は先の都議選で議席を減らしたが、立民と調整ができた選挙区では議席の維持や獲得につながった。田村智子委員長は「他党からの応援は大きな力になった」と手応えを語り、参院選に向け「立民と力を合わせて自公過半数割れに追い込みたい」と意気込む。
 両党の選挙責任者は、いずれかが擁立を断念すれば一本化される岐阜などを中心に調整を進める。ただ、立民は支援を受ける「連合」の離反を招く懸念から及び腰で、共産も一方的な取り下げには慎重。共産幹部によると、公示日直前まで交渉が続くという。

◆国民民主は強気の姿勢…ただ最近は党の支持率が下落傾向
主要野党が競合する1人区
奈良…立維共国
福井…立共国
滋賀…維共国
青森・福島・栃木・群馬・岐阜…立共
和歌山…維共
富山・石川・山梨・鳥取島根・香川・長崎…共国
宮城…立れ

 立民、維新の両党は今月、調整の結果、岐阜で維新が、和歌山で立民が候補を取り下げることを決定。両党の競合区は奈良のみとなった。
 立民と国民民主は、連合を介して調整し、滋賀と石川で立民が擁立せず、国民民主の候補を支援することとした。一方、佐賀と岐阜では国民民主の県連レベルが、立民候補を支援する。
 共通の支援組織を抱える立民と国民民主の調整が限定的にとどまったのは、昨年の衆院選で議席を増やした国民民主の「強気」が影響する。榛葉賀津也幹事長は4月の段階で、「仲間を降ろすことはない」と言い切り、1人区で10人を公認。立民との調整には消極姿勢を示してきた。ただ最近は党の支持率が下落傾向で、強気の擁立が裏目に出る可能性もある。

755とはずがたり:2025/06/28(土) 14:25:39
>連合熊本や社民党が推薦を決めたほか、国民民主党や共産党の県組織も協力の姿勢を示す

公示まで6日 参院選熊本選挙区 各陣営の動き
https://news.yahoo.co.jp/articles/7bee2127e2b7cafe9846d310ce3484dd3e325935
6/27(金) 20:08配信
TKUテレビ熊本

7月3日公示、20日投開票の参議院議員選挙についてです。公示まで1週間を切り、各陣営の動きが活発化しています。立候補を表明している3人の動きを追いました。

【自民・現 馬場 成志 氏(60)】
「候補者の中で誰が一番この熊本のために働きができるかということを、しっかり訴えて戦っていく」

自民党・現職で3選を目指す馬場 成志 さんは5月、誰よりも早く後援会事務所を開設。自民党県連も1年前から馬場さんを公認候補に推薦し、同時に4人の衆議院議員を選対の責任者に任命するなど、現職としてなかなか熊本に帰れない馬場さんのために万全の応援体制を整えてきました。

現在、国会議員の議席を独占する自民党。熊本地震や2020年7月豪雨からの復旧復興はこの『チーム熊本』の成果だとし一人も欠けるわけにはいかないと結束の重要性を強調します。

6月、熊本を訪れた小野寺 五典 政調会長もこの熊本の盤石の体制をたたえました。

【自民党・小野寺 五典 政調会長】
「チーム熊本は自民党再生の〈お手本〉だ」

馬場さんは、TSMCが進出した今「国が熊本を支える大事な時期だ」と述べ、熊本のために自分を国会に送ってほしいと訴えました。

【自民・現 馬場 成志 氏(60)】
「いま熊本は、じり貧でこらえる番ではなく、決めて前に進む、決めて前に進む。これを連続して続けてやっていく。だから、政治力が必ず必要になってくる」

25日の総決起大会には平日にもかかわらず約2000人を動員。チーム熊本の結束と強固な組織力を武器に3回目の当選を目指します。

【立憲・新 鎌田 聡 氏(60)】
「熊本を変えるためそして保守岩盤の熊本に穴を開けるため、県民生活の向上のために力を尽くしていく」

5月31日、事務所開きを行った立憲民主党・新人の鎌田 聡 さんです。

県連の代表も務める鎌田 さん。県内最大の労働団体、連合熊本や社民党が推薦を決めたほか、国民民主党や共産党の県組織も協力の姿勢を示すなどこれまで同様、野党共闘で参院選に挑みます。

【立憲民主党・野田 佳彦 代表】
「この参議院で鎌田さんが勝てば政権交代につながるうねりが起きる。熊本から鎌田さんを先頭に日本の政治を変えていこうじゃありませんか」

熊本を『最重点選挙区』と位置づける立憲民主党。公示前にもかかわらず野田 佳彦 代表をはじめ辻本・大串両代表代行や泉 前代表など党の幹部らが続々と熊本入りし、鎌田さんへの支持を訴えています。

【立憲・新 鎌田 聡 氏(60)】
「国会にはこの熊本県から〈おかしい〉という声を上げる議員がいない。だから、その役割を私が担っていきたい」

7期26年務めた県議を辞職し退路を断って初めての国政選挙に挑む鎌田 さん。物価高対策や有機フッ素化合物への規制などを訴えます。

【参政・新 山口 誠太郎 氏(36)】
「みなさんに『受け皿がない』とは言わせない。そういう思いで私たち参政党はこの夏の選挙、力を入れている」

今年1月末に出馬表明した参政党・新人の山口 誠太郎 さんです。

税理士事務所で働いている山口さんは「納税に苦しむ声を多く聞いている」として『消費税の減税とインボイス制度の廃止』を訴えています。

【参政・新 山口 誠太郎 氏(36)】
「今の与党は『財源なき減税は無責任だ』と言っているが本当に今の中小企業、経営は厳しい。これを国はどう思っているのか。財源財源…(と言うが)我々の生活を豊かにするのが先ではないか」

6月7日には神谷 宗幣 代表も駆けつけ、「党所属の県議会議員がいる熊本は高い得票率が見込める大事な地域」と力を込め、参政党への支持を呼び掛けました。

【参政党・神谷 宗幣 代表】
「政策は立憲民主党や自民党とはだいぶ違うので県民がフラットに参政党を知って政策比較をしてもらえれば十分に当選を狙える可能性はあるので、どれだけ認知度を上げられるかだ」

6月14日には熊本市中央区で事務所開きを行いました。

党として初めて議席を獲得した先日の東京都議会議員選挙などを追い風に、地道に街頭演説を重ね支持拡大を図ります。

756とはずがたり:2025/06/28(土) 14:27:32
日本共産党
参議院選挙予定候補者
https://www.jcp.or.jp/web_senkyo/web_senkyo-cat/sangiin_senkyoku/


参院選2025
全国の候補者一覧
https://www.asahi.com/senkyo/saninsen/koho/

757とはずがたり:2025/06/28(土) 14:37:24
括弧内は擁立断念・立候補取りやめ

●青森 立民 共産
岩手 立民(国民)
秋田 無所
宮城 立民 れいわ
山形 無[国] 共産
●福島 立民(共産)?
●栃木 立民 共産
●群馬 立民 共産
山梨 国民 共産
新潟 立民
長野 立民
富山 国民 共産
石川 国民(立民)
●福井 立民 国民 共産
岐阜 立民(維新・国民)
三重 立民(共産)
●滋賀 国民(立民) 維新 共産
●奈良 国民 維新 共産
和歌 維新(立民) 共産 保守分裂(二階・元有田市長・元鶴保愛人)
鳥島 国民 共産
岡山 立民
山口 国民 無[立]
香川 国民 共産
愛媛 無所
徳知 無所
佐賀 立民(国民)
長崎 国民 共産
熊本 立民(社民・国民・共産)
大分 立民(共産)
宮崎 立民
●鹿児 立民(共産)?
沖縄 無所

国民と共産の調整は現実的ではないやろし,あとは福井:立民,滋賀:国民,奈良:維新とかで棲み分け出来無いのかな?

758名無しさん:2025/06/28(土) 22:32:27
【独自】維新離党の梅村みずほ議員が参政党入り 国会議員5人で「政党要件」2条件を充足へ 参院選比例区で出馬の見通し
https://www.fnn.jp/articles/-/893977

日本維新の会を離党した梅村みずほ参院議員が参政党に入党し、7月の参院選に比例代表で出馬する方向であることが分かった。これにより参政党は所属国会議員が5人となり、国政政党としての政党要件の条件2つを共に満たすことになる。

梅村氏は2019年の参院選で初当選。2025年4月に、維新の大阪選挙区の公認候補を決める「党内予備選」に出馬したものの敗れ、その後の党幹部らの対応を巡って、「ガバナンス不全」を理由に離党していた。

関係者によると、梅村氏はすでに参政党に入党していて、7月20日投開票の参院選では、公認候補としての出馬に向け調整しているという。参政党の規約で、公認候補になるには、「運営党員」による投票で信任を得る必要がある。

759とはずがたり:2025/06/29(日) 11:45:07

共産、候補擁立見送り立憲支援へ 参院選福島選挙区 立憲に戸惑いも
https://www.asahi.com/articles/AST6X3T4YT6XUGTB005M.html
有料記事
岡本進 波多野陽2025年6月28日 21時45分

 7月3日公示の参院選で、共産党福島県委員会は28日、記者会見し、小山田友子・党県常任委員(32)の福島選挙区への立候補を取りやめると発表した。野党の過半数確保をめざし、立憲民主党新顔の石原洋三郎氏(52)の支援に回るという。

 これにより福島選挙区は、自民現職の森雅子氏(60)と、いずれも新顔の立憲の石原氏、参政党の大山里幸子氏(51)、NHK党の越智寛之氏(51)の4人による争いとなる見通しだ。

 記者会見した町田和史・共産県委員長によると、27日夜に緊急の県委員会総会を開き、小山田氏の立候補見送りを決めた。石原氏に、党の推薦や支持などは出さず、党員に石原氏への投票を呼びかけるという。

 町田氏は会見で「自民党政治を変えていくための決断だった」と述べた。小山田氏については、比例区候補として立候補する。

 共産の決定を受け、立憲県連の小熊慎司代表は報道各社の取材に「英断に感謝したい」と述べた。ただ、県連としては、共産に立候補取りやめを求めてはいなかったと説明した。

 今回の参院選では、全国32の1人区のうち、立憲と共産は福島を含む7選挙区で立候補予定者が競合。このため、立憲の野田佳彦代表と共産の田村智子委員長が19日に党首会談を開き、1人区の候補者調整を模索している。
「元々の支持者が離れるおそれ」

 共産は2013年の参院選福…

760とはずがたり:2025/06/29(日) 11:56:55

都民,割と冷静で,都政となると強いが国政とは割と切り分けて投票はするよね。
都ファなど非自民勢力と私は勝手に認定している。
一方で野心家の百合子は(健康問題とかあったけど)自公に担がれて首相を未だ狙ってる??

小池百合子都知事、参院選では自民・公明の候補を支援「都にとってプラス」
https://news.yahoo.co.jp/articles/7ae01588664dea769e9400050aaacb50756e9f92
6/27(金) 18:12配信
産経新聞

東京都の小池百合子知事は27日、7月の参院選(3日公示、20日投開票)で、自民、公明両党の候補者を支援する考えを示した。定例記者会見で、特定の政党や候補者を応援するかを問われたのに対し、「自民や公明の候補者と、これからも連携しながら進めていくのが都にとってのプラスでもあるので、そういった流れになるかと思う」と答えた。

小池氏は、今月実施された都議選で特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」の候補を積極的に応援した。同党は、自民の21議席を大幅に上回る32議席を取得し、都議会第1党に返り咲いた。

761とはずがたり:2025/06/29(日) 12:00:29
>>757
鹿児島と福島で共産の立候補取りやめ。

○…なんらかの共闘や棲み分けが成立した県
●…チョウして欲しい気がする県
括弧内は擁立断念・立候補取りやめ

●青森 立民 共産
・岩手 立民(国民)
・秋田 無所
・宮城 立民 れいわ
●山形 無[国] 共産
○福島 立民(共産)
・栃木 立民 共産
・群馬 立民 共産
・山梨 国民 共産
・新潟 立民
・長野 立民
・富山 国民 共産
・石川 国民(立民)
●福井 立民 国民 共産
○岐阜 立民(維新・国民)
○三重 立民(共産)
●○滋賀 国民(立民) 維新 共産
●奈良 国民 維新 共産
○和歌 維新(立民) 共産 保守分裂(二階・元有田市長・元鶴保愛人)
・鳥島 国民 共産
・岡山 立民
・山口 国民 無[立]
・香川 国民 共産
・愛媛 無所
・徳知 無所
・佐賀 立民(国民)
・長崎 国民 共産
・熊本 立民(社民・国民・共産)
○大分 立民(共産)
・宮崎 立民
○鹿児 立民(共産)
○沖縄 無所

762OS5:2025/06/29(日) 23:16:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/e3c6a6f3a1e1a5e89923d947105fb2e09fb55ac6
共産、福島と鹿児島で擁立取りやめ、立憲と一本化 今後の拡大焦点
6/28(土) 20:30配信

朝日新聞
記者団の取材に応じる共産党の田村智子委員長=2025年6月19日、国会内、安倍龍太郎撮影

 共産党は、参院選(7月3日公示、20日投開票)の勝敗を左右する全国32の1人区を対象に、立憲民主党と競合する選挙区での候補擁立を取りやめる調整に入った。28日には福島と鹿児島両選挙区で新顔の取り下げを発表し、一本化が実現した。今後どれだけ拡大できるかが焦点となる。

 福島では立憲公認、鹿児島では立憲推薦のいずれも新顔に一本化する。

 主要野党の中では、1人区である青森、栃木、群馬、岐阜の4選挙区でも立憲と共産の候補が競合している。これらの選挙区でも調整が整えば、自民候補と立憲候補による事実上の一騎打ちの構図となる。立憲と共産両党は一本化で政権批判票を集約させ、勝利につなげたい考えだが、共産は立憲側からの要請の有無や地元の意向などを踏まえて、判断する方針だ。

 立憲の野田佳彦代表と共産の田村智子委員長は19日、国会内で会談し、候補者調整を進めることで一致していた。野田氏は田村氏に対し、「与党の議席を減らし、連携して力あわせをしたい」と表明。田村氏は記者団に「共闘の意思の確認。政策の一致について、党首会談で合意できたことは非常に大きな意義がある」と語り、両党で詰めの協議を続けていた。

 2019年参院選では、立憲、国民民主、共産、社民の4党が候補を一本化し、32の1人区で10勝を挙げた。(安倍龍太郎)

朝日新聞社

763OS5:2025/06/29(日) 23:18:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/7be48216b55855836377702cbe284d6b99bd4165
社民、ラサール石井氏を擁立 参院比例、30日に記者会見
6/29(日) 16:13配信

共同通信
ラサール石井氏

 社民党は29日、参院選比例代表にタレントのラサール石井氏を擁立すると発表した。30日に本人が記者会見する。社民は参院選で3人以上の当選か、全国で得票率2%を達成できなければ公選法上の政党要件を失うため、知名度が高い候補を探していた。

764OS5:2025/06/29(日) 23:19:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3fe45497aa9259bb0d3d344e87e47b39a43beb3
公示ぎりぎりの共産・松崎氏出馬取り下げ 「共闘」の合意は交わさなかったけど…面談で「不審点の疑問が晴れた」 参院選鹿児島
6/29(日) 6:35配信
南日本新聞
会見に臨む松崎真琴氏=28日、県庁

 共産党鹿児島県委員会(山口広延委員長)は28日、7月3日公示の参院選鹿児島選挙区(改選数1)に立候補を予定していた新人の元県議・松崎真琴氏(67)の擁立を取り下げると発表した。立憲民主党が推薦する無所属の尾辻朋実氏(44)を自主的に支援していくとした。主要野党候補の一本化が事実上、実現することになった。

2万円は「食費にかかる1年間の消費税負担額だ」自民・森山幹事長、首相表明の参院選公約「国民一律給付」根拠を説明

 県庁で会見した松崎氏によると、尾辻氏と28日昼ごろ鹿児島市内で面会。当初、自民党公認候補に名乗りを上げた点や、政治への向き合い方などについて尋ね「自民政治を終わらせるという思いは一致している」と確認したとし、「私の願いと未来を尾辻氏に託す決断をした」と述べた。

 立民と共産は19日の党首会談で1人区での候補者調整を進めることで一致。立民県連は一本化協議を翌20日、県委員会に申し入れていた。山口委員長も、尾辻氏らと27日に面談したことを明かし「不審に思っていた点に率直に答えてもらい疑問が晴れた」とした。

 県委員会は共闘の条件として共闘意思、政策合意、選挙協力を挙げていたが、松崎氏は「今回は共闘ではない」と説明。政策文書などは交わしておらず、「参院でも自民・公明党を少数に追い込むため私が降りるという立場」と語った。

 松崎氏の出馬取り下げを受け尾辻氏は「大変重い決断。多くの支持を受けないと戦えない大きな敵なので、両党関係者の粘り強い交渉に感謝したい」と話した。

 同選挙区では、自民党元職の園田修光氏(68)、参政党新人の牧野俊一氏(39)も立候補の意向を示している。

南日本新聞 | 鹿児島

765OS5:2025/06/29(日) 23:21:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/d550e354f2aa387b73080f767216e5bea2a083ca
自民の「地方」、党勢不安視…「公約に目玉政策ない」「岩盤保守の票が離れている」
6/28(土) 22:05配信

読売新聞オンライン
自民党の全国幹事長会議であいさつする石破首相(中央)(28日午後、党本部で)=米山要撮影

 自民党は28日、都道府県連の幹部が出席する全国幹事長会議を党本部で開いた。7月の参院選(7月3日公示、20日投開票)に向けた結束を呼びかける執行部に対し、地方組織からは低迷する党勢を不安視する声が上がった。(鷹尾洋樹、北村友啓)

 「何としても自公政権を続けさせてほしい。先頭に立って、全身全霊でこの選挙を戦っていく」

 石破首相(党総裁)は冒頭のあいさつでこう述べ、参院選での勝利に向けた地方組織の協力を求めた。森山幹事長も「何としても勝ち抜いて安定した政治基盤を確立し、内外の諸課題解決に取り組まなければならない」と訴えた。

 首相らの訴えに力が入るのは、昨年の衆院選、22日の東京都議選と大敗が続いているためだ。党内では一時、小泉農相によるコメの高騰対策に期待が高まったものの、都議選では追加公認を含めても過去最低議席に終わった。

 動揺は地方組織にも広がっている。埼玉県連の小谷野五雄幹事長は取材に「『政治とカネ』の問題を解決しなければ、国民は政策を見てくれない」と述べ、有権者に根強く残る政治不信への懸念を示した。

 この日の会合では、出席者から「しっかりやらないと野党に政権が渡ってしまう」と、苦戦を危惧する声が上がった。地方選で相次いで議席を獲得している参政党など「新興勢力」への警戒感を示す声もあり、兵庫県連の黒川治幹事長は取材に「岩盤保守層の票が離れていっている」と指摘した。

 首相ら党執行部は、改選定数1の「1人区」が勝敗のカギを握るとみている。首相は3日の公示日に行う「第一声」こそ、激戦区とされる兵庫選挙区(改選定数3)で行う方向だが、その後は「1人区」を中心に全国行脚し、物価高対策などをアピールする戦略を描いている。

 もっとも、自民は「有権者にアピールできる目玉政策がない」(都道府県連幹部)のが実情だ。浮揚のきっかけをつかめないまま選挙戦に突入する恐れもあり、石川県連の福村章最高顧問は「みんなで選んだ石破首相の下、一致結束しなければ勝てるわけがない」と訴えた。

766OS5:2025/06/29(日) 23:22:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/b109c676b02044f77bc88f5ff0b978fae61ab5d5
参政党に維新離党の梅村みずほ氏入党→全国比例で擁立へ 党首討論会拒否→逆転「国会議員5人」で参加へ
6/29(日) 21:30配信

よろず〜ニュース
大阪府吹田市で街頭演説した参政党の神谷宗幣代表

 参政党の神谷宗幣代表(47)が29日、大阪府吹田(すいた)市での街頭演説で「元維新の梅村みずほさんが参政党に入党いただきました」として、日本維新の会を離党した梅村みずほ参院議員(46)=大阪選挙区=が参政党に入党したことを明らかにした。

【写真】参政党に入党した梅村みずほ参院議員

 同党は梅村氏を参院選(7月3日公示、20日投開票)全国比例で擁立する方針で、30日に国会内で正式発表する。

 参院選大阪選挙区(定数4)には、同党から宮出千慧(ちさと)氏(40)が出馬する。神谷氏は「大阪は重点区。梅村さん全国比例でということですから、今年の夏は宮出&梅村コンビの演説がたくさん聴けると思います。梅村さん全国比例で全部回っていただくんですけど、主に大阪でっていうことで、大阪の皆さんに訴えていただきたい」と、梅村氏が地盤のある大阪で重点的に支持を訴えるプランを明らかにした。

 梅村氏は2019年参院選大阪選挙区で、日本維新の会から出馬し当選。今回の参院選の維新の公認候補者を決める党内予備選(男女1人ずつ)に敗れた。その後「党のガバナンス不全」などを理由に、維新に離党届を提出し、受理されていた。

 神谷氏は「強力ですね。(梅村氏、宮出氏の)2人とも話せるので。やっぱり私たちの何も無い政党っていうのは、やっぱり伝える力がすごく大事なので、あの2人がコンビを組んだら漫才コンビではないんですけど、本当にいい掛け合いで、大阪の夏を盛り上げてくれるというふうに期待できますので、梅村氏の参加は本当に大きい」と期待を込めた。

 また、梅村氏の入党で参政党の所属国会議員は5人(衆院3、参院2)となり、政党要件となる「所属国会議員5人以上」「直近の衆院選、参院選の得票率が2%以上」の条件2つを満たすことになった。

 神谷氏は「『参政党は出さない』と言っていた日本記者クラブの討論会に呼んでいただくことになりました。ありがとう梅村さん」と集まった聴衆に報告。政党要件の条件2つをクリアしたことによって、7月2日に都内で行われる日本記者クラブ主催の党首討論会に参加することとなった。

 参政党は当初、参加を拒否されていたが「『(所属国会議員が)5人以上じゃないと出しません』ということだったので『5人になったんで出してくれますか』って言ったら『わかりました』ということだったので」と急転、参加が認められた経緯を語った。

(よろず〜ニュース・杉田 康人)

よろず〜ニュース

767OS5:2025/06/29(日) 23:38:08
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1179475/
参院選比例代表 道内関係の7人しのぎ削る 自民は4人、激しい争奪戦
参院選取材班 会員限定記事
2025年6月28日 21:49(6月28日 23:15更新)
 7月3日公示、20日投開票の参院選比例代表には、北海道関係の候補も出馬を予定している。特に自民党はベテランを中心に多数擁立し、激しい票の争奪戦が予想される。関係者の間では投票先について戸惑う声も上がる。
 「どちらの業務もやり遂げたい」。自民党現職の橋本聖子氏(60)は26日、女性初の日本オリンピック委員会(JOC)会長に就任後の記者会見で、参院議員との「二刀流」に意欲を示した。
 胆振管内安平町(旧早来町)出身の橋本氏は6期目を目指す。五輪相などを歴任したが、自民党派閥の裏金問題で昨年、党の役職停止1年の処分を受けた。逆風が続いていた中での会長就任に、自民道連内では「追い風となる」との見方が広まった。
 一方、自民の道内票を分け合うライバルは多い。「日本と自民党を立て直す」。鈴木宗男前参院議員(77)は27日、党本部で公認証を受け取った後、力を込めた。
 2002年、北方領土人道支援事業を巡る疑惑を受けて離党。道選挙区(改選数3)で2議席維持を目指す自民にとって、知名度の高い鈴木氏と連動すればプラスに働くと受け止める向きもあるが、「6年前は日本維新の会所属で戦っており、党員の反発は少なくない」(党関係者)。
 全国農業者農政運動組織連盟(全国農政連)が推薦する新人東野秀樹氏(53)は名寄市(旧風連町)出身。23年1月に繰り上げ当選となった札幌出身で理学療法士の現職田中昌史氏(59)も含めて混戦となるのは必至で、中堅道議は「誰に投票すればいいのか悩ましい」と打ち明ける。
 立憲民主党の道内関係候補は、現職と新人の2人。旧空知管内栗沢町(現岩見沢市)職員出身の現職岸真紀子氏(49)は自治労の組織内議員で、14日の立憲道連定期大会で「とにかく道民の暮らしを守る」と訴えた。選挙中の最終盤に道内入りを予定する。札幌市の会社員原谷那美氏(41)も名を連ねる。
 共産党は4期務めた紙智子参院議員(70)の後継に元衆院議員の畠山和也氏(53)を擁立した。公明党は司法修習時代を釧路市で過ごした弁護士の新人佐々木雅文氏(44)を北海道・東北重点候補とする。
 <ことば>参院選比例代表 政党・政治団体名か候補者名で投票でき、双方の合計得票数に応じて議席を分配する。「ドント式」と呼ばれる計算方法を使う。党内で獲得票が多い候補者から順に当選が決まる。2019年参院選からは、各党が優先的に当選させる候補者をあらかじめ定める「特定枠」も導入した。特定枠の候補者は、得票数に関係なく政党が決めた順位によって当選する。
( 参院選取材班 )

768名無しさん:2025/06/29(日) 23:39:12
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1178709/
参院選 政権運営を左右する自公獲得議席 三つのシナリオ
吉田隆久 小林史明 会員限定記事
2025年6月26日 23:21(6月27日 1:00更新) 
7月3日の参院選公示まで1週間を切った。石破茂首相(自民党総裁)は与党の自民、公明両党で非改選議席を合わせて「過半数」を勝敗ラインに掲げるが、獲得議席によって政権運営の行方は大きく左右される。三つのシナリオを予測する。

■49以下 過半数割れ 退陣論噴出
 今回の参院選は定数248のうち改選124(選挙区74、比例50)と非改選欠員1補充の計125議席を争う。自民、公明の与党は改選66議席、非改選議席75議席を持つ。自公が非改選を含めて過半数の125議席を確保できるかが最大の焦点となる。
 首相にとって最も厳しいのは、自公で49議席以下にとどまるパターンだ。この場合、非改選を含めても過半数を維持できず、衆参両院とも自公が過半数割れする事態となる。予算案や法案を自公だけで可決することはできず、政権運営は決定的に行き詰まる。首相の退陣論が噴出するのは避けられない。
 自民が新総裁を選出しても、過半数を持たないため首相指名選挙で選ばれる保証はない。野党が足並みをそろえれば、政権交代の可能性もある。参院選の結果を踏まえ、野党が一致して衆院で内閣不信任決議案を可決させるケースもあり得る。
 自公が過半数確保に向け、一部野党に連立政権入りを働きかけたり、無所属議員を取り込んだりして多数派工作に動くことも想定される。岸田文雄前首相は25日の講演で、参院選で与党が過半数割れした場合について「ますます物事が決められない政治になる。政権交代も起こりえる」と述べ、連立の枠組みを見直す必要性にも言及した。
 ただ、現状では主要野党の立憲民主党、日本維新の会、国民民主党は連立入りに否定的だ。首相自身も23日の記者会見で「一つのテーマだけの連立はあり得ない」と語った。
■50~62 過半数維持 求心力低下
 首相が勝敗ラインに設定した「非改選と合わせて与党過半数」は、自公で50議席以上を獲得すれば達成できる。両党の改選議席66から15議席以上減らす形になったとしても、このラインを超えれば首相は政権を維持できる見込みだ。
 ただ、自公は22年で76議席、19年で71議席を獲得している。首相の「選挙の顔」としての資質を疑問視する声が与党内で強まれば、求心力は低下しそうだ。衆院で少数与党という状況も変わらないため、このシナリオの場合でも連立の枠組みのあり方が焦点となる。
 「与党で過半数」という勝敗ラインを巡っては、自民内から「低すぎる目標だ」との声が上がるが、自民派閥裏金事件や物価高対策を巡る対応には国民の不満が根強く、内閣支持率は低迷が続く。50議席確保も容易ではないとの見方が強まっている。
■63以上 改選過半数確保 衆院解散も
 政権発足から約9カ月たって行われる今回の参院選は、首相の中間評価と位置づけられる。自公で改選議席の過半数の63議席以上を獲得した場合、首相は有権者から一定の信任を得たとして、求心力回復につながると期待を寄せる。
 さらに支持率次第では、参院選の余勢を駆って首相が衆院解散・総選挙に踏み切るとの観測もある。衆院選で自公が過半数の議席を回復することができれば、政権基盤は一気に安定する可能性がある。
 ただ、22日の東京都議選では自民が過去最低議席にとどまり、公明は9回連続の全員当選を逃すなど、与党への逆風はやんでいない。政府高官は「今の与党に改選過半数の議席を取れる力はない」と述べ、首相が掲げる非改選と合わせて与党過半数の議席が「精いっぱいの目標だ」と漏らした。
( 吉田隆久 、小林史明 )

769名無しさん:2025/06/29(日) 23:42:15
https://www.minpo.jp/news/moredetail/20250622125128
開戦前夜 ふくしま参院選(上) 自民「農業票」悩む距離感 公明苦慮 どうなる推薦
2025/06/22 10:20

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 通常国会は22日に会期末を迎える。7月3日公示、20日投開票が想定される参院選の前哨戦は熱を帯びる。昨秋の衆院選で過半数割れに追い込まれた与党が参議院で過半数を維持できるのか、野党が伸長するのか。鍵を握るのは福島県を含め全国で32ある改選1人区だ。コメなどの物価高対策が主な争点となる見通しで、政党や支援団体はどんな戦略で夏の陣に臨むのか。開戦前夜の動きを追った。(敬称略)

 

 自民党の現職森雅子は21日夜、相馬市で開いた自らの総決起大会に間に合わなかった。国会で野党7党が提出したガソリン税の暫定税率廃止法案を巡り、異例の土曜審議が長引いたためだ。決起会場の相馬市総合福祉センターでは急きょ、夫で弁護士の三好豊が代わりにあいさつし、森の議席死守に向け支援者らに力添えを求めた。

 自民は昨秋の衆院選で県内四つの小選挙区のうち一つしか勝てなかった。比例東北での復活を含めても公示前の5議席から2議席に減らした。党派閥の裏金問題による逆風は想像以上で、厳しい審判が下った。

 今回の参院選で雪辱を期している。閣僚経験のあるベテランを落とすわけにはいかない。党本部は福島県選挙区を重点選挙区の一つに位置付ける。公示前だというのに木原誠二選対委員長や小野寺五典政調会長ら党幹部が次々と福島県入りしている。県連会長の参院議員星北斗は「重点選挙区として勝つだけでなく、森雅子という1人のベテラン政治家が生まれ変わり、国民からの信頼を取り戻す選挙にしたい」と意気込む。

    ◇   ◇

 今回の選挙で大きな争点になりそうなのが「コメ」だ。小泉進次郎農相が高騰した米価の抑制と生産構造の抜本的な改革に次々と策を打つ。コメの緊急輸入の可能性にも言及した。自民党県連幹事長の矢吹貢一は支援者との会合や集会で寄せられる声から、小泉農相の一連の施策が一定の評価を得ていると手応えを感じている。

 ただ、自民の大きな支援組織であるJAは不快感をのぞかせる。一連の改革が生産者やJAの頭越しに進んでいると映るためだ。JA関係者は農相に対する評価をあえて避け、「挑発には乗らない」と不敵に笑う。コメ問題を巡りJAは消費者から「悪者」と見られるようになったのではないか、との懸念も組織内でくすぶっている。自民を支援する姿勢は崩さない一方、政策を矢継ぎ早に進める農相との距離感に苦悩している形だ。

 「農相の考え方は協同組合と合わないと思う。自由経済と規制緩和に向かおうとしているのではないか」。全国農協青年組織協議会の幹部は、小泉農相と面会した印象を明かす。自民と連携して農政を良い方向に導いていきたいとの考えは変わらない。ただ、「もう少し生産者の声に耳を傾けてほしい」との思いだ。

 小泉農相就任後、わずかに追い風が吹き始めたと森陣営はみる。6月定例県議会会期中の19日、福島市鎌田の事務所で緊急の選対会議を開き、党県連の県議や後援者ら約30人を集めた。「米価高騰などへの政策対応などで風向きが良くなっているが、これは“ブーム”だと感じている。ブームが去れば状況は変わる」。総合選対本部長を務める党県議会議員会長の太田光秋は、組織の緩みを警戒し引き締めた。

 党県連としても農業県の福島県で生産者の支持離れだけはどうしても避けたいのが本音だ。県連幹事長の矢吹は「党として、生産者と消費者の双方に寄り添った米価対策、農政を目指していることを丁寧に説明し理解を求めていく」と言葉に力を込める。

    ◇   ◇

 自民党と中央で連立を組む公明党は、昨秋の衆院選で自民派閥裏金問題の火の粉をかぶった。石井啓一代表(当時)が落選。県内の比例票は前回より2割減の約7万6500票で、目標の11万票には遠く及ばなかった。

 党支持母体の一部からは依然として自民の「政治とカネ」問題へ厳しい視線が注がれている。党県本部の幹部は「自公が選挙協力する形に変わりはない」と強調する一方、21日時点でも森に推薦を出していない異例の事態となっている。裏金問題に関わった森への不満、反発が支持母体内で消えていない証左だ。

 県本部幹事長の伊藤達也は「22日の都議選の結果を踏まえ、近く(推薦について)結論を出したい」としている。



【福島県選挙区(改選)立候補予定者】

(21日現在、敬称略)

森雅子   60 自民 現 元法相

石原洋三郎 52 立民 新 元衆院議員

小山田友子 32 共産 新 党県常任委員

大山里幸子 51 参政 新 会社役員

越智寛之  51 諸派 新 会社役員

770OS5:2025/06/29(日) 23:43:55
>>759 共産擁立取り下げ
https://www.minpo.jp/news/moredetail/20250624125159
開戦前夜 ふくしま参院選(下) 野党追い風に乗れるか 共産が擁立影響いかに
2025/06/24 10:34

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 参院選の前哨戦に与野党が位置付ける都議選で、自民党の獲得議席数は過去最低を下回り大敗した。「政治とカネ」問題に対する都民の目は厳しかった。「自公政権への不信感の表れだ。参院選で政治改革をしっかり訴えたい」。立憲民主党の石原洋三郎は都議選から一夜明けた23日、福島県須賀川市などで街頭演説に立ち、政権交代こそが最大の政治改革だと声を張り上げた。

 昨秋の衆院選で立民は、自民党派閥裏金問題への批判の高まりなどを追い風に、公示前の98議席から148議席に大きく躍進した。国民民主党は4倍の28議席に伸ばし、衆院で与党を過半数割れに追い込んだ。県内4小選挙区では3勝を挙げ、比例東北を含めると県内から5人が当選。区割り変更で小選挙区が1減となったが、解散前の4議席から一つ積み増した。

 今夏の決戦で与党を参院でも過半数割れに追い込めば、政権交代が見えてくる。福島県選挙区(改選1議席)で4選を目指す森雅子は政治資金収支報告書への不記載で、自民党の処分対象にはならなかったものの釈明に追われた経緯がある。立民県連代表で衆院議員の小熊慎司は都議選の結果を受け「野党に対する国民の期待を感じた。参院選は県民の良識と誇りに懸けて戦う」と言葉に力を込める。

   ◇    ◇

 石原は立民、国民民主、社民の各党県連と連合福島、県議会会派「県民連合」による5者協議会の支援を受け、政権批判の受け皿となるのを狙っている。22日に須賀川市で開かれた立民の党2区総支部決起大会には、国民民主や社民の県連関係者も出席し、立民との協調姿勢を示してみせた。

 ただ、同じ旧民主党の流れをくむ立民と国民民主だが政策やスタンスは異なる。先月、福島市で開かれた国民民主の県連定期大会で党幹事長の榛葉賀津也は、参院選の後に行われる国政選挙には国民民主の独自候補を擁立すると明言。石原陣営関係者は「目の前の参院選を一緒に戦おうとしているのに。石原では戦えないと言われているようにも感じた」といぶかしがる。国民民主系の地方議員は「石原さんの顔と活動が見えない。まだまだ有権者に浸透していない」と陣営の出遅れを当てこする。

 衆院議員や福島市議を務めた実績がある石原だが、全県的な知名度不足を自認している。こうした現状を受け立民県連は党所属の国会議員や県議、市町村議らでキャラバン隊を結成し、会津や浜通りを含めた県内全域で街宣活動を展開するなど躍起だ。立民県議の一部は、国民民主の公認取り消し騒動などが、5者協の結束に水を差さないかと気をもむ。立民県連幹事長の宮下雅志は「前回衆院選での県内得票数を超える50万票が目標だ。5者協が一枚岩になって(石原を)県内全域に広めていく」と足並みの乱れを否定する。

 5者協の枠組みで接着剤、潤滑油の役割を果たしてきた連合福島。会長の沢田精一は「5者協の一員として必ず当選させる。連合傘下の組合に結束を促していく」とした。

   ◇    ◇

 これまでの参院選と大きく異なるのが、野党候補者の一本化に至っていない点だ。共産党は2013(平成25)年以来、12年ぶりに福島県選挙区で公認候補となる小山田友子を擁立した。党県委員会は18日、他党に先駆けて県版政策を発表し、野党共闘に距離を置いた。

 福島県選挙区の定数が2から1に減った2013年の参院選以降、野党候補が勝ったのは2016年のみ。この勝利の再現を目指し野党は2019年、2022年と野党統一候補を立てて挑んだが、いずれも約10万票差で自民候補に敗れた。

 立民県連の幹部は「都議選の結果を見れば『政治とカネ』で自民への逆風が続いているのは明らかだ」とみる。一方で、共産とは政策面での溝が深く、歩み寄る動きは表立ってはない。

 共産党県委員長の町田和史は「中央の協議を注視する必要がある。(候補者一本化に向けた)門戸は閉じていない」と話す。ただ、22日に選対本部事務所開きを行い、小山田陣営は既に臨戦態勢に入っている。組織内には、統一候補の勝利につながってこなかった野党共闘に否定的な意見もある。党幹部は「(小山田を降ろすのは)支持者の理解を得られない」と明かす。

   ◇    ◇

 大山里[り]幸[さ]子[こ]を擁立した参政党は、有権者の既存政党離れを突き、無党派層などの受け皿になるのを狙う。政治団体「NHK党」からは越智寛之が立候補を予定している。

(敬称略)
福島県選挙区(改選1)立候補予定者(23日現在、敬称略)
森雅子 60 自民現元法相
石原洋三郎 52 立民新元衆院議員
小山田友子 32 共産新党県常任委員
大山里幸子 51 参政新会社役員
越智寛之 51 諸派新会社役員

771OS5:2025/06/29(日) 23:56:26
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/667452
参院選で自公協力に濃淡 中国地方4選挙区 山口は推薦なく
2025/6/27
(最終更新: 2025/6/27)
 参院選(7月3日公示、20日投開票)の中国地方4選挙区で、連立与党の自民党と公明党の選挙協力に濃淡がある。広島、岡山と合区の島根・鳥取の3選挙区は自民党の立候補予定者を公明党が推薦し、連携を強める一方、山口では27日時点で推薦していない。自民党派閥の裏金事件や旧統一教会の問題が影響しているとみられる。

 山口市で5月にあった山口選挙区の自民党現職の事務所開き。あいさつに立った公明党山口県本部の石丸典子代表は「自公連立政権の過半数獲得に向けて公明党も全力を尽くす」と力を込めた。

 だが自民党現職は公明党の推薦を受けていない。公明党本部は「推薦依頼が出ていない」とする。2021年の参院山口選挙区補欠選挙で当選した際は推薦を得ており、自民党関係者は「党派閥の裏金問題の影響もあるのでは」とみる。

 今回の参院選の自公の相互推薦は2月に両党が基本合意した。公明党は裏金事件に関わった自民党候補を推薦する条件に「真摯(しんし)な反省」などを明記した。

 裏金事件を巡って、山口選挙区の自民党現職は1月の参院政治倫理審査会で旧安倍派から還付された政治資金パーティー券の販売ノルマ超過分相当の資金について、秘書の判断で自身が代表の政治団体の勉強会費として収支報告していたと釈明した。このほか、旧統一教会系の政治団体の関係者から過去の選挙で支援を得ていたことも影響したと見る向きがある。

 ただ、公明党にとっても推薦を見送れば比例代表への自民党の支援を得にくいデメリットがある。公明党県本部は30日に対応を決める方針だ。

 対照的に全国で最も早い3月に公明党の推薦を得たのが岡山選挙区の自民党新人だ。22年の参院選では自民党候補が推薦を求めず、公明党が自主投票にしていた。今回は自民党新人が公明党の複数の集会に同党の比例代表の立候補予定者とともに出席している。

 広島、島根・鳥取選挙区のそれぞれの自民党新人には、公明党が5月に推薦を出した。今月24日には斉藤鉄夫党代表(広島3区)が広島選挙区の自民党新人の事務所を訪ね「大勝利のために全力を挙げる」と激励した。 島根・鳥取選挙区の自民党島根県連の園山繁幹事長は「公明党とは長年の信頼関係がある」と強調。公明党県本部の吉野和彦代表は「良好な関係を続けていくために公明党にも一定に投票してほしい」と促す。

772OS5:2025/06/30(月) 00:01:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/326a4dd86f5b8058ac1399d48e20932702b0caa9
「父も含め自民議員は何をやってきたのか」――立民推薦・尾辻氏が〝決別宣言〟 参院選公示直前、こぎつけた共産との「共闘なき一本化」 舞台裏で何が…
6/29(日) 11:25配信

南日本新聞
会見に臨む松崎真琴氏。涙をこらえる場面もあった=28日、県庁

 参院選の公示が5日後に迫った28日、共産党新人の松崎真琴氏(67)が鹿児島選挙区での立候補を取りやめた。無所属の尾辻朋実氏(44)を推薦する立憲民主党関係者が水面下で働きかけを続けてきたことが奏功し共産自ら降りる形になった。「共闘なき一本化」が今後の選挙戦にどう影響するかは見通せない。


 松崎氏の緊急会見が開かれる予定時刻の午後5時、県庁に現れたのは尾辻氏だった。「自民党と決別する覚悟が明らかなのか、皆さんの懸念が払拭できていない」とし、「無所属で立候補を決めたときから片道切符を握っている。長く続いた自民政治の結果が今の鹿児島の疲弊。戻る気持ちはない」と明言した。

 会見は共産側からの要請だった。自民公認候補に手を挙げた尾辻氏の政治的な立ち位置を明らかにする必要があった。松崎氏と並んで会見することも求めたが断られたという。尾辻氏を推薦し、共産との連携を警戒する連合鹿児島に立民が配慮したとみられる。尾辻氏の直後に会見した山口広延党県委員長は「同席しないことに納得はしていない。握手くらいした方がいい」と述べた。

 別々で会見した理由を立民県連の柳誠子代表は「連合鹿児島を含め皆さんの意向に一番沿う形」と主張。自民幹事長のお膝元で組織戦を展開する元職園田修光氏(68)を念頭に「スタート地点に立ててほっとした。いい構図がつくれた」とし、支持拡大を狙う保守層への影響は「無所属なので心配ない」と話した。

 交渉過程では、共産支持者の尾辻氏への不信感が最大のハードルだった。最終的には尾辻氏と松崎氏が直接面談。松崎氏は、疲弊した地方を回った尾辻氏から「自分の父親(自民現職の尾辻秀久氏)を含め県選出の自民議員は何をやってきたのか」との言葉を聞き、決意を固めた。会見中に涙をこらえる場面もあった。

 政策面では集団的自衛権行使を容認した安全保障関連法の廃止に尾辻氏から「力を尽くしたい」との言葉があったという。一方で政策合意文書は交わしていない。山口氏は「本当は取り決めをするのが一番いいが、今後もよくみて要請もし、間違った方向に行かないようにお付き合いできたらと思う」と語った。

南日本新聞 | 鹿児島

773OS5:2025/06/30(月) 00:07:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/b81fe4e79d067a0380e3e181c86e19df06ce9468「最悪、総理を出せなくなる」危機感広がる…“少数与党”石破政権が迎える運命の参院選 野党は連立に慎重か【edge23】
6/29(日) 6:02配信


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7月の参院選の「前哨戦」とされた東京都議会議員選挙。結果は自民党の「想定以上」の大敗で、野党各党からも驚きをもって受け止められるほどだった。国会会期中に早くも「スタートしていた」参院選の行方を探る。

【写真を見る】「むしろ不信任案を出して欲しかった」自民党議員の本音

■「負ければ最悪総理を出せなくなる」運命の参院選

総理が何かを実現しようとしても法案が通らない。今国会は、近年とは状況が大きく違った。過去、安倍・菅・岸田の各総理は官邸で政策を打ち出し、それに与党が応えるという形だった。

今回、権力の舞台が「官邸」から「国会」へと移り、政党間協議が重視されるようになった。結果として石破総理よりも、自民党の森山幹事長など党幹部の存在感が強まったのだ。

来月の参議院選挙で、石破総理は勝敗ラインを「与党で過半数」と設定している。改選となる現職は66人だが、目標は50議席。この目標設定について「低すぎる」という声もあるが、森山幹事長など自民党執行部は「非常に難しい目標」と漏らす。

仮にこの「50議席」を割った場合どうなるのだろうか。参議院でも衆議院と同じように野党との合意が必要になり、法案を通すための手間が今の2倍、3倍になる可能性がある。さらに、石破総理に対して「もうやめてください」という声も党内から上がりかねない。

そうなると新たな総裁選挙が行われるが、衆議院も参議院も少数与党の状況では、自民党の新総裁が自動的に新総理になるとは限らない。「自民党が負けることは基本的に許されない。負けた場合には最悪、総理を出せなくなってしまう」という危機感も広がっている。

では、「50議席」を上回ることができた場合は、どのようなシナリオが想定されるのだろうか。目標を達成したと言っても、少数与党の“現状維持”に過ぎない。参院選後には臨時国会が想定されていて、今度は補正予算案の扱いが焦点となる。もし野党の協力が得られなければ予算案が通らない可能性があり、石破総理は「予算案が通らない時には解散総選挙は当然選択肢にある」と発言している。支持率が好転しないまま解散総選挙となるといよいよ政権を担うことができない可能性もある。つまり、参院選の目標を割り込んでも達成しても、総理大臣が変わる可能性を孕んでいるということだ。

野党側は、参院選で勢いがついた場合は「望むところ」という姿勢だ。ところが、仮に与党が追い込まれた状況になったとしても、新たな連立形成は容易ではないとの見方も強い。90年代、社会党が自民党と連立を組んだ後に議席を激減させた歴史もある。乱立する野党をまとめるリーダーが不在の中、安易な連立には慎重な意見も根強くある。

774OS5:2025/06/30(月) 00:09:23

■ “少数与党”の苦しい綱渡り 「何をするにしても野党の協力が必要」

31年ぶりの少数与党として始まった通常国会。自民党にとって、この状況がどれほど苦しいものだったのか。

「少数与党っていうのは本当に大変だ」この一言に尽きる。自民党が少数与党という形は、国会で何を決めるにしても与党以外の協力を得なければ何一つ進まないという状況を生んだ。

通常国会の最終盤には立憲民主党が内閣不信任案を提出するのではないかという動きもあった。実際には提出されなかったが、閣僚経験者を含む何人かの自民党議員からは「むしろ不信任案を出して欲しかった」という声すら上がっていたという。少数与党の苦しい状況から抜け出したいという本音だ。

今国会では、提出された59本の法案のうち58本が成立したが、政府が提出した2割の法案が修正された。これは極めて異例のことであり、立憲民主党の野田代表の言う「熟議の国会」は達成できたのではないか。

■「憲政史上初の委員長解任」参院選控えた各党の思惑

国会の終盤、野党の動きに変化が訪れた。6月11日、ガソリン減税法案を野党7党が共同で提出したのだ。

この法案は、暫定税率を廃止するなどガソリン価格の負担軽減を図るものだ。しかし、与党側が審議入りに応じなかったため、野党側は衆議院の財務金融委員長の解任決議案を提出。その後、野党側の賛成多数で財務金融委員長の解任が決まった。これは戦後初めての出来事だった。

この結束に至った背景には、参議院選挙を控えた各党の思惑があった。「参院選挙を前にすると、やっぱり自民党との対決姿勢を見せたい」という野党の本音だ。自然と各党の思惑が一致し、結果として野党が一丸となる形になった。

このように31年ぶりの少数与党による国会運営は、政治の力学を大きく変えた。参院選の結果次第では、日本の政治情勢がさらに大きく動く可能性も十分にある。政権与党の命運を左右する夏の戦いが、今まさに始まろうとしている。

TBS NEWS DIG Powered by JNN

775OS5:2025/06/30(月) 00:22:42
https://www.chunichi.co.jp/article/1089034?rct=siz_san25
国民・榛葉さん 「党の顔」で異例の戦い 応援で県内不在に
2025年6月27日 05時05分 (6月27日 05時06分更新)
 参院選静岡選挙区(改選数2)で5期目を目指す国民民主党現職の榛葉賀津也さん(58)は今回、異例の選挙戦に臨む。党幹事長として全国の新人候補の応援に飛び回る予定で、県内は不在がちになるためだ。陣営は”あるじ不在”の選挙をどう戦うのか。 (木谷孝洋)
 「地元にいることができない日が多くなる。私を育ててくれた皆さんに静岡選挙区を守ってほしい」。今月中旬、掛川市のJR掛川駅前。小雨が降る中、榛葉さんは集まった約400人の聴衆に声を張り上げた。その後、浜松市内に移り、精力的に活動した。
 過去4回は選挙区に張り付き、県内を細かく回る選挙戦を展開したが、今回は様相が一変する。陣営関係者によると、17日間の選挙期間中、県内で活動できるのは3、4日間になる可能性があるという。
 背景には、党が全国に新人を大量に擁立したことがある。選挙区に擁立予定の22人のうち、現職は榛葉さんだけ。取材に「私以外は全員新人なので徹底的にサポートしたい」と話す。
 「党の顔」としての発信力の高さも、全国を飛び回らざるを得ない事情となっている。2020年の結党以来、玉木雄一郎代表と二人三脚で党運営に当たるが、記者会見のユーチューブ視聴回数は玉木さんを上回ることも多く、情熱と軽妙さが入り交じる発言は支持者の人気が高い。
 地元議員「留守預かる」

 本人不在の選挙を戦うため、国民県連は着々と足場を固めてきた。昨年10月の衆院選時点は6人だった地方議員は静岡市議選などを経て13人に増えた。榛葉さんから誘われて入党したという地方議員の一人は「参院選での活動も期待されたのだろう。留守をしっかりと預かりたい」と話す。
 不安要素も

 陣営は07年以来のトップ当選を見据えるが、不安要素がないわけではない。
 一つは政党支持率の頭打ちだ。共同通信社の世論調査で、4月は18・4%だったが6月には9・9%に低下。参院選比例代表の候補擁立を巡る党内の混乱が影響したとみられる。
 もう一つが立憲民主党との協力関係。19年に候補者を立てた立民は今回は榛葉さんの後方支援に回る。ただ、国民県連から立民県連への支援要請は口頭のみで、選挙協力に関する文書も交わさなかった。立民内に温度差があり、県西部の地方議員は「原発推進を掲げる国民民主党の候補者は応援できない」と断言する。
 参院選の前哨戦とされる東京都議選で、国民は9人の新人を当選させ、勢いが続いていることをうかがわせた。榛葉さんが参院選でどのような結果を出すかは今後の政局を占うことになる。榛葉さんは「静岡は東京と大阪のど真ん中で、ある意味で(全国の)サンプルの県。従来のようにへばりつくのは難しいが、県民に対してもしっかり訴えていく」と意気込んでいる。
 参院選静岡選挙区(改選数2)の立候補予定者
榛葉賀津也 58 国現〈4〉
鈴木千佳 54 共新
福原志瑠美 42 諸新
牧野京夫 66 自現〈3〉
松下友樹 41 参新
山口香苗 46 諸新
 ※敬称略。五十音順

776OS5:2025/06/30(月) 00:28:34
https://www.tokyo-np.co.jp/article/414804?rct=chb_san25
参院選千葉 公示まで1週間、乱戦の様相 自民2議席死守なるか 野党の複数奪取は?注目集まる
2025年6月26日 07時46分
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5月の自民党県連大会でアピールする石井準一さん(左)と豊田俊郎さん=いずれも千葉市で

 参院選公示(7月3日)が1週間後に迫った。千葉選挙区(改選数3)の構図は固まりつつある。いずれも現職の自民2人、立憲民主1人と、新人11人が立候補を予定。ほかにも出馬の動きがあり、14人を超えれば過去最多を更新する。自民の2議席死守か、野党が複数議席を得るかに注目が集まる。(小川直人)
 「トップに迫らなければ」。4選を目指す自民現職の石井準一さん(67)は立ち位置をこう表現する。2019年は69万票を得てトップ当選。だが、昨年の衆院選後も続く自民への逆風を受けて自身が2、3番手に甘んじるようなら、過去4回続いた2議席獲得を見通せなくなるからだ。
 県連選対委員長の小林鷹之衆院議員も、11日にあった習志野市での国政報告会で「1議席取ることすら簡単ではない。前を追い抜いていかなければならない」と語気を強めた。
 3選を目指す自民現職の豊田俊郎さん(72)は「厳しいのは過去2回と同じだ」と話す。地元・八千代市で23日に開いた国政報告会には麻生太郎党最高顧問も駆けつけ、「2人で票をきちっと取り合って、うまく2議席を」と述べた。
 候補者が多くなり票が分散すれば、組織力に勝る自民陣営に有利との見方はある。支援する公明県本部幹部は「2人とも勝たせたい」とし、情勢を見極めたい考えだ。
 一方、衆院選で議席を増やした立憲民主をはじめ、野党は自民2議席の切り崩しをうかがう。

777OS5:2025/06/30(月) 17:02:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/43c2be4226c8a8408805d1002cdd9a75c6e5ddcd
北村晴男弁護士が参院選出馬表明「このままでは日本が壊れてしまう」日本保守党の比例代表
6/30(月) 15:39配信


日刊スポーツ
北村晴男弁護士(2022年12月撮影)

 弁護士の北村晴男氏(69)が30日、自身のYouTubeチャンネルで、参院選(7月3日公示、20日投開票)比例代表に日本保守党(百田尚樹代表)から立候補することを明らかにした。

【写真】45歳「美人すぎる市議」がピカチュウと2ショット!

 北村氏は「私は、今回の参院選全国比例に、日本保守党から立候補させていただくことになりました」と表明。「これは急きょ決めたことです」と説明した。

 立候補の理由については、7月1日に、日本保守党の会見および北村チャンネルで詳細を説明するとした上で、「一言だけ申し上げると、このままでは日本が壊れてしまうという風に思ったこと、これが最大の理由です」とした。これまでも選挙の誘いは「少なからずあった」と明かし「これまでは一度も出たいと思ったことはありませんでした」と振り返った。同党ではこれまで、法律顧問を務めていた。

 北村氏は、日本テレビ系人気長寿バラエティー番組「行列のできる法律相談所」出演で一躍、名を知られた。同番組では橋下徹氏や丸山和也氏ら出演の弁護士と激論を交わす場面も名物となった。その橋下氏はこれまでに大阪府知事や大阪市長を歴任。丸山氏も07〜19年にかけ自民党の参院議員として活動した。

778OS5:2025/06/30(月) 17:12:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/fcd4a3dd8cbfdb685026a6182dab351cf41c408e
ラサール石井氏、参院選出馬表明へ 社民、政党要件確保へ正念場
6/30(月) 11:29配信

毎日新聞
参院選挙への出馬を表明するラサール石井氏(左)。右は社民党の福島瑞穂党首=参院議員会館で2025年6月30日午後2時3分、平田明浩撮影

 社民党は参院選比例代表にタレントのラサール石井氏を擁立する。30日午後に本人が記者会見し、出馬表明する。党勢縮小が続く中で政党要件を確保できるか、正念場となる。



 社民党は「55年体制」で野党第1党だった社会党が1996年に改称。当時は衆参99人が所属した。「おたかさん」の愛称で親しまれた土井たか子氏が党首に就き、護憲政党として存在感を発揮したが、党勢は徐々に衰退した。

 2020年、立憲民主党との合流のための離党を容認したことで分裂。地方組織は弱体化し、党員の高齢化も進んだ。現在、所属議員は衆院1人、参院2人で、このうち1人が改選期。

 福島瑞穂党首は18日の記者会見で「今度の参院選で2%以上(得票率を)獲得しないと政党要件を失う。憲法を生かして人権を大事にしつつ、ぶれない社民党は国会に必要だ。元気な新しい社民党を作っていきたい」と話した。

779OS5:2025/06/30(月) 17:42:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/f03d8d1de5ccee92e82a5cce66076bb170bfc50c
〈参院選いしかわ2025〉前哨戦低調ムードに苦心 公示まで1週間切る 自民逆風、野党は浸透に躍起
6/27(金) 5:01配信

北國新聞社
 7月3日の参院選公示まで1週間となった26日、県選挙区に立候補を予定する4氏が支持拡大の動きを加速させた。自民現職は白山市内で経営者と懇談して結束を確認。野党新人は街頭演説を中心に政権批判を繰り広げ、東京都議選で議席を増やした勢いを波及させようと躍起になった。自民は都議選での逆風、野党は知名度不足を課題としており、それぞれ低調ムードを払拭しようと苦心しながら駆け回った。

 4選を目指す自民の宮本周司氏(54)は、白山市で自身を支える経営者の勉強会に参加。約30人を前に「人生を懸けて取り組む。皆さんから指導をいただければ心強い」と支援を呼び掛けた。

 宮本氏は、企業回りを中心に各地域の選対の会合にも出席している。取材に対し「自民にとって優しい風は吹いていない」と言い聞かせるように語った。選対本部の下沢佳充幹事長は「どのような選挙でも楽観はできない。今一度組織の引き締めを図りたい」と話した。

 国民民主党公認で出馬する新人浜辺健太氏(30)は奥能登を中心にあいさつ回りや街頭演説をこなし「能登に暮らす一人として、復旧復興に全力で取り組みたい」と訴えた。奥能登での演説は26日が2回目。都議選後は「手を振ってくれるドライバーが増えたように思う」と手応えを語った。

 県連代表の小竹凱衆院議員は「知名度不足を何とか挽回したい」と述べ、可能な限り街頭活動に同行する。今後も党幹部や当選同期の衆院議員を応援弁士として呼び込み、総力戦で戦うとした。

 共産党公認の新人村田茂氏(62)は白山市内で街頭演説を行い、石破政権の一律2万円給付の公約を挙げて「選挙目当てのばらまきで国民をごまかそうとしている。厳しい審判を下そう」と批判を強めた。

 村田氏は都議選で自民が議席を減らしたことを追い風にしたいとするが、支持拡大には物足りなさがあるという。このため、SNS戦略として公式ラインを開設した。村田氏は「前の衆院選より反応は良い。地道な街頭演説と合わせてSNSもアピールし支持を広げたい」と述べた。

 参政党新人の牧野緑氏(40)は地元能美市の街頭に立ち、帰宅中のドライバーや通行人に手を振った。「党のメディアへの露出が増え、初めと比べて反応は増えてきた」と語る。

 同党は都議選で初めて議席を獲得。SNS戦略が支持拡大につながったとの見方が多く、牧野氏もSNSを用いた活動に力を入れる。全国比例で出馬する川裕一郎前県議、県議補選金沢市選挙区で立候補する荒木博文前市議と連動するほか、28日には神谷宗幣代表(加賀市在住)と金沢市でキックオフ集会を開く。

780OS5:2025/06/30(月) 17:42:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/307766dbfb8735b148f63953a3e3fa283deacf22
兵庫県議を殴り大けが負わしたか 会社社長の男を傷害容疑で逮捕
6/26(木) 22:06配信

サンテレビ
6月26日未明、宝塚市の駐車場で兵庫県議を殴り、けがを負わせたとして県議の知人の男が傷害の疑いで逮捕されました。2人は当時、県議の事務所で酒を飲んでいたということです。

事件があった駐車場(宝塚市)

傷害の疑いで逮捕されたのは、会社社長で西宮市に住む49歳の男です。

警察によりますと、男は26日午前3時20分ごろ、宝塚市野上の駐車場で兵庫県議会の会派「ひょうご県民連合」の橋本成年議員の顔面を拳で複数回殴り、けがをさせた疑いが持たれています。

橋本県議は命に別条はないものの顔面骨折などのけがを負い、現在(6月26日時点)も入院しているということです。

2人は知り合いで、当時、橋本県議の事務所で酒を飲んでいたところ口論になり、争う声を聞いた近隣住民の110番通報で事件が発覚しました。

調べに対し男は、「覚えていない」などと容疑を否認していて、警察は、詳しい経緯を調べています。

サンテレビジョン

781OS5:2025/06/30(月) 18:00:35
https://www.sankei.com/article/20250630-5QMCNPVPKBJGFM5I7AZ7BRQWYA/?outputType=theme_election2025
参院選予測(下)波乱の大阪、維新破った前四条畷市長が台風の目に 兵庫は立花氏が存在感
2025/6/30 11:00
報道アナリストの新田哲史氏が、東京都議選(6月22日投開票)直後時点での、夏の参院選における西日本の個別選挙区について最新情勢を分析した。日本維新の会が2議席を目指す大阪では、候補選定が遅れていた自民候補が決まった。さらに、かつて維新候補を破った前四條畷市長が出馬を表明して波乱要素が強まった。兵庫では、今月の尼崎市議選で公認候補が当選したNHK党の立花孝志氏が存在感を見せているという(表中の〇は優勢、△はやや優勢、▲はやや劣勢。西日本の全選挙区予測は有料会員のみご覧いただけます)。

京都で維新脅かす国民民主
滋賀(改選1)では、立憲民主党と国民民主党が候補を一本化した。

782OS5:2025/06/30(月) 18:02:30
https://www.asahi.com/articles/AST6W2T9JT6WUTFK025M.html
維新をおそう「都議ゼロショック」 参院選は「守りの選挙」の様相
有料記事

宮脇稜平2025年6月27日 18時15分
 参院選(7月3日公示、20日投開票)を控え、野党第2党の日本維新の会が、東京都議選での「議席ゼロショック」に揺れている。「改革保守」系のライバルと目する国民民主党が9議席、さらには新興勢力の参政党が3議席を得た一方で、唯一の議席を失った。参院選は「守りの選挙」を強いられそうだ。

 6月22日投開票の都議選で、維新は現職1人を含む6人を擁立したが、全員落選。唯一の議席があった大田区(定数7)では、前回の2位から11位まで落ち込んだ。「参院選にも影響が出るだろう。1議席でもとりたかった……」。維新幹部はうらめしそうに振り返る。

 維新は昨秋の衆院選で議席を減らした直後の12月、吉村洋文大阪府知事が新代表に就任。挽回(ばんかい)に向けて新体制を発足させたが、党勢の低迷が続いている。朝日新聞の今月14、15両日の世論調査で維新の支持率は2%で、国民民主(6%)や参政(3%)の後塵(こうじん)を拝していた。都議選では、国会で与党と社会保険料引き下げの実現策で合意した点などを「実績」としてアピールしたが、都民には届かず、国民民主や参政に議席で突き放された。

維新に危機感「今は参政党が旬だ」

783OS5:2025/06/30(月) 18:06:10
https://mainichi.jp/articles/20250625/k00/00m/010/346000c
立憲、蓮舫氏擁立決定の舞台裏 重鎮の一言が決定打に 涙ぐむ幹部も
毎日新聞
2025/6/25 20:07(最終更新 6/25 20:07)

 立憲民主党は参院選(7月3日公示、20日投開票)で、元参院議員の蓮舫氏の比例代表での擁立を決めた。党執行部は年明け以降、擁立に向けて党内や関係先との調整を続けてきたが難航。24日の党会合も紛糾したものの全会一致で承認され、半年がかりでの擁立決定にこぎつけた。ただ、参院選の結果次第では党内の火種となるリスクもはらんでいる。

禍根残しかねない状況で
 24日夕、国会内の会議室で開かれた立憲の常任幹事会では、蓮舫氏の擁立をめぐって激論が交わされた。出席者によると、30人の常任幹事のうち16人が発言。蓮舫氏の2024年の東京都知事選への出馬に関し、「自分の意思で参院(議員)をやめて、国政復帰しないと宣言して出ていった」などと擁立に否定的な意見も相次いだという。


 都連会長を務める長妻昭代表代行は「蓮舫氏を出せば得票も増えるし、議席も増えるはずだ」と擁立を支持したが、参院で影響力を持つ水岡俊一参院会長は黙ったままで発言はなし。このまま意見がまとまらず採決となれば、参院選を前に党内に禍根を残しかねない状況にあった。

 雰囲気を変えたのは、…

784OS5:2025/06/30(月) 18:09:06
https://www.yomiuri.co.jp/local/hokkaido/news/20250627-OYTNT50261/
【参院選・対決の構図】自民両現職、再選至上命令 都議選大敗やまぬ逆風
2025/06/28 05:00

 参院選が7月3日に公示され、20日に投開票される。公示を前に、北海道選挙区(改選定数3)の構図や展望を探る。

 参院選の「先行指標」とされた東京都議選で、過去最低の議席数に沈んだ自民党。投開票から一夜明けた23日、党道連会長の武部新は読売新聞の取材に「思った以上に厳しい」と語った。8回連続で全員当選を果たしてきた公明党も落選者が相次ぐなど、逆風が収まっていないと感じる。

 自公は昨年の衆院選でも「政治とカネ」の問題が直撃し、道内12小選挙区で3勝9敗と大敗。自公協力の「象徴」とされた10区(岩見沢市など)も公明の現職が議席を失った。衆院で少数与党となった石破政権にとって、自民現職の高橋はるみ(71)と岩本剛人(60)の再選は至上命令だ。


 「皆様方に改めて心からおわび申し上げる」。2月、札幌市のセミナーで、高橋は支援者に頭を下げた。派閥の裏金問題を巡り、高橋は約20万円の政治資金収支報告書への不記載が判明。以来、会合で謝罪を重ねる。

参院選に向け、支援を呼びかける高橋はるみ氏(27日、札幌市中央区で)

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 公明は、4月に岩本の推薦を決めると、高橋にも5月に推薦を出す方針だった。高橋は知事時代から公明と友好関係を築き、関係者は「時期をずらせば理解を得られると踏んだ」と明かす。ところが公明が岩本のほかに、不記載のあった道外の自民現職3人を同時に推薦したところ支持者が反発、党執行部は火消しに追われた。

 都議選では、都議会自民会派でも発覚した不記載が自民大敗の一因とされる。「政治とカネ」の問題に対する有権者の不信が改めて蒸し返された格好で、高橋に対する公明の推薦は「厳しい」との見方が強い。前知事という高い知名度で、2019年の前回は82万票超を得てトップ当選した高橋だが、一時は体調不安も取り沙汰された。関係者は「前回から票が増える要素は見当たらない。いかに目減りを食い止めるかだ」と漏らす。


 前回3位の岩本陣営は、さらに強い危機感を持つ。前回は、道連会長で高橋との確執もあった吉川貴盛が剛腕ぶりを発揮。発破をかけ、業界・団体の支援を軒並み岩本に寄せた。その吉川は汚職事件で政界を去り、吉川とともに動いた参院議員の長谷川岳も道や札幌市職員への威圧的言動が問題視され、「表立って動きにくい」(自民関係者)。

協力を求める岩本剛人氏(24日、札幌市手稲区で)
 岩本は地方票の掘り起こしに向け、6月に入ると後志や十勝、オホーツク地方に足を運んで後援会の支部を次々と設立した。しかし、任期中はコロナ禍もあってか活動に物足りなさを指摘する声も聞かれる。支持する農業団体幹部は「とにかく地方を回ってくれと言い続けている」と焦りを隠さない。

 岩本は「まだまだやり残したことがある。厳しい選挙だが今一度、力を貸していただきたい」と訴える。

 自民は前回と同様、岩本を重点候補に指定し、道内の衆院議員秘書や党本部職員を集中投入するなど支援体制を敷く。ただ、都議選の逆風は北海道にも及ぶ可能性があり、無党派層への浸透は期待できない。両陣営が業界・団体票を奪い合う展開を想定し、道連幹部はこう吐露する。「高橋は2位でもいい。2議席取ることが重要だ」(敬称略)

785OS5:2025/06/30(月) 18:11:30
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250629-OYT1T50029/
参院選滋賀選挙区の構図固まる…「滋賀方式」で国民候補を立民・連合が支援
2025/06/29 10:22
 7月3日公示、同20日投開票の参院選滋賀選挙区(改選定数1)で、立憲民主党県連と国民民主党県連、連合滋賀が27日、国民の公認候補予定者の勝利を目指すことで合意した。これで新人7人による同選挙区の戦いの構図がほぼ固まった。

握手する国民と立民の両県連と連合滋賀の代表者ら(滋賀県栗東市で)
 立民と国民の候補者擁立を巡っては、両党県連の支持母体である連合滋賀が、5月上旬に国民の中小企業診断士・堀江明氏(38)の推薦方針を決定。立民は今月17日、国民が他の選挙区で立民候補を支持するのと引き換えに、出馬を予定していた県議の佐口佳恵氏(51)の擁立取り下げを決めていた。


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 連合滋賀は27日、堀江氏の推薦を正式に発表。立民県連も「支持」を決め、国民県連との3者で連合推薦候補の勝利を目指し、両党は地方議員に支援を求める合意書に署名した。同日夜には栗東市内で堀江氏の決起集会があり、立民県連の今江政彦代表が「頑張ろう」と声をかけ、握手を交わす場面もあった。

 滋賀は、労働団体と野党による選挙での共闘が全国に先駆けて成立したことで知られ、「滋賀方式」とも呼ばれる。連合滋賀の白木宏司会長は集会後、取材に「連合型の選挙発祥の地の歴史を理解してもらい、まとまったことは感無量」と語った。国民県連の河井昭成代表も「立民には色んな思いをのみ込んで自公に勝つ選択をしてもらい、感謝しかない。結果を出すため全力で取り組む」と意気込んだ。

 同選挙区では、自民党が前守山市長の宮本和宏氏(53)、日本維新の会が元新聞記者の岡屋京佑氏(32)、共産党が党県委員の佐藤耕平氏(43)、参政党が内装業の中田あい氏(46)をそれぞれ公認候補として擁立すると発表。NHK党員の菅原良雄氏(47)と元小学校教諭の藤井隆一氏(60)も立候補の意向を表明している。

786OS5:2025/06/30(月) 18:13:35
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250627-OYT1T50144/
自民党の現職、参院選は浮動票を警戒…厳しい戦い続く東毛地域に注力
2025/06/26 05:00
対決の構図<上>
 参院選の日程が、7月3日公示、20日投開票に決まった。群馬選挙区(改選定数1)は再選を目指す自民党現職に立憲民主党などの新人6人が挑む構図となり、改選定数が2から1になった2007年以降では最多の候補者となる見通しだ。26日で公示まで1週間、目前に控える各陣営の戦い方を追った。


 「どの選挙区でも自民に厳しい風が吹いている」

 党の組織運動本部長を務める小渕優子群馬県連会長は14日、前橋市内の決起集会で強調した。昨年の衆院選では県内全5小選挙区で議席を維持したが、「安心してしまうことが一番の敵」とも訴えた。


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 今回、自民現職の清水真人氏(50)の陣営は、事務所を前橋市境に近い高崎市のほか、東毛地域の拠点として太田市にも設けた。

 自民は、東毛地域で厳しい戦いが続いている。昨年の衆院選では太田市で立民候補に3413票のリードを許し、結果として比例復活を許した。6年前の参院選で館林市の清水氏の得票率は50・9%と、12市で2番目に低かった。最も低かったのは県都・前橋市の50・6%で、陣営は浮動票の多さを警戒する。

 清水氏は高崎市議、同市区選出の県議を務めたたたき上げで、前任の山本知事らのような「ブランド力」はない。陣営の選挙対策本部長を務める星名建市県議は、清水氏が国土交通政務官などとして国と地方のつなぎ役を「一生懸命やってきた」としつつ、名前の浸透が課題と認める。

 背景には、参院選の比例選では個人名での投票も認められることがある。自民を支持する各業界団体も比例選に候補を擁立しており、個人名での投票呼びかけに力を入れるからだ。

 県関係では、日本医師会の政治団体・日本医師連盟の組織内候補だった羽生田俊氏(77)が引退するが、後任候補も県出身で、清水氏の陣営には「軸が定まらない」との声もある。

 選挙では、県議や首長、推薦を受ける公明党もフルに動かす組織戦を展開する見通しだ。十数か所に選対組織を作り、公示後はくまなく回る。

 14日の決起集会で清水氏は「少数与党ではなく過半数がとれる与党となって、国を動かさなければならない。その前哨戦が参院選だ」と訴えた。県内では自民が衆参の議席を独占し、厚い保守地盤を誇る。党が5月中旬に行った情勢調査では、次点候補を10ポイント以上引き離していたとされる。

 しかし、決起集会で進行役を務めた桐生市区選出の県議は集会の5日後、公契約関係競売入札妨害の疑いで逮捕された。参院選の前哨戦と評される22日投開票の東京都議選では自民が大敗した。「マイナスがどの程度かは判断が難しい」(清水氏)。影響を予測しかねている。

立候補予定者
清水真人 50 自 現《1》
河村正剛 51 立 新
高橋保 67 共 新
青木ひとみ 44 参 新
上楽宗之 46 諸 新
井田雅彦 49 諸 新
辛嶋美紀 49 無 新

※敬称略。並びは政党の参院勢力順と諸派は政治団体の五十音順。《》は当選回数

787OS5:2025/06/30(月) 18:15:34
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250627-OYT1T50153/
参院選群馬選挙区、立憲民主党は国民民主党支持層の取り込み狙う…共産とは一本化困難か
2025/06/27 05:00

対決の構図<下>
 参院選の日程が、7月3日公示、20日投開票に決まった。群馬選挙区(改選定数1)は再選を目指す自民党現職に立憲民主党などの新人6人が挑む構図となり、改選定数が2から1になった2007年以降では最多の候補者となる見通しだ。26日で公示まで1週間、目前に控える各陣営の戦い方を追った。


 「今回の選挙は勝たなきゃいけない。この群馬に風穴を開けたいんです」


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 立憲民主党新人の河村正剛氏(51)は、21日に高崎市で開かれた必勝集会で声を振り絞った。

 集会前に行われた群馬県連の定期大会には、国民民主党県連事務局長の角田修一・前橋市議の姿もあった。国民民主も候補擁立を模索したが、両党が支持母体とする連合群馬が河村氏の推薦を決定したことから見送った。国民民主は党や県連として支援しないとするが、角田氏は「個人の判断で対応する。(私も)必勝を願っている一人だ」と話した。

 立民県連会長の後藤克己県議は5月の国民民主県連の定期大会に招かれ、「(連合群馬を含む)3者一丸となって戦うことに最大の意味がある」と協力を求めた。

 今月21日に来県した立民の泉健太前代表は、河村氏を「期待の大型新人で最重点候補」と評した。全国に広がった「タイガーマスク運動」のきっかけを作った河村氏は知名度が高く、昨年の衆院選で候補者擁立に苦しんだ県連待望の候補だ。タスキやのぼり旗、広報車をいずれもトラ柄にデザインし、インターネットでの発信にも力を入れる。

 立民、国民民主両党の国政選での比例票の合計は上昇傾向にある。2022年参院選で自民、公明両党の合計とは約25万票差あったが、昨年の衆院選では約10万票差まで縮まった。東京都議選で立民の議席は増え、国民民主が初めて議席を獲得した勢いも追い風になるとみられる。

 ただ、国民民主を支援する連合傘下の産業別労働組合は比例選で組織内候補を抱え、「選挙区と比例で支援する党が違うのは分かりにくい」との声も漏れる。河村氏が国民民主支持層を取り込めるかが課題だ。

 立民の野田代表と共産党の田村委員長は19日、「1人区」で選挙協力を進める方針で合意したが、群馬選挙区で共産は護憲などを訴える新人の高橋保氏(67)の擁立が決まっている。県委員会幹部は「下げる予定もない」と言い切る。

 単純計算では両党の一本化で約5万票の上乗せが見込めるが、共産と連合は労働運動を巡って対立する関係にあり、立民県連も「協議に至っていない。急に方針を変えることは大変だ」(後藤氏)と慎重姿勢だ。

 都議選で3議席を獲得した参政党からは新人の青木ひとみ氏(44)が立候補する。党は昨年の衆院選で県内で2・5万票の比例票を獲得し、今回は群馬選挙区で10万票を目標に掲げる。

 このほか、政治団体「NHK党」から出馬予定の新人の上楽宗之氏(46)はNHKの受信料制度の見直し、政治団体「無所属連合」から立候補を予定する新人の井田雅彦氏(49)は外国人政策の見直しなどを主張している。無所属新人の辛嶋美紀氏(49)は原子力発電の廃止や護憲を訴える。

(この連載は、五島彰人、飯田尚人が担当しました)

立候補予定者
清水真人 50 自 現《1》
河村正剛 51 立 新
高橋保  67 共 新
青木ひとみ44 参 新
上楽宗之 46 諸 新
井田雅彦 49 諸 新
辛嶋美紀 49 無 新

※敬称略。並びは政党の参院勢力順と諸派は政治団体の五十音順。《》は当選回数

788OS5:2025/06/30(月) 18:22:06
https://www.yomiuri.co.jp/local/saitama/feature/CO083524/20250625-OYTAT50048/
〈参院選・決戦迫る 上〉自公揺らぐ協力態勢 
2025/06/26 05:00
 参院選(7月3日公示、20日投開票)の公示まで1週間となった。埼玉選挙区(改選定数4)は、自民、立憲民主、公明、共産の4党の現職が改選を迎える。ほかに日本維新の会や国民民主、れいわ新選組、社民、参政の各党が候補者擁立を予定しており、10人以上が立候補する混戦になりそうだ。主な立候補予定者の動きを追い、各党の思惑を探る。


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◆2人目擁立断念
 「埼玉選挙区を1位で勝つことが、明日の日本をつくることだ」。4選を目指す自民党の古川俊治(62)は8日の事務所開きで、そう声を張り上げた。

 埼玉選挙区で、自民県連は2人目の公認候補擁立を模索してきた。だが昨秋の衆院選では16小選挙区のうち8議席の獲得にとどまり、参院選での2人擁立論は立ち消えとなった。

 自民は2010年の参院選から5回連続で、埼玉選挙区のトップ当選を続ける。1人に絞ったことで楽観論が広がる中、県連幹部の一部からは「気が緩んでいる。2人出して競わせるべきだった」と、古川陣営の運動量の少なさに不満を持つ声も上がる。

 党本部と県連の足並みの乱れも目立つ。次期衆院選の選挙区支部長について、県連は昨年、支部長が落選した県内5選挙区で公募を行うと発表した。だが3か月後には、「党本部の意向」として3選挙区では公募を取りやめた。政治資金収支報告書で不記載のあった前職を含めて、党本部が続投を認めた形だ。今年5月の参院選総決起大会では、自民県議が「こうした姿勢から国民に背を向けられる政党となっている」と述べ、公然と怒りをぶちまけた。

◆埼玉方式
 昨秋の衆院選で当時の公明党代表・石井啓一は埼玉14区で落選した。今回の参院選は公明にとって雪辱を期す戦いとも言えるが、3選を目指す矢倉克夫(50)は「衆院選での厳しい声が劇的に変わっているかというと、それはない」と、顔を引き締める。

 13年の参院選から、自民、公明は「埼玉方式」と呼ばれる協力態勢を取ってきた。参院選では公明候補が自民の推薦を受ける一方で、衆院選では公明が自民候補を支援する。自民が持つ支援者名簿を共有することなどで、安定した得票の原動力となってきたが、この態勢に揺らぎが出ている。

 複数の公明関係者が3月中旬、自民県連幹事長の小谷野五雄の元を訪ねた。参院選についての協力態勢を確認する場のはずだったが、小谷野が告げたのは、自民からの名簿の提供取りやめだった。



 自民の地方議員らの間にはこれまでも「自分の選挙で公明候補と戦うのに、手の内の名簿を見せたくない」との不満は常にくすぶってきた。自民への「逆風」が吹く中、「今までのように、公明に協力している余裕はない」(自民県議)というのが本音だ。

◆得票不透明に
 「ウィンウィンの関係を築いて与党で2議席をしっかり確保する」。自民県連会長の衆院議員、柴山昌彦はそう強調する。一方で、公明関係者の一人は「自民の協力度合いは議員によってバラバラで、これまで以上に自民票はこちらに来なくなるだろう。今回の選挙協力は完全に失敗だ」と吐き捨てる。

 埼玉方式の枠組みは保たれ、矢倉は選挙戦で自民の推薦を受ける。ただ、どこまで得票につながるかは不透明だ。

 古川は10年以上前、「創価学会は嫌いだ」と発言し、自公幹部から苦言を呈された過去を持つ。今月18日の記者会見では、与党での2議席確保の重要性に言及しながらも、「自民の支持者で必ずしも公明を支持しない人もいる」とそっけなかった。



 自民と公明の距離感が微妙なまま、公示日が近づいている。(敬称略)

789名無しさん:2025/06/30(月) 18:22:38
https://www.yomiuri.co.jp/local/saitama/feature/CO083524/20250628-OYTAT50006/
〈参院選・決戦迫る 中〉立民・国民奇跡の協力 
2025/06/27 05:00


 参院選で県内に設置される選挙ポスターの掲示板は約1万2000か所もある。公示日の立候補届け出後、ポスターを貼り終えるまでの時間をどれだけ短くできるか。党の地力が問われる作業だ。5月下旬に埼玉会館(さいたま市浦和区)で開かれた立憲民主党県連の会合では、この問題が議題の一つとなった。


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 「立民の現職、熊谷裕人(63)の分だけでなく、国民民主党の新人、江原久美子(54)の分もポスターを貼るべきか」

 この議題に、会合に参加した国会議員の一人は「支援者から反発が出る」と難色を示した。だが最終的には、2人のポスターを貼ることで決着した。「掲示板の7〜8割では立民側が2人分を貼る」(立民関係者)見込みという。

 両党はいずれも旧民主党が源流とはいえ、同じ選挙区で議席を争う他党候補のポスターを貼ることは「利敵行為」とも言われかねない。決定には、最大の支持母体である連合の意向が強く働いた。

 連合は、傘下の産業別労働組合(産別)が「立民支持」と「国民民主支持」に分かれており、それぞれの候補を組織的に支援する態勢をとる。両党と連合の3者の協力関係は都道府県ごとに濃淡があるが、埼玉県での連携は強固だ。

 2021年と24年の衆院選では、県内の小選挙区で両党のつぶし合いが起きないよう、候補者の「一本化」に成功している。連合をハブにした両党の「奇跡的な協力関係」(立民関係者)を武器に、2人は当選を目指す。

街頭演説で並んだ玉木代表(左)と江原氏(中央)(24日、大宮駅前で)
◆組織力は脆弱
 国民民主は24年衆院選で、SNSを駆使しながら「年収103万円の壁」の引き上げを訴え、議席数が公示前から4倍増となる躍進を遂げた。24日、大宮駅前に代表の玉木が訪れると300人ほどの聴衆が集まり、勢いを見せつけた。

 上げ潮は続くのか。懐疑的な見方もある。国民民主は参院選比例選に元衆院議員の擁立を決めた後、批判を受けて公認を見送る事態となった。「今の党勢は頭打ち」と漏らす陣営関係者もいる。県内の地方議員は10人程度で、組織力は 脆弱ぜいじゃく だ。



 こうした中、江原が頼るのが知事を務めた参院議員の上田清司だ。県全域が選挙区である知事選と参院選で経験が豊富な上田は、22年参院選で国民民主の推薦を受けて当選した。上田にとって改選期ではない今回は、江原陣営に側近の元県議を送り込み、経験不足の陣営を側面から援護する。

◆年金求められる説明
 「年金の抑制が続けば、2057年には基礎年金が3割減る。ぜひ変えなければならないということで、今回修正案を提出しました」

 熊谷は17日夜、南越谷駅近くに立ち、通常国会で成立した年金改革関連法について語った。

 同法は立民主導で成立させたもので、29年の年金財政検証の結果を踏まえて、基礎年金の底上げ策を実施すると明記した。ただ、厚生年金の積立金を活用する方法は「厚生年金の流用だ」との批判も出ている。県連幹部は「参院選に悪影響を与えかねない」と危惧しており、丁寧な説明を求められる選挙戦となりそうだ。



 衆院では自公が過半数を割り込み、立民の政策実現力は高まっている。政権批判だけではなく、国民への説明責任をどう果たすのか。野党第1党としてのあり方が問われている。(敬称略)

790名無しさん:2025/06/30(月) 18:23:06
https://www.yomiuri.co.jp/local/saitama/feature/CO083524/20250628-OYTAT50000/
〈参院選・決戦迫る 下〉政権批判票分散か
2025/06/28 05:00


◆共産

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 再選を目指す共産党の伊藤岳(65)が街頭でマイクを握る時、目の前には三脚付きのスマートフォンがセットされる。動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」でのライブ配信用だ。

 「岳さん、質問きてます」。14日の川口駅前での街頭演説で、スマホをチェックしていたスタッフから声がかかった。消費税に関する質問で、伊藤はすぐに「減税の財源は、大企業優遇の税制を改善すればひねり出せる」と語りかけた。

 伊藤は2016年の参院選埼玉選挙区では約49万票を獲得し、次点となった。定数が3から4に増えた19年参院選では約36万票に減らしたものの、4番目に滑り込んだ。票数の減少に歯止めをかけようと、SNSを使って若い世代への浸透を図る。

 党は昨年、「SNS戦略室」を新設した。ライブ配信に加え、SNS広告も使うという伊藤は「かなりの人が見てくれている。駅頭で小学生から『おじさん、ネットで見たよ』と声をかけられたこともあった」と手応えを語る。

◆れいわ・社民
 埼玉選挙区には、れいわ新選組と社民党も候補者を立てる予定だ。自民党などに批判的なリベラル層の票の分散が予想される。

 れいわは新人の農業、桜井奈々絵(50)を擁立する。党幹部は「当選圏にある。かなりのリベラル票を獲得できる」と自信を見せる。

 読売新聞社が5月に行った世論調査では、れいわの政党支持率は4%で、共産の1%を上回った。桜井は党幹部とトーク形式で政策を訴える「おしゃべり会」を県内各地で開催し、支持拡大を図っている。

 社民は新人の元教諭、高井環(54)を擁立する。公職選挙法上の政党要件を満たすには「得票率2%以上」か「3人以上の当選」が必要だ。要件を維持できるか瀬戸際に追い込まれており、懸命の活動で比例票の上積みを狙う。

前原共同代表(右)とともに街頭演説を行う龍野氏(7日、さいたま市浦和区で)
◆維新
 日本維新の会は、21年の衆院選で公示前の4倍近い41議席を獲得し、一気に国政での存在感を増した。23年の統一地方選でも候補者を積極的に擁立し、「全国政党化」を目指した。

 だが、関西以外では苦戦続きで、県内では党の県議はゼロだ。党関係者は「関東では何もできていない。『結局、維新って何したの?』と思われてしまっている」とこぼす。



 参院選に擁立する龍野真由美(52)は、福岡県出身で県内での活動実績がない「落下傘候補」だ。党の共同代表で衆院議員の前原誠司も、「知名度はゼロに近い」と認める。

 街頭に立ち、ビラを配るという地道な活動で知名度アップを急ぐ。7日には、前原も来県し、龍野とともに浦和駅前で街頭演説を行った。

 「小さな政党だが、教育の無償化を実現した。より多くの議員をいただき、力をいただき、さらに改革を前に進めていきたい」

 このほか、東京都議選で3議席を獲得した参政党は、新人で前飯能市議の大津力(53)を擁立する予定だ。(敬称略、おわり)

 (この連載は大嶽潤平、立原朱音、宮川徹也、徳原真人、住友千花、吉田恵実子が担当しました)

791OS5:2025/06/30(月) 18:24:28
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250627-OYT1T50144/
自民党の現職、参院選は浮動票を警戒…厳しい戦い続く東毛地域に注力
2025/06/26 05:00
対決の構図<上>
 参院選の日程が、7月3日公示、20日投開票に決まった。群馬選挙区(改選定数1)は再選を目指す自民党現職に立憲民主党などの新人6人が挑む構図となり、改選定数が2から1になった2007年以降では最多の候補者となる見通しだ。26日で公示まで1週間、目前に控える各陣営の戦い方を追った。


 「どの選挙区でも自民に厳しい風が吹いている」

 党の組織運動本部長を務める小渕優子群馬県連会長は14日、前橋市内の決起集会で強調した。昨年の衆院選では県内全5小選挙区で議席を維持したが、「安心してしまうことが一番の敵」とも訴えた。


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 今回、自民現職の清水真人氏(50)の陣営は、事務所を前橋市境に近い高崎市のほか、東毛地域の拠点として太田市にも設けた。

 自民は、東毛地域で厳しい戦いが続いている。昨年の衆院選では太田市で立民候補に3413票のリードを許し、結果として比例復活を許した。6年前の参院選で館林市の清水氏の得票率は50・9%と、12市で2番目に低かった。最も低かったのは県都・前橋市の50・6%で、陣営は浮動票の多さを警戒する。

 清水氏は高崎市議、同市区選出の県議を務めたたたき上げで、前任の山本知事らのような「ブランド力」はない。陣営の選挙対策本部長を務める星名建市県議は、清水氏が国土交通政務官などとして国と地方のつなぎ役を「一生懸命やってきた」としつつ、名前の浸透が課題と認める。

 背景には、参院選の比例選では個人名での投票も認められることがある。自民を支持する各業界団体も比例選に候補を擁立しており、個人名での投票呼びかけに力を入れるからだ。

 県関係では、日本医師会の政治団体・日本医師連盟の組織内候補だった羽生田俊氏(77)が引退するが、後任候補も県出身で、清水氏の陣営には「軸が定まらない」との声もある。

 選挙では、県議や首長、推薦を受ける公明党もフルに動かす組織戦を展開する見通しだ。十数か所に選対組織を作り、公示後はくまなく回る。

 14日の決起集会で清水氏は「少数与党ではなく過半数がとれる与党となって、国を動かさなければならない。その前哨戦が参院選だ」と訴えた。県内では自民が衆参の議席を独占し、厚い保守地盤を誇る。党が5月中旬に行った情勢調査では、次点候補を10ポイント以上引き離していたとされる。

 しかし、決起集会で進行役を務めた桐生市区選出の県議は集会の5日後、公契約関係競売入札妨害の疑いで逮捕された。参院選の前哨戦と評される22日投開票の東京都議選では自民が大敗した。「マイナスがどの程度かは判断が難しい」(清水氏)。影響を予測しかねている。

立候補予定者
清水真人 50 自 現《1》
河村正剛 51 立 新
高橋保  67 共 新
青木ひとみ44 参 新
上楽宗之 46 諸 新
井田雅彦 49 諸 新
辛嶋美紀 49 無 新

※敬称略。並びは政党の参院勢力順と諸派は政治団体の五十音順。《》は当選回数

792OS5:2025/06/30(月) 18:25:28
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250627-OYT1T50153/
参院選群馬選挙区、立憲民主党は国民民主党支持層の取り込み狙う…共産とは一本化困難か
2025/06/27 05:00
対決の構図<下>
 参院選の日程が、7月3日公示、20日投開票に決まった。群馬選挙区(改選定数1)は再選を目指す自民党現職に立憲民主党などの新人6人が挑む構図となり、改選定数が2から1になった2007年以降では最多の候補者となる見通しだ。26日で公示まで1週間、目前に控える各陣営の戦い方を追った。


 「今回の選挙は勝たなきゃいけない。この群馬に風穴を開けたいんです」


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 立憲民主党新人の河村正剛氏(51)は、21日に高崎市で開かれた必勝集会で声を振り絞った。

 集会前に行われた群馬県連の定期大会には、国民民主党県連事務局長の角田修一・前橋市議の姿もあった。国民民主も候補擁立を模索したが、両党が支持母体とする連合群馬が河村氏の推薦を決定したことから見送った。国民民主は党や県連として支援しないとするが、角田氏は「個人の判断で対応する。(私も)必勝を願っている一人だ」と話した。

 立民県連会長の後藤克己県議は5月の国民民主県連の定期大会に招かれ、「(連合群馬を含む)3者一丸となって戦うことに最大の意味がある」と協力を求めた。

 今月21日に来県した立民の泉健太前代表は、河村氏を「期待の大型新人で最重点候補」と評した。全国に広がった「タイガーマスク運動」のきっかけを作った河村氏は知名度が高く、昨年の衆院選で候補者擁立に苦しんだ県連待望の候補だ。タスキやのぼり旗、広報車をいずれもトラ柄にデザインし、インターネットでの発信にも力を入れる。

 立民、国民民主両党の国政選での比例票の合計は上昇傾向にある。2022年参院選で自民、公明両党の合計とは約25万票差あったが、昨年の衆院選では約10万票差まで縮まった。東京都議選で立民の議席は増え、国民民主が初めて議席を獲得した勢いも追い風になるとみられる。

 ただ、国民民主を支援する連合傘下の産業別労働組合は比例選で組織内候補を抱え、「選挙区と比例で支援する党が違うのは分かりにくい」との声も漏れる。河村氏が国民民主支持層を取り込めるかが課題だ。

 立民の野田代表と共産党の田村委員長は19日、「1人区」で選挙協力を進める方針で合意したが、群馬選挙区で共産は護憲などを訴える新人の高橋保氏(67)の擁立が決まっている。県委員会幹部は「下げる予定もない」と言い切る。

 単純計算では両党の一本化で約5万票の上乗せが見込めるが、共産と連合は労働運動を巡って対立する関係にあり、立民県連も「協議に至っていない。急に方針を変えることは大変だ」(後藤氏)と慎重姿勢だ。

 都議選で3議席を獲得した参政党からは新人の青木ひとみ氏(44)が立候補する。党は昨年の衆院選で県内で2・5万票の比例票を獲得し、今回は群馬選挙区で10万票を目標に掲げる。

 このほか、政治団体「NHK党」から出馬予定の新人の上楽宗之氏(46)はNHKの受信料制度の見直し、政治団体「無所属連合」から立候補を予定する新人の井田雅彦氏(49)は外国人政策の見直しなどを主張している。無所属新人の辛嶋美紀氏(49)は原子力発電の廃止や護憲を訴える。

(この連載は、五島彰人、飯田尚人が担当しました)

立候補予定者
清水真人 50 自 現《1》
河村正剛 51 立 新
高橋保  67 共 新
青木ひとみ44 参 新
上楽宗之 46 諸 新
井田雅彦 49 諸 新
辛嶋美紀 49 無 新

※敬称略。並びは政党の参院勢力順と諸派は政治団体の五十音順。《》は当選回数

793OS5:2025/06/30(月) 18:27:14
https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20250630-OYO1T50009/
保守分裂の参議院和歌山選挙区、7人が立候補準備進める…与野党とも候補者一本化できず
2025/06/30 10:50
 7月3日公示、20日投開票の参院選で、和歌山選挙区(改選定数1)は「保守分裂」「候補者一本化」などが焦点となる。すでに新人7人が立候補の準備を進めており、候補者数は過去最多を更新する見通しだ。(豆塚円香)

街頭演説に臨む立候補予定者(和歌山市で)

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■割れる保守票
 今回、候補者が争うのは世耕弘成・元経済産業相が長らく維持してきた議席だ。世耕氏は「政治とカネ」の問題で自民党を離党し、昨年10月の衆院選和歌山2区に無所属でくら替え出馬し、当選した。

 保守合同に伴って自民党ができた1955年以降、参院選和歌山選挙区では自民の候補者が圧倒的な強さを誇ってきた。補選を含む26回のうち自民の候補者が勝利したのは24回を数えた。

 だが、今回、自民を含む保守層を二分した戦いになる見込みだ。

 自民県連の公募を経て、公認を得た二階伸康氏(47)は元党幹事長の俊博氏の三男だ。衆院選和歌山2区で世耕氏に敗れ、今回は背水の陣で臨む。街頭に立ったり、自転車で地域を回ったりといった地道な活動もしている。集会では、「崖っぷち、最後の挑戦」などと語っている。

 二階氏との公認争いで敗れ、無所属での出馬を決めた望月良男氏(53)は、世耕氏に近いとされる。今月14日の政策発表会で「和歌山のため、日本のために、私の命をここに注ぎ、未来のために使っていきたい」と力を込めた。望月氏は世耕氏との連携を強調する。

 自公政権の一翼を担う公明党は、どちらも推薦しない方針を決めた。公明票の行方が、情勢に影響を与える可能性もある。

■野党、共闘困難
 立憲民主党と日本維新の会は今月6日、和歌山、岐阜両選挙区で、候補者を一本化することに合意した。



 これに伴い、和歌山では、立民が候補者を取り下げた。ただし、県連からは恨み節が聞かれる。山本忠相代表は「維新の候補を応援する可能性は0%」と述べた。

 維新が擁立する浦平美博氏(53)も「(立民支持者に)響くよう努力はしたい」としながらも、「(山本)代表がゼロというなら(票は)期待できない」と受け止める。

 「憲法を守ると訴える候補がいないのはおかしい」などとして、共産党県委員会は今月11日、前久氏(69)を立てると発表。参政党は林元政子氏(51)の擁立を発表している。

 このほか、元総務省職員の本間奈々氏(56)が政治団体「NHK党」から立候補すると表明しており、和歌山市の不動産会社社長の末吉亜矢氏(54)は無所属で出馬する考えを明らかにしている。

794OS5:2025/06/30(月) 21:16:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/f73be920fb924642c1e1c1c01b1d56e91f120a1a
参政党の支持率急伸で自民に危機感…保守層の離反懸念、首相周辺「末恐ろしい」
6/30(月) 20:29配信

読売新聞オンライン
自由民主党本部

 自民党が、報道各社の世論調査で参政党の支持率急伸が明らかになり、参院選に向けて危機感を募らせている。「岩盤支持層」だった保守層が離反し、参政に流れているとの見方からだ。

【グラフ】参院比例選の投票先は…読売世論調査

 読売新聞社が6月27〜29日に実施した全国世論調査では、参政の政党支持率が前月から4ポイント増の5%となり、立憲民主党(6%)に迫った。自民は2ポイント減の23%、国民民主党は6ポイント減の5%で、参政が両党支持層に食い込んでいるとの分析が出ている。

 参政は行き過ぎた外国人受け入れに反対する立場だ。「日本人ファースト」を掲げてインターネットを活用して存在感を高め、6月の東京都議選で3議席を獲得した。自民幹部は「排外主義は日本の国力低下を招きかねない」と急進的な主張を警戒する。

 参政は参院選で全選挙区に候補者擁立を予定している。自民にとって最重視する改選定数1の「1人区」で票が奪われれば、与野党の過半数争いに影響を与える可能性もある。首相周辺は「これだけの支持があるのは末恐ろしい」と語る。

 参政は30日、日本維新の会を離党した梅村みずほ参院議員を参院選比例選に公認候補として擁立すると発表した。梅村氏の入党に伴い所属国会議員が計5人となり、公職選挙法上の政党要件を全て満たした。

 これにより、各党による討論会への出席などで露出する機会も増えるとみられ、参政の神谷代表は30日の記者会見で「ネットを見ない世代もいる。政策や存在を知ってもらい、支持を拡大したい」と意欲を示した。

795OS5:2025/06/30(月) 21:17:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/578cf17483db1b0619e892a512d79b7a944af7c0
元維新・梅村みずほ氏、自民に公認申請&国民民主から出馬模索の噂は「事実」 参政党入党&出馬会見で
6/30(月) 16:40配信

J-CASTニュース
記者会見に臨む参政党の神谷宗幣代表(左)と梅村みずほ参院議員(右)

 参政党は2025年6月30日に記者会見し、日本維新の会を離党した梅村みずほ参院議員が入党し、参院選(7月3日公示、20日投開票)に党公認で比例区から擁立すると発表した。梅村氏の加入で、所属国会議員が5人になり、7月2日に日本記者クラブが主催する党首討論会への出席が可能になった。入党は6月28日、公認内定は翌29日付。

【動画】梅村みずほ氏の入党&出馬会見をノーカットで見る

■自民党の公認申請は書類審査で不合格、木原選対委員長から「詫び電」

 公選法では、政党要件として(1)国会議員5人以上(2)直近の衆院選か参院選で全国を通じた得票率が2%以上、のいずれかを満たすことを求めている。参政党は(2)を満たすが、日本記者クラブは党首討論会の参加には(1)(2)の両方を満たすことが必要だとして、(1)を満たさない参政党は参加できないことを通告。神谷宗幣代表は6月25日の記者会見で、この経緯を問題視していた。

 梅村氏は19年の参院選で、維新公認で大阪府選挙区から出馬し、初当選。25年夏の参院選も大阪府選挙区からの出馬を目指していたが、維新内の「予備選」に敗れ、25年4月に離党していた。梅村氏は記者会見で、さまざまな党からの出馬を模索していたことを明らかにした。

「SNSでは、すでに噂が出ているが、自民党に公認申請したのではないか、国民民主党に行こうとしたのではないか......これ、事実です。そして、参政党も同じだった」

 自民党の公認申請は書類審査で不合格になり、木原誠二選対委員長からお詫びの電話があったという。

党首討論会参加できない神谷氏の会見見て「私が最後の1人に」
 そんな中で梅村氏の判断を後押ししたのが神谷氏の会見だったようだ。梅村氏は神谷氏の会見を見て、「私が最後の1人になることができる」という思いを抱く一方で、すでに周辺には「出ません」と伝えていたこととの兼ね合いなどにも悩んだことを告白。そのうえで、

「現職でありバッジを持っている私が入党することで、神谷代表がメディアで大活躍ができる」
  「全国を駆け回って候補者たちを応援することでこの参政党の票の底上げにいくらか貢献 できるのではないか」

などと話した。

(J-CASTニュース編集委員 兼 副編集長 工藤博司)

796名無しさん:2025/07/01(火) 09:57:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/81be29352695a62bc249525e61cdfd1036219bad
【参院選】自民「東京で共倒れ」が現実味を増すスーパー混戦模様
7/1(火) 6:13配信
当選は7人
投開票は7月20日

 7月20日に参院選投開票が決まり、各党の臨戦体制が整いつつある。象徴的でありつつ無党派層が多く結果を予想しづらい東京選挙区の結果を占う。

【写真を見る】“美魔女”と呼ばれていた頃の「山尾志桜里氏」

 7月3日公示、20日投開票の参院選で東京選挙区は改選数6。しかし、昨年の東京都知事選に出馬した立憲民主党の蓮舫氏の自動失職に伴う欠員補充との「合併選挙」になるため、7位の当選者が出ることになる。7位の当選者は参院議員の通常任期6年と異なり、蓮舫氏の残り任期の3年となる。

「とはいえ1度議員になってしまえば、永田町で3年後はどうなっているか本当に見えないので、7番目の当選者のネガティブな部分がそこまで意識されているということはないですね。それよりも7人が当選するのだから、とにかく注力しなければとの意識の方が強そうです」

 と、政治部デスク。

確定しているのは
 現時点で東京選挙区では明らかなこと、未知数なことが混在しているという。

「1人しか擁立していない公明、共産候補の当選はほぼ確定ですね。そして立憲は現職2人を擁立していますが、このうち塩村文夏氏の方が有力と見られています。続いて国民民主は新人2人を擁立しており一時は共に当選圏内とされましたが、“山尾ショック”や玉木代表による“1年経ったら動物のエサ”発言などのゴタゴタを受けてそれは難しそうで、元NHKアナの牛田茉友氏に寄せた選挙になりそうな気配です。キャリア的には衆院選挙で戦った経験を持つ奥村祥大氏の方が魅力的な印象もありますが」(同)

 ここまでの話で不思議に思われるのは自民党の候補が1人も出てこないことだ。

「自民からは現職で前厚労相の武見敬三氏、スポーツ庁長官を経験した新人でソウル五輪金メダリストの鈴木大地氏が出馬予定ですが、いずれも当選は確実とまで言えない状況です。世間の自民に対する逆風、不信感もさることながら組織内での問題が大きく横たわっているようです」(同)

自民党候補の悩み
 どういうことなのか。

「武見氏はすでに当選5回を数え、厚労相を経験したのも今回の参院選に出馬せず引退することの見返りだとの見方もありました。現在、武見氏は自民党の参院会長も務めており、当選して6期目を務めることになったとしても影響力のあるポストを占める余地はほぼありません。元々、武見氏は東京都連での人望はなく出馬そのものに理解を得られているとは言い難い。その一方で武見氏は危機感を募らせており、支持団体の振り分けを要求しているようです。そっくりそのまま武見氏の要求通りになると思われませんが、団体票のやりくりは極めて微妙で、共に候補者となった鈴木氏と共倒れの危機さえささやかれ始めています」(同)

