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第26回参議院議員選挙(2025年)

998OS5:2025/07/14(月) 11:33:33
https://www.minpo.jp/news/moredetail/20250711125552
【ふくしま2025参院選】現地ルポ②県中・県南 参政の食い込み警戒 森陣営 地元議員支持票頼る 石原陣営 SNSでの広報強化
2025/07/11 09:36

 参院選の序盤情勢調査で報道各社が参政党の勢いを報じ、注目度が増している。県中・県南地方の中核を成す福島県郡山市は福島県選挙区(改選1議席)で最多の有権者26万5千人を抱え、参政党の新人大山里幸子(51)の地元でもある。自民党の現職森雅子(60)、立憲民主党の新人石原洋三郎(52)の両陣営はともに、参政による支持層の切り崩しに神経をとがらせている。4月の郡山市長選で初当選した椎根健雄の余勢を駆ろうにも、当人は与野党どちらにも加勢しない立場を貫く。無党派層が多い経済県都の支持動向は混沌[こんとん]としてきた。



 「予想以上に参政にやられている。自民でも立民でもない支持層の受け皿に参政がなりつつある」。森陣営を支える自民所属県議は情勢調査結果を基に、芳しくない戦況を努めて冷静に分析した。

 郡山市内で会社を経営する高齢男性は約60年にわたり自民を支持し、国会議員や県議の後援会幹部を務めてきたが今回初めて、参政に乗り換えた。「自民派閥裏金問題をはじめとする『政治とカネ』にうんざりした」という。こうした保守系の岩盤支持層の一部が参政になびいている。

 森は6年前の改選時、郡山で6万8千票を得て、野党統一候補に1万5千票差をつけて勝利した。ただ、今回は野党勢力だけでなく新興政党の動向も警戒しなければならない。3年前の参院選で初当選し地元郡山で7万7千票を集めた自民県連会長の星北斗、県南地方を地盤としてきた元衆院議員の上杉謙太郎らの支持基盤を頼りにする。

 4月の郡山市長選で、自民系市議や県議の一部は野党各党が支えた椎根陣営の支援に回った。ある自民関係者は「市長は与野党相乗りの構図で初当選した。どちらか一方だけに肩入れはしないはずだ」とみる。実際に公示後、椎根は森の決起集会、石原の街頭演説の双方に顔を出し中立の形を保っている。

 県中・県南地方全体で6年前に森が得た約15万5千票を上回る得票を目指す。郡山市安積町の事務所では10日、陣営スタッフが後援会の新規入会者に電話し、投票や交流サイト(SNS)での拡散を呼びかけるなどの作業に追われた。総合選対本部2区選対本部事務局長で県議の山口信雄は「足元の支持を固め、票の取りこぼしを防ぐ」と表情を引き締めた。

   ◇    ◇

 「郡山は風に左右されやすい。立民も参政に票を食われている」。JR郡山駅前での参政大山の決起集会では歩道にまで人垣があふれた。石原陣営幹部は「(参政の)熱は日に日に増している」と危機感を抱く。

 参政が食い込むのは保守系の自民だけではない。立民などの野党支持層にも触手を伸ばす。共同通信の序盤情勢調査では、石原を支援する5者協議会の一角を成す国民民主の支持層のうち3割強が大山を支持した。政権批判票の十分な受け皿になり得ていないと陣営関係者は気をもむ。

 政治とカネ問題の追い風を受けた昨秋の衆院選で立民は、県中の2区、県南を含む3区で勝利を収めた。この波に乗ろうと石原陣営は、県中・県南が地盤の衆院副議長玄葉光一郎、郡山市に軸足を置く衆院議員馬場雄基の支援者を頼る。知事などを歴任した祖父・幹市郎、衆参両院議員を務めた父・健太郎のつてもたどり支持拡大に躍起だ。

 ただ、石原の地盤は福島市を中心とした県北地方だ。全県的な知名度では森に水をあけられており、立民の党幹部にも改善を求められた。このため、若手県議を中心に交流サイト(SNS)を活用した広報戦略を強化し、演説動画の投稿回数を増やすなどの対策を講じた。都市部での浮動票の獲得を狙う。

 昨秋の衆院選で県中・県南地方の立民票約14万7千票を基に、これを上回る得票を掲げる。須賀川市本町にある石原陣営の事務所では10日、スタッフが郡山市で13日に開催される個人演説会の準備を進めていた。総合選対本部事務局次長で県議の三村博隆は「石原の主張は参政党支持者にも響く部分があるはずだ。一人でも多くの人に聞いてもらいたい」と意気込む。


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