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第24回参議員議員選挙(2016年)
1569
:
チバQ
:2016/06/12(日) 10:03:38
http://news.goo.ne.jp/article/ise/region/ise-35848206.html
<まる見えリポート>2016参院選みえ 芝氏、野党一本化奏功するか
07:00伊勢新聞
二十二日公示、来月十日投開票の参院選まで一カ月を切った。三重選挙区(改選数一)では、民進党現職の芝博一氏(66)と、自民党県連が擁立した新人の山本佐知子氏(48)が激突。二期十二年のベテランとして知名度抜群の芝氏を、山本氏が激しく追いかける構図となっている。民進党の岡田克也代表のお膝元で同党が議席を死守するのか、自民が二十五年の前回選に続き、連続奪取を果たすのか―。同選挙区の情勢を展望した。(中森敬子) 今回共産党が候補予定者を取り下げ、野党候補が芝氏に一本化した。 前回選では、旧民主党現職の高橋千秋氏が自民党新人だった吉川有美氏に約五万六千票差で惜敗。単純計算だけで言えば、共産党候補の得票約六万票を積めば逆転していた可能性もあり、一本化は好材料の一つ。 民主党時代、政権交代が実現した平成二十一年の衆院選でも共産党が候補者擁立を一部見送ったことが、躍進の原動力の一つとなった。陣営では共産票の上乗せに期待を寄せる。 また、前回選では日本維新の会の候補者が出たことで非自民票が分散したことも痛手となった。しかし維新は分裂し、県内では松田直久衆院議員が民進党に合流。そのため今回は維新票も一定見込まれることになった。前回選で維新候補は約七万票獲得しており、「その半分でも取り込めれば」(民進党関係者)とする。 ただ、懸念もある。芝氏は元神職で、鈴鹿市選出の県議時代から保守層が地盤。本人も保守を自負してきた。共産党からの協力を得ることに対し、「離れていく支持層もあるのではないか」(民進党関係者)との見方もある。芝氏も危機感を覚え、支持層のつなぎとめに懸命という。 一方で、市民連合の呼び掛けでSEALDsのイベントに参加するなど、若者はじめ幅広い層への支持拡大も目指す。芝氏周辺は「今までのコワモテのイメージを変えるいい機会だ。若者や女性層に積極的にアピールしていきたい」とする。 そんな芝陣営にとって、「最大の脅威は鈴木英敬知事」(芝氏に近い新政みえ県議)という。 県政界随一の人気者と化した知事には、自民から次期衆院選に出るのではとの憶測がつきまとう。 その知事は十日の四日市市での山本氏の決起大会で、「自公政権に期待したい」と応援演説したことで、民進党関係者に衝撃が走った。今のところ、鈴鹿地域などにある知事の強力な応援部隊は動いていないとするが、、知事の一挙手一投足を警戒している。 自民の山本氏は、祖父が自治大臣などを務めた大物政治家、山本幸雄(衆議院旧三重1区)。この山本氏の地盤を継いだのが民進党の岡田代表とあって、因縁めいた装いを呈している。 山本氏の追い風は、伊勢志摩サミットの開催。サミット特需などもあり、「サミット=政権与党の功績」として弾みをつけたい考えだ。 さらに鈴木知事が決起大会で、自公政権への応援を表明したことで、「大いなる援軍となった」(自民党県連幹部)と喜びを隠せない。ただ、知事は公務優先のため、どこまで現実的に応援してもらえるのか未知数とするが、「今後も積極的に応援してもらいたい」とする。 不安材料は知名度不足。投票日までに全県下でどこまで底上げできるかが課題。安倍首相が応援入りするなどして、「自民」を全面に出して知名度不足をカバーしたい狙いもある。 さらに自民党県連の主導力も問われている。かねてから「自民党は自分党」と呼ばれるように、国会議員や県議らの個々の後援会や支持層は強固だが、「いざ他人の選挙となると足並みがそろわなかったり、逆に足の引っ張り合いも見受けられる面がある」(自民党関係者)と指摘される。組織として一致団結して戦いに臨めるのか、正念場となっている。 とはいえ、新政みえと連合三重が主力部隊の民進党と違い、市町議や業界団体など県内くまなく支持基盤が張り巡らされているのが強み。さらに、抜群の集票力を持つ公明票の取り込みも期待される。 三重選挙区ではほかに、幸福実現党新人の野原典子氏(59)が立候補を予定している。
1570
:
チバQ
:2016/06/12(日) 10:07:50
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160610ddlk09010183000c.html
<与野党対決>’16参院選1カ月/上 自民・上野通子氏陣営 知名度と盤石な組織 /栃木
06月10日 13:56毎日新聞
参院選の投開票日(7月10日)まで、10日で残り1カ月となった。栃木選挙区(改選数1)では、初めて野党統一候補が誕生し、自民現職との事実上の一騎打ちの様相を呈している。成り立ちも、選挙運動の方針も大きく異なる両陣営。与党の訴える安倍政権の経済政策の継続か、野党の訴える安全保障法制の廃止か。多くの有権者の支持を集めようと、選挙戦に向けた両陣営の動きを追う。
◇40万票へカギ握る「旧みんな票」
「県全体で勝つのはもちろん、後には衆院選もある。どこかの小選挙区の負けを違う選挙区で取り戻す、こんな考えは捨ててください」。再選を目指す自民現職の上野通子氏(58)の選挙対策本部が発足した今月5日。党本部の選対委員長も務める茂木敏充・県連会長が言葉に力を込めた。投票日まで続く地道な票固めを前に、陣営に「緩み」が出ないようにくぎが刺された。
現時点では、与野党両陣営とも上野氏の優位を認める。現職としての知名度があり、初当選の前回にはなかった与党の立場や公明の推薦も手にした。加えて県内に張り巡らされた党組織が基礎にある。すべての衆院選小選挙区に国会議員がおり、各市町で県議、市議が後援会員や企業を回る「どぶ板選挙」を地道に展開。今年4月には保守系県議38人による超党派組織も設立し、野党共闘を迎え撃つ準備は整った。
上野氏の陣営では、先月末以降、県内33カ所で決起集会を予定している。陣営関係者は準備作業に追われながら「これだけの集会をやりきれる組織が強みなんだ」とつぶやいた。今月2日に宇都宮市で行われた決起集会には1600人を動員。ステージ上に勢ぞろいした衆院議員や県議、市議らは舞台袖にまであふれ、有権者に盤石のネットワークを強く印象づけた。
一方で、追われる緊張感を口にするのは茂木会長だけではない。選対事務総長の石坂真一・県連幹事長は「参院選はいろいろな『風』一つで情勢が変わる」と特有の難しさを強調。国会閉会まで平日は選挙活動を十分にできなかった現職ゆえの不利もある。6年前の初当選時には絶対不利の下馬評を覆し、わずか4892票差の逆転勝利を経験しているだけに、警戒感も強い。
投票率が2013年参院選(49・69%)と同程度だと仮定すれば、栃木選挙区の総投票数は約80万。一騎打ちを制するには40万票が必要になる。前回の上野氏の得票数は32万票で、上積みが必須になる中、陣営が注目するのは前回、前々回の参院選でともに20万票以上を集めた旧みんなの党候補者の得票だ。
10年参院選では比例得票数が県内トップとなるなど、一定の支持層をもった同党は14年に解党。行き場を失った票がどう動くかが、一騎打ちでは勝敗の鍵を握りそうだ。多くは浮動票とみられるが、かつて自民に所属した元代表の渡辺喜美氏について動いた保守層の票も含まれている。陣営関係者は「半分までいかなくても、4割取れれば勝てる」との思惑を語る。
かつてみんなの党系会派に所属した県議も「後援会としての組織はなく、県議選での自分への票は期待込みの浮動票がほとんど」と振り返るほど、票の動きは読みづらい。昨年12月の那須塩原市長選では、4年前に渡辺氏の支援を受けて初当選した現職が自民候補に大差で敗れた。一方で、みんなの党から民主(現民進)に移って衆院選を戦った候補者もいる。事実上の一騎打ちを有権者がどう評価したかを判断する上で、「旧みんな票」の動きは一つの指標となりそうだ。
1571
:
チバQ
:2016/06/12(日) 10:08:26
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160611ddlk09010205000c.html
<与野党対決>’16参院選1カ月/下 野党統一候補・田野辺隆男氏陣営 スムーズに一本化 /栃木
06月11日 12:32毎日新聞
◇同じ目標、県民ネット仲介役に
69回目の憲法記念日となった今年5月3日。市民団体「戦争法の廃止と立憲主義の回復を求める県民ネットワーク(県民ネット)」が宇都宮市内で開いた集会で、民進、共産、社民、新社会の野党4党の代表者と、野党統一候補の田野辺隆男氏(56)=無所属=が並んだ。
「戦争法廃止」「安倍暴走政治を止める」。登壇者はそれぞれに共通の目標を口にし、野党共闘を市民に誓った。その後演説した田野辺氏は、会場に響いていた赤子の泣き声に反応し、こう述べた。「赤ちゃんの泣き声が満ちる幸せな社会でありたい。戦時中、沖縄の洞窟では、泣き声で敵に居場所を知らせてはならないと殺された赤ちゃんがたくさんいる。そんな国にしてはいけない。誰一人殺させない」。機転の利いた言葉が聴衆の心をつかみ、会場のボルテージが一気に上がった。
田野辺氏がNHK宇都宮放送局長を辞し、立候補の意思を示したのは昨年12月31日。元芳賀町長を父に持つとは言え、県全域ではほぼ無名で、組織もない。ある支持者は「1月下旬に初めて会った時は『支援してくれる団体や個人を紹介してください』というレベルだった」と明かす。
後ろ盾のない中、田野辺氏に光が差し始めたのは2月になってから。民主(当時)が推薦を決めていた旧みんなの党の候補者が、運動方針の違いや家庭の事情から立候補を断念。代わって、民主から推薦の打診を受けた。
2月4日に民主の推薦が正式に発表されると、6日に発足した県民ネットが野党各党に共闘をもちかけ、体制づくりは急加速する。3月25日には共産党が選挙区から立候補予定だった候補者を比例に転身させ、一本化が成立した。
陣営関係者はスムーズな一本化の最大の要因として、県民ネットが仲介役になったことで、各政党に調整の負担や失敗のリスクを背負わせずに済んだ点を挙げた。県民ネット事務局長の田中徹歩弁護士(66)は「田野辺氏が民進党の候補とならなければ共闘は難しかったかもしれない」と話す。安全保障関連法廃止と立憲主義の回復を最大の目標とする県民ネットにとって、同じ目標を前面に出した田野辺氏は支援しやすい候補者だった。最大野党の民進党抜きの統一候補は考えにくい事情もあり、最大の転機になった。
現時点で追う立場にある田野辺氏の最大の強みは、憲法集会でも発揮された弁舌だろう。陣営幹部は「『長い話でも聴き入ってしまった』という支持者が多い」と明かす。「受け手」の立場を考えて分かりやすく伝えられるのは、番組制作者としての経験が生きているからだ。
田野辺氏は1月の立候補表明以降、すでに160回以上のミニ集会をこなした。最低20分は自ら演説し、質疑の時間を設けるのが集会の基本形。「組織を通じた依頼など、従来型の選挙だけでは本当の政策は伝わらない」との本人の信念に基づき、強みを生かすことにもつながっている。選対事務局長の松井正一県議は「話のうまさは全国の新人候補でもトップクラスだろう。このペースなら上野氏に追いつく可能性も十分」と期待を込める。
また、幸福実現党の新人、三觜(みつはし)明美氏(54)は、旧みんなの党支持層や若年層への支持の浸透を図り、街宣活動などに力を入れている。
22日の公示後は舌戦も本格化する。直接対決で与野党の政策論議が活発化し、有権者の政治意識も高まることが期待される。(この連載は高橋隆輔、加藤佑輔、野口麗子が担当しました)
1572
:
チバQ
:2016/06/12(日) 10:09:41
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160610ddlk37010377000c.html
<焦点の構図>’16参院選 香川選挙区/上 統一候補は共産に 野党共闘、試される結束力 /香川
06月10日 14:39毎日新聞
参院選の公示が22日に迫った。香川選挙区(改選数1)には、自民党現職の磯崎仁彦氏(58)▽共産党新人の田辺健一氏(34)▽幸福実現党新人の中西利恵氏(53)--の3人が立候補を表明し、前哨戦が熱を帯びている。再選を目指す磯崎氏に対し、野党は昨年成立した安全保障関連法への反対姿勢で一致し、全国32の1人区で候補者を一本化。香川選挙区では全国で唯一、共産党候補者に事実上統一した。紆余(うよ)曲折を経て対決の構図が決まった情勢を2回に分けて報告する。
× ×
今月1日夕。高松市中心部にある「ことでん」瓦町駅前のロータリー。共産党県委員会の松原昭夫委員長が、選挙カーの上でマイクを握った。
「今日、この場所に参加いただいたこと、本当に心からお礼申し上げたい」。田辺氏の街頭演説会に弁士として駆けつけた、民進、社民の両党県議に向けた言葉だ。
この日、田辺氏が野党統一候補となってから初めて“共闘”を形にして有権者に訴えた。松原委員長が発した「本当に」という一言には、並々ならぬ熱が込められた。しかし、民進党県連幹事長の山本悟史県議は「個人の立場」での参加を強調。野党の足並みは必ずしもそろっていない。
× ×
田辺氏は昨年8月に出馬を表明。安保関連法の廃止、長時間労働など労働改善を政策の柱に、街頭に立ってのあいさつなど地道な活動を続けてきた。
それが「ジェットコースターのような日々」(田辺氏)に転じたのは4月下旬。候補者選びの遅れていた民進党が、岡野朱里子県議の立候補を発表。その約1週間前まで、民進側から「独自に立てられなかったら、共産候補で一本化」との打診を受けていた共産党には動揺が広がった。
全国的に野党共闘が進む中、共産、民進、社民3党で改めて協議した結果、共産側に配慮した民進党が5月20日、岡野氏の出馬取りやめを発表。突然の断念は「党本部の判断によるもの」とされているが、「候補者個人に引かざるを得ない事情があった」と、複数の関係者は口にする。真相について、さまざまな臆測が飛び交う。
× ×
野党統一候補への支援態勢は温度差がある。社民党は国政選挙で初めての「支持」、生活の党も「推薦」を決めた。しかし、民進党の対応は「白紙」のままだ。
保守層からも支持される県選出の民進党衆院議員、玉木雄一郎氏(香川2区)は「共産党候補を推薦するようなことはありません」とツイート。その後、「共闘のあり方は白紙」とブログに記した。党関係者も「共産党は絶対だめという支持者もいる。無所属に転じないと支持も推薦も難しい」と明かす。連合香川も8日、同調を決めた。
一方、民進党県連代表の小川淳也・衆院議員(四国比例)は少しトーンが違う。「(岡野氏を)ひっこめただけで終わりにはしない。連携に積極的な意味合いを持たせたい」と語り、自身が田辺氏の応援演説に駆けつけることも「可能性は探る」と言う。
そんな背後に見え隠れするのは、年内解散ともささやかれる衆院選だ。2005年に香川1区で初当選した小川氏は、過去4回の当選のうち、3回は比例復活だ。共産党の候補者は6300〜9800票を獲得しており、民進党を支援する組織幹部は「本音を言えば、共産には1区で候補者を立てないでほしいし、協力も得たい。参院選での連携の仕方が重要になってくる」と話す。
だが皮肉なことに、自民党県議の一人は「民進党が共産党を応援すればするほど、ありがたい」。衆院香川2区で圧倒的な強さを誇る玉木氏の票離れが進むとみているからだ。
× ×
さまざまな思惑が交錯する野党共闘。16日には、共産党の志位和夫委員長や民進党の安住淳国対委員長ら4野党の幹部が高松に集まる予定だ。安保関連法の廃止を掲げた連携はどこまで強固なのか。香川で結束力が試される。
1573
:
チバQ
:2016/06/12(日) 10:09:57
………………………………………………………………………………………………………
◇過去3回の国政選挙の県内当選者
【参院選】
◆2007年7月 植松恵美子(民主・新)
◆2010年7月 磯崎仁彦(自民・新)
◆2013年7月 三宅伸吾(自民・新)
【衆院選】
◆2009年8月
1区 小川淳也(民主・前)
2区 玉木雄一郎(民主・新)
3区 大野功統(自民・前)
比例復活 平井卓也(自民・前)
◆2012年12月
1区 平井卓也(自民・前)
2区 玉木雄一郎(民主・前)
3区 大野敬太郎(自民・新)
比例復活 小川淳也(民主・前)
〃 瀬戸隆一(自民・新)
◆2014年12月
1区 平井卓也(自民・前)
2区 玉木雄一郎(民主・前)
3区 大野敬太郎(自民・前)
比例復活 小川淳也(民主・前)
〃 瀬戸隆一(自民・前)
*いずれも敬称略
1574
:
チバQ
:2016/06/12(日) 10:10:31
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160611ddlk37010405000c.html
<焦点の構図>’16参院選 香川選挙区/下 党員減、県議会の対立 自民、真価問われる組織力 /香川
06月11日 13:01毎日新聞
「参院選は自民と野党統一候補の一騎打ちになる。野党は安全保障関連法制で一つになったが、他の政策では足並みがそろっていない。責任が取れる政治を行えるのは自公連立政権だ」。小雨の降る今月5日朝、高松市中心部。22日公示の参院選香川選挙区(改選数1)に立候補予定の自民党現職、磯崎仁彦氏(58)は聴衆にそう訴えた。
香川選挙区では1992年以降、自民党が勝利を重ねた。しかし2007年、民主党に初めて敗北。10年に“野党”の自民が公募を経て擁立したのが、全日空で勤務してきた磯崎氏だ。磯崎氏は、民主党などが推薦する無所属候補と共産党候補を破り、初当選を果たした。
自民党は12年の衆院選後、政権に復帰。磯崎氏は経産政務官や党副幹事長、参院環境委員長などを歴任してきた。「ねじれ国会」も経験し、「数の力に頼るわけではないが、参院でも与党が多数を持つことで結果を出せる政治ができる」と主張する。
自民党は昨年8月、磯崎氏を1次公認に決定。今年3月には公明党が推薦を決めた。磯崎氏の事務所の壁は、多数の政治家からの「祈必勝」の為書(ためがき)と共に、約320の企業・団体の推薦状で埋め尽くされる。
× ×
従来通りの組織戦を目指す磯崎陣営。しかし、自民党にもほころびが目につく。
県内の党員数は、1999年度に約4万1000人を誇ったが、高齢化などもあり、15年度は約1万6500人まで激減。この年に約1500人増加したものの組織力の低下は否めない。
さらに今年5月には、県議会の会派分裂という混乱も起きた。県議会の最大会派・自民党議員会(当時28人)のうち11人が野党会派と協調。執行部案とは異なる議長と副議長が選出され、新会派・自民党香川県政会が結成された。両者には会派運営を巡る反目があったとされ、その後も、議員会から県議会の委員長が選ばれないなど対立が続く。
参院選を目前にした足並みの乱れに、社民党の県議は「チャンスだ。自民はまとまっていない」と街頭で訴える。一方、自民党県議の一人は「県議会というコップの中の嵐だ。党という大きな外枠に影響はない」。また別の自民県議も「(参院選では)所属政党、信条に従って力いっぱい応援することに変わりはない」と強調する。
× ×
香川選挙区には共産党新人の田辺健一氏(34)、幸福実現党新人の中西利恵氏(53)も立候補を表明している。野党共闘で田辺氏は事実上、全国で唯一の共産党公認の統一候補となる。
それに対し、自民関係者の間には共産を相手にすることで楽観論も漂う。磯崎氏の6年前の得票数は23万6000票。共産党候補は3万4000票にすぎず、野党票を単純に足しても1万2400票、磯崎氏が上回る。
今回の参院選に立候補を一時表明した民進党の岡野朱里子県議は、高松市議時代の2回の選挙でトップクラスの票を獲得した。野党共闘で岡野氏に統一される可能性もあっただけに、ある自民県議は「岡野だったら強力だな、という気持ちがあった」と振り返る。
先月29日、高松市内であった自民党県連の定期大会。会場に駆けつけた茂木敏充・党選対委員長は「共産党が主導する革新勢力に、この地域を、日本を、委ねて良いのか」と、相手陣営の“共産色”を強調。「野党は香川を共産に譲っても良いと決めた。しかし本当に県民の代表を決めるのは皆さんの良識だ」と訴えた。参院選の勝利を呼び掛けると、会場からは拍手がわき起こった。
この企画は、深尾昭寛、伊藤遥が担当しました。
………………………………………………………………………………………………………
◇過去3回の参院選香川選挙区の結果
◆2007年7月
当 植松恵美子(民主・新) 257548
真鍋賢二(自民・前) 194804
近石美智子(共産・新) 27896
◆2010年7月
当 磯崎仁彦(自民・新) 236134
岡内須美子(無所属・新) 189639
藤田均(共産・新) 34037
◆2013年7月
当 三宅伸吾(自民・新) 233270
植松恵美子(無所属・現) 142407
田辺健一(共産・新) 34602
中西利恵(幸福・新) 5932
*いずれも敬称略。2007年の自民・真鍋氏は、投開票日前日に任期満了
1575
:
チバQ
:2016/06/12(日) 10:11:05
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160609ddlk08010049000c.html
<’16参院選・茨城>戦いの構図/上 自民盤石な戦い 公明と連携「ダブルスコア」を /茨城
06月09日 14:55毎日新聞
「岡田さんは参院の重鎮。大臣のいすも待っている」
5月15日、八千代町で開かれた自民党県7区支部総会。あいさつに立ったベテラン県議は、参院選で改選を迎える自民党現職の岡田広氏(69)をこう持ち上げた。
岡田氏は水戸市長と参院議員を各3期務め、2013年9月から1年、副内閣相を任された。参院4期目を見据え、07年の額賀福志郎氏(元財務相)以来となる県内自民党からの入閣を期待する声は大きい。
自民党は12、14年の衆院選で比例復活も含め、県内全7小選挙区の支部長が当選。県議会(定数63)でも過半数の45議席を保持するなど「自民王国」の地位を不動のものにしている。参院選では「2人擁立論」を封印しており、岡田氏のトップ当選はもはや「既定路線」(県連幹部)との認識が広がる。
盤石の選挙戦をより強固にしているのが、国政で連立を組む公明党との選挙協力だ。前回改選の10年参院選では、自民党が野党だったことに加え、岡田氏自身も県連会長という立場。「比例は公明」とは言えない事情があり、表だった協力は見送られた。
13年秋に県連会長を退き、自公政権となった今回は全面協力。公明党は3月に岡田氏の推薦を決定した。3日に水戸市内で開かれた公明党時局講演会では、井手義弘県本部代表(県議)が「選挙区は岡田広、比例は長沢広明(公明党候補)」と呼びかけ、約1500人の支持者から拍手が湧き起こった。
岡田氏は04年参院選で公明党から推薦を受け、茨城選挙区過去最高の約58万3000票を獲得。10年は約50万票に落としたものの、再び公明党から推薦を得た今回はさらなる票の上積みを目指す。公明党は直近の国政となる14年衆院選の比例代表で、県内で約19万票を得ている。
衆参同日選が見送られ、県連は現職の衆院議員らも含めた総力戦で岡田氏を支援。3年前の前回参院選で上月良祐氏が獲得した約56万票を上回る得票での「圧倒的勝利」を目標に掲げる。
県連や支持者からは「60万票」「(2位当選者に)ダブルスコア」との強気かつ楽観的な声が上がる。岡田氏は「いつも通りやるだけ。一人でも多くの人に会い、支持を広げていきたい」と淡々と語る。その表情に焦りは感じられない。【松本尚也】
◇投票まで1カ月
7月10日投開票の参院選まで1カ月あまり。過去6回の参院選では自民と民進が議席を分け合ってきた。夏の決戦に向けた戦いの構図を報告する。
………………………………………………………………………………………………………
◇参院選茨城選挙区の過去6回の当選者
<1998年7月12日>
310002 郡司彰 民新(1)
256948 久野恒一 自新(1)
<2001年7月29日>
543320 狩野安 自前(3)
256908 小林元 民前(2)
<2004年7月11日>
583471 岡田広 自現(2)
477948 郡司彰 民現(2)
<2007年7月29日>
540174 藤田幸久 民新(1)
427297 長谷川大紋 自新(1)
<2010年7月11日>
499566 岡田広 自現(3)
307022 郡司彰 民現(3)
<2013年7月21日>
560642 上月良祐 自新(1)
204021 藤田幸久 民現(2)
※数字は得票数、カッコ内数字は当選回数。岡田氏は2003年4月の補選で初当選
1576
:
チバQ
:2016/06/12(日) 10:11:26
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160610ddlk08010018000c.html
<’16参院選・茨城>戦いの構図/中 強気「50万票」掲げ 民進、読めぬ新党効果 /茨城
06月10日 13:39毎日新聞
「政権交代をもう一度行うため、民進党を結成した。初陣である参院選を勝ち抜く」。5月22日、参院選の総決起集会を兼ねた民進党県連臨時大会で、現職の郡司彰氏(66)は気勢を上げた。
安倍政権に対抗するため、民主党に維新の党が合流して民進党が結成されたのは3月。県内には維新の党の実体のある組織がなかったため、民主の県連組織がそのまま移行した。
茨城選挙区では自民と民主が議席を分け合う状態が続き、今回も陣営は「指定席は揺るがない」(連合幹部)と見る。政権交代を目標とする民進は参院選で、安倍政権との対決姿勢を前面に押し出す。通常国会閉幕から一夜明けた2日、郡司氏を含む県連幹部は会議を開き「消費増税再延期はアベノミクスの失敗で、公約違反と追及していく。参院選に勝ち、自民を追い込んで衆院解散にもっていく」との方向性を確認した。
県連は、得票50万票以上のトップ当選を目標にすえる。長谷川修平県連幹事長は「50万票ないと1位になれない。2010年参院選に立候補した2人の票を足せば50万票になる」と計算する。ただ自民が圧勝した前回13年の参院選では、20万票の得票にとどまり、自民候補に3倍近い差を付けられた。
新党結成の効果がどの程度あるのかも読み切れない。維新の党の源流である日本維新の会候補は13年に13万票を得たが、その後統合や分裂で党の形が変わった。無党派の受け皿の一つとして、みんなの党候補は15万票を獲得したが、同党は14年に解党している。民進最大の支持母体である連合茨城の関係者は「結党の意義は理解するが新鮮味はなく新たな支持層の掘り起こしは難しい」と漏らす。
全国の1人区で進んだ野党統一候補や野党間協力は、2人区の茨城は関係ない。県内でも安全保障関連法に反対する市民団体「茨城県市民連合」が4月に結成され、県連に対し「共闘」を図るため幹部との懇談の場を設けるよう要請したが、実現しなかった。
「市民連合と組むより、組織票を盤石にする方が先決」。連合傘下の労組幹部は話す。市民連合は共産とも連携を模索しており、連合の「共産嫌い」層に配慮したのではないかとの見方だ。
市民連合は「勝手連として」民進・共産への推薦を表明した。具体的な「共闘」に進まなかったことに「(民進は)13年参院選の結果に対する危機感が足りない」(幹部)との不満をつのらせる。【山下智恵】
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◇参院選比例区の主な政党の県内での得票率
2010年 2013年
自民 27.25% 38.33%
公明 13.60% 15.44%
民主 30.26% 12.50%
みんな 14.55% 10.82%
維新 --- 10.25%
共産 4.06% 7.11%
1577
:
チバQ
:2016/06/12(日) 10:12:18
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160611ddlk08010289000c.html
<’16参院選・茨城>戦いの構図/下 新人4人、主張さまざま 「指定席」切り崩し狙う /茨城
06月11日 12:18毎日新聞
今夏の参院選茨城選挙区にはこれまでに、前回2013年と同数の6人が立候補を表明している。1998年以降、自民、民進(旧民主)両党が分け合ってきた二つの「指定席」を巡り、事実上の選挙戦を繰り広げている。前回躍進した「第三極」の衰退が進む中、それぞれ4選を目指すベテラン議員に新人4人が挑む構図だ。
共産党新人の小林恭子氏(65)は、12、14年の衆院選茨城3区、13年の参院選茨城選挙区に続き、4回目の国政挑戦。安全保障関連法廃止や護憲を掲げ、政権批判を前面に押し出す。通常国会閉会前から街頭宣伝やミニ集会を重ね、浸透を図っている。
安保法廃止を訴える市民団体「県市民連合」から民進とともに支援を受けており、共産陣営は「保守王国の茨城ではなかった動きが出ている」。有権者に政権批判が高まっていると分析し追い風とみる。
同党は14年衆院選の比例代表で、12年比倍増の約12万票を獲得。党県委は参院選比例代表で、これまで20万票としてきた目標を30万票に引き上げた。選挙区でも自民、民進票への切り込みを目指す。
◇
13年茨城選挙区では、旧みんなの党候補が15万3403票、旧日本維新の会候補が12万7823票を獲得した。両党の合計は旧民主の得票を上回り「第三極」の躍進ぶりを示した。両党は既に解党、合併などで存在しないが、今回の参院選にも当時の候補者らは深く関わる。
おおさか維新の会は4月、12年衆院選で日本未来の党から茨城1区に立候補し落選した武藤優子氏(51)の擁立を決定。13年参院選の旧維新候補者で、党比例代表候補予定の石井章氏(59)=取手市=と連動し、支持拡大を急ぐ。武藤氏と石井氏で県内の地域を分担し、票の掘り起こしを図る戦術だ。
今月2日には、13年の旧みんな候補者、石原順子氏(55)が無所属での立候補を表明した。「アジェンダ(政策課題)はみんなの党から変わっていない」と強調。武藤氏陣営は「女性票が割れてしまう」と懸念する。
旧維新や旧みんなは当時、県内に強固な組織を持っておらず、13年参院選での得票は「浮動票が流れた」との見方も強い。今回も東京都内に通勤する「茨城都民」が多い県南地域を中心に、各陣営は浮動票の取り込みを図る。
◇
ほかに幸福実現党の中村幸樹氏(52)も出馬を予定。消費税減税など独自の主張を展開している。【松本尚也、山下智恵】
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◆参院選茨城選挙区(改選数2)予想される顔ぶれ
岡田広 69 [元]副内閣相 自現(3)
郡司彰 66 [元]農相 民現(3)
小林恭子 65 党県常任委員 共新
武藤優子 51 社団法人理事 維新
中村幸樹 52 幸福県副代表 諸新
石原順子 55 ワイン醸造家 無新
1578
:
チバQ
:2016/06/12(日) 20:25:20
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160612ddlk21010057000c.html
<2016参院選>自民と民進、臨戦態勢 /岐阜
13:07毎日新聞
参院選の投開票日(7月10日)まで1カ月を切った。改選数が2から1に減った岐阜選挙区では事実上、自民党現職の渡辺猛之氏(48)と民進党現職の小見山幸治氏(53)が1議席を争う構図となっている。ともに事務所開きを済ませ、既に臨戦態勢の両党県連幹部に聞いた。【岡正勝】
◇岐阜市の戦いカギ 自民県連・野田会長
自民党県連の野田聖子会長は、参院選で「政権の継続性、経済の安定性」を訴えていく考えを強調し、「アベノミクスのメリットが全ての人々に浸透するまで政権交代は望ましくない」と述べた。
野田氏は、岐阜市での戦いがカギを握るとの認識を示す。党本部の事前調査で「いつもながら衆院1区(岐阜市)が厳しい」という結果が出ており、「与党候補者でなく、チャレンジャーとして相手の背中を追いかけ追いつく選挙をしなければならない」と語った。
候補者を一本化した野党について「各党で結成された民主党は政権を取った後、政策不一致で離脱が相次ぎ崩壊した。同じことの繰り返しではないか」と批判し、有権者に「過去を思い出し、冷静に判断して」と訴えた。
安倍政権や自民党の高い支持率に関し、野田会長は「『他党よりまし』との評価だろう。絶対評価ではない」と分析する。選挙権年齢が引き下げられたことについては「家族のつながりを通じ、子どもにも選挙に行くようアプローチしたい」と述べた。
◇差は縮まっている 民進県連・今井代表代行
民進党県連の今井雅人代表代行は参院選を通し、「独裁政治のような安倍政権の政治手法や、強い者を富ませれば国家全体が発展するとの考えに基づく政策の方向性を問う」との考えを強調した。
選挙情勢は「縮まっているのは間違いない。その差は10ポイントを切っており、決して届かない距離ではない」と分析。「安倍政権は我々の主張をかぶせ、争点隠しをしようとしていて難しい」としながらも、投票率アップを目指す考えを示した。
野党の候補者一本化を“野合”と批判する自民党に対しては、「政権を取るため社会党と組んだ党に言われる筋合いはない」と反論した。同時に「同じ党になったり連立を組んだりするものでもない。反安倍政権で一緒に戦うのはあっていい」と述べた。
選挙権年齢の引き下げでは「教育や子育てといった次世代に向けた政策を公約に盛り込んでいる」と、若者世代にアピールする。戦術的には「ネット戦略を考えながら展開していく必要がある」との認識を示した。
1579
:
チバQ
:2016/06/12(日) 20:26:29
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1606120027.html
【2016参院選】民進、共産両党、共闘批判に防戦 「共闘は政治の智恵だ」と民進党の玄葉光一郎氏、「的外れだ」と共産党の小池晃氏
16:54産経新聞
7月の参院選が目前に迫る中、与野党の選挙対策責任者が12日のNHK番組で討論した。安全保障政策などで隔たりのある民進党と共産党が全国32の改選1人区で野党統一候補を擁立した矛盾点を突く与党側に対し、民進、共産両党は「的外れだ」などと防戦に追われた。
「野党4党が共通政策で一致しているのは安保関連法に反対するというだけだ。原発の問題は曖昧で、考え方の一致しない政党が選挙のためだけに組むのは『選挙目当て』と受け取られても仕方ない」
自民党の茂木敏充選対委員長は野党共闘に疑問を呈した。
これに対し、民進党の玄葉光一郎選対委員長は「(共産党などと)政権をともにするわけではないので、(政策が)全く一緒でなくてもいい。巨大与党に対抗する政治の技術、政治の智恵だ」と反論した。
その上で「民進党としては安保法廃止は野党4党で一致しているが、防衛力はむしろ強化した方がいい。われわれは周辺事態を強化する法案を用意しているから、そこからは違う」と他の野党と一線を画した。
一方、共産党の小池晃書記局長は「さまざまな政策の違いを脇に置いても、立憲主義を取り戻すためには違いを超えて一致団結しなければならない。共通政策も広がってきている」と共闘の意義を強調した。
おおさか維新の会の馬場伸幸幹事長が「選挙のための野合は国民に対する裏切り行為だ。(野党4党が)バラバラの政策を持ち寄って、“ばら寿司”のような選挙協力だ」と畳みかけても、小池氏は「市民が求める共闘が野合のはずがない」と応戦した。
だが、小池氏が「われわれは国民連合政府を提案している。これから真剣に検討していただきたい」と民進党に水を向けると、玄葉氏は「相容れない」と即座に拒絶した。慌てた小池氏は「これから検討していこうと言っている」と深入りを避けた。
参院選の勝敗ラインについても、玄葉氏が「残念ながら今回の参院選で一気に(野党で)過半数(を獲得する)という現状ではない」と分析。その上で「3年後(の参院選)で自公過半数割れを起こすことのできる踏み台になるような議席を取りたい」と述べるにとどめたのに対し、小池氏は「野党が協力して自民、公明と補完勢力を少数に追い込む。これが野党の共通の目標だ」と述べ、スタンスの違いが浮き彫りになった。
1580
:
チバQ
:2016/06/12(日) 20:34:14
上がみつからず
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160612ddlk42010181000c.html
<決戦の夏>’16参院選ながさき/下 安保法廃止へ大同団結 4党共闘、自民と対決 民進・西岡陣営 /長崎
16:34毎日新聞
「日本社会を変えるために全国各地で野党が共闘している。私たちの未来を私たちの手で政治家と共につくっていきましょう」。今月5日、長崎駅前の高架広場であった安全保障関連法の廃止を求める集会。民進、共産、社民、生活の野党4党ののぼりが揺らめく中、活水女子大3年の花岡真咲さん(21)の声が響いた。
集会を主催したのは「ながさき市民連合」。約20の市民団体と個人で構成し、花岡さんもその一つの若者グループに加わる。
市民連合は野党統一候補の実現を目指し、今年2月下旬に準備会を発足させた。3月18日には、共産党県委員会が原口敏彦氏(54)の選挙区での擁立を取り下げることを発表。民進党新人の西岡秀子氏(52)を野党4党が共同候補として支援することが決まった。
西岡氏は、参院議長も務めた故西岡武夫氏の長女。長崎市に事務所を構える総合選対のメンバーには、民進党や武夫氏から引き継いだ後援会、推薦する連合長崎や社民党の関係者が名を連ねる。
陣営が力を注ぐのは「知名度のアップ」。陣営幹部は「武夫さんの名前は知っていても、秀子さんの顔や名前を知っている人は少ない」と語る。西岡氏は連合傘下の労働組合や後援会、支援者へのあいさつ回りを重ね、県内10カ所に設けた地区選対では、地方議員や連合長崎の地区協議会が中心となって決起集会を開く。
一方で、野党の「共闘」にはすきま風も吹く。総合選対に共産党関係者や市民連合メンバーの姿はない。共産党県委員会は西岡氏の推薦を決めたが、民進党側は「政策協定を結んでおらず、あくまでもそれぞれができる形での協力をしていく」と距離感をにじませる。民進党県連関係者は「共産党へのアレルギーを持つ人も多い」と漏らす。
「4党でアピールできるに越したことはないが、それぞれの持ち味を生かせばいい」。共産党県委員会幹部は割り切る。党県委員会では西岡氏の顔写真や名前を大きく掲載したビラを作製し、集会でも西岡氏への支援を呼びかける。
市民連合が主催した今月5日の集会では民進、共産、社民の各党県幹部が次々とマイクを握り、生活の党からはメッセージが寄せられた。集まったのは約400人。「やっとここまで来た」。市民連合幹部の表情に安堵(あんど)の色がにじんだ。
西岡氏は各地の集会で、安保関連法への反対姿勢を明確にし、「憲法というルールを無視した政治を許すことができない」と訴える。真の共闘を実現して大きなうねりを起こせるのか、決戦まで残り1カ月を切った。
◇
幸福実現党新人の江夏正敏氏(48)は、国防の強化や消費減税などを訴える。江夏氏は「県内各地でミニ集会を重ね、支持を広げたい」と話す。(この企画は小畑英介、加藤小夜、大平明日香が担当しました)
〔長崎版〕
1581
:
チバQ
:2016/06/12(日) 20:36:39
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201607/mie/CK2016060902000250.html
「知事与党」自認、2勢力火花 民進系、自民勢
2016年6月9日
二十二日公示の参院選三重選挙区(改選数一)をめぐり、候補者を擁立する民進系勢力と自民が、伊勢志摩サミットを誘致した鈴木英敬知事の知名度を生かし、選挙戦を優位に進めようと火花を散らしている。互いに「知事与党」を自認する両勢力のはざまで、過去の国政選挙で特定の候補を応援してこなかった鈴木知事の対応は-。
民進系と自民勢の双方が知事与党を名乗る背景は、昨年四月の知事選にある。鈴木知事は共産推薦候補を大差で破って再選。「県民党」として自民、公明に加えて民進・連合系の地域政党「新政みえ」と連合三重の推薦も受けた。
県議会会派の新政みえは五日、伊勢市で開いた県政懇談会の来賓として鈴木知事を招いた。室内には民進現職芝博一さん(66)のポスターが何枚も貼られる中、鈴木知事は会派の結成十五周年を祝うための出席であることを強調。約二十分間のあいさつの全部をサミットの話に費やし、質疑にも応じた。
鈴木知事はあいさつ後に退席し、遅れてきた芝さんと同席することはなかった。新政みえ代表の三谷哲央県議は「サミット直後に、地域の課題解決に向けた懇談会で話してもらうのは大事なことだ」と参院選との連動は否定したが、別の県議は「知事与党として、鈴木知事の知名度を生かしたい思惑はある」と打ち明けた。
一方、知事与党の「本家本元」を自認するのが自民だ。鈴木知事は二〇〇九年、自民公認で衆院選三重2区から立候補し、落選した経緯がある。昨年の知事選でも自民が選対組織の黒子役を担っており、自民関係者の間では「『本籍地』は自民」との意識が根強い。
十日午後、安倍晋三首相が自民新人山本佐知子さん(48)の応援で来県する。安倍首相は鈴鹿市、桑名市で遊説した後、夜には四日市市での決起大会に臨む。十日は県議会の一般質問日と重なるため、県連幹部は決起大会への出席を鈴木知事に要請したことを明かした上で「サミット開催を決めた安倍首相が来るなら断れないだろう。かつて自民から出馬したことも、本人は十分に自覚しているはずだ」と期待を寄せる。
鈴木知事は一二年の衆院選と一三年の参院選、一四年の衆院選で特定候補の応援でマイクを握ったことはなかったが、十日の出席に関しては「自分の考えだけでは決められない。熟考中だ」と述べ含みを持たせている。
(参院選三重取材班)
1582
:
チバQ
:2016/06/12(日) 20:37:03
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201607/mie/CK2016061202000204.html
「自民支持」に評価と非難 知事の表明に各党関係者
2016年6月12日
二十二日公示の参院選三重選挙区(改選数一)で、鈴木英敬知事が十日、安倍政権と自民候補の支持を明言した。国政選挙で特定候補の支持を表明したのは初めてで、一夜明けた十一日、県内の政党関係者からは評価や非難の声が上がった。
鈴木知事は昨年四月の知事選で、自民、公明両党と旧民主・連合系地域政党「新政みえ」、連合三重の推薦を受けて再選した。その得票率は平成の知事選の中で最も高く、参院選での動向も注目を集めていた。
鈴木知事は十日夜、自民新人の山本佐知子さん(48)が安倍晋三首相を招いて四日市市で開いた決起大会に出席。「安倍首相率いる自公政権の長く、安定的な運営が三重県のプラスになる」と繰り返し、壇上で山本さんと固い握手を交わした。
自民党県連の前野和美幹事長は「従来は前面に出ずに知事を支援していたが、今回は日本の将来がどうなるかを決める大事な選挙で、県連として要請した。これで弾みがつく」と喜び、公示後の首相来県時にも鈴木知事を招く意向を示した。
公明党県本部の中川康洋代表は「自民から衆院選に立候補した経緯を含め、個人としての思いを述べたのだろう。勝利に向け、自公として一緒に頑張る」と話した。
一方、民進現職の芝博一さん(66)を支援する県議会会派・新政みえの三谷哲央代表は「元々が自民の人で、驚きはない。さらに緊張感を持って選挙戦を頑張る。県議会では従来通り、是々非々の立場だ」と冷ややかだ。
ただ、新政みえも五日の県政懇談会に鈴木知事を招いたばかりで、他党からは「本音では『どっちつかず』でいてほしかったのでは」との声も上がる。
共産党県委員会の大嶽隆司委員長は「鈴木県政は安倍政権の追随だ。そもそも再選時に『県民党』を名乗った方がおかしい」と苦笑い。「野党三党、市民連合みえが力を合わせれば必ず勝てる」と意気込んだ。
(相馬敬)
1583
:
名無しさん
:2016/06/12(日) 21:02:36
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160612/k10010553641000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_004
参院選の争点 アベノミクス前進か修正か 与野党が議論
6月12日 12時02分
NHKの番組「日曜討論」で参議院選挙の争点について、自民党が安倍政権の経済政策・アベノミクスは「道半ばだ」としてこれを前進させるかどうかが問われると主張したのに対し、民進党は「強い者をより強くする政策だ」としてアベノミクスの軌道修正を訴えていくという考えを示しました。
自民党の茂木選挙対策委員長は「安倍総理大臣は、国民の信を問う選挙だと言っており、今まで以上に重みを持つ選挙になる。この3年半、アベノミクスで日本経済の再生に全力で取り組み、間違いなく、日本経済は改善の兆しを見せているが、消費の弱含みや地方創生などの課題もある。アベノミクスは道半ばであり、この道をさらに力強く前に進めるのか、それとも民主党政権時代の混乱の時代に時計の針を戻すのか。前進か後退かが問われる選挙だ」と述べました。
公明党の斉藤選挙対策委員長は「今、道半ばの、アベノミクスを続けさせて頂くことができるのかどうかがいちばんの争点だ。自由と民主主義を基調とする保守中道路線を選ぶのか、社会主義、共産主義革命を目指す勢力が政治の中心になるのか、日本の進路を問う選挙とも言える」と述べました。
民進党の玄葉選挙対策委員長は「今回の選挙は日本の分かれ道だ。強いものをより強くという経済政策がアベノミクスだが、私たちは普通の人から豊かになり、多くの人をおいてきぼりにしない経済政策に軌道修正すべきだ。また、海外で自由に武力行使をする国になるのか、あくまで抑制的であり続けるのかも大きな争点だ」と述べました。
共産党の小池書記局長は「憲法に基づく政治を取り戻すのかどうかが問われる。『戦争法』を廃止し、立憲主義、平和主義、民主主義を取り戻すのか。解釈改憲の上に明文改憲を積み重ねて戦争ができる国に突き進むのか。安倍政権の強権政治全体が問われる」と述べました。
おおさか維新の会の馬場幹事長は「『古い政治を壊す。新しい政治を創る』がスローガンだ。幼稚園、保育園から大学院まですべての教育を無償化するため憲法26条を改正しどの政党が政権を取っても未来永ごう続くよう、憲法改正を訴えていきたい」と述べました。
社民党の又市幹事長は「アベノミクスで広がった格差と貧困の是正が極めて大きい問題で、下からの消費拡大による景気回復への転換を迫りたい。また、『戦争法』の廃止と、安倍政権による憲法改悪を阻止することを訴えていきたい」と述べました。
生活の党の玉城幹事長は「安倍政権は、憲法の理念をじゅうりんしている政権であると言わざるをえない。憲法軽視の姿勢で本当によいのかということを、若い人たちに問いかけていくのが今回の選挙の大きな問題であり論点だ」と述べました。
日本のこころを大切にする党の中山代表は「日本の人々が培ってきた伝統や習慣を中心にして、あたたかな社会を作っていくことを訴えたい。国際的にも平和を維持して、独立国家としてしっかりとした国を作っていく」と述べました。
新党改革の荒井代表は「脱原発をするただ一つの保守政党であり、脱原発をするかどうかで社会が変わる」と述べました。
1584
:
名無しさん
:2016/06/12(日) 21:02:47
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061200074&g=pol
舌戦・参院選(12日)【16参院選】
◇所属政党不明は不誠実
自民党・茂木敏充選対委員長(山形市での会合であいさつ) 32ある1人区の野党統一候補で、半分は所属(政党)も決まっていない無所属だ。当選したら民進党に行くのか、共産党に行くのか、無所属で通すのか。「選挙が終わってからお知らせします」では、いくら何でも有権者に不誠実だ。
◇「この道」継続は問題
民進党・前原誠司元外相(福井県敦賀市で講演) アベノミクスで、企業はもうかるが実質賃金が下がることによって、結果的には消費が落ち込んでいる。アベノミクスは、富を国民から企業に移転するものになっているのではないか。この道しかない、と続けられると大変大きな問題ではないか。
◇首相はひきょう者
民進党・枝野幸男幹事長(さいたま市で講演) 憲法を変えようとすること自体は駄目じゃない。(安倍晋三首相が)ごまかして(改憲を)やろうとするひきょう者だから許せない。(首相は)堂々と「ここをこう変えたい。だから自民党を勝たせてください」と逃げ隠れしないで言え。首相のひきょう者さは参院選の争点だ。
◇野党は選挙後ばらばら
公明党・山口那津男代表(広島市で街頭演説) 平和安全法制を廃止しよう、それだけで(野党が)一致されても国民は困るだろう。その先は、どういう安全保障を進めるのか。共産党と民進党は、まるで違うではないか。消費税はどうするのか。選挙が終わった後から、たちまちばらばらではないか。(2016/06/12-17:51)
1585
:
名無しさん
:2016/06/12(日) 21:15:32
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061200034&g=pol
自民、野党は目標議席明示を=民進「次で自公過半数割れ」【16参院選】
7月の参院選に向け、与野党の選挙対策責任者が12日のNHK番組で討論した。自民党の茂木敏充選対委員長が、野党側に獲得議席目標を明示するよう求めたのに対し、民進党の玄葉光一郎選対委員長は「3年後(の参院選)で自公過半数割れを起こせるような、踏み台になるような議席を取りたい」と述べるにとどめた。
茂木氏は、与党が改選議席の過半数(61議席)という勝敗ラインを示していることを踏まえ、民進、共産両党に対し「民共も61(を目指す)と言っていただけたら、どちらが勝ったか、はっきりしてくる」と要請。「安倍晋三首相が国民の信を問う選挙だという観点から高い目標を掲げた。61議席を獲得し、しっかりアベノミクスを前に進めていきたい」と強調した。
公明党の斉藤鉄夫選対委員長は「保守中道路線を選ぶのか、それとも社会主義、共産主義革命を目指す勢力が日本の政治の中心になっていくのか。日本のこれからの針路を問う選挙だ」と参院選を位置付けた。
玄葉氏は目標議席に関し、「(旧民主党は)前回負けすぎた。残念ながら一気に(野党で)過半数(を目指す)という現状ではない」との認識を示した。一方、共産党の小池晃書記局長は「野党が協力して自民、公明と補完勢力を少数に追い込む。これが野党の共通の目標だ」と指摘した。
これに対し、おおさか維新の会の馬場伸幸幹事長は「選挙のための野合、談合、もたれ合い、国民に対する裏切り行為だ。ばらばらの政策を持ち寄って、ばらずしのような選挙協力だ」と野党共闘を批判した。 (2016/06/12-15:00)
1586
:
名無しさん
:2016/06/12(日) 21:15:52
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061200075&g=pol
「3分の2阻止」に不快感=自民・茂木氏
自民党の茂木敏充選対委員長は12日、民進党が参院選に向け与党と一部改憲勢力による「3分の2阻止」を掲げていることについて、「自分たちの目標は設定しないで、こちらの目標を勝手に変えるのは困る」と不快感を示した。山形市内で記者団に語った。(2016/06/12-16:59)
1587
:
沖縄無党派
:2016/06/13(月) 00:05:38
http://www.news24.jp/nnn/news8727779.html
参院選 元会社員の坂田英明氏が出馬を表明
(鹿児島県)
来月の参議院選挙に鹿児島市に住む45歳の元会社員が10日、出馬を表明した。無所属での出馬を表明したのは熊本県出身で鹿児島市に住む元会社員、坂田英明さん(45)。
アベノミクスは景気の回復には繋がっていないことなどを主張している。かつて、原子力の仕事に携わっていたが現在は原発は即廃炉すべきとの立場をとっている。
来月10日に投開票される参院選には、このほか自民党、現職の野村哲郎さん、無所属新人の下町和三さん、幸福実現党新人の松澤力さんが立候補を表明している。
1588
:
とはずがたり
:2016/06/13(月) 14:49:26
参院東京に小林興起氏=「怒りの声」【16参院選】
http://news.goo.ne.jp/topstories/politics/78/d9b2e1cfb6b10283dcbc4c99d67c43b5.html
(時事通信) 12:26
政治団体「国民怒りの声」は13日、7月の参院選東京選挙区(改選数6)に元衆院議員の小林興起氏(72)を擁立すると発表した。小林氏は通産官僚出身で、小泉内閣で財務副大臣を務めた。
代表の小林節慶大名誉教授はこれまで、候補者擁立を比例代表に絞る考えを示していたが、同日の記者会見で「東京選挙区からの出馬は本人の希望で、例外的だ」と説明。他の選挙区には立てない方針を強調した。
1589
:
チバQ
:2016/06/13(月) 19:35:31
http://mainichi.jp/senkyo/articles/20160614/k00/00m/010/039000c
寺田参院議員
.
参院選に出馬せず 元秋田県知事
毎日新聞2016年6月13日 19時26分(最終更新 6月13日 19時26分)
元秋田県知事で無所属の寺田典城参院議員(75)=比例=は13日、秋田市内で記者会見し、7月の参院選に立候補しないと表明した。野党の「統一名簿」が見送られたことを理由に挙げた。
寺田氏は2010年参院選で旧みんなの党から初当選。現在は民進党の参院会派に加わっているが、国会法の規定により同党には合流できず、無所属で活動している。
(共同)
1590
:
チバQ
:2016/06/13(月) 19:35:59
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061300600&g=pol
安倍首相、1人区を転戦=岡田民進代表は複数擁立区重視-参院選遊説【16参院選】
参院選(22日公示-7月10日投開票)が迫り、与野党の党首が激戦区での遊説に力を入れている。安倍晋三首相(自民党総裁)は、全体の勝敗を左右する改選数1の「1人区」に絞り、野党共闘への批判を展開。民進党の岡田克也代表は1人区に加え、公認候補を2人擁立する複数区も重視し、支持拡大に懸命だ。
首相は13日、大分市で街頭演説し、「アベノミクスは道半ばだ。エンジンを最大限に噴射して、国民の生活を豊かにしていく」と強調。いつものように「野党はまとまった経済政策がない」と野党批判も繰り広げた。1人区の大分は、自民党が重点選挙区と位置付ける一つだ。
首相が8日に遊説を本格化させて以降、これまでに訪れたのは、山梨、山形、奈良、三重、愛媛、長野、大分。全て1人区で、党の調査で野党候補と競っている選挙区が中心だ。首相周辺は「勝てるところに首相を行かせても仕方がない」と説明。14日以降も東北などの激戦区を回る予定だ。
一方、民進党の岡田代表が今月訪れた愛知(改選数4)、北海道(同3)、千葉(同3)は、同党が2人を公認している選挙区で、複数擁立区でのてこ入れが目立つ。
1人区での戦いにも力を入れており、岡田氏は13日、引退する江田五月元参院議長の後継候補の応援で岡山入り。この後、岡山市内で記者団に「32ある1人区の中でも非常に重要な選挙区だ。今はまだ追いかけている状態だが、しっかり頑張れば追い付き、追い越せる」と語った。
公明党の山口那津男代表は、公認候補を立てる7選挙区を順に訪れているほか、12日は選挙区候補のいない広島県で街頭演説し、比例票の上積みを図った。共産党の志位和夫委員長は、議席獲得を目指す埼玉や京都など複数区を訪れた。
◇安倍首相と岡田民進党代表が訪れた道府県
首相 岡田氏
6月 2日 - 静岡(2)
3日 福島(1) 愛知(4)
4日 大分(1) 三重(1)
熊本(1)
5日 - 北海道(3)
6日 - 北海道(3)
7日 - -
8日 山梨(1) 千葉(3)
9日 山形(1) -
10日 奈良(1) 京都(2)
三重(1) -
11日 愛媛(1) 滋賀(1)
12日 長野(1) -
13日 大分(1) 岡山(1)
(注)通常国会閉幕後。マル数字は改選数
(2016/06/13-17:33)
1591
:
チバQ
:2016/06/13(月) 20:33:45
http://www.sankei.com/politics/news/160613/plt1606130026-n1.html
2016.6.13 17:52
【2016参院選】
元秋田知事・寺田典城氏が不出馬 「息子と同じ民進党ではやりにくい」
元秋田県知事で無所属の寺田典城(すけしろ)参院議員(75)=比例=は13日、秋田県庁で記者会見し、7月の参院選に立候補しないと表明した。今後の国政、地方選挙への出馬に含みも残したが、「集大成」と述べ、事実上の政界引退とみられる。
寺田氏は平成22年にみんなの党で当選。結いの党、維新の党と渡り歩いた。今年3月に民進党が結党する際、政党間移動を制限する国会法の規定で合流できず無所属となり、参院会派の「民進党・新緑風会」に所属していた。民進党の寺田学衆院議員は次男。
典城氏は不出馬の理由について、比例代表を野党が統一名簿で戦う構想が断念されたことに加え、「息子と同じ政党になると、親として政治的主張がしづらい」と話した。
寺田氏は3年に横手市長に当選し、2期目途中の9年に辞職。同年の知事選で当選し、21年4月まで3期12年務めた。前任知事時代の食糧費問題の解決や行財政改革、国際教養大開学などに取り組んだ。
1592
:
チバQ
:2016/06/13(月) 20:36:13
http://www.sanspo.com/geino/news/20160613/geo16061316060018-n1.html
2016.6.13 16:06
菊池桃子、参院選出馬を否定「芸能のお仕事がたくさん入っています」
ダイハツ工業の新型軽商用車の発表会に出席した菊池桃子=東京・目黒区
ダイハツ工業の新型軽商用車の発表会に出席した菊池桃子=東京・目黒区【拡大】
女優、菊池桃子(48)が13日、東京都内で行われたダイハツ工業の新型軽商用車「ハイゼット キャディー」の発表会に出席した。
昨年10月に1億総活躍国民会議の民間議員に選出され、5月に任務を終えたことを報告。「現在はフォローアップ中。今後の動向をしっかりと見ていくのも役目の1つです」と表情を引き締めた。
参院選(6月22日公示、7月10日投開票)への出馬を問われると「それはないです!」とキッパリ否定。「芸能のお仕事がたくさん入っています」と強調した。
1593
:
沖縄無党派
:2016/06/13(月) 20:46:55
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061300695&g=pol
参院比例、過去最高の42人=共産【16参院選】
共産党の小池晃書記局長は13日の記者会見で、7月の参院選比例代表に益田牧子氏(66)、松山恭子氏(65)、真栄里保氏(59)の3人を擁立すると発表した。いずれも新人。
これにより同党の参院選候補擁立作業は終了し、比例候補は過去最高の42人となった。小池氏は比例代表で850万票以上、9議席獲得の目標達成に改めて意欲を示した。 (2016/06/13-19:11)
1594
:
さきたま
:2016/06/13(月) 21:14:20
>>1593
参議院比例代表の供託金は選挙区の倍の600万円で、没収点は当選者の2倍を超える人数。
仮に共産党が目標の9議席獲得したとして、42人擁立だと24人分の供託金1億4400万円が没収されます。
いくら選挙区の1人区に候補立てないからって、豪気ですね、共産党は。
1595
:
沖縄無党派
:2016/06/13(月) 22:20:38
http://info.hr-party.jp/press-release/2016/5648/
第24回参議院議員通常選挙 選挙区1名の公認候補予定者発表(第8次)
【選挙区】
< 京都府 > 大八木 光子
1596
:
チバQ
:2016/06/13(月) 22:43:31
http://mainichi.jp/senkyo/articles/20160608/mog/00m/010/009000c
政党の足跡
上 選挙のタイミングで新党 政権批判の受け皿期待し
2016年6月8日
夏に迫った参院選。国政選挙では、大多数の立候補者が政党(政治団体を含む)に所属し、有権者は各政党が掲げる選挙公約(マニフェスト)を参考にしながら投票先を選ぶことになる。政党を知ることは、政治参加の第一歩。では、現在の政党はどのような歴史を経て今あるのか? その足跡をたどる。【デジタル編集部】
× ×
民進党結党は“衣替え”?
3月27日、東京都内で新党「民進党」の結党大会が開かれた。衆院議員96人、参院議員60人の計156人が参加(当時)する、自民党に次ぐ勢力が誕生した。大会あいさつで岡田克也代表は「安倍(晋三)政権の暴走を止めなければならない。日本に政権交代可能な政治を実現するラストチャンス。夏の参院選を、危機感を共有する多くの国民と共に戦い抜き、期待に応えよう」と、力を込めた。
新党とはいうものの民進党は、民主党を法律上の“存続政党”とし、維新の党、改革結集の会、解党した旧みんなの党に所属していた議員という、既存の野党勢力が合流してできた政党だ。民主党は2012年、消費増税の実施を巡って分裂したが、その時に同党を離党した議員の半数が民進党に加わることになった。民進党結党は、いわば民主党勢力の再結集。「民主党の衣替えに過ぎないのでは」という疑問の声が出るゆえんだ。
民進党に限らず、政党の離合集散の多くは、選挙の年に起きている。自民党が野党に転落した09年衆院選の前には、渡辺喜美元行政改革担当相が自民党を離党し、民主党を除名された議員らとともにみんなの党を結党した。民主党が分裂したのも12年の衆院選前で、この選挙で民主党は政権を失っている。維新の党の結党は14年衆院選の年。橋下徹前大阪市長が大阪都構想実現のため国政進出を図って結党した「日本維新の会」と、みんなの党解党後に作られた「結いの党」が合流して発足した。
カギ握る「大事な時に結束」
選挙のタイミングで新党が作られるのは、既存の政党に批判的な有権者の受け皿となれば議席を確保できるという期待があるからだ。1993年の衆院選では、前年に結党したばかりの日本新党など三つの新党が合わせて100を超す議席を得て、歴史的な「非自民連立政権」誕生に至った成功例がある。とはいえ、中には、所属している政党の支持が低迷していて選挙に勝てそうにないので離党して……という“打算”がうかがえるケースもあり、新党結党の理由は単純には言い切れない。
今回、民主、維新両党が合流に踏み切ったのにも、選挙が関係している。党を一つにして「反自民票」の分散を少なくしなければ、夏の参院選に勝てないという判断があった。一方、政策実現のため意見が一致する人々が集まるのが「政党」だが、かつての消費増税の対応をはじめ、両党のこれまで主張には隔たりがある。
結党大会後の記者会見では、この点がただされた。「憲法、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)、消費税率など、基本政策をとっても党内に温度差がある」との記者の指摘に対し、岡田代表は「党の中で、今、問題が生じていると思わない」と否定。「一つ一つ議論して、最終的に私が判断する」と、自らリーダーシップで党内をまとめる決意を示した。
民進党の前身である民主党は、09年の衆院選(=総選挙)で圧勝し、第二次世界大戦後、総選挙で単独過半数を得て政権交代を実現した初めての政党となった。だが、わずか3年余りで国民の信頼を失って下野。政策が二転三転し、党内の内紛も絶えず、「大事な時に結束できなかった」(岡田代表)ことが大きい。
民進党が民主党の二の舞いとならないためには、選挙という当面の目標を通過した後も、党がまとまりを保ち続けられるかにかかっている。
1597
:
チバQ
:2016/06/13(月) 22:43:59
http://mainichi.jp/senkyo/articles/20160608/mog/00m/010/011000chttp://mainichi.jp/senkyo/articles/20160608/mog/00m/010/011000c
政党の足跡
中 55年体制崩壊後も残る 保守合同以前の流れ
2016年6月8日
自民党(自由民主党)が誕生したのは1955年11月のこと。吉田茂前首相のもと長く政権を担ってきた自由党と、この時、政権の座にあった鳩山一郎首相が総裁を務める日本民主党という保守系の2政党が合流、衆参合わせて400人を超す政党が誕生した。「保守合同」と呼ばれる。
「保守合同」は保守政治家や財界の危機感から実現した。今となっては想像しにくいかもしれないが、世界が米ソ2大陣営に分かれていた東西冷戦下、日本が社会主義国化するのではないかという懸念が政財界に根強くあった。戦前戦中に国家から弾圧された共産党は戦後、合法化。社会主義を理念に掲げて結成された社会党は、47年の戦後2回目の衆院選で第1党となり、短期間ながら政権を担っている。社会党は、日本の講和条約のあり方を巡って右派と左派に分裂したが、55年10月には統一。こうした革新陣営に対抗する必要から、保守合同を求める声が高まっていた。
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しかしこのため、政策や理念の一致は二の次とされることになった。結党大会が開かれた55年11月15日の毎日新聞朝刊は、「社説」で次のように評している。
「この春の衆議院選挙では、民主、自由両党は政策を異にし、対立する政党として国民の批判を求めている。……自由民主党はつまり国民の意思をあまり反映しない大政党なのである」
自民党の政綱には「現行憲法の自主的改正」が盛り込まれたが、これも党内で温度差があった。改憲に熱心だったのは民主党で、吉田自由党は改憲には消極的で経済再建を重視していた。民主党系の鳩山、岸信介政権で改憲の努力は試みられたものの、続く吉田直系の池田勇人政権では「経済成長」路線が前面に打ち出され、憲法改正は現実の課題とはされなくなった。
安倍首相の決断に祖父の影
今夏の参院選を前に、安倍晋三首相は来年4月に予定されていた消費増税の延期を打ち出したが、持論の憲法改正を実現するため、参院選で議席確保を有利にしようという狙いがあると見られる。これに対し麻生太郎財務相は、国家財政の規律を重視して、増税見送りに反対した。安倍首相の祖父は岸信介元首相。一方、麻生財務相の祖父は吉田元首相。かつての岸、吉田の路線の違いは党内にその後も残り、今また、その孫を通じて浮き彫りとなっているようにも映る。
ちなみに、安保法制改正を進めた安倍首相は幼少の頃、日米安保条約の改定に反対するデモの声を聞きながら岸元首相の背中に馬乗りになり、意味も知らぬまま「アンポハンターイ」と叫んで遊んでいたという。
自民党の結党で、自民、社会の2大政党の時代を迎えたと言われたが、その勢力比はおおむね自民党「1」に対し社会党は「2分の1」。社会党は衆院選で過半数を確保できるだけの候補者を擁立せず、初めから政権交代は想定されない状況が続くことになった。
60年代以降、民主社会党(後に民社党に改名)と社会民主連合(社民連)が社会党から分裂して生まれ、宗教団体を母体とした公明党も結党されるなど多党化が進んだが、自民、社会両党を軸にした政治は90年代まで変わらなかった。この「55年体制」が崩れるには、リクルート事件など政界汚職に対する国民の反自民感情の拡大や、それに端を発した自民党の分裂という事態を待たなければならなかった。【デジタル編集部】
1598
:
チバQ
:2016/06/13(月) 22:44:34
http://mainichi.jp/senkyo/articles/20160608/mog/00m/010/012000c
政党の足跡
下 2度の政権交代 操った“壊し屋”
2016年6月8日
政党再編…「2大政党」を模索
1993年8月、結党以来38年に及んだ自民党政権に幕が引かれた。新しく首相に就任した日本新党の細川護熙代表(当時)は初の首相談話で、高揚感たっぷりに次のようにうたい上げた。
「一つの時代が明確に終わりを告げたことを確認し、21世紀に向けた新しい時代の幕開けを高らかに宣言したい」
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89年のリクルート事件、91年の佐川急便事件、93年のゼネコン汚職と相次ぐ政治スキャンダルにより、自民党は厳しく批判されていた。「政治改革」が非自民勢力の旗印となり、政治を浄化するには2大政党による政権交代が必要、そのためには衆院の選挙制度を中選挙区から小選挙区中心に切り替えるべきだ--という声が強まっていた。
93年6月、改革に消極的な姿勢を批判して野党が提出した内閣不信任案は、自民党内からも賛成者や欠席者が出て可決。これを受けて行われた衆院選では、自民党が第1党の座を守ったものの過半数には届かず、日本新党や自民党離党者が結成した新生党、さきがけの新党勢力が躍進した。この3党と既存の社会党、公明党、民社党など8党会派が手を組み、議席数で自民党を上回ったことで、細川連立政権が発足することになった。
細川氏は、熊本藩主・細川家の子孫で戦時中に首相を務めた近衛文麿公爵は母方の祖父。この血筋の良さに加え、政治家としては55歳と若く、見栄えもさわやか。「派閥の実力者による談合政治」と見られていた当時の自民党とは、対照的なイメージを有権者に与え、高い支持を集めることになった。
とはいえ細川連立政権は1年持たずに崩壊する。細川氏の佐川急便からの1億円の借金問題が直接のきっかけだが、根本には連立政権をつくる8党会派の主義・主張の不一致があった。連立政権の実質的な生みの親であり推進役は、自民党幹事長の経験もあった新生党の小沢一郎代表幹事(当時)だ。その小沢氏の手法に反発した社会党とさきがけが連立を離脱。自民党が社会党の村山富市委員長を首相に担ぐことで、さきがけを含めた3党連立政権が94年6月に発足し、自民党が政権に返り咲いた。
繰り返された過ち
社会党、さきがけを除く非自民勢力は94年12月、新進党を結党するが、これも内部対立から97年末に解党してしまう。一方、新進党に代わる「2大政党の一翼」に取って代わったのが民主党だった。民主党は、後に首相となる鳩山由紀夫、菅直人両氏を共同代表とし、96年の衆院選を前に社民党(社会党から改名)とさきがけの一部議員により結成。さらに98年4月、小沢氏と決別した、公明系を除く旧新進党勢力と合流することで、野党第一党の座を確かなものとした。
しかし実際に政権交代を達成するには、再び小沢氏の力業が必要だった。小沢氏率いる自由党は99年には自民党と連立を組みながら、翌年には政権を離脱、2003年には民主党と合併と、与野党をめまぐるしく行き来していた。合併後は、小沢氏が選挙で辣腕(らつわん)を振るうことで民主党は躍進。かつて自民党の中枢を担った小沢氏がいるということは有権者が民主党の政権担当能力を考える上でもプラスに働き、支持層を広げることにつながった。
一方、“壊し屋”の異名を持つ小沢氏を取り込んだことで、民主党は不安の種を抱えることになった。もともと民主党は護憲派の旧社会党議員から改憲論者の保守系右派まで幅広い主義・主張が混在し、結束を乱す要素を常にはらんでいた。結果は、小沢氏が主導した消費増税を不要とする政権公約(マニフェスト)で民主党は09年衆院選を勝ち抜くことに成功したが、政権党として消費増税を進めようとした際、小沢氏らが「公約違反」を唱えて分裂。内部の対立で政権を失った非自民連立政権と同じような歴史を繰り返した。
今年3月の民主党と維新の党との合併前、自民党に対抗するため他の野党も結集すべきだと求める声があった。これに対し野田佳彦前首相は「一番足を引っ張った(小沢)元代表さえ来なければ、後は全部のみ込む」と発言。民主党に残った議員の小沢アレルギーの根強さを浮き彫りにした。
良くも悪くも、過去2回の非自民の政権交代は小沢氏が演出した。果たして、小沢氏抜きの政権交代は、実現するのだろうか。【デジタル編集部】
1599
:
チバQ
:2016/06/13(月) 23:56:55
http://www.sankei.com/politics/news/160613/plt1606130054-n1.html
2016.6.13 22:49
【2016参院選】
すきま風、民共も自公も
7月の参院選が目前に迫り、全国遊説に奔走する与野党幹部の舌戦は熱を帯びている。だが、野党統一候補を擁立して共闘する民進、共産両党は安全保障政策などをめぐり隔たりが残る。一方、共闘批判を展開する自民、公明両党も参院選の争点設定で温度差が生じており、与野党とも矛盾をはらんでいる。
民進党の岡田克也代表は13日、岡山市での集会で、野党共闘について「安倍晋三政権の暴走を止めるという思いが一致している党が協力する。与党候補を倒す」と理解を求めた。
しかし、与野党の選挙対策責任者が討論した12日のNHK番組で、自民党の茂木敏充選対委員長は「野党4党が一致しているのは安保関連法の反対だけだ。原発の問題は曖昧で、考え方の一致しない政党が選挙のためだけに組むのは、選挙目当てと受け止められても仕方ない」と批判した。
これに対し、民進党の玄葉光一郎選対委員長は番組で「(共産党などと)政権をともにするわけではないので、(政策が)全く一緒でなくてもいい。巨大与党に対抗する政治の知恵だ」と反論した。共産党の小池晃書記局長も「立憲主義を取り戻すためには違いを超えて団結しなければならない」と強調した。
だが、玄葉氏は「民進党としては安保法廃止は野党4党で一致しているが、われわれは周辺事態を強化する法案を用意しているから、そこからは違う」とも述べ、共産党など他の野党との違いを明確にした。小池氏が「われわれは国民連合政府を提案している。真剣に検討してほしい」と民進党に水を向けても、玄葉氏は「相いれない」と即座に拒絶した。
与党も憲法改正の争点化をめぐり、温度差が見え隠れする。憲法改正は自民党の党是で首相(党総裁)の悲願だが、公明党は参院選公約にすら掲げていないからだ。
公明党の斉藤鉄夫選対委員長は番組で憲法改正は争点にならないと否定し「衆参両院の憲法審査会で議論が全くされていない。国会で(改正)案を示す段階にはきていない」と述べた。
連立を組む公明党のこうした主張に対し、茂木氏は「この選挙でも、選挙が終わっての国会でも与野党で議論したい」と述べるにとどめ、野党批判とは一転して歯切れの悪さが際立った。憲法改正をめぐる首相の積極姿勢に照準を絞り野党が批判を強めており、自民党としては争点化を避ける思惑があるとみられる。
1600
:
チバQ
:2016/06/14(火) 17:37:05
https://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=173247
公明が島尻安伊子氏推薦 参院沖縄選挙区
2016年6月14日 13:39
【東京】公明党は14日に党本部で開いた中央幹事会で、7月10日投開票の参院選沖縄選挙区で再選を目指す自民公認の島尻安伊子沖縄担当相を推薦することを決めた。
1601
:
チバQ
:2016/06/14(火) 17:40:07
http://www.sankei.com/region/news/160614/rgn1606140008-n1.html
2016.6.14 07:10
佐賀農政協、参院選は自主投票で政権に“お灸” さりとて「民進はない」
参院選佐賀選挙区(改選1)で、JAグループの政治団体「佐賀県農政協議会」(中野吉実会長)は13日、「自主投票」とすることを決めた。農政協は長年、自民党の支持団体として影響力を発揮してきたが、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の大筋合意をはじめ、自民党に対する根強い反感から、自民現職の福岡資麿氏(43)を推薦しないと決断した。 (九州総局 奥原慎平)
◇
「推薦を『しない』、というより『できない』のが本音だ。福岡先生を支持したいという声もあるが、自民党の農政に対する農家の批判が根強い。この声を、参院選を通じて、衆院議員の先生方にも知ってもらいたい」
佐賀県農政協副会長の金原壽秀氏は、佐賀市にある県JA会館で、記者団にこう語った。
農政協は佐賀最大の政治団体だ。正会員は5万3千人、準会員も含めれば計12万4千人となる。今回、その集票力を見込んで、自民の福岡氏に加え、民進元職の中村哲治氏(44)の陣営も推薦願を出した。
農政協は、9つの地域支部ごとに2カ月間、対応を協議した。2支部は福岡氏推薦を、6支部が自主投票、1支部は「農政協に判断を委ねる」という結論を出した。
これを受けて農政協は13日、役員支部長合同会議で「自主投票」を決めた。国政選挙での自主投票は、自民党が野党だった平成22年の参院選以来となる。
背景には安倍晋三政権が進める農政改革への反発がある。
安倍首相は「攻めの農業への転換」を掲げ、米の生産調整(減反政策)の廃止や農協改革を打ち出した。昨年8月に全国農業協同組合中央会(JA全中)の権限縮小などを盛り込んだ改正農協法が成立し、同10月にTPP交渉が大筋合意した。
こうした改革に農協の危機感は強い。その上、佐賀県ならではの事情もある。
昨年1月の県知事選で、農政協は無名の総務官僚だった山口祥義氏を支援した。自民、公明両党が推薦する元武雄市長の樋渡啓祐氏を破る原動力となった。
農家の高齢化や兼業農家の増加で、農協の集票力は低下したとも言われるが、知事選を通じ、佐賀県農政協は、存在感を高めた。知事選後、福岡氏が自民党県連会長を辞任したが、「しこりは完全に修復はされていない」(金原氏)という。
自主投票に福岡氏の陣営担当者は「理解を得られるように、農業者に向き合っていく」と語った。民進党県連代表の大串博志衆院議員は「対立候補に推薦が出れば、農業組織にあいさつもできなくなる。(自主投票で)選挙活動はしやすくなった」と期待する。
それでも農政協幹部は「そもそもTPPというパンドラの箱を開けたのは民主党政権だ。野党でしかも無名の候補(中村氏)に投票する農家はいないでしょう」と語った。
自主投票は「自民党にお灸を据える」との意味合いが強い。民進党への積極的支持にはつながりそうもない。当然、自民党の危機意識も、そこまで強くない。
吉野ヶ里町でイチゴ農家を営む男性(62)は「自民党に投票していたけれど、政治には裏切られっぱなし。だからといって、民進党に投票するつもりもない。今回は棄権します」と寂しそうに語った。
参院選佐賀選挙区には、幸福実現党新人の中島徹氏(41)も出馬を表明している。
1602
:
チバQ
:2016/06/14(火) 17:40:58
http://www.sankei.com/region/news/160614/rgn1606140057-n1.html
2016.6.14 07:02
【参院選 決戦の構図】
青森 野党共闘も微妙な“温度差”
「田名部匡代(まさよ)氏に一本化された。しっかり連携を密にし、安倍政権打倒を目指す」
3月21日、青森市内。旧民主、共産、旧維新、社民の青森県内組織の代表者が集った会合で、民主(現民進)党県連代表の田名部定男が匡代への支援を力強く呼びかけ、「野党統一候補」が誕生した。この席で4党は安全保障法制の廃止と集団的自衛権行使容認の閣議決定の撤回などを目指す覚書を交わした。
ただし、この覚書には「上記以外の政策課題は、ひきつづき協議・合意形成に努力する」との文言が盛り込まれていた。「個別政策の違いはあるが、合意の意義は安倍政権の暴走を許さないこと」。共産党県委員会委員長の畑中孝之は政策課題を抜きにしても現政権を退陣に追い込む意気込みを語ったが、政策課題や各党の基本理念の違いが野党共闘に微妙な“温度差”を生じさせている。
■ ■
県内には日本原燃の核燃料サイクル施設(六ケ所村)、東北電力の東通原発(東通村)、電源開発の大間原発(大間町)などの原子力関連施設のほか、陸・海・空の各自衛隊、米軍三沢基地(三沢市)といった国策、国防の重要施設が立地する。特に、原子力関連施設は県内の経済・雇用に大きな影響を与えているが、共産などは過去の選挙で一貫して原発反対、基地撤去を主張してきた。
一方、労働組合が支持基盤の民進は原発関連施設で働く人も多く、一概に原発反対とは言えない事情がある。「青森県は他県と状況が違う」。野党共闘とはいえ、県連代表の田名部は青森固有の事情が内包していることをにじませる。共産は今回、匡代を「推薦」でなく「支援」する。
代表の田名部は「これから露出度(街頭演説)を増やし、アベノミクス破綻を訴えていく」と意気込むが、基本政策の違いは有権者にどのように映るのか。
■ ■
一方、山崎力を擁立した自民党は衆院1〜4区の現職衆院議員の事務所、職域支部、旧67市町村単位ごとに張り巡らせた支部を中心に支援態勢を構築し、強固な支持基盤を背景に組織固めを進める。さらに、衆院選挙区ごとに衆院議員とセットで街頭に立つなど、政権与党をアピールして徹底抗戦する。
ただ「初めて共産が入った統一候補。どう展開するか分からない」(自民県連幹事長の神山久志)と警戒感を強める。沖縄県での米海兵隊軍属による女性殺人事件や東京都知事、舛添要一の政治資金疑惑などの懸念材料もある。
神山は「逆風が吹いているが、責任与党として政治を前に進めることが我々の責務。経済、安全保障をどう進めるかが国民の関心だ」と述べ、きめ細かい選挙活動で野党共闘にくさびを打つ考えだという。=敬称略(福田徳行)
◇
◇青森選挙区立候補予定者(1-3)
山崎力 69 前予算委員長 自(額)現 【公】
田名部匡代 46 元農水政務官 民 新 【社】
三国佑貴 31 党県副代表 幸 新
1603
:
チバQ
:2016/06/14(火) 17:41:25
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201606/20160614_41012.html
<参院選秋田>寺田氏不出馬「引退ではない」
参院選に立候補しないと表明した寺田参院議員=秋田県庁
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元秋田県知事で無所属の寺田典城参院議員(比例)が13日、7月の参院選への立候補見送りを表明した。秋田県庁で開いた記者会見では、次期衆院選や地方選などに挑戦する可能性にも言及。独特の言い回しで今後も政治活動を続ける意向を強調した。
野党の「統一名簿」が実現しないことが確定的になり、10日に決断したという。次男の寺田学衆院議員(比例東北)が所属する民進党からの立候補については「親として政治的な主張がしづらい」と断念の理由を説明した。
一方で「引退ではない」と強調。「もし衆参同日選だったら、衆院選山口4区で安倍晋三首相と戦いたかった」と述べ、国政選挙への意欲をのぞかせた。
「秋田県庁や秋田市役所には緊張感がない。知事や市長は責任感がない」との批判も展開。「(自分が)県内のどこかに出るとなれば地方政治も緊張するだろう」と語り、来春の知事選や秋田市長選への立候補にも含みを持たせた。
参院選秋田選挙区(改選数1)への対応では、野党統一候補として立候補する民進党元議員松浦大悟氏(46)について「応援はする」と述べたが、具体的な支援内容は語らなかった。
関連ページ:秋田政治・行政参院選とうほく
2016年06月14日火曜日
1604
:
チバQ
:2016/06/14(火) 17:41:49
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201606/20160614_31013.html
<参院選岩手>小沢氏 野党共闘てこ入れ
共闘を誓って握手を交わす小沢氏(左)と黄川田氏
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生活の党の小沢一郎代表(衆院岩手4区)は13日、盛岡市に入り、参院選(22日公示、7月10日投開票)岩手選挙区(改選数1)に野党統一候補として立候補する元秘書への支援を野党各党に要請した。対する自民党は14日に安倍晋三首相が岩手で遊説し、新人陣営への支持拡大を図る。党首が相次いで駆け付け、公示直前の攻防はめまぐるしく動く。
小沢氏は民進、共産、社民各党の県組織や連合岩手、共闘を支持する市民団体「いわて市民ネット」など計8団体を訪問。新人の木戸口英司氏(52)への支援を求めた。
2012年の民主党離党後、初めて訪れた民進党県連では、黄川田徹代表(衆院岩手3区)に面会。同年の衆院選では小沢氏が刺客をぶつけた経緯がある。
「これからが本番。よろしく頼みます」と頭を下げた小沢氏。黄川田氏は「しっかりやっていきます」と応え、握手を交わした。
市民ネットとの懇談では、主婦で共同代表の高橋奈々子さん(36)が「国会に市民の本音を届ける議員を選んでほしい気持ちで活動してきた。一緒に頑張りましょう」と呼び掛けた。
小沢氏は記者団に、達増拓也知事支援で野党が結集した昨夏の知事選を挙げ「野党の連帯が強まるきっかけになった。何としても勝利し、政権に影響を及ぼすような結果を出していく」と語った。木戸口氏の後援会事務所にも立ち寄り、関係者を激励した。
新人の田中真一氏(49)を擁立する自民党は、小沢氏の動きに応戦。13日は朝から党の宣伝車を走らせ、14日に安倍首相が盛岡市と北上市でマイクを握ることを訴えた。
首相が遊説を本格化させて以降、訪れたのは山形、山梨、奈良、三重など全て勝敗を左右する「1人区」。公示直前の遊説は、岩手を重点選挙区の一つに位置付けている表れだ。
田中氏は13日に一関市であった事務所開きで「安定した政治なくして安定の生活はない」と強調。首相が応援に入ることで「ますます負けられない戦いになる」と気を引き締めた。
同選挙区には幸福実現党県副代表石川幹子氏(51)も立候補する。
関連ページ:岩手政治・行政参院選とうほく
2016年06月14日火曜日
1605
:
チバQ
:2016/06/14(火) 17:48:46
http://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-CK2016061302100016.html
野党共闘 無所属のワケ しがらみのなさ利点
05:00中日新聞プラス
野党共闘 無所属のワケ しがらみのなさ利点
野党統一候補となる無所属の女性3人がそろって支持を訴えた街頭演説会=11日、金沢市武蔵町で
(中日新聞プラス)
二十二日公示、七月十日投開票の参院選で、政党の公認を得ない無所属での立候補表明が相次いだ。一人区の野党統一候補はちょうど半数の十六人が無所属で、北陸三県は全員無所属。政党の垣根を越え、安全保障関連法の廃止を軸にした野党共闘をしやすくする半面、当選した場合の活動の見えづらさも抱えている。(参院選取材班)
◆国民に政党不信
四月、石川県白山市であった共産党の演説会。石川選挙区の無所属新人柴田未来(みき)氏(45)は共産の参院議員らとつないだ手を高々と掲げた。出馬表明から四カ月後の初めての共産演説会への出席に「お待たせしたという思いもあって、早めに伺いたかった」と語った。
出席を解禁したのは同月、民進、社民、共産の三党が県内の共闘に合意したからだ。民進側に出馬要請された経緯もあり、それまで共産とは距離を置いていた。政党同士は微妙な距離感を保ち続けるが、柴田氏は民進系と共産系の集会をはしごする。共産県委員会の幹部は「『私は無所属だから』と、こちらの活動にもよく来てくれる」と喜ぶ。
無所属には支持の幅を広げる狙いがある。富山選挙区の新人道用(どうよう)悦子氏(50)の陣営幹部も「清新で無党派を引き付ける」と無所属にこだわる。自民王国の富山、石川では一つの野党だけで当選する可能性が極めて低い現状もある。
今月十一日には新潟県を含めた北陸の無所属の候補予定者四人で選挙区をまたぐ共同街宣があった。ただ、同じ無所属でも背景は異なる。道用氏の支援は社民、共産系の市民団体が中心。福井選挙区の新人は連合福井出身。新潟選挙区は生活の党の元職だ。
柴田氏も道用氏も当選したならば全国の無所属当選者による会派結成を視野に入れる。しかし同調者が少なければ会派人数に比例する質問時間はほとんど割り当てられず、存在感の発揮は困難。政党への所属が必要になる可能性もある。
東北大准教授で金沢大法務研究科の河村和徳非常勤講師(政治学)は無所属が多い背景に国民の政党不信を指摘する。既成政党を「自民も含めて政策の立ち位置が変遷し、名が体を表さなくなった。思想に余裕がないとか、ダーティーといったマイナスイメージもある」と分析する。
その中で無所属のしがらみのない印象は利点だが、所属政党が不明確な分、どんな政策を実現するのかは分かりづらい。河村氏は「現政権が良ければ自公、駄目なら野党という賞罰投票になりがち。反安倍政権だけで野党を躍進させれば、政策のフリーハンドを渡しかねない」と有権者が政策を調べる大切さを挙げる。候補予定者には「安全保障以外に、経済や福祉、財政の政策をきちんと示さないといけない」と注文する。
でも…政策実現に不透明さ
国政選挙の無所属候補 国会議員は政党を基盤にしたグループ「会派」を軸に活動するため、国政選挙の主要候補の多くは所属政党の公認で出馬する。特に衆院選の小選挙区は公認候補でないと比例代表の重複立候補や政見放送ができない。選挙制度が違う参院選はそうしたデメリットがなく、無所属で出馬しやすいが、当選後は10人以上の会派に所属しないと本会議での質問時間は原則認められず、活動は制限される。
1606
:
沖縄無党派
:2016/06/14(火) 19:15:38
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061400816&g=pol
参院比例に青木、姫井氏=生活【16参院選】
生活の党は14日、7月の参院選比例代表に青木愛氏(50)と姫井由美子氏(57)の元職2人と、新人3人の計5人を擁立すると発表した。また、岐阜、大阪、奈良、長崎各選挙区で民進党候補、鳥取・島根で無所属候補の推薦を決めた。比例新人と選挙区の推薦候補は次の通り。
〔比例代表〕北出美翔(30)▽末次精一(53)▽日吉雄太(47)
〔推薦〕岐阜 小見山幸治▽大阪 尾立源幸▽奈良 前川清成▽鳥取・島根 福島浩彦▽長崎 西岡秀子(2016/06/14-19:00)
1607
:
名無しさん
:2016/06/15(水) 14:18:04
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160614-00000018-pseven-soci
東京選挙区 自民が朝日健太郎擁立に中川雅治陣営安堵
NEWS ポストセブン 6月14日(火)16時0分配信
参院選は与党vs野党の対決ばかりではない。東京、神奈川、愛知、大阪など定数が4以上の選挙区では、同じ政党の候補者が複数出馬。すると、党内では「最大の敵は味方だ」と激しい内ゲバが始まった──。
東京選挙区(改選6議席)で自民党は「2人当選」が目標。だが、その2人目の候補者選びが迷走した。有力とみられていた乙武洋匡氏がスキャンダルで出馬断念した後、党本部は公示日近くになってようやく身長2メートルの“大型新人”、元ビーチバレー五輪代表の朝日健太郎氏の擁立を決めた。
「よしッ、これなら勝てる」
妙な喜び方をしたのは同じ自民党の現職・中川雅治氏の陣営だ。
「うちは基礎票が頼み。2人目にビッグネームが出てくると、自民支持票をごっそり持って行かれるとハラハラしていた。朝日さんなら、知名度はそこそこなのでホッとした」(選対スタッフ)
2人の候補者の戦い方も厳然と分けられている。
「中川さんは地域の商工会などを回って組織・団体票を固める地上戦、それに対して落下傘候補の朝日さんは街頭演説で浮動票を狙う空中戦と決まっている。党の選対本部には、朝日さんには絶対に団体回りをさせないように申し入れている」(自民党東京都連幹部)
“俺のシマには一歩たりとも入れない”という厳しい掟なのだ。
※週刊ポスト2016年6月24日号
1608
:
名無しさん
:2016/06/15(水) 15:24:11
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061300509&g=pol
参院香川、民進は自主投票=共産候補の支援見送り【16参院選】
民進党香川県連は13日までに、7月の参院選香川選挙区(改選数1)で、共産党候補の支援を見送り、自主投票とすることを決めた。県連幹部は「共産党の公認候補を組織として支援することに反対意見が強かった」と説明している。
民進党は同区で当初予定していた女性県議の擁立を取り下げ、野党陣営の候補を共産党新人に一本化した経緯がある。(2016/06/13-15:39)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061300643&g=pol
寺田典城氏が不出馬表明=参院選、統一名簿実現せず【16参院選】
寺田典城参院議員(75)=比例代表=は13日、秋田市内で記者会見し、7月の参院選に出馬しない意向を表明した。生活の党の小沢一郎代表らが目指した野党各党の比例統一名簿での再選出馬を模索したが、実現しなかった。
寺田氏は秋田県知事を経て、2010年参院選で旧みんなの党から初当選。その後、旧維新の党に所属したが、比例議員の政党移動を制限する国会法の規定により民進党には入党できず、無所属のまま参院の民進会派で活動していた。 (2016/06/13-18:22)
1609
:
名無しさん
:2016/06/15(水) 15:25:05
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061300733&g=pol
安倍首相発言「公党に失礼」=岡田民進代表【16参院選】
民進党の岡田克也代表は13日、安倍晋三首相が大分市で行った街頭演説で、参院選「1人区」の野党統一候補に関し「実態は共産党と民進党の統一候補だ。だまされてはいけない」などと発言したことについて、「首相の言葉なのか。公党に対して失礼だ」と強く反発した。東京都内で記者団に語った。
岡田氏は「共産党に対して大嫌いだという感情を首相自身がお持ちなのかもしれないが、まるで非合法政党みたいな扱いではないか」と批判した。(2016/06/13-20:06)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061300547&g=pol
舌戦・参院選(13日)【16参院選】
◇甘い言葉と民進党
安倍晋三首相(大分市で街頭演説) 野党統一候補、聞こえはいいが実態は共産党と民進党の統一候補だ。その実態をしっかりと見ていく必要がある。皆さん、「気を付けよう、甘い言葉と民進党」だ。だまされてはいけない。
◇野党は能天気
自民党・谷垣禎一幹事長(東京都内の集会で演説) 参院選は多くの方が政権選択とは考えない。(野党は)「政権をあなたたちが取った時に日本をリードしていけるのか」という問いに、「いや今度は政権選択じゃないから」みたいな能天気な対応をしている。だから怖い。「政権は自民党にやってもらいたいけれど、今回の選挙は中間選挙なんだから、自民党にペケを付けよう」という空気が起こるから、参院選は難しい。
◇ポイントオブノーリターン
民進党・長妻昭代表代行(金沢市で街頭演説) (与党に)3分の2はとらせない。自民党の憲法改正草案は(政府が)国益だと思えば、国民の権利を制限しかねない草案。柳条湖事件から日本は後戻りできなくなったが、日本はポイント・オブ・ノー・リターンに近づいている。航空用語である地点を超えると燃料が無いから戻れないという意味だ。参院選で安倍晋三政権に歯止めをかけなければ、後戻りできない地点に持って行かれる。(2016/06/13-20:05)
1610
:
名無しさん
:2016/06/15(水) 16:40:42
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061400404&g=pol
徳島・高知で大西氏推薦=社民【16参院選】
社民党は14日、参院選徳島・高知選挙区で無所属新人の大西聡氏(53)の推薦を決めた。(2016/06/14-12:29)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061400416&g=pol
参院沖縄、島尻氏を推薦=公明【16参院選】
公明党は14日の持ち回りの中央幹事会で、7月の参院選沖縄選挙区に出馬する自民党の島尻安伊子沖縄担当相を推薦することを決めた。自民党候補の推薦は累計で39人となった。(2016/06/14-12:41)
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名無しさん
:2016/06/15(水) 16:41:10
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061400634&g=pol
舌戦・参院選(14日)【16参院選】
◇アベノミクスは8合目
公明党・漆原良夫中央幹事会長(金沢市で街頭演説) 民進党の岡田克也さんは「アベノミクスは失敗」と言うが、有効求人倍率、雇用、税収、株価、どこが失敗なのか。アベノミクスはまだ最終章の姿ではない。景気が良くなり、地方の一人ひとりの家計が良くなるのが最終章だ。ようやく8合目まで来た。野党は下山しろと言うが、山の頂上まで登りきるべしと判断をお願いしたい。
◇無責任な野合勢力
安倍晋三首相(宮城県石巻市で街頭演説) この戦いはまさに子どもたちの未来を、共産党、民進党、この無責任な野合勢力に託すのか、あるいはこの3年半、日本人の平和と安全を守ってきた自民党、公明党連立政権に託すのか。それを決める選挙だ。
◇自信ないから悪口ばかり
民進党・枝野幸男幹事長(山形市の集会で) 新聞やテレビで自民党から聞こえてくる話はもっぱら野党の悪口、批判。普通は与党がやりたいことをやって、おかしな点がないか野党が追及する。自分がやったことに自信があるなら堂々と訴えればいい。自信がないから、野党の悪口ばかり言っている。(2016/06/14-21:02)
1612
:
チバQ
:2016/06/15(水) 19:19:33
http://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-plt1606150003.html
【壮絶選挙区に迫る】激戦必至の“オンナの戦い” 沖縄・島尻大臣は事件が逆風…苦戦予想
17:11夕刊フジ
【壮絶選挙区に迫る】激戦必至の“オンナの戦い” 沖縄・島尻大臣は事件が逆風…苦戦予想
三原じゅん子氏
(夕刊フジ)
今回の参院選(7月10日投開票)では、8人の女性現職が選挙区から立候補する。現職閣僚や元女優、タレントなど、知名度が高く、華やかな候補が目立つ。「女性活躍推進」が叫ばれるなか、淑女らの当落はどうなりそうか。緻密な予測で知られる選挙プランナーの三浦博史氏が分析した。
注目の予想結果は別表の通り。
北海道(改選数3)では、民進党の徳永エリ氏が再選を目指す。元テレビリポーターで、国会ではTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)反対の先頭に立った。民進党は2人を擁立するが「共倒れ」の危険はないのか。
三浦氏は「徳永氏は連合北海道の支援を受けており、当選圏内だ。自民党も2人擁立だが、すみ分けがうまくいっていない。民進党の2議席もあり得る」という。
栃木(同1)は、自民党の上野通子元文科政務官が優勢だ。上野氏は、親族が学校法人を経営するなど地元で影響力がある。三浦氏は「旧みんなの党の渡辺喜美氏に近かった地方議員も上野氏についた。当選は堅いのではないか」とみる。
改選数が1増えて6になった東京では、民進党の蓮舫代表代行が3選を、公明党の竹谷とし子氏が再選を狙う。「蓮舫氏はかつての人気はないが、自民党現職とトップ争いをしている。竹谷氏も、強固な支持母体に支えられており、盤石ではないか」(三浦氏)。
ともに自民党で、千葉(同3)の猪口邦子元少子化担当相と、神奈川(同4)の三原じゅん子参院厚労委員長はどうか。三浦氏は「いずれも抜群の知名度を誇り、トップ当選の勢いだ」と太鼓判を押す。
一方、接戦が予想されているのが滋賀(同1)だ。民進党の林久美子元文科政務官と、自民党新人が激突し、事実上の一騎打ちとなっている。
「現状では、自民党新人がややリードしているが、林氏は本番に強く、瞬発力がある。接戦だ」(三浦氏)
沖縄(同1)は、自民党の島尻安伊子沖縄北方担当相が3選を目指しているが、厳しい選挙戦になりそうだ。
三浦氏は「女性会社員殺害容疑で米軍属が逮捕されたため、日米安保を重視する島尻氏には逆風だ。ただ、翁長雄志知事が推す候補は共産党色を強めており、保守票が逃げる可能性がある。今年1月の宜野湾市長選では、公明党がフル稼働して与党が勝利した。公明党がカギを握っている」と指摘している。
1613
:
チバQ
:2016/06/15(水) 19:20:24
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160615ddlk40010358000c.html
<2016参院選ふくおか>「景気、憲法、原発…」前哨戦激化 公示まで1週間、1増の改選数3に8人が名乗り /福岡
16:25毎日新聞
参院選(22日公示、7月10日投開票)の公示日まで1週間に迫った。1992年以来、改選数が2から3に増えた福岡選挙区には現職1人と新人7人の計8人が名乗りを上げ、各党各陣営とも県内各地で前哨戦を繰り広げている。【門田陽介、林由紀子、吉川雄策】
◇自公、計120万票で協力合意
「必ずデフレから脱却できる。引き続き政権を担わせていただきたい」。11日夜、うきは市でのJAにじ農政連総会で、自民現職の大家敏志(おおいえさとし)氏(48)が声を張り上げた。この日、党久留米市支部年次大会や北九州市議の集会、豊前市でのゴルフコンペなど県内全域を回った後だった。
陣営が目標とする70万票は、初当選した2010年より約7万票少ない。しかし、前回地元レベルで支援を受けた公明が今回は候補を立てた上、自民党本部が推薦。陣営は県内11の小選挙区単位で得票ノルマを設定した。
自民と連立与党を組む公明は、24年ぶりの選挙区候補として元外交官の新人、高瀬弘美(たかせひろみ)氏(34)を擁立する。過去の国政選挙で届いたことがない50万票獲得に向け、高瀬氏が政権幹部らと並ぶリーフレットなどを配布して、自民推薦を前面に打ち出した。
保守層の奪い合いを恐れた両党の県組織は10日、両氏の目標を合算した「120万票」を目指し協力する合意文書を正式に交わした。翌11日朝、JAにじのスーパー駐車場であった高瀬氏の街頭演説を聞いた支援者の一人は「私たちも衆院選は自民を応援している」と語った。
◇民進、現有議席死守目指し
野党各陣営も精力的に動いている。
12日、筑紫野市であった市民団体主催の集会で、民進新人の元福岡放送アナウンサー、古賀之士(こがゆきひと)氏(57)が「与党が3分の2を獲得すれば、間違いなく与党の望む憲法改正に突き進む」と訴えた。引退する現職の議席死守を目指す民進は、長く夕方のニュース番組の顔を務めた知名度を生かす戦略。駅前や大型店舗など人が多く集まる場所で安保法制の見直しを軸に訴える一方、支援組織の集会などを精力的に回る。陣営は「みんな顔と名前を知っている」と手応えを口にし、目標の60万票に向け支援組織の引き締めにも余念がない。
◇共産は「受け皿」役強調
全国の1人区で野党候補統一に存在感を発揮した共産は、安保法制や原発再稼働に批判的な市民団体や無党派層を視野に、反自公政権層の「受け皿」役を強調し、40万票獲得を目指す。新聞奨学生や民間会社の勤務経験がある新人の病院職員、柴田雅子(しばたまさこ)氏(32)は、給費奨学金制度の創設やブラック企業の問題などについても党の政策をアピールしている。
県内に地縁のない維新新人の会社員、森上晋平(もりがみしんぺい)氏(32)は「責任改革野党」など党の旗印を街頭などで強調する。社民新人の元県立高教諭、竹内信昭(たけうちのぶあき)氏(63)は支援者回りに力を注ぎ、経済格差是正や高校授業料の完全無償化などを訴える。日本のこころ新人のNPO法人代表、石井英俊(いしいひでとし)氏(39)は都市部の街頭を中心に消費税率の5%への引き下げなどによるデフレ脱却を訴えている。3度目の参院選挑戦となる幸福新人の元小学教諭、吉冨和枝(よしとみかずえ)氏(57)は教育改革、憲法9条改正などを主張している。
〔福岡都市圏版〕
1614
:
チバQ
:2016/06/15(水) 19:21:34
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160615ddlk33010502000c.html
<2016参院選>与野党、事実上の一騎打ち 公示まであと1週間 陣営、訴え熱帯びる /岡山
14:25毎日新聞
参院選(7月10日投開票)は、22日の公示まで15日であと1週間となる。岡山選挙区(改選数1)に立候補を予定するのはいずれも新人で、自民公認の小野田紀美氏(33)▽民進公認の黒石健太郎氏(32)▽幸福実現公認の田部雄治氏(40)--の3人。野党共闘が実現し、事実上、小野田氏と黒石氏の2人の対決が軸となる。本番を目前に各陣営の支持の訴えも一層、熱を帯びている。【石川勝己、小林一彦】
◇「天王山だ」
「地方創生や社会保障などさまざまな課題を自公政権で解決するため議席を取らせてほしい」。北区のホテルで12日に開かれた自民県連の合同会議で、小野田氏は壇上に立つとそう力を込めた。
合同会議には県選出国会議員、地方議員ら約600人が出席した。県連会長を務める橋本岳衆院議員は「全国の1人区が勝敗の分かれ目だが、特に岡山選挙区は天王山。自民党の総力挙げて戦おう」と呼びかけた。他の出席者からは、考え方が異なる党同士が手を結ぶ野党共闘を「野合」などと批判する声が相次いだ。
◇議席を死守
一方、引退する江田五月氏(75)の議席死守を目指す民進県連と連合岡山は、11日に倉敷市内で総決起集会を開催。黒石氏は現政権の経済政策などを批判し、「人への投資や生産性の高い産業構造へのシフトを進める。未来に責任を持つ政治に変える」と力説した。
この日は、中央から枝野幸男幹事長が駆けつけ、13日には岡田克也代表が選挙区内に乗り込んだ。こちらも「重要選挙区」と位置付け、党中央が手厚く支援する。また、11日に北区であった共産党の演説会に黒石氏が出席するなど、野党共闘も表面的には順調だ。
独自の戦いとなる田部氏は11日に北区で事務所開きを行い、支持者約80人が集まった。
◇新有権者もぜひ 3氏が公開討論 倉敷・あす
参院選を前に、岡山選挙区の立候補予定者による公開討論会が16日、倉敷市本町の倉敷公民館で開かれる。主催の倉敷青年会議所(JC)は選挙権年齢が18歳以上に引き下げられることから、市内の高校に開催のチラシを届けるなどし、「新たに有権者となる人にもぜひ来てほしい」と呼びかけている。
出馬表明している、自民の小野田紀美氏▽民進の黒石健太郎氏▽幸福実現の田部雄治氏--の3新人が、憲法改正や消費税、地域活性化など六つのテーマに沿って各自の主張を展開。他の予定者が質問や反論などを行う。
午後6時から。入場無料。定員は387人で先着順。会場に駐車場がなく、車利用の場合は周辺の有料駐車場へ。問い合わせは倉敷JCの安藤さん(080・2916・6493、午前11時〜午後3時)。【小林一彦】
◇関心は今ひとつ 県選管啓発強化
今回の参院選から選挙権年齢が18歳以上に引き下げられ、投票率の行方に注目が集まる。岡山選挙区に出馬予定の3人はいずれも新人で、知名度が高くないこともあり、現時点では有権者の関心は今ひとつ。県選管は投票率アップに向け、啓発に力を入れる。
県選管は2014年12月の衆院選、昨年4月の県議選に続き、「若者選挙サポーター」に大学生ボランティア約10人を委嘱。街頭活動や交流サイトのフェイスブックで情報発信をしてもらう。
また、新たに有権者になる18歳、19歳に投票を呼びかけるため、県内の公・私立高校全104校に総務省作成の啓発ポスターを掲示する。
一方、ある陣営は、若者に直接働きかけるのでなく、「母親、祖母の影響力に期待する」として女性の集会などで家庭で選挙を話題にしてもらうよう求めているという。【石川勝己】
1615
:
チバQ
:2016/06/15(水) 19:27:17
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20160615_51008.html
<参院選山形>静観?支援?知事身動き取れず
11:12河北新報
<参院選山形>静観?支援?知事身動き取れず
前回参院選で舟山氏(左)の手を取って支援をアピールした吉村知事。果たして今回はどうするのか…=2013年6月、山形県大江町
(河北新報)
激しい前哨戦を繰り広げている参院選山形選挙区(改選数1)で、吉村美栄子山形県知事の動向が注目されている。無所属から立候補を予定する元議員舟山康江氏(50)=民進・社民推薦=からは、自らの初当選の際に支援を受けるなど特別な間柄だ。一方で、3選出馬するとみられる知事選を来年1月に控え、自民新人の元全農県本部副本部長月野薫氏(61)=公明推薦=を支える自民県連側は「知事の動き次第で対応を考える」とけん制しており、難しい対応を迫られている。
「選挙のたびに応援の仕方に悩んでいる」。5月31日の定例記者会見で、参院選の対応を聞かれた吉村知事は胸の内を語った。
これまでは無所属で初めて立候補し、民主、社民の応援を得て知事の座を射止めた2009年の選挙を基準としてきたことを「恩と義に生きる」という言葉で公言してきた。
当時民主の参院議員だった舟山氏は09年の知事選で吉村知事を支援。知事は13年の前回参院選で「恩返し」として、当時のみどりの風現職の舟山氏を応援した。
昨年9月の山形市長選では共に非自民候補を応援した。「卒原発」を訴える吉村知事は舟山氏とエネルギー政策に関する考え方も近く、舟山氏の選対幹部は2人の関係を「いわば盟友」と表現する。
高い集票力を誇る吉村知事の女性後援会「オレンジの会」の動きが今回の勝敗に影響を与えるとの見方もあり、舟山氏の選対幹部は「支援者からは知事に動いてほしいと期待する声は多い」と話す。
一方、自民は前回参院選の経緯もあって、吉村知事の動きに神経をとがらせる。県連会長の遠藤利明五輪相(衆院山形1区)は5月15日の県連大会後の記者会見で「状況次第で参院選と知事選は連動して対応する」と明言。知事選を巡り、候補者擁立見送りを含め「あらゆる可能性がある」と揺さぶりをかけた。
13年1月の前回知事選で吉村知事は自民が対立候補擁立を見送ったことで無投票で再選を果たした。その背景には、直前の12年12月にあった衆院選で吉村知事が自民側の要請に応じて中立を保ったことがあったとされる。
自民の内情に詳しい県内のある首長は「参院選を静観すれば、知事にも、めぼしい候補者がいない自民にもメリットがある」と解説する。
吉村知事後援会の伊勢和正幹事長は「知事からは動くとも動かないとも聞いていない。今の状況では動けないというのが本音ではないか」と推し量る。
山形選挙区では、ほかに幸福実現党新人の城取良太氏(39)が立候補する。
1616
:
チバQ
:2016/06/15(水) 19:28:05
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20160615_71016.html
<参院選東北>与党 影の総理の威光にすがる
10:49河北新報
<参院選東北>与党 影の総理の威光にすがる
「野党と大激戦だ」と語り、古里で結束を呼び掛ける菅氏=12日、秋田市
(河北新報)
参院選(22日公示、7月10日投開票)を目前に控え、菅義偉官房長官(67)=秋田県湯沢市出身=が東北の与党陣営のてこ入れに動きだした。東北の各選挙区は全国的に見ても激戦模様になっている。「影の総理」の異名を持つ菅氏が利かせるにらみは「支持層固めに効果抜群」(党関係者)と受け止められ、威光にすがる陣営は多い。
12日に秋田市入りした菅氏。首相官邸での記者会見と同じ鋭い眼光が、居並ぶ地方組織の幹部を射抜いた。
「総理と私には逐次、党から情勢が来る。秋田は『楽ではない選挙』ではない。厳しい選挙だ」。秋田選挙区(改選数1)で再選を期す自民党現職の総決起大会で引き締めを図った。
「私の大事な古里の1議席を守ってほしい」と菅氏が声を張り上げると、万雷の拍手が湧いた。「公示後も来る」と言い残して帰京した後ろ姿に、現職は頭を下げ続けた。
菅氏は秋田で立志伝中の人として知られる。旧雄勝町の農家に生まれ、高校卒業後に上京。働きながら勉強して大学に入り、卒業後に国会議員秘書を務めた。
横浜市議を経て、1996年衆院議員に当選。政府中枢を掌握する権力者に上り詰めた。「安倍1強」の立役者は、7月6日に長官在職日数が歴代1位の1289日に達する。
「陳情に行けば必ず予算が付く。これほど頼りになる政治家はいない」。自民党ベテラン県議の一人は菅氏をたたえる。県選出国会議員も「菅氏とのパイプは地元有権者への大きなアピールポイントだ」と語る。
菅氏は東北での独自のチャンネルも駆使する。6月上旬、日本のこころを大切にする党の宮城県代表中野正志参院議員に懇願した。「中ちゃん頼む。宮城に行くから演説会開いてくれ。自民が底力を発揮できていない」
菅氏は、元自民党衆院議員の中野氏と初当選同期組。宮城選挙区(改選数1)の自民党現職を推薦する他党の旧知を使い、「最重点区」の支持固めを狙う。
公示後の7月上旬、仙台市で各業界関係者らを集めた演説会の開催が決まり、菅氏が駆け付ける予定だ。中野氏は「出身地東北の情勢が気になるのだろう。協力は惜しまない」と話す。
1617
:
チバQ
:2016/06/15(水) 19:28:44
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20160615-567-OYT1T50018.html
旧みんな、散り散りの参院選…「仲間」と対戦
10:46読売新聞
旧みんな、散り散りの参院選…「仲間」と対戦
渡辺元代表 【読売新聞社】
(読売新聞)
参院選では、旧みんなの党(2009〜14年)の出身者らが散り散りになって選挙に臨もうとしている。同党が先駆けとなった「第3極政党」ブームはすでに失速しており、いずれも生き残りに必死だ。
6年前に比例選に立候補(後に繰り上げ当選)した真山勇一氏は今回、民進党公認で神奈川選挙区(改選定数4)に出馬する。同氏は14日、藤沢市で街頭演説し、「特定の団体、組織の支援を受けない。自分の信念に基づいて政治をやっていける」と述べ、みんなの党の売りだった「しがらみのなさ」を訴えた。
同選挙区では、10年にみんなの党公認で当選した中西健治氏も再び出馬する。今回は自民党推薦で立候補する中西氏は11日、JR横浜駅前での演説で、「アベノミクスを逆回転させてはいけない」と声をからした。
みんなの党出身者が与野党にわかれて戦うことについて、真山氏は「かつての仲間として残念でならない」と話す。
このほか、新党改革から比例選に出馬予定のみんなの党出身者もいる。
みんなの党は、最盛期には36人の所属議員を誇った。だが、代表の渡辺喜美氏と幹部らの路線対立から13年12月に分裂。その後、8億円の借金が明らかになったことを受けて渡辺氏が辞任し、14年11月に解党の憂き目にあった。解党直後の14年12月の衆院選で落選した渡辺氏はその後、みんなの党の復活を目指したが果たせず、今回は参院へのくら替えを決意。おおさか維新の会から「一兵卒」として比例選に出馬する。
1618
:
チバQ
:2016/06/15(水) 19:29:45
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1606150005.html
【関西の議論・参院選】〝美人市議の乱〟「レクサス」で沈む? 維新2人目に元政敵擁立で不協和音…自民は「裏切り者に負けられない」
10:04産経新聞
【関西の議論・参院選】〝美人市議の乱〟「レクサス」で沈む? 維新2人目に元政敵擁立で不協和音…自民は「裏切り者に負けられない」
参院選大阪選挙区で松井一郎代表(大阪府知事、左上)率いるおおさか維新の会が2人目の候補として擁立したのは、かつて自民所属で政敵だった堺市議の高木佳保里氏(左下)だった。維新内部では決定前から有力候補として浮上していた高木氏に対抗しようと、ファッションモデルの経歴がある大阪市議の伊藤良夏氏(右下)が公募に手を挙げたが…
(産経新聞)
22日の公示を前に、各地で立候補予定者らが早くも火花を散らしている参院選(7月10日投開票)。与野党による一大決戦のウラで、大阪ではもう一つの熱い戦いが繰り広げられていた。おおさか維新の会が、大阪選挙区(改選数4)の2人目の候補者擁立に向け、5月中旬から実施した公募。松井一郎代表の面接などを経て、元堺市議の高木佳保里(かおり)氏(43)が選ばれたが、高木氏は3月まで自民党に所属し、維新の看板政策「大阪都構想」に反対してきた元政敵だった。内部では反発も根強く、たまりかねた〝美人市議〟が対抗馬に志願。一時は女同士の全面戦争の様相も呈した。「おおさか」の名前で初めて臨む国政選挙を前に本拠地で生じた不協和音。維新は一枚岩となって党勢拡大を果たせるのか。対する各党は、2人を擁立した維新の攻勢に警戒感を強めている。
維新、自民双方からの拍手
「皆さんが命がけで戦ってこられた大阪都構想の住民投票などで対極の立場で戦ってきたが、大阪活性化のためには、やはり維新の政策しかないと気持ちが徐々に動き、決断させていただいた」
6月7日、大阪市役所で開かれた維新大阪市議団の総会。高木氏は居並ぶ市議らに深々と頭を下げ、「大阪改革のため、どうか市議会の皆さまのお力をお貸しいただけますよう、お願い申し上げます」と訴えた。
大きな拍手の中、総会の司会を務める伊藤良夏(よしか)市議(35)が「高木さん、ありがとうございました」と送り出した。しかし、実は伊藤氏も今回の公募に応募した9人のうちの一人だった。
維新が、大阪府議の浅田均(ひとし)氏(65)に続く大阪選挙区の候補者公募を開始したのは5月18日。高木氏の名前は早い段階から有力候補として浮上していた。
平成23年の堺市議選で自民から初当選し、2期目だった高木氏。昨年5月の都構想の住民投票では反対運動に加わり、同年10月の自民の府連大会では、「対立の構図を作り上げる手法を野放しにしてはいけない」などと維新政治を批判する大会宣言を堂々と読み上げ、自民議員から万雷の拍手を浴びた。
しかし、「(自民の)政治信条と異なる部分がある」として、今年2月に自民から離党を表明。3月に離党し、無所属で活動していた。
その高木氏を2人目の候補として推す声が維新で高まったのは、大阪市内を選挙地盤とする浅田氏との票のすみ分けが可能だという分析からだ。さらに、「美人で話し方もハキハキしている。柔らかい雰囲気もあり、有権者受けしそうだ」といった評判もある。
1619
:
チバQ
:2016/06/15(水) 19:30:08
〝橋下チルドレン〟立ち上がるも…
ただ、看板政策に真っ向から反対していた政治姿勢は、参院選を戦う上でアキレス腱(けん)になりかねないとの懸念も党内にはあった。大阪では犬猿の仲である自民に所属していたという感情的なしこりもあり、高木氏擁立には否定的な意見も根強かった。
関係者によると、「高木氏有力」の情報を聞いた伊藤氏は、公募の締め切り前日の5月24日に応募を決意。深夜までかかって書類をまとめ、締め切り当日に応募したという。
「都構想の住民投票や前代表の橋下徹氏の後継を決める市長選などを全力で戦ってきた自分が、国政でも『維新スピリッツ』を体現できると思った」。伊藤氏は当時、応募動機をこう語っていた。
ファッションモデルとして海外でも活動した異色の経歴を持つ伊藤氏。大阪市出身で22年、橋下氏に共感して市議の公募に手を上げた〝橋下チルドレン〟の1人だ。
23年に初当選し、現在2期目で市議団総務副会長を務めている。維新の生え抜きというプライドと、自民出身者が有力視されている状況への不満がにじんでいた。
だが、選考で伊藤氏は、高木氏らほかの応募者が面接する前日に呼び出され、「幹部から『今回は引いてくれ』といわれたようだ」(維新議員)という。
27年には自身の政務活動費をめぐり、法的には充当が可能なリース契約と誤認したまま、高級車「レクサス」の購入費の一部を不適切に支払っていたとして、返還する騒動があった。この「レクサス問題」も執行部側が難色を示した理由という。
伊藤氏は面接後、産経新聞の取材に対し「ノーコメント」とだけ語った。
市議団の自負と不満
維新の参院選候補者選びをめぐっては、「改憲勢力」として自民、公明両党とともに参院の3分の2議席を占めるために、引退前の橋下氏が「大阪選挙区では3人立ててほしい」と所属議員らにハッパをかけてきた経緯がある。
1人目は昨年12月、維新の政策の理論的主柱を担ってきた浅田氏にすんなりと決定。しかし、同じ維新公認とはいえ、党の政調会長も務める浅田氏と議席を争うことになる2人目には、なかなか手を挙げる人は現れなかった。
松井氏も公募にあたり、「はっきり言って浅田政調会長を早期に打ち上げすぎた。後を追いかけていくのは大変苦しい戦いになる」と反省の言葉を漏らした。
しかし、関係者によると、この間、伊藤氏を含む複数の大阪市議が水面下で出馬を模索していたという。市議の中には「都構想という主戦場で戦ってきた」との自負がある。
それにもかかわらず、「党運営で市議団の意見があまり考慮されない。“命令に従う駒”ぐらいにしか思われていないのでは」(市議)という、党の要職を占める府議団や府議出身の国会議員らへの不信感が背景にあった。
意気込みと戸惑い
冒頭の総会では、高木氏を拍手で送り出した市議団だが、地盤が共通する浅田氏ではなく、高木氏の選対に入ることが決まり、波紋はさらに広がっている。
選挙態勢について、党内では当初、大阪市と堺市の境界の南北で棲み分ける案が有力視されていた。しかし、松井氏は「組織に支えられた党ではない。地域でどこからどこまでが浅田、どこまでが高木などと分けるのは無理なので切磋琢磨(せっさたくま)してもらう」として、大阪市議団を高木氏の選対に入れることを決断した。不満が渦巻く市議団に対しても「説得は特にしない。高木氏が好きや嫌いやという話ではなく、要は維新のため、日本のため、政策をやり切るために、みんなで目標に向かって進んでいこうということだ」と強調した。
今月9日夜に初めて開催された高木氏選対の全体会議では、市議団から「誰かが切り替えないといけないなら、あえてわれわれが難しい立場になる」「大阪市議選でも複数人区では党内で争ってきた。やるしかない」と前向きな声が上がる一方、「支援者らに『地元の浅田をよろしく』と言ってきた。どう説明すればいいのか」との戸惑いも消えなかった。
このため、浅田氏の地盤である大阪市城東区選出の市議は府議団でつくる浅田氏の選対に、また府議団のうち高木氏の地元である堺市南区選出の府議は高木氏の選対に入るなど、〝特区〟を設けざるを得なくなった。
これまで各議員に厳しいノルマを課し、数々の選挙を制してきた維新。不満分子を抱えながら突入しかねない今回の選挙をどう乗り切るか、注目される。
1620
:
チバQ
:2016/06/15(水) 19:30:24
「候補者つぶしか」
維新の新人候補2人が出そろったことで、主な戦いの構図が固まった大阪選挙区。これまで、維新の動きに神経をとがらせてきた他陣営も臨戦態勢に入った。
元外務省官僚の新人、松川るい氏(45)を擁立する自民は「維新が2人出す以上は、トップ当選が絶対だ。そうでなければ負けに等しい」(陣営幹部)と息巻く。
しかし、当初は自民も2人擁立が検討されてきただけに、1人に絞ったことで「緩みが出ている」(同)といい、引き締めに躍起になっている。「裏切り者には負けられない」(別の陣営関係者)と高木氏への対抗意識は強いが、懸念材料もあるという。
外務省女性参画推進室の初代室長を務めた松川氏。出馬が決まった当初から、府連幹部は「美人で頭も切れる上、2児の母としての顔もある。安倍内閣の象徴的な候補だ」と期待を寄せ、維新の政策面の顔である浅田氏を倒せる候補だと自信をみせていた。
ただ、同年代で同じ女性の高木氏が出馬したことで、「票が食われる恐れがある。〝松川つぶし〟の候補者ではないか」(同)というわけだ。
高木氏の参戦で、いっそう混戦模様になったとの見方は他党も共通している。
公明党は前回選でトップ当選を果たした現職の石川博崇(ひろたか)氏(42)を擁立するが、「維新は2議席取るだろう。今まで以上に支援者への働きかけは必要だ」(府本部幹部)と気を引き締める。
1人区では候補者を一本化した民進、共産の両党も大阪では議席を争う。
民進は現職の尾立源幸(おだち・もとゆき)氏(52)の議席死守に懸命で、共産は新人の渡部結(ゆい)氏(35)を擁立し、3年前に続く選挙区での当選を目指す。
幸福実現党新人の数森圭吾氏(36)や諸派新人の佐野明美氏(45)も出馬を予定しており、計8人で争う激戦が予想される。
1621
:
チバQ
:2016/06/15(水) 19:31:54
http://news.goo.ne.jp/article/tokyo/region/tokyo-CK2016061502000175.html
<参院選>「組織」か「草の根」か激戦予想 自民現職vs野党統一候補
08:10東京新聞
組織力の与党現職か、市民らが支える野党統一候補の新人か-。二十二日公示、七月十日投開票の参院選栃木選挙区(改選数一)は、過去に例のない構図となった。再選を目指す自民現職で公明が推薦する上野通子(みちこ)氏(58)と、民進、共産、社民が推薦する無所属新人の田野辺(たのべ)隆男氏(56)の実質的な一騎打ちとなる見込みで、全国三十二の「一人区」の一つとして激戦が予想される。
(藤原哲也)
◆再選を目指し強い決意
自公協力、県議会旧みんななど支援 上野通子氏
「一億総活躍社会の実現に向けて、取り組むのはいつですか? 取り組むのは今です。だからこの選挙、負けるわけにはいきません」。今月二日、宇都宮地区後援会の総決起大会で、自民の上野氏は再選への決意を力強く語った。
野党の新人だった六年前の二〇一〇年参院選は、民主現職(当時)と最後まで激しく競り合い、わずか四千八百九十二票差で勝利を手にした。その熱気を呼び起こすかのように、総決起大会では当時の選挙戦を振り返る映像が流された。
与党の現職として臨む今回、上野氏は強固な組織を背に議席死守を目指す。
自民は今年三月、公明との選挙協力を発表。県議会では、五十議席の過半数を占める自公の議員に加え、保守系の旧みんなの議員らが加わり、計三十八人が上野氏の支援に回る。福田富一知事も「安倍政権がさらに安定するよう、私も微力ながら精いっぱい取り組む」と強力に後押しする。
◆知名度向上と脱政党色
民共社推薦に市民グループ支援 田野辺隆男氏
文部科学政務官の実績とともに、教育や経済再生、子育て環境の充実を掲げる上野氏に対し、無所属で挑む新人の田野辺氏は「立憲主義、民主主義を守る。これが立候補した思い。戦後七十年守ってきた憲法が危うくなっている」と、安全保障関連法の廃止や憲法改正の阻止を強調。防衛費を削って子育て世帯や労働者に回すべきだと訴える。
芳賀町出身の田野辺氏は、NHKディレクターとして経済番組などの制作に携わってきた。昨年末に宇都宮放送局長を退職し、参院選への出馬を決断した。共産が今年三月、栃木選挙区への候補者の擁立を取り下げ、田野辺氏の野党統一候補が実現した。
新人の田野辺氏にとって課題は知名度向上。県内四党の民進、共産、社民、新社会と、市民団体「戦争法の廃止と立憲主義の回復を求める県民ネットワーク」が支援の軸となり、県内の若者らのグループ「D3(ディースリー)」や九条の会とも連携。特定の政党色を薄めて、草の根レベルで幅広く支持を呼び掛ける。
陣営関係者は「支持団体が分散し、さまざまなところから応援されていることを強みにする」と話す。
政権選択の衆院選に比べ、参院選はさまざまな「風」に左右されやすい面もある。直近の三年前に行われた参院選と構図が変わった今回、県内では旧みんなの支持層がどう動くのかも注目される。
県内でもう一人の参院議員、自民の高橋克法(かつのり)氏が初当選した三年前の参院選で、みんなの新人(当時)は落選したものの、高橋氏に次ぐ二十万票余りを獲得した。解党で宙に浮いたこの票の行方が、一つの鍵を握るとの見方もある。
栃木選挙区にはこのほか、諸派新人で幸福実現党の三觜(みつはし)明美氏(54)も立候補を予定している。
1622
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チバQ
:2016/06/15(水) 19:34:40
http://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-CK2016061502000096.html
攻める新人 締める現職
05:00中日新聞プラス
攻める新人 締める現職
「友人」と書かれたたすきを身に着け、柴田未来氏に代わって街頭に立つ支援者=14日、金沢市武蔵町で
(中日新聞プラス)
二十二日公示、七月十日投開票の参院選で、石川選挙区の主な立候補予定者二人が対照的な前哨戦を繰り広げている。野党統一候補となる無所属新人の柴田未来(みき)氏(45)の陣営は市民や野党各党が多彩な話題づくりで攻勢をかける一方、財務副大臣で自民現職の岡田直樹氏(54)の陣営は支援組織を回る堅実な活動で支持固めを図る。(参院選取材班)
野党トップ級 続々
十四日朝、柴田氏が金沢市神谷内町で街頭演説に立った同じ時間、五キロ離れた金沢港前で柴田氏の姿をまねた女性が車に手を振っていた。明るいピンクのシャツに真っ白のズボン。たすきには「友人」の文字。候補予定者本人に代わって支援者が有権者にアピールする「なりきり作戦」だ。
市民の発案で九日から始まり、石川県内各地に広まりつつある。狙いは「参院選や柴田さんに興味を持ってもらうこと」。現職に対する「圧倒的な知名度不足」を補う試みの一つだ。
野党各党は大物議員が続々来県し、てこ入れを急ぐ。五月下旬には共産党の志位和夫委員長と生活の党の小沢一郎共同代表が合同街宣。民進党は石川を「重要な選挙区」と位置付け、岡田克也代表ら幹部が相次ぎ訪れた。社民党も吉田忠智党首らが集会を開いた。
陣営幹部は「競い合うように活動し、支持の輪が広がっている」と手応えを語る。応援に来た民進党の枝野幸男幹事長は「地道に一本一本電話をかけることが本質的には大きい」と述べつつも、今後の幹部派遣に前向きな姿勢を示す。
岡田氏は、一日の国会閉会後は支持者回りや会合への出席を連日展開する。これまでに県内四百以上の団体や企業などから推薦を受け、事務所のガラス張りの壁一面は推薦状でびっしり埋め尽くされている。目立つ街宣より地道な活動を繰り広げる。
自民 伝統の組織戦
自民党は情勢調査で接戦が予想される選挙区に知名度のある党幹部を応援に投入しているが、石川は現時点で党幹部の来県予定はない。四日に金沢市内で開かれた党県連地域支部の選対関係者を集めた会議で、藤井義弘幹事長は「選挙に奇策はない」と強調。馳浩文部科学相ら地元国会議員を中心に、組織をフル回転させた「自民伝統の戦い」に徹するよう呼び掛けた。
野党の党首級の相次ぐ来県にも、自民内では「必然的に相手がメディアで取り上げられる機会が増える」と警戒感を示すことで、危機感を逆手にとった引き締めを図っている。
公明党も十四日に来県した漆原良夫党中央幹事会長以外に「大物投入」の予定はなく、合同の街頭演説や若者向けのイベントで自民と連携を深めている。
1623
:
名無しさん
:2016/06/15(水) 19:36:11
5160 :チバQ :2016/06/15(水) 19:35:50
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20160615k0000m010111000c.html
<舛添氏問題>民進、知事選の動向注視 蓮舫氏推す声も
06月14日 22:16毎日新聞
<舛添氏問題>民進、知事選の動向注視 蓮舫氏推す声も
民進党の蓮舫代表代行=藤井太郎撮影
(毎日新聞)
東京都の舛添要一知事の政治資金支出などを巡る公私混同問題で、民進党は舛添氏や都議会の動向を見極めている。舛添氏を知事選で支援した自民、公明両党への批判を強める一方で、舛添氏が辞職して知事選になった場合の対応が定まらないためだ。東京都選出の蓮舫代表代行の立候補を期待する声もあるが、7月の参院選で改選を迎えるため、難しい判断を迫られそうだ。【野口武則】
岡田克也代表は14日、都議会の全会派が舛添氏の不信任決議案に賛成する方向になったことを受け、「各党そろって不信任案が通れば(都議会を)解散はできない。従って知事選だ」と述べた。ただ、具体的な対応については「いろいろなことがまだ起こりうる」と情勢を見極める姿勢を示した。
7月の参院選が近づいても安倍内閣の支持率が堅調な中、舛添氏問題は野党が与党を追及できる格好の材料だ。民進のある参院議員は「安全保障関連法の廃止よりも、舛添問題の方が聴衆が足を止める」と語り、追及を強める考えを示す。
こうした中で知事候補として取りざたされるのが蓮舫氏だ。キャスター出身で知名度が高く、2010年参院選の東京選挙区(改選数5)では171万票と2位にダブルスコア以上の大差を付け、民主党(当時)の2議席獲得の原動力となった。
ただ、今回の参院選(改選数6)で民進が2議席を維持するには「蓮舫氏抜きでは難しい」(幹部)のが実情だ。「改憲勢力3分の2阻止」を掲げる民進は、参院で1議席でも上積みする必要があり、「蓮舫氏が都知事選出馬のため参院選から降りる選択はあり得ない」(民進関係者)との見方が強い。
舛添氏が辞職すれば、都知事選の告示は7月中旬以降で、参院選の投開票日(7月10日)の後になる見通しだ。蓮舫氏が参院選東京選挙区で当選後に都知事選に転じれば、議員辞職で欠員は1となる。一方、比例代表に回れば次点の民進候補が繰り上げ当選する可能性が残る。民進都連幹部は「都知事選はギリギリまで候補者が出そろうのを見極める必要がある」と語る。
蓮舫氏は12日のフジテレビ番組で自身の都知事選出馬について、「私はまず参院選がある。いろんな選択肢も含めて考える」と明言を避けた。
1624
:
沖縄無党派
:2016/06/15(水) 19:36:11
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061500689&g=pol
参院大阪、兵庫に新人=こころ【16参院選】
日本のこころを大切にする党は15日、7月の参院選大阪選挙区に参院議員秘書の古川秀雄氏(38)を、兵庫選挙区に会社役員の下家淳の介氏(44)をそれぞれ擁立すると発表した。ともに新人。(2016/06/15-17:45)
1625
:
名無しさん
:2016/06/15(水) 19:36:26
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20160615k0000m010110000c.html
<参院選>生活の小沢氏、崖っ縁の戦い
06月14日 22:13毎日新聞
<参院選>生活の小沢氏、崖っ縁の戦い
記者会見を終え、会場を後にする小沢一郎生活の党と山本太郎となかまたち共同代表=東京都千代田区の参院議員会館で2016年6月14日午後4時11分、藤井太郎撮影
(毎日新聞)
生活の党の小沢一郎共同代表が、参院選で正念場を迎えている。所属の国会議員は政党要件ぎりぎりの5人だが、改選の2人の引退や出馬見送りで、結果次第で政党要件を失うためだ。小沢氏にとって、復権の足場を維持できるか問われる戦いとなりそうだ。
小沢氏は14日の記者会見で比例代表で5人の擁立を発表した。参院選の公認は初めて。民進、社民両党との野党統一名簿構想が頓挫し、単独の戦いを余儀なくされた。
生活は野党が候補を一本化した岩手、新潟両選挙区で、小沢氏に近い候補を無所属で擁立する。政党要件の維持には2人以上の当選か得票率2%以上の確保が必要となる。
しかし状況は厳しい。統一名簿断念を受け、谷亮子氏(比例代表)が生活からの出馬を見送った。2010年参院選で35万票を獲得した谷氏の不出馬は大きな痛手だ。生活は13年参院選比例は94万票で議席ゼロだった。
小沢氏はそれでも連日、遊説や団体回りに各地を奔走。「単独でやることに何の不安もない。十分戦える」と強気を示している。【朝日弘行】
1626
:
名無しさん
:2016/06/15(水) 20:12:48
http://shukan.bunshun.jp/articles/-/6253
谷亮子、自民党から参院選に出馬へ
2016.06.15 16:00
オリンピックで金メダル2個を獲得
先日、生活の党と山本太郎となかまたち(以下、生活の党)からは7月の参院選に出馬しない意向を表明した谷亮子参院議員(40)が、自民党の比例区から出馬することが週刊文春の取材でわかった。
「現役時代から谷氏を支える後援会長が自民とパイプを持っており、そのルートを通じた打診に応じたようです。近日中に発表する見通しです」(自民党関係者)
谷氏は週刊文春の取材に以下のように回答した。
Photo:Kyodo
「生活の党からは出馬しないと会見した直後に、複数の党から参院選出馬の打診をいただきました。どこから出馬ということを含め、後援会の方々と相談している段階ですが、6年前の出馬には反対だった夫も今回は応援してくれています」
谷氏は6年前の参院選で民主党から立候補し約35万票を得て初当選した。民主でも議員、自民でも議員となるか。
1627
:
名無しさん
:2016/06/15(水) 21:11:34
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160613/k10010554201000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_059
参院選 1人区中心に与野党幹部が訴え 論戦活発に
6月13日 5時07分
今月22日に公示される参議院選挙に向けて、与野党各党は、選挙戦全体の勝敗のカギを握るとされる、定員が1人の「1人区」を中心に幹部が訪れて支持を訴えるなど、論戦は活発になっていて、今後、さらに激しくなる見通しです。
今月22日公示、来月10日投票の日程で行われる参議院選挙は、選挙権年齢の18歳への引き下げや、隣接する2つの県を1つの選挙区にする、いわゆる「合区」が初めて導入され、与野党各党は、すでに事実上の選挙戦に入っています。
とりわけ、選挙戦全体の勝敗のカギを握るとされる、全国に32ある定員が1人の「1人区」は、民進党や共産党など野党4党が、候補者を一本化したこともあり、与野党とも「1人区」を中心に幹部が訪れて支持を訴えています。
このうち自民党は、安倍総理大臣が今月上旬から、山梨や民進党の岡田代表の地元三重など「1人区」に絞って、地方遊説を本格化させていて、13日も「1人区」の大分に入る予定です。
そして、野党候補の一本化を「政策の違いを横に置いた野合だ」と強くけん制し、消費税率引き上げを2年半再延期することに理解を求めるとともに、アベノミクスをさらに進めていく考えを強調しています。
一方、民進党は、岡田代表が先の国会開会中から、「1人区」を中心に街頭演説を重ねているほか、今月は、愛知や北海道など、党の公認候補を2人擁立した選挙区も訪れていて、13日は「1人区」の岡山に入ることにしています。
そして、消費税率引き上げの再延期は、アベノミクスが失敗した表れだなどと批判したり、安倍政権のもとでの憲法改正阻止や、安全保障関連法の廃止などを訴えたりしていて、与野党各党の論戦は、今後さらに激しくなる見通しです。
1628
:
名無しさん
:2016/06/15(水) 21:11:44
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160612/k10010553901000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_061
参院選に向け 経済政策など論戦活発化
6月12日 19時11分
参議院選挙の公示を来週22日に控え、各党の論戦が活発化しています。日曜日のきょう、党首らは、全国各地で経済政策や憲法改正などを巡りそれぞれの主張を訴えました。
安倍総理大臣は、長野県飯田市で街頭演説し、消費税率の引き上げ再延期は、デフレからの脱却を確実にするためだとしたうえで、安倍内閣の経済政策・アベノミクスをさらに進め、力強い経済を実現する考えを示しました。
この中で、安倍総理大臣は「参議院選挙の最大の争点は経済政策だ。決してアベノミクスは失敗していない。しかし、まだ道半ばだ。やるべき道はもっと強く前に進んでいくことだ」と述べました。そのうえで安倍総理大臣は「アベノミクスのギヤを1段も2段も上げ、エンジンをフル回転していく必要がある。そのために消費税の引き上げを2年半延期した。20年も続いたデフレから脱却していくために必要だ」と述べました。そして、安倍総理大臣は「4年前の若い人がなかなか就職できない、会社が潰れていた、停滞していた時代に逆戻りさせてはならない。経済政策をさらに強力に前に進めて、日本を成長させてさらに国民を豊かにしていく」と述べました。
公明党の山口代表は広島県福山市で街頭演説し、消費税率の引き上げ再延期に理解を求めた上で、景気の回復を地方や中小企業なども実感できるよう、引き続き、アベノミクスを推進していく必要があるという考えを示しました。
この中で、山口代表は、消費税率の引き上げ再延期について「経済の勢いがせっかく出てきたのに、消費税率を間違ったタイミングで引き上げると経済の勢いをそいでしまうこともありえる。引き上げを2年半延期して環境を整え、将来の社会保障や財政再建、それにデフレからの脱却を成功させようというのが与党の取り組みだ」と述べました。そのうえで、山口氏は「国の税収が3年余り前と比べると21兆円増えるなど、アベノミクスは結果を出してきたが、まだ、その実感が自分のところに来ていないという人も大勢いる。この実感を、地方や中小・小規模企業、家計や個人に広げることがこれからの目標だ」と述べました。
民進党の枝野幹事長は、さいたま市で講演し、参議院選挙で、自民・公明両党などが、非改選も含めて3分の2以上の議席を確保すれば、「憲法改正の発議を必ずする」と指摘し、安倍政権の下の憲法改正阻止を主要な争点に据えていく考えを示しました。
この中で、枝野幹事長は「安倍総理大臣は前回の参議院選挙で『経済だけが争点だ』と言っていたが、選挙のあとに特定秘密保護法を数の力で押し切った。おととしの衆議院選挙では、『アベノミクスを国民に問う』と言って、その後安全保障関連法も数の力で押し切った」と述べました。そのうえで枝野氏は「安倍総理大臣は、選挙が近づいて憲法改正を触れなくなったが、与党などで3分の2以上の議席を取ったら憲法改正の発議を必ずすると思う。『憲法を変えたいので、自民党を勝たせてください』と堂々と言うべきで、逃げ隠れするべきでない」と述べました。
共産党の志位委員長は、神戸市で街頭演説し、消費税率の引き上げ再延期はアベノミクスの失敗を示すものだとしたうえで、参議院選挙では、全国で32ある「1人区」のすべてで、野党4党の統一候補が勝利することを目指す考えを示しました。
この中で、志位委員長は消費税率の引き上げ再延期に関連して、「アベノミクスの失敗を示すものだ。安倍総理大臣は、『アベノミクスのエンジンをもっと吹かす』と言っているが欠陥車のエンジンを吹かせば日本経済は文字どおり、火の車になってしまう。アベノミクスという欠陥車をリコールすべきだ」と述べました。その上で、志位氏は、参議院選挙について、「野党4党の統一候補が実現した全国32の『1人区』のすべてで、勝利を勝ち取るとともに、比例代表などでは野党は競い合いながら、自民・公明両党とその補完勢力を少数に追い込む」と述べました。
1629
:
名無しさん
:2016/06/15(水) 21:28:38
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061500722&g=pol
安倍首相と菅長官が同時不在=野党は批判
安倍晋三首相と菅義偉官房長官が15日、参院選の地方遊説や視察のためそれぞれ東京を離れ、首相官邸を同時に空けた。萩生田光一官房副長官は記者会見で「政府全体の危機管理体制は何ら問題ない」と主張したが、中国軍艦の領海侵入などが発生する中、野党側は批判を強めている。
首相は15日、青森、秋田両県を遊説し、菅氏はふるさと納税に関する視察で宮崎県を訪問。これに先立ち4日と12日にも、両者がそれぞれ地方を訪れた。歴代政権では首相か官房長官のどちらかが東京に残るという慣例があったが、安倍政権では2014年衆院選の際にも両者が東京を離れたケースがある。
萩生田氏は「政務の官房副長官が対応できるようにしている。首相や官房長官への緊急時の連絡手段も万全を期している」と説明。一方、野党からは、「トップ2がいない状況で、(テロ対応などを)電話で決めるのでは判断を間違う可能性がある。警鐘を鳴らしたい」(岡田克也民進党代表)といった批判が出ている。(2016/06/15-18:43)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061500719&g=pol
舌戦・参院選(15日)【16参院選】
◇できない約束はしない
安倍晋三首相(秋田県横手市で街頭演説) 今年を東北観光復興元年と位置付け、2020年までに東北への海外からの観光客を3倍に増やしていく。私たちはどこかの政党と違って、できない約束はしない。約束したことを必ず実行していく。
◇自民改憲案、選挙時だけ倉庫に
民進党・山尾志桜里政調会長(東京都内で街頭演説) 安倍晋三首相は憲法を知らないし、知る気もない。大好きな自民党の憲法(改正草案)しかない。でも、選挙になると自民党の草案は風呂敷に包まれて倉庫に隠される。この夏は(争点として)しっかり表に引きずり出す。あの自民党の醜い憲法(草案)を読めば、日本国憲法の美しさが分かる。
◇3本の矢より3本柱
民進党・蓮舫参院議員(高知市で街頭演説) 飛んでいったか分からない3本の矢ではない。今の日本に欲しいのは、確かな3本の柱ではないか。土台を作ろう。子育てを支えようではないか、介護を支えようではないか、医療を守ろうではないか。
◇ブレーキ役で終わらぬ
民進党・細野豪志元環境相(甲府市で街頭演説) なぜ民進党をつくらなければならなかったのか。安倍政権にブレーキをかけるために一つの政党になった。しかし、このままブレーキ役だけで終わるつもりはない。もう1度、政権にたどり着いて社会をつくり直したい。(2016/06/15-18:58)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160615/k10010557441000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_005
参院選公示まで1週間 365人が立候補予定
6月15日 18時53分
参議院選挙は今月22日の公示まで1週間となりました。今回の選挙に立候補を予定しているのは、選挙区と比例代表、合わせて121の改選議席に対し、これまでのところ365人で、前回3年前を大きく下回っています。
NHKのまとめによりますと、15日現在で立候補を予定しているのは、全国45の選挙区の合わせて73人の定員に対し、自民党が48人、民進党が33人、公明党が7人、共産党が14人、おおさか維新の会が10人、社民党が4人、日本のこころを大切にする党が10人、日本を元気にする会が1人、新党改革が1人です。また、減税日本が1人で、おおさか維新の会も公認しています。そして、幸福実現党が45人、国民怒りの声が1人、政治団体の「支持政党なし」が8人、諸派が4人、無所属が29人で、選挙区では合わせて216人となっています。
また、比例代表では48人の定員に対し、自民党が24人、民進党が22人、公明党が6人、共産党が42人、おおさか維新の会が18人、社民党が7人、生活の党が5人、日本のこころを大切にする党が5人、新党改革が9人、幸福実現党が1人、国民怒りの声が8人、政治団体の「支持政党なし」が2人で、合わせて149人が立候補を予定しています。
この結果、選挙区と比例代表を合わせた立候補予定者の数は、これまでのところ365人で、前回3年前の参議院選挙に立候補した433人を大きく下回っています。
このほかにも立候補を模索する動きもあり、各党は、1週間後に迫った公示日に向けて候補者調整など詰めの作業を急いでいます。
1630
:
とはずがたり
:2016/06/16(木) 08:33:58
>>1626
まじか〜!
1631
:
名無しさん
:2016/06/16(木) 18:42:00
松田公太不出馬表明
1632
:
チバQ
:2016/06/16(木) 20:36:40
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2016/news1/20160616-OYT1T50113.html
元気・松田公太氏、参院選に出馬せず引退へ
2016年06月16日 19時24分
日本を元気にする会の松田公太参院議員は16日、国会内で記者会見を開き、参院選に出馬せず、政界を引退する意向を表明した。
松田氏は「『是々非々』の政党を作りたいと努力したが、難しかった」と述べた。松田氏はタリーズコーヒージャパン社長などを経て、2010年参院選東京選挙区にみんなの党から出馬して初当選。15年1月に日本を元気にする会を設立した。
1633
:
チバQ
:2016/06/16(木) 20:39:57
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20160616/plt1606161550004-n1.htm
【壮絶選挙区に迫る】公明、民進、共産によるガチンコの「残り1議席」争い 兵庫選挙区
2016.06.16
今回の参院選で、与党は自民党と公明党が選挙協力し、野党は共産党も含めたオール野党候補を擁立する選挙区もある。だが、この兵庫選挙区は改選数が1増えて3となり、主要政党すべてが候補者を擁立し、ガチンコ戦の様相となっている。
公明党は同選挙区で、24年ぶりに女性弁護士の伊藤孝江氏を擁立し、議席回復を目指す。衆院兵庫2区と同8区は「指定席」といわれるほど、公明党は同県で強い。なぜ、長期間擁立してこなかったか。
兵庫県議は「同党の片上公人参院議員が1995年、女性秘書にセクハラ疑惑で提訴され、97年に最高裁判所で敗訴が確定した。この事件が尾を引いていた。片上氏は離党し、2010年に死去した。今回、清廉な女性候補を立てて、聖地奪還に動き出した」という。
自民党の末松信介元財務政務官は、自民党支持層と無党派を手堅くまとめつつあり、議席死守の可能性が高い。
橋下徹前大阪市長は党の表舞台から去ったが、おおさか維新の会はまだまだ、兵庫県では強い。今回、同党の片山虎之助共同代表の次男で、元NHK記者の片山大介氏を擁立する予定だ。
「虎之助氏と2人で街頭に立っている。人気も知名度もあがっていて議席獲得は濃厚です」(全国紙記者)
つまり、自民党とおおさか維新の候補が少し抜け出ていて、残り1議席を、公明党の伊藤氏と、3期目を目指す民進党の水岡俊一元首相補佐官、共産党の金田峰生氏が三つどもえの戦いの様相だ。
民進党は13年の参院選で、前身の民主党現職が落選している。衆院兵庫の小選挙区12のうち、民進党は1人だけと、お寒い選挙区事情を抱えている。そのため、枝野幸男幹事長が早々と選挙区に入って支援を呼びかけるなど、背水の陣だ。 (ジャーナリスト・田村建雄)
関連ニュース
1634
:
チバQ
:2016/06/16(木) 20:41:38
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/list/201606/CK2016061602000184.html
<参院選>4議席めぐり混戦模様 22日公示へ熱高まる
2016年6月16日
参院選(22日公示)まで1週間を切った。神奈川選挙区(改選数4)は15日時点で与野党12人が立候補を予定する混戦模様だ。事実上の選挙戦は日々、熱が高まっている。 (参院選取材班)
■与党
自民、公明は推薦を含めて三人が立つ。政権支持率の安定で、自民側から「与党三議席確保も」との声が出るが、三者はライバル関係でもあり、支持層の綱引きは激しくなっている。
自民党公認の現職三原じゅん子氏は党県連が組織を挙げて支援。「優位」との見方を戒めて、業界団体回りなどの地上戦で地固めを進め、元女優の知名度を生かした街頭活動で党支持層以外への浸透を図る。
党推薦の無所属現職中西健治氏は、二〇〇九年の横浜市長選で落選後に旧みんなの党へ入ったしこりがあり、党県連や市連の抵抗感は根強い。組織戦は難があるが、麻生太郎副総理の麻生派が後押しし各種団体に食い込みも。選対本部長の浅尾慶一郎衆院議員(旧みんなの党代表)の人脈も駆使して広がりを目指す。
公明党公認の新人の三浦信祐氏は、今回改選組では党として初の議席獲得に全力を尽くす。党支持母体の創価学会をはじめ動きは活発。連立与党の自民の推薦を得ており、同党支持層からの得票も狙う。
■野党
一方、野党側もそれぞれの旗を掲げて戦う。票の分散への懸念は強く、政権批判票をどこまで底上げできるかがカギとなりそうだ。
民進党公認の現職金子洋一氏は旧民主党の地方組織を中心に、連合神奈川も支援。ただ「現職二期でも一般の知名度はいまひとつ」(党関係者)とみて、組織固めのほか、党幹部クラスと積極的な街頭活動を展開する。
同じく民進公認の現職真山勇一氏は、旧維新の党出身。複数擁立への慎重論を押し切る形で四月下旬に公認が決定したが、出遅れは否めない。元キャスターの知名度を武器に、街頭で原発再稼働反対など「しがらみのない政治」を訴え金子氏と差別化を図っている。
共産党公認の新人浅賀由香氏は、「お堅い党イメージ」(本人)の転換をアピール。党支持層に加え、安保法制廃止を訴える市民団体の有志が応援するなど、これまでの党候補とは異色の態勢を整えている。
おおさか維新公認の新人丹羽大氏、社民党公認の新人森英夫氏も街頭などで支持集めに努める。このほか日本のこころ公認の新人清水太一氏、幸福実現党公認の新人壱岐愛子氏らも公示に向けて活動している。
◆出馬表明済みの立候補予定者(改選数4)
三原じゅん子 51 自現<1> 元女優
金子洋一 53 民現<2> 旧民主党県連代表
真山勇一 72 民現<1> 元日本テレビキャスター
三浦信祐 41 公新 元防衛大准教授 =自
浅賀由香 36 共新 党県常任委員
丹羽大 39 お新 元広告代理店社員
森英夫 44 社新 看護師
清水太一 34 日新 元会社員
壱岐愛子 30 諸新 幸福実現党県役員
片野英司 45 諸新 政治団体役員
中西健治 52 無現<1> 元外資系証券会社役員 =自
佐藤政則 48 無新 元介護施設職員
※自=自民、民=民進、公=公明、共=共産、お=おおさか維新、社=社民、日=日本のこころ、諸=諸派、無=無所属
1635
:
チバQ
:2016/06/16(木) 20:43:31
http://www.sankei.com/politics/news/160615/plt1606150049-n1.html
2016.6.15 17:02
【舛添知事辞職へ】
「出馬を前向きに検討」都知事選、前回次点の宇都宮弁護士
2014年の東京都知事選に出馬し落選した、元日弁連会長の弁護士宇都宮健児氏(69)は15日、舛添要一知事の辞任に伴う知事選への出馬について「結論は出していないが、前向きに検討している」と取材に対して明らかにした。支援者から要請を受けているという。
14年の選挙で宇都宮氏は「脱原発」を掲げて出馬し、次点の約98万票を獲得した。元首相の細川護煕氏(78)と主張が重なって票を分け合う結果となり、舛添氏の約211万票に及ばなかった。
1636
:
沖縄無党派
:2016/06/16(木) 20:43:49
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061600692&g=pol
参院比例に11新人=公明【16参院選】
公明党は16日の中央幹事会で、7月の参院選比例代表に新人候補11人を新たに擁立することを決めた。これにより、同党の比例候補は計17人となった。
候補者は次の通り。(敬称略)
飯塚栄治▽栗岡哲平▽坂本道応▽佐藤史成▽高田清久▽高橋秀明▽竹内真二▽竹内秀伸▽千葉宣男▽星英一郎▽宮崎勝(2016/06/16-16:59)
1637
:
チバQ
:2016/06/16(木) 20:49:46
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160615ddlk05010050000c.html
<2016参院選>選挙戦の構図/上 野党共闘の成否 勝利見通せぬ「足し算」 /秋田
06月15日 11:16毎日新聞
丁々発止の“顔合わせ”だった。5月中旬、秋田市であった市民団体の集会。民進党元職の松浦大悟氏(46)は、協力を取り付けた「安保法制廃止、立憲主義の回復を求める秋田ネット」(あきた立憲ネット)の関係者と激論を交わした。
「もっと憲法の問題を取り上げてほしい」「どうすれば自民党候補に勝てるか」。強い調子で続く質問や要望に、松浦氏が声を上げた。「今回は私1人じゃなく、市民の皆さんで作る選挙だ」
松浦氏は民進党県連の代表。民放アナウンサーを経て2007年に初当選したが、改選期の13年に落選し、浪人生活が続く。「政治生命を懸けて戦う」と不退転の覚悟で臨む。
党の県内基盤は決して強くない。それでもこの3年で各地を回り、計4000回のつじ立ちをこなした。民進党の発足により、衆院秋田3区を地盤とし、旧維新の党などを渡り歩いた村岡敏英衆院議員(比例東北)が加わったことも好材料だ。
選挙戦を大きく左右しそうなのは、野党共闘の成否だ。国政野党の民主(当時)、共産、社民の3党が昨年12月に協議を始め、途中で加わったあきた立憲ネットとともに候補者を一本化した。
共産党は昨年9月に立候補を表明した藤本友里氏(37)が比例代表に回った。党県委員会の米田吉正委員長は松浦氏について「やれることは何でもやる」と、全力でバックアップする構えだ。
3党の融和に心を砕いてきた社民党県連の石田寛代表は「政策や理念の違う政党が総掛かりで戦わなければ、暮らしは良くならない」と、野党共闘のメリットを強調する。
あきた立憲ネットは市民団体の緩やかな集合体だ。松浦氏にどこまで追い風をもたらすかは現時点で見通せない。だが、関係者は「これまで投票に行かなかった層の『1票』をより多く掘り起こしたい」と力を込める。
4者の政策協定には、安全保障関連法の廃止や環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の国会批准への反対といった文言が並ぶ。松浦氏は野党統一候補として、これらの政策を訴えて“アンチ安倍政権”を打ち出す。
秋田選挙区は10、13年の過去2回、いずれも自民党候補の得票率が5割を超え、複数人が出馬した野党候補に大差を付けた。野党候補票の単純な足し算では、勝利はおぼつかない。
松浦氏を支える沼谷純・選対本部長(県議)は「力の差をどうカバーするか、有権者にどうアプローチするかが大事」と話し、「足し算」にとどまらない支持拡大を図る考えだ。
一方、幸福実現党新人の西野晃氏(39)は、13年に続く2回目の参院選となる。「まだまだ秋田はおがっていく(成長していく)と訴えて支持を広げたい」といい、6700票余りだった得票の上積みを目指す。【松本紫帆、池田一生】
◇
参院選は1週間後の22日に公示される。改選数1の秋田選挙区には、松浦、西野両氏のほか、自民党現職の石井浩郎氏(51)が立候補を予定している。それぞれの陣営や各政党の動きを追いかけた。
1638
:
チバQ
:2016/06/16(木) 20:50:04
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160616ddlk05010072000c.html
<2016参院選>選挙戦の構図/下 政権与党の不安材料 気をもむ「アリの一穴」 /秋田
10:39毎日新聞
どれほどの危機感が、陣営を覆っているのか。12日に自民党県連が開いた同党現職、石井浩郎氏(51)の総決起大会。菅義偉官房長官は切り出した。「秋田は『楽ではない選挙』ではなく、『厳しい選挙』と言うことをご認識いただきたい」
組織の引き締めを図るのは選挙戦の常とう手段だ。大物政治家の発言とはいえ、額面通りには受け取りづらい。それでも、陣営関係者がつぶやく。「菅先生の話したことに尽きると思う」
石井氏は八郎潟町出身の元プロ野球選手。2010年に当時野党の自民党から初当選し、今年1月から文教科学委員長を務める。
再選を目指す選挙は、県内の衆参全選挙区に擁する党国会議員、そして県議会全選挙区にいる27人の党県議が奔走する。県医師連盟などおよそ380の団体や企業の推薦を受ける。佐竹敬久知事と穂積志・秋田市長も集会であいさつに立った。石井氏は「責任感のない野党に議席は渡さない」とアピールする。
政権与党の現職議員として展開する盤石の組織選挙。だが石井氏の陣営は、ちらほらと見え隠れする不安材料が「アリの一穴」にならないか、気をもむ。
最大の脅威と捉えているのは、野党共闘だ。民進党元職の松浦大悟氏(46)を、共産、社民の両党と市民団体が後押しする。これまでの参院選で分散していた野党票が束になる様相だ。「中でも共産党の組織力はあなどれない。(松浦氏の)票はどこまで上積みされるのか」(陣営関係者)
さらに県農協政治連盟(県農政連)が、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)を巡る与党の方針に反発し、自主投票を決めた。13年の参院選は自民党候補を推薦している。コメどころ・秋田の農政連が自民党から距離を置く影響がどれほどかはまだ見通せない。
野党共闘との戦いやTPPを巡る反発は、安倍政権下で選挙戦に臨む与党候補に共通する事情だ。ただ、石井氏自身への不満も、水面下ではくすぶる。主には「石井氏の取り組みや実績が見えない」「もっと地元の声を聞いてほしい」といった意見だ。
石井氏に推薦を出した公明党の関係者は「石井氏への評価は人それぞれ。前回のように全体で足並みがそろうかは分からない」と声を潜める。
こうした事情を知ってか知らでか、菅官房長官に岸田文雄外相、そして安倍晋三首相も秋田入りした。陣営幹部は言う。「高い知名度や期待感を背に臨んだ前回選とは全く状況が違う。今回はひたすら追われる立場だ」【川村咲平】
1639
:
チバQ
:2016/06/16(木) 20:50:35
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160615ddlk20010040000c.html
<2016参院選>「1議席の行方」信州から問う/上 自民揺れる「指定席」 公明と連携強化に期待 /長野
06月15日 12:46毎日新聞
◇党幹部投入、業界団体には「踏み絵」
22日公示の参院選は7月10日の投開票まで1カ月を切った。定数削減で今回から1人区となった長野選挙区は、野党共闘候補が自民党現職に挑む事実上の一騎打ちとなる見通し。「1議席」を懸けた与野党の攻防を追った。【参院選取材班】
「両方にいい顔をしたいという気持ちはわかるが、今回は1人しか当選できない。1人に絞り、徹底的にやっていただきたい」。6日、長野市で開かれた再選を目指す自民現職、若林健太氏(52)の県連選挙対策会議。長野選挙区を任された下村博文・同党選対副委員長は、各業界団体担当者らを前に「意識変革」を求め、くぎを刺した。
「安倍一強」の中で迎える参院選。だが、陣営は楽勝ムードとはほど遠い。同区は1998年以来、改選数2を自民と旧民主党が分け合ってきたが、今回から改選数1に減った。しかも野党共闘が初めて実現し、民進党新人で元TBSキャスター、杉尾秀哉氏(58)が統一候補に決まった。陣営は「相手の背中を追う選挙」と発破をかけるが、「『指定席』の甘い選挙戦しか経験がなく、簡単に引き締めできるものではない」との声も内部から漏れる。
連立政権を担う公明党は合同の決起大会を初めて開くなど連携を強化する中、自民本部は同区を「最重点区」に位置づけた。12日には安倍晋三首相が県内5カ所で街頭演説に立つ「異例のてこ入れ」(県連幹部)に乗り出し、今後も党幹部を投入する方針だ。
◇
昨年12月の選対発足後から、陣営は地盤固めに腐心してきた。中でも、これまでの参院選で自、民両方を推薦してきたことが多かった業界団体に対し、自民のみに絞る「踏み絵」を迫った。県経営者協会など県内の主要経済4団体のほか、県医師会の政治団体・県医師連盟などは今回、支援先を一本化した。
一方、不安材料もある。JA長野グループ幹部らの政治団体・県農政同友会は自・民双方を前回の「推薦」より一段低い「支持」とした。背景には、安倍内閣が進める環太平洋パートナーシップ協定(TPP)や農協改革を巡る亀裂がある。グループ幹部は「若林氏は地元農業に詳しいが、今の農政では組織として自民を推せない」と説明。自民県連幹部は「安倍首相は説明も不十分なままTPPなどを強引に進めた。経済成果を連呼しても、理解されるのか」と反発を懸念する。
◇
陣営が目標とする得票は50万票だ。衆参のねじれが解消した前回2013年参院選では、自民候補が約36万票を得て圧勝。ただ、野党との一騎打ちを制するには14万票の上乗せが必要になる。
安倍首相は12日の街頭演説で「野党統一候補という甘い言葉にだまされてはならない。共産・民進候補に力を与えることになる」と批判。隣に立つ若林氏も「批判ばかりで代案のない野党連合。選挙のためだけに共産と一緒になっただけだ」と語気を強めた。
狙うのは、民進支持の保守層らの切り崩しだ。陣営関係者は言う。「知名度の高い野党候補が相手では無党派への浸透は難しい。共産との共闘を嫌う『共産アレルギー』票をいかに取り込めるかだ」
………………………………………………………………………………………………………
◆長野選挙区・予想される顔ぶれ
若林健太 52 農水委員長 自現<1>
杉尾秀哉 58 [元]キャスター 民新
及川幸久 55 政治評論家 諸新
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<過去2回の参院選長野選挙区の結果>
◇2013年
当 吉田博美 365115 自民
当 羽田雄一郎 294588 民主
唐沢千晶 154630 共産
角恵子 106915 みんな
神津ゆかり 51621 無所属
味岡淳二 7537 諸派
◇2010年
当 若林健太 293539 自民
当 北沢俊美 290027 民主
高島陽子 217655 民主
井出庸生 183949 みんな
中野早苗 116496 共産
臼田寛明 8959 諸派
(敬称略)
1640
:
チバQ
:2016/06/16(木) 20:51:01
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160616ddlk20010005000c.html
<2016参院選>「1議席の行方」信州から問う/下 民進、初の野党共闘 共産との距離に苦慮 /長野
10:44毎日新聞
◇無党派層への浸透カギに
「共産党と組むことで保守系の票がかなり逃げている。(距離感に)注意したい」。13日、長野市のホテルであった民進党県連の総合選対会議で、出席者から共産との関係に苦慮する発言が続いた。県連代表の北沢俊美参院議員(今期で引退)は「それは言い訳に過ぎない」と引き締めを図ったが、県連関係者は「共産に敬意を払いつつ、民進支持者を刺激してはいけない。曲芸的な難しいバランスが求められている」と苦悩する。
改選数1となった今回、旧民主党と共産、社民党の各県組織は3月、安全保障関連法の廃止などを柱に前例のない政策協定を締結。長野選挙区で民進新人の元TBSキャスター、杉尾秀哉氏(58)の当選に全力を尽くすことで合意した。直近2回の参院選での民共両党の合計得票は、自民党の得票を上回るが、「単純な足し算にはならない。結果はふたを開けるまで分からない」(陣営)と、楽観ムードにはほど遠い。
◇
羽田孜元首相のお膝元・東信地域と千曲市の民進支持層は、保守色が濃いとされる。他地域では、共産や共産系の市民団体の集会で演説している杉尾氏も、東信ではこうした形態の運動を控えている。「なぜ共産と組むのか」といった支持者の反発が強く、共産側から誘いがあっても踏み切れないでいるからだ。関係者は「杉尾氏は知名度があるとはいえ、候補者としての認知度は低い。保守票が自民へ流れる可能性もある」と危惧する。東信の共産関係者は「党員には候補者の生の声が聞けない不満はあると思うが、別々にやるしかない」と当惑する。
最大の支持団体・連合長野は、傘下の県電力総連が杉尾氏を推薦せず自主投票を決めた。原発ゼロを主張する共産と組むことに対し、組合員の理解が得られなかったためだ。自民現職の若林健太氏(52)を支援する県議の中には、県議選で連合の推薦を得た保守系県議の名が連なる。ある民進国会議員は「踏み絵を迫られ、共産への拒否感を口実に民進から離れている層もある」と漏らす。
◇
半面、これまで旧民主・民進を支持していなかった有権者からの支持が広がりつつある。地方議会などに議員を送り出す活動に取り組む「信州・生活者ネットワークながの」(長野市)は10日、同市で杉尾氏の考えを聞く集会を開いた。ビラ配りなどの支援もする予定だ。
丸山香里代表は支持政党を持たず、国政選挙ではほぼ毎回、投票先が異なっていた。「主張が違う野党同士が混乱するのは分かっている。他に選択肢がないから仕方がない」と本音をのぞかせる。だが「憲法改正を目指す自民の暴走を止めないといけない」との強い危機感が杉尾氏の支持につながった。
丸山さんは「共闘を決めたからには組織をしっかりまとめてほしい。結果を出せなければ、無党派層の政治不信がさらに深まる。有権者も大きな選択を迫られている」と話した。【参院選取材班】
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◆長野選挙区・予想される顔ぶれ
若林健太 52 農水委員長 自現<1>
杉尾秀哉 58 [元]キャスター 民新
及川幸久 55 政治評論家 諸新
1641
:
チバQ
:2016/06/16(木) 23:33:33
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20160617k0000m010103000c.html
<参院選>連合頼み、民進ジレンマ 比例に組織内候補12人
21:59毎日新聞
「谷亮子(生活の党副代表)や福島瑞穂(社民党副党首)がおれたちより上に行ってしまうじゃないか」。2日、東京都内で開かれた連合の幹部会議。神津里季生(りきお)会長が参院選比例代表で採用を検討していた複数政党の統一名簿について説明すると、幹部の一人が即座に異議を唱えた。連合が支持する民進党だけでなく、社民、生活両党の候補予定者を一緒に並べると、労組の組織内候補が割を食うのではないかと心配したのだ。
小政党が生き残るには、各党がばらばらに戦うより、死票を減らせる統一名簿を作った方が有利とされる。党の消長がかかる社民、生活両党は前向きで、民進党との協議は合意目前まで進んでいた。一方、神津氏には別の思惑があった。労組の組織内候補を一人でも多く当選させることだ。
連合は今回、比例代表に過去最多の12人を民進党公認で立候補させる。各産別を競わせて票を掘り起こすため、「候補者調整をしなかった」(官公労幹部)という。2013年参院選の比例代表で旧民主党は7議席の獲得にとどまり、10年の16議席から半分以下に落ち込んだが、当選者のうち6人は労組出身者が占めた。候補者名簿の登載順ではなく、個人名票が多い順に当選する非拘束名簿式のもとで労組の存在感は際立っている。政党側としても、ある程度計算できる労組票は魅力だ。
ただ、今年3月に維新の党と合流して誕生した民進党は「相乗効果」を生むには至らず、党勢が伸び悩んでいる。確たる議席増の見通しがないまま連合が候補予定者を増やしたことに対して、加盟労組には不満もくすぶる。ある関係者は「もし12人のうち半分が落選したら、落ちた産別は次の選挙で候補者を出し渋るだろう。そうすると民進党は立ち行かなくなる」と懸念する。
厚生労働省の調査によると、労組の15年の推定組織率は17.4%と5年連続で減少している。今年5月末には大手化学メーカー各社の労組で構成する化学総連(組合員数約4万6500人)が連合から離脱した。同総連事務局は「これまでも選挙にはまったく関わってこなかった。独自に活動し、組織を強化する」と説明する。連合の加盟組合員数(約686万人)からみればわずかだが、「政治離れ」を象徴するエピソードではある。
結局、統一名簿構想は、新たに作る政治団体の名称を巡って各党の調整がつかず、実を結ばなかった。民進党は連合の「全面的な支援」(政策協定)を受けて参院選に臨む。
民進党の玄葉光一郎選対委員長は12日、NHKの討論番組で「残念ながら一気に過半数という現状ではない。3年後(の参院選)も合わせて自民、公明両党を過半数割れに追い込む」と述べた。今回の選挙をそのステップにするには労組の支援が欠かせないが、議席を増やそうとすればするほど「労組依存」が強まるジレンマを、今の民進党は抱えているように映る。【影山哲也】
◇2013年の民主党比例代表当選者
(1)礒崎哲史(自動車総連)
(2)浜野喜史(電力総連)
(3)相原久美子(自治労)
(4)大島九州男
(5)神本美恵子(日教組)
(6)吉川沙織(情報労連)
(7)石上俊雄(電機連合)
※敬称略。カッコ内は主に支援した労組
1642
:
チバQ
:2016/06/16(木) 23:36:07
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/kokusei201607/zen/CK2016061502100009.html
脱原発「緑の党」と「緑茶会」 野党・無所属候補を支援
2016年6月15日
参院選では脱原発を訴える政治団体が、一部の野党や無所属候補を支援する。
「緑の党」は脱原発、安全保障関連法反対、TPP反対の三項目を基準として、民進、共産、社民三党と無所属の野党統一候補の計二十六人(今月十三日時点)を推薦、支持などして支援する。緑の党の地方議員や趣旨に賛同する各地域の団体が応援する。
前回の二〇一三年参院選では独自候補を擁立したが議席は獲得できなかった。今回は、主張が重なる野党系の候補者の支援に徹することにした。長谷川平和・共同代表は「全国各地で進む野党共闘を全力で支援し、改憲勢力が三分の二以上の議席を取ることを阻止したい」と話す。推薦、支持する候補は今後も増える見通し。
「脱原発政治連盟(緑茶会)」は今回、民進、共産、社民三党や無所属の野党統一候補を支援する。選挙区で六十四人、比例代表で三人(いずれも十四日時点)を推薦した。両団体とも支援する候補はホームページで順次公開している。 (木谷孝洋、横山大輔)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/kokusei201607/tky/CK2016061602000219.html
音楽家の三宅氏、参院選出馬表明 東京選挙区
2016年6月16日
音楽家の三宅洋平氏(37)は十四日、七月の参院選東京選挙区に無所属で立候補すると記者団に表明した。自民党の改憲草案に盛り込まれた「緊急事態条項」創設に関し「人権を凍結しようとするものだ」と改憲阻止を目指す考えを示した。
三宅氏は二〇一三年の前回参院選に緑の党から比例代表で出馬し、原発や改憲に異議を唱えた。十七万票余を得たが、党の総得票が議席獲得ラインに届かず落選した。比例落選者では最多の得票数だった。
1643
:
名無しさん
:2016/06/17(金) 01:27:20
>>1636
案山子にしても全く無名すぎる
7議席目を取る気がないのか
もし7議席取ったら7人目は1000票ぐらいだったりしてw
1644
:
チバQ
:2016/06/17(金) 07:52:59
>>1643
鰐淵女史の例がありましたよね、公明は
1645
:
とはずがたり
:2016/06/17(金) 12:50:17
宗教上の理由で落選してはならない(w)のでうっかり当選はあってもいちかばちかでの擁立が出来ない弱みがありますね〜。
1646
:
とはずがたり
:2016/06/17(金) 12:51:50
>>1642
社民党と比例で統一名簿組めばいいのに。今なら政策丸呑みしてくれそう。
> 三宅氏は二〇一三年の前回参院選に緑の党から比例代表で出馬し、原発や改憲に異議を唱えた。十七万票余を得たが、党の総得票が議席獲得ラインに届かず落選した。比例落選者では最多の得票数だった。
1647
:
チバQ
:2016/06/17(金) 19:00:50
http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20160617/KT160616ATI090011000.php
若林氏と杉尾氏、拮抗 参院選県区の公示前情勢
信濃毎日新聞社は16日、参院選の公示(22日)を前に、県内有権者812人を対象に15、16日に実施した電話世論調査や取材を総合し、県区(改選定数1)の情勢を探った。出馬表明している3氏のうち、自民党現職の若林健太氏(52)と民進党新人の杉尾秀哉氏(58)が現時点で拮抗(きっこう)し、7月10日の投開票日に向けて激しく競り合う展開となりそうだ。幸福実現党新人の及川幸久氏(55)は浸透していない。5割余は態度を決めておらず、論戦を見極めようとしている。
再選を目指す若林氏は、アベノミクスの継続や地方への波及に取り組むと強調。安倍晋三首相ら党幹部が県内入りし、てこ入れを図っている。これまでに自民支持層の8割近くを固め、推薦を得た公明党支持層の7割近くを引き付けている。
杉尾氏は、アベノミクスにより生じた格差の是正や立憲主義の回復を訴える。県区では初めて、野党3党の共闘が実現。民進支持層の9割近くをまとめた上、推薦を受けた共産党支持層の7割余、社民党支持層の6割余にも浸透しつつある。
全体の4割弱を占める無党派層は、現時点で2割余が若林氏、3割余が杉尾氏をそれぞれ支持している。
衆院小選挙区別では、若林氏が1、5区、杉尾氏が3区でリードし、2、4区は接戦の模様。年代別では、初めて投票権を得る10代(18、19歳)を含め、40代以下の層で若林氏、50代以上では杉尾氏が優位に立っている。
参院選への関心は、「関心がある」(「大いにある」と「ある程度ある」の合計)が66・5%、「関心がない」(「全くない」と「あまりない」の合計)が33・1%。2014年12月の衆院選公示前に本社が実施した世論調査の「関心がある」(62・5%)を上回っている。
(6月17日)
1648
:
チバQ
:2016/06/17(金) 19:01:36
http://www.sankei.com/region/news/160617/rgn1606170071-n1.html
2016.6.17 07:09
【参院選 決戦の構図】
岩手 無投票知事選の“代理戦争”
昨年の岩手県知事選直前に出馬を断念した元復興相で自らも参院議員の平野達男が自民新人の田中真一を支援する一方、知事の達増拓也が野党統一候補の無所属新人、木戸口英司を支援すると表明。事実上の一騎打ちとなった今回の参院選は、岩手県政史で初めて無投票となった昨年の知事選の“代理戦争”の様相を呈している。
5月28日、盛岡市にある田中の事務所開きに平野が姿を見せた。田中にとって平野は初挑戦の3年前の参院選で苦汁をなめさせられた相手。だが、平野は「岩手では生活の党が最も力を持っている。岩手のために良くない。流れを変えるために私も全力を尽くす」と全面支援を約束した。
一方、生活の党と山本太郎となかまたちの代表、小沢一郎(衆院議員、岩手4区)の側近でもある達増は自らの政務秘書を9年間務めた木戸口との関係を「コインの裏表」に例える。「(木戸口は)去年はコインの裏側で知事選を戦った。今年はコインをひっくり返し、前に出て戦う」と立ち位置を鮮明にした。
■ ■
岩手は「小沢王国」といわれて久しく、自民は24年間にわたり、参院選で選挙区の議席から遠ざかっている。だが、3年前の前回参院選で小沢とたもとを分かって無所属で当選した平野は24万票余りを集めた。これに田中が獲得した16万票余りを単純合算すると40万票を超え、総得票の6割を上回る計算だ。
数字の上では田中が優位にも見えるが、自民が全面支援を約束していた平野が昨年の知事選出馬を“ドタキャン”した影響は少なくない。県内の支援団体に「お願い行脚」を続ける自民党県連幹部は「(平野が田中を支援していることへの)反応が厳しい。1年前のしこりが残っている。これをどう氷解させていくかだ」と表情を曇らせる。
また、3年前の平野の「24万票」の原動力となった県議会無所属会派いわて県民クラブは重鎮2人が県議選で落選し、選挙後には別の無所属議員と合流。一枚岩ではなくなっている。
■ ■
木戸口は出馬表明が5月21日と出遅れたが、6月に入ると盛岡市内で達増とともに街頭演説のマイクを握った。
木戸口の党籍がある生活代表である小沢は13日に県内入りし、共闘する民進、共産、社民の県内組織、支援団体に足を運んで連携を再確認。19日には盛岡市内で野党4党の幹部がそろって街頭演説する予定で、戦いも本格化してきた。
24年ぶりに自民が議席を奪還するのか。それとも、野党共闘で事実上の生活の議席を守るのか-。それは「小沢派」対「反小沢派」の戦いでもある。=敬称略(石田征広)
◇
◇岩手選挙区立候補予定者(1-3)
田中真一 49 元議員秘書 自 新 【公】
石川幹子 51 党県副代表 幸 新
木戸口英司 52 元知事秘書 無 新 【民】【共】【社】【生】
1649
:
チバQ
:2016/06/17(金) 19:02:21
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201606/20160617_21002.html
<参院選青森>六魂祭難敵?県都で活動に苦慮
東北六魂祭の垂れ幕が掲げられたJR青森駅前
拡大写真
参院選青森選挙区(改選数1)の各陣営が、青森市で25、26日に開催される「東北六魂祭」の対応に苦慮している。公示日の22日は祭りに向けて会場設営が行われている所もあり、市中心部での第一声の場所選びが難航。公示後初の週末は祭り真っただ中で、各陣営は大票田の青森市を避ける選挙活動を余儀なくされる。「祭りで調整が大変になるとは…」と思わぬ難敵に頭を悩ませる。
「人が集まりやすい場所は、既に六魂祭関係で押さえられていた」と肩をすくめるのは、立候補を予定する自民党現職の山崎力氏(69)=公明党推薦=の陣営関係者。青森市が地盤だが、祭り期間中は「一切入らない予定」と市外での活動を検討する。
民進党新人で元衆院議員田名部匡代氏(46)=社民推薦=の陣営関係者も「今回は場所の選定が難しい」と困惑する。公示後初の週末は「まだ何も決めていない」状態。八戸市に地盤があり、県都で存在感を強めたい田名部陣営だが、祭りが活動を阻む。
六魂祭実行委員会事務局(青森市)によると、市中心部の祭り準備は20日ごろに始まる。第一声定番の「青森駅前公園」や、県観光物産館「アスパム」に隣接する「青い海公園」に会場が設営される。県庁そばの「青い森公園」はコンビニエンスストアの建設工事中で、集会スペースが使えない。
さらに、祭り期間中は市中心部の一帯で交通規制が実施される。実行委事務局の担当者は「東日本大震災の犠牲者鎮魂が目的の祭りなので、当日は会場内での選挙活動は控えてもらいたい。大半が観光客なので票につながらないのでは」とけん制する。その一方で、「あくまでお願いであり、活動を制限する立場にはないが…」と話す。
六魂祭は2011年7月の仙台市開催を皮切りに、年1回、青森を除く東北5県の県庁所在地で持ち回りの形で開催してきた。いずれも国政選挙の選挙期間と重なることはなかった。
関連ページ:青森政治・行政参院選とうほく
2016年06月17日金曜日
1650
:
チバQ
:2016/06/17(金) 19:04:31
http://news.goo.ne.jp/article/tokyosports/entertainment/tokyosports-entame-entertainment-554460.html
舛添氏辞任で政界の風向き変わりソワソワする人たち
16:00東スポWeb
舛添氏辞任で政界の風向き変わりソワソワする人たち
疲れた表情で都庁に登庁した舛添要一都知事
(東スポWeb)
政治資金の私的流用疑惑で舛添要一東京都知事(67)が辞職を表明したことに、永田町かいわいではソワソワしている人たちがいる。次期候補者をめぐって頭を悩ませているのではない。格好の風よけがなくなってしまったことにおびえているのだ。
野党関係者は「参院選は衆院選と違って選挙のタイミングが前もって分かっているじゃないですか。だから、あらかじめ用意した政治家のスキャンダルを選挙直前にやられるケースが多いんですよ。その方が影響力が大きいですからね」と指摘した。
その通りではあるが、ここ最近は舛添問題に世間の注目が集中。ほかの政治家のスキャンダルは控えめとなり、話題にのぼることも少なくなった。自民党関係者は「間違いなく甘利明氏は救われていますよ。不起訴になって政治活動に復帰したときにちょっと騒がれましたけど、それで済んだ。その後の調査がどうなったかあいまいなままです」と話した。
野党だって事情は同じだ。政府関係者は「ガソリン代疑惑のある山尾志桜里政調会長ですね。疑惑勃発以来、定例会見で小出しに調査報告をしていましたが、全然進展がない」。おおさか維新の会の馬場伸幸幹事長(51)は15日に「いつになったら説明していただけるのか」と、嫌みを飛ばした。
参院選に出馬する候補者、特にタレント候補もそうだ。
「今井絵理子氏や高樹沙耶氏あたりは狙われて、いろいろ書かれていても不思議ではない。でも、舛添氏のことであまり触れられなくなっていた」(永田町関係者)
参院選は22日に公示される。「公示日以降はスキャンダル報道はやらなくなりますからね。残り1週間くらいだけど、ほかに火の手が回るかどうか気が気じゃないですね」(前出自民党関係者)
日本を元気にする会の松田公太参院議員(47)は16日、改選を迎える今回の参院選に出馬しないことを発表した。政界から引退するが、短い国会議員生活をこう振り返った。
「永田町は政治家でなく政治屋の方が多い。選挙のために政治信条を捨てる人があまりに多いことに驚いた」
実業の世界で成功した松田氏すらうんざりする永田町。国民は厳しい目を注いでいる。
1651
:
チバQ
:2016/06/17(金) 19:14:30
下だけ
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160617ddlk34010616000c.html
<2016参院選>選挙区の情勢/下 共産、平和外交必要性訴え/こころ、憲法改正を争点に/維新、風に頼らない選挙 /広島
15:32毎日新聞
公示日を翌週に控えた14日、田畑が広がる広島市郊外で共産新人の高見篤己氏(64)が訴えた。「生活に不安を感じている人も多いのではないでしょうか。参院選は政治を変えるチャンスです」
民家は少なく、人影はまばら。だが、この日は郊外を中心に支援を呼びかけた。「選挙期間中は回れない」というのが理由だ。公示まで、できる限り都市周辺部を回るつもりという。
高見氏は、全国32の1人区で、安保法制廃止を旗印に野党共闘が実現した意義を強調し、憲法9条を生かした平和外交の必要性を訴える。2人区の広島選挙区では野党各党が候補を立てるが、陣営幹部は「野党同士で共倒れになるとは考えていない。互いに競い合い、自民やこころなど改憲勢力の拡大を阻みたい」と語る。
おおさか維新新人の灰岡香奈氏(32)はこの3年間、ほぼ毎日街頭に立ち、ビラを受け取った有権者に「握手してもらっていいですか」と声をかける。「握手をすると、顔がこわ張っていても笑顔に変わる」。地道だが確実に支援を広げられる方法だと感じている。
3年前の参院選で17万票を獲得し、当選まで約2万票に迫った。当時は橋下徹・前代表を前面に出した選挙戦を展開し、灰岡氏は「前回の得票の多くは期待票だった」と振り返る。
今回、政界を引退した橋下氏の姿はポスターにない。「風に頼らない選挙」というのが陣営の共通認識だ。街頭演説では、国家公務員の年収増加などを批判し、「役所改革」の必要性を示すパネルを置き、視覚に訴える工夫も凝らす。
こころ新人の中丸啓氏(52)の事務所開きは11日に広島市内であった。中丸氏は集まった約120人(陣営発表)を前に、争点として憲法改正の必要性を掲げた。
他の保守政党が憲法改正を争点化していないと指摘し、「国民に憲法を知ってもらう機会を国会議員や政党が拒否してどうするのか」と言う。9条は、平和主義を掲げる第1項は守り、第2項で自衛のための戦力について明記すべきだと訴える。
広島選挙区はこの20年、自民と民主系が議席を分け合ってきた。中丸氏は「無風区と言って良い。だから投票率も低い。今回はこの構図を変える」と力説する。改憲勢力で2議席を獲得する必要性を訴え、保守勢力への浸透も図る。
同選挙区では、幸福実現新人の佐伯知子氏(36)が消費税引き下げなどを訴え、立候補を予定。無所属新人の医師、玉田憲勲(のりたか)氏(58)も出馬表明している。【石川裕士、寺岡俊、目野創】
1652
:
チバQ
:2016/06/17(金) 19:23:53
>>1606
http://www.sankei.com/politics/news/160614/plt1606140025-n1.html
2016.6.15 07:45
【2016参院選】
生活・小沢一郎代表の「美人運転手」が比例代表に出馬へ
【2016参院選】
小沢一郎氏の運転手として注目された北出美翔氏=平成22年5月、国会内(酒巻俊介撮影)
小沢一郎氏の運転手として注目された北出美翔氏=平成22年5月、国会内(酒巻俊介撮影)
生活の党と山本太郎となかまたちの小沢一郎代表の運転手を務め、「美人秘書」として週刊誌などで脚光を浴びた北出美翔(みか)氏(30)が、夏の参院選の比例代表に出馬することが14日、明らかになった。小沢氏が同日の記者会見で明らかにした。
北出氏は、北海道函館市出身で、函館白百合高から慶大に進み、平成21年に小沢事務所の門をたたいた。小沢氏が東京地検から事情聴取を受けていた22年春ごろ、小沢氏の車の運転手としてメディアに頻繁に登場し、その美貌から注目を集めた。24年の衆院選では、小沢氏が当時在籍していた日本未来の党から北海道8区に出馬している。
小沢氏は14日、参院選比例に北出氏を含め計5人の候補者を発表。青木愛氏(50)と姫井由美子氏(57)の元職2人も含まれた。両氏は旧民主党時代から小沢氏に重用された「小沢ガールズ」としてしられる。ほかに、いずれも新人の末次精一氏(53)と日吉雄太氏(47)を公認した。
1653
:
チバQ
:2016/06/17(金) 19:25:14
http://www.sankei.com/premium/news/160615/prm1606150003-n1.html
2016.6.15 01:00
【政界徒然草】
民進党はやはり旧民主&旧維新の仮面夫婦だった! 東京、神奈川では早くも亀裂…参院選後はまたも分裂か?
将来の政権交代を目指し、民主党と維新の党が合流して結成した民進党。まだ結党3カ月足らずだが、参院選で旧民主と旧維新が同一選挙区で衝突するなど、早くも不協和音が流れている。支持率が低迷する中、政治生命の生死を懸けた戦いを前に仮面夫婦ぶりが露呈した格好だ。
民進党の「バラバラ感」を象徴する場面は参院選神奈川選挙区で見られた。
「この神奈川において、金子洋一さんは民進党の代表であり、素晴らしい政治家です。どうか皆さんの後押しをお願いします」
5月25日の昼下がり、横浜市南区の弘明寺商店街。民進党の岡田克也代表は、党公認の金子洋一参院議員の応援演説に立ち、こう訴えた。金子氏は旧民主党の出身だ。
この日、会期末が迫った国会では、安倍晋三内閣の不信任決議案提出をめぐる野党間の調整が続いていた。そんな多忙の中、岡田氏は5時間にわたり金子氏につきっきりで横浜市内を回った。買い物客らとの記念撮影にも笑顔で応じ、金子氏支援を呼びかけた。
その一部に同行した民進党市議は「民進党の候補は金子、と(有権者に)わかってもらえたのではないか」と話した。
しかし、神奈川選挙区には元日本テレビキャスターの真山勇一参院議員も立候補する。こちらは旧維新の党の出身だ。
岡田氏は、記者団に「党本部として全力で2人当選を目指して頑張る。真山さんは真山さんで応援に入りたい」と語った。だが、真山氏は心中穏やかではなかった。
真山氏は岡田氏の神奈川入りを知ったのは前日。陣営は「党のトップが来るのなら、県連が事前に連絡すべきだ」と不満を隠さない。その県連のトップは、金子氏が務めており、「もともと出遅れている上、(選挙戦の実動部隊である)県連の全面的なバックアップは期待できない」(旧維新の国会議員)との疑念も消えない。6月14日、岡田氏はようやく真山氏の応援にも駆けつけたが、陣営は出遅れに危機感を募らせている。
金子氏陣営にも不満はある。もともと出馬を表明していたのは旧民主で現職の金子氏だ。改選1議席を死守するため、労働組合や民主党系の県議・市議の支援を着々と固めていた。その矢先の4月19日、民進党本部は比例代表選出の真山氏を選挙区で公認することを決めた。
決定のプロセスでは、地元・神奈川での旧維新系の勢力拡大を目指す江田憲司・元維新の党共同代表=衆院神奈川8区=の意向が強く働いた。真山氏の出馬が決まると、金子氏は「大変驚いている。知名度のある方でもあり、大変今後の状況は厳しくなると思っている」とのコメントを発表し、ライバル意識をあらわにした。
つまり、労働組合の支援を受ける旧民主系と、江田氏をトップとする旧維新系の亀裂が背景にあるというわけだ。民進党は表向き「シナジー(相乗効果)」を強調するが、実態は少し異なっている。
× × ×
後半は衆院選スレ
1654
:
沖縄無党派
:2016/06/17(金) 19:43:17
http://www.data-max.co.jp/280617_dm1718/
参院選 浜田和幸氏、東京選挙区で立候補へ
国際政治経済学者で参議院議員の浜田和幸氏は、7月10日に投開票が行われる参院選で、東京選挙区(定数6)に無所属で立候補する方針を固めた。近く記者会見を開き、決意表明を行う予定。
当初、浜田氏は、おおさか維新の会の全国比例公認候補として立候補する予定だった。しかし、5月27日に参議院本会議を欠席し、同党の大阪府議団の会合に出席したことを咎められ、5月31日に公認を取り消されていた。浜田氏は、関係者宛てのメールで、同党大阪市議会の求めに応じ、所定の手続きを経たうえで参院本会議を欠席したとしている。
浜田氏は東京外国語大学中国科卒。米ジョージ・ワシントン大学政治学博士。新日本製鉄、米戦略国際問題研究所、米議会調査局などを経て2010年7月、参院選鳥取選挙区で初当選を果たした。11年6月、自民党を離党し、無所属で総務大臣政務官に就任し、震災復興に尽力。外務大臣政務官、東日本大震災復興対策本部員も務めた。
1655
:
チバQ
:2016/06/17(金) 23:31:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160617-00000060-tospoweb-ent
宝田明「参院選」出馬取りやめ 19日に会見
東スポWeb 6月17日(金)22時21分配信
宝田明「参院選」出馬取りやめ 19日に会見
宝田明
参院選で小林節慶応大名誉教授(67)が代表を務める政治団体「国民怒りの声」から全国比例で立候補を表明していた俳優の宝田明(82)が17日、出馬を取りやめることがわかった。
「国民怒り――」が同日、「諸般の事情により、宝田は出馬を取りやめ、応援団に回ることになりました」とのコメントを発表。詳細は19日に宝田自身が会見で説明するという。
1656
:
名無しさん
:2016/06/17(金) 23:32:13
宝田明 出馬取りやめ
http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/554665/
1657
:
チバQ
:2016/06/17(金) 23:33:15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160617-00000164-jij-pol
民進、蓮舫氏軸に調整=相乗り排除、長島氏「出ない」―都知事選
時事通信 6月17日(金)20時24分配信
舛添要一東京都知事の辞職に伴う出直し知事選(7月14日告示、同31日投開票)で、民進党は17日、蓮舫代表代行(48)=参院東京選挙区=を軸に候補者の調整に入った。
蓮舫氏は22日の参院選公示までに最終判断する見通し。一方、自民党は支援した知事が2代続けて「政治とカネ」をめぐる問題で辞任に追い込まれたことから、党派色を前面に出さない形で慎重に人選を進める考えだ。
民進党の岡田克也代表は17日、神戸市内で記者団に「(与党との)相乗りはあり得ない」と明言し、「可及的速やか」に候補者を選定する方針を示した。蓮舫氏はもともと参院3期目を目指していたため、同党幹部は「都知事選への出馬を決断するなら20日がリミット」と指摘する。
民進党東京都連は17日の会合で「公私混同体質に切り込めるクリーンな候補」を主導的に立て、参院選と連動して戦う方針を確認。都連幹部は蓮舫氏擁立を念頭に「参院選が始まる前に流れをつくる」と語った。
蓮舫氏は16日の時点では「仲間の声は大事だ」と出馬に含みを持たせる発言をしていたが、待望論が強まった17日は記者団の問い掛けにも無言を貫き、札幌市で行った街頭演説でも都知事選に触れなかった。
与野党相乗りの擁立論が自民党から浮上していた民進党の長島昭久元防衛副大臣は17日、記者団に出馬の可能性を問われ、「全くない」と否定。「蓮舫氏(擁立論)が大勢ではないか」とも語った。
1658
:
名無しさん
:2016/06/18(土) 00:14:19
>>1643
普通はいちかばちかの案山子枠でもそれなりの候補を立てる(04年の元通産官僚浜田昌良氏、13年の元川重エンジニアで宇宙飛行士最終選考まで残ったらしい新妻秀樹氏など)ものですが、今回はホンマの案山子。
7人目をなかなか立てないから、全国遊説枠で久本クラスの芸術部員かと思ったら…。意外すぎる戦法です。
1659
:
チバQ
:2016/06/18(土) 10:16:25
http://www.sankei.com/region/news/160618/rgn1606180044-n1.html
2016.6.18 07:08
【参院選 決戦の構図】
秋田 「左バネ」の共闘に自民苦境
「そんなんじゃ困るんだよ」。4月28日に秋田市の宿泊施設で開かれた民進、共産、社民各党の県組織と市民団体「安保法制(戦争法)廃止、立憲主義の回復を求める秋田ネット」(あきた立憲ネット)の非公開の4者協議。
元県議で共産県委員会副委員長、山内梅良のよく通る声が、廊下にいた記者団に響いた。民進県連代表の松浦大悟に対し、安全保障関連法や沖縄米軍基地、消費税増税などの問題で明確な主張をするよう求めたのだ。
この会議で松浦が野党統一候補に決まった。締結された4者の共闘・政策協定は「安保法制の廃止と集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回を目指す」「『緊急事態条項』を設けるなど、安倍政権による憲法改悪を阻止する」などの内容となった。
松浦が3年前に出馬したときの公約は、農業、経済、社会保障、子育てなどが中心。今回は共産、社民の「左バネ」が働いた。
野党共闘を呼び掛けたあきた立憲ネットは、市民団体といっても、代表幹事や賛同団体の名前を見れば共産、社民の支持者が中心であることは容易に想像できる。
■ ■
「野党共闘の中核をなす共産党」。官房長官の菅義偉は今月12日、故郷である県内に入り、自民の石井浩郎の総決起大会で、左に引っ張られる民進を激しく批判した。
だが、自民がいくら「野合」と非難しても、野党共闘が着実に効果を上げていることは否定できない。県内では共産、社民の宣伝カーがフル稼働し、「松浦に支援を」と呼び掛けている。
菅は「選挙情勢が首相と私のところに逐次入ってくる。秋田選挙区は『楽ではない選挙』ではなく、『厳しい選挙』だ。このことを認識していただきたい」と、集まった支持者に警告を発した。
■ ■
「苦境」の背景には、石井がこの6年間、選挙区で露出が少なかったとの受け止めがある。「中泉(松司=今回非改選の参院議員)はよく見るけど、石井は…」という声が有権者の間にあるのも確かだ。
石井の秋田高時代の野球部監督で後援会長の大久保正樹は、総決起大会でのあいさつで「石井は大変頑固で、辻立ちをほとんどやらないと言っていたのに、今は辻立ちをして県内を回っている」と話した。
ちょっとした失言だった。石井は翌日、記者に問われて釈明した。
「辻立ちは(以前から)している。後援会長が危機感を強調するために、ああいう言い方をした」=敬称略(渡辺浩)
◇
◇秋田選挙区立候補予定者(1-3)
石井浩郎 51 元野球選手 自 現 【公】
松浦大悟 46 党県代表 民 元 【共】【社】
西野晃 39 党県副代表 幸 新
1660
:
チバQ
:2016/06/18(土) 10:28:21
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/sanin2016_kyushu/article/251953
社民背水、存亡の機 二枚看板 議席減に危機感
2016年06月15日 03時21分
夏の参院選は社民党にとって背水の陣だ。吉田忠智党首と福島瑞穂副党首ら7人が比例代表に立候補予定だが、前回の2013年に獲得したのは1議席のみ。吉田氏は党存亡への危機意識から民進党との合流を口にしたことが反発を招き、地元・大分で「おわび行脚」を強いられる戦いに。「社民単独」を一貫して主張してきた福島氏も九州での支持拡大に力を入れ、ともに生き残りに懸命だ。
激しい雨が地面を打ち付ける。12日、大分県別府市の公園であった総決起集会。吉田氏は出身地・大分での決意表明を謝罪から切り出した。「不安や動揺を与えてしまった。誠に申し訳なく思っている」
1カ月前、吉田氏は党常任幹事会で「民進党との合流も選択肢の一つ」と発言。社民をなくす可能性に触れたことに「唐突だ」と批判を浴びた。福島氏も「支援者と議論する時間がない」と一蹴。わずか6日で発言撤回に追い込まれた。
村山富市元首相を輩出した「社民の牙城」の大分。「選挙で負けて党がなくなるくらいなら合併した方がいい」(労働組合員)との声も一部にあるが、旧社会党時代からの支援者を中心に「党首は何を考えているんだ」「票が固まりつつあったのにマイナスでしかない」と今なお不信感が残る。
吉田氏がかつて所属した自治労の関係者は各地で釈明に追われているといい、「支持をお願いするどころか、おわび行脚だ」といら立ちを隠さない。
◇ ◇
10年の比例得票は約224万票で2議席確保したが、13年は約125万票で1議席だった社民。前回並みの得票では吉田、福島両氏のどちらかが議席を失う可能性が高まる。個人名の得票が多い順に当選するため、いかに投票用紙に名前を書いてもらうかが鍵となり2人はライバルでもある。
10年の個人票は福島氏の約38万票に対し、吉田氏は約13万票。吉田氏は13年に党首に就いて露出が増えたとはいえ、閣僚も経験した福島氏の知名度は高い。
吉田氏は自身の得票の35%を占めた大分を中心に九州の票固めに動くが、東京を拠点とする福島氏も「宮崎出身、本籍は熊本の九州女」とアピールし、13日には九州に乗り込んだ。
長崎市での講演では「社民で2人以上当選させてほしいが、なんせ厳しい」と窮状を訴えた福島氏。2人の票の奪い合いではなく、社民全体の比例票底上げを図る基本戦略を理解しつつも自らをこう売り込んだ。
「福島瑞穂とたくさん書いてくれたら(2議席獲得の)250万票に近づく。政党の応援にもなるし、私自身の応援にもなる」
=2016/06/15付 西日本新聞朝刊=
1661
:
チバQ
:2016/06/18(土) 10:29:32
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/sanin2016_o/article/252422
決戦の構図(上)逆風強まる労組依存
2016年06月17日 00時12分
15日午後、連合大分会長佐藤寛人の携帯電話が鳴った。「連合の組織的な動きがないと厳しい。組織を固めてくれ」。真剣そのものの声の主は、民進党代表岡田克也だった。
ちょうど1週間前、佐藤の部屋には民進幹事長枝野幸男の姿があった。「共同候補という形が功を奏するかどうか分からないが、組織的にやってもらいたい」
共産党が民進現職の足立信也を支援することに今なおくすぶる連合内の不満を意識した発言。組合員約5万人を束ねる佐藤は「共産は共産。うちはうちで主体的に取り組む」。その後枝野は、連合大分傘下の主要労組を回り一層の支援を要請した。
1人区で九州唯一の民進現職である足立を「落とすことがあれば大問題」(枝野周辺)。岡田の電話と枝野の「労組行脚」が党本部の必死さを際立たせる。
□ □
県内の国政選挙で民進(旧民主)、共産、社民が選挙協力するのは初めて。共産は63年ぶりに参院選の選挙区での擁立を見送り、「安全保障関連法の廃止と立憲主義の回復」の一点で共闘した。自民の批判票が割れるのを阻止する-。3党の思惑が一致した「決断」だったはずが…。
野党候補として足立に一本化した5月10日、報告を受けた足立は周囲に「民間労組は大丈夫か」と漏らした。「反共産」を掲げて活動してきた組合の動きに変化があるのではないか-。共産と組むという前例のない事態に足立自身影響を測りかねていた。
当初、共産を含めた野党共闘に後ろ向きだった足立が「ウイングを広げる」と方針転換したのは3月初旬。ちょうどこの頃、自民党新人の古庄玄知(こしょうはるとも)が地元選出の国会議員と精力的にあいさつ回りを重ねていた。「過去2回とは相手の勢いが違う。同じことをやっても負ける」。支援を求められた県内最大労組、自治労県本部の幹部は足立にこう助言していた。
□ □
足立が初当選した2004年は民進の前身である民主党が「最も勢いのあった時期」(関係者)。再選を果たした10年は政権与党。それまで自民党の支持基盤だった県医師会や農協などの政治組織が自民一辺倒を撤回。足立の選挙事務所は団体からの推薦状であふれた。
ところが-。政権を失った12年末以降、党の支持率は伸び悩み、党勢回復の兆しは見えない。15年春の統一地方選で行われた大分市長選では約40年ぶりに自民の支援を受けた市長が誕生。「足元の大分市でも確実に風向きが変わった」。周辺には焦りがにじむ。
さらに、党が実施した4月10日の調査結果も衝撃を与えた。同24日の事務所開きで足立は「昨年11月よりも差が開いている」と自ら明かし、危機感をあおった。「良い要素が一つもない」。社民、共産との野党共闘を成立させた県連幹部に高揚感は、ない。
通常国会が閉会した1日夜、地元に戻った足立は真っ先に支持労組の集会に駆け付けた。全国比例に立候補予定の組織内候補を持ち上げつつ、「もう一度国政の場で働きたい。ご支援を」。約150人の組合員を前に深々と頭を下げた。 =敬称略
◆ ◆
22日公示、7月10日投開票の参院選大分選挙区(改選数1)には足立、古庄両氏のほか、幸福実現党の新人上田敦子氏が立候補を予定している。激戦が予想される大分での1人区決戦の舞台裏を追った。
◇ ◇
立候補予定者
古庄玄知58弁護士 自新(公推)
足立信也59元厚生労働政務官 民現
上田敦子49幸福実現党員 諸新
=2016/06/17付 西日本新聞朝刊=
1662
:
チバQ
:2016/06/18(土) 10:30:30
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/sanin2016_o/article/252691
決戦の構図(下)与党の強み 奪還期す
2016年06月18日 00時20分
街頭演説で、聴衆に古庄玄知氏(右)への支援を呼び掛ける安倍晋三首相=13日午後、大分市
街頭演説で、聴衆に古庄玄知氏(右)への支援を呼び掛ける安倍晋三首相=13日午後、大分市
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「現職相手で大変厳しい選挙区でありますが、自民党としても立候補を決意してくれた古庄さんの勇気に応えないといけない」
13日、大分市の中心商店街。自民新人の古庄玄知(こしょうはるとも)の応援演説に駆け付けた首相の安倍晋三は古庄の手を取って約2500人の聴衆にアピールした。「首相の人気にあやかって一気に盛り上げていきたい」。演説後、聴衆から次々と握手やハイタッチを求められる安倍の姿を見ながら県連幹部はほほ笑んだ。
15日には、自民総務会長の二階俊博が熊本地震の影響で観光客が減少している由布市湯布院町を訪問。県や由布市の観光関係者から復興へ向けた要望を聞いた。「こういうときに役に立つ自民でなければならない。皆さんもそれを感じていただければ」。低姿勢に耳を傾けながら発した言葉の端々ににじませた「政権与党の力」。党県連幹部は「野党じゃできないことだからね。これからもどんどん来援があるよ」。参院選公示日には再び二階が大分入りすることが内定している。
当選11回のベテランで業界団体に絶大な影響力を誇る二階は災害に備えてコンビナートや港湾を強化する「国土強靱化」の旗振り役でもある。相次ぐ来援は、製鉄、化学など大手企業のプラントが集約されている「新産都企業群」に、にらみをきかせ、民進党現職の足立信也を支える民間労組をけん制する狙いが透ける。
□ □
自民にとって、参院選は苦汁を飲まされてきた歴史がある。参院は3年ごとに半数が改選される。任期は6年。今回改選される大分選挙区の1議席は1998年まで議席を保持していた「指定席」のはずだった。
ところが、二大政党化が加速する中、2004年の選挙では、民進党前身の民主党から立候補した足立に議席を奪われた。10年の改選では新人候補が約3万6千票差の接戦を演じたが、議席奪還は果たせなかった。県連幹部は「三度目の正直。今回こそ議席を取り戻す」と鼻息を荒くする。
高い支持率を維持する安倍の人気を追い風にしながら、政権党として利益誘導をちらつかせて圧力をかける-。自民県連は、硬軟織り交ぜた戦術で悲願の議席奪還を期す。
□ □
挑戦者として攻勢をかける古庄だが、不安材料もある。12日、大分市で開かれた集会。古庄は「フルショウではなくコショウです。ぴりっと辛い古庄をよろしくお願いします」と名前の売り込みに懸命だった。昨年9月に公募で立候補予定者となり、県選出の国会議員と共に支持者回りを重ねてきたが、「まだ露出度が足りない」(陣営幹部)。
足立陣営の「野党共闘」を見据えて、自民県連が初めて公明比例代表候補を推薦した「与党結束」についても、自民の支持団体には自前の「組織内候補」を抱えている団体が多く、公明との「バーター」がもくろみ通りに機能しない可能性も残る。
参院選の1人区で九州唯一となる野党の議席を奪えるか。大分の決戦は全国情勢を左右する32の1人区の象徴として注目される。 =敬称略
◇ ◇
■立候補予定者
古庄玄知58弁護士 自 新 (公推)
足立信也59元厚生労働政務官 民 現
上田敦子49幸福実現党員 諸 新
=2016/06/18付 西日本新聞朝刊=
1663
:
チバQ
:2016/06/18(土) 10:35:54
http://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-CK2016061802000048.html
連合石川・富山 対応真逆に 野党共闘の選挙協力
05:00中日新聞プラス
共産系・県労連と溝
二十二日公示、七月十日投開票の参院選で、民進党を支援する連合による野党統一候補への選挙協力が富山と石川で真逆になっている。連合富山が消極的なのに対し、連合石川は積極的。背景には共産系の労働組合への根強い反発がある。労組間の対立の歴史が、選挙戦への影響で明暗を分けている。(参院選取材班)
「候補者の擁立に、連合と相いれない組織が関係している。連合は選挙区(の支援)にタッチしない」。連合富山の尾谷康弘会長は人ごとのように語る。
富山選挙区には無所属新人の道用(どうよう)悦子氏(50)が市民団体に推されて出馬を予定し、民進、社民、共産、生活の四党が推薦する。しかし、連合富山は推薦を見送り、距離を置いている。
「相いれない組織」とは共産党と、共産系の富山県労働組合総連合(県労連)だ。労使交渉で経営者側と調整する連合と、労使協調路線をとらない県労連。原発再稼働や環太平洋連携協定(TPP)などへの立場は隔たり、一九八九年の労組再編以来、全国的に対立してきた歴史がある。連合富山の幹部は、道用氏を推す市民団体を構成している人の多くを「共産党の支持者」とみている。
連合石川の幹部も「共産系と同じ舞台には立てない」と語る。石川選挙区で出馬予定の無所属新人柴田未来(みき)氏(45)は共産だけ別の選対を組み、連合が加わる民進、社民の選対とは別に動く。野党共闘によって政党間の協調は生まれているが、連合富山と同様、労組同士の歩み寄りはまったく見られない。
それでも連合石川は柴田氏の支援に積極的だ。五月末から連日、石川県内で街宣を展開。十三日に金沢市で開いた集会は九百人ほどを収容するホールがびっしり埋まった。県労連もビラ配りなどで活発に動き、競い合って支持を広げる形になっている。
連合石川の西田満明会長は「(労組の)合流はない。すみ分けし、同じ目標に向いていけばいい」と語る。柴田氏とも原発やTPPの政策の一致を確認していないといい、「格差の是正や雇用を守ることが一番大事だ」と大義をとる。
隣県の連合の対応が二分したことに、両県の幹部は「スタートが違う」と口をそろえる。民進が擁立を主導し、共産が後追いした石川の柴田氏に対し、富山の道用氏は社民、共産と歩調を合わせてきた市民たちが参院選に向けて立ち上げた団体が主導した。最初のボタンの掛け違いが、富山選挙区では公示日間近になっても尾を引いているようだ。
富山県労連の増川利博議長は連合富山の判断に「困ったなとは思う。労働問題の要求前進には絶好のチャンス。ふさわしい行動をとらないと」と首をかしげ、石川県労連の長曽輝夫事務局長は組合員数が多い連合石川に「走っても、止まっても存在感がある。選挙で同じ方向に走れてワクワクしている」と期待する。
1664
:
チバQ
:2016/06/18(土) 10:53:54
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160618-00000001-kyt-l25
連合滋賀、野党共闘に苦悩 参院選、共産とタッグあり得ない
京都新聞 6月18日(土)8時35分配信
連合滋賀、野党共闘に苦悩 参院選、共産とタッグあり得ない
民進、共産、社民3党が推す野党統一候補と政策協定を結び、支援に全力を尽くすことを誓う連合滋賀の山田会長(左端)=14日、近江八幡市内のホテル
22日公示の参院選で民進党現職の林久美子氏(43)=共産党、社民党推薦=を支援する連合滋賀(組合員数約6万5千人)が、これまで選挙で対決してきた共産党との共闘に神経をとがらせている。「安倍政権の暴走を止める」との思いは共有するものの、組織内には理念が異なる他党との共闘に抵抗感も根強く残る。連合滋賀は「あくまで公党間の連携。連合として主体性を持って活動するだけ」と、従来通り組合員への働きかけに力を注いでいく方針だ。
14日夕のJR草津駅前。「3党がそろう歴史的瞬間」「互いに違いを認め合って政権の暴走を止めよう」。林氏を野党統一候補として推す民進、共産、社民3党と市民団体「市民の会しが」の代表らが並んだ。
だが、街頭で初めて野党共闘をアピールした場に、旧民主時代から林氏を支える連合滋賀の幹部の姿はなかった。関係者は「共産と並んで出て行けばどんな臆測が飛ぶか分からない。そんなところに呼ばれなくて良かった」と漏らした。
連合滋賀が選挙協力の在り方に気を使うのは、「組合員に変な誤解を与えたくない」という配慮からだ。かつて同じ職場で運動方針を巡り対立した共産系労組へのアレルギーは強く、山田清会長は「タッグを組むなんてあり得ない」と言い切る。対立が激しかった組合ではOBに協力を求めにくいとの声もあるといい、山田会長は「支持団体それぞれが切磋琢磨(せっさたくま)すれば良い」と話す。
一方で、民進の支持率低迷には危機感を募らせる。これまで民進や連合が訴えてきた「同一労働同一賃金」「長時間労働の是正」などの政策が、自民の選挙公約に盛り込まれたことを好意的に受け止める組合員も出始めており、「自民の主張は選挙目当ての『抱きつき』。争点ぼかしにすぎない」と政権批判を強めている。
組合員数の減少も不安材料の一つだ。5月末に「全国化学労働組合総連合」が組織運営を巡り足並みがそろわず脱退。滋賀でも6組合計約2500人が離脱し、「影響はゼロとは言えない」と運動量の低下を懸念する声も出ている。
安倍晋三首相が憲法改正に向けて改憲勢力3分の2以上の確保も見据える中、事実上の与野党対決となる滋賀選挙区(改選数1)は全国的にも注目される。山田会長は「滋賀で現職が負ければ、野党は完敗ということ。崖っぷちの戦い。何としても勝たなければいけない」と意気込む。
滋賀選挙区には自民党新人の小鑓隆史氏(49)=公明党推薦=、幸福実現党新人の荒川雅司氏(41)も立候補を予定している。
1665
:
チバQ
:2016/06/18(土) 10:54:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160618-00000000-kyt-l26
連合京都、対共産にピリピリ 参院選、1人区で進む野党共闘
京都新聞 6月18日(土)8時29分配信
参院選(22日公示、7月10日投開票)で民進党が全国の改選1人区で進める共産党との野党共闘に、連合京都が神経をとがらせている。民進の支援組織である連合は共産系の労組と対立してきた歴史があるからだ。改選数2の京都選挙区では民進と共産は共闘しないが、隣の滋賀県を含む全国32の改選1人区では手を組む構図で、影響は避けられない。
民進京都府連は5月15日の結成大会で、3月の民主党府連当時に決めた「共産との共闘は行わない」とする活動方針を、あらためて採択した。臨席した連合京都の橋元信一会長は胸をなで下ろしつつ、「次期衆院選でも共闘しないよう求め続ける」とけん制する。
参院選の前哨戦とされた4月の衆院北海道5区補欠選挙では、民進と共産が共に推薦した野党統一候補が与党候補に迫る善戦だった。この結果もあり、両党は社民、生活を加えた4野党で参院選の全1人区での候補一本化に大きくかじを切った。
だが、これに連合労組内で反発が広がった。化学メーカーの労組でつくる全国化学労働組合総連合(化学総連)が、連合本部から離脱。支部の化学総連京都地方連絡会議(1400人)も5月、連合京都から抜けた。連合京都の組合員数(9万5千人)に占める人数は1・4%だが、民進が比較的弱い府北部では約500人も抜けるため、「参院選の駅立ちやポスター貼りで主力になるはずだったメンバーがいるだけに痛い」(連合京都幹部)と嘆く。
連合は1989年、共産系を除く労組で結成した。京都では、連合京都と共産系の京都総評(5万1千人)が激しくしのぎを削っている。連合京都幹部は「運動方針の違いで組合員を奪い合ってきた歴史がある。(共闘に対し)労組OBを含めた60代以上の反感は想像以上だ」とし、組織として民進を推すムードが減退すると懸念する。
野党共闘の波紋を見透かすように、自民党も参院選の選挙公約で連合が主張する「同一労働同一賃金」の実現などを盛り込んだ。連合京都幹部は「選挙目当てに過ぎないが、20代の組合員には、評価する声も少なくない」と警戒し、焦りも見せる。
隣の滋賀選挙区(改選数1)では、共産と社民が推薦する民進現職が野党統一候補として与党候補と争う。だが、化学総連の支部(2500人)が連合滋賀から離脱するなど対応に苦慮しており、野党共闘を巡る苦悩は全国の連合に共通している。
1666
:
名無しさん
:2016/06/18(土) 13:01:07
公明党の比例名簿,これで17人全員男なのか。
1667
:
名無しさん
:2016/06/18(土) 22:03:49
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061500719&g=pol
舌戦・参院選(15日)【16参院選】
◇できない約束はしない
安倍晋三首相(秋田県横手市で街頭演説) 今年を東北観光復興元年と位置付け、2020年までに東北への海外からの観光客を3倍に増やしていく。私たちはどこかの政党と違って、できない約束はしない。約束したことを必ず実行していく。
◇自民改憲案、選挙時だけ倉庫に
民進党・山尾志桜里政調会長(東京都内で街頭演説) 安倍晋三首相は憲法を知らないし、知る気もない。大好きな自民党の憲法(改正草案)しかない。でも、選挙になると自民党の草案は風呂敷に包まれて倉庫に隠される。この夏は(争点として)しっかり表に引きずり出す。あの自民党の醜い憲法(草案)を読めば、日本国憲法の美しさが分かる。
◇3本の矢より3本柱
民進党・蓮舫参院議員(高知市で街頭演説) 飛んでいったか分からない3本の矢ではない。今の日本に欲しいのは、確かな3本の柱ではないか。土台を作ろう。子育てを支えようではないか、介護を支えようではないか、医療を守ろうではないか。
◇ブレーキ役で終わらぬ
民進党・細野豪志元環境相(甲府市で街頭演説) なぜ民進党をつくらなければならなかったのか。安倍政権にブレーキをかけるために一つの政党になった。しかし、このままブレーキ役だけで終わるつもりはない。もう1度、政権にたどり着いて社会をつくり直したい。
◇改憲議論、逃げ隠れしない
自民党・稲田朋美政調会長(福井市内の国政報告会で) 憲法について「自民党は参院選で議論しないのか」「逃げているのか」と言われるが、私は逃げも隠れもしない。議論をしていただければ考えはしっかり言う。ただ、議論をするには相手方に考えがないとできない。民進党は憲法についてどういうスタンスかということも全く示さない。なので議論できない。
◇もれなく改憲付き
民進党・枝野幸男幹事長(千葉県浦安市で街頭演説) 安倍晋三首相は経済、アベノミクス、野党の悪口しか言わない。でも自民党の公約には憲法改正と書いてある。数を得て変えようとしている。ひきょうなやからに憲法を触らせたくない。アベノミクスにはもれなく憲法改正が付いてくる。それを食い止めるため、自民、公明プラス補完勢力に3分の2を取らせたらいけない。
(2016/06/15-21:46)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061600700&g=pol
積極的に党首討論を=4野党、自民に申し入れ【16参院選】
民進、共産、社民、生活の野党4党は16日、自民党に対し、テレビなどを通じた党首討論に安倍晋三首相(自民党総裁)が積極的に応じるよう書面で申し入れた。
申し入れ書では、「自民党はテレビ各局に首相の出演は6月19日から同25日までに限定する旨通告されていると側聞している」と指摘。その上で、「有権者の前で各党党首がそろって政策等を議論し、投票判断の材料を提供することは何より重要な機会だ」として、首相の前向きな対応を求めた。
これに関し、民進党の岡田克也代表は記者会見で「それぞれの主張をしっかり述べ合い、有権者に判断していただくという根本的な考え方が欠如している」と首相を批判。出演期間を限定したとされることについては「リスクを避けたいということではないか」との見方を示した。(2016/06/16-17:05)
1668
:
名無しさん
:2016/06/18(土) 22:03:59
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061600491&g=pol
舌戦・参院選(16日)【16参院選】
◇TPP対策しっかり
自民党・小泉進次郎農林部会長(鳥取市内で街頭演説) 知的財産の保護までできる地理的表示(GI)のマークをつけたら(鳥取の)らっきょうの売り上げが上がり、農家の所得アップにつながったと聞いた。まだまだ農業の発展する可能性はある。将来の見通しが明るくなるような農業の改革を前に進めていくためにも、TPP(環太平洋連携協定)に負けない、しっかりとした対策を打つ。一緒になって農業を良くしていきたい。
◇「対案ない」はとんでもない
民進党・枝野幸男幹事長(名古屋市で街頭演説) 安倍晋三首相は「民進党には対案がない」と言うが、とんでもない。子育て支援充実や教育の底上げ、雇用の安定、年金、医療、介護こそ何よりもの経済対策だと一貫して訴えてきた。少子高齢化の日本では子育てや老後や雇用(対策)こそが経済を元気にする。時代が大きく変わっていることに安倍さんは気付いていないから、いくらわれわれが対案を示しても理解できない。
◇人を大切にする経済を
民進党・安住淳国対委員長(岡山市で街頭演説) (民進党は)人を大切にする経済を成り立たせていこうとしている。格差を埋めて分厚い中間層をつくろう。この国にはたくさん地方に人材がいる。この人たちを切り詰めて、東京の豊かな人だけが豊かになればいいというのがアベノミクスの本質だ。
◇自民憲法草案「醜い」
民進党・山尾志桜里政調会長(仙台市内で街頭演説) 安倍晋三首相が選挙で最も隠したい争点は憲法。自民党の憲法草案は醜い憲法だ。特に9条は(自衛隊を)国防軍にして集団的自衛権の制約をなくし、平和の形をがらっと変える。首相のこの道に子どもたちを並ばせたくない。(2016/06/16-19:49)
1669
:
名無しさん
:2016/06/18(土) 22:06:15
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061500907&g=pol
参院宮城で推薦=生活【16参院選】
生活の党は15日、来月の参院選宮城選挙区(改選数1)で民進党現職の桜井充氏の推薦を決めた。 (2016/06/15-22:19)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061600737&g=pol
松田公太氏が不出馬表明【16参院選】
日本を元気にする会の松田公太参院議員(東京選挙区)は16日の記者会見で、7月の参院選に出馬しない考えを明らかにした。松田氏は「いったん永田町から身を引き、違う形で日本のために貢献したい」と述べた。東京都知事選への出馬も否定した。
松田氏は不出馬の理由について、「真の是々非々を実現する政党をつくりたいと努力したが、その実現が非常に難しかった」と説明。今後の予定に関しては「今の段階では全て白紙だ」とした。政界復帰の可能性に関しては「ゼロではない」と語り、含みも残した。 (2016/06/16-17:39)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061600775&g=pol
共産統一候補への支持訴え=参院香川で4野党幹部【16参院選】
民進、共産、社民、生活の野党4党幹部が16日、高松市でそろって街頭演説し、改選数1の1人区の中で唯一共産党が野党統一候補となった参院選香川選挙区(改選数1)での支持を訴えた。
民進党の安住淳国対委員長は「安倍政権の暴走にストップをかける」と強調。共産党の志位和夫委員長は「力を合わせて統一候補を勝利させる。野党共闘した全国32の1人区で勝利するために頑張りたい」と力を込めた。
生活の党の小沢一郎代表も「こんなむちゃくちゃな政権でいいのか。駄目なら退陣させようと手を組んだ。選挙は勝たなければしょうがない」と呼び掛けた。街頭演説には社民党の吉川元政審会長も参加した。
この後、安住、志位、吉川の3氏は岡山市に移動し、街頭演説。岡山選挙区に出馬する民進候補を応援した。(2016/06/16-18:11)
1670
:
名無しさん
:2016/06/18(土) 22:13:04
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061600804&g=pol
アベノミクス推進か転換か=社保充実の財源不透明-与野党公約【16参院選】
参院選に向けた主要政党の公約が出そろった。安倍晋三首相が取り組む経済政策「アベノミクス」をめぐり、与党が「成果」を示して路線推進を訴えるのに対し、野党は「失敗」と断じて転換を迫る。憲法改正でも主張の違いは鮮明だ。社会保障や子育て支援を充実させる方向性は共通するが、各党とも具体的な財源は示せておらず、今後の論戦のポイントとなりそうだ。
◇経済・社会保障
自民党は、アベノミクスは「道半ば」としながらも「確実に結果を生み出している」と自賛。「GDP(国内総生産)600兆円実現を目指す。大胆な経済対策を実行する」と、政策強化を打ち出した。公明党も「経済成長の果実は地方へ回りつつある」として、消費喚起のための商品券・旅行券の発行検討を盛り込んだ。
民進党は「アベノミクスの失敗で、格差が広がっている」と批判。幼児・義務教育の負担軽減、給付型奨学金の創設など「人への投資」を重視する。共産党も「格差と貧困」に焦点を当て、大企業や富裕層への課税強化を主張した。
消費税率10%への引き上げは、与党が2年半延期を、民進党が2年延期を掲げた。異なるのは、増税に伴う充実を予定していた社会保障の扱いだ。自民党は赤字国債を発行せず「可能な限り」実現する方針。民進党は「予定通り実施する」と約束し、財源は行政改革の徹底で捻出する考えを示したが、国債発行も排除していない。
自民党の稲田朋美政調会長は16日の記者会見で、「将来に借金を付け回す不道徳な政策は採らない。その姿勢の違いを訴えたい」と強調した。
子育て支援では、与野党とも「保育の受け皿」拡充や保育士の処遇改善を提唱。長時間労働の是正や、同一労働同一賃金の実現などでも、各党の相違点は不明瞭だ。
◇憲法改正
自民党は「憲法改正を目指す」と明記したが、具体的にどの部分を変えるかには踏み込まなかった。公明党は憲法改正に関する記述は一切なく、ともに争点化を回避したい思惑がうかがえる。
民進党は「平和主義を脅かす9条改正に反対する」と強調。岡田克也代表は会見で「憲法の平和主義がゆがめられようとしていることに非常に強い危機感を持っている。しっかり訴えていきたい」と述べ、首相に論戦を挑む姿勢を鮮明にした。
ただ、改憲では党内に賛否両論を抱えるため、公約は「未来志向の憲法を国民とともに構想する」と、綱領に沿って曖昧な書きぶりとなった。
おおさか維新の会は、教育無償化、道州制導入を憲法に明記することを掲げた。(2016/06/16-18:41)
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名無しさん
:2016/06/18(土) 23:01:48
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061700872&g=pol
参院比例、計10人に=確認団体要件満たす-「怒りの声」【16参院選】
政治団体「国民怒りの声」は17日、7月の参院選比例代表に新潟医療福祉大准教授の渡辺良弘氏(50)と、元会社員の吉田晶子氏(45)の両新人を擁立すると発表した。比例候補者擁立はこれで計10人となり、公職選挙法で定められた選挙期間中の街頭活動などが許される「確認団体」の要件を満たすことになった。
選挙区では、鳥取・島根選挙区に無所属で出馬する福島浩彦氏と、群馬選挙区から民進党公認で出馬する堀越啓仁氏をそれぞれ推薦することも発表した。ともに野党統一候補で、団体代表の小林節慶大名誉教授は「比例代表で私たちが掘り起こした人(投票者)は、選挙区では統一候補に入れてほしい」と呼び掛けた。(2016/06/17-19:51)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061800165&g=pol
宝田明氏が出馬取りやめ=「怒りの声」【16参院選】
政治団体「国民怒りの声」は18日までに、7月の参院選比例代表で擁立予定だった俳優の宝田明氏が出馬を取りやめると発表した。同団体の候補者は比例9人、東京選挙区1人となる。(2016/06/18-13:08)
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名無しさん
:2016/06/18(土) 23:41:14
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061700754&g=pol
参院選、鍵握る投票率=与党55%想定、野党60%超に期待【16参院選】
7月10日投開票の参院選は、投票率が与野党の獲得議席に影響を与えそうだ。与党側は高くなりすぎると政権批判票が増えると警戒。一方、野党側は投票率が低いと、強固な与党の組織票を崩せないため、有権者の関心を高めようと躍起だ。投票率が激戦区の勝敗を左右する可能性もあるだけに、各党とも気をもんでいる。
参院選の投票率は1992年以降、6割を切っており、2013年の前回は52.61%で過去3番目の低さだった。今回は選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられることから投票率向上が期待されているが、現時点では「盛り上がっているとはとても言えない」(民進党候補者)状況という。
自民党は企業・業界団体の強固な組織や後援会の支援を受けており、低い投票率の方が有利とされる。党執行部の一人は投開票直後に告示される東京都知事選を挙げ、「都知事選が過熱すれば、参院選がかすむだろう」とほくそ笑む。
公明党も支持母体・創価学会の固い組織票を持ち、自民党と事情は同じだ。投票率を55%程度と想定して作戦を練るが、50%前後の低投票率を予測する向きもある。「与野党が消費税増税の見送りで一致し、安全保障関連法をめぐる騒動も収まり、これといった争点がない」(党関係者)というのが理由だ。
一方、野党各党は無党派層を取り込もうと、高い投票率を期待する。民進党の枝野幸男幹事長は17日の記者会見で「健全な民主主義には投票率が高い方が望ましい」と指摘。党首討論を通じて争点を明確化して、関心を高めたい考えだ。
与党に競り負けた4月の衆院北海道5区補選(投票率57.63%)は無党派層の7割が野党候補に投票したとみられ、野党側は「もう少し投票率が上がれば勝てた可能性がある」と分析。共産党は「高ければ高いほど良い。60%を超えたら躍進できる」と当て込む。(2016/06/17-18:03)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061700607&g=pol
安倍首相、第一声は熊本で=民進代表は山梨【16参院選】
安倍晋三首相(自民党総裁)は22日公示の参院選で熊本県内で第一声となる演説を行う方向で調整に入った。政府・自民党関係者が17日、明らかにした。熊本地震からの復興を後押しする姿勢をアピールする狙いがある。首相は22日のうちに東日本大震災の被災地の福島県に移動し、演説を行う予定。
一方、民進党の岡田克也代表は甲府市内で第一声の街頭演説を行う。山梨選挙区は参院選全体の勝敗を左右する改選数1の「1人区」の一つで、民進公認の新人が野党統一候補として出馬する。
公明党は17日、山口那津男代表がさいたま市で第一声の街頭演説を行うと発表した。(2016/06/17-18:55)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061700767&g=pol
舌戦・参院選(17日)【16参院選】
◇野党まともな政策出さず
安倍晋三首相(滋賀県近江八幡市で街頭演説) 私たちは日本を成長させるための経済政策をしっかりと示している。野党はまともな政策を出しておらず、あまり評価には値しない。
◇単独過半数で思い通りに
麻生太郎財務相(札幌市で講演) 自民党が思った通りにやれないのは、ひとえに(参院で)単独過半数がないからだ。だから、われわれはどうしても、今回(改選)議席が増えたところでは、きちっとその議席を取らせてもらいたい。
◇統一候補に意味なし
自民党・谷垣禎一幹事長(大阪市で講演) 実態は、野党統一候補は民進党と共産党が組んでいる。選挙が終わったらどういう政策をやって日本を引っ張っていこうとしているのか。明らかに意味のない野党統一候補ではないか。
◇政治家優遇見直せ
おおさか維新の会・松井一郎代表(福岡市で街頭演説) 今、知事と言うと、「せこい」の代名詞のように言われているが、せこくていい。大阪では役所の中のお金の使い方について、細かく、せこく、見直している。要は、政治家側が優遇され過ぎないお金の使い方が大事だ。消費税を増税するなら「国会議員の大胆な定数削減、報酬カット」を果たしてからだ。(2016/06/17-22:09)
1673
:
名無しさん
:2016/06/18(土) 23:43:54
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061800249&g=pol
舌戦・参院選(18日)【16参院選】
◇次世代に借銭残さぬ
石破茂地方創生担当相(鳥取県八頭町で街頭演説) 団塊の世代が後期高齢者になる時に医療費、介護費、年金、すごくお金がかかる。それまでに消費税(率)をきちんと引き上げ、次の世代に借銭を残さない。民進党みたいに、足りない銭は次の時代に払わせればいい、赤字国債(を発行する)、そんなでたらめなことをわれわれは申し上げるつもりはない。
◇アベノミクスで生活苦しく
民進党・前原誠司元外相(金沢市で街頭演説) 安倍晋三首相はデフレを良くしたいと言うが、賃金と年金が上がらず、皆さんの生活が苦しくなっている。GDP(国内総生産)の6割を占める消費が落ち込み、経済成長率が低迷している。自民党に勝たせるのは、これを白紙委任すること。首相はアベノミクスを進めると言うが、間違った政策を進めれば、もっと生活が苦しくなる。
◇自公、9条で意見一緒か
民進党・枝野幸男幹事長(鹿児島市の会合であいさつ) 安倍政権の暴走を食い止めるという大義のため、(野党各党が)お互いの違いを乗り越え、連携して(統一候補を)送り出した。野党批判をする自民党は、連立政権を組んでいる公明党と憲法9条の意見が一緒なのか。
◇首相はうそつき
民進党・岡田克也代表(三重県桑名市の会合であいさつ) 一昨年の衆院選で安倍晋三首相は「必ず消費税を予定通り上げる」「上げられる状況をつくる」「断言する」と。これが最大の公約だった。だが、その公約は守られなかった。公約違反、分かりやすく言えばうそつき。それだけで辞任に値すると思う。
◇日米の絆が断ち切られる
安倍晋三首相(新潟県柏崎市で街頭演説) 共産党と民進党は安全保障関連法を廃止すると言っている。廃止すれば、日米同盟の絆が断ち切られる。北朝鮮に対して、しっかりと手を結んで拉致問題の解決に努力している絆が断ち切られてしまう。私たちは、こんな無責任な人たちに負けるわけにはいかない。(2016/06/18-22:17)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061800191&g=pol
アベノミクスめぐり論戦=与党「道半ば」野党「失敗」-大阪で討論会【16参院選】
22日公示の参院選を前に、関西プレスクラブ主催の政治討論会が18日、大阪市内で開かれ、与野党9党の幹部が安倍政権の経済政策「アベノミクス」や憲法改正などをテーマに論戦を交わした。討論会には今回の選挙から投票権を持つ18、19歳の若者も参加し、各党幹部に質問をぶつけた。
自民党の稲田朋美政調会長は「アベノミクスは道半ばだが、着実に結果を出している」と強調。公明党の佐藤茂樹政調会長代理は「うまく進んでいるが、恩恵がまだ一部にとどまっている」と述べ、家計や地方経済への浸透が課題だと指摘した。
一方、民進党の山尾志桜里政調会長は「普通の人の暮らしを豊かにすることに失敗した」と批判。共産党の小池晃書記局長は「いつまでたっても道半ば。方向が間違っている」と政策転換を訴えた。社民党の福島瑞穂副党首、生活の党の玉城デニー幹事長も、アベノミクスは失敗したと断じた。
おおさか維新の会の馬場伸幸幹事長は「成長戦略が進んでいない」との認識を示し、日本のこころを大切にする党の中山恭子代表は、政府にさらなる財政出動を求めた。新党改革の荒井広幸代表は「これからが正念場だ」と語った。
憲法改正に関しては、自民、公明、おおさか、こころの4党が賛成。民進、共産、社民、生活、改革の5党は反対を表明した。
民進党の山尾氏が「憲法9条を争点に据え、この国の平和のかたちを議論したい」と述べたのに対し、自民党の稲田氏は「戦力不保持」を定めた9条2項の改正を主張した。(2016/06/18-17:40)
1674
:
名無しさん
:2016/06/18(土) 23:44:05
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061800190&g=pol
若者票獲得へ各党知恵絞る=漫画、アプリ、対話イベント【16参院選】
7月の参院選で18歳と19歳が有権者に加わることから、与野党の「若者票」争奪戦が激しくなっている。各党とも競い合うように奨学金拡充や雇用安定といった若者を意識した政策を提唱。漫画やスマートフォン向けゲームアプリも駆使し、若者へのアピールに懸命だ。
自民党は18歳選挙権に関する特設ウェブサイトを開設。安倍晋三首相が動画メッセージで、「給付型奨学金の創設に向けて具体的に検討を進めている。就職や雇用の安定、所得向上にしっかりと取り組む」と訴えた。18歳選挙権を紹介するパンフレットも作成し、女子高生を主人公にした漫画を載せて積極的な投票を呼び掛けた。
公明党は参院選公約で若者政策を担当する閣僚や部局の設置、劣悪な環境で労働を強いる「ブラック企業」対策のための法改正を打ち出した。山口那津男代表は「被選挙権年齢を引き下げることも訴えていきたい」と強調。同党はイメージキャラクター「コメ助」と山口代表が登場するゲームアプリも配信し、若者の関心を集めようと努めている。
民進党は公約で「旧民主党政権で実現した高校無償化を保育園・幼稚園から大学まで広げる」と表明した。18日は東京都内で10代の若者を集めたイベント「民進党ハイスクール」を開き、長妻昭代表代行が公約を解説。岡田克也代表は16日の記者会見で「若い世代に大いに関心を持ってもらえる選挙戦を展開していきたい」と意気込みを語った。
共産党は公約で「大学授業料を毎年引き下げ、10年で半額」「最低賃金(時給)1500円」と唱える。インターネット番組「生放送!とことん共産党」を放送して党所属議員が政策を紹介。志位和夫委員長は17日、報道各社のインタビューで「ブラック企業の根絶も切実な課題だ。若者と同じ目線で政治を変えていく」と語った。
おおさか維新の会は憲法改正による教育無償化を訴える。(2016/06/18-15:01)
1675
:
名無しさん
:2016/06/19(日) 11:28:08
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160618/k10010561061000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_005
与野党幹部 アベノミクスや憲法巡り論戦
6月18日 18時32分
参議院選挙が来週22日に公示されるのを前に、与野党の幹部による討論会が大阪市で開かれ、自民党が、アベノミクスの成果を強調し推進したいと訴えたのに対し、民進党は、実質賃金が下がっているなどとして経済政策の転換を主張しました。
大阪市で開かれた「関西プレスクラブ」主催の討論会には、与野党9党の幹部が出席しました。
このうち自民党の稲田政務調査会長は、「アベノミクスは道半ばだが、着実に結果を出している。これから、『同一労働同一賃金』を打ち出し非正規労働者の処遇を改善するなどして、成長の成果を分配することでさらに経済のパイを大きくしていきたい」と述べ、アベノミクスの推進を訴えました。
これに対し、民進党の山尾政務調査会長は、「アベノミクスはお金持ちを大金持ちにはしたが、普通の人の暮らしを豊かにすることに失敗した。実質賃金は下がっていて家計の消費も伸びない。私たちは、経済の土台としての人への投資をしっかりやりたい」と述べ、経済政策の転換を主張しました。
また、憲法改正について稲田氏は、「自衛隊が合憲だと憲法の中に書くことが、立憲主義を空洞化しないことにつながる。野党第1党の民進党には、憲法を変えるのか、変えないのか、変えるとしたらどこを変えるのか、示してほしい」と述べました。
これに対し山尾氏は、「自民党の憲法改正草案では、自衛隊を国防軍に変えて集団的自衛権の制約をなくすことを掲げている。憲法9条を参議院選挙の争点に据え、この国の平和の形を議論していきたい」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160619/k10010561301000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_002
参院選公示前に 各党がアベノミクスなど巡り論戦
6月19日 6時54分
参議院選挙は今月22日の公示前、最後の週末を迎え、与野党の幹部が各地での遊説に力を入れています。大阪では18日に各党の幹部が出席した討論会が開かれ、安倍政権の経済政策、アベノミクスなどを巡って、論戦を繰り広げました。
自民党の稲田政務調査会長は「アベノミクスは道半ばだが、着実に結果を出している。これから『同一労働同一賃金』を打ち出し、非正規労働者の処遇を改善することなどで成長の成果を分配し、さらに経済のパイを大きくしていきたい」と述べました。
民進党の山尾政務調査会長は「アベノミクスは、お金持ちを大金持ちにはしたが、普通の人の暮らしを豊かにすることに失敗した。実質賃金は下がっていて、家計の消費も伸びない。経済の土台としての人への投資をしっかりやりたい」と述べました。
公明党の佐藤政務調査会長代理は「経済再生、デフレ脱却への歩みをさらに進め、その実感を地方や中小企業、家計へと届けていく。成長と分配の好循環を実現させて、社会保障の充実や、保育や介護の基盤整備を加速させたい」と述べました。
共産党の小池書記局長は「安倍政権は、誰が見ても憲法違反である安全保障法制を打ち上げ、憲法改正を目指している。アベノミクスは貧困と格差を広げただけであり、参議院選挙は、こうした安倍政治全体を問う選挙だ」と述べました。
おおさか維新の会の馬場幹事長は「選挙前に言ったことは選挙が終われば、すべて終わりという状態が続いている。国会議員の定数削減などを行い、国民が政治に信頼を持てるようにしたい」と述べました。
社民党の福島副党首は「参議院選挙は、憲法を生かすのか殺すのかを決める選挙だ。一握りの富裕層のための政治ではなく、99%の人たちのための政治に変えるべきだ」と述べました。
生活の党の玉城幹事長は「生活が第一という政治を目指し、配分の仕組みを変え、家計の可処分所得を1.5倍にする。国主導から国民主導に変えることが必要だ」と述べました。
日本のこころを大切にする党の中山代表は「アベノミクスは財政政策が足りず、政府が需要を作り出さないと景気は回復しない。必要な公共事業は行うべきだ」と述べました。
新党改革の荒井代表は「アベノミクスは、ここからが正念場だ。ただ、エンジンをふかせばいいという問題ではなく、構造改革が必要だ」と述べました。
1676
:
名無しさん
:2016/06/19(日) 11:32:42
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061900024&g=pol
安倍首相「民共協力混乱呼ぶだけ」=岡田民進代表、政権打倒が目的
与野党党首は19日、フジテレビの番組に出演し、参院選での野党共闘をめぐり論戦を交わした。安倍晋三首相は民進、共産両党の選挙協力について、「あまりにも無責任だ」と批判。民進党の岡田克也代表は政権打倒という共通目標を持って協力することは問題ないと反論した。
岡田氏は共産党について「理念、政策に違いがあって、政権は組めない」と説明。その上で、「安倍政権を倒す共通目的に基づいて協力するのは、全くおかしくない」と主張した。共産党の志位和夫委員長は「野党で連合政権を組もうと提案しているが、合意はない」と述べた。
これに対し、首相は「安倍政権を倒すことで一本化しているならば、もし倒した後どうするのか。混乱を呼ぶだけだ」と述べ、民共両党の選挙協力に疑問を呈した。公明党の山口那津男代表も「(民共両党は)全然方向性が違う。選挙後の責任ある姿が見えない」と指摘した。(2016/06/19-09:18)
1677
:
チバQ
:2016/06/19(日) 13:01:39
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/list/201606/CK2016061702000189.html
<参院選>激戦の構図(上) 民進・おおさか維新 敵は「自公」にあらず?