 言うまでもなく東京は無党派層が多く、当日まで民意を捉えるのは難しいとされる。

「東京では参政党公認候補が当選する可能性も取り沙汰されており、投開票日当日まで読めない情勢が続きそうです」(同)

デイリー新潮編集部

新潮社

797OS5:2025/07/01(火) 09:59:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/002ff50aaeeeb4137978f8fc56937d9b6cf39f25
【参院選「全選挙区当落予測」つき】東北地方は立憲の圧勝! 東京は「国民」元NHK女性アナウンサーの動向がカギ
7/1(火) 7:31配信
 夏の参院選は事実上の「政権選択選挙」となる。政権与党は過半数を維持できるのか。政治ジャーナリストの角谷浩一氏と青山和弘氏が全選挙区の情勢を分析した。第1回は、北海道から関東地方までの「当落予測」とともに詳報する。

【一覧】2025年参院選「全選挙区当落予測」はこちら

*  *  *

角谷 東北は全体的に現職が堅そうですね。

青山 自民は東北で弱いですからね。今、小泉進次郎農林水産大臣が5キロ2千円台の備蓄米を大放出していて、農家の間ではコメ価格の下がり過ぎに不安感が広がっています。それも米どころの東北において自民候補への逆風になりかねません。自民がギリギリ勝てるとすると、森雅子元法務大臣が出馬する福島くらいでは。

角谷 山形の自民候補は、過去に県知事選や参院選に出馬している大内理加氏ですが、いずれも結果が出ておらず、今回が最後の挑戦でしょう。

青山 埼玉は4人区ということで、自民・立憲・公明・国民で確定。ほぼ無風だと思うのですが。

角谷 私は国民ではなく共産の候補が通るのではとみていて、共産の△は、○寄りの△です。共産は重点区では確実に議席を取る姿勢で、伊藤岳氏についてはかなり力を入れているようなので、十分勝負できるはずです。

青山 激戦なのは、やはり東京です。私は、自民の武見敬三氏、立憲の奥村政佳氏、国民の奥村祥大氏、維新の音喜多駿氏、参政のさや氏を当落線上に置きました。音喜多氏に関しては、知名度を生かしてよほど伸びればという条件付きの△ですね。

■牛田氏は演説があまり上手ではない

角谷 私は、武見氏とれいわの山本譲司氏と国民の牛田茉友氏がすべり込むのではないかとみています。山本氏は出馬表明が遅れたとはいえ、れいわは東京が大票田で底力があります。牛田氏は当初は注目度が高かったものの、元アナウンサーながら演説があまり上手ではない。正直判断が難しいです。

青山 前厚生労働大臣の武見氏は73歳と高齢で、もう引退するとみられていました。空いた枠は(元自民党幹事長の)石原伸晃氏が狙っていましたが、結局武見氏が出ることになった。自民の候補者が不足している感は否めません。

※「第2回」に続く

(聞き手・構成/AERA編集部・大谷百合絵・秦 正理)

大谷百合絵,秦正理

798OS5:2025/07/01(火) 10:00:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/7048b904b38c2306d7e3f6d4259604cc69c058e7
【参院選「全選挙区当落予測」つき】京都は舌禍事件あっても「自民・西田氏」が濃厚 和歌山「二階氏の三男」は評価分かれる
7/1(火) 8:32配信
夏の参院選は事実上の「政権選択選挙」となる。政権与党は過半数を維持できるのか。政治ジャーナリストの角谷浩一氏と青山和弘氏が全選挙区の情勢を分析した。第2回は、中部、近畿から中国地方と四国地方の「当落予測」とともに詳報する。

【一覧】2025参院選「全選挙区当落予測」はこちら

*  *  *

角谷 新潟は立憲の現職である打越さく良氏が逃げ切りそうです。

青山 そうですね。新潟は米山隆一衆院議員をはじめ、立憲が強い地域です。でも自民の中村真衣氏は競泳の五輪メダリストで好感度も高いので、逆転する可能性があります。

角谷 京都は、元衆院議長の伊吹文明氏や、共産で10選してきた元国会対策委員長の穀田恵二氏が引退したので、大物がいない状況ですね。そうなるとやはり、自民の西田昌司氏が強い。今年5月に沖縄のひめゆりの塔をめぐる不適切発言があり、謝罪と撤回に追い込まれましたが、西田氏は以前から舌禍を招きがちな人と見られているので、影響は限定的だと思います。

青山 立憲、維新、共産が乱立していることも、西田氏を助ける方向に働いています。

角谷 最終的に2議席目は維新の新実彰平氏が抜け出すかな。共産は、やはり穀田氏が引退したことで勢いが落ちた印象があります。

青山 大阪は大激戦ですね。

角谷 今回も維新が2議席取ると思いますよ。次いで公明。最後のイスを立憲の橋口玲氏と自民の柳本顕氏が競る構図でしょうが、柳本氏に軍配が上がりそうです。

青山 私は柳本氏と維新の岡崎太氏が競るかなと思い、どちらも△にしました。立憲は大阪では人気がないし、国民は初め足立康史氏の擁立も検討しましたが、結果的に知名度のない候補になり、出遅れは否めません。公明は○にしましたが、去年の衆院選は大阪4選挙区で全敗していますし、意外と苦戦する可能性もあります。

■泉氏は当選したら立憲入りしそう

角谷 兵庫も激戦区ですよ。今回、予測が最も難しい選挙区の一つだと思います。

青山 まあ元明石市長の泉房穂氏は、無所属ですが人気があるので間違いないと思いますが。

角谷 泉氏は当選したら立憲に入りそうですけどね。泉氏の次点は維新の吉平敏孝氏。3位争いを自民の加田裕之氏と公明の高橋光男氏が繰り広げるでしょう。ただ、今のところ加田氏のほうが優勢です。国民の新顔候補である多田ひとみ氏は経済産業省出身の元官僚で、当初はいまいち地元に浸透していないようでしたが、猛チャージ中です。

青山 和歌山には、二階俊博元自民党幹事長の三男である伸康氏が出馬します。昨年の衆院選では落選しましたが、角谷さんは○をつけていますね。

角谷 たしかに二階氏が出ると決まった時、自民党本部の人は「あ、出るの?」と意外そうな顔をしていました(笑)。一方、対抗馬が党勢の落ちている維新の候補となると、二階氏で堅そうです。

青山 私は、立憲と維新の候補者調整が成功して一本化したことで、維新の浦平美博氏が逆転する可能性があるとみています。立憲和歌山県連は、擁立取りやめについて「和歌山でリベラルな考えを持つ方の投票先はほぼなくなった」と、党本部への不満を漏らしていましたが、リベラル層にも「自民党でなければよい」という考えの人は一定数いるので、維新に票が流れるでしょう。

※「第3回」に続く

(聞き手・構成/AERA編集部・大谷百合絵・秦 正理)

大谷百合絵,秦正理

799OS5:2025/07/01(火) 10:00:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/91b5f8b2936ec9f0c60cd67f775df1203318071a
記者クラブ党首討論、社民・福島氏招かれず 参政党の駆け込み参加に「その手あったか…」
7/1(火) 7:00配信


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産経新聞
日本記者クラブ主催の党首討論会に参政党が参加すると聞いて苦笑いを浮かべる社民党の福島瑞穂党首=30日午後、国会内(奥原慎平撮影)

社民党の福島瑞穂党首は6月30日、国会内で開いた記者会見で、参院選(7月3日公示、20日投開票)に合わせ、日本記者クラブが2日に主催する党首討論会に自身を招かなかったことを強く疑問視した。「強く抗議したい。非常に残念だ。表現の自由を極めて侵害している。記者クラブが、という所が一番ショックで、残念だ」と恨み節を漏らした。

【写真】松井一郎氏「言論の自由を奪うおそろしい政党」

社民は公選法が定める二つの政党要件のうち、直近の国政選挙で得票率2%以上はクリアしているが、もう一つの所属国会議員5人以上をクリアできていない。日本記者クラブは昨年10月の衆院選を契機に、党首討論に参加する党首を国会議員を5人以上抱える政党に絞ったといい、所属議員3人の社民は認められなかった。

会見では、タレントのラサール石井氏の参院選擁立が発表され、記者が50人以上、テレビカメラも10台近くが駆け付けていた。福島氏は「ここにいるメディアの皆さん、キー局の皆さん、ぜひ呼んでくださるよう心からお願いします」と訴えた。

一方、国会議員が4人だった参政党は6月28日付で梅村みずほ参院議員が入党し、同党は日本記者クラブの党首討論に出席する資格を得た。

会見の終盤、参政党の事情を指摘されると、福島氏は初耳だったようで、「どういうこと?」と述べた上で、「私たちもすればよかった。参政党と日本保守党は呼ばれないと思っていたので…。え、そういう手があったのか。ちょっとショックを受けている」と漏らした。

福島氏の脳裏には参院会派「沖縄の風」のメンバーら複数の無所属議員が浮かんでいたという。(奥原慎平)

800OS5:2025/07/01(火) 18:20:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/5b07440313edacf3efa8674e3352ce1ce9c254b4
「自公2議席」巡る攻防 迫る決戦、候補者火花 参院選2025/自民・公明・維新【上】
6/30(月) 7:33配信

埼玉新聞
「自公2議席」巡る攻防 迫る決戦、候補者火花

 7月3日公示、20日投開票の参院選に向け、各党や各候補予定者は事実上の選挙戦に突入した。改選数4の埼玉選挙区では、過去最多だった2022年に並ぶ15人が立候補の準備を進めている。決選を前に各政党の動きを追い、対決の構図を探った。

3年前の前回参院選 埼玉選挙区、自公が議席維持 前知事、立民手堅く 維新、れいわ、共産など及ばず

■「負けたくない」/自民

 25日、さいたま市内で開かれた自民の古川俊治の時局講演会には、悪天候にもかかわらず600人近い支援者が集まった。開成高校の先輩で前首相の岸田文雄も駆け付け、「決められる政治を取り戻す大事な一歩になる」と強調し、持続性のある政策と責任ある外交の重要性を説いた。

 5月の総決起大会では県連会長の柴山昌彦が「少数与党でも政権運営ができるのは、参議院が過半数を占め、野党をブロックできるから」と結束を呼びかけた。石破茂首相は23日の会見で「非改選を合わせて与党で過半数」と勝敗ラインを定め、自公で50議席獲得を目標に掲げた。

 古川は初挑戦の2007年こそ2位に甘んじたものの、13年、19年は圧勝。自民への逆風に、陣営関係者は「久しぶりの厳しい選挙」と引き締めに躍起だ。埼玉選挙区では自公2議席獲得に向け、地方議員や党員、支援者がさまざまな組み合わせで引き回しを行って支持を固めている。

 石破政権の一律2万円給付に対しては「成長産業に投資すべき」と冷ややかで、医師免許と弁護士資格を併せ持つ古川の能力は風に左右されない強みだ。事務所開きでは他党の減税政策を批判し、「無責任なことを言っている立憲と国民に負けたくない」と対抗心を燃やした。

■合意形成の調整役/公明

 公明は昨年9月に党政調会長に就任した岡本三成が発信力強化を打ち出した。昨年12月に県本部代表に就任し、3選を目指す矢倉克夫も「双方向のやりとりで政治が動いていることを、多くの若い人に実感してもらえれば。政治への不信感をいかに払拭できるか」と同調する。

 以前から組織の衰えを指摘され、22日投開票の都議選では9回連続の全員当選を逃した。県内でも19年の矢倉が53万2千票、22年の西田実仁が47万6千票、前代表の石井啓一が落選した昨年10月の衆院選の県内比例票は34万9千票と、得票数の減少傾向に歯止めがかかっていない。

 自民党と野党の間で合意形成の調整役を担ってきたことが、有権者の目にはどのように映っているか。矢倉は「幅広く動いてきた個人の実績とともに、政権の枠組みが政治を前に進める上で重要」と訴え、県本部幹事長の安藤友貴は「前回の47万を上回るように」と力を込めた。

■42万が勝利の鍵/維新

 埼玉を重点地区と位置付ける維新は、当選ラインを「42万票」に設定。県総支部代表で衆院議員の高橋英明は、22年参院選で次点となった加来武宣の32万4476票からの1・3倍増を根拠としているが、公明の得票数が同じペースで漸減するものと仮定した数字にも見える。

 高橋が「気心知れたベストな候補者」として擁立したイベント関連会社代表で新人の龍野真由美は、結婚式の司会などで培った理路整然としたスピーチを武器に、有権者の心をつかむ。22年参院選福岡選挙区(定数3)では4番手ながら、国民公認の元県議を得票数で上回った。

 今回は30人弱の地方議員と連携して支持を固め、公示後は駅頭で知名度の底上げを狙う。高橋は「3年前は上田さんがいた(50万1千票)。今回の国民民主が上田さんより取るとは思えない。戦略通りに動いてくれる候補者の方が票が出る」と勝利への道筋を思い描く。(文中敬称略)

801OS5:2025/07/01(火) 18:22:57
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250630-OYT1T50086/
自民・公明は逆風に危機感、立民候補は「2党1団体」の結束力問われる…参院選茨城選挙区
2025/06/30 12:20
対決の構図<上>
参院選2025 茨城
 7月3日公示の参院選まであと3日となった。茨城選挙区(改選定数2)では与野党の現職2人と新人6人の計8人が立候補を表明した。決戦を前に、主要陣営の情勢を追った。


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「50万票」が焦点
業界団体の集会であいさつする上月氏(26日、水戸市で)
 「お互い苦しいところだけど、頑張りましょう」

 23日、水戸市の自民党県連。3選を目指す自民現職の上月良祐氏(62)を擁立する県連幹部と、推薦する公明党の県本部幹部が集まり、膝を突き合わせた。自民県連の海野透会長はこの場で、参院選に向けた協力を改めて呼びかけ、公明側も「自民票が上がれば公明票も伸びる」と応じた。

 参院選の前哨戦とされた22日の東京都議選で自民は大敗。公明も9回連続の全員当選を逃した。小泉農相が主導するコメの高騰対策が政府・与党への一定の評価につながったとみられていただけに、「持ち直すと思ったが、ひどい結果だった」(県連幹部)と逆風に危機感が広がる。

 もっとも、上月氏の2期12年の実績や、茨城選挙区が「2人区」であることを踏まえ、県連内では「議席は確保できる」との向きが支配的だ。今後は、陣営が目標とする「50万票」の得票数を達成できるかが焦点となるが、都議選の影響を懸念し、陣営内では「50万票は厳しい」との声が多い。両党は市町村別で設けた得票目標をクリアしようと、県議や自治体議員もフル動員で支持固めに奔走する。

 上月氏も各地をくまなく回っており、上積みに必死だ。22日は結城市内で県連支部の集会に出席し、26日夜には水戸市で開かれた業界団体の組織内候補の国政報告会にも駆けつけた。

「39万票」掲げる
街頭演説に立つ小沼氏(23日、水戸市で)
 「ごじゃっぺ(でたらめ)な政治を正す」。23日午前7時、再選を目指す立憲民主党現職の小沼巧氏(39)は水戸駅南口で茨城弁を駆使して支持を訴えた。

 連合茨城、国民民主党を含めた事実上の「2党1団体」の統一候補として挑む小沼氏。2024年の衆院選で立民と国民民主が県内で得た比例票の合計を根拠に、立民県連は「39万票」を目標に掲げた。小沼氏は19年の参院選の得票数が約23万7000票だっただけに、自身も「極めてチャレンジングな目標だ」と語る。

 連合茨城は連合傘下の産業別労働組合(産別)への浸透を図るほか、小沼氏の事務所にも役員らを送り込み、戦いを後押しする。「支持」にとどめた6年前の参院選とは異なり、連合茨城の幹部は「『推薦』するからにはしっかりやる」と息巻く。

 課題は立民と国民民主の間に残るしこりだ。国民民主は昨秋の衆院選で躍進。党勢拡大に向け、県連は参院選での独自候補の擁立を模索したが、「旧民主系の議席を守るための苦渋の決断」(県連幹部)として擁立を見送った。県連内ではこれが小沼氏への最大の支援と捉える考えが根強く、選挙戦への協力の動きは低調なのが実情だ。

 国民民主側の姿勢について、連合茨城の幹部はこう指摘する。「選挙は貸し借りだ。今回は『応援します』と言うのが大人の対応だ」

◆立候補予定者(敬称略)
上月良祐 62 自 現
小沼巧  39 立 現
北崎瀬里奈35 維 新
高橋誠一郎30 共 新
桜井祥子 41 参 新
酒井明男 50 諸 新
石井憲一郎58 諸 新
牧山康志 65 無 新

 (氏名の並びは参院勢力順。年齢は投票日現在。党派は自=自民、立=立民、維=維新、共=共産、参=参政、諸=諸派、無=無所属)

802OS5:2025/07/01(火) 18:23:42
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250701-OYT1T50133/
維新の会・共産党・参政党…党勢拡大狙いSNSなどでアピール、参院選茨城選挙区
2025/07/01 12:00
対決の構図<下>
 3日公示の参院選茨城選挙区(改選定数2)では、自民党と立憲民主党の現職が議席を分け合う中に、日本維新の会、共産党、参政党などの新人が割り込めるかどうかも注目だ。各党はSNSなども活用し、党勢拡大を狙う。


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埋没を危惧
 「社会保険料を見直し、手取りを増やす政策に力を込めていきたい」

 維新新人の北崎瀬里奈氏(35)は6月7日、水戸駅南口でマイクを握り、こう訴えた。

北崎瀬里奈氏
 元洋菓子職人として、生活者目線から政治改革の必要性を唱える。擁立の発表は5月下旬と出遅れたが、陣営は得票目標を「20万票」と設定した。

 維新は2022年の参院選で、県内の比例票で約14万6000票を獲得。県内「野党第1党」となった。しかし、昨秋の衆院選では県内の比例票が約7万8000票と半分近くに減らした。6月の東京都議選でも議席を獲得できず、陣営関係者は「3年前より勢力は弱まった。野党内で埋没する可能性がある」と危惧する。

若さ前面に
 「全国で一番若い30歳の候補として共産党の躍進に全力を尽くす」

 6月23日、水戸市内での事務所開きで共産新人の高橋誠一郎氏(30)が意気込んだ。

高橋誠一郎氏
 共産は今回、比例選で県内12万票の獲得を目指す。しかし、昨秋の衆院選では県内の比例票は半数の約6万1000票にとどまる。党員の高齢化も進む中、若年層へのアピールが鍵となる。

 元赤旗記者の高橋氏は県内をくまなく回り、SNSを積極的に使った政策の発信も続ける。県委員会幹部は「幅広い有権者に訴えを届けられる人物だ」と期待する。

 選挙戦では将来的な廃止を目指した消費税の一律5%減税や、東海第二原子力発電所(東海村)の廃炉などを訴える。

演説などネットに
 先月22日、参政県連が水戸市内で開いた市民との意見交換会。当初予定から倍近くの35人が詰めかけた中で、同党新人の桜井祥子氏(41)は、「参政党は急上昇している政党だ」と強調した。

桜井祥子氏
 参政は都議選で擁立した候補者3人が当選したほか、各地の市議選でも直近ではトップ当選が相次ぐ。インターネットを駆使した選挙戦略が特徴で、桜井氏は外国人の受け入れの見直しや積極財政などを訴える街頭演説の模様をSNSで発信するなどし、支持拡大を図っている。

 ただ、国政政党となってからはまだ日が浅く、手探りの選挙戦となる。桜井氏は「みなさんに党を知っていただくつもりで活動したい」と話す。

(この連載は、大我寛樹、椿央樹、吉村悠、久保田夢、大井雅之、市川莉瑚が担当しました)

◆立候補予定者(敬称略)
上月良祐 62 自 現
小沼巧  39 立 現
北崎瀬里奈35 維 新
高橋誠一郎30 共 新
桜井祥子 41 参 新
酒井明男 50 諸 新
石井憲一郎58 諸 新
牧山康志 65 無 新

 (氏名の並びは参院勢力順。年齢は投票日現在。党派は自=自民、立=立民、維=維新、共=共産、参=参政、諸=諸派、無=無所属)

803OS5:2025/07/01(火) 18:26:13
https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=17511177692655
【決戦茨城 ’25参院選】 (上) 《連載:決戦茨城 ’25参院選》(上) 自民・公明

2025年6月29日(日)
自民党県連女性局大会で上月良祐氏(中央)とともにガンバロー三唱する参加者ら=水戸市千波町
自民党県連女性局大会で上月良祐氏(中央)とともにガンバロー三唱する参加者ら=水戸市千波町


■逆風深刻「剣が峰」 議席堅持へ50万票目標

参院選は7月3日公示、同20日に投開票される。改選2議席を争う茨城選挙区を巡る各陣営の動きを追う。

「まさに剣が峰に立たされている。信頼を取り戻すべく、自民党再生のため尽力している最中にある」

真夏の決戦を3カ月後に控えた4月半ば、自民党茨城県連の海野透会長は女性局大会で状況を説明した。茨城選挙区(改選数2)で3選を目指す上月良祐氏(62)の2期12年の仕事ぶりを評価しつつも、「それほど厳しい選挙」と表情を緩めなかった。

自民党派閥の裏金事件に端を発した「政治とカネ」を巡る不信感は根強く、自民にとって激しい逆風が吹く。茨城県議員に対象者はいなかったものの、県連所属の議員らは「影響が大きい」と、口をそろえる。

昨年秋の衆院選では、県内7選挙区のうち3選挙区での勝利にとどまった。参院選の前哨戦に当たる22日投開票の東京都議選でも、自民は第1党から転落した。「政治不信はまだ払拭できていない。かなり踏ん張らないと」。海野会長は危機感を強める。

■嵐の中で

2019年の参院選で、上月氏は約50万7000票を獲得しトップで再選。2位の候補に2倍以上の差をつけた。当時、県連が掲げた目標は60万票。今回は逆風にある現状を踏まえ「50万票以上」とし、議席の確実な維持を目指す。

茨城選挙区の議席は、長く旧民主系と分け合ってきた、いわば「指定席」。県連内でも「選挙区は大丈夫だろう」と見る向きは強い。一方、比例への影響は見通せず「深刻だ」(県連幹部)。

少数与党の状況下、参院でも過半数を割れば政権交代が現実味を帯びる。このため、県連は比例候補者にそれぞれ県議40人を割り当て、支援を受ける職域団体とともに票の掘り起こしを進めている。

こうした環境下、上月氏は県内の地域支部を細かく巡り、約1600の企業・団体から推薦を取り付けるなど、足場固めと引き締めを図る。5月半ばの事務所開きでは、集まった支援者ら60人を前に厳しい戦いへの勝利を誓った。

「嵐の中で、滑りやすい岩を登っていくような状況にある。厳しいからこそ、頑張りたい」

■強い連携

自民と連立を組む公明党は、今回の参院選を事実上の政権選択選挙と位置付ける。長く続く逆風に、党本部の高崎進代表代行は「状況はこれまでと異なる。議席を落とすわけにはいかない」と、危機感をあらわにする。

党県本部は今月下旬、自民党県連や、支持母体である創価学会と幹部会合を開催。3月に推薦を決定した上月氏を支援する一方、比例票の獲得で自民の支援を受ける「バーター協力」の体制を確認した。

比例では、県内で「18万票」の得票を目標に設定。支持層の引き締めを図るとともに、自民側にも「3万票」の協力を要請した。「連携をさらに強固にし、参院選を勝ち抜く」。高崎代表代行は強い決意を示した。

804名無しさん:2025/07/01(火) 18:26:47
https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=17512055780606
《連載:決戦茨城 ’25参院選》(中) 立民・国民

2025年6月30日(月)
立憲民主党県連と国民民主党県連、連合茨城の「2党1団体」の各トップとともに、参院選勝利に向けて気勢を上げる小沼巧氏(左から2人目)水戸市内
立憲民主党県連と国民民主党県連、連合茨城の「2党1団体」の各トップとともに、参院選勝利に向けて気勢を上げる小沼巧氏(左から2人目)水戸市内


■議席死守へ「結束」 連合推薦、39万票目指す

「連合茨城から推薦という、大変重たい決断をしていただいた。働く人の思いに応える政治を実現する」

茨城県水戸市内で5月中旬に開かれた連合茨城主催の総決起集会。集まった労働組合員ら約400人を前に、立憲民主党現職の小沼巧氏(39)が推薦への感謝と再選の決意を語ると、大きな拍手が上がった。

集会には立民県連の青山大人代表や、独自候補の擁立を見送った国民民主党県連の浅野哲代表ら幹部が出席し、小沼氏の演説を見守った。

連合茨城の久保田利克会長は「小沼氏再選に向けて組織一丸となって取り組む」と力を込めた。

浅野代表も「茨城は党派を超えて議席を守らなければならない」と強調。ガンバロー三唱で気勢を上げ、「2党1団体」の結束を確認した。

▼信頼醸成

小沼氏が初当選した2019年参院選は、混迷した。

立民、国民両県連と連合茨城は、野党統一候補の擁立に向け足並みをそろえていたが、立民党本部が小沼氏の独自擁立に踏み切った。

国民と連合茨城には不信感が生まれた。国民は結局、独自候補を擁立こそしなかったものの、政策協定を結ぶだけの「限定的な協力」、連合茨城も「支持」にとどめた。

小沼氏は初当選以降、連合茨城の集会やイベントに小まめに参加したり、国会質疑を通して連合傘下の産業別労組(産別)から聞いた課題を政府にただしたりするなどして、信頼関係の醸成に努めた。

総決起集会で、久保田会長は「各産別の政策実現や地域の課題に積極的に対応してもらった。今後の活躍にも期待する」と、小沼氏の1期6年を評価する。

立民県連は小沼氏の得票目標を前回獲得した約24万票の1.6倍となる39万票に設定。昨年の衆院選で立民と国民が県内で獲得した比例票などを基にした。

立民県連幹部は「陣営が力を合わせて現実的な目標を達成したい」と力を込め、陣営の引き締めを図る。

▼最大支援

国民県連は当初、昨年衆院選の躍進などから独自候補の擁立を目指していたが、参院でも少数与党に追い込むため、「連合推薦の現職候補と争うのは目的に沿わない」(幹部)として見送った。ただ、その判断に支持者から不満の声もある。

他党の公認候補を推薦しない党本部の方針に従い、県連は小沼氏の推薦をしなかった。

幹部の一人は「推薦がなく積極的な支援は難しいが、野党の議席を守るために取り組む」とした上で、「候補者を擁立しないことが最大の支援」と強調した。

選挙戦で国民県連は、昨年衆院選で同党が獲得した比例票約14万票からの上積みを図り、全国比例で擁立した前茨城県取手市長の藤井信吾氏(65)や各産別が擁立した候補者の当選、党勢拡大を目指す。

805名無しさん:2025/07/01(火) 18:29:28
https://mainichi.jp/articles/20250701/k00/00m/010/205000c
「中道政治諦められず」 山尾志桜里氏、無所属で参院選出馬表明

毎日新聞
2025/7/1 16:18(最終更新 7/1 18:04)
211文字
参院選東京選挙区から無所属での立候補を表明した山尾志桜里氏=東京都武蔵野市で2025年7月1日午後4時、滝川大貴撮影
写真一覧
 山尾志桜里元衆院議員が1日、東京都内で記者会見し、参院選(3日公示、20日投開票)東京選挙区に無所属で出馬すると表明した。「中道政治を諦められない。国民民主党の公認取り消しを受けた後も信念が揺らがなかった。無所属でも社会に貢献できる」と述べた。

 山尾氏は5月、国民民主党公認として参院選比例代表での立候補が内定。6月に出馬会見を開いたが、過去の言動などが問題視され公認が見送られ、離党届を提出していた。【洪玟香、白川徹】

806名無しさん:2025/07/01(火) 18:29:46
https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=17512919215983
【決戦茨城 ’25参院選】 (下) 《連載:決戦茨城 ’25参院選》(下) 維新・共産

2025年7月1日(火)
街頭演説する北崎瀬里奈氏=6月7日、水戸市内、事務所開きで気勢を上げた高橋誠一郎氏=6月23日、水戸市白梅(左から)
街頭演説する北崎瀬里奈氏=6月7日、水戸市内、事務所開きで気勢を上げた高橋誠一郎氏=6月23日、水戸市白梅(左から)


■政策の浸透に全力 新人、議席獲得へ訴え

茨城選挙区は長年、自民党と旧民主党系候補が2議席を分け合ってきた。牙城を崩そうと、維新や共産などの新人が支持拡大を訴える。

■党の実績

「維新は有言実行の党。言ったことを実現し、社会ニーズに応えていく」。6月7日、茨城県水戸市内の街頭演説に駆け付けた前原誠司共同代表は、高校無償化の実現など国会での実績をアピールした。

新人の北崎瀬里奈氏(35)は「高すぎる社会保険料の無駄をなくし、教育環境を整える」と主張。茨城維新の会の石井章代表は「維新の政策が一番良いという声が多く聞かれる」と、社会保障改革や食料品の消費税ゼロなど、掲げた政策に手応えを示す。

目標は20万票。2022年参院選で獲得した票数を大きく上回る。「自民は消費税減税、立憲民主は内閣不信任決議案の提出に踏み切れなかった。維新は高校や給食の無償化に道筋をつけた」。石井代表は実行力の違いを訴え、両党支持層の切り崩しを図る。

北崎氏は出身地の鹿行地域のほか、石井氏の支持者が多い県南、県西地域を巡り地盤固め。現役世代をターゲットに県央や県北地域でも街頭活動を行い、比例に擁立した石井めぐみ氏(45)と連携して支持拡大を図る。

■正面対決

共産新人、高橋誠一郎氏(30)の事務所開きが6月23日、水戸市内であった。党県委員会の上野高志委員長は「どうやって今の苦しい社会をより良い社会にしていくか。党の綱領路線を語って広げる戦い」と見据えた。

前哨戦とされた6月の都議選は14議席を獲得。5議席減らしたが「党の訴えは有権者に響いた」と上野委員長はみる。参院選では党の一貫した姿勢や政策のさらなる浸透を図るため、消費税の減税や軍事予算拡大の反対、原発ゼロなどを訴える。全国比例5議席確保に向け、茨城県では得票率10%以上、12万票以上を目指す。

4月に党の市田忠義副委員長を招いた演説会を開催。7月上旬には小池晃書記局長も茨城県を来訪する。党幹部の応援で党勢拡大へ弾みをつける。

事務所開きで高橋氏は「裏金政治と正面対決する仕事をやらせてほしい」と訴えた。保守勢力への批判票などを取り込み、躍進を目指す。

■他勢力も

参政新人の桜井祥子氏(41)は、社会情勢や党について学ぶワークショップを開き、政治に関心がない層の新たな選択肢となることを目指す。「日本人ファースト」を掲げ、減税や外国人政策の見直しなどを訴える。

社民は選挙区含め3議席以上の獲得に向け、県内で比例3万票以上の獲得を目標にする。茨城選挙区では自主投票を決めた。いずれも新人で、酒井明男氏(49)は政治団体「NHK党」から、石井憲一郎氏(58)は同「日本改革党」から出馬。新人の牧山康志氏(64)は無所属で立候補を予定する。

807名無しさん:2025/07/01(火) 18:30:22
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250630-OYT1T50095/
「千葉モデル」2議席死守へ自民に危機感…現職両陣営が集票争い加速
2025/06/30 12:29
#選挙・千葉
#選挙・自民党

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対決の構図<上>
 参院選が7月3日公示、同20日投開票の日程で行われる。千葉選挙区(改選定数3)は自民党現職2人、立憲民主党現職1人に、新人候補が挑む構図となる見通しだ。これまでに過去最多となる15人が立候補を表明している。混戦模様の選挙戦の行方を展望する。

参院選2025 千葉
 「衆院が少数与党になっている今、今回の参院選は、間違いなく政権選択の大きな意味を持つ。我々は千葉でどうしても2議席を取りたい」


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 八千代市で23日に開かれた自民現職・豊田俊郎(72)の総決起大会。熱気に包まれた会場内であいさつに立った党最高顧問の麻生太郎は力強く訴えた。

 千葉選挙区は2013年の参院選以降、自民が改選のたびに2議席を確保してきた全国でも数少ない「複数区」だ。候補の顔ぶれが変わっても、2議席を守り抜いてきた背景には、県連内に存在する2派による激しい集票競争がある。

 豊田は前県連幹事長の河上茂を軸とする勢力に支えられ、同じく改選を迎える石井準一(67)が率いるグループと競い合ってきた。結果的に得票の底上げにつながり、2人当選を確実にしてきた。その構図は今回も変わらない。


自民党県連女性局の参院選決起集会で拳を突き上げる石井氏(左)と豊田氏(5月24日、千葉市美浜区で)
 だが、自民を取り巻く状況はこれまでと異なる。物価高騰の長期化や、派閥の政治資金規正法違反事件などが影響し、党の支持率は低迷を続ける。22日の東京都議選でも自民が歴史的大敗を喫した。ある自民関係者は「支援団体ですら相当、自民離れが起きている。このままでは2議席獲得は厳しい」と危機感をあらわにする。

 とりわけ豊田陣営は苦しい立場に置かれているとされる。関係者によると、4月に自民が実施した情勢調査で、豊田は共産党候補を下回る順位に沈んだ。5月の調査では4位に浮上したものの、依然として当選圏には届いていない。県連選挙対策委員長の小林鷹之も「初めて相手の背中を見ながら追っていく選挙。本当に厳しい戦い」と強調する。

 豊田は逆風をはね返すべく、数十人規模の「ミニ集会」を連日こなし、1日で2か所回る日もあるなど精力的に活動する。4月から6月まで県内で12回開催された公明党の時局講演会にも全て参加し、公明の支持固めを進める。

 一方の石井もたづなを緩めることはない。参院国対委員長を務めるなど中央政界で存在感を発揮し、次代の「参院のドン」と目される石井にとって、下位当選は自身の求心力低下を招きかねないからだ。平日は国会対応に追われていた国会会期中も、週末には党幹部らを招いて県内各地で集会を開催してきた。3月の知事選で大勝した熊谷俊人との対談ビラを作成するなど着々と選挙戦に備えてきた。


 自民候補2人がそれぞれ当選に向けてしのぎを削る状況は、片方が過剰に票を集めれば、もう片方の得票が沈むリスクをはらんでいる。厳しい情勢下で2議席を維持するには「1人に票が固まっては意味がない」(自民重鎮)との声も出ているが、豊田、石井双方は票の割り振りを否定する。

 票の偏りを防ぐうえで重要なポイントになるのが、情勢に応じて票を差配できる公明の組織票だ。県内に約30万票を持つとされ、公明は、自民が比例選で公明候補を支援する見返りに、選挙区で自民候補を後押しする協定を結んでいる。

 公明関係者は、今後の情勢を慎重に見極めたうえで、当落線上の候補に票を傾斜配分する可能性を示唆する。両陣営が粘り強く票の掘り起こしを行い、公明票を効率よく取り込めるか――。その成否が2議席を死守してきた「千葉モデル」の命運を左右することになる。(敬称略)

808名無しさん:2025/07/01(火) 18:30:44
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250701-OYT1T50138/
参院選千葉選挙区、立民と国民が主導権争い…連合千葉「18年ぶり2議席」後押し
2025/07/01 12:00
対決の構図<下>
参院選2025 千葉
 「勝てば日本の政治を大きく変えるきっかけになる。最重点選挙区の一つと位置づけて臨む」


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小林氏(左)の街頭演説で応援のマイクを握る玉木代表(6月22日、千葉市中央区で) 
 国民民主党代表の玉木雄一郎は6月22日、千葉市中央区で行われた新人の小林さやか(41)の事務所開きで気勢を上げた。代表自らが事務所開きに駆けつけるのは珍しく、千葉選挙区にかける本気度を象徴する場面となった。

 小林はNHK記者として働きながら、3児の子育てに向き合ってきた。医療や介護などに関する取材経験を強みに、現役世代に寄り添った政治を強調する。この日、JR千葉駅前で行った街頭演説では「理不尽と戦う、働く人が報われる。この二つの政策に全力で取り組んでいく」と訴えた。

 昨年10月の衆院選で躍進した国民民主は、千葉県内で34万の比例票を獲得。比例復活によって県内を地盤とする衆院議員が初めて誕生した。小林陣営はこの勢いを参院選につなげる形で、50万票の獲得を目標に掲げる。

 もっとも、小林にとって今回が初の選挙戦だ。ベテランの現職勢に比べると、知名度は低く、選挙を下支えする県連の地方議員も8人にとどまる。陣営は街頭活動や団体回りに加え、SNSを駆使した「空中戦」にも注力し、支持拡大を図る方針だ。


 同じ日、立憲民主党代表の野田佳彦は沖縄訪問前のわずかな時間を割き、匝瑳市での集会に姿を見せた。長年の盟友である現職・長浜博行(66)の応援に立つためだ。

長浜氏(前列左)の応援に駆けつけた野田代表(6月22日、匝瑳市で)
 「非自民の政治勢力で2議席取りたいが、国民民主党にも負けたくない。ということは一番を取るしかない」。野田は長浜への支持を呼びかけつつ、国民民主への対抗意識ものぞかせた。

 野田と長浜はともに松下政経塾で学び、1993年衆院選に日本新党から出馬して初当選した旧知の仲だ。長浜は2007年に参院に転じ、野田政権では官房副長官や環境相を歴任。県内を地盤とする野田にとって、長浜は絶対に落とせない存在となっている。

 参院副議長の長浜は、公正中立が求められる立場を意識し、政権批判や政策主張は控えめだ。この日の集会でも、気候変動や戦争が続く世界情勢に懸念を示し、「丸い緑の地球を次の世代に渡していく。政治活動の集大成としてこのことをやりたい」と静かに語った。

 陣営は応援弁士を通じた政策の訴求を強化していく構えだが、支援者の一部からは「訴えがぼやけている」との声も上がっている。


 約15万人の構成員を擁する連合千葉は、長浜と小林双方に推薦を出す。支援先の判断は傘下の産業別労働組合(産別)に委ねる方針で、旧民主党系で18年ぶりとなる2議席奪取を組織を挙げて後押しする。

 一方、立民内には、国民民主への警戒感がある。両党は衆院選挙区でも競合関係にあり、県内では勢力争いが続いている。立民関係者は「国民民主の候補が当選して力をつければ、立民の影響力が低下しかねない」と本音を漏らす。

 野党にとって今回の参院選は議席獲得争いにとどまらず、野党間の主導権を巡る駆け引きの舞台になっている。


 野党ではこのほか、日本維新の会の石塚貞通(58)、共産党の白石ちよ(49)、れいわ新選組の山本なつみ(36)、参政党の中谷めぐみ(43)が出馬を表明しており、有権者の支持が分散する可能性が高まっている。(敬称略)

 (おわり。この連載は、鳥塚新、河津真行、落合俊、柴田洋希、岡田優人が担当しました)

809OS5:2025/07/01(火) 18:32:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/39571d9a6412decbf980945fca4e19fbcb4ba9c1
舌禍で狂う立国共闘の歯車、疑惑告発文書問題で維新はイメージ低下避けられず 兵庫選挙区 激変・参院選2025①
6/27(金) 8:37配信


産経新聞
参院選兵庫選挙区から無所属で立候補する意向を表明した泉房穗氏=3月24日、神戸市中央区

「大同団結のシンボルとして戦いたい。今の政治には国民の生活を支える連合チームの結成が必要だ」

3月24日、神戸市内で参院選兵庫選挙区(改選数3)への出馬会見に臨んだ元兵庫県明石市長で無所属の泉房穂(61)は、2時間近くにわたり持論をまくしたてた。

兵庫では過去3度の参院選で自民党、公明党、日本維新の会(平成28年の参院選はおおさか維新の会)が議席を分け合ってきた。政党色の薄い無所属候補は、国政勢力の合間を縫う形での厳しい選挙を強いられたが、泉には勝算があった。

水面下で、立憲民主党県連と国民民主党県連、両党の支持母体である連合兵庫の3者が泉を全面支援する方向でまとまりつつあったからだ。

泉は旧民主党から衆院選に出馬し、当選した過去もある。会見ではよどみない弁舌で国政への思いを紡いだが、その軽やかさがあだとなった。

「(国政に)魅力的な政党がない」

縛られない政治の実現を訴えたかったとみられるが、泉の発言に国民民主代表の玉木雄一郎が反発。X(旧ツイッター)で「公党に対する敬意を欠いたものだ」とも投稿し、3者協力の歯車が狂い始めた。

■股裂き状態の連合兵庫

兵庫選挙区では、3つの議席を巡り、13人が名乗りを上げる全国有数の激戦区。身内の不協和音は各陣営で相次ぐ。

泉房穂(61)による〝舌禍〟にあきれ返った国民民主党は支援を撤回し、元経済産業省職員の多田ひとみ(45)を擁立。立憲民主党は県連レベルでの泉支援を崩さない。

股裂き状態の連合兵庫は6月に「苦渋の決断」(会長・那須健)で、泉と多田の2人に推薦を出す異例の対応を取った。

連合兵庫関係者は、明石市長時代、子育て支援策などを軸に人口増を実現して知名度を高めた泉の発信力に期待し、「無党派層への支持拡大に結び付け、(立民と国民両党の)比例票の上積みを図る」のがダブル推薦の狙いと打ち明ける。

■心身不調で出馬辞退

12年前に39歳で初当選した元アナウンサーで、一時は「兵庫のエース」と目された日本維新の会の清水貴之(50)は昨年秋、兵庫県知事選に立候補したが惨敗した。いったんは参院への再挑戦が内定したが、心身の不調を理由に辞退。元商社員で新人の吉平敏孝(44)を擁立したものの、風当たりは厳しい。

維新は今年にかけ、元県幹部が命を絶つ結果を招いた疑惑告発文書問題に揺れた。ユーチューブなどで見解を発信していたNHK党の立花孝志(57)へ、非公開の音声データや真偽不明の情報を提供したなどとして所属県議3人が党を離れることになったのだ。

そもそも、問題の告発者を処分した対応について、兵庫県の第三者委員会から「違法」と認定された知事の斎藤元彦(47)を、令和3年の知事選で擁立していたことへの批判も根強い。

維新関係者は一連の疑惑告発文書問題が「党のイメージ低下を加速させた」と指摘。平成25年から前回選まで、3年おきの参院選で1議席を確保し続けた兵庫は大阪に次ぐ「第2の牙城」だが、党の県組織「兵庫維新の会」幹部は「原点に返りチャレンジャーとして戦わねばならない」と引き締める。

■与党側にも懸念材料

自民党と公明党はいずれも現職を擁立する。野党側の混迷を横目に引き離しを図りたいところだが、選挙戦を前に懸念材料が重くのしかかる。

自民の加田裕之(55)は派閥の政治資金パーティー収入不記載事件に関係し、昨年4月に党から戒告処分を受けた。公明は高橋光男(48)を擁立した上で兵庫選挙区を「常勝関西」の一角と位置づけ、福岡と並んで最重点区に挙げるものの、支持母体の創価学会の組織力低下が否めない。6月の尼崎市議選は、擁立した12人全員が当選したものの、得票総数は大きく減った。

ただでさえ乱立の様相を呈する中、6月29日投開票の兵庫県三木市長選に出馬しているNHK党党首の立花が、市長選に落選した場合、兵庫選挙区から参院選に立候補する方針を明らかに。

昨年秋の知事選では他候補を応援する「2馬力選挙」を展開して物議を醸した経緯があり、予断を許さない。(敬称略)



衆院において、与党が過半数を割った状態で迎える7月20日投開票の参院選。結果次第では、国政の勢力図が大きく塗り替わる可能性もある。7月3日の公示を控え、入り乱れる思惑に迫った。

810OS5:2025/07/01(火) 18:34:06
https://www.sankei.com/article/20250629-MXR2PGJOQZJOHEC3JK3Q4LGZ24/?outputType=theme_election2025
混沌の北陸新幹線ルート問題、自民逆風も票を食い合う立国維 共産は伝統的な強さ
激変・参院選2025③
2025/6/29 08:30

「4回目の選挙は一番厳しい選挙だ。しかし、断じて負けるわけにはいかない」

14日、京都市のホテルであった自民党京都府連の総決起大会で、4選を目指す西田昌司(66)が気勢を上げた。約千人が詰めかけた会場は万雷の拍手に包まれ、陣営関係者は「思った以上に盛り上がった。いいスタートが切れた」と胸をなでおろす。

6年前の参院選で、次点に17万票以上の差で圧勝した西田。ただ自らも「一番厳しい選挙」と認めるように、かつてない逆風が吹いている。

一つは「政治とカネ」。政治資金収支報告書への派閥パーティー収入の不記載があり、ネガティブなイメージは今も払拭できていない。

西田が与党整備委員会の委員長として推進する北陸新幹線延伸計画の小浜ルートを巡っても、地元の京都市議会が、市内の大深度地下にトンネルを通すことへの反対を表明。延伸を巡る議論はさらに混沌(こんとん)とする。

舌禍も記憶に新しい。5月に那覇市であったシンポジウム。「ひめゆりの塔」の展示説明を「歴史の書き換え」などと発言し、批判を集めた。西田は月刊誌「正論」などを通じ発言の真意を説明。参院選では他候補からの厳しい追及が予想されるが「参院選での争点化を避けるため、この問題に自ら触れることはしない」(陣営関係者)。

空前の好機到来も…
ただ、こうした空前の好機を前に「非自民非共産」の野党系勢力も共倒れの危機に直面する。


「野党系で2議席を占めることも可能だ。既存政党の枠組みを京都から変えたい」。国民民主党代表の玉木雄一郎は7日、新人で元府議の酒井常雄(63)の出馬会見に同席し力を込めた。

3年前の参院選で日本維新の会候補を、6年前は立憲民主党候補をそれぞれ推薦・支持し、京都での独自候補の擁立を見送ってきた国民。今夏の参院選でも連合京都は立民と国民に候補者調整を求めていたが、立民は3月、新人で元衆院議員の山本和嘉子(56)の擁立を発表。両党が最後まで相いれることはなかった。

なぜなら京都では、国民は維新とも近しい関係にあるからだ。

府議会で統一会派を組むばかりか、維新共同代表の前原誠司と酒井は、過去に国民京都府連代表と幹事長という仲。だからといって、国民と維新が候補の一本化を図れるわけでもなく、維新は知名度の高い元民放アナウンサー、新実彰平(36)の擁立を決定。前原は「票を食い合う面は多々あると思う」と話す。


父は元大臣
6年前の参院選で、2位で当選したのが共産党現職の倉林明子(64)。党勢の衰退が指摘される共産だが、京都では伝統的な強さを誇る。


ほかにも、北陸新幹線延伸の現行計画の是非を争点に掲げる無所属の二之湯真士(46)は元自民府議で、父は元参院議員で国家公安委員長を務めた二之湯智。西田が集中砲火にさらされる中、保守票の行方にも注目が集まる。

また過去に共産候補を支持したれいわ新選組新人の西郷南海子(37)ら、各党の思惑が複雑に絡み合う。ある陣営幹部はこう漏らす。

「どこの党も票が割れる要素がある。かつてない混戦で、投票日まで展開が読めない」(敬称略)

811OS5:2025/07/01(火) 18:34:47
https://www.sankei.com/article/20250628-GTUINM6D2NLD5ACJC2RLPYN4KI/
〝仁義なき〟候補一本化で立民内部にすきま風も 現職公認漏れでなお余震 広島選挙区
激変・参院選2025②
2025/6/28 08:30


宮口治子氏は改選となる参院選への出馬見送りを自身のXで表明した
宮口治子氏は改選となる参院選への出馬見送りを自身のXで表明した

18日、広島市内で開かれた連合広島の総決起集会。組織として推薦する立憲民主党現職の森本真治(52)の3選へ、加盟労組の組合員ら約550人が一堂に会した。

独自候補擁立を断念した国民民主党も、広島県内の野党勢力でつくる政治団体「結集ひろしま」の枠組みで森本を支援する方向だ。国民所属の衆院議員も動画でメッセージを寄せ、結束感を高めるのに一役買った。

もっとも、4年前、立民を含む野党統一候補として保守王国・広島に風穴を開けたもう一人の現職の姿はなかった。宮口治子(49)。連合広島の政治顧問かつ結集ひろしまの副代表だ。

令和元年の広島選挙区を巡る買収事件で有罪が確定した元参院議員の河井案里が失職し、3年の再選挙で宮口が初当選。自民党が結党された昭和30年以降、広島選挙区で初めて非自民が改選2議席を独占する結果をもたらした。当の宮口は後に立民へ入党する。

森本と宮口。ともに立民所属で、改選期が同じ広島選挙区選出の参院議員だが、改選数2の選挙区で2人に党公認は与えられなかった。県内労組の組織票は20万〜25万程度とされ、「野党が競合すれば、1人当選でも厳しい」(関係者)というわけだ。

支援の一本化へいかにソフトランディング(軟着陸)させるか。選挙戦に臨む上で摩擦を伴わないに越したことはない。


昨年12月、立民は森本の公認を内定した。政治経験や期数などを踏まえても「既定路線」と受け取る向きが大勢だった。


「残っても居場所がない」

そう言って宮口が離党したのが今年1月。この間、比例代表へ転出させる議論も立民内になくはなかったが、既に連合傘下の産業別労組が推薦候補者を決めており、割って入る余地はなかった。

離党について、前回選で宮口を厚く支援した労組関係者は「森本氏の選挙を支援したくないとの意思表示」と冷ややかに受け止める。「(離党で)処遇に対する同情論は消えた」とも。

紆余(うよ)曲折を経て、外野からは一枚岩に見える中で、1議席確保が最重要課題の選挙戦へ突入する。

森本は取材に「宮口氏の支援が得られないとは聞いていない」。無所属の宮口は13日、参院選への出馬を見送ると自身のX(旧ツイッター)で表明した。取材には〝円満離党〟を強調。「求められれば秘書を派遣するなどして森本氏の選挙を手伝う」とも述べた。


自民にとっては、議席の奪還がかかる機会だ。新人の西田英範(43)は再選挙で宮口に敗れ、自民が長く守ってきた1議席を明け渡すことになった立場でもある。

当時「政治とカネ」の問題に対する有権者の視線は厳しく、西田も「深刻な政治不信があった」と認める。捲土(けんど)重来を期す今回だが、自民派閥によるパーティー収入不記載事件は依然、国民の記憶に新しい。米価などの物価高騰は政権政党への風当たりの強さにもつながっている。改選2人区ながら陣営に楽観する向きはない。(敬称略)

812OS5:2025/07/01(火) 18:35:42
https://www.sankei.com/article/20250630-GXJAEEJOORKBDDXO23HIIKF2LU/?outputType=theme_election2025
「兄弟政党で票割りたくない」立憲・国民 参院選1人区で難航する一本化、いらつく連合
激変・参院選2025④
2025/6/30 08:30
「残念か残念でないかといわれれば残念だが、戦う相手は政権与党。兄弟政党で票を割りたくない」

参院選の公示が約2週間後に迫った6月18日。滋賀選挙区(改選数1)に出馬を予定していた立憲民主党の滋賀県議、佐口佳恵(51)は大津市内で開いた記者会見で立候補取り下げを発表した。国民民主党が擁立する元県職員、堀江明(38)に一本化するための立民党本部の決定だ。

ここに至るまで紆余(うよ)曲折があった。昨年12月に立民が佐口、今年2月に国民が堀江の擁立をそれぞれ発表して以降、長らく両党に一本化への動きがなかった。

業を煮やしたのが、両党の支持基盤である連合滋賀だ。滋賀では、全国の労働組合が連合を結成する前から、労働団体が野党各党と共闘しており、「滋賀方式」と呼ばれる選挙戦略発祥の地だという自負がある。

「無意味な野党間の競争は避けるべきだ」。5月8日には連合滋賀会長の白木宏司が異例の記者会見を開き、こう呼びかけた。だが、両党に歩み寄る気配はなかったため、連合滋賀の幹部が何度も上京し、両党本部へ要請を繰り返した。


そのかいあってようやく一本化できたものの、立民県連幹部が「(堀江のことは)正直顔を見たくらいで、よく知らない」と漏らすなど、今後の連携に不安をのぞかせる。白木は「もう少し早く一本化してほしかった」と本音を明かす。

これに対し、元滋賀県守山市長の宮本和宏(53)を擁立する自民党の県連幹部は「(自民への風当たりは厳しく)楽観はしてはいない」との見方だ。




同じ1人区でも、異なる様相となっているのが奈良選挙区だ。連合奈良は5月20日、立民、国民両党の候補者一本化を断念すると発表。比例代表の支援に注力するとしているが、会長の水野仁は「今後の選挙で連合の分断につながるか、懸念している」と話す。

連合奈良のメーデーで候補者不在のままガンバローを三唱する出席者ら=4月26日、奈良市
連合奈良のメーデーで候補者不在のままガンバローを三唱する出席者ら=4月26日、奈良市
予兆はあった。4月26日、奈良市内で開かれた連合奈良のメーデー。参院選を控え、本来なら政権交代に向けて盛り上がるはずだったが、壇上には国民の候補予定者の杉本葵(34)や立民の候補予定者の川戸康嗣(49)の姿はなかった。出席者は淡々とあいさつし、選挙には触れなかった。事前に両党奈良県連から各候補者の登壇を打診されたが、水野は「ここでどちらかの候補者を紹介すると、連合の分断につながってしまう」と断ったという。


なぜ奈良では一本化されなかったのか。立民に約1カ月先行して1月に杉本の擁立を発表した国民は、当初から「後出しじゃんけん」と立民を批判し、一本化に否定的だった。杉本が「国政でなければ理想はかなえられない」と2月に同県大和郡山市議を辞職し、退路を断っていたという事情もある。

一方、立民側は理由として、外科医の平将生(49)を擁立する日本維新の会の存在を挙げる。


自民が擁立する現職の堀井巌(59)は令和元年の前々回選挙で、立民と国民、社民党が推薦する野党統一候補を破った。このとき維新は候補者を立てなかったが、今回は反自民票の奪い合いは避けられない。立民県連幹事長の藤野良次は「立民、国民で候補者を統一しても、野党割れが解消できなければ意味がない」と切って捨てた。(敬称略)

813OS5:2025/07/01(火) 18:37:29
https://www.sankei.com/article/20250701-VM3WMBBMKVPR7CO6AWG4EQ7E6U/?outputType=theme_election2025
参院選でも「二階VS.世耕」で自民勢力が分裂 候補一本化で野党にも乱れ 和歌山選挙区
激変・参院選2025⑤
2025/7/1 08:30

衆院選で連続13回の当選回数を誇り、5年超にわたり自民党幹事長を務めるなど、党きっての大物で知られた二階俊博の地元和歌山。政界を引退した二階の後は、三男の伸康(47)に託されたが、自民勢力同士の戦いとなった昨秋の衆院選で伸康は敗北を喫しており、思惑通りに進んでいない。

「有効投票数128票。二階伸康氏82票、望月良男氏46票」

和歌山市内で今年2月に開かれた自民党和歌山県連の拡大役員会で、伸康は元同県有田市長の望月良男(53)を下し、参院選和歌山選挙区の公認候補に選出された。

「結果にかかわらず、(選ばれた)公認候補者の選挙に尽力する」

拡大役員会では投票に先立ち、伸康、望月、投票者全員が誓約書を県連に提出。その背景には、昨秋の衆院選で自民勢力が分裂するという苦い経験があった。

県連会長の石田真敏は投票後、「ノーサイド」を強調したものの、望月は「応援してくれた方と話をしたい」と、出馬の可能性を示唆した。

自民派閥のパーティー収入不記載を巡る「政治とカネ」の問題を受け、俊博は昨秋の衆院選和歌山2区への不出馬を決めた。党は伸康を俊博の後継としたが、同じ不記載問題で自民を離党した元経済産業相の世耕弘成が参院和歌山選挙区から和歌山2区へくら替え。伸康は自民の公認を得ながらも、無所属の世耕に敗れていた。


〝世耕派〟をアピール
和歌山県連ではこれまで、俊博と世耕による主導権争いが続いた。令和4年の知事選。いったんは世耕が推す総務官僚の擁立を決めたものの、俊博の影響力が強いとされる県町村会が反対。最終的に、国民民主党の衆院議員だった岸本周平=知事在職中の今年4月に死去=に推薦を出した。

「二階対世耕」の争いは、参院選にも引き継がれる。

今年4月、望月は自民を離党し、無所属で和歌山選挙区から立候補する意向を表明した。昨秋の衆院選で世耕を応援したという経緯もあり、6月14日の政策発表会では、世耕のポスターや激励の祝電を披露。自らが〝世耕派〟であることを事実上アピールした。

こうした望月の動きについて、ある自民県連幹部は「二階(伸康)氏と比べ望月氏の名前は浸透していないので、世耕氏を前面に出してきた」と冷ややかだが、衆院選で伸康に勝利した世耕の影響力を無視することはできない。


「維新応援は0%」
自民勢力の分裂は、野党勢力にとっては好機となるはずだが、足並みの乱れが目立つ。


6月6日に立憲民主党と日本維新の会が岐阜と和歌山の両選挙区での候補者一本化を発表した。

和歌山では立民の村上賀厚(のりあつ)の公認が取り消されたが、党本部による一方的な決定に県連側が激しく反発。県連代表の山本忠相は「リベラル的な考えの人の

投票先はなくなる。怒りにも似た悲しみがある」と述べた。

形の上では、維新の浦平美博(53)に相乗りすることが決まったとはいえ、今回の候補者一本化では立民の県内組織などに浦平の支援は義務づけられておらず、立民県連は「参院選は自主投票」と決議。山本は「維新の候補者を応援する確率は0%」と語気を強めており、収拾のめどは立っていない。(敬称略)

=おわり

814名無しさん:2025/07/01(火) 18:37:52
https://www.sankei.com/article/20250701-5N7LLKDS75PG3PVPEJLFXT5T2M/
牙城に挑む参政・れいわ、既存政党への不信感受け皿に 夏の古都決戦、3日公示
2025/7/1 06:30
参院選が3日、公示される。9人が立候補する見通しの京都選挙区(改選数2)の議席を巡っては過去約20年間、自民党と立憲民主党(民主党、民進党時代を含む)、共産党が独占してきたが、前哨戦とされる東京都議選や直近の尼崎市議選などでは、新興政党や「第三極」を自任する政党が存在感を増す結果に。既存政党への不信感が高まる中、受け皿になる勢力は出てくるのか。夏の古都決戦に向けムードが高まっている。

「比例で10万票」
「京都での支持の熱量は3年前(の参院選)よりも高い。珍しいもの見たさではなく、党の主義主張を理解した上で応援に来てくれているのだと感じている」

6月22日、京都市内で街頭演説した参政党の神谷宗幣代表が手応えを明かした。参政党はこの日に投開票があった都議選で3議席を獲得。また同月15日投開票の尼崎市議選では公認候補がトップ当選するなど勢いに乗る。

3年前の参院選京都選挙区での公認候補の得票は約4万票。しかし最近の各種世論調査での支持率急増を背景に今回、公示まで1カ月を切った異例の時期に、当初擁立を予定していた候補者の比例転出と、新たな候補者の擁立を発表した。選挙区と比例双方での票の上積みを狙う戦略とみられ、神谷氏は府内での目標について「比例で10万票」と公言。「日本人ファースト」や減税政策を掲げる参政党には、保守層の一部が流れているとの見方もあり、自民関係者らは警戒を強めている。


京都特有の事情
ともに第三極を自任する国民民主党と日本維新の会。都議選では国民が躍進、維新は議席ゼロと明暗が分かれたが、参院選京都選挙区では地域特有の事情があり、見通しは不透明だ。

府内で強固な地盤を誇り、国民を離れて維新に合流した前原誠司衆院議員の影響力や、初めて立憲と国民の立候補予定者2人に推薦を出した連合京都の動きなども選挙戦を左右するとみられる。

「宝の議席」死守目指す共産
伝統的に革新勢力が強い京都での現有議席を「宝の議席」として死守する構えの共産の壁になりそうなのは、支持層の重なるれいわ新選組だ。


立候補予定者らの訴えに耳を傾ける有権者ら=6月28日、京都市下京区(小野田銀河撮影)
立候補予定者らの訴えに耳を傾ける有権者ら=6月28日、京都市下京区(小野田銀河撮影)
両党はこれまで共闘関係を保ってきたが、れいわが初めて候補を立てたことで票の分散は避けられない状況に。共産は6年前の参院選で24万6千票あまりを獲得し現職が当選したが、次点の立民とは約1万4千票の僅差だった。れいわは昨年10月の衆院選の比例で、府内では約6万8千票を得ている。

れいわ側は「(共産と)ともに国会へ、と打ち出していく」と話すが、共産側は「一緒にやりましょうという(以前のれいわの)スタンスから大きな変化も起こっている」と指摘。選挙戦での影響について「マイナスもプラスもあるのではないか」とした。(杉侑里香、渡辺大樹、塚脇亮太)

815名無しさん:2025/07/01(火) 18:38:22
https://www.sankei.com/article/20250630-2UY6KMKDLZJHTEJUFFFTYZAGKI/
共産、参院比例に4新人を擁立へ 立民との調整で選挙区から転出も
2025/6/30 21:35
共産党は30日、参院選比例代表にいずれも新人の小山田友子、松崎真琴、住寄聡美、岩本義孝の各氏を擁立すると発表した。このうち小山田氏は福島、住寄氏は岡山、松崎氏は鹿児島の各選挙区での出馬をそれぞれ予定していたが、立憲民主党との調整の結果、比例に回ることになった。小池晃書記局長は記者会見で「参院選の選挙協力はほぼ結論が出た」と説明した。

816OS5:2025/07/01(火) 20:20:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/acdaf3b67cd6d42991905433503dd9cf726bbb74
参院選千葉選挙区、過去最多16人の乱戦へ 自民2議席死守か、非自民系が切り崩すか
7/1(火) 19:12配信
産経新聞
設置が進む参院選のポスター掲示板=1日、千葉市中央区(岡田浩明撮影)

参院選が3日公示される。千葉選挙区(改選数3)は改選を迎える自民2人、立憲民主1人の現職を含め計16人が立候補を予定しており、14人が争った前回選(令和4年)を上回る過去最多の乱戦となる見通しだ。最大の焦点は自民が現職2人の議席を死守できるか、野党系が議席を増やすのか。20日投開票の政治決戦「夏の陣」がまもなく始まる。

【写真】石破首相、外交での所作また物議 G7サミットで促される前に着席、1人ポツンと座る姿も

立候補を表明しているのは、いずれも自民の石井準一参院国対委員長、豊田俊郎元国土交通副大臣と、立憲民主の長浜博行参院副議長の現職3人のほか、国政政党ではいずれも新人で、日本維新の会の石塚貞通氏、共産の白石ちよ氏、国民民主の小林さやか氏、れいわ新選組の山本なつみ氏、参政の中谷めぐ氏。このほかに、諸派や無所属の新人も立候補の準備を急ぐ。

■「政権選択の意味持つ」

自民党の麻生太郎最高顧問は6月23日、3期目を目指す豊田俊郎氏の決起大会で今回の参院選について「政権選択の意味を持つ」と危機感をあらわにした。少数与党の衆院に続き、与党で過半数を維持する参院でも非改選を含めて過半数割れとなれば、政権交代が現実味を帯びるからだ。

だが、「政治とカネ」の問題や先の東京都議選での惨敗など自民への逆風は収まらない。6年前の参院選(令和元年)で最後の3議席目に滑り込んだ豊田氏は今回、厳しい選挙が予想される。「情勢は関係ない。私を必要としているか、していないかの選択肢を有権者に訴えるしかない。最後まで突っ走るだけだ」と記者団に語り、ミニ集会など活動量を増やしている。

■「トップ当選が大事」

6年前の参院選でトップ当選を果たした石井準一氏は参院国会対策委員長の要職を念頭に「参院の要として与野党をまとめるのに、(今回も)トップ当選という形が大事だ」と4期目を目指す。目標は65万票。「政治家としての資質や人間性を有権者に感じてもらいたい」と力説し、逆風が吹き荒れる自民カラーを抑え、政治家個人をアピールする戦略に軸足を置く。交流サイト(SNS)も駆使する。

麻生氏は「(石井、豊田両氏のうち)1人に票がかたまっても意味がない。2人で票を取り合い、うまく2議席を獲得する。これこそが自民党という組織の党だ」と保守票のすみわけを示唆するが、現実的に厳しいとの見方が多い。

■国民の新人擁立で「無風区」一変

対する野党系陣営。国民が新人の小林さやか氏を擁立し、千葉選挙区は「無風区」から「激戦区」に情勢が一変した。

その小林氏は6月22日、千葉駅前で「(国政に)若い女性の声が届いていなかった。私は理不尽と戦い、働く人が報われる政策に取り組む」と声をからした。 ただ、先の衆院選のような勢いは失速気味。「なんとか当選圏内に食い込みたい」(県連関係者)と危機感が漂う中、千葉選挙区を「最重点区」と位置づける国民は、小林氏の応援に玉木雄一郎代表ら党幹部が続々と駆け付ける。

改選3議席のうち1議席を維持してきた立民も、政権交代への足がかりとして鼻息が荒い。「自民2人に負けるわけにはいかない。非自民の政治勢力で2議席を獲得したい」。同じ日、匝瑳市での立民衆院議員の国政報告会に出席した同党の野田佳彦代表はこう強調し支持を求めた。同席した長浜博行氏も参院でも少数与党に追い込み、政権交代の実現を訴えた。

日本維新の会、共産、れいわ新選組、参政もそれぞれ新人を擁立し、県内各地で街頭演説などを重ねて支持を呼びかけている。

■顕著な既成政党離れ

ただ、無党派層の多い都市部を中心に有権者の既成政党離れが顕著になりつつある。6月の松戸市長選で与党が支援した新人が次点に沈み、同日選の同市議補選(欠員1)は立民と共産の新人2人が無所属新人に敗れた。

6月22日投開票の船橋市議補選では、無所属新人の街頭演説で、応援に駆け付けた自民の衆院候補予定者がマイクを握ると、「なんだ、自民党かよ」とチラシを投げ捨て、足早に去っていく聴衆の姿もあった。県内の首長経験者は「既成政党に嫌気がさしているのだろう」と指摘し、新興政党を含めて地殻変動の兆しがうかがえる。

817OS5:2025/07/01(火) 20:20:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/e9179bae07878803b7c6758d7a53da37a61d2cdc
都民フ、参院選候補擁立見送り 他党も応援せず 小池氏は自公支援示唆
7/1(火) 19:07配信

毎日新聞
記者会見する都民ファーストの会の森村隆行代表=東京都新宿区の都庁で2025年7月1日午後2時4分、柿崎誠撮影

 地域政党「都民ファーストの会」は1日、都庁内で記者会見し、参院選(3日公示、20日投開票)への対応について、国政進出を目指して設立した「ファーストの会」からの候補者擁立を見送ると発表した。また、他党や候補を党として応援しないことも決めた。都議選で都民フは31議席を獲得し、第1会派を奪還。参院選での動向が注目されていた。

【相関図でわかる】都議選の主な勢力

 都民フの森村隆行代表によると、6月22日投開票の都議選前から独自候補の擁立を検討。しかし、都議選直後で支援体制が十分に整わないと判断した。一方、国民民主党の比例代表に出馬する予定の都民フ元都議については、有志で応援するとしている。

 森村氏は「我々の経営資源に限りもあり、新人が次の議会で即戦力として活躍できるよう力を注ぐ。都議選での他党との関わりや(参院選の)顔ぶれを見ての判断もあった」と述べた。

 一方、都民フの特別顧問を務める小池百合子知事は6月27日の定例記者会見で、参院選での自民、公明両党の支援を示唆し、候補の応援について「そういった流れになるかと思う」と述べていた。森村氏は「知事は知事の立場で活動する」と話すにとどめた。

 ファーストの会は2022年の前回参院選では1人を擁立したが、落選した。【柿崎誠】

818OS5:2025/07/01(火) 20:21:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/0790f32d628395d8ae7346ca9c31c6834d282387
旧北条市長は「曽祖父ではなかった」 参院選出馬予定の川端氏が経歴訂正(愛媛)
7/1(火) 19:00配信

愛媛新聞ONLINE
 参院選愛媛選挙区(改選数1)に立候補を予定する政治団体「チームみらい」新人の川端佑典氏(35)が1日、経歴を訂正した。6月27日に報道機関に出した書類で、首長・議員を経験した親族として旧北条市長の故川端杢一氏を挙げ「曽祖父」と記載していたが、「思い違いをしていた」として撤回した。杢一氏の親族から1日、愛媛新聞に指摘があった。

愛媛新聞社

819OS5:2025/07/01(火) 20:25:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/f0ba1ffa25ef447a5f5415423ff30f4f8abc962c
ミュージシャンの世良公則氏、参院選立候補を表明 大阪選挙区から
7/1(火) 16:15配信

朝日新聞
参院選の大阪選挙区からの立候補を表明する世良公則氏=2025年7月1日午後0時6分、大阪市中央区、西晃奈撮影

 ミュージシャンの世良公則氏(69)が1日、大阪市内で記者会見を開き、7月3日公示、20日投開票の参院選に大阪選挙区(改選数4)から無所属で立候補すると表明した。オーバーツーリズム(観光公害)の対策や、外国人の土地取得規制の強化などを訴えた。

【画像】過去の参院選大阪選挙区の結果

 世良氏は広島県福山市出身で大阪芸術大卒。1977年に「世良公則&ツイスト」のボーカルとして「あんたのバラード」でデビューした。「銃爪(ひきがね)」などのヒット曲があり、俳優としても活動する。

 会見で世良氏は「オーバーツーリズムの問題によって大阪の原風景が変わった。エネルギーあふれる町を大阪の人たちの手でもう一度つくり直す」と述べた。

 大阪選挙区には、世良氏を含めて19人が立候補の準備を進めている。(西晃奈)

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/dbf748d1d33745afafa0abba4de4f7154434ea7f
オーバーツーリズムに「ルール必要」世良公則氏 参院選に立候補表明で、語った意気込み
7/1(火) 15:49配信


産経新聞
参院選の出馬について会見する世良公則氏=1日午後、大阪市中央区の大阪府庁(彦野公太朗撮影)

7月3日公示、20日投開票の参院選で、大阪選挙区(改選数4)から無所属で立候補するミュージシャンの世良公則氏(69)が1日、大阪府庁で記者会見を開いた。観光公害(オーバーツーリズム)対策や外国人による不動産購入の安全保障への影響などを課題に挙げ「何らかのルールや規制を設け、環境づくりをすべきだ」と訴えた。

【ひと目でわかる】民泊に関して大阪市に寄せられた苦情

世良氏は広島県出身で大阪芸術大学卒業。学生時代を過ごした大阪を「希望に満ちたあの頃の自分に戻ることができ、常にパワーをもらえる街」といい、「音楽の世界に送り出してくれた大阪から政治に挑戦する」と力を込めた。

世良氏は近年、犬や猫のブリーダーなどの規制を強化する動物愛護法改正に向け、国会議員らへの要望活動を続ける中で、政治の世界に関心を持ったという。

政策としては、外国人による不動産購入への規制強化や、オーバーツーリズム対策のための環境整備を訴えた。SNSでは、社会課題について意見を発信してきたが「政治の中にいる人に声が届きにくい。外から論評するだけでなく、内側から声を挙げていきたい」と意気込みを語った。

世良氏は昭和52年に世良公則&ツイスト(53年ツイストに改名)のボーカルとして「あんたのバラード」でデビューし、「銃爪(ひきがね)」などのヒット曲で一世を風靡(ふうび)した。解散後はソロに転身、俳優としてもテレビドラマや映画など多数の出演作がある。(木ノ下めぐみ)

820OS5:2025/07/01(火) 20:26:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/ccffb355ba9f67b44fb34bc5b40388077dee9738
NHKBS「チョッちゃん」20日まで放送休止 出演の世良公則が参院選出馬
7/1(火) 15:15配信

日刊スポーツ
世良公則(2024年12月撮影)

 NHKは1日、BS放送の公式X(旧ツイッター)を更新。現在、BSで再放送中の同局連続テレビ小説「チョッちゃん」について、同日から20日までの放送を休止すると発表した。

【写真】「チョッちゃん」放送休止告知する投稿

 「『#チョッちゃん』を楽しみにしてくださっている皆様」と題して、この日午前、Xに書き出し「NHKBSとBSP4Kで放送中の『チョッちゃん』は、本日よりしばらく放送をお休みさせていただきます」と伝えた。

 放送再開については「7月21日(月)を予定しております。お待ちいただけると幸いです どうぞよろしくお願いいたします」とした。

 この日、歌手世良公則(69)が、参院選(3日公示、20日投開票)の大阪選挙区に無所属で立候補すると表明し、会見した。

 世良はヒロインの夫役で出演している。

821名無しさん:2025/07/01(火) 20:27:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc0408b28e0fac40275987942378e149f58ac623
参院選 著名人が続々立候補 世良公則、ラサール石井氏、「行列」北村弁護士、中田フィッシュ氏…
7/1(火) 13:21配信

スポニチアネックス
世良公則

 参議院選挙の公示が3日に迫る中、著名人が相次いで立候補を表明している。

 お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」中田敦彦の弟でプロダンサーの「FISHBOY(フィッシュボーイ)」こと中田フィッシュ氏は5月1日に出馬会見を開催。自民党が比例代表候補として擁立する。「ストリート政治家」を掲げ、「ストリートカルチャーを通じて仲間をつくり、自信と誇りを取り戻す人たちをたくさん見てきた。それを社会全体に広げることに人生を費やしたい」と力を込めた。

【写真あり】オリラジ中田敦彦の弟でプロダンサーの中田フィッシュ氏

 自民党は比例代表の公認候補として経済産業省出身で経済評論家の岸博幸氏の擁立も内定している。また、競泳元五輪代表の中村真衣氏が新潟選挙区、競泳元五輪代表の鈴木大地氏が東京選挙区に立候補する。

 タレントのラサール石井氏は比例代表に社民党公認で立候補する。これまでX(旧ツイッター)や新聞の連載、舞台などで政権批判を展開していたラサール氏。「諦めるのも、黙って見ているのもやめた。政治を発言することを一つの仕事としてやっていく」と出馬への思いを口にした。

 日本テレビ「行列のできる法律相談所」でおなじみだった弁護士の北村晴男氏は比例代表に日本保守党から立候補する。北村氏は自身のYouTubeチャンネルで「このままでは日本が壊れてしまうと思ったことが一番の理由」と危機感を明かした。同党は「永遠の0」などで知られる作家の百田尚樹氏が代表を務める。百田氏自身も比例代表で出馬する。

 歌手で俳優の世良公則は大阪選挙区から無所属で立候補する。世良はコロナ禍に自民党音楽文化振興議員懇談会に出席し、エンタテインメント業界の窮状や要望を伝えたり、自身のX(旧ツイッター)で、江藤拓前農相の「米を買ったことがない」「売るほどある」などの発言を「不謹慎な発言 呆れる」と批判するなど、政治への問題意識の高さをのぞかせていた。

 元K―1 WORLD GPウエルター級王者で総合格闘家の久保優太氏は比例代表に日本維新の会から立候補する。「リングに上がる時は命を懸けている。政治の世界でも、“命を奪われても構わない”という気持ちで突き進みたい」と気勢を上げた。

 スポーツ界からは他に、ラグビー元日本代表の後藤翔太氏が比例代表に参政党から出馬する。

822名無しさん:2025/07/01(火) 20:28:24
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/347369
参政党 参院選比例代表にラグビー元日本代表の後藤翔太氏を擁立「メンバーの心を目標に向かって一つに」
2025年6月6日 14:53
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東スポWEB
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 参政党は6日、国会内で会見し、参院選比例代表にラグビー元日本代表で、解説者の後藤翔太氏(42)の擁立を発表した。

 後藤氏は桐蔭学園高校ラグビー部で全国ベスト8、早稲田大学で2度の日本一となり、神戸製鋼時代の2005年〜06年は日本代表に選出され、キャップ8。12年に引退後、追手門学院女子ラグビー部監督、早稲田大学ラグビー部コーチを経て、現在は解説者として活動している。

 昨年から参政党の運営にも携わり、「党大会、代表選、フェスイベントの責任者を務めた。代表、職員、多くの党員に触れ合い、こんなにも日本の未来のために思いを持って活動している方がいる。自分は何もできないのかと心が動かされた」と話し、神谷宗幣代表からの出馬オファーに「断る理由はなかった。ラグビーで何度も日本一になってきた。ここにいるメンバーの心を目標に向かって、一つにしていきたい」と参院選挑戦を決めた。

 神谷氏は「少子化で子どもが減って、日本のスポーツ全体、産業が衰退するだろうと思っている。そういったところの問題提起、改善策を国政の中で訴えてもらいたい」と期待を寄せた。

東スポWEB

823名無しさん:2025/07/01(火) 20:29:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/2f925beac3edea7edb607053e30066aa65590eb8
パチンコ業界、欲望むき出しに挑む夏の参院選 知られざる実態を追う
7/1(火) 11:30配信
毎日新聞
 パチンコ業界の、パチンコ業界による、パチンコ業界のための政治。

 そんな青写真を描く者たちが、7月の参院選に向けて事実上の選挙戦を繰り広げている。

【写真でみる】パチンコ業界と自民党の蜜月

 パチンコ業界は参院選比例代表に初めて、業界内から候補を擁立する。いわゆる「組織内候補」だ。

 そのことは一般にはほとんど知られていないが、押しも押されもせぬ自民党の公認を得ている。

 6月、業界関係者を集めた会合で、出馬を予定する人物は声を張った。

 「政治(の力)で規制緩和や税制優遇を引き出すことが、業界のために必要です」

 2025年の年明け以降、活動を活発化させているこの人が訴えているのは、ひたすらにパチンコ・パチスロ業界の利益だ。

 ただ、街頭に立つことも、交流サイト(SNS)で盛んにアピールすることもなく、その活動は一般有権者の目に触れないところで繰り広げられている。

 知られざるその実情を追った。

 ◇滞在1時間40分、次の会場へ

 スーツ姿の男女が続々と集まる中、その人物は集会が始まる20分前、会場入り口に横付けされた黒いトヨタ「アルファード」から姿を現した。

 阿部恭久氏(66)。

 関東1都3県でパチンコ店(ホール)13店を展開するアミューズメント企業の社長だ。

 ホールの全国団体で理事長を務めて12年目の「業界の顔」は7月、初めて参院選に出馬する。

 6月上旬の平日昼、山梨県昭和町で、その阿部氏を「励ます会」が開かれた。主催は地元の自民遊技産業支部。壇上には、地元選出の国会議員や県議とともに、阿部氏に同行した業界の全国団体幹部が並んだ。

 彼らは次々とあいさつに立つと、集まった県内のホール経営者や店長ら200人以上に向けて気勢を上げた。

 「候補予定者の当選を心から願います」

 「参院選は7月20日です。親戚や知人に声がけを」

 後半で演台の前に立った阿部氏は、政府やマスコミへの不平を交え、「我々の業界には政治の力が必要だ」と訴えた。

 1時間を予定した会が10分遅れで終わると、出口で来場者1人ずつと握手を交わし、すぐにまた車に乗り込んだ。

 見送った地元関係者の一人は言った。

 「すぐに埼玉に向かうそうだ。全国を飛び回っているんでしょう。山梨に来るのは、この一度だけだよ」

824OS5:2025/07/01(火) 20:30:05
 ◇「興廃と存亡は、この一戦にあり」

 阿部氏の擁立は24年末、自民から公表された。以来、パチンコ業界は政治団体「全日本遊技産業政治連盟」を後援会に据え、参院選に向けた活動を続けている。

 「遊技産業の興廃と存亡は、この一戦にある」

 2月に東京・新橋のホテルであった連盟主催の集いでは、自民の国会議員30人以上を前に、連盟会長からそんなあいさつがあった。

 衰退が進む業界において、今回の参院選は「最初で最後の政戦」とさえ呼ばれる。

 活動の中心は、各地で重ねる集会の行脚だ。

 業界セミナー、遊技産業勉強会、地元組合の総会……。名目の異なる集会に阿部氏や連盟幹部はひたすら足を運び、全国各地でマイクを握る。

 連盟や後援会の発信を調べたところ、3〜6月に少なくとも39都道府県であった66回の集会に、阿部氏らは出席している。集会では参院選に話が及び、最後には出席者と共にシュプレヒコールを上げる。

 ◇斜陽化を打開するために

 今回、独自に国政選挙に乗り出した理由について、ある業界関係者は「業界側と自民側、二つの事情が重なった」と語る。

 パチンコ・パチスロは30年間落ち込み続けており、斜陽化が進んでいると言われる。

 「レジャー白書」や警察庁の統計によると、1990年代半ばをピークに、全国のホール数は今や3分の1の6700店。市場規模はここ20年で半分以下の15兆円。パチンコ参加者(愛好者)は94年の2930万人から、23年は660万人にまで減った。

 関西のホール経営者は「好転する材料がなく、危機感しかない」と明かす。

 政治の世界に乗り出したのは、そうした状況を打開するためだ。阿部氏は演説で、国会議員の力によって業界に有利な規制緩和や税制優遇を実現したいという思惑を隠さない。

 6月の集会で、選挙対策担当の幹部はこう叫んだ。

 「今回が我々の票のマックスです。3年後にもっと店舗数が減ったら、戦える状況でしょうか」

 ◇「集票能力が認められ」

 出馬環境は、こうした業界の事情に加え、自民の公認が得られたことで整った。

 実は業界が選挙活動をするのは今回が3度目になる。19年、22年参院選でも自民から依頼を受け、パチンコとは無縁の候補を支援した。「それぞれ7万〜9万票くらいを集めた」と陣営幹部はみる。

 2度とも候補者は落選した。ただ、過去の選挙に中枢で携わったある関係者は「自民から頑張りと一定の集票能力を認められた。それが今回、独自候補への公認につながった」と言う。

 ◇選対担当の幹部が取材に応じ……

 3月以降、陣営は集会を重ね、候補者の周知に熱を入れてきた。「何より、業界で働く人たちに名前を覚えてもらうことに尽きる」と関係者は口をそろえる。

 支援と併せて呼びかけてきたのが選挙違反への注意だ。

 後援会が各地の業界団体に配った資料には、参院選公示前の活動について「『選挙の特定』『候補者の特定』『投票依頼』この3点がそろうと公選法違反となります」とある。

 6月17日、政治連盟と後援会の両方で選対担当の副会長を担う大饗裕記(おおあえひろのり)氏(56)が30分間の対面取材に応じた。

 「実際に集会で『参院選の比例代表に阿部さんの名前を書いて』と、呼びかけてしまうことはないですか?」と尋ねると、大饗氏はこれを強く否定した。

 「そこまで言いません。十分、注意しています。(私がいた場では)ないです」

 だが、それは事実ではない。その2週間前、山梨であった集会ではこんな言葉が飛び交っていた。

 「全国比例ですから、阿部恭久と書かなきゃいけないんです。これでお願いしたい。それが選挙戦です」(自民の中谷真一衆院議員)

 「参院選、2枚目の投票用紙(比例代表)には阿部恭久さんの名前を書いていただく。これは皆さんにお願いしたい」(自民の臼井友基県議)

 隣で拍手を送った大饗氏自身も「参院選の比例で、家族や知人に頼んでいただきたい。政党名でなく、(「あべやすひさ」と)ひらがな6文字を書くように」と訴えた。

 それが、パチンコ業界がここ数カ月続けてきた活動の一端だ。

 業界を挙げて挑む参院選が、間もなく始まろうとしている。【春増翔太】

825OS5:2025/07/01(火) 21:16:00
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250630-OYT1T50115/
著名人候補は参院議員を目指す…ダンサーやメダリストにアナウンサー、広い選挙区で知名度を武器に
2025/06/30 15:15

 世界的なダンサーや五輪メダリスト、アナウンサー――。来月3日に公示が迫った参院選には、他業種で活躍した著名人も挑む。知名度を生かして政界転身を果たせるか。「タレント候補」と 揶揄やゆ されて苦戦するか。決戦の火ぶたは3日後に切られる。(駒崎雄大、新潟支局 岩瀬詩由)

街頭演説で政策などを訴える中田フィッシュさん(8日、東京都渋谷区で)=松本祐典撮影
 「中田さんだ!」


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 6月8日の日曜日。若者や外国人観光客らが行き交う東京・渋谷駅前でプロダンサーの中田フィッシュさん(39)が演説に立つと、歓声があがった。

 中田さんは「FISHBOY」の名前で活動し、世界大会でも優勝したダンサーだ。2016年にはNHK紅白歌合戦に出場。お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の中田敦彦さんの弟としても知られる。

 「若者の居場所を作りたい」と、数年前から政治家を志すようになり、今回、自民党公認で比例選への出馬を決めた。この日の演説では、「プロダンサーの経験を生かして、国をよくしていきたい」とアピール。通行人から握手や写真撮影を求められ、笑顔で応じていた。記念写真を撮った都内の女性(54)は「何を訴えているかはこれからパンフレットを読むが、若い力で頑張ってほしい」と話した。


 参院選では著名人候補の出馬が珍しくない。

 衆院選より選挙区が広く、顔と名前を覚えてもらうために広範囲を回らなければならない参院選は、候補者の知名度が武器になるからだ。さらに比例選なら、投票用紙に政党名を書き込む衆院選に対し、参院選は個人名も記入できるため、著名人のメリットを最大限生かせるとされる。

過去の参院選で当選した主な著名人
 歴史を振り返ると、芥川賞作家の石原慎太郎氏(2022年死去)やプロレスラーのアントニオ猪木氏(同年死去)らが参院選で政界入りした。テレビで活躍した人が多く、近年はスポーツ選手も目立つ。

 00年のシドニー五輪競泳女子100メートル背泳ぎで銀メダルを獲得した中村真衣さん(45)もその一人。地元の新潟選挙区から自民党公認で立候補する。

 11年の東日本大震災で復興支援に取り組んだ経験などから「政治の力は大切だ」と感じるようになったという。イベントにアスリート仲間を招くこともあり、選対幹部は「知名度を生かして無党派層にも支持を広げたい」と意気込む。

街頭演説を聞いた人(左)と言葉を交わす牛田茉友さん(26日、東京都新宿区で)=木佐貫冬星撮影
 国民民主党の公認で東京選挙区に挑戦する牛田 茉友まゆ さん(40)は今年4月まで16年間、NHKアナウンサーを務めていた。

 26日には東京・新宿駅前でマイクを握り、よく通る声で「手取りを増やす夏を実現する」と党のスローガンを訴えた。演説後、「これまでの取材の経験を生かし、苦しんでいる人の声を聞き取り、問題解決につなげたい」と語った。


 運輸相(当時)を経て東京都知事になった石原氏のほか、宝塚歌劇団出身で女性初の参院議長を務めた扇千景氏(23年死去)ら、政治家に転身した後も活躍した著名人は多い。

 一方、短期間で議員を辞めるケースも少なくない。

 01年の参院選で民主党(当時)から立候補して初当選したタレントの大橋巨泉氏(16年死去)は、「党運営への不満」などを理由に半年で辞職した。

 「暴露系ユーチューバー」として注目されたガーシーこと東谷義和氏(53)は22年の参院選で初当選したが、国会を欠席し続けて除名処分に。その後、インターネット動画で芸能人を脅したなどとして逮捕され、有罪判決が確定した。

 川上和久・麗沢大教授(政治心理学)は「ネット社会となり、各候補者の主張が細かくチェックされるようになった。著名人候補でも、付け焼き刃の主張だけで勝ち抜くことは難しく、説得力のある政策を掲げなければならない」と指摘。その上で「有権者にも、候補者の資質を見極め、投票先を選ぶリテラシーが求められる」と述べた。

826OS5:2025/07/01(火) 21:17:06
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250630-OYT1T50078/
北海道ゆかりの候補、比例代表選でも出馬予想…自民党5人・立憲民主党2人・共産党1人
2025/06/30 11:54
 7月3日に公示される参院選で、北海道選挙区(改選定数3)には11人が立候補を予定する一方、全国での戦いとなる比例代表選でも北海道ゆかりの候補の出馬が予想される。特に自民党は道内を地盤とするなどの5人を擁立する考えだ。

参院選2025 北海道
 「日本と自民党を立て直していきたい」。21日、鈴木宗男(77)は札幌市のセミナーで支援者に熱弁を振るった。前日、参院本会議で議員辞職が許可されて自民に復党し、比例選出馬を正式に表明した。


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 鈴木は2002年に自民を離党し、間もなく地域政党「新党大地」を旗揚げ。道内で存在感を維持し、鈴木が日本維新の会から出馬した前回19年は、同党の道内比例票が、16年参院選(当時・おおさか維新の会)から約10万票増え、その強さを改めて示した。

 参院の比例選は、政党名票と個人名票の合計で各党の獲得議席数が決まり、特定枠を除き個人名票を多く得た候補から順に当選する。そのため個人名票獲得を目指す党内の候補にとって、抜群の知名度を誇る鈴木の出馬は脅威だ。

 ただ、鈴木には他候補のような全国組織の支援は見込めず、長い政治歴でのつながりに頼る面がある。鈴木は「全ての自民党候補の底上げになるよう頑張りたい」と語る。


 「仕事でしっかりと恩返しができるようにしていきたい」。22日、苫小牧市で開かれた自民党支部のセミナーで、6選を目指す現職の橋本聖子(60)は力説した。

 北海道出身で政治歴が長く、知名度も全国区なのは鈴木と同じだ。「かぶる支持層は多い」(自民関係者)ため陣営の危機感は強く、選挙期間17日間のうち12日間は道内入りし、地域をきめ細かく回る「どぶ板選挙」を展開する構えだ。橋本は「すごく厳しい。道外でも相当頑張らないと」と気を引き締める。

 橋本は26日、初の選挙戦を制して日本オリンピック委員会(JOC)会長に就いた。陣営は「幸先良い」とし、「持論のスポーツを通じた健康づくりや地域づくりに説得力が増す」と追い風に捉える。


 元衆院議員の新人、繁本護(52)は旧運輸省出身で北海道開発局の所長や釧路市幹部を歴任。地方創生相・伊東良孝の秘書も務めた。「経済成長と国土 強靱きょうじん 化」を掲げ、函館市で開いた決起大会で「しっかりと函館の港やフェリー航路を守る」と支援を求めた。

 農協系の新人、東野秀樹(53)は名寄市の農家出身で、道内をはじめとした農業者の票獲得を目指す。札幌市の集会では「担い手の皆さんがこれからも農業をやっていける環境をつくるために汗をかいていく覚悟だ」と訴えた。

 23年に繰り上げ当選した現職、田中昌史(59)は札幌市出身で、党道連に所属する。


 北海道ゆかりの候補は野党にもいる。

 「北海道民の暮らしを守るために頑張ります!」。14日に開かれた立憲民主党道連大会で、現職の岸真紀子(49)は訴えた。岩見沢市出身で全日本自治団体労働組合(自治労)の役員を務め、前回は党内最多個人名票を獲得した。

 また立民は、21年衆院選で比例道ブロックに出馬し、落選した札幌市出身の新人、原谷那美(41)も擁立予定だ。原谷は「生活に即した問題を改善したい」と意気込む。

 共産党は、比例選で5議席獲得が目標だ。衆院比例道ブロックでの当選経験がある新人、畠山和也(53)は今回、引退する現職の後継指名を受けて臨む。「宝の議席を必ず引き継ぐ」と鼻息は荒い。(敬称略)

827OS5:2025/07/02(水) 06:10:22
4203 OS5 2025/06/30(月) 17:05:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d30473df8edd01f29f9075a5d10761d76539df6
「行列」最強弁護士軍団が選挙に出るワケ 北村晴男氏が参院選出馬へ 橋下氏、丸山氏に続き3人目
6/30(月) 16:44配信


スポニチアネックス
北村晴男弁護士

 日本テレビ「行列のできる法律相談所」の出演で人気を博した北村晴男弁護士が30日、来月行われる参院選で日本保守党の比例代表で出馬することを表明した。

 23年10月から日本保守党法律顧問を務めていた。

 「行列…」のレギュラー弁護士では、橋下徹氏が大阪府知事、大阪市長を務め、丸山和也氏が自民党から参院選に出馬して当選している。

 最強弁護士軍団からは3人目の政界挑戦になる。

 なぜ「行列」出身者の出馬が続くのか。政界関係者は「地盤がない場合、必要なのは知名度、人気、知識、安心感、トーク力だ。それを行列の最強弁護士軍団は持っている。あれだけの人気番組でレギュラーを務め、弁護士という社会的地位としっかりした主張を持っていることが魅力。さらに法律の知識に裏打ちされた高いトーク力は有権者を引きつけることができる。“すべて持っている人”ということで白羽の矢が立つ条件がそろっている」と説明している。

828OS5:2025/07/02(水) 06:50:18
>>815
住寄聡美 岡山での擁立は正式決定せずなのかな?↓以降の記事が見つからず

https://www.sanyonews.jp/article/1692237

参院選岡山選挙区 住寄氏を擁立へ 共産、近く正式決定の見通し
2025年03月12日 05:00
選挙 #参院選岡山 スクープ 倉敷市
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住寄聡美氏
住寄聡美氏
 共産党岡山県委員会が夏の参院選岡山選挙区(改選数1)の党公認候補として、新人で県委員会青年学生部長の住寄聡美氏(41)を内定したことが11日、関係者への取材で分かった。近く党本部が正式決定する見通し。

 関係者によると、昨年10月の衆院選後から党内で人選を進め、2月の県委員会総会で住寄氏の擁立方針を決めた。住寄氏は11日の山陽新聞社の取材に「現時点でコメントできる立場にない」と述べた。

 住寄氏は倉敷市出身で島根大教育学部卒。小学校教員を経て党専従となった。2019年の参院選比例代表、22年の参院選岡山選挙区、24年の衆院選岡山1区などに立候補し、いずれも落選している。

 岡山選挙区は自民党現職の石井正弘氏(79)が2期目の今期限りでの引退を表明し、後継として新人で元岡山県議の小林孝一郎氏(47)を擁立。立憲民主党は新人で岡山市議の国友彩葉氏(33)、参政党は新人で派遣社員の広森志穂氏(33)の公認を決めている。

829OS5:2025/07/02(水) 11:21:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/4bc78f7e7bc753359ab97121d1c6a8e8589fab93
【参院選「全選挙区当落予測」つき】参政党は全国で「3」取る可能性も? 鹿児島は「自民」に禍根…「尾辻氏の三女」は競り勝つか
7/2(水) 7:32配信
AERA DIGITAL
参政党の神谷宗幣代表

 夏の参院選は事実上の「政権選択選挙」となる。政権与党は過半数を維持できるのか。政治ジャーナリストの角谷浩一氏と青山和弘氏が全選挙区の情勢を分析した。第3回は、九州地方の「当落予測」と政党別の現状分析を掲載する。

【一覧】2025参院選「全選挙区当落予測」はこちら

*  *  *

角谷 鹿児島は森山裕幹事長のお膝元ですから、自民としては落とすわけにはいかないという空気があります。ただ、無所属の尾辻朋実氏は、すでに引退表明した自民の尾辻秀久前参院議長の三女です。朋実氏は当然自民から出馬するつもりだったのですが、公募で拒否され、県内に禍根が残っている。最後は朋実氏が競り勝つかもしれません。

青山 選挙区票の見どころは、1人区において自民がどこまで票を伸ばせるかです。山梨や新潟など、接戦の区を次々ひっくり返していくようだと、自民が快勝する可能性もある。立憲と共産は1人区での候補者一本化に向けて動いており、調整が進めば自民にとっては脅威です。ただ、あまり大々的にやると、立憲は“立憲共産党”と揶揄され、支持者離れにつながりかねません。

角谷 立憲は複数区では粘りを見せるでしょうが、党としての勢いはないですね。自民は西日本の1人区に関しては盤石で、テコ入れが必要だとすれば立憲が強い東北です。

青山 はい。自民の公約には、コメの安定供給を目的とした農家への支援策が盛り込まれますが、これは選挙戦での東北対策の意味合いも込められています。

角谷 自民にとっての救世主は、なんといっても小泉農水大臣です。国民の意識を「政治とカネ」から「コメ」へと見事にずらしてしまった。都議選は裏金議員が俎上にのぼりましたが、都議選までの逆風で終わるという見方もあります。

青山 政党支持率が回復してきたことで、自民内部は余裕ムードが漂っていましたが、都議選の結果で冷や水を浴びせられた形です。現状では、自民の比例議席は13か14くらいにとどまるのではないかと思います。

角谷 自民は選挙区と比例を合わせて50議席手前を取れれば善戦と評価され、よほどの大失敗をしない限り、党内で石破おろしが加速することはないでしょう。参院選では「政治とカネ」より、物価高対策など生活への不安が大きなテーマになる。有権者が各党の給付、減税政策をどう捉えるかがポイントです。

830名無しさん:2025/07/02(水) 11:21:57

■「維新」より「参政」のほうが全国に浸透

青山 反対に、失速に歯止めがかからないのが国民ですね。山尾志桜里氏の公認をめぐる一連の騒動がなければ、比例議席は8か9は取れたと思います。今後の状況次第では、7も取れないかもしれない。

角谷 本当に、一時の人気からすると迷走している感が否めません。山尾氏に声をかけたこと自体が軽率だったと思います。玉木雄一郎代表の言葉は、「手取りを増やす」とか「年収103万円の壁を引き上げる」とか、キャッチーで歯切れがいい。前回の衆院選は現役世代向けの政策をアピールして若者に揺さぶりをかけたことで、浮動票が動いて躍進しました。でも今回は進次郎劇場のインパクトには勝てない。逆に、政治的手腕の“雑さ”が露呈してきた印象です。

青山 維新も厳しそうですね。社会保険料の引き下げという目玉政策を訴え続けることで巻き返したいのでしょうが、それで急に人気が回復することはないでしょう。何より、今の維新にはゆるゆるとした雰囲気が漂っています。国会で与党を追及する姿勢はまるでなく、むしろ自公と連立を組みたがっているようにも見える。結党当初の、改革政党としての姿は完全に薄れてしまいました。

角谷 今まで維新を応援していた保守層の票を吸い込みつつあるのが、参政です。そして共産を応援していたリベラル層を取り込んでいるのが、れいわ。右派の参政と左派のれいわが、それぞれ既成政党の票を食いに来ている。

青山 国民を見限った人たちの票が参政に流れるパターンもありますからね。参院選は全国区の選挙なので、ネット上で支持者を広げている政党は強みになる。私も角谷さんも参政の獲得議席数は2にしていますが、もう1議席増えてもおかしくないでしょう。

角谷 都議選では初議席となる3議席を獲得しました。6月に行われた地方議会選挙の結果を見ると、兵庫の尼崎市議選、福井のあわら市議選、愛知の西尾市議選、どれも参政の新人候補がトップ当選しています。特に地方では、自民党以外の政党に関心のない時代が長く続いてきましたが、小さな新興政党が明らかに存在感を持ちはじめている。関西以外に地方議員がほとんどいない維新に比べれば、参政のほうがずっと全国的に浸透しています。さすがに既成政党に取って代わるほどの実力はありませんが、各選挙区の土台を揺らす存在にはなりつつある。議席はともかく、得票数を注視したいですね。

(聞き手・構成/AERA編集部・大谷百合絵・秦 正理)

大谷百合絵,秦正理

831OS5:2025/07/02(水) 11:22:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/70efa8634f759d148b50c4ee25d21d6bab0ab56d
鳥取・島根選挙区は1議席めぐって新顔5人の争いか 参院選3日公示
7/2(水) 8:00配信

朝日新聞
公示に向け、選挙の「七つ道具」を点検する鳥取県選挙管理委員会の職員ら=2025年6月30日午後1時29分、鳥取県庁、富田祥広撮影

 参院選が3日に公示される。鳥取・島根選挙区(改選数1)には自民党の出川桃子氏(47)=元島根県議=、共産党の亀谷優子氏(39)=元島根県大田市議=、国民民主党の中山集氏(31)=コンサルティング会社経営=、参政党の倉井克幸氏(42)=元シャンソン歌手=、政治団体「NHK党」の谷口直矢氏(47)=会社員兼農業=の新顔5人が立候補を予定している。投開票は20日。

 自民は鳥取県を地盤とする現職が比例代表特定枠での立候補に回ることになり、島根県連での予備選を経て出川氏を擁立。出川氏は党地域支部や自民議員らの支援者回りを重ね、6月28日にあった松江市での集会では「若者の声、女性の声を力強く国政へ届ける」と訴えた。自民は昨年、衆院補選、衆院選の島根1区で敗北しており、巻き返しを狙う。第一声は午前9時半に島根県庁前で。

 昨年の衆院選島根2区に続き2度目の国政選挙に挑む共産の亀谷氏は、公認候補に決まった1月以降、鳥取、島根両県をほぼ週替わりで回り、「消費税5%への引き下げ」「軍拡ストップ」「原発ゼロ」などと訴えてきた。牧場で働いた経験を踏まえ、生産者の所得補償、コメなどの食料増産も主張する。第一声は午前9時半から松江市袖師町の党県委員会事務所前で。

 中山氏は、3月に生まれた第1子を妻が妊娠後、「将来を楽観できない日本の状況」を肌で感じて国政をめざし、「若い世代の選択肢に」と国民民主の公募に応じた。連合島根・鳥取の推薦も得て6月2日に出馬表明。その後に立憲民主も支援を決め、両親の故郷である島根県と、鳥取県での支持拡大を図る。鳥取市のJR鳥取駅前ロータリーで午前10時に第一声を上げる。

 ウルトラマラソンランナーでもある参政の倉井氏は、選挙区内を走りながら知名度アップを狙う。6月27日には島根県庁近くで「参政党の政策は『日本人ファースト』。日本の国益を守る」と訴えた。自身が住む島根県では党員・サポーターがこの2カ月で60人ほど増えて約360人となり、陣営は手応えを感じている。第一声は午前9時半から松江市の松江テルサ前で。

 NHK党の谷口氏は、公示日は鳥取県庁で自ら立候補を届け出た後、鳥取市内を中心に選挙ポスターを貼ってまわり、出陣式は行わない予定だ。選挙期間中は居住する兵庫県姫路市でSNSを活用した発信に注力。党が掲げる全国比例2%の得票を目標に、NHKを視聴する人だけが受信料を払うスクランブル化の実現などを訴えて支持拡大をめざす。

朝日新聞社

832OS5:2025/07/02(水) 19:40:35
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250702-OYT1T50042/
全国屈指の保守王国・和歌山、衆院選に続き再び保守分裂…野党も一部連携どまり
2025/07/02 08:12
参院選和歌山選挙区(改選定数1)は、昨年の衆院選に続き、再び保守分裂の争いとなる。 間隙かんげき を突きたい野党は候補者の一本化を目指したが一部の連携にとどまり、全国屈指の「保守王国」の行方は、混迷の度合いを深めている。

参院選の公開討論会で、立候補予定者の主張を聞く有権者ら(6月30日、和歌山市で)=須藤菜々子撮影
 「落選の経験を生かし、一からはい上がります」


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 自民党の二階伸康氏は1日夕、和歌山県有田市のスーパー前に立った。二階氏は元党幹事長、俊博氏の三男。買い物客から声をかけられると、「父の代からお世話になっています」と頭を下げ、握手を交わした。

 昨年10月、衆院和歌山2区に自民公認で出馬したが、派閥の政治資金不記載問題を受けて自民を離党した世耕弘成・前参院幹事長に3万票差をつけられて敗れた。

 ライバルとなるのは、世耕氏に近い前有田市長の望月良男氏だ。今年2月、自民県連は公認を巡ってこの2人で投票を行い、二階氏が82対46で勝利。敗れた望月氏は離党届を出し、無所属での出馬に踏み切った。

 今回争われるのは、世耕氏が5回の当選を重ねてきた議席だ。大票田の和歌山市は俊博氏の地盤ではなく、二階氏側は、県内全域に浸透する世耕氏への警戒感が強い。県連は所属議員らに公認候補の支援に尽力するとの誓約書を出させており、「分裂阻止」に努める。

 一方の望月氏も有田市以外で知名度は高いとは言えず、世耕氏との関係が頼りだ。先月28日、県北部の紀の川市で開かれた集会では、世耕氏と望月氏のそれぞれのポスターが並んだ。「日本を再起動」の文字と背景の青は共通だ。

 世耕氏の祝電も披露され、望月氏は「世耕先生に『一緒に和歌山の政治を変えませんか』と言われ、火がついた」と出馬の経緯を説明。「相手はビッグネームだし、大きな組織は怖い。でも、和歌山の未来のため、政治を変えるには、どうしても戦いが生じる」と訴えた。

