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第26回参議院議員選挙(2025年)

902名無しさん:2025/07/06(日) 17:37:51
■太田房江氏の辞退で候補決定は直前

 直近3回の参院選で、維新以外の2議席は自民党と公明党が「指定席」のように獲得した。だが、全国的に苦戦が予想される自民は、大阪でも厳しい情勢だ。

 自民は19年の参院選で当選した現職で、元大阪府知事の太田房江氏を公認する方針を5月半ばに決めていた。しかし、太田氏は旧安倍派で「裏金議員」として名前があがり、それ以外にも「政治とカネ」の疑惑が週刊誌で報じられた。太田氏は「体調不良」などを理由に5月26日に自ら出馬辞退を表明。自民はそこから緊急公募をし、元衆院議員の柳本顕氏の擁立を発表したのが6月11日。7月3日の公示日まで1カ月もないタイミングだった。

 柳本氏は元大阪市議で、過去に2度、自民党から大阪市長選に出馬している。だが1度目の15年は吉村氏に、吉村氏の辞職を受けて行われた18年は維新の創設者の松井一郎氏に敗れている。

「柳本氏は大阪市議として、手腕には定評がありますよ。維新が提唱した大阪都構想には、反対の急先鋒として名をあげました。でも、大阪市長選で2度も負けており、ここという勝負強さがない。出馬辞退した太田氏は府知事の経験があってそれなりの人気もあったが、柳本氏はそこに届かない。街頭に立つと自民党への逆風がすごいと感じます。昨年の衆院選大敗のきっかけになった裏金事件も、まだまだ批判が強い。政権与党なんだから定数4なら2人を立ててもおかしくない。それを1人に絞って勝てなかったら、石破政権が吹っ飛んでもおかしくないですよ」(自民党幹部)

■国民民主は「いい勝負ができそう」

 公明党は現職の杉久武氏を擁立。メディアなどの分析を総合すると、維新の1議席と公明は固そうな情勢だ。残る2議席を維新、自民、立憲民主党、国民民主党、参政党の候補らが競い合っている。立憲民主は橋口玲氏、国民民主は渡辺莉央氏、参政党は宮出千慧氏を擁立している。

 国民民主は「山尾ショック」で支持率が低下してきたが、選挙戦初日の渡辺氏の街頭演説に行くと、若者を中心ににぎわっていた。

「山尾ショックでかなりの支持を失ったが、底を打った気もする。『103万円の壁』を訴えると、今も反応がいい。渡辺氏は30歳の女性医師で、フレッシュさがある。いい勝負ができると思う」(渡辺氏の陣営スタッフ)

 一気に支持を増やしているのが「日本人ファースト」を押し出す参政党だ。代表の神谷宗幣氏の政治家としての出発点が大阪府の吹田市議だったこともあり、大阪は東京選挙区と並んで重点区だという。

 選挙戦初日、宮出氏は、維新から移って全国比例で出馬した梅村氏と並んで支援を訴えた。だが、参政関係者がスマートフォンを手にさえない表情だったので聞くと、東京・銀座でマイクを握った神谷氏が第一声で、

「高齢女性は子どもを産めない」

 と発言して大炎上しているとのこと。

「いや、初日からこんな炎上になるとはびっくりだ。大阪は神谷氏の地元といっても過言ではない。『山尾ショック』の二の舞は避けたいが……」

 と心配そうだった。

*   *  *

 大阪選挙区ではこのほか、共産党の清水忠史氏、れいわ新選組の椛田健吾氏、保守党の正木真希氏、NHK党の武内隆氏、諸派の稲垣秀哉氏、諸派の橋口和矢氏、諸派の上妻敬二氏、諸派の吉野純子氏、諸派の平理沙子氏、諸派の瀬戸弘幸氏、無所属の東修平氏、無所属の世良公則氏が立候補している。

(AERA編集部・今西憲之)

今西憲之


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