2016年6月17日
「十一日に共産の志位(和夫)委員長が大宮駅前でやった街頭演説を見に行ったけど、人の数がすごかった。民主が政権取ったときもあんな感じだったんじゃないか」
民進現職の大野元裕(52)が地元の川口市で開いた決起集会の翌日、同県連関係者は苦笑いを浮かべた。大野の集会に「勢いはなかった」。だから共産の勢いがまぶしい。そしてこう続けた。「ウチにとって、本当の敵は誰か?ってことなんだよね」
自公政権への高い支持率からすれば、野党への風はあまり期待できない。仮に吹いても、勢いのある共産の新人伊藤岳(56)に流れるのではないか。そうなれば、改選数三の埼玉選挙区は「自公共」で占められ、大野ははじき飛ばされる-。
こんな最悪シナリオへの警戒感からか、民進県連は共産とは一貫して距離を置く。衆院議員の大島敦県連代表(59)は「共産はライバル」と断言してはばからない。十三日のテレビの討論会では大野自身が、伊藤を前に「われわれは共闘してません」と言い切った。
「改憲可能となる自公での三分の二議席阻止」を合言葉に、全国の一人区で進む野党共闘の動きなど、別世界の話だ。
◇
生き残りを懸け、大野本人はすでにフル回転している。「大野さんは安全保障を誰よりも本気で考えている専門家。必ず国会へ送り出してほしい」。十四日のJR浦和駅前、熱弁をふるう民進党政調会長の山尾志桜里(41)の横にも、大野の姿はなかった。本人はこの日、加須市など県北部を駆け回っていた。
大野が初当選した二〇一〇年の参院選で、民主は二議席獲得を狙い、大野は県南部、当時の現職は県北西部と票を振り分けた。大野は当選できたが、北西部には浸透していない。だからこそ、民進の数少ないスター・山尾とのツーショットを見送ってまで、北西部回りを優先したのだ。
もちろん、楽観論がないわけではない。一四年の衆院選では、民主が約五十三万、維新の党が約四十二万の比例票を県内で獲得した。両党が合体した民進の票は単純計算すれば九十万票以上。過去の当選ラインを軽く超える。まして六年前と違い今回は大野一人。
次期衆院選の候補者となる総支部長の中には「大丈夫じゃないか」という声もあるという。だが、冒頭の県連関係者はため息をつく。「本気で大野をやらなきゃ次の衆院選は戦えない。どこまで分かってんのかな」
◇
「改革は埼玉でもできます」。午前六時半のJR上尾駅前。党のイメージカラーである黄緑色のTシャツ姿で、おおさか維新の会新人の沢田良(36)が政策チラシをまいていた。
同党は四月下旬、一度はみんなの党出身の現職山田太郎(49)の公認を発表したが、翌日に除名処分とするなど擁立作業が混乱。結局、沢田が出馬を表明したのは、事実上の選挙戦スタートとなる国会閉会が一週間後に迫った五月下旬までずれ込んだ。
知名度不足は覚悟の上。国会では質問時間の多くを民進攻撃に割くお維新だけに、沢田も「共産と共闘して何をしたいのか理解できない。無責任だ」と民進批判に余念がない。「まるで大野の票を奪うために擁立したようなもの」と大野陣営関係者は憤りを隠さないが、まるで意に介さない沢田は、街頭でひたすら「おおさか維新、おおさか維新」と党名を連呼する。
民主の下野から三年半。民主、みんなの党、維新の会等々…繰り返された非自民非共産野党の離合集散に意味はあったのか。有権者の審判が、まもなく下る。 =文中敬称略
(谷岡聖史)
◇
二十二日に公示される参院選。埼玉選挙区(改選数三)には、現職三人、新人四人が立候補を予定している。有権者の一票はどの候補に集まるのか。県内主要政党の動き、思惑を探った。
1678
:
チバQ
:2016/06/19(日) 13:02:24
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/list/201606/CK2016061802000153.html
<参院選>激戦の構図(中) 自民・公明 楽観論に潜む「ズレ」
2016年6月18日
テレビが「舛添要一都知事辞職」のニュースを大々的に伝えていた十五日の県議会の自民控室。画面を横目にしながら、ある自民県議は強気に言った。
「影響は全然ない。全くない。全部舛添が悪い。誰も自民が悪いなんて思っちゃいないよ」
自公が舛添を都知事に押し上げ、与党として支えていたことは周知の事実。辞任を渋る舛添に引導を渡したのは、ひとえに参院選への負の影響を懸念したことも明らかだ。
にもかかわらず、この強気。埼玉選挙区で四選を目指す自民・関口昌一(63)について、県議は「地球がぶっこわれたって関口が落ちることはない」とこれ以上ない楽観論をぶった。
もっとも、その楽観論に裏付けがないわけではない。改選数三の埼玉選挙区で自民の候補者は現職の関口だけ。千葉や神奈川で候補者を二人擁立するのとは対照的に、埼玉では早々に関口一人に絞り込み、共倒れの危険がない。
安倍政権への支持率は堅調で、全国の一人区で構築された野党共闘の影響も埼玉にはない。直近の二〇一三年参院選で自民候補は、二位に四十万票の差をつける約百万票を獲得し、トップ当選している。だから、「落ちることはない」。
◇
もともと、今回の参院選では、改憲をもくろむ安倍晋三首相(61)が衆院との同日選を仕掛ける、と公然といわれてきた。それが今月初めになくなり、一気に気が抜けた面もある。
あまりに弛緩(しかん)した雰囲気に、県連会長の新藤義孝元総務相(58)は十一日、関口の総決起集会で「ゆめゆめ油断したり、たかをくくってはならない」と叫び、幹事長の鈴木聖二県議(61)は「今回は自民の環境が非常にいい。だから怖い。目標は百万票だ」と逆説的な言い回しで、ねじを締めた。
それでも、ギュッと締まった様子は見られない。ある自民衆院議員は「頑張っていなくはないが、無理はしてない。必要以上に動員をかけない」とクールに話した。
◇
一方、自民と連立政権を組む公明には、楽観論はまるでない。舛添の問題にも「埼玉都民は九十万人もいるし、少なからず影響がある。舛添の与党だから、とても怖い」(公明県本部幹部)と敏感だ。
危機感を象徴するのが、現職西田実仁(53)と安倍が笑顔で並ぶ二連ポスター。県内各地でくまなく貼られている。一見、西田が自民の候補かと錯覚しそうな出来だ。「自民から推薦をもらっているというお墨付き。自民支持者に働き掛けやすくなった」(同)
公明の基本戦略は、自公政権への高い支持率を生かして、今までの公明支持者以外の票を取り込むことだ。前回、前々回の参院選で公明が獲得したのはいずれも約五十九万票で、「これがウチの限界」(県本部幹部)。今回はこの票数では当選ラインに届かないとみて、自民支持者に与党としての公明への投票に期待をかける。
ただ、この公明の戦略に自民からは「やりすぎだ」(県議)と不満の声ももれている。表向きは「自公で二議席獲得」とうたう自民県連幹部も、水面下では「選挙協力はまずはウチの目標を達成してからだ」と公明幹部にくぎを刺した。一方で公明支持者からも「公明は連立政権のブレーキ役だったはず」と、あからさまな自民との一体化を憂う声もある。
なかなかねじが締まらない自民県連に歯がゆい思いを抱えつつも、頼みは安倍政権への高支持率というジレンマ。西田は「追い風は全くない」と自らを戒めるように話す。 =文中敬称略
(冨江直樹)
1679
:
チバQ
:2016/06/19(日) 13:03:28
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/list/201606/CK2016061902000149.html
<参院選>激戦の構図(下) 共産、こころ、社民 「共闘ムード」に期待
2016年6月19日
真夏のような太陽が照り付けた十一日午後、JR大宮駅西口が熱気に包まれた。
「野党が競い合って与党を少数に追い込む。埼玉では伊藤さんを必ず国会に押し上げる。アベノミクスという欠陥車はスクラップ工場に送る」。共産党委員長の志位和夫(61)がこうほえると、大きな拍手が沸き起こった。志位の隣で、今回が参院選三度目の挑戦となる共産新人の伊藤岳(56)が手を振る。
聴衆は推定九千人。県委員長の荻原初男(63)は「二〇〇〇年代に入ってから最多。大成功だ」と手応えを語る。
共産が最後に埼玉選挙区で議席を獲得したのは一九九八年。以降、長い低迷期に入り、伊藤が候補者になってからも一〇年は約二十万票、一三年は約三十五万票に終わった。
ところが今回、陣営が掲げる目標は倍増の七十万票。伊藤は街頭演説で「(事前調査で)私が三位に食い込んでいる」と公言し、十八年ぶりの議席奪回に並々ならぬ意欲をのぞかせる。
その自信の根拠は、安全保障関連法反対を訴える市民運動の高まりだ。「全国の参院選一人区で、野党候補の一本化を主導したのは共産」と自負する荻原は「努力は有権者に伝わっている」と話す。伊藤もこうした市民の後押しを期待し、演説では必ず「野党共闘」を強調する。
「これまでの選挙とは違う。どこに演説に行っても追っ掛けが必ずいる」と伊藤。実際、伊藤の活動には、安保法反対のさまざまな市民団体がビラ配りなどで力を貸す。大宮駅前の街頭演説でも、伊藤のイメージカラーのオレンジのTシャツを着た勝手連メンバーが「選挙に行こう」と太鼓を打ち鳴らしていた。
三議席を争う埼玉では民進が野党共闘を否定し、むしろ伊藤を敵視する。にもかかわらず伊藤は、全国的な共闘ムードに乗り、それを総取りする構えだ。
◇
「具体的に…。それは今後、一生懸命勉強して(党の)先生方からも教えをいただきたい」
十三日、埼玉県庁で出馬会見に臨んだ日本のこころを大切にする党の新人佐々木知子(47)は選挙で訴える政策を問われ、言葉を詰まらせた。公認候補に決まったのは五日前。選挙の経験はなく、同日夜のテレビ討論への出演は辞退した。
「こころ」は全国の比例代表で三百万票が目標。都市部の選挙区に候補者を擁立し、底上げを図る戦略だ。ただ、会見に同席した党関係者は「候補者擁立が遅れていて、選挙については全くイメージができていない」とこぼした。
佐々木は十七日夜、さいたま市内で開かれた党員集会に出席したが、他に目立った活動はしていない。出遅れをどう挽回するか。青写真を描けないまま、公示を迎えようとしている。
◇
四月末の社民党県連合定期大会。佐藤征治郎代表(76)は「かんかんがくがくの議論をした結果、候補者擁立を見送る決定をした」と淡々と報告した。旧社会党時代を含めて初の「不戦敗」宣言だった。
社民は昨年末以来、野党乱立を懸念する市民団体から野党共闘への協力を求められた。民進、共産が活動を先行させる中、県連合幹部は「ウチに候補者を出すなってことでしょ」と漏らした。
一〇年に旧民主党との連立政権を離脱してから党勢は衰退の一途。独自候補断念の見返りに、比例代表で市民団体から集票を期待するが、効果は未知数だ。県連合幹部は「比例だけの選挙はやったことがない。てんやわんやの状況だ」と天を仰ぐ。 =文中敬称略
(谷岡聖史、冨江直樹)
1680
:
チバQ
:2016/06/19(日) 13:08:21
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160619ddlk43010164000c.html
<2016参院選くまもと>両陣営一枚岩になれず 22日公示・改選数1 /熊本
10:03毎日新聞
熊本地震で約6000人が避難生活を続ける中、参院選の公示が22日に迫った。熊本選挙区(改選数1)は、3期目を目指す自民公認の現職、松村祥史氏(52)=公明推薦=と、昨年12月に野党が全国で最初に統一候補として擁立した無所属新人の阿部広美氏(49)=民進、共産、社民など推薦=が事実上、しのぎを削る構図だ。しかし、阿部氏は依然として各党の共闘方法を模索し、松村氏の陣営も多くの農家が反対する環太平洋パートナーシップ協定(TPP)を巡って一枚岩ではない。【野呂賢治、中里顕】
「今回は野党統一候補という前例のない取り組み。阿部さんの支持がどう広がるか分からない」。阿部氏を支援する組織の幹部は、阿部氏擁立から半年が過ぎる今も、統一候補の選挙手法に迷いがあることを打ち明けた。
遊説は地域ごとに1政党のみが同行。他党と十分な協力体制ができているとは言い難い。5月1日に熊本市東区の健軍商店街で開かれたメーデーの集会も、社民県連や共産県委員会の関係者が出席する中、民進党の地元議員は姿を見せなかった。
地震前は総動員態勢が期待された労働組合も関係者の多くが被災し、参院選の様相も変わった。労組関係者は「自動車や電力、自治労は地震対応でほとんど活動できていない」と話し、与党関係者が指摘する「野党は与党の安全保障政策に反対する以外の一致点が見当たらない」という課題も未解決のままだ。
一方、松村氏は野党として臨んだ2010年参院選では得られなかった県農政連や県内各地の郵便局長会など約500団体の推薦を得た。今月上旬に熊本市西区で開かれた集会で、農林水産業の支援者を前に「推薦を頂いたことは大変光栄です」とあいさつした。
ただし、松村氏の陣営もTPPに対する農家の不満がくすぶる。松村氏の集会に参加していた同市西区のミカン農家の男性は「TPPは不安だが、復興に向けた補助金をつけてもらうには与党の自民党を応援するしかない」と話した。参院選は震災からの復興一色になりがちだが、TPP問題に対する農家の与党に対する不信は根深い。また、被災直後で組織の活動が限られるのは阿部陣営と同じで、松村陣営の幹部は「熊本地震で選挙どころではない」、松村氏を推薦した業界団体の幹部も「選挙ムードではない」と語った。
経験のない被災地の選挙戦に挑んでいる阿部、松村両氏は陣営の内なる戦いも強いられている。
熊本選挙区には諸派新人、木下順子氏(57)と同、本藤哲哉氏(62)も出馬する予定。
1681
:
チバQ
:2016/06/19(日) 13:11:25
5242 :チバQ :2016/06/19(日) 13:10:52
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1606180037.html
【ポスト舛添】蓮舫氏は一転して、なぜ都知事選出馬を見送ったか? 「大勝負」逃したとベテランの嘆きよそに目指すは「党代表の座」か…
07:24産経新聞
【ポスト舛添】蓮舫氏は一転して、なぜ都知事選出馬を見送ったか? 「大勝負」逃したとベテランの嘆きよそに目指すは「党代表の座」か…
事務所開きに姿を見せた、蓮舫氏 =18日午後、東京都港区(荻窪佳撮影)
(産経新聞)
東京都知事選の出馬に意欲を示し、判断が注目されていた民進党の蓮舫代表代行が18日、一転して出馬見送りを表明した。蓮舫氏の不出馬表明には、どのような「損得勘定」が働いたのか-。(岡田浩明)
「絶対にこの国で政権交代可能な二大政党制をつくりたい。その思いで取り組んできた。まだその願いはかなっていない」
東京・南青山。蓮舫氏は18日、自身の選挙事務所開きで、間接的に都知事選に出馬しない理由を並べた。党内の待望論にも「その時々の政治状況でいろいろな役割を求められることは承知している。でも、私は自分の志に素直でいたい」と牽制(けんせい)した。
都知事選は知名度や人気で上回る候補が告示直前に名乗りを上げる「後出しジャンケン」が勝利の方程式とされる。今回、蓮舫氏は参院選との兼ね合いから先に決断を迫られた。平成22年の参院選東京選挙区で過去最高得票の171万票を獲得した実績を持つものの、都知事選でさらに知名度に勝る対抗馬が後から現れれば勝算が見込めなくなる-。こんな計算が働いたとみられる。
蓮舫氏が所属するグループの野田佳彦前首相らも同様の懸念を抱き、蓮舫氏擁立に前向きな岡田克也代表や枝野幹事長らに対して慎重姿勢を崩さなかった。
民進党は参院選で改憲勢力の「3分の2獲得阻止」を目標に掲げており、蓮舫氏の議席確保は欠かせないという事情もある。
また、党内では蓮舫氏は「党代表の座を狙っている」(党幹部)との見方が支配的だ。蓮舫氏自身も各地の参院選候補者の応援演説で「代表代行として民進党を引っ張っていく」と強調。参院選後の9月末に予定される党代表選への意欲をにじませており、「都知事選で危険を冒すことを避けた」(党幹部)との指摘もある。
だが、参院選をにらんだ合流効果も乏しく、党勢低迷にあえぐ民進党の現状に危機感を募らせる党ベテランはこう嘆く。「都知事選出馬は乾坤一擲、局面を切り替える大勝負になったのに…」
1682
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チバQ
:2016/06/19(日) 13:12:34
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20160619k0000m010123000c.html
<参院選>高齢化、弱る足元 自民-鳥取・島根
00:26毎日新聞
「世の中、うそじゃないかという夢が誠になる。北陸新幹線や北海道新幹線なんて『一体いつできるのか』とみんな思っていた。山陰新幹線も強く主張すると、いつの間にかできる」
12日、島根県安来(やすぎ)市であった自民党の参院選決起集会。細田博之・幹事長代行(島根1区)の口ぶりに、支持者約70人がどっと笑った。
1票の格差是正のため、合区された鳥取・島根選挙区(改選数1)には現職の青木一彦氏(55)が再選を目指して出馬する。青木幹雄・元官房長官の長男。父の代から地盤とする島根は、竹下登元首相ら多くの有力政治家を輩出してきた。衆院選小選挙区では無敗を誇る全国有数の自民王国として知られる。
その力の源泉の一つがインフラ整備だ。「橋ができる、学校ができる。目に見えるものがあると党員になる人も増える」(県連関係者)。市町村ごとに張り巡らされた地域支部が地元の要望を聞き取り、国会議員は予算という成果を持ち帰って票につなげる。強固なシステムが王国を支え続けた。
しかし、組織は確実に老いている。2006年に約2万1000人いた県内の党員数は10年以降、約1万3000人台で推移する。12年の政権復帰後も大きくは回復していない。「議員も党員も支持者もみんな高齢化している。会合に動員をかけても、以前の半分ほどしか集まらないこともある」。現場からはそんな声が漏れる。自民系県議22人の大半は60〜70代。最年少でも51歳だ。
「平成の大合併」の影響も大きい。県内に59あった市町村は19になり、系列の地方議員は激減した。青木氏の自宅がある旧大社(たいしゃ)町などとともに出雲市になった旧多伎(たき)町。かつては12議席中11議席を自民系が占めたが、今は旧町出身の市議は1人だけだ。町議会議長も務めた柳楽(なぎら)和利・党多伎町支部長(77)は「みんな自分の選挙があるから、国政選挙も一生懸命やる。引退してしまえば、かつての議員も離れてしまう」と寂しそうに語った。
青木氏はこれまで、縁の薄い鳥取県で重点的に遊説を続けてきた。公示後は鳥取と島根の活動日数をほぼ均等にする。足元を引き締め、審判の日に臨むつもりだ。【釣田祐喜、長宗拓弥】
◇予想される顔ぶれ
◇鳥取・島根(改選数1)
青木一彦55自現
国領豊太34諸新
福島浩彦59無新
(敬称略)
1683
:
チバQ
:2016/06/19(日) 13:13:27
http://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-plt1606180001.html
【壮絶選挙区に迫る】山梨選挙区 意気込む民進“ポスト輿石”擁立で牙城守れるか 懸念される共産アレルギー
06月18日 17:01夕刊フジ
【壮絶選挙区に迫る】山梨選挙区 意気込む民進“ポスト輿石”擁立で牙城守れるか 懸念される共産アレルギー
輿石氏は「王国」を守れるのか
(夕刊フジ)
山梨選挙区といえば「旧民主党・参院のドン」こと、輿石東参院副議長の牙城である。その輿石氏が勇退するため、自民党は「絶好のチャンス」と意気込む。改選数1をめぐり、自民党と民進党が事実上の一騎打ちだ。
ただ、山梨自民党も裏は複雑だ。
かつて「政界のドン」と呼ばれた自民党の金丸信元副総裁が力を失った後、山梨で権勢を得たのは富士急グループを率いた自民党の堀内光雄元総務会長だった。だが一時、郵政民営化に反対して自民党公認を外される。
この時、「刺客」として元財務官僚の長崎幸太郎衆院議員が党公認で堀内氏と激突し、比例で復活当選した。堀内氏が自民党に復党すると、長崎氏は無所属に追いやられる。長崎氏は苦労しながら当選を重ね、無所属ながら自民党の二階俊博総務会長の派閥に所属している。
「結局、郵政民営化が山梨自民党を複雑にした」(自民党関係者)
堀内氏は先月他界したが、山梨自民党はいまだに、堀内派や長崎派など、いくつかに分裂、何かとぶつかり合っている。今回の参院選に、自民党公認で立候補する高野剛元県議も、長崎氏の選挙支援で自民党を除名された過去を持つ。
「内情は複雑だが、自民党が一枚岩になれば勝てる。このため、6月に入ると、安倍晋三首相や石破茂地方創生担当相などが続々と山梨入りし、高野氏の支援で街頭に立ち、一枚岩を迫っている」(自民党関係者)
迎え撃つ民進党も力が入る。
輿石氏自ら後継者擁立に動き、社会福祉法人理事の新人、宮沢由佳氏に白羽の矢を立てた。出馬会見には岡田克也代表が出席する力の入れようで、共産党を含む野党統一候補としてアピールし、日教組傘下の山梨県教職員組合(山教組)などにネジを巻いている。
だが、懸念材料もある。
「民主党出身で、永世棋聖の米長邦雄氏のおいである米長晴信元参院議員が5月、無所属での出馬を表明した。米長氏は2013年、みんなの党に移籍して参院選に出馬・落選したが、6万票近くを得た。民進党内の共産党アレルギーから、米長氏に票が流れる心配がある」(連合関係者)
野党陣営の分裂を狙ってか、安倍首相は8日、JR甲府駅前の街頭演説で「民進党は共産党と一緒になって、どんな経済政策を考えるのか。こんな無責任な人たちに政権を任せるわけにはいかない!」と声をからした。
「輿石王国」が激震している。 (ジャーナリスト・田村建雄)
1684
:
チバQ
:2016/06/19(日) 17:34:34
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160616ddlk03010004000c.html
<「共闘」のゆくえ>2016参院選・岩手選挙区/上 自民県連と平野参院議員 /岩手
06月16日 10:27毎日新聞
◇知事選での亀裂修復 メンツ立て舞台演出
5月28日夕、盛岡市内の料理店で机には酒が並んだ。「昨年の知事選では、ご迷惑をおかけしました。申し訳ございませんでした」。静まる自民の県連幹部や県議らの前で、平野達男参院議員は頭を下げた。その後、皆で乾杯した。陳謝した平野氏を招いたのは、自民県連側だった。
○ ● ○
参院選の岩手選挙区で自民県連は、昨年11月に田中真一氏(49)の擁立を決めた。慶応大ラグビー部の監督などを務め、前回の2013年の参院選で初めて立候補し、16万を超える票を獲得した。しかし、8万票余りの差を付けて立ちはだかったのが、無所属で選挙戦に臨んだ平野氏だった。
生活の小沢一郎・共同代表の影響力が強い岩手では、自民が12年に政権に復帰してからも、国政選挙では圧倒的な強さを見せられていない。特に参院選では、公認候補が7連敗中だ。県連が雪辱を期すには、平野氏の票も頼らざるを得なかった。
しかし、ある自民県議は「ネックになったのが、知事選での平野氏の対応の悪さだった」という。平野氏は昨年8月20日に告示された知事選に立候補する意思を示し、県議選を控えた自民県議らは選挙戦で連携するはずだった。ところが、告示直前に平野氏が撤退を表明。寝耳に水で、県議選にも影響した。前回参院選で生まれた県連と平野氏との亀裂は、埋まらなかった。
「支援を受けられると思った自民が積極的に動かなかった」。知事選を巡っては、平野氏の後援会など平野氏側も県連に不信感を抱いていた。
選挙戦直前になっても県連内の平野氏支援の空気は盛り上がらず、まとまって戦う雰囲気にはなっていなかった。平野氏側は、自分たちが裏切った形になったが、その要因が県連にもあると感じていた。別の自民県議は「自民にも非があったと言われれば、そうかもしれない」と話す。
その一方で、平野氏は無所属での政治活動に限界も感じており「自民入党もうかがっていた」(自民関係者)という。
○ ● ○
両者のわだかまりを解いたのが、県連会長の鈴木俊一衆院議員だった。
県連幹部は「参院選で平野氏が協力すれば亀裂が修復に向かう」とみていた。ただ、知事選の件で平野氏が自ら進んで謝ることはできない。県連に呼ばれて出向く格好にして、平野氏のメンツを保とうとした。鈴木氏らは酒席を段取りして、参院選が両者の歩み寄りの舞台となるよう演出した。
今月13日、一関市であった田中氏の後援会の事務所開き。会場には、平野氏も駆け付けた。「田中さんを応援することが私の職責の一つだ」「田中さんとは3年前に争った。あれはノーサイドにさせてもらう」。そうあいさつした平野氏は田中氏とがっちりと握手し、共闘する姿勢を示した。
平野氏が自民に近づく姿を見て、平野氏を支援していた男性はつぶやいた。「前回の選挙で『平野』と書いた人は、どう思っているんだろうか」
× ×
22日の参院選公示まで1週間を切った。改選数1の岩手選挙区には、野党共闘による木戸口英司氏(52)と幸福実現党の石川幹子氏(51)も立候補を予定している。県内政党の参院選に向けた動きを追った。
1685
:
チバQ
:2016/06/19(日) 17:34:57
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160617ddlk03010050000c.html
<「共闘」のゆくえ>2016参院選・岩手選挙区/中 現職・主浜氏の引退表明 /岩手
06月17日 10:42毎日新聞
◇「主導権」争いが噴出 民進と生活にしこり
元県議の木戸口英司氏(52)か、元衆院議員の畑浩治氏(52)か--。5月18日に盛岡市内で開かれた記者会見。共産県委員会の斉藤信副委員長、生活県連の佐々木順一幹事長、社民県連合の細川光正幹事長が並ぶ前で、民進県連の階猛幹事長は眉間(みけん)にしわを寄せ、木戸口氏が選ばれた無念さを隠さなかった。
「世論調査などの結果を踏まえ、野党第1党である私どもが主導して擁立すべきでないかと、最後まで畑さんを提案した」「正直言って、知名度では我々の調査でも圧倒的に畑さんは上回っていた」「今回は一歩引こうと。大変苦渋の決断をした」
選挙戦での態勢を尋ねられると、こう答えた。
「党ごとにやるのがいいのではないか」
○ ● ○
昨年11月、県内でも参院選に向けた動きが出始めた。
4日、共産県委員会が「野党との選挙協力が実現すれば擁立を取り下げる」としながら、県常任委員の立候補を発表。15日には、自民県連が田中真一氏(49)を公認候補者とすることを決めた。21日、生活の小沢一郎共同代表も盛岡市内で会見した。「岩手選挙区には(生活の)現職がいる。立候補表明の必要はない」。改選を迎える主浜了参院議員を立てる意向を明らかにした。
こうした状況に呼応するかのように、当時の民主県連も対応を模索した。「現職なら支援する」。共産県委員会と主浜氏を推すことで一致した。毎日新聞が昨年12月5、6の両日に実施した全国世論調査で、自民の支持率は29%、民主7%。自民は岩手選挙区で連敗しているものの、民主単独で戦う余力もなく、主浜氏での共闘の流れが生まれつつあった。
今年4月13日。社民県連合を加えた野党4党の県組織は、統一候補者を主浜氏にすることを正式に決めた。ところが、お膳立てされたにもかかわらず、主浜氏は正式な立候補表明をしなかった。
それから2週間後の27日、主浜氏が口にしたのは「引退」だった。「深刻な症状の家族を抱え、介護と政治活動の両立が難しくなった」
○ ● ○
擁立作業が白紙に戻り、民進県連と生活県連の「主導権」争いが噴き出した。主浜氏は後継者として、木戸口氏を指名。4党との協議で、民進県連は畑氏の擁立を譲らなかった。生活との個別協議を働きかけられても応じなかったが、最後は「現職の政党が生活」ということで折れた。5月の半ばを過ぎていた。
出遅れ感を取り戻すかのように、木戸口氏は連合岩手など労働3団体から推薦を得るなどして準備を進める。共産市議らとも各地で街頭演説を重ね、既に10回を超えた。
その中で、民進県連とは黄川田徹代表のあいさつ回りに、1回同行しただけ。「協力の姿勢が感じられない」。木戸口氏の後援会幹部は、民進とのしこりをうかがわせた。「非協力的だと見られていることは理解している。まとまる姿を見せなければ足元を救われてしまう」。民進県連幹部は危機感をにじませた。
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:
チバQ
:2016/06/19(日) 17:35:28
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160618ddlk03010005000c.html
<「共闘」のゆくえ>2016参院選・岩手選挙区/下 共産・吉田氏比例へ /岩手
06月18日 11:54毎日新聞
◇票上積み未知数 残る「小沢アレルギー」
5月30日、盛岡市内の会議室で開かれた共産県委員会の研修会には、県議や市議、参院選の比例代表で立候補することになった吉田恭子氏(35)ら約50人が集まった。スーツ姿の木戸口英司氏(52)が登場すると、拍手で迎えられた。選挙前に他党の立候補予定者が、研修会に顔を出すのは初めて。帰り際、木戸口氏は参加者全員と握手をした。「共産にとって歴史的な場面になった」。県委員会の菅原則勝委員長は目を細めた。
○ ● ○
参院選に臨むにあたり、共産県委員会の方針は明確だった。昨年11月4日、岩手選挙区の候補者として吉田氏の擁立をいち早く発表。その記者会見の席で、菅原氏は「世論に野党連携を期待する声もあり、流れを作るために擁立を発表した。選挙協力となれば立候補を取り下げる覚悟はある」と言い切った。
5月18日に木戸口氏の立候補が決まると、市町村議が動いた。県内には、普代村を除く32市町村の議会に共産の議員がいる。生活や民進系の市議らと連携して、木戸口氏の支援態勢を整えていった。その一つが、花巻市の野党議員による「花巻から安倍政権ノーを! 花巻市議有志の会」だ。 「それぞれの地域で、共産議員が野党議員同士をつなげる接着剤の役割をしている」。地域レベルで野党共闘が進んでいることに、県委員会は手応えを感じている。菅原氏は「安全保障関連法を廃止するには、政権を取らなければ。ただ、共産1党では取れない。まとまるのは大義だ」と言う。
○ ● ○
今月3日、盛岡市内で開かれた共産の事務所開き。県委員会幹部は選挙区では木戸口氏、比例は共産への協力を求めた。国政選挙の県内の比例代表で、共産や共産候補者の得票率は5・7%(2010年参院選)、6・4%(12年衆院選)、9・1%(13年参院選)、10・8%(14年衆院選)と堅調に伸びている。
しかし、野党共闘で今後もどれだけ上積みが期待でき、党勢拡大につながるのかは未知数だ。
1999年に連立政権を組んだ自民と公明は「選挙区は自民、比例は公明」を基調にして、選挙協力を続けている。今回の参院選の岩手選挙区で立候補を予定している自民の田中真一氏(49)の陣営も、その方針を踏襲。民進県連や生活県連は、比例代表では自分たちの党や候補者の支援に力を入れる。
永田町では衆院の解散もささやかれる。共産が衆院選でも今回のような共闘を続ければ、政見放送ができなかったり選挙カーも出せなかったりする制約が出てくる。過去の衆院選では、生活の小沢一郎共同代表とは激しく争ってきた。「県委員会の段階では方針を決められないけど、このままでいいのか」。共産関係者は頭を悩ませる。
22日の参院選公示を控え、最前線で選挙戦を支援する共産市議の一人は複雑な心境をのぞかせた。「安保関連法の廃止に向けては他党を利用しているが、選挙戦では共産の地方組織が利用されている。先を見据えた時に、共産はどこに行こうとしているのか。支持者には小沢さんへの『アレルギー』も残っており、ジレンマを感じる」
◇
この連載は村山豪、近藤綾加、二村祐士朗が担当しました。
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チバQ
:2016/06/19(日) 17:43:47
http://www.sankei.com/region/news/160617/rgn1606170038-n1.html
2016.6.17 07:07
【2016参院選】
1議席決戦(上)自民・中原陣営、票上積みへ公明との連携が鍵 新潟
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「相手の背中が見えているだけでは駄目。追い抜かなければなりません!」
12日、新潟市中央区のホテルで開かれた自民党県連大会。参院選新潟選挙区(改選数1)に立候補を予定する同党二階派の現職、中原八一が大きな声で絶叫した。
3日前に行われた長岡市での決起集会でも「死に物狂いで戦う」と落ち着いた口ぶりで決意を語ったが、この日は違った。普段は冷静な演説ぶりが定着しているだけに、県連大会に参加した約750人の党員の中には戸惑いの表情をみせる人もいたが、中原が「何が何でも1議席を守る」と強い口調で続けると、最後は大きな拍手に包まれた。
ある県連幹部は「政策ばかりを言うのでなく、やっと気持ちを前面に出せるようになった」と評価した。
野党統一候補として無所属で出馬する生活の党の元職、森裕子に対する中原の危機感は強い。通常国会が閉会した1日以後は臨戦態勢に入り、県内で多くの集会に参加。「(民進、共産、社民、生活の)4党が一緒になること自体おかしい。自衛隊、原発をはじめ政策も理念も違う」と訴え、野党共闘は「選挙目的以外の何ものでもない」と厳しく批判する。
◆前回選との大きな差
中原は県議を経て、民主党政権下だった平成22年の参院選に出馬し、県連の組織力を背景に約41万票で2位当選を果たしたものの、1位当選を含めた他の主要候補の得票は計約71万票に上った。改選数が2から1に減った今回、中原が警戒するのはこの大きな差だ。
自民、公明両党が政権を取り戻した後の25年の参院選で、自民候補は45万票超を得て再選したが、それでも主な野党勢力は合算で約58万票に上った。
中原陣営のスタッフの一人は、投票率が25年の参院選(55・82%)並みだった場合、当選ラインは「54万票」と口にする。知名度で森の後塵(こうじん)を拝している現状を自他共に認める中、票をどう積み上げるのか。
新潟を最重点選挙区に位置付ける自民党本部が頼りにするのは、連立政権を組む公明党にほかならない。公明は22、25年の参院選の比例代表でいずれも9万4千票台を県内で獲得し、抜群の安定感をみせている。
中原は昨年8月に自民の公認候補となり、今年3月には公明から推薦を得た。12日の県連大会後、中原陣営の選対本部長を務める県連会長の星野伊佐夫は「公明党さんには今回、本当に頼りにさせてもらっている」と記者団に漏らした。
◆「抜いた」とはいえず
自民党本部の調査では4月下旬から5月初めの段階で、中原陣営は「びっくりするほど大きな劣勢だった」(星野)が、6月に入り「ようやく(森の)背中が見えてきた」。「近づいてきたと(集会の)現場でも感じるが、まだ抜いたとはいえない」と、星野は公明のさらなる支援に期待する。
中原も新潟市で5日に開かれた公明の時局講演会に参加し、約1500人に支持を訴えた。中原は「会合には女性が多く、公明の力を実感した」と打ち明ける。6年前の参院選では公明の大規模集会に顔を出さなかったが「前回以上の支援をもらっている」と手応えを語る。
公明党県本部代表の志田邦男は「恐らく、最後は草の根の1票をもぎ取れるかという厳しい戦いになるが、うちの得意分野だ」と自信をみせた上で「今回は自公の歯車がかみ合わないと勝てない。(これまで選挙協力で)双方に意識の差はあったが、やっとかみ合い、5日(の講演会)に間に合った」と打ち明ける。
中原陣営はこれまで2300を超す企業や友好団体から推薦を得た。だが、公明関係者は「中原は業界団体、自民県議の後援会といったように同じ顔ぶればかりを相手に回っている。今回は殿様選挙では通じない」と、もっと汗をかくよう中原に求めている。
自公の組織票をベースにしつつ浮動票をいかに取り込めるか。それこそが勝敗を分ける鍵になりそうだ。
◇
22日に公示、7月10日に投開票される参院選では、政権与党の自公と野党勢力が事実上の一騎打ちを繰り広げる。激戦が予想される選挙戦の構図を探る。 (敬称略)
◇
◇新潟選挙区立候補予定者
(1減・1-3)
中原八一 57 拉致特委員長 自(二)現 【公】
横井基至 35 元航空自衛官 幸 新
森裕子 60 元文科副大臣 無 元 【民】【共】【社】【生】
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チバQ
:2016/06/19(日) 17:44:37
http://www.sankei.com/region/news/160618/rgn1606180016-n1.html
2016.6.18 07:02
【2016参院選】
1議席決戦(中)野党・森陣営 「一枚岩」強調 浮動票狙う 新潟
「子供たちの命と未来、そして皆さんの生活を守るために、どうしても勝たなければならない」
15日、燕市の吉田産業会館で開かれた野党陣営の決起集会。参院選新潟選挙区(改選数1)に野党統一候補として無所属で立候補する生活の党の元職、森裕子は約300人の聴衆に力説した。
そして、旧民主党(現民進党)県連代表だった当時、候補者の一本化をめぐる調整で森と一時は鋭く対立した衆院議員の菊田真紀子が「安倍政権の暴走を止めるため国会にぜひ行ってもらい、暴れてもらおう」と壇上で“和解”をアピールすると、会場から大きな拍手が湧き起こった。
民進、共産、社民、生活の4党を軸とする野党勢力と連合、市民団体による共闘は主張が一致する安全保障関連法の廃止を旗印にすることで実現した。新潟市中央区の県庁前に5月中旬に設けた「中央選対事務所」に各党や団体の担当者らが定期的に集まり、情報を共有。県内各地にも事務所を置いて会議を開き、有権者の理解と支持を広げようと奔走している。
もっとも共闘は名実ともに一枚岩とは言い切れず、効果は未知数だ。旧民主党を離党した森への抵抗感が民進党内などに今もくすぶっているからだ。新潟選挙区へのくら替え出馬を決め、後に撤回した菊田は「(森との間に)まだ温度差がある」と認める。
一方で、同選挙区で初めて共闘に加わる共産党はスタッフを事務所に派遣し、森を全面的に後押しする。社民党県連幹事長の渡辺英明は「過去にわだかまりを持つ民進党の国会議員が前面に出れば、もっと心強い」と注文を付ける。さらに同党の県議や市議にも積極的に動いてもらい、共闘の面的な広がりを強めることも狙う。
複雑な心境の菊田も「責任ある野党第一党として『(森への個人的な感情を)超越してやっていこう』と呼び掛けたい」と、自らに言い聞かせるように力を込めた。
◆経済失政と批判
安倍晋三首相が消費税増税の再延期を表明し、経済政策「アベノミクス」は失敗したと野党が断じる中、森は燕市の集会で、国内総生産(GDP)の6割を占める個人消費が振るわないとして「皆さんが使えるお金を増やさないと景気は良くならない」と訴えた。
菊田も本紙の取材に対し、規模や業種によって地方企業の業績に差があり、非正規雇用者が増えている現状を指摘した上で「暮らしを底上げし格差を是正する施策に転換させないといけない」と、安倍政権の経済失政を強調した。
中小企業が集まる燕市の製造品出荷額は、リーマン・ショック後の平成22年の3359億円を底に回復傾向にあるが、事業所数(従業員4人以上)は17年末の877から26年末には約2割減の約700となり、減少が止まらない。
同市で金属加工業を経営する50歳の男性は「アベノミクスの恩恵を受けたという声は聞こえず、地方に成長産業を根付かせる具体的な道筋も見えない」と不満を隠さない。
◆団結力をアピール
選挙戦では連合や共産党が持つ組織票と県内各地に浸透する森の知名度を武器にしつつ、事実上の一騎打ちとなる自民党の現職、中原八一の攻勢をどうかわすかが焦点となる。
野党各党は過去に得た票の単純合算にはならないと気を引き締めており、菊田は「投票率が上がらなければ組織の力を持つ自民党は強い」と指摘。政治への関心が比較的低い若年層や無党派層といった浮動票の取り込みも狙う。
野党4党は社会保障や雇用、子育てなどに関する15法案を先の国会に共同で提出した経緯があり、無党派層の心に響くような共通政策を打ち出せる余地がある。
野党勢力は今後、施設内の集会だけでなく街頭や若者が集まるイベントに繰り出し、浸透を図る構えだ。
共産党県委員会委員長の樋渡士自夫は「各党の支持者を固めた上で、野党の団結力をどれだけアピールできるかが勝敗の鍵を握る」としている。(敬称略)
◇
◇新潟選挙区立候補予定者
(1減・1-3)
中原八一 57 拉致特委員長 自(二)現 【公】
横井基至 35 元航空自衛官 幸 新
森裕子 60 元文科副大臣 無 元 【民】【共】【社】【生】
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チバQ
:2016/06/19(日) 17:45:13
http://www.sankei.com/region/news/160619/rgn1606190033-n1.html
2016.6.19 10:30
【2016参院選】
1議席決戦(下)有権者どう動く 若者へのアピールが鍵 新潟
反応
反応
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22日に公示される参院選新潟選挙区(改選数1)の有権者は2日現在で約191万7千人。平成26年12月の衆院選以来、約1年半ぶりの国政選挙で有権者は何を判断基準に、どう動くのか。選挙権年齢の引き下げで新たに有権者となる県内の18、19歳は推定で計約4万3千人。有権者全体の約2・2%にすぎないものの、次代を担う若者たちが投票所にどれだけ足を運び、政治をどう動かすかも今回の参院選では焦点の一つとなる。
■投票の大切さ感じた
「投票の大切さを感じた。高齢者ばかりでなく、若者にも目を向けることができる政治家に投票したい」
長岡工業高等専門学校(長岡市西片貝町)の体育館で16日、同市選挙管理委員会が3年生約200人を対象に開いた出前講座を受講した小野塚桃子(18)は、今まで政治や選挙にあまり関心がなかったが、今回の参院選では一票を投じようと気持ちが変わったという。
出前講座では同市選管の担当者が選挙制度概要をはじめ、政治に参加する意義や投票の持つ意味、インターネットを使った選挙活動などを説明。3年生のうち今回の参院選で選挙権を得る約100人が模擬投票を体験した。
そのうちの一人、稲生穂乃香(18)は選挙権の重みを感じていた。「自分の一票で世の中が変わるかもしれないということを学んだ。考えが偏らず全体を見渡せる人に投票したい」
■3人中2.2人が棄権
県選管によると、同選挙区の投票率は25年の前回が55・82%。20〜24歳は年齢別で最も低い27・34%にとどまり、3人のうち2・2人が棄権した。同市選管事務局長の遠藤健男(51)は「こうした講座をきっかけに選挙や政治に関心を持ってもらい、低迷している若者の投票率を少しでも上げることができればいい」と手応えを話した。
県内の経済人は、参院選をどう見ているのか。鋼材の加工・販売を手掛ける藤田金属(新潟市中央区)の社長、今井幹文(もとふみ)は「地方創生の行方に注目している。いかに新潟を継続的に盛り上げ(地元を訪れる)交流人口を増やすか。農業分野の国家戦略特区に象徴される官民一体の取り組みが試される」と話す。
その上で、中国などの新興国や為替の動向に地方経済も影響を受けている現状を、政治がどれだけ認識しているかを問う。「例えば中国が鉄鋼を過剰に生産して安値で輸出し、日本の素材産業にも影響を与えている。安倍晋三首相の経済政策『アベノミクス』の対案として、海外の状況を踏まえた政策が野党から出なければ、選挙戦で議論は深まらないだろう」と指摘する。
一方、演劇の舞台公演などを行っている小劇場「新潟古町えんとつシアター」(同区)の支配人、逸見友哉(へんみ・ゆうや)(36)は「先のことを考えてくれる人に入れたい」と、候補者の政策の内容を注視する。
これまで棄権したことはなく、票を投じる候補者は国政選や首長選にかかわらず、消去法で選んできたという。今回は「特に18、19歳に対して前向きな内容をアピールできる候補者がいるか注目したい」と話す。同時に「若い人がどれだけ政治に関心を持っているか、投票率も気になる」という。
改選数が2から1に減り、前回は8人だった候補者は今回は3人にとどまる見込みだ。逸見は「選択肢は多い方がいいので、さみしい。改選数の削減も残念。地方の意見をもっと吸い上げるべきだ」と話した。(敬称略)
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この連載は市川雄二、臼井慎太郎、松崎翼、村山雅弥が担当しました。
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◇新潟選挙区立候補予定者(1減・1-3)
中原八一 57 拉致特委員長 自(二)現 【公】
横井基至 35 元航空自衛官 幸 新
森裕子 60 元文科副大臣 無 元 【民】【共】【社】【生】
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チバQ
:2016/06/19(日) 17:47:07
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160615ddlk02010053000c.html
<岐路の農政>2016参院選/上 TPPに攻守揺れ 大規模化でコスト増も /青森
06月15日 10:43毎日新聞
深緑の季節を迎えた八甲田山系。その豊かな雪解け水に恵まれた青森市八ツ役の水田で、「山田ふぁーむ」の山田正樹代表(53)はあきたこまちやコシヒカリを育てている。「TPPを恐れていない。むしろプラス効果に期待したい」
政府が昨年10月に合意したTPP、つまり「環太平洋パートナーシップ協定」は日本にとって「黒船」にほかならない。安い輸入農産品の襲来が農家の経営を直撃するからだ。一方で政府は、TPPをテコに農業の競争力・体力強化を図る。農地集約や新規参入を進め、新たな担い手を育てたい思惑もある。
青森市生まれの山田さんは早稲田大卒業後、外資系商社に入社。やがて「Uターン」し、広告会社勤務などを経て農家になった。収量を求めず質を追求し、農協などを通さない直接販売を展開。「米・食味鑑定士協会」の品評会に毎年出品し、「おいしさの数値化」を図る。2013年にはコシヒカリが約4000点の中から特別優秀賞に輝いた。その「エビデンス(証拠)のあるおいしさ」で販路を開拓。価格競争から離れ、「TPPを脅威に感じないやり方をしている」という。
夢は「うまいコメを世界に売ること」。海外の日本食ブームもあり、チャンスはある。だが個人では海外へ打って出る経営戦略は立てにくいため、商社などとの連携に期待を寄せる。
■ ■
一方、県内の多くの農家からはTPPに不安の声が聞かれるのも事実だ。つがる市の70代の男性は「米価を安定させるため、生産調整に応じて交付金をもらい、収入を安定させる方法が当たり前になっているのが現状。農家は既に『守り』に入っているよ」と話す。
とはいえ、青森の農業は近年「攻めの姿勢」も目立つ。リンゴは輸出拡大を続け、県産米の新品種「青天の霹靂(へきれき)」は日本穀物検定協会の15年産米の食味ランキングで最高評価「特A」に輝いた。だがTPPの影響は避けられそうにない。国は昨年、県内の農林水産生産額については今後、30億〜50億円減との試算を公表した。コメは「影響ゼロ」としたが、県独自の試算では23億円の減少が予想される。
農水省によると、15年の県内の農業経営体数は約3万5000。10年と比べて約9000減ったが、耕地面積では10ヘクタール、販売金額では700万円を境にそれ以上の経営体が増え、それ以下が減っている。JA青森中央会によると、後継者不足の問題などで廃業した農家の土地を近隣の農家が借り受けることで、経営の「大規模化」が進んでおり、ここ5〜6年はその傾向が顕著という。政府・自民党が推進する大規模化の波は、確かに青森にも及んでいる。だが「経費を差し引いた所得の伸びはあまりないのが現状」(同中央会)との指摘もある。労働力不足も深刻化し、従来は家族の手伝いでカバーできた作業にもわざわざ人件費をかけて人を雇用するなど、規模拡大の影響でコスト増となるケースもあるという。
■ ■
長年、自民党の支持基盤だった農家。だがTPP導入を巡り、近年の国政選挙では自民候補を積極的には支援しない現象も各地で起きている。県内でも7月10日投開票の参院選への対応について、JAグループ幹部で構成する県農協農政対策委員会が「自主投票」を決めた。
競争力を強化させ、「大規模化」「法人化」を進めたい政府・自民党。青森選挙区では自民現職の山崎力氏(69)が「生産者への支援対策と海外の市場開拓が重要」と訴える。一方で「今回のTPP合意に反対」の立場を取る民進党は、民主党政権下で農水政務官も務めた田名部匡代氏(46)が「県の基幹産業は1次産業だが、農村や漁村には不安が広がっている」と警戒感を強める。参院選を前に、岐路に立つ県内の農業の現状を探った。【佐藤裕太】
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■ことば
◇環太平洋パートナーシップ協定(TPP)
太平洋沿いに位置する日本、米国、豪州、シンガポール、チリなど12カ国が2015年10月、大筋合意した広域の自由貿易協定(FTA)。農産品、工業品の関税の削減・撤廃や、投資や知的財産権など幅広い分野で域内共通ルールを作ることで貿易や企業活動の活発化を狙う。10年に交渉が始まり、日本は13年に交渉に加わった。TPPが発効すると、世界の国内総生産(GDP)の約4割を占める巨大な経済圏が誕生する。
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チバQ
:2016/06/19(日) 17:47:29
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160616ddlk02010007000c.html
<岐路の農政>2016参院選/下 戸惑うリンゴ王国 他の果物と競合懸念 /青森
06月16日 11:37毎日新聞
「来るなら来い」。今年2月、三村申吾知事はいつになく自信満々だった。日米など12カ国が環太平洋パートナーシップ協定(TPP)に署名したことについての見解を述べた時だ。「来るんだったら来いや、と。防衛するだけなく、このピンチにしっかりと対抗していく姿勢を示したい」。知事はその自信の背景も説明し、「我々は世界に誇れる農林水産資源を持っている。海外戦略に本腰を入れたい」と述べた。
■ ■
TPPを迎え撃つ県内農業。主要産品の中で、とりわけ影響が注視されるのがリンゴだ。青森は年間生産量46万8000トン(2014年)と国内リンゴ生産量の半分以上を占める「王国」だけに、戸惑いも広がる。リンゴの関税は11年間で段階的に撤廃されることになり、政府は国内生産額の最大6億円減を見込むが、2000億円超の産出額を考えればむしろ影響は限定的との見方もある。だが県内の農家からは「過小評価」との声も上がる。
その根拠の一つが、リンゴ生産量2位の長野県で示された数値だ。昨年11月、JA長野中央会は「リンゴ約116億円減」との独自の試算をまとめた。今年3月にはJA秋田中央会も同様に「約19億円減」との試算を公表している。
JA青森中央会は独自の試算は出していない。だが「リンゴが出回る寒い時期に、季節が逆の南半球から新鮮な果物が入ってくれば、競合するかもしれない」との懸念がある。
例えば豪州産のブドウは主に2〜6月に出回る。青森が誇るリンゴの主力品種「ふじ」とも時期が重なる。実際に商社やスーパーでは、冬場は輸入品で店頭の種類を豊富にしようとする動きがある。「リンゴ同士」の対決なら青森県産は負けない自信があるが、他の果物と比較された時に「珍しさに釣られてリンゴの需要が下がるのでは」との不安が残る。実際、2月の記者会見でTPPの「迎撃」に自信を示した三村知事もリンゴについては、「他の果物が安くなって、食べ替えも想定される」との懸念を口にした。
■ ■
TPPへの不安は品質や労働環境にも及ぶ。昨年12月、民主党(当時)県連はTPPに関するセミナーを開催。八戸市の会合には、今回の参院選に民進から出馬予定で、民主党政権下で農水政務官も務めた田名部匡代氏(46)も出席した。当時の資料によると、生産者からは「安全でない作物が入ってくるのでは」「外国人労働者が増え、給料が下がるのでは」といった懸念の声が相次いだという。
こうした状況下、県も近年は輸出に力を入れる。15年産リンゴの輸出は、4月までの時点で3万5000トン超(県国際経済課)。12年以降年々増加しており、海外で出回る国産リンゴは9割が青森県産とされる。6月には駐日スリランカ大使が県内を視察。背景には、スリランカにとって主なリンゴの輸入先だった中国産への「安全面での不安」がある。JA関係者が「国産リンゴは海外市場でブランド力があり、青森は他県に先んじて輸出の設備やノウハウが整っている」と話す通り、青森のリンゴは「攻めの材料」でもあるのだ。参院選に出馬する自民現職の山崎力氏(69)の応援で15日に来県した安倍晋三首相も「青森のリンゴは香港や台湾など世界で大人気。輸出を増やし、農家の収入も増やす」とブランド戦略の重要性を訴えた。
■ ■
ただ、現状ではTPPを巡る各種の試算には幅があり、農村を覆う不安は払拭(ふっしょく)しきれていない。弘前市のリンゴ農園で働く30代の男性は話す。「私たちが求めたいのは、試算を超える影響があったときの補償対策を示してもらうことだ」
安倍首相が1月の施政方針演説で「我が国のGDP(国内総生産)を14兆円押し上げ、80万人もの雇用を生み出す」と経済効果を強調したTPP。日本の農政が岐路に立つ中、農業県・青森の未来がかかった参院選は22日、公示を迎える。【佐藤裕太】
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チバQ
:2016/06/19(日) 17:48:10
http://www.sankei.com/region/news/160616/rgn1606160064-n1.html
2016.6.16 07:09
【参院選 迫る決戦】
(上)知名度と実績で勝る中曽根氏 群馬
反応
反応
■組織力で圧倒の自民、「水物」…漂う楽観ムード警戒
◆初心に帰って戦う
中曽根弘文氏が初当選を飾ったのは今から30年前の昭和61年。父の康弘首相(当時)が「死んだふり解散」と呼ばれる史上2度目の衆参同日選を仕掛け、自民党が圧勝したときだ。
6度目の挑戦となる今回の参院選では、その同日選でともに初当選した谷津義男元農水相が選対本部の事務長に就任。谷津氏は先月29日に開かれた選対発足式で「今回、相手は野合してまとまってくる。こんなことは群馬の参院選で初めてのことだ」と語り、「初心に帰って戦う」と気勢をあげた。
6年前の選挙から改選数が1となり、その際は当時民主党の県連会長だった相手候補に中曽根氏が野党の県連会長として挑み、相手を一蹴した。構図は「自民vs民主VS共産」。今回はこの構図が事実上「自民VS民進(旧民主)・共産」となる。
6年前の民主党と共産党の得票数を加算しても、中曽根氏の得票数とは20万票近く離れており、最近の共産党の勢い(昨年の知事選で共産推薦候補は12万9990票を獲得)を加味しても、約14万票の開きがある。知名度と実績で勝る中曽根氏が「盤石」といわれるゆえんだ。
陣営は4月下旬から郡市単位での集会をスタートさせ、12日にみどり市で開かれた激励会で県内を一巡した。同日選の可能性を直近まで排除しきれなかったため、選対本部の立ち上げこそ遅れたが、同日選が流れたことで衆院の勢力も参院選に集中できるようになり、選対の布陣は強力になった。
また、野党だった6年前は、業界団体の対応も自民、民主両候補を推薦するなど判然としなかったが、今回は建設、農業、林業、商工、医療関係の各団体から推薦を取りつけ、組織力を強化した。
◆「50%割れ」も視野
知名度に加え組織力でも他候補を圧倒する中曽根陣営だが、不安要素がないわけではない。
その一つは昨今低下が著しい投票率。平成22年の58・55%、25年の51・75%を踏まえれば、今回は過去最低の「50%割れ」も視野に入る。
そうなれば、組織票の上積みが勝敗の鍵を握ることになるが、相手の「野党統一候補」は投票率の影響を受けにくいとされる共産党票と、民進党を支持する連合票を取り込み、それに市民連合が加勢する。
推薦を取りつけている公明党票も加味すれば、それでも中曽根氏の優勢に変わりはない。しかし、組織内に楽観ムードが漂えば、“水物”ともいわれる選挙において、思わぬ傷を負いかねない。
実際、中曽根氏は12日の激励会後、記者団に「『もう大丈夫でしょう』といわれるのが一番怖い」と話し、楽観ムードを警戒した。長年自民党の選挙に携わってきた関係者は「『もう大丈夫』という人は選挙に行かない」と指摘するほどで、中曽根選対がどれだけ組織を動かし票に結びつけられるか。油断が最大の敵となりそうだ。
◇
参院選の日程は22日公示、7月10日投開票に決まった。主な陣営の動きを追い、戦いの構図、公示直前の情勢を探る。
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:
チバQ
:2016/06/19(日) 17:51:32
http://www.sankei.com/region/news/160617/rgn1606170033-n1.html
2016.6.17 07:02
【参院選 迫る決戦】
(中)「統一候補」綱渡りの野党共闘 群馬
◆1ランク下の「支持」
「非自民・非共産」は民進党の支持団体、連合が平成元年の結成以来、掲げてきた方針だ。共産党に近い組合などはこれに対抗して全労連(全国労働組合総連合)を結成し、両者はいまも敵対関係にある。
しかし、民進党は今夏の参院選から共産党と共闘することを決め、改選1人の群馬でも「野党統一候補」堀越啓仁氏が誕生した。
民進党は市民団体出身の堀越氏が無所属で出馬することを一度は団体側と野党間で合意したが、連合が民進党の公認を強く求めたため、約束を反故(ほご)にしてまで、堀越氏の民進党公認に動き出した。
市民団体側は民進党の“不義理”に激怒したが、最終的には民進党が公認、共産、社民両党が推薦することで決着した。
しかし、連合群馬(富沢誠会長)は先月17日の執行委員会で、堀越氏への支援態勢を「推薦」より1ランク下の「支持」にとどめることを決めた。「推薦」は組織内外に運動を展開する最上位の支援レベルだが、「支持」は対象範囲が組合員とその家族に限られる。
旧民主党時代から考えても、党の公認候補を「支持」にとどめるのは異例の事態だが、「非共産」という連合結成以来の方針は、組織内に根強い“共産アレルギー”として残っており、富沢会長は「組織が一枚岩となり、最大限の票を出すためには、『支持』が最適だった」と説明した。
◆水泡に帰す事態にも
そうした連合と共産党の歴史的経過や民進党と共産党の根本的な主義主張の違いもあって、野党共闘は綱渡りの様相を呈している。連合の執行委員会前日に行われた民進党の結党大会では、選挙で共闘する社民党県連代表の姿はあっても、共産党関係者の姿はなかった。
一方で、市民団体も交えた野党合同の集会には連合が動員をかけないことになっており、共闘は一枚岩とはいえない状況だ。
野党は、自民党の「1強多弱」を打破するために全国32の1人区で候補者を一本化した。その一方、連合が傘下の産業別労組から12人の組織内候補を民進党の比例代表に擁立し、共産党も党勢拡大のために比例代表票の上積みを急ぐ。
いわば、選挙区では「統一候補」を担ぎ上げて手を握り合っているが、比例代表ではもう一方の手で各党がそれぞれの票をかき集めているような状態で、一歩間違えれば、共闘が水泡に帰す事態にもなりかねない。民進党の前原誠司元外相は以前、共産党を「シロアリ」と酷評していた。「統一候補」を擁しながら比例代表票で民進党が共産党と肉薄するようなことになれば、前原氏の酷評は当を得た忠告だったということだ。
◇
参院選には幸福実現党から新人の安永陽氏も立候補を表明。憲法改正や自虐史観の一掃、マイナンバー制度の廃止などを訴え、浸透を図っている。
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チバQ
:2016/06/19(日) 17:52:25
http://www.sankei.com/region/news/160618/rgn1606180015-n1.html
2016.6.18 07:01
【参院選 迫る決戦】
(下)18歳選挙 当惑も「期待に満ちた一票を」 群馬
反応
反応
◆出前授業や模擬選挙
22日の参院選公示まで1週間を切った17日、県立桐生女子高校では、放送部の生徒が昼休みに3年生向けの校内放送を流していた。選挙権年齢が18歳以上に引き下げられることを受け、新たに有権者となった生徒に投票へ行くよう呼びかけを行っていたのだ。
とはいっても、参院選で投票ができるのは3年生全員ではない。選挙権があるのは投開票日(7月10日)翌日の11日までに誕生日を迎えた生徒に限られ、その数は3年生の3分の1ほどだ。
県選管によると、年齢の加算は誕生日の1日前に行われるといい、仮に7月11日生まれの生徒は、10日の投票日に投票はできるが、9日までの期日前投票は利用できない。10日生まれの生徒は9日の期日前投票はできるが、8日まではできない。
こうしたことは生徒の間で十分には認識されておらず、17日の校内放送後、桐生女の生徒会は投票日までにどのような選挙啓発が必要かを真剣に話し合っていた。
今夏の参院選が初めてということもあり、「18歳選挙権」への関心は高い。選管は各地で出前授業を行い、模擬投票を実施するなど、選挙啓発に力を入れてきた。
◆親と同じ人に入れる
一方、新たに有権者となる若者にとっては、政治が突如として目の前に現れ、誰に投票するかの判断を迫られるだけに、当惑している感も否めない。
高校生の有志でつくる「群馬県高校生会議」は従来の主権者教育に物足りなさを感じ、11日に高崎経済大で座談会を開いた。大学生も交えて主権者教育の課題や改善策を話し合った。参加したある女子生徒は「学校の主権者教育はやってはいけないことの話が中心で、ほとんどの生徒は興味を持っていない。どうやって選べばいいか、みんな困っていると思う」と話した。
参院選から投票権を得た別の女子生徒に投票先を決めたか聞くと、「まだ決めていない」と答え、どうやって決めるかを尋ねると「親と同じ人に入れると思う」と話した。
公示前には舛添要一都知事が政治資金の「公私混同」問題で批判を浴び、辞職することが決まった。「政治とカネ」をめぐる問題は、若者の政治離れを加速させかねず、新有権者の低投票率が懸念される。
桐生市の男子生徒は「疑念だらけの一票ではなく、期待に満ちた一票を投じたい」と率直な思いを語った。
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チバQ
:2016/06/19(日) 17:59:21
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201607/mie/CK2016061702000247.html
<決戦の構図>(上) 民・共・社が統一候補
2016年6月17日
写真
二十二日の公示が目前にせまった参院選。三重選挙区(改選数一)は三人が立候補を予定しており、民進党現職の芝博一さん(66)が三選を果たすか、自民党新人の山本佐知子さん(48)が党として三重選挙区の議席を独占するかが最大の焦点となる。政治団体「幸福実現党」新人の野原典子さん(59)も出馬を表明している。接戦が見込まれる夏の決戦の構図を二回にわたって展望する。
民進と共産、社民の三党が統一候補として擁立した民進現職の芝博一の事務所に届いた、労働組合や企業などから推薦状は約四百枚。前回選とほぼ同じ。一見、野党連携の影響が見られないのは、芝が他党と直接、政策協定を結んでいないからだ。
旧民主が十五年ぶりに自民に議席を譲った前回選では、旧日本維新の会と共産も候補者を擁立。三党が獲得した計四十四万票に対し、自民は三十七万票余。自公政権打倒を目指す共産は昨年末から繰り返し共闘を打診したが、芝は首を縦に振らなかった。
前回選で六万票を得た共産と組めば、計算上はその分の上積みが見込める。神職出身の芝が共産から直接的な支援を受ければ保守層の支持者が離反しかねない。半年間、決断に踏み切れなかった。
全国三十二の改選一人区で候補一本化が進む中、三重は五月に入っても進展がなく、党の独自調査では「接戦」。業を煮やした地元選出の民進党代表・岡田克也は「支援してもらえばいいじゃないか」と芝を説得。協定書が交わされたのは、公示を一カ月後に控えた二十三日だった。
写真
芝と三党は市民団体「市民連合みえ」と個別に協定を結び、市民連合みえが推薦する芝を「応援」する形を選択した。協定の内容も、安保法制廃止など四項目に絞り込んだ。
連合三重の幹部は「芝と共産がじかに協定を結んでいたら、選挙にならなかった」と明かす。すでに組合員からは共産との連携を非難する声が届く。幹部は「芝が協定を結んだのは、あくまで市民連合みえ。選挙後も一緒に活動するわけではない」として、組合票固めに苦心する。
民進党県連副代表の三谷哲央も「三党合同で集会や街宣を開く予定はない。各党が個別に選挙戦を展開する」と明言。三党そろうのは市民連合みえの主催行事だけにし、民進、共産双方の支持者が互いに抱く「アレルギー」を最小限に抑える。
候補一本化の効果はいまだ未知数だが、市民連合みえとの連携は新たな戦略をもたらした。芝は十日、市民連合みえの呼び掛け人で、若者組織「SEALDs TOKAI」の岡歩美(25)との対談イベントに出席。支持なし層に市民目線の政治をPRした。党支持者や労働組合を中心に支持を固めた、従来の選挙活動ではなかった戦術だ。三谷は「従来型に加え、市民連合みえと協力し、福祉従事者や働く母親らにも投票を呼び掛ける」と支持層の広がりに期待を寄せる。
岡田は昨年十一月から県北部を精力的に回り、芝と百二十カ所でミニ集会や立会演説会をこなした。六日には保守地盤が厚いとされる熊野市、尾鷲市を訪れたが、ある関係者は「県南部は事務所を借りることさえ難しい」と打ち明け、岡田も「鈴鹿以北で圧勝し、南部の負けを上回る票数を得るのが勝つパターンだ」。党幹部も続々と県内入りしてテコ入れを図る。
(文中敬称略)
(参院選三重取材班)
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:
チバQ
:2016/06/19(日) 17:59:40
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201607/mie/CK2016061802000228.html
<決戦の構図>(下) 公明と蜜月の自民
2016年6月18日
写真
参院選三重選挙区で二〇〇〇年の補選以来、五連敗を喫していた自民。一三年の前回選、新人の吉川有美(42)が政権奪還の勢いに乗って激戦を制し、白星を飾った。民進党代表の岡田克也のお膝元である県北部の十市町のうち、大票田の四日市や桑名など四市町で勝利を収めたことが議席奪還に大きく寄与した。
今回擁立した山本佐知子(48)は東京生まれだが、桑名市が本籍地だ。旧衆院三重1区選出で自治相を務めた故山本幸雄の孫で、父は元滋賀県長浜市長、弟は滋賀県議という政治家一家。自民県連幹事長の前野和美は選定の決め手を「安定感と落ち着き」と語り、父親の落選を味わい、選挙の厳しさを肌で知る点もプラスに働いた。
陣営は、今回も県北部の得票が勝敗を左右するとみる。前野は「県北部で相手候補にどれだけ迫れるかが勝負。公示前に支持層の票を固め、公示後にいかに浮動票を取り込むかが鍵だ」と意気込む。
党のベテランが当選を重ねる衆院1、4、5区は国政報告会に出席するなどして支持層を固める一方、大票田の2、3区では無党派層を狙って党の大物国会議員らを応援弁士として招く「空中戦」を仕掛ける。県連は若い有権者の関心を引こうと衆院議員、小泉進次郎の応援も要請済みだ。
後援会事務所の本部は幸雄の地元・四日市市に置いた。くしくも幸雄の地盤を一九九〇年に継いだのが岡田だが、県連会長の田村憲久は「祖父の知名度だけで勝てるわけではないが、『山本』の名前は財産だ」。陣営が積極的に働き掛けずとも、かつての幸雄の支援者が事務所を訪ねてくるという。
写真
山本自身も十日の四日市市での決起大会で祖父を紹介し「四日市には格別の思いがある」と話した。ただ、県連幹部は「岡田さんの後援会組織は強力。市議、県議の力を結集しなければ勝てない」と気を引き締める。
知名度向上が至上命令の山本は一月から国会議員や地方議員の集会や支援団体を回り、名前を浸透させてきた。五月の大型連休から街頭演説にも立ち、多い日は三十〜四十カ所でマイクを握った。連休以降は活動の七割を支持基盤が弱い衆院2、3区回りに割く。
党は三重を重点区に位置付けており、伊勢志摩サミットからわずか二週間後に安倍晋三首相が県内入りした。県連幹部は「一気に勢いを付けたい」。さらに、過去の国政選挙で特定候補を応援してこなかった知事の鈴木英敬が安倍政権と山本の支持を打ち出したのも好材料だ。
山本の推薦を早々に決めた公明との連携について、田村は「最大限の応援態勢を組んでもらっている」と蜜月ぶりを強調。公明県本部代表の中川康洋も「今回は公示前からスムーズに協力態勢を敷いている」と共同歩調をアピールし、党の国会議員が山本の決起大会で応援弁士を務める。
(文中敬称略)
1697
:
チバQ
:2016/06/19(日) 18:00:22
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201607/fuk/CK2016061602000225.html
<闘う>(上)自民、公明
2016年6月16日
◆油断や慢心、陣営警戒
「本来なら最高の地位に就かせてもらい、どちらかというと一丁上がり」。現職議長としての選挙になる自民の山崎正昭氏(74)は、四月下旬の事務所開きで出馬に迷いがあったことを打ち明けた。
「自民王国」と言われる福井。人材は豊富。党県連が山崎氏の党本部への公認申請を決めた昨夏前までは、県議ら複数の後継候補の名前が挙がっていた。県連幹部は「年齢的にも立場的にも引退すると思っていた」と振り返る。
それでも市議会、県議会を経て国政に出た山崎氏。地元の実情に詳しく、たたき上げの政治家として手腕には定評がある。県内の首長らは声をそろえる。「実力はナンバーワン」
その声に応えるように山崎氏は「生涯現役」を宣言。健康面にも問題はない。北陸新幹線や中部縦貫自動車道、地方創生など県政課題は正念場を迎える。仲倉典克・県議会議長は「地元が中央要請で最も頼りにしていると言っても過言ではない」と話す。
六年前の選挙は、野党として臨んだ。岡田高大・大野市長は今回の事務所開きで違いを感じた。「来られる方が非常に多い」。影響力の大きさが如実に表れていた。
党籍を持つ県内地方議員は、野党時代から一割ほど増え、昨年末で二百十九人となった。県選出の国会議員は全て自民。党三役や大臣もおり、政治力は過去にないほど高まっている。推薦を決めた公明党員の票も織り込め、陣営は勝利という結果はもちろん、得票率を意識する。
ただ、複数の県議からは「選挙の熱がない」との懸念も漏れる。野党共闘について、陣営関係者は「経験したことのない戦いになる」と警戒する一方、油断や慢心も感じ取っている。仲倉議長は「現職の参院議長で、大丈夫という気持ちが県民にあるのも事実」と認める。
消費税導入後にあった一九八九年の参院選福井選挙区では事前の予想と違い、自民候補が一万票差で敗れた。昨年十一月、いち早く山崎氏の推薦を決めた県農政連。山田俊臣会長は、引き締めを図ろうとこう強調する。「選挙は、ふたを開けるまで分からない」
衆参同日選の可能性が消え、一時は締まった雰囲気も再び緩んだ。加えて特定秘密保護法や集団的自衛権を行使できるようにする安全保障関連法の施行など、安倍政権の強引な姿勢に懐疑的な無党派層もいる。
政治とカネの問題もなくならない。県関係国会議員の一人は、中央政界の不祥事が地方に影響する可能性を「少なからずある」とみる。
<出馬予定者>
山崎正昭 74 参院議長 自現<4>=公
白川康之 59 幸福実現党員 諸新
横山龍寛 51 連合福井事務局長 無新=民共社
◇
参院選(七月十日投開票)の公示が一週間後に迫った。福井選挙区(改選数一)は、与党に野党が共闘して挑む構図。各政党の「闘う」姿に焦点を当てる。
1698
:
チバQ
:2016/06/19(日) 18:00:43
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201607/fuk/CK2016061702000250.html
<闘う>(中)民進
2016年6月17日
◆人材不足、再生厳しく
一年前の民主党(当時)県連の幹事会。「民主再生に向けた候補者選びを」。参院選に向けて独自候補の擁立を目指す方針を確認した会合で、山本正雄代表は力を込めた。だが、今回の参院選で民進党は、民主党時代を含めて初めて独自候補を擁立することができなかった。背景にある人材不足は深刻だ。
候補者選定は昨夏から本格化した。党本部から「早く擁立を」との重圧もあったが、作業は難航した。意中の人の支援者など関係者の説得に奔走したが、なかなか聞き入れてもらえない。関係者を説得しても本人が固辞したこともあった。「政権与党だった時とは違う。厳しい」。選対委員長の野田富久副代表は交渉を振り返り、渋い表情を見せた。
独自候補を見つけられないまま昨年十一月、最大の支援団体、連合福井の事務局長横山龍寛氏(51)が無所属での立候補を表明した。山本代表は「意中の人が手を挙げてくれた」と「身内」であることを強調。いち早く推薦を出し「公認並みの支援」を約束した。だが幹部からは「党内から出したかった」と本音が漏れる。
民主党への逆風が吹き始めたころから人材離れが始まった。政権から降りた二〇一二年末の衆院選前には、当時県議だった鈴木宏治氏が離党。一〇年の参院選で福井選挙区の公認候補だった井ノ部航太氏は、一二年の県議補選に無所属で出馬。一四年末の衆院選では元職の糸川正晃氏が直前で出馬を取りやめ、県連代表を辞任した。次代を担うはずの三十代が相次いで党や県連を去った。
態勢を一新した昨年、危機感を抱いた県連幹部らは組織強化に着手した。これまでは衆院の小選挙区ごとに設けた総支部を拠点にしてきたが、より細かく県内八地区に支部を創設。
議員が地域に足を運び、街づくりや鳥獣害などについてリーダーと解決法を議論する「地域セミナー」も開いた。来年は政治塾の開催も視野に入れている。
民進党として再出発し、党員サポーターの数も増加傾向にあるなど、復調の兆しがないわけではない。だが五月末、県連が発表した次期衆院選福井2区の公認予定候補は、横浜市出身の斉木武志氏。中央から紹介された、いわゆる落下傘だった。
「最終的には福井2区の身内からは(擁立は)厳しいとの結論だった」。会見での幹部の言葉が、変わらぬ人材難を象徴した。再生への道筋は、まだ見通せない。
<出馬予定者>
山崎正昭 74 参院議長 自現<4>=公
白川康之 59 幸福実現党員 諸新
横山龍寛 51 連合福井事務局長 無新=民共社
1699
:
チバQ
:2016/06/19(日) 18:01:04
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201607/fuk/CK2016061802000225.html
<闘う>(下)共産、社民、おおさか維新
2016年6月18日
◆野党共闘 思惑渦巻く
「自公政権の暴走を食い止め、平和と安全、安心と支え合いの社会を取り戻す戦いになる」。福井市で八日にあった共産党県委員会の事務所開き。共産が推薦する連合福井事務局長横山龍寛氏(51)のメッセージが代読されると、五十人の党支援者から拍手が起きた。
参院選では一九六二(昭和三十七)年以降、独自候補を立て続けてきた共産。直近三回の獲得票は二、三万票台と議席獲得には遠かったとはいえ、主張を貫く姿はかたくなと言えた。
しかし今回は違った。一月ごろから共闘に動いた。民進党県連の山本正雄代表は「何度も要請を受けた」と明かす。国会勢力は一強多弱。昨年九月に安全保障関連法が成立し、共産は「戦争をする国に変わってしまう」と危機感を強めた。
南秀一県委員長は二月、安保関連法反対で野党共闘できるなら、福井選挙区に公認で立候補を予定していた山田和雄氏(48)を降ろす覚悟もあると表明。他党との協調姿勢はかつてないものだった。民進、共産、社民の三政党が共闘に進んだ。
南委員長は「野党は統一してくれという県民の強い気持ちがあった。政策の違いはあるが、戦争法(安保関連法)廃止を旗印に戦う」と話す。「うちにとって初めての勝てるチャンス」と表情は明るい。
共産には一方で、したたかなもくろみもある。野党共闘による党のイメージアップだ。比例代表に回った山田氏は県内で「比例は共産に」と呼び掛ける予定。全国で同様な戦略を展開し、党の改選三議席の増加を目指す。
横山氏をみこしに担ぐ今回の共闘を「あの時と同じだ」と振り返るのは、社民党県連の龍田清成代表。一九九二年の参院選では、連合福井事務局長だった龍田代表が社会党などの連合の会新人として自民新人だった山崎正昭氏、共産新人と三つどもえの選挙戦を展開した。
この二十四年間で社民党の県内支援者は減ったが、龍田代表は「今回は共産が加わっての強固な野党共闘だ」と一つにまとまった反自民の受け皿の効果に期待を寄せる。福井選挙区で直近に自民候補が敗れたのは消費税3%導入直後の八九年。「アベノミクスの検証や再増税の延期による社会保障の財源など自民の矛盾を有権者に訴えたい」
ただ、比例代表での票獲得を狙うのは共産と同じだ。比例で全国二人の当選を果たすには福井で一万二千票が必要とそろばんをはじく。生活者の視点で共闘する中で、党勢の回復を目指す戦略だ。
一方、おおさか維新の会県支部は「政策、政治理念の違う党が共闘するのはありえない」と野党共闘には加わらなかった。比例代表で元県議の鈴木宏治氏(42)の当選を目指す。比例とはいえ活動は県内中心。大阪色が強い党自体より、候補者の個人名で票を投じてもらおうと意気込む。
共闘を掲げる選挙区と、党公認候補を優先する比例代表。各党がそれぞれ思惑を抱きながら、参院選に挑む。
=終わり
(この企画は山本洋児、塚田真裕、尾嶋隆宏、北原愛、鈴木あやが担当しました)
<出馬予定者>
山崎正昭 74 参院議長 自現<4>=公
白川康之 59 幸福実現党員 諸新
横山龍寛 51 連合福井事務局長 無新=民共社
1700
:
名無しさん
:2016/06/19(日) 19:54:13
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061900024&g=pol
安倍首相「民共、混乱呼ぶだけ」=政権打倒が共通目的-岡田代表
22日公示-7月10日投開票の参院選を前に、与野党党首は19日、初めてのテレビ討論に臨んだ。安倍晋三首相はフジテレビ番組で、選挙協力を進める民進、共産両党が選挙後の枠組みを提示していないとして「混乱を呼ぶだけだ」と批判。民進党の岡田克也代表は政権打倒という共通目標を持って野党が協力するのは当然との認識を示した。
岡田氏は共産党と連立政権を組む可能性について「理念、政策に違いがあって、政権は組めない」と否定。ただ、「安倍政権を倒す共通目的に基づいて協力するのは全くおかしくない」と主張した。共産党の志位和夫委員長も「野党で連合政権を組もうと提案しているが、合意はない」としながらも、「大義で結束して安倍政権を倒すというのは当たり前のことだ」と述べた。
これに対し、首相は「安倍政権を倒すことで一本化しているならば、もし倒した後どうするのか。混乱を呼ぶだけだ」と述べ、民共両党の選挙協力に疑問を呈した。公明党の山口那津男代表も「(両党は)全然方向性が違う。選挙後の責任ある姿が見えない」と指摘した。
一方、岡田氏はNHKの番組で、消費税増税の再延期で不足する社会保障財源について、行政改革による歳出削減を前提とした上で、「最悪の場合、赤字国債もやむを得ない」と強調。財源確保策として、株取引など資産課税の強化にも言及した。これに対し、首相は「社会保障の充実を、赤字国債を(財源に)充てて全部やるという無責任なことはしない」と批判した。
安全保障関連法に関しては、おおさか維新の会、日本のこころを大切にする党、新党改革が必要との立場を示す一方で、民進、共産、社民、生活の4党が廃止を主張した。(2016/06/19-15:24)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061900073&g=pol
評価項目、自民が最多=各党の参院選公約-知事会【16参院選】
全国知事会(会長・山田啓二京都府知事)は19日、参院選公示を22日に控え、与野党9党の公約評価を公表した。「評価できる点」が最も多かったのは自民党の6項目だった。企業の本社機能の地方移転といった東京一極集中是正に向けた施策や地方財源の安定的な確保、参院選の選挙制度について「都道府県から少なくとも1人が選出される」よう検討する方針を打ち出した点などを評価した。
次に評価項目が多かったのは公明党で、政府関係機関の地方移転推進などの4項目。民進党に対しては、子育て支援など3項目を評価する一方、「地方分権改革や社会資本整備について触れられていない点は評価できない」と指摘した。
待機児童解消を含む少子化対策をめぐっては、各党とも盛り込んでおり、一定程度評価した。 (2016/06/19-15:26)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061900074&g=pol
テレビ討論要旨【16参院選】
19日のテレビ討論での主要政党党首の発言要旨は次の通り。
【野党共闘】
岡田克也民進党代表 理念、政策に違いがあって、(共産党と)政権は組めない。しかし、安倍政権を倒す共通目的に基づいて協力するのは、全くおかしくない。
安倍晋三首相(自民党総裁) 安倍政権を倒すことで一本化しているならば、もし倒した後どうするのか。混乱を呼ぶだけだ。
志位和夫共産党委員長 野党で連合政権を組もうと提案しているが、合意はない。大義で結束して安倍政権を倒すというのは当たり前のことだ。
山口那津男公明党代表 (民共両党は)全然方向性が違う。選挙後の責任ある姿が見えない。
【社会保障財源】
岡田氏 行政改革や公共事業削減で賄えれば良いが、最悪の場合、赤字国債もやむを得ない。
首相 今回、消費税2%分の引き上げを延期する以上、全ての(社会保障の)メニューを行うことはできない。
岡田 社会保障の充実に関して、すでに決まっていることはやるべきだ。(財源に)資産課税強化も必要だ。
山口氏 赤字国債を発行して全てやろうというのは無責任。(税と社会保障)一体改革の精神に反する。
【安保関連法】
志位氏 廃止する必要がある。自民党を打ち負かすために頑張りたい。
岡田氏 普通なら二つ三つの国会にまたがって議論すべきだ。横暴な今の与党を方向転換させていく。
山口氏 北朝鮮の核実験、ミサイルなど安全保障環境は厳しくなっている。日本の抑止力を高め、国際社会に貢献する制度をつくった。
松井一郎おおさか維新の会代表 対案を維新の党時代に出している。この対案を元に少し広過ぎる現在の安保法制の改正を求めていきたい。(2016/06/19-15:37)
1701
:
名無しさん
:2016/06/19(日) 19:55:49
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061900044&g=pol
野党共闘で改憲阻止【16参院選】
民進、共産、社民の野党3党党首は19日、東京都内で、安全保障関連法廃止を訴える市民団体「市民連合」とともに街頭演説に立った。民進党の岡田克也代表は「安倍晋三首相の最大の狙いは憲法9条の改正だ。これを許してはならない」と述べ、野党共闘で憲法改正を阻止する姿勢をアピールした。
岡田氏は演説で「与党は改選議席で過半数を目標と言っている。それを阻止しようではないか」とも述べた。共産党の志位和夫委員長は「憲法を守るまっとうな政治を取り戻すのが最優先だ。野党共闘は野合ではない。希望だ」と強調。社民党の吉田忠智党首は「野党4党結束して全力で戦いたい」と訴えた。生活の党の小沢一郎代表は所用で欠席した。(2016/06/19-15:38)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061900080&g=pol
舌戦・参院選(19日)【16参院選】
◇安倍首相見ている景色は幻
民進党・蓮舫代表代行(甲府市で街頭演説) 安倍晋三首相は「景気が良い」「パートの給料も上がった」と言うが、一体どこにそんな景色が広がっているのか。大変残念だが、首相とわれわれは見ている景色が違う。最もやらなければならないのは、大企業へのばらまきではなく、社会保障の充実だ。(2016/06/19-16:30)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061900085&g=pol
与党の改選過半数阻止=参院選目標引き上げ-民進代表【16参院選】
民進党の岡田克也代表は19日のフジテレビの番組で、来月の参院選について「与党が改選(議席)過半数を目指すと言っているから、それを阻止するのがわれわれの目標だ」と述べ、野党4党の共闘により、安倍晋三首相が勝敗ラインとする与党で61議席獲得の阻止を目指す考えを示した。
岡田氏はこれまで、与党とおおさか維新の会など改憲勢力による「3分の2(78議席)阻止」を主張しており、今回の発言は事実上目標を引き上げた形だ。これに関し、岡田氏は東京都内で記者団に「われわれは与党の目標を阻止する。各党間で同じような確認はしている」と説明した。
岡田氏はこの後、都内で行った街頭演説で「首相の最大の狙いは憲法9条の改正だ。これを許してはならない」と強調。与党の改選議席過半数阻止を目指す考えを改めて示した。(2016/06/19-16:42)
1702
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名無しさん
:2016/06/19(日) 19:57:22
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061900067&g=pol
安倍首相遊説の中止発表=20日予定の北海道-自民【16参院選】
自民党は19日、安倍晋三首相(党総裁)が20日に予定していた札幌市や北海道千歳市などでの参院選遊説を取りやめると発表した。公務のためと説明している。 (2016/06/19-15:02)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061900136&g=pol
「民共政権」想起に躍起=1人区共闘に危機感-安倍首相【16参院選】
安倍晋三首相は19日のテレビ討論で、野党勢が安倍政権を倒した後の展望にあえて言及するなど、「民共協力」を強くけん制した。参院選の勝敗を左右する「1人区」は32選挙区全てで自民党と野党統一候補による事実上の一騎打ちとなる。民進党の岡田克也代表と共産党の志位和夫委員長もすかさず応酬し、火花を散らした。
「1人区の無所属候補は(当選後)、共産党と民進党の意見が食い違った時、どっちに行くのか全然分からない」。首相は民共協力が「選挙目当て」だと批判するとともに、「志位さんはおなかの中では『民進党は私たちを必要としてくる』と思っている」とも語り、民共連立政権を想起させることに躍起となった。
共産党は党綱領に自衛隊解消や日米安全保障条約廃棄などを掲げ、民進党と政策的な隔たりが指摘されている。首相発言は両党の矛盾を突くことに狙いがある。これまでの遊説でも民共協力を「無責任な野合勢力」などと厳しく批判しており、テレビ討論で「選挙後」にも踏み込んだのは、野党共闘への警戒感の表れと言える。
これに対し、志位氏はテレビ討論で「政党が違うのだから、違いはある。私たちは安保法制廃止で一致している」と反論。岡田氏も、かつて自民党が公明党の支持母体である創価学会批判を展開したことや、旧社会党などと連立した自社さ政権を挙げて、「その懐の深さを少しは見習いたい」と皮肉った。
しかし、民進、共産両党間では、志位氏が「野党連立政権」を目指す一方、岡田氏は否定的な考えを示すなど、温度差も改めて浮き彫りとなった。首相周辺は「論戦を通じて、民共協力が政策棚上げであることを有権者に知らしめたい」と狙いを打ち明ける。
「志位さんは(テレビ討論で)民進党と政権をつくると宣言した。こんな無責任な人たちに未来を託すわけにはいかない」。討論後、首相は東京都内での街頭演説でも、民共批判のボルテージを上げた。(2016/06/19-18:32)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061900139&g=pol
18歳学生ら「本物」使い投票=ファッションショー会場で-大阪【16参院選】
「皆さんも選挙に行けます」。選挙権年齢が18歳以上に引き下げられたことを受け、大阪市内で19日、学生主催のファッションショーなどが開かれ、実際の選挙で使われる本物の投票箱を使用して女子学生の中からグランプリを決めるイベントが行われた。
若者に選挙を身近に感じてもらおうと、大阪市選挙管理委員会が投票箱を提供。ファッションショーにも出演した関西地方の大学の7人の女子学生の中から、ほかの18、19歳の学生らが意中の人を選んだ。投票箱は会場内の選挙啓発ブースに置かれ、「選挙に行こう」と書いた法被を着た市選管職員が若者に投票を呼び掛けた。
投票を終えた大学2年生の杉下利紗子さん(19)=神戸市=は7月の参院選について「日本の政治が決まるので責任が重い。選挙には行くつもりなので、勉強しようと思った」と話した。大学1年生の坂本慶太さん(19)=大阪府吹田市=は「思ったより記載台のサイズが小さかった」と驚いた様子だった。
会場内のブースでは期日前投票の方法を記載したパネルも掲示。市選管の担当者は「投票所は敷居が高いという声があるが、ぜひ投票に行ってほしい」と話した。(2016/06/19-18:32)
1703
:
名無しさん
:2016/06/19(日) 20:27:34
>>1671
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061900147&g=pol
反自民・嫌民進の受け皿に=「怒りの声」【16参院選】
政治団体「国民怒りの声」は19日、東京都内で総決起集会を開いた。代表の小林節慶大名誉教授は「(改憲に必要な)3分の2を取ろうとしている安倍政権を止める。反自民で嫌民進のどうせ政治なんて変わらないと思っている人に訴えたい」とあいさつした。
集会では、参院選比例代表に、旧民主党衆院議員だった橋本勉氏(62)の擁立を発表した。これにより、同団体の候補者は比例10人、選挙区1人の計11人となる。(2016/06/19-19:04)
1704
:
名無しさん
:2016/06/19(日) 20:31:14
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160619/k10010561691000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_005
日曜討論 与野党がアベノミクスなどについて議論
6月19日 12時17分
NHKの番組「日曜討論」で、安倍政権の経済政策・アベノミクスについて、安倍総理大臣は効果を上げているものの道半ばだとして、引き続き推進していきたいという考えを示したのに対し、民進党の岡田代表は、国民生活は決して豊かになっていないなどとして、政策を転換するよう求めました。
安倍総理大臣は「3年半前、自民党・公明党は政権を奪還し、いわゆるアベノミクスを進めてきた。さらにわれわれの政策を前に進めて国民をもっと豊かにしていくのか、あるいは4年前の低迷した時代に逆戻りするのかだ。ただ、アベノミクスはまだ道半ばで不十分であり、成長と分配の好循環をしっかりと回していくことによって、もっと多くの方々に成長の実感を感じとってもらいたい。賃金などにプラスの傾向が出てきたが、ギアを2段、3段しっかりと引き上げていきたい」と述べました。
公明党の山口代表は「アベノミクスが成果をあらわしつつあるのは明白だ。結果として、国と地方合わせて税収が21兆円増えた。この成果をアベノミクスが及んでいない人たちに、これから及ぼしていき、成長と分配の好循環を進めていくというのが大事なところだ」と述べました。
民進党の岡田代表は「アベノミクスを全否定するつもりはないが、相当無理をした政策であることは間違いない。円安も今や円高に転じつつあり、アベノミクスは完全に壁にぶち当たっている。国民の生活は決して豊かになっておらず、ここにしっかり光を当てなければ経済政策として成り立たない。政策の転換をしなければならない」と述べました。
共産党の志位委員長は「アベノミクスの失敗がはっきりした。安倍総理大臣は大企業がもうけを上げれば、家計に回ってくると言って3年半やってきたが、待てども待てども回ってこない。大企業応援から暮らし応援に政策の抜本的な転換が必要だ」と述べました。
おおさか維新の会の松井代表は「金融緩和で円が安くなり、株価が上がったことは成功だが、財政出動は成果が出ておらず個人消費は伸びていない。いちばん足りないのは構造改革と規制緩和で、全く進んでおらず、新しい産業を興せないことが問題点だ」と述べました。
社民党の吉田党首は「日々の生活や将来への不安から、個人消費に向かわない。家計をあたため、中小企業や農林水産業を応援して、地域からの経済循環をどうつくるか。トリクルダウンではなく、ボトムアップの経済政策が必要だ」と述べました。
生活の党の山本共同代表は「アベノミクスのぜひということでごまかしてはならず、終わりを迎えることは確実だ。最悪の貧困率、そして非正規労働者は4割を超えた。穏やかな回復基調と言うが、そんなことは通用しない」と述べました。
日本のこころを大切にする党の中山代表は「金融政策は頑張っており、成長戦略に日本の経済がしっかり乗れば所得が増えてくる。公共事業をやることによって経済成長につながっていくので、思い切った公共事業投資が必要だ」と述べました。
新党改革の荒井代表は「アベノミクスはうまくいっている。4年前の民主党時代、リーマン時代に戻してはならない」と述べました。
一方、今月22日に公示される参議院選挙で、民進党や共産党などが全国に32ある「1人区」のすべてで候補者を一本化したことについて、安倍総理大臣は「ただ政権を倒すためだけに候補者を一本化しているが、一緒に政権を担うのか。共産党は『民進党とともに政権を担っていきたい』と言っているが、民進党はそうではない。これではあまりにも無責任ではないか」と批判しました。
これに対して、民進党の岡田代表は「横暴な今の与党を方向転換させるためには、この選挙で野党4党がしっかり勝利を得ることが必要で、それによって、与党も今までのようなやり方は通用しなくなる」と述べたほか、共産党の志位委員長も「私たちは安全保障法制を廃止する、立憲主義を取り戻すという太いところで一致している。憲法を守るまっとうな政治を取り戻すということだ」と反論しました。
1705
:
名無しさん
:2016/06/19(日) 20:36:37
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160619/k10010561911000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_002
参院選公示まで3日 各党党首らが訴え
6月19日 18時26分
参議院選挙の公示まで19日で、あと3日です。各党の党首らは、街頭演説などで政策を訴えました。
自民 安倍首相
安倍総理大臣は街頭演説で、「女性の皆さんが、家庭においても、職場においても、あるいは地域においても、能力や可能性をもっと生かしていくことができる社会を作っていく。そのために、われわれは子育て支援をしていくし、保育や介護の充実も行っていく」と述べました。そして、安倍総理大臣は「民進党は、この保育の待遇について批判ばかりしているが、民主党として政権を担っていた3年3か月の間に、保育士の待遇改善は全くやっていない」と指摘しました。
そのうえで、安倍総理大臣は「この3年半、私たちは保育士の待遇を7%改善した。さらに2%引き上げ、経験のある方に4万円を上乗せして保育人材を確保していく」と述べ、安倍内閣として掲げる「女性が輝く社会」の実現に向けて、保育や介護の充実に取り組んでいく考えを示しました。
公明 山口代表
公明党の山口代表は街頭演説の中で、「野党側は安全保障関連法を廃止するという1点でみんなが一致していると言っている。共産党の志位委員長は国民連合政府を作ると言うが、民進党の岡田代表はそれをはっきり拒否していた。こんな大事なところで両党が真っ二つでバラバラでは、これから先の政治が混乱することははっきりしている」と指摘しました。
そのうえで、山口氏は「国民が本当に知りたいのは、選挙のあとにどういう政治を行うかということだ。しかし、選挙のあとの政治の進め方に責任ある姿がみえないのが、今の野党統一候補の姿だ。そういう無責任な政治をわれわれは認めるわけにはいかない」と批判しました。
1706
:
名無しさん
:2016/06/19(日) 20:36:53
>>1705
民進 岡田代表
民進党の岡田代表は街頭演説の中で、「安倍総理大臣の最大のねらいは憲法の改正だ。海外での紛争に武力介入しないという決意の憲法の平和主義を、安倍総理大臣は簡単に変えてしまった。安倍総理大臣がやりたいのは憲法9条を変えて、限定のない集団的自衛権を行使できる国にしたいということだ」と指摘しました。
そのうえで、岡田氏は「憲法の平和主義をこれからも大事にして歩んでいくのか、それとも海外で武力行使ができる国に変えてしまうのか。戦後、日本が歩んできたなかで、最も大きな分かれ道であり、ここで道を誤ってはならない」と述べました。さらに、岡田氏は「与党は参議院選挙で、改選議席の過半数を取ることが目標だと言っている。それならば、それを阻止しよう」と述べました。
共産 志位委員長
共産党の志位委員長は街頭演説の中で、「野党と市民が全国的な規模で選挙協力を行うという、戦後日本の政治のなかでも、初めての画期的な戦いになっているのは、安倍政権があまりにも危険だからだ。安倍総理大臣は野党共闘に危機感を燃やして、いろいろ攻撃してくるが、野党4党は安全保障法制の廃止と、立憲主義の回復という大義のもとに結束している。憲法を守るまっとうな政治を取り戻すことであり、政策の違いを横に置いてでも最優先にやるべき仕事だ」と述べました。
維新 松井代表
おおさか維新の会の松井代表は街頭演説で、「政治家にいちばん求められるのは、有権者に約束した政策のための財源を見つけてくることだ。大阪では、徹底した役所改革で財源を生み出してきた。この改革は、大阪だけにとどめておく話ではない」と述べました。
そのうえで、松井氏は「今の政治家は、あまりにも厚遇、優遇されすぎだ。2014年に消費税が増税されたのに、国会議員の身分を変えることはできていない。高齢者が安心して長生きできるよう、社会保障を充実させるために、徹底した改革で財源を生み出す。増税の前に、日本全国で改革をやるという当たり前のことを、今回の参議院選挙で問いたい」と述べ、国会議員の定数や歳費の削減など「身を切る改革」を徹底して行うと訴えました。
社民 吉田党首
社民党の吉田党首は街頭演説の中で、「今度の参議院選挙は、立憲主義を踏みにじり、憲法を守らない安倍政治の暴走を止められるかが問われており、憲法改悪を阻止できるかも大きな争点だ。安倍政治の象徴が憲法違反の安全保障関連法、『戦争法』の強行だ。自分が最高責任者だと言って、閣議決定で憲法解釈を変えてしまった。日本の法治国家としての在り方が問われている」と述べました。
生活 山本共同代表
生活の党の山本共同代表は、NHKの取材に対し、「いちばん大きなテーマは憲法の改悪だ。権力者を縛る憲法を、人々を縛るようなものにしているのが自民党の憲法改正草案だ。これを止めるためには、改憲勢力が3分の2の議席を取ることを絶対に阻止しなければならない。そして、安倍政権による生活者破壊、雇用破壊をなんとかしないと、この国は持続可能ではなくなる」と述べました。
こころ 中山代表
日本のこころを大切にする党の中山代表は、NHKの取材に対し、「日本人が作り上げてきた、すばらしい文化を政策に取り入れていこうと主張している。日本の心がこもった、日本の人々の手による憲法を作っていく。また、最新技術を使ったインフラを整備して、次世代の人々が安心安全で快適な生活ができるように、今こそ私たちがやらなければならない」と述べました。
改革 荒井代表
新党改革の荒井代表は街頭演説の中で、「自民党も民進党も原発を動かそうとしているが、本当に原発に頼っていいのか。『万が一はない』と断言できるのか。地震大国・日本で、核のゴミを100年や200年貯蔵できるのか。原発は使いたくても使ってはならない技術だ」と述べました。また、荒井氏は社会保障政策に関連して「アベノミクスの効果で景気がよくなり、失業が減ったので、6兆円という雇用保険の積立金を介護や保育に使うことを提案したい」と述べました。
1707
:
名無しさん
:2016/06/19(日) 20:37:08
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061900080&g=pol
舌戦・参院選(19日)【16参院選】
◇首相見ている景色は幻
民進党・蓮舫代表代行(甲府市で街頭演説) 安倍晋三首相は「景気が良い」「パートの給料も上がった」と言うが、一体どこにそんな景色が広がっているのか。大変残念だが、首相とわれわれは見ている景色が違う。最もやらなければならないのは、大企業へのばらまきではなく、社会保障の充実だ。
◇民進こそ保守
民進党・枝野幸男幹事長(長崎県佐世保市で街頭演説) 今の自民党は保守か。ふるさとの緑や地域社会を壊し、日本や地域の古き良き物をぶっ壊しているのが自民党だ。どこが保守なのか。私たちは地域社会と地域経済、日本の水や緑を守る政策を掲げている。こっちこそ保守だ。(2016/06/19-19:52)
1708
:
沖縄無党派
:2016/06/20(月) 13:31:33
http://this.kiji.is/117467334847823879?c=39546741839462401
自民、比例に青山氏擁立へ
2016/6/20 12:33
自民党は20日、参院選の比例代表にシンクタンク「独立総合研究所」社長の青山繁晴氏を擁立する方針を決めた。青山氏が同日午後、大阪市で記者会見し、正式に表明する見通しだ。
青山氏は2002年に同研究所を設立。テレビの報道番組などにも出演している。第2次安倍政権では13年、国家安全保障会議(NSC)創設に向けた有識者会議のメンバーを務めた。
1709
:
とはずがたり
:2016/06/20(月) 13:39:34
青森なんて寝てても余裕なんじゃないの??
2016年6月19日(日)
安倍首相、自民県議に直接電話/山崎陣営 党本部巻き込み総力戦
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2016/20160619014627.asp
16日夕。自民党県議の携帯電話に、次々と電話が掛かってきた。
「内閣総理大臣の安倍でございます」
鼻に掛かった声と独特の口調。声の主は、間違いなく15日に青森市で街頭演説を聞いたばかりの安倍晋三首相だった。
「まだ厳しい戦いです」「お力をお貸しいただけますよう、お願いします」
矢継ぎ早に要件を話すと電話は切れた。丁寧な言葉遣いだったが、内容は参院選本県選挙区に出馬する党公認の現職山崎力氏(69)支援に、ハッパを掛けるものだった。
「気合を入れて、やらないといけない」。電話を受けた県議の1人は、奮い立ったように話す。半面、首相からの電話を別の意味で受け取った県議もいた。「それだけ厳しい情勢ということか…」
公示を22日に控え、山崎陣営の危機感は、これまでになく強まっている。首相をはじめ党幹部クラスの来県が相次いでおり、早くも党本部を巻き込んだ総力戦の様相を呈している。安倍首相は24日にも再来県する見通しで、異例のてこ入れとなる。
1710
:
とはずがたり
:2016/06/20(月) 18:36:27
>>1708
過去ログ検索掛けたらいっぱい引っ掛かった。あんま印象無いけどどんなやつだ?
青山繁晴氏、旧知の安倍首相から電話で出馬受諾…自民比例で立候補
http://news.goo.ne.jp/article/hochi/politics/20160620-134-OHT1T50111.html
16:38スポーツ報知
調査研究機関・独立総合研究所社長のジャーナリスト・青山繁晴氏(63)が20日、大阪市内で会見し、参院選(22日公示、7月10日投開票)に自民党の比例代表として立候補することを表明した。青山氏は「政治はボランティア。1期しかやらない。二度とやりません」と、当選した場合、6年間の政治活動に集中する意向を明かした。
青山氏は、共同通信記者時代に数回、出馬のオファーを受けたが「ずっと断ってきた」。新党を結成して地元・兵庫から衆院選に出馬しようとした事もあったが、断念した過去があるという。しかし今月12日、旧知の安倍晋三首相から直接電話があり、「出て欲しい」と要請を受けた。これも「長期化した安倍政権に文句を言う人物が必要」いったんは固持したが「国会質問で外務省や経産省が変わるかもしれない」との安倍首相の言葉に心が変わったという。「選挙は嫌。この会見も悪夢と同じ」と苦笑したが「既得権益を壊すには僕自身の人生を壊さないといけない」と、出馬を決意した理由を語った。当選した場合、「独立総合研究所」の社長は辞任する意向。
政治とカネの問題にも言及。「政治はボランティア。職業になってしまっているから、政治資金で金魚の餌を買う人もいる」と東京都知事を辞任した舛添要一氏を例に挙げつつ、「政治献金は合法でも、1円も受け取らない。それでも政治はやれます」と言い切った。メディア活動については「芸能プロダクションとは関係を持たないが、オファーがあれば」とした。
青山氏は会見の中で、消費増税について「延期という判断は間違い。少なくとも凍結。本来なら減税」と自民批判も展開。「自民から出馬するのが一番嫌」とも話したが、「内部から変えた方がいいと思う。自民党を変えないと現状は変わらない」と説明した。
訴える政策は資源産業の勃興と輸出型農業への転換など。東京と関西を中心に選挙戦を展開する予定。「名前の連呼なんかしない。たすきもかけません」と、有権者との対話を中心に訴えるという。
1711
:
チバQ
:2016/06/20(月) 19:50:51
http://news.livedoor.com/article/detail/11662829/
民進党の参院選「当落調査」を入手! 意外な結果に安倍総理も戦慄、これが全選挙区の勝敗だ
2016年6月20日 6時0分
現代ビジネス
新聞やテレビの世論調査では、この選挙を読み解くことはできない。安泰と言われる候補者の足元がぐらつき、ノーマークの候補者が猛烈に追い上げる。刻々と変わる情勢を、1枚の紙が雄弁に物語る。
■安倍総理と幹部たちが戦慄した選挙予測
「1人区では12選挙区、複数区では3選挙区で、自民党候補が苦戦の見込みです。6月第2週に行われた自民党の選対事務局長会議では、各ブロック長に『これらの区は特に重要だから、気を引き締めてかかるように』と指示が下りました。
そのとき、若手の議員から『われわれにも各選挙区の詳しい情勢予測を見せてくれ』という声が上がりましたが、党執行部は『それは見せられない』ときっぱり。
しかも6月9日には、優勢と思われていた愛媛まで重点選挙区に入った。『そんなに厳しいのか』と、憶測を呼んでいます」(官邸スタッフ)
7月10日投開票となる参院選の選挙戦が、6月22日の公示を前に早くもヒートアップしてきた。
本誌は今回、自民党と民進党の各選挙区情勢を生々しく物語る、内部資料を手に入れた。
両党とも、激戦が展開されるとみられる全国30あまりの重点選挙区で、詳しい事前調査を行っている。ただし、自民党に関しては「情報が漏れるのを嫌ってか、各区ごとに結果を細切れにして管理している」(前出・官邸スタッフ)ため、まとまったペーパーにはなっていない。
一方、民進党では、全国34選挙区の情勢調査がひとつの表にまとめられている。それをほぼそのまま掲載したのが、最終ページの一覧表だ。
「5月末にこの調査結果一覧表を見たことが、安倍総理が衆参同日選挙を諦めた理由の一つです。昨年末の時点では、32の1人区ではほぼ全勝で、山梨と岩手でやや苦戦という程度だった。しかし、わずか半年でここまで情勢が変わるとは、総理も思っていなかった」(前出・官邸スタッフ)
安倍総理と自民党幹部たちが戦慄した選挙予測とは、いかなる内容だったのか。この民主党の当落調査を、最新の各選挙区情勢とあわせて、詳しく見ていく。
■現職大臣が危ない!
まず、「総理みずから『ここは絶対に落とせないぞ!』とハッパをかけている」(自民党選対関係者)のが、福島選挙区だ。
「福島は今回2人区から1人区になり、自民・民進の現職同士が争う形です。しかも自民党の岩城光英は、現職の法務相。現役閣僚を絶対に落選させるわけにはいかないのですが、現時点では、野党統一候補となった増子輝彦がリードしている。
民進党の調査でも、無党派層からの支持で増子が7%の差を付け、B評価(接戦~やや優勢)となっています。
これには理由があります。増子氏は'14年に出された原子力協定承認案を『福島県に不利な内容だ』と猛反対し、党の役職を降ろされてしまった。地元ではそのときの『増子さんは福島のために、役職をなげうって頑張ってくれた』というイメージが根強く残っている。
このままいけば、岩城は勝てないかもしれません」(前出・自民党選対関係者)
苦戦が報じられている沖縄・北方領土担当相の島尻安伊子氏に加えて、さらにもう一人、現職大臣が落選となれば、政権は大打撃を免れない。
今回の選挙で最も注目を集めている東京選挙区では、自民党の2人目の候補者が元ビーチバレー五輪代表選手の朝日健太郎氏に正式決定し、情勢がほぼ決した。自民党ベテラン議員が言う。
「直前まで党内では『朝日って言われても、そんなに知名度ないんじゃないか』とか『またスキャンダルでも出たらどうするんだ』と懸念の声が出ていましたが、結局は彼以上の候補者が誰も首を縦に振ってくれなかったということです。
だって、(朝日氏の名前を)聞いたことないでしょ? 都連も『もうこっちは(現職候補の)中川雅治一本でいく。2人目のことは知らん』と言っているので、ちょっとムリかもしれない。
Aプラス評価の蓮舫が、また150万票取るでしょうね。次点が中川、3・4位が民進の小川敏夫か公明党の竹谷とし子。残り2議席を、共産党やおおさか維新の会の田中康夫、朝日などが争うことになる」
1712
:
チバQ
:2016/06/20(月) 19:51:05
■舛添でマイナス500万票
厳しい状況に追い討ちをかけるのが、次々に新たな「公私混同」が明るみに出て、結局辞職した舛添要一東京都知事の存在だ。
「都議会の連中も、有権者の前では厳しく追及するしかないが、ホンネを言えば『今はひたすら謝り続けて、辞めないでくれ』と思っていた。
自民党に出入りしている選挙プランナーによれば、『舛添と甘利で比例は500万票減った』とのことです。つまり、最低でも2~3議席は失った」(前出・自民党ベテラン議員)
冒頭で述べた、自民党の「苦戦見込みの16選挙区」の内訳は、北から北海道・青森・岩手・宮城・山形・福島・千葉・神奈川・新潟・山梨・長野・三重・滋賀・愛媛・大分・沖縄。
民進党の調査と照らし合わせると、前述した福島を含め、北日本で野党優勢の選挙区が目立っている。前出の自民党ベテラン議員が言う。
「北海道では、自民党の長谷川岳のトップ当選が堅いですから、残り2議席を自民の柿木克弘、民進の徳永エリ・鉢呂吉雄で争うわけですが、民進党は徳永・鉢呂をともにAマイナス、やや優勢と評価している。鉢呂は労組の票を取り込める可能性が高いので、民進が2議席取るかもしれません。
もともと北海道から東北は、TPP交渉の不調や東日本大震災の復興の遅れで、政府に不満を持つ人が多い。自民党に元プロ野球選手の石井浩郎がいる秋田を除いて、全てが重点区なのです」
官邸と自民党が特に不安視しているのが、遠藤利明五輪担当相のお膝元・山形選挙区だという。
「ここは、JAの絡みがあって予断を許さない状況。自民は元全農幹部の月野薫を擁立し、野党は無所属の舟山康江ですが、自民党内では、月野の擁立をめぐってひと悶着あったんです。
月野は遠藤大臣の推しで出てきたんですが、山形選出の現職参院議員の岸宏一(引退を表明)が、遠藤大臣とは犬猿の仲で『絶対に月野の応援はしない』とソッポを向いてしまった。3月には、安倍総理がわざわざ岸を『会いたい』と官邸に呼んで、『どうかお願いだから、月野を応援してほしい』と頭を下げたそうです。
知名度でも、月野は舟山に負けている。'13年の参院選でも、舟山はTPP反対を訴えて出馬し、地元農政連の推薦を得ました。今回は自主投票になるので、いくら月野が全農出身とはいえ、相当な根回しをしないと厳しい。無党派の支持も41%差と舟山の圧勝で、Aプラス評価も頷けます」(同・自民党ベテラン議員)
青森でも、民進の田名部匡代氏は46歳の新人候補だが、「父親は宮沢喜一内閣で農林水産相を務めた田名部匡省で、実は名門出身。地元では『田名部先生の娘さんが出るなら、若い政治家を育てる意味でも、応援していこうじゃないか』という雰囲気になっている。それが、彼女のBプラス評価の理由でしょう。一方の自民党の山崎力は、『もう69歳だし、先がない』と見られている」(東北ブロック選出の自民党議員)という。
5月中旬まで野党候補者が決まらなかったため、一覧表の中に盛り込まれていないのが、小沢一郎氏の地元・岩手選挙区だ。
自民党からは慶應大学ラグビー部元監督の田中真一氏が、野党統一候補では達増拓也県知事の元秘書・木戸口英司氏(無所属)が出馬、事実上の一騎打ちとなる。しかし、野党内の混乱が収まっていない。民進党議員はこう証言する。
「当初、生活の党現職の主濱了が野党統一候補として出る予定だったのが、4月になって急に『家族の介護問題があるから、議員を辞める』と言い出した。しかも、『もう後継も決めた』と、勝手に木戸口を連れてきたんです。
これに、ウチの階猛(衆院議員)や黄川田徹(衆院議員)が『何で小沢系の候補者が勝手に出てくるんだ』と猛反発を始めた。だから、野党統一といっても気持ちはバラバラ。予定通り主濱が出れば、すんなり勝てていたかもしれないのに」
1713
:
チバQ
:2016/06/20(月) 19:51:40
■三原じゅん子ブチギレ
中部地方に目を移すと、元TBSキャスターの杉尾秀哉氏が民進党から出馬を決め、注目を集めている長野選挙区では、今のところ野党が有利な戦いを進めている。杉尾氏の評価はBプラスである。
「今のところ、自民党の若林健太は、無党派層では杉尾に17%のビハインドで、かなり厳しい戦いです。相手が強すぎる。『頭のいい政治家しか信用しない』という長野独特の土地柄も、インテリの杉尾には有利です。
長野という地域はちょっと特殊で、昔は自民党だった羽田孜元総理と井手一太郎元官房長官が地元企業の票を握っていた。この2人が自民党を離れて以降、各企業のトップは自民党支持を続けましたが、社員や組合のグリップが利かなくなって、野党支持に流れてしまったんです。
おまけに今回は、民進現職の北澤俊美氏が引退を表明しているので、その票もまるまる杉尾に乗っかることになる」(北陸信越ブロック選出の自民党議員)
関東地方の神奈川では、こちらも元日本テレビキャスターで民進党現職の真山勇一氏が、Bマイナスの「やや劣勢」評価ながら、最後の1枠に滑り込もうと猛追している。前出と別の民進党議員が言う。
「民進候補者は、連合が金子洋一に注力することを決めたので、金子は若干リードのB評価。ただ今回は、真山が知名度の高さを活かして追い上げています。われわれの調査でも、共産党の浅賀由香とほぼ互角か、少し勝っている。共産票にどう食い込むかが課題です。
自民党に関して言えば、三原じゅん子と、無所属だけど麻生派が推している、元みんなの党の中西健治は当確でしょう。もっとも、菅(義偉)官房長官は一生懸命公明党の候補を応援しているし、麻生派関係者はみんな中西のところに行っていて、三原に付いているのは地元の県連だけ。『いったいこの選挙区はどうなってるのよ!』とブチ切れているそうです」
一方で、東・北日本に比べて自民党支持が根強い西日本では、自民・民進の候補者が僅差の戦いを繰り広げる、真の激戦区が並んでいる。
1714
:
チバQ
:2016/06/20(月) 19:51:52
■世耕夫婦が大問題に
まず舞台裏が注目されているのは、滋賀選挙区である。
「滋賀では民進から現職の林久美子が出ますが、彼女は言わずと知れた、世耕(弘成)官房副長官の嫁さん。そういう事情で自民側も腰が引けていて、大っぴらには攻勢に出られない。『ウラでは世耕も隠れて奥さんを応援している』なんて噂も流れていますが、それが自民党の滋賀県連幹部の耳に入って、『どっちかが議員辞めろ!』と怒りを買っているそうです。
自民候補も、一度県知事選に落ちた小鑓隆史。相変わらず『態度が偉そう』と言われていて、地元の評判があまりよくない。民進党の調査では、林がBマイナスでやや劣勢ですが、最新の情勢で言えばAマイナス~Bプラスで林優勢といったところでしょう。無党派の支持でも、すでに5%引き離している」(近畿ブロック選出の民進党議員)
民進党・岡田克也代表の地元でもある三重選挙区では、自民新人・山本佐知子氏と民進現職の芝博一氏が、つばぜり合いを繰り広げる。
「山本は自民党の元衆院議員・山本幸雄の孫なのですが、かつてその山本家の地盤を引き継いだのは、実は岡田代表なんです。党は違えど、地元で『山本幸雄の後継者』と見られているのは彼ということです。
事前調査では、芝がB評価で超接戦の予測になっています。しかし、ここから先は、昔の山本幸雄の支持者が民進党に流れる可能性が高い。そうなると、均衡が一気に崩れるかもしれません」(前出・近畿の民進党議員)
岡山では、自民新人候補が地元と身内から思わぬ逆風をくらっている。
「今回出馬する小野田紀美は、岡山県育ちではありますが、もともとは東京の北区で区議を2期務めていた半・落下傘候補。しかも、ここは稲田朋美政調会長の元秘書が出る予定だったのに、トップダウンで、それが反故になったんです。
相手方の民進も江田五月元参院議長が引退し、新人に代替わりしたので、選挙自体は小野田が勝つでしょう。ただ、『話が違う』という県連からの反発に加えて、稲田政調会長にも快く思われていないとなると、勝ってもあとが辛いでしょうね」(前出・官邸スタッフ)
全国の情勢を改めて見渡してみると、北陸や中国・四国、沖縄以外の九州各県など自民党が盤石の地域を除けば、今回の参院選ではかなりの混戦が予想されるということだ。
「1人区で共産党支持者の票がどのくらい野党統一候補に乗るか、まだ見極めがつかない。おそらく、1人区では32選挙区中、自民党が18~20議席、野党候補が12~14議席を獲得というところでしょう。自民党は改選議席の過半数である61議席には、届かないかもしれない」(自民党中堅議員)
安倍総理も「同日選を諦めて正解だった」と思っているだろう。
(*Yahoo!等配信先でご覧の方は、こちらで一覧表を見られます gendai.ismedia.jp/articles/-/48929?page=7)
1715
:
チバQ
:2016/06/20(月) 20:52:33
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1606200063.html
【2016参院選】ジャーナリスト青山繁晴氏「安倍首相から打診あった」 自民から比例代表で出馬へ
16:59産経新聞
【2016参院選】ジャーナリスト青山繁晴氏「安倍首相から打診あった」 自民から比例代表で出馬へ
参院選に自民党から比例代表で立候補する青山繁晴氏=20日午後、大阪市内
(産経新聞)
参院選(22日公示、7月10日投開票)に、自民党から比例代表で立候補する民間シンクタンク「独立総合研究所」社長でジャーナリストの青山繁晴(しげはる)氏(63)が20日午後、大阪市北区の帝国ホテル大阪で記者会見し、「日本は既得権益でがんじがらめ。それを打ち壊し、経済も社会も汚れた政治も変えるためには、僕自身の人生も壊さざるを得ないと考えた」などと出馬の動機を語った。
青山氏は、元共同通信記者で退社後に同研究所を設立。テレビの報道番組にも出演し、政治や外交、安全保障など幅広い分野で積極的に発言している。
会見では、今年1月に世耕弘成官房副長官から打診を受け、先週には安倍晋三首相からも「参院選に出てもらいたい」と電話があったことを明かした。
政党名は明かさなかったものの記者時代から立候補の誘いはあったとし、これまでは「政治家は嫌い。自分を売り込むことを優先する生き方はなじまない」と断ってきたと説明した。
会見は青山氏自身が進行役を務め、冒頭で立候補の経緯を説明。その後、記者からの質問に応じ、約1時間20分にも及んだ。
1716
:
チバQ
:2016/06/20(月) 20:53:17
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160619ddlk45010154000c.html
<対決の構図>’16参院選みやざき/上 自民 「一枚岩」末端まで広がるか /宮崎
06月19日 14:39毎日新聞
「選挙というものは(投票箱を)開けてみて結果がどうなるか、ということ。評判が良ければ良いほど引き締めなければならない」
15日夕、宮崎市の選挙事務所。自民現職、松下新平氏(49)=公明推薦=の激励に駆けつけた菅義偉官房長官が、支援者の前で組織の態勢強化を強調した。
松下氏は自民県議だった2004年に無所属で立候補し、民主、社民の支援を受けて初当選。民主会派や改革クラブを経て自民入りし、6年前は当時野党だった自民の公認として当選した。今回は与党公認として初の選挙戦となり、すでに県医師会や県建設業協会など約200団体から推薦を受け組織戦を展開する。
◇ ◇
「自民1強」とされる中で盤石に思える態勢だが、県内最大規模の会員(盟友)約6万人を誇るJAグループ宮崎の政治団体「県農民連盟」とは微妙な距離感が漂う。
連盟はあらかじめ実施時期がわかっている参院選では、推薦は半年前までに決めるケースが多い。しかし今回の決定は公示の約1カ月前の5月20日。背景には環太平洋パートナーシップ協定(TPP)大筋合意や、JA全中の権限を弱める農協改革を進める政府・与党への不信感がある。連盟関係者は「TPPを進め、農協改革で組織を弱体化しようとしている政権の候補予定者を推薦することを疑問視する意見があった」と漏らす。
推薦決定に伴い、連盟は松下氏と政策協定を結んだ。息の長いTPP関連対策をする▽JA改革は現場の声を反映する--などの3項目。連盟関係者は「皆を納得させるためには、取り決めを形にして残す必要があった」と明かす。
連盟は選挙後も協定が実行されているか随時確認する方針で、連盟の森永利幸委員長は「(TPPなどへの)不安があることは事実だが、推薦を決定した以上、一枚岩になって運動を展開する」と話している。末端まで広がるか、注目される。
◇ ◇
参院選の公示が22日に迫る。宮崎選挙区(改選数1)には今のところ、松下氏のほか、無所属新人、読谷山洋司氏(52)=民進、社民推薦▽幸福実現新人、河野一郎氏(56)--の3人が立候補を表明。おおさか維新も候補者擁立を模索している。組織戦の自民候補と野党推薦の統一候補が軸となる見込みの選挙を、どう戦うか。その対決の構図を探った。
1717
:
チバQ
:2016/06/20(月) 20:53:33
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160620ddlk45010215000c.html
<対決の構図>’16参院選みやざき/下 野党 異例の共闘 効果は未知数 /宮崎
14:53毎日新聞
「この参院選で安倍政権にノーを突きつけなければ、国民がイエスと言ったとみなされる。私たちは崖っ縁に立たされている。絶対に負けられない」
19日、宮崎市で開かれた市民団体などが参加する集会で、無所属新人、読谷山洋司氏(52)=民進、社民推薦=が熱弁をふるった。
読谷山氏は延岡市出身の元総務官僚で、内閣官房内閣参事官や岡山市副市長などを歴任。昨年10月に「さまざまな方々と力を合わせて戦っていく」との思いで無所属での出馬を表明した。民進が公認並みの態勢を組むほか、共産が独自候補の擁立を取りやめて支援に回り、野党統一候補となった。市民団体「市民連合」と19日、安保法制廃止などを目指す協定を結び、反自民票の受け皿を結集させた。
出馬表明が公示の約9カ月前と早かったこともあり「これまでの参院選候補よりもじっくりと県内を回れている」(選対幹部)との声が陣営から上がる。
◇ ◇
一方で異なる政党の寄り合い所帯だけに、結束に向けて不安もくすぶる。
社民が推薦方針を決めたのは出馬表明から約4カ月後の今年2月。読谷山氏が過去2回、自民県連の参院選候補者公募に手を挙げた経緯から社民県連内で異論があったためだ。衆参同日選の可能性がまだあった5月上旬には、社民県連が衆院1区に公認候補の擁立を目指すことを決定。調整が不十分だったため、他党から反発の声が上がった。
支援に回った共産については、民進を支援する連合宮崎などを中心に過去に対立した時期もある。選対事務総長の民進県連の渡辺創幹事長は「それぞれの立場を加味しながら、緩やかな連携の中で(勝利という)大目標を達成させる。民進党はそのためのバランサー(調整役)でなければならない」と語る。宮崎では過去に例のない選挙態勢だけに共闘効果は未知数だ。
読谷山氏のほかに、自民現職の松下新平氏(49)=公明推薦▽幸福実現新人の河野一郎氏(56)が今のところ立候補を表明している。
(この連載は黒澤敬太郎、尾形有菜が担当しました)
1718
:
チバQ
:2016/06/20(月) 20:54:04
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160620ddlk25010288000c.html
<2016参院選>嘉田前知事「特定候補は支援せず」 チームしがは林氏推薦へ /滋賀
14:18毎日新聞
22日告示の参院選滋賀選挙区(改選数1)について、前知事の嘉田由紀子氏が代表を務める政治団体「チームしが」が、野党統一候補で民進党現職の林久美子氏(43)=共産、社民推薦=を推薦する方針を決めた。一方で嘉田氏は19日、毎日新聞の取材に対し「役員会で推薦の方針が決まったことは仕方がないが、私は加わらないと明確に意思表示をしました」と話し、自らは林氏の応援に回らないことを明言した。
嘉田氏を含むチームしがの複数の関係者によると、17日夜の役員会で林氏を推薦する手続きを進めることになった。だが、出席した嘉田氏は「(びわこ成蹊スポーツ大の学長を務める)立場上、特定の候補者の支援はできない」などと述べたという。
チームしがは2014年5月、嘉田氏と、嘉田氏の後継として同年7月の知事選で初当選した三日月大造氏を共同代表として発足し、知事選で三日月氏の選挙母体となった。同年10月に嘉田氏が代表に改めて就任し、三日月氏は特別顧問となっている。民進党の県議らも参加していて、既に林氏の陣営から推薦の要請を受けており、近く正式に発表する。チームしがとして国政選挙で特定の候補を推薦するのは初めて。ただ、選対などには加わらず、メンバーがそれぞれ支援するという。
嘉田氏は自民党県連会長の上野賢一郎氏(当時は無所属)らと争った10年の知事選で民主党県連の支持を受け、同日選となった参院選に出馬した林氏とも連携し、共に2選を果たした。【田中将隆】
1719
:
チバQ
:2016/06/20(月) 20:55:38
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160619ddlk21010020000c.html
<1議席の行方>ぎふ・2016参院選/上 自民・渡辺氏、牙城守るか 知名度向上に熱を入れ /岐阜
06月19日 10:44毎日新聞
「政策も、思想信条も、求める国のあり方も全く違う政党同士が選挙の度に手を組んでこの国をどうするのか。皆さんの声を拾い上げ、将来にわたって責任のある政策、予算を作っていくのが自民党だ」。15日早朝、通勤・通学客が行き交う岐阜市のJR岐阜駅前で、声を張り上げる自民現職、渡辺猛之氏(48)の姿があった。この日は岐阜市外も含め、自民県議16人が駆けつけ、リレー方式で支援を呼びかける熱の入れようだった。
岐阜駅前の早朝街宣は1日の国会閉会後、既に3回を数える。背景には参院選に向け、今月初めに自民が独自に実施した世論調査結果がある。大票田の岐阜市の渡辺氏の得票は、民進現職の小見山幸治氏(53)に劣っていた。5月に県連会長に就任した野田聖子衆院議員は今月9日、記者団に「(渡辺氏の)名前を知らない有権者がたくさんいる。衆院1区(岐阜市)では与党候補者ではなくチャレンジャーとして挑む」と語った。
野田氏は14日、開会した県議会に姿を見せ、最大会派「県政自民クラブ」の総会に出席。昼食を一緒に取りながら渡辺氏と共に県議に協力を求めた。昨年9月の自民総裁選に野田氏が出馬を試みた際、渡辺氏は出身派閥の額賀派の方針に背く形で、野田氏の推薦人に手を挙げた。推薦人がそろわず出馬はかなわなかったが、野田氏は渡辺氏を「大親友」「かけがえのない存在」として信頼を置き、「再び国会に押し上げたい」と気合が入る。
「保守王国」「自民王国」と呼ばれる岐阜県。衆院全5区の議席を自民議員が独占し、定数46の県議会は県政自民クラブの所属議員が32人に上る。選挙では建設業界や農業団体など強固な支持基盤に支えられてきた。そんな牙城を築く自民であっても、改選数が1減となるうえ、野党が共闘態勢をとる今回の選挙は事情が異なる。
元県議で八百津町出身の渡辺氏は2010年の参院選で初当選した後も美濃加茂市など衆院4区を拠点に活動しており、岐阜市での知名度は今ひとつ。対する小見山氏は岐阜市出身で、多くの人材を輩出する名門・県岐阜商高OB。かつて自民に所属し衆参両院で議員を務めた松田岩夫氏に秘書として長く仕えた。自民関係者は「保守層にも食い込み、岐阜市では小見山氏の知名度が勝っている」と話す。
自民は、野党共闘に対する批判を強める一方、警戒感も隠さない。5日、岐阜市内であった渡辺氏の事務所開き。「街宣車がたくさん回っている。名前を連呼しながら岐阜市では2台も3台も。『大丈夫か、渡辺君』と心配の声を各地で聞く。明らかに共産党のやり方だ」。渡辺氏はこんなエピソードを明かし、厳しい戦いであることを印象付けた。【岡正勝】
◇
7月10日に投開票される参院選が22日公示される。岐阜選挙区は改選数が2から1に減り、現職のいずれかが議席を失う厳しい戦いとなる。政権与党の実績をアピールし、保守王国の牙城死守を図る自民。“自民1強”の現状に風穴を開けるため、野党共闘で対抗する民進。現職同士の事実上の一騎打ちとなる選挙戦の情勢を探った。
………………………………………………………………………………………………………
◇岐阜選挙区の立候補予定者(敬称略)
渡辺猛之 48 商工団体顧問 (1)自現
小見山幸治 53 党県代表 (1)民現
加納有輝彦 55 幸福県副代表 諸新
1720
:
チバQ
:2016/06/20(月) 20:55:58
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160620ddlk21010116000c.html
<1議席の行方>ぎふ・2016参院選/下 民進・小見山氏、野党統一 共闘、功を奏するか /岐阜
12:15毎日新聞
今月15日夕、帰路につく人たちでにぎわう岐阜市の名鉄岐阜駅前。民進、共産、社民などが結成した市民団体「ピースハートぎふ」が街宣活動を行った。会場には3党関係者が一堂に集い、民進現職の小見山幸治氏(53)が「全国32の1人区全てで野党の候補者が一本化した。岐阜でも皆さんの思いを一つにして戦っていくので、力強い支援を」と声を張り上げた。
野党の候補者一本化は一見、うまくいっているように映る。だが、内実はそう単純ではない。県内の野党3党は2月、自民1強に対抗するため、候補者一本化の協議をスタート。しかし、民進最大の支持団体、連合の共産に対する根強い警戒感もあり、合意形成は難航した。そこで3党は、ピースを“仲介組織”として設立。候補者とピースが安全保障関連法の廃止などで政策合意することで、共闘の形を取った。
こうした共闘について、民進県連幹事長の伊藤正博県議は「歴史も性格も、目指す国家像も違う。それぞれの党がそれぞれの活動、やり方で小見山さんを応援する」と話す。実際、小見山氏の選対本部には民進以外の政党やピースの関係者は入っていない。11日、岐阜市であった小見山氏の事務所開きに顔を見せた共産県議があいさつに立つことはなかった。公示日に予定されている「出陣式」も民進、ピースの2段構えで別々に開催することが決まっている。
他方、共産は民進側ほど共闘へのアレルギーはないようだ。共産は今月13日、保守地盤が強い海津市で、約30年ぶりの演説会を開催。会場に掲げられた志位和夫委員長のポスターの横には、弁士として招いた小見山氏のポスターが並んだ。「30年前、共産の演説会に民進候補者を招くとは誰が想像できただろう」。共産県委員会の松岡清委員長は集まった約80人を前にこう切り出し、笑いを誘った。
対する自民。現職の渡辺猛之氏(48)は、野党の候補者一本化を「政策も目指す国家像も全く違う政党と手を組んだ。野合と言わざるを得ない」とけん制。自民県連の野田聖子会長は、寄り合い所帯とやゆされ、政権奪取後、政策の不一致で内部崩壊していった旧民主の歴史を踏まえ、「同じことの繰り返しではないか」と痛烈に批判する。
ただ、自民側のこうした強気の発言は危機感の裏返しでもある。選挙区で自民が大勝した2014年衆院選では、旧民主、共産、社民、生活、旧維新の県内比例票は約42万票で、約40万票の自公をわずかに上回っている。野党各党で取り組みに温度差がある中、野党共闘がどこまで機能するかが焦点となりそうだ。【岡正勝】
………………………………………………………………………………………………………
◇岐阜選挙区立候補予定者(敬称略)
渡辺猛之 48 商工団体顧問(1)自現
小見山幸治 53 党県代表 (1)民現
加納有輝彦 55 幸福県副代表 諸新
1721
:
チバQ
:2016/06/20(月) 21:47:03
違いあるの?
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062000802&g=pol
真山氏が議員辞職へ=民進公認で参院選出馬【16参院選】
参院選神奈川選挙区に民進党から出馬する真山勇一参院議員が山崎正昭議長宛てに辞職願を提出したことが20日分かった。参院選公示の前日の21日付で許可される見通し。
旧みんなの党の比例代表名簿に登載され、繰り上げ当選した真山氏は、国会議員のままでは国会法の規定で民進党入りできない。真山氏は、議員辞職した上で民進党に入党し、正式な同党公認候補として選挙に臨む意向。
一方、同じく旧みんなの比例で選ばれ、民進党から比例代表選に出馬する小野次郎、柴田巧両氏は議員辞職しないため、無所属扱いのまま民進党の名簿に登載される。(2016/06/20-21:09)
1722
:
名無しさん
:2016/06/20(月) 22:09:16
青山知らないフリとかみじめだなあ
1723
:
旧ホントは社民支持@鹿児島市
:2016/06/20(月) 22:25:17
>>1721
一応表記上は「元」になるんでしょうねぇ。
小野・柴田に山田は民進党名簿,改革名簿に登載されるけど,ホントは無所属ってことでいいんでしょうねぇ。
なんかいろいろとメンドくさいなぁ。。。
1724
:
とはずがたり
:2016/06/20(月) 22:26:28
>>1721
>無所属扱いのまま民進党の名簿に登載される
そんな事できるんですねぇ〜。
>>1722
すみません,最近はモグリの選挙マニアなんで知ってて当然の人でも忘れてるかも。。
1725
:
とはずがたり
:2016/06/21(火) 12:11:25
参院選・泡沫候補から一転、人気に? 元NHK地方局長の“義憤”
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20160621/asahi_2016061700066.html
dot. 2016年6月21日 07時00分 (2016年6月21日 11時52分 更新)
NHKの籾井勝人会長がその場に出くわしたら、目を剥くような光景だろう。
参院選栃木選挙区。真夏日となった街頭で、野党統一候補の無所属新顔、田野辺隆男氏(56)がワイシャツの袖をたくし上げて熱弁を振るっていた。
「安保関連法は日本が攻められなくても、アメリカに言われれば戦争できる危険な法律だ。テロとの戦いは子や孫の代まで続く」
「残念ながら報道の自由は抑圧されている。マスコミは事実を伝えない。NHKも事実を伝えていない」
そう声を張り上げる田野辺氏は、NHK出身。地元宇都宮高校から東大を経てNHKへ。湾岸戦争時にはヨルダンなどで取材した。2014年、故郷の栃木で宇都宮放送局長に就任したが、15年12月末で退職した。
街頭演説での移動の車中、田野辺氏は出馬までの経緯を淡々と語った。
「仕事辞めるのは勇気がいりますから、放送で頑張ろうと思っていました。でも、安倍政権になってからひどすぎるじゃないですか。特定秘密保護法に安保法制、TPP、原発再稼働。自民1強ではなくて安倍1強になって、党内で自浄作用がなくなっている。もう政治を政治家に任せていられなくなりました」
震災後の福島放送局での原発取材が大きかったというが、最終的に踏ん切りをつけたのは昨年6月、初孫が生まれた日だった。
「現在の政治状況は、自分たちの世代の責任として許してはいけない。この子たちの世代には引き渡せないと考えた」(田野辺氏)
当時はまだ、野党共闘の萌芽はなかった。政治活動を始めた今年1月、民主党(当時)は無所属新顔の沖智美氏の推薦を予定。共産党も、独自候補の擁立を発表していた。“泡沫候補”扱いされた田野辺氏は、周囲から無謀な挑戦と言われた。ところが、沖氏が立候補を辞退し、共産党も独自候補取り下げへと動く。
民進党関係者が語る。
「党内でも、沖さんの推薦を疑問視する声が出ていました。13年参院選で沖さんがみんなの党から出馬し、当時の民主現職の票を食ってしまい、結果、自民候補を勝たせたからです。田野辺さんの出馬は、民進党にとっても救いになった」
田野辺氏は古巣批判も口にするが、NHKからは非難の声も、応援メッセージも来ていないという。組織の沈黙、黙殺がすべてを物語っているのか──。
微風に過ぎなかった田野辺氏はいまや一陣の旋風。自民現職の上野通子氏と事実上の一騎打ちとなる。
※週刊朝日 2016年6月24日号
1726
:
とはずがたり
:2016/06/21(火) 18:28:17
<松田公太参院議員>政界引退を表明
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160616-00000108-mai-pol
毎日新聞 6月16日(木)21時47分配信
日本を元気にする会前代表の松田公太参院議員は16日、記者会見し、22日公示の参院選に立候補せず政界を引退すると表明した。「自民党でも民主党でもない政治を作ろうとしたが、実現が難しかった」と述べた。松田氏は2010年参院選東京選挙区でみんなの党(当時)から初当選。同党の解党に伴い元気を結成した。
1727
:
チバQ
:2016/06/21(火) 19:03:20
http://www.sankei.com/politics/news/160620/plt1606200051-n1.html
2016.6.20 22:35更新
【参院選・北海道】
鈴木宗男氏が土下座、新人候補も土下座、後輩議員だって…自民候補の支援集会「まるで昭和の選挙」
政治団体「新党大地」の鈴木宗男代表が20日、札幌市内で開かれた参院選北海道選挙区から出馬予定の自民党新人、柿木克弘氏の集会で、支持者を前に支援拡大を求めて土下座した。その後、自民党の今津寛衆院議員と柿木氏自身も相次ぎ土下座。支持者の男性は「まるで昭和の選挙戦のようだ」と目を丸くしていた。
登壇した鈴木氏は「現実は厳しい戦いです」と思い詰めた表情であいさつ。「選挙というのは人の心をいかにつかむかです。どうか体で訴える選挙戦をしていただきたい」と床に両手を着けた。
続いて登壇した今津氏も「先輩の鈴木先生が頭を下げました。私は何も言わないで同じようにお願いをさせていただきたい」と語り土下座した。
鈴木氏の娘の貴子衆院議員は「私の選挙の時も、父は土下座をすることはありませんでした」と強調。「鈴木宗男と今津先生がどんな思いで頭を下げたのか。どうかどうか心にとめていただきたい」と柿木氏を激励した。
改選数3の北海道選挙区には、柿木氏の他に自民党や民進党、共産党などの8人が立候補を予定。新党大地は2人の自民党候補のうち、柿木氏のみの支援を決めている。
1728
:
チバQ
:2016/06/21(火) 19:04:09
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201606/20160621_11013.html
<参院選宮城>与党の反共行き過ぎ 知事苦言
村井嘉浩知事
拡大写真
「『共産党がついている方は駄目で悪い』というのは行き過ぎた議論だ」。村井嘉浩宮城県知事は20日の定例記者会見で、参院選の前哨戦で与党側から相次ぐ野党共闘への「攻撃」に苦言を呈した。
県議時代に自民党県連幹事長を務めるなど、同党に足場を置く村井氏だが「共産には県議が8人おり、政党としての支持がある。民意の存在はくんでほしい」などと指摘。身内で過熱する「反共キャンペーン」にくぎを刺した。
自民党と民進党の両現職が争う宮城選挙区(改選数1)で、村井知事は「スタンスは中立」と繰り返し、どちらのマイクも握らない考えを示している。一方、比例代表では応援に含みを残しており、20日夜には仙台市内であった公明党県本部主催の講演会に出席。同党の比例候補予定者を持ち上げ、「当選してもらわなければ困る。私も名前を書く」などとあいさつし、会場を沸かせた。
関連ページ: 宮城 政治・行政 参院選とうほく.
2016年06月21日火曜日
1729
:
チバQ
:2016/06/21(火) 19:04:47
http://www.sankei.com/region/news/160621/rgn1606210030-n1.html
2016.6.21 07:04更新
参院選あす公示 自民、民進軸も混戦確実 茨城
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参院選は22日公示され、7月10日の投開票に向け18日間の選挙戦に突入する。出馬を表明しているのは、現職2人、新人4人の計6人。茨城選挙区(改選数2)ではこれまで、自民党と旧民主党が議席を分け合ってきた経緯があり、今回も組織力などから自民、民進両党の立候補予定者を軸に選挙戦は推移しそうだ。選挙権年齢の18歳以上への引き下げによる投票率への影響も注目される。
茨城選挙区に立候補を表明しているのは、自民党現職で元復興副大臣の岡田広氏(69)▽民進党現職で元農林水産相の郡司彰氏(66)▽共産党新人で党県常任委員の小林恭子氏(65)▽おおさか維新の会新人で元議員秘書の武藤優子氏(51)▽幸福実現党新人で元陸上自衛官の中村幸樹氏(52)▽無所属新人でワイン醸造家の石原順子氏(54)。
この6人に加え、無所属新人の農業、所伸郎氏(63)が20日、県選挙管理委員会で事前審査を受けた。ただ、供託金300万円などの準備は整っていないとみられ、出馬は流動的な側面も残っている。
いずれにしても混戦になるのは確実な情勢。
そんな中、岡田陣営では「どう勝つかではなくいかに差を付けて勝つかだ」(幹部)と圧倒的な勝利を目指す。自民党県議らと組織をフル回転させ、同時に有権者にアベノミクスへの理解を求める。県連では平成25年の前回参院選で上月良祐氏が獲得した約56万票を上回る60万票を目標にしている。
郡司氏は平成26年12月の衆院選で旧民主党が惨敗したことを受け、組織の立て直しを進めてきた。民進党最大の支持団体である連合茨城と連携しながら、票の掘り起こしに全力を挙げる。「政府与党の暴走に歯止めをかける」(陣営幹部)と自民党との対決姿勢を鮮明にしながら、戦いに臨む。
「アベノミクスは破綻しているのに、安倍晋三首相は『成功した』と言い張っている」と語るのは小林氏。安全保障関連法の廃止や憲法改正反対も訴えている。改選数2が二大政党の「指定席」になってきた経緯から、民進党本部や共産党中央委員会が主導で行っている野党共闘は、茨城では実現していない。
武藤氏は知名度を上げるのに懸命となっている。比例代表で出馬する元衆院議員の石井章氏(59)と二人三脚で選挙戦に臨み、相乗効果を狙う。おおさか維新から出馬する理由について「地方を大切にするポリシーがぶれないところに共感した」と述べている。
中村氏は経済政策に関し「消費税増税先送りで取り繕ってはだめだ」と5%への減税など独自の主張を展開する。石原氏は前回参院選で旧みんなの党から出馬し落選。環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の発効をにらみ「強い農業を推進する政策が必要だ」と訴える。
1730
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チバQ
:2016/06/21(火) 19:05:47
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/201606/CK2016062102000199.html?ref=rank
<参院選>各党の動き(民進・共産・おおさか維新) 野党共闘巡り温度差
2016年6月21日
「上から目線のアベノミクスと、連合の格差是正の経済政策とは、入り口と手段が違う」。四選を目指す民進現職・郡司彰氏(66)を推薦する連合茨城。十日に水戸市内で開いた総決起集会は、和田浩美会長の檄(げき)から始まった。「暮らしの安心なくして、社会の安定と経済成長はない。郡司さんの勝利を、比例区と合わせてお願いしたい」
改選数二の茨城選挙区は一九九八年以来、自民と、連合茨城が深く関わる民進(旧民主)が議席を分け合う。「郡司さんは組織戦。今回も変わりはない」と連合茨城幹部は自信を見せる。
一三年の参院選を彩った「第三極」の脅威も遠のいた。だが、与党だった二〇一〇年の参院選で旧民主が得た票は、出馬した二候補合わせて約五十一万票。野党転落後の一三年は一候補のみの出馬で、約二十万票だった。
旧民主と合流した旧「維新の党」の基盤は県内では弱い。党名も「国民とともに進む『民進党』だが、浸透していない」と大畠章宏・県連顧問は連合茨城の総決起集会で口にした。
野党共闘は「自民と民進の指定席」とされる茨城選挙区では成立しない。民進にとって、新たな支持層の掘り起こしが課題だ。郡司氏は記者会見で「安倍政権に疑問を持つ人の票がどこへ行くか。政策をしっかり訴えたい」と述べた。
◇
「戦争法(安全保障関連法)廃止へ野党共闘が大きく進む中、共産への期待が日に日に高まっている」。水戸市内で十日、街頭演説に立った共産新人の小林恭子氏(65)は声を張り上げた。昨年の安保関連法成立を受け「国民連合政府をつくろうと呼び掛けた」と、野党共闘を主導した党の功績を訴えた。
衆参合わせて四度目の国政挑戦となる小林氏。護憲と安保関連法廃止を掲げ四月に発足した「県市民連合」からの推薦も、積極的にアピールしている。
野党共闘を促し全国各地で立ち上げられた市民連合は、県選挙区では民進と共産を推薦。小林氏の選対は「今までの選挙と違う。有権者自身が行動し、政治を変えようという動きを感じる」と歓迎する。「ありがたいことだが、いろいろなところから推薦をいただいている」とする郡司氏よりも、追い風として受け止めている。党県委員会は「比例区、選挙区とも三十万票」と強気の目標を掲げている。
◇
おおさか維新は、一三年の参院選に維新の党公認で立候補し落選した石井章氏(59)が、今回は比例代表候補に。一二年の衆院選茨城1区に旧日本未来の党公認で立候補し、落選した武藤優子氏(51)を、県選挙区で擁立する。
参院選の比例代表は、政党名か候補者名を選んで記入できるため、武藤氏は「比例では政党名ではなく、石井さんの名前を書くように呼び掛ける。その方が一石二鳥」と語る。
石井氏も「私は県南部をよく回っているが、水戸では弱いので、武藤氏に任せたい。私たちは表裏一体」と話し、相乗効果で比例での石井氏当選も期待している。
(酒井健、宮本隆康)
1731
:
チバQ
:2016/06/21(火) 19:06:11
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/201606/CK2016062002000168.html
<参院選>各党の動き(自民・公明) 組織固め 目標は大勝
2016年6月20日
自民党の衆院茨城2区支部の大会で、岡田氏のあいさつを聞く党関係者ら=行方市で
写真
「党員、県議、市長、市議が一致結束し、圧倒的勝利を目指したい」「岡田候補が六十万票を獲得できなければ、自民党の比例の候補が危うい」
今月十一日、行方市文化会館で開かれた自民党の衆院茨城2区支部の大会。あいさつに立った国会議員や県連幹部らは口々に、参院選の党公認候補の現職、岡田広氏(69)の大勝を訴えた。
自民党は、前回衆院選で比例復活を含めて県内七選挙区ですべて当選。県議会では、六十三議席のうち四十五議席を占める。参院選は改選数二とあって、支部大会の後、帰路につく参加者から「大丈夫だな」との声も聞かれた。
しかし、県連会長の梶山弘志衆院議員は「県内の党の基盤を考えれば、ある程度の差をつけてトップで勝たなければいけない。基盤に応じた票を取らないと、党の衰退につながる」と楽観ムードにくぎを刺す。
四月の県連幹部役員会では、前回参院選で得票した五十六万票以上を目標にすることを決めた。県連幹部は、さらに四万票を上乗せした「六十万票」を目標として公言する。支援団体の幹部から「本当に取れるかは分からない」と評される強気の数字だ。
岡田氏の事務所によると、推薦を得た業界団体や企業などは約千団体。県日本農林漁業政治連盟(農政連)は自民と民進の両候補を推薦したが、JA関係者は「支部ごとの判断だが、全体的には自民に力が入っている」と語る。
県連は岡田氏側に、五月中に小選挙区ごとの党支部総会を開くよう指示。茨城2区以外の支部は、五月までに終えたという。水戸市内のホテルに千人を集めた決起集会も、同月中旬に早々に開いた。
岡田氏は「党の組織としては、支部総会や励ます会は八割ぐらい終えた。ひととおり県内を歩いたが、ポイントをもう一度回りたい」と語り、組織固めを着々と進めている。
◇
公明党は、県内各地で比例代表候補の集会を開き、岡田氏も招く。岡田氏の前回選挙の六年前は、自民党が野党だったため推薦はしなかった。今回は各集会の壇上で、岡田氏に推薦状を手渡してみせ、結束をアピールする。
公明県本部の幹部は「かつて民主党、みんなの党、維新の党に入った票が、浮いているのが現実。その票は民進に入るのか、共産なのか、棄権なのか。野党にすべて入らないように、頑張らなければいけない」と引き締めを図っている。 (宮本隆康)
■
参院選の公示が今月二十二日に迫る。茨城選挙区では主要政党は、自民、民進、共産、おおさか維新が候補を擁立する。公示前の動きを追った。
1732
:
チバQ
:2016/06/21(火) 19:06:45
http://www.asahi.com/articles/ASJ6P2VPXJ6PUTIL002.html
参院選ポスター枠足りない?東京選挙区30人超す見通し
伊藤あずさ、池田良
2016年6月21日11時45分
22日に公示される参院選の東京選挙区(改選数6)で、立候補予定者が想定した30人を超える見通しとなり、各地の選挙管理委員会はポスター掲示場の増設作業に追われている。
特集:2016参院選
有権者数約73万5千人と都内最多の世田谷区。区選管は区役所前にあるポスター掲示場(縦1・36メートル、横4・43メートル)の左下に、「31、32、33」と記したベニヤ板を急きょ継ぎ足した。本来は左側に追加したかったが、駐車禁止の看板が近接して設置されているため「撤去には時間がかかる。手間がかからず早く作業するため、下に付け足した」と担当者。板の増設は区内の全掲示場892カ所で終了したが、うち64カ所は上下に付け足したという。
都選管によると、東京選挙区の候補者は、直近5回の参院選(2001〜13年)で最大24人。今回はこの数字を参考にしたうえ、余裕をもってポスターの枠は30人分を用意した。
だが、立候補に必要な書類などを受けつける事前審査に訪れる立候補希望者は後を絶たず、都選管が17日夜に各区市町村選管に3人分のスペース増設を指示した。審査終了者は20日現在で31人で、掲示場は33人分でもさらに足りなくなるおそれがある。都選管担当者は「有権者の選択肢が増えることはいいことだが、準備した枠に無事に収まるようにと祈る気持ちです」。(伊藤あずさ、池田良)
1733
:
チバQ
:2016/06/21(火) 19:50:54
http://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-plt1606210001.html
【壮絶選挙区に迫る】参院選、首都圏・近畿圏の8選挙区の情勢分析 小林吉弥氏
16:51夕刊フジ
【壮絶選挙区に迫る】参院選、首都圏・近畿圏の8選挙区の情勢分析 小林吉弥氏
安倍首相の演説にも熱がこもる=19日
(夕刊フジ)
参院選(22日公示-7月10日投開票)を目前に控え、与野党幹部の舌戦が激化している。東京都の舛添要一知事(67)の見苦しい辞職劇や、有力候補とみられた民進党の蓮舫代表代行(48)の「都知事選不出馬」表明は、選挙区情勢にどんな影響を与えているのか。夕刊フジでは、選挙予測に定評のある政治評論家の小林吉弥氏に、首都圏・近畿圏の8選挙区の情勢分析を依頼した。上編では、東京、埼玉、京都、奈良という熾烈(しれつ)な4選挙区の死闘に迫った。
「アベノミクスは失敗していない。今の政策をやめれば、4年前のあの暗い時代に逆戻りする」「民進党は甘い言葉ばかりを言う。『気をつけよう、甘い言葉と民進党』だ。われわれは約束は必ず実行する」
安倍晋三首相は19日夕方、宿敵といえる民進党の菅直人元首相のおひざ元、東京・JR吉祥寺駅前での街頭演説で、こう訴えた。
ただ、冒頭で「(舛添氏の)辞任騒動でご迷惑をおかけしたことを、おわびします」と語るなど、前回知事選で舛添氏を支援した責任に触れざるを得なかった。
一方、民進、共産、社民の野党3党の党首は、野党を支援する学生グループ「SEALDs(シールズ)」などで構成する「市民連合」とともに東京・有楽町で合同の街頭演説を行った。
民進党の岡田克也代表は「参院選は時代の大きな分岐点だ。道を誤ると、もう後戻りできない」などと、憲法改正阻止を訴えた。
改選数が1増えて6となった東京では、参院選とともに、「ポスト舛添」を選ぶ都知事選(7月14日告示、31日投開票)にも注目が集まっている。参院選の結果は、都知事選にも直結するだけに、各党が力を入れる重点区となっている。
小林氏の予測は別表の通りだ。
まず、東京選挙区では、自民党の中川雅治総務会長代理と、民進党の蓮舫氏、公明党の竹谷とし子元財務政務官、共産党の弁護士、山添拓氏の4人に「当確」の印がついた。
小林氏は「この4人の当選は揺るがないだろう。自民党は舛添問題のマイナスが懸念されてきたが、中川氏は組織票を積み上げ、100万票を取れる態勢を構築している。『政権交代可能な二大政党制をつくりたい』として、都知事選への不出馬を決めた蓮舫氏はかつてのような勢いはないが浮動票を確実に集め、こちらも100万票も取れる力がある。竹谷、山添両氏は組織固めに余念がなく、手堅い」と分析した。
残る2議席を、民進党の小川敏夫元法相と、おおさか維新の会の田中康夫元長野県知事、自民党の元ビーチバレー選手の朝日健太郎氏の3人が争っている。
小林氏は「連合が全面支援する小川氏と、知名度のある田中氏がやや優勢だ。自民党2人目の朝日氏は『五輪』をアピールしているが、出馬表明が遅れたこともあり、インパクトや浸透が気になる。東京では前回、俳優の山本太郎氏が当選した。都民は気まぐれなところがあり、今後、情勢が動くことは十分考えられる」と指摘した。
舛添氏辞職の影響なのか、報道各社の世論調査で、内閣支持率や自民党支持率がやや下落しているのも注目される。蓮舫氏の「都知事選不出馬」についても、「もし、出馬していれば全国的話題となり、参院選で勢いに欠ける民進党候補の後押しとなった。なぜ、断念したのか…。残念だ」(同党ベテラン議員)という指摘もある。
1734
:
チバQ
:2016/06/21(火) 19:51:10
埼玉選挙区(改選数3)はどうか。
小林氏は「公明党の西田実仁参院幹事長は自民党の推薦も得ており、有利に戦いを進めている。残り2議席をめぐり、自民党の関口昌一元総務副大臣と、民進党の大野元裕元防衛政務官、共産党県常任委員の伊藤岳氏の3人が激しく争っている」と分析する。
京都選挙区(改選数2)も激戦だ。
小林氏は「民進党の福山哲郎元官房副長官が、実績や知名度で頭ひとつ抜けている。残り1議席をめぐり、共産党の弁護士、大河原寿貴氏が、自民党の二之湯智元総務副大臣を猛追している。共産党が自民党に勝利するという番狂わせの可能性もあり、『民共』で2議席を占めるかもしれない」という驚くべき見方を示した。
1人区の奈良選挙区は、民進党の前川清成元内閣府副大臣が先行し、自民党の元総務省職員、佐藤啓氏が追いかける。
「前川氏は共産、社民の推薦も得ており、地元で浸透している。佐藤氏は若さをアピールしている」(小林氏)
政権選択の衆院選に比べて、関心が薄いといわれる参院選だが、舛添・蓮舫問題の余波もあり、今後の展開が注目されそうだ。
1735
:
チバQ
:2016/06/21(火) 19:51:56
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160621ddlk34010660000c.html
<2016参院選>広島選挙区 予定7人準備着々 あす公示 /広島
15:45毎日新聞
参院選は22日公示され、7月10日の投開票に向けて選挙戦に突入する。広島選挙区は現職2人、新人5人の計7人が立候補の準備を進めており、2議席を巡り激しい戦いが予想される。今回から選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられる中、安倍政権が進める経済政策「アベノミクス」の評価や、安倍首相が意欲を見せる憲法改正が争点になりそうだ。
広島選挙区で立候補を表明しているのは、自民現職の宮沢洋一氏(66)▽民進現職の柳田稔氏(61)▽共産新人の高見篤己氏(64)▽おおさか維新新人の灰岡香奈氏(32)▽こころ新人の中丸啓氏(52)▽幸福新人の佐伯知子氏(36)▽無所属新人の玉田憲勲氏(58)--の7人。
立候補の届け出は22日午前8時半〜午後5時、中区の県庁で。期日前投票は23日〜7月9日、市区役所や町役場などである。【石川裕士】
1736
:
チバQ
:2016/06/21(火) 19:52:25
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160621ddlk26010522000c.html
<2016参院選>あす公示 決戦目前 意気込む各党 /京都
15:44毎日新聞
参院選が22日に公示され、7月10日の投開票に向けて、18日間の選挙戦がスタートする。京都選挙区(改選数2)では、4人が立候補を表明。公認候補を出さなかった政党も、比例代表での得票を狙う。府内の主要政党の幹部に、選挙戦に向けた意気込みや展望を聞いた。【野口由紀、木下訓明、篠田直哉】
◆自民
◇自民府連・西田昌司会長
選挙区では、トップ当選を果たしてもらいたい。「第3極」が出ない今回は、政党の実力が問われる。これらの勢力に流れていた票を取り込み、衆院の各小選挙区単位で「完全1位」を目指す。特に、北陸新幹線の舞鶴-学研-関空ルートを実現させることで、府全域にアベノミクスの効果を広げたい。北陸、中部、近畿圏だけでなく、中国圏など広域的な経済発展が見込める政策を実現していく。
◆民進
◇民進府連・泉健太会長
「普通の人」の暮らしが豊かになる政策を訴えたい。民泊など観光振興は地域社会と折り合いの付いた節度あるものとする。また少子化対策では若者や貧困世帯の支援を主張する。選挙区で目指すのはトップ当選だ。自民などは(1人区などでの)共産との共闘を批判するが、「今の政権の政策を放置できない」との共同歩調で、共に政権を作るためではない。我々は改革勢力だ。その下に結集を呼びかける。
◆公明
◇公明府本部・竹内譲代表
京都での目標は比例で15万票獲得。近畿を中心に活動する立候補予定者が、既に何度も京都入りしている。成長戦略の重要な柱は子育て支援や社会保障。社会保障を充実させることで好循環をもたらすというのが党の基本的な考え方であり、その考え方が「ニッポン1億総活躍プラン」になった。党には、医療、福祉、介護、年金などの問題に取り組んできた長年の実績がある。これらの更なる充実を訴える。
◆共産
◇共産府委員会・渡辺和俊委員長
安倍政権の暴走を止める野党共闘に共産党が積極的に取り組み、全国の1人区で協力が成立した。本来は保守を支持してきた都市部の自治会や消防団関係者からも「今こそ共産党がしっかり頑張って」と励まされている。比例代表で目標の30万票を上回れば、選挙区の候補も確実に当選できる。ブラックバイトや奨学金問題などへの取り組みを訴え、若い無党派層に支持を広げられるようにしたい。
◆おおさか維新
◇おおさか維新京都総支部・田坂幾太代表
政治資金の支出を巡る舛添要一・東京都知事の公私混同問題で、既成政党は国民の感覚とずれていることが改めて明らかになった。これを直せるのは、議員の報酬や定数の削減などを実行し、身を切る改革をしてきた維新しかないと訴える。今年4月の衆院3区補選では大敗した。結果を謙虚に受け止め、参院選では全国の比例代表の候補者の応援をしながら、地道に活動を広げていきたい。
◆社民
◇社民府連・桂川悟代表
6年前の比例代表での得票3万票を基準に、それ以上を目指したい。府内では京丹後市の米軍基地と、その中にあるXバンドレーダーの撤去、府近隣の原子力発電所の再稼働反対を中心に訴える。また安全保障関連法の問題。アベノミクスによる貧困と格差拡大の問題も主張する。組織の存亡をかけた戦いになる。後のない戦いだ。民進党と選挙運動の具体的連携も図りながら、持てる力を出し切りたい。
◆生活
◇生活・豊田潤多郎・府4区総支部長
安全保障関連法は撤廃、原発ゼロで環境に優しい代替エネルギーへの転換推進、社会保障のビジョン作成と景気回復を訴える。選挙区候補は立てていないが、野党で京都の2議席を独占できるよう支援を進めたい。比例代表では過去最高の得票を目指していく。自民1強状態を打破し、さまざまな野党が結集して連合体を形成する「日本版オリーブの木」による政権交代を実現させたい。
◆こころ
◇こころ・小野由紀子京都3区支部長
消費税収の一部を政府が積み立て、年金受給者に還元する「消費税マイレージの制度」の導入を訴える。消費税を払うものからためるものへと意識改革し、地域格差や少子化対策にも役立てる。大阪を地盤とする比例代表の候補者が京都にも入り、演説会を開く予定で、府内全域で票の上積みを目指す。自民に対しては正論は支持するが、間違っていることにはおかしいと言うことで存在感を出す。
〔京都版〕
1737
:
チバQ
:2016/06/21(火) 19:52:51
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160621ddlk29010622000c.html
<2016参院選>あす公示 現新4人出馬へ 改憲勢力の議席焦点に /奈良
15:31毎日新聞
参院選が22日公示され、7月10日の投開票に向けて選挙戦が始まる。奈良選挙区(改選数1)には、自民新人の佐藤啓氏(37)=公明推薦▽民進現職の前川清成氏(53)=共産、社民、生活推薦▽おおさか維新新人の吉野忠男氏(57)▽幸福実現新人の田中孝子氏(60)の4人が立候補を表明。各党幹部が応援演説に来県するなど既に事実上の選挙戦に突入している。【芝村侑美、和田明美、日向梓】
今回の参院選では、安倍晋三政権による消費税引き上げの再延期やアベノミクスへの是非のほか、改憲勢力の議席が発議に必要な3分の2に達するかが焦点となりそうだ。
元総務官僚の佐藤氏は昨秋の出馬表明以来、知名度アップへ業界団体や企業回りを徹底し、公明党の推薦も今年3月に取り付けた。党も「重点区」と位置付け、10日に安倍首相が来県するなどてこ入れを図る。少子化対策や子育て支援なども訴え、議席奪取を狙う。
3選を目指す前川氏は、後援会回りなどで地盤を固めてきた。党は今年5月、共産党などと前川氏を「統一候補」とすることで合意。他党集会へもこまめに参加し、安全保障関連法の廃止、安倍政権打倒などを訴える。19日に岡田克也党代表も来県した。
吉野氏は今年3月の出馬表明後、県内各地で駅の朝立ちなど街頭活動を中心に取り組む。大阪経済大教授の経歴も踏まえ、大学までの教育無償化を主張。議員定数や報酬削減など「身を切る改革」を訴え、第三極としてアピールを図る。
田中氏は衆院選も含めて4度目の国政への挑戦となる。消費税減税による経済活性化、マイナンバー制度廃止などを主張しており、他候補との違いを訴えている。
1738
:
チバQ
:2016/06/21(火) 19:53:29
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160621ddlk30010490000c.html
<2016参院選>与野党対決が鮮明 4党共闘はならず /和歌山
15:23毎日新聞
参院選は全国32の1人区で野党4党が候補者を一本化し、与野党対決が鮮明になった。だが、和歌山選挙区では民進、共産が予定していた候補者を取り下げ、市民グループが擁立した新人に一本化したものの、民進は推薦を出さず、いびつな形での共闘となった。立候補予定者の陣営や政党の思惑、戦略を探った。【阿部弘賢、倉沢仁志】
「皆さん、気をつけてください。日本を革命しようとする共産党と手を組んでいるのが民進党なんです」。5日にJR和歌山駅前であった自民県連の街頭演説。マイクを握った県連幹部が声を張り上げた。
自民現職の鶴保庸介氏(49)=公明推薦=は、旧自由から出馬して初当選した1998年参院選後、前々回、前回と着実に得票数を伸ばした。現在、党の参院政策審議会長という要職にあり、周囲は「当選すれば大臣に」と期待を膨らませている。それだけに今回は内容が問われるとして、陣営は自公票を固めた上でさらに上積みを目指している。
そこで鍵となるのが、2014年衆院選の比例代表で5万票余りだった旧民主票と、9万票近くを獲得した旧維新票だ。
大票田の和歌山市では、民進の岸本周平衆院議員(和歌山1区)が3回連続当選している。支持者の多くは自民支持の保守層と重なり、共産との共闘に拒否感を持つ人も多い。自主投票を決めた民進最大の支持団体・連合は、98年選挙で鶴保氏を推薦しており、鶴保氏の陣営関係者は「かえって他候補より応援しやすいという人はある程度いる」と話す。
また、候補不在の維新票は今回、行き場を失っている状態。自民県連と陣営は野党共闘にくさびを打ち込み、比例代表や今後の衆院選もにらんで野党票の取り込みを図る。
一方、「市民連合わかやま」が擁立した無所属新人、由良登信氏(64)=共産、社民、生活推薦=陣営は、立候補表明後、民進、共産が相次いで候補者を取り下げたことを前面に打ち出す。集会などで「(野党は)由良氏に一本化してくれた」と、「事実上の統一候補」と強調する。
民進の推薦を得られなかった市民連合が頼りとするのが無党派層だ。国内の賛否が割れる中で自公などの賛成多数で可決、成立した安保法制の廃止を旗印に、これまで政治にほとんど関わってこなかった子育て世代の女性や大学生らの結集を図る。関係者は「県内でも安倍政権を何とかしてほしいという声は高まっている」と手応えを語る。
若い支持者らは、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を使い、知名度で劣る由良氏をアピール。政治課題などについて由良氏と気軽に意見を交わす「ゆらカフェ」を街中で開くなど、草の根的に支援の輪を広げている。市民連合の豊田泰史代表は「市民が中心となって戦う、和歌山では初の選挙。和歌山で勝利し、今の政治の流れを変えたい」と力を込める。
幸福新人の西本篤氏(46)も立候補を予定している。
………………………………………………………………………………………………………
◇和歌山選挙区 予想される顔ぶれ
鶴保庸介氏(49) 自民・現職=公明推薦
西本篤氏(46) 幸福実現・新人
由良登信氏(64) 無所属・新人=共産、社民、生活推薦
1739
:
チバQ
:2016/06/21(火) 19:54:19
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160621ddlk25010578000c.html
<2016参院選>滋賀選挙区 あす公示 現新3人が出馬へ /滋賀
16:11毎日新聞
22日公示される参院選滋賀選挙区(改選数1)には、これまでに自民党新人の小鑓隆史氏(49)=公明推薦▽民進党現職の林久美子氏(43)=共産、社民推薦▽幸福実現党新人の荒川雅司氏(41)の計3人が立候補を表明している。野党3党が候補者を林氏に統一。与野党対決が鮮明となり、安倍政権が進める経済政策「アベノミクス」や昨年9月に成立した安全保障関連法の是非を巡って激しい論戦が繰り広げられそうだ。【衛藤達生、田中将隆、森野俊】
◇党大物が続々来援 小鑓氏
小鑓氏は20日、茂木敏充・自民党選対委員長の応援を受け、米原市などで集会を開催した。2年前の知事選で三日月大造知事に惜敗。今回の参院選に向けて昨年秋に立候補を表明して以来、県内をくまなく回り、知名度の浸透を図ってきた。
自民は2012、14年の衆院選で県内4小選挙区で全勝したが、今回は野党共闘が成立したことで危機感を強めている。茂木氏以外にも安倍首相をはじめ、石破茂地方創生担当相や伊吹文明・元衆院議長ら党の大物も続々と応援に入り、小鑓氏の支援を訴えている。
連立を組む公明党も小鑓氏を積極的に支援。粉川清美・同党県本部代表は集会などで「公明の滋賀選挙区候補は小鑓さん」と呼びかけている。
◇野党統一を前面に 林氏
林氏は20日、「市民の会しが」が主催する女性を中心とした座談会に参加。「政党と市民の間に立って、それをつなぐ架け橋になりたい」などと訴えた。
3回目の選挙戦となる今回は「野党統一候補」を前面に押し出して活動を展開。街頭演説で使う選挙カー「久美子号」や、本人が肩からかけるたすきにも「野党統一」の文字が躍る。駅頭でのあいさつや企業回りなどの一方、無党派層への浸透を図ろうと市民イベントなどへも意識的に参加してきた。
共産党や社民党との連携も密に取り、14日にはJR草津駅前で初の合同街頭演説会を開催。安保法制反対や憲法問題について重点的に論じ、「平和」をテーマに支持を訴える場面が目立つ。
◇湖上からの演説も 荒川氏
荒川氏は商業施設や駅前での街頭演説を精力的にこなしてきた。20日も朝夕の2回、JR南草津駅前に立ち、演説した。また、消費増税の是非に関するアンケートを街頭で実施したり、船を使っての琵琶湖からの呼びかけなど、ユニークな取り組みにもチャレンジしている。湖上からの演説は選挙期間中にもする予定だ。
1740
:
チバQ
:2016/06/21(火) 19:57:40
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160621ddlk33010583000c.html
<2016参院選>あす公示 3新人が立候補予定 各陣営、激しい前哨戦 /岡山
14:52毎日新聞
参院選は22日公示され、7月10日の投開票に向け論戦がスタートする。岡山選挙区(改選数1)には自民の元東京都北区議、小野田紀美氏(33)=公明推薦▽民進の会社社長、黒石健太郎氏(32)=共産、社民推薦▽幸福実現の党県副代表、田部雄治氏(40)--の新人3人が立候補を予定している。引退を表明した民進、江田五月氏(75)が長年守った議席を巡り各陣営は既に激しい前哨戦を展開。本番を迎え、訴えのボルテージも上がる。【石川勝己】
小野田氏は昨年10月の出馬表明から県選出国会議員8人のサポートで県内をくまなく回り、教育格差の是正などを訴えながら知名度アップに注力してきた。既に約1100の企業・団体から推薦を取り付けた。
19日には石破茂地方創生担当相が応援に駆けつけ、選挙期間中も閣僚級が来県を予定する。公示日は北区の県庁前に加藤勝信1億総活躍担当相ら県選出の国会議員が顔をそろえ、出陣式を行う。
黒石氏は出馬表明が今年1月と出遅れたが、「江田後継」を前面に県内全域に1万枚のポスターを掲示した。共産、社民との野党統一候補として支持拡大を訴える。
民進の地盤が弱い美作や東備、井笠地域などは共産や連合岡山の協力で浸透を図り、既に岡田克也民進党代表や志位和夫共産党委員長ら党首級が応援に駆けつけ、公示後も応援を受ける予定。北区のイオンモール岡山前で第一声を上げる。
田部氏は北区下中野に事務所を構え、支持者回りや街頭演説で、消費税率の5%への引き下げによる景気浮揚や憲法9条改正による国防強化などの政策を訴える。
2月の出馬表明から県内全域を一巡し、選挙期間中は街頭での活動を増やし、釈量子党首も応援に駆けつける。公示日は北区のJR岡山駅前で第一声を上げる予定だ。
1741
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チバQ
:2016/06/21(火) 19:58:25
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160621ddlk20010611000c.html
<参院選>あす公示 3人が出馬予定 1議席を巡る戦いへ /長野
13:02毎日新聞
参院選は22日、公示される。長野選挙区には自民党現職、若林健太氏(52)▽民進党新人、杉尾秀哉氏(58)▽幸福実現党新人、及川幸久氏(56)--が立候補を予定している。定数削減により改選数が2から1へと減り、1議席を巡る与野党の事実上の一騎打ちとなる見込みだ。投開票は7月10日。
再選を目指す若林氏は民進、共産、社民各党の選挙協力を「野合」とし、「批判ばかりで代案がない」と主張。「地域の実情を知り、国会に届けるのが役目だ」と6年間の実績を強調した。安倍内閣の経済政策アベノミクスについて「道筋が見えてきた。流れを止めず、引き続き前に進めたい」とする。
野党共闘で出馬する杉尾氏は「立憲主義に反し、数の力で押し切る安倍政権にはノーを突きつけるべきだ」と「安全保障関連法の撤回」を前面に打ち出す。アベノミクスで「格差は広がり、地方は疲弊している」と批判。「弱者のための政治への転換」や、高齢者が生き生きと暮らせる社会の実現など、雇用・福祉対策に重点を置いている。
及川氏は消費税10%への増税に反対し、国防軍が必要として改憲を唱える。農業振興策として「信州の農産物を米国に高価格で輸出し、世界ブランドにする」と訴え、新年金制度の創設も公約に掲げる。【参院選取材班】
1742
:
チバQ
:2016/06/21(火) 19:58:58
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160621ddlk19010047000c.html
<2016参院選・やまなし>あす公示 4人が立候補予定 民進の議席維持焦点 /山梨
12:48毎日新聞
参院選は22日、公示される。山梨選挙区(改選数1)には新人3人と元職1人の計4人が立候補の準備を進めている。任期限りで引退する輿石東・参院副議長が18年間守ってきた議席を、野党統一候補で臨む民進が維持できるかが最大の焦点だ。7月10日の投開票日に向け、18日間の選挙戦が始まる。【参院選取材班】
自民は新人の高野剛氏(67)を擁立した。県議6期21年の経験を強調し、支持を訴える。業界団体からの推薦は20日現在で94にのぼる。甲府市では、保守系市議18人が「甲府市連選対本部」を設立。実働で約20まで減った市内の党地域支部の数を約30まで回復させた。「自民党の候補」であることをアピールし、組織固めに力を注ぐ。
高野氏は地域経済の再生・活性化などを訴える。陣営幹部は「最重点区の甲府で勝ち、(高野氏の地元・甲州市も含む)峡東地域でも支持を固めたい」と話す。
民進新人の宮沢由佳氏(53)は、集会で輿石氏があいさつに立つなど「後継」色を前面に打ち出す。連合山梨や輿石氏の出身母体・山梨県教職員組合(山教組)などが支持拡大を図る。野党統一候補として、社民、共産からも支援を受ける。子育て支援で20年以上の経験があり、「現場の声を国政に届ける」と意気込む。介護や教育、雇用を課題に挙げ、格差解消を訴える。
陣営幹部は「大票田の甲府市や、(民進党の立候補予定者がいない衆院2区と重なる)富士吉田市などで浸透を図るのが急務」という。
無所属で元職の米長晴信氏(50)は、2007年の参院選で民主公認で当選し、1期6年務めた。4人の中で最も遅い5月23日に出馬を表明。多い日は数十人に会い、毎日数十件電話をかけるなどして、草の根で浸透を図っている。県内経済活性化のため、2027年のリニア中央新幹線の開業も見据え、県内のインフラ整備の重要性などを訴える。
13年参院選の投票率(56・65%)を前提に14万票を当選ラインに設定。米長氏は「(自民・民進など)あらゆる支持層を取り込みたい」と意気込む。
幸福実現から立候補予定の新人、西脇愛氏(31)は、消費税率を現行の8%から5%へ引き下げることや、国防強化のために日本が核武装を進めることなどを主張する。各地の街頭に立ち、政策を訴えている。陣営幹部は「人口の多い甲府市を中心にくまなく回り支持を広げたい」と話している。
………………………………………………………………………………………………………
◇山梨選挙区で予想される顔ぶれ(改選数1)
高野剛 67 自 新
宮沢由佳 53 民 新
西脇愛 31 諸 新
米長晴信 50 (1)無 元
※並びは参院の勢力順。氏名、年齢、党派、新人・元職の別。カッコ内数字は当選回数。政党略称は、自=自民、民=民進、諸=諸派、無=無所属
1743
:
チバQ
:2016/06/21(火) 19:59:18
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160621ddlk24010110000c.html
<2016参院選>三重選挙区 あす公示 現新3氏立候補予定 野党側議席守れるか /三重
12:37毎日新聞
参院選は22日公示される。三重選挙区(改選数1)には、自民新人の山本佐知子氏(48)と民進現職の芝博一氏(66)、幸福新人の野原典子氏(59)の3人が立候補を予定している。前回の2013年選挙に続き連勝を目指す与党に対し、“安倍政権打倒”を旗印に候補を芝氏に一本化した野党側が議席を守れるかが焦点。選挙戦では、アベノミクスの評価に加え、野党は安全保障関連法や、安倍晋三首相が意欲を見せる改憲の是非も争点にしたい考えだ。【田中功一】
山本氏は、旧三重1区選出の元衆院議員で自治相も務めた故・山本幸雄氏の孫。今年1月の出馬表明以来、自民党県議、市議らの支援を受け、集会や企業・団体回りなどを重ね、幸雄氏の孫であることをアピール。事務所も幸雄氏が地盤とした四日市市に設けた。
自民は岡田克也・民進党代表の地元の三重を最重点選挙区と位置づけており、公示前から安倍首相をはじめ、閣僚らが次々と来県。出陣式にも谷垣禎一幹事長が出席する予定で、山本氏の知名度アップに全力を挙げる。
一方、民進、共産、社民の県内の野党3党は、「市民連合みえ」と、安保関連法の廃止など4項目の内容で個別に政策協定を結び、3選を目指す芝氏に候補者を一本化した。市民連合みえの街宣活動を除いて3党が一緒に行動することはないが、各党が自主的に支援する。
芝氏も民進党県連と連合三重、県議会の民進系会派「新政みえ」と一体となったこれまでの活動を強化する一方、市民連合みえとも連携する。活動に賛同する学生、学者、弁護士、子育て世代の女性など、従来は関係の薄かった層への支持拡大を図っている。
野原氏は、地元の北勢地域を中心に街宣活動などを展開している。
〔三重版〕
1744
:
チバQ
:2016/06/21(火) 20:00:05
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160621ddlk15010334000c.html
<2016参院選>あす公示 改選数削減で激戦必至 既に事実上の選挙戦 /新潟
11:57毎日新聞
政権の「中間評価」と位置付けられる参院選が22日公示される。今回から新潟選挙区の改選数が2から1に削減され、かつてない激戦が予想される。新潟選挙区には、再選を目指す自民現職の中原八一氏(57)=公明推薦=のほか、野党統一候補として無所属で臨む生活の党の元職、森裕子氏(60)=民進、共産、社民、生活推薦=と幸福実現党新人の横井基至氏(35)が立候補を表明しており、既に県内各地で事実上の選挙戦を繰り広げている。【米江貴史、柳沢亮】
「ここに来て相手の背中が見えてきた。負けるわけにはいかない」。12日に新潟市内で開かれた自民党県連大会で、中原氏は普段よりも語気を強めて支援を呼びかけた。党の支持基盤を生かした組織戦を展開し、20日現在で企業や経済団体など約2400団体から推薦を取り付けた。
県内のJA新潟中央会など農協団体で構成する政治組織「県農政刷新連盟」(県農政連)も今回、初めて中原氏を推薦。関係者によると、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)を巡る政府の対応などには不満があるものの、組織内では「政権与党の中で、自分たちの声を反映してもらわなければ」と政権とのパイプを重視する声が強かったという。
県農政連は、中原氏が初めて臨んだ2010年参院選では、旧民主党政権下だったこともあり、自主投票としていたが、元々は自民党の有力な支持基盤。県連関係者は「これまで陳情してきた経過もあるのでは」と分析する。ただ、個別のJAの対応についてはそれぞれの判断に委ねており、TPPへの反発などから既に自主投票を決めたところもある。組織票をどこまで固められるかが焦点となる。
◇
「私が参院選へ出馬表明したとき、『異常だ』と激しく批判した。この根性は見上げたものではありませんか」。JR新潟駅前で13日に行われた森氏の街頭演説で、応援に駆け付けた民進党の菊田真紀子衆院議員は、懸念されている「確執」を笑い飛ばし、共闘態勢をアピールした。
菊田氏があえて踏み込んだ背景には、旧民主党を離党した森氏に対するしこりがいまだに解消できていない点にある。民進党を支援する連合新潟も森氏の推薦を決定したものの、一枚岩ではない。前回2013年の参院選新潟選挙区で社民党候補を支援した自治労県本部は森氏への推薦を決めたが、電機連合新潟地方協議会は既に自主投票を決定。県電力総連など態度を保留している産別もある。
選挙戦略は、民進、共産、社民、生活4党と連合新潟、市民団体などで構成する「連絡調整会議」が担っており、「安倍政権打倒」を旗印に、各組織と無党派層にどこまで浸透できるかがカギとなる。
1745
:
チバQ
:2016/06/21(火) 20:01:51
http://news.goo.ne.jp/article/tokyo/region/tokyo-CK2016062102000172.html
<参院選>あす公示 現新12人出馬予定 屈指の激戦区様相
08:10東京新聞
二十二日に公示される参院選で、神奈川選挙区(改選数四)は二十日現在で四人の現職と八人の新人が立候補を予定している。与野党入り乱れる全国でも屈指の激戦区となる見込みで、安倍晋三政権の評価を問う激しい選挙戦が予想される。 (参院選取材班)
立候補を予定しているのは自民党公認の現職三原じゅん子氏(51)、民進党公認の現職金子洋一氏(53)と真山勇一氏(72)、公明党公認の新人三浦信祐氏(41)、共産党公認の新人浅賀由香氏(36)、おおさか維新の会公認の新人丹羽大氏(39)、社民党公認の新人森英夫氏(44)、日本のこころを大切にする党公認の新人清水太一氏(34)、幸福実現党公認の新人壱岐愛子氏(30)、諸派新人の片野英司氏(45)、無所属現職で自民党推薦の中西健治氏(52)、無所属新人の佐藤政則氏(48)の十二人。
与党系候補予定者の三氏に対し、野党候補予定者がどう支持を広げるかが焦点。自公政権が成立させた安全保障法制に反対し、立憲主義の回復を求める市民勝手連の動きも注目される。
立候補届け出は午前八時半から午後五時まで横浜市中区の県庁本庁舎で受け付ける。
1746
:
チバQ
:2016/06/21(火) 20:05:28
自民、民進、改革、怒りってところ?
http://news.goo.ne.jp/article/hochi/nation/20160621-134-OHT1T50047.html
谷亮子氏、参院選不出馬 4党から打診も「小沢先生への最後のご奉公」と見送り
17:58スポーツ報知
谷亮子氏、参院選不出馬 4党から打診も「小沢先生への最後のご奉公」と見送り
参院選不出馬を表明した谷亮子氏 【報知新聞社】
(スポーツ報知)
生活の党と山本太郎となかまたちの谷亮子参院議員(40)は21日、参院選(22日公示、10日投開票)に出馬しないことを表明した。政界復帰には含みをもたせた。
谷氏は小沢一郎代表が進めていた野党による比例代表統一名簿構想が実現しなかったことなどを理由に、同党からは出馬せず、打診があった他党からの出馬を検討していたが、自身が離党することで生活の党は政党要件を満たさなくなってしまうことなどから「小沢先生への最後のご奉公として、(他党からも)出ないことを決め、スッキリしました」と話した。任期満了を待って離党する方針だ。
谷氏は、4つの政党から出馬打診があったことを明かし、21日に見送ることを決断したという。小沢氏からは「残念だが、まだ若いからいろんな経験ができる」と声を掛けられたという。
谷氏は「小沢ガールズ」の一人として2010年参院選で旧民主党から出馬し、初当選。11年にはスポーツ議員連盟会長としてスポーツ基本法を成立させた。12年に小沢氏とともに民主党を離党し、13年には生活の党副代表兼参議院幹事長に就任した。「政治家としての仕事にはメダルの色には例えられない思いがある」と6年間を振り返った。
今後については、政界復帰に含みを持たせながらも「議員ではできなかったこともやりたい」とも話した。メディアの仕事で、リオ五輪に行く計画もあるという。2020年の東京五輪での現役復帰について「まだ間に合う? いくつになるんだろう」と笑い飛ばしながらも「何らかの形で五輪パラリンピックを応援していきたい」とも話した。
1747
:
チバQ
:2016/06/21(火) 20:06:51
上だけ
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160617ddlk16010373000c.html
<対決の構図>’16参院選・富山/上 自公の結束を強調 野党共闘に「油断はならぬ」 /富山
06月17日 12:56毎日新聞
5月8日、富山市内で行われた事務所開き。推薦状を受け取った自民現職、野上浩太郎氏(49)が、手渡した吉田勉・公明県代表と固く握手を交わすと、集まった約500人の支持者(主催者発表)から拍手が起こった。公明の推薦をアピールし、連立政権としてともに国政を前進させることを誓い合う姿。自民の野党時代で、野上氏への推薦が見送られた2010年の参院選では見られなかった光景だ。
当時の野上氏は、それでも約32万票を得て、次点の民主(当時)候補に10万票近い差をつけて参院議員に返り咲いた。自民は13年参院選で、新人が75%を超える得票率で圧勝するなど、衆参の県内選挙区で議席を独占している。今年5月下旬の県連大会には、石井隆一知事や市町村長らが多数、顔を並べるなど、厚い保守地盤を見せつける。
とはいえ、野上氏が再選を目指した07年参院選では、自民が39年ぶりに選挙区の議席を失っている。民主、社民、国民新の野党3党が推薦した無所属新人候補に苦杯をなめたのだ。今回の参院選で議席を争うとみているのも無所属の新人候補。民進、共産、社民、生活の4党が推薦し、07年とは枠組みは異なるが、野上陣営の選対本部長、中川忠昭県議は「共産も含めた野党の統一は初めてで、厳しい戦いになる」と強調。選対総括責任者の宮腰光寛・衆院議員も「決して油断してはならない」と、野党共闘を警戒する。
今月9日夜、富山市のオーバード・ホールで開かれた公明党の時局講演会。比例代表に立候補する党県顧問の浜田昌良氏も「野党連合なんかに負けてはならない」などと対抗心を隠さなかった。支持母体の創価学会の一部会員が昨年、安保法制に反対し、国会前のデモに参加する動きもあったが、安保法制の影響は「富山では特にない」(党県関係者)といい、浜田氏も約1800人(主催者発表)を前に「選挙区は野上氏、比例は公明」と連携を強調した。
野上氏も同調した。「活力ある日本を作っていくためには、自公の安定した政権が必要だ。混乱した政治に戻すのか。安定した政権で前に進むのか。それが問われる選挙だ」。かけ声を上げて締めくくった集会は、盛り上がりを見せた。
野上陣営は、前回衆院選で県内3万8000票の比例票を積み上げた公明の組織力に期待する。「目標は30万票」(陣営幹部)だが、更なる上積みで3選を目指す。【大東祐紀】
◇
7月10日投開票の参院選は22日の公示まであと5日。夏の決戦に向けた与野党の構図を2回に分けて報告する。
1748
:
チバQ
:2016/06/21(火) 20:07:23
これも上だけ
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160617ddlk17010336000c.html
<戦いのかたち>2016参院選/上 「自民1強」なびく業界 不満抑え、政策実現期待 /石川
06月17日 12:50毎日新聞
「金沢港の改修事業。今回は国交省と財務省の理想的な連係プレーができた」
金沢港のみなと会館で今月4日にあった「『金沢港の将来を考える』講演会」。自民現職の岡田直樹氏(54)は胸を張った。
老朽化した同港は、国交省が今後数年間で総額60億円を投じて改修を進める方針だ。岡田氏が副財務相として予算編成に関わった今年度予算では、まず5000万円が調査費として計上された。
会場には、水産、建設、製造各業界の関係者約100人が姿を見せ、地元への貢献を強調する岡田氏に大きな拍手で応えた。
□ □
「国土強靱(きょうじん)化」を掲げた自民党が2012年末に政権復帰してから約3年半。公共事業復調の効果は石川県にも及ぶ。国交省によると、県内での公共工事の受注実績(推計)は民主党政権下の10年度が1044億円だったが、15年度は2081億円に倍増。北陸新幹線開業に伴う建設ラッシュで、民間発注工事も多い。
道路舗装などを手がける金沢市の建設会社の担当者は取材に「公共事業は受注全体の6割ほど。自民政権に戻ってから1〜2割増えた」と手応えを話す。
金沢建設業協会の幹部は「前政権は公共工事が悪であるかのように国民に植え付けた」と民進党(旧民主党)を批判。「適切なインフラ政策は絶対必要。岡田氏を応援するのは当然だ」と参院選での支援を鮮明にした。
□ □
「いじめられているよ。自民に、というより安倍さんに、と言った方がいいかな」
JA石川県中央会の幹部は渋い表情を浮かべた。成長戦略の一環で、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)大筋合意や、農協改革を推し進めてきた安倍政権への不満は根強い。
抗議の意志を示すかのように、JAグループ石川のウェブサイトには今も「STOP! TPP」とのタイトルの動画が掲載されている。それでも、JA内に自民離反の動きはない。
なぜか。「政権与党の立場は大きい。こちらの主張を伝えるのも大事なことだ」
さんざん「煮え湯」をのまされてはいるが、政策実現を期待できる政権与党とのパイプを持つメリットは計り知れない。
そんなJAの胸中を見透かすかのように、元農林水産審議官で、石川選出の山田修路・参院議員は県内17の地域JAを細かく回り、岡田氏への支援を要請する。山田氏は「国内対策で十分乗り切れる」と話し、TPPへの不安解消に努める。
□ □
「最近看板を替えた政党がありましたね。名前なんて覚えなくていいんですよ」
岡田氏は集会や国政報告会で皮肉交じりの民進批判を繰り返す。「だから安定した政権が必要だ」と締めくくるのが定番だ。
国政での「自民1強」を強みに、着々と票固めを図る。金沢市の事務所には組織力を誇示するかのように、ガラス全面に各種業界団体や企業からの推薦状がびっしりと張られている。枚数は400を超える。【金志尚、竹田迅岐】
◇
22日公示・7月10日投開票の参院選が迫る。事実上、与野党一騎打ちとなる石川選挙区(改選数1)の戦いの構図を2回に分けて報告する。
1749
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チバQ
:2016/06/21(火) 20:08:22
中だけ
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160616ddlk29010595000c.html
<攻防>’16参院選なら/中 「重点区」に早くも首相 自公連携強化、有権者さめた目も /奈良
06月16日 15:37毎日新聞
「最大のテーマは経済政策。選挙を勝ち抜いて前進しよう」。今月10日、JR奈良駅前で安倍晋三首相が声を張り上げた。奈良選挙区(改選数1)の自民党新人で、元総務官僚の佐藤啓(けい)氏(37)の手を取ってアピール。傍らには県選出の高市早苗総務相もおり「彼は大変惜しまれながら退官した」と持ち上げた。
現職は民進党の前川清成氏(53)で、今回は共産党なども推す「野党統一候補」。自民党は議席奪取を目指す「重点区」と位置付け、公示前に首相が来県した。
JR奈良駅前の聴衆は陣営発表で1500人だが、人垣が出来るほどではない。安倍首相はその後、橿原市でも演説。聴衆の主婦(63)は「景気が良くなってる実感は私たちにはない。それでも消去法で自民党を選ぶしかないのかな」とさめた表情で語った。
◇
自民党は参院選奈良選挙区で04、07、10年と旧民主党候補に3連敗。しかし、政権再交代で安倍首相が就任した後の13年は、新人・堀井巌氏が35万票余りを獲得し、得票率で5割を超す圧勝を収めた。
連勝を期す党県連は昨年11月、総務省選挙課課長補佐、首相補佐官の秘書官などを務めた佐藤氏の擁立を決めた。田野瀬太道衆院議員(奈良4区)は私立西大和学園高(河合町)の先輩に当たる。県連幹部は「肩書もあり、勝てる候補」と自賛する。
佐藤氏は県議らのバックアップも受けて支援団体、企業回りを続けている。国会閉会後の今月2日には茂木敏充・党選対委員長が奈良入りし、選対会議に出席してポスターの体裁などまで自ら指示を飛ばした。「やっと現職の背中が見えた」。奥山博康・党県連幹事長は手応えを口にする。
◇
連立パートナーとして安倍政権を支える公明党。その組織力を生かし、参院選比例代表の得票は10年が約8万4000票、13年は約8万6000票と堅実に「数字」を出している。
公明党は今年3月、早々に佐藤氏の推薦を決定。5〜6月に県内8カ所で開いた時局講演会では、佐藤氏の演説時間を公明比例候補と同格にし、佐藤氏は「どうか勝たせてください」と連呼。岡史朗・党県本部代表は「ここまで力を入れるのは初めて。野党統一候補への警戒もある」と話す。
一方、平和や福祉などの問題に取り組んできた党の存在意義を問う声も根強い。安全保障関連法の審議を巡っては、支持母体・創価学会の会員からも県本部に「どうなっているのか」という声が寄せられた。
岡代表は「他国で戦争をしないよう歯止めを掛けたのは公明党。支持者には説明は尽くした。既に時間も経ち、落ち着きを取り戻している」と説明する。
◇
15日、舛添要一・東京都知事の辞任のニュースが駆け巡った。
前日夕、自民党県連の奥山幹事長は急きょ記者会見し、知事辞職など厳正、迅速な対応を党本部に申し入れたことを明らかにした。
奥山幹事長は「県民から連日怒りや意見が寄せられている」と説明。他自治体トップの進退に文書を出す異例の行動は、その矛先が与党へ向きかねないという懸念の表れだろう。
「負けは許されない」。県連幹部は表情を引き締めた。
1750
:
チバQ
:2016/06/21(火) 20:11:10
http://news.goo.ne.jp/article/ise/region/ise-36894982.html
<参院選みえ・陣営の戦略>民進党 「野党共闘」が実現
06月19日 10:25伊勢新聞
<参院選みえ・陣営の戦略>民進党 「野党共闘」が実現
伊勢新聞
(伊勢新聞)
三年前の前回参院選三重選挙区で自民候補に惜敗した民主(現民進)。平成十二年の補選から五回連続で勝ち続けていたが、民主への逆風にはあらがえなかった。民進の岡田克也代表は「あの頃は厳しかった。今回は同じことを繰り返さない決意だ」と語る。 前回は自民新人の吉川有美氏が三十七万票を獲得したのに対し、民主現職(当時)の高橋千秋氏が三十一万票、日本維新の会の候補が七万票、共産の候補が五万票だった。単純計算では野党の得票数を足し合わせると、吉川氏の三十七万票を上回る。 このため、野党の地域組織は今回の参院選を前に「野党共闘」の可能性を探ってきた。候補者を芝氏に統一して票を集中させる作戦。全国でも共産が安保法制廃止を掲げた「国民連合政府」の構想を打ち出すなどし、野党の協力関係が注目される中でのことだ。 ただ、野党共闘に向けた協議は難航した。共産の県委員会が民進の県連に協議を申し入れたのは昨年末だったが、協議が始まったのは五月。協議でも、政策協定の締結を求めた県委員会の大嶽隆司委員長に対し、民進の県連幹部らは首を縦に振らなかった。 背景にあったのは、民進の支持者が離れるのではとの懸念だ。芝氏は民進でありつつも保守層が地盤。記者会見で、独自候補の擁立を見送る共産への所感を問われても「ありがたいが、それ以上でもそれ以下でもない」と積極的な姿勢は見せなかった。 野党が最終的にたどり着いたのが、県内の市民団体でつくる「市民連合みえ」を介した「ブリッジ協定」。市民連合みえが民進、共産、社民と政策協定を結ぶことで、共闘の体制を構築した。全国の一人区では二番目に遅く決まった野党共闘だった。 民進は野党共闘による票の積み上げに期待感を高める。芝氏は十六日、全国組織の「市民連合」と政策協定を締結した際の記者会見で、野党共闘について「これまで接点のなかった団体と一緒にやれることへの手応えを感じている。支援に期待したい」と語る。 大嶽委員長も「間接的な協定と言えども独自候補を取り下げたことに対する共産支持者への説明責任が果たせる」と協定の意義を強調。「党員や支持者らも理解してくれているし、反応も良い。市民連合みえも含めると相当な票になるだろう」と期待する。 一方、民進の県連からは「やり方を誤れば野党共闘はマイナスイメージになりかねない」との声も上がる。従来は独自候補を擁立して戦ってきた関係。芝氏の陣営は共産や社民からの推薦を断り、演説などで同じ場に立つことは極力避けるようにしている。 「共産党と手を組むなんて」。県内では今月に入り、そう書かれた両面カラーのビラが住宅などのポストに投函されている。岡田代表と共産の志位和夫委員長が握手を交わす写真を載せて「私たち元民主党員はもう付いてゆけません」と主張している。 ビラには「元民主党支持者の会」との記述はあるが、投函者は不明。ある民進系の市議は「民進内部の人物がこんなビラをまくことはあり得ないが、ビラを受け取った人に共産と運命を共にするようなイメージを持たれると困る」と懸念する。 十六日夕の近鉄四日市駅前。民進の枝野幸男幹事長が演説し、芝氏への支援を求めたが、共産党県委員会の幹部らは、観衆に混じって枝野幹事長を見ているだけだった。「一緒に訴えたい思いはあるが、出しゃばらないよう神経を使っている」(大嶽委員長)。 <参院選三重選挙区(改選数一)の立候補予定者> 芝 博一(66)民現 元官房副長官 山本佐知子(48)自新 元旅行会社員 野原 典子(59)幸新 党県本部役員 (海住真之)
1751
:
チバQ
:2016/06/21(火) 20:11:28
http://news.goo.ne.jp/article/ise/region/ise-37052266.html
<参院選みえ・陣営の戦略>自民党 知事「自公支持」鮮明に
06月20日 10:30伊勢新聞
<参院選みえ・陣営の戦略>自民党 知事「自公支持」鮮明に
伊勢新聞
(伊勢新聞)
参院選三重選挙区に立候補を予定する自民の新人、山本佐知子氏(48)の陣営が十日に四日市市の市文化会館で開いた決起大会。安倍晋三首相が訪れるとあって、会場は約二千人(主催者発表)で埋め尽くされた。開会冒頭、会場全体にどよめきが響き渡ったが、それは安倍首相に向けられたものではなく、壇上に姿を現した鈴木英敬知事に対してだった。 鈴木知事は「安倍総理が率いる自公政権が長く安定的に運営されることが県にとってプラスになる」と力強く演説。山本氏を「小さい体で歯を食いしばり、県内中を走り回っている。政治家に求められる誠実さや信念を大いに持ち合わせている」と評価した。 平成二十一年の衆院選三重2区に自民の公認候補として立候補するなど、これまでから何かと自民との縁が深い鈴木知事だが、知事就任以降は国政選挙の候補を公開の場で支援することはなかった。決起大会での演説は、鈴木知事の「自公政権支持」を強く印象付けることとなった。 自民県連にとって、鈴木知事の応援は悲願だった。現職としては全国最年少知事で、育児に積極的な「イクメン」、伊勢志摩サミットの誘致など、知名度がある鈴木知事の支持表明は選挙の行方を大きく左右するとの考えからだ。県連はかねて、知事に応援を要請していた。 鈴木知事の支持表明を受けて、山本氏の陣営は活気づいた。自民県連の前野和美幹事長は決起大会後の取材に「ありがたい限りだ。陣営に弾みが付く」と満足げ。「自民は民進を支える連合のような特定の支持基盤がない。だからこそ知事の支援は大きい」と自民の県議も語る。 何が鈴木知事を動かしたのか。自公政権の支持を表明した理由について、鈴木知事は伊勢志摩サミットの県内開催やリニア中央新幹線名古屋以西の整備前倒し決定など、安倍首相の決断を挙げて「今回は大きく状況が違う」と説明する。 自民関係者によると、安倍首相も鈴木知事に参院選での応援を打診していたという。「選挙も頑張ってもらわないと」。安倍首相は伊勢神宮内宮を参拝した一月五日、神楽殿を出たところで、靴べらを差し出した鈴木知事にそう話したという。 一方、自民にとっての課題が出馬表明の遅れ。自民は当初、昨年中の出馬表明を目指していたが、結局は選挙が半年前に迫る一月にずれ込んだ。自民は「北勢の女性」に絞って候補者選定を進めた。複数の候補が浮上したが、党内部での意見をまとめるのに時間を要したという。 このため、県連では国会議員や県議らが山本氏を県内各地に連れて回るなど〝巡業〟に注力する。山本氏も出馬表明以降の活動について「半年という非常に短い期間だった。正直回り切れていない所もある」と明かした上で「できるだけのことをして全てを出し切りたい」と気を引き締める。 また、陣営は衆院で七回の当選を重ねた元自治相で山本氏の祖父、故幸雄氏の知名度を武器に挑むが、この知名度がどれだけ頼りになるかは不明。幸雄氏は引退後、民進の岡田克也代表に地盤を譲った経緯がある。「幸雄氏を離れた支持者らが戻ってくるとは限らない」(自民関係者)。 山本氏自身も幸雄氏の知名度に過分の期待は寄せていないようだ。「祖父が引退してから二十五年がたち、人の代も変わっている。祖父の知名度だけで勝てるとは思っていない。今は県内各地を巡って一人でも多くの人と話をすることで、自分を知ってもらいたい」と語る。 <参院選三重選挙区(改選数一)の立候補予定者> 芝 博一(66)民現 元官房副長官 山本佐知子(48)自新 元旅行会社員 野原 典子(59)幸新 党県本部役員
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チバQ
:2016/06/21(火) 20:15:04
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1171/20160616_05.html
<参院選夏臨戦>青森/敵地での戦い方が鍵
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参院選(7月10日投開票)は22日の公示まで1週間を切った。全て1人区となる東北の6選挙区には18人が立候補を予定。自民、公明の与党と野党共闘が全選挙区で正面からぶつかり合う。前哨戦が激しさを増す各選挙区の構図を見る。
◎東北6選挙区の構図(1)
青森県選出の衆参議席を独占する自民党の組織力に、民進党を中心とした野党連合が挑み掛かる。自民現職の山崎力氏は青森市、民進新人の田名部匡代氏は八戸市と、それぞれ大票田を地盤とする。敵地での戦いぶりが当落の行方を左右しそうだ。
<TPPで反発も>
4選を狙う山崎氏は、安倍晋三首相が争点に掲げるアベノミクスの県内への浸透を訴えつつ、地域活性化に向け「子育て支援充実で出生率向上を実現する」と強調する。15日には首相が青森市入りした。三村申吾知事も支援する。
2007年参院選では旧民主党新人に3選を阻まれた。野党共闘との全面対決を前に自民県連の危機感は強い。陣営幹部は「街頭で時間を浪費するより、確実に票につながる支持者回りが基本だ」と戦略を練る。
建設業を中心に各種業界団体の支持基盤は強固だが、環太平洋連携協定(TPP)への反発から農協組織が自主投票を決めるなど、ほころびも見られる。
八戸市での浸透も課題だ。12日に同市であった大島理森衆院議長(青森3区)の後援会集会には小泉進次郎党農林部会長が駆け付け、陣営をもり立てた。神山久志県連幹事長は「八戸では党派に関係なく、大島氏に続く2人目の国会議員を出そうという思いがある」と激戦を見据える。
<共産 選対入らず>
野党統一候補の田名部氏は初の全県選挙となる。活動の軸は街頭演説。「地方にはアベノミクスの光が当たっていない。自民政権で疲弊した地方を変える」と与党批判に徹する。
地縁の薄い青森市や津軽地方に攻勢を掛けようと、党本部はてこ入れを強めている。11日には安住淳国対委員長が今別町の街頭に立ち、支援を呼び掛けた。山尾志桜里政調会長は17日に青森市などに入る予定。
支持母体となる連合青森の内村隆志会長は「八戸だけでなく、無党派の多い青森でも圧倒しなければ勝てない」と語り、組織をフル回転させる構えだ。
野党連携は徐々に本格化している。ただ、共産党と距離を置く連合に配慮し、社民党県連が選対本部に入る一方、共産は選対入りしていない。
共産は推薦ではなく「支援」にとどめたが、県委員会の畑中孝之委員長は「党の古い支持層の間に共闘への抵抗感はなくなってきた。投票率が上がれば勝てる」と手応えを語る。
幸福実現党は三国佑貴氏が立候補する。
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チバQ
:2016/06/21(火) 20:15:22
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1171/20160617_01.html
<参院選夏臨戦>岩手/小沢氏巡る因縁交錯
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生活の党の小沢一郎代表(衆院岩手4区)と達増拓也知事が全面支援する野党統一候補の新人と、岩手の政治潮流の転換を掲げる自民新人が激突する。
◎東北6選挙区の構図(2)
<敵対でしこりも>
小沢氏と達増氏の秘書を務めた野党統一候補の木戸口英司氏は、引退する生活現職の主浜了氏(66)の後継。生活党籍を持つが、無所属で立候補する。
昨夏の知事選で野党共闘を実現し、無投票3選された達増氏は「知事選と参院選は一体」と繰り返し、3年ぶりに国政選挙の特定候補応援に乗り出す。
木戸口氏の組織は主に北部を主浜氏、中部を達増氏、南部を小沢氏の各後援会が固め、知名度不足のカバーを狙う。次期衆院選をにらみ、自民を圧倒してきた小沢氏の支持基盤が健在ぶりを示すかが焦点。野党各党や推薦団体は個別に選対組織を設けて支援する。
野党共闘にはやや温度差がある。共産、社民は共闘に積極的だが、民進内には小沢氏が2012年に民主党を割り、直後の衆院選で敵対したしこりが残る。
13日に盛岡入りした小沢氏は各党や連合岩手に結束を求め「安倍政権に影響を及ぼすような結果を出していく」と強調した。民進県連にも出向き、黄川田徹代表(衆院3区)と握手を交わした。因縁は消えないものの、表向きの陣立てはかつての小沢一門がそろう。
<汚名返上を狙う>
自民新人の田中真一氏は前回13年参院選に続く挑戦。党にとって24年ぶりの議席獲得を目指す。
後援会組織は、党県議13人の地盤を中心に設立。「前回はほとんど回れなかった」(陣営幹部)という郡部を軸に支持固めを急ぐ。
党本部は最重点区と位置付ける。14日には安倍晋三首相が盛岡、北上両市でマイクを握り、経済政策の実績を強調した。
鈴木俊一県連代表(衆院2区)は野党共闘を「理念も政策も違う人たちが集まった典型的な野合。政局だけで行動する小沢氏には違和感を覚える」と批判。無党派層の取り込みを狙う。
13年参院選で田中氏を退けた無所属の平野達男参院議員(岩手選挙区)が支援に回る。昨夏の知事選では告示直前に立候補を取りやめ、担いだ自民にわだかまりが残る。平野氏は汚名返上を狙い、かつての師小沢氏と地盤が重なる北上市を拠点に自民支持を訴える。
田中氏を推薦する公明党は各地で集会を重ね、着々と党支持層を固める。
幸福実現党新人の石川幹子氏も立候補する。
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チバQ
:2016/06/21(火) 20:15:39
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1171/20160618_04.html
<参院選夏臨戦>宮城/組織VS共闘で力勝負
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◎東北6選挙区の構図(3)
改選数が2から1に減り、自民党の熊谷大氏、民進党の桜井充氏の両現職が生き残りを懸け、しのぎを削る。県選出の国会議員や地方議員ら組織をフル回転させる自民と、野党共闘の結束で対抗する民進が激しい力勝負を繰り広げている。
<首相らてこ入れ>
再選を目指す熊谷氏は、経済政策「アベノミクス」の成果を強調。党是の憲法改正や安全保障関連法の正当性を主張し、「自衛隊解散を綱領に掲げる共産と組む相手には負けられない」と力を込める。
県建設業協会の単独推薦を受ける一方、環太平洋連携協定(TPP)に不満を持つ県農協政治連盟の推薦は得られなかった。党県連は危機感を高め、自ら主導して選対本部を取り仕切る方針に切り替えた。
県連所属の議員らは各地区の支部総会や企業団体の集会などを重点的に回り、票固めを急ぐ。党本部も宮城を最重点区と位置付け、てこ入れに乗り出した。
安倍晋三首相は14日に石巻、仙台両市で街頭演説し、「アベノミクスのギアを上げ、デフレから脱却する」と繰り返した。県連幹部に対し、再度の宮城入りを検討する意向を伝えた。
公示日は稲田朋美政調会長が仙台市に入る。伊藤信太郎県連会長は「支持が広がり始めた。伸びしろはある」と自信を見せる。
<保守層にも浸透>
4選を狙う桜井氏は、大企業優遇の経済政策や格差拡大など安倍政権への批判を強める。「大企業の内部留保を中小企業に還元し、格差是正や非正規雇用の処遇改善を図る」と訴える。
安保法の廃止を旗印に3月、全国に先駆けて共産、社民両党の推薦を取り付けた。今月9日には共産党の小池晃書記局長が仙台市に駆け付け、「与党を過半数割れに追い込む」と野党連携をアピールした。
3期18年の実績を武器に、保守層にも食い込む。野党候補としては初めて県医師連盟、県歯科医師連盟から単独推薦を受けた。
大票田の仙台では、安保法に反対する市民団体「オールみやぎの会」「SEALDs(シールズ)」などと集会を重ね、無党派層への支持拡大を目指す。
2010年の参院選は終盤、自民の猛追に遭い、新人だった熊谷氏に2万票差をつけられた。安住淳県連代表は「最終的には仙台決戦が勝敗を左右する。石にかじりついてでも勝ち抜く」と気を引き締める。
幸福実現党は新人油井哲史氏が立候補する。
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チバQ
:2016/06/21(火) 20:15:57
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1171/20160620_07.html
<参院選夏臨戦>秋田/農業票巡る攻防激化
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再選を目指す自民党現職の石井浩郎氏に、民進党元議員で野党統一候補の松浦大悟氏が挑む。22日の公示が迫る中、盤石な組織力を誇る自民、公明の与党を前に、野党共闘の歯車がかみ合ってきた。県内の農業者の間では環太平洋連携協定(TPP)への不満が根強く、コメ主産地の県南部を中心とした農業票を巡る攻防が激しさを増しそうだ。
<党幹部てこ入れ>
石井氏は、安倍晋三首相が最大争点に位置付ける経済政策アベノミクスについて「方向性は間違っていない」と継続を主張する。参院文教科学委員長の経験を踏まえ、子育て環境の整備や幼児教育の無償化など教育の充実を訴える。
強固な後援会組織を持たない石井氏にとって、全県を網羅する自民の県議27人と衆参4人の県選出議員の存在が頼りだ。佐竹敬久知事も支援を表明した。
従来の支持基盤にはほころびも見え隠れする。県農協政治連盟(農政連)はTPPや農協改革を進める安倍政権への反発などから今回、自主投票を決定。小松隆明県連幹事長は「農業票は大勢に影響しかねない」と危惧する。
議席死守へ、党本部はてこ入れを急ぐ。湯沢市出身の菅義偉官房長官は12日に県内入りし、同市や秋田市でげきを飛ばした。15日には安倍首相が横手市の街頭でマイクを握るなど、県南部の票固めに躍起だ。
<野党共闘に自信>
議席奪還を期す松浦氏は共産、社民両党に加え、市民団体「あきた立憲ネット」とスクラムを組む。
今回の選挙戦を「政治生命を懸けた戦い」と位置付け、共産、社民支持層の集会にも積極的に出席。前哨戦でこなした街頭や集会での演説回数は、落選した3年前の参院選を上回る。
民進党結成に伴い合流した旧改革結集の会の村岡敏英衆院議員(比例東北)が支援に参入したことも好材料だ。本荘由利地域を強固な地盤とする村岡氏の参戦で、県南部に強力な足掛かりを得た。
陣営幹部は農政連の自主投票方針を追い風と捉える。野党共闘の政策協定にはTPP国会批准反対も盛り込み、自民支持層の切り崩しを狙う。
与党側は野党共闘への野合批判を強めている。陣営内には一枚岩への不安もあったが、民進県連の沼谷純選対本部長は「共産との共闘に良い化学反応が起きている」と自信を見せた。
幸福実現党は新人の西野晃氏を擁立する。
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チバQ
:2016/06/21(火) 20:16:18
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1171/20160620_05.html
<参院選夏臨戦>山形/TPP是非 一騎打ち
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◎東北6選挙区の構図(5)
自民党新人の月野薫氏と野党統一候補となる無所属元議員の舟山康江氏が事実上の一騎打ちを繰り広げる。農業県として最大の争点は環太平洋連携協定(TPP)を巡る対応。推進する安倍政権と連動して「攻めの農業」を掲げる月野氏に対し、舟山氏は「地域農業を守る」として反対姿勢を前面に出す。
<「仕事人」旗印に>
月野氏は全農県本部に30年以上勤め、副本部長や傘下の食品会社社長に就いた。「頼れる仕事人」を旗印にTPPによる農産物の輸出拡大を訴える。
党本部は14日、小泉進次郎農林部会長を送り込んだ。東根市ではTPPへの不満や不安を踏まえ、「山形の農業の魅力があれば、困難な時期は乗り越えられる」と理解を求めた。
10日には安倍晋三首相が山形市や天童市などを回り、農産物輸出額の大幅増など党の農業政策を訴えた。
県農協政治連盟(農政連)は今回、自主投票を決めた。一方、17ある単位農協のうち五つが月野氏を単独推薦する。金沢忠一県連幹事長は「単協や生産者に個別に支援を要請する」と話し、農業者への働き掛けを強める。
推薦する公明党と合わせ組織力は盤石だが、課題は知名度不足。党本部は閣僚級を続々と投入。県内35市町村のうち25首長が支援し、自らの集会に月野氏を招くなどしてもり立てる。
<統一効果に期待>
舟山氏は落選した前回2013年の参院選に続き、TPP反対を主張。自民党との対立軸を鮮明にする。
総合選対総括責任者には前県農協中央会長の今田正夫氏が就任。14日に山形市であった総決起大会では「舟山氏はずっとTPP反対を訴えている。反対する人がいないと駄目だ」と力を込めた。
参院選への立候補は今回が4度目。過去3回は約24万〜37万票を獲得し、知名度は高い。前回支持を受けた民進、社民両党、連合山形から推薦を得たほか、共産党の支援を受け、野党共闘を構築した。
民進の吉村和武県連幹事長は「勝機は十分ある」と野党統一効果に期待を寄せる。
ただ、陣営内には共産への抵抗感が根強くあり、結束には不安が残る。共産は舟山氏の推薦を打診しているが、選対内の一部は拒否反応を示す。選対幹部の一人は「共産党の色が強く出ると、無党派層が離れる可能性もある」と集票の行方を不安視する。
幸福実現党は新人城取良太氏を擁立する。
◎山形選挙区立候補予定者(1-3)
月野薫 61 元会社社長 自新(公推)
城取良太 39 幸福実現党員 諸新
舟山康江 50 団体役員 無元(1)(民・社推
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チバQ
:2016/06/21(火) 20:16:37
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1171/20160621_08.html
<参院選夏臨戦>福島/2現職 1枠巡り激突
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◎東北6選挙区の構図(6完)
改選数が2から1に減り、与野党のすみ分けが崩れた。自民党の岩城光英氏と、民進党の増子輝彦氏の両現職が生き残りを懸ける。自民は組織力を前面に出し、民進は野党共闘で浮動票の取り込みを狙う。
<閣僚の威信懸け>
4選を目指す岩城氏は過去3度、いずれも旧民主系候補の後じんを拝した。現職閣僚が臨む全国的にも注目される選挙区となり、陣営は危機感を隠さない。岩城氏は「福島復興は政治の安定があってこそできる」と強調。期間中は他候補の応援には行かず、自身の選挙に専念する。
陣営は、県連の選対本部に加え、業界団体による選対本部を初めて設置。トップには、東北の農協系政治団体で唯一、自民を推薦した県農業者政治連盟委員長が就いた。地盤のいわき市を固めつつ、中通りや会津では国会議員や県議がフル回転し支持拡大を目指す。
党本部は福島を最重点区に位置付ける。安倍晋三首相は通常国会閉会後の3日、いち早く県内入りし、「共産党と手を組む民進は許せない」と野党共闘を攻撃。公示日も郡山市などでマイクを握る。閣僚級の大量投入も予定している。
吉田栄光県連幹事長は「相手は政権批判するだけで対案がない。復興を進められるのはどの政党なのか訴えていく」と話す。
<知名度を武器に>
野党統一候補として3選を狙う増子氏。「復興」「平和」「経済政策」を争点に掲げ、「国民の声を聞かない安倍政権に福島からNOを突き付けよう」と呼び掛ける。衆院議員を3期務めた知名度を生かし、地盤の郡山市を中心に無党派層の取り込みを図る。
総合選対本部を福島市に構え、いわき、郡山と並ぶ大票田での票固めを急ぐ。17日には枝野幸男幹事長が福島市に入り、「福島復興に地道に取り組む増子氏が引き続き必要だ」と支持を求めた。
野党共闘は、東北では最も遅い5月上旬に成立。増子氏は共産、社民との合同演説会や安全保障関連法廃止を訴える市民団体の集会にも顔を出す。ただ、共産の推薦は受けず選対本部にも入れないなど、政党間の距離感はなお残っている。
共産県委員会の久保田仁委員長は「形にこだわらず、共闘を印象付ける場面をつくるのが大事」と指摘。民進の亀岡義尚県連幹事長は「県民の統一候補として、各組織がしっかり戦っていく」と語る。
幸福実現党は矢内筆勝氏を擁立する。
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チバQ
:2016/06/21(火) 20:16:55
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1171/20160621_11.html
<参院選岩手>争点設定 悩む自民
参院選立候補予定者の街頭演説に耳を傾ける有権者=14日、盛岡市
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参院選(22日公示、7月10日投開票)の岩手選挙区(改選数1)で、24年ぶりの議席獲得を目指す自民党が争点設定に苦慮している。東日本大震災の被災地として最重要課題に掲げる復興政策は、対抗する野党陣営と主張がほぼ同じでぼやける。野党側が「争点隠し」と批判する憲法改正を巡っては、慎重な公明党への配慮もあり応戦は控えめ。県連幹部は「アベノミクス以外は争点化しにくい」と漏らす。
「まだ2万人以上の人が仮設住宅暮らし。一日も早い復興完遂を目指す」。安倍晋三首相が盛岡市に応援に入った14日、自民党新人の田中真一氏(49)は同市中心部でこう訴えた。
首相も「政権を奪還した3年半で復興は加速した」と実績をアピール。政権党として早期の復興実現を約束するが、具体策が示される場面は少ない。
対する新人で野党統一候補の木戸口英司氏(52)も復興を最重点施策に掲げ、住宅再建や産業復興の加速を訴える。
成果をアピールする自民党に対抗し、復興の進め方を批判。「国は復興を最重要課題と言うが、予算を削り、被災地に負担を押し付けた。やり方が間違っている」と強調する。
自民党結党以来の党是である改憲を巡っては、田中氏は「自主憲法の制定が必要」との立場だが、街頭演説では触れない。「最終的には国民投票で決める問題で、今回の争点にはならない」と安倍首相のスタンスを踏襲する。
木戸口氏は「都合のいい解釈で憲法の理念を転換するやり方は、戦前戦中の政治そのものだ」と安全保障関連法の廃止と絡めて攻勢を強める。
自民陣営内には改憲に慎重な公明党を「いたずらに刺激したくない」(県連幹部)との計算も働く。
公明党県本部の小野寺好代表は「改憲は争点にはならない。経済対策や社会保障の財源確保策こそ語られるべき問題。野党の挑発に乗る必要はない」と自民の対応に理解を示す。
同選挙区では幸福実現党新人の石川幹子氏(51)も立候補を予定する。
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チバQ
:2016/06/21(火) 20:17:22
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1171/20160621_10.html
<参院選山形>埋まらなかった深い溝
舟山氏推薦断念を発表する共産党山形県委員会の本間委員長(右)
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共産党山形県委員会が意欲を示していた舟山康江氏の「推薦」は実現しなかった。選挙戦で存在感を示したい共産党と、「共産カラー」を抑えたい民進、社民両党、連合山形との間で行われてきた交渉は難航。22日に公示を控え、時間切れの形で共産側が譲歩した。
全国32の1人区で野党統一候補を実現するのに当たり、共産党本部は政策協定の成立か、共闘関係の合意があった段階で、党本部として推薦を機関決定している。山形についても党本部レベルでは推薦を決定した扱いになっていた。
しかし、この方針は県レベルでは他党に受け入れられない場合があり、山形でも推薦を巡って駆け引きが繰り広げられてきた。
共産の舟山氏推薦に強い反発が出た背景には、政策の違いに加え、昨年9月の山形市長選がある。当時の民主、社民、共産などが非自民候補者を推薦して共闘した際、「共産が全面支援に乗り出したことで保守票が逃げ、僅差で破れた」という見方が尾を引いているからだ。
推薦を巡り共産党県委員会は4月以降、民進党県連の近藤洋介会長(衆院比例東北)と3回ほど協議したが、平行線をたどった。ある選対幹部は「もともと共産に推薦を出させる考えはなく、時間を稼いだだけ」と解説する。共産色を抑えて保守票を取り込んだ上で、前回共産党候補者が獲得した約3万票の票を上積みしたいというのが本音だ。
協議の過程では「推薦」ではなく「支持」にするとの提案もあった。だが共産側は「推薦は依頼を受けて出すが、支持はこちらから一方的に出すもの。独自候補を取り下げてまで舟山氏応援に回った経緯を考えれば、あり得ない選択肢だった」と明かす。
山形市で14日にあった舟山氏の総決起集会には共産幹部が顔をそろえたが、マイクを握ることはなく、紹介すらされなかった。舟山選対の本部とは別の場所に独自選対を構えている状況にも、共産支持者は不満を募らせており、野党共闘は試練の時を迎えている。(解説=山形総局・伊藤卓哉)
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チバQ
:2016/06/21(火) 20:58:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160621-00000044-san-l11
参院選あす公示 3議席めぐり7氏出馬へ 埼玉
産経新聞 6月21日(火)7時55分配信
7月10日投開票の参院選は22日に公示される。埼玉選挙区(改選数3)ではこれまでに7人が出馬を表明、現職3人に新人4人が挑む構図となっている。自民党と公明党は与党で2議席を狙い、民進党と共産党は現政権を批判してそれぞれ議席獲得を目指す。おおさか維新の会、日本のこころを大切にする党、幸福実現党も3枠への食い込みに向け、知名度向上を図っている。(川畑仁志)
立候補を予定するのは、自民、関口昌一氏(63)▽民進、大野元裕氏(52)▽公明、西田実仁氏(53)-の3現職と、共産、伊藤岳氏(56)▽おおさか維新、沢田良氏(36)▽日本のこころ、佐々木知子氏(47)▽幸福実現、小島一郎氏(45)-の4新人。
◆自公協力強化へ
自民は平成25年の前回参院選に続き「100万票の獲得」(鈴木聖二県連幹事長)を目指す。推薦する公明への支援票は前回の約10万票を超える15万票程度(関係者)とみられ、新藤義孝県連会長は「自民票を削るのではなく、公明への支援票を掘り起こす」と意気込む。
公明は世論調査などから「共産に次ぐ4番手」との認識で危機感を強める。目標は65万票。東京都の舛添要一知事の公私混同問題が「知事選で支援した公明への埼玉都民の反発を招いている」と県本部幹部。川越市選出の自民県議2人の後援会が西田氏に推薦状を出すなど、自公協力を強める動きもある。
◆民共は不協和音
民進の大野陣営は公明、共産との混戦状態との見方を強め、70万票に目標を設定。全国では1人区で統一候補を擁立するなど共産との連携が進むが、保守票の離反などを懸念する大野氏は「共産と共通の政策はなく、共闘ではない」との姿勢を貫き、県連内部に「共産側の『抱きつき』に警戒しなければならない」との認識が広がりつつある。北西部の知名度向上が課題で、応援に入った党本部幹部とは別行動で大野氏が北西部を回る場面もあった。
現職陣営が「台風の目」と警戒する共産は、「自公とおおさか維新など補完勢力VS野党と市民」との構図を明確化し、18年ぶりの議席獲得を狙う。伊藤氏は安全保障関連法の廃止を訴える市民団体の集会などにも積極的に出席。春時点で「比例代表で60万票」(荻原初男県委員長)としていた目標を、6月に入って志位和夫党委員長が「70万票」に上方修正した。
◆無党派へアピール
おおさか維新は、沢田氏の擁立が5月下旬にずれ込んだ。沢田氏は街頭などで橋下徹前代表が実行した統治機構改革などの実績を強調、「消費増税の前に身を切る改革の実行」を訴え、無党派層の支持拡大を狙う。ただ、民進に合流した維新の党との分裂を経て昨年10月に結成されたおおさか維新は県内の自治体議員も少なく、組織力に不安を残す。
日本のこころ、佐々木氏は「子供が感謝と誇りを持てる日本を取り戻す」と保守層への支持拡大を目指す。幸福実現、小島氏は消費税率5%への引き下げなどを公約に掲げている。
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チバQ
:2016/06/21(火) 20:58:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160621-00000031-san-l43
参院選あす公示 手探り“被災地選挙”に困惑 投票所確保も難題 熊本
産経新聞 6月21日(火)7時55分配信
参院選あす公示 手探り“被災地選挙”に困惑 投票所確保も難題 熊本
熊本城の崩れた石垣(左奥)近くに設置された参院選のポスター掲示板。地震が選挙にも影を落とす(写真:産経新聞)
参院選熊本選挙区(改選1)は、4月の熊本地震の影響が色濃く出ている。3選を目指す自民党現職に対し、全国初の野党統一候補に決まった無所属新人が、安全保障関連法の廃止を旗印に挑もうとしたが、地震発生で様相は一変。両陣営とも震災対策を中心に訴えざるを得ず、争点もわかりにくくなった。
(南九州支局 谷田智恒)
15日、自民党県連会館(熊本市中央区)で党総務会が開かれ、二階俊博総務会長ら国会議員14人が出席した。党大会、両院議員総会に次ぐ意思決定機関で、地方開催は異例だ。参院選を前に、熊本地震の復旧・復興に力を入れる党の姿勢を発信する狙いがあり、二階氏は記者会見で「復興支援に全力を傾け、言ったことは必ず実行する」と強調した。
そればかりではない。安倍晋三首相(党総裁)は公示の朝、熊本城を間近に臨む加藤神社で第一声を上げるスケジュールを固めた。
こうした党の姿勢は、自民現職の松村祥史氏(52)にとって追い風だ。松村氏は地震発生後、防災服姿で県内を駆け巡る。「地元が大災害に見舞われたときに、与党の一員として働くことができてよかった」と語った。
しかし、戸惑いもある。松村氏は、被害が大きかった熊本県益城町での事務所開きで「本来なら憲法改正やアベノミクスを県民に問うべきだが、初めて経験する震災の中での戦いでは、いかに振る舞い、訴えをしていいのか分からない」と心情を吐露した。
被害の大きかった地域では、地元支持者の声を聞きながら選挙運動を進める予定で、防災服も投開票日まで貫くという。
野党陣営も一変した情勢に困惑する。
雨に見舞われた12日。熊本市中央区の白川公園で、無所属新人の弁護士、阿部広美氏(49)の総決起集会が開かれた。野党統一候補として、集会には、民進党の山尾志桜里政調会長や、社民党の福島瑞穂副党首、共産党の女性参院議員も応援に駆け付けた。
阿部氏は「政治信条の違いを越えて各党が集まったのは、市民に政治が戻ってくる希望があったからではないか」と訴えた。
阿部氏は昨年12月、民主(当時)、社民、そして連合が中心となって擁立を決めた。維新の党(同)や共産など各党も加わり、「野党統一候補」の決定第一号となった。
阿部陣営は、安保関連法反対や改憲反対を訴え、無党派層を取り込もうと目論んだが、地震によって、戦略の再考を迫られた。
陣営幹部は「安保関連法への反対は全国的に盛り上がっているが、熊本は違う。阿部氏本人も避難所では、被災者の悩みや不安を聞くのが一番で、安保の話はしない。安保法も大事な争点なのだが…」と語った。震災対応が最優先される中で、攻めあぐねているといえる。
被災市町村の選管も、手探りの準備が続く。
益城町では、本来の投票所28カ所のうち19カ所が、建物被害に加え、避難所となるなどし、選挙で使用できなくなった。
選管担当者は「多くの建物が被害を受ける中で、代わりの投票所探しに追われた」と語る。同町は小学校や保育園の3カ所を投票所に加えて対応するという。
南阿蘇村も投票所の確保に苦慮した。大雨による2次災害も懸念され、その際は旧来の17投票所が避難所として使われる可能性も高くなる。
同村は、投票日に村の有権者全員が投票できる「共通投票所」を活用し、旧村庁舎3カ所に集約する。同制度は改正公職選挙法で新設された。村の担当者は「安全性と利便性を考え選択したが、震災対応にも追われる中、人手も足りない」とこぼした。
◇
熊本選挙区では他に、いずれも新人で幸福実現党の木下順子氏(57)と、諸派の本藤哲哉氏(62)も立候補を予定している。
1762
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チバQ
:2016/06/21(火) 21:03:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160619-00009997-kana-l14
民進2人擁立で躍起 攻めの戦術、吉か凶か-
カナロコ by 神奈川新聞 6月19日(日)13時21分配信
民進2人擁立で躍起 攻めの戦術、吉か凶か-
細野元環境相(左)と街頭で訴える真山氏=17日午後、横浜駅西口
22日の公示まで秒読みとなった参院選神奈川選挙区(改選定数4)で民進党は、現職の金子洋一氏(53)と真山勇一氏(72)の2人を立てる。異なる専門分野を持つ2人がそれぞれの手法で票田開拓に努め、3人いる与党候補の一角を突き崩し、ともに当選圏に滑り込もうと躍起だ。
「大企業の立場でなく、庶民目線で暮らしの不安を読み取る数少ない経済の専門家だ」
15日夜、横浜市中区で開かれた金子氏の総決起集会。党のホープ、山尾志桜里政調会長は「再選のため私が役に立つなら、力を惜しまない」と声をからした。岡田克也代表も「党の経済政策は金子氏抜きには語れない」とのメッセージを寄せ、駆け付けた約700人の支援者が必勝を誓って拳を突き上げた。
経済通を前面に、連合神奈川の組織的な後押しも受ける金子氏に対し、出馬表明が遅れた真山氏は元ニュースキャスターとしての知名度を生かし、積極的に街頭に繰り出す戦術に活路を求める。
「報道の現場を知り尽くした人材だ。権力に都合のいい情報しか流れない状況に歯止めをかける中心を担ってもらいたい」。15日、JR桜木町駅前。真山氏の支援に駆け付けた枝野幸男幹事長は力説した。
全国屈指の激戦区に挑む金子、真山両氏の支援に連日、党幹部が県内に入る。だが党勢の伸び悩みが共倒れを招きかねないことへの懸念は消えていない。
■攻めの戦術、吉か凶か
合流前には旧民主党、旧維新の党と所属が別だった金子洋一、真山勇一両氏の選挙戦略は、今回の参院選でも対照的だ。
金子氏は、旧民主系の地方議員や連合神奈川の全面支援を受ける。陣営は決起集会を県内各地で開催、徹底した組織戦で「党内きってのエコノミストを再度国政へ」とアピールする。
一見、陣立ては厚く見えるが、「2人擁立」が民進票を分裂させかねないとの危機感は強い。
全国比例で12人の組織内候補を擁立する連合神奈川の柏木教一会長は各種会合で「労働界として金子さんと比例候補との相乗効果が生まれる取り組みを展開しているが、まだまだ足りない」と引き締めを図る。
一方の真山氏は組織に依拠しない戦いを展開。駅頭での連日の訴えに、陣営関係者は「主張に共鳴して、自主的にチラシ配りを手伝う市民も出てきた」と、空中戦への手応えを感じ始めている。
17日には党内屈指の人気を誇る細野豪志元環境相も横浜駅西口に来援。記者団に「神奈川は基礎票より浮動票が圧倒的に多い。そこを狙う真山流の戦術は悪くない」と強調した。
浮動票頼みの戦いを進める真山陣営にとって、気掛かりなのは投票率の行方。選対本部長の笠浩史衆院議員は「参院選自体の関心がいまひとつだ。非常に危機感を持っている」と明かす。
複数擁立で「攻めの選挙」に挑むが、行き着く先は天国か地獄か。枝野幸男幹事長は15日、「2人当選も共倒れも、どちらもあり得る状況だ。ここからが勝負。それぞれの戦術で最大限の票を掘り起こしてほしい」と、両陣営に一層の奮起を促した。
1763
:
チバQ
:2016/06/22(水) 19:22:02
http://www.sankei.com/west/news/160622/wst1606220064-n1.html
2016.6.22 12:58
【参院選・大阪 動画あり】
“橋下氏抜き”の影響は…激戦の大阪選挙区 維新は2人擁立、手ぐすね引く他党
22日に公示された第24回参院選。大阪選挙区では同日午前に与野党9人が立候補を届け出る激戦となった。6年前より改選数が1議席増の4となったことを受け、おおさか維新の会は、おひざ元で2人を擁立、混戦模様に拍車をかける。自民、民進、公明、共産などとしのぎを削る中、維新にとっては党のシンボルだった橋下徹前大阪市長が一線を離れて初の国政選挙で、有権者の投票動向が注目される。
「政治家が覚悟を示し、行政を変えて財源を生んだ実績を全国展開したい」
おおさか維新新人の浅田均氏(65)は「第一声」で、緑のシャツ姿で大阪での実績を強調した。隣には、今月に入って出馬が決まった新人の高木佳保里氏(43)が立ち「古い政治はもういらない。新しい政治を動かしていく」とアピールした。
法案提出が可能な議席数を得て「改憲勢力」として影響力を確保したいおおさか維新にとって、大阪は絶対に負けられない選挙区。応援に駆けつけた松井一郎代表は「国でも税金の使い道を厳しく見直す。大阪から2人送り込ませてほしい」と叫んだ。ただ、近年の選挙戦で常に主役だった前代表の橋下徹氏は昨年末に政治家を引退。海外に出張中で姿を見せなかった。
自民「トップ取る」 公明は危機感あらわに
維新相手に大阪で苦戦を強いられてきた自民は、今回の選挙を機に形勢逆転を狙う。一時は2人擁立も検討されたが、新人の松川るい氏(45)に絞り込んだ。「トップを取れなければ負けも同じだ」(府連幹部)と鼻息は荒い。
「国を思い、大阪を良くしたいという気持ちは誰にも負けない」。出陣式で声を振り絞った松川氏は、党本部から応援に訪れた稲田朋美政調会長とともに深々と頭を下げた。
6年前の初当選時にトップを勝ち取った公明現職の石川博崇氏(42)も、構図が異なる今回は危機感をあらわにする。
「世界平和に貢献できるよう、全力で働いていく決意だ」。2期目への意気込みを語った第一声には、大勢の支持者が集結。北側一雄副代表らも駆けつけ、必勝を期した。
「3年前の再現」狙う共産、巻き返し図る民進
1人区では共闘する民進、共産も、大阪では激しく争う。
「改憲勢力に大阪の4つの議席をすべて預けるわけにはいかない」
共産新人の渡部結氏(35)は、自公とおおさか維新の計4候補との対決姿勢をむき出しにした。選挙カーには社民や生活の地元関係者も相乗りし、野党共闘をアピールした。
3年前の参院選で、選挙区では15年ぶりの当選を果たした勢いで、今回も議席獲得を狙う。午後には志位和夫委員長も大阪入りする力の入れようだ。
対照的に、民進は3年前の参院選で、民主公認候補が15年ぶりに落選する憂き目を見た。議席を死守したい現職の尾立源幸(もとゆき)氏(52)は「平和主義を守るため、安保法廃止にも全力で取り組む」と声を張り上げた。江田憲司代表代行も「大接戦で抜きつ抜かれつだ」と危機感をあおった。
公示前は市民団体の集会などに渡部氏と参加し、一緒に政権批判を展開する場面も目立ったが、公示後は行動を共にするつもりはないという。
日本のこころ新人の古川秀雄氏(38)は「消費税増税をいったん凍結すべきだ」と主張。党勢拡大を目指し、午後には党幹部も応援に駆けつける。
◇
【大阪選挙区】(4-9)
渡部結 35 党府委員 共新(生推薦)
浅田均(65)党政調会長 お新
古川秀雄(38)参院議員秘書 日新
尾立源幸(52)元財務政務官 民現(生推薦)
佐野明美(45)会社役員 諸新
松川るい(45)元外務省室長 自新
数森圭吾(36)元商社員 幸新
石川博崇(42)元防衛政務官 公現
高木佳保里(43)元堺市議 お新
◇
党派の略称 自=自民党、民=民進党、公=公明党、共=共産党、お=おおさか維新の会、社=社民党、生=生活の党と山本太郎となかまたち、日=日本のこころを大切にする党、幸=幸福実現党、諸=諸派、無=無所属
1764
:
チバQ
:2016/06/22(水) 19:44:21
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20160623k0000m010037000c.html
<参院選>事実上の一騎打ちに注目の「争点」 沖縄選挙区
19:23毎日新聞
22日公示された第24回参院選。沖縄選挙区(改選数1)は、自民現職で沖縄・北方担当相の島尻安伊子氏(51)=公明推薦=と、無所属新人で元宜野湾市長の伊波(いは)洋一氏(64)の事実上の一騎打ちとなった。元米海兵隊員の男が女性殺害容疑で逮捕され、沖縄県民の反基地感情が再燃する中、島尻氏は基地問題の争点化に神経をとがらせ、野党統一候補の伊波氏は米軍普天間飛行場(宜野湾市)の辺野古移設反対を掲げる。
「沖縄の大きな選挙は基地か経済かの二者択一に引っ張られてきた。しかし、私は暮らしの問題に光を当てるべきだと思っている」。那覇市中心部であった出陣式で、島尻氏はマイクを握った約7分間、福祉政策の拡充や経済振興を訴え、事件や辺野古移設計画には言及しなかった。
移設を進める安倍政権の現役閣僚でもある島尻氏にとって事件は逆風になりかねず、自民党県連幹部は「県内移設は既定路線。こちら側から積極的に基地問題で争うのは得策じゃない」と語る。
一方、伊波氏は那覇市での第一声で「まさに悲劇というべき最悪な犯罪だ」と声を張り上げた。事件に抗議して19日に開かれた県民大会で、在沖米海兵隊の撤退などが決議されたことに触れ「基地のない平和な沖縄への歩みをスタートさせよう」と述べるなど、約10分の訴えの大半を基地問題に費やした。応援に駆け付けた翁長雄志(おなが・たけし)知事も「私たちの思いを政府に届けよう」と後押しした。
沖縄選挙区には、幸福実現新人の金城竜郎氏(52)も立候補した。【比嘉洋、蓬田正志】
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:
チバQ
:2016/06/22(水) 19:45:01
http://news.goo.ne.jp/article/tokyosports/entertainment/tokyosports-entame-entertainment-556875.html
今井絵理子氏が街頭演説で「SPEED」楽曲歌えないワケとは
19:17東スポWeb
今井絵理子氏が街頭演説で「SPEED」楽曲歌えないワケとは
手話通訳(左)を使い街頭演説を行った今井絵理子氏、右は山東昭子参議院議員
(東スポWeb)
比例代表で自民党から参院選に出馬する4人組ガールズグループ「SPEED」の今井絵理子氏(32)が22日、JR有楽町駅と蒲田駅で街頭演説を行った。
さすがは歌手だ。マイクテストでは「この音量だとハウっちゃう(=ハウリングする)ね」などとスタッフに的確に指示。演説も論点がはっきりしており“初心者”とは思えない。聴覚障害がある11歳の長男を持つだけに、手話を交えて「障害は一つの個性。認め合える社会をつくりたい!」と福祉や教育の充実を力強く訴えた。
蒲田での練り歩きでは、喫煙所や“角打ち”のほろ酔い客らにも自ら握手を求めに行くドブ板っぷりでやる気を猛アピールした。
蒲田駅でビラを受け取った制服姿の女子高生(17)は「『果〜て〜し〜な〜い〜』って曲は知ってる! 蒲田で芸能人見るなんてヤバイ。高3でも誕生日がまだだから選挙権ないけど、あったら絶対、芸能人に入れる。だってほかに選挙出ている人知らないし。ってか歌ってほしい!」と間近に今井氏を見て大興奮。
確かに今井氏が「SPEED」の大ヒットナンバーを歌えば、何よりも宣伝になるが…。今井事務所の関係者は「『SPEED』の曲でアピールしたいのはヤマヤマ。ワンフレーズくらいなら大丈夫かもしれませんが、プロの歌手が丸々1曲歌ってしまうと利益供与とみなされ公職選挙法違反にあたる可能性があるそうです。うぐいす嬢が歌うのはOKなんですけどね(苦笑い)」と残念がった。
1766
:
チバQ
:2016/06/22(水) 19:46:01
http://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-plt1606220002.html
【壮絶選挙区に迫る】神奈川選挙区、麻生氏VS菅氏“代理戦争” 大阪は依然橋下氏の影響力
16:56夕刊フジ
【壮絶選挙区に迫る】神奈川選挙区、麻生氏VS菅氏“代理戦争” 大阪は依然橋下氏の影響力
神奈川では、麻生太郎副総理兼財務相(写真)と菅義偉官房長官の“代理戦争”も注目される
(夕刊フジ)
今回の参院選(22日公示、7月10日投開票)では、改選数2〜4の複数区が近年まれにみる大激戦となっている。政治評論家の小林吉弥氏による首都圏・近畿圏の情勢分析(下編)は、神奈川、千葉、大阪、兵庫の4選挙区を取り上げる。神奈川では、麻生太郎副総理兼財務相と、菅義偉官房長官の“代理戦争”も勃発していた。
「自民党の三原じゅん子参院厚労委員長は、地元・横浜選出の菅氏が影響力を持つ党県連の全面支援を受ける。元女優で知名度もあり、トップ当選だろう。連合の支援を受ける民進党県連代表の金子洋一氏と、公明党の三浦信祐・元防大准教授も、組織票を固めて順当とみている」
小林氏は、神奈川選挙区(改選数4)について、こう語った。
残り1議席はどうか。小林氏は「自民党推薦で無所属の中西健治氏と、元キャスターで民進党の真山勇一氏、共産党の浅賀由香氏が熾烈(しれつ)な戦いを演じている。中西氏は、麻生氏が強力に支援しており、かなりの票を取りそうだ」とした。
中西氏は東大法学部卒業後、JPモルガン証券会社に入社し、取締役副社長などを務めた。2009年の横浜市長選に、自民、公明両党の支援を受けて出馬したが、落選。10年7月の参院選・神奈川選挙区には、みんなの党公認で出馬し、初当選した。同党は14年11月に解散し、今年1月、中西氏の自民党本部推薦が内定した。ただ、党県連は中西氏の横浜市長選後の態度に反発し、組織的支援を拒否している。
党勢拡大のための2人擁立だが、中西氏を推す麻生氏と、三原氏を推す菅氏が水面下で火花を散らしている。2人は消費税増税や衆参同日選をめぐって意見が対立し、緊張関係に陥ったとされる。同選挙区の攻防は、安倍晋三政権の力関係にも影響しそうだ。
千葉選挙区(同3)では、自民党と民進党がそれぞれ2人を擁立した。
小林氏は「かつてない大接戦だ。民進党の小西洋之氏は連合の支援を受けて有利に立つ。残り2議席を、自民党の猪口邦子元少子化担当相と、弁護士の元栄太一郎氏、民進党の水野賢一元法務副大臣、共産党の浅野史子氏で争う。猪口氏は2期目を目指すが、県議の一部が元栄氏に流れた。水野氏は保守票を集め、浅野氏には勢いが出てきている」と指摘した。
大阪選挙区(同4)では、おおさか維新の会が、党政調会長の浅田均府議、堺市議の高木佳保里氏の2人を擁立し、強気の勝負に出た。
小林氏は「依然として、橋下徹前大阪市長の影響力はあり、浅田氏は当確だろう」とした。
このほか、元外務省室長で自民党の松川るい氏と、公明党の石川博崇元防衛政務官は「当確」。残り1議席を、共産党の渡部結氏、民進党の尾立源幸元財務政務官、おおさか維新の高木氏が争っている。
小林氏は「渡部氏は上昇ムードだ。尾立氏は3選目を狙うが、民進党は大阪では弱い」と語った。
兵庫選挙区(同3)は、自民党の末松信介幹事長代理、公明党で弁護士の伊藤孝江氏が堅調だ。
残り1議席を、民進党の水岡俊一元首相補佐官、元県議で共産党の金田峰生氏、おおさか維新の元NHK記者、片山大介氏が競り合っている。
「この3人は誰が当選してもおかしくはない。大激戦だ」(小林氏)
1767
:
チバQ
:2016/06/22(水) 19:53:05
http://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-plt1606220005.html
谷亮子氏、参院選「不出馬」の怪
16:56夕刊フジ
谷亮子氏、参院選「不出馬」の怪
谷亮子氏
(夕刊フジ)
生活の党と山本太郎となかまたちの谷亮子参院議員(40、副代表)が、22日公示の参院選への出馬を見送った。週刊文春は先週号で「自民から出馬」と報じていたが、一体何があったのか。
谷氏は公示前日の21日、国会内で記者団の取材に応じ、生活の党の所属国会議員数が政党要件ギリギリの5人であることから、公示日に党に残ることを考慮したと説明した。任期満了の7月25日を待って離党する。
谷氏は9日に生活の党からの不出馬を表明した。自民、民進両党など4党から立候補の打診があったという。
ただ、永田町関係者は「谷氏は知名度はあるが『小沢一郎代表の秘蔵っ子』というイメージが強すぎる。国会議員としての実績も目立たない。4党は本気で擁立するというより、情報収集のために接触したのではないか。官邸は最初から否定的だった」と語る。
谷氏は、今後の政界復帰について「いい話があれば検討したい」と語っているが、事実上の“政界引退”となりそうだ。
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チバQ
:2016/06/22(水) 19:58:31
http://www.sankei.com/politics/news/160622/plt1606220081-n1.html
2016.6.22 11:02
【参院選・徳島高知】
自県出身の候補者なし、本人不在…手探りの合区選挙
22日に公示された第24回参院選。合区された徳島・高知選挙区に名乗りを上げた候補3人は、いずれも徳島県出身だ。高知県の有権者にとっては、身近な候補者がおらず関心の低さが懸念される。手探りの中で県境をまたいだ合区の選挙戦が始まった。
妻が「別働隊」 不在の地をカバー
「史上初めての合区。徳島県、高知県を一生懸命回りたい」。自民党の現職、中西祐介氏(36)は、徳島市の事務所前で第一声を上げた。25日まで徳島県内を回り、26日からは7日間、高知県で活動する予定だ。
本人が不在となる県を「別動隊」としてカバーするのは、テレビリポーターの経験のある妻の紗希さん(35)。22日に高知市中心部の商店街であった出陣式に、高知県選出の国会議員の妻3人と登壇し「私も最後の最後まで走り抜く」と決意を述べた。
一方、野党統一候補の無所属新人、大西聡氏(53)は、高知重視をアピールしようと、高知市で選挙戦をスタート。雨が降りしきる中、出陣式で身ぶり手ぶりを交えて訴える様子は、徳島市の事務所にもネット中継された。
「高知は第二の古里だと思っている」と記者団に強調した大西氏。出陣式後には選挙カーに乗り、途中で支持を訴えながら徳島県美馬市に移動し、地元の出陣式に駆け付けた。
政治団体幸福実現党の新人、福山正敏氏(45)も立候補した。
東西320キロ…鳥取では親族が代理であいさつ
同様に合区となった鳥取・島根選挙区では、自民党現職と野党統一候補が、合同選挙管理委員会のある松江市で選挙戦をスタートさせた。本人不在の鳥取県では親族らが代理としてあいさつ。JR山陰線で約320キロと東西に長い選挙区で、有権者に訴えが浸透するのか。初めての合区の戦いが始まった。
島根県出身の自民現職、青木一彦氏(55)は出陣式で「誰も経験したことのない合区の選挙だが、なんとしても勝ち抜く」と強調した。鳥取県選出の石破茂地方創生担当相も激励。同県米子市では、青木氏の息子の幹太郎さん(24)が支持者を前に「父が来られずお手伝いすることになった」と話した。
一方、野党統一候補の無所属新人、福島浩彦氏(59)は鳥取県が地元。松江市での出発式後、島根県山間部の美郷町で「合区は人口が少ない所へのしわ寄せ。なくすべきだ」と訴えた。これまで広い選挙区に対応するため、インターネットで集会を中継するなど工夫を重ねている。JR鳥取駅前で開かれた出陣式には、民進党や共産党、社民党などの県連代表らが顔をそろえた。
政治団体幸福実現党の新人、国領豊太氏(34)も立候補した。
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チバQ
:2016/06/22(水) 19:59:18
http://www.sankei.com/politics/news/160622/plt1606220041-n1.html
2016.6.22 11:33
【参院選・滋賀】
野党共闘VS自公 国政の行方占う滋賀選挙区の戦い
22日公示された第24回参院選。約3年半にわたる第2次安倍政権への審判となる今回は32ある全ての改選1人区で、民進、共産などの野党統一候補と与党の自民候補が直接対決を繰り広げる。自衛隊や日米同盟をめぐる方針・政策が違う野党共闘に「野合で無責任」と批判する与党側に対し、野党側は「安倍政権打倒」を掲げる。18日間の熾烈な論戦が始まった。
「自民の憲法草案では集団的自衛権の行使や国防軍の創設がうたわれている。こんなことをやる安倍政権なんかにみなさんの未来は託せない」。22日午前、JR大津駅前で開かれた出陣式で、民進現職の林久美子氏(43)は、共産や社民の関係者らとともにこぶしを力強く突き上げた。
滋賀選挙区(改選数1)では、共産が選挙区候補を比例へ回し、社民とともに林氏を推薦。3党は合同演説会を開き、新たな支持層の開拓を図っている。
滋賀県は嘉田由紀子前知事や三日月大造知事ら「非自民系」知事を輩出してきたが、近年の国政選挙は野党にとって厳しい結果が続く。平成25年の前回参院選では民主(現民進)現職が自民新人に敗北。26年の衆院選では全4選挙区で自民に全敗した。野党共闘は、苦境を脱するためのてこ入れだ。
特に共産の活動ぶりはめざましい。連日、林氏の顔写真入りのチラシを配り、民進の集会で支持を呼びかけている。民進関係者は「ここまでしてくれるとは思わなかった」と驚く。
一方、別の民進関係者は「共闘で逃げる票もある」と打ち明けた。林氏の支持団体である連合滋賀の中には根強い「反共産」「共産アレルギー」が少なからずあり、連合滋賀幹部も「『なんで』という思いは正直ある」と複雑な表情をみせる。14日に開かれた3党合同演説会では「民進が共産に身を売ったらあかん」「民進の支持をやめまっせ」というやじも飛んだ。
これに対し、自民は26年の知事選で三日月知事に惜敗した新人の小鑓(こやり)隆史氏(49)を擁立し、議席奪還を図る。
「相手候補(林氏)には、将来日本のトップレディーとして活躍してもらう方が女性の活躍推進に貢献する」。4日の自民県連パーティーで県連幹部が茶目っ気たっぷりにあいさつした。実は林氏の夫は、安倍晋三首相の“参謀”とされる自民の世耕弘成官房副長官。世耕氏をあえて将来の首相候補になぞらえ、林氏の立場を揶揄したのだ。
安倍首相も17日、自民が重点選挙区に位置づけた同選挙区に入り、「共産が推す候補に負けるわけにはいかない」と“参謀”の妻に容赦なく批判を浴びせた。
22日午前、大津市のびわ湖ホール前で開かれた出陣式で、小鑓氏は「民主党政権時に経済は低迷を極めた」と訴え、自民県連会長の上野賢一郎衆院議員も「経済政策、安全保障政策もバラバラ。そのような無責任な人たちには負けられない」と野党共闘を批判した。
野党共闘への危機感を募らせる自民は、公明と強固な連携をみせるが、見返りとして公明の比例候補に票を上積みするという重い“負担”ものしかかる。
両陣営が注目するのが、今回擁立を断念したおおさか維新の会の支持層。26年の衆院選で、維新の党(当時)の県内の比例得票数は自民(20万2352票)、民主(13万5324票)に次ぐ10万8748票。維新票がどう流れるか、各党とも読み切れない。
自公が政権復帰を果たした24年以降、国政選挙の白星から遠のく滋賀の野党。「滋賀県はその時々の国政の『風』を敏感に反映する傾向がある」(県内政党関係者)。滋賀の決戦は野党共闘の行方を占う試金石になる。
同選挙区では、幸福新人、荒川雅司氏(41)も立候補している。
1770
:
とはずがたり
:2016/06/22(水) 22:11:31
こういう怒りが本当にあるとして票に結びつくのかねぇ??