 世耕氏はこの間、街頭演説に立つなどの表立った動きは見せていない。しかし、望月氏の関係者によると、世耕氏の秘書たちが企業・団体回りに同行。「地域ごとにそれぞれ秘書がつき、東京の秘書も和歌山に入っている。完全なバックアップ態勢だ」と明かす。

 県内では長く、俊博氏と世耕氏が主導権争いを繰り広げてきた。

 自民県議は「古巣の邪魔をする世耕氏に飽き飽きしている有権者も多い。和歌山のためには『無所属の世耕』ではなく『自民の二階』が必要だ」と強調する。だが、世耕氏に近い別の自民県議は「衆院選で負けたばかりの二階氏をなぜ公認するのか」と反発する。

 自民支持者の間には、戸惑いも広がる。30日夜、和歌山市で開かれた公開討論会を聞いた同市の会社員男性(51)は「和歌山は俊博氏と世耕氏の両方にお世話になった人も多く、投票先に迷う。人口減少や防災など課題が多くあるのに、いつまで政治的な争いを続けるのか」と話した。

 同じ与党の公明党はいずれにも推薦を出さず、静観の構えを見せている。


 一方の野党も、一枚岩にはなっていない。

 日本維新の会は先月6日、立憲民主党と候補者の一本化で合意。和歌山は維新の吉村洋文代表が提唱した野党一本化戦略が実現した全国2選挙区の一つで、もう一方の岐阜は立民の候補が選ばれた。

 しかし、党本部主導で公認候補を取り下げた立民和歌山県連には、しこりが残る。山本忠相代表は記者会見で、「維新候補を応援する可能性は0%だ」と明言した。

 維新の浦平美博氏は1日夕、南海和歌山市駅前で、社会保険料の引き下げなどに取り組むと強調したが、立民との共闘については触れなかった。

 維新幹部は「初めての試みで、単純に維新と立民の足し算になるかどうか、効果は未知数だ」と話す。

 共産党は、党県副委員長の前久氏の擁立を発表。共産は維新を「自公の補完勢力」と批判しており、前氏は「不戦敗にはできない」と語った。

 和歌山選挙区には他に、参政党の林元政子氏らが出馬を予定している。

833名無しさん:2025/07/02(水) 19:41:21
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250702-OYT1T50113/
参院選愛媛選挙区の構図は…現職と4新人の争いへ
2025/07/02 14:17
#選挙・愛媛

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脊尾直哉
 参院選は3日、公示される。愛媛選挙区(改選定数1)は、無所属現職に新人4人が挑む構図になりそうだ。20日の投開票に向け、選挙戦に備える各陣営の動きを追った。(脊尾直哉)

 立候補を表明しているのは、無所属現職の永江孝子氏(65)、自民党新人の上野由佳氏(30)、参政党新人の原田慎太郎氏(35)、政治団体「チームみらい」新人の川端佑典氏(35)。NHK党新人の斉藤博樹氏(52)も立候補の準備を進める。


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永江陣営
 「昨秋の衆院選で与党を過半数割れに追い込んだ。その流れをさらに大きなものにできるのか、そういう選挙になる」

 永江氏は、そう政権交代に向けて意欲を語る。2019年の参院選で野党統一候補として初当選した時から、特定の政党からの推薦を受けず、独自に県内の全20市町に後援会を組織。草の根の活動で支持基盤を拡大してきた。

 今回も政党推薦を受けないが、野党からの手厚い支援を受ける。永江氏は「長い自公政権で愛媛が良くなったかどうかを問いたい」と力を込める。

上野陣営
 19年の参院選で「保守王国」の牙城を崩された自民は、永江氏との対戦に危機感を募らせる。自公政権への逆風もあり、候補者の選考は難航。公募で11人の中から上野氏を選んだ。

 上野氏は、政治経験がないものの、子育てをしながらコンサルティング会社で働いた人材。候補者に決まってからは自民の国会議員や県議らと各地で集会に参加。公明党からも推薦を得て組織票を固めつつある。

 自民県連の関係者は「働く女性として子育て世代にアピールし、無党派層をどこまで取り込めるかが、鍵となる」と指摘する。

原田陣営
 参政の原田氏は6月8日、松山市に選挙事務所を開設した。15歳までの子どもがいる世帯に、1人あたり毎月10万円を支給する施策などを街頭演説で訴え、知名度向上に注力する。

 参院選の前哨戦とされた東京都議選で参政が3議席を獲得し、県内でもサポーターの登録数が増えたという。県連の佐藤駿会長は「街頭演説時の支持者の数や反応も明らかに変わりつつある」と手応えを口にする。

川端陣営
 チームみらいの川端氏は6月29日、松山市内で支援者らに政策を説明する交流会を開催。元総務官僚で、奈良県や徳島市に出向していた経験から「AI(人工知能)やIT技術を使った地方創生に取り組みたい」と訴える。

 立候補の表明が遅れ、有権者への浸透が課題で、SNSを駆使した戦略で巻き返しを図る。X(旧ツイッター)で交流会や記者会見の様子を投稿。東京都でコンサルタント会社員として働いているため、週末を中心に県内で街頭演説などを行うという。

参院選愛媛選挙区 立候補予定者
永江孝子 65 無 現
上野由佳 30 自 新
原田慎太郎35 参 新
川端佑典 35 諸 新
斉藤博樹 52 諸 新

(敬称略、年齢は7月1日現在、並びは参院勢力順など)

834名無しさん:2025/07/02(水) 19:41:54
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250702-OYT1T50137/
参院選愛知選挙区、4議席へ14人出馬か…激戦予想
2025/07/02 14:42
 3日に公示される参院選愛知選挙区(改選定数4)には、現職3人と新人11人の計14人が立候補の準備を進めており、激戦が予想される。投開票日は20日。

参院選2025 愛知
 県選挙管理委員会の事前審査を終えたのは、現職では、自民党の酒井庸行氏(73)、立憲民主党の田島麻衣子氏(48)、公明党の安江伸夫氏(38)の3人。


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 新人では、日本維新の会の広田紗久良氏(47)、共産党の須山初美氏(46)、国民民主党の水野孝一氏(48)、れいわ新選組の辻恵氏(77)、参政党の杉本純子氏(47)、社民党の大西雅人氏(30)、地域政党・減税日本の田中克和氏(41)、政治団体「チームみらい」の山根有紀也氏(34)、政治団体「日本誠真会」の園原武嗣氏(54)、政治団体「日本の家庭を守る会」の石原悟氏(75)、政治団体「NHK党」の横山緑氏(47)の11人。

 自民は2人目の擁立を目指す声もあったが、連立を組む公明に配慮し、「与党で2議席」を目指す。公明は、2019年参院選で初当選した現職が再選を狙う。

 立民は現職が再選を目指す。国民は昨年11月の名古屋市長選に出馬した大塚耕平氏が辞職し、新人が議席の獲得を目指す。ともに連合愛知が推薦する。

 19、22年と減税日本と連携して新人を立ててきた維新は今回は単独で新人を擁立する。

 共産は参院選4回目の挑戦となる新人が立候補を予定する。れいわは新人、都議選で初の議席を獲得した参政も新人が出馬を準備する。社民も新人を、地域政党・減税日本も新人を擁立する。

 チームみらい、日本誠真会、日本の家庭を守る会、NHK党からもそれぞれ新人が出馬する。

 愛知選挙区の最近の投票率は、22年が52・18%、19年が48・18%、16年は55・41%と、50%前後で推移している。投票日は3連休の中日にあたるため、県選管はチラシで期日前投票を呼びかけるなどして、投票率アップを目指す。

 立候補の届け出は3日午前8時半から午後5時、県庁本庁舎2階講堂で受け付ける。

SNSで虚偽拡散「罰則を」…知事、選挙への影響危惧
 参院選を前に、SNSで真偽不明の情報やデマの拡散が問題となっていることを受け、大村秀章知事は1日の定例記者会見で、「うそやデマは公正な選挙をゆがめる。有権者は事実でないようなことは厳しい目で見ることが必要だ」と訴えた。

 大村知事は「選挙はみんな関心がある。うそを書けば書くだけバズって(話題になって)、書いた人が得することは絶対あってはならない」と強調した。虚偽情報に関しては、プロバイダーがファクトチェックすべきだと指摘。「悪質な場合は、個人を特定してペナルティーをかけないといけない」と述べ、国会での立法措置が必要との考えを示した。

835名無しさん:2025/07/02(水) 19:42:24
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250702-OYT1T50155/
参院選三重選挙区、4人の争いか…自民現職に3氏が挑む構図
2025/07/02 15:05
 3日に公示される参院選三重選挙区(改選定数1)は4人が立候補を予定している。3期目をめざす自民党現職に新人3人が挑む構図となりそうだ。

参院選2025 三重
 立候補を予定しているのは、自民党現職の吉川有美氏(51)、立憲民主党新人で前県議の小島智子氏(64)、参政党新人で元建設会社社員の難波聖子氏(45)、政治団体「NHK党」新人で同党員の橋本博幸氏(42)の4人。


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 吉川氏は道路整備など2期12年の実績を強調する。ただ、旧安倍派の政治資金規正法違反事件に絡み、240万円の不記載が発覚。3月の参院政治倫理審査会で弁明するなどしたが、6月の事務所開きに出席した地元選出の国会議員は一部にとどまった。党本部は三重選挙区を「重点区」に指定した。

 2019年参院選では公明党から推薦を受けたが、今回はいったん出した推薦依頼を取り下げた。公明関係者によると、自民側から「迷惑をかけられない」との説明があったという。

 小島氏は、立民と国民民主党の県連、県議会の旧民主党系会派でつくる「新政みえ」、連合三重の4者で擁立した「統一候補」。共産党は独自候補の擁立を見送り、実質的に支援する。

 知名度向上のため、5月下旬には野田代表が県内入り。県南部で小島氏と街頭演説を行い、支持拡大を図った。野田氏は昨年の衆院選で県内で立民が躍進したことを引き合いに「三重では党勢が戻ってきた。参院選も勝ちたい」と強調する。参院の三重選挙区は自民が独占しており、立民は議席の奪還を狙う。

 参政は、自民に批判的な保守票の取り込みを図る。5月下旬には神谷代表が桑名市内で難波氏と街頭演説を行い、既存政党との違いを訴えた。参政の支持率は直近の世論調査で高まってきているが、難波氏は「党は県内ではまだまだ知られていない」と述べ、県内各地を行脚してアピールしている。

 党によると、特定の企業や団体から支援は受けていないが、インターネットの交流サイト(SNS)などを通じて政策に共感した人が新たに党員やサポーターになっているという。

 橋本氏は、22年参院選で神奈川選挙区から出馬して以来、国政選への挑戦は2度目。東京都内に在住し、本格的な活動は公示後に行うとしている。

836名無しさん:2025/07/02(水) 19:42:58
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250702-OYT1T50198/
参院選岐阜選挙区、新人6人が出馬か…各陣営が準備着々
2025/07/02 15:22
参院選は3日公示、20日投開票で行われる。岐阜選挙区(改選定数1)には新人6人が立候補を表明している。与野党の勝敗を左右する「1人区」での議席獲得を目指し、各立候補予定者が準備を進めている。

参院選2025 岐阜
 自民党の若井敦子氏(53)(公明党推薦)は1日、県議の辞職願を県議会議長に提出し、許可された。政治資金規正法違反事件で自民を離党した現職の大野泰正氏(66)は出馬を見送った。「政治とカネ」の問題が逆風だが、若井氏は「誠意をもって訴えていく」と話す。3日午前9時、岐阜市の事務所で出陣式を行う。


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 立憲民主党の服部学氏(54)は国民民主党県連の支持を受ける。日本維新の会との間では候補者の一本化が成立した。立民県連幹部は「100%ではないが、野党が固まって戦える体制が出来てきた」と語る。知名度向上に努め、政権批判票の集約を図る。3日は午前9時半に岐阜市の事務所で出陣式を開く。

 共産党の三尾圭司氏(48)は、立民側と候補者調整も検討されたが、県組織内の反発などもあって断念した。党県委員会の松岡清委員長は「一本化するにはあまりに時間がなかった」と振り返る。陣営は選挙区の活動と連動して比例選の得票増を目指す。3日は午前11時頃に岐阜市の美江寺公園で出発式を開く。

 参政党の瀬尾英志氏(40)は街頭演説を重ねるなどして持論を展開してきた。党は「日本人ファースト」を掲げ、6月の都議選では3議席を獲得した。自身も「車を止めてチラシを受け取りに来てくれることもあった」と手応えを話す。3日は午前9時半から岐阜市の事務所で出陣式に臨む予定だ。

 政治団体「NHK党」の小池裕之氏(31)は、自身のユーチューブチャンネルを通じて社会問題について発信している。3日もユーチューブで政策を訴えることにしている。

 また、伊藤あゆみ氏(54)が1日、県選挙管理委員会の事前審査を終え、無所属で立候補する意向を明らかにした。

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837名無しさん:2025/07/02(水) 19:43:44
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250702-OYT1T50151/
6人が立候補準備、立憲民主党現職に新人5人が挑む構図…参院選宮城選挙区
2025/07/02 15:37
#選挙・宮城

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 参院選はあす3日公示され、20日の投開票に向け、18日間の選挙戦がスタートする。宮城選挙区(改選定数1)には、再選を目指す立憲民主現職に対し、自民新人ら5人がこれまでに出馬の意向を表明。各陣営が決戦の準備を進めている。

参院選2025 宮城
 出馬を表明したのは、立民現職の石垣のり子氏(50)のほか、いずれも新人で自民の元県会議長石川光次郎氏(58)、れいわ新選組職員の石井義人氏(62)、参政党県会長のローレンス綾子氏(55)、政治団体「チームみらい」の角野 為耶なすか 氏(35)、NHK党員の前田太一氏(39)。


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 石垣氏は1日、村田町の支援者らにあいさつ回りをし、夜は仙台市内の会合に出席し、実績などをアピールした。2日は長妻昭・党代表代行と街頭に立つ。公示日は午前8時45分、仙台市青葉区の錦町公園で第一声に臨む。

 石川氏は1日午前中に仙台市宮城野区、午後は名取市や登米市の支援者や企業などを精力的に回って、組織票固めに奔走した。3日は午前9時半に仙台市青葉区の勾当台公園で第一声をあげる。

 石井氏は3日、午前10時頃に仙台市青葉区の事務所前で、ローレンス氏は仙台市宮城野区のユアテック前でそれぞれ第一声のマイクを握る予定だ。

 さらに同日、角野氏は午前10時に仙台市青葉区の三越前で、前田氏は午前10時半頃から県庁前で第一声を迎える。

 一方、仙台市内の元会社員男性(65)が無所属で出馬を検討しているといい、2日に報道陣の取材に応じる見通しだ。

838名無しさん:2025/07/02(水) 19:44:31
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250702-OYT1T50163/
参院選秋田選挙区、4人が立候補予定…物価高・経済対策など争点に
2025/07/02 15:41
#選挙・秋田

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参院選2025 秋田
 参院選(20日投開票)は3日、公示される。秋田選挙区(改選定数1)は、無所属現職の寺田静氏(50)、自民党前議員の中泉松司氏(46)、参政党新人の佐藤美和子氏(65)、政治団体「NHK党」新人の本田幸久氏(43)の4人が立候補を予定している。コメをはじめとする物価高騰の対策、賃上げや減税などの経済対策などを争点に論戦が行われる。


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教育支援拡充を
寺田静氏
 前回選で野党統一候補として初当選した寺田氏は、政党色を極力薄める戦略で無党派層の取り込みを図る。ただ、立憲民主、共産、社民各党は県組織が個々の判断で支援を決めている。

 中学で不登校になった経験から、フリースクールなど多様な学びの場への公的支援の拡充を訴える。毎年続けている全25市町村を対象とした集会は今年も6月までに一巡し、1期目の活動実績などを訴えてきた。

日本の主食守る
中泉松司氏
 国政への返り咲きを狙う中泉氏は、現役の農家であることを強みに「日本の主食を守る」と掲げ、コメの安定供給実現を訴える。県内に自動運転などの先進技術を積極導入することや、防災・減災に向けた取り組みの推進なども主張する。

 公明党の推薦を受けるほか、700を超える企業や業界団体からも推薦を取り付けた。4月から旧69市町村を回って集会を開き、組織票固めを進めている。

学校選べる制度
佐藤美和子氏
 佐藤氏は小学校教諭の経験を踏まえ、子どもに合わせて多様な学校を選べるようにする制度の導入などを求める。農林水産業分野では、食料自給率の向上や農家への所得補償を訴える。

 県内での知名度不足を課題とし、3月に出馬を表明して以降、秋田市を中心につじ立ちや街頭演説を重ねた。今後はこれまで活動が少なかった県北・県南エリアに足を運び、全県での支持拡大を目指す。

国政政党復帰を
本田幸久氏
 2022年の参院選に続いて立候補を予定する本田氏は、「秋田県はNHKの受信料の支払率が最も高い」として、受信料を支払った人だけが視聴できる「スクランブル放送化」の実現などを訴える。

 公示日の3日以外は県内での活動を予定していない。SNSでの情報発信やボランティアによるポスター貼りなどを通じて支持を広げ、NHK党の国政政党復帰を目標に掲げる。

839名無しさん:2025/07/02(水) 19:46:50
https://www.sankei.com/article/20250702-QA2PKOBFERPMJLLLOUV4OYICW4/?outputType=theme_election2025
参院選埼玉選挙区は自民、立民が優勢 残る2議席は公明、国民がリード、共産は出遅れか
2025/7/2 17:34
第27回参院選(3日公示、20日投開票)の埼玉選挙区(改選数4)は、令和4年の前回選に並ぶ過去最多の15人が立候補し、選挙戦に突入する見通し。ある党の関係者などによると、現時点で自民、立憲民主の2党が優勢とされ、残る2議席を公明、共産、国民の3党が争う構図だが、共産が出遅れているもようだ。各党とも楽観視する雰囲気はなく、票獲得をめぐる動きは今後、激しくなりそうだ。

自民は「現状維持」狙い
「逆風の中、厳しい戦いとなるが自公の議席を死守する」

衆院議員で自民党埼玉県連会長の柴山昌彦氏はこう危機感を示した。

4選を目指す古川俊治氏(62)は、平成25年、令和元年と連続してトップ当選を果たしており、今回も議席獲得は固いとされるが、石破茂内閣の支持率が低迷。なんとか自公2議席の現状維持を狙う。

公明から3選を狙う矢倉克夫氏(50)も、「政治に対する不信感をいかに今回払拭できるかが課題」としている。

立民は、参院選の前哨戦ともいわれた6月の東京都議選で議席を増やしたこともあり、再選を目指す熊谷裕人氏(63)の当選は手堅いともされる。しかし、支持母体の連合埼玉が立民、国民の両候補を支持するなど懸念材料もあり、無党派層の取り込みを図りたい考えだ。

国民は知名度向上目指す
国民は、6年の衆院選から続く勢いを持続できるかがカギといえる。加えて、初当選を目指す元県議の江原久美子氏(54)の「知名度がいまひとつ」(同党関係者)なのが課題で、前埼玉県知事で同党会派の参院議員、上田清司氏の支援を仰ぎ議席確保につなげていく。

共産は前回選で党として21年ぶりに埼玉選挙区で議席を獲得。伊藤岳氏(65)の「再選と比例50万票を勝ち取り、参院でも自公を少数に追い込むために戦い抜く」(同党埼玉県委員会の柴岡祐真委員長)方針だが、支援者の高齢化で組織票に陰りがみえ、公明、国民にリードを許しているもようだ。

参政、保守層取り込み勢いも
ここにきて参政党の存在感が全国的に目立っており、元飯能市議の大津力氏(53)が立候補した埼玉選挙区に波及する可能性がある。自民の派閥政治資金パーティー収入不記載事件の「政治とカネ」の問題で愛想を尽かした保守層が注目。国民は元衆院議員の擁立を見送ったが、一連の対応に批判的な声もあり、両党の票を奪う勢いも出てきそうだ。

日本維新の会は会社代表の龍野真由美氏(52)が初当選を目指す。「主要政党が軒並み支持率を落とすなかで、上昇の余地があるのは維新」(同党関係者)としており、無党派層の支持を取り付けたい考え。「国民不在の政治と決別するための決戦」(同)と位置付け選挙戦に挑む。

このほか、12年ぶりに選挙区に候補者を立てた社民党は高井環氏(54)で支援を呼び掛ける。れいわ新選組は桜井奈々絵氏(50)で消費税廃止などを訴える。

840名無しさん:2025/07/02(水) 19:49:27
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/2349575
【2025参院選】福井選挙区、立候補予定7陣営の動きは… 乱戦必至、独自色発揮に懸命
2025年7月2日 午後3時50分


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(右上から左へ)自民党現職の滝波氏、立憲民主党のかずえちゃん、国民民主党の山中氏、(右下から左へ)共産党の山田氏、参政党の千田氏、日本保守党の大坂氏のコラージュ


 7月3日に公示される参院選福井選挙区は、改選数1に対し、過去最多の7人による選挙戦が見込まれる。乱戦模様の中、いかに独自色を打ち出し有権者にアピールするか。決戦直前の1日、各陣営の動きを追った。

 「地方の成長なくして日本の成長なし。令和の成長を福井からつくっていく」。自民党現職で農林水産副大臣の滝波宏文氏(53)は、福井市内の事務所前で演説に熱を込めた。事務所の壁には業界団体の檄文(げきぶん)が並び、「期数を重ねて組織は分厚くなった」と陣営。産業技術総合研究所の北陸拠点誘致など「実績を地道に訴え、逆風を吹き飛ばしたい」と意気込む。

 立憲民主党のかずえちゃん(本名・藤原和士)氏(42)は、福井市東部を巡回。夕方は福井駅西口で党所属の波多野翼衆院議員らとトークライブ形式で、「一人一人が大切にされる社会」への思いを語った。LGBTQ(性的少数者)への理解、ジェンダー平等や同性婚の法制化、選択的夫婦別姓の導入を強調。経済政策に主軸を置く他の候補者と一線を画す。

 国民民主党の山中俊祐氏(41)は、丹南地域と福井市で街頭演説。「減税で一人一人の所得を底上げし、個人消費が活性化され、GDP(国内総生産)が伸びる好循環を起こす」と訴えた。野党候補の乱立には「互いに刺激し合って、よりよい政策を有権者に選んでもらえれば」と割り切った様子。減税を柱とする党の看板政策を愚直に訴える構えだ。

 共産党の山田和雄氏(57)は、県内全域で街頭演説や対話の場を展開。1日は「ゆがんだ税金の取り方を正していく戦い」と力強く訴えた。党県委員会の南秀一委員長は、多数の候補者による選挙戦を有権者の目で見極めてもらう好機と捉える。複数の党が消費税減税を打ち出す中、「共産党はより実現可能な方法で有権者に納得してもらえる内容」と強調する。

⇒各党幹部が続々来県、はや舌戦

 参政党の千田崇裕氏(38)は越前、鯖江、福井各市で街頭演説を展開。国道交差点や福井駅西口に立ち、「増税を続けるか、減税するかの戦い」と主張した。「投票で日本人のための政治を取り戻そう」などと熱弁を振るい、6月の東京都議選で躍進の原動力となった党のキャッチフレーズ「日本人ファースト」を地方でも浸透させようと力を込める。

 日本保守党の大坂幸太郎氏(56)は、経営する福井市内の飲食店を拠点に選挙カーやのぼりなどの準備を急いだ。SNSで、福井の風景を交えて「移民政策の是正」など党の政策を分かりやすく伝えるショート動画を配信。ユーモアを交えた語りで人柄を前面に出し「若者に政治に興味を持ってもらうとともに、自民支持層に党の考え方を訴えかけている」と話す。

 政治団体「NHK党」は6月30日に公認候補として会社役員の浜田智氏(62)=大阪府東大阪市=の擁立を発表。浜田氏は2日に福井市で会見を開いた。

841OS5:2025/07/02(水) 19:51:49
https://www.iwate-np.co.jp/article/2025/7/2/184638
参院選あす3日公示 岩手選挙区、現元新4人の争い
左から平野達男氏、横沢高徳氏、及川泰輔氏、吉田博信氏。並びは参院党派別勢力、諸派の順
左から平野達男氏、横沢高徳氏、及川泰輔氏、吉田博信氏。並びは参院党派別勢力、諸派の順
 第27回参院選は3日公示される。岩手選挙区(改選数1)は自民党元職の平野達男氏(71)と立憲民主党現職の横沢高徳氏(53)、参政党新人の及川泰輔氏(46)、政治団体「NHK党」新人の吉田博信氏(59)の4人が立候補を予定。組織力で議席奪還を目指す自民と、野党間連携を確立して臨む立民の対決を軸に、激しい選挙戦が予想される。

 平野氏は1日、二戸市で企業約30社をあいさつ回りし「皆さまがもっと働きやすい環境をつくるため、少しでも役に立ちたいという思いで戦う」と強調した。

 県内全域に張り巡らせた選対組織や後援会が中心となり「草の根」の活動を展開しているほか、自民の市町村支部や職域支部、推薦を得た公明党と連動を強める。同級生ら有志でつくる「いわて・絆の会」とも連携し、無党派層の支持拡大も狙う。

 参院議員を3期務め、初代復興相などの閣僚経験、農政を含む豊富な実績を前面に打ち出す。公示後は、選対本部長の鈴木俊一総務会長(衆院岩手2区)ら党幹部が応援に入る予定だ。

 横沢氏は同日、盛岡市内で団体などへのあいさつ回りを展開し「国民の命と生活を守り、希望の持てる未来をつくるために命懸けで挑む」と力を込めた。

 過去の選挙戦と同様に野党間連携を重視。協力を要請した共産党県委員会、社民党県連合はともに支持を決めた。国民民主党県連は独自候補の擁立を見送り、支持母体の2団体が事実上支えるなど、今回も「共闘」の構図を完成させた。

 平野氏を破り初当選した6年前は達増知事と連動。達増知事は支援に関し明言を避けるが決起集会や選対会議に出席し連帯感を強める。公示日は立民の小川淳也幹事長が来県、一層のてこ入れも見込まれる。

 及川氏は同日、参政党ののぼりを手に金ケ崎町内の交差点で街頭活動し「国民と同じ目線で訴え、政治をより身近に感じてもらいたい」と呼びかけた。

 県内3支部、県連幹部と街頭演説を重ね、党の政策や政治への思いを主張してきた。公示後は神谷宗幣代表の来県が予定される。

 吉田氏は同日、県庁で出馬会見に臨み「不法移民問題に断固反対する。国の中で何が行われているか知らせたい」と決意を述べた。街頭演説で政策を訴えていく。

842名無しさん:2025/07/02(水) 19:52:45
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250702-OYT1T50200/
参院選長野選挙区、5人の対決か…立憲民主党現職に新人4人が挑む
2025/07/02 16:26
#選挙・長野

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 参院選は3日に公示される。給付や減税など物価高対策を巡る各党の主張が大きな争点となる見通しで、20日の投開票に向けた選挙戦がスタートする。

県庁前に設置された参院選のポスター掲示板(6月30日、長野市で)
 長野選挙区(改選定数1)で立候補を表明しているのは、再選を目指す立憲民主党現職の羽田次郎氏(55)、いずれも新人で自民党の藤田ひかる氏(35)、参政党の竹下博善氏(42)、政治団体「チームみらい」の山田雄司氏(35)、政治団体「NHK党」の加藤英明氏(66)の計5人。


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 羽田氏は現職として、県内の農業従事者の声を自身が所属する参院農林水産委員会などで取り上げてきた実績を強調。時限的に食料品の消費税率を0%に引き下げるなど、苦しい生活を救う物価高対策を掲げる。

 すでに市民団体を介して立民と共産党、社民党は候補者の一本化で合意し、事実上の共闘体制が整った。抜群の知名度を武器に、街頭演説などを中心に「親しみやすい人柄」をアピールして各地を回る。

 総合選対本部長を務める杉尾秀哉・県連代表は「野党支持者の地盤をさらに固め、物価高対策などを訴えて無党派層への浸透も進めたい」と語る。

 藤田氏は自民党県連が国政選で擁立する初の女性候補で、最大の課題である知名度不足を克服するため、県内全77市町村を回り政治活動を展開してきた。組織固めに加え女性や若者たちとの集会を開き、無党派層への浸透を図ってきた。ユーチューブ広告やSNS戦略にも力を入れる。

 党は選挙区で改選定数が2から1になった2016年から補選も含め4連敗している。党への逆風は依然として強いが、刷新感を前面に打ち出したい考えだ。

 選対本部長の西沢正隆・県連幹事長は「国会議員や県議団を中心に、総力を挙げてバックアップする」と語った。

 竹下氏は昨年12月の出馬表明以降、教育改革の必要性を訴え、県内80か所以上を回ってきた。6月27日には神谷宗幣代表が来県。松本駅前での演説では「日本は存続の危機にある」として「日本人ファーストの政治を作ろう」と訴えた。

 参政は6月の都議選で3議席を獲得。同30日には現職の参院議員が入党して党所属の国会議員が5人となり、公職選挙法上の政党要件を全て満たすなど勢力を拡大している。選対本部長の北原涼平・県連会長は「前回選以降、国政政党へと成長して支部組織も固めてきた」と話し、22年の参院選で同党が獲得した3倍の9万票を目標に掲げる。

 山田氏は人柄を知ってもらうためにSNSを開設し、街頭演説も本格化させている。加藤氏は、活動の準備を進めており、県内の知人らのつてで支持を広げたいと考えているという。

843OS5:2025/07/02(水) 19:53:12
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250702-OYT1T50192/
参院選静岡選挙区、2議席に7人出馬予定…自民党と国民民主党の現職に新人5人が挑む
2025/07/02 16:26
#選挙・静岡

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 3日に公示される参院選の静岡選挙区(改選定数2)は自民党と国民民主党の現職2人に、新人5人が挑む構図となる見通しだ。選挙ポスターを貼る掲示板は県内各地に設置され、20日の投開票に向けて、選挙戦がスタートする。

参院選に向けて設置されたポスター掲示板(1日、静岡市葵区で)
 自民の牧野京夫氏は、地元県議らと県内を積極的に巡るほか、推薦を得た公明党との合同講演会を各地で開催してきた。党の大物弁士が応援に駆け付けるなど、組織力をフル活用して地盤固めを急いでいる。「過半数維持が我々の使命」と強調し、物価高騰対策や防災減災対策の強化などを訴える。


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 国民民主の榛葉賀津也氏は、連合本部の推薦を得たほか、立憲民主党県連が「支援」する。立候補予定者の応援に全国を飛び回るが、合間を縫って県内でも街頭演説や集会を行い、支持拡大を狙う。「凝り固まった古いレジームを変える」として、「手取りの増加」やガソリンの暫定税率廃止などを訴える。

 共産党新人で党県常任委員の鈴木千佳氏は、国政選6度目の挑戦となる。党勢低迷を打破するべく、党幹部らも積極的に県内入り。街頭演説や集会を重ね、政権批判層への浸透を目指す。「物価高騰の一番の特効薬は消費税引き下げ」と訴え、脱原発やジェンダー平等社会の実現、企業団体献金の廃止を主張する。

立候補表明者
 参政党新人で形成外科医師の松下友樹氏は、「日本人ファースト」の政治の実現を掲げて、街頭演説を精力的にこなしている。SNSでの発信を強化し、県内で知名度アップを目指す。現役の医師としての経験をアピールし、医療費の負担が重いことを課題に挙げて、保険診療制度の改革も訴えている。

 諸派の政治団体「NHK党」新人で起業相談業の福原志瑠美氏は、5人の子どもを育てる「子育て世代の代弁者」として、男性の育休取得や自宅出産の推進を訴えている。

 諸派の政治団体「無所属連合」新人で助産師の山口香苗氏は、子どもの発育環境の改善を目指し、「母子手帳を改正する必要性」を主張。SNSを中心とした選挙活動の展開を予定する。

 無所属新人で不動産賃貸業の村上猛氏は、昨年5月の知事選に続いての出馬となる。リニア中央新幹線事業への反対を掲げており、選挙活動は政見放送に限定する予定だ。

844OS5:2025/07/02(水) 19:57:17
https://www.kanaloco.jp/news/government/electiondata/article-1185726.html
【記者座談会】激戦の神奈川参院選、突然の出馬辞退で構図一変…舞台裏迫る
選挙 | 神奈川新聞 | 2025年7月2日(水) 05:00
 7月3日公示、20日投開票で行われる第27回参議院選挙。全国屈指の“大票田”である神奈川選挙区では7月1日現在、計16人が立候補する予定で、4議席をめぐる激戦が予想されている。各陣営や候補予定者、現場を日々取材する神奈川新聞社のベテランから若手記者が集まり、「座談会」を実施。候補者擁立までの舞台裏や各陣営の強みと課題、注目ポイントなどをじっくりと語り合い、神奈川参院選の行方を探った。

 ─今回の参院選の注目点は。


神奈川選挙区の注目点や各陣営の動向について語り合う記者たち=横浜市中区の神奈川新聞社
 特別編集委員「さまざまな問題がある中でも、コメの価格高騰が物価高の象徴のようになっている。大きな争点としては、各党が物価高対策を競い合う形になるだろう」

 記者B「コメの価格高騰は暮らしに直結する問題である上に、神奈川は農相の小泉進次郎氏の地元であることからも注目度は高い。中には小泉氏の手法を問題視し、選挙戦でも積極的に訴えようとしている陣営もあり、しっかりフォローしていきたい」

 ─神奈川選挙区の構図はどう見ているか。


 特別編集委員「改選定数4に対し、日本保守党を除いて国会に議席を持つ国政政党9党が、候補者を1人ずつ擁立する構図となった。主要政党が1人ずつ擁立して議席を争うのは、神奈川の特徴だ」

 「改選定数が1の『1人区』だと与党対野党という構図になることが多いが、複数が当選する神奈川では各政党の力量が問われる。野党同士の競い合いも生まれるし、トップ争いも焦点となる。候補者の得票順位が政党のいきおいを象徴する選挙になる」

 記者A「6月には神奈川に隣接する東京都で都議会議員選挙があり、政党の実勢をかなり反映した結果になったと感じる。各党は神奈川選挙区でも都議選の結果を意識し、戦略を考えていると思う」

自民と立民、複数候補を擁立しないのはなぜ?
 ─構図の中で押さえておきたいのは、与党の自民党と野党第一党の立憲民主党の対応だ。自民は前回2022年は2人の候補を擁立したが、今回は新人の脇雅昭氏1人の擁立にとどまった。党内に複数擁立論はなかったのか。

845OS5:2025/07/02(水) 20:00:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/823678b0e3d048421ae25637b37955f02c94b667
参院選香川選挙区、玉木代表「国民民主党の行く末左右する」戦いに…お膝元での18年ぶり勝利目指す
7/2(水) 16:50配信


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読売新聞オンライン
玉木(右)と一緒に街頭に立つ原田(6月8日、香川県さぬき市で)

 「香川の参院選で野党が勝つときしか、日本の政治は動いていない」

 国民民主党代表の玉木雄一郎(衆院香川2区選出)は、5月31日に高松市内で開いた党県第2区総支部の定期大会で訴えた。

 参院選香川選挙区で野党候補が自民党候補を破ったのは、自民が大敗を喫した2007年が最後だ。「党の行く末を左右すると言っても過言ではない。香川は大変重い1議席。必勝態勢で臨む」。玉木は18年ぶりの野党の勝利を目指す。

 国民民主は昨年秋の衆院選で躍進した。勢いに乗る玉木の強い意向で、お膝元の香川で候補者を公募。応じた11人の中から今年2月、香川県さぬき市出身で元投資ファンド共同経営者の新人、原田秀一(52)を擁立した。

 原田にとって初の選挙戦。東京の大手証券会社などに勤めた経験を踏まえ、党の掲げる「手取りを増やす」政策に加え、企業の県内誘致や地方と都市の格差解消を主張する。

 知名度の低さや地盤の弱さをカバーするため、香川で人気の高い玉木が全面的にサポート。香川に戻るたびに原田と2人で街頭に立ったり、地域のイベントに顔を出したりして、市民らへの露出の機会を増やしている。

 23年の統一地方選以降、大幅に増えて21人になった国民民主の地方議員らも連日、県内各地で政策などをアピール。約3万6000人の労働組合のメンバーを擁する連合香川も原田を推薦した。

 民間の産業別労働組合を中心に、多数の組合員に協力を要請し、公示日以降、各地に原田のポスターを貼ったり、集会に参加したりする予定だ。関係者は「総力戦だ」と語る。

 原田は、玉木に集まる幅広い層の支持を、自身に確実に「取り込む」ことを目指している。玉木の秘書と一緒に、玉木の支援企業や後援会を回るのもそのためだ。

 玉木が衆院選で推薦を得た、JA香川県グループの役員でつくる「県農協農政対策協議会」には、推薦を依頼したものの断られた。それでも、玉木の後援会を通じて農家らと接触する機会は多いという。

 原田は「玉木が支援の根を張る農業関係者は他業種と比べて感触はいい」と語る。組織の枠にはとらわれない考えで、「玉木の築いたネットワークをフルに活用していく」と意気込む。

 さらに狙うのが保守層だ。原田は立候補表明後、4月まで重点的に回ったのが衆院香川3区にあたる中・西讃。玉木や立憲民主党幹事長の小川淳也が議席を持つ香川1、2区と異なり、自民が香川3区の議席を持ち、自民支持層も多いとされる。

 国民民主のある地方議員は「自民が強いだけに重点地域になる」とみており、相手の「牙城」を切り崩したい考えをにじませる。

 しかし、玉木は全方位から原田への支持を集めたいとは考えていない模様だ。

 立民は今回、国民に譲歩して候補擁立を断念。小川は国民民主に選挙協力を打診したが、玉木に公式な協力は断られたため、立民側は原田への推薦や支持を見送った。自主投票とはせず、立民県連所属の議員らが自主的に支援をする見通しだ。

 国民民主県連のある幹部は「立民との共闘色を出せば、原田から離れてしまう保守系支持層が一定数いるためだ」と理由を明かす。野党共闘ではなく、単独で自民現職の三宅伸吾(63)との対決に臨む構えだ。

 公示後、玉木は全国の候補者の応援で、これまでのようには香川には入れない見込みだ。

 原田陣営の鏡原慎一郎・選対本部長は「組織力や運動量で勝る自民との戦いは依然厳しい」と指摘。「無党派層をどう取り込んでいけるかが勝負だ。一人でも多くの人にアプローチしたい」と表情を引き締める。

 香川選挙区では他に、いずれも新人で共産党の長尾真希(36)、参政党の小林直美(51)、無所属の町川順子(66)、NHK党の野呂美和子(60)が立候補を予定している。(敬称略)

846名無しさん:2025/07/02(水) 20:01:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/6369588ded0d8a53551c0673241609bd7158a7fa
参院選比例代表 著名人の立候補の陰で、業界団体の「守護神」も
7/2(水) 11:30配信


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毎日新聞
パチンコ業界からは阿部恭久氏が組織内候補として立候補する。業界の政治団体の集会で、拳を突き上げる業界幹部ら=東京都文京区で2025年5月7日、阿部やすひさ後援会のフェイスブックより

 組織の利益を代弁する業界団体の守護神――。

 参院選では、「組織内候補」と呼ばれる業界団体や労働組合の候補者が出馬するのが特徴だ。

【写真でみる】石破氏と握手するパチンコ業界の組織内候補

 参院選の比例代表は、全国11ブロックに分かれている衆院選の比例代表と異なり、日本列島が一つの選挙区になる。

 このため、全国に組織を張り巡らせる団体にとっては、組織票を発揮する絶好の機会だ。

 パチンコ業界も初めて組織内候補を擁立する、3日公示の参院選。組織内候補たちの独自の戦いも注目される。

 ◇自民からは「業界」背負う12人

 124議席が改選となる今回の参院選では、全国45の選挙区(改選議席数74)と比例代表(改選議席数50)の選挙が行われる。

 比例代表は国内の選挙で唯一、全国民が同じ候補者の中から投票対象を選ぶ仕組みだ。

 このため、知名度の高いタレントを擁立する傾向があり、今回もさまざまな著名人を各党が擁立する。

 その陰で、一般人にはほとんど名前が知られていない組織内候補が立候補する。

 毎日新聞が集計したところ、今回の参院選比例代表への出馬が見込まれる業界団体や労働組合の組織内候補は、少なくとも、自民党12人▽立憲民主党6人▽国民民主党4人――の計22人。

 自民からは、圧倒的な集票力を誇る任意団体「全国郵便局長会(全特)」や、コメ価格の高騰問題で政府との関係が揺れる農協(JA)グループ、日本医師会、全国建設業協会などの業界団体が、それぞれ候補を立てる。

 中でも異色なのが、初めて組織内候補の擁立に踏み切ったパチンコ業界だ。

 出馬するのは、パチンコ店の最大業界団体「全日本遊技事業協同組合連合会」理事長で、政治団体「全日本遊技産業政治連盟」前会長のパチンコチェーン社長(66)。

 2024年末の公認決定以来、全国行脚を続けており、「業界の規制緩和や税制優遇のために政治の力が必要だ」と業界に利益誘導する姿勢を隠そうともしない。

 ◇旧民主党系の10人は全員が労働組合

 一方の野党側は、日本労働組合総連合会(連合)傘下の産別労組が、旧民主党系の立憲と国民民主に分かれて計10人を擁立する見通しだ。現職が8人を占め、組織を挙げて議席維持を狙う。

 立憲からは「日本教職員組合」や自治体職員の労組「自治労」などの6人。国民民主からは、自動車関連産業の労組「自動車総連」や電力大手職員による「電力総連」などが推薦する4人が立候補を予定する。

 参院選の比例代表は、優先的に当選する「特定枠」の候補を除き、各党の中で個人名が書かれた票数が多かった順に当選する。ここも、名簿掲載順で当選する衆院選の比例代表と違う点だ。

 当選ラインの個人名得票数は党ごとに大きく異なり、前回22年参院選は、自民約11万8700票(獲得議席18)▽日本維新の会約3万3500票(同8)▽立憲約11万1700票(同7)▽公明約26万8400票(同6)▽国民民主約21万1700票(同3)――などだった。

【春増翔太】

847名無しさん:2025/07/02(水) 20:01:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/361171495f22fdf928b0b0f44fdb53be36989737
混戦模様の参議院滋賀選挙区、新人7人が立候補の意向…改選定数1
7/2(水) 15:10配信


読売新聞オンライン
【地図】滋賀県

 参院選は3日、公示される。滋賀選挙区(改選定数1)は現時点で与野党などの新人7人が名乗りを上げる混戦模様で、各陣営は選挙戦に向け、立候補の準備を急ピッチで進めている。投開票は20日。

 自民党の宮本和宏氏(53)は、公明党の推薦も受け組織固めを進める。県選出の自民国会議員らと集会を開き、道路など社会基盤整備や物価高対策の必要性などを訴え、2019年の参院選で自民が失った議席奪還を期す。

 国民民主党の堀江明氏(38)は、連合滋賀の推薦を受ける。立憲民主党は候補擁立を取り下げ、両党県連と連合滋賀の3者で堀江氏の支援に合意。1日は党本部の浜口誠・政調会長らと大津市の駅前に立つなどした。

 日本維新の会の岡屋京佑氏(32)は連日駅前などに立ち知名度アップを図る。党本部の吉村洋文代表もすでに2回来援。今回比例に回る現職で前知事の嘉田由紀子氏の支援も受け、無党派層への浸透に懸命だ。

 共産党の佐藤耕平氏(43)は、街頭などで消費減税や物価高対策などの必要性を訴える。参政党の中田あい氏(46)は、守山、草津市の駅前などで党の政策をアピールしている。

 5人は1日夜、高島市内で開かれた公開討論会に出席。物価高対策や中小企業の支援策などについて主張をぶつけ合った。

 滋賀選挙区には、NHK党の菅原良雄氏(47)、政治団体代表の藤井隆一氏(60)も立候補の意向を表明している。

848名無しさん:2025/07/02(水) 20:02:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/f88d5caaaef1d3c8cadd201d175256444aaf4fa0
かつての「王国」は今…社民党、政党要件維持へ“崖っぷち” 県内で四半世紀公認候補の当選なく、ベテラン県議も引退【参院選】
7/2(水) 15:01配信
 社民党が国政政党を維持できるかの瀬戸際に立たされている。7月3日公示、20日投開票の参院選で公選法上の政党要件を満たせない場合、政治団体となるためだ。社民は今回の参院選を「政党要件がかかった崖っぷちの選挙」と位置付ける。新潟県は社民党の前身である旧社会党の「王国」と言われた時代がある。社民党県連は県内有権者の関心が高いとされる原発や農業といったテーマで世論を喚起し支持拡大を目指す。

【写真】マドンナブームの火付け役となった参院新潟補選での女性候補の当選

 「崖っぷちだ、何とか頼む、と言って支持者回りをしている」。元新潟県議で県連の長部登代表は危機感をあらわにする。

 全国の社民党国会議員は 現在衆参合わせて3人。うち1人が今回改選を迎える。公選法上の「政党」を維持するには(1)所属国会議員5人以上(2)直近の衆院選か参院選で得票率2%以上-のいずれかを満たす必要がある。

 社民党は2022年参院選比例区での得票率が2%に達したが、24年の衆院選では比例は1・71%にとどまった。今回の参院選で2%を獲得できなければ、旧社会党から約80年続く政党の座を失ってしまう。政治団体になった場合、国政選挙で政見放送ができないなどの制約が生じる。

 「2%は何としても死守しなければいけないが、厳しい戦いだ」。社民党新潟県連の吉田裕史幹事長は険しい表情を浮かべる。

 今回の参院選には党首の福島瑞穂参院議員が非改選期のため立候補しない。県連関係者の一人は「福島さんは知名度が高く票を取れるが、今回は比例で名前を書いてもらえない」とこぼす。

 新潟県では党公認だったベテラン県議2人が23年に引退した。「県議を応援してくれた人たちが離れる」との懸念もあるという。

 1960年衆院選で県内では旧社会党の候補者が7人当選した。89年6月の参院新潟補選では女性候補が自民公認候補に圧勝。約1カ月後の参院通常選で女性候補が躍進する「マドンナ旋風」につながるなど勢いがあった。その後、党の政策転換や野党再編などにより低迷し、県内では党公認候補の当選は98年参院選が最後となった。

 県内での社民党の比例得票数は、22年参院選で約3万1千票、24年衆院選では約2万2千票と、減少が続いている。長部氏は「(党勢拡大へ)地方議員を増やさないといけないが、できていない」と反省を口にする。

 社民党県連は東京電力柏崎刈羽原発の再稼働阻止や、コメ政策を中心とした農政の失策を追及して支持を拡大し、無党派層も取り込みたい考えだ。吉田氏は「分かりやすい言葉で訴えたい。社民党のことを理解してもらいたい」としている。

849名無しさん:2025/07/02(水) 20:17:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/4039d2246a3cd477ab8ad6d3a070ec72afaefeef
参議院大阪選挙区、維新・自民・公明は逆風で守勢に…国民・参政がSNSの発信や代表の来阪で勢い
7/1(火) 10:51配信


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読売新聞オンライン
日本維新の会、自民党、公明党の幹部

 参院選(7月3日公示、20日投開票)の大阪選挙区(改選定数4)は、国政政党9党の候補者を含む18人(6月30日現在)が立候補を予定する。過去3回の参院選で4議席を占めてきた日本維新の会、自民党、公明党はいずれも逆風を受けており、「守りの選挙」となる。国民民主党や参政党はSNSを駆使してアピールし、党代表による街頭演説を繰り返して攻勢に出ている。

【図表】これまで大阪選挙区で議席を獲得した政党

 「我々は土俵際です。維新が今、全国で響かない」

 6月28日に大阪府東大阪市で開かれた集会で、維新の岩谷良平幹事長は集まった支持者ら約100人を前に、声を振り絞った。

 その後、維新が擁立する岡崎太氏と佐々木理江氏が前後して姿を見せ、支持者らと握手などをして回った。

 昨年12月に代表に就任した吉村洋文知事は、今回が国政選の初陣となる。ただ、「前哨戦」と位置づけた6月の東京都議選では現職1人を含む候補者6人が全員落選した。維新が誘致を主導して4月に開幕した大阪・関西万博には連日10万人超が訪れているが、党勢は低迷が続いている。

 頼みの綱は、大阪に約300人いる地方議員の組織力だ。大阪、堺市議と国会議員が佐々木氏、府議とその他の地方議員が岡崎氏を支援するよう「すみ分け」を実施。2人は擁立が決まった4月以降、地元議員らの集会に顔を出し、支援者の紹介を受けるなどして府内をまんべんなく回ってきた。維新府議は「地道な活動は、新興勢力にはできない。積み重ねが最後にものを言うはずだ」と話す。

 自民、公明も「安泰」にはほど遠い。自民は5月、現職の太田房江氏が不出馬を表明し、6月11日に緊急公募で柳本顕氏を候補者に選んだ。

参院選大阪選挙区の立候補予定者

 柳本氏は元大阪市議で、維新が掲げる「大阪都構想」の反対派の急先鋒だった。一定の知名度があるが、「府域全体ではまだまだだ」(府連関係者)との声もある。

 同15日には発信力のある青山繁晴府連会長(参院議員)と大阪市内で街頭に立ち、「万博も生かしながら産業基盤を構築し、経済を活性化させる」と訴えた。

 3選を目指す公明の杉久武氏は、同23日の報道各社の取材に「大変厳しい選挙になる。私も挑戦者の気持ちで臨みたい」と述べた。

 公明は昨年の衆院選で維新と全面対決し、府内の4小選挙区を失った。「常勝関西」と言われる大阪でも近年、参院選の選挙区の得票数は徐々に減っており、府本部幹部は「反転攻勢を仕掛けていく」と話す。

参政「重点選挙区」に位置づけ、国民「新しい風が必要」
 一方で勢いづくのが、国民民主や参政だ。

 「元吹田市議の神谷です。ここに来るとうるっとしちゃう。思い出が詰まった吹田の街で演説すると、色々思い出す」

 参政の神谷宗幣代表が6月29日、吹田市内でマイクを握ると、集まった聴衆から大きな拍手が湧いた。

 参政は大阪を「重点選挙区」と位置づけ、SNSで政策を発信するほか、神谷氏がたびたび大阪入りし、街頭演説には多くの聴衆が集まっている。同26日、参政から出馬する宮出千慧氏の演説を聞いた大阪市阿倍野区の主婦(59)は「SNSを見ていると活動が分かりやすく、期待感がある」と語った。

 国民民主の渡辺莉央氏は同28日、JR大阪駅前で玉木雄一郎代表と並んで街頭に立った。5月末まで大阪で医師として勤務していたことに触れ、「業界を支える方の手取りを増やしたい」と語った。

 500人以上が足を止めて聞き、玉木氏らは演説終了後、約30分間にわたって集まった人との記念撮影などに応じた。玉木氏は記者団の取材に「(大阪には)そろそろ新しい風が必要。既存政党に割り込んで、新しい答えを示す」と述べた。

読売新聞社

850名無しさん:2025/07/02(水) 20:18:41
https://www.saitama-np.co.jp/articles/145827
「自公2議席」巡る攻防 迫る決戦、候補者火花 参院選2025/自民・公明・維新【上】
参院選2025参院選2025参院選2025
参院選2025
 7月3日公示、20日投開票の参院選に向け、各党や各候補予定者は事実上の選挙戦に突入した。改選数4の埼玉選挙区では、過去最多だった2022年に並ぶ15人が立候補の準備を進めている。決選を前に各政党の動きを追い、対決の構図を探った。

■「負けたくない」/自民

 25日、さいたま市内で開かれた自民の古川俊治の時局講演会には、悪天候にもかかわらず600人近い支援者が集まった。開成高校の先輩で前首相の岸田文雄も駆け付け、「決められる政治を取り戻す大事な一歩になる」と強調し、持続性のある政策と責任ある外交の重要性を説いた。

 5月の総決起大会では県連会長の柴山昌彦が「少数与党でも政権運営ができるのは、参議院が過半数を占め、野党をブロックできるから」と結束を呼びかけた。石破茂首相は23日の会見で「非改選を合わせて与党で過半数」と勝敗ラインを定め、自公で50議席獲得を目標に掲げた。

 古川は初挑戦の2007年こそ2位に甘んじたものの、13年、19年は圧勝。自民への逆風に、陣営関係者は「久しぶりの厳しい選挙」と引き締めに躍起だ。埼玉選挙区では自公2議席獲得に向け、地方議員や党員、支援者がさまざまな組み合わせで引き回しを行って支持を固めている。

 石破政権の一律2万円給付に対しては「成長産業に投資すべき」と冷ややかで、医師免許と弁護士資格を併せ持つ古川の能力は風に左右されない強みだ。事務所開きでは他党の減税政策を批判し、「無責任なことを言っている立憲と国民に負けたくない」と対抗心を燃やした。

■合意形成の調整役/公明

 公明は昨年9月に党政調会長に就任した岡本三成が発信力強化を打ち出した。昨年12月に県本部代表に就任し、3選を目指す矢倉克夫も「双方向のやりとりで政治が動いていることを、多くの若い人に実感してもらえれば。政治への不信感をいかに払拭できるか」と同調する。

 以前から組織の衰えを指摘され、22日投開票の都議選では9回連続の全員当選を逃した。県内でも19年の矢倉が53万2千票、22年の西田実仁が47万6千票、前代表の石井啓一が落選した昨年10月の衆院選の県内比例票は34万9千票と、得票数の減少傾向に歯止めがかかっていない。

 自民党と野党の間で合意形成の調整役を担ってきたことが、有権者の目にはどのように映っているか。矢倉は「幅広く動いてきた個人の実績とともに、政権の枠組みが政治を前に進める上で重要」と訴え、県本部幹事長の安藤友貴は「前回の47万を上回るように」と力を込めた。

■42万が勝利の鍵/維新

 埼玉を重点地区と位置付ける維新は、当選ラインを「42万票」に設定。県総支部代表で衆院議員の高橋英明は、22年参院選で次点となった加来武宣の32万4476票からの1・3倍増を根拠としているが、公明の得票数が同じペースで漸減するものと仮定した数字にも見える。

 高橋が「気心知れたベストな候補者」として擁立したイベント関連会社代表で新人の龍野真由美は、結婚式の司会などで培った理路整然としたスピーチを武器に、有権者の心をつかむ。22年参院選福岡選挙区(定数3)では4番手ながら、国民公認の元県議を得票数で上回った。

 今回は30人弱の地方議員と連携して支持を固め、公示後は駅頭で知名度の底上げを狙う。高橋は「3年前は上田さんがいた(50万1千票)。今回の国民民主が上田さんより取るとは思えない。戦略通りに動いてくれる候補者の方が票が出る」と勝利への道筋を思い描く。(文中敬称略)

851名無しさん:2025/07/02(水) 20:19:19
https://www.saitama-np.co.jp/articles/146058
票読みで胸算用 政党支持が議席に直結 参院選2025/立民・国民・社民【中】
 7月3日公示、20日投開票の参院選に向け、各党や各候補予定者は事実上の選挙戦に突入した。改選数4の埼玉選挙区では、過去最多だった2022年に並ぶ15人が立候補の準備を進めている。決選を前に各政党の動きを追い、対決の構図を探った。

■足元の支持固め/立民

 「選挙期間なのに、政策を理解した上で根回しも必要になる国対委員長代理を任されるほど仕事ができる。党にとって、余人をもって代え難い人」。立民最高顧問の枝野幸男は、27日のオープンミーティングで再選を目指す熊谷裕人を高く評価し、「党のために働いてくれているのに、落とすわけにはいかない」と支援者に訴えた。

 参院選は政党の支持が反映されやすいとされる。立民県連幹部は「大目標は前回当選時の票数(53万票)だが、まずは3年前の高木真理と同票の44万票は取りたい。守りの選挙になる」と読む。別の県連幹部も「支持を広げるというより、固める選挙になる。地方議員が自分たちの選挙のつもりで臨めば問題ない」と口にする。

 支持母体の連合埼玉は、立民と国民が同等の活動を展開できるよう、「二等辺三角形の形」で支援。産業別に、JAM(ものづくり産業)やJP(日本郵政)などの総評系組織は立民、UAゼンセン(製造・流通・サービスなど)や自動車総連などの同盟系組織は国民につく立て付けだ。連合埼玉幹部は「2019年の選挙結果を見れば、共産を倒せば2候補とも入る。立民は支持率が上がらず厳しいといえど、そう落とすことはない」と分析する。

■課題は知名度/国民

 元県議で新人の江原久美子を推薦する国民の県連幹部は「知名度が課題。埼玉は広いが、街頭演説を重ねて露出を増やしていくしかない」と話す。24日には代表の玉木雄一郎も大宮駅に入り、「党の一番の資産である皆さまの声を政治に届けるため、新しい仲間を加えたい」と演説。党の公式グッズを身に着けた支援者も集まる中、「江原は私と共通点があり、民間の金融機関や市議会、県議会で経験を積んできた」と経歴を印象付けた。

 一方、連合埼玉幹部は党に対し、「山尾志桜里の公認取り消しや、居住実態なしで当選取り消しになった入間市議の件といい、候補をどう選んでいるのか」とガバナンスに疑問を呈し、「自民の受け皿がどこに行くのか読めない。支持率がどこまで落ちるかが影響する」と懸念を示した。

■12年ぶり擁立/社民

 全国で比例2議席、選挙区1議席の獲得を目指す社民は、新人で県連政策部長の高井環を擁立。県選挙区では13年の川上康正以来12年ぶりで、高井は「社民で活動される方々を間近で見てきた。日本の安定、安心を守る運動を絶やしてはいけない」と決意を口にした。

 県連幹事長の船橋延嘉は「比例は250万票近く取らないと2議席にならない」と党全国連合の方針を擁立の理由に挙げ、「今の社民党では大変だという状況は分かっているが、軍事費を減らせと主張する政党が少なくなった。議席を増やして主張を大きなものにしたい」と訴えた。(文中敬称略)

852名無しさん:2025/07/02(水) 20:20:01
https://www.saitama-np.co.jp/articles/146210
支持拡大にSNS 当選ラインへ上積み図る 参院選2025/共産・れいわ・参政【下】
 7月3日公示、20日投開票の参院選に向け、各党や各候補予定者は事実上の選挙戦に突入した。改選数4の埼玉選挙区では、過去最多だった2022年に並ぶ15人が立候補の準備を進めている。決選を前に各政党の動きを追い、対決の構図を探った。

■挑戦者の心持ち/共産

 共産党政策委員長の山添拓は6月28日、大宮駅前で聴衆に訴えた。「6年前にこじ開けた議席を、どうにか伊藤岳に再び任せていただきたい」

 昨年秋の衆院選で共産は、政党順で比例第7位と伸び悩んだ。県委員会の幹部は「現職だが、チャレンジャーの心持ちで臨む」と力を込める。党内でも選挙区で議席を持つ埼玉の位置付けは高く、幹部は「議席の確保が命題だ」と語る。伊藤が当選した前回選挙の得票35万票を土台に、50万票を目標に据える。

 党員の高齢化という課題はあるものの、駅頭ではシールボードを活用し、若い世代との対話に注力。党関係者からは「交流サイト(SNS)を活用した発信力で他党の後塵を拝しているのは否めない」との声も上がるが、初めてSNSなどインターネット上に選挙広告を掲載。新たな層へのアプローチに取り組む。

 初当選後の6年間で参院本会議などでの発言数が202回に上ったことなど、伊藤の実績もアピール。山添と並んで伊藤は「冷たい自民党政治はもう終わらせる。選挙で審判を下すため、お力添えをお願いする」と訴えた。

■伸びしろしかない/れいわ

 れいわ新選組が擁立する新人の桜井奈々絵は初めての選挙戦。5月の立候補会見で、幹事長の高井崇は「政治は全くの素人だが、伸びしろしかない。最近の支持率調査でも十分、当選圏内にいるとみている」と強気の姿勢を示した。

 高井幹事長と共に有権者と交流する「おしゃべり会」を県内各地で10回ほど開催。党ボランティア出身の経歴を生かし、介護や農業の問題など市民目線の政策を訴える。陣営関係者も「不安に思うところはあったが、人柄という一番の魅力を伝えるには『おしゃべり会』が有効だったのでは」と分析する。

 動画投稿サイトの登録者数は37万人と、国政政党で最多。主な支持層とみる30〜50代もSNS世代の中心だ。れいわの特長でもある“ボランティアの人海戦術”で、多くの演説の切り抜き動画を作成、発信する。党幹部も「SNSで地道にやってきた成果を実感している」と手応えを口にする。

 結党以来掲げてきた消費税廃止も、参院選では多くの政党が物価高対策の一部として争点に上げる。桜井は「介護の問題など、不景気に歯止めをかけるため国に訴えていきたい」と力を込めた。

■都議選の勢いを/参政

 全国で6議席を目指す参政党は、前回参院選の結果から得票率の12%を目標に掲げる。昨秋の衆院選にも比例北関東ブロックで出馬した元飯能市議の大津力を擁立。県連幹部からも「党の方針への理解も深く、実績も申し分ない」と評価が高い。

 前哨戦とされた東京都議選では、4人を擁立し3議席を獲得する躍進を見せた。参院選には全45選挙区を含む54人(29日現在)の候補者を立てるなど、党の勢いはそのままだ。代表の神谷宗幣は25日の会見で「都議選の流れを生かせば、いい結果につながるのではないか」と期待する。

 県内に計16の支部を置き、ボランティアと協力しながらSNSを活用するなど、草の根の活動も力強い。陣営関係者も「小さい政党でも、少ない資金力で党の政策を広められるのがSNSの強み」と分析。県連幹部は「県内では予断を許さない状況。まずは党を知ってもらい、何とか大津を国政へ送り出す」と訴えた。(文中敬称略)

853OS5:2025/07/02(水) 20:37:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/3edde33f04f0aa9848b340c5efe601bbe93629d7
コメ高騰で逆風も 農協が推す自民候補が参院選でピンチ? 陣営に漂う“半端ない危機感”
7/2(水) 9:32配信


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AERA DIGITAL
東野氏のリーフレット(撮影・加藤裕則)

 医師会、建設、郵便局など、7月3日公示、同20日投開票の参院選には、数多くの業界団体が候補者を擁立する。今回、注目されるのが、「令和のコメ騒動」の渦中にある農協だ。2007年から5回連続で独自候補を当選させているが、実は票が着実に減っている。そんななかで小泉進次郎農林水産相は矢継ぎ早に農協や農業の改革案を打ち出している。どんな影響が出るのか、農協関係者の危機感は半端ではない。

【一覧】2025年参院選「全選挙区当落予測」はこちら

*  *  *

 今回、農協を代表して立候補するのは新顔の東野秀樹氏(53)。昨春、全国農業協同組合中央会(JA全中)の政治団体が組織内候補として推薦を決めた。北海道の農家で、もち米や小麦、アスパラガス、切り花などを手掛け、地元農協の組合長を務めてきた。自民党公認で全国区となる比例区から出るため、昨年から各地の農協を回り、10万人以上と握手をしたという。

 東野氏は、今回で引退する元JA全中専務理事の山田俊男氏(78)の後任と位置づけられている。山田氏は初当選した2007年7月の参院選では44万9千票を獲得した。この時、14人が自民党比例区で当選したが、山田氏の得票は舛添要一氏の47万票に継ぐ2位(自民党の比例)で、農協の結束力の強さを見せつけた。

 2回目の13年は2位を維持したものの、山田氏の得票は33万8千票と約10万票減った。3年後の16年の参院選では、熊本県の農協組合長などを務めた藤木真也氏(58)が出馬。23万6千票で当選し、山田氏と合わせて農協推薦の参院議員は2人となった。山田氏は19年の選挙で3選を果たしたが、21万7千票と初当選したときの半分になった。順位も19人中9位(優先的に当選が決まる特定枠2人を含む)だった。

 選挙があるごとに候補者の得票が減っている状況だ。今回候補者が刷新するとはいえ、得票の減少傾向に歯止めをかけなければ6回連続の当選に黄色信号がともることになりかねない。

 しかも今回はコメの高騰が続き、風当たりが強い。農林水産省は今年に入ってようやく備蓄米の放出を決めたが、大半を落札したJAグループの全国農業協同組合連合会(全農)の流通で一定の時間がかかり、「農協は価格を下げたくないのか」などと消費者から批判を浴びた。

 支持母体となるJA全中の山野徹会長も、今年5月、高騰するコメの価格について「決して高いとは思っていない」と記者会見で発言した。コストをまかなえないまま赤字の稲作農家も多く、生産者側の思いを述べたとみられるが、高騰に苦しむ消費者からはSNSなどで反感を買った。

854名無しさん:2025/07/02(水) 20:38:07
「都議選で自民党が負けており、厳しいのはわかっている」

 陣営も今回がこれまでにも増して厳しい選挙戦を強いられていることは認識している。

 JA全中の組織改編も微妙な影を落とす。JA全中は長らく、全国の農協を指導したり、監査したりする権限を持っていたが、政府は15年に制度を変えた。全国の各農協の自主性を高めるためで、JA全中は農協法に基づく特別認可法人から、一般社団法人に鞍替えし、グループの代表機能や総合調整機能、経営相談機能などと業務が限定された。

 さらに農林中央金庫も外国債券の運用に失敗し、25年3月期は約1兆8千億円の連結純損失を計上。全国の農協などに還元してきた約600億円分の配当がなくなった。農水省のまとめでは、全国537の農協(23年度)のうち、農産物の生産・販売(経済事業)で74%の401農協が赤字となっている。農林中金からの配当や利息、共済といった金融事業で黒字化しているところが多く、本業の農産物でもうけられないという構造的な課題を抱え、足腰が弱まっている。

 農家の減少も著しい。政府の統計によると、主に農業に携わる人は05年は約224万人だったが、24年は約111万人と半減している。

 集票機能の弱体化が否めないなか、コメ高騰はさらなる逆風になりかねない。JA全中の元幹部は「今回は相当厳しい」と真顔で話す。「逆に結束力が高まる」との見方もあるが、「郵便局長会から支援は頼まれたが、農協からは来ない。農家の関心や活動が弱まっている」(コメ農家)との声もあった。

 国民は参院選でどんな意思を表すのだろうか。

■元農水省官僚で明治大学農学部の作山巧教授の話

 生産者団体として「自らの思いを少しでも国政に」と、農協組織が組織内候補を出すことは理解する。ただ、当選したとしても政策に大きな影響を与えることは難しいのが現実だ。実際、第2次安倍政権は、規制緩和を進めるため、官邸主導で農協改革に打って出た。官邸の力が高まっていて、自民党農林部会の議員たちもこの流れに乗らざるを得なかった。
 一方で、今回のコメ不足は大きな社会問題となり、連日、メディアで取り上げられた。コメ不足の原因に、政府や農協による事実上の減反(生産調整)政策があることは明白だ。減反政策を続ける限り、このような事態は今後もあり得る。減反をやめて、コメの生産を農家の自由な判断に任せ、不作や価格の急激な下落時の所得補償制度を整えるという考えもある。石破茂首相は所得補償にかねて関心を示しており、今後、日本の稲作や農業をどうするのか、ぜひ参院選で議論になってほしい。

(経済ジャーナリスト 加藤裕則)

加藤裕則

855名無しさん:2025/07/02(水) 20:38:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/f53d012ecf6b9d78626f0e47ddcd0aa9e530f11b
参院選3日公示 福島選挙区4陣営、臨戦態勢…復興や物価高対策争点
7/2(水) 8:40配信


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福島民友新聞
参院選2025

 第27回参院選は3日、公示される。福島選挙区(改選数1)には、自民党の現職森雅子氏(60)=3期、立憲民主党の新人で元衆院議員石原洋三郎氏(52)、参政党の新人で会社役員大山里幸子(りさこ)氏(51)、政治団体「NHK党」の新人でIT会社社長越智寛之氏(51)の4人が立候補を予定している。20日の投開票に向け、18日間の選挙戦に入る。

 福島選挙区は、第2期復興・創生期間が最終年度を迎える東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興加速化に加え、県民生活を直撃する物価高騰への対応や地方創生の在り方などが主な争点になるとみられる。

立候補を予定している(左から)森雅子氏、石原洋三郎氏、大山里幸子氏、越智寛之氏

 公明党県本部の支援も受け与党候補として4選を狙う森氏と、立民、国民民主党、社民党の各県連、県議会会派「県民連合」、連合福島による「5者協議会」が支援する石原氏の2人を軸に、国政初挑戦となる大山氏、独自の選挙戦を展開する越智氏が争う構図だ。

 森氏は少子化担当相や法相を務めた実績と知名度を武器に組織戦を展開。政権与党としての本県復興への貢献や物価高騰の対応を中心に政策を訴える。既に各地で決起大会を開催するなど、支持者への浸透や組織固めに注力してきた。公示翌日の4日には石破茂首相が本県入り。閣僚や党幹部の応援も予定されるなど、昨秋の衆院選から続く党の逆風払拭に精力を傾ける。

 石原氏は、物価高対策や農林漁業の再生を訴え、昨年8月の立候補表明以降は各地でミニ集会やつじ立ちを重ね、課題の知名度不足解消に取り組んできた。6月28日には福島選挙区への独自候補擁立を取りやめた共産党県委員会が支援を表明、事実上の「候補者一本化」にも成功した。労働組合など支援組織との連携を強め、地盤の県北から全県に浸透を図る方針だ。

 大山氏は選対事務所を構える郡山市から支持拡大を狙う。減税や再生可能エネルギー推進見直しを訴え、若者や選挙に関心が薄い層を取り込む考えだ。衆院小選挙区ごとに設立した支部と連携し選挙戦を戦う。

 越智氏は公示後もほとんど本県入りせず、交流サイト(SNS)などを通じて広く政策を発信する考えだ。

比例代表には福島県関係3人
 比例代表(改選数50)には福島県関係で自民党の現職佐藤正久氏(64)=3期、福島市出身、日本維新の会の現職山口和之氏(69)=2期、郡山市、共産党の新人で党県常任委員小山田友子氏(32)=須賀川市=の3人が立候補を予定している。

福島民友新聞

856名無しさん:2025/07/02(水) 20:41:37
https://www.topics.or.jp/articles/-/1264542
【決戦前夜 参院選徳島・高知】㊤ 与党 補選敗北で刷新感強調
決戦前夜 参院選徳島・高知
2025/07/01 05:00
5月にあった自民党新人の大石宗氏(44)の事務所開きでは、大石氏や支持者が高知市中心部の百貨店前に繰り出し、街頭演説をした。通行人の目に留まる屋外で開いたのには、候補者の「刷新感」(高知県連関係者)を出す狙いがあった。

背景にあるのは、2023年の参院徳島・高知選挙区補欠選挙での敗戦だ。

高知県を地盤とする自民現職が、秘書への暴力行為で議員を辞職。これに伴う選挙で、高知県連が擁立した候補は野党系無所属の広田一氏に大敗した。自民にとっては、参院選で合区が導入された16年以降初めて議席を失う失態だった。

当時の岸田政権の支持率低迷も、敗戦の要因になった。その後、自民は派閥の裏金問題が打撃となり、石破政権に交代後も支持率は浮揚していない。24年10月の衆院選では自民、公明両党で過半数を割り込み、少数与党下の厳しい政権運営が続いている。

こうした中、今回の参院選で徳島・高知選挙区に立てるのが、無所属の高知県議だった大石氏。いずれも落選し…


https://www.topics.or.jp/articles/-/1265143
【決戦前夜 参院選徳島・高知】㊦ 野党 共闘態勢、自主的に整備
決戦前夜 参院選徳島・高知
2025/07/02 05:00
「政党から推薦をもらわずに補欠選挙を戦い、議席をいただいた。無所属で選挙を続けるのは苦しいが、貫かなければならない」。6月15日に高知市内のホテルであった集会で、野党系無所属で現職の広田一氏(56)は約600人の支持者を前にこう語った。

広田氏は2023年10月の参院徳島・高知選挙区補欠選挙に無所属で出馬し、連合徳島、連合高知の推薦と野党各党の支援を受けて自民党候補を破った。昨年9月からは立憲民主党系の参院会派に所属しながら、無所属を通し、今回も事実上の「野党共闘」態勢を整えて再選を目指す。

補選から2年足らずで改選を迎えるに当たり、広田氏は地盤のない徳島で周到に準備を進めてきた。昨年夏ごろから約3カ月かけて県内の全市町村議員宅を訪問する傍ら、8月には立民、国民民主両党の支持母体である連合徳島の推薦を早々に取り付けている。

連合徳島が推薦を決めたのは、10月の衆院選で徳島1区に出馬した立民新人候補への推薦決定と同じ日だった。連合徳島の幹部は広田氏の推薦につい…

857名無しさん:2025/07/02(水) 20:44:35
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/1498088<参院選さが>佐賀選挙区4人立候補へ 7月3日公示、20日投開票
2025/07/02 07:30

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 第27回参院選は3日公示され、20日の投開票に向け17日間の選挙戦がスタートする。佐賀選挙区(改選数1)は、自民党が5連勝中。立憲民主党、参政党、政治団体「NHK党」がそれぞれ新人を擁立し、自民現職を含む4人が立候補の準備を進めている。期間中の9日には佐賀駐屯地(佐賀市川副町)が開設され、自衛隊オスプレイの配備が始まる。物価高対策や安全保障などを争点に、論戦が繰り広げられそうだ。

 3期目を目指す自民現職の山下雄平氏(45)=唐津市=は、国政の農水分野で実績を積んできた。県全域を細かく回り「都会から地方への流れが必要。豊かな地方が豊かな国をつくる」と訴える。公明党、県農政協議会など千以上の団体から推薦を受ける。

 立憲民主党の新人で元佐賀市議の富永明美氏(51)=佐賀市=は、1月に出馬表明した。各地の集会で市議7年半の活動を紹介して浸透を図り、「生活者が安心して暮らせるよう今の政治を変える」と主張。連合佐賀が推薦、国民民主党県連も支持する。

 参政党新人の下吹越(しもひごし)優也氏(32)=佐賀市=は、公示まで1カ月を切って出馬を表明した。「日本人ファースト」を掲げ、米価高騰対策や減税、過剰な外国人受け入れの反対などを訴える。

 NHK党新人の松尾芳治氏(47)=福岡市=も立候補を予定する。

 公示の3日、4人は佐賀市内で第一声を上げる。山下氏は午前8時45分から八幡神社で、富永氏は同9時からホテルマリターレ創世で、下吹越氏は同9時45分から県護国神社で出陣式に臨む。松尾氏は同10時半に県庁近くで第一声を予定している。(参院選取材班)

858名無しさん:2025/07/02(水) 20:45:54
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/1497060
<参院選さが>共産党、佐賀選挙区の擁立見送り 立憲民主党との1人区協力の方針受け
2025/06/30 22:21

横田千晶

大橋諒

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 参院選(7月3日公示、20日投開票)を巡り、共産党佐賀県委員会は30日、佐賀選挙区(改選数1)への独自候補擁立を見送ると発表した。共産、立憲民主の両党は、32ある改選1人区で競合回避の調整を進めている。

 共産県委員会は30日の県常任委員会で、佐賀選挙区での候補擁立の見送りを決めた。共産の田村智子委員長は立民の野田佳彦代表と改選1人区での調整を申し合わせていた。

 佐賀選挙区は、立民が公認候補として新人の富永明美氏(51)の擁立を決めている。共産県委の上村泰稔委員長は「佐賀選挙区で特定候補への支持は表明していない」としつつ、「自公政権を過半数割れに追い込む大きな目標に向かっていく。今後何か動きがあれば考えていく」と含みを持たせた。

 共産県委の決定に先立ち、野党候補の一本化に取り組んできた市民団体「市民連合さが」(代表・畑山敏夫佐賀大名誉教授)が、立民県連や共産県委に「一丸となった奮闘」を求める要望書を提出していた。

 共産県委の上村委員長は「誠実に受け止め、実現のために力を尽くしたい」とした。立民県連の江口善紀総務会長は党本部にも市民連合から同じ要請が出ていることを念頭に、「県連としても要請をしっかり受け止める」と述べた。

 立民、共産の改選1人区での協力を巡っては福島、鹿児島両選挙区で共産が擁立を取り下げて一本化した。(大橋諒、横田千晶)

859名無しさん:2025/07/02(水) 20:51:59
https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/1792723
〈参院選とやま2025〉堂故氏リード、庭田氏追う 本社、富山テレビ放送共同情勢調査 5割は未定
政治

2025/7/1 05:00

3日公示、20日投開票の参院選で、富山新聞社は29日、富山テレビ放送(富山市)と共同で県内の有権者2136人を対象に情勢調査を実施した。取材を加味した県選挙区(改選1)の情勢は自民党現職の堂故茂氏がリードし、国民民主党公認の庭田幸恵氏が追う展開になっている。参政党、共産党の新人2氏は伸び悩んでいる一方、約5割が投票先を決めておらず、投票日までに情勢は変わる可能性がある。  ●富山1区は拮抗 3選を…

860名無しさん:2025/07/02(水) 20:54:51
https://mainichi.jp/articles/20250701/k00/00m/010/259000c
公明、自民裏金議員7人を参院選で推薦せず 与党内に「不協和音」
東久保逸夫
野間口陽
政治

速報

国政選挙
毎日新聞
2025/7/1 19:00(最終更新 7/1 19:00)

 公明党は1日、自民党の派閥裏金事件で政治資金収支報告書に不記載があった「裏金議員」について、参院選の公示前には、追加で推薦しないと表明した。自民の公認候補予定者10人(選挙区)のうち、公明が既に推薦を決めていた3人を除く7人は、公明推薦のないまま選挙戦に突入する。自公は消費減税を巡ってもすれ違いが目立ち、与党内の不協和音に懸念が広がっている。

衆院選惨敗の「再来」恐れ
 公明の西田実仁幹事長は1日の記者会見で、裏金議員の追加推薦について「公示前はないだろう」と指摘。その上で、過去には公示後に推薦した事例があることに触れ「地元でしっかり協議して党本部に上がってきたものを総合的に判断する」と含みを残した。

 公明は4月に自民の裏金議員3人の党本部推薦を決定。石川選挙区の宮本周司氏▽京都選挙区の西田昌司氏▽奈良選挙区の堀井巌氏――の3人で、いずれも旧安倍派(清和政策研究会)の現職。宮本氏は党役職停止6カ月、堀井氏は戒告の処分を受けていた。

 当時、公明の河西宏一選対副委員長は推薦理由について、3人がいずれも参院政治倫理審査会で弁明していることなどを挙げ、「地元の支持者に説明や再発防止への強い意思表明がされている」と説明した。

 しかし、この決定に対して公明内からは不満が…

861名無しさん:2025/07/02(水) 21:01:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/5cc56111c5f28d4c560c6e30d20ee014cf9f82ac
参議院香川選挙区、国民民主党の「農業票」自民党が切り崩し狙う…無党派層の取り込みが鍵か
7/1(火) 16:54配信


73
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読売新聞オンライン
争奪<上>
支援者と握手をする三宅(右から2人目)(5月17日、高松市で)

 7月3日公示、20日投開票の参院選。香川選挙区(改選定数1)では、議席を守ってきた自民党と、昨年10月の衆院選で躍進した国民民主党の2人を中心に、前哨戦は激しさを増している。関係者の思惑に迫る。

【図表】参議院選挙香川選挙区の主な候補者の得票一覧

 6月1日、高松市内のホテルの一室。JA香川県会長の港義弘らが向き合ったのは、「農水族」の代表格、自民党幹事長の森山裕だった。

 「自民党はしっかり畜産を含む農業を支えていくということを、JA側に伝えるためだ」。党県連の定期大会に合わせ、面談の機会を設けた県連幹事長の大山一郎は狙いを明かす。

 農業関係者は自民の支持基盤とされる。しかし、香川では事情が異なる。衆院香川2区選出で国民民主党代表の玉木雄一郎に「票を奪われ続けてきた」(自民県連関係者)からだ。

 2013年の参院選で無所属現職を破って初当選し、今夏の参院選で3選を目指す自民現職の三宅伸吾(63)が、選挙戦に入る前から「劣勢」に回りかねない危機を迎えていた。

 このままだと、玉木を推している多くの「農業票」が、参院選で国民民主新人の原田秀一(52)を支持するのでは――。懸念を深めた自民側が切り崩しに打って出た格好だ。

 玉木は09年の衆院選で政権を奪取した民主党から立候補して初当選した。父がJA職員や獣医師、祖父は地元農協の組合長だったこともあり、自民の「票田」だった農村部にも支持を広げ、8選を狙っていた自民現職を抑えた。

 東讃選出の自民県議は「畜産を中心に農業関係者への影響力は強い。香川2区では6〜7割の農業票が玉木に流れているのでは」とみる。

 自民の「宿敵」はかつてなく好調だ。昨年秋の衆院選で国民民主を公示前の4倍になる28議席に導いた。参院選比例選の候補擁立を巡る迷走などで勢いに陰りは見えるものの、自民県連幹部は「香川での玉木の人気は衰えていない」と参院選への影響を警戒する。その玉木は原田を全面的に支援している。

862名無しさん:2025/07/02(水) 21:02:09
 一方、自民は党派閥の政治資金問題で逆風が吹いた昨秋の衆院選で、県内3小選挙区のうち二つで敗北。今年4月の丸亀市議選で改選前から四つ議席を減らした。自民県連幹部は「今も有権者の信頼は取り戻せていない」とし、厳しい情勢は避けられないとの見方が強い。
 大山は強調する。「背水の陣だ。参院選で負ければ、一気に国民民主に勢力を拡大される。党の将来を懸けた戦いになる」

 県連のバックアップを得て三宅は意を強くする。5月17日に高松市内で事務所開きをした後、取材に「議席を守るのがミッションだ。かじ取りをできる政党はどこで、候補者は誰か。有権者に判断材料を提供していく」と語った。

 元日本経済新聞記者の三宅は、13、19年の参院選で2回連続当選。防衛政務官や財政金融委員長を務め、「専門は経済と外交安全保障だ」と自負する。

 今年4月から地元で支持固めを本格化。6月末までに自民の地域支部約110か所を回り、1万人ほどの関係者らに支援を呼びかけた。約3000人の職員を抱えるJA香川県グループの役員でつくる「県農協農政対策協議会」を始め、これまでに約500の企業、団体から推薦を得た。

 6月末の取材に県連関係者は、当選ラインは十数万票と説明。県連幹部は無党派層の取り込みが勝敗の鍵を握るとみており、三宅も「多くの人に会い、私の考えを伝えたい」とする。

 しかし、過去2回の参院選で自民が中心となって徹底した組織戦を展開したためか、「三宅」の名前は今もなお、浸透していない。高松市中心部の企業に勤務する40歳代男性は「(三宅の)顔も名前も印象にない」と話す。県連内では「地元での活動時間が少なく、知名度に課題が残る」との見方が大勢だ。

 近年の国政選挙の比例選で4万2000〜4万5000票程度の支持を県内で集め、連立政権を担う公明党は5月下旬、三宅の推薦を決めた。自民県連会長で衆院議員(比例四国ブロック選出)の平井卓也も、同時期の公明の講演会に出席。「その場で受けるようなことを言う無責任な勢力に負けるわけにはいかない」と自公の結束を訴えた。

 それでも、自民の最大の武器・組織力を発揮できるのかは不透明だ。ある自民県議は「三宅から『支援者に会わせてほしい』といった本格的な支援を求められたことはない。もっと私を使ってもらってもいいのだが……」と打ち明ける。

 別のある関係者はこうも語る。「三宅を何としても勝たせようという盛り上がりが県連内に乏しい。会長らに責任感が欠けていないか、心配だ。これまでは苦労せずに勝ったが、今回は本当の選挙だ」(敬称略)

読売新聞社

863名無しさん:2025/07/02(水) 21:03:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/8817d6038ae7527e04d955b96b67893cecd4ccee
参議院徳島・高知選挙区、政党色を前面に出さずに無所属を貫く現職…与野党対決の構図強まる
7/2(水) 17:00配信
 高知市のホテルで6月15日に開かれた「広田一を励ます会」。マイクを握った無所属現職の広田一氏の声に力がこもった。「無所属で政党の推薦を受けずに続けるのは本当に苦しいが、これを貫かなければならない」

 会場には、立憲民主、国民民主、共産、社民の高知県組織の幹部らの姿もあったが、登壇して激励することはなかった。広田陣営では「政党の色がない方がウィングは広い。推薦などなくても『自民はノー』ということで必然的に集まってくれる」という。

 広田氏は2004年から参院議員を2期務め、17年には衆院選高知2区に無所属で立候補して初当選。21年は立民公認で再選を果たせなかったが、23年の参院補選は無所属で野党各党の支援を受け、自民候補を大差で破って国会議員に返り咲いた。

 「野党共闘」とも言われる選挙協力は16年、徳島、高知両選挙区に合区が導入されて初めての参院選で具体化。当時の民進、共産、社民各党が推薦した無所属新人が自民現職に挑み、善戦した。19年は共産公認で立候補を表明していた新人が公認を外して無所属で出馬した。ただ、22年は候補の一本化はできなかった。

 今回の参院選では、昨秋の衆院選で議席を伸ばした国民の徳島県連が独自候補の擁立も検討していた。しかし、野党候補の乱立で「共倒れしてはいけない」と断念して広田氏の支援を決定。立民、共産の県組織も支援を決めた。

 共産徳島県委員会の上村秀明委員長は「広田陣営の選対には入らないが、力を合わせないといけない」といい、同県の広田陣営には共産との距離感に慎重な意見はあるものの「(支援を)否定するつもりはない」。

 高知県でも5月下旬、野党の幹部らが高知市内に集まり、広田氏支援を確認。共産高知県委員会の春名直章委員長は「明確な文書は交わさなくても政策合意はできており、野党唯一の候補の広田さんを勝たせる」と話す。

 広田氏は「無所属で保守から革新まで幅広い支持層の受け皿になる」と説明。推薦する連合高知の池沢研吉会長は「与党の過半数割れに向け、連合も一枚岩になれる」と語る。

 広田氏が議席を守るか、自民が奪い返すのか。与野党対決の構図が強まるなか、3日公示の参院選には、参政党新人で元党高知県会長の金城幹泰氏、政治団体「NHK党」新人で飲食店経営の中島康治氏も立候補を予定している。

 高知支局・古谷禎一、徳島支局・三浦孝仁が担当しました。

 広田氏が政党色を前面に出さず、無所属を貫くことで成立した格好になった野党の選挙協力。6月21日に高知市を訪れた立民の岡田克也・党常任顧問は「党公認が原則」としながらも「ご本人(広田氏)の考え方もあり、それを最大限尊重する」と報道陣の取材に答え、「野党の架け橋」としての役割を期待した。

864名無しさん:2025/07/02(水) 21:06:32
https://www.yomiuri.co.jp/local/kochi/feature/CO083684/20250630-OYTAT50043/
<上>元「政敵」擁立 自民に自信
2025/07/01 05:00


立候補予定者
大石宗  44 自新
金城幹泰 43 参新
中島康治 46 諸新
広田一  56 無現

(敬称略、党派の並びは参院勢力順、年齢は6月30日現在)

 参院選が3日公示、20日投開票の日程で行われる。合区が導入されて5度目(補欠選挙を含む)となる徳島・高知選挙区(改選定数1)では、現職と新人の計4人がこれまでに立候補を表明。与野党対決となる選挙戦の構図を追った。

中谷氏(右)から激励される大石氏(5月11日、高知市で)
 「与野党に幅広い人脈を持っており、いい仕事をしてくれる」。5月11日、高知市で開かれた大石宗氏の事務所開きの集会。防衛相で自民衆院議員の中谷元氏がマイクを握り、かつての「政敵」を持ち上げた。


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 大石氏は2012、14、17年の衆院選高知1区に当時の民主党、希望の党から立候補して中谷氏ら自民候補に挑んだ。19年、高知県議に無所属で復帰。21年の衆院選では、野党とは距離を置き、同県知事から同2区に自民公認候補として出た尾崎正直氏を応援した。

 今回の参院選で候補者選びが難航していた自民は昨年末、中谷、尾崎両氏が大石氏に立候補を要請した。大石氏は「青天のへきれきだった」と言うが、1月下旬に決意して自民に入党。尾崎氏は知事時代、県政の課題について大石氏に相談を持ちかけるなど「信頼関係をもって仕事をしてきた仲」と説明した。

 しかし、大石氏の転身で支持者には戸惑いもあった。高知市などの後援会は、役員らが集まって対応を協議。大石氏の決断を心配する声も出たが、引き続き応援していくことを確認した。一方、長く大石氏を応援してきたという高知県東部の70歳代の男性は「まさか自民から立候補するとは思わなかった」と失望する。

 陣営は、大石氏が中谷氏、尾崎氏それぞれと並んだポスター計約6000枚を用意。「時間の経過とともに浸透してきた」と自信をみせる。大石氏は安全保障などの政策を巡り、「自民のみなさんと昔から道は違わず、違和感はない」と話す。

 ただ、徳島県では大石氏の知名度は低く、自民県議らが支持者らに引きあわせて売り込む。パンフレットには「徳島高知から日本を興す」と記し、若さと政治刷新への意欲を前面に出す。

 同県阿波市で自民の支部が6月15日に開いた大会には、党本部から木原誠二・選挙対策委員長が駆けつけ、「大石さんは若いが、経験十分だ。徳島でどれだけ『熱』をもらえるかが選挙を決する」と呼びかけた。大石氏と握手した男性は「初めて会ったが、好青年で情熱を感じた。徳島の新しい顔になれる」と期待を寄せた。



 連立与党を組む公明は大石氏の推薦を決め、徳島県本部が自民徳島県連と選挙協力の協定を結んで組織の引き締めを図る。同県の公明幹部は「少数与党で迎える選挙。強い危機感がある」といい、大石氏を応援することで新人を擁立する比例選との相乗効果を狙う。

 自民は、現職参院議員の不祥事、辞職に伴って実施された23年秋の参院補欠選挙で高知県連幹事長の県議(当時)が立候補して、大敗。派閥の裏金問題が問われた昨秋の衆院選では、過半数割れを喫して厳しい状況が続く。

 23日夜、自民高知県連が高知市で開いた政談演説会。防衛相の公務で東京を離れられない中谷氏が「最優先は政治に信頼を取り戻すこと。どうしても負けられません」とメッセージを寄せ、出席した尾崎氏は「頑張っていけば光明は見えてくる」。そう力を込めて会場を盛り上げた。

865名無しさん:2025/07/02(水) 21:31:07

4203 :OS5 :2025/06/30(月) 17:05:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d30473df8edd01f29f9075a5d10761d76539df6
「行列」最強弁護士軍団が選挙に出るワケ 北村晴男氏が参院選出馬へ 橋下氏、丸山氏に続き3人目
6/30(月) 16:44配信


スポニチアネックス
北村晴男弁護士

 日本テレビ「行列のできる法律相談所」の出演で人気を博した北村晴男弁護士が30日、来月行われる参院選で日本保守党の比例代表で出馬することを表明した。

 23年10月から日本保守党法律顧問を務めていた。

 「行列…」のレギュラー弁護士では、橋下徹氏が大阪府知事、大阪市長を務め、丸山和也氏が自民党から参院選に出馬して当選している。

 最強弁護士軍団からは3人目の政界挑戦になる。

 なぜ「行列」出身者の出馬が続くのか。政界関係者は「地盤がない場合、必要なのは知名度、人気、知識、安心感、トーク力だ。それを行列の最強弁護士軍団は持っている。あれだけの人気番組でレギュラーを務め、弁護士という社会的地位としっかりした主張を持っていることが魅力。さらに法律の知識に裏打ちされた高いトーク力は有権者を引きつけることができる。“すべて持っている人”ということで白羽の矢が立つ条件がそろっている」と説明している。

866OS5:2025/07/03(木) 17:25:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/589cff7bf1ad7695f1661194842299d0268db699
「元島民が元気なうちに」自民・鈴木宗男氏、北方領土問題解決に意欲
7/3(木) 15:56配信

毎日新聞
納沙布岬で選挙への決意表明する自民党公認で参院選比例代表に出馬した鈴木宗男氏=北海道根室市で2025年7月3日午後2時44分、宮間俊樹撮影

 3日公示された参院選で、23年ぶりに自民党に復党し、同党公認の比例代表で立候補した鈴木宗男氏(77)は、本土最東端の北海道根室市の納沙布岬で選挙活動をスタート。かつて北海道開発庁長官を務めた鈴木氏は、北方領土を指呼の間に望む岬に立ち、記者団に「戦後80年、北方領土問題の解決がなされないのは、政治がなかったからで、申しわけなく思っている。元島民が元気なうちに何とかしたいと、この地に立って決意を新たにしようと思った」と語った。

 鈴木氏はこの後、西に約150キロ離れた釧路市の市役所前で第一声。その足で沖縄に向かい、北海道・沖縄開発庁長官時代に培った関係者の票の掘り起こしを図る。

 鈴木氏はロシアに不法占拠されている北方四島支援などを巡る疑惑などで2002年に自民を離党。あっせん収賄罪などで起訴され、10年に有罪が確定した。前回19年の参院選比例代表で日本維新の会から当選したが、23年に維新を離党。今年6月20日に自民党への復党が認められた。【本間浩昭】

867OS5:2025/07/03(木) 20:19:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/90166bec9cbdafa6ba3c24c0a8a10d6e2f056423
参議院選挙で各党首が第一声に選んだ地は…被災地・稲茂る田園・本拠地・サラリーマンの聖地
7/3(木) 20:05配信

読売新聞オンライン
参院選が公示され、候補者らの第一声に集まった人たち(3日、神戸市中央区で)=原田拓未撮影

 参院選が公示された3日、各地で第一声を上げた与野党党首の動きからは、各党の戦略や思惑がにじんだ。

 石破首相(自民党総裁)は神戸市内で第一声を終えると、車で慌ただしく大阪・関西万博の会場(大阪市)に向かった。日本が記念イベントを催す「ジャパンデー」に出席するためで、首相は式典で「一緒に未来を創っていく確かな姿が、皆さんの目に映っているはずです」と語りかけた。

 自民は2011年の東日本大震災後、ほぼすべての国政選で福島市で第一声を上げた。復興支援に取り組む姿勢を打ち出すためだが、今回は選挙運動と公務の両立を図り、阪神大震災が直撃した神戸市を選んだ。

 13人が出馬する兵庫選挙区(定数3)は、自民と連立を組む公明党も議席を争う。公明の斉藤代表は首相の第一声場所と16キロ・メートルほど離れた同市内の地下鉄駅前で、「全国一の激戦区。ここしか第一声の地はない」と声を張り上げ、両党トップが同じ選挙区で重なる異例の展開となった。

 立憲民主党の野田代表は10党で唯一、九州に飛んだ。稲などが青々と茂る宮崎県国富町の田園の中でマイクを握ると、「来てよかったなと思います。国富から日本を変えよう」と力を込め、コメ価格高騰を巡る政府の対応を厳しく批判した。宮崎選挙区(定数1)は、与野党が事実上の一騎打ちとなる。保守地盤が強い九州の切り崩しを図る戦略だ。

 日本維新の会は本拠地・大阪での票固めを狙う。吉村代表は大阪市内の百貨店前で「本当に地方のことを考えてやっていく政党は維新だけだ」と訴えた。

 国民民主党やれいわ新選組などの党首は、いずれも東京都内でマイクを握った。勝敗を左右する無党派層の取り込みを狙う作戦だ。サラリーマンが行き交う、JR新橋駅前で演説した国民民主の玉木代表は、結党当初もこの場を選んだとして「私たちの原点の地と言っていい」と力を込めた。

868OS5:2025/07/03(木) 21:07:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/04b06785163fffccc346d875539e30b303c7023f
「自公50議席」逃せば石破首相の責任論は不可避 参院も少数転落…連立拡大に現実味
7/3(木) 19:10配信
産経新聞
応援演説を行う自民党総裁の石破茂首相=3日午後3時37分、兵庫県尼崎市(恵守乾撮影)

3日に公示された参院選は、衆院で少数与党となっている自民、公明両党が、非改選議席を含む参院の過半数(125議席)を維持できるかが最大の焦点だ。与党には計75人の非改選議員がいるため、50議席を獲得すれば過半数に達する。このラインを下回れば石破茂首相(自民党総裁)の責任論が噴出することは避けられず、連立の枠組み拡大も現実味を帯びる。


■自民単独過半数は攻防ラインにならず

自民単独で過半数に達するには改選過半数の63議席が必要となるが、現実的な攻防ラインにはなりにくいという観測がもっぱらだ。自民ベテランは「自公政権への逆風は厳しい。焦点は『与党で50議席プラスアルファ』を達成できるかどうかだ」と指摘する。

首相は2日の討論会で、与党の過半数維持を「必達目標」として掲げた。達成できなかった場合の自身の進退については明言を避けたが、「結果はいかなるものであろうとも真摯に受け止める。厳粛に受け止める」と説明した。

■野田氏には「熱量乏しい」批判も

獲得議席が50を割り込めば自公は衆参そろって少数与党となるため、今回の参院選は実質的な政権選択選挙ともいえる。

ただ、立憲民主党の野田佳彦代表は「与党の改選過半数割れ」を目指すとし、参院全体の過半数割れは「あわよくば」の目標にとどめている。立民中堅は「あまりに熱量が乏しい」と不満を口にした。(松本学)

869OS5:2025/07/03(木) 21:07:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/e270247fb3a02c1c658898b75d8ee8b895c64bb2
参院選の「三つの視点」政権の枠組みの行方・物価高対策・短期決戦…かつてない混迷の可能性も
7/3(木) 18:45配信

読売新聞オンライン
 第27回参院選(3日公示、20日投開票)の立候補が17時に締め切られ、選挙区・比例あわせて522人が立候補した。今回の選挙では、三つの視点が大切になる。

【一覧】参院選の立候補者(選挙区・比例)

選挙期間は「見極め」の時間
参院選が公示された3日の国会議事堂(読売ヘリから)=安川純撮影

 第一は、「政権選択」に直結しない参院選で、政権の枠組みがどうなるかの見通しが極めて重要になるという点だ。

 カギを握るのは、大政党ではなく中小政党の戦いぶりになる。

 第二は、任期6年で解散がなく、中長期的な課題に取り組む姿勢が期待される参院議員の選出にあたって、最大の争点とされる物価高対策だけで判断していいかどうかという視点だ。

 与党の自民、公明両党は国民1人あたり2万円を基本とする給付、野党は消費税減税などを物価高対策として公約に掲げている。「ばらまき」とも批判される政策に、未来に対する責任感と、国民生活を下支える有効性があるか、厳しい目で見る必要がある。

 第三は、期日前投票の仕組みの充実や、SNSの選挙に対する影響力の増大で、「短期決戦」の傾向が過剰に強まっているという自覚だ。17日間の選挙期間中にも、投票行動を左右する出来事があるかもしれない。一時的に高まった感情や不正確な情報に基づく投票にしないためにも、選挙期間はしっかり使った方がいい。

ほとんどの場合、政権に直結しない参院選
 第一の視点に関しては、もう少し説明が要る。

 参院選が「政権選択」でないのは、首相指名選挙の結果が衆参で異なった場合、衆院の決定が優先されるからだ。

 自民党はこれまで、国政選挙で議席を減らすと「総裁交代=首相交代」のやり方で政権を維持してきた。このうち、参院選で議席を大きく減らした自民党の総裁が交代した例は、1989年の宇野宗佑首相(当時)、98年の橋本龍太郎首相(同)の時しかない。

 2007年参院選での大敗後、続投を決意しながら体調不良を理由に退陣した安倍晋三首相(同)は、参院選の敗北の責任をとって交代したわけではなく、ほとんどの参院選は、政権交代どころか、首相交代にも直結しなかった。

「50」の目標ラインは低すぎる?
 しかし、今回の自民党は、公明党と合わせても、衆院で過半数の議席がない。

 国政選挙で負けたら総裁の顔をすげ替えるという手法を安易に発動すれば首相指名選挙が必要になり、自民党が首相ポストを確保できる保証はない。

(写真:読売新聞)

 皮肉なことに、現在の少数与党状態は、石破茂首相(自民党総裁)の続投には有利な環境と見ることもできる。

 石破首相は非改選議席を合わせ、自公による参院での過半数維持を勝敗ラインとしている。そのために必要なのは50議席で、公明党が10議席程度を獲得すれば、自民党は40議席前後でいい。

 自民党が過去、参院選で40議席を割ったのは、宇野政権退陣につながった1989年の36議席、第一次安倍政権下での2007年の37議席の2度しかなく、前者は消費税導入、後者は「消えた年金問題」が打撃となった。

 そう考えると、今回の勝敗ラインが低過ぎるという指摘は当然だろう。

どの党が「勝利」しても公約は紙切れに
 問題は、参院選の結果、与党の自民、公明の両党が過半数を維持しても、衆院の構成は変わらないことだ。

 次の国会で、与党が公約に掲げた給付を実現するために必要な25年度補正予算案が可決される保証はない。同じことは、消費税減税を掲げる野党側にも言える。

 つまり、参院選でどの政党が「勝利」しても、政権の枠組みが変わらなければ、公約は紙切れに終わる可能性が高い。

 にもかかわらず、どの政党も参院選後の政権の枠組みについて積極的に語っていない。選挙戦術か、欺瞞(ぎまん)か、有権者の眼力も問われるところだ。

870名無しさん:2025/07/03(木) 21:08:36
過半数を維持できなければ政局に
 かりに自公で参院での過半数を維持できない場合、石破首相の政権運営は行き詰まる。通常国会のように、政策ごとに野党の連携相手を変える「部分連合」が、次の国会でもうまくいくとは限らない。

 連立政権の組み替えか、衆院解散総選挙で起死回生を図るか、自民党内には「下野も選択肢に入れるべきだ」という声さえある。連立組み替えの場合でも、現在の野党に首相ポストを渡さなければ実現しない展開があり得る。

 衆院解散総選挙で過半数回復を目指そうとする場合は、総選挙前に自民党が石破首相を交代させ、新しい「顔」を立てる動きが強まるのは必至だ。

注目すべき「1人区」、受け皿はどこに
 こうした激震が起きるかどうかは、「1人区」での各党の成績にかかっている。

 人口が少なく保守的な「1人区」では、自民党が優位に立つことが多かった。

 しかし、「政治とカネ」の問題もあり、中道リベラルと見られた岸田文雄政権、石破政権の路線に不満を持っていた保守右派を中心に、自民党離れが起きている。

 24年の総選挙では、その「受け皿」を国民民主党が担い、躍進した。

 先の東京都議会選挙でも、自民党支持だった保守右派層を国民民主党と参政党が吸収する現象が見られたものの、国政与党に対する批判票の多くは、国政政党ではない都民ファーストの会に向かった。

 参院選に、都民ファーストはいない。また、国民民主党の政党支持率は漸減している。それゆえ、全ての「1人区」に候補者を擁立している新興の参政党が注目されるようになった。参政党が自民党支持層に食い込めば、立憲民主党をはじめ野党側が「漁夫の利」を得られるからだ。

 一方、「1人区」の行方とは別に、党勢が停滞気味の日本維新の会の消長も、今後の政局の行方を占ううえで注目される。

各党の議席次第で流動化、かつてない選挙
 石破首相は維新の会の前原誠司共同代表とケミストリーが良く、衆院での少数与党状態を解消するために維新の会を引き込もうとするとの見方は、以前からくすぶっている。

 参院選で議席が伸びない場合、維新の会は与党入りすることで党勢回復を図ろうとするかもしれない。

 あるいは、自民党が「釣り堀方式」と呼ぶ手法で、将来の再選に不安を抱く維新の会所属の衆院議員を「一本釣り」して引き入れ、少数与党状態の解消に動くかもしれない。

 与党が勝つか、野党が勝つかという単純な構図ではなく、どの政党がどの程度の議席を獲得するかで、選挙後の政権の枠組みが決まってくるという意味で、かつてない参院選になることは間違いない。(編集委員・BS日テレ深層ニュースキャスター 伊藤俊行)

871OS5:2025/07/03(木) 21:10:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb116b57080817a5af4382b1ed75f5b20d8c2c71
個人名でも投票できる参院選の比例選、著名人ずらり…俳優・格闘家・漫画家など
7/3(木) 19:20配信

読売新聞オンライン
 3日に公示された第27回参院選(20日投開票)で、各地の立候補者の受け付けは午後5時に締め切られた。選挙区選に350人、比例選に172人の計522人が立候補を届け出た。

【一覧】参院選の立候補者(選挙区・比例)

