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第26回参議院議員選挙(2025年)

1059OS5:2025/07/20(日) 15:42:12
「皆さんのお母さんにしてください」と叫んださや氏
 参政党側は冷静な対応を取っていた。警備員が手に持つプラカードには〈支持者の皆様へ 妨害行為には冷静なご対応をお願いします〉。司会はマイクで繰り返し「皆様、事故を発生させないよう冷静に対応してくださいますようお願い申し上げます」とアナウンスしていた。

 やがて、応援弁士が登壇してイベントがスタート。「勝鬨をあげよう。エイ、エイ、エイ、オー!」の掛け声に聴衆は大盛り上がりだ。「ボー、ボー」と法螺貝の音も聞こえてくる。

 一方、アンチたちはますますヒートアップするばかりで、

「詐欺師―、カルトー」
「帰れー」
「黙れ、差別やろう!」

 やがて最後の訴えを終えて選挙カーで戻ってきたばかりの、東京選挙区の候補者・さや氏がかれた声でマイクを握り始めた。

「この東京中をオレンジ色に染めたい! 橙色に染めたーい! その思いで駆け回ってきました」

「私は日本が大好きです。日本人が大好き! だから心の底から日本人ファーストと心から言いたい!」

「明日、必ず勝利を手にして、私を皆さんの、皆さんの…お母さんにしてくださーい、日本人のために働くお母さんにしてください!」

神谷代表の登壇で会場のボルテージは絶頂に
 万雷の拍手と「さやコール」が鳴り止まない中、例の通路は大変なことになっていた。「帰れ、この野郎」「押すんじゃねーよ、殺してやるよテメー」。もはやフェスのモッシュ状態だ。
 
 7時半すぎ。代表の神谷宗幣代表が壇上に立つと会場のボルテージは絶頂に達した。聴衆は総立ちで「神谷コール」。一方のアンチは「帰れコール」の絶叫。

 そんな中、神谷氏はご満悦の表情でマイクを握った。

「差別反対とか書いてあるけど、我々も差別反対です。我々、そんなこと言ってませんよ。我々は皆さんの仲間ですよ。戦争反対だし、減税反対だし、外国人差別反対だし。参政党の解釈を間違えていますよ。私をヒトラーにして、独裁者にして」

「どんなにアンチから攻撃を受けようが、マスコミから叩かれようが、私は1ミリも引けない! 袋叩きに遭おうが、サンドバッグになろうが、神谷宗幣は戦います!」

「明日、我々20議席取りたい。20議席とって、単独でコロナ政策の見直し法案とか作りたくないですか! 自民党が作ろうとしている緊急事態条項、止めたいと思いませんか!」

 最後に神谷氏は余裕綽々でこう語るのだった。

「今日は2万人集まったそうですよ。アンチの皆さんもお気をつけてお帰りくださいね。皆さん、ぶつかったりヤジ飛ばしたりしなくていいですから、彼らも役割があってやっていますので。笑ってお疲れ様、と言って、優しい気持ちで帰れます」

 隣国・韓国の大統領選で見られるような激しいぶつかり合いが発生した参政党のマイク納め。神谷氏は駆けつけたアンチに対し「皆さんが叩いてくれたから支持が伸びた」と語っていたが、心の奥底では大混乱にほくそ笑んでいたのかもしれない。

 はたして今日、有権者は参政党にどのような審判を下すのか。

デイリー新潮編集部

新潮社


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