したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

第26回参議院議員選挙(2025年)

1241OS5:2025/07/31(木) 22:38:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/262e9773bdf034baf60714ba86eae183a90dbdc4
なぜ、自民王国で参政党は躍進したのか――比例票は選挙区制した立民超え2位。森山幹事長も危ぐする「自民の右と左のバランスへの批判かもしれない」
7/29(火) 11:12配信

南日本新聞

支持者に感謝の言葉を述べる牧野俊一氏=20日、鹿児島市山下町

 自民・公明両党が過半数割れに追い込まれた参院選の投開票から1週間が過ぎた。鹿児島選挙区(改選数1)では立憲民主党推薦の無所属新人尾辻朋実氏(44)が自民元職の園田修光氏(68)、参政党新人の牧野俊一氏(39)ら3人を破り初当選し、自民は長く独占した参院議席の一つを失った。「保守王国」鹿児島で何が起きたのか。各陣営の戦いを振り返る。〈連載・参院選かごしま 民意の行方㊦〉

連載「参院選かごしま 民意の行方」を初回から読む

 参院選鹿児島選挙区で「台風の目」となった参政党新人の牧野俊一氏(39)。3位に終わったが、17万989票を集めた。選挙区の得票率は23.8%に上り、前回2022年より16.3ポイント増えた。県内で得た比例票は10万949票で自民に次ぐ2位だった。参政は全国でも14議席を獲得し、勢力を大きく拡大した。

 26日、選挙後初となる県連主催の交流会が鹿児島市で開かれた。参院選を通じて党に関心を持った人とのつながりを強化するために企画したもので、次期選挙を見据えた足場づくりともとれる。

 参加者はオンラインを含む約60人。地方議員や党員のほか一般の人の姿もあり、今後の党の在り方などについて意見を交わした。同市の女性(22)は「動画サイトで党を知った。『現状を変えていく』というところに共感し、政治にも興味が湧いた」と話す。

□ ■ □

 20年の党発足以降、地方の組織づくりに注力。鹿児島市や南九州市、与論町など県内に5人の地方議員がいる。医師の牧野氏が勤務で街頭に立てない間、党員や議員がビラ配りなどで支え、強い組織力を見せた。選挙戦を通じて党員・サポーターは2割増の900人ほどに増えた。

 交流サイト(SNS)も躍進の要因だ。陣営は公示前に、牧野氏の演説やセミナーの様子をインスタグラムに約60本投稿。20日の出口調査では投票でSNSを重視した人が5割を超え、そのうち36%は牧野氏に投じていた。

 序盤の情勢調査では立憲民主党推薦の無所属新人尾辻朋実氏(44)、自民党元職園田修光氏(68)を牧野氏が追う展開だったが、若年層を中心に急速に浸透。終盤情勢では園田氏と牧野氏が2位を激しく競り合っていた。

 結果を受け牧野氏は20日、「政治を変えてほしいという期待の声がたくさんあった」と手応えを語った。櫻木隆志県連副会長は「自公政権や既存政党に希望が持てない人が、新しい選択肢として目を向けてくれた」と分析する。

□ ■ □

 急伸する新興政党は注目を集め、メディアでも連日取り上げられるようになった。一方、「日本人ファースト」を前面に掲げる主張は外国人差別や排外主義につながるとの批判も目立ち始めている。神谷宗幣代表が12日、鹿児島市で演説した際は「差別をやめよう」と書かれたプラカードを持ち抗議する人もいた。

 党を取り巻く環境が一変し、報道機関への対応も変化した。県内では県連が応じていた取材を一定期間、党本部が受ける方針に転換。28日、参院選の結果の受け止めなどを尋ねたが、本部も含め「対応できない」との回答だった。

 県内の政党関係者は動向を注視する。自民県連が26日開いた会議の冒頭、党幹事長の森山裕会長は「参政党が24%も得票するとは全く予想できなかった」と発言した。「自民党の右と左とのバランスに対する批判なのかもしれない。参政党の訴えは非常に右寄りで、自民が右から真ん中に寄ろうとしているのではとの批判もあると感じる」。今後、SNSでの広報活動に一層力を入れる考えを示した。

 尾辻氏を推薦した立民の川内博史衆院議員は「比例票で参政党の後塵(こうじん)を拝したことは大いに反省しなければならない。課題として議論し、克服していかないといけない」と強調した。

南日本新聞 | 鹿児島


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板