候補者らの演説に聞き入る支持者ら(3日午前、東京都港区で)=松本祐典撮影

 与野党は参院選比例選(改選定数50)に、俳優や格闘家といった著名人を相次いで擁立した。従来の支持層以外からも票を得たい政党側と、高い知名度を生かして国政への転身を目指す候補者の思惑が一致した格好だ。

 衆院選比例選の投票は「政党名」だが、参院選比例選は「政党名」と「個人名」のどちらでも投票できる。個人の得票も政党の得票として数えられるため、これまでも著名人が立候補してきた。

 今回は自民党の支持率が低迷する中、野党各党は比例票を底上げする好機とみて、知名度の高い候補を積極的に公認している。

 立憲民主党からは元報道キャスターで前参院議員の蓮舫氏(57)が出馬した。昨年の東京都知事選では敗れたが、高い知名度を武器に約128万票を獲得しており、各地の党候補の応援に出向き、支持拡大を図る。

 日本維新の会は、格闘家の久保優太氏(37)や中国出身で元拓殖大客員教授の石平氏(63)を立て、党勢回復につなげたい考えだ。昨年の衆院選で躍進した国民民主党は当選1回の議員が大半を占めるため、前衆院議員の足立康史氏(59)、前参院議員の須藤元気氏(47)ら他党の議員経験者を公認し、当選後に即戦力となることを期待する。

 れいわ新選組は漫画家の池沢理美氏(63)、参政党はラグビー解説者の後藤翔太氏(42)、社民党は俳優のラサール石井氏(69)を擁立。日本保守党からは知名度が高い弁護士の北村晴男氏(69)が立候補している。

 自民は医師会や農協など集票力のある業界団体の組織内候補に加え、経済評論家で元内閣官房参与の岸博幸氏(62)や「筆談ホステス」として知られる元東京都議の斉藤里恵氏(41)を立て、無党派の取り込みを図る。

 公明、共産両党は党関係者を擁立し、支持固めに注力する方針だ。

872OS5:2025/07/03(木) 21:51:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/b917cd6787bed5ef0c9ebc31dc8ad45581200ff0
自公、改選数3の激戦区・兵庫で党首第一声 協力維持も…生き残りへ激しい綱引き
7/3(木) 20:50配信

産経新聞
第一声を上げた後、集まった人々と握手を交わす自民党総裁の石破茂首相=3日午前10時27分、神戸市中央区の東遊園地(恵守乾撮影)

参院選が公示された3日、石破茂首相(自民党総裁)と公明党の斉藤鉄夫代表は、改選数3に自公がそれぞれ候補を擁立した兵庫選挙区に入り、異例となる同じ選挙区での第一声をそれぞれ行った。自公は連立与党として選挙協力する一方、兵庫では狭き門を巡り激しく争い、両党の関係にひずみが生じかねない。

■水面下では綱引き

首相は3日、神戸市での自民現職の街頭演説会で第一声をあげた後、兵庫県尼崎市内で公明現職の応援に駆けつけ「私たちは減税もやる。でも給付もやる」と訴えた。斉藤氏がこれまで好んで使ってきた言葉だ。公明現職については「日本、次の世代のために(国会に)いなくてならない」と持ち上げ、数百人の公明支持者から拍手が起きた。

選挙協力協定に基づいて従来通り公明現職は自民の推薦を受け、自民現職は公明の推薦を受けていない。斉藤氏は記者団に「改選数3で自公政権が評価されたといえるのは自公で2議席だ」と強調した。

表向きは協力関係を維持しているが、水面下では綱引きも始まっている。改選数3の兵庫ではこれまで、日本維新の会、自民、公明が議席を分け合ってきた。しかし今回はその構図が一変する可能性がある。ユーチューブやテレビ出演で知名度が高い県内の首長経験者が無所属で出馬し、国民民主党も新人を擁立したからだ。

3議席目を自公が争う展開もあり得る。首相は自民現職の応援演説で公明や連立政権には一言も触れず、斉藤氏による公明現職の応援演説も自民や連立への言及はなかった。

「このままでは落選してしまう。誇張でも選挙の常套句でもない」。自民兵庫県連幹事長の黒川治県議は自民現職への応援演説でこう訴えた。自民県連関係者は「もし公明が通って自民が負ければ自公関係はギクシャクする」と指摘する。

■公明はジレンマ

公明も自公の亀裂は避けたい。6年前の参院選では公明が他の選挙区で自民候補を支援する見返りに、兵庫では自民が公明新人に票を集めた。その結果、公明新人は2位で当選し、自民新人はかろうじて3位に滑り込んだ。公明幹部は「自民が落選したら、少なくとも兵庫ではもう自公の選挙協力はできなくなると思った。われわれの当選より自民の当選を喜んだ」と振り返る。とはいえ公明としても議席を落とせず、ジレンマを抱えながらも今回も自民に支援を求めている。

自民県連幹部の一人は「公明に回していた自民の票を今回は自民候補に回したいが、公明は『うちを落とす気ですか』と到底許してくれない空気感だ。板挟みだ」とぼやいた。(長橋和之)

873OS5:2025/07/03(木) 22:42:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/89ab67ca60c27afca2702113c71f859dde7c6d7e
「蓮舫を出すなら私が降りる!」…候補者がブチ切れた 野田代表“まさかの擁立”の舞台裏「役員会で席を立った幹部も」
6/27(金) 6:12配信

デイリー新潮
蓮舫氏

 どうやら立憲民主党の蓮舫・前参議院議員(57)は“渡り鳥”になるらしい。立民は6月24日の常任幹事会で、7月の参院選に蓮舫氏を比例区の公認候補として擁立することを決定した。昨夏の東京都知事選で敗れた際、は「120万を超える人が『蓮舫』と書いてくれた。これで国政に戻るというのは私の中では違う。なんか渡り鳥みたいだ」と国政への復帰を否定していたのに……。

【写真を見る】都知事選でもブチ切れられた! 共産党による「蓮舫氏抱きつき戦略」の証拠写真

 ***

 もっとも「彼女の擁立はスッキリ決まったわけではない」と政治部記者は言う。

「むしろ揉めに揉めたと言ったほうがいいでしょう。党幹部に『彼女を出すなら私が降りる!』と抗議した労組系の議員もいたそうです。24日の常任理事会の前に開かれた役員会では、『彼女を擁立するならこの会議を出ていく』と席を立ってしまった幹部議員までいたそうです」

 そもそも立民は連合(日本労働組合総連合会)など労組の支援が大きい。

「7月の参院選では、すでに立民の比例区に労組系候補の擁立が決定していました。そこへ蓮舫氏が加わるとなると、玉突きで落選する候補が出てくるかもしれないということで、反対の声は根強かったんです」

 反対の声は労組系からだけではなかった。

「5月に国民民主党が参院選の比例区に山尾志桜里・元衆議院議員(50)を擁立すると発表すると、党内や支持者はもちろんネットでも叩かれて支持率を下げ、公認を見送ることになりました。立民も同じことになるのではないかと心配する声もありました」

 前述の通り、昨年7月の都知事選に敗れ、国政復帰を否定してからまだ1年も経っていないのだ。

良くも悪くも話題にはなる
「都知事選は現役の小池百合子氏(72)と蓮舫氏の一騎打ちになると見られていたにもかかわらず、2位は165万票を獲得した広島県安芸高田市の前市長・石丸伸二氏(42)で、蓮舫氏は129万票で3位。そもそも彼女は、2004年の参院選に民主党から東京都選挙区に出馬し、約92万票を獲得して3位で初当選。10年には171万票、16年には112万票を同選挙区で得て、いずれもトップ当選を果たしました。しかし、都知事選前の22年は67万票しか取れず4位に。都知事選も、石丸氏がいようといまいと、当選は難しかったかもしれません」

 参議院議員の頃は、国会議事堂内でファッション誌の撮影を行って謝罪したこともあった。また、民主党政権時代には事業“仕分け人”として、次世代スーパーコンピュータの開発予算の削減を訴え「世界一になる理由は何があるんでしょうか? 2位じゃダメなんでしょうか?」と発言して総スカンを食らうなど何かと話題を醸した人でもある。

「もともとモデル出身で、情報番組のメインキャスターを務めるなど口も達者でした」

 タレント時代の彼女に激しくツッコんだのが、放送作家の高田文夫氏である。伝説の深夜番組「北野ファンクラブ」(フジテレビ)の収録スタジオに彼女がやって来たときのこと。当時、流れていたCM内で舌鋒鋭く議論する彼女を揶揄し、「嫌なら、国へ帰れ!」とやったのだ。むろん洒落であり、蓮舫自身も大笑いしていた。

「当時は洒落で済みましたが、国会議員となると違います。参議員となった彼女には台湾籍と日本籍の二重国籍問題もありました。良くも悪くも話題になっている今回の彼女の出馬を推し進めたのは、野田佳彦代表(68)でした」

 なぜなのだろう。
消費減税と引き換えに
「やはり今の立民には、選挙の顔となる人が少ないからでしょう。6月の都議選では彼女は党から要請されたわけでもないのに、立民候補の応援を行っていましたが、それが議席増に貢献したというのが表向きの理由です」

 本音はどうなのか。

「蓮舫氏はもともと野田グループの一員でしたし、彼女が可愛いんでしょうね。野田代表は首相時代に消費増税の道筋をつけたことで減税には否定的でしたが、今回の常任理事会では『消費減税については皆さんの声を聞いて、食品ゼロに決めさせてもらいましたが、この件については私の意見を聞いてほしい』と言って蓮舫氏の擁立に頭を下げたのです」

 そこまでして彼女を擁立したかったとは……。

「支持率が低迷傾向にあった国民民主は、山尾氏の参院選擁立を取り下げたことで、都議選で9議席を獲得しました。蓮舫氏の擁立を打ち出した立民は、このまま行くのか。もちろん比例であれば蓮舫氏の当選の確率は高いと思いますが、当選したら当選したで彼女の言動は注目されるでしょうし、党内にも火種は残っていると思います」

 火種を抱えた渡り鳥はどこへ行く。

デイリー新潮編集部

新潮社

874OS5:2025/07/04(金) 08:30:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/803172dedd215bed695e86e5e4a38eefe4c4f232
選挙演説の〝聖地〟大阪駅北「ヨドバシ前」激戦ルポ、路上ライブ横目に参院選候補ら続々と
7/4(金) 7:33配信

産経新聞
ヨドバシカメラマルチメディア梅田の店舗近くに停車した陣営の演説を聞く有権者ら=3日午後、大阪市北区(山田耕一撮影、一部画像処理しています)

第27回参院選が公示された3日、大阪府内でも届け出を終えた候補者が街頭に立ち、選挙戦をスタートさせた。大阪選挙区は、4つの議席を巡り現職と新人計19人が立候補する全国屈指の激戦区だ。繁華街のど真ん中に位置するJR大阪駅北側の家電量販店「ヨドバシカメラマルチメディア梅田」(大阪市北区)前は、各候補が入れ代わり立ち代わり登場する府内有数の街頭演説スポットとして知られる。選挙の〝聖地〟ともいえる「ヨドバシ前」の一日を追った。

「5月までは普通の医師だった。市民の目線で皆さんの声を届けていく」

午前10時ごろ、最初にマイクを握った国民民主党新人の渡辺莉央氏(30)は医療現場改革を訴えた。

この日は好天に恵まれ、午前10時の時点で市内の気温は31度を記録。日差しを避けながら演説を聞く有権者の姿もあった。

東側の阪急百貨店梅田本店前では諸派「チームみらい」の新人、平理沙子氏(34)が午前10時半から第一声。「社会全体で子育てができる日本をつくりたい」と訴える平氏の横を、ほかの候補の選挙カーが次々と通り過ぎた。

続いて、目と鼻の先の大阪駅前では、立憲民主党新人の橋口玲氏(56)の応援演説に駆けつけた辻元清美・参院議員が気勢を上げる。ほぼ同時刻、ヨドバシ前には元四條畷市長で無所属新人の東修平氏(36)が登場。「政党のしがらみ政治を終わらせる」と訴えた。

ヨドバシ前は普段、路上ライブの人気スポット。正午ごろには、各候補の演説の隙間を縫う形でアマチュアミュージシャンがマイクを取り出し、歌う姿も見られた。

午後からは与党陣営も登場。「所得を上げる。大阪を護(まも)る」。午後1時40分ごろ、自民党新人の柳本顕氏(51)がこう訴えると聴衆から「がんばれよ」と声が飛び、柳本氏は「がんばらないわけにはいきません」と気合を入れた。

午後2時過ぎにはこの日の最高気温、34・8度を記録。猛暑が体力を奪う。

午後2時45分ごろには公明党現職の杉久武氏(49)が選挙カーから「掲示板の番号は、1番でございます」と自らへの投票を呼びかけ、午後3時ごろからは、日本保守党の百田尚樹代表が、新人の正木真希氏(46)の応援演説を開始。「東京で第一声をしてから、新幹線で大阪に駆けつけた」と声を上げた。

公明党と日本保守党の各陣営はわずかな時間差で演説し、周辺は数百人の聴衆で混雑した。

ヨドバシ店舗と大阪駅を結ぶ高架橋を歩く人々からは「選挙、選挙」との声が上がり、インバウンド(訪日客)らは珍しそうな表情でスマートフォンに写真をおさめていた。

午後6時を過ぎると、辺りはさらににぎやかに。ギターを持った女性が路上ライブを行っている場所の近くに、日本維新の会の比例代表候補が到着して主張を展開。続いて諸派「日本誠真会」の新人、吉野純子氏(55)が「日本の病を治したい」と訴えた。

街頭演説が可能な午後8時までの間に、アイドルグループのインストアイベントや、無料ドリンクの配布なども行われていた。

日本維新の会新人、佐々木理江氏(42)▽同、岡崎太氏(57)▽共産党新人の清水忠史氏(57)▽れいわ新選組新人の椛田健吾氏(44)▽参政党新人の宮出千慧氏(40)-らも街頭に立ち、計19人の候補が舌戦を展開した。(中野謙二、格清政典、西川博明)

875OS5:2025/07/04(金) 08:31:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/5b79c29caaddf7e61ac7fb1a87b19e4bc9ac1ebb
【参院選】「自公は47なら地獄にまっしぐら」 1時間でも情勢が変わりかねない大混戦の展望
7/4(金) 6:12配信


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デイリー新潮
退陣するか否かを問われ
石破首相(自民党総裁)

 参議院選挙は7月3日公示、20日投票の日程で行われる。投票日は3連休の中日となったが、補欠選挙を除き衆議院選挙や参議院選挙の投票日が3連休の中日だったことはなく、良くも悪くも日程から歴史に残ることになりそうだ。選挙戦の行方やその後の展開について展望する。

【写真を見る】いつになくサマになってる……石破首相の「超高級オーダースーツ」姿 “ヨレヨレ”と心配された普段の着こなしと比較すると

 今回の参院選は248議席のうち、改選の124議席と東京選挙区の欠員の補充を合わせて125議席をめぐって争われる。自民公明の与党は非改選の議席と合わせて「与党で過半数の議席(50)を確保すること」を目標にしている。

 石破茂首相(自民党総裁)は6月30日のテレビ朝日の番組で、過半数維持に必要な50議席を確保できなかった場合に退陣するか否かを問われ、「有権者の審判は厳粛に受け止めるべきものだ、ということはよくわかっている」と述べた。

自公で47〜55議席
「参院選がどうなるかということについて色んなところから連日聞かれますが、今回ほど読めない選挙もないですね。最終盤になれば1日どころか1時間とかでも情勢が変わるんじゃないかってくらいの混戦具合を感じます」

 と、政治部デスク。

「自公が公約に盛り込んだ一律2万円の給付金への評価が多くの国民の間でバラマキと認識され、支持されていないようです。官邸内では“野党が軒並み消費税減税を掲げる中、サプライズとして給付金を用意するしかなかった。バラマキに人気がないのは想定していたが、ここまで不評とは……”との嘆きが聞こえてきています」(同)

 今回の選挙、結果予想がしづらいとはいえ、ある程度の幅は想定できているようだ。

「現時点では自公で47〜56議席の可能性があります。大げさな言い方になりますが、47と56とでは天国と地獄くらい違ってくることでしょう。自公で過半数という目標を達成できなかった場合に退陣するか否かについて石破氏は明言を避けたわけですが、仮に獲得議席が50未満で退陣しなかったとしたら、自民党内から石破下ろしの圧力が強まり、辞任は必至でしょう」(同)

参院でいくら勝とうが負けようが
 仮に過半数をクリアできたとしても与党には難題が待ち構える。

「参院でいくら勝とうが負けようが衆院で与党が過半数割れしている状況に変わりはありません。秋の臨時国会で補正予算案の編成が想定されますが、たとえば消費税減税を訴えた野党側と消費税には指一本触れさせないという与党側とがどう落とし所を見つけるのか、なかなか想像できないですね」(同)

 昨年の衆院選では、自民から公認されなかった候補者が代表を務める政党支部に党本部から2000万円が支給されていたことが報じられ、それが与党に思わぬ逆風となった経緯がある。

「当時、森山幹事長は“党勢拡大のための活動費として支給したものだ。候補者に支給したものではない”とコメントしていましたが、この弁明で有権者に理解を得るのは難しかったですね」(同)

 その失敗から1年も経過していない中で迎えた国政選挙。小泉進次郎農水相のコメ高騰対策効果で復調傾向にあったにもかかわらず、見通しは厳しいままだ。仮に参院選を乗り切っても、安泰という状況は訪れない。自公が天国気分を味わう日は遠い。

デイリー新潮編集部

新潮社

876OS5:2025/07/04(金) 08:33:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/d4ad085426c4fe5c6ccb1651791b602c0f3c95d6
保守票分散「致命傷になりかねない」 自民、1人区で参政党の台頭警戒「秘策なし」
7/3(木) 21:39配信


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産経新聞
【参院選2025】応援演説を行う自民党総裁の石破茂首相=3日午後3時34分、兵庫県尼崎市(恵守乾撮影)

自民党は参院選の勝敗を左右する32の改選1人区で一つでも多くの当選を積み上げたい考えだ。28勝した前回の令和4年参院選から一変、今回は自民に強い逆風が吹く。事実上の与野党一騎打ちの構図に参政党が割り込むことで、保守票が分散し、「自民に致命傷になりかねない」(幹部)と危機感を強めている。

【一覧で見る】現金給付か消費税減税か 主要政党の物価高対策

石破茂首相(自民総裁)は3日、神戸市での第一声で、米国との関税交渉を引き合いに「国益を守っていかなければならない。どの党がそれを実現できるのか」と述べ、政権担当能力をアピールした。兵庫県内で公明党候補の応援にも駆け付け、目標とする与党で非改選議席を含む過半数確保に注力している。

1人区の戦いで自民が警戒するのは、支持率が急伸する参政の動向だ。外国人による土地購入規制など保守的な政策を掲げる参政は自民と支持層が一定程度重なる。各党が参院選の前哨戦と位置づけた6月の東京都議選でも自民は保守層を固めきれず、一部は参政に流れたとされる。

参政は今回、全選挙区に候補を擁立した。主要野党が一本化し、自民と立憲民主党の与野党第1党による事実上の一騎打ちに参政が絡む1人区は10選挙区に上っている。

参政は4年参院選の1人区で最大7万票以上を獲得した。自民と立民の候補者への支持が拮抗する激戦区では、参政の得票が、自民の当落に直結しかねない。政権幹部は「自民の票がかなり食われる。何かしらの対応が必要だが、秘策はない」と頭を抱える。(小沢慶太)

877名無しさん:2025/07/06(日) 01:15:39
自民党裏金

衆院→非公認または重複無し
都議→非公認
参院→公認

878OS5:2025/07/06(日) 07:55:24
大野泰正 ボソッ

879OS5:2025/07/06(日) 10:11:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d572de3a6d3942eea58deb1fac7a245ae3cf3a8
強気の作戦、狂った想定 国民民主、追い風弱まる 参院東京選挙区ルポ【注目区を行く】
7/6(日) 6:58配信

時事通信
参院東京選挙区候補者のポスター=4日、東京都墨田区

 政党要件を満たす全党が参戦した参院選東京選挙区。

 国民民主党は好調な支持率を背景に強気の2候補擁立に踏み切ったものの、間もなく追い風は弱まった。その後も誤算が続き、党の現状を象徴するように不透明感の漂う中での戦いを強いられている。(敬称略)
 ◇「山尾ショック」
 「2人も通らないと言われるが、そんなことはない。2議席取るぐらいじゃないと日本の政治は変わらない」。国民民主代表の玉木雄一郎は公示日の3日、有楽町で声をからしてこう訴えた。

【主な経歴】神谷 宗幣(かみや そうへい)氏

 昨秋の衆院選で4倍増の28議席へ躍進。今春まで報道各社の世論調査で立憲民主党を上回る支持率を記録した。

 4月下旬、非改選の欠員補充を含め7人が選ばれる東京選挙区に、ともに新人の元アナウンサー牛田茉友と元会社員奥村祥大を立てると発表した。まだ波に乗っていた頃だ。党幹部は「2人当選は可能」と自信を見せた。

 ところが、過去の不倫疑惑がくすぶる元衆院議員山尾志桜里を比例代表に擁立する方針が報じられると、支持率は急落。政府備蓄米を「動物の餌」と表現した玉木の失言も重なった。6月に入り山尾の公認は見送ったが、勢いはかつてほどには戻らない。

 牛田らは街頭で、山尾を巡る騒動について有権者から非難の言葉を何度か浴びた。ビラは100枚配って、受け取ってもらえるのは5枚ほど。6月の都議選期間中、党の候補に付いて都内を駆け回ったが、手応えは薄い。陣営幹部は「こんなはずではなかった」とため息を漏らした。

 ◇ダークホース
 国民民主失速を尻目に支持率を伸ばしたのが参政党。3日、代表の神谷宗幣が銀座で「日本人ファーストだ」と力説すると、集まった聴衆は「そうだ」と沸き立った。

 歌手で新人のさやはSNS重視の戦術を取る。国民民主との共通点と言え、両党は支持層も一定程度重なる。

 参政は都議選で3人が当選し、初めて議席を得た。少し前までの国民民主票が流れたと分析されている。「ダークホースが登場した」。国民民主関係者は表情をこわばらせた。

 ◇落とし穴
 国民民主の拡大路線は、国政選挙で連携してきた地域政党「都民ファーストの会」とのあつれきを生んだ。都議選で都民ファの反発を押し切る形で公認・推薦候補を積極的に擁立。その結果として一部の現職にまで落選者が出た、というのが都民ファの言い分だ。

 都民ファは東京選挙区で特定候補を支援しないと決めた。関係者は「激しく争った。もう応援したくないと思う人が多い」と明かす。牛田と奥村の事務所に都民ファ都議の「為書(ためがき)」はない。「祈必勝」と大書するポスターのことだ。

 最大の支持組織、連合との関係も微妙だ。立民との連携に背を向ける玉木らの言動を「てんぐになっている」と憤る幹部は多い。産業別労働組合(産別)の候補以外に対しては支援の熱量が低い。

 山尾は一連の経緯に反発して離党届を出し、無所属で東京選挙区に出馬した。国民民主2陣営の票を数万ほど奪うとの見方もある。

 東京選挙区には自民党が現職武見敬三、新人鈴木大地、立民がともに現職の奥村政佳、塩村文夏を擁立。公明党新人の川村雄大、日本維新の会元職の音喜多駿、共産党現職の吉良佳子、れいわ新選組新人の山本譲司らも立候補した。

880OS5:2025/07/06(日) 10:12:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/bcef874b7689ad96796b66b10d7fa1f91b0a4140
参政党・さや氏 東京選挙区“女の戦い”台風の目「国のお尻を私たちが叩きまくります!」
7/6(日) 5:30配信


スポニチアネックス
参院選に参政党から立候補し、演説を行うさや氏 (撮影・小田切 葉月)

 ◇参院選東京選挙区

 【酷暑の陣!参院選2025】第27回参院選(20日投開票)で激戦区となっているのが東京だ。改選6と欠員1の計7議席を巡り32人が立候補し、うち10人が女性候補。“女の戦い”の台風の目となりそうなのが、参政党のさや氏。党は20年の結党以来徐々に力をつけ、先月の都議選では初議席(3議席)を獲得。勢いそのままに首都決戦を制すのか注目が集まる。その他の女性候補も都内各所でマイクを握った。

【表】東京選挙区立候補者一覧

 さや氏は5日、練馬区・光が丘駅前に集まった約50人に向けて演説。就職氷河期世代とアピールしつつ、強みの経済政策を訴えた。「日本が真の意味で自立するには経済の立て直しが第一。これまで怠けてきた政治、国のお尻を私たちが叩きまくります!」と熱弁。大声援が送られた。

 歌手からの転身ながら注目度は低かった。だが、報道各社の情勢調査では上位に急浮上。細身で清楚(せいそ)なルックスで男性ファンも多い。低めの落ち着いた声で演説も聞きやすい。長年保守系のネット番組でキャスターを担当し、論客たちと政治に関する議論を重ねてきた故の豊富な知識がある点も、支持につながっているようだ。陣営も「本人の魅力を伝えるべく、実直に選挙戦に挑み支えていく」と力が入る。

 候補者名を芸名の「saya」から「さや」に変えたのも奏功。アルファベットでの申請が通らない可能性があったためだが、フルネームが並ぶ候補者の中で、ひらがな2文字は目立つ。実際に「ひらがなの名前の人が気になっていて、家の近くで演説をすると知って来た」と答えた50代男性もいた。さや氏も演説で「史上最短の名前だと思います」とアピールしており、戦略の一つと考えられる。

 党が掲げる「日本人ファースト」に共感の声も多い。クルド人問題で揺れる埼玉県川口市出身で都内在住の50代女性は「ずっと住んでいる人が大切にされていない今こそ原点に立ち返るべき。他党とは明確に違う路線」と話す。石破政権はリベラル色が強く、自民支持の保守層票が流れているとの見方もある。

 党の政策は過激な部分もあり、神谷宗幣代表の「高齢女性は子供が産めない」発言も物議を醸す。だが支持者の多くは「切り抜かれてかわいそう」などと擁護。陣営も「影響ない」と静観。この勢いで走り切るか注目される。(小田切 葉月)

 ○…女性の候補者は152人で、過去最多だった前回2022年参院選に次ぐ2番目。候補全体に占める女性の割合は前回の33.2%を下回り、29.1%だった。政府の男女共同参画基本計画が今年の目標として掲げた女性比率35%には届かなかった。政党別の人数では、24人擁立の参政党が最も多かった。政党別で上位はれいわ新選組45.8%(11人)、参政党43.6%(24人)、共産党42.6%(20人)、立憲民主党41.2%(21人)だった。

881OS5:2025/07/06(日) 10:13:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/b97c5adb16663e6b8ef658407a20b0b5a6d2803e
【参院選・激戦区ルポ】参政党・さや氏は追い風に乗り「善戦」? 山尾志桜里氏はよしりんの応援を受けて…
7/6(日) 8:32配信
 7月20日投開票の参院選が3日公示され、選挙戦が始まった。改選数6に欠員分1が加わり、7議席を32人で争う東京選挙区。都議選で躍進した参政党から立候補のさや氏(42)は報道各社の情勢調査などで「善戦」が伝えられる一方、急転直下、無所属での立候補となった山尾志桜里氏(50)は「苦戦」と報じられている。2人の選挙戦とは――。

【一覧】東京選挙区含む参院選「全選挙区当落予測」はこちら(6月26日時点)

*  *  *

 参政党から出馬したさや氏(42)は7月4日、うだるような暑さの中、東京・谷中銀座商店街を練り歩いていた。

「新しい党なんです。自民党が嫌だなと思ったらぜひ、参政党にお願いします」

■握手を求めてくださる方が本当に増えた

 そして、さや陣営は聴衆に「平仮名2文字で、さやでございます。ぜひ握手してください。日本人ファーストを掲げております」「1、2、参政党です。ぜひ握手してください」などと語りかけていた。

 街頭演説でさや氏は「参政党に今、大きな風が吹いております。都議会選挙で3名の都議会議員が輩出しました。地方議員は150名以上です。国会議員は5名誕生しております。みなさん、この勢いに乗って、しっかりとした経済政策を果たせる参政党に力を貸してください」

 商店街の人々は、さや氏が話しかけると、おおむね好印象。通り掛かった男性は「日本人ファーストか、そうだな」などと言い、さやと握手していた。

 街頭演説後にさや氏に話を聞くと、「握手を求めてくださる方が本当に増えたなと思います。風は感じていますね」。

 政権与党の自民党については、「私の実感では、ほとんどの国民が自民党のやっている政策に関して満足していないと思います。今の生活が苦しいと感じている方たちが、自民党を選び続けることはおそらくない。そもそも選挙に参加したくないというような理由で、5割が投票権を無駄にしています(前回参院選の東京選挙区の投票率は56.55%)。失望している人の受け皿になれるのは、国民目線の私たちだけ」と力を込めた。

 政治の世界に足を踏み入れる前まではシンガー・ソングライターとして「ラブ&ピース」のスピリットで歌っていたさや氏。「(ジョン・レノンの)イマジンの世界。まさに国境をなくせというほうでした。戦争を防ぎたいとか戦争のない世の中にしたいというのは、今も変わっていない。その選択肢としていろんな可能性がある。今は日本がすべきことというのは、自国で自国を守れる態勢を作るべきじゃないかというふうに考え方が変わっていった」

 きっかけは元航空幕僚長の田母神俊雄さんだったという。

「番組で6年間ご一緒させていただきましたので。『だいぶ右に振り切れた』と言われるんですが、ヨーロッパもアメリカも、自国をどう守るかを大事に考えています。自国ファーストというのを各国が打ち出している中で、日本が自国ファーストじゃないとバランスがとれないですよ。そういう意味では今でいうところの王道じゃないかと思っています」

 参政党に入党したのは直近だ。「ただ、議員さんとはよく番組でご一緒していました。参政党の神谷宗幣代表とは『チャンネル桜』でも会いましたが、神谷さんがまだ吹田市議の頃から存じあげているんですね。話もたくさん聞いていましたので、理念とかは共感する部分が大きかったです」

882名無しさん:2025/07/06(日) 10:14:08
■「まだなんとも読めません」

 7議席をめぐり32人が立候補した東京選挙区。一部報道はさや氏の優勢を伝えている。

「ありがたいですけど、激戦です」

 公示直前に立候補を表明した無所属の山尾志桜里氏(50)については、「かなりウィングが広いという印象です」

 参政党は、選挙区に45人、比例代表に10人の計55人を擁立した。参政党の選対関係者によると、目標は当選6人だという。東京選挙区をどう見ているのか。

「前回の参院選(2022年・改選6)は山本太郎さんが得票率9.0%で、6人目の当選。落選となった得票率が7番目の海老澤由紀さんが8.4%だった。そのくらいが今回のボーダーラインになるのかなと見ています」

 参政党は6月22日投開票の東京都議選で、立候補した4人中、3人が当選。報道各社による参院選の比例投票先を尋ねる世論調査でも、約6%〜7%と上昇傾向だ。

「都議選での参政党の得票率は世田谷区10.9%、練馬区10.3%、八王子市9.0%、大田区8.7%といずれも8.4%を上回っています。これら立候補した4つは温まっている。ただほかが未知数で、まだなんとも読めません」と引き締める。

■「もう、吹っ切れてますから」

 国民民主党から比例代表で立候補予定だったが過去の不倫疑惑などが問題視され、公認取り消し。一転、東京選挙区から無所属で出馬となった山尾氏は5日、東京・池袋で『ゴーマニズム宣言』や『おぼっちゃまくん』で知られる漫画家の小林よしのり氏とともに街頭演説した。

 白いスーツで現れた小林氏は「国民民主の玉木(雄一郎)代表から(山尾氏は)徹底的にいじめられた」と話し、「国民民主党をぶっ潰す」と宣言した。

「山尾さんから出馬すると私が報告を受けてから、公認取り消しになるまで、2カ月くらいしかなかった。そんなムチャクチャな話はない。山尾さんは真面目な方だから『国民民主党に復讐はしない』と言いますが、ワシは復讐しますよ(笑)、情念の人間だから。山尾さんは悪党ではないから美学を貫いてください。ワシが悪党を引き受ける」

 街頭演説では山尾氏は6月10日の過去の言動についての釈明会見の沈うつな表情とは一変。伸び伸びと、心からの笑顔を見せて手を振っていた。街頭演説終了後、山尾氏に、「きょうはイキイキしていますね」と話しかけると、山尾氏は笑顔で「もう、吹っ切れてますから」と返した。

(AERA編集部・上田耕司)

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東京選挙区ではこのほか、共産の吉良佳子氏、れいわの山本譲司氏、無所属の吉永藍氏、無所属の土居賢真氏、諸派の藤川広明氏、社民の西美友加氏、保守の小坂英二氏、諸派の峰島侑也氏、自民の武見敬三氏、立憲の奥村政佳氏、国民の牛田茉友氏、諸派の酒井智浩氏、諸派の福村康広氏、諸派の桑島康文氏、諸派の渋谷莉孔氏、国民の奥村祥大氏、諸派の吉田綾氏、自民の鈴木大地氏、立憲の塩村文夏氏、無所属の吉沢恵理氏、諸派の市川たけしま氏、公明の川村雄大氏、維新の音喜多駿氏、無所属の平野雨龍氏、諸派の千葉均氏、無所属の増田昇氏、諸派の辻健太郎氏、諸派の早川幹夫氏、諸派の石丸幸人氏、無所属の高橋健司氏が立候補している。

上田耕司

883名無しさん:2025/07/06(日) 10:14:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/d4c695dce6ad8210783ba0f3b6144017523114c9
【参院選・激戦区ルポ】山尾志桜里氏を意に介さない「立憲・塩村氏」と榛葉幹事長全面支援の「国民・牛田氏」…それぞれの反応は?
7/6(日) 8:32配信
 7月20日に投開票される参議院議員選挙の選挙戦が始まり、街頭では候補者たちの演説合戦が繰り広げられている。東京選挙区は7議席をめぐり32人が立候補する激戦区。参院選の情勢をシミュレーションしたAERA(7月7日号)で当選候補として名前が挙がった立憲民主党の塩村文夏氏(46)と国民民主党の牛田茉友氏(40)は、序盤でどのような選挙戦を展開しているのか。4日、都内で演説する両者を取材した。

【一覧】2025参院選「全選挙区当落予測」はこちら(6月26日時点)

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 うだるような暑さで蒸しかえる世田谷区の下北沢駅前。平日の午後4時にもかかわらず、塩村氏の演説には100人ほどの聴衆が集まっていた。

「最初は警察にこう言われたんですよ。『塩村先生、風営法は警察の一丁目一番地。指一本触れさせないよ』と。でもここまでの問題になってさすがにまずいということで、ある時点からコロッと態度が変わって協力してくれるようになりまして、風営法の改正につながりました」

 開口一番、塩村氏がアピールしたのは減税や現金給付ではなく、「風俗営業法」についてだった。悪質ホスト問題とその背景にある反社会的勢力「匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)」の対策として、風営法改正への動きを自らがけん引した実績を語った。

 犯罪に巻き込まれやすい若年層が多い“シモキタ”では、刺さる訴えかもしれない。制服姿で最前列に立っていた18歳の女子高校生に話を聞くと、「おじさんよりも若手の政治家さんが好きで。だって生き生きしているじゃないですか。パワフルな人に頑張ってほしい」と目を輝かせていた。立憲の支持層は高齢者が多いとされるが、若者たちもビラを片手に足を止めていた。

 今回の参院選の争点となる物価高対策については、「給付と減税だけでは絶対にダメ」と断言。短期的な対策頼みではなく、再生可能エネルギー分野に投資してエネルギー自給率を上げる、長期的な対策が必要だと強調した。

 正直こちらの訴えは、投票をうながす選挙演説として効果的なのか疑問だったが、塩村氏は胸を張ってこう続けた。

「分かりにくくて、全然選挙向きの公約じゃありません。でも参議院議員は6年間の任期があるのだから、長期の視点を持った政策を進めていかなくてはいけない」

■山尾氏が“参戦”したことによる影響は?

 塩村氏の演説中、聴衆からは終始「そうだー!」という合いの手や拍手もあった。最後まで聞き終え、「(他候補と比べて)一番まともなこと言ってるわ」とつぶやく人もいた。

 本人の手応えはどうなのか。演説後の塩村氏に、AERAの当落予測では当選可能性が最も高い◎判定がついていることを伝えると、「絶対そんなことないですよー!」と満面の笑みが返ってきた。

「私の公約は、演説を聞いてくれた人には確実に届いていると思いますが、それは砂漠に水をまくようなもので、どれだけ多くの人に伝わるかは疑問です。でも(7議席ある)東京選挙区なら、一人くらいはこういう候補を選んでくれるんじゃないかと」

現職としての自信もありそうだが、一方で新たなライバルも現れた。国民民主党の公認内定取り消しを受けて無所属での出馬を決めた山尾志桜里氏(50)だ。塩村氏と同世代の女性候補であり、票を食い合う可能性もあるが、塩村氏は笑顔を崩さずこう応じた。

「あっちの支持層がこっちに来る、こっちの支持層があっちに行く、ということはないと思いますが、無党派層は知名度のある人を選ぶ傾向があるので一定の影響はあるでしょう。ただ、選挙なので結果は結果として受け止めるだけです」

 知名度という意味では、今年4月にNHKを退局した元アナウンサー、国民民主の牛田氏も有力候補だ。在局中は、政治討論番組「日曜討論」の司会も務めていた。

 この日、牛田氏が演説会場に選んだ大田区の蒲田駅前には120人ほどが集まっていた。SNSでの切り抜き動画拡散を歓迎する国民民主だけあって、本格派の機材を設置して動画撮影をしているYouTuberの姿もあった。

884名無しさん:2025/07/06(日) 10:15:04
 演説が始まると、牛田氏はアナウンサー時代の葛藤と出馬への思いを切々と訴えた。

「私は人の役に立ちたい、社会の課題解決をしたいと思って前の仕事を選びました。けれど目の前に声を上げられない人がいる。これは本当に課題解決になり得ているのだろうかという思いもありました」

 出馬当初の演説は、元アナウンサーゆえか、原稿を読んでいるようで熱量に欠けると評した一部報道もあった。だがこの日は、政治家然としたメリハリある話しぶりを披露し、パラパラと拍手も起きていた。

 成長の裏には、この人の存在もあるのかもしれない。応援弁士として牛田氏の隣に立った、幹事長の榛葉賀津也氏だ。榛葉氏は女性人気が高いことで知られ、この日も熱いまなざしを送るマダムたちの姿がちらほら見受けられた。

■「他候補のことをどうこう言うことは控えます」

 榛葉氏は「この炎天下の中、58歳、暑苦しくてすみません」と笑いを誘いながら、「給料が上がる日本経済を取り戻そうよ。中国人が日本の土地を、マンションを買いあさっている」などと、国民民主のスローガン“手取りを増やす”を猛アピールした。

 ただ、聴衆の中に分け入って握手や記念撮影をしていた際、支持者とみられる年配女性に対し、「覚えてるよ、美人は忘れないから」と容姿について発言してしまうあたりは危うさも感じた。榛葉氏は5月末の福岡市での街頭演説の冒頭で「博多の女性はきれいだね」と発言して批判を浴び、その後の記者会見で「他意はないが下手なつかみだった。以後気を付ける」と釈明したが、まだ懲りてはいないようだ。

 演説後、牛田氏にトークスキルについて聞くと、「(演説が得意でないという以前の評判は)どこからの評判ですか? スキルを磨いた方法? いや、別に特にないです」と言葉少なに去っていった。

 前述の山尾氏については、国民民主は公認を取り消した側になる。候補者としてはそれをどう受け止めて戦うのか。牛田陣営の関係者は「うちのモットーは“対決より解決”ですし、他候補のことをどうこう言うことは控えます」と濁した。

 選挙戦はまだ始まったばかり。候補者たちの“熱い夏”はあと2週間続く。

(AERA編集部・大谷百合絵)

*  *  *

東京選挙区ではこのほか、共産の吉良佳子氏、れいわの山本譲司氏、無所属の吉永藍氏、無所属の土居賢真氏、諸派の藤川広明氏、社民の西美友加氏、保守の小坂英二氏、参政のさや氏、諸派の峰島侑也氏、自民の武見敬三氏、立憲の奥村政佳氏、諸派の酒井智浩氏、諸派の福村康広氏、諸派の桑島康文氏、諸派の渋谷莉孔氏、国民の奥村祥大氏、諸派の吉田綾氏、自民の鈴木大地氏、無所属の吉沢恵理氏、諸派の市川たけしま氏、公明の川村雄大氏、維新の音喜多駿氏、無所属の平野雨龍氏、諸派の千葉均氏、無所属の増田昇氏、諸派の辻健太郎氏、諸派の早川幹夫氏、諸派の石丸幸人氏、無所属の高橋健司氏が立候補している。

大谷百合絵

885名無しさん:2025/07/06(日) 10:16:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/a511a50cb98621811eef5a673f0029ad221ad4bc
全国最多32人が立候補、東京選挙区は暑さとの戦いも…選挙カーに「熱中症注意」・木陰や日傘の聴衆
7/4(金) 14:43配信

読売新聞オンライン
日差しを避け、木陰から候補者らの演説に聞き入る有権者ら(3日、港区で)

 参院選が公示された3日、東京選挙区では全国の選挙区で最多の32人が立候補を届け出て、非改選の欠員1の補充分を含めて7議席を争うことになった。30度を超す暑さの中、候補者たちはさっそく駅前や繁華街を巡って声をからし、額に汗しながら支持を呼びかけた。投票は3連休中日の20日に行われ、即日開票される。

【一覧】参院選の立候補者(選挙区・比例)

自民党
 自民党現職の武見敬三候補(73)は、党所属の国会議員や都議らが駆けつける中、港区の事務所前で第一声を上げた。都内で高齢者の単身世帯が増えることを踏まえ、「超高齢化社会で人生最後まで安心して暮らせる社会をつくらなければならない」と強調。演説を終えると集まった支援者らと固く握手を交わし、選挙カーに乗り込んだ。

 イメージカラーの青いシャツとネクタイを身につけ、渋谷区の宮下公園前に立ったのは自民新人の鈴木大地候補(58)。五輪選手やスポーツ庁長官の経歴に触れ、「私はスポーツで人生が変わった。今度は政治で社会を変えたい」と訴えた。その後は、今回選に合わせて制作したオリジナルの応援ソングを流しながら渋谷駅周辺を練り歩いた。

立憲民主党
 立憲民主党現職の塩村文夏候補(46)は、新宿駅東南口で第一声に臨んだ。力を入れる動物愛護政策を象徴するように、猫の足跡の模様が入ったのぼり旗を周囲に並べ、「参院議員の任期は6年間で解散がない。長期的な視点で責任ある政治を行っていく」と力説。日本発の技術を活用し、海外へのエネルギー依存度を減らす必要性などを訴えた。

 歌手としての経歴を持つ立民現職の奥村政佳候補(47)は、初めてライブを行った思い出の武蔵野市の吉祥寺駅前を第一声の場に選んだ。冒頭、得意のボイスパーカッションを披露して通行人の気を引くと、「歌手時代は毎日、財布の中身を見ながら食べることに必死だった。今の物価高を止め、食料品の消費税0%を実現する」と訴えた。

公明党
 公明党新人の川村雄大候補(41)は「熱中症には十分お気をつけください」とのポスターを掲げた選挙カーに乗ってJR池袋駅前に姿を見せた。日傘をさした聴衆に「熱中症が増えれば医療が圧迫され、様々な疾患のリスクも増える。気候変動に取り組むことを社会の機運にしていく」と訴えると、「がんばれ」などの声援や拍手を浴びていた。

維新の会
 日本維新の会の元議員、音喜多駿候補(41)は千代田区の商業施設前で第一声を上げた。「高過ぎる社会保険料が給料が上がらない正体だ。社会保険料を引き下げ、持続可能な制度を作る」と、現役世代の負担軽減に向けた社会保障制度改革の必要性を強調。演説前には、SNSの自らのアカウント名に「社保下げ兄さん」と加えて浸透を図った。

共産党
 共産党現職の吉良佳子候補(42)は、田村委員長らと並んで池袋駅前に立った。「『痛みに寄り添い声を届ける』をモットーに政治を動かしてきた」と述べ、学校給食の無償化を政府に求めたことや、私大入学金の「二重払い」問題を追及した実績などをアピール。演説後は集まった聴衆のもとに歩み寄り、1人ずつ握手して支持を呼びかけた。

国民民主党
 ともに国民民主党新人の牛田茉友候補(40)と奥村祥大候補(31)は、「東京で2議席を取る」と語る玉木代表が一日中同行し、JR山手線の主要各駅前を駆け回った。分刻みのスケジュールとなり、移動は常に小走りに。3人が代わる代わるマイクを握り、特に働く現役世代らを意識した経済政策を実現するなどと訴え続けた。

 元NHKアナウンサーの牛田候補は浜松町駅前で、「ニュースを伝えるだけでは根本的な解決にならない」と出馬を決めたとした上で、「手取りと笑顔を増やせるように取り組んでいく」と強調。一方、奥村候補は田町駅前で、「頑張っても報われない現役世代の思いを政策として永田町に持っていき、庶民の幸せを取り戻す」と力強く語った。

れいわ新選組
 元衆院議員でれいわ新選組新人の山本譲司候補(62)は、シンボルカラーのピンクのシャツを着て新宿駅前に立った。秘書給与の詐取事件で服役後、出所者らを支援してきたことに触れ、「生活困窮者がどんどん増えている。この社会、政治にピリオドを打ちたい」と主張。駆けつけた山本代表とともに支持者からの写真撮影の求めに応じていた。

886名無しさん:2025/07/06(日) 10:16:21
参政党
 上下白の服に身を包み、党のカラーのオレンジのたすきがよく目立ったのは、参政党新人のさや候補(42)。神谷代表らとともに中央区銀座の繁華街でマイクを握り、「日本が大好き。『日本人ファースト』を掲げてたたかれるのはおかしい」と力説。消費税の廃止や社会保険料の引き下げなどを通じて、日本の経済を立て直すと訴えた。

社民党
 社民党新人の西美友加候補(53)は、福島党首や比例選の候補とともに新宿駅前に立った。ガッツポーズ姿で写真撮影に応じた後に演説に臨んだ西候補は、食料品の消費税廃止や、社会保険料の負担軽減、企業の内部留保への課税を実現すると主張し、「誰もが安心して生活して、年を重ねることができる世の中を作る」と力を込めた。

日本保守党
 日本保守党新人の小坂英二候補(52)は、比例選に出馬した百田代表らとともに港区の新橋駅前SL広場でマイクを握り、政府の現在の外国人政策を念頭に、「日本人のための国にもう一度戻さないといけない」と力を込めた。さらに、食料品にかかる消費税を恒久的にゼロにすることなどを訴えると、大勢の聴衆から歓声が上がった。

注目の顔ぶれ、街で熱弁
 主要政党のほかに、各政治団体や無所属の候補者たちも各地で声を上げた。

 みんなでつくる党から立候補した新人の酒井智浩候補(55)は、大津綾香党首とともに葛飾区の新小岩駅前で第一声。「初の選挙で緊張した」という酒井候補は、うちわの裏側に訴える内容を書き込んで演説に。時折うちわを見つつ、いじめ撲滅などを訴えた上で、「一致団結して強い日本をつくっていきましょう」と呼びかけた。

 NHK党の新人、石丸幸人候補(52)は第一声を行う代わりに、3日午後に自らのユーチューブチャンネルに動画を投稿。動画では、自らが設立した法律事務所で今月1日に職員が刺殺された事件が起きたことを説明し、「一般の人は今回の刑事事件をイメージしてしまう」として、今回の選挙戦では街頭演説を自粛する考えを明らかにした。

 再生の道の新人、吉田綾候補(40)は、石丸伸二代表とともに千代田区内で演説に臨んだ。障害のある我が子を保育園に受け入れてもらえず、仕事に復帰できなかった経験に触れ、「日本の未来を予見して対策を打つ政治を目指したい」と力を込めた。また、石丸代表に促され、得意のロシア語で自己紹介を披露する一幕もあった。

 チームみらいの新人、峰島侑也候補(35)は、比例選に出馬した安野貴博党首とともに、渋谷区の渋谷駅前で第一声を上げた。行政には効率化の余地が多いとして、「チームみらいのIT技術の知見を生かすことができる」と主張。新しいテクノロジーで幅広い意見を集約し、「誰も取り残さない世界を目指す」と声を張り上げた。

 無所属で出馬した元衆院議員の新人、山尾志桜里候補(50)は、武蔵野市のJR吉祥寺駅前でマイクを握った。皇室の皇位継承について、「天皇や皇室の安定は、日本の安定そのものだ」として、女性の天皇を容認すべきだと主張。異なる意見も尊重して議論を深めていく大切さを説き、「無所属の私にはそれができる」とアピールした。

887名無しさん:2025/07/06(日) 16:49:54
■1人区
青森(立)  
 自:滝沢求  現
 立:福士珠美 新 アナウンサー
 共:荻野優子
 参:加藤勉
岩手(自)【野党一本化】  
 自:平野達男 元 2019年落選     
 立:横澤高徳 現
 参:及川泰輔
宮城(自) 
 自:石川光次郎 新 県議
 立:石垣のりこ 現
 参:ローレンス綾子
 れ:石井義人
秋田(自)【野党一本化】    
 自:中泉松司 元 19年落選     
 無:寺田静  現 会派所属なし
 参:佐藤美和子
山形(国)    
 自:大内理加 新 県議
 無:芳賀道也 現 国民推薦
 共:三井寺修
 参:佐藤友昭
福島(自)【野党一本化】    
 自:森雅子   現
 立:石原洋三郎 新 元代議士
 参:大山里幸子

栃木(自)   
 自:高橋克法 現
 立:板津由華 新 栃木1区落選
 共:福田道夫
 参:大森紀明
群馬(自)  
 自:清水真人 現
 立:河村正剛 新 社会運動家
 共:高橋保
 参:青木ひとみ

新潟(自)【野党一本化】   
 自:中村真衣  新 オリンピック選手
 立:打越さく良 現
 参:平井恵里子
長野(立)【野党一本化】   
 自:藤田ひかる 新 外務省官僚
 立:羽田次郎  現
 参:竹下博善
山梨(自)   
 自:森屋宏  現
 国:後藤斎  新 前知事
 共:早田記史
 参:永田己貴

富山(自)   
 自:堂故茂  現
 国:庭田幸恵 新 アナウンサー
 共:坂本洋史
 参:田保智世
石川(自)   
 自:宮本周司 現
 国:浜辺健太 新 教師
 共:村田茂 
 参:牧野緑
福井(自)<立国維 分裂>  
 自:滝波宏文  現
 立:かずえちゃん新 LGBT活動家
 国:山中俊祐  新 医師
 共:山田和雄
 参:千田崇裕
 保:大坂幸太郎

岐阜(自) 
 自:若井敦子 新 県議
 立:服部学  新 連合
 共:三尾圭司
 参:瀬尾英志
三重(自)【野党一本化】    
 自:吉川有美 現
 立:小島智子 新 県議
 参:難波聖子

888名無しさん:2025/07/06(日) 16:50:15
滋賀(自)<立国維 分裂>    
 自:宮本和宏 新 元守山市長
 国:堀江明  新 中小企業診断士
 維:岡屋京佑 新 新聞記者
 共:佐藤耕平
 参:中田あい
奈良(自)<立国維 分裂>   
 自:堀井巌  現
 立:川戸康嗣 新 奈良3区落選
 国:杉本葵  新 大和郡山市議
 維:平将生  新 医師
 共:太田敦
 参:黒川洋司
和歌山(自)  
 自:二階伸康 新 二階俊博の三男
 無:望月良男 新 前有田市長 世耕弘成二に近い
 維:浦平美博 新 県議
 共:前久
 参:林元政子
 無:末吉亜矢 鶴保庸介参院議員に近い 
 NHK:本間奈々 保守系

鳥取島根(自) 
 自:出川桃子 新 県議
 国:中山集  新 コンサル
 共:亀谷優子
 参:倉井克幸
岡山(自)【野党一本化】   
 自:小林孝一郎 新 県議 21年衆院選比例下位落選
 立:国友彩葉  新 岡山市議
 参:広森志穂
山口(自)<立国維 分裂>   
 自:北村経夫  現   
 無:戸倉多香子 新 元県議(立憲系)
 国:関谷拓馬  新 教員
 参:山崎珠江

徳島高知(自)【野党一本化】 
 自:大石宗  新 高知県議
 無:広田一  現 高知 立憲会派
 参:金城幹泰
香川(自)   
 自:三宅伸吾 現
 国:原田秀一 新 証券界社社員
 共:長尾真希
 参:小林直美
 無:町川順子 元維新
愛媛(自)【野党一本化】   
 自:上野由佳 新 会社員      
 無:永江孝子 現 会派所属なし 
 参:原田慎太郎

佐賀(自)【野党一本化】   
 自:山下雄平 現
 立:富永明美 新 佐賀市議
 参:下吹越優也
長崎(自)   
 自:古賀友一郎 現
 国:深堀浩   新 県議
 共:筒井涼介
 参:黒石隆太
熊本(自)【野党一本化】   
 自:馬場成志 現
 立:鎌田聡  新 県議
 参:山口誠太郎
大分(自)【野党一本化】   
 自:白坂亜紀 現
 立:吉田忠智 元 23年補欠選落選
 参:野中しんすけ 
宮崎(自)【野党一本化】   
 自:長峯誠   現
 立:山内佳菜子 新 県議
 参:滋井邦晃
鹿児島(自)【野党一本化】 
 自:園田修光 元
 無:尾辻朋実 新 立憲推薦
 参:牧野俊一
沖縄(無=野党系伊波洋一)【野党一本化】   
 自:奥間亮  新 那覇市議      
 無:高良沙哉 新 沖縄大教授 野党系推薦
 参:和田知久

889名無しさん:2025/07/06(日) 16:50:29
■2人区
茨城(自無 無=野党系:堂込麻紀子)    
 自:上月良祐 現
 立:小沼巧  現
 維:北崎瀬里奈
 共:高橋誠一郎
 参:桜井祥子

静岡(自無 無=中立:平山佐知子)   
 自:牧野京夫  現
 国:榛葉賀津也 現
 共:鈴木千佳
 参:松下友樹

京都(自立)
 自:西田昌司  現
 立:山本和嘉子 新 元代議士 24年京都5区落選
 国:酒井常雄  新 府議     
 維:新実彰平  新 アナウンサー
 共:倉林明子  現
 参:谷口青人  新
 れ:西郷南海子 新 
 無:二之湯真士 新 自民府議

広島(自無 無=野党系:三上絵里)    
 自:西田英範 新 21年補欠選落選
 立:森本真治 現
 共:高見篤己
 参:小石美千代
 れ:楾大樹

■3人区
北海道(自自立)
 自:高橋はるみ 現
 自:岩本剛人  現
 立:勝部賢志  現
 国:鈴木雅貴  新 証券会社社員
 共:宮内史織  
 維:オカダ美輪子
 参:田中義人
 保:小野寺秀  元自民道議
 れ:野村パターソン和孝

千葉(自自立) 
 自:石井準一  現
 自:豊田俊郎  現
 立:長浜博行  現
 国:小林さやか 新 NHK記者
 維:石塚貞通  
 共:白石ちよ  
 参:中谷めぐ
 れ:山本なつみ

兵庫(自公維)
 自:加田裕之  現
 公:高橋光男  現
 無:泉房穂   新 前明石市長 立憲推薦
 国:多田ひとみ 新 官僚
 維:吉平敏孝  新 東京3区落選
 共:金田峰生  
 参:藤原誠也
 れ:米村明美  
 社:来住文男  
 NHK:立花孝志 元

福岡(自公立)
 自:松山政司 現
 公:下野六太 現
 立:野田国義 現
 国:川元健一 新 元ソニー社員
 維:伊藤博文 
 共:山口湧人 
 参:中田優子 
 保:森健太郎
 れ:沖園理恵
 社:那須敬子

890名無しさん:2025/07/06(日) 16:50:41
■4人区
埼玉(自公立無 無=国民系上田清司) 
 自:古川俊治  現
 公:矢倉克夫  現
 立:熊谷裕人  現
 国:江原久美子 新 県議
 維:龍野真由美
 共:伊藤岳   現
 参:大津力
 れ;桜井奈々絵
 社:高井環

神奈川(自自公維立 合併選挙5人当選) 
 自:脇雅昭    新 官僚
 公:佐々木さやか 現
 立:牧山ひろえ  現
 国:籠島彰宏   新 官僚
 維:千葉修平   
 共:浅賀由香   
 参:初鹿野裕樹
 れ:三好諒    
 社:金子豊貴男  
 無所属連合:内海聡

愛知(自公立国) 
 自:酒井庸行  現
 公:安江伸夫  現
 立:田島麻衣子 現
 国:水野孝一  新 にっぽんど真ん中祭り
 維:広田さくら 
 共:須山初美  
 参:杉本純子
 れ:辻恵    元民主党代議士
 社:大西雅人  
 減税日本:田中克和  
 
大阪(自公維維)
 自:柳本顕   新 元代議士
 公:杉久武   現
 立:橋口玲   新 弁護士
 国:渡辺莉央  新 医師
 維:佐々木理江 新 大阪市議 大阪維新総務会長
 維:岡崎太   新 大阪市議 大阪維新政調会長
 共:清水忠史
 参:宮出千慧
 保:正木真希 
 れ:椛田健吾  
 無:東修平   元四條畷市長
 無:世良公則  ミュージシャン


■6人区 +1人の合併選挙(蓮舫の都知事選出馬落選に伴う)

東京(自自公立共れ れ=山本太郎)
 自:武見敬三  現
 自:鈴木大地  新 オリンピック選手
 公:川村雄大  新 医師
 立:塩村文夏  現
 立:奥村政佳  現 比例から転出。歌手
 国:牛田茉友  新 NHKアナウンサー
 国:奥村祥大  新 東京28区落選
 維:音喜多駿  元 東京1区落選
 共:吉良佳子  現
 参:さや
 保:小坂英二
 れ:山本譲司
 社:西美友加  
 再生の道:吉田綾 
 無:山尾志桜里 元国民民主代議士

891OS5:2025/07/06(日) 17:22:23
1人区(32区)
自民優位:(6)石川・福井・滋賀・奈良・島根鳥取・山口
自民接戦:(7)群馬・富山・岐阜・岡山・佐賀・長崎・熊本
激戦  :(6)秋田・福島・栃木・山梨・宮崎・沖縄
野党接戦:(9)青森・宮城・山形・新潟・三重・徳島高知・香川・大分・鹿児島
野党優位:(3)岩手・長野・愛媛

保守分裂:(1)和歌山

2人区(4区×2)
茨城:自>立>┃参>共>維
静岡:国=自>┃参=共
京都:自=維=┃共=立>参>国
広島:自=立>┃参=れ=共

3人区(4区×3)
北海道:立勝部=自高橋> 自岩本=国鈴木=参田中
千葉 :立長浜> 国小林=参中谷=自石井=自豊田
兵庫 :無所泉>自加田> 公高橋=参藤原
福岡 :自松山=立野田> 国川元=公下野

4人区(4区×4)
埼玉 :自古川>立熊谷> 国江原=参大津=公矢倉=共伊藤
神奈川:立牧山>自民脇> 国籠嶋=公佐々木=参初鹿野
愛知 :立田島>自酒井>国水野 公安江=参安江
大阪 :自柳本=維新佐々木=維新岡崎=公明杉=参政宮出

6人区(1区×1 7位は3年)
東京:自鈴木>公川村=共吉良=参さや=立塩村> (ここまでで5人)
   国牛田=自武見=立奥村=れ山本=維音喜多=国奥村

892OS5:2025/07/06(日) 17:24:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed3ea8444066ad6825042069d712d47a6fa04b1c
【ふくしま2025参院選】選挙区得票目標 自民43万票 保守層切り崩し警戒 立民50万票 政権批判票分散懸念
7/6(日) 11:19配信
 参院選本県選挙区(改選1議席)の5候補の陣営は得票目標を設定した。自民党の現職森雅子候補(60)の陣営は43万票、立憲民主党の新人石原洋三郎候補(52)の陣営は50万票を掲げる。報道各社の序盤情勢調査で森候補と石原候補の接戦が報じられる中、両陣営が警戒するのは全国で急伸が伝えられた参政党への支持動向だ。森陣営は屋台骨である保守層の切り崩し、石原陣営は政権批判票の散逸につながりかねないと危機感を強めている。

 前回2022(令和4)年と前々回2019年の本県選挙区の結果と投票率は以下の通り。投票率53・40%、52・41%となった過去2回は自民候補と野党統一候補による事実上の一騎打ちとなり、自民候補が約10万票差で勝利した。今回は新興政党が参戦し、構図が変化している。有権者の関心の高い物価高などが争点となり、多くの陣営が投票率は前回を上回るとみる。

 森陣営は投票率は前回を上回る54%と予想。公示直前の選対会議で、得票目標を前回選挙で自民新人が得た約42万票を1万票上回る43万票に定めた。矢吹貢一自民党県連幹事長は、接戦を報じる序盤情勢調査を受け「厳しい戦いになるとは思っていた。当選ラインは37万〜38万票か」と見通す。

 懸念材料は、全国で躍進が伝えられる参政党だ。森陣営幹部は、これまで自民党を支えてきた保守層の一部に参政が食い込んでいるとみる。県議の一人は「参政党の伸びは脅威だ。(本県選挙区で)10万票近く取られかねない」と警戒する。森候補への推薦は見送ったものの「強力なる心情的支援」で支える公明党と連携しながら、保守系の岩盤支持層の票固めを着実に進めるとしている。

   ◇    ◇

 石原陣営は昨秋の衆院選で立民候補が得た合計約42万票を基礎票とした上で、政権への批判票を見込み、得票目標を50万票とした。4小選挙区で3勝した衆院選の勢いを継続しようと、高い目標を掲げた。投票率は55%と想定し、予想投票総数の過半数に当たる43万票が当選ラインとみている。

 石原陣営幹部は「参政党に一定の政権批判票が流れる」と危機感をにじませる。参政が掲げる自国優先の政策について、立民県議の一人は「有権者に響きやすい側面がある」とみる。宮下雅志立民県連幹事長は立民、国民民主、社民の各党県連と連合福島、県議会会派「県民連合」で構成する5者協議会の枠組みで「しっかりと政権批判票の受け皿になっていく」と意気込む。

   ◇    ◇

 参政党の新人大山里幸子候補(51)の陣営は「全国比例500万票を勝ち取る」とし、本県選挙区の得票目標はあえて設定していない。ただ、前回参院選の本県選挙区で、当時は政治団体だった参政党の新人が得た2万3027票を上回る得票を目指している。

 党員と党の支援者「サポーター」は合わせて700人を超えた。大山陣営幹部は公示前後で「急拡大している」といい、「驚くほどの伸びだ。支持者の期待に応えたい」と手応えを口にした。

   ◇    ◇

 政治団体「NHK党」の新人越智寛之候補(51)は、NHK党が公選法上の政党要件を満たすため、全国での「得票率2%」を目標に据える。本県選挙区では3万3千票以上の得票を目指している。

 無所属の新人遠藤雄大候補(40)は得票目標を45万票とし、独自の選挙戦を繰り広げている。

【過去2回の参院選 本県選挙区の選挙結果】

■前回(2022年)※投票率=53.40%
当 419,701 星北斗 58 自民  新
  320,151 小野寺彰子 43 無所属 新
   30,913 佐藤早苗 62 無所属 新
   23,027 窪山紗和子 47 諸派  新
   19,829 皆川真紀子 52 N党  新

■前々回(2019年)※投票率=52.41%

当 445,547 森雅子 54 自民  現
  345,001 水野さち子 57 無所属 新
   33,326 田山雅仁 35 諸派  新

※年齢、政党名は当時。敬称略

※前回の小野寺彰子、前々回の水野さち子は野党統一候補

893OS5:2025/07/06(日) 17:29:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/a798ce0032eb9358005c629472e3ace8f0e84429
【参院選注目選挙区】 日本一の米どころで農業票めぐり4候補が火花
7/5(土) 22:30配信
今月20日投開票の参議院選挙で、勝敗のカギを握るのは1人区です。その1人区の1つ、日本一の米どころの新潟選挙区。農業票をめぐる激しい戦いを取材しました。(7月5日OA「サタデーステーション」)

■五輪銀の知名度が強み

公示後、初の週末をむかえた今日、石破総理が入ったのが自民党候補が激しく競り合う新潟選挙区です。

新潟選挙区は、立憲民主党の現職に、自民党、参政党、NHK党の新人が挑む構図です。コメが大きな争点になっています。

自民党 石破茂総裁(5日 上越市)
「コメの値段どうするんだという話。小泉さんが頑張って、お米の値段3000円台になりました。消費者も納得し生産者も納得する。その米の値段はどこなんだということを中村真衣は一生懸命追求をしてまいります」

初めての選挙に挑むのは、自民党の新人・中村真衣さん。

自民党 中村真衣候補(5日 上越市)
「まだまだ自民党に逆風が吹き上げておりますが、精一杯頑張りたいと思っております」

中村さんは25年前、シドニーオリンピックに出場し、100メートル背泳ぎなどで2つのメダルを獲得しました。地元の新潟県長岡市では、1万人規模のパレードが行われました。その地元に石破総理を迎え入れ、支援者にアピール。中村さんは、スポーツ振興や災害に強い地域づくり、そしてコメ問題を訴えます。

自民党 中村真衣候補(3日 燕市)
「農家の皆さんを守るには、農家の皆さんが安心して生産できる環境、そして、農家の皆さんの所得補償をどんどんと広げていかなければいけません」

演説を聞いた人は・・

自民党支持のコメ農家
「正直言うと、衆議院で全敗した新潟県だから、なんとか参議院でね、中村さんが名をはせてもらいたい」

去年の衆院選で、自民党は新潟の全ての選挙区で立憲民主党に敗れました。政権交代がおきた2009年の衆院選以来の出来事でした。

自民党 中村真衣候補(5日 出雲崎町)
(Q手ごたえどうですか?)
「分かりません、どうなんですか?皆さんの方が分かると思う」
(Q石破さん来てどうでした?)
「いや、もう昨日も高市さんが来られましたけども、本当に有難いですし、でもとにかく精一杯頑張ります」

■現職の実績アピール

そして、立憲民主党からは、再選を狙う現職の打越さく良さん。自身も支援者も、みんな“さくら色”の出で立ちです。

立憲民主党 打越さく良候補(3日 燕市)
「参議院予算委員会でも石破総理に直接質問しました。それをきっかけに基礎年金の底上げをつくることができました」

現職らしく、国会での実績を強調する打越さん。20年近い弁護士のキャリアでも、弱者に寄り添う活動に取り組んできました。

立憲民主党 打越さく良候補(3日 燕市)
「お米の価格、みんな本当に大変ですよね。この価格を安定するには、生産者の声に寄り添う。そして消費者を支える」

打越さんは、農業を支えるために、戸別所得補償制度の復活を訴えます。国会でも…

立憲民主党 打越さく良候補(5月 参議院予算委員会)
「総理、決断が必要だと思うんです。実質的な減反をやめて、コメの生産を増やすと決断していただけないでしょうか。そのうえで消費者価格を適正なものにしていく。両面の政策が必要」

石破総理大臣
「全く同じことを、私は麻生総理の農水大臣時代にやろうとしたができなかった」

そして、石破総理は今月1日…

石破総理大臣(1日)
「令和7年産から、増産を進めてまいります。新たなコメ政策へと転換をいたします」

米の増産に舵を切る決断に至りました。

お昼ご飯中には本音も…

立憲民主党 打越さく良候補(4日 津南町)
(Q演説でもあったお米への思いは?)
「小泉大臣になって、割ともてはやされている。やっぱり生産者の気持ちとか、そこは新潟の方々の怒りというか悲しみ、もう渦巻いているような気がするんですよね」

打越さんを心強い仲間が支えます。

立憲民主党 枝野幸男元代表(5日 新潟市)
「昨年の10月の総選挙と同じ様に、それぞれの地域で票を出していただければ必ず勝てる」

去年の衆院選で、新潟の5つの選挙区すべてで勝利した立憲民主党。打越さんには、各地区で当選した議員たちが一緒に遊説を行っています。

米山隆一 衆議院議員(3日 見附市)
「衆議院議員の米山です。打越さん応援していただきありがとうございます。国会って、法律を作るところですから。法律を分かってるっていうのは大きいですよ」

894名無しさん:2025/07/06(日) 17:30:11

■主婦目線で経済政策訴え

そして、「日本人ファースト」を掲げる参政党の新人、平井恵里子さん。

参政党 平井恵里子さん(4日 新発田市)
「なぜ普通のお母さんが声を上げなければいけなくなったのか。消費税はゼロ%に持っていきます。3、5、8、10と、どんどんどんどん税金が上がって、上がったことによって景気はどうなったか、悪くなったんです」

平井さんは、消費税の段階的な廃止や、社会保険料の負担軽減などを訴えます。子育てをしながら働く、主婦目線を大切にしています。実家がコメ農家の平井さん。コメ問題については…

参政党 平井恵里子候補
「やっぱり一番いい方法は、国が高く買い取って消費者には安く売る。これ以外ないなというふうに思っています」

■SNS発信に重点

そして、NHK党の原田公成さん。

NHK党 原田公成候補(3日 新潟市)
「NHKの公共放送としてのあるべき姿を取り戻す」。

選挙活動の拠点は、新潟から300キロ離れた埼玉県朝霞市です。活動のメインは、SNSでの情報発信。

NHK党 原田公成候補(4日 埼玉・朝霞市)
「通常の選挙よりも圧倒的に反応は大きい」

テレビ朝日

895OS5:2025/07/06(日) 17:31:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/55a7af2c1ca4599ecf745e6cedb27054b7e6831e
参政躍進で「維新食い」はあるか 双方ルーツの大阪で神谷氏てこ入れ、梅村氏合流で風雲急
7/5(土) 18:41配信


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産経新聞
演説する参政党の神谷宗幣代表。左は比例代表候補の梅村みずほ氏=5日午前、大阪市中央区(山田耕一撮影)

6月の地方選で伸長した参政党が参院選(20日投開票)で勢いづいている。公示後初の週末となった5日、神谷宗幣代表は、日本維新の会が本拠地とする大阪に入り、新人候補らと支持拡大を訴えた。応援演説には維新を離党して合流した比例代表候補も駆け付け、議席を争う他党は警戒を強めている。

【写真】「私をボロクソにいう人たちが、日本をだめにした」参政・神谷氏

■維新の「聖地」で演説

19人が出馬した大阪選挙区(改選数4)。神谷氏がマイクを握った大阪市中央区の南海難波駅前は、大型選挙で演説会場とする維新にとって「聖地」といえる。2日前の公示日は吉村洋文代表が第一声をあげた。

元大阪府吹田市議の神谷氏は、参政党の最初の拠点が同市内の自身の事務所だったとして「ルーツは大阪」と強調。「大阪の皆さんは維新と(維新創設者の)橋下徹さんに期待して自民党ではだめだと判断した。けれども15年たって、よくなっていない」と主張し、対決姿勢を鮮明にした。

今回掲げる「日本人ファースト」について「外国にお金が流れない仕組みをつくって経済を豊かにし、国民に政治や人生に希望を持ってもらう。その上で外国人も受け入れたい」と訴えると、聴衆から拍手が起きた。

維新の党内予備選に敗れて離党し、参政から比例代表で出馬した梅村みずほ氏(46)も「戦力外通告を受けた私を拾ってくれたのが神谷さん。この党を日本にふさわしい政党に育てる」と宣言。陣営関係者は「梅村氏の合流で従来とは違う層からも支持を得られるのでは」と期待する。

■地方組織が拡大

令和2年設立の参政は4年の前回選で神谷氏が比例代表で初当選した。当初は交流サイト(SNS)での動画配信を活動の中心としていたが「支持拡大に限界が見えた」(陣営関係者)として、選挙ビラのポスティングなどの「地上戦」も展開するように。昨年の衆院選で3議席を獲得、梅村氏の合流で党所属国会議員は5人となり、公職選挙法上の政党要件を満たした。

躍進の背景には地方組織の拡大がある。5年の統一地方選では100人の地方議員が誕生した。今年6月の兵庫県尼崎市議選では候補者がトップ当選し、同月の都議選で初の3議席を獲得した。党ホームページによると所属議員は155人。

これまでの政策は、新型コロナウイルスワクチン反対など独自色の強い主張が目立ったが、今回は「日本人ファースト」を掲げ、消費税減税や移民反対、子育て支援など他党とも重なる訴えを展開する。

■「正直怖い」「支持率勝負」

演説後、記者団の取材に応じた神谷氏は、大阪選挙区を東京選挙区(改選数6、補欠1)と同様に「絶対に取らないといけない」最重点選挙区にしたと明らかにした。全体の獲得議席目標も6議席から上積みする考えを示した。

参政の勢いに対し、大阪選挙区で新人2人を擁立している維新の陣営幹部は「ネットでもリアルでも戦略的に活動してきた印象で正直怖い」と吐露。別の関係者も「維新は大阪で自民党から離れた保守層の受け皿だったが、参政にもそうした層が流れつつある」と警戒する。

一方、同じく新人が立候補した自民陣営の関係者は参政の躍進について「票を食われるのはわれわれではなく、維新の方だろう」とし、「粛々と政権与党の実績をアピールしながら組織を固め、浮足立たないようにしたい。王道の選挙をする」と気を引き締める。

自民と連立政権を組み、現職の議席確保を目指す公明党の関係者は「参政は都議選からの流れで勢いがある。わが党の主張が無党派層にも届くよう注力しないと、埋没してしまう」と危機感を示した。

「警戒したところでやることは変わらない。当たり前のことを正々堂々と訴える」と語るのは、新人が議席争いをする国民民主党の府連幹部。最後の4枠目の争いだとして「勝ちに行く選挙。(無名の新人同士なら)最後は党の支持率勝負」との見方を示した。

896名無しさん:2025/07/06(日) 17:31:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a64501f89487d09e4dfb5a1eda9be763c5e0413
公明、続く「なっちゃん」頼み 山口元代表が応援に奔走 今も見えぬ「党の顔」
7/5(土) 18:09配信
産経新聞
公明党の山口那津男元代表=5日午前、埼玉県草加市

政界引退を表明している公明党の山口那津男元代表が参院選(20日投開票)の応援に奔走中だ。8期15年間、代表を務めた山口氏の知名度は絶大で、代表を退いた今もなお「なっちゃん」人気は衰えない。「なっちゃん」頼みは党の「新たな顔」が不在であることの裏返しでもあり、党勢拡大に暗い影を落とす。

【写真】池田大作氏の生地・大田区で公明が2議席とも失う 都議選「先生が作った組織なのに…」

「皆さん、こんにちはー、なっちゃんです!」

5日午前、埼玉県草加市内で埼玉選挙区から出馬している公明現職の応援に立った山口氏が演説を始めると、集まった支持者から「なっちゃーん」と黄色い声が飛び、コールが湧きおこった。「私は今期で議員を引退する。今日、皆さまに訴えかけるのは現職議員として最後だ。どうか勝たせてほしい」と訴えると、会場は大きな拍手に包まれた。気温30度超えの猛暑にも関わらず、演説後には写真撮影や握手を求める支持者が途絶えなかった。

演説に足を運んだ支持者は山口氏を「親しみやすく、話の筋が通っている」と評し、別の支持者は「議員を辞めても党に残ってほしい」と引退を惜しんだ。

代表を退いても山口氏は引っ張りだこだ。公示日の3日は党が最重点区とする福岡選挙区に、4日は神奈川選挙区に、5日は埼玉選挙区と休みなく応援に駆け回る。6日は接戦が伝えられる兵庫選挙区で支持を訴える予定だ。

山口氏が長年、党の顔を務めたことが、かえって党の足を引っ張る結果を招いている。山口氏は親しみやすい人柄で支持者から絶大な人気を集める半面、支持母体の創価学会の意向で引退のタイミングを逃し、後継を育てられないまま引退となってしまった。斉藤鉄夫代表も柔和なキャラクターに違いないが、山口氏ほどのカリスマ性はない。

公明代表には連立を組む自民党と厳しい交渉を重ねつつ、支持者の理解を得るため「公明らしさ」の打ち出しも求められる。山口氏なき後の「ザ・公明党」は今も見当たらない。(長橋和之)

897名無しさん:2025/07/06(日) 17:33:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/37f9d0783acbe3634a3c2f82f58ec0d643de7d49
一枚岩ではない維新と不毛な内輪モメを繰り広げる自民...激戦の参議院選挙「注目区のインサイド」
7/5(土) 8:00配信



兵庫県の圧倒的本命は…
選挙の結果次第では石破総理の責任も問われる

7月3日に公示され、投開票が迫る参議院選挙。最大の関心事は「自公の過半数割れはあるのか」だが、先立って行われた都議選で自民党は過去最低の議席数に終わるなど、雲行きが怪しい。参院選で注目される2区のインサイドをレポートする。

【画像】警察が出動し支援者が押さえ込んで…蓮舫氏の街頭演説「乱入者トラブルが発生」緊迫の現場写真

石破茂総理(68)が第一声をあげる地に選んだのは「兵庫県選挙区」(改選定数3)。斎藤元彦県知事(47)の一連の騒動の余波がいまだ強く感じられるこの選挙区で、圧倒的な本命と目されるのが泉房穂氏(61・無所属)だ。地元紙記者の解説。

「保守層まで取り込んでいる泉さんの人気は顕著。残りの2議席を自民、公明、維新、国民、参政などで争う形となるでしょう。13名が立候補するかなりの激戦区です。比例区も、立憲を加えた5党すべてが得票率10%を超えると予測されており、誰に転んでもおかしくありません」

与党を取り巻く状況は厳しい。泉氏の存在や参政党の台頭で保守票が分裂するため、自民党候補の加田裕之氏(55)は劣勢とする調査結果もあった。自民党県連の議員がため息をつく。

「石破総理が神戸で第一声をあげたように重点区なのですが、現状は劣勢です。先の出直し兵庫県知事選に独自候補を出せなかった及び腰のせいで、県民からソッポを向かれてしまったように感じます。必勝の姿勢で臨んでいるのですが、加田さんには同情しますよ……」

一方で、日本維新の会の吉平敏孝氏(44)は少しずつ支持を増やしているが、維新の会関係者は懐疑的だ。

「斎藤知事の問題と、それに伴う維新の会の県議らの離党などがマイナスに影響している。吉平が支持を伸ばしているのは、彼が若手なのと、社会保険料の引き下げや外国人受け入れの規制という政策が県民に刺さっているからでしょう」

また、先の兵庫県知事選挙で自らの当選は目指さず斎藤知事を後押ししたNHK党党首の立花孝志氏(57)も立候補したが、一部ではこんな声もある。

「もし、立花氏が兵庫県知事選挙と同じような役割を演じるのであれば、割を食うのは自民と維新になる。そうなると、国民が漁夫の利を得る可能性が出てきます。過去に前例がある以上、立花氏による影響は決して無視できないでしょう」

898名無しさん:2025/07/06(日) 17:33:45
◆混沌の大阪選挙区

兵庫県と隣接する「大阪府選挙区」も、改選定数4を19人の候補者が争う激戦区だ。

9つの国政政党の候補者が入り乱れ、ミュージシャンの世良公則氏(69)も立候補を表明するなど、話題には事欠かない。日本維新の会の佐々木理江氏(42)が事前調査などでは頭一つ抜け出しているものの、こんな裏事情がある。

「2議席死守は最重要課題です。ただ、今回の候補者2名はいずれも大阪市議出身。ウチは府議団が強いから、パワーバランスが崩れることをよく思わない府議もいて、決して一枚岩ではない」(大阪維新の会所属議員)

一歩リードする維新を自民、公明、国民が追う形となるが、さまざまな政党が並ぶため情勢は読みにくい。ただ、本来であれば追撃の一番手となるはずの自民党でもお家騒動があった。

立候補に意欲を示していた現職の太田房江氏(74)が、地方議員らに選挙支援の見返りとして資金提供を持ち掛けたという疑惑が『NEWSポストセブン』の報道で明らかになったのだ。その影響もあってか、疑惑は全面否定しつつも最終的には不出馬を表明。自民党は柳本顕氏(51)を公認した。

「太田さんがカネを配っている、という疑惑はかねてから党内でささやかれていた。候補者を選ぶ段階でその声が次第に大きくなると、今度は別の候補者もカネを配っていたと喧伝されるようになり、収拾がつかなくなった。

いわば、太田氏を巡る問題は不毛な内輪モメだったわけです。維新の勢いが低下しているなか、本来であれば団結して選挙に臨むべきですが、到底そんな状態にはない。いったい何をやっているんだ、と呆れます」(自民党関係者)

維新、自民、公明の議席確保が有力視されるなか、残りの1枠を国民、参政、維新、共産で争う形となっているが、いずれも僅差。どんな結果が出ても不思議ではない。

さまざまな思惑が交錯する2つの激戦区。今回の参院選で明確なのは、物価高で苦しむ国民の視点からすれば、政党内の小競り合いではなく、生活に直結する政策面が重要視されるということだろう。

FRIDAYデジタル

899名無しさん:2025/07/06(日) 17:34:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e16947ce38c21fbff4f3c76ab1871030f68f8c1
「政権選択」、決戦火ぶた 消長、連立枠組みに影響 批判票争奪戦に・参院選〔深層探訪〕
7/5(土) 7:00配信
 土俵際に追い込まれた石破政権が踏みとどまるか、野党が一気に寄り切るか。3日公示された参院選は「政権選択」の性格を色濃く帯びる。物価高対策や、財政・社会保障、対米関係などを争点に、与党は「責任政党」のアピールに懸命。多極化する野党は、政権批判票の受け皿争いが激しさを増す。選挙後の政権の枠組みを巡る思惑も絡み、夏の政治決戦の火ぶたが切られた。

【ひと目でわかる】焦点の議席数

 ◇「給付」か「減税」か
 「今年中に生活が苦しい方々にお金が行き渡るようにする。バラマキでも何でもない」。石破茂首相(自民党総裁)は3日、神戸市での第一声で1人当たり2万〜4万円給付案に理解を求める一方、医療・年金・介護の財源となる消費税を「傷つけてはいけない」と述べ、減税論をけん制した。

 物価高対策を巡っては、改選を控えた自民の参院議員が消費税減税を迫り、首相も一時傾斜。だが財政規律維持を重んじる森山裕幹事長らに押し返され、現金給付案に回帰した。

 そうした迷走への反省も踏まえ、力点を置くのは政権政党の「安定感」だ。首相は難航する日米関税交渉について「国益を守るために全身全霊で臨む。どの党がそれを実現できるのか」と自負。東日本大震災後、歴代首相は福島県など被災地で国政選の第一声に臨んできたが、今回は改選数3を与野党が激しく競う兵庫選挙区を選んだ。公明党候補の応援にも入り、「友党・公明と共に次の時代に責任を持つ」と声を張り上げた。

 ◇首相、裏金に触れず
 野党は物価高対策での「失政」を追及し、有権者の不満を吸い上げる戦略だ。「食料品が高過ぎる。石破政権は何もしておらず無策だ」。立憲民主党の野田佳彦代表は宮崎県国富町で、食料品への消費税率ゼロを訴えた。赤字国債を発行しない「責任ある減税」も掲げ、財源論にも配慮を示した。

 日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)は大阪市内で「自民は『現金を配るからよろしく』。買収ではないか」と強く批判。一丁目一番地と位置付ける社会保険料引き下げに「正面から切り込む」と繰り返した。国民民主党の玉木雄一郎代表も東京都内で「現役世代から豊かになろう」と述べ、所得税減税を通じた手取り増を主張。いずれも、「物価を上回る賃金上昇」を目指す首相の取り組みは「不十分」との立場で、現役世代の支持獲得を図る。

 衆院で過半数を割った自公にとって、非改選を合わせた参院の過半数死守は「必達目標」(首相)だ。ただ物価高に加え、一昨年から続く派閥裏金問題で「自民は負のイメージが染みついた」(政府関係者)。首相が第一声で応援したのは裏金事件に関係した自民候補だったが、事件には触れなかった。共産党の田村智子委員長は「裏金に全く無反省の自公を少数に追い込む」と力を込めた。

 選挙結果を左右する「1人区」では、自民が比較的強いとされる西日本でも「与野党が競り合う情勢」(自民関係者)。首相や野田氏は今後、接戦が伝えられる1人区を中心にてこ入れを図る方針だ。

 ◇過半数割れで流動化
 選挙後も衆院での少数与党は変わらない。さらに参院でも自公が改選50議席に届かず、過半数を割り込めば、政権の存続そのものが危うくなる。ただ、野党が大同団結して「非自民政権」をつくる機運にも欠ける。「どれぐらい議席を取るかなどを勘案し、臨機応変に対応したい」。野田氏は3日、記者団にこう述べ、現時点で政権構想がないことを暗に認めた。

 自民内では公示を前に、麻生太郎最高顧問、岸田文雄前首相、茂木敏充前幹事長が会談するなど、参院選後も見据えた動きが既に出ている。自民幹部は「過半数を割れば一気に政局は流動化する」と漏らした。

900名無しさん:2025/07/06(日) 17:36:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d16c556ee3cc45bb5ef4b774013b317171b18e4
参院選で注目の「農業票」自民は離反に警戒 「1人区」と重なる米どころ 勝敗にも直結
7/4(金) 21:56配信
参院選では「農業票」の動向に注目が集まっている。「農業協同組合(JA)グループ」の組織票は従来、自民党の有力な支持基盤の一つだが、コメ価格高騰を巡る政府の対策には不満も渦巻く。東北など国内有数の米どころは参院選の結果を左右する「1人区」と重なる。野党も農業票の切り崩しを狙っており、自民は選挙戦序盤から党幹部を投入して支持固めを急ぐ。

参院選2日目の4日に石破茂首相(自民総裁)が訪れたのは、緑豊かな福島県白河市だった。

「良いコメを安いコストで作る努力が報われる対策をやっていく」。首相は同市の「JA夢みなみ」の農産物直売所で開いた意見交換会で、集まったJA組合員らにこう力説した。

■「票読みしやすい戦力」

JAグループの組合員は全国で1千万人を超え、各都道府県に組織網を持つ。昭和50年代は参院選で100万票以上を集めた。近年は農業人口減少の影響があるとはいえ、令和4年参院選で20万票弱。農水族議員は「票読みがしやすく重要な戦力だ」と解説する。

ただ、コメの価格高騰への対策が、自民とJAグループとの関係に暗い影を落としている。かつてJAに組織改革を迫った小泉進次郎農林水産相は就任後、組織や団体に忖度(そんたく)しない考えを強調し、備蓄米の随意契約や無関税のミニマムアクセス(最低輸入量)米の前倒し輸入を進めた。コメ価格は5週連続下落し、消費者から一定の評価を得たものの、生産者には経営悪化の懸念が広がり、農水省関係者は「東北を中心に農業票が相当離れる」とみる。

実際、4日の首相の表明に対する会場の拍手はまばら。組合員らの表情も険しい。出席者の一人に自民を支持するかどうかを尋ねると「内緒だ」と苦笑いを浮かべた。

■過去にも関係揺らぐ

自民とJAの関係が揺らいだ時期は過去にもある。環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への反発で、平成28年参院選では農業票が自民から離れた。その結果、自民は東北6県のうち秋田を除く5県で敗北。令和4年参院選では4勝2敗まで戻したが、今回はコメ価格高騰対策を巡る影響は避けられないとの見方もある。

それだけに自民の危機感は強い。支持離れを防ぐため、党ナンバー2で農水族の重鎮の森山裕幹事長が3日の公示日、JAグループ組織内候補の出陣式でマイクを握った。森山氏は「食料安全保障の確立がかかった戦いだ。一番頼りになるのは皆さんの組織だ」と持ち上げた。4日には自民の高市早苗元経済安全保障担当相がコメの生産量日本一の新潟県を訪れており、序盤から農業が盛んな1人区に党幹部や知名度の高い議員を投入して支持を固めたい思惑が透ける。5日には首相も新潟入りする。

■参院選の勝敗のカギに

一方、立憲民主党の野田佳彦代表は3日の公示日にコメ問題を巡る不適切発言で更迭された江藤拓前農水相の地元・宮崎県で、政府の対策は「行き当たりばったりだ」と批判。与野党間の農業票を巡る駆け引きは今後も過熱する見通しで、農業票の行方が参院選の勝敗のカギを握る可能性もある。(永井大輔)

901名無しさん:2025/07/06(日) 17:37:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/5496d8b4cdf793baf1f757d4cab7771bca5e7a8b
【参院選・激戦区ルポ】維新の人気凋落で吉村代表は本拠地・大阪でヒートアップ 現職辞退でドタバタ自民も苦戦中
7/4(金) 20:41配信
 参院選スタートの7月3日、大阪・ミナミの繫華街で第一声のマイクを握ったのは、日本維新の会の代表で大阪府知事の吉村洋文氏。

「あまりにも負担が大き過ぎる社会保険料を下げていく努力が必要です。これは全世代にとっての問題なんです」


■目標はわずかに改選議席プラス1

 今回の参院選で、維新は選挙区に15人、比例区に13人の計28人の候補者を擁立したが、吉村氏が目標としたのは「6議席以上」。改選議席が5議席なので、わずかにプラス1。大阪選挙区の2議席確保を前提にした場合、他の選挙区・比例区あわせて4議席という遠慮がちな目標だ。

 前出の維新の地方議員はこうぼやく。

「3年前の参院選と比較すれば、いかに維新の人気が急降下しているのか、街頭演説を見ても身につまされる。今回の参院選では、選挙区でとれそうなのは大阪くらいで、東京や兵庫も大苦戦。選挙区で議席がとれないと比例の得票数にも直結する。そうなれば、吉村代表の責任問題に発展し、党内抗争にもなりかねない」

 と言いながら、石破茂首相が公約に掲げる「全国民への2万円給付」に触れると、

「今、自民党がやろうとしてるのは選挙の前だからちゅうことで、2万円の現金を配ります、皆さんよろしく、でしょう。こんなの買収じゃないですか」

 と激しい批判を展開した。現場にきていた維新の地方議員が驚いた様子で話す。

「ここまでヒートアップする吉村さんも珍しい。それだけ、今回の参院選がやばいってことの裏返しだ」

 維新の“本拠地”大阪選挙区では、直近3度の参院選で、改選数4のうち2議席を維新が確保してきた。だが、今回は厳しい状況だという。

 今回改選となる6年前の2019年参院選・大阪選挙区で、維新は梅村みずほ氏がトップ当選、東徹氏が2位で当選した。だが、梅村氏は4月にあった党内の参院選候補を決める予備選で敗れ、党のガバナンスを批判して離党。参政党に移籍し、今回は参政の比例区から出馬している。東氏は昨年10月の衆院選にくら替えして当選。維新は現職候補がいなくなり、予備選で選ばれた、いずれも大阪市議だった佐々木理江氏と岡崎太氏の新顔2人が立候補し、議席の確保を目指している。

 前回22年の参院選で、維新の勢いは大阪にとどまらず、全国比例で野党トップの約780万票を獲得し、自民党に次ぐ8人を当選させた。しかし、今やその勢いはしぼんでいる。昨年の衆院選では、大阪でこそ小選挙区で全勝したものの、全国的には議席を6減らす惨敗だった。

 3日の吉村氏の第一声でも、かつてのような熱気が聴衆から感じられなかった。かつては、吉村氏が演説するとなれば、1時間以上前に現場に到着しなければ撮影ポジションが確保できない状況だったが、今は聴衆も減り、ぎりぎりのタイミングでも十分だった。

902名無しさん:2025/07/06(日) 17:37:51
■太田房江氏の辞退で候補決定は直前

 直近3回の参院選で、維新以外の2議席は自民党と公明党が「指定席」のように獲得した。だが、全国的に苦戦が予想される自民は、大阪でも厳しい情勢だ。

 自民は19年の参院選で当選した現職で、元大阪府知事の太田房江氏を公認する方針を5月半ばに決めていた。しかし、太田氏は旧安倍派で「裏金議員」として名前があがり、それ以外にも「政治とカネ」の疑惑が週刊誌で報じられた。太田氏は「体調不良」などを理由に5月26日に自ら出馬辞退を表明。自民はそこから緊急公募をし、元衆院議員の柳本顕氏の擁立を発表したのが6月11日。7月3日の公示日まで1カ月もないタイミングだった。

 柳本氏は元大阪市議で、過去に2度、自民党から大阪市長選に出馬している。だが1度目の15年は吉村氏に、吉村氏の辞職を受けて行われた18年は維新の創設者の松井一郎氏に敗れている。

「柳本氏は大阪市議として、手腕には定評がありますよ。維新が提唱した大阪都構想には、反対の急先鋒として名をあげました。でも、大阪市長選で2度も負けており、ここという勝負強さがない。出馬辞退した太田氏は府知事の経験があってそれなりの人気もあったが、柳本氏はそこに届かない。街頭に立つと自民党への逆風がすごいと感じます。昨年の衆院選大敗のきっかけになった裏金事件も、まだまだ批判が強い。政権与党なんだから定数4なら2人を立ててもおかしくない。それを1人に絞って勝てなかったら、石破政権が吹っ飛んでもおかしくないですよ」(自民党幹部)

■国民民主は「いい勝負ができそう」

 公明党は現職の杉久武氏を擁立。メディアなどの分析を総合すると、維新の1議席と公明は固そうな情勢だ。残る2議席を維新、自民、立憲民主党、国民民主党、参政党の候補らが競い合っている。立憲民主は橋口玲氏、国民民主は渡辺莉央氏、参政党は宮出千慧氏を擁立している。

 国民民主は「山尾ショック」で支持率が低下してきたが、選挙戦初日の渡辺氏の街頭演説に行くと、若者を中心ににぎわっていた。

「山尾ショックでかなりの支持を失ったが、底を打った気もする。『103万円の壁』を訴えると、今も反応がいい。渡辺氏は30歳の女性医師で、フレッシュさがある。いい勝負ができると思う」(渡辺氏の陣営スタッフ)

 一気に支持を増やしているのが「日本人ファースト」を押し出す参政党だ。代表の神谷宗幣氏の政治家としての出発点が大阪府の吹田市議だったこともあり、大阪は東京選挙区と並んで重点区だという。

 選挙戦初日、宮出氏は、維新から移って全国比例で出馬した梅村氏と並んで支援を訴えた。だが、参政関係者がスマートフォンを手にさえない表情だったので聞くと、東京・銀座でマイクを握った神谷氏が第一声で、

「高齢女性は子どもを産めない」

 と発言して大炎上しているとのこと。

「いや、初日からこんな炎上になるとはびっくりだ。大阪は神谷氏の地元といっても過言ではない。『山尾ショック』の二の舞は避けたいが……」

 と心配そうだった。

*   *  *

 大阪選挙区ではこのほか、共産党の清水忠史氏、れいわ新選組の椛田健吾氏、保守党の正木真希氏、NHK党の武内隆氏、諸派の稲垣秀哉氏、諸派の橋口和矢氏、諸派の上妻敬二氏、諸派の吉野純子氏、諸派の平理沙子氏、諸派の瀬戸弘幸氏、無所属の東修平氏、無所属の世良公則氏が立候補している。

(AERA編集部・今西憲之)

今西憲之

903OS5:2025/07/06(日) 19:29:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e7c172e3b8fb48a60fc3a10441248dd95c6ed51
「三足のわらじ」の維新・吉村氏襲った都議選ショック 支持率低迷で初の国政選が正念場
7/6(日) 12:45配信


産経新聞
参院選候補の応援で街頭演説する日本維新の会の吉村洋文代表=3日午前、大阪市中央区(彦野公太朗撮影)

参院選(20日投開票)で日本維新の会の吉村洋文代表が奔走している。代表就任後初の国政選挙で、大阪府知事と地域政党「大阪維新の会」代表との「三足のわらじ」を履き、公務の合間を縫って党や政策をアピール。ただガバナンス(組織統治)に課題を残し、前哨戦とされる6月の東京都議選で唯一の議席を失った。参院選では社会保険料引き下げを政策の柱に掲げるが、全国政党化への正念場を迎えている。

【ひと目で分かる】参院選の攻防ライン 最大の焦点は自公が過半数を維持できるか

■演説後、万博会場へ

「大阪府知事として高校授業料の完全無償化をしたが、増税せずに改革で財源を生み出した」

吉村氏は公示の3日、大阪選挙区(改選数4)の新人2人の応援演説でこう訴えた後、来年度から支給する「子ども・子育て支援金」の財源確保のため、国が公的医療保険料に上乗せして徴収する方針に触れ「子育ての財源ぐらい改革で生み出せ」と批判した。

演説後は大阪市此花区の人工島・夢洲(ゆめしま)に急行。この日は、大阪・関西万博を開催している日本のナショナルデー(ジャパンデー)で、秋篠宮ご夫妻ご臨席のもと挙行された式典などに知事として出席した。

前日の2日には東京都内で開かれた日本記者クラブ主催の党首討論会で論戦を交わし、4日は参院選候補の応援で兵庫や福岡を巡回。6日も朝からNHK番組で各党党首と参院選の争点を巡り討論した。交流サイト(SNS)の動画にも企業経営者やサラリーマンにふんして出演し、自身が「本質的な課題」と位置付ける社会保険料改革を訴える。

「息抜きする時間はない。短期決戦の選挙を走り抜く」と力を込める吉村氏だが、旧執行部の一人は「三足のわらじを履かされ気の毒だ」とおもんぱかる。「若手は吉村代表に任せておけばうまくいくと無責任に考えている。まつり上げた人間が支えなければならない」と苦言を呈す。

■大阪偏重の比例票

維新は昨年の衆院選で大阪府内全19小選挙区の議席を獲得したものの、全国では公示前の43議席から38議席に後退。比例代表票は約510万票で令和3年衆院選から300万票近く減らした。510万票の2割超を大阪が占め、10万票以下の県も少なくない。

昨年12月の代表選を制した吉村氏が党勢立て直しに着手する中、今年に入って兵庫県知事の疑惑告発文書問題に関連し、所属県議3人が情報漏洩(ろうえい)に関与するなどしていたことが発覚。3人は処分を受けて離党した。

参院選大阪選挙区の公認候補を決める党内予備選では、落選した現職の梅村みずほ氏が離党し参政党に合流。各地の地方議会でも離党者が続出している。

苦境を表すように産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が6月14、15両日に実施した合同世論調査では、参院選の比例代表投票先として維新は6位の3・8%にとどまり、政党支持率も低迷。同月22日投開票の東京都議選では候補者6人全員が落選し、改選前の1議席を失った。

■「共倒れ避けたい」

維新は参院選で選挙区と比例で擁立した計28人の全員当選と非改選を含む与党過半数割れを目標に掲げる。本拠の大阪選挙区で平成28年以降、2議席を獲得しているが、今回は新人2人の得票を一方に偏らせず振り分けることが死活問題だ。ただ維新以外で17人が立候補し、党内からは「共倒れは避けたい」との不安も漏れる。

吉村氏は選挙期間中、全国を行脚する予定で、大阪維新の関係者は「大阪で吉村代表が候補者の応援に入っているようでは、どこも勝てない。地元のわれわれが頑張って上積みに徹する」と気を引き締めた。(石橋明日佳)

904OS5:2025/07/06(日) 20:12:45
https://www.iwate-np.co.jp/article/2025/7/6/184784
1次産業票、行方見えず 業界団体、異例の自・立2氏推薦 参議院選挙2025岩手選挙区

 20日投開票の参院選岩手選挙区(改選数1)を巡り、農林水産業の各団体が異例の支持動向を打ち出している。自民党候補を伝統的に支え、元職の平野達男氏(71)に推薦を出したが、今回は立憲民主党現職の横沢高徳氏(53)も推薦候補に加わった。「集票マシン」は一枚岩ではなく、業界票の行方は見えにくくなっている。

 県内農協グループの政治団体で、会員約2500人を抱える県農協政治連盟(伊藤清孝委員長)は4月に両氏の推薦を決めた。参院選では2019年、22年ともに自民候補を推薦し「与党寄り」の姿勢を示していたが、参院選では前例のない「2氏推薦」にかじを切った。

 伊藤委員長は「人物重視だ。両者とも甲乙つけがたい」と説明する。横沢氏は国会で生産現場の声を積極的に取り上げ、元農水官僚の平野氏は「農政通」との評がある。「価格転嫁の具体的な取り組みを進め、農家所得の向上につなげてほしい」と注文する。

 争点の一つに上がるコメ。政府は随意契約による備蓄米放出を進め、消費者に届く価格は下がっているが、県内の農協幹部からは「場当たり的で適正価格についての検証がない。生産者が置いてけぼりにされている」との声が漏れる。

 全国林業政治連盟県支部(中崎和久委員長)や県漁連(山崎義広会長)も同じ2氏を推薦する。山崎会長は「両者とも現場をよく見てくれている」と話す。

 県漁連は12年に自民が政権を奪還して以降、一貫して支持してきた。しかし、自民が候補を擁立しなかった24年の参院岩手選挙区補選は立民候補を推薦。政党対応について山崎会長は「是々非々でやっていく」と「全方位外交」の姿勢を強調する。

 岩手選挙区には政治団体「NHK党」新人の吉田博信氏(59)、参政党新人の及川泰輔氏(46)も立候補している。

905OS5:2025/07/06(日) 20:16:18
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250704-OYT1T50199/
青森選挙区の序盤情勢…福士が滝沢に一歩先行【参院選2025】
2025/07/05 12:30
 読売新聞社は20日投開票の参院選について、3、4の両日、電話とインターネットによる調査を実施し、全国の総支局などの取材を加味して序盤の情勢を探った。(敬称略)
 青森選挙区では、福士が滝沢を一歩リードしている。新人の福士は、県選出国会議員らとともに県内各地で街頭演説を重ね、立民支持層の8割をまとめた。無党派層の2割、内閣不支持層の3割半ばからも支持を得る。
 滝沢は現職としての実績を掲げ、自民支持層の7割弱を固め、推薦を受けた公明の支持層の5割に浸透する。地元首長や県議、市議らによる組織戦を展開し、支持固めを急ぐが、男性からの支持は2割にとどまっている。

https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250704-OYT1T50207/
宮城選挙区の序盤情勢…石垣先行、石川が追う【参院選2025】
2025/07/05 12:10
 読売新聞社は20日投開票の参院選について、3、4の両日、電話とインターネットによる調査を実施し、全国の総支局などの取材を加味して序盤の情勢を探った。(敬称略)
 宮城選挙区では、石垣が先行し、石川が追う展開。石垣は19年参院選で野党統一候補として初当選した。今回は野党の足並みはそろわず、国民民主の支援は得られなかったが、立民支持層の8割、共産支持層の5割強を固め、維新、国民民主の支持層の2割前後にも支持を広げる。
 石川は公明の推薦を受け、自民支持層の6割半ば、公明支持層の5割を固めた。村井嘉浩知事や県内首長らの支援を基盤に選挙戦を展開するが、無党派層を取り込めていない。

https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250704-OYT1T50223/
山形選挙区の序盤情勢…芳賀と大内の接戦【参院選2025】
2025/07/05 11:50
 読売新聞社は20日投開票の参院選について、3、4の両日、電話とインターネットによる調査を実施し、全国の総支局などの取材を加味して序盤の情勢を探った。(敬称略)
 山形選挙区では、芳賀と大内の接戦となっている。芳賀は立民と国民民主の県連、連合山形の「2党1団体」の統一候補として政権批判票の受け皿を目指す。立民と国民民主支持層から7割弱、無党派層から3割の支持を獲得している。
 大内は22年参院選での敗戦以降、県内全域を行脚して知名度向上に努めてきた。自民の国会議員や県議らと連携し、組織票固めを進めており、自民支持層の7割、公明支持層の6割半ばをまとめた。

https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250704-OYT1T50226/
福島選挙区の序盤情勢…石原と森が競り合う【参院選2025】
2025/07/05 11:40
 読売新聞社は20日投開票の参院選について、3、4の両日、電話とインターネットによる調査を実施し、全国の総支局などの取材を加味して序盤の情勢を探った。(敬称略)
 福島選挙区では、石原と森が激しく競り合う。石原は立民支持層の8割を固めた。共産が候補擁立を取り下げ、一本化したことで共産支持層の5割にも浸透。内閣不支持層の3割からも支持を得ており、政権批判票の受け皿を狙う。
 森は法相などの実績をアピールし、県内での知名度と組織力を生かし、自民支持層の7割に浸透。政治資金収支報告書への不記載問題で公明からの推薦はないが、公明支持層の6割半ばを固めた。

https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250704-OYT1T50232/
栃木選挙区の序盤情勢…板津と高橋克が競る【参院選2025】
2025/07/05 11:20
 読売新聞社は20日投開票の参院選について、3、4の両日、電話とインターネットによる調査を実施し、全国の総支局などの取材を加味して序盤の情勢を探った。(敬称略)
 栃木選挙区では、板津と高橋克が激しく競り合っている。板津は知名度アップのため、公示前から野田代表ら党幹部の応援を次々と受け、立民支持層の7割半ばを固めた。無党派層からの支持は高橋克をリードする。
 高橋克は、自民県連顧問の福田富一知事、同党国会議員や県議、公明の支援を受け、組織戦を展開。自民支持層の6割半ば、公明支持層の4割を固めた。若年層からの支持は1割に満たず、浸透が課題となる。

