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第26回参議院議員選挙(2025年)

870名無しさん:2025/07/03(木) 21:08:36
過半数を維持できなければ政局に
 かりに自公で参院での過半数を維持できない場合、石破首相の政権運営は行き詰まる。通常国会のように、政策ごとに野党の連携相手を変える「部分連合」が、次の国会でもうまくいくとは限らない。

 連立政権の組み替えか、衆院解散総選挙で起死回生を図るか、自民党内には「下野も選択肢に入れるべきだ」という声さえある。連立組み替えの場合でも、現在の野党に首相ポストを渡さなければ実現しない展開があり得る。

 衆院解散総選挙で過半数回復を目指そうとする場合は、総選挙前に自民党が石破首相を交代させ、新しい「顔」を立てる動きが強まるのは必至だ。

注目すべき「1人区」、受け皿はどこに
 こうした激震が起きるかどうかは、「1人区」での各党の成績にかかっている。

 人口が少なく保守的な「1人区」では、自民党が優位に立つことが多かった。

 しかし、「政治とカネ」の問題もあり、中道リベラルと見られた岸田文雄政権、石破政権の路線に不満を持っていた保守右派を中心に、自民党離れが起きている。

 24年の総選挙では、その「受け皿」を国民民主党が担い、躍進した。

 先の東京都議会選挙でも、自民党支持だった保守右派層を国民民主党と参政党が吸収する現象が見られたものの、国政与党に対する批判票の多くは、国政政党ではない都民ファーストの会に向かった。

 参院選に、都民ファーストはいない。また、国民民主党の政党支持率は漸減している。それゆえ、全ての「1人区」に候補者を擁立している新興の参政党が注目されるようになった。参政党が自民党支持層に食い込めば、立憲民主党をはじめ野党側が「漁夫の利」を得られるからだ。

 一方、「1人区」の行方とは別に、党勢が停滞気味の日本維新の会の消長も、今後の政局の行方を占ううえで注目される。

各党の議席次第で流動化、かつてない選挙
 石破首相は維新の会の前原誠司共同代表とケミストリーが良く、衆院での少数与党状態を解消するために維新の会を引き込もうとするとの見方は、以前からくすぶっている。

 参院選で議席が伸びない場合、維新の会は与党入りすることで党勢回復を図ろうとするかもしれない。

 あるいは、自民党が「釣り堀方式」と呼ぶ手法で、将来の再選に不安を抱く維新の会所属の衆院議員を「一本釣り」して引き入れ、少数与党状態の解消に動くかもしれない。

 与党が勝つか、野党が勝つかという単純な構図ではなく、どの政党がどの程度の議席を獲得するかで、選挙後の政権の枠組みが決まってくるという意味で、かつてない参院選になることは間違いない。(編集委員・BS日テレ深層ニュースキャスター 伊藤俊行)


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