安倍首相が有楽町での街宣を取りやめた理由 自民党は野党4党の動員力を恐れている
http://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-123384.html?page=1
06月20日 06:00
(前略)自民党は19日午前11時からJR船橋駅南口前で、12時30分からJR市川駅北口前で安倍首相の街宣を計画。午後2時からJR有楽町駅前、4時からはJR吉祥寺駅北口でも街宣するはずだった。
ところが有楽町駅前の街宣は、急きょキャンセルされた。その理由は容易に想像できる。その日の午前には同じJR有楽町駅前で、野党4党と市民団体による街宣が行われることになっていた。同じ場所は避けようという意思が働いたのだ。
実際、野党4党と市民団体による街宣は熱気にあふれていた。「みんなのための政治を、いま。」――こう書かれた赤と青と白の三色のプラカードが一斉に掲げられ、舞台の上には若者たちが並んでいる。その脇をいくつもの青と白の風船が結び付けられ、踊っているかのように揺らいでいた。まるでお祭りのような華やかさに、足を止めて見る人もいた。この日が選挙年齢を「18歳以上」に引き下げる改正公職選挙法の施行日であったことも関係していたのかもしれない。
「昨年、安全保障関連法案を無理に採決したのがいけなかったねえ」。新聞社の取材に、初老の男性が答えていた。動員をかけられたと見られる聴衆の集団の外側でのことだ。これと同じくらいの“空気”を自民党が作れるのかというと、かなり困難だと言わざるをえない。強く動員をかければ人は集まるだろうが、人数で勝ててもノリでは勝てない。安倍首相が有楽町駅前での街宣をとりやめたのは、ある意味で賢明だったといえるだろう。
一方、午後4時から吉祥寺駅前で予定されていた街宣は決行された。
「吉祥寺駅は安倍首相が成蹊大学に通っていた学生時代に利用していた駅。だから東京での第一声を吉祥寺にした」。安倍首相の側近中の側近と言われる萩生田光一内閣官房副長官は、安倍首相と吉祥寺との浅からぬ縁を強調した。
自民党は東京選挙区で現職の中川雅治参院議員の他、元ビーチバレー日本代表の朝日健太郎氏を擁立している。ところが朝日氏の知名度がいまいちで、票が伸びにくい状態になっている。朝日氏をよりアピールするためにも、吉祥寺街宣は欠かせなかったのだ。
開始予定の10分前には、すでに駅前ロータリーは約3000人の聴衆で覆い尽くされた。駅の窓から見ている人もいる。ただ「反対派」と見られる人々の集団も目立った。彼らは「さよならアベノミクス」「NO NUKES」「NO WAR」などと書かれたプラカードをかかげ、丸川珠代環境相が街宣車の上で演説を始めると、「愚か者め」と野次を飛ばしていた。さらに安倍首相が姿を現すと、一斉に「帰れ」コールを始めた。街宣に野次は付きもの。過去にも反対派が過激な野次を飛ばすのを見かけたことはあった。2012年12月の衆院選の時には、政権政党だった民主党は各地の街宣会場で、右翼と思われる集団によって「売国奴」と罵られ、「民主党が早くなくなりますように」と書かれたプラカードが掲げられており、逆風を象徴づけていた。
ただ反民主党を訴えていた集団は「愉快犯」のような一面もあった。目立つパーフォーマンスを行い、話題の主となることに快感を得ている面々も多かった。しかし今回は愉快犯のような様相はない。個人を超えた集団の“怒り”というものを感じざるをえなかった。
舛添問題の後遺症
安倍首相を悩ますものはまだある。舛添問題の後遺症だ。「我々が推薦した候補者がこうした結果になって、都政に混乱をもたらし、都民のみなさんにご迷惑をかけたことに対しては、自民党総裁としてお詫び申し上げたいと思う」。
午前7時半からのテレビ討論会と午後の吉祥寺での街宣で、安倍首相は舛添要一東京都知事の辞職について都民に謝罪した。その言葉からは、内閣支持率も政党支持率も安定した高水準を維持しながらも、対応を誤れば瞬時に打ち捨てられかねないとの強い危機感が伺える。
では自民党は劣勢になるのかといえば、決してそうではない。有楽町で自民党が勝てないと思ったのは、あくまで「市民団体の動員力」だ。確かにあの熱気は、野党4党と市民団体が結集してこそ作ることができたものだ。各野党、市民団体がそれぞれ動いても、決してあそこまではいかないだろう。
果たして、野党が結集することで生まれるパワーは、自民一強を終わらせることになるのだろうか。参院選は政権選択の選挙ではないため、衆院選よりも地味に思われがちだが、今回の参院選は今後の政治に重要な意味を与えることになりそうだ。
1771
:
とはずがたり
:2016/06/22(水) 22:21:17
>>1759
だと結構微妙な山形だけどこの記事では関係は良好とのこと。記者によって随分印象違ってくるな
<参院選>行方左右の「1人区」 野党協力度合い、まちまち
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20160623k0000m010081000c.html
21:02毎日新聞
参院選の行方を左右する「1人区」(改選数1、32選挙区)で民進、共産、社民、生活4党は候補者を一本化し、自民党に挑む。ただ、協力の度合いは選挙区によってまちまちで、毎日新聞の情勢取材では17選挙区が手探り状態だ。自民、公明両党は4党の基本政策の違いを批判し、揺さぶりをかけている。18日間の選挙戦で野党の「共闘」はどこまで進むのか。
共産党の志位和夫委員長は22日、東京都新宿区での街頭演説で「野党が本気で結束し、1足す1が3にも4にもなる戦いをやり抜く」と訴えた。同党は1人区で公認した候補者を次々に比例代表に移し、4党の協力態勢構築を主導してきた。安倍政権への批判の受け皿作りに最も熱心だ。
4党の統一候補は、民進党15人、共産党1人、無所属16人。共産党は香川を除く31選挙区では民進党か無所属候補の支援に回る。
民進党の岡田克也代表も22日、甲府市での街頭演説で「これで新しい政治が始まると笑顔で言えるようにしよう」と訴えた。
しかし、同党には共産党との協力に期待と不安が入り交じる。共産党は1人区で統一候補を推薦する方針だったが、実際に公示までに推薦したのは岩手、宮城、新潟、福井、鳥取・島根など20選挙区。鹿児島などでは相手陣営が推薦を受け入れなかった。これも含めて11選挙区で共産党は推薦を見送った。
ただ、それは4党の関係がぎくしゃくしていることを必ずしも意味しない。青森では原発政策などの違いから共産党が民進党候補への推薦を見送ったが、「推薦と同等に選挙協力する」(共産党県委員会)としている。山形や愛媛でも協力関係は良好だ。
逆に、民進党側が、従来の支持層が離れると懸念する選挙区も少なくない。
三重では「市民連合みえ」が橋渡し役になって民進党に候補者を統一したが、選挙期間中に合同演説会は予定されていない。22日、津市内で行われた出陣式に、共産党県委員会や社民党県連幹部らは聴衆として参加した。
福島では民進党に候補者を一本化した際、共産党の推薦を受けず、政策協定も結ばないことを両党が確認した。佐賀でも「共闘」は成立しなかった。
結局、民進、共産両党は選挙区ごとに連携の仕方を探ることになりそうだ。共産党の三重県幹部は22日、「演説内容は安全保障法制の廃止などが盛り込まれていてよかった。全力で支援したい」と一定の評価を示した。
与党は、参院選の前哨戦となった4月の衆院北海道5区補選で、自民党公認候補が野党4党推薦の無所属候補に追い詰められたこともあって危機感を強めている。民共両党に照準を絞って批判を繰り返し、4党の足並みの乱れを誘う戦術を徹底する方針だ。
安倍晋三首相は22日、福島県郡山市での街頭演説で「理念も政策も違うのに候補者を1本に絞っている。これを常識では野合という」と訴えた。【朝日弘行】
1772
:
とはずがたり
:2016/06/23(木) 08:34:58
共産が上げ潮で候補者立てたら票が割れるなぁと思ってたので良く決断出来たなぁと云うのが今回の一覧見ての改めての感想だけど,生活も神奈川・埼玉・大阪で民主と共産に推薦出して2議席確保の意思見せたり,香川で民主が推薦出来なかった唯一の共産公認候補に社民と一緒に推薦出したりこれもまたなかなか感慨深い。社民党組織は共産党と仲が悪いと相場は決まってるのに香川の共産公認に社民が推薦出しているのも英断と云えば英断か。
民主が公認・推薦候補を出していない…和歌山・香川・沖縄
共産が公認・推薦候補を出していない…青森・山形・福島・三重・愛媛・佐賀・長崎・大分・宮崎・沖縄
生活が推薦を出している…岩手(無[生])・宮城(民)・埼玉(民共)・神奈川(民共)・新潟(無[生])・富山(無)・石川(無)・岐阜(民)・大阪(民共)・奈良(民)・和歌山(無)・鳥取島根(無)・香川(共)・長崎(民)
こころが自民に推薦を出している…宮城
1773
:
とはずがたり
:2016/06/23(木) 13:25:40
此処迄の情報まとめ
民主が公認・推薦候補を出していない…● 共産が公認・推薦候補を出していない…○ 生活が推薦を出している…■
<北海道>
・北海道
<東北>
○青森(民=社連八戸(共[支援])…原発政策で推薦出せず,推薦と同じ体制で臨む
>>1771
社民・連合が選対入りする一方で共産は選対入りせず
>>1752
)
■岩手(無[生]=民共社生主浜(北部)達増(中部)小沢(南部)
>>1753
)
・秋田(民=共社あきた立憲ネット…民進に旧改革結集の会の村岡敏英衆院議員が合流したのも好材料
>>1755
)○■宮城(民=共社県医師連盟、県歯科医師連盟から単独推薦
>>1754
・自民直系知事が反共宣伝の行き過ぎに苦言(県議会で一定の勢力を共産が確保している上に民進候補も実績があるからであろう)
>>1728
)
・山形(山形市長選での惜敗もあって保守側が推薦を嫌った
>>1759
が関係は良好
>>1771
との記述も。無党派の支持も41%差と舟山の圧勝
>>1712
の調査結果も[現代ビジネス]また自民は元全農幹部の月野薫を遠藤主導で立てたが今回引退の現職岸が反撥も)
○福島(推薦を出さず政策協定も結ばない事を民共両党で確認
>>1771
選対にも入れない
>>1757
)
<首都圏>
・茨城
・栃木
・群馬
■埼玉(民=生・共=生)
・東京(蓮舫(民)・小川(民)=連・共・社・康夫(お)・こ・改・興起(怒)・浜田(無[お])・横粂(無))
・千葉(水野(民[維])・小西(民)=連・共)
■神奈川(金子(民)=生連・真山(民[維])・共=生)
・山梨(民=社共連山教組・自民も甲府市では、保守系市議18人が「甲府市連選対本部」を設立。実働で約20まで減った市内の党地域支部の数を約30まで回復させた
>>1742
)
<北陸信越>
・長野(元TBSキャスターの杉尾秀哉氏が民進党から出馬を決め、「今のところ、自民党の若林健太は、無党派層では杉尾に17%のビハインド[現代ビジネス]
>>1713
)
■新潟(無[生]=民進、共産、社民、生活4党と連合新潟、市民団体などで構成する「連絡調整会議」・連合も推薦したが電機連合は自主投票,電力総連は保留
>>1744
)
■富山(無=民共社生・民主党富山県連(当時)は当初、新人の今井基之氏を擁立することを決定したが反対論が湧きあがる。理由は今井氏が自民党議員の公設秘書を務めていた点だ。立ちあがったのは、市民グループの女性たちだ。主婦を中心に800人集会を開くなど勢いづき、これに社民党が乗っかった。
>>1318
・連合富山は推薦を見送り
>>1663
)
■石川(無=民共社生…連合石川は支援に積極的,共産は選対を別に立てている
>>1663
)
・福井(無[連合事務局長]=民共社)
<東海>
■岐阜(民=共社生連…民進、共産、社民などが結成した市民団体「ピースハートぎふ」・民進最大の支持団体、連合の共産に対する根強い警戒感もあり、合意形成は難航した。そこで3党は、ピースを“仲介組織”として設立。候補者とピースが安全保障関連法の廃止などで政策合意することで、共闘の形を取った。(三重と同様のブリッジ共闘の形を採ったようだ)
>>1720
・今月(6月)初めに自民が独自に実施した世論調査結果がある。大票田の岐阜市の渡辺氏の得票は、民進現職の小見山幸治氏(53)に劣っていた。
>>1719
)
・静岡(民=社・共)
・愛知(民・社・共・減=お・井桁(こ))
○三重(神職で保守色の強い芝氏が共産支援に難色
>>1695
。結局民進後任候補を市民連合みえが候補者統一を仲介する(ブリッジ協定
>>1750
で市民連合みえの街宣活動を除いて3党が一緒に行動することはないが、各党が自主的に支援
>>1743
)も共産・社民との合同演説会などは予定されず
>>1771
・一方で県知事は自民支援を鮮明に
>>1751
)
1774
:
とはずがたり
:2016/06/23(木) 13:25:51
<近畿>
・滋賀(民=社共連チームしが
>>1718
(嘉田氏は学長という立場から支援に加わらず)…連合内には根強い共産アレルギー
>>1769
・化学総連の連合離脱で県支部でも2500人が連合から離脱[東レ労組等か?]
>>1680
)
・京都
■大阪(民=生・共=生・浅田(お)・高木(お))
・兵庫
■奈良(民…自民が重点区
>>1737
>>1749
・維新も擁立)
●■和歌山(無[市]=共社生市民連合わかやま…自主投票を決めた民進最大の支持団体・連合は、98年選挙で鶴保氏を推薦しており大臣就任等見込んで圧勝を狙う陣営は食指を伸ばす
>>1738
)
<中国>
■鳥取島根(無[民]=民共社生)
・岡山(民=共社連江田後継
>>1740
)
・広島
・山口
<四国>
・徳島高知
●■香川(応援演説には民進も参加
>>1684
)
○愛媛
<九州>
・福岡
○佐賀(民[生]=社連…支持者の共産アレルギーが強く5月に県連として共闘しない事を決定
>>1386
。市民団体「市民連合さが」が両党の仲を取り持ち同団体が、中村氏個人、共産党それぞれと政策協定を結び、連携し共産党が候補取り下げ。政策協定に盛り込んだのは、安保関連法の廃止と、集団的自衛権公使容認の閣議決定の撤回など3項目のみ
>>1422
これで候補者競合はなくなった
>>1417
)
○■長崎(候補者一本化は、安全保障関連法に反対する「ながさき市民連合」が4党に要請し,確認書に署名
>>954
・内部には不協和音が聞こえており、4月13日の総合選対の初会合には、共産党と生活の党の関係者の姿はなかった
>>1325
)
・熊本(無[市]=民共社連…野党統一候補の第一号
>>1761
市民派の弁護士、阿部広美氏(49)が野党5党の統一候補になった。擁立作業は社民党や連合熊本が主導し、安全保障関連法に反対する48の市民団体が阿部氏を支援する
>>1379
)
○大分
○宮崎(無=民社連…民進が公認並みの態勢を組むほか、共産が独自候補の擁立を取りやめて支援に回り市民団体「市民連合」と19日、安保法制廃止などを目指す協定を結んだ・社民が推薦方針を決めたのは出馬表明から約4カ月後の今年2月。読谷山氏が過去2回、自民県連の参院選候補者公募に手を挙げた経緯から社民県連内で異論があったためだ。衆参同日選の可能性がまだあった5月上旬には、社民県連が衆院1区に公認候補擁立を目指すことを決定、他党から反発の声が上がった。
>>1717
・少なくとも2015年迄はCNP会議が存在してたけど。。
>>233
)
・鹿児島(無[連合]=民生社…民主党(当時)鹿児島県連が、今年1月に擁立したのが皆吉稲生元衆院議員。他の野党からの調整要請に応じなかったので、社民党などが反発していた。民進党と社民党は下町氏の推薦を決めたが、共産党は表向きには推薦や支持を自粛。だが下町氏の当選に向けて、積極的に動く予定だ(その後推薦を決めたらしい)
>>1325
)
●○沖縄(無=オール沖縄
>>231
…推薦はどの党からも受けなかったようだ)
<県農政連の対応>
県農政連が自主投票…青森(自主投票
>>1752
)・秋田(自主投票
>>1755
)・山形(自主投票だが17の地域農協の内5農協が自民推薦
>>1756
)・宮城(自民候補を推薦せず
>>1754
)・佐賀(知事選で自民とガチやってその時の県連会長が今回の自民候補>1601)
県農政連が推薦…茨城(並列推薦だが自民より
>>1731
)新潟(
>>1744
)・石川(推薦?
>>1748
)・宮崎(微妙な距離感・直前になって政策協定を結んだ上で推薦
>>1716
)
1775
:
とはずがたり
:2016/06/23(木) 14:20:33
<市民派統一候補>(福井・鹿児島は連合系・宮崎は保守系無所属系なんで除いた。鳥島・愛媛は民主系とも云っても良い。石川・徳高は民進(主導擁立)系市民派と云った感じか。)
栃木:
富山:
石川:
若山:
鳥島:福島[民]民主党などの要請で無所属での出馬表明
>>414
>>468
>>486
>>1002
・2007年には鳥取県知事への出馬を民主が要請していた
>>390
山口:纐纈[市]=(連)…連合は支持に止めた
>>1271
徳高:大西[市]…民主(当時)の徳島県連が推した大西氏は徳島弁護士会会長を務めたこともあり安全保障関連法に反対する市民団体の事務局長も務めた
>>429
市民派で,高知県連の推す前職の竹内氏との間で党本部と両県連が世論調査結果などを踏まえて検討した結果選んだ
>>600
大西聡氏(52)を支援する徳島、高知両県の市民団体(「オール徳島懇談会」と「高知憲法アクション」
>>899
)が連携に向けた協定案をまとめ、共産党や社民党なども受け入れる方針を固めた
>>886
愛媛:永江(無)=民社 2013年はみんなとの候補者調整で候補者擁立出来ず。南海放送の元アナウンサーで全県で顔と名前が知られている
>>1323
。優勢と思われていた愛媛まで重点選挙区に入った
>>1711
首相が8日に遊説を本格化させて以降、これまでに訪れたのは、山梨、山形、奈良、三重、愛媛、長野、大分。全て1人区で、党の調査で野党候補と競っている選挙区が中心だ
>>1590
熊本:安倍[市]=不協和音も
>>1379
<共産>
香川:「香川で共産党の統一候補を立てるべきだ」――。5月16日の会見で、共産党の小池晃書記局長がこう主張した。理由は32ある1人区で、ひとつくらいは共産党候補を擁立すれば、野党の選挙協力姿勢が明らかになるからだ。共産党の田辺健一氏はすでに昨年8月に立候補を表明し、県内で活発な運動を展開。前代未聞の連合訪問まで実現させている。1981年生まれという若さに加え、このような大胆な行動力を持つ田辺氏に対しては、民進党からの評価も高い。「共産党でなければ、すぐさま公認するのに」という声も聞かれた。
>>1323
共産新人の田辺健一氏(34)も1日夕、共産幹部や民進、社民県議とともに高松市内で街頭演説し、共闘をアピールした
>>1425
県連代表の小川淳也衆院議員は6/11の幹事会後に記者会見し「反対意見が根強く、推薦、支持での意見一致に至らなかった」と述べ自主投票となった
>>1565
今回の参院選に立候補を一時表明した民進党の岡野朱里子県議は、高松市議時代の2回の選挙でトップクラスの票を獲得した。野党共闘で岡野氏に統一される可能性もあっただけに、ある自民県議は「岡野だったら強力だな、という気持ちがあった」と振り返る
>>1574
1776
:
とはずがたり
:2016/06/23(木) 16:20:19
<公示後最速♪複数区勝手に当落予想>
【北海道(3)】
○長谷川(自)=公・よさこいソーラン(札幌)
△柿木(自)=公・宗男・道議(美唄)・公募で経済界の推す岩本氏を押しのける
>>497
△徳永(民)
△鉢路(民)
▲森(共)
【埼玉県(3)】
◎関口(自)
○西田(公)=自
○大野(民)=生
△伊藤(共)=生
▲沢田(お)
【東京都(6)】
○中川(自)
△朝日(自)
◎竹谷(公)
△小川(民)=連
◎蓮舫(民)
○山添(共)
△田中(お)
▲小林(怒)
▲増山(社)
【神奈川県(4)】
◎三原(自)
▲中西(無)=自
◎三浦(公)=自
△金子(民)=連
△真山(民[維])
△浅賀(共)
【千葉県(3)】
○猪口(自)=公・豊田・細田派に接近・県盛会・会合では民主にも秋波
>>1008
・県議会では、自民県議が代表質問などを行う際に傍聴し、自民県議らが壇上から「猪口先生、ようこそ」などと声をかけるのが恒例のようになっている
>>1094
森英介も支援
>>1094
△元栄(自)=本部主導
>>90
・石井(額賀派)・千葉政経懇話会(20人)・富田県連代表
>>1008
>>1094
△小西(民)=連
△水野(民[み])
▲浅賀(共)
【愛知県(4)】
◎藤川(自)
◎里見(公)=自
△斎藤(民)=連・愛教組
△伊藤(民)=連・リクルート会員・金城学院非常勤講師・公募…当初推薦候補だったけど公認に昇格連合の推薦も付いた
△奥田(減)=お
△須山(共)
【大阪府(4)】
◎松川(自)
◎石川(公)
○浅田(お)=おおさか維新のエース
△高木(お)=元自民堺市議
▲尾立(民)=生・連
△渡部(共)=生
【兵庫県(3)】
◎末松(自)
○伊藤(公)=自
△水岡(民)=連
△片山(お)
▲金田(共)
【福岡県(3)】
◎大家(自)
○高津(公)=自
○古賀(民)=連
▲柴田(共)
1777
:
とはずがたり
:2016/06/23(木) 16:33:57
<調子に乗って1人区も勝手に当落予想>
野党系基準◎>○>△>▲>×
◎(2)…岩手(無[生])・沖縄(無)
○(9)…宮城(民)・山形(無[民])・福島(民)・新潟(無[生])・長野(民)・山梨(民)・三重(民)・滋賀(民)・奈良(民)
△(3)…青森(民)・秋田(民)・大分(民)
▲(3)…岡山(民):化学系労組の連合離脱が効きそう・愛媛(無[民]):知名度で意外に善戦との報道も!?・長崎(民):西岡票はあるも金子は選挙強い
×(15)…栃木(無[市])・群馬(民)・富山(無)・石川(無)・福井(無[連])・岐阜(民)・和歌山(無[市])・鳥島(無[民])・山口(無[市])・徳高(無)・香川(共)・佐賀(民[生])・熊本(無[市])・宮崎(無[保])・鹿児島(無[連])
合計(32)
<残る2人区>
茨城…◎自◎民
静岡…◎自◎民
京都…○自○民△共
広島…◎自◎民
合計(8)
1778
:
とはずがたり
:2016/06/23(木) 19:29:00
>中村時広知事、野志克仁・松山市長の祝電も披露された
<2016参院選>公示 3氏、雨の中街頭へ /愛媛
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160623ddlk38010553000c.html
16:44毎日新聞
22日公示された参院選で、愛媛選挙区には届け出順に幸福実現新人の森田浩二(56)▽自民現職の山本順三(61)=公明推薦▽無所属新人の永江孝子(56)=民進、社民推薦??の現新3氏が立候補を届け出た。激しい雨の中、各候補者は早速県内各地で安全保障や年金問題などを巡り持論を展開した。初の18歳選挙権適用や野党共闘にどれだけ支持が集まるかも注目される。投開票は7月10日。【橘建吾】
4度目の国政挑戦となる森田氏は、憲法9条の改正による交戦権の明記や国防軍創設に伴う国防体制の強化を強調。消費税率の8%から5%への引き下げなどを主張している。
3選を目指す山本氏は、2期12年間の政治経験や三つの副大臣を務めていること、国とのパイプの深さを強調。南海トラフ巨大地震を見据えた防災・減災対策▽幼児教育の無償化などの教育改革・子育て支援▽社会資本整備の推進による地方創生の実現??などを掲げ安倍政権の継続を訴えている。
野党4党と連合愛媛、市民団体から支援を受ける野党統一候補の永江氏は「安全保障関連法廃止」を旗印に反自民票の結集を目指す。集団的自衛権行使容認の閣議決定の撤回、首相の権限強化などを規定する「緊急事態条項」を盛り込んだ自民党草案に基づく憲法改正阻止のほか、介護・保育現場の待遇改善などを求めている。
◆立候補者の第一声(届け出順)
◇平和と繁栄つくる 森田浩二氏
森田氏はJR松山駅前で出陣式。岡周平・幸福実現党県本部幹事長は「この雨は『日本の国を洗濯せぇ』という雨」とあいさつ。続いて登壇した森田氏は「日本の未来をつくっていきたい。それは日本の平和と繁栄をつくることだ」と述べた。
この日、北朝鮮がミサイルを発射したことに触れて「政治が十分に力を発揮していないから北朝鮮や中国になめられ、日本は漂流している」と危機感を示し、「国民の生命、安全、財産を守るという最低限の義務を果たしたい」と表明。「消費税を減税し、景気が回復すると企業はもうかり、収入も増える」と支持を求めた。【松倉展人】
◇国土強靱化進める 山本順三氏
山本氏は伊予鉄道松山市駅前で出陣式。副国交相や副復興相としての経験をアピールし「地震や豪雨で被害が出ないよう国土強靱(きょうじん)化を」と災害対策に意欲を見せた。そのうえで「アベノミクスは道半ば。四国の発展のために地方経済を活性化させ、その成果を社会保障として分配する」とした。安全保障政策については「平和を守るために、我々は汗をかき、外交交渉を重ね、日米の関係を深めて抑止力を高める努力を怠ってはならない」と訴えた。憲法改正については触れなかった。
出陣式には加戸守行前知事や、塩崎恭久厚労相のほか、自公の県議らが顔を並べた。【黒川優】
◇県民の声集め力に 永江孝子氏
永江氏は松山市駅前で出陣式。支持者を前に「安倍政権に対する違和感や不安の声を集めれば、大きな力になる」と訴えた。アベノミクスについては「地方に届いていない、という叫びがある」と批判。さらに「自衛隊が他国の戦場に送られることのないようにしなければならない」と力を込めた。このほか、教育や中小企業支援、年金制度の立て直しなどを訴えた。
野党の県幹部、市民団体代表らがマイクを握ったほか、中村時広知事、野志克仁・松山市長の祝電も披露された。最後に、メッセージカードを持った支持者が永江氏を取り囲んでガンバロー三唱した。【成松秋穂】
1779
:
とはずがたり
:2016/06/23(木) 19:36:24
>米長候補は、食品メーカー「はくばく」の旧本社(富士川町最勝寺)で出陣式を執り行った。後援会長を務める同社の長沢利久会長は「大変厳しい戦いだが、人物を見てほしい」とあいさつした。堀内春美・富士川町議も駆けつけた。支持者ら約150人(陣営発表)と一緒に、「ガンバロー」三唱をした。
<2016参院選・やまなし>公示(その1) 梅雨空に訴え響く 4候補、舌戦スタート /山梨
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160623ddlk19010328000c.html
11:12毎日新聞
第24回参院選が22日公示され、山梨選挙区(改選数1)は、新人3人、元職1人の計4人が立候補した。同選挙区は、与野党ともに最重点区の一つと位置付け、激戦が予想される。この日はあいにくの梅雨空だったが、各候補者は街頭に繰り出し、支持を訴えた。7月10日の投開票まで、18日間の選挙戦の火ぶたを切った。【参院選取材班】
立候補したのは、届け出順に民進新人の宮沢由佳(53)▽自民新人の高野剛(68)▽無所属で元職の米長晴信(50)▽幸福実現新人の西脇愛(31)??の4氏。
◇宮沢候補
宮沢候補は、JR甲府駅北口のよっちゃばれ広場で出陣式。岡田克也・党代表や輿石東参院副議長、中島克仁県連代表らが参加した。推薦を受ける社民・共産の県組織のトップも駆けつける中、第一声を上げた。イメージカラーのオレンジのハンカチやスカーフなどを身につけた約700人(陣営発表)の支持者を前に、「ガンバロー」と気勢を上げた。その後、甲府や南アルプス、韮崎市などを遊説し、中央市では街頭演説も行った。
◇高野候補
高野候補は、昭和町のセレス(アピオ)甲府駐車場で出陣式を開いた。牧原秀樹・党青年局長や県選出国会議員が激励。推薦を受ける公明の安本美紀・県本部代表や、堀内富久・都留市長もあいさつに立った。約1200人(陣営発表)の支持者らと「山梨つよし、自民党つよし、勝つぞつよし」とシュプレヒコールを上げた。その後、党のイメージカラーの青い服を着た遊説隊らと、甲府や笛吹、山梨、甲州の各市を選挙カーで回った。
◇米長候補
米長候補は、食品メーカー「はくばく」の旧本社(富士川町最勝寺)で出陣式を執り行った。後援会長を務める同社の長沢利久会長は「大変厳しい戦いだが、人物を見てほしい」とあいさつした。堀内春美・富士川町議も駆けつけた。陣営スタッフは、イメージカラーである青のポロシャツで統一。支持者ら約150人(陣営発表)と一緒に、「ガンバロー」三唱をした。その後は、地元の富士川町内を選挙カーでくまなく回った。
◇西脇候補
西脇候補はJR甲府駅南口の信玄公像の前で、支持者ら約30人(陣営発表)を前に第一声を上げた。陣営スタッフはイメージカラーのピンクのポロシャツでそろえた。続いて甲府駅北口に回り、通行人らに支持を訴えた。甲府市酒折2の山梨学院大前では、過足(よぎあし)裕一・幸福実現県本部代表も駆け付け、学生らと握手を交わした。選挙カーで同市内の団地などを回り、夜には昭和町や中央市のショッピングモールの周辺で演説をした。
1780
:
とはずがたり
:2016/06/23(木) 19:37:56
【壮絶選挙区に迫る】山梨選挙区 意気込む民進“ポスト輿石”擁立で牙城守れるか 懸念される共産アレルギー
http://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-plt1606180001.html
06月18日 17:01夕刊フジ
山梨選挙区といえば「旧民主党・参院のドン」こと、輿石東参院副議長の牙城である。その輿石氏が勇退するため、自民党は「絶好のチャンス」と意気込む。改選数1をめぐり、自民党と民進党が事実上の一騎打ちだ。
ただ、山梨自民党も裏は複雑だ。
かつて「政界のドン」と呼ばれた自民党の金丸信元副総裁が力を失った後、山梨で権勢を得たのは富士急グループを率いた自民党の堀内光雄元総務会長だった。だが一時、郵政民営化に反対して自民党公認を外される。
この時、「刺客」として元財務官僚の長崎幸太郎衆院議員が党公認で堀内氏と激突し、比例で復活当選した。堀内氏が自民党に復党すると、長崎氏は無所属に追いやられる。長崎氏は苦労しながら当選を重ね、無所属ながら自民党の二階俊博総務会長の派閥に所属している。
「結局、郵政民営化が山梨自民党を複雑にした」(自民党関係者)
堀内氏は先月他界したが、山梨自民党はいまだに、堀内派や長崎派など、いくつかに分裂、何かとぶつかり合っている。今回の参院選に、自民党公認で立候補する高野剛元県議も、長崎氏の選挙支援で自民党を除名された過去を持つ。
「内情は複雑だが、自民党が一枚岩になれば勝てる。このため、6月に入ると、安倍晋三首相や石破茂地方創生担当相などが続々と山梨入りし、高野氏の支援で街頭に立ち、一枚岩を迫っている」(自民党関係者)
迎え撃つ民進党も力が入る。
輿石氏自ら後継者擁立に動き、社会福祉法人理事の新人、宮沢由佳氏に白羽の矢を立てた。出馬会見には岡田克也代表が出席する力の入れようで、共産党を含む野党統一候補としてアピールし、日教組傘下の山梨県教職員組合(山教組)などにネジを巻いている。
だが、懸念材料もある。
「民主党出身で、永世棋聖の米長邦雄氏のおいである米長晴信元参院議員が5月、無所属での出馬を表明した。米長氏は2013年、みんなの党に移籍して参院選に出馬・落選したが、6万票近くを得た。民進党内の共産党アレルギーから、米長氏に票が流れる心配がある」(連合関係者)
野党陣営の分裂を狙ってか、安倍首相は8日、JR甲府駅前の街頭演説で「民進党は共産党と一緒になって、どんな経済政策を考えるのか。こんな無責任な人たちに政権を任せるわけにはいかない!」と声をからした。
「輿石王国」が激震している。 (ジャーナリスト・田村建雄)
1781
:
チバQ
:2016/06/23(木) 21:21:27
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20160623/plt1606231140001-n1.htm
参院選 大物・著名候補「落選危機リスト」 首都決戦は予断許さない状況 (1/2ページ)
2016.06.23
今回の参院選では、現職閣僚や元閣僚、著名人候補も厳しい戦いを強いられている。選挙区に限定して序盤情勢を分析したところ、10選挙区15人の大物・著名候補が当落線上にいることが分かった。選挙で「看板」(=知名度)は、「地盤」(=組織)や「カバン」(=資金)とともに強力な武器のはずだが、どうなっているのか。
「参院選の選挙区は全県単位なので広い。有権者が候補者を一度も見ないまま投票することもある。当然、大物・著名人が有利になる」
政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏はこう語った。注目の「落選危機リスト」は別表の通り。北は北海道から、南は沖縄県まで、全国に散らばっている。
現職閣僚で厳しいのは、福島選挙区(改選数1)の岩城光英法相と、沖縄選挙区(同1)の島尻安伊子沖縄・北方担当相で、ともに自民党だ。
鈴木氏は「福島は、『平成の黄門様』と呼ばれた渡部恒三元衆院副議長や、玄葉光一郎元外相のおひざ元であり、民進党はもともと強い。ただ、岩城氏も巻き返している。沖縄は、女性会社員殺害容疑で米軍属が逮捕されたため、日米安保を重視する島尻氏には逆風だ。閣僚2人が落選すれば、安倍晋三内閣に地殻変動が起きかねない」という。
東京選挙区(同6)は、無党派層が多いうえ、就職や転勤などで任期中(6年間)に相当数の有権者が入れ替わる。大物・著名人5人も熾烈な戦いを繰り広げている。
「現時点で、改選数6のうち、民進党の蓮舫代表代行(48)を筆頭に、自民党と公明党、共産党の4候補が当選圏内とみられる。残りの2議席を、それ以外の候補が競い合っている。大物・著名人5人の中で、知名度では、元長野県知事でおおさか維新の会の田中康夫氏がややリードか。元ビーチバレー五輪選手で自民党の朝日健太郎氏も知名度と組織力で健闘している。元法相で民進党の小川敏夫氏は地道な選挙戦だが、連合が最後に組織力を発揮するのではないか」(鈴木氏)
政党や報道機関の事前調査でも、5位以下の順位はバラバラだという。首都決戦は予断を許さない状況といえそうだ。
大阪選挙区(同4)では、元財務政務官で3期目を目指す民進党の尾立源幸氏が接戦。兵庫選挙区(同3)では、おおさか維新の会の片山虎之助共同代表の次男で、元NHK記者の片山大介氏が抜け出せていない。
鈴木氏は「大阪では、府連幹事長だった樽床伸二元総務相が4月に離党するなど、民進党が埋没している。尾立氏は奮闘しているが、組織力で劣っている。兵庫の片山氏は『維新』『関西』『虎之助氏の息子』と、三拍子そろっているが伸び悩んでいる。やはり、橋下徹前大阪市長が党の表舞台から去った影響があるようだ」と語る。
18日間の選挙戦、大物・著名人の戦いに注目だ。
1782
:
チバQ
:2016/06/23(木) 21:22:54
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2016/news2/20160623-OYT1T50006.html?from=ytop_main4
第3極衰退で候補者減、タレント候補10人に
2016年06月23日 09時30分
第24回参院選は、前回より44人少ない389人の候補で争われる少数激戦となった。
知名度を武器にかつて大量得票を果たした「タレント候補」も減少傾向にある。
候補数の減少は、これまで候補を積極的に擁立した第3極の衰退の影響が大きい。2009年に結党したみんなの党は、10年参院選に44人、13年参院選に34人の候補を擁立したが、14年に解党した。同じく第3極の日本維新の会も13年に44人を擁立したが、その後、離合集散を繰り返した。今回は第3極の流れをくむ、おおさか維新の会が28人を擁立するにとどまっている。
各党別では、与党の自民党が73人(13年78人)、公明党が24人(同21人)とほぼ横ばい。改選定数1の1人区(32選挙区)を中心に選挙協力を行う民進党は前身の民主党が13年に擁立した候補数と同じ55人、共産党も56人(同63人)と横ばいか微減にとどまっている。
共産党は、野党共闘の一環で1人区で予定していた29人の立候補を取り下げたが、その大半を比例選に回した結果、比例選の候補は42人となり、13年の17人から大幅に増えた。
候補全体のうち、女性候補は96人で、前回13年より9人少なく、割合は24・7%と前回並みだった。
読売新聞のまとめでは、芸能人や元スポーツ選手などの「タレント候補」は今回10人が出馬した。そのうち、全国的な知名度が生きる比例選の候補は、自民党が擁立した女性歌手など4人にとどまった。選挙区選には6人が立候補したが、うち4人は無党派層が多い東京選挙区で出馬。自民党からは元男子バレーボールの日本代表選手、新党改革からは女優が議席獲得を狙う。
参院選が現行制度となった2001年は、計44人のタレント候補が立候補し、舛添要一氏(自民、約158万票)や大橋巨泉氏(民主、約41万票)が大量得票した。タレント候補の減少は任期中の辞職や離党、一部議員の言動が、有権者から厳しい批判を受けたことが背景にありそうだ。
2016年06月23日 09時30分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
1783
:
チバQ
:2016/06/23(木) 21:25:43
http://www.sankei.com/region/news/160623/rgn1606230030-n1.html
2016.6.23 07:06
【2016参院選】
山口選挙区 保守王国挑む野党
安倍晋三首相のおひざ元の山口選挙区(改選1)は、自民現職の江島潔氏(59)が、野党統一候補らの挑戦を、どう弾き返すかが注目される。
山口市の維新百年記念公園での出陣式には、高村正彦党副総裁ら県選出国会議員に加え、首相夫人の昭恵さんも出席した。約1千人の支持者に、江島氏は「地方創生を実現し、まだ道半ばのアベノミクスを推進していく」と述べた。
無所属新人の纐纈(こうけつ)厚氏(65)は野党統一候補として民進、共産、社民3党の推薦を受ける。第一声で「憲法を生かすのか殺すのか、政治が問われている」とした。
幸福実現党の新人、河井美和子氏(53)は「消費税を5%へ引き下げる」と訴えた。
http://www.sankei.com/region/news/160623/rgn1606230032-n1.html
2016.6.23 07:07
【2016参院選】
鹿児島選挙区 現職が強固な態勢
鹿児島選挙区(改選1)には、自民現職の野村哲郎氏(72)、無所属新人の下町和三氏(56)、幸福実現党新人の松沢力(いさお)氏(34)、無所属新人の坂田英明氏(45)の計4人が立候補した。
野村氏は地元選出の国会議員や、地方議員が支援する強固な態勢を作った。出陣式では、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)対策などを訴えた。
下町氏は民進、社民、共産3党の「統一候補」として連合鹿児島などの支援を中心に選挙戦を戦う。下町氏は「暮らしに寄り添った政治に変えるため働いていく」と強調した。
松沢、坂田両氏もそれぞれ、県内で支持を訴えた。
23日には鹿児島知事選も告示され、県内は“ダブル選”に突入する。
1784
:
とはずがたり
:2016/06/23(木) 23:27:29
まあもう過去の人だけど行きがかり上このスレで
乙武洋匡氏が家族と別居、離婚を視野に入れた話し合い
http://news.livedoor.com/article/detail/11674438/
2016年6月22日 18時0分 NEWSポストセブン
不倫報道によって、参院選不出馬となった乙武洋匡さん(40才)が、離婚に向けた話し合いを始めているとの情報が入った──。世間を大きく騒がせ、夫婦が揃って謝罪した不倫騒動から3か月。再出発したはずの夫婦の絆が、切れた。
「6月上旬のことです。乙武さんの妻の仁美さんがこう切り出したそうです。“疲れました。もう今の状況は耐えられません。別々に暮らしましょう”──乙武さんはショックを受けて、別居はしたくないと伝えましたが、彼女の意志は固かった。“彼女のためにも、もうそれしかないのか…”と、家を出たんです」(乙武夫妻の知人)
以来、夫は自宅マンションに帰っていない。トイレや寝室を備えた事務所に寝泊まりしている。妻は3人の子供とともに、夫のいない部屋で静かな暮らしをスタートさせていた──。
結婚15年目を迎えた乙武洋匡・仁美(37才)夫妻が危機を迎えている。早稲田大学政治経済学部に在学中の1998年に出版した『五体不満足』(講談社)が累計500万部を超す大ベストセラーになった乙武さんは、大学の1年後輩だった仁美さんと4年間の交際を経て、2001年3月25日、仁美さんの早大卒業の日に結婚。8才の長男、5才の次男、1才の長女と3人の子宝に恵まれた。
そんな乙武夫婦に大きな転機が訪れたのは、15回目となる結婚記念日の前日だった。今年3月24日、『週刊新潮』が乙武さんと20代後半女性との不倫海外旅行を報じた。乙武さんと女性は昨年のクリスマスから今年の正月にかけて、8日間にわたってチュニジアやパリなどを旅行。乙武さんは不倫の事実を認めた。重度の障害を抱えながら、明るく爽やかなキャラクターで人気を博した乙武さんの不倫スキャンダルが大々的に報じられると、世間は蜂の巣をつついたような騒ぎになった。
「先天性四肢切断」という重度の障害を抱えている乙武さんの私生活が苦労の連続であることは説明するまでもない。そして、乙武さんの生活全般の介助を担ってきたのが仁美さんだ。しかも、そこに子供たちの世話も加わることになる。夫婦を知る関係者が言う。
「乙武さんは夜10時を過ぎたら家に帰らず、住み込みのボランティアスタッフが世話をする事務所などに泊まるようになりました。忙しい子育てを終え、3人の子供を寝かせつけた仁美さんがゆっくりと時間を過ごせるための配慮でした」
1785
:
とはずがたり
:2016/06/23(木) 23:27:48
>>1784-1785
週末に自宅に帰るが、平日は事務所に寝泊まりすることが増えていった。前出の関係者が語る。
「仁美さんは乙武さんに見え隠れする女性の存在に、気づかないふりを続けていたはずです。乙武さんが家に帰らず、外にいる誰かに世話をされていることで、むしろ夫婦関係のバランスが保たれていたことは否定できません」
3月末に不倫が報じられて以降、仕事を抑えてきた乙武さんは外出を極力控え、一日中自宅で過ごすようになった。
「それまでは週の半分以上、家を空けていた乙武さんが24時間自宅に“謹慎”するようになり、仁美さんにかかる負担が目に見えて重くなったんです。3人の子供の世話と家事に加えて、夫の風呂、トイレ、着替えなどで気の休まる時間がまったくない状況でした。彼女は最初のほうこそ気丈に頑張っていましたが、みるみるうちに疲労がたまり、表情が暗くなって塞ぎがちになりました。夫婦間もギスギスし始めて、会話が少なくなりました」(前出・知人)
夫と常に一緒に過ごすことで、精神的なストレスも増していった。健常者でも、それまで仕事をしていた夫が定年後、ずっと自宅にいるようになったり、単身赴任だった夫が家族と同居するようになったことで、それまで良好だった夫婦の関係が目に見えて悪化することがよくある。ましてや乙武家の場合、夫の介助という物理的な負担も加わり、仁美さんの受けるストレスは極限に達した。
「不倫騒動後に公の場でした“再出発宣言”は相当な覚悟をもって口にしたものでした。しかし、その彼女でも夫が常に家にいることが相当大変だったのでしょう。この夫婦はもう長男が生まれてからですから8年もの間、“半別居”生活でバランスをとっていたんです。そこへ急に夫が毎日いる生活になった。
頭で理解していても体力的にも精神的にももう無理だった。ピンと張り詰めていた緊張の糸がある時、限界に達してぷつりと切れてしまった。そして“離婚”という2文字が頭に浮かんだようです。乙武さんの不倫に薄々は気づきながらも、その状況に助けられてきたと感じていた部分もあったでしょう。彼女には、どんなに頑張っても、別居という選択肢しか残っていなかったんでしょうね」(前出・知人)
そして冒頭のように6月上旬、仁美さんが夫に最後通牒を突きつけたのだった。もちろん、乙武さんは抵抗した。しかし、仁美さんの頑なな態度に乙武さんも覚悟を決めるしかなかった。
乙武さんに話を聞くと「ノーコメント」と回答し、仁美さんは自宅のインターフォンに応じず、〆切までにコメントを得られなかった。現在、ふたりは離婚を視野に入れた話し合いを続けているという。
※女性セブン2016年7月7日号
1786
:
チバQ
:2016/06/24(金) 07:57:38
http://www.asahi.com/articles/ASJ6R3FH9J6RUZPS007.html
改憲4党、3分の2うかがう 朝日新聞・参院選情勢調査
2016年6月24日05時12分
7月10日投開票の参院選について、朝日新聞社は22、23の両日、全国の有権者を対象にした電話による情勢調査を実施した。取材で得た情報を合わせて分析すると、自民、公明、おおさか維新の会、日本のこころを大切にする党を合わせた「改憲4党」が、非改選の議席を含め、憲法改正の国会発議に必要な3分の2の議席をうかがう状況。改選議席では、自公は過半数(61)を上回る勢い。全国に32ある1人区では、統一候補を擁立した野党4党による共闘効果がみられる。投票行動を明らかにしていない人が選挙区で5割、比例区で4割おり、今後、情勢が変わる可能性もある。
安倍政権で改憲、反対48%賛成31%
特集:2016参院選
朝日・東大谷口研究室共同調査
特集:18歳選挙権
憲法改正の発議には非改選も合わせ、定数(242)の3分の2にあたる162議席が必要。今回の改選(121)では、選挙区と比例区を合わせ改憲4党で78議席を確保すれば、非改選の議席を合わせて4党で改憲の発議が可能となる。序盤情勢調査では、改憲4党で70議席台後半になりそうだ。
今回の改選だけをみると、自民は前回2013年の参院選で獲得した65議席には及ばないものの、選挙区で30議席台後半、比例区では20議席近くの50議席台後半となりそうだ。1人区の20選挙区でリードしており、複数区でも各1議席は確保しそうだ。自民は1989年の参院選で過半数を失ったが、今回の改選で非改選の65議席と合わせ、単独過半数(122議席)に届く可能性もある。
公明は改選数が3に増えた兵庫と福岡で24年ぶり、4に増えた愛知で9年ぶりに候補を立てた。選挙区で7人の全員当選の可能性もある。比例区では、前回と同じ7議席程度になりそうだ。
民進は選挙区で19議席程度、比例区で11議席程度の計30議席程度になりそうで、前身の民主の前回17議席は上回る見込み。
共産は選挙区で2議席程度、比例区で6議席程度獲得する見込み。選挙区では、前回の13年に続き、東京で議席獲得の可能性がある。
おおさか維新の会は、選挙区では大阪を含む3議席程度、比例区では4議席程度になりそうだ。
改選数が2議席の社民は、比例区で1議席の確保にとどまりそうだ。
全国で32ある1人区では、民進や共産などの野党が候補を一本化。前回1人区で野党は2議席にとどまったが、今回は善戦が目立ち、8選挙区で自民候補に対しリード。4選挙区では激しく競り合っている。無党派層のうち、野党統一候補に投票すると答えた人が5割を超えている。
◇
〈調査方法〉 22、23の両日、コンピューターで無作為に作成した番号に調査員が電話をかける「朝日RDD」方式で、全国47都道府県を対象に調査した。作成した番号のうち、世帯用と判明した番号は全国で計7万7648件、有効回答は4万1579人。回答率は54%。
1787
:
とはずがたり
:2016/06/24(金) 12:54:51
サンケイだから反共宣伝と供に自公側の引き締めにかかっとる(;´Д`)
しかしトータルでは福島で閣僚落とせるか,埼玉で公明落とせるかの戦いに早くも矮小化かなぁ。。
とは総研的には埼玉は共産推しか。1人区ももう一寸ウエーブが欲しい。
参院選 序盤情勢 1人区「統一候補」効果 複数区は共産勢い
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160624-00000053-san-pol
産経新聞 6月24日(金)7時55分配信
産経新聞社の参院選序盤情勢調査では、勝敗を左右する32の1人区で自民が優勢だが、民進、共産など野党4党の「統一候補」も新潟や長野で先行、一定の効果が見られる。複数区は共産に勢いがあり、与党の自民、公明は警戒を強めている。
◆「10落とす」
民進、共産、社民、生活の野党4党は今回、32の1人区全てで候補者を一本化。前回の平成25年参院選の結果を基にした試算では、今回の野党候補の一本化により7つの1人区で与野党が逆転する計算になる。このうち山形や新潟、長野などでは実際に野党統一候補が優位に戦いを進めている。
野党統一候補は、これまで原則として全選挙区に自前候補を擁立してきた共産が取り下げたことで実現した。同党の志位和夫委員長は「野党統一候補は私たちの候補者だというつもりで応援する」と宣言。25年参院選は31だった1人区で自民党が29勝と圧勝したが、これと比べれば野党側の上積みは確実な情勢だ。
自民は優勢とみられた青森や秋田でも差を縮められてきており、「10程度は落とす可能性もある」(幹部)と警戒感を強める。
◆公明に焦り
複数区は共産に勢いがあり、改選数の最も多い東京選挙区(改選数6)のほか、千葉や神奈川でも議席をうかがう。
自民は改選数3以上の北海道、千葉、東京の3選挙区で、民進は北海道、千葉、東京、神奈川、愛知の5選挙区で公認候補2人を擁立。自民内には、予想以上に共産が好調なことなどから「票の配分がうまくいかなければ、どちらかの当選が危うい」(幹部)との懸念がある。一方、民進幹部からは党勢が低迷する中での強気の擁立に「共倒れになる選挙区が出る可能性がある」との声も漏れる。
また、焦りを募らせているのが公明だ。埼玉選挙区(同3)では自民、民進の候補が優勢で、公明候補は自民の支援を受けているものの、共産にリードを許している。公明の選対幹部は「全国に広がる共産の勢いは想定以上だ」と注視する。
◆2閣僚苦戦
福島選挙区(改選数1)の岩城光英法相と沖縄選挙区(同1)の島尻安伊子沖縄北方担当相は、ともに野党統一候補を相手に苦戦を強いられている。
岩城氏は前回改選の22年参院選で、今回も対決する民進の増子輝彦氏に次ぐ2位当選。民進の基盤が厚い上、今回は共産も増子氏を支援しており、より厳しい戦いだ。沖縄では、自民が26年衆院選で4選挙区全てで敗れたことから、苦戦は織り込み済みだが、元米兵の軍属による女性殺害事件も影響している。
福島と沖縄は、それぞれ震災復興と基地問題という政権の重要課題を抱える重点区で、安倍晋三首相(自民党総裁)が参院選対策として両閣僚を任命した面もある。それだけに敗北すれば政権運営にも影響しかねず、政府・与党には危機感が広がっている。
1788
:
とはずがたり
:2016/06/24(金) 13:48:17
>しかし、1人区では自民が堅調で、26選挙区で優位に立っている。3選挙区で自民と野党系候補が競り合い、野党系候補が優勢なのは宮城、山形、沖縄の3選挙区にとどまっている。
厳しいなぁ。。
<参院選>改憲勢力3分の2うかがう 毎日新聞序盤情勢
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160624-00000004-mai-pol
毎日新聞 6月24日(金)2時30分配信
毎日新聞は22、23両日、第24回参院選の特別世論調査を行い、取材情報を加味して序盤情勢を探った。憲法改正に前向きな自民、公明両党など4党が、非改選も含めて改憲発議に必要な3分の2(162議席)に達する78議席の獲得をうかがう。自民党の獲得議席は58以上になりそうで、非改選の65議席と合わせると27年ぶりの参院単独過半数となる勢いだ。公明党も議席上積みが見込まれ、安倍晋三首相が掲げる自公で改選過半数(61議席)の「勝敗ライン」に達するのは確実だ。民進党は伸び悩み、改選46議席が半減する可能性もある。
投票先を決めていないと答えた人や無回答が選挙区で約4割に上り、7月10日の投開票日までに情勢が変わる可能性がある。
参院は定数242議席の半数が3年ごとに改選される。選挙区73、比例代表48の計121議席に計389人が立候補している。
参院選の勝敗を左右するとされる改選数1の「1人区」は32あり、民進、共産、社民、生活の4野党は全1人区で候補者を一本化した。しかし、1人区では自民が堅調で、26選挙区で優位に立っている。3選挙区で自民と野党系候補が競り合い、野党系候補が優勢なのは宮城、山形、沖縄の3選挙区にとどまっている。
自民は改選数2以上の「複数区」でも優勢で、2人を擁立した東京、千葉では2議席獲得の可能性がある。公明は複数区で過去最多の7人の候補者を擁立し、堅調な戦いぶりで選挙区全員当選も視野に入る。比例代表も含めると改選9議席を上回るのは確実だ。
焦点の憲法改正は、衆参それぞれの3分の2以上の賛成で発議が可能となる。自公両党とおおさか維新の会、日本のこころを大切にする党の非改選議席は計84議席で、この4党が今回の参院選で78議席を獲得すれば「改憲発議ライン」の162議席に達する計算だ。
自公の改選議席だけで78に達する可能性もある。また、維新は改選2議席から数議席積み増す見通しで、その場合はさらにハードルが下がることになる。与党は衆院では3分の2超の議席を有しており、衆参それぞれで改憲発議を行う環境が整う可能性が出てきた。
民進党は、複数区の北海道で2議席を確保する可能性が高まっているが、他の複数区では2議席目の獲得の見通しは立っていない。全体では改選議席を大きく割り込む見通しだ。
野党では共産党が改選3議席から大きく議席を伸ばしそうな勢い。比例代表にとどまらず、選挙区でも東京で議席を得る可能性が高まっているほか、神奈川や大阪でも議席獲得をうかがっている。
社民党は比例代表で1議席を確保できそうな情勢。生活の党、こころ、新党改革は議席獲得のめどが立っていない。【古本陽荘】
調査の方法 22、23日の2日間、コンピューターで無作為に数字を組み合わせて作った電話番号に、調査員が電話をかけるRDS法による調査を、JNNと協力して実施した。福島第1原発事故で帰還困難区域などに指定されている市町村の電話番号は除いた。選挙区ごとの目標回答数は、改選数1=500▽同2=750▽同3、4=1000▽同6=1200。全国の有権者2万7500人から回答を得た。
1789
:
とはずがたり
:2016/06/24(金) 13:52:32
競り合い選挙区迄しっかりとって,更に滋賀・奈良・秋田辺り迄上積みしたい。それでやっと15議席。とこれでも1人区の過半数には届かない・・。
自公、改選議席過半数の勢い 参院選、序盤の情勢
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160624-00000001-asahik-soci
朝日新聞デジタル 6月24日(金)5時30分配信 (有料記事)
野党リード…岩手・宮城・山形・福島・新潟・長野・三重・沖縄(8選挙区)
競り合い…青森・山梨・愛媛・大分(4選挙区)
自民リード…20選挙区
1790
:
とはずがたり
:2016/06/24(金) 14:00:51
朝日では自民有利の滋賀も産経では野党有利。
参院選序盤情勢 自民、1人区など重点 民進、現有議席危機感
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160624-00000054-san-pol&pos=1
産経新聞 6月24日(金)7時55分配信
公示2日目を迎え、舌戦が本格化する参院選。与野党は必勝を期す重点区や拮抗(きっこう)する激戦区で、てこ入れを図る。各党は主要幹部らを投入する「空中戦」を展開する一方で、電話などで地道に有権者へ投票を呼びかける「地上戦」にも力を入れている。(岡田浩明、豊田真由美)
◇
■派閥で割り当て/代表地元も接戦
「共産党と組んで勢力を伸ばそうとする党を勝たせるわけにはいかない」
自民党の谷垣禎一幹事長は23日、千葉県松戸市で民進党を念頭に声を張り上げた。自民党は千葉選挙区(改選数3)で2人を公認し、野党候補と接戦を演じている。
今回、自民党が特に重視しているのが、野党が統一候補をそろえた32の1人区。公示前から安倍晋三首相(党総裁)や党幹部らを続々と投入してきた。首相は、劣勢が伝えられる宮城や長野などの選挙区には今週末にも再び入る予定だ。
さらに党内の各派閥には、改選を迎える所属議員などの選挙区で重点的に票の掘り起こしに当たるよう指示した。細田派は福島と長野、額賀派は青森と秋田などと派閥単位で担当を割り当て、派の領袖(りょうしゅう)や若手議員が現地で支援。各派の議員秘書も動員し、電話などで支持を呼びかける人海戦術も辞さない。
一方、民進党も現有議席の死守に向け、激戦区を中心に党幹部を大量投入する。「参院のドン」と呼ばれた輿石東参院副議長が引退する山梨選挙区(改選数1)もその一つだ。
「1人区の中でも大事な選挙区だ。競い合っているが、最後は1票でもいいから勝たせてほしい」
公示日の22日、岡田克也代表は第一声としてJR甲府駅前に立ち、こう危機感をあらわにした。山梨には24日に野田佳彦前首相、25日には長妻昭代表代行が入る予定だ。
岡田氏の地元の三重に加え、滋賀や大分も接戦で、公示前には枝野幸男幹事長らもてこ入れに入った。蓮舫代表代行と山尾志桜里政調会長の「女性二枚看板」もフル稼働。蓮舫氏は東京選挙区で改選を迎えたにもかかわらず、24日は愛媛と大分、25日は大阪と滋賀に駆けつける。
1791
:
とはずがたり
:2016/06/24(金) 14:03:18
共社で10.4%,民社で13.7%,民共社で18.6%と自民は強いなぁ。。
沖縄では社民>共産なんですね〜。大分と並ぶ社民最後の地盤だけの事はある。
比例投票先、自民トップ21% 参院選、沖縄県内の序盤情勢
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160624-00000010-ryu-oki&pos=4
琉球新報 6月24日(金)5時4分配信
共同通信社が実施した参院選の序盤情勢に関する世論調査で、沖縄県内で比例代表の投票先は自民党が21・0%で首位だった。次いで民進党が8・3%となり、社民党5・5%、共産党4・9%、公明党3・4%と続いた。
そのほか、おおさか維新の会と日本のこころを大切にする党が同率の1・4%、幸福実現党1・0%、生活の党0・7%、国民怒りの声0・1%、新党改革が0・0%だった。
今選挙から選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられることに関連し、10代の28・4%が自民、14・7%は共産を支持した。一方で「分からない・無回答」としたのが56・9%で、ほかの年代より高かった。
県内からは自民、共産、おおさか維新、日本のこころが比例候補を擁立している。公明は現職候補の当選を目指す。
政党支持率では自民が24・9%でトップ。民進8・1%、社民5・5%、共産3・1%、公明とおおさか維新が2・8%となっている。自民は全国で3番目に支持率が低かった一方、社民は全国で最も高かった。
また支持政党がない人が48・6%に上っており、無党派層による投票行動の行方が選挙結果の鍵を握りそうだ。
1792
:
とはずがたり
:2016/06/24(金) 14:04:23
大賛成だw>戦争よりエロ
参院選 東京選挙区の社民・増山麗奈氏 過激パフォーマンスは封印 「戦争起きるかも」安保政策批判
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160622-00000546-san-pol
産経新聞 6月22日(水)14時20分配信
過激なパフォーマンスで知られる画家で社民党新人の増山麗奈氏(39)=東京選挙区=は22日午前10時、普段は若者が多く集う新宿駅東南口前広場で同党の吉田忠智党首とともにマイクを握った。赤いポロシャツに白いパンツ姿で、にこやかに聴衆に向かって大きく手を振っていた。
冒頭、イラクで戦争の現場を見聞した体験を踏まえながら「今、声を上げなければ、私が見てきた戦争がこの日本で起こってしまうかもしれない」として、集団的自衛権を認めた安全保障関連法を成立させた安倍政権を批判。ベトナム戦争で派兵した韓国と違い、日本人が一人も死ななかったのは「私たち社民党(旧社会党)の力、市民の力」などと主張した。
東京選挙区の改選は6議席。「野党で全部占めようではありませんか」と呼びかけ、「憲法を壊し、戦争を始めようとする他の勢力に議席を渡すつもりはありません」と声を張り上げた。
アベノミクスについては「暮らしがよくなりましたか?」と聴衆に問いかけた。「一部で賃上げが行われたが、物価上昇に追いつかず実質賃金は低下している」と指摘した上で、都内の最低賃金を1500円、全国の最低賃金も一律1千円に引き上げると訴えた。
また、自身が保育園を活用しながら子育てをする母であることに触れ、保育士や介護士の待遇の改善も約束した。一方、財源や財政再建の見通しについては触れずに終わった。
敷地周辺で絵を描くなど、一貫してアートの題材としてきた原発については「ライフワークとして脱原発を訴えてきた」と実績をアピール。原発は廃炉に多額の経費がかかるとして「原発は未来の若者たちへの負の遺産なのです」と脱原発を主張した。
この日は母乳と絵の具を混ぜて絵を描く母乳アートや、露出の多い服装で「戦争よりエロ!」と叫んだりする過激なパフォーマンスは封印した。
演説後は聴衆や支援者らと握手を交わし、「祖父は社会党の結党に関わった増山直太郎です」などと政治家の血縁に触れることも忘れなかった。
1793
:
チバQ
:2016/06/24(金) 21:31:37
よみうりと朝日を並べてみた
読 朝
青森 接 接
岩手 野 野
宮城 接 野
秋田 接 自
山形 野 野
福島 接 野
栃木 自 自
群馬 自 自
新潟 接 野
富山 自 自
石川 自 自
福井 自 自
山梨 接 接
長野 接 野
岐阜 接 自
三重 接 野
滋賀 接 自
奈良 自 自
和歌 自 自
鳥島 自 自
岡山 接 自
山口 自 自
徳高 自 自
香川 自 自
愛媛 接 接
佐賀 自 自
長崎 自 自
熊本 自 自
大分 接 接
宮崎 自 自
鹿児 自 自
沖縄 野 野
1794
:
チバQ
:2016/06/24(金) 21:34:52
http://www.asahi.com/articles/ASJ6R4GMZJ6RUTNB008.html
競合区、薄氷の自公協力 参院選・埼玉選挙区
平井恵美、有近隆史2016年6月24日16時54分
7人が立候補した参院選埼玉選挙区(改選数3)では、自民と公明が競合しながらも「与党で2議席」を掲げ、選挙協力を進める。野党は共闘することなく民進が独自の戦いを繰り広げ、共産も絡み混戦模様だ。
24日、自民現職の関口昌一氏(63)はさいたま市内のJR駅で、通勤客らに「よろしくお願いします」と次々に握手を求めた。22日の第一声では「経済の再生は国民共通の願い。実現するため全力で頑張ります」と声を張り上げた。
選挙区で唯一の自民候補として、2013年の前回参院選で自民候補が得た100万票を目標にトップ当選を目指す。県議や衆院議員単位の集会を重ねる。
公明は現職の西田実仁氏(53)を擁立。公明支持層を固めるだけでなく、安倍晋三首相と並ぶポスターを貼り、自民党本部発行の号外チラシを配る。
自民は前回参院選に続いて埼玉で公明候補を推薦。全国に32ある1人区で公明からの支援を期待する自民党本部が強行したもので、自民県連には「支持層を侵される」との懸念が根強い。前回は公明支持者が自民候補の集会で突然ビラを配るなどして摩擦が生じた。
半面、衆院選や地方選では公明票に頼らざるを得ない議員には、公明への支援の姿勢を示す必要がある。自公両党は推薦決定とあわせ「集会は別々に開く」といったガイドラインを作成、トラブル回避を図った。
今月7日、自民衆院議員が開いた決起大会の壇上には関口、西田両氏が並んだ。西田氏は自民支持者に「ともに勝ち残りたい。私に対しても、温かいご支援を」と呼びかけた。
ただ、推薦を錦の御旗にした公明の勢いに、「なし崩し的に選挙協力が進んでいる」と苦い顔をみせる自民県議もいる。
1人区で本格化する野党共闘を横目に、民進現職の大野元裕氏(52)は議席死守を目指す。
さいたま市で13日にあった討論会。野党共闘を強調した共産新顔の伊藤岳氏(56)に対し、大野氏は「共闘していない。安倍政権の打倒と安保法廃止に合意しているだけだ」と説明に追われた。共産との連携は、自身を支持する保守層の離反につながりかねないからだ。
3度目の参院選に挑む伊藤氏は、安保法廃止やアベノミクス批判を訴え、18年ぶりの議席獲得を目指す。「大企業は大もうけしたが、私たちの暮らしは苦しいままだ」と政権批判に的を絞り、支持を広げる。(平井恵美、有近隆史)
■埼玉選挙区候補者
伊藤岳56 共新
大野元裕52 民現
西田実仁53 公現
小島一郎45 諸新
関口昌一63 自現
佐々木知子47 こ新
沢田良36 お維新
(届け出順)
1795
:
チバQ
:2016/06/24(金) 21:36:14
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20160624/plt1606241140002-n1.htm
壮絶参院選2016】麻生財務相、菅官房長官の地元・神奈川へ殴り込み “代理戦争”激化 (1/2ページ)
2016.06.24
参院選(7月10日投開票)の神奈川選挙区(改選数4)が熱い。消費税増税などをめぐって意見が対立した、麻生太郎副総理兼財務相と、菅義偉官房長官による“代理戦争”が激化しているのだ。麻生氏は公示日の22日、菅氏のおひざ元に“殴り込み”をかけた。安倍晋三政権内の力関係にも影響しかねないだけに、選挙戦の展開に注目が集まっている。
「このツラ、初めて生で見た人?」
麻生氏は22日夕、JR川崎駅前でべらんめえ調を響かせ、集まった約300人の聴衆をドッとわかせた。この日、麻生氏は午前中から神奈川県内の4カ所での応援をハシゴした。
「あの、『ちょっと変えてみませんか』というキャッチフレーズで、ハンドバッグと同じようなつもりで民主党に入れた人、この中にもいるだろ?」「(民主党が)政権とって、みんなで会議だけして結論は出ねぇって、ぶざまなことになってエライ目にあった」
独特の表現で他党を一刀両断するなど、行く先々で“麻生節”を炸裂(さくれつ)させた。重要閣僚がフル稼働した背景には、自民党の“お家事情”が絡んでいる。
同選挙区では、三原じゅん子参院厚労委員長が自民党の公認候補として出馬し、党県連の全面支援を受けている。だが、今年1月、無所属の中西健治氏の自民党本部推薦が急きょ内定した。過去の因縁から、中西氏には党県連の協力が見込めず、麻生氏が援軍として駆け付けたのだ。
「中西氏は2009年の横浜市長選に、自民、公明両党の支援を受けて出馬して落選した。ところが、翌10年の参院選には、みんなの党にあっさりくら替えして出馬し、初当選した。党勢拡大のための2人擁立だが、自民党県連には中西氏への拒否反応が根強い」(県政関係者)
さらに事態を複雑にしているのが、この選挙区が横浜選出の菅氏のおひざ元であることだ。
「安倍政権での発言力を確保するには、自らの派閥やグループの議員を増やす必要がある。麻生、菅両氏は最近、消費税増税や衆参同日選をめぐり対立した。菅氏が影響力を持つ党県連が推す三原氏と、麻生氏が推す中西氏が火花を散らす背景には、『ポスト安倍』を見据えた暗闘もありそうだ」(自民党関係者)
麻生氏は22日の応援演説で、中西氏の推薦が決まった経緯を説明するなかで、「菅さんからも理解をもらって…」とも語った。菅氏を牽制(けんせい)する意図なのか。
べらんめえ調の中で、一種独特の緊張感を漂わせた麻生氏の遊説。
「菅氏が中西氏の支援に消極的なのは、同じ選挙区で候補を立てる公明党への気遣いもある。公明党側も麻生派の議員への推薦を出し渋るなど、麻生氏への意趣返しとも取れる動きをしている」(同)
ハマの暗闘は、波乱含みの様相だ。
1796
:
チバQ
:2016/06/24(金) 21:38:50
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2016/news2/20160624-OYT1T50075.html
31人立候補の東京選挙区、7氏混戦…序盤情勢
2016年06月24日 10時59分
読売新聞社は23日、全国世論調査(22、23日実施)や取材の結果をもとに、参院選東京選挙区の序盤情勢を分析した。
改選定数が「5」から「6」に増え、8政党が10候補を擁立。これに諸派、無所属候補21人が加わった計31候補が激戦を繰り広げている。
主な16候補の中では、知名度の高い民進党の蓮舫候補がリードしている。これを自民党の中川雅治、共産党の山添拓、公明党の竹谷とし子の3候補が追走。さらに自民党の朝日健太郎、民進党の小川敏夫、おおさか維新の会の田中康夫の3候補が絡み、7候補の混戦模様となっている。
参院選公示直前に知事選への出馬も取りざたされた蓮舫候補は、民進支持層の6割を固めた。安倍内閣に批判的な層や無党派層を取り込み、自民、共産両党の支持層にも、食い込みを見せている。
中川候補は、都連、都議会を軸にした組織戦を展開。政治資金問題による舛添前知事の辞職の影響が懸念されているが、自民支持層の2割強をまとめ、幅広い職業や年齢層から支持を集める。共産党は2013年の前回選に続く議席獲得を目指しており、共産支持層の6割強が山添候補を支持。竹谷候補も順調に組織固めを進めており、公明支持層の8割をまとめた。
自民2人目の朝日候補は出馬表明が遅れたが、自民支持層の1割程度をまとめ、同年代に浸透している。小川候補は民進支持層の1割強をまとめ、全国の応援にまわる蓮舫候補とは対照的に、選挙区内で浸透を図る。田中候補は出馬表明が公示直前だったが、知名度の高さに加え、政治家としての経験をアピールして、支持拡大を狙う。
さらに無所属の横粂勝仁候補や無所属の佐藤香候補は無党派層に一定程度、浸透している。これを社民党の増山麗奈候補、日本のこころを大切にする党の鈴木麻理子候補、新党改革の高樹沙耶候補らの政党公認候補や、幸福実現党のトクマ候補、国民怒りの声の小林興起候補、無所属の三宅洋平候補、無所属の浜田和幸候補が追っている。
2016年06月24日 10時59分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
1797
:
チバQ
:2016/06/24(金) 21:40:16
http://www.saitama-np.co.jp/news/2016/06/24/07.html
2016年6月24日(金)
<参院選>埼玉選挙区、自民関口氏リード 民進、公明、共産競り合う
22日に公示された参院選で、共同通信社の調査に埼玉新聞の取材を加え、埼玉県選挙区(改選数3)の序盤情勢を分析すると、自民現職の関口昌一氏(63)が頭一つリード。民進現職の大野元裕氏(52)と公明現職の西田実仁氏(53)、共産新人の伊藤岳氏(56)が横一線で激しく競り合う展開となっている。一方、共同通信社の全国調査によると、自民、公明合わせた議席は安倍晋三首相が勝敗ラインとする改選過半数(61議席)を上回る勢い。憲法改正に前向きなおおさか維新などの議席を合わせると、参院で改憲勢力が3分の2の議席をうかがう結果となった。
埼玉県選挙区の調査では、6割近くの有権者が投票態度を明らかにしておらず、投票日までの残り約2週間で情勢が変わる可能性がある。
関口氏は強固な地域組織や支援団体をバックに幅広い層から支持を集める。特に20〜30代や70代以上の支持が好調。ただし自民支持層への浸透は5割程度にとどまる。
大野氏は民進支持層の6割強から支持を得ている。推薦を受けた生活や社民支持層からも一定の支持を集める。20、40代、無党派層からの支持拡大が鍵を握る。
西田氏は公明支持層の8割以上をまとめた。女性からの支持も集めている。推薦を受けた自民支持層への食い込みや若年層への浸透が議席確保のポイントとなる。
伊藤氏は共産支持層の6割以上をまとめたが、議席確保には8〜9割は固めたい。生活の支持層には6割近くに浸透。無党派層をどれだけ取り込めるかが焦点となる。
おおさか維新の新人沢田良氏(36)と、日本のこころの新人佐々木知子氏(47)は、出馬表明が出遅れたこともあり、苦しい戦い。運動量を増やし、無党派層への支持拡大を狙う。
1798
:
チバQ
:2016/06/24(金) 21:41:50
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2016sanin/1-0285644.html
長谷川氏一歩リード 追う4氏、競り合う 参院選道選挙区
06/24 07:00
共同通信社の参院選世論調査などによると、改選数が2から3に増えた道選挙区は、自民党現職の長谷川岳氏(45)が安定した戦いを進め、自民党新人、民進党の現職と新人、共産党新人の有力4候補が競り合う展開となっている。全体の5割が投票先を決めていないため、7月10日の投開票に向けて情勢が変化する可能性がある。
各世代からまんべんなく支持を得る長谷川氏は、札幌を中心に浸透し、他の候補を抑えてややリードしている。自民党新人の柿木克弘氏(48)は、公明党支持層の3割近くを固めた。
連合北海道が全面支援する民進党現職の徳永エリ氏(54)は、同党支持層を一定程度取り込み、民進党新人の鉢呂吉雄氏(68)は無党派層に食い込む。共産党新人の森英士氏(38)は、同党支持層を手堅くまとめている。
道選挙区には、無所属新人の水越寛陽氏(36)、日本のこころを大切にする党新人の佐藤和夫氏(69)、幸福実現党新人の森山佳則氏(49)、政治団体「支持政党なし」新人の中村治氏(63)、無所属新人の飯田佳宏氏(43)の計10人が立候補している。
調査は、RDD方式で道内922世帯に電話をかけ、680人から回答を得た。
1799
:
チバQ
:2016/06/24(金) 21:45:14
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20160624-086868.php
増子、岩城氏横一線 参院選で本社世論調査、2割強が投票先未定
2016年06月24日 19時10分 (数字はいいね) Tweet
第24回参院選で、福島民友新聞社は公示日22日と23日の2日間、読売新聞社と共同で世論調査を行い、取材で得た情報を加味して序盤の情勢を分析した。福島選挙区(改選数1)では、民進党の増子輝彦候補(68)=社民党推薦=と自民党の岩城光英候補(66)=公明党推薦=の現職2人が激しく競り合う横一線の状況。しかし全体の2割強が態度を決めておらず、今後の情勢は流動的だ。
増子、岩城両候補は、それぞれ地域的な強弱はあるものの、拮抗(きっこう)した戦いを展開。諸派新人で幸福実現党役員の矢内筆勝候補(54)は懸命に政策を訴えている。
初の「野党共闘」で戦う増子候補は、民進支持層の8割強、共産支持層の7割近くを固めた。無党派層の4割からも支持を得る。
地域別では、増子候補が地盤とする衆院福島2区と3区で優位に立つ。職業別では、農林水産業から5割の支持を集めているほか、専業主婦、サラリーマンからも一定の支持を得ている。年代別では若年層に支持を広げつつある。
岩城候補は、自民支持層の7割強に加え、公明支持層の6割弱を固めたが、無党派層には2割強で、支持が広がっていない。
地域別では、かつて市長を務めたいわき市の福島5区と、4区で優勢だ。職業別では、商工自営業から5割弱の支持を得ており、サラリーマン、農林水産業からも4割弱の支持を集める。年代別では30〜40代を中心に浸透している。
◆調査の方法
県内の有権者を対象に22、23の両日、コンピューターで無作為に作成した番号に電話する方法で実施した。有権者の在住が判明した739世帯の中から、437人の回答を得た。回答率は59%。
1800
:
チバQ
:2016/06/24(金) 21:45:36
http://www.e-obs.com/news/detail.php?id=06240034189&day=20160624
大分選挙区・序盤の情勢(6/24(金) 19:08)
JNNと毎日新聞が共同で実施した電話世論調査の結果に、OBSの独自取材を加えた大分選挙区、序盤の情勢をお伝えします。大分選挙区には届け出順に諸派で新人の上田敦子氏、自民党新人の古庄玄知氏、民進党現職の足立信也氏の3人が立候補しています。序盤の情勢では自民・新人の古庄氏がやや先行し、足立氏が追う展開です。民進・現職の足立氏は民進の支持層をほぼ固めています。社民とおおさか維新の支持層への浸透が図られ、共産支持層からも一定の支持があります。古庄氏は120を超える団体から推薦を受け、自民の支持層をまとめつつあります。推薦を受けた公明の支持層にも浸透しています。上田氏は宗教団体を中心に支持拡大を図っています。調査時点では約2割の人が投票先を決めておらず、今後、情勢が変わる可能性があります。
http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20160624/KT160622ATI090059000.php
杉尾・若林氏が横一線 参院選県区序盤情勢
信濃毎日新聞社は23日、参院選公示の22日から2日間、県内有権者817人を対象に実施した電話世論調査や取材を総合し、3氏が立候補した県区(改選定数1)の序盤情勢を探った。届け出順に、民進党新人の杉尾秀哉氏(58)と自民党現職の若林健太氏(52)の政党公認2氏が横一線に並び、激しくせめぎ合っている。有権者の約4割が態度未定で、両派とも若い世代や無党派層への働き掛けを強めている。政治団体・幸福実現党新人の及川幸久氏(56)は支持が広がっていない。
県区の改選定数は今回から1減。公明党が若林氏を、共産、社民両党が杉尾氏をそれぞれ推薦し、与野党が1議席を奪い合う構図だ。
杉尾氏は安倍政権の経済政策アベノミクスで生じた格差の是正や、現政権下での改憲阻止を訴えている。これまでに民進、共産両党支持層の約8割を固め、無党派層への食い込みも3割余と若林氏を上回っている。一方、男女別では女性への浸透が3割弱にとどまっている。
若林氏はアベノミクスで税収増や雇用改善を実現したと強調しつつ、野党共闘を「野合」と批判。現時点で自民、公明両党支持層の8割余をまとめ、それぞれ7割台、6割台だった公示前の前回調査から支持固めが進んでいる。半面、無党派層の支持は2割余と出遅れている。
若林氏は、衆院小選挙区別の5区で勢いがあり、杉尾氏は3区で上回っている。年代別では、60代と70歳以上の各層で杉尾氏が、20〜50代の各層では若林氏がそれぞれ優位に立っており、世代間の違いが鮮明化している。
参院選への関心は「関心がある」(「大いにある」と「ある程度ある」の合計)が75・6%。公示前から9・1ポイント上昇し、激戦を反映して関心度は上向いている。「関心がない」(「全くない」と「あまりない」の合計)は24・2%だった。
(6月24日)
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-303964.html
伊波氏先行、島尻氏追う 参院選沖縄選挙区の序盤情勢 4割超が投票先未定
2016年6月24日 05:03
琉球新報社は、共同通信社が実施した第24回参院選の序盤の世論調査に本紙の取材を加味し、沖縄選挙区の情勢を分析した。それによると、無所属新人で元宜野湾市長の伊波洋一氏(64)が先行し、自民現職で沖縄担当相の島尻安伊子氏(51)=公明推薦=が追う展開となっている。幸福実現党新人の金城竜郎氏(52)は厳しい戦いとなっている。
ただ、4割以上が投票先を決めておらず、終盤にかけて情勢が大きく変化する可能性もある。特に、回答者の約半数を占めた無党派層や浮動票の動向が当落に大きく影響しそうだ。
島尻氏は自民支持層の7割近くを固めたが公明支持層で5割を切った。無党派層の支持が伸びておらず、浸透が課題となりそうだ。
伊波氏は社民支持層の9割以上、共産も9割近くを固めたほか、民進支持層の7割以上も投票先に伊波氏を選んでいる。
投票先を「決めている」と答えたのは42・8%、「だいたい決めている」が12・4%、「まだ決めていない」は43・1%だった。
参院選への関心度を問う質問では、「大いに関心がある」「ある程度関心がある」との回答が合わせて72・8%、「あまり関心がない」「まったく関心がない」が計25・9%だった。
(16参院選取材班)
1801
:
チバQ
:2016/06/24(金) 21:47:35
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20160624263068.html
序盤情勢 森氏と中原氏が激戦
新潟選挙区 態度未定5割
新潟日報社が加盟する共同通信社の電話世論調査に本社独自の取材データを加味し、参院選新潟選挙区(改選数1)の序盤情勢を探った。野党統一候補で無所属元職の森裕子氏(60)=民進党、共産党、社民党、生活の党推薦=と、自民党現職の中原八一氏(57)=公明党推薦=が競り合い、激しい戦いを展開している。回答者の半数近くが投票先を決めておらず、今後情勢が変わる可能性がある。
新潟選挙区は定数削減に伴い、今回から改選数が2から1に減り、戦いの構図が大きく変わっている。
返り咲きを狙う森氏は60代以上の支持を集めている。旧新潟市の1区エリアや、地元の4区エリアで強みを発揮。推薦を受ける民進党、共産党支持層のそれぞれ8割を固めた。支持政党がない無党派層にも一定の広がりが見られ、自民党、公明党支持層の一部にも食い込む。
再選を期す自民党の中原氏は、同世代の50代の支持を受ける。県北の3区エリアで支持を伸ばすが、地元の1区エリアで先行を許す。自民党支持層の7割近くを固めたが、今回初めて推薦を受ける公明党には浸透し切れていない。一方、民進党支持層の一部が流れてきている。
今回の調査では、全体の48・2%が「まだ決めていない」と回答した。態度未定層の動向によっては、勝敗の行方も大きく変わる可能性がある。
諸派新人で幸福実現党員の横井基至氏(35)は苦戦している。
【政治・行政】 2016/06/24 10:11
1802
:
チバQ
:2016/06/24(金) 21:49:31
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160624ddlk44010320000c.html
<2016参院選おおいた>序盤の情勢・毎日新聞社総合調査から(その1) 古庄氏がやや先行 足立氏、追う展開に /大分
16:10毎日新聞
第24回参院選で毎日新聞は22、23の両日、特別世論調査を行い、支局の取材を加味して情勢を探った。大分選挙区(改選数1)には、幸福実現党新人の上田敦子氏(49)▽自民党新人の古庄玄知氏(58)▽民進党現職の足立信也氏(59)--の3人が出馬。今のところ古庄氏がやや先行し、足立氏が追う展開だ。ただ、投票先を決めていない有権者が全体の23%に上り、特に無党派層の動向によっては今後の情勢が変わる可能性もある。【西嶋正法、池内敬芳、柳瀬成一郎】
◆古庄氏
◇自民、公明ともに浸透
新人の古庄氏は自民支持層に浸透しており、知名度アップへ県内回りを続けてきた効果が表れた。推薦した公明が過去最大規模の支援を行ったため、公明支持層もまとめつつある。ただ無党派層への浸透はまだあまり見られない。性別、年代別ではほぼ満遍なく支持を広げている。争点別でみると、アベノミクスや震災復興、年金・医療を重視する層の支持が高い一方、安保関連法や憲法改正などに注目する層では後れをとっている。
◆足立氏
◇社民、維新の支持も
議席死守を目指す足立氏は足元の民進支持層をほぼ固めた。今回は民進、社民、共産の「共同候補」として出馬。関係が悪化していた社民県連の支援を取りつけたこともあり、社民支持層もまとめつつある。おおさか維新の支持層からも一定の支持がある。ただ共産支持層の取り込みは遅れており、陣営が「共産色」を警戒して一定の距離を置いたことが影響したとみられる。男性の支持が高く、年代別では50代以上で支持を集めている。
◆投票に行くか
◇「必ず」75%、「たぶん」19% ---前回と同じ水準
投票に「必ず行く」が75%、「たぶん行く」は19%で、「行く」は合わせて94%に上っている。2013年の前回参院選の同時期調査と同じ水準だが、前回の投票率は53・15%にとどまった。安倍内閣の支持層では「必ず」が83%、「たぶん」が15%、支持しない人でも「必ず」が80%で「たぶん」が17%と、違いはほとんど見られない。支持政党別で「必ず」と答えた人は公明96%、民進89%、自民78%、共産71%、社民60%などとなった。
………………………………………………………………………………………………………n
◇選挙区立候補者(改選数1-3届け出順)
上田敦子(うえだ・あつこ) 49 諸新
幸福実現党県副代表▽幸福の科学東九州巡回支部長[歴]銀行員▽同志社女大
古庄玄知(こしょう・はるとも) 58 自新
弁護士[歴]九弁連理事▽別府大講師▽県弁護士会長▽日弁連常務理事▽早大=[公]
足立信也(あだち・しんや) 59 民現(2)
[元]厚労政務官▽党県代表・党税調副会長▽医師[歴]筑波大助教授▽筑波大
1803
:
チバQ
:2016/06/24(金) 21:49:59
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160624ddlk28010498000c.html
<2016参院選ひょうご>序盤情勢調査 末松氏リード、片山氏続く 水岡氏、伊藤氏競り合い /兵庫
15:44毎日新聞
毎日新聞が22、23日に実施した序盤情勢調査(電話)に取材を加味した情勢分析によると、兵庫選挙区(改選数3)では、自民党現職の末松信介氏(60)がリードし、おおさか維新の会新人の片山大介氏(49)が続く。3議席目を巡り、民進党現職の水岡俊一氏(60)と公明党から24年ぶりの候補として擁立された新人の伊藤孝江氏(48)が激しく競り合いながら、片山氏を追う。共産党新人の金田峰生氏(50)は、原発ゼロも訴え、支持の掘り起こしを狙う。幸福実現党新人の湊侑子氏(33)、日本のこころを大切にする党新人の下家淳の介氏(44)は浸透し切れていない。ただ、勝敗に直結する無党派層は半分以上が誰に投票するか決めておらず、情勢は流動的だ。【井上元宏】
改選数は今回から1議席増えた3になり、構図が激変。7人が立候補し、全国屈指の激戦区となっている。
末松氏は、高い支持率を維持する自民党の勢いに加え、県議会最大会派の自民党県議団が強力にバックアップする。高い知名度もあって、自民支持層の7割を固め、無党派層にも支持を広げつつある。新しく有権者になる18、19歳も含め、幅広い年代で浸透している。今後は自民支持層をさらに固め、無党派層の支持拡大を図る。
片山氏は「身を切る改革」を掲げ、おおさか維新支持層の7割を固めた。若い層の支持が比較的高く、無党派層にも浸透。自民支持層でも一定の支持がある。母体となった日本維新の会が議席を得た前回選に続く議席獲得を目指し、街頭演説などを精力的にこなす。
水岡氏は、連合兵庫の支援を背景に、民進支持層の8割近く、県連独自の推薦を得た社民支持層の6割を固める。ただ、無党派層への浸透は薄く、党本部からの幹部の応援も得て、阪神地域などでの支持拡大を目指す。
伊藤氏は、公明支持層の9割を固める。一方で、推薦を得た自民党の支持層で浸透しきれておらず、自民党衆院議員らも支援に回り、支持拡大を図る。「県内から女性国会議員を」と訴え、無党派層へもアピールする。
金田氏は共産支持層の7割超を固めた。TPP反対なども掲げ、政権批判層の受け皿を目指す。
〔神戸版〕
1804
:
チバQ
:2016/06/24(金) 21:51:18
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160624ddlk14010583000c.html
<2016参院選>毎日新聞総合調査 知名度で三原氏リード 三浦氏、堅調な戦い 金子、浅賀、中西3氏が追う /神奈川
15:41毎日新聞
毎日新聞は参院選公示直後の22、23日、全国で特別世論調査を実施し、取材結果を加味して序盤情勢を分析した。神奈川選挙区(改選数4)では、元女優で知名度の高い自民現職の三原じゅん子氏がリードし、公明新人の三浦信祐氏も堅調な戦い。続く民進現職の金子洋一氏、共産新人の浅賀由香氏、無所属現職の中西健治氏は激しく競り合い、混戦模様となっている。調査では4割強が投票先を決めていないとしており、7月10日の投票日までに情勢が変化する可能性もある。【福永方人、太田誠一、水戸健一】(全国の情勢は12、13面)
調査は県内の18、19歳を含む有権者1022人から回答を得た。
三原氏は性別、年代を問わず、幅広い層の支持を得て優位に選挙戦を進めている。自民の地方組織の強力な支援を得て自民支持層の5割をまとめたほか、無党派層からの支持も最多となっている。
三浦氏は公明の支持母体、創価学会の組織票を固め、公明支持層の7割をまとめた。若さを前面に出し、女性からの支持も高い。自民の推薦を受けており、自民支持層の取り込みも狙う。
労働組合でつくる「連合神奈川」が支援する金子氏は民進支持層の4割をまとめたが、無党派層への浸透が課題。争点を憲法改正と考える層からは高い支持を得るが、反自公票を他の野党候補と奪い合っている。
浅賀氏は共産支持層の7割をまとめた。無党派層からも一定の支持を得ており、さらなる浸透を狙う。争点を原発・エネルギー政策と考える層からの支持は最多。共産では1998年以来の選挙区での議席獲得を目指す。
自民の推薦を受ける中西氏は無党派層からの一定の支持は得ているが、自民支持層への浸透が課題。経済通をアピールし、企業・経済団体票などの取り込みを図る。
民進現職の真山勇一氏は民進支持層の2割をまとめるにとどまり、元ニュースキャスターの知名度を生かして無党派層への浸透に懸命だ。
おおさか維新新人の丹羽大氏、社民新人の森英夫氏、こころ新人の清水太一氏は自党支持者以外からの支持拡大を図る。
調査では3割が「支持する政党がない」と答えており、こうした無党派層の動向も結果を左右しそうだ。
以下省略
1805
:
チバQ
:2016/06/24(金) 21:51:48
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160624ddlk01010577000c.html
<2016参院選>道選挙区 毎日新聞総合調査 自民・長谷川氏が優位 民進・徳永、鉢呂氏が並走 /北海道
14:58毎日新聞
毎日新聞は22、23の両日、7月10日投開票の参院選の特別世論調査を実施した。調査結果と取材から情勢を分析したところ、道選挙区(改選数3)は自民党現職の長谷川岳氏(45)=公明党推薦=が自公支持層に加え、無党派層にも浸透。町村部や幅広い世代からも支持を集めており、優位に戦う。
民進党現職の徳永エリ氏(54)=社民党道連推薦=は民進、社民のほか、生活の党支持層にも食い込み、10代の支持も得ている。また、民進新人の鉢呂吉雄氏(68)=同=は無党派層に支持を広げる。憲法改正を争点と考える人の支持も得て、徳永氏に並走する。
自民新人の柿木克弘氏(48)=公明推薦=は、市区部、町村部ともに支持が広がっていないものの、地域政党「新党大地」の推薦も受け、民進2候補を追い上げる。共産党新人の森英士氏(38)は憲法改正や安全保障関連法を争点と考える人の支持を得ている。
投票先を決めていない人が約4割となっており、選挙戦の中盤以降に情勢は変化する可能性もある。【酒井祥宏、一條優太、藤渕志保】
◇有権者の4割、投票先未定
◆政党支持率
◇トップは自民
道内の政党支持率は、自民党が31%でトップ。前回2013年参院選より2ポイント減となる一方、前回9%だった民主(現民進)がほぼ倍増の20%に伸ばした。続いて共産6%(前回4%)、公明4%(同6%)だった。ただし、「支持する政党がない」と答えた無党派層が27%(同32%)に上り、議席獲得に大きく影響しそうだ。
世代別に見ると、20〜70代以上の各世代で自民支持が民進支持を上回った。60〜70代以上は3〜5ポイントの差だったが、20〜30代は自民支持が多く、若い世代が自民を支持する傾向にあった。また、自民は町村部の支持が高く、共産は市区部での支持が高かった。
◆内閣支持率
◇全国平均下回る
安倍内閣について、「支持する」は34%、「支持しない」は41%となり、支持率は全国平均を下回った。男女別では男性37%、女性32%が「支持する」、男性41%、女性42%が「支持しない」となり、男女ともに不支持が上回った。
世代別では、50代以上の各年代は「支持しない」が4割を超え、「支持する」を上回った一方、20〜30代は「支持する」が「支持しない」を上回った。
◆争点
◇目立つ世代の差
参院選の争点を聞いたところ、「年金・医療」が最も高い29%だった。特に女性は32%となり、男性(26%)を6ポイント上回った。「憲法改正」が15%で続き、50代以上の各年代で約2割が争点に挙げる一方、20〜40代は10%前後にとどまり、世代間の差が目立った。
自民道連などが重視する安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」は8%。安倍内閣や自民・公明支持層の16〜17%が争点に挙げたが、内閣不支持や無関心層は4〜5%となり、関心が薄かった。「子育て支援」と「消費増税」は11%で並んだ。
◆改憲手続き
◇反対が50%に
参院選後、憲法改正の手続きを進めることの是非を尋ねると、40%が賛成、50%が反対で、残る10%が無回答だった。男女ともに反対の割合が多かったが、女性は50%が反対し、賛成(38%)を12ポイントも上回った。
世代別では、30代は賛成が約5割で反対より多く、40代は同じ44%だった。ほかの年代はいずれも反対が賛成を上回った。
また、安倍内閣の不支持層は約8割が反対する一方、内閣支持層の約7割は賛成した。
………………………………………………………………………………………………………
全国の情勢12、13面
1806
:
チバQ
:2016/06/24(金) 21:52:34
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160624ddlk12010108000c.html
<2016参院選ちば>猪口氏、抜け出す 小西氏、元栄氏、浅野氏、激しく争う展開 水野氏追う 毎日新聞総合調査 /千葉
13:02毎日新聞
8人が立候補した参院選千葉選挙区(改選数3)は序盤戦から激しい攻防が展開されている。毎日新聞は22、23日に世論調査を実施し、選挙情勢のほか、参院選の争点や支持政党、内閣支持率などを県内の有権者に尋ねた。情勢は、調査結果と取材を総合すると、自民現職の猪口邦子氏が頭一つ抜け出している。民進現職の小西洋之氏と自民新人の元栄太一郎氏、共産新人の浅野史子氏が激しく2番手、3番手を争い、民進現職の水野賢一氏が追う。ただ、支持する政党がないと答えた「無党派層」の半分が態度を決めておらず、今後、構図が変化する可能性もある。【川名壮志、渡辺暢】
◇自民、知名度と組織戦 公明票の行方も注目
猪口氏は「小泉チルドレン」として少子化担当相を務め、元々知名度が高いことに加え、6年前に千葉選挙区で初当選した直後から駅前などで街頭演説を重ねてきたことで、18歳〜70代以上まで幅広い世代に浸透し、男女を問わず安定した支持を得ている。地域別に見ても、都市部でも町村部でも優位に立っている。自民支持層を固めつつあり、推薦を受けた公明支持層にも食い込んでいる。
一方、新人の元栄氏は石井準一参院議員らの後押しを受け、県内各地でミニ集会や時局講演会を開いて、組織戦を展開している。今月上旬に菅義偉内閣官房長官が訪れたのを始め、閣僚や党幹部も応援に入り、自民支持層への浸透を図る。18歳〜30代までの若い世代に支持が広がっているが、町村部で伸び悩んんでおり、知名度アップが課題だ。
元栄氏も猪口氏と同様、公明から推薦を受けており、公明の組織票が両氏にどのように分けられるかも注目される。
◇民進、浸透と巻き返し 共産、無党派層支持がカギ
小西氏は推薦を受ける連合の支援を受け、民進支持層に浸透している。街頭演説では安保関連法廃止を前面に出しており、憲法改正問題を争点と考える有権者の支持を固めている。また、無党派層にも食い込んでいる。
旧みんなの党幹事長から民進発足直前に旧民主会派入りした水野氏は、民進支持層への浸透を急ぐが、県連が公認に反発した経緯もあり、固めきれていない。町村部では知名度があり、巻き返しを図る。
1人区では野党共闘態勢で臨んでいる共産は、3人区の千葉では独自候補の浅野氏を立てて議席獲得を目指している。共産支持層をほぼまとめており、無党派層へどれだけ浸透して票を上積みできるかがカギとなる。
直前に立候補の意思を表明した無所属新人の高橋正夫氏や、幸福実現党の古川裕三氏、こころを大切にする党の香取成知氏は支持を伸ばせていない。
◇安倍内閣、幅広い世代に浸透 おおさか維新支持層6割
安倍内閣を「支持する」と回答したのは47%で「支持しない」の34%を上回った。与党の自民、公明支持層では特に高くなりそれぞれ87%、70%だった。おおさか維新支持層も64%と高い。年代別にみるとほぼ全世代で50%前後に達し、幅広い年齢層に浸透していることがうかがえる。
一方、民進支持層は「支持しない」が83%。また、共産支持層も68%が「支持しない」と回答した。共産支持層では「関心がない」も20%おり、「支持する」の10%を上回った。無党派層は49%が「支持しない」と回答し、「支持する」の26%と差が開いた。
以下省略
1807
:
チバQ
:2016/06/24(金) 21:54:16
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160624ddlk24010115000c.html
<2016参院選>毎日新聞総合調査 自民・山本氏が優位 「未定・無回答」は3割 /三重
11:50毎日新聞
参院選三重選挙区(改選数1)について、毎日新聞は22、23日、電話による世論調査を行い、取材結果も加味して序盤情勢を分析した。自民新人の山本佐知子氏(48)=公明推薦=が優位に立ち、民進現職の芝博一氏(66)が追っている。ただ、投票先を決めていない人や無回答の有権者が約3割おり、情勢は7月10日の投票日までに変動する可能性がある。【参院選取材班】
山本氏は、今年1月から自民党の衆院議員や県議、市議らの支援を受けて精力的に企業・団体、支持者回りを続けてきた。かつて四日市市を地盤とした元同党衆院議員=旧三重1区選出=で自治相を務めた故・山本幸雄氏の孫であることをアピールして知名度アップを図り、自民支持層の7割以上を固めた。公明支持層の約6割も取り込んでいる。男女別、年代別でも満遍なく一定の支持を得ている。知名度の高い鈴木英敬知事からの支持表明も受け、一層の支持の広がりに期待する。
芝氏は、岡田克也・民進党代表が昨年11月以降、自身の地盤の北勢地域を中心に100回以上も二人三脚で回るなどして支援。党県連と連合三重、県議会の民進系会派「新政みえ」が一体となった従来の選挙戦も展開し、民進支持層の約8割を固めた。安保関連法制廃止などを求める団体「市民連合みえ」の橋渡しで野党統一候補となったことから共産支持層の約8割に浸透し、社民支持層にも食い込む。無党派層の支持は山本氏と拮抗(きっこう)しており、市民連合みえなどとの連携でさらに支持拡大を図る。
幸福新人の野原典子氏(59)は全体的に伸び悩んでいる。
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◇改憲手続き 推進反対は47% 賛成32%を上回る
参院選の争点の一つとされる憲法改正について、改正手続きを進めることに「反対」が47%で、「賛成」の32%を上回った。
男女別では、「反対」が男性49%、女性44%、「賛成」が男性37%、女性26%だった。年代別では20代の67%が「反対」としたのをはじめ、18・19歳、40代、50代で「反対」が5割を超えた。30代、60代、70代以上でも共に「反対」が4割弱となり、「賛成」を上回った。
安倍晋三内閣を「支持する」とした人のうち、改正手続きに「賛成」は53%、「反対」は32%。「支持しない」人では「反対」が81%と大多数を占めた。
支持政党別では、自民支持層では「賛成」53%で、「反対」30%。公明は「反対」37%が最も高く、次いで「無回答」34%だった。民進と共産では「反対」が圧倒的で、民進74%、共産93%だった。
選挙の争点に「憲法改正」を挙げた人では「反対」73%、「賛成」23%。「安全保障関連法」を挙げた人では「反対」54%、「賛成」43%となった。
◇重視する争点 「年金・医療」31% 年配層で割合高く 若年層、暮らし・子育て
今回の参院選の最も重視する争点を尋ねたところ、「年金・医療」を挙げた人が31%と最も多く、次いで「子育て支援」「憲法改正」「アベノミクス」「消費増税」がほぼ1割ずつだった。
年代別で見ると20代の30%が「消費増税」を、30代の44%が「子育て支援」を挙げた。50代、60代、70代以上の3世代では4割前後が「年金・医療」を挙げ、最も割合が高かった。若年層は暮らしと子育てに、年配層は社会保障に注目しているようだ。
支持政党別では、自民、民進支持層の約4割と公明支持層の約5割が「年金・医療」と回答。共産支持層は約3割が「憲法改正」とした。
安倍内閣を「支持する」と答えた人も「支持しない」と答えた人も、共に約3割が重視する争点として「年金・医療」を挙げた。「憲法改正」を挙げたのは「支持する」では8%にとどまったのに対し、「支持しない」では24%に上った。
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◇三重選挙区立候補者(改選数1-3、届け出順)
芝博一 66 党県代表 (2)民 現
野原典子 59 幸福県副代表 諸 新
山本佐知子 48 [元]旅行会社員 自 新=[公]
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小数点以下は四捨五入。合計が100にならない場合がある
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(全国の情勢は12、13面)
〔三重版〕
1808
:
チバQ
:2016/06/24(金) 21:54:43
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160624ddlk23010334000c.html
<2016参院選>愛知選挙区 毎日新聞総合調査(その1) 藤川氏、幅広く浸透 須山、伊藤氏競り合う /愛知
11:49毎日新聞
毎日新聞は22、23の両日、電話による特別世論調査を実施し、取材結果も踏まえて参院選の序盤情勢や県内の有権者が重視する争点などを探った。改選数が1増4の愛知選挙区は、9人による激戦の中で幅広く支持を集める自民現職が頭一つ抜け出した。公明新人と民進現職は安定した戦いで、最後の議席を共産、民進の新人が激しく争う。ただ、投票先を決めていない有権者は5割近くおり、終盤で情勢が変わる可能性もある。【山口朋辰、道永竜命】
自民は候補者を1人に絞ったこともあり、現職の藤川政人氏(56)が党支持層に深く浸透。地盤の郡部だけでなく、名古屋市など都市部でも幅広く支持を集める。新有権者となる18、19歳のほか、無党派層からも支持され、票固めを進める。
9年ぶりの公明候補となる新人、里見隆治氏(48)は党支持層をほぼ固めた。推薦を受ける自民をはじめ他党支持層に食い込み、与党で2議席を目指す。
民進は、斎藤嘉隆氏(53)が現職の知名度を生かし、他の野党支持層から一定の支持を受ける他、連合愛知の全面的なバックアップを受け、基盤の弱い郡部で浸透を図る。
共産新人の須山初美氏(37)は党支持層を固めた。無党派層の一部からも支持を集め、与党批判票のさらなる取り込みで、2004年に失った党議席の奪還を目指す。
民進2人目の新人、伊藤孝恵氏(41)は、支持層のほか、無党派層や与党支持層の一部にも食い込んでいるが、若年層への浸透が課題となる。
地域政党「減税日本」新人、奥田香代氏(51)の全県的な浸透には、おおさか維新公認による追い風が欠かせない。他に社民の平山良平氏(68)、こころの井桁亮氏(46)、諸派の中根裕美氏(42)はいずれも新人で伸び悩んでおり、知名度アップに躍起だ。
◆内閣支持率
◇「支持する」47% 18、19歳は76%に達する
安倍内閣への支持率は「支持する」が47%で、「支持しない」の34%を上回った。新有権者となる18、19歳からの支持が76%に達し、連立を組む公明とおおさか維新の支持層からも6割超の支持を得ている。
年代別では、新有権者のほか50代の半数超から支持された。一方で、20、30、60代では支持と不支持が拮抗(きっこう)している。
主要政党別では、自民支持層の8割以上が支持。公明支持層から62%、おおおさか維新支持層からも69%と高い支持を得た。無党派層は不支持(46%)が支持(23%)を上回った。
支持する人が争点として挙げた項目として多かったのは「年金・医療」「アベノミクス」が2割。一方、安保関連法を挙げた人は支持と不支持でほとんど差がなかった。
◆政党支持率
◇自民がトップ29% 民進15%、公明8% 無党派層29%
政党支持率は自民が29%と最も高く、次いで民進15%、公明8%、共産4%。「支持する政党がない」と答えた無党派層は29%に上った。前回2013年の参院選調査では、自民37%、旧民主10%、当時の「日本維新の会」、公明が4%。民進の支持率がやや持ち直した格好だが、前回調査の無党派層は26%だったことから、政党離れが一層進んだとみられる。
年齢・性別でみると、10代と40代の男性で自民支持率が4割に達した。民進支持率は10代男性と60代男女で2割を超えたが、自民を上回ったのは30代女性だけだった。公明は男性より女性から支持を集めている。今回の参院選で新有権者となる10代は38%が自民を支持。民進支持が22%、おおさか維新支持が16%だった。
一方、比例の投票先は自民が25%、民進が13%。その他の政党は10%に達しておらず、決めていないとの回答が36%に上った。
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◇参院選愛知選挙区の立候補者
(改選数4)=届け出順
中根裕美 42 幸福県副代表 諸 新
井桁亮 46 [元]県議 こ 新
里見隆治 48 党労働局次長 公 新=[自]
奥田香代 51 減税日本役員 諸 新
須山初美 37 党県常任委員 共 新
平山良平 68 党県副代表 社 新
伊藤孝恵 41 [元]テレビ記者 民 新
藤川政人 56 党県会長 (1)自[麻]現
斎藤嘉隆 53 党政調副会長(1)民 現
1809
:
チバQ
:2016/06/24(金) 21:57:45
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201606/20160624_21054.html
<参院選青森>民・自デッドヒート
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◎東北6選挙区序盤情勢
(1―3)13自 10自
山崎力69前予算委員長 自(額)現(3)(公推)
三国佑貴31幸福実現党員 諸 新
田名部匡代47党県代表代行 民 新(社推)
野党統一候補の田名部(民新)が4選を目指す山崎(自現)と横一線のデッドヒートを繰り広げる。
田名部は連合の組織票を基盤に、共産、社民の支持層を固める。無党派層にも浸透しつつある。全県選挙は初挑戦。公示前から丹念に県内を回り知名度上昇に努めてきた。元農相の父匡省氏からの地盤である八戸市だけでなく、地縁の薄いエリアでも支持を広げている。
街頭演説を小まめに行う戦略で、無党派層の一層の取り込みを狙う。党本部は重点区に位置付ける。23日は岡田克也代表が十和田市に入るなど幹部を続々投入する予定。
山崎は参院予算委員長などの実績を前面に出す。県内の衆参議席を独占する党の組織力をフル回転させる構え。前哨戦は動きが鈍かったものの、序盤に入り、着実に支持を固めてきた。各種業界団体への引き締めを図るほか、地盤の青森市をはじめ、八戸市など大票田での票の上積みに全力を挙げる。
党本部は危機感を強めており、安倍晋三首相は15日に続き、24日も県内入りする。今後も閣僚級を応援弁士として送り込む予定だ。
三国(諸新)は広がりがない。
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201606/20160624_31051.html
<参院選岩手>木戸口氏やや先行
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◎東北6選挙区序盤情勢
(1―3)13無 10ミ
石川幹子51幸福実現党員 諸 新
田中真一49党県支部長 自 新(公推)
木戸口英司52元知事秘書 無 新(民・共・社・生推)
野党統一候補の木戸口(無新)がややリードし、田中(自新)が激しく追い上げている。
木戸口は生活代表小沢一郎、知事達増拓也、引退する生活現職主浜了の後援会組織を軸に浸透し、知名度が急速に上向いた。小沢は22、23日、県北部から南部まで縦断するてこ入れを展開。達増も公務の合間を縫ってマイクを握るなど前面に立つ。都市部での街頭活動を増やし、無党派層の引き付けを狙う。
野党4党は週1度の実務者会議を欠かさず、遊説を分担するなど調整に余念がない。共産、社民は比例代表候補とのセットで党支持層にアピール。確実な上積みを目指す。
田中は党衆院議員4人と県議の地盤を足掛かりに自民、公明支持層をほぼ固めた。重点区の一つで、安倍晋三首相が公示前に続き、24日に一関市に入る。陣営は党支持層が比較的弱い盛岡市など都市部で巻き返しを図り、接戦に持ち込みたい考え。
小沢政治からの脱却を訴える田中に同調し、かつて小沢に師事した参院議員平野達男が支援に回った。2013年参院選では24万票を獲得しており、票の行方が焦点。
石川(諸新)は広がりに欠ける。
1810
:
チバQ
:2016/06/24(金) 21:59:01
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201606/20160624_11053.html
<参院選宮城>2現職激しく争う
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◎東北6選挙区序盤情勢
(1―3)13自み 10自ミ
熊谷大41党青年局次長 自(無)現(1)(公・日推)
桜井充60元財務副大臣 民 現(3)(共・社・生推)
油井哲史36幸福実現党員 諸 新
再選を狙う熊谷(自現)と、4選を期す桜井(民現)が横一線で競り合う展開となっている。
熊谷は党組織に支えられ全域に浸透する。県連の選挙対策本部が選挙戦を取り仕切り、国会議員や地方議員がフル回転。各地区で集会を開き、着実に保守票を固めつつある。
自民支持層の多くをまとめたが、推薦を受けた公明支持層は十分に固め切れていない。党本部は最重点区と定め、強力に後押しする。14日に宮城入りした安倍晋三首相は25日に再び県内を訪れ、4カ所で街頭演説に立つ。党本部は閣僚級を相次ぎ投入し、支持拡大を図る方針。
桜井は安倍政権の経済政策アベノミクスや安全保障関連法への批判を強め、反自民票を取り込む。3期18年の実績を背景に、野党候補としては初めて県医師連盟、県歯科医師連盟から単独推薦を受けた。
自民、公明支持層に切り崩しをかけつつ、推薦を受ける共産、社民支持層への浸透を急いでいる。安保法廃止を訴える市民団体と連携し、無党派層への広がりも目指す。100万都市・仙台を主戦場と位置付け、街頭活動に力を入れる。
油井(諸新)は厳しい戦い。
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201606/20160624_41050.html
<参院選秋田>石井氏と松浦氏競る
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◎東北6選挙区序盤情勢
(1―3)13自 10自
西野晃39幸福実現党員 諸 新
松浦大悟46党県代表 民 元(1)(共・社推)
石井浩郎52文科委員長 自(無)現(1)(公推)
石井(自現)と松浦(民元)が激しく競る。大票田の秋田市と、環太平洋連携協定(TPP)に対する農業者の不満が強い県南部での戦いぶりが当落の鍵を握りそうだ。
石井は出遅れ感があったものの、県選出の衆院議員らと全県を小まめに回り、着実に票を掘り起こしている。政権与党の強みを生かして企業や各種団体への働き掛けを強め、組織票を固める。
街頭演説などでは野党共闘への批判を展開、党支持層や推薦を受けた公明支持層に浸透してきた。県北部で強みを発揮する一方、県南部では支持を固め切れていない。秋田市では無党派層の獲得に躍起。
松浦は連合組織など民進支持層に着実に浸透してきた。推薦を受けた社民、共産支持層の取り込みも進み、共闘効果が表れつつある。県南部を地盤とする保守系の衆院議員が合流し、県南部での票の上乗せに力を入れる。
民進をはじめ、野党各党の幹部が序盤から連日応援に入る。TPPの国会批准反対や安全保障関連法反対を訴え、農業者を中心とした保守層への食い込みを図る。
西野(諸新)は独自の戦い。
1811
:
チバQ
:2016/06/24(金) 21:59:47
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201606/20160624_51052.html
<参院選山形>舟山氏幅広く浸透
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◎東北6選挙区序盤情勢
(1―3)13自 10自
月野薫61元会社社長 自 新(公推)
城取良太39幸福実現党員 諸 新
舟山康江50団体役員 無 元(1)(民・社推)
舟山(無元)が先行し、月野(自新)が追っている。
参院選4回目の舟山は、高い知名度を生かし幅広く浸透している。環太平洋連携協定(TPP)反対や安全保障法制廃止などを訴え、政権批判票の受け皿としての存在感をアピールする。県農協政治連盟(農政連)は自主投票を決めたが、農政通として農村部にも食い込んでいる。
野党統一候補を旗印とする一方、共産は推薦を見送った。一体的な野党共闘には不安が残る。選挙戦では政党色を抑えた活動を展開し、無党派層の取り込みを図る。
月野は党組織を挙げて、課題の知名度アップに力を注ぐ。県選出の国会議員や県議ら地方議員と共に各選挙区を回る。県内35市町村のうち25人の首長から支援を得たが、出身地の最上地域以外は伸び悩んでいる。全農出身だが、頼みの農業票をまとめ切れていない。推薦を受けた公明の支持層は固めつつある。
党本部は序盤から連日、閣僚や党幹部を投入している。政権与党とのつながりを強調し、政策実行力の高さを訴える。
城取(諸派)は広がりを欠く。
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201606/20160624_61049.html
<参院選福島>増子氏と岩城氏接戦
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◎東北6選挙区序盤情勢
(1―3)13自 10ミ自
岩城光英66法相 自(細)現(3)(公推)
矢内筆勝54幸福実現党員 諸 新
増子輝彦68元経産副大臣 民 現(2)(社推)
改選数が2から1に減り、現職同士がぶつかり合う。野党統一候補として3選を狙う増子(民現)がやや先行し、4選を目指す法相の岩城(自現)が組織力で激しく追い上げている。
元経済産業副大臣の増子は、衆院議員も3期務めた知名度と培ってきた人脈を生かし、地盤の郡山市を中心とする中通りや会津で浸透。岩城が地盤とするいわき市など浜通りでも票の掘り起こしを目指す。
原発事故からの復興加速に加え、安倍政権打倒や安全保障関連法廃止を訴える。支持団体の連合のほか、野党統一候補として共産、社民の県組織の全面支援を受ける。
過去3度いずれも2位当選だった岩城は、個人後援会の弱さを補うため農業など業界団体による選対本部を初めて設置。県選出国会議員や県議が奔走し、各地で集会を重ねる。
中間貯蔵施設整備など自公政権の復興実績を強調。党本部は最重点区に位置付け、安倍晋三首相は通常国会閉会後、2度福島入りした。閣僚級も大量投入し、無党派層への働き掛けを強める。公明とも連携する。
原発事故からの風評払拭(ふっしょく)を訴える矢内(諸新)は広がりを欠く。
1812
:
チバQ
:2016/06/24(金) 22:07:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160624-00000008-khks-pol
<参院選岩手>小沢氏異例 連日てこ入れ
河北新報 6月24日(金)12時12分配信
<参院選岩手>小沢氏異例 連日てこ入れ
野党統一候補への支援を呼び掛けた小沢氏=22日午後4時ごろ、久慈市
かつて岩手の旧民主党を引っ張った「師弟」が攻防を繰り広げた。参院選(7月10日投開票)の岩手選挙区(改選数1)で、生活の党の小沢一郎代表(衆院岩手4区)が22、23日と張り付き、元秘書で野党統一候補の新人陣営の応援に奔走した。公示日からの地元入りは異例。対する自民党新人陣営には、小沢氏とたもとを分かった平野達男参院議員(岩手選挙区)が連日応援に入る。
<「危機感の表れだ」>
「何しろ岩手は広いから。候補者の代わりにあいさつに来ました」。22日午後、小沢氏は二戸市のショッピングセンター前で、野党統一候補で無所属新人の木戸口英司氏(52)への支持を訴えた。
安倍政権の経済運営を「効率優先で強いやつが生き残ればいいというのであれば、政治は要らない」と批判。同日夕には久慈市でもマイクを握り「野党4党が力を合わせて勝利すれば、安倍内閣を退陣させることができる」と強調した。
公示日からの地元入りは「あまり記憶がない」(陣営関係者)。生活は衆参合わせて5人で、政党要件を辛うじて満たす。引退する現職主浜了氏の議席を木戸口氏が死守するのは最低条件。「小沢氏の危機感の表れだ」(自民党関係者)との指摘もある。
「危機感は感じてないよ。県民は賢明な判断をしてくれると信じている」と小沢氏。23日は選挙事務所や自身の後援会事務所に立ち寄り激励。帰京前には墓参のため奥州市水沢区の伯済寺へ。「大事な選挙だから」と語り、墓前に手を合わせて必勝を誓った。
<「政治風土変える」>
「小沢氏を中心に動いてきた岩手の政治風土を転換する戦いだ」
自民党新人の田中真一氏(49)を支援する平野氏は23日、一関市中心部で高木毅復興相と並んだ。平野氏も民主党政権時代の復興相。「被災地に与党の議員が増えれば復興が加速する」とエールを送った。
2012年の民主党分裂で小沢氏と決別した平野氏。「かつて政策が合致しない選挙は野合だと言っていたのに、簡単に筋を曲げて元秘書の応援に走っている」と攻撃した。
13年参院選で平野氏は24万票を獲得。自民党関係者は「その中には反小沢票が含まれているはずだ。自民支持層でなくても取り込みは可能」と期待する。
平野氏は昨夏の知事選で小沢氏直系の達増拓也知事と相まみえず、立候補を取りやめた。「田中氏を支え、知事選の穴を少しでも埋めたい」と繰り返す。
1813
:
チバQ
:2016/06/24(金) 22:17:03
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062400566&g=pol
2議席確保へ自・民激突=党内すみ分けで明暗-注目区を行く・北海道【16参院選】
参院選立候補者の街頭演説に耳を傾ける聴衆=24日午後、札幌市中央区
改選議席が3に増えた北海道選挙区。長らく2議席を分け合ってきた自民、民進両党は、2議席確保を目指し、現職に加え2人目の新人を擁立した。2候補の連携がぎくしゃくする自民党と、強固な支持基盤を背景にすみ分けに手応えを感じている民進党で明暗が分かれつつある。(敬称略)
◇「戦い方忘れた」
「まだ当選圏には入ってません。北海道の大空で思い切り羽ばたける翼をください」。公示に先立つ今月20日、札幌市のホテル。総決起大会に臨んだ自民党の新人、柿木克弘は危機感もあらわに、壇上で何度も土下座して支持を訴えた。
道議を5期目途中まで務めた柿木は党道連幹事長も経験した実力者だが、党の調査では苦戦が伝えられる。人口2万人余りの美唄市選出で、広大な北の大地で「勝負の決め手」とされる全道的な知名度の不足は否めない。道連は23日、柿木を重点候補に指定、実動部隊となる道議50人のほぼ9割を張り付け、てこ入れを図っている。
一方、YOSAKOIソーラン祭りの創始者として名前を売ってきた自民党現職、長谷川岳は、基礎票で柿木に大きく差をつけられる形となった。陣営が今月中旬に開いた集会では、来賓の元衆院議員が「身内に長谷川包囲網ができつつある。長谷川さんの票は毎日崩されている」として、出席した支持者にハッパを掛けたほどだ。
それでも党内では、柿木を当選圏に押し上げるのは容易ではないとみられている。実は、自民党が北海道で候補者2人を擁立するのは、改選数4だった1992年以来24年ぶり。柿木を支援する道議は「党内で競い合う選挙のやり方を忘れてしまっている」と焦りを募らせる。
◇「2人が切磋琢磨」
党勢回復の足掛かりを北海道からつかみたい民進党は、現職の徳永エリに加え、衆院当選7回の実績がある新人の鉢呂吉雄を擁立。20日に札幌入りした幹事長、枝野幸男は「北海道では民主党時代から大変大きな力を頂いた。何としても過半数を取る」と2議席確保に決意を示した。
前身の旧民主党は政権を奪取した2009年衆院選で、道内12小選挙区のうち11で勝利した。党勢は衰えたとはいえ、一定の地力がある。04年と10年にも2人を公認した経験があり、すみ分けは苦にしていない。今回は連合が徳永を全面支援し、党道連が鉢呂を受け持つ選挙戦を展開する。
連合は今回、鉢呂には推薦を出していない。党道連には「公認候補に連合が推薦を出さないのはおかしい」との声もあったが、突っぱねたという。6年前、当時与党だった民主党は新人2人を擁立したが、連合が推した候補は落選し、徳永だけが当選したという苦い経験がある。組織力を分散する余裕はないというわけだ。
出馬表明が4月と出遅れたものの、かつて「選挙の鬼」と呼ばれた馬力で全道をくまなく回る鉢呂。「民進党で2議席取り、環太平洋連携協定(TPP)反対の声が強まれば秋の協定案・関連法案の採決に重大な影響を与えられる」と、農家を中心に支持拡大を図る。一方、全10候補の中で紅一点の徳永は「女性、若い人にとって国会のお母さんになる」とターゲットを絞り込む。「お互いが切磋琢磨(せっさたくま)すれば2議席も十分狙える」。党道連幹部は自信を深めている。
◇北海道(改選数3)
柿木克弘 48 自民・新
鉢呂吉雄 68 民進・新
長谷川岳 45 自民・現
水越寛陽 36 無所属・新
佐藤和夫 69 日こ・新
徳永エリ 54 民進・現
森英士 38 共産・新
森山佳則 49 諸派・新
中村治 63 諸派・新
飯田佳宏 43 無所属・新
※敬称略。届け出順。年齢は投開票日現在(2016/06/24-15:01)
1814
:
チバQ
:2016/06/24(金) 22:17:44
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062300638&g=pol
原発政策、歯切れ悪く=中央との温度差に苦慮-注目区を行く・福島【16参院選】
脱原発の旗を掲げ、候補者の演説を聴く有権者=9日、福島県白河市のJR白河駅前
東京電力福島第1原発事故から5年余り。今なお9万人の被災者が避難生活を強いられる福島で、最重要テーマの原発政策をめぐる論戦は低調だ。生き残りを懸けて争う自民、民進両党の2現職はともに「県内の原発全基廃炉」を訴えるが、党中央との温度差から歯切れの悪さは否めない。(敬称略)
◇「政権与党」前面
参院選が公示された22日。自民党の岩城光英の応援で須賀川市に入った首相、安倍晋三は「私たちは当時野党だった。何でこんなに復旧復興が遅いんだと岩城さんは悔し涙を流していた」と旧民主党をこき下ろした。安倍の福島入りは地方遊説をスタートさせた今月3日以来、早くも2回目だ。
現職の法相である岩城は過去2回の選挙で、旧民主党候補と2議席を分け合ったものの、得票数で上回ったことはない。今回は改選議席が1に減った上、野党陣営は民進党の現職、増子輝彦に一本化。安倍も岩城も口をそろえて「本当に厳しい戦い」と認めざるを得ない状況だ。
「福島の復興には政権の安定が必要だ」。増子の地元、郡山市で10日に開いた支持団体向けの講演会で、岩城はこう支援を訴えたが、原発問題にはほとんど触れなかった。安倍政権が原発再稼働を推進している以上、踏み込んだ発言はできないためだ。陣営関係者は「岩城は政府とふるさととの板挟みだ」と苦しい胸の内を明かす。
岩城としては「政権与党の強み」(自民党幹部)を前面に、実行力を売り込む戦略だ。16日には避難指示解除が予定される川俣町山木屋地区の住民が避難する町内の仮設住宅を訪れ、復興加速の要望書を直接受け取った。ただ、政府の解除計画に対しては、地元から「帰還できる状況ではない」などと不満の声も上がっており、現職閣僚の肩書はかえって重荷となりかねない。
◇「脱原発」に難色
対する増子も、「相手は大臣で大変厳しい戦いだ」と楽観していない。増子自身はもともと自民党衆院議員。共産党との連携に「本来の支持層がどこまで付いてくるかつかめない」(民進党県連幹部)との不安が拭えないためだ。実際、共産、社民両党とは「安全保障関連法廃止」など4項目の合意確認書を交わしたものの、「支持者にはまだ共産アレルギーがある」(同)として政策協定までは結ばなかった。
確認書には「県内原発全基廃炉」も盛り込んだ。公約で「安全確認を得ていないものは再稼働しない」と再稼働の余地を残す民進党と、「再稼働中止」を主張する共産党の間で折り合った結果だ。共産党県議によると、同党側は「脱原発」明記を求めたが、増子サイドが難色を示したという。
3党が9日にJR白河駅前で開いた合同演説会。増子は「二度と原発事故のない日本をつくることが政治家の責任だ」と強調、原発輸出の根拠となる他国との原子力協定に賛成する党方針に「2度造反した」と胸を張った。応援に駆け付けた共産党書記局長の小池晃は「『原発をなくせ』がオール福島の声だ」と増子に代わって踏み込んだ。
増子はかねて、汚染土を保管する中間貯蔵施設の建設に向けた政府と地権者の用地取得交渉の遅れをやり玉に挙げている。だが、演説会に居合わせた地権者の男性は、こうした増子の訴えに「早く片付けてほしい。自民でも民進でもどっちでもいい」と、選挙戦から距離を置いた。
◇福島選挙区(改選数1)
岩城光英 66 自民・現
矢内筆勝 54 諸派・新
増子輝彦 68 民進・現
※敬称略。届け出順。年齢は投開票日現在(2016/06/23-16:59)
1815
:
チバQ
:2016/06/25(土) 05:58:15
>>1796
佐藤香って誰でしたっけ?よこくめと同レベルには支持を集めてるようで
1816
:
チバQ
:2016/06/25(土) 08:30:07
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/557549/
自民・谷垣幹事長が八方美人にならざるを得ないワケ
2016年06月24日 17時00分
谷垣禎一幹事長
自民党の谷垣禎一幹事長(71)が23日、神奈川選挙区(定数4)で応援演説を行った。自民党公認は三原じゅん子氏(51)だけだが、谷垣氏は3か所で3人の候補を応援した。
午後3時前に藤沢駅前に到着した谷垣氏は、三原氏の横で「前回、野党の自民党から出てくれてうれしかった。公認は間違っていない。必ず選挙区で当選を果たさせてほしい」と絶叫した。
1時間後には鎌倉駅前へ移動し、今度は無所属で自民党が推薦している中西健治氏(52)の横に立ち「自信を持って自民党が推薦を出した。中西さんにどうにかして当選してもらいたい。地を這ってでも、壁に爪を立ててでも勝ってもらわないといけない」と訴えた。
そのまた1時間後には大船駅前で、自民党が推薦している公明党の三浦信祐氏(41)の応援をした。谷垣氏は「なんとしてでも三浦さんに勝ってもらわないといけない。非常に苦しい戦いをしていると思うが、がんばろう」と呼びかけた。
谷垣氏が八方美人な対応をするにはわけがある。同選挙区では県連が三原氏支援で固まっていたが、急きょ、中西氏を推薦することに。しかし、県連関係者は「彼は過去に自民党の支援を受けて横浜市長選挙に出たのに、その後、他党から参院選に出た。推せるわけないじゃないか」と激怒。孤立無援というわけではなく、麻生太郎財務相(75)は22日、中西氏の応援に入っている。お気に入りだからだという。
一方、三浦氏は公明党とのつながりを意識して、菅義偉官房長官(67)が力を入れている。永田町関係者は「県連の全面的支援を受ける三原氏が頭一つ抜けている。中西氏と三浦氏は他党候補と競り合っている」と指摘。民進党は金子洋一氏(53)と真山勇一氏(72)、共産党は浅賀由香氏(36)、おおさか維新の会は丹羽大氏(39)を擁立している。
さまざまな事情や思惑から、幹事長の谷垣氏は八方美人にならざるを得なかったようだ。
1817
:
チバQ
:2016/06/25(土) 08:32:35
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20160624k0000m010148000c.html
<参院選>民進一枚岩になれず 香川選挙区
06月23日 23:40毎日新聞
高松市で22日の公示日に開かれた野党統一候補の共産党新人、田辺健一氏の出発式に、民進、社民両党の香川県連幹部が顔をそろえた。共産の穀田恵二国対委員長は「田辺氏を支援する大英断に感謝する。全野党が一致して政権与党と戦う画期的な戦いになる」と興奮気味に語った。
民進、共産、社民、生活の4党は全32の1人区で候補者を一本化した。多くで共産が譲ったが、唯一、共産に一本化したのが香川選挙区だ。民進の安住淳国対委員長は16日、高松市での4野党合同演説会で「自公に対抗して野党がまとまり、選択肢を示すことが責任だ」と共闘をアピール。田辺氏も「構図はすっきりした。全力で頑張り抜く」と応じた。
ただ、民進香川県連が支持者の反発を警戒して自主投票とするなど、温度差は残る。
県連代表の小川淳也衆院議員(比例四国)は出発式にメッセージを寄せ、「一日も早く支持者の理解を得て応援に駆けつけます」とエールを送った。小川氏は共産の松原昭夫県委員長と「個人的」(民進県連)に政治スタンスに関する確認書も結んだ。共産が次期衆院選で候補擁立を見送れば小選挙区で1万〜3万票程度の上乗せが期待できる。
一方、玉木雄一郎衆院議員(香川2区)はツイッターに「一本化と報じられるが、共産候補の推薦はありません」と記した。玉木氏は農村部も含む選挙区で3回連続当選している。県連幹部は「批判もあるが、衆院議員が共産の協力に期待するのは自然な流れ。どちらの行動も間違ってはいない」と語る。
4党は5月、次期衆院選でも「できる限りの協力」を行うことで合意した。具体化はこれからだが、民進県連関係者は「香川は全国の縮図。参院選後の代表選でも争点になる」と指摘。共産との関係は党内論争の火だねになりかねない。
迎え撃つのは、再選を目指す自民党現職の磯崎仁彦氏。22日の出陣式では「安全保障関連法の廃止というただ一つの理由で結びつき、政策が一致しない野党統一候補で国民に責任が取れるのか」とけん制した。
安倍晋三首相(党総裁)も22日、熊本市での第一声で「共産は自衛隊を将来解散すると言う。こんな無責任な人たちに未来は託せない」と批判した。自民党本部も香川の野党共闘が「今後の指標になりえる」と注視する。磯崎氏陣営の幹部は「野党共闘が勢いづかないよう、今回は圧勝しなければいけない」と引き締めを図っている。【深尾昭寛、伊藤遥、松本晃】
香川選挙区・改選数1
田辺健一(たなべ・けんいち)35党県常任委員 共 新=[社][生]
中西利恵(なかにし・りえ)53幸福県副代表 諸 新
磯崎仁彦(いそざき・よしひこ)58[元]党副幹事長(1)自[岸]現=[公]
田中俊秀(たなか・としひで)65[元]会社員 無 新
※届け出順。年齢は投票日の7月10日現在
1818
:
名無しさん
:2016/06/25(土) 17:29:54
http://this.kiji.is/117930011449606148?c=40245355334500353
谷氏、参院選見送り表明
政界復帰は「話あれば」
2016/6/21 20:10
生活の党の谷亮子参院議員(比例代表)は21日、参院選への立候補を見送る考えを正式表明した。国会内で記者団に明らかにした。生活は現在、所属国会議員が政党要件ぎりぎりの5人で、離党して他党から出馬すると要件を満たせなくなることを考慮したという。政界復帰の可能性については「話があれば検討したい」と述べた。
谷氏は9日に生活の党からの不出馬を表明して以降、自民、民進両党など複数の政党から立候補の打診があったことも明らかにした。出馬に踏み切らなかった理由について「副代表として、最後の党務を果たさなければならなかった」と説明した。
1819
:
名無しさん
:2016/06/25(土) 18:33:47
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062200880&g=pol
参院選候補者数【16参院選】
立候補者 公示前勢力
選挙区 比例 計 改選 非改選 計
自民 48 25 73 50 65 115
民進 33 22 55 45 17 62
公明 7 17 24 9 11 20
共産 14 42 56 3 8 11
お維新 10 18 28 2 5 7
社民 4 7 11 2 1 3
生活 0 5 5 2 1 3
日こ 10 5 15 0 3 3
改革 1 9 10 2 0 2
諸派 60 14 74 1 3 4
無所属 38 - 38 4 7 11
欠員 - - - 1 - 1
総計 225 164 389 121 121 242
(2016/06/22-19:06)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062200832&g=pol
世襲候補は23人=自民が6割【16参院選】
父母や祖父母らが国会議員だった世襲候補は、選挙区17人と比例代表6人の計23人で、前回の21人からほぼ横ばい。全体に占める割合は5.9%だった。23人のうち新人は7人。
最も多いのは自民で、世襲候補全体の約6割に当たる14人。民進は5人、おおさか維新は2人、公明と日本のこころは各1人だった。その他の政党に世襲候補はいなかった。(2016/06/22-18:28)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062200828&g=pol
26%が政党役職員=自民は地方議員最多【16参院選】
参院選候補者389人を出身分野別で見ると、政党役職員が100人で全体の25.7%を占め、最も多かった。以下、地方議員46人(11.8%)、国会議員秘書28人(7.2%)、中央官僚25人(6.4%)の順だった。共産は8割強の47人、公明は5割弱の11人が、それぞれ政党役職員だった。
自民は、地方議員が前回比2人増の21人で最も多く、同党候補の3割弱を占めた。次いで、中央官僚が同1人増の10人、国会議員秘書が同3人増の8人などとなった。
民進の最多は労組役員の15人。地方議員は4人にとどまった。民主として臨んだ前回は、16人の地方議員を擁立しており、地方組織の弱体化をうかがわせた。
同党とは対照的に、おおさか維新は候補全体の3割強に当たる9人の地方議員を擁立した。(2016/06/22-18:03)
1820
:
名無しさん
:2016/06/25(土) 18:40:28
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062200829&g=pol
平均年齢52.1歳=戦後生まれ95%【16参院選】
参院選立候補者の平均年齢は52.1歳で、前回を0.5歳上回った。戦後生まれは370人で全体の95.1%(前回比3.2ポイント増)に上った。最年長は千葉選挙区に出馬した無所属新人の85歳、最年少は比例代表の生活新人の30歳だった。
世代別では50代が127人でトップ。続いて40代の88人、60代の85人、30代の69人となった。70歳以上は20人だった。
政党別で平均年齢が最も低いのは共産の46.4歳、最も高いのは社民の59.3歳だった。自民は55.7歳、民進は55.5歳と、ほぼ同じ。その他は、公明47.3歳、おおさか維新54.5歳、生活47.4歳、日本のこころ52.1歳、改革54.4歳となった。(2016/06/22-18:03)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062200789&g=pol
参院党派別立候補者数(選挙区)(届出終了)
【時事通信社調べ】
党派名 合 計 女 性 現 職 元 職 新 人 改 選
自 民 48( 7) 36 0 12 38
民 進 33( 8) 20 3 10 28
公 明 7( 3) 3 0 4 3
共 産 14( 7) 0 0 14 0
お維新 10( 3) 0 1 9 0
社 民 4( 1) 0 0 4 0
生 活 0( 0) 0 0 0 1
日 こ 10( 2) 0 0 10 0
改 革 1( 1) 0 0 1 0
諸 派 60( 19) 0 0 60 1
無所属 38( 9) 2 3 33 2
合 計 225( 60) 61 7 157 73
(2016/06/22-17:34)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062200790&g=pol
参院党派別立候補者数(比例代表)(届出終了)
【時事通信社調べ】
党派名 合 計 女 性 現 職 元 職 新 人 改 選
自 民 25( 5) 8 1 16 12
民 進 22( 3) 14 3 5 17
公 明 17( 0) 5 0 12 6
共 産 42( 13) 3 0 39 3
お維新 18( 1) 1 2 15 2
社 民 7( 1) 2 0 5 2
生 活 5( 3) 0 2 3 1
日 こ 5( 0) 0 0 5 0
改 革 9( 2) 2 1 6 2
諸 派 14( 8) 0 1 13 0
無所属 -( -) - - - 2
合 計 164( 36) 35 10 119 47
(注)無所属の小野次郎、柴田巧両氏は
民進、山田太郎氏は改革に含めた
(2016/06/22-17:34)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062200791&g=pol
参院党派別立候補者数(合 計)(届出終了)
【時事通信社調べ】
党派名 合 計 女 性 改選計 非改選 改選前勢力
自 民 73( 12) 50 65 115
民 進 55( 11) 45 17 62
公 明 24( 3) 9 11 20
共 産 56( 20) 3 8 11
お維新 28( 4) 2 5 7
社 民 11( 2) 2 1 3
生 活 5( 3) 2 1 3
日 こ 15( 2) 0 3 3
改 革 10( 3) 2 0 2
諸 派 74( 27) 1 3 4
無所属 38( 9) 4 7 11
合 計 389( 96) 120 121 241
(欠員 1)
(注)無所属の小野次郎、柴田巧両氏は
民進、山田太郎氏は改革に含めた
(2016/06/22-17:34)
1821
:
名無しさん
:2016/06/25(土) 18:45:03
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062200455&g=pol
参院合区、初の運用=「鳥取・島根」「徳島・高知」【16参院選】
22日公示された参院選で、隣接する選挙区を一つにする合区が、「鳥取・島根」「徳島・高知」でそれぞれ憲政史上初めて運用された。立候補届け出の手続きは島根と徳島で行われたが、合区相手との情報共有にタブレット端末を使うなど工夫を凝らした。選挙事務所の表札など「七つ道具」は合区の両方の県で配布された。
徳島県選管での「徳島・高知」の届け出では、徳島県所有のタブレット端末を高知県庁内に置き、進行状況をテレビ通話アプリで中継。高知側で受理を確認して、陣営に七つ道具を交付した。徳島県選管担当者は「リアルタイムで遅滞なくできた」とほっとした様子で語った。
島根県選管には鳥取県の職員が詰め、候補者の届け出順などが決まるたび、電話で連絡を入れていた。(2016/06/22-12:04)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062400834&g=pol
「3分の2」でせめぎ合い=自民、序盤優勢で引き締め【16参院選】
参院選の序盤戦をめぐる報道各社の情勢分析で、与党優勢の流れが鮮明になった。自民党の公示前調査でも同様の傾向が出ており、おおさか維新の会などを含む改憲勢力が発議に必要な3分の2の議席に届くかが焦点となる。自民党は緩みを警戒する一方、統一候補擁立で連携する民進、共産両党など4野党陣営は、巻き返しに全力を挙げる。
安倍晋三首相は24日、改選数1の「1人区」で自民党の苦戦が伝えられる東北で街頭遊説。青森県三沢市では「この選挙戦の最大のテーマは、経済政策。アベノミクスは決して失敗していない。前進か後退かだ」と声を張り上げた。
自民党は、野党候補と競る1人区と複数区に絞り調査を実施。1人区では東北で劣勢だが、近畿や四国などでおおむね野党陣営に先行。複数区でも千葉、東京、神奈川で2議席確保を視野に入れるなど、全体として有利な戦いを進める。
報道各社の調査でも、自民、公明両党で改選議席(121)の過半数(61)を超える勢い。与党と改憲に前向きなおおさか維新と日本のこころを大切にする党の4党で、3分の2(162)に到達する78議席をうかがう状況だ。
これに関し、自民党のベテランは24日、「最後まで引き締めていかないといけない。実態は調査ほど良くない」と指摘。同党の参院議員も「これから反動がある」と戒める。
憲法改正について首相は、秋の臨時国会から衆参の憲法審査会で議論に入る意向を示しており、参院選で改憲勢力が3分の2を確保した場合、改憲が今後の政治日程に乗ってくる可能性がある。
民進党の岡田克也代表は24日の記者会見で「3分の2になるとまさしく憲法改正に手が掛かる。阻止することを国民に訴えていかなければならない」と強調した。ただ、序盤情勢で同党は伸び悩んでおり、与党の大勝を許した場合、党内で岡田氏の責任論に火が付く可能性がある。
共産党幹部は「現時点ではアベノミクスの転換と、首相の改憲の危険性を訴えるわれわれのメッセージが届ききれていない」と認めつつ、「相手方にはこれ以上伸びる要素はない」と分析。志位和夫委員長は、相模原市・相模大野駅前の街頭演説で、「憲法を守るまっとうな政治を取り戻す。野党共闘は日本に民主主義を取り戻す希望だ」と訴えた。(2016/06/24-18:31)
1822
:
名無しさん
:2016/06/25(土) 18:54:23
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062400318&g=pol
公明徳島が自民推薦=参院選【16参院選】
公明党は24日の持ち回りの中央幹事会で、参院選徳島・高知選挙区に立候補した自民党現職の中西祐介氏を党徳島県本部推薦とすることを決めた。自民党が合区に伴う候補者調整で高知県出身者を比例代表の候補として擁立したため、見返りとして比例選挙で支援を受けられない公明党高知県本部が難色を示し、異例の対応となった。
32ある1人区のうち、同選挙区以外では全て、公明党本部として自民候補を推薦している。 (2016/06/24-11:30)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062500180&g=pol
怒る有権者、戸惑う候補=「合区」2県に深い溝-注目区を行く【16参院選】
参院選挙区の「1票の格差」を是正するため、憲政史上初めて選挙区が統合された「鳥取・島根」と「徳島・高知」。前例のない選挙戦に、有権者は怒り、候補者は戸惑っている。(敬称略)
◇地域代表不在に反発
参院選が公示された22日の朝8時半。高知市中心部のアーケード街で自民党が開いた出陣式に、党公認候補、中西祐介の姿はなかった。第一声を徳島市で上げたためだ。「高知のため、徳島のため、全力で尽くしてまいります」。雨が降りしきる中、高知市民に支持を訴えたのは妻の紗希だ。
中西を含め、候補者は3人とも徳島県出身。今回、「地域代表」を送り込めない高知県では合区への反発が強い。「高知の声は届かない」「投票所に行く気もしない」。有権者の怒りや無関心にたじろぐ陣営関係者は「正直、地元票を固めた方が確実」と、高知との深い溝を実感している。
「徳島県人に何が分かる」。中西は高知の自民党支持者から何度も罵声を浴びた。四国山地に隔てられた両県は、歴史も政治風土も経済圏も違う。「壁を突破するのは大変」。片道2時間半の道のりを往復してきた中西の表情に疲労がにじむ。
合区は両県の党組織にも不和をもたらした。高知県連は県議出身の新人、中西哲を推したが、選挙区の公認を勝ち取ったのは現職の中西祐介。やむなく比例に回った哲に、党本部は郵政などの支持団体から組織票を振り分ける「救済策」を講じた。だが、各団体は組織内候補を抱え、哲の応援どころではない。哲は10万票の目標に「雲をつかむようだ」とうめく。
高知県連は比例票を哲に回すよう徳島県連に迫るが、同県連は「公明党への配慮も必要」(幹部)と、選挙区で支援を受ける同党への協力を優先。鳥取・島根で島根県連が所属県議1人当たり2000票の比例票ノルマを課したのとは対照的だ。「哲を落とせば、次の参院選は血で血を洗う公認争いになる」。高知県連幹部は強く警告する。
対する野党側。民進、共産、社民3党が推薦する無所属新人の大西聡は12日、徳島市内の日曜市を回っていた。「選挙に!行くじょ」「選挙に!行くぜよ」。徳島弁と高知弁で投票を呼び掛けるプラカードは、無党派層の取り込みが狙いだ。前回、徳島と高知に候補者を立てた旧民主、共産両党の得票は計約25万票。自民党の33万票には届かず、陣営は「投票率の向上が鍵」とみる。
ただ、こちらも内情は一枚岩とは言えない。大西は大学時代に師事した慶大名誉教授の小林節との2連ポスターを6000枚用意したが、小林は突如、政治団体「国民怒りの声」を旗揚げして自ら立候補、公職選挙法の規定で貼り替えを余儀なくされた。さらに、大西の妻さちえが「怒りの声」から比例で出馬し、混乱に拍車を掛けた。
◇「これが日本の選挙か」
鳥取・島根でも自民党は「地元回帰」の傾向にある。島根県選出の現職、青木一彦は足場のない鳥取県に活動量の8割を割いてきたが、地元支持者から「顔が見えない」と不満が出たため、軌道修正しつつある。
これに対し、民進、共産、社民、生活の野党4党が推薦する無所属の福島浩彦は、地元の鳥取も島根もほぼ均等に回っている。党派色を消したミニ集会を重ね、幅広い層に支持を訴える戦略だ。
ただ、福島を含め、鳥取で第一声を発した選挙区候補は一人もいなかった。「これが日本の選挙か」。鳥取県知事、平井伸治は肩を落とした。
◇鳥取・島根(改選数1)
国領 豊太 34 諸派・新
福島 浩彦 59 無所属・新
青木 一彦 55 自民・現
◇徳島・高知(改選数1)
大西 聡 53 無所属・新
福山 正敏 45 諸派・新
中西 祐介 36 自民・現
※敬称略。届け出順。年齢は投開票日現在(2016/06/25-15:14)
1823
:
名無しさん
:2016/06/25(土) 21:39:42
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062100895&g=pol
参院栃木で新人推薦=生活【16参院選】
生活の党は21日、参院選栃木選挙区に無所属の野党統一候補として出馬する新人の田野辺隆男氏を推薦することを決めた。(2016/06/21-23:49)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062100626&g=pol
参院選で5人推薦=生活【16参院選】
生活の党は21日、参院選3選挙区で計5人の推薦を決めたと発表した。候補者は次の通り。(敬称略)
埼玉 大野元裕(民進)、伊藤岳(共産)▽神奈川 金子洋一(民進)、浅賀由香(共産)▽大阪 渡部結(共産)(2016/06/21-16:32)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062000621&g=pol
浜田氏、東京選挙区で出馬へ【16参院選】
浜田和幸参院議員=鳥取選挙区=は20日、参院議員会館で記者会見し、7月の参院選に東京選挙区(改選数6)から無所属で立候補すると表明した。
浜田氏は4月、日本のこころを大切にする党を離党し、おおさか維新の会に入党。しかし5月末に、参院本会議欠席を理由に比例代表の公認を取り消されたため、同党を離党している。(2016/06/20-17:29)
1824
:
名無しさん
:2016/06/25(土) 22:26:50
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/323241
武雄市出身で比例代表現職の田中氏、参院選断念
2016年06月16日 09時59分
武雄市出身で無所属の田中茂参院議員(58)=比例代表、東京都在住=が改選となる参院選に出馬しない意向を固めたことが15日、分かった。
自民党に比例代表候補として公認申請していたが、「公示まで1週間と迫り、もう時間がない」と述べ、党本部にも見送る意向を伝えた。
田中氏は2010年の参院選比例代表にみんなの党から出馬して落選したが、在職議員の死去に伴い、14年3月に比例名簿順位に従って繰り上げ当選した。みんなの党解党後は政党に属さず、日本を元気にする会と会派を組んだが、昨年1月に解消。
今年2月から自民党会派に入り、自民党からの出馬を探っていた。
田中氏は佐賀新聞の取材に対し、「支援者や国会議員の先輩たちと相談し、今回は出馬を見送ることにした。政治活動は何らかの形で続けていきたい」と語った。
田中氏は武雄中-武雄高卒。米国クレイトン大学教養学部政治学科を卒業後、広告代理店を経て、1985年から2009年まで中曽根康弘元首相の秘書を務めた。
1825
:
名無しさん
:2016/06/25(土) 23:43:48
公示前のどうでもいい情報なんか貼らなくていいから
1826
:
とはずがたり
:2016/06/26(日) 00:47:29
どんな些細な情報でも何に役立つか判りませんので貼り付け推奨で願いますm(_ _)m
1827
:
チバQ
:2016/06/26(日) 10:40:05
しらなかった
>>1822
>大西は大学時代に師事した慶大名誉教授の小林節との2連ポスターを6000枚用意したが、小林は突如、政治団体「国民怒りの声」を旗揚げして自ら立候補、公職選挙法の規定で貼り替えを余儀なくされた。さらに、大西の妻さちえが「怒りの声」から比例で出馬し、混乱に拍車を掛けた。
>>1542
>宝田明氏ら比例に8人
>大西さちえ(43)=出版社社長
http://www.kochinews.co.jp/article/27783/
2016.06.11 08:10
徳島・高知選挙区で大西氏の妻が比例に 票分散の懸念も
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6月10日発表された政治団体「国民怒りの声」の参院選の比例名簿には、徳島・高知選挙区に「野党統一候補」で出馬予定の無所属新人、大西聡氏(53)の妻で、会社社長の大西さちえ氏(43)も名を連ねた。大西聡氏を支援する両県の野党各党などはそれぞれ比例票の掘り起こしも重視しており、陣営関係者に困惑の声が上がっている。
「安保関連法に反対するママの会徳島」代表の大西さちえ氏は、「国民怒りの声」代表の小林節氏を講演に招くなど交流があり、比例名簿に応募した。名簿発表の記者会見では、政権批判を交えつつ「子どもにこれ以上うそはつけない。自分にできることを探る」と述べた。
大西聡氏を支援する両県の野党や市民団体が協力して支持拡大を図っているさなかだけに、陣営関係者には「両県の比例代表で『反安倍政権票』が分散する恐れがある」と懸念する声も出ている。
ただ、民進党徳島県連の庄野昌彦幹事長は「選挙区では大西聡氏、比例代表では各党がそれぞれ抱える候補者の当選を目指す方針に変わりはない」。共産党は両県でそれぞれ活動する比例予定候補がいるが、高知県委員会の幹部も「戦争法に反対する市民運動をやってきた人。当選後の共同はできる」と冷静に受け止めた。
大西さちえ氏は地元の徳島新聞の取材に、自民党を支持しない層でも民進党や共産党に投票しない人がいると指摘し、「そういう人の受け皿があったらいい」と話した。
1828
:
チバQ
:2016/06/26(日) 10:41:26
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20160626k0000e010105000c.html
<参院選>原発争点にならず 野党統一候補も訴え封印
08:49毎日新聞
<参院選>原発争点にならず 野党統一候補も訴え封印
九州電力川内原発=鹿児島県薩摩川内市で2015年5月19日、本社ヘリから須賀川理撮影
(毎日新聞)
原発を抱える鹿児島、佐賀の両選挙区(ともに改選数1)で、再稼働が参院選の争点になっていない。統一候補を立てた野党は陣営内でも原発へのスタンスが異なるため訴えを封印せざるを得ず、脱原発票が行き場を失っている。
「この選挙は日本の将来、行く末を左右することになる」。公示日の22日夕、九州電力川内原発の地元、鹿児島県薩摩川内市の中心部で街頭演説した野党統一候補の無所属新人、下町和三(しもまちかずみ)氏(56)は憲法改正を目指す安倍政権批判を展開した。
昨年8月の再稼働から間もなく1年。川内原発は今も、全国で唯一稼働する原発だ。しかし、下町氏は14分間の演説で原発に触れずじまい。一方、自民現職の野村哲郎氏(72)も同日の第一声では、安倍政権の経済政策「アベノミクス」の成果や野党共闘批判に終始し、川内原発には一言も言及しなかった。
安全保障関連法廃止や改憲阻止で結集し、共闘する民進、共産、社民3党の中で、原発に対する姿勢は最も温度差があるテーマだ。原子力規制委員会の安全確認を得られた原発の再稼働を認める民進に対し、共産、社民は川内原発の即時運転中止を訴えてきた。
原発については主張を一時棚上げした形の共産党県委員会の幹部は「安保法廃止を目指す共闘のためには仕方ない」と語り、陣営幹部も「支援者の中にもさまざまな意見がある。原発には触れないようにしている」と打ち明ける。下町氏を支援する市民団体メンバーの一人で鹿児島市の主婦、樋之口里花さん(44)は「まずは安保関連法を廃止することが大事で、原発に手を付けるのはそれからだ」と話した。
九電玄海原発(佐賀県玄海町)を抱える佐賀選挙区も同様だ。原子力規制委の審査が終盤を迎え、再稼働が迫るにもかかわらず、反対を訴える候補者は一人もいない。
野党一本化候補の民進元職、中村哲治(てつじ)氏(44)は再稼働に条件付きで賛成の立場だ。このため再稼働に反対する社民党県連も中村氏と政策協定を結んだ際、エネルギー問題については「再生可能エネルギーの促進」だけにとどまった。一本化実現を優先し、原発が脇に置かれた形だ。
22日、いずれも佐賀市で出陣式を開いた中村氏と、自民現職の福岡資麿(たかまろ)氏(43)はともに原発に触れなかった。中村氏の出陣式に参加した、脱原発を求める市民団体「玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会」の石丸初美代表(64)は「憲法も同じくらい大事な問題なのは分かるが、今からでも原発を争点にしてほしい」と訴えた。【杣谷健太、石井尚】
1829
:
チバQ
:2016/06/26(日) 10:55:47
http://www.nikkansports.com/general/news/1668844.html
おおさか維新共倒れ危機 橋下威信消え党勢に陰り
[2016年6月26日9時23分 紙面から]
参院選の大阪選挙区(改選数4)は、おおさか維新の会が2人を擁立したことで主要政党だけで計6人が争う激戦になっている。維新の2人目候補はかつて自民党所属で政敵だった元堺市議高木佳保里(かおり)氏(43)。党創設者の橋下徹前大阪市長(46)の政界引退以降、党勢に陰りが見える中、党内には「共倒れになりかねない」と不安の声もある。
公示後初の週末。おおさか維新2人目の候補、高木氏が大阪市内の繁華街で声を張り上げていた。「古い政治はもういらない。新しい政治を動かしていく」。街頭演説では自民から維新に“鞍替え”した理由について「維新の教育改革に感銘を受けた」と釈明し、2児の母として「教育の無償化に取り組みたい」と強調する。
元堺市議の高木氏は3月に自民党を離党し、維新の公募に応じた。昨年5月、維新の看板政策「大阪都構想」の住民投票では反対を訴えた政敵だ。今月上旬、維新は同党の政調会長を務め、「維新の頭脳」といわれる浅田均氏(65)に続く2人目として擁立を決めた。松井一郎代表は「だれにでも間違いはある」と擁護するが、不協和音も生じている。
高木氏が看板政策に反対した経歴に「節操がない。本気で支援はできない」(おおさか維新府議)。府議団は浅田氏、国会議員や大阪、堺市議団は高木氏を支援する態勢を整えた。マスコミ各社の序盤の情勢調査では浅田氏は安定した戦いぶりを見せ、高木氏は最後の4番目の議席を激しく争う。府議は「選挙は水もの。2人で票を割れば共倒れになりかねない」と危機感を強める。
最大の不安材料は「頼みの綱」橋下氏が選挙の表舞台から消えたことだ。前回13年参院選では橋下氏が奮闘し、東徹氏を105万票の大量得票でトップ当選させた。関係者によると、橋下氏は英国の欧州連合(EU)離脱の住民投票を視察し、帰国後も維新の応援は「一切ない」(関係者)という。
維新の攻勢に、他党からは「橋下氏抜きの維新は迫力がない」との声も上がる。元外務省室長の新人松川るい氏(45)を擁立した自民党府連幹部は「トップ当選して、維新の勢いをそぐ」と息巻く。10年参院選でトップ当選だった公明現職の石川博崇氏(42)は「世界が憧れる大阪をつくりたい」とアピール。3選を目指す民進の尾立源幸氏(52)、共産新人渡部結氏(35)が高木氏とデッドヒートを繰り広げる。橋下氏抜きの維新が本拠地で2議席獲得できるか。“大坂夏の陣”は維新の党勢拡大の正念場となる。【松浦隆司】
1830
:
チバQ
:2016/06/26(日) 10:56:56
http://www.sanspo.com/geino/news/20160626/pol16062605030001-n1.html
2016.6.26 05:03(1/3ページ)
公約なしですが勝算あり!“個性派”政治団体「支持政党なし」の実態に迫る
「政策や公約は一切ありません」という独自のグループが、参院選に計10人を擁立した。その団体名はズバリ「支持政党なし」。国政選挙は2度目の挑戦だが、有権者の多数を占める無党派層を根こそぎ取り込めば、躍進間違いなし! 自らも比例代表で出馬する会社社長、佐野秀光代表(45)は「支持政党がない人々に選択肢を提示したい」と本気だ。
「党名、気に入っています。『該当なし』とどちらにするか、迷ったんですけどね」。佐野氏は穏やかにほほ笑んだ。
2013年に設立し、14年の衆院選で比例北海道ブロックに佐野氏を含む2人を擁立。約10万5000票を集めて社民党などを大きく上回り、当選はならなかったが予想外の健闘に関係者を驚かせた。その際の得票率4・2%を13年参院選の比例区(全国)に単純にあてはめると、当選者が出ていた可能性が高い。
NHKが今月中旬に発表した世論調査で各党支持率は自民38・1%、民進7・6%…と続き「支持政党なし」は36・7%。そう、“支持政党なし層”は自民に匹敵する第2グループなのだ。
14年衆院選では、党名のユニークさだけで興味本位に投票した人もいたはず。佐野氏は「支持政党が見当たらないことが、その人たちの本心だったことは間違いない」と断言。「投票したい政党もないのに、投票に行け行けと強制されても無理。そうした人たちの受け皿になりたい」。決してジョークでも受け狙いでもない。
主張も独特だ。「政策や公約は一切ありません」とキッパリ。党として政策の方向性を固定せず、全法案について賛成と反対の両論をインターネット上で解説。各法案に関心のある人々に投票してもらい、多数を占めた方を党の方針に決定し、議員は投票した人々の“使者”として国会で票を投じるだけという。
幼いころから政治家を志し、過去に「新党本質」などの団体名で特定の政策を掲げて複数回、国政選挙に出馬した。しかし「小政党で政策を掲げても広がらない」。加えて「公約といっても、みんな平気で破っている」と力説。既存政党に対する根強い不信感が根底にはあるようだ。
無党派層の星として、全国レベルの旋風を巻き起こす!? (篠田哉)
★ポスターを連続で並べたい…東京に4人投入
同団体は佐野氏ら2人を比例代表、8人を選挙区で擁立。特に東京選挙区に4人を投入した。「ポスターを4枚連続で並べたかった」と佐野氏。立候補の届け出順は原則として午前8時半時点で抽選により決めるが、それ以後は届け出順となるため、8時半以降に4人そろって届け出ればポスターを並べることができる。同団体の選挙区ポスターは顔写真はなく、団体名が目立っているのもユニーク。「『支持政党なし』という選択肢がある、ということをとにかくアピールしたい」と力を込めた。
1831
:
神奈川一区民
:2016/06/26(日) 12:05:48
>>1827
大西聡・さちえ夫婦は、
浜田卓二郎・マキ子夫婦を彷彿とさせますね。
1832
:
名無しさん
:2016/06/26(日) 16:04:02
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062600058&g=pol
共産、比例票上積み課題=1人区取り下げ影響か【16参院選】
7月10日投開票の参院選で、共産党が比例代表での得票上積みに手探りを続けている。同党は改選数1の1人区で初めて独自候補をほぼ全て取り下げたが、このことが比例票掘り起こしの制約となりかねないためだ。無党派層をターゲットに野党共闘を主導した「実績」をアピールし、マイナス分を補おうと懸命だ。
「私たちが選挙協力を呼び掛け、それが野党共闘に貢献した」。志位和夫委員長は24日、相模原市での街頭演説でこう強調。「共産党の躍進で政治を変えよう」と呼び掛けた。志位氏の演説は「野党共闘の成功」に続けて「共産党の前進」を訴えるのが定番だ。
この日は志位氏以外の主要幹部が手分けして、五つの1人区で遊説を重ねた。佐賀市でマイクを握った穀田恵二国対委員長は「比例では共産党を伸ばしていただきたい」と力を込めた。
共産党は昨年9月、安全保障関連法に反対する市民団体の求めに応じ、国政選挙での全面的な野党共闘を提唱。32の1人区のうち、香川選挙区を除いて独自候補擁立を見送り、民進党候補らの支援に回った。
今回の比例での目標は、過去最高を更新する「850万票・9議席」。2009年の衆院選で小選挙区候補を絞った結果、党全体としての運動量が低下した反省から、今回は1人区で取り下げた候補を比例で擁立し直し、候補者として運動を継続させる戦術を取った。
ただ、共産党関係者によると、選挙区で自前候補を出さない県では、同党のメディアへの露出が大きく減ったという。幹部は「初の試みだけに、結果がどう出るか分からない」と気をもんでいる。(2016/06/26-14:08)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160623/k10010567211000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_023
参院選 1票の格差は最大3.08倍に
6月23日 7時13分
22日公示された参議院選挙の有権者数は1億660万人余りで、1票の格差は最大で3点08倍となり、いわゆる「合区」を行うなど「10増10減」の定数是正が行われた結果、前回3年前の選挙より1.69ポイント縮小しました。
総務省のまとめによりますと、今回の参議院選挙の有権者数は、在外投票の登録を済ませた海外の有権者も含め、公示日前日の21日の時点で1億660万408人で、前回3年前の選挙よりも181万9594人増えました。
男女別では、男性が5154万9827人、女性が5505万581人となっています。
都道府県別で、最も有権者が多いのは東京都の1122万120人、次いで神奈川県の760万1271人、大阪府の732万2353人などとなっています。一方、最も有権者が少ないのは鳥取県の48万4971人で、次いで島根県の58万7541人、高知県の63万681人などとなっています。
そして、いわゆる1票の格差は、議員1人当たりの有権者数が最も少ない福井選挙区と比較すると、最も多い埼玉選挙区との間で、最大の3.08倍となっています。また、合区した鳥取島根選挙区は、福井選挙区と比較すると、1.63倍、徳島高知選挙区は、1.95倍となっています。
1票の格差は、前回3年前の選挙では最大で4.77倍でしたが、いわゆる「合区」を2か所で行うなど、「10増10減」の定数是正が行われた結果、1.69ポイント縮小しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160622/k10010566861000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_028
改選議員 24人が立候補せず
6月22日 19時36分
第24回参議院選挙が22日に公示されました。NHKのまとめによりますと、来月25日に任期満了を迎える現職の参議院議員のうち、今回の選挙に立候補しなかったのは合わせて24人となっています。
政党別に見ますと、自民党は、元文部科学大臣の小坂憲次氏や、前参議院幹事長で自民党の会派を離脱している脇雅史氏ら6人です。
民進党は、元参議院議長で法務大臣などを歴任した江田五月氏や、参議院副議長で旧民主党の幹事長などを歴任した輿石東氏ら11人で、このうち2人は次の衆議院選挙に立候補を予定しています。
また、公明党は、参議院国会対策委員長の荒木清寛氏1人、おおさか維新の会は、江口克彦氏1人、生活の党は、副代表でオリンピックの女子柔道で金メダルを2度獲得した谷亮子氏ら2人、日本を元気にする会は、前の代表の松田公太氏1人で、無所属では、元秋田県知事の寺田典城氏ら2人が立候補しませんでした。
1833
:
名無しさん
:2016/06/26(日) 16:04:34
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160622/k10010566501000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_034
参院選公示 各経済団体がコメント
6月22日 16時49分
第24回参議院選挙が22日公示され、18日間の選挙戦に入りました。今回の選挙について、3つの経済団体は、それぞれ次のようなコメントを出しました。
経団連の榊原会長は「最大の論点は個人消費の低迷を踏まえて消費増税を再延期したうえで、金融、財政、構造改革という『三本の矢』を総動員していく政策判断について国民の信を問うことだ。経済界としては今回の参議院選挙を通じて、重要政策をより一層強力に推進できる政治の態勢が築かれることを強く期待する」とコメントしています。
経済同友会の小林代表幹事は「各党は社会保障の当面の財源確保や持続可能な制度への再設計について選択肢を示すべきだ。経済成長と財政健全化を同時に達成するために、雇用・労働法制の見直しを含めた構造改革といずるを制する改革について、真剣かつ前向きに検討する必要がある」とコメントしています。
日本商工会議所の三村会頭は「国民が政策の違いを明確に理解できるよう、中身の濃い論戦を期待したい。日本が人口減少と超高齢化の加速という構造的課題に直面するなかで目指すべき日本の未来のかたちを明示するとともに、具体的な政策を実現性・整合性のある形で国民に丁寧に説明していただきたい」とコメントしています。
1834
:
とはずがたり
:2016/06/27(月) 22:26:03
本日生駒市役所で期日前投票してきました。
朝日新聞に出口調査受けました。
1835
:
チバQ
:2016/06/27(月) 23:34:49
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20160628k0000m010126000c.html
<参院選>安倍首相、公明候補を初応援 兵庫・神奈川で
22:39毎日新聞
安倍晋三首相は27日の参院選遊説で神戸、横浜両市を訪れ、兵庫選挙区(改選数3)と神奈川選挙区(同4)に立候補した公明党新人候補の応援演説を行った。今回の参院選で首相が公明党候補の応援に入るのは初めて。
首相は同日午前、神戸市中央区の街頭演説で公明候補の隣に立ち、「子供たちの将来と安全を無責任な民進党、共産党に託すのか、日本人の命、平和を守ってきた自民党、公明党に託すかを決める選挙だ」と述べて自公政権への支持を訴えた。同日夕の横浜市中区の街頭演説でも公明候補と並び「大変頼もしい人材だ。神奈川は大激戦。皆さんの力で国会に送っていただきたい」と呼び掛けた。
公明党は今回、7選挙区で公認を擁立。いずれも改選数3以上で自民候補と公明候補が競合する。それでも東京、大阪を除く埼玉、神奈川、愛知、兵庫、福岡の5選挙区で自民党の推薦を得た。改選数1の「1人区」のほとんどで自民候補を公明が推薦する交換条件の性格が強い。公明はこれらの複数区に首相が応援に入るよう求めていた。自民側は特に兵庫県連が難色を示していたが、自公連立を重視する首相や党本部主導で首相遊説を実現。ただ、27日は自民公認候補や推薦候補の応援演説も合わせて行う配慮を見せた。
民進党の岡田克也代表は27日、大阪市の街頭演説で「憲法改正は争点でない、と首相も公明党の山口那津男代表も口裏を合わせて言っているが怪しい。風向きが悪くなったから隠している」と批判した。共産党の志位和夫委員長は埼玉県川越市の街頭演説で「野党の目標は自公と補完勢力を少数に追い込むことだ。市民の力で安倍政権を倒そう」と訴えた。【高橋克哉、久保聡】
1836
:
チバQ
:2016/06/27(月) 23:38:40
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASJ6W644CJ6WUTFK014.html
岡田代表の地元で負けたら発言「士気が…」 民進に波紋
20:48朝日新聞
民進党の岡田克也代表が自らの地元の参院選三重選挙区で党公認候補が当選できなかった場合、次の代表選への不出馬を明言したことに波紋が広がっている。与党からは皮肉の声が、民進内からは士気低下を懸念する声が相次いだ。
世耕弘成官房副長官は27日の記者会見で、岡田氏が民進の勝敗ラインを示していないことを念頭に「地元選挙区の結果に絡めて進退を言う前に、党の議席目標を明確に示す方が先ではないか」と皮肉った。
民進内には「全員当選へ代表が責任感を持って話されたことだ」(前原誠司元外相)などの声がある一方、岡田氏に近い民進党幹部の中にすら「全部それくらいの気持ちでやってもらわないといけないのに、三重以外の士気が下がりかねない」との声がある。別の民進議員からは「自民党から三重を狙い撃ちされかねない」といった懸念も上がった。
1837
:
チバQ
:2016/06/27(月) 23:39:54
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1606270061.html
【共産「人殺し予算」発言】与党は民共攻撃、民進党内からも「ひどい発言」 共産党の志位和夫委員長は「口頭注意し解決した」と強調するが…
19:54産経新聞
【共産「人殺し予算」発言】与党は民共攻撃、民進党内からも「ひどい発言」 共産党の志位和夫委員長は「口頭注意し解決した」と強調するが…
藤野保史・共産党政策委員長(古厩正樹撮影)
(産経新聞)
共産党の藤野保史政策委員長が26日のNHK番組で防衛費を「人を殺すための予算」と発言したことが与野党に波紋を広げている。与党は27日、参院選の街頭演説で藤野氏の発言を取り上げて激しく非難。野党は共産党が釈明に追われる一方、共闘する民進党からも批判の声が上がった。
安倍晋三首相(自民党総裁)は神戸市での街頭演説で、藤野氏の発言に触れ、「批判が多いので取り消したようだ。当たり前だ」と訴えた。さらに「子供たちの将来、私たちの安全を無責任な民進党、共産党に託すのか」と強調し、共産党と共闘する民進党にも批判の矛先を向けた。
公明党幹部は藤野氏の発言について「信じられない。今後の街頭演説でも追及していく」と指摘。斉藤鉄夫選対委員長は神奈川県鎌倉市での街頭演説で、違憲とする自衛隊を当面存続させる共産党の主張に関し「憲法違反と言うなら、廃止すべきだ。憲法をないがしろにしているのは共産党の方だ」と牽制した。
おおさか維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)も記者団に「少しずつ化けの皮がはがれてきている。共産党と組むことはそういう考え方で一致するということだ」と述べ、民共連携を批判。番組で民進党の山尾志桜里政調会長が藤野氏の発言にコメントしなかったことに触れ、「ダンマリを決め込んで本当にそれでいいのか。根本から違うのに野合で選挙互助会になっている」と切り捨てた。
26日は沈黙していた民進党幹部だが、27日は枝野幸男幹事長が川崎市で、「自衛官や関係者に不快感を与える。どんな政党であれ、そうした(発言をする)ことのないようにすべきだ」と記者団に語った。
前原誠司元外相は埼玉県行田市で記者団に「自衛隊は専守防衛を行うために極めて重要な役割を果たしている。極めて悪質でひどい発言だ」と不快感を表明。災害時の自衛隊の献身的な役割にも言及し、「身をとしてやっている隊員に対して極めて失礼で無礼だ」とも強調した。
一方、共産党の志位和夫委員長は埼玉県川口市で記者団に「海外での戦争のための装備などを念頭に言ったが、そういう前提なしに発言した。私たちも、あの発言は不適切だと考える」と釈明。藤野氏を口頭で注意したことを明らかにした上で「これで解決したと思っている」と強調したが、謝罪の言葉はなかった。
1838
:
チバQ
:2016/06/27(月) 23:42:47
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1606270045.html
【参院選】安倍晋三首相が神戸入り 「野党は『安倍を倒せ』ばかり。安倍政権を倒して何をするのか?」
14:39産経新聞
【参院選】安倍晋三首相が神戸入り 「野党は『安倍を倒せ』ばかり。安倍政権を倒して何をするのか?」
公明党公認候補の応援演説に駆けつけた安倍晋三首相=27日午前、神戸市中央区(柿平博文撮影)
(産経新聞)
安倍晋三首相は27日、参院選兵庫選挙区(改選数3)で立候補している公明新人の伊藤孝江氏(48)と、自民現職の末松信介氏(60)の応援のため神戸市入りし、両候補の街頭演説で支援を呼びかけた。首相の公明候補への応援は今回の参院選で初めて。
午前中、24年ぶりの選挙区公認候補となり、自民党本部が推薦を出している公明・伊藤氏の応援に駆けつけた首相は「これまで自公で経済政策を進めてきた。どうか伊藤さんに力を貸してください」とアピールすると、公明の支援者から歓声があがった。
首相は「われわれ(自公連立政権)は3年半前、政権を奪回し、経済を立て直すため、国民を豊かにするためにやってきた」と、自公連立政権の成果を強調。弁護士である伊藤氏の経歴にも触れ、「伊藤さんは法律を使って地域を守ってきた。今度は法律をつくることで活躍してもらいたい」と支援を求めた。
午後には自民・末松氏の街頭演説にも登場。「兵庫は厳しい戦い。何としても自民党の議席を死守しなければならない」と、集まった支援者らに訴えた。
さらに、「野党は『安倍を倒せ』ばかり。安倍政権を倒して何をするのか。アベノミクスは失敗したというが、本当にそうか。アベノミクスは日本経済を再生し、成長させた」と強調した。
英国の欧州連合(EU)離脱問題については、「影響が中小企業に悪い影響が出ないよう支援する。為替、金融市場の安定にも取り組んでいく」と説明した。
1839
:
チバQ
:2016/06/27(月) 23:51:18
http://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-plt1606270002.html
【壮絶参院選2016】野党にはイタい“失態” 共産「人殺し予算」発言 鳩山元首相はまた…
17:06夕刊フジ
【壮絶参院選2016】野党にはイタい“失態” 共産「人殺し予算」発言 鳩山元首相はまた…
中国の思惑に乗る鳩山由紀夫氏の本意は…=26日、北京
(夕刊フジ)
参院選(投開票7月10日)公示後、初めての日曜日となった26日、民進党や共産党に大打撃を与えるニュースが飛び込んできた。共産党幹部の「防衛費=人を殺すための予算」発言と、鳩山由紀夫元首相のAIIB(アジアインフラ投資銀行)の諮問委員就任要請だ。有権者に「民共連携」の危うさと、民主党政権時代のひどさを再認識させそうだ。
衝撃の発言は、26日朝のNHKの番組で披露された。
共産党の藤野保史政策委員長は、防衛費が初めて5兆円を超えた2016年度予算を念頭に「人を殺すための予算ではなく、人を支えて育てる予算を優先させるべきだ」と発言したのだ。
自衛隊は創設以来、1人の戦死者も出さず、1人の外国人も殺していない。日々、国防の任務につき、東日本大震災や熊本地震などで多くの人々を救い、海外でも平和貢献で評価されている。
自民党の稲田朋美政調会長は「それは言い過ぎだ。(防衛費は)日本を守るためだ」と反論。公明党の石田祝稔、おおさか維新の会の下地幹郎両政調会長らも取り消しや訂正をうながしたが、藤野氏は応じなかった。
共産党は綱領に「日米安保の廃棄」「自衛隊の解消」を掲げる。安倍晋三首相は同日、長野での遊説や自身のフェイスブックで「国民を守る為昼夜分かたず汗を流す自衛隊員やその家族に対する侮辱であり、憤りを感じます」などと発信した。
藤野氏はその後、「不適切だった」と発言を取り消したが、今回の騒動は、参院選での連携を強める民進党にも打撃になりそうだ。
鳩山氏が、AIIBの金立群総裁から昨年11月、「国際諮問委員会」の委員に就任するよう要請され、快諾の意向を示している問題も大きい。
日本と米国は、不透明な組織運営などを理由にAIIBへの参加を見送っている。鳩山氏への就任要請は、日米分断や日本国内の混乱・分断を狙った中国の作戦といえそうだが、人選が最悪だ。
鳩山氏は菅直人元首相と並び、現職時代に「最低・最悪の宰相」と呼ばれ、国民に民主党政権のひどさを認識させた張本人である。そんな人物を諮問委員にしても、圧倒的多数の日本人は嘲笑するだけだろう。
政治評論家の浅川博忠氏は「まず、藤野氏の発言は言語道断だ。共産党が中国や北朝鮮による脅威を認識していないことを有権者に示した。かつての『危険な政党』という印象が復活し、そんな政党と連携する民進党にもダメージになる。鳩山氏は軽率すぎる。最近、国益に反するような行動しかしていない。先週末、報道各社が『自公与党、改選過半数を獲得する勢い』という情勢調査を報じたが、これでは有権者が勝ち馬に乗ろうとする『バンドワゴン』効果が加速するだろう」と語った。
1840
:
チバQ
:2016/06/28(火) 00:19:28
>>1838
これだよなあ・・・
政権失って4年だか経つのに未だに「どんな国にしたいか」を打ち出せてない
1841
:
チバQ
:2016/06/28(火) 00:22:07
4262 :チバQ :2016/06/28(火) 00:21:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160627-00010000-dtohoku-l02
八戸市長、自民支持鮮明で波紋 民進市議は不快感/参院選青森選挙区
デーリー東北新聞社 6月27日(月)10時37分配信
八戸市長、自民支持鮮明で波紋 民進市議は不快感/参院選青森選挙区
山崎力候補の応援演説でマイクを握る小林眞市長(右から2人目)。踏み込んだ発言に反発の声も上がる=23日、八戸市庁前
参院選青森選挙区で、自民党現職の山崎力候補(69)=公明党推薦=と民進党新人の田名部匡代候補(47)=社民党推薦=との攻防が激化する中、山崎氏支持を鮮明に打ち出す小林眞八戸市長の言動が波紋を呼んでいる。自民に軸足を置きつつ、2013年の前回市長選では民進(当時は民主党)からも支持を受けて当選を果たした小林市長。野党批判にも踏み込む発言は田名部陣営を刺激、市議会内に反発が広がっている。
「俺らも市長を推薦したことを忘れたのか。ばかにされたようだ」。24日午後、八戸市議会。民進系の第2会派・きずなクラブの田名部和義会長は、第1会派の自民・市民クラブの坂本美洋会長を呼び付け、強い口調で抗議した。
小林市長は選挙戦突入前から何度も自民の集会に出席。この日の午前も、来八した安倍晋三首相の街頭演説に立ち会い、「理念なき野合と混乱の政治を選ぶのか、安定と信頼の政治を選ぶのか、重要な選挙だ」と訴えていた。
地元の首長として安倍首相、山崎候補とがっちり手を組み、有権者にアピールした小林市長。その姿に、議会内での会談に同席したきずなクの五戸定博幹事長も「『頑張ってほしい』程度ならまだしも、いささか言い過ぎだ。市長のバランス感覚はいかがなものか」とかみついた。
バランス感覚とは、「大島」「田名部」に二分される保守勢力への配慮を指す。八戸市では長らく大島理森衆院議長と元衆参議員の田名部匡省氏、父親の地盤を継いだ田名部候補が激しく争ってきたことから、歴代市長は国政選挙で表立った支持表明を控えてきた。
だが、小林氏は近年、自民候補の支持を明確に打ち出す。20日の定例会見でも「政策の実績を見て決めた。政治家なので、国の方向性を見極めて判断するのは当然」と述べ、自身の選挙とは一線を画した。
抗議を受けた坂本会長は「本人にはやんわり伝えておく」としつつ、「首長は政権与党にお願いする立場。何もおかしな話ではない」と擁護。来年秋に控える任期満了に伴う市長選に関しても、「影響はない」と意に介さない。
市長の言動に対し、他の市議会会派の見解は割れる。公明の前澤時廣代表は「与党と連動して政策を進めてきた立場からの支持で、青森選挙区だけを見ているわけではない」と理解を示した。一方、共産の田端文明代表は「『野合』などの批判は野党を支持する市民への攻撃であり、ふさわしくない」と不快感をにじませた。
1842
:
チバQ
:2016/06/28(火) 00:25:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160627-00000501-san-pol
参院選・福岡 票の「割り振り」悩む自民 公明への“ノルマ”5万票
産経新聞 6月27日(月)8時5分配信
公明「高瀬を自民党本部が推薦したのに何もしてくれないのか? 脇を空けてくれても、いいじゃないか」
自民「そんなことは分かってる。やるから」
参院選公示前の今月4日、福岡市内のホテルの1室で、自民党福岡県連と公明党県本部の幹部が顔を付き合わせた。
目的は福岡選挙区(改選3)の公明新人、高瀬弘美氏(34)に対する自民党の支援を協議することだった。同選挙区で自民党は現職の大家敏志氏(48)を擁立する。だが、自民党本部は高瀬氏の推薦も決め、「与党で2議席」を目指す。
両者はその場で合意文書を取り交わした。与党で計120万票の得票を目指し、共闘を約束した。内訳は自民・大家氏が70万票、公明・高瀬氏が50万票だ。
公明党の福岡の基礎票は、支持母体の創価学会などで35万票程度という。これはほぼ固めた。
そこから、当選ラインとされる50万票に達するには、どうしても自民の協力が必要となる。
公明側は、「5万票」の協力を要求した。福岡の衆院小選挙区1〜11区の自民党支部に、それぞれ5千票を“ノルマ”として支援を迫った。これまで衆院選などで自民候補を応援しており、その見返りを求めたといえる。
自民側も渋々、応じた。多くの同党衆院議員にとって、次の自身の選挙では公明党の支援が欠かせない。
公明党は福岡選出の自民党衆院議員に、安倍晋三首相と高瀬氏が握手した写真入りの選挙はがきを、3千枚ずつ配布するよう依頼した。
4日の合意後、公明党はこれまで以上に自民党支持団体を回るようになった。
「どうせ大家さんは勝つんです。少し分けてほしい。高瀬が負けたら共産党が通りますよ。それでもよいんですか?」
こんな口説き文句で協力を迫っている。
こうした動きを自民党は警戒する。
大家氏は6年前の選挙で77万票を獲得した。
とはいえ参院選の選挙区は広い。小選挙区の衆院議員のような強固な個人後援会ではなく、党や支持団体の組織票頼みだ。
今回の参院選では「公明票」という組織票が期待できない。それでも自民党として、当選はもちろん、トップの座は譲れない。あくまで「勝ち方」にこだわる。
大家陣営は「70万票」を目標とした。身内を引き締めるため、あえて高めの数字を打ち出した。
それだけに自民党県連内には、党本部が公明・高瀬氏に推薦を出したことへの不満がくすぶる。
4日の合意文書では、与党連携をアピールするポスターなど高瀬陣営の活動に対し、「自民党県連内の批判・反対」があることを認めた。その上で、「選挙協力の円滑な推進」を図るよう盛り込んだ。
福岡地区(衆院福岡1〜5区)の選対本部長、原田義昭衆院議員(福岡5区)は公明の攻勢に対し、「両党関係は熾(し)烈(れつ)になっている。大家票を出し、友党にも協力するという『二律背反』の目標を同時に達成しなければならない。悩ましい問題だ。やり方次第では両党に感情的なもつれが出かねない」と語った。
公明県本部幹部は、自民の悩みを見透かしたように、こう口にした。
「自民とは今でもしっくり来てないよ。たとえ1選挙区5千票もらっても、それで『よし』とはしない」
ぎくしゃくする自公を尻目に、民進党の新人、古賀之士氏(57)は、元民放アナウンサーの知名度を武器として、支持拡大を図っている。
自民党県連のある幹部は「気が緩んだり、公明に自民票が予想以上に流れたりすればまずい。民進の1位抜けもあり得る」と警戒感を隠さない。(九州総局 村上智博)
1843
:
チバQ
:2016/06/28(火) 00:26:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160627-00000046-san-pol
参院選 農業票、自民離れ 農協改革反発、TPPへの不安
産経新聞 6月27日(月)7時55分配信
参院選 農業票、自民離れ 農協改革反発、TPPへの不安
TPPに関する各党の公約(写真:産経新聞)
■JA参院比例候補 東北5県「自主投票」
7月10日投開票の参院選で、「農業県」における自民党の苦戦が目立っている。背景にあるのは、政府が進める農業・農協改革への反発と、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への不安。自民党は競争力強化のメリットを訴えるが、長年頼りにしてきた「農業票」の漂流を食い止めることができないでいる。(水内茂幸、石崎慶一)
◇
山間に豊かな茶畑が広がる三重県度会町。自民党の小泉進次郎農林部会長は26日の街頭演説を、同町のJA伊勢本店前から始めた。
「私は実は3月にも度会町に来たんですよ。一緒に農業を変えていくパートナーでもある奥野長衛・全国農業協同組合中央会(JA全中)会長の地元の思いを理解するためでした」
爽やかなトーンで聴衆に訴えかける小泉氏の隣で、奥野氏も大きくうなずく。
2人は同志といえる。奥野氏はJA伊勢の常務理事時代に、コスト重視の組織改革を断行。昨年8月にJA全中会長に就任すると、政府との対決姿勢が目立った万歳章前会長とは一線を画し、自民党のTPP対策の立案にも協力した。昨年10月に党農林部会長に就任した小泉氏も「しがらみや補助金漬けの農政と決別する」と強調し、農業改革に並々ならぬ意欲を示す。
改革を主張する両氏だが、必ずしもそれが参院選での自民党支持につながらない厳しさがある。三重県農協の政治団体「三重農政会議」ですら今年2月、三重選挙区で自民党候補を推薦せず、自主投票とすることを決めている。
不穏な動きは比例代表選でも広がる。農協の政治団体「全国農業者農政運動組織連盟(農政連)」は今回、自民党から元JA組合長の組織内候補を擁立するが、高知など全国10県程度の地元農政連から推薦を得られていない。
高知県農協農政会議の西村行雄会長は「TPPは大半の果樹の関税撤廃など県内への影響が大きい。組合員から『いいかげん、自民党支持から目を覚ませ』と突き上げられる」とこぼす。
東北6県では、5県が比例候補を自主投票。唯一推薦した宮城県農協政治連盟も10日「TPP断固反対」との決議を行った。
これまでは、自民党が補助金獲得に奔走して農水官僚が恩恵を受け、農協が集票マシンとなる「トライアングル構造」が機能していた。農政連の候補も昭和50年代は参院選で100万票以上集めていた。だが農業人口の減少とともに、農政連の集票力も激減。平成25年参院選では往時の3分の1まで落ち込んだ。
最近はTPPへの不安感も加わり、農業改革も「農家いじめ」とみられる。民進党は「今回のTPP合意には反対」、共産党も「TPP断固反対」などと訴え、自民党の足元を見る。
ただ奥野氏は、小泉氏の演説を聞いた後、一部に広がる自民党離れを過剰に心配すべきでないと諭した。
「農協は今、外部の『人間ドック』を受けている状態だ。農家は一円でも安い肥料が欲しいのは当然だ。農協の組合長が反発するほど、現場は政府の改革に反対していませんよ」
1844
:
チバQ
:2016/06/28(火) 19:46:12
http://www.asahi.com/articles/DA3S12430525.html
(2016参院選 焦点区の攻防:1)北海道 改憲3分の2左右、複数区の陣
2016年6月28日05時00分
7月10日投開票の参院選では、憲法改正の国会発議に必要な3分の2の議席をめぐる攻防も大きな焦点だ。改選数が1増えて3議席となった北海道選挙区は、自民が2人、民進と共産が競合して計3人を擁立。まさに「3分の2」攻防の最前線になっている。
■民・共、4月補選の共闘生かせず
「3分の2議席をとらせない」と書いたプラカードが掲げられていた。
参院選公示前の6月19日、札幌市の大通公園には約300人が集まった。安全保障関連法などに反対する複数の市民団体が開いた集会だ。壇上に民進党公認の鉢呂吉雄氏、徳永エリ氏、共産党公認の森英士氏の3人がそろう。徳永氏と森氏は口をそろえて「三つの議席を三つとも野党で占めよう」と叫んだ。鉢呂氏は少しトーンが違った。「与党の議席を1議席以下に終わらせる。これしかない」
安倍晋三首相が意欲を燃やす憲法改正。自民、公明、おおさか維新、日本のこころの「改憲4党」の議席が焦点だ。3人区でこれらの勢力が2議席以上とるのか、1議席以下にとどまるのかも、結果を大きく左右する。競合しあう野党候補3人が集会で異例のそろい踏みをしたのは、「安保法廃止」や「安倍政権による憲法改悪を阻止」で候補者と政策協定を結んだ市民団体が仕掛けたものだった。
しかし、市民団体幹部の表情は浮かない。4月の衆院5区補選で敗れたとはいえ実現した野党共闘が不発で、3人で票を奪い合う構図になったからだ。全国で五つある3人区はいずれも民進、共産が競合する。市民団体共同代表の川原茂雄札幌学院大教授は「補選で出来たパイプを生かしたかったが、対応が遅れた。野党候補を2人に絞る機を逸した」と悔しがる。
5月のある夜。札幌市内のバーで補選の打ち上げの2次会があった。市民団体を主導した上田文雄・前札幌市長はグラスを傾けながら、民進党道連幹部に語りかけた。「参院選でも共闘できないか。今度、正式に要請にいきたいんだが」
しかし、民進幹部の口から出たのは「実際のところ難しい」という言葉だった。民進は一時、現職の徳永氏に加え、共産とも共闘できる無所属候補擁立を模索。学者、スポーツ選手、元キャスター……。いずれも断られ、最後は民主党で国会対策委員長などを務めた鉢呂氏を公認した。「候補者が1人という選択肢は考えられない」との結論からだった。
あきらめきれない上田氏は5月末、正式に民進、共産に候補者調整を要請。共産党道委の幹部は「1人区は野党共闘に全力を尽くす。ただ、複数区と比例区では、共産自らの議席前進に力を入れたい」と断った。
3年前の参院選北海道選挙区で旧民主候補は58万票、共産候補は27万票にとどまり、自民候補の90万票に遠く及ばない。上田氏は「野党が2議席とる必要があるのに、つぶし合って誰が得をするのか」と話す。
市民団体はいま、投票率を上げる活動に力を入れる。衆院補選で野党統一候補が無党派層から7割の得票を得た経験から、投票率を上げることで間接的に野党を支援しようとの考えだ。市民団体メンバーで元教員の前田義(ただし)さん(76)は公示後、札幌市内の地下鉄駅前で「投票に行こう」と書いたプラカードを掲げ、「1票で社会を変えよう」と呼びかけている。
(松井望美)
1845
:
チバQ
:2016/06/28(火) 19:46:39
■自民、党本部主導に地元から不満
「2人を北海道選挙区から必ず当選させていただきたい」。自民党の谷垣禎一幹事長がレインコート姿で街頭に立った参院選公示直前の20日。北海道千歳市は強い雨風に見舞われていた。両脇では、現職の長谷川岳氏と新顔の柿木克弘氏が聴衆に手を振っていた。
長谷川氏は6年前、約95万票で初当選。柿木氏は初の国政挑戦だ。道内で自民は3年前の比例区で73万票を得た。連立を組む公明は両氏を推薦。差をつけずに支持する構えだ。
自民が2人当選を狙うために目をつけたのが、3年前に道内の比例区で28万票を獲得した地域政党「新党大地」。安倍首相は昨年末、鈴木宗男代表と会談し、衆院補選とともに参院選での協力を要請。宗男氏は柿木氏に絞って支援する方針を決め、「髪の毛1本の差でも銅メダルを獲得できるよう最善を尽くす」と、3議席目に滑り込めるよう取り組む考えを示した。長女で衆院議員の貴子氏は公示前から柿木氏に張り付いている。
ただ、2年前の衆院選で敵対した大地との連携を官邸や党本部主導で進めることに道連では不満がくすぶる。衆院補選で大地から支援を受けたことの評価も分かれており、柿木氏には長谷川氏支持の組織からも支援させる動きが出てきた。
党本部の指示で、国会議員の大半と自民会派の道議50人のうち約40人が柿木氏陣営に入った。茂木敏充選対委員長は6月上旬、建設業や漁業など札幌市内の組織票を柿木氏支持に割り振るよう指示。菅義偉官房長官は24日、柿木氏の会合だけに出席し、「まさに当落線上だ」と業界団体幹部らに支援を呼びかけた。
露骨な柿木氏への肩入れに、長谷川氏陣営は「地元を馬鹿にしたやり方だ」と反発。長谷川氏は「相手が業界なら、こちらは脱業界。同じ土俵には乗らない」と周囲に語り、組織型選挙ではなく、若者らを集めたミニ集会をこまめに開いている。
ただ、柿木、長谷川両氏に共通するのは、演説でも改憲について語らず、政策ビラにも憲法の文字がないことだ。長谷川氏は「『国防軍』が明記された自民党憲法改正草案を、特に女性はものすごく嫌がる」。柿木氏も公示日、記者団から「自分の当選が改憲につながるとの認識はあるか」と問われ、「当然、持っている」と答えたが、訴えの中心はもっぱら景気回復や社会保障の充実だ。
(花野雄太、石田耕一郎)
◇憲法改正やアベノミクスの是非など参院選で問われるテーマをめぐる与野党の攻防。その焦点となる選挙区での戦いを見て歩きます。次回から第4総合面に掲載します。
■北海道(改選数3)
柿木克弘 48 自新 〈元〉道議〈公〉
鉢呂吉雄 68 民新 〈元〉経産相
長谷川岳 45 自現(1) 〈元〉総務政務官〈公〉
水越寛陽 36 無新 僧侶
佐藤和夫 69 こ新 〈元〉陸上自衛官
徳永エリ 54 民現(1) 党道代表代行
森英士 38 共新 〈元〉赤旗記者
森山佳則 49 諸新 幸福実現党員
中村治 63 諸新 支持なし役員
飯田佳宏 43 無新 〈元〉衆院議員秘書
(敬称略。〈 〉内は推薦)
1846
:
チバQ
:2016/06/28(火) 19:49:12
http://www.sankei.com/west/news/160628/wst1606280031-n1.html
2016.6.28 10:47
【参院選・大阪】
「橋下市長秘書、覚醒剤で逮捕?」自民・中山府連会長発言 維新側と“場外戦”泥沼化
9人が競う参院選大阪選挙区(改選数4)の裏側で、おおさか維新の会常任役員の吉村洋文大阪市長と自民党大阪府連会長の中山泰秀衆院議員=大阪4区=が“場外戦”を繰り広げている。市と自民府連の会合で中山氏が「前の(橋下徹)市長の時に秘書が覚醒剤で逮捕されたのか」と発言したのがきっかけだ。中山氏の勘違いだったとみられるが、吉村氏は謝罪を要求。橋下氏も「名誉毀損(めいよきそん)」と法的手段に訴え、泥沼化している。
「公式の場で全く根拠のない発言をされたことは勘違いや記憶誤りで済まされるものではありません」
参院選の序盤情勢調査の結果が「与党好調」と伝えられた24日。吉村氏が中山氏側に送った抗議文は強い批判とともに「明確かつ真摯(しんし)な謝罪」を求めていた。
中山氏は元外務副大臣で父に建設相や郵政相を歴任した正暉(まさあき)氏、祖母に日本初の女性閣僚として厚生相を務めたマサ氏を持つ自民府連のサラブレッド。吉村氏とは平成26年の衆院選大阪4区で直接対決、勝利している。弁護士としてテレビに出演して人気を集めていた橋下氏に政界進出を呼びかけた逸話もあるが、近年は大阪都構想などをめぐり対立を深めていた。
因縁の関係が再燃したのは、参院選の公示日を10日後に控えた今月12日。市幹部らが自民府連の国会議員に国家予算への要望を伝えた説明会の場だった。
中山氏の発言を受け、吉村氏は即座に「うわさレベルの話ではないと思いますが」とくぎを刺した。中山氏は覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された橋下氏の府知事選時のスタッフと混同したとみられる。
吉村氏は終了後、副市長が中山氏から聞いたという個人名(=スタッフ名)を基に調査を開始。その人物が市長秘書を務めたことはなく、実際の市長秘書も同法違反容疑で逮捕された事実がない-として、「市への信用毀損行為」と断じた。
当事者である橋下氏も13日のツイッターで「事実無根」と反論、中山氏を「日本一無能な政治家」「アホボン」と罵倒した。さらに名誉毀損罪で大阪地検に告訴するとともに、大阪地裁にも1千万円の損害賠償を求めて提訴した。
参院選が迫る中で飛び出した中山氏の発言に対しては、「候補者2人を擁立して攻勢を強めるおおさか維新を牽制(けんせい)したのでは」との見方が関係者に広がった。
しかし、中山氏は産経新聞の取材に「そんなつもりはない」と否定。自らの発言を「質問だ」と強調した上で「情報を開示してほしいという思いでお尋ねしたのであって、市の信用や誰かの名誉を傷つける意図はない」と説明している。
中山氏の発言について、名誉毀損に詳しい石井邦尚(くにひさ)弁護士(第二東京弁護士会)は「少なくとも形式的には質問で、市側が『間違い』と言えば済む可能性もあった」と指摘する。裁判では、中山氏が発言した文脈や、市長秘書の逮捕を信じた根拠の有無-などが争点になるとした。
1847
:
チバQ
:2016/06/28(火) 19:50:22
http://www.sankei.com/politics/news/160628/plt1606280026-n1.html
2016.6.28 11:01
【参院選・和歌山】
「ボキャ貧だった」と和歌山県知事が釈明 行政訴訟は「たかり」発言で
和歌山県の仁坂吉伸知事が、参院選和歌山選挙区(改選数1)に立候補した無所属新人の由良登信氏(64)=共産、社民、生活推薦=が県などを相手取った行政訴訟を手がけていることを念頭に「たかり」などと批判した問題で、仁坂知事は28日の定例記者会見で「私もボキャ(ボキャブラリー)貧だった」と釈明した上で、「(行政訴訟は)随分、お金がかかる。県民のお金がなくなるのはつらい」と語った。
仁坂知事は23日に和歌山市内で開かれた自民現職の鶴保庸介氏(49)=公明推薦=の個人演説会で、由良氏について「県から見たらたかりじゃないかなという案件(裁判)でいつも出てくる」と指摘。仁坂知事の発言に対し、由良氏側は「明らかな名誉毀損だ」と反発を強めていた。
1848
:
チバQ
:2016/06/28(火) 19:53:06
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20160628k0000m010158000c.html
<参院選>自民、衆院選にらみ協力 福岡選挙区
01:20毎日新聞
改選数が1増え、3議席を争う福岡選挙区。公明党新人、高瀬弘美氏は22日、福岡市内での出陣式で「動き始めた経済をすみずみに行き渡らせられるのは公明党だけだ」と訴えた。同時に「安定の自公政権か、混乱の民共(民進、共産両党)か。参院選の争点は一つだ」と自公連立を強くアピールした。
その約1時間前、自民党現職の大家敏志氏は3キロ離れたホテルでの出陣式で「経済再生の第2ステージを自民党に託してもらいたい」と訴えたが、公明党との連立関係に触れることはなかった。
公明が福岡選挙区に候補を立てるのは1992年以来24年ぶり。福岡選挙区は過去にも改選数3の時代があり、公明が議席を獲得したこともある。95年に改選数2に減り、最近では5回連続、自民、民主(当時)両党が議席を分け合ってきた。
公明は今回、議席奪還の好機と候補擁立に踏み切った。同時に、全国の改選数1の1人区で自民候補を支援する見返りの一つに、福岡で具体的な支援を自民に求めた。
自公の県組織が取り決めた獲得目標は大家氏70万票、高瀬氏50万票。高瀬氏を少なくとも3位に滑り込ませる戦術だ。自民票の一部を高瀬氏に回すことが不可欠で、自民幹部は「公明だけでは足りない票を自民が工面する」と語る。公明の山口那津男代表は27日、福岡市で記者団に「定数3の福岡で自公で2人取るのは安定政権に重要だ」と述べた。
高瀬氏は自民推薦も得て、安倍晋三首相と並ぶポスターも作製。大家氏陣営は「票を食われる」のは避けたいのが本音で、両陣営にはよそよそしさが漂う。それでも自民にとって、福岡での協力は次期衆院選で公明の協力をどれだけ引き出せるかに直結する。
高瀬氏が26日、福岡市内のホテルで開いた集会には、安倍首相の昭恵夫人が姿をみせ、「主人から高瀬さんを応援してほしいと言われて参りました。公明党の皆さんには主人も大変感謝しています」と語った。首相に代わり、党本部主導による高瀬氏支援をアピールする狙いとみられる。
衆院議員も次をにらんでいる。北九州市で6日にあった自民の山本幸三衆院議員(福岡10区)のパーティーには、事前通告なしに高瀬氏が駆け付け、短いスピーチを行った。自公ですきま風が吹くなか、招いた山本氏側の狙いは「衆院選に向けた公明との関係強化」(自民幹部)に他ならない。
これに対し、共産新人の柴田雅子氏は25日、福岡市の街頭演説で「海外で戦争する国づくりを進める『安倍暴走政治』を許すのかが最大の争点だ」と訴えた。「反安全保障関連法」の受け皿作りが共産の戦略だ。
民進党は元民放アナウンサーで知名度の高い新人、古賀之士氏を擁立。古賀氏は「格差や憲法、表現の自由など、政治への危機感を今ほど持ったことはない。県民目線の政治を目指す」と訴える。【門田陽介、比嘉洋、高橋克哉】
◇改選数3
大家 敏志(おおいえ・さとし)48[元]財務政務官(1)自[麻]現
竹内 信昭(たけうち・のぶあき)63党県副代表 社 新
柴田 雅子(しばた・まさこ)32病院職員 共 新
吉冨 和枝(よしとみ・かずえ)57幸福県副代表 諸 新
高瀬 弘美(たかせ・ひろみ)34[元]外交官 公 新=[自]
石井 英俊(いしい・ひでとし)39NPO理事長 こ 新
古賀 之士(こが・ゆきひと)57[元]民放社員 民 新
船戸 タキ子(ふなと・たきこ)58[元]参議員秘書 無 新
森上 晋平(もりがみ・しんぺい)32会社員 維 新
※届け出順。年齢は投票日の7月10日現在
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チバQ
:2016/06/28(火) 19:53:37
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201606/CK2016062802000123.html
沖縄・福島 現職2閣僚に逆風の選挙戦
2016年6月28日 朝刊
写真
参院選は沖縄、福島両選挙区(いずれも改選一)で、安倍内閣の現職閣僚が野党側と戦っている。それぞれ沖縄県名護市辺野古(へのこ)への米軍新基地建設、東京電力福島第一原発事故の問題を抱え、安倍政権の安全保障政策と原発政策自体が審判を受ける構図。逆風を受ける両閣僚の旗色は、必ずしもよくない。 (清水俊介、中根政人)
◆沖縄 基地問題
沖縄選挙区は、自民現職の島尻安伊子沖縄北方担当相(51)が、無所属新人の元宜野湾市長で新基地建設反対派が支援する伊波洋一氏(64)と議席を争う。諸派新人の金城竜郎氏(52)も立候補している。
新基地建設を巡っては、仲井真弘多(なかいまひろかず)知事(当時)が二〇一三年十二月に辺野古の埋め立てを承認した。しかし、仲井真氏は一四年十一月の県知事選で翁長雄志(おながたけし)知事に敗北。翁長氏は昨年十月に埋め立て承認を取り消した。日本政府は本体工事を強行し、政府と県が双方を法廷で訴え合う異例の展開となった。
今年六月の県議選は、翁長氏の支持派が過半数を確保。厳しい状況で参院選を迎えた島尻氏は、辺野古問題に直接触れず「安全・安心な島づくりのため、できることを全てやる」と訴える。沖縄振興は沖縄担当相の所管だが、陣営は「政府の一員であることが、相手陣営にとって絶好の攻撃材料」と神経をとがらせる。
伊波氏は「選挙を通して、日米両政府に新基地建設の断念を求めていく」と訴えている。
◆福島 原発事故
前回から改選数が減った福島選挙区は、自民現職の岩城光英法相(66)が民進現職の増子輝彦氏(68)と対決。諸派新人の矢内筆勝氏(54)も立候補している。
福島では、事故から五年以上たった今も九万人超の県民が県内外で避難生活を続ける。政府は一四年四月以降、放射線量が下がった原発周辺の市町村の避難指示を解除しているが、「除染が不十分」との住民の不安は強い。
除染で出た放射性廃棄物を保管する中間貯蔵施設も、用地取得交渉が難航し、確保できた敷地は予定地全体の2%程度。積み上げられた汚染土などは復興の妨げになっている。
安倍晋三首相(自民党総裁)は参院選公示日の二十二日に福島県郡山市で街頭演説。「復興は確かに進んでいる」と強調し、原発事故への直接の言及はなかった。岩城氏も「復興へ向けて責任を果たしていく」と述べたが、原発事故からの復興が進まない現状には触れなかった。増子氏は原発事故について「安全対策に抜かりがあった」と訴える。
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チバQ
:2016/06/28(火) 19:56:32
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/sanin2016_o/article/254792
議席奪還へ「官邸」動く 官房長官、新人の後ろ盾強調
2016年06月28日 00時12分
7月10日投開票の参院選大分選挙区(改選数1)で27日、安倍晋三首相(自民党総裁)に近い大物2人が相次いで自民新人の応援演説を行った。駆け付けたのは菅義偉官房長官と、安倍首相の盟友とされる麻生太郎副総理兼財務相。大分選挙区は、報道各社の序盤情勢で民進現職との競り合いが報じられた全国屈指の激戦区。九州の「1人区」で唯一となる民進の議席を奪うため、いよいよ「官邸」も動き始めた。
「私たち安倍政権は3年半で雇用を110万人増やした」「日米安保を基にして国民の生命財産を守るのが政権の責任」-。今参院選の争点を経済政策と安全保障の2点と断言した菅官房長官。10分弱の演説の中で10回近くも「政権」という言葉を使い、安倍政権が自民新人の後ろ盾になっていることを強調してみせた。
27日夜には麻生財務相も自民新人の出身地の国東市で応援演説。7月初旬には安倍首相が来援し、県内4市を巡る計画だ。「ここまで力を入れてもらって負けたら大分自民は全国の笑いものになる」。自民県連関係者は逆に表情を引き締める。
=2016/06/28付 西日本新聞朝刊=
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チバQ
:2016/06/28(火) 19:57:11
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/sanin2016_f/article/254787
福岡選挙区、3番手争い火花
2016年06月28日00時05分 (更新 06月28日 11時39分)
参院選福岡選挙区(改選数3)で公明と共産が3議席目を巡り激しく争っている。共同通信の序盤情勢調査では自民現職、民進新人に続く3番手に付ける公明新人を、共産新人が追い上げる構図。公明が自民の推薦をてこに保守層に食い込みを図る一方、共産は都市部の無党派層に照準を定めるなど戦略は異なるが、ともに党首が相次いで福岡入りし、互いの批判に火花を散らす。
「共産党の政策責任者は、防衛予算は人を殺すための予算と言った。ばかも休み休み言えと言いたい」。27日、JR博多駅前。公示後初めて福岡入りした公明の山口那津男代表は、街頭演説で気炎を上げた。新人も「争点はたった一つ。安定と責任ある自公政権か混乱の民共政権かの選択だ」と叫び、迫る共産への危機感を印象付けた。
公明は支持母体の創価学会の組織力に加え、自民からの推薦をフル活用。新人の選挙カーは「自民党推薦、公明党公認」と連呼する。福岡県選出の自民衆院議員の支持者に対し、安倍晋三首相との握手写真入りの選挙はがきを1選挙区3千〜5千枚ずつ発送する手はずも整えた。
新人が26日に福岡市で開いた個人演説会には、特別来賓として安倍首相の妻・昭恵さんが出席。「主人から『福岡で大変苦戦しているので応援に行くように』と言われました」と支持を訴えた。菅義偉官房長官や自民党の二階俊博総務会長の来援も決まっている。
一方、公明の背中を猛追する共産。25日、JR博多駅前で演説を終えた志位和夫委員長は報道陣の取材に応じ「良いところに付けている。必ず一角に食い込みたい」と力を込めた。得票目標は当選ラインとみる40万票。2013年の前回参院選で公認候補が獲得した得票の2倍に当たる。
「今までと同じことをやっても勝てない」と党県委員会。候補者に割り当てられる選挙はがきの送付先を支援者から無党派層に広げた。福岡市や北九州市などのマンションの住所を、選挙管理委員会が公開する選挙人名簿から書き写し、1世帯ずつ送っている。
県委員会によると、都市部のマンションは、オートロックに阻まれてビラを配れず、新聞を取っていなければ折り込みチラシも届かないため、選挙活動の壁になっていた。県委員会幹部は「公明は支持母体頼みで伸びしろがない。うちは無党派層から票を呼び込みたい」と対抗心を燃やす。
同選挙区にはこのほか、社民、政治団体「幸福実現党」、日本のこころ、無所属、おおさか維新の各新人が立候補している。
→福岡選挙区の立候補一覧はこちら
=2016/06/28付 西日本新聞朝刊=
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チバQ
:2016/06/28(火) 20:00:43
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160628ddlk10010011000c.html
<2016参院選>社民存亡かけ演説 福島副党首、比例票得票に注力 群馬が重点区 /群馬
13:17毎日新聞
社民党の福島瑞穂副党首は27日、JR高崎駅前で街頭演説し、「憲法を守るには、私を国会に何としても送り返してください」と訴えた。退潮が続く社民党にとって、今回の参院選は党の存亡をかけた負けられない戦いだ。群馬は前身となる旧社会党時代に田辺誠元委員長と山口鶴男元書記長を出し存在感を示しただけに党側の期待も高いが、比例の得票数は近年、減少傾向に歯止めがかかっていない。【鈴木敦子】
「比例は福島瑞穂に」。27日、福島氏はJR高崎駅前に集まった約100人の支持者を前に訴えた。傍らでは、民進党県連顧問で旧社会党の角田義一氏と、社民党県連合の小林人志代表ら幹部が見守った。
所属国会議員5人のうち党首と副党首の2人が改選を迎える。「顔」でもある副党首の福島氏の議席を死守すべく、党が全国で指定した比例の「重点区」に群馬も入る。県連合は福島氏の法定ビラ10万枚の配布を公示後わずか数日で終えたため、党本部に「あるだけ追加で送って」と注文し、27日付で県内支部に運動強化を指示した。
県連合の小林代表によると、「3万票」の得票を目標に掲げる。しかし、参院選での比例得票数は、2007年に3万5689票(得票率4・14%)だったが、10年は3万109票(3・28%)、13年は1万3798票(1・70%)と最近は減少傾向にある。
昨夏に田辺、山口両氏が死去し、「護憲政党」として存在感を示してきた旧社会党の黄金時代を知る人は少なくなった。
小林代表は「『護憲』と言っても若い人には響かないのかもしれない」と話すが、一方で、同じように改憲反対の立場をとる共産党は、近年、若い世代にも支持を広げている。
13年参院選の結果から19年まで政党を維持できるが、今回の参院選の結果次第では退潮に拍車がかかりかねない。角田氏は「党の生き残りのためには地をはうような努力が大事。選挙に王道はない」と力を込める。
社民党一筋という藤岡市の党員の男性(88)でさえ、現状を「じり貧」と評し、「20〜40代の支持者を増やすための対策を考えなければ」と危機感を募らせている。
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チバQ
:2016/06/28(火) 20:02:00
http://news.goo.ne.jp/article/sponichi/nation/sponichi-spngoo-20160628-0036.html
民進党、千葉で共倒れ危機…2人擁立の自民に対抗も共産“怖い”
07:01スポニチアネックス
民進党、千葉で共倒れ危機…2人擁立の自民に対抗も共産“怖い”
22日の出陣式で蓮舫氏とともに必勝を誓う水野氏
(スポニチアネックス)
◇参院選 7・10投開票
「自民1強打破」を掲げ、今回の参院選に挑む民進党。千葉選挙区(改選数3)では、2人の公認候補を立てた自民党に対し、小西洋之氏(44)と水野賢一氏(49)の現職2人が立候補した。ところが、共産候補の激しい追い上げで民進候補の共倒れを懸念する声も上がり、党幹部が相次いで応援に入っている。
市川市の西友本八幡店前で27日に行われた小西氏の演説に、東京都知事選の有力候補として注目を集めた蓮舫代表代行が駆け付けた。22日に続いて2度目の応援で「小西は絶対に皆さまの期待に応えます」とアピール。小西氏は「医療や福祉の法律をつくってきた。また仕事をさせてください」と頭を下げた。
一方の水野氏の元にも党の顔が投入されている。20日の船橋市での街頭演説に岡田克也代表、22日の千葉市での出陣式に蓮舫氏、26日の市川駅前の街頭演説には枝野幸男幹事長が参加。「1強多弱に風穴をあけ、切磋琢磨(せっさたくま)できる状況をつくり上げないといけない」とする水野氏をバックアップする。県連幹部は「危機感を持った党本部のテコ入れ。水野陣営からは“もう一度、蓮舫さんを”という要請が来ている」と話した。
県連は元民主党の小西氏1人を擁立する予定だったが、3月に民進党が誕生した際、みんなの党の解党で無所属となっていた同選挙区選出の水野氏が加わった。永田町関係者は「水野氏は自民で4期衆院議員を務めたので個人票を持っているとみて2議席獲得も可能と考え、党本部が入党を呼び掛けた」と話す。民主党政権だった10年の参院選は小西氏が約53万票でトップ当選し、みんなの党だった水野氏は約48万票で3位当選。だが、前回の13年に民主党から出馬した長浜博行氏は約39万票で3位の当選。党の得票は大きく減っていた。
今回の選挙戦は自民2人が先行し、民進2人と共産候補が追う展開とされる。改選数が複数になった04年以降、民進党が守ってきた議席がゼロになる恐れも指摘される中、小西氏陣営幹部は「党勢は回復していると党本部は踏んだが、見込んでいた改憲反対の票も共産候補に流れている」と不安を口にした。
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チバQ
:2016/06/28(火) 20:19:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160628-00000035-asahi-soci
霞が関でも労働組合離れ加速 外務省や文科省では消滅
朝日新聞デジタル 6月28日(火)14時43分配信
霞が関でも労働組合離れ加速 外務省や文科省では消滅
省庁間でばらつきがある労働組合の組織率
国家公務員の労働組合の組織率が昨年、人事院が統計を取り始めた1949年以来、初めて5割を割った。外務省や文部科学省など組合自体が消えた省庁もあるという。どうして省庁で組合離れが加速しているのだろうか。
■10年前は6割を超えていた組織率
国家公務員の給与は人事院の勧告で決まるが、労組は勧告前や春闘時に賃金や処遇の改善を要求するなどしている。人事院によると、管理職や団結権が認められていない警察職員らを除く約18万9千人の組合の組織率は昨年3月末に49・7%と過半数を割り、直近では47・6%。10年前は6割を超えていた。
厚生労働省の調査では1千人以上の大企業でも2005年に組織率が過半数を割り、昨年は45・7%。大企業で先行した組合離れが国家公務員の職場でも進みつつある。
09年に職員の無許可専従問題が発覚した農林水産省は、それまで9割を超えていた組織率が8割台に。全農林労働組合の柴山好憲書記長は「出先機関の管理職になって一度、組合を離れた職員が組合に復帰しない例や、新卒者に加入してもらえないケースが増えた。組合への理解を深めていかなければ」と話す。
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チバQ
:2016/06/28(火) 20:20:44
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160628-00124805-toyo-bus_all
神奈川県で勃発! 与党3候補の仁義なき戦い
東洋経済オンライン 6月28日(火)12時25分配信
神奈川県で勃発! 与党3候補の仁義なき戦い
27日、安倍首相は神奈川県選挙区で公認・推薦した3候補すべての応援演説をこなした(写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ)
国政選挙における応援演説は、党内事情を如実に表すものだ。安倍晋三首相が6月27日、神奈川選挙区に入ったときにも様々なことが読み取れた。
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4人区である神奈川選挙区において、自民党は三原じゅん子氏(参議院議員1期)のみを公認とし、中西健治氏(参議院議員1期)と公明党の三浦信祐氏(新人)を推薦している。
安倍首相は、彼らの街頭演説会において応援演説をするために神奈川県入りした。
■ 複雑な状況にある神奈川選挙区
その前日である26日には、安倍首相は兵庫選挙区で公明党の伊藤孝江氏を応援し、28日には埼玉選挙区で公明党の西田実仁氏の街頭演説会に参加する予定だ。
この2つの選挙区はいずれも定数3議席で、公明党候補が苦戦している。だが神奈川選挙区はもっと複雑だ。定数4議席のところを、与党から3名が立候補しているのだ。
公認候補である三原氏と推薦候補である中西氏を抱える自民党は、当初は公明党の三浦氏の推薦に消極的だった。票に余裕がないため、これ以上はかかえきれないからだ。そもそも本命だった三原氏の公認決定すら、大きく遅れた経緯がある。
しかし公明党サイドは自民からの推薦にこだわった。
何かを求めるわけではなく、推薦が形式的なものであることは重々わかったうえでのこだわりだ。「我々は自民党からは票をもらおうなんて、期待していない。求めてもどうせ入ってこないし、むしろこちらから出ていくほうが多く、いわば赤字の状態。ただ連立を組んでいる仲間としてのけじめだけは付けてほしい」。これは公明党内部から聞いた彼らの本音だ。
確かに票の動きからいえば、公明党は“赤字”といえる。独自候補を擁立する小選挙区は9にすぎないし、「小選挙区は自民党、比例区は公明党」といっても、比例区の票全てが公明党に入るわけではない。参院選の選挙区ならなおさらだ。
3年前の参院選では、当初は圧倒的に優勢と言われた佐々木さやか参院議員の票が伸びず、定数4議席中3位で終わっている。それでも公明党が自民党と連立を組み、選挙協力を行うのは、与党であるメリットを享受できるからだ。公明党は単独では与党になることはできない。
27日に行われた三原氏、中西氏そして三浦氏の街頭演説会の現場では、そうした背景を改めて確認した。それぞれの思惑が選挙を熱くしている。それが選挙なのだと実感できた。
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チバQ
:2016/06/28(火) 20:21:06
■ 公明党候補は共産党を絶叫しながら攻撃
「防衛省で18年間仕事をしてきた身としては、そんな発言をする輩には絶対に負けるわけにはいかないのであります!」
午後4時から桜木町駅東口で行われた公明党の街頭演説会。前日の26日に放映されたNHKの番組で共産党の藤野保史政策委員長が防衛費を「人を殺す予算」と発言したことを受けて、三浦氏がこう絶叫している。三浦氏は防衛大学で将来の幹部自衛官を18年間も教えてきた。その誇りを前面に打ち出す演説だった。
三浦氏と一緒に街宣車上にいた安倍首相は、これを受けて「自信をもって推薦した三浦さんから決意表明を聞いた。推薦したのは間違いないと確信した」と語り始め、この選挙で大いに展開している民進党と共産党の批判に繋げていった。
「野党は政策でまとまらずに、『安倍内閣を打倒する』と言うばかり。岡田(克也民進党代表)さんに『私を打倒した後に何をするのか』と聞いたら、『まず打倒します』との返事だった」
「民進党が野党共闘する共産党は、党綱領に『日米同盟廃棄』を掲げている。また『自衛隊は違憲だ』とも言っている。『違憲だから解散する』と述べているのだ。しかし党首討論で志位(和夫共産党委員長)さんに『災害が起こったらどうするのか』と聞くと、『その時は頑張ってもらう』との答えだった」
こうして野党の矛盾を次々と暴いて指摘する安倍首相。まさに共産党を天敵とする公明党とはあうんの呼吸の関係だということがよくわかる。
その後、午後5時から川崎駅西口で行われたのが、無所属で自民党推薦の中西氏の街頭演説会だ。安倍首相は少し遅れて、5時30分に到着している。
2009年の横浜市長選で落選した後、2010年の参院選でみんなの党から出馬したことが響き、自民党神奈川県連との関係がいまいちよくない中西氏だが、今回は麻生太郎財務相の為公会(いこうかい)が全面的にバックアップ。この日の街頭演説会の司会を務めた牧島かれん衆院議員や松本純衆院議員、そして河野太郎国家公安委員長らが応援している。
麻生氏は閣内では、菅義偉官房長官との確執があると言われている。自民党公認の三原氏は“菅ガールズ”と言われているので、中西氏とすればさらに負けられない相手だ。
この日の西口のロータリーは人であふれており、桜木町駅東口で行われた三浦氏や三原氏の街頭演説会の観衆よりもはるかに多いように見えた。しかも若者の姿が目立っていた。いくつかの事前調査で当落線上にいるとされた中西氏の意地を見た思いがした。
■ 「三原じゅん子だけが公認候補」と強調
その中西氏が街頭演説会で何人集められるかを気にしていたのが、三原氏の陣営だ。事前調査全てにおいて三原氏は断トツでトップを走り、圧倒的な強さを見せている。それでも決して警戒心を緩めようとはしない。
「自民党が自信と責任をもって公認しているのは三原じゅん子だけ」。午後6時から桜木町駅東口で開かれた街頭演説会で、挨拶のためにマイクを握った山本朋広衆院議員がこう断言した。
これは明らかに自民党推薦の中西氏をけん制する言葉だ。実際に神奈川県連は26日に「総裁遊説の対応について」を党所属国会議員に配布し、27日に安倍首相が参加する3つの街頭演説会のうち、三原氏の街頭演説会以外には行かないように要請した。安倍首相も三原氏を「わが党唯一の公認候補」と明言し、他の候補と区別した。そして6年前の出馬について、「下野した自民党から、かつての大物政治家も出ていった時だ。それなのに三原さんは自民党をあえて選んでくれた。我々はその勇気にこたえなければならないと思った」と最大限に称えている。
しかし自民党神奈川県連の要請にもかかわらず、公明党の三浦氏の街頭演説会には、鈴木馨祐衆院議員、福田峰之衆院議員、そして三原氏の街頭演説会で中西氏へのけん制発言を行った山本朋広衆院議員までもが顔を出していた。いくら県連からの強い要請があったとしても、公明党の協力なしで次の衆院選は戦えない――そんな自民党議員の苦しい現実がありありと表れていた。
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チバQ
:2016/06/28(火) 20:22:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160628-00000047-nksports-pol
民進神奈川の金子氏と真山氏は“旧民主対旧維新”
日刊スポーツ 6月28日(火)9時53分配信
民進神奈川の金子氏と真山氏は“旧民主対旧維新”
神奈川選挙区
神奈川選挙区(改選4)は、自民、民進両党で身内同士が対決、「党内ねじれ」の仁義なき戦いだ。民進は、旧民主VS旧維新の「代理戦争」。1人区で連携する共産、社民も候補を擁立して野党共闘にも頼れず、共倒れの懸念も出ている。
「大変厳しい戦いです」。民進党の金子洋一氏と真山勇一氏は、ともに演説で口にする。旧民主の金子氏と、みんなの党や結いの党、維新の党を経て比例から鞍替えした真山氏。出身母体が異なる2人は、同僚でも実質的にはライバル。民主と維新は、過去の選挙で対決してきているからだ。
10年、13年の参院選で旧民主の当選は1人。県連は当初、現職の金子氏に候補者を絞る戦略だったが、3月の民維合流後、神奈川で影響力を持つ維新出身の江田憲司代表代行が、2人目の擁立を主張。「身内」の真山氏が候補者となった。
金子氏と、日本テレビのキャスター出身の真山氏は、支持層も政策も異なる。党幹部は「切磋琢磨(せっさたくま)して、支持を広げてもらえれば、結果は出る」と強気だが、12人が出馬する激戦区で票が分散すれば、共倒れの可能性もある。
両氏の応援に入った山尾志桜里政調会長も「神奈川は(民維の)合流効果がある程度、試される選挙区。1人でも失えば、アベ政治に負けることになる」と、危機感を示した。
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チバQ
:2016/06/28(火) 20:27:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160628-00000064-jij-pol
野党共闘に地域差=長野進展、三重は出遅れ―注目区を行く【16参院選】
時事通信 6月28日(火)15時19分配信
全国32の「1人区」で野党が候補者一本化を実現した今回の参院選。だが、さまざまな事情で共闘には地域差もある。政党の垣根を越えた選挙運動を展開する長野に対し、三重では出遅れが響いている。(敬称略)
◇オールスターチーム
「NO! 戦争法」「政治を変えよう、主権者は私たち」。小雨の降る中、さまざまなスローガンが書かれたのぼり旗をはためかせ、100台を超える軽トラックが駐車場に集まった。19日、長野県大町市で行われた「平和パレード」出発式だ。
「安倍政治を何とかしてほしいという熱い思いが、私を野党統一候補に押し上げた。皆さんが主役だ」。民進党新人の杉尾秀哉があいさつすると、参加者が拍手で応えた。共産、社民両党の地元関係者も出席し、杉尾への支援を呼び掛けた。
杉尾陣営に入った民進、共産、社民3党は、地域ごとに担当を割り振り、ポスター貼りや有権者への電話かけなどを展開している。各党が培ってきたノウハウを共有する「オールスターチーム」(民進党関係者)で、共産党関係者は「新鮮な体験だ」と興奮気味に話す。
民進党の支持団体である連合長野には、共産党との連携に拒否感が根強い。このため、民進党県連は共闘に水を差さないよう、反目し合う勢力を集会に同席させないなどの工夫をしている。
一方、序盤の調査で劣勢と判明した自民党は焦りを隠さない。「私は長野の土になる思いでやっている。きのう、きょう来た人に大切な議席を譲るわけにはいかないんです」。同党現職の若林健太は19日夜、諏訪市で開いた決起集会で訴えた。
12日に応援に入った首相、安倍晋三は県内5カ所で演説し、「野党統一候補という甘い言葉にだまされてはならない。必死になってビラをまいているのは共産党だ」と野党共闘をけん制した。
◇相互不信
対照的に、三重県では政党間の不信感が共闘に影を落としている。民進党現職、芝博一の支援を共産、社民両党が決めたのは5月23日。全国の1人区で最後から2番目だ。
今月24日夜。「市民連合みえ」が伊勢市で開いた勉強会に、街頭活動を終えた芝が顔を出した。「今まで手の届かなかった人たちが集まってくれている」。にこやかに語る芝に、共産党支持者の男性は「演説で野党統一候補という言葉が出ず、がっかりした。必ず野党の代表なんだと言ってほしい」と注文を付けた。
芝は地元の神社で神職を務め、保守層に支持者が多く、系列県議らにも「共産党アレルギー」が根強い。共産党側も、芝が憲法改正を掲げる保守系団体、日本会議を支援する超党派の国会議員懇談会にかつて所属していたことを警戒する。
野党間の調整が難航している間に、自民党新人の山本佐知子は着々と支持を広げた。25日、民進党代表、岡田克也の地元四日市市で公明党が開いた街頭演説会には山本も参加。約2000人の聴衆を前に「今の難局を乗り切れるのは自公連立政権しかない」と熱弁を振るった。三重県知事、鈴木英敬も街宣車に乗り、国政選挙では初めて応援演説のマイクを握った。
「三重の議席は単なる1議席ではない。野党党首のお膝元で自公が勝つことに大きな意味がある」。公明党県本部の幹部はこう勢い込む。これに対し、26日に芝の応援に入った岡田は「戦況は五分五分、横一線だ」と厳しい情勢認識を示し、芝が落選すれば代表を退くと表明、退路を断った。
◇長野(改選数1)
杉尾秀哉 58 民進・新
及川幸久 56 諸派・新
若林健太 52 自民・現
◇三重(改選数1)
芝博一 66 民進・現
野原典子 59 諸派・新
山本佐知子 48 自民・新
※敬称略。届け出順。年齢は投開票日現在
1860
:
チバQ
:2016/06/29(水) 02:06:47
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160628-00000128-jij-pol
「民主」「おおさか」無効票も=開票管理者が判断―総務省【16参院選】
時事通信 6月28日(火)21時18分配信
総務省は28日、7月10日投開票の参院選比例代表で、投票記載に関する「見解」を各都道府県の選挙管理委員会に通知した。従来方針通り、投票用紙への記載が「自」や「民」など1字のみでも、それぞれ自民党、民進党の有効票とみなすが、「民主」や「おおさか」と記載された場合は、無効票となる可能性もあるという。
民進党は今年3月、民主党と維新の党が合流して結成したばかり。「民主」と書かれた場合は、民進なのか、自由民主党(自民党)や社会民主党(社民党)への投票なのか、判断しづらくなった。公職選挙法では、各開票所の開票管理者に最終判断を委ねており、総務省選挙課は「管理者の判断次第では、『民主』票は無効となる可能性もある」と説明する。
また、「おおさか」と記載された投票も、判断が分かれそうだ。おおさか維新の会は略称を「維新」で届けており、新党改革の比例代表候補である大坂佳巨氏への投票とも考えられるからだ。選挙課によると、開票管理者の判断次第で、同じ記載への対応が異なるケースも出てくるという。
総務省は「見解」でこうした疑問票の扱いについて明確な指針を示しておらず、同課の担当者は「自分の1票が自分の意図しない票になることもある。党名も候補者名もぜひフルネームで書いてほしい」と呼び掛けている。
1861
:
チバQ
:2016/06/29(水) 02:07:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160628-00000139-jij-pol
藤野政策委員長を更迭=「人を殺す予算」で批判受け―共産
時事通信 6月28日(火)22時9分配信
共産党の藤野保史政策委員長(46)は28日夜、党本部で記者会見し、防衛費について「人を殺すための予算」と述べた自らの発言は不適切だったとして、政策委員長の辞任を表明した。
同日の持ち回りの常任幹部会で決定した。政府・与党から批判が相次いだのに加え、参院選で共闘する民進党からも問題視する声が上がったのを踏まえ、共産党として事実上の更迭に踏み切ったものだ。
国政選挙の期間中に政党の主要幹部が辞任するのは異例。後任は当面置かず、小池晃書記局長が兼務する。
藤野氏は会見で、発言内容は防衛予算を全否定はしていない党の立場に反したと説明。「自衛隊の皆さんを傷つけるものになり、深く反省し、国民に心からおわび申し上げる。野党共闘の関係者や支持者に多大な迷惑をおかけした」と陳謝した。
藤野氏の発言は26日のNHKの討論番組で出たもので、同日中に取り消した。しかし、政府・与党は発言をとらえて野党共闘への攻撃を強め、菅義偉官房長官は28日、横浜市内の街頭演説で「民共合作の無責任さの象徴だ」と強調。民進党からも「自衛官ら関係者に不快感を与えた」(枝野幸男幹事長)との声が出た。
1862
:
チバQ
:2016/06/29(水) 02:36:04
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/sanin2016_o/article/255066
知事や元首相、態度鮮明に 「激戦」の構図に一役
2016年06月29日 00時12分
12年ぶりの議席奪還を目指す自民党と、九州の1人区で唯一となる議席の死守を図る民進党が激突する参院選大分選挙区(7月10日投開票)。昨年4月の統一地方選で知事選、大分市長選を“連勝”した自民は「最大のチャンス」と意気込み、「非自民の牙城」の崩壊をくい止めたい民進は「連敗ストップ」に総力を挙げる。首長や元首相たちの態度も鮮明になりつつあり、激戦区の攻防にどのような影響を与えるのか、注目される。
「栄えあるご当選を勝ち取られるよう心から祈念申し上げます」。参院選が公示された22日、自民新人の出陣式で広瀬勝貞知事のメッセージが読み上げられると会場から拍手が湧いた。
昨年の知事選で、当時の民主党(現民進)が実質支援した前大分市長の釘宮磐氏らを破り4選を果たした広瀬氏。27日の定例記者会見でメッセージを送った理由を問われ「『電報をくれ』と言われるところには出している。一方からはあって一方からはなかった」。自民新人への“肩入れ”は否定したものの、出陣式の出席者には「知事も味方」との受けとめが広がった。
広瀬氏同様、自民県連から推薦を受けて当選した大分市の佐藤樹一郎市長は「政策が近い」(佐藤氏)という自民新人の出陣式に顔を見せた。広瀬氏と佐藤氏はそれぞれ「県民党」「市民党」の立場でトップを務めているが、自民県連関係者は「2人がこちらを向いているのは間違いない。選挙戦でも大きな力になる」と満足げだ。
一方の民進現職の出陣式には釘宮氏が出席し、会場で関係者と握手を交わした。「知事選での敗北を考慮して今回はおとなしくしている」(県連関係者)というものの、釘宮氏の後援会が勝手連的に現職を支援し、選挙戦を支えている。市長選で佐藤氏に敗れた元大学教授もたびたび現職や県連の集会に顔を出し、協力体制を取ってきた。
知事選では広瀬氏を「個人的に支援」した社民党最高顧問、村山富市元首相も今回、民進現職の支援に回った。公示前には集会であいさつに立ち、「安倍(晋三)首相の暴走を止めるために勝ってもらわないといけない」と声を張り上げた。民進県連幹部は「非自民の勢力を結集できている」と自分に言い聞かせる。
=2016/06/29付 西日本新聞朝刊=
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1863
:
とはずがたり
:2016/06/29(水) 06:12:49
比例選で自民第1党の勢い、共産・お維新も好調
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2016/news2/20160624-OYT1T50014.html?from=yartcl_outbrain1
2016年06月24日 07時42分
読売新聞社の序盤情勢調査から比例選(改選定数48)の情勢を分析すると、自民党が前回2013年に続き、他の党を引き離し、比例選第1党を確保する勢いを見せている。
共産党が議席増をうかがい、おおさか維新の会は複数議席の獲得をほぼ確実にした。
自民党への支持は全世代で他党を上回り、特に18、19歳を含む30歳代までの若年層の支持が厚い。「景気や雇用」「外交や安全保障」を重視する有権者の約半数が支持している。
ただし、無党派層への広がりには欠け、13年の18議席に届くかどうかは不透明な情勢だ。
公明党は党支持層の9割以上を固め、7議席だった13年並みの議席獲得が、ほぼ射程圏内に入った。
民進党は、重視する政策に「憲法改正(の是非)」を挙げる人の約3割の支持を得た。ただ、内閣不支持層からの支持は3割強にとどまり、政権批判票を結集しきれていない。13年に前身の民主党が獲得した7議席は超えそうだが、10年の獲得議席16に達するのは難しく、自民党を脅かすには至っていない。
共産党は、13年の5議席を上回る可能性が高く、比例選第3党を公明党と争う位置につけている。年齢別では、50歳代以上の世代から支持を集めている。
おおさか維新の会は、大阪府で自民党と拮抗きっこうするなど、主に近畿地方で健闘している。内閣支持・不支持層の双方から一定程度の支持を得ていることも特徴だ。
社民党や生活の党も1議席を獲得する可能性がある。その他の政党の議席獲得は微妙な情勢だ。
1864
:
とはずがたり
:2016/06/29(水) 06:22:19
>>1815
俺もそれ思いましたが青森テレビアナウンサー…ではなく女性と人権全国ネットワーク代表の様ですね。
昔なら全国区から無所属で出てそうですが比例代表制の元では政党に拾って貰うか東京選挙区しか選択肢はなさそうです。
https://www.google.co.jp/search?q=%E4%BD%90%E8%97%A4%E9%A6%99&oq=%E4%BD%90%E8%97%A4%E9%A6%99&aqs=chrome..69i57.2487006j0j7&sourceid=chrome&ie=UTF-8
1865
:
チバQ
:2016/06/29(水) 12:42:03
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1606280080.html
【参院選・滋賀】民進・岡田代表の応援要請を断った嘉田氏「今回は動かない」 再三の要請も首を縦に振らない胸の内は…
06月28日 20:54産経新聞
【参院選・滋賀】民進・岡田代表の応援要請を断った嘉田氏「今回は動かない」 再三の要請も首を縦に振らない胸の内は…
嘉田由紀子・前滋賀県知事
(産経新聞)
民進現職の林久美子氏(43)と自民新人の小鑓隆史氏(49)が激戦を展開している参院選滋賀選挙区(改選数1)で、嘉田由紀子前滋賀県知事の動向が注目されている。嘉田氏は平成26年に知事を退いた後も同年の衆院選で民主党候補者の後援会長を務めるなど、「非自民勢力」として精力的に活動を行ってきた。しかし今回の参院選では「動かない」と明言。ただ、県内ではいまも高い人気を誇るだけに、自民側が警戒を強める一方、民進側は秋波を送り続けている。
「参院選に比例代表で出てほしい」。今月11日、同県近江八幡市。遊説の合間を縫って嘉田氏と面会した民進党の岡田克也代表は、こう切り出した。それだけでなく、林氏の応援も要請したが、嘉田氏はいずれも断ったという。
嘉田氏が代表を務める政治団体「チームしが」の役員会でも17日、所属する民進系議員らが協力を求めた。だが嘉田氏は首を縦に振らず、チームしがとしては林氏を推薦するものの、嘉田氏個人は動かない、という形に落ち着いた。
嘉田氏は産経新聞の取材に、「特定の個人を応援する立場にない」と明言。びわこ成蹊スポーツ大の学長という現在の自身の立場も考慮したとみられる。
嘉田氏は18年の知事選で、「もったいない」のフレーズを掲げて新幹線新駅の凍結などを訴えて初当選。再選を期した22年知事選では過去最多の約42万票を獲得し、自民系の新人候補にダブルスコアで圧勝した。引退後も、26年の知事選では後継の三日月大造知事誕生の原動力となったとされる。
林氏の陣営関係者は「嘉田さんも難しい立場にあるのだろうが、嘉田さんがいるのといないのではまったく違う」と打ち明ける。
対する自民は激戦をにらみ、小鑓氏の応援に連日大物を投入。「(嘉田氏は)いまだに力はあるし、数千票動かす力は持っている」(自民県連幹部)とみて警戒感を強める。
だが一方で、嘉田氏が林氏の陣営に加わっても「大勢に影響はない」と見る向きも。26年の衆院選で嘉田氏が全面支援した民主候補は落選したからだ。別の自民関係者は冷ややかに切って捨てる。「たとえば『卒原発』のような大きな争点があれば、彼女は大きな力を発揮する。だけど、今回の選挙はそうじゃない」
滋賀選挙区には、このほか幸福新人の荒川雅司氏(41)が立候補している。
1866
:
チバQ
:2016/06/29(水) 20:43:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160629-00000015-mai-pol
<参院選>現職閣僚隠せぬ焦り 米軍属事件の影 沖縄選挙区
毎日新聞 6月29日(水)10時54分配信
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現職閣僚と野党統一候補の事実上の一騎打ちとなった参院選沖縄選挙区(改選数1)が激戦の様相を呈している。元米海兵隊員で沖縄県内の基地で働く米軍属の男が女性殺害容疑で逮捕された事件を受け、基地を容認する自民党への風当たりが強まり、野党陣営が攻勢をかけている。
「波高しと言われているが、走り続け必ずこの波を乗り越えたい」。自民現職で沖縄・北方担当相の島尻安伊子氏(51)=公明推薦=は24日、遊説先の那覇市で焦りを隠さなかった。この日、地元紙や毎日新聞などに載った序盤情勢の記事が対抗馬の無所属新人、伊波(いは)洋一氏(64)の優勢を伝えていた。
在日米軍専用施設の約74%が集中する沖縄県。国政選挙のたびに基地を巡って政権与党と野党が激しくせめぎ合ってきたが、事件発覚から約1カ月で公示を迎えた今回は、県民が具体的な不安を抱えた中での選挙となる。
政府は犯罪抑止策として15日、県内にある国の出先機関の職員でパトロール隊を結成。公用車で毎晩、繁華街や人通りの少ない場所を見回る活動を始めた。「島尻大臣の肝いり」(内閣府関係者)とされ、本人も「県民の安全安心を徹底的に守る」とアピール。基地負担の軽減も訴える。
だが政府は米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設方針を崩していない。阻止を掲げる翁長雄志(おながたけし)知事との溝も深まるばかりで、閣僚に名を連ねる島尻氏は逆風に立たされている。県連幹部は「基地を容認している自民党への風当たりは相当強い。事件があってからさらに厳しくなった」とこぼす。
一方、翁長知事の支援を受ける伊波氏は22日、那覇市で第一声を終えると、米軍キャンプ・シュワブ(名護市)のゲート前に向かった。辺野古への移設に抗議する市民らを前に「基地を造らせず、政府に断念させるまで共に戦っていきましょう」と呼びかけた。
那覇市から名護市に向かうこのルートは、2014年11月の沖縄知事選で翁長知事がたどった道。伊波氏が掲げるキャッチフレーズ「翁長知事と共に!」を印象づける作戦だ。
伊波氏は20日の政策発表会見で「海兵隊撤退を含め基地の大幅な整理縮小を求めていく」と述べ、基本政策の「基地返還の促進」から一歩踏み込んだ。その前日に那覇市で開かれた、事件に抗議する県民大会で在沖米海兵隊の撤退が決議されており、陣営幹部は「民意は辺野古移設反対ではなく、すでに基地撤去に向かっている。知事選と同等か、それ以上で勝ちたい」と意気込む。
ただ、1月の宜野湾市長選では、自民と公明が推す現職候補に、翁長知事が全面支援した新人候補が大差で敗れている。伊波陣営の別の幹部が「勝負は最後まで分からない」と話す通り、最終盤まで激しい選挙戦が繰り広げられそうだ。
同選挙区には幸福実現新人の金城竜郎氏(52)も立候補している。【蓬田正志】
1867
:
チバQ
:2016/06/29(水) 21:16:06
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20160629_11025.html
<参院選宮城>遊説戦略 2候補の違い鮮明
14:50河北新報
参院選(7月10日投開票)の宮城選挙区(改選数1)で、再選を狙う自民党現職の熊谷大氏(41)と4選を期す民進党現職の桜井充氏(60)が、遊説スタイルの違いを鮮明にしている。大物弁士に張り付いて名前を売り込む「熊谷流」に対し、「桜井流」は自らの遊説日程を優先させて弁士と一定の距離を置く。
26日夜、仙台市太白区東中田の公民館。高木毅復興相は「宮城の復興を加速させるためにも熊谷さんに残ってもらわなければ困る」と訴え、選挙カーや街頭演説で午後ずっと行動を共にした熊谷氏を持ち上げた。
熊谷氏は続々と県内入りする大物弁士と連動し、支持を呼び掛ける。25日は安倍晋三首相と県内4カ所で街頭演説をした後、夜は安倍首相と別に市内を回った岸田文雄外相と合流した。
公示日の22日は稲田朋美党政調会長と4カ所で演説し、周辺を離れずに練り歩いた。熊谷氏は「党本部から異例の待遇を受けている。一緒だと、やはり有権者の反応が違う」と話す。
30日には石破茂地方創生担当相と県北地域を回る。党県連幹部は「知名度の差を組織力でカバーする作戦。与党候補を強烈にアピールする」と話す。
一方の桜井氏は、民進党本部などの応援弁士に頼らない戦いぶりが目立つ。
枝野幸男党幹事長が仙台市中心部2カ所での街頭演説に駆け付けた22日、桜井氏は当初の予定通り県南地域に移動し、一緒には立たなかった。28日には野党共闘を組む共産党の志位和夫委員長が仙台入りしたが、選挙カーでの県北回りを優先させた。
23日以降、前原誠司衆院議員、山尾志桜里党政調会長、細野豪志衆院議員の3人が来仙。街頭演説や個人演説会に並んで出席したのは計5カ所のみで、いずれも短時間にとどまる。
桜井氏は「応援はありがたいが、1人で地域を回り、自分の言葉で訴えることが重要」と流儀を力説。民進党県連幹部は「大物を連日投入する自民の攻勢に、3期18年の実績で立ち向かう」と自信を見せる。
◇宮城選挙区立候補者(1-3)
熊谷大41党青年局次長 自無現(1)(公・日推)
桜井充60元財務副大臣 民 現(3)(共・社・生推)
油井哲史36幸福実現党員 諸 新
1868
:
チバQ
:2016/06/29(水) 21:17:18
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160629ddlk21010029000c.html
<2016参院選>首長対応、さまざまに 「為書き」は与党候補に集中 /岐阜
12:27毎日新聞
参院選岐阜選挙区は自民、民進の現職同士がしのぎを削る中、候補者支援を巡る県内各自治体トップの動向にも注目が集まる。2013年の前回知事選で双方から支援を受けた古田肇知事は静観の構えを見せる一方、旗幟(きし)を鮮明に特定候補者の支援を打ち出す首長もいれば、両現職の顔を立てるなど対応に苦慮する首長の姿も浮かび上がる。【岡正勝】
「祈 必勝」。自民現職が選挙事務所を構える県庁北側の水産会館(岐阜市)。出入り口には首長から寄せられた激励の張り紙「為書(ためが)き」がずらりと並んでいる。その数は県内全42市町村のうち実に39に上る。民進現職と重なる部分も一部あるが、その多さは他候補を圧倒している。
26日、自民現職が八百津町で行った街頭演説。候補者の出身地でもあり、金子政則町長が町内4会場全てでマイクを握り「地元の候補者を落とすわけにはいかない」と声を張り上げ、詰めかけた町民に支援を求めた。
一方、民進現職の陣営幹部は「首長からの為書きは数えるほどしかない」と話す。民主党政権下で行われた2010年参院選は「首長から多く寄せられ、あふれかえっていた」というが、12年衆院選で政権の座を自民に奪われると、その後、党公認候補への為書きは大幅に減った。
22日の公示日、ある自治体の市長は自民現職の出陣式に参加する一方、民進現職の陣営にはその後、為書きを直接持参した。「両方とも現職の国会議員なので……」と悩ましげに語る。
各首長の動向について、民進県議は岐阜選挙区の改選数が2から1に減ったことを挙げ、「同じ現職でも予算や政策実現に絶大な力を持つ政権与党に為書きなどが集中するのは致し方ない」と話す。
………………………………………………………………………………………………………
◇岐阜選挙区立候補者◇
(改選数1-3、届け出順)
加納有輝彦 55 幸福県副代表 諸新
小見山幸治 53 党県代表 (1)民現=[共][社][生]
渡辺猛之 48 商工団体顧問 (1)自[額]現=[公]
1869
:
チバQ
:2016/06/29(水) 21:33:58
http://www.sankei.com/politics/news/160629/plt1606290004-n1.html
2016.6.29 12:30
【岡田浩明の野党ウオッチ】
蓮舫氏にも袖にされ…民進党は都知事選でも迷走 共産党など4党共闘も足かせになり都議団ともギクシャク…
舛添要一前東京都知事の後任を決める都知事選(7月14日告示、31日投開票)の対応をめぐり、民進党の候補者選びが迷走しつつある。知名度抜群で本命視してきた蓮舫代表代行にそでにされ、次に浮上した元総務相の片山善博元鳥取県知事にも出馬を否定されたことで、手詰まり感も漂う。都知事選「連敗」続きだった旧民主党(現民進党)は首都決戦の“負の歴史”に終止符を打つことができるのか-。
「国政でしっかりやることがあると思っているので、参院選に立候補させていただきます」。民進党の蓮舫氏は21日、都内で記者団にこう断言し、都知事選の不出馬を正式に表明した。「何が決め手になったのか?」との質問には、「確かにいろいろな声をいただきました。真剣に考えた」と一時は検討したことを認めながらも、こう続けた。
「私がやりたいことは都政ではなくて国政にある。女性が輝く社会もそうだが、何よりも安倍晋三政権のお金の使い方や再分配のあり方とは違う国をつくりたい。それが大きな決め手だ」
本命の蓮舫氏の出馬断念で候補者選考が白紙に戻ったこの日、民進、共産、社民、生活の野党4党の幹事長・書記局長は国会内で会談し、都知事選も4党を中心に候補者を一本化する方針を確認した。
4党「共闘」の合言葉は「都政の刷新」だ。猪瀬直樹氏に続き、自らの「セコさ」が命取りとなった舛添氏も「政治とカネ」の問題をめぐり任期半ばで知事の座を追われたからだ。猪瀬、舛添両氏とも自民、公明両党が推した候補だったから、都民の怒りの矛先は与党に向き、野党に追い風が吹く-。そんな思惑がにじむ4党の鼻息は荒い。
ところが、肝心の民進党内の意思統一ができていないようだ。執行部が野党4党の統一候補を確認した21日、民進党の都議団は「何も聞いていない」といった戸惑いの声が飛び交った。枝野幸男幹事長は都議団との意思疎通は松原仁都連会長を通じてできているとの認識を示すが、執行部主導で「ポスト舛添」候補を決められては困るとの危機感から、都議団はすかさず複数の名前を上げた。
その中に片山氏の名前があり、翌22日には「都議会民進党、片山氏で一致」と報じられた。ある都議は「雑談レベルだ。一致したわけではない」とけむに巻くが、枝野氏は23日、都内で記者団にこうまくしたてた。
「今の時点で固有名詞を挙げること自体がおかしな話。固有名詞は相手に打診して感触をつかんでからでないと、外に出しちゃいけない。それは政治の基本だ!」
民進党都議団の対応を暗に批判したことで、ギクシャクぶりが鮮明になった。しかも、感触をつかむどころか、片山氏は26日、早々と出馬を否定した。欧州連合(EU)の離脱派が勝利した英国の国民投票になぞらえ、「今の仕事に残留派で、離脱派ではない」と語った。民進党内には「説得の仕方が悪いのでは…」(中堅)と諦めきれない声も漏れる。
民進党として今回の都知事選は初陣だが、前身の旧民主党時代は過去6回の「首都決戦」で一度も白星を飾ったことがない。まず政党発足翌年の平成11年、当時所属していた鳩山邦夫氏が衆院議員を辞して挑戦し、党も推薦したが、石原慎太郎氏に惨敗した。続く15年は評論家の樋口恵子氏を支持し、19年には宮城県知事を務めた浅野史郎氏を実質支援したが、いずれも石原氏に敗北した。
旧民主党の政権時代だった23年は都議会民主党が飲食チェーン「ワタミ」創業者の渡辺美樹氏(現・自民党参院議員)を支援したが、次点にすらなれなかった。24年は不戦敗で、26年は告示直前に出馬表明した細川護煕元首相を支援したものの、次点の共産党系候補にも及ばず、連敗記録を更新した。
人気投票の色合いが濃く、知名度の高い候補が告示直前に出馬表明する「後出しジャンケン」が勝利の方程式とされる都知事選。仮に、野党4党が担いだ都知事が誕生しても都議会は与党が多数を占め、都知事は就任直後から厳しい都政運営を強いられる。そんな状況を見越し、与党側は「(名前の挙がった人は)誰も貧乏くじを引かない」と言い切る。
枝野氏は、来年の都議選を念頭に「(与野党の勢力図を)ひっくり返せばいい」と強気だが、蓮舫、片山両氏に出馬を否定され、追い込まれつつある民進党に残された時間は少ない。
1870
:
チバQ
:2016/06/29(水) 22:20:58
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062900560&g=pol
自・民、内部に不協和音=地元頭越しに2人目-注目区を行く・神奈川【16参院選】
参院選候補者の街頭演説を聞く聴衆=22日、横浜市西区(一部画像処理しています)
改選数4の神奈川選挙区で、2議席確保を目指す自民、民進両党とも内部から不協和音が漏れている。党本部が地元県連の頭越しに2人目を擁立したことがきっかけだ。議席争いは公明党や共産党も絡み、激しさを増している。(敬称略)
◇消えぬ遺恨
「自民党唯一の公認候補として、しっかり責任ある戦いをしていきたい」。公示日の22日、赤い鉢巻きを締めた三原じゅん子は川崎市中心部の神社で出陣式に臨み、自民党候補が1人であることをことさらに強調した。
自民党県連は当初、現職の小泉昭男に加え、県連所属で比例代表選出の現職、三原を2人目として想定していたが、小泉が引退したことから三原1人に絞ることをいったんは決めた。ところが今年1月、党本部は6年前に旧みんなの党公認で当選した無所属の中西健治を推薦。主導したのは副総理兼財務相の麻生太郎だった。
頭越しの決定に県連は反発した。自民党は2009年の横浜市長選で中西を支援したが、中西は落選すると、10年参院選にみんなから出馬して自民党と争った経緯があるためだ。だが、今年2月、中西の出馬会見に同席した麻生は「2人出れば一枚岩にならない。複数区で複数候補はよくあることだ」と意に介さなかった。
遺恨は続く。首相、安倍晋三は今月27日、JR川崎駅前に中西の応援に駆け付け、「今、私たちは中西さんの力を必要としている」と力説。しかし、この前日、県連会長の小此木八郎は所属議員に対し文書で、公認した三原以外の演説会には出席しないよう求めた。
連立を組む公明党も、自民党に不信の目を向ける。県本部の幹部は、全国32の1人区で自民党を推薦する見返りに、神奈川を含む重点5選挙区でてこ入れを受けることになっていたと指摘し、「なぜ中西を推薦するのか。公党間の約束としてどうなのか」と不満を漏らす。
中西は28日夕、相模原市の小田急相模大野駅前で街頭に立ったが、自民党県連が動員をかけた形跡はなく、帰宅客らでにぎわう時間帯にもかかわらず、足を止める人はわずか。中西の訴えにも苦しさがにじんだ。「投票所に行くと自分のところには自民党と出ていない。無所属と書いてある。気を付けてください」
◇「最悪なら共倒れ」
対する民進党も「お家の事情」を抱える。党勢回復の手応えが得られない県連は、現職の金子洋一で手堅く1議席を取りに行く構えだった。こうした中、衆院神奈川8区選出の代表代行、江田憲司が、かつて籍を置いた旧みんなの比例名簿で12年に繰り上げ当選した真山勇一を押し込んだ。国会法の規定で現職のままでは民進党に移れない真山は公示直前に議員辞職、党公認を得た。
だが、支持組織の連合神奈川は、支援を金子に集中。真山のポスター貼りを要請する県連に対し、「何で真山を支援しなければならないのか」とにべもなかった。連合神奈川には、政治手法が強引だとして江田に強い反感があるという。党所属議員も7割方は金子支援で動いている。
孤立気味の真山は、元ニュースキャスターの知名度を頼りに、無党派層への浸透を重視するが、2児の母で「平和と子育て」を訴える共産党の新人、浅賀由香と主張が重なる部分が多い。金子陣営も「終盤に向け野党陣営の票の食い合いがし烈になる」と焦りを募らせる。民進党幹部は「最悪なら共倒れだ」と危機感を隠せない。
◇神奈川(改選数4)
浅賀 由香 36 共産・新
真山 勇一 72 民進・元
片野 英司 45 諸派・新
三浦 信祐 41 公明・新
三原じゅん子 51 自民・現
壱岐 愛子 30 諸派・新
丹羽 大 39 お維新・新
金子 洋一 54 民進・現
森 英夫 44 社民・新
清水 太一 34 日こ・新
中西 健治 52 無所属・現
佐藤 政則 48 無所属・新
1871
:
チバQ
:2016/06/29(水) 22:23:36
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2016sanin/1-0287466.html
参院道選挙区 身内で票争奪 自民、新人シフトに現職不満、民進両候補「あと一歩」強調
06/29 07:00、06/29 08:44 更新
7月10日投開票の参院選道選挙区は中盤に入り、与党同士、野党同士が票の争奪戦を繰り広げ、改選数が2から3に増えた影響が色濃く出てきた。2人擁立した自民党は新人の総力支援にシフトし、現職陣営から不満が噴出。民進党の2人と共産党候補はいずれも自らを当落線上と位置づけ、「3位に押し上げて」と呼びかける激戦の様相だ。
「今、柿木さん、『札幌黄(き)』みたいに黄信号がともっている。何とか青信号にできるよう力を貸していただきたい」。28日、自民党の新人柿木克弘氏(48)の応援で網走などに入った小泉進次郎・党農林部会長は、立ち寄った札幌市内の農家で、地元のタマネギ品種を引き合いにこう語った。
同党からは現職長谷川岳氏(45)も出ているが、党本部は序盤情勢を分析し、支援を柿木氏に集中。50人いる道議の大半が柿木氏陣営に名を連ねる中、26日には業界団体のトップも集めて重点支援を求めた。今後も党幹部や閣僚を投入する。
これに対し、長谷川氏陣営から「脅威だ。こっちも厳しい」との声が上がる。選対本部幹部は26日、事務所を訪れた谷垣禎一・党幹事長に「こんな選挙はいかがなものか。官房長官が道内に入っても、顔を出さず全部向こうだ。ここまで差別するのか。公平に扱ってほしい」と迫った。
民進党の現職徳永エリ氏(54)と新人鉢呂吉雄氏(68)、共産党の新人森英士氏(38)はいずれも「あと一歩で当選圏」との訴えで票の上積みを狙う心理戦を繰り広げる。「徳永さんは3番目を自民党候補と争っている。当選すれば、北海道で2議席が取れる」。民進党の横路孝弘元衆院議長は26日、札幌市内でこう演説し、党内に波紋を広げた。
選挙は一般的に現職が有利だ。鉢呂氏は「2人目の候補」の扱いで、連合が支える徳永氏より組織票が少ない。横路氏のような訴えで無党派層までさらわれれば「勝算を見いだせない」(党道連幹部)。
このため鉢呂氏は街頭で「世論調査は団子状態で、2人当選する道は本当にある。私も当選させて」と呼びかける。夜もススキノ交差点に立つなど懸命だ。
森氏は街頭で「民進党の2人に心からエールを送り、同時に私も国会に」と主張し、リベラル層の引きはがしを狙う。日本のこころを大切にする党の新人佐藤和夫氏(69)は他の野党と差別化し、改憲を訴えるなどして保守票を取り込みたい考えだ。(報道センター 佐藤陽介、仁科裕章)
1872
:
チバQ
:2016/06/29(水) 22:24:19
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201606/20160629_61001.html
<参院選福島>炉心溶融隠蔽巡り攻防激化
福島第1原発と演説する自民党の森氏(右)、民進党の枝野氏のコラージュ
拡大写真
参院選(7月10日投開票)で改選数が2から1に減る福島選挙区で、東京電力福島第1原発事故の炉心溶融(メルトダウン)隠蔽(いんぺい)問題を巡る与野党の攻防が激化している。東電の第三者検証委員会が「当時の首相官邸から要請があった」と推認したことを受け、自民党は旧民主党の危機管理能力に疑問を投げ掛ける。民進党は官邸による隠蔽指示を全面否定し、「選挙妨害だ」と火消しに躍起だ。
「5年前の民主党政権はメルトダウンも隠していたんです」。26日に福島市であった自民党現職岩城光英氏(66)の演説会。応援弁士の森雅子参院議員(福島選挙区)は言い放った。
森氏は事故当初、炉心溶融の可能性を認めた当時の原子力安全・保安院の審議官が更迭されたことなどを指摘し、事故対応を批判。「危機管理能力のない民進、共産の野合の衆に議席を明け渡すわけにはいかない」とトーンを上げた。
吉田栄光党県連幹事長もマイクを握った。東電が報告書を発表した翌日の17日、菅直人元首相に抗議したことに触れ「菅氏は『私の技術的知見では炉心溶融を感じていた』と話していた。あまりに無責任ではないか」と語気を強めた。
守勢に回る民進党。「われわれのイメージダウンを図るため自民党は何だってやる」。野党統一候補で民進党現職増子輝彦氏(68)は24日、相馬市での個人演説会で声を荒らげた。
増子氏は公示直前の報告書公表に疑念を呈し「民主党政権はやっぱり駄目だったとの印象が残れば、選挙は大変厳しくなる」と危機感もあらわにした。
当時の官房長官で、17日に福島市を訪れた枝野幸男幹事長は応援演説で「(隠蔽を)指示した事実はない。(東電社長に会ったとされる)3時間前の記者会見で炉心溶融の可能性に言及した」と強調。「検証委は第三者性に疑義があり、法的措置も検討する」と憤った。
25日に県内で遊説した山尾志桜里政調会長も、検証委が当時の官邸関係者に聞き取りを行っていないことに言及し「報告書は撤回すべきだ」と批判した。
関連ページ:福島政治・行政
2016年06月29日水曜日
1873
:
チバQ
:2016/06/29(水) 22:42:46
http://www.sankei.com/politics/news/160629/plt1606290053-n1.html
2016.6.29 14:11
【参院選】
菅義偉官房長官が激戦区奔走 野党は批判「官邸不在」
菅義偉官房長官が参院選で激戦区のてこ入れに奔走している。選挙期間中、官房長官は都心で留守番役を務めることが多く、連日の応援は異例だ。参院選では安倍晋三政権の進めるアベノミクスと安全保障政策に対する評価が問われている。選挙戦で自ら支持を訴え、政権への国民の理解を広げたい考えだ。
「民進党と共産党の『民共合作』の無責任さの象徴だ」
28日、菅氏は横浜市内の街頭演説で、テレビの討論番組で共産党の藤野保史政策委員長が防衛費を「人を殺すための予算」と発言したことを批判した。
経済政策では経済指標を列挙して政権の実績を示す一方、「アベノミクスは失敗だ」と連呼する民進党に対しては「経済政策の批判は根拠ある数字を示すべきだ」と反論。菅氏の民進、共産両党などによる「野党共闘」への批判はボルテージが上がる一方だ。
菅氏は22日の公示後、東京、滋賀、北海道、山形、沖縄、大分、神奈川の各選挙区に入った。企業との懇談も精力的にこなし地域情勢を聞いて回った。
歴代内閣では首相か官房長官が東京に残るのが慣例だ。実際、菅氏も3年前の前回参院選の期間中ほぼ毎日首相官邸で定例の記者会見を行っていた。だが、今回の選挙戦では、首相と菅氏は東京を連日のように離れ、官房副長官が官房長官の職務を代行している。
民進党の岡田克也代表は安倍首相と菅氏が参院選応援のため首相官邸を不在にしている状況を「首相や官房長官が(東京に)いないのは能天気」などと批判するが、菅氏は「しっかり対応している」と意に介さない。
特に菅氏が注力するのは東北の選挙区だ。安倍政権は環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)をてこに経済成長を加速させるシナリオを描くが、自民党内には官邸主導で進める手法に反発がくすぶる。参院選では農業団体の地方組織が自民党候補を推薦せず、自主投票とした選挙区で苦戦を強いられている。
菅氏は演説で「実は私も農家の長男坊だった」など農家との距離の近さをアピール。首相の外遊の際、日本の農産品の試食会を開くエピソードを紹介し、「稼ぐ農業」への転換の必要性をにじませる。参院選で自公連立政権が勝利しても、党内勢力と対立が先鋭化すれば改革が骨抜きになったり、政権基盤が揺らぐおそれもある。
菅氏が批判覚悟で官邸を留守にし、全国各地でマイクを握るのは、選挙後の政権基盤を盤石にする狙いがありそうだ。(小川真由美)
1874
:
チバQ
:2016/06/29(水) 22:58:58
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20160628/frn1606281900004-n1.htm
英EU離脱“回避”の現実味は? 「準加盟国」案や「英総選挙」シナリオも (1/2ページ)
2016.06.28
英国の欧州連合(EU)離脱交渉を巡り、欧州各国の駆け引きが火花を散らした。英国内外では離脱回避を模索する声も浮上するが、金融市場では先行き不透明感から、再び世界株安に見舞われた。
28日の東京株式市場は小幅続伸した。日経平均株価の終値は、前日比13円93銭高の1万5323円14銭。安値と高値の間は456円もの値幅で乱高下となった。
朝方に321円安まで下落したが、為替市場で英ポンドやドルが買い戻されると上昇。円相場が102円へと円安ドル高に振れたこともあり、午後は一転して値上がりに転じた。高値は134円高まで上昇し、1万5400円台を一時回復した。
前日の米ダウ工業株30種平均は260・51ドル安の1万7140・24ドルと大幅続落。欧州株も軒並み下落した。
ドイツとフランス、イタリアの首脳は27日にベルリンで緊急会談し、英国が模索する離脱通知前の非公式交渉に応じない方針で一致した。これに対し、キャメロン英首相は27日の議会で「現時点では正式交渉を始めるための離脱通知はしない」と明言、離脱交渉の早期開始を求めるEUを強く牽制(けんせい)した。
離脱手続きはEU首脳会議への通知で初めてスタートする。EUは他の加盟国に動揺が波及することを懸念し、一刻も早い事態収拾を狙うが、英国は非公式交渉で可能な限り有利な条件を引き出した上で、正式に交渉入りしたい考えだ。
独仏伊の3カ国首脳は、難民・移民問題やテロ対策で協力を強化し、英離脱後のEU統合深化を図るとする共同声明も発表した。
一方、離脱後の英国をEUの重要なパートナーとして準加盟国化する構想も浮上する。ドイツ財務省が、英国に「パートナー国」の地位を与えるべきだとする戦略をまとめたとドイツ紙が報じた。条件付きで域内市場での貿易や投資を優遇するなど加盟国に準じるような扱いを想定しているとみられ、選択肢の一つとなりそうだ。
英国内でも、現実味は薄いが、再投票を請願する370万人を超える署名が集まった。EUとの協議の開始前に総選挙を実施し、あらためて国民の信任を問うというシナリオもあり、最終的にはEUとの妥協が図られるとの見方もある。
これに対し、国際政治学者の藤井厳喜氏は「離脱を決めたからには、やらざるを得ないだろう。EUに奪われていた国家の主権を取り戻すのは意義のあることだ」との見解を示す。
欧州の混乱は収まるのか。
1875
:
チバQ
:2016/06/29(水) 23:27:34
>>1863
生活の党が議席とる可能性あるのか
姫井か青木愛かな?