906名無しさん:2025/07/06(日) 20:16:34
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250704-OYT1T50262/
新潟選挙区の序盤情勢…打越と中村の接戦【参院選2025】
2025/07/05 10:20
 読売新聞社は20日投開票の参院選について、3、4の両日、電話とインターネットによる調査を実施し、全国の総支局などの取材を加味して序盤の情勢を探った。(敬称略)
 新潟選挙区では、打越と中村の接戦となっている。打越は立民支持層の8割弱を固めたほか、共産支持層の7割弱に食い込んだ。立民は昨秋の衆院選で県内全5選挙区で勝利しており、国会議員らと集会を開いて支持を固める。
 中村は自民支持層の7割、公明支持層の6割半ばに浸透している。サラリーマンや商工自営業者からの支持で打越を上回っている。シドニー五輪銀メダリストの知名度を武器に浮動票の取り込みを狙う。

https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250704-OYT1T50236/
富山選挙区の序盤情勢…堂故と庭田が激しく競る【参院選2025】
2025/07/05 10:10
 読売新聞社は20日投開票の参院選について、3、4の両日、電話とインターネットによる調査を実施し、全国の総支局などの取材を加味して序盤の情勢を探った。(敬称略)
 富山選挙区では、堂故と庭田が激しく競り合っている。国土交通副大臣だった堂故は、能登半島地震対応に取り組んだ実績を訴える。自民県連もパンフレットの全戸配布を実施するなど、徹底した組織固めを進めており、自民支持層の7割の支持を集めている。
 庭田は立民県連や連合富山の支援を受ける。支援労組を回り、手取り収入の増加などを訴える。国民民主支持層の7割強に加え、立民支持層の5割強を固めている。

https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250704-OYT1T50253/
山梨選挙区の序盤情勢…後藤と森屋が横一線【参院選2025】
2025/07/05 09:40
 読売新聞社は20日投開票の参院選について、3、4の両日、電話とインターネットによる調査を実施し、全国の総支局などの取材を加味して序盤の情勢を探った。(敬称略)
 山梨選挙区では、後藤と森屋が横一線の戦い。後藤は、前知事の知名度を生かしつつ、農林水産省に勤めていた経験から農政改革を訴える。国民民主支持層の7割強、立民支持層の6割弱をまとめた。無党派層にも浸透している。
 森屋は、岸田内閣で官房副長官を務めた実績をアピールする。自民支持層の7割強、公明支持層の7割弱をそれぞれ固めたが、無党派層に浸透していない。年代別では、60歳代以下で後藤にリードを許している。

https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250704-OYT1T50279/
滋賀選挙区の序盤情勢…宮本と堀江が横一線の戦い【参院選2025】
2025/07/05 08:40
 読売新聞社は20日投開票の参院選について、3、4の両日、電話とインターネットによる調査を実施し、全国の総支局などの取材を加味して序盤の情勢を探った。(敬称略)
 滋賀選挙区では、宮本と堀江が横一線の戦いとなっている。
 党員らの予備選挙で候補者となった宮本は前守山市長としての08実績を訴え、自民支持層の6割半ばを固めた。公明支持層からも6割弱の支持を得て、組織固めに注力する。
 堀江は国民民主支持層の7割弱をまとめた。連合滋賀の仲介で立民が公示約2週間前に候補予定者を取り下げたことで、立民支持層からも3割の支持を得た一方、政権批判票をまとめきれていない。

https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250704-OYT1T50259/
和歌山選挙区の序盤情勢…望月と二階の接戦【参院選2025】
2025/07/05 07:50
 読売新聞社は20日投開票の参院選について、3、4の両日、電話とインターネットによる調査を実施し、全国の総支局などの取材を加味して序盤の情勢を探った。(敬称略)
 和歌山選挙区では、望月と二階の接戦となっている。
 有田市長を務めた望月は衆院にくら替えした世耕弘成・元経済産業相のバックアップを受ける。自民支持層の2割強、公明支持層の2割半ばに浸透している。
 自民の公認争いで望月を破った二階は、二階俊博・元自民幹事長を父に持ち、企業や業界団体の支持取り付けに奔走する。自民支持層の支持は5割弱にとどまり、無党派層の支持も望月に後れを取っている。

907OS5:2025/07/06(日) 20:18:03
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250704-OYT1T50245/
岡山選挙区の序盤情勢…小林と国友、激しく競る【参院選2025】
2025/07/05 07:30
 読売新聞社は20日投開票の参院選について、3、4の両日、電話とインターネットによる調査を実施し、全国の総支局などの取材を加味して序盤の情勢を探った。(敬称略)
 岡山選挙区では、小林と国友が激しく競り合っている。
 小林は不出馬を表明した自民現職の石井正弘の後継を強調し、自民支持層の6割半ばを固めた。自公連携を訴えて公明比例候補の集会にも参加しており、公明支持層の5割弱をまとめている。
 国友はSNSを駆使して、中学校教諭や2児の母の経歴を前面に押し出しており、立民支持層の7割半ばの支持を得た。他党支持層への浸透が課題となっている。

https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250704-OYT1T50231/
徳島・高知選挙区の序盤情勢…広田先行、大石が猛追【参院選2025】
2025/07/05 07:00
 読売新聞社は20日投開票の参院選について、3、4の両日、電話とインターネットによる調査を実施し、全国の総支局などの取材を加味して序盤の情勢を探った。(敬称略)
 徳島・高知選挙区では、先行する広田を大石が猛追している。
 広田は衆参両議員を務めた実績をアピールしている。無所属での出馬だが、立民や共産などの地元組織の支援を受けており、両党支持層の6割半ばをまとめた。徳島、高知両県の連合から推薦を受け、支持固めを図る。
 大石は両県選出の自民国会議員、地方議員とともにあいさつ回りや集会を重ね、自民、公明両党支持層の6割強を固めた。無党派層の支持拡大を急いでいる。

https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250704-OYT1T50228/
香川選挙区の序盤情勢…原田ややリード、組織票積む【参院選2025】
2025/07/05 06:50
 読売新聞社は20日投開票の参院選について、3、4の両日、電話とインターネットによる調査を実施し、全国の総支局などの取材を加味して序盤の情勢を探った。(敬称略)
 香川選挙区では、原田がややリードし、三宅が追い上げる。
 原田は地元出身の国民民主の玉木代表の強力な支援に加え、連合香川の推薦を得て組織票を積み上げる。国民民主支持層の7割強をまとめ、幅広い世代に浸透している。
 500以上の団体から推薦を受ける三宅は防衛政務官などを務めた実績をアピールする。自民支持層の7割、公明支持層の5割半ばに浸透したものの、出遅れている若年層の支持獲得が課題となっている。

https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250704-OYT1T50218/
佐賀選挙区の序盤情勢…山下と富永、横一線【参院選2025】
2025/07/05 06:20
 読売新聞社は20日投開票の参院選について、3、4の両日、電話とインターネットによる調査を実施し、全国の総支局などの取材を加味して序盤の情勢を探った。(敬称略)
 佐賀選挙区では、山下と富永が横一線の戦い。山下は、県農政協議会など各種団体からの推薦をもとに組織戦を展開。自民支持層の7割半ば、公明支持層の5割半ばを固めたほか、農林水産業者の4割強の支持も得た。70歳以上の高齢者の支持も厚い。
 富永は、連合佐賀の推薦のほか国民民主県連からも支持を受ける。立民支持層の8割弱を固め、無党派層の2割弱に浸透。政権批判票の取り込みに躍起だ。

https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250704-OYT1T50216/
長崎選挙区の序盤情勢…古賀・深堀がデッドヒート【参院選2025】
2025/07/05 06:10
 読売新聞社は20日投開票の参院選について、3、4の両日、電話とインターネットによる調査を実施し、全国の総支局などの取材を加味して序盤の情勢を探った。(敬称略)
 長崎選挙区では、古賀と深堀がデッドヒートを展開している。古賀は、自民県連内の調整が難航し、出馬表明が2月と出遅れたが、岸田文雄前首相らが応援に駆けつけ、自民支持層の7割をまとめた。
 深堀は、「手取りを増やす」政策を訴え、18〜59歳の支持では古賀を上回る。国民民主支持層の7割強を固めたほか、立民支持層の5割弱から支持を集め、政権批判票の受け皿を狙う。

908OS5:2025/07/06(日) 20:18:43
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250704-OYT1T50208/
熊本選挙区の序盤情勢…馬場と鎌田が互角の戦い【参院選2025】
2025/07/05 06:00
 読売新聞社は20日投開票の参院選について、3、4の両日、電話とインターネットによる調査を実施し、全国の総支局などの取材を加味して序盤の情勢を探った。(敬称略)
 熊本選挙区では、馬場と鎌田が互角の戦いを展開している。
 自民は24年衆院選で県内4小選挙区を独占し、馬場は、強固な支持基盤を背景に組織戦を展開。自民支持層の7割強、公明支持層の5割強をまとめた。
 鎌田は、出馬表明が5月と出遅れたが、立民支持層の8割弱を固めた。内閣不支持層の2割半ばから支持を集めるが、山口も2割半ばから支持を得ており、政権批判票の取り込みが課題だ。

https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250704-OYT1T50204/
大分選挙区の序盤情勢…吉田は組織戦、白坂が追う【参院選2025】
2025/07/05 05:50
 読売新聞社は20日投開票の参院選について、3、4の両日、電話とインターネットによる調査を実施し、全国の総支局などの取材を加味して序盤の情勢を探った。(敬称略)
 大分選挙区では、吉田を白坂が激しく追う。吉田は、23年補欠選挙では341票差で惜敗した。連合大分を中心とした組織戦を展開しており、立民支持層の8割半ばを固め、幅広い年代で白坂の支持を上回るほか、政権批判票の取り込みも図っている。
 白坂は、県議や市議らと地域の企業や団体回りに奔走し、支持固めを急ぐ。自民支持層の7割弱、公明支持層の6割半ばまで固めたが、無党派層に浸透できていない。

https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250704-OYT1T50200/
宮崎選挙区の序盤情勢…山内・長峯が横一線の戦い【参院選2025】
2025/07/05 05:40
 読売新聞社は20日投開票の参院選について、3、4の両日、電話とインターネットによる調査を実施し、全国の総支局などの取材を加味して序盤の情勢を探った。(敬称略)
 宮崎選挙区では、山内と長峯が横一線の戦い。山内は、立民支持層の8割強を固めた。23年県議選宮崎市選挙区でトップ当選しており、無党派層の2割強に浸透。政権批判票の取り込みを着実に図っている。
 長峯は、JAグループ宮崎の政治団体「県農民連盟」などから推薦を得て組織戦を展開。自民支持層の7割強を固め、農林水産業者の支持も5割に上る。推薦を得られていない公明支持層への浸透が課題だ。

https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250704-OYT1T50196/
鹿児島選挙区の序盤情勢…尾辻先行、園田が猛追【参院選2025】
2025/07/05 05:30
 読売新聞社は20日投開票の参院選について、3、4の両日、電話とインターネットによる調査を実施し、全国の総支局などの取材を加味して序盤の情勢を探った。(敬称略)
 鹿児島選挙区では、先行する尾辻を園田が猛追する展開となっている。
 尾辻は、今期で引退する前参院議長・尾辻秀久(自民)の三女。立民の推薦を得ており、立民支持層の7割半ばを固めた。内閣不支持層の3割から支持を得ている。
 園田は、自民支持層の6割、公明支持層の4割半ばを固めた。農林水産業者の支持では尾辻を上回るものの、多くの年代で尾辻にリードを許し、無党派層にも浸透していない。


https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250704-OYT1T50190/
沖縄選挙区の序盤情勢…高良と奥間が激しく競る【参院選2025】
2025/07/05 05:20
 読売新聞社は20日投開票の参院選について、3、4の両日、電話とインターネットによる調査を実施し、全国の総支局などの取材を加味して序盤の情勢を探った。(敬称略)
 沖縄選挙区では、高良と奥間が激しく競り合っている。
 高良は、暮らしの改善や県政との連携を掲げ、玉城デニー知事ら「オール沖縄」勢力を後ろ盾に、街頭演説や集会で知名度向上と支持拡大を図る。無党派層の2割強から支持を集め、政権批判票の取り込みを進める。
 奥間は、県内全11市長の支援を取り付けた。離島振興や経済活性化を前面に打ち出して組織戦を展開。自民支持層、公明支持層のそれぞれ7割から支持を得る。

909名無しさん:2025/07/06(日) 20:19:04

https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250704-OYT1T50278/
京都選挙区の序盤情勢…新実・西田、競り合う【参院選2025】
2025/07/05 08:30
 読売新聞社は20日投開票の参院選について、3、4の両日、電話とインターネットによる調査を実施し、全国の総支局などの取材を加味して序盤の情勢を探った。(敬称略)
 京都選挙区では、新実と西田が競り合い、倉林、山本が追い上げる展開となっている。
 元アナウンサーの新実は知名度を武器に幅広い年代に浸透。前原誠司共同代表の支援を受け、維新支持層の6割半ばをまとめた。
 西田は自民支持層の4割半ば、公明支持層の4割弱の支持にとどまる。政治資金収支報告書の不記載問題や、沖縄県の「ひめゆりの塔」を巡る発言の影響が懸念される。
 倉林は共産支持層の9割弱、山本は立民支持層の6割半ばを固めたものの、他党支持層への浸透が課題となっている。



https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250704-OYT1T50191/
北海道選挙区の序盤情勢…勝部・高橋が一歩リード【参院選2025】
2025/07/05 12:40
 読売新聞社は20日投開票の参院選について、3、4の両日、電話とインターネットによる調査を実施し、全国の総支局などの取材を加味して序盤の情勢を探った。(敬称略)
 北海道選挙区では勝部、高橋が一歩リードし、鈴木、岩本、田中が3位を争う。2022年参院選は立民と国民民主で計3人を擁立したが、今回は両党で調整して2人の擁立にとどめており、与野党どちらが2議席を獲得するかが焦点だ。
 勝部は連合北海道の組織内候補として、立民支持層の7割半ばを固める。高橋は派閥の政治資金パーティー収入不記載問題が懸念材料だが、前知事の知名度を生かし、自民支持層の5割弱を固め、無党派層にも食い込む。
 鈴木は連合北海道の支援を受け、国民民主支持層の7割弱を固めた。岩本は党から「重点候補」に指定されるも、自民支持層の2割強しか固めきれていない。田中は参政支持層の8割強をまとめた。

https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250704-OYT1T50246/
千葉選挙区の序盤情勢…長浜がややリード【参院選2025】
2025/07/05 10:50
 読売新聞社は20日投開票の参院選について、3、4の両日、電話とインターネットによる調査を実施し、全国の総支局などの取材を加味して序盤の情勢を探った。(敬称略)
 千葉選挙区では、長浜がややリードし、小林さと石井が激しく競り合っている。中谷と豊田、山本は予断を許さない展開だ。
 長浜は、野田代表の強力な後押しを受け、立民支持層の7割半ばを固めた。無党派層の取り込みも図る。
 小林さは、国民民主支持層の7割から支持を集める。子育て中の母親をアピールし、若年層に浸透している。石井は組織固めを進めるが、自民支持層の支持は4割、公明支持層の支持は3割にとどまる。
 中谷は、参政支持層の8割半ばをまとめた。豊田は、自民、公明支持層の支持が約2割にとどまり、伸び悩んでいる。山本は、れいわ支持層の7割弱から支持を集めている。

https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250704-OYT1T50269/
兵庫選挙区の序盤情勢…泉抜け出す、加田と高橋光が競る【参院選2025】
2025/07/05 08:10
 読売新聞社は20日投開票の参院選について、3、4の両日、電話とインターネットによる調査を実施し、全国の総支局などの取材を加味して序盤の情勢を探った。(敬称略)
 兵庫選挙区は、泉が一歩抜け出している。続いて加田と高橋光が競り合い、吉平、立花、藤原、多田が追い上げる展開となり、自民、公明、維新で議席を分け合ってきた16年参院選以降の構図が崩れる可能性もある。
 泉は前明石市長としての知名度を生かし、幅広い層に浸透している。立民から県連推薦を受けており、立民支持層の4割半ばをまとめ、無党派層からは2割半ばの支持を得た。
 政治資金収支報告書の不記載問題を抱える加田は自民支持層の支持が5割弱にとどまる。高橋光は公明支持層の9割弱をまとめた。
 4月下旬に擁立が決まった吉平は維新支持層を4割半ばしか固め切れていない。立花、藤原、多田は支持の上積みを目指す。

910名無しさん:2025/07/06(日) 20:19:33

https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250704-OYT1T50221/
福岡選挙区の序盤情勢…松山リード、野田と下野が競る【参院選2025】
2025/07/05 06:30
 読売新聞社は20日投開票の参院選について、3、4の両日、電話とインターネットによる調査を実施し、全国の総支局などの取材を加味して序盤の情勢を探った。(敬称略)
 福岡選挙区では、松山が一歩リードし、続いて野田と下野が競り合い、川元と中田が追い上げる展開となっている。
 松山はトップ当選を狙い、組織戦を展開。県農政連や県医師連盟などの推薦を受け、自民支持層の6割を固めた。農林水産業者の5割弱が支持する。
 野田は官公労系労働組合の支援を受け、立民支持層の7割半ばをまとめた。下野は公明支持層の9割を固め、19年参院選に続き、自民系議員とも連携する。
 川元は民間労組の支援を受け、国民民主支持層の6割半ばを固めた。中田は参政支持層の8割半ばを固めているほか、18〜59歳に浸透している。


https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250704-OYT1T50241/
埼玉選挙区の序盤情勢…古川と熊谷が一歩先行【参院選2025】
2025/07/05 11:00
 読売新聞社は20日投開票の参院選について、3、4の両日、電話とインターネットによる調査を実施し、全国の総支局などの取材を加味して序盤の情勢を探った。(敬称略)
 埼玉選挙区では、古川と熊谷が一歩リードし、残る2議席を巡り、江原、矢倉、大津、伊藤、桜井の5人がしのぎを削る。10人以上が立候補する乱立状態で、政権批判票が分散している。
 4選を目指す古川は、組織戦を展開し、自民支持層の5割半ばを固めた。幅広い職種、年齢層に浸透している。
 熊谷は立民支持層の6割半ばを取り込み、無党派層の一部にも食い込む。60歳以上からは最も支持を集めている。
 江原は国民民主支持層の6割半ばを固めたほか、学生や若年層からの支持が高い。
 矢倉は公明支持層の9割を固めたが、推薦を受ける自民支持層への広がりに欠ける。
 大津は参政支持層の8割半ばを固めたほか、40〜50歳代の支持を集めている。
 伊藤は共産支持層の8割を固め、政権批判票の取り込みを目指す。
 桜井はれいわ支持層の6割半ばをまとめた。

https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250704-OYT1T50255/
神奈川選挙区の序盤情勢…牧山と脇が先行【参院選2025】
2025/07/05 10:30
 読売新聞社は20日投開票の参院選について、3、4の両日、電話とインターネットによる調査を実施し、全国の総支局などの取材を加味して序盤の情勢を探った。(敬称略)
 神奈川選挙区では、牧山と脇が先行し、続いて籠島と佐々木が競り合い、初鹿野と浅賀が追い上げる展開となっている。
 牧山は、立民支持層の7割強を固め、無党派層でもトップの支持を得る。支持母体の連合神奈川は公示直前、支持から推薦に格上げしており、牧山は3期18年の実績を強調する。
 脇は、地元選出の小泉農相らの応援を受け、安定した組織戦を展開。自民支持層の5割半ばを固めており、専業主婦の支持が厚い。
 籠島は、牧山と同様、連合神奈川の推薦を受け、国民民主支持層の約7割を固めたほか、若年層に浸透している。佐々木は、公明支持層の約9割をまとめ、無党派層への支持拡大を図っているが、広がりを欠く。
 初鹿野は、参政支持層の8割半ばをまとめ、商工自営業者や学生から比較的高い支持を得ており、内閣不支持層の支持も集まる。浅賀は、共産支持層の7割半ばを固めたが、政権批判票の取り込みが課題だ。
 ◎神奈川選挙区の改選定数は4だが、22年参院選は「合併選挙」で5人が当選した。

911名無しさん:2025/07/06(日) 20:19:54
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250704-OYT1T50271/
愛知選挙区の序盤情勢…水野先行、3氏が続く【参院選2025】
2025/07/05 09:00
 読売新聞社は20日投開票の参院選について、3、4の両日、電話とインターネットによる調査を実施し、全国の総支局などの取材を加味して序盤の情勢を探った。(敬称略)
 愛知選挙区では、水野が一歩リードしている。田島、酒井、安江が続き、杉本、辻が追い上げる展開となっている。
 水野は国民民主支持層の6割半ばを固めた。若年層から全候補でトップの2割の支持を集めており、政権批判票の取り込みも図っている。
 田島は立民支持層の7割強をまとめ、無党派層の支持は最も高かった。13、19年参院選でいずれもトップ当選だった酒井は自民支持層の5割半ばに浸透するものの、政治資金収支報告書の不記載問題を抱えるだけに、無党派層の支持は伸び悩んでいる。安江は最年少参院議員として、文部科学政務官などを務めた実績をアピールし、公明支持層の8割半ばをまとめた。
 杉本は街頭活動を動画配信するなどして若年層と中年層に浸透し、参政支持層の8割半ばを固めた。れいわ支持層の6割強をまとめた辻は他党支持層への浸透を目指している。

https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250704-OYT1T50275/
大阪選挙区の序盤情勢…岡崎リード、3氏が横一線で続く【参院選2025】
2025/07/05 08:20
 読売新聞社は20日投開票の参院選について、3、4の両日、電話とインターネットによる調査を実施し、全国の総支局などの取材を加味して序盤の情勢を探った。(敬称略)
 大阪選挙区では、岡崎が一歩リードしている。杉、佐々木、柳本が横一線で続き、宮出、渡辺、橋口玲、清水、世良が追い上げる展開となっている。
 維新は2議席確保に向け、支持者の票割りを徹底する戦略だ。岡崎は府議や市町議員の支援を受け、府内全体での票固めを進め、維新支持層の3割半ばをまとめた。
 杉は「減税と給付」を訴えており、山口那津男元代表の応援も受け、公明支持層の9割弱を固めた。佐々木は国会議員や大阪、堺両市議から応援を受けているが、維新支持層の支持は2割半ばにとどまるだけに、無党派層への浸透が課題となる。6月に擁立が決まった柳本は自民支持層の支持は5割強にとどまる。知名度の高い青山繁晴府連会長(参院議員)と街頭に立ち、出遅れの挽回を図る。
 宮出と渡辺は現役世代に浸透する一方、高齢層の支持に広がりを欠いている。橋口玲、清水、世良はいずれも無党派層の取り込みを進め、支持の上積みを目指す。

912OS5:2025/07/06(日) 20:20:06

https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250704-OYT1T50249/
東京選挙区の序盤情勢…鈴木・川村・塩村、やや優位【参院選2025】
2025/07/05 10:40
 読売新聞社は20日投開票の参院選について、3、4の両日、電話とインターネットによる調査を実施し、全国の総支局などの取材を加味して序盤の情勢を探った。(敬称略)
 東京選挙区では、鈴木、川村、塩村がややリードする展開。残る4議席を巡って、さや、武見、吉良、牛田、奥村政、山本、音喜多、奥村祥、小坂が激しく競り合っている。
 鈴木は自民支持層の3割を固めたほか、五輪金メダリストの経歴を生かして浮動票の上積みを狙う。川村は山口那津男・元党代表の後継で公明支持層の8割半ばを固めた。立民支持層の3割半ばに浸透した塩村は悪質ホスト対策などの実績をアピールする。
 さやは東京都議選で躍進した党の勢いに乗って、自民支持層を含めた保守層の取り込みを図る。武見は医師会などの業界団体票の底上げに躍起で、自民支持層は2割半ばをまとめた。政権批判を強める吉良は、組織の引き締めにも余念がなく、共産支持層の7割半ばを固めた。国民民主支持層の3割半ばをまとめた元NHKアナウンサーの牛田は、無党派層への働きかけを強める。
 奥村政は立民支持層の2割半ば、山本はれいわ支持層の6割弱を固めた。国政復帰を目指す音喜多は維新支持層の4割強、若者の起業支援を掲げる奥村祥は国民民主支持層の2割半ばに浸透する。小坂は日本保守党支持層の7割半ばをまとめた。
 ◎東京選挙区は非改選の欠員1を補う「合併選挙」のため、当選者は7人となる。得票数上位6人の任期は通常の6年だが、7位の当選者の任期は非改選議員と同じ2028年までの3年間となる。



■読売新聞情勢調査
調査の方法
 7月3〜4日、電話とインターネットによる調査を実施し、計14万537人の回答を得た。電話調査は調査員による調査と自動音声による調査を行い、それぞれ2074人、5万782人が回答した。インターネット調査は、LINEヤフー社と協力して実施。「Yahoo!JAPAN」のIDを持つユーザーと「Yahoo!ニュース」のLINE公式アカウントの登録者から対象者を抽出して協力を依頼し、8万7681人が回答した。自動音声の電話調査は日本経済新聞社と協力して実施し、データのみ同社と共有した。集計、分析、記事作成は独自に行った。
議席予測方法
 選挙区選は、過去の選挙での調査結果と実際の得票率との関係から予測式を作成し、今回の調査で得た各候補者の数値を当てはめた。
 比例選は、選挙区選と同様に過去の選挙での調査結果と実際の選挙結果の関係などから予測式を作成し、予測得票数を算出。ドント方式で各政党の獲得予測議席を計算した。
 これらに全国の総支局などの取材情報を加味して総合的に判断した。

913OS5:2025/07/06(日) 20:21:01
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250704-OYT1T50184/
比例選の序盤情勢…自民大幅減の見通し、国民・参政に勢い【参院選2025】
2025/07/05 05:10
 読売新聞社が実施した参院選の序盤情勢調査によると、比例選(改選定数50)では、自民党が前回2022年の18議席から大幅に減らす可能性がある。野党では、立憲民主党が前回選並みの議席を確保する見通しで、国民民主、参政両党は躍進する勢いだ。(傍田光路、三沢大樹)

参院選2025 比例選の序盤情勢
 「拍手喝采してもらえなくても、最後までこの国の将来に責任を持って全身全霊で選挙を戦い抜く」。石破首相(自民総裁)は4日、石川県輪島市の街頭演説で選挙情勢の厳しさをにじませつつ、支持を訴えた。


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 自民は比例選での第1党は維持する見通しだが、過去最低だった10年の12議席と同程度に落ち込む可能性がある。自民支持層の7割強を固めたものの、内閣支持層の5割弱しか固められていない。

 公明党は前回選で獲得した6議席目に届くかどうかは微妙な情勢だ。選挙区選と比例選による選挙制度になった1983年以降、公明は6議席を下回ったことがなく、5議席に落ち込めば過去最低となる。

 自公両党は、衆院に続いて参院でも少数与党に追い込まれれば、政権運営はさらに困難さを増す恐れがある。自民幹部は「首相の発信が不十分で保守票が逃げている」と頭を抱える。

【グラフ】比例選での主な党派の予想獲得議席
 野党各党は、比例選でも政権批判票の受け皿になろうと、政権の政治姿勢を徹底追及する構えだ。

 立民は6〜9議席の見通しで、前回選の7議席に並ぶ水準だ。もっとも、内閣不支持層の取り込みは1割強にとどまっている。野田代表は4日、熊本市での街頭演説でガソリン税の暫定税率に関し「課税の根拠を失っており廃止が当たり前だ。ところが自民が邪魔をしている」と攻撃した。

 一方、存在感を増しているのが参政だ。4〜9議席が見込まれ、前回選の1議席から大幅増となる。重視する政策に「外交や安全保障」「憲法改正」を挙げた人からの支持は、いずれも自民に次いで多く、保守票の受け皿となっている可能性がある。

 昨年の衆院選で躍進した国民民主は、前回参院選の3議席から倍増させる勢いで、さらに積み増す可能性がある。若年層からの支持がトップで、18〜39歳で2割強に上った。

 れいわ新選組は2〜4議席の見込みで、前回選(2議席)からの積み増しが視野に入る。日本維新の会は前回選から半減して2〜4議席になりそうだ。

 共産党は前回選(3議席)と同水準の2〜4議席が見込まれる。日本保守党は複数議席をうかがう。社民党は1議席を死守できるかどうかが焦点で、諸派では再生の道が議席獲得の可能性がある。

914OS5:2025/07/06(日) 20:39:49
https://www.asahi.com/rensai/list.html?id=921&iref=pc_rensai_article_long_921_below_bn
立憲・福士氏やや優勢、自民・滝沢氏が激しく追う 青森・序盤情勢
立憲・横沢氏が引き離す 自民元職と参政新顔は苦戦 岩手・序盤情勢
立憲現職・石垣氏と自民新顔・石川氏が激戦 宮城・序盤情勢
無所属現職・寺田氏と自民元職・中泉氏が激しい戦い 秋田・序盤情勢
無所属現職・芳賀氏が安定、支持基盤固める 山形・序盤情勢
立憲の石原氏と自民の森氏、互角の激しい戦い 福島・序盤情勢

立憲・板津氏と自民・高橋氏が互角の激しい戦い 栃木・序盤情勢
自民・清水氏やや先行、参政新顔と立憲新顔が追う 群馬・序盤情勢

立憲・打越氏と自民・中村氏、互角の激しい戦い 新潟・序盤情勢
国民新顔・庭田氏と自民現職・堂故氏が接戦 富山・序盤情勢
自民・宮本氏がリード、国民・浜辺氏やや苦戦 石川・序盤情勢
自民・滝波氏が優位 国民・参政・立憲は厳しい戦い 福井・序盤情勢
国民・後藤氏と自民・森屋氏が激しく競り合う 山梨・序盤情勢
立憲・羽田氏やや優勢 自民・藤田氏が激しく追う 長野・序盤情勢
自民新顔・若井氏やや有利 立憲、参政が懸命に追う 岐阜・序盤情勢
立憲新顔が一歩リード 自民、参政の2氏懸命に追う 三重・序盤情勢

自民・宮本氏が優勢、国民・堀江氏が懸命に追う 滋賀・序盤情勢
自民現職の堀井氏が引き離す 他候補は厳しい戦い 奈良・序盤情勢
無所属・望月氏と自民・二階氏が接戦を繰り広げる 和歌山・序盤情勢

自民新顔の出川氏が堅調 他候補は苦しい戦い 鳥取・島根序盤情勢
自民・小林氏やや優勢、立憲・国友氏は激しく追う 岡山・序盤情勢
自民現職の北村氏が引き離す 他候補は苦しい戦い 山口・序盤情勢

無所属・広田氏やや先行 自民新顔が激しく追う 徳島・高知序盤情勢
国民・原田氏やや先行、自民・三宅氏が激しく追う 香川・序盤情勢
永江氏が安定 自民新顔、参政新顔らは厳しい戦い 愛媛・序盤情勢

自民現職・山下氏やや有利、立憲新顔・富永氏が追う 佐賀・序盤情勢
自民現職の古賀氏有利 国民新顔・深堀氏追う 長崎・序盤情勢
自民現職・馬場氏やや優勢、立憲新顔・鎌田氏が追う 熊本・序盤情勢
立憲・吉田氏やや先行、自民・白坂氏が激しく追う 大分・序盤情勢
立憲・山内氏と自民・長峯氏、互角の戦い繰り広げる 宮崎・序盤情勢
無所属新顔・尾辻氏と自民前職・園田氏が接戦 鹿児島・序盤情勢
立憲・社民が推す高良氏と自民・奥間氏、激しく競る 沖縄・序盤情勢

■2人区
自民・上月氏が安定した戦い 立憲・小沼氏やや優位 茨城・序盤情勢
国民・榛葉氏と自民・牧野氏、他候補を引き離す 静岡・序盤情勢
維新新顔、自民現職、共産現職、立憲新顔が混戦模様 京都・序盤情勢
自民新顔・西田氏と立憲現職・森本氏が堅調 広島・序盤情勢

■3人区
立憲・勝部氏リード、自民・高橋氏やや優位 北海道・序盤情勢
立憲・長浜氏有利 国参自自の4候補は横一線 千葉・序盤情勢
無所属・泉氏が有利、自民・加田氏は一歩リード 兵庫・序盤情勢
自民現職が引き離し、立憲も優位 国民と公明競る 福岡・序盤情勢

■4人区
自民先行、立憲やや有利 国参共公4候補が当落線上 埼玉・序盤情勢
立憲・牧山氏が堅調、自民・脇氏も他候補引き離す 神奈川・序盤情勢
立憲現職・田島氏が優位、自民現職・酒井氏も先行 愛知・序盤情勢
自・維・維・公・参の5氏が激しい戦い繰り広げる 大阪・序盤情勢

■6+1人区
自民新顔先行、公明・共産・参政・立憲4氏やや有利 東京・序盤情勢

915OS5:2025/07/06(日) 20:43:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/131a5991da0a8e07c12c97b90905e1db30bcb251
参院千葉選挙区・初の週末 立民、国民代表、非自民系2議席確保に向け攻勢
7/6(日) 10:10配信


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産経新聞
参院選公示後初の週末を迎えた5日、過去最多の16人が出馬し、しのぎを削る千葉選挙区(改選数3)には立憲民主党の野田佳彦代表、国民民主党の玉木雄一郎代表が公認候補の応援に入り、攻勢をかけた。これまで自民2議席、立民1議席の「指定席」に国民が新人を擁立。一気に「激戦区」に様変わりした情勢の中、保守王国の牙城を崩そうと、非自民系で2議席奪取を目指している。

「心配で心配で仕方ない千葉に応援に入ることにした。なぜならば今回は(候補者が)16人もいる。何が起こるか分からない。緊張感を欠いたら負ける」

野田氏は千葉県松戸市のJR松戸駅前でマイクを握り、現職で4選を目指す長浜博行氏への支持拡大を呼びかけた。

野田、長浜両氏はともに松下政経塾出身。国政では平成5年の衆院選で日本新党で初当選を果たした同期組だ。野田氏は長浜氏を「同志中の同志だ」と表現し、盟友ぶりをアピールする。

一方の国民民主は、自民現職2人の現有議席を切り崩そうと、元NHK記者で新人の小林さやか氏を擁立した。5日、公示後初めて県内入りした玉木氏は小林氏の地元、千葉県市川市のJR市川駅前で声をからした。

「地元の市川の皆さんには、厳しい選挙戦を戦い抜く力を与えてほしい。気を抜かないで最後まで走り抜ければ必ず勝てる。何よりも頑張る皆さんの手取りを増やす夏にしたい」

迎え撃つ自民現職の石井準一氏と豊田俊郎氏は、推薦する公明と連携しながら各地を奔走する。3日の公示日は森山裕幹事長が県内入り。報道各社の序盤情勢調査で自民の苦戦が伝えられるが、今後も党幹部らが続々と入り、てこ入れを図る。

このほか、千葉選挙区に出馬しているのは届け出順に、れいわ新選組新人の山本なつみ氏、参政新人の中谷めぐ氏、諸派新人の小林修平氏、無所属新人の大薄裕也氏、諸派新人の中野智彰氏、共産新人の白石ちよ氏、日本維新の会新人の石塚貞通氏、諸派新人の小笠原裕氏、諸派新人の玉元弘次氏、諸派新人の橋本直久氏、諸派新人の江田良将氏、無所属新人の大塚京子氏。

916OS5:2025/07/06(日) 22:26:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/5fd5269bacba10460946d87be87fa0a2e73aa7a8
【参院選・激戦区ルポ】自公がつぶし合う大激戦の兵庫 知名度抜群の泉房穂氏の人気に他陣営は「改選数3だが2議席の奪い合い」
7/4(金) 15:02配信


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AERA DIGITAL
第一声を神戸市で挙げた石破首相

 参院選が7月3日、スタートした。石破茂首相が第一声を上げたのは、東京でも大阪でもなく、兵庫県神戸市の東遊園地。厳重な警備態勢の中でマイクを握り、

【一覧】2025参院選「全選挙区当落予測」はこちら(6月26日時点)

「困った方々に重点的にお払いをする、それが給付金。決してバラマキでもなんでもありません」

 と給付金を強調した。

 兵庫選挙区は改選数3のところに自民党、公明党、日本維新の会、共産党、国民民主党、れいわ新選組、参政党、社民党、NHK党などの候補が出馬し、3年前の参院選と同じ過去最多となる13人が争う大激戦区だ。

 石破首相が第一声の地に兵庫県を選んだことについて、自民幹部はこう話す。

「表向きは阪神大震災、防災を訴えたいという格好です。しかし、あまりに激戦で、改選数3なのに自民が議席をとれないなんてことは絶対にダメ。公明もきつい状況で、自公ともに議席を落としかねない。そこで石破首相がマイクを握った」

 公明の斉藤鉄夫代表も神戸市西区で第一声を上げた。兵庫選挙区で現職議員がいる自公両党にとって、議席を失いかねない厳しい選挙戦となっているのだ。

■「とんでもない大量得票の可能性」

 公明県議は、改選数3だが「2議席を各党で奪い合う構図だ」と言い、こう話す。

「春に参院選出馬を表明した泉さんは、兵庫県内をくまなくまわって十分に態勢を整えて選挙に臨んでいる。抜群の知名度でトップ当選は堅い。80万票とか90万票とか、とんでもない大量得票になるかもしれない」

 無所属(立憲民主党県連推薦)で立候補した前明石市長の泉房穂氏が圧倒的だというのだ。

 テレビのコメンテーターもしていた泉氏の知名度は高く、確かに泉氏が繁華街に繰り出すと、すさまじい人波にのみ込まれそうになるほどの人気ぶりだ。

 そこで泉氏を直撃すると、

「圧勝だ、トップ当選だと言ってくださる方はいますが、まだ始まったばかり。選挙は何が起こるかわかりません」

 と慎重な口ぶりだった。

 兵庫選挙区は改選数3になった2016年以降、自民、公明、維新が議席を分け合ってきた。16年は自民候補がトップ当選で約64万票、19年は維新候補がトップで約57万票、前回22年は維新候補がトップで約65万票を獲得している。知名度の高い泉氏は、それを上回る大量得票をするのでは、という見立てが多く聞かれる。

■6年前は安倍氏が自公を“はしご応援”

 今回改選となる19年に当選した現職の候補は、自民の加田裕之氏、公明の高橋光男氏の2人。6年前は維新の勢いが強く、維新候補の当選は確実視され、実質的に加田氏、高橋氏と立憲民主の女性候補の3人が2議席をめぐって激しく争った。安倍晋三首相(当時)が三宮の繁華街で加田氏を応援した後、100メートルほど離れて待機していた高橋氏のためにもマイクを握るという異例の応援を繰り広げ、高橋氏が約50万票で2位、加田氏が約47万票で3位となり、立憲民主候補の猛追をかわして当選している。

 前出の公明県議がこう話す。

「兵庫県内で公明の基礎票は30万票に届かない程度でしょう。兵庫選挙区が改選数3になり、うちが立てるようになってからは、自民からも票が回ってきていた。その段取りをしてくれたのが、元自民幹事長の二階俊博氏。その采配で、高橋氏のために二階氏とその親族が骨を折って業界を集めて講演会を開催してくれ、その票があったから当選できていた。しかし、二階氏は政界引退し、公明党が頼りにしていた二階氏の親族もお亡くなりなった。今回は自民も苦しく、公明独自でやらねばならない。うちにとってある意味、自民党がライバルで、与党同士のつぶしあいという展開にもなりかねない」

917OS5:2025/07/06(日) 22:27:18
 では、自民はどうかというと、自民県議がこんな話をする。

「加田氏は裏金で名前が出た旧安倍派議員。昨年の衆院選では裏金で名前が出た大物議員が続々と落選したものの、そろそろ影響は少なくなったかと思っていたが、都議選でも『裏金議員』に対して厳しい結果が出た。活動していても、自民や裏金に対しての有権者の目はまだ非常に冷たいものが感じられる。正直、公明の支援をする余裕はありません」

 19年の選挙でトップ当選したのは維新の清水貴之氏。清水氏は昨年11月の兵庫知事選に出馬したため失職し、その後、今回の参院選に出馬の意向を示したが、結局辞退。急きょ新人の吉平敏孝氏が擁立された。維新の県議は、険しい表情で話す。

「現場で活動していると、維新のこれまでのトレンドが、国民民主や参政に変わってしまったように感じます。維新のおひざ元の大阪でも苦戦のようで、兵庫県でもなかなか流れに乗れていない。苦戦です」

■斎藤知事は「どの候補の応援もしない」

 昨年の衆院選から勢いづいた国民民主は新人の多田ひとみ氏を擁立。党勢には陰りも見られるが、労働組合の支援が強固だ。

 参政は都議選で議席ゼロから3議席を獲得と急伸し、メディアの世論調査でも支持率を急上昇させている。兵庫では新人の藤原誠也氏を擁立。6月15日の兵庫県尼崎市議選では女性候補がトップ当選を果たし、兵庫県でも波に乗っている。

 昨年の兵庫県知事選で斎藤元彦氏(現知事)を応援するために知事選に出馬し、「2馬力選挙」だと問題視されたNHK党の立花孝志氏も立候補した。

 いまだに、斎藤知事の一連の問題が大きな影響を及ぼし、県政の混乱が続く兵庫県。

「公務優先で、参院選挙はどの候補者にも応援などはしない」

 と、斎藤知事自身は「静観」するという。

*  *  *

 兵庫選挙区ではこのほか、共産新人の金田峰生氏、れいわ新人の米村明美氏、社民新人の来住文男氏、諸派新人の浦木健吾氏、諸派新人の高橋秀彰氏、諸派新人の前田実咲氏が立候補している。

(AERA編集部・今西憲之)

今西憲之

918名無しさん:2025/07/07(月) 08:12:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/9263149ca22f26c3e4d104e2233a857fa9a0126c
自公苦戦、過半数の攻防 国民、参政に勢い 毎日新聞参院選序盤調査
7/7(月) 5:00配信
 毎日新聞は5、6両日、第27回参院選(20日投開票)の特別世論調査を実施し、取材を加味して序盤情勢を探った。自民、公明両党は非改選を含む過半数(125議席)の維持に必要な50議席確保に苦戦しており、与野党の攻防が激しくなっている。自民は単独で40議席台に届くか微妙で、議席を減らしそうだ。立憲民主党は堅調で、改選22議席を上回る公算が大きい。国民民主党と参政党は勢いを見せている。

【写真で見る】10政党の主な主張 争点は物価高対策など

 調査では選挙区で5割弱、比例代表で4割弱が投票先を決めていないと回答しており、投開票日までに情勢が変わる可能性がある。

 自民は、全国に32ある改選数1の「1人区」で優位に戦いを進めるのは石川、岐阜、奈良、鳥取・島根、山口など9選挙区にとどまる。13ある改選数2以上の「複数区」では11選挙区でそれぞれ1議席を確保しそうだ。比例代表は12〜15議席で、前回2022年の18議席から減る見通し。全体では32〜46議席が見込まれる。

 公明は擁立した7選挙区のうち議席を確保するめどが立っているのは東京だけで、接戦となっている選挙区が目立つ。比例代表と合わせて最大でも10議席にとどまる見通しで、改選14議席を下回りそうだ。

 一方、候補者一本化が一定程度進んだ立憲などの野党は選挙戦を優位に進める。1人区では無所属や野党系が優勢なのは秋田、宮城、長野、三重、愛媛、宮崎など16選挙区に上る。福島、栃木、富山、山梨、岡山、佐賀、熊本の7選挙区では自民と接戦を演じている。

 立憲は複数区のうち北海道、埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知、広島、福岡で1議席獲得が見込まれる。比例代表では7〜10議席を確保しそうだ。

 前回12議席を獲得した日本維新の会は伸び悩む。京都、大阪で1議席獲得が有力で、大阪の2議席目と東京と兵庫の議席獲得を目指す。比例代表の獲得予想は3〜4議席。改選7議席の共産党は東京で1議席、比例代表で2〜3議席を獲得しそうだ。

 国民民主は静岡、愛知、香川で議席獲得が見込まれ、千葉、東京、神奈川などで接戦となっている。比例代表では6〜7議席を確保する勢いで、改選4議席から大きく伸ばしそうだ。

 れいわ新選組は比例代表で3〜4議席の獲得が予想され、東京でも議席獲得の可能性がある。東京都議選で躍進した参政は東京に加え、愛知、福岡で議席を確保しそうだ。埼玉、千葉、神奈川、大阪などでは接戦を繰り広げている。比例代表では6〜7議席を獲得する勢いだ。社民党は比例代表での議席獲得の可能性がある。日本保守党は比例代表で1〜2議席を確保しそうだ。

 今回の参院選は改選124議席(選挙区74、比例代表50)と東京選挙区の非改選の欠員補充1の計125議席が争われる。【影山哲也】

 ◇調査の方法

 毎日新聞とTBSテレビ/JNNは5、6の両日、スマートフォンを対象としたインターネット調査「dサーベイ」で実施した。dサーベイは社会調査研究センターがNTTドコモの協力を得て開発した手法。ドコモが運営するdポイントクラブの会員を対象としたアンケートサービスを利用し、全国約7400万人(18歳以上)の母集団から調査対象を無作為に抽出。調査への協力を依頼するメールを配信し、5万5430人から有効回答を得た。

919OS5:2025/07/07(月) 09:04:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/0f57b4a3baadfb2bd271f31f96820b3e30549681
退潮維新、創業の地で正念場 新勢力伸長、公明も危機感 参院大阪選挙区ルポ【注目区を行く】
7/7(月) 7:03配信

時事通信
参院選候補者の演説を聴く有権者ら=4日、大阪市

 直近3回の参院選で定数4を日本維新の会、自民、公明の3党が分け合った大阪選挙区。


 全国的に退潮傾向にある中、ここを創業の地とする維新は党の命運が懸かる。新興勢力の伸長に直面し、20日の投開票へ強い危機感を募らせるのは公明も同様だ。(敬称略)
 ◇至上命令
 「どの政党も本部は東京。本当に地方のことを考えているのは維新だけだ」。代表の吉村洋文(大阪府知事)は3日、大阪市内有数の繁華街なんば駅前で第一声を上げ、府・市の行財政改革など旗揚げ以来の「実績」を強調し、支持を訴えた。

 聴衆にひと頃の盛り上がりはない。ある維新地方議員は「集まる人が少ない」と率直に認めた。

 参院選にはともに大阪市議だった佐々木理江、岡崎太の2新人を立てた。「おおさか維新の会」の名で臨んだ2016年以降、2議席を得てきた。

 だが、党支持率は下降。昨秋の衆院選は大阪の19小選挙区で全勝したが、府内の比例代表の得票は約56万票減った。今回の候補者選定に漏れた現職参院議員と大阪市議が離党するなど、内輪のごたごたも目立つ。

 「皆さんの中で(票を)きれいに分けてほしい」。今月3日夜、佐々木と岡崎は堺市のホールで開かれた集会にそろって参加。200人以上の支持者にこう呼び掛けた。得票が偏れば2議席確保は難しいとの判断がある。

 活動を支えるのは府内に約300人いる地方議員や首長ら。2チームに分け、両陣営の実動部隊とした。佐々木と岡崎は、日中は各所に散らばり、夜は小選挙区単位で開く演説会に一緒に出席。地方議員らが集めた支持者に家族や知人内の票の振り分けを求めることを欠かさない。

 吉村は「6議席以上」を目標に据えた。各地で伸び悩む現状を踏まえ、幹部は「大阪で二つ取れないと達成できない」と予測。別の関係者は「一つ落とせば代表の進退に発展する」と指摘した。

 ◇「原点」の議席
 公明にとり大阪は特別な地だ。結党前の1956年参院選で支持母体・創価学会が立てた候補が勝ち、国政進出を果たした。後に会長となる故池田大作が陣頭指揮。その後も議席を守ってきた。

 ただ、衆院選で府内4選挙区の候補が全敗。学会員の高齢化による集票力低下も顕著だ。ある大阪市議は「今は何が起こるか分からない」と語る。

 「公認会計士、税理士の経験を生かし、消費税軽減税率導入に道筋をつけた」。3選を目指す杉久武は3日、大阪市内の大型商業施設前で声をからした。連日街頭に立ち、露出を増やす。「空中戦」も重視する作戦だ。

 自民新人の柳本顕を含め「指定席」3党の陣営が「脅威」とみるのが、勢いを示す参政党。大阪を最重点区に決め、代表の神谷宗幣が4、5両日にてこ入れした。神谷は元大阪府吹田市議。維新の吉村が第一声を上げた同じ場所に立ち、「参政党のルーツは大阪だ」と声を張り上げた。

 国民民主党も代表の玉木雄一郎らが序盤から連日遊説。SNSを通じた選挙戦を得意とするため、参政新人宮出千慧や国民新人渡辺莉央の浸透度は見えにくい。2回連続で6番手だった立憲民主党も新人橋口玲が政権批判票の受け皿になることを目指す。公明関係者は「圏外にいた勢力との4位争いだ」と語る。

 「うちも既存政党と見られている。実績で差別化しないとまずい」。維新幹部は顔を引き締めた。

 大阪選挙区には共産新人の清水忠史らも立候補している。

920OS5:2025/07/07(月) 09:05:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/1266414350feb0cfa3db7f7cbbc1b1dac4fb632e
長浜氏・石井氏が先行 3議席目めぐり小林氏・中谷氏・豊田氏が横一線 千葉序盤情勢【参議院選挙2025】
7/7(月) 5:01配信
TBS NEWS DIG Powered by JNN
7月20日投開票の参院選について、JNNでは今月5日と6日、インターネット調査を行い、取材を加味して序盤の情勢を分析しました。3議席を争う千葉選挙区の情勢です。

立憲現職・長浜氏、自民現職・石井氏が知名度を活かし先行しています。選挙区で誰に投票するかを明らかにした人を分析すると、長浜氏は立憲支持層の8割以上、石井氏は自民支持層の約5割をまとめました。

3議席目をめぐり、国民新人・小林氏、参政新人・中谷氏、自民現職・豊田氏が横一線で激しく競り合っています。小林氏、中谷氏はいずれも、それぞれの政党支持層のほか、無党派層の約2割の支持を得ています。豊田氏の支持は自民支持層の約2割にとどまり、無党派層への浸透にも課題があります。

れいわ新人・山本氏、共産新人・白石氏、維新新人・石塚氏やその他の候補は、支持が広がらず厳しい情勢です。

ただ今回の調査では、4割あまりの人が「まだ投票先を決めていない」と答えていて、今後、情勢が大きく変わる可能性があります。

■千葉選挙区 立候補者一覧

山本なつみ れいわ 新
中谷めぐ  参政  新
小林修平  諸派  新
大薄裕也  無所属 新
中野智彰  諸派  新
白石ちよ  共産  新
石井準一  自民  現
石塚貞通  維新  新
長浜博行  立憲  現
小林さやか 国民  新
小笠原裕  諸派  新
玉元弘次  諸派  新
橋本直久  諸派  新
豊田俊郎  自民  現
江田良将  諸派  新
大塚京子  無所属 新

TBSテレビ

921OS5:2025/07/07(月) 09:05:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/4de357d6d45b125cf9851f95405b42c4cf6386e8
古川氏・熊谷氏が先行 残る2議席めぐり江原氏・矢倉氏・大津氏・伊藤氏が横一線 埼玉序盤情勢【参議院選挙2025】
7/7(月) 5:01配信

TBS NEWS DIG Powered by JNN
7月20日投開票の参院選について、JNNでは今月5日と6日、インターネット調査を行い、取材を加味して序盤の情勢を分析しました。4議席を争う埼玉選挙区では、自民現職・古川氏と立憲現職・熊谷氏が知名度を活かし先行しています。

選挙区で誰に投票するかを明らかにした人を分析すると、古川氏は自民支持層の約7割、熊谷氏は立憲支持層の約8割を固めました。

残る2議席をめぐり、国民新人・江原氏、公明現職・矢倉氏、参政新人・大津氏、共産現職・伊藤氏が激しく競り合っています。江原氏は国民支持層の約7割のほか、無党派層の約2割からも支持を得ています。矢倉氏は公明支持層の9割以上を固めました。大津氏は参政支持層のほか、無党派層の約2割からも支持を得ています。伊藤氏は共産支持層の約8割を固めたものの、無党派層への浸透に課題があります。

れいわ新人・桜井氏、維新新人・龍野氏、社民新人・高井氏やその他の候補は、支持を広げられず厳しい情勢となっています。

ただ今回の調査では、4割あまりの人が「まだ投票先を決めていない」と答えていて、今後、情勢が大きく変わる可能性があります。

■埼玉選挙区 立候補者一覧

江原久美子 国民  新
津村大作  諸派  新
伊藤岳   共産  現
矢倉克夫  公明  現
武藤かず子 諸派  新
増山優花  諸派  新
高井環   社民  新
山田信一  諸派  新
桜井奈々絵 れいわ 新
熊谷裕人  立憲  現
龍野真由美 維新  新
古川俊治  自民  現
大津力   参政  新
斉藤嘉英  無所属 新
石浜哲信  諸派  新

TBSテレビ

922OS5:2025/07/07(月) 09:06:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/bf92340bee01abaf53d9ed615ace9e5a7bcde527
栃木で自・立が横一線、茨城・群馬は自民が優勢【参議院選挙2025】
7/7(月) 5:03配信


TBS NEWS DIG Powered by JNN
7月20日投開票の参院選について、JNNでは今月5日と6日、インターネット調査を行い、取材を加味して序盤の情勢を分析しました。

■茨城 自民現職・上月氏が抜け出す
改選2議席をめぐり、8人が立候補。3期目の当選を目指す、自民現職・上月氏が大きくリードしています。

選挙区で誰に投票するかを明らかにした人を分析すると、上月氏は自民支持層の約8割を固めました。連立を組む公明党の推薦を受け、トップ当選を目指します。残る1議席をめぐっては、立憲現職・小沼氏と参政新人・桜井氏がしのぎを削ります。両者ともに、支持基盤の9割以上を固めており、無党派層の取り込みによるさらなる支持拡大を狙います。

維新新人・北崎氏、共産新人・高橋氏やその他の候補は、支持を広げられず厳しい戦いとなっています。

▽茨城選挙区 立候補者一覧

桜井祥子  参政  新
牧山康志  無所属 新
石井憲一郎 諸派  新
北崎瀬里奈 維新  新
小沼巧   立憲  現
上月良祐  自民  現
高橋誠一郎 共産  新
酒井明男  諸派  新

■栃木 立憲・自民が激戦
改選1議席をめぐり、6人が立候補。自民現職・高橋氏と立憲新人・板津氏が横一線の戦いです。

参政新人・大森氏、共産新人・福田氏やその他の候補は、支持の広がりに欠けています。

▽栃木選挙区 立候補者一覧

大森紀明  参政  新
板津由華  立憲  新
高橋克法  自民  現
福田道夫  共産  新
高橋真佐子 諸派  新
笠間慎一郎 無所属 新

■群馬 自民現職が盤石
改選1議席をめぐり、7人が立候補。自民現職・清水氏が優位に立ち、参政新人・青木氏と立憲新人・河村氏が続きます。

清水氏は、自民支持層と公明支持層ともに、約8割をまとめました。一方、立憲・河村氏も支持層の約9割をまとめましたが、無党派層への浸透が課題です。

▽群馬選挙区 立候補者一覧

青木ひとみ 参政  新
清水真人  自民  現
井田雅彦  諸派  新
高橋保   共産  新
河村正剛  立憲  新
上楽宗之  諸派  新
辛嶋美紀  無所属 新

ただ今回の調査では、4割あまりの人が「まだ投票先を決めていない」と答えていて、今後、情勢が大きく変わる可能性があります。

TBSテレビ

923OS5:2025/07/07(月) 09:13:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/d745545738b8258a02418448a8fa655b0891856b
鈴木氏・川村氏安定した戦い 塩村氏・吉良氏先行、さや氏やや優勢 武見氏・牛田氏・奥村政佳氏・山本氏は混戦 奥村祥大氏猛追 東京序盤情勢【参議院選挙2025】
7/7(月) 5:00配信

TBS NEWS DIG Powered by JNN
7月20日投開票の参院選について、JNNでは今月5日と6日、インターネット調査を行い、取材を加味して序盤の情勢を分析しました。東京選挙区は総勢32人が立候補。通常選挙(改選数6)と補欠選挙(欠員1)の合併選挙で、7議席を争っています。

自民新人の鈴木氏、公明新人の川村氏が安定した戦いを見せています。選挙区で誰に投票するかを明らかにした人を分析すると、鈴木氏は自民支持層の約4割、川村氏は公明支持層の9割以上をまとめました。

これに続き、立憲現職・塩村氏、共産現職・吉良氏も先行しています。塩村氏は立憲支持層の約6割、吉良氏は共産支持層の約9割を固めました。

さらに、参政新人・さや氏がやや優勢です。

残る2議席めぐり、自民現職・武見氏、国民新人・牛田氏、立憲現職・奥村政佳氏、れいわ新人・山本氏が激しく競り合っていて、国民新人・奥村祥大氏が激しく追い上げています。

維新元職・音喜多氏、保守新人・小坂氏やその他の候補は支持が広がらず厳しい情勢です。

ただ今回の調査では、4割あまりの人が「まだ投票先を決めていない」と答えていて、今後、情勢が大きく変わる可能性があります。

■東京選挙区 立候補者一覧

吉良佳子   共産  現
山本譲司   れいわ 新
吉永藍    無所属 新
土居賢真   無所属 新
藤川広明   諸派  新
西美友加   社民  新
小坂英二   保守  新
さや     参政  新
峰島侑也   諸派  新
武見敬三   自民  現
奥村政佳   立憲  現
牛田茉友   国民  新
酒井智浩   諸派  新
福村康広   諸派  新
桑島康文   諸派  新
渋谷莉孔   諸派  新
奥村祥大   国民  新
吉田綾    諸派  新
鈴木大地   自民  新
塩村文夏   立憲  現
吉沢恵理   無所属 新
市川たけしま 諸派  新
川村雄大   公明  新
音喜多駿   維新  元
平野雨龍   無所属 新
山尾志桜里  無所属 新
千葉均    諸派  新
増田昇    無所属 新
辻󠄀健太郎   諸派  新
早川幹夫   諸派  新
石丸幸人   諸派  新
高橋健司   無所属 新

TBSテレビ

924OS5:2025/07/07(月) 09:16:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/37585c5e7a405cb52cc14326a755d885a57eac53
牧山氏・脇氏が先行 佐々木氏もやや優勢 4議席目めぐり籠島氏・浅賀氏・初鹿野氏が横一線 神奈川序盤情勢【参議院選挙2025】
7/7(月) 5:02配信


TBS NEWS DIG Powered by JNN
7月20日投開票の参院選について、JNNでは今月5日と6日、インターネット調査を行い、取材を加味して序盤の情勢を分析しました。4議席を争う神奈川選挙区の情勢です。

立憲現職の牧山氏、自民新人の脇氏が先行。これに続いて、公明現職の佐々木氏もやや優勢です。4議席目を、国民新人の籠島氏、共産新人の浅賀氏、参政新人の初鹿野氏が横一線で激しく競る展開となっています。

選挙区で誰に投票するかを明らかにした人を分析すると、牧山氏は立憲支持層の8割以上を固めたほか、無党派層からも約3割の支持を得ています。一方の脇氏は自民党支持層の約6割をまとめていますが、無党派層への浸透には課題があります。

佐々木氏は公明支持層の9割以上を固めました。

参院議員・松沢成文氏の秘書を務めていた維新新人の千葉氏は、松沢氏とともに県内各地を回り知名度拡大を急いでいますが、浸透に課題があります。れいわ新人・三好氏、社民新人・金子氏やその他の候補も、支持が広がらず厳しい情勢となっています。

ただ今回の調査では、4割あまりの人が「まだ投票先を決めていない」と答えていて、今後、情勢が大きく変わる可能性があります。

■神奈川選挙区 立候補者一覧

綾久     諸派  新
三好諒    れいわ 新
初鹿野裕樹  参政  新
浅賀由香   共産  新
河合道雄   諸派  新
籠島彰宏   国民  新
みしまりえ  無所属 新
脇雅昭    自民  新
内海聡    諸派  新
千葉修平   維新  新
金子豊貴男  社民  新
佐々木さやか 公明  現
牧山弘恵   立憲  現
堀川圭輔   諸派  新
畠山貴弘   諸派  新
佐久間吾一  諸派  新

TBSテレビ

925OS5:2025/07/07(月) 09:17:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/9263149ca22f26c3e4d104e2233a857fa9a0126c
自公苦戦、過半数の攻防 国民、参政に勢い 毎日新聞参院選序盤調査
7/7(月) 5:00配信

毎日新聞
候補者らの演説を聞く有権者たち=東京都江東区で2025年7月6日午後3時47分、新宮巳美撮影

 毎日新聞は5、6両日、第27回参院選(20日投開票)の特別世論調査を実施し、取材を加味して序盤情勢を探った。自民、公明両党は非改選を含む過半数(125議席)の維持に必要な50議席確保に苦戦しており、与野党の攻防が激しくなっている。自民は単独で40議席台に届くか微妙で、議席を減らしそうだ。立憲民主党は堅調で、改選22議席を上回る公算が大きい。国民民主党と参政党は勢いを見せている。


 調査では選挙区で5割弱、比例代表で4割弱が投票先を決めていないと回答しており、投開票日までに情勢が変わる可能性がある。

 自民は、全国に32ある改選数1の「1人区」で優位に戦いを進めるのは石川、岐阜、奈良、鳥取・島根、山口など9選挙区にとどまる。13ある改選数2以上の「複数区」では11選挙区でそれぞれ1議席を確保しそうだ。比例代表は12〜15議席で、前回2022年の18議席から減る見通し。全体では32〜46議席が見込まれる。

 公明は擁立した7選挙区のうち議席を確保するめどが立っているのは東京だけで、接戦となっている選挙区が目立つ。比例代表と合わせて最大でも10議席にとどまる見通しで、改選14議席を下回りそうだ。

 一方、候補者一本化が一定程度進んだ立憲などの野党は選挙戦を優位に進める。1人区では無所属や野党系が優勢なのは秋田、宮城、長野、三重、愛媛、宮崎など16選挙区に上る。福島、栃木、富山、山梨、岡山、佐賀、熊本の7選挙区では自民と接戦を演じている。

 立憲は複数区のうち北海道、埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知、広島、福岡で1議席獲得が見込まれる。比例代表では7〜10議席を確保しそうだ。

 前回12議席を獲得した日本維新の会は伸び悩む。京都、大阪で1議席獲得が有力で、大阪の2議席目と東京と兵庫の議席獲得を目指す。比例代表の獲得予想は3〜4議席。改選7議席の共産党は東京で1議席、比例代表で2〜3議席を獲得しそうだ。

 国民民主は静岡、愛知、香川で議席獲得が見込まれ、千葉、東京、神奈川などで接戦となっている。比例代表では6〜7議席を確保する勢いで、改選4議席から大きく伸ばしそうだ。

 れいわ新選組は比例代表で3〜4議席の獲得が予想され、東京でも議席獲得の可能性がある。東京都議選で躍進した参政は東京に加え、愛知、福岡で議席を確保しそうだ。埼玉、千葉、神奈川、大阪などでは接戦を繰り広げている。比例代表では6〜7議席を獲得する勢いだ。社民党は比例代表での議席獲得の可能性がある。日本保守党は比例代表で1〜2議席を確保しそうだ。

 今回の参院選は改選124議席(選挙区74、比例代表50)と東京選挙区の非改選の欠員補充1の計125議席が争われる。【影山哲也】

 ◇調査の方法

 毎日新聞とTBSテレビ/JNNは5、6の両日、スマートフォンを対象としたインターネット調査「dサーベイ」で実施した。dサーベイは社会調査研究センターがNTTドコモの協力を得て開発した手法。ドコモが運営するdポイントクラブの会員を対象としたアンケートサービスを利用し、全国約7400万人(18歳以上)の母集団から調査対象を無作為に抽出。調査への協力を依頼するメールを配信し、5万5430人から有効回答を得た。

926OS5:2025/07/07(月) 12:31:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/7ec825cefff8eb7dae73a4c127d9af4fbed85213
「誰の票を奪うのか…」東京選挙区の“キーマン”山尾志桜里氏 “玉砕出馬”に見え隠れする「思惑」
7/7(月) 11:00配信

FRIDAY
国民民主党からハシゴを外されたことによる“同情票”
東京選挙区から無所属で出馬した山尾志桜里氏。“玉砕”と言われながらも立候補したワケは……

参院選(7月20日投開票)が7月3日公示され、連日の猛暑のなか候補者たちが声を上げている。

【写真あり】「W不倫騒動」の質問で涙目…山尾志桜里が国民民主の公認取り消しの「裏事情」

「今の国会では、政党の壁で一人ひとりの意見が遮断されている。これをちゃんと訴えていきたい。無所属の私だからできます!」

そう声を張り上げたのは、国民民主党から公認を取り消されて無所属として東京選挙区から立候補した山尾志桜里氏(50)だ。同氏は参院選公示2日前の7月1日に立候補を表明し、驚きをもって伝えられた。

衆院議員時代の彼女の選挙区は愛知7区。東京選挙区からの出馬は文字どおり「地盤・看板・かばん」ナシの戦いとなる。山尾氏を知る人物が立候補の裏側について語る。

「国民民主から公認内定が出た時点で、完全に戦闘モードに入っていたからね。一度ついてしまった“火”を消すのは不可能だったということじゃないかな。国民民主に切られて不出馬を予想する人もいたけど、彼女は出馬辞退を考えていなかった。むしろどうすればアピールできるか考えていたよ」

山尾氏の公認内定が取り消されたのは、6月10日に行った記者会見が不調に終わったから。’17年の不倫報道に対し

「お話しすることは控えさせてください」

と繰り返し、世間の反感を買った。一連の騒動で不倫相手の妻が亡くなっているが、それについての言及も避けた。

会見後、国民民主には全国の支持者から批判が殺到。事態を重く見た玉木雄一郎代表は一転して“山尾斬り”に走ったわけだが、山尾氏は党の意思決定に疑問を呈し、ガバナンス不全を糾弾した。

「山尾氏のスキャンダル対応はともかく、いきなりハシゴを外された彼女には一定数の同情も集まっている。結果的にそれが過去の疑惑を薄めることにもなった」

とは政界関係者。と同時に、山尾氏の“玉砕出馬”で東京選挙区は戦況がわからなくなった。そればかりか、山尾氏を「キーマン」に挙げる声もあるほどだ。

東京選挙区の改選数は6で、そこへ補選分の1議席が加わり、7つのイスを巡る戦いとなる。同選挙区からは総勢32人が立候補。2人擁立しているのは、自民党と立憲民主党、国民民主党で、戦前の予想では7つのイスのうち5つは

「自民、公明、立憲、共産、国民民主で決まり」(同・政界関係者)

だとか。残り2議席のうち1議席は、先月の東京都知事選で躍進した参政党のさや氏が先行しているという。

そして最後の1議席については、自民、立憲、国民民主、さらに石丸伸二氏の『再生の道』から立候補している吉田あや氏が絡む異例の大激戦となりそうだ。

こうなると、土壇場で出てきた山尾氏がどの党から票を“奪う”のかで勝敗が左右されることになる。

927OS5:2025/07/07(月) 12:31:41
◆数万票は獲る山尾氏の出馬により、食い合う候補者

山尾氏は「中道政治」を標榜する憲法改正論者。「女性・女系天皇の容認」や「個別的自衛権」についての持論を展開する。山尾氏は街頭演説でこう叫んでいた。

「憲法改正なんて言ったら左派の人が離れていって、女性天皇なんて言葉を発しただけで右派の人が離れていく。どこに票があるんだと言われる。でもそれは“永田町の論理”だ。私はこの吉祥寺の皆さんと対話し、政党に限らず、左にも右にもとらわれない、この国の未来だけを思うど真ん中の中道の政策を、私の選挙で“見える化”する戦いにしていきたい」

つまり右も左もない中道。ある政党の選対関係者は

「だから読めない。山尾氏自身の当選は厳しいものがあるが、それでも数万票は獲るだろう。その分、食い合う候補者が出てくるわけで、東京選挙区最後の1議席のカギを握る存在だ。焦っているのは2人当選を目指す国民民主。公認取り消しの対立軸もあって、票を奪われるのではないかと警戒している」

と話す。

山尾氏は参院選で“爪痕”を残すことで、自身の価値を再確認し、次につなげたい考えだ。

政治評論家の有馬晴海氏によれば、

「今回、国民民主党から立候補するということで大いに叩かれ、公認内定を取り消された。このまま出馬しなければ、“悪い評判”のまま終わり、次の選挙への展望が無くなってしまう。今回、無所属でも立候補したことにより、当選すれば当然、禊を果たしたことになるし、たとえ落ちたとしても、次の選挙では今回ほど叩かれることはないはず。しかも10万票近くも獲ろうものなら、メディアとしてもなかなか批判しにくくなるわけです。これだけバッシングされたということは、逆にいえばそれだけ知名度があるということですからね」

と山尾氏の立候補の思惑を分析する。

山尾氏陣営によると、選挙スタッフのボランティア募集の応募者は日に日に増えているという。いずれ国会に戻る日がくるのだろうか――。

FRIDAYデジタル

928OS5:2025/07/07(月) 20:45:34
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/502179















2024.7.27
twitter
ライブだけじゃない「広島飛ばし」 アパレルやコスメも出店「後回し」?
記者:
石井千枝里

イケてない?広島
 「広島飛ばし」はライブだけではない。出店してほしいのに広島にないアパレルやコスメのブランドってありませんか。どうやらブランドにも「進出の順番」があるようで…。(石井千枝里)

「若者向けブランド少ない」
 「友達とよく『広島で服を買うのは難しいよね』と話す。ファストファッションじゃない若者向けのブランドが少ない気が…」。広島市の20代女性がぼやく。確かに、今季のトレンドの透け感やシャーベットカラーを取り入れたくても、周囲とかぶらず手頃に買えるブランドは限られる。この女性は通販だとサイズ感が不安で、出張や旅行で関東や関西に行く際に買っているという。

 出店に優先順位はあるのか。「東京、大阪、名古屋、福岡、札幌、仙台。次にようやく広島って感じですね」。パルコ広島店(広島市中区)の賃貸支援担当の沖田拡樹さん(41)は話す。気になるブランドはホームページの店舗一覧で確認するが「福岡にすらなかったら『まだだな』ってなります」。新型コロナウイルス禍を経て「実店舗は東京や大阪だけ」のブランドも増え、誘致のハードルは上がっているという。

パルコ広島店
「仙台より商圏小さい」

 ブランドがそろわない理由の一つは、広島の商圏規模にもあるようだ。「東北全体から人が集まる仙台より小さい」。広島修道大の川瀬正樹教授(都市地理学)は指摘する。県外から広島に来るのは、島根と山口の東部ぐらい。岡山は大阪、山口の西部は福岡志向が強い。

 中国新聞社が4月に広島県内の社会人109人に尋ねたアンケートでは、広島の街で「イケてない」と思う点として、5人に1人が「好きなアパレルブランドや飲食店が少ない」を選んだ。コスメの「SHIRO」やアパレル「UNITED TOKYO」、時計の「Swatch」などを待ち望む声があった。

 とはいえ、中四国地方に出店する際は、やはり広島が選ばれる。今春リニューアルしたパルコ広島店には、中四国初出店のスマートフォン関連グッズ専門店「ケースティファイ」、スポーツ用品の「ニューバランス」などがオープン。同店では、約150あるテナントの半数近くが中四国唯一だ。

 来春の新しい広島駅ビル(広島市南区)の開業も追い風になる。新駅ビルは地上20階地下1階建て。うち2〜6階と地下の一部を商業施設「ミナモア」が占め、約200店が入る予定だ。東広島市の大学3年伏屋歩華さん(20)は「好きな服のブランドが駅に入れば充実した時間を過ごせそう」と期待する。

完成に近づき、徐々に姿を現した新しいJR広島駅ビル(撮影・高橋洋史)
 ミナモアを運営する中国SC開発の担当者は「日常使いできる食品のほか、贈り物や自分へのご褒美などとして使える店を誘致している」と新たな空間の創出に知恵を絞る。新幹線に乗って近くの県からも訪れてもらう施設が目標という。

 広島駅直結の「エキエ」も、今秋リニューアルする。中四国初出店のスキンケアブランド「BAUM」、フレグランスの「MUCHA」などが入る。沖縄発のスキンケアブランド「SuiSavon」は、仙台に先駆けて広島に出店する。運営するコーカス(那覇市)の緒方教介社長(52)は「駅リニューアルの勢いを借りたい。駅を使う外国人観光客への接点にもなれば」と力を込める。

 広島市内では、紙屋町・八丁堀エリアでも再開発による新たな商業ビルの計画がめじろ押しだ。「欲しいブランド」が集まる街になるポテンシャルはありそうだ。

929OS5:2025/07/07(月) 20:46:14
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/469838
024.5.25
twitter
ライブやコンサートの「広島飛ばし」、なぜ起きる?
記者:
余村泰樹

イケてない?広島
 アイドルや音楽のファンの間で話題に上る、コンサートやライブの「広島飛ばし」。2023年でみると、広島県でのコンサートなどの公演回数は福岡県の半分以下、宮城県の6割にとどまる。なぜ広島での公演は際立って少ないのか。イベント企画の現場で実態を探った。


 「広島飛ばし、実感してます。私の推すアイドルグループもそう」。広島市の会社員女性(25)は残念がる。宿泊、交通費を払ってでも福岡や大阪、東京に「遠征」するが、「『推し』が来ないなら、広島から引っ越そうと考える人もいるのでは」と推し量る。

福岡の半分以下、宮城の6割弱
 他の地方中枢都市と比べても、広島公演は少ない。76社でつくる一般社団法人コンサートプロモーターズ協会(東京)によると、広島県は23年に721回で、福岡県1575回の半分以下。北海道1271回、宮城県1243回の6割弱だ。

 広島市に受け皿がないわけではない。収容人数千人以上は6施設ある。広島グリーンアリーナ(中区、約1万人)が最大で、広島サンプラザホール(西区、約6千人)、広島文化学園HBGホール(中区、約2千人)が続く。

 中でも、中四国地方で唯一、アリーナツアーをできる広島グリーンアリーナの存在は大きい。ただ、23年度の公演回数は18アーティストの計31回にとどまった。

グリーンアリーナは「日本一取れないアリーナ」
 「業界では日本一取れないアリーナと呼ばれています」。夢番地広島オフィス(中区)制作部の大山高志部長(46)が明かす。同社の枠は年間8公演、計16日だけ。23年はK―POPの人気グループの2公演を含む複数の打診をやむなく断った。

 公演回数が伸びない理由の一つは、同アリーナを所管する広島県が有料興行の日数を「10%以内」と定めているためだ。23年度のコンサートを含む有料興業は20件(計36日)。設営や撤去を含めても計74日で、開館日の約2割に収めている。

 県スポーツ推進課の田口新也課長は「本来は県民スポーツのための施設なので」と説明する。「コンサートによる広域からの集客は地域活性化につながり、施設利用料は貴重な収入源になる。ただ、県民スポーツが制約を受けるのも困る」と理解を求める。


 では、市内で次に大きい広島サンプラザホールはどうか。夢番地広島オフィスの大山部長によると、同ホールはアリーナツアーに使う舞台セットが入らず、採算が取れないという。結果的に、アーティスト側の広島開催の希望は多くても施設の空きが少なく、「早い者順でパズルのように公演を組んでいる」という。

 不満の声は、中国新聞社が4月に実施した広島県内の社会人109人を対象としたアンケートでも浮き彫りになった。広島の「イケてない」と思う点について、40人(36・7%)が「行きたいライブやコンサートが少ない」を挙げた。

ドラフラの新アリーナ構想に注目
 そんな中、関係者の注目を集めるのがバスケットボール男子Bリーグ1部(B1)の広島ドラゴンフライズが掲げる新アリーナ構想だ。浦伸嘉社長(43)はバスケの試合は年間40試合程度のため、黒字運営にはそれ以外の活用が欠かせないとし「音楽も含め、世界的なコンテンツを呼び込めるハイブリッド型を目指したい」と思い描く。

 コンサートプロモーターズ協会理事でキャンディープロモーション(中区)の袴田和弘社長(48)は「グリーンアリーナ並みの大きさで、音楽イベントにも使いやすい新たなハコが広島にできれば、取りこぼしていたアーティストのライブも開ける」と強調する。

930名無しさん:2025/07/07(月) 20:47:17
https://www.chunichi.co.jp/article/1052613
『名古屋飛ばし』がSNSでトレンド入り 「箱がない」「東京も大阪も行きやすい場所だから」人気ミュージカル公演除外にさまざまな声
2025年4月13日 21時29分

 X(旧ツイッター)で13日、「名古屋飛ばし」がトレンド入りした。人気ミュージカル「エリザベート」が10月から東京、北海道、大阪、福岡の4都市で上演されることが発表されたことを受けてのものとみられ、SNS上で話題となった。

 ネットなどでたびたび注目を集め、トレンドの常連ともいえる「名古屋飛ばし」のワード。大都市ながらコンサートなどの公演日程から外される現象を意味する。
 Xでは「箱がないんですよ。箱が」「名古屋にちょうどいい劇場がなさすぎるので名古屋飛ばしはもう仕方ないんですよ」と上演するホールの少なさを指摘する声のほかに、「東京も大阪も行きやすい場所だから飛ばしたところで問題ないって思われてるのかな」「日本の真ん中辺りだから何処へでも行きやすいでしょ?だからそちらから出向いて来てねって事だと信じよう」と地理的な要因を挙げるコメントも見られた。
 ほかにも「やっぱり嘆く人が多いんですよー」「逆に言えば『どっちも選べる』という中間地点ならではのメリットがある」「どこになろうが毎回新幹線に課金しなきゃならねー辛さがよぉ〜」「笑い事じゃないよ!」「東北民は毎度毎度飛ばされてるんだぞ」など、さまざまな意見が上がっている。

931OS5:2025/07/07(月) 20:49:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/386b403b11a6398f84b5920cef9337ce86b04b62
「自民票を食われている」 参院選改選1人区で苦戦の自民、参政党急伸に危機感
7/7(月) 20:01配信

産経新聞
自民党

産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の情勢調査では、32ある参院選「改選1人区」で自民党が優位に立つのが9選挙区にとどまり、苦戦が目立った。背景として読み取れるのが全選挙区に候補を擁立した参政党の急伸だ。従来の自民支持層の一定数が参政党に流れ、自民は長年議席を守ってきた金城湯池でも追い込まれている。

【写真】石破首相、外交での所作また物議 G7サミットで促される前に着席、1人ポツンと座る姿も

■鹿児島でもリード奪われ

石破茂首相(自民総裁)は7日、鹿児島選挙区に入り「私たちは責任政党だ。10年、20年、30年先の日本に責任を持つ」と支持を訴えた。鹿児島は保守地盤が強く、1人区となった平成13年から途切れることなく自民が議席を獲得してきた。だが情勢調査では、野党系無所属新人の尾辻朋実氏が自民元職の園田修光氏をリードしている。

調査結果で目を引くのが、参政党の新人、牧野俊一氏が2割程度の支持を集めて園田氏に迫る勢いとなり、NHK党の新人、山本貴平氏には大きく先行している現状だ。

「参政党に自民票を食われている。自民に勝たせたくないという保守層に支持されている。どういう勢力が背後にいるのかよくわからず、不気味だが明らかに野党にプラスだ」。自民の参院幹部は危機感を募らせる。

■都議選で露わになった実態

参院幹部は1カ月余り前、内閣支持率の低迷は底を打ったとして「衆参同日選もアリだ」と強気な見方を示していた。今は「衆参過半数割れで政権交代にならないか」と気をもんでいる。

潮目が変わったのは参政党が3議席を獲得した6月の東京都議選。複数の報道機関の出口調査は、参政党が自民支持層の一部に食い込んだ実態を示した。神谷宗幣代表は今月7日、新潟選挙区での街頭演説で、20年前の自公政権下での郵政民営化に関し「何もよいことがなかった。まじめに止めた(自民の)人たちは党を追い出された。あの時、自民は半分死んでいたのかもしれない」と語った。

主張の具体性やインパクトに欠ける首相に対し、神谷氏は「日本人ファースト」という分かりやすい理念と、外国人による土地購入規制、農業の保護、新しい憲法の「創憲」といった保守色の強い政策を掲げる。(田中一世)

932OS5:2025/07/07(月) 21:55:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/61fcfa17360d52dac1a3f59204d3f534198b7bfe
参院選、立共共闘に効果 共産不在17選挙区中7区で野党優勢 与党優勢は山口・熊本のみ
7/7(月) 20:22配信

産経新聞
㊧水田を背に第一声を行う立憲民主党の野田佳彦代表=3日午前、宮崎県国富町(深津響撮影)㊨JR池袋駅前で第一声を上げる共産党の田村智子委員長=3日午前、東京都豊島区(酒巻俊介撮影)

産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が5、6両日に参院選(20日投開票)で改選数1の32選挙区を対象に実施した情勢調査では、立憲民主党と共産党を中心とする選挙協力の効果が鮮明に表れた。

【ひと目で分かる】参院選の攻防ライン 最大の焦点は自公が過半数を維持できるか

立民や野党系無所属が立候補し、共産が擁立しなかった17選挙区のうち、7選挙区で野党が与党との戦いを優勢に進めている。与野党が伯仲する接戦区も8選挙区で、自民党が戦いを優位に進めるのは山口、熊本の2選挙区に限られた。

共産の小池晃書記局長は7日、新潟県長岡市内で街頭演説に臨んだ。演説前、共産の街宣車からは比例代表では共産、新潟選挙区では立民現職への支持を呼びかけるアナウンスが流れていた。

新潟選挙区は野党系候補が共闘を積み重ねてきた選挙区であり、平成28年に定数1になって以降、野党系が2勝1敗と勝ち越してきた。小池氏は共産と立民の選挙協力の意義について触れ「共産は本気だ。新潟の1議席を絶対に自民には渡さない」と述べた。

1人区の勝敗は選挙全体を左右する。立民の野田佳彦代表は、公示日の3日は宮崎、大分、翌4日は熊本、佐賀、鹿児島の各選挙区を重点的に回った。いずれも共産が候補者を立てておらず、自民の牙城ともいえる選挙区だった。自民農政への批判が高まる中、あえて自民が強いといわれる九州から選挙戦を始めた。

1人区について野田氏は5日、横浜市内の街頭演説で「大接戦の選挙区がたくさんあり、まずは九州からドミノ倒しで勝ち、全国を席巻したい」と意気込んだ。

共産も含めて政権批判の受け皿を一つにすれば与党に勝てる-。立民のもくろみが当たった形で、ベテランは「手応えを感じている」と喜んだ。

ただ、共闘の成果については言葉を濁す。令和3年衆院選の際、与党から「立憲共産党」との批判が起こり、選挙戦で失速したためだ。共産関係者は「一本化すればうちの票が入る。そういうことだ」と話した。(千田恒弥)

933OS5:2025/07/07(月) 21:58:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/0bea6d786753719cb3292dd6b650780a6bf4b340
候補者の生殺与奪握る「都民ファ票」小池百合子氏の動向に各党ピリピリ 参院選東京選挙区
7/7(月) 21:15配信


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産経新聞
小池百合子都知事(松井英幸撮影)

参院選(20日投開票)屈指の激戦区である東京選挙区(改選数6、欠員補充1)では、地域政党・都民ファーストの会の特別顧問を務める東京都の小池百合子知事の動向に注目が集まる。6月の都議選で都民ファの得票は計約104万票に上り、その行き先が各候補の生殺与奪を握るとみられるからだ。小池氏は与党を支援する意向だが、国民民主党とも近く、各党とも「都民ファ票」の行方を固唾をのんで注視している。

【写真】若者の出会いを応援する「都民のグランマ」

■小池氏、早々に与党支援を明言

7日夕、小池氏は都内のホテルで開かれた東京選挙区の自民新人の決起集会に駆けつけた。「国政にも都政にも欠くことができない方だと思い、本日応援に来た。期待に必ず応えてくれる人だと私は信じている」と持ち上げた。同席した自民の森山裕幹事長は小池氏に謝意を示した。

都議選で小池氏は都民ファの候補者を全面的に支援し、31議席を獲得して自民から都議会第1党を奪還した。参院選を前に改めて「小池人気」を見せつけた。小池氏は6月27日の記者会見で「自民、公明との連携が都にとってもプラスだ」と述べ、参院選での与党支援を早々に明言した。

与党が打ち出す農政対策に農業従事者の警戒感が高まり、改選1人区で接戦が続く中、小池氏の応援は心強い。自民関係者は「小池氏の言動は自らの都政運営を意識してのものだろうが、小池氏の支援は自民にとって非常に大きい」と表情をほころばせる。一方、都民ファは今月1日、参院選では特定の政党を応援しない方針を決めた。

■国民・玉木氏「個別の話」に望み

小池氏や都民ファの動きに対し、国民民主の玉木雄一郎代表は複雑な表情を浮かべる。かねて玉木、小池両氏の関係は近いとされてきた。玉木氏は小池氏がかつて率いた希望の党で小池氏の後任の代表を務めたほか、国民民主が躍進した昨年10月の衆院選では都民ファが国民民主の支援に回ったこともある。

こうした経緯があるだけに、玉木氏は3日、都内で記者団の取材に「都民ファの決定なので受け止める」と肩を落とした。だが、自民は都民ファと国民民主の結びつきは強いとみる。玉木氏も「あとは個別の話だ」と望みをつなぐ。

もっとも、報道各社の情勢調査では東京選挙区で都民ファと同様、無党派層に浸透する参政党の勢いが急伸している。自民、国民民主に加え、参政党なども絡んだ「都民ファ票」の争奪戦は20日の投開票に向けてますます過熱しそうだ。(永原慎吾)

934OS5:2025/07/08(火) 07:39:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/96d7e5280add6bdf63705bebe6b33ee5888efede
「複数回、身の危険感じ」日程公表取り止め 元NHKアナで国民新人の牛田氏 参院選東京
7/8(火) 7:00配信

産経新聞
参院選公示日、第一声を上げる国民民主党の牛田茉友氏=3日午前、東京都港区の新橋駅前(相川直輝撮影)

20日投開票の参院選で東京選挙区(改選数6、補欠1)に立候補した国民民主党の新人、牛田茉友氏の選挙対策本部は7日、牛田氏の安全確保のため、当面の間、活動日程の事前公表を取りやめることを明らかにした。

牛田氏は元NHKアナウンサー。選対本部によると、6日の街頭演説終了後、牛田氏が乗った送迎車が長時間にわたり、追尾された。これまでにも牛田氏が身の危険を感じる事案が複数回あったとしている。

牛田氏の選対本部は党本部発表文を除き、日程の発表を差し控えるとし、有権者へ理解を求めた。



東京選挙区には、吉良佳子(共産)、山本譲司(れいわ)、吉永藍(無所属)、土居賢真(無所属)、藤川広明(諸派)、西美友加(社民)、小坂英二(保守)、さや(参政)、峰島侑也(諸派)、武見敬三(自民)、奥村政佳(立民)、牛田茉友(国民)、酒井智浩(みんつく)、福村康広(諸派)、桑島康文(諸派)、渋谷莉孔(諸派)、奥村祥大(国民)、吉田綾(諸派)、鈴木大地(自民)、塩村文夏(立民)、吉沢恵理(無所属)、市川たけしま(諸派)、川村雄大(公明)、音喜多駿(維新)、平野雨龍(無所属)、山尾志桜里(無所属)、千葉均(諸派)、増田昇(無所属)、辻健太郎(諸派)、早川幹夫(諸派)、石丸幸人(諸派)、高橋健司(無所属)の32氏が立候補している。

935OS5:2025/07/08(火) 08:32:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/db1e819e0625b06350cde1a01332dda96b5300c2
酷暑続く山梨選挙区、熱中症対策にあの手この手…屋内での出陣式や給水所設置・冷却グッズ活用
7/8(火) 8:04配信

読売新聞オンライン
ある陣営では遊説の際、飲み物などを冷やすためのクーラーボックスを活用している

 20日に投開票となる参院選。山梨選挙区(改選定数1)でも、候補者たちが日々、各地へ赴き、自らの主張を訴えているが、そんな候補者らを容赦なく襲うのが、連日の酷暑。炎天下の街頭演説や遊説……。各陣営では、あの手この手の熱中症対策を講じながら「夏の陣」にのぞんでいる。

 「暑い中、本当にお出かけをいただいてありがとうございます」。6日昼のJR甲府駅前には、多くの聴衆が集まっていた。お目当ては、候補者の応援に訪れる大物弁士。今や遅しと登場を見守るが、この日の甲府は35度超の猛暑日だ。陣営は人々が体調を崩さぬよう、周囲にテントを設営し、日陰を作ったほか、給水所や救護所まで設けた。

演説会場に設けられた給水所

 演説中は厳しい日差しが注がれたが、一部の人はテントの日陰から耳を傾け、終了後には、給水所で水を何度も飲む姿も見られた。

 毎年のように猛暑となる山梨の夏だが、今年は6月から日差しの強い日が続くなどしており、各陣営が対応に追われている。

 3日の公示日には、通常屋外で行う出陣式を屋内に切り替えた陣営もあった。

 「屋内の出陣式はあまりなかった」(陣営関係者)といい、選挙カーでの遊説では、首に巻く冷却タオルや冷却スプレーを活用しているほか、冷えた飲み物を常備するためのクーラーボックスも用意するなどの徹底ぶりだ。

 別の新人候補も冷却シートや冷却スプレーを活用するほか、いつでも汗をぬぐえるよう、両腕に党のカラーのリストバンドを着用、街頭演説を終えた後などに、リストバンドを使って汗をぬぐっている。

 他の陣営では、候補者だけでなく、遊説隊員や車上運動員(ウグイス嬢)にも対策グッズを配付しているほか、街頭演説もなるべく短くし、10分程度で終わるように心がけているという。陣営の関係者は「演説を行う側だけでなく、聴く側の体調が一番大事」と話した。

936名無しさん:2025/07/08(火) 17:40:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/ac9a519aec3f02d2727fafe09f4620a64b33b172
【参院選・激戦区ルポ】「西風」が政変を巻き起こす? 九州・四国の一人区、自民惨敗の2007年の再来も
7/8(火) 12:31配信
「西風の勢いがすさまじい。日々、過半数が遠のいている」

 厳しい表情で自民党幹部のA氏がつぶやいた。手にするのは自民党が実施した参議院選挙の最新の情勢調査。A氏によると、自民党、公明党を合わせても参議院で過半数を維持するために必要な50議席獲得が厳しいという調査結果だという。

【一覧】2025参院選「全選挙区当落予測」はこちら(6月26日時点)

 石破茂首相は参院選の目標に「与党で過半数」獲得を掲げている。参院選で争う議席数は、東京の欠員補充を合わせて125。与党は非改選の75議席を有しているので、50議席獲得で参議院(議席数248)の過半数に達する。改選前の66議席を16減らしても達成できる低めの目標だ。だが、A氏はこう言う。

「125議席のうち過半数もいかない50議席が目標というのは、最初から自公政権が半分白旗を上げている状態ですよ。だが、今やそれすら危うくなってきた」

 A氏が言う「西風の勢い」とはなんのことか。

 自民党は過去の参院選で西日本の1人区で圧倒的な強さを示してきた。2022年の参院選では、西日本(近畿・中国・四国・九州)の17の1人区のうち、自民党は16選挙区で勝利し、野党系(無所属含む)が自民党に勝利したのは沖縄選挙区1つだけ。19年の参院選でも4つ、16年は3つだけだ。

 一方、東日本の15ある1人区では、野党系は一定の議席を獲得してきた。22年参院選でこそ野党系が獲得した選挙区は3つだけだが、19年の参院選は6つ、16年参院選では過半数の8つの選挙区で勝利している。

「参議院の1人区は、関東から北は野党系が強く、自民党内でも『かなわない』という意識がある。だが、西日本の1人区は、安倍晋三元首相、二階俊博元幹事長、麻生太郎最高顧問ら大物が地盤を持ち、長くにらみをきかせてきた」(前出のA氏)

 だが、今回の参院選では西から野党の勢いを示す風が吹いているという。

「自民党の重鎮たちの看板が揺らぎつつあるのが、西風の理由。世代交代がうまく進んでいない証拠だ」(A氏)

■鹿児島は前参院議長の娘が野党推薦で立候補

 象徴的なのが、森山裕幹事長の地元、鹿児島選挙区。前参院議長で自民党の尾辻秀久氏の引退に伴う議席を争うが、自民党は元衆院議員の園田修光氏を擁立。尾辻秀久氏の三女の尾辻朋実氏が、無所属で出馬し、競り合っている。尾辻朋実氏は自民党の公募に応じたが、園田氏に敗れると一転して立憲民主党に入り、同党の推薦を得て立候補。共産党が直前で候補を取り下げて一本化した。情勢調査では尾辻氏がわずかに優勢と見られている。

「鹿児島県全体で自民党の支持が低迷している。森山氏が幹事長となって何か地元で大きなプラスがあるのかと期待したが、実感できるものはない。それどころか、いまだに裏金事件をうまく収拾できない森山氏の手腕に疑問を呈する県民も多くいる」(地元の自民党県議)

 鹿児島選挙区ではほかに、参政党の牧野俊一氏、NHK党の山本貴平氏が立候補している。

■「コメ買ったことない」の逆風が続く宮崎

「コメ買ったことない」発言で農林水産大臣を「更迭」された江藤拓衆院議員の地元、宮崎県でも自民党は厳しい戦いだ。自民党の現職で当選2回の長峯誠氏に対して、立憲民主党が元地元紙記者、県議の山内佳菜子氏を擁立し、激突している。

「キャリア、組織などから見れば長峯氏が圧勝して、参院からの閣僚候補に躍り出なければいけない選挙。しかし江藤氏の『コメ買ったことない』発言で自民党の評判は悪い。おまけに、江藤氏の後任の小泉進次郎氏が大車輪の活躍で『小泉米』を放出して、コメの価格はかなり安くなった。支持母体のJAや農家からも冷たい視線を感じる。また長峯氏は旧安倍派で、裏金問題で名前が出たのもマイナスだ」(地元の自民党県議)

 宮崎選挙区ではほかに、参政党の滋井邦晃氏、NHK党の北川哲平氏が立候補している。

937OS5:2025/07/08(火) 17:40:59
■立憲民主が衆院小選挙区を独占した佐賀

 佐賀選挙区では、自民党の現職で当選2回の山下雄平氏と立憲民主党の新人で元佐賀市議の富永明美氏が争う。情勢調査でも、一騎打ちの様相だ。富永氏は21年の佐賀市議選で2位に大差をつけてトップ当選。また、佐賀県では直近2回の衆院選で、佐賀1区、2区ともに立憲民主党が勝利しており、“野党優勢”の地盤だ。

「選挙の最前線でも、自民党の急落ぶりが手に取るようにわかる。野党としては、富永氏は切り札のような存在。今回は議席を奪う絶好のチャンスです」(地元の野党県議)

 佐賀選挙区ではほかに、参政党の下吹越優也氏、NHK党の松尾芳治氏が立候補している。

■玉木代表の地元・香川で国民民主候補が優勢

 四国では、徳島・高知、愛媛の両選挙区で、野党系の無所属がかなり優勢と見られている。野党全勝のカギを握るのが、香川選挙区。国民民主党の玉木雄一郎代表の地元であり、国民民主が新人の原田秀一氏を立てて、自民党現職で当選2回の三宅伸吾氏にぶつけた。香川は立憲民主党の小川淳也幹事長の地元でもあるが、立憲民主は候補を出していない。

「メディアや政党の情勢調査では、原田氏がやや優勢という数字だ。国民民主党は山尾ショックも落ち着き、玉木氏の地元とあって人気がある。立民が候補者調整で出さなかったので、与党vs.野党という明確な構図になっていることもプラスになっている」(玉木氏の後援会幹部)

 香川選挙区ではほかに、共産党の長尾真希氏、参政党の小林直美氏、NHK党の野呂美和子氏、無所属の町川順子氏が立候補している。

■「西風が吹くと、政権が吹っ飛ぶ」

 自民党で長く政務調査会調査役を務めた政治評論家の田村重信氏がこう話す。

「西風が吹くと、政権が吹っ飛ぶ。政権交代の危険性が増す。これは昔から自民党の中でよく言われることです。歴史を見てもわかる」

 大きな「西風」が吹いたことで知られるのは、07年の参院選だ。第1次安倍晋三政権での選挙で、西日本の19の1人区のうち、自民党が勝利した選挙区は4つだけ。四国の4つの1人区はすべて野党系が勝利し、九州でも7つの1人区のうち、5つを野党系が奪った。

 この参院選で自公は改選前の76議席を46議席に減らす大敗。民主党が60議席を獲得して第1党となり、参議院で与野党が逆転。これが09年の民主党への政権交代につながった。

 そして今、すでに衆院では少数与党の石破政権。今回の参院選でも07年と同じような「西風」が吹けば、政権交代にもつながりかねない。

 田村氏はこう話す。

「裏金事件がまだ尾を引いており、そこにコメ不足が追い打ちをかけた。とりわけ九州、四国といった西日本はコメには敏感な地域。石破首相は挽回しようと2万円給付を打ち出したが、これが不評で、反対に票を減らしている。打つ手すべてがマイナスのベクトルとなって完全に守り一辺倒の選挙となっている。西風が吹き荒れ、参議院で過半数を割ってしまったら、もう石破首相は自ら辞めるか、野党を取り込んで連立を図るか、解散・総選挙くらいしか手がない。まさに政権の瀬戸際だ」

(AERA編集部・今西憲之)

今西憲之

938とはずがたり:2025/07/08(火) 20:15:02

>生中継での出演・記者会見は、一律で行いません。『生出演が不可であるならば、開票日特番用の事前収録』といった対応も行いませんので、予めご了承ください。本方針は、いかなる場合であっても変更はいたしません」と発表した。
最近どうもやる気が感じられないと思ったけど,開票特番もでないそうな。何この頑ななやつ。
ずっと露出過多で飽きられてるの感じて出演控えて稀少性だそうとしてる??
まあ開票開始から深夜迄選挙区取りそうにないし山本の見せ場はあんまなさそうではある。


【参院選】れいわ山本太郎代表 投票日の選挙特番に生出演なし 開票センター設置せず
2025年7月8日 15:12 東スポWEB
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/351300#goog_rewarded

 れいわ新選組は、20日の参院選開票時に山本太郎代表や他の議員の生中継での出演、記者会見は行わないことを8日、発表した。

 各党は参院選で開票が始まる午後8時以降に開票センターからテレビ、ラジオ、ネットなどの選挙特番で、応じるのが恒例となっている。

 れいわは「開票センターは、今回設置をいたしません。したがって、山本太郎代表および他の党所属構成員による生中継での出演・記者会見は、一律で行いません。『生出演が不可であるならば、開票日特番用の事前収録』といった対応も行いませんので、予めご了承ください。本方針は、いかなる場合であっても変更はいたしません」と発表した。

 開票結果が出揃う翌日には会見を開く予定で、開票日は同党の公式YouTubeチャンネルの生配信で、山本氏出演の番組を放送する予定とした。

東スポWEB

939OS5:2025/07/08(火) 21:58:00
>>823-824
https://news.yahoo.co.jp/articles/ce21d223ea350c37db6b862ce7b53eb34a31dc46
パチンコ業界はなぜ、団体のトップを担ぎ出したのか 自民党が欲しい「10万の組織票」
7/8(火) 11:15配信
 近年、衰退傾向のパチンコ業界がついに決起だ。20日に投開票される第27回参院選に業界団体のトップを送り出した。パチンコ・パチスロホールの全国組織「全日本遊技事業協同組合連合会(全日遊連)」の阿部恭久(あべ・やすひさ)理事長(66)のことだ。ギャンブル依存症との関連で批判が出るなど“パチンコ悪玉論”が取りざたされる中、自民党が全国比例代表候補にパチンコ業界の現役トップを新人として公認するのは極めて異例だ。

【写真】パチンコ業界のトップ、実際の姿

 ***

 業界団体幹部がこう話す。

「2019年、自民党の『時代に適した風営法を求める議員連盟』の全面的支援で『全日本遊技産業政治連盟』という業界団体が発足したのがきっかけです。近年、警察庁は射幸性が高いとされるパチンコ、パチスロの機種の撤去を遊技業界に強く求めており、人気の機種はどんどん減って出玉が少ないつまらない機種ばかりになってしまいました。

 そのせいでお客さんは減るばかり。パチンコ店は、人口減少が顕著な市町村で著しく衰退しています。人口が多い地域でも、商圏内上位1位から3位くらいまでしか生き残れない状況です。そのため私たちは警察庁への働き掛けに対して、強力な後ろ楯となる『全日本遊技産業政治連盟』を立ち上げたのです。連盟のモットーは『遊びの力で 心を元気に』です」

 警察庁によると、パチンコ店舗数は1995年の1万8244店をピークに減少傾向が続いている。コロナ禍の2021年4月末に8000店を、今年2月にはついに6000店を割り込んだ。22年にメダルを使用せず既存台(6号機)より出玉性能が高い「スマートパチスロ(スマスロ)」をリリースしたことで、業績が一時回復したものの隆盛を誇ったかつての勢いはない。

「パチンコの営業店舗数は毎年10%ずつ減っている勘定で、このまま衰退していく様子をじっと見ているわけにはいきません。2019年の参院選で自民党元参議院議員の尾立源幸氏、22年の参院選では同じく自民党元参議院議員の木村義雄氏を業界ぐるみで支援しましたが、いずれも落選。後がない私たちは業界団体の現役理事長を組織内候補として担ぎ出すことにしたわけです。その最適任者がトップ・オブ・ザ・トップの阿部理事長なのです」(前出の業界団体幹部)

940名無しさん:2025/07/08(火) 21:58:27
出玉規制の緩和を
 阿部理事長は1959年生まれで埼玉・川口市出身。成蹊大学法学部を卒業後、竹中工務店に入社。92年8月にパチンコ・スロット、ボウリングなどを併設した総合アミューズメント企業のサンキョーに入社し、2001年代表取締役社長に就任した。2014年6月に全日遊連の理事長に就任し現在まで6期11年を務めている。

 パチンコ業界に目を付けた自民党の思惑は何なのか。ベテラン政治部記者の見方はこうだ。

「阿部氏は首都圏で13店舗を展開しているアミューズメント企業の社長で、全日遊連の理事長を6期にわたって務める業界のトップです。そんな業界の“顔”を担ぎ出したからにはパチンコ業界も引くに引けません。一方、物価高や消費税問題で苦境下にある自民党としてはパチンコ業界が持つ約10万の組織票は喉から手が出るほど欲しい。前回と前々回の参院選では自民候補に7万から9万ほどの組織票が入ったようで、今回のような組織内候補となるとパチンコ業界は一致団結して、票の掘り起こしに動き出すでしょう」

 選挙戦について前出の業界幹部は「5分5分」と気を引き締める。

「仮に当選したら出玉規制の緩和が望めます。現行規制では1回の大当たりで出玉がわずか1600発に抑えられており客離れが深刻です。これを90年半ばの2400発ほどに戻せるかもしれません。また第2、第3の族議員を出せる可能性も出てくるので何とか当選ラインに滑り込んでほしいですね」

 一方、ギャンブル依存症への批判についてはこう話した。

「依存症問題については今後も向き合う必要があると考えていますが、今回の選挙はそれとは別の文脈にあります。我々は合法的に営業しているという事実や、遊技機器の分野で半導体や液晶など日本の高度ハイテク産業とも連携して日本の主要産業を支えている現実も見てほしい。能登半島地震の際には約3億2000万円の義援金を拠出するなど社会貢献にも熱心です。倒産したパチンコ店の敷地にドラッグストアが次々と建ち並び、高齢のパチンコファンが行き場を失っているという事情も考えてほしいものです」(業界幹部)

