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第26回参議院議員選挙(2025年)

1216OS5:2025/07/26(土) 21:50:17
https://www.yomiuri.co.jp/local/kumamoto/news/20250722-OYTNT50180/
戦い終えて(下)立民 擁立難航に悔しさ 第三勢力台頭 問われる存在意義 
2025/07/23 05:00
#選挙・熊本

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敗戦が決まった後、支援者と握手を交わす鎌田さん(左)
 参院選が投開票された20日夜、熊本市中央区の事務所。自民党現職の3選が報じられると、室内は静まり返った。「肌感覚では期待の声が大きくなっていた。その声をつなぎ留めることができなかった」。敗因を問われた立憲民主党の鎌田聡さん(60)はこう語った。


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 立候補表明から開票日まで約2か月半の短期決戦。出馬会見では勝算を「なかなか厳しい」と語ったが、全国的に与党への風当たりは強く、選挙戦最終日の19日は「初戦敗退かと思っていたら、決勝戦まで上がって来た」と手応えを口にした。見えない背中に追い付いたが追い越せず、立民県連関係者は「擁立があと1か月早ければ……」と悔しさをにじませた。

 熊本は県選出国会議員を自民が独占する保守王国だ。「政治とカネ」問題で与党に逆風が吹き荒れた昨秋の衆院選ですら、県内の全4小選挙区で野党は大敗した。

 その影響を引きずるように、野党側の参院選の候補者選考は難航した。複数人から断られるなどした立民県連は、野田代表が「最後の切り札」と評する鎌田さんに白羽の矢を立てた。ベテラン県議で県連代表を担う人材だが全県選挙は初めて。描いたのは、知名度を向上させて自民支持層が分厚い郡部での差を縮め、大票田・熊本市では大幅に得票を上回る戦略だった。

 陣営は他候補との差別化を図ろうと、ランニングをしながら有権者と交流する「ラン遊説」を猛暑の中で断行し、その走行距離は計約200キロに及んだ。

 党本部も重点区に位置づけ、広報経験があるスタッフを派遣してSNSを駆使した情報発信、対話型の投稿などに力を入れた。小川幹事長も人吉・球磨地域に入り、5月以降は計3回、野田代表が熊本入り。7月18日は菊池市の水田に囲まれた会場で「安心して農業を続けていこうと思える農政に転換していく」と自民の農業政策を批判して最終盤の追い上げを図った。

 2016年から続く野党共闘の枠組みは今回も実現した。立民県連最大の支援組織である連合熊本を中心に国民民主、共産、社民党の県組織が支援し、距離を置く日本維新の会県総支部も一時は協力する姿勢をみせた。最終的には党本部の意向で「自主投票」となったが、同党の松野明美参院議員は、鎌田さんと並んで一緒に走り、支持を訴えた。

 野党への追い風と共闘が奏功し、22年の前回選挙から2倍近くの約27万票を鎌田さんは得た。しかし、熊本市を除く全ての自治体で自民が上回り、熊本市での票差もわずか4000票差だった。

 読売新聞が20日に実施した出口調査では、鎌田さんは立民支持層の約86%を固め、共産支持層の7割以上から支持を得た。一方、維新と国民民主支持層は3〜4割、無党派層からの支持も約4割にとどまり、参政党と分け合う結果となった。目標に掲げた「35万票以上」には届かず、「参政の票数が読めない」と陣営関係者が漏らした不安は的中。元参院議員の松野信夫・選対長は「最後は自民の底力が働いた。地方議員が手薄で広がりが弱くなった」と分析する。

 政権交代につながった09年の衆院選以来、最大の好機とも言える選挙戦で「切り札」が敗れた立民県連。手詰まり感が漂う中で第三勢力も台頭し、政権批判の受け皿としての存在意義も問われている。

※投開票日当日の出口調査は、NHK、日本テレビ系列各局と共同で実施した。


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