1876
:
チバQ
:2016/06/30(木) 20:40:41
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20160630/plt1606301550001-n1.htm
英EU離脱は自民に追い風 共産「暴言」は野党に逆風 浅川博忠氏参院選分析 (1/3ページ)
2016.06.30
与野党激突の参院選(7月10日投開票)が過熱するなか、英国の欧州連合(EU)離脱という衝撃的ニュースが飛び込んできた。日本経済へのダメージが懸念されているが、選挙戦にはどんな影響を与えるのか。政治評論家の浅川博忠氏が政党別の獲得議席を分析・予測したところ、野党によるアベノミクス批判は不発ぎみで、逆に有権者は安定した安倍晋三政権の継続を望み、自民党がさらに議席を伸ばすという結果が出た。共産党幹部の「暴言」も与党優位に拍車をかけているという。
英国のEU離脱問題が、与党の優位を決定付けそうだ。浅川氏が最新のデータをもとに分析したところ、自民党に追い風が吹いており、改選議席(121)の過半数を確保することが明らかになった。
注目の獲得議席予測は別表の通りだ。浅川氏は昨年12月、今年2月、5月、公示日の6月22日にも予測を行っている。
自民党は、浅川氏が22日に予測した60議席から2議席増やし、62議席に達した。一方、民進党が27議席、共産党が11議席となり、それぞれ公示時点よりも1議席ずつ減らした。
なぜ、こういう結果になるのか。
浅川氏は「英国のEU離脱を受けて、野党はここぞとばかりに、『為替や株価に依存した経済(政策)ではダメだ』(民進党の枝野幸男幹事長)、『アベノミクスは破綻した』(共産党の小池晃書記局長)などと批判しているが、有権者には、ほとんど響いていない。それは、野党にアベノミクスに代わる経済政策がないことを知っているからだ。むしろ、こういう不安定な国際情勢だからこそ、安定した政権与党の継続を望んでいる。野党の政権批判は空回り気味で、与党が不利になっているという状況ではない」と指摘した。
選挙中とはいえ、安倍政権の反応の早さも功を奏したようだ。
24日昼ごろ、英国のEU離脱が明らかになり、株価は大きく下落した。政府は同日午後、関係閣僚会議を開き、「必要なのは国際協調だ」(安倍首相)との姿勢を示した。自民党も同日夜、稲田朋美政調会長を本部長として緊急特別本部を設置した。緊急時の初動対応としては“基本動作”といえそうだ。
経済対策にも気を配っている。
安倍首相は前出の関係閣僚会議で、「世界経済の成長と金融市場の安定に万全を期す」といい、大型の2016年度第2次補正予算案を成立させる方針を示した。さらに、首相に近い下村博文総裁特別補佐が27日夜のテレビ番組で、注目の規模について「10兆円超」と語ったのだ。
円高の加速で日本の製造業が2兆円の減益に陥るとの予想が流れるなか、不安を最小限に抑えようと努力していることが伝わってくる。
野党の「敵失・自爆」も大きい。
共産党の藤野保史政策委員長が26日のNHK番組で、「防衛費=人を殺すための予算」と発言したことも、与党の追い風となっている。藤野氏は28日夜、発言の誤りを認めて引責辞任した。
浅川氏は「東日本大震災以降、国民の自衛隊への信頼は確実に高まっている。熊本地震で、救命・救出活動に当たった記憶も新しい。こうしたなかで、藤野氏の発言は決定的だ。あの一言で『とてもじゃないが、共産党を勝たせるわけにいかない』という空気が広がった。共産党と連携している民進党にも大ダメージだろう」と分析した。
藤野発言で、共産党が綱領に「日米安保の廃棄」「自衛隊の解消」を堂々と掲げていることも、改めて注目された。
民進、共産両党の低迷は、複数区の情勢に現れ始めている。一部の選挙区で、自民党が2議席を確保し、民進党と共産党が共倒れになる可能性が出てきたのだ。
「自民党は複数区での2人擁立を積極的に進めてきたが、党内には当初、共倒れを懸念する声も多かった。だが、情勢は完全に変わった。一部の選挙区を除けば、複数区での2議席確保が見えつつある」(浅川氏)
民進党の岡田克也代表の発言も、野党の勢いにブレーキをかけたという。岡田氏は26日、地元・三重県で記者団に「三重で(民進党候補を)落とすようでは代表の資格はない。次の代表選に出ない」と発言したのだ。結果が出る前に「敗北」に言及したことになる。
浅川氏は「本人は陣営引き締めのために言ったのかもしれないが、選挙戦の最中に、敗北を前提とした自身の進退に触れるとは、政治センスが疑われる。加えて、党内では『地元さえ勝てばいいのか』『地元で勝てば次の代表選に出るのか』と受け止められた向きがある」と指摘した。
投開票まで2週間を切ったが、有権者はどう最終判断するのか。
1877
:
チバQ
:2016/06/30(木) 20:41:37
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00329141.html
参院選 香川選挙区は全国でも類を見ない構図となっています。
06/30 13:10
2016年参議院選挙。30日は「香川選挙区」です。全国の1人区で唯一、共産党の新人が野党統一候補として、自民党の現職と激突する構図となっています。
「みんなで選挙に行こう、みんなで選挙に行こう」と、ギターをかき鳴らし、投票を呼びかけるのは、全国32ある1人区で、唯一、共産党の公認で野党統一候補になった、田辺健一氏(35)。
6月16日、共闘する4つの野党の党首クラスが、香川・高松市で顔をそろえ、結束をアピールした。
共産党の志位和夫委員長は「ほかの野党の方々、市民連合の皆さんとも力を合わせ、ご協力をいただいて、なんとしても、この香川で、野党の勝利、勝ち取らせていただきたい」と述べた。
田辺氏は、共闘をアピールするため、ほかの野党と合意に至っていない、国民連合政府構想など、共産党としての主張は極力控えているほか、選挙カーの色も、6月26日から、党をイメージさせる赤から青に変えた。
しかし、民進党香川県連は、支持者の共産党への反発を懸念して、自主投票を決定するなど、野党内で、温度差も残る。
民進党香川県連の山本悟史幹事長は「私どもを、普段支援をしていただいている方の中にも、『誰に入れたらええんや』と(言う人がいる)。じゃあ、自民党候補に票を入れるんですかと。そんなことは、あり得ませんよね」と述べた。
田辺氏は「共産党アレルギーを持っている方も、少なからずいます。そうした誤解を解きながら、多くの部分が一致して、今、野党が力を合わせているんだということを、皆さんにご理解いただきながら(活動している)」と述べた。
一方、迎え撃つのは、再選を目指す自民党の現職・磯崎仁彦氏(58)。
磯崎氏は「なにがなんでも、大きく勝利をさせていただきたいと思っております」と述べた。
陣営では、野党共闘の足並みの乱れをつき、民進党支持者の切り崩しを狙う。
自民党香川県連の平井卓也会長は「民新党を支持している支持者の皆さんには、冷静に考えていただいて、共産党に入れるのがいいのか、自民党に入れるのがいいのか考えたら、自民党に入れるのは、当たり前です。政策は、どっちに近いんですか」と述べた。
6月26日には、岸田文雄外相が応援で高松入りし、野党が議席を伸ばし、再びねじれ状態になるなどの政治の混乱を招いてはいけないと訴えた。
自民党の岸田外相は「政治の安定をやめてしまうのか、それとも、これからも続けるのか。これが問われています」と述べた。
磯崎氏も、これからの日本のためには、自公での安定政権が絶対に必要だとして、野党には決して議席は渡せないと訴える。
磯崎氏は「安定した政権があってこそ、国内においても、外交においても、安定した結果が出せる。次の世代に対して、きちんとした日本を残していく、そういう仕事をぜひ、させていただきたいと思います」と述べた。
香川選挙区には、このほか、諸派新人・中西利恵氏(53)、無所属新人・田中俊秀氏(65)が立候補している。
野党共闘が実を結び、共産党の統一候補を押し上げるのか、それとも、自民党の現職が議席を守るのか。
全国でも類を見ない構図となった香川選挙区。
有権者の判断が注目される。
1878
:
チバQ
:2016/06/30(木) 20:43:21
http://www.asahi.com/articles/DA3S12432238.html
(2016参院選 焦点区の攻防:2)香川 1人区に共産候補、苦心の民進
2016年6月29日05時00分
参院選で32ある1人区のうち、全国で唯一、共産党公認が野党統一候補となった香川選挙区。共闘を主導してきた共産と、距離の取り方に悩む民進。野党のあり方そのものが問われる選挙戦となっている。
「共産党は野党共闘で一皮むけ、洗練された共産党に生まれ変わっている」
共産の小池晃書記局長は27日、高松市内で自らの党の変身ぶりを強調した。共産の選挙カーの看板は民進の助言で、シンボルカラーの赤から「民進カラー」の青に塗り替えられた。共産公認の新顔、田辺健一氏も「保守や革新ではない。安倍政権の暴走をストップさせるため、力を合わせよう」と訴えた。
■「共通政策だけ」
公示前の16日には、市内で4野党が合同演説会を開催。共産の志位和夫委員長は並んで登壇した民進県連代表の小川淳也衆院議員に「共通政策しか言いませんから」と事前に伝えた。
演説では民進内に拒否感が強い「国民連合政府」構想といった主張を封印。記者団には「民進の支持者が『これではついて行けない』と言うような演説をしてはダメだ。野党統一候補にふさわしい振る舞いを」と語った。民進の安住淳国対委員長は「この共闘は歴史的な出来事だ」。生活の小沢一郎代表は「志位氏の決断に本当に感動している」と持ち上げた。
参院選における野党共闘を終始リードしてきた共産。多くの1人区で公認候補を取り下げて実現にこぎ着けたのが実態だ。幹部には「全国で一つぐらい共産公認の選挙区がないと党内がもたない」との思いが強かった。1人区唯一の候補となっただけに、公示前から幹部クラスを頻繁に香川入りさせている。
香川は他の1人区と比べても民進の力がある県だ。衆院3選挙区のうち1人が小選挙区で当選、1人が比例復活している。一方で3年前も立候補した田辺氏の得票は8%で、共産がとくに強い地域とはいえない。その香川で共産への一本化が実現したのは、民進の候補者擁立作業が大きく遅れたことが要因だ。
■アレルギーも
その民進内には、共産アレルギーが根強い。とくに小選挙区で自民、共産両党の候補に勝ってきた玉木雄一郎衆院議員の不満は強かった。民進県連が候補者擁立の断念を表明した直後には、ツイッターで「共産候補を推薦するようなことはありません」と書いた。
小川氏はこうした県連の空気を意識。5月下旬、共産側に「確認書」をつくることを提案した。原案を作り、共産党県委員会や小池氏と内容を詰めていった。
地元レベルの協議が進むことを警戒する民進の枝野幸男幹事長が「ちょっと控えてくれないか」と待ったをかけようとしたが、小川氏は「この苦心は香川が引き取るからやらせてもらう」と耳を貸さなかった。
6月3日には正式合意。柔軟路線に転じた2004年の共産党綱領改定に沿う内容とはいえ、天皇制の当面の存続のほか日米安保条約の廃棄や自衛隊解消を「共闘に持ち込まない」とする文言には、民進関係者からも「共産党も変わった」と驚く声が上がる。小川氏は確認書を肌身離さず持ち歩き、「これは私のお守り」と語った。
それでも民進内は収まらず、小川氏が共産側に田辺氏の扱いを共産公認ではなく「無所属にしてほしい」と求める一幕もあった。結果的に民進は自主投票に。党本部の幹部クラスは香川に入っているが、県連の動きは鈍い。小川氏は「最初から100点満点は無理だが、これを次につなげる責任が両党にはある」と語り、自身は共闘の効果を説いている。
■自民、強く批判
対する自民党は、民進党への批判を強める。県連会長の平井卓也衆院議員は17日の高松市内の講演で、自主投票に決めた民進党の姿勢を「野合というかムチャクチャ。有権者をバカにしている」と批判。返す刀で「(共産党候補を)コテンパンにやっつけないといけない」と訴えた。
再選を目指す現職の磯崎仁彦氏も「野党は消費税や安保政策で一致していない。国民に責任のある政治が行えるのか」と批判した。選挙戦では、防災対策や人口減対策など自身の政策を訴えている。3年前の自民は野党の合計票を大きく上回る大勝だっただけに、陣営は楽観論の広がりを警戒し、引き締めている。
(初見翔、星野典久)
■香川(改選数1)
田辺健一 35 共新 党県常任委員〈社〉〈生〉
中西利恵 53 諸新 幸福実現党員
磯崎仁彦 58 自現(1) 〈元〉経産政務官〈公〉
田中俊秀 65 無新 〈元〉清掃作業員
(敬称略。〈 〉内は推薦・支持)
1879
:
チバQ
:2016/06/30(木) 20:44:02
http://www.asahi.com/articles/DA3S12434106.html
(2016参院選 焦点区の攻防:3)大阪 橋下氏不在、内輪でせめぎ合い
2016年6月30日05時00分
主要6党の候補が入り乱れる参院選大阪選挙区(改選数4)に、おおさか維新の会は2人を擁立した。旋風を巻き起こした橋下徹前代表が表舞台を去り、発信力が陰りを見せるなか、身内同士の綱引きは過熱。自民党は政権支持層への侵食を警戒し、民進、共産両党は、改憲4党の一角を占める維新に対し「補完勢力」批判を強めている。
特集:2016参院選
大阪選挙区の候補者紹介はこちら
公示日の22日朝、大阪・難波。おおさか維新の松井一郎代表(大阪府知事)はタスキをかけた男女の間に立ち、呼びかけた。
「ご家庭に2票あれば、1票ずつお願いします」
公認1人目は浅田均政調会長。看板政策「大阪都構想」の制度設計をした前府議の重鎮。もう1人は高木佳保里氏。3月に自民を離党した前堺市議で、今月初めに公認したばかりだ。
■票の分割難航
浅田氏は府議団、高木氏は国会議員団と大阪、堺両市議団を中心に、とすみ分けた。だが、票をきれいに割るのは難しく、互いに「最大の敵」(浅田氏周辺)とせめぎ合っている。
公示直前のパーティーでは、浅田氏と高木氏は隣に立ちながら目も合わせなかった。党のホームページのトップに両氏の顔写真が並んだ時には、浅田氏側が猛烈に抗議。松井氏1人の写真に差し替わった。高木氏は自民党時代、反都構想を訴えてきたこともあり、党内には「納得できない」(大阪市議)とのしこりが残る。
24日には、お互い「不可侵」としていた浅田氏と高木氏の地元で「相互にサポートできる」とする内部通達が出た。全域で協力し合うよう求めた形だが、高木陣営は「維新支持層の奪い合いでは負けない」(陣営幹部)と、浅田氏の地盤で有権者の多い大阪市に重心を移す構えを見せる。
内輪の争いに熱くなるのは、党の顔だった橋下氏不在の影響も大きい。「第一声の聴衆が3年前の半分」(党幹部)という現状では、無党派層への浸透は簡単ではないからだ。
橋下氏は党の法律政策顧問を務めており、米軍普天間飛行場の移設問題で松井氏らと沖縄を視察するなど「政治への興味と関心は失っていない」(松井氏)。ただ、おおさか維新議員らの会合で講演することもあるが、講師料をきちんと取っている。街頭に立つことはなく、ポスターやビラへの写真使用も認めていない。
それでも「橋下頼み」は消えない。高木氏の26日の街頭演説会で、応援の衆院議員は呼びかけた。
「最後の議席を争っている高木さんが通ったら、橋下さんが戻ってくるかもしれません」
■自民、強く警戒
候補者を元外務省キャリアの新顔、松川るい氏に絞った自民は「トップ当選」を目標に掲げる。
今月半ば、大阪入りした安倍晋三首相は街頭演説後、松川氏に向かい、人さし指を立て「絶対1番だよ」と声をかけたという。自民府議はツイッターで「『維新に勝って必ず1番を取るんだよ。』と言われていたのが印象的」と紹介。あえて「維新に勝って」と付け加えた。
昨年11月の府知事、大阪市長のダブル選で、推薦候補が松井氏らに完敗した自民府連は、おおさか維新を敵視。3年前に旧日本維新の会候補が獲得した約106万票を目指し、議員に街頭活動や電話作戦の報告義務を課す。警戒するのは、憲法改正などで安倍政権と気脈を通じるおおさか維新が、自民支持層に触手を伸ばそうとしていることだ。
中山泰秀・自民府連会長は27日の選対会議で、橋下氏後継の吉村洋文・大阪市長のツイッターを取り上げた。「自民党支持者の方々へ。共産党の候補者を当選させないためにも、今回は維新でお願いします」と書かれており、中山氏は「邪道」と批判した。
公明現職の石川博崇氏の陣営は民進、共産両党を「選挙のための野合」と批判するが、野党のはずのおおさか維新にはほとんど言及しない。公明は府内の衆院4小選挙区に現職議員を抱えており、対抗馬を立てられる事態を避けたいのが本音。石川陣営幹部は「維新は扱いが難しい。自然と触れないことになる」と打ち明ける。
■「補完勢力だ」
一方、改憲4党による大阪での議席独占に待ったをかけたい民進、共産両党はおおさか維新を政権の「補完勢力」と攻撃する。
現職の尾立源幸氏を擁立した民進。岡田克也代表は27日、大阪市の街頭で「安倍さんの暴走を止めるなら、民進を中心とした野党の結集が必要。中途半端な存在は一体何の役に立つのか」と強調。26日に共産新顔の渡部結氏と並んだ小池晃書記局長も「最も危険な安倍自民党の別動隊がおおさか維新」と訴えた。
(山中由睦、今野忍、上田真由美)
1880
:
チバQ
:2016/06/30(木) 20:44:40
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201606/20160630_31008.html
<参院選岩手>野党共闘 民・生歩み寄り演出
街頭で民進の政策や野党共闘への支援を訴える階氏(左)と県議ら=5月、盛岡市
拡大写真
参院選(7月10日投開票)岩手選挙区(改選数1)の野党共闘を巡り、民進党が主導権の確保に苦心している。野党統一候補の無所属新人は小沢一郎生活の党代表(衆院岩手4区)の元秘書。民主党を割った小沢氏への確執は残るものの、安倍政権打倒の大義で結束を演出する。次期衆院選に照準を絞る民進党に、共闘の加速を狙う思惑もにじむ。対する自民党は野合批判で分断を狙う。
「分裂を繰り返した野党勢力が一丸になった。その中核を民進党が担わなければならない」。盛岡市で19日にあった同党県連の決起集会で、階猛幹事長(岩手1区)は野党第1党の立場を強調した。
集会には統一候補の木戸口英司氏(52)と、共闘を支援する達増拓也知事が招かれ、連携を確認した。
階氏はかつて小沢氏直系だったが、2012年の民主党分裂で決別。木戸口氏擁立には一時、難色を示した。党関係者は「票は掘り起こすが、支持者の間には小沢氏との連携を容認する声もあれば違和感もある」と打ち明ける。
その小沢氏は早々と「関係修復」に動いた。13日、民進党県連を訪ね「いろいろとご迷惑掛けて。よろしく頼みます」と支援を求めた。黄川田徹代表(岩手3区)は「岩手の参院議席は野党が守ってきた。しっかりやります」と応じ、2人で握手してみせた。
民進党は次期衆院選で、岩手1区に階氏、2区に元生活の党衆院議員の畑浩治氏、3区に黄川田氏を擁立する予定だ。参院選の共闘が成功すれば、衆院選で他党が候補擁立を見送る公算が大きい。民進党にとっては、ここで共闘の主導権を握っておきたいところだ。
木戸口氏陣営で応援マイクを握る党県議の一人は「共闘は衆院選でも続く。協力し合う関係になるのがお互いのためだ」と明かす。
「水と油のような関係の生活と民進が手を組んでいる。大義のない勢力には負けられない」。自民党県連の鈴木俊一会長(岩手2区)は24日、新人の田中真一氏(49)の応援で入った一関市で語気を強めた。
陣営は「小沢氏を軸とした離合集散の歴史は岩手にマイナスだった」と訴え、共闘の分断を図る。党県連幹部は「岩手の野党共闘を主導したのは生活と共産。民進の保守層には不満がたまっているはずだ」と取り込みを狙う。
関連ページ: 岩手 政治・行政 参院選とうほく.
2016年06月30日木曜日
1881
:
チバQ
:2016/06/30(木) 21:22:01
http://news.goo.ne.jp
/article/jiji/politics/jiji-160630X591.html
安倍首相、民進代表の地元で攻勢=参院三重、岡田氏は防戦【16参院選】
17:49時事通信
安倍晋三首相(自民党総裁)は30日、参院選遊説で民進党の岡田克也代表のお膝元である三重県入りし、自民候補への支持を訴えた。改選数1の三重選挙区では、3選を目指す民進現職と自民新人が激しい競り合いを展開。同選挙区で敗れれば次期代表選に出馬しない意向を明らかにしている岡田氏は、再三にわたり地元へ戻り、防戦に懸命だ。
首相は伊勢、津両市で街頭演説し、「子供たちの未来や私たちの安全を、無責任な民進、共産党に託すか、責任を持つ自民、公明党に託すか、それを決める選挙だ」と主張。四日市市では約40分間商店街を練り歩き、「現職と野党党首、2対1の厳しい戦いだ」などと支援を呼び掛けた。
首相は、参院選公示前の10日にも三重入りするなど、岡田氏の地元での勝利に執念を燃やしている。公明党の山口那津男代表も、29日に三重を訪問。津市の街頭演説では、民進、共産両党の選挙協力を「選挙互助会に過ぎず、責任ある姿勢が全く見えない」と厳しく批判した。
対する岡田氏は30日、千葉県柏市で記者団に対し、「私は三重県民の良識を信頼している。何も恐れることはない」と力を込めた。岡田氏は年明け以降、毎週のように三重に入り、民進候補の応援に奔走。26日の訪問では、同選挙区で敗れた場合は「代表の資格がない」と表明し、背水の陣を敷いた。7月1日にも再び足を運ぶ予定だ。
1882
:
チバQ
:2016/06/30(木) 21:23:23
岡田が代表のままのほうが民進党に新鮮味がなくて
自民党に好都合じゃん?だから手抜くかと思ったのに
1883
:
チバQ
:2016/06/30(木) 21:24:00
http://news.goo.ne.jp/article/tokyosports/entertainment/tokyosports-entame-entertainment-559991.html
「参院選トンデモ候補」に青山氏激怒!文春を人間のクズ呼ばわり
16:30東スポWeb
「参院選トンデモ候補」に青山氏激怒!文春を人間のクズ呼ばわり
青山繁晴氏
(東スポWeb)
自民党から全国比例で出馬しているシンクタンク代表の青山繁晴氏(63)が「週刊文春」に対して怒りの声を上げた。
30日発売の同誌では5ページにわたって「安倍首相自ら口説いた参院選トンデモ候補」と題して青山氏を特集している。
同誌には、青山氏が共同通信社の記者時代に経費の私的流用疑惑があったことなどが書かれている。青山氏は反論し、文春記者に対して怒りをぶつけたとしている。
確かに青山氏は激怒していた。29日、蒲田駅前の演説では「ウソをずらずら並べて、僕が怒ったことばっかり書いてある。選挙妨害ですよ。でも、記者のことが心配になった。いい大学出て頭がいいはずなのに、こんな腐った仕事をしている。君は何のために記者をやっているんだと。恥を知れ。家に帰って風呂に入るとき自分の裸を見てみろ」と訴えた。
青山氏は関西での人気が突出している。関西の政界関係者は「青山氏は関西で辛坊治郎氏クラスの有名人で、保守の人たちにとってカリスマです。威勢のよさは主婦層の受けもよく、ワイドショー的なコメントをできる人です」と話した。
関東でも演説には同氏の著書を持ったファンが50人以上集まっていた。
「人間のクズのやること」とコキ下ろす文春に対しては、刑事と民事で法的措置を取るという。
「これからもすさまじい妨害が始まる。受けて立ちますよ」と言い切った。ではいったい、どんな勢力が妨害しているというのか。
「北朝鮮から狙われているとよく言っています。青山氏には秘密の情報源があるといい、すごい情報をメディアで出しています。もっとも後から検証すると、すべてが的中しているわけじゃないですが」(前出の関係者)
この日の演説でもマイクトラブルの際、「これは北朝鮮のせい…じゃないな」とジョークを飛ばした。
田母神俊雄被告(67)ではないが、保守の論客は敵も多い。
1884
:
チバQ
:2016/06/30(木) 21:25:51
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20160630_11025.html
<参院選宮城>首長支持 熊谷氏8人、桜井氏2人
14:46河北新報
7月10日投開票の参院選宮城選挙区(改選数1)で、河北新報社は県内35自治体の全首長を対象に支持動向を聞いた。8人が自民現職熊谷大氏(41)を挙げ、2人が民進現職桜井充氏(60)と回答。「特定候補を支持しない」は7人で、他の首長は明言を避けた。
熊谷氏を支持すると答えたのは佐藤勇栗原市長、小関幸一七ケ宿町長、佐藤英雄村田町長、鈴木勝雄利府町長、浅野元大和町長、赤間正幸大郷町長、早坂利悦色麻町長、須田善明女川町長。桜井氏支持は滝口茂柴田町長と猪股洋文加美町長。
熊谷氏支持の理由は、「国政の安定を望む」(鈴木利府町長)、「政権与党の候補だから」(小関七ケ宿町長)、「経済財政の政策を力強く推進してほしい」(佐藤村田町長)などと政権の継続性を重視した意見が目立った。
桜井氏支持の理由は「地方の声を鋭い論理で国に訴えている」(滝口柴田町長)、「指定廃棄物の最終処分場建設問題で奔走してくれた。震災後にグループ化補助金を創設し、復興に尽力した」(猪股加美町長)だった。
「特定候補を支持しない」や無回答などとした首長の理由としては、「現職の両候補に東日本大震災の復旧や地域課題解決で世話になり、一方を応援するのは難しい」(伊藤康志大崎市長)との内容が多かった。
政党別の支持を見ると、自民14人(うち3人が公明と重複回答)、民進1人、公明1人、支持なし6人、無回答11人だった。
佐藤栗原市長は「自民党は私の政治基盤」と自らの立ち位置を強調。野党共闘について須田女川町長は「基本的な国家観すら一致を見いだせない政党に野合が加わり、国家の行く末を委ねるわけにはいかない」と批判した。
民進支持の猪股加美町長は「一強多弱では権力の暴走を許してしまう。けん制する野党が育たなければ日本の民主主義は危うい状況に陥る」と政治の先行きに懸念を示した。
全首長へのアンケートは今月中〜下旬に実施し、35人中33人から回答を得た。村上英人蔵王町長は「県町村長会長の立場として回答は控えたい」とし、阿部秀保東松島市長は回答しなかった。
1885
:
とはずがたり
:2016/06/30(木) 21:28:51
>>1883
そうなの!?関西在住だけどテレビ見ないからか全然知らんぞ。
>>1883
で突っ込まれる訳だなぁ・・(;´Д`)
>青山氏は関西での人気が突出している。関西の政界関係者は「青山氏は関西で辛坊治郎氏クラスの有名人で、保守の人たちにとってカリスマです。威勢のよさは主婦層の受けもよく、ワイドショー的なコメントをできる人です」と話した。
1886
:
チバQ
:2016/06/30(木) 22:10:23
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016063000840&g=pol
集票力減、存在感発揮に苦慮=自民支援の業界団体-参院選【16参院選】
10日投開票の参院選で、自民党を支援する業界団体が組織内候補の支持拡大に全力を挙げている。ただ、かつてのように圧倒的な集票力を背景に党への影響力を誇示した時代は過ぎ去り、各団体とも組織率の低下に直面。存在感の発揮は容易ではないのが現状だ。
「やろうじゃないか。農業を後回しと考えていた政治の選択は誤りだとみんなに教えて聞かせよう」。二階俊博総務会長は30日、全国土地改良事業団体連合会(全土連)が擁立した候補の応援のため駆け付けた山形県新庄市で檄(げき)を飛ばした。全土連の組織内候補は、農村の高齢化に伴って得票数を減らし、2007年参院選では落選。15年に会長に就任した二階氏の下、今回は9年ぶりの擁立で雪辱を期す。
土地改良予算は、旧民主党政権で約4割に削減され、今も元の水準に達していない。6月23日に千葉県佐倉市で開かれた集会では、地元改良区の幹部が「予算は復活してきたが元に戻っていない」「組織の力量が問われる」と口々に訴えた。
かつては組織力や運動力を誇った各団体だが、自民党の比例得票に占める個人名の割合は回を重ねるごとに減少。野党時代の10年には24.3%にダウンし、政権復帰後の13年も23.7%にとどまった。13年は、得票総数でも07年の約600万票に遠く及ばず、党選対関係者は「今回はさらに比率が下がる」とみる。
過去2回、組織内候補を7番手の得票で参院に送った全国建設業協会も票数自体の減少は続く。04年には約25万4000票だったが、07年は約22万7000票、10年には約14万9000票にまで低下した。13年は約21万6000票と盛り返したが、全盛期の勢いはない。
環太平洋連携協定(TPP)の影響で組織引き締めに苦しむ農協の組織内候補も、13年は現職の獲得票が6年前の4分の3にとどまった。正組合員数の減少は続き、団体の集票力低下は顕著だ。
安倍内閣が一定の支持率を保ち、自民党自体への追い風はあるものの、選挙後の予算や政策面での発言権を考慮すれば、組織内候補をできるだけ上位で当選させることが各団体にとっての至上命令。「全土連とは支持基盤が重なる。安穏としていられない」(建設業協会陣営幹部)などと、団体同士の票の食い合いを警戒する声も出ている。(2016/06/30-18:58)
1887
:
チバQ
:2016/06/30(木) 23:22:47
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160630-00010001-dtohoku-l02
主戦場の一つ十和田 負けられない自民、組織力不足の民進は共闘が軸
デーリー東北新聞社 6月30日(木)11時8分配信
主戦場の一つ十和田 負けられない自民、組織力不足の民進は共闘が軸
候補者の訴えに耳を傾ける有権者。十和田市は参院選の主戦場の一つだ=23日
衆院青森2区最大の票田・十和田市は、全県を舞台とする参院選青森選挙区(改選数1)の勝敗を左右する主戦場の一つ。現職の山崎力候補(69)=公明党推薦=の4選を目指す自民党にとっては、県連会長の江渡聡徳衆院議員のお膝元として負けられない戦い。選挙ムードの停滞を警戒しつつ、組織の引き締めに懸命だ。対する民進党は組織力不足が否めないのが実情。新人の田名部匡代候補(47)=社民党推薦=は父で農林水産相を務めた匡省氏(81)の人脈をたどるとともに、野党共闘を軸に戦いを進める。
議席の死守を命題とする自民。序盤情勢で接戦が伝えられているのに加え、農業が盛んな地域として農家票の行方に気をもむ。
江渡衆院議員は連日のようにマイクを握る。28日には市役所十和田湖支所前に立ち、地方創生や経済政策を前進させる必要を強調し、「負けるわけには行かない」と力を込めた。
地元の小山田久市長も演説し、「政権が安定しなければ、振り回されるのはわれわれ自治体だ」。組織力を誇示するように、同市選出の田中順造、丸井裕の両県議も顔をそろえ、通行車両に手を振った。
陣営は市議会自民公明クラブ会派9人で結成した市議団を中心に、支持拡大に奔走。党十和田市支部幹事長の石橋義雄市議は「どこまで組織選挙を徹底させ、投票率を上げていくかだ」と課題を挙げる。
一方、全県選挙は初挑戦の田名部候補。匡省氏は衆院議員時代に中選挙区で同市も地盤とし、参院議員も2期務めた。ただ、最後の選挙は12年前で、どこまで掘り起せるのか不透明。市議会に民進所属議員は不在。市内に選挙事務所はなく、組織選挙の体裁は整っていない。
頼みとするのは野党連携だ。10日の集会には共闘する社民、共産も含め市議6人が出席。匡省氏を支持してきた無所属の野月忠見市議は「いいムードだ。農家は現状の打開には自民党では駄目だと言っている」とアピールした。
民進の岡田克也代表による23日の街頭演説には社民、共産の支持者らも集った。青森2区に編入された五戸町を地盤とし、2区内唯一の民進県議の北紀一氏は「これだけ集まったのは共闘の力だ」と強調した。
デーリー東北新聞社
1888
:
チバQ
:2016/06/30(木) 23:23:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160630-00000019-mai-pol&pos=3
<参院選>比例代表「民主」問題浮上 無効票か案分か
毎日新聞 6月30日(木)10時35分配信
<参院選>比例代表「民主」問題浮上 無効票か案分か
参院選の期日前投票の様子=徳野仁子撮影
今回の参院選比例代表で、「民主」と書かれた票をどう扱うかという問題が浮上している。民主党と維新の党が合流して3月に誕生した民進党への投票と解釈できる半面、自民党や社民党も正式名称には「民主」が付く。公職選挙法によると、無効票か案分かを決めるのは開票所の開票管理者。各地で判断が分かれる可能性があり、関係者は頭を悩ませる。
有権者は比例代表に政党名か候補者名で投票する。政党名票は正式名称のほか、登録済みの略称も有効。民進党の場合は「民進」だ。ただ、結党から間もないため、旧党名の「民主」で投票する人が続出するのではないかと懸念する声は党内に早くからあった。
総務省が28日、選挙課長名で都道府県選挙管理委員会に出した事務連絡は、民進党への有効投票の例として頭文字の「民」を挙げたが、「民主」の扱いは明示しなかった。ゲタを預けられた形の各選管は戸惑いを隠せない。
群馬県選管は「民進党を意図していることが伝われば同党の票になるかもしれないが、検討中。地域の実情などを踏まえて総合的に判断する」。2014年衆院選の比例代表で民主党票が東京都の次に多かった愛知県選管の担当者は今回、「党名に『民主』が入っている自民党と社民党に案分という考え方もできるが……」と言葉を濁す。一方、「総務省が通知で記載しなかったのは、『民主』は無効というメッセージだろう」(名古屋市選管)という見方もある。
「民主」票が大量発生した場合、開票所で民進党陣営の立会人が扱いに異議を唱えるケースも想定されるだけに、ある県選管の担当者は「非常に悩ましい」と漏らす。
選管の判断が議席数に影響しかねない民進党は「名前だけでなく、漢字も覚えてください。『進』を間違えないように」(岡田克也代表)と街頭演説で繰り返し訴えている。
おおさか維新の会も同様の問題を抱える。略称の「維新」のほか、「維」「お維」は有効票になるが、「おおさか」と書かれた票の扱いが難問。新党改革の比例代表候補に大坂佳巨氏がいて、同氏への投票の可能性があるためだ。
社会党が社民党に党名変更した後の1996年衆院選では、「社会」票が無効と判断された。総務省選挙課は「当時、国として票の効力を明確に示したわけではない」と述べ、疑問票をどう判断するかはあくまで開票管理者だと強調する。選管側には「現場任せにしてほしくなかった」と不満がくすぶるが、政党も選管も「正確な記載」を呼びかける以外に手はなさそうだ。【鈴木敦子、山口朋辰、梅田啓祐】
1889
:
チバQ
:2016/07/01(金) 20:32:10
http://www.sankei.com/politics/news/160630/plt1606300052-n1.html
2016.6.30 21:40
【参院選・福岡】
対公明、自民内に亀裂走る 「誇りはどこへ行った」 麻生-菅 政権中枢に軋み
参院選福岡選挙区(改選3)で、公明党との選挙協力をめぐり、自民党県連内に亀裂が走っている。自民党からは現職の大家敏志氏(48)が立候補するが、党本部は公明新人の高瀬弘美氏(34)に推薦を出し、県連の頭越しの支援に動く。今後の選挙を考え、公明党に恩を売りたい多くの衆院議員らは党本部の動きに同調するが、県議・市議は反発を強めている。(村上智博)
「俺は聞いてないぞ!」
6月24日。大家氏の選対本部の合同朝礼会で、自民党の蔵内勇夫県連会長は怒声をあげた。
菅義偉官房長官が1週間後の30日、公明・高瀬氏の応援のために福岡に入ると聞かされたからだ。寝耳に水だった。県連幹部を通じて、党本部に抗議した。党本部からは「事後報告になりました」と、木で鼻をくくったような答えが返ってきた。
しかも菅氏は、大家陣営には顔を出さないという。蔵内氏は周辺に「こちら(大家陣営)は票が伸びなやんでいるのに…」とぼやいた。
そして30日夕、菅氏も参加し、福岡市内で高瀬氏の集会が開かれた。
出席者によると、自民党の国会議員に加え、ゼネコンや鉄道・運輸関係者ら、以前からの自民支持層の姿が目立った。菅氏は「民共合作」の無責任さを追及し、高瀬氏は「安定の自公か、混乱の(民共)政権か」と訴えた。
だが、自民党福岡県連内は“不安定”さを増す。
× × ×
今回の参院選で、自公両党は協力態勢を築いた。
公明党は選挙全体の勝敗を左右する全国32の「1人区」で、自民候補を推薦する。一方、公明党は改選3以上の7選挙区に公認候補を立てた。このうち福岡など5選挙区で、自民党が公明候補を推薦する。
公明側は自民にさらなる支援を要請した。福岡県内では自民党から公明党へ、「5万票」がノルマとなった。
さらに「自民の大物を弁士に呼ぼう」(公明党関係者)と、自民県連を無視して党本部などに要請した。それに菅氏は応えた。
菅氏は公明党の支持母体、創価学会と太いパイプを持つ。集団的自衛権の行使を限定的に容認した閣議決定(平成26年7月)に対し、公明党が軟化した背景にも、このパイプが生かされた。
× × ×
自民党福岡県連内をみると、公明票に期待する衆院議員は、高瀬氏支援に積極的だ。6月30日の個人演説会では、鬼木誠氏(福岡2区)や原田義昭氏(福岡5区)らが壇上にいた。
だが、大家氏のトップ当選を目指し、選挙の実動部隊として動く県議や市議らの胸中には、「なぜ公明候補のために」と苦々しい思いが募る。
地方議員は衆院議員と異なり、自身の選挙で、公明党議員がライバルとなり得るからだ。
自民党の福岡市議は「公明党を応援すればするほど、自民党支援者が逃げていく。(公明党への)ノルマといわれても難しいので無視している。こんなことなら、最初から自民で候補を2人立てるべきだった」と嘆いた。
あるベテラン県議も「菅氏はやりすぎだ。衆院議員も(公明党に)脅かされてるだけだ。一体、自民の誇りはどこに行ったのか?」と語った。
菅氏の行動が、大家氏の選対本部長を務める麻生太郎副総理兼財務相との間のすきま風になるとの指摘も上がる。
両氏の間には、消費税増税の再先送りや衆参ダブル選に関しても、意見の相違があったとみられる。
「与党2候補で120万票」という高瀬陣営に対し、大家陣営は「目標の70万票をクリアできなければ勝利宣言しない」(県議)と勝ち方にこだわり、引き締めに必死だ。
大家陣営は6月29日、福岡市内のホテルで国会議員夫人らの集いや、支持団体のトップら140人を集めた会合も開き、結束を確認した。
麻生系のある県議はつぶやいた。
「官邸も自民党本部も、(大家氏より)公明との選挙協力を優先しているようだ。でもね、この状況で大家氏が目標をクリアすれば、すごいことだよね」
1890
:
チバQ
:2016/07/01(金) 20:33:00
http://www.sankei.com/west/news/160630/wst1606300093-n1.html
2016.6.30 21:32
【参院選】
訴えから消えた「反原発」 福井、愛媛選挙区
原子力発電所の再稼働への賛否が議論になるなか、原発が立地する参院選選挙区では、野党が統一候補を担いだことで、訴えから「反原発」が消えている。原発の即時全廃を訴えてきた政党が、再稼働を求める電力労組に配慮しているためだ。再稼働容認の立場を取る与党候補とのスタンスの違いは見えにくく、原発を巡る論戦も低調だ。
13基の商業用原発が立地する福井選挙区(改選数1)。再稼働を目指した関西電力高浜原発3、4号機は、3月の大津地裁の仮処分で運転を停止。日本原子力発電敦賀原発1号機、関電美浜原発1、2号機の計3基は廃炉が決まった。原発の再稼働や在廃は、県民生活や地元経済に直結する懸案でもある。
参院選公示日の6月22日に福井市内で開かれた野党統一候補で無所属新人の横山龍寛氏(51)の出陣式。推薦する民進、共産、社民の県幹部が顔をそろえる中で、横山氏は、安保関連法への反対などを強く訴えたが、原発には触れずじまいだった。
民進党県連幹部は「原発を持ち出すと主張がわかれる。訴えの軸は改憲反対に置くしかない」。電力総連傘下の組合関係者は「即時原発ゼロを訴える政党と同じ候補を応援することに抵抗があるのは事実だ」と明かす。
「即時原発ゼロ」を掲げる共産党県委員会幹部は、「統一候補は党の政策の違いを持ち込まないことになっているから、選挙区では触れない。ただし、党としては強く原発反対を訴え、比例候補も打ち出している」と割り切った様子だ。
一方、自民現職で参院議長の山崎正昭氏(74)は「安全が確保された原発は再稼働する」と主張。幸福新人の白川康之氏(59)は再稼働推進を訴える。
7月下旬の再稼働に向け準備が大詰めとなった四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)が立地する愛媛選挙区(改選数1)も同様だ。
核燃料の装荷作業が終了した直後の6月29日。松山市では民進党の岡田克也代表や共産党の志位和夫委員長ら4野党の幹部が、野党統一候補で無所属新人の永江孝子氏(56)と並び立ち、野党結束を呼びかけたが、「反原発」の訴えはなかった。
永江氏の合同選対を支える連合愛媛に加盟している四国電力総連は再稼働を推進し、比例では電力総連の組織内候補を推す。関係者は「エネルギー政策で立場が異なる政党も支援に回る選挙区候補は、理解が得られにくい」と打ち明ける。
一方、共産党愛媛県委員会幹部は「比例の候補は反原発を訴えている。原発に関しても遠慮はしていない」と述べた。
現職の山本順三氏(61)を立てる自民党の愛媛県連幹部は「電力総連に配慮しているのか、原発に関する主張には大きな違いが見えにくい」と話す。
幸福新人の森田浩二氏(56)は再稼働賛成の立場を取る。
1891
:
チバQ
:2016/07/01(金) 20:34:24
http://www.asahi.com/articles/DA3S12436144.html
(2016参院選 焦点区の攻防:4)三重 岡田氏背水、首相・閣僚が攻勢
2016年7月1日05時00分
民進党の岡田克也代表のおひざ元、三重選挙区(改選数1)が党首としての進退を賭けた戦いになっている。背水の陣をしいた岡田氏に対し、自民党は安倍晋三首相が6月に2回入って徹底した民進批判を展開。勝敗次第では、選挙後の永田町の行方にも大きな影響を与えかねない情勢だ。
「私は三重県民の良識を信頼している。何も恐れることはない」
岡田氏は30日午前、遊説先で記者団から、激戦となっている地元・三重の選挙について危機感があるかと問われ、こう語った。
すでに退路は断った。26日に自身の地盤である四日市市の街頭演説で、「毎日のように『岡田の地元だから落とせ』と大臣が入ってくる。芝さんは私の盟友。だから、宣言します。芝さんが落ちるなら、次の代表選に出ない」。民進公認の芝博一氏が負けるようなことになれば、9月に予定される党代表選に立候補しないと明言したのだ。
それまで党代表としての勝敗ラインを示してこなかっただけに、がぜん重みを持つことになった三重の勝敗。発言は党内にも地元にも衝撃を与えた。芝氏は2日後、津市での集会で「岡田氏を辞めさせるわけにはいかない」と声を張り上げた。
堅物で「原理主義者」と呼ばれる岡田氏ではあるが、民主党が衆院選に大敗した直後の昨年1月に代表になると「私も変わらなければならない」と宣言。党内の慎重論を押し切って今年3月に維新の党と合流。党名も「民進」に変えた。さらに、共産党との野党共闘にもカジを切った。周囲には「政治生命を賭けた」と漏らしてきた。
■異論封じ共闘
6月4日には、党三重県連と支援組織「連合三重」の幹部を集めた選挙会議に出席。「共産と組むと、組織内で協力しないところも出てくる」と懸念を示す連合側に、岡田氏は「協力しなければ勝てない」と異論を封じた。
3年前、三重選挙区で当時の民主現職が次点で敗れた際は、共産候補の得票を加えれば自民候補に勝てる票差だったことも念頭にある。今回、共産は芝氏の顔写真の入ったビラを25万部つくり、支援に回る。
岡田氏は昨年11月以降、県内で計120回の演説を展開。4月以降だけで10回も三重に入り、県連幹部に細かく演説会などの日程を指示するほか、若手県議や企業に至るまでこまめに電話を入れるなど、なりふり構わぬ力の入れようだ。
岡田氏に近い玄葉光一郎選対委員長も6月14日にひそかに芝氏の事務所を訪れ「ここの1敗は10敗ぐらいの大きさがある」とハッパをかけた。しかし、党代表が地元の選挙にかまけることには、「三重以外の士気が下がりかねない」(別の党幹部)との声も上がる。
■狙い撃つ自民
対する自民党は「三重攻略」に全力を注ぐ。
「子どもの未来や安全を、無責任な民進と共産に託すのか。日本人の命をしっかり守る自民、公明に託すのか。それを決める選挙だ」。安倍首相は30日、主要7カ国(G7)首脳会議(伊勢志摩サミット)で5月に訪れた伊勢神宮前に再び立った。この日は演説で、一度も「岡田氏」の名前は触れなかったものの、最後に岡田氏の地盤・四日市を練り歩いて締めくくった。
野党第1党の党首の地元を狙い撃ちにするのは、これが初めてではない。2014年末の衆院選では、当時民主党代表の海江田万里氏が立った東京1区に党幹部を集中的に入れて落選に追い込んだ例がある。
今回は、憲法改正を視野に入れる首相にとって、「安倍首相がめざす憲法9条の改正を絶対阻止」と訴える岡田氏が相手。結果次第では野党共闘に打撃を与える象徴的な選挙区になる可能性がある。
三重入りは、首相自身が意欲を示してきた。サミットの数日後、国会内で自民党三重県連会長の田村憲久元厚労相に「サミット効果が消えてしまわないうちに、三重に入りたい」と声をかけた。自民が擁立した新顔の山本佐知子氏も岡田氏には因縁の相手。山本氏の祖父で自治相を務めた故・幸雄元衆院議員から地盤を譲り受け、自民党で初当選したのが岡田氏なのだ。
■「あんたが孫か」
山本氏は6月11日、午前6時半から四日市市の卸売市場を訪れ、青果や魚の競りに来た人たちにあいさつしてまわった。「あんたが幸雄さんの孫か」と次々に声をかけられ、握手を繰り返した。公示後は首相だけでなく、麻生太郎財務相や石破茂地方創生相ら閣僚、谷垣禎一幹事長や小泉進次郎衆院議員も三重に入った。
谷垣氏は四日市の街頭演説でこう叫んだ。「野党第1党の党首は共産党と組む選択をした。この三重県で、『岡田さん、その選択は間違ってるよ』とはっきり示さなきゃいけない」
(井上昇、斉藤太郎、松井望美)
1892
:
チバQ
:2016/07/01(金) 20:36:34
http://mainichi.jp/articles/20160701/ddq/041/010/005000c
選択の現場
2016参院選 三重知事が自民を応援 民進「公私混同」と反発
毎日新聞2016年7月1日 中部朝刊
自民新人と民進現職による事実上の一騎打ちとなった参院選三重選挙区(改選数1)で、鈴木英敬三重県知事が与党支持の立場を鮮明にしている。過去の国政選挙では特定候補への応援を控えていたが、30日は安倍晋三首相とともに自民新人の応援で街頭に立つなど、方針転換。民進・岡田克也代表のお膝元で、与野党が重点選挙区としているだけに、民進陣営から「公私混同だ」との声が上がっている。【田中功一、松本宣良】
予定変更、首相と演説
「安倍総理率いる自公政権が長く安定的に運営されることが、三重県、日本にプラスになる」。鈴木知事は30日昼、自民新人の応援で伊勢市に寄り、伊勢志摩サミット開催など政権の実績を強調し、与党支持を表明。夕方、四日市市であった同じ新人の街頭演説では安倍首相の横に立ち、政権との蜜月ぶりを見せつけた。
自民との関係は深く、2009年の衆院選は三重2区の自民公認で出馬(結果は落選)。11年の知事選で自民や公明県本部などの推薦・支持を得て初当選した。だがその後は、国政選挙で特定候補の応援はせず、15年の知事選は「県民党」を掲げて再選。自公の他、民主(当時)系の地域政党「新政みえ」や連合三重の推薦も受け、圧勝した。
方針転換の伏線は今年1月にあった。鈴木知事は安倍首相による伊勢神宮の新年参拝に同行。関係者によると、神楽殿から出る閣僚らに靴べらを渡していた知事に、首相が笑顔で「そんなことより、参院選でしっかり応援しろよ」と声をかけた。
知事は参院選への対応を問われ、「従来と同じスタンス」と繰り返していたが、参拝10日後の記者会見で「誰から、どういう要請があるかにもよる」と発言を修正。旗幟(きし)を鮮明にしたことに、与党関係者も「官邸からよほど強い要請があったのだろう」と驚く。
当初は「選挙期間中の応援は私事。公務を最優先する」としていた。だが30日は、予定していた記者会見を中止して演説会に出た。
新政みえ前代表の三谷哲央県議は「選挙最優先。究極の公私混同」と批判。民進の岡田代表も26日、同県東員町で記者団に「(与党支持は)衆院選に出馬するとの野心を遂げるためだ。県民はそれを分かっているので(適切な)判断が下るだろう」と強調した。
愛知・岐阜 「肩入れ」せず
愛知、岐阜両県知事は、特定候補に肩入れしない姿勢だ。
愛知選挙区(改選数4)は9人が立つが、大村秀章愛知県知事は自民現職と公明新人、民進の現職と新人の計4人を応援。事務所開きなどに出席している。「昨年の知事選や日常の政治活動、県議会などでも支援してもらっている」と説明。他候補については「呼ばれんところには行かんわな」と話す。
実質的に自民と民進の現職同士が争う岐阜選挙区(同1)。古田肇岐阜県知事は、激励の為書(ためが)きを送ることなどもしていない。13年の知事選で自民と当時の民主の相乗りで3選しており、自民県議は「気を使っているのだろう」と代弁する。【道永竜命、岡正勝】
三重選挙区(改選数1、届け出順)
芝博一 66 党県代表 (2)民現
野原典子 59 幸福県副代表 諸新
山本佐知子 48 [元]旅行会社員 自新=[公]
1893
:
チバQ
:2016/07/01(金) 21:40:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160701-00010015-minyu-l07
自公は組織フル回転、野党「対安倍」結束 参院選・後半戦入り
福島民友新聞 7月1日(金)12時20分配信
第24回参院選は1日、投開票の10日に向け選挙戦の折り返しを迎えた。1議席を争う福島選挙区では、3候補が県内をほぼ一巡、各地で個人演説会や街頭演説を重ねている。報道各社の世論調査情勢などを分析し後半戦の戦略を描く各陣営は、党や支援団体など組織を固めるほか、無党派層を中心とした浮動票の取り込みも徹底する構えだ。
岩城光英候補は「全県下で500カ所の集会」を目標に、党組織や県議、市議らの後援会などの組織をフル回転させ、各地で演説会、ミニ集会を重ねている。現職閣僚や党幹部も連日本県入りし、連立を組む公明党と共に組織を挙げた選挙戦を展開している。
陣営は30日、福島市で友好団体代表などが出席した選対会議を開き、後半戦の戦略などを確認。自民党総裁特別補佐の下村博文選対副委員長は「ほとんど拮抗(きっこう)に近い形になってきた」と前半戦の手応えを示し、党支持層や友好団体の一層の票固めを指示した。
増子輝彦候補は県内全域で上積みを目指す一方で、地元候補がいない衆院福島1区や同4区を重点化。総合選対の中核をなす民進党県連の地方議員や後援会、連合福島などが「1人5人への声かけ運動」を展開する。大票田の都市部や若者、女性などの無党派層の支持拡大にも力を入れている。
陣営は、共闘する共産、社民との連携にも日を追うごとに手応えを感じており30日は福島市で公示後初の合同演説を実施。民進党の枝野幸男幹事長は「安倍政権の憲法改正や格差拡大を止める点で野党は一致している」と結束を強調した。
矢内筆勝候補は福島、郡山、会津若松、いわきの4市を中心に遊説。放射線量の安全性を正しく発信する政策を中心に、若者への浸透に手応えも感じている。
1894
:
チバQ
:2016/07/02(土) 11:21:00
http://www.asahi.com/articles/DA3S12438042.html
(2016参院選 焦点区の攻防:5)山形 TPP争点、農業票奪い合い
2016年7月2日05時00分
安倍晋三首相が成長戦略の柱に位置づける環太平洋経済連携協定(TPP)。国会承認案は継続審議となり、山形選挙区(改選数1)では改めて是非が争点になっている。「攻めの農業」を主張する与党、「国益を損ねる」と反対する野党。双方が農業票の争奪戦を繰り広げている。
自民党の石原伸晃TPP相は6月28日、自民新顔の月野薫氏が開いた山形市の演説会で、農産品の輸出拡大を訴えた。「山形県には素晴らしい農作物がある。販路を外に求めれば、すごく将来は変わってくる」。ただ、「TPP」という言葉は一度も使わなかった。
■農協関係者擁立
続いてマイクを握った月野氏はかつて、JA全農山形の副本部長を務めていた。デモ行進などでTPP反対を訴えてきたが、合意を阻止することはできなかった。「反対反対と言っても、うまくいかなかった。施策をつくる側にならないと山形の農業のためにはならない。皆さんの不安を安心に変えていく」。政権与党の一員として、農家の不安解消に取り組む姿勢を強調した。
安倍政権発足から3年半。アベノミクスで経済が良くなったという実感は山形では乏しい。陣営幹部が「アベノミクスはもう受けない」と語るなか、月野氏の擁立を主導したのは県連会長の遠藤利明・五輪相だった。野党統一候補の無所属前職の舟山康江氏は3年前に農協が支援しており、TPP反対を前面に掲げてくることは明らかだった。遠藤氏周辺は「TPPへの風当たりを和らげるため、農協関係者を立てたかった」と打ち明ける。
■組織は自主投票
月野、舟山両陣営から推薦依頼を受けた山形県農協政治連盟(県農政連)は5月30日、対応を協議した。
「TPPや農協改革。農業者の期待に沿わない政策が続いている。3年前に舟山さんを応援した重みもある」「我々の思いを実現するには政権与党とのつながりを強固にすべきだ」。意見は割れ、「自主投票」とする方針を決めた。
全国農業協同組合中央会(全中)の現執行部と安倍政権との関係改善は進んでいるが、地方組織にはTPPや農協改革へのわだかまりが強く残っている。
農政改革の旗振り役の小泉進次郎・党農林部会長は公示日の6月22日、山形県大蔵村の棚田から遊説をスタートさせた。軽トラックの荷台から「私たちは変わらなければならない」などと訴えると、約200人の聴衆から歓声が上がった。
だが、各地の応援演説に引っ張りだこの「進次郎効果」も山形ではいま一つ。自民県議の一人は「小泉氏の来県自体に実は農協は反発していた」と語り、選挙戦への不安を隠さない。
■「我々の味方だ」
一方の舟山氏は6月29日、尾花沢市での演説会で自民批判に力を込めた。「自民はあれだけ強く『TPP断固反対』と言っていたのに、政権を取った途端に交渉参加に舵(かじ)を切った」
国会審議で政府から提出された黒塗りの交渉資料にも触れ、「うそとごまかし、まやかしばかりだ。TPPを止めるためにも今回の選挙は絶対に負けられない」と訴えた。
民主党参院議員だったが、野田佳彦首相が11年にTPP交渉参加に向けた協議に入ると表明したことに反発。翌12年7月に離党届を出した。その際、記者会見では「TPPに関し、何を言っても前のめりな姿勢を続ける政権に抗議の意味を込めた」と説明した。
13年参院選は「みどりの風」から立候補し、落選。その後は地元の小国町で、米や大豆、野菜づくりにいそしんできたという。それだけにJA鶴岡の前組合長は「舟山さんが県民と行動を共にしたのは紛れもない事実。我々の味方だ」。今期で引退する自民参院議員の岸宏一氏の元事務所長ら自民支持層の一部も支援に回る。月野陣営が立ち寄ったJA関連の会社や取引先を、後を追いかけるように回って支援を呼びかけることも多い。
しかし、JAグループ出身の月野氏が相手でもあり、県内の農協が全面的に支援した前回とは状況が異なる。支援する民進県連には、舟山氏が民主を離党した際のしこりも残る。幹部は「何のあいさつもなく出て行った。そんな舟山さんを推すことに抵抗がある人はいる」と明かす。
TPPの大筋合意から9カ月過ぎ、農業者の中には「決まったこと」というあきらめがあるのも事実。国会承認は条約のため、憲法が規定する衆院の優越があり、舟山陣営幹部は「参院選で勝てば承認を止められる、とまでは言えない」と訴えの難しさを認める。
(前川浩之、三木一哉、久木良太)
1895
:
チバQ
:2016/07/02(土) 11:29:43
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070200043&g=pol
生き残り懸かる少数政党=要件喪失の危機-参院選【16参院選】
10日投開票の参院選は、小規模政党による生き残りを懸けた戦いも展開されている。旧社会党を前身とする社民党は党首の当落が焦点で、生活の党は政党交付金を受けるための政党要件を維持できるか勝負どころを迎えている。
政党助成法によると、政治団体が交付金の支給対象となる「政党」と扱われるには(1)所属国会議員5人以上(2)国会議員が1人以上で、かつ直近の衆院選か過去2回の参院選で得票率2%以上-のいずれかを満たす必要がある。
これに当てはめると、前回の2013年参院選で2%以上の票を得た社民党と、前身の次世代の党が14年衆院選で「2%条項」をクリアした日本のこころを大切にする党は、今回の結果にかかわらず政党として存続する。
ただ、衆参両院で現在5人の社民党は吉田忠智党首と福島瑞穂副党首が比例代表で改選を迎える。2人当選は厳しいとみられており、劣勢がささやかれる吉田氏は遊説先で「2枚目の比例の投票用紙には『吉田忠智』」と連呼する日々だ。
生活は今回、2議席獲得するか「2%条項」を突破しなければ、政党要件を失う。野党統一候補として岩手、新潟両選挙区に出馬した同党系2人の勝敗がカギで、小沢一郎代表は「力を注いで何とか二つ」と語る。
こころは離党者が相次ぎ、現有勢力は参院非改選の3人だけ。挽回を目指して中山恭子代表は「日本の中で役に立つ党として存立していきたい」と訴える。新党改革は、舛添要一前東京都知事が代表時の10年参院選で2%以上得票したが、その効力も今回まで。国会で唯一となった荒井広幸代表の議席も懸かる。(2016/07/02-05:12)
1896
:
チバQ
:2016/07/02(土) 11:31:39
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2016070202000086.html
2016年7月2日 朝刊
<共闘の裏側 2016参院選> 愛知、改選数4
◆自公は衆院選絡み協力、野党間の争い激化
写真
梅雨空の六月二十八日、名古屋・栄。自民党幹事長の谷垣禎一(71)は自民現職、藤川政人(56)の応援演説を終えると、選挙カーを降りて黒塗りの車に乗り込んだ。
九人が乱立する参院選愛知選挙区(改選数四)。谷垣が向かった先は、公明新人の里見隆治(48)が待つ名古屋駅前だ。谷垣は「自公で安定した政治をつくり、アベノミクスを成功させる」と訴えた。
公明が参院選で公認候補を立てるのは九年ぶり。改選数一増だが、自民は党内で根強かった二人擁立を見送り、里見を推薦した。
公示後、自民議員や陣営は支援者らに頭を下げる。「藤川は大丈夫ですから、今回は里見をお願いします」。安倍晋三首相と里見が一緒に写ったビラを配り、里見を連れて自民支持の団体や企業を回る。
公明は愛知県内の十五小選挙区で一万票ずつ、計十五万票を里見に回すよう自民に求めたとされる。
見返りは、次期衆院選での支援だ。
二〇一四年末の衆院選。自民は、公明の推薦を得られなかった六選挙区のうち、四つを落とした。
公明関係者は言い切る。「投票箱が開けば、自民の協力具合は分かる。その票数次第で、衆院選でどれだけ協力するかを決める」
創価学会を支持母体とする公明の組織票は各選挙で安定している。そこからの上積み票を見れば、自民の協力具合は市区町村単位で分かるという。
尾張旭市で二十九日夜にあった藤川の個人演説会。自民の衆院議員、鈴木淳司(58)も壇上に上がった。
前回衆院選は比例で復活したが、愛知7区では負けた鈴木。「藤川をトップで当選させてほしい」。そして続けた。「友党(里見)も通してほしい」
二十六日の名古屋駅前。減税日本代表の河村たかし(67)とおおさか維新代表の松井一郎(52)、名古屋市と大阪府の首長が顔をそろえた。第三極同士の共闘。両党が「ダブル公認」した新人の奥田香代(51)と並んで、両首長は「徹底した改革で社会保障などの財源を生み出してきた実績があるのは、維新と減税だけだ」と気勢を上げた。
愛知を最重要区と位置付ける共産は党幹部を連日、愛知入りさせる。新人の須山初美(37)は「自公とその補完勢力を、野党共闘で打ち落とそう。敵はあくまで自公政権」。
ただ、序盤戦を終えて自公がやや抜け出し、情勢はむしろ、野党間の争いが激しさを増す。
全国の「一人区」で民進と共産などの共闘態勢が整った。だが愛知で民進は「民主王国」と呼ばれた党勢の復活に向けて、二人を立てて共産と戦う。
三十日夜、名古屋市内であった民進の演説会。最大の支持母体、連合愛知の土肥和則会長が力説した。「はっきり申し上げる。愛知の地で共産を通してはいかん。このことだけは申し上げたい」
(敬称略)
1897
:
名無しさん
:2016/07/02(土) 15:46:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160702-00000010-jij-pol
生き残り懸かる少数政党=要件喪失の危機―参院選【16参院選】
時事通信 7月2日(土)5時8分配信
10日投開票の参院選は、小規模政党による生き残りを懸けた戦いも展開されている。旧社会党を前身とする社民党は党首の当落が焦点で、生活の党は政党交付金を受けるための政党要件を維持できるか勝負どころを迎えている。
政党助成法によると、政治団体が交付金の支給対象となる「政党」と扱われるには(1)所属国会議員5人以上(2)国会議員が1人以上で、かつ直近の衆院選か過去2回の参院選で得票率2%以上―のいずれかを満たす必要がある。
これに当てはめると、前回の2013年参院選で2%以上の票を得た社民党と、前身の次世代の党が14年衆院選で「2%条項」をクリアした日本のこころを大切にする党は、今回の結果にかかわらず政党として存続する。
ただ、衆参両院で現在5人の社民党は吉田忠智党首と福島瑞穂副党首が比例代表で改選を迎える。2人当選は厳しいとみられており、劣勢がささやかれる吉田氏は遊説先で「2枚目の比例の投票用紙には『吉田忠智』」と連呼する日々だ。
生活は今回、2議席獲得するか「2%条項」を突破しなければ、政党要件を失う。野党統一候補として岩手、新潟両選挙区に出馬した同党系2人の勝敗がカギで、小沢一郎代表は「力を注いで何とか二つ」と語る。
こころは離党者が相次ぎ、現有勢力は参院非改選の3人だけ。挽回を目指して中山恭子代表は「日本の中で役に立つ党として存立していきたい」と訴える。新党改革は、舛添要一前東京都知事が代表時の10年参院選で2%以上得票したが、その効力も今回まで。国会で唯一となった荒井広幸代表の議席も懸かる。
1898
:
名無しさん
:2016/07/02(土) 17:46:27
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062900047&g=pol
かつての豪腕、正念場=小沢一郎生活の党代表【党首奮戦記】
「小さな政党になってしまったが、志だけは負けない」。25日、川崎市のマンションに向かって安倍政権打倒を訴える姿には焦りもにじんだ。
4年前に旧民主党を離党。国政選挙で野党各党が統一名簿をつくる持論の「オリーブの木構想」は実現していない。改選2議席を確保しなければ政党要件を失う正念場だ。
繁華街ではなく、地域に分け入り演説を重ねる流儀を貫く。夏でもネクタイを着け、低い台から聴衆に語り掛ける姿に、かつて豪腕と恐れられた面影はない。
「切実だからな」。団地などを遊説場所に選ぶ理由をこう語った。家計支援策に敏感な子育て世代にターゲットを絞り、26日には少年野球大会にも出向き保護者らと懇談した。自民党に対抗する野党勢力結集の信念は捨てず、きょうも愚直に「生活が第一」と訴える。(2016/06/29-04:47)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062900049&g=pol
老舗政党の命運懸ける=吉田忠智社民党党首【党首奮戦記】
必死の形相が、崖っぷちに追い込まれた老舗政党の状況を物語っていた。「この1議席を何が何でも再び獲得するため、全身全霊を傾けて、ゴールに向けて訴え続ける決意だ」。25日午前、宮崎市内の百貨店前。足を止める人も少ない中、ひときわ大きな声を張り上げた。
結党から71年。「55年体制」の一翼を担い、野党第1党としての存在感を誇ってきた旧社会党時代は去り、今や衆参5人の国会議員が所属するだけの小所帯となった。参院選直前には民進党への合流をめぐって党内がぎくしゃく。存続の危機に立たされる中、社民党と改選を迎えた自らの命運を懸ける。
就任から約2年8カ月。党勢回復を目指し、全国を飛び回ってきた。「『社民党が小さくなって、日本の政治が悪くなった』と言われる」と党の役割をアピール。改憲阻止や貧困解消を叫び続ける。(2016/06/29-05:06)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016063000052&g=pol
「保守」前面に奮闘=中山恭子日本のこころ代表【党首奮戦記】
「拉致被害者を救出できない日本のありようを変えるには、現行憲法を変えるしかない」。26日午後、若者が行き交う炎天下のJR新宿駅東口。白いスーツ姿で現れ、マイク片手に切々と憲法改正を訴えた。
柔和な顔立ちながら、保守色を前面に押し出した主張が売りだ。有事の際に政府権限を強化する「国家緊急権」を明記した自主憲法制定や、日本の伝統を重視した政策の実現を提唱。「政治の世界に投じた小さな石」に例える所属議員3人の小政党だが、「改憲勢力」の一部と見なされている。
小泉政権時、拉致被害者家族担当の内閣官房参与に抜てきされ、福田政権では拉致担当相を務めた。選挙戦では拉致問題での実績アピールも欠かさない。「元拉致担当相」と書かれた選挙カーで全国を駆け抜ける。(2016/06/30-05:37)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016063000055&g=pol
野党でも親安倍、独自の訴え=荒井広幸新党改革代表【党首奮戦記】
昼食後に一服するサラリーマンを前に、「大政党だけで声が拾えるか。われわれは、小さい声を集めて問題解決する政党だ」と力を込めた。24日正午すぎのJR新宿駅前。3月から続けている「サラメシ街頭」で、浸透に懸命だ。
自民党時代は安倍晋三首相と同じ派閥に所属し、首相とは親しい間柄。安全保障関連法をめぐっては与党と修正協議し、国会関与の強化をのませた実績をアピールする。野党ながらアベノミクスの補強・推進を掲げ、「対立から解決の時代」と独自の立ち位置を強調する。
改革唯一の国会議員として自らも改選を迎え、まさに党の存亡を懸けた戦い。選挙カーには「ただ今、苦戦中」とのステッカーと、苦悶(くもん)の表情を浮かべた自身の写真をあえて貼り、同情票に期待する。「まずは政党支持率1%にしないと」。投開票日の7月10日を前に、危機感も募る。(2016/06/30-05:39)
1899
:
名無しさん
:2016/07/02(土) 21:26:52
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070200205&g=pol
影落とす都知事失脚=自公幕引き、攻める野党-東京【16参院選】
6に増えた改選議席に31人の候補者が乱立した東京選挙区。前東京都知事、舛添要一が参院選公示直前の6月21日に公私混同問題で失脚したことは、選挙戦にも影を落としている。2014年の都知事選で舛添を推した自民、公明両党は、都知事辞職をもって一連の問題に幕を引く構え。一方、野党側は自公の責任を執拗(しつよう)に追及している。(敬称略)
◇舛添問題を「封印」
「謝るのは6月19日までにしよう」。舛添の辞表提出を受けて自民党都連が同17日に開いた緊急会合。現職の中川雅治と新人、朝日健太郎の2議席獲得に向け、舛添問題を「封印」することを確認した。首相で党総裁の安倍晋三が同19日の都内遊説で責任を認めた上で、「過去の問題」(党関係者)として片付けようというわけだ。
この日、JR吉祥寺駅前に応援に駆け付けた安倍は冒頭、「わが党が推薦した舛添知事がこうした形で辞職に至ったことをおわびしたい」と陳謝。翌日以降、中川も朝日も舛添の名に触れずに選挙戦を戦っている。
防戦を強いられる中川陣営は「舛添氏が知事を続けていたら影響は免れなかった。公示前に辞めてくれて良かった」と胸をなで下ろす。公明党現職、竹谷とし子の陣営も「もともと党内で舛添氏の評判は悪かった。知事選では自民党とのお付き合いで推薦しただけ」と突き放す。
自民党には、あえて舛添を取り上げることで、この問題と距離を置こうとする向きもある。6月25日、西多摩の檜原村役場前で地元選出の衆院議員、井上信治が応援演説に立ち、官僚出身の中川について「地味だけど、舛添さんのことを思えば、知名度が高いとか見た目が良いとかで選んじゃ駄目だ」と説き、聴衆の笑いを誘った。
◇「製造者責任」攻撃
野党は、知事選で舛添を推した自公両党の「製造者責任」(共産党)を格好の攻撃材料と捉える。「自公は担いだ責任を負うべきだ。知事を辞めたから一件落着、ではない」。6月26日、JR立川駅前で熱弁する民進党現職、小川敏夫の街宣車には「政治家の不正、腐敗を許さない!国会の鬼検事」の文字。元検察官としてクリーンさを前面に押し出す戦術だ。
同じく民進党現職の蓮舫も「世界に『せこい』なんて言葉を発信した。政治とカネの問題、今の与党では後から後から出る」とこき下ろす。党代表代行として全国を飛び回り、自身の選挙区で支持を訴えたのは公示後、1日のみ。それでも一時は有力な後継知事候補として取り沙汰されたことで、「株を上げた」(党都連幹部)と余裕の構えだ。当選圏入りの確信が得られない小川選対からは「蓮舫さんが都知事選に出てくれた方が良かった」との本音も漏れる。
前回都知事選では、民進党の支持組織である連合東京も舛添を支援したが、同党はおくびにも出さない。中川は「自公だけでなく連合も舛添氏を支援したのに」とほぞをかむ。ある労組の幹部は「舛添氏はよく耳を傾けてくれるよい知事だったが、とても言える状況ではない」と苦笑する。
共産党の新人、山添拓も「政治とカネの疑惑を生む都知事を2代にわたり出した自公の責任は重い」と指摘する。陣営は「舛添氏を都議会で追い詰めたのは共産党だ。舛添問題は選挙戦に追い風」とほくそ笑む。おおさか維新の会の元職、田中康夫は「新宿西口の摩天楼(都庁)に『富すれば鈍する、地位が人を駄目にする』という方がいた」と舛添を当てこすった。
◇東京(改選数6)
高樹 沙耶 52 改革・新
鈴木麻理子 31 日こ・新
田中 康夫 60 お維新・元
横堀 喜久 80 無所属・新
増山 麗奈 39 社民・新
岩坂 行雄 69 無所属・新
トクマ 49 諸派・新
三宅 洋平 37 無所属・新
又吉 光雄 72 諸派・新
山添 拓 31 共産・新
竹谷とし子 46 公明・現
鈴木 達夫 75 無所属・新
佐藤 香 48 無所属・新
中川 雅治 69 自民・現
鈴木 信行 50 諸派・新
小川 敏夫 68 民進・現
朝日健太郎 40 自民・新
柳沢 秀敏 67 無所属・新
小林 興起 72 諸派・新
原田 君明 39 無所属・新
蓮舫 48 民進・現
横粂 勝仁 34 無所属・新
大槻 文彦 49 諸派・新
佐藤 均 45 諸派・新
鮫島 良司 61 諸派・新
深江 孝 54 諸派・新
浜田 和幸 63 無所属・現
藤代 洋行 42 諸派・新
姫治けんじ 64 諸派・新
川上 晃司 31 無所属・新
犬丸 勝子 61 諸派・新
※敬称略。届け出順。年齢は投開票日現在
(2016/07/02-15:06)
1900
:
名無しさん
:2016/07/02(土) 21:28:17
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070100571&g=pol
公明、自民の地盤侵食=積極擁立で与党ぎくしゃく-注目区を行く・兵庫【16参院選】
改選数が3に増えた兵庫選挙区に、公明党が24年ぶりの独自候補を擁立した。自民党本部から推薦を取り付け、保守地盤を侵食し始めたことに、同党の地元県連は反発を強めている。(敬称略)
◇次期衆院選で意趣返し
「どうか投票用紙に伊藤孝江と書いていただきたい」。6月27日、首相、安倍晋三は神戸市に入るとその足で中心街にある神戸国際会館前に出向き、公明党新人、伊藤への支持を呼び掛けた。伊藤も「大変厳しい情勢にある。どうか勝たせてください」と声を張り上げた。
今回の参院選で、公明党は増員区に積極的に候補者を立てたが、「兵庫は当選圏に届いていない」と分析。支持母体、創価学会の固い組織票も「目いっぱい頑張って40万〜45万票」(県本部幹部)で、独力では当選はおぼつかないとみている。
頼みの綱は自民党の推薦。安倍の応援はその「象徴」だ。ポスターやリーフレットにも安倍の写真を印刷。県選出の自民党衆院議員には、公明党の講演会への登壇や支援者の動員を要請した。県本部幹部は当選に向け「保守層からの15万票獲得が目標だ」と明かす。
伊藤の応援から約30分後。安倍は西南に約600メートル離れた大丸神戸店前で再びマイクを握り、今度は自民党現職、末松信介への支持を求めた。
3選を目指す末松は県議を6期務め、45人の党所属県議らが実動部隊として選挙戦を展開する。陣営内から「末松が有利なのは間違いない」との声も漏れる中、不安材料は、県連の反対を押し切って党本部が推薦した伊藤の存在だ。「5月は『3人家族なら1人だけ票を分けてほしい』と頼んでいた。6月には『2人入れてほしい』と言って回っている」。末松陣営関係者は、要求を強める公明党支持者の動きにいら立ちを隠さない。
伊藤への安倍の応援に際しては、公認候補の末松と差をつけるため、屋内か尼崎市の街頭で行うよう求めたが、聞き入れられなかった。
県連内には公明党への反発が広がる。ある県議は次期衆院選で、公明党現職がいる2区と8区について「党本部の公認、推薦がなくても候補者を擁立するという雰囲気だ」と指摘。県連が独自で「意趣返し」をする可能性に言及した。
◇民進、議席喪失に危機感
一方、前回、前身の旧民主党が改選議席を失った民進党現職、水岡俊一の陣営には危機感が漂う。「兵庫の議席、与党(+補完勢力)の独占は許さない!責任野党の唯一の議席をみずおか俊一に」とビラに書き込んだ。「補完勢力」とは、安倍政権に是々非々の立場を取るおおさか維新の会。同党新人の片山大介を競争相手と捉えていることは明らかだ。
水岡は出身母体の県教職員組合が組織内候補の2議席を昨年の県議選で失うなど、組織力の衰えは否めない。6月24日には神戸市郊外の地下鉄西神中央駅前で「安倍独裁政権を許すのか許さないのかという分かれ道に立っている」と力説した。
これに対し、片山はおおさか維新の本拠地・大阪の通勤圏である阪神地区を中心に街頭演説で浸透を図る。同24日も西宮市の阪急西宮北口駅前で、国会議員歳費の3割削減など「身を切る改革」を訴えた。
ただ、カリスマ的指導力で党を引っ張ってきた前代表、橋下徹が政治の表舞台から退いた影響は無視できない。党県議は代表の松井一郎を引き合いに「橋下さんとは人の集まり方や熱気が違う」と不安を口にした。
◇兵庫(改選数3)
湊 侑子 33 諸派・新
末松 信介 60 自民・現
水岡 俊一 60 民進・現
金田 峰生 50 共産・新
伊藤 孝江 48 公明・新
片山 大介 49 お維・新
下家淳の介 44 日こ・新
※敬称略。届け出順。年齢は投開票日現在
(2016/07/01-14:37)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070100592&g=pol
討論拒否は「異常事態」=岡田民進代表【16参院選】
民進党の岡田克也代表は1日、東京都内の外国特派員協会で記者会見し、安倍晋三首相(自民党総裁)に求めていた参院選期間中の党首討論開催が拒否されたことについて、「異常な事態だ。(政府・与党が検討している)経済対策の規模や財源が明らかにならないまま選挙が行われるのは非常に問題がある」と述べ、首相側の対応を批判した。
岡田氏は、首相に宛てた経済政策などに関する公開質問状にも回答がないと指摘。「直前に何兆円という景気対策が突然打ち出され、野党が異論を述べる機会がないまま投票日を迎えるのではないか」と懸念を示した。 (2016/07/01-15:01)
1901
:
名無しさん
:2016/07/02(土) 21:30:12
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070100483&g=pol
参院京都で民進推薦=社民【16参院選】
社民党は1日の持ち回り常任幹事会で、参院選京都選挙区(改選数2)で民進党現職の福山哲郎氏を推薦することを決めた。(2016/07/01-12:48)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016063000941&g=pol
野党で過半数を=「3分の2阻止」は不十分-生活・小沢氏【16参院選】
生活の党の小沢一郎代表は30日午後、大阪市で街頭演説し、参院選の獲得議席目標について「野党が過半数取る。そのぐらいの勢いでなければ、選挙なんか勝てるわけがない」と述べた。
民進党の岡田克也代表は、憲法改正の発議に必要な参院の3分の2以上の議席を与党や改憲勢力に取らせない考えを示している。これに関し、小沢氏は「3分の2を取らせないなんて目標では駄目だ」と述べ、不十分との認識を示した。
また、小沢氏は「各党が自分のエゴを捨てて、(野党)統一候補を当選させるんだという気持ちの一致がなければ選挙は勝てない」と強調した。(2016/06/30-20:31)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016063000749&g=pol
安倍首相、民進代表の地元で攻勢=参院三重、岡田氏は防戦【16参院選】
安倍晋三首相(自民党総裁)は30日、参院選遊説で民進党の岡田克也代表のお膝元である三重県入りし、自民候補への支持を訴えた。改選数1の三重選挙区では、3選を目指す民進現職と自民新人が激しい競り合いを展開。同選挙区で敗れれば次期代表選に出馬しない意向を明らかにしている岡田氏は、再三にわたり地元へ戻り、防戦に懸命だ。
首相は伊勢、津両市で街頭演説し、「子供たちの未来や私たちの安全を、無責任な民進、共産党に託すか、責任を持つ自民、公明党に託すか、それを決める選挙だ」と主張。四日市市では約40分間商店街を練り歩き、「現職と野党党首、2対1の厳しい戦いだ」などと支援を呼び掛けた。
首相は、参院選公示前の10日にも三重入りするなど、岡田氏の地元での勝利に執念を燃やしている。公明党の山口那津男代表も、29日に三重を訪問。津市の街頭演説では、民進、共産両党の選挙協力を「選挙互助会に過ぎず、責任ある姿勢が全く見えない」と厳しく批判した。
対する岡田氏は30日、千葉県柏市で記者団に対し、「私は三重県民の良識を信頼している。何も恐れることはない」と力を込めた。岡田氏は年明け以降、毎週のように三重に入り、民進候補の応援に奔走。26日の訪問では、同選挙区で敗れた場合は「代表の資格がない」と表明し、背水の陣を敷いた。7月1日にも再び足を運ぶ予定だ。
同選挙区には、幸福実現党の新人も立候補している。(2016/06/30-17:53)
1902
:
名無しさん
:2016/07/02(土) 21:31:41
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016063000611&g=pol
米軍属事件、自民追い打ち=反基地が反政権転化-注目区を行く・沖縄【16参院選】
参院選が公示された6月22日。野党統一候補の伊波洋一は沖縄県名護市の米軍キャンプ・シュワブのゲート前で声を張り上げた。「米軍人・軍属の犯罪が絶えない。20歳になったばかりの若い女性が殺される事件まで起きた。もう黙っているわけにはいかない」。米軍普天間飛行場の辺野古移設反対のために座り込む市民ら約200人が、太鼓をたたいて伊波の訴えに応えた。(敬称略)
◇安倍政権に矛先
うるま市の女性が犠牲となった米軍属による暴行殺人事件で、沖縄の「反基地感情」は一気に高まった。6月19日に那覇市で開かれた事件に抗議する「県民大会」には、主催者発表で6万5000人が参加した。
反基地のうねりの中、伊波は「辺野古新基地建設反対」を主張の中心に据え、辺野古移設を推進する安倍政権に攻撃の矛先を向ける。政権批判の先頭に立つ県知事、翁長雄志は出陣式で「辺野古新基地を絶対に造らせない。造らせないことで日本を変える。私たちの誇りと尊厳を懸けて伊波洋一さんを当選させる」と訴えた。
追い風に乗る伊波にも不安がないわけではない。伊波はかつて市長を務めた宜野湾市で今年1月に行われた市長選で、翁長が全面支援した候補の選対幹部を務めたが、安倍政権が推した現職に敗北。責任を問う声は今もある。
伊波は「革新色」が強すぎるとの指摘もある。翁長の支持者は「伊波は時々『日米安保破棄』と言う。そんなのにはとても乗れない」と不満を漏らす。だが、自民党現職、島尻安伊子が前回参院選で辺野古移設反対を訴えながら、容認に転じたことが許せず、「今回は島尻を落とすかどうかの選挙だ」と伊波の「欠点」には目をつぶる。陣営を結び付けるのは辺野古移設阻止の一点だ。
◇「経済重視」響かず
「沖縄担当相の島尻さんが何としても必要だ。3選を果たすよう支援をお願いしたい」。官房長官、菅義偉は6月26日、地元議員や経済関係者を那覇市のホテルに集め、頭を下げた。「世論調査の結果を見ると厳しい」と逆風も認めた。
事件で自民党への風当たりはより厳しくなった。関係者は「自民党が基地を容認しているから悪いと言われる」とこぼす。6月の県議選でも自民党は伸び悩んだ。それでも、県連幹部は「腐っても自民党。保守の固定票は20万はある」と強気で、公明党支持層や無党派層にまで支持を広げたい考えだ。同党の比例代表候補と連名のビラを作成するなど、自公「セット戦術」で浸透を図る。
そんな中、自民党比例のタレント候補、今井絵理子が出身地の那覇市で街頭演説し、「1枚目は島尻安伊子さん、2枚目は今井絵理子に」と訴えた。「セット戦術」と相反する動きに、公明党関係者は「沖縄の複雑な事情を分かっていない」と不快感を隠さない。
そもそも、公明党県本部は辺野古移設に反対の立場。移設容認にかじを切った島尻に対しては複雑な思いがある。当の島尻は選挙戦で基地問題にはほとんど言及せず、沖縄で深刻化する子どもの貧困解消や、地域振興策の重要性を強調する。
ただ、経済重視の訴えには限界もうかがえる。陣営関係者は「1998年の知事選では『県政不況』と言って革新系の現職を破った。今は景気が良いので、そういう作戦が取れない」と話す。押し寄せる外国人観光客に支えられ好調な経済が続く沖縄。「基地は経済の阻害要因」との翁長の主張にあらがうのは容易ではない。
◇沖縄(改選数1)
金城 竜郎 52 諸派・新
島尻安伊子 51 自民・現
伊波 洋一 64 無所属・新
※敬称略。届け出順。年齢は投開票日現在
(2016/06/30-15:19)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062900799&g=pol
参院沖縄、島尻氏を推薦=維新県支部【16参院選】
おおさか維新の会沖縄県総支部は29日、7月10日投開票の参院選沖縄選挙区で自民現職の島尻安伊子氏を推薦すると発表した。(2016/06/29-19:00)
1903
:
名無しさん
:2016/07/02(土) 21:33:34
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016063000397&g=pol
民進質問状、回答を拒否=萩生田官房副長官【16参院選】
萩生田光一官房副長官は30日午前の記者会見で、民進党の岡田克也代表が安倍晋三首相(自民党総裁)へ送った参院選の争点に関する公開質問状について、回答を拒否する考えを明らかにした。萩生田氏は「既に選挙戦が始まっている。候補者を擁立しているのは民進党だけではなく、不公平になる」と理由を説明した。 (2016/06/30-12:02)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062900251&g=pol
党首討論、安倍首相が拒否=岡田民進代表は質問状送付
民進党の岡田克也代表は29日の記者会見で、安倍晋三首相(自民党総裁)に申し入れていた参院選期間中の党首討論の開催について、首相側から「選挙をフルで戦っている」との理由で断られたことを明らかにした。
岡田氏は同日、「参院選の重要争点について議論が深まっているとは言えない」として、安倍政権が検討している経済対策の財源や憲法改正などに関し、首相に見解をただす公開質問状を送った。 (2016/06/29-10:57)
1904
:
名無しさん
:2016/07/02(土) 21:36:49
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062900374&g=pol
藤野氏発言、改めて批判=菅長官
菅義偉官房長官は29日午前、青森市で街頭演説し、共産党政策委員長を辞任した藤野保史氏の「(防衛費は)人を殺すための予算」とした発言について「あまりにも冒涜(ぼうとく)だ。役職は辞めたと記者会見したが、共産党の本音が出たのではないか」と改めて批判した。 (2016/06/29-12:08)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062900240&g=pol
野党共闘に影響なし=共産政策委員長の辞任-岡田民進代表
民進党の岡田克也代表は29日の記者会見で、防衛費を「人を殺すための予算」と発言した共産党の藤野保史氏が批判を受け、政策委員長を辞任したことに関し、「(参院選での)野党共闘に影響があるとは考えていない」との認識を示した。
岡田氏は、藤野氏の発言について「適切でない」と指摘。安倍政権が「民共合作の無責任さの象徴」などと批判していることに対しては、「何でもかんでも批判しようとするのは非常に残念だ」と述べた。(2016/06/29-10:42)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062900826&g=pol
民共、藤野氏発言の影響懸念=与党、一段と批判強める【16参院選】
共産党の藤野保史氏が防衛費をめぐり「人を殺す予算」と発言した問題で、参院選(7月10日投開票)で共闘する民進、共産両党は選挙戦にマイナスの影響が出ないか懸念を深めている。藤野氏の政策委員長辞任でけじめを付け、態勢立て直しを急ぐ考えだ。これに対し政府・与党は、民共両党とも「無責任」とする批判を一段と強めている。
共産党の小池晃書記局長は29日、福岡市での街頭演説で藤野氏の問題には触れなかった。この後、記者団の取材には「(本人が)謝罪したし、私も党としておわびした」と釈明。「急迫不正の侵害や大規模災害の際には自衛隊の皆さんにも役割を果たしていただく」と述べ、発言と党の立場は異なるとして理解を求めた。
民進党の岡田克也代表は記者会見で、藤野氏発言について「適切でない」と指摘。同時に、「何でもかんでも批判しようとする安倍晋三首相ら自民党有力者の皆さんは非常に残念だ」と述べ、批判のトーンを強める政府・与党側への不快感をあらわにした。
一方、首相は29日、新潟県村上市での街頭演説で藤野氏発言を取り上げ、「頑張っている自衛隊に対する最大の侮辱を言ってのけた」と激しく批判。公明党の山口那津男代表も津市での演説で「(発言を同じ番組で)黙って見過ごした民進党の(山尾志桜里)政調会長も情けなく無責任だ」と、民進党にも矛先を向けた。
民進、共産、社民、生活の4野党は、参院選の勝敗のかぎを握る32の1人区全てで候補者を一本化。安倍政権への批判票の受け皿となることを狙う。それだけに、藤野氏発言が無党派層や保守層からの支持獲得を妨げる事態を恐れており、民進党からは「辞任は当然だ」(閣僚経験者)との声が上がった。
今回、共産党の対応が後手に回ったことは否めない。藤野氏が発言を取り消したのは、出演した26日のNHK番組終了後。志位和夫委員長は当日は藤野氏への「注意」にとどめていたが、与野党からの批判の高まりを受け、28日に事実上の更迭を余儀なくされた。
岡田、志位両氏は29日夜、松山市でそろって街頭演説に臨み、「力を合わせて安倍政治の暴走を止めよう」などと野党陣営への支持を呼び掛けた。だが、民進党内では「共産党に足を引っ張られている」(保守系議員)と不満も出ており、共闘に影を落としている。(2016/06/29-20:22)
1905
:
名無しさん
:2016/07/02(土) 21:39:08
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062900560&g=pol
自・民、内部に不協和音=地元頭越しに2人目-注目区を行く・神奈川【16参院選】
改選数4の神奈川選挙区で、2議席確保を目指す自民、民進両党とも内部から不協和音が漏れている。党本部が地元県連の頭越しに2人目を擁立したことがきっかけだ。議席争いは公明党や共産党も絡み、激しさを増している。(敬称略)
◇消えぬ遺恨
「自民党唯一の公認候補として、しっかり責任ある戦いをしていきたい」。公示日の22日、赤い鉢巻きを締めた三原じゅん子は川崎市中心部の神社で出陣式に臨み、自民党候補が1人であることをことさらに強調した。
自民党県連は当初、現職の小泉昭男に加え、県連所属で比例代表選出の現職、三原を2人目として想定していたが、小泉が引退したことから三原1人に絞ることをいったんは決めた。ところが今年1月、党本部は6年前に旧みんなの党公認で当選した無所属の中西健治を推薦。主導したのは副総理兼財務相の麻生太郎だった。
頭越しの決定に県連は反発した。自民党は2009年の横浜市長選で中西を支援したが、中西は落選すると、10年参院選にみんなから出馬して自民党と争った経緯があるためだ。だが、今年2月、中西の出馬会見に同席した麻生は「2人出れば一枚岩にならない。複数区で複数候補はよくあることだ」と意に介さなかった。
遺恨は続く。首相、安倍晋三は今月27日、JR川崎駅前に中西の応援に駆け付け、「今、私たちは中西さんの力を必要としている」と力説。しかし、この前日、県連会長の小此木八郎は所属議員に対し文書で、公認した三原以外の演説会には出席しないよう求めた。
連立を組む公明党も、自民党に不信の目を向ける。県本部の幹部は、全国32の1人区で自民党を推薦する見返りに、神奈川を含む重点5選挙区でてこ入れを受けることになっていたと指摘し、「なぜ中西を推薦するのか。公党間の約束としてどうなのか」と不満を漏らす。
中西は28日夕、相模原市の小田急相模大野駅前で街頭に立ったが、自民党県連が動員をかけた形跡はなく、帰宅客らでにぎわう時間帯にもかかわらず、足を止める人はわずか。中西の訴えにも苦しさがにじんだ。「投票所に行くと自分のところには自民党と出ていない。無所属と書いてある。気を付けてください」
◇「最悪なら共倒れ」
対する民進党も「お家の事情」を抱える。党勢回復の手応えが得られない県連は、現職の金子洋一で手堅く1議席を取りに行く構えだった。こうした中、衆院神奈川8区選出の代表代行、江田憲司が、かつて籍を置いた旧みんなの比例名簿で12年に繰り上げ当選した真山勇一を押し込んだ。国会法の規定で現職のままでは民進党に移れない真山は公示直前に議員辞職、党公認を得た。
だが、支持組織の連合神奈川は、支援を金子に集中。真山のポスター貼りを要請する県連に対し、「何で真山を支援しなければならないのか」とにべもなかった。連合神奈川には、政治手法が強引だとして江田に強い反感があるという。党所属議員も7割方は金子支援で動いている。
孤立気味の真山は、元ニュースキャスターの知名度を頼りに、無党派層への浸透を重視するが、2児の母で「平和と子育て」を訴える共産党の新人、浅賀由香と主張が重なる部分が多い。金子陣営も「終盤に向け野党陣営の票の食い合いがし烈になる」と焦りを募らせる。民進党幹部は「最悪なら共倒れだ」と危機感を隠せない。
◇神奈川(改選数4)
浅賀 由香 36 共産・新
真山 勇一 72 民進・元
片野 英司 45 諸派・新
三浦 信祐 41 公明・新
三原じゅん子 51 自民・現
壱岐 愛子 30 諸派・新
丹羽 大 39 お維新・新
金子 洋一 54 民進・現
森 英夫 44 社民・新
清水 太一 34 日こ・新
中西 健治 52 無所属・現
佐藤 政則 48 無所属・新
※敬称略。届け出順。年齢は投開票日現在
(2016/06/29-15:09)
1906
:
名無しさん
:2016/07/02(土) 22:39:28
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160627/k10010573921000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_061
参院選 期日前投票者 4日間で181万人余
6月27日 19時21分
今回の参議院選挙で、26日までに期日前投票を行った人は181万人余りで、前回、3年前の参議院選挙の同じ時期で比べると、投票日数が1日多いものの、78万人余り、率にして76%増えていることが、総務省のまとめで分かりました。
総務省は全国の都道府県の選挙管理委員会を通じて、公示日翌日の23日から26日までの4日間の期日前投票の状況をまとめました。
それによりますと、期日前投票を行った人は全有権者の1.7%に当たる181万6971人でした。
今回の参議院選挙は選挙期間が通常よりも1日長い18日間となっているため、前回、3年前の同じ時期で比べると、投票日数が1日多くなっているものの、期日前投票を行った人は78万人余り、率にして76%増えていて、有権者に占める比率でも0.71ポイント高くなっています。
都道府県別では、すべての都道府県で前回、3年前より増えていて、期日前投票を行った人が増えた割合が最も大きかったのは石川県でおよそ3.4倍の増加、次いで福井県、長野県の順となっています。
参議院選挙の期日前投票は、一部を除いて、投票日前日の来月9日まで受け付けています。
1907
:
とはずがたり
:2016/07/03(日) 03:01:09
演説にも人まばら…今井絵理子がまさかの苦戦で“スピード当選”が危うい!?
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160702-00067327-playboyz-pol
週プレNEWS 7月2日(土)6時0分配信
演説にも人まばら…今井絵理子がまさかの苦戦で“スピード当選”が危うい!?
東京・有楽町で第一声を上げる自民党の今井絵理子候補。得意の手話を交えて、ゆっくりと話していた
今回の参院選、新人タレント候補で一番の注目人物といえば、SPEEDの今井絵理子(自民党)だ。
選挙戦初日の6月22日、東京・有楽町マリオン前で行なわれた“第一声”に集まった聴衆は100人程度(報道陣や関係者を除く)。今井候補と同世代の若い女性が多く、妊婦さんや小さな子連れのお母さんたちの姿が目立っていた。だが、東京のド真ん中にある繁華街、しかも候補者が注目の人気タレントなのに聴衆がわずか100人程度とはあまりに寂しい限り。
演説が始まり、きれいな通る声で「デビューライブの時を思い出します」「ここに立っているのは、ファンの皆さんのおかげです」などと語り始めると、現場はライブ会場にも似た雰囲気に!? 聞いていた人たちも
「話し方が上手でした」(30代・女性)、「すごくかわいかったです」(30代・女性)、「報道陣が多いですね」(20代・女性)
と、立候補者の演説を聞くというよりかは、タレントの地方巡業を楽しんでいたようだった。今井候補が次に向かったのは、東京の下町・蒲田の駅前広場。ここでは聴衆もぐっと減り、わずか50人程度に。
街頭演説後はアーケード街を練り歩く。普通、タレント候補が歩くと握手や写真撮影を求めて大勢の人が取り囲み、なかなか先に進めないことが多いのだが、この日、今井候補の周囲は終始、人はまばらで彼女が動けなくなることは一向になかった。
それでも遠くにいる子供連れのお母さんを見つけては、走っていって握手するけなげな今井候補。だが、周りを囲んでいるのは関係者と報道陣ばかりで「おい、これで本当に大丈夫なの!?」との声もちらほら。
さらに定食屋さんの店先で店主に挨拶(あいさつ)すると「ふざけんな! 自民党はダメだ!」と怒鳴られ、平謝りしてお店を後にする始末。そこには「自民党の目玉候補」の面影はまったくなかった。
政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が言う。
「今井さんは当初、自民党の“集票マシーン”として大いに期待されていましたが、選挙戦に入ると意外な有権者の反応も出てきました。SPEEDというグループ名は有名かもしれませんが、今井絵理子という個人名を知らないという人が遊説先などで結構いたのです。ファンや同世代の人にはわかるという限定的な知名度ということかもしれません。
また、立候補直後、交際相手が風俗店で18歳未満の女性を働かせた容疑で逮捕というスキャンダルが報じられたり(後に不起訴処分)、沖縄県で起きた米軍関係者による女性暴行殺人事件で政府が十分な対応をできなかったため、沖縄では自民党の評判は良くないなど逆風です。
今はまだ当落線上で、あとはタレントという油断を捨てて少しでも多く練り歩くしかないでしょう」(前出・鈴木氏)
このままでは、開票当日の“スピード当選”どころか、とんだ苦戦を強いられることになるかもしれない。
(取材・文/本誌ニュース班)
1908
:
名無しさん
:2016/07/03(日) 09:37:41
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062300055&g=pol
キーワードは「責任」=安倍晋三自民党総裁-参院選【党首奮戦記】
「皆さんが震災前の笑顔を取り戻し、安心して暮らせる日が来るまで全力を尽くすことを誓う」。公示日の第一声の舞台に選んだのは、震災の爪痕も生々しい熊本市の熊本城。自民党が政権復帰を果たした2012年の衆院選以来、国政選挙の公示日に福島を含む震災の被災地に入るのは4回連続。自ら示したキーワードは「責任」だ。
公示日の22日は、北朝鮮による早朝の弾道ミサイル発射で幕を開けた。前日から入っていた大分県由布市で万全の対応を表明し、直ちに熊本に向け出発。この間、フェイスブックに秘書官と協議する写真を投稿、「北朝鮮に対し、厳重に抗議を行いました」と書き込んだ。
熊本市内2カ所で街頭演説を済ませると、空路、東京に戻り、福島との間を新幹線で往復。夜10時すぎ、東京駅から首相官邸に直行し、国家安全保障会議(NSC)を招集して対応を協議した。
一連の行動で示したのは、危機管理重視の姿勢だ。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故に見舞われた福島で第一声を上げ続けてきたのも、こうした覚悟の表れだ。この日、福島県郡山市で街頭演説し、「3年半前の政権奪還の選挙も、この福島から戦いをスタートした」と言及、被災地への思い入れの深さをうかがわせた。
「私たちは大きな責任を持っている。それは国民の命を守り、幸せな暮らしを守っていくということだ」。福島を離れる間際、インタビューに応じ、参院選に臨む決意をこう明かした。(2016/06/23-05:39)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062400039&g=pol
ラストチャンスへ退路断つ=岡田克也民進党代表【党首奮戦記】
「安倍政治の暴走を止め、政治の流れを変えよう」。公示日の22日、JR甲府駅前の広場で上着を脱ぎ、ワイシャツの袖をまくり上げて訴える声には、いつも以上に熱がこもった。
演説で訴えるテーマは2点。経済政策「アベノミクス」からの転換と、憲法の平和主義の重要性だ。「安倍晋三首相は(参院で)3分の2を取れば、必ず憲法9条改正に手を掛ける」と主張し、選挙戦では「3分の2阻止」を前面に掲げる。
昨年1月、旧民主党代表に再登板して以来、党勢回復に心血を注いできた。旧維新の党との合流を主導し、党内に慎重論が根強い共産党との共闘も決断した。
当初は勝敗ラインを示さず、自民党から「戦う気があるのか」などと盛んに挑発された。19日のテレビ討論では「与党が改選過半数(61議席)を目指すなら、それを阻止するのが目標だ」と初めて明言。21日の党首討論会では「日本の将来にとって極めて重要な分岐点だ。私はこの選挙に全ての責任を負う」と、自ら退路を断った。
3月に民進党を結成した際、「日本に政権交代可能な政治を実現するためのラストチャンスだ」と言い切った。旧民主党が政権を失って3年半。自民党に代わって政権を担える政党として認知されるかどうか。野党第1党を率いるリーダーの力量も審判を受ける。(2016/06/24-04:36)
1909
:
名無しさん
:2016/07/03(日) 09:39:42
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062500046&g=pol
連立での実績訴え=山口那津男公明党代表-参院選【党首奮戦記】
「大事なことはアベノミクスの効果の及んでいない人々に成果を届けていくことだ。希望が行き渡る国を公明党がつくっていく」。23日、神戸市中央区の百貨店前。街宣車の上から聴衆に語り掛ける口調は丁寧だが、その言葉には与党としての自負が垣間見える。
与党党首となり約3年半。保守色の強い安倍政権で、ブレーキ役を自任してきた。安全保障関連法をめぐる政府・自民党との協議では、それまで慎重だった集団的自衛権行使の容認に転じたが、自衛隊の活動に歯止めを求めた公明党の主張が武力行使の「新3要件」につながった。
与党として積み重ねてきた実績には自信がある。22日の第一声では、熊本地震被災者の義援金の差し押さえ禁止法の成立や、給付型奨学金の創設方針明記を挙げ、「公明党がいればこそ」「公明党がいるから」と強調した。
今まで以上の政策実現には党勢拡大が不可欠だ。選挙区では兵庫、福岡で24年ぶりに候補者を擁立するなど、過去最高の7議席獲得を目指す。「公明党のいる連立政権の存在が重要」。その確信を胸に、懸命に支持を訴える。(2016/06/25-05:22)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062700013&g=pol
捨て身の共闘で躍進期す=志位和夫共産党委員長-参院選【党首奮戦記】
「日本の命運が懸かった歴史的な選挙だ」。25日は、参院選での野党共闘が最初に成立した熊本入り。熊本市の商店街で約1100人の聴衆を前に、ノーネクタイ姿で支持を訴える声には力がこもった。
2013年の東京都議選を皮切りに、同年参院選、14年衆院選と躍進が続く。今回は過去最高の比例代表850万票以上、9議席獲得を目標に掲げた。
野党共闘の旗振り役として、大胆な戦術転換に踏み切った。香川を除く1人区で、いったん内定した独自候補を撤回。その結果、32の1人区全てで民進、共産、社民、生活の野党4党による統一候補擁立が実現した。岡山では生まれて初めて他党の公認候補を応援し、「新鮮だった」と振り返った。
独自候補の取り下げは、党全体として運動量が低下するリスクもはらむ。街頭では政権批判に加え、「比例は共産党」と呼び掛けることにも余念がない。
民進党との共闘に対して与党の批判が過熱しているが、「脅威だからでしょ」と意に介する様子はない。決断の正否は7月10日に明らかになる。(2016/06/27-04:44)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062800040&g=pol
「身を切る改革」旗印に=松井一郎おおさか維新の会代表-参院選【党首奮戦記】
「身を切る改革。実現できているのは大阪だけ。これを全国に広げないと」。梅雨空の25日午後、さいたま市のJR大宮駅前で街頭演説に立つと、大阪府が断行した府議や職員の定数削減などの行財政改革をあくの強い関西弁でアピールした。
カリスマ性の強い橋下徹前代表の後を継ぎ、首長との二足のわらじで党を率いる。自民・公明の与党と、共闘態勢を組む民進、共産など4野党の「二極」対決が注目される中、安倍政権に対し「是々非々」を掲げる「第三極」のおおさか維新にとっては正念場の参院選だ。憲法改正に前向きなため、「政権の補完勢力」との批判も浴びる。
演説のつかみは「日本一給料の安い知事」。知事報酬を3割カットしたからだ。舛添要一前東京都知事の「政治とカネ」での辞職を意識し、「『せこい』がキーワード。大阪流せこせこ行政運営術をやれば、財源は(国レベルで)4兆円くらい生まれる」と訴える。
非改選と合わせ法案提出権のある11議席に到達する6議席が今回の獲得目標。「1日7時間の睡眠」で体調を整えつつ、「全国で仲間をつくってほしい」と奔走する。(2016/06/28-05:09)
1910
:
名無しさん
:2016/07/03(日) 09:47:16
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062600147&g=pol
参院神奈川で2人推薦=生活【16参院選】
生活の党は26日、参院選神奈川選挙区で民進党元職の真山勇一氏、社民党新人の森英夫氏の2人を推薦すると発表した。(2016/06/26-18:23)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062700530&g=pol
生き残り懸け現職対決=共闘の民共に自民総力戦-注目区を行く・宮城【16参院選】
「批判も重々承知しているが、自衛隊を愛する気持ちは誰にも負けない」。18日夕、仙台市。自衛隊OB会に招かれた民進党の現職、桜井充はあいさつでこう釈明した。自衛隊解消を綱領に掲げる共産党と組むことへの後ろめたさからだ。同じく来賓の自民党現職、熊谷大が「共産党と組むことは絶対に賛同できない」と桜井を批判、満場の拍手を浴びた直後だった。(敬称略)
◇悪魔と手を握った
昨年7月、公職選挙法が改正され、宮城選挙区でも改選議席が1に減らされた。4選を目指す桜井は「これからは相手の票を奪いにいかなくては駄目だ」と現職対決への決意を新たにした。
それから8カ月後の今年3月、県医師連盟は与党を推す前例を覆し、桜井の単独推薦を決定。県歯科医師連盟も投票の結果、41対4で桜井支援を決めた。自身も医師の桜井が、前回衆院選では自民党候補の選対責任者を務めた仙台市医師会長を選対本部長に招いたことで「推薦に弾みがついた」(民進党県連関係者)。
これに先立ち、桜井は全国に先駆け、共産党と「原発に依存しない社会の早期実現」など6項目の政策協定を締結。かつて自民党の候補者公募に応じ、「保守層との太いパイプ」を築いてきた桜井には思い切った決断だ。周辺は「悪魔と手を握った。勝つためなら何でもやる」と息巻く。
共産党は昨年10月の県議選で議席を8に倍増するなど、宮城で伸長著しい。だが、今回は独自候補を取り下げ、「桜井を勝たせる選挙」(県議)と後方支援に徹する。
共産党との連携に、民進党県連内には「保守層や中間層の支持を失いかねない」との懸念もあるが、桜井陣営は「そういう人はもともと自民党に票を入れる」とためらいはない。「もう誰もブレーキをかけられない」。県連関係者は陣営の戦いぶりを不安げに見つめる。
◇仙台で引っ繰り返す
「すみません、すみません、すみません」。自民党の公募で初当選を果たして6年。22日の公示に先立ち、同党県議に伴われて支援者宅を訪れた熊谷は「これまで一度も顔を見せに来なかったくせに」となじられ、頭を下げるしかなかった。
党の若手エース、小泉進次郎の音頭で東日本大震災の被災地に足しげく通ってきた熊谷。しかし、地元では存在感が乏しく、党の調査では劣勢は否めない。被災地のある町長は「ほとんど顔が見えない。信頼関係が築けていない」と突き放す。
皆と一緒に被災地に行くだけでは駄目だ。とにかく多くの人と握手をしろ-。「先輩議員たちから言われ続けた言葉の意味が今ようやく分かった」。毎日1000人と握手し、100軒を回るノルマを自らに課したが、熊谷の顔色はさえない。
5月下旬。党選対委員長、茂木敏充は100万人の人口を有する大票田の仙台市に乗り込むと、県選出国会議員や県連幹部ら約20人を前に「仙台で引っ繰り返してやる」と檄(げき)を飛ばした。友党である公明党の支持母体、創価学会関係者は共産党の勢力拡大を警戒、「自公協力の長い歴史がある」と全面支援を約束する。
今月初めには、石川光次郎県連幹事長に1本の電話が入った。電話の主は首相、安倍晋三。「県議、市議を最大限動かしてほしい。業界団体の引き締めも図ってもらいたい」。今や、戦いを主導するのは1人区の議席確保に総力を挙げる党本部だ。党所属議員は「これはもう熊谷の選挙じゃない。自民党対桜井の戦いだ」と言い切った。
◇宮城(改選数1)
熊谷 大 41 自民・現
桜井 充 60 民進・現
油井 哲史 36 諸派・新
※敬称略。届け出順。年齢は投開票日現在(2016/06/27-15:03)
1911
:
名無しさん
:2016/07/03(日) 09:48:35
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062700723&g=pol
与野党、非難合戦が過熱=「野党は無責任」「与党こそ野合」【16参院選】
7月10日投開票の参院選で、与野党の非難合戦が過熱してきた。安倍晋三首相は、旧民主党の政権運営や、共産党が自衛隊を「違憲」と位置付けていることを連日取り上げて「無責任」と攻撃。民進党の岡田克也代表も、自公の選挙協力こそ「野合」と応戦している。
首相は27日、兵庫選挙区の自民、公明両党の候補を応援するために神戸市入り。街頭演説で「子どもたちの将来を無責任な民進党、共産党に託すのか。日本人の命と平和を守ってきた自民党、公明党に託すのか」と選択を迫った。
首相は、実績の「差」を強調して、民進党のイメージダウンを狙う戦術。この日も「子どものころ、母から『人の悪口を言うな』と言われた」と前置きしつつ、旧民主党政権で「雇用は10万人も減った」などと指摘。「気を付けよう、甘い言葉と民進党。だまされては駄目だ」となじった。
さらに首相は「共産党は綱領に、阪神大震災で活躍した自衛隊を解散すると書いている」と危機感をあおった。共産党議員が防衛費を「人を殺すための予算」と発言、直後に撤回したが、自民党はこれを選挙戦で紹介するよう促す内部ビラを作成し、党所属議員に配布した。
公明党の山口那津男代表は北九州市で演説し、「民進党や共産党が統一候補だと言っても(陣営内部は)ばらばら。選挙互助会にすぎない」と断じた。
これに対し、岡田代表は大阪市で記者団に、与党の選挙協力について「比例代表で他党(の名前)を書いてくれという話になると、政党とは一体何だという議論になる。首相はわれわれを野合と批判するが、それこそ野合ではないか」と反発した。これに先立つ街頭演説では、昨年成立した安全保障関連法に関し、「安倍さんが、ろくに説明もできないにもかかわらず、最後は数の力で押し通してしまった」と指弾した。
共産党の志位和夫委員長は埼玉県川越市での演説で、「投機マネーバブルの円安、株高を演出して幻想、錯覚をつくる、それがアベノミクスだ」と切って捨てた。
野党共闘と距離を置く、おおさか維新の会の松井一郎代表は大阪府庁で記者団に、「(野党間の政策が)根本から違う。化けの皮がはがれてきている」と語った。(2016/06/27-18:24)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062700814&g=pol
期日前投票、4日で181万人=平均で前回比32%増-参院選【16参院選】
総務省は27日、参院選公示日翌日の23日から26日までの4日間に全国で181万6971人が期日前投票を行ったと発表した。全有権者の1.7%に相当する。1日当たりの平均投票者数は、2013年の前回選挙の同時期と比べ32.2%増加した。
投票日の14日前時点の比較では、期日前投票者の1日平均は、前回が34万3642人だったのに対し、今回は45万4243人となった。今回から選挙権年齢が18歳まで引き下げられたことや、自治体によっては夜10時まで期日前投票を受け付けていることなどが影響したとみられる。
期日前投票は、投票日前日の7月9日まで、市区町村が設けた投票所で行うことができる。 (2016/06/27-19:59)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062800423&g=pol
参院選入場券を54人に誤送付=三重・鳥羽
三重県鳥羽市選挙管理委員会は28日、市外へ転出した54人に同市の参院選投票所の入場券を誤って送付したと発表した。
市選管によると、転出して4カ月までは元の自治体の選挙人名簿から抹消されない。一方、転入先で3カ月以上住むとその自治体の選挙人名簿に登録される。両自治体の選管はこの場合、二重投票を避けるため連絡を取り、転出元が転出者を除外して入場券を発送しているが、発送準備でいったん取り除いた入場券が再び混入していたという。
市選管は22日に入場券を発送。誤送付を受けた男性が27日に問い合わせて発覚した。市選管は該当者全員に連絡するとともに、関係する県内外23市町の選管に対応を依頼した。
市選管は「入場券送付作業の工程を見直すとともに工程管理リストを作成し、チェック体制強化に努める」としている。(2016/06/28-13:02)
1912
:
名無しさん
:2016/07/03(日) 09:50:22
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062800572&g=pol
野党共闘に地域差=長野進展、三重は出遅れ-注目区を行く【16参院選】
全国32の「1人区」で野党が候補者一本化を実現した今回の参院選。だが、さまざまな事情で共闘には地域差もある。政党の垣根を越えた選挙運動を展開する長野に対し、三重では出遅れが響いている。(敬称略)
◇オールスターチーム
「NO!戦争法」「政治を変えよう、主権者は私たち」。小雨の降る中、さまざまなスローガンが書かれたのぼり旗をはためかせ、100台を超える軽トラックが駐車場に集まった。19日、長野県大町市で行われた「平和パレード」出発式だ。
「安倍政治を何とかしてほしいという熱い思いが、私を野党統一候補に押し上げた。皆さんが主役だ」。民進党新人の杉尾秀哉があいさつすると、参加者が拍手で応えた。共産、社民両党の地元関係者も出席し、杉尾への支援を呼び掛けた。
杉尾陣営に入った民進、共産、社民3党は、地域ごとに担当を割り振り、ポスター貼りや有権者への電話かけなどを展開している。各党が培ってきたノウハウを共有する「オールスターチーム」(民進党関係者)で、共産党関係者は「新鮮な体験だ」と興奮気味に話す。
民進党の支持団体である連合長野には、共産党との連携に拒否感が根強い。このため、民進党県連は共闘に水を差さないよう、反目し合う勢力を集会に同席させないなどの工夫をしている。
一方、序盤の調査で劣勢と判明した自民党は焦りを隠さない。「私は長野の土になる思いでやっている。きのう、きょう来た人に大切な議席を譲るわけにはいかないんです」。同党現職の若林健太は19日夜、諏訪市で開いた決起集会で訴えた。
12日に応援に入った首相、安倍晋三は県内5カ所で演説し、「野党統一候補という甘い言葉にだまされてはならない。必死になってビラをまいているのは共産党だ」と野党共闘をけん制した。
◇相互不信
対照的に、三重県では政党間の不信感が共闘に影を落としている。民進党現職、芝博一の支援を共産、社民両党が決めたのは5月23日。全国の1人区で最後から2番目だ。
今月24日夜。「市民連合みえ」が伊勢市で開いた勉強会に、街頭活動を終えた芝が顔を出した。「今まで手の届かなかった人たちが集まってくれている」。にこやかに語る芝に、共産党支持者の男性は「演説で野党統一候補という言葉が出ず、がっかりした。必ず野党の代表なんだと言ってほしい」と注文を付けた。
芝は地元の神社で神職を務め、保守層に支持者が多く、系列県議らにも「共産党アレルギー」が根強い。共産党側も、芝が憲法改正を掲げる保守系団体、日本会議を支援する超党派の国会議員懇談会にかつて所属していたことを警戒する。
野党間の調整が難航している間に、自民党新人の山本佐知子は着々と支持を広げた。25日、民進党代表、岡田克也の地元四日市市で公明党が開いた街頭演説会には山本も参加。約2000人の聴衆を前に「今の難局を乗り切れるのは自公連立政権しかない」と熱弁を振るった。三重県知事、鈴木英敬も街宣車に乗り、国政選挙では初めて応援演説のマイクを握った。
「三重の議席は単なる1議席ではない。野党党首のお膝元で自公が勝つことに大きな意味がある」。公明党県本部の幹部はこう勢い込む。これに対し、26日に芝の応援に入った岡田は「戦況は五分五分、横一線だ」と厳しい情勢認識を示し、芝が落選すれば代表を退くと表明、退路を断った。
◇長野(改選数1)
杉尾 秀哉 58 民進・新
及川 幸久 56 諸派・新
若林 健太 52 自民・現
◇三重(改選数1)
芝 博一 66 民進・現
野原 典子 59 諸派・新
山本佐知子 48 自民・新
※敬称略。届け出順。年齢は投開票日現在
(2016/06/28-15:20)
1913
:
名無しさん
:2016/07/03(日) 09:50:32
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062800735&g=pol
安倍首相、公明候補を連日応援=民進、複数区で共倒れ懸念も【16参院選】
参院選(7月10日投開票)は中盤戦に入り、与野党党首が支持拡大を目指して全国を駆け巡っている。安倍晋三首相(自民党総裁)は、同党が推薦する公明党候補を連日応援し、連立政権の結束をアピールした。改選数1の1人区では共闘を進める民進、共産など野党側は、改選2以上の複数区では競合しており、政権批判票を奪い合う展開となっている。
「厳しい戦いだ。今、最後の一議席を争っている。どうか皆さんの力で再び国会の場に送り返していただきたい」。首相は28日、さいたま市を訪れ埼玉選挙区(改選数3)の公明現職への支持を訴えた。首相は27日も公明候補の応援のため、神奈川(同4)、兵庫(同3)に入った。自民党は1人区で公明票を当て込んでおり、与党の相互協力を強固にする狙いがある。
公明党は、首相応援の効果について「自公の足並みがそろい、保守層へのメッセージになる」(党関係者)と期待しており、やはり公認候補が自民党から推薦を受けた愛知(同4)、福岡(同3)についても、首相に現地入りを要請している。もっとも、公明党が28日に開いた常任役員会では「埼玉、兵庫は当選圏に届いていない」とみて、重点区として引き続き総力を傾ける方針を確認した。
民進党の岡田克也代表は28日、新潟選挙区(同1)を訪れ、長岡市で野党統一候補を応援し、安倍政権への対決姿勢を強めた。この後、記者団に、憲法改正をめぐる首相の対応について、「国民の議論を深めたいと言ったわけだから、街頭演説で全く触れないということはあり得ない」と批判した。
1人区で協力する民進、共産両党だが、複数区では激突する。民進党は東京(同6)のほか、北海道(同3)、千葉(同3)、神奈川、愛知に候補2人を立てて党勢拡大を狙うが、党幹部は「千葉や神奈川では共倒れもあり得る」と危機感を募らせる。27日は枝野幸男幹事長が神奈川入りしたほか、30日には岡田氏が千葉を訪れ、てこ入れを図る。
共産党は東京や神奈川などで議席獲得が可能とみて活動を強める。おおさか維新の会は地元の大阪(同4)で2議席確保を狙う。(2016/06/28-18:13)
1914
:
チバQ
:2016/07/03(日) 10:26:45
http://mainichi.jp/senkyo/articles/20160703/k00/00m/010/093000c
参院選
「2人目」巡る攻防激化…あと1週間
毎日新聞2016年7月3日 09時00分(最終更新 7月3日 09時00分
党内対決でしこりも
今回の参院選で「1人区」(改選数1、32選挙区)の与野党対決が注目される中、同じ党が2人の候補者を立てた改選数3以上の選挙区でも各党の攻防が激しさを増している。互いに競えば相乗効果が期待できる半面、結果次第では党内にしこりを残す恐れもある。強気の選挙戦術で最後に笑うのはどの党か。参院選は10日に投開票される。
<「1人区」で野党苦戦 与党「揺り戻し」を警戒>
<毎日新聞ボートマッチ>あなたと候補者との一致度は?
自民、民進両党が2人ずつ擁立したのは北海道、千葉、神奈川、東京。自民党の高村正彦副総裁は2日、北海道釧路市で「世界が不安定化する中で、自民党から2人目を当選させることが自公安定政権につながる」と強調した。前回まで改選数2だった北海道は自民、旧民主両党が議席を分け合ってきたが、改選数1増で構図が一変した。
神奈川では、自民党は現職に加え、無所属現職を党本部主導で推薦した。民進党は現職2人を擁立。公明党新人や共産党新人らと改選4議席を争う。民進党の山尾志桜里政調会長は2日、横浜、鎌倉両市で2人の同党候補をそれぞれ応援し「(改憲勢力に)3分の2を取らせたら間違いなく9条が変わる」と訴えた。
民進党は旧民主党時代から地盤の強い5選挙区で2人を公認し、党勢回復の足がかりにしようとしている。神奈川では、旧民主党系候補を連合が支援し、旧維新の党系候補は無党派層への浸透を重視する。枝野幸男幹事長は「二つ取れる可能性も、二つとも落とす可能性もある」と党内を引き締める。
大阪では、おおさか維新の会が新人2人を立て、同選挙区の「改選第1党」を狙う。ただ、1人は党発足時からのメンバーで、もう1人は3月に自民党を離党した。同じ場所でも時間をずらして演説するなど両陣営の関係はぎこちなさも目立つだけに、松井一郎代表は「互いに切磋琢磨(せっさたくま)して票の掘り起こしを」と促している。【平山公崇、青木純、朝日弘行】
1915
:
チバQ
:2016/07/03(日) 10:28:13
http://www.asahi.com/articles/DA3S12439896.html
(2016参院選 焦点区の攻防:6)沖縄 米軍基地の島、かみ合わぬ議論
2016年7月3日05時00分
米軍基地の移設問題に直面する沖縄選挙区(改選数1)。公示前に女性殺害・遺棄事件で元米兵が逮捕され、県内は衝撃に包まれた。だが、閣僚の自民現職はあえて基地を語らず、無所属の新顔も身内に温度差を抱える。日米同盟の負の側面にさらされる基地の島で、議論はかみ合わない。
「沖縄の選挙は、基地か経済かの二者択一傾向が強いが、私は暮らしを良くすること第一でやってきた」。6月29日夜、那覇市の屋内運動場。自民現職の島尻安伊子(あいこ)・沖縄北方担当相は「主婦目線」を演出する赤いエプロンを身にまとい、約3千人の聴衆に訴えた。経済振興への取り組みを繰り返し、基地問題には踏み込まなかった。応援の議員らは、島尻氏が沖縄関連で予算を獲得してきた手腕を口々にたたえた。
台所から政治を変える――。そんなスローガンを掲げ、9年前の補選で初当選した。基地や安全保障の問題と距離を置き、「生活重視」をアピールする狙いがあった。だが、島尻氏の思惑とは裏腹に、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設問題は争点になり続けた。
■辺野古触れず
民主党政権だった2010年の参院選では、普天間の「県外移設」を唱え再選。12年末に自民が政権に復帰すると、辺野古容認に回帰した。今回の参院選は、「辺野古阻止」を掲げる翁長雄志(おながたけし)知事が推す元宜野湾市長で無所属の伊波(いは)洋一氏との全面対決となった。島尻氏は「辺野古」には極力触れず、沖縄振興の実績を前面に掲げる。
5月中旬、うるま市の女性の死体遺棄容疑で元米兵が逮捕されると、県内の反基地ムードが一気に高まった。自民県連の幹部は「『基地容認だからこんな事件が起こる』と言われる。島尻のせいになる」。島尻氏に近い中山義隆・石垣市長も「争点は基地一点だけだと思う。厳しい戦いになる」との見方を示す。
6月26日、菅義偉官房長官が沖縄を訪問し、那覇市内のホテルに経営者や地方議員、首長らを集めた。「何としても閣僚を落とすわけにはいかない」とげきを飛ばした。同じ頃、島尻氏は選挙カーに乗って雨の降る街頭を演説して回っていた。島尻氏の陣営は「あえて菅氏とのツーショットを避けた」と解説する。辺野古移設の旗振り役の菅氏が島尻氏と顔をそろえると、基地反対の県民感情を刺激しかねない。陣営は、島尻氏を基地や安保の問題から切り離すのに懸命だ。
安倍晋三首相も23日、沖縄の戦没者を悼む「慰霊の日」の追悼式に出席するため沖縄を訪れたが、滞在時間は4時間弱。島尻氏の応援に入ることはなかった。
■「オール沖縄」
「大臣をノックアウトすれば、安倍政権のノックアウトにつながる。何としても勝ち抜こう」。1日夕、那覇市中心部の県庁前。伊波氏は共産の志位和夫委員長、生活の小沢一郎代表ら共闘する4野党の幹部と並んで声を張り上げた。
伊波氏は、03年から7年間、普天間がある宜野湾市で市長を務めた。04年には市内の沖縄国際大学に米軍ヘリが墜落し炎上する事故が起き、普天間の国外移設を強く求めてきた。今回の参院選で、伊波氏を擁立したのは翁長知事を支えるグループ「オール沖縄会議」。保守寄りの企業から社民、共産まで幅広く「辺野古阻止」一点でまとまる。
翁長氏周辺には「革新色の強い伊波氏が幅広い支持を得られるのか」と不安視する声もあった。だが、元米兵による死体遺棄容疑事件で空気は一変した。6月初めの沖縄県議選では、知事派が過半数を獲得。オール沖縄会議が19日に主催した県民大会には、6万5千人(主催者発表)が集まった。陣営幹部は「動員力は高まっている」と手応えを語る。
伊波氏の基地問題の公約は「辺野古移設反対、普天間閉鎖、(輸送機)オスプレイ配備撤回」の3点。陣営内の保守層に配慮し、持論である日米安保体制への批判は封印。お互いに持論を腹八分ならぬ「腹六分」に抑えるのが翁長氏の戦略だった。
1916
:
チバQ
:2016/07/03(日) 10:28:24
■陣営に温度差
ところが、事件後の県内の反基地感情の高まりとともに、抑えてきたはずの「全基地撤去」や「海兵隊撤退要求」といった強硬な意見がオール沖縄会議の中から出始め、伊波陣営の中に温度差が生じている。
翁長氏は県民大会の直後に上京した際、「日米安保は重要だ」と記者団に強調。29日に那覇市であった陣営の会議では、「暮らし、経済、子育て支援。保守や無党派を取り込める話を増やして。基地はもういい」と述べ、演説で基地問題に時間を費やす伊波氏にクギを刺した。
基地問題を避けようとして逃れられない島尻氏。強調するほど足元が揺らぐ伊波氏。県議の一人は「どっちもねじれている。基地ゆえのジレンマさ」と話す。
(岡田玄、山岸一生、山下龍一)
=おわり
1917
:
チバQ
:2016/07/03(日) 10:30:04
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2016070302000070.html
<共闘の裏側 2016参院選> 福井
関西電力高浜原発への通勤用バスも通る幹線道路で支持を訴える候補者=福井県高浜町で
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◆暗黙の原発争点外し
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全国最多十一基の原発が立地する福井。再稼働推進派の自民現職・山崎正昭(74)はもちろん、民進、共産、社民が統一候補として推薦する無所属新人の横山龍寛(51)も「脱原発」に触れることはない。
横山は、連合福井の事務局長。その連合傘下の電力総連と横山が結んだ政策協定書にこんな文言がある。
「安全確認を得られたプラントは速やかに稼働するよう努める」
電力総連は県内で組合員四千人を抱える。横山は「原発で雇用や地域経済が成り立っているところがある。原発を争点にするつもりはない」と言い切る。
福井を含め、全国三十二の改選一人区で実現した「野党共闘」を後押しした市民連合と野党側が、中央で結んだ政策協定には「原発に依存しない社会の実現」と盛り込まれている。
だが、横山と市民連合が結んだ政策協定からは、その文言が省かれた。
ともに横山を推薦する民進、共産、社民は「安全保障関連法の廃止」の一点で折り合う。
県内の共産、社民は「脱原発」を重点方針に掲げるが、民進の県連幹部は「共闘交渉のテーブルで、原発の話はしないことが暗黙の了解だった」と明かす。六月上旬に福井入りした民進幹事長の枝野幸男(52)も「長年、原発に地域経済を依存してきた現実がある」と語った。
福井県が得る交付金や核燃料税など原発関連の収入は年三百十億円に達し、県歳入の6%を占める。高浜原発がある高浜町に至っては歳入の四割に上る。
共産県委員長の南秀一(66)は「安保法の撤回は国民的大義。国民、県民の声に応えるのが野党共闘だ。党として原発ゼロの訴えは続け、比例代表で脱原発の受け皿になる」と話す。
県庁前で連日、脱原発のマイクを握り、高浜原発差し止め仮処分の申立人にも加わった石森修一郎(69)=坂井市=も「自民一強を打破することが長い目で脱原発につながる。今回は仕方がない」と渋い表情を浮かべる。
参院選は一九九二年以来八回連続で自民が制し、衆参の現議席も自民が独占する保守王国・福井。山崎は公示日の第一声で「原発は大事なエネルギー源」と再稼働に言及したが、その後は積極的な発言は避けている。
原発は語られぬまま、選挙戦は進む。
(敬称略)
1918
:
チバQ
:2016/07/03(日) 10:48:15
http://news.goo.ne.jp/article/kitanihon/region/kitanihon-38885448.html
自民系市議、比例対応巡り苦慮 小矢部ルポ
07月02日 23:55北日本新聞
自民系市議、比例対応巡り苦慮 小矢部ルポ
北日本新聞
(北日本新聞)
再選を目指し、参院選の比例代表に出馬した柴田巧(55)の支援を巡り、小矢部市の自民党系市議らが対応に苦慮している。みんなの党から立候補した6年前は、多くの市議が運動に加わり、市内で大量の票を得る原動力となった。ところが、今回は自民との対決姿勢を鮮明にする民進党の候補になった。「実績もあり、地元の人だから応援してあげたい」。それが多くの市議の本音だが、表立っての集票活動は控えている。 2日午後3時前、小矢部市赤倉のJAいなば農業創造センターで、農協系の自民比例候補、藤木真也(49)=熊本=の個人演説会が始まった。マイクを握った地元出身の参院議員、山田俊男(69)が声を張り上げる。「私の面目にかけて、小矢部でしっかり票をいただきたい」。県議で自民党小矢部市連支部長の筱岡貞郎(62)が「選挙区は野上、比例は藤木で」と続けた。 藤木の決意表明を聞いた同市連幹事長の沼田信良(65)がつぶやく。「6年前の選挙とは全く状況が変わってしまった」 2010年参院選で、元自民県議の柴田はみんなの党から比例代表に出馬した。自民系市議は地元から国会議員を送り出そうと、富山選挙区で自民候補を応援する一方、水面下で「比例は柴田」と訴えた。 山田はそんな柴田に配慮して、地元には自身の推す比例代表候補への支援は求めなかった。今回、藤木を連れて小矢部入りしたのは、柴田との対決姿勢を鮮明にした証しと言える。 柴田は前回、小矢部市の比例票のうち、7割超の1万5千票を獲得。県内の6万2千票を含む計8万8千票を集め、初の議席を手にした。 だが、この6年で国会の勢力図は一変した。自民が再び政権の座に就き、みんなは解散した。柴田は結いの党から維新の党を経て、民進に移った。今回の参院選で当選を確実なものとするには、前回の2倍近くの得票が必要とみられている。 かつて自民系市議が主導した柴田の個人演説会は、民進関係者や無所属の国会議員、県議が中心となって支えている。自民関係者が応援しづらい状況になっているものの、ある市議は「野党とはいえ、地元在住の国会議員がいてほしい。おれは柴田に入れる」と明かす。 根強い柴田人気は、小矢部市内を車で走るとよく分かる。ポスターをあちこちで見掛け、自民のポスターを並べて張る民家もある。 民進候補となった柴田を、今でも積極的に支える自民系市議もいる。最古参の宮西佐作(74)と、自民市連副支部長の尾山喜次(79)だ。これまで柴田が国政選に挑むたび、市内外で開かれる演説会の準備や応援弁士、あいさつ回りを精力的にこなしてきた。 今回は出陣式に来賓として出席し、5日の総決起大会にも顔を出すつもりだ。「決起大会に、おらっちゃ以外の市議は誰も来んよ。だけど、口に出さないだけ」と宮西。柴田を推す議員は他にもいるはずだと確信している。(敬称略)
1919
:
チバQ
:2016/07/03(日) 10:49:40
http://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-plt1607020002.html
【壮絶参院選2016】松本サリン事件被害者・河野氏発言の波紋 メディア批判の複雑な胸中 長野選挙区
07月02日 17:01夕刊フジ
【壮絶参院選2016】松本サリン事件被害者・河野氏発言の波紋 メディア批判の複雑な胸中 長野選挙区
長野選挙区(改選数1)
(夕刊フジ)
参院選(7月10日投開票)の長野選挙区(改選数1)は、民進党新人の元TBSキャスター、杉尾秀哉氏が全国的な知名度を生かしてリードし、自民党現職の若林健太元外務政務官らが猛追する展開となっている。こうしたなか、1994年に起きた「松本サリン事件」の被害者で、報道被害まで受けた河野義行氏(66)が6月30日、松本市内で行った講演が波紋を呼んでいる。マスコミ関係者への痛烈な批判が込められていたのだ。
「間違った報道は、場合によっては人を死に追い込む。当時、私も『今、死ねたら楽だな』と思ったくらいだ」
河野氏は、報道被害の実態について、集まった市民ら約70人を前にこう語った。
衝撃の事件は94年6月27日深夜に発生した。松本市の住宅街に神経ガス「サリン」が散布され、8人が死亡した。実は、オウム真理教の犯行だったが、警察や報道によって、まったく無実の河野氏の関与が疑われ、「発生からたった2日で、世間から殺人鬼と呼ばれるようになった」という。
最終的に、国家公安委員長が河野氏に謝罪し、マスコミ各社が訂正記事や謝罪文を掲載する事態となった。
このタイミングでの講演会開催は、市民の間で「(発生から20年以上過ぎて)事件を風化させるべきではない」との声が高まったことに加え、杉尾氏の出馬も背景にあるという。「河野氏は、事件報道に携わった杉尾氏に複雑な思いを抱えているようだ」(市政関係者)。
講演では、河野氏からマスコミ関係者への苦言が相次いだ。
「間違った報道は、自殺者が出るぐらい危険なもの」「(マスコミの)幹部であれば『変えていこう』という提案もできる。そういうことをしていない。そういう人が命を大事にしているといえるのか」
「命を『軽いもの』と見ている。私にはそんな風に思えてしまう。そういうような人が『国政にチャレンジする』と言ったって、本当にこの人たちが国民の命を守れるのか」
杉尾氏を意識しているように聞こえる。
河野氏は最後に、「(参院選では)どういう方が信頼できるのか、どういう方にこの国を託したいのか、ということを皆さん、真剣に考えてほしい」と呼び掛けて講演を締めくくった。 (安里洋輔)
1920
:
チバQ
:2016/07/03(日) 10:51:18
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160702ddlk02010277000c.html
<2016参院選>東北最大の激戦地 大物続々来県 /青森
07月02日 12:23毎日新聞
◇自民、政党対決の意識高める/民進、都市部無党派層に照準
10日投開票の参院選は、青森選挙区(改選数1)に立候補した自民党現職の山崎力氏(69)=公明推薦=と民進党新人の田名部匡代氏(47)=社民推薦=が事実上の一騎打ちとなる激しい選挙戦を展開している。接戦の見通しの中、与野党とも青森を重要選挙区と位置づけ、知名度の高い応援弁士を続々と投入。自民は安倍晋三首相が6月15、24日とわずか10日の間に2回も駆け付ける熱の入れようで、民進も蓮舫代表代行が6月8日に続き7月1日も来県して支持を訴えるなど、党を挙げての戦いとなっている。
集票合戦の「最前線」の一つが八戸市を中心とする衆院3区だ。民進の田名部氏が地盤とする同市は、自民の大島理森衆院議長や、今回は非改選の滝沢求参院議員(自民)の地元でもある。伝統的に津軽地方への対抗意識が根強い県南では、党派にかかわらず「八戸から3人目の国会議員を」との声も上がるが、自民側は「八戸から国会議員が3人出れば八戸が良くなるというのは幻想だ」(3区の町長)とこうした一部の世論をけん制。地域対決ではなく、あくまで政党対決との意識を高めることに腐心する。田名部氏陣営は「やはり郡部は自民が強い。市部で勝たなくては」(陣営幹部)と分析。連合の組織票に加え、都市部の無党派層も取り込みたい考えだ。
こうした中、与野党とも青森を「東北最大の激戦地」(自民の額賀福志郎元財務相)、「最重点選挙区」(民進の枝野幸男幹事長)と位置付け、大物の応援を次々に投入。自民は安倍首相のほか党農林部会長の小泉進次郎衆院議員も2回県内入り。菅義偉官房長官、山崎氏が所属する額賀派の会長・額賀元財務相らも駆け付けた。民進は岡田克也代表、枝野幹事長のほか山尾志桜里政調会長、細野豪志元環境相らが来県。共闘する社民党の吉田忠智党首、共産党の市田忠義副委員長も県内入りした。
青森選挙区ではこのほか、幸福実現党新人の三国佑貴氏(31)も支持拡大に努めている。
1921
:
チバQ
:2016/07/03(日) 11:28:32
>>1896
> 二〇一四年末の衆院選。自民は、公明の推薦を得られなかった六選挙区のうち、四つを落とした。
あと3人誰ですかね?
群馬1 佐田玄一郎 (上野を支援) →小当
茨城5 石川昭政 →比復
茨城7 永岡桂子 (中村喜四郎を推薦) →比復
1922
:
チバQ
:2016/07/03(日) 12:14:02
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/sanin2016_n/article/256125
投票所、統廃合で遠のく 高齢集落、交通手段なく 雲仙・愛野
2016年07月03日 00時09分
雲仙市が4年前、投票所を41から28に統廃合したことで投票所までの距離が遠くなり、高齢化が進み公共交通機関がない地域などでは、今回の参院選で「投票を諦めざるを得ない」と話す高齢者が出ている。投票所の統廃合は同市議会でも問題視されたが、解決策は打ち出せていない。
「以前投票所だった公民館は目と鼻の先だが、今の投票所までは1・5キロ。1人暮らしの高齢者は投票を諦める人が多い」と話すのは、同市愛野町川端地区の前自治会長岩永等さん(66)。近くにバス路線や鉄道もない37世帯の集落で、大半が高齢世帯だ。
愛野町では3カ所あった投票所が1カ所に。唯一の投票所となった愛野農業者トレーニングセンターは町中心部にある。車がない高齢者は日ごろから、タクシーに乗り合って町中心部のスーパーまで買い物に行く。だが「投票のためだけにタクシー代の出費はつらい」というのが現実だ。
市選管は、旧町にある7庁舎のほか千々石、小浜両町の山間部の4地域に「出張期日前投票所」を設けるが、今回参院選では5、6日の2日間で1地域当たり2時間に限られる。
2005年に7町が合併した雲仙市では、旧7町が投票所を数十年間見直していなかったことや、自家用車の普及、期日前投票など制度ができたなどの理由で投票所を廃合した。
1969年に旧自治省(現総務省)が出した通知では、1投票所当たりの有権者の基準はおおむね3千人だが、同センターが投票所となる有権者は、それより多い4355人。通知で「解消の努力が必要」と定めている、投票所まで3キロ以上離れている地域もある。投票所を分割し、増やしてほしいとの声は根強い。
市選管は愛野町について「駐車場やバリアフリーの環境などが整えば投票区を2分割したい」としているが、職員の確保や財政にも影響するため、めどは立っていないという。島原半島では、雲仙市と同様に合併で誕生した島原市、南島原市とも利便性維持のため、合併前から投票所の数を変えていない。
=2016/07/03付 西日本新聞朝刊=
1923
:
とはずがたり
:2016/07/03(日) 13:48:13
中曽根孫の衆院選出馬を阻む
参院の一匹狼と“不肖の父”
http://shukan.bunshun.jp/articles/-/6076
2016.04.14 12:02
康隆氏の祖父・中曽根康弘元首相
衆参ダブル選が囁かれる中、衆院群馬1区が揉めている。
「週刊新潮で『女子大生買春疑惑』が報じられた現職の佐田玄一郎元行革相に対し、1区の自民党県議団が3月18日、次期衆院選で支持しない方針を発表。そこで、大勲位・中曽根康弘元首相の孫、康隆氏(34)が候補として浮上しています」(政治部記者)
康隆氏は、小学校から大学まで慶応義塾で学んだサラブレッド。JPモルガン証券に勤務後、現在は父の弘文参院議員(70)の秘書として働く。
「康隆氏は、米国コロンビア大大学院に留学経験があり、同窓で同年代の小泉進次郎衆院議員や、加藤紘一氏の娘・鮎子衆院議員とは、知日派で知られる政治学者のジェラルド・カーティス氏を一緒に囲む間柄でした。義兄の川鍋一朗・日本交通会長を始めとする慶応出身の若手経済人を中心に人脈も幅広い」(同前)
公認されれば当選確実と見られる康隆氏だが、待ったをかけたのが山本一太参院議員だ。「7つしかない群馬の国会議員の座を親子で占めるのはおかしい」として、1区選出だった尾身幸次元財務相の娘の、尾身朝子衆院議員(比例単独)の擁立を唱えている。
「前回も、佐田降ろしを模索する県議団に乗っかる形で康隆氏が党支部に公認申請したことに対して、山本氏が激怒。当時は山本氏の出馬すら取りざたされていました。お互いブログ上で批判合戦を繰り広げ、結局、党本部が佐田氏を公認することで“喧嘩両成敗”となりました」(同前)
山本氏が敵愾心を燃やす相手は、実は康隆氏より父。山本氏は、参院改革を掲げて、弘文氏を党参院議員会長に担いで政審会長に就任した。しかし、敵が多い一匹狼の山本氏に辟易(へきえき)した弘文氏は翌年あっさり、「派閥の論理」をのんで山本氏を退任させたのだ。
弘文氏は夏の参院選で6選を目指すが、康弘氏の時代から「中曽根ブランド」を支えてきた地元有力者は嘆息する。
「97歳の康弘氏が元気なうちに、康隆君が議員バッジをつける姿を見せてあげたい。弘文氏が引退すれば、康隆君の1区公認に反対する者はいませんよ。しかし、弘文氏は昔から聞く耳を持たない。もう1期続けて参院議長を狙っているようですが、それでは康隆君の政界デビューが6年遅れることになる。群馬県出身の元宿仁自民党事務総長も頭を抱えているそうです」
保守王国を揺るがせているのは、“不肖の父”だった。
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1924
:
さきたま
:2016/07/03(日) 14:36:49
>>1921
神奈川11 小泉進次郎 →小当
大阪14 長尾敬 →比復
大阪19 谷川とむ →比復
ですかね。
推薦がなかった背景は分かりませんが。
1925
:
名無しさん
:2016/07/03(日) 21:07:05
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070300207&g=pol
自民、単独過半数うかがう=改憲勢力3分の2微妙-参院選終盤情勢【16参院選】
10日投開票の参院選について、時事通信は全国の支社・総支局の取材や世論調査などの情報を基に終盤情勢を探った。自民党は改選50議席から上積みし、公明党と合わせ改選過半数(61)の勢いで、27年ぶりの単独過半数(57)もうかがう。与党におおさか維新の会と日本のこころを大切にする党を加えた「改憲勢力」で、改憲発議に必要な3分の2(162)の確保は微妙だ。改選45議席の民進党は30議席程度に低迷。共産、おおさか両党は改選議席を大幅に増やしそうだ。
ただ、世論調査で3割程度が態度未定と答えており、投票日に向けて流動的な要素が残る。
参院定数は242で3年ごとに半数(121)を改選する。安倍晋三首相は勝敗ラインを与党で改選過半数と設定。自公両党の改選議席は59のため、2議席上積みすればこれをクリアする。
自民党は選挙区に48人、比例代表に25人を擁立。32の「1人区」のうち20選挙区で議席を固め、山梨、愛媛、大分でもやや優勢。また、青森、福島、新潟、長野、三重で野党を僅差で追っている。13ある改選数2〜6の「複数区」は1議席ずつ確保し、千葉、東京は2議席目を視野に入れる。比例は前回2013年の18議席に迫る17議席を獲得しそうだ。
公明党は、選挙区に擁立した7人のうち5人が議席を固め、2人もやや優勢。比例は7議席が見込まれ、改選9議席を上回る勢い。
一方、民進党は選挙区に33人、比例に22人を擁立したが、苦戦が目立つ。1人区は青森、宮城、福島、山梨、長野、三重、大分を除き、自民党に水をあけられている。複数区では北海道、東京、愛知で2議席目をうかがう。比例は13議席程度の見込み。
共産党は、東京、神奈川で議席を確保しそうで、比例も6議席と堅調。改選3議席を大幅に増やす見通し。おおさかも改選2議席に対し、大阪と兵庫で計3議席を固め、比例で4議席を獲得する可能性がある。社民党は改選2議席の維持は困難な情勢。生活の党、こころ、新党改革は議席確保のめどが立っていない。野党統一の無所属候補は岩手、山形、沖縄で議席を固め、新潟でも議席をうかがう。
世論調査は今月1〜3日、全国の18歳以上の男女2000人を対象に電話で実施した。(2016/07/03-19:24)
1926
:
名無しさん
:2016/07/03(日) 21:07:15
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070300213&g=pol
与野党、接戦区てこ入れへ=1人区に幹部重点投入-参院選終盤情勢【16参院選】
10日投開票される参院選は選挙戦が終盤にさしかかり、勝敗を左右する全国32の「1人区」のうち20選挙区で自民党、4選挙区で野党統一候補が優位に戦いを進めている。投開票まで残り1週間、双方とも接戦となっている8選挙区を中心にてこ入れする方針だ。
自民党は厚い保守地盤に支えられた北関東や北陸、四国、九州の多くで野党を引き離している。一方、青森、福島、新潟、山梨、長野、三重、愛媛、大分で接戦となっており、これらを中心に安倍晋三首相(党総裁)や党幹部らが重点的に入り、競り合いを抜け出したい考えだ。
同党選対関係者は現状を「追い風もないが、逆風もない」と指摘。50%を割り込む低投票率を見込んでおり、公明党・創価学会の支援を背に組織を固める自民党に有利に働くとみている。
これに対し、全ての1人区で候補者を一本化した民進、共産、社民、生活の野党4党は、リードする岩手、宮城、山形、沖縄の議席を着実に固めた上で、当落線上で争う8選挙区の議席確保に全力を挙げる。
自民党の谷垣禎一幹事長は3日のNHK番組で「1人区などで激戦区がまだたくさんある。残り1週間の運動量で決まってくる」と追い込みに決意を表明。民進党の枝野幸男幹事長は同じ番組で「問題は投票所に足を運んでいただけるかどうかだ。これがこの1週間の勝負だ」と語り、無党派層を念頭に投票を呼び掛けていく考えを示した。
2013年の前回、自民党は1人区で29勝2敗と野党を圧倒、全体で65議席を獲得した。今回はそれほどの勢いはみられないものの、堅調な戦いぶりと言える。野党側は接戦区で競り負ければ、自民党を中心とする「改憲勢力」に参院議席の3分の2確保を許す可能性も出てくる。民進党の岡田克也代表が進退を懸ける地元三重の勝敗の行方も絡み、「背水の陣」を強いられそうだ。
一方、全国に13ある改選数2以上の「複数区」のうち、千葉と東京で自民党が、北海道、東京、愛知で民進党が2議席目をうかがう。改選数3以上の7選挙区に候補を立てた公明党は、当落線上にある埼玉、兵庫を重点的にてこ入れ。共産党は議席が視野に入る東京、神奈川と埼玉、千葉、大阪の5選挙区、おおさか維新の会は東京、大阪、兵庫の3選挙区で追い込みを図る。(2016/07/03-19:35)
1927
:
チバQ
:2016/07/03(日) 22:23:06
>>1924
ありがとうございます!!
大阪の二人は維新の関係ですかね?
1928
:
チバQ
:2016/07/03(日) 22:24:16
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASJ73551QJ73UOOB00D.html
「候補者中傷するうそのビラ」 民進党長野県連が告発状
21:43朝日新聞
参院選長野選挙区に立候補している民進党新顔の杉尾秀哉氏(58)=共産党、社民党推薦=に関するうそを記載したビラを配ったとして、民進党県連代表代行の羽田雄一郎参院議員と県連の倉田竜彦幹事長が2日、公職選挙法違反(虚偽事項の公表、法定外文書頒布)の容疑で長野南署に告発状を提出した。
同党の五百蔵洋一顧問弁護士によると、ビラは2日朝、長野市川中島町原の住宅の郵便受けに投函(とうかん)されているのが見つかった。ビラには、杉尾氏がキャスター時代の番組で、1994年の松本サリン事件の第一通報者の河野義行さんを犯人扱いした、との虚偽が記載されているとしている。
県連によると、同様のビラが県内のほぼ全域で配布されているのが確認されているといい、県連事務所にもビラについて十数件の問い合わせがあるという。
1929
:
チバQ
:2016/07/04(月) 21:26:30
http://news.goo.ne.jp/article/tokyosports/entertainment/tokyosports-entame-entertainment-561420.html
ぶっちぎり狙う蓮舫氏 民進・小川陣営「票を回して」
16:30東スポWeb
ぶっちぎり狙う蓮舫氏 民進・小川陣営「票を回して」
蓮舫氏
(東スポWeb)
参院選前最後の日曜日となった3日、民進党の蓮舫代表代行(48)が東京選挙区に出馬している自身のために演説を行った。応援弁士として引っ張りだこゆえに、人のためにマイクを握る毎日で自分のために話すのは久しぶりだ。
立川市にやってきた蓮舫氏はバングラデシュ・ダッカで起きたテロ事件に言及。「日本には平和憲法があり、日本は暴力ではなく人道支援をすることを知らしめることが大切だと思いますが、いかがでしょうか!」と聴衆に同意を求めた。この日は“いかがでしょうか”とあおる蓮舫節がいつもより多く、気合の高さをうかがわせた。
都連関係者は「圧倒的な票で蓮舫氏を当選させたい。そうすれば政府与党に緊張感を与えることができるはずです」と話した。6年前は171万票でトップ当選だったが、慢心はない。
そんな蓮舫氏に泣きそうなのが同じく民進党から同区で出馬している小川敏夫氏(68)の陣営だ。同日、新宿で演説会を行い、菅直人元首相(69)に山尾志桜里政調会長(41)、そして「SEALDs」の奥田愛基氏らが壇上に上がった。
菅氏は「戦略的な投票をしましょう。こう言ってはなんだが、一番弱い人を頑張らさせてくださいよ。これが戦略的投票じゃないですか」と訴えた。定数6で小川氏は6番手争いをしている。蓮舫票を小川氏に回せば、2人当選させることができると言いたいわけだ。
民進党関係者は「何も言わないと有権者は蓮舫氏か小川氏かで選んだら、蓮舫氏に投票してしまう。もう蓮舫氏は当選しますから、小川氏に票を回してほしい」と明かした。
1番を目指す蓮舫陣営に悪意はまったくないが、まさかの民進内対決になっている。
1930
:
チバQ
:2016/07/04(月) 21:28:27
http://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-plt1607040001.html
【壮絶参院選2016】東京&大阪“オンナの戦い” 「命運」背負った女性候補たちが激しい火花
16:55夕刊フジ
【壮絶参院選2016】東京&大阪“オンナの戦い” 「命運」背負った女性候補たちが激しい火花
【東京選挙区(改選数6)の女性候補者】と【大阪選挙区(同4)の女性候補者】
(夕刊フジ)
2016年参院選(10日投開票)には、96人の女性が立候補した。中でも、東京選挙区(改選数6)と大阪選挙区(同4)では、与野党各党の「命運」を背負った女性候補が激しい火花を散らしている。官民ともに「女性の活躍推進」が叫ばれているが、彼女たちは有権者の支持を集めて勝ち上がれるのか。二大都市の“オンナの戦い”に迫った。
「やらなければならないことは何か。子供を育てることだ。働いている人たちが、生活が確かなものだと実感できることだ。人生の先輩方に、医療や介護などの不安を感じさせないようにすることだ」
民進党の蓮舫代表代行は6月28日、神戸市の神戸国際会館前で、力強くこう訴えた。同党屈指の人気議員だけに、自身の東京選挙区ではなく、連日、全国各地を応援のため飛び回っている。
メディアの注目度が高い東京選挙区には31人が立候補しているが、うち7人が女性候補だ。東京は浮動票が多いうえ、就職や転勤などで有権者が短期間で入れ替わる。各党とも「女性候補の方がアピールしやすい」と考えている面もある。
主要政党では、蓮舫氏のほか、公明党が公認会計士で元財務政務官の竹谷とし子氏、社民党が映画監督の増山麗奈氏、日本のこころを大切にする党が経営コンサルタントの鈴木麻理子氏、新党改革が女優の高樹沙耶氏を擁立している。いずれも、各党を代表する才女といえる。
参院選序盤の情勢はどうなのか。
政治評論家の浅川博忠氏は「蓮舫氏と竹谷氏は『当確』だ。蓮舫氏はタレント的人気で浮動票を集めている。一時、都知事選候補として注目され、『私がやりたいのは国政』と明言し、有権者に自身の存在を再認識させた。民進党の数少ないスターだ。竹谷氏は組織力で戦う。公明党・創価学会としては、党本部もある首都の議席死守は絶対条件だ」という。
続けて、「増山氏は『護憲』や『脱原発』を訴えているようだが、社民党自体に勢いがなく、中央政界で衰退している。日本のこころの鈴木氏は一部で『相当な美人だ』と話題になっていると聞くが、変更した党名がまだ浸透していない。新党改革の高樹氏は女優としては有名だ。ただ、同党はかつて舛添要一前都知事が代表を務めていた政党だけにイメージが悪い。3人とも厳しい戦いだろう」と分析した。
一方、大阪選挙区には9人が立候補しているが、うち4人が女性候補だ。主要政党では、自民党が元外務官僚で初代・女性参画推進室長を務めた松川るい氏、おおさか維新の会が元堺市議の高木佳保里氏、共産党が党府委員の渡部結(ゆい)氏を擁立した。
松川氏は「先輩方の暮らしを守る。未来の子供たちにバトンタッチできる日本をつなぐ。大阪をよくする。日本をよくする仕事をぜひ、やらせてほしい」と訴えている。
最新情勢はどうか。
選挙プランナーの三浦博史氏は「松川氏は(外務省時代の華やかな経歴と自民党の組織力があり)トップ当選の勢いだ。おおさか維新と公明党の男性候補が2位争いをしており、注目は4位争い。これまで、高木氏と渡部氏、民進党の男性候補が横並びの状態だったが、ここにきて高木氏が伸びている。当選圏内に入りそうだ」という。
同選挙区で、おおさか維新は候補者2人を擁立した。票の奪い合いになるとの見方もあったが、三浦氏は否定的だ。
「維新は安全保障政策に代表されるように男性色が強い政党。高木氏を擁立したことで、女性票の上積みが可能になった。維新の2人は足りない部分を補い合ういわば補完関係で、票の奪い合いにはならないだろう」
二大都市の女性候補は、独身もいれば、ワーキングマザーもいる。それぞれの魅力を発揮して、有権者にアピールしている。最後の最後まで、オンナの戦いから目が離せそうにない。
1931
:
チバQ
:2016/07/04(月) 21:59:39
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160704_11026.html
<参院選宮城>村井知事 応援バランス巧妙
宮城選挙区での沈黙とは一転、公明比例候補の街頭演説で両手を挙げる村井知事=3日、仙台市青葉区
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現職同士が1議席を争う参院選宮城選挙区(10日投開票)で、村井嘉浩知事が巧妙なバランス感覚を発揮している。再選を目指す自民党現職熊谷大氏(41)、4選を期す民進党現職桜井充氏(60)のどちらも応援せず、「中立」を強調。一方、比例代表では3日、公明党候補の応援に駆け付け、自公政権寄りの姿勢をしっかりアピールした。
仙台市青葉区のアエル前であった公明の街頭演説会。支持者ら約200人を前に村井知事は「自称、公明党のアイドル村井です」とあいさつして会場を盛り上げ、「公明党議員の支援で震災復興は前進した。ぜひ当選させなければならない」と持ち上げた。
村井知事が今回の参院選でマイクを握ったのは初めて。宮城選挙区では自民候補を応援した前回参院選(2013年)から一転、今回は「熊谷、桜井両氏とは等距離」と沈黙を貫く。
13年の知事選で村井知事は熊谷、桜井両氏から支援を受けた。熊谷氏は松下政経塾の後輩で、自民はかつて県連幹事長を務めた出身母体。東日本大震災時に旧民主党政権で財務副大臣を務めた桜井氏とのつながりも深い。「心情的に片方だけを応援するというのは難しい」と明かす。
街頭や集会での応援演説は引き受けないが、両現職とツーショットで握手を交わす写真撮影には応じ、恩を売ることは忘れない。村井知事は「当選しても落選しても、2人とは今まで通りのお付き合いができる関係だ」と強調している。
関連ページ:宮城政治・行政参院選とうほく
2016年07月04日月曜日
1932
:
チバQ
:2016/07/04(月) 22:00:30
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1171/20160704_12.html
<参院選山形>同床異夢の応援合戦
候補者への支持を訴えた阿部氏(左)と吉田氏(右)。中央は近藤洋介民進党山形県連会長
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山形県酒田市で1日夜にあった無所属の元議員舟山康江候補の個人演説会で、次期衆院選山形3区への出馬予定者2人が登壇し「応援合戦」を繰り広げた。
約300人を前に、民進党3区総支部長の吉田大成氏(46)が「一人でも多くの人にお願いしたい」と呼び掛けると、無所属の元衆院議員阿部寿一氏(56)は「地域を守るためには舟山氏が必要だ」と訴えた。
阿部氏は前回衆院選で自民党の現職加藤鮎子氏(37)に1488票差で敗れた。陣営には民主党から出馬した吉田氏と、非自民票を食い合ったことが敗因と見る向きが多い。
「阿部氏に一本化すれば次は勝てる。参院選はその足掛かり」と後援会幹部。一方で民進党県議は「選挙協力は感謝するが、吉田氏の公認は内定している」。先を見据えた「同床異夢」の選挙戦も熱を帯びる。
◇山形選挙区立候補者(1-3)
月野薫61元会社社長 自 新
(公推)
城取良太39幸福実現党員 諸 新
舟山康江50団体役員 無 元(1)
(民・社推)
1933
:
チバQ
:2016/07/04(月) 22:03:49
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1171/20160703_02.html
<参院選青森>激戦区青森に大物続々
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全国有数の激戦区となっている参院選(10日投開票)の青森選挙区(改選数1)で、与野党両陣営が党幹部や閣僚級の大物、人気応援弁士の投入を続けている。選挙戦終盤に向け、両陣営は大物弁士による街頭での援護射撃に加え、組織戦での票の上積みで接戦を勝ち抜く戦略だ。
自民党現職山崎力氏(69)の陣営では、公示日を挟んで2回入った安倍晋三首相や菅義偉官房長官を筆頭に、閣僚級が続々県内入り。ラストサンデーの3日には石原伸晃経済再生担当相が青森、五所川原両市で街頭に立つ。
人気の高さから遊説日程は党本部の専権事項とされる小泉進次郎党農林部会長は、異例の3回目の県内入りが4日に予定される。
表舞台に加え、水面下でも別動隊が奔走し、票固めに動く。公示前の6月15日に竹下亘前復興相、28日には世耕弘成官房副長官が党支持の業界団体の関係者を集め、引き締めを図った。
県連幹部は「大物弁士のカードは出し尽くした感もある。後半は組織戦を展開し、支持固めに力を入れる」と話す。
民進党新人田名部匡代氏(47)の陣営もビッグネームが続々街頭に立った。1日には蓮舫党代表代行が2度目の県内入りをし、弘前、五所川原、青森各市で演説した。3日は岡田克也代表が3度目の応援で青森、八戸でマイクを握る。
八戸が地盤の田名部氏にとって縁遠い津軽地方には細野豪志元環境相を6月25日に投入。同日、田名部氏の地元、八戸には山尾志桜里政調会長が訪れる両面作戦を行った。
共闘する共産党も市田忠義党副委員長、社民党は福島瑞穂副党首らを送り込み、党員らに田名部氏支持を訴えた。
陣営幹部は「お互い不特定多数向けに街頭での戦いが目立つが、実際は地道な地上戦が物を言う」と指摘。ラストスパートに向けて連合青森や共産党の組織部隊をフル回転させる構えだ。
幸福実現党は釈量子党首が公示後に来県し、党新人三国佑貴氏(31)への支持を呼び掛けた。
1934
:
チバQ
:2016/07/04(月) 22:05:08
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400806&g=pol
苦戦目立つ無所属統一候補=新人大半、浸透に難【16参院選】
10日投開票の参院選で、民進、共産両党など野党勢力が改選数1の1人区で共同で推す無所属統一候補が、自民党候補に対して苦戦するケースが目立っている。多くの候補者が新人で、知名度不足や組織力の弱さを克服できていないのが実情。寄り合い所帯のため、陣営が一体感を欠く例もある。
無所属統一候補が出馬した16選挙区のうち、野党側が優勢または接戦に持ち込んでいる選挙区は岩手、山形、新潟、愛媛、沖縄の五つ。このうち山形、愛媛はそれぞれ旧民主党の元参院議員と元衆院議員が候補者。岩手は生活の党の小沢一郎代表のお膝元で、新潟も生活系の元職が立っており、いずれも一定の知名度と地盤を持つ。沖縄は米軍基地問題で政府・自民党に逆風が吹くという事情がある。
これに対し、野党側が劣勢に立つ11選挙区は全てが新人候補。各党が市民団体と連携し、「安全保障関連法の廃止」を旗印に昨年12月以降、急ピッチで擁立を進めた選挙区が多い。安倍晋三首相からは「『安倍政権打倒』以外、理念も政策もバラバラ」などと攻撃されている。
実際、安保法反対運動を担った女性弁護士を統一候補の第1号として立てた熊本選挙区では、野党陣営から「厚い自民党地盤に阻まれ浸透し切れない」との声が漏れる。石川選挙区では、民進党が女性候補の擁立を主導しながら党公認とせず、他党と横並びの推薦にとどめたことに「共産党と一緒に活動したくない」(連合関係者)などと不満もくすぶっている。
「(新人である点など)そんなことを今言っても仕方がない」。民進党の岡田克也代表は4日、無所属統一候補が苦戦する要因について奈良県生駒市で記者団に質問され、こう反論。枝野幸男幹事長も滋賀県長浜市で「最後の1週間は運動量と熱量の勝負だ」と挽回へ決意を示した。(2016/07/04-19:13)
1935
:
チバQ
:2016/07/04(月) 22:06:27
【6人区】
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400488&g=pol
蓮舫、中川抜け出す=東京【参院選情勢】
民進蓮舫、自民中川の現職2人が抜け出した。公明現職の竹谷、共産新人の山添がこれに続き、残り2議席を自民新人朝日、民進現職小川、おおさかの元職田中が激しく争う。
蓮舫は抜群の知名度に加え、都知事選の有力候補として取り沙汰されたことも追い風に盤石。中川は党所属の都議や衆院議員と連携して組織を固め安定した戦い。竹谷は公明支持層を手堅くまとめた。山添は安保法廃止を訴え、政権批判票の受け皿となって3年前に続く議席確保をうかがう。
元五輪選手の朝日は、清新さを前面に浮動票取り込みに全力を挙げる。小川は議席死守に向け、支持組織の引き締めに懸命。出馬表明が6月と出遅れた田中は、作家で元長野県知事の知名度を生かし、議席争いに割り込む。(2016/07/04-14:52)
1936
:
チバQ
:2016/07/04(月) 22:08:04
【4人区】
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400489&g=pol
三原、三浦が安定=神奈川【参院選情勢】
自民三原と公明三浦が安定し、残り2議席を4人が争う。三原は唯一の党公認候補者を強調して組織戦を展開、自民支持層以外からの反応も良い。三浦は支持基盤を固め、自民推薦により保守層の一部にも浸透した。
共産浅賀は党支持層を基盤として、政権批判票の取り込みを目指す。民進金子は全面支援を受ける連合神奈川の組織力に支えられた戦い。自民の推薦を受けた無所属中西は、自民麻生派国会議員を後ろ盾に追い上げる。民進真山は元キャスター。同じ旧みんなの党出身の江田憲司代表代行の後押しを受け、滑り込みを狙う。(2016/07/04-14:52)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400498&g=pol
民進2人目と共産が激戦=愛知【参院選情勢】
改選数4に9人がひしめく乱戦の中、自民藤川が着実に組織票を固めて当選圏に入った。連合愛知の全面支援を受ける民進斎藤も安定した戦いぶり。公明里見は、2人目擁立を見送った自民の推薦を受け、07年以来の議席奪還をうかがう。
残る1議席を民進2人目の伊藤と共産須山の女性新人2人が激しく争う。知名度向上が課題の伊藤には、党幹部らが次々と応援演説に入り、てこ入れを図る。須山は共産支持層をほぼ固め、無党派層の取り込みに懸命だ。
地域政党・減税日本とおおさかが擁立した奥田や、社民平山、こころ井桁は苦しい戦い。(2016/07/04-14:55)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400502&g=pol
松川、浅田が先行=大阪【参院選情勢】
自民松川と、おおさか浅田が先行。公明石川も当選圏内に入った。残る1議席をめぐって、おおさか高木と共産渡部、民進尾立が激しく競り合う展開だ。
自民は松川が安定した戦いを見せ、目標としているトップ当選をうかがう。おおさかは、政調会長を務める浅田の当選に万全を期す。出馬表明が遅れた高木は新たな票の掘り起こしに懸命。6年前の選挙でトップ当選だった公明石川は支持固めに奔走する。共産渡部は政権批判票の取り込みに躍起で、公示直前に生活の推薦を得た。3選を目指す民進尾立は、生活のほか安全保障関連法廃止を訴える政治団体「国民怒りの声」の推薦も得て、必死に追い上げる。(2016/07/04-14:56)
1937
:
チバQ
:2016/07/04(月) 22:10:38
【3人区】
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400475&g=pol
長谷川が抜け出す=北海道【参院選情勢】
自民現職の長谷川が党支持層を着実に固め、安定した戦い。地元札幌のほか、郡部でも支持を広げて一歩抜け出した。これを追うのが民進の2人。衆院当選7回の新人鉢呂は高い知名度を生かし、無党派層を中心に票の掘り起こしを進める。現職徳永は連合北海道の全面支援を受け組織固めを徹底するとともに、若者・女性票にも狙いを定める。3議席を争う激戦で当選圏に食い込もうと自民新人の柿木は支持拡大に躍起。自民は重点候補に指定し、応援弁士を積極的に投入してこ入れを図る。地域政党「新党大地」の支援も受ける。共産森は支持層以外で広がりを欠いている。(2016/07/04-14:48)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400486&g=pol
自民先行、民公共競る=埼玉【参院選情勢】
自民関口がリードし、議席維持を狙う民進大野、公明西田を共産新人の伊藤が追う。関口は県医師連盟など業界団体の支持を着実に固め、6年前に続くトップ当選が視野に入ってきた。
連合の支援を得た大野は、旧民主の現職が前回落選した苦い経験から、無党派層への働き掛けにも力を入れる。西田は自民の会合に積極的に顔を出すなど、保守層への浸透を狙う。伊藤は安全保障関連法の廃止を訴え、政権批判票の取り込みを目指す。
ともに新人のおおさか沢田、こころ佐々木は無党派層へのアピールに全力を挙げる。(2016/07/04-14:51)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400487&g=pol
自民2議席うかがう=千葉【参院選情勢】
2議席獲得を狙う自民は、現職猪口が元少子化担当相の知名度を生かし先行。新人元栄も建設関係団体などの組織票を固め、当選圏入りをうかがう。前回は1人擁立にとどめた民進は、現職2人を立てたが、2人当選は微妙な情勢。連合の推薦を受ける小西はリベラル色を前面に支持を訴え、旧みんなの党出身の水野は保守層への浸透を図る。元栄、小西、水野がしのぎを削る中、共産浅野も初の議席獲得を目指す。(2016/07/04-14:52)
1938
:
チバQ
:2016/07/04(月) 22:10:49
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400503&g=pol
末松、片山が先行=兵庫【参院選情勢】
自民末松とおおさか片山が先行し、残る1議席を公明伊藤、民進水岡が激しく争う。末松は地方議員の組織に支えられ、着実に支持固め。片山は本拠地・大阪から松井一郎代表らの応援を得て阪神地区で浸透する。伊藤は強固な組織を基盤として、自民の推薦をてこに業界団体などへの働き掛けを強める。水岡は県教職員組合を中心に連合兵庫の支援を受け、政権批判票の獲得に懸命。共産金田は安保法制廃止を訴える。こころ下家は伸び悩んでいる。(2016/07/04-18:28)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400516&g=pol
大家、古賀、高瀬が優勢=福岡【参院選情勢】
改選数が1増えた3議席をめぐり、自民現職の大家と民進新人の古賀、公明新人の高瀬が優勢だ。大家は党所属国会・地方議員の後援会をフル回転させる組織戦を展開し、トップ当選を目指す。古賀は連合の全面支援に加え、元民放アナウンサーの知名度を生かし無党派層への浸透を図る。
公明が24年ぶりに独自候補として擁立した高瀬は、支持母体の創価学会が精力的に動き、自民の推薦を得て保守層の取り込みも狙う。共産柴田は「ブラック企業」問題などを訴え、若年層への支持拡大に努める。おおさか森上とこころ石井は支持の広がりを欠き、社民竹内も伸び悩む。(2016/07/04-15:00)
1939
:
チバQ
:2016/07/04(月) 22:12:30
【2人区】
茨城 静岡 京都 省略
広島だけ、民進に優勢がついてないですね
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400508&g=pol
自民・宮沢が盤石=広島【参院選情勢】
知名度に勝る自民宮沢は、安倍政権の経済政策をアピール。保守系の支持基盤を着実に固め、盤石の態勢を築く。民進柳田は、労組を中心に支持固めに全力。働く人の環境改善を訴え、議席死守を目指す。共産高見は格差是正や安全保障法制廃止を主張、おおさか灰岡は「政治家の身を切る改革」を強調して懸命の追い上げ。自主憲法制定を掲げるこころ中丸は苦しい。(2016/07/04-14:59)
1940
:
チバQ
:2016/07/04(月) 22:17:16
東北の野党優勢っぷりは凄いですね
野党先行:宮城 山形
接戦野党前:青森 岩手 福島
接戦与党前:秋田
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400477&g=pol
田名部、山崎が激戦=青森【参院選情勢】
自民現職の山崎と民進新人の田名部が横一線で激しく競り合う。元衆院議員の田名部は初めて挑む全県選挙で、共産、社民支持層も取り込み、知名度が向上。党本部のてこ入れも受け、無党派層への浸透を図る。山崎は組織力をフル回転、政権幹部も次々と応援に入り、議席死守に懸命だ。(2016/07/04-14:48)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400478&g=pol
木戸口を田中が猛追=岩手【参院選情勢】
野党統一候補の木戸口がややリードし、自民田中が猛追する。木戸口は地元選出の小沢一郎生活代表や達増拓也知事の支援を受け、票固めを進める。24年ぶりの自民議席獲得を狙う田中は、県医師連盟や歯科医師連盟などの推薦を得て対抗。政権幹部も積極的に応援に入り、無党派層の掘り起こしにも懸命だ。(2016/07/04-14:48)」
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400479&g=pol
桜井先行、熊谷追う=宮城【参院選情勢】
改選1議席をめぐり、やや先行する民進現職の桜井を自民現職の熊谷が追い上げる。4選を期す桜井は実績をアピールし、医療系業界団体などの支援を取り付けた。今回は共闘する共産支持層にも食い込みを図る。再選を目指す熊谷は組織戦を展開。党幹部も相次ぎ来援し支持固めを進める。両陣営とも生き残りを懸け、無党派層の掘り起こしにも懸命だ。(2016/07/04-14:49)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400480&g=pol
石井、松浦が競る=秋田【参院選情勢】
リードする自民石井を民進松浦が追いかける。再選を目指す石井は組織票を手堅くまとめるが、無党派層への浸透が課題。野党統一候補の松浦は労組票を固めた。民進は「重点区」と位置付け、幹部を連日投入。無党派層の取り込みにも懸命だ。県農政連は自主投票を決めており、「農業票」の行方が鍵を握りそうだ。(2016/07/04-14:49)
1941
:
チバQ
:2016/07/04(月) 22:17:31
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400481&g=pol
反TPPで舟山先行=山形【参院選情勢】
野党統一候補の元職舟山が先行し、自民新人の月野を引き離しにかかる。舟山は民進、社民の推薦と、共産の「公認並み」の実質支援を受け、労組票固めも進める。環太平洋連携協定(TPP)の承認阻止を訴え、TPPや農協改革に不満を抱く自民支持層の一部にも支援の動きがある。月野はJA出身だが、県農政連は自主投票とした。首長と商工業団体の支援や、連日の党幹部らの応援を頼りに巻き返しを狙う。(2016/07/04-14:49)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400482&g=pol
増子を岩城が猛追=福島【参院選情勢】
改選数が2から1に減り、現職同士の生き残り競争は、民進増子を自民岩城が激しく追い上げる展開。郡山市に強固な地盤を持つ増子は労組票を手堅くまとめ、推薦を出した社民、独自候補を取り下げた共産の支援も受けて上積みを図る。増子は原発政策に関し「県内原発全基廃炉」を訴え、岩城と差別化を図っている。自民は首長選をめぐる内部対立があったものの、現職閣僚の危機に結束を強化。農業団体などの組織票を固め、巻き返しを狙う。(2016/07/04-14:50)
1942
:
チバQ
:2016/07/04(月) 22:19:52
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400490&g=pol
森と中原が伯仲=新潟【参院選情勢】
野党統一候補の元職森と自民現職の中原が、1に減った改選議席をめぐってしのぎを削る。森は野党の支持層をほぼ固め、高い知名度で無党派層にも浸透している。議席を死守したい自民は所属地方議員の後援会をフル回転。中原は大票田の都市部で浮動票の取り込みに懸命だ。(2016/07/04-14:53)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400494&g=pol
高野、宮沢が競り合う=山梨【参院選情勢】
自民高野と民進宮沢の新人2人が激しく競り合う。高野は約100の業界団体から推薦を得て、組織票固めを進める。自民は重点区と位置付けて幹部や閣僚を続々と投入し、てこ入れに懸命だ。引退する輿石東参院副議長の後継の宮沢は、野党統一候補として共産、社民の推薦を受け、連合山梨の全面的支援を取り付けた。無党派層にも支持を広げている。自民、民進とも、元職米長に票が流れるのを警戒している。(2016/07/04-14:54)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400495&g=pol
杉尾、若林が接戦=長野【参院選情勢】
改選1議席をめぐり、民進杉尾と自民若林が接戦を展開。両陣営ともカギを握る無党派層の取り込みに懸命で、各党幹部が相次いで来県し、支持拡大にしのぎを削る。共産、社民の推薦を受ける杉尾はこまめにミニ集会を開催。元キャスターの知名度を生かして無党派への浸透で先行する。若林は企業回りを重ねて手堅く組織票を固め、推薦を受けた公明との連携も強めている。(2016/07/04-14:54)
1943
:
チバQ
:2016/07/04(月) 22:20:14
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400496&g=pol
渡辺を小見山が追い上げ=岐阜【参院選情勢】
改選1議席を現職2人が奪い合う。先行する自民渡辺を野党統一候補の民進小見山が追い上げる展開。渡辺は公明の集会にも参加し、野党共闘に対抗。大票田の岐阜市でてこ入れを図る。追う小見山は街頭演説などで安倍政権を批判、無党派層や若年層への浸透を狙う。自民党議員秘書だった経験もアピールし、保守票の取り込みにも懸命だ。(2016/07/04-14:55)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400499&g=pol
芝と山本が競り合い=三重【参院選情勢】
改選1議席をめぐり、民進芝と自民山本が激しく競り合う。3選を目指す芝は労組票を固めつつ、ミニ集会を活発にこなし、無党派層への浸透に懸命。三重が地元の岡田克也代表も敗れれば退任する意向を示し、陣営の引き締めを図る。新人の山本は知名度アップが課題で、安倍晋三首相や公明の山口那津男代表ら政権幹部が選挙区入りしててこ入れ。三重県知事の全面支援も受けて対抗する。(2016/07/04-14:55)
1944
:
チバQ
:2016/07/04(月) 22:21:07
滋賀が意外なほど野党が負けてますね
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400500&g=pol
小鑓が先行=滋賀【参院選情勢】
自民新人の小鑓がやや先行し、民進現職の林が追う。小鑓は業界団体の引き締めを図り、固い組織票を持つ公明の支援を受ける。党幹部や閣僚の後押しで浮動票の掘り起こしを狙う。3選を目指す林は、労組や共産、社民両党の支持層を固めつつ、安保法制廃止を主張する市民団体とも連携。政権批判票の取り込みに全力を挙げる。(2016/07/04-14:56)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400504&g=pol
佐藤を前川が追う=奈良【参院選情勢】
自民新人の佐藤を民進現職の前川が追う展開。佐藤は県内の党所属議員の支援を得て支持固め。公明の比例代表候補との連携も強化している。前川は安全保障関連法に反対する市民団体や共産などの支援を受け、「野党統一候補」をアピール、支持拡大に懸命だ。おおさか新人の吉野は大阪のベッドタウン地域を中心に浸透を図る。(2016/07/04-14:57)
1945
:
チバQ
:2016/07/04(月) 22:22:26
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400507&g=pol
自民小野田がリード=岡山【参院選情勢】
自民小野田が強固な組織力に支えられてリード。街頭演説や集会で、さらに無党派層への支持拡大を図る。民進黒石は江田五月元参院議長の後継であることを前面に押し出す。共闘する共産、社民の支持層にも浸透しており、無党派層の取り込みで巻き返しを狙う。(2016/07/04-14:59)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400514&g=pol
山本、永江が横一線=愛媛【参院選情勢】
3選を目指す自民現職の山本と、野党統一候補で無所属新人の永江が横一線で激しく競り合う。山本は業界団体などの組織票を固めるとともに、無党派層への浸透にも力を入れる。連合愛媛の全面支援を受ける永江は、地元民放アナウンサーだった知名度を生かし、浮動票の取り込みに全力を挙げる。(2016/07/04-15:00)
1946
:
チバQ
:2016/07/04(月) 22:23:36
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400523&g=pol
古庄、足立が接戦=大分【参院選情勢】
自民新人の古庄と、3選を目指す民進現職足立が接戦。両党は相次いで幹部クラスを投入し、てこ入れしている。古庄は郡部を中心に主要団体や自民、公明支持票を固め、大票田の大分市で無党派層への浸透を急ぐ。足立は郡部の劣勢を大分市でカバーしようと躍起。連合の組織票を基礎に、一定の勢力を保つ社民や共産の支援も受け、懸命に政権批判票の取り込みを図る。(2016/07/04-15:02)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400526&g=pol
反辺野古の伊波優勢=沖縄【参院選情勢】
野党統一候補の無所属新人伊波が先行し、現職閣僚の自民島尻は苦戦。伊波は米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設阻止を旗印に、翁長雄志知事を支える社民、共産など革新勢力の支援を受けて優勢を維持。企業訪問も重ねて保守層へも浸透する。島尻は沖縄担当相としての実績を訴えるが、米軍属による女性殺害事件による逆風にさらされている。保守系の組織固めを急ぐとともに、推薦を受けた公明とも連携して巻き返しに必死だ。(2016/07/04-15:02)
1947
:
とはずがたり
:2016/07/04(月) 22:24:36
>>1944
野党はトータルな現状のなかでは結構善戦だと思うんですが滋賀・奈良でダメっぽいので惨敗気分です。。奈良はシャープ,滋賀は東レの労組が全く動いてないのかなぁ・・
1948
:
チバQ
:2016/07/04(月) 22:24:59
残り15選挙区は 書くまでもなく自民優勢
1949
:
チバQ
:2016/07/04(月) 22:27:26
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070300207&g=pol
自民、単独過半数うかがう=改憲勢力3分の2微妙-参院選終盤情勢【16参院選】
10日投開票の参院選について、時事通信は全国の支社・総支局の取材や世論調査などの情報を基に終盤情勢を探った。自民党は改選50議席から上積みし、公明党と合わせ改選過半数(61)の勢いで、27年ぶりの単独過半数(57)もうかがう。与党におおさか維新の会と日本のこころを大切にする党を加えた「改憲勢力」で、改憲発議に必要な3分の2(162)の確保は微妙だ。改選45議席の民進党は30議席程度に低迷。共産、おおさか両党は改選議席を大幅に増やしそうだ。
【特設ページ】参院選2016〜立候補者情報、図で見る各党公約比較〜
ただ、世論調査で3割程度が態度未定と答えており、投票日に向けて流動的な要素が残る。
参院定数は242で3年ごとに半数(121)を改選する。安倍晋三首相は勝敗ラインを与党で改選過半数と設定。自公両党の改選議席は59のため、2議席上積みすればこれをクリアする。
自民党は選挙区に48人、比例代表に25人を擁立。32の「1人区」のうち20選挙区で議席を固め、山梨、愛媛、大分でもやや優勢。また、青森、福島、新潟、長野、三重で野党を僅差で追っている。13ある改選数2〜6の「複数区」は1議席ずつ確保し、千葉、東京は2議席目を視野に入れる。比例は前回2013年の18議席に迫る17議席を獲得しそうだ。
公明党は、選挙区に擁立した7人のうち5人が議席を固め、2人もやや優勢。比例は7議席が見込まれ、改選9議席を上回る勢い。
一方、民進党は選挙区に33人、比例に22人を擁立したが、苦戦が目立つ。1人区は青森、宮城、福島、山梨、長野、三重、大分を除き、自民党に水をあけられている。複数区では北海道、東京、愛知で2議席目をうかがう。比例は13議席程度の見込み。
共産党は、東京、神奈川で議席を確保しそうで、比例も6議席と堅調。改選3議席を大幅に増やす見通し。おおさかも改選2議席に対し、大阪と兵庫で計3議席を固め、比例で4議席を獲得する可能性がある。社民党は改選2議席の維持は困難な情勢。生活の党、こころ、新党改革は議席確保のめどが立っていない。野党統一の無所属候補は岩手、山形、沖縄で議席を固め、新潟でも議席をうかがう。
世論調査は今月1〜3日、全国の18歳以上の男女2000人を対象に電話で実施した。(2016/07/03-19:24)
1950
:
チバQ
:2016/07/04(月) 22:37:38
http://www.gifu-np.co.jp/senkyo/24saninsen/24san20160627_1.shtml
“天下分け目”岐阜の陣 1議席決戦、重点区
2016年 6月27日
自民、民進の与野党現職2人が激突する参院選岐阜選挙区(改選数1)で、与野党の大物弁士が26日、相次いで岐阜入りした。与野党とも重点選挙区と位置付け、22日の公示前後から党幹部らを続々と投入。知名度アップや無党派層の取り込みを図ろうと、著名な弁士を招いた戦いが激しさを増している。
「渡辺さんは党の成長株。引き続きお願いしたい」。自民党の高村正彦副総裁は26日夜、可児市で開かれた自民現職の渡辺猛之候補(48)の個人演説会で必勝を呼び掛けた。野田聖子党県連会長も「党の調査では県全体で相手現職と五分五分の状態だ」と危機感を訴えた。
同じ時刻には、若手エースの小泉進次郎党農林部会長も不破郡関ケ原町に入り、マイクを握った。
党本部は自民王国といわれる岐阜県も接戦とし、てこ入れを図るため、公示前の18日に茂木敏充党選対委員長が訪れた。公示後の23日には、石破茂地方創生担当相が、候補者の知名度の浸透が課題の岐阜市や各務原市を一日かけて回った。今後も党幹部や閣僚らを投入する方針だ。
民進党は、若手ホープの細野豪志元環境相が岐阜県入り。高山市で開かれた民進現職の小見山幸治候補(53)の個人演説会で「6年間、国のため、岐阜のために頑張ってきた。何としても当選させたい」と支持を訴えた。
民進は、岐阜選挙区を重点選挙区として、公示直前には蓮舫党代表代行が来岐。24日には枝野幸男党幹事長が岐阜市入りした。
新聞各紙の序盤情勢で、渡辺候補を追い掛ける展開の小見山候補。野党統一候補として共産や社民などの支援を受ける一方、「無党派層の取り込みが鍵」として、弁士が岐阜市や高山市、各務原市など都市部に入っている。今後も山尾志桜里党政調会長らが訪れる予定。
諸派新人の幸福実現党県本部副代表の加納有輝彦候補(55)は、29日に釈量子党首が応援に入る。
1951
:
チバQ
:2016/07/04(月) 22:38:51
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201607/mie/CK2016070102000260.html
<一日密着ルポ>(上) 芝博一さん(66)民現
2016年7月1日
写真
十日に投開票される参院選で、三重選挙区に出馬した候補者たちは、相手より一票でも多い支持を得ようと、県内を駆け回っている。主な候補者に記者が密着し、一日の様子をお伝えする。(参院選三重取材班)
◆「人頼み」笑顔で握手
午前九時、津市の百貨店の通用口。じめじめと蒸し暑いが、芝さんはグレーのジャケットにプレスしたズボン姿。出勤する人たちに「働く人の立場で頑張ります」と声を掛け続ける。スタッフが配ったはがき大のチラシを、自分の名札と一緒にクリップでつり下げてくれた人に、思わずほおが緩む。
人波が途絶えたころを見計らい、街頭宣伝へ。この日は津から松阪方面へ。移動用の車内では、テレビの報道番組や新聞各紙をチェックし、情報収集に時間を充てる。
県議を三期九年。二〇〇四年に参議院に初当選し、二期務めた。県内を北から南までくまなく回ってきたと自負する。「人口がどんどん減っている。安倍政権の三年半、県内のどこを回っても、誰からも『暮らしが良くなった』との声は聞こえてこなかった」。見てきたのは地方が衰退していく姿だ。
だから街宣でも、安倍政権の経済政策糾弾には一層の熱が入る。「アベノミクスの恩恵は大都市圏など一部にとどまる。今こそ、地方に寄り添い、人に寄り添う政治、人への投資が必要だ」
二十分ほどの演説が終わると、集まった人たちの元へ駆けだし、一人一人と握手。鈴鹿市の椿大神社の神職出身と知ってか「神頼みが欠かせませんね」と声を掛ける人には、「選挙ばかりは人頼み。よろしくお願いしますよ」と笑って答えた。
移動車に積んだクーラーボックスから、スタッフが用意した水やお茶でのどを潤し、妻が保冷剤と一緒に入れてくれたぬれタオルで顔や首をぬぐってリフレッシュ。「今日は一人でも多くの人に手を振って、参院選をアピールする」との言葉どおり、幹線道路沿いの飲食店やショッピングセンター前を中心に八カ所で街宣を繰り返し、走り行く車に手を振り続けた。
夜は、明和町の公民館で個人演説会。百人ほどの来場者に「安倍政権は必ず改憲を狙っている。私は、今の平和を守り継ぎたい。今回の選挙は、日本の将来を決める大事な選挙だ」と支援を訴えた。
締めくくりは、応援に駆けつけた市民団体「市民連合みえ」の岡歩美さん(25)の提案で、支援者全員と記念撮影。「みんなのための政治を、いま。」と書かれたプラカードを手に整列すると、イメージカラーのピンク色に会場が染まった。
1952
:
チバQ
:2016/07/04(月) 22:39:15
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201607/mie/CK2016070202000247.html
<一日密着ルポ>(下) 山本佐知子さん(48)自新
2016年7月2日
写真
◆山から海へ、終日訴え
最近の起床時間は午前四時ごろ。早朝にフェイスブックを更新したり、演説で話す内容を考えたりしながら、一日の準備を整える。
この日は、衆院三重5区内を地元選出の衆院議員や県議らとともに回る日程。午前七時、宿泊した津市のホテルから出発した。朝食は移動中の車内でパンとバナナで軽く済ませる。午前中は大紀町の山里から海辺に至る五カ所で街頭演説だ。
好物の地元特産ミカンにちなんだシンボルカラー、オレンジの運動靴を履き、小走りで来場者のもとへ。一人一人と握手する。連日の訴えで、声が少しかすれてきた。移動車にのどあめを持ち込み、こまめになめてケアしている。会場では「さっちゃん頑張れよ」と声援が飛ぶ。
政治家一家に育ち、子どものころから父の選挙を間近で見て、その厳しさを肌身で感じた。同時に芽生えた「自分もいつかは人生を懸けて地域のために尽くしたい」との決意。厳しい選挙を戦う原動力は「応援してくれる大勢の人の気持ちを決して無にはできない」との思いだ。
山あいの地域や田園を選挙カーで巡っていると、田んぼの中を自転車で三十分かけて通学した高校時代がよみがえる。社会に出て大阪や東京で過ごしたが、自然を目にすると、ほっとする。「少子高齢化が進み、南北格差が広がる三重。こういう地域に光を当てないと」。専門分野の観光を通じてインフラ整備や特産品の販路拡大などで地域を活性化し、農林水産業の裾野も広げたいと考える。
午後も六カ所で街宣。玉城町では応援に訪れた岸田文雄外務大臣と合流した。連日の党幹部や大臣らの応援に「緊張する」が、「忙しい合間を縫って駆け付けてもらい、ありがたい」。
夕方、伊勢市の幹線道路沿いでは、十八歳の女子高生と握手。「自分の思いをしっかりと一票に託して」と話し掛けた。
夜は個人演説会。会場の伊勢市観光文化会館に到着すると、オレンジ色のジャケットをまとい、入り口で来場者を出迎えた。壇上では「全ての人に寄り添って地域課題を解決していく」と声を振り絞った。
この日一日の移動距離は二百七十二キロ。「本人が一番しんどくないと誰も付いてきてくれませんからね」と表情を引き締めた。
1953
:
チバQ
:2016/07/04(月) 22:39:32
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201607/mie/CK2016070102000254.html
岡田氏“本丸” 与野党激突
2016年7月1日
参院選三重選挙区(改選数一)に三十日、安倍晋三首相(自民党総裁)が入った。地元での勝敗に進退をかけた敵将・岡田克也民進党代表の“本丸”に乗り込み、野党共闘を批判。対する野党側は、安全保障関連法を巡って昨年、国会前の市民運動をリードした若者組織「SEALDs(シールズ)」の中心メンバーが「憲法改正という安倍政権の争点隠し」と応戦した。投開票まであと十日足らず。選挙戦全体を占う注目区で舌戦が繰り広げられた。
今回の参院選に絡み首相が三重県に入ったのは六月十日以来、二度目。岡田氏が二十六日、三重で議席を失った場合は次期代表選に出馬しない意向を示したことも呼び水となり、自民新人の陣営が再び首相を迎え、支持拡大をもくろんだ。
首相はこの日、伊勢市や大票田の四日市市など三カ所で演説。伊勢では約千人の聴衆(主催者発表)を前に、伊勢志摩サミットの成功やアベノミクスの継続を強調。政策や理念が異なる野党同士の共闘は「野合」と批判し、「私たちの安全と、子どもたちの未来を無責任な民進、共産党に託すのか」と繰り返し、拍手喝采を浴びた。
四日市市では、自民新人候補への支持を表明した鈴木英敬三重県知事らと商店街を練り歩き、学生や買い物客らとタッチや握手を交わして支持を訴えた。
シールズの奥田愛基さん(24)は民進現職候補と政策協定を結ぶ市民団体「市民連合みえ」の要請で、無党派層や学生らの票の掘り起こしに参戦。朝八時から三重大学(津市)の最寄り駅で通学・通勤途中の有権者に「若者が投票に行かないと、政治が若者の声を聞いてくれなくなる。そうなって、一番困るのは自分たち」と主張。「今回の選挙は、改憲勢力に議席の三分の二を許すかどうかの戦い。安倍政権が改憲の議論をせず、選挙後に話を進めるのはひきょうだ」などと訴え、「七月十日は参院選挙」となじみのラップ調の呼び掛けで締めくくった。
背水の陣を敷く岡田氏は一日にも三重入りし、津、桑名、四日市の三市で遊説する。自民党関係者によると、首相も選挙戦終盤に三度目の三重県入りをする見通しだ。
1954
:
チバQ
:2016/07/04(月) 22:39:57
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201607/aic/CK2016070302000200.html
小政党、存亡かけ政策連呼
2016年7月3日
参院選は、10日の投票まで、残り1週間。候補や陣営は、猛暑の各地を回り、政策を訴え、支援を求める。単独過半数をうかがうような大政党がある一方で、党の存亡すら危ぶまれる戦いに挑む小政党もある。
社民新人の平山良平さん(68)は二日午前八時、JR名古屋駅前の交差点で、この日最初の街頭演説に立った。党是とする「護憲」にはあまり触れず、若者や女性らの非正規雇用の待遇改善や、最低賃金を時給千五百円に引き上げるなどの訴えに時間を割いた。
旅行に向かう若者や家族連れらが、足早に目の前を過ぎる。演説の最後は「ぜひ投票は野党に。民進や共産もいます。私は社民党です」だった。
参院選は、党にとって背水の陣。吉田忠智党首と福島瑞穂副党首がともに比例代表で改選期を迎える。
前回の二〇一三年に獲得した比例票は百二十五万票で、一議席の獲得にとどまった。前回並みの得票なら、党首か副党首のどちらかが落選する。
比例票の底上げは至上命令。党は有権者の多い都市部の四選挙区に候補を立てた。平山さんもその一人だ。
野党への投票を呼び掛けるのは「野党全体を盛り上げ、(選挙区と比例)二票のうち一票でも入れてくれれば」との狙いからだ。
日本のこころを大切にする党の中山恭子代表は二日夕、新人井桁亮さん(46)の応援に駆けつけた。名古屋駅前で「まだ小さく、ほとんど知られていない党。でも何とか日本の役に立ちたい」と支持を呼び掛けた。
「真の保守政党」を標ぼうし、改憲に前向きだ。
衆院議員はゼロ、参院議員は中山代表を含め三人の小所帯。「国会議員五人以上」という政党要件の一つを欠き、参院選は党の存亡を左右する。昨年十二月に「次世代の党」から代えた党名の認知度も、党首自らが認めるように低い。
中山代表は四十分弱、マイクを握った。「国や国民を守る意志がはっきりしない国家は国際社会で信頼されないし、危うい未来をたどる」。北朝鮮の拉致問題にも触れ「日本の独立を守る。やり遂げるために他党にも声を掛ける」と訴えた。
井桁さんの選挙運動は、名駅前で繰り返す街頭演説が中心。県内選出の国会議員が一人もおらず、組織力もないため、普段は応援弁士もない。県内各地で個人演説会を開くこともままならない。
ただ、中山代表の応援演説には多くの老若男女が足を止めた。井桁さんは「少しずつ浸透してきた」と手応えを口にした。
(赤川肇、奥田哲平)
1955
:
チバQ
:2016/07/04(月) 22:40:30
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201607/aic/CK2016070202100022.html
民・共など野党争い激化 自・公、衆院選も絡み協力
2016年7月2日
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◆改選数4
改選数一の「一人区」を中心に、自民・公明の与党と、民進や共産などの野党統一候補が激突する今回の参院選。だが、九人が乱立する愛知選挙区(改選数四)では、事情は異なる。自公は衆院選での選挙協力を視野に「与党で二議席」を目指すが、野党は「自公との戦い」に加え、野党同士の対決も強いられている。
六月二十八日、名古屋・栄。自民党幹事長の谷垣禎一(71)は自民現職、藤川政人(56)の応援演説を終えると、選挙カーを降りて黒塗りの車に乗り込んだ。
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谷垣が向かった先は、公明新人の里見隆治(48)が待つ名古屋駅前だ。谷垣は「自公で安定した政治をつくり、アベノミクスを成功させる」と訴えた。
公明が参院選で公認候補を立てるのは九年ぶり。改選数一増だが、自民は党内で根強かった二人擁立を見送り、里見を推薦した。
公示後、自民議員や陣営は支援者らに頭を下げる。「藤川は大丈夫ですから、今回は里見をお願いします」。安倍晋三首相と里見が一緒に写ったビラを配り、里見を連れて自民支持の団体や企業を回る。
公明は愛知県内の十五小選挙区で一万票ずつ、計十五万票を里見に回すよう自民に求めたとされる。
見返りは、次期衆院選での支援だ。
二〇一四年末の衆院選。自民は、公明の推薦を得られなかった六選挙区のうち、四つを落とした。
公明関係者は言い切る。「投票箱が開けば、自民の協力具合は分かる。その票数次第で、衆院選でどれだけ協力するかを決める」
創価学会を支持母体とする公明の組織票からの上積み票を見れば、自民の協力具合は市区町村単位で分かるという。
尾張旭市で二十九日夜にあった藤川の個人演説会。自民の衆院議員、鈴木淳司(58)も壇上に上がった。
前回衆院選は比例で復活したが、愛知7区では負けた鈴木。「藤川をトップで当選させてほしい」。そして続けた。「友党(里見)も通してほしい」
二十六日の名古屋駅前。減税日本代表の河村たかし(67)とおおさか維新代表の松井一郎(52)、名古屋市と大阪府の首長が顔をそろえた。両党が「ダブル公認」した新人の奥田香代(51)と並んで、両首長は「徹底した改革で社会保障などの財源を生み出してきた実績があるのは、維新と減税だけだ」と気勢を上げた。
愛知を最重要区と位置付ける共産は党幹部を連日、愛知入りさせる。新人の須山初美(37)は「自公とその補完勢力を、野党共闘で打ち落とそう。敵はあくまで自公政権」。
ただ、序盤戦を終えて自公がやや抜け出し、情勢はむしろ、野党間の争いが激しさを増している。民進は「民主王国」と呼ばれた党勢の復活に向けて、二人を立てて共産とも戦う。
三十日夜、名古屋市内であった民進の演説会。最大の支持母体、連合愛知の土肥和則会長が力説した。「はっきり申し上げる。愛知の地で共産を通してはいかん。このことだけは申し上げたい」
(敬称略)
1956
:
名無しさん
:2016/07/04(月) 22:40:52
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201607/chu/CK2016062602000188.html
農業票どこへ TPP・農協改革、不信抱え
2016年6月26日
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7月10日投開票の参院選で、主要野党は「環太平洋連携協定(TPP)反対」を公約に掲げるが、大きな争点に浮上していない。自民の大票田の農業票をめぐっては、直近の参院選(2013、10年)で政権交代の影響やTPP交渉、農協改革で自民離れが目立った。今回、中部各県では自民回帰の動きがみられる一方、TPP締結に対する農業界の不安も消えていない。
保守王国と呼ばれる農業県・福井。参院選公示日の二十二日、JAグループの政治団体・県農政連の山田俊臣会長は自民現職の出陣式でマイクを握った。
「TPPや米価対策など、われわれ生産者だけの農業改革には限界がある。政治力で解決してもらわねばならない」
一四年末の衆院選では、県内十二のJAのうち九JAが自民を推薦せず、「自主投票」にした。農協改革の先頭に立つ稲田朋美政調会長(福井1区)への反発が強かったからだ。
結局、稲田氏を含め自民は圧勝。昨夏には、全国農業協同組合中央会(JA全中)の一般社団法人化などを柱とする改正農協法が成立した。
県農政連は今回、早々と昨年中に自民現職の推薦を決め、全JAも従う。二十五日夜には、森山裕農相が自民現職の演説会に駆け付けた。
岐阜県農協農政連盟も昨年十二月、自民現職に推薦を出した。
民主政権時の六年前は岐阜選挙区の改選数が二だったこともあり、自民と民主双方の候補を推薦したが、今回は一本化した。連盟関係者は「農家の一部にはTPPをめぐる安倍政権の政策に不安がある。だが、政策実現力を持つ与党候補を支援するのがうちの方針。苦渋の選択だ」と明かす。
今回から改選数一に減る長野選挙区。JA長野中央会の政治団体・農政同友会は今回も自民現職と民進新人の双方を支援する。
ただし、従来の「推薦」から、一歩引いた「支持」に切り替える。TPPを推進する自民に組合員からの不満は強く、バランスに配慮したという。
愛知県農政連盟は自民現職と公明新人の与党二人に推薦を出した。ただ、前回と比べて推薦決定は三カ月も遅く、「推薦」の積極的な公表は避けている。
「これまで自民を推薦してきたのに、何度も手のひらを返された。不信感、嫌悪感は根強い」と、連盟の関係者は語る。
TPP締結や「JAつぶし」とも言われる農協改革に今も抵抗感は強い。それでも推薦を出すのは「政権与党でないと、声が反映されにくいから」と心情を吐露する。
JA全中・奥野長衛会長の出身母体であるJA三重中央会は以前から、政党に推薦を出していない。奥野会長と小泉進次郎自民党農林部会長が二十六日、自民新人の応援に入る。「推薦はなくとも、集票は期待できる」と自民の県幹部は自信を見せる。
1957
:
名無しさん
:2016/07/04(月) 22:44:12
http://www.minpo.jp/news/detail/2016070132398
各陣営、後半へ戦略練る ふくしま2016参院選
参院選は30日で18日間の選挙戦の前半を終えた。本県選挙区(改選1議席)に立候補した自民党の現職岩城光英候補(66)、民進党の現職増子輝彦候補(68)の両陣営は接戦になっていると分析し、後半戦に向けた戦略を練っている。
岩城候補の陣営は、支援・友好団体をはじめ、国会議員や県議、市町村議の後援会などを軸にした組織戦を展開。2千〜3千人規模の総決起大会や個人演説会を各地で開いている。総合選対幹部は「街頭演説に出てきてくれる有権者が徐々に増えている」と手応えを口にする。
後半戦で若者や女性、無党派の票をどれだけ取り込めるかが勝敗の鍵を握るとみており、知名度の高い国会議員や閣僚らを相次いで県内入りする。
増子候補の陣営は後援会、民進党県連、連合福島などでつくる総合選対を中心に旧市町村単位で草の根運動を展開。共産党県委員会、社民党県連、市民連合とも協力している。選対幹部は「新たな支持層を獲得している」と前半戦を振り返る。
後半は安倍政権や復興の現状に不満を持つ層の取り込みを目指す。党本部から幹部を招き、郡山市を中心に都市部での演説会や遊説に力を入れる。
政治団体・幸福実現党の新人矢内筆勝候補(54)の陣営は、都市部を中心に無党派層への浸透に力を入れる。
( 2016/07/01 10:34 カテゴリー:主要 , ふくしま参院選 )
1958
:
チバQ
:2016/07/05(火) 21:55:51
http://www.sankei.com/politics/news/160705/plt1607050007-n1.html
2016.7.5 01:00更新
【参院選・終盤情勢】
自民党「1人区」で20勝超の勢い 野党の候補一本化は不発か…
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の終盤情勢調査では、全国32の改選1人区のうち、20選挙区で自民党が優位に立っている。「1強」と呼ばれる自民党に対抗するため民進、共産など野党4党は候補を一本化して選挙戦に臨んだが、優勢なのは4選挙区にとどまっている。8選挙区では終盤まで接戦が繰り広げられている。
自民党は西日本の大半の1人区で優勢だ。序盤は不利とみられていた宮城や福島の両選挙区などに安倍晋三首相(党総裁)や閣僚、党幹部らが応援に入り、接戦に持ち込んでいる。沖縄では現職の島尻安伊子沖縄北方担当相が劣勢に立たされている。
野党の統一候補は沖縄に加え、岩手、山形、長野の4選挙区でリード。民進党の岡田克也代表は「(地元の三重で)民進党が敗れたら次の代表選に出馬しない」と明言し、「背水の陣」を敷いた。これに対し、自民党は安倍首相や菅義偉官房長官らが選挙区入りして攻勢をかけている。
与野党とも選挙戦終盤は1人区に幹部クラスを投入し、テコ入れを図る構え。さらに激しい「舌戦」が展開されそうだ。
安倍首相は4日、接戦の大分で遊説。大分市内の街頭演説で「無責任な共産党、民進党に子供たちの未来や私たちの安全を託すのか。自民党、公明党に託すのか」と訴え、「自公VS民共」の構図を強調した。
一方、民進党の岡田氏は3日に青森、宮城、福島の東北3選挙区で遊説したのに続き、4日も1人区の奈良と長崎を回り「野党各党が党派を超え、市民が中心になって大きな連帯を作り、安倍政治の暴走を止める」などと訴えた。今後も1人区を中心に回り、反転攻勢をかける構えだ。
1959
:
チバQ
:2016/07/05(火) 21:56:32
http://www.sankei.com/politics/news/160705/plt1607050005-n1.html
2016.7.5 01:00更新
【参院選・終盤情勢】
改憲勢力が「3分の2」確保の勢い 自民党は参院過半数を制する見通し
産経新聞社は4日、FNN(フジニュースネットワーク)と合同で実施した電話による情勢調査(1〜3日)に全国総支局の取材を加味し、10日投開票の参院選の終盤情勢を探った。自民、公明両党におおさか維新の会などを加えた「改憲勢力」は、憲法改正の条件となる3分の2に達するために必要な78議席を確保する勢いとなっている。自民は非改選議席と合わせて単独過半数(122議席)を制する見通しだ。自民が単独過半数を得れば27年ぶりとなる。
焦点となる改選数1の「1人区」(32選挙区)では、自民が北陸や四国などの20選挙区前後で優位な戦いを進めている。民進、共産両党などが候補を統一した野党は、4選挙区程度で勝利が視野に入った。
ただ、野党が1人区で優勢なのは沖縄や山形など無所属候補に一本化している選挙区がほとんどで、長野などを除き民進候補が抜き出ている選挙区は限られているのが現状だ。残りの選挙区では与野党候補が接戦を展開しており、この結果が改憲勢力による3分の2確保をも左右する。
自民が単独過半数を制するために今回の参院選で必要な議席は57議席だが、選挙区で40議席、比例代表で19議席程度を獲得しそうな情勢で、さらに上積みを図る。選挙区で過去最多の7人を擁立した公明も改選9議席を上回る見通し。平成25年の前回参院選で獲得した11議席を超える12議席前後獲得の勢いだ。
改憲勢力のおおさか維新は、関西での底堅い支持を背景に最大で選挙区3議席を獲得し、比例代表でも5議席前後を得る見通し。日本のこころを大切にする党は1議席獲得を目指す。
一方、民進党は改選43議席を大幅に割り込み、30議席に達しない可能性がある。ただ、大惨敗に終わった前回参院選(17議席)と比べれば大きく積みますのも事実で、前回議席を失った埼玉、東京、京都などで議席を回復する可能性がある。
民進党全体の獲得議席とは別に注目を集めるのが岡田克也代表の地元・三重選挙区だ。岡田氏は民進候補が敗れれば次期代表選に出馬しない考えを表明している。民進候補は選挙戦序盤から優勢に立っているが、勝利を決定づけるには至っていない。
共産党は前回参院選で改選5議席から8議席に躍進したが、今回参院選ではさらに議席を伸ばしそうだ。選挙区、比例代表合わせて10議席前後をうかがう。共産党が二桁の議席を獲得すれば、15議席を得た平成10年以来16年ぶりとなる。社民党と生活の党と山本太郎となかまたちは1議席獲得できるかどうかが焦点となる。
比例代表では政治団体の「支持政党なし」が1議席を得る可能性もある。支持政党なしは、26年12月の衆院選比例代表北海道ブロックで、社民党の約5万3000票を上回る約10万票を獲得している。
ただ、選挙区によっては態度未定の有権者が3割を超えているため、流動的な要素もある。
1960
:
チバQ
:2016/07/05(火) 21:57:29
http://www.sankei.com/politics/news/160705/plt1607050010-n1.html
2016.7.5 01:00更新
【参院選・終盤情勢】
与党…想定外の接戦に支援強化 野党…共闘も複数区では競合
自民党は、与野党候補が僅差の「激戦区」が予想以上に多いことから、戦略の練り直しを迫られている。想定していた15程度の激戦区のうち、「最重点区」として5つほどに絞り、7月1日以降は党幹部を集中的に投入する計画だった。
しかし、改選1人区の青森や宮城、新潟、福島などで、公認候補と野党統一候補が僅差の接戦を展開。公認、推薦候補を2人擁立した改選複数区でも北海道や千葉、東京、神奈川などで「現職は当選圏を確保したが、新人候補が当落線上にある」(党幹部)という。
このため、安倍晋三首相(党総裁)が接戦区の県議や支持団体幹部に直接電話する「電話作戦」を強化。谷垣禎一幹事長や小泉進次郎農林部会長らが応援に入る回数も増やし、取りこぼしを減らしたい考えだ。
公明党は、選挙区で過去最多となる7人の当選を目指す。最後の議席をかけて野党候補と激戦を繰り広げる埼玉、兵庫(いずれも改選数3)へ重点的に幹部を投入し、票の掘り起こしに努める。
埼玉は事実上、公明党現職と共産党新人の争いに絞られた。公明党の基礎票が少ない選挙区とされるだけに、山口那津男代表は公示日の第一声を行い、その後も2回も埼玉入りした。街頭演説では、共産党主導の野党共闘を批判し、無党派層を取り込む考えだ。山口氏は6日も現地を回る。
24年ぶりに新人を擁立した兵庫では、自民とおおさか維新両党の候補がリードし、続く民進党現職を追う展開となっている。山口氏ら党幹部だけでなく、地方議員も含めた総力戦で滑り込みを狙う。支持母体の創価学会の関係者は「公明党議員を選出している衆院兵庫2区と8区以外のエリアにまだ浸透していない。組織をフル回転させる」と話した。
◇ ◇ ◇
民進党は、野党共闘の成否が問われる改選1人区の中でも激戦の愛媛などに幹部を重点的に投入し、追い込みをかける。党公認候補の劣勢が伝えられる滋賀や奈良のほか、自民党候補と競い合う青森や宮城などに幹部が応援に入るケースも目立つ。
岡田克也代表は3日、福島県内で記者団に「これからは気を抜いた方が負ける。まだ投票先を決めていない人に呼びかけていくことが大事だ」と強調し、最後まで党勢拡大を狙う。
複数区では、東京や兵庫などで「最後の1議席」の獲得を目指し、幹部が連日現地に足を運んでいる。候補を2人擁立した神奈川は共倒れの可能性が否定できず、山尾志桜里政調会長は4日、2人の公認候補を応援するため街頭演説を“ハシゴ”した。
共産党は改選複数区で他党としのぎを削る。特に激戦となっている埼玉は、4議席目をめぐり公明党候補を接戦を演じている。5日は志位和夫委員長が公示後2回目となる埼玉で街頭演説を行い、逃げ切りを図りたい考えだ。
1人区で共闘する民進党とも複数区の神奈川や愛知などでは競り合っている。党の躍進を優先させ、なりふり構わず公認候補の滑り込みを狙う。大阪は昨年の大阪都構想の住民投票などをめぐり激しく戦った“宿敵”のおおさか維新の会との争いになっている。
比例代表は9議席獲得を目指しているが、実現は困難な情勢だ。ただ、6年前の3議席、3年前の5議席は上回る見通しで、躍進の勢いは持続しそうだ。
おおさか維新は東京での議席獲得まであと一歩。旧維新の党では劣勢の下馬評をはね返して議席を伸ばしたこともあり、最終盤に向け無党派層の支持集めに注力する。社民、生活、日本のこころ、改革の各党は党勢拡大の見通しが立たない厳しい戦いとなっている。
1961
:
チバQ
:2016/07/05(火) 22:40:20
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20160706k0000m010121000c.html
<参院選>公明、共産 し烈な「第3党」争い 都市部で舌戦
21:52毎日新聞
10日投開票の参院選は、公明、共産両党が比例代表の第3党の座を争う展開となっている。選挙区でも改選数3以上の都市部で議席を競り合うケースが目立ち、ライバル関係にある両党の舌戦は過熱気味だ。【高橋克哉、石川勝義】
「共産党は自衛隊は憲法違反と言うのに、災害時は働いてもらうと言う。これこそ憲法違反で立憲主義に反する」。公明の山口那津男代表は5日、兵庫県尼崎市の街頭演説で共産批判を展開した。
一方、共産の志位和夫委員長はさいたま市の街頭演説で「海外で戦争する国に作り替え、自衛隊の命を軽んじているのは安倍晋三首相だ」と批判。公明について記者団に「平和の党の看板を下ろしたらどうか」と対決色を強調した。
公明は比例代表で自民、民進両党に続く第3党を目指し、「750万票獲得と6人以上の当選」を掲げるが、「6人目は当選圏に届いていない」(党幹部)。前回2013年より三つ多い7選挙区で候補を擁立したため、比例票の掘り起こしが遅れているとみている。
共産は比例で「850万票以上、9議席」が目標だ。比例票が公明を上回ったのは1998年の1回だけだが、前回13年で政権批判票の受け皿として得票を伸ばしており、逆転は不可能ではないとみている。
両党は改選数3以上の多くの選挙区で議席を奪い合う。とりわけ、ともに改選数3の埼玉と兵庫の両選挙区で、3議席目を巡って接戦を演じている。
公明は、都市部では政権批判票は民進より共産に集まっていると分析。街頭演説では民進・共産の政策の違いを突いてきたが、終盤に入って共産批判に的を絞り始めた。5日の常任役員会では兵庫、埼玉と比例のてこ入れを確認した。
これに対し、共産は選挙戦の構図を「自公と補完勢力」対「野党プラス市民」と位置付け、安全保障関連法の「廃止」の主張を強める方針だ。幹部が終盤戦で民進や無所属候補を擁立した1人区にも入り、野党共闘を主導した共産の存在感をアピールして比例票の上積みを図る戦略だ。
1962
:
チバQ
:2016/07/05(火) 22:47:34
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1171/20160704_01.html
<参院選岩手>「小沢地盤」で攻防激化
個人演説会で支持者と握手する木戸口氏
拡大写真
街頭演説で支持を呼び掛ける田中氏
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参院選(10日投開票)の岩手選挙区(改選数1)で、小沢一郎生活の党代表の地盤・衆院岩手4区を舞台にした攻防が激化している。野党統一候補の無所属新人木戸口英司氏(52)は元小沢氏秘書で地域に通じる。対する自民党新人田中真一氏(49)は会社勤めなどでなじみがある。野党共闘で票固めを図る木戸口陣営に、田中陣営は党が総力で応戦。「小沢地盤」で終盤のせめぎ合いが過熱する。
「皆さんの仲間に入れてもらおうと、来ました」。木戸口氏は6月29日、自身のルーツがある北上市更木地区で個人演説会を開いた。地元の親戚も駆け付け「更木から国会議員を出す。この一点に絞ってお願いしたい」と呼び掛けた。
木戸口氏は花巻市出身。小沢氏の事務所がある奥州市水沢区で、秘書として歩み始めた。公示された同22日は4区の花巻、北上、奥州3市で街頭演説。応援した県議や市議は「地域のことを分かっている木戸口氏を国政に」と後押しした。
対する田中氏は、曽祖父らが岩手県西和賀町で鉱山を経営し、自身も北上市の不動産会社で働いた。公示日に同市であった個人演説会で演説した市議は「敵は花巻の候補者だ。花巻に負けてはいけない」と地域対決をあおった。
田中氏は「昔からなじみのある地域に入れて良かった。大きな力をもらった」と意気込む。4区2巡目の6月30日は、北上市が地盤の平野達男参院議員(岩手選挙区)と街頭に立った。かつて小沢氏に師事した旧敵が、味方に付いた。
4区重視の姿勢は、次期衆院選に向けた地ならしの側面もある。
木戸口氏の4区地区後援会は、小沢氏の16選を支えてきた後援会組織が母体。民進、共産、社民各党との連携がかみ合えば、次期衆院選でも共闘の土台ができる。小沢後援会の高齢化を補えるとの見方もある。
後援会関係者は「今回は野党4党で顔の見える関係をつくることが大切だ。衆院選など今後のためにも結果が求められる」と話す。
田中陣営では、2014年衆院選で小沢氏に敗れ、比例東北で復活当選した自民党の藤原崇衆院議員が活発に動く。次の決戦をにらみ、水沢区に党4区支部の奥州事務所も開いた。
藤原氏は「他の人の選挙を自分の選挙以上に頑張るのは当然。街頭だけではなく、企業や団体にしっかりお願いする。それが次に生きる」とフル回転する。
幸福実現党新人の石川幹子氏(51)も支持を訴える。
2016年07月04日月曜日
1963
:
チバQ
:2016/07/05(火) 22:52:09
http://news.goo.ne.jp/article/hochi/nation/20160705-134-OHT1T50014.html
自民現職VS元キャスター、今回から1人区の長野で大激戦
07:10スポーツ報知
自民現職VS元キャスター、今回から1人区の長野で大激戦
キャスターから参院議員への転身を目指す民進・杉尾秀哉氏 【報知新聞社】
(スポーツ報知)
10日の投開票まで1週間を切った参院選で全国屈指の激戦区として熱視線を浴びているのが長野選挙区。前回2013年まで改選定数2で与野党の公認候補が議席を分け合う無風区だったが、今回から1人区に。自民党現職・若林健太氏(52)とTBS元キャスターの民進党新人・杉尾秀哉氏(58)が激しく争っている。先月22日の公示以降、与野党幹部が連日現地入りして支持を訴え「絶対に負けられない戦い」を展開している。
「長野のために引き続き仕事をさせてください! 私はいずれ長野の土になる人間です! 県民の皆さまの汗と息遣いを日々感じております! 昨日、今日来た人に長野を預けるわけにはいかない!」。先月末、長野市内で行われた決起大会で自民・若林氏は声を張り上げ、地元出身を猛烈アピールした。
第1次安倍政権で農水相を務めた若林正俊氏(82)の長男で、引退した父の地盤を継いで10年参院選で初当選。今回も盤石の戦いとなるかと思われたが、昨年7月の公選法改正で改選数が2から1に変更されると、様相が一変した。
今年1月、10年の選挙で若林氏とほぼ同数の票数を得た民進(旧民主)・北沢俊美元防衛相(78)が引退を表明。党が後継指名したのはTBSキャスターとして「ニュースの森」などの番組に出演し、知名度を誇る杉尾氏だった。
若林陣営では、兵庫県出身の杉尾氏との違いをアピールしようと「落下傘より健太さん!」を街頭での合言葉に。公示後に製作し、演説会場などで上映している候補者の紹介映像には、若林氏の顔に「信州長野県産」の文字を大きく乗せた。
杉尾陣営は情勢「拮抗」 一方の杉尾氏は、落下傘との批判について「私は『Iターン候補』だと思っています。一般の方に対しては、どんどん他の都市から来てほしいと打ち出しているのに政治家はダメなんて、どう考えてもおかしい」とした上で「それに、私は長野とは縁が深いんです」とも語る。
政治記者になったばかりの1991年頃、長野県を地元に持つ羽田孜元首相(80)の番記者に。県内に足しげく通った。3年前には縁あって高森町の「市田柿ふるさとPR大使」も務めた経験もある。「郵政選挙で全国に刺客候補を立てた自民党には言われたくないです」。元首相の長男で杉尾陣営の選対本部長を務める羽田雄一郎参院議員(48)は「拮抗(きっこう)しています。まだ追いつき、追い越さないと」と気を引き締める。
与野党がいずれも最重要区に位置づけている長野選挙区。公示直前に安倍首相が駆け付け、公示日に民進・岡田代表が長野入りするなど幹部が連日の長野入り。激戦区に付き物の「新人候補についての中傷ビラ」もまかれたが、杉尾氏は「書かれていることの多くは事実誤認。いちいち反応しないが、聞かれたら答えます」と意に介していない。(北野 新太)
◆長野選挙区(定数1)
杉尾秀哉(58)民進新
及川幸久(56)諸派新
若林健太(52)自民現〈1〉
※丸数字は当選回数
1964
:
チバQ
:2016/07/05(火) 23:24:15
http://www.sankei.com/politics/news/160705/plt1607050054-n1.html
2016.7.5 22:12
【参院選・山梨】
“共産党のレジェンド”86歳の不破哲三前議長、久々の街頭演説で安倍首相を猛批判
共産党の不破哲三前議長が5日、参院選山梨選挙区(改選数1)に野党4党の統一候補として立候補している民進党公認候補の応援のため、甲府市で街頭演説を行った。
不破氏の街頭演説は平成26年12月の衆院選で京都、那覇両市で行って以来。国政選挙で他党の候補を応援するのは初めてという不破氏は、安倍晋三首相について「日本を戦争できる国に変えることを自分の最大の責任だと思っている」と猛批判。野党共闘と共産党の躍進への支持を訴えた。
86歳ながら党活動にいまなお大きな影響力を持つ不破氏の演説は30分以上に及び、「今の自民党は安倍カラー一色でゆとりがない」「首相は憲法を改定して国民に押しつけるつもりだ」などと次々と批判。「安倍流の独裁政治を打ち壊すのがこの野党共闘だ」と訴えると、約500人の聴衆から大きな拍手を受けた。
1965
:
チバQ
:2016/07/05(火) 23:27:24
http://www.sankei.com/politics/news/160705/plt1607050061-n1.html
2016.7.5 22:35
【参院選】
少数政党、崖っぷちの戦い 落選危機の社民党首は地元に張り付き
終盤戦に突入した参院選(10日投開票)は自民、公明の与党と民進、共産を中心とする野党勢力の攻防がクローズアップされている。その一方で、社民党などの少数政党は、存続をかけた崖っぷちの戦いを繰り広げている。
前身の社会党結党から数えて71年の歴史を誇る社民党。かつては野党第一党として戦後政治の一翼を担ったが、近年は党勢の衰えに歯止めがかからない。今回の参院選では、比例代表候補の吉田忠智党首の当選すら危ぶまれる危機的状況に追い込まれている。
「『社民党が小さくなって日本の政治が悪くなった。もっと大きくなれ』といわれる。社民党に議席を与えていただければ日本の政治は必ず良くなる」
吉田氏は公示日こそ都内で第一声を行ったが、その後は地元・大分を中心に活動。党首としての全国行脚を回避し、なりふり構わぬ選挙戦を戦っている。
少数政党にとって党存続の目安は、政党交付金の支給対象となる2つの政党要件。「国会議員5人以上」か「国会議員が1人以上で、かつ直近の衆院選か過去2回の参院選で得票率2%以上」のいずれかをクリアする必要がある。
社民党は所属議員5人(衆院2人、参院3人)で、改選組は吉田氏と福島瑞穂副党首の2人。今回参院選で「国会議員5人以上」の要件を欠いても、前回参院選で「得票率2%以上」を確保しており、政党としては存続できる。とはいえ、目標の「2議席死守」は困難との見方が強い。吉田氏は村山富市元首相に選対本部長を依頼し背水の陣で臨むが、党首の落選は存続問題に直結する。
所属議員5人の生活の党と山本太郎となかまたちは、改選の現職2人が出馬せず、「国会議員5人以上」を割り込む危機に直面した。ただ岩手、新潟両選挙区の無所属の野党統一候補は生活党籍。小沢一郎代表は2人が当選すれば生活所属の国会議員とすることで、政党要件を欠く事態は回避できると踏んでいる。
日本のこころを大切にする党は参院非改選3人だけの小所帯。前身の次世代の党が平成26年衆院選比例代表で「得票率2%以上」の要件を満たしており、政党として存続できる。だが、中山恭子代表の肝いりで党名を変更しただけに、議席ゼロでは「空中分解の恐れもある」(党関係者)と危機感を隠さない。
党消滅の危機にあえぐのが新党改革。所属議員は改選を迎える荒井広幸代表一人だけ。今回、比例代表で「得票率2%以上」に届かなければ政党要件を失う。荒井氏は各地で「『虫の息』かもしれないが、しっかりやらないといけない」と自らを鼓舞している。(岡田浩明、沢田大典)
1966
:
チバQ
:2016/07/05(火) 23:33:43
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070500696&g=elc
公・共「第3党」争いに火花=幹部フル投入、非難合戦も【16参院選】
10日投開票の参院選で、公明党と共産党が改選数3以上の都市部を中心に激しく火花を散らせている。どちらも「平和の党」を掲げ、庶民層を重視するなど共通点があるだけに、ライバル意識も強い。重点区では党首らがフル稼働でてこ入れを図っており、自民、民進両党に次ぐ第3党の座を懸けた舌戦は過熱気味だ。
「自衛隊は憲法違反だが、外国から攻撃を受けたら命懸けで戦ってもらうと言っている。まるで筋が通らない」。5日、兵庫県を訪れた公明党の山口那津男代表は尼崎市などで演説を重ね、自衛隊をめぐる共産党の姿勢をこう非難した。
これに対し、共産党の志位和夫委員長は同日夜、生活の党の小沢一郎代表とともにさいたま市でマイクを握り、「憲法9条を守り抜く1票は共産党に託してほしい」と強調。この後、記者団に「(集団的自衛権行使を認めた)公明党は本当に平和の党の看板を下ろした」と当てこすった。
7選挙区に候補を立てた公明党は5議席を固め、当落線上の埼玉(改選数3)、兵庫(同3)でてこ入れを図る。一方の共産党は埼玉、神奈川(同4)、大阪(同4)などで懸命の運動を展開。両党が生き残りを懸けて3議席目を争う埼玉が「主戦場」の様相を呈しており、山口氏も6日に埼玉入りの予定だ。
また、公明党が3議席目への滑り込みを狙う兵庫では、「共産が民進候補の支援に回って公明候補の当選阻止に動くのでは」との臆測が公明党関係者に根強い。
参院選に比例代表制が導入されて以降、共産党が公明党を上回ったのは1998年の1回だけ。ただ、最近の国政選挙で好調な共産党からは、「比例3位は射程内」(関係者)との声も上がる。(2016/07/05-20:07)
1967
:
チバQ
:2016/07/05(火) 23:55:50
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJ755F9ZJ75UHBI011.html
融和のメイ氏か離脱派レッドサム氏か 英保守党首選始動
23:33朝日新聞
融和のメイ氏か離脱派レッドサム氏か 英保守党首選始動
英保守党首選候補の主な主張
(朝日新聞)
英国で辞任を表明したキャメロン首相の後任を決める与党・保守党の党首選が5日午前(日本時間5日午後)始まった。党首選の軸は下院議員の支持者数で独走するテリーザ・メイ内相(59)と、離脱派の旗振り役ボリス・ジョンソン前ロンドン市長(52)が支持するエネルギー・気候変動省のアンドレア・レッドサム副大臣(53)の両氏。欧州連合(EU)との離脱交渉の進め方や「人の移動の自由」をどの程度認めるかを争点に他の候補者が追う。
立候補しているのは、両氏のほかマイケル・ゴブ司法相(48)とスティーブン・クラブ雇用・年金相(43)、リアム・フォックス元国防相(54)の計5人。5日の第1回予備投票で始まる党首選は保守党下院議員330人が数日ごとに投票を繰り返し、その都度最下位の候補者を落とし、2人までに絞り込む。全国の党員による決選投票で9月9日に新しい党首が決まる仕組みだ。
保守党員向けの情報サイト「コンサバティブ・ホーム」によると、下院議員の支持者数は5日午後現在でメイ氏が130人。レッドサム氏が40人で続く。メイ氏は国民投票でキャメロン首相を支持し残留の立場だったものの、キャンペーン中には矢面に立っておらず、離脱支持と残留支持で二分された国論と党内の融和を期待されている。メイ氏は英メディアの3日のインタビューに「国民が求めているのは離脱派の首相ではなく、国全体のリーダーだ」と述べ、融和路線を強調した。
1968
:
チバQ
:2016/07/06(水) 00:55:56
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160705_71014.html
<参院選東北>野党共闘に温度差 攻防の鍵に
参院選(10日投開票)で、東北の全6選挙区(改選数各1)で成立した野党共闘を巡る温度差が鮮明になってきた。がっちりと協力態勢を構築する選挙区がある一方、複雑な内部事情から微妙に歯車がかみ合わない陣営もある。与党候補との接戦区が多い東北で連携効果をどこまで高められるか。終盤に入った攻防の鍵を握りそうだ。
野党共闘の先駆けとなった宮城選挙区。民進党県連の安住淳代表は6月28日、JR仙台駅前であった演説会で共産党の志位和夫委員長と肩を並べ、「志位さんは兄貴のようだ。岡田(克也民進党)代表よりも一緒にいる時間が長い」と親密ぶりをアピールした。
各地で開く集会や演説会は、共産、社民両党の地元議員や支持者が会場を設け、候補者が数カ所を掛け持ちする態勢を敷く。演説に共産の主張を織り込むなど、配慮を欠かさない。
青森選挙区も連携に一定の手応えをつかむ。弘前市で24日にあった演説会では、共産、社民の県組織幹部が民進新人への支持を訴えた。社民県連幹部は「党ごとの活動があり、一丸とまではいかないが、まとまりつつある」と話した。
岩手選挙区は表向き良好な共闘関係を保つが、2012年の旧民主党分裂の影響がいまだに尾を引く。
12年衆院選で、現在の民進県連代表、幹事長に刺客を放ったのは生活の党だった。今回の統一候補は小沢一郎生活代表の元秘書。民進幹部が集会に積極的に赴く場面は少なく、溝は完全に埋まっていない。
共闘の枠組みの中で、強固な組織力を背景に存在感を増す共産を巡って、距離感に腐心する陣営も多い。
山形選挙区では、無所属元議員の支持団体の一部で共産関係者が出る集会への参加を見送るケースがあり、必ずしも足並みはそろっていない。
かつて自民に籍を置いていた福島選挙区の民進現職の場合、「支持者には自民支持層もいる。共産が前面に立つマイナスもある」(選対幹部)との事情を抱える。大規模な集会で一体感を演出する一方、地域や状況に応じた対応に気を配りながらの選挙戦が続く。
秋田選挙区の民進元議員の選対本部は民進、共産、社民の3党が別々に構える。それぞれの支持基盤を確実に固めるのが表向きの理由だが、民進の陣営幹部は「共産アレルギーがある支持者に配慮した結果だ」と本音を漏らした。
関連ページ:広域政治・行政参院選とうほく
2016年07月05日火曜日
1969
:
チバQ
:2016/07/06(水) 00:56:32
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160705_11021.html
<参院選宮城>動き見えぬ農業票 力む各陣営
10日投開票の参院選でん宮城県内の農業票の行方に注目が集まっている。県農協政治連盟(農政連)が自主投票を選び、環太平洋連携協定(TPP)を推進する与党と距離を取った。表立った野党への支援もなく、動きは見えない。多くの単位農協が論戦を冷静に見極める中、各陣営による争奪戦が熱を帯びる。
「生産現場には不満と怒りが広がっている」。仙台市青葉区の県農協ビルで6月30日にあった県農協中央会の総会。全会一致で決まったTPPに関する特別決議に政府、与党への厳しい文言が並んだ。
総会では沿岸部の農協組合長が、全国農業者農政運動組織連盟が比例代表に擁立した組織内候補の自民新人への支援を呼び掛ける場面はあったが、宮城選挙区(改選数1)についての発言はなかった。
県農政連が自主投票を決めたのは5月中旬。与党への反発に加え、TPP交渉参加の検討を始めたのが旧民主党政権だったため、与野党双方の推薦を見送った。約2カ月かけた意見集約の過程でも態度を明確にした単位農協は少なく、多くが中立の考えを示した。
「ギラギラした感じはないが、関心が低いわけでもない。見ている人は見ている」。県北部の農協組合長は雰囲気をこう説明し、「統一した動きは取っていないが、安倍政権のTPPや農協改革は強引だという声は根強い」と明かす。
県央部の組合長は「自主投票というケースはあまりない」と戸惑いをにじませ、「完全に中立。組合員が個人の考えで票を入れることになる」と語った。
農協グループは長年、自民の支持団体とされてきた。地殻変動の兆しを前に自民は引き留めに躍起だ。
党本部は現職候補の応援に小泉進次郎党農林部会長や稲田朋美政調会長らを投入。稲田氏は2日、大崎市内で演説し「民進党は農業票を奪おうとしているが、何も守ろうとせずにTPP交渉に入ろうとしたのは旧民主だ」と責め立てた。
共産、社民、生活の各党がTPP反対を明確にする中、民進は「今回の合意には反対」の文言を公約に盛り込んだ。民進現職は6月29日、登米市内の農協前などで演説し「聖域が守られていないTPPには断固反対だ。戸別所得補償制度を復活させる」と訴えた。
関連ページ:宮城政治・行政参院選とうほく
2016年07月05日火曜日
1970
:
チバQ
:2016/07/06(水) 01:00:48
737 :チバQ :2016/07/06(水) 01:00:06
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201603/20160323_51038.html
<参院選山形>阿部氏、舟山氏支援を表明
夏の参院選山形選挙区(改選数1)で、阿部寿一元衆院議員(56)は22日、無所属で立候補する元参院議員舟山康江氏(49)=民主・維新・社民推薦=を支援する考えを表明した。
阿部氏は鶴岡市であった自身の後援会の集会で、来賓として出席した舟山氏を支持者約450人に紹介。「舟山さんは能力、知識、経験とも参院議員としてふさわしい。無所属だからこそ党派を超えた力を結集し戦おう」と呼び掛けた。
舟山氏は「国と地方の隔たりを埋めようとする阿部氏に敬意を表する」などと述べ、「安倍政権の暴走を止めるために力を貸してほしい」と訴えた。
また、阿部氏は「来るべき衆院選に出る思いを固めた」と語り、次期衆院選で山形3区から国政復帰を目指す考えを初めて示した。
阿部氏は2013年の前回参院選で、舟山氏の対抗馬だった自民党新人を支援した。
関連ページ:山形政治・行政
2016年03月23日水曜日
1971
:
とはずがたり
:2016/07/06(水) 13:21:30
>>1966
>>1961
>>1960
など
>公明党が3議席目への滑り込みを狙う兵庫では、「共産が民進候補の支援に回って公明候補の当選阻止に動くのでは」との臆測が公明党関係者に根強い。(
>>1966
)
埼玉で民進が共産に一部票を回す代わりに兵庫で民進に票回して貰うとかを可能にする論理なんかあり得るかな?!