 さらに、「報道されているような優遇税制を勝ち取ろうという意図はなく、業界内でもそうした発言は確認されていない」とも語っている。

 今回の参院選はパチンコ業界にとってまさに背水の陣なのである。

デイリー新潮編集部

941OS5:2025/07/08(火) 22:37:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/6718c11dde9355c2d6fc2741d38948029d9f7410
新幹線に舌禍…「大きな嵐」が呼ぶ自民包囲網 京都選挙区、野党側も候補乱立し票分散か
7/3(木) 19:28配信


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産経新聞
有権者に政策を訴える京都選挙区の候補者=3日午前、京都市内(渡辺大樹撮影、一部画像処理しています)

9人が2つの椅子を争う激戦の京都選挙区。自民現職、西田昌司氏(66)の陣営は、圧勝した6年前の選挙から一変し、「政治とカネ」の問題に北陸新幹線延伸を巡る反発、さらに舌禍と逆風に見舞われる。ただ野党も好機を前に乱立状態で、「包囲網」の行方は混沌(こんとん)としている。

「非常に厳しい情勢だ。私一人の力では、何ともし難い大きな嵐が立ちはだかっている」。3日、西田氏は京都市内で出陣式に臨み、険しい表情でこう訴えた。

4選を目指す西田氏は、令和元年の参院選で2位当選に17万票以上の差で圧勝した。しかし、党派閥のパーティー収入不記載問題で名を連ね、参院政治倫理審査会に出席。今年5月のシンポジウムでは、「ひめゆりの塔」の展示説明を「歴史の書き換え」などと発言し、批判を招いた。

与党整備委員会の委員長として進める北陸新幹線の延伸も、京都市の大深度地下にトンネルを通す計画が反発を呼ぶ。西田氏は「住民が反対する中、工事が勝手に進むことは絶対にありえない」と火消しに追われる。

これに対し、野党側は対決姿勢を強める。

共産現職の倉林明子氏(64)は第一声で「今度の選挙できっぱり中止に一緒に追い込もう」と気勢を上げ、元民放アナウンサーの維新新人、新実彰平氏(36)も「デメリットばかりが目立つ計画を一旦止めたい」と強調。立民新人の山本和嘉子氏(57)は、現行計画を巡る不安を払拭する必要があると言及する。

ただ包囲網も一枚岩ではない。国民が元府議の新人、酒井常雄氏(63)を擁立し、支持母体の連合京都が求めた立民との候補者一本化は実現しなかった。共産と支持層の重なるれいわ新選組も新人の西郷南海子氏(37)を擁立、票の分散は避けられない状況だ。



京都選挙区には、新実彰平(維新)、西郷南海子(れいわ)、酒井常雄(国民)、木村嘉孝(諸派)、谷口青人(参政)、山本和嘉子(立民)、倉林明子(共産)、西田昌司(自民)、二之湯真士(無所属)の9氏が立候補している。

942OS5:2025/07/08(火) 22:53:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd8d90f43f5727e9aa753220b1cb9f755a4129eb
自民・鶴保氏「運良く能登地震あった」 「不適切発言」批判も【25参院選】
7/8(火) 22:24配信

時事通信
鶴保庸介参院議員

 自民党の鶴保庸介参院予算委員長は8日、和歌山市で開かれた同党参院選候補の演説会で、2024年1月の能登半島地震に関し「運がいいことに能登で地震があった」と述べた。

 自身が推進する「二地域居住」の取り組みが地震をきっかけに進展したと説明しようとしたとみられるが、不適切な発言として批判を招きそうだ。

 演説会には石破茂首相も出席した。首相の会場入りは鶴保氏の発言の後だった。首相は演説で、能登半島地震に触れ、「日本国を世界一の防災大国にする」と語った。

943OS5:2025/07/09(水) 09:01:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/25c293afe5e9c93d85d738e4e1712cf1a104c868
旧民主「共闘」に隙間風 国民本部へ不満渦巻く 参院滋賀選挙区ルポ【注目区を行く】
7/9(水) 7:08配信
 参院滋賀選挙区では源流を同じくする立憲民主、国民民主両党が「共闘」し、自民党などと改選1議席を巡る争いを繰り広げる。

【ひと目でわかる】政党支持率の推移

 だが、候補者を国民民主の新人に一本化する過程で同党本部への不満が拡大。双方の間には隙間風が吹く。自民はこれをチャンスと捉える。(敬称略)
 ◇兄弟政党
 「民主党にルーツを持つ『兄弟政党』が与党に戦いを挑む。新しい政党にできない変革を起こす」。参院選が公示された3日朝のJR大津駅前。出馬を取りやめた立民県議の佐口佳恵は、国民民主が擁立した中小企業診断士堀江明の街頭演説に駆け付け、こう訴えた。しかし、集まった人はまばら。立民関係者の姿も、佐口を除けばほとんど見られなかった。

 堀江の選対本部は国民民主県連と連合滋賀で構成され、立民のメンバーはいない。陣営によると、立民側にも参加を呼び掛けたが、誰も応じなかった。国民民主関係者は「候補を降ろしてもらって申し訳ない気持ちもあり、強く頼みづらかった」と言葉少なに語る。

 今回、立民県連は堀江「支持」を組織として決めたが、事は単純ではない。「国民民主に譲るなら、自民に入れさせてもらう」。立民の自治体議員の一人は支援者からこう通告された。

 民主党の後継の民進党から枝分かれした立民と国民民主が今の形に落ち着いたのは2020年秋。5年たち、相互に不信感もある。この議員は「支援者の気持ちは分かる。謝って回るしかない」とため息をついた。

 ◇高飛車
 参院選に向け、立民は昨年12月に佐口を、国民民主は今年2月に堀江を擁立するとそれぞれ発表した。ただ、複数の関係筋によれば、堀江に一本化する方針は3月ごろまでに両党と連合の地元組織の中で共有されていた。

 連合サイドは早くから両党の本部に調整を働き掛けたが、具体的な動きは見えなかった。連合滋賀の幹部は、国民民主代表の玉木雄一郎らが昨秋の衆院選での躍進を背景に、立民に頭を下げに行くのを嫌ったためだと指摘。「高飛車な対応だった」と振り返る。

 結局、立民が「大人の対応」(連合関係者)をしたことで6月17日に佐口の出馬見送りが決まったが、この時点で参院選公示まで2週間余り。堀江選対は「滋賀の有権者は『与党かそれ以外か』の戦いに慣れている。もう少し早ければ」と悔やむことになった。

 「股裂きを避けるため今回は1人に絞ったが、共闘はもう難しいかもしれない」。連合滋賀幹部はこう嘆息した。

 ◇ほくそ笑む自民
 一方の自民は元守山市長の新人宮本和宏を立て、公明党の推薦を得た。陣営幹部は、立・国の足並みの乱れや一本化の遅れを「元気の出る話」と正直に話す。街頭演説より支援者を集めた屋内の集会を重視し、組織固めを急ぐ。

 選挙の構図は6年前の19年から一変した。この時は知事経験者の嘉田由紀子が無所属の野党統一候補となり、事実上の与野党一騎打ちを制した。

 今回は、日本維新の会にその後合流した嘉田が比例代表に回り、維新は選挙区に新人を擁立した。新たに候補を立てた参政党は全国規模で存在感を高める。共産党も独自候補を出し、乱戦模様となっている。

 「立・国に維新まで一枚になったら、うちは厳しかった」。自民県連関係者はこう語る。

 
 ◇参院滋賀選挙区立候補者
佐藤耕平 43 党県委員    共新
中田あい 46 自営業     参新
宮本和宏 53 元守山市長   自新
                推(公)
堀江明  38 中小企業診断士 国新
岡屋京佑 32 元中日新聞記者 維新
菅原良雄 47 警備員     諸新
藤井隆一 60 元教員     諸新
(注)敬称略、届け出順。年齢は投開票日(20日)時点。共=共産党、参=参政党、自=自民党、公=公明党、国=国民民主党、維=日本維新の会、諸=諸派、新=新人、推=推薦。

944OS5:2025/07/09(水) 09:07:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/f8aa7e45ecc3772ccb8009629b3278e0dcfd074a
「競馬新聞のほうがまだ当たる」参院選、読売・朝日・日経が正反対予測の致命的実態
7/9(水) 6:10配信
 読売新聞、朝日新聞、日経新聞。大手3紙の情勢予測がまったく噛み合っていない。日経の楽観的な自公勝利論、朝日の与党過半数割れ予測、そして読売の曖昧な情勢分析は、まるで別々の国の選挙を報じているかのようだ。日本を代表する新聞社が同じ選挙を対象に、ほぼ同時期に大規模な調査を実施した結果が、なぜこれほどまでに食い違うのか。また、次の参院選を占ううえで「精度の高い調査」とは。プレジデント元編集長が解説する。

党の調査も新聞の調査も「まともに機能していない」
 筆者の元には、職業柄、毎回の選挙が近づくにつれ、自民党の情勢調査とされる文書、文書を分析したという報告書が関係者から送られてくる。

 しかし、ここ数年、事前調査は党の調査も新聞の調査も、まともに機能していないと実感する。有権者の投票行動を事前に把握しようとする試みは、その精度を著しく低下させている。

 政治状況の流動性、社会の分断、メディア接触態様の多様化が、従来の調査手法の前提を崩壊させた。特定の組織や媒体が発信する情報だけでは、もはや世論の全体像を捉えることは不可能になった。

 この混乱を象徴するのが、7月3日から4日にかけて実施された参議院選挙の序盤情勢調査である。

 朝日新聞、読売新聞、日本経済新聞はいずれも全国規模の世論調査と独自取材を通じて、参院選の構図を分析し、それぞれの見解を提示した。

 参院選は自民党と公明党による連立与党が、非改選を含めて参議院の過半数125議席を維持できるかが最大の争点となっており、3紙とも与党の獲得議席と構図の見通しに主眼を置いた報道を行った。


 朝日新聞は電話とインターネットを併用し、合計9万件を超える有効回答を得た。調査方法について詳細を公開している。「過去の参院選データから予測式を作り、調査支持率から得票率を推計。誤差幅を見込んでドント式のシミュレーションを行い、獲得議席を求めた」という。こうした方法論の公開は、報道姿勢として誠実であり、非常に好感を持った。

 自民党は選挙区27、比例区12で合わせて中央値を39議席とし、過半数には6議席届かないとの構図を描いた。公明党は10議席とされ、自公合計で49議席、非改選75と合わせてちょうど124議席とされた。

 見出しでは「自公、過半数微妙な情勢 自民、1人区不振」と評された。朝日は野党のうち、立憲民主党が22から26議席に増加、国民民主党が改選4から10に、参政党が改選1から10へと急伸すると見積もっている。

 日本経済新聞は日経リサーチによるRDD方式の電話調査で5万人超の有効回答を得たという。調査手法は固定と携帯に対する自動音声調査のみで構成され、ネット調査を一切含まない。

 同調査によれば、自民党は前回63議席から「15前後減」と明記されており、推定値は約48議席と解釈される。公明党は選挙区で有力な候補が見当たらず、比例とあわせて「10議席ほど」と明記された。自公の合計は58議席で、非改選75と合わせて133。与党過半数は確実とされ、日経は見出しで「参議院選挙、自公で過半数うかがう」と表現した。実態上は、石破政権の勝利を予測したものだ。

 読売新聞は、見通しを思いっきり間違えてしまった前回の衆院選に続き、今回も調査の内訳を明示しなかった。紙面には「調査は電話とインターネットで実施し、計14万537人から回答を得た」とだけあり、14万人という調査規模の大きさを強調する一方で、その数字がどのように議席予測に結びついたのか、読者にはまったく見えない。

 「自民党は選挙区選で苦戦を強いられ、獲得議席が40程度にとどまる可能性がある。公明党との合計でも50議席前後」として、見出しでは「自公の過半数微妙」と評した。

945OS5:2025/07/09(水) 09:07:55
2024年の衆院選で「大外し」した新聞社とは?
 この3紙の食い違いは、なぜに起きているのだろうか。

 実は、このような混乱は今回に始まったことではない。過去の失敗は教訓とならず、報道機関の調査手法は依然として混迷を極めているということだ。

 直近の2024年10月に実施された第50回衆議院総選挙において、全国紙が発表した情勢調査の精度が問われる結果となった。選挙結果は自民党が191議席、公明党が24議席を獲得し、与党合計は215議席にとどまった。過半数である233議席には18議席不足しており、自民党の単独過半数はおろか、与党全体での過半数維持すら実現しなかった。選挙前の主要新聞による情勢報道の多くは、この現実と乖離していた。

 読売新聞は10月16日時点での情勢調査結果に基づき、見出しで「与党が過半数の見通し」と報じた。過半数割れした結果から見れば、信用問題になりうる「大外し」をしてしまったわけだ。

 報道本文では、自民党の小選挙区候補のうち100人前後が優位、120人近くが接戦とした。実際の結果との乖離は大きく、読売の報道は誤認を助長する内容であったと評価される。

 読売新聞は、調査手法について「調査は電話とインターネットで実施し、計26万3027人から回答を得た」として詳細を明らかにしなかった。電話とインターネットを併用したと述べるだけでは、回答者の内訳や議席の推定方法は開示されず、報道の根拠が極めて不透明だ。

 朝日新聞は10月21日に情勢を報じている。見出しでは「自公、過半数微妙な情勢 自民、単独過半数割れの公算」としたので結果と齟齬はない。記事の図版に示された予測中央値は自民党が200議席、公明党が25議席と見込まれ、合計225議席としていた。この予測は結果と比較して自民党で6議席、公明党で4議席の過大推計であり、方向性としては概ね的中といえる。

 日経新聞は同じく10月16日付で序盤情勢を掲載し、見出しでは「自民、単独過半数割れの可能性」と明記した。構造判断としては最も実態に近い内容であった。

 この一連の情勢記事を丹念に読んだ結果わかるのは、よほど差がついているような選挙区以外はまったくあてにはならないということである。競馬新聞の予想の方がまだ当たっていそうだ。

946OS5:2025/07/09(水) 09:08:11
はっきり結果に直結するとわかる調査とは
 情勢調査の目的は、選挙戦の構図や接戦区の傾向、有権者の動向を客観的に示すことにある。

 調査手法の違いや集計過程の不透明さ、またメディア側の構図解釈の先入観が重なった場合、報道は容易に現実と乖離する。

 衆議院総選挙では、読売新聞が「与党過半数の見通し」と断定的に報じたことで、最も重大な予測ミスを犯したことになる。情勢報道は単なる予測ではない。有権者の判断形成に影響を与えるという意味で、社会的責任が重くのしかかる。調査手法の開示、モデルの説明責任、予測に対する不確実性の提示がなければ、報道は信頼を損なうだけである。

 これら事前調査の信頼性が揺らぐ中で、はっきり結果に直結するとわかる調査が存在する。各メディアが、投票直後に投票所前で有権者にどこへ入れたかを聞く出口調査といわれるものである。

 選挙でどこに入れるかを聞く出口調査は、投票を済ませた有権者の行動そのものを尋ねる。未来の意向ではなく確定した過去の行動を問うため、原理的に精度は高くなる。

 もちろんサンプリングの偏りや回答拒否による誤差は存在する。それでも、投票先の意向が固まっていない有権者や、その場の雰囲気で回答を変える可能性のある事前調査とは、情報の質が根本的に違う。報道関係者にしか出回らない調査であるのが残念だが、それ以外は信用できないのが実情だ。

事前調査に頼らない「独自の予測方法」とは?
 実は、事前調査に頼らない別の予測方法もある。今回、都議選の投票日と参院選の投票日が非常に近い。都議選で出た傾向がそのまま参院選に持ち込まれる可能性は高いと筆者は考える。

 12年に一度、都議選と参院選は投票日が極めて近接するが、平成以降で調べた結果、相関関係は非常に強いものだった。

 首都東京の直近の政治動向は、国政全体の空気を反映し、また先行する指標となりやすい。有権者層の構成、メディアの注目度、争点の性質が国政選挙と類似するため、都民の審判は国政選挙の結果を占う上で重要な意味を持つ。

 新聞各紙の情勢調査が手法の違いからまったく異なる予測を示す現状を考えれば、過去の選挙結果が示す歴史的な相関関係のほうが、よほど信頼に足る指標かもしれない。都議選の結果を踏まえるなら、自民党は惨敗することになる。果たしてどうなるだろう。

執筆:ITOMOS研究所所長 小倉 健一

947OS5:2025/07/09(水) 16:45:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/ce3f0022045fc2b96b839cc8c832fac74218fc4c
参院選埼玉 自民、立民優勢、残る2議席を公明、共産、国民民主、参政が争う構図に
7/9(水) 14:38配信

産経新聞
街頭演説会で候補者らの訴えに耳を傾ける聴衆=さいたま市浦和区(飯田耕司撮影)

参院選(20日投開票)の埼玉選挙区(改選数4)は中盤戦に差し掛かり、参政党が勢いを増すなど、情勢に変化が出てきた。自民、立憲民主の2党の優勢に変化はないが、残る2議席を公明、共産、国民民主、参政の4党が争う構図となっているようだ。日本維新の会、社民党は苦しい戦いを強いられているもようで、各党の票獲得に向けた動きはますます激しくなりそうだ。

【画像】「地域住民の人権は無視ですか?」急拡散された地元女性が作成した画像

各党党首がこぞって埼玉県内を訪れている。石破茂首相(自民党総裁)は5日、自民の古川俊治氏(62)、推薦する公明党の矢倉克夫氏(50)の応援にさいたま市と川口市に駆け付け、給付の必要性などを訴えた。立民の野田佳彦代表は「食料品消費税を0%」の狙いを主張したほか、熊谷裕人氏(63)を当選させてほしいと呼び掛けた。維新の前原誠司共同代表が龍野真由美氏(52)、国民の玉木雄一郎代表も江原久美子氏(54)の応援に駆け付けた。

こうした動きは、4議席を争う埼玉選挙区が激戦区になっていることに加え、比例票の獲得にもつながるとみているからだ。有権者の約4割が「まだ投票先を決めていない」(立民関係者)とされており、今後の選挙運動次第で、情勢が大きく変わる可能性があることも大きい。

議席獲得が優勢な自民、立民は票固め、国民、維新などは票の掘り起こしに躍起となっている。参政党は、比例候補8人がそれぞれ県内で街頭演説するなどして、党への支持者を増やしていきたい考えだ。

今回の選挙戦について、県内金融機関の幹部は、「無党派層が一票を投じて投票率を上げないと、支持基盤が大きいところが勝つ構図は変わらない」とみている。また、大野元裕知事は8日の定例記者会見で、令和4年に50・2%、元年に46・48%だった全国平均を下回る投票率について、「通勤、通学が県外の若者の選挙への関心が薄い。(投票率の上昇には)政治家が投票したくなるようなビジョンを示すべきだ」などと話している。

948OS5:2025/07/09(水) 16:46:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/769f0f200b4db381f5339a49c1d028b927562645
【参院選】自民議員“失言”は「あまりにも酷い」元自民・世耕弘成氏が批判 和歌山で主導権争い
7/9(水) 12:28配


日刊スポーツ
世耕弘成氏(24年10月27日撮影)

 元自民党で、現在は無所属で活動する世耕弘成衆院議員(衆院和歌山2区)は9日までに、自身のX(旧ツイッター)を更新。自民党参院議員の鶴保庸介・参院予算委員長が8日、和歌山市で行われた参院選(20日投開票)の自民党候補者の応援演説で「運のいいことに能登で地震があった」と発言したことを、厳しく批判した。

【写真】“失言”を陳謝する自民党議員

 世耕氏は8日の投稿で、鶴保氏の発言を報じたネットニュースを引用しながら「これはあまりにも酷い発言です」と指摘。「あまりにも県民の気持ちから乖離した発言。故岸本知事が被災後の能登を真っ先に訪問され、災害に脆弱な半島県としての思いを共有されたことをわかっていないのでしょうか。こんなこと、和歌山県民一人たりとも思っていません」と、強い調子で批判した。

 鶴保氏は8日の会合で、地震発生後、被災者が住む地域以外でも住民票の写しを取得できるようになるなど、政府が進める「2拠点地域居住」の取り組みに言及する中で「運のいいことに能登で地震があったでしょう」と発言。「金沢にいても輪島の住民票が取れるようになった」「やればできるじゃないか、という話をした」などと述べた。深夜になって、「能登地方が被災したことを運よく、などと思った発言ではないことはもちろんだ」とした上で「被災者への配慮が足りず、言葉足らずだった。深く反省し、陳謝の上、撤回する」などとするコメントを出し、発言を撤回した。

 世耕氏は旧安倍派派閥パーティーの裏金事件をめぐり昨年、自民党から離党勧告受け、離党。その後、参院議員からくら替えする形で昨年の衆院選で和歌山2区に立候補し、衆院初当選した。

 和歌山は、元自民党幹事長の二階敏博氏が長年、力を振るってきた「二階王国」。一方、かねて二階氏との間で、和歌山での「主導権争い」が指摘されてきた世耕氏が昨年、二階氏の地盤だった和歌山2区で勝利した相手が、今回の参院選和歌山選挙区に自民党公認で立候補している二階氏の三男、二階伸康氏(47)だ。世耕氏は、参院選に無所属で立候補している望月良男氏(53)を支援しており、昨年の衆院選に続き、参院選は「二階VS世耕」の保守分裂選挙となっている。

 参院選和歌山選挙区には、共産の前久氏(69)、日本維新の会の浦平美博氏(53)、無所属の末吉亜矢氏(54)、諸派の本間奈々氏(56)、参政党の林元政子氏(51)も立候補している。

949OS5:2025/07/10(木) 08:20:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/579ae0ad5b18ec52c01449609f4c1d59354d4a57
馬場前代表に離党観測も…ボロボロ「維新」の行く末は? 「参院選の結果次第では党が分裂する」
7/10(木) 5:50配信

デイリー新潮
参院選の結果次第では「東京撤退」も
馬場伸幸前代表

 6月に行われた東京都議会議員選挙で、日本維新の会は現職1人を含む6人の候補が全滅した。“改革保守”を標榜して全国政党化を目指してきたものの、党勢の凋落は明らかだ。

【写真を見る】維新から参政党に乗り換えた「美人議員」とは?

「早くも党内からは、20日投開票の参議院議員選挙を念頭に“結果次第では党が分裂する”との声すら出始めています」

 と言うのは政治部デスク。

「今回の参院選における東京選挙区は補欠を含めて7議席を争います。維新はここに前々回の参院選で52万6575票を得て当選した音喜多駿元参院議員(昨年の衆院選で落選)を擁立しました。ですが、音喜多氏が6年前と同程度の票を集めるのはかなり難しい状況です」(同)

 令和4年に行われた前回の参院選で東京選挙区に立った維新の候補は、先の音喜多氏より4000票ほど多い53万361票を得ながら次点に泣いている。

「都議選に続いて参院東京選挙区でも議席を得られなければ、党内に東京撤退論が浮上します。小池百合子都知事は自身が結党した旧希望の党とのつながりで、国民民主党の玉木雄一郎代表と近い。ただでさえ、都政に影響力を持たない維新が、都民に存在感をアピールする手立てはありません」(同)

参政党の議席獲得に衝撃
 その維新は、後発の参政党が都議選で3議席を獲得した事実に衝撃を受けているとも。実際、複数の世論調査で、参政党の政党支持率が維新のそれを上回るケースが散見されている。

 維新幹部が肩をすくめる。

「参政党は“日本人ファースト”という分かりやすい言葉で、20〜40代の保守層を中心に支持を広げている。全国で顕在化している外国人トラブルに無為無策の石破政権に対する批判の受け皿となり、われわれや国民民主に回るはずだった支持者を得ていると感じる」

 去る4月に離党した、お膝元・大阪選挙区選出の梅村みずほ参院議員は、目前の参院選に参政党から比例代表で出馬することを表明した。維新は党内のグリップに課題を抱えるが、積年の路線対立も懸念材料だ。


「参院選後に党を飛び出すつもりかも」
 再び先の政治部デスクの解説。

「先月下旬、馬場伸幸前代表が自身のYouTube番組で藤田文武前幹事長と対談しました。“裏でグチグチ言うのは性に合わない”と付言しましたが、参院選の岐阜と和歌山の両選挙区で立憲民主党と候補者を一本化した執行部の選挙対策を公然と批判したのです」

 馬場氏の狙いは、代表への返り咲きなのか。

「昨年の衆院選後、馬場氏は維新創立者の橋下徹氏から人脈重視の政治スタイルを“飲み食い政治”と批判された。馬場氏はショックを受けており、参院選後に一派を引き連れて党を飛び出すつもりかもしれません」

 維新はかつて、安倍晋三首相や菅義偉官房長官(いずれも当時)との良好な関係を背景に全国への拡大戦略を進めてきた。

「安倍氏は死去し、いまや菅氏に以前ほどの影響力はない。与党に大阪・関西万博を“人質”に取られ、令和7年度当初予算への賛成を余儀なくされるなど、いいように利用されています」

 あまたの例を引くまでもなく、第三極を標榜する国政政党の賞味期限は短い――。

「週刊新潮」2025年7月10日号 掲載

新潮社

950OS5:2025/07/10(木) 08:37:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/054b44442296cda220db3466ffbb4c2b9f16c0ad
自民、終わらない裏金 東北「天王山」に立民攻勢 参院福島選挙区ルポ【注目区を行く】
7/10(木) 7:14配信


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時事通信
参院選福島選挙区立候補者の街頭演説を聴く有権者ら=3日、福島市

 改選数1の福島選挙区は、4選を目指す自民党現職の森雅子に立憲民主党の新人石原洋三郎が挑む事実上の一騎打ちの構図だ。

 所属していた安倍派の裏金事件に関係した森は、依然として厳しい視線にさらされる。立民は東北地方の「天王山」とみて、党を挙げて攻勢をかける。(敬称略)
 ◇封印
 「福島の復興こそ日本を再生させる」。森は公示日の3日、福島市で第一声を上げ、2026年度から5年間の東日本大震災復興費の福島県分として1兆6000億円程度を確保したことをアピールした。

 裏金事件にはじかに触れない。選挙戦のスタートに合わせ、「過去の話をしても票は増えない」(選対幹部)と封印した。

 当選1回だった12年、第2次安倍内閣に少子化担当相として初入閣。その後、法相も務めた。6年前の改選時は10万票差をつけた。

 だが、安倍派パーティー券収入の政治資金収支報告書不記載が発覚すると、取り巻く環境は一変。支援者にも追及を受け、「政治家として隙があった」「政倫審で弁明した」と釈明に追われた。地元事務所では今も非難の電話が鳴る。苦戦を見越し、街頭活動や企業回りを増やしてきた。

 森が出身地のいわき市で公示日に開催した決起集会。上司に参加を指示された建設業の若手社員は「親から裏金議員だと聞いた。カネのことはきれいにしてほしい」と話し、足早に立ち去った。700人超が会場を埋めたものの、頼みの組織も盤石ではない。

 ◇四重苦
 公明党は推薦を出さず、「心情的支援」にとどめた。森が票田の福島、郡山、いわき3市で3日に立て続けに開いた演説会に、公明とその支持母体・創価学会は組織的な動員をかけなかった。

 公示直前、共産党が独自候補の擁立を見送り、石原を推すと発表した。国民民主党は当初から立てておらず、森陣営は「衝撃だ」と語る。昨秋の衆院選比例代表で立民、国民、共産3党が得た票を足すと、自公を上回る。

 都市部では参政党新人の大山里幸子が自民票に一定程度食い込むとの見方が強い。「三重苦、四重苦だ」。自民県連幹部は悲壮感を漂わせた。

 ◇総力戦
 「私よりピュアだった。(自民で無理して)どんどん違う方向に行ってしまった」。7日、いわき市に乗り込んだ立民元代表の枝野幸男は街頭に立ち、森と裏金事件に言及した。2人は東北大の同級生。皮肉を込め、「友人として(落選させて)楽にしてあげてほしい」と呼び掛けた。

 立民は元財務相の安住淳や代表代行の大串博志らも連日現地入り。「裏金議員を落として」「反省ゼロ」などと強調した。

 石原は福島知事だった祖父以来の政治家一家の生まれ。自身も衆院議員を務めたが、地盤は福島市に限られる。応援に入った幹事長小川淳也は「SNSの発信が不十分」と改善を命じた。

 東北6県のうち自民が直近2回の参院選で連勝できたのは福島だけ。全敗に追い込みたい野党側としては最重点区となる。

 共産書記局長の小池晃は4日、福島駅前で演説。「自民の議席を減らすための1票だ」と石原への投票を訴えた。ただ、石原本人とは並ばない。県政では立・国などが「非自民・非共産」の枠組みを保つ。「『立憲共産党』と攻撃される材料はつくりたくない」との立民の意向に配慮した。

 

 ◇参院福島選挙区立候補者
大山里幸子 51 会社役員   参新
越智寛之  51 会社役員   諸新
森雅子   60 元法相    自現(3)
石原洋三郎 52 元衆院議員  立新
遠藤雄大  40 元福島県職員 無新
(注)敬称略、届け出順。年齢は投開票日(20日)時点。参=参政党、諸=諸派、自=自民党、立=立憲民主党、無=無所属、新=新人、現=現職。丸数字は参院当選回数。

951OS5:2025/07/10(木) 08:45:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/ebfe97c2e726b309644e4ea48fed84809612d6e0
共産「メロンパン」で参政攻撃 過去の「食べたら死ぬ」発言巡り、実物片手に
7/9(水) 18:36配信
産経新聞
JR池袋駅前で第一声を上げる共産党の田村智子委員長=3日午前、東京都豊島区(酒巻俊介撮影)

共産党が参政党を「メロンパン」で攻撃している。元参政幹部の「メロンパンを食べたら死ぬ」という発言がSNS上で炎上し、参政の街頭演説にメロンパンを片手に抗議する人たちが表れた。一部では参政批判の「入り口」として評価する一方、左翼活動家からは「理論的ではない」との指摘もある。

【写真】石破首相、外交での所作また物議 G7サミットで促される前に着席、1人ポツンと座る姿も

■発端は元幹部発言

子供や女性、甘党から人気があり、見た目もかわいらしいメロンパンが、なぜ政治利用されているのか。

発端は元参政幹部が過去の選挙演説の際、「メロンパン1個食べて翌日死んだ人はたくさん見ています」と発言する動画にあった。参院選(20日投開票)で全選挙区に候補者を立てた参政が急伸するとの見方が広がると、参政の「怪しさ」を裏付ける材料として「メロンパン」発言が拡散した。

火付け役は共産の田村智子委員長とみられる。田村氏が4日、大阪市内で街頭演説した際に、共産新人が当日、誕生日だった田村氏にメロンパンをプレゼント。共産新人は「メロンパン食べたら、次の日死ぬ人が多いそうですが、これはでたらめです、陰謀論です。信用しないでくださいね〜」と訴えると、聴衆からは「キャー」という喚声が起こった。

その後、マイクを握った田村氏は「日本人ファースト」を掲げる参政を踏まえ、「排外主義、外国人に対する差別をあおる潮流が出てきている。断固として立ち向かっていく。排外主義と闘い、この台頭を許さない」などと訴えた。最後はメロンパンを片手にジョン・レノンの名曲「パワー・トゥ・ザ・ピープル」を聴衆と合唱し、「頑張りましょう」と締めくくった。

■批判の象徴に

田村氏の4日の演説以降、メロンパンを片手に参政に抗議する左派勢力が急増したようだ。SNS上ではメロンパンを片手に持ちつつ、参政を批判するコメントの投稿が増えた。袋のまま口にくわえ、自身の主張を書いたプラカードを掲げるパターンもある。SNS上では「『排外主義』『差別』『ナチズム』でも参政党の異常さは中々届かなかった。でも『メロンパン』なら届く」として参政批判の象徴となった。

共産は参政を「分断・排除」の政党と位置付ける。党機関紙「しんぶん赤旗」では「個人の尊厳を傷つけるだけでなく、社会に分断と排除を持ち込むことで、批判の矛先を自民党政治の害悪からそらす役割がある」と論評し、連日のように神谷宗幣代表の発言を取り上げて批判している。

6日には赤旗でコラムを連載していた行動する俳人・家登みろく氏が、メロンパンを両手で天高く掲げながら抗議する様子を自身のSNSに投稿。「参政党にはメロンパンで抗議。意味を聞いてくれて、対話になる人もいました」とつづった。

■筋金入りからは不評も

東京都内で8日、開かれた参政新人の街頭演説には「人間にファーストもセカンドもない」などと書かれたプラカードを持った男性がやって来て、単独で参政に抗議していた。

男性は40代で、共産支持者ではないというが、メロンパンを使った参政批判の評価を聞くと、「俺もメロンパンを1週間ぐらい食べたけど、全然平気。身体に何の異変もない。メロンパンはわかる人には響く」と熱っぽく話した。なぜ1人で抗議に来たのかを尋ねると、「差別はダメ! 『日本人ファースト』という言葉にどれだけの差別思想が入っているのか、全然、理解していない。恐ろしい」からだという。

ただ、筋金入りの左翼活動家からは不評だ。元過激派幹部は「左翼の行動には理論があるが、どういう理論に基づいた行動なのか理解できない。メロンパンと参政を結びつける大衆はそこまで多くはないのではないか。運動としてわかりにくい」と寸評した。

952OS5:2025/07/10(木) 08:46:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/62c3895188fa591883955d2cfdc2db9d1a822132
「能登」失言、石破首相に打撃 自民鶴保氏、公明・野党が批判【25参院選】
7/10(木) 7:12配信


時事通信
取材に応じる自民党の森山裕幹事長=9日午後、鹿児島市

 自民党の鶴保庸介参院予算委員長(58)が石川県・能登半島地震に関し「運がいいことに能登で地震があった」と述べ、与野党の批判を浴びた。

 石破政権が重視する防災と地方創生に関連した失言で、被災地の感情を逆なでしている。参院選で苦戦が伝えられる石破茂首相(自民総裁)にとって、難航する日米関税交渉に続く打撃となった。

 鶴保氏は8日に和歌山市で開かれた自民候補の演説会に出席。地震を契機に「二地域居住」が進展することに期待する文脈で発言した。二地域居住は、都市と地方の双方に生活拠点を持つ暮らし方で、人口減少下の地方活性化策として政府が推進している。

 鶴保氏は9日に記者会見し「被災地への配慮が足りなかった」と陳謝し、発言を撤回。離党や議員辞職は否定した。森山裕幹事長は同日、鶴保氏に電話で厳重注意した。森山氏は鹿児島市で記者会見し、「極めて不適切だ」と指摘。参院選への影響について「決してプラスにはならない」と述べた。

 参院選の投開票が20日に迫る中、トランプ米大統領は日本に8月1日から25%の相互関税を課すと一方的に通告。石破内閣の支持率も低迷したままで、自民は苦しい戦いを強いられている。ある参院議員は鶴保氏の失言について「もともと厳しかったのに党全体がさらに沈みかねない」と懸念。党幹部は「相当な打撃になる」と認めた。

 立憲民主党の野田佳彦代表は青森市で記者団に対し「信じられない。失言というレベルではない」と批判。共産党の田村智子委員長は岡山市で記者団に「被災者は本当に苦しんでいる」として、議員辞職を要求した。国民民主党の榛葉賀津也幹事長は高松市で記者団に「能登に行って謝罪した方がいい」と促した。

 公明党の斉藤鉄夫代表は札幌市で記者団に「甚だ不適切だ。被災者のことが常に心にあればあのような発言は出ない」と不快感を示した。

 鶴保氏は参院和歌山選挙区選出で当選5回。3年後に改選を迎えるため、今回の参院選には立候補していない。

953OS5:2025/07/10(木) 11:09:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/6f77b131e3cbab8f68112838e6954c7e48d89ef8
参院千葉選挙区 苦戦自民、「2議席死守」へ首相や小泉農水相がてこ入れ
7/9(水) 23:26配信


産経新聞
過去最多16人が出馬する参院選千葉選挙区(改選数3)は9日、石破茂首相(自民党総裁)と小泉進次郎農林水産相が相次いで自民現職2人の応援に入った。報道各社の序盤情勢調査で「自民苦戦」が伝えられる中、千葉の自民2議席を死守するために無党派層の多い都市部に照準を絞り、てこ入れを図った。ただ、内閣支持率は低迷し、集票効果は見通せない。

9日夕、昼間のうだるような暑さが残るJR船橋駅前。自民現職の豊田俊郎氏の街頭演説に駆け付けた首相は聴衆に語り始めた。

「これほど厳しい参院選は初めてだ。当落線上の候補者がたくさんいる」との見方を示し、苦戦を強いられているとされる豊田氏について、繰り返し支持を呼びかけた。

「豊田氏は身を粉にし、声をからし、足を棒にして(支持を)お願いしているが、まだ足りない。皆さん、助けてください」

首相は約23分の応援演説を終えると、次の演説が予定されている千葉市に向かった。4選を目指す自民現職、石井準一氏の応援のためだ。

会場は千葉市民会館(千葉市中央区)。首相は約1600人(主催者発表)の聴衆を前に、参院国会対策委員長として政権を支えてきた石井氏の実績を強調し、「歴代首相が参院で最も頼りにしてきたのは石井氏だ」と持ち上げた。

石井氏への応援にはこの日、人気の高い小泉氏もJR船橋駅前でマイクを握った。「選挙が始まる前から自民は『負ける、負ける』の一色だ。逆風の選挙だが、最後は勝つと信じている」と、与党の政権担当能力の高さを力説した。

石井氏については「縁の下の力持ちのような先輩。国会にいなくなれば日本の損失だ。皆さんの力で勝たせてほしい」と声をからした。

千葉選挙区はこのほか、れいわ新選組新人の山本なつみ氏、参政新人の中谷めぐ氏、諸派新人の小林修平氏、無所属新人の大薄裕也氏、諸派新人の中野智彰氏、共産新人の白石ちよ氏、日本維新の会新人の石塚貞通氏、立憲民主現職の長浜博行氏、国民民主新人の小林さやか氏、諸派新人の小笠原裕氏、諸派新人の玉元弘次氏、諸派新人の橋本直久氏、諸派新人の江田良将氏、無所属新人の大塚京子氏-も出馬している。

954OS5:2025/07/10(木) 11:10:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/d890f69aa8fb04af89c61ca1eebdd83735e2bb73
鶴保氏の薄ら笑いに元自民議員「駄目だ、火に油を注ぐ!」 参院選過半数微妙な情勢で打撃
7/9(水) 21:12配信

産経新聞
8日に和歌山市内で演説した自民党の鶴保庸介参院予算委員長 (柿平博文撮影)

自民党の鶴保庸介参院予算委員長が8日の参院選(20日投開票)の応援演説で2拠点居住推進の必要性を訴えた際、「運のいいことに能登で地震があった」と発言し、与野党に衝撃が広がっている。鶴保氏は翌9日、「被災地への配慮が足りなかった」と陳謝し、発言を撤回したが、政権の存亡がかかる参院選の真っただ中の失言で与党にもたらすダメージは大きい。与党内でも「言語道断」(小泉進次郎農林水産相)と厳しい非難が続出し、野党からは議員辞職を求める声が上がった。

【ひと目で分かる】参院選の攻防ライン 最大の焦点は自公が過半数を維持できるか

鶴保氏は9日に和歌山市で行った記者会見で「言葉足らずであったと同時に、例示として出すにも適当であったかどうかも深く考えなければならない」と釈明し、議員辞職や離党は否定した。時々薄ら笑いを浮かべる場面があり、中継を見ていた元自民議員は「駄目だ、火に油を注ぐ!」と叫んだ。

産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が5、6両日に実施した情勢調査では、与党が非改選議席を含む参院の過半数(125議席)を維持できるか微妙な状況だ。数議席の差で明暗が分かれる可能性がある。

危機感を募らせる公明党の斉藤鉄夫代表は自身のX(旧ツイッター)で「到底容認できない。本人が謝罪・撤回したとはいえ、発言を看過できない」と強く非難した。自民ベテランは、特に能登の被災地で反感を買うとして「長年勝ってきた石川選挙区でも負けるかもしれない」と語った。鶴保氏の失言は石破茂首相の看板政策「防災」の訴えが説得力を欠く結果も招く。

野党の立憲民主党の野田佳彦代表は千葉県浦安市の街頭演説で「到底許せない。被災地の思いを何も分かっていないことがよく分かった」と批判し、「能登の皆さんに寄り添う気持ちもない自民からは政権を取りにいくしかない」と語った。共産党の田村智子委員長は岡山市で「議員辞職すべきだ。自民党政治の本音が出た」と言及した。

選挙期間中の失言は致命傷となりかねない。森喜朗首相(当時)は平成12年6月の衆院選中、無党派層について「関心がないといって(投票に行かずに)寝てしまってくれればいいが」と発言して批判を浴び、自民は38議席減らした。

今回、自民内にも鶴保氏の離党を求める声がある。ただ、自民の森山裕幹事長は9日、鶴保氏に電話で厳重注意し、重い処分は科さなかった。記者会見で「党則違反ではなく、それが(規則上)できる最大のことだ」と説明した。

「離党勧告」は直近では昨年4月、派閥パーティー収入不記載事件に関わった旧安倍派幹部2人に科した例がある。過去には郵政民営化法案への反対や、新型コロナウイルス緊急事態宣言下で銀座のクラブを訪れたことなどで離党を勧告した。

党幹部の一人は、速やかに離党させるべきだと周囲から進言され「大問題だ。厳しく対応しなければいけない」と語る一方、本人が自発的に離党するほかないとの認識を示した。(田中一世、大島悠亮)

955OS5:2025/07/10(木) 11:15:30
https://mainichi.jp/articles/20250709/k00/00m/010/238000c
「元維新」が「牙城」切り崩し狙う参院選大阪選挙区 情勢混沌
図解あり
面川美栄
鈴木拓也
毎日新聞
2025/7/9 18:43(最終更新 7/10 10:06)
有料記事
2023文字
参院選が公示され、日本維新の会の候補者の演説に耳を傾ける有権者たち=大阪市中央区で2025年7月3日午前9時58分、長澤凜太郎撮影
 参院選大阪選挙区(改選数4)は、日本維新の会の本拠地だ。過去3回は維新が2議席を獲得し、自民党や公明党と議席を分け合ってきたが、勢いに乗る参政党や国民民主党が「牙城」の切り崩しにかかる。


 その急先鋒(せんぽう)にいる人物には共通点がある。その2人はくしくも3日の公示日の朝、大阪市北区のJR大阪駅の北と南にいた。

「捨てる神あれば……」
 駅の南側では、参政の比例代表で立候補した現職の梅村みずほ氏(46)が、大阪選挙区の新人、宮出千慧氏(40)と「ハグ」をしていた。

 梅村氏はオレンジ色のポロシャツを着て、選挙カーの上に立った。「私、参政党の梅村みずほと申します」とあいさつし、党の主張に合わせつつ、オーバーツーリズム対策や外国資本による土地や企業の買収の規制などを訴えた。

 梅村氏は直前まで、維新の現職だった。6年前に初当選した参院選では、緑色のたすきをかけ「大学までの授業料無償化をやりたい。財源をどこから持ってくるかというと、維新の身を切る改革と行財政改革だ」と力説していた。

 2022年には党代表選に立候補し、馬場伸幸衆院議員(前代表)に敗れた。23年には、入管施設に収容されていたスリランカ人女性が死亡した問題を巡る不適切発言を理由に、党員資格停止6カ月の処分を受けた。

 改選を前に、大阪選挙区の候補を決める維新内部の予備選に立候補したが4月に落選。その後に離党した。

 参政からの出馬を発表したのは、公示3日前の6月30日。「何としてでも『梅村みずほ』という選択肢を(大阪)府民に提示したい」と決意を語った。

 …

956OS5:2025/07/10(木) 11:16:59
https://www.minpo.jp/news/moredetail/20250710125525
【ふくしま2025参院選】現地ルポ①県北 票流出どこまで抑制 森陣営 「司令塔」不在が痛手 石原陣営 共産との距離に苦心
2025/07/10 10:58

 福島県選挙区(改選1議席)に現新5人が立候補した参院選は、中盤に入った。自民党の現職森雅子(60)と立憲民主党の新人石原洋三郎(52)が激しく競り合い、参政党の新人大山里幸子(51)が追う展開となっている。コメの価格高騰をはじめとした物価高対策、企業・団体献金の在り方など「政治とカネ」の問題、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興、少子化・人口減少への対応などを争点に論戦は熱を帯びる。1議席を巡る各地の最新情勢をルポする。



 自民党派閥裏金問題の影響が色濃く残るのが県北地方だ。昨秋の衆院選福島県1区で、党幹事長注意を受けた自民前職が立憲民主党現職に敗れて以降、後任となる1区支部長が決まっていない。県北地方での選挙戦を差配する「司令塔」の不在を意味する。

 「力のある衆院議員を失ったのは痛手だが、危機感から逆に組織の結束が強まったとも言える」。森雅子(60)の陣営幹部は強調する。今週末には、都知事の小池百合子や元法相の上川陽子ら大物応援弁士を県北地方に招く。福島市鎌田の国道4号沿いにある選挙事務所で9日、準備が慌ただしく進められていた。

 県北地方8市町村の有権者数は約38万人。6年前の改選時に森は約10万6千票を獲得し、野党統一候補に約1万7千票の差をつけた。今回は県北地方で11万票を目指す。3期18年で旧市町村単位に張り巡らせた支援組織を軸に、県議や市議の後援会、党支援・友好団体と一体となった組織戦を展開している。

 ただ、法相や少子化担当相を歴任した森とはいえ、今回の戦いばかりは容易ではない。政治資金収支報告書の不記載で党の処分こそ受けなかったが、釈明に追われた経緯がある。「(昨秋の)衆院選後、自民から離れた支持者は少なくない」と選対関係者は明かす。逆風での苦戦を見越し、街頭活動を増やす戦略を取ってきた。

 中央で連立政権を組む公明党の県本部は森への選挙協力を巡り、これまでのように推薦ではなく「強力なる心情的支援」にとどめた。政治とカネ問題を受け党支持母体でくすぶる不満、反発に配慮した格好だ。選挙協力関係は「これまでと変わらない」(公明関係者)と繰り返すが、自民県議の一人は「(森を)応援できない公明支持層は一定程度いる」と織り込む。

 ただ、各種序盤情勢調査で森は、立民の新人石原洋三郎(52)の地元である県北地方でほぼ横一線。自民県連総務会長で福島市総支部長の佐藤雅裕は「県北地方でいかにして互角以上の戦いに持ち込むか。そこが勝敗を分ける」とみる。

   ◇    ◇

 福島市議を5期目途中で辞した元衆院議員の石原にとって県北地方が地盤。昨秋の衆院選福島県1区では立民現職が約12万票を得て、自民前職を破った。政治とカネ問題を追い風に、地元で他候補に水をあけたいところだが、悩ましいのが共産党との距離感という。

 「あくまで5者協議会の枠組みで戦っている。共産党関係者が出入りしているわけではない」。石原陣営の幹部は話す。福島市太田町にある選挙事務所に9日、立民重鎮の小沢一郎が激励に訪れた。福島県選挙区を重点選挙区に位置付ける立民が、党を挙げて攻勢をかける姿勢を前面に打ち出してみせた格好だ。

 石原陣営は、昨秋の衆院選で立民現職が獲得した12万票を基礎票にしている。立民と国民民主、社民の各党県連、連合福島、県議会会派「県民連合」でつくる5者協議会の枠組みで支援を受ける。これに加え、党独自候補の擁立を見送った共産党県委員会は、石原への投票を党員らに呼びかけている。

 立民県連の幹部は「野党候補者の一本化ではない」と否定するが、県北地方での得票目標は共産票の一部を当て込んだ14万票だ。昨秋の衆院選比例で立民、国民民主、共産が得た得票を足すと自公を上回る。ただ、共産が石原陣営に近すぎると、原発政策などを巡って反りが合わない国民民主などが離反する。その距離感に苦心している。

 各種序盤情勢調査の結果を分析した陣営幹部は「国民民主支持層の一部が参政党や自民党などに回っている。地元(県北地方)で上滑りするわけにはいかない」と危機感をあらわにする。5者協の屋台骨で反自民・非共産を掲げる連合福島の幹部は「国民民主が離れないように共産とは一線を画したつもりだが、一定の票の流出は避けられない」と受け止める。

 政治とカネ問題に端を発した追い風はやんでいないと陣営はみる。1区選対幹事長で県議の大場秀樹は「政権批判票を十分に取り込み、票の流出を抑える。(石原の)地元で大きく票を伸ばさないと勝てない」と表情を引き締めた。

957OS5:2025/07/10(木) 11:17:20
   ◇    ◇

 全国で急伸が伝えられている参政党は、県内の都市部を中心に党員、サポーターの数を伸ばしている。8日には党代表の神谷宗幣が福島市内でマイクを握り、新人の大山里幸子(51)にエールを送った。党県連会長の郡剛志は「4日に福島市で行った前回の演説より、聴衆は倍以上に増えている」と手応えを口にした。

 政治団体「NHK党」の新人越智寛之(51)と無所属の新人遠藤雄大(40)は交流サイト(SNS)を軸に、支持を呼びかけている。



■福島県選挙区立候補者(届け出順 敬称略)
大山里幸子[おおやまりさこ]    51 参 政 新
越智寛之[おちひろゆき]      51 諸 派 新
森雅子[もりまさこ]        60 自 民 現
石原洋三郎[いしはらようざぶろう] 52 立 民 新
遠藤雄大[えんどうゆうだい]    40 無所属 新

958名無しさん:2025/07/10(木) 11:17:53
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250709-OYT1T50231/
[ドキュメント 25参院選]旧岸田派 「仲間」応援に注力
2025/07/10 05:00
ガンバロー三唱をする岸田前首相(9日夜、山梨県中央市で)
 昨年解散した自民党の旧岸田派(宏池会)が、改選定数1の「1人区」で接戦を繰り広げる仲間の当選に力を注いでいる。

 「私の最も信頼できる腹心として活躍してくれた。必ず皆さんの期待を形にしてくれる人材だ」

 9日夜、山梨県中央市で開かれた自民現職の演説会で、岸田文雄・前首相は約200人の支援者を前に、こう太鼓判を押した。

 旧岸田派に所属した議員の1人で、岸田内閣では官房副長官を務めた。国民民主党から出馬した前山梨県知事と横一線の戦いを強いられており、公示前には、旧岸田派だった林官房長官や村井英樹・前官房副長官が入ったほか、11日には小野寺政調会長もてこ入れに駆けつける予定だ。

 旧岸田派は6月19日には、参院選に向けた激励会を開き、岸田氏が「かつての仲間をみんなで応援しよう」と発破をかけた。岸田氏は公示後には、熊本や秋田など、旧岸田派メンバーを中心に応援演説で全国を駆け回っている。旧岸田派の現職が国民民主の新人とデッドヒートを展開する長崎には、公示前から旧岸田派の「秘書軍団」を泊まり込みで投入した。

 率先して派閥の解散を打ち出した岸田氏が派閥の枠組みでの活動を続けていることに冷ややかな声もあるが、自民関係者は「旧岸田派の候補が参院選で勝ち残れば、岸田氏の力につながる」と解説する。岸田氏が首相への再登板を見据えているとの見方もあり、旧岸田派候補の勝敗は、岸田氏の今後を占う試金石ともなりそうだ。

959OS5:2025/07/10(木) 11:19:13
https://www.sankei.com/article/20250709-X24MBQ3VKNLOZAMXGHEEHC56RM/?outputType=theme_election2025
「聞け、国民!」石丸伸二氏が大阪・ミナミで絶叫 参院選候補の前四條畷市長を応援で絶賛
2025/7/9 20:55
山本 考志

演説する「再生の道」の石丸伸二代表=9日午後、大阪市中央区(恵守乾撮影)

政治団体「再生の道」の石丸伸二代表が9日、参院選大阪選挙区(改選数4)から立候補した無所属新人で、前大阪府四條畷市長の東修平氏の応援演説に駆け付け、前広島県安芸高田市長の立場で「聞け、国民! それだけの人物が訴えていることを」と絶叫し、現職時代から親交のある東氏への支持を呼びかけた。

この日夕方、大阪市中央区の南海難波駅前に立った石丸氏は、東氏が到着するまでの間、今回の参院選で候補者を擁立する「再生の道」の代表として「前説」(石丸氏)を担当した。多くの聴衆が集まる中、選挙カーに上り、「再生の道」が公約で重視する教育の人材育成や内容の充実、環境整備の重要性を主張。「次の世代のため、今の世代にしかできないことがある。全ての世代の力を合わせて国の豊かさを守りましょう」と訴えると、聴衆から拍手が起きた。


その後、会場に到着した東氏、高嶋崚輔・兵庫県芦屋市長と3人で登壇。「市長仲間の東修平を応援したくて駆け付けた」とし、東、高嶋両氏がそれぞれ史上最年少市長となった当時を「日本でそんなことが起きる時代になったのかとうれしくなった」と振り返った。

さらに「2人はまさに教育のたまもの。若いだけで市長ができるほど甘くない。中身が詰まってないと何事もうまくいかない。2人が選挙に出て市民が負託した事実がすごい」と絶賛。「聞け、国民!」と声を張り上げ、「この2人が日本の未来をつくる政治家だ。東修平に大いに期待してください」と締めくくった。


大阪選挙区には、東氏の他に杉久武(公明)、稲垣秀哉(諸派)、佐々木理江(維新)、橋口和矢(諸派)、上妻敬二(諸派)、岡崎太(維新)、吉野純子(諸派)、平理沙子(諸派)、柳本顕(自民)、武内隆(諸派)、橋口玲(立民)、正木真希(保守)、椛田健吾(れいわ)、宮出千慧(参政)、渡辺莉央(国民)、清水忠史(共産)、瀬戸弘幸(諸派)、世良公則(無所属)の18氏が立候補している。

960OS5:2025/07/10(木) 11:37:37
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1184449/
3議席目競う岩本 すがる選挙、拭えぬ悪夢 「影の本部長」活発な動き<インサイド参院選>
参院選取材班 会員限定記事
2025年7月9日 23:45(7月9日 23:50更新)
 函館市のスーパーの駐車場が聴衆で沸き立っていた。「自民党を立て直す。岩本さんに力を貸してください」。6日午前、参院選北海道選挙区(改選数3)に立った自民党現職の岩本剛人(60)の街頭演説で、農林水産相の小泉進次郎(44)が気勢を上げた。
 岩本は現職ながら知名度不足で「危機感が足りない」(選対幹部)とも指摘される。小泉が応援に入るのは農水相就任間もない5月に続き2回目。予断を許さない情勢で、陣営幹部は「進次郎人気にすがる選挙だ」と打ち明ける。
■豪腕の元農水相
 その選挙戦略に影響を及ぼし、「影の選対本部長」とささやかれるのが元農水相の吉川貴盛(74)だ。6年前、今回と同様に岩本と前知事の高橋はるみ(71)が自民公認で立った選挙を、道連会長として取り仕切った。党の地方支部や関連団体の支援を「10対0」で岩本に寄せる豪腕ぶりを見せ、2人の当選を果たした。
 しかし、鶏卵事業を巡る贈収賄疑惑が浮上し、2021年に議員辞職し、22年に有罪判決を受けた。現在も公民権停止中のため表立った選挙運動ができず、選対事務所に顔を出すこともない。
 それでも吉川は今回、今でも自身を「会長」と慕う岩本のため、水面下の動きを活発化させる。自民への逆風や国民民主党などの躍進で情勢が厳しいと見越し、岩本本人や選対スタッフへの助言を繰り返す。
 3月には党本部で現役時代に近かった副総裁(元首相)の菅義偉と面会し、岩本を党の重点候補とするよう要請。6月30日に札幌市内で行った岩本の総決起大会に菅を招いたのも吉川で、会場には約1700人(主催者発表)が押し寄せた。
 岩本や吉川らが小泉のほかに「すがる」もう一人は高い支持率を誇る知事の鈴木直道(44)だ。吉川自らが鈴木に電話で「剛人を頼むよ」などと要請。鈴木は3日の第一声のほか、5日の函館市の個人演説会にも出向き、「岩本さんは戦友。引き続き国政に」などと訴えた。
 吉川とかつてから関係が深く、全道選挙を指揮した経験もある元北海道議会議長の遠藤連(71)は岩本陣営に送り込まれた。選対統括本部長となり、政策ビラの細部まで赤字を入れて修正。企業の回り方も入念に指示を出している。
■動けば動くほど
 しかし、そうした2人の活動ぶりに道連内からも「吉川らが動けば動くほど票が離れる」(関係者)と不安が漏れる。
 念頭にあるのが16年の参院選だ。岩本と道議の当選同期で、党の公認候補を争った柿木克弘が、3位の候補と約8500票差で落選。その陣頭指揮を執ったのが、道連会長代行の吉川や側近の遠藤だった。2人が表裏一体となって絡む今回の選挙に「悲劇の再来にならなければいいが」(道連関係者)と危ぶむ声は少なくない。
 特に陣営が警戒を強めているのが参政党候補の急伸だ。今月上旬の報道各社の調査でも国民民主の候補と3人で3議席目を競っており、「票が奪われている」などと衝撃が走った。
 大物政治家の権威に頼りながら企業団体を動員する、従来型の選挙を行う岩本陣営。交流サイト(SNS)や草の根活動で支持を広げてきた参政に、「なんであんなのが強いのか」と戸惑うスタッフもいる。
 再選への審判まで残された日数は少ない。陣営に9年前の悪夢への焦燥感が募る中、岩本は周囲に言った。「厳しい情勢だと思って、やれることをやるしかない」(敬称略)

 20日投開票の参院選。各党や道選挙区陣営の戦いの断面に迫る。
( 参院選取材班 )
北海道新聞社、選挙報道指針を策定 SNS時代に対応 公平・中立に縛られず 真偽検証にも力

961OS5:2025/07/10(木) 15:04:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/139e6147945066c68f9b49c6d944d9650f2f91df
自民党「岩盤支持層」に異変……閉塞感打ち破れるか「現役世代の声を形に」【 #政党フカボリ ①】
7/1(火) 13:09配信
日テレNEWS NNN

参議院選挙の公示が、あさって3日に迫っています。日本テレビでは投票前に考える「政党フカボリ」と題して、投票の参考になるよう、各政党の現状や課題についてシリーズでお伝えしていきます。初日のきょう1日は自民党をフカボリします。政権の座を長く守り続けてきた自民党の支持基盤に今、異変が起きています。

◇ ◇ ◇

参院選の「顔」として全国を飛び回る小泉農水相。

小泉農水相「勝つぞ、勝つぞ、勝つぞ」

日テレNEWS NNN

この日、会場に集まった人の多くは自民党の支持者、いわゆる「岩盤支持層」です。

集会に参加した自民党支持者「親の代からだから、ずっと自民党です。それ以外というのは、ちょっと考えられない」

集会に参加した自民党支持者(20年以上支持)「政権を担えるのは、やっぱり自民党かなと」

自民党の力の源泉は、いわゆる保守層を中心とする岩盤支持層の強い支持でした。

しかし、こうした「自民党支持層」にいま、異変が起きています。

先月の東京都議選で「大敗」した自民党。敗因の一つが「支持離れ」だとみられています。

自民党支持者で、自民党の候補者に投票したと答えた人は54.2%で、半数近くが他党に流れました。

自民党の候補が選挙で勝つために必要とされる支持層の最低7割を固めきれなかったといえます。

日テレNEWS NNN

なぜ、「支持離れ」が起きているのか。50年以上、支持をしながら、支持をやめたという男性は――。

80代の元支持者「もう自民党やめた! 自民党は参議院もボロ負けして、過半数を割って、日本の政治を立て直さないと。(自民党は)本当に、根本的に体質を変えないと」

10年前まで自民を支持していたが、支持をやめたという男性は。

40代の元支持者「(自民は)一回、組織をリフレッシュしてもらわないと。組織としての、こう着かな。(他党には)凝り固まった考え方を転換してもらうことを期待」

自民党政治への「閉塞感(へいそくかん)」や新たな政党への「期待感」を指摘する声が出ています。

週末、自民党の全国の選挙責任者が集まった会議でも――。

石破首相「(都議選は)やはり、なぜあのようなことになったのか、新しい政党が支持を集めているのは、なぜかと」

会議では、都議選の大敗の要因に「保守層などの支持離れ」があるのではとの指摘も挙がりました。

この流れを、どうにか食い止めようという動きもあります。

中曽根康隆青年局長「現役世代の声を形に変えていくことが役割なので」

自民党青年局のトップ、中曽根康隆議員です。若い世代が今の閉塞感を打ち破れると動いています。

中曽根青年局長「内側から確実に行動を起こして、この自民という組織を変えていく」

しかし、街頭に立つと感じる逆風は強いといいます。

中曽根青年局長「『自民党は、もういいよ』と『役目を終えたよ』と、新しい政党が新しい時代を作っていくみたいな雰囲気を正直、感じるところもあります」

青年局の会合では――。

中曽根議員は他の政党との差別化こそが、逆風を食い止めるカギだと指摘しました。

中曽根青年局長「自民党らしい、責任政党らしい、中長期のことを含めた政策を打ち出していかないと。野党との競争ばかりに目が行ってしまうと、切り崩しが起きるかもしれない」

政治部与党キャップ・江口友起「『支持離れ』は今に始まったことではなく、政治と金の問題や総裁の求心力の欠如など、多くの要因が絡まっています。長年のツケが都議選で如実に現れた形ですが、従来の支持層をどこまで固められるかが、結果に大きく影響しそうです」

962OS5:2025/07/10(木) 15:04:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/6bd7745d20e96b7f1e0a2f81c37fba10cdc4ec3d
公明党 組織力に“かげり”「若い世代からの支持が少ない」...SNS強化 新たな対話の入り口に【 #政党フカボリ ②】
7/2(水) 14:39配信



日テレNEWS NNN

参議院選挙の公示が3日に迫っています。日本テレビでは、投票前に考える「政党フカボリ」と題して、投票の参考になるよう各政党の現状や課題について、シリーズでお伝えしていきます。2日は公明党をフカボリします。国政選挙で得票数が減少し、組織力に陰りが見える中、若い世代からの支持を増やそうともがいています。

◇ ◇ ◇

先週末。街頭演説会に登場した公明党の斉藤代表。

公明党・斉藤代表
「物価高を乗り越える、経済と社会保障の構築」

日テレNEWS NNN

これまで、全国に広がる強固な組織の力で支持層を固め、選挙を勝ち抜いてきた公明党。

しかし近年、その組織力に“かげり”が見えています。

20年前のピーク時には900万票に迫った国政選挙の比例得票数は、去年の衆院選で600万票を割り込み、先月の東京都議選では、36年ぶりに落選者を出しました。

演説が始まる前の会場を見てみると――

記者
「すでに熱心な支持者が集まり始めています。ただ、少し若い人の数が少ないような印象も」

演説の最中も、若い世代の姿は見えるものの、年齢の高い支持者の姿が目立ちました。

公明党支持者(70代)
「やっぱり(支持層が)高齢化しているのは事実。若者の心をひきつける政策をやっていくべきだと思う」

日テレNEWS NNN

公明党支持者(40代)
「(支持を広げるべきは)若い人たちですね」

公明党支持者(40代)
「もっと下の世代に」

若い世代への支持拡大。斉藤代表も、これが課題だと感じていました。

公明党・斉藤代表
「現役世代、特に若い世代からの支持が少ない。また無党派層に我々の声が届いていない」

日テレNEWS NNN

公明党の強みである、支持者が1対1で知り合いと話し、支持を広げていく選挙スタイル。公明党関係者からは、マンションに住む世帯が多く、共働きの家庭も多い“現役世代”には、この手法が通用しづらくなっているとの声も。

公明党・斉藤代表
「届かない所にどう(党の政策・活動の情報を)届け、興味を持っていただいて、1対1の対話ができる環境を作っていくか」

そこで、若い世代や無党派層へのアプローチのために力を入れるのがSNS戦略。

公明党・斉藤代表
「そのひとつの例が『公明党サブチャンネル』。党のチャンネルであるようでないような、少しはみ出たことも発言できる」

党内の政策議論の様子や、他党の議員との対談、幹部に対し、党への批判の声を直接ぶつける動画など、党の“公式見解”にこだわらない、政治の“裏側”を見せる試みです。

公明党・斉藤代表
「できるだけ若い人たちに興味を持ってもらって入ってきてもらおうと、まず知ってもらうことが1対1の対話のまさにスタートですので。今まで届かなかったところにどんどん広がってきているという実感はある」

公明党を取材してきた記者は――

政治部与党担当・渡邊翔記者
「公明党はこれまでの“地上戦”の選挙にSNSの“空中戦”を組み合わせて、現役世代・無党派層の支持拡大を目指す。ただ各党がすでにSNSでの発信に力を入れている中、どこまで実際の票に結びつくか、集票力低下に歯止めをかけられるか、公明党にとって正念場の選挙となります」

963OS5:2025/07/10(木) 15:05:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/88e8655d953b3e0f8ad0fc58d7ec6d534b50a4dd
国民民主党“守り”と“攻め”の戦略 支持率急落の中…「現役世代」固める【 #政党フカボリ ③】
7/3(木) 12:55配信
日テレNEWS NNN

参議院選挙が3日、公示されました。日本テレビでは、投票前に考える「政党フカボリ」と題して、投票の参考になるよう各政党の現状や課題について、シリーズでお伝えしていきます。3日は国民民主党をフカボリします。現役世代を中心に急上昇した人気が参院選の直前で急落しています。どう支持を挽回するのか? 国民民主党の「守り」と「攻め」の戦略とは。

◇ ◇ ◇

国民民主党・玉木代表
「日本の政治を変える夏にしていきたい」

「手取りを増やす」をスローガンに、政治を変えると訴える玉木代表。しかしいま、変化を求められているのは、その国民民主党です。

NNNと読売新聞の世論調査で、今年1月と4月に過去最高の13%あった支持率が先月下旬、5%に急落。このピンチをどう打開するのか。玉木代表は――

国民民主党・玉木代表
「原点回帰で。原則はやっぱり、現役世代から豊かになろうということ」

反転攻勢のターゲットに挙げたのは「現役世代」からの支持。去年、国民民主党が衆院選で躍進する原動力となったのが、この20代、30代を中心とする「現役世代」でした。

まず、従来の支持という「守り」を固める戦略を選んだ玉木氏。密着取材で具体策が見えてきました。

日テレNEWS NNN

演説を終えると、写真撮影に応じます。

会社員(42)
「撮ってもらいました! 一緒に2ショット。みんなに自慢します」

その場で写真をSNSにアップする人も。

――写真撮影の狙いは?

国民民主党・玉木代表
「政治に関心がない方でも、(友達から)送られてくるのが一番身近に政治を感じてもらえるきっかけになるかなと」

玉木氏が支持拡大に効果があると重視するのが、こうしたユーザーからユーザーへのSNS上での写真や動画の拡散です。

さらに、いま力を入れるもう1つのSNS戦略が。

国民民主党・玉木代表
「いまXをチェックして…」

フォロワー数およそ74万人という“拡散力”を使って始めたのが――

国民民主党・玉木代表
「1万3000人の方に同接いただいておりますけども」

一度に多くの人が視聴できるライブ配信です。

国民民主党・玉木代表
「就職氷河期世代対策、国民民主党だけが期待です、希望ですと言ってくれた人もいましたよ」

移動の車の中でも、SNS上での有権者との接触機会を増やす“ネットどぶ板選挙”を展開しています。

国民民主党・玉木代表
「リアルとネットをうまく組み合わせて、シナジー効果を出していくことが非常に重要だなと」

さらに、国民民主党は新たな支持層を獲得する「攻め」の戦略にも取り組んでいます。

広報戦略を担う、伊藤孝恵議員が明かしたターゲットとは――

日テレNEWS NNN

国民民主党・伊藤広報委員長
「女性ですよね。いままで、男性が興味のあるといわれる分野に強い政党だったんですけど」

男性の支持が強かった一方で、弱点とされてきた女性の支持拡大を狙うというものです。

国民民主党・伊藤広報委員長
「政策・効果実感を重ねていく先にしか改善は見込めない」

国民民主党を取材する記者は――

国民民主党担当記者・中田早紀
「刺さる言葉・映える映像など、SNS上での拡散で支持拡大に成功してきた国民民主党。ただ、ネット上の支持は移ろいやすく、離れるのも早いと危機感を持っています。具体的で責任ある政策を打ち出し、リアルとネットの支持をどう固めていくか、戦略が問われています」

964OS5:2025/07/10(木) 15:08:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/8dc82cfad849f307e7bf20e666160c4efb4ee4cc
立憲民主 “農業票”切り崩し戦略で「一泡ふかせる」 政権交代への道筋は・・・裏には不安も【 #政党フカボリ ④】
7/7(月) 13:52配信


日テレNEWS NNN

7日は立憲民主党をフカボリします。事実上の政権選択選挙と位置づけ、戦う立憲民主党。政権打倒を狙う「農業票」の切り崩し戦略と、その裏側にある不安とは。

選挙戦、初日。立憲民主党の野田代表が選んだ場所は、田んぼに囲まれた農村地域でした。

立憲民主党・野田代表「日本を変えよう、石破政権を倒しにいこう」

ここを選んだ狙いは――。

立憲民主党・野田代表「保守の岩盤が強い宮崎で、一泡吹かせるということは、全国各地に飛び火していくだろう」

地方の農村地域は主に自民党の岩盤支持層が多い地域。立憲は今回、この相手の「牙城」を切り崩し、勝利を狙う戦略です。

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中でも、力を入れるのが「農業票」の切り崩し。

日本有数のコメどころ、新潟県でも――。

立憲民主党・黒岩議員「いまのコメの価格だけじゃなくて、中長期的に(農業)やっていけるには、稼げないといけないし」

黒岩議員を支援するコメ農家「後継者が、あんまり安いコメだと、ついてこねえ。収入がねえから」

立憲の黒岩議員は、自身を支援するコメ生産者の元を訪れました。黒岩議員は、生産者が小泉農水相のコメ政策に対し、「消費者重視」だとして、不満を持っていると感じています。

コメ農家「農林大臣なったばっかで、農業なんて知らねんだ」「んだ、知らねえ」「コメ高くなったから、それいかに安くするか。そればっか」「それしかねえ」

立憲は、こうした不満の受け皿になることで、「農業票」を切り崩す狙いです。

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立憲民主党・野田代表「去年の総選挙で、ホップは大きく前進した。今回のステップ(参院選)でも大きく前進して、ジャンプを確実に決めて、政権交代を実現したいと思っています」

「政権交代」への道筋をつけたい野田代表。

立憲の支持者「普通の感覚がある大事な政党の一つだと強く思っているので、ぜひ政権を取ってほしい」「(政権交代への)期待は大きくかかっていると思います」

野田代表を支える小川幹事長も、演説で強調するのは「政権選択」です。

立憲民主党・小川幹事長「政権の選択をいただくのが、今回の参議院選挙である」

しかし、その演説に足を止める人の姿は、ほとんどありません。いま、党内に、かつてのような「手応え」がないのも現実です。

民主党・鳩山代表(当時)「政権選択の選挙でございます」

16年前、政権交代を実現した時。「期待」と「熱気」で、あふれていました。しかし、支持者でさえ、当時のマイナスの印象が、いまだに、頭に残っています。

黒岩議員を支援するコメ農家「(野党に)結局、政権代わっても(足を)引っ張るから。あれを見ていると、誰がトップになっても結局、引きずり落とそう、落とそうと。協力するんじゃなくて、引きずり落とそうとする」「(当時の民主党政権は)口とあれ(行動)にギャップがありすぎた。それで、国民が離れたんだよな。まだ、どっか頭の中にあるんだねえ」

2009年の政権交代直前。当時の民主党の支持率は自民党を上回りました。いま、自民党の支持率も下がる中、立憲の支持率も6%にとどまっています。この状況に、小川幹事長は――。

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立憲民主党・小川幹事長「あのとき(政権交代直前)は積極的な支持と熱意があった。(いまは)正直そこまででは、ないかもしれません。ただ、やっぱり与党に対する信任が失墜しているのは同じなので。積極的にであれ、消極的にであれ、野党第一党が受け皿にならなきゃいけない」

立憲民主党を取材する記者は――。

政治部野党キャップ・黒島秀佳「自民党への逆風をチャンスと捉え、立憲民主党は政権交代への道筋をつけたい考えです。しかし、自民党の批判票の受け皿となる野党が分散していることや、立憲自体への期待が思うように高まっていない現実に直面しています。野党第一党として、参院選を通じて、消極的支持を積極的支持に変える姿を見せられるのかが問われています」
先週、公示された参議院選挙。日本テレビでは、投票前に考える「政党フカボリ」と題して、投票の参考になるよう、各政党の現状や課題について、シリーズでお伝えしています。

965OS5:2025/07/10(木) 15:08:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/d8f34ea1885226685c32563db5781dc02aaa0402
日本維新の会 「我々今『土俵際』ですよ」脱大阪・全国政党を目指すも…その苦悩とは【 #政党フカボリ ⑤】
7/8(火) 15:44配信
日テレNEWS NNN

参議院選挙の投票日を前に、日本テレビでは「政党フカボリ」と題して、各政党の現状や課題についてシリーズでお伝えしています。8日は日本維新の会をフカボリします。

地元・大阪など関西では強さを誇る一方、全国への支持拡大が課題の日本維新の会。脱大阪・全国政党を目指してもがく、維新の苦悩を取材しました。

◇ ◇ ◇ 

並び立つ維新のツートップ。

日テレNEWS NNN

日本維新の会 吉村代表
「僕たちはまず、政治家のおかしな政治姿勢を正してやってきました」

維新の牙城である関西では、さすがの熱気。多くの人が吉村代表に握手や写真撮影を求めていました。

本拠地・大阪では。

岩谷幹事長「私、幹事長をしている岩谷と申しまして」

党の幹部、岩谷幹事長が炎天下で、自らビラを配ります。

日本維新の会・岩谷幹事長
「この実行力で国を変えたいんです!」

大阪で現有の“2議席”確保を目指し、絶対に負けられない維新。
ただ、演説に耳を傾ける人は、まばら。“ホームグラウンド”にもかかわらず、盛り上がりに欠けていました。

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日本維新の会・岩谷幹事長
「なかなか全国的には苦戦をしている状況ではあります」
「我々今『土俵際』ですよ、正直に申し上げて。大変厳しい戦いしてます。しかし必ずこの『土俵際』で踏みとどまることが大事だと思ってます」

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維新はナゼ、土俵際に追い込まれているのでしょうか。

4年前。

維新は、衆院選で11議席から41議席に躍進しましたが、去年の衆院選では比例票がおよそ300万票減少。
先月の東京都議選でも議席を獲得できず、最新の世論調査でも支持率はわずか2%と、かつての勢いは失われています。

維新誕生の地、大阪で聞いてみると。

大阪の有権者
「ちょっとね、しっかりしたリーダーがいてないわね。吉村さんは芯がないというか」

日テレNEWS NNN

大阪の有権者
「万博の問題が表沙汰になるまでは、かなり人気あったと思うんです」
「僕自身も応援して期待してたんですけども」

大阪・関西万博の費用がふくらんだことや、政府の予算の採決で賛成にまわり、与党に協力したことなどに批判的な声が上がっていました。

さらに。

関西以外で支持が定着しないことは、以前から指摘される課題です。

維新の金村議員。

記者
「沢山の人が行きかっていますが足を止める人はなかなかいません」

日本維新の会・金村議員
「まだ維新だからとか、この候補者だからっていう声までには神奈川においては至ってないですね」
金村議員の選挙区がある神奈川県では、維新という政党はまだ浸透していないといいます。

支持者からも。

神奈川の維新支持者
「せっかく応援してるのに、維新は大阪でしょって言われちゃうから」

神奈川の維新支持者
「維新だからじゃない、はっきり言って。金村龍那だから応援する」

維新を全国に広げるために今、何が必要なのでしょうか。

日本維新の会・金村議員
「維新は改革政党であって、その土地、その土地、その時々にあった改革をしっかりと提示する」
「維新が何のために存在し、そして『何をしたくて今、全国政党であるべきなのかをもう一度問い直す』そして必要な政策を提示するべきだと思います」

維新を取材する記者は。

日本テレビ 日本維新の会担当 増澤詩乃
「今回の取材でも、有権者から『自民に寄りすぎた』との声や、『新しい政党が出てきて野党で埋没している』との声が聞かれました。国政政党として大阪にとどまらず、どこまで全国的な支持を得られるかが結果を左右しそうです」

966OS5:2025/07/10(木) 15:10:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/34c8829df44763ad92f2884c184fe141535eb4a3
共産党「若い層に届いていない」支持者高齢化…“老舗政党”の課題は? れいわ新選組 相次ぐ“新興政党”で埋没の危機…流れ取り戻せるか?【 #政党フカボリ ⑥】
7/9(水) 16:09配信
日テレNEWS NNN

3日に公示された参議院選挙。日本テレビでは、投票前に考える「政党フカボリ」と題して、投票の参考になるよう各政党の現状や課題についてシリーズでお伝えしています。9日は共産党とれいわ新選組についてです。

支持層の高齢化に苦悩する共産党。一方、れいわ新選組は新たな政党の登場により埋没の危機に。両党の「今」をフカボリしました。

◇ ◇ ◇

共産党・田村委員長
「消費税(減税)をやらない理由の口実として、現金給付を選挙前にまた持ち出す。そんなの税金を使った選挙買収そのものではないのか」

日テレNEWS NNN

初の女性トップに去年就任した、共産党・田村委員長。

結党から103年を迎える「老舗政党」が抱える課題は…

記者
「熱心な支持者の方々が集まっていますが、若い方の姿は少ない印象です」

支持者の高齢化です。

記者
「集まっているのは?」

80代女性(共産党を支持)
「やっぱり高齢者やな。高齢者が多くて若い人はなかなかね」

日テレNEWS NNN

高齢化により党全体のパワーも低下しています。

比例代表の得票数は2014年の衆院選ではおよそ606万票でしたが、その後は右肩下がりに。去年の衆院選ではおよそ336万票と10年間で半分近くに激減しています。

田村委員長
「やっぱり若い層に届いてなくて。共産党が全く知られてない」

こうした危機的状況を受け始めたのが...

田村委員長
「毎日夫のいれたコーヒーを飲むのがモーニングルーティーンです」

若者向けの発信強化です。

新たにショート動画での発信に力を入れています。

日テレNEWS NNN

田村委員長
「SNSで我が党らしいものを開拓できるんじゃないかという手応えを感じ始めているところではありますね」

一方、共産党が「主張が似ていて若者の支持が流れている」と警戒しているのが、れいわ新選組です。

結党6年のれいわ新選組。街頭演説の取材に行くと、共産党とは違う空間が広がっていました。

記者
「バンドの生演奏が始まり、多くの人々が集まっています」

山本代表の演説の直前、始まったのはバンドの生演奏。

れいわ新選組・山本代表
「国民の6人に1人が貧困。ここに給付金も必要がない。そこに減税も必要がないなんて。いますぐ救済しなくてどうするんだ」

日テレNEWS NNN

その熱気に、足を止めた若者は。

20代男性
「すぐそこのお店から出てきたんですけど、楽しそうだなって。音がお祭り感があって」

さらに。こちらの男性はもともと共産党を支持していたといいますが…。

50代男性(れいわを支持)
「(れいわは)ユーチューブを見て本気度が違うなと思った」
「(共産党は)堅いというか難しいというイメージがあるんじゃないかな」

他党に先駆けてSNS発信に力を入れることで、比例代表の得票数を伸ばしてきたれいわ。去年の衆院選ではおよそ380万票を獲得し、共産党を追い越しました。

日テレNEWS NNN

しかし、れいわにはれいわの課題が。

いわゆる新興政党が次から次へと出現したことで、れいわが埋没してしまっているという危機感です。先月の都議選でも獲得議席はゼロでした。

日テレNEWS NNN

山本代表
「今やもう自民党以外すべての党が消費税減税に政策を寄せてきています。数が少なくても風穴はあくし、その穴は確実に大きくしてきた」

取材に当たった記者は。

日本テレビ政治部 鈴木しおり
「創業100年を超える『共産党』は若者獲得という課題。結党6年の『れいわ』も一度は引き寄せた若者の支持が新興政党に流れるという課題を抱えています。特に「消費減税」は両党が早くから訴えてきた政策だけに「他にマネをされた」という恨み節も聞こえますが実現する実行力、道筋をどこまで示せるかが支持を取り戻すカギを握りそうです。」

967OS5:2025/07/10(木) 15:13:31
参政党“台風の目”支持率急増のワケは? “保守”打ち出す日本保守党 差別化は? 社民党“生き残りをかける”老舗政党の今【 #政党フカボリ ⑦】
7/10(木) 14:07配信


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日テレNEWS NNN

日テレNEWS NNN

参議院選挙の公示から1週間。日本テレビでは、投票前に考える「政党フカボリ」と題して、投票の参考になるよう各政党の現状や課題について、シリーズでお伝えしています。10日は、参政党、日本保守党、社民党です。

勢いのある新興政党と、生き残りをかける老舗政党。それぞれの「今」を、フカボリします。

◇◇◇

参院選で“台風の目”となっている、参政党の神谷代表。

参政党・神谷代表
「日本人が貧しくなって外国人に来てもらわないと経済が回らないということになっているわけですよ。アンポンタンですよ」

「日本人ファースト」を掲げ、“保守的”な政策などを訴えています。

日テレNEWS NNN

参政党は結党からわずか5年で、全国に“150人の地方議員”を有し、参院選でも“全選挙区”に候補者を擁立。今、急速に支持を伸ばしています。

各政党のYouTubeを分析すると、参政党の「新規登録者数」が、この1か月で急増していました。

演説会場には──。

参政党支持者
「ワクチンもおかしいのに誰も言ってくれない、外国人のこともおかしい」
「ずっと自分が思っていたことを、参政党さんだけが言ってくれたから」
「(これまで)支持政党というか、その時その時の、これ(政党)はちょっといいかなという感じで、ここという感じではなかったです」

熱烈な支持者や、いわゆる“無党派層”から参政党支持に変わった人も多く見られました。

参政党・神谷代表
「3年前は安倍さんがこの地で亡くなられましたよね」

またこの日、演説を行ったのは、安倍元総理大臣が銃撃された場所。

ここ奈良県は、自民党の“岩盤支持層”が多い地域でもあります。

参政党・神谷代表
「(Q:自民支持層や保守層を狙っている?)我々は保守票も取りますけれども、無党派層も取るし」
「右からも左からも取るという全方位でやってますので」

参政党・神谷代表
「1・2・参政党!」

“全方位の支持”を狙い勢いを増す参政党。幅広い年齢層の人が足を止めていました。

しかし、その一方で…。

反対派
「“日本人ファースト”は外国人差別です」

“外国人の受け入れ規制”などを掲げる参政党の政策や考えに対し、批判の声も上がっています。

参政党・神谷代表
「『ルール設定が大事だよ』って言っているだけなのに、なんでそれが排外主義になるのかよく分からない」

同じく“保守的な政策”を打ち出すのは…。

日本保守党・百田代表
「日本人は世界で最高の民族です。この世界で最高の民族がもっと幸福にならなければいけません」

日本保守党の百田代表。2023年に結党し、日本の伝統的な価値観や国益重視などを掲げています。

衆議院で3議席を持ち、参議院でも初の議席を狙う日本保守党。

ただ、他の保守的な政党との“差別化”が課題という指摘も──。

日本保守党・百田代表
「私たちは今の日本にとって一番ベストの方法は何か、それを考えてますので、その政策において他の党とどう違うか、そういうことはあまり考えてません」

日テレNEWS NNN

一方、前身の旧社会党から数え、80年の歴史を持つ社民党。

社民党・福島党首
「ミサイルよりコメを!ミサイルより暮らしを!ミサイルより平和を!」

福島党首が聴衆に向けて必死に訴えかけます。

かつて総理大臣も輩出した“老舗政党”の社民党。

ただ、参院選の結果次第では、公職選挙法上の政党要件を失い、「国政政党」ではなくなる“危機”に直面しています。

社民党・福島党首
「こんなぶれない政党は、国会の中に何としても必要」
「社民党を残してくださいというのを訴えています」

968OS5:2025/07/10(木) 20:50:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/526923732c0c8c94c9febd7b534eb7f1965b39a9
【参院選・激戦区ルポ】「運のいいことに能登で地震」発言で和歌山・紀州戦争は自民・二階氏に逆風
7/10(木) 19:02配信

AERA DIGITAL
7月8日、和歌山市内の応援演説で失言した鶴保氏

 石破茂首相が到着する直前のことだった。

「運のいいことに、能登で地震があったでしょ」

【一覧】2025参院選「全選挙区当落予測」はこちら(6月26日時点)

 こんな失言どころか「暴言」を発したのは、和歌山選出の自民党・鶴保庸介参議院予算委員長だ。

 7月8日、石破首相は安倍晋三元首相の3回忌のため奈良市内で追悼の花をたむけ、和歌山に向かっていた。参院選・和歌山選挙区の自民候補、二階伸康氏の応援のためだ。

 その“前座”として和歌山市内の会場でスピーチに立ったのが鶴保氏。石破首相の取材のために多くのメディアが集まっている場所での失言だったため、たちどころにニュースになった。

「とんでもないことをやらかした。これで二階氏の当選はかなり厳しくなった」

 そう言って、自民党の和歌山県議A氏は天を仰いだ。

■「なんだっけ、能登半島の北のほう」

 鶴保氏はこの日、都市と地方に拠点を置く「二地域居住」を促進する話のなかで、「運のいいこと」と発言した。

「金沢にいても輪島の住民票が取れるようになっていったんですよ。やればできるんじゃないかと私は思いました。チャンスです」

 などと続けている。ただ、鶴保氏はほかにも、被災地への関心の薄さを示す発言を繰り返していた。

「能登で地震があった時、地震の上のほうであったのは、あの輪島だとか、あの…たま…なんだっけ、上のほうね、能登半島の北のほう……」

 おそらく石川県輪島市の北東にあり、甚大な被害があった珠洲(すず)市のことを言おうとしたとみられるが、地名が出てこない。現場にいたA氏は、こう話す。

「珠洲市のことを言おうとしているのは明らかでした。『鶴保、珠洲市のことも知らんのか』『能登半島の地名も勉強せずに石破首相の前で話そうとするんか』と小声で苦言を呈する自民党支援者もいました」

 鶴保氏はこうも発言した。

「被災者は、金沢に(避難して)住んで、いちいち自分の被災した家をですね、点検しにいくような作業をずっとしておられた。輪島市の市役所もないのに、金沢市に住んで、新しい被災事業の補助金もらうのに自分の住民票をいちいち、市役所がまともに動いてもいないところにですね、3時間かけていくのはおかしいじゃないか」

 避難した住民に不便な面はあったかもしれない。だが、この発言を聞いて、輪島市役所近くで店を構えていた自営業者の男性は憤る。

「輪島市役所はありました。きちんと動いていた。電気も水も十分じゃない中で、職員は懸命にやっていた。そりゃすぐに住民票はとれなかったかもしれないが、輪島市の職員を冒涜する発言は看過できない」

■「まあ、そこまで考えてません」

 さらに騒動を大きくしたのが、翌9日の鶴保氏の謝罪会見だ。

「言葉足らずであった。陳謝の上、撤回させていただきたい」

 と頭を下げた鶴保氏だったが、記者から、

「議員辞職や離党される方もいるが」

 と責任の取り方を問われると、薄ら笑いをしながら、こう答えた。

「まあ、そこまで考えてません。現状ですよ」

 この映像がテレビやネットで流れると、「反省がない」「謝罪になってない」とさらに炎上したのだ。

969名無しさん:2025/07/10(木) 20:51:14
■次の「ドン」と有力視されていた鶴保氏

 和歌山県では二階俊博・元自民党幹事長の存在感が大きく、長く「保守王国」「二階王国」と呼ばれていた。しかし、昨年の裏金事件の責任を取る形で二階俊博氏は政界引退。二階派も解散に追い込まれた。参院選候補の伸康氏は俊博氏の三男だが、昨年の衆院選では落選し議員経験はない。また、自民党安倍派の実力者だった世耕弘成衆院議員も、裏金事件の責任を追及され、離党した。

「ドン不在となっていた和歌山県政で、有力視されていたのが大臣経験もある鶴保氏でした。ただ、鶴保氏自身もそれを意識していたのか、『次は俺だ』と言わんばかりの偉ぶる態度が出ていましたね」(前出・A氏)

 また、鶴保氏を古くから知る石川知裕元衆院議員はこう話す。

「彼なら、ああいう半笑いをするでしょうね。『何を聞いているんだ』って記者を小馬鹿にしたような感じに見えました」

 石川氏は1996年から小沢一郎衆院議員の自宅に書生として住み込んだが、2カ月ほど遅れてやってきたのが、鶴保氏だったという。

「私は学生で、鶴保氏は東京大学法学部卒業。当時、小沢さんと同じ党だった二階俊博さんの紹介で書生になったと記憶しています。東大卒業なので、まわりがみんなバカに見えてしまうタイプ。何かあっても、真正面から物事を見ない、皮肉屋さん。なぜ書生をしていたかといえば、『小沢一郎秘書』の肩書が次の選挙にほしかったからという政治的理由ですよ。小沢氏の政治などを勉強しようなんて気持ちは、さらさらありませんでした。だから、1カ月ほどしかいなかった。反省がなさそうな半笑いは、鶴保氏の性格がそのまま出たんじゃないですか」
■鶴保氏の失言後、表に出てきた世耕氏

 昨年10月の衆院選和歌山2区では、無所属となった世耕氏と二階俊博氏の後継として出馬した伸康氏が争い、世耕氏が圧勝した。今回の参院選和歌山選挙区でも、自民党が伸康氏を公認すると、世耕氏は自民党の公認争いに敗れて無所属で出た元有田市長の望月良男氏を支援し、「紀州戦争」が再燃している。

 メディア各社の情勢調査では、望月氏と伸康氏はほぼ互角のデッドヒート。望月氏の支援者はこう語る。

「鶴保氏の失言は和歌山県人としては最低で、恥ずかしい。ただ、選挙戦では大歓迎。これで波に乗れそうだ」

 これまで世耕氏は望月氏を裏で応援しつつも、参院選が始まってからオープンな場には出ていなかった。しかし、鶴保氏の失言直後に行われた7月9日の望月氏の演説会に世耕氏が登壇。陣営は盛り上がったという。

「なぜ世耕氏が来たのか? そりゃ鶴保氏の失言で、勝負の時だと判断したんでしょう」(望月氏の支援者)

 一方、自民党幹部は苦々しげに言う。

「参院選では1人区で苦戦している。和歌山は絶対とるぞと石破首相の遊説予定が組まれた。その時に鶴保氏がとんでもない暴言をして、二階氏は苦しいところに追い込まれた。和歌山だけじゃない、鶴保氏の失言は参院選全体にも大きな影響を与えている。『コメ買ったことない』発言の江藤拓農林水産相が大臣を更迭されたように、鶴保氏もすぐに処分すべきではないかとの声しきりだ。このままなら、自民党は参院選に大敗して政権を失いかねない」

 鶴保氏の失言が、政権交代のダメ押しとなるかもしれない。

(AERA編集部・今西憲之)

*  *  *

 和歌山選挙区(改選数1)ではほかに、日本維新の会の浦平美博氏、共産党の前久氏、参政党の林元政子氏、NHK党の本間奈々氏、無所属の末吉亜矢氏が立候補している。

今西憲之

970OS5:2025/07/11(金) 08:02:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/a6f8060c8d7a35a0fddf61073843b4a7f0a6af18
自民候補、参院選後の連携相手に野党選ばず…野党間では「片思い」目立つ
7/11(金) 5:00配信

読売新聞オンライン
連携したい政党の相関図

 読売新聞社は20日投開票の参院選に合わせ、立候補者へのアンケート調査を行った。選挙後に連携したい政党を複数回答で尋ねたところ、自民党候補のほとんどが野党を相手に選ばなかった。与党内では選挙後の連立枠組みの拡大なども取りざたされているが、具体的に連携のあり方を見定められていない現状がうかがえる。

【図】一目でわかる…「政権交代」望む声、どれぐらいあるか(読売世論調査)

 自民候補が挙げた連携先として一番多かったのは、連立を組んでいる公明党の81%で、野党は国民民主党の7%、日本維新の会3%にとどまった。立憲民主党を挙げた人はゼロだった。

 自公両党は衆院で過半数割れしたため、国民民主などとの政策協議に臨んだ。野党側からの高い要求に苦しむ場面も多く、「少数与党では限界がある」(自民幹部)として、自民内で連立拡大を求める声もある。ただ、党内でも相手先を巡っては意見が割れている。

 野党側も、与党を追い詰められる好機のため、自民を連携先に挙げたのは、維新で4%、立民では2%にとどまった。国民民主では30%に上ったが、玉木代表は政策ごとに与野党と連携を進める考えも示していて、必ずしも自民と国民民主の思惑が一致しているわけではない。

 野党間では、連携を巡る「片思い」も目立つ。立民の67%は国民民主を選んだが、国民民主からは28%にとどまる。共産党では87%が立民を選んだものの、立民で共産を選んだのは4%にとどまった。立民内に「立憲共産党との批判を招く」(執行部)との懸念が根強いためとみられる。

971OS5:2025/07/11(金) 08:02:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/17457e1f72859aefec434577ae6a1897f415df12
公明・共産、曲がり角 組織型、支持層高齢化で試練【25参院選】
7/11(金) 7:12配信

時事通信
記者団の質問に答える公明党の斉藤鉄夫代表=10日、大阪市

 強固な支持組織や熱心な党員に支えられてきた公明、共産両党が参院選で試練を迎えている。

【写真】支援者にあいさつする共産党の田村智子委員長

 支持層の高齢化に加え、新興政党の台頭や多党化により民意をつかみ切れず、6月の東京都議選では議席が減少。国政選の比例代表の得票数も減り続ける。両党とも改選議席の維持へ必死の訴えを続ける。

 「票読みができない大激戦になっている。全力を挙げたい」。公明党の斉藤鉄夫代表は10日、大阪市内での街頭演説後、大阪選挙区の情勢について記者団にこう語った。

 公明は大阪で「常勝関西」と言われたほど堅い支持基盤を誇ったが、昨年10月の衆院選では4選挙区で全敗。かつて900万票に迫った比例得票数は600万票を割り、過去最低に沈んだ。

 斉藤体制の下で仕切り直しを図った都議選では9回連続の全員当選を逃した。背景には支持母体・創価学会の高齢化が指摘されている。党関係者は「支持母体以外の支援者も他界するケースが増えている」と話し、世代交代が進まない現状を明らかにした。

 党創立103年を迎える共産も、支持者の高齢化に悩む点では同様だ。比例票は22年参院選で361万票、昨年衆院選では336万票と減少に歯止めがかからない。自民党派閥裏金問題などを相次ぎ特報した機関紙「しんぶん赤旗」も購読者減で10億円の募金を呼び掛ける事態に陥った。持論だった消費税減税の訴えは野党各党が軒並み掲げ、多極化の中で埋没気味だ。

 曲がり角を迎える今回の参院選で、公明は改選14議席の死守と比例700万票獲得を目指す。共産は改選7を上回る8議席以上、比例650万票と高い目標を設定した。共産の田村智子委員長は10日、群馬県高崎市で街頭演説し、「まだかなり距離がある。本当に伸ばしてもらいたい」と訴えた。

 両党とも従来の組織票固めに加え、新たな支持層開拓へSNS戦略にも力を入れる。公明はユーチューブの「サブチャンネル」で有名ネット論客との対談などを積極展開するほか、共産も「政権を取ったら共産主義国になる?」といった質問に党幹部が答えるショート動画を次々配信。斉藤氏は「試行錯誤を繰り返している」と語った。

972OS5:2025/07/11(金) 08:03:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/4a86b699ecf089df53c3551ee8898daba22ee21f
32人出馬の参院選東京選挙区「7位じゃダメ」な事情 6位と7位で任期に違い
7/10(木) 22:23配信

産経新聞
合併選挙となった参院選の東京選挙区では、7つの議席を争い全国最多の32人が出馬した=東京都新宿区(成田隼撮影)

20日に投開票が行われる参院選で、全国の選挙区の中で最多の32人が出馬した東京選挙区は、改選数6と非改選の欠員分1の補欠選挙を同時に実施する「合併選挙」となる。当選者は1人増えることになるが、補欠選挙分の「7位」だと任期に違いが出るため、一部の党は、複雑な事情が生じることから「6位以内」を合言葉にしている。

【ひと目で分かる】参院選の攻防ライン 最大の焦点は自公が過半数を維持できるか

■空前の大激戦

「空前の大激戦だ。どうかあなたの一票で、あと6年、皆さんとご一緒に政治を前に動かす仕事をやらせてほしい」

3選を目指す共産党の現職、吉良佳子氏は街頭演説でこう訴える。「あと6年」が言外に含むのは、同じ当選でも7位では駄目だという意味だ。

東京選挙区で6位以内で当選すると任期は通常の6年。だが、7位は補選の当選者として扱われるため、任期が3年になる。

共産は令和4年の参院選東京選挙区で当選した山添拓氏が10年に改選を迎える。吉良氏が7位で当選すると、3年後に現職2人の改選が重なってしまう。そのまま2人が立つことになると、共産支持票が分散し、共倒れとなる可能性が高く「とても2人は出せない」(共産幹部)のが本音だ。一方で、現職2人から候補者を1人に絞る作業が難航を極めるのは必至だ。

■7位じゃ駄目

このため、今回の参院選で共産の都議や区議らは交流サイト(SNS)で、しきりに«6位以内で勝たなければなりません!»などと呼びかけている。

この«7位じゃ駄目»の状況をつくりだしたのは、旧民主党政権の事業仕分けでスーパーコンビューター開発を巡って「2位じゃ駄目なんでしょうか」の言葉を残した蓮舫氏だ。蓮舫氏は、4年の参院選で立憲民主党の公認で当選したが、任期途中の昨年、都知事選に立候補し自動失職した。この欠員を補うため、今回合併選挙が行われている。

«7位じゃ駄目»な事情は公明党も同じだ。党代表代行の竹谷とし子氏が3年後に改選を迎えるため、新人の川村雄大氏は6位以内の当選を狙う。ただ、公明関係者は「前任の山口那津男元代表の知名度が圧倒的だったので、(川村氏)有権者への浸透はまだまだだ。当選順位を気にする余裕は正直ない」と語る。

■7位でも御の字

現職で前厚生労働相の武見敬三氏、新人で初代スポーツ庁長官の鈴木大地氏の2人を擁立した自民党も、東京選挙区選出の現職2人が3年後、改選を迎える。

自民も2人の6位以内での当選を目指すが、前哨戦となった先月の都議選で自民は獲得議席が過去最低の21議席に沈み、参院選も厳しい戦いになる可能性がある。自民内には2人目の当選について「7位でも御の字だ」(閣僚経験者)との見方が出ている。(原川貴郎)



東京選挙区には、吉良佳子(共産)、山本譲司(れいわ)、吉永藍(無所属)、土居賢真(無所属)、藤川広明(諸派)、西美友加(社民)、小坂英二(保守)、さや(参政)、峰島侑也(諸派)、武見敬三(自民)、奥村政佳(立民)、牛田茉友(国民)、酒井智浩(みんな)、福村康広(諸派)、桑島康文(諸派)、渋谷莉孔(諸派)、奥村祥大(国民)、吉田綾(諸派)、鈴木大地(自民)、塩村文夏(立民)、吉沢恵理(無所属)、市川たけしま(諸派)、川村雄大(公明)、音喜多駿(維新)、平野雨龍(無所属)、山尾志桜里(無所属)、千葉均(諸派)、増田昇(無所属)、辻健太郎(諸派)、早川幹夫(諸派)、石丸幸人(諸派)、高橋健司(無所属)の32氏が立候補している。

973OS5:2025/07/11(金) 08:04:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/3f9671709c1b90227805dd8a442e23d03438abcd
「小泉劇場」農村から不信感 立民、自民離反票に照準 参院新潟選挙区ルポ【注目区を行く】
7/11(金) 7:15配信


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時事通信
参院選候補者の演説を聴く有権者ら=5日、新潟県長岡市

 「令和の米騒動」の余波は米どころ新潟県にも広がる。

 農林水産相の小泉進次郎は価格抑制へ矢継ぎ早に「改革」を打ち出すが、消費者偏重だと映る生産現場には「劇場型農政」への不信が広がる。参院選を戦う立憲民主党は20日の投開票に向けて農村票の取り込みを狙い、自民党は警戒を強める。(敬称略)
 ◇切り札
 「話題づくりの政治では新潟の農業は成り立たない」。立民現職の打越さく良は8日夜、三条市で開いた決起集会で石破政権批判のボルテージを上げた。

 訴えの中心は、農家に交付金を直接支給する「食農支払」制度の創設。自民支持が多いとされる生産者側に寄り添う姿勢を示すため、党公約に切り札として明記された。

 小泉は「コメ担当相」を自任。参院選もにらんで随意契約による政府備蓄米放出に踏み切り、「5キロ2000円」を実現させた。インターネット通販での購入を可能にし、増産にも意欲を示す。

 新潟選挙区は2016年選挙から改選数1の1人区になった。自民と野党系による事実上の一騎打ちが3回続き、自民の1勝2敗。野党共闘が定着し、今回も両者の激戦が展開されている。

 弁護士出身の打越は選択的夫婦別姓などに力を入れ、農政とは縁が薄い。陣営は打越が備蓄米放出を「付け焼き刃」と断じる動画をSNSに流し、浸透に懸命となっている。

 ◇一揆
 農村では地殻変動も起きつつある。自らも長年の自民党員だという新潟県農業協同組合中央会の幹部は「自民に投票すべきか、多くの農家が揺れている」と打ち明ける。政権の取り組みに対し、「生産者にも目を向けてほしい」と不満顔だ。

 6月、県内各地から約200人が長岡市に集結。「百姓一揆」と銘打ち、のぼりを立ててトラクターや軽トラックを走らせるデモを行った。決議文は「この30年、農産物の値段は安くされ続けてきた」と長い窮状を訴えた。

 国の23年統計調査によると、水田農家の年間所得は平均10万円弱。新潟市の兼業農家の男性は「コメ作りだけでは生活できない」と吐露する。

 デモの中心メンバー天明伸浩(56)は上越市の中心部から約30キロ離れた川谷地区の4ヘクタールでコシヒカリなどを作る。周辺農家の平均年齢は80歳超。冬は3メートル近い雪が積もる。小泉の手法に「見栄えはいいかもしれないが、それで農村を維持できるのか」と疑問を呈した。

 これまで無党派だった。参院選を前にして「農家を大事にしているのは野党系の政策だ」との結論に至り、打越に応援メッセージを送った。

 ◇引き締め
 自民は新人中村真衣を立てた。00年シドニー五輪競泳銀メダリストで県民栄誉賞第1号。新潟市民の1人は「地元のヒロイン」と目を細める。

 陣営は農協系から推薦を取り付けた。だが、与党への逆風の強さも踏まえ、関係者は「従来通り票につながるか読み切れない」と不安を漏らす。

 「農家が安心して生産できる環境をつくる」。中村は長岡市で5日に開いた集会でこう強調。所得補償の拡大を表明した。

 切り崩しに遭う側の危機感が背景にある。集会には自民、公明両党の県議や新潟知事、長岡市長が参加。600人ほどがホールを埋め、立ち見も出た。応援に駆け付けた首相の石破茂が中村の次にマイクを握り、「厳しい環境で歯を食いしばってコメを作っている人に報いる」と呼応した。

 

 ◇参院新潟選挙区立候補者
原田公成  68 会社員     諸新 
平井恵里子 46 会社員     参新 
中村真衣  46 元五輪競泳選手 自新 
               推(公)
打越さく良 57 弁護士     立現(1)
               推(社)
(注)敬称略、届け出順。年齢は投開票日(20日)時点。諸=諸派、参=参政党、自=自民党、公=公明党、立=立憲民主党、社=社民党、新=新人、現=現職、推=推薦。丸数字は参院当選回数。

974OS5:2025/07/11(金) 08:04:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/c9459a3ee24268e9d85222032673c1a5baddb436
二階VS世耕、再び 参院選和歌山選挙区“保守分裂”代理戦争 二階氏三男・伸康氏VS前有田市長・望月氏
7/11(金) 4:40配信

