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第26回参議院議員選挙(2025年)

1189名無しさん:2025/07/26(土) 17:28:08
維新にとっても政権参画はメリット

予算案修正を巡る合意文書に署名し、撮影に応じる自民党総裁の石破茂首相(中央)、公明党の斉藤鉄夫代表(右)、日本維新の会の吉村洋文代表=2025年2月25日、国会内【時事通信社】

 ところで、自公からラブコールを受けた場合、維新の側には連立参加を受け入れる素地があるのかどうか。党勢が停滞気味のなか、勝利の方程式を見極めてベストポジションを探る必要があるが、とりあえず激化している参政党との競合において比較優位を確保するうえで、維新にとっても他党との選挙協力が必要であることから、何かと摩擦のあった自公とは、協力を前提に選挙戦線の「選択と集中」を徹底し、党勢を立て直す方向が合理的な選択であろう。

 維新という政党は、大阪府と大阪市の行政の一元化を目指し、地方政治での執行力とその業績を背景に「論より証拠」で支持を獲得してきた成功体験をもっている。また時の政権中枢あるいは自民党中枢とのパイプを有効に活用してきたことからも、政権に参加することには抵抗はないように思われる。

 簡単な調整だとは思わないが、挑戦しなければ始まらない。とくに総選挙の時期の選択に参画できるのは大きなメリットであろう。吉村洋文代表、前原誠司共同代表の思惑と決断が焦点となる。

躍進した国民民主・参政の動向は?

写真上は国民民主党の玉木雄一郎代表、下は参政党の神谷宗幣代表(2025年7月20日)【時事通信社】

 一方、国民民主党は躍進に伴ういわゆる「成長痛」に悩む時期で、懸命に筋肉増強を図らなければならない。衆院の小選挙区でのさらなる躍進がなければ党としては持続力(スタミナ)に欠けるわけで、この程度の体力で連立参加というのはまだまだ不安がある。とくに中堅層の育成が急務であろう。ともかく是々非々であるのなら反対できる立場に身をおくことが大切である。

 さて、躍進の参政党であるが、自民党よりも右に位置する中規模政党の出現である。政策的にも自民党とは重なるところも多いが、自民党にとっては意味深長な存在といえる。まだまだ分からないところが多いが、将来的には自民党との連立の可能性は否定できない。1人区では自民党を不利にしたと考えられることから、次回も同様の戦術をとるのであれば与党との調整は難しく、また先々新党ブームの衰退の可能性もあるといえる。

 ところで、前述した連立拡大の試みが不調に終わった場合、政権をいつまでも不安定な状況におくことは国益を害するので「すみやかに解散・総選挙を」との声があがると思われる。参政党は現在、衆院で3議席しか持っていないため連立拡大の対象にはならないだろうが、仮に年内に総選挙があるならば今の勢いが持続するであろうから、それを見越して総選挙後の連立参加、あるいは閣外協力という可能性はかなり高いといえる。


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