>兵庫では、自民とおおさか維新両党の候補がリードし、続く民進党現職を追う展開となっている(
>>1960
)
神戸新聞だと自民がリードし残る2議席を公お民で競り合い。
2016/7/6 06:55神戸新聞NEXT
参院選兵庫選挙区 自民・末松氏リード 残る2議席3氏競る
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201607/0009256689.shtml
10日投開票の参院選兵庫選挙区(改選数3)の終盤情勢を探るため、神戸新聞社は3〜5日、電話世論調査を実施した。候補者7人のうち、自民現職の末松信介氏(60)が、序盤調査(共同通信社実施、6月22、23日)に続きリードを維持。残り2議席を巡り、公明新人の伊藤孝江氏(48)、おおさか維新新人の片山大介氏(49)、民進現職の水岡俊一氏(60)の3人が激しく競り合っている。
1972
:
とはずがたり
:2016/07/06(水) 20:13:58
自公の反共攻撃に凄いアシストだなぁ,この左翼系団体。
片山さつき氏、襲撃される 立川駅で演説中20人が取り囲んで罵声
http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/160705/plt16070522050028-n1.html?obtp_src=www.iza.ne.jp
2016.7.5 22:05
自民党公認候補として参院選(10日投開票)の比例代表から出馬している片山さつき元参院外交防衛委員長(57)が、暴漢に襲われたことが分かった。都内で街頭演説中に、左翼系団体とみられる集団に取り囲まれて、罵声を浴びせかけられたうえ、手をたたかれたという。党関係者は、警察への被害届提出も検討しているようだ。
事件が起きたのは2日午後7時半ごろ、東京・JR立川駅北口で街頭演説の準備を始めたところ、約20人の男女に取り囲まれた。
片山氏は「彼らは『アベ死ね』『戦争法反対』『脱原発』などと書かれたプラカードを持ち、『やめろ!』『片山帰れ!』『黙れ!』などと口ぐちに叫んでいました。私は冷静に話し合うため、まず握手をしようと手を差し伸べたら、その中の1人がいきなり私の手のひらをピシャリとたたいてきたのです。痛みがジンジン残りました」と語った。
街頭演説に同行していた、自民党の江口元気・立川市議も、緊迫した現場について以下のように証言する。
「片山氏は暴力にもひるまず演説を始めましたが、1人の女性がずっと大声で罵倒していました。その尋常ならぬ雰囲気に、われわれは身の危険を感じずにはいられませんでした」
ただ、異常な集団とは別に、サイレント・マジョリティー(物言わぬ多数派)は冷静かつ賢明だった。片山氏はいう。
「うれしかったのは、一般の人々が騒動に気付いて足を止め、私の話をじっくりと聞いてくれたことです。最終的には数十人になりました。ビラもたくさん受け取ってもらえました」
今回の参院選では、安倍晋三首相も3日、東京・JR渋谷駅前での街頭演説中に、片山氏のケースと似たような20〜30人の集団に罵声を浴びせかけられる事態が発生している。
片山氏は「不当な圧力には絶対に負けません」と闘志を奮い立たせた。 (ジャーナリスト・安積明子)
1973
:
チバQ
:2016/07/06(水) 20:14:44
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20160705265331.html
新潟など8選挙区を重点支援へ
自民党
自民党は4日、参院選の勝敗を左右する改選1人区のうち宮城、山形、秋田、福島、新潟、山梨、長野、三重の8選挙区を重点支援する方針を確認した。独自の情勢調査などを踏まえて判断したという。党関係者が明らかにした。
自民党は6月の選対本部会議で、32ある1人区では青森、岩手、沖縄など12選挙区を激戦区に位置付けていた。
【政治・行政】 2016/07/05 16:22
1974
:
チバQ
:2016/07/06(水) 20:18:38
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/kokusei201607/tky/CK2016070602100012.html
本紙世論調査 終盤情勢 民進・蓮舫さん、自民・中川さんが優勢
2016年7月6日
写真
参院選東京選挙区(改選数六)の終盤情勢について東京新聞が実施した電話による世論調査と、取材を加味した分析では民進現職の蓮舫さんと自民現職の中川雅治さんが優勢に立っている。この二人を公明現職の竹谷とし子さんが追い、共産新人の山添拓さんと自民新人の朝日健太郎さんが続く。おおさか維新元職の田中康夫さんと民進現職の小川敏夫さんは当落線上で争う。選挙区の立候補者は三十一人。投票先を決めていない人が六割近くおり、情勢は変わる可能性がある。
二〇一〇年の参院選でトップ当選だった蓮舫さんは、知名度を背景に民進支持層の四割を固めた。二十代と三十代で支持が高い。都議や業界団体の応援で組織選挙を展開する中川さんは自民支持層の三割をまとめた。女性より男性、年齢別では三十代と七十歳以上の支持が高い。
竹谷さんは公明支持層の七割以上をまとめ、自民支持層の一部にも浸透している。山添さんは共産支持層の六割近くが支持し、無党派層の一部も取り込んだ。六十代に高く支持されている。出馬表明が遅れた朝日さんは、大物幹部が応援に入るなど党本部のてこ入れで当選圏内に入った。
衆参両院で議員を務めた田中さんはおおさか維新支持層の四割近くを固めたが、無党派層への浸透が図れていない。旧民主で三度の当選を重ねてきた小川さんは民進支持層からの支持が二割強にとどまっている。
元衆院議員で無所属新人の横粂勝仁さん、日本のこころ新人の鈴木麻理子さんは自民支持層の一部からも支持を受ける。無所属新人の三宅洋平さんと新党改革新人の高樹沙耶さん、無所属現職の浜田和幸さん、社民新人の増山麗奈さん、諸派新人の小林興起さん、無所属新人の佐藤香さんも懸命に追い上げる。
◆<比例>自民・若者から高支持、民進・やや復調の傾向
比例代表の投票先では自民が最も多く、回答者の27・2%を占めた。躍進した二〇一三年の前回選挙(25・3%)をさらに上回った。全年代でまんべんなく高い支持を集め、特に十代、二十代、三十代の若者層から三割を超える支持を受けた。男性の支持が高い。
二番手は民進(9・1%)で、公明党に次いで三番手だった旧民主時代の前回(6・5%)からはやや復調傾向にある。年代、男女別での支持の偏りはあまり見られない。
全国の一人区で民進などと野党共闘を進める共産は6・4%で、四番手だった前回(5・7%)から勢いを伸ばし三番手となった。四十代と六十代以上の支持が多い。政権与党の公明は5・0%で前回(7・0%)を下回った。二十代、三十代、七十歳以上で支持が多い。昨年十月に結党したばかりのおおさか維新は2・0%。
一方で「分からない・無回答」が半数近い46・4%に達し、多くの人がまだ投票先を決めていない。
<調査の方法> 都内の18歳以上の有権者を対象に3、4、5の3日間、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施。有権者がいる世帯には1660件がかかり、うち1543人から回答を得た。
1975
:
チバQ
:2016/07/06(水) 20:18:49
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/kokusei201607/kan/CK2016070602100014.html
本紙世論調査 終盤情勢 自民・三原さんが優位
2016年7月6日
写真
本紙は三〜五日、参院選神奈川選挙区(改選数四)の終盤情勢を探るため、県内有権者に電話による世論調査を実施し、取材による情報を加えて分析した。回答者の五割以上が投票先を決めていないが、自民党現職の三原じゅん子さん(51)が優位に戦いを進め、共産党新人の浅賀由香さん(36)と公明党新人の三浦信祐さん(41)が続いている。次いで民進党元職の真山勇一さん(72)、無所属現職の中西健治さん(52)、民進党現職の金子洋一さん(54)らが追う展開。ただ、支持政党がない無党派層の動向もあり、情勢は流動的だ。 (参院選取材班)
回答者の六割近くを占める支持政党のない無党派層は、七割弱が投票先を「まだ決めていない」とし、自民支持層と民進支持層のそれぞれ四割前後も決めていないと答えた。候補者が乱立して混戦となっており、ぎりぎりまで見極めようとしている可能性がある。
投票先を答えた人たちから傾向をみると、比例代表から転身した三原さんが自民支持層の三割強の支持を得て、無党派層からも一部支持を集めている。
共産の議席奪還を目指す浅賀さんは党支持層の六割弱を固め、二十代と六十代の支持が比較的高い。
公明が全力を挙げる三浦さんは、党支持層の八割以上から支持を集め、特に女性の支持を受けている。
旧維新の党出身の真山さんは民進支持層から一定の支持があるが、広がりがみられない。自民推薦の中西さんは自民支持層への浸透が現れていない。三期目を狙う旧民主党出身の金子さんは、真山さんと民進支持層を分け合う形になっている。おおさか維新の会の丹羽大さん(39)は党支持層が中心になっている。社民党の森英夫さん(44)らは苦しい戦いとなっている。
一方、比例代表の投票先は自民が14・8%と最多で、民進の5・6%を引き離している。次いで共産の5・1%、公明の2・5%と続いた。「まだ決めていない」が全体の53・2%に達している。
<調査の方法> 県内の18歳以上の有権者を対象に3、4、5の3日間、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施。対象者の有権者にかかったのは1600件で、うち1392人から回答を得た。
1976
:
チバQ
:2016/07/06(水) 20:19:13
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/kokusei201607/sai/CK2016070602100013.html
本紙世論調査 終盤情勢 自民・関口さん優勢
2016年7月6日
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東京新聞が実施した電話による世論調査と独自取材を加えた終盤情勢分析によると、参院選埼玉選挙区(改選数三)では立候補者七人のうち、自民党現職の関口昌一さんが一歩リード。残り二議席を民進党現職の大野元裕さん、公明党現職の西田実仁さん、共産党新人の伊藤岳さんが争っている。一方、有権者の六割は投票先の候補者を決めておらず、情勢は流動的だ。 (参院選取材班)
関口さんは幅広い年代に浸透しており、序盤からの優勢を保つ。ただ、自民支持層の支持は四割余りにとどまっている。陣営は地盤固めを進め、前回参院選で自民候補が獲得した百万票の大台を目指す。
大野さんは民進支持層の六割強を固め、当選圏入りをうかがう。共産、おおさか維新の会支持層の一部に食い込むが、無党派層からの支持は一割弱と広がらない。知名度の低い県北部への浸透が課題だ。
西田さんは公明支持層の八割強を固めた。一方、推薦を受けた自民の支持層からの支持が一割未満と伸び悩んでいる。自民支持層の四割超は投票先を決めておらず、どれだけ自身に取り込めるかがカギだ。
伊藤さんは共産支持層の六割弱しか固められていない。民進支持層などの一部に食い込むが、無党派層の支持は一割未満と低調。自党の支持固めと、無党派層にどこまで浸透できるかが当落を左右しそうだ。
ほかの主要候補では、おおさか維新新人の沢田良さん、日本のこころを大切にする党新人の佐々木知子さんとも苦戦している。
支持政党では自民が19・9%でトップ。次いで民進7・0%、公明4・3%、共産3・3%、おおさか維新2・9%、生活の党0・6%、こころ0・1%など。無党派層(支持政党なし)は52・1%に上った。
<調査の方法> 県内の18歳以上の有権者を対象に3、4、5の3日間、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施。対象者の有権者にかかったのは1331件、うち1042人から回答を得た。
1977
:
チバQ
:2016/07/06(水) 20:19:41
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/kokusei201607/chi/CK2016070602100016.html
本紙世論調査 終盤情勢 自民・元栄さん、猪口さんが先行
2016年7月6日
写真
本紙が県内の有権者を対象に実施した電話による世論調査に、取材を加味した参院選千葉選挙区(改選数三)の終盤情勢では、八候補のうち自民新人の元栄太一郎さんと自民現職の猪口邦子さんがほぼ横一線で先行し、民進現職の小西洋之さん、共産新人の浅野史子さんがそれぞれ追う展開となっている。民進現職の水野賢一さんはやや出遅れている。回答者の六割は投票先を決めかねており、情勢はなお流動的だ。 (内田淳二)
回答者を分析すると、元栄さんの支持は各年代に広がっている。ただ政党別では、自民支持層の二割にとどまる。推薦を受ける公明支持層の支持は三割近く。
猪口さんも各年代から支持を獲得しているが、自民支持層の支持は二割、推薦を受ける公明支持層の支持は一割しか固めていない。
小西さんは民進支持層の三割を固め、支持政党のない無党派層からの支持も自民の二人と分け合う。
浅野さんは共産支持層の半数以上を固める。
水野さんは民進支持層の支持が一割にとどまり、伸び悩んでいる。
日本のこころ新人の香取成知さんは党支持層を固めつつあるが、水をあけられている。
一方、比例代表での投票先は、自民が16・2%、民進が7・3%。共産、公明、社民などが続いた。自民は若い層や無党派層からの支持も集める。
参院選への関心は「大いにある」が25・0%、「ある程度」が45・6%で、合わせて七割に達した。「あまりない」は22・4%、「全くない」は6・5%だった。
新たに選挙権を得た十八歳、十九歳は無党派層が七割強と多く、選挙区、比例代表のいずれも投票先をまだ決めていない人が目立った。全体の無党派層は六割弱だった。
<調査の方法> 県内の18歳以上の有権者を対象に3、4、5の3日間、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施。対象者の有権者にかかったのは1214件、うち1034人から回答を得た。
1978
:
チバQ
:2016/07/06(水) 20:21:23
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20160706/plt1607061140001-n1.htm
【壮絶参院選2016】神奈川、千葉、埼玉で共産、民進が苦戦 「人殺し」発言が影響の様相 首都圏終盤戦情勢 (1/3ページ)
2016.07.06
2016年参院選(10日投開票)は終盤戦に突入した。与野党は激しい舌戦を繰り広げているが、民進、共産両党が伸び悩んでいるとの分析が出てきた。中国の軍事的覇権があらわになるなか、共産党幹部が防衛費を「人を殺すための予算」と発言したうえ、バングラデシュの首都ダッカでの人質テロ事件まで政権批判に利用する野党幹部にあきれる声も聞かれる。激戦が目立つ、首都圏・近畿圏8選挙区に迫った。
注目の最新予測は別表の通り(夕刊フジ分析)。
いずれも接戦だが、序盤情勢と変化がある共産党に着目してみると、公示前には同党が議席を獲得する可能性が指摘されていた、千葉(改選数3)、埼玉(同3)、神奈川(同4)の3選挙区で苦戦している。報道各社の情勢調査をみても、当初のような勢いはみられない。
近畿圏でも同様の傾向が出ている。
3年前の参院選で議席を確保した大阪(同4)では、おおさか維新の会の2人目や、民進党の現職らと4議席目を争う展開で、現時点では抜け出せていない。
共産党は3年前の参院選で12年ぶりに選挙区で勝利し、8議席を獲得した。今回は3年前を上回る10議席以上に増えるとみられてきたが、一体どうしたのか。
政治評論家の浅川博忠氏は「共産党の藤野保史前政策委員長による『防衛費=人を殺す予算』発言の影響が出ている。共産党は無党派層を取り込もうとしていたが、あの発言で(有権者から)敬遠されつつあるのではないか」と分析する。
東日本大震災以降、国民の自衛隊に対する信頼や期待は格段に高まっている。一方で、中国軍の艦船や戦闘機が日本領海や領空を脅かしていることは連日報じられている。藤野発言の異常さが際立っているのだ。
民進党はさらに厳しい。
前出の藤野発言について、「われわれも足を引っ張られている」(幹部)との分析もあるが、党内では「旧来の支持者が『民共連携』に不信感を高めた。打撃は民進党の方が甚大だ」(中堅)との声もある。
民進党は複数区の千葉、神奈川で2人擁立に踏み切り、2議席確保を狙ったが、共倒れの可能性が出てきた。
例えば、千葉では自民党候補2人が優勢で、残り1議席を、民進党候補2人と共産党候補で争っている。共産党が失速すれば1人当選、伸びれば共倒れという流れだ。
神奈川も似たような状況といえる。残り2議席を、自民党が推薦する無所属候補と、民進党候補2人、共産党候補が激しく競り合っている。民進、共産両党が失速すれば、無所属候補が抜け出す可能性が高く、最後の1議席をめぐり、またしても民進、共産両党が激突する。
兵庫(同3)、奈良(同1)の両選挙区でも、民進党現職に「▼=やや劣勢」が付き、当落線上に立たされている。今回の参院選では「民共連携」がクローズアップされたが、複数区では“仁義なき戦い”が展開しているようだ。
ダッカで発生した卑劣なテロ事件も、参院選に影響しそうだ。
菅義偉官房長官は2日朝、官邸で緊急会見を行った後、安倍晋三首相の官邸到着と入れ替わりに選挙応援に出掛けた。
この件を、民進党の岡田克也代表は「危機管理への正常な感覚が失われている」といい、共産党の志位和夫委員長は「仮に首相がいたとしても、副長官に任せて離れていいということにはならない」と厳しく批判した。
だが、おおさか維新の会の足立康史衆院議員は自身のツイッターで「揚げ足取り、レッテル貼り、対案なき対案」などと両党を批判し、「民共合作は無責任野党の『当然の帰結』なのです」(抜粋)と指摘した。
ネット上でも「テロを政治利用するな」「民進、共産両党こそ、テロに屈している」などと厳しい意見が聞かれる。
ちなみに、菅氏は「安倍首相が北海道遊説をやめて陣頭指揮しており、まったく問題ない」と話している。
公明党と共産党の「公共対決」が激化している選挙区もある。埼玉と兵庫の選挙区などで、最後の1議席を両党候補が争っているのだ。
政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏は「今回の参院選の特徴は『公共対決』の激しさだ。両党がすさまじい総力戦を展開している。安倍首相も選挙区の公明党候補の応援に入るなど、異例の対応をしている。『公共対決』の行方が終盤戦のポイントとなりそうだ」と語った。
有権者の判断は。
1979
:
チバQ
:2016/07/06(水) 20:22:33
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160706_11013.html
<参院選宮城>熊谷氏と桜井氏 横一線
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参院選宮城選挙区(改選数1)で、河北新報社は3〜5日の3日間、電話による世論調査を実施し、本社取材網の分析を加えて終盤情勢を探った。再選を狙う自民党現職の熊谷大氏(41)と、4選を目指す民進党現職の桜井充氏(60)が横一線で譲らず、大激戦を繰り広げている。無党派層の6割以上が態度を決めておらず、当落の行方はなお流動的な要素がある。
熊谷氏は自民、公明両支持層のそれぞれ7割をまとめた。おおさか維新、日本のこころの大半を固めたが、無党派層からの支持は1割弱と広がりを欠く。
50代から4割超、40代から3割超の支持を集めるなど壮年層に浸透し、70代以上でも桜井氏を上回る。農林漁業や商工自営業、自由業からの支持が厚く、専業主婦の票も手堅く固めつつある。
仙台市内の全域で優位に戦いを進め、県北部でも桜井氏を引き離す。
桜井氏は民進支持層の8割弱を固めた。共産支持層の6割強が支持し、社民支持層の7割弱もまとめた。無党派層の3割弱を取り込み、自民支持層の1割強を切り崩している。
60代から約4割、30代から約3割の支持を集め、今回、18歳選挙権が適用された10代でも熊谷氏を上回る。管理職、事務・技術職の支持が厚く、学生も引き付けている。
県南部で熊谷氏を上回っており、沿岸部でも広がりが出てきた。
幸福実現党新人の油井哲史氏(36)は苦しい。
◇宮城選挙区立候補者(1-3)
熊谷 大41党青年局次長 自無現(1)(公・日推)
桜井 充60元財務副大臣 民 現(3)(共・社・生推)
油井哲史36幸福実現党員 諸 新
関連ページ: 宮城 政治・行政 参院選とうほく.
2016年07月06日水曜日
1980
:
チバQ
:2016/07/06(水) 20:25:49
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201607/chu/CK2016070602000231.html
愛知4議席目、共・民競る 岐阜は自民がリード 終盤情勢
2016年7月6日
十日投開票の参院選で、中日新聞社は五日、中部九県(愛知、岐阜、三重、長野、福井、滋賀、石川、富山、静岡)の終盤情勢調査の結果をまとめた。自民党が多くの選挙区で先行し、改選一人区では民進党や共産党などの野党統一候補が追うか接戦の展開となっている。四割前後の有権者が投票する候補、政党をまだ決めておらず、今後、情勢が変わる可能性もある。
情勢調査によると、事実上、自民と野党統一候補の一騎打ちとなった七県の改選一人区のうち、三重と長野は大接戦。民進の岡田克也代表の地元・三重では三選を狙う民進現職と自民新人が、今回から改選数が一減の長野は元ニュースキャスターの民進新人と自民現職が、いずれも横一線の戦いを繰り広げている。
前回から一減で、現職同士の対決となった岐阜は自民が民進をリード。石川、富山、福井はいずれも自民現職が大きく抜け出した。滋賀は自民新人が民進現職より優勢となっている。
愛知(改選数四)は自民現職が抜け出した。公明新人と民進現職が続き、四議席目を共産新人と民進新人が激しく争う。静岡(同二)は自民現職と民進新人が手堅く票を固め、共産新人は苦しい。
本紙は二〜四日の三日間、九県の有権者に電話で調査し、六千七百二十人から回答を得た。
1981
:
チバQ
:2016/07/06(水) 20:26:13
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201607/nag/CK2016070602000247.html
杉尾さん、若林さん横一線 本社世論調査 終盤情勢
2016年7月6日
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中日新聞社は参院選長野選挙区(改選数一)の有権者を対象に世論調査を実施し、選挙終盤の情勢をまとめた。民進新人の杉尾秀哉さん(58)=共産、社民推薦=と自民現職の若林健太さん(52)=公明推薦=が横一線で争っているが、投票先を決めていない有権者が二割を超えており、情勢は流動的だ。
杉尾さんは民進支持層の八割以上を押さえ、共産、社民支持層の八割以上から支持を受ける。支持なし層では四割弱に浸透。公務員・団体職員、主婦や退職した高齢者層から支持を受け、四十代と六十代以上から四割を超える支持を集める。
若林さんは自民支持層の八割以上、公明支持層の八割弱を固めた。支持なし層では約二割に浸透する。年代別は二十〜三十代で四割以上から支持された。農林業の五割強、会社員や派遣社員の四割強に支持されている。
ほかに立候補している諸派新人で幸福実現党役員の及川幸久さん(56)は厳しい戦い。
参院選への関心を尋ねると、「大いに関心がある」が29・6%だった。三年前の前回選に比べ6・8ポイント増えており、関心の高まりをうかがわせる。「ある程度関心がある」は46%(5・3ポイント減)。「あまり関心がない」が21・1%(0・7ポイント増)、「まったく関心がない」は2・4%(2・2ポイント減)。
調査は二〜四日、コンピューターで電話番号を無作為に抽出して実施。対象になった千三百八十八件のうち六百人から回答を得た。回答率は43・2%。
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◆改憲の訴え 7割「参考にする」
【改憲の訴え】
憲法改正を巡る各政党や候補者の訴えを投票の参考にするかを尋ねたところ、七割以上の人が「参考にする」と答えた。
「大いに参考にする」と答えたのは24・5%、「ある程度参考にする」と答えたのは47・6%だった。二十〜三十代で六割以上、四十代以上は七割以上が参考にすると答えている。
支持政党別では、公明、共産支持層の九割以上、民進支持層の九割弱が投票の参考にすると回答。自民支持層では七割強が参考にすると答えた。支持なし層では七割弱だった。
【比例代表の投票先】
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比例代表の投票先は自民が34・3%で首位に立ち、民進が20・7%で追う。共産が8・8%、公明が5・4%、社民は1・7%で続く。
自民、民進はいずれもそれぞれ支持層の八割以上を、公明は九割以上を固めた。共産は支持層の八割弱にとどまり、二割弱は民進に流れている。社民は約八割を固めた。自民、民進、共産はそれぞれ支持なし層の一割強に浸透している。
1982
:
チバQ
:2016/07/06(水) 20:26:39
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201607/gif/CK2016070602000241.html
渡辺さんが優位な戦い 終盤情勢調査、投票先未定4割
2016年7月6日
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中日新聞社が実施した参院選(十日投開票)の終盤情勢調査によると、岐阜選挙区(改選数一)は、自民党現職の渡辺猛之さん(48)が優位な戦いを進め、民進党現職の小見山幸治さん(53)が追う展開になっている。ただ、選挙区、比例代表とも四割弱が投票先を決めておらず、情勢が変わる可能性もある。 (参院選取材班)
渡辺さんは、自民支持層の八割をまとめ、公明支持層の六割にも浸透した。幅広い世代から支持され、戦いぶりは安定している。特に三十代以下の若い層に強い。
小見山さんは、民進支持層の八割を固めたが、候補一本化で共闘している共産の支持層を固めきれていない。支持政党なし層への食い込みも二割にとどまっており、終盤戦の課題になりそうだ。
政治団体「幸福実現党」県副代表の加納有輝彦さん(55)は、厳しい戦いだ。
比例の投票先で、最も多かったのは自民で37・6%。民進が19・3%で続いた。
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◆政治とカネ 野党追い風ならず
本紙が行った参院選の終盤情勢調査では、政治とカネを巡る訴えを投票の参考にするかどうかを聞いた。
県内では「大いに参考にする」「ある程度参考にする」と回答した人は七割を超えたものの、岐阜選挙区の野党候補の支持には必ずしも、結びついていなかった。
「大いに参考にする」と回答した人の支持は、民進の小見山さんと、自民の渡辺さんがいずれも四割前後で、拮抗(きっこう)した。
「ある程度参考にする」とした人では、二割強が小見山さん、五割弱が渡辺さんを支持した。
政治資金の使途などを巡って批判を浴び、辞職した舛添要一・前都知事は選挙の際、自民や公明の支援を受けていた。
民進などの野党は「政治とカネ」批判に力点。公示前に岐阜県入りした蓮舫・民進党代表代行は「都知事を選んだ政党は、今の政権与党と同じ。政治とカネの問題を訴えていきたい」と演説していた。
1983
:
チバQ
:2016/07/06(水) 20:26:57
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201607/mie/CK2016070602000246.html
芝さん、山本さん接戦 本紙終盤情勢調査
2016年7月6日
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十日投開票の参院選を前に、中日新聞社が二〜四日に実施した終盤情勢調査で、三重選挙区(改選数一)は、民進党現職の芝博一さん(66)と自民党新人の山本佐知子さん(48)が接戦を繰り広げている。一方、比例代表は自民がやや優位に立つ。調査では四割弱の有権者が選挙区で投票する候補者を決めておらず、情勢は投票日までに変わる可能性がある。
◆選挙区 投票先未定4割
三重選挙区は県北部を地盤とする民進党・岡田克也代表が「三重で敗北したら次の代表選には出ない」と自らの退路を断つ決意を表明したことで、与野党対決を象徴する激戦区の一つとなった。
芝さんは民進支持層の九割超を固め、自民支持層の一部にも食い込む。支持政党がない層は六割以上が芝さんを支持する。各年代でまんべんなく支持を集めており、職業別では退職した高齢者層の支持が五割を超えている。
写真
自民党も三重選挙区を「最重点区」と位置付け、安倍晋三首相をはじめ閣僚らが次々とテコ入れに駆け付ける。鈴木英敬知事も山本さんの支持に回った。
山本さんは自民支持層の八割以上を固めたが、支持政党がない層の支持は三割余にとどまる。職業別ではサラリーマンの支持が五割を超え、芝さんをやや上回る。主婦層の五割も山本さんを支持する。
政治団体幸福実現党新人の野原典子さん(59)は独自の戦いを繰り広げている。
三重選挙区で投票する候補者を「決めている」「だいたい決めている」と答えたのは六割余にとどまった。
◆比例代表 自民トップ安定
比例代表の投票先は、自民が30%とトップに立った。政権与党として、県内でも安定した支持を集める。
民進は自民に続く26%。全国的には支持率の伸び悩みが指摘される中で、岡田克也党代表のお膝元としての意地を見せた格好だ。
一方、「分からない」や無回答だった有権者も30%に上った。
自民は党支持層の八割から支持を集めるが、一部は民進、公明などにも流れる。年代別では、三十代以上の各層で自民に投票する人がトップだった。
民進は支持層の九割弱を固めた。年代別では、十八・十九歳と二十代の支持が自民をやや上回っている。
◆支持政党 自民追う民進
支持政党は自民が33%のトップで、民進の25%が続いた。「支持政党なし」と答えたのは18%に上った。
職業別の支持率を見ると、自民は各職種でまんべんなく支持を集め、サラリーマンや公務員・団体職員、自営・自由業、主婦などの支持は30%を超える。民進は公務員・団体職員などの支持率が自民をやや上回った。
◆関心度「ある」74%
参院選への関心については、「大いに関心がある」「ある程度関心がある」と答えた有権者が合わせて74%に上った。
争点別では、憲法改正の訴えを投票の参考にするかどうかを尋ねたところ、「大いに参考にする」「ある程度参考にする」と答えた有権者が計66%を占めた。「あまり参考にしない」「まったく参考にしない」は合わせて32%にとどまった。
舛添要一前都知事による「公私混同」で注目された政治とカネの問題でも、この問題をめぐる訴えを投票の参考にするかどうかを尋ねた。「大いに参考にする」「ある程度参考にする」と回答したのが計68%に上り、参院選に一定の影響を与えている実情を浮き彫りにした。
◇
<調査方法> 県内の有権者を対象に、2〜4日に実施した。コンピューターで無作為に選んだ番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)方式で、対象者1069人のうち800人から有効回答を得た。有効回答率74・8%。
1984
:
チバQ
:2016/07/06(水) 20:27:23
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201607/nag/CK2016070602000247.html
杉尾さん、若林さん横一線 本社世論調査 終盤情勢
2016年7月6日
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中日新聞社は参院選長野選挙区(改選数一)の有権者を対象に世論調査を実施し、選挙終盤の情勢をまとめた。民進新人の杉尾秀哉さん(58)=共産、社民推薦=と自民現職の若林健太さん(52)=公明推薦=が横一線で争っているが、投票先を決めていない有権者が二割を超えており、情勢は流動的だ。
杉尾さんは民進支持層の八割以上を押さえ、共産、社民支持層の八割以上から支持を受ける。支持なし層では四割弱に浸透。公務員・団体職員、主婦や退職した高齢者層から支持を受け、四十代と六十代以上から四割を超える支持を集める。
若林さんは自民支持層の八割以上、公明支持層の八割弱を固めた。支持なし層では約二割に浸透する。年代別は二十〜三十代で四割以上から支持された。農林業の五割強、会社員や派遣社員の四割強に支持されている。
ほかに立候補している諸派新人で幸福実現党役員の及川幸久さん(56)は厳しい戦い。
参院選への関心を尋ねると、「大いに関心がある」が29・6%だった。三年前の前回選に比べ6・8ポイント増えており、関心の高まりをうかがわせる。「ある程度関心がある」は46%(5・3ポイント減)。「あまり関心がない」が21・1%(0・7ポイント増)、「まったく関心がない」は2・4%(2・2ポイント減)。
調査は二〜四日、コンピューターで電話番号を無作為に抽出して実施。対象になった千三百八十八件のうち六百人から回答を得た。回答率は43・2%。
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◆改憲の訴え 7割「参考にする」
【改憲の訴え】
憲法改正を巡る各政党や候補者の訴えを投票の参考にするかを尋ねたところ、七割以上の人が「参考にする」と答えた。
「大いに参考にする」と答えたのは24・5%、「ある程度参考にする」と答えたのは47・6%だった。二十〜三十代で六割以上、四十代以上は七割以上が参考にすると答えている。
支持政党別では、公明、共産支持層の九割以上、民進支持層の九割弱が投票の参考にすると回答。自民支持層では七割強が参考にすると答えた。支持なし層では七割弱だった。
【比例代表の投票先】
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比例代表の投票先は自民が34・3%で首位に立ち、民進が20・7%で追う。共産が8・8%、公明が5・4%、社民は1・7%で続く。
自民、民進はいずれもそれぞれ支持層の八割以上を、公明は九割以上を固めた。共産は支持層の八割弱にとどまり、二割弱は民進に流れている。社民は約八割を固めた。自民、民進、共産はそれぞれ支持なし層の一割強に浸透している。
1985
:
チバQ
:2016/07/06(水) 20:27:53
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201607/sig/CK2016070602000249.html
選挙区、小鑓さん優勢 本紙世論調査・終盤情勢
2016年7月6日
十日投開票の参院選で、中日新聞が実施した電話による世論調査と独自取材を加えた終盤情勢調査によると、滋賀選挙区(改選数一)では、自民新人の小鑓隆史さん(49)=公明推薦=が優勢となっている。民進現職の林久美子さん(43)=共産、社民推薦=は無党派層の票をいかに取り込めるかが鍵。諸派新人の荒川雅司さん(41)は伸び悩んでいる。ただ、四割はまだ投票先を決めておらず、今後の選挙戦次第で情勢が変わる可能性もある。 (参院選取材班)
投票する人を「決めている」「だいたい決めている」と答えた人では、小鑓さんが抜け出しつつある。小鑓さんは自民支持層の八割超を固め、連立政権を組む公明支持層の六割近くからも支持を得ている。普段、支持する政党がないとする「無党派層」の三割ほどからも関心を持たれている。
職業別では民間企業や自営業、農林漁業、主婦層の五〜六割が支持する。年代別では三十代から七割近い高い支持があり、七十歳以上にも浸透している。
林さんは民進、共産支持者の九割を固め、おおさか維新の支持層にも食い込みつつある。無党派層についても小鑓さんを上回る四割ほどの支持を得ているもようだ。それでも、もともと野党への支持率が高くはないため全体的には苦しい。
職業別では、契約社員やアルバイト、無職層で小鑓さんを上回った。年代別では、五十代で小鑓さんを上回る支持を得ているもようだ。
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◆全年代で自民優位 比例
比例代表で投票する政党や候補者を「決めている・だいたい決めている」とした人は52%。決めていない人には「仮に今投票するとしたら」として答えてもらい集計したところ、全体の26%が自民を選び、民進が15%で続いたが、四割が「分からない・無回答」とした。
自民は全年代で優位に立ち、十八、十九歳の支持は六割を超えた。六十代以上は三割以上が支持した。
一方、支持政党別の投票先を見ると、民進、共産は支持者の約九割を固めた。自民は六割強を固めたが「分からない・無回答」も三割近くいた。おおさか維新、公明支持者は約半数が「分からない・無回答」だった。
支持政党がない人の75%は「分からない・無回答」と答えており、比例代表の行方も流動的といえそうだ。
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◆争点の憲法改正問題 「政治とカネ」問題は…
選挙戦の争点となっている憲法改正問題や、舛添要一前東京都知事の辞任の引き金となった「政治とカネ」の問題。投票の参考にするかどうか尋ねたところ、いずれも六割前後の回答者が「参考にする」と答え、有権者の関心度の高さがうかがわれた。
改憲の訴えには「参考にする」と答えたのが四十代で73%、七十歳以上で67%と他の世代に比べ特に高かった。職業別でみると、公務員・団体職員の八割以上が「参考にする」と答えた。
「政治とカネ」の問題では「参考にする」と答えたのが、男性が五割だったのに対し、女性は七割近くに上った。年代別では三割程度にとどまった三十代を除き、ほかの全ての世代で五割以上が「参考にする」だった。
◆調査方法
滋賀県の有権者を対象に二〜四日の三日間、コンピューターで無作為につくった電話番号にかけるランダム・デジット・ダイヤリング(RDD)追跡法で実施。六百人から有効回答を得た。
1986
:
チバQ
:2016/07/06(水) 21:04:35
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20160706265488.html
終盤情勢 中原氏と森氏が大接戦
新潟選挙区 態度未定なお3割
7月10日投開票の参院選新潟選挙区(改選数1)の終盤情勢を探るため、新潟日報社は3〜5日の3日間、県内の有権者を対象に電話世論調査を実施した。取材を加味した情勢は、自民党現職の中原八一氏(57)=公明党推薦=と、野党統一候補で無所属元職の森裕子氏(60)=民進党、共産党、社民党、生活の党推薦=が改選1議席を巡り大接戦を展開している。態度を決めていない人がなお約3割おり、最終盤で情勢が変わる可能性がある。
自民党の中原氏は、序盤の世論調査(6月22、23日)と同様、県北の衆院3区エリアで先行する。長岡市などの5区エリアや、地元である旧新潟市の1区エリアで支持が伸び、県央などの4区エリアで追い上げる。全体的に郡部で強い。
自民党支持層への浸透度合いは序盤と同程度の7割。推薦を受ける公明党の支持層には5割以下の広がりにとどまる。
年代別では30代、50代で強さをみせる。商工自営業の6割、農林漁業の5割が支持し、事務・技術職に一定の浸透がある。
森氏は、出身地の新潟市秋葉区を含む4区エリアで強みをみせる。上越市などの6区エリアでも勢いがある。3区への食い込みが弱い。
民進党と共産党の支持層の8割を押さえるのは、序盤世調と同様の傾向。社民党支持層も固めた。公明党支持層の一定程度が流れている。自民党支持層の一部も吸収している。
年金生活者・無職層、農林漁業のそれぞれ4割が支持し、事務・技術職にも広がりがある。40代の支持を集め、60代にも浸透する。
全体の4分の1を占め、鍵を握る無党派層への浸透は、森氏がリードする。中原氏は広がりがやや欠ける。
宗教法人・幸福の科学の支援を受ける諸派新人の横井基至氏(35)は苦しい戦いとなっている。
【調査方法】3〜5日の3日間、県内の有権者を対象に、コンピューターで無作為に電話番号を発生させて電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施した。実際に有権者がいる世帯にかかったのは1117件で、このうち905人から回答を得た。共同通信社とともに実施した全国調査では、4万3271人から回答を得た。
【政治・行政】 2016/07/06 11:31
1987
:
チバQ
:2016/07/06(水) 21:05:22
http://www.minyu-net.com/news/saninsen2016/FM20160706-089879.php
増子、岩城氏接戦続く 4分の1投票先決めず、参院選・本社世論調査
2016年07月06日 09時59分 (数字はいいね)
10日投開票の第24回参院選で、福島民友新聞社は3〜5日の3日間、読売新聞社と共同で世論調査を行い、取材で得た情報を加味して終盤情勢を探った。福島選挙区(改選数1)では、民進党の増子輝彦候補(68)=社民党推薦=と自民党の岩城光英候補(66)=公明党推薦=の現職2人が激しい接戦を続けている。ただ全体の4分の1の有権者が投票する候補者を決めておらず、最終盤の戦いが焦点となる。
現職2候補の生き残りを懸けた戦いは、それぞれ地域別や職業別などで強弱は見られるが、ほぼ拮抗(きっこう)した情勢が続き、最終日まで予断を許さない状況だ。
増子候補は、民進支持層の9割弱をまとめたほか、共闘する共産支持層の7割強を固めた。無党派層の4割強にも浸透している。
衆院の小選挙区別に分けた地域別では、地盤(郡山市)の福島2区と1区で優勢を保っているほか、序盤に比べ4区で追い上げを見せる。職業別では、サラリーマンの4割が支持。年代別では50代と60代から4割の支持を得て、10〜20代の若年層にも浸透する。
岩城候補は、自民支持層の7割強、連立を組む公明支持層の7割の支持を固めている。ただ、無党派層の支持は依然、2割弱にとどまっている。
地域別では、地元(いわき市)の福島5区で先行しているほか、3区で追い上げを見せる。職業別では、序盤情勢に比べて農林水産業の支持が増え、5割弱に浸透している。年代別では、30代と70歳以上の4割から支持を得ている。
諸派新人で幸福実現党役員の矢内筆勝候補(54)は、浸透し切れていない。
1988
:
チバQ
:2016/07/06(水) 21:05:52
http://www.saitama-np.co.jp/news/2016/07/06/06.html
2016年7月6日(水)
<参院選>自民先行、追う民進…公明と共産競る 終盤、無党派層が鍵
10日投開票の参院選について、埼玉新聞はこれまでの取材や調査を加味して埼玉県選挙区(改選数3)の終盤情勢を分析した。それによると、自民現職の関口昌一氏(63)が依然、頭一つリード。民進現職の大野元裕氏(52)が混戦から抜け出しつつある。残り1議席を巡り、公明現職の西田実仁(53)と共産新人の伊藤岳(56)両氏が激しく争っている。
有権者の半数近くが投票態度を決めておらず、投票率(2010年=55・83%、13年=51・21%)の高低によっては情勢が変わる可能性がある。当選ラインを「65万票」に設定している陣営が多く、今後、都市部の無党派層を取り込めるかが、浮沈の鍵を握りそうだ。
10年参院選で65万票を獲得し、トップ当選を果たした関口氏は各年代、地域から幅広い支持を集めている。県連幹部は「気の緩みが一番怖い」と引き締める。7日には選対会議を開いて情勢を分析し、最後にテコ入れが必要な地域を決め、終盤戦に臨む方針。
再選を狙う大野氏は連合埼玉などの支援を受け、民進支持層固めに全力を注ぐ。旧民主は13年参院選で議席を失っており、陣営幹部は「絶対に落とせない戦い。新しい支持者をいかに増やせるかが鍵」と述べ、若年層や無党派層への支持拡大に努める。
3選を期す西田氏は公明支持層を固め、自民支持層への浸透も図っている。推薦を受ける自民幹部が続々と県内入りし、西田氏への支持を呼び掛けている。選対幹部は「厳しい戦い」とし、6日には山口那津男代表が公示後、4度目となる埼玉応援に入る。
伊藤氏は共産支持層を固め、議席獲得へ向け動きを強める。選対幹部は安全保障法制の廃止など安倍政権への対決姿勢を全面に出し、政権への批判票の取り込みに躍起。「終盤戦は、街宣活動を重視し、無党派層を取り込みたい」との戦略を描く。
おおさか維新の新人沢田良(36)、日本のこころの新人佐々木知子(47)、諸派の新人小島一郎(45)の3氏は支持が広がらず、厳しい戦い。
1989
:
チバQ
:2016/07/06(水) 21:06:55
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2016sanin/1-0290006.html
長谷川氏リード保つ 徳永氏、鉢呂氏、柿木氏接戦 道選挙区
07/06 07:00
北海道新聞社は3〜5日、参院選投開票日を前に道内世論調査を行い、終盤情勢を分析した。今回から改選数が2から3に増えた道選挙区では、自民党現職の長谷川岳氏(45)がリードを保つ。続いて民進党現職の徳永エリ氏(54)、同党新人の鉢呂吉雄氏(68)、自民党新人の柿木克弘氏(48)が横一線で競り合い、共産党新人の森英士氏(38)が追う展開だ。
全体の4割近くが投票先を決めておらず、10日の投開票日までに、情勢が変わる可能性がある。
長谷川氏は、札幌を中心に都市部で順調に支持を広げている。徳永氏と鉢呂氏は民進党支持層をそれぞれ固め、柿木氏は地方都市で支持を得ている。森氏は共産党支持層の6割を固めた。日本のこころを大切にする党新人の佐藤和夫氏(69)は勢いを欠く。
道選挙区にはこのほか、無所属新人の飯田佳宏氏(43)、政治団体「支持政党なし」新人の中村治氏(63)、無所属新人の水越寛陽氏(36)、幸福実現党新人の森山佳則氏(49)が立候補している。
1990
:
チバQ
:2016/07/06(水) 21:08:00
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2016/07/06/003731270
古庄氏と足立氏大接戦 参院選大分選挙区
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古庄氏と足立氏大接戦 参院選大分選挙区
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古庄氏と足立氏大接戦 参院選大分選挙区
大分合同新聞社は参院選大分選挙区(改選数1)について3日から5日まで、電話による世論調査を実施。結果に独自取材を加味して選挙戦終盤の情勢を探った。新人の古庄氏と現職の足立氏が大接戦を繰り広げ、激しく競り合いながら最終盤になだれ込む展開となっている。調査対象者の約3割が「投票する人を決めていない」としており、10日の投票日までに情勢が変わる可能性がある。
古庄氏は自民党国会議員を中心に地方議員、党支部、友好団体・企業の総力戦で票固めを急ぐ。党本部も安倍晋三首相ら「大物」を相次いで投入。政権党の求心力をてこに経済界への働き掛けを強め、知名度不足を挽回しつつある。当初は動きが鈍かった一部地域も徐々に活発化してきた。
分厚い自民支持層への浸透はまだ7割に届いておらず、さらなる上積みに躍起。選挙協力する公明党の支持層は7割以上を固めた。地域別では県南、県北で支持を広げ、過去の国政選挙で自民が苦戦してきた大分市でも接戦に持ち込む。
足立氏は推薦を受ける連合大分の労組票や民進党県連組織を基盤に、民進、社民両党支持層をほぼまとめた。野党共同候補として初めて支援を受ける共産党の支持層の7割近くに浸透し、無党派層の支持でも優位に立っている。
大票田の地元・大分市と久大・豊肥地域で若干先行しているが、保守地盤を思うように切り崩せていない。最終盤は主戦場と位置付ける大分市を中心に、党幹部も入って街頭での活動に力を入れる方針。無党派層へのさらなる浸透や政権批判票の掘り起こしで票の上積みを狙う。
上田氏は支持母体の宗教団体を中心に戦う。
▽調査の方法 大分県内の有権者を対象にコンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施。今回は845人から回答を得た。調査時点での情勢分析の参考に用いるもので、当落を予測するものではない。
1991
:
チバQ
:2016/07/06(水) 21:13:34
http://www.sankei.com/region/news/160706/rgn1607060006-n1.html
2016.7.6 07:00
【参院選】
青森、宮城、福島は激戦の様相
産経新聞社がFNN(フジニュースネットワーク)と合同で実施した電話による参院選(10日投開票)の終盤情勢調査(1〜3日)によると、岩手、山形で野党統一候補がリードし、秋田で自民候補が先行する展開となっている。また、青森や宮城、福島でも与野党による激しい競り合いが続いており、自民が単独過半数をうかがっている全国的な趨勢(すうせい)とは対照的に、東北6県の現状は「自民苦戦」「野党優勢」の様相を呈している。東北6選挙区の各陣営の取り組みや、今後の勝敗のポイントなどを探った。(候補者は敬称略)
◇
◆「組織力」「草の根」奪い合い 青森
自民山崎と野党統一候補の民進田名部がほぼ横一線で最終盤を迎えている。両陣営とも大票田の都市部が勝敗の鍵を握るものとみて、支持基盤固めと票の上積みに懸命だ。
山崎陣営は終盤に差し掛かり、各種団体や企業などからの支持固めと票の掘り起こしに力を入れている。陣営幹部は「五分五分の展開。これからが正念場」と話し、組織力をフル稼働させる。田名部陣営は徹底した草の根戦術で既成政党に飽き足らない層からの支持獲得を狙い、陣営は「自民1強の青森を変える」と力を込める。
◇青森選挙区立候補者
届け出順(1-3)
山崎力 69 前予算委員長 自(額)現 【公】
三国佑貴 31 党県副代表 幸 新
田名部匡代 47 元農水政務官 民 新 【社】
◇
◆物量自民とドブ板民進激突 宮城
選挙戦序盤、自民熊谷は安倍晋三首相と並んだ街頭演説で「横一線に並びました」と叫んだ。首相をはじめ、菅義偉官房長官、稲田朋美政調会長ら党幹部、閣僚級が続々と応援に駆けつける物量作戦を展開。公示前の劣勢を挽回し、接戦に持ち込んだ。
民進桜井は県南から県北まで県内各地に選挙カーを走らせ、実績や知名度を活かして支持を訴えている。6日には野党4党の幹事長、書記長による合同街頭演説会を開催する予定。全国に先駆けて野党共闘の協定を結んだ結集力で逃げ切りを図る。
◇宮城選挙区立候補者
届け出順(1減・1-3)
熊谷大 41 消費特委員長 自 現 【公】【日】
桜井充 60 元復興特委長 民 現 【共】【社】【生】
油井哲史 36 元会社員 幸 新
◇
◆互いの地盤切り崩しも注力 福島
序盤は劣勢とみられた自民岩城は安倍晋三首相ら党幹部らの応援も得て、民進増子を激しく追い上げ、横一線に。地盤のいわき市などで票固めを進めるとともに、会津若松などでも票の取り込みに懸命だ。さらに増子の地盤である郡山市などでの浸透をもくろむ。
対する増子は反安倍勢力の結集を呼びかけ、支持拡大を狙う。若者や女性、無党派も取り込もうと都市部での遊説にも注力。岩城の地盤である浜通りを意識した選挙戦も展開している。幸福矢内は「福島安全宣言」を唱え、都市部を中心に支持を訴える。
◇福島選挙区立候補者
届け出順(1減・1-3)
岩城光英 66 法相 自(細)現 【公】
矢内筆勝 54 党総務会長 幸 新
増子輝彦 68 元経産副大臣 民 現 【社】
◇
1992
:
チバQ
:2016/07/06(水) 21:14:23
◆最終盤、県都・盛岡で決戦へ 岩手
野党統一候補の木戸口が頭一つ抜け出した。勢いを見せつけたのは6月28日の県庁前での集会。生活の小沢一郎代表、民進の安住淳国対委員長、共産の志位和夫委員長ら野党4党の幹部が集結。大勢の支持者らが詰めかけた。追う自民田中は2日夕、盛岡市内での決起集会で「追っかけています」と劣勢を認め、麻生太郎副総理兼財務相、稲田朋美政調会長が応援演説を行い、支持者らと逆転に向けて気勢を上げた。
最終盤は県内有権者の2割以上を占める大票田・盛岡を舞台に、激しい県都対決が繰り広げられそうだ。
◇岩手選挙区立候補者
届け出順(1-3)
石川幹子 51 党県副代表 幸 新
田中真一 49 元議員秘書 自 新 【公】
木戸口英司 52 元知事秘書 無 新 【民】【共】【社】【生】
◇
◆焦点は無党派、農業、村岡票 秋田
自民、民進とも重点区と位置付ける中、自民石井が民進松浦をリード。焦点は(1)無党派層(2)環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)をめぐる農業票(3)維新の党などを経て民進に合流した村岡敏英衆院議員を支持する県南部の保守層-の票の行方となっている。
自民は4日に小泉進次郎農林部会長が入るなど、農業票の流出阻止に躍起だ。民進の岡田克也代表も6月30日に農家と意見交換。支持者に「追いかけているが、差がだんだん縮まっている。追い付き追い越すことは可能だ」とげきを飛ばした。
◇秋田選挙区立候補者
届け出順(1-3)
西野晃 39 党県副代表 幸 新
松浦大悟 46 党県代表 民 元 【共】【社】
石井浩郎 52 元野球選手 自 現 【公】
◇
◆大票田山形市での争いが鍵 山形
参院選4度目の無所属舟山が知名度を生かしてリード。陣営幹部は「有権者はアベノミクスに期待を持てず、現政権の農業政策に怒りを抱いている」と浸透ぶりを話す。
自民月野は知名度不足に加え、農業票を固め切れておらず、JA出身の強みを生かし切れていない。ただ、閣僚の相次ぐ来県や県内25市町村長の支援が強みだ。
舟山陣営も「米沢、鶴岡は舟山が、(県北の)新庄は月野が強いが、鍵は大票田の山形市。月野が追い上げているのは間違いなく、企業を含めフル稼働を目指す」とする。
◇山形選挙区立候補者
届け出順(1-3)
月野薫 61 元会社社長 自 新 【公】
城取良太 39 元会社員 幸 新
舟山康江 50 元農水政務官 無 元 【民】【共】【社】
1993
:
チバQ
:2016/07/06(水) 21:15:03
http://www.sankei.com/region/news/160706/rgn1607060064-n1.html
2016.7.6 07:10
【2016参院選】
終盤情勢 民進・蓮舫氏がリード 自民・中川氏も票固め着々
10日の参院選投開票まであと4日。東京選挙区では、政治資金の公私混同問題で舛添要一前知事が辞職に追い込まれただけに、与党批判を強める野党公認候補者らの姿が目立つ。ただ、本紙とFNN(フジニュースネットワーク)が実施した合同世論調査によると、民進党内ではトップ当選する勢いの蓮舫氏に対し、小川敏夫氏の苦戦が予想されるなど、舛添問題が必ずしも野党全候補に有利に働いていない現状が浮かび上がっている。
都議会開会当初から舛添前知事に対して厳しい追及姿勢で臨み、有権者から一定の評価を得た野党。中でも民進現職の蓮舫氏は、抜群の知名度や公示前に都知事選出馬が検討されたことなどで関心が高まり、トップ当選する勢い。共産の山添拓氏は新人にも関わらず、支持基盤を手堅く固め、当選圏内に入る。
これに対し与党は当初、前知事を擁立した責任を問われる逆風選挙が予想されたものの、都連の組織票を結集する自民現職の中川雅治氏は、蓮舫氏に次ぐ上位当選を果たす情勢。公明現職の竹谷とし子氏も組織票を堅実に固め、選挙を優位に進めている。
一方、「国会の鬼検事」と自称し、政治の腐敗に厳しい姿勢を表明した民進現職の小川氏は、自民新人の元五輪選手の朝日健太郎氏と、おおさか維新から出馬した元長野県知事の田中康夫氏とともに、残る2議席を争う厳しい戦いを強いられている。
1994
:
チバQ
:2016/07/06(水) 21:15:51
http://www.sankei.com/region/news/160706/rgn1607060034-n1.html
2016.7.6 07:01
【参院選 埼玉】
終盤情勢 関口氏と大野氏優勢 残り1枠、共公しのぎ
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が1〜3日に実施した参院選(10日投開票)の世論調査に取材を加味し、埼玉選挙区(改選数3)の終盤情勢を分析した。自民現職の関口昌一氏(63)と民進現職の大野元裕氏(52)が優位に立ち、残る1議席をめぐり共産新人の伊藤岳氏(56)と公明現職の西田実仁氏(53)が競り合っている。現時点で3割近くが態度を決めておらず、情勢は変化する可能性がある。
4選を目指す関口氏は自民支持層をほぼまとめたほか各年代で幅広く支持を集め、安定した戦いを進める。安倍晋三首相や閣僚らが続々と応援に入り「油断はできない」と組織の引き締めを図っている。
再選に挑む大野氏は民進支持層をまとめ、共産、公明との混戦から抜け出した。課題の県北西部でも支持を拡大しており、県南部では閣僚経験者らが演説に立ち、無党派層に支持を訴えている。
18年ぶりの共産議席を目指す伊藤氏は安倍政権との対決姿勢を前面に打ち出して共産支持層を固めた。推薦を受けた生活の党と山本太郎となかまたちの支持層や無党派層にも食い込みを図っている。
3選を目指す西田氏は支持母体の創価学会をフル回転して追い上げを図っている。推薦を受ける自民との協力関係は進み、安倍首相や自民幹部らが「与党2議席」を強調。自民支持層の一部を取り込みつつある。
おおさか維新の会新人の沢田良氏(36)、日本のこころを大切にする党新人の佐々木知子氏(47)、幸福実現党新人の小島一郎氏(45)は党支持層以外への広がりが課題となっている。
◇
◆「必ず投票する」56・1%
世論調査では、投票に行くかについても尋ねた。「必ず投票する」が56・1%、「投票するつもり」32・4%、「すでに期日前投票などを済ませた」6・2%で、「投票しない」は5・1%にとどまった。平成25年の前回参院選の投票率は51・21%だった。
重視したい政策・争点のトップは「景気や経済対策」で27・7%で全国平均の26・9%を上回った。「年金など社会保障」が23・1%(全国平均26・4%)で続き、「子育て・教育問題」12・3%(同10・6%)▽「憲法改正」11・5%(同9・3%)▽「外交や安全保障」8・6%(同6・3%)-など。
安倍内閣を「支持する」は47・7%、「支持しない」は42・4%。政党支持率は自民37・1%▽民進12・4%▽公明6・3%▽共産4・5%▽おおさか維新2・2%▽日本のこころ0・9%▽無党派28・9%-などだった。
1995
:
チバQ
:2016/07/06(水) 21:16:31
http://www.sankei.com/region/news/160706/rgn1607060041-n1.html
2016.7.6 07:04
【参院選 千葉】
終盤情勢 猪口氏、大きくリード 小西、元栄両氏が続く
本紙とFNN(フジニュースネットワーク)が実施した参院選の合同世論調査によると、千葉選挙区(改選数3)では、自民党現職の猪口邦子氏(64)が大きなリードを保って選挙戦の終盤を迎えている。活動を支える約30人の県議らの活動も活発で、さらなる票の上積みを狙う。2、3議席目をめぐっては、民進党現職の小西洋之氏(44)と自民党新人の元栄太一郎氏(40)がやや抜け出している。
小西氏の元には、岡田克也党代表や野田佳彦前首相らが連日応援に入り、推薦する連合千葉も全力でバックアップしている。
元栄氏は連立政権を組む公明党との連携も強調。自民党の大物議員らが続々と応援演説に駆けつけるなど、与党を挙げて自民党の2議席目獲得に注力する様子がうかがえる。
3氏を追う共産党新人の浅野史子氏(45)は、安倍政権に不信感を抱く一部の保守層にも支持を呼びかける。民進党現職の水野賢一氏(49)は伸び悩んでいる。
ただ、「支持する政党はない」という回答が約3割に上り、情勢は流動的な部分を残している。
調査は1〜3日に電話で実施。県内では新たに選挙権を得た18、19歳を含む男女787人から回答を得た。県選管によると、6月21日現在の選挙人名簿登録者数(在外含む)は522万4467人。
調査結果では、県内で「安倍内閣を支持する」と回答したのは41・9%で、「支持しない」の33・3%を8・6ポイント上回った。政党支持率は自民党37%▽民進党9・9%▽公明党4・3%▽共産党3・7%-などとなっている。
投票行動では、「必ず投票する」が68・4%。「投票するつもりだ」(21・5%)と「すでに期日前投票などを済ませた」(2・8%)を合わせると、9割を超えた。
1996
:
チバQ
:2016/07/06(水) 21:18:19
http://www.sankei.com/region/news/160706/rgn1607060019-n1.html
2016.7.6 07:00
【参院選 新潟】
終盤情勢 中原氏と森氏、ほぼ横並び 浮動票が勝敗の鍵
10日投開票の参院選で3人が立候補している新潟選挙区(改選数1)は、自民党現職の中原八一氏(57)と野党統一候補で無所属の元職、森裕子氏(60)が大接戦となっている。FNN(フジニュースネットワーク)との合同調査(1〜3日)に支局の取材を加味した終盤情勢は、中原氏と森氏がほぼ横一線で並ぶ。態度未定の有権者は全体の4分の1を占めており、浮動票の行方が勝敗の鍵を握りそうだ。幸福実現党の新人、横井基至氏(35)は苦戦している。
県内での安倍晋三内閣の支持率は43・8%で「支持しない」とした42・8%をわずかに上回った。「分からない・どちらとも言えない」は13・4%だった。
政党支持率は、自民党36・8%▽民進党11・7%▽公明党4・0%▽共産党4・0▽社民党2・7%▽おおさか維新の会2・3%▽新党改革1・3%-の順となった一方、「支持政党はない」とした無党派層が28・1%を占めた。生活の党は調査では0%だった。
大接戦となっている2候補を推す政党の支持率は、単純合算すると自公は40・8%、野党4党(民進、共産、社民、生活)は18・4%と差はかなり大きい。ただ、調査では中原氏が、ごくわずかにリードする形で森氏と拮抗(きっこう)しており、無党派層の支持が森氏に流れている構図がうかがえる。
もっとも、公示前は県内での知名度が高い森氏が一歩も二歩もリードしていると見る関係者が多かっただけに、選挙戦を通じて中原氏が追い上げに成功した格好だ。安倍晋三首相が3度も応援に訪れるなど自民党挙げての異例のてこ入れが功を奏したとみられる。
投票先を決める際に重視する政策・争点は全国的な傾向とほぼ同じで、景気・経済対策がトップで3割近くあり、次いで年金など社会保障、子育て・教育の順だった=グラフ。東京電力柏崎刈羽原発(柏崎市、刈羽村)を抱える立地県だけに、原発・エネルギー政策を挙げた人は全国平均の3・5%よりも0・5ポイント高い4・0%だった。
投票行動では、必ず投票▽投票するつもり▽期日前投票で済ませた-が計92・6%で、全国平均の93・9%を下回った。「投票しない」は6・7%と全国平均の4・5%を上回った。
1997
:
チバQ
:2016/07/06(水) 21:24:03
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1171/20160616_05.html
<参院選夏臨戦>青森/敵地での戦い方が鍵
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参院選(7月10日投開票)は22日の公示まで1週間を切った。全て1人区となる東北の6選挙区には18人が立候補を予定。自民、公明の与党と野党共闘が全選挙区で正面からぶつかり合う。前哨戦が激しさを増す各選挙区の構図を見る。
◎東北6選挙区の構図(1)
青森県選出の衆参議席を独占する自民党の組織力に、民進党を中心とした野党連合が挑み掛かる。自民現職の山崎力氏は青森市、民進新人の田名部匡代氏は八戸市と、それぞれ大票田を地盤とする。敵地での戦いぶりが当落の行方を左右しそうだ。
<TPPで反発も>
4選を狙う山崎氏は、安倍晋三首相が争点に掲げるアベノミクスの県内への浸透を訴えつつ、地域活性化に向け「子育て支援充実で出生率向上を実現する」と強調する。15日には首相が青森市入りした。三村申吾知事も支援する。
2007年参院選では旧民主党新人に3選を阻まれた。野党共闘との全面対決を前に自民県連の危機感は強い。陣営幹部は「街頭で時間を浪費するより、確実に票につながる支持者回りが基本だ」と戦略を練る。
建設業を中心に各種業界団体の支持基盤は強固だが、環太平洋連携協定(TPP)への反発から農協組織が自主投票を決めるなど、ほころびも見られる。
八戸市での浸透も課題だ。12日に同市であった大島理森衆院議長(青森3区)の後援会集会には小泉進次郎党農林部会長が駆け付け、陣営をもり立てた。神山久志県連幹事長は「八戸では党派に関係なく、大島氏に続く2人目の国会議員を出そうという思いがある」と激戦を見据える。
<共産 選対入らず>
野党統一候補の田名部氏は初の全県選挙となる。活動の軸は街頭演説。「地方にはアベノミクスの光が当たっていない。自民政権で疲弊した地方を変える」と与党批判に徹する。
地縁の薄い青森市や津軽地方に攻勢を掛けようと、党本部はてこ入れを強めている。11日には安住淳国対委員長が今別町の街頭に立ち、支援を呼び掛けた。山尾志桜里政調会長は17日に青森市などに入る予定。
支持母体となる連合青森の内村隆志会長は「八戸だけでなく、無党派の多い青森でも圧倒しなければ勝てない」と語り、組織をフル回転させる構えだ。
野党連携は徐々に本格化している。ただ、共産党と距離を置く連合に配慮し、社民党県連が選対本部に入る一方、共産は選対入りしていない。
共産は推薦ではなく「支援」にとどめたが、県委員会の畑中孝之委員長は「党の古い支持層の間に共闘への抵抗感はなくなってきた。投票率が上がれば勝てる」と手応えを語る。
幸福実現党は三国佑貴氏が立候補する。
2016年06月16日木曜日
1998
:
チバQ
:2016/07/06(水) 21:24:31
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1171/20160617_01.html
<参院選夏臨戦>岩手/小沢氏巡る因縁交錯
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生活の党の小沢一郎代表(衆院岩手4区)と達増拓也知事が全面支援する野党統一候補の新人と、岩手の政治潮流の転換を掲げる自民新人が激突する。
◎東北6選挙区の構図(2)
<敵対でしこりも>
小沢氏と達増氏の秘書を務めた野党統一候補の木戸口英司氏は、引退する生活現職の主浜了氏(66)の後継。生活党籍を持つが、無所属で立候補する。
昨夏の知事選で野党共闘を実現し、無投票3選された達増氏は「知事選と参院選は一体」と繰り返し、3年ぶりに国政選挙の特定候補応援に乗り出す。
木戸口氏の組織は主に北部を主浜氏、中部を達増氏、南部を小沢氏の各後援会が固め、知名度不足のカバーを狙う。次期衆院選をにらみ、自民を圧倒してきた小沢氏の支持基盤が健在ぶりを示すかが焦点。野党各党や推薦団体は個別に選対組織を設けて支援する。
野党共闘にはやや温度差がある。共産、社民は共闘に積極的だが、民進内には小沢氏が2012年に民主党を割り、直後の衆院選で敵対したしこりが残る。
13日に盛岡入りした小沢氏は各党や連合岩手に結束を求め「安倍政権に影響を及ぼすような結果を出していく」と強調した。民進県連にも出向き、黄川田徹代表(衆院3区)と握手を交わした。因縁は消えないものの、表向きの陣立てはかつての小沢一門がそろう。
<汚名返上を狙う>
自民新人の田中真一氏は前回13年参院選に続く挑戦。党にとって24年ぶりの議席獲得を目指す。
後援会組織は、党県議13人の地盤を中心に設立。「前回はほとんど回れなかった」(陣営幹部)という郡部を軸に支持固めを急ぐ。
党本部は最重点区と位置付ける。14日には安倍晋三首相が盛岡、北上両市でマイクを握り、経済政策の実績を強調した。
鈴木俊一県連代表(衆院2区)は野党共闘を「理念も政策も違う人たちが集まった典型的な野合。政局だけで行動する小沢氏には違和感を覚える」と批判。無党派層の取り込みを狙う。
13年参院選で田中氏を退けた無所属の平野達男参院議員(岩手選挙区)が支援に回る。昨夏の知事選では告示直前に立候補を取りやめ、担いだ自民にわだかまりが残る。平野氏は汚名返上を狙い、かつての師小沢氏と地盤が重なる北上市を拠点に自民支持を訴える。
田中氏を推薦する公明党は各地で集会を重ね、着々と党支持層を固める。
幸福実現党新人の石川幹子氏も立候補する。
1999
:
チバQ
:2016/07/06(水) 21:25:27
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1171/20160618_04.html
<参院選夏臨戦>宮城/組織VS共闘で力勝負
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◎東北6選挙区の構図(3)
改選数が2から1に減り、自民党の熊谷大氏、民進党の桜井充氏の両現職が生き残りを懸け、しのぎを削る。県選出の国会議員や地方議員ら組織をフル回転させる自民と、野党共闘の結束で対抗する民進が激しい力勝負を繰り広げている。
<首相らてこ入れ>
再選を目指す熊谷氏は、経済政策「アベノミクス」の成果を強調。党是の憲法改正や安全保障関連法の正当性を主張し、「自衛隊解散を綱領に掲げる共産と組む相手には負けられない」と力を込める。
県建設業協会の単独推薦を受ける一方、環太平洋連携協定(TPP)に不満を持つ県農協政治連盟の推薦は得られなかった。党県連は危機感を高め、自ら主導して選対本部を取り仕切る方針に切り替えた。
県連所属の議員らは各地区の支部総会や企業団体の集会などを重点的に回り、票固めを急ぐ。党本部も宮城を最重点区と位置付け、てこ入れに乗り出した。
安倍晋三首相は14日に石巻、仙台両市で街頭演説し、「アベノミクスのギアを上げ、デフレから脱却する」と繰り返した。県連幹部に対し、再度の宮城入りを検討する意向を伝えた。
公示日は稲田朋美政調会長が仙台市に入る。伊藤信太郎県連会長は「支持が広がり始めた。伸びしろはある」と自信を見せる。
<保守層にも浸透>
4選を狙う桜井氏は、大企業優遇の経済政策や格差拡大など安倍政権への批判を強める。「大企業の内部留保を中小企業に還元し、格差是正や非正規雇用の処遇改善を図る」と訴える。
安保法の廃止を旗印に3月、全国に先駆けて共産、社民両党の推薦を取り付けた。今月9日には共産党の小池晃書記局長が仙台市に駆け付け、「与党を過半数割れに追い込む」と野党連携をアピールした。
3期18年の実績を武器に、保守層にも食い込む。野党候補としては初めて県医師連盟、県歯科医師連盟から単独推薦を受けた。
大票田の仙台では、安保法に反対する市民団体「オールみやぎの会」「SEALDs(シールズ)」などと集会を重ね、無党派層への支持拡大を目指す。
2010年の参院選は終盤、自民の猛追に遭い、新人だった熊谷氏に2万票差をつけられた。安住淳県連代表は「最終的には仙台決戦が勝敗を左右する。石にかじりついてでも勝ち抜く」と気を引き締める。
幸福実現党は新人油井哲史氏が立候補する。
2016年06月18日土曜日
2000
:
チバQ
:2016/07/06(水) 21:26:16
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1171/20160620_07.html
<参院選夏臨戦>秋田/農業票巡る攻防激化
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再選を目指す自民党現職の石井浩郎氏に、民進党元議員で野党統一候補の松浦大悟氏が挑む。22日の公示が迫る中、盤石な組織力を誇る自民、公明の与党を前に、野党共闘の歯車がかみ合ってきた。県内の農業者の間では環太平洋連携協定(TPP)への不満が根強く、コメ主産地の県南部を中心とした農業票を巡る攻防が激しさを増しそうだ。
<党幹部てこ入れ>
石井氏は、安倍晋三首相が最大争点に位置付ける経済政策アベノミクスについて「方向性は間違っていない」と継続を主張する。参院文教科学委員長の経験を踏まえ、子育て環境の整備や幼児教育の無償化など教育の充実を訴える。
強固な後援会組織を持たない石井氏にとって、全県を網羅する自民の県議27人と衆参4人の県選出議員の存在が頼りだ。佐竹敬久知事も支援を表明した。
従来の支持基盤にはほころびも見え隠れする。県農協政治連盟(農政連)はTPPや農協改革を進める安倍政権への反発などから今回、自主投票を決定。小松隆明県連幹事長は「農業票は大勢に影響しかねない」と危惧する。
議席死守へ、党本部はてこ入れを急ぐ。湯沢市出身の菅義偉官房長官は12日に県内入りし、同市や秋田市でげきを飛ばした。15日には安倍首相が横手市の街頭でマイクを握るなど、県南部の票固めに躍起だ。
<野党共闘に自信>
議席奪還を期す松浦氏は共産、社民両党に加え、市民団体「あきた立憲ネット」とスクラムを組む。
今回の選挙戦を「政治生命を懸けた戦い」と位置付け、共産、社民支持層の集会にも積極的に出席。前哨戦でこなした街頭や集会での演説回数は、落選した3年前の参院選を上回る。
民進党結成に伴い合流した旧改革結集の会の村岡敏英衆院議員(比例東北)が支援に参入したことも好材料だ。本荘由利地域を強固な地盤とする村岡氏の参戦で、県南部に強力な足掛かりを得た。
陣営幹部は農政連の自主投票方針を追い風と捉える。野党共闘の政策協定にはTPP国会批准反対も盛り込み、自民支持層の切り崩しを狙う。
与党側は野党共闘への野合批判を強めている。陣営内には一枚岩への不安もあったが、民進県連の沼谷純選対本部長は「共産との共闘に良い化学反応が起きている」と自信を見せた。
幸福実現党は新人の西野晃氏を擁立する。
2001
:
チバQ
:2016/07/06(水) 21:26:45
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1171/20160620_05.html
<参院選夏臨戦>山形/TPP是非 一騎打ち
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◎東北6選挙区の構図(5)
自民党新人の月野薫氏と野党統一候補となる無所属元議員の舟山康江氏が事実上の一騎打ちを繰り広げる。農業県として最大の争点は環太平洋連携協定(TPP)を巡る対応。推進する安倍政権と連動して「攻めの農業」を掲げる月野氏に対し、舟山氏は「地域農業を守る」として反対姿勢を前面に出す。
<「仕事人」旗印に>
月野氏は全農県本部に30年以上勤め、副本部長や傘下の食品会社社長に就いた。「頼れる仕事人」を旗印にTPPによる農産物の輸出拡大を訴える。
党本部は14日、小泉進次郎農林部会長を送り込んだ。東根市ではTPPへの不満や不安を踏まえ、「山形の農業の魅力があれば、困難な時期は乗り越えられる」と理解を求めた。
10日には安倍晋三首相が山形市や天童市などを回り、農産物輸出額の大幅増など党の農業政策を訴えた。
県農協政治連盟(農政連)は今回、自主投票を決めた。一方、17ある単位農協のうち五つが月野氏を単独推薦する。金沢忠一県連幹事長は「単協や生産者に個別に支援を要請する」と話し、農業者への働き掛けを強める。
推薦する公明党と合わせ組織力は盤石だが、課題は知名度不足。党本部は閣僚級を続々と投入。県内35市町村のうち25首長が支援し、自らの集会に月野氏を招くなどしてもり立てる。
<統一効果に期待>
舟山氏は落選した前回2013年の参院選に続き、TPP反対を主張。自民党との対立軸を鮮明にする。
総合選対総括責任者には前県農協中央会長の今田正夫氏が就任。14日に山形市であった総決起大会では「舟山氏はずっとTPP反対を訴えている。反対する人がいないと駄目だ」と力を込めた。
参院選への立候補は今回が4度目。過去3回は約24万〜37万票を獲得し、知名度は高い。前回支持を受けた民進、社民両党、連合山形から推薦を得たほか、共産党の支援を受け、野党共闘を構築した。
民進の吉村和武県連幹事長は「勝機は十分ある」と野党統一効果に期待を寄せる。
ただ、陣営内には共産への抵抗感が根強くあり、結束には不安が残る。共産は舟山氏の推薦を打診しているが、選対内の一部は拒否反応を示す。選対幹部の一人は「共産党の色が強く出ると、無党派層が離れる可能性もある」と集票の行方を不安視する。
幸福実現党は新人城取良太氏を擁立する。
◎山形選挙区立候補予定者(1-3)
月野薫 61 元会社社長 自新(公推)
城取良太 39 幸福実現党員 諸新
舟山康江 50 団体役員 無元(1)(民・社推)
2002
:
チバQ
:2016/07/06(水) 21:27:48
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201606/20160621_61005.html
<参院選夏臨戦>福島/2現職 1枠巡り激突
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◎東北6選挙区の構図(6完)
改選数が2から1に減り、与野党のすみ分けが崩れた。自民党の岩城光英氏と、民進党の増子輝彦氏の両現職が生き残りを懸ける。自民は組織力を前面に出し、民進は野党共闘で浮動票の取り込みを狙う。
<閣僚の威信懸け>
4選を目指す岩城氏は過去3度、いずれも旧民主系候補の後じんを拝した。現職閣僚が臨む全国的にも注目される選挙区となり、陣営は危機感を隠さない。岩城氏は「福島復興は政治の安定があってこそできる」と強調。期間中は他候補の応援には行かず、自身の選挙に専念する。
陣営は、県連の選対本部に加え、業界団体による選対本部を初めて設置。トップには、東北の農協系政治団体で唯一、自民を推薦した県農業者政治連盟委員長が就いた。地盤のいわき市を固めつつ、中通りや会津では国会議員や県議がフル回転し支持拡大を目指す。
党本部は福島を最重点区に位置付ける。安倍晋三首相は通常国会閉会後の3日、いち早く県内入りし、「共産党と手を組む民進は許せない」と野党共闘を攻撃。公示日も郡山市などでマイクを握る。閣僚級の大量投入も予定している。
吉田栄光県連幹事長は「相手は政権批判するだけで対案がない。復興を進められるのはどの政党なのか訴えていく」と話す。
<知名度を武器に>
野党統一候補として3選を狙う増子氏。「復興」「平和」「経済政策」を争点に掲げ、「国民の声を聞かない安倍政権に福島からNOを突き付けよう」と呼び掛ける。衆院議員を3期務めた知名度を生かし、地盤の郡山市を中心に無党派層の取り込みを図る。
総合選対本部を福島市に構え、いわき、郡山と並ぶ大票田での票固めを急ぐ。17日には枝野幸男幹事長が福島市に入り、「福島復興に地道に取り組む増子氏が引き続き必要だ」と支持を求めた。
野党共闘は、東北では最も遅い5月上旬に成立。増子氏は共産、社民との合同演説会や安全保障関連法廃止を訴える市民団体の集会にも顔を出す。ただ、共産の推薦は受けず選対本部にも入れないなど、政党間の距離感はなお残っている。
共産県委員会の久保田仁委員長は「形にこだわらず、共闘を印象付ける場面をつくるのが大事」と指摘。民進の亀岡義尚県連幹事長は「県民の統一候補として、各組織がしっかり戦っていく」と語る。
幸福実現党は矢内筆勝氏を擁立する。
関連ページ:福島政治・行政参院選とうほく
2016年06月21日火曜日
2003
:
チバQ
:2016/07/06(水) 21:33:58
http://www.sankei.com/politics/news/160706/plt1607060037-n1.html
2016.7.6 13:50
【参院選・和歌山】
《和歌山ラーメンみたく、ドロドロの政治家…》 “毒”ある参院選ポスターが話題に
反応
反応
【和歌山県】
《みかんの収穫量に続いて、10代投票率も日本一にしよう》。参院選で18、19歳の新有権者の投票を促そうと、和歌山県内の大学生らでつくるグループ「和歌山リア10プロジェクト」が作成したポスターがインターネット上で話題を集めている。
ポスターは全37種。《和歌山ラーメンみたく、ドロドロの政治家が選ばれないように》《告白できなかったセンパイが、7月10日に来るかも》。ネット上での拡散を狙い、ユニークなキャッチコピーを記す。
プロジェクト発起人で和歌山大3年の小幡和輝さん(21)は「少しでも選挙に行きやすい雰囲気を作れたら」と話している。
2004
:
とはずがたり
:2016/07/07(木) 03:01:10
参院選終盤情勢
改憲勢力3分の2の勢い 野党共闘伸びず
http://mainichi.jp/senkyo/articles/20160706/k00/00m/010/152000c
毎日新聞2016年7月6日 05時00分(最終更新 7月6日 13時41分)
共同通信社は第24回参院選について3?5日、全国電話世論調査を行い、取材も加味し終盤情勢を探った。安倍晋三首相が目指す憲法改正に賛同する自民、公明両党、おおさか維新の会などの「改憲勢力」は、非改選と合わせ改憲発議に必要な全議席の3分の2(162)に届く見通しが強まった。自民は60議席前後で、27年ぶりに参院単独過半数となる勢い。民進、共産両党など野党4党が32の改選1人区で共闘し一本化した候補は全体として伸び悩んでいる。
与党は、首相が勝敗ラインとした改選過半数の61議席を超えることがほぼ確実な情勢だ。民進は20台後半で苦戦。公明、共産はそれぞれ14、9程度へ伸長が見込まれる。選挙区、比例代表でいずれも40%以上が投票先を「まだ決めていない」としており、10日の投開票までになお情勢が変わる可能性がある。
自民、公明、おおさか維新、日本のこころを大切にする党の「改憲4党」で非改選議員は84人。4党が今回78議席を得れば「3分の2」に到達する。改憲に賛同する非改選の無所属・諸派議員4人も含めれば、必要な議席は74に下がる。おおさか維新は6前後が見込まれ、自公と合わせれば80議席もうかがう。社民党は1議席にとどまる見通し。生活の党、日本のこころ、新党改革は依然厳しい。
参院は定数242。3年ごとに選挙区73、比例代表48の計121議席が改選される。選挙区のうち1人区は、自民が秋田、岡山、熊本など20選挙区程度で優勢。一方、劣勢は山形、沖縄などに限られる。4ある2人区は、自民、民進が1議席ずつを分け合う。3?6人区でも自民に勢いがある。
比例代表では、自民は20議席、民進は10議席前後を確保しそうだ。
民進は、現職が出馬した1人区の岐阜や滋賀などで自民に先行を許した。前身の民主党が前回2013年に獲得した17議席は上回るが改選43議席を割り込み、30に届かない可能性が高い。
調査の方法
3?5日の3日間、全国の有権者を対象に、コンピューターで無作為に電話番号を発生させて電話をかける方法で実施した。今回、実際に有権者がいる世帯にかかったのは5万3324件で、このうち4万3271人から回答を得た。
(共同)
2005
:
とはずがたり
:2016/07/07(木) 03:02:40
参院選
非改選無所属ら4人算入 「改憲2/3」まで74議席
http://mainichi.jp/senkyo/articles/20160706/ddm/001/010/170000c
毎日新聞2016年7月6日 東京朝刊
今回の参院選は、憲法改正に賛成する勢力が非改選議員を含めて参院の3分の2(162議席)以上を占めるかどうかが最大の焦点だ。自民党、公明党、おおさか維新の会、日本のこころを大切にする党で「改憲ライン」に達するには78議席を獲得する必要がある。さらに、4党以外の非改選のうち少なくとも4人が安倍政権による改憲に前向きで、この4人を加えるとハードルは74議席に下がる。
憲法に関して、毎日新聞が非改選議員に参院選候補者と同じアンケートをしたところ、無所属の松沢成文氏と井上義行氏、日本を元気にする会のアントニオ猪木氏が改正に「賛成」と回答した。無所属の渡辺美知太郎氏は無回答だったが、4月の記者会見で「(自民党の)改正という姿勢に共感している」と述べた。【小山由宇】
2006
:
とはずがたり
:2016/07/07(木) 07:32:58
朝日朝刊より
<一人区>
野党リード…青森・山形・三重・沖縄
同じくややリード…岩手・宮城・福島
競り合い…新潟・山梨(自民が前)・長野・愛媛(野党が前)・大分(自民が前)
野党共斗候補は無党派への食い込みがいまいち。
<複数区>
北海道…民自>民自
埼玉…自公>民>共
千葉…自>自>民共民
東京…民自共公自>民>お
神奈川…自>公無(自)民(真)>共民(金)
愛知…自民公民>>共減
京都…自>民>共
大阪…自公お>お>>共民
兵庫…自公>お>>民
福岡…自民公
2007
:
名無しさん
:2016/07/07(木) 21:29:26
http://www.sankei.com/politics/news/160707/plt1607070027-n1.html
2016.7.7 18:31
【参院選・長野】
「杉尾さんは“号泣県議”のところから出馬を」 松山千春さんが自民候補応援演説 持ち歌披露の“サービス”も
歌手の松山千春さんが7日、参院選長野選挙区(改選数1)の自民党現職、若林健太氏(52)の応援のため長野県入りした。長野市の長野駅前でマイクを握った松山さんは、ユーモアを交えて熱弁。演説の最後には、自身のヒット曲の一節を披露するという公職選挙法上、勇み足気味の“サービス”をして聴衆を盛り上げた。
演説で松山さんは「気温23度の北海道からやって参りました」と切り出し「これだけ大きな面積を持った(長野)県からなぜ議員が1人減らされるのか。こんな選挙制度を続けていたら大都会の国会議員だけになってしまう」と選挙制度を批判した。
「上がってしまった女性には頑張って子供を産んでいただいて(人口を増やし)、また議席を2にするくらいの元気をもってもらいたい」と持論を展開し、「私は最高裁判所長に言いたい。1票の重みをあなたは人の頭数だけで決めている。山があり、川があり、畑があり、牛や馬がいる。この大きな行政区域は何票になるんですか」と長野選挙区の定数増加の必要性を説いた。
また、若林氏とデットヒートを繰り広げる民進党新人の杉尾秀哉氏(58)について「大都会の方じゃないですか。長野をいじめないでください。長野のことは長野で決める」と強調。杉尾氏の出身地、兵庫県を名指しした上で「みなさん、昨日はテレビを見ましたか。あの元兵庫県議の野々村(竜太郎)君。杉尾さん、あなたの故郷から立候補するべきだ」と続けた。
約10分間の演説の最後には、おもむろに遊説カーの上でヒット曲の「大空と大地の中で」「長い夜」の一節をアカペラで披露した。
「果てしない大空と広い大地のその中で…」と歌い出すやいなや、「拍手がない。選挙の時は心を一つにしてくださいよ」と聴衆に手拍子を促した。
すると、歓声と拍手が湧き起こり、「恋にゆれる心ひとつお前だけを抱きしめていたい…」と「長い夜」の一節を歌唱して場を盛り上げた。
◇
警察関係者によると、芸能人が選挙応援の際に自らの芸を披露した場合、有権者に対する利益供与とみなされ、公職選挙法119条の5「後援団体に関する寄付などの禁止」の規定に抵触する可能性があるという。歌手なら歌を歌った場合がそのケースに該当するとみられるという。
2008
:
チバQ
:2016/07/07(木) 21:33:49
http://nikkan-spa.jp/1150195
参院選直前! ありがた迷惑な「応援演説」お言葉集
2016.07.07 ニュース
7月10日に「審判の日」を迎える参院選をめぐり、今まさに熱い選挙戦が繰り広げられている。「政治家としての任務をまっとうする中で、予想外の発言が飛び出す街頭演説には、裁判所の法廷と共通する味わい深さがある」と話すのは、ベストセラー『裁判官の爆笑お言葉集』の著書で、新刊『東京ガールズ選挙(エレクション)』を上梓した長嶺超輝氏である。彼に、「参院選」バージョンの政治家お言葉集を特別にまとめてもらった。
選挙戦の見どころ「応援演説」がおもしろい!
選挙戦の間、立候補者たちが必死に国民にアピールする場として、街頭演説がある。その中でも、長嶺氏は「応援演説こそ面白い」という。
「新人候補者に各党の代表や幹部、閣僚経験者など、ニュースや討論番組などでおなじみの大物政治家が全国各地の候補者のもとに駆けつけ、「応援演説」を披露しますよね。そこには、その姿を一目見よう、その演説を生で聴いてみたいと、大勢の人々が集まります。世間や地元での知名度が低い候補者は、自らの存在や政治ビジョンを有権者に知らしめる、またとないチャンス。そこで、大物政治家は真剣な訴えかけの中にユーモアやたとえ話を交え、人々の印象に残す演説を披露するわけです。
ただ、そうした演説の慣れが「油断」に繋がるのか、失言で批判されてしまう人も多い。選挙期間中に有名政治家が勢い余って失言を吐けば、政党全体のイメージを変えてしまうので、たった一撃で選挙の勝敗にも影響を与えかねません」(長嶺氏)
また、短期間で全国を飛び回って「お疲れモード」なのか、言わなくてもいい本音が出ることも。今回、長嶺氏は「広く選挙に興味を持ってほしい」という願いから、過去の参院選「応援演説」で印象的なフレーズを集めてもらった。
※肩書きは、いずれも当時
1989年参院選【マドンナ旋風で大勢の女性候補が当選】
「女性は直接、政治に参加しなくても、夫をコントロールすることで間接的に政治を支配している。女性は家庭の仕事も多いから、マドンナ作戦はどうだろうか。女性が政治の世界で使い物になるだろうか」(堀之内久男 農林水産大臣)1989年7月7日
1992年参院選【PKO協力法が争点 自民党が辛うじて勝利し第一党に】
「現在のところ、例外なく皮膚がんになるのは白人の方ですよ。クロや、われわれマダラには出ていない。いや、マダラじゃなく真ん中」(竹下登 元首相/フロンガスのオゾン層破壊で、皮膚がんが発生する状況について)1992年7月18日
「PKOが、PTAと同じように皆さんの意識の中に定着するよう、全国を説明に歩いております」(竹下登 元首相)1992年7月21日
「あなたは、憲法を捨てますか、捨てませんか、そういう問題が突きつけられています」(土井たか子 社会党前委員長)1992年7月21日
2009
:
チバQ
:2016/07/07(木) 21:34:07
1995年参院選【震災とオウム事件の時代 自民・社会・さきがけ連立政権】
「政権を担当して1年、あの爺さん、案外うまくやってるな、という評価に変わりつつあります」(村山富市 首相)1995年7月6日
「村山内閣は無策です。それでも村山さんがいい、というのは、キチ●イだと思う」(米沢隆 新進党副党首)1995年7月11日(※●は編集部で自粛)
1998年参院選【景気回復の政策が振るわず、自民党が大惨敗】
「どうも男社会というのは『清濁合わせ呑む』というか、ときには『濁濁』の人もいますが、それをチェックするところに女性がいて『ルールをビシッと守ってください』という、そんな潔癖性が重要になってきます」(菅直人 民主党代表)1998年6月26日
「これまでの日本企業は、町内会の運動会だった。他の町の人は入れないし、参加すれば歯磨き粉や洗剤をもらえる。しかし、これからは世界のオリンピックに出て行かなければならない」(森喜朗 自民党総務会長)1998年7月1日
「チクショウ……」(橋本龍太郎首相 /参院選開票特番のテレビカメラに映し出されての第一声。まもなく辞意を表明)1998年7月12日
2001年参院選【当時の新首相に対する国民の期待 「小泉フィーバー」真っ盛り】
「小泉さんは自民党は救えるが、地球は救えない、というメールも来ていて、この思いを共有したいです」(鳩山由紀夫 民主党代表 /党本部で記者団に対して)2001年7月10日
「候補者、どの人か知りません。駅に着いてチラシをもらうまで、男か女かも知りませんでした。市議や県議をやったから、政治家の娘だから国会へ行ってみようとかは、単なる税金の無駄づかいなんです」(田中真紀子 外務大臣/候補者の応援演説に来たが、候補者が到着する前に演説を始めた。後に本人に直接謝罪)2001年7月28日
2004年参院選【小泉人気に陰りが見え、自民と民主がほぼ互角の戦い】
「社民党は、平和のことを言い過ぎると言われるぐらい平和を訴えてきました」(福島瑞穂 社民党党首)2004年7月6日
2007年参院選【不祥事続きで、自民党が歴史的大敗】
「7万8千円と1万6千円、どっちが高いか、アルツハイマーでもわかる」(麻生太郎 外務大臣/日本と中国とで比較した米の価格差について触れて)2007年7月19日
「麻生こそアルツハイマーだから、そんなこと言ってるんでしょう」(田中真紀子 元外務大臣)2007年7月28日
「民主党は金太郎飴みたいに、どこをなめてもどこをかじっても、小沢と菅と鳩山の顔が出てくるようになっている」(森喜朗 元首相)2007年7月26日
2010年参院選【当時の政権与党、民主党内で不協和音 敗北により「ねじれ国会」へ】
「消費税の話をせずに済むのなら、話をせずに選挙に入りたいと思いました。しかし、選挙が終わってから『いや、実は……』なんて言ったら、やはりおかしいじゃないですか」(菅直人 首相)2010年6月30日
「消費税は争点ではありません。総理は細かいこと言わないほうがいい」(前原誠司 国土交通大臣)2010年7月2日
2010
:
チバQ
:2016/07/07(木) 21:34:20
2013年参院選【インターネット選挙の解禁 自公政権が勝利】
「ぼくらの頃は、フェイスブックもツイッターもなかったから、もしあったら、いっぱい書き込んだと思うね」(森喜朗 元首相 /テレビ番組収録にて)2013年6月22日
「日本の歪んだシステムは、戦時中、ナチスドイツをモデルにした国家社会主義の形であり、この悪しきDNAと決別しなければなりません」(渡辺喜美 みんなの党代表)2013年7月4日
「アベノミクスの3本の矢は、所得を奪う毒矢ばかりではありませんか。アベノミクスならぬ、アベコベミクスだ」(志位和夫 共産党委員長)2013年7月5日
「日本の若者には頑張ってもらいたいです。タイやベトナムを馬鹿にするわけじゃないですが、同じものしか生み出せなければ、賃金は同じレベルになってしまう」(橋下徹 維新の党共同代表)2013年7月13日
「痩せても、枯れても、民主党」(海江田万里 民主党代表)2013年7月14日
「景気は良くなりつつありますが、地域や中小企業ではまだ実感できないのが現状でしょう。お風呂は上の方から温まっていく。下はすぐには温まらない。かき混ぜて全部が温まるように努力するのが、政府の役目です」(山口那津男 公明党代表)2013年7月16日
数十分間という「演説」のショータイムに込められた各政党の思い。そこにはさまざまなドラマがある。「誰に投票したらいいかわからない」という人は一度、この演説を聞き、真に訴える言葉を発した人に一票を投じるのもいいかもしれない。
【長嶺超輝(ながみね・まさき)】
ライター。九州大学法学部卒業後、弁護士を目指すも、司法試験に7年連続で不合格を喫した。2007年に刊行し、30万部超のベストセラーとなった『裁判官の爆笑お言葉集』(幻冬舎新書)など、著書は11冊。最新刊に『東京ガールズ選挙(エレクション)――こじらせ系女子高生が生徒会長を目指したら』(ユーキャン・自由国民社)
2011
:
チバQ
:2016/07/07(木) 21:36:36
http://www.nikkansports.com/general/news/1674480.html
参院選岡山選挙区に33歳美人ハーフ小野田紀美氏
[2016年7月7日11時35分 紙面から]
TL
岡山選挙区(改選1)
岡山選挙区(改選1)
参院選の岡山選挙区(改選1)は引退表明した民進党の江田五月参院議員(75)の議席を新顔3人が争う。
自民新人の小野田紀美(きみ)氏(33)は米国人の父を持つ身長170センチの「美人ハーフ」。連日、県内でマイクを握る。「だいぶ声がハスキーになってしまい、申し訳ありません」。それでも「古里の岡山と日本を守るため頑張ります」と声を張り上げる。
小野田氏は米シカゴ生まれ。1歳から岡山県瀬戸内市で過ごし、倉敷市の清心女子高を卒業。拓殖大を卒業後、会社勤めを経て東京都北区議から自民党の公募に応じ転身した。選挙戦ではココナツウオーターを飲み、体調を整えている。
小野田氏を猛追するのは「江田後継」の看板を背負う野党統一候補の民進党新人の黒石健太郎氏(32)だ。東大卒の起業支援会社元社長。街頭ではアベノミクスを批判し「未来に責任を持つ政治に」と訴える。
実家は岡山市の衣料品店。趣味はラーメンとケーキの食べ歩きで、家族は愛妻とハムスターのるるちゃん。「美人ハーフ? こちらは見た目ではなく政策の中身で勝負です」と意気込む。【松浦隆司】
2012
:
チバQ
:2016/07/07(木) 21:37:01
http://www.minyu-net.com/news/saninsen2016/FM20160707-090196.php
福島選挙区、接戦のまま最終盤へ 残り3日間の戦いに『明暗』
2016年07月07日 10時27分 (数字はいいね)
現職の2候補が1議席を争う参院選福島選挙区(改選数1)は「自公与党」対「野党共闘」が激しく競り合う展開が続き、予断を許さない。陣営からは「こんな戦いは初めて」との声も漏れる。総力を結集した戦いは最終盤に突入、残り3日間の戦いが明暗を分けそうだ。
「このまま止まらず前に突き進むだけだ。必ず勝利する」。岩城光英の陣営幹部は、力を込める。自民、公明両党の支持層や友好団体の支持固めを徹底した上で、無党派層への浸透にも躍起だ。6日、岩城は福島市の数十カ所で遊説、大票田に眠る浮動票の掘り起こしに余念がない。選対幹部は「1票ずつ確実に上積みする」とし、今後も都市部での遊説を計画する。
安倍晋三ら閣僚級を続々と本県入りさせてきた自民党本部も「現職法相を落選させるわけにはいかない」と攻めの姿勢を崩さない。7日には安倍を再び本県入りさせ、8日には官房長官菅義偉、最終日には小泉進次郎を投入、一気に勝負をかける。「政権に必要な人材だ」と強調し無党派層に訴える戦術で、陣営は「党本部も本気だ。負けるわけにはいかない」と話す。
「安倍政権との戦いに必ず勝つ」。最終日まで大物投入を続ける与党陣営の攻勢に、増子輝彦の陣営幹部は勝利への執念をにじませる。増子は6日、民進党代表代行蓮舫の加勢を受け、激戦の衆院福島4区を遊説、浮動票の獲得を狙った。
さらに陣営は、最新の情勢分析で相手候補が迫る3区を重点化。3区を地盤とする県連代表の玄葉光一郎は7日に予定していた他県への応援を取りやめ、増子と衆院議員の辻元清美と共に遊説し、同日3区に入る予定の安倍をけん制する。
共産、社民両党との野党共闘では、自民などの「改憲勢力」が改憲発議に必要な全議席の3分の2に届く見通しが強まったことを受け、これまでの安全保障関連法の廃止から、さらに踏み込んで憲法9条の改正阻止を対立軸に掲げ、護憲勢力の結集を強く訴える。
矢内筆勝は浮動票の取り込みを狙い、放射線量の安全性を正しく発信する政策を強調。動画配信サイトに遊説の動画をアップし、若者世代への浸透を狙う。(文中敬称略)
2013
:
チバQ
:2016/07/07(木) 21:37:51
https://news.nifty.com/article/domestic/government/gendai-331605/
東京選挙区に異変 与党が恐れる“穴馬”三宅洋平氏の爆発力
2016年07月07日 09時26分 日刊ゲンダイ
東京選挙区に異変 与党が恐れる“穴馬”三宅洋平氏の爆発力
小沢一郎氏も応援(左は山本太郎氏)/(三宅洋平事務所提供)
改選6議席に31人が乱立した東京選挙区。政党やメディア各社の情勢調査では、民進・蓮舫氏、自民・中川雅治氏、共産・山添拓氏、公明・竹谷とし子氏の4人はほぼ当確。残り2議席を自民・朝日健太郎氏、民進・小川敏夫氏、おおさか維新・田中康夫氏の3人が競っている。
だが、都内を歩き回って選挙取材している記者の多くは、この情勢に懐疑的だ。なぜ、無所属の三宅洋平氏が泡沫扱いなのか。一般紙やテレビは三宅氏を全く取り上げないが、例えば公示翌日のスポニチは〈東京選挙区“万馬券”三宅氏「フェス」で支持拡大へ〉という見出しで、次のように報じていた。
「レゲエ調の音楽に合わせて演説。脱原発や安倍政権が目指す憲法改正の阻止を訴えた。自民、民進が2議席目の決め手に欠く中、6議席目に滑り込む“穴馬”として注目されるのが三宅氏だ」
三宅氏は3年前の参院選に緑の党から比例で出馬し、落選候補最多の17万票超を獲得した。その時と同じ、音楽と演説を融合させた「選挙フェス」は公示日初日から人だかりで、連日どんどん集客は増え、先週2日(土曜)は渋谷・ハチ公前を1万人が埋め尽くした。公明党の支持母体の創価学会の会員まで飛び入りで参加し、三宅氏支持を訴えたのだ。
■新しい政治をやってくれそうな期待感
この盛り上がりは何なのか。選挙フェスを何度も取材しているジャーナリストの横田一氏は、三宅氏の爆発力をこう分析する。
「まず、小泉進次郎衆院議員に匹敵する演説のうまさがあります。山本太郎参院議員が全面支援していますが、三宅さんの演説を聞いていると、当選したら2人で国会で、新しい政治をやってくれるのではないかという期待感が膨らむ。選挙フェスには安保法制反対の国会前集会の時のように、識者も参加していて、政治への無関心層を取り込む吸引力もあります」
4日の立川駅には、生活の党で山本氏と共同代表を務める小沢一郎氏も応援に駆け付け、「政治のプロは必要ない。本当にみんなの気持ちが分かって、ひたむきに進んでいこうという人が必要なんです」と演説、歓声が上がった。
三宅氏の選対チームは、ボランティア中心ながら、公示日に全ての掲示板にポスターを貼った。会場でカンパを集め、公選ハガキへの協力を呼びかけるなどして、選挙に行かない無党派層に熱伝導のように支持を広げている。
まさに、最後の1週間で驚異的な伸びを見せ、東京選挙区で66万票を獲得した3年前の山本太郎氏の選挙とそっくりだ。政党はその再現を恐れているから、三宅氏の存在を無視し続け、一般紙やテレビも同調するのだが、三宅氏の演説の動画は、ユーチューブですでに40万回以上再生されている。あっと驚く結果が出る可能性がある。
2014
:
チバQ
:2016/07/07(木) 21:40:45
http://www.sankei.com/politics/news/160706/plt1607060080-n1.html
2016.7.6 23:14
【参院選・福岡】
自民「大家が危ない!」揺らぐトップ当選、民進・古賀氏が知名度発揮
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の情勢調査の結果、参院選福岡選挙区(改選3)は、自民、民進、公明3党の候補が抜け出した。取材結果を加味すると、民進党の古賀之士氏(57)が、新人ながら元民放アナウンサーとしての知名度を発揮しており、「1位抜け」が現実味を帯びる。勝ち方にこだわる自民現職の大家敏志氏(48)は伸び悩む。党県連内には「大家が危ない」と悲壮感があふれる。
「一票一票(他の候補に)かすめ取られる日数がまだ残っている。無党派層の多い衆院福岡2区を含め、いくつかの選挙区で自民は負けている。予断を許しません」
4日夜、自民・大家氏の個人演説会で鬼木誠衆院議員(福岡2区)が声を張り上げた。大家氏は唇をかみしめ、鬼木氏を見つめた。
選挙戦終盤に差し掛かり、自民県議や市議はかつてないほどフル回転している。それでも陣営は焦る。目標の「トップ当選」が揺らいでいるからだ。
今回の参院選は、公明党が高瀬弘美氏(34)を擁立し、公明票が期待できない。
それどころか高瀬陣営は、自民党本部からの推薦を「口実」に連日、自民支持層に攻め込む。
公明党県本部の幹部は「共産が迫ってきた。こちらは安全圏ではない」と語った。公明党は無党派層の票を増やしにくいだけに、自民の票を奪うのが近道とみる。
自民党側も衆院議員は、自身の選挙での公明党票を期待しており、高瀬氏の支援にも一定の力を割く。実は鬼木氏も6月30日、菅義偉官房長官も来援した公明党の大規模集会に出席していた。
大家陣営はこれまで組織に頼る手法をとっており、無党派層への浸透は弱い。さらに、福岡県南では現職にもかかわらず、知名度不足が解消できていない。
大家陣営は「このままでは逆転される。最後の3日間が勝負だ」と歯を食いしばる。
4日の自民党県連の執行部会では、トップ当選に悲観的な声が噴出した。ある幹部は「大家の地盤、北九州も厳しい。これでトップをいけば表彰ものだ」と自嘲気味に語った。
責任論が浮上
自民党が目標とする70万票達成には、投票率も大きな壁となる。
県連は投票率57%が必要とするが、実際の投票率は前回(49・36%)並みとの見方が支配的だ。
ある県連幹部は「70万は無理だが、たとえ60万でもトップであれば格好が付く。そもそも改選定数が2から3に増え、公明党も24年ぶりに候補者を立て、相手の民進候補も知名度が高い。未知の戦いなんだ。悔しいけれど言い訳はいくらでも立つんだ」と自分に言い聞かせるように語った。
自民党の蔵内勇夫県連会長は「参院選の結果で自民の実力が分かる。こちらは失速しないようにするだけだ」と平静を装う。
だが、大家氏が2位に甘んじれば、県連執行部の責任論に発展するのは間違いない。
党より古賀票
民進の古賀氏は福岡放送(FBS)で約30年間、アナウンサーを務めた。多くの福岡県民は、その顔を何度も目にした。
選挙戦で街頭に立てば、「あっ、テレビの人だ」と有権者側から駆け寄って握手を求める。全国的に見れば下り坂の民進党にとって、想像以上の手応えだった。
古賀氏の人気が、党支持とイコールではないのも、民進党関係者は百も承知だ。県連幹部は「古賀氏は知名度オンリーなんですから、知名度だけで最後までやる」と語った。
県連は当初、「60万票」を目標にしたが、ここにきて得票数より順位にこだわりだした。古賀氏も意識しており、個人演説会でも強気に出てきた。
「私が1位じゃなかったら、福岡県民が安倍政権にイエスといったことになる。それでもいいんですか、皆さん!」
2015
:
チバQ
:2016/07/07(木) 21:43:49
http://www.asahi.com/articles/DA3S12446181.html
「自民1強」都市部でも 参院選・終盤情勢調査
2016年7月7日05時00分
朝日新聞社が行った参院選の終盤情勢調査では、自民、公明、おおさか維新、日本のこころの「改憲4党」で、非改選議席を含め3分の2に迫る勢いだ。野党は一部の1人区で健闘しているが、改憲4党で3分の2に迫る勢いなのはなぜか。自民は地方だけでなく、都市部にも支持基盤を広げる。民進、共産などの野党はアベノミクス批判や改憲阻止の訴えを強めるが、そうした訴えは必ずしも野党支持には結び付いていない。▼1面参照
■高支持率、複数区も堅調
与党の堅調ぶりは、おもに都市部にある複数区(改選数2以上)の情勢からもうかがえる。
公示後の序盤情勢調査(6月22、23日)に続いて今回の終盤調査でも、すべての複数区で自民候補の少なくとも1人が優位に立っている。
茨城、静岡、京都、広島の2人区は自民、民進で議席を分け合う情勢だが、3人区、4人区、6人区のうち、埼玉、千葉、東京、大阪、福岡などは、自民、公明の候補で複数の議席をおさえ、複数区の41議席の半数を確保する勢いだ。
たとえば、与野党と無所属の候補者12人が争う激戦の神奈川(改選数4)は、自民現職の三原じゅん子氏が先行しており、ややリードする公明新顔の三浦信祐氏と自民推薦の無所属中西健治氏も加えて3議席をうかがう。一方の野党は、民進前職の真山勇一氏はやや先行しているものの、民進現職の金子洋一氏と共産新顔の浅賀由香氏は激戦を繰り広げている。
自民は伝統的に、農村部に比べて都市部での支持が弱めだ。参院選の複数区でみると、自民の支持率は野党時代の2010年参院選では12〜16%に低迷し、民主の27〜29%に大きく水をあけられていた。
ところが、政権復帰後の13年参院選では25〜30%に回復。4〜7%と低迷する民主を突き放した。今回、都市部にある複数区で有利に選挙戦を展開しているのは、こうした「自民1強」の支持構造を維持しているためだ。
前回の参院選後、みんなの党が解党し、民主党と維新の党が合流して民進ができるなどの野党再編はあったが、今回も自民の支持率は2人区で32%、3人区、4人区、6人区でも23〜27%で、7〜10%の民進を引き離している。
ただ、民進や共産など野党が健闘する複数区もある。
かつて「民主王国」と呼ばれた北海道(改選数3)、愛知(同4)の各選挙区。北海道では現職の徳永エリ氏がやや先行し、新顔の鉢呂吉雄氏も接戦。愛知では現職の斎藤嘉隆氏と新顔の伊藤孝恵氏が優位に立って、2議席確保の可能性もある。東京(同6)では現職の蓮舫氏が序盤からリードを保つ。
共産も、東京選挙区で新顔の山添拓氏が優勢で、前回に続き選挙区で議席を得る可能性が高い。
だが、東京では自民が複数議席を確保する可能性が高く、自民1強を突き崩すまでには至っていない。
2016
:
チバQ
:2016/07/07(木) 21:43:59
■野党、無党派浸透が課題
野党が共闘し、すべてに統一候補を立てた32の1人区。野党統一候補が有利な情勢にある選挙区は序盤で8選挙区あったが、終盤は7選挙区。このほか、競り合いを演じている選挙区も五つある。1人区で自民に29勝2敗を許した前回13年の参院選に比べれば健闘している。
野党のリードは東北で目立つ。環太平洋経済連携協定(TPP)が争点となっている山形。「国益を損ねる」と反対する野党統一の前職舟山康江氏が、無党派層の厚い支持に加え、自民支持層からも一定の支持を得てリードしている。
改選数が1減となり、現職同士がぶつかり合う宮城では、野党統一の桜井充氏が自民の熊谷大氏に一歩先行している。
福島では、野党統一の現職増子輝彦氏が法相の現職岩城光英氏にやや先行。同じく閣僚では、沖縄選挙区でも沖縄担当相の現職島尻安伊子氏が野党統一の新顔伊波洋一氏を追う展開だ。
民進党の岡田克也代表は、地元・三重で統一候補の現職芝博一氏が敗れれば次期代表選に出ないと表明。芝氏が有利な情勢で終盤にもつれこんでいる。
序盤で自民候補と野党統一候補が競り合いだったのは、青森、山梨、愛媛、大分の4選挙区だ。
青森では、統一候補の新顔田名部匡代氏が無党派層の支持を集めているのに加え、自民支持層にも一定の食い込みを見せ、混戦を抜け出しつつある。
山梨では、自民新顔と野党統一の新顔がなお、つばぜり合いを演じている。
野党統一の新顔永江孝子氏が、3期目をめざす自民現職の山本順三氏と接戦を繰り広げてきた愛媛では、引き続き激戦。自民新顔の古庄玄知氏と野党統一の現職足立信也氏が激しく競り合ってきた大分でも、依然接戦を展開している。
1人区では、共闘する民進、共産、社民、生活の各支持層で、投票先に統一候補を挙げたのが序盤に続き9割に達した。野党共闘は一定の効果を発揮している。
それでも野党統一候補が伸び悩んでいるのは、全体の47%を占める無党派層への浸透がまだ必ずしも十分ではないためだ。
1人区では無党派層の投票先は前々回の10年、前回の13年と自民が49%と最多だった。それが今回は野党候補が52%で、自民候補にも42%が流れている。
野党統一候補がリードする1人区は、無党派層だけでなく、自民支持層にも一定の食い込みを見せているのが特徴だ。分厚い自民支持層にどれだけ食い込めるかも、勝敗のカギを握る。
2017
:
チバQ
:2016/07/07(木) 21:47:34
http://www.sankei.com/region/news/160707/rgn1607070013-n1.html
2016.7.7 07:05
【参院選 大分】
終盤情勢 「反自民の砦」非常事態、首相ら大物応援に苦戦
大分選挙区(改選1)は自民党新人の古庄玄知氏(58)と、3選を目指す民進党現職の足立信也氏(59)が激しく競る。大分選挙区は伝統的に社民党が強く、「反自民の砦(とりで)」といえる。その大分陥落の危機とあって、民進党は共産党への接近も含め、必死に巻き返しを図る。
「激戦です。世論調査のたびに順位が変わる。皆様のお力におすがりするしかない」
6日夜、大分県臼杵市内の個人演説会で、民進党の長妻昭代表代行はこう訴えた。足立氏も「安倍政権をぎゃふんと言わせる。残念ながら九州でその可能性があるのは大分しかない。今は日本の分かれ道だ」と声をからした。
足立氏は過去2回、自民候補を大差で退けた。今回、全国的な野党共闘の流れの中で、大分選挙区も足立氏に一本化が図られた。それでも、足立陣営は、公示前から一貫して、共産党との接触を避けたという。
民進党県連幹事長代行の福崎智幸氏は「共闘は共産党が言い出した。自分たちに利益がない話を言うはずがない。失礼がない程度に付き合う」と警戒心を隠さない。足立氏自身も「協力して私一本に絞るということではない。『統一候補』ではなく『合同候補』だ」と強調した。しかし、各種調査などで苦戦が伝えられるようになった。
民進党は2日午後、大分市中心部で、共産、社民の県組織と市民団体と共同で、街頭演説会を開いた。選挙戦を通じて初の企画だった。
演説会で民進党の安住淳国会対策委員長は「共産、社民、市民団体と力を合わせて選挙戦を勝ち抜いていきたい」と声を張り上げた。遅れて駆けつけた足立氏も「安倍政権の暴走をとめる夏にしよう」と訴えた。
7日には蓮舫代表代行が大分市内の繁華街などでマイクを握る予定だという。
蓮舫氏は、6月24日にも大分入りした。
ただ、このときは連合大分の関係者ら“身内”の集会に出席しただけ。無党派層への波及力も持つのに、街頭に立つことはなかった。「もったいないといわれても仕方ない」(吉良州司衆院議員)との声も上がる。
対する自民党も、大物を次々と投入した。
安倍晋三首相は公示前日の6月21日と7月4日に大分入り。同6日には安倍首相の夫人、昭恵氏が女性支持者向けの集会に出席した。党幹部でみても、公示日の二階俊博総務会長を皮切りに、小泉進次郎氏らが駆けつけた。
ただ、自民党は大分を、最終盤で重点支援する選挙区から外した。古庄氏が一歩抜け出したと、党本部が判断したといえる。
県連幹部は「本部の考えは分からないが、われわれはまだ勝てるとは思っていない」と引き締める。
同選挙区にはこのほか、幸福実現党新人の上田敦子氏(49)も立候補している。
(九州総局 中村雅和)
◇
参院大分選挙区 届け出順(1-3)
上田敦子 49 元銀行員 幸 新
古庄玄知 58 弁護士 自 新 【公】
足立信也 59 元厚労政務官 民 現
2018
:
名無しさん
:2016/07/07(木) 21:48:45
http://mainichi.jp/articles/20160708/k00/00m/040/081000c
参院選
与野党対決、混迷…山梨、自民県議2会派反目
毎日新聞2016年7月7日 21時30分(最終更新 7月7日 21時33分)
長らく旧民主党参院議員会長を務め、「参院のドン」として知られた輿石東・参院副議長(80)が引退する山梨選挙区(改選数1)。自民党は元県議長を務めたベテラン県議を擁立して議席奪還を目指すが、県議会で自民系2会派が主導権争いを演じ、反目し合う。民進党は輿石氏の後継候補を野党統一候補として必勝を期すが、旧民主党出身の元参院議員が「第3の候補」として参戦。与野党対決の足元を揺るがす。
「どうも動きが鈍いところがある。原因の一つが県議団の対立」。6月18日、山梨県昭和町であった自民新人の高野剛氏(68)の総決起大会。県連顧問を務める横内正明・前山梨県知事の声が一際響いた。「いろいろな争いはいったんおいて、自民党勝利のために一致結束して戦ってもらいたい」と訴えると、満場の拍手が起きた。
対立するのは、県議会2大勢力の「自由民主党」(旧自民党・県民クラブ)と「自由民主党山親会」。今年3月、議会内のポストを巡る争いが議長不信任動議に発展。議会は流会し、県の新年度予算が廃案になる異例の事態になった。高野氏は同月の議会途中まで、当時の最大会派だった旧県民クラブの代表。予算は4月に事後承認されたが、その後、第2会派だった「山親会」が旧県民クラブの議員などを取り込んで最大会派となり、つば競り合いを続ける。
一方、民進は県内で子育て支援に取り組む社会福祉法人理事長の宮沢由佳氏(53)を擁立。共産、社民党との共闘体制を整えた。しかし、旧民主党参院議員の米長晴信氏(50)が5月に立候補を表明。米長氏は今年1月、輿石氏に自身を後継候補とするよう打診したが断られ、無所属での出馬に踏み切った。
輿石氏を長年支えた山梨県教職員組合(山教組)などの強固な支持基盤は、宮沢氏に引き継がれた。だが、米長氏は一部、自民支持層にも浸透し、選挙戦の行方は混沌。幸福実現党は新人の西脇愛氏(31)を擁立した。【後藤豪、田中理知】
2019
:
チバQ
:2016/07/07(木) 21:55:26
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160707_21003.html
<参院選青森>安倍首相 3度目の応援
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安倍晋三首相は6日、参院選(10日投開票)の応援で青森県内を駆け回った。公示日を挟み3度目の青森入り。激戦となっている青森選挙区(改選数1)の自民候補への支持や自身の政策の継続を訴え、野党批判を繰り広げた。
今回は半日をかけ、五所川原、弘前、青森、十和田4市で地元選出国会議員や首長とともに街頭に立った。弘前市中心部の蓬莱広場では、日の丸を振る約400人の聴衆に「厳しい選挙だが、何とか勝てるよう応援してほしい」「野党は政策が違うのに手を組み、与党を倒した後のことは全く考えていない。自公と民共のどちらに未来や安全を託すかが問われている」と熱く語った。
同日、八戸市では民進党の枝野幸男幹事長が街頭演説。第2魚市場前で、水産関係者ら約150人を前に「与党が圧勝すれば病気や介護の心配をする人や、中小零細の声が政治に届かなくなってしまう」と支援を訴えた。枝野氏も3度目の青森遊説。
関連ページ:青森政治・行政参院選とうほく
2016年07月07日木曜日
2020
:
チバQ
:2016/07/07(木) 21:55:41
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160707_31005.html
<参院選岩手>達増知事「非自民」鮮明
選挙カーから身を乗り出して支持者に手を振る達増知事=3日、岩手県紫波町
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参院選(10日投開票)の岩手選挙区(改選数1)で、達増拓也知事(52)が野党統一候補を精力的に応援している。昨夏の知事選で無投票3選した際の野党共闘の継続と位置付け、非自民の立場を鮮明にした。国政選挙の特定候補応援は3年ぶりの解禁。自民党陣営は「知事選で掲げた県民党はどうなったのか」と批判を強める。
達増氏が支援するのは、元政務秘書で無所属新人の木戸口英司氏(52)。公示以降は6日間応援に入り、街頭演説は40回を超えた。
先週末の2、3日は選挙カーに乗り込み、花巻市などでマイクを握り「野党共闘の司令塔になれる人。岩手から政権交代の流れをつくろう」と呼び掛けた。
夜は、集会に向かった木戸口氏の代わりに盛岡市内の街頭で1人で訴える力の入れよう。「知事選と参院選は一体」と県民党の姿勢は崩さないものの、野党共闘の流れを重視する。
木戸口氏は小沢一郎生活の党代表(衆院岩手4区)の元秘書。達増氏も小沢氏に師事してきた。6月28日に岩手県庁前であった野党4党の演説会には達増氏も加わり、小沢氏と並んだ。
2人の全面支援は木戸口氏の生命線だ。陣営は県南部の奥州、北上、花巻各市など小沢氏の強力な支持基盤を「本丸」に位置付ける。加えて、盛岡市を地盤とする達増氏が知名度を生かした「出城」となり、自民党を引き離しにかかる。
自民党新人の田中真一氏(49)の陣営は、達増氏の言動を「まやかしの県民党だ」と攻撃する。
「知事は県民の代表。反与党を掲げ、野党候補を応援するようなことはあってはならない」
6月30日の県議会6月定例会では、達増氏の姿勢を疑問視する質問があった。反達増会派の県議が「やりたいなら国会議員に戻るべきだ」と切り込み、達増氏が「特定政党への反対を訴えてはない。人物本位だ」と反論する場面があった。
田中氏の巻き返しに全力を挙げる自民県連幹部は「一つの勢力に肩入れしている。結局は小沢勢力を守るための行動であることは明らかだ」と攻撃を強める。
「野党的な考え方が岩手では県民党として主流。市場原理を優先させる政党とは対立している」。達増氏は6日の定例記者会見で独特の言い回しで自信をにじませ、一歩も引かない姿勢を示した。
関連ページ:岩手政治・行政参院選とうほく
2016年07月07日木曜日
2021
:
チバQ
:2016/07/07(木) 21:55:59
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160707_11014.html
<参院選宮城>与野党幹部投入 総力戦の様相
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谷垣氏(右)らと一緒に両手を上げ、支持を呼び掛ける熊谷氏(中央)=6日午後5時45分ごろ、仙台市青葉区一番町3丁目
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桜井氏(中央)の応援に駆け付けた(左から)小池氏、玉城氏、又市氏、枝野氏=6日午後6時10分ごろ、仙台市青葉区中央1丁目
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現職同士のデッドヒートは、双方が一歩も引かぬまま最終盤へ突入した。10日投開票の参院選で、全国屈指の激戦となっている宮城選挙区(改選数1)。再選を期す自民党熊谷大氏(41)と、4選を狙う民進党桜井充氏(60)が6日夕、土砂降りの仙台市内で街頭演説を繰り広げた。両陣営は党幹部を次々に投入し、総力戦の様相を呈している。
「あと一歩で抜け出せる。勝たせてください」
午後5時半すぎ、青葉区の藤崎ファーストタワー館前に立った熊谷氏は、支持者らに向かって5度にわたり深々と頭を下げた。
隣に並んだ谷垣禎一党幹事長は「共産党と組んだ相手候補に、意地でも負けるわけにはいかない。背中を押してほしい」と声を張り上げ、拳に力を込めた。
熊谷氏は演説を終えると慌ただしく車に乗り込み、東松島市の公民館へ。待ち受けていた二階俊博党総務会長が合流し、2カ所で個人演説会に臨んだ。
安倍晋三首相や小泉進次郎党農林部会長らを連日のように投入する党本部の分厚い後押しは最終盤でさらに加速する。7日は岸田文雄外相が2度目の宮城入りの予定。最終日の9日は3度目となる小泉氏の投入も検討されている。
「最後は大票田・仙台だ」。4日に選挙事務所であった選対会議で陣営は意思統一を図った。県連幹部は「仙台の保守票を固めれば絶対勝てる。あと一押しだ」と確信し、突き進む。
「世論調査で私は負けている。安倍政治の閉塞(へいそく)感を打ち破るため、どうか一票を託してほしい」。午後6時、青葉区のアエル前。桜井氏は共産党の街宣車の上で感情を高ぶらせ、聴衆に身ぶり手ぶりで訴えた。
最終盤の反転攻勢に向け、共闘を組む4野党幹部が仙台に集結した。枝野幸男民進党幹事長に加え、小池晃共産党書記局長、又市征治社民党幹事長、玉城デニー生活の党幹事長の4人が次々とマイクを握り、結束を鼓舞した。
全国的な自民圧勝の情勢が伝えられる中、小池氏は「全国初の野党統一候補が負けるわけにいかない。良識を示す時だ」と強調。枝野氏は「相手は強力な締め付けで支持を固めている。気を緩めた方が負けだ」と強い執念をにじませた。
選挙戦序盤、アベノミクスなど政権批判に徹した桜井氏は終盤、3期18年の実績を強調する戦術に方針転換した。陣営幹部は「政治家人生最大の危機。宮城の将来に必要な政治家だということを訴えるしかない」と背水の陣を敷く。
関連ページ:宮城政治・行政参院選とうほく
2016年07月07日木曜日
2022
:
チバQ
:2016/07/07(木) 21:56:59
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160707_61024.html
<参院選福島>岩城氏急伸 増子氏と並ぶ
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◇福島選挙区立候補者(1―3)13自10ミ自
岩城光英66 法相 自細現(3)(公推)
矢内筆勝54 幸福実現党員 諸 新
増子輝彦68 元経産副大臣 民 現(2)(社推)
2から1に減った改選議席の死守へ、現職同士が激しく競り合う。先行していた増子(民現)を岩城(自現)が激しく追い上げ、横一線で最終盤に入った。
野党統一候補の増子は地盤の県中部で支持を広げ、民進支持層の大半を固めた。共闘する共産、社民支持層にも浸透しつつある。無党派層に食い込み、比較的若い層で支持が厚い。
原発事故からの復興の遅れや安全保障関連法制を批判し、安倍政権打倒を呼び掛ける。後援会と連合を中心に団体や企業への働き掛けも強めている。衆院議員を3期務めた知名度を武器に浮動票を掘り起こし、逃げ切りを狙う。
法相の岩城は地元のいわき市で支持を伸ばす。中高年層に浸透する一方で、自民支持層の取り込みはやや手間取っている。
復興加速化には政権の安定が不可欠と主張する。党本部は最重点区と位置付け、閣僚級や人気弁士を連日投入。7日にも安倍晋三首相が福島入りする予定だ。県選出国会議員と県議らが連携してきめ細かく集会を開催。企業や団体に支援を訴え、公明とも連携して組織票固めを急ぐ。
矢内(諸新)は伸び悩んでいる。
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160707_51025.html
<参院選山形>TPP批判 舟山氏安定
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◇山形選挙区立候補者(1―3)13自10自
月野薫61 元会社社長 自 新(公推)
城取良太39 幸福実現党員 諸 新
舟山康江50 団体役員 無 元(1)(民・社推)
舟山(無元)がリードを広げて優位に立ち、月野(自新)が追う。
知名度が高い舟山は、安倍政権が進める環太平洋連携協定(TPP)や経済政策への批判を強め、全域に浸透。地元の置賜地方、水田地帯の庄内地方で安定した戦いを展開する。
県農協政治連盟(農政連)は自主投票を決めたが、単位農協や生産者に個別に働き掛ける。農村部での支持は厚みを増してきた。
野党共闘に若干の足並みの乱れが見られるが、政党色を抑えた戦いで無党派層への支持を広げる。安倍政権に批判的な保守層の取り込みも進んでいる。
月野は政権与党の立場を強調し、政策実行力の高さを前面に出す。課題の知名度不足解消へ、序盤は閣僚らを連日投入したが波に乗り切れていない。
党県連会長の遠藤利明五輪相(衆院1区)が地元に張り付き、てこ入れを徹底。山形市やその周辺で徐々に盛り返しつつあるが、他地域では広がりを欠く。
終盤、県選出の国会議員、県議らが各地域の企業や団体を精力的に回り、巻き返しを狙う。全農出身だが、TPPへの批判から農業票をまとめ切れていない。
城取(諸新)は苦しい。
2023
:
チバQ
:2016/07/07(木) 21:57:43
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160707_41026.html
<参院選秋田>組織強力 石井氏が優位
◇秋田選挙区立候補者(1―3)13自10自
西野晃39 幸福実現党員 諸 新
松浦大悟46 党県代表 民 元(1)(共・社推)
石井浩郎52 文科委員長 自無現(1)(公推)
石井(自現)が序盤のリードを広げて優勢に戦いを進め、松浦(民元)が懸命に追う展開。
石井はアベノミクスの継続と強い農業への転換を訴える。序盤は出遅れ感が漂ったが、中盤以降は組織戦を徹底。自民、公明支持層を着実に固めつつあり、全県に浸透してきた。
党は重点区と位置付け、終盤は閣僚級を連日送り込む。最終日の9日は菅義偉官房長官(湯沢市出身)と谷垣禎一幹事長が県内入りし、一気に引き離しにかかる構え。環太平洋連携協定(TPP)への不満が強い農業者の離反も最小限に食い止めている。
松浦は民進に加え、共闘を組む共産と社民の支持層を取り込んだ。民進は最重点区としており、岡田克也代表ら党幹部を続々投入。政権批判を徹底するが、勢いには乗れていない。
若者団体「SEALDs(シールズ)」メンバーの支援を得て、秋田市では大学生ら若年層の反応が良くなっている。票の争奪戦を繰り広げる県南部では、改革結集の会から民進党に合流した村岡敏英衆院議員(比例東北)の支持層を中心に保守票の取り込みを急ぐ。
西野(諸新)は広がりがない。
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160707_11027.html
<参院選宮城>熊谷氏と桜井氏 接戦続く
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◇宮城選挙区立候補者(1―3)13自み10自ミ
熊谷大41 党青年局次長 自無現(1)(公・日推)
桜井充60 元財務副大臣 民 現(3)(共・社・生推)
油井哲史36 幸福実現党員 諸 新
改選数が2から1に減り、1議席を巡って熊谷(自現)と桜井(民現)が序盤から一進一退の攻防を繰り広げ、横一線のまま選挙戦を折り返した。無党派層の6割以上が投票先を決めておらず、勝敗の行方は最終盤にもつれ込んだ。
熊谷は自民、公明両支持層の7割を手堅くまとめ、おおさか維新、日本のこころの支持層の大半を固めた。無党派層の支持は1割弱にとどまっており、広がりを欠く。
50代から4割超、40代から3割超と、中年層に浸透する。農林漁業や商工自営業、自由業の支持が厚く、専業主婦も取り込む。
仙台市内全域で戦いを優位に進めており、県北部では桜井に差をつける。
桜井は民進支持層の8割弱を押さえた。野党共闘を組む共産支持層の6割強、社民支持層の7割弱も固め、さらに浸透を急ぐ。無党派層の3割弱を取り込み、自民支持層の1割強を切り崩している。
60代から約4割、30代から約3割の支持を集め、10代でも熊谷を上回る。管理職や事務・技術職、学生の支持が厚い。
仙台市内では苦戦し、県南部で熊谷を上回る。
油井(諸新)は厳しい。
2024
:
チバQ
:2016/07/07(木) 21:58:21
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160707_31028.html
<参院選岩手>木戸口氏を田中氏が急追
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◇岩手選挙区立候補者(1―3)13無10ミ
石川幹子51 幸福実現党員 諸 新
田中真一49 党県支部長 自 新(公推)
木戸口英司52 元知事秘書 無 新(民・共・社・生推)
野党統一候補の木戸口(無新)がリードを維持するが、田中(自新)も引き離されず急追する。
木戸口は全面支援する小沢一郎生活代表(衆院4区)の強固な後援会組織がある県南部で、満遍なく支持を広げる。応援に入る達増拓也知事が地盤とする盛岡市などでも先行する。
民進、共産、社民、生活4党は地方議員がフル回転し、労組などを中心に各党支持層をほぼ固めた。自民支持層の一部も引き付け、中高年層に浸透する。
農村部を細かく回って集会を重ねるほか、企業や団体回りを徹底。終盤にかけて達増知事が張り付き、無党派票の取り込みを狙う。
田中は自民支持層が比較的強い県北部や沿岸の一部で支持を広げている。公明支持層への浸透も上向いており、比例候補と連動して巻き返しを目指す。若年層では木戸口を上回る。
党本部は安倍晋三首相、麻生太郎財務相、石破茂地方創生担当相らを相次いで投入。都市部の無党派層への食い込みを図る。
かつて敵対し、今回は支援に回った無所属の平野達男参院議員(岩手選挙区)や党県議が、反小沢票の掘り起こしに総力を挙げる。
石川(諸新)は苦しい。
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160707_21029.html
<参院選青森>山崎氏わずかにリード
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◇青森選挙区立候補者(1―3)13自10自
山崎力69 前予算委員長 自額現(3)(公推)
三国佑貴31 幸福実現党員 諸 新
田名部匡代47 党県代表代行 民 新(社推)
山崎(自現)が序盤の横一線からわずかに抜け出し、田名部(民新)が猛追する。終盤に入り、依然として緊迫した接戦が続いている。
山崎はアベノミクスの成果など政権与党の実績を強調し、序盤以降、支持を積み増す。県内の衆参議席を独占する党県連は徹底した組織戦を展開。中盤以降も団体、企業を丹念に回り、票固めに余念がない。三村申吾知事も支援に回る。
党本部は最重点区と位置付け、閣僚や党幹部を投入。6日には安倍晋三首相が3度目の応援に入った。陣営は最終盤、青森、弘前など津軽地方に照準を定め、票の上積みを狙う。
田名部は政権の経済政策を批判し、疲弊した地方の再生を前面に打ち出す。共闘する共産、社民両党の支持層に浸透し、無党派層の支持も厚みを増す。農相を務めた父匡省からの地盤である八戸市では優勢な戦い。課題だった津軽地方でも着実に浸透している。
最終盤に向け岡田克也代表が3日に3度目の県内入りをするなど、党本部も議席奪取に必死。陣営は小まめに街頭活動を展開し、無党派層の支持拡大を急ぐ。
三国(諸新)は広がりを欠く。
2025
:
チバQ
:2016/07/07(木) 21:58:38
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160707_71022.html
<参院選東北>宮城、福島、青森は接戦
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河北新報社の取材網による分析では、東北6選挙区(改選数各1)は秋田で与党が優位に立つ一方、野党統一候補は山形で議席を固め、岩手でも先行する。他の3選挙区は与野党が伯仲しており、青森では現職と新人が競り合う。改選数が1減った宮城、福島は現職同士が横一線で並ぶ。東北の6議席を巡る戦いは、与野党が拮抗(きっこう)したまま最終盤に入った。
青森は自民党現職の山崎力氏(69)と民進党新人の田名部匡代氏(47)が序盤から譲らぬ戦いを繰り広げる。終盤に入り、山崎氏が一歩抜け出す気配を見せる。
岩手は無所属新人の木戸口英司氏(52)が野党各党の支持層を固めリードを保つ。自民新人の田中真一氏(49)が追走を続けており、巻き返しを狙う。
宮城は自民の熊谷大氏(41)と民進の桜井充氏(60)の両現職が、デッドヒートを演じたまま終盤戦に突入した。態度未定の無党派層が多い仙台での戦いが焦点になる。
秋田は自民現職の石井浩郎氏(52)が着実に支持を広げ、優勢になりつつある。民進元議員の松浦大悟氏(46)は共闘する野党の支持層を固め、猛追する。
山形は無所属元議員の舟山康江氏(50)が県全域でリードをさらに広げ、安定域に入った。自民新人の月野薫氏(61)は与党支持層を懸命に固める。
福島は民進の増子輝彦氏(68)と自民の岩城光英氏(66)の両現職が激しく競る。序盤やや先行した増子氏に対し、岩城氏は党の総力で追い付き、両者並走の混戦模様となっている。
幸福実現党が各選挙区に立てた候補者はいずれも苦しい。
関連ページ:広域政治・行政参院選とうほく
2016年07月07日木曜日
2026
:
チバQ
:2016/07/07(木) 21:58:52
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160707_71015.html
<参院選東北>建設業界フル回転
支援候補を応援する弁士の演説を聞く建設業関係者ら=6月30日、仙台市青葉区
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参院選(10日投開票)比例代表で、東北の建設業界が自民党新人の元国土交通省技監の上位当選を目指しフル回転している。東日本大震災の復興需要が下り坂を迎えつつあり、「結果が公共工事確保に直結する」と力が入る。自民も終盤に入り、各地の得票と予算配分の関係をちらつかせて業界の締め付けを強める。
6月30日午後、仙台市青葉区のホテルに背広姿の建設業者ら約1300人が集まった。
「民主党政権時代に公共工事が大きく減ったつらい思いを絶対忘れない。公共事業を否定する勢力に負けてはいけない」。元技監が熱弁を振るうと、会場は盛んな拍手に包まれた。
不況や公共事業の縮減で苦境にあえいでいた建設業界は、震災の復旧復興需要で回復した。国交省によると、被災3県の官民を合わせた建設投資額の推移はグラフの通り。がれき処理や防災集団移転用地の造成などに伴い、震災後の2011年度から跳ね上がった。
現在も防潮堤建設や民間家屋の再建などで活況が続くが、将来的には落ち込みが予測される。宮城県土木部は「震災から10年が経過する20年度以降、県の公共建設投資は震災前水準に激減する」と見込む。
宮城県建設業協会の千葉嘉春会長は「建設産業が地盤沈下するかどうかの分かれ目だ。各社の安定的経営に直結する」と強調。昨年の関東・東北豪雨のような災害に備える河川改修や、ダム建設などインフラ整備の必要性を訴える。
業界事情を熟知する自民党は、参院選での見返りをちらつかせる。
元技監の集会で登壇した小野寺五典元防衛相(衆院宮城6区)は、元技監と宮城選挙区(改選数1)の自民現職の名前を挙げて「安倍晋三首相は厳しい方。何票入るかで予算が変わる」と一層の集票を迫った。
千葉会長は「選挙は結果が全て。最後の踏ん張りどころだ」と力強く応じた。
関連ページ:広域政治・行政参院選とうほく
2016年07月07日木曜日
2027
:
とはずがたり
:2016/07/08(金) 07:27:02
朝日新聞だと自民は一人区に重点,岡田氏は複数区回って比例票掘り起こしに重点とか。岡田選挙下手か?今回は一人区やろー。
2028
:
とはずがたり
:2016/07/08(金) 07:31:31
連合、比例に危機感=集票力陰り「ライバルは身内」【16参院選】
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070700674&g=pol
10日投開票の参院選で、民進党最大の支持組織である連合は、組織内候補として過去最多の12人を比例代表に擁立した。全員当選を目指すが、組織力の低下は否めず、近年の選挙ではその実力に陰りが見える。各種世論調査で同党の支持率も伸び悩んでおり、票の掘り起こしに懸命だ。
「民進党に国民から厳しい目が向けられている。党名が浸透していないのも気掛かりだ」。連合の神津里季生会長は2日の記者会見でこう語り、苦戦が伝えられる現状に危機感を示した。
民進党前身の民主党が政権に就く前の2007年参院選で2326万票だった同党の比例得票は、菅政権時の前々回10年は1845万票に減少。野党転落後の前回13年は713万票まで落ち込んだ。これに伴い、比例当選者も20人、16人、7人と減り続けた。
ただ、連合組織内候補の当選者は7人、10人、6人と、同党の比例当選者に占める割合は高くなっている。小さくなったパイを身内同士で奪い合う中、組織を持つ連合の存在感が際立った形だ。
組織内候補6人が当選した前回13年は擁立した9人のうち、繊維、流通業界などの労組でつくるUAゼンセン、鉄鋼や造船重機の労組で構成する基幹労連、日本郵政グループ労組がぞれぞれ擁立した3人が落選。有力団体の集票力の衰えも印象付けた。
厚生労働省によると、労組の推定組織率は昨年、5年連続で減少し、過去最低の17.4%になった。今年5月には全国化学労働組合総連合(化学総連、組合員数約4万6500人)が離脱するなど、産別労組の「連合離れ」も顕在化した。
民進党は今回、連合の組織内候補を含む22人を比例代表に立てた。ある労組関係者は「ライバルは党内の他候補だ」と語り、個人票の上積みに全力を尽くす考えを強調した。(2016/07/07-18:17)
2029
:
名無しさん
:2016/07/08(金) 16:26:27
比例区の投票先を考える場合、
以下のURLで、政党・諸派のランキングが確認できる。
有権者ひろば
http://touhyousaki.new-poli.biz/party/?sht=1
#link1
選挙公約・綱領など政党情報が詳しい。
2030
:
チバQ
:2016/07/09(土) 13:25:28
http://www.sankei.com/politics/news/160708/plt1607080067-n1.html
2016.7.8 22:40
【参院選・新潟】
「タマが弱い」麻生太郎副総理、応援で放言炸裂
自民党の麻生太郎副総理が参院選で2回も応援に入った新潟で、候補者の悪口とも取られかねない「放言」を炸裂させ、周囲を冷や冷やさせている。
新潟市中央区で1日に開かれた参院選新潟選挙区の同党現職、中原八一氏(57)の決起集会。麻生氏は「前回の塚田(一郎氏)の選挙期間中には、たぶん1回しか新潟に入っていないが、中原のために2回!」と言い放つと、集まった約1500人の拍手に包まれた。だが、続けて「拍手をしているけど、それだけタマが弱いっちゅうことですよ」と、中原氏を揶揄(やゆ)する始末。
実際、事実上の一騎打ちとなっている無所属の野党統一候補、森裕子氏(60)の方が新潟県内では知名度で勝る。公示前の自民党の集会で、演壇に立った中原氏の夫人が「新潟市以外では中原だと言っても、名前が知られていない…」と漏らすほど、中原氏は浸透していなかった。
もっとも、麻生氏は「あなたなんか来なくても中原は通るということにならんといかん。ここが一番肝心なとこなんです」と麻生流の弁舌でフォローし、改選121議席の過半数獲得を目指すと宣言した。
野党への批判となると『口撃』はさらに激しさを増す。麻生氏は、三重県の神職の経験がある現職の野党統一候補を共産党が推薦したことをやり玉に挙げ「少なくとも共産党って宗教は駄目なんじゃないの? それが神主を推薦。気を付けよう、甘い言葉と統一候補」と畳みかけ、会場を沸かせた。
さらに「当選しても共産党と神主さんと意見が合うのか。安保に反対と賛成とバラバラのところが一緒になって何するんです」とまくしたて、野党共闘は当選するための選挙手段に過ぎないと批判した。
2031
:
チバQ
:2016/07/09(土) 13:27:01
http://www.sankei.com/politics/news/160708/plt1607080063-n1.html
2016.7.8 22:12
【参院選・奈良】
「一線」画した野党共闘、“奈良府民”狙いの維新…最後まで取り込みに懸命
10日に投開票日を迎える参院選。自民VS野党統一候補の構図に、おおさか維新などの新人2人も含めた4人が1議席を争う奈良選挙区は、序盤戦でやや優位に立った自民新人を、野党統一候補の民進現職が追い上げる展開になっている。勝負のカギを握るのは、大阪に通勤・通学する「奈良府民」に多い無党派層とも言われ、各陣営とも最後まで取り込みに懸命だ。
「みなさんの年金が大変危険な状態になっている。安心して暮らせるよう年金を守ります!」。参院選も終盤を迎えた8日、小雨が降る中、3選を目指す野党統一候補で民進現職、前川清成氏(53)は、奈良県生駒市の近鉄生駒駅北口で声を張り上げ、「憲法改正をとめられるのは奈良選挙区で私一人」とアピールした。
選挙戦中盤からは無党派層を意識し、年金や教育、雇用など「暮らしにスポットをあてた」(陣営)テーマに絞るようになり、陣営幹部は「序盤では自民候補に大きく差を開けられたが、縮まってきた手応えはある」と話す。
だが、野党統一候補としての戦いは、終盤戦になっても一枚岩には遠い状況だ。「反自民非共産」を掲げる支持団体「連合奈良」の抵抗感が強く、選挙運動は共産と終始一線を画してきた。
民進の岡田克也代表は公示前を含め3回も来県したが、共産や社民の関係者がともに街頭に立つことはなく、ある民進関係者は「共闘のメリットは候補者を取り下げてくれたこと。それ以上でもそれ以下でもない」と打ち明ける。
一方、1人区で唯一の候補者を擁立したおおさか維新の会。おおさか維新新人の吉野忠男氏(57)は「教育無償化を実現し、全国のモデルとしたい」と、教育政策を軸に無党派層の取り込みに懸命だ。
26年の衆院選では、旧維新の党が県内政党の比例票で自民に次ぐ票を獲得しており、今回の参院選がおおさか維新の試金石とされる。松井一郎代表も公示前を含め2回、奈良入りし「大阪の改革を全国に広げたい」と「奈良府民」向けにアピールしたが、苦戦を強いられている。
その一方で、地元選出の高市早苗総務相がこまめに奈良入りするなど、党幹部たちも続々と応援に訪れ、安定した戦いを進めるのが自民新人の佐藤啓氏(37)。8日、奈良県斑鳩町などを回った佐藤氏には、行く先々で地元の首長や議員らが多数同行し、組織力を見せつけた。佐藤氏は、街頭演説で「成長と分配の好循環を必ず実現したい」と強調した。
幸福実現新人、田中孝子氏(60)は、消費税減税などを訴えている。
2032
:
チバQ
:2016/07/09(土) 13:28:21
http://www.sankei.com/politics/news/160708/plt1607080024-n1.html
2016.7.8 15:15
【参院選・鳥取島根】
合区は注力も広範囲…日程配分、ライブ配信、“無人”カー、そして家族
鳥取、島根両県で、今回の参院選の選挙区に初めて導入された合区。広い選挙区、県境をはさんで異なる風土、地域課題。3候補の陣営は難しい合区の“壁”に立ち向かい、熱い選挙戦を戦っている。
両県で異なる『選挙文化』にも戸惑い…
幸福実現新人、国領豊太氏(34)の陣営は、候補が乗る選挙カー、党員が乗る選挙カーを島根県、鳥取県それぞれで運行。名前を有権者に知ってもらうため、候補が選挙期間の半分ずつ、両県それぞれを回れるよう行程を組んだ。
だが、合区の長い移動距離で「日程的に無駄が出てしまう」(陣営幹部)のが今回の選挙戦の難しさという。また、街頭に立つなど政策をじっくり訴えたい半面、候補や党の名前を連呼し、選挙カーをどんどん先に走らすのも必要。タイトな時間の中、効果的な訴えを工夫する。
■ ■
無所属新人の福島浩彦氏(59)=民進・共産・社民・生活推薦=の陣営は「政策を知ってほしい」と、候補が乗る選挙カーは一日30カ所を目標に回り、丹念に街頭演説。一方、候補が乗らない方の選挙カーは選挙区の“流し”に重点を置く。
これに加え、広い選挙区に名前と政策を浸透させるため、インターネットのライブ配信サイトも活用。選挙運動初日から、候補の選挙カーには専門スタッフが同乗、街頭宣伝などを中継する。「訴えがよく分かる」と反応があり、視聴者数拡大に力を入れる。
■ ■
「両県の『選挙文化』の違いに戸惑った」と言うのは島根県出身の自民現職、青木一彦氏(55)の陣営幹部。「候補者本人が不在の場面では、島根なら国会議員や県議らの出番となるが、鳥取の場合は、奥さんや子供ら身内が最前線に立つ。過去の選挙戦では経験しなかったことだ」
候補が奔走する間、妻(51)や長男(24)、長女(20)は別の県で選挙カーに乗り、あいさつに立つ。公示後の候補の活動は島根10日、鳥取8日の配分。状況分析を進めながら、残る日々のプランを検討している。
2033
:
チバQ
:2016/07/09(土) 13:36:35
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160708_11020.html
<参院選宮城>村井知事 中立姿勢から一転
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10日投開票の参院選宮城選挙区(改選数1)で、村井嘉浩知事が7日、自民党現職熊谷大氏(41)の応援演説に立った。民進党現職の桜井充氏(60)と1議席を争う戦いに一貫して「中立」を明言してきたが、出身母体・自民からの強い要請に変節を余儀なくされた格好だ。
村井知事は正午すぎ、仙台市青葉区中央であった街頭演説に現れ、熊谷氏の横に並んで約5分間にわたってマイクを握った。
宮城野区に整備する広域防災拠点の用地取得費を計上した予算案を巡り「(県議会で)野党は創造的復興を進めるための重要政策の反対に回った。野党共闘の影響だ」と批判した。
最後に「横一線で並んでいる。熊谷さんをよろしくお願いします」と訴え、熊谷氏と握手を交わした。
宮城選挙区について、これまで村井知事は「心情的に片方を応援するのは難しい」と強調。4日の定例記者会見でも「マイクを持つ予定はない」と繰り返したばかりだった。
一方、村井知事は7日夜に市内であった桜井氏の総決起集会に山田義輝副知事を代理で派遣。「桜井先生に引き続き国政の場で力を発揮してもらうため、全力で応援する」とのメッセージを託し、崩れたバランスの修正も図った。
関連ページ:宮城政治・行政参院選とうほく
2016年07月08日金曜日
2034
:
チバQ
:2016/07/09(土) 13:37:40
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160708_51006.html
<参院選山形>決戦後に思惑 県都攻防激化
自民新人候補の演説会で握手をする五輪相遠藤(左)と山形市長佐藤=6日、山形市中野の大郷コミュニティーセンター
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参院選(10日投開票)の山形選挙区(改選数1)で議席を争う自民党新人、無所属元議員の両陣営が終盤、大票田・山形市を舞台に攻防を繰り広げている。当落の鍵を握るのはもちろんだが、県都の開票結果が県政界の今後の主導権争いに直結するからだ。情勢に危機感を強める自民では五輪相でもある県連会長遠藤利明(衆院山形1区)が自らのメンツを懸け、地盤を必死に駆け回る。県政界関係者の視野には来年の知事選や次の山形市長選も入る。参院選を舞台にしたもう一つの戦いを追った。
「地元の選挙に負けたら何をやっていたんだと言われる」。6日夜、山形市であった自民新人の演説会。壇上で支持を訴える遠藤に焦燥感が漂う。
「お膝元の山形市で大敗するようなことがあれば、面目は丸つぶれ」と県連幹部。下手をすれば県連会長の責任問題にも発展しかねない。
現職岸宏一の引退正式発表前に、遠藤が主導して決めた候補者公募は岸の不興を買い、遠藤を苦境に立たせた。
公示前の6月9日。山形に入った首相安倍晋三は一連の経緯を懸念し、岸に謝罪するよう進言した。
5日後、遠藤が東京の料理屋で岸に協力を求めたのも「情勢を知った首相から相当ねじを巻かれたからだ」(複数の選対関係者)。
背水の陣の遠藤を後方支援するのは山形市長佐藤孝弘。昨年9月の山形市長選では自民、公明などの推薦を得て半世紀ぶりの保守系市長の座に就いた。佐藤擁立の立役者が遠藤であり「2人は師弟関係」(自民党県連幹事長金沢忠一)だ。
公示第一声。佐藤は遠藤の横で応援マイクを握った。その後も候補者の選挙カーで市内を一巡したり、率先して企業を回ったりするほどの力の入れようだ。
そんな佐藤の姿を、自民党市議は「昨年の市長選はわずか1773票差。次回へ向け、自らの地盤を固めなければならない事情がある」と解説する。
来年2月任期満了の知事選への思惑もちらつく。
野党統一候補でもある無所属元議員を担ぐ民進、社民、連合山形と共産の陣立ては2009年、知事吉村美栄子が当時の現職を破り、初当選した時と同じだ。
13年の前回知事選。吉村は54年ぶりの無投票で再選を果たした。「この布陣で大差で勝てば今回も自民を抱き込める」と連合山形会長岡田新一。「あわよくば再度の知事選無投票も」。そんな期待も抱く。
参院選候補者の無所属元議員は13年の前回参院選で敗れたとはいえ、山形市で自民新人候補の得票を1545上回った。
「今回はさらに差を広げ、知事選を有利に進める」。選対幹部はそんなシナリオを思い描き、最終盤の勢力を県都に傾注する。(敬称略)
◇山形選挙区立候補者(1―3)
月野薫61 元会社社長 自 新(公推)
城取良太39 幸福実現党員 諸 新
舟山康江50 団体役員 無 元(1)(民・社推)
関連ページ:山形政治・行政参院選とうほく
2016年07月08日金曜日
2035
:
チバQ
:2016/07/09(土) 13:38:44
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160708_61005.html
<参院選福島>首相が陣頭vs玄葉氏応戦
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街頭演説で自民候補への支持を訴える安倍首相=7日午後5時20分ごろ、福島市栄町
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民進候補への支持を呼び掛ける玄葉氏=7日午後3時ごろ、田村市船引町
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安倍晋三首相は7日、参院選(10日投開票)の応援で福島県に入り、最終盤まで現職同士の接戦が続く福島選挙区の自民候補への支持を訴えた。一方、民進党選対委員長の玄葉光一郎衆院議員(福島3区)は県外での遊説を取りやめ、民進候補支援のため急きょ地元入りして対抗した。
同選挙区は改選数が2から1に減り、自民の法相岩城光英氏、野党統一候補で民進の増子輝彦氏の両現職が生き残りを懸けた争いを繰り広げている。
安倍首相の福島入りは公示日を挟んで3回目。この日は喜多方市や田村市など4カ所で街頭に立った。
約1500人が集まった喜多方市の運動公園で演説した安倍首相は「復興に力を入れ、福島の完全復活を目指す」と主張した。
福島市の中心市街地では2000人を前に「アベノミクスは道半ば。やめたらまた暗い時代に戻ってしまう」と強調。野党共闘については「理念も政策も違い、無責任の象徴だ。批判ばかりでは何も生み出さない」とまくし立てた。
同選挙区には、8日に菅義偉官房長官、選挙戦最終日の9日には小泉進次郎自民党農林部会長が入る。
これに対して玄葉氏は、自身の選挙区で盤石の地盤を誇る田村市や須賀川市を回り、自陣に攻め込む安倍首相に対抗した。
安倍首相が田村市で演説したほぼ同時刻には、約1.5キロ離れたスーパー駐車場で120人を前に演説。「私の牙城を崩そうと狙い撃ちしてきた。絶対に負けられない」と敵意をむき出しにした。
玄葉氏は「原発は40年で廃炉にしようと決めたのに、安倍政権は60年動かそうとしている。3.11など無かったかのようなエネルギー政策は許せない」と主張。「福島県民の良識を示すために最後まで声掛けを」と呼び掛けた。
◇福島選挙区立候補者(1―3)
岩城光英66 法相 自細現(3)(公推)
矢内筆勝54 幸福実現党員 諸 新
増子輝彦68 元経産副大臣 民 現(2)(社推)
関連ページ:福島政治・行政参院選とうほく
2016年07月08日金曜日
2036
:
チバQ
:2016/07/09(土) 13:39:55
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160708_31014.html
<参院選岩手>小沢氏 党存続へ「背水の陣」
自身の後援会事務所で支持者と握手を交わす小沢氏=6月23日、奥州市水沢区
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参院選(10日投開票)で、生活の党の小沢一郎代表(衆院岩手4区)が党の命運を懸け、擁立候補のてこ入れを続ける。岩手選挙区(改選数1)では、元秘書の野党統一候補を応援するため序盤から地元に入り支持を訴えた。党は衆参合わせて5人で政党要件ぎりぎり。うち2人が退くため、岩手の議席獲得は「背水の陣」だ。対する自民党は閣僚らが小沢政治批判を展開し、切り崩しを狙う。
小沢氏が無所属新人の木戸口英司氏(52)の応援に入ったのは、公示前を含め3度。6月23日に立ち寄った奥州市の後援会事務所では「野党共闘は西日本が弱く東北が頼り。岩手がけん引役にならなくちゃ」とハッパを掛けた。
28日には共産党の志位和夫委員長の盛岡入りに合わせ、4党首級の合同演説を提案。岩手県庁前を約2000人が埋めた。
寡黙なイメージが強い小沢氏だが、今回は冗舌な一面も見せる。
公示前に木戸口事務所を訪れた際には、出迎えた達増拓也知事の妻陽子さんに「(候補者を)ギリギリやってちょうだい。朝から晩まで死ぬ気でやれって言っているんだ」と小沢流選挙の一端をのぞかせた。
安倍晋三首相が盛岡入りする前日には「どんどん来てくれ。関心が高くなる。張り付いてもいい。そう言っておいてくれ」と笑顔を見せた。危機感を問われると「岩手で? 感じてないよ。県民は賢明な判断をしてくれる」。
盛岡で不在者投票をした後には「投票率上がるといいね。東京(の自宅に)は誰もいない。幽霊屋敷だもん。野党が本当に気持ちを一つにすれば、誰も勝てっこないのよ」と自信をにじませた。
「いつまでも小沢一郎氏の時代じゃなかろう。つくづく思う。選挙の度に得票は落ちているだろ? 当選させる岩手は不思議な所だ」
盛岡市で今月2日にあった自民党新人田中真一氏(49)の決起集会に出席した麻生太郎財務相は、得意のべらんめえ調であおった。
生活系元議員と自民現職が競り合う新潟選挙区にも触れ「生活が落とせば(政党要件に満たない)4人になる。必死こいてやってます。岩手もどうにかしねえと」と語気を強めた。
自民県連幹部は「いずれにしても小所帯。中央で存在感はない。危機感は相当強いはずだ」と言い切る。
関係者によると、小沢氏は最終日の9日、新潟でマイクを握った後、岩手入りを検討している。
関連ページ:岩手政治・行政
2016年07月08日金曜日
2037
:
チバQ
:2016/07/09(土) 14:13:21
http://news.goo.ne.jp/article/kanagawa/region/kanagawa-39649622.html
「与党3議席」獲得か、阻止か 参院選神奈川選挙区、10日投開票
05:00神奈川新聞
第24回参院選は10日、投開票を迎える。安倍政権の経済施策「アベノミクス」の評価や憲法改正、安全保障政策などの是非が問われる。改選定数が3から4に増えた神奈川選挙区には、12人が立候補し、全国屈指の激戦区となった。推薦候補を含め自民、公明両党で「与党3議席」を獲得できるか、2人を擁立した民進党など野党勢力がそれを阻止できるか注目される。 各候補者は、18日間にわたる選挙戦最終日の9日、大票田の横浜、川崎の両市内を中心に最後の訴えを行う。 自民党は、比例代表からくら替えした現職で元女優の三原じゅん子氏がトップ当選を狙う。元みんなの党で無所属現職の中西健治氏も自民党の推薦を受け、同党麻生派などに支えられ再選を目指す。 公明党は改選議席が増えたため新人の三浦信祐氏を擁立し、初当選を狙う。自民から推薦を受けている。 結党後、初の大型選挙となった民進党は、旧民主出身で現職の金子洋一氏の議席死守に加え、比例からくら替えした旧維新出身の元職の真山勇一氏が議席を狙う。 共産党は昨春の統一地方選躍進の勢いに乗り、新人浅賀由香氏が18年ぶりの議席獲得を目指す。 おおさか維新の会は公募の新人丹羽大氏で党勢拡大を狙い、社民党は新人の森英夫氏が初当選を目指す。 日本のこころを大切にする党新人の清水太一氏や、政治団体「幸福実現党」新人の壹岐愛子氏、同「支持政党なし」新人の片野英司氏、無所属新人の佐藤政則氏も支持拡大を図る。 神奈川新聞社の選挙戦終盤の総合調査(3〜5日実施)では、高い知名度を背景に三原氏がリードし、支持基盤を固めている三浦氏が続き、真山、金子、浅賀、中西の4氏が横一線で競り合う展開。ただ、調査段階で約4割超の有権者が態度を決めておらず、情勢は流動的となっている。 6月21日現在の県内有権者数は758万9282人(男378万1710人、女380万7572人)で前回参院選の選挙時登録(2013年7月)から19万8635人増えた。
2038
:
チバQ
:2016/07/09(土) 14:15:53
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20160708k0000m040079000c.html
<参院選>揺れる自衛隊の街…隊員や家族、不安抱え
07月07日 21:27毎日新聞
集団的自衛権の行使を可能にし、自衛隊の任務や活動範囲を拡大する安全保障関連法の成立後、補欠選挙を除けば初めての国政選挙になる参院選。自衛隊の基地を抱える全国の「基地の街」では、与野党候補が舌戦を繰り広げ、隊員や家族の胸の内は任務とリスクのはざまで揺れている。【浅野孝仁、日下部元美、三股智子】
海上自衛隊佐世保基地、陸上自衛隊相浦(あいのうら)駐屯地があり、約5900人の隊員が暮らす長崎県佐世保市。長崎選挙区(改選数1)は自民現職と野党統一候補新人の事実上一騎打ちの構図だ。自民現職が「日米同盟の強化で戦争を未然に防ぐべきだ」と語れば、野党統一候補新人は「安保関連法は憲法を無視した法律」と反論する。
「業務だからやるしかない」。40代の海自隊員は任務を果たす覚悟は決めているものの「家族を守って死ぬのは納得できるが、家族ではない人を守って死ぬのは納得できない」とも思う。
沖縄県尖閣諸島沖で中国船の往来が頻発する中、佐世保基地を出港する際には子どもの顔を思い出すという。偶発的な衝突も懸念され「米国との同盟強化で、中国が日本に対する姿勢を硬化するのは当たり前。怖くないと言えばうそになる」。
娘の夫が海自隊員という市内の女性(65)の願いは「憲法を改正して自衛隊の存在を明記すること」。「日本だけでは国を守れない」から、米軍と連携を深めるためにも安保関連法に賛成している。
自民、民進、共産などから計10人が立候補した北海道選挙区(改選数3)。千歳市は人口約9万6000人のうち約3割が自衛隊関係者と言われ、陸自東千歳駐屯地に常駐する第7師団の隊員約290人は安保関連法施行後、初の国連平和維持活動(PKO)で南スーダンに派遣された。
市内に住む50代女性の息子は自衛官。「息子は自分と日本の国土を守るために自衛官になった。決して海外の紛争地に行くためではない。このままでは、日本の若者もアメリカの起こす戦争で血を流すようになってしまう」。安保関連法に反対し、参院選では野党支持を表明し、集会でもマイクを握る。
陸自の30代男性隊員は「国にとってどんな安保政策が良いのか考え、期日前投票した。結果的に、それが家族の平和にもつながると思う」と話した。
陸上自衛隊中部方面総監部がある兵庫県伊丹市は約3500人の隊員が勤務する「自衛隊の街」。ある陸自隊員は「『戦争法』と言われ、家族が不安に思うかもしれない。改憲して自衛隊の存在と役割を明確に認めてほしい」。元自衛官の60代男性は「参院選では自衛隊と憲法を巡る議論の盛り上がりを期待していたが、経済の課題に引っ張られ、政権も与党もトーンダウンしているようにみえるのが残念だ」と話した。
◇◇安全保障関連法◇
憲法解釈を変更し、日本と親密な関係の国が攻撃されれば、日本が攻撃を受けていなくても自衛隊が反撃できる集団的自衛権を認めるなど、自衛隊の任務が拡大する。ほかに、米軍以外の国の軍にも給油などの後方支援ができるようになるうえ、あらかじめ「非戦闘地域」を指定して派遣してきたこれまでの活動エリアが「現に戦闘が行われている現場以外」に広がる。国連平和維持活動(PKO)では、離れた場所にいる他国軍らを自衛隊が助けに行く「駆け付け警護」など、従来の武器使用の決まりではできなかった任務も実施できる。このため「自衛隊の危険度が増す」という指摘がある。
2039
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チバQ
:2016/07/09(土) 19:46:29
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20160709/plt1607091700005-n1.htm
女の戦い、最後の絶叫合戦 スター級人気の蓮舫氏、キャリア強調の片山氏 (1/2ページ)
2016.07.09
2016年参院選(10日投開票)には、96人の女性が立候補した。「待機児童解消」や「女性活躍推進」「障害者への偏見をなくす」など、自らの政策を有権者に訴え、18日間、声をからした。最終日の9日、各党を代表する女性候補はどう戦うのか。
「日本には立ち上がる元気がある!」
民進党の蓮舫代表代行(東京選挙区)は連日、同志の応援演説に駆け回った。聴衆も彼女がマイクを握ると人垣を作る。その人気はスター級だ。
「子供たちに税金の再分配をしよう。貧困の子供を支えれば、この国を支える中心になる。これが『人への投資』の好循環です」
最後の訴えは、東京・目黒駅西口を予定している。
公明党現職の竹谷とし子氏(同)は、公認会計士の視点から、行財政改に取り組んだ1期目の実績を強調した。
「厳しい目線で税金の無駄をなくし、優しい目線で本当に大切なところに使っていく」
マイク納めは、東京・池袋駅東口だ。
おおさか維新の会は、本拠地に元堺市議の新人、高木佳保里氏(大阪選挙区)を擁立した。
高木氏はかつて自民党に所属したことを踏まえて、「自民党では改革が進まなかった。古い政治を壊し、新しい政治を作るときがきた」と力強く呼びかけた。
9日夜は大阪・天王寺駅東口で演説する。
自民党比例代表の片山さつき氏は2日、東京・JR立川駅北口で街頭演説中に暴漢に襲われたが、「不当な圧力には負けない」と戦い続けた。
「大蔵官僚時代から33年間、日本経済を見てきた。世界経済は高度かつ複雑化している。経済政策をつくるには、専門知識が必要だ」
経済や危機管理のスペシャリストとしての実績を訴える選挙戦。9日夜は東京・秋葉原で支持を訴える。
2040
:
チバQ
:2016/07/09(土) 19:46:57
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20160708/plt1607081550002-n1.htm
三原じゅん子氏応援の稲田政調会長、痛烈な野党批判 神奈川選挙区 (1/2ページ)
2016.07.08
参院選(10日投開票)の激戦区、神奈川選挙区(改選数4)に6日夕、自民党の論客、稲田朋美政調会長(57)が駆け付けた。元女優で、保守的な政治姿勢で注目される同党の三原じゅん子氏(51)の応援に入り、鋭い野党批判を展開した。最強女性コンビの街頭演説とは-。
川崎市の東急鷺沼駅前。赤のTシャツにはちまき姿の三原氏が選挙カーの上に姿を現すと、約200人の聴衆から歓声が上がった。公約である「女性の活躍、子育て支援」や「社会保障の充実」について説明すると、聴衆は熱心に聞き入っていた。
その後、稲田氏がマイクを握った。
冒頭で、「三原さんはとてもきれいで女らしいけれど、芯が強くて飛びっきりの保守なんですね。私と一緒の(笑)」「野党は『自民党は女性に優しくない』と言っていますけど、まったく逆ですよ」といい、一気に野党批判に突入した。
一部の野党が唱えている所得・資産の再分配を取り上げ、「財源はどうするんですか? 自分たちが政権を取っているときにはできなかったのに、野党になると『できる』と言って国民を欺いている。これこそ、政治家が一番やっちゃいけないことじゃないですか、みなさん!」と訴えると、聴衆からは「そうだ!」の声が上がった。
稲田氏は「ちょっと、興奮しています…」と苦笑いを浮かべ、さらに続けた。
「鳩山(由紀夫元首相)さんが、『日本列島は日本人だけの所有物じゃない』って言いましたよね」「そんな政党に、私は大切な神奈川で1票たりとも与えたくないと思っていますが、みなさんどうですか!」
こう聴衆に問いかけると、この日、一番の大きな拍手がわき起こった。
時間の関係か、鷺沼駅前での街頭演説では、三原氏からは保守的な訴えは聞かれなかった。
三原氏は選挙カーから降りると、「(稲田氏は)一番頼りになる方です。野党のことも的確に批判していただいて。私が言いたいことを全部言ってくださいました」と語っていた。 (宇都木渉)
2041
:
チバQ
:2016/07/09(土) 19:53:33
産経らしくない記事ですね
与党当確 秋田 栃木 群馬 富山 石川 福井 岐阜 滋賀 奈良 和歌山 鳥取島根
岡山 山口 徳島高知 香川 愛媛 佐賀 長崎 熊本 宮崎 鹿児島
与党優勢 山梨 大分
野党優勢 青森 岩手 宮城 福島 新潟 長野 三重
野党当確 山形 沖縄
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20160709/plt1607091530002-n1.htm
参院選1人区で自民苦戦 最新調査で「18勝14敗」小沢王国は激震 (1/3ページ)
2016.07.09
2016年参院選(10日投開票)は最終コーナーを回った。与野党対決のカギを握る全国32ある「1人区」の最新情勢を分析したところ、安倍晋三首相率いる自民党の優勢は変わらず、「23勝9敗」という結果が出た。これに対し、岡田克也代表の民進党など野党陣営は「憲法の平和主義を守れ」などと訴え、反撃を狙っている。勝負はゲタを履くまで分からない。ここに来て、「自民党苦戦も」というデータが出てきた。激戦の注目選挙区に迫った。
最終盤における1人区の最新情勢(夕刊フジ分析)は別表の通り。自民党は沖縄以外の西日本では優勢だが、東北や上信越、中部地方などで、民進、共産など野党統一候補と大激戦を繰り広げている。
まず、生活の党と山本太郎となかまたちの小沢一郎代表のおひざ元、岩手選挙区は見逃せない。
小沢氏の元秘書で、野党4党が推薦した無所属の木戸口英司氏(52)と、元慶応大ラグビー部監督で自民党の田中真一氏(49)による事実上の一騎打ちだが、ある新聞社の序盤情勢調査では、木戸口氏が10ポイント以上も負けていたのだ。
県政関係者は「かつての『小沢王国』では、この数字はあり得なかった。小沢氏は公示日(6月22日)に加え、翌日も岩手県内にとどまり、木戸口氏支援に駆け回った。地元では『小沢氏は参院選だけでなく、次期衆院選で生き残るために必死になっている』と噂になった」と語る。
終盤戦に入り、木戸口氏がリードしたが、自民党は諦めていない。谷垣禎一幹事長と石破茂地方創生担当相が6日、岩手入りし、花巻市や盛岡市で田中氏を支援する街頭演説会を行った。期日前投票では、田中氏が上回っているとの情報もある。
民進党の岡田代表の地元、三重選挙区も大激戦だ。
同選挙区は2000年の補選以来、民進党の前身である民主党が5連勝した“金城湯池”だが、前回13年の参院選ではベテラン議員が自民党新人に敗れた。今回は、民進党現職の芝博一元官房副長官(66)を、自民党新人の山本佐知子氏(48)らが追う展開。
岡田氏は公示前から何度も選挙区入りし、「民進党は暮らしと平和を守る」「この選挙は三重県民の良識と安倍政治の戦いだ」などと訴えてきた。芝氏が敗れた場合の次期代表選不出馬まで表明し、覚悟を示している。
これに対し、自民、公明与党は、安倍首相や菅義偉官房長官、公明党の山口那津男代表ら大物を続々と送り込んでいる。
NHK大河ドラマ「真田丸」で盛り上がる、長野選挙区も注目だ。
元TBSキャスターで民進党新人の杉尾秀哉氏(58)が知名度を生かしてリードし、自民党現職の若林健太元外務政務官(52)が猛追している。
こうしたなか、オウム真理教による松本サリン事件の被害者で、無実なのに一時犯人扱いされる報道被害を受けた河野義行氏が先月30日、同県松本市で行った講演が衝撃を与えた。河野氏は次のように語った。
「間違った報道は、自殺者が出るぐらい危険」「(マスコミの)幹部であれば『変えていこう』という提案もできる。そういうことをしていない。そういう人が命を大事にしているといえるのか」「命を軽いものとみている。私にはそんな風に思えてしまう。そういう人が『国政にチャレンジする』と言ったって、国民の命を守れるのか」
講演後、ネット上には杉尾氏と松本サリン事件の報道に関する書き込みが続いている。
このほか、青森や宮城、福島、新潟、山梨、大分などでも激戦が続いている。32の1人区はどうなりそうか。
政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏は「新聞各紙が5、6日、終盤の情勢調査を報じたが、自民党のデータは少し違う」といい、続けた。
「最新の自民党調査では『1人区で18勝14敗もあり得る』という厳しい結果が出ている。サンプル数の違いだろう。報道とのかい離を警戒しており、『改選勢力で3分の2』などと書かれると、逆バネが働くと危機感を持っている。野党としては、最後の1議席まで取り切れるかどうかだ。まだまだ、分からない」
2042
:
チバQ
:2016/07/09(土) 20:02:54
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160709-00000101-jij-pol
改憲4党、78議席が焦点=投票率低下の懸念【16参院選】
時事通信 7月9日(土)19時28分配信
今回の参院選は、与野党の勝敗や各党の獲得議席数と並び、憲法改正に絡む議席数も焦点だ。改憲に前向きな自民党など4党で78議席を占めれば、改憲発議に必要な参院議席の3分の2(162)に達する。
改憲を志向しているのは、自主憲法制定を党是とする自民党と、「加憲」を唱える公明党、改憲を公約に掲げるおおさか維新の会、日本のこころを大切にする党の4党だ。4党の非改選は84議席のため、今回78議席を獲得すれば3分の2に届く。改憲に賛同する非改選の無所属議員らを加えれば、「3分の2ライン」は下がる。
安倍晋三首相は選挙期間中、街頭演説では改憲に一切触れてこなかったが、秋の臨時国会から衆参の憲法審査会で改憲論議に着手する意向を党首討論などで明言。民進、共産両党などは「いずれ9条改正に踏み込んでくる」と警戒を強める。
自民党の獲得議席にも注目が集まる。57議席で27年ぶりに単独過半数を回復するためだ。同党が公明党と連立を組んだのは、与党として参院で過半数を確保するためだ。単独で過半数を制すれば、政権内での発言力を増すことも予想される。
逆に、存在感が低下しかねない公明党は危機感を強めている。山口那津男代表は9日の神戸市での街頭演説で、「与党における公明党の力が大事だ。われわれが連立政権を支え、国民の声、庶民の声を実現していく」と存在意義を強調した。
投票率も焦点の一つだ。3年前の前回参院選は、過去3番目に低い52.61%だった。投票率が低いと、組織力のある自民党や、まとまった固定支持層を持つ公明、共産両党に有利とされる。
今回、国政選挙として初めて「18歳選挙権」が導入されたが、新たに有権者に加わったのは2%程度。自民党関係者は、東京都知事選(14日告示、31日投開票)に有権者の関心を奪われつつあるとして、「参院選は盛り上がっていない」と投票率低下を予測している。
2043
:
チバQ
:2016/07/09(土) 20:05:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160709-00000086-jij-pol
生活2人、民進2人? =無所属候補の当選後【16参院選】
時事通信 7月9日(土)18時19分配信
10日投開票の参院選では、野党陣営が1人区で統一候補として擁立した無所属候補も複数が当選をうかがう。党派色を消して戦った候補者が当選後も無所属を貫くのか、政党入りするのか。選挙後の各党の影響力にも直結する。
野党統一候補として出馬した岩手選挙区の新人は、地元選出の小沢一郎生活の党代表の元秘書。新潟で激戦を展開する女性候補も生活の元職。この2人は当選すれば、同党入りする見通しだ。2人が加わると、生活の国会議員は衆院を合わせて5人となり、政党要件を維持できる。
山形、愛媛両選挙区で自民党候補と競り合っているのは、それぞれ旧民主党の元参院議員と元衆院議員。山形の候補は当選後の所属を「未定」としているが、民進側は入党を期待。愛媛の候補に関しても、地元県連幹部は「当面は無所属の予定だが、いずれ入党してほしい」と話す。全体として苦戦する民進党にとっては1議席でも重要で、まずは国会の会派に引き入れる考えだ。
沖縄選挙区で優勢が伝えられる野党系の新人は、支援を受ける各党への配慮もあり「当選しても無所属を貫く」(陣営幹部)方針。一方、神奈川で自民党の推薦を受けた現職は、地元の調整がつき次第入党する運びとみられている。
2044
:
チバQ
:2016/07/09(土) 20:06:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160709-00000013-tospoweb-ent
【参院選】青山繁晴氏“文春砲”に刑事告発 怒りの矛先は自民にも
東スポWeb 7月9日(土)16時45分配信
参院選に自民党から比例代表で出馬している民間シンクタンク社長の青山繁晴氏(63)が8日、週刊文春に対して選挙拠点の関西で再び怒りの声を上げた。
先月30日に発売された同誌が「安倍首相自ら口説いた参院選トンデモ候補」と題した記事を掲載したことに青山氏側は5日、文春記者を虚偽の記事を記載したことによる選挙妨害として、公選法違反で東京地検特捜部に刑事告発していた。
この日、青山氏は幼少期を過ごした兵庫県神戸市での街頭演説で「テレビで言っていることを選挙でストレートにぶつけると、必ず選挙に落ちるように圧力がかかると思っていました。それが文春の記事」と話し、「刑事告発は僕の名誉のためではなく、このままマスコミが自民党や政治と癒着をして、腐ったまま放置してはいけないからです」と訴えた。
青山氏は自民党の公認候補だが、怒りの矛先は党にも向けられた。「自民党の公式見解ではないけど、選挙担当の偉い人から『青山さん、腹は立つだろうけど我慢してください。マスコミと喧嘩するとロクなことはない』と言われ、頭の真ん中が噴火したんです」と内幕まで暴露した。
「選挙も政治もマスコミも、みんな裏でつながっている。だから、国民の心が離れる。私は自民党のために選挙に出るんじゃない!」と気勢を上げてみせた。
ほかにも経済や農業などの政策も訴えたが、歯に衣着せぬ物言いが売りの青山氏だけに“文春”への怒りがもっとも有権者のハートをつかめるのかもしれない!?
2045
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チバQ
:2016/07/09(土) 20:07:37
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160709-00000085-san-pol
参院選 比例候補 全国を駆けた 知名度生かし選挙区応援
産経新聞 7月9日(土)14時41分配信
10日の投開票に向け舌戦も最終盤を迎えた参院選。全都道府県を選挙区とするのが、政党・政治団体が届け出た比例代表の候補者たちだ。選挙区が広いこともあって、各候補者の動きは見えにくいが、改選121議席の4割近く、48議席を占める重要な戦いとなっている。知名度の高い候補者は、相乗効果を期待した各地の選挙区の候補者からも引っ張りだこ。一方、党内であらかじめ当選順位が決まっている訳ではない「非拘束名簿式」に、なお戸惑う声もある。それぞれ票の掘り起こしに懸命だ。
女性ボーカルグループ「SPEED」の元メンバーで自民党の比例代表候補の新人、今井絵理子氏(32)は、全国の選挙区候補らと二人三脚の選挙戦を展開する。1日には京都選挙区(改選数2)に立候補した自民現職(71)とともに京都市内で若者向けのトークセッション形式の街頭演説を行った。
聴覚障害がある長男を育てる今井氏は、手話を交えて「情報保障は重要な課題。国会中継や災害時のアナウンスなど、日本はまだ保障が少ない」と訴え、集まった有権者らと握手を交わし記念撮影にも応じた。
現職候補の陣営としても初めての試み。陣営幹部は「声が届きにくい若い層に接触できた」と評価する一方、「これが投票にどうつながるか」とも語った。
「2枚目の投票用紙には政党名ではなく、候補者名を書くことを徹底してほしい」。2日夜、奈良市内で行われた民進党比例代表候補で現職の前田武志氏(78)の個人演説会ではこんな説明があった。
前田氏は奈良県出身で国土交通相も務めた重鎮、衆院議員を4期務めた後、参院に転出し3選を目指す。
陣営の最大の悩みは、党内での当選者が各候補者個人の得票数で決まる「非拘束名簿式」が、いまだに浸透していないことだ。陣営は、投票用紙に候補者名を書くよう記したポスターも作製し、投票方法を伝えることにエネルギーを注ぐ。
自身のアピールより、選挙区から立候補した息子の応援に奔走するのは、おおさか維新の会共同代表で比例代表候補の現職、片山虎之助氏(80)だ。
岡山では自民党時代からの厚い支持層を誇るが、今回、次男(49)がおおさか維新から兵庫選挙区(改選数3)で立候補。公示日にも、神戸市内で行われた次男の出陣式に顔を出し、「みなさんの一票を」と頭を下げた。
他党の候補者と連携する動きもある。公明党比例代表候補の新人、熊野正士氏(51)は、関西を中心に活動。大阪府内では、大阪選挙区(改選数4)の公明現職(42)と一緒に演説に臨むこともあるが、他府県では、合同演説会を開催するなど、連立を組む自民党の選挙区の候補者と行動する場面も目立つ。
共産党比例代表候補の新人、和泉信丈氏(32)は奈良選挙区(改選数1)に立候補予定だったが、民進党との候補者一本化に伴い、比例代表に回った。演説会や市民団体主催の集会では、民進候補と野党共闘をアピールすることもある。
日本のこころを大切にする党比例代表候補の新人で、衆院議員を6期務めた西村真悟氏(68)は党勢拡大を目指し、全国を行脚する。「全国各地で訴えることができ、性に合っている」と意気込む。
比例代表には、計12の政党・政治団体から164人が立候補している。
2046
:
チバQ
:2016/07/09(土) 20:08:46
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160708-00510470-shincho-pol
「支持政党なし」議席獲得の可能性――騙される有権者が200万人いるとも
デイリー新潮 7月8日(金)11時45分配信
「支持政党なし」議席獲得の可能性――騙される有権者が200万人いるとも
「4連ポスター」
俗に、選挙戦は地盤・看板・カバンの「三バン」が肝要とされる。それらに縁遠いミニ政党や泡沫候補は、ひたすらアイデアを巡らせ、間隙を縫って戦うわけだが、今回の参院選には身も蓋もない手を繰り出す団体が登場した。その名も「支持政党なし」。何と、議席獲得まで現実味を帯びているのだ。
***
6月22日の公示後、東京選挙区の候補者掲示板には、
〈支持政党なし〉
と書かれたポスターが4枚並んで貼られている。候補者名は書かれておらず、代わりに目立つのは「政策一切なし」との文言。全国紙政治部記者によれば、
「政党である『支持政党なし』は、東京以外にも北海道、神奈川、大阪、熊本の各選挙区で候補者を立て、さらに比例代表でも2人を擁立しています」
比例区の候補である同党の佐野秀光代表(45)は、東京・大田区で「情報通信ネットワーク」社を経営する実業家。2009年には衆院選で「新党本質」代表を名乗って立候補、また12年の衆院選にも「安楽死党」代表として臨み、いずれも落選している。が、一昨年の総選挙では、看過できない存在になっていた。
「比例代表北海道ブロックに2人の候補者を立て、10万4854票を獲得したのです。これは社民党の5万3604票、次世代の党の3万8342票をはるかに上回るものでした」(同)
得票率は4・19%。単純比較はできないものの、試みに全国区に置き換えると、
「たとえば10年の参院選で社民党は比例区で3・84%の得票率で2議席を獲得している。13年は2・35%で1議席。票数でいえば、現在社民党は全国でざっと100万票。彼らはその2倍の200万票を持っている計算になる。このままでは、議席を得る可能性は大いにあります」(同)
選挙のつど注目される「無党派層」。都市部では、その動向が帰趨を左右するといっても過言ではない。むろん政党名と知って投票する有権者もあろうが、2年前の北海道でも懸念されたのが“勘違い投票”である。
■できないことは言わない
総務省は今回、同党の略称として「支持なし」「支なし」も認めるとし、混乱に拍車がかかるのは必至。佐野代表に聞くと、
「党の結成は13年7月。世論調査で『支持政党なし』の有権者が非常に多く、そうした方々の受け皿になりたかったのです。『間違って投票する人もいる』との声もありますが、その方の思いは間違っていません。最もいけないのは『これを実現します』と政策を掲げながら実行しないこと。有権者を騙す詐欺行為です。我々はできないことは言いません。責任を持って『政策なし』と言っているのです」
で、仮に当選した場合、
「有権者の使者となり、議決が必要な法案などについてネットで賛否を集め、その結果を国会に提出します。これを我々は“電子的直接民主主義”と呼んでいます」
というのだ。選挙制度に詳しい日大の岩井奉信教授(政治学)は、
「有権者を惑わす、罪作りな団体だと思います。本来であれば認めるべき党名ではありませんが、憲法の結社の自由との関わりで規制は難しい。ポスターや政見放送で中身を判断した上で投票してください、としか言いようがありません」
果たして、漂流する200万票の行方は――。
「ワイド特集 富める時も貧しき時も」より
「週刊新潮」2016年7月14日号 掲載
2047
:
チバQ
:2016/07/09(土) 20:10:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160709-00000028-jij-pol
見えぬ候補、冷める有権者=国政不信もたらす合区〔深層探訪〕【16参院選】
時事通信 7月9日(土)8時30分配信
見えぬ候補、冷める有権者=国政不信もたらす合区〔深層探訪〕【16参院選】
選挙管理委員会は投票を呼び掛けるが…=6日午後、高知市
都市と地方の「1票の格差」を是正しようと、今回の参院選から憲政史上初めて導入された合区制度。人口減少の著しい鳥取と島根、徳島と高知の各選挙区が、隣県同士でそれぞれ統合された。候補者の肉声を聞く機会を奪われたと感じ、冷めた目を向ける有権者もいる。「切り捨てられた結果だ」。地域の事情より、格差是正を優先した国政に対する有権者の不信感は募る一方だ。
◇足遠のく候補者
徳島との県境に位置する高知県馬路村。高知市から車で2時間弱だが、6月22日の公示から2週間が過ぎ、選挙戦が終盤になっても、1議席を争う自民党と野党統一の両候補者は一度も訪れていない。県境に連なる山あいの小村は素通りせざるを得ないのが実情だ。両陣営は「移動時間を節約したい」「物理的に無理」と口をそろえる。
今月4日、村役場の前でマイクを握ったのは候補者の妻。懸命に支持を訴えたが、聴衆はまばらだ。人口は約900人。村で自営業を営む男性(76)は「政治家は票のある所に力を入れる」と諦め顔。候補者は諸派を含め3人とも徳島出身とあって、「演説しても、うわべだけのこととしか思わない」と冷淡だ。
「合区は歴史的にも多少無理がある」。こう話すのは、徳島の近現代史に詳しい生駒佳也さん(56)。徳島は明治の廃藩置県後の1876年、高知に編入された。だが、分離を求める明治政府への陳情が頻発、4年後に再び別々の県となった。
生駒さんによると、当時は交通の便が悪く、県議会が置かれた高知に行くために、徳島出身の県議は船で大阪を経由していた記録が残る。生駒さんは両県の関係について「地理的な隔たりに加えて気質も違う」と指摘。「特産の藍を売り込もうと大阪の商業圏とつながりが深い徳島は、商人気質でうまく立ち回る。一方、自由民権運動の中心だった高知は、政府に反対するのも協力するのもはっきりしている」と話す。
◇「本当に平等なのか」
改選数1の徳島・高知と、同6の東京の1議席当たりの面積は約30倍の開きがある。この点について、徳島県の飯泉嘉門知事は「合区では、有権者が生の候補者を見ないまま投票せざるを得ない。大都市部では毎日候補者と会える。これで本当に平等なのか」と疑問を呈する。
今回、選挙区候補として地域代表を出せなかった高知県の尾崎正直知事も「一言で言うと、合区の範囲が広すぎる」と問題点を指摘し、「やはり合区は一時的な制度、変更しなければならない制度だろうなと思う」と早期の解消に期待を示す。
鳥取・島根でも事情は同じだ。公示日の朝、鳥取県に候補者の姿はなく、候補者3人全員が島根県で第一声を発した。鳥取県西部で個人演説会を開いた陣営の関係者は「みんな(候補者の)顔が見えないと言う。集会を1時間できただけでも良かった」と複雑な表情を浮かべた。
離島の島根県隠岐郡4町村にも公示後、候補者は一人も訪れていない。その一つ、海士町にIターンし、県立隠岐島前高校の県外生徒募集に取り組んできた岩本悠さん(36)は「離島の声が届きにくくなるのではないか」との懸念が拭えない。
◇合区解消、改憲テーマに
合区対象の各県知事は全国知事会を通じ、参院を地域代表制にすることを柱とする合区解消策を秋にも政府・与党に提案する構えだ。合区に根強い不満を抱える自民党も、今回の参院選で「都道府県から少なくとも1人が選出されることを前提に、憲法改正を含め在り方を検討する」と改憲による合区解消を公約している。
同党には「改憲のテーマが合区解消なら与野党の合意は得やすいのではないか」(選対関係者)と期待する声もある。だが、「法の下の平等」の原則に基づく1票の格差是正とどう整合させていくのかという問題は残り、議論の方向性が見えているわけではない。
2048
:
チバQ
:2016/07/09(土) 20:10:58
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160709-00000031-san-l12
【参院選】千葉 あす投開票、激しさ増す各陣営
産経新聞 7月9日(土)7時55分配信
参院選は10日、投開票される。千葉選挙区(改選数3)には8人が出馬し、アベノミクスの是非や少子高齢化対策などを争点に激しい舌戦を展開してきた。最終盤を迎え、主な候補者たちは人口の多い東葛・京葉地域で集中的に駅頭に立ったり、党首級や大物弁士の応援を受けたりしながら、ラストスパートに入っている。
自民党新人の元栄太一郎氏(40)=公明党推薦=の元には、6日に稲田朋美党政調会長と石破茂地方創生担当相、7日には菅義偉官房長官ら大物弁士が次々と来援し、当初懸念された知名度不足を補うべく街頭活動に臨んだ。演説では弁護士や起業家としての経験をアピールし「中・小規模事業者がどれだけ元気になれるかがアベノミクスの完遂と日本の経済成長にかかってくる。生の経験を国政に届けたい」などと訴えた。
報道機関の世論調査でリードが伝えられる、同じく自民党現職の猪口邦子氏(64)=同=は、陣営内や支援者の“緩み”を警戒。7日朝には船橋駅前で「女性現職候補の再選は難しい。女性が輝くためになんとしても再選したい」と通勤するサラリーマンらに支持を呼びかけた。選挙戦最終日の9日は船橋市と地元の市川市でさらなる支持拡大を図る。
民進党現職の小西洋之氏(44)も千葉市や松戸市、船橋市などの“大票田”を中心に支持を呼びかけている。8日朝にはJR西千葉駅前に細野豪志元環境相とともに立ち、千葉大の学生や幼稚園に子供を送る若い母親らと握手を交わし、「アベノミクスによる格差社会でなく、ともに支え合う共生社会を」などと述べた。
同じく民進党現職の水野賢一氏(49)も民進党の大物議員らの応援を受けながら、東葛地域を中心に「自民党の1強に風穴を」などと訴える。衆院議員時代からの地盤である佐倉市周辺では、養父で元衆院議員の清氏が票の掘り起こしを図っている。
共産党新人の浅野史子氏(45)は7日に母校のある木更津市入り。8日朝には西千葉駅前で支持を訴えた。その後はJR船橋駅など利用客の多い駅頭で、志位和夫委員長とともに「暮らしを痛めつけるひどいアベノミクスはやめさせて、暮らしと平和を守る政治に切り替えよう」と安倍政権の打倒を訴えた。
日本のこころを大切にする党新人の香取成知氏(65)の元には中山恭子党代表、幸福実現党新人の古川裕三氏(34)には釈量子党首がそれぞれ今週来県し、てこ入れを図った。
2049
:
チバQ
:2016/07/09(土) 20:11:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160709-00000037-san-l04
【参院選】あす投開票 青森・宮城・福島に党首級が相次ぎ訪問
産経新聞 7月9日(土)7時55分配信
参院選の投開票が明日に迫った。東北6県の選挙区には計18人が立候補し、いずれも与野党による事実上の一騎打ちとなり、生き残りをかけた熾烈(しれつ)な戦いが繰り広げられてきた。特に青森、宮城、福島の3選挙区では最終盤まで勝敗の帰趨(きすう)が見えない状態が続いている。こうした大激戦を象徴するように選挙戦中には、与野党の党首級が相次いで3選挙区に入った。(候補者は敬称略)
◇
青森は4期目を目指す自民山崎と元衆院議員の民進田名部がほぼ横一線。組織力をフル稼働させて抜け出しを図る山崎陣営に対して、田名部陣営は徹底した草の根戦術で浸透。競り合いが続いている。
改選数が2から1に減った宮城と福島は現職同士が激しく競り合う。
宮城は再選をねらう自民熊谷と民進桜井が横一線のまま最終盤へもつれ込んだ。無党派層の多い仙台圏での票の行方が勝敗を決するとみられる。
福島は当初劣勢とみられた現職閣僚の自民岩城が、安倍晋三首相ら党幹部らの応援を得て、民進増子を猛追している。増子は現政権に批判的な勢力や若者、女性の取り込みに必死だ。
3選挙区とも全国有数の激戦区となっており、最後まで勝負の行方は分からない状態だ。
◇
■「日替わり」で応援
「青森は過去にない激しいデッドヒート」。6日の青森市内での応援演説で安倍首相はこう表現した。公示後、安倍首相が3県を訪問した回数は青森2回、宮城1回、福島2回の計5回。対する民進党の岡田克也代表も青森2回、宮城1回、福島2回の計5回で、3県の訪問回数はまったく同じとなっている。
このほか、公明党の山口那津男代表が福島に、共産党の志位和夫委員長が宮城に入っている。
首相は公示前にも3県に入った一方、同じ東北の秋田や山形には足を運んでいない。青森、宮城、福島には党首級だけではなく、閣僚や党幹部がほぼ日替わり状態で応援に駆けつけており、3選挙区の激戦ぶりを物語っている。
一方、秋田は知名度の高い自民石井が民進松浦を突き放し優勢。岩手では野党統一候補の木戸口が自民田中に先行し、山形は無所属舟山が自民月野をリードしている。
18日間の選挙戦を戦った候補者たちへの「審判」の時は目前に迫っている。
2050
:
チバQ
:2016/07/09(土) 20:11:56
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160709-00000024-san-l40
【参院選】党幹部応援回数で見える思惑 激戦区の福岡・大分に集中
産経新聞 7月9日(土)7時55分配信
参院選の選挙期間中、各党はトップや幹部を続々と九州・山口の選挙区に送り込んだ。その回数を見ると、各党の情勢分析や狙いが見えてくる。
自民、民進、公明、共産の4党の発表によると、公示(6月22日)から7月8日までに、計延べ98人の党幹部が九州・山口入りした。
改選議席が2から3に増えた福岡選挙区に計29人が応援に駆けつけた。9人が立候補したことで、それぞれの党幹部が集中した。
中でも、公明党の力の入れ具合は群を抜いた。
同党は福岡選挙区に24年ぶりに候補を擁立した。山口那津男代表や石井啓一国土交通相をはじめ、党幹部がほぼ毎日、来援した。延べ人数は13人に達した。
大分選挙区(改選1)は、自民新人と民進現職の大接戦となっているだけに、両党から応援が相次いだ。
自民は安倍晋三首相のほか、麻生太郎副総理兼財務相、菅義偉官房長官、小泉進次郎農林部会長ら計13人を投入した。民進も野田佳彦前首相、蓮舫代表代行ら10人が訪れ、支持を訴えた。
民進の幹部来援は、長崎選挙区(改選1)も延べ10人と多かった。
今回、新人候補が自民現職を猛追している情勢が伝えられたからだ。岡田克也代表らが声をからした。
また、熊本選挙区(改選1)には選挙期間の序盤、自民党幹部が多く駆けつけた。
安倍首相は選挙戦の第一声に熊本市内を選び、小泉氏や石原伸晃経済再生担当相らが相次いで熊本入りした。4月の熊本地震からの復旧・復興をアピールする狙いといえる。
他の政党では、社民党の吉田忠智党首が比例代表候補として、九州一円で投票を呼びかけた。おおさか維新の会は、松井一郎代表が公示前の6月17、18日に、馬場伸幸幹事長も7月2日に福岡入りしたが、その他、目立った応援はなかった。
2051
:
チバQ
:2016/07/09(土) 20:15:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160708-00000029-kyt-l25
お維票争奪、激しく 参院選滋賀選挙区
京都新聞 7月8日(金)23時0分配信
お維票争奪、激しく 参院選滋賀選挙区
比例での支持を訴えるおおさか維新の会。滋賀選挙区への立候補がなく、各党が「維新票」を狙う(6月28日、大津市打出浜)
参院選の投開票が10日に迫り各陣営が1票の上積みに躍起となる中、滋賀選挙区に候補者を擁立しなかった「おおさか維新の会」支持層の動向が注目されている。組織化が進んでいないため、各陣営からは「ほぼ無党派層と重なる」ともみられており、各選対は浮動票対策を通じて取り込みを図っている。
おおさか維新は6月28日、大津市内で松井一郎代表が「比例で維新と書いてほしい」と訴えた。これが選挙期間中、党として唯一の街頭演説会となる見込みだ。おおさか維新は県内では、前身の日本維新の会、維新の党時代に2012年衆院選で15万票、13年参院選で8万票、14年衆院選で10万票の比例票を獲得し、一定の勢力を保っている。今回参院選も選挙区候補擁立を目指したが、人材が見つからなかった上、県総支部の「滋賀維新の会」代表が甲賀市長選に立候補するため5月に離党した影響もあり、擁立を断念した。
このため、滋賀維新の会は「前回参院選の比例得票の死守」を目標とし、地方議員3人が支持者らに比例の投票を呼び掛けている。一方、選挙区は「支持者に判断を任せている」(谷永兼二幹事長)という。
滋賀選挙区に候補者を擁立する各陣営は「維新票」の取り込みを図るが、維新は政党組織がたびたび変わり支持者の組織化が進んでいない。各陣営は訴えを届ける対象が絞りきれないため、無党派対策を強化する中でおおさか維新支持層への浸透を目指している。
民進現職の林久美子候補(43)の選対は「無党派層にいかに支持を広げられるかが勝利のポイント」としており、維新票取り込みも念頭に市民団体などと街頭での投票呼び掛けに力を入れる。共闘する共産党県委幹部は「維新支持層は政治を変えたいと願う層。共闘で政治が変わることを訴える」としている。
自民新人の小鑓隆史候補(49)の選対は「おおさか維新と自民とは、改憲など政策面で共通する点があり、選挙構図の面で見ても『共産とは一緒にできない』という点で一致するはず」と分析。辻立ちやスポット演説を重ねて露出を増やし、少しでも訴えやスタンスが届くよう、選挙運動を進めている。
幸福実現党新人の荒川雅司候補(41)の選対も「改憲や行財政改革など政策で似た面がある」とみて街頭で政策をアピールしている。
京都新聞が今月3〜5日に実施した世論調査では、おおさか維新支持層の5割が林候補に、3割が小鑓候補への投票を予定し、2割が態度未定となっている。
2052
:
チバQ
:2016/07/09(土) 20:27:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160708-00000112-mai-pol
<参院選>政策論争、深まらず 自公対民共の枠組み先行
毎日新聞 7月8日(金)21時53分配信
<参院選>政策論争、深まらず 自公対民共の枠組み先行
各党の主張は有権者に届いたか
参院選は9日、与野党の選挙戦が最終日を迎える。主戦場の「1人区」(改選数1、32選挙区)で民進党など野党4党の選挙協力が実現したため、政党の「枠組み」が主要な争点に浮上し、そのあおりで、安倍政権の経済政策「アベノミクス」や安全保障法制を巡る論戦は消化不良気味だ。各党は有権者に選択の判断材料を提示できたのか。
民進、共産両党への批判に最も熱心だったのは安倍晋三首相。8日も札幌市で「理念も政策も違うのに自民党、公明党を倒したいために候補者を絞る。典型的な野合、無責任の象徴だ」と訴えた。
野党4党の協力は、3月に施行された安保関連法の廃止をてこに成立した。これに対し、与党は「共産党は憲法違反の自衛隊を将来廃止すると言いながら、災害や急迫不正の侵略があったときには活用するという。それこそ立憲主義に反する」(公明党の井上義久幹事長)と「矛盾」を突く戦術に徹している。
共産党の小池晃書記局長は「野党共闘に独自政策は持ち込まない。争点そらしはやめてほしい」と反論するが、政府が自衛隊への新たな任務付与を選挙後に先送りしたこともあって、具体的な事実に即して関連法の中身を問う論戦にはなっていない。
アベノミクスはどうか。首相は、企業収益が過去最高を記録し、有効求人倍率も高水準で推移していることなどを挙げ、「この道を力強く前に進んでいく。エンジンをフル回転させ、景気がよくなったと言ってもらえるように全力を尽くす」と各地で強調する。
一方、民進党は個人消費の落ち込みや実質賃金の低下を指摘し、「『アベノマジック』はもう通用しない」(岡田克也代表)と批判を強め、教育、子育てなど「人への投資」による経済成長を主張する。互いに都合のいい経済指標を使って相手を批判する展開だ。
自民党は今回、「分配」政策に傾斜し、これまで野党が重視してきた政策を取り入れた。社会保障分野では与野党の違いが見えにくくなり、各党の公約には、同一労働同一賃金、最低賃金時給1000円、返済の必要がない給付型奨学金の創設など似た政策が並ぶ。
政策の実現可能性では与党の方が有利だけに、岡田氏は「(自民党は)選挙前になって同一労働同一賃金を言い出したが、中身が本当に分かっているのか」と「抱きつき」戦術に不快感を隠さない。
安倍政権は来年4月に予定していた消費税率10%への引き上げを2019年10月まで再延期する方針だ。その結果、低年金者らを救済する社会保障充実策の財源確保は不透明になったが、こうした「痛み」に関する処方箋を各党は示せていない。
自民党関係者は「そもそも消費増税再延期に反対する有権者は少ないし、アベノミクスは『道半ば』なのだから、野党が『失敗だ』と批判してもかみ合わない」と述べ、政策論争が盛り上がらないのは狙い通りだという見方を示した。【佐藤慶】
2053
:
名無しさん
:2016/07/09(土) 22:52:36
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160704/k10010582991000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_052
参院選の期日前投票 前回より44%増
7月4日 18時55分
今回の参議院選挙で、3日までに期日前投票を行った人は656万人余りで、前回・3年前の参議院選挙の同じ時期で比べると、投票日数が1日多いものの、およそ200万人、率にして44%増えていることが総務省のまとめで分かりました。
総務省は、全国の都道府県の選挙管理委員会を通じて、公示翌日の先月23日から3日までの11日間の期日前投票の状況をまとめました。
それによりますと、期日前投票を行った人は、全有権者の6.16%に当たる656万2239人でした。今回の参議院選挙は、選挙期間が通常よりも1日長い18日間となっているため、前回・3年前の同じ時期で比べると、投票日数が1日多くなっているものの、期日前投票を行った人はおよそ200万人、率にして44%増えていて、有権者に占める割合でも1.78ポイント高くなっています。
都道府県別では、すべての都道府県で前回・3年前より増えていて、期日前投票を行った人が増えた割合が最も大きかったのは、石川県でおよそ90%の増加、次いで長野県、青森県の順となっています。
参議院選挙の期日前投票は、一部を除いて、投票日前日の今月9日まで受け付けています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160705/k10010583441000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_042
参院選 投票率の行方 焦点の1つに
7月5日 4時22分
今月10日に投票が行われる参議院選挙について、各党や各候補者の陣営からは、有権者の関心が高まっていないという指摘が出ていて、選挙権が得られる年齢の18歳への引き下げなどが初めて導入される中、投票率の行方も焦点の1つとなっています。
前回・3年前に行われた参議院選挙では、選挙区の投票率は52.61%で、平成7年の44.52%、平成4年の50.72%に次ぐ、過去3番目の低さとなりました。今回の選挙で、3日までに期日前投票を行った人は656万人余りで、選挙期間が通常より1日長いことや、期日前投票所が増えたこともあり、前回の選挙の同じ時期と比べて、およそ200万人、率にして44%増えています。
一方で、NHKが3日までの3日間で行った世論調査では、投票に「必ず行く」と答えた人と、「期日前投票をした」と答えた人が、合わせて64%で、前回の選挙の同じ時期と比べて、2ポイント低くなっています。さらに、各党や各候補者の陣営からは「選挙戦が終盤にさしかかっても、有権者の関心が高まっておらず、投票率は前回をさらに下回るのではないか」という指摘も出ています。
今回の選挙は、選挙権が得られる年齢の18歳への引き下げや、隣接する2つの県を1つの選挙区にする、いわゆる「合区」などが初めて導入されていて、投票率の行方も焦点の1つとなっています。
2054
:
名無しさん
:2016/07/09(土) 22:53:38
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160704/k10010583191000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_048
広瀬すずさん 参院選期日前投票で投票呼びかけ
7月4日 20時52分
今月10日に投票が行われる参議院選挙を前に、総務省のイメージキャラクターを務める俳優の広瀬すずさんが東京都内で期日前投票を行い、若者に積極的に投票に行くよう呼びかけました。
総務省の選挙啓発のイメージキャラクターを務める俳優の広瀬すずさんは、先月19日に18歳になったばかりで、参議院選挙の期日前投票を行うため、4日、東京の世田谷区役所を訪れました。
広瀬さんは、実際に投票を終えたあと、投票所とは別室に置かれた模擬投票箱に見本の投票用紙を投じる様子を報道陣に公開しました。
広瀬さんは「私も18歳になって今回から選挙に参加しました。投票日に用事があって行けないという方は、私のように期日前投票で選挙に行ってほしいと思います。同世代の方も初めてで戸惑うことも多いと思いますが、自分たちが主役ということを胸に、ぜひ日本の将来を決める選挙に行ってほしいと思います」と述べ、若者に積極的に投票に行くよう呼びかけました。
今回の参議院選挙から選挙権が得られる年齢が18歳に引き下げられ、18歳と19歳のおよそ240万人が新たに有権者に加わっています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160709/k10010589001000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_002
参院選 期日前投票1320万人 前回比24%増
7月9日 18時58分
今回の参議院選挙で、8日までに期日前投票を行った人は、およそ1320万人で、前回、3年前の選挙の同じ時期で比べると投票日数が1日多いものの、およそ259万人、率にして24%増えていることが総務省のまとめで分かりました。
総務省は全国の都道府県の選挙管理委員会を通じて、公示翌日の先月23日から8日までの16日間の期日前投票の状況をまとめました。
それによりますと、期日前投票を行った人は全有権者の12.38%に当たる1319万7568人でした。今回の参議院選挙は、選挙期間が通常よりも1日長い18日間となっているため、前回、3年前の同じ時期で比べると、投票日数が1日多くなっているものの、期日前投票を行った人はおよそ259万人、率にして24%増えていて、有権者に占める割合でも2.2ポイント高くなっています。
都道府県別では、すべての都道府県で前回より増えていて、期日前投票を行った人が増えた割合が最も大きかったのは、青森県でおよそ64%の増加、次いで福井県、長野県の順となっています。
2055
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名無しさん
:2016/07/10(日) 00:04:21
以下のURLで、政党・諸派のネットランキングが確認できる。
有権者ひろば
http://touhyousaki.new-poli.biz/party/?sht=1
#link1
選挙公約・綱領など政党情報が詳しい。
2056
:
とはずがたり
:2016/07/10(日) 02:12:10
るいたんポスター見る限り結構美人で片山はキモBBA─もしかすると若い頃は美しかったのかも知れないけど自分の容姿の現状を受け容れられてない気がする─なんで焼き餅焼くのも仕方が無いのかもしれないけど,落選でもしそうなんかな?自民の比例好調みたいだから大丈夫だろうけど。。
片山さつきが美人候補に突然激怒 「あんたなんて呼んでないわよ!」
http://www.dailyshincho.jp/article/2016/07040553/?all=1
週刊新潮 2016年7月14日号 2016/7/7発売
自民党の片山さつき参院議員(57)
今回、片山議員の「激しさ」の犠牲になったのは、参院選の大阪選挙区で自民党公認として立候補する松川るい氏(45)だ。大阪の四天王寺中・高校から東大法学部に入り、在学中に外務公務員Ⅰ種試験に合格。外務省では日中韓協力事務局次長などを歴任したという華々しい経歴、そしてなかなかの美貌の持ち主である。
問題の出来事があったのは6月6日のことで、
「その1週間ほど前に片山さんから自民党大阪府連会長の中山泰秀議員の元に連絡があり、6日に大阪市内の天神橋筋商店街の練り歩きをやりたい、と言ってきた。そこで中山議員は新人の松川さんに片山さんとの“揃い踏み”を提案、彼女にも当日、商店街に来てもらうことになったのです」(府連関係者)
そして迎えた6日当日、雷はいきなり落ちた。
「松川さんが片山さんのところへ挨拶をしに行った途端、“あんたなんて呼んでないわよ!”と片山さんが怒ったのです。で、松川さんを放り出して1人で商店街を練り歩いた。松川さんもいきなり“あんた”呼ばわりされてショックだったでしょうね」(同)
■「不穏な空気」
松川氏の事務所関係者は、
「あの日、朝10時くらいに商店街に行くと、片山先生がなぜか1人で怒っていたのです」
と、困惑ぎみに語る。
「松川とトラブルがあったというよりは、勝手に片山さんが怒っていたという状況で、最初から不穏な空気でした。それでもご挨拶に伺いましたところ、一方的に“来なくていい!”と言われたのです」
約1時間が経ち、松川氏がその場を離れた後も片山議員は中山議員に食ってかかっていたという。
「中山議員に対しては、“この商店街には私のポスターが1枚も貼ってない!”とか“大阪への国家予算は全部京都と兵庫に回すように財務省に言っておく!”などと言っていました。彼女が不機嫌だった理由は分かりません。松川さんが片山さんと同じ官僚出身の美人候補なのでライバル心を燃やしたのでしょうか」(先の府連関係者)
この点、片山議員本人は何と言うか。
「(ライバル心が)あったら、ウチのパーティーに呼ばないんですけど。私は4月26日に大阪で開いた自分の大会に彼女を呼んで支援者を全部紹介しています。(予算云々の話は)言っていません。そんな権限は私にはありませんから」
ただし、松川氏を震え上がらせたことは否定せず、
「(松川氏が)“なんでいるんだろう”と思いましたね。2人でやるなら、きっちり打ち合わせをしないとダメですよ」
とした上で、中山議員に対する不平不満を激しくぶちまけ続けたのである……。
「特集 『参院選』女たちの開戦通告」より
週刊新潮2016年6月30日号 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです
2057
:
とはずがたり
:2016/07/10(日) 02:14:47
そう,こんな感じw
>自分の容姿の現状(惨状)を受け容れられてない気がする
>>2056
2016.07.08 エンタメ,ニュース
片山さつきのポスターが“誰これ!?”レベルの修正で話題に
http://joshi-spa.jp/549152
「このポスター、ヤバすぎ…」として、先日、ある画像がSNSで流れてきました。それは、片山さつき氏の選挙ポスターの画像です。
今回の参院選(10日)に自民党の比例代表から出馬している片山氏ですが、ポスターの写真は「誰これ!?」レベルの修正済み。ほうれい線も目尻のシワも完全に消され、明るすぎるライティングで肌は真っ白。マダム・タッソーの蝋人形かと思いました。
ネット上では「熟女キャバクラのプロフィール画像」「鈴木その子じゃねえか」「国民を騙していいのか」などと話題沸騰中です。
さらに、本人の公式サイトには手書きのメッセージが載っており、“電波文書”のような不吉なオーラを発しています。
「私も若い頃被害経験がありますが、女性へのDV、学校でのイジメなど…」。
これ、元夫の舛添氏への当てこすりですね。DV夫だったと暴露してましたもんね。
最後の一文、「政治資金が私的流用されない仕組みをつくります」も、元夫への当てこすりですね。
最近のめぼしい実績といえば“舛添叩き”ですから、それを思い起こさせようとの意図でしょうか。
でも、選挙ポスターがSNSで拡散中なのですから、みんなまんまと、さつき姐さんの術中にハマったのかもしれません。
<TEXT/女子SPA!編集部>
2058
:
とはずがたり
:2016/07/10(日) 02:16:51
こんな記事もw
>事実、生放送『グッディ!』でのさつきは、少し斜に腰かけながら落ち着いた声のトーンで語る、知的に成熟した女性そのものでした。
>鬼神のような面構えで生活保護費の不正受給問題をまくしたてたり、♪尖閣は 日本の領土です〜♪と摩訶不思議なピアノの弾き語りを聞かせたりするさつきは、もはや過去のもの。舛添要一を冷静に分析し、理路整然と語る姿に、初めて政治家らしい器の大きさを感じたのです。
2016.05.15
舛添知事を叩く元妻・片山さつき、やたらノリノリな日々
http://joshi-spa.jp/516125
高額な海外出張費や政治資金の問題でピンチに追い込まれている、舛添要一都知事。5月13日の会見ではとりあえず続投宣言をしていましたが、果たしてどうなることやら。
さつき名言、舛添氏は「セコい・小さい・哀しい」
そんな騒動にあって、メディア露出が増えているのが片山さつき参院議員。かつて舛添氏と夫婦関係にあったことはよく知られていますが、そこで発せられるコメントのいちいちがキャッチーで、新たなブレイクスルーのきっかけになりそうな勢いです。
何といっても、12日放送『直撃LIVE グッディ!』でのフレーズは傑作でした。プライベートな用事に自腹を切らない舛添氏を評して、「セコい、小さい、哀しい」の三原則を打ち出してみせたのです。
一度は激しく愛し合った仲のはずなのに、この言われよう。カネのことを言っているのに、なぜか夜の光景が浮かんでしまって仕方ない。ムダにリズミカルな響きも、哀愁を誘います。
翌13日にも、同番組に生出演したさつき。あまりにも付け焼刃な元夫の会見に業を煮やしたのか、「これだと、二の矢、三の矢が来てしまうので、また火だるまになっちゃいます」とバッサリ。
“火だるま”という言葉に、さつきの怨念がこもっているようでした。“なっちゃいます”イコール“なってほしい”だろ。
そこまで言わせる都知事は、一体さつきにどんな仕打ちをしたのだろう。数々の罵詈雑言には、並々ならぬ筆圧の強さがありました。
しかしながら、ここで不思議なことに気づきます。そうやって元夫を辛辣に斬り捨てるさつきが、かつてないほどの輝きを見せていたのです。
舛添エキスパートは私しかいない
事実、生放送『グッディ!』でのさつきは、少し斜に腰かけながら落ち着いた声のトーンで語る、知的に成熟した女性そのものでした。
鬼神のような面構えで生活保護費の不正受給問題をまくしたてたり、♪尖閣は 日本の領土です〜♪と摩訶不思議なピアノの弾き語りを聞かせたりするさつきは、もはや過去のもの。舛添要一を冷静に分析し、理路整然と語る姿に、初めて政治家らしい器の大きさを感じたのです。
生活保護費や尖閣問題では、党内のライバル議員を出し抜こうと必死だったのでしょう。
しかし、こと元夫・舛添要一については、さつきただ一人がエキスパートである。さつき以上に舛添氏を正確に語れる論客などいない。
そうした安心感が、彼女を輝かせたのかもしれません。
図らずも明らかになった片山さつきの女性としての魅力。それを引き出したのが、憎たらしいかつてのパートナーであるところに、男女の仲の奥深いミステリーを感じるのでした。
<TEXT/沢渡風太>
2059
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 11:03:01
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400857&g=pol
有権者数を訂正=総務省【16参院選】
総務省は4日、参院選公示日に公表した在外分を含む選挙人名簿登録者数(有権者数)を1億660万401人に訂正すると発表した。島根県が誤って7人分多く計上していたことが原因だ。(2016/07/04-20:24)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070900305&g=pol
期日前投票1人に交付ミス=比例無効票の可能性-福井・大野市【16参院選】
福井県大野市選挙管理委員会は9日、参院選の期日前投票で、有権者1人に投票用紙の交付ミスがあったと発表した。比例代表の投票で、無効票になる可能性がある。
市選管によると、9日午後0時50分ごろ、大野市和泉支所(同市朝日)に設けた期日前投票所で、70代の男性有権者が選挙区の投票をする際、市職員が誤って比例代表用の投票用紙を交付した。男性はそのまま投票し、選挙区の投票をせずに帰宅したという。
大野市が設置する期日前投票所では、あらかじめ用意してある選挙区と比例代表の投票用紙を1枚ずつ手渡す方法を採用していた。
大野市選管の富平昌宏委員長の話 あってはならない初歩的かつ重大なミスで深くおわびする。(2016/07/09-21:04)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070900299&g=pol
投票用紙8万枚超、誤廃棄=予備調達で支障なし-大阪・泉大津【16参院選】
大阪府泉大津市選挙管理委員会は9日、参院選当日用の投票用紙計8万3760枚を市職員が誤って廃棄処分していたと発表した。4万1880人分の選挙区と比例代表の投票用紙で、保存期間切れの文書と間違い、焼却してしまった。府と近隣各市の予備の投票用紙を調達済みで、投票は支障なく行えるという。
泉大津市選管は6月9日、府選管から投票用紙を受け取り、段ボール箱三つに入れて市役所1階にある市民課の金庫室に保管。各投票所の担当者に交付するため、市選管が今月9日早朝に金庫室を確認した際、用紙がないことに気づいた。
市民課職員を聴取したところ、7月1日に保存期間切れによる文書廃棄を行った際、職員が投票用紙が入った三つの段ボール箱を廃棄すべき文書と誤認し、焼却処分したことが判明した。
市選管の辻川宏喜委員長は「ご迷惑をお掛けし、大変申し訳なく思っている。選挙当日は今まで以上に慎重かつ正確に、ミスなく選挙を執行できるようにする」とのコメントを出した。(2016/07/09-20:49)
2060
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名無しさん
:2016/07/10(日) 11:03:59
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000011&g=pol
投票後に70事件捜査=半数以上は買収疑い-警察庁【16参院選】
10日投開票の参院選で、警察庁は9日、投票終了後から全国で選挙違反約70件の捜査を始め、約130人の取り調べを予定していると明らかにした。事件の半数以上は、飲食接待したり、運動員に報酬を渡したりするなどした買収の疑いという。
一方、投票2日前の8日時点の逮捕者は16事件の16人で、2013年の前回選挙よりも2人減った。事件の内容はいずれもポスターを破るなどした自由妨害だった。
文書掲示違反などの警告は、173件減の1861件。このうち、インターネットを利用した違反は10件減の13件で、公示前の事前運動のほかに公示後も支持者によるメールでの投票依頼があった。
全国の警察では投開票日に約4万5000人を動員し、不法行為などの警戒に当たる。(2016/07/10-05:36)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070900272&g=pol
期日前投票が過去最多=8日時点で1319万人【16参院選】
総務省は9日、参院選の公示翌日の6月23日から7月8日までの16日間の期日前投票者数が1319万7568人だったと発表した。投票期間を1日残して2013年の前回参院選を上回り、過去最多を更新した。公示が通例より1日前倒しされたことや、期日前投票所の増加、選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられたことが影響したとみられる。
期日前投票者数は、前回参院選の同時期と比較して24.5%増加した。64.5%増の青森県を筆頭に、全ての都道府県で前回を上回った。前回の期日前投票者数は1294万9173人で、投票者数の23.6%を占めた。 (2016/07/09-19:32)
2061
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 11:04:48
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400735&g=pol
期日前投票で用紙交付ミス=選挙区と比例取り違える-那覇市【16参院選】
那覇市選挙管理委員会は4日、参院選の期日前投票で選挙区と比例代表の投票用紙を取り違えて有権者に交付するミスがあったと発表した。26人の投票が無効になる可能性があるという。
同市選管によると、那覇市役所真和志支所の期日前投票所で同日朝、選挙区と比例代表の投票用紙を交付機に入れ違えてセット。間違いに気付くまでの約10分間で26人に誤った投票用紙を渡した。唐真弘安委員長は「市民の皆さま、投票された皆さまにおわび申し上げる」と話している。(2016/07/04-18:04)
2062
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名無しさん
:2016/07/10(日) 11:12:58
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070300215&g=pol
野党共闘で火花=各党首が舌戦【16参院選】
参院選(10日投開票)で最後の日曜日となった3日、与野党党首は各地で街頭演説などを行い、支持を訴えた。改選数1の「1人区」で統一候補を立てた民進、共産など4野党の共闘などをめぐり、火花を散らした。
安倍晋三首相(自民党総裁)は千葉、東京両選挙区を遊説。野党共闘について「野合」「無責任」と厳しく批判。「政策も理念も違うのに、候補者を一本化した。自民党を倒すためだけで、後のことは何も考えていない」と指摘した。
公明党の山口那津男代表は、公認候補を擁立した埼玉県内を回り、「これからの不透明な時代を乗り切っていくのは、自公の安定政権でなければできない」と強調した。
これに対し、民進党の岡田克也代表は青森市などでマイクを握り、「8割の国民が景気回復を実感していないと言っている」と、政権の経済政策アベノミクスを批判。「憲法の平和主義が変えられようとしている」との懸念も示した。
共産党の志位和夫委員長は京都市で「立憲主義を取り戻すことが最優先だ」と野党共闘の意義を強調。共闘に加わる生活の党の小沢一郎代表は新潟県南魚沼市で「安倍政権を退陣に追い込む」と述べた。社民党の吉田忠智党首は長崎県島原市などで支持を訴えた。
一方、おおさか維新の会の松井一郎代表は地元大阪市を遊説し、財源確保のため徹底した行政改革を主張。日本のこころを大切にする党の中山恭子代表と新党改革の荒井広幸代表はそれぞれ、東京都内を遊説した。(2016/07/03-19:40)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000002&g=pol
参院選で各党が声明【16参院選】
与野党は10日の参院選投開票に当たり、それぞれ声明を発表した。
自民党 世界経済や国際情勢が不透明さを増す中、「安定した政治」が何より重要だ。選挙目当てのみで共闘する野党には日本の未来を託すわけにはいかない。
民進党 与党は野党批判ばかり繰り返し、具体的な政策を語っていない。国民生活、民主主義、平和主義が脅かされている。この危機感を1人でも多くの方と共有し、輪を広げたい。
公明党 経済再生を加速させ、成長の果実を国の隅々まで届けるには、さらなる政治の安定が欠かせない。「小さな声」を政治に反映させていく力はどの党にも負けない。
共産党 「自公プラス補完勢力」対「4野党プラス市民」という新たな対決構図の選挙となった。わが党は安保法制、改憲問題を大争点に押し上げ、アベノミクスの破綻を暴いた。
おおさか維新の会 舛添要一前東京都知事の問題など、政治とカネの問題にも有権者は関心を持っている。選挙戦で訴えてきた「身を切る改革」を実現すべく、これからも国民とともに全力で進んでいく。
社民党 憲法改悪・平和破壊を決して許さず、一人一人の命や暮らしが大切にされる社会の実現に取り組むため、石にかじりついてでも社会党以来71年の歴史と社会民主主義の旗をつないでいく。
生活の党と山本太郎となかまたち 「生活が第一。」の政治を実現するため、現有議席以上の議席獲得を目指してきた。暴走する安倍政治を止め、真の立憲主義を国民の手に取り戻すため、党の地方組織をフル回転した選挙戦を展開できた。
日本のこころを大切にする党 党名変更後の選挙、認知度不足は否めない。保守層への浸透を心掛け、若者には使った消費税を老後に還付する「消費税マイレージ」制度導入を主張した。
新党改革 「家庭ノミクス」を提案している。給湯器を水素燃料電池に交換すれば光熱費がお得で原発も不要だ。「医療大麻の研究推進」で病気の方を救い、医療費の削減をする。(2016/07/10-00:07)
2063
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 11:13:09
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070900040&g=pol
民進・岡田氏1.7万キロでトップ=党首遊説距離、公明・自民続く【16参院選】
各党党首が支持を訴えた参院選は9日、選挙戦の最終日を迎えた。公示日からの18日間で、候補者を立てた9政党の党首の移動距離の合計は10万キロを超え、地球2周半に相当。最長は1万7700キロを記録した民進党の岡田克也代表で、公明党の山口那津男代表が1万6600キロで続いた。2014年の衆院選と13年の参院選ではトップだった安倍晋三首相(自民党総裁)は1万6100キロで3位だった。
21都道府県に入った岡田氏。党の公認候補に加え、新潟などで無所属の野党統一候補を応援。代表としての進退を懸ける地元・三重には複数回入り、「改憲勢力3分の2阻止」を訴えた。
公明党の山口氏は8200キロだった14年衆院選の2倍の距離を移動。候補者を擁立した兵庫、埼玉などを中心に13都道府県でマイクを握り、与党の実績をアピールした。
17都道府県に入った首相は、アベノミクスの成果を訴える一方、野党共闘を「野合」と批判。邦人7人が殺害されたバングラデシュでのテロ事件で2日に予定していた北海道遊説を中止したこともあり、移動距離では3位だった。
共産党の志位和夫委員長は野党共闘の意義を訴え17都道府県を回り、1万5200キロで4位。以下、新党改革の荒井広幸代表が1万300キロ、日本のこころを大切にする党の中山恭子代表が1万200キロ、生活の党の小沢一郎代表が8400キロ、社民党の吉田忠智党首が6500キロで続く。
おおさか維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)は、地盤の関西を中心に街頭演説を行ったため、移動距離は4800キロにとどまった。遊説距離は、各党の発表などを基に集計した。(2016/07/09-04:49)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070900262&g=pol
生活2人、民進2人?=無所属候補の当選後【16参院選】
10日投開票の参院選では、野党陣営が1人区で統一候補として擁立した無所属候補も複数が当選をうかがう。党派色を消して戦った候補者が当選後も無所属を貫くのか、政党入りするのか。選挙後の各党の影響力にも直結する。
野党統一候補として出馬した岩手選挙区の新人は、地元選出の小沢一郎生活の党代表の元秘書。新潟で激戦を展開する女性候補も生活の元職。この2人は当選すれば、同党入りする見通しだ。2人が加わると、生活の国会議員は衆院を合わせて5人となり、政党要件を維持できる。
山形、愛媛両選挙区で自民党候補と競り合っているのは、それぞれ旧民主党の元参院議員と元衆院議員。山形の候補は当選後の所属を「未定」としているが、民進側は入党を期待。愛媛の候補に関しても、地元県連幹部は「当面は無所属の予定だが、いずれ入党してほしい」と話す。全体として苦戦する民進党にとっては1議席でも重要で、まずは国会の会派に引き入れる考えだ。
沖縄選挙区で優勢が伝えられる野党系の新人は、支援を受ける各党への配慮もあり「当選しても無所属を貫く」(陣営幹部)方針。一方、神奈川で自民党の推薦を受けた現職は、地元の調整がつき次第入党する運びとみられている。 (2016/07/09-18:21)
2064
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 11:14:57
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070500696&g=pol
公・共「第3党」争いに火花=幹部フル投入、非難合戦も【16参院選】
10日投開票の参院選で、公明党と共産党が改選数3以上の都市部を中心に激しく火花を散らせている。どちらも「平和の党」を掲げ、庶民層を重視するなど共通点があるだけに、ライバル意識も強い。重点区では党首らがフル稼働でてこ入れを図っており、自民、民進両党に次ぐ第3党の座を懸けた舌戦は過熱気味だ。
「自衛隊は憲法違反だが、外国から攻撃を受けたら命懸けで戦ってもらうと言っている。まるで筋が通らない」。5日、兵庫県を訪れた公明党の山口那津男代表は尼崎市などで演説を重ね、自衛隊をめぐる共産党の姿勢をこう非難した。
これに対し、共産党の志位和夫委員長は同日夜、生活の党の小沢一郎代表とともにさいたま市でマイクを握り、「憲法9条を守り抜く1票は共産党に託してほしい」と強調。この後、記者団に「(集団的自衛権行使を認めた)公明党は本当に平和の党の看板を下ろした」と当てこすった。
7選挙区に候補を立てた公明党は5議席を固め、当落線上の埼玉(改選数3)、兵庫(同3)でてこ入れを図る。一方の共産党は埼玉、神奈川(同4)、大阪(同4)などで懸命の運動を展開。両党が生き残りを懸けて3議席目を争う埼玉が「主戦場」の様相を呈しており、山口氏も6日に埼玉入りの予定だ。
また、公明党が3議席目への滑り込みを狙う兵庫では、「共産が民進候補の支援に回って公明候補の当選阻止に動くのでは」との臆測が公明党関係者に根強い。
参院選に比例代表制が導入されて以降、共産党が公明党を上回ったのは1998年の1回だけ。ただ、最近の国政選挙で好調な共産党からは、「比例3位は射程内」(関係者)との声も上がる。(2016/07/05-20:07)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400806&g=pol
苦戦目立つ無所属統一候補=新人大半、浸透に難【16参院選】
10日投開票の参院選で、民進、共産両党など野党勢力が改選数1の1人区で共同で推す無所属統一候補が、自民党候補に対して苦戦するケースが目立っている。多くの候補者が新人で、知名度不足や組織力の弱さを克服できていないのが実情。寄り合い所帯のため、陣営が一体感を欠く例もある。
無所属統一候補が出馬した16選挙区のうち、野党側が優勢または接戦に持ち込んでいる選挙区は岩手、山形、新潟、愛媛、沖縄の五つ。このうち山形、愛媛はそれぞれ旧民主党の元参院議員と元衆院議員が候補者。岩手は生活の党の小沢一郎代表のお膝元で、新潟も生活系の元職が立っており、いずれも一定の知名度と地盤を持つ。沖縄は米軍基地問題で政府・自民党に逆風が吹くという事情がある。
これに対し、野党側が劣勢に立つ11選挙区は全てが新人候補。各党が市民団体と連携し、「安全保障関連法の廃止」を旗印に昨年12月以降、急ピッチで擁立を進めた選挙区が多い。安倍晋三首相からは「『安倍政権打倒』以外、理念も政策もバラバラ」などと攻撃されている。
実際、安保法反対運動を担った女性弁護士を統一候補の第1号として立てた熊本選挙区では、野党陣営から「厚い自民党地盤に阻まれ浸透し切れない」との声が漏れる。石川選挙区では、民進党が女性候補の擁立を主導しながら党公認とせず、他党と横並びの推薦にとどめたことに「共産党と一緒に活動したくない」(連合関係者)などと不満もくすぶっている。
「(新人である点など)そんなことを今言っても仕方がない」。民進党の岡田克也代表は4日、無所属統一候補が苦戦する要因について奈良県生駒市で記者団に質問され、こう反論。枝野幸男幹事長も滋賀県長浜市で「最後の1週間は運動量と熱量の勝負だ」と挽回へ決意を示した。(2016/07/04-19:13)
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名無しさん
:2016/07/10(日) 11:16:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160707-00000039-mai-pol
<参院選>安倍首相遊説、聴衆に必ずウケるポイントは…
毎日新聞 7月7日(木)12時6分配信
◇「アベノミクス」でも「1億総活躍」でもなく……
安倍晋三首相の参院選の遊説を各地で聞いた。聴衆の反応を探ると、必ずウケるポイントがある。アベノミクスでも「1億総活躍」でもない。「野党批判」だ。
6月30日午後1時すぎ、三重県伊勢市の伊勢神宮前。安倍首相が声のトーンを変えた。「皆さん。『気をつけよう、甘い言葉と民進党』ですよ!」
聴衆数百人から笑いと拍手が起きた。得意のこのフレーズは、待機児童問題で民進党の政策を批判する際に出た。反応は、直前の「アベノミクスのギアを2段も3段も上げていく」より格段にいい。
拍手を送った男性会社員(64)に声をかけた。「とてもいい演説だったよ」と笑顔だ。「やっぱり野党には任せられないよね」。アベノミクスの恩恵を尋ねると「それはまあ、これからでしょう」と話した。
29日午後1時、新潟市内の演説でも同様の反応だった。男性会社員(50)は「感動した」と言うが、アベノミクスへの共感や期待は語らない。首相の演説の一部を引き「野党共闘は野合。やっぱり良くない」と言った。
30日午後4時半、三重県四日市市ではこのフレーズを封印した。民進党の岡田克也代表の牙城であることを意識したのか。それでも最後に、民主党政権時代を「暗い停滞した時代」と表現し、「前進か後退かを決める選挙だ」と言った。
「ご当地ネタ」もウケている。29日午後2時半、新潟県村上市内で外国人観光客の増加に関連付け、「温泉に入って地酒を飲み、村上牛を食べる。素晴らしいではありませんか」。70代の女性は「村上のことに触れてくれた。気さくな人だわ」と喜んだ。遊説先に合わせてご当地名産品に変えるだけで、基本パターンは変わらない。
都市部の遊説では野党支持者との「接近遭遇」も起きる。
28日午後4時過ぎ、さいたま市の大宮駅前。丸めた紙をメガホン代わりにした男性が、首相にやじを飛ばしていたが、声援にかき消され内容は聞き取れない。「訴えたいことはこちらでお聞きします」。駆けつけたスタッフ数人が取り囲んで後方へ「誘導」した。
7月3日午後5時半ごろ、東京・渋谷駅前に数千人が集まっていた。「自由民主党は約束したことを必ず実行します」。首相は力を込めたが反応は薄い。多くはスマートフォンで写真を撮るだけだ。
少し離れて、改憲隠しを批判するプラカードを持つ十数人のグループがいたが、誰も足を止めない。別の一団が首相に「帰れ、帰れ」と叫ぶが、その声も広がらなかった。
首相の声も抗議の声も、ハチ公前のスクランブル交差点の騒々しさにかき消されていた。無関心を背景に、野党不信の裏返しとしての消極的支持が政権を押し上げる--そんな構図が垣間見えた。【川崎桂吾】
2066
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名無しさん
:2016/07/10(日) 11:51:33
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070600682&g=pol
改憲勢力、74議席で3分の2=諸派・無所属4人も協力-参院選【16参院選】
10日投開票の参院選は、自民、公明両党に、憲法改正に前向きなおおさか維新の会、日本のこころを大切にする党を加えた「改憲勢力」が改憲発議に必要な3分の2(162議席)に届くかが最大の焦点だ。改憲勢力で78議席が必要だが、非改選議員のうち、諸派・無所属の4人も改憲に賛成する考え。協力を得られれば、目標議席のハードルは74議席に下がり、安倍政権での改憲が現実味を帯びる。
非改選の4人は、政治団体「日本を元気にする会」代表のアントニオ猪木氏と、無所属の井上義行、松沢成文、渡辺美知太郎の3氏。松沢氏は取材に「憲法は不磨の大典ではない。時代の変化に対応して憲法を変えていくことは国会議員の責務だ」と回答。猪木氏も改憲に「賛成」と表明した。
渡辺氏は4月の記者会見で「(自民党の)憲法を改正する姿勢に共感している」と説明し、井上氏は自民党会派に所属する。渡辺、井上両氏とも参院選で自民候補を応援している。
「3分の2」をめぐっては、2013年の前回参院選でも、自公に加えて改憲に前向きなみんなの党(当時)、日本維新の会(同)、新党改革で「3分の2」の議席に達したものの、改憲論議は進まなかった。安倍晋三首相が改憲要件を緩和するための憲法96条改正を主張したことに、公明党が異論を唱えるなど、各党の考えに温度差があったためだ。今回の参院選で改憲勢力が「3分の2」を得たとしても、各党の合意形成が課題となる。
実際、改憲に慎重な公明党は、「3分の2」にことさら注目が集まることを警戒している。山口那津男代表は6日、さいたま市での街頭演説で「民進党は憲法改正は否定しないと言っている。その民進党を加えればとっくに3分の2を超えている。この選挙で3分の2(の議席)には意味がない」と指摘した。
一方、民進、共産、社民、生活の野党4党は、改憲勢力「3分の2」阻止を目指す。民進党の岡田克也代表は6日、長野市内で記者団に、「本当に憲法を改正できる体制をつくってしまうのか。首相のやり方に疑問を持っている方全てに呼び掛けたい」と訴えた。(2016/07/06-18:09)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070900286&g=pol
改憲4党、78議席が焦点=投票率低下の懸念【16参院選】
今回の参院選は、与野党の勝敗や各党の獲得議席数と並び、憲法改正に絡む議席数も焦点だ。改憲に前向きな自民党など4党で78議席を占めれば、改憲発議に必要な参院議席の3分の2(162)に達する。
改憲を志向しているのは、自主憲法制定を党是とする自民党と、「加憲」を唱える公明党、改憲を公約に掲げるおおさか維新の会、日本のこころを大切にする党の4党だ。4党の非改選は84議席のため、今回78議席を獲得すれば3分の2に届く。改憲に賛同する非改選の無所属議員らを加えれば、「3分の2ライン」は下がる。
安倍晋三首相は選挙期間中、街頭演説では改憲に一切触れてこなかったが、秋の臨時国会から衆参の憲法審査会で改憲論議に着手する意向を党首討論などで明言。民進、共産両党などは「いずれ9条改正に踏み込んでくる」と警戒を強める。
自民党の獲得議席にも注目が集まる。57議席で27年ぶりに単独過半数を回復するためだ。同党が公明党と連立を組んだのは、与党として参院で過半数を確保するためだ。単独で過半数を制すれば、政権内での発言力を増すことも予想される。
逆に、存在感が低下しかねない公明党は危機感を強めている。山口那津男代表は9日の神戸市での街頭演説で、「与党における公明党の力が大事だ。われわれが連立政権を支え、国民の声、庶民の声を実現していく」と存在意義を強調した。
投票率も焦点の一つだ。3年前の前回参院選は、過去3番目に低い52.61%だった。投票率が低いと、組織力のある自民党や、まとまった固定支持層を持つ公明、共産両党に有利とされる。
今回、国政選挙として初めて「18歳選挙権」が導入されたが、新たに有権者に加わったのは2%程度。自民党関係者は、東京都知事選(14日告示、31日投開票)に有権者の関心を奪われつつあるとして、「参院選は盛り上がっていない」と投票率低下を予測している。(2016/07/09-19:30)
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:
名無しさん
:2016/07/10(日) 11:51:44
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070800411&g=pol
3分の2報道に違和感=「公明、立場違う」-萩生田官房副長官【16参院選】
萩生田光一官房副長官は8日午前の記者会見で、参院選情勢に関し、与党におおさか維新の会などを加えた「改憲勢力」が改憲発議に必要な3分の2(162議席)を確保する勢いと報じられていることについて、「直ちに(4党の議席で)足し算をして3分の2という報道には、やや違和感がある」と語った。
萩生田氏は、その理由に関し、「自民党は党是として結党以来(改憲を)掲げているが、連立を組む公明党は、違う切り口で党内議論が進んでいる」と説明した。
公明党は参院選への影響を避けるため、「3分の2」に注目が集まることを警戒している。萩生田氏の発言は、同党の立場に配慮を示したとみられる。 (2016/07/08-12:25)
2068
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 12:22:52
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160708-00510470-shincho-pol
「支持政党なし」議席獲得の可能性――騙される有権者が200万人いるとも
デイリー新潮 7月8日(金)11時45分配信
俗に、選挙戦は地盤・看板・カバンの「三バン」が肝要とされる。それらに縁遠いミニ政党や泡沫候補は、ひたすらアイデアを巡らせ、間隙を縫って戦うわけだが、今回の参院選には身も蓋もない手を繰り出す団体が登場した。その名も「支持政党なし」。何と、議席獲得まで現実味を帯びているのだ。
***
6月22日の公示後、東京選挙区の候補者掲示板には、
〈支持政党なし〉
と書かれたポスターが4枚並んで貼られている。候補者名は書かれておらず、代わりに目立つのは「政策一切なし」との文言。全国紙政治部記者によれば、
「政党である『支持政党なし』は、東京以外にも北海道、神奈川、大阪、熊本の各選挙区で候補者を立て、さらに比例代表でも2人を擁立しています」
比例区の候補である同党の佐野秀光代表(45)は、東京・大田区で「情報通信ネットワーク」社を経営する実業家。2009年には衆院選で「新党本質」代表を名乗って立候補、また12年の衆院選にも「安楽死党」代表として臨み、いずれも落選している。が、一昨年の総選挙では、看過できない存在になっていた。
「比例代表北海道ブロックに2人の候補者を立て、10万4854票を獲得したのです。これは社民党の5万3604票、次世代の党の3万8342票をはるかに上回るものでした」(同)
得票率は4・19%。単純比較はできないものの、試みに全国区に置き換えると、
「たとえば10年の参院選で社民党は比例区で3・84%の得票率で2議席を獲得している。13年は2・35%で1議席。票数でいえば、現在社民党は全国でざっと100万票。彼らはその2倍の200万票を持っている計算になる。このままでは、議席を得る可能性は大いにあります」(同)
選挙のつど注目される「無党派層」。都市部では、その動向が帰趨を左右するといっても過言ではない。むろん政党名と知って投票する有権者もあろうが、2年前の北海道でも懸念されたのが“勘違い投票”である。
2069
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 12:23:11
>>2068
■できないことは言わない
総務省は今回、同党の略称として「支持なし」「支なし」も認めるとし、混乱に拍車がかかるのは必至。佐野代表に聞くと、
「党の結成は13年7月。世論調査で『支持政党なし』の有権者が非常に多く、そうした方々の受け皿になりたかったのです。『間違って投票する人もいる』との声もありますが、その方の思いは間違っていません。最もいけないのは『これを実現します』と政策を掲げながら実行しないこと。有権者を騙す詐欺行為です。我々はできないことは言いません。責任を持って『政策なし』と言っているのです」
で、仮に当選した場合、
「有権者の使者となり、議決が必要な法案などについてネットで賛否を集め、その結果を国会に提出します。これを我々は“電子的直接民主主義”と呼んでいます」
というのだ。選挙制度に詳しい日大の岩井奉信教授(政治学)は、
「有権者を惑わす、罪作りな団体だと思います。本来であれば認めるべき党名ではありませんが、憲法の結社の自由との関わりで規制は難しい。ポスターや政見放送で中身を判断した上で投票してください、としか言いようがありません」
果たして、漂流する200万票の行方は――。
「ワイド特集 富める時も貧しき時も」より
「週刊新潮」2016年7月14日号 掲載
新潮社
2070
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 14:50:08
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010589221000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_009
参院選の選挙違反 買収など約70件摘発へ
7月10日 5時41分
10日に投票が行われる参議院選挙で、全国の警察は10日夜の投票終了後から買収などおよそ70件の選挙違反の摘発に乗り出す方針です。
今回の参議院選挙を巡っては、先月、広島市で候補者の選挙運動用のポスターに傷をつけたとして男が逮捕されるなど、8日までに東京、埼玉、愛知、広島など8つの都県で合わせて16人が逮捕されています。
また、選挙違反の疑いがあるとして警察が行った警告は、ポスターを決められた場所に貼っていないといった文書の掲示違反を中心に1861件に上り、前回3年前の参議院選挙の同じ時期より173件少なくなっています。
このうち、公示前にホームページやブログ、SNSで投票を呼びかけるなど、インターネットを使った選挙運動に関する違反は13件でした。
全国の警察は、今回から選挙権年齢が18歳以上に引き下げられたことから選挙運動の過熱が予想されるとして取り締まりを強化しており、10日夜の投票終了後から、飲食の接待や運動員の買収などおよそ70件の選挙違反の摘発に乗り出し、およそ130人を取り調べる方針です。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010589401000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_005
投票した20歳以下限定の割引セール 埼玉 川口
7月10日 8時51分
10日に投票が行われている参議院選挙で選挙権が得られる年齢が18歳に引き下げられたことを受けて、埼玉県川口市の商店会では、投票を済ませた20歳以下の若者が割り引きの特典が受けられるセールを、11日から行うことになりました。
若者に限定した割り引きセールを行うのは埼玉県川口市にある前川中央商店会の8つの店舗です。
セールでは、20歳以下の若者が投票所で受け取れる、投票を済ませた証明書を見せると、それぞれの店が設けたさまざまな割り引きを受けることができます。
このうち、土曜日だけ営業するメンチカツの店では、18歳にちなんでメンチカツバーガーの値段がいつもの半額ほどの180円となります。
また、梅干し店でも通常1058円の梅干しが180円で販売されます。
18歳選挙権にちなんだこの割り引きは11日から今月31日まで行われ、商店会では、この取り組みをフェイスブックでも紹介して、若い世代の投票率アップにつなげたいとしています。
前川中央商店会の岩谷三郎会長は「特に18、19歳は最初の選挙なのでぜひ投票に行ってもらい、商店街にも来てほしいです」と話しています。
2071
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 14:51:43
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010589461000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_003
参院選 投票用紙誤って渡すミス相次ぐ 票は無効の可能性
7月10日 12時22分
10日投票が行われている参議院議員選挙で、投票所の担当者が選挙区と比例代表の投票用紙を誤って逆に渡すなどのミスが各地で相次いでいます。これらの票は無効票になる可能性が高いということです。
愛媛 上島町では20人
参議院選挙の愛媛県上島町の投票所で、有権者20人に選挙区と比例代表の投票用紙を誤って逆に渡すミスがありました。
上島町選挙管理委員会によりますと、瀬戸内海の岩城島の岩城北集会所に設置された参議院選挙の投票所で、午前7時の投票開始直後から、投票に訪れた有権者に選挙区と比例代表の投票用紙を誤って逆に渡していたということです。およそ1時間後に町の職員がミスに気付きましたが、この間20人が投票を済ませていました。
選挙管理委員会によりますと、有権者が投票用紙を誤って渡されたことに気付かず、選挙区の投票用紙に政党名などを書いたり、比例代表の投票用紙に選挙区の候補者名を書いたりしていた場合、有効票として扱われないため、20人が投じた票は無効になる可能性が高いということです。
町の職員が有権者に渡す投票用紙を逆の場所に置いていたのがミスの原因だということで、選挙管理委員会は、20人に個別に謝罪することにしています。上島町選挙管理委員会の近藤久治委員長は、「深くおわび申し上げます。あってはならない初歩的なミスであり、繰り返さないよう厳重にチェックしていきます」とコメントしています。
大阪 和泉市では53人
大阪・和泉市にある2つの投票所では、合わせて53人の有権者に選挙区と比例代表の投票用紙を逆に渡すなどのミスがありました。
和泉市選挙管理委員会によりますと、和泉市にある小田町公民館に置かれた投票所で投票が始まってからおよそ5分間にわたって訪れた有権者14人に比例代表用の投票用紙として選挙区用の投票用紙を誤って渡していたということで、ミスに気がついた時には14人はすでに投票を済ませていました。
このため、市の選挙管理委員会がほかにも同様のミスがないか調べたところ、同じ和泉市の信太小学校体育館に置かれた投票所で、有権者39人に選挙区と比例代表の投票用紙を誤って逆に渡していたということです。投票用紙は選挙区用は黄色、比例代表用は白色と色分けがされていましたが、選挙管理員会によりますと、これらの投票所で投票事務にあたっている職員などが間違った場所に置いていたためにミスが起きたということです。選挙管理委員会では、公職選挙法に基づくとすでに投票を済ませた合わせて53人の票は無効になる可能性が高いとしています。
和泉市選挙管理委員会の得津暢秀事務局長は「深くおわびを申し上げるとともにほかの投票所でミスがないか緊急で対応したい」としています。
岐阜 羽島市では31人
岐阜県羽島市の投票所では市の職員が投票に来た人31人に選挙区と比例代表の投票用紙を取り違えて渡すミスがありました。
羽島市選挙管理委員会によりますと、竹鼻町にある投票所で投票が始まった午前7時からおよそ20分間、市の職員が投票に来た有権者に選挙区と比例代表の投票用紙を取り違えて渡したということです。投票所の責任者がミスに気づきましたが、すでに31人が投票を済ませていました。投票用紙は選挙区が黄色、比例代表が白色と色分けされていますが、投票用紙を交付する機械に誤って逆にセットしたことが原因だということです。31人の投票は選挙区と比例代表のいずれも無効になるおそれがあるということです。
羽島市選挙管理委員会の河合省三委員長は「あってはならない初歩的かつ重大なミスであり深くお詫びを申し上げます。確認作業を慎重に行い再発防止を徹底します」とコメントしています。
2072
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 14:52:47
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010589611000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_002
職員が寝坊 投票開始が10分遅れる 兵庫・尼崎
7月10日 12時38分
兵庫県尼崎市に設けられた参議院選挙の投票所で、選挙人名簿を管理している50代の職員が寝坊し、投票開始が10分遅れるトラブルがありました。このトラブルで8人ほどの有権者が投票できずに帰ったということです。
尼崎市選挙管理委員会によりますと、西御園町の中央地区会館に設けられた参議院選挙の投票所で、投票用紙の交付に必要な選挙人名簿を管理している50代の職員が寝坊し、到着が遅れました。
連絡を受けた選挙管理委員会が急きょ、市役所から車で選挙人名簿を投票所に届けましたが、投票開始の午前7時に間に合わず、10分遅れて投票が始まったということです。このトラブルで投票開始を待っていた有権者8人ほどが投票できずに帰ったということです。投票の終了時間は予定どおり午後8時までで変更はないということです。
尼崎市選挙管理委員会の中村知章次長は「朝早くから来てくださった有権者の方には大変申し訳ない。今後、このようなことがないよう指導を徹底していきたい」と話していました。
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000055&g=pol
投票用紙の誤交付相次ぐ=大阪53人、青森12人など-参院選【16参院選】
大阪府和泉市選挙管理委員会は10日、参院選の2カ所の投票所で計53人に対し、選挙区と比例区の用紙を間違って交付したと発表した。現場責任者が用紙の色の違いに気付きミスが判明した。投票は無効となる見通し。
選挙区用の投票用紙は薄い黄色、比例区用は白色をしている。最初に誤交付が分かったのは同市小田町の投票所。14人に対し比例区の投票の際、選挙区の用紙を渡していた。
同様のミスがないか他の投票所で確認したところ、同市尾井町の投票所でも39人に、選挙区と比例区の用紙を逆に交付していた。
青森県でも野辺地町選挙管理委員会と五所川原市選挙管理委員会が10日、それぞれの参院選の投票所で選挙区と比例代表の投票用紙を取り間違えて交付するミスがあったと発表。野辺地町では5人、五所川原市では7人で、投票は無効になる可能性がある。
埼玉県飯能市や長野県須坂市でも同日、同様のミスが発生。飯能市では最大15人の投票が無効になるとみられる。 (2016/07/10-13:49)
2073
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 17:00:32
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000137&g=pol
期日前投票1598万人=過去最多、有権者の15%-参院選【16参院選】
総務省は10日、参院選選挙区の期日前投票者数が1598万7698人(速報値)だったと発表した。前回2013年の1294万9173人(確定値)を23.47%上回り、過去最多を更新した。選挙人名簿登録者の15%が事前に投票を済ませたことになる。 (2016/07/10-16:26)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000075&g=pol
比例記載台に選挙区候補者名=投票所1カ所で誤掲示-大津市選管【16参院選】
大津市選挙管理委員会は10日、市内の投票所1カ所で、参院選比例代表の投票記載台に滋賀県選挙区の候補者名を誤って掲示したと発表した。投票した男性の指摘を受けて掲示し直したが、3人が投票を済ませていたという。
市選管によると、誤った掲示があった投票所は下龍華自治会館。午前7時50分ごろ、投票した男性から指摘があった。比例代表の記載台は1台で、三つの区画に分けられていたが、いずれも選挙区の候補者名が掲示されていたという。一方、選挙区の記載台には候補者名が正しく張り出されていた。 (2016/07/10-15:49)
2074
:
チバQ
:2016/07/10(日) 18:30:27
http://news.goo.ne.jp/article/hochi/nation/20160709-134-OHT1T50236.html
無所属音楽家・三宅氏が猛追…参院選10日投開票
07:10スポーツ報知
無所属音楽家・三宅氏が猛追…参院選10日投開票
無所属の三宅洋平氏はJR品川駅港南口で「選挙フェス」を開催し、投票を呼び掛けた 【報知新聞社】
(スポーツ報知)
第24回参院選は10日、投開票される。参院選直前に舛添要一都知事(67)が辞職した影響で、直後に知事選を控える東京選挙区(改選定数6)は最大の激戦区の一つとされる。世論調査によると、自民党の新人で元ビーチバレー日本代表の朝日健太郎氏(40)、4回目の当選を目指す民進党の小川敏夫氏(68)、おおさか維新の会の元長野県知事の田中康夫氏(60)が、残り2議席をめぐり最後まで激しい争いに。結果の判明も11日未明にずれ込む可能性がある。
東京選挙区で注目されているのが無所属で出馬したミュージシャンの新人・三宅洋平氏(37)。9日、東京・JR品川駅港南口で「選挙フェス」を開催し、トークに生演奏を交えての独自の街宣を展開した。陣営は「当選の6位以内が見えてきた!」とアナウンス。長髪にひげ面の三宅氏は「民進党や共産党の票が欲しければヒゲをそってスーツを着て出た。(今まで投票に)行かなかった人の票を掘り起こすためにオレはオレのままで出た!」と訴えていた。
2075
:
チバQ
:2016/07/10(日) 19:05:16
http://mainichi.jp/senkyo/articles/20160711/k00/00m/010/016000c
午後4時現在の投票率27.25% 前回上回る
毎日新聞2016年7月10日 18時12分(最終更新 7月10日 18時13分)
第24回参院選は10日午前7時、全国各地で投票が始まり、総務省のまとめによると、午後4時現在の全国平均の投票率は27.25%で、2013年7月の前回選挙より0.04ポイント上回っているという。前回の投票率(選挙区)は52.61%で、戦後3番目に低かった。
投票は午後8時に締め切られ、11日未明には大勢が判明する。
2076
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 19:12:20
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010589571000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_008
参院選 10時現在の投票率7.92% 前回下回る
7月10日 12時32分
第24回参議院選挙は、10日朝から全国およそ4万8000か所の投票所で投票が行われています。総務省がまとめた午前10時現在の全国の投票率は、7.92%と、前回3年前の選挙より0.69ポイント低くなっています。
参議院選挙は、繰り上げ投票が行われた離島など一部の地域を除いて、10日午前7時から全国およそ4万8000か所の投票所で投票が行われています。総務省がまとめた午前10時現在の全国の投票率は7.92%で、前回3年前の選挙より0.69ポイント低くなっています。男女別では、男性が8.91%、女性が6.99%となっています。
各都道府県の投票率は、最も高いのが島根県の13.24%、次いで山形県の13.17%、岩手県の12.67%などとなっています。逆に最も低いのが埼玉県の2.67%、次いで千葉県の3.01%、兵庫県の6.22%などとなっています。
一方、8日までに期日前投票を行った人は、全有権者の12.38%に当たる1319万7568人で、前回3年前の選挙の同じ時期で比べると、投票日数が1日多いもののおよそ259万人、率にして24%増えています。
今回の選挙では、自民・公明両党が、目標としている改選議席の過半数の61議席を獲得できるか、与党と憲法改正に賛成する政党で改正の発議に必要な参議院全体の3分の2の議席に届くか、あるいは、民進党や共産党などが、これを阻止したうえで議席を上積みできるかなどが焦点となっています。
また、選挙権が得られる年齢の18歳への引き下げや、隣接する2つの県を1つの選挙区にする、いわゆる「合区」が初めて導入され、こうした制度改正が、選挙結果にどのように反映されるのかも注目されます。投票は、一部の投票所を除き、午後8時に締め切られ、即日開票されます。
18歳も投票
今回の参議院選挙からは、選挙権年齢が18歳に引き下げられました。大阪・福島区の小学校に設けられた投票所では午前中、18歳の女性が母親と一緒に訪れ、早速、票を投じていました。投票を終えた女性は「どきどきしながら投票しました。若者の意見を取り入れて、よい国になってほしいです」と話していました。
秋田市で投票を終えた専門学校に通う18歳の男子学生は「選挙権を得たことは、政治に関心を持つよい機会になりました」と話していました。また、家族と一緒に投票に来た18歳の女子大学生は「投票所で実際に候補者の名前を書いてみて、私たちが政治を決めていくんだということを改めて感じました」と話していました。
初の「共通投票所」でも投票 全国4自治体
今回の参議院選挙から、投票率を向上させるために事前に決められた投票所以外でも投票が可能な共通投票所が全国4つの自治体に設けられ、有権者が1票を投じています。
このうち、北海道函館市では2か所の商業施設に共通投票所が設けられ、営業時間に合わせて午前10時から投票の受け付けが始まり、買い物で訪れた家族連れが1票を投じていました。投票した女性は「ここだと決められた投票所が違う友人とも、ショッピングのついでに一緒に投票できるので便利です」と話していました。函館市の共通投票所は10日午後8時まで投票を受け付けています。
共通投票所を設置した自治体が全国で4つにとどまったことについて総務省は、法律が成立してから選挙までの期間が短かったことや、二重投票を防ぐシステムの費用の確保が難しかったためとみています。
2077
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 19:13:04
>>2076
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010589621000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_005
参院選 11時現在の投票率13.22% 前回下回る
7月10日 14時49分
第24回参議院選挙は、10日朝から全国およそ4万8000か所の投票所で投票が行われています。総務省がまとめた午前11時現在の全国の投票率は13.22%と、前回3年前の選挙より0.50ポイント低くなっています。
参議院選挙は、繰り上げ投票が行われた離島など一部の地域を除いて、10日午前7時から全国およそ4万8000か所の投票所で投票が行われています。総務省がまとめた午前11時現在の全国の投票率は13.22%で、前回3年前の選挙より0.50ポイント低くなっています。
男女別では、男性が14.44%、女性が12.08%となっています。各都道府県の投票率は、最も高いのが、島根県の19.28%、次いで、新潟県の18.90%、山形県の18.56%などとなっています。逆に最も低いのが、沖縄県の10.13%、次いで、埼玉県の10.21%、千葉県の10.59%などとなっています。
一方、8日までに期日前投票を行った人は、全有権者の12.38%に当たる1319万7568人で、前回3年前の選挙の同じ時期で比べると、投票日数が1日多いものの、およそ259万人、率にして24%増えています。
投票は、一部の投票所を除き、午後8時に締め切られて即日開票され、10日夜、大勢が判明する見通しです。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010589741000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_004
参院選 午後2時現在の投票率22.54%
7月10日 16時34分
第24回参議院選挙は、10日朝から全国およそ4万8000か所の投票所で投票が行われています。総務省がまとめた午後2時現在の全国の投票率は22.54%と、前回3年前の選挙より0.12ポイント低くなっています。
参議院選挙は、繰り上げ投票が行われた離島など一部の地域を除いて、10日午前7時から全国およそ4万8000か所の投票所で投票が行われています。総務省がまとめた午後2時現在の全国の投票率は22.54%で、前回3年前の選挙より0.12ポイント低くなっています。
男女別では、男性が23.93%、女性が21.24%となっています。各都道府県の投票率は、最も高いのが新潟県の28.42%、次いで山形県の28.12%、三重県の27.97%などとなっています。逆に最も低いのが埼玉県の18.16%、次いで千葉県の18.17%、沖縄県の19.06%などとなっています。
一方、8日までに期日前投票を行った人は、全有権者の12.38%に当たる1319万7568人で、前回3年前の選挙の同じ時期で比べると、投票日数が1日多いものの、およそ259万人、率にして24%増えています。
投票は、一部の投票所を除き午後8時に締め切られて即日開票され、10日夜大勢が判明する見通しです。
2078
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 19:13:33
>>2077
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010589801000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_001
参院選 午後4時現在の投票率27.25% 前回上回る
7月10日 17時52分
第24回参議院選挙は、10日朝から全国およそ4万8000か所の投票所で投票が行われています。総務省がまとめた午後4時現在の全国の投票率は27.25%と、前回3年前の選挙より0.04ポイント高くなっています。
参議院選挙は、繰り上げ投票が行われた離島など一部の地域を除いて、10日午前7時から全国およそ4万8000か所の投票所で投票が行われています。総務省がまとめた午後4時現在の全国の投票率は27.25%で、前回3年前の選挙より0.04ポイント高くなっています。
男女別では、男性が28.71%、女性が25.90%となっています。各都道府県の投票率は、最も高いのが山形県の33.79%、次いで新潟県の33.57%、三重県の33.24%などとなっています。逆に最も低いのが、埼玉県の22.66%、次いで千葉県の22.72%、沖縄県の24.56%などとなっています。
一方、総務省は今回の参議院選挙の期日前投票について、全国の都道府県を通じて結果をまとめ、速報として発表しました。それによりますと、期日前投票を済ませた人は1598万7698人で、有権者の15.00%が9日までに投票を済ませたことになります。これは前回3年前の選挙と比べると、投票日数が1日多いものの、303万人余り、率にして23.47%増え、過去最高となりました。
投票は一部の投票所を除き午後8時に締め切られて即日開票され、10日夜、大勢が判明する見通しです。
2079
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 19:21:33
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010589751000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_003
参院選期日前投票 1598万人余 前回比23%増
7月10日 17時08分
今回の参議院選挙で期日前投票を行った人は1598万人余りで、前回3年前の選挙と比べて投票日数が1日多いものの303万人余り、率にして23%増えました。
総務省は、今回の参議院選挙の期日前投票について全国の都道府県を通じて結果をまとめ速報として発表しました。
それによりますと、期日前投票を済ませた人は1598万7698人で、有権者の15.00%が9日までに投票を済ませたことになります。これは前回3年前の選挙と比べると、投票日数が1日多いものの303万人余り、率にして23.47%増え、過去最高となりました。
都道府県別ではすべての都道府県で前回より増えていて、増えた割合が最も大きかったのは青森県でおよそ63%の増加、次いで、福井県、滋賀県の順となっています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010589761000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_002
参院選 投票用紙交付ミス 全国14市町で193人に
7月10日 17時39分
10日投票が行われている参議院選挙で、全国14の市と町で投票所の担当者が選挙区と比例代表の投票用紙を誤って逆に渡すなどのミスがありました。誤った用紙を渡されたのは合わせて193人で、各地の選挙管理委員会によりますと、投票が無効になるおそれがあるということです。
大阪・和泉市では有権者39人に選挙区と比例代表の投票用紙を誤って逆に渡したほか、別の投票所で14人に比例代表用の投票用紙として選挙区用の投票用紙を誤って渡すミスがあったということです。箕面市でも5人に選挙区と比例代表の投票用紙を逆に渡すミスがあったということです。
岐阜県羽島市では、市の職員が31人に選挙区と比例代表の投票用紙を取り違えて渡すミスがありました。投票用紙は選挙区が黄、比例代表が白に色分けされていますが、投票用紙を交付する機械に逆にセットしたことが原因だということです。
愛媛県上島町では、瀬戸内海の岩城島の投票所で、有権者に20人に選挙区と比例代表の投票用紙を誤って逆に渡していたということです。町の職員が投票用紙を逆の場所に置いていたのがミスの原因だということです。
このほか、福島県の郡山市で19人、会津美里町で2人に。埼玉県飯能市で15人、横浜市で15人、奈良県桜井市で12人に。青森県の五所川原市で7人、野辺地町で5人に。長野県須坂市で5人、石川県珠洲市で3人、山形県河北町で1人に誤った投票用紙を渡すミスがあったということです。
14の市と町で合わせて193人に上り、有権者が投票用紙が誤っていることに気付かず、選挙区の投票用紙に政党名などを書いたり、比例代表の投票用紙に選挙区の候補者名を書いたりしていた場合、投票は無効になります。このため、それぞれの選挙管理委員会ではミスを謝罪するとともに、再発防止を図るとしています。こうした投票用紙の交付ミスは、おととしの衆議院選挙でも相次いでいます。
このほか、長崎県や秋田県、静岡県の投票所では、有権者に投票用紙を二重に交付するミスも起きています。
2080
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 19:22:45
>>2072
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000055&g=pol
投票用紙の誤交付相次ぐ=大阪53人、青森24人など-参院選【16参院選】
参院選の投票が行われた10日、各地で選挙区と比例区の投票用紙を取り間違えて交付するミスが相次いだ。
大阪府和泉市では、参院選の2カ所の投票所で計53人に対し、選挙区と比例区の用紙を間違って交付した。現場責任者が用紙の色の違いに気付きミスが判明した。投票は無効となる見通し。
選挙区用の投票用紙は薄い黄色、比例区用は白色をしている。最初に誤交付が分かったのは同市小田町の投票所。14人に対し比例区の投票の際、選挙区の用紙を渡していた。
同様のミスがないか他の投票所で確認したところ、同市尾井町の投票所でも39人に、選挙区と比例区の用紙を逆に交付していた。
青森県でも野辺地町と五所川原市、つがる市で、選挙区と比例代表の投票用紙を取り間違えて交付するミスがあった。野辺地町では5人、五所川原市では7人、つがる市では12人で、投票は無効になる可能性がある。
埼玉県飯能市や長野県須坂市、山形県河北町でも、同様のミスが発生。飯能市では最大15人、須坂市では5人、河北町では1人の投票が無効になるとみられる。 (2016/07/10-18:20)
2081
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 19:54:41
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000186&g=pol
無所属議員ら4人が改憲賛成【16参院選】
参院の諸派・無所属の非改選議員のうち、4人が憲法改正に賛成の立場だ。「改憲勢力」と位置付けられる自民、公明両党と、おおさか維新の会、日本のこころを大切にする党が改憲発議に必要な参院議席の3分の2(162)を占めるには非改選の計84議席に加え、今回78議席が必要だが、無所属議員ら非改選の4人を加えるとハードルは74議席に下がる。
改憲に賛成しているのは、政治団体「日本を元気にする会」代表のアントニオ猪木氏と、無所属の井上義行、松沢成文、渡辺美知太郎の3氏。(2016/07/10-19:26)
2082
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 19:55:53
>>2079
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010589841000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_001
参院選 投票用紙交付ミス 全国15市町で212人に
7月10日 19時22分
10日投票が行われている参議院選挙で、全国15の市と町で、投票所の担当者が選挙区と比例代表の投票用紙を誤って逆に渡すなどのミスがありました。誤った用紙を渡されたのは合わせて212人で、各地の選挙管理委員会によりますと、投票が無効になるおそれがあるということです。
このうち大阪・和泉市では、有権者39人に選挙区と比例代表の投票用紙を誤って逆に渡したほか、別の投票所で14人に比例代表用の投票用紙として選挙区用の投票用紙を誤って渡すミスがあったということです。箕面市でも5人に選挙区と比例代表の投票用紙を逆に渡すミスがあったということです。
岐阜県羽島市では、市の職員が31人に選挙区と比例代表の投票用紙を取り違えて渡すミスがありました。投票用紙は選挙区が黄、比例代表が白に色分けされていますが、投票用紙を交付する機械に逆にセットしたことが原因だということです。
愛媛県上島町では、瀬戸内海の岩城島の投票所で、有権者に20人に選挙区と比例代表の投票用紙を誤って逆に渡していたということです。町の職員が投票用紙を逆の場所に置いていたのがミスの原因だということです。
このほか、神奈川県の愛川町で19人、横浜市で15人に。福島県の郡山市で19人、会津美里町で2人に。埼玉県飯能市で15人、奈良県桜井市で12人に。青森県の五所川原市で7人、野辺地町で5人に。長野県須坂市で5人、石川県珠洲市で3人、山形県河北町で1人に誤った投票用紙を渡すミスがあったということです。
合わせて15の市と町で212人に上り、有権者が投票用紙が誤っていることに気付かず、選挙区の投票用紙に政党名などを書いたり、比例代表の投票用紙に選挙区の候補者名を書いたりしていた場合、投票は無効になります。このため、それぞれの選挙管理委員会では、ミスを謝罪するとともに、再発防止を図るとしています。こうした投票用紙の交付ミスは、おととしの衆議院選挙でも相次いでいます。
2083
:
とはずがたり
:2016/07/10(日) 20:37:03
>>2056
テレビで初めてお姿拝見したけどこいつもポスター可愛く写りすぎや(;´Д`)
2084
:
とはずがたり
:2016/07/10(日) 20:57:55
滋賀も奈良も政党支持率自民厚すぎやわ〜・゚・(ノД`)・゚・。
こら勝てんわ。ウイングステートやねぇ。。
2085
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 21:09:32
近畿圏は維新がある限り無党派が民進に来ないから勝てない気がします。。。
2086
:
チバQ
:2016/07/10(日) 21:54:36
NHKでこんな感じかな
1人区
野党:山形 三重 沖縄
与党;滋賀 奈良 岡山 その他省略
2人区
自民 民進で確定
3人区
北海道 長谷川のみ
埼玉 自・公・民
千葉 自・自・民
兵庫 自・維・?