スポニチアネックス
二階俊博元幹事長

 【酷暑の陣!参院選2025】和歌山選挙区(改選1)では過去最多の7人が立候補した。自民党は二階俊博元幹事長の三男・伸康氏を擁立。一方で、裏金問題で自民党を離党した世耕弘成衆院議員に近い前有田市長の望月良男氏が無所属で出馬。2024年の衆院選に続き“保守分裂”の泥沼戦争を繰り広げている。

【図表】和歌山選挙区立候補者

 昨秋の衆院選で世耕氏に約3万票差をつけられ比例復活もできなかった伸康氏。参院選への立候補を2月に表明して以来、県内各地の街頭に立っている。4月に急逝した前知事の岸本周平さんから「初心に返れ。街角や交差点、駅前に立て。肌で感じろ」と言われたことを実践。公示日の3日は和歌山市から紀の川市、岩出市、かつらぎ町と県北部を回り、「手応えありました」。真っ黒に日焼けした顔でそう語った。

 自民の勝敗の鍵を握る1人区。8日には石破茂首相(党総裁)も応援に入った。支援者の一人は「衆院選の二の舞いはNG。絶対に勝たなければならない。和歌山から“二階”の名前を消すわけにはいかない」と鼻息も荒い。陣営は「知名度では望月氏より分がある」と分析する。ただ、石破政権への強い風当たりが影響する可能性も否定しない。

 さらに、身内の失言でも大打撃。俊博氏の側近で前回参院選和歌山選挙区で5選を果たした自民・鶴保庸介参院議員が、8日の演説で「運のいいことに能登で地震があった」と発言。謝罪会見を開いたものの、全国的に批判を浴びている。

 この“敵失”を見逃さなかったのが世耕氏。同日にSNSで即座に反応し、「あまりにもひどい発言。故岸本知事が被災後の能登を真っ先に訪問され、災害に脆弱(ぜいじゃく)な半島県としての思いを共有されたことを分かっていないのでしょうか」とした上で、「こんなこと、和歌山県民一人たりとも思っていません」と真っ向から批判した。

 世耕氏は自身の自民党復党を見据え、伸康氏と自民公認を争った望月氏を表立って支援してこなかったが、9日に初めて応援演説に駆け付けた。「和歌山の空気の入れ替えを、望月さんを当選させることで実現しなきゃいけない」と、長年続く「二階VS世耕」の紀州戦争に決着をつけるとも言わんばかりに、「空気の入れ替え」を訴えた。バックアップを受ける望月氏は県内各地で「和歌山、日本のために命を懸ける覚悟。未来へ希望を持てる政治をつくるために、一生懸命走り回ります」と訴えている。

 望月陣営は「まだまだ追いかける立場」という姿勢だが、序盤の情勢調査では伸康氏は自民支持層の4割しか固められておらず、2割は望月氏に流れる見込み。投票先を決めていない半数超の無党派層に浸透できるかが焦点となりそうだ。

975OS5:2025/07/11(金) 09:02:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/a0063079b21459ff8f680d68e817c4da46d8e2ac
岸田氏、麻生氏、菅氏…首相経験者も参院選応援に奔走 次なる政局の主導権を握る狙いも
7/10(木) 20:50配信


産経新聞
自民党候補の応援演説に駆けつけた岸田文雄前首相=9日夜、山梨県中央市(永原慎吾撮影)

自民党の岸田文雄前首相や麻生太郎最高顧問ら首相経験者が参院選(20日投開票)の応援に奔走している。報道各社の情勢調査で自民の苦戦が伝えられており、非改選議席と合わせて参院の過半数を維持できる50議席割れも現実味を帯び始めた。結果次第では石破茂首相(自民総裁)の退陣も含めて政局が一気に流動化する可能性があり、来る政局で主導権を握る狙いが透ける。


■「勝ってもらわなければ困る」

「衆院は与党の数が足りず、なかなか物事が決められない。参院選でも自民が負ければ間違いなく日本の政治は漂流する」

岸田氏は9日夜、山梨県中央市の公共施設で開かれた自民現職の会合で訴えた。

山梨選挙区(改選数1)は自民現職と、国民民主党が擁立した前山梨県知事の新人が接戦を繰り広げる。岸田氏は「ある政党は消費税をはじめ、減税で『手取りを増やす』と言っているが、経済を大きくすることなく来年、再来年と続けられるのか。最大の物価高対策は賃上げだ」と語り、名指しは避けつつ国民民主を牽制した。

自民現職は岸田氏の首相時代に官房副長官を務めた側近で、解散した旧岸田派(宏池会)に所属していた。当落は岸田氏の影響力に直結するだけに、本人も周囲に「勝ってもらわなければ困る」と漏らす。

麻生氏も10日、宮城選挙区(同1)で戦う自民新人の応援演説に駆けつけ、候補者を激励した。菅義偉副総裁も企業や団体の支持固めなどに注力する。

■苦戦を肌身で感じる

首相経験者が精力的に活動しているのは、改選1人区を中心に与党候補の苦戦を肌身で感じているからだ。昨年10月の衆院選に続き、参院選でも与党が過半数割れする事態になれば、経済政策や外交の停滞は避けられない。国家のかじ取りを担った岸田氏らにとって看過できない。

さらに参院選後の党内政局を見据えたものでもある。与党で50議席の目標を下回れば、党内で石破首相に対する退陣圧力が高まることは必至だ。首相経験者の一人は「総裁選の可能性もある。解散総選挙になるかもしれない」と身構える。

岸田、麻生両氏は選挙戦終盤も全国各地で応援に入る予定だ。政治では数が力を持つだけに、当落線上の〝仲間〟を多く救うことができれば、次なる政局を左右する影の主役として浮上しそうだ。(永原慎吾)

976OS5:2025/07/12(土) 10:11:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/11975b7fc8bbc564176134476c0c13947287ca5a
難敵参戦、もがく既存政党 「指定席」一変、知事選余韻濃く 参院兵庫選挙区ルポ【注目区を行く】
7/12(土) 8:14配信


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時事通信
参院選兵庫選挙区候補の演説に耳を傾ける聴衆=4日、兵庫県姫路市のJR姫路駅前

 参院選兵庫選挙区では直近の3回、自民党、公明党、日本維新の会が三つの議席を分け合った。

【ひと目でわかる】政党支持率の推移

 しかし、地元の市長やコメンテーターとして知名度を高めた新人が無所属で参入し、情勢は一変。既存政党への不信やSNSを通じたうねりが目立った昨秋の県知事選の余韻を残す中、乱戦模様となっている。(敬称略)
 ◇「個人戦」
 「政治は永田町や霞が関でやるものじゃない。地域の暮らしが政治そのものだ」。元兵庫県明石市長の泉房穂は公示後最初の日曜日となった6日、神戸市中心部の商店街でマイクを握った。

 市長在任中、独自の子育て施策と市議や職員への暴言がたびたび話題に上った。選挙事務所には自身の等身大パネルや著書を並べ、「個人」を前面に出す。

 2003〜05年の衆院議員時代は旧民主党所属だったが、3月に参院選出馬を表明した際、「魅力的な政党がない」と断言。各党と一線を画した。

 選挙戦をスタートしたのは瀬戸内海に浮かぶ人口20人程度の男鹿島。「光の当たりにくいところにこそ光を当てる」姿勢を示す狙いだ。「SNS選挙」を意識し、動画発信にも余念がない。

 ◇奪い合い
 自民は現職加田裕之を擁立した。旧安倍派裏金事件の関係議員。政権への逆風はやまず、街頭に立つ国会議員らは一様に険しい表情で「厳しいどころではない」などと訴え、支持を呼び掛ける。

 公示日に首相の石破茂が駆け付け、その後も農林水産相の小泉進次郎が入った。「泉さえいなければ…」。陣営関係者はやり場のない気持ちをぶちまけた。

 再選を目指す高橋光男を抱える公明も危機感が強い。代表の斉藤鉄夫は第一声の地に神戸市を選び、「全国一の激戦区だ」と声をからした。

 県東部の尼崎市は公明の「牙城」として知られるが、先月の市議選で党候補の得票総数は4年前から15%ほど減った。陣営は自民の推薦を得たこともあり、その支持層に食い込みを図る。

 「今回は公明に入れる」。自民関係者が地元企業に支援を求めたところ、こんな答えが返ってきた。既に公明サイドの手が回っていたといい、自民県議は「公明との争いだ」と顔をしかめた。

 維新は、知事の斎藤元彦が内部告発された問題を巡り情報を漏えいしたとして県議が除名や離党勧告の処分を受け、打撃となった。新人の吉平敏孝は当初、ビラ配りにも苦戦。関係者は「きつい戦い」と話す。

 立憲民主党は独自候補擁立を見送り、県連が泉を推薦した。

 ◇新興勢力
 苦しむ既存政党を尻目に勢いを見せるのが参政党と国民民主党。参政は尼崎市議選でトップ当選を果たした。参院選に立候補した新人藤原誠也も自民や維新の票を相当程度奪うとみられている。

 国民民主は泉の支援を検討していたが、「魅力的な政党がない」発言に代表玉木雄一郎らが反発。元経済産業省職員の多田ひとみを立てた。参政も国民もSNSでの拡散を武器とする。自民関係者は「どこまで伸びるか読めない」と漏らす。

 政治団体「NHK党」党首の立花孝志も参戦した。昨年11月の知事選では立花が火を付ける形で、真偽不明の情報や中傷がSNS上に飛び交い、斎藤再選を後押しした。参院選では泉にも照準を合わせ、立民の県連推薦に触れて「無所属じゃない。実質上は立民だ」と語っている。

 

 ◇参院兵庫選挙区立候補者
来住文男 65 元会社員    社新
浦木健吾 42 法律事務所職員 諸新
藤原誠也 37 建築事務所代表 参新
加田裕之 55 元法務政務官  自現(1)
高橋秀彰 42 農家      諸新
多田ひとみ 45 元経産省職員  国新
前田実咲 33 会社役員    諸新
米村明美 66 元大学教授   れ新
高橋光男 48 元農水政務官  公現(1)
               推(自)
立花孝志 57 元葛飾区議   諸元(1)
吉平敏孝 44 元会社員    維新
泉房穂  61 元明石市長   無新
金田峰生 59 元兵庫県議   共新
(注)敬称略、届け出順。年齢は投開票日(20日)時点。社=社民党、諸=諸派、参=参政党、自=自民党、国=国民民主党、れ=れいわ新選組、公=公明党、維=日本維新の会、無=無所属、共=共産党、新=新人、現=現職、元=元職、推=推薦。丸数字は参院当選回数。

977OS5:2025/07/12(土) 10:13:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/cf24dfbf3d24f593de4d8457fc39d332fcfa5e6e
複数区、野党が攻防 国民・参政台頭で構図複雑【25参院選】
7/12(土) 8:12配信

時事通信
 参院選の13ある改選数2以上の「複数区」で、野党各党がしのぎを削っている。

 国民民主、参政両党の台頭で構図は複雑化し、立憲民主や日本維新の会、共産の各党などと攻防を展開。政権批判票を奪い合う野党同士の戦いが激しさを増している。

 「この党が大きくなれば日本は変わる」。国民の榛葉賀津也幹事長は11日、千葉市での街頭演説で支持を訴えた。改選数3の千葉選挙区では、国民、参政などが自民党2人と立民の「指定席」に割って入ろうと懸命だ。自民、公明両党と立民が議席をつかんできた埼玉選挙区でも、7野党が争う。

 国民は党立ち上げ以降の2019年、22年の参院選でも複数区に挑んだが、苦戦してきた。今回は新たに京都、兵庫両選挙区などに挑戦。旧民主党系の地盤を生かせず議席に届いていない北海道選挙区や、維新が2回連続で当選した神奈川選挙区でも議席獲得を目指す。

 2議席を巡り野党がぶつかり合うのが京都選挙区だ。共産は19年に獲得した議席の維持に懸命で、立民、国民も擁立。維新は前原誠司共同代表=衆院京都2区=が頻繁にてこ入れしており、11日も京都市で街頭演説に立った。

 維新が死守を狙うのが大阪、兵庫両選挙区だ。大阪では議席を落としたことがなく、16年以降は2議席を獲得してきた。与党と議席を分け合ってきた兵庫でも議席堅持が懸かっており、岩谷良平幹事長は11日、尼崎市で支持を呼び掛けた。

 改選数6と欠員補充の計7議席を争う東京でも、野党は激しい選挙戦を続ける。それぞれ2人を立てた立民、国民を含め、全野党が擁立。立民の大串博志代表代行は11日、杉並区で「2人勝ち上がれば政治が変わる」と強調した。改選数が6に増えた16年以降、当選政党の構成は毎回変わっており、19年に議席を得た維新、22年に山本太郎代表が当選したれいわ新選組も再現を狙う。

 参政は全ての複数区に候補者を擁立した。支持率は急伸しており、他の野党は選挙区での議席獲得に警戒を強める。自民関係者も「複数区の顔触れが変わる可能性がある」と指摘する。

 複数区での勝敗は国会での存在感や発言力にも影響しそうで、各野党の訴えは熱を帯びている。

978OS5:2025/07/12(土) 10:15:49
https://www.dailyshincho.jp/article/2025/07120556/?utm_source=yahoo&utm_medium=http&utm_campaign=link_back&ui_medium=http&ui_source=yahoo&ui_campaign=link_back
「田母神ガールズだった」 参政党「謎の新人」さや氏の正体 参院選注目候補らの当落予測
国内 政治

2025年07月12日

【全2回(前編/後編)の前編】

 永田町はすっかり参議院議員選挙モードである。台風の目になるのは都議選で躍進した参政党。選挙区でも議席を獲得する勢いだという。一方、自民党に対する逆風は日に日に強さを増しており、自公過半数割れを危ぶむ声も。選挙後には嵐が吹き荒れそうである。

 ***

【写真を見る】ジャズシンガーでもある、さや氏(42)

 7月20日に投開票を迎える参院選。7月3日の公示が差し迫る中、自民党は6月28日、東京・永田町の党本部に各都道府県連の幹事長を集めて全国幹事長会議を開催した。

 冒頭のあいさつでマイクを握った石破茂首相(68)の表情は、いつにもまして険しかった。都議選で自民党が過去最低の議席数となった一方、新興勢力の参政党などが議席を増やしたのを念頭に、

「厳しい結果を頂戴した。新しい政党が支持を集めているのはなぜかを党として分析し、参院選を戦う」

 と、語ったのである。

 石破首相はこの前日、読売新聞の取材に応じ、

「非改選と合わせて与党過半数は必達目標だ」

 とも発言している。今回の参院選は定数248のうち、半数に当たる改選組の124に、東京選挙区の欠員1を加えた計125議席が争われる。自公で非改選は75議席あるので、与党は50議席を獲得できれば過半数の維持が可能だ。自公の改選組は66議席。16議席減らしても達成できる目標といえる。

さや2
参政党のさや氏(他の写真を見る)

官邸は重苦しい雰囲気に
 「石破首相は国会閉会までは機嫌が良かったんです」

 とは、政治ジャーナリストの青山和弘氏だ。

「首相は立憲民主党が日米関税協議などを理由に内閣不信任案を出さなかったことに安堵したのか、“野田さんは立派なご判断をされた”と周囲にご機嫌な様子で語っていたくらいです。ところが今は、都議選の惨敗を受けて、官邸は重苦しい雰囲気に変わっています」(同)

 実際、自民党は全45選挙区のうち、「鳥取・島根」と「徳島・高知」の合区を含め、比較的人口の少ない32ある1人区と、残り13の複数区のいずれでも苦戦が伝えられている。

18年前の悲劇
 複数区の中で最も注目を集めているのが東京選挙区だ。改選の6議席に蓮舫前参議院議員(57)が抜けた非改選の欠員1議席を加え、7議席を争う「合併選挙」となる。

「自民も立民も国民も2名の候補者を立てていますが、各党、当選が確実なのは1議席だけという情勢です」

 そう語るのは政治部デスクである。

「自民は前厚労相の武見敬三参議院議員(73)と鈴木大地スポーツ庁初代長官(58)を擁立しましたが、現職の武見氏の落選危機がささやかれています」(同)

 武見氏の父親は日本医師会の会長に25年間、君臨した“けんか太郎”こと故・武見太郎氏だ。当然、選挙では日本医師会のバックアップを受けるわけだが、

「医師会の一部が、骨太の方針に“OTC類似薬の保険給付の在り方の見直し検討”と明記されたことに強く反発しています。そのため、武見氏は医師会から十分な支援を得られないのではとの見方があります」(同)

 思い出されるのが、18年前の悲劇だという。

「2007年の参院選で、自民は当時、現職だった保坂三蔵氏を本命と位置付けて組織型選挙を展開したのですが、知名度に勝る元テレ朝アナの丸川珠代氏に票を奪われて落選する憂き目に遭いました。鈴木氏は腐ってもソウル五輪の金メダリストですから、やはり知名度で武見氏を凌駕(りょうが)します。18年前と同様に、自民の候補者同士で票を食い合うも、最終的に鈴木氏がどうにか議席を得る見込みです」(同)

979OS5:2025/07/12(土) 10:16:12
復調傾向の国民民主
 立民からは塩村文夏(あやか)参議院議員(47)とアカペラボーカルグループ「RAG FAIR」の元メンバー・奥村政佳参議院議員(47)が立つが、発信力の面で塩村氏が選挙戦を優位に進めている。

「国民は山尾志桜里元衆議院議員(50)の擁立騒動で一時期、党勢が低迷したものの、都議選で新たに9議席を獲得して復調傾向にあり、1議席は固い。元NHKアナの牛田茉友氏(40)と会社員の2名が候補者ですが、牛田氏は『日曜討論』の司会などで顔が売れていますからね。牛田氏が優勢です」(前出のデスク)

 さらに、公明党は外科医の川村雄大党青年局次長(41)が山口那津男元代表から地盤を受け継いだ1議席を死守する見込み。共産党の吉良佳子参議院議員(42)も手堅い。一方、維新前政調会長の音喜多駿前参議院議員(41)は党の退潮傾向のあおりをもろに受け、落選がほぼ確実とみられている。

台風の目は参政党
 また、7月1日に突如、山尾氏が東京選挙区から無所属での出馬を表明したのはサプライズだった。

「本人は国民の玉木雄一郎代表(56)から封印された“女系天皇検討”などを訴えたいようですが、組織を持たず、空中戦頼みの選挙戦では泡沫の域を出ません」(前出のデスク)

 しかし、なんといっても台風の目は参政党である。謎の新人さや氏(43)の議席獲得が有力視されているというのだ。

「“反ワクチン”などを政策に掲げる参政党は有識者から“非科学的だ”などの批判を受けていますが、SNSを武器に有権者の支持を集めています。都議選でも3議席を獲得し、今、完全に勢いに乗っている。さや氏は無名ですが、当選圏で最下位の7位よりも、上位の順位で議席を得るとさえいわれています」

 この点、JX通信社代表取締役の米重克洋氏は、

「参政党は、山尾氏擁立問題などで国民民主党に失望した“右派の新しい受け皿”として保守層を取り込んでいます。“減税”に加えて“外国人問題”といったテーマを掲げており、安倍政権支持層だった右寄りの無党派層を、国民民主党から奪っていると見ています」

 と、分析する。

980OS5:2025/07/12(土) 10:16:59
「田母神ガールズだった」
 さや氏本人に聞くと、

「ジャズシンガーとして、保守系CS放送で歌っていた縁で、さまざまな論客のお話を聞くようになりました。特に政治に興味を持ったのは、(元航空幕僚長の)田母神俊雄さんの『田母神塾』という番組に出たのがきっかけです。田母神さんが14年の東京都知事選に出た際は人柄や政策にすごく共感し、応援させていただきました。田母神ガールズだったんです」

 こう来歴を明かす。また党の伸長ぶりについては、

「都議選の結果には驚きましたし、希望を持てる結果でした。参政党が有権者に受け入れられている一番の理由は、“日本人ファースト”と“消費税廃止”だと考えています。街宣でも外免切替や経営管理ビザ、外国人の生活保護受給、インバウンドなどの問題について訴えています」

 こうした参政党の主張には外国人差別を助長するとの批判もあるが、彼女は以下のように反論する。

「日本人は税金をたくさん取られているにもかかわらず、大学院の博士課程の留学生に最大で年間290万円もの生活費が支出されている。“外国人排斥”ではなく、これ以上外国人を増やす政策をやめるべきだと参政党は主張しているんです」

 判断は有権者に委ねられているが、「比例区でも4議席以上を狙える」(前出のデスク)との予測もあり、欧州と同様の政治状況のうねりが予感されているのだ。

二階王国から世耕王国に?
 一方、1人区の和歌山選挙区は保守分裂選挙の様相を呈している。自民の二階俊博元幹事長(86)の三男、二階伸康氏(47)と無所属の望月良男元有田市長(53)がしのぎを削るが、

「望月氏は今年2月、自民党県連の公募に関する投票で伸康氏に敗れ、自民党の公認候補になれなかった。その望月氏が自民党を離党し、無所属での出馬を強行したのは、世耕弘成衆議院議員(62)が全面的に支援しているからです。昨年の総選挙同様、二階元幹事長と世耕氏の“紀州戦争”が勃発しています」(前出のデスク)

 望月氏に世耕衆議院議員との関係について尋ねると、

「それ(世耕氏の後押し)がなかったら、私は出馬していません」

 と、明言。さらに、

「当選すれば参議院と衆議院で連携しながら和歌山のため、お国のため、世耕先生と一緒にやっていこうという思いです」

 当選の暁には、和歌山を二階王国から世耕王国に変えるとの宣言とも受け取れるが、ことはそう簡単には進まなそうだ。

「6月に入り、立民と維新が和歌山で選挙区調整を進めて、立民側が立候補予定者を取り下げました。二階・望月両名が共倒れとなり、維新の新人が漁夫の利を得る可能性が浮上しています」(前出のデスク)

失言について「既存マスコミの切り取り」
 保守分裂に野党共闘という要素が加わり、野党に議席が移りそうだというのだ。

 片や、野党共闘が進まず、混戦模様なのが2議席を争う京都選挙区である。自民の西田昌司参議院議員(66)と共産の倉林明子参議院議員(64)という二人の現職に、立民新人や維新新人らが挑む。

「西田氏は裏金問題に加えて沖縄のひめゆりの塔を巡る失言問題もあり、厳しい展開です。自民党調査でもかなりの接戦で、他候補者から5ポイント差まで迫られています」(前出のデスク)

 西田氏に話を聞いた。氏は失言問題直後の記者会見では、「発言は訂正、削除したい」と語っていたが、

「事実関係は自分のユーチューブなどでお話ししていますけど、既存マスコミのいわゆる切り取りというか、決め付けですよ」

 と述べ、今は反省の色が薄いようだ。返す刀で語るのは首相批判で、

「石破さんは、参院選を戦う自民党のトップである資格がないと言い続けてきました。昨年の衆院選で大負けをしたんですから、新しい総裁を選んで今回の参院選は戦うべきでした。そしたら、もっといい戦いになったと思いますよ」

 なんだか、敗者の弁めいてさえいるが、存外、西田氏にも勝機はある。

「れいわ新選組が選挙区調整を行わなかったので、今回は共産の倉林氏とれいわ新人が票を奪い合うなど、野党候補も厳しい戦いです。僅差で西田氏が逃げ切るのでは」(前出のデスク)

981OS5:2025/07/12(土) 10:19:37
https://www.dailyshincho.jp/article/2025/07120557/
持論の反ワクで須藤元気は苦しい弁明、維新をクビになった鈴木宗男を拾った大物議員の名前は… 参院選比例区の注目候補たち
国内 政治

2025年07月12日

【前後編の後編/前編からの続き】

 永田町はすっかり参議院議員選挙モードである。台風の目になるのは都議選で躍進した参政党。選挙区でも議席を獲得する勢いだという。一方、自民党に対する逆風は日に日に強さを増しており、自公過半数割れを危ぶむ声も。選挙後には嵐が吹き荒れそうである。

 ***

 前編【「田母神ガールズだった」 参政党「謎の新人」さや氏の正体 参院選注目候補らの当落予測】では、選挙区の注目候補について当落予測と共に紹介した。

 ここで比例区の注目候補者に目を転じてみよう。まずは、立民から出馬する蓮舫氏(57)である。彼女は昨年、参議院議員のバッジを捨て、都知事選に挑んだものの、165万票で次点となった石丸伸二前広島県安芸高田市長の後塵を拝し、獲得票数は128万票と3位に沈んだ。敗戦後、彼女はSNSに〈国政選挙はもう考えていない〉〈120万を超える人が「蓮舫」と書いてくれた。これで国政に戻ったら渡り鳥みたいだ〉と書き込み、国政復帰を否定していた。その舌の根の乾かぬうちの出馬である。

 立民関係者が言う。

「立民内の一部には“蓮舫アレルギー”があり、復帰を歓迎するムードはありません。最終的に野田佳彦代表(68)が押し切りましたが、反対の声は党内に依然としてくすぶっている。立民の支援組織である連合傘下の産業別労働組合(産別)の関係者らは“蓮舫氏が比例に回ったことで、産別の候補者が落選する”と危機感を募らせています」

 これには少々、解説が必要だろう。立民は前回2022年の参院選では比例当選は7議席だった。今回は6名の産別の組織内候補と立正佼成会の組織内候補1名で計7名を擁立している。参院の比例当選が今回も7議席にとどまり、蓮舫氏がその比例枠で通ると産別の候補者が当選圏外にはじき出されるというのである。

「特に19年の参院選で10万票余りしか獲得できなかった、私鉄総連の森屋隆参議院議員(58)の議席が危ぶまれています」(同)

松山千春、八角理事長の姿も
森山裕
森山裕自民党幹事長(他の写真を見る)

 蓮舫氏が東京選挙区で連続トップ当選していたのは9年以上も昔だ。都知事選では「仕分けの女王」の神通力も消え、もはや彼女が無党派層に支持されていないのが明らかになった。

「さすがに当選はするでしょうけど、下から数えた方が早い順位になると考えるのが妥当です」(前出の立民関係者)

“曇り”に近い“晴れ”といったところか。

 同じく復帰に自民党内の一部から戸惑いの声が上がっているのが、鈴木宗男前参議院議員(77)だ。

 政治部デスクが言う。

「鈴木氏は維新に所属していた23年10月、ロシアによるウクライナ侵攻で渡航中止勧告が出されているにもかかわらず、党への届け出なしにロシアを訪問したことで維新を除名処分されていた。北海道で地盤があるとはいえ、無所属で戦えば落選必至でしたが、かねて近しい関係だった森山裕自民党幹事長(80)が助け舟を出して復党と相成りました。自民の比例枠での獲得議席数次第ですが、当選は十分可能です」

 6月30日、都内ホテルで「鈴木宗男を𠮟咤激励する会」が開催された。盟友として知られる歌手の松山千春(69)や日本相撲協会の八角理事長(62)らと共に、森山幹事長もあいさつに立ち、両者の関係の深さをうかがわせたのである。

982名無しさん:2025/07/12(土) 10:19:53
反ワク騒動について須藤氏本人に聞くと……
 同じ自民党の比例候補でも前回選挙もギリギリの当選で、今回は非常に厳しいとされているのが、当選8回という参院選史上最多当選回数を誇る、御年83歳の山東昭子元参議院議長だ。当のご本人は意気軒昂で、

「私は、他の議員の方々よりも健康には気を使っておりますから。この年で、どこも悪いところがないのは珍しいと思います。政治には“これをやったからもういいんだ”ということはありません。終点はないんです」

 元総合格闘家の須藤元気前参議院議員(47)は当落線上である。山尾氏と共に国民民主の比例候補に選ばれた須藤氏だったが、「反ワクチン」を標榜した過去がSNSで問題視されて炎上。須藤氏は6月30日、記者団に「私の発言で医療従事者に大きな負担をかけた。心からおわびする」と陳謝したが、前日、本誌(「週刊新潮」)の取材に応じた際の態度はいささか異なるものだった。

「高校時代からの友達がワクチン接種後に職場で倒れて亡くなって。ワクチンの副反応のリスクについて慎重だったのは確か。反ワクとワクチン推進という二元論で語られると難しい部分があります。事実として、ワクチン接種後の健康被害が9000件あった、といいうのは(厚労省も)認めていますよね。そういったことについても、僕はちゃんと耳を傾けるスタンスでいます。僕自身は党の一員として、国民の健康を守っていきたいというスタンスなんです」(須藤氏)

 これこそ、偽らざる気持ちだろう。一方、本音とも冗談ともつかない、

「今日、笑いはあえて封印している。笑いを取ろうとしたら失言が起きる」

 という発言で出馬会見に参加した記者たちを煙に巻いたのが、社民党の比例区から突如、立候補を表明したタレントのラサール石井氏(69)である。

参院選当落予測
参院選当落予測(他の写真を見る)

「“石平はスパイ”という根拠のない誹謗中傷が」
「社民党は参院選で3人以上の当選か、全国で得票率2%を達成できないと公選法上の政党要件を失う崖っぷちの状況です。そんな中、現職の当選が危ぶまれていたため、“救世主”を求めて、著名タレントである石井氏に白羽の矢を立てた。もっとも、失言で炎上でもしようものなら、議席獲得など夢のまた夢でしょう」(前出のデスク)

 炎上といえば、評論家の石平(せきへい)氏(63)だ。2月に維新からの出馬を表明したものの、中国出身の帰化1世という出自がSNSで攻撃されて出馬を一度、断念したのである。出馬再表明に至るまでの経緯を石平氏本人はこう語る。

「当時、ネット上では“石平はスパイだ”など根拠のない、すさまじい誹謗中傷が起きました。一時、家族もパニック状態に陥ってしまって……。あれから4カ月がたち、だいぶ落ち着いたところです」

 続けて、出馬の意義をこう強調する。

「誹謗中傷に負けて出馬を取りやめることは、民主主義の敗北につながります。それに、古代から多数の渡来人が来日して日本人になっています。日本の朝廷は渡来人を差別せず、寛容に快く受け入れてきました。彼らは政治や外交にも深くかかわり、国家に大きく貢献しています。そうした歴史を踏まえて、帰化人1世の私も日本のためにできることがあると確信できた。熟考した結果、やはり出馬しようともう一度、決意したのです」

「自公で過半数を維持できない恐れはかなりある」
 最後に元自民党本部事務局長で選挙・政治アドバイザーの久米晃氏に全体の見通しを聞いた。

「過去の例を見ても、都議選の結果は参院選にそのまま反映されるでしょう。自民党は32ある1人区で取れるのは、今のままではせいぜい10議席がいいところ。全体で35議席前後しか取れないでしょう。一方、公明党も都議選で4年前より10万票も落としています。自公で過半数を維持できない恐れはかなりあります」

 少数政権ながら存続してきた、石破政権の命脈が尽きる日も近いか。

983OS5:2025/07/12(土) 10:21:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/a2753237b4c2b9b53f68a7640aec54f5b7ccf354
立民と国民激しく競合で連合神奈川が正念場 野党結集は「ダブル当選」が鍵 連合芳野会長は街頭演説はしごで激励
7/11(金) 22:21配信
カナロコ by 神奈川新聞
県内入りし、立憲民主党と国民民主党の推薦候補をそれぞれ応援する連合の芳野会長=11日、JR川崎駅西口

 20日投開票の参院選に向け、県内最大の労働団体「連合神奈川」が正念場を迎えている。神奈川選挙区では、源流を同じくする立憲民主党と国民民主党の公認候補をそれぞれ推薦したが、両候補は激しく競合。連合は与党の過半数割れを目指して政権交代を担う野党勢力の結集を呼びかけており、全国屈指の大票田である神奈川で“ダブル当選”できるかどうかが今後の鍵を握る。

 「昨年の衆院選で与党が過半数割れし、国会の景色が変わった。参院選でも野党が議席を取れば与野党は逆転できる。とってもとっても大事な選挙だ」

 選挙期間の折り返しを迎えた11日夕。連合の芳野友子会長はJR川崎駅の東口と西口でそれぞれ行われた立民と国民の街頭演説にはしごをして激励し、各候補の必勝を誓った。

 連合は1989年、民間と官公の労組が大同団結して発足。支持政党としていた民主党の分裂後、参院選では2回前の2019年から立民は官公系、国民は民間系の労組が主に支援する「股裂き」状態が続く。

 立民現職は6月に「支持」から「推薦」に格上げされたばかりで「労組による支援の動きがその分だけ遅れている」(連合神奈川幹部)。一方、昨年11月に推薦を決めた国民新人は「知名度がいまひとつ」(同)で、後半戦に向けて交流サイト(SNS)活用を強化するなど、さらなる浸透を図る。

神奈川新聞社

984OS5:2025/07/12(土) 10:22:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/e67b50df7fb64fc51276bc2ac4a3e2796e39de3a
父は自民重鎮、政治信条は継ぐが「自民には戻らない」――大物投入し「自民ドミノ」を狙う立民に、幹事長のお膝元で負けられない自民は「保守王国死守」へ必死〈参院選かごしま〉
7/11(金) 11:13配信
南日本新聞
参院選が公示され、出陣式で気勢を上げる支持者ら=3日、鹿児島市

 20日の参院選投開票まで残り9日に迫った。鹿児島選挙区(改選数1)は、立憲民主党が推薦する無所属新人尾辻朋実氏(44)と、自民党公認の元職園田修光氏(68)の事実上の与野党対決を軸に展開している。尾辻陣営は自民現職の父秀久氏の知名度を生かし、幅広く票を得ようと奔走。序盤情勢で「追う立場」とされた園田陣営は組織の引き締めを急いでいる。両陣営とも党幹部らの応援が相次ぎ、論戦は激しさを増している。

 「鹿児島から自民を倒すドミノ倒しを起こしたい」。4日、鹿児島市入りした立民の野田佳彦代表が声を張った。公約に掲げる時限的な食料品消費税0%について「われわれは財源をしっかり示している。責任ある減税だ」と主張した。

 共同通信が3、4の両日実施した電話情勢調査で尾辻氏は「やや先行」と伝えられた。公示5日前に共産党が候補擁立を取り下げ「一本化」が実現。物価高や政治とカネ問題による自民への不満が高まる中、幅広く浸透していることをうかがわせる。ただ陣営関係者は「自民の組織力は並大抵ではない」と手綱を緩めない。立民も海江田万里氏や枝野幸男氏ら大物弁士を次々送り込み援護する。

 自民公認候補の公募に漏れた後、立民に入党した尾辻氏は「自民に戻る気持ちはない」と明言。自民重鎮の父を前面に出し、「秀久のむすめ」と書いたたすきも使う。政治信条は「虫の目」を引き継いだ。野田氏に続いてマイクを握り、こう訴えた。「私を信じ、育てて使ってください。6年間必死で働くと約束します」

□ ■ □

 「保守王国」の鹿児島で1998年から議席を守る自民は、必死の様相だ。

 7日、県内3カ所で演説した党総裁の石破茂首相は、野党の消費税減税政策に「政治家が人が喜ぶことばかり言えば国は滅びる。防災や社会保障、子育てを支えるお金をどこから出すのか」と語気を強めた。

 9、10日は森山裕幹事長も地元入り。自民県連は選対会議や友好団体を集めた会合を相次ぎ開き、比例候補との連携強化や期日前投票の徹底を図ることを確認した。一方、出席した複数の関係者からは「組織の末端まで浸透し切れていない」との声も漏れる。

 ここに来て、園田氏や支援者らが尾辻氏を批判する場面も目立つ。出陣式で塩田康一知事は「こっちがだめならあっちとか、猫の目のようにコロコロ変わる」と尾辻氏を念頭にしたとみられる発言をした。園田氏は8日の演説で「秀久氏は自民党で社会保障を一緒にやってきた仲間だ」とし「相手がどうこうとは言いたくないが、党の政策が間違っていたのだろうか」と尾辻氏の姿勢に疑問を呈した。

□ ■ □

 医師で新人の牧野俊一氏(39)を擁立した参政党も、全国から注目される鹿児島選挙区に幹部らを送る。6日は吉川里奈衆院議員が鹿児島市で演説。「自民は消費税減税しないからだめ。自民の公認をもらえず立民から応援してもらうのもおかしい」と園田、尾辻両氏を断じ、「牧野氏という選択肢がある。選択的夫婦別姓は絶対止めないといけない」とした。12日は神谷宗幣代表も来鹿予定。

 NHK党新人の山本貴平氏(50)は、過度な外国人材の受け入れ反対を主張している。

南日本新聞 | 鹿児島

985OS5:2025/07/12(土) 10:25:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/40fe7c53430d88bc6595b8cae4e15d8820e11ce8
自民「ポスト石破」候補が応援奔走 票掘り起こし目指す 今後を見据え支持固めの狙いも?
7/11(金) 17:50配信

産経新聞
20日投開票の参院選では、昨年の自民党総裁選で石破茂首相(党総裁)に敗れた「ポスト石破」候補も応援に駆け巡っている。1人区を中心に自民の苦戦が伝えられる中、知名度を生かして票の掘り起こしを目指す。ただ、目標である非改選を含む与党過半数議席を割れば首相の責任論が噴出する可能性もあり、今後を見据えて党内の支持固めにつなげたい狙いもありそうだ。

■危機感あらわ

9日、千葉市内で自民現職の応援に駆け付けた小林鷹之元経済安全保障担当相は「衆院が過半数を割っている中、今回の参院選は政権選択選挙と言っても過言ではない」と危機感をあらわにした。

小林氏は選挙期間中、ほぼ毎日、全国各地の自民公認候補の応援に飛び回っている。党内保守派として、たびたび首相の政権運営に苦言を呈するなど首相と距離を置いており、内閣支持率が低迷する現状では「首相よりも応援に来てほしい」(自民関係者)との声もある。

高い知名度を誇る小泉進次郎農林水産相も各地で引っ張りだこだ。総裁選で自身を支援しなかった候補の応援にも駆けつけ、党勢回復に汗をかく。6日には青森県内で自民現職の応援に入り、「この混迷した時代に、野党に任せるわけにはいかない」と訴えた。

決選投票の末、首相に敗れた高市早苗前経済安保担当相も、勝敗を左右する1人区や旧安倍派の現職を中心に全国を回る。小林氏同様、保守層から人気があり、集客力もある高市氏の下には多数の応援依頼が寄せられている。

■都内にとどまる官房長官

一方、林芳正官房長官は東京都内での応援にとどまる。官邸では首相か官房長官のいずれかが都内に滞在するのが慣例で、全国で応援演説を行う首相に代わり危機管理を担うためだ。3日に鹿児島・悪石島で震度6弱を観測する地震が発生した際は官邸に入り、情報収集などの指揮に当たった。

茂木敏充前幹事長は地元・栃木選挙区の自民現職の選対本部長として陣頭指揮をとり、序盤は地元を中心に街頭演説を重ねている。加藤勝信財務相や上川陽子前外相も応援に奔走している。河野太郎前デジタル相は天皇、皇后両陛下のモンゴルご訪問に首席随員として同行している。参院選はこれまでのところ自民、公明両党が目標を達成できるか微妙な状況だ。首相に批判的な中堅は「過半数を割れば当然アウト。首相の責任という話になる」との見方を示した。(永井大輔、今仲信博)

986OS5:2025/07/12(土) 10:32:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/3f5edd8ad7893befbea235be62a9328773fa9a48
「第三極の雄」はどっちだ 維新VS国民民主、かつては連携模索も深まる確執 参政も猛追
7/11(金) 21:25配信


産経新聞
街頭演説に臨む国民民主党の玉木雄一郎代表=11日午後、東京都渋谷区のJR渋谷駅前(永原慎吾撮影)

参院選(20日投開票)は、「第三極の雄」の座をめぐり、しのぎを削ってきた日本維新の会と国民民主党の決戦でもある。政策が似通い、連携を模索したこともあったが、国民民主から離党した前原誠司氏(現維新共同代表)が維新に合流したことや、昨年の衆院選で維新が議席を減らす一方、国民民主が躍進して明暗を分けたことで亀裂が生じた。参院選で無党派層や現役世代の支持を奪い合う両党だが、参政党の猛追を受ける点も共通する。


■現役世代の負担軽減を重視

「私たちがやりたいのは現役世代や若い人を徹底的に応援することだ。所得税を払っている人の努力にきちんと報いるような制度に変えていきたい」

11日午後、国民民主の玉木雄一郎代表は大勢の若者が行き交う東京・渋谷のスクランブル交差点前でこう声を張り上げた。

これに先立つ10日夕、維新の吉村洋文代表(大阪府知事)の姿は東京・丸の内のJR東京駅前にあった。往来が絶えないサラリーマンに向け、「社会保険料は下げられないと思っているだろうが、これは制度なので下げられる。おかしいところを変えていかないと負担はどんどん増えていく」と呼びかけた。

参院選で維新は社会保険料改革、国民民主は所得税が発生する「年収の壁」の178万円までの引き上げをそれぞれ看板政策に掲げる。いずれも現役世代の負担軽減を重視した取り組みだ。両党は他にも憲法改正や現実的な安全保障を訴えるなど政策の共通点が少なくない。かつては国会議員に月額100万円支給される調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)の改革に向けて歩調を合わせたこともあった。

■前原氏の維新合流で亀裂

維新と国民民主の関係に亀裂が生じたのは、与党との距離感で玉木氏らと確執を深めた末、国民民主を離党した前原氏が昨年10月に維新に合流したことが大きい。さらに、衆院選後、躍進した国民民主が参院選で維新が求める予備選などに応じず、独自路線を強めたことで決定的となった。

維新と国民民主の不協和音に、与党もつけこんだ。先の通常国会では与党が令和7年度予算成立に向け、維新の高校授業料無償化と国民民主の年収の壁の引き上げを「両てんびん」にかけ、お互いの疑心暗鬼は一層増幅した。

「中途半端な案で自民と握る(妥結する)のであれば、(年収の壁引き上げの)邪魔をした責任は維新にもある」

国民民主の榛葉賀津也幹事長がこう牽制(けんせい)したのに対し、吉村氏は「他党のせいにするのはやめた方が良い」と反論した。

参院選は維新と国民民主が無党派層や現役世代の票を奪い合うが、割って入るように急伸しているのが参政だ。東京選挙区(改選数6、欠員補充1)や大阪選挙区(改選数4)では両党が参政と議席を激しく奪い合う構図となってきた。選挙前、参政が重視する外国人問題に関し維新と国民民主が相次いで公約を打ち出したのも参政への危機感の表れに他ならない。

玉木氏が「若い世代は自分たちに期待してくれている」と周囲に力を込めれば、吉村氏も「本当に大切だと思うことを信じて頑張る」と周辺に強調する。

キャスチングボートをかけた第三極の決戦は選挙戦最終盤に向けて一層熱を帯びる。(永原慎吾)

987OS5:2025/07/12(土) 17:27:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/63b941f6c057fbb1e22e65f150a33d7b368f1889参院選で万博は争点化せず 維新はピリピリ「ご法度」通知 会場熱気と裏腹に冷めた選挙戦
7/12(土) 16:28配信


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産経新聞
多くの来場者でにぎわう万博会場=12日、大阪市此花区(恵守乾撮影)

参院選は大阪・関西万博会期中の20日に投開票が行われる。ご当地の大阪選挙区(改選数4)の論戦をみると、来場者でにぎわう万博会場の熱気とは裏腹に、一部野党を除く各陣営は万博の争点化を避け、政局に持ち込まない冷めた選挙戦を展開している。

【ひと目でわかる】ハッシュタグ急増 万博はSNSをきっかけに急激に盛り上がりをみせている

13日に開幕から3カ月を迎える万博。入場券の販売枚数は1554万枚(4日時点)で、運営費の損益分岐点となる1800万枚が視野に入る。

日本維新の会の吉村洋文代表は公示の3日、大阪市内の第一声で「夢洲(ゆめしま)で万博を開催し、にぎわっている。皆さんに支えられ、何とか実現できた」と語りかけた。

万博は、維新創設者で大阪府知事を務めた松井一郎氏が、安倍晋三首相(当時)や菅義偉(すがよしひで)官房長官(同)に誘致するよう働きかけ、実現した経緯がある。

かねて吉村氏は「万博は国家事業」「政局ではない」とし、政権与党との連携の重要性を強調。大阪以外の演説でも、万博については来場を呼びかけるぐらいだ。

選挙戦で万博を維新の手柄とアピールすれば批判を招きかねず、維新陣営の関係者は「万博はまだ開催中。実績といえるようなものではない」とする。党内でも維新カラーの黄緑色の服装で万博会場に出入りしないことなどが通知されている。

公示日の3日は、万博においては開催国日本のナショナルデー(ジャパンデー)にあたり、石破茂首相(自民党総裁)が会場で挙行された式典に出席した。ただ会場付近などで演説することはなく、他の党幹部も万博開催を実績としてアピールする場面は見られない。

ある自民陣営の関係者は、万博を推進したのは維新のイメージが強いとして「万博をどう訴えるかは陣営で議論すらしていない」。開幕前に万博の課題を追及してきた公明党関係者も「政治利用は控えたい」と話す。

一方、選挙戦でも政府や維新に対する批判を展開するのが、共産党の陣営だ。万博の誘致は、会場隣接地で令和12年秋に開業を予定する、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)のインフラ整備が目的だと主張。ギャンブル依存症患者の増加などを懸念し「人の不幸の上に富を築くカジノを止めよう」と訴える。

れいわ新選組は元大阪府職員の大石晃子共同代表が万博開幕日の4月13日、会場周辺で中止を訴えるデモを敢行した。今月11日に大阪市内で演説した山本太郎代表は、大阪の景気に触れ「そんな(万博を楽しむ)余裕もないぐらい苦しんでいる」と声を張り上げた。

国民民主党は万博に触れない。府連幹部はこうつぶやいた。「風は維新にしか吹かない」

988OS5:2025/07/12(土) 19:38:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/34be231d17cd38a2405065a004eae9568b827e46
働く女性増加が少子化一因と主張 参政代表、「多様化に逆行」懸念
7/12(土) 15:59配信

共同通信
少子化を巡る参政党・神谷宗幣代表の主な発言

 参政党の神谷宗幣代表が参院選の街頭演説で、日本の少子化は働く女性が増えたことが一因だとする主張を展開している。世界的に少子化の流れは避けられないが、女性の社会進出が育児しやすい環境づくりを促した国もある。日本でも定着しつつある働き方の多様化に水を差しかねない主張だと懸念の声が上がる。

 神谷氏は3日、東京・銀座での演説で「女性の社会進出は良いことだけど、子どもを産めるのは若い女性しかない」と言及。働く若い女性が増えたことで少子化が進んだとし「男女共同参画は間違えていた」と言い切った。政府の男女共同参画基本計画が念頭にあるとみられ、群馬県高崎市での演説でも「やり方を変えよう」と訴えた。

 神谷氏が言うように、女性の社会進出が進むと少子化は加速するのか。

 家族社会学が専門の筒井淳也・立命館大教授は「少子化は世界的な流れだ」と認める。経済協力開発機構(OECD)の加盟国を対象にした調査では、確かに半世紀前は女性の労働参加率が上がるほど出生率が下がる国の方が多かった。

 ところが30年ほど前から米国や英国、北欧諸国でこうした関係に変化が見られるようになった。仕事と出産・子育てを両立できる環境を、政府や企業が整備したことが理由だった。

989OS5:2025/07/12(土) 19:40:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/46a01f060a8ae1a411b757030e3efa33fbcc45ef
維新、参院選埋没に焦り 社会保険料改革で独自色狙う
7/12(土) 16:08配信
共同通信
街頭演説する日本維新の会の吉村代表=12日午後、東京都武蔵野市

 日本維新の会が焦りを募らせている。昨年の衆院選で敗北。参院選を党勢回復への好機とする考えだったが、政党支持率が低迷を続けているためだ。党内からは「土俵際の厳しい段階」(岩谷良平幹事長)との声が上がる。選挙戦では埋没を回避しようと、社会保険料を引き下げる改革を訴え、独自色の発揮を狙う。

 「社会保険料はこれからも増えていく。皆さんの子どもや孫はもっとしんどい思いをする。僕は問題を先送りする政治が嫌いだ」。吉村洋文代表は12日、東京都内の街頭演説で強調した。幹部の一人は「高齢者層の支持離れを懸念し、党内に賛否両論はあった。ただ党勢が上向かないことへの危機感が勝った」と打ち出しの背景を解説する。

 維新は2023年4月の統一地方選で躍進。同月の衆院和歌山1区補欠選挙でも公認候補が勝利し、同年6月の共同通信世論調査では、支持率が全政党で2位の13.6%に上った。だが、その後は不祥事や大阪・関西万博への批判が「上げ潮ムード」に水を差し、昨年の衆院選では議席を減らした。今年6月の東京都議選では全員落選した。

990OS5:2025/07/12(土) 20:08:23
https://www.tokyo-np.co.jp/article/418171
「崖っぷち」の社民党 かつての最大野党が政党でなくなる危機 取材で聞こえた有権者の声は…
2025年7月6日 12時00分
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7月20日投開票の参院選で、社民党が「崖っぷち」に立たされている。55年体制下で自民党に対峙(たいじ)する野党第1党の流れをくみ、政権与党も担った老舗「護憲」政党だが、近年は厳しい選挙戦を強いられてきた。
なぜ、投票先として選ばれなくなってしまったのか。街頭で候補者、有権者を取材して探った。(松島京太)


◆「どういう政党か知らない」
参院選が公示された7月3日午前、新宿駅南口。れいわ新選組の第一声演説を聞き終わった聴衆は足早に散り始めた。
参院選が公示され、候補者らの街頭演説を聞く人たち=7月3日、東京都新宿区で(潟沼義樹撮影)

そのすぐ隣では、社民党の演説が始まろうとしていたにもかかわらずだ。社民党とれいわ新選組はリベラルな考え方としては近いように見える政党だが…。
れいわ新選組の山本太郎代表と写真を撮った後にその場を去ろうとしていた東京都多摩市のミュージシャン朝比真理さん(36)に声をかけると、こんな言葉が返ってきた。
「私はれいわさんの言っていることに異論がないから、もう他の政党の話はいいかなって」
朝比さんが政治に関心を持ち始めたのは半年ほど前から。経済アナリストの森永卓郎さん=今年1月に67歳で死去=が政府の財政均衡主義を批判した本「ザイム真理教」をきっかけに、ユーチューブで政治系の動画を見始めるようになった。
選挙戦初日に写真撮影に応じる社民党の福島瑞穂党首(中)とラサール石井氏(右)=7月3日、東京都新宿区で(松島京太撮影)

森永さんとインターネット掲示板「2ちゃんねる」創設者のひろゆき(西村博之)さんの対談動画で、れいわ新選組への興味が湧き、応援を始めたという。
「社民党はネット上で見かけないからどういう政党なのか知らない。討論会でも見ないし」と朝比さん。投票先として迷っていたのは参政党だったが、「演説を聞いたら排外主義の色が強すぎたからやめた」。
◆1989年の参院選では「山が動いた」
「今回の参院選、社民党は生き残りをかけた戦いだ」。社民党の福島瑞穂党首は、新宿駅南口で聴衆に訴えた。
現在、社民党は国会議員が3人(1人は参院選に立候補)。今回の参院選での得票率が2%を下回った場合、公職選挙法上の政党要件を失う。

991OS5:2025/07/12(土) 21:08:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/a5c9b5220aa79e8adc957b9ccc40ae1b3a9798f9
参院選、終盤戦へ 福岡、参政の急伸で構図に変化 他陣営は警戒
7/12(土) 20:14配信


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毎日新聞
参政党本部=東京都港区で2025年7月、春増翔太撮影

 参院選(20日投開票)は12日、公示後2度目の週末を迎えた。13日の最後の日曜日を経て選挙戦は終盤にさしかかるが、選挙区によっては存在感を高める参政党の影響で、構図に変化が起きている。既成政党の候補者らは情勢の行方に神経をとがらせながら、支持固めに躍起になっている。

 「陰謀論だ、差別だなどともう言われ慣れちゃった。我々はブレない。ぜひ皆さん協力してください」

 福岡市中央区の警固(けご)公園で12日夕、福岡選挙区(改選数3)の参政新人、中田優子氏(35)の応援に駆けつけた神谷宗幣代表が訴えた。公園には大勢の聴衆が集まり、大きな拍手が湧いた。北九州市の男性(24)は「日本人を大切にしてくれる政策を考えてくれている」と共感していた。

 参政は「日本人ファースト」を掲げ、外国人の流入や権利を制限するなど保守色の強い政策を打ち出す。2020年の結党だが、全国に287の支部があり組織的に活動を展開。6月の東京都議選前には、第二次世界大戦の特攻隊員らを描いたポスターを全国で張り、中田陣営の男性は「党の認知度を上げた」と胸を張る。中田氏も県内各地で街頭に立って支持を訴える。

 福岡選挙区は改選数が1増して3となった16年以降、自民党、公明党、立憲民主党(旧民進党)が議席を分け合ってきた。昨秋の衆院選で伸長した国民民主党が加わり「3議席目」を巡る争いは激化したが、さらに参政が急伸しているとの報道各社の序盤情勢が伝わり、各陣営は警戒を強める。

 やはり上昇気流に乗る国民民主は、新人の川元健一氏(45)を押し上げるため、公示後も玉木雄一郎代表、榛葉賀津也幹事長が立て続けに福岡入り。川元氏は、8日には玉木氏と動画投稿サイト「ユーチューブ」配信でコラボし、知名度アップを狙う。陣営幹部は「躍進した昨秋の衆院選の終盤の感覚が今回は序盤から続いている」と強気だ。

 一方、前回22年選挙で3位通過だった公明にとっては厳しい戦いだ。選挙区での得票数は、16年約47万票▽19年約40万票▽22年約35万票――と回を重ねるごとに減少している。

 支持母体・創価学会の学会員の高齢化などに伴う組織力低下も指摘され、現職の下野六太氏(61)陣営は焦りを隠さない。12日には、自民の小泉進次郎農相も駆けつけ、自公の実績を強調。党県本部所属の地方議員129人を総動員して、徹底した組織戦を展開する。

 「大逆風の選挙となりました。全国紙のある世論調査で熊本は拮抗(きっこう)している」

 10日、熊本県芦北町の道の駅であった熊本選挙区(改選数1)の自民現職、馬場成志氏(60)の街頭演説会。応援弁士の元総務相、金子恭之衆院議員が危機感をにじませ訴えた。

 熊本は自民が昨秋の衆院選で県内全4小選挙区を制し、他党の比例復活さえ許さなかった「保守王国」。数多くの地方議員や業界団体が結束する強固な組織は、党本部から「自民党再生のお手本」(小野寺五典政調会長)とも評された。しかし今回、立憲候補に肉薄を許す状況になっている。

 ここでも異変をもたらすのは参政だ。新人の山口誠太郎氏(36)が急速に支持を拡大。参政県連幹部は「保守王国だけに訴えが響いている」と手応えを語る。一方、自民の選対幹部は「特に夫婦別姓問題で党の煮え切らない態度に支援者の不満の声が強かった。どこまで参政に流れるのか」と苦々しい表情を浮かべる。

 自民と参政の保守票奪い合いは、立憲新人の鎌田聡氏(60)にとっては好都合だ。5月にまでずれ込んだ出馬表明の遅れから急浮上する形となり、陣営は「追いつき追い越せが現実になってきた」と勢いづく。ただ今後の影響は読み切れないのが本音だ。陣営幹部は「参政が自民票だけを削るならいいが、(県レベルで共闘する)国民民主の票なども奪われている。最後まで油断できない」と気を引き締めた。【宗岡敬介、池田真由香、井土映美、中村敦茂】

 ◇福岡選挙区=改選数3

冨永正博47 諸新

中田優子35 参新

村上成俊54 諸新

野田国義67 立現

川元健一45 国新

下野六太61 公現

伊藤博文56 維新

森健太郎47 保新

沖園理恵50 れ新

那須敬子65 社新

古川あおい34 諸新

松山政司66 自現

山口湧人35 共新

(届け出順)

 ◇熊本選挙区=改選数1

立花勝樹57 諸新

馬場成志60 自現

山口誠太郎36 参新

鎌田聡60 立新

(届け出順)

992OS5:2025/07/12(土) 22:12:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/157102a8739eaa49dcb2d545605d4a9f6fff81eb
合区から10年「急場しのぎの制度」定着か 徳島・高知でも候補者語らず、薄れる問題意識
7/12(土) 22:00配信

産経新聞
参院選(20日投開票)は12日、2度目の週末を迎えた。各党党首は全国各地で街頭演説などに臨み、選挙戦が残り1週間となる中、懸命に支持拡大を呼び掛けた。石破茂首相(自民党総裁)は高知県入りし、自民新人の集会で演説した。高知県は平成28年の参院選から徳島県と「合区」の選挙区となっている。東西に直線距離で約250キロも延びる広大な選挙区で熾烈(しれつ)な争いが繰り広げられている。

参院選の「一票の格差」是正を目的に選挙区を統合する合区制度を盛り込んだ改正公職選挙法は10年前に成立した。鳥取・島根、徳島・高知での選挙戦は今回で4回目を数えるが、投票率低下や地域から候補者を送り出せない不公平感などが課題として指摘される。

■首相も「どんなに大変かわかっている」

「合区選挙がどんなに大変かは、私自身よくわかっている」

12日、首相は高知県南国市でマイクを握った。首相の地元・鳥取も合区の対象県で合区解消は思い入れのあるテーマだ。だが、この日は自民劣勢を巻き返すべく、対立軸にはならない合区問題そのものには触れず、選挙区で競り合う野党系無所属現職を意識した外交・安全保障の話題や得意の地元ネタに終始した。

今回の徳島・高知選挙区で立候補しているのは与野党や無所属の計4人だ。ただ、いずれも高知県出身者か高知県内を地盤とした候補者で、全員が徳島県とのゆかりは薄い。そのため、徳島では「盛り上がりに欠けている」(自民の地方議員)という。合区解消が地域の重要テーマにもかかわらず、12日に自民新人が徳島県内で行った演説でも合区解消は取り上げられなかった。

「『いつかはまた別の選挙区に移るのなら、応援しなくていい』と思われる」。自民関係者は選挙戦で合区解消を訴えない理由をこう解説する。合区解消は与野党の争点にならないため、「票にならない」(別の自民関係者)とされ、優先順位は低くなっている。実際に自民だけではなく対抗馬の無所属現職も街頭演説で合区解消への言及は控えめだ。参院選が公示された3日の各候補の第一声では4人とも合区解消には言及しなかった。

■人口減少で合区対象の可能性も

一つの選挙区で議員1人に対し有権者が投じる一票の重みに差が生じる「一票の格差」。人口が密集する都市では1票が持つ価値は薄まり、対して過疎の地域では1票の影響力が増す。これを今後も合区という方法で是正しようとすれば、地方の人口減少次第では近い将来、福井や山梨、佐賀の各県なども合区の対象となる可能性がある。現在の4県のように偶然隣接した自治体ばかりではない。

ただ徳島と高知を例にとっても、隣県とはいえ地理的には四国山地に隔てられ、両県の中心地の間を最短時間で移動するには自動車で一度、愛媛県を経由しなければならない。「机上の議論では分からない」(自民の地方議員)難しさがある。

自民は合区解消を憲法改正4項目の一つに挙げる。ただ、「憲法改正のハードルの高さを考えると、参院の合区解消は法改正で対応する方がいい」との意見もある。法改正の検討は国会の議論でも、自民や立憲民主党は選挙区選出議員には「地域代表」の役割があり、歴史や文化の観点からも選挙区は都道府県を単位とすることを重視する意見を主張している。

だが、合区制度見直しの議論は遅々として進んでいない。現状に、合区対象県選出の自民の国会議員はこうつぶやく。

「みんな自分に関係ないから議論にならないんだ。急場しのぎの制度が、何となく定着してしまう」(末崎慎太郎)

993OS5:2025/07/13(日) 21:29:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/217360f8f1c41507fca52a663e5ebee667b951fa
【参院選】みんなバラバラ『保守王国の混迷』 和歌山を見れば全国の課題が浮き彫りに
7/13(日) 8:00配信

読売テレビ
読売テレビニュース

 参院選和歌山選挙区は史上最多7人が立候補しています。『保守王国』といわれた地で与党・野党に起きる異変は、全国が抱える課題を浮き彫りにしています。有権者の多くが「悩む」であろう今回の選挙を『読売テレビ』髙橋克哉解説デスクが解説します。

【動画で見る】参院選2025〜1つのイスを7人で争う和歌山 衆院選につづく保守分裂の激戦! 野党の漁夫の利もあるか? 自民・鶴保参院議員の失言の影響は?

■1人区和歌山に新人7人 保守分裂で競り合う展開
読売テレビニュース

 和歌山選挙区は改選1で、1議席を新人7人が争う構図です。和歌山で今起きていることを見ていくと全国の課題が浮き彫りになってきます。

 読売テレビと読売新聞が7月3〜4日に行った情勢調査では、無所属新人の望月良男候補(53)と自民新人の二階伸康候補(47)が競り合っている状況です。ここに維新新人の浦平美博候補(53)と参政新人の林元政子候補(51)が追い上げている構図で、共産新人の前久候補(69)、N党新人の本間奈々候補(56)、無所属新人の末吉亜矢候補(54)がその後を追う展開になっています。

読売テレビニュース

 和歌山選挙区は2つ大きな特徴があります。1つ目が「自民党保守分裂の第2ラウンド」です。自民・二階候補は二階俊博元幹事長の息子で、望月候補は元々和歌山県有田市の市長をされていた方です。どちらかというと元自民の世耕氏との関係が深い方という風に言われています。

 今回の自民の候補者は和歌山県連が公募し、望月候補と二階候補の2人が応募した結果、二階候補に決まったんです。ただ、そこから漏れてしまった望月候補が自民党を離党して無所属で出馬し「保守分裂」という状況になりました。

■「保守分裂」の2候補 売りは"即戦力?"
読売テレビニュース

 二階候補は二階元幹事長の秘書を長年務めてきました。一方の望月候補は地方自治の立場で首長をやってきた経験があります。「即戦力?」と書きましたが、2人とも新人候補なので"本当に即戦力かどうか"は今後、有権者の方々が見ていくことになると思います。

 ただ、ここに来て8日にこんな発言がありました。今回は非改選の自民・鶴保参院議員が応援集会の中で「運のいいことに能登で地震があった」と発言。本人は謝罪・撤回していますが、二階候補も望月候補も元々は自民党です。有利に展開している2人にどのような影響が出てくるのかで、また変わってくる要因かと思います。
■野党チャンスなのに"馬群"に沈むかも
読売テレビニュース

 次に野党です。野党は維新・共産・参政・N党・無所属の方が立候補しています。本来であれば自民系が流動化してくると、野党にもチャンスがあるんじゃないかという風に思いますが、どうもそうはなっていないという現状があります。その要因は「応援しづらい異色のタッグ」です。

 今回の和歌山選挙区の特徴2つ目は「立憲と維新で候補者調整を行った」ということです。これは他の選挙区、全国の1人区では大体立憲と共産で候補者調整を行っていて、一本化することによって事実上の与野党の“一騎打ち”という形になるんですが、和歌山は立憲と維新で候補者調整をやった結果、立憲が元々出馬要請していた方が下りて、維新に一本化されました。

 ただ、やっぱり維新となると、なかなか立憲や共産と国家観や外交・安全保障、憲法改正をどうするのかで合わないところがあるので、どうしても共産は出ざるを得ず、しかも一本化したはずの立憲の和歌山県連代表が会見の場で「協力を求められても支援者が納得できない」と話していて、なかなか維新に支援が行きにくい状況になっています。そうなると、元々和歌山で野党を支持していた票の行き場がどこに行っていいか分からず、漂流しているような状況になっているということなんです。

994名無しさん:2025/07/13(日) 21:29:58

■立憲と維新での候補者調整は珍しい?
読売テレビニュース

 和歌山以外ですと岐阜県で立憲と維新の候補者調整が行われました。岐阜は逆のパターンで、維新が候補者を取り下げて立憲が立てる形になりましたが、やはり与野党の一本化はできていないということなんです。ただ、共産候補が出てくると、やはり外交・安全保障、憲法などでどうしても違うところが出てくるので、本来ならば「非自公」という枠組みの中でここをきちんとまとめなければならないところなんですが、今回はそこまでいきませんでした。野党側が「大きな目標に向けた小さな一歩」とみるのかどうか、意見が分かれてくると思います。

読売テレビニュース

 最終的にこの構図は選挙後も同じ構図を抱えて野党側は迷ってくることになると思うので、全国的な課題が和歌山で浮き彫りになっているんだなと思うんです。

 今、選挙戦の情勢を見ていると、自公で過半数を取れるかどうかが大きな焦点になっていますが、仮に自公で過半数が取れなかった場合も「じゃあ非自公の政権の枠組みがどうなるのか?」というところが問題になってきます。やはり"一本化できずに馬群に沈む"という問題を野党側がどう整理をつけるかも問われているんじゃないかなと思います。

(読売テレビ「かんさい情報ネットten.」7月10日放送)

995OS5:2025/07/13(日) 21:41:35
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/647602
[参議院選挙2025]組織票か信者の意思か…県内宗教団体、スタンスに変化も
創価学会、立正佼成会、旧統一教会
2025/7/11 11:00

 20日投開票の参院選で、県内の宗教団体の支持動向にも注目が集まる。新潟選挙区(改選数1)でし烈な戦いを繰り広げる参政党新人の平井恵里子氏(46)、自民党新人の中村真衣氏(46)、立憲民主党現職の打越さく良(ら)氏(57)に対し、宗教団体はどのようなスタンスで臨むのか。創価学会、立正佼成会、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の動きを探った。

▽自民候補の支援に注力 創価学会

 公明党最大の支持母体・創価学会は、県内で約10万世帯の会員がいるとされる。新潟選挙区では、公明が推薦する自民の中村氏の支援に注力。会員が日々、会員以外の知人への電話や面会を通じ、支持拡大を図っている。

 選挙運動の主軸を担う創価学会女性部は、金銭問題などのスキャンダルに厳しいといわれる。自民の「政治とカネ」問題が批判された2024年の衆院選は「小選挙区で自民候補を推すことに疑問の声があった」(県内関係者)。今回の候補は女性の新人で若いことから、関係者は「女性部の評判は良い」と明かす。

 参院選の前哨戦に位置付けられた6月の都議選で公明は自民とともに惨敗。創価学会員の高齢化による運動量の低下が指摘されている。県内の学会幹部は「都議選の雪辱を果たす思いで踏ん張っていきたい」と話した。

▽選対加わらず会員判断 立正佼成会

 立正佼成会は県内にある全10教会で立民の打越氏を推薦する。4月中旬の幹部らによる委員会で打越氏とオンラインで面談し、平和主義などの観点から推薦を決めた。近年は野党系候補を推すことが多い佼成会だが特定政党ではなく、あくまで人物像や考え方を基準に判断しているという。

 佼成会の県内会員数は約4万世帯とされる。打越氏の推薦が決まった後は、教会ごとに打越氏を招いた国政報告会を開くなどした。

 ただ、打越氏に投票するか否かは会員の判断に委ねるスタンスだ。かつては候補者の選対に加わり支持を広げる運動を担ってきたが、今回は佼成会として街頭演説への動員がけなど積極的な活動はしないという。

 佼成会の山川貴代新潟支教区長は「組織票ではなく、今は信者一人一人がいろいろな意見を聞き、投票先を決める姿勢を徹底している」と話す。

▽保守系候補選択が原則 旧統一教会

 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の県内の政治団体「国際勝共連合」は組織的な動きを見せていない。関係者によると、県内に2000〜3000人とされる信者は「自主投票」になる。ただ、投票先を選択する原則はある。(1)国家ビジョンが明確(2)スパイ防止法に反対(3)選択的夫婦別姓制度に反対-などの考えに基づき保守系候補を選ぶ。比例代表も同様という。

 県内信者には、参政の平井氏や政治団体「NHK党」の原田公成氏(68)のポスター貼りなどを自主的に手伝う人もいるという。

 旧統一教会と自民との密接な関係は安倍晋三元首相の銃撃事件後に一変。自民側から離れた形になった。今参院選でも、自民から応援要請はないとしている。

 県内の関係者は信者に対し「選挙には必ず行こう。でも投票は自由に」と呼びかけていると明かす。

996OS5:2025/07/14(月) 09:05:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3a50fe301a1b94fdf0684498e30d00ae68de3e5
<読む政治>自公過半数、深まる苦戦 1人区厳しさ増す 毎日新聞参院選中盤調査
7/14(月) 5:00配信
毎日新聞
参院選が公示され、候補者らの演説を聞く有権者ら=大阪市北区で2025年7月3日午前10時7分、中川祐一撮影

 毎日新聞は12、13両日、第27回参院選(20日投開票)の特別世論調査を行い、取材情報を加味して中盤情勢を探った。自民、公明両党は非改選を含む参院の過半数(125議席)の維持に必要な50議席確保に引き続き苦戦しており、選挙区によっては苦戦の度合いが大きくなっている。5、6両日の序盤情勢取材時と比較すると、全国に32ある改選数1の「1人区」で接戦の選挙区が7から8に、野党系が優位に立つ選挙区も16から18に増えており、自民の状況は厳しさを増している。自公の推定獲得議席は計31〜55。

【図解で見る】参院選序盤情勢からどう変わった?

 調査では選挙区で4割弱、比例代表で3割が「投票先を決めていない」と回答しており、投票日までに情勢が変わる可能性がある。

 自民の推定獲得議席は、序盤の32〜46から27〜43に減少した。1人区で優位に戦いを進めるのは福井、岐阜、奈良、鳥取・島根、山口、長崎の6選挙区に減り、序盤と比べると群馬、石川、滋賀が自民優勢から接戦に転じた。13ある改選数2以上の「複数区」では10選挙区でそれぞれ1議席を確保しそうだ。京都、大阪、兵庫は激戦で、北海道と東京の2議席目を巡っても激しく競り合っている。比例代表は11〜14議席の見通し。

 公明の推定獲得議席は4〜12。擁立した7選挙区のうち議席を確保するめどが立っているのは、序盤から引き続き東京だけで、残る6選挙区で激戦が続いている。

 野党系は1人区のうち16選挙区で優勢を保ち、序盤と比べると富山、山梨が接戦から野党優勢に転じた。

 立憲民主党は堅調さを維持している。推定獲得議席は23〜32で、改選22議席を上回るのは確実だ。複数区では序盤に引き続き、北海道、埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知、広島、福岡で1議席獲得を見込む。東京では2議席目を巡る激戦が続いている。

 日本維新の会は伸び悩みが続いている。目標議席の「6議席以上」に対し、推定獲得議席は5〜7。序盤に引き続き京都、大阪で1議席獲得が有力で、大阪の2議席目を巡り激戦が続いている。

 共産党の推定獲得議席は3〜5。東京で1議席を維持し、京都では接戦に持ち込んでいる。

 国民民主党は勢いを維持している。推定獲得議席は11〜19で、改選4議席から数倍増を視野に入れる。静岡、愛知、香川に加え、新たに千葉など3選挙区で議席獲得を見込む。東京や福岡など7選挙区で激しく競り合っている。

 れいわ新選組は比例代表で3〜4議席を見込む。参政党は勢いを維持しており、推定獲得議席は8〜17。茨城と東京では議席獲得が有力で、愛知や福岡など8選挙区で激しく競り合っている。社民党は比例代表で議席獲得の可能性がある。日本保守党は比例代表で2〜3議席を確保しそうだ。

 今回の参院選は改選124議席(選挙区74、比例代表50)と東京選挙区の非改選の欠員補充1議席の計125議席が争われる。【影山哲也】

 ◇調査の方法

 毎日新聞とTBSテレビ/JNNが12、13の両日、スマートフォンを対象としたインターネット調査「dサーベイ」で実施した。dサーベイは社会調査研究センターがNTTドコモの協力を得て開発した手法。ドコモが運営するdポイントクラブの会員を対象としたアンケートサービスを利用し、全国約7400万人(18歳以上)の母集団から調査対象を無作為に抽出。調査への協力を依頼するメールを配信し、8万980人から有効回答を得た。

997OS5:2025/07/14(月) 11:31:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae3513a946b56e5df06fba4c44602834d4a73c71
乗り合いタクシー、運転手確保…地域の足維持へ政策検討を
7/14(月) 11:20配信

読売新聞オンライン
問う参院選2025兵庫
路線バスがなくなった兵庫県三田市上青野地区で行われている予約制乗り合いタクシーの実証実験

 「路線バスが走らなくなると、まさに田舎になった感じ。若い人が駅前などへ移り、誰にも住んでもらえなくなる」


 兵庫県三田市上青野の男性(72)は青々とした田んぼが見渡せる自宅から、路線バスが通っていた県道を寂しそうに見つめる。

 上青野地区は、65歳以上の高齢者が人口の半数を占める。公共交通手段の確保が急務となるが、JR新三田駅などと地区を結んでいた神姫バス広野線は、今年3月末で休止された。

 広野線の代替交通として、7月に予約制乗り合いタクシー「チョイソコさんだ」の運行が始まった。まずは1か月の実証実験だ。男性は、住民の一人として乗り合いタクシー導入に主体的に関わり、学生の利用も考えて午前7時の運行開始なども提案した。「地域の足は何としても残しておかないといけない」。力を込める。

 買い物で利用した別の男性(73)は数年前に免許を返納した。「移動手段がないから助かる。ぜひ続けてほしい」と期待する。

三田市で路線バスを運行する神姫バスは、短時間や平日限定など、従業員の柔軟な働き方を取り入れてきた。将来の路線維持に向け、市と自動運転の実証実験も重ね、数年先の導入を目指す。それでも、高齢化や2024年からの残業規制の影響で、運転手不足が深刻だ。これらが路線撤退や減便の一因になっている。

 この現状を受けて、市は、従来の赤字路線への補助に加え、同社と連携協定「担い手共創プロジェクト」を締結し、運転手になってくれる賛同企業を募集する。協力を表明した女子硬式野球チーム「兵庫ブルーサンダーズ」の球団職員が5月下旬、第1号のバス運転手となった。市は今後、仕事とプレーを両立させたい女子選手にも、新たな就労先になることを期待している。

 兵庫県内で路線バスの走行距離や輸送人員の減少は、顕著だ。

 県北部の全但バス(養父市)は、昨年4月、運転手不足によって、1日あたり最大50便が減便となった。

 これらの事態を受けて、各地の行政も支援を強化する。尼崎市は市内の運行を担う阪神バスに対し、市営住宅を月6500円で提供する。これまでに奈良や四国などから4人が入居した。同社の担当者は「阪神間は住居費が高く、入社に二の足を踏む人が多い。支援はありがたい」と話す。

 バス業界に詳しい東京都市大の西山敏樹教授(公共交通)は「高齢者や子どもを育てる親、免許を持たない若者のことも考え、路線バスを維持する政策を検討すべきだ。運転手確保のため、給与水準の引き上げは急務で、女性や外国人らも働きやすい環境を整備することが重要だ」と指摘。「公共交通の分野でも、誰もが取り残されないように参院選での議論に期待する」としている。(渡部哲也)

998OS5:2025/07/14(月) 11:33:33
https://www.minpo.jp/news/moredetail/20250711125552
【ふくしま2025参院選】現地ルポ②県中・県南 参政の食い込み警戒 森陣営 地元議員支持票頼る 石原陣営 SNSでの広報強化
2025/07/11 09:36

 参院選の序盤情勢調査で報道各社が参政党の勢いを報じ、注目度が増している。県中・県南地方の中核を成す福島県郡山市は福島県選挙区(改選1議席)で最多の有権者26万5千人を抱え、参政党の新人大山里幸子(51)の地元でもある。自民党の現職森雅子(60)、立憲民主党の新人石原洋三郎(52)の両陣営はともに、参政による支持層の切り崩しに神経をとがらせている。4月の郡山市長選で初当選した椎根健雄の余勢を駆ろうにも、当人は与野党どちらにも加勢しない立場を貫く。無党派層が多い経済県都の支持動向は混沌[こんとん]としてきた。



 「予想以上に参政にやられている。自民でも立民でもない支持層の受け皿に参政がなりつつある」。森陣営を支える自民所属県議は情勢調査結果を基に、芳しくない戦況を努めて冷静に分析した。

 郡山市内で会社を経営する高齢男性は約60年にわたり自民を支持し、国会議員や県議の後援会幹部を務めてきたが今回初めて、参政に乗り換えた。「自民派閥裏金問題をはじめとする『政治とカネ』にうんざりした」という。こうした保守系の岩盤支持層の一部が参政になびいている。

 森は6年前の改選時、郡山で6万8千票を得て、野党統一候補に1万5千票差をつけて勝利した。ただ、今回は野党勢力だけでなく新興政党の動向も警戒しなければならない。3年前の参院選で初当選し地元郡山で7万7千票を集めた自民県連会長の星北斗、県南地方を地盤としてきた元衆院議員の上杉謙太郎らの支持基盤を頼りにする。

 4月の郡山市長選で、自民系市議や県議の一部は野党各党が支えた椎根陣営の支援に回った。ある自民関係者は「市長は与野党相乗りの構図で初当選した。どちらか一方だけに肩入れはしないはずだ」とみる。実際に公示後、椎根は森の決起集会、石原の街頭演説の双方に顔を出し中立の形を保っている。

 県中・県南地方全体で6年前に森が得た約15万5千票を上回る得票を目指す。郡山市安積町の事務所では10日、陣営スタッフが後援会の新規入会者に電話し、投票や交流サイト(SNS)での拡散を呼びかけるなどの作業に追われた。総合選対本部2区選対本部事務局長で県議の山口信雄は「足元の支持を固め、票の取りこぼしを防ぐ」と表情を引き締めた。

   ◇    ◇

 「郡山は風に左右されやすい。立民も参政に票を食われている」。JR郡山駅前での参政大山の決起集会では歩道にまで人垣があふれた。石原陣営幹部は「(参政の)熱は日に日に増している」と危機感を抱く。

 参政が食い込むのは保守系の自民だけではない。立民などの野党支持層にも触手を伸ばす。共同通信の序盤情勢調査では、石原を支援する5者協議会の一角を成す国民民主の支持層のうち3割強が大山を支持した。政権批判票の十分な受け皿になり得ていないと陣営関係者は気をもむ。

 政治とカネ問題の追い風を受けた昨秋の衆院選で立民は、県中の2区、県南を含む3区で勝利を収めた。この波に乗ろうと石原陣営は、県中・県南が地盤の衆院副議長玄葉光一郎、郡山市に軸足を置く衆院議員馬場雄基の支援者を頼る。知事などを歴任した祖父・幹市郎、衆参両院議員を務めた父・健太郎のつてもたどり支持拡大に躍起だ。

 ただ、石原の地盤は福島市を中心とした県北地方だ。全県的な知名度では森に水をあけられており、立民の党幹部にも改善を求められた。このため、若手県議を中心に交流サイト(SNS)を活用した広報戦略を強化し、演説動画の投稿回数を増やすなどの対策を講じた。都市部での浮動票の獲得を狙う。

 昨秋の衆院選で県中・県南地方の立民票約14万7千票を基に、これを上回る得票を掲げる。須賀川市本町にある石原陣営の事務所では10日、スタッフが郡山市で13日に開催される個人演説会の準備を進めていた。総合選対本部事務局次長で県議の三村博隆は「石原の主張は参政党支持者にも響く部分があるはずだ。一人でも多くの人に聞いてもらいたい」と意気込む。

999OS5:2025/07/14(月) 11:33:47

   ◇    ◇

 大山は郡山市桑野の国道49号沿いに事務所を構える。参政は県連を置いたが、県内に強固な組織があるわけではない。党の政策に賛同する有志や大山の知人らが自主的に選挙戦を支え、SNSを駆使しながら支持を訴えている。陣営の一人は政治と無縁だったが、動画投稿サイト「ユーチューブ」で党代表の神谷宗幣の主張に共感し陣営の活動に加わったという。

 党県連会長の郡剛志は「まずは党の政策を訴える。その上で大山が郡山市出身である強みも生かし、地道に浸透を図っていく」と言葉に力を込める。

   ◇    ◇

 政治団体「NHK党」の新人越智寛之候補(51)はSNSなどで支持拡大に努めている。無所属の新人遠藤雄大候補(40)は独自の選挙戦を繰り広げている。



■福島県選挙区立候補者(届け出順敬称略)

大山里幸子[おおやまりさこ] 51参 政新

越智寛之[おちひろゆき] 51諸 派新

森雅子[もりまさこ] 60自 民現

石原洋三郎[いしはらようざぶろう] 52立 民新

遠藤雄大[えんどうゆうだい] 40無所属新

1000OS5:2025/07/14(月) 11:36:18
https://www.minpo.jp/news/moredetail/20250712125580
ふくしま2025参院選 現地ルポ(3) 浜通り 懸案解消 復興で舌戦
2025/07/12 09:30

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興は道半ばだ。福島県の浜通りでは生活環境の整備や産業再生への取り組みが進む。参院選福島県選挙区(改選1議席)に立候補した5人はそれぞれに復興施策を訴える。参院選を前に自民党は長年続いてきたいわき市長選での「保守分裂」を回避し、立憲民主党は昨秋の衆院選で浜通りを地盤とする党所属国会議員が誕生し「議員の空白域」を解消した。自民の現職森雅子(60)=いわき市出身=、立民の新人石原洋三郎(52)=福島市出身=は11日、互いをけん制するかのように浜通りに選挙カーを走らせ、舌戦を繰り広げた。



■森陣営 地元市議の分裂回避 石原陣営 国会議員指揮で団結

 森は11日、飯舘村などを遊説し、夜には南相馬市で南相馬・飯舘総決起大会を開いた。「震災当時から国会議員を続けている。復興を進めるには継続が必要」。2度の閣僚経験と3期18年の実績を強調した。

 森は6年前の改選時、野党統一候補との事実上の一騎打ちを制し3選を果たした。地元・いわき市で7万7275票を獲得し、3万2530票差をつけた。陣営は前回を上回る得票を目標に掲げ、他候補を圧倒する「勝ちパターン」の再現を狙う。

 陣営の屋台骨となるのは市議や県議だ。いわき市議会は保守系2会派が分裂し、2005(平成17)年の市長選から5度にわたり別々の候補者を推した。元衆院議員坂本剛二の死去と元復興相吉野正芳の引退を経て、9月の市長選では24年ぶりに候補者一本化を進める。6日に開かれた市長選立候補予定者の事務所開きでは一緒に気勢を上げ、「雪解け」を強調した。

 陣営の「壁」が取り払われたことで「円滑に回っている」(陣営幹部)。市議らで構成する「キャラバン隊」には両会派が名を連ね、票固めに協力し合っている。浜通りでの訴えの中心は当然、震災と原発事故からの復興だ。森は3月の参院予算委員会で復興予算の確保を明言する首相答弁を石破茂から引き出したとアピールする。

 ただ、ある自民系市議は市内で「顔が見えない地元候補だ」と森をなじる声を聞いた。復興が思うように進まない現状への鬱憤[うっぷん]がたまっているとも感じたという。政治資金収支報告書への不記載問題が重なり、古くからの支援者は「もう応援できない」と参政党支持に回った。陣営は相双地方を含め支援者らに電話などで攻勢をかける。南相馬市のある建設業関係者は「危機感だけは伝わってきた」と鼻で笑った。

 4区総合選対幹事長の県議鈴木智は「本人と接点が多い浜通りで、しっかりとした票差で勝ち切らなければならない」と拳を握る。

1001OS5:2025/07/14(月) 11:36:32
  ◇    ◇

 石原は11日、浜通りを重点的に回った。飯舘村での街頭演説で「被災地の復興はまだまだ。復興に力を尽くす」と訴えた。南相馬市での演説では、貧富の差の広がりなど政権与党の無策ぶりを批判した。

 陣営の拠点の一つは、いわき市にある立民の衆院議員斎藤裕喜の事務所。斎藤は昨秋の衆院選本県4区で惜敗したものの、比例東北で復活当選した。斎藤が市内で得た4万7363票を上回るのが陣営の目標だ。森に食らい付き勝機をうかがう。

 2017年の衆院選で吉田泉が落選して以降、いわき市と双葉郡を地盤とする旧民主系国会議員は長らく不在だった。震災と原発事故からの復興の加速化に向け、国に直接働きかける地元選出国会議員の誕生が立民にとっての悲願だった。各種選挙の差配も担う。「国会議員がいるのといないのとでは、浸透力も説得力も天と地の差だ」と地元県議は言う。

 斎藤は立民と国民民主、社民の各党県連、連合福島、県議会会派「県民連合」でつくる5者協議会を母体に野党系地方議員の陣頭指揮を執る。石原陣営は、森が復興に果たした役割を強調するのに対抗し、産業再生の遅れや除染土壌の県外最終処分の不透明さなどが復興の足かせになっていると課題を指摘。政府対応が不十分と批判を強める戦略だ。

 支持基盤である連合福島傘下の一部労組からは、共産党との距離感を巡り不満の声が漏れる。陣営関係者は「共産が選挙区で候補者を降ろしたことで、(石原に)入る票が大きいのは確か。ただ、離れる票が読めない」と表情は晴れない。震災と原発事故発生時、衆院議員だった石原は相馬地方も選挙区としていたが、「支持者からは『県北の人だろ』『あまり印象に残っていない』との声が聞こえてくる」と頭を抱える。

 4区選対事務局長のいわき市議坂本稔は「相手も浜通りが『天王山』と感じているだろう。どれだけ肉薄できるかだ」と意気込む。

   ◇    ◇ 

 参政党の新人大山里幸子(51)は11日、いわき市で個人演説会を開き、立候補のきっかけや参政党を支持する理由を力説した。

 政治団体「NHK党」の新人越智寛之(51)、無所属の新人遠藤雄大(40)も支持を訴えている。



■福島県選挙区立候補者(届け出順敬称略)

大山里幸子[おおやまりさこ] 51 参政新

越智寛之[おちひろゆき] 51 諸派新

森雅子[もりまさこ] 60 自民現

石原洋三郎[いしはらようざぶろう] 52 立民新

遠藤雄大[えんどうゆうだい] 40 無所属新

1002OS5:2025/07/14(月) 11:37:21
https://www.minpo.jp/news/moredetail/20250713125611
ふくしま2025参院選 現地ルポ(4) 会津 地の利なき戦い熱く
2025/07/13 14:00
 参院選福島県選挙区(改選1議席)の現新5人のうち、会津地方を地盤とする候補者はいない。直近2回の参院選は会津出身者が野党統一候補として立ち、それ以前も会津ゆかりの現職や新人がたすきをかけてきた。今回、自民党の現職森雅子(60)=いわき市出身=、立憲民主党の新人石原洋三郎(52)=福島市出身=ともに地の利はない。それだけに、会津で顔の利く元衆院議員や元知事らが陰日なたとなって戦いを支える。森が雪害対応の実績を打ち出せば、石原は地方重視の政策を訴え、激しいつばぜり合いが続いている。



■森陣営 元議員献身的に支え 石原陣営 元知事加勢集票急ぐ

 17日間の選挙戦の後半戦に入った12日、会津若松市蚕養町の森事務所には陣営幹部らが集い、情勢を分析した。選対関係者は「いかに票を上積みできるか。危機感を持って後半戦に臨む」と気を引き締めた。

 今回の参院選は会津の自民勢力の立て直しをかけた戦いでもある。自民党派閥裏金問題が直撃した昨秋の衆院選で、会津と県南の3区では前職の菅家一郎が公認を得られずに立候補を断念。同じく立候補を一時取りやめた上杉謙太郎が自民県連の支援を受け無所属で3区に立ったが、立民現職の小熊慎司に約2万9千票差で敗れ辛酸をなめた。

 「国に顔が利く森を失えば会津の損失になる。そればかりか会津での負け癖が付く」。自民系市議は危機感をあらわにする。旧市町村単位に28ある支部組織やJAなどの支援友好団体の末端までフル稼働させる。6年前の改選時に森が会津地方17市町村全体で得た6万2千票余りを基礎票として、6万5千票への上積みを目指す。

 陣営は森の3期18年の実績、法相と少子化担当相を歴任した閣僚経験を強調する。訴えの軸は会津地方を中心に3億円以上の農業被害を出した2月の豪雪への対応だ。会津地方の市町村は人口減と少子高齢化が進み、財政は潤沢ではない。国の予算措置を引き出すため、政府や中央省庁とのパイプをアピールする。政権与党のベテランとしての存在感を示す狙いがある。

 次期衆院選で3区公認候補予定者となる上杉が会津で陣頭指揮を執り、菅家は最高顧問として森陣営を側面支援する。「(菅家は)自分の選挙より一生懸命かもしれない」。陣営関係者は雪辱に燃える上杉と菅家の献身ぶりに舌を巻く。ただ、選挙協力する公明党関係者からは「(裏金問題に関わった)二人が張り切っても…。後半戦に入ったのに士気が上がってこない」との嘆き節も聞こえる。

 3区選対幹事長の県議佐藤義憲は「自民への逆風の中で森個人としての実績をいかに評価してもらうか。相手よりも1票でも多く勝ち取る」と語気を強める。

   ◇    ◇

1003OS5:2025/07/14(月) 11:37:42
 石原陣営は12日、会津若松市館馬町にある事務所で、16日に市内で開く個人演説会に向け、支援者への周知などに追われた。選対関係者は「石原の政策や思いを地道に多くの人に訴えていく」と強調した。

 会津地方は野党候補にとっては参院選で相性が良い。過去3回いずれも与党候補に約4千〜7千票差で勝利している。石原の選対本部長を務める小熊慎司の地元だ。「絶対に負けられない理由がそれだ」(選対幹部)。昨秋の衆院選3区で、小熊が会津地方で獲得した7万2千票余りを目標に、支持固めを念入りに進めている。

 「(石原は)会津でまだまだ浸透しきれていない」。立民系市議は気をもむ。昨秋の衆院選で小熊の会合や集会で顔を売ってきたが、森の知名度には及ばないという。元知事の祖父、衆参両院議員を歴任した父を持つ石原。陣営は石原の母が金山町出身だと繰り返し訴える。会津とは浅からぬ縁があると強調し、会津人の懐に飛び込もうと躍起だ。

 石原陣営は、争点の物価高対策に照準を合わせる。「減税か給付かの政策を選択する選挙」と位置付け、消費税減税こそが暮らしを守ると前面に打ち出す戦略だ。加えて、会津は過疎と高齢化が他地域よりも進んでいるとして、大都市一極集中の是正などを声高に訴える。小熊の指揮で立民、国民民主、社民の各党県連、連合福島などの5者協議会の連携を一層強めている。

 16日の個人演説会には、下郷町出身で元知事の佐藤雄平を応援弁士に招く。2006(平成18)年の知事選で森と戦った佐藤は、会津地方の首長らに電話で石原への支援を呼びかける。「あうんの呼吸」(選対幹部)で、票の掘り起こしに奔走。国民県連幹部は元知事の加勢に歓喜する一方で、参政党の勢いに加え、共産党との距離感を巡る労組の反発を念頭に「一定の票は逃げる」と懸念する。

 3区選対統括本部長の県議宮下雅志は「接戦だ。(森陣営は)組織の締め付けが相当厳しくなってくる。相手を上回る運動量を確保していく」と意気込む。

   ◇    ◇ 

 参政党の新人大山里幸子(51)、政治団体「NHK党」の新人越智寛之(51)、無所属の新人遠藤雄大(40)も支持を呼びかけている。=おわり=



【福島県選挙区立候補者】(届け出順敬称略)

大山里幸子[おおやまりさこ] 51 参政新

越智寛之[おちひろゆき] 51 諸派新

森雅子[もりまさこ] 60 自民現

石原洋三郎[いしはらようざぶろう] 52 立民新

遠藤雄大[えんどうゆうだい] 40 無所属新

1004OS5:2025/07/14(月) 11:38:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/e8b42109569a860ada3a42677ef6351b6f234bde
オリラジ中田の弟・中田フィッシュ氏、選挙カーの事故を謝罪「深く反省しています」
7/14(月) 10:03配信

日刊スポーツ
参議院選挙7月20日投開票

 自民党から参院選比例代表に立候補したプロダンサーの中田フィッシュ氏(39)が14日までにSNSを更新。選挙カーの事故を謝罪した。


 中田氏は、12日の選挙活動中に選挙カーで都内を走行中に「高さ制限の確認不足により鉄道高架に選挙カー看板部分を接触させ、看板が落下する事故が発生しました」と報告。「通行中の方を含め、けがや負傷をされた方はおらず、スタッフにもけが等はありませんでした」とした上で、「しかしながら、現場付近を通行されていた皆さま、高架を所有・管理されている関係者の皆さま、そして地域の皆さまに、多大なご心配とご迷惑をおかけしたこと、心よりお詫びします」と謝罪した。

 「事故発生後、ただちに警視庁碑文谷警察署へ連絡を行い、現場検証と必要な手続きを進めていただきました。あわせて、高架の管理者様ともご連絡を取り、今後の対応について協議を進めています」と事故後の対応について説明。「このような事故を二度と起こさないよう、私自身、今回の事態を重く受け止め、深く反省しています。今後は、選挙カーの運用のみならず、すべてのスタッフと共に安全管理と事故防止策の強化を徹底し、改めて気を引き締めて活動にあたります。改めまして、このたびの件によりご不安やご迷惑をおかけしたすべての皆さまに、心よりお詫びします。誠に申し訳ありませんでした」とつづった。

 中田氏は大阪府出身で、お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の中田敦彦の弟。「FISHBOY(フィッシュボーイ)」の名称で活動しており、若い年代層の知名度は高い。ダンスのプロリーグ「Dリーグ」で活躍しており、兄らと結成したユニット「レディオフィッシュ」のメンバーとして、NHK紅白歌合戦に出場したこともある。

1005OS5:2025/07/14(月) 12:39:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/45039addaa52260a577d34d88ba19de5a0548891
【参院選・激戦区ルポ】参政党と公明党が“最後の枠”をめぐりデッドヒート 「参政を通さないために今回だけは公明に入れる」というリベラル層も
7/14(月) 12:32配信

AERA DIGITAL
神奈川選挙区から出馬する参政党の初鹿野裕樹氏(左)と公明党の佐々木さやか氏

「うわぁ……、これは」

 神奈川県在住の男性(37)は報道各社の序盤の情勢調査を取りまとめた表を見るなりそう唸った。

【写真】参政党と“トラブル”になった共産党の女性候補

「今回は、公明党かなぁ……」

 7月20日に投開票される参議院議員選挙の神奈川選挙区は、定数4に16人が立候補する激戦区だ。日本保守党を除く全ての国政政党が候補者を1人ずつ立てている。ある党の関係者は「神奈川を通せるかで全国の趨勢が決まる」として、最重点区に位置付けているという。

 報道各社の情勢調査やその他の取材を総合すると、現時点では、立憲民主党現職の牧山弘恵氏(60)、自民党新人の脇雅昭氏(43)がやや先行し、残る2枠を巡って国民民主党新人の籠島彰宏氏(36)、参政党新人の初鹿野裕樹氏(48)、公明党現職の佐々木さやか氏(44)が激しく争っているとみられる。また、日本共産党新人の浅香由香氏(45)らも「当落線上まであと一歩」(陣営関係者)と懸命に前を追っている。

 冒頭の男性は特定の支持政党はないが、「ガチガチの反自公」(本人)で、初めて投票した約15年前から現在まで、自民党・公明党に投票したことはないという。

「第二次安倍政権がすすめた安保法制(2015年)は許せなかったし、『平和の党』とか言いながらそれを止めもせずにくっついている公明党なんて自民党と同じか、それ以上に嫌いですよ。でも、終盤になってもこの情勢が続くなら仕方がない。今回だけは公明党に入れるかもしれません」

 彼が念頭に置くのは参政党の初鹿野(はじかの)裕樹氏だ。

「初鹿野氏本人のことはよく知りません。でも、差別と分断をあおり、科学を無視する発信を繰り返してきた参政党は、絶対に通したくない。初めて言いますよ。公明党に頑張れって」

 予想外のエールも受ける公明党の佐々木さやか氏だが、まだまだ「視界良好」とは言えないようだ。

「いやぁ、厳しい戦いですよ。今回は本当に厳しい」

 公明党神奈川県本部の幹部が大粒の汗を流しながら言う。

■参政党は「共産党」とトラブルも

 全国的な集票力の衰えが指摘される公明党だが、ここ神奈川も例外ではない。佐々木氏が初当選した2013年に得た票は約63万票。それが前回22年に別の候補が出馬した際は、3位で当選したものの約54万7千票にまで落ち込んだ。

 いま陣営は、佐々木氏は当選圏から外れた5番手につけているとみており、必死の訴えを続ける。党幹部も続々と応援に入った。7月4日と8日には元代表で今も支持者の間で抜群の人気を誇る山口那津男氏、10日には岡本三成政調会長が応援演説し、支持者が駅頭を埋めた。

 岡本氏はAERAの取材にこう話した。

「(自民党の裏金問題への対応などで)わが党への風当たりは当然ありますし、自民党に厳しいことを言っていくべきだというご期待もいただいています。(参政党など)他党の勢いがどうこうは私からは言えないですけれど、あと10日(取材時点)、佐々木さんはホープですし実績も満載で仕事もできるので、何とか逆転できるように情熱と実績を訴えていきます」

 対する参政党・初鹿野陣営。こちらも「いま、5番手」として支持者に投票を訴えるが、その表情は比較的明るい。陣営幹部は言う。

「我々は新しい党なので一生懸命やるだけですよ。反応はいいです。若い人もたくさん足を止めてくれて」

 初鹿野氏本人も手応えは感じているようだ。

「梅村みずほさんが5人目の国会議員になって、やっぱりうちの代表がメディアに出られるようになってからですかね。支持が急に広がって、私たちもびっくりしています。この勢いに乗って頑張っていきたいですね」

1006OS5:2025/07/14(月) 12:40:00
 だが、初鹿野氏は他党と“トラブル”も抱えている。

 初鹿野氏は7日、日本共産党についてSNS「X」に「沢山の仲間が共産党員により殺害され、殺害方法も残虐であり、今だに(原文ママ)恐怖心が拭えません」などと投稿、日本共産党神奈川県委員会は8日に撤回と謝罪を求めて抗議した。

 初鹿野氏は「白鳥事件」(1952年)などを根拠に問題ないとXに投稿し、陣営幹部も「党本部に任せているので我々としては特になにも」とどこ吹く風だが、日本共産党神奈川県委員会の藤原正明委員長は11日、AERAの取材に対し、参政党から抗議文への返答がないとして、「法的措置をとることも視野にいれている」と話した。

■立憲は候補者「一本化」で安定

 共産党支持者もおかんむりのようだ。60代の女性は、「ほんと、許せないわよね。『うそをつかない』とか、『差別はいけない』とか、いい大人になんでそんな当たり前のことを言わなきゃいけないのかしら」

 その共産党の浅香由香氏は、情勢調査では当落線上からやや遅れた6番手につけている。4回目の挑戦で、過去3度はいずれも次点に泣いた。11日には志位和夫議長が応援入り。今週も小池晃書記局長らの神奈川入りを予定しているという。

 国民民主党の籠島彰宏氏も当落線上で激しく争う。一時は野党第1党を伺う勢いもあった国民民主党だが、党全体の支持率は落ち込みが目立つ。それでも、「期待」の声も多く聞かれた。

「長く自民党に入れていたけれど、今回は籠島さんに入れます。私は高卒だったけど正社員でずっとやってきて子どもを育てて家も建てた。でも、今の若い人はなかなか将来が見えないでしょう。私はもう引退しているけれど、若い人のためにも、国民民主党に頑張ってほしいですよ」(60代男性)

 籠島氏本人は党の看板政策である手取り増のほか、農林水産省出身の経歴を生かしコメ問題などについても訴える。

「手応えはあります。でも、いまの手応えが最後どうなるかは本当に未知数。風の変化はいろいろ感じますけれど、自分のなかの変化はありません。他党がどうとかは全くないです。自分の政策を愚直に訴えていくだけです」

 一方、陣営関係者からはポロリと本音も漏れた。

「参政党は勢いあるし、立憲さんが一本化して、安定してるからなあ」

 立憲民主党は当初、現職の牧山氏のほか、前回22年参院選の欠員補充枠(任期3年)で当選した水野素子氏が出馬を予定していた。定数4に現職2人が立つ選挙戦は共倒れの危険もあったが、5月に週刊文春が水野氏のパワハラ疑惑を報道。直後に水野氏が出馬を取りやめて牧山氏に一本化した経緯がある。籠島陣営からすると、立憲が2人立てればその2人よりも上位に入れる皮算用があったのかもしれない。

 神奈川選挙区にはほかに、れいわ新選組新人の三好諒氏(40)、日本維新の会新人の千葉修平氏(53)らも立候補している。

 灼熱の選挙戦も、残り約1週間。激しいつばぜり合いが続く。

(AERA編集部・川口穣)

川口穣

1007OS5:2025/07/14(月) 22:17:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/a26a11b58626677a511b3eab4afd64e9b5848fd7
公明、厳しい戦いを 国民民主、参政の支持拡大であおりも「苦しいとき、一歩も引かず」 産経・FNN情勢調査
7/14(月) 21:39配信
産経新聞
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が12、13両日に実施した参院選の中盤情勢調査では、公明党が複数の選挙区で厳しい戦いを強いられている現状が明らかとなった。国民民主、参政の両党が支持を拡大しているあおりを受けた格好で、党内には焦りもにじむ。

14日午後、大阪市内で大阪選挙区(改選数4)の公明現職と並んだ斉藤鉄夫代表は「他の陣営も厳しいが、私たちも苦しい」と厳しい情勢に言及し「苦しいときに一歩も引かず、走り抜いたほうが勝つ。この6日間走り抜く」と強調した。

大阪では、支持母体の創価学会が「常勝関西」と呼ばれる強固な支持基盤を築いてきたが、昨年の衆院選で日本維新の会と全面対決の末、候補を立てた4選挙区で全敗した。参院選では党勢回復に向けて落とせない選挙区だが、参政新人が台頭し、立憲民主党の新人と最後の1議席を争う展開となっている。

公明は参院選で、候補を立てた7選挙区と比例代表の改選7議席の計14議席以上の獲得を目指すが、今回の調査で選挙区で公明候補が戦いを有利に進めているのは東京選挙区(改選数6、欠員補充1)だけだった。

西田実仁幹事長が「最重点区」と位置付け斉藤氏が第一声を行った兵庫選挙区では、テレビ出演などで知名度が高い県内の首長経験者の無所属候補がリードしており、公明現職は参政新人などと当落線上で争う。

同じく最重点区の福岡のほか、重点区の埼玉、神奈川選挙区でも国民民主と参政の候補が支持を広げ、公明現職はいずれも後れをとっている。

公明関係者は急伸する参政について「基本的に公明と支持層は重ならないが、それだけ参政ブームが強いということだ」と危機感を募らせた。(長橋和之)

1008名無しさん:2025/07/14(月) 22:18:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b2cdaa45f6366762b21181034bd72a58379372a
「自民には勝たせたくない意識に」1人区で自民優位は32のうち7選挙区…中盤情勢 産経・FNN情勢調査
7/14(月) 21:39配信


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産経新聞
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が12、13両日に実施した参院選の中盤情勢調査では、32ある「改選1人区」のうち自民党が優位に立ったのは7選挙区のみだった。選挙戦序盤の5、6両日の調査に比べ2減となった。一方、野党系は2増えて10選挙区で優位に。自民の状況は選挙戦が進むにつれ厳しさを増している。

自民は前回接戦だった秋田、新潟、徳島・高知、宮崎、沖縄の5選挙区で野党系に優勢に立たれた。宮崎で敗れれば18年ぶりとなる。

石破茂首相(自民総裁)は14日、秋田選挙区に応援入りし「国家、日本がどうなるのかが問われている。お一人お一人(票を)積み上げていただきたい」と声を張り上げた。帰京後の夜には党幹部らと情勢を分析し、重点的に応援に入る選挙区を決めたとみられる。

前回自民が優勢だった栃木、長崎、熊本の3選挙区では接戦に持ち込まれている。参院幹部は「栃木や熊本は勝てるだろうと思っていた。(有権者が)自民には勝たせたくないという意識になっているんだろうな」と焦りを募らせた。「運のいいことに能登で地震があった」という鶴保庸介参院議員の失言も影響した可能性がある。

自民有利に動いたのは接戦から自民優勢に変わった群馬と、野党系優勢から接戦に持ち込んだ長野、大分だけだ。

苦境の背景には自民の岩盤支持層の離反があるとみられる。旧安倍派などの「政治とカネ」の問題、岸田文雄前政権下でのLGBT理解増進法成立などリベラル色の強い政策、石破首相の明確なビジョンの欠如、13年続く自公政権の停滞感-などの要因が考えられる。