福岡 自・公・民
4人区
埼玉 自・公・?・?
愛知 自・公・民・民
大阪 自・公・お・お
6人区
東京 自・自・公・民・共・?
2087
:
チバQ
:2016/07/10(日) 22:04:39
http://mainichi.jp/senkyo/articles/20160711/k00/00m/010/109000c
参院選
島尻沖縄担当相が落選 衆参全6人が移設反対派
毎日新聞2016年7月10日 20時59分(最終更新 7月10日 22時02分)
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設問題を抱える沖縄選挙区(改選数1)は、自民現職で沖縄・北方担当相の島尻安伊子(あいこ)さん(51)が、移設に反対する翁長雄志(おなが・たけし)知事が全面支援した無所属新人の伊波(いは)洋一さん(64)に敗れた。
2014年の知事選以降、衆院選、県議選、参院選と全県レベルの選挙全てで移設反対派が勝利し、県民は「移設ノー」の強固な民意を政府に突きつけた。また、沖縄選出の国会議員(衆院の比例復活除く)は衆院4人、参院2人の6人全員が移設反対派となる。
元米海兵隊員の男が女性殺害容疑で逮捕され、県民の反基地感情が高まる中で迎えた選挙戦。島尻さんは「沖縄の選挙は基地か経済かの二者択一傾向が強いが、暮らしを良くすることが第一だ」として辺野古移設にほとんど触れず、沖縄担当相として沖縄振興の実績を強調した。
しかし、移設に反対して政府と対決する翁長知事に支持が集まる中、内閣の一員である島尻さんへの逆風は強かった。6年前に県外移設を主張して再選しながら、12年末に自民が政権に復帰すると辺野古移設容認に転じた「公約違反」への批判も払拭(ふっしょく)できなかった。
一方、移設に反対する共産や社民、一部の保守系などが推した元宜野湾市長の伊波さんは「反基地」を前面に打ち出した。「大臣をノックアウトすることは、安倍内閣をノックアウトすることだ」と訴えて「沖縄対政府」の構図を作り出し、幅広い票の取り込みに成功。翁長知事も「知事選、衆院選、県議選とつないで、今回の参院選は沖縄の民意の集大成だ。オール沖縄の輪を広げよう」と後押しした。【比嘉洋、川上珠実】
2088
:
チバQ
:2016/07/10(日) 22:06:59
岩手も当確ついてたか
2089
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 22:18:01
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000211&g=pol
自公、改選過半数確保へ=民進後退、共産・おおさか増【16参院選】
第24回参院選は10日投票が行われ、即日開票された。自民、公明両党は、安倍晋三首相が勝敗ラインと設定した改選過半数(61)を上回る勢い。民進党は改選45議席から後退する見通しだ。共産党とおおさか維新の会は、それぞれ議席を伸ばした。自民党を中心とする憲法改正に前向きな勢力が、改憲発議に必要な参院議席の3分の2(162)を占めるかが焦点となる。
参院選は、安倍政権の経済政策「アベノミクス」や改憲の是非を主な争点に、選挙区73、比例代表48の計121議席をめぐって争われた。首相は与党の改選過半数確保にめどが立ったことを踏まえ、従来の経済政策を継続する方針だ。
「改憲勢力」と位置付けられる自公両党とおおさか維新、日本のこころを大切にする党は非改選議席が計84のため、今回78議席を獲得すれば3分の2(162)に届く。改憲に賛成する非改選の諸派・無所属の4人を加えると、4党が必要な議席数は74となる。
自民党は全国32の「1人区」のうち16で議席を固め、13ある改選数2〜6の「複数区」全てで議席を確保。比例代表と合わせ44議席を固めた。ただ、沖縄で島尻安伊子沖縄担当相の落選が確実になった。公明党は改選9議席を確保し、さらに議席を上積みする勢い。
民進党は、複数区の茨城、東京、静岡、愛知などで8議席を固めたが、1人区で伸び悩んでおり、比例と合わせて15議席にとどまっている。一方、共産党は4議席、おおさか維新は3議席を固め、改選議席をそれぞれ上回った。社民党は改選2議席の確保は困難な情勢。1人区の野党統一候補は岩手、山形、沖縄で議席を固めた。生活の党、こころ、新党改革は議席確保の見通しが立っていない。
11日未明には選挙区の全議席が確定し、同日朝には比例代表も含め改選議席が決まる見通し。(2016/07/10-22:00)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000267&g=pol
参院党派別当選者数(22時00分現在)
【時事通信社調べ】
獲得議席 選挙区 比 例 非改選 新勢力 改選前勢力
自 民 44 29 15 65 109 115
民 進 15 8 7 17 32 62
公 明 9 4 5 11 20 20
共 産 4 1 3 8 12 11
お維新 3 1 2 5 8 7
社 民 0 0 0 1 1 3
生 活 0 0 0 1 1 3
日 こ 0 0 0 3 3 3
改 革 0 0 0 0 0 2
元 気 0 0 0 0 0 0
諸 派 0 0 0 3 3 4
無所属 3 3 - 7 10 11
合 計 78 46 32 121 199 241
(欠員 1)
2090
:
チバQ
:2016/07/10(日) 22:18:56
福島増子当確は野党金星だな
2091
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 22:19:02
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000262&g=pol
開票センター閑散=国民怒りの声【16参院選】
憲法学者の小林節慶応大名誉教授が、安倍政権打倒を掲げて立ち上げた政治団体「国民怒りの声」は選挙区1人、比例代表10人の候補者を擁立したが、午後9時を過ぎても議席獲得の報は入らず、東京都港区の開票センターは閑散としていた。
事務局の職員らは夕方から開票センターとなった貸し会議室の一室で、テーブルや垂れ幕など記者会見の準備。その後、同区内の事務所で情報収集に当たった。(2016/07/10-21:46)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000255&g=pol
改憲反対は36%=賛成は3割切る-出口調査【16参院選】
時事通信が10日の参院選出口調査で、憲法改正の是非について尋ねたところ、「賛成」が29.6%だったのに対し、反対は36.0%で約6ポイント上回った。「分からない」との回答も34.4%に達し、改憲への理解が有権者に広がっていない実情が改めて浮き彫りとなった格好だ。
自民党は参院選後、衆参両院の憲法審査会で具体的な改憲条項の絞り込みに入りたい考え。ただ、安倍晋三首相(党総裁)が重視する国民投票で、過半数を得られるめどが立っているとは言い難い情勢で、同党は慎重な国会運営を強いられそうだ。
「賛成」を選んだ有権者の比例代表での投票先を聞いたところ、最多だったのは自民の59.6%。次いで、おおさか維新の13.4%、公明の8.9%、民進8.2%、共産2.5%、こころ2.5%となった。
一方、「反対」の有権者の投票先は、民進がトップで36.4%。以下、共産20.5%、自民15.0%、おおさか維新7.2%、公明6.3%、社民5.2%だった。(2016/07/10-21:41)
2092
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 22:21:28
>>2080
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000055&g=pol
投票用紙の誤交付相次ぐ=大阪53人、青森24人など-参院選【16参院選】
参院選の投票が行われた10日、各地で選挙区と比例区の投票用紙を取り間違えて交付するミスが相次いだ。
大阪府和泉市では、参院選の2カ所の投票所で計53人に対し、選挙区と比例区の用紙を間違って交付した。現場責任者が用紙の色の違いに気付きミスが判明した。投票は無効となる見通し。
選挙区用の投票用紙は薄い黄色、比例区用は白色をしている。最初に誤交付が分かったのは同市小田町の投票所。14人に対し比例区の投票の際、選挙区の用紙を渡していた。
同様のミスがないか他の投票所で確認したところ、同市尾井町の投票所でも39人に、選挙区と比例区の用紙を逆に交付していた。
青森県でも野辺地町と五所川原市、つがる市で、選挙区と比例代表の投票用紙を取り間違えて交付するミスがあった。野辺地町では5人、五所川原市では7人、つがる市では12人で、投票は無効になる可能性がある。
埼玉県飯能市、長野県須坂市、山形県河北町でも同様のミスが発生。飯能市では最大15人、須坂市では5人、河北町では1人の投票が無効になるとみられる。また、福島県郡山市、会津美里町でも誤交付があった。 (2016/07/10-19:50)
>>2073
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000137&g=pol
午後7時半現在、投票率36.14%=期日前1598万人【16参院選】
総務省が発表した第24回参院選の中間投票率は、10日午後7時半現在で36.14%となり、前回2013年参院選を0.48ポイント下回っている。
都道府県別に見ると、最も投票率が高いのは山形県の44.08%、最も低いのは秋田県の30.28%。今回初めて合区が導入された徳島・高知、鳥取・島根では4県とも前回から低下している。男女別の投票率は、男性が37.35%、女性が35.01%だった。
公示翌日の6月23日から7月9日まで行われた期日前投票者数(速報値)は、1598万7698人だった。選挙期間が通例よりも1日長かったこともあり、前回を23.47%上回り、参院選の過去最多を更新した。選挙人名簿登録者の15%が事前に投票を済ませたことになる。 (2016/07/10-21:19)
2093
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 22:26:58
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000274&g=pol
笑顔で「お疲れさま」=足早に党首室に-社民・吉田党首【16参院選】
社民党の吉田忠智党首は午後8時半すぎ、東京・永田町の党本部に到着。ダークスーツに赤いネクタイを締め、真っ黒に日焼けした顔で職員の女性に「お疲れさまでした」と笑顔で声を掛けると、足早に党首応接室に入った。
党本部に設けられた記者会見場には、当選者の名前の上に花を付けるための掲示板などはなく、報道陣の求めに応じて党の参院選用ポスターが壁に慌ただしく張られた。(2016/07/10-22:17)
2094
:
とはずがたり
:2016/07/10(日) 22:54:21
長野・山梨は民進がとったんですねー。
2095
:
チバQ
:2016/07/10(日) 23:16:08
まだ決まってないのは
青森、新潟、長野、愛媛、大分、東京6人目、神奈川4人目かな
いまのところ1人区接戦区は野党が取ってますね
宮城、福島、山梨、長野、三重
2096
:
とはずがたり
:2016/07/10(日) 23:21:47
宮城も取れたんですね〜。
NHKでは長野も民進となってますよ。
2097
:
チバQ
:2016/07/10(日) 23:27:21
あっ、長野を両方にかいてますね、、、
2098
:
とはずがたり
:2016/07/10(日) 23:32:05
新潟も野党がとったようで。
2099
:
チバQ
:2016/07/10(日) 23:32:11
http://www.sankei.com/politics/news/160710/plt1607100170-n1.html
2016.7.10 23:23
【参院選・兵庫】
おおさか維新・片山大介氏、父・虎之助氏と二人三脚、“ふわっとした民意”つかむ
兵庫選挙区(改選数3)では、おおさか維新新人の片山大介氏(49)が初当選した。3年前の日本維新の会(当時)に続く議席獲得で、神戸市中央区の選挙事務所で片山氏は「おおさか維新への期待の高さを実感した。大阪と兵庫が維新の拠点。ここから全国に維新の力を波及させる」と語り、兵庫でも、おおさか維新の勢いが健在だったことを証明した。
選挙戦では大阪に隣接する阪神間や、神戸市などの都市部での街頭演説に重点を置いた。改憲についてはほとんど触れず、橋下徹前代表が掲げたフレーズ「身を切る改革」を演説中に繰り返し、無党派層にアピール。今回は橋下氏を欠いた選挙だったが、3年前の参院選に続き、「ふわっとした民意をつかんだ」(陣営幹部)。また、父で共同代表の虎之助氏が再三、兵庫入りし、「比例は片山虎之助、選挙区は片山大介」と訴え、高齢者層への浸透も後押しした。
憲法改正について片山大介氏は「賛成だが、ひとくくりに改憲勢力とは違う」としたうえで、「9条は国民が議論して変えてほしいとの思いが熟成して政治が動くもの」と述べた。
http://www.sankei.com/politics/news/160710/plt1607100164-n1.html
【参院選】
苦戦の社民、吉田党首「暴走止めるスローガン届かなかった」厳しい表情 福島瑞穂氏は「野党共闘では縁の下の力持ち」
苦戦が伝えられた社民党では吉田忠智党首(60)が午後10時から東京都内の党本部で記者会見し、「安倍政権の暴走を止めるというスローガンが十分に届かなかった」と険しい表情をみせた。
東京・永田町の党本部には午後8時半ごろから、幹部が続々と駆けつけた。吉田氏は支持者と握手を交わした際には笑顔を見せたが、すぐに固い表情に戻り、控え室へ向かった。
日焼けした顔で会見場に姿を現した吉田氏。質問を聞く間は口をへの字に結び、時折、眉間にしわを寄せつつ、「(目標の)2議席は厳しいかなという思いはある」と重々しい口調で語った。票が伸びなかった要因について「1人区での野党候補一本化で党の独自性が十分発揮できなかった」と振り返った。
2議席に届かなければ自身の当選も厳しい状況だが、進退について「開票状況を見守った上で、国会議員らと相談しながら考えたい」と述べるにとどめた。
続いて取材に応じた福島瑞穂副党首(60)はやや疲れた表情。「結果を見守っているが、何とか比例で票が伸びるよう念じている。野党共闘では縁の下の力持ちとして発揮したので後は社民党としての伸びを見守っている」と述べた。
2100
:
とはずがたり
:2016/07/10(日) 23:34:23
激戦区で野党,主に民進,が取れたのは共産党と,更には幸福実現党のお陰かも。
3年後安倍は大川先生を比例に迎えて幸福実現党との間で右派票の分裂を避けるかもw
2101
:
チバQ
:2016/07/10(日) 23:36:11
1人区で野党が9議席取ってますね
意外に健闘した感じがします
2102
:
チバQ
:2016/07/10(日) 23:38:53
http://www.sankei.com/politics/news/160710/plt1607100147-n1.html
2016.7.10 22:52
【参院選・滋賀】
かつての「民主王国」崩壊-自民・小鑓隆史氏、“一騎打ち”制す
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滋賀選挙区(改選数1)では、自民新人の小鑓(こやり)隆史氏(49)が、民進現職の林久美子氏(43)との事実上の一騎打ちを制した。かつて「民主王国」と呼ばれた滋賀県だが、これで県選出国会議員の全6議席を自民が独占した。
「アベノミクスはまだ途上。地域が元気になるために地域の方々と力を合わせてやっていきたい」。10日夜、当選確実の一報を受けると、小鑓氏は大津市内の事務所で目を潤ませながら語った。
自民はてこ入れを強化し、選挙期間中は知名度のある小泉進次郎衆院議員が3回来援。終盤の5日には、安倍首相が自民県議1人ずつに直接電話をした。自民県連幹部は「こんな選挙は初めてだ」と驚く。
念頭には、2年前の小鑓氏の雪辱がある。平成26年の知事選で民主(現・民進)などが支援する三日月大造知事に惜敗。序盤から優勢を伝えられる中で、まさかの敗北だった。
知事選の教訓を踏まえ、公明との連携を強化した。初めて自公の3連ポスターを作ったり合同講演会を開いたりするなど、盤石の組織戦を展開した。
一方の林氏。「党派を超えた応援がありがたかった」。同市内で、民進のほか共産や社民の関係者らが集まる中、気丈に笑顔を浮かべた。
「打倒安倍政権」を旗印に3党の共闘をアピールしたが、選挙戦では支持団体の連合滋賀幹部が「一緒にやる気はない」と明言。3党の選対がばらばらに設置され、無党派層への浸透は伸び悩んだ。
http://www.sankei.com/politics/news/160710/plt1607100142-n1.html
2016.7.10 22:42
【参院選・三重】
岡田代表、面目保つ 民進・芝博一氏、シールズ・共産・社民の支援あおぎ“崖っぷちの戦い”制す
民進の岡田克也党代表が進退をかけたことで参院選の「象徴区」となった三重選挙区(改選数1)は、激戦の末、民進現職の芝博一氏(66)が自民新人の山本佐知子氏(48)らを破り、民進の前身である民主党の金城湯池として知られた“牙城”を守った。
芝氏は午後9時55分ごろ事務所に到着。集まった支援者を前に「国民の暮らしと平和を守るという訴えを県民に受け止めていただいた」と喜びを語った。
同区は平成12年の補選以降、推薦候補も含めて民主が5連勝。しかし、前回選挙ではベテランが自民新人に敗れ、今回は「がけっぷちの戦い」(陣営幹部)だった。
学生グループ「SEALDs TOKAI(シールズ東海)」や学者、弁護士らが呼びかけ人の市民団体系組織「市民連合みえ」を橋渡し役に共産、社民の支援を取りつけ、野党統一候補として必勝を期した。
岡田氏も「盟友の芝氏を落とすようでは代表の資格はない」と退路を断って支援。芝氏は「私一人の戦いではないと責任を感じていた」と明かし、選挙戦を通じて「支援の輪の広がりを感じた。最後まで厳しい戦いだった」と振り返った。
山本氏は、安倍晋三首相(党総裁)ら党幹部や鈴木英敬三重県知事の応援を得て善戦したが、知名度不足が最後まで響いた。
2103
:
チバQ
:2016/07/10(日) 23:40:22
支持なしがどうなるかだよなあ
http://www.sankei.com/politics/news/160710/plt1607100075-n1.html
2016.7.10 20:38
【参院選】
日本のこころ、新党改革、国民怒りの声、幸福実現党は議席獲得困難
第24回参院選の投票は10日午後8時に締め切られ、比例代表に候補を擁立した日本のこころを大切にする党、新党改革、国民怒りの声、幸福実現党は議席の獲得が困難な見通しとなった。
2104
:
チバQ
:2016/07/10(日) 23:40:59
愛媛は自民ですね
2105
:
やおよろず
:2016/07/10(日) 23:41:52
青森は最後に開票される八戸で逆転できるかどうか
http://www.aomori-se1.jp/sangi/HTML_K/kaihyoc_se.html
2106
:
やおよろず
:2016/07/10(日) 23:44:04
地域要因で残り5万票で2万票の逆転が叶うか否か
マニア冥利に尽きる開票順となりましたね
2107
:
チバQ
:2016/07/10(日) 23:44:07
大分 民進当確
1人区は残すところ青森
2108
:
とはずがたり
:2016/07/10(日) 23:45:35
大分は民進のようですね〜>NHK
青森・愛媛は自民党大好きだからなぁ。。3年後の雪辱に期待。。
2109
:
とはずがたり
:2016/07/10(日) 23:46:10
知事選だけど鹿児島での大金星に,長野の勝利と,愛媛の善戦と,秋田では野球選手に負けましたが地方で野党統一候補が勝つにはアナウンサーっすね。
2110
:
とはずがたり
:2016/07/10(日) 23:47:55
>>2105
八戸だけ異様に開票遅いっすね。。(;´Д`)
2111
:
とはずがたり
:2016/07/10(日) 23:49:06
宮城・大分とも医師ってのもありますね。
2112
:
やおよろず
:2016/07/10(日) 23:50:59
青森逆転www
南部と津軽の遺恨が根深すぎる
2113
:
とはずがたり
:2016/07/10(日) 23:53:32
おおw
このまま逃げ切れますかね〜。
2114
:
やおよろず
:2016/07/10(日) 23:53:58
青森当確ですね
http://www3.nhk.or.jp/senkyo/
#!skh_0200
2115
:
チバQ
:2016/07/10(日) 23:54:14
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20160711k0000m010204000c.html
<参院選>共産の志位氏「もしバラバラ…もっと厳しい結果」
23:45毎日新聞
<参院選>共産の志位氏「もしバラバラ…もっと厳しい結果」
当選確実となった候補者の名前の上に花をつける共産党の志位和夫委員長(右)と小池晃書記局長=東京都渋谷区の同党本部で2016年7月10日午後10時13分、内藤絵美撮影
(毎日新聞)
◇「最初の一歩だが、大変大事な一歩」野党4党共闘を評価
共産党の志位和夫委員長は10日夜、日本テレビの参院選報道番組で、野党4党共闘について「新しい民主主義の形だ。野党と市民が『今の政治は危ない、変えなきゃならない』という大きなところで一致して、協力して選挙を戦う、と。1人区で勝利をしている。もしバラバラで野党が戦ったら、もっと厳しい結果になっていた。最初の一歩だが、大変大事な一歩」と高く評価した。次期衆院選に向けても「野党と市民の協力、共闘は発展させたいと願っている」と期待感を示した。
共産党が提案していた「国民連合政府」など野党間での政権構想については「この問題は本格的な話もしていないし、合意もできていない」としながらも「私たちは政権の問題も話し合っていきたい。(民進党などと政権を組む)そういうつもりでいる」と話した。【錦織祐一/デジタル報道センター】
2116
:
チバQ
:2016/07/10(日) 23:55:44
青森 田名部当確ですか
すげえ
2117
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 23:56:14
大分の勝利はうれしいですね〜。
吉良もそろそろ代表候補になってもいいんちゃうか。
2118
:
とはずがたり
:2016/07/10(日) 23:56:34
すげー。接戦区落としたの愛媛だけなので結構満足です。
2119
:
チバQ
:2016/07/10(日) 23:57:32
1人区 11も取れば野党的には大勝利じゃないですか
風も政策もなくて、野合だけで接戦区を軒並み制したわけで
落としたのは無風かと思ってた愛媛位ですかね
2120
:
とはずがたり
:2016/07/10(日) 23:57:53
>>2117
社民の組織票がどの程度利いたのか知りたい所っす。
奈良の馬淵はまだまだ雑巾掛けだな。。
2121
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 23:58:35
三反園さんは元・記者さんですね。
テレ朝の解説委員では三反園さんが一番好感もてました。
2122
:
やおよろず
:2016/07/11(月) 00:02:47
鉢呂も滑り込んだ
http://www3.nhk.or.jp/senkyo/
#!skh_0100
2123
:
とはずがたり
:2016/07/11(月) 00:04:15
>>2121
ご指摘感謝,解説委員とアナウンサーの区別が付いてなかったです(*´Д`)
>>2119
もっと惨敗予想してました!?俺はもう考えるの怖くて希望的観測しかせずに何処迄落とすかは考えてなかったです。。
2124
:
名無しさん
:2016/07/11(月) 00:08:00
>>2109
福岡もトップ当選ですね>アナウンサー
2125
:
やおよろず
:2016/07/11(月) 00:09:08
奈良は維新が相応に得票するので難しいのではないでしょうか
http://mainichi.jp/senkyo/24san/area/?aid=B29000
2126
:
チバQ
:2016/07/11(月) 00:10:53
>>2123
一人区野党で8くらい取れば十分だと思ってました
2127
:
やおよろず
:2016/07/11(月) 00:13:07
>>2120
吉田忠智氏の個人名得票から推測する感じですかね
2128
:
名無しさん
:2016/07/11(月) 00:13:46
東京小川当確
2129
:
とはずがたり
:2016/07/11(月) 00:14:55
>>2122
おお,民進も北海道と愛知の地盤は譲れないと云う感じですね〜。
小沢も岩手と新潟で政党要件死守っすね。
>>2124
ご指摘感謝♪知らん間にトップ当選してたんですな。。
>>2125
今回滋賀では立てなかったですし必ずしも毎回立てるとは限らない様な気もしますが,立てると反自民・非自民票が割れて難しいですよね。
気が早いですが3年後の次回は滋賀は嘉田ちゃん,奈良は(県知事選に出た前生駒市長の)山下氏の無所属候補で勝負して欲しい処っす。
2130
:
チバQ
:2016/07/11(月) 00:15:39
残り神奈川ですね
現在のところ 中西>共産>民進金子
2131
:
秋田2区
:2016/07/11(月) 00:18:03
>>2121
>>2123
すいません、名前打たなくて。
秋田はよっぽどの風がなければ逆転なんて夢のまた夢なんですよね。
参院選は金田、斉藤を破ったとき、衆院選は川口の時代が一番興奮したぐらいです。
2132
:
とはずがたり
:2016/07/11(月) 00:21:11
>>2126
なるほど〜。とすると下手すると岩手・山形・宮城・山梨・三重・沖縄の5議席ぐらい?
>>2127
選挙ウオッチが手薄になってて云われる迄思いつかなかったっす(;´Д`)
>>2128
民進,地味に接戦をものにしてますね。改憲2/3は確保難しくなったのかな?
2133
:
やおよろず
:2016/07/11(月) 00:25:22
東京が小川で選挙区終了
候補者の皆さんお疲れ様でした
2134
:
とはずがたり
:2016/07/11(月) 00:27:02
>>2131
おお,ご無沙汰してます!お元気ですか!?
秋田は非自民が一定の勢力もってた印象もある(衆院1区で野党が取って3区は保守分裂みたいな感じで自民圧勝では無い)んですが,今はそんなのなにそれですかね?
2135
:
やおよろず
:2016/07/11(月) 00:35:25
そういえば神奈川は旧みんなの党で2議席なんだね
2136
:
チバQ
:2016/07/11(月) 00:35:28
改憲2/3は無所属を入れれば越えそうですね
2137
:
秋田2区
:2016/07/11(月) 00:36:05
二田孝二という落下傘に助けられていたんですかね?
富樫はもろ地元の一区です。秋田市の山奥出身。
それよりも、村岡は本気で運動したのでしょうかね?松浦初当選のときは松浦を猛批判してたのに。
2138
:
とはずがたり
:2016/07/11(月) 00:37:13
<参院選>田名部匡代氏が初当選 山崎力氏ら破る 青森
http://news.goo.ne.jp/topstories/region/78/e2fbff087fbbfc211d6034274126a462.html
(毎日新聞) 07月10日 23:55
青森選挙区では民進新人の田名部匡代氏が4選を目指す自民現職の山崎力氏らを破り、初当選を決めた。元衆院議員の田名部氏は初の全県選挙で組織力の弱さが指摘されていたが、野党共闘が順調に機能。社民・共産の支持層も固め、無党派層にも浸透し、激戦を制した。
2139
:
やおよろず
:2016/07/11(月) 00:41:46
>>2129
維新との協力は民進県連の体質によるんじゃないですかね
大阪は自民と組んで維新と戦った末に姿かたちがなくなってしまいましたが
労組が幅を利かせているところだと自民党の方が親和性が高いというケースもあると思われます
2140
:
とはずがたり
:2016/07/11(月) 00:44:40
>>2136
そんな感じっすね。
>改憲勢力は自民、公明、おおさか維新の会、日本のこころを大切にする党の4党で、非改選は計84議席。改憲に前向きな無所属の松沢成文、井上義行、渡辺美知太郎の3氏と、日本を元気にする会代表のアントニオ猪木氏が加わる。今回の参院選で4党が74議席以上を獲得すれば、3分の2に到達する。
参院選 改憲勢力3分の2の勢い 自公で改選過半数確実
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160710-00000536-san-pol
産経新聞 7月10日(日)20時4分配信
第24回参院選は10日、投票が行われ、午後8時までに締め切られた。改選121議席のうち自民、公明の与党が計61議席以上を獲得し、安倍晋三首相(自民党総裁)が獲得議席目標に掲げた「与党で改選過半数」を達成することが確実となった。10日深夜から11日未明にかけて大勢が判明する見通しで、安倍首相が悲願とする憲法改正に前向きな勢力が、改憲の国会発議に必要な3分の2(非改選と合わせて162議席)以上を確保するのは濃厚な情勢だ。
今回の参院選は、安倍首相の経済政策「アベノミクス」の是非に加え、民進、共産、社民、生活の野党4党が廃止を主張する安全保障関連法や、憲法改正などが主要な争点となった。
経済政策をめぐっては、安倍首相が「アベノミクスは決して失敗していない。やるべきことは、この道をしっかりと力強く前に進んでいくことだ」と継続を訴えたのに対し、野党は「アベノミクスは完全に壁にぶち当たっている」(民進党の岡田克也代表)と対決姿勢を強めた。
改憲勢力は自民、公明、おおさか維新の会、日本のこころを大切にする党の4党で、非改選は計84議席。改憲に前向きな無所属の松沢成文、井上義行、渡辺美知太郎の3氏と、日本を元気にする会代表のアントニオ猪木氏が加わる。今回の参院選で4党が74議席以上を獲得すれば、3分の2に到達する。
自民、公明の与党は平成26年12月の衆院選で、3分の2超の議席を獲得。参院でも改憲勢力が3分の2以上を占めれば、改憲の発議が現実的になる。安倍首相は参院選公示前から「秋の国会から憲法審査会を動かしていきたい」と、在任中の改憲に意欲を示していたが、参院選では憲法改正を積極的に取り上げることを控えた。
しかし、野党4党は安倍首相の下での憲法改正に反対する立場で足並みをそろえ、改憲勢力の3分の2確保の阻止で共闘したため、憲法改正が参院選の主要争点に浮上した。
参院選は3年ごとに半数が改選され、今回は定数242の半数121が改選となった。安倍首相は自公両党で改選過半数の61の獲得を目標に掲げ、これに対し野党4党は全国32の改選1人区で候補者を一本化し、与党に対抗した。また、自民党が57議席以上を取れば、27年ぶりに単独過半数(非改選と合わせて122議席)を占めることになる。
今回は選挙区(改選73)に225人、比例代表(同48)に164人の計389人が立候補した。「18歳選挙権」が国政選挙で初適用され、18、19歳の約240万人が有権者となった。
総務省は10日、参院選の最終的な期日前投票者数(選挙区)が全国で1598万7698人だったと発表した。前回平成25年参院選から23・47%増え、衆院選も含めた国政選挙で過去最多となった。
今回は公示日が通例より1日前倒しとなり、期日前投票ができる期間も1日長かった。全有権者の約15%が期日前投票したことになる。
2141
:
とはずがたり
:2016/07/11(月) 00:46:02
>>2137
今では寧ろ民進寺田が落下傘というかもともとの地盤は3区でしたよね。
村岡の地盤での得票を確認してみると面白いかも>本気で運動
2142
:
秋田2区
:2016/07/11(月) 00:49:21
地元のにかほ、由利本荘でもダブルスコアでした。NHK秋田より。
面白かったのは、川口さんの地元小坂町で松浦が僅差でトップでした。
2143
:
チバQ
:2016/07/11(月) 00:50:38
こんな記事がありましたね 秋田
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20160704_41016.html
<参院選秋田>県南の保守票が焦点
07月04日 10:27河北新報
<参院選秋田>県南の保守票が焦点
与野党が総力戦を展開する秋田選挙区で、候補の訴えに拍手を送る支持者ら=6月26日、秋田市内
(河北新報)
◎奔流乱流1強政治 東北激戦区ルポ(4)
追い風も、逆風もない。抜けるに抜け出せない混戦の鍵を県南地域が握る。
<農業者 反応鈍く>
「防衛費を『人を殺す予算』と言った共産党と、民進党は手を組んだ」
参院選(10日投開票)秋田選挙区(改選数1)。自民現職石井浩郎の陣営は6月28日、湯沢市皆瀬で論陣を張った。石井と県連会長御法川信英(衆院3区)は、野党共闘に舌鋒(ぜっぽう)を鋭く向けた。刺激的な表現が陣営の焦りを映す。
同市を含む県南は良質なあきたこまちの産地。石井は農業者に不評な環太平洋連携協定(TPP)にも触れた。「TPPに参加しなければ秋田の農業が安泰かというと、それは違う」
懸命に理解を求める石井だが、農業者の反応は鈍い。安倍政権は痛みを伴う農協改革も押し進める。農協幹部は「自民に協力する気はない」と言い放った。
2010年の参院選。石井は民主党現職に10万票の大差をつけ、初当選した。元プロ野球選手の知名度は抜群だった。「ぶっちぎりで勝てる選挙」(県連幹部)と臨んだ今回。県南を中心とした農業票の離反で、保守票が揺らぐ。
県連の危機感が際立ってきた。「地域を問わず取れるところから取る」(県連幹部)。農相森山裕が2日に横手市などに入るのをはじめ、県連は閣僚級らを連日投入する態勢を構築。巨大艦隊が動き始めた。
県連幹事長小松隆明は「接近戦だ。自民、公明の総力を挙げて戦い切る」と引き離しに自信を見せた。
<与野党 風読めず>
民進党元議員の松浦大悟は、県南の保守票に照準を定める。
「維新の党時代から注目していた政治家だ。一緒になれて心強い」
30日、由利本荘市。党代表岡田克也は、改革結集の会から民進に合流した衆院議員村岡敏英(比例東北)を持ち上げた。遅れて会場入りした松浦と3人で壇上に立ち、「ガンバロー」を三唱。結束を印象付けた。
村岡は同市を中心とした県南に、元官房長官の父兼造以来の地盤を持つ。前回14年の衆院選3区に旧維新の党から立候補、9万票近く獲得し、御法川に肉薄した。余勢を駆って今回、松浦を支援する。
松浦は07年、躍進した民主の勢いに乗って初当選し、13年の前回は党への強烈な逆風に屈した。今回、与野党とも風が読めない。村岡の支援を得て県南の保守票を取り込みつつ、党は風を起こすべく一気呵成(かせい)に攻め込む。
「2、3カ月前までは厳しいと思っていたが、急激に追い上げている」(大館市で6月28日、党幹事長枝野幸男)「差が縮まってきたので、急きょ飛び込みで演説に入った」(横手市で同25日、党選対委員長玄葉光一郎)
連合秋田会長の黒崎保樹は「背中が見えたと言っても、相手は4番打者。大きい背中だから近くに見えるだけだ」と陣営を引き締め、最終盤の戦いに臨む。(敬称略)
◇秋田選挙区立候補者(1―3)
西野晃39諸新
松浦大悟46民元(1)(共・社推)
石井浩郎52自現(1)(公推)
2144
:
やおよろず
:2016/07/11(月) 00:51:17
残る争点は大江の比例当落のみか
2145
:
チバQ
:2016/07/11(月) 00:51:51
このシリーズ貼ってなかったっポイ
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20160630_21012.html
<参院選青森>横一線 敵陣切り崩し
06月30日 10:46河北新報
<参院選青森>横一線 敵陣切り崩し
与野党の激戦が続く青森選挙区で候補の演説に聞き入る聴衆=25日、弘前市内
(河北新報)
参院選は7月10日の投開票に向け、後半戦に入る。東北6選挙区(改選数各1)は全てで「与党対野党連合」の構図となり、各地で接戦を展開。与党優位の全国情勢と様相を異にする。6県の戦いの今に迫る。
◎奔流乱流1強政治 東北激戦区ルポ(1)
都市部で、農村で、1強自民と野党連合がしのぎを削る激戦区は、横一線のまま折り返しを迎えた。
「東北は全て大接戦だ。中でも青森はデッドヒート。最後は数百票差で決まるかもしれない」
民進党の参院選を仕切る選対委員長玄葉光一郎は24日、弘前市で拳を振るった。同じ壇上には青森選挙区(改選数1)に立つ新人田名部匡代。会場に集結した約300人の中には共闘する社民、共産両党の支持者の姿が目立った。
背水の陣を強調
玄葉が檄(げき)を飛ばした翌日。元環境相細野豪志は五所川原市など津軽地方を転戦した。弘前市郊外の産直施設前で合流した田名部は「国政に復帰し、思いを届ける最大のチャンス。全てを懸ける後のない戦いだ」と背水の陣を強調した。
元農相の父匡省から八戸市を含む青森3区の地盤を引き継ぎ、衆院議員を3期務めた。津軽は田名部にとって未知の土地。年明けから津軽を徹底的に歩いた。津軽が地盤で民進に合流した衆院議員升田世喜男(比例東北)とも連携する。
党本部は津軽に支援を集中投下する。代表の岡田克也は公示前に2度入り、自民の岩盤に次々とくさびを打ち込んだ。
接戦の手応えに連合青森や共産党の歯車がかみ合ってきた。野党総力戦の陣形は完成しつつある。陣営幹部は「自民の組織力に立ち向かい、僅差で勝ち抜きたい」と自信をにじませた。
なりふり構わず
肉薄する田名部の足音。「東北劣勢」の序盤情勢が伝えられる中、官邸は野党共闘の想定を超す猛攻にいら立ちを募らせる。
29日朝、官房長官菅義偉は自ら青森市に入り、自民現職山崎力をてこ入れした。街頭では野党批判を展開。「共産党は日米同盟の破棄、自衛隊の解散を主張する。民進と共産が組む『民共合作』で国を守れるのか」と危機感をあおった。
首相安倍晋三は既に2度、県内入りした。24日は主戦場を田名部の地盤八戸市に定めた。約800人を前に「民進党に協力する共産党は自衛隊は解散すべきだと訴えている」となりふり構わぬ訴えを展開した。
報道各社が報じた序盤情勢は横一線。「普通にやれば勝てる選挙」(自民県議)という目算は狂った。
山崎は県内各地で「例え1票差でも負けは負け、勝ちは勝ちだ。絶対に勝って青森の役に立たせてほしい」と懇願する。「愚直で寡黙な職人肌」(陣営)と言われる山崎の訴えに悲壮感が漂ってきた。
選対幹部の一人は「県連会長が首相からかなりねじを巻かれたようだ。組織内の票固めの徹底を強く促されている」と厳しい表情で明かす。最終盤、田名部をわずかの差でかわす-。県内最強の組織がプライドを懸ける。(敬称略)
2146
:
とはずがたり
:2016/07/11(月) 00:51:58
>>2139
期待してた滋賀・奈良が輿論調査でも全然で,今回は滋賀の連合に非自民非共産の野党共闘の伝統があっただけに共産党との共闘に強いアレルギーがあった事,奈良はシャープががたがたでとても選挙どころじゃなかったと云う事かなと思ってました。
意外に維新が票取ってたんで,労組だけを見て分析する訳には行かない様ですが…。
県連は結局,馬淵の個人商店みたいになってる気がします。前原の個人商店から成長した京都府連,橋下にやられて潰滅状態の大阪府連と関西はバラバラっすね。
2147
:
チバQ
:2016/07/11(月) 00:52:36
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20160701_31024.html
<参院選岩手>小沢政治 継承か幕か
07月01日 11:51河北新報
<参院選岩手>小沢政治 継承か幕か
盛岡市で候補者の訴えを聞く有権者ら=6月28日
(河北新報)
◎奔流乱流1強政治 東北激戦区ルポ(2)
各党の顔がそろう舞台を仕立て、攻勢を仕掛けた。
「野党が一丸となって勝利すれば、安倍政権を退陣に追い込めるんです」
生活の党代表の小沢一郎(衆院4区)は6月28日、参院選(10日投開票)岩手選挙区(改選数1)の応援に入り、岩手県庁前でマイクを握った。
<野党結束を演出>
元秘書で野党統一候補の新人木戸口英司を囲んだのは、民進党国対委員長安住淳、共産党委員長志位和夫、社民党幹事長又市征治、知事達増拓也の面々。
昼休みの県庁前には支持者ら約2000人。隣の県議会では6月定例会が開会中で、自民党県議に結束を見せつけた。演出したのは小沢だ。志位の遊説日程に盛岡が入ったことを知るとすぐに「皆で街頭に立ちませんか」と電話を入れた。
公示後の岩手入りは2度目。異例のてこ入れは、党が崖っぷちにあることを示す。生活は衆参合わせ5人で政党要件ぎりぎり。再び政局の中心に立てる展望は見えない。後援会幹部は「共闘で結果を出せなければ、岩手でも求心力を失ってしまう」と言う。
木戸口は「岩手は改革政治の発信地。この大きな流れを守る」と小沢政治の継承を訴える。奥州、北上など小沢地盤で急速に浸透。盛岡など北部は達増が自民を引き離しにかかる。
「陣営の誰一人も中だるみさせない。4党の総力戦で突き放す」。選対幹部は終盤戦略を巡らし始めた。
<「決着をつける」>
「自民党の選挙で2度負けたら次はない。ゴール前で相手をつかまえ、ボールを奪い返す」
県庁前に4野党がそろった6月28日、自民党新人の田中真一は遠野市で個人演説会に臨んだ。木戸口に先行された情勢を社会人まで続けたラグビーになぞらえ、悲壮感を漂わせた。
隣に並んだのは、田中が政治の師と仰ぐ地方創生担当相の石破茂。翌29日も選挙カーに乗り込み、盛岡市などを駆け回った。
「どうしても岩手で勝ちたい。あともう一歩だ。全身全霊でやれ」。車中で石破がハッパを掛けた。田中は「相手は小沢の政治生命を懸けている。絶対に負けるわけにはいかない」と敵陣に切り込む。
「岩手の政治風土を変える選挙だ。自分もその先頭で戦う」。無所属の参院議員平野達男(岩手選挙区)は29日、花巻市の個人演説会で言い放った。小沢系だったが、2012年の民主党分裂で決別。岩手の参院2議席を「反小沢」で占めようと、13年参院選では敵だった田中に付いた。
一関や花巻の田中後援会では「考えられない事態」(党県連幹部)も起きた。小沢の民主党時代の選挙を担った建設会社幹部らが田中選対に加わったのだ。
「差は確実に縮まっている。これまでにない好機。小沢勢力との決着をつける」。党県連会長鈴木俊一(衆院2区)は終盤に向け、反撃の機会をうかがう。(敬称略)
◇岩手県選挙区立候補者(1―3)
石川幹子51諸新
田中真一49自新(公推)
木戸口英司52無新(民・共・社・生推)
2148
:
チバQ
:2016/07/11(月) 00:53:10
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20160702_11013.html
<参院選宮城>競り合い 過熱の一途
07月02日 15:24河北新報
<参院選宮城>競り合い 過熱の一途
候補者の演説に耳を傾ける有権者ら=6月30日、多賀城市
(河北新報)
◎奔流乱流1強政治 東北激戦区ルポ(3)
陣営の楽観ムードは、焦燥感に変わった。3期18年のベテランの表情から余裕が消えた。
「毎朝、駅に立って候補者の名前を連呼しろ。自民の追い上げを許すな」。1日夕、仙台市内のホテルであった民進党県連の選対会議で、県連代表安住淳は居並ぶ30人の幹部を前に、早口でまくしたてた。
<猛追に戦術変更>
改選数が2から1に減り、再選を期す自民熊谷大と4選を目指す桜井充の両現職が激突する参院選(10日投開票)宮城選挙区。全国に先駆けて共産、社民と野党共闘を組み、序盤戦を優位に進めた桜井陣営が、与党の猛烈な追い上げにさらされている。
6月28日、JR仙台駅前であった共産党委員長志位和夫と安住の演説会。志位が「命運を懸けた選挙だ。宮城で必ず勝利を勝ち取る」と語気を強めた同時刻、桜井は県北部に選挙カーを走らせ、雨の農村でひたすら支持を呼び掛けていた。
夜、登米市の演説会で全ての支持者を見送った後、桜井は「自民の組織力はすさまじい。この辺で軍を引き揚げてくれればな」と弱音を漏らした。
「ずっと地域を回り続けてきた自負がある。大物弁士には頼らない」と強気だった桜井。曲げて来援を依頼した党代表岡田克也がラストサンデーの3日、仙台入りする。局面打開、再浮上への一手を託す。
<「党の看板」続々>
「相手の背中が明確に見えた。中盤、終盤で追い付き追い越す」。熊谷は6月30日、地方創生担当相石破茂と加美、富谷、利府、多賀城の4市町を6時間かけて回り、計8カ所で街頭演説した。マイクを通した声に自信がみなぎる。
14、25日に宮城入りした首相安倍晋三に加え、政調会長稲田朋美、外相岸田文雄、党農林部会長小泉進次郎ら党の看板を連日のように投入する自民。みこしに乗せた熊谷を圧倒的な物量で押し上げる作戦に出た。
東日本大震災で最も多くの犠牲者を出した宮城で議席を失うことは、政権与党にとってダメージが大きい。党本部は団体や企業に顔が利く別動隊も逐次送り込み、情勢をほぼ互角にまで持ち直した。
県議会6月定例会会期中の28日。議会棟の喫煙室でくつろぐ自民党所属議員の携帯電話が、次々と鳴った。電話口から聞き覚えのある甲高い声が響いた。
「安倍晋三です。厳しい戦いですが、熊谷さんをよろしくお願いします」
背筋を伸ばし「寝ないで頑張ります」と、電話に向かって忠誠を誓う議員たち。安倍は市議や首長にも電話を入れ、議席死守への覚悟を県全域に充満させた。
県連幹部は首相の勝利への執念に脅威を覚え、震える。「首相が地方議員一人一人にまで直接電話するなど聞いたことがない。一気にけりをつけるつもりだ」
(敬称略)
【宮城選挙区立候補者】(1―3)
熊谷大41 自現(1)(公・日推)
桜井充60 民現(3)(共・社・生推)
油井哲史36 諸新
2149
:
チバQ
:2016/07/11(月) 00:53:50
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20160705_51015.html
<参院選山形>TPP巡り票争奪戦
07月05日 15:04河北新報
<参院選山形>TPP巡り票争奪戦
農業票を巡る攻防が激しさを増す山形選挙区。候補者のマイクを握る手にも力が入る=1日、酒田市内
(河北新報)
◎奔流乱流1強政治 東北激戦区ルポ(5)
攻防の主戦場は農村部。全農出身と農水省出身の候補が田園地帯を駆け巡り、農業票の争奪戦を展開する。参院選(10日投開票)山形選挙区(改選数1)の最大争点は、環太平洋連携協定(TPP)への対応だ。
<閣僚と二人三脚>
新人月野薫を擁する自民は党幹部、閣僚を続々と送り込み、農政を握る与党の力を誇示する。候補者も農業通なら応援弁士も多くは農業通。TPP容認の立場から攻めの農業を説く。
6月23日、農相森山裕が訪れたのは庄内町。「農業は現場を知っている人が政策を作らないとおかしくなる」と力を込めた。
大票田の山形市は五輪相遠藤利明(衆院1区)が陣頭に立つ。「山形の農業のために働けるのはこの人だけ」。街頭演説は二人三脚だ。本来なら閣僚として全国を応援行脚しなければならない立場。選挙情勢がそれを許さない。
「相手候補の背中が大きく見えてきた」。遠藤は運動員を鼓舞する。県連一丸で追い上げを図る構えだが、きしみも生じている。
「選対が一枚岩になりきれていない」(陣営幹部)。月野擁立に至る候補者公募の決定が、岸宏一が正式に引退表明する前だったことがしこりとなって残る。
公示2日後の24日、真室川町であった無所属元議員舟山康江の個人演説会。「岸は月野を応援するとは言っていない」。1年前まで岸の事務所長だった本間義衛が壇上で語り、周囲を驚かせた。
県農業会議会長として一定の影響力を持つ岸。自身は25日、新庄市で月野の応援マイクを握った。だが、本間発言は県連内でくすぶり続ける。
<共闘には腐心も>
舟山は1日、酒田市の庄内みどり農協駐車場でTPP反対の論陣を張った。「県農協政治連盟(農政連)は自主投票だが、推薦状を出していただき心強い」。演説はお礼から始まった。
農政連とは異なり、庄内みどり農協は月野、舟山双方に推薦状を出した。与党への配慮とTPP反対の本音。単協の動きからは、したたかさが垣間見える。
月野とは対照的に、舟山は草の根選挙を実践する。
「野党統一候補として、どこかの政党幹部を呼べば主導権争いに発展しかねない」と陣営幹部。寄り合い所帯ゆえの苦労がにじむ。
6月28日、共産党委員長志位和夫が山形駅前で行った演説。「共闘の力を存分に発揮し舟山さんを押し上げようではないか」。声を張り上げた志位の隣に舟山の姿がなかったのも政党、とりわけ共産との距離感に腐心する証拠だ。
志位が演説を終えた瞬間。見計らっていた舟山の選挙カーが、共産の宣伝カーの前に滑り込んできた。2人は握手することもなく、付かず離れずの関係を保った。
参院選立候補4回目。培った知名度を生かし先行した舟山は、政党との微妙なバランスを維持しながらラストスパートを懸ける。(敬称略)
◇山形選挙区立候補者(1-3)
月野薫61元会社社長 自 新 (公推)
城取良太39幸福実現党員 諸 新
舟山康江50団体役員 無 元(1)(民・社推)
2150
:
やおよろず
:2016/07/11(月) 00:54:20
>>2146
幅広い共闘を志向するのであれば、
下手に組織があるよりは、個人商店型の県連の方が機能すると思われます。
2151
:
チバQ
:2016/07/11(月) 00:54:30
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20160706_61014.html
<参院選福島>復興焦点に最終盤へ
07月06日 11:06河北新報
<参院選福島>復興焦点に最終盤へ
激戦のまま最終盤を迎える福島選挙区。陣営関係者が集会で気勢を上げた=3日夜、いわき市
(河北新報)
◎奔流乱流1強政治 東北激戦区ルポ(6完)
原発事故被災地での閣僚落選は政権の沽券(こけん)に関わる。勝利が至上命令の自民が議席死守へ総力を挙げる。
「復興の加速化を止めるわけにいかない。支援をお願いします」。3日夜、地元のいわき市であった集会。現職岩城光英は「お願いします」を4度繰り返した。
<首相から「直電」>
改選数が2から1に減った福島選挙区。4選を目指す現職法相は過去3回いずれも2位当選で、当初から厳しい戦いが予想された。
大小合わせ140に上る業界団体による選対本部を初めて設置。党幹部は県選出国会議員らに対し、結果次第では次期衆院選での公認を外すことまでにおわせ、ハッパを掛けた。
陣営は全県で500カ所以上の集会開催を目指し、団体や企業関係者に動員をかける。「参院選でこんなに動いたことはない」とベテラン県議は明かす。
いわき市での集会前、郡山市で開いた選対会議。党総裁特別補佐下村博文は「5月時点では相当離されていたがようやく並んだ。福島は党本部が絞った重点区に残った。必ず勝つ選挙にする」と鼓舞した。
「岩城をよろしく頼む」。後援会幹部や首長の携帯電話には首相安倍晋三の「直電」が入る。安倍自らも7日、6月以降3回目の福島入りをし、最終盤で抜け出そうと勝負を懸ける。
<対抗心むき出し>
「このまま安倍政権に福島復興を任せていいのか。向こうは大臣が落ちれば復興予算を減らすと言っているらしい。やれるならやってみろ」
3日に本宮市であった民進現職増子輝彦の演説会。衆院議員を3期務め、今回3選を狙う野党統一候補は、対抗心をむき出しにして自公政権の復興に対する熱意に疑問を投げ掛けた。
自民は東京電力福島第1原発の炉心溶融(メルトダウン)問題に絡め、民進の政権担当能力を批判し、応援に閣僚級も連日投入する。増子陣営の危機感はいやが上にも高まる。
増子は3日の演説で、福島第2原発を含む県内原発の全基廃炉を語らない相手候補を攻める戦略を展開した。「(原発再稼働を目指す)内閣の意向に沿った発言しかできない。福島に寄り添っていない」と叫んだ。
「もう理屈抜き、党派も関係ない。郡山、中通りから議員を出そうと声を掛けてほしい」。党選対委員長玄葉光一郎(衆院福島3区)は1日、増子の地盤、郡山市の集会でそう訴え、「地元圧勝」を勝利への最大のポイントに掲げた。
当初ぎこちなかった野党共闘は一体感を増してきた。同日の集会では、共産と距離を置く連合福島の会長今泉裕と共産県議が壇上で隣り合わせに座った。
「福島での勝利は10選挙区分の価値がある。相手はもはや法務大臣ではない。安倍総理だ。相手に不足はない」と増子。相手陣営の攻撃に結束力を強め、最後の力を絞る。(敬称略)
◇福島選挙区立候補者(1―3)
岩城光英66 自現(3)(公推)
矢内筆勝54 諸新
増子輝彦68 民現(2)(社推)
2152
:
チバQ
:2016/07/11(月) 00:55:49
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20160711k0000m010232000c.html
<参院選>改憲勢力7議席独占 大阪と兵庫
00:41毎日新聞
参院選大阪選挙区(改選数4)と兵庫選挙区(改選数3)は全議席を改憲勢力が占めた。
大阪選挙区は、いずれもおおさか維新新人の浅田均氏(65)、高木佳保里氏(43)の2人と自民新人の松川るい氏(45)、公明現職の石川博崇氏(42)が当選した。
おおさか維新にとって、橋下徹前代表が政界引退後、初めて迎えた大型国政選挙。民進現職、共産新人は維新を「安倍政権の補完勢力」と批判を強め「改憲勢力で議席を独占させてはいけない」と訴えた。
しかし、おおさか維新は憲法改正にはあまり触れず、「身を切る改革」を中心に訴えた。
浅田氏は10日夜「地方分権、教育無償化実現のため一部の条文に触れる必要がある」、高木氏は「今の社会情勢にあった憲法改正をしていかなくてはならない」とそれぞれ改憲に意欲を示した。
改選数が2から3に増えた兵庫選挙区は自民現職、公明新人、おおさか維新新人の3人が当選を決めたが、いずれも選挙期間中は改憲について積極的な発言はなかった。
3選を決めた自民現職の末松信介氏(60)は当初から「憲法は争点にならない」と考えて踏み込まなかった。公明候補として24年ぶりの議席を得た伊藤孝江氏(48)の応援には、山口那津男代表が繰り返し兵庫入り。山口代表は「今の憲法は素晴らしい。9条改正の議論は今すべきではない」と訴えた。初当選したおおさか維新新人の片山大介氏(49)は「改憲を持ち出すと、イコール9条を変えるとなりかねない」として教育無償化を実現する趣旨で触れた程度だった。【青木純、井上元宏、久野洋】
2153
:
チバQ
:2016/07/11(月) 00:56:32
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASJ7936B6J79UTIL003.html
民進の小川氏当選 SEALDsも支援、東京2議席守る
00:38朝日新聞
民進の小川氏当選 SEALDsも支援、東京2議席守る
当選確実とし、支持者らと喜ぶ民進党の小川敏夫氏=11日午前0時19分、東京都港区、金川雄策撮影
(朝日新聞)
東京選挙区では民進現職の小川敏夫氏(68)が競り合いを制して4選を決め、民進が2議席を守った。
当選が決まった小川氏は、支持者の大歓声のなか、新宿区歌舞伎町2丁目の事務所に姿を見せた。「厳しい戦いだったが、民進党の底力を示せたと思う。政権交代への反転攻勢の大きな一歩としたい。憲法改正は許さず、一人一人を大切にする政治を進めていきたい」と語った。
改選数6の同選挙区で民進は小川氏と蓮舫氏を擁立した。小川陣営は「東京の2議席確保は小川さんにかかっている」と発信。民進の地方議員は積極的に自身の支援者に働きかけ、党本部からは幹部が何度も応援演説についた。最大の支援団体の連合東京も動いた。
学生団体「SEALDs(シールズ)」も支援し、「(与党に)東京で3分の2をとらせない」とのコピーとともに、小川氏の名前を街頭やネット上で浸透させた。
2154
:
とはずがたり
:2016/07/11(月) 00:57:13
>>2142
今川口さんはどうしてるんでしたっけ?非自民のスタンス貫いてるなら頼もしいですね。
村岡後援会へ滲透する時間が足りなかったのか動かなかったのか(;´Д`)
3区は寧ろ菅官房長官の地盤と化しているのかも。。
2155
:
とはずがたり
:2016/07/11(月) 00:59:20
>>2151
増子氏,アツいなぁ(;´Д`)
2156
:
チバQ
:2016/07/11(月) 01:00:20
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1607100096.html
【参院選・兵庫】てこ入れ奏功 24年ぶりに議席獲得の公明・伊藤孝江氏「自民党支持の人からも支援いただいた」
00:04産経新聞
【参院選・兵庫】てこ入れ奏功 24年ぶりに議席獲得の公明・伊藤孝江氏「自民党支持の人からも支援いただいた」
当選確実の一報を受け、支援者らと万歳三唱する伊藤孝江氏=神戸市中央区
(産経新聞)
兵庫選挙区(改選数3)で、平成4年以来24年ぶりの公明公認候補として出馬し、初当選を果たした新人の伊藤孝江氏(48)。神戸市中央区の選挙事務所で歓喜にわく支援者らに対し、「皆さんのおかげで当選することができた。国会で皆さんのために何ができるか考えながら取り組みたい」と意欲を示した。
公明が今回の参院選で候補者を擁立した7選挙区中、党本部は「当落線上にいる」として最重点地区に指定。公示後も、山口那津男代表が選挙運動最終日も含め4度兵庫入りするなど、てこ入れを図った。
また、連立政権を組む自民からも安倍晋三首相が1度、菅義偉官房長官が2度応援に入るなど、自民支持層への強いアプローチも功を奏し、票の上積みに成功した。
同選挙区では自民現職の末松信介氏(60)も3選を果たし、与党が目標としていた2議席獲得を実現した。
伊藤氏は「自民党を支持してくれている人からも支援をいただいた」と述べたうえで、「兵庫選挙区で連立政権の自公で2議席という目標のため、自民も一緒に戦ってくれ、24年ぶりに公明党も議席を得られた」と感謝した。
2157
:
チバQ
:2016/07/11(月) 01:01:26
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASJ774J0HJ77UTFK00F.html
こころ、議席獲得ならず 新党改革は所属議員ゼロに
00:21朝日新聞
社民党は比例区で1議席を得たものの、吉田忠智党首が落選し、改選2議席を維持できなかった。当選した福島瑞穂副党首ら所属議員4人を中心に、党の再建をめざす。
吉田氏は10日、党本部での記者会見で、選挙結果について「社民の独自性が発揮できなかった」と述べた。自らの進退については「国会議員のみなさんと相談して、対応を決めたい」とした。
公職選挙法の政党要件は「国会議員5人以上」か「直近の国政選挙での得票率が2%以上」を満たす必要がある。社民は当面、得票率により政党としての活動は続けられる。
吉田氏は参院選前、「民進党との合流も選択肢として考えられるのではないか」と発言し、党内の反発で撤回した。社民は独自路線を貫くか、野党共闘に活路を求めるのかの判断を迫られることになる。
生活の党と山本太郎となかまたちは、党籍のある前議員らを無所属の野党統一候補として擁立した岩手、新潟両選挙区で勝利した。
日本のこころを大切にする党は計15人を擁立したが議席を獲得できず、所属議員は非改選の参院議員3人となった。
新党改革は、比例区に立った荒井広幸代表も含め議席が確保できず、所属議員はゼロに。「脱原発を主張する保守政党」と訴えたが、届かなかった。
憲法学者の小林節・慶応大名誉教授が立ちあげた政治団体「国民怒りの声」は「反安倍政権の受け皿」をめざしたが、議席を得られなかった。
2158
:
チバQ
:2016/07/11(月) 01:02:19
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20160710_71062.html
<参院選>東北は野党共闘圧倒
00:48河北新報
東北6選挙区は10日夜、改選全6議席(各県1)が固まった。福島、宮城で改選数が2から1に減る中、自民党は1議席を獲得。統一候補を擁立した民進、共産、社民、生活の野党4党は5議席を得た。改選前勢力は自民5、野党3。
秋田は自民現職の石井浩郎氏(52)が、民進元議員の松浦大悟氏(46)を下し再選。石井氏は知名度の高さを生かして組織戦を展開し全域で圧倒。松浦氏は党国会議員と連携したが、波に乗れなかった。
山形は無所属元議員の舟山康江氏(50)が、自民新人の月野薫氏(61)を破り再選を果たした。舟山氏は環太平洋連携協定(TPP)やアベノミクス批判を展開して幅広い支持を集め、月野氏を振り切った。
岩手は無所属新人の木戸口英司氏(52)が、自民新人の田中真一氏(49)を抑えて初当選。木戸口氏は小沢一郎生活代表(衆院4区)や達増拓也知事の支援を受けてリードを保ち、田中氏を寄せ付けなかった。
福島は民進現職の増子輝彦氏(68)が、自民現職で法相の岩城光英氏(66)をかわし3選を決めた。増子氏は安保法制を厳しく批判して野党支持層を手堅くまとめた。岩城氏は党本部の強力な支援を受けたが、及ばなかった。
宮城は民進現職の桜井充氏(60)が4選を決め、再選を狙った自民現職の熊谷大氏(41)との大接戦を制した。3期18年の実績と知名度で先行。自民に組織戦で迫られたが無党派層などの支持を集め引き離した。
青森は民進新人の田名部匡代氏(47)が、自民現職の山崎力氏(69)の4選を阻んだ。
2159
:
チバQ
:2016/07/11(月) 01:02:45
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-160711X089.html
自公勝利、改選過半数=経済優先、大型補正編成へ―民進は敗北【16参院選】
00:55時事通信
自公勝利、改選過半数
第24回参院選は10日投票が行われ、即日開票された。自民、公明両党は、安倍晋三首相が勝敗ラインと設定した改選過半数(61)を確保し、上積みした。写真は当選確実の候補者にバラを付ける首相(中央左)=都内【時事通信社】
(時事通信)
第24回参院選は10日投票が行われ、即日開票された。自民、公明両党は、安倍晋三首相が勝敗ラインと設定した改選過半数(61)を確保し、上積みした。民進党は改選45議席から大幅に後退。こうした結果を受け、首相は経済政策「アベノミクス」を加速させるため、2016年度第2次補正予算案を編成する方針を表明。憲法改正発議に向け、与野党の合意形成に意欲を示した。自民党を中心とする改憲に前向きな勢力が、発議に必要な参院議席の3分の2(162)に迫っている。
首相は10日夜のテレビ番組で、改憲への取り組みについて「これからいよいよ憲法審査会に議論の場が移り、どの条文をどう変えていくか集約されていく」と表明。「たくさんの方々の合意形成の中でなし得る。短兵急にいくものではない」と述べ、丁寧に議論を進めていく考えを示した。アベノミクスに関しては「力強く今の経済政策を前に進めよとの国民の声だ。包括的で大胆な予算を組んでいく」と明言した。
「改憲勢力」と位置付けられる自公両党とおおさか維新、日本のこころを大切にする党は非改選議席が計84のため、今回78議席で3分の2に届く。改憲に賛成する非改選の諸派・無所属の4人を加えると、4党が必要な議席数は74となる。
自民党は全国32の「1人区」や改選数2〜6の「複数区」で順調に議席を伸ばし、比例代表も前回の18に迫る勢い。ただ、福島で岩城光英法相、沖縄で島尻安伊子沖縄担当相がそれぞれ落選した。公明党は改選議席を上回る12議席を確実にした。
民進党は、1人区で振るわず、比例と合わせて26議席にとどまっている。一方、共産党は5議席、おおさか維新は6議席を固めた。社民党は改選2議席の確保は困難な情勢。無所属の野党統一候補は4議席を確実にした。生活の党、こころ、新党改革は議席確保の見通しが立っていない。
2160
:
チバQ
:2016/07/11(月) 01:03:49
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASJ795TZGJ79PTIL01N.html
おおさか維新、近畿で底力 片山共同代表の次男も当選
07月10日 23:10朝日新聞
おおさか維新、近畿で底力 片山共同代表の次男も当選
支持者から花束を受け取り笑顔を見せる浅田均氏(右)と高木佳保里氏=10日午後8時26分、大阪市北区、井手さゆり撮影
(朝日新聞)
北関東から九州までの9選挙区で公認候補を擁立(愛知選挙区の共同公認を除く)したおおさか維新は、大阪選挙区(改選数4)で2議席を獲得し、兵庫選挙区(同3)でも勝利した。橋下徹前代表が表舞台から去ったにもかかわらず、本拠地の近畿での底力を見せつけた。
3年前は旧日本維新の会新顔がトップ当選を果たした大阪選挙区では、いずれも新顔の党政調会長浅田均氏(65)と、前堺市議の高木佳保里氏(43)がそれぞれ当選を決めた。両氏は演説で公約に盛り込んだ改憲にはほぼ触れず、「身を切る改革」や教育無償化を中心に訴えた。
浅田氏は橋下氏不在の選挙戦について「街頭の人の集まりが減ったが維新の考えを理解してくれる人はむしろ増えている」と振り返った。3月に自民を離党した高木氏は「大阪を改革、日本を大改革するため、おおさか維新のスピリッツを日本中にとどろかせたい」と述べた。
兵庫選挙区では、片山虎之助共同代表の次男で、新顔の片山大介氏(49)が初当選。「国政政党として大阪以外でも議席をとれ、ほっとしている」。3年前も旧日本維新の新顔が当選しており、兵庫でも「連勝」した形だ。
2161
:
とはずがたり
:2016/07/11(月) 01:16:14
生活の党の比例は殆ど棄ててたのかな?
<参院選岩手>激戦 比例連携に活路
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20160627_31004.html
06月27日 10:59河北新報
野党統一候補が先行し、自民党が追う激戦となっている参院選(7月10日投開票)の岩手選挙区(改選数1)で、両陣営が比例代表候補との共同戦線に支持拡大の活路を見いだそうと連携を強めている。野党統一候補は比例に重点を置く各党に配慮した対応を続ける。自民は連立を組む公明党を比例の投票先に呼び掛け、選挙区に固い組織票が振り向けられることを期待する。
「比例は民進に。野党共闘で安倍政権を打倒する」。26日午後、野党統一候補で新人の木戸口英司氏(52)は、民進党比例代表候補と共に街頭で訴えた。
生活党籍を持つ木戸口氏は民進、共産、社民各党の推薦も受ける。比例の投票先に政党名を挙げるのは、各党の候補者と並んだ時だけ。「限定条件」を守ることで各党への配慮をにじませる。
選挙区は共闘、比例は各党個別という選挙戦に試行錯誤も続く。民進党県連の階猛幹事長(衆院岩手1区)は「選挙区に公認候補がいないと運動の幅は限られる」と言う。
共産党は選挙区に立てる予定だった新人を、共闘を優先して比例に回した。その分、統一候補との連動に期待する。党県委員会幹部は「野党共闘に一番貢献したのはわれわれ。支持層以外の反応もいい」と語る。
「公明党には絶大な支援を頂いている。比例は公明を訴え続ける」
自民党新人の田中真一氏(49)は街頭演説で毎回、公明党の比例代表候補の名を挙げて支持を呼び掛ける。木戸口氏を追い上げるためには、公明の組織票が頼みの綱の一つだ。
5月には県内4カ所で両党合同の時局講演会を開いた。田中氏陣営は街頭演説や個人演説会で公明党パンフレットの配布を欠かさず、遊説では公明党所属の地方議員がフル回転する。
企業へのあいさつ回りでは公明党の支持母体である創価学会の幹部が「選挙区は田中、比例は公明」と繰り返し、自民党に「ギブ・アンド・テーク」のプレッシャーをかける。
公明党県本部の小野寺好代表は「田中氏勝利へ全力を挙げる。その分、比例は県内過去最高の6万票を獲得できる」と強調する。
2162
:
秋田2区
:2016/07/11(月) 01:32:36
川口さんは、前回の衆院選秋田1区で、比例復活当選時に寺田Jrを抱いてました。
2区の中では、地盤だった小坂町や大館市では健闘しましたから動いてくれているんでしょうね。
2163
:
名無しさん
:2016/07/11(月) 06:36:39
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000279&g=pol
「18、19歳」は与党過半数=無党派、自・民が伯仲-出口調査【16参院選】
10日の参院選で時事通信が行った出口調査によると、新たに選挙権を得た「18、19歳」の比例代表での投票先は、自民党(個人名投票を含む)が40.1%で1位となった。公明党も10.8%で3位の支持を集め、与党で過半数を占めた。民進党は2位を確保したものの、18.5%にとどまった。
全体の平均と比べると、10代の投票先は自民、公明が平均を上回る一方、民進、共産やおおさか維新の会は平均を下回り、与党志向が明確になった。
一方、「支持する政党はない」とした無党派層のうち、比例で自民に投票した人は、2014年の衆院選での調査と比べて3.1ポイント増の26.1%。これに対し、民進も民主党として戦った衆院選から5.1ポイント増の25.3%と伯仲した。
おおさか維新は、維新の党として臨んだ衆院選では自民に続く支持を集めたが、今回は9.5ポイント減の12.8%と大幅に減らして3位に後退。「第三極」の衰退傾向が、一段と鮮明になった格好だ。
共産は同1.6ポイント減の12.3%で、前回と同じ4位を維持した。5位の公明は同0.4ポイント増の7.2%。以下、政治団体「支持政党なし」3.4%、社民3.1%、生活2.7%などの順だった。
調査は10日、各投票所で投票を済ませた有権者を対象に行い、3万3985人から回答を得た。このうち、未成年の割合は3.7%。無党派層の割合は32.2%だった。(2016/07/10-22:25)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000303&g=pol
選挙違反の逮捕者16人=警察庁
警察庁は10日、同日投開票された参院選の取り締まり状況をまとめ、午後10時までに、ポスターを破るなどした公選法違反(自由妨害)容疑で8都県警が16人を逮捕したと発表した。逮捕者数は2013年の前回選挙よりも1人減り、投票終了後の摘発はなかった。
全国の警察は、投票終了後から買収容疑など約70事件で約130人の取り調べを予定している。
8都県は東京、千葉、埼玉、神奈川、長野、愛知、岡山、広島。(2016/07/10-23:33)
2164
:
名無しさん
:2016/07/11(月) 06:44:27
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100138&g=pol
参院党派別当選者数( 6時00分現在)
【時事通信社調べ】
獲得議席 選挙区 比 例 非改選 新勢力 改選前勢力
自 民 55 36 19 65 120 115
民 進 32 21 11 17 49 62
公 明 14 7 7 11 25 20
共 産 6 1 5 8 14 11
お維新 7 3 4 5 12 7
社 民 1 0 1 1 2 3
生 活 0 0 0 1 1 3
日 こ 0 0 0 3 3 3
改 革 0 0 0 0 0 2
元 気 0 0 0 0 0 0
諸 派 0 0 0 3 3 4
無所属 5 5 - 7 12 11
合 計 120 73 47 121 241 241
(欠員 1)
(2016/07/11-06:05)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100070&g=pol
自民、単独過半数届かず=民進は大阪、兵庫で敗北【16参院選】
参院選で自民党は、13ある改選数2〜6の複数区全てで議席を獲得した。このうち、東京、千葉ではそれぞれ2議席を獲得した。11日午前3時45分現在、比例代表と合わせて54議席を固め、改選50議席を上回った。ただ、東北の1人区などで苦戦し、参院単独過半数に必要な57議席には届かなかった。
自民党は、神奈川では、公認候補が勝利したほか、無所属で勝ち上がった中西健治氏を追加公認した。今回選挙で初めて合区された鳥取・島根、徳島・高知も制し、比例代表では18議席を固め前回と並んだ。しかし、福島と沖縄で現職閣僚が敗北した。
公明党は、複数区に擁立した7人全員が当選。兵庫と福岡で24年ぶり、愛知で15年ぶりに議席を確保したほか、埼玉、東京、神奈川、大阪も勝利した。比例代表の7議席と合わせ、改選9議席を上回る過去最多の14議席を獲得した。
民進党は、複数区のうち、北海道、東京、愛知で2議席を確保したほか、茨城、埼玉、千葉、神奈川、静岡、京都、広島、福岡でそれぞれ1議席を獲得。しかし、大阪と兵庫で議席を失った。同党は比例と合わせて31議席を固めたが、改選議席45からは大幅に後退した。
共産党は東京で議席を確保したほか、比例代表でも5議席を固め、改選議席3を上回った。しかし、13年の前回選挙で議席を獲得した京都と大阪では敗れた。
おおさか維新の会は、本拠地大阪で2議席、兵庫で1議席を獲得。比例代表でも4議席を固め、改選議席2から伸ばした。
社民党は比例で1議席を確保した。 (2016/07/11-03:55)
2165
:
名無しさん
:2016/07/11(月) 06:44:47
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100112&g=pol
都道府県別有権者数
【時事通信社調べ】
有権者数
北海道 4,613,374
青 森 1,140,629
岩 手 1,092,042
宮 城 1,947,737
秋 田 897,614
山 形 952,172
福 島 1,637,954
茨 城 2,457,957
栃 木 1,653,308
群 馬 1,650,035
埼 玉 6,069,018
千 葉 5,201,477
東 京 11,157,991
神奈川 7,577,073
新 潟 1,959,714
富 山 904,805
石 川 960,487
福 井 657,443
山 梨 705,769
長 野 1,770,348
岐 阜 1,699,228
静 岡 3,111,085
愛 知 6,074,520
三 重 1,518,247
滋 賀 1,149,277
京 都 2,132,372
大 阪 7,292,841
兵 庫 4,631,741
奈 良 1,163,136
和歌山 838,098
鳥・島 1,070,057
鳥 取 483,895
島 根 586,162
岡 山 1,599,520
広 島 2,363,368
山 口 1,191,751
徳・高 1,279,900
徳 島 651,552
高 知 628,348
香 川 834,059
愛 媛 1,188,362
福 岡 4,224,093
佐 賀 693,811
長 崎 1,167,985
熊 本 1,500,518
大 分 989,619
宮 崎 936,443
鹿児島 1,395,089
沖 縄 1,150,806
全 国 106,202,873
(注)鳥・島は合区の鳥取・島根、徳・高は合区の徳島・高知の合算
(2016/07/11-04:44)
2166
:
名無しさん
:2016/07/11(月) 06:44:58
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100111&g=pol
都道府県別投票率(参院)
【時事通信社調べ】
参院選挙区投票率
(前回)
北海道 △56.78 (54.41)
青 森 △55.31 (46.25)
岩 手 △57.78 (57.53)
宮 城 △52.39 (50.75)
秋 田 △60.87 (56.19)
山 形 △62.22 (60.76)
福 島 △57.12 (54.52)
茨 城 △50.77 (49.66)
栃 木 △51.38 (49.69)
群 馬 ▼50.51 (51.75)
埼 玉 △51.94 (51.21)
千 葉 △52.02 (49.22)
東 京 △57.50 (53.51)
神奈川 △55.46 (54.47)
新 潟 △59.77 (55.82)
富 山 △55.61 (50.23)
石 川 △56.88 (54.98)
福 井 △56.50 (53.78)
山 梨 △58.83 (56.65)
長 野 △62.86 (57.72)
岐 阜 △57.74 (52.97)
静 岡 △55.76 (51.09)
愛 知 △55.41 (52.65)
三 重 △59.75 (57.82)
滋 賀 △56.52 (52.96)
京 都 ▼51.16 (52.05)
大 阪 ▼52.23 (52.72)
兵 庫 △53.73 (53.02)
奈 良 △56.89 (55.54)
和歌山 △55.29 (54.94)
鳥・島 ▼59.52 (59.98)
鳥 取 ▼56.28 (58.88)
島 根 △62.20 (60.89)
岡 山 △50.86 (48.88)
広 島 ▼49.58 (49.99)
山 口 △53.35 (50.35)
徳・高 ▼46.26 (49.59)
徳 島 ▼46.98 (49.29)
高 知 ▼45.52 (49.89)
香 川 ▼50.04 (52.08)
愛 媛 △56.36 (49.40)
福 岡 △52.85 (49.36)
佐 賀 △56.69 (52.51)
長 崎 △55.89 (54.04)
熊 本 ▼51.46 (52.30)
大 分 △58.38 (53.15)
宮 崎 ▼49.76 (49.82)
鹿児島 △55.86 (50.42)
沖 縄 △54.46 (53.43)
全 国 △54.70 (52.61)
(注)鳥・島は合区の鳥取・島根、徳・高は合区の徳島・高知の合算
(2016/07/11-04:44)
2167
:
名無しさん
:2016/07/11(月) 06:57:08
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100079&g=pol
参院選投票率54.70%=過去4番目の低さ-時事通信調べ【16参院選】
10日投開票された参院選(選挙区)の最終投票率は、時事通信の集計で54.70%となった。前回2013年参院選の52.61%を2.09ポイント上回ったが、過去4番目の低さだった。
選挙期間が通例よりも1日長く、期日前投票が増えたことに加え、国政選挙として初めて選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられたことが、投票率微増の要因とみられる。
ただ、14日告示の東京都知事選と時期が重なったことなどで、参院選への関心は高まらなかった。初めて合区された4県のうち、高知、徳島、鳥取の3県では投票率が過去最低となった。
公示翌日の6月23日から7月9日まで行われた期日前投票者数(速報値)は、1598万6898人で、前回を23.46%上回って参院選の過去最多を更新した。選挙人名簿登録者の15%が事前に投票を済ませたことになる。 (2016/07/11-04:00)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100065&g=pol
合区3県で投票率最低=参院選【16参院選】
10日投開票の参院選で、初めて合区された4県のうち、高知、徳島、鳥取の3県で投票率がいずれも過去最低となった。合区により、高知県で地元出身の候補者がいなかったことなどが影響したとみられる。3県の投票率は、高知が45.52%、徳島が46.98%、鳥取が56.28%だった。 (2016/07/11-00:27)
2168
:
名無しさん
:2016/07/11(月) 06:58:03
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100047&g=pol
改憲勢力3分の2超=首相、合意形成に意欲-自公大勝、改選過半数【16参院選】
第24回参院選は10日投票が行われ、即日開票の結果、自民、公明両党と憲法改正に前向きな勢力が、改憲発議に必要な参院議席の3分の2(162)を超えた。これにより、発議に向けた議論が進展する可能性が出てきた。自公両党は安倍晋三首相が勝敗ラインに設定した改選過半数の61を上回り、民進党は改選45議席から大幅に後退した。首相は改憲について与野党の合意形成に意欲を表明するとともに、経済政策「アベノミクス」を加速させるため、2016年度第2次補正予算案を編成する方針を示した。
首相は10日夜のテレビ番組で、改憲への取り組みについて「いよいよ憲法審査会に議論の場が移り、どの条文をどう変えていくか集約されていく」と説明。「たくさんの方々の合意形成の中でなし得る」と述べ、丁寧に議論を進めていく考えを示した。アベノミクスに関しては「力強く今の経済政策を前に進めよとの国民の声だ。包括的で大胆な予算を組んでいく」と明言した。
「改憲勢力」と位置付けられる自公両党とおおさか維新の会は計75議席を獲得。これら3党と日本のこころを大切にする党の非改選議席計84に加え、改憲に賛成する非改選の諸派・無所属の4人と、自民党が追加公認した無所属1人で3分の2を上回った。衆院は自公が既に3分の2を占めている。
選挙戦の焦点となった全国32の「1人区」は自民党が21勝、野党統一候補が11勝となった。自民党は改選数2〜6の「複数区」でも順調に議席を伸ばし、比例代表も前回の18に並んだ。ただ、福島で岩城光英法相、沖縄で島尻安伊子沖縄担当相がそれぞれ落選した。公明党は改選議席を上回る14議席を確保した。
民進党は選挙区と比例を合わせて31議席にとどまっている。岡田克也代表は記者会見で、首相が選挙戦で改憲に言及しなかったことについて「争点から逃げてしまい、かみ合わないまま終わった」と総括した。
一方、共産党は6議席、おおさか維新は7議席に伸ばした。社民党は比例で1議席を確保したが、吉田忠智党首は落選が確実となった。無所属の野党統一候補は4議席となった。生活の党、こころ、新党改革は議席確保の見通しが立っていない。
参院選は、アベノミクスや改憲の是非を主な争点に、選挙区73、比例代表48の計121議席をめぐって争われた。11日朝には比例代表も含め全ての改選議席が決まる見通し。(2016/07/11-03:54)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100085&g=pol
1人区、自民21勝11敗=野党共闘、一定の成果【16参院選】
10日の参院選では、全国で32ある改選数1の「1人区」のうち、自民が21選挙区を制し、大きく勝ち越した。ただ、3年前の前回参院選では自民が29勝2敗と圧勝したのに対し、今回は野党側も11選挙区で議席を確保。野党共闘が一定の成果を上げたと言えそうだ。
共産の候補取り下げなどにより、全ての1人区が自民と野党統一候補による事実上の一騎打ちとなった。自民は滋賀、奈良、岡山で議席を奪還したが、福島では現職閣僚が落選し、初めて議席を確保できなかった。
一方、野党側は、減員区の宮城、新潟、長野で自民に競り勝ち、これにより新潟では18年ぶり、長野では21年ぶりに自民が議席を得られなかった。1人区で勝利した野党候補の内訳は民進7、無所属4だった。
2人区は全て、自民、民進が「指定席」を分け合った。
3人区では、北海道、千葉で自民、民進が2議席獲得を目指して激突。北海道では民進、千葉では自民に軍配が上がった。公明は増員区となった兵庫、福岡で新たに議席を獲得した。
4人区の神奈川では、自民が追加公認を含め2議席を獲得。大阪では、おおさか維新の積極策が奏功した。民進は、そのあおりを受け両選挙区で現職が落選。ただ、かつての「民主王国」愛知では2議席を獲得して面目を保った。
唯一の6人区の東京では、自民、民進がともに2議席を獲得。残り2議席を公明、共産が分け合い、おおさか維新の東京進出はかなわなかった。(2016/07/11-03:21)
2169
:
名無しさん
:2016/07/11(月) 06:58:21
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20160711/6974241.html
自民 神奈川の中西氏追加公認
07月11日 00時50分
自民党は、神奈川選挙区で当選が確実になった、無所属の現職で、自民党が推薦した中西健治氏を、9日にさかのぼって、追加公認することを決めました。
2170
:
名無しさん
:2016/07/11(月) 07:18:13
改憲発議に必要な議席162(
>>2168
)
自民121(非改選65+改選56 ※中西(
>>2169
)含む、議長含む)
公明25(非改選11+改選14)
維新12(非改選5+改選7)
日大3(非改選3+改選0)
合計161
非改選無所属の改憲派(
>>2081
)
井上義行(会派:自民)
渡辺美知太郎(会派:無所属クラブ)
アントニオ猪木(会派:元気)
松沢成文(無会派)
2171
:
とはずがたり
:2016/07/11(月) 07:56:50
>>2162
川口氏,頼もしいですねぇ〜。もう選挙には出られないんですかねぇ。
情報感謝です。
2172
:
とはずがたり
:2016/07/11(月) 08:04:21
今朝の朝日新聞によると公明票の一定数が野党共闘候補に流れたようだ。
全体では24%だが,山形での38%,沖縄での34%は兎も角,秋田でも44%も投票しているとの事。
2173
:
とはずがたり
:2016/07/11(月) 08:14:40
自幸>野党の選挙区
北道・青森・宮城・新潟・三重・大分
自幸で統一しても野党統一候補に勝てない1人区
岩手・山形・福島・長野・沖縄
民共統一すれば更に勝てた選挙区
千葉・神奈川・大阪・兵庫
2174
:
とはずがたり
:2016/07/11(月) 10:25:15
共産は改選3議席を6議席に倍増させたので勝利と云えるのだけど前回の8議席に届かず前回取れた京都・大阪で落としたので寧ろ敗北感すらあるような。地方選での勝利が続いていたけど,埼玉・千葉・神奈川・大阪・兵庫・福岡辺りでは共産公認ではなく革新統一候補として社民や新社会,その他市民運動等幅広く糾合する方策をとれなかったものか(流石に大阪では公認候補を立てざる得ないだろうけど)。一人区であれだけ大胆に出来たのにねぇ。。
逆に民主は改選46議席を割り込み31議席と惨敗とも云えるけど前回の17議席を考えれば善戦と云えるであろう。北海道・愛知では積極策がはまったけど大阪・兵庫・神奈川での敗北は連合頼みの限界を認識させたのではないか?電力総連と大阪市職労切って大阪都構想に協力したら?と思うけど,大阪での組織崩壊ぶりから市職労切るのは影響皆無としても比例での電力総連の得票見ると不可能やね(;´Д`)
<参院選>全121議席が確定
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20160711k0000e010275000c.html
06:13毎日新聞
参院選は11日早朝に全121議席が確定した。自民党は56議席、公明党は14議席を獲得し、安倍晋三首相が勝敗ラインに設定した与党の改選過半数(61議席)を大きく上回った。憲法改正に前向きなおおさか維新の会は7議席を獲得し、同党などを加えた「改憲勢力」で参院(定数242)の3分の2を上回った。
自民、公明、おおさか維新の3党など改憲勢力の非改選議席は88議席。参院で憲法改正の発議ができる3分の2(162議席)に達するには74議席が必要で、3党の議席はこれを上回る77議席に達した。これで衆参両院で改憲発議が可能となった。
自民党は32ある1人区(改選数1)の21選挙区で勝利。比例代表でも2013年参院選を1上回る19議席を獲得したが、27年ぶりの単独過半数回復をかけた57議席には届かなかった。現職閣僚では岩城光英法相(福島選挙区)と島尻安伊子沖縄・北方担当相(沖縄選挙区)の2人が落選した。
公明党は選挙区に過去最多の7人を擁立。全員を当選させるなど、改選9議席を大きく上回る14議席を獲得した。
民進党は13年参院選(当時は民主党)の17議席を上回る32議席を獲得したが、改選46議席は割り込んだ。ただ、1人区は野党統一候補が11選挙区で勝利する健闘をみせた。
おおさか維新の会は改選2議席を大きく上回る7議席を獲得。共産党は13年参院選に続いて東京選挙区で議席を得て、改選数から倍増の6議席を獲得した。社民党は比例代表で1議席を獲得したものの、吉田忠智党首は落選した。生活の党も比例代表1議席を獲得した。
2175
:
いなばやま
:2016/07/11(月) 13:38:08
みなさん、おつです。
久しぶりに書き込みます。
趣味ではなく、仕事で徹夜で疲れました。
今回の結果はなかなか興味深いので
都知事選も交えて
近々、私見を書いてみたいと思います。
2176
:
とはずがたり
:2016/07/11(月) 14:00:14
お仕事お疲れ様でした!!
今は東京でしたっけ!?
コメ楽しみにしておりま〜♪
2177
:
チバQ
:2016/07/11(月) 20:02:25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160711-00000043-zdn_n-sci
「オタク層が票田になる可能性示した」 表現規制反対派・山田太郎議員、落選も30万近い票獲得
ITmedia ニュース 7月11日(月)12時48分配信
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「オタク層が票田になる可能性示した」 表現規制反対派・山田太郎議員、落選も30万近い票獲得
山田太郎氏の公式Webサイトより
第24回参議院選挙の投票が7月10日に行われた。改選121議席のうち、自民・公明の与党が61議席以上を獲得し、過半数を上回った。
【画像:表現規制に関する山田氏の実績】
今回の参院選で、ネットユーザーの注目を集めた候補者の1人が、現職の参院議員で、新党改革の全国比例から出馬した山田太郎氏だ。表現規制反対を訴えてきた山田氏は、マンガやアニメ、コミケを愛する“オタク層”から支持を受け、30万近い票を得たものの落選に終わった。
山田氏は、創業した企業を上場させるなど実業界で実績をあげた後、2012年に参院議員に繰り上げ当選。マンガ・アニメの表現規制への反対を訴え、児童ポルノ禁止法改正によるマンガ規制や著作権法の非親告罪化などに反対。コミケ会場で街頭演説するなど、オタク層と親和性の高い政治活動を行ってきた。
今回の参院選では、事務所を東京・秋葉原に置き、自身の支持を呼び掛けるツイートが簡単にできるツールをWebサイトで公開するなど、ネットもフル活用して臨んだ。オタク層のネットユーザーも呼応し、Twitterやブログで山田氏支持を呼び掛ける声が高まるなど、注目が集まっていた。
だが、再選には至らなかった。11日午前11時時点のNHKの開票速報によると、山田氏は約29万票を獲得。新党改革の全国比例から出馬した候補では、2位の荒井広幸・同党代表の4倍を超えるトップの票数を得たものの、同党が議席を獲得できず、落選した。
表現規制反対の立場でロビー活動を行ってきた漫画家の赤松健氏はTwitterで、「山田太郎先生、落選でしたが26万票を超える得票数で驚きました。これまでは『反表現規制は票に結びつかない』というのが常識だったので、まさに『オタク層が票田になる可能性』を示した初めての国政選挙になったと思います」とコメント。
一方で「今後の反表現規制運動は『各省庁へのプレッシャー』と『スピード』面で大幅に弱体化することは間違いない」とし、今後のアニメ・ゲームの規制対策は「今まで通り与党の先生方に頭を下げて面会してもらい、説得して回る必要がある」としている。
落選を受け山田氏は「26万票を超える支持を頂いた事に感謝すると共に、バッチに繋げることが出来ずに大きな責任を感じています。本当に申し訳有りません。この票数はマンガ・アニメ・ゲーム表現の自由を守りたい皆さんの大きな声です。何かの形に繋げていきたいと考えています」とTwitterで表明している。
2178
:
チバQ
:2016/07/11(月) 20:03:00
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160711-00050161-yom-soci
テレ東と系列BS、落選者に「当確」
読売新聞 7月11日(月)11時47分配信
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テレビ東京と系列のBSジャパンで10日夜に放送された参院選開票速報番組で、比例選で落選した共産党新人の春名直章さん(57)を誤って「当選確実」と報じた。
テレビ東京広報部によると、出口調査の結果を基に判断したが、11日未明に実際の開票が進み、誤りに気付いたという。同局は同日午前のニュース番組で訂正した。
2179
:
チバQ
:2016/07/11(月) 20:04:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160711-00000055-asahi-pol
新党改革・荒井代表が政界引退へ 議席ゼロの責任取る
朝日新聞デジタル 7月11日(月)11時10分配信
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新党改革の荒井広幸代表(58)は11日午前、国会内で記者会見し、参院選で自身を含めて議席を確保できず、所属国会議員がゼロになった責任を取り、政界を引退すると表明した。「当選者を出すことができずに本当に申し訳ない。党代表、政治家としての力量不足で、責任を痛感している。(参院選の)結果の責任を取って引退させていただきたい」と述べた。荒井氏は「政党要件を失ったので、新党改革を閉じたい」とも語り、解党手続きを進める考えを示した。
2180
:
チバQ
:2016/07/11(月) 20:05:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160711-00000018-tospoweb-ent
【参院選】落選の“あいのり”横粂氏政界引退「次の一戦はありません」
東スポWeb 7月11日(月)13時25分配信
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【参院選】落選の“あいのり”横粂氏政界引退「次の一戦はありません」
政界引退を表明した横粂氏
無所属無報酬を掲げて東京選挙区に出馬していた横粂勝仁元衆院議員(34)が落選を受けて、政界引退を表明した。11日午前0時ごろ、落選濃厚となった横粂氏は暗い夜道を通って、東京・府中にある事務所へ。待ち構えた数人の記者に「1票を入れてくれた方に申し訳ない。1人の力では崩せない政党政治の厳しさを感じた」と敗戦の弁を述べた。
選挙スタート時から情勢調査で6番手争いをするほど支持は広がっていた。約30万票という数字も次につながる。しかし、本人の考えは違った。「プロボクサーの気持ちです。この一戦にすべてをつぎ込んだ。後悔がない。次の一戦はありません」ときっぱり。政界引退かと確認すると「出処進退はウソついていいという政治家もいるが、私はもう出ることはない」と引退を強調した。
ある政治ジャーナリストは「これだけの票を取れたのはすごいこと。次は国政にこだわらず都議選ならいいところにいける。あと政党に属せば確実だ」と話すが、本人は「政党政治の打破、私利私欲の政治を終わらせると言ったのに、前言撤回するのはポリシーに反する」と言い切る。
選挙対策事務所を置かず、街宣カーも使わないなどお金をかけなかった。記者らが集まったのも常設している個人事務所で、テレビもない。選挙費用はいくらだったのか。「合計800万円くらい。業者に頼んだポスター貼りが約600万円で、それがほとんどですね。供託金の300万円は別ですが戻ってきそう。候補者には公費で負担されるのもあるけれど、それも他の人よりかなり節約しました」(横粂氏)。通常なら2000万円は使うだろう。
今後は弁護士活動を通じて社会貢献をするという。「さっきも選挙特番を見ていて(かつて選挙区で戦った)小泉進次郎さんが全局で特集されていた。こういう方に引っ張ってもらえれば」(同)。引退の意思は固い。
2181
:
チバQ
:2016/07/11(月) 20:05:33
http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/564214/
【参院選】“小沢ガールズ”青木愛氏が「最後の1枠」で議員返り咲き
2016年07月11日 11時30分
10日投開票された参院選は、比例代表の議席配分をめぐって11日早朝まで各党が開票状況を見守った。日付が変わってから、元議員が「最後の1枠」で当選を決め、議員返り咲きを果たすドラマもあった。
午前6時ごろ、おおさか維新と生活の党が争っていた比例代表最後の1枠が生活に決定。約10万3000票を得た青木愛氏(50)が当選となった。
青木氏は民主党時代に衆参で議員を務め、“小沢ガールズ”の1人として知られる。師匠で同党元代表の小沢一郎衆院議員(74)とともに民主党を離れ、2014年の総選挙で落選していた。生活は今回、改選2議席がゼロになる危機だったが、青木氏の滑り込みで屈辱を免れた。
2182
:
チバQ
:2016/07/11(月) 20:06:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160711-00000064-jij-pol
角栄氏以来の議席失う=直紀元防衛相の落選で=田中家【16参院選】
時事通信 7月11日(月)11時49分配信
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10日投開票の参院選比例代表に立候補した民進党の田中直紀元防衛相(76)が落選した。これに伴い、義父に当たる故田中角栄元首相の1947年の衆院初当選以来、田中家が70年近く連綿と守ってきた議席が国会から消えることになった。
直紀氏は69年に角栄氏の長女の真紀子元外相と結婚。83年衆院選で実父の地盤だった旧福島3区から出馬し初当選した。98年に角栄氏ゆかりの参院新潟選挙区に移り、3回当選。自民党を離党して2009年に真紀子氏と共に旧民主党入りし、野田内閣で防衛相を務めた。
角栄氏の引退後も、直紀、真紀子夫妻の少なくとも一方は議席を維持してきたが、最後まで残った直紀氏の落選で途絶えた。直紀氏は11日、自身のウェブサイトで「期待に応えられず申し訳ない。政治の改革に向けて微力ながら努力していく」と敗戦の弁をつづった。
2183
:
チバQ
:2016/07/11(月) 20:07:15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160711-00000051-san-pol
2016参院選 小政党に埋没の危機 維新健闘も社民崖っぷち
産経新聞 7月11日(月)7時55分配信
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2016参院選 小政党に埋没の危機 維新健闘も社民崖っぷち
記者会見に臨む社民党の吉田忠智党首=10日午後、東京・永田町の社民党本部(古厩正樹撮影)(写真:産経新聞)
おおさか維新の会は参院選で改選2からの大幅議席増となった。圧倒的な存在感を発揮した橋下徹前代表の政界引退を受けた初の国政選挙だったが、健闘した形だ。一方、社民党は吉田忠智党首が落選し、党存続が危うい崖っぷちの状態となった。
おおさか維新は6議席以上が確実となり、非改選とあわせ11議席以上を確保。参院で予算を伴わない法案を単独で提出することが可能になった。
松井一郎代表(大阪府知事)は10日夜のNHK番組で「政治資金規正法改正案をやりたい。納税者が納得するお金の使い方をやっていきたい」とさっそく意欲を表明。「おおさか」を冠した党名の変更の可能性にも言及した。
おおさか維新は「自公VS民共」の構図の中で埋没ぎみだったが、教育無償化などの憲法改正や、「身を切る改革」などの独自政策を打ち出し、無党派層を中心に一定の支持を得た。
所属議員5人の社民党は吉田氏の落選が打撃となった。吉田氏は11日未明の記者会見で、1議席にとどまることに「党首として責任はある」と肩を落とした。
今回の参院選で、政党要件の一つである「国会議員5人以上」を欠く見通しとなったが、前回の参院選で「得票率2%以上」を満たしており、政党としては当面、存続する。だが、党首落選により、前身の社会党結党から70年余りの歴史を誇る「護憲政党」は、空中分解の危機に直面する。吉田氏は当面党首を続け、今後の対応は9月の全国幹事長会議で協議する。
所属議員5人の生活の党と山本太郎となかまたちは現職2人が出馬せず、政党要件「国会議員5人以上」を割り込む危機だった。ただ、岩手、新潟両選挙区で生活所属の無所属候補が当選。小沢一郎代表は10日深夜からの記者会見で「互いに力を合わせて政治活動するのは自然な成り行きだ」と述べ、2人に生活入りを求めて政党を存続させる方向だ。荒井広幸代表率いる新党改革は議席が獲得できず政党要件を喪失。日本のこころを大切にする党も伸び悩んだ。
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:
チバQ
:2016/07/11(月) 20:07:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160711-00000024-mai-pol
<参院選>野党共闘 及ばず 複数区、比例に課題
毎日新聞 7月11日(月)2時51分配信
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<参院選>野党共闘 及ばず 複数区、比例に課題
岡田克也・民進党代表(後列右から2人目)ら野党幹部と共に支持を訴える杉尾秀哉氏(同3人目)=長野市のJR長野駅前で2016年7月6日、巽賢司撮影
◇1人区、一定の効果
参院選では全国32の改選数1の「1人区」全てで野党4党が候補を一本化して臨み、一定の効果はあった。ただ、改選数3以上の選挙区で野党候補が乱立し、比例代表名簿の統一には至らず、「自民1強」は崩せなかった。与党は「自公対民共」の構図を強調。「野合」批判で保守層や無党派層を引きつけることを狙った。
【写真特集】参院選 落選した主な候補者
自民党はほとんどの1人区で公明党の推薦を確保して組織戦を展開し、21勝11敗と勝ち越した。一方、民進、共産、社民、生活の野党4党は共闘して対抗。「改憲勢力の3分の2阻止」や、安倍晋三首相の経済政策を批判して「アベノミクスのうたげは終わった」(岡田克也・民進党代表)などと訴えた。論戦はすれ違い気味だったが、13年参院選の1人区で自民に29勝2敗(当時31選挙区)を許したのに比べれば、野党の対抗力が強まった形だ。
ただ、改選数3以上の選挙区で民進候補と共産候補が共倒れになるケースもあり、反安倍政権の比例票も割れた。野党の比例統一名簿を主張していた生活の党の小沢一郎共同代表は10日夜の記者会見で「統一候補は大きな一歩だが、反省しながら、国民が認めてくれる受け皿を進めることが今後の課題だ」と総括した。
共産党の志位和夫委員長も党本部での記者会見で「11の勝利は最初のチャレンジとしては大きな成功だ。第2、第3段階に発展させたい」と満足げな様子を見せた。岡田氏はNHK番組で「3年前の(参院選の)どん底から回復の途上だが十分ではない」とし、野党共闘について「市民を巻き込んだ新しい政治を加速させたい」と強調した。
一方、自民党の谷垣禎一幹事長はネット番組で「私どもの応援の方々には、(民進党が)共産党と一緒になったことに非常にアレルギーが多かった」と指摘。TBS番組では「他律的勝利だ」と述べ敵失による勝利だとの認識を示した。高村正彦副総裁も文化放送の番組で「野党がしていた経済政策の糾弾に、国民の審判が下ったと思っている」とアベノミクスに自信を見せた。ただ、稲田朋美政調会長はTBS番組で「共産が候補を降ろして1人区が厳しい」とも認めた。
今回、自民党は北陸や九州などで順当に勝ち、参院選に限ると福井は9連勝、和歌山、山口、鹿児島で6連勝となった。野党4党は民進公認を15人、共産公認を1人、無所属統一候補を16人立てた。民進は輿石東副議長が引退した山梨で議席を守り、改選数2から1人区となった宮城、長野でも議席を確保。岩手、山形、新潟、沖縄で無所属候補が当選した。
選挙戦では「自公対民共」を強調する安倍首相の野党攻撃が目立った。「理念も政策も違うのに候補を統一し、まさに野合、無責任だ」「気をつけよう、甘い言葉と民進党」などの挑発を繰り返した。志位氏は「首相は野党共闘が怖くて仕方ないから全国で悪口を言っている」と反論したが、批判合戦の中でアベノミクスを巡る論戦は空回り気味だった。【小田中大】
2185
:
チバQ
:2016/07/11(月) 20:08:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160711-00000504-san-pol
参院選・大阪 橋下氏不在、出遅れも組織力と競争でカバー…おおさか維新、本拠地で完勝
産経新聞 7月11日(月)0時21分配信
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参院選・大阪 橋下氏不在、出遅れも組織力と競争でカバー…おおさか維新、本拠地で完勝
当選確実となり握手を交わす浅田均候補(右)と高木佳保里候補 =10日午後、大阪市北区(竹川禎一郎撮影)(写真:産経新聞)
与野党が入り乱れた激戦の大阪選挙区(改選数4)では、おおさか維新が2議席を獲得し、本拠地で底力を見せた。橋下徹前代表の政界引退後、事実上初の国政選挙。党の今後を占う重要な戦いを橋下氏抜きで乗り切り、党内には安堵(あんど)感が広がった。
おおさか維新新人の浅田均氏(65)と高木佳保里氏(43)の当選確実が伝わると、開票センターが設けられた大阪市内のホテルでは、所属議員が「完勝や」と歓声を上げた。
「大阪での改革を全国に広げ、納税者が納得できる税金の使い方にする第一歩としたい」
代表の松井一郎大阪府知事はこう語り、「憲法審査会でまじめな議論をしていきたい」と憲法改正にも意欲をみせた。
簡単な戦いではなかった。党を牽引(けんいん)してきた橋下氏が昨年12月、大阪都構想の住民投票での敗北を受け、表舞台から去った。
「民進や共産にみすみす議席を渡す必要はない」
橋下氏の後を受けた松井氏は、6年前の改選時より1議席増えた大阪選挙区で2人擁立を模索したが、橋下氏不在の影響が見通せず擁立作業は滞った。
決断したのは5月中旬。公募を経て、高木氏が候補者に決まったときには公示まで20日を切っていた。
出遅れをカバーしたのは、母体である地域政党「大阪維新の会」が培ってきた組織力だった。
大阪府議団が府議出身の浅田氏を、大阪、堺両市議団と国会議員団が高木氏を支援する態勢を決定。両陣営が「切磋琢磨(せっさたくま)」して票を掘り起こした。ある幹部は「競い合うことで勢いが生まれた」と振り返った。
本拠地で完勝し、「改憲勢力」として国政でも存在感を発揮できる見通しとなったが、「議席が1桁では勝ったとはいえない」と松井氏。党名についても「これ以上こだわると『大阪だけが大事なのか』といわれてしまう」として、変更を示唆した。
設計図の練り直しを進める都構想に関しても、今回の結果が「都構想への賛成の意思表示とは思っていない」と述べるにとどめた。
2186
:
チバQ
:2016/07/11(月) 20:08:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160711-00000518-san-pol
参院選・山梨 「山梨の政治史に残る選挙だ」後継者当選で輿石氏感極まる
産経新聞 7月11日(月)1時17分配信
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参院選山梨選挙区は10日、民進党公認の新人、宮沢由佳氏(53)が自民党公認の新人、高野剛氏(68)を破った。民進は今期で引退する輿石東氏が3期18年間、出身母体の県教職員組合(山教組)の全面支援で維持してきた議席を、後継の宮沢氏が死守した。自民は安倍晋三首相が2回来県したものの、議席奪回の悲願を果たせなかった。無所属で元職の米長晴信氏(50)、幸福実現党公認の新人、西脇愛氏(31)も及ばなかった。投票率は前回(平成25年)を2・18ポイント上回る58・83%となったが、18、19歳の投票率は47・78%にとどまった。
甲府市上阿原町の選挙事務所では午後10時20分、テレビの開票速報で宮沢氏の「当選確実」の一報が流れると、当落の決定を待ちあぐねていた大勢の支持者から、拍手と歓声がわき起こった。宮沢氏は万歳で陣営幹部と勝利を祝った後、支援者に深々と頭を下げた。「皆さん一人ひとりのお力添えで当選できました。ありがとうございます」と感謝の言葉を述べた。
長年、ともに活動してきた子育て支援団体の女性たちが宮沢氏に駆け寄り、喜びを分かち合った。
宮沢氏は「立場、党派を超えて、未来の平和と子供たちの笑顔のために、私を応援してくれた皆さんに感謝したい」と述べ、野党共闘の成果を訴えた。
陣営を陣頭で指揮した輿石氏は「有権者の良識の勝利。選対をはじめ、みんなの心が一つになった。山梨の政治史に残る戦いだったと思う」と感激で声を震わせながら喜びを語った。
選挙戦は序盤、知名度と組織力を誇る自民・高野氏に先行された。それでも、最終盤の山教組の動きや、同氏が長年の子育て支援活動を通して培った女性を中心としたネットワークが、集票に大きく貢献した。
選対本部長を務めた中島克仁衆院議員は「最終的には野党が一致したことが、この結果を出したと思う」と初の野党共闘を評価した。さらに、「子育て支援など宮沢氏が取り組んできたことが有権者に広がり、民進党の政策と“車の両輪”となった」と宮沢氏の勝因を分析した。
◇
一方、甲府市国母の高野氏の選挙事務所。テレビの開票速報で宮沢氏の「当選確実」が伝えられると、支援者から大きなため息がもれた。
沈痛な面持ちで姿を現した高野氏は「『経済優先』の訴えが届かなかった。結果として保守が一枚岩になれなかったのは、私の努力不足だ」と話した。森屋宏選対本部長も「(保守一本化は)当初からのテーマだった。成し得なかったことを真摯に受け止めなくては」と無念さをにじませた。
高野氏は、長年の県議経験と政権与党の“パイプ”を強調し、地域経済の活性化などを訴えた。しかし、有権者の心には十分に響かなかった。
今回、県連は党を支持する100を超える業界・各種団体を初めて一本化した。党本部も安倍首相に加え、石破茂地方創生担当相、岸田文雄外相ら主要閣僚を相次いで来県させ、「万全の支援」(県連幹部)で臨んだ。
だが、高野氏は過去の国政選挙への対応や県議会の会派対立に苦しんだ。
最近では、県議会で3月に議長人事をめぐり、自民党内の会派対立がエスカレートし、流会による予算廃案の事態に発展。高野氏は当時、まだ県議だった。
高野氏と対立してきた「自民党山親会」のある県議は公示前、「面従腹背だ。選挙に力が入らない」と言い切るなど、県連は結束力に欠けた。さらに、保守層にも支持者が多い元職の米長氏の立候補で、票の一部が取り崩された。
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チバQ
:2016/07/11(月) 20:09:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160711-00000023-ryu-oki
大差勝因は「県民の怒り」 伊波氏、国会へ院内会派も視野
琉球新報 7月11日(月)15時34分配信
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大差勝因は「県民の怒り」 伊波氏、国会へ院内会派も視野
伊波洋一氏
琉球新報社は11日、参院選沖縄選挙区で初当選した伊波洋一氏(64)を那覇市天久の琉球新報本社に招き、米軍普天間飛行場の返還・移設問題や憲法改正などの政策課題への対応について聞いた。聞き手は普久原均編集局長。
(12日付朝刊に詳報)
事実上の一騎打ちを展開した現職大臣と10万票の大差がついたことについて伊波氏は「安倍政権が沖縄を介さず基地を押し付けるということに対して、県民の怒りが満ちている。相手候補を当選させないということが1票につながった」と分析した。
国会では当面、無所属で活動することになるが、「院内会派が形成できるのであればやっていきたい。政治集団を形成しない手もない」との認識を示した。
【琉球新報電子版】
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チバQ
:2016/07/11(月) 20:44:55
【北海道】
自民は票割に失敗ですね。足せば自民のほうが票取れてますね
当 長谷川岳 (現) 自民党 648,269
当 徳永エリ (現) 民進党 559,996
当 鉢呂吉雄 (新) 民進党 491,129
柿木克弘 (新) 自民党 482,688
森英士 (新) 共産党 239,564
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2016sanin/1-0291905.html
大接戦 鉢呂氏が執念 道選挙区 民進、票のすみ分け的中
07/11 07:00
改選数が2から3に増えた参院選道選挙区は、最後まで結果が見通せない大接戦の末、民進党が2議席を勝ち取り、かつての「民主党王国」の意地を見せた。全国的に自民党が躍進する中、現職が組織型の選挙に徹し、新人は無党派層の取り込みを狙ってすみ分けを図り、道内での復調の足がかりをつかんだ。自民党は知名度のない道議出身の新人に支援を一点集中させたが、2議席目は獲得できなかった。
「ほっとした。これが道民の民意だと国政に伝えていかなければならない」。11日未明、現職の徳永エリ氏(54)に続き、新人の鉢呂吉雄氏(68)が滑り込むと、民進党道連の佐々木隆博代表は興奮気味に語った。
道内の民進党勢力は、前身の民主党時代に政権から落ちた2012年衆院選、13年参院選、14年衆院選と、道内での国政選挙で、自民党に首座を奪われ続けてきた。トップ当選は自民党現職の長谷川岳氏(45)に譲ったものの、改選3議席中2議席を占めたことで久々に「勝利感」が漂った。
道選挙区は改選数2の時代、過去6回にわたって自民、旧民主両党の「指定席」だった。民進党は「安倍政権の暴走を止める」(道連幹部)と2人擁立を決めたものの、徳永氏に続く候補選びは難航。元経済産業相の鉢呂氏が岡田克也代表の説得を受け入れたのは選挙3カ月前の4月だった。
党道連は当初、支援団体の連合北海道を構成する労働組合の票の一部を鉢呂氏に回し、2人当選させる戦略を描いていた。だが10年の参院選道選挙区では、連合が丸抱えで支援した候補が敗れている。連合は「組織の力を分散すれば『2連敗』の恐れがある」として徳永氏の支援に集中した。
だが、この構図が結果的に功を奏した。2人が互いにせめぎ合いながら、組織と無党派層の支持者をそれぞれ掘り起こし、票をうまく分け合った。
鉢呂氏の売りは、社会党、民主党時代から衆院議員として計7回当選し、知事選にも出馬したことがある知名度だった。フリーキャスターの佐藤のりゆき氏や古くから付き合いがある連合OBらの支援を取り付けた。敵陣にも平気で入っていく大胆な選挙手法は健在で、ススキノ交差点に夜遅くまで立つなど札幌重点の作戦を展開した。
徳永氏は、無党派層を取り込んだ前回選挙から一転、労組票が流出するのを防ぐ「守りの選挙」を強いられた。しかし、ふたを開けてみれば唯一の女性候補であることや、元テレビリポーターとしての知名度も武器となり、早々と当確を決めた。
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チバQ
:2016/07/11(月) 20:45:17
共産党新人の森英士氏(38)は民進党候補の間で埋没した。終盤情勢で森氏が勢いを失うと、上田文雄前札幌市長らが共産党支持者に「死に票」としないよう呼びかけ、一部が民進党候補に流れたとみられる。皮肉な形で「野党共闘」が成立した可能性があり、共産党道委員会の青山慶二委員長は「党への期待や反応は大きかったのに、改選数が変わっていろいろな力学が働いた」と肩を落とした。
一方、最後まで知名度不足に苦しんだ自民党新人の柿木克弘氏(48)は11日未明、札幌市中央区の事務所で「謝って済まない話かもしれないが、一言おわびさせていただきたい」と憔悴(しょうすい)しきった表情で語った。
安倍政権が高い内閣支持率を維持し、「改憲勢力3分の2」も視野に入れる今回、自民党にとって「2議席確保」は当然視された目標。現職の長谷川氏に続く2人目の候補として選ばれたのが、美唄市選出で道議当選5回の柿木氏だった。
「道議会のど真ん中でにらみを利かせる政策通」(高橋はるみ知事)と評価され、当初は「札幌の長谷川、地方の柿木」のすみ分けが可能とみられたが、一向に浸透しなかった。焦りを募らせた自民党の茂木敏充選対委員長は5月9日、道連幹部を東京都内に呼び寄せ、「道議が全面的に柿木でやらないと話にならない」とげきを飛ばした。
異例の支援体制が続いた。道議50人の大半が柿木陣営に入り、企業、団体のトップを何度も集めて「長谷川より柿木を」と号令をかけた。公明党や創価学会にも、柿木氏に手厚く票を振り分けるよう頭を下げた。道内に入った菅義偉官房長官や小泉進次郎衆院議員らは柿木氏のみを応援。陣営幹部から「これだけやって負けたら本人の問題」と突き放す声も出ていた。
8日に道内入りした安倍晋三首相は「いけるんじゃないか」と周囲に手応えを語ったが、及ばなかった。
長谷川氏は柿木氏に自民党の組織票をはがされる中、YOSAKOIソーラン祭り創始者の知名度や現職の実績を生かし、6年前に続いてトップ当選した。道幹部は「これだけ柿木氏に傾けても長谷川氏が強いということは、市民団体など従来の自民党と違う層から支持されているということだ」と振り返った。(報道センター 仁科裕章、佐藤陽介)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2016sanin/1-0291941.html
選挙速報でミス 道新ホームページ
07/11 03:25
参院選道選挙区の開票速報で、北海道新聞社が11日未明、鉢呂吉雄氏の当選確実を速報する際、同社のホームページ「どうしんウェブ」と、メール速報などのスマートフォン・携帯向けサービスに、誤って「柿木克弘氏が当選確実」との速報を配信した。
誤った速報は11日午前0時半ごろから約5分間掲載された。担当者が入力ミスしたのが原因。
北海道新聞社電子メディア局の話 どうしんウェブとスマホ・携帯向けサービスの利用者および関係者の皆さまにご迷惑をお掛けしたことをおわびします。
2190
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チバQ
:2016/07/11(月) 20:49:15
【千葉】水野は共産にも負けたか
当 猪口邦子 (現) 自民党 760,093
当 元栄太一郎 (新) 自民党 577,392
当 小西洋之 (現) 民進党 472,219
浅野史子 (新) 共産党 351,561
水野賢一 (現) 民進党 314,670
高橋正夫 (新) 無所属 57,329
香取成知 (新) こころ 50,098
古川裕三 (新) 諸派 23,777
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk12010343000c.html
<2016参院選ちば>自民、堅く2議席 民進、1議席失う(その1) /千葉
15:28毎日新聞
第24回参院選は10日投開票され、千葉選挙区(改選数3)では、自民党現職の猪口邦子氏(64)、自民党新人の元栄太一郎氏(40)、民進党現職の小西洋之氏(44)が当選した。自民は知名度の高い猪口氏が他の候補者を引き離し、元栄氏も組織票を固め、45年ぶりに2議席を獲得した2013年参院選に続いて完勝した。民進も2議席を狙ったが、旧みんなの党幹事長だった現職の水野賢一氏(49)が議席を失った。共産党も新人の浅野史子氏(45)が初議席を目指したが及ばなかった。当日有権者数は520万1477人(男258万8201人、女261万3276人)。
◇猪口氏、知名度生かし
「おめでとう!」。再選が確実になると、千葉市中央区の事務所では、猪口氏を支援者が拍手と歓声で迎え入れた。おなじみの黄色いスーツで登場した猪口氏は「感謝の気持ちでいっぱい。訴えてきたことをやり抜いていきたい」と、満面の笑みで支援者らと喜びを分かち合った。
猪口氏は2005年の衆院選比例代表東京ブロックで当選したが、10年参院選で千葉選挙区にくら替えして初当選。その直後から6年間、千葉市をはじめ、県内各地の駅頭でのつじ立ちを続け、地道に支持を広げてきた。
選挙戦では、国際政治学者としての経験や国連軍縮会議議長を務めた実績に加え、小泉内閣で当選1回ながら少子化・男女共同参画相を務めるなどして得た高い知名度を生かして終始リードした。アベノミクスの継続や核軍縮、給付型の奨学金制度の導入を訴えたほか、女性であることも前面に押し出し、自民支持層だけでなく無党派層にも浸透した。【小林多美子】
◇元栄氏が初当選
新人候補としての新鮮さをアピールしてきた元栄氏。開票速報番組で早々に「当選確実」が出て、千葉市中央区の事務所は大歓声に包まれた。「ありがとうございました」と頭を下げた元栄氏は「身の引き締まる思い。きょうは始まりの始まり。『送り出して良かったな』と言ってもらえるまで、全身全霊で頑張る」と決意を述べた。
米国イリノイ州生まれで神奈川県育ちと、千葉とは縁の薄い「落下傘候補」だった。知名度不足が懸念されたが、自民の石井準一参院議員や県議らの手厚い支援を受けて組織戦を展開。都市部から郡部まで足を運び、集会を開くなどして顔を売り込んできた。
公示後は、相談内容に応じた弁護士を気軽に検索できるインターネットサイト「弁護士ドットコム」の創設者であることや40歳の若さを前面に出した。党本部からも安倍晋三首相をはじめ、菅義偉官房長官ら大物議員が駆けつけて全面的にバックアップした。【阿部義正】
◇浅野氏、浸透できず
浅野氏の落選が確実になると、千葉市中央区の共産党県委員会に集まった支援者たちからため息が漏れた。
1人区では野党共闘体制をとった共産だが、改選数3の千葉では、02年参院補選以来8回目の国政挑戦となる浅野氏を擁立した。
3児の母でもある浅野氏は「誰の子どもも殺させない」と、集団的自衛権の行使容認を含む安全保障関連法の廃止や憲法9条改正反対を訴え、安倍政権の「アベノミクス」からの転換を強調した。
給付型奨学金の充実や保育施設の増設なども公約に掲げ、子育て世代や無党派層への食い込みを狙った。浅野氏は「悔いが残るのは事実だが、一緒に戦ってくれた仲間にお礼を言いたい」と述べた。【田ノ上達也】
2191
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チバQ
:2016/07/11(月) 20:49:33
◇野党は戦略の再考を 選挙取材班キャップ・川名壮志
千葉選挙区では、自民が3議席のうち2議席を奪い、選挙前に与党1、野党2だった構成を逆転させた。参院選の最大の焦点は、非改選も含めた改憲勢力が参院で憲法改正の発議に必要な「3分の2」を占めるかどうかだった。その阻止を掲げた野党の「共闘のほころび」を突き、自民が完勝した。
公示直後の毎日新聞の世論調査では、参院選後、改憲手続きを進めることに県内の44%が「反対」と答え、「賛成」の39%を上回った。最も重視する争点でも「憲法改正」が13%を占め、「アベノミクス」の12%を超えた。自民が必ずしも県民の強い支持を得ていたわけではなかった。
だが、1人区で候補者を一本化した民進と共産は、3人区の千葉では独自候補を擁立し、受け皿になりきれなかった。6日に千葉市で遊説した共産の志位和夫委員長は、野党共闘を強調しつつも「民進」と口にしたのは一度だけ。公示後3度も千葉入りし、浅野氏への支持を強く訴えた。一方、党本部の強い意向で現職2人を立てた民進は終盤、共倒れを防ぐために小西氏一人の支援に傾注せざるを得なかった。野党に自民を切り崩す知恵も余力も残っていなかった。
出口調査(共同通信社)によると、無党派層の選挙区での投票先は民進と共産を合わせて56%を占めた。自民を21ポイントも上回っており、無党派層は野党に傾いていた。憲法改正の発議をさせない--。それを最優先するならば、千葉でも野党は協調し、是が非でも2議席を狙うべきだった。
年内にも予想される衆院選の県内13選挙区のうち、民進は10、共産は9で既に候補者擁立を決めた。今回の結果は、野党に戦略の再考を迫っている。
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk12010138000c.html
<2016参院選ちば>自民、堅く2議席 民進、1議席失う(その2止) /千葉
15:28毎日新聞
◇小西氏は再選決める 無党派層にも浸透
安全保障関連法廃止と改憲阻止を強く訴えた小西氏が、反自民票を広く集めて再選し、民進の議席を守った。
千葉市中央区の事務所では、投票終了とほぼ同時に小西氏当選確実の報が流れると、支持者から「よし!」と大きな声が上がり、駆けつけた小西氏を拍手で迎えた。小西氏は「安倍政治で希望が持てない有権者の1票が積み重ねられた結果。安保法制は法治主義の立場から許してはならないもので、全力で追及していきたい」と改めて決意を示した。
選挙戦では連合の支援を受けながら、「アベノミクスで格差が固定化されている」と安倍政権を批判。脳卒中で倒れた父親の21年にわたる介護経験を交えながら「皆で支え合う共生社会を」と呼びかけた。総務省などで官僚として積み重ねた経験のほか、民主党政権当時に社会保障政策を立案した実績を挙げて有権者にアピールし、「民主主義を取り戻す」と、改憲阻止も訴えて無党派層もつかんだ。【渡辺暢】
◇水野氏、出遅れ響く
みんなから出た6年前に続く再選を目指した水野氏。民進発足直前に旧民主会派に合流したため公認が4月にずれ込むなど出遅れが響き、議席を失った。
午後9時すぎ、千葉市中央区の事務所に姿を現すと「アピール不足、力不足だった。有権者の審判を真摯(しんし)に受け止めなければ」と敗戦の弁を述べ、支援者一人一人に頭を下げて回った。今後の政治活動については「未定です」と話した。
自民衆院議員を4期務めた後、みんなへ。幹事長だったが解党し、無所属を経て民進に加わった。「保守中道」の立場を強調し、消費増税延期を「アベノミクスの行き詰まりの証明」と指摘。公的年金積立金の運用なども批判し、行財政改革を訴えた。【北川仁士】
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チバQ
:2016/07/11(月) 20:51:50
【神奈川】千葉に同じく 金子は共産にも負けた
当 三原じゅん子 (現) 自民党 1,004,877
当 三浦信祐 (新) 公明党 629,582
当 真山勇一 (元) 民進党 582,127
当 中西健治 (現) 無所属 524,070
浅賀由香 (新) 共産党 487,729
金子洋一 (現) 民進党 448,954
丹羽大 (新) おおさか維新の会 218,853
森英夫 (新) 社民党 76,424
清水太一 (新) こころ 50,256
佐藤政則 (新) 無所属 32,113
片野英司 (新) 諸派 25,714
壱岐愛子 (新) 諸派 21,611
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk14010186000c.html
<2016参院選・かながわ>与党全勝、3議席 民進、1議席死守(その1) /神奈川
14:20毎日新聞
第24回参院選が10日投開票され、12人が立候補した神奈川選挙区(改選数4)の当選者が決まった。自民現職の三原じゅん子氏(51)が元女優としての知名度の高さを生かし、トップ当選。自民の推薦を受けた公明新人の三浦信祐氏(41)が初当選、無所属で戦った後、自民が追加公認した現職の中西健治氏(52)も再選を果たし、与党候補は全勝で3議席を確保した。野党は激戦の末、無党派層にも浸透した民進現職の真山勇一氏(72)が、共産新人の浅賀由香氏(36)、民進現職の金子洋一氏(54)との競り合いを制し、民進は旧民主から続く議席を死守した。
◇三原氏トップ当選
午後8時の投票終了と同時にテレビで「当選確実」の速報が流れると、三原氏は横浜市中区の事務所で支援者と万歳。「皆さんのおかげで勝利できた。育児や介護での女性の負担を減らせるよう、社会保障政策に力を入れたい」とかすれた声で抱負を語った。
自民公認候補として県連の全面的な支援を受け、組織戦を展開。元女優で知名度も高く、街頭演説はいつも握手や写真撮影を求める人だかりができた。人気を票に結びつけるため、精力的に各地を回って有権者との触れ合いを重ねた。
報道各社の序盤情勢調査で「優勢」と伝えられた後も、菅義偉官房長官など閣僚らが応援に入って引き締めを図り、圧勝となった。
◇公明・三浦氏が笑顔
三浦氏は午後8時すぎ、横浜市中区の事務所で、支援者に何度も頭を下げて「幼児教育無償化など、国がしっかりバックアップして経済活動に不安のない社会を作りたい」と誓った。公明としては2013年参院選で初当選した佐々木さやか氏に続き、神奈川選挙区で初めての2議席獲得となった。
党の支持母体、創価学会の組織票を固め、推薦を受けた自民の支持層も取り込んだ。菅義偉官房長官が地元支援者の集会に招いて支持を呼びかけたほか、公示後は谷垣禎一幹事長や安倍晋三首相も応援演説に駆け付けた。
知名度不足を克服するため、人が多い横浜、川崎両駅前などで街頭演説を多くこなし、ツイッターやフェイスブックも駆使した。
◇追加公認 中西氏も再選
11日午前0時20分、「当選確実」と報じられると、横浜市中区の事務所は歓喜に包まれた。支援者約80人に祝福された中西氏は「当選できたのは(有権者が)経済政策を前に進めてほしいということだと思う。経済の成長力を高めていきたい」と語った。自民党は中西氏を追加公認した。
2010年参院選は旧みんなの党公認で当選したが、14年の解党後は無所属に。今回は麻生太郎副総理兼財務相の主導で自民の推薦を受け河野太郎防災担当相など麻生派の県選出国会議員らが支援。麻生氏自身もたびたび応援に駆け付けた。
外資系証券会社に21年間勤務した経験から、経済通をアピール。企業や経済団体の票を取り込み、経済への関心が強い会社員ら無党派層にも食い込んで混戦から抜け出した。
◇三原氏、幅広く浸透 出口調査分析
共同通信社の出口調査によると、自民現職の三原じゅん子氏は、全年代、男女別いずれでも最多の支持を得ており、幅広い層に浸透していたことをうかがわせた。
支持政党のない無党派層からの支持を得たのは真山勇一氏がトップで、以下、浅賀由香氏、三原氏と続いた。野党が無党派層から一定の票を集めたといえそうだ。
自民支持層は5割強が三原氏に、3割弱が中西健治氏に流れた。一方、2人を公認した民進の支持層は4割が金子洋一氏に、5割弱が真山氏に投票。三浦信祐氏は公明支持層の8割を、浅賀氏は共産支持層の8割を取り込んだ。
憲法改正への賛否を問う質問では、年代別では、賛成は20代が5割強で最も多く、反対は60代が5割強で最も多かった。男女別では賛成は男性が5割弱、女性は3割強だった。
支持政党別では、賛成が上回ったのは自民、公明など。逆に民進、共産、社民支持層では反対が8〜9割に上った。
2193
:
チバQ
:2016/07/11(月) 20:52:48
◇投票率55・46%
今回参院選の神奈川選挙区の投票率は55・46%で、前回2013年参院選の54・47%を上回った。当日有権者数は757万7073人だった。投票時間が現行の午後8時までに延長された1998年以降、補選を除く過去6回の投票率は55%前後で推移してきた。
14年衆院選の県内投票率は53・88%で、12年衆院選(59・87%)を大きく下回り戦後最低を記録。政治への関心低下が指摘されているが、今回は公職選挙法の改正で18、19歳が投票する初めての国政選挙で、若者の投票行動が注目されていた。
そうした中、大学のキャンパスに臨時の期日前投票所を設置するなど若年層を意識して投票率アップを目指してきた。
期日前投票者数は101万7179人で前回より16・44%増えた。制度が定着してきたことに加え、前回よりも選挙期間と期日前投票期間が1日長いことが影響したとみられる。【太田誠一】
………………………………………………………………………………………………………
■解説
◇政策論争深まらず
与野党対決に加え、与党、野党それぞれが内部で票を奪い合う混戦となった神奈川選挙区は、自民、公明の公認候補が議席を確保し、全国の傾向と同様に自公政権の堅調ぶりが表れた。だが、選挙戦の激しさとは裏腹に、有権者が期待した論争は深まらなかったと指摘せざるを得ない。
政策論争を振り返りたい。公示直後の毎日新聞の世論調査では、県内有権者が重視する争点は「年金・医療」「憲法改正」などだった。だが、街頭演説で年金・医療に力を入れた候補は少なく、改憲も反対する野党候補が訴えるばかりで、与党候補はほとんど触れなかった。私は公示に際し、大きな争点だけでなく神奈川の未来も語ってほしいと書いたが、そうした議論も盛り上がらずじまいだった。
加えて、終盤が近づくにつれ、無党派層を取り込む狙いからか、通行人との握手や名前の連呼に精を出す主要候補の姿が目立った。今回は18、19歳が初めて投票できる国政選挙なのに、旧来と代わり映えしない光景だった。これでは若者の政治に対する関心が高まるとは思えない。
激戦区の割に今ひとつ盛り上がりを欠いた印象がぬぐえない。とはいえ、投票した県民の「民意」が託されたことは確かで、当選者の仕事はこれからだ。国会などでどんな働きをするのか、ぶれずに公約を実現できるのか、私たちは注視していかないといけない。それが選んだ有権者の責任でもある。【福永方人】
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:
チバQ
:2016/07/11(月) 20:53:14
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk14010189000c.html
<2016参院選・かながわ>与党全勝、3議席 民進、1議席死守(その2止) /神奈川
14:20毎日新聞
◇真山氏、巻き返し
有力候補者の中で最後に出馬を表明した真山氏だが、元民放キャスターの知名度を武器に、出遅れを一気に巻き返した。激戦を制して当選確実と報じられると、横浜市中区の事務所で支援者の拍手に包まれ、「安倍政権の暴走を止め、憲法改正を阻止したい」と強調した。
旧維新の党と旧民主党の合流後の今年4月に公認を得て、出馬が決まった。県内に縁がないことを逆手に取り、「しがらみのなさ」を最大限にアピール。特定の企業や団体の支持を受けないクリーンさや「原発ゼロ」の主張を訴えた。
党本部が2人を公認して支持層の票を食い合う中、県内の主要な駅前を中心に街頭演説を重ね、無党派層へも支持を拡大した。
◇共産「18年ぶり」逃す
落選が確実になると、浅賀氏は支援者の集まる横浜市神奈川区の事務所に姿を見せ、「私の力が及ばず、本当に申し訳ない」と肩を落とした。共産として1998年の参院選以来となる選挙区での議席獲得の願いは、つながらなかった。
選挙戦では「自公」対「野党と市民連合」の構図を強調し、安全保障関連法の廃止などを訴えた。自公政権に反対する層の票の受け皿として支持の拡大を図り、憲法改正に意欲を示す現政権の姿勢を懸念する保守層にも一定程度食い込んだ。
企業勤務や子育てなど自身の体験を街頭で積極的に語った。選挙期間中は、党幹部が何度も街頭演説の応援に入ってテコ入れしたが、及ばなかった。
◇金子氏、3選届かず
旧民主党と旧維新の党が合流した民進党の県連代表として3選を目指した金子氏だったが、4議席目に一歩及ばなかった。落選が確実になり、支援者の集まる横浜市中区の事務所に顔を出すと、「結果を伴うことができず、申し訳ない」と肩を落とした。
昨夏に労働団体・連合神奈川の推薦を受けて組織を固めた。ところが、党本部が「政権交代の実現のため、神奈川では2人の当選を目指す」と今年4月に真山氏を公認。共倒れの懸念を抱えつつ、身内の票を奪い合う選挙戦を強いられた。
旧経済企画庁の元官僚として経済通をアピールし、「アベノミクス」批判を展開。党幹部も続々応援に駆け付けたが、無党派層に浸透できなかった。
◇丹羽、森、清水氏 支持は広がらず
おおさか維新新人の丹羽大氏(39)は、広告代理店のサラリーマンから一念発起、地縁血縁のない神奈川で出馬した。県内各地で街頭演説を繰り広げ、若年層を中心に声をかけながら浸透を模索したが、議席獲得はならなかった。
社民新人の森英夫氏(44)は「命」をキーワードに、安全保障関連法の廃止や原発反対、消費増税の反対などを訴え、安倍政権批判層の取り込みを図ったが、支持は広がらなかった。
公示直前に出馬表明したこころ新人の清水太一氏(34)は「自主憲法の制定」などを訴えたが、出遅れを巻き返すことはできなかった。
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チバQ
:2016/07/11(月) 20:53:29
http://news.goo.ne.jp/article/kanagawa/region/kanagawa-39927382.html
無党派票が分散、真山氏が追い上げ 参院選神奈川選挙区の出口調査
08:00神奈川新聞
無党派票が分散、真山氏が追い上げ 参院選神奈川選挙区の出口調査
神奈川新聞
(神奈川新聞)
共同通信社が神奈川県内投票所で実施した出口調査によると、4人に1人を占める無党派層(支持政党なし)のうち、2割が民進・真山勇一氏に投票した。投票先を真山氏とした無党派層は序盤戦の世論調査(6月下旬)に比べ倍以上に急増しており、選挙戦終盤に向けて支持を広げていったことがうかがえる。真山氏は民進支持層の48・2%も固めた。 無党派層の支持が次に多かったのは共産・浅賀由香氏の16・7%で、浅賀氏は共産支持層の84・4%も堅守した。 6年前にみんなの党から出馬した際は、無党派層の3割から支持を集めた中西健治氏は、無所属で自民の推薦を受けた今回の支持は13・3%だった。自民支持層では27・5%を獲得した。みんなの党の候補は3年前、6年前の参院選で、ともに約3割の支持を受け無党派層の「受け皿」となっていたが、解党で無党派の票が分散した形だ。 出口調査によると、自民・三原じゅん子氏は、自民支持層の5割以上を押さえたほか、高い知名度を生かして無党派層からも14・5%を獲得。公明・三浦信祐氏は公明支持層の85・9%を固めた。 民進・金子洋一氏は民進支持層の40・9%、無党派層の13・1%を得た。 政党支持率は、自民は36・2%で3年前とほぼ変わらず、民進は14・8%で3年前の民主より約4ポイント伸ばしたものの、民主候補がダブル当選した6年前の32・4%には及ばなかった。公明は6・8%で前回並み、共産は6・7%で前回より微増した。 今回初めて投票権を得た10代の投票先は三原氏が3割を占め、真山氏、金子氏が続いた。三原氏は全年代で最多の支持を集めた。
2196
:
チバQ
:2016/07/11(月) 20:55:32
【東京】横粂の30万票は健闘では!?
当 蓮舫 (現) 民進党 1,123,145
当 中川雅治 (現) 自民党 884,823
当 竹谷とし子 (現) 公明党 770,535
当 山添拓 (新) 共産党 665,835
当 朝日健太郎 (新) 自民党 644,799
当 小川敏夫 (現) 民進党 508,131
田中康夫 (元) おおさか維新の会 469,314
横粂勝仁 (新) 無所属 310,133
三宅洋平 (新) 無所属 257,036
鈴木麻理子 (新) こころ 102,402
増山麗奈 (新) 社民党 93,677
小林興起 (新) 諸派 82,357
佐藤香 (新) 無所属 67,535
高樹沙耶 (新) 新党改革 60,431
鈴木信行 (新) 諸派 42,858
浜田和幸 (現) 無所属 28,408
トクマ (新) 諸派 20,412
鈴木達夫 (新) 無所属 16,187
柳沢秀敏 (新) 無所属 12,091
佐藤均 (新) 諸派 7,853
横堀喜久 (新) 無所属 7,329
又吉光雄 (新) 諸派 6,114
川上晃司 (新) 無所属 5,812
犬丸勝子 (新) 諸派 5,388
大槻文彦 (新) 諸派 5,377
岩坂行雄 (新) 無所属 5,184
原田君明 (新) 無所属 5,017
深江孝 (新) 諸派 4,497
姫治けんじ (新) 諸派 3,854
鮫島良司 (新) 諸派 3,714
藤代洋行 (新) 諸派 3,296
2197
:
チバQ
:2016/07/11(月) 20:56:14
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/160711/mca1607110400011-n1.htm
【参院選】田中康夫氏、東京最後の議席逃す 「さまざまな分析ある…」とがっくり (1/2ページ)
2016.7.11 04:00
大激戦の末、最後の1議席にあと一歩届かなかった。おおさか維新の会元職の田中康夫氏(60)は、11日午前0時10分すぎにテレビで落選確実が伝えられると、東京・麻布十番にある選挙事務所に姿を見せた。さばさばした表情で、「人口が減少していく中で、地に足を付けた福祉や医療や教育の話を皆さまにした。理解いただいた方もいるが、現実にそういう社会に直面しないと想像できない方もいる」と選挙戦を振り返った。敗因については「さまざまな分析はあるかと思うが、議席を獲得できなかったのは事実」と肩を落とした。
一橋大在学中の昭和55年、「なんとなく、クリスタル」でベストセラー作家に。平成12年に長野県知事選に初当選すると、「脱ダム宣言」で名をはせた。その後、新党日本を立ち上げて代表に就任。参院議員を経て衆院議員になったが、24年の衆院選で落選した。
福祉や教育分野に予算を重点配分した長野県知事時代の実績を強調し、空き家を活用したデイサービスや保育所の設置、乳幼児から大学まで教育完全無償化の実現などを訴えてきた。
高い知名度で、多くのメディアの序盤情勢調査では改選6議席の6、7番手につけていたが、終盤は民進現職の小川敏夫氏(68)の猛追を受け、わずかに及ばなかった。
2198
:
チバQ
:2016/07/11(月) 20:57:12
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk13010141000c.html
<2016参院選>自民手堅く2議席 民進意地の2議席(その1) /東京
06:19毎日新聞
10日に投開票された参院選で東京選挙区の新しい顔ぶれが決まった。改選数が1増えて6になり31人が立候補した激戦。自民は現職の中川雅治氏と新人の朝日健太郎氏が当選。2013年の前回に続き2議席を確保。公明も現職の竹谷とし子氏が再選を果たした。公示直前に辞職した舛添要一前知事の「製造者責任」は大きな争点にならず、与党が堅実に票を伸ばした。民進は現職の蓮舫、小川敏夫両氏が議席を死守。党勢が低迷するなか首都で意地を見せた。共産は新人の山添拓氏が初当選。13年に続き議席を確保し、存在感をアピールした。投票率は57・50%で前回の53・51%を上回った。
◇中川氏、組織力で3選
自民現職の中川雅治氏(69)は、都議らがフル稼働する組織戦を展開。自民支持の業界団体からも推薦を受ける手厚い支援で3選を決めた。当選確実の一報が入ると、港区の事務所は支援者らの拍手と歓声に包まれた。中川氏は「アベノミクスの道をしっかりと進み、本格的な経済の好循環を目指していきたい」と、安倍政権の経済政策をさらに推進していく考えを示した。
選挙戦では、議院運営委員会や国家安全保障特別委員会で委員長を務めた2期12年の実績をアピール。街頭演説には安倍晋三首相ら多くの党幹部が登場し、支持を訴えた。
中川氏も英国の欧州連合(EU)離脱決定にしばしば言及した上で「政治は安定が大切。この選挙で安定した政治基盤をいただきたい」と述べるなど、党幹部と歩調を合わせ政策の継続を訴えた。
自民は2人擁立したが、党都連は組織の戦力を中川氏に絞って応援する選挙戦を展開した。【川畑さおり】
◇朝日氏、初当選果たす
五輪に2度出場した元ビーチバレー選手の自民新人、朝日健太郎氏(40)は知名度を生かして初当選を果たした。当選が確実になると、約30人の学生ボランティアの「朝日」コールに迎えられ、表参道近くの事務所に姿を現した。支援者らと笑顔で握手を交わし「これからがスタートライン。皆さんの思いを国会に届けていきたい」と意気込んだ。
出馬表明が遅れたことに加え、同党の組織票の大半が現職の中川雅治氏に流れる展開になったが「身長199センチの大型新人」「バレーに注いだ情熱を次は政治に」とアピール。ソーシャル・ネットワーキング・サービスを駆使し、徐々に支持が浸透した。「東京五輪・パラリンピックを成功させたい」と訴え、無党派層も引き寄せた。
同じ自民でも組織を重視した中川氏とは対照的だった。「バレーの試合を見ていた人たちに自分を思い出してもらいたい」と街頭に立ち、有権者らとの交流を重視した。【山田奈緒、柳澤一男】
◇公明・竹谷氏は再選
公明現職の竹谷とし子氏(46)は、支持母体の創価学会票などを手堅くまとめ再選を決めた。午後8時の開票開始早々に当選確実が速報で流れると、新宿区の事務所に集まった支持者から大きな拍手が起きた。竹谷氏は「皆さんの献身的な支援で当選できた」と深々と頭を下げ「1期目から取り組んできた財政の見える化による無駄削減をさらに前進させたい」と語った。
竹谷氏はイメージカラーの淡いピンクのジャケット姿で街頭演説を重ね「公認会計士の経験を生かして行財政改革を進めた」と1期目の実績を強調。「財源を確保しながら福祉や子育ての政策を進め、弱い立場の方々を守る」と、党の方針を前面に打ち出し支持を固めた。【山田奈緒、堀智行】
2199
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チバQ
:2016/07/11(月) 20:57:45
◇投票率57.50% 前回比3.99ポイント増
参院選東京選挙区の投票率は57・50%(男57・42%、女57・59%)だった。前回の53・51%から3・99ポイント増え、07年(57・87%)並に回復した。18歳選挙権の導入などで関心が高まったようだ。
区市町村別では利島村の82・17%が最高で、最低は瑞穂町の50・60%だった。区部の最高は文京区の64・59%、市部は武蔵野市の62・82%だった。
期日前投票者数は156万477人だった。当日有権者数(1115万7991人)の13・99%に当たり、過去最多だった前回の1・2倍となった。今回は公示日が通例より1日前倒しされたため、期日前投票が可能な期間も1日長い6月23日〜7月9日の17日間だった。【五味香織】
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk13010144000c.html
<2016参院選>自民手堅く2議席 民進意地の2議席(その2止) /東京
06:19毎日新聞
◇蓮舫氏、貫禄の3選
「今の経済政策は行き詰まっていると一貫して言い続けてきた。対案を示し、転換を訴えていきたい」。民進現職の蓮舫氏(48)は午後8時過ぎに当選確実の速報が流れると、港区の事務所で万歳する支援者らに深々と頭を下げた。
抜群の知名度を背景に、伸び悩む党勢をはね返しての3選。選挙期間中は党の顔として、他候補を応援するため全国を駆け巡った。東京選挙区でマイクを握ったのは、わずか3日間だが、街頭演説には数百人の聴衆が押し寄せ、握手を求める人が殺到した。
選挙戦では「国民の賃金につながっていない。貧困にあえいでいる一人親が多く、奨学金で大学を卒業しても、非正規雇用が多い」と、アベノミクスで景気が良くなったという与党を批判。「将来、納税者になり、社会保障を支える若い世代のために投資しよう」と訴え、民進支持層だけでなく、若者などの無党派層からも幅広い支持を集めた。【柳澤一男、福島祥】
◇小川氏、劣勢の中4選
民進現職の小川敏夫氏(68)が4選を果たし、同党が2議席を維持した。11日午前0時10分過ぎに当選確実の速報が流れると、新宿区の事務所で支持者らは立ち上がって喜び、小川氏は「最後に民進党の底力を見せることができた」と語った。
2010年は民主党で当選。同党は13年の前回参院選東京選挙区で、候補者を1人に絞ったが敗北した。維新の党との合流などで今年3月に発足した民進も支持は伸び悩んだ。
政治資金などの公私混同問題で、公示直前に舛添要一前知事が辞職した。選挙戦では裁判官、検事、弁護士の法曹三者を務めた経験と、民主党政権下での法相の実績をアピール。「国会の鬼検事」のキャッチフレーズで政治とカネの問題を追及する姿勢を強調した。
「国民の生活を苦しくしながら、良くなっていると言い張っている」と安倍政権の経済政策を批判。岡田克也代表ら党幹部も応援に駆け付けテコ入れし、首都の議席を守った。【飯山太郎】
2200
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チバQ
:2016/07/11(月) 20:57:56
◇共産・山添氏が初当選
共産新人の山添拓氏(31)が、2013年の前回参院選に続き東京選挙区で同党の議席を獲得した。「やまぞえ」コールと拍手の中、文京区の事務所に笑顔で現れると「安倍政治に対する強い怒りの声が、私を国会にという思いにつないでくれた」と感謝。「憲法を壊す政治でなく、憲法を生かす政治にかじをきる」と力を込めた。
山添氏はブラックバイトや給付制奨学金の創設など、若者が直面する問題を取り上げ「若者が自分らしくやりがいを持って働けない社会に未来はない」と主張。舛添要一前知事の公私混同問題を追及した党都議団の実績も訴えてきた。
前回の東京選挙区で12年ぶりに同党の議席を回復した吉良佳子参院議員(33)も連日応援に入り、若く明るいイメージを強調。「野党共闘をリードしてきた共産党」とアピールし、安全保障関連法の廃止や憲法改正の阻止を訴え「安倍政治を終わらせよう」と呼びかけ、支持を広げた。【円谷美晶】
◇田中氏、及ばず おおさか維新
おおさか維新元職の田中康夫氏(60)は、国政への復帰にあと一歩及ばなかった。港区の事務所で支持者らを前に田中氏は「思いが伝わったかは分析が必要」と、悔しさをにじませた。
著作などを通した知名度の高さと、長野県知事や衆参両院議員を務めた実績を生かし、無党派層への浸透を図ってきた。遊説先では愛称の「ヤッシー」を名乗ったり、愛犬のトイプードル「ロッタ」を引き連れたりするなどして親しみやすさをアピール。情報発信にさまざまなインターネットツールも駆使した。
選挙戦では高齢者介護や保育の充実、教育完全無償化などの公約を掲げたが支持は広がらなかった。今後の政治活動については「即答できない」と述べた。【鈴木一生】
◆主要政党の落選者
◇社民・増山氏
社民は新人の増山麗奈氏(39)が敗れ、議席獲得はならなかった。給付型奨学金の創設やブラックバイトの根絶、待機児童ゼロなどを公約に掲げ、若者や主婦層の取り込みを狙ったが、党としての存在感を示せなかった。
◇こころ・鈴木氏
日本のこころを大切にする党新人の鈴木麻理子氏(31)は、当選を果たせなかった。消費税収の一部を政府が運用し、年金とは別に運用益などを還付する「消費税マイレージ」の導入などを訴えたが、浸透しなかった。
◇改革・高樹氏
新党改革は新人の高樹沙耶氏(52)が議席に届かなかった。「燃料電池の普及などによる脱原発の実現」「医療大麻の研究推進で医療費の削減」などを訴えたが、幅広い層の有権者を引きつけることができなかった。【飯山太郎】
2201
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:03:53
【埼玉】面白みのない結果
当 関口昌一 (現) 自民党 898,827
当 大野元裕 (現) 民進党 676,828
当 西田実仁 (現) 公明党 642,597
伊藤岳 (新) 共産党 486,778
沢田良 (新) おおさか維新の会 228,472
佐々木知子 (新) こころ 118,030
小島一郎 (新) 諸派 27,283
http://news.goo.ne.jp/article/saitama/region/saitama-39942453.html
<参院選>共産・伊藤岳氏、勢い広がるも惜敗 新たな運動には手応え
10:55埼玉新聞
<参院選>共産・伊藤岳氏、勢い広がるも惜敗 新たな運動には手応え
埼玉新聞
(埼玉新聞)
共産新人の伊藤岳氏(56)は落選が決定的になると、厳しい表情で「候補者としての力不足をおわびしたい」と肩を落とした。激戦区と言われた埼玉選挙区で、現職候補らと3議席目を争って横一線の戦いを繰り広げてきただけに、さいたま市浦和区の選挙事務所には重苦しい空気が満ちた。
国政選挙への挑戦は7度目。共産としても1998年以来18年ぶりの議席獲得を目指したが、結果は実らなかった。「安保法制の廃止」を掲げ、市民団体などと連携し精力的な選挙運動を展開するなど、新しい動きを見せた。公示後は志位和夫委員長が3回県内入りして支持を訴えたほか、終盤には不破哲三前議長も応援に駆け付けた。
「野党と市民」対「自民・公明」の構図を打ち出し、「改憲反対」「保育園の待機児・特養老人ホームの待機者ゼロ」「増税は富裕層から」「若者への投資」など、母親世代や若者に訴えた。選挙戦の中、「今までにない支持の広がり」と手応えを得ていた荻原初男県委員長も「全力を尽くしたが期待に応えられなかった」と落胆した様子で述べた。
伊藤氏は「これほどまで市民の皆さんが支えてくれた選挙はなかった。改憲勢力と市民・野党の戦いはこれから」と今後の尽力を誓った。
2202
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:04:15
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk11010329000c.html
<2016参院選>自公、手堅く 民進、議席守る(その1) /埼玉
13:55毎日新聞
第24回参院選は10日投開票され、7人が立候補した埼玉選挙区(改選数3)では、自・民・公の3人が現職の意地をみせ、当選を果たした。自民現職の関口昌一氏(63)は、現政権を担う自民党への幅広い支持を得て4選を決め、旧民主と旧維新が合併した民進の現職・大野元裕氏(52)は、野党第1党の地力を見せつけ再選を果たした。公明現職の西田実仁氏(53)は、連立を組む自民党からの推薦も奏功し、3選を決めた。7度目の国政挑戦となった共産新人の伊藤岳氏(56)は護憲や野党共闘を訴え、改憲勢力との対決姿勢をアピールしたが、及ばなかった。おおさか維新新人の沢田良氏(36)は、徹底した行財政改革などを訴えたが、支持を広げられなかった。こころ新人の佐々木知子氏(47)は公示直前に立候補を表明し、知名度を上げられなかった。幸福実現の新人、小島一郎氏(45)は消費税率の引き下げなどを掲げたが、十分に浸透しなかった。【参院選取材班】
◇関口氏安定の4選
関口氏は政権与党への安定した支持を受け、早々に4回目の当選を確実にした。
10日夜、さいたま市浦和区高砂3の事務所に姿を現した関口氏は支援者らを前に「(トップ当選で)期待が大きく、身の引き締まる思いだ。経済や社会保障の問題を中心に取り組んでいきたい」と述べた。
選挙戦で関口氏は、病院の病床数の算定方法を見直し、県内で病床数を約1500増加させたことや、副総務相時代に地方創生を進めたことなど、現職としての実績を強調してきた。
陣営も県内の自民の国会議員や県議を中心に組織戦を展開。安倍晋三首相や閣僚、党幹部が相次いで応援に入り、無党派層にも浸透を図った。【内田幸一、安藤いく子】
◇西田氏「重点区」3選
西田氏が3回目の当選を決めると、さいたま市浦和区仲町3の事務所は大きな拍手と歓声に沸いた。
10日夜、支援を受けた自民党の国会議員と共に万歳した西田氏は「厳しい戦いを勝ち抜き、自公連立で2議席を取ることができた。大きなご恩を仕事でしっかり返したい」と支持者に感謝した。
公明党本部は今回の選挙で埼玉選挙区を「重点区」と位置づけ、自民党本部から西田氏への推薦を得た。
西田氏は公示後、中小企業支援策や「預金者保護法」など実現した議員立法をアピール。公明党の山口那津男代表や自民党の安倍晋三首相、菅義偉官房長官ら大物の来県応援を受けて強固な自公の協力態勢を打ち出し、保守層に浸透した。【鈴木梢】
◇沢田氏「経験が励みに」
和光市本町3の事務所で開票結果を待った沢田氏は10日夜、落選が決まると支援者に感謝を伝える動画撮影を行った。
沢田氏は撮影で「結果は落選だったが、いろいろな経験が励みにつながった。自分の中で皆様の応援を受け止め、(今後)2倍、3倍の力で活動していきたい」とメッセージを送った。
初の選挙に臨んだ沢田氏は、大学時代に2年間過ごした所沢市などで街頭演説を展開。国会議員の歳費削減など「身を切る改革」の推進を訴え、「地域による改革は大阪からスタートした。今度は埼玉から始めさせてほしい」と呼びかけた。また、18、19歳の新有権者らに県内で最年少の候補者であることもアピールしたが、及ばなかった。【遠藤大志】
◇佐々木氏出遅れ響く
佐々木氏は、公示まで2週間となった先月8日に立候補を表明。6候補に追いつこうと急ピッチで知名度アップを図ったが、出遅れを取り戻せなかった。
佐々木氏は10日夜、ふじみ野市上福岡6の自宅で「力不足と(十分な)下準備ができなかったことが敗因。選挙戦では、訴えたことに興味を持ってもらえた。いろんな出会いがあったので、この経験を今後に生かしたい」と語った。
選挙戦では、政府が消費税を積み立てて将来、還付する「消費税マイレージ制度」の導入や拉致問題の早期解決などを訴えたが、上位に食い込むことができなかった。【内田幸一、大山知香】
2203
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チバQ
:2016/07/11(月) 21:05:04
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk11010121000c.html
<2016参院選>自公、手堅く 民進、議席守る(その2止) /埼玉
13:55毎日新聞
◇大野氏、地力の再選
再選を目指した大野氏は、現職の強みを発揮して議席を維持した。
大野氏は10日夜、さいたま市大宮区東町2の事務所で支援者らの拍手を浴び「参議院をもう一度、良識の府にするためにどうするか自分に問い掛けている。ご信頼に応えるため、6年間、改めて頑張らせていただく」と語った。
今回の選挙戦では、生活の党から推薦を受け、社民との協力関係を保つ一方で、共産候補と距離を置き「野党共闘」とは一線を画した。
また、連合埼玉の全面支援を受け、上田清司知事も3回来援。所属していた旧民主が政権与党だった2010年の前回選に比べて厳しい戦いを強いられたが、議席を死守した。【奥山はるな】
◇伊藤氏、終盤一歩及ばず
伊藤氏の落選が決まると、さいたま市浦和区岸町7の事務所では支援者らががっくりと肩を落とした。
10日夜、同事務所に現れた伊藤氏は支持者らを前に「皆さんの支援に感謝します。(落選は)候補者としての力不足で、おわびしたい」と悔しさをにじませつつ、「訴えた中身は間違いではなかった」と力を込めた。
今回が国政への7度目の挑戦となった伊藤氏は、選挙戦で「安倍政治は暴走政治。戦争法を廃止し、アベノミクスもチェンジする」と主張。「野党共闘で、市民とともに新しい政治を切り開く」と訴え、ツイッターとフェイスブックでの情報発信など、18、19歳の新有権者へのアピールにも注力してきたが、一歩及ばなかった。【鈴木拓也】
2204
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チバQ
:2016/07/11(月) 21:10:51
【愛知】減税の力はもうない感じですかね
当 藤川政人 (現) 自民党 961,096
当 斎藤嘉隆 (現) 民進党 575,119
当 里見隆治 (新) 公明党 531,488
当 伊藤孝恵 (新) 民進党 519,510
須山初美 (新) 共産党 302,489
奥田香代 (新) 諸派 218,171
平山良平 (新) 社民党 64,781
井桁亮 (新) こころ 59,651
中根裕美 (新) 諸派 47,088
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk23010152000c.html
<2016参院選>愛知選挙区 自公、2議席確保 民進2議席回復(その1) /愛知
11:37毎日新聞
改選数1増の4となり、9人が立候補する激戦となった参院愛知選挙区は、公認候補を1人に絞り込んだ自民現職の藤川政人氏(56)が圧勝した。9年ぶりの党候補者となった公明新人の里見隆治氏(48)も、推薦を受けた自民の協力で初当選し、与党で2議席を確保した。民進は、現職の斎藤嘉隆氏(53)が議席を守り再選を果たしたうえ、新人の伊藤孝恵氏(41)も初当選し、旧民主党時代の2010年選以来の2議席を得た。安全保障関連法の廃止を訴え、市民団体と連動して議席獲得を目指した共産新人の須山初美氏(37)は及ばなかった。投票率は55・41%(前回選52・65%)だった。社民や減税日本は存在感を示せなかった。
◇藤川氏、余裕の再選 自民
自民現職の藤川氏は6年間の実績と安倍政権の経済政策「アベノミクス」の継続を訴え、手堅く再選を決めた。
藤川氏は野党転落後初の国政選挙となった2010年の参院選で初当選。その後、県連会長として愛知自民を全15区から衆院議員を出すまでに押し上げた。今回の選挙戦ではこうした成果を強調。「ばらまきより明日への種まき」をキャッチフレーズに、農業やものづくりの活性化などを訴えた。
自民支持層を固めたほか、若者らが主催する討論会などにも積極的に参加し、若年層にも食い込んだ。選挙戦後半には党幹部も応援に駆け付け、無党派層にも浸透。終始優勢のまま連続のトップ当選を決めた。
◇伊藤氏、初当選 民進
民進新人の伊藤氏が新人の中で幅広い支持を集め、初当選した。
党の公募に応じ、今年2月に立候補を表明。知名度不足を克服するため、名古屋市中心部などで精力的に街頭演説を繰り返した。元報道記者としての体力やフットワークの軽さを生かし、有権者の目を見て10万人と握手する作戦を展開。自身と同じ境遇の介護や育児を抱える若い母親層などに支持を訴えた。
また、公示前から岡田克也代表ら党の大物が続々応援に駆け付け、民進支持層だけでなく、無党派層の支持も取り付けた。
名古屋市東区の事務所に「当選確実」の知らせが入ると、伊藤氏は満面の笑みに目を潤ませ、支持者らと喜びを分かち合った。
◇斎藤氏、議席守る 民進
民進現職の斎藤氏は出身母体の連合愛知からの支援を軸に幅広い支持を集め、再選を決めた。
元小学校教員の経歴を生かし「子どもたちの未来をあたためる」をスローガンに、給付型奨学金の充実や子育て支援、格差是正などへの注力をアピール。自身が与党の安保関連法の採決を目の当たりにしたことを挙げ、改憲阻止を訴えた。
組織固めにとどまらず、「100カ所マラソン演説」を敢行するなど、新人候補並みの積極的な選挙戦を展開。民進支持層だけでなく、他党支持層や無党派層からも広く支持を得た。
「当選確実」の一報が入ると、事務所は大歓声に包まれ、斎藤氏は満面の笑みで支持者と握手を交わした。
2205
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:11:25
◇悲願の議席、里見氏 公明
自民の推薦を受け、盤石の体制で選挙戦に臨んだ公明新人の里見氏が2007年に失った悲願の党議席を奪還した。
選挙戦では、谷垣禎一幹事長や石破茂地方創生担当相ら、連立を組む自民の幹部が続々と応援に駆け付けた。厚生労働省の元官僚で「社会保障と雇用のエキスパートで即戦力」とアピールし、無党派層にも支持を広げた。街頭演説では非正規雇用者の待遇改善も強調し、若い世代にも訴えが届いた。
名古屋市中区の事務所に里見氏が姿を見せると、大きな拍手が起こった。里見氏は紅潮した顔で「皆さんのご期待に添えるよう全力を尽くします」と深々と頭を下げ、支持者と握手を交わした。報道陣から自民との選挙協力について問われると「保守層からの支援をいただいた」と感謝。「専門の労働分野で掲げた公約にしっかり取り組んでいきたい」と意気込みを語った。
◇社民・平山氏、訴え実らず
社民新人の平山良平氏(68)は、国政選挙5回目の挑戦で、悲願だった党議席の獲得を目指したが、党勢の衰退に歯止めがかからず、支持を得られなかった。
選挙戦では対面方式を重視。主要駅や大型ショッピングセンターなどでの演説で、消費増税の中止や脱原発、護憲を訴えた。自身の学生時代と比べ「授業料が45倍になっている」と指摘。授業料の減額や、雇用環境の改善など若者向けの施策も訴え、「ぶれない姿勢」をアピールした。
ただ、他候補と施策が重なり独自色が出せなかったうえ、党の支援組織の低迷もあり、涙をのんだ。敗戦が決まると、平山氏は名古屋市中区の事務所で支持者に深々と頭を下げた。
◇共産・須山氏、及ばず
共産新人の須山氏は、1998年以来となる党議席の獲得を目指したが、及ばなかった。安保関連法の廃止を掲げる市民団体とも連携して選挙戦に臨んだが、自公政権の批判票を集めきれず、涙をのんだ。
須山氏は、デザイナーとして昼夜を問わず働いた経験から、雇用環境の改善のほか、大学の学費半減など若者向けの政策を訴えた。安保関連法の廃止など、政策協定を結ぶ「市民連合@愛知」のメンバーと一緒に街頭に立ち、「市民と政治を変えよう」と繰り返したが、無党派層に浸透しきれなかった。
落選の報を受け、名古屋市中区の事務所は沈痛な空気に包まれた。須山氏は「私の力不足で申し訳ない」と支持者らに頭を下げた。
◇減税・奥田氏、浸透せず
減税日本の新人、奥田香代氏(51)は、おおさか維新との共同候補にもなり、「身を切る改革」を訴えたが、知名度不足もあり、支持が広がらなかった。
減税代表の河村たかし名古屋市長と自転車で街宣。名古屋市の市民税5%減税の実績を強調し、「税金の無駄遣いをなくして財源をつくれば、増税の必要はない」と繰り返し訴えた。おおさか維新代表の松井一郎大阪府知事のほか、吉村洋文大阪市長らも応援に駆け付け、「納税者が笑顔になれる社会をつくる」と主張した。
ペット関連会社の社長の奥田氏は愛犬と街頭に立ち、「動物愛護を通した命の大切さ」も訴えた。ただ、立候補表明が4月となり、出遅れが響いた。
2206
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チバQ
:2016/07/11(月) 21:11:42
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk23010156000c.html
<2016参院選>愛知選挙区 自公、2議席確保 民進2議席回復(その2止) /愛知
11:37毎日新聞
◇投票率は55・41% 前回比2・76ポイント増 「18歳選挙権」効果も
愛知選挙区の投票率は55・41%で、前回選の2013年の52・65%を2・76ポイント上回った。
選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられて初の国政選挙となったほか、選挙戦が通常よりも1日長かったことで、投票率が上がったとみられる。
最も高かったのは豊根村73・37%で、最低は名古屋市中区の42・41%だった。男女別では、男性が56・15%、女性は54・68%だった。
90万3419人が期日前に投票し、期日前投票率は14・83%で、前回選を2・06ポイント上回った。最も高かったのは豊根村の35・03%、豊田市が27・61%と続いた。最低はあま市の9・03%だった。
当日有権者数は607万4520人(男303万1190人、女304万3330人)で、前回より18万7988人多かった。
◇出口調査
◇藤川氏、無党派層にも浸透 比例、改憲賛成66%が自民
共同通信社の出口調査によると、自民現職の藤川政人氏は20代以上でほぼ3割以上の人が投票し、無党派層の約2割にも浸透した。
民進の新人・伊藤孝恵氏と現職・斎藤嘉隆氏は、それぞれ民進支持層の4割超を固め、伊藤氏は無党派層の2割超、おおさか維新支持層の1割超にも浸透。公明新人の里見隆治氏は公明支持層の約9割を固めた。
一方、共産新人、須山初美氏は共産支持層の4分の3を固めたが、若年層の支持が伸びなかった。
10代の投票先は、藤川氏23%、里見氏19%、伊藤、斎藤両氏はいずれも17%とほぼ横並びで、そのほかは6%以下だった。
憲法改正の賛否別に比例の投票先を聞いたところ、賛成の66%が自民、10%が公明に投票、一方で反対は41%が民進、16%が自民、15%が共産に投票した。
2207
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:14:30
【大阪】
当 松川るい (新) 自民党 761,424
当 浅田均 (新) おおさか維新の会 727,495
当 石川博崇 (現) 公明党 679,378
当 高木佳保里 (新) おおさか維新の会 669,719
渡部結 (新) 共産党 454,502
尾立源幸 (現) 民進党 347,753
古川秀雄 (新) こころ 37,913
佐野明美 (新) 諸派 36,646
数森圭吾 (新) 諸派 16,532
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk27010331000c.html
<2016参院選>維新の強さ、2議席 改憲勢力が独占 /大阪
14:36毎日新聞
改選数4に9人が立候補した参院選大阪選挙区は10日投開票され、おおさか維新が擁立した新人の浅田均さん(65)と高木佳保里さん(43)がそろって初当選し、維新の強さを見せつけた。安倍政権が進める「女性活躍」の象徴として立った自民新人の松川るいさん(45)はトップで初当選を果たし、公明現職の石川博崇さん(42)は手堅い戦いぶりで再選。自公維の改憲勢力が議席を独占した。共産新人の渡部結さん(35)は2013年に続く議席獲得を狙ったがかなわず、民進現職の尾立源幸さん(52)は議席を守れなかった。日本のこころを大切にする党新人の古川秀雄さん(38)、政治団体「支持政党なし」新人の佐野明美さん(45)、幸福実現新人の数森圭吾さん(36)は届かなかった。当日有権者数は729万2841人、投票率は52・23%だった。【参院選取材班】
◇高木さん、知名度上昇
おおさか維新新人の高木さんと浅田さんは、一緒に大阪市北区のホテル会場に現れ、支持者らと喜びを分かち合った。高木さんは「維新のスピリッツを日本中に届かせたい。働く女性、子育て世代の代表として、皆さんの生の声を国政に伝えたい」と力強く語った。
選挙戦では、5年余り務めた堺市議としての経験をアピール。2人の娘を持つ母親の立場から、維新の看板政策である教育無償化の実現を訴えた。
高木さんは3月に自民党を離党し、維新の2人目候補として6月に立候補を表明した。大阪、堺両市議と国会議員の支援を受けた。知名度アップを最重要課題として街頭に立ち、支持を広げた。
◇浅田さん、政策浸透
浅田さんは、早々に当選確実となった。会場に集まった支持者からは「おー」という歓声と拍手が起こった。真っ黒に日焼けした浅田さんは晴れやかな笑顔を浮かべて、「今回の選挙で副首都構想への期待の大きさを感じた。政調会長という立場で実現できるようがんばっていきたい」とあいさつした。
維新創設メンバーの浅田さんは、党所属の府議らの支援を受けて個人演説会を繰り返し開くなど既存の維新支持層を引き付ける作戦を展開した。
演説では、東京一極集中の解消や「大阪都構想」、教育無償化の実現を掲げて「政策の浅田」をアピールし、国政進出を果たした。
◇「今後も市民と一緒」 共産・渡部さん
共産新人、渡部さんの大阪市中央区の事務所では、当選を信じて集まった支持者らから、「あーあ」と大きなため息が漏れた。午後9時過ぎに事務所に現れた渡部さんは涙を浮かべて、「とても悔しい。敗因を分析して次につなげ、市民の皆さんと一緒に、これからも声を上げていきたい」と頭を下げた。
渡部さんは、憲法9条堅持や安全保障関連法の廃止、消費増税の中止を訴えた。自らも非正規雇用を経験したことから、労働環境の改善や学費減額なども政策に掲げた。
党幹部も度々、大阪入りし、市民団体などの支持を集めたが、議席には届かなかった。
◇3選かなわず謝罪 民進・尾立さん
民進現職の尾立さんは3選を目指したが、議席を失った。大阪市中央区の事務所では、支持者らが開票速報を厳しい表情で見守り、落選が確実になると落胆の声が聞かれた。
尾立さんは深々と頭を下げて、「『安倍政権の暴走を止めろ』という声をいただいたが、私の力不足です。申し訳ありません。私の訴えをしっかりと届けられなかった。そのひと言だと思う」と険しい表情で語った。
選挙戦では「1%の大金持ちより99%の人々の幸せを」とキャッチフレーズを掲げて、経済政策「アベノミクス」を批判した。しかし無党派層に浸透せず、苦戦を強いられた。
2208
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:14:58
◇地縁なく苦戦 こころ・古川さん
こころ新人の古川さんは、自主憲法の制定や拉致問題の解決など、党が掲げる政策を訴えた。古川さんは堺市中区の事務所で、「投票してくれた方に申し訳ない。有権者の反応はよかったが、大阪全域を回る時間がなかった」と振り返った。
古川さんは宮崎県出身。中山恭子代表から要請されて立候補した。地縁のない大阪で精力的に街頭に立った。
◇投票率52・23% 前回比0.49ポイント減
大阪選挙区の投票率は52・23%で、13年の前回選(52・72%)を0・49ポイント下回った。選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられて初めて迎える国政選挙として投票率の行方も注目されていたが、史上最低だった1995年(38・26%)の後では、最も低くなり、有権者の関心は高まらなかったようだ。
府内で新たに投票権を得た18、19歳の有権者約17万人は、全有権者(729万人)の2・3%を占める。各政党や自治体はさまざまな方法で高校生や大学生ら向けに啓発し、投票を呼び掛けた。若者層の関心は一定程度高まったとみられるが、投票率のアップにはつながらなかった。2001年以降の投票率は、56〜53%前後で推移していた。
◇無党派層18.7% 改憲賛成49.9% 出口調査
投票を終えた有権者2212人を対象にした共同通信社の出口調査によると、無党派層を意味する「支持政党なし」と答えた人は全体の18・7%。おおさか維新の28・8%、自民の24・3%に続いて3番目に多かった。
このうち、最多の18・8%が共産新人の渡部さんに投票。おおさか維新新人の浅田さんと高木さんにはともに16・4%が入れ、公明現職の石川さんにも10・6%が投票した。
10代、50代を除く全ての年代で自民新人の松川さんに投票した人が最も多く、特に20代、30代の支持が高かった。10代では約3割が高木さんに投票した。
憲法改正は「賛成」が49・9%、「反対」が45・9%。10〜30代の若者では「賛成」が上回った。
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1607110037.html
【参院選・大阪】無念の涙「安保法制反対」共闘及ばず民進と共倒れ、共産・渡部氏
11:04産経新聞
【参院選・大阪】無念の涙「安保法制反対」共闘及ばず民進と共倒れ、共産・渡部氏
落選が確実となり支持者と挨拶し涙をぬぐう渡部結氏=10日、大阪市中央区
(産経新聞)
おおさか維新の高木佳保里氏と最後の議席をめぐって競い、敗れた共産新人の渡部結氏。野党が共闘し、安倍政権への批判を展開したが、民進現職の尾立源幸氏と共倒れに終わった。大阪市中央区の選挙事務所で、「安保法制反対の市民との共闘など新たな広がりに手応えを感じていたが、結果につなげられなかった。悔しいです」と述べ、無念さをにじませた。
15年ぶりに大阪選挙区で議席を獲得した平成25年の前回選の再現を狙い、庶民に恩恵が届いていないアベノミクスは失敗だと主張。最低賃金の引き上げや同一労働同一賃金の実現なども訴えた。
改憲勢力の自公とおおさか維新による議席独占の阻止を呼びかけ、公示前には尾立氏とともに街宣活動を行うなど大阪でも野党共闘をアピールしていたが、選挙期間中は別行動。「共産党は野党共闘の懸け橋だ」と訴えたが、支持をまとめきれなかった。
2209
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:15:32
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1607110038.html
【参院選・大阪】お維新高木、出遅れなど逆境はねのけ「本拠地2議席目」、党勢拡大象徴に…“元敵”ながらも議員団全面支援
11:14産経新聞
【参院選・大阪】お維新高木、出遅れなど逆境はねのけ「本拠地2議席目」、党勢拡大象徴に…“元敵”ながらも議員団全面支援
花束を受け取り笑顔を見せるおおさか維新の会の高木佳保里氏=10日夜、大阪市北区(山田哲司撮影)
(産経新聞)
2児の母として教育無償化への熱意を繰り返し訴えたおおさか維新新人の高木佳保里氏。今春の自民離党から間もない6月に維新候補として立候補表明した。出遅れ感は否めなかったが、最後の議席を争った共産新人の渡部結氏をかわし、大阪選挙区での「2議席目」を獲得。党勢拡大の象徴となった。
選挙戦では「自民では改革が進まない。改革を実行できるのは維新だけ」と古巣を批判し支持を広げた。
高木氏は、自身の支援のためフル稼働した大阪維新所属の大阪、堺両市議団やおおさか維新の国会議員団らを前に、立候補表明から40日足らずの短期決戦を振り返りながら、「諸先輩方のご支援で戦い抜けた」と緊張の面持ちであいさつ。「今日がスタート。『維新スピリッツ』を日本中にとどろかせたい」と決意を語り、満面の笑みで花束を受け取った。
2210
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:17:45
【兵庫】大阪と同じく民進共産共倒れ
当 末松信介 (現) 自民党 641,910
当 伊藤孝江 (新) 公明党 542,090
当 片山大介 (新) おおさか維新の会 531,165
水岡俊一 (現) 民進党 420,068
金田峰生 (新) 共産党 228,811
湊侑子 (新) 諸派 49,913
下家淳の介 (新) こころ 23,954
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk28010262000c.html
<2016参院選ひょうご>投開票 伊藤氏と片山氏が初当選 自民・末松氏、笑顔の3選(その1) /兵庫
14:14毎日新聞
◇改憲勢力が全議席獲得
第24回参院選が10日投開票され、兵庫選挙区(改選数3)では、自民党現職で党幹事長代理の末松信介氏(60)が3選を果たし、公明党新人で弁護士の伊藤孝江氏(48)とおおさか維新の会新人で元NHK記者、片山大介氏(49)がともに初当選した。県内では憲法改正に前向きな3党が改選議席を独占した。民進党は県内での参院の議席を失い、衆参合わせて国会議員は1人だけになった。共産党は改憲阻止を掲げ、野党共闘を進めたが、民進と共倒れする形になった。国政選挙では今回から初めて選挙権年齢が18歳以上に引き下げられた。当日有権者数は463万1741人(男219万3516人、女243万8225人)、投票率は53・73%(男54・15%、女53・36%)だった。【参院選取材班】
改選数1増の3となり、現職2人と新人5人が争う全国屈指の激戦となった選挙戦。自民の末松氏は、比較的高い安倍政権の支持率を背景に、安定した戦いを進めた。自民県議団を軸に各種団体回りにも力を入れて保守層を引き締め、無党派層の支持も得た。
公明の伊藤氏は、自民から推薦を得たが、反発する自民県連との溝に苦しみながらも公明候補として同選挙区での24年ぶりの当選を決めた。公明幹部が頻繁に応援に駆けつけ、支持母体の創価学会もフル回転した。自民党からも県内選出の衆院議員が支援に回り、自民支持層にも一定程度食い込んだ。
片山氏は、当初、おおさか維新の会の橋下徹前代表の政界引退の影響が心配された。だが、街頭演説で「身を切る改革」を訴え、阪神間を中心に無党派層に浸透。母体となった日本維新の会時代の2013年に続く議席獲得で、支持の底堅さを印象づけた。
民進党現職の水岡俊一氏(60)は、維新の党との合流で支持層の幅を広げたが、共産との共闘に反発の声も出ていた。無党派層への広がりにも欠け、民進は、民主党時代の2013年に続き参院兵庫選挙区での議席を失い、県内では、旧民主生え抜きの国会議員はいなくなった。
共産党新人の金田峰生氏(50)は安倍政権への批判を強めたが浸透しなかった。幸福実現党新人の湊侑子氏(33)と日本のこころを大切にする党新人の下家淳の介氏(44)も支持を広げられなかった。
◇公明24年ぶり当選 伊藤氏
伊藤孝江氏の当選確実の知らせが入ると、支援者が集まった神戸市中央区の事務所は割れんばかりの拍手が湧き起こり、歓喜の渦に包まれた。
大阪で勤務する弁護士からの転身で、知名度がほぼゼロの状態からスタート。公示後は精力的に街頭演説をこなし、「県内から女性国会議員を」と女性の視点を政策に生かすとアピール。自民からも安倍晋三首相らが応援。兵庫選挙区で公明候補として1992年以来の当選を決めた。伊藤氏は「支援者の方々のお陰で勝ち抜くことができた。一人に寄り添う政治に取り組む」と力を込めた。
◇「身を切る」維新浸透 片山氏
神戸市中央区の県庁近くにある片山大介氏の事務所に当選確実の知らせが届くと、集まった支援者から大きな拍手と歓声が起こった。片山氏は「身を切る改革を実行したい。古い政治を変え、新しい政治を作っていきましょう」と日焼けした顔に笑みを浮かべて決意を述べた。
片山氏は、選挙戦でおおさか維新の大阪府・市での改革の実績をアピール。国会議員の定数や公務員の人件費削減による財源を教育の無償化に充てると一貫して主張した。大阪府知事の松井一郎代表が何度も応援に駆けつけ、無党派層にも支持を広げた。
2211
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:18:20
◇民進、議席失う 水岡氏
神戸市のJR元町駅近くにある水岡俊一氏の事務所では、支援者らが開票速報を見守った。落選が分かると深いため息が漏れた。
連合兵庫の支援を受け、3選を目指した水岡氏。組織固めを図り、公示後に岡田克也代表も2度兵庫入りしたが、民進党結党後も支持は回復せず、無党派層に浸透できなかった。共産党との野党共闘を模索したが、安倍政権への批判票を奪い合う結果となった。
県内では、旧民主党からの民進国会議員はゼロに。水岡氏は「力が及ばず、働く者に支えられた議席を失った」と支援者に深々と頭を下げた。
◇「命、尊厳」広がらず 共産・金田氏
神戸市兵庫区の金田峰生氏の事務所では、落選が確実になると集まった支援者らが肩を落とし、ため息をついていた。
金田氏は、安倍政権への批判票を掘り起こそうと、安全保障法制や憲法改正に反対する若者や女性グループとも連携。全国の1人区での野党共闘を背景に民進党は批判せず、支持拡大を狙った。公示後も県内をくまなく回り、アベノミクスやTPPへの反対を訴えたが、及ばなかった。
金田氏は「命や尊厳を守る政治を目指したが、力不足だった。憲法改悪を許さない運動を広げていきたい」と話した。
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk28010279000c.html
<2016参院選ひょうご>投開票 伊藤氏と片山氏が初当選 自民・末松氏、笑顔の3選(その2止) /兵庫
14:14毎日新聞
◇危機感をバネに圧勝
神戸市中央区の末松信介氏の事務所では、当選確実が伝えられると、日に焼けた顔に満面の笑みを浮かべた末松氏が、駆けつけた県議ら支援者とバンザイを繰り返した。
公明党の擁立による与党間の争いに、陣営は危機感を抱いた。自民県連が公示前に公明との選挙協力を事実上拒否する異例の会見を開くなど波紋は広がり、末松氏自身も「公明党と戦うのは情けないくらいつらい」とこぼすほどだったが、陣営は逆に引き締まった。末松氏は「アベノミクスを進め、景気回復の恩恵を中小企業や地方に波及させたい」と抱負を語った。
◇「改憲」どうなる? 「議論が広がらない」 憲法知ってもらうことが大事
参院選では、憲法改正の発議が可能となる3分の2(非改選も含め162議席)を与党や改憲に前向きな政党が取るかどうかも焦点となり、県内では改選3議席全てを改憲に前向きな政党が占めた。だが、選挙戦では憲法を巡る議論は一部の候補に限られた。憲法の勉強会などに取り組む関係者からは「議論が広がらない」との声も漏れる。
「明日の自由を守る若手弁護士の会」兵庫支部は、自民党が憲法改正草案を公表した翌年の2013年から弁護士が憲法について解説する「憲法カフェ」を始め、250回に達した。支部事務局長の吉江仁子弁護士は「国家と国民との関係や憲法について広く知ってもらうことが目的」と説明する。
吉江さんは今、憲法を変える必要はないと考えるが「政治的中立性が求められているが、教育現場などは萎縮している。中立性は本来、意見を言わないことではなく、いろんな意見を平等に扱うことではないか」と問い掛けている。
神戸YWCA(神戸市中央区)も13年から、憲法出前プログラムを始め、大学のゼミなどで年4〜5回開催している。「まずは憲法を知ってほしい」と、憲法と自民の草案を並べ、学生らに自由な議論を促している。
参加者らは、例えば家族に関する規定で「児童虐待をされた子どもも親を助ける義務があるのか」と問題提起するなど、身近なテーマで議論が白熱するという。担当者は「条文を読んでもらうといろんな発見がある」と話す一方、「憲法について知ろうとする人は一握り。どうすれば議論がより広がるのか」と模索する。【久野洋】
2212
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:18:30
………………………………………………………………………………………………………
■視点
◇格差是正へ知恵出して
今回の参院選兵庫選挙区で論戦となるべき大きなテーマの一つは「格差」への対応だったと思う。与党は、大企業や東京に偏るアベノミクスの恩恵を中小企業や地方に波及させると訴え、野党は、非正規雇用対策や教育無償化などを掲げた。参院議員の任期は6年。格差是正の成果を出す責務がある。
10年前の第1次安倍政権誕生時、私は麻生太郎財務相の地元の福岡県の旧産炭地に勤務していた。前身の小泉政権下で経済は好調だったはずだが、地元企業は「景気回復を感じない」と頭を抱えていた。2008年秋のリーマン・ショックによる派遣労働者の大量解雇を経て、格差の問題が再びクローズアップされた。
参院選に向けた連載「夏に問う」でも、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)が発効した場合の競争に危機感を持つ農家や老老介護で困窮する家庭、子どもの貧困問題などを取り上げた。経済指標上で景気は回復していても、格差の内容はより深刻化しているというのが実感だ。
投票日が近づくにつれ選挙戦は過熱した。だが、具体的に格差の問題にどう取り組むのか、見えてこなかった。憲法改正にどういうスタンスを取るのか、与党の候補者がほとんど語ることがなかったのも残念だ。
人口減少時代に突入し、地方が抱える格差への対応は待ったなしだ。当選議員には政党間の批判合戦を超えて「良識の府」にふさわしい知恵を出し合ってほしい。【井上元宏】
2213
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:20:06
【福岡】民進が1位ってことが特筆かな?
当 古賀之士 (新) 民進党 670,392
当 大家敏志 (現) 自民党 640,473
当 高瀬弘美 (新) 公明党 467,752
柴田雅子 (新) 共産党 195,629
森上晋平 (新) おおさか維新の会 93,683
竹内信昭 (新) 社民党 55,017
石井英俊 (新) こころ 30,909
船戸タキ子 (新) 無所属 16,047
吉冨和枝 (新) 諸派 15,743
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk40010299000c.html
<2016参院選ふくおか>民進トップ 与党は2議席(その1) /福岡
14:29毎日新聞
アベノミクスなど経済政策の他、社会保障の充実、安全保障法制を含む憲法問題を争点にした第24回参院選が10日投開票された。福岡選挙区(改選数3)は即日開票の結果、民進新人の古賀之士さん(57)が旧民主時代から過去5回自民と分け合った議席をトップ当選で守った。24年ぶりに増えた1枠には公明新人の高瀬弘美さん(34)が入り、1992年以来の同党の議席を回復させた。自民現職の大家敏志さん(48)は2回連続のトップはならなかった。
共産新人の柴田雅子さん(32)と社民新人の竹内信昭さん(63)は、市民団体「市民連合ふくおか」の推薦を受け、安倍政権批判と改憲反対を軸に訴えたが及ばなかった。おおさか維新新人の森上晋平さん(32)は行政の無駄の削減などを呼び掛けたが広がりに欠けた。日本のこころ新人の石井英俊さん(39)は減税による経済活性化、幸福新人の吉冨和枝さん(57)は改憲による国防の強化、無所属新人の船戸タキ子さん(58)は子供の道徳教育の制度化などをそれぞれ訴えたが、いずれも伸び悩んだ。
18歳選挙権の導入で有権者数は増え、投票率は前回を3・49ポイント上回る52・85%となった。【門田陽介】
◇古賀さん転身、初当選 「国民と政治、距離縮める」
民放の看板アナウンサーから初当選を果たした民進の古賀さんは、福岡市博多区の事務所で支援者らに感謝の言葉を述べ、「喜び以上に責任の大きさを感じている。発信力を磨き、国民と政治の距離を縮めるお手伝いをしたい」と語った。
昨年11月、大久保勉参院議員(55)が突然の公認辞退を表明。後継を託されたのが古賀さんだった。県連の公募を経て公認が決まってからは、支援組織や市民団体の集会を精力的に回った。なぜ国政を目指すのか、なぜ民進党なのか、自身のバックボーンやテレビ局時代の経験を交え丁寧に説明してきた。
公示後は、安保法制や表現の自由を巡る「政治への危機感」を前面に出し、選挙ポスターはトレードマークの笑顔を封印した。街頭や個人演説会では、医療や介護の負担に上限を設ける総合合算制度や育児コーディネーターの創設、給付型奨学金の拡充などを掲げ、「憲法改正より経済政策を」と訴えた。
民進党として臨んだ初の参院選。県連は60万票の得票目標を掲げ、高い知名度を生かした保守層への浸透にも期待をかけた。逆風に苦しんだ前回選と比べ一定の支持層を取り戻し、無党派層の一部も取り込んで最終盤に抜き去った。【林由紀子】
◇自民、大家さん再選 組織戦徹底 「党の底力に感謝」
安倍政権の実績を強調し「アベノミクスの推進しかない」と訴え続けた自民の大家さんが、徹底した組織戦で手堅く選挙戦を進め、再選を果たした。選対幹部や支援者らが開票を待った福岡市内のホテルには、午後8時過ぎに当確の一報が入り、大家さんは「自民党の底力に感謝したい」と深々と頭を下げて拍手と歓声に応えた。麻生太郎副総理兼財務相も「我々の力不足で、1番にすんなりとはいかなかったが、6年間の実績を評価していただいた」と話した。
1期6年で財務政務官などの実績を積み重ねた大家さんは、昨年夏に党公認を得ると、古巣の自民県議団から全43議員が直筆で署名した推薦状を取り付け団結をアピールした。
改選数1増を受け一部国会議員を中心に2人目の擁立を模索する動きが春先まで続き、24年ぶりの公明候補を党本部が推薦。大家さんも「厳しい形だった」と話す。
それでも県内11小選挙区の選対組織が、推薦を受けた県農政連など各種団体と連動して支持層を固め、県連は「2人目問題などで逆に一枚岩となり、70万票の目標に向かって走れた」と振り返ったが、民進・古賀さんの終盤の猛烈な追い上げにかわされた。【門田陽介、尾垣和幸】
2214
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:20:51
◇公明、高瀬さん感涙 24年ぶり党に議席 「女性、高齢者に輝きを」
「右も左も分からなかった私に、皆様が道を示してくださり、ここまで歩いてくることができました」。公明の高瀬さんは、党の悲願だった改選3枠目の獲得が決まると、支援者が詰めかけた福岡市東区の事務所で目に涙を浮かべた。
公明党が福岡選挙区を戦ったのは、最後に改選数が3だった1992年以来。必勝を期する党は、東ティモールで女性外交官として活躍していた高瀬さんに白羽の矢を立てた。
昨年9月に外務省を辞した高瀬さんは「子育て世代の女性や高齢者らが輝く社会を実現する」と訴え、全域で地方議員らの集会などに参加して支持層へ浸透。党幹部も繰り返し福岡に入り、てこ入れをした。
さらに、安倍晋三首相と並ぶポスターやリーフレットで「自民党本部推薦」を強調。街頭演説では「自公安定政権の継続」を呼び掛けた。菅義偉官房長官らが個人演説会に駆けつけるなどの支援もあり「福岡での自公過半数」に結びつけた。【門田陽介、志村一也】
◇共産、柴田さん届かず 「手応えはあったが残念」
反自公層の受け皿の立場をアピールすることで一定の支持を集めた共産の柴田さんだが、改選数が増えた福岡選挙区で目指した党として初の議席獲得はならなかった。
同選挙区の3議席目に他候補の当選確実が伝わると、党関係者が集まった福岡市博多区の事務所は重い雰囲気に包まれた。柴田さんは「ブラック企業根絶などの訴えは手応えがあった。残念だが、得たものは大きい」と目をうるませた。また改憲についても「この結果で国民が9条改憲などを認めたわけではない」とけん制した。
昨年11月の立候補表明後、新聞奨学生として働きながら大学に通った経験から、返済不要の奨学金制度の創設などの訴えを展開し、安保関連法の廃止や改憲阻止も強調した。
党県委員会も「かつてなく反応がよい」と選挙期間中のてこ入れを強化。党幹部の応援を増やし、選挙ポスターの張り替えなど無党派層を意識した訴えを展開したが、及ばなかった。【吉川雄策】
◇投票率52.85% 前回3.49ポイント上回る
県選管が発表した福岡選挙区の確定投票率は52・85%(前回2013年49・36%)。男女別は男52・57%、女53・10%で、女性がやや上回った。
期日前投票は64万7907人で、前回よりも約11万4000人増えた。各陣営は最終盤まで投票を呼び掛け、2回連続の50%割れは避けられた。【門田陽介】
2215
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:21:04
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk40010309000c.html
<2016参院選ふくおか>民進トップ 与党は2議席(その2止) /福岡
14:29毎日新聞
◇十分に浸透せず 無所属・船戸さん
無所属の船戸さんは立候補表明が公示直前と出遅れた上、地盤も看板もない中、有権者に十分浸透できなかった。選挙戦ではインターネットを使った発信に力を入れ、商店街などを歩いて女性が活躍できる社会の実現に向けた環境整備や定年の延長、子どもの道徳教育の制度化などを訴えたが、届かなかった。【林由紀子】
◇「5度目」実らず 幸福・吉冨さん
衆参合わせて5度目の国政選挙に挑んだ幸福の吉冨さんは、教育改革や外交・防衛論を軸に支持を訴えたが、最後まで広がりに欠けた。
県内全域で精力的に遊説とミニ集会を重ね、善悪の価値観などを教える「宗教教育」や、憲法9条改正、国防強化などの政策を提案したが、支持が伸び悩んだ。【門田陽介】
◇「落下傘」広がり欠く おおさか維新・森上さん
維新の森上さんは、党の公募を経て福岡選挙区からの立候補を決めたいわゆる落下傘。個人演説会は開かず、街宣車で団地や住宅街を重点的に回る「空中戦」を展開した。公示直前には松井一郎代表、期間中には馬場伸幸幹事長が来援したが、党の顔だった橋下徹前代表の不在で厳しい戦いを強いられた。衆院議員らの支援を受け、道州制の実現や教育の完全無償化、憲法改正などを訴えたが、支持を広げられなかった。【林由紀子】
◇党勢退潮、出遅れ響く 社民・竹内さん
社民が9年ぶりに公認候補として擁立した竹内さんは、思うように支持拡大できず、議席獲得につながらなかった。35年の教員生活で経済的に苦しい多くの高校生と接した経験から「親の経済力で人生が左右される子どもをなくす」と格差是正を前面に訴え、高校授業料の完全無償化などを強調。だが党の衰退傾向や、野党統一候補擁立の見極めで立候補表明が遅れたことなどが重なり、終盤になっても支持は伸びなかった。【吉川雄策】
◇候補乱立の中で埋没 こころ・石井さん
日本のこころの石井さんは、9候補が乱立した中で埋没した。
石井さんは経済格差に苦しむ保守層の受け皿になろうと「5%への消費減税で経済を活性化し、デフレ脱却につなげる」と自民党との違いを主張。都市部を重点的に回って支持を求めた。
昨年12月に「次世代の党」から党名変更し、自主憲法制定などを強調。党のテーマソングを選挙カーから流すなどして支持拡大を図ったが、及ばなかった。【吉川雄策】
〔福岡都市圏版〕
2216
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:26:58
【共産党】
>>56
大門実紀史:近畿 【当選】
田村智子:東京 【当選】
岩渕友:北海道・東北 【当選】
奥田智子:北関東
椎葉寿幸:南関東
武田良介:東海・北陸信越 【当選】
春名直章:中国・四国
伊勢田良子:九州・沖縄
*市田忠義も当選
2217
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:28:52
【公明】7議席目獲得!宮崎勝って誰ですかね?
確 長沢 広明 (現) 942,266
確 秋野 公造 (現) 612,066
確 横山信一 (現) 606,897
確 熊野正士 (新) 605,226
確 谷合正明 (現) 478,175
確 浜田昌良 (現) 388,473
確 宮﨑勝 (新) 18,571
竹内真二 (新) 7,488
2218
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:36:11
自民比例候補
【業界団体】
○2013当選の団体
【当選】徳茂雅之 54 新 全特相談役 全国郵便局長会 429千
【当選】藤木真也 49 新 (元)JA青協会長 全国農業者農政運動組織連盟(全国農政連)338千
【当選】宇都隆史 41 現《1》〈額〉 (元)外務政務官 自衛隊 326千
【当選】自見英子 40 新 日医連参与 日本医師連盟 249千
【当選】足立敏之 62 新 (元)国交省技監 全国建設業協会 215千
【当選】藤井基之 69 現《2》〈岸〉 (元)文科副大臣 薬剤師会 204千
【当選】高階恵美子 52 現《1》〈細〉 党女性局長 日本看護連盟 201千
【当選】山谷えり子 65 現《2》〈細〉 (元)国家公安委長 神道政治連盟 191千
≪落選≫増山寿一 53 新 (元)独立法人理事 中小企業基盤整備機構理事 178千
○2013落選の団体
≪落選≫畦元将吾 58 新 医療団体役員 日本放射線技師連盟 2013年自民比例出馬落選 28千
【当選】宮島喜文 64 新 医療団体会長 日本臨床衛生検査技師会長 赤石清美の後継18千
○2013擁立してない団体
【当選】水落敏栄 73 現《2》〈岸〉 (元)文科政務官 日本遺族会
【当選】進藤金日子 52 新 全国土改連顧問 全国土地改良政治連盟
【当選】小川克巳 64 新 医療団体副会長 日本理学療法士協会
*歯科医は献金問題で2016擁立断念
>>887
【ご当地】
≪落選≫大江康弘 62 元《2》 (元)参国交委員長 和歌山 2013落選
≪落選≫竹内功 64 新 (元)鳥取市長 鳥取 【合区救済】
【当選】中西哲 64 新 (元)高知県議 高知 【合区救済】
【当選】山田宏 58 新 (次) (元)衆院議員 東京
【当選】園田修光 59 新 (元)衆院議員 鹿児島 2013落選
【有名人 その他】
【当選】阿達雅志 56 現《1》 参国土交通委員 佐藤信二・元衆院議員の娘婿(山口)
【当選】片山さつき 57 現《1》〈二〉 党総務副会長 天台宗
≪落選≫堀内恒夫 68 現《1》 党文科副部会長 巨人監督
≪落選≫伊藤洋介 52 新 作家 東京プリン 2013落選 【ネット候補・最下位落選】
【当選】今井絵理子 32 新 歌手 SPEED
【当選】青山繁晴
2219
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:40:17
旧維新全滅
労組と立正佼成会と有田・・・
【労組など】
○2013当選の団体
【当選】浜口誠 51 新 自動車総連役員 自動車総連 271千
【当選】小林正夫 69 現《2》 (元)厚労政務官 電力総連 235千
【当選】江崎孝 59 現《1》 参沖北特委員長 自治労 235千
【当選】那谷屋正義 58 現《2》 (元)文科政務官 日教組 176千
【当選】石橋通宏 50 現《1》 党国際副局長 情報労連 167千
【当選】矢田稚子 50 新 労組役員 電機労連 152千
○2013落選の団体
【当選】川合孝典 52 元《1》 ゼンセン顧問 ゼンセン 138千
【当選】難波奨二 57 現《1》 参院決算委理事 JP労組 120千
≪落選≫轟木利治 56 元《1》 基幹労連顧問 基幹労連 103千
○2013擁立してない団体
≪落選≫田城郁 56 現《1》 参国土交通委員 JR総連 (生活・山岡を支援)
≪落選≫森屋隆 48 新 私鉄総連局長 私鉄総連 (2010擁立落選)
≪落選≫藤川慎一 52 新 JAM副会長 JAM
【ご当地】
≪落選≫田中直紀 75 現《3》 (元)防衛相 新潟
≪落選≫前田武志 78 現《2》 (元)国土交通相 奈良
≪落選≫大河原雅子 63 元《1》 (元)都議 東京
≪落選≫小野次郎 62 現《1》(維) 党副代表 山梨
≪落選≫柴田巧 55 現《1》(維) 参院議運委員 富山
出馬せず 寺田典城 75 現《1》(維) 参院総務委理事 秋田
【有名人 その他】
【当選】白真勲 57 現《2》 (元)内閣府副大臣 立正佼成会?
【当選】藤末健三 52 現《2》 (元)総務副大臣 立正佼成会?
【当選】有田芳生 64 現《1》 参院法務委理事
≪落選≫西村正美 52 現《1》 歯科医師 日歯連の支持は得られず
≪落選≫鎌谷一也 63 新 畜産農協組合長
>>1122
2220
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:40:50
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20160711k0000e010355000c.html
<参院選>著名人4人当選 自民・青山氏、最多47万票
12:51毎日新聞
<参院選>著名人4人当選 自民・青山氏、最多47万票
著名人候補の得票
(毎日新聞)
10日投開票の参院選比例代表には知名度の高い「著名人」が8人立候補し、4人が当選した。
最多得票は自民党が擁立したジャーナリスト、青山繁晴氏(63)の47万票。同党では、人気歌手グループ「SPEED」の今井絵理子氏(32)も31万票を得た。「テレビなどのメディアを通じて知名度のある候補」を著名人と定義した。票数はいずれも11日午前11時現在。
自民党は青山、今井両氏を含め、各党で最多の4人を立てた。再選を目指した元プロ野球選手の堀内恒夫氏(68)、作家の伊藤洋介氏(52)はいずれも落選した。
民進党はジャーナリストの有田芳生氏(64)が20万票で当選し、社民党は弁護士の福島瑞穂副党首(60)が25万票で4選を果たした。
3月に施行された安全保障関連法の廃止を訴えて結成された政治団体「国民怒りの声」は比例代表で議席を獲得できなかった。慶応大名誉教授の小林節氏(67)は得票が伸び悩んだ。
参院選比例代表は2001年から、政党名票だけでなく個人名票でも投票できる「非拘束名簿式」が導入された。
01年は舛添要一氏(自民)が158万票、04年は竹中平蔵氏(同)が72万票を獲得し、集票力の高さを見せつけた。
しかし、13年に日本維新の会(当時)で当選したアントニオ猪木氏は35万票にとどまった。【小山由宇】
2221
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:41:06
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20160711k0000e010367000c.html
<参院選>旧みんなの党出身、明暗分かれる
13:29毎日新聞
かつて政界の「第三極」として注目され、2014年11月に解党した旧みんなの党出身の議員経験者は今回の参院選で、自民党、民進党、おおさか維新の会などから立候補したが、結果は明暗が分かれた。
無所属で神奈川選挙区から当選した中西健治氏は、自民党から追加公認された。14年衆院選で落選した元みんな代表の渡辺喜美氏は、おおさか維新の会の比例代表候補になり、議員に返り咲いた。
民進党からは4人が立候補し、神奈川選挙区で真山勇一氏が当選したが、千葉選挙区の水野賢一氏、比例代表の小野次郎氏と柴田巧氏は落選した。水野氏以外の3人は旧維新の党から民進党に合流したが、「新党効果」を生かせなかった。
新党改革の比例代表候補になった山田太郎氏は約29万票を集めたが、同党が議席を獲得できず、落選した。田中茂氏、寺田典城氏、江口克彦氏、松田公太氏は参院選に立候補しなかった。【小山由宇】
2222
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:42:14
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1607110072.html
【参院選】公示前にフェイスブックで出陣式案内 おおさか維新で落選の三宅博氏、公選法抵触か
18:09産経新聞
参院選(10日投開票)におおさか維新の会の比例代表候補で出馬、落選した元衆院議員の三宅博氏(66)が、公示前日の6月21日に交流サイト「フェイスブック」(FB)で出陣式への参加を呼び掛ける投稿をしていたことが11日、分かった。大阪府選挙管理委員会によると、公示前の選挙運動であれば、事前運動を禁じる公選法に抵触する恐れがあるという。
FBには6月21日午後、参院選への立候補のほか、出陣式の開催場所や日時を案内する投稿があり、「ご臨席いただき激励を賜りますよう、謹んでご案内申し上げます」などと記されていた。産経新聞の取材に応じた三宅氏は、「FBの書き込みは担当者に任せており、チェックが不十分だった」と説明。投稿は既に削除したという。
三宅氏は平成11〜21年まで大阪府八尾市議を務め、24年12月の衆院選で日本維新の会から比例近畿ブロックで立候補し、初当選。26年12月の衆院選には次世代の党から大阪14区に出馬したが落選した。
2223
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:43:19
http://news.goo.ne.jp/article/tokyosports/entertainment/tokyosports-entame-entertainment-564394.html
【参院選】三宅洋平氏落選も25万票超え 選挙フェスが示した新たな可能性
16:30東スポWeb
【参院選】三宅洋平氏落選も25万票超え 選挙フェスが示した新たな可能性
左から三宅洋平氏、山本太郎参院議員
(東スポWeb)
東京選挙区から出馬した無所属の三宅洋平氏(37)は「選挙フェス」という音楽と政治を組み合わせた独自の選挙活動で奮闘するも落選となった。
選挙期間中、渋谷では女優の一色紗英(39)とXJAPANのギタリスト・SUGIZO(47)、品川では俳優の窪塚洋介(37)、格闘家の山本KID徳郁(39)が応援演説に駆けつけるなど各界の著名人から支持を集め、9日に行われた「選挙フェス」は渋谷ハチ公広場で行われる予定を急きょ変更。陣営関係者によると、多くの聴衆が見込まれたことから品川駅港南口に変更し、2万人近くが集まったという。
しかし、いざ開票が始まるとすぐに当選困難な状況が明らかに…。
結果判明後の会見で三宅氏は「4週間の選挙活動を支えてくれたのは全員ボランティア。政党票相手の(選挙の)難しさを感じたが、25万人を超える皆様が目覚めた。新しい政治勢力ができたことを確信しています」と充実した表情を見せた。
また、三宅氏を推薦した山本太郎参院議員(41=生活の党と山本太郎となかまたち共同代表)も会見に同席し「彼の表現力は政治に必要だと思っている。(この結果は)始まりにすぎない」と健闘をたたえ、最後は「選挙フェス」らしく、湧き起こった洋平コールと太郎コールでにぎやかに締めくくられた。
三宅氏は2013年の参院選に比例代表で立候補し、落選議員では最多得票の17万6970票を得るも落選。今回、東京選挙区で25万票を超えた。この現象をどのように捉えるべきなのだろうか?