全国の自民候補の陣営からは「参政党に票を食われている」という声が相次いでいる。情勢調査で、前回は自民が大差をつけたのに立憲民主党に並ばれた栃木や、前回の接戦から一転して立民に後れを取った新潟では、自民と立民には及ばないものの参政候補が2割近い支持を集めた。

比例代表でも30代と40代の投票先は参政が自民を上回った。「自民支持」と答えた人に絞っても参政に投票するとの回答が6・9%に上った。参政は日本維新の会とれいわ新選組の支持層にも対自民と同程度食い込み、台風の目になっている。(田中一世)

1009OS5:2025/07/14(月) 22:19:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/03788254f7f5d1423383de25592ceeb0a6663f9d
立民、選挙区で優勢に 敵失と共産共闘が奏功 党勢のバロメーターの比例は勢い欠く 産経・FNN情勢調査
7/14(月) 21:30配信
産経新聞
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が12、13両日に実施した参院選の中盤情勢調査では、立憲民主党が選挙区での戦いを優勢に進めていることが分かった。選挙戦を左右する「改選1人区」では共産党を含む他の野党との選挙協力が奏功し、参政党が自民党の支持層を切り崩す運にも恵まれた。ただ、党勢のバロメーターである比例代表は、選挙区での健闘がそのまま支持に結びついておらず、勢いはない。

立民の野田佳彦代表は14日、福岡選挙区(改選数3)で立民現職の応援演説を終えると、野党系無所属が戦う沖縄選挙区(同1)に飛んだ。12、13両日は立民候補の接戦が伝えられる青森、宮城、福島、岡山の各1人区、京都選挙区(同2)を重点的に回った。いずれも与野党伯仲の選挙区ばかりで、横一線の激戦を繰り広げている。

今回調査の結果、立民は改選22議席から20議席台後半に増やすとみられる。主に選挙区で議席を上積みする見通しだ。

特に1人区では、前回調査で野党系候補が優勢とみられる選挙区が8だったのに対し、今回は10選挙区でリードする。立民は共産が候補者を擁立しなかった1人区で優勢に戦い、これまで与党と議席を分け合う傾向が強かった改選複数区でも堅調だ。

選挙区での戦いぶりについて、立民幹部は「手堅く頑張っている」と満足げに語り、別の幹部は「与党に逆風が吹いている」と分析した。

もっとも与党が激しい逆風に見舞われているのに対し、立民を後押しするのはそよ風程度だ。今回の調査では参政が選挙区・比例の双方で議席を伸ばすとみられ、2桁議席も見えてきた。「手取りを増やす」と訴える国民民主も改選4議席から2倍以上伸ばしそうだ。

一方の立民は選挙区で先行するものの、比例では苦戦する。立民ベテランは「比例が全然、伸びない」と語り、勢いに乗り切れない状況にいらだちを見せた。(千田恒弥)

1010OS5:2025/07/14(月) 22:20:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/854e857f7d6cd7265f021fed59d511bd86b3fafc
参政攻勢で関西の構図一変 維新は牙城の大阪で2人目苦戦、自民は和歌山で劣勢 産経・FNN情勢調査
7/14(月) 21:28配信

産経新聞
参院選情勢調査では、関西でも参政党が支持を広げている状況が明らかになった。改選数2以上の「複数区」で参政が議席争いに加わり、従来の構図が一変。自民、公明両党や日本維新の会など主要政党が苦戦を強いられている。

維新は本拠地の大阪選挙区(改選数4)で過去3回いずれも2議席を獲得し、今回も新人2人の当選が「至上命令」(ベテラン議員)とされる。1人は優勢だが、参政の攻勢などを受けて2人目が最後の議席を争う。

過去4回の選挙で議席を得ている兵庫選挙区(改選数3)でも新人が厳しい戦いを強いられ、吉村洋文代表ら党幹部が集中的にてこ入れ。京都選挙区(改選数2)では新人が自民や共産党の現職と競り合っている。

逆風下の自民は、失言した鶴保庸介参院議員の地元の和歌山選挙区(改選数1)で劣勢を余儀なくされている。滋賀選挙区(同)で新人が優位に立ち、京都や大阪で他党と激しく争う。

「常勝関西」復活を懸けた公明は、大阪と兵庫の議席死守が必達目標だが、いずれも参政などが加わった混戦を抜け出せず、予断を許さない。

関西6府県の比例代表の投票先をみると、京都と奈良を除く4府県で参政が2位となった。維新は大阪で1位、京都で2位だが他県で苦戦している。自民は大阪を除く5府県で1位だった。(清宮真一)

1011OS5:2025/07/14(月) 22:21:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/6144c08e07dac72f983676069e02a769fbfc75f8
自公、参院過半数は困難か 自民は比例区でも苦戦 朝日終盤情勢調査
7/14(月) 21:30配信

朝日新聞
情勢調査に基づく議席推計

 7月20日投開票の参院選について、朝日新聞社は13、14の両日、全国の有権者を対象に電話とインターネットによる情勢調査を行った。取材で得た情報も加え、終盤情勢を探った。自民、公明の与党は序盤情勢より劣勢となり、非改選を含む定数の過半数(125議席)の維持は困難な情勢となっている。自民は比例区も苦戦し、選挙区とあわせて30議席台半ばとなる公算が大きい。国民民主は伸長、参政は勢いを強め、いずれも改選議席数を大きく上回る情勢だ。

 調査時点で投票態度を明らかにしていない人が選挙区と比例区でいずれも4割おり、情勢が今後変わる可能性がある。

朝日新聞社

1012OS5:2025/07/15(火) 13:13:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/51fb3061f420d77a3348a9f228cb1c331a8bfc3e
コメ騒動で揺れる農業票…東北6県はいずれもカギ握る「1人区」
7/10(木) 5:00配信

読売新聞オンライン
【参院選2025】注目区を行く<1>

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(写真:読売新聞)

 4日、水田地帯が広がる福島県白河市。地元産コシヒカリのコメ袋が置かれた農産品直売所に首相で自民党総裁の石破茂(68)が姿を見せた。待ち受けた農家が「農家が稼げるコメの単価でお願いします」と直訴すると、農相経験がある石破は「生産者と消費者どっちの前でも同じことを言う農政をやりたい。農業が次の時代に続くよう一生懸命努力する」と約束した。

 この懇談は、参院選の福島選挙区に出馬した自民の森雅子(60)の応援で来県した石破側が「生産者重視の姿勢を示す」(周辺)ために開催を要請した。

 高騰したコメ価格は、政府備蓄米の放出効果で下落に転じた。消費者は好感したが、福島などのコメどころでは、収入が減りかねないと懸念する農家も多い。自民と蜜月関係を築くJA(農業協同組合)でも不安の声が出ている。

 4日に同市で開かれた森の集会では、地元のJA組合長が「備蓄米の価格が新米の価格になれば、農家はコメづくりをやめてしまう」とクギを刺した。森は何度もうなずいたが、直後の演説でコメ問題に触れなかった。「農業者が働いたお金で家族で楽しく暮らせるようにしたい」と唱えたこともあるが、選挙戦での言及は少ない。「生産者と消費者双方への配慮を伝えきれない」(陣営幹部)ためだ。

 自民と農家に生じた微妙な距離に好機を見いだそうとしているのが、立憲民主党の石原洋三郎(52)だ。「農家が『やっていける』と思える農業を訴えている」と強調し、農業票の取り込みを図っている。

 「自民党に対する厳しい風が吹いている。深く反省し、出直していく」

 法相や少子化相を歴任し、福島選挙区で4選を目指す自民党の森雅子(60)は6日の福島県田村市での集会で危機感をあらわにした。党勢低迷に加え、所属した旧安倍派の政治資金パーティー収入の政治資金収支報告書への不記載問題で批判を浴びたためだ。公明党は推薦を出さず、「強力なる心情的支援」(県本部)にとどめた。

 そんな逆風下の森が気をもむのが、自民の支持基盤といえる農業票の行方だ。JA(農業協同組合)職員ら約7000人で構成する県農業者政治連盟(県農政連)から推薦は得た。ただ、JA内では、コメ価格引き下げの旗振り役となっている農相の小泉進次郎(44)が志向する農政改革への警戒感が根強い。森は「心配している農家が多い」と漏らす。

 東日本大震災後の風評被害に苦しんできた福島の生産者は、とりわけ価格動向に敏感だ。6月15日、当時、県農政連委員長だった管野啓二(72)は南相馬市に足を運んだ小泉と向き合い、「生産者、流通業者、消費者がそれぞれ納得できる価格」が必要だと迫った。

 コメ問題に向ける目線は、消費者と生産者で異なる。それゆえ、森は小泉農政の評価に踏み込むことに慎重だが、そろりと農家寄りの立場をアピールし始めた。9日にはインスタグラムに「私の祖父母も農家だ。農家が農業を続けられるような価格に落ち着くように頑張ります」と投稿した。

 福島を含む東北6県はいずれも改選定数1の「1人区」で、自民は情勢で守勢に回っている。自民執行部は「福島は死守したい」とし、最重点区に位置づける。首相で自民党総裁の石破茂(68)は7日、4日に訪れた白河市の市長、鈴木和夫(75)の電話を鳴らし、「首長さんが頼りなので力を貸してください」と頼み込んだ。

1013名無しさん:2025/07/15(火) 13:13:23
 対する立憲民主党の石原洋三郎(52)の陣営は、「消費者目線の改革だ」と小泉農政を攻撃する。立民幹事長の小川淳也(54)は4日、郡山市の街頭に立ち、政府備蓄米の放出を進めた小泉に矛先を向けた。「人気があるから悪口言うのは怖いけど、放出しているのは、あんたのコメじゃない。有事に備えた頼みの綱だ」

 5日、矢吹町の農産品直売所前。石原は農家ら約70人を前に、政府・自民の農政批判を繰り広げた。「コメ不足は今までの政治の結果だ。農業が盛んで地方が元気だったら、問題は出てこない」と断じ、今回の参院選が、コメ政策の「大きな分岐点になる」と呼びかけた。

 2009年から12年に民主党衆院議員を務めた石原はこの日の演説で、民主党政権が実施した「農業者戸別所得補償制度」にも触れた。立民は、この制度を拡充し、農地面積に応じて交付金を払う新制度を公約で掲げる。石原は周囲に「農家から制度導入を望む声が届く」と手応えを語る。

 農家が安定した収入を得られ、消費者が安心して購入できるコメ価格。その両立に必要な改革は何か。明快な答えは見つからないまま、「令和の米騒動」で揺れる農業票の争奪戦が熱を帯びている。(敬称略)(堀和彦、福島支局 山波愛)

1014OS5:2025/07/15(火) 13:13:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/c2b2b35df1d569adec251fe32207eb284bea8e88
自民幹事長お膝元、保守王国の鹿児島で「重鎮の娘」反乱…野党系が擁立
7/11(金) 5:00配信

読売新聞オンライン
【参院選2025】注目区を行く<2>
(写真:読売新聞)

 「我が胸の燃ゆる思いに比べれば 煙はうすし桜島山」

【図】一目でわかる…「政権交代」望む声、どれぐらいあるか(読売世論調査)

 公示日の3日、明治維新の立役者・大久保利通の銅像に臨む鹿児島市の広場。参院選の鹿児島選挙区に立候補した無所属の尾辻朋実(44)は、前参院議長の父・尾辻秀久(84)が2013年に比例選から同区に転じた時と同じ言葉で第一声を始めた。秀久は6期36年の任期を終えて引退する参院自民党の重鎮だ。

(写真:読売新聞)

 だが、この日、朋実と初陣を共にしたのは、自民でなく、立憲民主党や社民党県連の幹部らだ。立民は「秀久さんの娘が自民に砂をかけて出てきた」とアピールし、保守王国での「反乱」への支持拡大を狙う。

 〈秀久のむすめ〉。朋実は5日、背中側にこう大書したタスキをかけて繁華街の天文館交差点に立ち、「父が生まれ育った地区からスタートした」と切り出した。

 秀久の秘書を務めた朋実は昨年夏、秀久の後継を決める自民県連の候補者公募に挑むも、選外になった。選ばれたのは、自民の園田修光(68)。衆院と参院での議員経験や有権者への浸透ぶりで軍配が上がった。

 公募結果を受け、「引き抜き」に動いたのが、立民衆院議員の川内博史(63)だ。川内は昨年11月、野党系からの擁立の許しを得ようと秀久に直談判した。拒絶も覚悟したが、秀久は「娘は娘の人生がある。自分で決めるだろう」と応じた。

 秀久と長年戦った立民の支持団体には、朋実の支援に抵抗もあった。朋実を推薦した連合鹿児島の会長、下町和三(65)は「勝てば政治の地殻変動が起きる。劇薬だが、のみ込んだ」と振り返る。共産党も立候補予定者を取り下げ、野党は事実上、一本化した。

 鹿児島は自民幹事長、森山裕(80)のお膝元だ。鹿児島市議出身の森山は県連会長として県政界も取り仕切る。郵政民営化に反対した森山は05年衆院選は無所属で出馬し、自民の「刺客」を破った。盤石な支持基盤を誇り、保守王国は「森山王国」でもある。

 「森山幹事長に(候補者に)選んでいただき、また皆さんの声を国会に伝えられる」

 園田は10日、鹿児島市で支持を呼びかけた。全国を回る合間を縫って森山も駆けつけ、「本当に厳しい戦いだ。何としても勝ち抜かないといけない」と力を込めた。森山は公示日の朝には園田に電話し、「絶対に勝たないといけない。総力を挙げてやる」と激励した。

 鹿児島が改選定数1の「1人区」となった01年以降、負け知らずの自民は組織戦で迎え撃つ。ある県議は「薩摩隼人(はやと)は筋を通さないのが嫌いだ。団体を徹底的にまとめる」と意気込む。JA(農業協同組合)の政治団体「県農民政治連盟」や県遺族連合会など有力団体の推薦状が選挙事務所の壁を埋め尽くす。

 ただ、遺族連合会事務局長の朝広三雄(80)は「頭が痛い」とこぼす。秀久が1985年から会長を務めているためだ。「秀久が方々に電話で朋実支持を呼びかけているようだ」との臆測も飛び交う。

 2日には森山と党紀委員長の連名で「非公認・非推薦候補者への応援は絶対に許さない」との通達が出た。党内では、鹿児島も念頭にあると受け止められた。

 疑心暗鬼にさいなまれる自民の敵対心は、朋実の出馬を容認した秀久に向く。地元入りを控えてきた秀久が選挙中に朋実陣営の応援に入るかどうかに自民は神経をとがらす。自民県連幹部は「何十年と議員を務められたのは自民と森山会長の支えがあったからだ。二度と鹿児島の土は踏ませない」といきり立つ。

 「圧倒的に自民優位な土地柄」(立民衆院議員)ゆえ、朋実が当選後に自民入りするとの見方もくすぶる。朋実は支援者から「選挙後、どうせ自民に帰るんだが」と問われ、「森山幹事長にケンカ売ってるんです。ほんな復帰させるはずがない」と答えたこともあった。

 野党系陣営の結束を乱しかねない「復帰説」を打ち消すため、朋実はこう宣言している。「片道切符を握った人間だ。帰るところはない覚悟で戦っている」

(敬称略)(阿部雄太、鹿児島支局 小林未南)

1015名無しさん:2025/07/15(火) 13:14:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/cf3740025f7ffcf6589e7cc5c0f052423b964a1e
「風を読む小池が来ないのは、こちらに吹いてないからだ」…気をもむ「百合子票」の行方
7/12(土) 5:00配信

読売新聞オンライン
【参院選2025】注目区を行く<3>
(写真:読売新聞)

 全国最多の7議席を争う東京選挙区。候補者32人の論戦は白熱している。

【写真】政見放送で胸元あらわに「お友だち登録してね」

 「自民党は逆風だが、今こそ立ち上がって前に進まなければいけない」

 スケートパークなどのスポーツ施設が立ち並ぶ東京・渋谷の宮下公園前で3日、競泳をイメージした水色シャツ姿の自民新人の鈴木大地(58)は汗だくになりながら声をからした。

 1988年ソウル五輪・競泳の金メダリスト。安倍内閣下で初代スポーツ庁長官を務めた知名度の高さから、自民の「2人目」として、旧安倍派衆院議員の萩生田光一(61)らが5月下旬に急きょ担ぎ出した。

 前哨戦となる都議選で過去最低議席の惨敗を喫した直後の6月24日、党本部で開いた鈴木の選対会議。都連所属の萩生田は「鈴木大地一本で行く。極めて偏った活動をしなければ勝てない」と強調した。都議選の「2人区」以上で複数当選はゼロだったとも強調し、「鈴木シフト」に理解を求めた。

 反発を強めるのが前厚生労働相で、党参院議員会長の武見敬三(73)だ。日本医師連盟など厚労系を中心とした約300団体の支援を受けて6選を目指すが、直近2回は最下位当選。選挙基盤は盤石とは言えず、「政治とカネ」を巡る党への逆風も重なる。

 武見は公示前、都連会長の井上信治(55)に「党の支援団体は平等に割ってほしい」と懇願したが、井上は鈴木の擁立を土壇場で決めた負い目から、いったん難色を示した。しかし、武見の情勢が厳しいことを踏まえ、井上は今月11日、自民系の業界団体に対し、武見を支援するよう要請した。

 都連は2013年から続く「2人当選」を目指し、都知事の小池百合子(72)が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」が都議選で得た約104万票に狙いを定める。

 都議選では激突したものの、小池は国政との連携を重視し、参院選は自民、公明両党を応援すると表明しており、無党派層が多いとされる「都民ファ票」の取り込みに注力する。

 小池は11日夜、都内のホテルで開催された武見の演説会に駆けつけ、「国政と都政にとって必要だ」と持ち上げてみせた。これに対し、陣営は「街頭には来てくれないので、支持は広がりにくい」と冷淡で、自民内も「小池支持層が今更流れてくるとは思えない」と見る向きは多い。

 一方、強気の姿勢を見せるのは国民民主党だ。東京で一度も議席を得たことはないが、世論調査の政党支持率で野党1位だった勢いに乗り、4月に新人の牛田茉友(40)と奥村祥大(31)の2人擁立を決めた。

 アナウンサー出身の牛田が無党派層に浸透し、元会社員の奥村は党の支持母体である四つの民間産業別労働組合(産別)の組織票で引き上げる戦略を描いていた。

 もっとも、その戦略には狂いが生じている。一つ目の誤算は、小池が自公の支援に回ったことだ。代表の玉木雄一郎(56)は小池が17年に結党した希望の党に合流し、良好な関係を築いてきた。昨年の衆院東京15区補欠選挙などで小池が推す候補を「公認並み」に支援した経緯もあり、小池の応援を期待していた国民民主選対幹部は「風を読むのがうまい小池が来ないのは、こちらに風が吹いていないからだ」と嘆く。

 もう一つは、6月に比例選への擁立を見送った元衆院議員の山尾志桜里(50)が離党して無所属で出馬したことだ。山尾を巡る一連の騒動で党支持率は急落し、山尾は選挙戦で古巣を非難している。ただ、玉木は周囲に「2人当選のチャンスはある」と強気に語る。

 立憲民主党は再選を目指す塩村文夏(47)と、昨年比例選で繰り上げ当選した奥村政佳(47)の現職2人の当選を期す。「共倒れ」を避けるため、東京23区を東西に分け、保守系が強い東部は塩村、立民が比較的強い西部と多摩地域は奥村ですみ分けた。それでも、都連幹部は「1議席死守のため、票をどちらかに寄せる可能性もある」と明かす。

 その動向が全国に影響する首都決戦。公明新人の川村雄大(41)は党幹部らの支援を受けて街頭に立ち、3選を目指す共産の吉良佳子(42)は消費税減税を訴えている。

 日本維新の会は6年前に議席を得た前参院議員の音喜多駿(41)、れいわ新選組は元衆院議員の山本譲司(62)を立てた。躍進が見込まれる参政党は新人のさや(43)を公認し、日本保守党の小坂英二(52)ら多くの新人も立候補している。(敬称略)(谷口京子、薦田大和)

1016OS5:2025/07/15(火) 13:14:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/ca571f64f85504be06c7bb8a18886c7565a43f60
土俵際だった小沢王国、自民の「政治とカネ」で風向き変化…繰り広げられる因縁の決戦
7/13(日) 8:00配信

読売新聞オンライン
【参院選2025】注目区を行く<4>
 「小沢王国」で因縁の対決が繰り広げられている。

【ボートマッチ】20の質問であなたの考えに近い政党・候補者が分かる!

小沢一郎衆院議員と鈴木総務会長

 立憲民主党衆院議員の小沢一郎(83)が参院選の岩手選挙区で野党共闘体制を築き、そこに小沢の元側近で自民党の平野達男(71)が「どぶ板」戦術で挑む構図だ。

(写真:読売新聞)

 10日、すっかり日焼けした平野は滝沢市のスーパーの駐車場に立ち、「もう一度、国政に戻してください。とにかく、もう一回国政に戻してください。それが最も訴えたいことだ」とかれ気味の声で支持を求めた。

 衆院岩手2区選出で自民総務会長の鈴木俊一(72)も駆け付け、「物価高対策は、どの党よりも確実に責任を持って前に進めている」と強調した。

 2019年参院選で落選し、一度は引退を覚悟した平野は1月から広い県内をくまなく歩いてきた。

 公示が迫った7月1日、平野は二戸市の薬局前で車を降り、店に入ると「ごあいさつに歩かせてもらっています」と頭を下げた。この日は午前中だけで企業や店舗を14軒回った。2日には北上市で、中学の同級生と一緒に商業施設の前で買い物客に語りかけた。「新人議員じゃできない選挙だ。最後、蛮勇を振るって訴え、活路が開けるかもしれないという思いで立った」

 迎え撃つ小沢は今回、19年参院選では無所属の野党統一候補として勝利し、その後立民入りした横沢高徳(53)を立民公認で擁立した。さらに、共産党や連合などとのパイプを駆使し、横沢支持でまとめ上げた。

 3日、盛岡市での横沢の第一声には、立民、共産、社民各党や連合の地元幹部が顔をそろえた。

 小沢がマイクを握ると、約400人の聴衆から大きな拍手がわき起こった。小沢は「野党がまとまって政権を取って、働く決意がないといけない。野党共闘の原点は岩手から始まった。全国のモデルとなって、国会にもう一度送ってもらう」と自信を見せた。

 パラリンピック選手だった横沢は「健常者としての視点と車いすから見える視点、両方から社会を捉え、国民の生活が第一の政治を実現する」と誓った。「国民の生活が第一」は小沢が民主党離党後に作った政党名でもある。

 平野と小沢は、今回参院選で注目される消費税を巡っても確執が深い。

 小沢は12年、民主党政権が自公両党と合意した、消費税率を段階的に10%に引き上げる「社会保障と税の一体改革」に反対し、民主党を離れた。復興相だった平野は民主党に残り、自由党時代から政治行動を共にしてきた小沢とたもとをわかった。19年参院選では、小沢が支える横沢が消費税率10%への引き上げに反対し、平野は賛成した。

 今回も同様の論戦が続く。横沢は「生きていくために必要なのは食べ物だ。食料品にかかる消費税減税を進め、(税率)0%を実現する」と唱える。平野は「減税と言う野党に政権を任せるわけにはいかない」と与党の責任を前面に出し、財務相経験を持つ鈴木も野党の減税論は「無責任だ」と主張する。

 厳しい戦いを強いられる平野だが、一時は鈴木らと共に「王国」を崩壊寸前まで追い込んだこともあった。

 21年衆院選の岩手3区では自民候補が小沢を破った。1969年に初当選した小沢の選挙区での初の敗北だった。22年参院選の岩手選挙区でも自民候補が30年ぶりに勝利した。自民党離党後に2度の政権交代を主導した小沢の復権を恐れる自民党本部が岩手を重点的に支援し、その選挙体制を平野は裏方で支えた。

 小沢の政治力に陰りが見えるようになっていたにもかかわらず、昨年以降、自民への風向きは一変した。「政治とカネ」の問題が岩手の自民議員に相次いで発覚したためだ。昨年10月の衆院選の岩手3区は小沢が制し、威信を取り戻した。自民の順風時に復帰待望論が広がっても、世代交代をすべきだとの考えだった平野は自らが出馬するしかないと腹をくくり、今に至る。

 政党を作っては壊しながら非自民勢力の結集にかけてきた小沢と、小沢つぶしに心血を注ぐ自民の戦いは30年を超えてなお決着がついていない。(敬称略)(荒木香苗、盛岡支局 冨田駿)

1017OS5:2025/07/15(火) 13:15:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd41c5559203e83b3b2eeb50c94dbfb1c089a643
維新の会「大阪夏の陣」、発祥地で2議席死守に躍起…「家族で均等に票を割って」
7/15(火) 11:41配信

読売新聞オンライン
【参院選2025】注目区を行く<5>
(写真:読売新聞)

 日本維新の会が、発祥地の大阪で「夏の陣」に臨んでいる。

【一覧】参院選2025の大阪選挙区(改選4)の候補者

 大阪市有数の繁華街・難波。海外からの大阪・関西万博の来場者らも行き交う3日、選挙カーの上に立った維新代表で大阪府知事の吉村洋文(50)は「大阪から日本を変えていく」と声を張り上げた。

 昨年の衆院選敗北を受けて党再生を託された吉村。初めての国政選の第一声には、左胸に「次世代のために」とあしらった黒色のポロシャツ姿で臨んだ。党創設者の橋下徹(56)が掲げていたフレーズを引き継いだもので、結党の原点に回帰する意味を込めた。

 「大阪で負ければ、恐らく維新は崩壊する」。新人の岡崎太(57)は4日、河内長野市での集会でこう危機感をあおった。後に続いた新人の佐々木理江(42)も「大苦戦している。何とか2議席、守らせていただきたい」と頭を下げた。

 維新は2022年参院選比例選で改選野党第1党に躍進したが、その後は万博の会場建設費の上振れや相次ぐ不祥事が批判を招き、支持率は伸び悩んでいる。

 「結党から10年以上たち、大阪でも有権者に飽きられてきた」

 元代表の松井一郎(61)は最近、周囲にこう語った。実際、昨年の衆院選で維新が大阪で得た比例票は約115万票で、22年参院選から約30万票減っている。

 大阪選挙区では16年以降、3回連続で2議席を得る底力を見せてきたが、当選した2人の得票差が開くこともあった。今回は19人で4議席を争う構図となり、均等な票割りが「2人当選」のカギとなる。

 岡崎と佐々木は、6月まで大阪市議だったため、府全域での浸透は道半ばで、支持者から「どっちに投票したらええんか」との声が寄せられた。党は府内の議員約300人を両陣営に分けて支援し、「2人当選のため、家族で均等に票を割って」と呼びかけている。

 それでも、党は「佐々木が先行し、岡崎は当落線上」と分析し、週末の12、13日は岡崎を集中的に支援するよう求める内部通達を11日付で出した。「2名当選は至上命令」と記しており、幹部は「後から出来た国民民主党や参政党が追い上げてきている。佐々木に票が偏れば、1議席にとどまる可能性もある」と狙いを明かす。14日以降も「岡崎シフト」を続ける構えだ。

 一方、21年、24年の衆院選で、候補を擁立した府内15小選挙区で維新に全敗を喫した自民党は「反維新」の急先鋒(せんぽう)を立てた。

 「大阪を変えなきゃいけない。『ニュー柳本』になって新しくやり直す」

 3日昼、大阪市役所前で演説した府連会長の青山繁晴(72)がこう紹介すると、前衆院議員の柳本顕(51)は「今までの柳本とちゃいまっせ」と強調してみせた。

 柳本は大阪市議を5期務め、維新の看板政策だった大阪都構想を批判してきたイメージが強い。今回は、維新が3回目の挑戦を模索する都構想への反対論は封印している。

 柳本の擁立を巡っては、現職の太田房江(74)を推した党本部と公募を求めた府連が対立し、公認決定が6月中旬にずれ込んだ。政権与党でありながら、4枠を争う大阪は苦戦が予想される。維新に流れたかつての自民支持層を取り戻そうと、党を挙げた支援が続く。

 今月11日には幹事長の森山裕(80)が大阪入りした。府連の選対会議で「現状では重点選挙区にせざるを得ない」と厳しい情勢を説明した上で、「落とせない選挙区。今一度奮起してほしい」とげきを飛ばした。

 参政党は宮出千慧(40)が出馬した。代表の神谷宗幣(47)は「最初の本拠地は大阪。一番政党支持が高いのは近畿だ」とアピールする。神谷は大阪府吹田市議時代、知事だった橋下と連携を模索した時期もあり、大阪へのこだわりは強い。

 「常勝関西」と呼ばれる地盤を築いてきた公明党は杉久武(49)が3選を目指す。昨年の衆院選では府内4小選挙区で維新に全敗し、支持母体の創価学会の集票力の陰りも指摘される。府本部幹部は「これまででもっとも厳しい参院選だ」と焦りを募らせている。

 過去3回、議席を独占してきた自民、公明、維新が勢いに乗り切れない中、国民民主は医師の渡辺莉央(30)を公認した。代表の玉木雄一郎(56)は「新しい選択肢に1票を託していただきたい」と呼びかけ、初の議席獲得を期す。立憲民主党は橋口玲(56)、共産党は清水忠史(57)のいずれも新人を擁立。歌手の世良公則(69)らも立候補している。(敬称略)(山本貴広、大阪社会部 浅野友美)

1018OS5:2025/07/15(火) 13:22:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/b5ff22948d303562614ff12c03af4de738fd1ef6
参院選の投票率は? 初の連休中日、若干上昇の予想も…関係者「50%超えて」「自民候補に有利」 長崎
7/15(火) 10:30配信


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長崎新聞
参院選投票率の推移

 参院選は20日の投開票まで1週間を切った。戦後の国政選挙で3連休中日に投票日が設けられたのは初めて。行楽などで外出する人が増えるとして低投票率を懸念する声がある中、長崎選挙区では直近2回が5割を下回っており、行方が注目される。各陣営は勝敗に影響する投票率に気をもむが、希望的観測を含め、前回を若干上回るとの予想も聞かれる。

 2022年参院選の同選挙区の投票率は48・72%。台風の影響で激しい雨が降り、過去最低を記録した19年参院選(45・46%)を約3ポイント上回ったものの、全国(52・05%)を3ポイント超下回り、同選挙区で過去2番目の低さだった。

 同選挙区の期日前投票は今回、投開票日1週間前時点(累計10日間)で有権者(選挙人名簿登録者数)の8・82%が投票。前回の同時点(累計11日間)と比べ、1・88ポイント増加している。県選管は、仕事やレジャーなどで20日に投票できない有権者に、期日前投票の利用を呼びかけている。

 共産新人の筒井涼介候補(31)陣営は「物価高の中で、暮らしを守ってほしいという多くの願いを聞いている。県民にとって関心が高い選挙」として、前回と比べ投票率がアップすると期待。街頭でも「1票で政治が変わる」と訴え、有権者に投票を促している。

 自民現職の古賀友一郎候補(57)陣営。党県連の加藤竜祥会長は「50%は超えてほしい」とするが、「盛り上がりを感じない」とこぼす。投票日が連休中日であることも懸念し「与党の実績を訴え、有権者や団体の票を地道に積み上げていくしかない」と話す。

 参政新人の黒石隆太候補(33)陣営は、交流サイト(SNS)を活用した選挙活動を展開していることで、前回より20〜40代の投票率が上がると予想。「生活苦を抱く人が投票率を押し上げる可能性がある」として、前回より若干上昇との見方を示す。

 国民民主新人の深堀浩候補(59)陣営は、連休中日に「(投票率は)伸びにくい」とみており「組織票を持つ自民候補に有利」と危惧。「勝つためには投票率を上げることが必要」として「難しいと思うが、6割を目指すつもりで活動する」と追い込みをかける。

 投票率は天候にも左右されやすい。長崎地方気象台によると、20日の本県の天気は晴れ時々曇りの予報(14日午後5時時点)。

 長崎選挙区には他に、政治団体「日本誠真会」新人の高谷喜久雄候補(63)と政治団体「NHK党」新人の神谷幸太郎候補(49)も立候補している。

1019OS5:2025/07/15(火) 15:15:37
https://mainichi.jp/articles/20250715/k00/00m/010/106000c
無風選挙続いた和歌山に異変 保守分裂、野党乱立で7新人舌戦過熱
駒木智一

毎日新聞
2025/7/15 12:37(最終更新 7/15 12:37)

 厚い保守地盤に支えられて自民党が独占し、無風の選挙が続いてきた参院選和歌山選挙区(改選数1)に異変が起きている。「二階王国」を築き上げた自民党元幹事長の三男・二階伸康氏(47)と、派閥裏金事件で離党した旧安倍派の実力者、世耕弘成氏が支える望月良男氏(53)による激しい保守分裂に加え、野党候補も乱立。史上最多の7新人が立候補する混戦は20日の投開票に向けて舌戦が過熱している。


 9日夜、世耕氏は初めて望月氏と並んでマイクを握った。場所は二階氏の地元・御坊市だ。世耕氏は神妙な表情で聴衆に語りかけた。

 「冒頭、おわびから入らなければなりません。県選出の国会議員の一人が能登の地震に関してとんでもない発言をしました。県民の皆さんにも恥ずかしい思いをさせている」

 「県選出の国会議員」とは鶴保庸介参院議員のことで、「とんでもない発言」とは前日の「運のいいことに能登で地震があった」との発言を指す。鶴保氏は地方から都市部への人口流出に対する危機感を語り、地方の関係人口創出が必要と主張する流れで発言。失言と認め9日午前には発言を撤回する会見を開いたが「謝罪になっていない」との批判も起きたさなかだった。

 世耕氏のおわびに耳を傾けていた60代の男性は…

1020OS5:2025/07/15(火) 15:16:50
https://www.tokyo-np.co.jp/article/420858
ファーストネーム系通称候補「さや」「かずえちゃん」「蓮舫」…家族にこだわる国・日本の選挙は意外と自由?
2025年7月15日 06時00分
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 20日の投開票まで1週間を切った参院選。最近の傾向なのか、通称を使う候補者たちがいる。特徴的なケースの一つが、名字を出さないパターンだ。選択的夫婦別姓制度など、姓に関する議論もあるが、姓自体は日本社会に定着し、身元を表す材料となっている。目を引くためなのか、何なのか。(木原育子)
◆「少し軽い感じ」「インパクトあっていい」
 参院選で姓を出さない選挙区での主な候補者は、東京のさや氏(参政党)や福井のかずえちゃん氏(立憲民主党)だ。比例代表では元参院議員の蓮舫氏(同)がいる。
 参政党は選択的夫婦別姓に反対し、家族が一つの姓を名乗ることを重視しているが、選挙で姓を名乗らないことには寛容なようだ。
姓は出さず「通称」で参院選を戦う、参政党のさや氏(東京選挙区、写真左)と立憲民主党の蓮舫氏(比例代表)

 こうしたファーストネーム系候補を街の人はどう思っているのか。14日、東京・霞ケ関駅周辺で聞いた。
 元公務員の女性(62)は「何者かなとは思う。目を引くという意味では効果ありだが、少し軽い感じ」と否定的にみる。警備員の増渕敦さん(42)は「SNSのハンドルネームなどファーストネームだけで表現する機会は増えていて、あまり違和感がない」と話した。福岡から出張中という会社員の男性も「政治家の名前と顔が一致しない中でインパクトがあっていいのではないか」と意に介さぬ様子だ。
◆首都圏各地の「さや」候補陣営は
 歌手でもあるさや氏は、音楽活動の通称で立候補を届け出た。くしくも「さや」が名前にある候補者は、首都圏の選挙区で他にもいる。姓名で届け出ている彼女らはどのように感じているのか。
「姓名」で届け出ている、公明党の佐々木さやか氏(神奈川選挙区、左)と、国民民主党の小林さやか氏(千葉選挙区)

 神奈川選挙区の佐々木さやか氏(公明党)陣営の担当者は「『さや』はルールの範囲内ではある。その人のキャリアを生かした名で活動を続ける権利はあり、認めていくべきだ」と話す。
 一方、千葉選挙区の元NHK記者の小林さやか氏(国民民主党)陣営は「名前だけにする目的って何なのか。流行なのか、投票してもらうためなのか」と首をひねった上で「小林も通称名(旧姓)だが、記者時代からこの姓名で活動してきた。友人から『さや』と呼ばれることもあるだろうが…うーむ」と言葉が続かない。

1021OS5:2025/07/15(火) 15:38:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/3f7f83713b4e5f67c92b87135896bd5c34a04f4e
東京で2人当選目指す立憲、「戦略的投票」で大波紋 塩村氏は同僚議員に異論「私は落選してしまいますよね」
7/15(火) 14:00配信
J-CASTニュース
立憲民主党は東京選挙区で2人の当選を目指している(写真は党本部)

 参院選(2025年7月20日投開票)立憲民主党公認で出馬している塩村文夏参院議員が7月14日、同党の小西洋之参院議員によるX投稿に異論を唱えた。

【画像】塩村氏は「私は落選してしまいますよね」と反発、削除されたポストをみる

■「自民に二議席を渡さないため、立憲のおくむらまさよしに投票を」

 発端となったのは、小西氏による東京選挙区での「戦略的投票」を呼びかける投稿だった。立憲は、東京選挙区に現職の奥村政佳氏と塩村氏の2名を擁立している。

 こうした中、小西氏は、小西氏の元秘書で、同党の五十嵐衣里衆院議員による「終盤に向けての最重要ミッション。立憲2議席確保に向けてあと一歩のおっくんに戦略的投票を!」との投稿を引用し、「どの調査報道も東京選挙区の最後の第7枠は、立憲のおくむらまさよしと自民の二番手の争いで決まりとなっています」と説明。

 その上で、「自民に東京で二議席を与えれば、参院で自公政治が続くことになります。立憲民主の支持者ではない方も、自民に二議席を渡さないため、立憲のおくむらまさよしに投票をお願いします!」と呼びかけた。

「仲間の気持ちも考えられないのかな...」
 小西氏による投稿後、塩村氏は「さすがにそれは失礼すぎる。仲間の気持ちも考えられないのかな...と」とポスト。

 続く投稿では、小西氏のポストを引用しながら「小西さん どの報道調査もということはなく、まちまちです。本日午後のフジテレビの情勢調査は私が7番手、最新の朝日は5番手です」と反論した。

 さらに、「結果は投票箱が閉まるまで分かりませんが、それを踏まえると、小西さんがおすすめする方法ですと、私は落選してしまいますよね」と疑問を投げかけた。

 小西氏の呼びかけは奥村氏への集中的な投票を促す内容となっており、同じ選挙区から立候補している塩村氏にとっては不利になりかねないものだった。

 塩村氏は「情勢調査を踏まえて、◯投票を候補者が呼びかけることと、◯事実と異なる内容を併記して組織的に戦略投票を呼びかけることは違うと思います」とも訴え、小西氏の主張に対し懸念を示した。

小西氏は投稿削除も言及なし
 15日朝の投稿では、街頭演説中の写真を添え「おはようございます。今日もよろしくお願いします。粛々と頑張るのみ」とつづった塩村氏。

 一方の小西氏は15日までに問題となった投稿を削除。本件に関する釈明等は行っていないものの、東京都議会議員の銀川ゆい子氏による「塩村さんもおっくんも絶対二人当選だー!! お願い」との投稿をリポスト(拡散)している。

1022OS5:2025/07/15(火) 16:13:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/03788254f7f5d1423383de25592ceeb0a6663f9d
立民、選挙区で優勢に 敵失と共産共闘が奏功 党勢のバロメーターの比例は勢い欠く 産経・FNN情勢調査
7/14(月) 21:30配信
産経新聞
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が12、13両日に実施した参院選の中盤情勢調査では、立憲民主党が選挙区での戦いを優勢に進めていることが分かった。選挙戦を左右する「改選1人区」では共産党を含む他の野党との選挙協力が奏功し、参政党が自民党の支持層を切り崩す運にも恵まれた。ただ、党勢のバロメーターである比例代表は、選挙区での健闘がそのまま支持に結びついておらず、勢いはない。

立民の野田佳彦代表は14日、福岡選挙区(改選数3)で立民現職の応援演説を終えると、野党系無所属が戦う沖縄選挙区(同1)に飛んだ。12、13両日は立民候補の接戦が伝えられる青森、宮城、福島、岡山の各1人区、京都選挙区(同2)を重点的に回った。いずれも与野党伯仲の選挙区ばかりで、横一線の激戦を繰り広げている。

今回調査の結果、立民は改選22議席から20議席台後半に増やすとみられる。主に選挙区で議席を上積みする見通しだ。

特に1人区では、前回調査で野党系候補が優勢とみられる選挙区が8だったのに対し、今回は10選挙区でリードする。立民は共産が候補者を擁立しなかった1人区で優勢に戦い、これまで与党と議席を分け合う傾向が強かった改選複数区でも堅調だ。

選挙区での戦いぶりについて、立民幹部は「手堅く頑張っている」と満足げに語り、別の幹部は「与党に逆風が吹いている」と分析した。

もっとも与党が激しい逆風に見舞われているのに対し、立民を後押しするのはそよ風程度だ。今回の調査では参政が選挙区・比例の双方で議席を伸ばすとみられ、2桁議席も見えてきた。「手取りを増やす」と訴える国民民主も改選4議席から2倍以上伸ばしそうだ。

一方の立民は選挙区で先行するものの、比例では苦戦する。立民ベテランは「比例が全然、伸びない」と語り、勢いに乗り切れない状況にいらだちを見せた。(千田恒弥)

1023名無しさん:2025/07/15(火) 16:25:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/658f7db2ff1da01ac5d8ad5377db9243d826f2cd
【参院選・激戦区ルポ】「あんたのバラード」は大阪で響く? 世良公則候補が急浮上でさらに混沌の大阪選挙区
7/15(火) 14:02配信


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AERA DIGITAL
街頭演説をする世良公則氏

「今の大阪どうですか? 今の日本どうですか? なんか違うよな。このままでいいのかな。そんなふうに感じていませんか?」

【写真】大阪の構図を参政党と世良氏が崩している

 大阪市のJR京橋駅前で7月12日、参院選が始まってから街頭演説に初めて立ったのは、大阪選挙区から立候補しているミュージシャンの世良公則氏。ほとんど予告なしの「ゲリラ演説」だったにもかかわらず、200人以上の人々が集まった。ツーショット写真を撮ろうと長蛇の行列で、知名度の高さをうかがわせた。

 公示日直前の7月1日にいきなり記者会見を開催し、出馬を表明した世良氏。しかし、選挙戦が始まっても、街頭に姿を見せず、SNSで発信するばかりだった。

「いったん7月11日に街頭演説を決めたのですが、天気予報で大雨警報が出てしまったので延期になった」(世良氏の陣営スタッフ)

 世良氏はミュージシャンとして、70年代後半から80年代にかけて、「あんたのバラード」「燃えろいい女」など数々のヒット曲を生んできた。69歳の今も現役で、ライブを続けている。

「『あんたのバラード』、この『あんた』という言葉は、まさに大阪で暮らしたからこそ生まれた。……今、ふむふむと頷いた方、年代わかっちゃいますよ」

「皆さんが直接、話を聞きたい、声を聞きたいと言ってくれたから、こうやって皆さんの前で声をあげることができている」

 選挙カーも「たすき」も「のぼり」もないという世良氏は、黒Tシャツとジーンズ姿で路上に立ち、マイク1本でライブ感覚の演説を続けた。「外国語が飛び交い、大阪弁が聞こえなくなった」と大阪のオーバーツーリズムを嘆き、外国人の不動産取得に規制が必要だと訴える。

「かっこいいわ」
「言葉が胸に響きますね」

 と聴衆の反応も抜群だ。

■参政党と世良氏が崩した大阪の構図

 大阪選挙区は改選数4で、直近の3度の参院選ではいずれも日本維新の会が2議席を獲得、自民党、公明党が各1議席という構図が続いてきた。しかし、参政党の台頭と世良氏の出馬で、構図が崩れようとしている。

 参院選半ばのメディアの情勢調査を総合すると、維新の元大阪市議・佐々木理江氏が優勢で、自民の元衆院議員・柳本顕氏、維新の元大阪市議・岡崎太氏、参政の新人・宮出千慧氏、公明の現職・杉久武氏が続き、世良氏や共産党の清水忠史氏、立憲民主党の橋口玲氏、国民民主党の渡辺莉央氏らが追う大激戦の様相だ。

1024名無しさん:2025/07/15(火) 16:26:09
■熱気を失った維新、熱気を感じる参政

 大阪で2議席確保を続けてきた維新にとっては、1議席を失うおそれが出てきている。

「改革政党、日本維新の会、大阪でやってきた改革を、日本で、岡崎さん、佐々木さんにもやってもらう」

 維新代表の吉村洋文・大阪府知事は、佐々木、岡崎両候補の応援に立ち、2人当選を訴えている。しかし、周囲の反応はイマイチ。かつて吉村氏の演説に熱狂していたような空気感はなく、ビラをまいても受け取る人は多くない。

 一方、維新の牙城を崩そうとしている参政党の宮出氏。ツーショットで街頭演説に立つのは6年前の参院選では大阪選挙区から維新公認で出馬し、約73万票を獲得してトップ当選した梅村みずほ氏。今回は参政党に移籍し、比例区から出馬している。2人でスローガンの「日本人ファースト」を訴え、街頭に立つスタッフのオレンジTシャツも「日本奪還」の文字。宮出氏がマイクを握ると、大勢の人が立ち止まり、反応は抜群だ。

「参政党が(大阪選挙区で)大丈夫だという報道があり、わぁーってなってますが、全然、大丈夫じゃない。参政党とともに日本を守っていきましょう」

 宮出氏が語るたびに大きな拍手がわく。勢いがよかったころの維新の選挙とよく似た熱気を感じた。
与党の自民の柳本氏、公明の杉氏は、なんとか議席を守りたいところだが、自民府議は、つらそうにこう話した。

「これまで大阪では、無党派層の半分以上は維新にもっていかれて苦戦していた。しかし、今回は参政党が半分どころか6割、7割の無党派層をとりそうだ。大阪は改選数が4なので、自公で2議席は絶対なのですが……。正直、連立を組む公明党を気遣う余裕もない」

 公明党関係者も、こう話す。

「出口調査は組織があるうち(公明)が一番強くて当たり前なのに、ほとんど差がない。参政党にここまで肉薄されるとは、全く想定していなかった。展開によれば最後の4番目の議席をうちと自民党で争う、信じがたい選挙になりかねません」

 自公の与党同志で議席を奪い合う展開に、やりきれなさそうな表情だった。

(AERA編集部・今西憲之)

*  *  *

 大阪選挙区ではこのほか、れいわ新選組の椛田健吾氏、日本保守党の正木真希氏、NHK党の武内隆氏、諸派の稲垣秀哉氏、諸派の橋口和矢氏、諸派の上妻敬二氏、諸派の吉野純子氏、諸派の平理沙子氏、諸派の瀬戸弘幸氏、無所属の東修平氏が立候補している。

今西憲之

1025OS5:2025/07/16(水) 11:50:52
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025071600277&g=pol
【参院選情勢】選挙区(1)(北海道〜神奈川)
2025年07月16日10時12分配信
◎勝部、高橋がリード=北海道【参院選情勢】

与野党過半数懸け攻防 自公苦戦、立民堅調―国民、参政に勢い・参院選情勢【25参院選】

 共に再選を目指す立民現職の勝部と自民現職の高橋がリード。残る1議席を自民現職の岩本と国民新人の鈴木、参政新人の田中が争う。

 2議席死守を掲げる自民は、高橋と岩本の「票割り」を徹底できるかが課題。地元知事を4期務めた高橋は道内をくまなく回り支持基盤の強化を図る。岩本は党幹部の応援を受けて知名度向上に懸命。推薦を得た公明と連携し、自公の支持層固めにも注力する。

 勝部は立民支持層をまとめ、トップ当選を目指す。政府の物価高対策を不十分だと断じ、批判票の取り込みも狙う。鈴木は札幌市など都市部を中心に支持を訴え、無党派層への浸透を図る。


◎福士がやや先行=青森【参院選情勢】

 立民新人の福士がやや先行し、自民現職の滝沢が懸命に追う。福士は連合や社民の支援も得て知名度向上に注力。「最重点区」と位置付ける立民の党幹部らがてこ入れし、無党派層へも浸透を図る。滝沢は環境副大臣などを務めた実績をアピール。公明の後押しも受けつつ、組織固めに奔走する。共産荻野、参政加藤らは厳しい。


◎横沢が優勢=岩手【参院選情勢】

 立民現職横沢がリードする。共産、社民の支援を受け、野党共闘を構築。県知事も応援に入るなど、無党派を含む幅広い支持の獲得を目指す。自民元職平野は、復興相など国政での経験をアピールして追い上げを図る。食料安全保障の強化や国土強靱(きょうじん)化を訴えるが、「政治とカネ」の問題で党への逆風が続く。参政及川、諸派吉田の新人2人は厳しい。


◎石垣に支持広がり=宮城【参院選情勢】

 先行する立民現職の石垣を、自民新人の石川が追う。石垣は大票田の仙台市を基盤に、郡部でも支持拡大に注力。党幹部が応援に入るなど無党派層への浸透も図る。石川は15年超務めた県議時代の実績を強調。公明や県内全市町村長の支援を受けて組織戦を展開するが、党の「政治とカネ」の問題を受けた逆風で伸び悩む。参政ローレンスらは厳しい。


◎寺田と中泉が伯仲=秋田【参院選情勢】

 無所属現職の寺田と自民元職の中泉が激しく競り合う。寺田は立民や共産などの県組織の支援を受けるが、党派色を極力抑えて無党派層への浸透を図る。義父が元知事、夫が衆院議員という知名度も武器だ。中泉は農業に従事していた経験をアピール。組織固めに全力を挙げる。参政佐藤、諸派本田の2新人は厳しい戦い。


◎芳賀、大内が競る=山形【参院選情勢】

 再選を目指す無所属の現職芳賀と、自民新人の大内が激しく競る。国民民主などの支援を受ける芳賀は野党支持層に浸透。物価高対策に全力を挙げる姿勢をアピールし、無党派層の取り込みを図る。大内は県議の経験を生かし、経済の振興など地域密着型の政策を強調。地元選出の国会議員らと連携して、組織票をまとめる。共産新人三井寺らは厳しい。


◎石原と森が接戦=福島【参院選情勢】

 立民新人の石原と4選を目指す自民現職の森が接戦。石原は共産の支援も受け、課題の知名度向上に躍起。党幹部らのてこ入れで自民批判票の取り込みも狙う。公明が推薦を見送るなど、自身も関与した党派閥の裏金事件が尾を引く森は、東日本大震災の復興事業など実績をアピール。組織固めを急ぐとともに、都市部を中心に無党派層への浸透を図る。参政大山らは厳しい。

1026OS5:2025/07/16(水) 11:51:07
◎上月優勢、小沼・桜井追う=茨城【参院選情勢】

 自民現職上月が優勢。残る1議席を巡り立民現職小沼がやや先行し、参政新人桜井が懸命に追い掛ける。

 上月は50万票の確保が目標。知名度と組織力を生かし、安定した戦いを進める。小沼は連合茨城の支援を受けて労組票を固め、無党派層の支持拡大も狙う。桜井は若年層を中心に支持を広げ、保守層の取り込みを図る。維新新人北崎と共産新人高橋は支持層への浸透を急ぐ。諸派新人の石井、酒井らは厳しい。


◎板津と高橋が横一線=栃木【参院選情勢】

 立民新人の板津と、3選を目指す自民現職の高橋が激しく競り合う。板津はSNSで支持を訴え、都市部を中心に浮動票の取り込みを狙う。維新、国民が擁立を見送ったことから、野党支持層への浸透を急ぐ。国土交通副大臣の高橋は、公明と業界団体からの推薦を生かし、組織票固めを図る。新人の共産福田、参政大森らは厳しい。


◎清水を河村ら追う=群馬【参院選情勢】

 再選を目指す自民現職清水を、立民新人河村、参政新人青木が懸命に追う。清水は地元国会議員の支援を受け、業界団体の票固めを急ぐ。河村は児童相談所にランドセルなどを寄付する「タイガーマスク運動」の知名度を生かし、無党派層に浸透を図る。青木はSNSでの発信に力を入れ、保守層の切り崩しを狙う。新人の共産高橋、諸派井田らは厳しい。


◎古川、熊谷が抜け出す=埼玉【参院選情勢】

 4議席を15人が争う乱戦。自民現職の古川と立民現職の熊谷が抜け出し、参政新人の大津と国民新人の江原が猛追。公明現職の矢倉、共産現職の伊藤も激しく追い上げる。

 4期目を目指す古川、2期目に挑む熊谷はそれぞれ組織票をまとめ、SNSを活用して無党派層の取り込みを図る。大津は地方議員の経験を訴え、保守層の切り崩しを狙う。江原は県議時代から地盤とする県北部を足場に、県南部への支持拡大を目指す。

 3期目を狙う矢倉は支持母体・創価学会を通じて支持を広げる戦略だが、昨年の衆院選での石井啓一前代表の落選を引きずる。再選を期す伊藤は政権批判票を糾合しようとSNSをフル活用する。

 維新新人の龍野やれいわ新人の桜井は苦しい。


◎長浜やや有利=千葉【参院選情勢】

 立民現職の長浜がやや先行し、国民新人小林と自民現職石井の2人が追う。参政新人中谷と自民現職豊田も追い掛ける。

 参院副議長の長浜は、地元選出の野田佳彦代表の支援を受けて立民支持層をまとめ、トップ当選を狙う。小林は都市部を中心に街頭演説を繰り返し、女性や子育て世代への浸透を図る。石井は集会を重ねるなど組織固めに注力。石破茂首相や熊谷俊人知事らが続々と応援に入る。

 中谷は保守票に照準を絞る。豊田はこれまでの実績を訴えるなど議席維持に懸命。いずれも新人の共産白石、維新石塚、れいわ山本らは厳しい。


◎自公立共参が優位=東京【参院選情勢】

 改選6議席に非改選の欠員分1議席を加えた7議席を32人で争う激戦。自民、公明、立民、共産、参政は1議席確保が視野に入っており、国民も議席獲得を狙う。自民、立民、国民は2人ずつ擁立した。

 自民新人鈴木はソウル五輪競泳金メダリストで、初代スポーツ庁長官を務めた知名度を生かして優位に戦いを進める。公明は新人川村が支持層を固める。

 再選の懸かる立民現職塩村は1期目の実績を訴え、支持を広げる。3選を狙う共産現職吉良も組織力を生かす。参政新人さやは無党派層や自民からこぼれ落ちた票の取り込みに懸命だ。

 国民新人牛田は、元アナウンサーの知名度を生かして幅広い層への浸透を目指す。一方、自民現職武見は13年参院選から続く自民2議席を死守するため、日本医師連盟などの業界団体から支援を受けて組織戦を展開する。立民現職奥村も当選圏入りへ追い上げを図る。

 維新元職音喜多、国民新人奥村、れいわ新人山本、保守新人小坂、地域政党「再生の道」新人吉田、社民新人西もそれぞれ支持を訴える。

 7議席のうち6番手までの任期は6年。残り1議席の任期は3年となる。


◎牧山、脇が一歩リード=神奈川【参院選情勢】

 改選4議席に16人が出馬した混戦から、立民現職牧山と自民新人脇が抜け出した。残る2議席を巡り、公明現職佐々木、参政新人初鹿野、国民新人籠島が激しく競り合う。

 立民は当初、2人を擁立する予定だったが、週刊誌のパワハラ報道を受け、もう一人の現職が出馬を断念。4選を狙う牧山は連合から推薦を得て有利に戦いを進める。脇は自民支持層をまとめる組織戦を展開する。

 3選の懸かる佐々木は公明支持層を固め、推薦を得る自民と連携して議席死守を目指す。党の勢いで当選争いに急浮上した初鹿野は、無党派層の取り込みを図る。元農林水産省職員の籠島も連合から推薦を受けるが、知名度不足が課題。前回次点だった共産新人浅賀は党支持層をまとめて懸命に追う。

1027OS5:2025/07/16(水) 11:51:37
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025071600278&g=pol&ref=2025san&utm_source=news.yahoo.co.jp&utm_medium=referral&utm_campaign=link_back_edit_vb#goog_rewarded
【参院選情勢】選挙区(2)(新潟〜和歌山)
2025年07月16日10時13分配信
◎打越と中村が接戦=新潟【参院選情勢】

【参院選情勢】選挙区(1)(北海道〜神奈川)

 立民現職の打越と自民新人の中村が1議席を巡って接戦。昨年の衆院選で全5選挙区を制した立民は「必勝区」と位置付ける。打越は再選を目指し、政権批判票の取り込みに懸命だ。中村は五輪競泳銀メダリストの経歴をアピール。組織固めを図るほか、無党派層への浸透も目指す。ただ、陣営は参政新人の平井に保守票が流れる可能性を危惧している。


◎堂故、庭田が競る=富山【参院選情勢】

 3選を目指す自民現職堂故と国民新人庭田が激しく競り合う。堂故は元国土交通副大臣として能登半島地震に対応した実績を強調。首長や地方議員の後押しを受け、自公支持層を固める。庭田は連合富山の推薦と立民県連から支援を受ける。元アナウンサーの知名度を生かし、無党派層の取り込みを図る。共産新人坂本、参政新人田保らは厳しい戦い。


◎宮本に浜辺迫る=石川【参院選情勢】

 4選を狙う自民宮本を国民新人浜辺が追い上げる。宮本は派閥裏金事件で処分を受けたが、能登半島地震の復興や中小企業支援を訴える。公明から推薦を得た。浜辺は元教員の経歴を生かし、教育政策などをアピール。独自候補を擁立しなかった立民の支援も受ける。共産村田、参政牧野、諸派小沢の3新人はいずれも広がりを欠く。


◎滝波が先行=福井【参院選情勢】

 3選を目指す農林水産副大臣の自民現職滝波が先行する。県農政連など800を超える推薦団体に支えられ、北陸新幹線の県内開業などの実績をアピール。野党は候補が乱立し、国民新人山中、立民新人かずえちゃん、参政新人千田、共産新人山田が激しく競り合う。連合福井は国民、立民の推薦を見送った。保守大坂らは厳しい。


◎後藤、森屋が激戦=山梨【参院選情勢】

 国民新人の後藤と自民現職の森屋が激しく競り合う。元県知事の後藤は知名度を生かし、政権批判票の取り込みに注力。農林水産省職員の経験から農政改革などをアピールする。3選を狙う森屋は岸田内閣で官房副長官を務めた実績を強調。自民、公明の支持層固めを図る。参政新人の永田は党への追い風に期待。共産早田、諸派舟橋の2新人は厳しい。


◎羽田が優勢=長野【参院選情勢】

 再選を目指す立民現職の羽田が有利に戦いを進め、自民新人の藤田が追う。羽田は野党支持層に加え、無党派層にも支持を広げる。刷新感をアピールする藤田はSNSをフル活用。無党派層が多い女性や若者の取り込みを図るが、伸び悩む。参政新人の竹下は街頭演説の回数を増やすなど追い上げに懸命。諸派の山田、加藤は厳しい戦い。


◎若井ややリード=岐阜【参院選情勢】

 裏金事件で自民を離党した現職が立候補を見送り、新人6人が争う。自民若井がやや先行し、立民服部が猛追する。若井は県議時代の実績をアピール。組織戦を展開し、地盤を固める。服部は連合岐阜の推薦を得て、知名度向上に躍起。党幹部の相次ぐ応援を受け、政権批判票の取り込みを図る。参政新人の瀬尾が懸命に追う。共産新人三尾らは苦しい。

1028名無しさん:2025/07/16(水) 11:52:01
◎若井ややリード=岐阜【参院選情勢】

 裏金事件で自民を離党した現職が立候補を見送り、新人6人が争う。自民若井がやや先行し、立民服部が猛追する。若井は県議時代の実績をアピール。組織戦を展開し、地盤を固める。服部は連合岐阜の推薦を得て、知名度向上に躍起。党幹部の相次ぐ応援を受け、政権批判票の取り込みを図る。参政新人の瀬尾が懸命に追う。共産新人三尾らは苦しい。


◎榛葉、牧野が安定=静岡【参院選情勢】

 共に現職の国民榛葉は5選、自民牧野は4選を目指して安定した戦い。党幹事長として全国を回る榛葉は地元での活動が限られるものの、連合の支援を受け、独自候補の擁立を見送った立民支持層にも浸透。牧野は党所属の地方議員や、推薦を受ける公明と連携して地盤を固めつつ、無党派層の掘り起こしも図る。いずれも新人の参政松下、共産鈴木は懸命に追い掛ける。諸派新人の福原らもSNSを活用して政策を訴えるが、広がりを欠いている。


◎立自国が抜け出す=愛知【参院選情勢】

 立民、自民、国民が抜け出し、4議席目を参政と公明が激しく争う。立民現職の田島は連合の推薦を受け、組織票を手堅くまとめる。19年参院選でトップ当選した自民現職の酒井は知名度を生かして安定した戦い。国民新人の水野も連合の推薦を得て、50万票を目標とする。

 参政新人の杉本は外国人政策などに力点を置き、SNSを通じて若者世代を中心に支持を拡大。既成政党への批判の受け皿となることを狙う。公明安江は子育て政策での実績を訴え、議席維持に懸命。斉藤鉄夫代表ら党幹部が連日応援に入り、てこ入れを繰り返す。

 新人の共産須山、維新広田、れいわ辻は浸透を急ぐ。日本保守の推薦を受ける諸派田中らは苦戦している。


◎小島が引き離す=三重【参院選情勢】

 立民新人の小島が先行し、3選を目指す自民現職の吉川が懸命に追う。国民や連合の支援を受ける小島は、県内をくまなく回って教育・子育て政策の充実を訴え、支持拡大を図る。吉川は自身も関与した派閥裏金事件の逆風が響く。公明への推薦依頼も取り下げざるを得なかった。参政新人の難波も必死の追い上げ。諸派新人の橋本は厳しい。


◎宮本やや先行=滋賀【参院選情勢】

 自民新人で公明が推薦する宮本がやや先行する。守山市長時代の行政経験など「即戦力」をアピールし、支持固めに奔走する。立民と候補者を一本化し、連合滋賀の推薦を受けた国民新人の堀江が猛追。党幹部の応援を得て、浮動票を取り込む。参政新人の中田、維新新人の岡屋は保守票の切り崩しを狙い、共産新人の佐藤が続く。諸派新人菅原らは厳しい。


◎維自共立参が横一線=京都【参院選情勢】

 維新新人の新実、自民現職の西田、共産現職の倉林、立民新人の山本、参政新人の谷口が横一線で競り合う。新実は元アナウンサーの知名度を生かし、幅広い層を取り込む。西田は沖縄の「ひめゆりの塔」発言で批判を浴び、組織固めに懸命。倉林は共産支持層に加え、市民団体などと連携して無党派層への支持拡大を目指す。山本は知名度不足を補うため、党幹部が相次いで選挙区に入る。谷口は党の勢いを背に保守層に食い込む。出馬表明が遅れた国民新人の酒井は巻き返しに全力を挙げる。れいわ新人の西郷らは広がりを欠く。


◎佐々木リード、柳本ら追う=大阪【参院選情勢】

 改選4議席を巡る争い。維新新人の佐々木が一歩リードし、自民新人の柳本、参政新人の宮出、公明現職の杉、維新新人の岡崎が懸命に追う。維新は「本拠地」大阪での2議席確保が至上命令。地方議員が手分けして、これまでの改革の実績をアピールする。両新人の「票割り」が徹底できるかが課題だ。

 柳本は現職の立候補取りやめで出馬表明が6月にずれ込み、支援組織などへの浸透を急ぐ。宮出は先の東京都議選で参政が躍進したことを追い風に、支持を広げている。党は最重点区と位置付け、てこ入れを強化する。3選を目指す杉は支持母体を中心とした組織戦を展開するが、支援者の高齢化が影を落とす。

 共産新人の清水、立民新人の橋口、国民新人の渡辺は無党派層の取り込みに全力を挙げる。それぞれ党幹部らが相次ぎ現地に入る。

1029OS5:2025/07/16(水) 11:52:20

◎泉が抜け出す=兵庫【参院選情勢】

 改選3議席を13人が争う。元明石市長の無所属新人泉が知名度を生かして抜け出す。共に現職の自民加田と公明高橋が競り合い、新人の維新吉平、参政藤原、国民多田が激しく追う。

 泉は選挙前から県内を精力的に回り浸透。19年は最下位で当選した加田は派閥裏金事件もあり危機感が強い。石破茂首相が公示日の第一声で訪れた。公明は兵庫を最重点区と位置付け、斉藤鉄夫代表も第一声で高橋の応援に入った。

 維新はトップ当選を果たした19、22年と比べて失速気味。吉平は出馬表明が4月と遅れ、巻き返しに懸命だ。藤原と多田は党の勢いを背に無党派層への浸透を図る。元職の諸派立花も支持拡大を目指す。


◎堀井が優勢=奈良【参院選情勢】

 3選を目指す自民現職の堀井が先行。支援団体を精力的に回るほか、地元選出の国会議員らとの集会を重ねる。公明の推薦も得て、足元を固めつつある。いずれも新人の維新平、立民川戸、共産太田、国民杉本、参政黒川が追い掛ける。野党候補の乱立で政権批判票が分散。連合奈良は事実上の自主投票とした。諸派新人川崎は厳しい。


◎望月、二階が激戦=和歌山【参院選情勢】

 無所属望月と自民二階の両新人が激戦。元有田市長の望月は、自民を離党した世耕弘成前参院幹事長の支援を受ける。二階は政界を引退した父の俊博元幹事長の地盤を軸に徹底した組織戦を展開。政権幹部らも相次ぎ応援に入る。保守分裂選挙となる中、参政新人の林元、維新新人の浦平は追い上げを狙う。共産新人の前らは厳しい。

1030OS5:2025/07/16(水) 11:52:38
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025071600279&g=pol
【参院選情勢】選挙区(3)(鳥取・島根〜沖縄)
2025年07月16日10時13分配信

◎【参院選情勢】(鳥取・島根)

【参院選情勢】選挙区(2)(新潟〜和歌山)

 自民新人の出川が安定した戦い。県議などを務めた地元島根で支持を固め、石破茂首相の地元である鳥取でも保守地盤を生かして有利な戦いを進める。陣営は前回22年と同水準の30万票の得票を目指す。いずれも新人の国民中山、共産亀谷、参政倉井は無党派層を含む非自民票を奪い合う構図で、大きく後れを取る。諸派新人谷口は厳しい。


◎小林、国友が互角=岡山【参院選情勢】

 いずれも新人の自民小林と立民国友が互角の戦い。現職の引退に伴い出馬した小林は、県内各地を回って個人演説会を開催。自民議席の死守を目指し、票の掘り起こしに懸命だ。国友は党幹部が相次ぎ応援に入り、連合の支援も受ける。岡山市や倉敷市など都市部を中心に無党派層の支持獲得を狙うほか、擁立を見送った国民民主、共産支持層の取り込みも図る。参政広森らは厳しい。


◎西田先行、森本追う=広島【参院選情勢】

 公明の推薦を得た自民新人西田が与党支持層をまとめて先行する。連合広島が推薦し3選を目指す立民現職森本が追う。自民と旧民主系が長らく改選定数2議席を分け合ってきたが、現職2人を抱えていた立民が共倒れを避けるため候補を一本化。森本は自民の「政治とカネ」の問題などを批判し、保守地盤の切り崩しを狙う。参政新人小石は教育改革や子育て支援を掲げて浸透を図る。いずれも新人のれいわ楾、共産高見は消費税の廃止や減税などを訴えるも苦戦している。


◎北村が盤石=山口【参院選情勢】


 自民現職北村が盤石。系列県議らと連携した組織戦を展開して与党支持層を固め、選挙区で2度目の当選を狙う。参政新人山崎は、保守層や子育て世代をターゲットに支持拡大を目指す。国民新人関谷は若さを生かし、若年層への訴えを強化。無所属新人戸倉は立民県連代表と共に活動を展開するが、伸び悩んでいる。


◎広田やや優勢=徳島・高知【参院選情勢】

 野党系無所属で4選を目指す広田がやや優勢。立民、共産、国民の支持層に加え、自民票の取り込みも狙う。自民新人の大石は組織固めを徹底して激しく追う。県議時代から地盤とする票田の高知市で無党派層の掘り起こしを図っている。参政新人の金城は知名度不足が課題。諸派新人の中島は苦しい。


◎原田ややリード=香川【参院選情勢】

 国民新人の原田が、玉木雄一郎代表のお膝元でややリード。国民支持層に加え、独自候補の擁立を見送った立民支持層に浸透し、無党派層の取り込みも図る。3選を目指す自民現職の三宅は、党幹部らが連日応援に入るなど組織を挙げた戦いで激しく追い上げる。参政新人の小林は保守票の切り崩しを狙う。いずれも新人の共産長尾、無所属町川、諸派野呂は苦しい。


◎永江が堅調=愛媛【参院選情勢】

 再選を目指す野党系無所属の永江が堅調。政党の推薦を求めず、県内各地に立ち上げた後援会主体で活動しており、立民など野党支持層にとどまらず幅広く浸透する。公募で選ばれた30歳の自民新人上野は組織固めを図るが苦戦。参政新人の原田は保守票の切り崩しを狙う。諸派新人の川端と斉藤は厳しい。

1031OS5:2025/07/16(水) 11:52:49
◎松山、野田が優位=福岡【参院選情勢】

 改選3議席を13人が争う。5選を目指す自民現職の松山と立民現職の野田が戦いを有利に進める。公明現職の下野、国民新人の川元、参政新人の中田が激しく追い上げる。

 松山は党参院幹事長のため選挙区を離れることもあるが、組織戦を展開。野田は党の支持層に浸透する。下野は組織を固めつつ、若者向け集会を開くなど無党派層の取り込みにも懸命。川元は福岡市や北九州市など都市部での訴えに重点を置き、中田はこれまで投票してこなかった有権者の掘り起こしを狙う。

 共産山口、れいわ沖園、保守森、社民那須らは伸び悩んでいる。


◎山下、富永が伯仲=佐賀【参院選情勢】

 3選を目指す自民現職の山下と立民新人の富永が激しく競り合う。19年に大差で勝利した山下は、県内で幅広く組織票を固める。元佐賀市議の富永は市内での知名度を生かしつつ、県選出の党所属国会議員の地盤を回り支持を呼び掛ける。参政下吹越、諸派松尾の2新人はSNSでの発信に注力するが厳しい戦い。


◎古賀、深堀が拮抗=長崎【参院選情勢】

 3選を目指す自民現職の古賀と国民新人の深堀が拮抗(きっこう)している。経済産業副大臣の古賀は地域振興の実績をアピール。公認決定を巡る争いで出馬表明が遅れたものの、石破茂首相らが応援に駆け付けて組織固めを図る。深堀も党幹部らが現地入りし、課題となっている長崎市以外での知名度向上に取り組む。参政新人黒石、共産新人筒井らは厳しい。


◎馬場先行、鎌田猛追=熊本【参院選情勢】

 自民現職の馬場が組織戦を展開して先行するが、都市部の無党派層の取り込みを図る立民新人の鎌田が激しく追い上げる。自民が衆院4小選挙区を独占する保守地盤。鎌田は郡部への浸透が課題で、党幹部が相次ぎ応援に駆け付けている。参政新人の山口は保守層や無党派層への食い込みを目指すが苦戦している。諸派新人の立花は知名度不足が響き厳しい。


◎吉田、白坂が激戦=大分【参院選情勢】

 立民元職の吉田と自民現職の白坂が激戦を展開する。吉田は共産、国民、社民の支援を受け、事実上の野党共闘が成立。2年前の補選で初当選した白坂は実績や知名度不足が否めず、支持集めに奔走する。票田である大分市の浮動票の動向が勝敗のカギを握る。新人の参政野中、諸派二宮、諸派安倍は広がりを欠く。


◎山内、長峯が横一線=宮崎【参院選情勢】

 立民新人山内と3選を目指す自民現職長峯が横一線で競り合う。立民の野田佳彦代表は第一声のため宮崎入りして山内をてこ入れ。政権批判票の取り込みを狙う。長峯は農業団体の推薦を得て議席死守に懸命だが、自身も関わった派閥裏金事件や、地元選出の江藤拓前農林水産相が失言で更迭された問題が尾を引く。いずれも新人の参政滋井と諸派北川は苦しい戦い。


◎尾辻やや先行=鹿児島【参院選情勢】

 立民の推薦を受ける無所属新人の尾辻がやや先行。共産が公示直前に候補者を取り下げ、野党の支援を幅広く受ける。引退する自民現職を父に持ち、自民票も一部取り込む。自民元職の園田は農協や医師会など業界団体と連携。組織戦を展開して懸命に追う。参政新人の牧野はSNSを通じた活動で浸透を図る。諸派新人の山本は伸び悩む。


◎高良、奥間が接戦=沖縄【参院選情勢】

 立民、共産、社民などで構成する「オール沖縄」勢力が推す無所属新人の高良と、自民新人の奥間が激しく競る。玉城デニー知事は高良を積極的に応援。街頭演説や集会参加などで知名度アップを後押しする。奥間は県内全11市長の支援を取り付けるなど組織戦を展開。党幹部も相次ぎ現地入りし、支持拡大を図る。参政新人の和田らは厳しい戦い。

1032OS5:2025/07/16(水) 11:53:10
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025071600280&g=pol
自民、大幅減の公算 国民堅調、参政に勢い―比例代表【参院選情勢】
2025年07月16日10時13分配信
国会議事堂=東京都千代田区
国会議事堂=東京都千代田区

 【自民】前回2022年の18議席から大幅に減らす公算が大きい。1983年の比例代表制導入後最低だった12議席(10年)と同水準に落ち込む可能性がある。

【参院選情勢】選挙区(3)(鳥取・島根〜沖縄)

 【立民】改選8議席を維持する見通しで、最終盤の動向次第で積み増しが視野に入る。

 【公明】改選7議席を割り込む可能性が高い。前回と同じ6議席に届くか微妙な情勢で、5議席まで減らせば83年以降で最低となる。

 【維新】前回の8議席から大幅に減らし、3議席前後にとどまる見通し。

 【共産】改選4議席を維持できるか微妙な情勢。前回と同じ3議席が軸となる。

 【国民】改選3議席からの積み増しが確実。勢いを一定程度維持しており、7議席以上を視野に入れる。

 【れいわ】前回の2議席を上回り、3議席程度を確保すると見込まれる。

 【参政】前回の1議席から大幅に伸ばす勢い。5〜8議席を射程圏内に入れる。

 【社民】改選1議席を死守できるかどうか、際どい情勢だ。

 【保守】1議席は確保できそうで、2議席目をうかがう。

 【諸派】政治団体のNHK党が1議席を獲得する可能性がある。

1033OS5:2025/07/16(水) 16:37:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/a40215cce09a1831b54f5ee7b747c328b299d186
「2時間待ち」も 奈良市役所、期日前投票で「想定外」の事態
7/15(火) 16:28配信


毎日新聞
期日前投票に訪れた有権者=奈良市役所で2025年7月15日午前10時11分、木谷郁佳撮影

 20日に投開票される参院選の期日前投票で、ピーク時に200人ほどが並び、2時間待ちの列もできる珍事態が奈良市役所で起きている。同じ20日に投開票される奈良市長・市議選が13日に告示され、セットで期日前投票に訪れる有権者が急増しているためだ。市選管の担当者は「想定外」と話し、他の来庁者の妨げにならないようにコーンを並べて誘導し、職員を増やして対応している

 15日午前、市役所に投票に訪れた40代夫婦は「投開票日が3連休の中日だったため早めに来たが、さすがに1時間以上並ぶとは思わなかった」と驚いていた。市選管の小橋勇事務局長は、参院選奈良選挙区、比例代表、市長選、市議選の4枚の投票用紙を記入する必要があるため、1人当たりの滞在時間が長いことも影響していると指摘。「お待ちいただくかもしれないが、重要な機会なのでぜひ投票に来てほしい」と話した。【木谷郁佳】

1034OS5:2025/07/16(水) 16:40:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/2ac50d340bc4c3627970b40835f8d8811bf232e0
引退表明の自民重鎮の娘まさかの立民推薦立候補で台風の目に 揺れる参院鹿児島ドタバタ劇
7/16(水) 8:10配信

産経新聞
参院選鹿児島選挙区に出馬する候補者のポスター掲示板=鹿児島市鴨池新町

20日投開票の参院選で「保守王国」として知られる鹿児島選挙区(改選数1)が揺れている。自民党現職の重鎮、尾辻秀久氏(84)の三女、朋実氏(44)が立憲民主党の推薦を受け、無所属で立候補したからだ。秀久氏の今期限りでの政界引退に伴い、別の候補を擁立した自民からは恨み節が漏れる。新興政党の候補者も勢いを増しており、波乱の選挙戦となっている。

【写真】自民ポスターの石破首相の顔写真、候補者のビラで隠される

「相手候補をとやかく言いたくはないが、秀久氏にしっかり指導しておいてもらいたかった」

8日夕、鹿児島市内のホテルで開催された個人演説会。壇上に立った自民公認の元職、園田修光氏(68)はこう嘆いた。相手候補とはもちろん朋実氏のことだ。

自民は長く議席を維持してきた秀久氏の引退意向を受け、昨年7月に後継となる候補者を公募。園田氏や朋実氏ら計9人が応じ、昨年末に園田氏を担ぐことが決まった。

自民関係者にとって予想外だったのは、公募に漏れた朋実氏のその後の動きだ。朋実氏は今年1月に立民に入党、3月下旬には立民の推薦を受け、無所属での立候補を表明するに至る。

■党内に現職への憤り

「寝耳に水。信じられなかった」。自民県連の田畑隆治事務局長はこう振り返る。長年、秀久氏を支援してきた県医師会役員も「納得はしていない。釈然としない」と憤りを隠さない。

鹿児島は1人区となった平成13年から自民が議席を保持。地元選出で参院議長や厚生労働相を歴任した秀久氏の影響力は大きく、その身内である朋実氏のまさかの〝離反〟は衝撃をもって受け止められた。

県連所属議員らが秀久氏に経緯をただすと「娘を止めたが、言うことを聞かなかった。(朋実氏の)参院選には協力しない」と釈明。ところがその後、秀久氏の後援会関係者らに、秀久氏本人から「娘を頼む」との電話があったと自民県連に情報が寄せられ、混乱に拍車がかかった。ある自民県議は「老いて晩節を汚した」と秀久氏への怒りをあらわにする。

■連合は葛藤も「勝てる候補を」

朋実氏の擁立に動いたのは立民県連の選対委員長、川内博史衆院議員。「(朋実氏の)公募漏れを期待していた」と取材に率直に明かした。

秀久氏と党派を超えて親交が深い川内氏は昨年11月、朋実氏の引き抜きについて秀久氏に理解を求めた。その際、秀久氏は「私は自民に育ててもらったが、朋実は別人格」と応じたという。

ただ立民が自民重鎮の娘を推薦することに、連合鹿児島の下町和三会長は「葛藤はあった」と話す。それでも「『勝てる候補』の擁立が最重要課題」(川内氏)と3者の思惑が一致した。

さらに立民側は共産党にも掛け合い、6月には同党の立候補予定者が出馬意向を撤回、事実上の野党共闘に持ち込んだ。

■「秀久のむすめ」タスキで後継PR

朋実氏は無所属で出馬した理由を「党議拘束に縛られず、実現したい政策に集中できる」と説明。立民入りについては「公認は断った。推薦を受けるなら、せめて党員になってくれといわれただけ」と話す。

この点、野党系の地元議員は朋実氏が「秀久のむすめ」と書かれたタスキをつけている点に触れ、「立民幹部の応援を得ながら、父の後継もPRするのは虫が良すぎるのではないか」と苦い表情だ。

複数の情勢調査では朋実氏の優勢が伝えられる。園田氏は「今の日本には『一から勉強します』という候補者に託す余力はない。私であれば衆参で培った経験がある」と実績をアピールし、巻き返しを図る。

一方、参政党新人の牧野俊一氏(39)も勢いを伸ばす。現役の救急医として勤務しながら選挙戦に挑み、主に経済政策と農政改革をアピール。岩盤保守層を支える農業関係者の切り崩しを狙う。

またNHK党の新人、山本貴平氏(50)は交流サイト(SNS)で主張を発信。「ルールを守らない外国人には日本を去ってもらう法整備が必要」としている。

1035OS5:2025/07/16(水) 16:42:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/a280a2aed1455be879a28f4a52e21212fccaaca2
自民、複数区で取りこぼしも 参政食い込み、争い激化
7/16(水) 5:30配信
共同通信
街頭演説で支持を訴える自民党総裁の石破茂首相=2025年7月12日、名古屋市

 共同通信の参院選情勢調査によると、全国13の改選複数区で各党候補の争いが激化し、自民党が取りこぼす可能性が出てきた。京都(改選数2)では日本維新の会に先行を許し、共産党と2議席目を競う。静岡(同2)でも当選圏に食い込む参政党と争う。



 自民は2人を擁立した北海道(同3)、東京(改選数6、欠員補充1)で1議席を固めつつあるが2議席目は難しい情勢だ。千葉(改選数3)は1議席目も国民民主党や参政と激戦。茨城(同2)、埼玉(同4)、広島(同2)では先行するものの神奈川(同4)、愛知(同4)、大阪(同4)、兵庫(同3)、福岡(同3)では激しい戦い。

 立憲民主党は北海道、埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知で1議席が視野に入る。2人を擁立した東京では最終議席を自民、国民と争う。

 公明党は候補7人全員の当選を掲げるが、先行するのは東京のみ。維新は京都の他、大阪で2議席維持を狙う。

 共産は東京で議席を得る可能性があり、京都でも獲得を目指す。国民は静岡が盤石。東京と愛知で当選圏に入る。

 参政は東京と大阪で議席を確保する勢いだ。

1036OS5:2025/07/16(水) 16:45:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/8cb92b5b02e779a591584e7e2864c7e93d122629
参政党・神谷代表 あらためてTBS「報道特集」に抗議「特に選挙中はもっとフラットに」
7/16(水) 15:28配信
スポニチアネックス
参政党・神谷宗幣代表

 参政党の神谷宗幣代表(47)が、15日配信のTBS NEWS DIG公式YouTubeのインタビューに答え、同局「報道特集」の放送内容を巡って抗議したことに触れた。

 12日の同番組について同党は13日、「選挙報道として著しく公平性・中立性を欠く内容が放送されたことを受け、番組の構成・表現・登場人物の選定等が放送倫理に反するものであるとして、TBSに対して厳重に抗議し、訂正等を求める申入書を提出しました」と報告。番組内容について「偏向報道」と主張した。

 同党が公表した、申し入れに対する番組側からの回答では「今回の特集は、参政党が支持を伸ばす中、各党も次々と外国人を対象とした政策や公約を打ち出し、参院選の争点に急浮上していることを踏まえ、排外主義の高まりへの懸念が強まっていることを、客観的な統計も示しながら、様々な当事者や人権問題に取り組む団体や専門家などの声を中心に問題提起したものです」「この報道には、有権者に判断材料を示すという高い公共性、公益性があると考えております」としていた。

 インタビューは13日に行われた。日本人ファーストを訴える党や自身に対する理解について、神谷氏は「なかなか真意が伝わらない部分もありますし、やれ差別だ、ヘイトだと言われているのもあって」と打ち明けた。

 聞き手の「爆笑問題」太田光からは「TBSでもそういう話が出ましたけど…」と番組について振られ、「抗議文を送ったんですけど」と返答。「私は許せないですよ」とジョークまじりに話す太田に、神谷氏は「どんどん言って下さい」と訴えた。太田は「誰も笑わないよ」と、収録現場の雰囲気を評した。

 あらためて神谷氏は「私たちもメディアに出してもらえるのはありがたいし、持ち上げてくれとは思わないけど、一部を切り取られて流されるのは、特にこの選挙中はもっとフラットにやってもらいたいなと思って」と指摘。「言うべきことは言っていきます」と続けた。

1037OS5:2025/07/16(水) 16:49:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/16ae534fff989d37f73886beabe6719b892cbd2c
自民「ひめゆり」発言で逆風、京都選挙区は混戦に…有権者「今回は迷っている」
7/16(水) 10:38配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 京都選挙区は、盤石の強さを誇ってきた自民党のベテランが自身の発言で逆風にさらされている。同選挙区で初の議席を狙う日本維新の会は知名度の高い候補を立てて支持を伸ばし、共産党は関西唯一の選挙区の議席を死守するべく幹部が相次いで来援している。夏の古都の2議席を巡る争いは、接戦のまま終盤を迎えた。(岡田優香、京都総局 相間美菜子、岩崎祐也)



 「今回の選挙、非常に厳しい。党の支持率が下がっていることが一番大きいが、私の発言が切り取られ、言いたい趣旨が伝わらずご心配をおかけした」。自民の西田昌司候補は13日夜、京都府向日市で行った個人演説会で、集まった約100人にそう言って頭を下げた。

 昨年の京都市長選で当選した松井孝治市長の擁立を、伊吹文明・元衆院議長と共に主導した京都政界の重鎮。2019年参院選では2位に17万票以上の差をつけて圧勝したが、4選を目指す今回は様相が異なる。

 旧安倍派の「政治とカネ」の問題に加え、5月には沖縄戦で犠牲となった学徒らを慰霊する「ひめゆりの塔」(沖縄県糸満市)の説明を「歴史の書き換え」などと発言し、批判を受けた。

 演説会に出席した長年の自民支持者という向日市の70歳代の男性は「今回はどこに入れるか迷っている。自民党も西田氏も、少し頭を冷やした方がいいのではないか」と顔をしかめた。

祇園祭が行われている市街地で街頭演説を聞く人たち(13日、京都市内で)

 発言は、連立を組む公明党にも波紋を広げた。党は4月に西田候補への推薦を決めたが、府内の地方議員の一人は「支持者には『あんな発言をする人には入れたくない』という声もある」と明かす。党の支持母体・創価学会の府組織の幹部は「自業自得だが、2人区で与党候補が負けるわけにはいかない。(学会員には)『我慢して』と言って、西田候補への投票を呼びかけている」と語った。

 全国的には党勢の低迷が続く維新だが、京都選挙区では状況が異なっている。

 擁立した新実彰平候補は昨年まで関西テレビのアナウンサーで、選挙戦では知名度や若さを前面に押し出している。13日には京都市内で行った街頭演説で、「情報を伝えるだけでは社会は変わらない。自身が立ち上がらなければいけないと思った」と声を上げた。

 維新は22年参院選で、大阪から地方議員や秘書が応援に入る「京都シフト」を敷いたが、議席を獲得できなかった。「京都の人が『維新アレルギー』を起こした」(党幹部)との反省から、今回は大阪からの手厚い応援を見送った。京都に強固な地盤を築く前原誠司共同代表や約40人の地元議員らが活動している。

 3選を目指す共産の倉林明子候補は14日、京田辺市での街頭演説で「大激戦、皆さんの力で押し上げてください。参院でも自公を少数に追い込もう」と呼びかけた。

 13年参院選で同選挙区では15年ぶりに勝利し、19年も政権批判票を幅広く取り込んで再選を果たした。共産支持層以外にも浸透しており、個人演説会に駆けつけた無所属の地方議員は、取材に「現場に足を運び市民の思いをじっくり聞いて、声を国会に届けてくれる人だ」と話した。

 ただ、昨年の市長選で同一候補を支援したれいわ新選組は今回、西郷南海子候補を擁立した。倉林候補の陣営関係者は「票が分散するかもしれないが、やれることをやる」と話す。選挙期間中に田村委員長が3回、志位和夫議長も2回京都入りする「異例の全党態勢」(陣営関係者)で臨んでいる。

 立憲民主党は福山哲郎・府連会長をはじめ、泉健太前代表や山井和則衆院議員ら地元選出議員の分厚い地盤で、山本和嘉子候補を支えている。福山氏は取材に「2馬力、3馬力で戦っており、他党に負けない活動量がある」と自信を見せる。

 党に勢いがある参政党の谷口青人候補、国民民主党の酒井常雄候補らも懸命に追っている。

1038OS5:2025/07/16(水) 16:50:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/3e85a41b6f84ea9de3c94c9c6da612c1eb707198
沖縄選挙区、自民に「ひめゆり」発言の逆風…「オール沖縄」攻勢
7/16(水) 8:33配信

読売新聞オンライン
【参院選2025】注目区を行く<6>
(写真:読売新聞)

 「戦争なんて絶対にやってはいかん。全ての国民が1年に1度はあそこに行くべきだ」

【グラフ】好感度の高い党首は誰?

(写真:読売新聞)

 4日、那覇市のホテルでの集会。かりゆしを着た首相の石破茂(68)(自民党総裁)は声をうわずらせながらこう語り、先の大戦の沖縄戦で犠牲となった学徒らを慰霊する「ひめゆりの塔」(糸満市)に言及した。6月23日の「慰霊の日」には、自民党の現職首相として29年ぶりにひめゆりの塔に足を運んだ。

 石破の演説の直前には、那覇市議を経て、参院選の沖縄選挙区に挑む自民の奥間亮(38)が「沖縄の自民党はほかの自民党とは違う。県民感情をしっかりと伝えていく」と決意を口にした。

 総裁と候補者がそろって平和への思いを強調したのは、自民議員の問題発言が反自民感情を巻き起こしたからにほかならない。

 この発言は、5月の那覇市での会合で自民参院議員の西田昌司(66)から飛び出した。西田は、ひめゆりの塔の展示を巡り、「日本軍が入ってきて学徒隊が死に、米国が入ってきて解放されたという文脈で書いている。歴史の書き換えだ」と主張した。だが、そうした記述は確認されず、「体験者の思いを踏みにじるものだ」(ひめゆり平和祈念資料館長の普天間朝佳)といった批判が噴出した。

 県議会は自民を含む与野党の賛成多数で抗議決議を可決した。自民県連内でさえ、西田に議員辞職を求めるべきだとの意見が出るほど、衝撃は大きかった。石破は周囲に「ひどい発言だ」と憤りを示し、ひめゆり訪問が必要だと判断した。奥間は、離島振興や米軍基地の跡地利用促進を掲げるが、基本的な政治姿勢を問われかねない立場に追い込まれた。

 格好の攻撃材料を得たのが野党系の高良沙哉(46)だ。高良は、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の辺野古移設反対を旗印に保守と革新勢力が結集した「オール沖縄」を支持基盤とする。選挙対策本部長を務めるのは、リーダー格で知事の玉城デニー(65)だ。玉城は、オール沖縄結成を主導して知事在任中の2018年に亡くなった翁長雄志の後を継ぎ、2期目を務める。

 ただ、オール沖縄は退潮傾向が鮮明になっている。昨年の県議選で少数派に転落。市長選でも連敗し、県内全11市でオール沖縄系の市長はゼロになった。結成の原動力となった県内の有力企業も複数が離れた。背景にあるのは、辺野古移設を巡る状況の変化だ。国と県の法廷闘争はほぼ決着して埋め立て工事が進み、移設問題は争点になりにくくなった。

 玉城は公示日の7月3日、高良と各地を回ったが、演説で辺野古移設を含む基地問題に触れなかった。

 県民の関心が高い経済振興策は政府・与党が強みを持つ。「反戦・平和」を前面に出すオール沖縄にとって、「ひめゆり」発言は象徴的なテーマになった。

 3日、高良は早朝にひめゆりの塔を訪れて手を合わせ、沖縄戦最後の激戦地の一つ、喜屋武(きゃん)岬(糸満市)で第一声を上げた。避難して追い詰められた県民が犠牲になった絶壁に立ち、「多くの県民が死に追いやられた場所だ。沖縄を再び戦場にしてはならない」と力を込めた。政府が注力する南西諸島の防衛力強化に反対する考えも表明した。

 玉城は、県民感情を揺さぶるように「選挙は、戦争で苦労された方々の無念な思いを改めて確認する時間となる」と提起する。立憲民主党代表の野田佳彦(68)も14日に那覇市で玉城らと並んでマイクを握り、「史実をねじ曲げて独自の解釈で歪曲(わいきょく)をする。県民感情を逆なでするとんでもない発言だ」と断じ、問題発言の争点化を後押しした。

 沖縄選挙区で自民は2010年を最後に白星から遠ざかっている。来年に控える県知事選では3連敗中だ。自民県連の重鎮は「経済重視の政策でオール沖縄の勢いを抑え込んできたのに、歴史を軽視した発言で台無しにされかねない」と嘆く。

 沖縄戦の惨禍から80年。県民が受けた甚大な被害と、安全保障の最前線ゆえに背負い続ける基地負担にどのように向き合うのか。この選挙戦でも、重い問いが政治に投げかけられている。(敬称略)

(栗山紘尚、那覇支局 横山潤)

1039OS5:2025/07/16(水) 16:52:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/452abb7f38222dbdedb93894e23f1467bc6b82a5
助けて、進次郎農相!自民の人気者が豊田氏の応援に来た〜 オールスター投入も千葉苦戦
7/16(水) 5:00配信


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スポニチアネックス
聴衆の声援に応える小泉進次郎(右)と豊田俊郎氏

 【酷暑の陣!参院選2025】千葉選挙区(改選3)は過去最多の16人が乱立する激戦区となっている。全国32の1人区で苦戦が伝えられる自民党は、複数区で現職2人の千葉の議席を死守したいところ。しかし、最新の共同通信の情勢調査によると、他党の有力候補が追い上げを見せている。自民は連日大物を送り込み、15日には小泉進次郎農相が2度目の千葉入りを果たすなど“自民オールスター”の総力戦でピンチを乗り切りたい構えだ。

 小泉氏は15日午後6時半過ぎ、3選を目指す豊田俊郎氏の応援に駆けつけた。土砂降りの雨が降るJR津田沼駅前で、傘を差した約2000人の聴衆に「豊田さんは厳しいという報道ばかりですが、そんなことないと信じている。落とすわけにはいかない」と熱弁。大きな拍手と歓声が送られた。

 19年の参院選では自民党の石井準一氏が約69万票でトップ当選し、立憲民主党の長浜博行氏は約66万票で2位。豊田氏は約43万票で3位だった。共同通信社の終盤情勢調査によると、長浜氏がやや先行。国民民主党新人の小林さやか氏と石井氏が続き、参政党新人の中谷めぐ氏が追う。豊田氏は5番手で落選危機となっている。

 自民現職2人の生き残りをかけた戦い。「政治とカネ」問題などで党に逆風が吹く中、無党派層や20〜30代の支持が小林氏に集中していることなどが豊田氏苦戦の要因とみられる。県連は「石井さんも3番手。“2議席確保は難しい”と党は頭を抱えていると聞く」と明かした。

 自民は躍起だ。令和の米騒動での迅速な対応で人気を回復させた小泉氏の千葉入りは9日に次いで2回目。公示日の3日に地元の神奈川で選挙戦をスタートさせて以来、1都3県で応援に入ったのは千葉だけ。豊田氏が国土交通副大臣を歴任したことから、小泉氏は「私がコメ担当大臣だとすれば、豊田さんは土地担当大臣になれる方」と持ち上げた。

 石破茂首相も9日に千葉入り。豊田氏の応援の際に「助けてください」と聴衆に訴えていたが、党関係者は「閣僚の中でも小泉さんの人気はピカイチ。今日(15日)も千葉に入るということは、それだけ小泉さんに助けてもらいたいということでしょう」と話した。

 自民はこれまで千葉に高市早苗前経済安全保障担当相、小林鷹之元経済安保担当相ら人気者を続々投入。知名度不足が課題の豊田氏のところには、元SPEEDの今井絵理子参院議員も送り込んできた。豊田氏の陣営によると、16日以降も連日、閣僚が応援に駆けつける。「応援に入れる大物は呼んで、なんとしても食らいつきたい」とわらにもすがる思いだ。自民オールスターが激戦区の千葉にどのような影響を及ぼすだろうか。

1040OS5:2025/07/16(水) 21:41:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/2dddc41907ecae34a2c18f54a4eff7e487e253a4
参政党候補がロシアメディアに出演 神谷代表「勝手に党職員が許可」
7/16(水) 18:30配信

朝日新聞
参政党の神谷宗幣代表=2025年7月3日午前10時34分、東京都中央区、西岡臣撮影

 参政党の神谷宗幣代表は15日夜のBS日テレの番組で、党公認の参院選候補がロシアの国営通信社「スプートニク」に出演することを無断で許可したとして、党職員に辞職勧告したと明らかにした。神谷氏は「勝手に党の職員が許可を出した」と述べた。

 出演していたのは、東京選挙区に立候補している新顔、さや氏。「スプートニク」(日本語版)は14日、さや氏のインタビュー動画をSNS上に配信した。さや氏は参政から参院選に立候補した理由などについて語った。

 「スプートニク」はロシアの政府系メディアで、プーチン政権がプロパガンダ(政治宣伝)に使用しているとの指摘がある。欧米ではウクライナ侵攻後、ロシアメディアがプーチン政権のプロパガンダを広めているとの警戒感が強まり、欧州連合(EU)が「スプートニク」への接続を禁止するなどの措置を導入している。

 神谷氏は番組で、「私はスプートニクさんの取材を受けていいとは一言も言っていない。勝手に党の職員が許可を出した。あり得ない」などと説明。16日には富山市内で記者団からさや氏の責任について問われたが、「(職員が、党の)ガイドラインに沿ってやっていなかったことに問題がある」として、問題視しない考えを示した。(安倍龍太郎、小木雄太)

朝日新聞社




https://news.yahoo.co.jp/articles/37dfd9d408a4c49c8f05078d87e93dc783009a97
参政党候補の動画で波紋 ロシアのスプートニク、どんなメディア?
7/16(水) 21:17配信

毎日新聞
スプートニク日本のXアカウント=スクリーンショットから

 参政党公認の参院選候補者が、ロシアの通信社「スプートニク」のインタビューに応じた動画が公開され、波紋を広げている。神谷宗幣代表は15日、党本部に無断で許可したとして、職員に辞職を勧告したと明らかにした。

 背景には、スプートニクが「プロパガンダ(対外宣伝)メディア」とみなされていることがある。いったい、どのような存在なのか。

 スプートニクの誕生は約10年前、2013年にさかのぼる。ロシア政府は当時、対外発信力の強化を目的に、国営通信社「ロシア通信(正式名・リアノーボスチ通信)」と外国向けラジオ局「ロシアの声」を解体・再編成した。

 その結果として設立されたのが、メディアグループ「ロシア・セボードニャ(ロシア語で『今日』)」だ。

 公式サイトによると、スプートニクは14年、このグループ傘下の外国向け通信社として発足。モスクワを主要拠点とし、欧州や中東、中国など世界各地に支局を構える。英語やフランス語、アラビア語、日本語、中国語など、多言語で情報を発信している。

 ロシアによるウクライナ侵攻直後の22年3月、欧州連合(EU)は、露国営メディアであるスプートニクと「RT」の配信や放送をEU域内で禁止した。

 EUは、両メディアがプーチン政権のコントロール下にあり、偽情報の拡散や影響工作の一部を担っていると指摘した。

 一方、日本では、スプートニク日本(日本語版)の配信は規制されておらず、サイトやX(ツイッター)で日々、多数の日本語記事が流されている。

 ロシアのウクライナ侵攻などについては、ロシアの主張を広めようという姿勢が明らかだ。今年1月には「ウクライナ支援、日本はいつまで散財を続けるか」と題し、石破政権の姿勢を批判する記事を掲載した。

 日本国内の報道では、米軍基地問題を抱える沖縄に関する記事が多く見られるのも特徴だ。

 スプートニク日本のX公式アカウントには、約16万のフォロワーがいる。英BBC放送・日本語アカウント(約88万)には及ばないが、中国国営新華社通信・日本語アカウント(約5万)よりは3倍以上多い。

 また、SNSでは、いわゆる「バズ動画」の多用も目立つ。動物のかわいさを伝える短い動画など、目を引く投稿で注目を集め、拡散や認知度の向上を図っている。

1041OS5:2025/07/16(水) 22:25:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb435c12f5e7b3b3fb40148f8d079ceb06396e44
参院選「無風」の複数区に異変 国民民主・参政が乱戦引き起こす 脅かされる「指定席」
7/16(水) 21:39配信


産経新聞
参院選改選複数区を巡る情勢

参院選(20日投開票)で、改選数2以上の「複数区」の情勢に異変が起きている。これまで同一政党が複数の議席を狙ったり、与野党で議席を分け合ったりすることが多かったが、国民民主、参政両党の参戦で無風だった選挙区に強風が吹き始めた。改選1人区だけでなく、複数区の勝敗も選挙戦全体を大きく左右しそうだ。

【写真】自民ポスターの石破首相の顔写真、候補者のビラで隠される

■接戦に駆けつけた代表

立憲民主党の野田佳彦代表は16日、茨城県神栖市の公共施設で開かれた立民現職の会合に駆け付けた。野田氏は「1人区を中心に応援してきたが、複数区でも心配な選挙区が出てきた。その一つが茨城だ。接戦を制して何とか議席を獲得できるよう支援をお願いしたい」と呼びかけた。

茨城選挙区(改選数2)は約30年間、自民党と野党系候補が議席を分け合ってきた全国屈指の「無風区」だった。だが、立民は今回、野田氏や小川淳也幹事長、大串博志選対委員長ら党幹部が連日のように現地入りする慌てぶりだ。

「台風の目」は参政だ。同選挙区は国民民主が独自候補の擁立を見送ったため、当初は自民現職と立民現職で決まるとみられていた。だが、「日本人ファースト」や攻めの農政を掲げる参政への支持が急拡大し、見通せなくなった。立民の県連幹部は「支援者から『今回は参政に入れる』と言われた」とおびえる。

茨城と同様の状況が他の複数区でも起きている。産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の情勢調査では、13ある複数区のうち静岡(同2)以外の選挙区で、国民民主や参政の候補が自民や公明、立民などの「指定席」を奪おうと善戦していることが分かった。

■目まぐるしく入れ替わる各党順位

例えば、福岡選挙区(同3)は自民と立民、公明の「指定席」だったが、国民民主、参政の参戦で乱戦に陥っている。報道各社の情勢調査でも各党の順位は目まぐるしく入れ替わる。13日には石破茂首相(自民総裁)が劣勢が伝えられる公明現職の応援に入った。優勢とされる自民も「参政の勢いがすごい」(県連幹部)と警戒し、新人を立てた国民民主も「先行する政党の背中が見えてきた。最後の1議席に滑り込む」(労働組合幹部)と意気込む。

全45選挙区に候補者を立てた参政の存在は選挙戦の趨勢を左右しつつあり、立民幹部は「参政が選挙区で競ってくるとは思わなかった。結局、普段の活動量がないと現職でも議席を奪われてしまう」と不安を漏らした。(永井大輔)

1042OS5:2025/07/16(水) 22:27:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/c025b1bc241b1eed5a5ce8258c30403d99b57997
石破首相の演説に抗議の不参加 大阪入りに反発の青山府連会長「積み上げた票崩される」
7/16(水) 17:03配信
産経新聞
参院選大阪選挙区の自民党候補を応援するため、マイクを握る石破茂首相=16日午後、大阪市中央区(泰道光司撮影)

20日投開票の参院選で石破茂首相(自民党総裁)は16日、公示後初めて大阪選挙区の自民新人候補の応援に入った。経済政策や安全保障、災害対策などを訴えて支持を呼びかけたが、首相批判を強める党大阪府連の青山繁晴会長は同席しなかった。

【写真】自民ポスターの石破首相の顔写真、候補者のビラで隠される

「北朝鮮は日本全土を射程圏に収めるミサイルを持っている。どの党が安全保障に向き合っているか。この国の平和は誰が守るのか」

大阪市中央区の南海難波駅前でマイクを握った首相はこう訴えた。

この日、会場には府連幹部や大阪を地盤とする元衆院議員らがそろいぶみ。しかし青山氏の姿はなかった。陣営側によると、青山氏は、首相が応援に入ることに反発し、抗議の意思表示として参加を拒否。首相が演説した時間帯は府内の別の場所を遊説したという。

青山氏は15日配信のユーチューブ動画で「総理に来てもらったら引き締まるという意見もある」と話し、明言しないながらも「16日に私が反対していながら、あることが起きます」と首相の来阪を示唆した。

その上で「(票を)積み上げてきたのを16日に崩される」「党本部とか総理官邸とか権力のタテ社会になっていると、こういうごり押しも来る。でも私の姿勢は何も変わらない」と主張した。

青山氏はこれまでも街頭演説などで「首相と閣僚が回るたびに(票が)減っている」と首相批判を展開している。(木ノ下めぐみ)


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