社会学者で東京工業大学の西田亮介准教授は「前回よりも票を積み増しており、選挙フェスは政治的なことが分からない人を取り込もうとする選挙運動の手法として精度を高めているといえる。そこに参加している人もSEALDs(シールズ)よりも多様性があり、三宅さんは着々と基盤を作っている」と分析。その上で「安定した政治的基盤になる可能性もあるが、教祖化したり過激化の可能性も否めない。どちらへ向かうか、今後も注視が必要だろう」と提言した。
果たして“祭りの後”から生まれるものは何なのか…。
2224
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:46:15
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1607110045.html
【参院選】「脱橋下」お維新躍進「もう風頼みでない。大阪では与党として戦えた」…国政で存在感、都構想へも弾み
12:34産経新聞
【参院選】「脱橋下」お維新躍進「もう風頼みでない。大阪では与党として戦えた」…国政で存在感、都構想へも弾み
平成27年12月、手を振りながら大阪市役所を退庁する橋下徹氏
(産経新聞)
橋下徹前代表が政界引退してから初の本格的な国政選挙を迎え、「橋下商店」から脱却できるかが注目されたおおさか維新。選挙区で3、比例代表で4の計7議席を獲得し、躍進した。「改憲勢力」として国政で一定の影響力を確保するとともに、2議席を獲得した本拠地・大阪では看板政策「大阪都構想」の再挑戦にはずみがつきそうだ。
橋下氏不在による発信力低下が党内でも不安視された選挙戦。躍進を支えたのは、大阪を中心とした関西で築き上げた地盤だ。
比例代表でおおさか維新が得た約515万票の4割以上を関西で獲得。約130万票でトップだった大阪をはじめ、多くの府県で上位に食い込んだ。選挙区でも、関西の改選計12議席のうち自民に次いで多い3議席を獲得した。
特に大阪選挙区では改選数4のうち2人を通し、得票数も前回選の約105万票(当時は日本維新の会)から、2人で計約140万票と上積みした。ある幹部は「もう風頼みではない。大阪では完全に与党として戦えた」と自信をみせた。
大阪での完勝は、都構想の再挑戦の大きな後押しとなる。設計図を練り直し、改めて都構想の是非を問う住民投票を実施したい維新だが、そのために必要な大阪府市両議会の過半数は確保できておらず、他党の協力が不可欠だ。
「参院選の結果が都構想賛成の意思表示だとは思っていない」。代表の松井一郎大阪府知事は10日夜の記者会見で慎重な態度を貫いたが、他党からは「都構想への態度を考えなければならないだろう」(自民府連関係者)との声が上がる。
国政では、非改選の5議席と合わせて単独で法案を提出できる11議席を満たした。次期国会で早速、政治資金規正法の改正案を提出する方針だ。
憲法改正についても、会見で「中身の真面目な議論をしたい」と意欲をみせた松井氏。ただ、自民が改憲項目の候補とする緊急事態条項創設などには、「反対だ」と断言した。
改憲議論の進み方次第では、維新が提出した法案を自民は簡単には無視できなくなるという状況が生まれる。同席した馬場伸幸幹事長も「(維新の改憲案に)賛成してもらえないなら、別に(自民案に)賛成する必要もない」と自民側を牽制(けんせい)した。
国政の場でいかに存在感を高めるのか。松井氏は党名変更も示唆しつつ、「(他党に)相手にされなくても、大きな壁に当たっていく姿を国民にみていただく」と強調した。
2225
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:47:20
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/185459
女子アナ&キャスター 参院選“元テレビ美魔女”候補の明暗
2016年7月11日
左上から時計回りに平山佐知子、林久美子、永江孝子、徳永エリ、石井苗子、伊藤孝恵の各氏(C)日刊ゲンダイ
左上から時計回りに平山佐知子、林久美子、永江孝子、徳永エリ、石井苗子、伊藤孝恵の各氏(C)日刊ゲンダイ
今回も各地でテレビ界出身の“花”が舞った。
静岡(改選数2)の新人、平山佐知子(静岡・45・民進)は元フリーアナウンサー。2013年まで14年間、NHK静岡のニュース番組で契約キャスターを務め、「静岡の膳場貴子」とも。知名度は抜群で、自民支持者にもファンが多い。トップ当選に注目が集まったものの、自民の現職、岩井茂樹(48)の組織力の前に後塵を拝した。
衆院から転身した愛媛(改選数1)の永江孝子(愛媛・56・無所属)は元南海放送アナ。12、14年の衆院愛媛1区で塩崎厚労相と激戦の末、連続して敗れ、3度目の正直が期待された。学生食堂を回るなど若者の票も掘り起こしたが、1万票差で泣いた。
女子アナじゃないが、定数1増の愛知(改選数4)の新人、伊藤孝恵(愛知・41・民進)は元テレビ大阪記者→資生堂→リクルートというキャリアウーマンだ。「民進王国」で同じ民進現職、斎藤嘉隆(53)と票を分け合い、早々と当確。
同じく定数1増の北海道(改選数3)の徳永エリ(北海道・54・民進)は元テレビリポーター。自民と民進がそれぞれ2人を擁立、混戦模様になったが、約20万票あるといわれる“ムネオ票”が不発に終わり、元道議の自
民新人、柿木克弘(48)に競り勝った。
滋賀(改選数1)の現職、林久美子(滋賀・43・民進)は元びわ湖放送のキャスターで、13年に自民の世耕官房副長官と再婚。野党共闘で自民新人の小鑓隆史(49)をねじ伏せるとみられたが、夫婦でねじれ選挙ばかりがクローズアップされ、失速。苦杯をなめた。
女優で元キャスターの石井苗子(比例・62)はおおさか維新の比例で初出馬。
「同党の中では知名度が高く6万台の得票で滑り込めた。選んだ政党が正解です」(永田町関係者)
国政に“タックル”を決めた。
2226
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:48:59
俺は比例はここに投票しました
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20160711k0000e040328000c.html
<参院選>誤認便乗?「支持政党なし」 得票64万票
11:26毎日新聞
<参院選>誤認便乗?「支持政党なし」 得票64万票
「支持政党なし」のポスター4枚が並ぶ掲示板(一部画像を処理しています)=東京都杉並区で2016年7月1日午後0時34分、早川健人撮影
(毎日新聞)
10日に投開票された参院選比例代表で、政治団体「支持政党なし」の得票が64万票を超えた。無党派の有権者が「どの政党にも入れない」つもりで投票してしまう可能性を、団体側も認識していたという。公職選挙法には抵触しないが、専門家は「制度の盲点を突いた行為で選挙の冒とくだ」と批判している。
「支持政党なしという名前、素晴らしいと思いませんか。間違えて投票する人がいると思いますが『支持政党がない』という思いは裏切っていません」
7日夕、東京・上野で佐野秀光代表(45)が声を張り上げた。演説後の取材に「有権者の勘違いを期待して名称をつけたわけではない」と笑った。
佐野氏は東京都大田区にある情報通信関連会社の社長。学生時代は自民党学生部に入っていたという。2009年から率いる政治団体の名称を「新党本質」「安楽死党」と変え、13年から「支持政党なし」を使用。新党本質だった09年の衆院選比例代表北海道ブロックでは7399票だったが14年衆院選の同ブロックで10万票余を獲得。総務省によると、「なし」とだけ書かれた票は従来は無効票とされていたが、「支持政党なし」が出て以降は各開票所の責任者が判断しているという。
政策は「一切なし」。既存政党の政策にインターネット上で賛否を問い、結果に応じて国会で議決権を行使するという。佐野代表は「気に入っている名称なので、しばらく使うつもり」と語った。
西川伸一・明治大教授(政治学)は「紛らわしい名称で有権者の誤認に便乗しようという考えが明らか。政党の主張を支持して投票する人に非礼を働いている」と分析。「議員が負うべき責任をネットに転嫁しているだけ」と批判する。松本正生・埼玉大教授(政治意識論)は「白票と似た意味の既存政党批判票を狙っているのだろうが、選挙そのものを冒とくしている」と非難。一方で「憲法は結社の自由を保障している。世間の良識でクリアしていくしかない」と語った。【鳴海崇】
2227
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:50:14
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk01010166000c.html
<2016参院選>民進、歓喜2議席 自民、苦渋1議席(その1) /北海道
10:41毎日新聞
◇徳永氏、政権批判奏功 鉢呂氏、国政復帰果たす
民進党の2陣営が歓喜の渦に包まれた。10日に投開票された参院選で、道選挙区(改選数3)は民進現職の徳永エリ氏(54)、新人の鉢呂吉雄氏(68)が議席を獲得。自民党は現職の長谷川岳氏(45)=公明党推薦=の1議席にとどまり、新人の柿木克弘氏(48)=同=は涙をのんだ。喜びに沸く民進の2陣営に対し、自民道連は2議席獲得に失敗し、幹部は苦渋の表情を浮かべた。投票率は56・78%。当日有権者数は461万3374人だった。
◆徳永氏陣営
民進道連最大の支持母体・連合北海道の支援を受けた徳永氏が再選を決め、札幌市中央区の事務所に集まった支持者らは安堵(あんど)の表情を浮かべた。徳永氏は「安倍政権は『強い国』というが、道民は強さではなく安心を望んだ。格差解消に力を尽くしたい」と決意を述べた。
選挙戦では「参院選は日本の転換点になるだろう。安倍政権は憲法を『みっともない』と言い、戦後民主主義を否定している」などと激しい政権批判を展開。一方で、選挙権年齢の18歳以上への引き下げを受け、若者の労働問題を取り上げながら、「『国会のお母さん』として若者の声を国会に伝えたい」などと訴えた。
連合北海道の組織力に助けられる「守りの選挙」となり、街頭演説よりも団体などへのあいさつ回りを行い、組織票固めに奔走した時期もあった。1期6年間の議員生活では週末に道内入りし、支援者らと対話して地方重視の姿勢を示してきた。今回の選挙戦でも大票田・札幌市に滞在したのはわずか5日間。常に地方の声を拾う姿勢が奏功した形だ。【藤渕志保】
◆鉢呂氏陣営
元経済産業相の鉢呂氏が、3年ぶりの国政復帰を果たした。民進2人目の公認候補として、4月に出馬表明。他の候補より出遅れたが、「一日も休まず全道を巡り、ポスターを張って回った」という豊富な選挙運動が奏功、参院に初当選した。
選挙戦では、無党派層の多い札幌圏を中心に活動を展開。さらに今回から選挙権を得た18、19歳を含む若い世代を重視する政策を打ち出した。また党随一の農業通として環太平洋パートナーシップ協定(TPP)反対などを訴え、衆院議員時代の地盤である後志地方などで支持を広げた。
高い知名度に加え、豊富な政治経験もアピール。さらに「憲法改正を堂々と問うこともなく、改正手続きの要件緩和ばかりを先行させる安倍政権の手法は、立憲主義の本旨に反する」と訴え、護憲派や反安倍政権の受け皿にもなった。
鉢呂氏は万歳三唱の後に意気込みを問われ「TPPに断固反対し、最低でも再交渉を求めていきたい。声を受け止め切れていない、若い皆さんと政治との懸け橋にもなりたい」と力を込めた。【野原寛史】
◆比例代表
◇公明・横山氏、再選果たす
北海道・東北ブロック重点候補として比例代表に立候補した公明党現職の元道議、横山信一氏(56)が再選を果たした。農林水産政務官時代に魚などの検疫を強化した実績をアピールし、農林水産業の振興などを公約していた。また、「継続と安定か、混乱かを選択する重要な選挙だ。公明に力を与えてほしい」と訴えていた。【一條優太】
◇こころ・佐藤氏、支持広がらず
日本のこころを大切にする党新人の佐藤和夫氏(69)は支持が広がらず、当選ラインに及ばなかった。元自衛官の佐藤氏は駐屯地周辺を中心に街頭演説。「米国に押しつけられた憲法を改正すべきだ」と改憲を主張したほか、「環太平洋パートナーシップ協定(TPP)で食料自給率が下がろうとしている中、中国が南シナ海で日本の通商ルートを脅かしている。政府は自給率を上げる政策を取るべきだ」と訴えていた。【日下部元美】
2228
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:50:33
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk01010169000c.html
<2016参院選>民進、歓喜2議席 自民、苦渋1議席(その2止) /北海道
10:41毎日新聞
◇長谷川氏、盤石の再選
YOSAKOIソーラン祭りを創設した長谷川氏は高い知名度を生かし、再選を果たした。開票が始まった午後8時になるとほぼ同時に当選確実の一報が入り、札幌市中央区の事務所には大きな歓声と拍手がわいた。長谷川氏は「当選の余韻を感じるのではなく、明日から始動できるよう頑張りたい」と喜びの心境を語った。
改選議席の1増に伴い、自民党は今回、長谷川氏と元道議の柿木氏の2人を公認。道連や道議の支援は柿木氏に集中したが、長谷川氏陣営は公示後、道内179市町村のうち169市町村を回って支持を広げた。
今回は定住人口の減少対策などを公約。具体的政策として外国人観光客を中心とした交流人口の拡大や、情報通信技術(ICT)を活用した農業の促進を挙げ、「地域の経済循環を促す施策が重要だ」などと訴えていた。
また、憲法改正については「国民的な議論を経て憲法改正を目指すことが基本的な立場。環境権などへの対応が急務であり、時代の変化に応じて憲法を見直すのは当然のことだ」と主張していた。【一條優太】
◇柿木氏、知名度不足響く
国政初挑戦の柿木氏が、議席獲得を逃した。知名度不足に悩み、当初から劣勢が伝えられただけに、札幌市中央区の事務所は重苦しい雰囲気に包まれ、関係者は口を真一文字に結んだ渋い表情で開票速報を見つめていた。
元道議の柿木氏は今回、自民道連の公募に応じ、選考に通った岩本剛人道議と2人目の公認候補枠を争った。道議51人と道連会長の伊達忠一参院議員ら国会議員3人の計54人が昨年12月に投票した結果、柿木氏が30票を獲得し、公認候補に選ばれた。道議を辞職した6月には「政治生命をかけた戦い」と参院選に臨む覚悟を語っていた。
選挙戦では「道議会の政策通」としてアピール。「地方を粗末にしたら、北海道の発展はない」などとして札幌一極集中の解消や給付型奨学金制度の創設、五輪・パラリンピックの札幌開催誘致の実現などを訴えた。同僚の道議や道連の手厚い支援に加え、公明党や地域政党「新党大地」の推薦を得た。さらに公示後は道内のほぼ全ての市町村を回ったが、知名度不足を補えなかった。【三沢邦彦】
◇共産・森氏、挑戦実らず
前回2013年参院選、14年衆院選に続く国政挑戦3回目の共産党新人の森英士氏(38)は、自民、民進の壁を崩せず、「三度目の正直」を果たせなかった。共産は今回、「野党共闘をしなくても、自民、民進が票を食い合えば、3番目の議席は十分狙える」(道委員会幹部)と独自候補を擁立し、1989年以来27年ぶりとなる道選挙区の議席獲得を目指していた。
森氏は今回、無党派層の取り込みを目指し、道内300カ所で街頭演説。「私たちの生活が苦しく、先が見えないのは自己責任ではない。政治の方向が間違っているからだ」と安倍政権を批判した。認可保育園の増設や最低賃金の引き上げを訴え、子育て世代や若者の支持拡大を目指した。【安達恒太郎】
◇投票率56.78% 前回を2.37ポイント上回る
道選挙区の投票率は56・78%となり、前回2013年参院選を2・37ポイント上回った。今回の選挙は改選数が2から3に増え、自民、民進両党が各2人を擁立。激しい選挙戦となり、自民は安倍晋三首相や菅義偉官房長官、民進は岡田克也代表らを投入したことなどが影響したとみられる。
一方、期日前投票は有権者の約16%に当たる73万9134人が利用した。【袴田貴行】
2229
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:50:47
……………………………………………………………………………………………………
■解説
◇争点見えない「内向き神経戦」
単なる「陣取り合戦」に終始した18日間の選挙だった。参院道選挙区は改選数が増え、自民、民進両党がそれぞれ2人を公認。計10人が立候補し、安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」や社会保障のあり方、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)などを争点に舌戦を繰り広げた。
しかし、選挙戦の内実は、保守と革新勢力がそれぞれ身内の票を奪い合う「内向きの神経戦」(野党陣営)だった。このため、各種争点の対立軸が見えづらく、耳に心地よい公約ばかりが並んだ。
最大の争点になるとみられた憲法改正も、自民陣営は「有権者の関心が低い」として街頭演説での言及を避けた。野党候補は改憲阻止を掲げたが、改憲の長所や短所は明確にならなかった。
仮に自民が2議席を獲得しても、選挙戦の内実は変わらない。「何を基準にして投票すればよいか分からない」。街頭演説を聞いていた30代男性の漏らした言葉が今回の選挙を最も象徴している。当選者はもとより、各党、各候補は男性の言葉の意味をかみしめるべきだ。【酒井祥宏】
2230
:
チバQ
:2016/07/11(月) 22:02:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160711-00000122-jij-pol
自民、業界候補が堅調=民進は労組依存続く―比例代表【16参院選】
時事通信 7月11日(月)17時36分配信
参院選の比例代表で、自民党の当選者の顔ぶれを見ると、業界団体の支援を受けた候補が上位に並んだ。2013年の前回参院選では低調だった著名人候補の健闘も目立った。一方、民進党の当選者は、労働組合の組織内候補が大半。労組依存体質が前身の民主から変わっていないことをうかがわせた。
自民では、全国郵便局長会(全特)が推す徳茂雅之氏が50万票超で、前回参院選に続いてトップ当選。全特は同党支持に回帰して2度目の選挙となる今回、3年前を10万票近く上回り、かつて最強と呼ばれた集票力を見せつけた。
日本建設業連合会が支援する足立敏之氏は30万票弱を獲得して6位。日本医師連盟の自見英子氏は9位と、いずれも手堅く票を伸ばした。環太平洋連携協定(TPP)をめぐり自民とぎくしゃくした全国農政連の藤木真也氏も8位に食い込んだが、前回より10万票以上減らした。
著名人候補では、テレビのコメンテーターなどを務める青山繁晴氏が50万票近くを集めて2位に躍り出た。女性ボーカルグループ「SPEED」の今井絵理子氏も30万票を超えて5位に入った。
民進は今回、連合の組織内候補を過去最多の12人擁立。12人の得票合計は約211万票で、連合候補の個人名得票総数の過去最高を記録した。
獲得した11議席のうち、連合候補は8人。前回落選した日本郵政グループ労組(JP労組)は7万票余りを上積みして当選圏入り。電機連合は6万票強、電力総連も3万票強、得票を増やした。一方、鉄鋼・造船などで構成する基幹労連などは議席に及ばなかった。
2231
:
チバQ
:2016/07/11(月) 22:03:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160711-00000013-nkgendai-ent
池上彰氏は今井絵理子に呆れ…タレント候補たちの参院選
日刊ゲンダイ 7月11日(月)15時33分配信
池上彰氏は今井絵理子に呆れ…タレント候補たちの参院選
左上から時計回りに今井絵理子、高樹沙耶、堀内恒夫、田中康夫(C)日刊ゲンダイ
開票から5分後に“スピード”当確したのが「SPEED」の今井絵理子(32・比例・自民)だ。聴覚障害のある長男(11)とともに壇上に立ち、手話で会話、笑顔をみせた。
■沖縄基地問題「これから向き合う」
若者には抜群な知名度を誇る今井だが、出はなをくじかれた選挙戦だった。
長男を女手ひとつで育てる“シングルマザー”かと思いきや、出馬表明直後に元同級生の男と「事実婚」状態であることが発覚。しかも、男には風営法と児童福祉法違反容疑で逮捕歴があることが分かったのだ。それでも沖縄で涙の“里帰り”街宣を行うなど、全国各地を飛び回った。
「何かと“いわくつき”でしたが、やはり『SPEED』というブランド効果は絶大。街頭を歩けば、今井と名刺交換しようとするファンが殺到しました。最後のお願いにはTRFのダンサー・SAMも駆け付け、盛り上がった。若さと知名度を最大限に生かしたことが勝因でしょう」(在京キー局関係者)
ただ、当選後、沖縄の基地問題について問われた今井は「これから向き合う」と返答。質問した池上彰氏を呆れさせた。
■「政治家より大麻」と最後まで“高樹節”
元女優の高樹沙耶氏(52・東京・新党改革)は、代名詞となった「大麻」の重要性を訴えたが、大激戦の東京(改選数6)で完敗。落選会見では「政治家が目的ではなく、医療大麻について知ってほしかった」と最後まで“高樹節”だった。
「ドラマ『相棒』で美人女将役として人気を集め、知名度は抜群。都心の無党派層を取り込もうとしたのですが、街頭演説をやっても反応はイマイチでした。有権者には“キワモノ”候補にしか映らなかったのでしょう」(スポーツ紙記者)
新党改革といえば、公私混同問題で辞職した舛添要一前都知事が10〜13年の間、代表を務めていた政党。出馬するタイミングも“マイナス”に作用した。
■田中康夫氏、堀内恒夫氏も落選
東京(改選数6)でドブ板も展開した元長野県知事の田中康夫氏(60・東京・おおさか維新の会)は、次点で落選となった。
田中氏は、めったに顔を出さないという元CAの美人妻を連れ、商店街も駆けめぐった。
「ですが、有権者から『おおさか維新と考えが違いませんか』と突っ込まれるなど、本人のリベラルのイメージを払拭できなかった」(おおさか維新関係者)
巨人元監督の堀内恒夫氏(68・比例・自民)は、6年前の比例で10万票余りを得たが、次点。
13年に議員の死去で繰り上げ当選し、前回の雪辱と3年間の実績を問う選挙となったが、当選ラインに遠く及ばず惨敗。監督と政治家には向いていないようだ。
2232
:
チバQ
:2016/07/11(月) 22:07:42
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1607110256.html
【参院選】自民党56議席で勝利も「競り負け」目立つ 党内に警戒感も 全121議席が確定
21:44産経新聞
第24回参院選は11日、全121議席が確定した。自民党は神奈川選挙区で当選した中西健治氏の追加公認も含め56議席を獲得。公明党の14議席と合わせ、与党で改選過半数(61議席)を上回り、勝利した。ただ32の改選1人区は21勝11敗に終わり、前回の平成25年参院選(29勝2敗)より戦績は悪化。27年ぶりとなる単独過半数にも届かず、党内に「大勝」ムードは感じられない。
「(前回よりも)比例代表票を150万票以上増やし、改選前を上回る議席をいただいた」
安倍晋三首相(自民党総裁)は11日の記者会見で、前回以上の勝利を収めたと強調した。「より安定した政治基盤のもと、一層力強く政策を前に進めることができる」とも語った。
ただ、首相の胸中は安堵ばかりではない。11日の臨時役員会では「次の戦いは衆院選。負けたところはしっかり敗因を総括し、備えないといけない」と檄を飛ばすことも忘れなかった。
自民党は今回、比例代表は前回より1増の19議席を獲得するなど、堅調な戦いを進めた。しかし、改選1人区では、東北6選挙区で5敗するなど、前回はみられなかった弱さも露呈。青森と新潟、大分は当選者と1万票差もなく、土壇場で競り負けた格好となった。
そうした選挙区の主な敗因は、民進党や共産党など野党4党の共闘効果とされるが、アベノミクスの恩恵が十分に届かず、農業政策への批判が強い地域だったといえる。「首相の人気だけで選挙を勝利できる空気が微妙に変わった」(閣僚経験者)との見方もあり、自民党は経済対策のあり方などを再点検する考えだ。
民進党は32議席。改憲勢力の3分の2確保阻止はできなかった。おおさか維新の会は7議席で伸長した。共産党は6議席だった。(水内茂幸)
2233
:
チバQ
:2016/07/11(月) 22:09:07
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASJ765HHHJ76UTFK00Z.html
「常連」上位に、堅調だった組織内候補 参院選比例区
14:33朝日新聞
「常連」上位に、堅調だった組織内候補 参院選比例区
主な組織内候補の獲得票の推移と、比例区トップ当選者の得票数
(朝日新聞)
比例区で、民進党は旧民主党発足以来最低だった13年の7議席を上回る11議席を得た。公明党は7議席、共産党は5議席で改選数を上回った。13年は10議席だった「第三極」は、おおさか維新の会の4議席にとどまった。改選数2の社民党は1減、生活の党と山本太郎となかまたちは議席を確保した。
政党名でも候補者名でも投票できる比例区。比例票全体に占める個人票の割合は、現行制度が導入された01年の36%をピークに下がり続けたが、13年はやや増え、今回はまた減った。
自民の1位は、全国郵便局長会相談役の徳茂雅之氏で約52万票。建設などの業界や遺族会といった「常連」も当選し、「合区」で地元の候補者がいなくなった高知の元自民県議が4位当選した。一方、全国農政連の藤木真也氏は約24万票で、前回当選者より10万票以上減った。政権による農協改革や環太平洋経済連携協定(TPP)合意が影響したとみられる。
2234
:
チバQ
:2016/07/11(月) 22:19:02
http://www.sankei.com/politics/news/160711/plt1607110260-n1.html
2016.7.11 21:43
【参院選】
島尻安伊子担当相落選の沖縄 国VS県の対決姿勢強まる
島尻安伊子沖縄北方担当相の参院選沖縄選挙区での落選から一夜明けた11日、政府と沖縄県の対決色は一気に強まった。
防衛省は11日、米軍北部訓練場(同県東村など)でヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)の移設工事を再開するため、資材や重機の搬入を始めた。準備が整い次第、工事に着手する。
翁長(おなが)雄志(たけし)知事は「不意打ちだ。県民を欺くような行為は不信感を深めるだけで残念だ」と批判。基地問題をめぐり14日に開かれる政府との作業部会で見解をただす意向を示した。
作業部会は普天間飛行場(宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古移設をめぐる代執行訴訟の和解条項に基づくもの。それを経て、政府は辺野古の埋め立て承認取り消しの撤回を求めた是正指示に翁長氏が従わないことの違法性確認を求める訴訟を起こし、再び法廷闘争に入る。
一方、来月が締め切りの平成29年度予算案概算要求では、政府・与党内で沖縄振興予算の減額圧力が強まることが予想される。島尻氏の働き掛けで前年度比10億円増の3350億円となった28年度の振興予算についても「案件によっては予算執行を見送る可能性がある」(政府高官)という。
政府は28年度予算で米軍西普天間住宅地区(宜野湾市)跡地での国際医療拠点構築に12億5千万円を計上した。拠点構築は島尻氏が旗振り役となる一方で翁長氏は消極的なため、政府側がブレーキを踏み、執行見送りや29年度予算案での減額対象になりかねない。
2235
:
チバQ
:2016/07/11(月) 22:22:08
http://www.sankei.com/politics/news/160711/plt1607110198-n1.html
2016.7.11 08:20
【参院選】
1人区自民「東低」 与党、競り負け相次ぐ
今回の参院選の勝敗を左右した32の改選1人区は、自民、公明の与党が21勝と勝ち越した。ただ、現職閣僚が戦った福島、沖縄両選挙区をはじめ11選挙区で自民候補が苦杯をなめ、安倍晋三首相(党総裁)が自ら何度も訪れ、てこ入れした「激戦区」での取りこぼしも相次いだ。
「最初の挑戦としては効果があった」
共産党の志位和夫委員長は10日夜、ボードに候補者の氏名と赤いバラが並んだ党本部の記者会見場で、「安倍政権打倒」を掲げた初めての野党共闘に一定の手応えを示した。
民進、共産、社民、生活の野党4党は改憲勢力の3分の2阻止で共闘し、「野党統一候補」を擁立。このうち岩手や山形、沖縄の各選挙区で終始、選挙戦を有利に進めた。
一方、自民党は西日本の候補者を中心に続々と当選を決めたが、最終盤まで接戦にもつれ込んだ選挙区で苦しんだ。とはいえ、序盤の劣勢を接戦まで盛り返した選挙区も少なくなく、政府高官は「(野党統一候補に自民候補が)離されていたのをだいぶ追い上げた」と分析。自民党選対幹部も「取りたいところで取れなかった選挙区はあるが、全体としては満足だ」と振り返った。
これまで与野党が1議席ずつ分け合ってきた宮城、新潟、長野の3選挙区は、定数を「10増10減」する改正公職選挙法の成立に伴う定数減で、今回の参院選から新たに改選1人区になった。与野党の候補が接戦のまま投開票日を迎えたが、いずれも野党候補が勝利した。
特に、民進党の岡田克也代表(衆院三重3区選出)が自らの進退をかけた三重選挙区では、安倍首相をはじめ自民党幹部が重点的に支援し必勝を期したが、民進候補の逃げ切りを許す形となった。
自民党は現職閣僚の苦戦も相次いだ。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設問題を抱える沖縄選挙区では、島尻安伊子沖縄北方担当相が野党統一候補を相手に苦杯をなめた。元米兵の軍属による女性殺害事件も悪影響を招き、野党統一候補に敗れた。この結果、自民党は沖縄県で衆参両院の全議席を失う事態となった。
前回の平成25年参院選から改選1人区になった福島選挙区でも、同じ現職閣僚の岩城光英法相が落選した。同県で自民党の改選議席ゼロは初めて。
一方、人口の少ない選挙区を隣接する選挙区と統合する「合区」が初めて実施され、「鳥取・島根」「徳島・高知」のいずれも自民候補が野党統一候補を退けた。共産党の野党統一候補が唯一、1人区に挑んだ香川選挙区では、自民候補が当選した。
安倍政権打倒で結束する民共勢力の協力関係はさらに進むのか。民進党の枝野幸男幹事長は10日夜のNHK番組でこう語った。
「一定の成果はあると思っている。今回の結果を詳細に分析し、さまざまな活動を検証して今後に生かしていきたい」
2236
:
チバQ
:2016/07/11(月) 22:23:20
http://www.sankei.com/politics/news/160711/plt1607110090-n1.html
2016.7.11 05:11
【参院選・新潟】
民進・田中直紀氏が落選 真紀子氏は姿見せず 「角栄王国」が名実とも崩壊…
民進党の元防衛相、田中直紀氏(76)が落選した。これまで3回当選した参院選の新潟選挙区から比例代表にくら替えし、4選を目指したものの得票は最後まで伸びなかった。
直紀氏は11日午前4時半ごろ、新潟市中央区の事務所に姿を見せ「比例代表として思うところはしっかりと伝えてきた。支えていただいた方に感謝します」と、約30人の支持者らを前に淡々と敗戦の弁を述べた。妻で元首相の角栄氏の娘、真紀子氏(72)の姿は、そこにはなかった。
衆院16回の当選回数を誇り「コンピューター付きブルトーザー」と呼ばれた角栄氏が昭和22年の初当選以来、新潟県で築き上げた「田中角栄王国」が名実ともに崩壊した瞬間だ。角栄氏の後継者となり外相も務めた真紀子氏、そして直紀氏と69年にわたって守り続けてきた「田中」の議席がついに国会から失われた。
敗戦の弁で直紀氏は「皆さまに評価していただいている『田中政治』については、田中家としては誇りを持っている」と述べ、角栄王国が日本の政治に果たした役割を強調した。
その上で事実上の政界引退を表明した。「結果はしっかりと受け止め、これからは地域の一人として、地域の発展のために努力していきたい。私も経済人の一人。今後も政治への思いは持ち続けたいが、財界人として地域を支えていきたい」
平成24年12月の衆院選では当時、文部科学相だった真紀子氏が新潟5区で敗れ、比例での復活も果たせず落選。角栄氏の初当選から65年続いた議席を失い、角栄王国の地盤は約3年半前の時点で既に事実上、崩れ落ちていた。
直紀氏は22年の参院選では44万票近くを集め、新潟選挙区(改選数2)でトップ当選を果たした。だが、今回から改選数が1つ減って「1人区」になったことから、自民党候補との対決を避けて比例に転出した経緯がある。
この結果、民進党が新潟選挙区に擁立する候補を決められない状態に陥り、野党陣営が混迷するきっかけとなった。もっとも、混迷の引き金を引いた直紀氏自身も、今回の参院選では票の集まり具合を見通せず、社長を務める越後交通グループや角栄氏の時代から続く後援会などを中心に支持固めを進めてきた。
街頭演説や集会では安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」を批判し、金融緩和策に頼らない戦略的な経済政策への転換を訴えた。選挙期間中、真紀子氏も新潟県内の街頭でマイクを握り「主人には志がある」とアピール。「アベノミクスはアホノミクス」などと皮肉り、相変わらぬ真紀子節で直紀氏を支えたが、及ばなかった。
今回の選挙戦について直紀氏は次のように総括した。「一党支配という異常な状況を打破したいと考えてきた。新潟で育ち、地域の代表として臨んだが、努力不足だったことは否めない」
2237
:
とはずがたり
:2016/07/11(月) 22:38:22
比例纏め
…
46位 民主11(106.8)
47位 生活1(106.7)
48位 自民12(105.8)
─────
49位 お維5(103.0)
50位 自民20(100.5)
51位 共産7(100.2)
…
概ね100万票で1議席の計算だが106.7万票の生活はギリギリ1議席,515.3万票のお維はギリギリ4議席。
右派的主張で被るこころ73.4と幸福36.6を併せると110.0万と1議席。
維新はギリギリ4議席だったから親安倍・脱原発で政策が一致する新党改革票58万票を糾合出来てれば軽く5議席行ってた。
社民と生活と怒りを併せると3,070,283。ギリギリ3議席行かない(3議席目が102.3万票)だが統一名簿効果が出て3議席は取れたのではないか?但し3議席目を当選するのは小林節7.7万票ではなく社民の吉田党首15.3万票か。小林が拒否る訳だ(;´Д`)また吉田社民党首が民主から出てたら通ってたなw(民主最下位が13.8万票)
2238
:
チバQ
:2016/07/11(月) 22:43:09
当 伊波 洋一 (新) 無所属(野党統一) 356,355
島尻安伊子 (現) 自民党 249,955
金城 竜郎 (新) 諸派 9,937
2239
:
チバQ
:2016/07/11(月) 22:45:47
【沖縄】
当 伊波洋一 (新) 無所属(野党統一) 356,355
島尻安伊子 (現) 自民党 249,955
金城竜郎 (新) 諸派 9,937
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1607110093.html
【参院選・沖縄】衆参全6人が基地“反対派” 「沖縄の怒りは限界」「年寄りばかり叫んでる」 現職閣僚敗北
21:59産経新聞
参院選から一夜明けた11日、当選者は「一歩ずつ政策を進めたい」と喜びをかみしめた。沖縄選挙区で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対を掲げ、現職閣僚を敗った無所属新人、伊波洋一氏(64)は宜野湾市内の自宅で報道陣の取材に応じ、「託された民意を日本政府だけでなく米国にも伝えたい」と語った。
沖縄では衆参選挙区全6議席を移設反対派が独占し、自公が議席を失うことになった。米軍属が逮捕、起訴された女性暴行殺害事件など米軍関係者の事件が相次ぎ、県民に「反基地感情」が参院選を前に再燃していたが、陣営幹部は「事件があろうがなかろうが結果は同じだった。移設反対の公約を破った島尻さんを県民が許さなかったということだ」と分析する。
伊波氏を応援していた那覇市の男性(71)は「毎月のように米軍の事件が起きる。沖縄県民の怒りはとっくに限界だ。大臣の敗北で風向きが変わってほしい」と期待した。
一方、「同年代に基地反対を声高にいう人は見かけない。年寄りばかりが叫んでいる」というのは同市内の飲食店員の女性(22)。今回の結果を「投票率が低く、全県民の思いとは思えない」とし、「米軍で事件を起こすのは一部の人だけ。私の知る米軍人はいい人も多い。マスコミでは伝わりにくい側面も県民は理解すべきだ」とした。
また、比例代表で初当選した自民新人で女性ボーカルグループ「SPEED」のメンバー、今井絵理子氏(32)はテレビ番組で基地問題の認識を問われ、「12歳から東京で活動しており、現状を家族や友人からしか聞いていない。これからきちんと向き合っていきたい」と発言した。
2240
:
チバQ
:2016/07/11(月) 22:47:15
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1607100073.html
【参院選・沖縄】現役閣僚・島尻安伊子氏が苦杯…「反基地感情」に押される? 安倍政権にダメージ
07月10日 21:54産経新聞
全国で自民党候補が相次いで勝利を収める中、米軍基地容認派と反対派の事実上の一騎打ちとなった沖縄選挙区(改選数1)では、3選を目指した自民現職の沖縄北方担当相、島尻安伊子氏(51)が苦杯をなめた。現役閣僚の敗北は、安倍政権にとっても手痛い結果となった。
沖縄県では参院選前、米軍属が逮捕、起訴された女性暴行殺害事件など米軍関係者の事件が続発。翁長雄志県知事らが支援する無所属新人で元同県宜野湾市長の伊波洋一氏(64)は再燃した「反基地感情」を背に勢いを増し、現役閣僚との選挙戦を制した。
午後7時55分ごろ、島尻氏は那覇市松山の選挙事務所に入った。拍手で迎えられ、開票結果を待とうと座った直後、どこからか「午後8時、当確でました」と“非情な”声が響いた。開票を待たずして伊波氏の当選確実の一報が流れ、事務所は静まりかえり重い空気が流れた。
この結果を受けて、呆然(ぼうぜん)とテレビを見つめ、周りに「申し訳ありません」と謝り続けた島尻氏。支援者に「皆様に応えられなかったのは大変残念。(議員としては)もう去るが、沖縄の明るい未来のため引き続き努力したい」とあいさつした。
その後、報道陣の取材に応じた島尻氏は、米軍属による女性暴行殺害事件の選挙戦への影響について聞かれると、「選挙うんぬんではなく、あってはならない事件。県民の安心安全を守れなかったことは政治家として非力を感じますが、事件は選挙に持ち出すようなものではない」と話した。
また、翁長派の伊波氏が当選したことを受け、改めて米軍基地問題への民意を問われ、「いま国と県は円満な解決に向けて話し合いをしている。ただ、私が普天間飛行場の名護市辺野古移設の問題で落選したのであれば、真摯(しんし)にうけとめなければならない」とした。
具体的な敗因について、島尻氏は「いま基地問題で国と県がどういう話し合いをしているのか、細かく伝わっていなかったことをひしひしと感じた」と県民への周知不足を反省。そして今後については、「安倍総理が判断すること。白紙です」とした上で、「参院議員の職がなくなるわけですから、一般論でいえば大臣の職は辞することになる」と肩を落とした。
2241
:
とはずがたり
:2016/07/11(月) 22:50:26
野党惜敗系選挙区
愛媛 8,429票差 (1.3%差)
滋賀 40,948票差 (6.4%差)
長崎 50,869票差 (8.0%差)
秋田 53,531票差 (9.9%差)
この辺は3年後はひっくり返したい。
2242
:
チバQ
:2016/07/11(月) 22:51:08
【大分】1100票差
当 足立信也 (現) 民進党 271,783
古庄玄知 (新) 自民党 270,693
上田敦子 (新) 諸派 22,153
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk44010335000c.html
<2016参院選おおいた>足立さん、大接戦制し3選 古庄さん、及ばず /大分
15:42毎日新聞
第24回参院選は10日に投開票され、大分選挙区(改選数1)で、民進現職の足立信也さん(59)が、自民新人の古庄玄知さん(58)との大接戦を制して3選を果たした。足立さんは社民、共産と初の野党3党の共闘を実現させ、安倍政権を厳しく批判。2期12年の実績も強調して支持を集めた。アベノミクスの継続を求めた古庄さんはあと一歩及ばなかった。幸福新人の上田敦子さん(49)は支持が広がらなかった。【池内敬芳、西嶋正法】
足立さんは、民進、社民、共産の野党3党の「共同候補」として安全保障関連法の廃止などを訴え、安倍政権への批判票を取り込んだ。推薦を受けた連合大分の労組票を基盤に票の掘り起こしを図ったほか、現職の知名度を生かして無党派層に幅広く浸透した。
公務で地元に戻る機会が少なかったこともあり、序盤は相手候補にリードを許したが、中盤以降は連合がフル稼働。さらに前大分市長の釘宮磐氏の後援会も活発に動き、後半に一気に巻き返した。
また民進党は大分選挙区を最重点区と位置づけ、蓮舫代表代行ら党幹部を投入。地盤の大分市など都市部で票を伸ばし、九州・山口で唯一の野党現職の議席を守りきった。
古庄さんは農協や商工団体、医師会など130を超える団体から推薦を取り付け、組織戦を展開。選挙戦では首相を筆頭に自民党幹部ら「大物」が相次いで来県し、「自民の古庄」をアピールした。全国的な安倍政権の求心力を背景に、保守層を手堅く固めたが、無党派層の支持が広がりを欠くなどし、12年ぶりの自民の議席奪還には届かなかった。
上田さんは宗教団体を基盤に、憲法9条改正や減税などを訴えたが、支持は広がらなかった。
◇現職の壁高く 古庄さん、深々と頭下げ
古庄さんは足立さんの当選確実が報じられた後、大分市内のホテルに姿を見せ、支援者らに「私の不徳の致すところです」と頭を下げた。昨年9月の公募で候補予定者となり、知名度ゼロからのスタート。自民の国会議員らとともに県内をくまなくあいさつ回りし、「ぴりっと辛いコショウです」の決まり文句で名前の浸透に努めた。各種調査で一時はリードしたとみられていたが、2期12年の実績を訴えた現職の壁を越えられなかった。【池内敬芳】
◇花束受け取り意欲 足立さん「政権の暴走止めたい」
足立さん当選確実の報が開票速報で流れると、支援者らが待機する大分市のホテルの会場は拍手と歓声で沸き返り、バンザイ三唱。地盤の大分市の得票で逆転した足立さんは、野党3党の共闘について「それぞれの立場の人が自分の立場で運動してくれた。従来以上に政策実現に取り組みたい」と語った。選挙戦では医療・福祉の充実や東九州道の前倒し開通など2期12年の実績を強調。「安倍政権の暴走を止めたい」と訴えた。【田畠広景】
2243
:
チバQ
:2016/07/11(月) 22:51:20
◇投票率は58.38% 18歳選挙権で注目 前回を5.23ポイント上回る
大分選挙区の投票率は58・38%で、3年前の前回の53・15%を5・23ポイント上回った。
参院選が選挙区と比例代表で行われるようになった1983年以降の投票率は、86年の81・59%が最高で、最低は95年の52・78%。ただしこの2回は例外的で、大半は60〜70%台で微減しながら推移してきた。ところが前回2013年は10ポイント近く急落し、県民の半数しか投票していない、という結果になった。
このため今回は、初の「18歳選挙権」実施の効果と合わせて注目された。特に与野党が接戦を展開して有権者の関心を呼び、投票率は前回を上回ったが、6割台には届かなかった。【池内敬芳】
◇無料バスで投票所へ 県内初、中津市選管が運行
中津市選挙管理委員会は10日、県内で初の「参院選投票バス」を運行させた。市内の48の投票区のうち、本耶馬渓、山国両地区など12投票区で、有権者計721人が投票に行きやすくするための処置。本耶馬渓町尾兎洞(うとう)地区でも、住民ら3人がマイクロバスで旧屋形小学校跡の「やかた田舎の学校」(市が管理する宿泊施設)で投票した。立花清香さん(76)は「車を持っていない人も投票できるので便利。次の選挙でもぜひ運行してほしい」と話していた。【大漉実知朗】
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■解説
◇野党辛勝、退潮も顕著
事実上の一騎打ちになった激戦の大分選挙区を制したのは、野党3党が「共同候補」として擁立した現職の足立さんだった。しかし2期12年の実績と、初めて共産を含めた野党共闘にもかかわらず、選挙戦中盤まで自民の新人候補にリードを許す薄氷の勝利。伝統的な革新地盤の大分でも、野党の地盤沈下が浮かび上がった形だ。
かつて旧民主と社民両県連は交互に候補を擁立して協力する「大分方式」を採用。しかし2007年以降の参院選は両党の足並みがそろわず、自民に「漁夫の利」を許したこともあった。今回、足立陣営が社民に頭を下げて支援を求め、共産との共闘も受け入れた背景には分裂選挙への反省以上に、安倍政権下で強まる「自民1強」への危機感があった。
民進には「共産色」を毛嫌いする声も根強かったが、それでも選挙戦中盤には初めて3党の合同演説会が実現し、共闘はぎくしゃくしつつも一定の成果を上げた。だが今回の接戦は、裏返せば野党全体の退潮を証明している。年内の衆院解散もささやかれる中、何とか踏みとどまった大分の野党は喜びもつかの間、立て直しが急務と言える。【西嶋正法】
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足立信也(あだち・しんや)59民 現(3)
[元]厚労政務官▽党県代表・党税調副会長▽医師[歴]筑波大助教授▽筑波大
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チバQ
:2016/07/11(月) 22:52:11
http://news.goo.ne.jp/article/oita/politics/oita-1431C3BB-5181-4BAB-AC6E-D712A93F91FE.html
「良識示せた」「わずかな差」県内各党の声
03:00大分合同新聞
与党が議席を上積みする中、大分選挙区では民進党の現職が議席を死守。県内の各党関係者の間では歓喜と落胆が入り交じった。
<民 進>
支援者は、大分市内のホテルで開票状況を静かに見守った。開票が進んでも当落がみえない状況に会場は緊張感に包まれていたが、当選確実の一報に会場の雰囲気は一転、喜びの声が湧いた。接戦を制して議席を死守したことに、党県連幹部は笑顔と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
小嶋秀行党県連幹事長は「安倍首相の暴走を止めなければならないという訴えが県民に浸透した。議席を守った意義は大きく、これからの6年は党を大きくするためにも活動してほしい」と期待。吉良州司党県連代表代行は「大分でしっかりと良識を示せた。勝因は安倍政権に対する国民の怒りであり、人に投資するという党の政策が浸透したため」と話した。
<社 民>
民進、共産両党との選挙協力で臨んだ初めての選挙。大分市の事務所に幹部らが集まり、開票結果を見守った。民進党現職の当選確実の速報が流れると、会場から拍手が起きた。
内田淳一党県連合代表は「終盤厳しいとの情報もあり、最後の追い込みが功を奏した。自民1強に警鐘を鳴らした県民の意思の表れが勝因ではないか」と分析した。
比例代表で再選を目指す吉田忠智党首については、厳しい情勢が伝えられた。内田代表は「演説では手応えがあった。最後まで見守りたい」と話した。
<共 産>
初めての野党共闘。選挙区で支持を求めた民進党現職の当選確実が報じられると、大分市の党県委員会に集まった幹部は「よかった」と手をたたいた。林田澄孝県委員長は「野党共闘の大きな成果。一緒に頑張った結果だ」と満面の笑み。全国では改選議席を上回る議席数を獲得した同党。「今後改憲に進む方向は強まるだろう。戦争反対を訴える党としての責任を果たす」と表情を引き締めた。
<自 民>
約400人の関係者が大分市内のホテルに集まった。当初は開票速報で古庄玄知氏のリードが伝えられ拍手が湧き起こっていたが、深夜に民進党現職の足立信也氏の当選確実が報じられると静まり返った。
衛藤晟一党県連会長は「何とか大分で現職から勝ちを収めたいと努力してきた。これだけ力強い支援をもらい、手応えはあったと感じていたが、わずかの差で負けてしまった。心からおわびする」と深々と頭を下げた。
御手洗吉生党県連幹事長は「懸命に頑張ってきたが、あとわずかのところで当選することができなかった。結果を出せず、支援してくださった皆さんに本当に申し訳ない」と言葉少なに話した。
<公 明>
県本部の河野成司代表は大分市の県本部事務所で、自民党県連から推薦を受けた比例代表現職と福岡選挙区新人の当選確実を見届けた。その後は大分選挙区の自民党新人陣営を訪れて激励。大分では選挙区と比例代表で初の自公相互推薦が実現したが及ばなかった。「中盤まで手応えがあったものの大分市での上滑りを心配していた。相互推薦は今後につながる大きな一歩だ」と話した。
<お 維>
大分選挙区は候補を立てず、特定候補の支援もしなかった。県総支部の桑原宏史代表代行は比例のみの選挙戦を振り返り「全国で目標の6議席を確保し、大分でも党勢拡大の礎として十分な支援をいただいた。これからは地方議員の増加が課題となる」と述べた。
2245
:
チバQ
:2016/07/11(月) 22:53:55
http://news.goo.ne.jp/article/oita/politics/oita-AF117950-B291-469B-86C8-9F4F736EC813.html
足立氏僅差で古庄氏破る
03:01大分合同新聞
足立氏僅差で古庄氏破る
足立氏僅差で古庄氏破る
(大分合同新聞)
【大分選挙区(改選数1)】民進党現職の足立信也氏(59)が、自民党新人の古庄玄知(こしょう・はるとも)氏(58)=公明党推薦、政治団体「幸福実現党」新人の上田敦子氏(49)を破り、3選を果たした。推薦する連合大分の労組票を基盤に、共産、社民両党の支援を受ける「野党共同候補」として反政権票をまとめ、古庄氏を僅差で上回り、大接戦を制した。
野党3党の候補一本化で事実上の与野党一騎打ちとなり、全国屈指の激戦区として注目された。民進党は九州の1人区で唯一の議席を死守した。自民党は12年ぶりに改選議席の奪還を狙ったが、果たせなかった。
投票率は58・38%。戦後2番目の低さだった2013年(53・15%)を5・23ポイント上回った。
足立氏は厚生労働政務官を務めた旧民主党政権時代を含む2期12年の実績をアピール。アベノミクスや自民党が掲げる憲法改正を「安倍政権の暴走」と批判し、対決姿勢を前面に出した。野党3党の支持層や安保関連法廃止を求める市民団体も含め、政権に批判的な勢力の結集に成功。現職の強みもあり、無党派層にも浸透した。
民進党本部は岡田克也代表ら幹部を投入して支援。終盤には連合大分が再度組織を引き締め直して動きを活発化させ、組織外への集票を進めた。
古庄氏は昨年9月に候補者公募で選ばれ、国会・地方議員と連動した選挙戦を展開。友好団体・企業や選挙協力した公明党も集票に活発に動き、互角以上の戦いを演じた。安倍首相ら党幹部・閣僚を続々と投入して押し上げを図ったが、課題だった知名度不足もあり、厚い自民党支持層に十分に浸透できなかった。無党派層の支持もやや広がりを欠き、最終盤で競り負けた。
2246
:
チバQ
:2016/07/11(月) 22:57:40
【愛媛】
山本順三 (現) 自民党 326,990
永江孝子 (新) 無所属(野党統一) 318,561
森田浩二 (新) 諸派 14,013
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk38010371000c.html
<2016参院選>山本氏が3選 堅い組織力で逃げ切る /愛媛
16:33毎日新聞
参院選は10日投開票され、現新3氏が争った愛媛選挙区(改選数1)は、組織力に勝る自民現職の山本順三氏(61)=公明推薦=が、無所属新人で野党統一候補の永江孝子氏(56)=民進、社民推薦=と幸福実現新人の森田浩二氏(56)を破り、3選を果たした。【橘建吾】
当選確実の一報が入ると、松山市内のホテルに設けられた報告会場は拍手と歓声に包まれた。山本氏は大勢の支持者らと万歳し「古里のために恩返しをしていきたい」と、3期目への抱負を述べた。
山本氏は、約250の業界団体の推薦を取り付けたほか、自民県連の地域・職域85支部など、県内全域に張り巡らされた厚い基盤を生かして堅実な組織戦を展開した。
安倍晋三首相が公示前後に2度県内入りしたほか、谷垣禎一幹事長や小泉進次郎氏らが連日来県。自民、公明支持層のほか、無党派層も取り込んで支持を伸ばした。
選挙期間中は、2期12年間の経験と実績をアピールし、安倍政権の経済政策・アベノミクスの継続を主張。知名度不足が指摘されたが、地元の今治市を中心に支持を固め、逃げ切った。
市民団体と連合愛媛の支援を受けた永江氏は4月に出馬表明。安全保障関連法廃止を旗印に、民進、共産など野党4党の力を結集した。6月29日には4党の党首らが街頭で支持を訴えた。
元民放アナウンサーとして培った高い知名度を武器に県内を駆け回り、草の根選挙で浮動票の取り込みを図ったが、堅固な保守地盤に穴を開けることはできなかった。
森田氏は国防体制の強化や消費税減税などを訴えたが、支持が広がらなかった。
◇18、19歳有権者の投票行動に注目
過去5回の参院選の県内投票率は49・40〜61・91%の間で推移していた。民主党が政権を奪った2009年衆院選は70・91%に達したが、その後は衆参とも低落傾向が続き、13年の前回参院選は史上最低の49・40%(全国ワースト6位)、14年衆院選も過去最低の49・80%だった。
今回は、選挙権年齢引き下げ後初めての国政選挙で、新たに有権者となった18、19歳の行動や、それより上の世代への波及が注目された。【橘建吾】
◇若者たちを取材して 「未来への責任」背負い1票
各陣営や選管はあの手この手で18、19歳を中心とした若者たちに投票を呼び掛けた。24歳の私よりほんの少し年下の若者たちはそれらをどう受け止め、何を考えながら1票を投じたのか。投票を終えた18〜22歳の50人に話を聞く中で見えてきたのは「主権者として未来への責任を果たそうと一歩を踏み出した」姿だった。
投票先をどう選べばいいのか分からなかったという声が多かった。愛媛大1年の高橋奈実さん(19)は「政策はよく分からなかった。親の投票先が考えの近い人だったのでその人にした」。松山大2年の女子(19)は「政策を見ても候補者を見極められる自信がなかった。なんとなく政権与党の現職に入れれば安心かなと思った」。
不安を抱えながらも投票所まで足を運んだのはなぜか。松山南高3年の兵頭璃保さん(18)は「周囲の大人から、投票に行った方がいいと言われた。とりあえず行かなきゃという使命感」。松山大3年の女子(20)は「投票もせずに文句を言う大人にはなりたくなかった」。
自分で情報を集め、投票先を決めた若者もいた。同1年の武藤星河さん(18)は「ネットで各党の公約を比べた。憲法を今の社会情勢に合うよう見直そうという考えに共感した」。同3年の馬越真由佳さん(21)は「授業で自民の改憲草案を知って、これは革命に近いと不安になった」。
当選した政治家に期待することを尋ねたところ、半数以上が「特に期待はないけど……」と苦笑いしながらも、「金銭問題や不祥事での辞職はやめてほしい」「責任感を持って公約を実現してほしい」と口をそろえた。
「親に聞いて」でも「なんとなく」でも、社会経験の乏しい中でそれぞれに考えて投じた1票。1票を託した政治家がその後どう汗をかくのかを見続けることで、本当の意味での主権者になっていくのかもしれない。選挙の「終わった後」が試されるのは、政治家だけでなく、私たち自身でもあるという実感を、投票所のすぐそばで深くした。【成松秋穂】
2247
:
チバQ
:2016/07/11(月) 22:58:14
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◆解放結果
◇改選数1-3=開票率100%
当 326,990 山本順三 61 自現
318,561 永江孝子 56 無新
14,013 森田浩二 56 諸新
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山本順三(やまもと・じゅんぞう) 61 自[細]現(3)
副国交相▽副内閣相▽副復興相[歴]県議▽党県会長・党幹事長代理▽早大=[公]
2248
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:01:00
【奈良】
当 佐藤啓 (新) 自民党 292,440
前川清成 (現) 民進党 216,361
吉野忠男 (新) おおさか維新の会 119,994
田中孝子 (新) 諸派 13,293
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk29010252000c.html
<2016参院選>自民・佐藤氏が初当選 「野党統一候補」に完勝 /奈良
15:53毎日新聞
参院選は10日投開票され、奈良選挙区(改選数1)では自民新人の佐藤啓氏(37)=公明推薦=が、民進現職の前川清成氏(53)=共産、社民、生活推薦▽おおさか維新新人の吉野忠男氏(57)▽幸福実現新人の田中孝子氏(60)を破って初当選した。佐藤氏は政権継続を訴え、若さも強調して選挙戦を優位に進めた。前川氏は「野党統一候補」として政権批判を強めたが浸透できず、3選を阻まれた。吉野氏らは支持が広がらなかった。自民は2013年前回選に続く連勝で、12年ぶりに非改選を含む選挙区2議席を独占した。投票率は56・89%で前回を1・35ポイント上回った。【参院選取材班】
奈良市東九条町の佐藤氏の事務所には、陣営幹部や支持者らが集まり、開票速報を見守った。早々に「当選確実」が伝えられると、大きな歓声が上がり、拍手に包まれた。
選挙運動で日焼けした佐藤氏は、支持者と固い握手を交わしてバンザイ。支持者らを前に「これからがスタートだ。当選は、アベノミクスを前に進めてほしいという期待、自分の若さへの期待だと思う。全力で働く」と抱負を述べた。
佐藤氏は昨年11月に総務省を退職し、立候補を表明した。30代の若さを前面に出してアピールし、安倍政権の継続を訴える一方、子育て世代や高齢者への支援など「全世代型の社会保障制度」の実現を掲げた。企業・団体回りを徹底して知名度アップ、組織固めを図る一方、党も奈良を「重点区」と位置付けて公示前から安倍晋三首相が来県。県選出の高市早苗総務相もたびたび応援演説に駆け付けるなどてこ入れを図り、広く浸透した。
◇民進・前川氏、3選阻まれる
前川氏の落選が確実という連絡に、支持者らが集まった奈良市柏木町の事務所には沈黙が広がった。
3選を阻まれた前川氏は「改憲勢力が議席を伸ばすと、この国の将来が本当に心配だ。残念な結果になり、おわびする」などと述べたうえで、現在務めている民進党県連の代表を退く意向を示した。
民進、共産などは5月、前川氏を「統一候補」とすることで合意。共産は選挙区候補を取り下げて支援に回った。前川氏は安保関連法の廃止、安倍政権打倒を柱に訴え、議員立法25本を提出するなど2期の実績をアピール。支援組織である労組の組織票固めも図ったが、無党派層に十分浸透できず、幅広い支持を得られなかった。
◇維新・吉野氏、無党派層取り込めず
吉野氏は落選が確実になり、奈良市大宮町7の事務所で「街頭などで手応えは感じたが、思いを伝えきれなかった。私の不徳の致すところで申し訳ない。知名度を上げる努力が足りなかった」と語った。
今年3月、自民、民進の対決構図に割って入る形で出馬表明。大阪経済大教授として学生を指導してきた経験も強調し、大学までの教育無償化、国会議員定数の削減、報酬引き下げなど「身を切る改革」を掲げたが、無党派層を取り込めなかった。
◇支持広がらず 幸福・田中氏
田中氏は、消費税率引き下げ、マイナンバー制度の見直し、国防強化など党の主要政策を訴え、県内各地を精力的に回って他党との違いを強調したが、支持が広がらなかった。
2249
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:01:15
◇投票率56・89% 前回を1・35ポイント上回る
参院選奈良選挙区の投票率は56・89%で、前回(55・54%)を1・35ポイント上回った。当日有権者は116万3136人(男54万5722人、女61万7414人)だった。
投票率の上昇は07年以来9年ぶり。18歳選挙権の導入で、政治や選挙への関心が高まったことも影響を与えたとみられる。
県内の投票率が過去最高だったのは1950年の74・54%で、最低は95年の44・62%(補選除く)。その後は60%前後で推移し、年金記録漏れ問題が関心を集めた2007年の参院選では9年ぶりに60%を超えた。
旧民主党による政権交代後の10年は再び60%を割り込み、自民党が政権を奪回した翌年の13年にはさらに低下した。
県選管が10日に発表した期日前投票の最終集計は、選挙区17万784人、比例代表17万782人で、いずれも前回選より25%増加。当日有権者数の15%を占めた。【芝村侑美】
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■解説
◇「自民一強」議論深まらず
参院奈良選挙区では37歳新人の佐藤氏が初当選し、自民党が参院選挙区2議席を独占した。2014年衆院選でも県内4選挙区のうち3議席を同党が獲得している。「安倍一強」と言われる政治状況下、奈良もまた「自民一強」の様相を呈し始めた。
自民党は同選挙区で1956年から13連勝(補選含む)したが、89年に労組系候補に敗れ、2004年以降は旧民主党候補に3連敗するなど流動的状況が続いた。12年に自公で政権を再奪取すると、13年前回選は旧民主党に圧勝。佐藤氏は今回の選挙戦でアベノミクスなど安倍政権の政策を強調し、勝利した。
一方、民進党は危機的状況だ。現職の前川氏が他党と共闘しても政権批判票の受け皿になりきれなかった。県内の残る選挙区議席は衆院の馬淵澄夫氏のみで、抜本的な立て直しを迫られる。
今回の選挙では18歳選挙権が導入され、参画意識の高い若者らの声も聞かれた。政治に問われるのは有権者に確かな選択肢を示せるかだ。ただ、有権者は「積極的な選択」をしたと言えるだろうか。
改憲発議要件の国会議席「3分の2」が焦点となりながら、佐藤氏は演説では憲法問題にほぼ触れず「争点隠し」との批判は免れない。一方の野党も共闘は実現したが、具体的な政策提示に欠けた。
県内のある与党幹部は「風が吹けば情勢はすぐに変わる」と言う。風頼みの選挙は政治の責任でもある。理念と実現性を備えた政策論争が求められる。【芝村侑美】
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佐藤啓(さとう・けい) 37 自 新(1)
[元]総務省職員[歴]茨城県常陸太田市総務部長▽首相補佐官秘書官▽東大=[公]
2250
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:03:10
【滋賀】
当 小鑓隆史 (新) 自民党 332,248
林久美子 (現) 民進党 291,290
荒川雅司 (新) 諸派 12,705
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk25010240000c.html
<2016参院選>滋賀選挙区 自民・小鑓氏が初当選 民進、衆参選挙区議席失う /滋賀
15:31毎日新聞
10日投開票された第24回参院選で、滋賀選挙区(改選数1)は自民党新人の小鑓隆史氏(49)=公明推薦=が民進党現職の林久美子氏(43)=共産、社民推薦=と幸福実現党新人の荒川雅司氏(41)を破り、初当選した。安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」の推進や自公による安定政権の継続などを訴えた小鑓氏が選挙戦を終始リードし、3選を目指した林氏に逆転を許さなかった。県内は2010年参院選から12年衆院選での敗北まで民主(現民進)が衆参で選挙区選出国会議員を独占し「王国」とも呼ばれたが、これで選挙区の国会議席を全て失った。選挙区の投票率は56・52%で、前回より3・56ポイント上昇したが、過去3番目の低さ(補選を除く)だった。当日有権者数は114万9277人だった。
◇「ゴールでなくスタート」
2年越しの勝利だ--。大津市浜大津1の小鑓氏の事務所では「当選確実」の一報に、支持者らが「やったぞ」「よかった」と歓声を上げた。小鑓氏は「アベノミクスは発展途上だ。滋賀県の高い潜在力を生かし、更に発展させたい」と抱負を述べた。
中央官僚から転身を図った2014年の知事選で三日月大造知事に惜敗。その雪辱を果たそうと、昨年9月の立候補表明以降、「琵琶湖を何十周もした」というほど精力的に活動を続け、知名度の浸透を図ってきた。
6月の国会閉会後からは安倍首相、自民党の谷垣禎一幹事長、小泉進次郎農林部会長ら大物や人気のある政治家が次々と来援した。また、小鑓氏自身も衆院小選挙区ごとに遊説日程などを細かく決め、県内をくまなく回った。選挙序盤で報道各社が優勢を伝えても陣営は気を緩めず、県議ら党所属の地方議員を中心に企業回りなどを続け、着実に党の支持基盤を固めていった。
街頭演説では「アベノミクス」の立案者の一人として政策継続の必要性を強く主張。その政策の結果として生まれた税収増を財源に安定した社会保障制度を築くと訴えた。安保法制廃止を前面に打ち出した野党共闘に対抗し、日米同盟の重要さを指摘した上で、「政策もばらばらの野党に政権は任せられない」と自公による安定政権の継続を呼びかけた。
連立を組む公明党も全面的にバックアップ。党県本部の粉川清美代表は「公明の選挙区候補は小鑓さん」と連呼し、強力に応援した。
支援者への感謝の言葉で小鑓氏は目に涙を浮かべながら「(知事選落選から)2年間、本当に長い期間だった」と振り返り、「ゴールではなく議員としてのスタート。皆さんの期待に応えられるよう、しっかり仕事をする」と誓った。
選対本部長を務めた自民党県連の上野賢一郎会長は「もう一度チャレンジしたいという本人の気持ちが実を結んだ。当時争った三日月知事も今日は……」と言及。笑い声と拍手の中、最前列に座った三日月知事は苦笑しながら中腰に立ち上がって一礼した。上野氏は「公明党からも大きな支援をいただいた。今後もしっかりとした絆を固めていきたい」とも述べた。
一方、憲法改正についての報道各社の質問に対し、小鑓氏は「(野党は)選択肢を示さないまま否定だけするのは良くない。個別に具体的な議論を深めることが大事だ」などと述べた。【衛藤達生、大原一城】
2251
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:06:50
【三重】
当 芝博一 (現) 民進党 440,776
山本佐知子 (新) 自民党 420,929
野原典子 (新) 諸派 24,871
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1607100084.html
【参院選・三重】岡田代表、面目保つ 民進・芝博一氏、シールズ・共産・社民の支援あおぎ“崖っぷちの戦い”制す
00:44産経新聞
【参院選・三重】岡田代表、面目保つ 民進・芝博一氏、シールズ・共産・社民の支援あおぎ“崖っぷちの戦い”制す
3選を果たし喜びを爆発させる民進現職の芝博一氏。右は信子夫人=10日夜、津市
(産経新聞)
民進の岡田克也党代表が進退をかけたことで参院選の「象徴区」となった三重選挙区(改選数1)は、激戦の末、民進現職の芝博一氏(66)が自民新人の山本佐知子氏(48)らを破り、民進の前身である民主党の金城湯池として知られた“牙城”を守った。
芝氏は午後9時55分ごろ事務所に到着。集まった支援者を前に「国民の暮らしと平和を守るという訴えを県民に受け止めていただいた」と喜びを語った。
同区は平成12年の補選以降、推薦候補も含めて民主が5連勝。しかし、前回選挙ではベテランが自民新人に敗れ、今回は「がけっぷちの戦い」(陣営幹部)だった。
学生グループ「SEALDs TOKAI(シールズ東海)」や学者、弁護士らが呼びかけ人の市民団体系組織「市民連合みえ」を橋渡し役に共産、社民の支援を取りつけ、野党統一候補として必勝を期した。
岡田氏も「盟友の芝氏を落とすようでは代表の資格はない」と退路を断って支援。芝氏は「私一人の戦いではないと責任を感じていた」と明かし、選挙戦を通じて「支援の輪の広がりを感じた。最後まで厳しい戦いだった」と振り返った。
山本氏は、安倍晋三首相(党総裁)ら党幹部や鈴木英敬三重県知事の応援を得て善戦したが、知名度不足が最後まで響いた。
2252
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:07:18
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk24010109000c.html
<2016参院選>民進・芝氏が3選 山本氏、一歩及ばず(その1) /三重
12:06毎日新聞
◇「重点区」議席を死守 野党共闘で票伸ばす
参院選は10日投開票され、三重選挙区(改選数1)は、民進現職の芝博一氏(66)が、自民新人の山本佐知子氏(48)=公明推薦=と幸福新人の野原典子氏(59)を破り、3選を果たした。自民、民進両党がともに「重点選挙区」と位置付け激戦を展開。芝氏は連合三重など従来の組織票に加え、野党統一候補として、共産、社民両党のほか、野党共闘の仲介役を果たした市民団体「市民連合みえ」の支援を受けて得票を伸ばした。山本氏は、2013年の前回選挙に続く連勝を目指す自公両党の総力を挙げた支援を受けた。次々と来県した党幹部や現職閣僚らの応援を受け、懸命に知名度アップを図ったが、及ばなかった。投票率は59・75%で、前回を1・93ポイント上回った。当日有権者数は151万8247人(男73万4053人、女78万4194人)だった。【参院選取材班】
民進党の岡田克也代表のお膝元の選挙区で、「安倍晋三首相対岡田代表の代理戦争」とも言われた。自民、民進両党の威信をかけた選挙戦の末、前回参院選で現職の議席を失った民進が雪辱を果たした。津駅近くの津市羽所町にある芝氏の事務所には、開票が進むにつれて続々と支持者が訪れ、「当選確実」が報じられると、大きな歓声が上がった。まもなく姿を見せた芝氏は、満面の笑みを浮かべて次々と支持者と握手し、感謝の言葉を述べた。
芝氏は連合三重などの労組票に加え、地元の鈴鹿市では自民支持層からの支持も少なくない。このため、全国的な野党共闘が進む中、陣営内には共産党との連携への反発を懸念する声もあり、共闘に向けた協議は遅れた。
安全保障関連法廃止を訴える市民団体「市民連合みえ」が橋渡し役となり、野党統一候補となったのは公示約1カ月前の5月23日。県組織を持つ民進、共産、社民の野党3党が同団体と個別に政策協定を結んだ。
芝氏は、政策協定に基づき、安倍政権による改憲阻止や、アベノミクスによる格差の是正を強調。「アベノミクスは既に失敗、破綻している。地方や人に寄り添う政治に転換する」とし、「今の平和を守り継いでいく」と訴えた。
街宣活動や個人演説会では、市民連合みえから「SEALDs TOKAI」メンバーや子育てグループの主婦らが応援演説したほか、共産、社民両党も自主的に支援し、支持を広げた。
また連敗への危機感から、岡田代表が「三重で負けたら次の党代表選には出ない」と退路を断つ決意を示したほか、民進県連や連合三重なども活発に動き、従来の支持層をきっちりと固め、自民新人の山本氏らを振り切った。
◇出口調査 無党派6割が芝氏、山本氏は3割強
共同通信社が10日に実施した出口調査によると、芝氏は民進支持層の9割強を着実に固めたほか、自主的支援を受けた共産、社民の支持層のそれぞれ8割以上を手堅くまとめた。さらに支持政党を持たない無党派層の6割が支持した。
山本氏は自民支持層の8割強の支持を集め、公明支持層の7割にも食い込んだが、無党派層からの支持は3割強にとどまった。
野原氏は支持が広がらなかった。
年代別では、芝氏と山本氏に大きな支持の差は見られないが、10〜40代の各世代では山本氏が、60、70代では芝氏の支持がわずかに上回った。
選挙区と比例代表の投票行動の関連性を見ると、芝氏を支持した層の6割は民進に、1割余が共産に票を投じたとしている。山本氏を支持した層では7割が自民、1割強が公明に投じたとしている。
また今回の選挙の争点の一つとなった憲法改正に対する質問では、芝氏支持者の4分の3が改憲に反対とし、賛成したのは1割余りにとどまった。山本氏支持者では、8割が改憲に賛成とした。支持政党別では、自民支持層の7割、公明支持層の5割近くが賛成する一方、民進支持層の8割、共産支持層の9割近く、社民支持層の7割が反対とした。無党派層では7割が反対、2割が賛成だった。
◇当日有権者数県選管が訂正 4人増の151万8247人
県選挙管理委員会は10日、参院選の県内の当日有権者数に誤りがあり、9日発表した人数より4人多い計151万8247人(男73万4053人、女78万4194人)だったと発表した。明和町選管が事務処理を誤り、4人少なく報告していたという。
在外選挙人を含む有権者数は、2013年の前回参院選と比べ2万790人(1・39%)増となる。【田中功一】
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2253
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:07:40
■解説
◇民進「王国」党勢回復し切れず
自民、民進ともに「重点選挙区」と位置付けた三重選挙区は、事実上、民進現職の芝氏と自民新人の山本氏の一騎打ちとなり、芝氏が辛うじて議席を守った。だが、野党統一候補として共産、社民の自主的な支援を受けての勝利。かつて「民主王国」と呼ばれた三重でも党勢が回復し切れていないことを表す結果となった。
芝氏は当時与党の旧民主公認で出馬した2010年の参院選で、旧民主が全国で議席を減らす中、自民新人に7万票近い差をつけて危なげなく勝利した。しかし、13年の参院選では、旧民主現職が、自民新人に約5万6000票差で敗れた。
陣営は今回、連敗を免れようと強い危機感を持って選挙戦に臨んだ。野党共闘でも共産との連携に反発する旧来の支持者離れを最小限に抑えるため、政党間で直接、政策協定を結ばず、安保関連法廃止などを訴える市民団体「市民連合みえ」と野党各党が個別に政策協定を結ぶ形にした。
選挙戦では表立った協力はせず、街頭演説などでは市民団体のメンバーらが応援演説した。ただ、芝氏の行動予定は共産などにも知らされ、各地の演説では多くの共産支持者が耳を傾けた。
その中で芝氏は、安保関連法の廃止や安倍政権による改憲阻止、アベノミクスで生じた格差の是正など、市民団体との政策協定に基づく訴えを展開。選挙戦が進むにつれ、共産党県委員会幹部は「多くの支持者が内容に満足している。共産票の大半は芝さんに行く」と言うほどになった。13年参院選での共産新人の得票数は約6万票。言葉通り、その大半が芝氏に流れたとすると、野党候補者が一本化されていなければ当選は微妙なものになっていたことになる。
参院選は政権選択の選挙ではない。野党として訴えたことが、直ちに政策に反映されるわけではない。しかし、選挙戦での訴えを具体的な政策として示し、愚直に主張し続けることが必要だ。そうでなければ、有権者の信頼を再び得ることはない。【田中功一】
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◇三重選挙区開票結果=開票率100%
当 440,776 芝博一 66 民現
420,929 山本佐知子 48 自新
24,871 野原典子 59 諸新
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◇当選者の略歴
芝博一(しば・ひろかず) 66 民 現(3)
党県代表▽椿大神社椿会館長[歴]県議▽内閣官房副長官▽皇学館大
◇略歴の見方
氏名▽年齢(投票日の10日現在)▽政党▽現職・元職・新人の別▽当選回数(カッコ数字)▽職業・肩書([元]は前職を含む)[歴]以下は過去の肩書▽最終学歴▽末尾の=以下の四角囲み文字は推薦・支持政党<政党名>自=自民党、民=民進党、諸=諸派
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選挙区の候補者と比例代表の市町別得票数、市町別投票率はあす掲載します
〔三重版〕
2254
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:08:34
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk24010113000c.html
<2016参院選>民進・芝氏が3選 山本氏、一歩及ばず(その2) /三重
12:06毎日新聞
◇自民、連勝逃す 総力戦、知名度不足補えず
激戦を展開した民進・芝氏の「当選確実」が報じられると、四日市市生桑町の山本氏の事務所で開票速報を見守っていた支持者らに落胆が広がった。しばらくして姿を見せた山本氏は、自らの力が及ばなかったことをわびるとともに、選挙戦での支援に感謝の言葉を述べた。
山本氏は1月上旬に出馬を表明。それ以後、自民県議や市議らが、山本氏とともにそれぞれの支持者を回り、浸透を図った。公示前後には、安倍首相や谷垣禎一幹事長、集客力のある小泉進次郎・党農林部会長らが複数回にわたり応援のため来県したほか、閣僚や党幹部らが連日、街頭演説や個人演説会で支援を呼びかけ、山本氏の知名度アップを図った。野党共闘についても、「政策の違う党の連携は野合だ」などと批判した。
さらに2011年の知事就任以来、国政選挙で特定候補・政党を応援せず中立的立場を貫いていた鈴木英敬知事も、自民党からの強い要請を受け、山本氏支持を表明。応援演説では、伊勢志摩サミットの開催などを挙げ、「安倍首相率いる自公政権が長く、安定的に運営されることが、三重県や日本のプラスになる」と山本氏への支持を訴えた。
山本氏は、旧三重1区選出の元衆院議員で自治相を務めた故・山本幸雄氏の孫であることをアピール。また、安倍政権の経済政策についても「アベノミクスは道半ばだが、着実に成果を上げている」として政策を継続する必要性を訴えた。さらに、元旅行会社員の経歴を強調。サミット開催で三重が世界に情報発信され、知名度が上がったとして、「サミットの効果を今後の地域活性化に生かすため、私の経験と知識を生かしてほしい」と訴えた。だが、前回参院選のような追い風はなく、芝氏に追いつけなかった。
◇投票率59・75% 前回比1・93ポイント上回る
三重選挙区(改選数1)の投票率は59・75%で、前回参院選(2013年)の57・82%を1・93ポイント上回った。男性は59・91%(前回58・41%)、女性は59・59%(同57・26%)だった。
期日前投票者数は23万6923人で、前回よりも4万8746人増え、当日有権者数の15・61%を占めた。また、不在者投票者数は9057人と、前回より907人多かった。
今回は自民、民進両党がともに「重点選挙区」と位置付け、議席死守を掲げる民進に対し、自民は党幹部を相次ぎ投入し、総力戦を展開。激戦を受け有権者の関心も高まったと思われる。
また、今回から選挙権年齢が18歳以上に引き下げられ、若年層の投票率向上を目指す啓発活動も各地で行われた。
市町別で最も高かったのは大紀町の71・33%。逆に最も低かったのは志摩市の55・75%だった。津市は60・37%、四日市市は57・62%だった。
県内の参院選の投票率(補選を除く)は、衆参同日選となった1980年に過去最高の79・44%を記録。最低は95年の47・07%だった。
98年からは、投票時間が午後8時まで2時間延長され、60%台まで上昇した。それ以降、前々回までの計5回は60%台で推移し、前回は50%台に落ち込んだ。今回も60%台には届かなかった。
〔三重版〕
2255
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:09:50
【長野】
当 杉尾秀哉 (新) 民進党 574,052
若林健太 (現) 自民党 499,974
及川幸久 (新) 諸派 20,350
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk20010044000c.html
<2016参院選>民進・杉尾氏、初当選 野党共闘が奏功 若林氏届かず 自民、議席失う /長野
12:37毎日新聞
10日投開票の参院選で、3候補が1議席を争った長野選挙区は全国的な自民党優勢の流れとは別に、民進党新人の杉尾秀哉氏(58)が初当選を果たした。改選数が2から1に減る中、共産、社民両党との共闘態勢を固め、自民党現職の若林健太氏(52)を退けた。改憲勢力が改正発議に必要な定数の3分の2に届くかが注目されたが、9条改正反対を明確にした杉尾氏に対し、若林氏が改憲について言及を避けたため、議論はかみ合わなかった。諸派(幸福実現党)新人の及川幸久氏(56)は伸びなかった。当日有権者数は177万348人(男85万6835人、女91万3513人)。投票率は62・86%で、前回2013年の57・72%を5・14ポイント上回った。【参院選取材班】
全国の1人区の中で比較的早く野党共闘を実現させた杉尾秀哉氏が、猛追する若林健太氏を振り切った。自民側が憲法改正に言及しない点を「争点隠し」と批判し、憲法9条改正や安全保障関連法への反対を軸に「安倍政権打倒」を訴え、支持を広げた。
当選を決め、JR長野駅前のホテルで、杉尾氏は万歳三唱し、支持者と喜び合った。
引退する北沢俊美元防衛相の後継者選びが難航した影響で、出馬表明は今年1月と出遅れた。元TBSキャスターという知名度はあったが、陣営は「民進公認候補の杉尾氏」という認知度をどう広げるかに腐心。県内77市町村をくまなく回り、浸透を図った。
党本部も「長野で勝てなければどこも勝てない」と最重点区に位置付け、岡田克也代表ら幹部が次々と応援に駆け付けた。杉尾氏は、憲法改正について「選挙が終われば安倍政権が改憲に向かうのは明らか。自民の改憲草案は国民を縛る内容だ。さらに戦争に近づく」と強調した。
また、経済政策アベノミクスを「失敗」と主張。「安倍政治は強者の政治。貧困層が増え格差が拡大した。公的年金の運用も失敗し多額の年金が消えた。人への投資、弱者のための政治を実現したい」とし、共産、社民支持層や、市民団体でつくる信州市民連合などの支持を固め、無党派層にもアピールした。
民進支持層の保守派には、共産との共闘に反発もあったが、影響は限定的だった。
◇若林氏「支援応えられず」
若林健太氏の陣営は、県内の主要4経済団体を中心に、企業への協力要請を強める徹底的な組織戦を展開。経済政策アベノミクスの継続を軸に、地方の活性化や社会保障の充実などを訴えたが、野党3党の分厚い共闘の壁は崩せなかった。
敗色が濃厚になると、長野市のホテルで、若林氏は「支援に応えられず申し訳ない」と支持者にわびた。
改選数減の中、議席を守るため、陣営は危機感を募らせた。公明党との初の合同決起大会を開き、連携を強化。「相手の背中が見えてきた」と支持者に発破を掛けた。
自民党本部も「最重点区」として、幹部が相次いで応援に入ったほか、安倍晋三首相自ら保守系地方議員らに電話で支援を呼び掛ける異例のてこ入れを展開。野党共闘を「反対だけで、代案を示さない野合だ」と批判し、共産との共闘に反発する民進系保守層らの取り込みも狙った。
若林氏は、外務政務官や農水委員長などを務めた1期6年の実績を強調。杉尾秀哉氏を「落下傘候補」と批判し、「地域の実情を国政に届けられるのは私だ」と訴えた。野党からは憲法改正に言及しないことから「争点隠しだ」と追及されたが、最後まで避け続けた。
◇及川氏浸透せず
元国際金融マンとして積み立て方式の年金制度創設などを訴えた及川幸久氏は、浸透しなかった。個人演説会を中心に「県産リンゴなどを輸出し、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)を乗り越えよう」と主張した。
2256
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チバQ
:2016/07/11(月) 23:10:10
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■解説
◇政権の歯止め選択 改憲論争かみ合わず
県民の選択は、自公政権への歯止めだった。背景には、集団的自衛権の行使を可能にする安全保障関連法制定など、反対意見を顧みない政権運営への批判があったことは言うまでもない。政権側は、県民の判断を重く受け止めるべきだ。
若林氏は経済政策の継続を強調し、憲法改正について言及を避けた。取材に「争点にするほど議論が熟していない」と語ったが、自ら自民党改憲草案策定に関わりながら、こうした逃げを打てば「争点隠し」の非難は免れない。県外からの移住者によって人口維持を図るこの時代に、相手に「落下傘候補」とレッテル貼りをする戦術も、有権者をしらけさせたのではないか。
民進は「県民の良識が勝った」とするが、無党派層を大きく取り込むような「風」は起こせなかった。支持が伸びない中、連合や共産、社民の組織頼みだった感は否めない。
杉尾氏を支持した有権者も、全幅の信頼から1票を投じたわけではない。杉尾氏を選択した女性は「民進に期待しているわけではないが、安倍政権には反対だから」と本音をのぞかせる。有権者の信頼を勝ち得るには、公約の「弱者のための政治」をどう具現化するかが問われることになる。【巽賢司】
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◇当選者略歴
杉尾秀哉(すぎお・ひでや) 58 民 新(1)
党県副代表[歴]TBS解説専門記者室長▽関西学院大特別客員教授▽東大=[共][社]
2257
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:12:08
【新潟】2300票差
当 森裕子 (元) 無所属(野党統一) 560,429
中原八一 (現) 自民党 558,150
横井基至 (新) 諸派 24,639
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk15010008000c.html
<2016参院選>森氏、返り咲き 自民、議席失う(その1) /新潟
12:22毎日新聞
◇野党共闘、激戦制す
第24回参院選が10日投開票され、新潟選挙区(改選数1)では、野党統一候補として臨んだ無所属の元職、森裕子氏(60)=民進、共産、社民、生活推薦=が野党各党の支持層を固め、返り咲きを果たした。自民現職の中原八一氏(57)=公明推薦=は知名度不足が最後まで響き、涙をのんだ。幸福実現新人の横井基至氏(35)も独自の政策を訴えたが、及ばなかった。
新潟選挙区は今回から改選数が2から1に削減され、与野党候補による事実上の一騎打ちとなった。投票率は前回2013年の55・82%を上回る59・77%だった。
新潟市中央区の森氏の選挙事務所に当選確実の報が入ると、集まった野党各党の県幹部や支援者からは、歓声と拍手が湧き起こった。激戦を制し、3年ぶりに国政に返り咲いた森氏は「この新潟から新しい民主主義が生まれた。市民と野党が一つになり勝利を勝ち取った」と喜びをかみしめた。
「安全保障関連法廃止」を旗印に、新潟選挙区で初めて実現した今回の野党共闘では、民進党をはじめとする野党4党がどこまで「一枚岩」になれるかが焦点だった。陣営では、あえて合同選挙対策本部を作らず、野党各党が個別に応援する形を取り、市民団体が仲介役となって「緩く」まとまった組織を形成。各党がそれぞれのスタンスで支援したことが功を奏した。
民進党内では、森氏が2012年に旧民主党を離党した経緯などから「アレルギー」も色濃く残っていたが、選挙期間中は岡田克也代表も応援に駆け付けるなど「融和」をアピール。街頭演説では県内の衆院議員らも街宣車の上に立ち、「安倍政権打倒」を訴えた。選挙戦中盤以降は、英国の欧州連合(EU)離脱に伴う円高や株価の下落を受け、安倍政権の経済政策「アベノミクス」への批判を強め、支持を広げた。
森氏が野党統一候補に正式に決まったのは4月下旬と出遅れたが、「地域組織」を県内約20地区に置き、草の根で支援態勢を整備。陣営内でも「後手に回った」と不安の声もあったが、2期12年参院議員を務めた知名度の高さでカバーした。【柳沢亮、後藤結有】
◇投票率59・77% 前回3・95ポイント上回る
参院選新潟選挙区の投票率は59・77%で、大方の予想に反して前回を3・95ポイント上回る結果となった。当日有権者数は195万9714人(男94万1784人、女101万7930人)。今回から選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられ、投票率向上への期待が高まっており、一定程度、効果があったとみられる。
期日前投票は30万8078人が利用。期日前投票率は15・69%と前回2013年(11・33%)を上回り、過去最高を更新した。制度の浸透に加え、各党が積極的に利用を呼びかけたことも影響したとみられる。【米江貴史】
2258
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:12:24
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■解説
◇最大の勝因「市民の力」
改選数が1に削減され、全国屈指の激戦区として注目された参院選新潟選挙区は、野党統一候補の森氏が制した。県内の有権者は、安全保障関連法や、今回の選挙戦で「争点隠し」と批判された憲法改正などについて、安倍政権に「ノー」を突き付けた格好だ。
有権者の選択は、2014年の衆院選後、選挙中は「封印」した安保関連法の議論を再開させたような手には乗らないという政権へのメッセージとも言える。与党側は今回の野党共闘を「政策も理念もない野合」と批判したが、いくつかの共通政策を旗印に主義や主張を超えて結束することで、大きな力となることも証明された。
今年1月、森氏が立候補表明した際には「野党統一候補は困難に」との記事を掲載した。森氏が旧民主党を離党した経緯などから、党内の反発が大きかったためだ。実際、民進党は最後まで国会議員の対応が分かれ、連合新潟の一部の労働組合も「自主投票」とするなど動きは鈍かった。
それでも共闘を実現し、「巨大与党打倒」という壁まで乗り越えられたのは、安保法制や改憲への有権者の反発が想像以上に大きかったということだ。デモ行進や署名活動から一歩前進し、選挙に結びつけた市民らの動きが最大の勝因だった。
ただ参院選の結果はレースに例えれば、スタートラインに立つ前の準備段階。衆院選での協力にはより大きな壁がある。巨大与党を打倒できるか。野党の本当の戦いはこれからだ。【米江貴史】
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◇当選者の略歴
森裕子(もり・ゆうこ) 60 無元(3)
[元]副文科相▽生活の党県代表[歴]横越町議▽拉致問題特別委員長▽新潟大=[民][共][社][生]
2259
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:12:57
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk15010015000c.html
<2016参院選>森氏、返り咲き 自民、議席失う(その2止) /新潟
12:22毎日新聞
◇組織戦、不発 中原氏、知名度不足が響く
「皆さんから必死の思いで支援を頂いたにもかかわらず、残念な結果になった。本当に申し訳ない」
「野党共闘」の壁に再選を阻まれた中原氏は、新潟市中央区の事務所で、集まった支持者らを前に厳しい表情で敗戦の弁を述べた。
選挙戦では、安倍政権の経済政策「アベノミクス」の成果や、野党側が廃止を訴える安全保障法制の必要性を訴え、政権安定の重要性を強調した。
党所属の県議や市町村議の後援会を軸に、約2500の企業や団体などの推薦を取り付けたほか、公明党の推薦も得て組織戦を展開。党本部は新潟選挙区を重点選挙区と位置付け、安倍晋三首相が3回県内入りしたのをはじめ、閣僚クラスが連日訪れ、無党派層の掘り起こしを図った。
だが、最大の課題だった知名度不足は最後まで克服できず、アベノミクスの効果が県内にまで及んでいないことや「争点隠し」と野党が批判した憲法改正へのあいまいな姿勢も逆風となった。【米江貴史、南茂芽育】
2260
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:15:49
【山梨】
当 宮沢由佳 (新) 民進党 173,713
高野剛 (新) 自民党 152,437
米長晴信 (元) 無所属 67,459
西脇愛 (新) 諸派 10,183
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk19010013000c.html
<2016参院選・やまなし>民進・宮沢氏が初当選 自民・高野氏及ばず(その1) /山梨
12:25毎日新聞
◇野党統一で接戦制す
第24回参院選は10日投開票され、山梨選挙区(改選数1)では、民進新人の宮沢由佳氏(53)=共産、社民推薦=が、自民新人の高野剛氏(68)=公明推薦=ら3人を破り、初当選を果たした。野党統一候補の宮沢氏は、任期限りで引退する輿石東参院副議長(80)が18年間維持してきた議席を引き継ぐ。高野氏は党の組織を挙げて追い上げたが、届かなかった。投票率は58・83%で、前回(2013年)参院選を2・18ポイント上回った。【参院選取材班】
◇子育てや介護訴え実る
全国の32ある「1人区」でも屈指の激戦となった山梨選挙区。たった一枚の国会への「切符」を手にしたのは、宮沢氏だった。
甲府市上阿原町の事務所では「当選確実」の一報を受けると、支持者らが手を取り合って歓声を上げた。
宮沢氏は「皆さまのおかげで当選することができた。党派を超えて子どもが幸せに育つ社会が求められていると感じた。一歩一歩歩んでいく。輿石先生の続きの道を作っていきたい」と述べた。輿石氏は「感謝するのみ。必ず私の思いも含めて国政へ県民・有権者の良識を運んでくれる」と話した。
総合選対本部長を務めた民進の中島克仁衆院議員は野党共闘について「それぞれの立場を乗り越えられた。結果が出てよかった」と述べた。
民進党は、岡田克也代表が公示日の第一声に甲府市を選ぶなど、重点選挙区に位置づけた。党でも知名度がある山尾志桜里政調会長や蓮舫代表代行らもたびたび来県。宮沢氏とともに街頭演説に立ち、知名度アップに一役買った。
宮沢氏は、子育てや介護充実を訴え、峡北地域などで優位に戦いを進めた。一方、民進候補が不在の衆院2区の地域では苦戦が伝えられていた。しかし、宮沢氏を推薦した連合山梨や、輿石氏の出身母体の山梨県教職員組合(山教組)などが全面的に支えることで接戦を制した。
◇「一定の結果を出せた」
富士川町最勝寺の事務所に落選の知らせが入ると、トレードマークの青色ポロシャツ姿の米長氏は支持者らを前に深々と頭を下げた。
米長氏は「政党の戦いの中で一定の結果を出せた。今後も県内で政治家として活動を続けていきたい」と述べた。
米長氏は2007年、参院選山梨選挙区で旧民主公認で初当選。その後、消費増税法案への対応を巡って離党し、3年前の参院選でみんなの党から出馬し落選した。今回は、候補者の中で最も遅い5月下旬の出馬表明となった。
無所属で、組織から支援を得られないまま選挙戦に突入。出身の旧民主の支持者をはじめ、自民支持層にも浸透を図った。
選挙戦では、「政策の深さ、知識では負けない」と「即戦力」である点をアピール。草の根選挙を展開したが、届かなかった。
◇投票率58.83% 10代は47.78%
山梨選挙区の投票率は58・83%で、前回(2013年)を2・18ポイント上回った。選挙権年齢の引き下げに伴い新たに有権者に加わった18、19歳の投票率は47・78%で、全体より11・05ポイント低かった。
安倍晋三首相は政権が掲げる経済政策「アベノミクス」の是非を参院選の争点に据えた。しかし、県内では主な争点となり得ず、論戦は低調に。公示直後から、民進新人と自民新人の2人の激戦が伝えられた。最終盤までもつれる展開となったものの、2回連続で50%台の投票率にとどまった。
同選挙区の投票率は、過去最低の52・26%を記録した1995年以降、60%台で推移した。10年は、輿石東氏(現参院副議長)と宮川典子氏(現衆院議員)が激しく競り合い、64・04%を記録。しかし、前回は低調で56・65%にとどまった。
当日有権者数は70万5769人(男34万3200人、女36万2569人)。うち10代は1万7463人で、全体の2・47%を占めた。
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2261
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:16:07
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■解説
◇政策の具体像提示を
18年間、輿石東氏が守ってきた議席を、民進新人の宮沢由佳氏が引き継ぐ形となった。しかし、輿石氏と決定的に違うのは、旧民主票に加えて共産、社民、旧維新と幅広い支援の上に成り立つ「1議席」である点だ。
宮沢氏は20年以上にわたり、子育て支援活動に携わってきた。選挙戦では経験も踏まえ、「子供が安心して生まれ、幸せに成長できる社会をつくりたい」と主張。「安全保障関連法の廃止」なども訴えた。ただ、公約の形で示しておらず、有権者には伝わりづらかった点は否めない。
背景には「野党共闘」がある。原発再稼働をはじめ、野党ごとに温度差がある政策テーマが存在する。詳細を詰めると野党間協力にひびが入りかねず、選挙戦で深入りを避けた形だ。これでは選挙優先の「野合」批判を受けるのもやむを得ない。
政策論議が深まらなかった点では、他の候補も同じだ。自民新人の高野剛氏は、自民党の政策・公約をなぞった主張が多く、「国会で何をしたいのか」が明確に示されなかった。米長晴信氏は、参院議員の経験を強調したが、無所属議員として、掲げた政策をどう実現させていくかの展望が見えづらかった。
宮沢氏の擁立時に野党4党(当時)で結んだ政策協定には、「協定の実現、政策的な一致が広がるよう努力する」とある。宮沢氏は、こうした野党間の議論を避けずに、今後、政策の具体的なビジョンを示してほしい。【後藤豪】
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◇選挙区開票結果=選管最終発表
当 173,713 宮沢由佳 53 民新
▽ 152,437 高野剛 68 自新
▽ 67,459 米長晴信 50 無元
10,183 西脇愛 31 諸新
▽は法定得票数を得た落選者
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◇当選者略歴
宮沢由佳(みやざわ・ゆか) 53 民 新(1)
社会福祉法人理事長▽会社代表[歴]県立大非常勤講師▽名古屋市立保育短大=[共][社]
2262
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:16:50
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk19010019000c.html
<2016参院選・やまなし>民進・宮沢氏が初当選 自民・高野氏及ばず(その2止) /山梨
12:25毎日新聞
◇県議団分裂響く 高野氏
自民は民進(旧民主)から18年ぶりの議席奪還を目指したが、かなわなかった。民進・宮沢氏の「当選確実」が報じられると、甲府市国母7の高野氏の事務所では、支援者らからため息が漏れた。
高野氏は「日本中で自民党が支持を伸ばす場面で敗北を喫したのは、私の不徳の致すところ。これまでの協力に感謝したい。本当に申し訳ない」と語り、頭を下げた。その後、高野氏は記者団の取材に対して、「一枚岩になれなかったからこんな結果になった」とも話した。
選対本部長を務めた森屋宏参院議員は「高野氏のすべき仕事、できた仕事を県民に伝えきれず、おわび申し上げる」と述べた。
知事選と甲府市長選で独自候補を擁立できなかったことから、県連は早くから組織の立て直しを急いだ。3月には、約170の業界団体が参加し、相互に諸問題の解決を図る任意団体「元気やまなし絆の会」を結成。甲府市では市議団18人が選対本部を作り、地域支部の立て直しを図った。一方で、自民系県議団は分裂し、対立が続いたまま選挙戦に突入した。自民内部から選挙戦への影響を懸念する声が上がっていた。
危機感を持った党本部は、安倍晋三首相が公示前後に2回、県内入りした。党幹部や閣僚が次々と来県し、追い上げを図ったが、及ばなかった。
◇各地の投票所で朝早くから1票 子ども連れら
県内各地の投票所には朝早くから有権者が訪れ、意中の候補者や政党に1票を投じた。
甲府市青沼3の市総合市民会館では、午前中から子ども連れの有権者らが訪れた。投票を終えた甲府市青沼1の主婦、風間ますみさん(80)は「東京都知事の騒動もあり、クリーンな人に議員になってほしい」と話した。同市青沼の男性(58)は「雇用問題に力を入れているかを重視した。もうすぐ定年だが、再就職に不安がある。国や政治家はしっかり対策を考えてほしい」と話した。【滝川大貴】
2263
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:19:54
【福島】
当 増子輝彦 (現) 民進党 462,852
岩城光英 (現) 自民党 432,982
矢内筆勝 (新) 諸派 20,653
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk07010089000c.html
<2016参院選>民進・増子氏が3選 自民・岩城法相敗れる(その1) /福島
12:22毎日新聞
10日投開票された参院選の福島選挙区(改選数1)は、民進現職の増子輝彦氏(68)=社民推薦=が、法相で自民現職の岩城光英氏(66)=公明推薦=を破り3回目の当選を果たした。「1票の格差」の是正で2013年の前回選から改選数が2から1に削減される中、増子氏は共産、社民の支援を受ける「野党統一候補」として安全保障関連法や安倍政権の経済政策を批判して大接戦を制した。岩城氏は徹底した組織戦を展開し、現職閣僚としての政策実行力をアピールしたものの、4期目の議席獲得はならなかった。幸福実現新人の矢内筆勝氏(54)は支持が広がらなかった。選挙区の投票率は57・12%で、13年の参院選よりも2・6ポイント上昇した。当日有権者数は163万7954人(男79万6448人、女84万1506人)だった。
◇野党共闘で激戦制す
福島市御山の増子氏の事務所。午後10時15分ごろ、「当選確実」の一報が入ると集まった支持者約150人の大きな歓声に包まれた。拍手に迎えられて姿を現した増子氏は支持者と万歳を繰り返し喜びをかみしめ合った。
増子氏は「厳しい選挙を戦い抜くことができた。正直、今も当選が信じられない」とほっとした表情を浮かべた。
再選を果たした10年の参院選は、前年に政権交代を果たして、高い支持率を保っていた民主(当時)が新人候補も擁立。民主票が二分したにもかかわらず、「増子票」とも呼ばれる堅い個人票に支えられて、組織力に勝る岩城氏に競り勝った。
改選数1の今回は「野党統一候補」として共産・社民の支持層を取り込んで票を上積みできるかどうかが、議席確保への最大のカギだった。
選挙戦に入ると、安全保障関連法の廃止や安倍政権の経済政策・アベノミクスの批判などを前面に押し出すことで政策面で一致する共産、社民の支持層を徐々に固めていった。
一方、革新勢力との共闘により、県議や衆院議員時代から中通り地方を中心に築いてきた「保守層や、労組の票が一部離れるのではないか」(陣営幹部)との懸念もあった。
だが、公示後は「県民統一候補」とも街頭演説や集会などで盛んに訴え、従来の支持者に配慮しつつ、無党派層の一部にも浸透。支持組織の連合福島もフル回転で支援した。
終盤戦にかけ、安倍晋三首相や人気の高い小泉進次郎・衆院議員らの応援を連日受けていた岩城氏の猛烈な追い上げも振り切った。
当選後、増子氏は記者からのインタビューで選挙戦について「5年3カ月間の震災対応を地道にコツコツやってきた。さまざまな県民の力の結集の結果だ」と語った。【岸慶太】
………………………………………………………………………………………………………
■増子輝彦氏の主な公約■
<原発>
・県内原発の全10基廃炉
・情報公開の徹底
<汚染廃棄物>
・中間貯蔵施設の早期建設
・県外処分の実施
<再生エネルギー>
・エネルギーの地産地消推進
・新技術の研究、開発施設誘致
<安全保障>
・安全保障関連法の廃止
・集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回
<社会保障>
・年金、介護、医療制度の改革
<農業>
・環太平洋パートナーシップ協定(TPP)反対
・戸別所得補償制度の復活
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◇当選者の略歴
増子輝彦(ましこ・てるひこ) 68 民 現(3)
[元]副経産相▽国交委理事[歴]県議▽衆院議員▽民主党副代表▽早大=[社]
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2264
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:20:19
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk07010094000c.html
<2016参院選>民進・増子氏が3選 自民・岩城法相敗れる(その2止) /福島
12:22毎日新聞
◇組織票固め、不発に
岩城氏は、自民の組織力をフル活用して選挙戦を進めながら、議席を守れなかった。
午後10時15分ごろ、福島市太平寺の事務所に「落選」の一報が入ると、集まった支持者は落胆の表情を見せた。事務所に姿を現した岩城氏は、硬い表情を浮かべ「皆さんに本当に一生懸命活動していただいたのに、期待にお応えできなかったことは、私のまさに力不足。心からおわび申し上げます」と語った。
岩城氏は2010年参院選で増子氏にトップ当選を許し、今回も劣勢と見られていた。このため、自民県連は県内五つの衆院小選挙区ごとに国会議員をトップとする選対組織を設置。140を超える支援団体にも初めて選対をつくるなど組織票を徹底して固めた。安倍晋三首相が3度も県内へ応援に入るなど党本部も全面支援を続けた。
政策面で、岩城氏は政府与党との太いパイプをアピールしながら復興の加速化を訴え、安倍政権の経済政策の成果も強調した。
選挙戦の後半に入ると、増子氏を支える野党3党に対し「野合」との批判を強め、猛烈に切り崩したものの、強固な個人票を持つ増子氏に及ばなかった。
疲れ切った表情で報道陣の取材に応じた岩城氏は進退について「白紙」と語った上で、「福島の復興に、古里の復興に向け、自分なりの活動を模索していきたい」と話した。【曽根田和久】
◇投票率57.12% 震災の影響続く
参院選福島選挙区の投票率は57・12%(男57・39%、女56・87%)だった。2013年の前回参院選を2・6ポイント上回ったものの、過去3番目に低かった。
県内で参院選の投票率は、1995年に過去最低の51・74%を記録した。98〜10年は60%台を維持してきたものの、13年の前回選は再び50%台にまで落ち込んでいる。
県内の選挙は、11年の東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の後、投票率が低下傾向にある。震災後の大型選挙を見ると、14年衆院選(52・51%)、15年県議選(46・67%)で、それぞれ戦後最低を記録している。
各市町村の選管などによると、震災と原発事故の影響で、現在も約9万人が県内外で避難生活を送り、土地勘の薄い避難先からの投票が負担になるなどし、低投票率の一因になっていると見られる。また、復興施策を巡って、各候補者の主張に明確な違いがないことなども、投票行動に影響しているようだ。【土江洋範】
2265
:
とはずがたり
:2016/07/11(月) 23:21:36
自民35.9%=民進は6年ぶり2割台―比例代表【16参院選】
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-160711X219
17:06時事通信
参院選の比例代表では、自民の得票率が2014年の衆院選と比べて2.8ポイント増の35.9%となり、首位を維持した。民進は同2.7ポイント増の21.0%で、旧民主時代の10年参院選以来、6年ぶりに20%台を回復したものの、自民には大きく水をあけられた。
自民は13年参院選、14年衆院選に続き、得票率が3回連続で30%台の高水準。得票数は参院選としては01年以来、15年ぶりに2000万票を超えた。公明も13.5%で3位となり、与党で比例票の約半数を獲得した。
旧民主は13年参院選で得票率が13.4%まで低迷。その後、14年衆院選では上昇に転じ、民進に衣替えして初の国政選挙となった今回も得票率を伸ばした。旧維新との合流効果が表れた格好だが、依然としてピーク時の半分程度にとどまっている。
共産は10.7%の4位で、10%台の得票率を継続。おおさか維新は9.2%となり、14年衆院選の3位から5位に後退した。
一方、個人得票は、公明の長沢広明氏が約94万2000票でトップとなった。公明は4位までを独占。これに続き、自民の徳茂雅之氏が約52万1000票を獲得し、同党で首位となった。
2266
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:21:58
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20160710_61080.html
<参院選福島>岩城法相不覚 声震わす
04:55河北新報
<参院選福島>岩城法相不覚 声震わす
落選が決まり、支持者に頭を下げる岩城光英さん(左から2人目)=10日午後10時50分ごろ、福島市の事務所
(河北新報)
改選数が2から1に減り現職2人が激突した福島選挙区で、自民党現職の法相岩城光英さん(66)の落選が福島市の事務所に伝えられると、詰め掛けた支持者らは声を失った。「期待に沿えず、申し訳ない。私の力不足です」。岩城さんは、声を震わせながら頭を下げた。
過去3度の選挙はいずれも旧民主系候補の後じんを拝して2位当選。「負けられない戦い」の今回、原発事故被災地での閣僚落選阻止を至上命令とする党本部の全面支援を受けた。フル稼働する県選出国会議員や地方議員にも支えられた。
閣僚として県外に遊説に出ず、選挙区に張り付いた。安倍政権打倒を声高に叫ぶ野党統一候補に対抗し、ひたすら訴えた。「復興加速化の流れを止めてはならない」「引き続き復興を私に任せてほしい」
だが、安倍晋三首相や小泉進次郎党農林部会長ら大物弁士の相次ぐ投入は逆に、本人の影の薄さを際立たせた。頼りとしていた業界団体などの組織固めも結果的に上滑りとなり、あと一歩届かなかった。
「まちづくりに若い人の声を届けたい」。30歳でいわき市議に当選。福島県議、いわき市長、参院議員と順調にキャリアを積み重ねてきた。36年間の政治家人生を飾るはずの一大決戦は、大きな挫折感を残して終幕を迎えた。
2267
:
とはずがたり
:2016/07/11(月) 23:22:15
18歳51%・19歳は39%…低かった投票率
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20160711-567-OYT1T50218.html
22:13読売新聞
総務省は11日、参院選(選挙区選)の18歳と19歳の投票率の調査結果を公表した。
18歳は51・17%、19歳は39・66%で、18歳と19歳を合わせた投票率は45・45%だった。高校などで主権者教育を受ける機会の多い18歳と、大学生や社会人が多い19歳で、差がある傾向が明らかになった。
調査は、47都道府県それぞれから、おおむね4投票区を抽出し、18歳、19歳の投票率を調査した。抽出された18、19歳の有権者数は計1万1480人で、当日有権者数の0・01%。18歳より19歳の投票率が低い理由として、大学進学などで親元を離れながらも、住民票を移さず投票にも行かない人がいるとの指摘もある。
一方、読売新聞社の調べでは参院選全体の投票率は54・70%(選挙区選)。全体の投票率は前回2013年参院選を2・09ポイント上回ったものの、参院選では過去4番目に低かった。調査方法が異なるため、単純比較はできないが、18歳、19歳の投票率が全体に比べ低い傾向にある。
2268
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:22:35
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160710_61068.html
<参院選福島>増子さん会心 閣僚破る
3選を決め、支持者から贈られた宝船を手に笑顔を見せる増子輝彦さん=10日午後11時5分ごろ、福島市の事務所
拡大写真
「よっしゃー」「さすがだ」。現職閣僚を退け、福島選挙区の議席を死守した民進党現職増子輝彦さん(68)の福島市の事務所は、当選の知らせを受けて大歓声に包まれた。
激戦の末の勝利に喜びもひとしお。「県民の良識が安倍政権を打ち破った」。増子さんは日焼けした顔に会心の笑みを浮かべた。
厳しい戦いだった。相手陣営は原発事故被災地での現職閣僚の落選を阻止しようと、敵意むき出しの挙党態勢で向かってきた。「福島から強権政治にストップを」「憲法9条改正を阻止しなければならない」。野党統一候補として安倍政権に対峙(たいじ)する県民の結集を必死に呼び掛けた。
政権交代可能な二大政党制を築こうと1994年、衆院議員初当選の4年後に自民党を離党。15年後の2009年に実現した民主党政権下で原発事故が起き、3年余りで野党に転落した。
経済産業副大臣として原発輸出を進め、安全神話に漬かった過去を反省し「県民に寄り添い原発のない社会をつくる」と誓った。そして「もう一度、政権交代を実現したい」との思いで走り続けてきた。
揺るぎない信念と党派を超えて培ってきた支持が最後に真価を発揮し、与党の猛攻をはね返した。「平和を守るとともに、福島の復興を推し進める」。表情を引き締めた。
関連ページ:福島政治・行政
2016年07月11日月曜日
2269
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:23:24
【山形】
当 舟山康江 (元) 無所属(野党統一) 344,356
月野薫 (新) 自民党 223,583
城取良太 (新) 諸派 15,223
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk06010062000c.html
<2016参院選>舟山氏再び笑顔 TPP自民逆風(その1) /山形
11:58毎日新聞
◇野党共闘支持集め
参院選は10日投開票され、山形選挙区(改選数1)は、無所属元職で野党統一候補の舟山康江氏(50)=民進、社民両党推薦=が、自民党新人の月野薫氏(61)=公明党推薦=と、幸福実現党新人の城取良太氏(39)を破り、再選を果たした。参院選で野党が勝利したのは、舟山氏が旧民主党候補として初当選した2007年以来、9年ぶり。
舟山氏は民進、社民両党や連合山形のほか、独自候補の擁立を取り下げて舟山氏の支援に回った共産党や無党派層など、安倍政権に批判的な幅広い層に支持を広げた。JA全農山形出身の月野氏は、多くの政府・与党幹部の応援を受け、自公両党の組織固めを図り、農業票の取り込みを狙ったが及ばなかった。城取氏は支持に広がりを欠いた。
投票率は62・22%、当日有権者数は95万2172人だった。【参院選取材班】
舟山氏陣営は、山形市松見町の事務所で固唾(かたず)をのんで結果を見守った。当選確実の一報が入ると、大きな歓声が上がった。舟山氏は支援者らの大きな拍手に迎えられ、「みなさんの力の結集で当選できた。みなさんの声を国政にしっかり届けたい」などと抱負を語った。
推薦を受けた民進、社民両党と連合山形などが中心となり選対を組織。共産党も独自の選対をつくり舟山氏への投票を呼びかけるなど側面支援に回った。
県内各地での集会や遊説には県議や市議らが同行し、連動した活動を展開した。月野氏陣営が政府・与党の幹部を続々と投入したのに対し、野党幹部の応援はほとんど受けず、政党色を極力抑えた。週末には大票田の市部で積極的に遊説するなど、元職の知名度を生かして無党派層への浸透も図った。
政策面では、「競争をあおり地域経済を疲弊させた」とアベノミクス批判を強調。大都市中心から、地域を軸とした経済政策への転換を訴えた。
環太平洋パートナーシップ協定(TPP)については「今回が止める最後のチャンス。中身を議論することが必要だ」と、政府に情報開示や説明を求めた。安倍政権による憲法改正にも反対姿勢を打ち出すなど、政府・与党への対決姿勢を明確にし、幅広い層の支持を集めた。【光田宗義、野間口陽】
◇投票率、1.46ポイント増62.22% 与野党対決、明確な構図も影響
山形選挙区の投票率は62・22%と、前回の2013年参院選の60・76%を1・46ポイント上回った。参院選では過去2回連続で下落していた傾向に歯止めがかかった。自民党新人の月野氏と、無所属元職で野党統一候補の舟山氏による事実上の「与野党対決」の構図が明確になったことも、有権者の関心を高める一因となったとみられる。
各候補は、安倍政権が進める経済政策「アベノミクス」の評価や、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)を含む農業政策、憲法改正などを主なテーマに論戦を繰り広げた。
改正公職選挙法の施行を受け、今回から選挙権年齢が18歳以上に引き下げられたことも注目された。国政選挙では、年齢が若い有権者ほど投票率が低い傾向が顕著だったことから、大学のキャンパス内に期日前投票所を設置するなどの取り組みが県内でも広がった。
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チバQ
:2016/07/11(月) 23:23:36
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■解説
◇応援頼らず「草の根」徹し
野党統一候補として「議論のない乱暴な政治に歯止めをかけよう」と、一貫して安倍政権を批判し続けた舟山康江氏が、国会への返り咲きを果たした。
舟山氏は野党幹部の応援に頼らず、「草の根」の運動に徹した。安倍政権が進める経済政策「アベノミクス」や、農家の不安感が根強い環太平洋パートナーシップ協定(TPP)、安全保障関連法、憲法改正など多くの課題で政府・与党を批判。「反対意見を言える野党候補」の存在意義を強調した。アベノミクスの恩恵を実感しにくく、農業県でもある山形で、訴えは一定の共感を呼んだ。
庄内地方では、保守系の阿部寿一・元衆院議員の支援を受けた。前回参院選でTPP反対を明確に打ち出した舟山氏への期待から、今回、農業票の一部を取り込むなど、保守層の切り崩しにも成功した。
「地域に力を取り戻す」と、アベノミクスの転換を主張した舟山氏は、社会保障の充実や若者らの労働環境の改善などが、経済活性化にとって重要と強調した。TPPについては、政府による情報開示や国会での議論が必要だと力説。ただ、経済活性化や農業振興に向け、具体性のある処方箋を示せたとは言い難い。安倍政権下での憲法改正には反対しつつも、「一言たりとも憲法を変えてはならないとは思っていない」と語る場面もあった。
安倍政権に批判的な幅広い勢力の結集を図ったことが、ある種の「歯切れの悪さ」につながった面は否めない。また、特定政党に所属しないままでは、政策の実現には困難が伴う。政治家としてどこを目指し、何を成し遂げるのか。舟山氏には「反対意見」だけでなく、明確な展望も語ってほしい。【光田宗義】
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舟山康江(ふなやま・やすえ) 50 無 元(2)
[元]農水政務官▽置賜自給圏機構役員[歴]農水省職員▽民主党副幹事長▽北大=[民][社]
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チバQ
:2016/07/11(月) 23:23:59
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk06010066000c.html
<2016参院選>舟山氏再び笑顔 TPP自民逆風(その2止) /山形
11:58毎日新聞
◇月野氏、知名度不足響く
月野氏の落選が確実との知らせが入ると、陣営に詰め掛けた支持者らは肩を落とし、深いため息に包まれた。月野氏は「みなさんに支えてもらったが、力不足のため、このような結果になった。すみませんでした」と深々と頭を下げた。
終始、課題の知名度不足の解消に奔走した。昨年12月の立候補表明後、県選出の国会議員や県議らと、各方面へのあいさつ回りを精力的にこなした。公示前から安倍晋三首相をはじめ、菅義偉官房長官、谷垣禎一幹事長ら自民党本部の幹部や閣僚が連日県内入りし、「自民の月野」を強くアピールした。
また、「頼れる仕事人」「山形のおやじ」など分かりやすいキャッチフレーズも駆使し、親しみやすさを強調した選挙戦を展開。政権与党を共に担う公明党の推薦も得て、各個人演説会で応援演説も受けたが浸透せず、知名度で勝る舟山氏に及ばなかった。
JA全農山形出身ながら、TPPに対する政府・自民党への根強い反発から、県農協政治連盟が自主投票を決め、推薦を見送ったことも大きな痛手となった。【山中宏之】
◇「残念」落胆の声 城取氏
城取氏陣営では、集まった支持者がテレビの選挙速報画面で開票状況を見守った。票が伸びず落選が決まると、「残念」と落胆の声が漏れた。
2度目の参院選に挑んだ城取氏は、消費税率5%への減税、憲法9条改正を柱とした国防強化、農業改革などを掲げ、「7年間ぶれずに一貫していることが我々の武器。新しい選択を県民に提示したい」と訴えた。街頭演説や支持者回りに全力を挙げたが実らなかった。【野間口陽】
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チバQ
:2016/07/11(月) 23:24:24
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160710_51066.html
<参院選山形>舟山さん「訴え届いた」
支持者から花束を受け取り、笑顔を見せる舟山康江さん=10日午後8時30分ごろ、山形市の事務所
拡大写真
落選が決まり、遠藤利明自民党県連会長(中央)と握手する月野薫さん(右)=10日午後8時20分ごろ、山形市の事務所
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山形選挙区は、無所属元議員の舟山康江さん(50)が雪辱を果たした。当選が確実となると、畳に正座しての「山形流万歳」で喜びを爆発させた。紅潮した顔で「力をくださった皆さんに感謝します」と語り、頭を下げる舟山さん。山形市の事務所で吉報を待ちわびた支援者からは「よくやった」との声が掛かり、拍手が湧いた。
訴えの中心は環太平洋連携協定(TPP)反対だった。水田地帯を回り、「政府は、農政の失敗を農家、農業団体のせいにしている。決して許してはならない」と叫び続けた。
国政挑戦4回目。高い知名度を誇り、県内各地の演説会はどこも満席状態だった。大雨の6日にあった山形市での集会も人の集まりは上々。「雨の中でも大勢の人が耳を傾けてくれた。訴えがみんなの心に届いている手応えがある」と自信をのぞかせた。
野党統一候補として支援政党や団体がフル回転しながらも政党色は抑え、無党派層へも浸透した。「多くの人の支えがあったからこその勝利」。舟山さんは感謝の言葉を繰り返した。
自民党新人の月野薫さん(61)は苦戦の末、党の議席を奪われた。「私の力不足でした」。山形市の事務所で、重苦しい雰囲気の中、深々と頭を下げた。
全農山形出身の農業通。TPPを好機と捉え、農産物の輸出拡大を図る農業の必要性を訴え続けた。「農業振興策実現のため政権与党とのパイプ役になる」と強調。序盤は閣僚級が連日応援に入り、組織戦を展開したが、届かなかった。
「応援を頂いたのに、申し訳ない」。月野さんは力なくうなだれた。
関連ページ:山形政治・行政
2016年07月11日月曜日
2273
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:25:34
【秋田】
当 石井浩郎 (現) 自民党 290,052
松浦大悟 (元) 民進党 236,521
西野晃 (新) 諸派 11,131
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk05010153000c.html
<2016参院選>自民・石井氏が再選 民進、野党共闘実らず(その1) /秋田
11:47毎日新聞
◇組織と知名度奏功
10日投開票の第24回参院選で、3人が立候補した秋田選挙区(改選数1)は、自民党現職の石井浩郎氏(52)が、民進党元職の松浦大悟氏(46)と幸福実現党新人の西野晃氏(39)を破って再選を果たした。選挙戦は公明党の推薦を受けた自民党候補に民進、共産、社民の野党3党統一候補が挑む、与野党全面対決に。石井氏は政権与党の強みを生かし、各種団体のバックアップを受けて組織選挙を展開。元プロ野球選手の知名度は健在で、1期目の実績もアピールして支持を集めた。返り咲きを狙う元民放アナウンサーの松浦氏は、アンチ安倍政権の姿勢を色濃く打ち出し、政権批判票の結集を目指した。だが、2013年の前回選に続き敗北した。非改選も含めた秋田選挙区は自民党の2議席独占で変わらず、9年ぶりの非自民勢力勝利はならなかった。【川村咲平、池田一生、松本紫帆】
支持者らで混み合う秋田市寺内蛭根の石井氏事務所。午後8時過ぎに「当選確実」の一報が入ると、大きな歓声が上がった。石井氏は拍手で迎えられ、支持者らと万歳三唱で喜びをかみしめた。
「厳しい選挙と言われていた。国会議員や県議の皆さんが一致団結して戦ってくれたことが勝因だ。謙虚に、真摯(しんし)に仕事に向かうことを誓う」と述べた。
政権与党の現職候補として臨んだ初の選挙戦。新人の野党候補として初当選を果たした2010年の選挙とは打って変わり「相手に追われる戦い」(陣営幹部)となった。
それでも、県内を網羅する党国会議員と県議たちがフル回転。さらに公明党のほか、約400の団体から推薦を受け、盤石の組織選挙を展開した。
八郎潟町出身の元プロ野球選手として高い知名度を誇る石井氏。今回は参院文教科学委員長を務めた実績を前面に打ち出し「小中学生の高い学力を維持しながら、社会で活躍できる人材育成に向けた道徳教育の充実を」と主張した。
事実上の一騎打ちとなった、野党統一候補の松浦氏に対しては「選挙目的で結集した、責任感のない野党に政権は渡さない」と批判を強め、議席死守を訴え続けた。
「唯一の地元候補」とアピールし、地域とのつながりを強調するとともに、他候補との差別化を図ることも忘れなかった。
総決起大会には菅義偉官房長官が訪れて支持を呼びかけた。公示後も安倍晋三首相や谷垣禎一・党幹事長、小泉進次郎・党農林部会長らが駆け付け、背中を押した。無党派層にも一定の支持を広げることに成功した。
◇返り咲きならず 松浦氏
秋田市山王中島町にある松浦氏の事務所は、早々と石井氏の当選確実が伝えられ、重苦しい空気に包まれた。松浦氏は沈鬱な表情で「力不足でこのような結果になったことをおわびします」と切り出し、集まった支持者らに深々と頭を下げた。
「野党統一候補として戦い抜いた18日間を誇りに思う」とも述べた。自身の今後については明言を避けた。
2013年の選挙で落選し、国政への返り咲きを目指した松浦氏。今回は民進、共産、社民の国政野党3党と市民団体「安保法制廃止、立憲主義の回復を求める秋田ネット」(あきた立憲ネット)の4者協議を経て野党統一候補となった。
選挙戦では「8割以上の国民がおかしいと声を上げている」と、安全保障関連法の廃止を主張。安倍政権の経済政策「アベノミクス」を批判し、社会保障の充実を訴えて、反自民票の受け皿として支持拡大を目指した。
岡田克也代表ら民進党幹部や共産党の市田忠義副委員長、社民党県連の石田寛代表らも応援に駆け付けた。
それでも、組織選挙を展開した石井氏には及ばなかった。
◇再度の挑戦も支持浸透せず 西野氏
2度目の参院選挑戦となった西野氏は「まだまだ秋田はおがっていく(成長していく)」と訴えたが、今回も及ばなかった。
宗教法人「幸福の科学」に入信し、幸福実現党県副代表に。憲法9条改正や消費税減税、道徳や宗教教育の充実を訴えて浸透を図った。だが、与野党対決に埋没し、支持は広がらなかった。
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チバQ
:2016/07/11(月) 23:25:44
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■解説
◇手痛いしっぺ返しも
参院選秋田選挙区は、自公連立政権の現職候補が野党統一候補を退けた。結果を素直に読めば、政権与党が有権者の支持を集めたことになる。だが、1票を投じなかった有権者の思いがそうだとは限らない。約4割が投票しなかった事実を軽視すべきではない。
石井氏は今回、政権与党の現職議員として初の選挙戦を迎えた。だが、盤石の組織選挙でありながら、松浦氏の追い上げを不安視する声が絶えなかった。安倍晋三首相らが相次いで来県したのは、「東北全敗」への危惧によるところが小さくなかったはずだ。
自民党には今回、目立った追い風も逆風も吹かなかった。石井氏の勝因として、元プロ野球選手の知名度があることは否めない。この勝ち方が、遠くないとささやかれる衆院選への弾みになるかは疑問が残る。自民党が民意を読み誤れば、手痛いしっぺ返しが待っていてもおかしくない。
党の県内基盤のもろさが課題だった松浦氏にとって、野党共闘は渡りに船だっただろう。ただ、与党批判の受け皿にはなりきれなかった。異なる政党や市民団体が連携する足し算にとどまらず、どう支持を広げるか。共闘を続けるならば、選挙戦の徹底的な総括が必要だ。【川村咲平】
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◆秋田選挙区開票結果=選管最終発表
当 290,052 石井浩郎 52 自 現
▽ 236,521 松浦大悟 46 民 元
11,131 西野晃 39 諸 新
▽は法定得票数を得た落選者
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チバQ
:2016/07/11(月) 23:26:07
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk05010164000c.html
<2016参院選>自民・石井氏が再選 民進、野党共闘実らず(その2止) /秋田
11:47毎日新聞
◇10代有権者も思い込め投票 意見取り入れて/若者が暮らしやすく/意義深い
県内の有権者たちは、どんな思いで投票に臨み、どんな願いを1票に託したのか。各地で尋ねた。
秋田市の大学生、飯田さくらさん(18)はこの日午前、市役所の投票所に足を運んだ。「高校の頃から、学校の先生に選挙に行くことの大切さを教わっており、絶対に投票すると決めていました。政治に若者の意見をどんどん取り入れてもらえれば」と話した。
今回、初めて投票に臨んだ10代の有権者たちからは、選挙権を得たことについて好意的な意見が相次いだ。
秋田市の大学生、谷崎由奈さん(19)は「比例代表は数が多く、選ぶのが難しかった。でも、今回から10代の意見を反映させてもらえるのはうれしい」。大潟村の学生、菊池啓輝さん(19)は「若年層の票を増やして若者が暮らしやすい社会になるようにと思い投票した」と力を込めた。
秋田市の会社員、菅原直樹さん(18)は「実感はまだ湧かない。でも、自分の意見が反映されると思うと意義深いと感じます」と感慨深く語った。
10代でなくても、初めて投票所に足を運んだ人もいる。秋田市の作業療法士、五十嵐瞳さん(26)は「投票は生まれて初めてです。ネットであれこれ調べて投票先を決めました。職業柄、医療現場への施策が充実してくれればと願っています」。一方で同市の無職、池田カナ子さん(83)は「投票は毎回ちゃんとしています。今回は、人生最後の選挙かもしれないと思って来ました」と打ち明けた。
政治不信を口にする有権者も少なくなかった。湯沢市の自営業、佐藤祐治さん(57)は「アベノミクスなんて地方には全く恩恵がないと思う。地方はますます疲弊していくのではないか。頼れる政党なんてあるのか疑問だ」と語った。
横手市のパート、佐藤愛さん(28)は「毎日の暮らしで精いっぱいだし、自分の1票で暮らし向きが良くなるのかも疑問です。憲法問題にも関心がありますが、周りではその話をする人はほとんどいません」。今回は、投票するか迷いながらも1票を投じたという。
具体的な政策に関する注文もあった。能代市の障害児福祉施設運営、藤田貴子さん(50)は「障害児を持つ家庭の暮らしが厳しくなっている。生活が少しでも潤うよう、賃金アップを望んでいる。障害児の就労機会を拡大する対策を充実させてほしい」と訴えた。
鹿角市の果樹農家、佐藤一さん(66)は「大筋合意したというTPP(環太平洋パートナーシップ協定)がこれからどうなるのかもよく分からない。政治家には腰を据えて農政に打ち込んでもらいたい」と述べた。
秋田市の会社員、水野聖和さん(46)は「人口減少問題や農家の人たちの苦労をくんでくれるのは誰なのかを考えて投票した。当選した人には、私たちの生活実感に即した政治活動をしてほしいと思います」と注文を付けた。【田村彦志、佐藤伸、山本康介、森口沙織】
◇投票率は60.87%
改正公職選挙法の施行に伴い、国政選挙としては初めて選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられた今回の参院選。秋田選挙区の投票率は60・87%(男62・01%、女59・87%)だった。過去最低を更新した前回2013年の56・19%を4・68ポイント上回った。当日有権者数は89万7614人(男41万8301人、女47万9313人)。
選挙戦は民進、共産、社民の野党3党が協力して統一候補を擁立。自民党候補との事実上の一騎打ちとなった。ただ、政権選択の選挙ではなかったこともあり、投票率を大幅に押し上げる要因にはならなかったようだ。
期日前投票の投票者は26万1887人。投票者全体に占める割合は47・93%で前回から7・84ポイント上回った。
県内では新たに18、19歳のおよそ1万7000人が有権者となった。県内の有権者の約2%にあたる。県選挙管理委員会は、10代有権者に限った推定投票率を11日にも公表する。【池田一生】
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チバQ
:2016/07/11(月) 23:27:09
【宮城】
当 桜井充 (現) 民進党 510,450
熊谷大 (現) 自民党 469,268
油井哲史 (新) 諸派 19,129
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk04010064000c.html
<2016参院選>宮城選挙区 民進・桜井氏が4選 自民・熊谷氏及ばず(その1) /宮城
11:35毎日新聞
参院選は10日投票、即日開票され、宮城選挙区(改選数1)では民進党現職の桜井充氏(60)が自民党現職の熊谷大氏(41)を振り切り、4度目の当選を決めた。改選数が2から1に減って初めての選挙で、現職同士の事実上の一騎打ち。桜井氏は3期18年の実績を背景に、安全保障関連法の廃止や奨学金制度の充実を訴え、民進党のほか、推薦を受けた共産党や社民党の支持者にも浸透した。再選を目指した熊谷氏は党県連を挙げて組織戦を展開。東日本大震災からの復興加速化やアベノミクス継続を訴えた。小泉進次郎衆院議員ら知名度のある弁士が次々と応援に駆けつけるなど猛追したが、届かなかった。投票率は52・39%で前回の50・75%を1・64ポイント上回った。
◇「国民共闘」訴え実る
選挙戦序盤は優勢とされた桜井氏だが、後半に党を挙げた組織戦を展開する熊谷氏の猛追を受け、開票作業の終盤まで競り合った。当選確実の一報が仙台市青葉区の選挙事務所に伝わると、詰めかけた支援者らから大きな歓声と拍手がわき起こった。
支援者から「充コール」で出迎えられた桜井氏は「野党共闘を『野合』と批判されたが、結果的にはそうではなかった。安倍政権の暴走を止めるという主張が受け入れられたと思う」と話した。
改選数が2から1に減り、激戦となった今回の参院選。桜井氏は2〜3月に共産と社民から推薦を取り付け、全国初の野党統一候補となった。街頭演説では「憲法9条改正反対」を強く訴え、共産や社民支持層を固めた。県医師連盟や県歯科医師連盟からも推薦を受け、自民支持層の一部を切り崩した。
また、安全保障関連法に反対する弁護士や学生らでつくる市民団体とも選挙協力を結び、「政党の枠を超えた国民共闘」(桜井氏)をアピール。市民と共に戦う姿勢を前面に打ち出し、無党派層にも浸透した。
◇幸福実現党・油井氏、支持を広げられず
幸福実現党の油井氏は2014年衆院選(比例東北ブロック)に立候補し落選して以来の国政選挙に挑んだが、支持を広げられなかった。
選挙戦では憲法9条改正と国防軍の創設を主張。「自分の国を自分で守ることのできる真の主権国家になるべきだ」と訴えた。防衛や航空・宇宙分野を日本の新たな基幹産業に位置付け、規制緩和で育成することや、消費税減税による消費拡大策を公約に掲げた。
また、東北電力女川原発(女川町、石巻市)を再稼働する必要性を強調し、「原発の再稼働は電気料金を引き下げ、日本や地域経済の活性化につながる」と訴えた。だが、大接戦となった自民と民進の現職2人の間に埋没し、存在感を高められなかった。
◇将来に前向きな政治を 今後も選挙に参加する 一票に託した若者の声
参院選で投票した10〜20代の若者2人に一票に託した思いを聞いた。
2014年の衆院選などに続いて3度目の投票をしたという仙台市太白区の東北大4年、洞口駿さん(21)は「若者の意見を吸い上げて、政策として実現してくれる候補者は誰かを考えて票を入れた」という。
候補者の座談会に参加したり、インターネット動画で街頭演説を聞き比べるなどしてそれぞれの主張を吟味してきた。洞口さんは「将来に前向きなメッセージを発してくれる政治家が増えれば、僕らの世代も政治に興味を持って投票に行くと思う」と話した。
東松島市の東北福祉大2年の武田結友さん(19)は「会場の空気感に緊張した。未来を変えるかもしれない1票の重みを感じた」と初めての投票の感想を語った。
武田さんは投票の際、「東日本大震災の復興をどれだけ考えてくれているか」を判断材料にしたという。地元でボランティアをする中で、復興は道半ばという思いを強めていたからだ。各候補者のホームページを見て政策を比較したといい、「今後も政治に興味を持って積極的に選挙に参加したい」と話した。【鈴木一也、本橋敦子】
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◇当選者の略歴
桜井充(さくらい・みつる) 60 民 現(4)
[元]副財務相▽医師[歴]副厚労相▽民主党政調会長▽東北大院=[共][社][生]
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チバQ
:2016/07/11(月) 23:27:31
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk04010085000c.html
<2016参院選>宮城選挙区 民進・桜井氏が4選 自民・熊谷氏及ばず(その2止) /宮城
11:35毎日新聞
◇猛追あと一歩 改選数1減、無党派層へ浸透足りず
自民党の組織力を生かした猛追も及ばず、熊谷氏が涙をのんだ。桜井氏当確の一報が流れると、一斉に落胆の声が上がり静まりかえった。事務所に来た熊谷氏は目を赤らめながら「敗因は私の力不足。総理や党幹部に応援に入ってもらったが、期待を生かせなかった」と話した。
公示前から3期18年の実績を持ち、知名度で勝る民進党の桜井氏に大きく離されていると見られていた。県医師連盟が桜井氏を推薦したほか、県農政連も自主投票を決めるなど、旧来の自民党支援組織も一枚岩ではなかった。
危機感を強めた党本部の指示で、党県連が選挙戦を仕切り、国会議員らがフル回転する組織戦を展開し、桜井氏を終盤猛追した。
安倍晋三首相が2度応援に駆けつけ、党三役や閣僚も次々と応援入りするなど、党本部の手厚い支援も受けた。熊谷氏も「最大被災地の宮城から与党の議席を失ってはいけない」と与党候補の立場を強調。推薦を受ける公明党の比例候補への支援も訴え、票を固めたが、無党派層への浸透などが足りず、一歩及ばなかった。
◇投票率は52・39% 07年以来の上昇 前回比1・64ポイント増
宮城選挙区の投票率は52・39%で前回2013年の50・75%を1・64ポイント上回った。参院選で投票率が上昇するのは07年以来。
与野党が議席を分け合ってきた前回までと異なり、現職2人が1議席を争う激しい選挙戦。各陣営とも支援組織への働きかけを徹底したほか、党首ら知名度の高い応援弁士が街頭で訴えを繰り広げたことも有権者の関心を高めた。
今回は野党が統一候補を擁立したことで立候補者が1992年の補欠選挙以来の3人にとどまった。安倍晋三政権の経済政策アベノミクスや安全保障法制の是非など、争点に対する各候補の訴えの違いが比較的明確だったことが投票行動に結びついた可能性がある。
また、選挙権年齢が18歳以上に引き下げられて初めての選挙で、公示前から注目されたことも影響したとみられる。
期日前投票も好調だった。9日までに前回13年に比べて1・24倍の29万9233人が投票した。仙台市5区の期日前投票所となった仙台駅前の商業ビルの前では、各陣営が街頭演説し、期日前投票を呼びかけていた。
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チバQ
:2016/07/11(月) 23:28:26
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160710_11092.html
<参院選宮城>桜井氏 無党派に強み
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◎熊谷氏 若年層で健闘/出口調査
参院選投票日の10日、県内の投票所で実施した出口調査によると、民進党現職の桜井充氏は党支持層の95.4%から票を集めた。特定の支持政党がない「無党派層」にも強みを発揮し、61.4%から支持を得た。自民党現職の熊谷大氏は党支持層の86.8%を固めたが、無党派層の支持は34.3%にとどまった。
桜井氏は、推薦を得た共産、社民、生活の野党3党支持層の81.0%から票を獲得し、共闘が功を奏した。
内訳は共産支持層の81.8%、社民支持層の78.8%、生活支持層の82.4%。与党の公明党支持層からも30%強の支持があった。
年代別では20代、30代で40%に届かなかったが、50代〜70代以上では55%前後を占めた。衆院小選挙区別では仙台市内の1、2区をはじめ3、5、6区で熊谷氏を上回った。
熊谷氏は、推薦を受けた公明支持層の65.4%、日本のこころを大切にする党支持層の62.5%を固めた。共産、社民、生活の野党3党の支持は13.8%だった。
年代別では40代以下の全ての年代に浸透し、特に20代の支持は60.8%に上った。10代からも50.0%の支持があった。衆院小選挙区で見ると、塩釜市や黒川郡などの4区で浸透し、1〜6区で唯一、桜井氏を上回った。
幸福実現党新人の油井哲史氏は広がりを欠いた。
回答者の支持政党は自民37.2%、民進22.1%、公明5.2%、共産4.4%など。無党派層は20.5%だった。
[出口調査の方法]県内の36投票所で、投票を終えた有権者に投票内容などを答えてもらった。回答者は男性747人、女性743人の計1490人。
関連ページ:宮城政治・行政参院選とうほく
2016年07月11日月曜日
2279
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:29:28
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160710_11082.html
<参院選宮城>民進虎の子死守 足場築く
当選を確実にし、支持者と握手を交わす桜井充さん=10日午後11時10分ごろ、仙台市青葉区の事務所
拡大写真
改選数が2から1に減った宮城選挙区は、全国初の野党統一候補となった民進党現職の桜井充氏(60)が、安倍政権への批判票を取り込み4選を果たした。再選を目指した自民党現職の熊谷大氏(41)は「党営」による強力な組織戦を展開したが、届かなかった。
桜井氏は安全保障関連法廃止を旗印に今年3月、共産、社民両党から推薦を受け、市民団体と政策協定を締結。全国初の野党統一候補として早々と態勢を構築し、3期18年の実績と知名度で先行した。
公示後、フル回転した自民の組織力にいったんは劣勢に立たされたが、保守層の一部に食い込む支持者を固めて対抗。終盤は民進の地方議員が大票田・仙台に絞ってつじ立ちを展開するなどして無党派層を引きつけ、抜け出した。
民進支持の一部労組には「共産アレルギー」が残り、選挙戦では共産衆院議員の「防衛費は人殺し予算」発言で防戦も余儀なくされたが、地方への恩恵が薄いアベノミクスへの不信感を巧みに取り込んだ。
熊谷氏は、弱い後援会に代わって党県連丸抱えの選対本部を頼り、県選出国会議員や県議らが実質的に選挙を担った。党本部も宮城を最重点区と位置付け、安倍晋三首相が2度、岸田文雄外相と小泉進次郎党農林部会長が3度、県内入り。圧倒的な物量で候補を押し上げ、首相自ら地方議員や業界団体に電話をかけるなど引き締めを図った。
党に頼り切る熊谷氏の姿勢には不満がくすぶった。「現職が自前で戦えないなどあり得ない」との声は根深く、最後まで一枚岩になりきれなかった。「共産と組む民進には負けられない。自公のための戦いだ」(県連幹部)と野党共闘への反発で結束はしたが、歯車はかみ合わなかった。
桜井氏の勝利で、民進は党勢復活への足掛かりをつかんだ。全国へのうねりをつくり、成果を刻んだ野党共闘も可能性をつないだ。自民優位の政治状況が続く中で、次期衆院選の態勢構築や来年に迫った仙台市長選、知事選への駆け引きに影響を与えるとみられる。
(解説=報道部・大橋大介)
2280
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:29:45
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160710_11086.html
<参院選宮城>自民 どぶ板徹底も力の差
落選が決まり、支持者の手を握ってわびる熊谷大さん(左)=10日午後11時20分ごろ、仙台市宮城野区の事務所
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全国に先駆けた野党共闘が、巨大与党の激烈な総攻撃をしのぎ切った。
改選数が2から1に減り、現職のどちらかが議席を失う宮城選挙区は、大激戦の末、民進党現職の桜井充さん(60)に軍配が上がった。全国的に野党統一候補が苦戦を強いられる中、反自民票を結集。自民党現職の熊谷大さん(41)は6年間の活動不足が響き、勢いに乗れなかった。
桜井さんが当選を確実にした10日深夜、仙台市青葉区立町の事務所には共産、社民の県組織幹部らが集まり、喜びを爆発させた。桜井さんは「皆さんのおかげ。安倍政権の暴走を止めるという県民の良識が示された」とガッツポーズした。
苦しい選挙戦だった。「先行逃げ切りでなければ自民に太刀打ちできない」(民進県連幹部)と昨年から布石を打ってきたが、破壊力は想像を超えていた。
自民は序盤から党幹部を続々と投入。6月25日には安倍晋三首相と岸田文雄外相による「前代未聞のてこ入れ」(県連幹部)を仕掛けた。「大物が来ても票は伸びない」と言う桜井さんが「厳しい」と漏らすようになり、追い込まれた。
重苦しい雰囲気を打開したのが、民進県連の地方議員だった。7月1日、青葉区のホテルであった県連選対会議で、安住淳代表が「共産、社民の運動量に世話になった。民進が今、動かないでどうする」と一喝。翌日から市内に県議、市議が一斉に散り、のぼり旗を街頭に立てて候補者の名前を繰り返した。
選挙戦最終日の9日夕、地元の青葉区川平で開いた個人演説会。支持者から「絶対勝てる。自信を持って」と声を掛けられた桜井さんから涙があふれた。郡和子県連幹事長は「これほど必死な姿は見たことがない。よほど苦しかったんだろう」と心中を代弁した。
熊谷さんは、自民県連の主導による徹底した「どぶ板選挙」で支持固めを急いだが、浮上できなかった。県連幹部は「地域を回らず、自前で選挙戦の態勢すら組めなかった候補者に、身内も必死になり切れなかった。政治家として力の差が出た」と敗因を語った。
関連ページ:宮城政治・行政
2016年07月11日月曜日
2281
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:30:46
【岩手】
当 木戸口英司 (新) 無所属(野党統一) 328,555
田中真一 (新) 自民党 252,767
石川幹子 (新) 諸派 34,593
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk03010024000c.html
<2016参院選>木戸口氏が初当選 自民、奪還ならず(その1) /岩手
11:14毎日新聞
◇「野党共闘」実る
与野党対決は野党に軍配--。10日に投開票された参院選岩手選挙区(改選数1)で、無所属新人の木戸口英司氏(52)は、自民新人の田中真一氏(49)との事実上の一騎打ちを制し、初当選した。自民は24年ぶりの同選挙区の議席奪還を果たせず、幸福実現新人の石川幹子氏(51)も支持を広げられなかった。当日有権者数は109万2042人、投票率は57・78%だった。【村山豪、二村祐士朗、藤井朋子、小鍜冶孝志】
盛岡市中央通1の木戸口氏の事務所。午後8時に当選確実の一報が入ると、集まった支援者から歓声が湧き上がった。木戸口氏も笑顔で姿を現し、支持者と万歳をして当選を喜んだ。
木戸口氏は報道陣の取材に「野党共闘や市民の思いが結集した結果だ。今の政治を変えてほしいという期待感が、日に日に高まっていくのを強く感じた」「これからの野党各党との連携が大事だと思っている」と応じた。
当初は民進などから、知名度不足を危ぶむ声もあった。しかし、木戸口氏は野党4党や連合岩手などの推薦を得て、着実に協力態勢を固めていった。
公示後も県内をくまなく回り、支持を広げた。先月28日には、盛岡市を訪れた共産の志位和夫委員長や生活の小沢一郎・共同代表ら野党幹部と並んで、街頭で演説。達増拓也知事と共に「野党共闘」をアピールするなどして知名度不足を一掃すると、無党派層の支持もつかんだ。
◇投票率57.78% 前回を0.25ポイント上回る
参院選岩手選挙区の期日前投票者数は18万608人で、有権者に占める割合は16・5%に上った。期間が17日と通常より1日多かったこともあり、制度が導入された2004年以降で過去最高となった。投票率57・78%は前回(13年)の57・53%を0・25ポイント上回り、一転して上昇した。
期日前投票者の割合が最も高かった自治体は普代村の31・26%で、続いて二戸市26・42%、金ケ崎町23・94%だった。最も少なかったのが雫石町の10・82%。大学での期日前投票者数は、岩手大(盛岡市)394人▽県立大(滝沢市)80人▽富士大(花巻市)33人--だった。
東日本大震災の復興が進まないことや憲法改正、安倍政権の経済政策「アベノミクス」の効果が感じられないことへの危機感が、期日前投票者数や投票率を押し上げたとみられる。【村山豪】
2282
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:31:01
………………………………………………………………………………………………………
■解説
◇「共闘」成果これから
憲法改正手続きや安倍政権の経済政策「アベノミクス」を進めるか、それとも待ったをかけるのか。有権者が託したのは「安倍政権ストップ」を訴える木戸口英司氏だった。岩手選挙区ではとりあえず野党共闘が奏功した。
野党側の候補者擁立は波乱含みだった。当初想定していた生活の主浜了氏が、突然引退を明らかにしたことで擁立作業が混迷。民進と生活の間に意見の対立があった。「苦渋の決断」(民進幹部)で選ばれた木戸口氏が立候補を表明したのは、6月22日の公示からわずか1カ月前だった。
それでも、共産の市町村議らが県内各地で木戸口氏の応援に奔走した。生活の小沢一郎・共同代表の後援会や達増拓也知事の支援も生かし、スタートの遅れを盛り返し、無党派層にも広く浸透した。
ただし、今回の結果は、野党第1党の民進が自民、公明に立ち向かうには、共産などの協力が必要になることを示したとも言える。
各党は「打倒、安倍政権」で結束したものの、政策や方向性は大きく異なる部分もある。共闘が成功だったかを占うには、木戸口氏のこれからの政治活動次第だ。有権者の視線がその一挙手一投足に絶えず注がれていることを、木戸口氏は忘れるべきではない。
一方、安定した支持率を維持する安倍政権の追い風の中で、自民の弱体化は深刻だ。知名度でも木戸口氏より優位に立ち、無党派層の取り込みが期待できる平野達男参院議員の応援も生かせなかったのは、田中氏の陣営や自民県連の組織が機能しなかったからだ。
自民は、組織の立て直しが急務となっている。【村山豪】
………………………………………………………………………………………………………
木戸口英司(きどぐち・えいじ) 52 無 新(1)
[元]知事政務秘書[歴]衆院議員秘書▽県議▽千葉大=[民][共][社][生]
2283
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:31:15
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk03010031000c.html
<2016参院選>木戸口氏が初当選 自民、奪還ならず(その2止) /岩手
11:14毎日新聞
◇田中氏、支持伸び悩む
田中氏の陣営は、盛岡市大通3のホテル東日本盛岡に支援者が集う会場を設けた。ニュース速報で「木戸口氏の当選確実」が伝わると、支援者からため息が漏れた。田中氏は報道陣の質問に「やるべきことは全てやったので、後悔はない。東日本大震災の復興を(政治家として)成し遂げたかった」と答えた。
田中氏は2013年の前回参院選で、初めて立候補した。無所属の平野達男氏に約8万票差で敗れたものの、16万票余りを獲得。足跡を残した。
「2度目で当選できなければ一生できない。背水の陣で挑む」という意気込みで、今回の選挙戦に臨んだ。平野氏の支援も取り付け、前回票からの上積みを目指した。
安倍政権の高支持率を背景に、選挙戦では農産物の販路拡大や、岩手の観光振興による経済の発展などを訴えた。しかし、思うように無党派層や平野氏の支援者などに支持拡大を図れなかった。
2284
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:31:48
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160710_31085.html
<参院選岩手>木戸口さん「牙城」守る
支持者らと万歳をして初当選を喜ぶ木戸口英司さん(中央)=10日午後8時20分ごろ、盛岡市の事務所
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落選が決まり、厳しい表情で鈴木俊一自民党県連会長(右)にあいさつする田中真一さん=10日午後8時50分ごろ、盛岡市のホテル
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岩手選挙区は「小沢地盤」と野党の歯車がかみ合い、底力を見せつけた。野党統一候補で無所属新人の木戸口英司さん(52)が、自民党新人の田中真一さん(49)を振り切った。岩手の参院選で1995年から続く非自民系の連勝を8に伸ばした。
「これが野党共闘の力だ」。盛岡市中央通の事務所で各党の幹部らが勝ちどきを上げた。木戸口さんは「国民の生活を守る政治を取り戻す」と誓った。小沢一郎生活の党代表の秘書を務めた直系。党の生き残りも懸けた戦いだった。
「岩手を暴走政治から守る」。盟友の達増拓也知事の全面支援を得て先行したが、自民も食い下がる。「追い付かれるぞ」。中盤、陣営に緊張が走った。
小沢氏が地元で「安倍政権を退陣に追い込める」と気勢を上げると、後援会が動きだした。県南農村部で30人ほどのミニ集会を続ける草の根戦。「ここまでやるか」と周囲を驚かせた。
投票3日前の7日、遊説日程を奥州市から盛岡市に急きょ変更。88カ所で訴えた。小沢地盤の引き締めと無党派票の取り込み。「終盤3日間で振り切れる」。陣営は勝利を確信した。
田中さんは前回2013年に続く敗退。「全ては私の力不足。後押しに応えられず、申し訳ない」。盛岡市のホテルで悔しさをにじませ、深々と頭を下げた。
「野党は無責任」と繰り返し、24年ぶりの議席獲得を狙った。閣僚らが次々と入り「小沢政治」の転換を訴えた。リードする相手の背中は見えたが、差は縮まらなかった。自民県連の鈴木俊一会長は「かつてない手応えだったが、最後は歩き負けた」と唇をかんだ。
関連ページ:岩手政治・行政参院選とうほく
2016年07月11日月曜日
2285
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:34:54
4279 :チバQ:2016/07/11(月) 23:33:58
【青森】8000票差!
当 田名部匡代 (新) 民進党 302,867
山崎力 (現) 自民党 294,815
三國佑貴 (新) 諸派 18,071
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk02010071000c.html
<2016参院選>田名部氏が初当選 保守王国の一角崩す /青森
10:56毎日新聞
第24回参院選が10日投開票され、青森選挙区(改選数1)では民進党新人で元衆院議員の田名部匡代氏(47)=社民推薦=が自民党現職の山崎力氏(69)=公明推薦=を破り、初当選を果たした。野党共闘の実現で県内の非自民勢力がほぼ一本化され、事実上の一騎打ちの構図が早々に固まった影響もあり、選挙戦は大接戦となったが、地盤とする八戸市に浸透し、無党派層からの支持も得た田名部氏が制した。田名部氏の当選で、県内の選挙区選出国会議員6人(衆院4人、参院2人)を自民が独占する「保守王国」の一角が崩れた。幸福実現党新人の三国佑貴氏(31)は支持を広げられなかった。投票率は55・31%で、前回(2013年)の46・25%を9・06ポイント上回った。
青森市篠田の田名部氏の事務所には、民進党の田名部定男県連代表らに加え県内の野党各党の幹部も集まり、開票状況を見守った。当選確実が伝えられた瞬間、事務所は歓喜の渦に包まれた。田名部匡代氏は満面の笑みで「託された思いは重い。一人一人の思いをしっかり受け止め、期待に応えたい」とあいさつした。
衆院議員を計3期務めた田名部氏にとって、初の全県選挙区での戦い。地元・八戸市以外での浸透が課題だったが、津軽地方の衆院青森1区を地盤に持つ升田世喜男衆院議員(民進)に加え、推薦した社民や手堅い組織票を持つ共産など野党各党の協力も奏功。連合青森の支援も受け、保守王国の一角を崩した。民進党本部も選挙戦序盤から続々と知名度の高い応援弁士を投入。岡田克也代表や蓮舫代表代行が何度も県内入りするなど、党を挙げた総力戦が勝利につながった。
参院選出馬を決めた昨年12月以降、県内各地をくまなく回り続けた田名部氏。選挙戦では「地方の切実な思いが国に届かない。そう諦めている人の思いを受け止め、国会に届ける」と訴え続け、好況の実感がわかない県内の有権者の共感を得た。無党派層にも浸透し、強力な組織選挙を展開する自公を振り切った。【佐藤裕太】
◇支持層固め切れず 山崎氏
田名部氏の当選確実が伝えられると、青森市第二問屋町にある山崎氏の事務所では支持者からため息が漏れた。山崎氏は「手厚い支援を頂いたが、期待に応えられず申し訳ない」と支持者に陳謝した。
野党が候補を一本化し、大接戦となった選挙期間中、山崎氏はこれまで行わなかった早朝の街頭演説など「どぶ板選挙」を展開。3期18年の実績や経済政策を中心に訴えたが、田名部氏の出身地・八戸市などで保守層を取りこぼし、公明票の一部も相手に流れるなど、従来の手堅い支持層を固めきれなかった。
今回の選挙戦は序盤から田名部氏との競り合いが伝えられ、陣営の危機感は深刻だった。安倍晋三首相が自ら県議に電話をかけて直接協力を呼びかけたほか、現職首相としては異例ともいえる3回の県内入りを実現。小泉進次郎党農林部会長ら知名度の高い応援弁士らも次々に来県し「てこ入れ」を図るなど総力戦の様相を見せた。三村申吾知事や県内市町村の大半の首長の支持も獲得。終盤では津軽地方向けに「青森に居を構えた祖父の代から本籍地は青森市だ」と地元色を強調する演説もしたが響かず、自民王国の牙城の一角を崩してしまう結果となった。【宮城裕也】
2286
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:35:09
4280 :チバQ:2016/07/11(月) 23:34:12
◇投票率55・31% 前回比9・06ポイント増
青森選挙区の投票率は55・31%で、前回比9・06ポイント増となった。候補6人が乱立して自民1強の構図が明確だった前回(2013年)に比べ、自民現職と「野党共闘」候補による事実上の一騎打ちだった今回は、選挙戦最終盤まで勝敗の行方が読めない激戦になり、注目を集めたとみられる。
このほか、初めて導入された18歳選挙権の話題性、「全国最低投票率」からの脱却を目指す県選管などの選挙啓発キャンペーンも、投票率の底上げにつながったようだ。
今回の参院選では、期日前投票(6月23日〜7月9日)もスタートから好調だった。投票した有権者は最終的に19万4153人に上り、前回の約1・6倍。要因の一つが期日前投票所の増加で、県全体では前回より41多い100カ所に設けられた。特に大学構内や商業施設内への設置が増え、若年層らへの「投票の利便性向上」アピールが、一定程度、功を奏したと言える。
一方、投開票当日に駅などに設置する「共通投票所」は、県内では平川市が商業施設に設けた1カ所にとどまった。同市の投票率は56・02%で、前回と比べた増加率は10・67ポイントと、県平均より高かった。【夫彰子】
………………………………………………………………………………………………………
■解説
◇政策論争に疑問残す
「東北最大の激戦地」とも形容された青森選挙区は、民進党の田名部匡代氏の初当選で幕を閉じた。自民1強が続く保守王国・青森で近年まれに見る激戦となった背景には、従来は票が分散していた野党が共闘して候補を一本化し、事実上の「政党対決」「二者択一」という分かりやすい構図が誕生したことに尽きる。有権者に一定の関心を持たせることに成功し、最後まで予断を許さない選挙戦だったといえる。
ただ、単純に数を競うゲームなら確かに見応えのある勝負ではあったが、肝心の政策論争で十分に競い合ったかは疑問が残る。たとえば重要争点の一つだった安全保障関連法の是非についても、田名部氏は「戦争できる国にしようとしている」、山崎氏は「抑止力が高まる」と主張するだけで、発言の根拠となる具体的な内容には踏み込まないケースが目立った。
参院は往々にして衆院の議決を追認する「カーボンコピー」とも呼ばれるが、本来の役割は衆院多数派による行き過ぎを防ぐ「再考の府」「熟慮の府」であるはずだ。解散を気にせず6年間の任期を与えられる参院議員は、やはり政策のプロであってほしい。その意味で、候補者には当選後を見据えた具体的な政策論争がもっとあってよかった。田名部氏は3期務めた衆院議員から「なぜ参院に転身するのか」。既に3期18年の参院議員の実績を持つ山崎氏は「なぜ参院を続けるのか」。情理を尽くした言葉で、その根源的な思いも聞きたかった。
「今の政治は、数の力だけが優先されている」--。田名部氏が2000年6月、初めて立候補した衆院選の際、毎日新聞の取材に対して述べた当時の政界への苦言だ。それから16年。与党が衆院で改憲発議に必要な3分の2という圧倒的な議席を持ち、「数の力」を絶対視する論理が政界を席巻するまさに今、この言葉はちっとも古くなっていない。
県民の厳正な審判を受け、国会に戻る田名部氏。16年前に語った思いを忘れず、堂々とした「熟慮の府」の一員の姿を見せてほしい。【宮城裕也】
………………………………………………………………………………………………………
◇青森選挙区開票結果=選管最終発表
当 302,867 田名部匡代 47 民新
▽ 294,815 山崎力 69 自現
18,071 三国佑貴 31 諸新
▽は法定得票数を得た落選者
………………………………………………………………………………………………………
◇当選者の略歴
田名部匡代(たなぶ・まさよ) 47 民 新(1)
[元]衆院議員▽党県代表代行[歴]農水政務官▽玉川学園女短大=[社]
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チバQ
:2016/07/11(月) 23:35:20
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160710_21089.html
<参院選青森>山崎さん苦杯4選逃す
支持者らに敗戦をわびる山崎力さん=10日午後11時55分ごろ、青森市の事務所
拡大写真
初当選が決まり、支持者からのバースデーケーキを笑顔で受け取る田名部匡代さん=11日午前0時10分ごろ、青森市の事務所
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保守王国が続いた青森選挙区で、民進党新人で元衆院議員の田名部匡代さん(47)が、4選に挑んだ自民党現職山崎力さん(69)の組織力を打ち破った。
この日が誕生日の田名部さんは、青森市の事務所で「最高のプレゼント。国政で必ず恩返ししたい」と満面の笑みを浮かべた。
昨年末、衆院青森3区からのくら替え出馬を決意した。八戸市を中心とする南部地方が地盤。県内全域を回る初めての選挙を、共産、社民両党との統一候補として全力で走り続けた。
苦戦必至とされた津軽地方でも徐々に浸透。選挙期間中、苦境に立つ幾人もの有権者に出会った。「ほっとけない」。この一心で突き進んだ。着実に「ファン」を増やし、自民支持層を切り崩す快進撃を見せた。
田名部さんは、集まった支持者と固い握手を交わしながら「今日が出発点。弱い人の声を届ける政治をしていきたい」と意欲をみなぎらせた。
地元選出の国会議員や地方議員のサポートをはじめ、分厚い保守層に支えられて優位な戦いを進めていた山崎さん。重苦しい空気に包まれた青森市の事務所で「力が及ばず、申し訳ない」と深々と頭を下げた。
迫り来る相手候補の足音。野党共闘への追い風を肌で感じ、「正々堂々」をテーマに据えた。少子高齢化対策、アベノミクスの継続などを中心とした地方活性化の政策を訴えてきた。
「保守王国で参院選敗北はあり得ない」。焦る同僚議員らは、山崎さんの3期18年の実績を強調して回った。安倍晋三首相も3度にわたって青森入りしたが、勢いを増す野党連合の前に苦杯をなめた。
関連ページ:青森政治・行政参院選とうほく
2016年07月11日月曜日
2288
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:36:03
http://news.goo.ne.jp/article/dtohoku/region/dtohoku-39954456.html
田名部氏3区で圧倒/衆院選挙区別得票
12:15デーリー東北
参院選青森選挙区の開票結果を青森県内の衆院小選挙区別に見ると、当選した田名部匡代氏(民進・新)は地元3区で山崎力氏(自民・現)を3万票近くの大差で圧倒。1、2、4区は山崎氏が上回った。1区は132票の僅差。 衆院3区からくら替えした田名部氏。陣営は「地元でリードするのが勝利の絶対条件」としていたが、7万8901票を獲得し、5万1111票の山崎氏を引き離した。「地元意識」に訴え掛け、従来の支持基盤や共闘する共産、社民両党だけでなく、自民票も取り込んだとみられる。 1区(4区の青森市浪岡地区を含む)は田名部氏が9万3213票、山崎氏が9万3345票と拮(きっ)抗(こう)。無党派層が多いとされる大票田の青森市では田名部氏が6万5652票、山崎氏が6万3332票となった。 2区は山崎氏が7万3389票を獲得し、田名部氏に1万1210票の大差をつけた。 4区(浪岡地区を除く)は山崎氏が7万6970票、田名部氏が6万8574票だった。田名部氏は弘前市を僅差で制した一方、それ以外の市町村では山崎氏が上回った。
2289
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チバQ
:2016/07/11(月) 23:39:19
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100771&g=pol
新潟・中原氏、56万票で落選=山梨当選者の3倍超【16参院選】
参院選の選挙区当選者のうち、最も得票が少なかったのは3年前と同じく山梨選挙区(改選数1)で、宮沢由佳氏(民進)の17万3713票だった。一方、今回から改選数1に減った新潟の中原八一氏(自民)は、宮沢氏の約3.2倍の55万8150票を獲得しながら落選した。
選挙区定数を10増10減し、初めて合区も導入して「1票の格差」は縮小したものの、依然として選挙区によって開きがあることが浮き彫りとなった。
新潟に次いで多くの票を獲得して落選したのは、同じく改選数が2から1に減った長野の若林健太氏(自民)。以下、高得票落選者の3〜5位は、3人区以上の選挙区で競り負けた候補が占めた。
山梨に続いて低い得票で当選したのは、福井、佐賀、香川の順で、いずれも1人区。5番目には、改選数2の広島で当選した柳田稔氏(民進)が入った。
全国最多得票は東京で当選した蓮舫氏(民進)。2位は神奈川の三原じゅん子氏(自民)で、ともに100万票を突破した。
◇高得票落選・低得票当選上位5人
〔高得票落選者〕
55万8150票 中原八一(自民、新 潟)
49万9974票 若林健太(自民、長 野)
48万7729票 浅賀由香(共産、神奈川)
48万6778票 伊藤岳(共産、埼 玉)
48万2688票 柿木克弘(自民、北海道)
〔低得票当選者〕
17万3713票 宮沢由佳(民進、山 梨)
21万7304票 山崎正昭(自民、福 井)
25万1601票 福岡資麿(自民、佐 賀)
25万9854票 磯崎仁彦(自民、香 川)
26万4358票 柳田稔(民進、広 島)
(敬称略)
(2016/07/11-17:32)
2290
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:43:40
票差が少ないのは
大分
>>2242
1,090票差!
新潟
>>2257
青森
>>2285
かな?
2291
:
名無しさん
:2016/07/12(火) 00:25:05
>>2218
山田宏は歯科医師連盟をつけてもらったようです。
http://www.toshiren.or.tv/
2292
:
名無しさん
:2016/07/12(火) 01:01:59
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100029&g=pol
民意を読み誤るな【16参院選】
参院選は風次第で、終盤情勢が大きく変わることもある。それだけに安倍晋三首相は今回の結果に安堵(あんど)したことだろう。事前に予想された通り与党が勝利し、改憲勢力は国会発議に必要な参院の3分の2を確保した。ただ、さまざまな世論調査で明らかなように有権者の最大の関心は、改憲ではなく経済政策や社会保障制度である。今後、安倍政権が一気に改憲路線を突き進むなら、民意に沿ったものとは言えまい。
今回の選挙は首相にとって、在任中の改憲実現を目指す上で、事実上のラストチャンスだった。今年1月、首相が憲法改正に関して「参院選でしっかり訴え、国民的議論を深めたい」と明言。また、「改憲を考えている責任感の強い人たちと3分の2を構成したい」と語り、参院における改憲勢力の3分の2確保に並々ならぬ意欲を示したのもそのためだ。
ところが、首相は選挙期間中、持論の改憲論を封印してしまった。改憲論を持ち出すと選挙に不利との判断からだ。この「争点隠し」戦略は、「3分の2阻止」を掲げて争点化を図ろうとした野党側からの攻撃をかわす狙いもあったが、「姑息(こそく)な印象」は拭えなかった。
一方で首相は10日夜、国民に改正への抵抗感が強い「9条」を除いた条項を念頭に、今後は国会の憲法審査会において議論を進めて、与野党の意見集約を図りたい考えを改めて示した。また、憲法改正には「落ち着いて取り組んでいきたい」とも語った。
そもそも、国民にとって憲法問題の優先順位は経済・景気や社会保障政策に比べて高くない。首相が「議論のたたき台」と位置付ける自民党改憲草案については、党内からも「保守色が強過ぎる」といった指摘が出ており、谷垣禎一幹事長は修正の余地があると認めている。また、公明党内でも支持母体の創価学会には改憲への慎重論が根強い。となれば、やはり首相としても改憲論議は拙速を排して、当面はじっくりと議論の行方を見守るしかあるまい。
しかも今年に入り、安倍政権の看板政策であるアベノミクスは一時の勢いを失い、6月の英国の欧州連合(EU)離脱決定以降、世界経済は先行きに不透明感が広がっている。そうした中、今回の選挙で有権者は野党が求めるアベノミクスの変更ではなく、継続に託したとみるべきだろう。民意はあくまで「経済優先」であることを首相は肝に銘じてもらいたい。(2016/07/11-02:33)
2293
:
チバQ
:2016/07/12(火) 01:17:31
非自民非民主系保守
8093 :チバQ:2016/07/12(火) 01:16:47
>>8083
>>8088
よいっぽい感じですね
417 :チバQ :2016/07/12(火) 01:13:46
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1390309210/386
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1390309210/388
を更新
・政党要件
政党名、2013年参院選、2014年衆院選、2016参院選、所属議員5名
大阪:―、―、○、28
生活:×、×、×、6*
社民:○、○、○、4
日大:―、○、×、3
=↑満たす、↓満たさない========
元気:―、―、―、2
改革:×、×、×、0
○要件満たす
×要件満たさない
―存在しないor選挙に出ていない
*岩手木戸口、新潟森を含む
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100092&g=pol
生活、政党要件維持に安堵【16参院選】
当選確実となった候補の名前に花を付ける生活の党の(左から)山本太郎共同代表、小沢一郎代表、玉城デニー幹事長=10日夜、東京・隼町
生活の党は、野党統一候補として岩手、新潟両選挙区に出馬した同党系の2人が当選確実となり、「国会議員5人以上」の政党要件を維持できる見通しとなった。
同党の小沢一郎代表は10日夜、東京都内で記者会見し、「2人は党籍がある。各党派の了解をいただきながら、(生活の)党員としてお互いに力を合わせて政治活動することは自然のなりゆきだ」と、安堵(あんど)の表情を浮かべた。
野党共闘について小沢氏は「1人区の統一候補を擁立することができて、大きな一歩」と評価した。ただ、国政選挙で野党各党が統一名簿をつくる持論の「オリーブの木構想」に触れ、「(実現していれば)比例も違ってくるし、1人区は断然勝っただろう」とも語った。(2016/07/11-01:59)
2294
:
チバQ
:2016/07/12(火) 12:44:26
http://news.goo.ne.jp/article/kanagawa/region/kanagawa-40059054.html
県内各党県組織が総括 追加公認に自民「困惑」
07:30神奈川新聞
自民党県連の小此木八郎会長は、公認の三原じゅん子氏が100万票超の得票で圧勝し「目標だった県内18小選挙区すべてでトップの得票だった。支持してくれた県民に感謝したい」と充実感を漂わせた。自民推薦で選挙を戦い、当選後に党が追加公認を発表した中西健治氏については「公認も推薦も地方組織の議論を経て本部に申請するもの。本来の筋道でなく、困惑している」とわだかまりをのぞかせた。 公明党県本部の上田勇代表は三浦信祐氏の当選に「新人で厳しい戦いの上、候補者が多く、票が分散したが、おおむね期待通りの成果を得た」と評価。神奈川で与党が3議席を確保したことに「政治の安定、継続性が重要だと県民に理解してもらえた」と総括した。 「2人擁立」に踏み切り、真山勇一氏が再選を果たす一方、県連代表の金子洋一氏が惜敗した民進党。県連の石上俊雄代表代行は「内部でさまざまな議論があったが、政権交代可能な党を目指す上で、4人区で複数擁立をしないと党勢は拡大していかない。金子さんが敗れたのは悔しいが、課題を検証し、次につなげたい」と話した。 共産党県委員会の田母神悟委員長は、浅賀由香氏が僅差の次点で18年ぶりの議席獲得に届かなかったことに「大健闘だが、もう一段高い所を突き破る力を付けないと、当選を勝ち取ることはできない」と悔しさをにじませた。市民団体の支援や生活の党から推薦を得たことには「貴重な経験。今後に生かしたい」と話した。 社民党県連合の高橋八一副代表は、結果を2013年の参院選と比較し「厳しい選挙は変わらないが、神奈川選挙区候補者の得票はほぼ同じだった一方、比例票は県内で伸ばすことができた」と評価。県連合代表の福島瑞穂副党首が議席を守ったことには「選挙区候補と連動して、力を入れて押し上げることができた」と話した。
2295
:
チバQ
:2016/07/12(火) 12:47:06
三重 青森 新潟 大分
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1607120021.html
【参院選】幸福実現党が立候補見送りなら…自民1人区25勝だった
10:14産経新聞
改選1人区では自民党、野党4党、幸福実現党の候補が立候補する構図となり、自民党が21勝、野党統一候補が11勝という結果に終わった。だが、安全保障政策などをめぐり自民党と共通点も少なくない幸福実現党が候補擁立を見送っていれば、自民党は接戦の末に敗れた4選挙区でも勝利し、参院単独過半数(非改選と合わせて122議席)を確保できていた計算になる。
幸福実現党は憲法改正や日米同盟強化、原発再稼働推進などを公約している。自民党は事前に接戦が予想された8選挙区のうち7選挙区で敗れたが、政策が近い幸福実現党と連携すれば違った結果が出た可能性がある。
民進党の岡田克也代表の地元で、自民党が重点選挙区と位置づけた三重選挙区。安倍晋三首相らが続々と応援入りしたが、自民新人の山本佐知子氏は民進現職の芝博一氏に1万9847票差で敗れた。だが、幸福新人の野原典子氏が獲得した2万4871票を山本氏に上積みすれば逆転する。また、自民党は青森で8052票、新潟で2279票、大分で1090票の僅差で敗北。いずれも幸福実現党が1万8071〜2万4639票を得ており、これを自民党が獲得していれば当選できていた。
2296
:
チバQ
:2016/07/12(火) 12:48:18
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20160712_11011.html
宮城知事は貧乏神?マイク握った候補者連敗
11:31河北新報
宮城知事は貧乏神?マイク握った候補者連敗
村井嘉浩宮城県知事
(河北新報)
村井嘉浩宮城県知事は11日の定例記者会見で、10日投開票の参院選宮城選挙区(改選数1)と名取市長選で応援演説した候補がそろって落選したことに触れ、「もう私に応援を頼まない方がいい。貧乏神かもしれない」と話し、複雑な表情を浮かべた。
マイクを握ったのは、参院選に立候補した自民党現職の熊谷大氏(41)と、名取市長選で4選を目指した佐々木一十郎氏(66)。
「私がマイクを持っても選挙が優勢に進むわけではないと証明された」と強調した村井氏。選挙のたびに多く寄せられる応援要請をやんわりけん制した。
会見後には、熊谷氏を下し、4選を決めた民進党現職の桜井充氏(60)が当選あいさつで県庁を表敬訪問。「3期18年、国や県のために努力された結果」とたたえた村井氏に対し、桜井氏は「選挙戦の集会にすてきな応援メッセージを寄せてくれてありがとう」と皮肉交じりに応じた。
2297
:
とはずがたり
:2016/07/12(火) 12:48:56
こんな事もあったのか。
それにしても随分落下傘を批判されたみたいだけど,なんで長野選挙区から出たのかね?北沢と懇意にしてたのか?
wikiに拠ると
>2002年に長野県知事であった田中康夫の要請を受けて、長野県警を監督する長野県公安委員を1期務めた。
>その後、生坂ダム殺人事件の長野県警の捜査ミス糾弾(他殺死体を自殺事件と断定したが、公訴時効成立後に覚せい剤所持等の別件で逮捕された犯人の任意の自白により殺人事件と判明)において、田中知事と対立し公安委員を更迭された(田中知事は犯罪報道被害者で冤罪被害者にもなりかねなかった河野が長野県警糾弾の先鋒になることを期待したが、河野は「当時の捜査において他殺と断定できなかった事はやむを得なかった」との判断をしている)。その後、2009年の第45回衆議院議員総選挙の選挙期間中にネガティブキャンペーンの弁士として「田中康夫は単なるナルシストであり田中が自分を公安委員に推薦したのは面白半分の受け狙いでしかなかった」と批判した。
とあって結構政治的な発言をしてるようだ。
松本サリン事件被害者・河野氏発言の波紋 メディア批判の複雑な胸中 長野選挙区
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20160702/plt1607021530002-n1.htm
2016.07.02
参院選(7月10日投開票)の長野選挙区(改選数1)は、民進党新人の元TBSキャスター、杉尾秀哉氏が全国的な知名度を生かしてリードし、自民党現職の若林健太元外務政務官らが猛追する展開となっている。こうしたなか、1994年に起きた「松本サリン事件」の被害者で、報道被害まで受けた河野義行氏(66)が6月30日、松本市内で行った講演が波紋を呼んでいる。マスコミ関係者への痛烈な批判が込められていたのだ。
「間違った報道は、場合によっては人を死に追い込む。当時、私も『今、死ねたら楽だな』と思ったくらいだ」
河野氏は、報道被害の実態について、集まった市民ら約70人を前にこう語った。
衝撃の事件は94年6月27日深夜に発生した。松本市の住宅街に神経ガス「サリン」が散布され、8人が死亡した。実は、オウム真理教の犯行だったが、警察や報道によって、まったく無実の河野氏の関与が疑われ、「発生からたった2日で、世間から殺人鬼と呼ばれるようになった」という。
最終的に、国家公安委員長が河野氏に謝罪し、マスコミ各社が訂正記事や謝罪文を掲載する事態となった。
このタイミングでの講演会開催は、市民の間で「(発生から20年以上過ぎて)事件を風化させるべきではない」との声が高まったことに加え、杉尾氏の出馬も背景にあるという。「河野氏は、事件報道に携わった杉尾氏に複雑な思いを抱えているようだ」(市政関係者)。
講演では、河野氏からマスコミ関係者への苦言が相次いだ。
「間違った報道は、自殺者が出るぐらい危険なもの」「(マスコミの)幹部であれば『変えていこう』という提案もできる。そういうことをしていない。そういう人が命を大事にしているといえるのか」
「命を『軽いもの』と見ている。私にはそんな風に思えてしまう。そういうような人が『国政にチャレンジする』と言ったって、本当にこの人たちが国民の命を守れるのか」
杉尾氏を意識しているように聞こえる。
河野氏は最後に、「(参院選では)どういう方が信頼できるのか、どういう方にこの国を託したいのか、ということを皆さん、真剣に考えてほしい」と呼び掛けて講演を締めくくった。 (安里洋輔)
2298
:
チバQ
:2016/07/12(火) 12:49:21
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20160712_71018.html
<参院選東北>与党惨敗 復興政策への不満
12:05河北新報
<参院選東北>与党惨敗 復興政策への不満
<参院選東北>与党惨敗 復興政策への不満
(河北新報)
10日に投開票された参院選の東北6選挙区で与党が惨敗したことについて、東北各県の知事は11日、東日本大震災の復興政策への不満や環太平洋連携協定(TPP)への反発などを要因に挙げた。改憲勢力が議席の3分の2を占めた結果を受け、慎重な憲法改正論議を求める声も上がった。
達増拓也岩手県知事は取材に「復興に取り組む中で、有権者は政治の在り方についても判断した。現政権の政策を変えなければいけないという民意が多かった」と結果を評価した。
内堀雅雄福島県知事は「県民は常に復興、再生の加速を強く願っている」と強調。「福島第1原発事故からの復興と地方創生に向け、与野党の垣根を越えオールジャパンで取り組んでほしい」と求めた。
村井嘉浩宮城県知事は東北の人口減少と安倍政権の経済政策「アベノミクス」に言及。「人口が急激に減り、地域の活力がなくなっている。アベノミクスによる経済活性化は重要だが、過疎地にどう波及するかが見えづらいのではないか」と分析した。
TPPへの不安感を指摘したのは吉村美栄子山形県知事。「農業はなりわいで、地域の景気に影響する。TPPで農業がどうなっていき、対策は取られるのか。大きな危機感が東北、北海道の選挙結果に如実に表れた」と語った。
佐竹敬久秋田県知事は、与党候補の当選が東北で秋田だけだったことを「(戊辰戦争で秋田藩が離脱した)奥羽越列藩同盟のようだ」と例え、「被災地のような特殊事情はなく、県内の政党の力関係が表れた」との見方を示した。
憲法改正に賛同する党派が非改選と合わせて国会発議に必要な全議席の3分の2を超えたことに関して、吉村知事は「どういう考えでどうしたいのか、具体的に説明してほしい」と注文。内堀知事は「国民全体での幅広い議論が必要だ」と指摘した。
村井知事は「国民は9条改正をそれほど望んでいないと思う。憲法全体を見て、変えるものと変えないものをよく議論するべきだ」と強調。達増知事は「自民の憲法改正草案は問題が多い。議論が深まる中で国民は改憲の問題性を認識する」と語った。
2299
:
チバQ
:2016/07/12(火) 12:50:37
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160712_21030.html
<参院選青森>田名部氏 八戸市で圧倒
野党統一候補で民進党新人の田名部匡代氏(47)が、自民党現職の山崎力氏(69)の4選を阻んだ。事実上の一騎打ちは序盤から横一線の攻防が続き、最後は約8000票の小差で決着。県内の「自民1強」の一角が崩れた。
田名部氏は、元農相の父匡省氏から引き継いだ地盤の八戸市で山崎氏に約2万5000票差をつけて圧倒。前回2013年比で9.06ポイント上昇した投票率を追い風に、大票田の青森、弘前両市では無党派層の支持を取り付けた。
選挙期間中は、訴えを「暮らしの安定」に絞り、アベノミクスによる格差拡大を集中的に批判した。戦略は奏功し、無党派層に加え、政策の恩恵が乏しい農漁業者に浸透していった。
地縁の薄かった津軽地方では、維新の党から民進に合流した升田世喜男衆院議員(比例東北)の手厚い支援を獲得。着実に票を積み重ね、山崎氏に迫った。
党本部は青森を最重点区と位置付け、岡田克也党代表、蓮舫党代表代行らを全域に投入。共産、社民両党との共闘は相乗効果を発揮し、勝利を引き寄せた。
山崎氏は地盤の青森市で田名部氏に競り負けた。自民支持層が分厚い十和田、五所川原両市で互角の戦いに持ち込まれる誤算が加わり、津軽地方などでの「貯金」で八戸市の劣勢を埋める想定は大きく狂った。
党は激戦区に位置付け、安倍晋三首相が公示日を挟んで3度、県内入りした。最終盤の6日は半日を費やし、青森、弘前など4市でてこ入れする異例の支援活動を展開した。期待する無党派層への広がりは限定的で、風向きを変えるには至らなかった。
県連は県選出国会議員らをフル稼働させ、団体、企業回りを徹底。県内に張り巡らす強固な組織力で追い込みをかけた。しかし、環太平洋連携協定(TPP)への反発から農協団体が自主投票を決めるなど、支持基盤の一部が変容。陣営全体で激戦を勝ち抜く勢いに乗り切れなかった。(青森総局・辻本まり)
2300
:
チバQ
:2016/07/12(火) 12:50:53
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160712_31029.html
<参院選岩手>木戸口氏 小沢地盤で突き放す
野党統一候補の無所属新人木戸口英司氏(52)が、自民党新人の田中真一氏(49)を7万5000票差で突き放した。小沢一郎生活の党代表(衆院4区)の支持基盤に野党共闘の厚みが加わり、終始優位を保った。自民党はアベノミクスばかりを強調し、東日本大震災からの復興途上にある岩手の有権者意識との隔たりが際立った。安倍政権への明確な不信任と言える。
木戸口氏は秘書を務めた小沢氏、達増拓也知事の全面支援を受けた。小沢後援会が集票の軸となり、地盤の奥州、北上、花巻各市は盤石。衆院4区の得票は約10万で田中氏に4万4000票の大差をつけた。
達増氏が追撃を加え、地盤の盛岡市で7万5000票を獲得。田中氏を2万3000票上回った。
野党共闘も回転した。4党は公示前から週1度の実務者会議を欠かさず、情勢分析を共有。民進党内には民主党を割った小沢氏への確執は根強かったが、互いに出せる範囲の手の内を明かし、態勢を融合させた。
一方で「小沢地盤」には弱体化の兆しも見えた。県内の生活の比例得票は4万3000にとどまり、2013年参院選と比べ5万8000も減らした。政党としての存在感が岩手でも低下していることは鮮明だ。
自民党の田中氏は爆発力に欠けたものの、落選した13年参院選と比べ得票を9万1000伸ばした。「脱小沢政治」を強調したことや旧敵の平野達男参院議員(岩手選挙区)が支援に回ったことなどが要因だ。
ただ、応援に入った安倍晋三首相らは経済政策など聞こえのいい言葉を繰り返し、憲法改正や消費税増税延期の是非に触れることは少なかった。有権者は巧妙な争点ずらしを見抜いた。
次期衆院選は政権選択が懸かる。野党共闘は奏功したが、主張の違う重要政策の整合性は置き去りにされた。明快な一致点が必要だ。自民党は首相の言葉をコピーしたような主張ではなく、岩手の実情を熟慮した政策提示が求められる。
岩手の政治潮流は小沢氏を軸とした離合集散の歴史を経て、過渡期にある。与野党共に見据えるのは「小沢後」である。(盛岡総局・横山勲)
2301
:
チバQ
:2016/07/12(火) 12:51:12
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160712_41033.html
<参院選秋田>石井氏 24市町村を制す
自民党現職の石井浩郎氏(52)が、民進党元議員の松浦大悟氏(46)に5万3000票差をつけて再選された。東北で自民が惨敗する中で唯一、全国的な与党圧勝の潮流に乗った。党県連は県選出の衆参議席独占を維持した。
石井氏は序盤、野党共闘で臨んだ松浦氏と競り合いを強いられた。党本部は終盤、閣僚級を連日投入するなど徹底した組織戦を展開。運動量は尻上がりに増し、小坂町以外の24市町村で松浦氏の得票を上回った。
中盤にかけての苦戦の要因は、環太平洋連携協定(TPP)に不満を抱く農業票の離反だ。県農協政治連盟は自主投票を決定。固い支持基盤が揺らいだ。危機感を募らせた党本部は、森山裕農相や小泉進次郎党農林部会長らを送り込み、影響回避に全力を挙げた。
議席奪還を目指した松浦氏は終盤、組織の足腰の弱さを露呈させ失速した。党幹部は連日県内入りし、てこ入れを試みたが、自民の壁に阻まれた。
共産、社民両党との共闘は期待された効果を発揮できなかった。野党3党は個別に選対本部を設置。各党が独自に集票する戦略は共闘の相乗効果や波及効果をそいだ。結局、13年参院選で松浦氏と共産候補が獲得した計23万票から6000票の上積みに終わった。
県南部が地盤で、民進党に今春合流した村岡敏英衆院議員(比例東北)は今回、松浦氏と連携。支持拡大の切り札になるとみられた。しかし、村岡氏の支持層の大半を占める保守層は、共産党を含む野党共闘への抵抗感からか動きは鈍かった。
県内は全国最速で高齢化が進む。与野党候補による多角的で濃密な政策論争は不発だった。石井氏の訴えは野党共闘批判が大半を占め、経済、農業政策は具体性に欠けた。有権者から「地方の厳しい現状が反映されていない」という不満が出たのも無理はない。
県内では引き続き「自民1強」が続く。選挙のたびに指摘される民進の組織力の弱さは、今回も反省材料となった。(秋田総局・今愛理香)
2302
:
チバQ
:2016/07/12(火) 12:51:30
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160712_51032.html
<参院選山形>舟山氏 反TPP票吸収
野党統一候補の無所属元議員舟山康江氏(50)が約34万票を獲得し、前回2013年参院選で失った議席を奪還した。自民党新人の月野薫氏(61)に12万票の大差をつける圧勝だった。
参院選4回目の立候補だった舟山氏は知名度を生かし、全域から満遍なく集票。県内35市町村のうち32市町村で月野氏を上回った。月野氏が勝ったのは出身地の新庄市と隣の大蔵村のみ。舟形町は同数だった。
前回、舟山氏が得た票と共産党候補の得票を合わせた計28万票に、6万票を上乗せする安定した戦いぶりだった。
前回推薦を得た県農協政治連盟は自主投票だったが、舟山氏は農林水産省出身の農業通として単位農協や生産者を丁寧に回った。
最大の争点だった環太平洋連携協定(TPP)への対応では、地域農業を守る立場から終始一貫して反対。全農山形出身の月野氏が容認姿勢を示したため、TPP批判票を吸収した。
効率を最優先に農協改革を迫る政府、与党への不満の受け皿にもなった。特に水田地帯を抱える庄内地方では前回よりも大きく票を伸ばした。
改憲反対、安全保障法制廃止も訴え、無党派層や安倍政権に批判的な保守層の取り込みに成功。野党共闘態勢を構築しつつ、政党色を極力抑え、草の根選挙で地道に地域を歩く戦い方が大量得票につながった。
月野氏は課題の知名度不足を最後まで解消できなかった。党本部は序盤、閣僚らを衆院2、3区の農村部に集中投入した。県内35市町村のうち25首長が支援を表明。県連会長の遠藤利明五輪相(衆院1区)は自らのメンツを懸け支援した。
党の王道を行く組織戦を展開したが、舟山氏の勢いの前に、票固めは終始難航した。
月野氏擁立に至る候補者公募の決定が、党現職の岸宏一氏が引退表明する前だったことから生じたしこりも尾を引き、分厚い組織が一枚岩になり切れなかったことも響いた。(山形総局・宮崎伸一)
2303
:
チバQ
:2016/07/12(火) 12:51:47
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160712_11028.html
<参院選宮城>桜井氏 批判票取り込む
改選数が2から1に減った宮城選挙区は、全国初の野党統一候補となった民進党現職の桜井充氏(60)が、安倍政権への批判票を取り込み4選を果たした。再選を目指した自民党現職の熊谷大氏(41)は「党営」による強力な組織戦を展開したが、届かなかった。
桜井氏は安全保障関連法廃止を旗印に今年3月、共産、社民両党から推薦を受け、市民団体と政策協定を締結。全国初の野党統一候補として早々と態勢を構築し、3期18年の実績と知名度で先行した。
公示後、フル回転した自民の組織力にいったんは劣勢に立たされたが、保守層の一部に食い込む支持者を固めて対抗。終盤は民進の地方議員が大票田・仙台に絞ってつじ立ちを展開するなどして無党派層を引き付け、抜け出した。
民進支持の一部労組には「共産アレルギー」が残り、選挙戦では共産衆院議員の「防衛費は人殺し予算」発言で防戦も余儀なくされたが、地方への恩恵が薄いアベノミクスへの不信感を巧みに取り込んだ。
熊谷氏は、弱い後援会に代わって党県連丸抱えの選対本部を頼り、県選出国会議員や県議らが実質的に選挙を担った。党本部も宮城を最重点区と位置付け、安倍晋三首相が2度、岸田文雄外相と小泉進次郎党農林部会長が3度、県内入り。圧倒的な物量で候補を押し上げ、首相自ら地方議員や業界団体に電話をかけるなど引き締めを図った。
党に頼り切る熊谷氏の姿勢には不満がくすぶった。「現職が自前で戦えないなどあり得ない」との声は根深く、最後まで一枚岩になりきれなかった。「共産と組む民進には負けられない。自公のための戦いだ」(県連幹部)と野党共闘への反発で結束はしたが、歯車はかみ合わなかった。
桜井氏の勝利で、民進は党勢復活への足掛かりをつかんだ。全国へのうねりをつくり、成果を刻んだ野党共闘も可能性をつないだ。自民優位の政治状況が続く中で、次期衆院選の態勢構築や来年に迫った仙台市長選、知事選への駆け引きに影響を与えるとみられる。(報道部・大橋大介)
2304
:
チバQ
:2016/07/12(火) 12:52:06
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160712_11026.html
<参院選宮城>桜井氏が市部で圧倒
拡大写真
10日に投開票が行われた参院選宮城選挙区(改選数1)は、4選された民進党現職の桜井充氏(60)が県内39市区町村のうち24市区町で、再選を目指した自民党現職の熊谷大氏(41)の得票を上回った。熊谷氏は15市区町村で桜井氏を制したが、及ばなかった。
県選管によると、宮城選挙区の得票数は桜井氏51万450票、熊谷氏46万9268票で、得票率はそれぞれ51.10%、46.98%だった。各候補の市区町村別の得票率は表の通り。
桜井氏の得票率は、最も高かった美里町で6割近い57.63%に達した。加美町の56.04%が続いた。ほかに仙台市青葉、太白、泉各区や石巻、栗原、塩釜、名取、白石など市部を中心に19市区町で50%を超えた。
東日本大震災で津波に遭った沿岸部の気仙沼、東松島、多賀城各市や亘理、山元両町、黒川郡の4町村など18市区町村では50%以下にとどまった。得票率が最も低かったのは南三陸町の38.23%で、4割に届かなかった。
熊谷氏は、南三陸町で得票率が最も高い59.30%に上った。ほかに宮城野区や川崎町、七ケ浜町、女川町など9市区町村で50%を上回った。気仙沼市、七ケ宿町、富谷町など5市町は得票率が49%台だったが、桜井氏に勝った。
一方、最も低いのは美里町の40.32%。角田市、大崎市、涌谷町でも43%台に低迷した。
幸福実現党新人の油井哲史氏(36)は支持が広がらなかった。
2305
:
とはずがたり
:2016/07/12(火) 12:52:19
>>611
>杉尾氏は平成25年1月、長野県高森町から「市田柿ふるさとPR大使」を任命されるなど同県と縁深いという。
と云う訳か。
それだけと云えばそれだけだけど今回の安倍自民の梃子入れ(県議への総理直電とか可成りなりふり構わずなやつ)はどれも不発(僅差で負けなんで不発というかあと一歩及ばず)だったけど長野でのらっかさんよりけんたさんキャンペーンも理知的な長野県民には多少の嫌悪感をもたらしたのかも知れない。
2306
:
チバQ
:2016/07/12(火) 12:52:44
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160712_61031.html
<参院選福島>増子氏 猛追自民かわす
現職同士の争いは、民進党の増子輝彦氏(68)が46万票余りを獲得、自民党の岩城光英氏(66)に約3万票差をつけて3選を果たした。前回改選の2010年からの上積みは約12万2000票。野党共闘が奏功し、政権与党の全面支援を受けて戦った岩城氏が積み上げた得票を上回った。
野党統一候補の増子氏は個人後援会と民進党県連、連合福島を中心に運動を展開した。「増子票」とも呼ばれる党派を超えた強固な支持基盤に加え、安倍政権に批判的な勢力の結集を目指した。
民進支持層の9割、共産支持層の8割から票を集め、無党派層からも5割以上の支持を得た。公明支持層の一部も切り崩した。
地域別は県内59市町村のうち、36市町村で岩城氏を上回った。地盤とする郡山市で約2万7000票リードし、岩城氏の地元いわき市での劣勢分をほぼ解消。福島市で約1万3000票の差をつけるなどし、圧倒的な組織力で猛追した自民陣営をかわした。
岩城氏は過去3度の選挙は2位当選で全て旧民主系候補にトップを譲った。党本部は現職閣僚落選を阻止しようと、党営選挙とも言える異例の態勢を組んだ。
個人後援会の弱さを補うため、国会議員や県議らが500回以上の集会を開催。6月以降に応援に入った弁士は延べ130人を超え、演説会などへの動員数は5万人に達した。
自民支持層の9割近くを固め、全体の得票数は前回より約9万5000票増やした。ただ公明支持層の得票は7割程度にとどまり、無党派層への浸透でも後れを取った。
地盤とする浜通りで圧倒的な支持獲得を目指したが、いわき市での得票差は3万票に届かなかった。各種団体への働き掛けが末端まで浸透せず、安倍晋三首相らが遊説に訪れた中通り、会津でも広がりを欠いた。
旧民主政権の危機管理能力の欠如を批判し、自公政権の実績を強調するあまり、結果的に復興を実感できない県民の反発を招いたとみられる。
(福島総局・藤井宏匡、高橋一樹)
2307
:
チバQ
:2016/07/12(火) 18:25:35
http://www.sankei.com/politics/news/160711/plt1607110256-n1.html
2016.7.11 21:40更新
【参院選】
自民党56議席で勝利も「競り負け」目立つ 党内に警戒感も 全121議席が確定
第24回参院選は11日、全121議席が確定した。自民党は神奈川選挙区で当選した中西健治氏の追加公認も含め56議席を獲得。公明党の14議席と合わせ、与党で改選過半数(61議席)を上回り、勝利した。ただ32の改選1人区は21勝11敗に終わり、前回の平成25年参院選(29勝2敗)より戦績は悪化。27年ぶりとなる単独過半数にも届かず、党内に「大勝」ムードは感じられない。
「(前回よりも)比例代表票を150万票以上増やし、改選前を上回る議席をいただいた」
安倍晋三首相(自民党総裁)は11日の記者会見で、前回以上の勝利を収めたと強調した。「より安定した政治基盤のもと、一層力強く政策を前に進めることができる」とも語った。
ただ、首相の胸中は安堵ばかりではない。11日の臨時役員会では「次の戦いは衆院選。負けたところはしっかり敗因を総括し、備えないといけない」と檄を飛ばすことも忘れなかった。
自民党は今回、比例代表は前回より1増の19議席を獲得するなど、堅調な戦いを進めた。しかし、改選1人区では、東北6選挙区で5敗するなど、前回はみられなかった弱さも露呈。青森と新潟、大分は当選者と1万票差もなく、土壇場で競り負けた格好となった。
そうした選挙区の主な敗因は、民進党や共産党など野党4党の共闘効果とされるが、アベノミクスの恩恵が十分に届かず、農業政策への批判が強い地域だったといえる。「首相の人気だけで選挙を勝利できる空気が微妙に変わった」(閣僚経験者)との見方もあり、自民党は経済対策のあり方などを再点検する考えだ。
民進党は32議席。改憲勢力の3分の2確保阻止はできなかった。おおさか維新の会は7議席で伸長した。共産党は6議席だった。(水内茂幸)
2308
:
チバQ
:2016/07/12(火) 18:30:28
http://www.sankei.com/politics/news/160712/plt1607120011-n1.html
2016.7.12 07:35更新
【東京都知事選】
組織力VS知名度の構図 自民分裂に民進・松原仁氏「こっちが一本だったらおもしろい」
(1/2ページ)【東京都知事選】 .
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東京都知事選で分裂選挙となることが固まった自民党。党都連が増田寛也元総務相を担いで組織で選挙戦に臨むのに対し、小池百合子元防衛相は高い知名度を武器に無党派層への浸透を図る。「組織力VS知名度」の構図となりつつあり、14日の告示を前にして早くもヒートアップしている。
「参院選の最中にこれだけ世間を騒がせ、党に迷惑をかけながら執行部の留守中に紙1枚で(推薦願を)取り下げるというのは、公党を侮辱する姿勢だ」。都連に所属する萩生田光一官房副長官は11日、増田氏の推薦を決めた党本部での会合で、小池氏を批判した。
増田氏はこの日、公明党にも推薦を要請した。自民、公明両党の組織力に加え、岩手県知事、総務相で培った実務能力をアピールする考えだ。今回の参院選東京選挙区で当選した与党候補3人は計約230万票を獲得した。前回知事選で舛添要一前知事が獲得した約211万票を上回る。
これに対し、小池氏は11日、都庁で記者会見し「私は一人だ。物量作戦では圧倒的に劣るが、都民に訴えることで有利に進めることができる」と強調した。自らに迫る包囲網を突破する姿を示し、無党派層の支持を集める狙いがある。俳優の石田純一氏が出馬を断念したことで、浮動票を奪い合う懸念もなくなった。
ただ、元日弁連会長の弁護士、宇都宮健児氏が11日、出馬を正式表明。民進党都連が同日、出馬を要請した元経済産業省課長の古賀茂明氏は、宇都宮氏との間で調整を図る考えだ。
民進党都連会長の松原仁衆院議員は同日のBSフジ番組で、参院選東京選挙区で与野党の得票が拮抗(きっこう)したことに言及した上で、「漁夫の利」に期待感を示した。
「向こう(自民)が2つに割れて、こっちが一本だったら、おもしろい戦いになる」(沢田大典)
2309
:
チバQ
:2016/07/12(火) 18:31:05
http://www.sankei.com/politics/news/160712/plt1607120055-n1.html
2016.7.12 17:07更新
【東京都知事選】
上杉隆氏が出馬表明「東京に恩返ししたい」
舛添要一前東京都知事の辞職に伴う都知事選(14日告示、31日投開票)をめぐり、元ジャーナリストの上杉隆氏(48)が12日午後、都庁で記者会見し「私は東京に恩返ししたい。本当の政策論争がしたい」と都知事選への出馬を表明した。
2310
:
チバQ
:2016/07/12(火) 18:32:01
http://www.sankei.com/politics/news/160712/plt1607120018-n1.html
2016.7.12 09:54更新
【参院選】
業界・労組票に依存強まる
10日投開票の参院選比例代表では自民、民進両党いずれも業界団体や労働組合の支援を受けた候補が当選上位に名前を連ねた。特に民進党は比例代表当選者11人のうち8人が連合傘下の産業別労働組合の組織内候補だった。
民進党の連合組織内候補は過去最高の12人。9人を擁立した前回参院選では旧民主党の労組系候補が得た個人名票が160万2520票だったのに対し、今回は211万229票を獲得した。労組系候補の落選は前回を上回り4人という結果だったが、獲得票に着目すれば組織票の掘り起こしに一定の成果を得たといえる。民進党の総得票数に占める労組系候補の個人名票の割合も24.17%で、前回の22.46%を上回った。
厚生労働省の推定によると、昨年6月末現在の労組の組織率は17.4%と過去最低だったが、労組依存はむしろ強まったといえる。
一方、自民党の比例代表当選者上位には、民間シンクタンク「独立総合研究所」社長の青山繁晴氏や、女性ボーカルグループ「SPEED」のメンバー、今井絵理子氏ら著名人が名を連ねたが、最も個人名票を獲得したのは全国郵便局長会(全特)組織内候補の徳茂雅之氏の約52万票だった。
2311
:
チバQ
:2016/07/12(火) 18:34:14
http://news.livedoor.com/article/detail/11753231/
平山佐知子氏や永江孝子氏も…参院選「元女子アナ」候補の明暗
2016年7月12日 10時26分
日刊ゲンダイ
今回も各地でテレビ界出身の“花”が舞った。
静岡(改選数2)の新人、平山佐知子(静岡・45・民進)は元フリーアナウンサー。2013年まで14年間、NHK静岡のニュース番組で契約キャスターを務め、「静岡の膳場貴子」とも。知名度は抜群で、自民支持者にもファンが多い。トップ当選に注目が集まったものの、自民の現職、岩井茂樹(48)の組織力の前に後塵を拝した。
衆院から転身した愛媛(改選数1)の永江孝子(愛媛・56・無所属)は元南海放送アナ。12、14年の衆院愛媛1区で塩崎厚労相と激戦の末、連続して敗れ、3度目の正直が期待された。学生食堂を回るなど若者の票も掘り起こしたが、1万票差で泣いた。
女子アナじゃないが、定数1増の愛知(改選数4)の新人、伊藤孝恵(愛知・41・民進)は元テレビ大阪記者→資生堂→リクルートというキャリアウーマンだ。「民進王国」で同じ民進現職、斎藤嘉隆(53)と票を分け合い、早々と当確。
同じく定数1増の北海道(改選数3)の徳永エリ(北海道・54・民進)は元テレビリポーター。自民と民進がそれぞれ2人を擁立、混戦模様になったが、約20万票あるといわれる“ムネオ票”が不発に終わり、元道議の自
民新人、柿木克弘(48)に競り勝った。
滋賀(改選数1)の現職、林久美子(滋賀・43・民進)は元びわ湖放送のキャスターで、13年に自民の世耕官房副長官と再婚。野党共闘で自民新人の小鑓隆史(49)をねじ伏せるとみられたが、夫婦でねじれ選挙ばかりがクローズアップされ、失速。苦杯をなめた。
女優で元キャスターの石井苗子(比例・62)はおおさか維新の比例で初出馬。
「同党の中では知名度が高く6万台の得票で滑り込めた。選んだ政党が正解です」(永田町関係者)
国政に“タックル”を決めた。
2312
:
チバQ
:2016/07/12(火) 18:34:53
http://mainichi.jp/senkyo/articles/20160712/k00/00e/010/186000c
都知事選
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古賀氏「鳥越氏推す」宇都宮氏「出馬揺らがず」
毎日新聞2016年7月12日 13時03分(最終更新 7月12日 17時31分)
鳥越氏、12日午後の会見で立候補表明へ
民進党は12日、東京都知事選(14日告示、31日投開票)でジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)を擁立する方針を決めた。共産党などとともに野党4党の統一候補として支援することで調整する。鳥越氏は12日午後に記者会見し、立候補を表明する。
民進党は水面下で鳥越氏に出馬を打診してきたが、11日に党幹部に対して前向きな回答があった。同党はすでに共産党など他党にも鳥越氏の擁立方針を伝えており、12日に4野党が対応を協議する。鳥越氏は12日、毎日新聞の取材に「参院選で『改憲勢力』が3分の2に達したのを見て決断した」と語った。
野党側の候補を巡っては11日、民進党都連が経済産業省出身の古賀茂明氏(60)に出馬要請したが、古賀氏は12日、記者団に「鳥越氏を推す」と述べ、自らは出馬しない考えを示した。一方、3回目の出馬を表明している宇都宮健児・元日本弁護士連合会会長(69)は記者団に「民進党や鳥越氏からは連絡がない。今の段階で出馬の意思は揺らいでいない」と強調。野党の候補者選びについて「透明性を欠いている。とにかく勝てる候補ということならば自公と同じで野合と言われても仕方ない」と反発を示した。
鳥越氏は福岡県出身で京大卒。毎日新聞社を1989年に退社後、テレビ朝日のニュースキャスターなどを務めた。昨年成立した安全保障関連法を巡っては、国会前デモに参加するなど反対の立場で活動した。
都知事選には自民党都連が前岩手県知事の増田寛也元総務相(64)の推薦を決め、小池百合子元防衛相(63)も出馬表明している。【朝日弘行、高橋昌紀】
2313
:
チバQ
:2016/07/12(火) 20:21:21
http://mainichi.jp/senkyo/articles/20160712/ddm/005/010/200000c
2016参院選
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小政党明暗 生活、比例初議席 社民党首は落選
毎日新聞2016年7月12日 東京朝刊
10日投開票された参院選で、小政党の明暗が分かれた。社民党は改選2議席から1議席に減らし、吉田忠智党首が落選した。新党改革は議席ゼロで、唯一の国会議員だった荒井広幸代表が落選し、荒井氏は政界引退と解党を表明した。日本のこころを大切にする党も議席を獲得できなかった。一方、生活の党は党籍を持つ無所属候補2人の当選に加え、比例代表で2012年の結党以来初の1議席を獲得。党籍を持つのは衆参6人となり、政党要件を維持する見通しだ。
吉田氏は11日未明、党本部で記者会見し「大変厳しい結果だ。憲法が大きな争点にもかかわらず、安倍晋三首相が一言も語らなかった」と嘆いた。自身の進退について「当然責任がある。今後のことは国会議員らと相談して決めたい」と語った。党首交代や党首選挙を実施するかは、9月の全国幹事長会議で協議する。政党要件を維持できる比例で2%の得票を得たが、衆参4人で低迷が続く。
安倍政権に近い改革とこころも苦しんだ。安倍首相が強調した「自公対民共」の構図に埋没し、ともに獲得議席はゼロ。改革の荒井氏は11日に記者会見し「党代表、政治家として力量不足だった。責任を取って引退したい」と語った。こころは、前身の次世代の党が前回衆院選で2%の得票を得ており、政党要件は維持できる。
一方、生活は改選2議席から伸びることになりそうだ。小沢一郎共同代表は自身の地元の岩手と、小沢氏直系候補の地元の新潟で、民進党との一本化調整をまとめ、生活の党籍を持つ新人と元職を当選させた。小沢氏は10日夜の記者会見で「党員として力を合わせ、活動するのは自然の成り行きだ」と述べ、党所属議員になるとの認識を示した。ただ、生活の比例の得票率は1・91%と2%に届かず、政党要件維持には5人以上の国会議員を擁し続ける必要がある。【松本晃】
2314
:
チバQ
:2016/07/12(火) 20:25:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160712-00000041-san-l14
【参院選 神奈川】自民、2氏勝利なお軋轢 民進・金子氏は代表辞任伝える
産経新聞 7月12日(火)7時55分配信
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参院選の投開票から一夜明けた11日、各党の県組織が県庁で会見を行い、激戦を振り返った。自民県連は、現職の三原じゅん子氏の大勝を高く評価しつつも、党本部が同日未明に発表した現職、中西健治氏の追加公認(9日付)には不快感を示した。2人を擁立しながら1議席に終わった民進県連は、議席を死守できなかった金子洋一氏が県連代表を辞任する意向を示し、組織の立て直しを早急に行う方針を示した。(参院選取材班)
◇
「正直、100万票は超えないだろうと思っていたが、結果的にトップ当選。感謝している」
三原氏を「自民唯一の公認候補」として全面支援してきた自民県連の小此木八郎会長は晴れ晴れとした表情を見せた。
だが、質問が中西氏の追加公認に及ぶと、「頭の整理ができていない。聞かれても答えようがない」と言葉を濁した。竹内英明幹事長も、再び県連の頭越しで追加公認が決められたことについて、「あまり県連をなめないでくださいという気持ちはある」と、党本部との軋轢(あつれき)が解消されていない内情を吐露した。
新人の三浦信祐氏を初当選させた公明県本部の上田勇代表は「自公で3人が立候補するというかつてない厳しい構造の中、知名度を浸透させるのは大変だった」と振り返り、自公の選挙協力については「与党が一致してやっていると理解いただけた」と述べ、プラス効果を強調した。
一方、比例代表から神奈川選挙区に移った元職の真山勇一氏が当選、3選を目指した現職の金子氏が苦杯をなめた民進。
県連の石上俊雄代表代行は「真山さんは知名度があり、(公認の)決定が遅れたので(街頭活動を中心とした)『空中戦』。金子さんは組織(固め)を中心とした『地上戦』となったが、(金子氏への)浮動票の上乗せが不十分だった」と結果を分析し、「大変悔しい思いをしているが、真摯(しんし)に受け止めさせていただく」と声を絞り出した。
共倒れが懸念された「2人擁立」の戦略に関しては、「政権交代を目指す政党としては次へのステップへつながり、方向は間違えていない」と肯定的に捉えた。
参院選の結果を受け、金子氏、滝田孝徳幹事長が辞任の意向を明らかにした。12日に開く県連の役員会で2人の意向を伝え、その後開く常任幹事会で了承を得るという。
新人の浅賀由香氏が次点で惜敗した共産県委員会の田母上悟委員長は「18年ぶりの議席奪還がかなわなかったのは残念だが、実質9カ月くらいの選挙活動で得票数的には大善戦だった」と評価した。
2315
:
チバQ
:2016/07/12(火) 20:26:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160712-00000072-mai-pol
<参院選>民進・岡田代表「首相が回った重点区は1勝9敗」
毎日新聞 7月12日(火)19時56分配信
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「10ある自民党の重点区を首相が回ったが、自民の1勝9敗だった。首相が回った方が我々にとってよかった」。民進党の岡田克也代表は12日、党の常任幹事会で参院選の結果を振り返り、安倍晋三首相の選挙応援を皮肉った。
民進党は32ある改選数1の「1人区」で無所属候補などを含め11勝21敗と大きく負け越し、改憲勢力の「3分の2阻止」を実現できなかった。しかし、民主党として臨み、大敗した前回(2013年)の17議席から倍近く増やし、党内の評価は定まっていない。今のところ岡田氏の責任論は表面化していないが、焦点を「自民の重点区」に絞ることで成果を強調した形だ。
報道各社の情勢調査で接戦と報じられ、首相が複数回応援に入った東北各県や岡田氏の地元・三重県などを指すとみられるが、自民党は重点区を公表していない。【松本晃】
2316
:
チバQ
:2016/07/12(火) 20:26:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160712-00000120-jij-pol
自民「合区」救済策が失敗=比例転出に不満、強まる解消論【16参院選】
時事通信 7月12日(火)18時49分配信
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今回の参院選で隣り合う選挙区を一つにする合区が導入されたことを受け、自民党は調整の結果、選挙区出馬を断念した候補者を比例代表に回す救済策を講じた。だが、「鳥取・島根」選挙区では、比例に転出した鳥取県出身候補が落選し、同県連には不満が残った。党内では合区解消のため憲法を改正すべきだとの声が強まりつつある。
自民党は「鳥取・島根」では島根県を、「徳島・高知」では徳島県をそれぞれ地盤とする現職を公認。鳥取、高知両県連の推した新人は比例に回った。中西哲元高知県議は上位で当選したものの、竹内功前鳥取市長は次点で落選し、党鳥取県連幹部は竹内氏を「合区の犠牲者だ」と評した。
同党選対関係者は、竹内氏が獲得した約9万票のうち、島根県では1万票余りしか得られなかったことを問題視。「3年後を考えたら、もっと島根で票を出さないといけない」と述べ、党島根県連の対応を批判した。2019年には現職同士が競合するため、調整は一層、困難になる。
参院選公約で自民党は、選挙制度について「都道府県から少なくとも1人が選出されることを前提に、憲法改正を含め在り方を検討する」とうたっている。党鳥取県連会長を務める石破茂地方創生担当相は12日の記者会見で「選挙制度の在り方を見直す非常に大きな契機になる。この制度は今回限りにしたい」と強調しており、今後は改憲による合区解消論が党内で広がりそうだ。
「1票の格差」是正を目的とする合区は、都市部への人口集中により、今後も対象県が増えることが予想される。党幹部は「注目すべきは来年の『1票の格差』をめぐる最高裁判決だ。もっと合区を増やさなければ駄目だという強い判決が出れば、いよいよ憲法改正しなければいけないとなるかもしれない」と語った。
2317
:
チバQ
:2016/07/12(火) 20:31:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160712-00000034-san-l40
【参院選 福岡】トップ争い「敗北」大家氏に3つの誤算
産経新聞 7月12日(火)7時55分配信
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【参院選 福岡】トップ争い「敗北」大家氏に3つの誤算
「当確」を受けてマイクの前に立つ大家敏志氏。左端から自民党福岡県連の蔵内勇夫会長と麻生太郎副総理兼財務相=10日午後、福岡市中央区(写真:産経新聞)
参院選の福岡選挙区(改選3)では、トップ当選を目指した現職の大家敏志氏(48)が、民進党新人の古賀之士(ゆきひと)氏(57)に苦杯をなめた。「70万票でトップ当選」できなかった背景には、大家氏サイドに3つの誤算があった。(九州総局 村上智博)
■ズームイン!!
「力不足だった。すんなり1番とはいかなかった」
投票終了直後の10日午後8時過ぎ、福岡市内のホテルで開票速報を見守っていた大家氏の選対本部長、麻生太郎副総理兼財務相はこう言って唇をかんだ。
自民党福岡県連の蔵内勇夫会長は、「民進党のタレント候補は知名度が高く浮動票が動いた。われわれの苦手なところだから、勉強させてもらわないと…」と浮かぬ表情で語った。
蔵内氏は「本当のバンザイは1番になってからだよ」と言い残し、早々と会場を出たが、それは最後までかなわなかった。
最大の誤算は、古賀氏が持つ知名度の破壊力を過小評価したことだ。
古賀氏は選挙期間中、福岡放送(FBS)の情報番組「めんたいワイド」などで司会を務めた30年間のキャリアを前面に出した。
古賀氏は「めんたいワイドの古賀です。国会にズームイン!!」と連呼し、「民進党の古賀」は封印した。
古賀氏サイドの狙いはテキメンで、自民・大家氏は蔵内氏の出身地盤、筑後市ですら古賀氏にリードを許し、麻生氏の選挙区、衆院8区でも、古賀氏の得票数が上回った。
一方の大家氏には、「自民党は知っているが、大家さんて現職だったのか」との声が容赦なく飛んだ。
大家氏と古賀氏の戦いぶりは、平成22年の福岡市長選を想起させた。
元テレビアナウンサーで知名度のある高島宗一郎現福岡市長(41)が、組織力で勝る現職を破った戦いがそれだ。
公示後、古賀氏の露出が格段に増えると、街頭演説では、有権者が古賀氏に握手を求めて殺到。自民党サイドは「とてもじゃないけど、あの勢いは止められない」(大家陣営幹部)とぼやくが、後の祭りだった。
■公明・学会票
大家陣営にとって、公明党と支持母体の創価学会の出方を読み違えたのも大きく響いた。
公明党が独自候補を擁立して学会票があてにできなくなったばかりか、自民票まで食われる“被害”が想定以上に拡大したためだ。
公明党側は公示前に新人の高瀬弘美氏(34)が創価学会票を固めた。その上、目標の50万票を目指し自民側から5万票の上積みを迫った。
年内にもささやかれる衆院解散を前に、自民サイドにとって、この要請を断る選択肢はなかった。公明・学会票なくして当選がおぼつかないためだ。
そもそも、自民党本部は参院選全体の勝敗を左右する32の「1人区」で公明党の支援を得るため、福岡など5選挙区で、公明候補に推薦を出した。公明サイドにしてみれば、自民サイドが票を提供するのは当たり前のことだった。
自民福岡県連は当初、大家氏が22年参院選で獲得した77万票から、公明・学会票の流出は7万票との数字を弾き、70万票でトップ当選との目標を立てた。
結果は、倍近い13万票のマイナスだった。
2318
:
チバQ
:2016/07/12(火) 20:31:55
■錆び付いた組織力
自民党は13年の参院選以降、福岡選挙区で民主党と1議席ずつを分け合ってきた。今回も「組織力で勝る大家氏は余裕で1位通過する」(自民県連筋)と高をくくっていたフシがある。
大家陣営は、県農政連など2千を数える支持団体・組織の推薦を受けたが、結果的に、多くの保守票が高瀬候補に流れた。公明側からは選挙はがきの郵送のノルマを課せられるなど、最後まで攻め込まれた。
自民党は福岡県全体で78万の比例票を獲得した。にもかかわらず、大家氏が選挙区で64万票に甘んじたのは、一部が古賀氏に流れたのを除き、その多くが高瀬陣営に奪われたためだ。
組織力は、フル稼働にほど遠い状態だった。
■逃げた若年層
一方、知名度頼みで67万票をたたき出した民進党の古賀氏。比例票は福岡県全体で41万票にとどまった。
投票日(10日)の出口調査の結果によると、10代から30代までの若者への支持の広がりに欠いた。主婦層や一部保守層への浸透で26万票を積み上げた格好だ。
古賀氏の支持拡大を結果として後押ししたのは、共産党の藤野保史前政策委員長だったろう。藤野発言に反発を覚えた共産支持層の受け皿となったからだ。
選挙戦序盤の6月26日にNHK番組で防衛費を「人を殺すための予算だ」と発言し、更迭された。熊本地震で復旧・人道支援に活躍した自衛隊を愚弄する言動に、九州の有権者が否定的に反応したのだろう。共産党新人、柴田雅子氏(32)陣営は目標とした40万票に遠く及ばなかった。
2319
:
チバQ
:2016/07/12(火) 22:07:50
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160712ddlk04010032000c.html
<2016参院選>検証 桜井氏、無党派層に浸透 大接戦「野党共闘」勝因に /宮城
12:21毎日新聞
10日投開票された参院選宮城選挙区は、民進党の桜井充氏(60)が接戦の末に4回目の当選を果たした。3期18年の実績や経済政策などを訴え、無党派層に広く浸透した。終盤に猛追した自民党の熊谷大氏(41)は、東日本大震災からの復興の取り組みや若さをアピールしたが、知名度不足に泣いた。【鈴木一也、山田研】
今回から改選数が2から1に減った宮城選挙区。序盤は実績と知名度で勝る桜井氏が大きくリードとの見方が多かったが、後半は熊谷氏が党を挙げた組織戦で猛追。安倍晋三首相ら大物が続々と県内に応援に入り、大接戦の様相を呈した。
県選挙管理委員会によると、仙台市以外の郡部では、両者の得票差がほとんどないまま推移。しかし大票田の仙台市で開票が進み始めた午後11時前ごろから、桜井氏が徐々にその票差を広げていった。市内5区のうち、熊谷氏の地元の宮城野区以外は桜井氏の得票が上回った。
桜井氏の勝因の一つに、共産党や社民党などとの「野党共闘」が挙げられる。県内の共産、社民両党の比例での得票数を合わせると、約13万3000票に上った。共同通信社の出口調査によると、比例で両党に投票した人の8割超が桜井氏に投票しており、桜井氏陣営からは「この票がなければ勝てなかったかもしれない」との声も漏れる。
また支持政党のない無党派層から一定の支持を集めたことも勝因に挙げられる。同社の出口調査によると、無党派層の6割超が桜井氏に投票。桜井氏は「一つ一つの政策を必死に訴える姿を、真剣に見て聞いて判断してくれた」と振り返る。
一方、熊谷氏は「20年たっても61歳。東日本大震災からの復興を皆さんと見届けたい」と若さをアピールし、10〜40代から一定の支持を得た。しかし50代以上の世代や無党派層に最後まで浸透しきれず、あと一歩及ばなかった。
大崎市の伊藤康志市長は11日の定例記者会見で「地域への向かい方、足の運び方の差が、お二人の票に一番直結しているのではないか」と分析した。
「党の体制一新を」
当選から一夜明けた11日、民進党の桜井充氏(60)が報道陣の取材に応じ、「党の体制を一新しないと、政権交代に向けた戦いはできない」と述べ、9月の党代表選で岡田克也代表に代わる新代表を選出すべきだとの考えを示した。
当選後、1カ月以上断っていたお酒を解禁したという桜井氏。「勝ててうれしいし、ホッとしている」と晴れやかな表情で話したが、「党の体制作りや政策議論にすぐに取りかかる。選挙は終わった後の方が大事だ」と気を引き締めていた。
………………………………………………………………………………………………………
◇宮城選挙区開票結果
=選管最終発表
当 510,450 桜井充 60 民 現
▽ 469,268 熊谷大 41 自 現
19,129 油井哲史 36 諸 新
▽は法定得票数を得た落選者
2320
:
チバQ
:2016/07/12(火) 22:11:44
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160712ddlk23010607000c.html
<2016参院選>民進「王国」の底力 旧維新票取り込み2議席 /愛知
16:07毎日新聞
改選数1増となった愛知選挙区では、与党は手堅く自民と公明で1議席ずつを確保。野党は、民進がかつて「民主王国」と呼ばれた底力を示し2議席を得た。この伝統的な組織戦の構図の中、組織にとらわれない市民が選挙運動に参加したが、力を発揮する場を見いだせなかった。(社会面参照)
◇自公も手堅く組織戦
従来、参院選愛知選挙区の3議席は2004年から、前身の民主2、自民1で推移してきた。民主は野に下った2013年の前回選で候補を一人に絞り議席を守った。とはいえ得票数は74万票で、105万票の自民候補に遠く及ばなかった。
今回、自民は候補者を1人に絞り、9年ぶりの候補者を出した公明に推薦を出し、自公で2議席を目指した。優勢とされただけに、手堅さを一層、印象付ける戦略だった。
民進は2議席獲得を目指した。その実現を阻むのは与党ではなく、「共産との争いになる」(民進県連幹部)との読みがあった。このため前回の74万に加え、旧維新票を取り込む戦略を選んだ。支持母体の連合愛知の支持はもちろん、旧維新出身議員にビラ配りや選挙カーでの巡回などに力を注がせた。全国的に党勢がふるわないことが、より確実な組織間の協力関係の構築を民進に選択させた。
◇市民連携実らず 共産候補は敗退
これに対し、基礎票に加え、改憲反対運動などを機に活発化した組織から自由な市民との連携を主軸にした共産の戦略は、結果的に得票に結び付かなかった。
自民・公明への追い風と自らへの逆風を認識していた民進と、市民との連携を選んだ共産。その戦略の対照が、得票差に表れた。【道永竜命】
………………………………………………………………………………………………………
◇愛知選挙区開票結果=選管最終発表、一部地域既報
当 961,096 藤川政人 56 自 現
当 575,119 斎藤嘉隆 53 民 現
当 531,488 里見隆治 48 公 新
当 519,510 伊藤孝恵 41 民 新
▽ 302,489 須山初美 37 共 新
▽ 218,171 奥田香代 51 諸 新
64,781 平山良平 68 社 新
59,651 井桁亮 46 こ 新
47,088 中根裕美 42 諸 新
▽は法定得票数を得た落選者
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:
チバQ
:2016/07/12(火) 22:22:43
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160712ddlk12010300000c.html
<2016参院選ちば>振り返り 自民133万票で圧勝 民進は共倒れ回避 /千葉
12:55毎日新聞
10日投開票された参院選の千葉選挙区(改選数3)では、自民党が現職の猪口邦子氏(64)と新人の元栄太一郎氏(40)で計133万票を獲得して1、2位で当選し、改選前の与党1、野党2の構図を覆した。党本部の方針で現職2人を擁立した民進党は、小西洋之氏(44)が3番目に食い込んで共倒れは回避したが、水野賢一氏(49)は5位に沈んだ。共産党は浅野史子氏(45)が従来の共産候補を大きく上回る票を集めたものの、当選ラインには届かなかった。各党の選挙戦を振り返る。【川名壮志、渡辺暢、田ノ上達也】
◇自民、新人元栄氏に公明票
「風は全く吹いていなかった。すごい数字だ」。11日、自民党県連で記者会見した桜田義孝会長は驚きを隠さなかった。
猪口氏と元栄氏が獲得した133万票は、45年ぶりに自民が2議席を得た前回2013年参院選の110万票を大幅に上回り、千葉全13選挙区のうち11選挙区で勝った14年衆院選の自民候補者の総得票をも越えたからだ。
野党が「改憲勢力の参院3分の2阻止」を最優先に掲げた今回。「本来は逆風のはずだった」と県連幹部は振り返る。猪口氏は10年参院選当選直後から早朝につじ立ちし、県内各地を駆け回る「どぶ板」選挙を展開。知名度を生かし、自民の世論調査でも選挙戦序盤から2位を10ポイント以上引き離して独走した。2議席獲得が大命題だった自民にとって、焦点は選挙経験もなく千葉と縁の薄い元栄氏の戦い方だった。
党本部主導で擁立された元栄氏を安倍晋三首相ら大物幹部が何度も千葉入りして応援。石井準一参院議員ら地元議員も時局講演会や演説会などで全面的にバックアップし、組織戦を展開した。
「勝った」。8日、応援弁士に小泉進次郎・農林部会長を招いた浦安市の街頭演説会。用意した元栄氏のチラシ2000枚が開始前になくなった。「名前が知られた証拠。もう大丈夫だと思った」と陣営は振り返る。
元栄氏陣営は公明との選挙協力も盤石だった。何度も演説会に公明・富田茂之県本部代表を招き「選挙区は元栄、比例は公明」をアピール。終盤に2、3議席目を巡って小西、浅野両氏と激しく競り合っているとの見方が広がると、公明支持者の票を全て元栄氏に回すよう公明幹部の約束も取り付けた。
10日夜。初当選に沸く元栄氏事務所。来賓のあいさつが続く中、元栄氏が突然スマートフォンを取り出して事務所外に走った。驚く支援者らに石井参院議員がマイクで釈明した。「公明の富田代表から電話です!」
◇民進「共産との共闘不可能」
2人の現職が明暗を分けてから一夜明けた11日、県庁で記者会見した民進の田嶋要県連代表は「負けたのでは」と問われると語気を強めた。「参院選は1勝1敗(の引き分け)。千葉で野党共闘はあり得ない話だった」
1人区で共産と野党共闘体制を組んだ民進は、3人区の千葉では民進2人、共産1人が争い、自民に完勝を許した。選挙戦を通じて、民進は県連内の水野氏に対するしこりと、共産の浅野氏の追い上げに悩まされた。
みんなの党幹事長も務めた水野氏は、10年参院選では「敵」だった。今年5月の党発足直前に合流した水野氏の公認を主導した党本部に県連は反発した。「今の支持率では1枠を取るのが限界。共倒れの危険もあった」(県連幹部)からだ。公示日の先月22日、小西氏の出陣式であいさつした元衆院議員は「民主時代から行動をともにした小西氏を議会に戻す。民進党は古い仲間を大事にする党」と声を張り上げた。水野氏を強く意識した発言だった。
水野氏公認を巡っては、かつて批判された民進の支持母体・連合も反発した。県連も10年参院選では地域を分けて2人の候補を支援したが、今回は区割りをしなかった。選挙戦終盤に浅野氏が激しく追い上げているとの世論調査が出ると、小西氏支援に傾斜した。水野氏陣営からは「県連は小西氏サイド」と恨み節も漏れた。
全国で「野党共闘」を掲げた民進と共産は千葉では野党同士で3位争いを演じる結果になった。ある民進幹部は言い切った。「千葉は志位和夫委員長の出身地。連携と言いながら、結局共産は自分の党の利益を優先する。千葉では野党共闘は不可能だ」
一方、共産の浮揚幸裕県委員長は、野党同士で足を引っ張り合ったのでは、と問われ言った。「ターゲットは自民党。選挙戦で民進の攻撃はしていない」
2322
:
チバQ
:2016/07/12(火) 22:43:04
http://www.sankei.com/region/news/160712/rgn1607120038-n1.html
2016.7.12 07:05
【参院選 大分】
野党共闘成功したが…共産アレルギー、労組の民進離れも
参院選大分選挙区(改選1)で、民進現職の足立信也氏(59)は辛くも逃げ切り、3選を決めた。党大分県連幹事長代行の福崎智幸氏は「共産党の票がなければ、負けていた。野党共闘が成功したということだろう」と疲れ切った表情で語った。
足立氏は過去2回の選挙で、それぞれ自民候補を大差で退けた。今回は自民新人の古庄玄知氏(58)に1090票差まで追い詰められた。
勝敗を決定づけたのは有権者の4割を占める大分市の票だった。足立氏はここで古庄氏に1万1千票の差を付けた。
古庄氏の陣営関係者は「昨年の大分市長選では勝てたが、最後の最後で、取り切れなかった。悔しいの一言に尽きる」と語った。
自民党は大分選挙区に注力していた。
大分は反自民勢力の強い地域性だが、昨春の統一選において、知事選、大分市長選でいずれも自民系候補が当選した。「追い風」が吹いていると判断し、安倍晋三首相をはじめ、知名度の高い小泉進次郎氏などを次々に投入した。
対する足立陣営にも蓮舫代表代行らの来援もあった。ただ、足立氏の陣営関係者は「華やかな応援も効果はあったかもしれないが、最後の最後は『どぶ板』で決まったんじゃないか」と分析する。
大分市内を地盤とする吉良州司衆院議員(大分1区)を中心に、電話作戦などで徹底的に票を固めた。自民党の勢いを、吉良氏が阻んだ格好だ。ただ、共産党と手を組んだ野党共闘の代償は決して小さくない。
今回、足立氏は前回の22年選挙の得票から約3万票減らし、目標とした30万票には遠く及ばなかった。
陣営関係者は「古くは民社党時代からわれわれを支持していた民間の労組関係者の一部は、共産党への強いアレルギーがある。批判票として幸福実現党に流れてしまった部分もあるだろう。『民間労組の民進離れ』は、全国的に今後の課題になるだろう」と語った。(九州総局 中村雅和)
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:
チバQ
:2016/07/12(火) 22:45:16
http://www.sankei.com/region/news/160712/rgn1607120007-n1.html
2016.7.12 07:06
【参院選 山梨】
民進・宮沢氏勝利から一夜明け… 自民、超えられなかった「7割の壁」
反応
反応
■23日に敗因総括
参院選の投開票から一夜明けた11日、各党は早くも、今後の対応に動き出した。前県議で新人の高野剛氏(68)が2万票以上の差をつけられて落選した自民党はもちろん、新人の宮沢由佳氏(53)が初当選を果たした民進党も今後の動向に不安を隠せない。18日間の選挙戦の裏舞台を検証し、選挙戦が浮き彫りにした県政界の現状をまとめた。
自民党県連は11日、甲府市の県連本部で党4役会議を開き、23日に幹部らが集まり、参院選の敗因を総括することを決めた。
高野陣営の選挙対策本部長を務めた森屋宏県連会長は会議後に会見し、「自民党への支持は高かったが、県連がそれに応えられなかったのが敗因だった」と述べ、県連の再建を急ぐ考えを示した。
選挙戦を振り返ると、高野氏は安倍晋三首相が公示前後に2回、来県した効果もあり、序盤から自民支持層を固め、終盤に向けて約7割を確保していた。
この時点では「宮沢氏とほぼ横一線で並んだ」(森屋会長)とみられていた。だが、陣営からは「今がピーク。この状態を維持するのが精いっぱいでは」など冷めた見方も聞かれた。
県連は最終盤の1週間、候補者本人ではなく、安倍政権と直結し、公共事業や地方再生の予算配分権限を持つ「自民党」のパワーを前面に打ち出した。眠っている党支持層の掘り起こしで票の積み上げを目指したが、かなわなかった。
高野氏が10日の結果判明後、「一枚岩になれなかったことが敗因。不徳の致すところだ」と述べたように、“7割の壁”に悩まされた選挙戦だった。
高野氏は出馬表明後もギリギリの5月まで県議を続け、かつては最大会派の代表として、今も続く議会の混乱の契機となった人事問題でも、大きな影響力を持っていた。
国政選挙での分裂も尾を引き、県連内に“敵”も多かった。対立する「自民党山親会」の県議からは、選挙期間中に「過去の経緯からすれば本気で応援できない」と切り捨てる声も聞かれた。
「長い時間でできた溝の修復には長い時間がかかる。衆院選に備えねばならないが、一つひとつ溝を埋め、不断の努力を続けるしかない」(森屋氏)。再建への道は厳しそうだ。
◇野党共闘の代償に不安も 共産県委員長「強制はしない」
宮沢氏の初当選に沸いた民進党。しかし、1人区の「統一候補」として共産党の推薦を得たことに早くも不安が出始めている。「約3万票の共産票の上積みがなければ当選は難しかった」として、宮沢氏の政治活動に共産党が注文を付けてくる場面を想定しているためだ。
「票を出せば口も出す」
ある労組幹部は共産党の動きを懸念する。
公示日直前の6月20日、共産党中央の「推薦決定通知書」が民進党県連に示された。
「なぜ、このタイミングで推薦なんだ。『支持』だけでよかったのに」
当時、宮沢氏は先行する高野氏の背中に迫ろうと必死だった時期で、民進県連では、保守票の切り崩しを真剣に検討していた。
自民党も「民進党にはもれなく共産党が付いてくる」(安倍晋三首相)と野党共闘への批判を強めており、宮沢陣営は共産党「推薦」で保守層への接近が一気に難しくなった。
こうした経緯から、当選の代償として今後、共産側から宮沢氏に政策提言などの形で“干渉”があるのでは、との不安が現実味を帯びているという。
「今後も中央の協議も踏まえ、政策的一致が広がる努力をする」
3月21日に結んだ野党共闘の政策協定。共産党県委員会の花田仁委員長はこの項目を「他県の協定にはない画期的な内容だ」と重視していた。
「宮沢氏がつぶれぬよう民進がしっかりガードする必要がある」。労組幹部が心配するのは、民進や連合と共産の個別政策は、一致しない面も多いからだ。「党派や立場を超えて支援をもらった」(宮沢氏)というほど現実は甘くない。
共産の花田氏は11日、取材に対して「杞憂だ。野党共闘は互いに強制するものではない。一致しない政策を求めることはない」と強く否定した。
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チバQ
:2016/07/12(火) 22:48:17
http://www.sankei.com/region/news/160711/rgn1607110017-n1.html
2016.7.11 07:01
【参院選 群馬 視点】
野党共闘不発 民進県連の姿勢に疑問
反応
反応
参院選群馬選挙区では、当初からの予想通り、中曽根氏が野党統一候補の堀越氏らを大差で破り、6回目の当選を決めた。
全国32の改選1人区で擁立された野党統一候補だが、“保守王国”群馬では自民党を脅かす存在にすらなれなかった。
そもそも、堀越氏の党公認にこだわった民進党県連にどれだけの“勝つ気”があったのか。疑問を持たざるを得ない場面に出くわした。
公示日前日の6月21日に伊勢崎市内で開かれた石関貴史衆院議員=民進党=の国政報告会。堀越氏も来るのかと思いきや、最後まで姿をみせなかった。石関氏は堀越氏を支援者らに紹介しようと堀越氏に連絡を取ったが、県連サイドから「勝手に連絡しないでほしい」との電話があったという。
県連にとって石関氏は苦しい時期に党を去っていった相手だけに、拒否感が強いことは理解できる。しかし、選挙は1票でも多くの票を獲得した者が勝ちであり、平成26年の衆院選で5万票をとった石関氏の支持層には機をみて浸透させるべきではなかったのか。中曽根氏を相手に、職を辞してまで立候補した堀越氏のことを思うと、なおさらだ。
今回の野党共闘について、くしくも自民党県連幹部と連合群馬の幹部が同じ見方をしていたことが印象に残る。それは「選挙区に候補者を立てなければカネもかからない。さらに、比例票を積み増すチャンスはたくさんある。野党共闘は共産党の独り勝ちだ」。
低調だった野党共闘とは対照的に、中曽根氏は66%の得票率で圧倒的な支持を集めた。陣営が掲げた60万票には届かなかったが、「油断大敵」と組織の引き締めを徹底し、着実に票を積み重ねた。
選対の谷津義男事務長らが訴えた「群馬初の参院議長」への期待も高まるが、選挙戦ではあまり多くは語られなかった「憲法改正」について、真っ正面から取り組んでほしい。(大橋拓史)
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チバQ
:2016/07/13(水) 07:11:43
http://www.sankei.com/politics/news/160712/plt1607120084-n1.html
2016.7.12 23:56
【参院選】
自民党派閥の戦績は? 細田派、岸田派などは「担当選挙区」落とす
反応
反応
参院選では、自民党の各派派閥やグループの戦績も明暗が分かれた。
激戦だった東北6県では党から割り振られた「担当選挙区」として、細田派が福島、額賀派が青森と秋田、岸田派が宮城、石破派が岩手、谷垣グループが山形を受け持ち、てこ入れした。派閥領袖から若手まで総動員し、知名度の高い幹部に街頭で、若手には企業回りをさせて票の掘り起こしをさせる作戦だった。特に細田派は、福島で同派所属の岩城光英法相が改選だったこともあり、派閥領袖の細田博之幹事長代行らが現地で支援に回った。
しかし結果は、秋田以外で自民党候補が敗れる1勝5敗。宮城を受け持つ岸田派も岸田文雄外相が3度にわたって選挙区入りしたが、自民党の熊谷大氏は敗北。二階派は新潟を担当。二階俊博総務会長や林幹雄経済産業相ら派幹部が何度も現地に入ったが、自民党の中原八一氏は約2300票差で競り負けた。額賀派は青森で落としたものの、秋田で勝利した。
一方、神奈川では、党の担当割り振りとは別に、麻生派が支援した党推薦候補の中西健治氏が当選。麻生太郎副総理兼財務相や河野太郎行政改革担当相ら同派幹部の徹底支援が実った。
2326
:
チバQ
:2016/07/13(水) 07:12:28
http://www.sankei.com/politics/news/160712/plt1607120075-n1.html
2016.7.12 23:06
【参院選】
麻生VS菅 目離せぬ2人の大番頭
麻生VS菅-。
さきの参院選福岡選挙区を通して浮き彫りになったのが、自民内部で繰り広げられた、もう一つの熾烈(しれつ)なバトルだった。麻生太郎副総理兼財務相と菅(すが)義偉(よしひで)官房長官。安倍内閣の大番頭格2人の駆け引きだ。
半径2メートルの男。麻生氏はこう称されることがある。直接会った人はみな、その気さくな人柄に魅了されるからだ。元番記者だった私から見ると、選挙期間中の麻生氏からは、鬼気迫る無言の迫力が伝わってきた。
「自公」VS「民共」、トップ争い…。参院勢力のほか、各選挙区というミクロの勝敗も大事だが、それだけに目を奪われていると、近い将来、中央政界で起こるであろう大きな潮流変化の予兆を見逃すことになる。
「敵は自民党かっ。スガがなぁ…」。開票速報を流すテレビの前。麻生氏は自らが選対本部長を務める大家敏志参院議員の陣営幹部を前に、口を「へ」の字に曲げ、トレードマークとなっただみ声で絞り出すようにこう、吐き捨てた。
念頭にあったのは、ここ数年、消費増税の再先送りや衆参ダブル選挙の是非をめぐる政局の節目で、ことあるごとに意見対立をみせてきた菅氏の存在だ。
菅氏は福岡選挙区の公明候補に対し、強力なテコ入れを行ってきた。麻生氏サイドから見ると、菅氏の過剰なまでの支援は「野党と菅氏のどちらが敵か分からぬほど」だった。
6月30日夕、福岡市中心部の巨大ホール。マスコミを排除しての秘密会合だったが、支持者を装って中に入ると、1500人ほどが集まった会場の壇上に、菅氏と公明党の高瀬弘美候補の姿があった。
公明党と支持母体の創価学会の要請を受けて実現したものだった。学会関係者が、「これで自民党支持層に支援を要請しやすくなった」という絶大な効果を公明サイドにもたらした。実際、自民票10万票以上が公明側に流れている。
麻生氏と菅氏のさや当ては、菅氏の地元、神奈川選挙区でも繰り広げられた。
麻生氏が支援する候補の自民公認を、公明票の目減りに配慮した菅氏が「頑として容認しなかった」(麻生氏周辺)ためだ。この候補は無所属出馬を余儀なくされた。
テレビの前で、うめくように菅氏の名前を口にした麻生氏が目を落していたメモ書きには、自身が支援する神奈川選挙区候補の苦戦を伝える出口調査の結果があった。
福岡、神奈川という双方の地元で繰り広げられた戦いは、福岡で大家氏が民進党候補にトップを奪われるまさかの2位。神奈川では麻生系候補が当選を確実にして自民公認を獲得し、幕を下ろした。
中央政界からは見えにくかった地方でのバトル。8月の内閣改造・自民党役員人事をはさみ、2人の動向から目が離せない。
(九州総局長 佐々木類)
2327
:
とはずがたり
:2016/07/13(水) 09:43:58
大津市長選とかに出た(落選)事もある元官僚氏。逼塞しててルサンチマン抱えてるのか一寸文体が厳しいね(;´Д`)
おおさか外して小池支持表明しとけば康夫ちゃん通せたかもね。おおさか外せば減税も合流出来て愛知で民主の2議席を阻止も出来たかも知れない。
そうなると埼玉・千葉・神奈川でも当選伺えて名実ともに全国政党としての第3極となれたのに。
凡ミスで大勝利を逃した自民党と共産党の大失敗 --- 八幡 和郎
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160712-00010003-agora-pol
アゴラ 7月12日(火)16時20分配信
参議院選挙の結果を総括すれば、自民党は流れは良かったが取りこぼしが多かった。公明党は自民党の協力が円滑に機能して大成功。おおさか維新も議席数としては成功。
民進は流れは良くなかったが勝負強かった。共産党は大失敗。社民も大馬鹿。小沢一郎は隠れ小沢チュルドレンを巧みに当選させて大満足といったところだと思う。
自民党は都知事選挙で小池百合子を候補者に決めて、全国の激戦区に彼女を投入すれば比例区も含めて3〜5議席増やせたと思う。みすみす、大勝利の方程式をはずしたのみならず、イメージを悪くした。
維新も小池氏に支持表明しておけば東京で田中康夫を当選させ、比例区ひとりくらい余計にとれたはずだ。また、維新は今回、「おおさか」を外さなかったことで、大阪で2議席とれたかもしれないが、比例区や東京などでは損した。今後は、はずすべきだ。
共産党は自衛隊についての失言や共産党の危険性への執拗な警告がボディーブローで効いて浮動票を取れなかった。また、地方区での立候補取り下げで費用は節約になったが影が薄くなった。今後、共産党は中でかなりもめるだろうし、民進党に今回よりはややこしい条件をいってくるのでないか。
民進党がまずまずだったのは、一義的には自民党の凡ミスのおかげだ。共産党の協力を受けても共産党の候補でなければ別にいいのでないかと思われたこともあるが(本当はそんな甘くないと思うが)、それ以上に、全野党共闘ということで良質の候補を確保できたことが大きい。出馬する側からすると安心感があるのだ。
自民党は、地方区の候補の質が悪かった。参議院の地方区は、全県なので衆議院議員の選挙より人手も資金も必要だ。そこで、組織を動員できる地方政界のボス的な人が多くなるのだが、彼らには浮動票はとれない。それが今回の一人区での僅差の敗因が多かった理由だ。
思うに、参議院議員は任期も長いし定数も小さいから、ひとりひとりの重みはかえって衆議院議員より重いのである。自民党は良い人材も資金も参議院地方区にもっとつぎ込まないとダメだし、日常活動も地元でさせるべきだし、閣僚なども参議院枠を増やした方が良い。
社民党は共産党を批判し違いを強調してこそ生き残れるのに、それをしなかった。私が社民党の党首なら、「共産党とは同じ左翼政党として、似たところもあるが、社民党はあくまでも欧米的な民主主義を信奉している。憲法にしても、共産党は自分たちが政権を取ったら改正するつもりだが、社民党は変える気がない」といっただろう。そうでもいわないと、存在価値がないのに、馬鹿なことをしたものだ。
改憲に必要な三分の二を確保したかどうかは、意味がない。そもそも、公明党は第九条を変えるべきだなどといってない。逆に民進党には憲法改正のためなら一本釣りで鞍替えしそうな議員はいっぱいいるではないか。
八幡 和郎
2328
:
とはずがたり
:2016/07/13(水) 13:37:15
何,この自民目線の記事は?!(;´Д`)
自民痛恨の敗戦、最重点区落とす 次期衆院選に影響必死
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160711-00010003-dtohoku-l02
デーリー東北新聞社 7月11日(月)11時16分配信
自民痛恨の敗戦、最重点区落とす 次期衆院選に影響必死
敗戦した山崎力氏(中央)をねぎらう三村申吾知事、自民党青森県連の江渡聡徳会長ら=10日午後11時55分ごろ、青森市
自民党青森県連は、擁立した山崎力氏が野党統一候補に敗れ、衆参6議席独占の一角を崩された。安倍晋三首相が3度来県し、異例のてこ入れを図る総力戦を展開しただけに、敗戦のダメージは大きい。野党側には、共闘の実績と反転攻勢への足掛かりを与えた。潜在的な“反自民票”が浮き彫りになった結果が次期衆院選などに影響を及ぼすのは必至。無党派層にも浸透せず、盤石とされた組織が一部で切り崩され、体制の立て直しが急務となる。
選挙戦は、候補者の実績や、争点となった経済政策アベノミクスの成果を軸に訴えた。地道な組織戦に加え、著名な弁士を投入する空中戦も展開し、「政治の安定」に理解を求めた。
だが、街頭で訴えたアベノミクスの成果は、好調な経済指標を並べるにとどまり、県内の有権者が抱く経済波及効果への疑念を払拭(ふっしょく)するには至らなかった。
「いつもなら勝利が見える」(陣営関係者)最終盤となっても接戦から抜け出せず、政権批判を強める野党側に押し切られた。
敗戦を受け、総合選対本部長を務めた江渡聡徳県連会長は「やれるだけのことはやった。(相手との)争点もかみ合わなかった」と語り、あらためて党の政策などについて県民に理解を求める考えを強調。今後の県政界への影響を否定せず、支援団体など一部でほころびも見えた組織の立て直しを急ぐ考えを示した。
次期衆院選では、憲法改正や環太平洋連携協定(TPP)などを巡って与野党が激しい攻防を繰り広げる見通し。特にTPPは農林水産業を基幹産業とする県にとって重要な争点で、不安を抱く県民も多い。実効性のある対策など丁寧な説明が不可欠で、不安の解消に努める必要がある。
今後の戦いの構図を巡っては、連携の手応えをつかんだ野党側が再び候補を一本化する可能性もあり、風穴をあけられた自民にとっては組織の引き締めが喫緊の課題。ある県連幹部は「今回の結果を検証するとともに、真摯(しんし)に有権者の声に耳を傾けなければ傷口は広がるだろう」と危機感を募らせた。
デーリー東北新聞社
最終更新:7月11日(月)11時16分
2329
:
とはずがたり
:2016/07/13(水) 15:51:18
参院選 自民党派閥の戦績は? 細田派、岸田派などは「担当選挙区」落とす
http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/160713/plt16071300010002-n1.html
2016.7.13 00:01
参院選では、自民党の各派派閥やグループの戦績も明暗が分かれた。
激戦だった東北6県では党から割り振られた「担当選挙区」として、細田派が福島、額賀派が青森と秋田、岸田派が宮城、石破派が岩手、谷垣グループが山形を受け持ち、てこ入れした。派閥領袖から若手まで総動員し、知名度の高い幹部に街頭で、若手には企業回りをさせて票の掘り起こしをさせる作戦だった。特に細田派は、福島で同派所属の岩城光英法相が改選だったこともあり、派閥領袖の細田博之幹事長代行らが現地で支援に回った。
しかし結果は、秋田以外で自民党候補が敗れる1勝5敗。宮城を受け持つ岸田派も岸田文雄外相が3度にわたって選挙区入りしたが、自民党の熊谷大氏は敗北。二階派は新潟を担当。二階俊博総務会長や林幹雄経済産業相ら派幹部が何度も現地に入ったが、自民党の中原八一氏は約2300票差で競り負けた。額賀派は青森で落としたものの、秋田で勝利した。
一方、神奈川では、党の担当割り振りとは別に、麻生派が支援した党推薦候補の中西健治氏が当選。麻生太郎副総理兼財務相や河野太郎行政改革担当相ら同派幹部の徹底支援が実った。
2330
:
チバQ
:2016/07/13(水) 19:38:20
http://www.sankei.com/politics/news/160713/plt1607130032-n1.html
2016.7.13 11:26更新
【参院選】
無所属・平野達男元復興相が自民入党へ 参院で自民単独過半数、改憲4党で3分の2も
元復興相で無所属の平野達男参院議員(岩手選挙区)が自民党に入党届を提出したことが13日、分かった。今後手続きを進める。平野氏の入党が決まれば自民党は参院で122議席となり、単独過半数となる。
平野氏は12日、自民党本部で谷垣氏と会談。谷垣禎一幹事長が「できれば一緒に活動したい」と要請し、平野氏が「よろしくお願いします」と応じた。
自民党入党の理由について平野氏は「いま日本に必要なのは政策の継続性だ。自民党のやっていることは間違っていない。岩手や日本のため自民党で貢献したい」と説明しているという。
平野氏は民主党政権時代の平成24年に初代復興相に就任。25年に党運営への不満から離党届を提出したが除籍処分となり、その後は無所属で活動していた。今回の参院選では、岩手選挙区に立候補して敗れた自民党候補を応援した。
2331
:
チバQ
:2016/07/13(水) 19:39:04
最後まではれてなかった
http://www.sankei.com/politics/news/160713/plt1607130032-n1.html
2016.7.13 11:26更新
【参院選】
無所属・平野達男元復興相が自民入党へ 参院で自民単独過半数、改憲4党で3分の2も
元復興相で無所属の平野達男参院議員(岩手選挙区)が自民党に入党届を提出したことが13日、分かった。今後手続きを進める。平野氏の入党が決まれば自民党は参院で122議席となり、単独過半数となる。
平野氏は12日、自民党本部で谷垣氏と会談。谷垣禎一幹事長が「できれば一緒に活動したい」と要請し、平野氏が「よろしくお願いします」と応じた。
自民党入党の理由について平野氏は「いま日本に必要なのは政策の継続性だ。自民党のやっていることは間違っていない。岩手や日本のため自民党で貢献したい」と説明しているという。
平野氏は民主党政権時代の平成24年に初代復興相に就任。25年に党運営への不満から離党届を提出したが除籍処分となり、その後は無所属で活動していた。今回の参院選では、岩手選挙区に立候補して敗れた自民党候補を応援した。
2332
:
チバQ
:2016/07/13(水) 20:06:36
http://www.sankei.com/politics/news/160713/plt1607130003-n1.html
2016.7.13 17:00更新
【参院選・閣僚選挙区の勝敗表付き】
TPP、辺野古移設で猛烈な逆風が吹き荒れた 「勝利が当たり前」の閣僚のお膝元で痛恨の3敗
参院選は与党が改選過半数に達する70議席を確保する大勝に終わったが、「勝利が当たり前」とされる自民党の閣僚19人の地元17選挙区の戦績を分析すると、閣僚2人が敗北するなど「14勝3敗」、勝率は8割止まりだった。それぞれ地元が抱える政治課題も絡み、苦戦を強いられた。
「候補者の選定作業が遅れ、知名度の高い相手候補に十分対応できる態勢を取れなかった。(私の)責任は大変重い」
遠藤利明五輪相は12日の記者会見で、山形選挙区で自民党新人の月野薫氏が得票率で対抗馬に20ポイント以上の大差をつけられ、落選したことについて、擁立に関与した党県連会長として陳謝した。
党県連が元JA全農山形副本部長の月野氏を擁立したのは、平成25年参院選で政府の環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉参加に反発し、自民党候補の推薦要請を拒否した県内JAグループの政治団体「県農協政治連盟」(県農政連)を取り込む狙いがあった。ところが、県農政連は今回の参院選も「自主投票」を決定。結局、TPPに一貫して反対した民進党など野党4党が支援する無所属元職の舟山康江氏に及ばなかった。
山形のほか、閣僚自身が候補者だった岩城光英法相の福島と、島尻安伊子沖縄北方担当相の沖縄の両選挙区も敗れた。改選数が2から1に減った福島選挙区は民進党現職が先行し、安倍晋三首相が選挙中に2回も応援に入り猛追したが、得票率約3ポイント差で惜敗した。
沖縄選挙区は、政府の米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に対して逆風が吹き荒れる中、選挙戦直前に起きた米軍属の女性暴行殺害事件も響き、野党4党が支援した無所属新人に17ポイント以上の差をつけられた。
一方、石破茂地方創生担当相の地元・鳥取は今回から隣の島根との合区で「鳥取・島根」選挙区となり、その余波を受けた。自民党は選挙区に旧島根選挙区選出の現職を擁立した一方、鳥取県代表として擁立した新人で元鳥取市長の竹内功氏は比例代表に回った。
2333
:
チバQ
:2016/07/13(水) 20:09:16
http://www.sankei.com/politics/news/160713/plt1607130001-n1.html
2016.7.13 07:00更新
【政界徒然草】
パンティー疑惑の高木毅復興相は参院選でもお荷物だった 首相視察中にタブレット端末いじり 被災地からもノーサンキュー!
やっぱり高木毅復興相のスキャンダルがボディーブローのように効いていた―。7月10日投開票の参院選で、与党が被災地で擁立した候補者は全員落選したことに関し、被災地選出の国会議員から高木氏への怨嗟の声が上がっている。今回の与党候補の〝全滅〟は、これまで自民、公明両党が進めてきた復興政策に対する事実上の不信任であり、数々のスキャンダルで復興の仕事に本腰が入らなかった高木氏に「ノー」を突きつけた形ともいえる。8月3日にも行われる内閣改造で交代論も出ている高木氏だが、本人は全く気にする様子もなく、至ってポジティブだ。
高木氏は7月12日の記者会見で、参院選で岩手、宮城、福島の被災3県の与党選挙区候補が軒並み落選したことに関し、「被災3県では競り合いながらも与党候補が破れる結果になった。極めて残念だ」と述べた。これまでの復興政策に対する不信任を突きつけたとの指摘については「そう思わない」と反論した。
高木氏といえば過去に女性の下着を窃盗したとの疑惑や政治資金問題などに見舞われ、一時は更迭も検討された閣僚だ。数々のスキャンダルで追及されながらも、切り抜けてきた。このところ、ようやく復興相としての仕事に本腰が入り、週末には頻繁に被災地を訪問していた。
今回、被災地では復興政策が問われた。震災から5年たち、津波被害を受けた沿岸部の〝街〟は新しい姿に生まれ変わりつつある。一方で、防災の観点から十数メートルの防潮堤を海岸線沿いに築こうという行政側と、それに反対する住民との間で対立が深まるなど、復興が進んできたからこその課題も浮き彫りになってきた。
こうした難しい課題を抱えている被災地だからこそ、与党から選出された現役の復興相の応援ほど有利で、心強いものはないはずだ。だが、高木氏の「復興の仲間を増やしたい、復興の仲間を減らしたくない」という訴えは、結果的に被災地の有権者には響かなかった。
高木氏は参院選公示の6月22日以降、宮城に3回応援に入った。6月26日、満を持して宮城に入った高木氏は仙台市内で自民党候補者の応援演説を行ったが、数十人しか集まらない場所も。高木氏は「どうしてこんなに少ないんだ」と怒りをあらわにする場面もあったという。だが、地元の関係者は「動員しても集まらないんだから怒られてもどうしようもない」と意に介する様子はなかった。
そして、福島にはたった1回しか入っていない。その理由について。ある関係者は「来ないのではない、福島に来られないのだ」と語る。「高木氏は選挙期間中に地元・福井で原子力発電所のリプレース(置き換え)や、新増設の必要性に言及していたようだ。同じことを福島で言ってみろ」と語気を強めた。
福島の復興と東京電力福島第1原発事故の収束や除染という問題は切っても切り離せない。だが、これまでの記者会見で高木氏の口から原子力や除染、あるいは放射性廃棄物の処理などについて具体的な政策が語られることはなかった。
2334
:
チバQ
:2016/07/13(水) 20:09:47
高木氏は関西電力の大飯原発、高浜原発、美浜原発や日本原子力発電敦賀原発などを抱える〝原発銀座〟出身であり、復興相に就任する前までは原発推進の旗振り役として知られていた。そういった立場だから、これまで語って来なかったのかもしれない。
この参院選に先立つ6月6日、高木氏がまたやらかしていた。この日、安倍晋三首相は東京都内で開かれていた「東日本大震災復興フォーラム」の視察中にアテンド役の高木氏がおもむろにいすに腰掛け、タブレット端末をいじり出したのだ。
安倍首相はこの日、サプライズ・ゲストとして来場し、シンポジウムの会場であいさつ。その後、被災地で活躍する女性起業家らとの交流イベントに参加し、彼女らの話に熱心に耳を傾けていた。
すると、側に控えていた高木氏はおもむろにタブレット端末を取り出し、画面を指でスクロールし始めたのだ。周囲は想定をはるかに超えた行動にあっけにとられ、その場の空気は凍り付いた。
高木氏はいすに座っていた理由として、首相よりも先に会場に来て、全体を視察していたので「少し疲れた」と告白。さらに「(首相と女性起業家らの)ディスカッションは聞いていたので、(タブレット端末をいじっても)不適切ではなかった」と強弁した。
首相の視察は非常に重い。同行する閣僚や政治家、官僚らは首相の発言、一言一句漏らすまいと神経を張り詰めて臨む。しかし、タブレット端末をいじり、そして疲れたから座るというのでは小学生以下だ。
福島第1原発事故から5年たったが、今も9万人以上が福島県内外で避難生活を続ける。宮城でも仮設住宅や災害公営住宅での孤独死が問題となってきた。政府は、原発事故の影響で今も放射線量が高く、立ち入りが原則禁止の帰還困難区域の取り扱いについても新たな方針を示す方針だ。
高木氏は東北復興の指令塔を自認するのであれば、首相の視察中にタブレット端末の画面に見入るのではなく、東北の被災地が直面する困難な課題に真剣に取り組む姿勢を見せるべきではないか。被災地の与党候補が〝全滅〟したことをもっと、もっと重く受け止めるべきだ。
(政治部 千田恒弥)
2335
:
チバQ
:2016/07/13(水) 21:10:18
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2016sanin/1-0292218.html
<参院選道選挙区 激闘の果て>上 苦悩の自民 「中選挙区」身内が敵に
07/12 07:00
長谷川岳氏(左)と柿木克弘氏(右)とがっちり握手する安倍晋三首相=8日、札幌市中央区
「わが党の素晴らしい2人の候補。どうですか皆さん。民進党より優秀でしょう」。8日、安倍晋三首相は札幌・大通公園で、参院選道選挙区の自民党現職の長谷川岳氏(45)と新人の柿木克弘氏(48)を持ち上げた。
公示後、候補2人が顔を合わせたのは、後にも先にもこの一回きり。党が劣勢の柿木氏になりふり構わず支援を集め、両陣営の関係は冷え切っていた。首相を仲立ちとした融和劇―。党関係者が「しこりを残さないため」と動いた。
こんな演出が要るほど、身内同士の争いは激しかった。道選挙区の改選数が2から3に増え、24年ぶりの「中選挙区」になったが、「自民党は自分党。票割りは苦手だから自ら票を取ってくるしかない」(ベテラン道議)。
ふたを開けると、長谷川氏1位、柿木氏4位。自民党2人の票を足すと113万票で、民進党2人の105万票を上回ったのに、2議席をさらわれた。
誤算は、柿木氏の伸び悩みだった。昨年12月に公認候補に決まった。新党大地の唯一の推薦候補にもなった。だが事務所の体制が整わず、知名度が上がらない。「今日限りで道議を辞めて北海道中を回る決意を」。5月上旬の集会で大地の鈴木宗男代表に迫られたが、柿木氏はその後1カ月、バッジを外さなかった。
公示間近になっても共産党新人に及ばない状況を受け、党本部は道議50人の大半を選対本部に入れた。企業や団体、公明党など「思い当たる全ての票田に『長谷川は勝てるので柿木を』とお願いした」(党幹部)。首相は最終盤、道内の団体幹部に「柿木さんをよろしく」と電話を入れた。
当然、長谷川氏の陣営は反発。党は当初「候補が2人になるので、党丸抱えの選挙はできなくなる」と言っていたからだ。対抗するため、柿木氏の地元・美唄市で街頭演説を行い、公明党の支持母体の創価学会の有力者にも「支援は五分五分で」と求めた。だが北海道新聞社の出口調査では、公明党支持層の53%が柿木氏、29%が長谷川氏に票を入れる差が生まれた。
それでも3位の民進党新人に、8441票届かなかった柿木氏。道内経済団体の幹部は「道議が仲間内で決めた人選に問題があった」と指摘する。道内の自民党参院議員は、長らく道議が上り詰める「指定席」とされていた。復活を狙ったが、全道選挙の厚い壁に阻まれた形だ。
戦術も限られていた。長谷川氏を支える自民党の組織票を狙うばかりで、党外に広げられなかった。長谷川氏陣営の幹部は「敵は民進党なのに、『敵は本能寺』だった。浮動票も取れる長谷川じゃなければ持ちこたえられなかった」。
3人区の構図は、3年後の参院選も変わらない。柿木氏を支えた道議会の遠藤連議長は「道議は全然可能性がない、ということではない」と強調する。一方、政府高官は「民進、共産両党が別々に候補を出したのに、4位は情けない。次は公明に出てもらえばいい」と話す。
実際、公明党道本部関係者は、3年後に候補擁立する意欲を自民党側に伝えている。今回、集票力を誇示できなかった大地の鈴木代表も来年、公民権停止が解ける。自民党道連幹部は不安そうな表情を浮かべた。「3年後はぐちゃぐちゃになるんじゃないか」(報道センター 佐藤陽介)
◇
参院選道選挙区は自民党と民進党が2人ずつ擁立した候補が3議席を激しく争い、民進党が2議席を占めた。激闘の末に、道内の政治地図はどう変化するのか。今後の展望を占う。
2336
:
チバQ
:2016/07/13(水) 21:10:42
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2016sanin/1-0292595.html
<参院選道選挙区 激闘の果て>下 競り合い奇跡の票配分 民進2議席
07/13 07:00
民進党の2議席獲得に喜び合う鉢呂吉雄氏(右)と徳永エリ氏=11日、札幌市中央区
11日未明、参院選道選挙区で最後の3議席目に滑り込んだ民進党新人の元経済産業相鉢呂吉雄氏(68)の選挙事務所。先に再選を決めた現職の徳永エリ氏(54)とともに駆け付けた連合北海道の幹部は歓喜の輪に加わり、万歳を繰り返しながら、こうつぶやいた。「これでノーサイドだ」
民進党最大の支援組織である連合は、今回の選挙で支援を徳永氏に一本化。改選数が2から3に増えたが「組織を分散して2人当選させるだけの力はない」(連合幹部)。同党2人目の候補として出馬した鉢呂氏に、労組票の一部を割り当てる党道連の提案を拒み、鉢呂氏の推薦も見送った。
これには鉢呂氏も「話が違う」と担ぎ出した道連執行部にかみついた。結果的にこの判断が「奇跡のダブル当選」(道連幹部)につながったが、党と連合の確執が表面化し、互いに票が奪われると疑心暗鬼が広がった。
序盤の世論調査で、鉢呂氏が下馬評を覆し支持を広げていることが伝えられると、連合の危機感は増した。2010年の参院選道選挙区で、連合は旧民主党が擁立した2人のうち、組織内候補1人を推して敗れた苦い経験がある。幹部らは「6年前の轍(てつ)を踏むな」とげきを飛ばし、組織票が鉢呂氏に流出しないよう引き締めを徹底。鉢呂氏の陣営が労組に接触したことが発覚すれば、すぐさま抗議し対抗心をむき出しにした。
一方、道連が中心となって支える鉢呂氏の陣営は、古くから付き合いがある連合OBらの支援を取り付けたが、組織票はわずか。道連は支援する道議を徳永、鉢呂両氏に等しく振り分けたものの、道議は労組出身者が多く、鉢呂氏の地盤である道南などを除き「ほとんど機能しなかった」(陣営幹部)という。結局、「選挙巧者」で知られる鉢呂氏の行動力と知名度にすがり、党外の票を掘り起こす「空中戦」しかすべはなかった。
それでも開票結果は徳永氏が2位で56万票、鉢呂氏が3位で49万票。票割りをせずに、奇跡的なほどきれいに票を分け合った。北海道新聞社の出口調査では、民進党支持層の50%が鉢呂氏、44%が徳永氏に投票。共産党支持層からも9%が鉢呂氏、6%が徳永氏に票が入り、計15%が民進党候補に流れた。鉢呂氏の「空中戦」も功を奏し、鉢呂氏は新党大地支持層の28%の票を獲得し、大地が推薦した自民党新人を上回った。
こうした有権者の投票行動を、4月の衆院道5区補欠選挙で築いた野党共闘の効果とみる向きもある。民進党道連は最終盤、共産党新人の森英士氏(38)が当選圏から外れたとみて、同党に支援を打診。拒まれたものの、上田文雄前札幌市長が「(共産党)候補に当選の可能性がないなら、次の候補をしっかり選びきる勇気を持たなければ」と暗に鉢呂氏支持を呼び掛けるなど「改憲勢力3分の2阻止」の一点で共産党支持者を動かした。同党幹部は「野党共闘が発展するためのステップ。民進党に十分恩を売った」と結果的に票が流れたことを否定しない。
激しいせめぎ合いの末、2議席を奪取した民進党。ただ、道連幹部は「鉢呂は1人で25万人の連合に立ち向かった。鉢呂でなければできず、次は痛い目に遭う。まずは連合との関係修復だ」と語る。その連合北海道の出村良平会長はこうこぼした。「本当に疲れた。こんな選挙はもうしたくない」(報道センター 仁科裕章)
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チバQ
:2016/07/13(水) 21:11:18
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160712ddlk01010576000c.html
<逆転の力学>2016参院道選挙区/上 与党敗北 戦略ミス指摘の声 政権の各種政策も影落とす /北海道
07月12日 15:15毎日新聞
全国各地の与党候補に「当選確実」のバラが咲く中、参院道選挙区(改選数3)の自民党新人、柿木克弘氏(48)の陣営は重苦しい沈黙に包まれた。事務所に設置されたテレビ画面では、民進党新人の鉢呂吉雄氏(68)の陣営が最終3議席目の「当確」に沸いている。事務所内に「ああーっ」というため息が漏れると、居並ぶ道連幹部らは顔をしかめた。
改選121議席のうち、自民、公明は過半数となる70議席を獲得。改憲勢力は憲法改正案の発議に必要な3分の2を上回った。道選挙区は自民現職の長谷川岳氏(45)がトップで再選を決めたものの、柿木氏が続かず、「民進2、自民1」となった。しかも、最終盤での逆転負け。陣営幹部は「知名度不足だったが、勝てると思っていた」。
◇
「自公票は民進を上回っている。勝てる選挙を落とした」。与党系の支持団体幹部は自民道連の戦略ミスを指摘する。道連は札幌市で長谷川氏、地方で柿木氏の集票を想定。美唄市出身の柿木氏も当初、重点的に地方を回った。このため、都市部で浸透しきれず、知名度不足を補うことができなかった。札幌市内では鉢呂氏に計約3万5000票差を付けられた。
戦略上のミスに加え、安倍政権の各種政策も影を落とした。安倍晋三首相が8日、札幌市内に入り、柿木氏らの応援演説を行った。演説を聞いていた自民支持者の60代男性は「一気に改憲の流れとなることに抵抗もある。今回は投票を少し迷っている」。さらに、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)を巡り、ある道議は「農家が投票してくれないかも……」と不安を漏らしていた。自民の従来支持層が少しずつ離れていった可能性もある。
◇
選挙戦術と政策が今ひとつかみ合わないまま、自民道連は敗北した。共同通信の出口調査で、柿木氏は無党派層の支持がわずか1割。民進2候補に大きく水をあけられた。全国との逆転現象が起きたことについて、長谷川氏は「新しい層にも共感を得るような政策も必要」と指摘。業界団体などに頼る従来型の選挙戦が通用しなくなっているという見方を示した。
自民道連の吉田正人幹事長は選挙結果について、「分析はこれからだ」とした上で、今後については「2議席が取れず、国に対する発言力に少し影響するかもしれない。結果は真摯(しんし)に受け止めたい」と国政への影響を懸念。公明道本部の森成之幹事長は「柿木氏の名前が浸透しなかったが、全体的には自公政権の進める経済再生が評価されていると思っている」と強気な姿勢を示した。【一條優太】
× × ×
全国との逆転現象が起きた参院道選挙区。与党、野党の立場からその力学を検証した。
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チバQ
:2016/07/13(水) 21:11:40
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160713ddlk01010245000c.html
<逆転の力学>2016参院道選挙区/下 野党勝利 共産に異例の要請「市民レベルの共闘」奏功 /北海道
10:33毎日新聞
上田文雄・前札幌市長が8日、札幌市豊平区で行われた街頭演説で、民進党新人の鉢呂吉雄氏(68)の応援に立った。「鉢呂氏は3議席目を激しく争っている。改憲勢力を当選させない戦略が必要だ。共産党を応援する方も鉢呂氏に力を貸してほしい」。4月の衆院道5区補選で野党共闘を実現した立役者が共産支持層に対し、市民レベルの「野党共闘」を呼び掛けた。
参院道選挙区(改選数3)は終盤、自民党新人の柿木克弘氏(48)が猛追。各種世論調査では、自民現職の長谷川岳氏(45)とともに「自民が2議席確保の勢い」という結果も出ていた。このため、反改憲の市民団体を率いる上田氏と民進道連幹部は6日、共産票を鉢呂氏に回すよう要請するため、共産道委員会に面会を求めた。共産は「全く受け入れられる話ではない」(幹部)と拒絶した。
◇
改憲に反対だという札幌市の男子大学生(21)は「応援していた共産候補の当選が無理そうだったので、議席を取る可能性の高い民進候補に投票した」。共産新人の森英士氏(38)の得票数は前回2013年参院選より約3万票減の23万9000余りで、共産の道内比例獲得票(約28万7000票)を大きく下回った。鉢呂氏と柿木氏の得票差は約8500票。森氏の減票分が鉢呂氏に相当数流れたと仮定すれば、組織レベルで不発に終わった野党共闘が一部の市民レベルで奏功した格好だ。
自身の1票を死票にしたくないという考えも影響したとみられ、共産道委員会幹部は「自民の2議席獲得を危惧した共産票が民進に流れた。全国的な野党共闘を進める中で、さまざまな力学が働いた」と認める。民進道連の佐々木隆博代表は2議席を獲得し、「国民の生活をないがしろにする安倍政権に対する民意が示された」と納得の表情だった。
◇
民進現職の徳永エリ氏(54)は、党最大の支持母体「連合北海道」の支援を得て2位通過した。自民2候補の総得票数113万票に対し、徳永氏、鉢呂氏の総得票数は105万票にとどまった。自民の票割りがうまく機能していれば、民進は2議席を確保できなかった可能性もある。鉢呂氏陣営の関係者が「運も良かった」と胸をなで下ろす薄氷の勝利でもあった。
共産道委員会幹部は「あんな要請は想像もしていなかった。パフォーマンスにやられた」と不快感を示す一方、次期衆院選に向けて「野党統一候補の擁立を含め、両党間で溝を埋めていかなければならない」と共闘の重要性に理解を示す。民進道連幹部も「特に1人を選ぶ選挙で力を発揮する」と野党共闘の効果を認め、「北海道は衆院5区補選で善戦し、参院選で上回った。安倍政権の横暴を止めるため、次の衆院選こそ野党共闘を真剣に考えたい」と話した。【野原寛史、藤渕志保、安達恒太郎】
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チバQ
:2016/07/13(水) 21:14:15
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160712_11010.html
<参院選宮城>不協和音やまぬ総力戦
落選が決まり、支持者に頭を下げてわびる熊谷氏(左)=10日午後11時20分ごろ、仙台市宮城野区
拡大写真
改選数が2から1に減り、現職同士が生き残りのデッドヒートを繰り広げた参院選宮城選挙区(改選数1)は、民進党の桜井充氏(60)が、再選を狙った自民党の熊谷大氏(41)を振り切り、4選を果たした。「野党共闘」と「1強自民」が真正面から激突した18日間と、雌雄を決した軌跡を振り返る。
◎苦闘の決算(上)空回り
<党県連が丸抱え>
連日のように総力戦を仕掛けた巨艦は、わずか数分でもぬけの殻になった。
JR仙台駅隣接地に構えた自民党現職熊谷大氏の事務所。10日午後11時20分すぎ、熊谷氏が静かに敗戦の弁を述べ終わると、国会議員や地方議員は、ねぎらいの言葉もそこそこに事務所を立ち去った。
ある議員は「党県連は頑張った。熊谷の力不足だ」と吐き捨てるように言った。弱い後援会に代わり、党県連が選対を丸抱えした「異常事態」(県連幹部)。熊谷に対する身内の不満は最後まで消えなかった。
「顔も分からない、話したこともない候補への投票は頼めない。無理だ」
選挙戦終盤の7日。県南のある党支部役員会で、集票マシンとなるはずの役員から不満が噴出した。
県内39市区町村のうち、熊谷陣営が制したのは4割弱の15市区町村。県内各地に張り巡らせたネットワークをフル稼働させる県連の公算は、大きく狂った。
連立政権を組む友党との関係も最後までぎくしゃくしたままだった。固い結束を誇る公明票の3割強が流出し、敗北を決定付けた。
「婦人部は敏感だ。気を使ってくれ」。1日、石井啓一国土交通相が来援した泉区の個人演説会で、公明県本部の幹部が熊谷陣営のスタッフに語気荒く迫った。本来「選挙区は熊谷、比例は公明」の結束を呼び掛ける場で、「比例は自民」のチラシを配布していた。
公明が熊谷氏を推薦したのは公示3カ月前の3月下旬。過去の国政選挙の応援で熊谷が公明支持を鮮明にしなかったため、県組織同士の協議で協力体制を構築した経緯がある。幹部は「水を浴びせる行為だ」と不信感をあらわにした。
<本部もいらだち>
党本部が最重点区と位置付け、安倍晋三首相や小泉進次郎党農林部会長らを次々に県内入りさせた強力なてこ入れは、足元の不協和音で上滑りに終始した。
歯車がかみ合わない状況に、党本部の茂木敏充選対委員長も仙台入りのたびにいら立ちを募らせた。2日に仙台市青葉区のホテルであった県連の選対会議では、怒声交じりのののしり合いが通路にまで響いた。
横一線を抜け出せない状況にしびれを切らした党本部は終盤、選挙カーの行程にまで口を出した。大物弁士の来援に合わせ、前夜にがらりと変わることも。迷走は明らかだった。
投票まで残り1日となった8日午後9時すぎ、選対本部から急きょ、仙台駅前でのつじ立ちを指示された熊谷氏。たすきの到着が遅れ、1人で立ち尽くす合間につぶやきが漏れた。
「思い付きの戦略が多すぎる。振り回されている」。党本部、県連、候補者は最後まで一枚岩になれないまま、幕切れを迎えた。(報道部・大橋大介)
関連ページ:宮城政治・行政
2016年07月12日火曜日
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チバQ
:2016/07/13(水) 21:17:11
下だけ
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160713ddlk03010026000c.html
<「共闘」の末に>参院選・岩手選挙区/下 田中氏のつまずき 司令塔不在響く 組織間の連携とれず /岩手
10:59毎日新聞
9日、奥州市水沢区のスーパー前。自民新人の田中真一氏(49)の応援に回った平野達男参院議員が、最後の訴えでマイクを握った。「田中さんを国政に送ろう」。小雨だったせいか、人はまばらだった。ラストスパートの段階なのに「3年前の盛り上がりと全然違い、寂しい状況だった」(自民県連関係者)という。
2013年の前回参院選の岩手選挙区(改選数1)で、平野氏は奥州市で2万8000票余り、田中氏は9000票近くの支持を集めた。今回、田中氏の得票数は1万9774票にとどまった。平野氏の地元、北上市でも木戸口英司氏(52)に約8700票差を付けられた。
生活の党の小沢一郎・共同代表の地盤でもある県南地域を切り崩すため、田中氏の陣営が期待したのが平野氏だった。「一生懸命やる田中さんに『情が移った』」。平野氏も周辺にそう話していたという。
ただ、平野氏の後援会は田中氏支持でまとまりきれていなかった。「私たちが田中さんを応援する理由がない。平野さん自身が空回りしている」(後援会幹部)。昨年8月の知事選で平野氏の立候補を巡り、自民県連とのしこりが残っていた。
● ○ ●
田中氏の得票数は今回、県内33市町村のうち17市町村で木戸口氏を上回った。田中氏も「公示前に公示後では行けないような農村地域を回った。3年前とは感触が全然違った」と手応えを感じていた。しかし、17市町村に有権者5万人以上の自治体は含まれていなかった。
自民県連の幹部の一人は「選対事務所の指揮者が不在だったかな」と振り返った。昨年11月に公認候補に決まっても、関係団体を回らず、推薦が思うように集まらなかった時期があった。ポスターやはがきの作製、広報や遊説日程の調整など、誰が何をすべきか、5月になっても態勢を固め切れていなかった。
こうした状況を、田中氏の推薦を決めた公明側も懸念していた。5月の連休明け、公明関係者が平野氏の後援会幹部を訪れ「平野氏がリーダーシップを取って、引っ張ってくれないか」と依頼したほどだった。
● ○ ●
盛岡市材木町。新鮮な野菜や果物などが並ぶ「よ市」が開かれ、にぎわっていた。投開票前日の土曜日で、田中氏は大票田の無党派層に支持を浸透させようと、行き交う人に握手を求めた。「木戸口氏に追いつく自信はあった。あと1週間あれば、田中氏を支持する有権者は増えたかも」。事務所関係者は時間切れを嘆いた。
しかし、別の自民県連幹部には自戒の念が残る。「結局、選挙はいかに組織がまとまって動けるか。県連や県議、各市町村支部だけでなく、平野氏とも連携がうまくいかなかった。組織がばらばらな限り、『反安倍政権』でまとまる相手には、いつまでたっても勝てないよ」【二村祐士朗】
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チバQ
:2016/07/13(水) 21:17:42
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160712ddlk05010018000c.html
<2016参院選>戦いを振り返って/上 与党 「全敗」知名度で回避 不満くすぶるTPP /秋田
07月12日 12:07毎日新聞
明暗はくっきりと分かれた。10日投開票の参院選。秋田選挙区の自民党現職、石井浩郎氏(52)の事務所には、投票所が閉じた午後8時過ぎに「当選確実」の報が舞い込んだ。だが、秋田を除く東北各県は、自民党候補が軒並み敗北した。東北6県は、自民党の「1勝5敗」に終わった。
石井氏は一夜明けた11日、報道陣に対し「福島を除き、農政連(全国農業者農政運動組織連盟)が自主投票となったことが大きいのでは」と語った。農政連はJAグループの政治団体で、党の有力な支持母体の一つ。だが環太平洋パートナーシップ協定(TPP)を巡り、秋田など東北5県で自主投票を決めていた。党県連幹部も「説明不足が響いた可能性はある」と認める。
米どころ・秋田で石井氏が議席を死守できた背景には、元プロ野球選手としての知名度の高さと、党の堅固な県内基盤がある。
石井氏は「政策で勝負したかった」といい、選挙戦では参院文教科学委員長としての実績を強調した。野球にまつわるエピソードは封印。それでも、遊説先では、次々と写真撮影や握手を求められた。「野球を通じ、石井を応援しているという人が予想以上に多かった」と石井氏も驚くほどだった。
党の組織力の強さは、石井氏の地元後援会幹部が「組織だった活動がほとんどない」と吐露したことからもうかがえる。公示前から絶えなかった「石井氏の顔が見えない」との声を振り払うかのように、県内全域を網羅する党県議と国会議員が走り回った。さらに安倍晋三首相や小泉進次郎・党農林部会長らが続々と訪れ、背中を押し続けた。
ただ、党内外から「小異を捨てて大同についただけ」との冷ややかな声も聞こえる。複数の県議が「石井氏のリーフレットが届いたのは公示直前。数も少ない」などと、石井氏陣営の選挙対応に不満を漏らす。
次の国政選挙は、そう遠くないとささやかれる衆院選となる公算が大きい。TPPへの不満がくすぶるなか、石井氏ほどの知名度がない候補者たちが、石井氏のようにきっちりと勝てるとは限らない。
それでも、党国会議員の一人は「今回の勝利は次期衆院選への弾みになったはずだ」と話す。揺るぎない自信か、それとも強弁か。結論が出るには、まだ時間がかかりそうだ。【川村咲平】
◆
10日投開票の参院選は、自民党現職の石井氏が、民進党元職の松浦大悟氏(46)と幸福実現党新人の西野晃氏(39)を破って再選を果たした。石井氏と松浦氏の事実上の一騎打ちとなった選挙戦を振り返る。
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チバQ
:2016/07/13(水) 21:18:28
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160713ddlk05010049000c.html
<2016参院選>戦いを振り返って/下 野党 共闘やっと「足し算」 試行錯誤、風起きず /秋田
11:28毎日新聞
初めての共闘は“足し算”がやっとだった。野党3党の統一候補となった民進党元職の松浦大悟氏(46)。自民党現職、石井浩郎氏(52)に5万票超の差で敗れた。東北6県で繰り広げられた野党共闘で唯一、自民党候補に勝てなかった。「党の情勢調査とはあまりにもかけ離れている」と驚いた松浦氏。原因はどこにあったのか。
松浦氏が野党統一候補に決まったのは4月下旬。昨年12月末に民主(当時)、共産、社民の3党が選挙協力を協議し始め、市民団体「安保法制廃止、立憲主義の回復を求める秋田ネット」(あきた立憲ネット)も含めて松浦氏擁立で一致した。
ただ、前例のない3党と市民団体の連携は、試行錯誤の連続だった。「もっと4者の連携を前面に押し出すべきだった」。複数の関係者が口をそろえる。4者が県内25市町村で一緒に回れたのは「半分以下」。民進党幹部が駆け付けても、4者がそろわないケースも少なくなかった。「野党共闘は街頭では浸透していないと感じた」との声もあった。
何を重点的に訴えるか、で葛藤もあった。4者の政策協定は、安全保障関連法の廃止や環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の国会批准への反対をうたった。だが「有権者の関心はむしろ社会保障や暮らしだった」。選対本部長を務めた沼谷純県議は振り返る。
民進党の発足で、旧維新の党などを渡り歩いた村岡敏英衆院議員(比例東北)が加入したことや、農業関係者にくすぶるTPPへの不満も、大勢を左右するには至らなかった。
選挙戦の終盤。ある自民党県議は「相手が新顔の女性候補だったら分からない」とつぶやいた。過去2回の参院選で得票率が5割を超えた自民党候補。野党側が打ち勝つには、「風」を起こして無党派層や保守層にも浸透する必要がある、という意味だった。
ところが、共同通信の出口調査によると、無党派層は松浦氏が5割あまり、石井氏も4割の支持を受け、ほぼ分け合う形に。松浦氏は小坂町を除く24市町村で石井氏に敗れた。
今後の共闘について、共産党の米田吉正・県委員長は「今後に生かすべき財産」、社民党県連の石田寛代表も「3本の矢の方が1本より強い」と前向きだ。ただ、民進党の沼谷氏は「この枠組みでできるかどうかは検討課題」と素っ気ない。
手痛い敗戦から何をくみ取るか。次の国政選挙まで時間は限られている。【松本紫帆】
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チバQ
:2016/07/13(水) 21:22:22
下だけ
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160713ddlk09010282000c.html
<与野党対決>’16参院選総括/下 組織力の差、埋められず 「野党共闘」一定の手応えも /栃木
13:13毎日新聞
「上野通子氏、当選確実」。参院選投開票日の10日、投票が締め切られた午後8時に早々と伝えられた栃木選挙区の情勢に、野党統一候補の無所属新人、田野辺隆男氏(56)の支援者らは肩を落とした。深々と頭を下げて敗戦の弁を述べた田野辺氏は「我々が築いた絆と連帯は無くならない」と、集めた支持への手応えも口にした。
田野辺氏がNHK宇都宮放送局長を辞し、立候補を表明したのは昨年の大みそか。2月に民主党(当時)が推薦し、3月には野党統一候補に決定した。候補者本人の知名度不足が課題とされながらも、野党の共闘態勢はスムーズに整った。
しかし、組織力で自民現職の上野氏の優位は動かなかった。衆院選の全小選挙区に現職国会議員がいる自民に対し、民進は3区(那須塩原市など)と5区(足利市など)には総支部長が不在。組織力の優劣は、約20万票あるとされた旧みんなの党支持層の票の囲い込みに端的に表れた。県議会同党系会派の元所属議員を含む超党派議員組織を結成し、2013年参院選で同党から比例で当選した渡辺美知太郎参院議員が自民会派入りを表明するなど、与党側が着々と進める票の取り込みに、陣営は圧倒された。
自治体別の田野辺氏の得票数は、両区内では軒並み上野氏の半分程度。民進党県連の福田昭夫代表は「旧みんな支持者の票が、特に3区と5区で自民候補に流れ込んでしまった可能性がある」と悔しさをにじませた。
ただ、戦いはやられっぱなしでなかったのも事実だ。上野氏の演説が終始ほぼ同じ内容だったのに対し、田野辺氏は相手陣営の主張を受けて立って内容を少しずつ変えるなど、有権者への訴えの巧みさが目立った。
選挙戦終盤、田野辺氏の街頭演説の際にはクラクションを鳴らしたり、声援を送ったりするドライバーの姿が必ず見られ、有権者の反応では上野氏に勝っていた。最後の訴えとなった9日夜は、JR宇都宮駅前を埋め尽くした支持者が「田野辺コール」を響かせ、上野氏陣営関係者からも「(支持の広がりがつかめず)気味が悪い」との声も聞かれた。
これは田野辺氏が「中核となる層を築いて、そこから支持を広げたい」と願い、各地でのミニ集会への参加から活動を進めた影響が大きい。ある選対幹部は「『知名度不足の今はむしろ街頭演説に力を入れた方が良い』とアドバイスもしたが、本人の意志が固かった」と明かす。結果的に支持を「広げる」ことよりも「深める」ことに注力したことになり、多数決の選挙では敗れた。しかし、共同通信の出口調査では、無党派層の57・3%が田野辺氏に投票したと回答。新たな支持層を築いた可能性もある。
福田富一知事は11日、記者団に「短期間での30万票は称賛に値する。今後も活動を続け、政治の議論を活発化させてほしい」と感想を語った。県内では旧民主党から国会議員が誕生しても、根付かないことが続いたことを受けての言葉だ。田野辺氏自身も、政治活動の継続に意欲を見せている。野党共闘の土壌や、深く浸透した支持層を礎に、自民と勝負のできる組織作りを進めれば、今回の参院選が変革の潮目として振り返られる時が来るのかもしれない。
◇
この連載は高橋隆輔、加藤佑輔が担当しました。
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チバQ
:2016/07/13(水) 21:24:16
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160712ddlk10010121000c.html
<戦いの後で>2016参院選/上 民進/共産/社民/市民団体 「共闘」始まったばかり 衆院選協力に温度差 /群馬
07月12日 12:55毎日新聞
「これからの戦いは、さらに長く厳しい。新しい戦いを今日、この場から始めます」。参院選投開票日の10日夜、民進公認の新人、堀越啓仁(けいにん)氏(36)の前橋市内の選挙事務所。早々と落選が決まったが、涙声で頭を下げる堀越氏とは対照的に、選対委員長の民進党の宮崎岳志衆院議員は明るく宣言した。
宮崎氏が口火を切る形で、他の野党の県幹部らも次々と次期衆院選へ向けた「共闘」に前向きな言葉を口にした。共産党の小菅啓司県委員長は「戦いはまさにこれからがスタートだ」。社民党の小林人志県連合代表は「この力をしっかりとつなげ、日本の政治を変えていく」。野党共闘のきっかけを作った市民団体「ぐんま市民連合へいわの風」の白石知己共同代表は「総選挙こそ我々市民の思いを実現させましょう」と呼びかけた。
だが、衆院選は参院選と位置づけが異なる。政権選択の選挙のため、選挙後の組閣なども視野に入れると、単純には決められない。今回の野党共闘に対し、自民党から「野合」批判が相次いだ。
一夜明けた11日午前、堀越氏と宮崎氏、民進党県連の黒沢孝行会長の3人は、参院選の「お礼参り」のため社民党や共産党の県内の事務所を訪ねた。
「今回、良い形で共闘ができましたね。また次も続けていければいいですね」。衆院選での共闘も含めた共産側からの呼びかけに対し、黒沢氏は慎重に言葉を選んで返した。「信頼関係ができたので、何らかの形で継続できたらいいですね」
民進党関係者によると、参院選前に党本部での会議で「とりあえず参院選での野党共闘」とくぎを刺されていたという。今後の方針は未定。特に、秋に党代表選挙もあり、代表が代われば、野党共闘に対する考え方も変わるかもしれない。衆院選での共闘については明言を避けた。ただ、党本部の方針に従うのは共産、社民も同じだ。
「保守王国の群馬で自民党相手に戦うというのは、巨大な象にアリが挑むようなもの。野党同士が足を引っ張り合うよりも、手を携えた方がいいということを、今回の参院選を通して実感した」。宮崎氏は総括したが、各党が思惑を抱えて臨む衆院選でどこまで共闘が進むかは未知数だ。【鈴木敦子】
◇
戦後初めて民進、共産、社民の3野党が「共闘」して与党に挑んだ選挙戦だったが、野党統一候補の堀越氏は自民現職の中曽根氏にダブルスコアの大差で敗れた。与野党の各陣営は次期衆院選をどう見据えているのか。
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チバQ
:2016/07/13(水) 21:24:48
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160713ddlk10010063000c.html
<戦いの後で>2016参院選/下 自民 「無風選挙」変動の兆し 2大臣落選に危機感 /群馬
13:24毎日新聞
参院選の開票が始まった10日午後8時、テレビが全国の選挙区の先頭を切って、群馬選挙区(改選数1)の自民現職、中曽根弘文氏(70)の当確を速報した。その瞬間、前橋市の選挙事務所に詰めかけた支持者からは「さすが」という声とともに大きな拍手がわき起こった。
しかし、投開票日から一夜明けた11日午後、自民党の狩野浩志県議に勝利の余韻はなかった。「他の1人区で負けすぎだ。現職大臣が2人も負けるなんてあり得ない」。全国32の1人区ではすべて与野党の一騎打ちになった。与党が21勝11敗と勝ち越したが、現職2閣僚が福島、沖縄両選挙区で落選に追い込まれたほか、東北では6県のうち秋田を除く5県で敗北した。
復興問題やTPP(環太平洋パートナーシップ協定)に直面する東北。米軍基地問題を抱える沖縄。安倍政権が長年取り組んできた政策課題を抱える各県で、有権者は野党を選んだ。別の自民県議は「全国的に見ても野党が民意の受け皿たり得ない状況で、有権者はとりあえず、もう少し安倍政権の政策の成否を見極めてみようという消極的選択をしたのではないか」とみる。
群馬選挙区では、中曽根氏が抜群の知名度と徹底した組織戦を展開し、全市町村で圧倒。野党統一候補に大差で6選を果たした。しかし、選挙戦で訴えたのは「政治の安定」が中心で、政策論争は低調だった。「これだけ盛り上がらなかった選挙も珍しい」。狩野県議がささやくように、投票率は50・51%と過去最低を記録した。
中曽根氏が圧勝した県内でも、自民党の支持団体内に批判や不安の声がくすぶり始めている。中曽根氏に1票を投じた県養豚協会の岡部康之会長は、TPP問題について「政権与党に期待するしかないが、本当に擁護してくれるかどうか未知数で不安はある」。地元経済界からも安倍政権の経済政策「アベノミクス」について「恩恵は地方に届いていない」という声が公然と聞かれる。
4月下旬の出馬表明からわずか80日間の選挙で、民進公認の新人候補が24万票を獲得した。自民党県連の織田沢俊幸幹事長は本音をもらす。「少なくとも1年前に野党が統一候補を決めて運動を展開されたら、もう少し追い込まれたかもしれない」。「無風」だった選挙に見え隠れする変動の兆し。保守王国を支える有権者がこのまま「静寂」を保つ保証はない。【吉田勝】
2346
:
チバQ
:2016/07/13(水) 21:26:32
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160712ddlk11010605000c.html
<連携の先に>2016参院選/上 一段と深まった自民の公明支援 「どちらが公認か…」一部支持者にしこりも /埼玉
07月12日 15:55毎日新聞
10日に投開票された第24回参院選は、自公の連立与党が改選議席の過半数を獲得、参院全体で改憲勢力が3分の2を上回る結果となった。埼玉選挙区では、自民現職の関口昌一氏(63)▽民進現職の大野元裕氏(52)▽公明現職の西田実仁氏(53)が当選を果たし、共産新人の伊藤岳氏(56)やおおさか維新新人の沢田良氏(36)は一定の支持を得ながらも及ばなかった。埼玉選挙区で与党連携や野党共闘はどう機能したのか。激戦を振り返った。
「投票用紙に西田実仁と書くことは、みんなで前進していこうという皆さんの意思表示だ」。選挙戦中盤の先月28日。大宮駅前で安倍晋三首相は聴衆に呼びかけ、隣の西田氏の手をつかんで突き上げ、名前を連呼した。
自民は2013年の参院選で初めて埼玉選挙区の公明候補を推薦し、「埼玉方式」と呼ばれた。今回選でも埼玉など全国5選挙区で採用され、公明は全国32の1人区の多くで自民候補を推薦する協力態勢が採られた。
埼玉選挙区では、公明が安倍首相と西田氏の写真を並べたポスターを作製。自民側から公明側への支援は13年を上回る15万票が目安とされた。公示前日の先月21日には、川口市で開かれた西田氏の集会に菅義偉官房長官が出席するなど、自民は党本部レベルでの支援態勢を明確にした。
公示後「西田氏は当落線上」との観測が流れると、自民の支援に拍車が掛かった。今月2日には谷垣禎一幹事長も来県。5日には菅氏が再び来県し、「西田候補は連立政権の要」と持ち上げた。
ある衆院議員は、西田氏の決起大会を催して「西田さんの当選なくして、自民党の勝利なし」と声を張り上げ、別の衆院議員は応援演説で投票所の入場券を掲げ「しっかりと1枚目の投票用紙に西田実仁と書いてきます」と宣言した。
熱を帯びる自民側の支援態勢に、ある公明関係者は「こちらは全国の1人区で自民候補を支援している。これくらいはやってもらわないと」と満足そうな表情を浮かべた。しかし、ある自民関係者は「(関口氏と西田氏の)どちらが公認候補か分からない」とため息をついた。
一方、公示直後から「優勢」と報じられた関口氏は複雑な立場に置かれた。選挙戦終盤の今月7日、蕨市で開いた個人演説会では「埼玉選挙区の自民党は私1人」と強調しつつ、「民進党、共産党、これだけは(当選しては)困る。それ以上私は言いづらい。察しのいい人は分かると思う」と暗に西田氏と公明への配慮を示した。
10日の投開票日。関口氏はトップ当選を決め、埼玉選挙区の公明候補としては過去最高票で当選した西田氏は「自民党の皆さんの支援がなければ、今日のような結果にならなかった」と感謝した。
一夜明けた11日、自民県連の新藤義孝会長は「『埼玉方式』を心配される方もいたが、全体として自公の連立は進化し、信頼が構築できた」と評価し、公明県本部の福永信之副代表は「次の衆院選では(自民への)応援の質、量を増すようにしたい」と語った。
しかし、関係者の中には不満もくすぶる。ある自民の有力支援団体の幹部は「票になりさえすればいいという考え方は情けない」と嘆く。自公の連携は十分な結果を出したが、一部の支持者にしこりも残した。
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:
チバQ
:2016/07/13(水) 21:27:18
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160713ddlk11010235000c.html
<連携の先に>2016参院選/下 野党共闘、埼玉3人区では実現せず かみ合わぬスタンス 民進・共産の今後に注目 /埼玉
12:41毎日新聞
参院選投開票日前日の9日、大宮駅前で行われた民進現職の大野元裕氏(52)の街頭演説会。上田清司知事がマイクを握り、「党派を超え、人物で決めてください。大野以外にいません」と訴えた。
上田知事が大野氏の支援に駆け付けたのは公示日を含め、この日が3回目。背景には上田氏が昨夏の知事選前に大野氏に後継を打診しながら、結局自ら4選出馬することになった“借り”もあった。
2010年の参院選で、政権与党の旧民主から出馬して初当選した大野氏にとって、野党となった今回は楽な戦いではないと予想された。このため大野氏が頼りにしたのは、上田知事と、10年の選挙で他の旧民主候補を支持した労組団体「連合」だった。
同じ野党で競合相手となったのが、おおさか維新新人の沢田良氏(36)。13年の参院選で別の旧民主候補を抑えて当選したみんなの党(当時)の行田邦子氏に近い渡辺喜美氏も、おおさか維新の比例候補として繰り返し来県。沢田氏とともに「おおさか維新は、みんなの党のDNAや政策を受け継いでいる」と訴え、「行田票」の取り込みを狙った。
開票結果は大野氏67万6828票に対し、沢田氏22万8472票。民進県連の大島敦代表は「総支部ごとに毎晩集会を開くなどの積み重ねの結果」と手応えを語り、沢田氏は「いろんな意味で活動の基盤が弱かった」と悔しさをにじませた。
一方、13年の参院選に続いて立候補した共産新人の伊藤岳氏(56)は落選ながらも、前回選の35万3594票を大きく上回る48万6778票をたたき出した。10日夜、伊藤氏は事務所で「候補者として力不足だった」と述べたが、支援者からは「岳コール」がわき上がり、事務所内に悲壮感はなかった。躍進の背景には、安保法反対などを掲げる市民グループの強力な下支えがあった。
今回の選挙では、民進や共産が全国の1人区で候補者を一本化する「野党共闘」を進めたが、3人区の埼玉選挙区では実現しなかった。伊藤氏が「野党で2議席」と訴える一方、大野氏側は「共産はライバル」というスタンスを堅持。結果的に、共闘に前向きな伊藤氏が落選し、後ろ向きな大野氏が当選する皮肉な結果となった。
選挙戦を終え、共産の荻原初男・県委員長は、次期衆院選を念頭に「15の小選挙区で統一候補を立てていく方向で力を尽くす」と語った。次の局面に向け、県内で野党共闘の“連携”は実るのか。今後の両党の動きが注目される。
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この企画は、内田幸一、奥山はるな、鈴木梢、遠藤大志、鈴木拓也が担当しました。
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:
チバQ
:2016/07/13(水) 21:29:17
http://news.goo.ne.jp/article/tokyo/region/tokyo-CK2016071202000189.html
参院選 波乱なしの裏側(上) 野党結集 遠い道のり
07月12日 08:10東京新聞
参院選 波乱なしの裏側(上) 野党結集 遠い道のり
大野さん(左)の応援演説に駆けつけた生活の党の小沢共同代表=JR川口駅前で
(東京新聞)
選挙戦中盤の四日夕、JR浦和駅前。街頭演説の喧噪(けんそう)の中、鮮やかなオレンジ色の上着をはおった女性が、所在なさげに立ち尽くしていた。手には小雨をしのぐビニール傘。
無所属の参院議員行田邦子(50)だ。行田から道路を挟んだ二十メートル先には、「改革を進めたい」と叫ぶおおさか維新の会の沢田良(36)と、同党の比例候補石井苗子(62)がいた。けれども、行田はマイクを握るでもなく、ときに行田と気づいた通行人と握手をするだけ。三十分後には、そのままその場を離れた。
行田は「石井さんとは知り合い。私の事務所と近かったので様子を見に来ただけ」という。だが、沢田側は「表だった応援は無理だったので、こういう形の『支援』に落ち着いた」と行田が仲間であることを強調した。
初当選は民主党、二選目はみんなの党、そして同党が崩壊してからは無所属という行田。いま、「傍観者」として立つその姿は、非自民非共産野党に託された民意が、漂流していることを如実に示していた。
◇
「野党第一党の候補である大野さんの当選がぜひ必要だ」
猛暑日となった七日の昼、JR川口駅前で生活の党共同代表の小沢一郎(74)が、民進党の大野元裕(52)を持ち上げた。隣に立つ大野とがっちり握手を交わす。六年前の二人なら何の違和感もない光景だが、今は異色の取り合わせだ。
実は小沢の応援演説はこの前にも行われるはずだったが、そちらはキャンセルされていた。民進県連に残る小沢への「アレルギー」のためだ。しかも生活の党は今回、大野のみならず共産党の伊藤岳(56)も推薦。五日には小沢は伊藤の応援に入り、共産の志位和夫委員長(61)とともに支持を訴えた。伊藤を議席を争う敵とみなす民進にとって、愉快なはずがない。
結果的に大野は六十七万票で二位当選し、野党第一党の面目を果たした。だが、その票は二〇一四年の衆院選で民主、維新両党が県内で獲得した比例票の合計約九十五万票を大きく下回る。
県内野党の大同団結、いまだならず。小沢と大野の「共演ドタキャン」も、そのひとコマだ。
◇
「市民と一緒に戦った実感が持てた。今後さらに発展させていきたい」。敗戦の弁を語る共産の伊藤に落胆の表情はなかった。支援者が手拍子で「伊藤岳」コールを送ると、両手を挙げて応える余裕も。共産党として十八年ぶりの議席獲得を逃したというのに、悲壮感はうかがえなかった。
得票結果は四十八万票余り。一三年参院選より約十三万票伸ばしたとはいえ、目標に掲げた七十万票には遠く及ばなかったのに、このムードはなぜか。県委員長の荻原初男(63)は「かつてないほど市民と共闘できたから」と言う。
だが、その共闘した市民の側からは「共産党の壁」を指摘する声もある。
昨年結成された勝手連「G9サポーターズ」。そろいのオレンジ色のTシャツを着て太鼓をたたき、歌に合わせて「伊藤岳」コールを繰り返してきた。安全保障法制反対でまとまる市民団体だ。
発起人の矢野敏夫(49)は「街頭演説でのビラ配りでも、明るい声で手渡していない人もいた」。共産側には安保法を「戦争法」と言わないよう求めた。「それだけで、引いてしまう人がいる。改善の余地がたくさんある」と指摘する。
荻原にも、そういった声が聞こえていないわけではない。「無党派層にどう接近するか。われわれも変わっていかなければ」。悩みは深い。 =文中敬称略(谷岡聖史)
◇ ◆
自民、民進、公明の現職三人が議席を守る波乱のない結果だった今回の参院選埼玉選挙区。しかし、その裏には過去の因縁や、微妙な力関係がうごめいていた。二回にわたって選挙戦を検証する。
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:
チバQ
:2016/07/13(水) 21:29:56
http://news.goo.ne.jp/article/tokyo/region/tokyo-CK2016071302000203.html
参院選 波乱なしの裏側(下) 自民・公明の協力深化、静かな圧勝
08:10東京新聞
参院選 波乱なしの裏側(下) 自民・公明の協力深化、静かな圧勝
応援演説で西田さん(右)への支援を呼びかける安倍首相=JR大宮駅前で
(東京新聞)
選挙戦終盤の今月五日、さいたま市のJR浦和駅前で官房長官の菅義偉(67)が熱弁を振るった。菅が応援していたのは、自民党が推薦した公明党の現職西田実仁(53)。「何としても、西田君を勝たしていただきたい。そのお願いにやって来た」。菅は、最後まで自民候補の現職関口昌一(63)の名前を口に出すことはなかった。
そのころ、関口は北西に約六十キロ離れた出身地・皆野町にいた。知名度が高い実力者・菅とのツーショットより、生まれ故郷での地固めを優先したのだ。
「いつ秩父に来るのかと皆さんに心配をおかけした。秩父に入って、やっぱりふるさとはうれしい」
皆野町役場前でマイクを握った関口は、顔なじみの支持者から拍手が起こると相好を崩した。
関口は選挙期間中、衆院の十五小選挙区を一日ずつ回った。皆野町を含む11区は「関口の地盤だから動く必要はない」(地元県連関係者)。にもかかわらず関口はそこに丸二日滞在した。他にテコ入れが必要な場所などない、と言わんばかりの余裕がにじんだ。
堅調な政権支持率を背景に、当初から優位とみられていた関口の選挙戦。
選対本部長を務める県連会長の新藤義孝(58)は、苦戦が伝えられる他の自民候補の応援に全国を飛び回った。三日夜に川口市内で開かれた関口の個人演説会では、地元県議が「共産も公明も民進も必死。火がついていないのは自民だけ」と危機感をあおると、隣に座っていた関口は苦笑いを浮かべた。
それでも結果は八十九万票余りを集め、二番手を二十万票以上引き離す圧勝。「あまりにも野党がふがいないだけ。高揚感は特別ない」。県連幹部はこう振り返った。
◇
「西田が危ない!」
公明の機関紙・公明新聞の今月五日付の一面に大きな活字が躍った。必死の形相でマイクを握る西田の巨大な写真が、紙面の半分を占めた。
公明は選挙戦を通じて危機感をあおり続けた。最後の議席を共産党と争うとみて、西田は街頭演説で必ず「反対することだけが実績の共産党候補には負けるわけにはいかない」と敵意をむき出しにした。
とはいえ、公明単独の戦いでは六十五万票と見立てた当選ラインは厳しい。頼みの綱は前回に続き、自民から得た推薦だ。公明は選挙前、首相の安倍晋三(61)と西田とのツーショットのポスターを県内中に張り出した。選挙期間中、自民支持者に西田への投票を頼みやすくする布石だった。
極め付きは、安倍の応援演説。安倍は先月二十八日、さいたま市のJR大宮駅前で「参院で最も頼りにしているのが西田さん」と持ち上げた。首相の「お墨付き」を得た公明関係者は、自民支持者に「自民は安泰。今回は西田をよろしく」と触れ回った。
自分の選挙で見返りを期待し、公明支援に力を入れる自民議員の姿も目立った。ある衆院議員は西田の応援演説で投票所の入場券を懐から取り出し、「しっかりと西田と書いてきます」とアピールした。
ふたを開けると、共産候補に約十五万票の差をつけて約六十四万票で三位当選。当選直後、西田は「ひと言で言えないほどの感謝。自民の支援がなかったら今日のような結果はなかった」と声を絞り出した。目の前には自民の衆院議員や県議が詰め掛けていた。
「もう少し共産が伸びると思った」と、選対本部長の福永信之(63)は拍子抜けした様子だったが、すぐに胸を張って言った。「自公協力は格段に深化した」 =文中敬称略(冨江直樹)
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:
チバQ
:2016/07/13(水) 21:31:52
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160712ddlk14010660000c.html
<混戦の波紋>2016参院選・かながわ/上 3議席獲得の与党 分裂選挙で「しこり」 衆院選への協力亀裂も /神奈川
07月12日 16:04毎日新聞
「意味が分からず困惑している」「あまり県連をなめないで、という思いはある」
投開票から一夜明けた11日、自民県連の小此木八郎会長と竹内英明幹事長は記者会見で、公認候補の三原じゅん子氏(51)が圧勝した喜びの弁もそこそこに、党本部への不快感をあらわにした。自民推薦の無所属で立候補した中西健治氏(52)が、当選確実となった同日未明に投開票日前日にさかのぼって追加公認されたからだ。小此木会長は、安倍晋三首相から追加公認の方針を直前に初めて知らされたという。
党本部は今回、公明新人の三浦信祐氏(41)も推薦し、県連は“分裂選挙”を強いられた。2009年の横浜市長選に自公の支援で出馬しながら、10年参院選では旧みんなの党公認で当選した中西氏へのアレルギーは強く、県連は三原氏に支援を一本化。だが、中西氏推薦を主導した麻生太郎副総理兼財務相に近い河野太郎防災担当相など5人の衆院議員は中西氏を支援した。
「敵は野党ではなかった。中西氏を仮想敵として組織を引き締めた」。三原氏の選対幹部は明かす。衆院の18小選挙区すべてで最多票を得る目標を掲げ、麻生派議員の地元を中心に激しいつばぜり合いを演じた。安倍首相が3氏の応援演説に来た際には、小此木会長が県選出国会議員に、三原氏陣営以外からの応援依頼に応じるのは「遠慮」するよう求める文書を送付。一部議員から「やりすぎだ」との反発も招いた。
結果、三原氏は18小選挙区でトップになり、「神奈川自民党の底力が勝因」と胸を張った。地方組織の頭越しに意思決定する党本部に対し意地を示した。
一方の中西氏陣営は選挙戦終盤、麻生財務相らが「三原さんの当選は確実。自民の議席を増やすため何とか勝たせてほしい」と訴え、4議席目に滑り込んだ。今後は県連に所属するのかが注目されるが、中西氏は11日未明、「しこりはできれば解消したい」と神妙な面持ちで語った。
さらに、中西氏の選対本部長を務めた浅尾慶一郎衆院議員の自民入りもささやかれている。浅尾氏は旧みんな元代表だが、14年の解党後は無所属。11日、自民入りについて聞かれると「まずは中西。それ以上は言えない」。中西氏のキャッチフレーズの「まずは経済。だから中西」を引き合いに出し、含みを持たせた。ただ、地盤の衆院神奈川4区(横浜市栄区、鎌倉市など)には自民の山本朋広衆院議員がいる。ある県連幹部は「2人の県連入りは認めない。あとはどんな手打ちができるかだ」と言い放つ。
中西氏への自民推薦は、自公の選挙協力にも影を落とす。ある公明関係者はつぶやいた。「中西さんばかり支援した自民議員には、次の衆院選で票は回せない」。全勝で3議席を獲得した与党だが、予断を許さない亀裂をはらむ結果となった。【福永方人】
◇
全国で最後に全議席当選が決まるなど、し烈な争いが展開された参院選神奈川選挙区。与野党それぞれが複数候補を擁立した混戦の波紋を追う。
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:
チバQ
:2016/07/13(水) 21:32:16
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160713ddlk14010231000c.html
<混戦の波紋>2016参院選・かながわ/下 1議席死守の民進 「2氏擁立」で明暗 代表落選、尾引く誤算 /神奈川
11:50毎日新聞
自民が追加公認した中西健治氏(52)に神奈川選挙区で最後の「当確」が出た後の11日午前1時ごろ、民進が公認した金子洋一氏(54)の事務所の壁際に虚空を見つめる県連の滝田孝徳幹事長の姿があった。「開票率が100%の時点で幹事長を辞任する。ケジメだ」と言う。「民進で2議席を得られなかったからか」と問うと、「真山さんが当選し、金子さんが落選したからだ」と唇をかんだ。
真山勇一氏(72)と金子氏で明暗が分かれた民進。1議席を死守したが、県連内にしこりを残す結果となった。旧民主党本部が金子氏に公認を出したことを受け、同県連は早々と3選への準備を進めた。ところが、民進結党後の4月、党本部が旧維新の真山氏も公認。党代表代行の江田憲司氏が「政権交代のため、複数区は2人を出す」と強く主張したためだった。
当初、県連内では党勢をにらんで「共倒れ」への懸念がくすぶった。真山氏の陣営幹部ですら公示前に「擁立は江田さんの意地。最後はうまく金子さんが当選することになる」とシナリオを描いていた。しかし、選挙戦に突入すると状況が一変した。金子氏の陣営には党内で候補者の一本化ができなかったことへの恨み節が増す一方、真山氏の陣営は当選への手応えを隠さなかった。
「金子さんは中西さん、真山さんは(共産が公認する)浅賀(由香)さんの票を奪う」。2議席を狙った民進の戦略だ。金子氏は旧経済企画庁の元官僚として、経済通を前面に出す中西氏と対決。政策はアベノミクスの批判が中心となった。真山氏は浅賀氏を意識して「護憲」「脱原発」を訴えた。県連代表代行の石上俊雄参院議員は「経済の話が難しく、無党派層に十分に浸透できなかった」と両候補の得票差をみる。
波紋は金子氏を推薦した労働団体の連合神奈川へも広がっている。金子氏の事務所で開票を見守った柏木教一会長は「衆院選の18小選挙区ごとに、金子さん、真山さんの票の出方を分析したい」と硬い表情を崩さなかった。特定の組織、団体の支援を受けない旧維新は、過去に連合と対立した経緯がある。今回、県連は小選挙区の各総支部長が責任をもって両候補を支援すると決めていたが、本当に両候補の選挙戦に平等に力を入れたのか。票の出方を「通信簿」にするという次期衆院選の支援を見据えた発言だった。
県連は代表も務める金子氏が落選したため、12日に緊急の役員会を開催。代表、幹事長の辞意を受けて、今後の方針について話し合った。県連内で予想される主導権争いを意識して、石上代表代行は「県連が一枚岩にならなければならない」と何度も繰り返し語る。出身母体の壁を越えて協力する態勢をどのように築いていくのか。政権交代を掲げる党として、民進県連は正念場を迎えている。【水戸健一、村上尊一】
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チバQ
:2016/07/13(水) 21:35:05
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160712ddlk19010367000c.html
<戦いの余波>検証・2016参院選/上 野党共闘「渡りに船」 連合・山教組、組織力に陰り /山梨
07月12日 16:08毎日新聞
10日投開票の参院選山梨選挙区は、民進新人の宮沢由佳氏(53)が、新人・元職4氏による戦いを制して初当選を果たした。自民新人の高野剛氏(68)と最終盤まで競り合ったが、結果は2万票あまりの差をつけた。今回の選挙戦を検証し、今後の展望を探った。【参院選取材班】
「皆さんのご支援があって当選に導いていただきました」。11日朝、宮沢氏は甲府市丸の内3の山梨県教職員組合(山教組)を訪ね、頭を下げた。この日支持団体へのあいさつ回りで真っ先に訪ねたのが連合山梨と山教組だった。梶原貴・山教組執行委員長は「2万票の差がついたのは、宮沢氏の(子育て支援などの)活動が評価されたからだ」とねぎらった。
民主(現・民進)は1月、任期限りで引退する輿石東・参院副議長(80)の後継に、宮沢氏を党公認で擁立した。その1カ月半前、共産は山梨選挙区に党県常任委員の宮内現氏(34)の擁立を発表していた。高野氏を含め「三つどもえ」の構図だった。
しかし、共産が全国の参院選「1人区」で独自候補を原則、取り下げる方針を示し、宮内氏は比例の候補となった。3月21日、当時の野党4党の県組織が政策協定を結び、宮沢氏が統一候補に決まった。
輿石氏は衆院2期、参院3期、国会議員を務めた。長らく県内で教員を務めた輿石氏の選挙戦の実動部隊だったのが山教組と、民進の最大の支持母体「連合山梨」だ。
しかし、県によると、輿石氏が参院選に初当選した1998年の県内労組の組合員数が6万647人だったのに対し、昨年は4万6017人。約24%減少した。連合山梨幹部は「以前よりも選挙戦で出せる力が減ってきている」と話す。
山教組も同様の課題を抱える。98年の教職員数(管理職は除く)は4860人だったが、昨年は4177人に減少。幹部の一人は「目の前の仕事に忙殺されて政治への関心が薄い組合員が増えている」と話す。
そんな中、「野党共闘」が民進側にとって「渡りに船」となった。参院選山梨選挙区で共産は、10年に公認候補が3万2274票、13年に3万6082票を獲得した。結果として今回は、分散していた野党票を一定程度まとめた。野党共闘が成立しなかった時の展開について、民進党の県議の一人は「(結果は)ひっくり返っていたと思う」と話した。
宮沢氏を国会に押し上げるため、両組織はフル稼働して支援した。「輿石先生の最後を飾るためにも負けるわけにはいかない」(山教組幹部)戦いだったからだ。輿石氏に近い関係者は「最後の2日間で、山教組OBを中心に電話作戦を徹底した。(今回で)『輿石さん型の選挙』は終わりだね」と漏らす。
輿石氏は10日、宮沢氏の当選が決まった会場で「私のたすきを受け取ってくれた」と安堵(あんど)の表情をみせた。ただ、勝利の源泉となった組織力には陰りも見える。今後の選挙戦略について、労組幹部は「このままだといずれ見通しが立たなくなる」と組織の立て直しが急務との見方を示した。
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チバQ
:2016/07/13(水) 21:35:44
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160713ddlk19010081000c.html
<戦いの余波>検証・2016参院選/下 高野氏支援「温度差」 自民県議団、分裂の溝深く /山梨
10:40毎日新聞
参院選公示後の6月28日、南アルプス市で自民党の地域支部長らを集めた会議が開かれた。竹下亘・衆院予算委員長は、党本部が強力に支援する理由をこう力説した。
「山梨の一つ(の議席)を取るということは2勝の価値がある。今までずっと輿石(東)さんに取られていたのを取り返すというのは、単なる1勝ではない」
実際、党本部は、民進の輿石氏が18年間維持してきた議席奪還を目指し、山梨選挙区で次々と手を打った。安倍晋三首相(自民党総裁)は本格遊説の皮切りに山梨を選び、公示後にも県内に入った。谷垣禎一幹事長や茂木敏充選挙対策委員長など、連日、党幹部や閣僚が応援に駆けつけた。
しかし、ふたを開けてみると、自民新人の高野剛氏(68)は15万2437票獲得したものの、民進新人の宮沢由佳氏(53)に2万1276票差で敗れた。
得票結果をみると、県都・甲府市で宮沢氏に1万票近く差を付けられた。甲府は旧民主出身の樋口雄一市長をはじめ、非自民系が強い土地柄。自民は今回、保守系市議18人で選対本部をつくるなど万全の態勢を整えたはずだった。だが、自民県議の一人は「(訴えが)上滑りしていた。リベラル地盤の強い都市部で、『なぜ高野剛でないといけないか』が説明しきれなかった」と悔やんだ。
保守地盤が強い衆院2区エリアで、無所属で元職、米長晴信氏(50)が得票を伸ばしたことも響いた。2013年参院選に続き出馬した米長氏は、前回に比べて主に2区の地域で浸透した。最も有権者が多い富士吉田市では3926票を獲得し、前回の1・8倍。同市は高野氏が9447票でトップだったものの、2位の宮沢氏に1160票(5・2ポイント)差まで迫られた。自民県議の一人は「郡内(地域)の保守票は米長さんに切り崩された」と話した。
また、共同通信社が投票日(10日)に実施した出口調査によると、宮沢氏は民進支持層の9割をまとめた。一方、高野氏は自民支持層の7割しか固められず、「挙党態勢」とはほど遠い状況が浮かび上がった。
自民系県議団が長らく反目を続けたことも影響したとみられる。県議団は主に二つの会派に分かれるが、高野氏は県議を辞職する前まで、片方の最大会派(当時)の代表を務めていた。反対会派に所属する県議は「『一枚岩』とは口だけだった」と言い、県議の間で高野氏支援に温度差があったことを明かした。一方、高野氏が所属していた会派の県議は、「県議団がまとまれず、そこを相手(宮沢氏サイド)につけ込まれ、票を持っていかれた」と認めた。
森屋宏・県連会長は11日、県議団の分裂について聞かれ、「時間をかけて溝をつくってしまった。不断の努力を重ねるしかない」と述べた。
自民党を支持する業界団体の幹部は解説する。「(党員は県議団の)ゴタゴタに対してしらけている。高野氏がその中心にいたことも皆知っている。そうでなければ自民票があんなに逃げるわけがない」。自民県連は、反転攻勢に向けた糸口をまだつかめていない。
2354
:
チバQ
:2016/07/13(水) 21:36:56
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160712ddlk15010128000c.html
<2016参院選>2000票の明暗/上 無党派取り込み勝利 /新潟
07月12日 13:29毎日新聞
「子どもたちの未来のために、必ず安倍政権の暴走を止める」。激戦から一夜明けた11日朝、森氏は新潟市江南区の自宅前で記者団に意気込みを語った。森氏はその後、支援を受けた各党県連や連合新潟、立正佼成会新潟教会などをあいさつ回り。その表情は終始明るかった。
新潟選挙区で初めて4野党が共闘を組んだ今回の選挙戦では、旧民主党を離党し、批判を繰り返した森氏に対する民進党内の反発を乗り越え、どれだけ共闘態勢を敷けるかが課題だった。
象徴的だったのが、一時は候補者として名乗りを上げた菊田真紀子衆院議員だった。「森さんとはいろいろありすぎましたが、今の敵は安倍政権です」。公示後の6月30日、三条市内の公民館で行われた森氏の個人演説会で、菊田氏はあえて「確執」に触れて共闘をアピール。街頭でも確執を「ネタ」に笑いを誘い、支持を呼び掛けた。
民進党県連の大渕健幹事長は「最善を尽くした」と胸を張る。実際、森氏は前回2013年の新潟選挙区での野党候補5人の合計約58万票に迫る56万票余りを獲得。共同通信の出口調査でも、民進党支持層の9割以上を固めていた。
ただ、今回の参院選で、野党4党が得た比例票の合計は43万票余り。自公の約58万票には遠く及ばなかった。それでも森氏が競り勝った最大の要因は、前回13年を4ポイント近く上回った投票率だった。
藤井誠二県立大准教授(42)=公共選択=は「自らの1票で政局が変わると思う人が増えれば、投票率は上がる傾向にある」と話す。今回は野党統一が実現し、与野党の事実上の一騎打ちの構図となったことで、投票率は07年以来の上昇に転じ、安倍政権への批判票が森氏に集中。「組織力+α」の争いに持ち込み、無党派層を取り込んだ。出口調査では、無党派層の7割近くが森氏に投票。自民候補に2倍以上の差をつけた。
ただ、今後の野党共闘のあり方は不透明なままだ。民進党関係者は「うちは他の野党と共闘したのではなく、森さんを応援することで一致していただけだ」と言い切る。森氏自身も今回の選挙戦では、憲法改正や原発・エネルギー政策など、各党間で異なる政策では踏み込んだ発言を避けていた。有権者の受け皿となりうる野党態勢の構築には、まだ時間がかかりそうだ。
◇
10日投開票された参院選新潟選挙区では、野党統一候補として臨んだ無所属元職の森裕子氏(60)=民進、共産、社民、生活推薦=が、自民現職の中原八一氏(57)=公明推薦=を2000票余りの僅差で破り、3年ぶりに国政に返り咲いた。全国的には自民党が議席を伸ばし、改憲勢力が3分の2に達した今回の参院選。新潟選挙区では何が起きたのか。2回に分けて分析する。【柳沢亮】
2355
:
チバQ
:2016/07/13(水) 21:37:42
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160713ddlk15010262000c.html
<2016参院選>2000票の明暗/下 二つの誤算、責任論も /新潟
10:25毎日新聞
参院選投開票日から一夜明けた11日の午後。新潟選挙区で、野党統一候補の無所属元職、森裕子氏(60)=民進、共産、社民、生活推薦=にわずか2000票差で敗れた自民現職の中原八一氏(57)=公明推薦=は、県議会庁舎で開かれた党の会議に沈痛な面持ちで姿を見せた。
「ご支援いただいたのに期待に応えられなかった。心から深くおわび申し上げる」
謝罪する中原氏に対し、県議らはねぎらいの拍手を送った。星野伊佐夫県連会長は会議後、公示前の党本部の調査では中原氏が森氏に大差を付けられていた状況を振り返り、「誤差の範囲の結果で、悔いはない。みんなが『後援会長』のつもりで取り組んだ」と強調した。
新潟選挙区の改選数削減に伴い、党本部は新潟選挙区を最重点区と位置付けた。安倍晋三首相が公示前から異例とも言える3度の県内入りをしたのをはじめ、麻生太郎財務相や小泉進次郎党農林部会長ら「大物」を投開票日前日まで続々と送り込んだ。
県連は今年2月に選挙対策本部を設置し、中核を担う県議は後援会組織をフル活用。また約2500の企業・友好団体や、連立を組む公明党からも推薦を受け、徹底した組織戦を展開した。
55万8150票--。中原氏の得票数は、新潟選挙区での自民党候補としては過去30年で最多だった。森氏とは2279票差、得票率ではわずか0・2ポイント差。大方は「誤差の範囲」とみる。ただ自民党には二つの誤算があった。
一つは前回2013年(55・82%)を3・95ポイント上回る59・77%となった投票率だ。公示直前まで盛り上がりに欠け、県連関係者は当初50%程度と想定。投票日直前に上方修正したが、それでも前回より低く見る向きが強かった。
投票率を押し上げた一因として、相次ぐ「大物」の来県を指摘する県連関係者は多い。県連幹部は「支持政党に関係なく関心が高まった」と分析。無党派層が動き、投票率が上がったことで、当初「50万票前後」と見られていた当選ラインも上がり、知名度不足が課題だった中原氏にはマイナスに作用した。共同通信の出口調査によると、無党派層の7割近くが森氏に投票。中原氏に投票したのは3割に過ぎなかった。
もう一つは、組織を生かし切れなかった点だ。党関係者によると、後援会組織などの引き締めを図っても、支持者にさらに投票依頼するなどの「拡散」が不徹底だったという。長岡・上越両市などの大票田で拡散効果が出ていれば、両市で1万票以上も差を付けられることはなかったといい、「県議の動きがまずい地域があったのが敗因だ」と指摘した。
「ここまでやって票が出なければ仕方がない」。全国的に自民党が議席を伸ばす中で敗れた結果に、県連幹部からは諦めの声も漏れる。ただ一部の県議からは「負けは負け」と星野会長の責任を問う声も上がっている。県連内では、8期目に入った星野体制への不満もあり、参院選から広がる責任論は、10月の知事選にまで影響する可能性もある。【米江貴史】
2356
:
チバQ
:2016/07/13(水) 22:55:33
よっぽど、運動してなかったんですね
散々な言われっぷり
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/2581
2010年 自民は新人熊谷氏 現職選ばれず 参院選宮城選挙区
>>2280
県連幹部は「地域を回らず、自前で選挙戦の態勢すら組めなかった候補者に、身内も必死になり切れなかった。政治家として力の差が出た」と敗因を語った。
>>2303
熊谷氏は、弱い後援会に代わって党県連丸抱えの選対本部を頼り、県選出国会議員や県議らが実質的に選挙を担った。
党に頼り切る熊谷氏の姿勢には不満がくすぶった。「現職が自前で戦えないなどあり得ない」との声は根深く、最後まで一枚岩になりきれなかった。
>>2339
ある議員は「党県連は頑張った。熊谷の力不足だ」と吐き捨てるように言った。弱い後援会に代わり、党県連が選対を丸抱えした「異常事態」(県連幹部)。熊谷に対する身内の不満は最後まで消えなかった。
「顔も分からない、話したこともない候補への投票は頼めない。無理だ」
2357
:
とはずがたり
:2016/07/14(木) 07:18:54
>>2356
興味深い。押しのけられた市川(今はどうしてるのかな?)や(今はこころで自民に協力的な)中野を敵に回しての擁立が最期迄響いたのでしょうか?
それは兎も角政経塾出身なら自分で県下かけずり回らないとダメだな〜。
2358
:
とはずがたり
:2016/07/14(木) 07:21:09
そもそも参院議員は自前の後援会より県下の地方議員や衆院議員の後援会に乗っかる形が多いのによっぽど後援会の組織化サボってたんですかねぇ??
落選したからそう批判されてるだけのような気がしなくもないけど,定数2で自民か野党第一党で当選したらほぼ永久就職なんで後援会組織する気を失っていたか??
2359
:
とはずがたり
:2016/07/14(木) 07:23:26
>>2355
>長岡・上越両市などの大票田で拡散効果が出ていれば、両市で1万票以上も差を付けられることはなかった
長岡は田中家の地盤ですね。真紀子不在な報道もありましたが動いていたのかな?
上越は民進系の誰かいましたっけ??
2360
:
とはずがたり
:2016/07/14(木) 07:39:18
>>2353
>保守地盤が強い衆院2区エリアで、無所属で元職、米長晴信氏(50)が得票を伸ばしたことも響いた。2013年参院選に続き出馬した米長氏は、前回に比べて主に2区の地域で浸透した。最も有権者が多い富士吉田市では3926票を獲得し、前回の1・8倍。同市は高野氏が9447票でトップだったものの、2位の宮沢氏に1160票(5・2ポイント)差まで迫られた。自民県議の一人は「郡内(地域)の保守票は米長さんに切り崩された」と話した。
米長は民主票を喰うかと思ってたけど違ったんですねぇ
2361
:
とはずがたり
:2016/07/14(木) 07:41:32
>>2350
>中西氏の選対本部長を務めた浅尾慶一郎衆院議員の自民入りもささやかれている
なんと。。
2362
:
神奈川一区民
:2016/07/14(木) 19:39:42
>>2361
浅尾慶一郎氏に関しては、当分無所属だと思います。
浅尾氏本人も無所属でも、麻生派の応援があれば、山本朋広氏に勝てると思っている。
2363
:
チバQ
:2016/07/14(木) 20:07:51
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160712-00000036-san-l44
【参院選 大分】野党共闘成功したが…共産アレルギー、労組の民進離れも
産経新聞 7月12日(火)7時55分配信
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参院選大分選挙区(改選1)で、民進現職の足立信也氏(59)は辛くも逃げ切り、3選を決めた。党大分県連幹事長代行の福崎智幸氏は「共産党の票がなければ、負けていた。野党共闘が成功したということだろう」と疲れ切った表情で語った。
足立氏は過去2回の選挙で、それぞれ自民候補を大差で退けた。今回は自民新人の古庄玄知氏(58)に1090票差まで追い詰められた。
勝敗を決定づけたのは有権者の4割を占める大分市の票だった。足立氏はここで古庄氏に1万1千票の差を付けた。
古庄氏の陣営関係者は「昨年の大分市長選では勝てたが、最後の最後で、取り切れなかった。悔しいの一言に尽きる」と語った。
自民党は大分選挙区に注力していた。
大分は反自民勢力の強い地域性だが、昨春の統一選において、知事選、大分市長選でいずれも自民系候補が当選した。「追い風」が吹いていると判断し、安倍晋三首相をはじめ、知名度の高い小泉進次郎氏などを次々に投入した。
対する足立陣営にも蓮舫代表代行らの来援もあった。ただ、足立氏の陣営関係者は「華やかな応援も効果はあったかもしれないが、最後の最後は『どぶ板』で決まったんじゃないか」と分析する。
大分市内を地盤とする吉良州司衆院議員(大分1区)を中心に、電話作戦などで徹底的に票を固めた。自民党の勢いを、吉良氏が阻んだ格好だ。ただ、共産党と手を組んだ野党共闘の代償は決して小さくない。
今回、足立氏は前回の22年選挙の得票から約3万票減らし、目標とした30万票には遠く及ばなかった。
陣営関係者は「古くは民社党時代からわれわれを支持していた民間の労組関係者の一部は、共産党への強いアレルギーがある。批判票として幸福実現党に流れてしまった部分もあるだろう。『民間労組の民進離れ』は、全国的に今後の課題になるだろう」と語った。(九州総局 中村雅和)
2364
:
チバQ
:2016/07/14(木) 20:10:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160714-00000001-khks-pol
<平野氏自民入り>野党冷ややか 与党も困惑
河北新報 7月14日(木)10時37分配信
参院選岩手選挙区の自民候補の応援で、共に街頭演説に立った平野氏(右)と谷垣氏=6日、花巻市
元復興相で無所属の平野達男参院議員(62)=岩手選挙区=が自民党に入党届を提出した。入党すれば自民が岩手で参院議席を得るのは24年ぶりとなるが、党県連内には感情的なしこりが残る。昨夏の知事選で、平野氏が党の支援を受けながら立候補を撤回したためだ。かつて平野氏と行動を共にした民進、生活の党の幹部らは「空気が読めない風見鶏」と冷ややかだ。
【27年ぶり】自民、単独過半数
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平野氏は自民党入りの理由を「復興や農業対策を着実に進めるには、与党で活動する方がいいと判断した。現在の岩手の政治状況は将来のためにならない」と強調した。所属派閥については「検討中」と語った。
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平野氏入党を巡っては、4月に党幹部が打診。10日投開票の参院選で平野氏は自民党を支援した。岩手選挙区の新人は落選したが、参院の単独過半数を確保したい谷垣禎一幹事長と、所属会派が未定の平野氏の思惑が一致したとみられる。
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入党には党県連の承認が必要で、23日の役員会で協議する。鈴木俊一会長(衆院2区)は平野氏が参院選で自民を支援したことで「一体感を得た党員も多いはずだ」と語るが、県連内には不満がくすぶる。
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平野氏は昨夏の知事選で自民党の支援を得て立候補を表明したが、告示直前に取りやめた。達増拓也知事が無投票3選され、野党共闘の流れが強まった。
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県連幹部は「支持団体や地方議員との溝は深い。信頼は回復されていない」と指摘する。党県議は参院選を振り返り「支持者から『平野さんの応援は要らない』と言われた。全く分かっていない」と言い切る。
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平野氏は小沢一郎生活の党代表(衆院4区)と共にキャリアを積んできた。2012年の民主党分裂で小沢氏とたもとを分かち、翌年には党勢が傾いた民主党を離れた。
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民進党県連の高橋元・代表代行は「自民入りはこれまでの政治活動の否定。民主離党、知事選投げ出しに続き、3度も有権者を裏切る罪は重い」と突き放す。
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生活県連の佐々木順一幹事長は「平野氏の行動を有権者がどう見るかは、野党が勝利した参院選を見ても明らか。自民も心から受け入れないだろう」と話す。
2365
:
チバQ
:2016/07/14(木) 20:51:18
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160713ddlk06010002000c.html
<2016参院選>戦いを振り返って/上 距離感表面化も 野党共闘、衆院選へ課題 /山形
07月13日 11:28毎日新聞
「今回の戦いは、初めての試みだった。各党・各団体が壁を乗り越えて力を合わせた」。参院選投開票日の10日夜、無所属元職で野党統一候補の舟山康江氏(50)=民進、社民両党推薦=の山形市内の事務所に当選確実の一報が入ると、選対本部長の近藤洋介衆院議員(民進党県連会長)は、野党共闘の成果を強調した。だが、独自候補の擁立を取り下げて支援に回った共産党の本間和也県委員長は舟山氏と握手を交わしたが、マイクを持ってあいさつすることはなかった。
舟山氏の選対本部は、民進、社民両党と連合山形などを中心に組織。当選した場合、舟山氏が参院の民進系会派入りすることが水面下では「既定路線」だったこともあり、民進は「公認候補並み」(枝野幸男幹事長)の扱いで、全面支援態勢を取った。
一方、共産党はぎりぎりまで舟山氏への推薦を模索したものの、連合など陣営内に「共産党が前面に出ると保守票が逃げる」との根強い反対論があり、見送った。公示直前の先月20日、本間委員長は「推薦が順当だが、一部団体から理解を得られなかったため」と語った。同党は独自の選対を組織し、舟山氏を支援した。
各党の距離感が、選挙戦で表面化する場面もあった。先月28日、山形市内で演説した共産党の志位和夫委員長は「ここ山形では、舟山氏を押し上げよう」と呼び掛けた。ところが、姿を見せた舟山氏は志位氏と10メートルほど離れた場所で演説を始め、終えると、握手することもなくその場を後にした。「志位氏と並んで演説することに陣営内で異論があった」(舟山陣営関係者)といい、共産党県委員会の幹部は「びっくりした。非常識だ」と不快感を隠さなかった。
野党各党間に消費増税や安全保障などで政策の違いがあり、共闘の難しさを抱えつつも、舟山氏は12万票以上の大差で勝利した。共同通信社の出口調査によると、舟山氏は民進、社民両党支持者の9割以上を固め、共産党支持層の9割近くを獲得。さらに、自民、公明の支持層の3割を切り崩し、無党派層からも7割の票を得た。野党幹部の応援に頼らず政党色を極力抑え、舟山氏個人を前面に出す戦略が奏功し、安倍政権に批判的な幅広い支持を集めた。
民進党と共産党は、衆院選での連携も模索している。山形2区では、近藤氏が2回連続で自民候補に惜敗しており、共産党の独自候補の取り下げに向け、調整が本格化するとみられる。
政権選択の選挙となる衆院選では、「民共の協力は選挙目当ての野合だ」という、与党の批判は一層強まるとみられる。今回の舟山氏の勝利の先に、何を見据えるのか。野党共闘のあり方は、今後も問われ続ける。【光田宗義、野間口陽】
◇
野党統一候補の勝利で終わった参院選。夏の「与野党決戦」を振り返ります。
2366
:
チバQ
:2016/07/14(木) 20:51:40
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160714ddlk06010002000c.html
<2016参院選>戦いを振り返って/下 迫る知事選にも影 擁立遅れ響いた自民 /山形
11:59毎日新聞
「相手は素直に(参院選に)4回も出続けた。その間に活動してきたことを評価しないといけない」。参院選投開票日の10日夜、早々に落選が確実となった自民党新人の月野薫氏(61)=公明党推薦=陣営で選対本部長を務めた自民党県連会長の遠藤利明・五輪担当相は、こう語った。県連幹部は「(自公の)組織力が落ちたわけではない。ただ、相手が知名度で勝った。それを上回る我々の努力が足りなかった」と、声を振り絞るように語った。
野党統一候補の舟山康江氏(50)=民進、社民両党推薦=に12万票の大差で敗れた。JA全農山形などで30年以上勤務した月野氏の「知名度の低さ」は最後まで改善されず、応援弁士を務めた党幹部や地方議員らも「紹介をしても誰なのだという声がある」と、率直に認めたほどだった。
今回の県内の比例代表の獲得票数をみると、自公を合わせて30万4218票。選挙区で月野氏が獲得したのは22万3583票のため、単純に計算して3割弱が舟山氏に流れた形だ。共同通信社の出口調査でも、月野氏の自公両党支持層からの得票は6〜7割と固めきれず、無党派層の取り込みは2割にとどまった。
新人候補なのに選定が遅れた。当初は昨年6月の党県連大会で候補者を紹介する予定だったが決められず、擁立は同12月だった。同9月に山形市長選があり、「目の前の市長選を勝つために注力せざるを得ず、後回しになった」(県連幹部)と悔やむ。
このため、自民は月野氏の経歴を生かし、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)に反発する農協票の取り込みを図った。前回参院選では舟山氏に推薦を出したJAグループの政治団体「県農協政治連盟(農政連)」は今回、特定候補を支援しない自主投票を決めた。自民にとっては、相手への推薦から自主投票となったことで、「一歩前進」となった格好だ。
だが、ある農協幹部は選挙結果について、「月野氏が選挙戦で訴えたことは、TPP対策予算の獲得をはじめ、政府・与党に言わせられたことばかり。TPPへの不安を払拭(ふっしょく)できなかった」との見方を示す。「組合員の農家からはTPPの交渉内容を明らかにしてもらいたいという声や、政府の影響額試算への疑念と不安があるのに、言いなりになっている姿にさらに不安をかき立てられた」と話す。
選挙戦では、月野氏陣営は公示前から安倍晋三首相ら党幹部や閣僚らを招き、「自民の月野」をアピールし、自公の支持層固めを図った。「山形のおやじ」など、あえて月野氏と直結しやすいキャッチフレーズを使って名前を覚えてもらう戦術も展開したが、浸透は不十分だった。
自民党県連は昨年からの山形市長選、参院選、来年2月に任期満了を迎える知事選を「ホップ、ステップ、ジャンプ」と位置付け、3連勝による地盤固めを狙ったが、つまずいた。半年後に迫る知事選に与える影響は少なくなく、立て直しは急務だ。【山中宏之、長南里香】
2367
:
チバQ
:2016/07/14(木) 20:52:29
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20160712_11022.html
<奔流乱流1強政治>見えぬ光 うねる怒り
07月12日 12:21河北新報
<奔流乱流1強政治>見えぬ光 うねる怒り
花束を手に支持者と抱き合う田名部(左)。自民現職との大接戦を制した=11日午前0時10分ごろ、青森市の事務所
(河北新報)
第24回参院選は与党が改選過半数の61を大きく上回る議席を獲得し、改憲勢力が改憲発議可能な3分の2を占めた一方、東北6選挙区は与党が1勝5敗で惨敗した。全国を席巻した「1強」の奔流と、東北各地に渦巻いた野党の乱流。ねじれた戦いの実相に迫った。(参院選取材班)
◎参院選東北(上)野党圧勝
4万票差の快勝から一夜明けた11日午後。宮城選挙区(改選数1)の民進党現職桜井充(60)は満面の笑みを浮かべながら、宮城県庁の知事応接室に入った。
「仮設住宅で一生暮らしたいというお年寄りがいた」「新しい石巻市立病院の前は必ず大渋滞になる」
<むなしさ広がる>
選挙中に見聞した東日本大震災の復興課題を次々と知事村井嘉浩にぶつける桜井。最大被災地の宮城で、巨大与党を粉砕した強烈な自負を見せつけた。
「地方創生」「女性が輝く社会」「1億総活躍」。安倍政権は選挙戦で看板政策を次々に掲げた。
被災地では赤土ばかりの新市街地用地が広がり、集団移転先は超高齢化。加工品販路は回復していない。政権復帰時のキャッチフレーズ「まず、復興」が忘れられたようなむなしさが広がっていた。
桜井は「こんなことで復興できるのか。課題を一つずつ解決する」と被災地で語り続けた。被災者が胸に抱く政府への鋭い矛先を味方に付けた野党統一候補は、宮城、岩手、福島の被災3県で勝利をつかんだ。
<暮らしがしぼむ>
「怒りの声が広がっていた」。10日午後8時、早々と当確報が出た山形選挙区(改選数1)の無所属元議員舟山康江(50)は、自由貿易を拡大する環太平洋連携協定(TPP)を引き合いに勝ちどきを上げた。
東北では、福島を除く5県で農協系団体が自民党候補への推薦を見送った。かつて「TPP絶対反対」を掲げながら政権復帰後に交渉を進めた自公政権に、農家の不信感は高まった。
与党が「公開資料が真っ黒なのは当然。外交交渉ですから」(自民政調会長稲田朋美)と強弁するほど、野党各候補は「情報隠しだ」と批判のボルテージを上げた。元農林水産省職員の舟山は農政がライフワーク。「国会審議で第1の照準を合わせるのはTPP」と力強く語った。
首相安倍晋三は「最大の争点は経済政策、アベノミクスであります」と東北各地で繰り返し、劣勢区の逆転に血道を上げた。
「非正規雇用が増え、格差が拡大しているだけだ」。青森選挙区(改選数1)の民進新人田名部匡代(47)は、真っ向からアベノミクス批判を展開した。
急速な少子高齢化が進む東北。購買力がある若者が減り、経済は縮小する。田名部は「息子を大学にやりたくても余裕がない父親に会った。都会ばかりが潤う」と政策転換を訴えた。
株価上昇に傾注するアベノミクスの効果を実感できない有権者の声を田名部は拾い続けた。11日午前0時すぎ、万歳で沸き返る青森市の事務所で「届かぬ願いを私は届ける」と叫んだ。
政治の光が陰り、しぼむ人々の暮らし。野党共闘が花開く土壌は、東北各地に広がっていた。(敬称略)
2368
:
チバQ
:2016/07/14(木) 20:52:55
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20160713_71017.html
<奔流乱流1強政治>力任せの組織戦 不発
07月13日 12:20河北新報
<奔流乱流1強政治>力任せの組織戦 不発
落選が決まり険しい表情を見せる岩城(中央)。左は元復興相の自民党福島県連会長根本匠=11日午後10時40分ごろ、福島市の事務所
(河北新報)
◎参院選東北(中)自民惨敗
「西高東低」の情勢を、力任せに覆そうとした自民党の思惑は完全に外れた。
「安倍晋三首相ら党幹部に連日応援に来てもらいながら、期待に沿えなかった」。現職閣僚が目を真っ赤にして敗戦の弁を述べた。
10日夜、福島選挙区(改選数1)で落選が決まった自民現職の法相岩城光英(66)は、福島市の事務所で深々と頭を下げた。
<復興実感できず>
東京電力福島第1原発事故から5年が過ぎても約9万人が県内外に避難するなど、今も苦しみの中にある福島。「福島の復興なくして日本の復興なし」と言い続けてきた安倍政権にとって、絶対負けられない選挙区だった。
党本部は共闘を組む野党に「大空襲のような戦い」(民進党県連代表代行・金子恵美)を仕掛けた。首相をはじめ官房長官菅義偉ら幹部が続々と福島に入り、安倍は「福島の完全復活を目指す」と手形を切った。
結果は野党に約3万票差をつけられる敗北。復興を実感できない被災者のいら立ちは、陣営の想定を超えた。岩城は「復興政策が十分理解されなかった」と認めた。地盤の浜通りで伸び悩み、大物投入は票の上積みにつながらなかった。
<拒否反応上回る>
「農業分野に対する反発にのみ込まれた。有権者に『打倒安倍政権』『反アベノミクス』で判断する雰囲気があった」。青森選挙区(改選数1)で4選がかなわず沈んだ自民現職山崎力(69)は10日深夜、恨み節にも似た敗因分析を口にした。
青森は衆院小選挙区の四つ全てを自民が占める牙城だ。安倍ら党幹部は期間中、相次いで県内に入り、県全域で強力な援護射撃を展開。政権の成果と継続の大義を声高に訴えた。
ふたを開ければ地元の青森市でさえ、八戸市が地盤の野党候補に競り負けた。陣営は、政権の主張と有権者の実感との間にあるずれをかみしめざるを得なかった。
選挙戦終盤、自民は当時の共産党幹部が発した失言を集中的に攻め立てた。
「東日本大震災で頑張った自衛隊の予算を『人殺し予算』と言う人たちと組む候補を応援するのか」。岩手選挙区(改選数1)で3日に応援に入った党農林部会長小泉進次郎は何度も繰り返した。野党支持層を引きはがしに掛かったが、結果は不発だった。
公認の新人候補が敗れた後、自民岩手県連会長の鈴木俊一は「長い目で見れば有権者に評価されない」と野党共闘の批判を続けた。傍らで県連幹部は「自民への拒否反応の方がはるかに強かった」とうなだれた。
「力強い信任をいただいた」。首相は11日、党本部で記者会見し、選挙結果に自信を深めた。失地となった東北の現実からは目を背けたままだ。(敬称略)
◇ ◇ ◇
第24回参院選は与党が改選過半数の61を大きく上回る議席を獲得し、改憲勢力が改憲発議可能な3分の2を占めた一方、東北6選挙区は与党が1勝5敗で惨敗した。全国を席巻した「1強」の奔流と、東北各地に渦巻いた野党の乱流。ねじれた戦いの実相に迫った。(参院選取材班)
2369
:
チバQ
:2016/07/14(木) 20:53:23
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20160714_71008.html
<奔流乱流1強政治>衆院選 共に不安残す
12:40河北新報
<奔流乱流1強政治>衆院選 共に不安残す
投開票日の夜、岩手選挙区で勝利し、万歳する木戸口陣営
(河北新報)
◎参院選東北(下)二つの魂
自民1強の岩盤に打ち込まれた1本のくさびが「次」への不安を増幅させる。
青森選挙区(改選数1)で、民進党新人田名部匡代(47)に競り負けた自民党現職山崎力(69)。組織力で逃げ切りを図った党県連の目算は野党共闘の抵抗で狂い、県選出の衆参議席の独占は崩れた。
<巨大与党に衝撃>
「影響は当然ある。地方に応じた対策を講じなければ、これまでの勢いを失いかねない」。自民青森県連筆頭副会長成田一憲は、ため息交じりに次期衆院選への懸念を口にした。
全国の1人区で21勝11敗の圧勝を収めたにもかかわらず、東北は1勝5敗。その惨状は、巨大与党に衝撃を与えた。
安倍政権の看板にどっぷり依存し、自前の後援会がひ弱な現職の多くが淘汰(とうた)された。地方議員からは「国政選挙の候補者選びのシステムを見直す必要もある」との声も噴き出す。
動揺する与党をよそに、野党幹部からは次期衆院選での共闘を見据えた発言が目立つ。「最初の挑戦としては効果があった」(共産党委員長志位和夫)との評価がある一方、現場は複雑な思いを抱える。
無所属新人木戸口英司(52)が勝った岩手選挙区(改選数1)。共産が選挙区の公認候補を取り下げて比例に回し、木戸口と連動したのに比べ、民進、社民両党の動きは限定的だった。
「『衆院選も同じように』とはいかない」と民進岩手県連幹事長の階猛(衆院岩手1区)は冷ややかだ。参院選と衆院選の性格の違いを挙げ、「共闘は政権選択選挙ではないから成り立ちやすい側面があった」と慎重に分析する。
衆院選は具体的な政権像が問われる。党の理念や政策などの「小異」を飲み込んだままの共闘は通用するのか。生活の党代表小沢一郎(衆院岩手4区)が構想した比例代表統一名簿は参院選前に頓挫した。先行きの不透明感は拭えない。
<共闘 手綱緩めぬ>
参院選翌日の11日、首相安倍晋三はすぐさま改憲論議の封印を解き、実現への意欲をあからさまにした。衆院に加え、参院でも憲法改正に賛同する勢力が全議席の3分の2を占めたことで、次期衆院選は遠のいたとの観測が広がる。
自民岩手県連会長鈴木俊一(衆院岩手2区)は「年内、来年初めに衆院選をすればせっかくの3分の2を手放すことになる」と話し、「先延ばし」との見方を示す。「選挙後を語れない勢力を国民は信任しない」と野党をけん制しながら、地盤の立て直しを急ぐ。
民進宮城県連代表安住淳(衆院宮城5区)は「共闘の流れを止めた時点で総選挙を打たれる」と警戒し、手綱を緩めない。「1強多弱」の構図から抜け出せない中、政策のすり合わせを含めた野党連合の深化に局面打開を探る。
東北で再起への足場を組んだ野党連合、巻き返しを期す与党。二つの塊がぶつかり合った激流は、次期衆院選を見据えた駆け引きへとなだれ込んでいく。(敬称略)
◇ ◇ ◇
第24回参院選は与党が改選過半数の61を大きく上回る議席を獲得し、改憲勢力が改憲発議可能な3分の2を占めた一方、東北6選挙区は与党が1勝5敗で惨敗した。全国を席巻した「1強」の奔流と、東北各地に渦巻いた野党の乱流。ねじれた戦いの実相に迫った。(参院選取材班)
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:
チバQ
:2016/07/14(木) 20:58:12
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASJ7G624JJ7GPTIL024.html
買収約束容疑、事務所職員ら逮捕 お維新元参院議員陣営
20:20朝日新聞
10日に投開票された参院選で、選挙運動の見返りに金を払う約束をしたとして、大阪府警は14日、比例区で落選したおおさか維新の会の梅村聡元参院議員(41)の後援会事務所職員2人を、公職選挙法違反(買収約束)容疑で逮捕したと発表した。府警は認否を明らかにしていない。
捜査2課によると、2人は松本麻里江(29)=東京都港区東新橋2丁目=と渡会(わたらい)静香(35)=堺市東区菩提町3丁=の両容疑者。公示前の6月中旬、松本容疑者の知人の30代女性に、候補者のビラ配りをすれば日当1万数千円を払うと約束した疑いがある。女性は選挙運動をしたが、報酬は支払われていないという。
梅村氏は2007年の参院選大阪選挙区で民主党公認で初当選。13年に落選し、その後、おおさか維新に移った。朝日新聞の取材に「コメントしない」としている。同党の馬場伸幸幹事長は「私が把握している情報と容疑内容は異なる点もあるようだ。事実関係を確認したい」と語った。
府警は14日夜、梅村氏の選挙事務所だった建物(大阪市中央区谷町5丁目)内を同法違反容疑で家宅捜索した。
2371
:
チバQ
:2016/07/14(木) 20:59:57
千葉
http://news.goo.ne.jp/article/tokyo/region/tokyo-CK2016071302000196.html
参院選 勝敗の分かれ目(上) 自民あっさり3分の2
07月13日 08:10東京新聞
参院選 勝敗の分かれ目(上) 自民あっさり3分の2
演説会で気勢を上げる元栄さん(中央)。石原伸晃・経済再生担当相(右端)も駆けつけた=1日、千葉市中央区で
(東京新聞)
「二人合わせて過去最多の百三十万。すごい票数だ」。十日投開票の参院選千葉選挙区(改選数三)で、至上命令だった二議席を危なげなく獲得した自民県連トップの桜田義孝会長は翌日、満足げに勝因を語った。
「追い風はまったく吹いていなかった。両陣営が懸命に運動した相乗効果だ。公明との協力もうまくいった」
知名度の高い現職の猪口邦子さん(64)は序盤から優勢とみられていた。一方、党本部の主導で、県内にあまり足場のない「落下傘候補」として出馬した新人の元栄太一郎さん(40)の陣営は、危機感が強かった。当初は世論調査などで、三議席目を争うボーダーにいるとの観測もあった。
しかし、石井準一参院議員らの支援を得て、各地で動員をかけた演説会を連発するなど組織戦を展開。自民内にはもともと「二議席獲得には新人の底上げが必要」(船橋市議)との意識があったが、党本部も票を元栄さんに傾斜配分するよう県連に「助言」した。
閣僚級の応援弁士は、あからさまに元栄さんに集中。「選挙区で三十万票」という支援を初めて書面化した上で取り付けていた公明にも、県連幹部は「元栄に一本化を」と依頼した。
そんな状況に猪口さんの陣営もフル稼働した。二〇一〇年の参院選は、今回元栄さん側に回った石井氏の支援を受け当選。「猪口さんはみこしに乗っていただけで、本格的に選挙をやったことがない。こちらは素人集団だ」(自民県議)と嘆く声もある中、県内をくまなく回って街頭演説し、知名度を生かした戦略で支持拡大を図った。自民二人の選挙戦は結果的に「すみ分け」られた。
そして迎えた投開票日。無党派層も取り込んだ猪口さんは七十六万票でトップ、元栄さんは五十七万票で三位に十万票差をつけた。合計は百三十三万票。三年前の参院選は、旧みんな、旧維新など「第三極」と呼ばれた野党に票が割れたこともあるが、約二十三万票も上乗せした。
「第三極」が消える中、野党第一党の民進は戦いあぐねた。改憲を争点とせず、景気対策を前面に打ち出した自民の戦略も功を奏した。応援で県内入りした安倍晋三首相の演説で、聴衆が拍手を送ったのは野党批判のくだり。自民への「風」がまったくなかったわけでもなかった。
「振り返ってみれば、そんなに難しい選挙戦ではなかった」と当選の弁を述べた猪口さん。勝利に沸く事務所で、県連幹部から「向こう(元栄さん)にあれだけ大物が応援に来たら普通はいじけますよ。でももう忘れて頑張って」と言われると、笑顔で叫んだ。「はい、忘れます!」 (内田淳二)
2372
:
チバQ
:2016/07/14(木) 21:00:30
http://news.goo.ne.jp/article/tokyo/region/tokyo-CK2016071402000196.html
参院選 勝敗の分かれ目(下) 反自民のパイ奪い合い
08:10東京新聞
参院選 勝敗の分かれ目(下) 反自民のパイ奪い合い
野田佳彦前首相(左)、連合千葉の鈴木光会長(右)が連日のように応援に駆けつけた小西洋之さん(中)=3日、JR津田沼駅前で
(東京新聞)
「二人擁立には強く憂慮を党本部に伝えていた。一人勝利して安堵(あんど)するとともに、懸念が現実になった思いもある」
投開票から一夜明けた十一日。県庁で記者会見した民進の田嶋要県連代表は厳しい表情を崩さなかった。
小西洋之さん(44)と水野賢一さん(49)を擁立した民進。小西さんが三位で当選した一方、水野さんは五位に終わった。小西さんもトップ当選した六年前と比べると約六万票減らし、自民に一、二位独占を許した。
民進が危機感を強めたのは、共産新人の浅野史子さん(45)の動向。世論調査では浅野さんが猛烈に追い上げていると伝えられた。全国の改選一人区では民進、共産、社民、生活の野党四党で候補が一本化されたが、改選三人区の千葉県では「共闘の議論すらなかった」(県連幹部)。そうした中、民進が「共倒れ」をして議席を失う-。そんな懸念が現実に迫り、県連も必死だった。
六月二十二日の公示日。小西さんの出陣式では、元衆院議員が「民主時代からの同士をまずは率先して戻すことが責任。古い仲間を大事にしなくてはならない」と呼び掛けた。約十五万人が加入する連合千葉は、支援を小西さんに一本化。野田佳彦前首相も、連日のように小西さんを応援した。
「共産に議席を譲るわけにはいかなかった。終盤にハッパを掛け、何とか一議席を死守した」と田嶋代表。檄文(げきぶん)や電話で県内各総支部に小西さんの支援強化を求め、何とか当選ラインへと押し上げた。もはや、自民を落とす気構えも余裕もなかった。
一方の共産。議席には届かなかったが、浅野さんは、三年前の前回選に比べ一・五倍の約三十五万票を獲得。十一日に記者会見した共産の浮揚幸裕県委員長は「共産以外の人にも盛り上げてもらい、得票は躍進した。当選できなかった悔いは残るが、次は必ず取っていく」と手応えを語った。野党の競合には「民進陣営の批判は一度もしなかった。お互い足の引っ張り合いはない」と強調する。
だが開票結果では、自民の二候補がそれぞれ20%以上を得票し、合計では約51%と五割を超えたのに対し、民進、共産の各候補は、それぞれ10%台にとどまった。足しても自民二人の合計票に及ばない。
自民が二候補擁立の相乗効果で得票を伸ばしたのとは対照的に、民進、共産は本来の敵である自民よりも、反自民のパイの中で「最後の椅子」を目指し、票を奪い合った構図だ。
次の衆院選に向けて浮揚委員長は「どれだけ野党で統一した候補をつくれるかだ」と民進をけん制するが、民進の田中信行県連幹事長は「共闘は千葉県ではあり得ない。衆院選も県内十三区全てで候補者を出す」ときっぱり。自民に大きく水をあけられた野党の課題は重い。 (村上一樹)
2373
:
チバQ
:2016/07/14(木) 21:08:21
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20160714_41002.html
<参院選秋田>現職落選のジンクス打破
12:34河北新報
<参院選秋田>現職落選のジンクス打破
当選が決まり、喜ぶ石井氏の支持者。現職落選のジンクスを打ち破ることができた=10日午後8時ごろ、秋田市の事務所
(河北新報)
10日に投開票が行われた参院選秋田選挙区(改選数1)の各陣営で、ささやかれていた「ジンクス」がある。参院選で前回まで過去4回連続した、与野党を問わない現職の落選だ。今回は自民党現職の石井浩郎氏(52)が民進党元議員の松浦大悟氏(46)らを大差で下し再選を果たしたことで、ジンクスは破られた。それでも自民県連幹部からは「参院選は難しい。組織力で勝てたが、楽ではなかった」との声が漏れる。
「現職が落選するジンクスを石井氏に打破してもらいたい。そうでなければ3年後の私はない」。2013年に秋田選挙区で初当選し19年に改選を迎える中泉松司参院議員は6月中旬、秋田市であった自民党衆院議員の国政報告会のあいさつでこう触れた。
秋田選挙区では、04年に斉藤滋宣氏(自民)、07年に金田勝年氏(同)、10年に鈴木陽悦氏(民主)、13年に松浦氏が、それぞれ新人候補に敗れた。松浦氏を除く3氏は当時、与党の一員。2期目だった金田氏以外は全員1期目だった。
現職議員の落選が続いたことを、民進党県連の小原正晃幹事長は「小選挙区で有権者と近い衆院議員とは異なり、参院議員は6年間の活動内容が見えにくいためだ」とみる。
石井氏も当選後、「参院選の難しさを改めて痛感した」と振り返った。新人で出馬し鈴木氏を破った6年前は、立候補を表明してから公示までの約4カ月間、朝から晩まで地域をくまなく回った。それでも「当選から3年で有権者からは忘れられる」と嘆く。
参院選は「政権の中間評価」の側面が強く、政権への批判票が多いとされる。自民党県議は「あらの見えない新人候補に、有権者はどうしても期待しがちだ」と分析した上で、「今回は松浦氏が元議員で新鮮味を欠いたことにも救われた」と語る。
2374
:
とはずがたり
:2016/07/14(木) 21:56:51
>>2362
国会の採決でも自民に同調してるんですかね??
2375
:
名無しさん
:2016/07/16(土) 22:04:44
http://toyokeizai.net/articles/-/126741
「野党大敗」でも岡田代表の表情が明るいワケ
民進党は善戦した?
安積 明子 :ジャーナリスト 2016年07月11日
7月10日に投開票された第24回参議院通常選挙。投票率54.7%という低調な投票率の中で本当に勝利したのは誰なのか。開票時の各党の様子から、その勝敗の意味を考えてみよう。
候補者ボードに花付けするために安倍晋三首相が満面の笑みでカメラの前に現れたのは、10日午後9時30分を過ぎた頃だった。
「アベノミクスをしっかりと加速せよということだ」。選挙戦で安倍首相が説いたのはもっぱら経済問題。各社のインタビューに答える言葉にも、勝利の自信にあふれていた。自民党が獲得した議席は56(追加公認を含む)で、公明党の14議席と合わせると安倍首相が目標とした「与党で過半数」(61議席以上)を上回る。さらに自公の非改選組やおおさか維新の会、日本のこころを大切にする党などを加えると、いわゆる“改憲勢力”は3分の2以上(162議席以上)に達した。
閣僚が2人落選した重み
とはいえ、自民党は現役閣僚を2人落選させている。沖縄選挙区の島尻安伊子沖縄・北方相と福島選挙区の岩城光英法相だ。福島選挙区は安倍首相が公示日に入り、特にテコ入れした選挙区。また東北では、秋田選挙区を除いて自民党は選挙区で勝つことができなかった。北海道選挙区でも目標としていた2名当選は果たせなかった。
同じ与党でも想定以上の成果を上げたのが公明党だ。目標とした「7選挙区での当選と比例区での6議席」を1議席上回る14議席を獲得した。とくに埼玉選挙区と兵庫選挙区が危ぶまれていたが、午後10時前に埼玉選挙区の西田実仁氏の当選が報じられると、山口那津男代表の顔が一気に明るくなった。
一方で改選45議席を32議席に大きく減らした民進党だが、岡田克也代表の表情に悲壮感はなかった。いや、むしろ笑顔をみせることすらあった。
2376
:
名無しさん
:2016/07/16(土) 22:06:22
>>2375
岡田氏は選挙中、「(地元の)三重選挙区で落選したら、次期代表選には出馬しない」と公言して話題になったが、野党統一候補の芝博一氏は無事に当選。「3年前はどん底だったのに比べれば、回復の途中にある」と2013年の参院選で民主党が獲得した17議席から躍進した点を強調し、9月の代表選への出馬についても「白紙だ」と述べるにとどまった。
岡田氏が第一野党としての責任を曖昧にしたその背景には、2013年に議席を激減させた海江田万里民主党代表(当時)が辞任しなかった“前例”があったのかもしれない。この時、党内で責任の取り方を表だって問題にしたのは、幹事長職を辞した細野豪志氏のみだった。
あるいは北海道選挙区で岡田氏が直々に出馬を促した鉢呂吉雄氏の当選や、東北での健闘、愛知選挙区で民進党の候補者2名が当選を果たしたという“成果”が念頭にあったのかもしれない。とりわけ愛知選挙区での2名当選は、かつての「民主王国愛知」の復活を予感させるものだった。岡田代表は、今回の選挙で民進党の支持を拡げらえる、という手ごたえを感じたのかもしれない。
表情が暗かった志位和夫委員長
対照的に表情が硬かったのは、日本共産党の志位和夫委員長だ。午後10時10分に当選者ボードに最初に花付けした時、カメラマンから「笑顔で」「笑って」という声が何度も飛んだが、その顔はこわばってなかなか頬笑みが出なかった。
共産党は2013年の参院選、2014年の衆院選に続く躍進を期待して、「比例区で850万票、複数区での当選」を目標に掲げていた。しかし選挙区で当選したのは東京選挙区の山添拓氏のみで、比例区も5議席にとどまった。とりわけ大阪選挙区、神奈川選挙区、埼玉選挙区を落としたことは痛い。大阪選挙区は2013年の参院選で議席を得ており、神奈川選挙区は下馬評で共産党候補の優勢が伝えられていた。そして埼玉選挙区は公明党の西田候補と3番目の議席を巡って激戦を繰り広げており、一時は「公明党に勝っている」とも伝えられていた。7月6日には神奈川選挙区、そして7月8日に埼玉選挙区に不破哲三日本共産党中央委員会前議長が応援に入っており、まさに負けられない選挙区といえた。
もっとも、共産党として悔やまれるのは複数区における選挙協力が進まなかったことだろう。仮に複数区での選挙協力を実現させた場合には、どうなったのだろうか。
2377
:
名無しさん
:2016/07/16(土) 22:06:50
>>2376
大阪選挙区で4議席目を獲得したのはおおさか維新の会の高木佳保里氏で、得票したのは66万9719票。一方で次点の共産党の渡部結氏は45万4502票を獲得し、民進党の尾立源幸氏の獲得票数は34万7753票。もし統一候補であれば80万2255票となり、4議席目を取れた計算になる。
また兵庫選挙区では3議席目のおおさか維新の会の片山大介氏の獲得票数は53万1165票。民進党の水岡俊一氏の42万0068票、共産党の金田峰生氏の22万8811票を併せると64万8879票になり、当選ラインを上回る。選挙協力のあり方に課題を残したと言える。
社民党の当選者は1人だけ
主要政党の影に隠れ、消滅の一歩手前なのが社民党だ。比例区で福島みずほ氏ひとりが当選したものの、かつての野党第一党の面影はどこにもない。また日本のこころを大切にする党や新党改革なども、議席を得ることはできなかった。
議員数4名の社民党と議員数3名の日本のこころは、それぞれ前回の参院選と衆院選で全得票数の2%以上を獲得したため、社民党は2019年の参院選まで、日本のこころは次回の衆院選までしか、政党助成金を受け取ることができない。
その一方で、議席数を確保してなんとか政党助成金受給資格を得られそうなのが、生活の党と山本太郎となかまたちだ。生活の党は当選が有力視されていた岩手選挙区の主濱了氏が家庭の都合で政界引退し、比例区の谷亮子氏が公示日に離党した。よって所属議員は小沢一郎氏と山本太郎氏と玉城デニー氏の3名のみとなったが、野党統一候補として、岩手選挙区の木戸口英司氏、新潟選挙区の森ゆうこ氏が当選。2人は小沢氏に近いため、生活の党に合流する可能性がある。
実際に森氏の当選が報じられた時、生活の党の開票センターではどよめきが湧いたといい、いかにその期待が大きいのがわかる。さらに比例区で念願の1議席を獲得して、青木愛氏が当選している。これは“日本版オリーブの木構想”を提唱した小沢氏が、それが実現しなくてもあきらめず、共産党の街宣車に乗ってまで比例区で生活の党への投票を呼び掛けた、その成果といえるだろう。
参院が新しい構成となった国会だが、8月1日に臨時国会が召集される予定だ。これから秋の政局に向けて、さらに年末と噂される解散総選挙に向けて、与党がどのような動きを見せるのか。野党がどのように反撃をするのか。主たるプレイヤーたちはまだ死んではいない。
2378
:
名無しさん
:2016/07/16(土) 22:29:52
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k10010590301000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_135
民進 改選議席の47に届かず30余りか
7月11日 1時25分
民進党は、岡田代表が進退をかけていた三重選挙区で議席を維持しましたが、全体では改選議席の47議席に届かず、30議席余りの獲得にとどまる見通しです。
民進党の岡田代表は党本部で記者会見し、選挙結果について、「17人しか当選できなかった前回、3年前は底だった。今回は1人区でも当選できたところもあり、かなり増えたことは間違いない」と述べました。
また、岡田氏は、記者団が選挙で敗北したという認識はないかと質問したのに対し、「ガチンコで戦って敗れたらしかたないが、安倍総理大臣は逃げて逃げて戦いにならず、すっきりしない。安倍総理大臣は、もう少し堂々と議論すべきだった」と述べました。
そのうえで、岡田氏は選挙結果を受けたみずからの進退について、「今はまだ、選挙が終わったところなので、次の代表選挙については、これからしっかりと考えていきたい。白紙だ」と述べ、9月末までとなっている今の任期までは代表を続投するとしたうえで、次の代表選挙に立候補するかどうかは今後、検討する考えを強調しました。
一方、岡田氏は東京都知事選挙への対応について、「野党側から何人も候補者が出るようなことになれば、とても勝負にならないので、勝つためにも野党4党の枠組みは大事だ」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k10010590331000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_134
維新・松井代表「非常に厳しい戦いだった」
7月11日 1時47分
おおさか維新の会の松井代表は、NHKの開票速報番組で、「与党の圧勝だと感じており、野党の一員としては非常に厳しい戦いだった」と述べました。
そのうえで、松井氏は、今後の与党との関係について、「是々非々だ。アベノミクスでは、規制を緩和して、新しい産業を興すことについては非常に後ろ向きなので、国会で、さまざまな質問や提案をしていきたい。また、政治家のお金の使い方を納税者が納得できる形に変えるため、政治資金規正法の改正に取り組みたい」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k10010590291000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_136
生活・小沢代表「国民が認める受け皿のグループ化を」
7月11日 1時02分
生活の党の小沢代表は東京都内で記者会見し、「選挙結果を見ると、国民が、まだ自民・公明両党に代わる政権の受け皿となるほどには、野党の態勢ができていないと、受け止めているのではないか。国民が期待し、認めてくれる受け皿のグループ化を、どうやって進めていくかは、今後の大きな課題だ。もっと密接な統一体を、国民は期待しているのではないか」と述べました。
2379
:
名無しさん
:2016/07/16(土) 22:32:17
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k10010590261000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_137
亡くなった人に投票所入場券を誤送付 北海道 釧路
7月11日 0時26分
10日、投票が行われた参議院選挙で、北海道釧路市の選挙管理委員会が、すでに亡くなっている12人に誤って投票所の入場券を郵送していたことが分かりました。いずれも使われた形跡はないということで、選挙管理委員会は詳しい原因を調べています。
釧路市選挙管理委員会によりますと、10日午後、投票に訪れた有権者から「亡くなった家族に入場券が届いた」と指摘がありました。
詳しく調べたところ、投票所の入場券を作った先月10日の時点ですでに亡くなっていた合わせて12人に、誤って入場券を郵送していたことが分かりました。そして、すべての投票所で調査した結果、入場券が使われた形跡はなかったということです。
ミスについて、選挙管理委員会は専用のコンピューターに住民基本台帳のデータを取り込んで有権者を確定させる際、何らかの原因で誤ったデータが取り込まれたようだと説明し、詳しい原因を調べています。
釧路市選挙管理委員会の板橋重幸事務局長は「あってはならないことが起きてしまい、大変申し訳ありません。再発防止に向けて原因究明を徹底したい」と陳謝しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k10010590251000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_138
こころ・中山代表「進退について相談して決めたい」
7月11日 0時23分
日本のこころを大切にする党の中山代表は党本部で記者団に対し、「新しい人が入ってこない可能性があると思っている。どのような党なのかを知ってもらうだけの段階には、いかなかった。進退については所属議員と相談して決めたい」と述べました。
また、中山氏は憲法改正について、「いろいろなかたちの改正が考えられるので、即改正となることはまずない。本来の憲法はどうあるべきかといった議論が、これから始まるのであれば、大変結構なことだと思う」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k10010590241000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_139
参院選 悪天候で投票箱回収遅れる 鹿児島 十島村
7月11日 0時13分
鹿児島県のトカラ列島の島々からなる十島村では今回の参議院議員選挙と県知事選挙について、今月7日に繰り上げ投票が行われましたが、悪天候のため投票箱の回収が遅れ、この影響で県全体の開票結果の確定が11日朝にずれ込む見通しとなっています。
鹿児島県選挙管理委員会によりますと、今回の参議院議員選挙と県知事選挙の投票について、十島村の平島、悪石島、小宝島、宝島の4つの島では今月7日に繰り上げて行われ、合わせて181人が投票しました。
4つの島の投票箱は、この日に村営のフェリーで回収する予定でしたが、悪天候で波が高かったためできず、10日になってすべて回収できたということです。
投票箱はフェリーで鹿児島港に向けて運搬されていますが、選挙管理委員会によりますと、到着は11日午前3時ごろになる見通しで、鹿児島県では県全体の開票結果の確定が遅れて、11日朝にずれ込む見通しだということです。
2380
:
名無しさん
:2016/07/16(土) 22:39:22
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010590211000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_142
参院選 全国45の選挙区の議席固まる
7月10日 23時59分
全国45の選挙区の議席が固まりました。当選、または当選確実となっているのは自民党が追加公認した無所属の1人を含めて37議席、民進党が21議席、公明党が7議席、共産党が1議席、おおさか維新の会が3議席、無所属が4議席となっています。社民党、日本のこころを大切にする党、新党改革は選挙区で議席を獲得できませんでした。
定員1人の選挙区は
全国に32ある定員が1人の1人区では、自民党が21議席を獲得しました。
選挙戦全体の勝敗の鍵を握るとされた、定員が1人の1人区では全国32のすべての選挙区で、自民党の候補と、民進党や共産党など野党4党の統一候補らが対決する構図となりました。
その結果、自民党は滋賀や岡山など21の選挙区で議席を獲得しました。
一方、野党4党の統一候補は福島や新潟など11議席を獲得しました。議席を獲得した野党4党の統一候補のうち、民進党の公認候補が7議席、無所属が4議席となっています。
1人区を巡っては前回、3年前の選挙では31のうち29議席を、6年前は、29のうち21議席を、いずれも自民党が獲得しています。
定員2人以上の選挙区は
全国に13ある定員が2人以上の選挙区で、自民党は追加公認した無所属の1人を含め合わせて16議席を獲得しました。
また、公明党は定員が3人以上の7つの選挙区に候補を擁立し、すべてで議席を獲得しました。
一方、民進党は定員が4人の愛知や3人の北海道、それに前回、3年前に旧民主党が議席を確保できなかった東京で、それぞれ2議席を獲得するなど、合わせて14議席を確保しました。
共産党は前回に続いて、東京で1議席を獲得しました。
おおさか維新の会は、大阪と兵庫で合わせて3議席を獲得しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010590171000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_144
改革・荒井代表「大変厳しい状況 力不足を反省」
7月10日 23時19分
新党改革の荒井代表は10日午後10時ごろ、記者会見し、「大変厳しい状況で、私の代表としての力不足を反省している。本当に特別な候補者をそろえたが、彼らの提案や、やってきたこと、これからやろうとすることが国民に浸透しきれなかったとすれば、党を預かって、代表としてやってきた私の反省事項だ」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k10010590231000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_141
共産・志位委員長「野党共闘は大きな成果」
7月11日 0時04分
共産党の志位委員長はNHKの開票速報番組で、野党4党が32ある1人区のすべてで候補者を一本化したことについて、「最初のチャレンジとしては大きな成果が挙がったのではないかと思っているので、ぜひ、発展させていきたい。今度の結果を踏まえて、野党共闘の内容面も、さらに豊かにして、次の衆議院選挙では、さらに大きな成果を挙げるべく、努力したい」と述べました。
2381
:
名無しさん
:2016/07/16(土) 22:41:17
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010590121000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_146
社民・吉田代表「野党一本化で党の独自性発揮できず」
7月10日 22時40分
社民党の吉田党首は党本部で記者会見し、「目標の2議席獲得は厳しいかなという思いがある。32の1人区で、野党4党で候補者の一本化の努力をしたが、社民党の独自性をなかなか発揮できなかった。安倍総理大臣は、改憲について、街頭演説などで話しておらず、争点隠しをしている。改憲に賛成する政党が参議院全体の3分の2の議席をうかがうとの報道もあるが、国民が認めたものとは考えていない」と述べました。
また、吉田氏は、みずからの進退について、「結果が判明してから、国会議員などと相談して、判断したい」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010590101000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_147
維新・松井代表 党名変更もありうるとの考え示す
7月10日 22時39分
おおさか維新の会の松井代表は大阪市内で記者会見し、今回の選挙結果について、「関西で一定の評価を受けたのは大阪府議会、大阪市議会、堺市議会、そして各市町村議会の議員が身分にしがみつくことなく、議会でやるべきことをやってきたということだ。関西以外に支持を広げるためには国政で、国会議員団が選挙で約束したことを実行していくしかない。今回の選挙で、政治資金規正法の改正のための法案を提出するという約束をしたので、次の国会で提出して、オープンな場所で議論したい」と述べました。
また、橋下前大阪市長が政界を引退した影響については、「今回、代表として戦い、橋下のカリスマ的な影響力をひしひしと感じた。橋下とは比べものにならないくらい、力不足を感じた」と述べました。
さらに、おおさか維新の会の党名について、大阪の地名がついているため、全国で浸透しにくいという指摘が出ていることについて、「『大阪』というネーミングが不利だと言われたが、今回の選挙では大阪の改革を広げるために、この名前にこだわり続けた。票につながっていないが、大阪でどういう改革をやってきたか、説明できた。ただ、これ以上、名前にこだわると、大阪だけが大事なのかと思われるかもしれない」と述べ、今後、執行部や地方議員と協議したうえで、党名を変更することもありうるという考えを示しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010590111000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_148
公明 7つの選挙区すべてで議席獲得 過去最多
7月10日 22時36分
公明党は、公認候補を擁立した7つの選挙区すべてで議席を獲得し、選挙区で獲得した議席としてはこれまでで最も多かった昭和58年と平成4年の6議席を上回り、過去最多となりました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010590081000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_149
安倍首相 自公で61議席以上獲得でほっとしている
7月10日 22時20分
安倍総理大臣は民放の開票速報番組で、「まずは、改選議席の過半数である自民党と公明党で61議席以上を獲得することができて、ほっとしている。『アベノミクスをしっかりと加速せよ』ということだと思うので、この国民の期待に応えていきたいと考えている」と述べました。
2382
:
名無しさん
:2016/07/16(土) 22:44:02
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010590071000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_150
生活 小沢代表 野党はさらなる大同団結を
7月10日 22時18分
生活の党の小沢代表は東京都内で記者会見し、「野党が本当にしっかりと緊密な連携をしなければならない。もし、このまま、与党と憲法改正に賛成する政党で、参議院全体の3分の2の議席を取ることになれば、『1人区』での野党の統一候補はできたけれども、それは第1段階であって、『もっと大同団結をしなければだめだ』ということになってくると思う」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k10010590371000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_133
社民・吉田党首「身の処し方は相談して決めたい」
7月11日 2時14分
社民党の党首で現職の吉田忠智氏の落選が確実になりました。吉田党首は党本部で記者会見し、みずからの落選が確実になったことについて、「社民党の政策を自信と確信を持って打ち出したが、国民に十分ご理解いただけなかった。ただ、憲法も大きな争点であるにもかかわらず、安倍総理大臣が語らなかったということと、本質的なアベノミクスの問題点も十分に議論されなかったことも一因だと思っている」と述べました。
そのうえで、吉田氏は「私が議員でなくなるのは紛れもない事実で、改選前の2議席が1議席になったという点で、党首として責任がある。今後の身の処し方については国会議員などと相談して決めたい」と述べました。
吉田氏は60歳、大分県職員や大分県議会議員を経て、平成22年の参議院選挙の比例代表に立候補し、初当選しました。平成25年には、福島前党首の辞任を受けて、党首に就任しました。吉田氏は、ことし5月、今後の党運営を巡り、民進党との合流も選択肢の1つだという考えを示しましたが、党内から強い異論が出て撤回に追い込まれました。吉田氏は地元、大分県を中心に支持を訴えましたが、浸透せず、落選が確実になりました。
また、又市幹事長は「国会議員でなくなるから、党首の資格がなくなるわけではなく、党の常任幹事会でしっかり議論したい。全国の意見を聞く必要がある。各都道府県連で総括をしっかりやってもらい、9月の全国幹事長会議で意見を聞くことにしたい」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k10010590391000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_132
参院選投票率54.70% NHKまとめ
7月11日 3時13分
NHKのまとめによりますと、参議院選挙の投票率は54.70%で、前回3年前の投票率より2.09ポイント高くなっています。
2383
:
名無しさん
:2016/07/16(土) 22:50:41
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010589981000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_157
18歳と19歳の有権者 出口調査の結果
7月10日 20時38分
今回の参議院選挙から、選挙権が得られる年齢が18歳に引き下げられ、出口調査では、投票に訪れた18歳と19歳の人たちからも回答を得ました。
それによりますと、比例代表では、自民党に投票した人と答えた人が42%と最も多く、次いで民進党が20%、公明党が10%などとなっています。
安倍政権の経済政策=アベノミクスについて、「大いに評価する」、「ある程度評価する」と答えた人は合わせて64%で、「あまり評価しない」、「まったく評価しない」と答えた人は合わせて36%でした。
また、今の憲法について、「改正する必要がある」と答えた人は22%、「改正する必要はない」が26%、「どちらともいえない」が52%でした。
さらに、消費税率引き上げの再延期による財政再建や社会保障への影響を聞いたところ、「大いに不安に感じる」、「ある程度不安に感じる」と答えた人は合わせて69%、「あまり不安に感じない」、「まったく不安に感じない」と答えた人は合わせて31%でした。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010589971000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_158
注目の6つの複数区 出口調査の結果
7月10日 20時35分
NHKは、有権者の投票行動や政治意識を探るため、全国およそ1700か所の投票所で、投票を終えた有権者20万人余りを対象に出口調査を行い、およそ70%に当たる14万人余りから回答を得ました。定員が複数の選挙区のうち注目される6つの選挙区の調査結果です。
東京選挙区
東京選挙区は定員が5から6に増え、全国で最も多い定員です。自民党と民進党がそれぞれ2人を擁立するなど31人が立候補しています。東京都の舛添前知事が辞職し、選挙戦への影響も注目されました。
民進党現職の蓮舫さんと自民党現職の中川さん、公明党現職の竹谷さんが優勢です。共産党新人の山添さんがほかの候補を引き離す勢いです。残る2議席を巡って、自民党新人の朝日さん、民進党現職の小川さん、おおさか維新の会の元議員の田中さんの3人が争っています。
大阪選挙区
大阪選挙区は定員は4です。おおさか維新の会は2人を擁立し、複数議席の獲得を目指しています。前回・3年前の選挙で議席を得た共産党が今回も議席を獲得できるか、また、前回議席を失った民進党が、今回は議席を得られるのかも焦点です。
自民党新人の松川さん、おおさか維新の会の新人、浅田さん、おおさか維新の会の新人の高木さん、公明党現職の石川さんが優勢です。
兵庫選挙区
兵庫選挙区は今回から定員が2から3に増えました。公明党が24年ぶりに候補者を擁立し、激しい戦いとなりました。
自民党現職の末松さんが優勢、おおさか維新の会の新人、片山さんがやや優勢です。残る1議席を巡って、公明党新人の伊藤さんと民進党現職の水岡さんが競り合っています。
愛知選挙区
愛知選挙区は定員が3から4に増えました。自民・公明の与党で2議席の獲得を目指しているのに対し、民進党は2人を擁立して6年ぶりの複数議席の獲得を目指しています。
自民党現職の藤川さんが極めて優勢、民進党新人の伊藤さん、民進党現職の斎藤さん、公明党新人の里見さんが優勢となっています。
北海道選挙区
北海道選挙区は定員が2から3に増えました。これまで2議席を自民党と旧民主党で分け合ってきましたが、今回は、自民党と民進党がそれぞれ2人を擁立し、複数議席の獲得を目指します。
自民党現職の長谷川さんが優勢です。残る2議席を巡って、民進党現職の徳永さん、自民党新人の柿木さん、民進党新人の鉢呂さんの3人が競り合っています。
神奈川選挙区
神奈川選挙区は定員は4です。12人が立候補する激戦となり、2人を擁立した民進党が複数議席を獲得できるか、共産党が18年ぶりに議席を確保できるかが焦点です。
自民党現職の三原さんと公明党新人の三浦さんが優勢です。残る2議席を巡って、民進党の元議員、真山さん、無所属の現職、中西さん、共産党新人の浅賀さん、民進党現職の金子さんの4人が競り合っています。
2384
:
名無しさん
:2016/07/16(土) 22:52:42
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010589961000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_159
注目の8つの1人区 出口調査の結果
7月10日 20時26分
NHKは、有権者の投票行動や政治意識を探るため、全国およそ1700か所の投票所で、投票を終えた有権者20万人余りを対象に出口調査を行い、およそ70%に当たる14万人余りから回答を得ました。このうち注目される8つの1人区の調査結果です。
三重選挙区
三重選挙区は定員は1です。民進党の岡田代表の地元です。岡田代表は党の公認候補が敗れた場合、代表を退く考えを示していて、民進党が議席を守れるかが焦点となっています。民進党現職の芝さんと自民党新人の山本さんが競り合っています。
福島選挙区
福島選挙区は前回の選挙から定員が2から1になりました。現職どうしの争いとなり、自民党の現職で法務大臣を務める岩城さんが議席を守れるかが焦点となっています。自民党現職の岩城さんと民進党現職の増子さんが競り合っています。
沖縄選挙区
沖縄選挙区は定員は1です。普天間基地の移設問題を巡って、政府と沖縄県の対立が続くなか、自民党の現職で沖縄・北方担当大臣を務める島尻さんと、沖縄県の翁長知事が全面的に支援する無所属の新人・伊波さんが激しい選挙戦を繰り広げました。無所属の新人の伊波さんが極めて優勢です。
長野選挙区
長野選挙区は定員が2から1に減りました。自民党の現職に対し、元ニュースキャスターの民進党新人が挑む構図となりました。民進党新人の杉尾さんがやや優勢です。
鳥取島根選挙区
鳥取島根選挙区は1票の格差を是正するため、隣接する2つの県を1つの選挙区にする、いわゆる「合区」が初めて導入され、定員は、2つの県で1となっています。自民党現職の青木さんが極めて優勢です。
徳島高知選挙区
徳島高知選挙区も「合区」が初めて導入され、定員は2つの県で1となりました。自民党現職の中西さんと無所属で新人の大西さんが競り合っています。
熊本選挙区
熊本選挙区は定員は1です。一連の熊本地震の影響が残る中での選挙戦となりました。自民党現職の松村さんが極めて優勢です。
大分選挙区
大分選挙区は定員は1です。民進党の現職に対し、自民党の新人が挑む構図となり、激しい選挙戦を繰り広げました。自民党新人の古庄さんと民進党現職の足立さんが競り合っています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010589931000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_160
参院選 投票終了 午後6時現在の投票率 前回下回る
7月10日 20時08分
第24回参議院選挙の投票は10日午後8時で締め切られました。総務省がまとめた午後6時現在の全国の投票率は32.49%と、前回3年前の選挙より0.15ポイント低くなっています。
参議院選挙の投票は繰り上げ投票が行われた離島など一部の地域を除いて、10日午前7時から、全国およそ4万8000か所の投票所で行われ、午後8時で締め切られました。
総務省がまとめた午後6時現在の全国の投票率は32.49%で、前回3年前の選挙より0.15ポイント低くなっています。男女別では男性が33.79%、女性が31.27%となっています。
一方、総務省は今回の参議院選挙の期日前投票について、全国の都道府県を通じて結果をまとめ、速報として発表しました。それによりますと、期日前投票を済ませた人は1598万6898人で、有権者の15.00%が9日までに投票を済ませたことになります。これは、前回3年前の選挙と比べると、投票日数が1日多いものの、303万人余り、率にして23.46%増え、過去最高となりました。
参議院選挙の投票は午後8時で締め切られて即日開票され、10日夜、大勢が判明する見通しです。
2385
:
名無しさん
:2016/07/16(土) 22:54:00
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010590011000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_155
参院選 午後7時半現在の投票率36.14% 前回下回る
7月10日 21時06分
参議院選挙の投票は締め切られ、総務省がまとめた10日午後7時半現在の全国の投票率は36.14%と、前回3年前の選挙より0.48ポイント低くなっています。
参議院選挙の投票は繰り上げ投票が行われた離島など一部の地域を除いて、10日午前7時から、全国およそ4万8000か所の投票所で行われ、午後8時で締め切られました。
総務省がまとめた午後7時半現在の全国の投票率は36.14%で、前回3年前の選挙より0.48ポイント低くなっています。
男女別では男性が37.35%、女性が35.01%となっています。
各都道府県の投票率は最も高いのが山形県の44.08%、次いで新潟県の43.13%、三重県の41.37%などとなっています。逆に最も低いのが、秋田県の30.28%、次いで高知県の31.22%、群馬県の31.84%などとなっています。
一方、総務省は今回の参議院選挙の期日前投票について、全国の都道府県を通じて結果をまとめ、速報として発表しました。それによりますと、期日前投票を済ませた人は1598万6898人で、有権者の15.00%が9日までに投票を済ませたことになります。これは前回3年前の選挙と比べると、投票日数が1日多いものの、303万人余り、率にして23.46%増え、過去最高となりました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010590001000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_156
自民・公明 改選議席の過半数の61議席以上 確実な情勢
7月10日 21時03分
10日に投票が行われた参議院選挙で、自民・公明両党は、目標としていた改選議席の過半数の61議席以上を確保することが確実な情勢です。また、自民・公明両党と、おおさか維新の会など憲法改正に賛成する政党の合計は、参議院全体の3分の2の議席を占めることになる、78議席をうかがう情勢です。さらに、自民党は、単独過半数に必要な57議席をうかがう情勢です。一方、民進党は、前回・3年前に旧民主党が獲得した17議席は上回るものの、30議席前後にとどまる見通しです。
自民党の茂木選挙対策委員長は午後8時すぎにNHKの開票速報番組で、「選挙戦を通じて、いい感触を持っており、目標としてきた与党で改選議席の過半数の61議席以上は達成できると思っている。また、わが党として27年ぶりとなる、参議院の単独過半数に必要な57議席も視野に入ってきており、アベノミクスをさらに進めてほしいという有権者の判断だと思っている」と述べました。
一方、民進党は、前回・3年前に旧民主党が獲得した17議席は上回るものの、30議席前後にとどまる見通しです。民進党の玄葉選挙対策委員長はNHKの開票速報番組で、「まだ開票が始まったばかりで大激戦の選挙区が多い。特に『1人区』などをしっかり見守っていきたい。全国で32ある『1人区』のうち、12程度の選挙区でかなりの接戦となっていて、前回3年前と比較すると接戦が多いことを考えれば、野党4党の統一候補が実現したことは、一定の効果があった。ただ、勝ちきらないといけないので、いろいろな意味で、検証して再整理する必要がある」と述べました。
2386
:
名無しさん
:2016/07/16(土) 22:56:07
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010589891000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_161
自公 改選議席の過半数の61議席以上 確実な情勢
7月10日 20時00分
NHKが、投票を終えた全国の有権者を対象に行った出口調査や情勢分析によりますと、自民・公明両党は、目標としていた改選議席の過半数の61議席以上を確保することが確実な情勢です。また、自民・公明両党と、おおさか維新の会など憲法改正に賛成する政党の合計は、参議院全体の3分の2の議席を占めることになる、78議席をうかがう情勢です。さらに、自民党は、単独過半数に必要な57議席をうかがう情勢です。一方、民進党は、前回・3年前に旧民主党が獲得した17議席は上回るものの、30議席前後にとどまる見通しです。
NHKは、有権者の投票行動や政治意識を探るため、投票日の10日、全国のおよそ1700か所の投票所で、投票を終えた有権者20万人余りを対象に出口調査を行い、70%に当たる、およそ14万人から回答を得ました。
出口調査や情勢分析の結果、自民・公明両党は合わせて67議席から76議席を獲得する見通しで、目標としていた改選議席の過半数の61議席以上を確保することが確実な情勢です。このうち、自民党は54議席から61議席を獲得する見通しで、平成元年の参議院選挙で過半数を失って以来27年ぶりとなる、単独過半数に必要な57議席をうかがう情勢です。
公明党は13議席から15議席を獲得する見通しです。
これに対し、民進党は26議席から32議席を獲得し、前回・3年前に旧民主党が獲得した17議席は上回るものの、改選議席の47議席を下回り、30議席前後にとどまる見通しです。
共産党は5議席から8議席、おおさか維新の会は6議席から9議席を、それぞれ獲得する見通しです。
社民党は1議席を獲得する可能性があります。
生活の党は1議席を獲得するかどうか微妙な情勢です。
日本のこころを大切にする党と新党改革は議席の獲得は厳しい情勢です。
無所属の候補は3議席から5議席を獲得する見通しです。
一方、自民・公明両党に、憲法改正に賛成する、おおさか維新の会と日本のこころを大切にする党を加えた4党の獲得議席の合計は75議席から85議席になる見通しで、憲法改正の発議に必要な参議院全体の3分の2の議席を占めることになる78議席をうかがう情勢です。
選挙区
このうち、定員73の選挙区では、自民党は37議席から41議席、民進党は16議席から20議席、公明党は6議席から7議席、共産党は1議席から2議席、おおさか維新の会は3議席から4議席をそれぞれ獲得する見通しです。社民党、日本のこころを大切にする党、新党改革はいずれも選挙区での議席の獲得は厳しい情勢です。無所属の候補は3議席から5議席を獲得する見通しです。
比例代表
一方、定員48の比例代表では、自民党は17議席から20議席、民進党は10議席から12議席、公明党は6議席から8議席、共産党は4議席から6議席、おおさか維新の会は3議席から5議席をそれぞれ獲得する見通しです。社民党は1議席を獲得する可能性があります。生活の党は1議席を獲得するかどうか微妙な情勢です。日本のこころを大切にする党と、新党改革は議席の獲得は厳しい情勢です。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010590031000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_154
民進 改選議席の47議席に届かないこと確実に
7月10日 21時40分
民進党は、前回・3年前に旧民主党が獲得した17議席を上回りました。ただ、得票は伸び悩んでおり、改選議席の47議席に届かないことが確実になりました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010590041000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_153
自民 谷垣幹事長 目標達成できてほっとしている
7月10日 21時53分
自民党の谷垣幹事長は、午後9時半すぎNHKの開票速報番組で、自民・公明両党で改選議席の過半数の61議席を獲得したことについて、「目標が達成できたので、その点ではほっとしている」と述べました。
また、秋に取りまとめる経済対策について、「イギリスがEUからの離脱を決めるなど、国際的な経済環境は厳しいものがあるので、思い切った手を打っていかなければいけない。いちばん大事なことは、構造改革を行い、必要なところに投資が進められるようにし、社会保障への好循環に結びつけていくことだ」と述べました。
2387
:
名無しさん
:2016/07/16(土) 22:56:17
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010589801000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_162
参院選 午後4時現在の投票率27.25% 前回上回る
7月10日 19時09分
第24回参議院選挙は、10日朝から全国およそ4万8000か所の投票所で投票が行われています。総務省がまとめた午後4時現在の全国の投票率は27.25%と、前回3年前の選挙より0.04ポイント高くなっています。
参議院選挙は、繰り上げ投票が行われた離島など一部の地域を除いて、10日午前7時から全国およそ4万8000か所の投票所で投票が行われています。総務省がまとめた午後4時現在の全国の投票率は27.25%で、前回3年前の選挙より0.04ポイント高くなっています。
男女別では、男性が28.71%、女性が25.90%となっています。各都道府県の投票率は、最も高いのが山形県の33.79%、次いで新潟県の33.57%、三重県の33.24%などとなっています。逆に最も低いのが、埼玉県の22.66%、次いで千葉県の22.72%、沖縄県の24.56%などとなっています。
一方、総務省は今回の参議院選挙の期日前投票について、全国の都道府県を通じて結果をまとめ、速報として発表しました。それによりますと、期日前投票を済ませた人は1598万6898人で、有権者の15.00%が9日までに投票を済ませたことになります。これは前回3年前の選挙と比べると、投票日数が1日多いものの、303万人余り、率にして23.46%増え、過去最高となりました。
投票は一部の投票所を除き午後8時に締め切られて即日開票され、10日夜、大勢が判明する見通しです。
18歳と19歳も投票
今回の参議院選挙は選挙権を得られる年齢が18歳に引き下げられてから初めての国政選挙です。
東日本大震災の被災地・岩手県山田町でも18歳の高校生が1票を投じていました。選挙権を得られる年齢の引き下げに伴い、岩手県内では先月21日現在で18歳と19歳の合わせて2万3842人が新たに有権者となりました。
このうち、いずれも県立山田高校に通う山田町の18歳、山崎栞さんと芳賀紀子さんの2人は、制服姿で公民館に設けられた投票所を訪れました。
投票所で2人は、岩手選挙区と比例代表の投票用紙を受け取って、それぞれに初めての1票を投じていました。2人は小学6年の時に震災を経験し、津波で大きな被害を受けた町の復興につなげたいという思いで投票を行ったということです。投票を終えた山崎さんは「初めは1票で何も変わらないのではないかとも感じましたが、行動が大切だと思い選挙に参加しました。選挙を通じて復興が進み、町に住む人が増えてくれればと思います」と話していました。
奈良県内の投票所には選挙権を得た10代の高校生や大学生が訪れ、初めての1票を投じました。このうち奈良市の富雄中学校の体育館には朝から高校生や大学生が投票に訪れました。
初めての投票を終えた18歳の男子高校生は「学校で友達とも選挙について話すなどしていたので、有権者として投票に来ようと思いました」と話していました。19歳の女子大学生は「自分が投票した人が本当にふさわしい人なのか分からなくて、1票の重みを強く感じました。当選した人には大学の学費を減らしてもらいたいです」と話していました。
合区で有権者から不満の声も
今回の参議院選挙では隣接する2つの県の選挙区を1つにするいわゆる「合区」が初めて導入され、合区となった鳥取県や島根県では、有権者から「候補者との距離が遠くなった」などと不満の声も聞かれました。
今回の参議院選挙では1票の格差を是正するため、鳥取県と島根県、徳島県と高知県をそれぞれ1つの選挙区にする、いわゆる「合区」が初めて導入されました。
このうち、鳥取市の日進小学校の体育館に設けられた投票所では、有権者が次々に訪れ1票を投じていました。投票した60代の女性は「選挙期間中、候補者の顔を見られなかったのが不満だった」と話し、40代の女性は「合区になって候補者との距離が遠くなった気がする」などと話していました。
島根県側では、安来市の20代の女性が「同じ山陰地方でも、抱えている問題は県ごとに違うので、それぞれの県にふさわしい代表を選べない合区はあまりよくない」と話すなど有権者からは不満の声も聞かれました。一方、松江市の30代の男性からは「人口が減っていることを考えると、合区はしかたがないという思いもあります」という意見も聞かれました。
2388
:
名無しさん
:2016/07/16(土) 22:57:56
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010590051000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_152
民進 枝野幹事長 統一候補は一定の成果あった
7月10日 21時53分
民進党の枝野幹事長は、午後9時半前NHKの開票速報番組で、「なんとか、いま競っているところを勝ちきってもらいたい。どん底のところから、反転攻勢の1歩目、2歩目は踏み出せたと思うが、それをできるだけ大きなストライドにしたい。アベノミクスについて、安倍政権から対案がないというレッテル貼りをされ、われわれは対案を持って訴えたつもりだが、それをはね返すだけの活動が足りなかったので、さらに徹底していきたい」と述べました。
また、枝野氏は、全国32の『1人区』で実現した野党4党の統一候補について、「『1人区』で競っているところがあるという状況は、一本化の流れにより、安倍政治に不安を持つ皆さんが、受け皿として期待していただいたからだと思う。一定の成果があったと思っていて、結果などを分析して、今後に生かしていきたい」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k10010590411000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_131
青森市 不在者投票者を二重に入力するミス
7月11日 3時48分
10日、投票が行われた参議院選挙の青森市の開票作業で、不在者投票をした2000人余りについて、誤って二重に入力するミスがあり、市の選挙管理委員会は一度発表した確定投票率を訂正しました。開票結果に影響はありませんでした。
青森市選挙管理委員会によりますと、開票作業からおよそ2時間後に、実際に開票した票数が投票者の数より少ないことに職員が気付き、詳しく調べたところ、不在者投票を行った2000人余りについて、誤って二重にパソコンに入力していたことが分かったということです。このため、選挙管理委員会は、すでに発表していた確定投票率を訂正しました。開票結果に影響はありませんでした。
投票者数の入力作業は2人で行っていましたが、ミスに気付かなかったということです。
青森市選挙管理委員会の村上力次長は「職員がパソコンに数字を入力する際のチェック態勢が十分ではなかった。今後は二重にチェックを行うなどして再発防止に努めたい」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k10010590421000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_130
参院選 公明が14議席獲得 過去最多に並ぶ
7月11日 3時52分
公明党は、これまでに14議席を獲得し、過去の参議院選挙で最も多かった獲得議席に並びました。
公明党の獲得議席は、これまでに選挙区で7議席、比例代表で7議席の合わせて14議席となっています。
過去の参議院選挙で、公明党が最も多くの議席を獲得したのは昭和49年、52年、58年それに平成4年の14議席で、今回はこれに並びました。
2389
:
名無しさん
:2016/07/16(土) 23:01:04
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010590021000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_127
自公が改選議席の過半数 改憲に前向きな勢力3分の2に
7月11日 4時33分
10日、投票が行われた参議院選挙で、自民・公明両党は目標としていた改選議席の過半数の61議席を上回りました。また自民・公明両党と、おおさか維新の会の獲得議席と非改選の日本のこころを大切にする党や憲法改正に前向きな無所属の議員を含めると参議院全体の3分の2の議席を占めることになりました。
安倍総理大臣は憲法改正について、「自民党は、そもそも憲法改正をするということで立党しており、私たちの憲法改正草案は示している。ただ、自民党で3分の2を得ているわけではなく、自民・公明両党で3分の2を得ているわけでもない。これからは、いよいよ国会の憲法審査会に、議論の場がしっかりと移っていき、そこで議論し、どの条文をどのように変えていくかということに集約されていくことになるだろうと思っている」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010589841000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_126
参院選 投票用紙交付ミス 全国19市町で236人に
7月11日 4時40分
10日、投票が行われた参議院選挙で、全国19の市と町で投票所の担当者が選挙区と比例代表の投票用紙を誤って逆に渡すなどのミスがありました。誤った用紙を渡されたのは合わせて236人で、各地の選挙管理委員会によりますと、投票が無効になるおそれがあるということです。
このうち、大阪・和泉市では有権者39人に選挙区と比例代表の投票用紙を誤って逆に渡したほか、別の投票所で14人に比例代表用の投票用紙として選挙区用の投票用紙を誤って渡すミスがあったということです。
箕面市でも5人に選挙区と比例代表の投票用紙を逆に渡すミスがあったということです。
岐阜県羽島市では、市の職員が31人に選挙区と比例代表の投票用紙を取り違えて渡すミスがありました。投票用紙は選挙区が黄、比例代表が白に色分けされていますが、投票用紙を交付する機械に逆にセットしたことが原因だということです。
愛媛県上島町では瀬戸内海の岩城島の投票所で、有権者に20人に選挙区と比例代表の投票用紙を誤って逆に渡していたということです。町の職員が投票用紙を逆の場所に置いていたのがミスの原因だということです。
このほか、神奈川県の愛川町で19人、横浜市で15人に。福島県の郡山市で19人、会津美里町で2人に。埼玉県飯能市で15人に。青森県のつがる市で12人、五所川原市で7人、野辺地町で5人に。奈良県桜井市で12人に。北海道旭川市で9人に。長野県須坂市で5人に。石川県珠洲市で3人に。高知県四万十市で2人に。山形県河北町と千葉市稲毛区でそれぞれ1人に誤った投票用紙を渡すミスがあったということです。
合わせて19の市と町で236人に上り、有権者が投票用紙が誤っていることに気付かず、選挙区の投票用紙に政党名などを書いたり、比例代表の投票用紙に選挙区の候補者名を書いたりしていた場合、投票は無効になります。
このため、それぞれの選挙管理委員会ではミスを謝罪するとともに、再発防止を図るとしています。
こうした投票用紙の交付ミスは、おととしの衆議院選挙でも相次いでいます。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k10010590531000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_124
参院選 121の改選議席すべて決まる
7月11日 6時18分
参議院選挙は選挙区と比例代表を合わせた121の改選議席がすべて決まりました。
各党の獲得議席です。
自民党は選挙区が追加公認された無所属の1人を含め、37議席、比例代表が19議席で合わせて56議席。
民進党は選挙区が21議席、比例代表が11議席で合わせて32議席。
公明党は選挙区が7議席、比例代表が7議席で合わせて14議席。
共産党は選挙区で1議席、比例代表が5議席で合わせて6議席。
おおさか維新の会は選挙区が3議席、比例代表が4議席で合わせて7議席。
社民党は比例代表で1議席。
生活の党は比例代表で1議席。
無所属は4議席となりました。
日本のこころを大切にする党、新党改革は議席を獲得できませんでした。
2390
:
名無しさん
:2016/07/16(土) 23:02:17
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k10010590381000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_125
参院選ツイッター分析 候補者の投稿数最多は共産
7月11日 5時13分
今回の参議院選挙で、候補者が選挙期間中にインターネットのツイッターに投稿した件数を党派別に集計すると、最も投稿数が多かったのは共産党でした。一方、ツイッターの利用者全体で政党名を含む投稿を見ると、最も関心を集めていたのは自民党となっています。
NHKでは今回の参議院選挙で、ネットを活用した選挙運動がどのように行われたかを調べるためにデータ分析会社と協力して、参院選の候補者が6月22日の公示から7月9日までの選挙期間中に、ツイッターに投稿した件数を集計しました。
それによりますと、まず、今回の選挙運動にツイッターを活用した候補者は全体のおよそ62%の240人余りで、投稿数の合計は、いわゆるリツイートを除くと合わせておよそ2万8800件、一日当たりの投稿数は、およそ1600件でした。初めてネット選挙が解禁された前回の参議院選挙では1日当たり3000件余りが投稿されましたが、今回は大幅に減って半分余りにとどまりました。
投稿数は共産党が最多
選挙期間中の候補者のツイートの件数を政党別にみると、共産党の候補者は期間中、街頭演説の内容を要約して投稿するなど積極的に情報を発信し、合わせておよそ5900件と最も多く、次いで民進党がおよそ4700件、おおさか維新の会がおよそ3800件、自民党がおよそ3000件、公明党がおよそ2000件で、無所属で立候補した野党4党の統一候補が合わせておよそ1600件などとなっています。
政党名含む投稿で最多は自民党
一方、ツイッターの利用者の政党への関心を見るために、選挙期間中に投稿された、政党名を含むツイートの件数を集計しました。
最も多かったのは自民党で合わせておよそ47万6300件、次いで共産党がおよそ36万6400件、民進党がおよそ26万2000件などとなっています。
自民党の党名を含むツイートの件数は選挙戦が進むにつれて、ほかの政党を引き離し、最終日の9日を見ると、投稿数はおよそ5万3200件となっていました。
政党名を含むツイートには、否定的なものもあるため必ずしも支持の高さを表すものではありませんが、今回の参院選の選挙期間を通じて自民党がソーシャルメディアで高い関心を集めていたと言えそうです。
「憲法」含む投稿 与野党で違い明確
候補者が選挙期間中にインターネットのツイッターに投稿した内容を分析すると、多くの候補者が政策の訴えや集会の案内などに活用していた一方で、憲法改正を巡るテーマについては自民、公明の与党とほかの党とでツイートの内容に差が出ています。
参議院選挙の候補者が6月22日の公示から7月9日までの選挙期間中に、ツイッターに投稿した内容に含まれる単語を分析すると、投稿件数が多かった5つの党の候補者のツイートについて、政治に関する単語を見ると、自民党の候補者は多い順に「地方創生」、「復興」、「政治家」でした。
民進党は「年金」、「憲法」、「アベノミクス」でした。
公明党は「賃金」、「復興」、「教育」でした。
共産党は「改憲」、「憲法」、「野党共闘」でした。
おおさか維新の会は「政治家」、「教育」、「無償化」となっていました。
このうち、「憲法」という単語について見ると、自民党と公明党の候補者の投稿に「憲法」という単語が使われたのは合わせて2件だったのに対し、ほかの3党は共産党が203件、民進党が74件、おおさか維新の会が4件でした。
共産党と民進党の候補者のツイートには憲法改正を巡るテーマが多かったのに対し、与党側にはほとんどなく、違いが明確になっています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k10010590541000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_123
参院選 自民 単独過半数確保できず
7月11日 6時20分
自民党は追加公認した無所属の1人を含めて56議席を獲得しましたが、非改選の議席を含め、参議院で単独過半数を確保するのに必要な57議席は確保できませんでした。
自民党は選挙区で追加公認した無所属の1人を含めて37議席、比例代表で19議席の合わせて56議席を獲得しました。
この結果、非改選の議席を含め、参議院で単独過半数を確保するのに必要な57議席は確保できませんでした。
今回の参議院選挙では、自民党が平成元年に当時の宇野内閣の下で行われた選挙で過半数を失って以来、27年ぶりに単独過半数を確保できるかが焦点の1つとなっていました。
2391
:
名無しさん
:2016/07/16(土) 23:04:18
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k10010590561000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_121
参院選 最終の投票率は54.70%
7月11日 8時14分
総務省のまとめによりますと、10日、投票が行われた参議院選挙の最終の投票率は54.70%で、前回3年前の選挙を2.09ポイント上回りました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k10010590511000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_122
参議院 憲法改正に前向きな勢力が3分の2に
7月11日 6時45分
10日、投票が行われた参議院選挙で、自民・公明両党は目標としていた改選議席の過半数の61議席を上回り、合わせて70議席を獲得しました。また、自民・公明両党と、おおさか維新の会の獲得議席は合わせて77議席となり、非改選の、日本のこころを大切にする党や、憲法改正に前向きな無所属の議員を含めると、改正の発議に必要な参議院全体の3分の2の議席を占めることになりました。
参議院選挙では、選挙区と比例代表を合わせた121の改選議席がすべて決まりました。
各党の獲得議席は、自民党は追加公認した無所属の1人を含めて選挙区が37議席、比例代表が19議席で、合わせて56議席。
民進党は選挙区が21議席、比例代表が11議席で、合わせて32議席。
公明党は選挙区が7議席、比例代表が7議席で、合わせて14議席。
共産党は選挙区が1議席、比例代表が5議席で、合わせて6議席。
おおさか維新の会は選挙区が3議席、比例代表が4議席で合わせて7議席。
社民党は、比例代表で1議席。
生活の党は、比例代表で1議席。
無所属は選挙区で4議席を獲得しました。
日本のこころを大切にする党、新党改革は議席を獲得できませんでした。
この結果、自民・公明両党は、目標としていた改選議席の過半数の61議席を上回り、合わせて70議席を獲得しました。また、自民・公明両党と、おおさか維新の会の獲得議席は合わせて77議席となり、非改選の、日本のこころを大切にする党や、憲法改正に前向きな無所属の議員を含めると、改正の発議に必要な参議院全体の3分の2の議席を占めることになりました。
安倍総理大臣は憲法改正について、「自民党は、そもそも憲法改正をするということで立党しており、私たちの憲法改正草案は示している。ただ、自民党で3分の2を得ているわけではなく、自民・公明両党で3分の2を得ているわけでもない。これからは、いよいよ国会の憲法審査会に議論の場がしっかりと移っていき、そこで議論し、どの条文をどのように変えていくかということに集約されていくことになるだろうと思っている」と述べました。
今回の選挙で、自民党は選挙戦全体の勝敗の鍵を握るとされた、32ある定員が1人の1人区すべてで、民進党や共産党など野党4党の統一候補らと対決する構図となりましたが、21の選挙区で議席を獲得しました。
民進党は、岡田代表が進退をかけていた三重選挙区で議席を維持しましたが、改選議席の47議席には届かず、32議席の獲得にとどまりました。
公明党は選挙区に立候補した7人全員が当選したうえ、過去最多に並ぶ14議席を獲得しました。
共産党は前回3年前の獲得議席である8議席には及びませんでしたが、改選議席を倍増させる6議席を確保しました。
おおさか維新の会は改選議席の2議席を上回る7議席を獲得しました。
社民党は比例代表で1議席を獲得しましたが、吉田党首が落選しました。この結果、国会議員が4人となり、国会議員5人が必要な政党要件の1つを失うことになります。
生活の党は比例代表に5人の候補者を擁立しましたが、1議席にとどまりました。
新党改革は荒井代表が落選し、平成22年の結成以降、確保していた国会の議席を失いました。
2392
:
名無しさん
:2016/07/16(土) 23:05:37
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k10010590701000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_119
新党改革 荒井代表 政界引退し党の解散を表明
7月11日 11時23分
新党改革の荒井代表は、今回の参議院選挙で、党の議席を確保できなかった責任を取りたいとして、政界を引退し、党を解散することを明らかにしました。
新党改革は、10日投票が行われた参議院選挙で、比例代表に立候補した荒井代表も含め、議席を獲得することができず、平成22年の結成以降、確保していた国会の議席を失いました。
荒井代表は11日午前に国会内で記者会見し、「当選者を出すことができず、申し訳ないという反省の気持ちでいっぱいだ。党の代表、政治家としての私の力量不足であり、責任を痛感している。常に責任とけじめを心がけたいと思ってきたので、政界から引退する」と述べました。
また、荒井氏は「政党を閉める手続きを、順次進めていきたい。定められた処理や段取りを経て、党は、政治団体としても存在しなくなる」と述べ、党を解散することを明らかにしました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k10010590741000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_117
参院選で初めての投票 高校生たちが感想を発表
7月11日 11時49分
選挙権が得られる年齢が18歳以上になって初めての国政選挙となった今回の参議院選挙。都内の高校では、18歳の生徒らが互いに、投票に初めて参加した感想を述べ合いました。
東京・板橋区にある都立高島高校の3年生のクラスは、11日朝のホームルームの時間に、担任の教諭が5種類の新聞を使いながら、今回の参議院選挙の結果をそれぞれの新聞がどのように伝えたか説明しました。
そのあと、生徒たちが初めての投票に臨んだ感想を発表し「ネットで候補者の政策を見比べて投票した」とか「部活が忙しくて今回は投票に行けなかったが、次回は行こうと思う」など意見を出し合いました。
男子生徒の1人は「模擬投票と違って本番は緊張しました。授業で社会保障について、各候補者の主張を勉強したので、それをもとに投票しました」と話していました。
また女子生徒の1人は「政治家の人たちには口約束でなく、きちんと政策を実現させてほしいです。今後も政治について考えたいと思います」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k10010590811000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_115
官房長官「与党の改選議席過半数超えよかった」
7月11日 12時24分
菅官房長官は午前の記者会見で、「今回の選挙は、自公連立政権と民進党、共産党による民共連携勢力を中心とする野党連合の対決であり、大変厳しい選挙だった。そうしたなかで、安倍総理大臣自身が目標とした自民・公明与党の改選議席の過半数を超えることができて、よかったと思っている」と述べました。
一方、菅官房長官は憲法改正について、「安倍総理大臣は『憲法のどこをどのように改正するかは、憲法審査会で、しっかりと精緻な議論が行われるべきで、最終的には、国民にご判断をいただくものだ』と繰り返し述べており、全くそのとおりだ」と述べました。
また、菅官房長官は、岩城法務大臣と島尻沖縄・北方担当大臣が議席を失ったことについて、「両大臣が敗れたことは大変残念なことだ。ただ、敗れたとはいえ、大臣として、これからも従来どおり、責務を果たしていただきたい」と述べました。そのうえで、記者団が、参議院議員としての任期が切れたあとも続投させるのかと質問したのに対し、「安倍総理大臣は、そのように考えておられる」と述べました。
また、菅官房長官は、秋の臨時国会の召集時期について、「選挙が終わったばかりであり、一呼吸置いて、しっかりと考えながら、対応していきたい」と述べました。さらに、菅官房長官は、内閣改造と自民党の役員人事について、「安倍総理大臣の専権事項であり、安倍総理大臣ご自身が、今度の選挙結果を踏まえて熟慮したうえで方針を決めるのだろうと思う」と述べました。
2393
:
名無しさん
:2016/07/16(土) 23:08:55
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k10010590691000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_113
参院選 女性の当選者が過去最多に
7月11日 14時07分
今回の参議院選挙では女性の当選者が28人となり、これまで最も多かった平成19年の26人を上回り、過去最多となりました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k10010591061000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_111
自民比例得票 15年ぶりに2000万票超える
7月11日 15時27分
自民党の比例代表での得票は2011万票余りとなり、小泉内閣の時に行われた平成13年の参議院選挙以来、15年ぶりに2000万票を超えました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k10010591251000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_108
参院選受け 経済界からは「経済政策優先を」
7月11日 17時22分
参議院選挙の結果を受けて、経済界からは経済政策を優先的に取り組むよう求める声が上がっています。
経団連の榊原会長は定例の記者会見で「安定した政治の下で、アベノミクスを一層強力に進めてほしいという期待が結果に表れたと思う。今最も重要な課題は、デフレ脱却、経済再生なので消費や投資を促す取り組みのほか、規制の撤廃などをしっかり進めてほしい。憲法改正の論議に前のめりになって、経済対策が脇に置かれることがないようにしてほしい」と述べ、経済政策に最優先に取り組むよう求めました。
経済同友会の小林代表幹事は記者団に対し、「今後は国の財政健全化や新しい産業、新しい経済を生むための労働法制を含めた、規制改革などへの政府の取り組みが焦点になる」と述べました。
また、小林代表幹事は「今回の参議院選挙で憲法改正を目指す勢力が3分の2を超えたが、憲法改正についてはさまざまな意見があるので、早急にできるような簡単な問題ではない。経済政策に優先的に取り組んでもらいたい」と述べました。
2394
:
名無しさん
:2016/07/16(土) 23:10:44
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k10010591361000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_099
参院選 初めての選挙に高校生や大学生は
7月11日 20時00分
参議院選挙から一夜明け、東京都内の高校では選挙を振り返って感想を聞く特別授業が行われ、初めて投票した生徒からは「一票に責任を持ち政治と向き合っていきたい」という声が聞かれました。
東京・三鷹市の法政大学高校では、選挙権年齢が18歳に引き下げられた今回の参議院選挙に合わせ、実際のマニフェストの内容をもとに、事前に政党を対象にした模擬選挙を行うなど、選挙を学ぶ教育に力を入れてきました。
選挙から一夜明けた11日、投票した生徒ら7人に近くの大学の学生らも加わって特別授業が行われ、模擬選挙の結果と比較するなどして今回の選挙を振り返りました。
この中で、朝いちばんに投票に行ったという男子生徒は「投票所に行ってみると同年代の姿が見られず、せっかく選挙権を得られたのに関心は高まっていないように感じた」と感想を述べました。
そして授業では、事前の模擬選挙では実際の選挙結果と異なり、野党側が上回ったことが示されました。
これについて生徒からは「各党の政策を人によってどう捉えるかで選挙の結果は変わると思う」とか、「自分の一票だけでは何も変わらないと感じたが今後も政策をしっかりみて積極的に関わっていきたい」という意見が聞かれました。
投票にいった中谷汐里さん(18)は特別授業のあと「何が正解というのはないと思うので、意見が違う人たちの話も聞きながら、自分の一票にしっかりと責任が持てるよう、今後も向き合っていきたいです」と話していました。
授業を行った法政大学高校の石川秀和教諭は「色々な意見に触れながら、自分の軸をしっかり持ち、選挙権という大切な権利を自分なりに生かしていってほしい」と話していました。
投票に行った? 千葉大が調査
10日に投票が行われた参議院選挙について、千葉大学が10代の学生およそ500人に調査した結果、67%が投票に行ったことが分かりました。一方で投票しなかった学生では、住民票を実家から移していない人が多いことが分かりました。
千葉大学は10日投票が行われた参議院選挙で、選挙権年齢が18歳に引き下げられたことから、若者の投票行動を分析しようと、選挙から一夜明けた11日、授業で1、2年生などを対象にスマートフォンを使って調査を行い、600人余りが回答しました。
このうち10代の学生533人では359人、率にして67%が投票にいったことが分かりました。
投票に行った理由については「自分の将来の問題だから」「権利というより義務だと思うから」と回答した学生が、いずれも4割を超え多くなっています。
一方で投票に行かなかった学生では、実家以外に住んでいて住民票を移していない人が7割近くに上りました。
さらに、投票に行かなかった理由を聞くと「投票の方法・場所がよく分からない」が3割を超え、政治的関心の有無よりも投票のしやすさなどが影響していることを示す結果となりました。
調査を行った千葉大学法政経学部の関谷昇教授は「投票率は思った以上に高かったが、若者の投票率を上げるためには身近な場所で投票しやすい環境作りをしていくことが求められていると思う」と話していました。
主権者教育を社会全体で
今回の参議院選挙で18歳と19歳が投票したことについて、若者の政治参加に詳しい、東洋大学の林大介助教は「政治について話す機会がなかった世代が、今回の選挙で国の在り方や自分の地域が抱える身近な問題について議論できるようになったことは重要だ」と指摘しました。
また、今回の選挙に向けて、高校で実施された主権者教育については、「学校現場は政治的中立性をとても気にしていて、窮屈さを感じている印象を受けた。今後は、主権者教育を学校だけに押しつけるのでなく、家庭や地域など社会全体で行っていく必要があると思う」と話しています。
2395
:
名無しさん
:2016/07/16(土) 23:11:35
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k10010591641000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_097
18・19歳の投票率45.45% 全体を下回る
7月11日 20時31分
総務省によりますと、10日投票が行われた参議院選挙の、18歳と19歳の投票率の速報値は45.45%で、全体の確定投票率と比べて9.25ポイント下回りました。
総務省は、今回の参議院選挙から新たに有権者となった18歳と19歳の投票率について、全国4万7905か所の投票区の中から標準的な投票率を示している187の投票区を抽出し、その投票状況を基に速報値を算出しました。
それによりますと、18歳の投票率は51.17%、19歳の投票率は39.66%で、18歳と19歳を合わせた投票率は45.45%でした。
今回の参議院選挙全体の確定投票率54.70%と比べると、9.25ポイント下回る結果となりました。
また、18歳と19歳の、男女別の投票率は、男性が43.43%、女性が47.58%でした。
2396
:
名無しさん
:2016/07/16(土) 23:12:10
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k10010591731000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_093
News Up ネット企業の“選挙戦” ねらいは
7月11日 23時39分
18歳、19歳が有権者に加わった今回の参議院選挙。若者の政治や選挙への関心を高めようと、IT・ネット企業各社は、インターネットやSNSなどを活用した政治討論や選挙啓発などのイベントを相次いで開きました。ネット企業が選挙に力を入れるねらいはどこにあるのか。選挙戦を振り返ります。
各社が共同で党首討論を企画
今回の参議院選挙、IT・ネット企業各社が互いに協力した取り組みが目立ちました。
先月19日には、「わっしょい!ネット選挙」の掛け声のもと、若者を中心に人気の動画配信を手がけるドワンゴやサイバーエージェントなど、IT・ネット企業など10社が協力して与野党9党の党首討論を開催しました。
討論の様子は「ニコニコ生放送」などでネットで配信され、およそ1時間の討論の視聴者は、合わせて18万人に上りました。
「選挙に限っては、各社はライバルということは関係なくネット企業として一緒に取り組もうという気持ちでやっています。ネットというインフラを使って選挙という国民的な行事をどう訴えられるか。ネットの認知度をさらに上げる、ネットメディアとして企業の付加価値を上げていくことが目的です」(ドワンゴ 大井川和彦取締役)
このほか、「LINE」は、若者に選挙への関心を高めてもらおうと、「私が選挙に行く理由」と題して人気のタレントやスポーツ選手など10人にインタビューして、「LINE NEWS」で配信。
「フェイスブック」は新たに選挙権が得られる18歳と19歳の利用者を対象に、参議院議員選挙の投票日に「あなたには投票権があります。きょうは投票日です」といったメッセージを通知する取り組みを日本で初めて行いました。
ネットの力で若者に政治を
ネットの特性を最大限に生かそうという取り組みも行われました。
大手IT企業のヤフージャパンは、投開票日を4日後に控えた今月6日、各政党の議員たちが、ネットユーザーから、政策について直接質問に答えるイベントを開きました。
ネットの特設ページに、ツイッターで質問を寄せてもらい、回答者はリアルタイムで、こちらもツイッターで回答していきます。
ツイッターは140字という字数制限があり、この制約の中で、主張や意図が十分に伝わるようにうまく回答しなければなりません。
議員たちがネットに回答する様子は、大学生や選挙の啓発活動に取り組むNPOの代表らがモニターしながら、座談会を行い、その様子もスマートフォンのアプリを使って配信しました。
参加した7つの政党に対して、寄せられた質問は1000件余りに上り、中には「給付型奨学金」の財源について尋ねた高校生からのものや、少子高齢化の中で将来の年金について質問した若者などもいました。
1時間の解答時間内にいちばん多く回答したのは共産党の宮本徹衆議院議員で、60の質問に答えました。
宮本議員は、議員会館の自室で回答に当たり、次々と寄せられる質問に目を通しながら時間内いっぱい回答を続けていました。
宮本議員は「ふだんの街頭演説だとその場所で偶然出会えた人にしか話が伝わりませんが、ネットは時空を超えて日本中どこでもやり取りできるのですばらしいと思います」と話していました。
2397
:
名無しさん
:2016/07/16(土) 23:12:45
>>2396
ヤフーは、今回の参議院選挙のために専用サイトを開設。どの政党に投票していいか分からないという若者の声に応えて、簡単な質問に答えていくと、相性のいい政党が示される「相性診断」のサービスを実施したほか、全国の高校で、高校生たちが「不登校」などの身近な社会課題をみずから見つけ、それをデータでビジュアル化する取り組みなどを行ってきました。
「短期的な金銭的なメリットはほとんどなくページビューも見合いませんが、選挙という国民に大事なニュースを届けることはメディアとして当然のことと考えています。政治や選挙にまったく関心がなかった若い人に少しでも興味を持ってほしいという思いです」(ヤフージャパン 前田プロジェクトマネージャー)
ビッグデータで議席予測
ネットに飛び交う大量の情報を処理するIT企業。
今回の選挙でも力を入れたのが、ビッグデータを使った獲得議席の予測です。
このうちヤフーは、検索のデータを利用した議席予測を行いました。
ヤフー検索の数のほか、過去の選挙結果から政党ごとの特徴などを解析、独自の手法を使ってビッグデータを分析し、公示日前と公示日後の2回、獲得議席の予測を発表しました。
6月22日〜7月3日までのデータを用いた2回目の予測では改選の121の議席のうち、自民党が61、民進党が26、公明党が10、共産党が11、おおさか維新が8、その他が5でした。
(結果は、自民党が56、民進党が32、公明党が14、共産党が6、おおさか維新が7、その他が6)
議席予測に取り組むことの意義について、ヤフーの安宅和人チーフストラテジー・オフィサーは、「最大のデータを持っている企業としてデータの価値や面白さを伝えたいという思いでやっている。予測はあくまで判断の何かの足しになる程度のものであり、変な影響は与えたくない。政局の読みも解釈も一切介在せず持っているデータでどこまで見えるかです」と話しています。
またドワンゴは、初めて「LINE」と協力して議席予測を行いました。
ニコニコ動画の視聴者と「LINE NEWS」のユーザーを対象にアンケートを実施。
およそ36万人から回答が得られ、そのデータをもとに有権者の投票行動や予測獲得議席について独自に分析しました。
その結果は、新聞社の政治担当記者などの解説で、「ニコニコ生放送」と、「LINE LIVE」で配信しました。
「ネットを使えばユーザーから意見を集約しやすく、議席予測は、ネットの可能性を示すいい取り組みだと思っている。今後ネット選挙というものが、幅広く認められ、今まで以上にネットツールが選挙に活用されていくと思われるので、積極的に取り組んでいきたい」(ドワンゴ 大井川和彦取締役)
ネット企業と選挙 専門家はこう見る
選挙という国民的なイベントに積極的にコミットするネット企業のねらいについて、東京工業大学の西田亮介准教授は「知名度を上げたり、利用者を増やしたりするのが目的だろうが、結果的に多くの人に政治的な関心を高めることにつながっており、評価したい。特にSNSやプッシュ通知などは、より多くの層に情報を広めるのに効果が高く期待できる。今後は、ビッグデータの利用など、よりおもしろく信頼性の高いコンテンツをどれだけ用意できるかが重要になってくると思う」と話しています。
2398
:
とはずがたり
:2016/07/17(日) 09:11:30
おおさか維新、票二分の謎…党内からも驚きの声
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2016/news/20160712-OYT1T50011.html?from=yartcl_outbrain1
2016年07月12日 07時53分
10日投開票された参院選の大阪選挙区で、そろって当選を果たしたおおさか維新の会の浅田均さんと、高木佳保里さん。
2人の得票がほぼ二分されたことに、党内で驚きが広がっている。「票割りは困難」との大方の予想を覆す結果だった。
「イリュージョン(奇術)だ。なぜうまく票が割れるのか、逆に教えてほしい」
同党の馬場幹事長は11日、大阪市内で開いた記者会見で首をかしげた。
党政調会長の浅田さんと、出馬表明が遅れた高木さん。当初は浅田さんが圧倒的に票を集めるとの見方がもっぱらだった。松井代表(府知事)は街頭演説で、聴衆の真ん中を手で区切るようなしぐさをしながら、「右側の方は浅田、左側の方は高木でお願いします」と訴えた。しかし、フタを開けてみれば、高木さんも浅田さんの約73万票に迫る約67万票を獲得した。
一つの要因として、浅田さんには府議ら、高木さんには大阪、堺両市議らと、党が組織を二つに分けて2人を支援する態勢を整えたことが挙げられそうだ。2人の応援に繰り返し入った大阪市の吉村市長は「それぞれの選対がしっかり活動したということに尽きる」と振り返った。
また、報道各社の調査で高木さんが当落線上との情勢が報じられたことで、「維新支持層がバランスを取り、高木さんに票を集めた」(党幹部)との声もある。大阪市の60歳代男性は10日の投票後、「劣勢の高木さんに投票した」と明らかにした。浅田さんの陣営は「高木さんに流れた票も多いのではないか」とみる。
大阪選挙区では2010年に、民主党(現民進党)が現職の男性とタレント出身の新人女性の2人を擁立。連合などの組織を現職に集中させ、新人は浮動票を獲得する戦術を取ったが、改選定数が現在より1少なかったこともあり、現職しか当選できなかった。
2399
:
とはずがたり
:2016/07/17(日) 10:08:05
参院選、損したのは誰か
読売新聞調査研究本部主任研究員兼編集委員 伊藤俊行
http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20160714-OYT8T50058.html?from=y10
2016年07月15日 05時20分
議席を失ったのが、福島で岩城光英法相、沖縄で島尻安伊子沖縄・北方相と、現職閣僚2氏だったことで、安倍内閣の福島や沖縄に関する政策が地元では厳しく評価されていることを印象づけた。15年9月の内閣改造で初入閣を果たした2氏は、当初から政治資金などをめぐる醜聞が国会で追及されるなどしていたから、属人的な要素が敗因の大きな部分を占めていたことは間違いない。とはいえ、前回までの参院選の歴史で現職閣僚が落選したのは、自民党の橋本竜太郎内閣の大木浩環境庁長官(1998年)と、民主党と国民新党の連立政権だった菅直人内閣の千葉景子法相(2010年)の2度しかない。2閣僚の同時落選は極めて異例だ。
ポピュリズムに抑え込まれた課題
「勝ち方」の問題とは、選挙を意識して、有権者に受けの悪そうな政策を先送りしたり、目立たないようにしたりする大衆迎合(ポピュリズム)の影がちらついたことだ。
15年通常国会で成立した安全保障法制は、16年3月に施行されたが、いまだに自衛隊の実際の活動には反映されていない。準備に時間がかかるとしても、あれだけ「喫緊の課題」と主張して成立を急いだ態度と対比すれば、参院選を意識して慎重になっていたと受け止められても仕方がない。
17年4月に予定していた消費税率引き上げの先送り決定は、伊勢志摩サミット後の短期間に駆け込み的に行われた。もともとの合意に参加した民主党(現在は民進党)、公明党とも議論を尽くしたとは言い難く、純粋な経済情勢に基づく判断だけではなく、「増税を掲げて選挙には臨めない」というポピュリズム的な発想も作用していたとの見方は根強い。
長年の懸案となっている国連の組織犯罪防止条約への加盟は、16年通常国会でも実現しなかった。加盟の条件となる「共謀罪」の創設が、有権者の反発を買うことを恐れているためで、関連法案の提出さえ検討されなかった。過去に提出された法案には問題が多かったとしても、法案を提出しなければ議論も始まらず、内容を改善することもできない。これもポピュリズムの弊害だ。
幸い、伊勢志摩サミット(主要国首脳会議)はテロ事案が発生せずに終わったが、G7(主要7か国)で未加盟は日本だけだ。国際的な情報共有に「穴」が空いたままの状態には、早く終止符を打つ必要があるのではないだろうか。
安倍首相は記者会見などで「政治技術」という言葉を好んで使う。しかし、選挙で勝つための「政治技術」を優先して、必要な政策の優先順位を下げる場面が多くはないだろうか。これでは本末転倒だ。
10代の「発射台」は高かった
国政選挙では今回初めて投票権を得た18歳と19歳の投票率は、それぞれ51.17%、39.66%で、10代としてひとくくりにすると、45.45%となった。
5割に届かなかったものの、13年の20歳〜24歳の投票率は31.18%だったのだから、高かったと見てもいい。初めての選挙の投票率を「発射台」と位置づけ、その後、年齢を重ねるに連れた投票率の変化を追っていくと、発射台が高かった年代の人ほど、高齢になってからの投票率がより高くなる傾向がある(参照:『選挙と骨粗しょう症〜50年後の民主主義を殺さないために』)。19歳の投票率が18歳に比べて低かったのは、進学に伴う引っ越しなどで、居住地と住民票のある場所が異なり、投票に行きにくかったという事情が指摘されている。19歳の意識が低かったと断じることはできないし、ほぼ4割の投票率も、発射台としてはまずまずだ。
諸外国では1970年代に投票年齢の引き下げが相次ぎ、多くの国で全体の投票率が下落した。今回、10代の若者の参加が全体の投票率を押し下げるマイナス要因にはならなかったという意味で、日本は「成功例」に数えてもいい。発射台が高かったことで、今後の投票率向上にも期待が持てる。
2400
:
名無しさん
:2016/07/17(日) 11:51:06
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160714/k10010595501000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_041
自民党各派 参院選巡り発言相次ぐ
7月14日 16時50分
自民党の各派閥の会合で、参議院選挙で自民・公明両党が改選議席の過半数を上回る70議席を獲得したことを受けて、「結果におごってはいけない」という意見や、野党4党が候補者を一本化した「1人区」の結果を分析し、今後の国政選挙に備えるべきだという指摘が出されました。
二階総務会長は「結果におごらず真剣に対応していかなければならず、再出発を期すという気持ちで取り組んでいきたい」と述べました。
逢沢・元国会対策委員長は「与党で改選議席の過半数を超えるという目標は大きくクリアしてよかった。しかし、競り合いだった1人区では厳しい結果だったので、しっかりと分析し、次の選挙に向けて取り組まなければならない」と指摘しました。
細田幹事長代行は「野党が結束して候補者を立てると相当なインパクトがあり、そのことが今回の結果に影響した。次の衆議院選挙でも同じような対応が迫られるので、さらに気を引き締めて勝てる態勢を取っていきたい」と述べました。一方、
山東元参議院副議長は「新しい仲間は増えたが、大事なところで仲間が敗れ去り、なんとなく今ひとつという感じだ。国民の期待に応えて経済対策に力を入れなければいけない」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160715/k10010597071000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_018
参院選の比例代表当選者に当選証書
7月15日 15時35分
今月10日に行われた参議院選挙の比例代表で当選した人たちに、総務省で当選証書が手渡されました。
今回の参議院選挙の比例代表には、12の政党と政治団体の合わせて164人が立候補し、自民党が19人、民進党が11人、公明党が7人、共産党が5人、おおさか維新の会が4人、社民党と生活の党がそれぞれ1人ずつ当選しました。
15日に総務省で当選証書の付与式が行われ、中央選挙管理会の神崎浩昭委員長から本人や代理の人たちに当選証書が手渡されました。
このあと、自民党の今井絵理子氏は「障害者福祉や保育、子育て支援など、子どもたちにとって重要な問題に取り組んでいきたい。自分らしく、国会議員として頑張りたい」と述べました。
民進党の石橋通宏氏は「国民が安心して暮らせる社会に作り直したいと訴えてきた。雇用の安心の立て直しはまだ道半ばであり、しっかり前に進めていきたい」と述べました。
おおさか維新の会の石井苗子氏は「民の気持ちを忘れない議員になりたい。子どもたちの教育費がゼロになるような国にしたいし、働く母の声も国会に届けたい」と述べました。
今回の選挙で当選した人たちの任期は、今月26日から6年間です。
2401
:
名無しさん
:2016/07/17(日) 16:56:54
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100686&g=pol
参院党派別名簿(2022年任期満了)
▽自 民 56人
中曽根 弘文70(群 馬)(6)
山崎 正昭74(福 井)(5)
岡田 広69(茨 城)(4)
関口 昌一63(埼 玉)(4)
鶴保 庸介49(和歌山)(4)
岡田 直樹54(石 川)(3)
末松 信介60(兵 庫)(3)
中川 雅治69(東 京)(3)
二之湯 智71(京 都)(3)
野上 浩太郎49(富 山)(3)
野村 哲郎72(鹿児島)(3)
藤井 基之69(比 例)(3)
松下 新平49(宮 崎)(3)
松村 祥史52(熊 本)(3)
水落 敏栄73(比 例)(3)
山谷 えり子65(比 例)(3)
山本 順三61(愛 媛)(3)
青木 一彦55(鳥 取)(2)
阿達 雅志56(比 例)(2)
石井 浩郎52(秋 田)(2)
磯崎 仁彦58(香 川)(2)
猪口 邦子64(千 葉)(2)
岩井 茂樹48(静 岡)(2)
上野 通子58(栃 木)(2)
宇都 隆史41(比 例)(2)
江島 潔59(山 口)(2)
大家 敏志48(福 岡)(2)
片山 さつき57(比 例)(2)
金子 原二郎72(長 崎)(2)
高階 恵美子52(比 例)(2)
中西 健治52(神奈川)(2)
中西 祐介36(徳 島)(2)
長谷川 岳45(北海道)(2)
福岡 資麿43(佐 賀)(2)
藤川 政人56(愛 知)(2)
三原じゅん子51(神奈川)(2)
宮沢 洋一66(広 島)(2)
渡辺 猛之48(岐 阜)(2)
青山 繁晴63(比 例)(1)
朝日 健太郎40(東 京)(1)
足立 敏之62(比 例)(1)
今井 絵理子32(比 例)(1)
小川 克巳64(比 例)(1)
小野田 紀美33(岡 山)(1)
小鑓 隆史49(滋 賀)(1)
佐藤 啓37(奈 良)(1)
進藤 金日子53(比 例)(1)
自見 英子40(比 例)(1)
園田 修光59(比 例)(1)
徳茂 雅之54(比 例)(1)
中西 哲64(比 例)(1)
藤木 真也49(比 例)(1)
松川 るい45(大 阪)(1)
宮島 喜文64(比 例)(1)
元栄 太一郎40(千 葉)(1)
山田 宏58(比 例)(1)
▽民 進 32人
小川 敏夫68(東 京)(4)
郡司 彰66(茨 城)(4)
桜井 充60(宮 城)(4)
福山 哲郎54(京 都)(4)
柳田 稔61(広 島)(4)
足立 信也59(大 分)(3)
小林 正夫69(比 例)(3)
芝 博一66(三 重)(3)
那谷屋 正義58(比 例)(3)
白 真勲57(比 例)(3)
藤末 健三52(比 例)(3)
増子 輝彦68(福 島)(3)
蓮 舫48(東 京)(3)
有田 芳生64(比 例)(2)
石橋 通宏51(比 例)(2)
江崎 孝59(比 例)(2)
大野 元裕52(埼 玉)(2)
川合 孝典52(比 例)(2)
小西 洋之44(千 葉)(2)
斎藤 嘉隆53(愛 知)(2)
徳永 エリ54(北海道)(2)
難波 奨二57(比 例)(2)
真山 勇一72(神奈川)(2)
伊藤 孝恵41(愛 知)(1)
古賀 之士57(福 岡)(1)
杉尾 秀哉58(長 野)(1)
田名部 匡代47(青 森)(1)
鉢呂 吉雄68(北海道)(1)
浜口 誠51(比 例)(1)
平山 佐知子45(静 岡)(1)
宮沢 由佳53(山 梨)(1)
矢田 稚子50(比 例)(1)
2402
:
名無しさん
:2016/07/17(日) 16:57:06
>>2401
▽公 明 14人
谷合 正明43(比 例)(3)
西田 実仁53(埼 玉)(3)
浜田 昌良59(比 例)(3)
秋野 公造49(比 例)(2)
石川 博崇42(大 阪)(2)
竹谷 とし子46(東 京)(2)
長沢 広明57(比 例)(2)
横山 信一56(比 例)(2)
伊藤 孝江48(兵 庫)(1)
熊野 正士51(比 例)(1)
里見 隆治48(愛 知)(1)
高瀬 弘美34(福 岡)(1)
三浦 信祐41(神奈川)(1)
宮崎 勝58(比 例)(1)
▽共 産 6人
市田 忠義73(比 例)(4)
大門 実紀史60(比 例)(4)
田村 智子51(比 例)(2)
岩渕 友39(比 例)(1)
武田 良介36(比 例)(1)
山添 拓31(東 京)(1)
▽お維新 7人
片山 虎之助80(比 例)(5)
浅田 均65(大 阪)(1)
石井 章59(比 例)(1)
石井 苗子62(比 例)(1)
片山 大介49(兵 庫)(1)
高木 佳保里43(大 阪)(1)
渡辺 喜美64(比 例)(1)
▽社 民 1人
福島 瑞穂60(比 例)(4)
▽生 活 1人
青木 愛50(比 例)(2)
▽無所属 4人
森 裕子60(新 潟)(3)
舟山 康江50(山 形)(2)
伊波 洋一64(沖 縄)(1)
木戸口 英司52(岩 手)(1)
(2016/07/11-16:10)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100546&g=pol
参院党派別当選者数(合 計)(選管確定)
【時事通信社調べ】
党派名 合 計 女 性 非改選 新勢力 改選前勢力
自 民 56( 10) 65 121 115
民 進 32( 7) 17 49 62
公 明 14( 3) 11 25 20
共 産 6( 2) 8 14 11
お維新 7( 2) 5 12 7
社 民 1( 1) 1 2 3
生 活 1( 1) 1 2 3
日 こ 0( 0) 3 3 3
改 革 0( 0) 0 0 2
諸 派 0( 0) 3 3 4
無所属 4( 2) 7 11 11
合 計 121( 28) 121 242 241
(欠員 1)
(注)無所属の小野次郎、柴田巧両氏は民進、山田太郎氏は
改革の改選前勢力に含めた。無所属で当選した中西健治氏は、
追加公認した自民党の獲得議席に含めた。(2016/07/11-15:59)
2403
:
名無しさん
:2016/07/17(日) 21:02:46
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100085&g=pol
1人区、自民21勝11敗=野党共闘、一定の成果【16参院選】
10日の参院選では、全国で32ある改選数1の「1人区」のうち、自民が21選挙区を制し、大きく勝ち越した。ただ、3年前の前回参院選では自民が29勝2敗と圧勝したのに対し、今回は野党側も11選挙区で議席を確保。野党共闘が一定の成果を上げたと言えそうだ。
共産の候補取り下げなどにより、全ての1人区が自民と野党統一候補による事実上の一騎打ちとなった。自民は滋賀、奈良、岡山で議席を奪還したが、福島では現職閣僚が落選し、初めて議席を確保できなかった。
一方、野党側は、減員区の宮城、新潟、長野で自民に競り勝ち、これにより新潟では18年ぶり、長野では21年ぶりに自民が議席を得られなかった。1人区で勝利した野党候補の内訳は民進7、無所属4だった。
2人区は全て、自民、民進が「指定席」を分け合った。
3人区では、北海道、千葉で自民、民進が2議席獲得を目指して激突。北海道では民進、千葉では自民に軍配が上がった。公明は増員区となった兵庫、福岡で新たに議席を獲得した。
4人区の神奈川では、自民が追加公認を含め2議席を獲得。大阪では、おおさか維新の積極策が奏功した。民進は、そのあおりを受け両選挙区で現職が落選。ただ、かつての「民主王国」愛知では2議席を獲得して面目を保った。
唯一の6人区の東京では、自民、民進がともに2議席を獲得。残り2議席を公明、共産が分け合い、おおさか維新の東京進出はかなわなかった。(2016/07/11-03:21)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100102&g=pol
地元での強さくっきり=3県で投票率最低-合区分析【16参院選】
10日投開票の参院選では、初めて合区となった鳥取・島根選挙区で、それぞれ地元の候補を支持する有権者の投票傾向がはっきり表れた。一方、徳島・高知選挙区を含む合区対象4県のうち、島根を除く3県で過去最低の投票率を記録。有権者が合区制度に疑問を投げ掛けたとも言える結果で、今後の選挙制度改革に影響を与えそうだ。
鳥取・島根選挙区では、当選した自民現職・青木一彦氏が出身地の島根県で有効投票の7割近い24万票強を獲得。だが、鳥取県での得票率は55.4%にとどまり、同県出身の無所属・福島浩彦氏に約3万5000票差まで詰め寄られた。
徳島・高知選挙区では、与野党ともに徳島県出身者を擁立。当選した自民現職・中西祐介氏は徳島県で57.9%の得票率を占めたが、高知県では浸透し切れず、無所属の大西聡氏と約7000票差の大接戦となった。
4県のうち唯一、地元の候補がいなかった高知県では、無効票が3年前から5割近く増えて約1万8000票に達した。投票率低下とともに、合区に対する有権者の不満がこうした投票行動につながったとみられる。(2016/07/11-03:40)
2404
:
名無しさん
:2016/07/17(日) 21:04:18
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100070&g=pol
自民、単独過半数届かず=民進は大阪、兵庫で敗北【16参院選】
参院選で自民党は、13ある改選数2〜6の複数区全てで議席を獲得した。このうち、東京、千葉ではそれぞれ2議席を獲得した。11日午前3時45分現在、比例代表と合わせて54議席を固め、改選50議席を上回った。ただ、東北の1人区などで苦戦し、参院単独過半数に必要な57議席には届かなかった。
自民党は、神奈川では、公認候補が勝利したほか、無所属で勝ち上がった中西健治氏を追加公認した。今回選挙で初めて合区された鳥取・島根、徳島・高知も制し、比例代表では18議席を固め前回と並んだ。しかし、福島と沖縄で現職閣僚が敗北した。
公明党は、複数区に擁立した7人全員が当選。兵庫と福岡で24年ぶり、愛知で15年ぶりに議席を確保したほか、埼玉、東京、神奈川、大阪も勝利した。比例代表の7議席と合わせ、改選9議席を上回る過去最多の14議席を獲得した。
民進党は、複数区のうち、北海道、東京、愛知で2議席を確保したほか、茨城、埼玉、千葉、神奈川、静岡、京都、広島、福岡でそれぞれ1議席を獲得。しかし、大阪と兵庫で議席を失った。同党は比例と合わせて31議席を固めたが、改選議席45からは大幅に後退した。
共産党は東京で議席を確保したほか、比例代表でも5議席を固め、改選議席3を上回った。しかし、13年の前回選挙で議席を獲得した京都と大阪では敗れた。
おおさか維新の会は、本拠地大阪で2議席、兵庫で1議席を獲得。比例代表でも4議席を固め、改選議席2から伸ばした。
社民党は比例で1議席を確保した。 (2016/07/11-03:55)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100047&g=pol
改憲勢力3分の2超=首相、合意形成に意欲-自公大勝、改選過半数【16参院選】
第24回参院選は10日投票が行われ、即日開票の結果、自民、公明両党と憲法改正に前向きな勢力が、改憲発議に必要な参院議席の3分の2(162)を超えた。これにより、発議に向けた議論が進展する可能性が出てきた。自公両党は安倍晋三首相が勝敗ラインに設定した改選過半数の61を上回り、民進党は改選45議席から大幅に後退した。首相は改憲について与野党の合意形成に意欲を表明するとともに、経済政策「アベノミクス」を加速させるため、2016年度第2次補正予算案を編成する方針を示した。
首相は10日夜のテレビ番組で、改憲への取り組みについて「いよいよ憲法審査会に議論の場が移り、どの条文をどう変えていくか集約されていく」と説明。「たくさんの方々の合意形成の中でなし得る」と述べ、丁寧に議論を進めていく考えを示した。アベノミクスに関しては「力強く今の経済政策を前に進めよとの国民の声だ。包括的で大胆な予算を組んでいく」と明言した。
「改憲勢力」と位置付けられる自公両党とおおさか維新の会は計75議席を獲得。これら3党と日本のこころを大切にする党の非改選議席計84に加え、改憲に賛成する非改選の諸派・無所属の4人と、自民党が追加公認した無所属1人で3分の2を上回った。衆院は自公が既に3分の2を占めている。
選挙戦の焦点となった全国32の「1人区」は自民党が21勝、野党統一候補が11勝となった。自民党は改選数2〜6の「複数区」でも順調に議席を伸ばし、比例代表も前回の18に並んだ。ただ、福島で岩城光英法相、沖縄で島尻安伊子沖縄担当相がそれぞれ落選した。公明党は改選議席を上回る14議席を確保した。
民進党は選挙区と比例を合わせて31議席にとどまっている。岡田克也代表は記者会見で、首相が選挙戦で改憲に言及しなかったことについて「争点から逃げてしまい、かみ合わないまま終わった」と総括した。
一方、共産党は6議席、おおさか維新は7議席に伸ばした。社民党は比例で1議席を確保したが、吉田忠智党首は落選が確実となった。無所属の野党統一候補は4議席となった。生活の党、こころ、新党改革は議席確保の見通しが立っていない。
参院選は、アベノミクスや改憲の是非を主な争点に、選挙区73、比例代表48の計121議席をめぐって争われた。11日朝には比例代表も含め全ての改選議席が決まる見通し。(2016/07/11-03:54)
2405
:
名無しさん
:2016/07/17(日) 21:05:30
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100112&g=pol
都道府県別有権者数=参院選
【総務省発表】
有権者数
北海道 4,613,374
青 森 1,140,629
岩 手 1,092,042
宮 城 1,947,737
秋 田 897,614
山 形 952,172
福 島 1,637,954
茨 城 2,457,957
栃 木 1,653,308
群 馬 1,650,035
埼 玉 6,069,018
千 葉 5,201,477
東 京 11,157,991
神奈川 7,577,073
新 潟 1,959,714
富 山 904,805
石 川 960,487
福 井 657,443
山 梨 705,769
長 野 1,770,348
岐 阜 1,699,228
静 岡 3,111,085
愛 知 6,074,520
三 重 1,518,247
滋 賀 1,149,277
京 都 2,132,372
大 阪 7,292,841
兵 庫 4,631,741
奈 良 1,163,136
和歌山 838,098
鳥・島 1,070,057
鳥 取 483,895
島 根 586,162
岡 山 1,599,520
広 島 2,363,368
山 口 1,191,751
徳・高 1,279,900
徳 島 651,552
高 知 628,348
香 川 834,059
愛 媛 1,188,362
福 岡 4,224,093
佐 賀 693,811
長 崎 1,167,985
熊 本 1,500,518
大 分 989,619
宮 崎 936,443
鹿児島 1,395,089
沖 縄 1,150,806
全 国 106,202,873
(注)鳥・島は合区の鳥取・島根、徳・高は合区の徳島・高知の合算
(2016/07/11-11:27)
2406
:
名無しさん
:2016/07/17(日) 21:05:41
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100111&g=pol
都道府県別投票率(参院)
【総務省発表】
参院選挙区投票率
(前回)
北海道 △56.78 (54.41)
青 森 △55.31 (46.25)
岩 手 △57.78 (57.53)
宮 城 △52.39 (50.75)
秋 田 △60.87 (56.19)
山 形 △62.22 (60.76)
福 島 △57.12 (54.52)
茨 城 △50.77 (49.66)
栃 木 △51.38 (49.69)
群 馬 ▼50.51 (51.75)
埼 玉 △51.94 (51.21)
千 葉 △52.02 (49.22)
東 京 △57.50 (53.51)
神奈川 △55.46 (54.47)
新 潟 △59.77 (55.82)
富 山 △55.61 (50.23)
石 川 △56.88 (54.98)
福 井 △56.50 (53.78)
山 梨 △58.83 (56.65)
長 野 △62.86 (57.72)
岐 阜 △57.74 (52.97)
静 岡 △55.76 (51.09)
愛 知 △55.41 (52.65)
三 重 △59.75 (57.82)
滋 賀 △56.52 (52.96)
京 都 ▼51.16 (52.05)
大 阪 ▼52.23 (52.72)
兵 庫 △53.74 (53.02)
奈 良 △56.89 (55.54)
和歌山 △55.29 (54.94)
鳥・島 ▼59.52 (59.98)
鳥 取 ▼56.28 (58.88)
島 根 △62.20 (60.89)
岡 山 △50.86 (48.88)
広 島 ▼49.58 (49.99)
山 口 △53.35 (50.35)
徳・高 ▼46.26 (49.59)
徳 島 ▼46.98 (49.29)
高 知 ▼45.52 (49.89)
香 川 ▼50.04 (52.08)
愛 媛 △56.36 (49.40)
福 岡 △52.85 (49.36)
佐 賀 △56.69 (52.51)
長 崎 △55.89 (54.04)
熊 本 ▼51.46 (52.30)
大 分 △58.38 (53.15)
宮 崎 ▼49.76 (49.82)
鹿児島 △55.86 (50.42)
沖 縄 △54.46 (53.43)
全 国 △54.70 (52.61)
(注)鳥・島は合区の鳥取・島根、徳・高は合区の徳島・高知の合算
(2016/07/11-11:29)
2407
:
名無しさん
:2016/07/17(日) 21:07:06
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100079&g=pol
参院選投票率54.7%=過去4番目の低さ-総務省発表【16参院選】
総務省は11日午前、第24回参院選の投票率(選挙区)を発表した。全国平均は54.70%で、前回2013年の52.61%を2.09ポイント上回ったものの、過去4番目の低さとなった。男性は55.13%、女性は54.30%だった。
公示が通例より1日前倒しされて期日前投票を行った有権者が過去最多の1598万人に上ったことや、国政選挙では初めて選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられたことなどが投票率微増の要因とみられる。
初めて合区された4県のうち、鳥取、徳島、高知の3県では投票率が過去最低となった。地元出身の候補者がいなかった高知では前回比で4.37ポイントも低下するなど、有権者の関心が高まらなかったことが反映された。(2016/07/11-09:26)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100294&g=pol
参院党派別当選者数(選挙区)(選管確定)
【時事通信社調べ】
党派名 合 計 女 性 現 職 元 職 新 人
自 民 37( 5) 31 0 6
民 進 21( 6) 13 1 7
公 明 7( 3) 3 0 4
共 産 1( 0) 0 0 1
お維新 3( 1) 0 0 3
社 民 0( 0) 0 0 0
生 活 0( 0) 0 0 0
日 こ 0( 0) 0 0 0
改 革 0( 0) 0 0 0
諸 派 0( 0) 0 0 0
無所属 4( 2) 0 2 2
合 計 73( 17) 47 3 23
(注)無所属で当選した中西健治氏は、追加公認した自民党の当選者数に含めた。
2408
:
名無しさん
:2016/07/17(日) 21:07:31
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100309&g=pol
参院当選者名一覧(選挙区)
【時事通信社調べ】(選管確定)
(改選数)
▽北海道(3) 当 鉢呂 吉雄 民 新(1)
当 長谷川 岳 自 現(2)
当 徳永 エリ 民 現(2)
▽青 森(1) 当 田名部匡代 民 新(1)
▽岩 手(1) 当 木戸口英司 無 新(1)
▽宮 城(1) 当 桜井 充 民 現(4)
▽秋 田(1) 当 石井 浩郎 自 現(2)
▽山 形(1) 当 舟山 康江 無 元(2)
▽福 島(1) 当 増子 輝彦 民 現(3)
▽茨 城(2) 当 岡田 広 自 現(4)
当 郡司 彰 民 現(4)
▽栃 木(1) 当 上野 通子 自 現(2)
▽群 馬(1) 当 中曽根弘文 自 現(6)
▽埼 玉(3) 当 大野 元裕 民 現(2)
当 西田 実仁 公 現(3)
当 関口 昌一 自 現(4)
▽千 葉(3) 当 元栄太一郎 自 新(1)
当 小西 洋之 民 現(2)
当 猪口 邦子 自 現(2)
▽東 京(6) 当 山添 拓 共 新(1)
当 竹谷とし子 公 現(2)
当 中川 雅治 自 現(3)
当 小川 敏夫 民 現(4)
当 朝日健太郎 自 新(1)
当 蓮 舫 民 現(3)
▽神奈川(4) 当 真山 勇一 民 元(2)
当 三浦 信祐 公 新(1)
当 三原じゅん子 自 現(2)
当 中西 健治 無 現(2)
▽新 潟(1) 当 森 裕子 無 元(3)
▽富 山(1) 当 野上浩太郎 自 現(3)
▽石 川(1) 当 岡田 直樹 自 現(3)
▽福 井(1) 当 山崎 正昭 自 現(5)
▽山 梨(1) 当 宮沢 由佳 民 新(1)
▽長 野(1) 当 杉尾 秀哉 民 新(1)
▽岐 阜(1) 当 渡辺 猛之 自 現(2)
▽静 岡(2) 当 平山佐知子 民 新(1)
当 岩井 茂樹 自 現(2)
▽愛 知(4) 当 里見 隆治 公 新(1)
当 伊藤 孝恵 民 新(1)
当 藤川 政人 自 現(2)
当 斎藤 嘉隆 民 現(2)
▽三 重(1) 当 芝 博一 民 現(3)
▽滋 賀(1) 当 小鑓 隆史 自 新(1)
▽京 都(2) 当 福山 哲郎 民 現(4)
当 二之湯 智 自 現(3)
▽大 阪(4) 当 浅田 均 お 新(1)
当 松川 るい 自 新(1)
当 石川 博崇 公 現(2)
当 高木佳保里 お 新(1)
▽兵 庫(3) 当 末松 信介 自 現(3)
当 伊藤 孝江 公 新(1)
当 片山 大介 お 新(1)
▽奈 良(1) 当 佐藤 啓 自 新(1)
▽和歌山(1) 当 鶴保 庸介 自 現(4)
▽鳥・島(1) 当 青木 一彦 自 現(2)
▽岡 山(1) 当 小野田紀美 自 新(1)
▽広 島(2) 当 柳田 稔 民 現(4)
当 宮沢 洋一 自 現(2)
▽山 口(1) 当 江島 潔 自 現(2)
▽徳・高(1) 当 中西 祐介 自 現(2)
▽香 川(1) 当 磯崎 仁彦 自 現(2)
▽愛 媛(1) 当 山本 順三 自 現(3)
▽福 岡(3) 当 大家 敏志 自 現(2)
当 高瀬 弘美 公 新(1)
当 古賀 之士 民 新(1)
▽佐 賀(1) 当 福岡 資麿 自 現(2)
▽長 崎(1) 当 金子原二郎 自 現(2)
▽熊 本(1) 当 松村 祥史 自 現(3)
▽大 分(1) 当 足立 信也 民 現(3)
▽宮 崎(1) 当 松下 新平 自 現(3)
▽鹿児島(1) 当 野村 哲郎 自 現(3)
▽沖 縄(1) 当 伊波 洋一 無 新(1)
(2016/07/11-11:02)
2409
:
名無しさん
:2016/07/17(日) 21:14:21
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100365&g=pol
自民、沖縄で選挙区ゼロに=辺野古移設に逆風【16参院選】
参院選の沖縄選挙区で島尻安伊子沖縄担当相が落選したことで、自民党は衆院も合わせ沖縄県での選挙区選出議員がゼロになった。同県が自民党の空白区となるのは、1996年以来20年ぶり。米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古移設をめぐり、県側が政府との対決姿勢をさらに強めるのは必至だ。
2013年の前回参院選で、自民候補が落選。14年衆院選でも県内4選挙区を辺野古移設反対派の野党候補が独占した。翁長雄志知事は11日の県議会で「辺野古に新基地は絶対につくらせない」と改めて強調。「民意が、これだけ選挙で示されたものを強引に推し進めることはなかったかと思う」と述べ、政府を強くけん制した。
辺野古移設をめぐり、政府と県は3月、和解手続きを進めることで合意。ただ、国地方係争処理委員会が6月、県の埋め立て承認取り消しに対する国の是正指示について違法性の判断を回避し、和解プロセスは不透明さを増している。(2016/07/11-13:24)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100154&g=pol
自公70、改憲勢力3分の2=民進敗北32-参院選全議席確定【16参院選】
10日に投開票された第24回参院選は11日朝、全議席が確定した。自民、公明両党は、安倍晋三首相が勝敗ラインとした改選過半数の61を上回る計70議席を獲得。おおさか維新の会は7議席で、これら3党と日本のこころを大切にする党、諸派・無所属の非改選議員を合わせ、憲法改正に前向きな勢力が改憲発議に必要な参院の3分の2超の165議席を占めた。改選45議席の民進党は32議席に後退した。
首相は改憲を発議する項目の絞り込みに向け、衆参両院の憲法審査会で議論を具体化し、慎重に与野党の合意形成を図る考えだ。菅義偉官房長官は11日午前の記者会見で「憲法のどこをどう改正するかは憲法審査会でしっかりと精緻に議論が行われるべきだ」と指摘。「最終的には国民にご判断いただきたいと繰り返し首相は述べている」と語り、発議に向けた議論の進展に期待を示した。
一方、首相は争点となった経済政策「アベノミクス」が信任されたと捉え、従来の政策を加速。当面の経済対策として、2016年度第2次補正予算案の編成を急ぐ。
自民党は追加公認の無所属1人を含め56に、公明党は14に改選議席をそれぞれ上積みした。おおさか維新も改選議席を2から7に増やした。これら3党で計77議席となり、こころも含めた4党の非改選計84議席と改憲に賛成する無所属議員ら4人で3分の2を超えた。衆院は自公だけで既に3分の2を占めている。
自民党と野党統一候補の事実上の一騎打ちとなった全国32の「1人区」は、自民党21勝、野党11勝となった。ただ、福島で岩城光英法相、沖縄で島尻安伊子沖縄担当相がそれぞれ落選した。12年12月の第2次安倍政権発足以降、国政選挙で現職閣僚の落選は初めて。
民進党は1人区で7議席を獲得。全体で前回の17議席は上回った。改選3議席の共産党は6議席に倍増。社民党は吉田忠智党首が落選、改選議席を2から1に減らした。無所属の野党統一候補は4議席で、このうち岩手と新潟の計2人は生活の党に入る見通し。生活は比例で1議席を得た。こころと新党改革は議席を確保できなかった。(2016/07/11-12:27)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100466&g=pol
参院当選者、平均年齢54.9歳=地方議員、官僚出身多く【16参院選】
参院選で当選した121人の平均年齢は54.9歳で、2013年の前回(52.4歳)を2.5歳上回った。最年長はおおさか維新の片山虎之助氏の80歳で、最年少は共産の山添拓氏の31歳だった。戦後生まれの占める割合は前回(91.7%)から1.7ポイント増の93.4%となった。
政党別平均年齢では、自民55.2歳に対し、民進は56.7歳。世代別では、30代が8人となり前回20人から減少した一方、40歳から70歳以上はいずれも増加し、平均年齢を押し上げた。
出身分野別で最も多いのは地方議員の22人で、全体の18.2%を占めた。次いで中央官僚18人、マスコミ12人の順となった。タレントは全体の3.3%に当たる4人で、自民が比例代表で擁立した今井絵理子氏らが議席を獲得した。
父母や祖父母らが国会議員出身の世襲候補で当選したのは16人で、全体の13.2%に当たり、前回より1.6ポイント増えた。このうち11人を自民党が占めた。(2016/07/11-12:26)
2410
:
名無しさん
:2016/07/17(日) 21:19:28
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100481&g=pol
参院当選者名一覧(比例代表)
【時事通信社調べ】(選管確定)
(当選者数)
▽自 民(19) 当 中西 哲 新(1)
当 青山 繁晴 新(1)
当 阿達 雅志 現(2)
当 足立 敏之 新(1)
当 今井絵理子 新(1)
当 宇都 隆史 現(2)
当 小川 克巳 新(1)
当 片山さつき 現(2)
当 進藤金日子 新(1)
当 自見 英子 新(1)
当 園田 修光 新(1)
当 高階恵美子 現(2)
当 徳茂 雅之 新(1)
当 藤井 基之 現(3)
当 藤木 真也 新(1)
当 水落 敏栄 現(3)
当 宮島 喜文 新(1)
当 山谷えり子 現(3)
当 山田 宏 新(1)
▽民 進(11) 当 有田 芳生 現(2)
当 石橋 通宏 現(2)
当 江崎 孝 現(2)
当 川合 孝典 元(2)
当 小林 正夫 現(3)
当 那谷屋正義 現(3)
当 難波 奨二 現(2)
当 白 真勲 現(3)
当 浜口 誠 新(1)
当 藤末 健三 現(3)
当 矢田 稚子 新(1)
▽公 明(7) 当 横山 信一 現(2)
当 長沢 広明 現(2)
当 浜田 昌良 現(3)
当 熊野 正士 新(1)
当 谷合 正明 現(3)
当 秋野 公造 現(2)
当 宮崎 勝 新(1)
▽共 産(5) 当 市田 忠義 現(4)
当 田村 智子 現(2)
当 大門実紀史 現(4)
当 岩渕 友 新(1)
当 武田 良介 新(1)
▽お維新(4) 当 片山虎之助 現(5)
当 石井 章 新(1)
当 石井 苗子 新(1)
当 渡辺 喜美 新(1)
▽社 民(1) 当 福島 瑞穂 現(4)
▽生 活(1) 当 青木 愛 元(2)
(2016/07/11-13:56)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100547&g=pol
参院党派別当選者数(比例代表)(選管確定)
【時事通信社調べ】
党派名 合 計 女 性 現 職 元 職 新 人
自 民 19( 5) 7 0 12
民 進 11( 1) 8 1 2
公 明 7( 0) 5 0 2
共 産 5( 2) 3 0 2
お維新 4( 1) 1 0 3
社 民 1( 1) 1 0 0
生 活 1( 1) 0 1 0
日 こ 0( 0) 0 0 0
改 革 0( 0) 0 0 0
諸 派 0( 0) 0 0 0
無所属 -( -) - - -
合 計 48( 11) 25 2 21
(2016/07/11-14:15)
2411
:
名無しさん
:2016/07/17(日) 21:22:05
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100071&g=pol
岩城法相、島尻担当相が落選=沖縄の全議員が「反辺野古」に【16参院選】
10日投開票の参院選では、島尻安伊子沖縄担当相と岩城光英法相が落選した。2012年12月の第2次安倍内閣の発足以降、国政選挙での閣僚の落選は初めて。
沖縄選挙区では、島尻氏が野党統一候補で無所属の伊波洋一氏に敗北。自民党は沖縄県で衆参の議席を失い、同県の全ての国会議員が米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設反対派となる。
福島選挙区では岩城氏が、民進党の増子輝彦氏との現職同士の対決に敗れた。(2016/07/11-00:39)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100066&g=pol
岩城法相、涙で「力不足」=支持者もらい泣き-福島【16参院選】
「全て私の力不足だ」。定数が2から1に減り、激戦となった福島選挙区で落選が確実となった自民党の岩城光英法相(66)は、目に涙を浮かべて敗戦の弁を述べ、約100人の支持者に向かって深く頭を下げた。もらい泣きする支持者もいた。
福島市の事務所には、午後10時すぎに落選確実の情報が入った。記者会見した岩城氏は「目に見える形で復興の施策は進めてきたが、十分ご理解をいただけなかった」と悔しさをにじませた。
一方、勝利した民進党の増子輝彦さん(68)は、支持者を前に「福島の復興はまだまだ中途半端な状態。今まで以上に対応していきたい」と笑顔で抱負を述べた。(2016/07/11-00:28)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100065&g=pol
合区3県で投票率最低=参院選【16参院選】
10日投開票の参院選で、初めて合区された4県のうち、高知、徳島、鳥取の3県で投票率がいずれも過去最低となった。合区により、高知県で地元出身の候補者がいなかったことなどが影響したとみられる。3県の投票率は、高知が45.52%、徳島が46.98%、鳥取が56.28%だった。 (2016/07/11-00:27)
2412
:
名無しさん
:2016/07/17(日) 21:24:46
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100445&g=pol
女性当選、過去最多28人=トップは自民の10人【16参院選】
参院選で女性当選者数は、選挙区17人、比例代表11人の計28人で、2007年の26人を上回り過去最多となった。前回の13年の22人からは27.3%増加した。全女性候補96人に対する当選率は29.2%で、前回比8.2ポイント増だった。
政党別では、自民が10人(前回9人)で最も多かった。公明は擁立した3人全員が当選。民進は候補者11人のうち7人が当選し、民主として臨んだ前回の4人から伸びた。最多の20人を擁立した共産は2人にとどまった。おおさか維新が2人、社民、生活が各1人のほか、無所属の2人が当選を果たした。(2016/07/11-12:08)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000309&g=pol
参院選、政権安定を歓迎=財政再建促す-経済界【16参院選】
経済同友会の小林喜光代表幹事は10日夜、自民、公明両党が改選過半数を確保した参院選に関し、「安倍政権の基盤が一層強化された」と歓迎のコメントを発表した。その上で「長期安定政権でなければできない国民の痛みを伴う改革に挑戦してほしい」と、社会保障改革と財政再建に取り組むよう求めた。
日本商工会議所の三村明夫会頭もコメントを発表し、「潜在成長率を高めるための構造改革が重要だ」と指摘。消費税率10%への引き上げについては「2019年10月に確実に実施する環境を整えてほしい」と強調した。(2016/07/11-00:05)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000303&g=pol
選挙違反の逮捕者16人=警察庁
警察庁は10日、同日投開票された参院選の取り締まり状況をまとめ、午後10時までに、ポスターを破るなどした公選法違反(自由妨害)容疑で8都県警が16人を逮捕したと発表した。逮捕者数は2013年の前回選挙よりも1人減り、投票終了後の摘発はなかった。
全国の警察は、投票終了後から買収容疑など約70事件で約130人の取り調べを予定している。
8都県は東京、千葉、埼玉、神奈川、長野、愛知、岡山、広島。(2016/07/10-23:33)
2413
:
名無しさん
:2016/07/17(日) 21:26:45
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000291&g=pol
参院選・識者談話【16参院選】
◇経済で対立軸つくれず
経済アナリストの森永卓郎さんの話 アベノミクスで経済のパイは大きくなったが、成果は大企業や富裕層に行き、庶民には回らなかったというのが実態だ。野党は与党と逆に、法人税を上げ消費税を下げると訴えて対立軸をつくるべきだったのに、議論がかみ合わなかった。野党が戦わずして敗れたという印象だ。国民は憲法改正より目先の生活や雇用に関心があったのだろう。
一方、憲法を改正して米国の戦争にいつでもどこでも自衛隊を出せるようにすることは安倍首相の悲願であり、改憲できる環境が整えば民進党の改憲派を切り崩してでもきっとやるだろう。
◇政権批判の受け皿不在
政治評論家の森田実さんの話 安倍政権が強く支持されたのではなく、政権への批判や不満の受け皿となり得る野党の不在を示す選挙結果と言える。ダッカのテロ事件や英国のEU脱退など世界情勢が混乱する中、国民は自然と安定志向を求めていたが、その志向を満足させる野党が存在しなかった。
民進党にとって、共産党との協力は致命的大失敗だった。世界情勢も経済も不安定な今、安倍政権に改憲に踏み出す余裕などないのに、「このままでは改憲されてしまう」と安易に騒いだことも滑稽に映り、支持されなかったのだろう。(2016/07/10-23:09)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000284&g=pol
「辺野古移設断念を」=伊波さん、県民の怒り強調-沖縄【16参院選】
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設反対を掲げ、自民党の現職閣僚を破った元宜野湾市長の伊波洋一さん(64)は、那覇市の事務所で「民意が示されても基地を押し付ける安倍政権に、県民が怒りを持って応えた」と力強く述べた。
午後8時に当確の情報が伝わると、詰め掛けた100人以上の支援者から「おーっ」と歓声が湧いた。伊波さんは翁長雄志知事と固い握手を交わし、全員で万歳三唱した。
伊波さんは「国政の場で辺野古新基地の断念を安倍政権に強く要求する」と決意を語った。翁長知事も「沖縄県民の良識の勝利だ。新辺野古基地は絶対に造らせない」と力を込めた。
一方、敗れた島尻安伊子沖縄担当相(51)は「訴えが浸透しなかったことは大変残念」と沈痛な面持ち。選挙戦では基地問題にほとんど触れず、地域振興策などを訴えたが、「普天間の問題で落選したのであれば、真摯(しんし)に受け止めなければいけない」と語った。(2016/07/10-22:34)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100546&g=pol
参院党派別当選者数(合 計)(選管確定)
【時事通信社調べ】
党派名 合 計 女 性 非改選 新勢力 改選前勢力
自 民 56( 10) 65 121 115
民 進 32( 7) 17 49 62
公 明 14( 3) 11 25 20
共 産 6( 2) 8 14 11
お維新 7( 2) 5 12 7
社 民 1( 1) 1 2 3
生 活 1( 1) 1 2 3
日 こ 0( 0) 3 3 3
改 革 0( 0) 0 0 2
諸 派 0( 0) 3 3 4
無所属 4( 2) 7 11 11
合 計 121( 28) 121 242 241
(欠員 1)
(注)無所属の小野次郎、柴田巧両氏は民進、山田太郎氏は
改革の改選前勢力に含めた。無所属で当選した中西健治氏は、
追加公認した自民党の獲得議席に含めた。(2016/07/11-15:59)
2414
:
名無しさん
:2016/07/17(日) 21:28:56
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100547&g=pol
参院党派別当選者数(比例代表)(選管確定)
【時事通信社調べ】
党派名 合 計 女 性 現 職 元 職 新 人
自 民 19( 5) 7 0 12
民 進 11( 1) 8 1 2
公 明 7( 0) 5 0 2
共 産 5( 2) 3 0 2
お維新 4( 1) 1 0 3
社 民 1( 1) 1 0 0
生 活 1( 1) 0 1 0
日 こ 0( 0) 0 0 0
改 革 0( 0) 0 0 0
諸 派 0( 0) 0 0 0
無所属 -( -) - - -
合 計 48( 11) 25 2 21
(2016/07/11-14:15)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100722&g=pol
自民35.9%=民進は6年ぶり2割台-比例代表【16参院選】
参院選の比例代表では、自民の得票率が2014年の衆院選と比べて2.8ポイント増の35.9%となり、首位を維持した。民進は同2.7ポイント増の21.0%で、旧民主時代の10年参院選以来、6年ぶりに20%台を回復したものの、自民には大きく水をあけられた。
自民は13年参院選、14年衆院選に続き、得票率が3回連続で30%台の高水準。得票数は参院選としては01年以来、15年ぶりに2000万票を超えた。公明も13.5%で3位となり、与党で比例票の約半数を獲得した。
旧民主は13年参院選で得票率が13.4%まで低迷。その後、14年衆院選では上昇に転じ、民進に衣替えして初の国政選挙となった今回も得票率を伸ばした。旧維新との合流効果が表れた格好だが、依然としてピーク時の半分程度にとどまっている。
共産は10.7%の4位で、10%台の得票率を継続。おおさか維新は9.2%となり、14年衆院選の3位から5位に後退した。
一方、個人得票は、公明の長沢広明氏が約94万2000票でトップとなった。公明は4位までを独占。これに続き、自民の徳茂雅之氏が約52万1000票を獲得し、同党で首位となった。 (2016/07/11-17:07)
2415
:
名無しさん
:2016/07/17(日) 21:31:40
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100732&g=pol
参院党派別得票数・率(選挙区)(選管確定)
【時事通信社調べ】
党派名 得 票 数 得票率 前 回
自 民 22,590,793 39.9 42.7
民 進 14,215,956 25.1 16.3
公 明 4,263,422 7.5 5.1
共 産 4,103,514 7.3 10.6
お維新 3,303,419 5.8 7.2
社 民 289,899 0.5 0.5
生 活 - - -
日 こ 535,516 0.9 -
改 革 60,431 0.1 -
諸 派 1,452,990 2.6 3.3
無所属 5,739,452 10.1 4.0
合 計 56,555,392 100.0
(2016/07/11-16:59)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100733&g=pol
参院党派別得票数・率(比例代表)(選管確定)
【時事通信社調べ】
党派名 得 票 数 得票率 前 回
自 民 20,114,788 35.9 34.7
民 進 11,750,965 21.0 13.4
公 明 7,572,960 13.5 14.2
共 産 6,016,195 10.7 9.7
お維新 5,153,584 9.2 11.9
社 民 1,536,238 2.7 2.4
生 活 1,067,300 1.9 1.8
日 こ 734,024 1.3 -
改 革 580,653 1.0 -
諸 派 1,480,593 2.6 1.2
無所属 - - -
合 計 56,007,303 100.0
(2016/07/11-17:00)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100771&g=pol
新潟・中原氏、56万票で落選=山梨当選者の3倍超【16参院選】
参院選の選挙区当選者のうち、最も得票が少なかったのは3年前と同じく山梨選挙区(改選数1)で、宮沢由佳氏(民進)の17万3713票だった。一方、今回から改選数1に減った新潟の中原八一氏(自民)は、宮沢氏の約3.2倍の55万8150票を獲得しながら落選した。
選挙区定数を10増10減し、初めて合区も導入して「1票の格差」は縮小したものの、依然として選挙区によって開きがあることが浮き彫りとなった。
新潟に次いで多くの票を獲得して落選したのは、同じく改選数が2から1に減った長野の若林健太氏(自民)。以下、高得票落選者の3〜5位は、3人区以上の選挙区で競り負けた候補が占めた。
山梨に続いて低い得票で当選したのは、福井、佐賀、香川の順で、いずれも1人区。5番目には、改選数2の広島で当選した柳田稔氏(民進)が入った。
全国最多得票は東京で当選した蓮舫氏(民進)。2位は神奈川の三原じゅん子氏(自民)で、ともに100万票を突破した。
◇高得票落選・低得票当選上位5人
〔高得票落選者〕
55万8150票 中原 八一(自民、新 潟)
49万9974票 若林 健太(自民、長 野)
48万7729票 浅賀 由香(共産、神奈川)
48万6778票 伊藤 岳(共産、埼 玉)
48万2688票 柿木 克弘(自民、北海道)
〔低得票当選者〕
17万3713票 宮沢 由佳(民進、山 梨)
21万7304票 山崎 正昭(自民、福 井)
25万1601票 福岡 資麿(自民、佐 賀)
25万9854票 磯崎 仁彦(自民、香 川)
26万4358票 柳田 稔(民進、広 島)
(敬称略)
(2016/07/11-17:32)
2416
:
名無しさん
:2016/07/17(日) 21:37:23
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000255&g=pol
改憲反対は36%=賛成は3割切る-出口調査【16参院選】
時事通信が10日の参院選出口調査で、憲法改正の是非について尋ねたところ、「賛成」が29.6%だったのに対し、反対は36.0%で約6ポイント上回った。「分からない」との回答も34.4%に達し、改憲への理解が有権者に広がっていない実情が改めて浮き彫りとなった格好だ。
自民党は参院選後、衆参両院の憲法審査会で具体的な改憲条項の絞り込みに入りたい考え。ただ、安倍晋三首相(党総裁)が重視する国民投票で、過半数を得られるめどが立っているとは言い難い情勢で、同党は慎重な国会運営を強いられそうだ。
「賛成」を選んだ有権者の比例代表での投票先を聞いたところ、最多だったのは自民の59.6%。次いで、おおさか維新の13.4%、公明の8.9%、民進8.2%、共産2.5%、こころ2.5%となった。
一方、「反対」の有権者の投票先は、民進がトップで36.4%。以下、共産20.5%、自民15.0%、おおさか維新7.2%、公明6.3%、社民5.2%だった。(2016/07/10-21:41)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000279&g=pol
「18、19歳」は与党過半数=無党派、自・民が伯仲-出口調査【16参院選】
10日の参院選で時事通信が行った出口調査によると、新たに選挙権を得た「18、19歳」の比例代表での投票先は、自民党(個人名投票を含む)が40.1%で1位となった。公明党も10.8%で3位の支持を集め、与党で過半数を占めた。民進党は2位を確保したものの、18.5%にとどまった。
全体の平均と比べると、10代の投票先は自民、公明が平均を上回る一方、民進、共産やおおさか維新の会は平均を下回り、与党志向が明確になった。
一方、「支持する政党はない」とした無党派層のうち、比例で自民に投票した人は、2014年の衆院選での調査と比べて3.1ポイント増の26.1%。これに対し、民進も民主党として戦った衆院選から5.1ポイント増の25.3%と伯仲した。
おおさか維新は、維新の党として臨んだ衆院選では自民に続く支持を集めたが、今回は9.5ポイント減の12.8%と大幅に減らして3位に後退。「第三極」の衰退傾向が、一段と鮮明になった格好だ。
共産は同1.6ポイント減の12.3%で、前回と同じ4位を維持した。5位の公明は同0.4ポイント増の7.2%。以下、政治団体「支持政党なし」3.4%、社民3.1%、生活2.7%などの順だった。
調査は10日、各投票所で投票を済ませた有権者を対象に行い、3万3985人から回答を得た。このうち、未成年の割合は3.7%。無党派層の割合は32.2%だった。(2016/07/10-22:25)
2417
:
名無しさん
:2016/07/17(日) 21:37:34
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000277&g=pol
「解消に取り組む」=初の合区で当選、青木さん【16参院選】
初の合区となった「鳥取・島根」選挙区で当選を果たした自民党の青木一彦さん(55)は「やはり(選挙区は)広く、長かった。民意を届けるのが仕事だが、合区は無理がある。解消に向けて全力で取り組む」と述べた。
午後8時すぎに当確の一報が入ると、松江市内のホテルでは支援者らから「うおー」というどよめきが沸き起こり、自民党鳥取県連会長の石破茂地方創生相も満面の笑みを浮かべた。
石破氏は「合区は厳しかった。候補者の政策を十分聞いてもらう選挙の仕組みが要る。次の参院選まで合区を解消する(のが必要)」との認識を示した。(2016/07/10-23:15)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000196&g=pol
「若者のための政治を」=将来見据え-18歳、思い思いの1票【16参院選】
選挙権年齢が18歳以上に引き下げられて初めての国政選挙。新たに有権者となった18、19歳は、震災からの復興や将来の子育てなどに思いをはせながら、真剣に1票を投じた。
福島市の投票所では、短大生の高橋茉夕夏さん(19)が「脱原発を進め、風評被害など福島への偏見を無くしてくれる人に政治を任せたい」と望んだ。母親と一緒に訪れた高校3年の高橋玲佳さん(18)は「やっと選挙権が取れた。自分の意見が少しでも反映されれば」と話し、「もう少し早く除染を進めて」と注文した。
熊本地震から3カ月を迎える熊本県。10日に模試があり期日前投票したという熊本市の高校3年の女子生徒(18)は「地震だけでなく自分が母親になったときのことも考え、子育て支援などを訴えた候補者に投票した」と話した。同じ高校の男子生徒(18)は「復興や英国の欧州連合(EU)離脱問題への対応に注目して投票先を選んだ」と説明した。
移設問題に揺れる沖縄県の米軍普天間飛行場周辺では、新型輸送機オスプレイが日常的に上空を飛び交う。県立高校3年の久貝美穂さん(18)=同県浦添市=は「基地がちょっとでも減るように、沖縄のことを考えてほしい」。部活の練習前に那覇市内で投票した高校3年田中周さんは、この日が18歳の誕生日。「基地は危ないと思う」とし、「若者の意見を通さないと住みよい街にならない。きょうの投票が第一歩」と気を引き締めた。
東京都文京区の投票所では大学1年の萩原未来さん(18)が「働きやすさや賃金など雇用関連の政策を重視した」と語った。大学2年宇津木咲栄さん(19)は、街頭演説や政党のツイッターなどを参考に候補者を選び、「自分の1票で少しでも若者のための政治に変われば」との思いで票を投じた。一方、家族に連れられて投票に来たが、「政党のことも分からないし興味もないのに、責任を伴う投票をさせられるのは困る」と話す女子大学生(18)もいた。(2016/07/10-19:47)
2418
:
名無しさん
:2016/07/17(日) 21:55:01
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100777&g=pol
自民、業界候補が堅調=民進は労組依存続く-比例代表【16参院選】
参院選の比例代表で、自民党の当選者の顔ぶれを見ると、業界団体の支援を受けた候補が上位に並んだ。2013年の前回参院選では低調だった著名人候補の健闘も目立った。一方、民進党の当選者は、労働組合の組織内候補が大半。労組依存体質が前身の民主から変わっていないことをうかがわせた。
自民では、全国郵便局長会(全特)が推す徳茂雅之氏が50万票超で、前回参院選に続いてトップ当選。全特は同党支持に回帰して2度目の選挙となる今回、3年前を10万票近く上回り、かつて最強と呼ばれた集票力を見せつけた。
日本建設業連合会が支援する足立敏之氏は30万票弱を獲得して6位。日本医師連盟の自見英子氏は9位と、いずれも手堅く票を伸ばした。環太平洋連携協定(TPP)をめぐり自民とぎくしゃくした全国農政連の藤木真也氏も8位に食い込んだが、前回より10万票以上減らした。
著名人候補では、テレビのコメンテーターなどを務める青山繁晴氏が50万票近くを集めて2位に躍り出た。女性ボーカルグループ「SPEED」の今井絵理子氏も30万票を超えて5位に入った。
民進は今回、連合の組織内候補を過去最多の12人擁立。12人の得票合計は約211万票で、連合候補の個人名得票総数の過去最高を記録した。
獲得した11議席のうち、連合候補は8人。前回落選した日本郵政グループ労組(JP労組)は7万票余りを上積みして当選圏入り。電機連合は6万票強、電力総連も3万票強、得票を増やした。一方、鉄鋼・造船などで構成する基幹労連などは議席に及ばなかった。(2016/07/11-17:36)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100830&g=pol
自民、業界候補が堅調=民進は労組依存続く-比例代表【16参院選】
参院選の比例代表で、自民党の当選者の顔ぶれを見ると、業界団体の支援を受けた候補が上位に並んだ。2013年の前回参院選では低調だった著名人候補の健闘も目立った。一方、民進党の当選者は、労働組合の組織内候補が大半。労組依存体質が前身の民主から変わっていないことをうかがわせた。
自民では、全国郵便局長会(全特)が推す徳茂雅之氏が50万票超で、前回参院選に続いてトップ当選。全特は同党支持に回帰して2度目の選挙となる今回、3年前を10万票近く上回り、かつて最強と呼ばれた集票力を見せつけた。
日本建設業連合会が支援する足立敏之氏は30万票弱を獲得して6位。日本医師連盟の自見英子氏は9位と、いずれも手堅く票を伸ばした。環太平洋連携協定(TPP)をめぐり自民とぎくしゃくした全国農政連の藤木真也氏も8位に食い込んだが、前回より10万票以上減らした。
著名人候補では、テレビのコメンテーターなどを務める青山繁晴氏が50万票近くを集めて2位に躍り出た。女性ボーカルグループ「SPEED」の今井絵理子氏も30万票を超えて5位に入った。
民進は今回、連合の組織内候補を過去最多の12人擁立。12人の得票合計は約211万票で、連合候補の個人名得票総数の過去最高を記録した。
獲得した11議席のうち、連合候補は8人。前回落選した日本郵政グループ労組(JP労組)は7万票余りを上積みして当選圏入り。電機連合は6万票強、電力総連も3万票強、得票を増やした。一方、鉄鋼・造船などで構成する基幹労連などは議席に及ばなかった。(2016/07/11-18:12)
2419
:
名無しさん
:2016/07/17(日) 21:57:42
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000231&g=pol
海外メディアも速報=「3分の2」に関心-参院選【16参院選】
10日投開票の参院選の結果は、海外メディアも速報した。フランスのAFP通信は、日本での報道を引用する形で「与党伸長」と報道。「安倍晋三首相は景気の力強い回復を実現できておらず、与党の政策への支持は消極的だが、野党勢力への信頼はそれを下回った」と指摘した。
英ロイター通信は「安倍政権の経済政策と平和憲法改正に対する懸念にもかかわらず、出口調査で与党が地滑り的勝利」と伝えた。自民党を中心とする改憲勢力の動向を詳報するとともに、選挙後に見込まれる内閣改造では麻生太郎財務相の去就が焦点になると分析した。
英BBC放送(電子版)は、自民党などが非改選を含め3分の2に達すれば、安倍首相は「軍事行動への制約を緩和する憲法改正に向け、国民投票が実施可能になる」と伝えた。米ABC放送(電子版)は、与党勝利で「安倍首相による経済再生推進に道を開く」と報じた。
中国共産党機関紙・人民日報系のニュースサイト環球網も与党勝利を速報。仮に安倍政権が憲法9条改正に乗り出せば、歴史問題で日本と食い違いがある中韓両国は必ず反対するだろうという日本の報道を紹介した。
韓国の聯合ニュースは午後8時すぎに、「出口調査で自民党圧勝」と速報。「改憲勢力が、参院でも改憲案発議に必要な議席を確保することが予想される」と見通した。 (2016/07/10-22:43)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100918&g=pol
安倍首相「歴史的な選挙」=各党、支持獲得は模索続く-18歳選挙権【16参院選】
今回の参院選は、選挙権年齢が18歳以上に引き下げられた初めての国政選挙となった。安倍晋三首相は11日の記者会見で、「18、19歳の若者が1票を投じた歴史的な選挙」と総括。与野党とも、未成年の政治参加を前向きに捉えているが、支持獲得の取り組みについては手探りの状態が続く。
首相は、自民党本部での会見で、「若者とともに、輝かしい未来をつくり上げていく」と訴えた。新たに有権者となった18、19歳は約240万人。こうした若年層の存在も意識し、首相は「未来への投資」を柱とする経済対策を早急に取りまとめる方針を打ち出した。
菅義偉官房長官も11日の会見で、「非常に意義がある投票参加だったと思う」と評価。18、19歳の投票行動が参院選に与えた影響に関しては、「これからしっかり精査したい」と述べた。
報道各社の参院選出口調査では、比例代表で与党に投票した18、19歳の有権者が多かった。公明党からは「長い目で安定して(政策を)前に進めることを望んでいると感じた」(若手)などと歓迎する声が上がった。
これに対し、民進党の岡田克也代表は10日深夜の会見で、「われわれのアプローチの仕方が十分ではなかった面もある」と反省を口にし、今後は若者への発信を強める考えを示した。
一方、共産党の志位和夫委員長は「若い方と一緒に戦う選挙戦になったことを実感した」と指摘し、今後の連携強化への期待も示した。
おおさか維新の会の馬場伸幸幹事長は11日、大阪市で会見し、18、19歳に対して被選挙権も与えるべきだと主張。「若者世代に直接関係あることを訴え、政治に興味を持ってもらうことが政治家の役割だ」と強調した。 (2016/07/11-19:45)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100942&g=pol
合区・比例転出で明暗=自民【16参院選】
10日投開票の参院選で、自民党から比例代表で立候補した前鳥取市長の竹内功氏が次点で落選した。自民党は、合区された鳥取・島根選挙区で島根県を地盤とする青木一彦氏を公認。地域代表の候補者を出せなくなった鳥取県側に配慮し、竹内氏に業界団体の組織票を優先的に回して「救済」する方針だった。
一方、徳島・高知で竹内氏と同様、公認から漏れ、比例に転出した元高知県議の中西哲氏は4位で当選を果たした。自民党がインターネットで人気投票を行い、比例で擁立した作家の伊藤洋介氏は当選圏に届かなかった。(2016/07/11-20:07)
2420
:
とはずがたり
:2016/07/17(日) 22:21:25
奈良県下でもおおさか維新が民進を僅かにかわして第二党だった。
民進は改革保守に触手伸ばさないと勝ち目無いのが本筋なんだろうなぁ。
吉田党首の都道府県別得票調べようと思ったら新聞には当選者の得票しか新聞には載ってなかった(;´Д`)
最低得票当選者以上の得票をした落選候補の内訳ぐらい載せろよなぁ。。
2421
:
名無しさん
:2016/07/17(日) 23:41:04
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100961&g=pol
「18、19歳」は45.45%=投票率、全国平均下回る【16参院選】
総務省が11日に発表した、参院選での18、19歳の投票率(選挙区)の速報値は45.45%で、全国平均の54.70%を9.25ポイント下回った。男性は43.43%、女性は47.58%だった。
速報値は、全国の計4万7905投票区から、各都道府県ごとに4カ所ずつ(沖縄県のみ3カ所)の計187投票区を抽出して算出。18、19歳の有権者数1万1480人に対し、投票者数は5218人だった。
2013年の前回参院選(投票率52.61%)での年代別投票率と比べると、20代の33.37%、30代の43.78%を上回ったが、40代以上の各年代の投票率を下回った。
年齢別の内訳は、18歳が51.17%(男性49.43%、女性53.01%)、19歳が39.66%(男性37.31%、女性42.11%)。いずれも女性の方が投票率が高かった。(2016/07/11-20:55)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071200794&g=pol
自民「合区」救済策が失敗=比例転出に不満、強まる解消論【16参院選】
今回の参院選で隣り合う選挙区を一つにする合区が導入されたことを受け、自民党は調整の結果、選挙区出馬を断念した候補者を比例代表に回す救済策を講じた。だが、「鳥取・島根」選挙区では、比例に転出した鳥取県出身候補が落選し、同県連には不満が残った。党内では合区解消のため憲法を改正すべきだとの声が強まりつつある。
自民党は「鳥取・島根」では島根県を、「徳島・高知」では徳島県をそれぞれ地盤とする現職を公認。鳥取、高知両県連の推した新人は比例に回った。中西哲元高知県議は上位で当選したものの、竹内功前鳥取市長は次点で落選し、党鳥取県連幹部は竹内氏を「合区の犠牲者だ」と評した。
同党選対関係者は、竹内氏が獲得した約9万票のうち、島根県では1万票余りしか得られなかったことを問題視。「3年後を考えたら、もっと島根で票を出さないといけない」と述べ、党島根県連の対応を批判した。2019年には現職同士が競合するため、調整は一層、困難になる。
参院選公約で自民党は、選挙制度について「都道府県から少なくとも1人が選出されることを前提に、憲法改正を含め在り方を検討する」とうたっている。党鳥取県連会長を務める石破茂地方創生担当相は12日の記者会見で「選挙制度の在り方を見直す非常に大きな契機になる。この制度は今回限りにしたい」と強調しており、今後は改憲による合区解消論が党内で広がりそうだ。
「1票の格差」是正を目的とする合区は、都市部への人口集中により、今後も対象県が増えることが予想される。党幹部は「注目すべきは来年の『1票の格差』をめぐる最高裁判決だ。もっと合区を増やさなければ駄目だという強い判決が出れば、いよいよ憲法改正しなければいけないとなるかもしれない」と語った。(2016/07/12-18:51)
2422
:
とはずがたり
:2016/07/18(月) 08:32:30
<選挙違反容疑>維新の中谷氏関連先捜索 大阪府警
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20160715k0000e040214000c.html
07月15日 12:18毎日新聞
7月10日投開票の参院選比例代表で「おおさか維新の会」から立候補し落選した中谷裕之氏(54)陣営の選挙違反事件で、大阪府警は15日、中谷氏が理事を務める全国柔整鍼灸(しんきゅう)協同組合(全柔協)と学校法人平成医療学園(いずれも大阪市北区)を公職選挙法違反(買収)の疑いで家宅捜索した。
府警によると、中谷氏陣営の出納責任者で行政書士の寺谷拓道容疑者(35)が親族の女性に選挙運動の日当を支払うと約束したとして逮捕された。中谷氏の後援会長が全柔協と同学園の理事長を兼務しており、府警は選挙違反事件の関連先として捜索した。【池田知広、戸上文恵】
2423
:
チバQ
:2016/07/18(月) 22:38:10
http://www.asahi.com/articles/ASJ7K5FP1J7KUOHB00X.html
田中直紀氏陣営、無届け文書送付 公選法違反容疑か
2016年7月18日03時00分
参院選比例区に民進党公認で立候補し、落選した田中直紀・元防衛相(76)の陣営が、参院選公示後に選挙管理委員会に届けていない文書を有権者に送っていたことが17日、分かった。新潟県警も把握しており、公職選挙法違反(法定外文書の頒布)の疑いもあるとみて捜査を始めた模様だ。
公選法は、選管に届け出たビラやはがき以外を公示後に頒布することを禁じている。公示前であっても、選挙や候補者を特定して投票を呼びかけることはできない。
田中氏は新潟選挙区(改選数1…
2424
:
チバQ
:2016/07/18(月) 22:39:47
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201607/0009295116.shtml
2016/7/18 06:55神戸新聞NEXT
参院兵庫選挙区 公明候補“衝撃”得票の要因は…
10日に投開票された参院選。改選数が3に増えた兵庫選挙区では、24年ぶりの公明単独候補の伊藤孝江氏(48)が、54万2千票を集め、2番手議席を奪取した。同党の同選挙区候補としては過去最高得票。自民の「公明推薦」という“印籠”を手にした効果なのか。兵庫を「最重点区」と位置付け、党挙げての総力戦を展開した成果なのか。集票要因を検証した。(斉藤正志)
伊藤氏の得票約54万2千票は、前回選(2013年)の県内公明比例得票約36万5千票、今回の約37万1千票をともに17万票超上回る数字だ。1986年に同党候補が兵庫選挙区で出した最高得票約48万5千票から約5万7千票上積みした。
目標こそ55万票と設定していた伊藤氏陣営。当選ライン(45〜50万票)を獲得できるか微妙だと思っていたといい、「ここまで票が伸びるとは思わなかった」と明かす。
■ □
当選に10万票以上足りないとみた公明は、保守票の取り込みに照準を合わせた。
自民党本部が決定した公明推薦をめぐっては自民県連が猛反発し、協力を得られないと見切った伊藤氏陣営は、党本部や官邸を巻き込んだ戦略に打って出た。
安倍晋三首相や二階俊博総務会長など自民の大物が相次いで来援。6月27日に神戸国際会館で開かれた伊藤氏の個人演説会には、建設、港湾、運輸といった自民系業界団体などから約1500人が召集され、菅義偉官房長官が伊藤氏の支援を、公明の石井啓一国土交通相が道路網や港湾の充実などを強調した。
石井氏は公示後に3度兵庫入り。大阪湾岸道路西伸部の着工や播磨臨海地域道路の具体化などが控える中、陣営関係者は「(業界団体に)プレッシャーになったはず」とする。
さらに、自民の国会議員らを介して自民系企業に接触を重ねるなど保守層切り崩しを加速させた。
一方で、支持母体・創価学会による選挙活動も激しさを増した。全国の学会員が、さまざまな人脈を使い、電話などで兵庫の有権者に伊藤氏への支援を呼び掛けた。「総計すれば150万人くらいに声を掛けたのでは」と話す関係者もいる。
また、山口那津男代表が公示後に4度も訪れるなど、党幹部が続々と来援し、かつてない総力戦を展開した。
■ □
伊藤氏の選挙区と公明比例票の得票数を、自民現職の末松信介氏(60)のそれと比較したのが左の図だ。
尼崎市で伊藤氏は6万3千票を獲得。投票者の3人に1人が伊藤氏に投票した。ただ、公明比例票は4万3千票と約2万票少ない。一方、末松氏の同市での自民比例票は約4万8千票あるのに、選挙区票は約3万4千票と約1万4千票少ない。
伊藤氏が大量得票した姫路、西宮、明石、加古川市でも同様の傾向が見られ、自民支持層票の一部を、伊藤氏が選挙区票として取り込んでいったことがうかがえる。
また、これまでの国政選挙で比例得票率が低いとされてきた神戸市東灘区、宝塚市、西宮市で票を伸ばしており、底上げにつながった。
2425
:
チバQ
:2016/07/18(月) 22:48:45
>>2339
下を張ってなかったっぽい
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160713_11023.html
<参院選宮城>共闘の間合い 試行錯誤
共産、社民の県組織幹部らと一緒に万歳する桜井氏(中央)=10日午後11時10分ごろ、仙台市青葉区
拡大写真
◎苦闘の決算(下)巻き返し
<解かれた「封印」>
相乗りの小船は、激戦を制した歓喜に沸き続けた。
参院選宮城選挙区(改選数1)で4選を果たした民進党現職の桜井充氏(60)は10日午後11時、仙台市青葉区の事務所で顔をしわくちゃにしながら何度もVサインを示し、野党共闘を支えた共産、社民両党の県組織幹部らとがっちり握手した。
共闘効果は得票数にくっきりと表れた。自民党現職の熊谷大氏(41)を4万以上引き離す51万。県内の比例票で計13万を獲得した共産、社民支持層が当選ラインに押し上げた。
桜井氏は過去3回の参院選を旧民主単独で戦った。今回は共産、社民とがっちり手を組み、与党との激突を見据えて3月から準備に突っ走ってきた。
自らを「野党統一候補」と呼び、民進公認を「封印」。相手陣営からの批判に、序盤は「共産と組んで何が悪いのか」と強弁していたが、遊説スタイルは選挙期間中に変調を来した。
当時の共産政策委員長による「防衛費は人を殺すための予算」発言を巡って露骨な攻撃に出た自民に対し、防戦を余儀なくされた。「共産の声掛けが鈍っている」「自衛隊の家族から『応援できない』と言われた」などの話が錯綜(さくそう)し、選対本部に動揺が広がった。
2日、仙台市中心部であった街頭演説。桜井氏は「大企業優遇の安倍政権か、われわれ民進と桜井を選ぶのか」と訴え、「共産」には触れずにマイクを置いた。複数の後援会幹部が「野党共闘よりも、3期18年の実績を強調した方がいい」と進言を重ねていた。
<失速の苦い記憶>
自民が放つ圧倒的な組織戦の圧力にじりじりとした停滞感が漂う中、動きが鈍った野党共闘のエンジンに代わってギアを上げたのは、民進の地方議員だった。
前回参院選(2013年)で、旧民主公認の岡崎トミ子元参院議員が終盤に大票田・仙台で失速し、新人に逆転を許した苦い記憶がある。「あの時の轍(てつ)を踏むな」の号令で、当時を知る県議、市議らが4日朝から各地の駅前に立ち、票の掘り起こしに当たった。
陣営と共に危機感を共有した桜井氏の演説も「講義のような理詰めの批判」(民進県議)から、有権者への訴え掛けに変わった。介護や育児など年齢層に合わせてテーマを巧みに選択し、再び風をつかんだ。
一進一退の共闘態勢の果てに勝利を決めた10日、安住淳県連代表は安倍晋三首相のフレーズを引き、「この道は間違っていない」と語り、迷いを振り払った。次期衆院選への対応に加え、県内では来年に仙台市長選、知事選と政治日程が控える。
県連幹部は「選挙の戦い方に距離があったのは事実。相手陣営に寄り合い所帯の弱点を突かれるなど、難しさも浮き彫りになった。乗り越えるべき課題は多い」と気を引き締める。(報道部・桐生薫子)
◇ ◇ ◇
改選数が2から1に減り、現職同士が生き残りのデッドヒートを繰り広げた参院選宮城選挙区(改選数1)は、民進党の桜井充氏(60)が、再選を狙った自民党の熊谷大氏(41)を振り切り、4選を果たした。「野党共闘」と「1強自民」が真正面から激突した18日間と、雌雄を決した軌跡を振り返る。
関連ページ:宮城政治・行政
2016年07月13日水曜日
2426
:
チバQ
:2016/07/19(火) 20:10:14
http://www.nikkansports.com/general/news/1679997.html
野党一本化で参院選当選の無所属4人に政党所属問題
[2016年7月17日16時42分]
参院選で、野党一本化により無所属で当選した4人の政党所属問題が浮上している。民進、共産、社民、生活4党が支援した当選者は地元事情を抱え、即断できないケースも。民進党などは入党を皮算用する当選者がいる。共産党は「あらかじめ決めていない。話し合いが必要だ」(志位和夫委員長)とけん制する。
4人のうち岩手選挙区の木戸口英司、新潟選挙区の森裕子の両氏は生活の党籍を持つ。木戸口氏は小沢一郎共同代表の元秘書。森氏は党代表の経験者だ。小沢氏は「力を合わせて活動するのが自然だ」と流れをつくる。
ただ当面の対応は分かれそうだ。木戸口氏は生活所属について地元で他の3党の了承を得た。森氏は当選しても「当面は無所属」と約束した経緯があり、同党の国会会派入りで調整が進む。
山形選挙区の舟山康江氏は民主党で参院議員を務め、2012年に離党した。民主党を引き継ぐ民進党は「擁立を主導し、公認候補と同等に支援してきた」(党幹部)として、入党を当て込む。
難航しそうなのが沖縄選挙区の伊波洋一氏だ。選挙戦で主力になったのは共産、社民両党。社民党には、生活と調整中の統一会派への参加を望む声があるが、志位氏は「無所属を通すことが、沖縄のオール野党の結束にとって大事だ」とくぎを刺す。伊波氏は綱引きの間で難しい立場だ。(共同)
2427
:
チバQ
:2016/07/19(火) 21:14:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160713-00000017-san-l12
【参院選検証・18日間の戦い】(上)自民、現新競い相乗効果
産経新聞 7月13日(水)7時55分配信
「それぞれが努力し、切磋琢磨(せっさたくま)した結果だ」。参院選千葉選挙区(改選数3)で猪口邦子と元栄太一郎が上位2議席を勝ち取ったことを踏まえ、自民党県連会長の桜田義孝は両陣営の健闘をたたえた。2人の得票数は計約133万票。2年前の衆院選の県内13選挙区で同党候補者らが集めた約126万票を上回る大勝を収めた背景には、両陣営による激しい「デッドヒート」があった。
◆「石井流」の組織戦
「一人でも多くの有権者の期待に応えたい。全身全霊で頑張っていく」。1日に千葉市内の市民会館で開かれた個人演説会。元栄が国政挑戦の意気込みを語ると、万雷の拍手が沸き起こった。定員約1千人のホールは立ち見が出る盛況。会場に入れず帰った人もいたという。
元栄陣営は街頭活動に加え、県内各地で個人演説会開催に注力。業界団体の関係者や地方議員の支持者らを集め、新人らしからぬ「組織戦」を展開した。
陣営に出入りしたある地方議員は「なじみの業界団体の方に彼の支持をお願いしたら、『元栄さんは正月ぐらいにあいさつに来てくれたよ』と言われた。ただの新人じゃない。まるでベテランのような動きだ」と感嘆し、こう付け加えた。
「完全に彼を指導する(参院議員の)石井準一さんのやり方だね」
◆力配分に差
今回の選挙戦では、石井と石井に近い自民党の県議グループ約20人が元栄を支援。石井は6年前の選挙では猪口を支えたが、今回は元栄の当選に「政治生命をかける」と言い切った。一方の猪口には、参院議員の豊田俊郎と別の同党県議グループ約30人が支え、6年前とは支援の構図が一変した。
党関係者によると、党が公示直前に実施した世論調査では、元少子化担当相として知名度で勝る猪口が大きくリード。元栄は3位に入ったが4、5位と接戦だった。公示直後の調査でも同様だった。
この結果を踏まえ、自民党は悲願の2議席獲得を実現させるため、公明党に投票を元栄に傾斜するよう依頼。また、選挙期間中の土曜日だった2日には自民党農林部会長の小泉進次郎、ラストサンデーの3日には首相の安倍晋三が両陣営の応援に駆けつけた。
猪口への応援演説は安倍、小泉とも1カ所ずつだったのに対し、元栄はそれぞれが複数カ所で行うなど、力配分の差は歴然だった。選挙活動の経験が豊富な猪口陣営の男性スタッフは「参ったなあ。こんなの初めてだ」。猪口を支援するある県議も「向こう(元栄)の方が勢いがあるね」と漏らした。
◆「どうだ!」
「女性議員が少ないのは再選するのが難しいから。私は与党唯一の現職候補です。議席を守り抜かせてください」。投票日前日の9日、JR船橋駅南口で猪口は必死の形相で訴えた。
猪口は初当選後、地元の集会に顔を出し、県議会の傍聴に訪れるなど地道に地盤固めを行ってきた。陣営関係者によると、終盤、猪口は周囲に「トップでなければ、当選しても勝ちではない」などと元栄の動向を意識した発言をしていたという。
迎えた10日の投開票日。激しい競争は相乗効果という形で表れ、猪口が76万票、元栄が57万票の“自民党圧勝”で幕を閉じた。
同日夜、当選確実の報が入り、喜びに沸く選挙事務所で報道陣の取材に応じた猪口は「議席を守れないことがあってはいけない選挙だった。(公示直前も含め)安倍首相が2回も来てもらえたので心の支えになった。ひがむ理由はない」と謙虚に回答。だが、その最中にテレビで自身が他候補を圧倒的に引き離しているとする出口調査の結果が流れると、拳を突き上げて叫んだ。
「どうだ!見たか。トップだぞ!」
◇
自民党の2議席獲得、民進党の1議席死守という結果に終わった参院選千葉選挙区。18日間の戦いを振り返る。(敬称略)
2428
:
チバQ
:2016/07/19(火) 21:15:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160714-00000051-san-l12
【参院選検証 18日間の戦い】(中)民進・連合 水野氏との溝
産経新聞 7月14日(木)7時55分配信
「民進党公認候補だが、労働組合や連合などの推薦を受けているわけではない。しがらみがないから改革を成し遂げられる」。選挙戦最終日の9日、JR船橋駅前に立った水野賢一は、党の支持母体である連合との関係を“しがらみ”と表現した。事実、選挙戦で連合千葉が推薦したのはもう1人の党公認候補、小西洋之のみ。党全体としては計78万票を集めて1勝1敗という結果に終わり、党勢回復が徐々に進んでいると見ることもできる。だが、この発言は水野と、党や連合との微妙な距離感を表しているようにも聞こえた。
◆共倒れを危惧
「民進党を終の棲家としたい。参院選では2議席を獲得して、自民党の1強に風穴を開ける覚悟だ」。約2カ月前の5月8日。千葉市内のホテルで開かれた民進党県連の結成大会で水野はこう決意を表明した後、小西のもとに歩み寄り、手を差し出した。小西は一瞬驚いたような表情を浮かべたが固く握手を交わし、周囲からは拍手とどよめきが起きた。
公認候補2人の擁立は党本部の主導で決まった。だが、党勢回復は道半ば。県連内部では「共倒れ」を危惧する声は根強く、党関係者の中には「小西の支援に集中しないと、共産党に出し抜かれる」とささやく者もいた。
しかも、水野の公認が決まったのは4月。選挙戦直前だったため、票をうまく2人に分けるようにする、地域や所属議員の「区分け」や「人分け」は決めなかった。連合は水野のポスター貼りには協力することになったが、ある県連関係者は「水野は過去に連合を批判している。ポスター貼りの協力を得るのも大変だった」などと明かした。
◆波紋を呼ぶ「檄文」
公示日から1週間たった6月29日夕方。水野はJR稲毛駅前にいた。選挙カーの上から理路整然と安倍政権批判や1期6年の実績などを繰り返すが、周辺で選挙チラシを配るスタッフはわずか。前日の同時刻に同駅前で街頭演説を行った小西の元には、連合関係者や千葉市議など十人ほどが手伝いに来ており、党内の支援体制の違いが垣間見えた。
また、終盤には同党総支部長らに出された一枚の“檄文(げきぶん)”が波紋を呼んだ。「総力を結集し、厳しい選挙情勢を突破しよう」と記された4日付の文書は、小西の合同選対委員長で県連会長でもある田嶋要と後援会長の連名。選挙戦について自民2人が優勢で「小西は残る一つの議席を共産新人と横一線で争う厳しい情勢」と分析した上で、総支部長や地方議員らに街頭で「選挙区は小西、比例は民進党」と声かけを連日行うよう要請する内容だった。
水野には一言も触れておらず、一部ではこの文書を「県連が小西に一本化した」と捉える向きもあった。これに対し、県連幹事長の田中信行は選挙後の11日に行われた記者会見で、「檄文は小西の選対として出したもので、県連として出したものではない」と説明。「一部で流布されているような、『水野がもう勝てないから、小西への一本化を県連が決めた』という事実はない」と否定した。
◆今後は未定
選挙戦の結末は、前首相の野田佳彦らが連日応援に駆けつけた小西が47万票を集めて再選。水野は養父で元衆院議員の清らが水野の衆院時代の地盤でもある佐倉市周辺で票の掘り起こしを図ったが、31万票で届かず議席を失った。ただ、懸念された共倒れは回避でき、比例票が伸びたことを受け、田中は「3年前のどん底から回復期に来ている。2人で努力した結果だ」と評価した。
水野は10日、テレビの選挙報道で落選が濃厚と報じられた後、「民進党からは支援を受けた。感謝申し上げる」と話し、党関係者とも握手を交わした。ただ、今後については「全く決まっていない」と言葉少なに語った。(敬称略)
2429
:
チバQ
:2016/07/19(火) 21:17:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160716-00000053-san-l12
【参院選検証・18日間の戦い】(下)「人殺し予算」 共産の誤算
産経新聞 7月16日(土)7時55分配信
「参院選千葉選挙区初の議席を」。党委員長の志位和夫らが連日県内入りし、悲願達成を目指した共産党。8回目の国政挑戦となった公認候補の浅野史子は前回選の公認候補より約12万票多い35万票を集めたものの、当選は果たせなかった。安全保障関連法に反対する市民らの運動は高まったが、選挙期間中に党幹部がテレビで防衛費を「人を殺すための予算」と発言したことも影響したとみられる。
◆躍進の手応え
「固定の支持層への呼びかけはできている。あとは保守層、無党派層からの得票だ」。公示直前の6月20日、浅野の陣営関係者は党躍進に手応えを見せた。
反安倍政権を訴える市民グループとの連携もあり、陣営関係者のなかには「平成10年の参院選で49万票を獲得した時以上の手応えだ」という声もあった。自民党関係者によると、自民党が公示直前と直後に実施した2回の世論調査では、浅野はいずれも2位につけていたという。
選挙戦では、地元の市川市など東葛地区を中心に活動する一方、保守支持層が多く自民党の“牙城”ともいえる木更津市などの県南部でも選挙活動を敢行。同市は浅野氏の出身校もあり、陣営は「現政権に不信感を覚えた保守層からの支持も徐々に集まっている」と好感触を抱いた。
「政治と生活は無関係ではない。暮らしと平和を守る共産党に力を」。3児の母の率直な声を武器に、安保関連法やアベノミクス批判を繰り返し安倍政権打倒を主張。市民運動チーム「ふみネェ推し隊」のイベントや候補者をヒーローに見立てたチラシなどユニークな戦略も展開し、学生グループ「SEALDs(シールズ)」メンバーが応援に駆け付けるなど、機運を着実に高めていった。
◆テレビ発言で標的に
好調な滑り出しに見えたが、公示直後の6月26日にテレビ番組で党政策委員長(当時)の藤野保史が防衛費を「人を殺すための予算」と発言。この発言は与党側の格好の攻撃の的となった。県委員長の浮揚幸裕は「支持者からも『あの発言はどういうことか』と質問されることもあった」とその影響を明かした。
運命の投開票日。浅野は3年前の前回参院選に比べ約1・5倍となる35万票を獲得したものの落選した。浅野は「悔いが残るのは事実。今後は改憲ストップの運動をさらに続けたい」と語った。
浮揚も11日の記者会見で「共産以外の人にも盛り上げてもらえて得票は躍進した。次は必ず取っていく」と次の衆院選への意欲を示し総括。ただ、「人殺し予算」発言に関しては「(藤野が)辞任したことで納得した人もいたが、与党側はこの点に絞りこんで批判を続けてきた。この論戦で十分に反論できたかは検証が必要だろう」と語った。(敬称略)
◇
この企画は大島悠亮、中辻健太郎が担当しました。
2430
:
チバQ
:2016/07/19(火) 21:20:23
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160714ddlk29010523000c.html
<検証>’16参院選なら/上 自民完勝、徹底した組織戦 次期衆院選も見据え厳しい引き締め /奈良
07月14日 15:36毎日新聞
10日に投開票された参院選は、自民新人の佐藤啓氏(37)が初当選した。2013年の前回選に続いて自民党は連勝し、野党共闘は実らなかった。選挙戦を検証する。
「本当にありがたい体制で戦えた」。10日夜、当選確実が早々に伝えられた佐藤氏の奈良市内の事務所。自民党県連、推薦を受けた公明党県本部の幹部らと共に万歳した佐藤氏は顔をほころばせた。
3選を目指す民進現職で「野党統一候補」の前川清成氏(53)に対し、知名度に劣る佐藤氏。しかし、蓋(ふた)を開ければ佐藤氏の得票は29万2440票で有効投票数の5割弱を占め、39市町村全てで得票数1位となる完勝だった。奈良と同様に自民党本部が重点区と位置づけ、民進現職と対決した三重や大分は敗れており、奈良の大勝は目立つ。
その要因は徹底した組織戦だ。県連は次期衆院選も見据えて厳しい引き締めを図った。
選挙戦の終盤、大票田・奈良市であった佐藤氏の演説会。「自分の選挙のように力が入っている」。衆院奈良1区で出馬予定の小林茂樹・元衆院議員(51)は声を張り上げた。
小林氏は14年衆院選で民進党(当時は民主党)の馬淵澄夫元国交相(55)に1万票以上の差で敗北。自民党関係者は「奈良市で7万票以上取れなかったら1区支部長を辞めてもらう話も出ていた」と明かす。小林氏の支援者は「演説への動員など気合が入っていた」と語る。佐藤氏は奈良市で前川氏を約1万3000票上回る7万5082票を獲得した。
佐藤氏の遊説には県選出の高市早苗総務相もたびたび同行。公明党と合同で演説会を開くなど確実に組織票を固めた。
一方、佐藤氏が取り上げなかったテーマが憲法問題だ。
今回の参院選は、改憲発議に必要な議席3分の2を自公、おおさか維新など改憲勢力で獲得できるかが焦点だった。結果は3分の2に達し、歴史的な転換点となった。
しかし、改憲阻止を主張する前川氏に対し、佐藤氏は報道機関の取材などを除き、街頭ではほぼ憲法に触れなかった。佐藤陣営の関係者は「改憲は聞かれたら答えるくらいでいいというスタンスだった」と明かす。「有権者にも憲法論議より、経済や社会保障の方が分かりやすい。争点が結果的にない感じになった」
安倍晋三首相が長期政権を築く中、自民党支持層は分厚くなった。共同通信による県内の出口調査では、自民支持と答えた人の8割が佐藤氏に投票。そもそも自民支持層は全体の4割を占め、支持政党がない無党派層を大きく上回る。
今後注目されるのは、おおさか維新の会との関係だ。維新は新人の吉野忠男氏(57)が約12万票を獲得し、存在感を示した。自民党県連幹部は「政策が一緒のところは一緒にやればいいが、地方で手を組むのは実際には難しい」と慎重だが、改憲や地方自治制度を巡る国政の動向次第で連携の動きも考えられる。
………………………………………………………………………………………………………
◆開票結果
当 292,440 佐藤啓 37 自新
216,361 前川清成 53 民現
119,994 吉野忠男 57 維新
13,293 田中孝子 60 諸新
2431
:
チバQ
:2016/07/19(火) 21:21:33
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160715ddlk29010496000c.html
<検証>’16参院選なら/下 「野党共闘」組織連携欠く 若者、母親ら新たな芽も /奈良
07月15日 15:15毎日新聞
「平穏で安心な暮らしを守りたい。皆さんの思いを込めた初めての試みだったが、力不足だった」。参院選の投開票があった10日夜、民進現職、前川清成氏(53)の奈良市内の事務所。選対本部長を務めた民進党の馬淵澄夫元国交相(55)は深々と頭を下げた。前川氏は「残された党所属議員に尽力をお願いしたい」と述べ、党県連代表を退く意向を示した。
今回、共産党が選挙区候補を取り下げて社民党などと共に前川氏を推薦。前川氏は初の野党共闘による「統一候補」として3選を目指した。しかし、得票は21万6361票にとどまり、自民新人の佐藤啓氏(37)=公明推薦=に約7万6000票差を付けられて敗北。約12万票を獲得したおおさか維新新人の吉野忠男氏(57)にも票を食われる形となった。
前川氏を「統一候補」とし、民進、共産、社民各党や市民団体などが正式合意したのは5月16日。民進党の支援母体で非共産を掲げてきた労組・連合との調整などに時間が掛かり、既に6月22日の公示まで1カ月余りに迫っていた。
各党間の政策協定は安全保障関連法廃止など一致できる点に絞り、前川氏も街頭では改憲阻止などを中心に訴えた。ただ、運動は各党が独自に動き、支援した市民団体は「『ビラ配りでも何でもやる』と言っても要請が来ない」と嘆いた。
奈良市内に強固な地盤を持つ馬淵氏が、党の選挙参謀として全国応援に駆り出されたことも痛かった。前川氏は「どこにも行かないでほしい」と懇願したが、地元に張り付けなかった。
前川氏が再選した10年当時は、民進党衆院議員が奈良1〜4区(比例復活含む)にいたが、現在は1区の馬淵氏のみ。藤野良次党県連幹事長は「6年前は各区に党国会議員がおり、地方議員も多く支部が機能していた。今回は各地域での無党派層などへの浸透が弱かった」と話す。
とはいえ、安倍政権に手放しの支持があったわけではない。
共同通信による県内の出口調査によると、公明党支持層の3割弱が前川氏に投票した。同党県本部の幹部は「安保関連法や改憲に反対する意見がくすぶっているのかもしれない」と話す。選挙と軌を一にし、安保関連法に反対する若者団体「シールズ関西」のほか、子育てをする母親らが憲法勉強会を開くなど新たな芽となる動きもあった。
民進党の県内の比例得票は11万8080票で自民党(21万4923票)に遠く及ばないが、約7万票に落ち込んだ前回13年からは回復した。藤野幹事長は「野党共闘への評価もあるのでは」と話す。共産党の細野歩県委員長は「共闘の足場は整った」と言う。ただ、地方議員や市民団体も含めた連携まで深化できるのかは不透明だ。
与党など改憲勢力が衆参議席3分の2超を確保し、安倍晋三首相は改憲論議を進める方針を示している。巨大与党に対し、野党は存在感を示せるのか。その真価が問われている。(連載は芝村侑美、和田明美が担当しました)
2432
:
チバQ
:2016/07/19(火) 21:24:39
http://news.goo.ne.jp/article/oita/politics/oita-1ECF10C2-66EA-4255-B2A7-C6C97088D0A8.html
明暗 2016参院選おおいた夏の陣?
07月12日 03:01大分合同新聞
明暗 2016参院選おおいた夏の陣?
明暗 2016参院選おおいた夏の陣?
(大分合同新聞)
民進党現職の足立信也氏が、自民党新人の古庄(こしょう)玄知(はるとも)氏、諸派新人の上田敦子氏を破った参院選大分選挙区(10日投開票)。共同通信社が県内の投票所で実施した出口調査(回答数1525)によると、足立氏は民進、共産、社民3党、古庄氏は自民、公明両党の支持層をそれぞれまとめる一方、無党派層への浸透は足立氏が大きく上回る結果となった。1090票の僅差で決着した激戦で、浮動票の取り込みが明暗を分けた一因と言えそうだ。
回答者の支持政党別に投票先を見ると、足立氏は民進党支持者の94・1%を固めたほか、「野党共同候補」として支援を受けた共産党支持者の82・1%、社民党支持者の84・4%から得票。「支持政党なし」とした無党派層の65・6%の票を集め、30・1%にとどまった古庄氏を圧倒した。
与党の支持層でも公明党から30・7%、自民党でも15・0%の支持を得るなど一定程度食い込んだ。
僅差で涙をのんだ古庄氏は、回答者全体の4割強を占めた自民党支持者の82・8%の票を集めたが、公明党支持者は61・3%と十分に浸透しきれず、改憲勢力である「おおさか維新の会」の支持者や、無党派層からの投票も思うように伸びなかった。
参院選では安倍晋三首相が目指す憲法改正に賛同する改憲勢力が、非改選と合わせて国会発議に必要な3分の2を超える議席を得た。出口調査で「安倍晋三首相の下での憲法改正」について賛否を聞いたところ、反対が50・9%に達し、賛成が38・8%だった。
「反対」と答えた有権者の73・8%が安倍政権による改憲阻止を訴えた足立氏に投票。一方、古庄氏は「賛成」と答えた人の76・5%から票を集めた。
× × ×
第24回参院選が終わった。大分選挙区と県内の比例代表の選挙戦を振り返り、結果を検証する。
(5回続き)
2433
:
チバQ
:2016/07/19(火) 21:25:03
http://news.goo.ne.jp/article/oita/politics/oita-CE1386DF-0C25-413E-AFD0-007A258D8C34.html
明暗 2016参院選おおいた夏の陣?
07月13日 03:01大分合同新聞
明暗 2016参院選おおいた夏の陣?
明暗 2016参院選おおいた夏の陣?
(大分合同新聞)
「党派や立場を超えて、全ての団体、個人の方々に申し上げたい。おめでとうございます」
10日深夜、大分市内のホテル宴会場。大分選挙区で3選を果たした民進党現職の足立信也氏(59)は壇上で喜びを表現した。党関係者や支持者だけでなく、駆け付けた共産、社民両党関係者とも握手を交わした。
両党の支援を得て「野党共同候補」となった足立氏。翌11日にはそれぞれの県事務所を回り、「大変お世話になりました」と礼を述べた。
政権批判勢力の結集に成功してつかんだ薄氷の勝利。民進党県連の小嶋秀行幹事長は「『政権の暴走を止める』という主張が幅広い支持層に浸透できたのが勝因」と振り返った。
足立氏の地元・大分市で約1万1千票差をつけた一方、党の基盤が薄い地方部では“共闘効果”で接戦に持ち込めた地域が多かった。県連幹部は「各地に市議や党員がいる共産、社民の支援と、自治労、県教組など連合加盟労組の動きに助けられた」とする。
公示前に劣勢とみられていた県北地域ではそれぞれがてこ入れをした。大分3区が地盤だった元民主党衆院議員が応援に入り、宇佐市では地元議員らが支援組織を形成。共産党県委員会は終盤、県北地域の市議に集票強化を指示した。結果的に宇佐市は自民党新人に千票競り勝ち、中津市は互角だった。支援に加わった議員は「決定的要因はないが、コツコツと得票を積み重ねた結果ではないか」と語った。
大接戦を制したが、民進党には地域組織の強化という長年の課題が残されたままだ。連合傘下の労組幹部は「いつまでも連合頼みは困る」。党県連代表を務める足立氏は「代表として反省もある。地方議員がいない地域は苦戦した。今後、育てていきたい」とする。
参院選後も巨大与党に変わりなく、次期衆院選に向けて県内で3党の協力を継続するかが焦点になる。ある民進党県連幹部は「衆院選は政権選択選挙の意味合いもある。各党の本部の協議や地域事情を踏まえてからではないか」と話した。
2434
:
チバQ
:2016/07/19(火) 21:25:27
http://news.goo.ne.jp/article/oita/politics/oita-FE9BBE2F-558E-4DFE-A298-AD38BFBF8095.html
明暗 2016参院選おおいた夏の陣?
07月16日 03:01大分合同新聞
明暗 2016参院選おおいた夏の陣?
明暗 2016参院選おおいた夏の陣?
(大分合同新聞)
14日夕、大分市都町の社民党県連合事務所。参院選比例代表で落選した社民党の吉田忠智党首(60)が東京から戻り、幹部を前に報告した。「常任幹事会で『しかるべき時期に辞任表明する』と伝えました」
内田淳一県連合代表は「まだ60歳だ。再起を期す道を探さないといけないと思っている。期待する声も結構あるんだ」と励ました。
社民党は比例代表で改選2議席の確保を目指したが1議席に終わり、個人票首位の福島瑞穂副党首のみが当選した。2位の吉田氏は約15万3千票。初当選した2010年選挙より約2万票増えたが、全国的に伸びを欠いた。
比例2議席の目標には「半信半疑だった」(県連合幹部)との声も上がる。1議席にとどまった13年選挙から党勢は回復しないまま。吉田、福島両氏以外の候補擁立が進まず、模索した野党の比例統一名簿も実現しなかった。吉田陣営幹部は「党として2人を当選させるための戦略を打てなかった」と指摘する。
党幹部は全国の1人区で成立した野党共闘の調整役として実現に奔走。一方で「独自性が発揮できなかった。政策が国民に理解されなかった」(吉田氏)と野党間で埋没したとの見方もある。党本部の選対関係者は「社民支持の自治労がある東北は選挙区の野党統一候補が激戦で、比例の運動に手が回らなかったのではないか」と指摘した。
社民党は衆参4人に減って政党要件の一つ「国会議員5人以上」を欠いたが、比例の得票率が2%を超えて22年参院選まで要件を維持する。
だが、党勢衰退には拍車が掛かる。都道府県別の比例得票率は大分、沖縄が10%を超えたものの、その他は大半が1〜3%台。大分県連合幹部は「各県で地方議員を増やすなど、具体的な方策を考えるべきだ。大分頼みでは限界がある」。
吉田氏は現任期終了後、県内に戻る予定で「若い支持層を増やす対策など党勢回復へ課題は多い。今後も力になりたい」。国政復帰も視野に党再建の道を探っていく。
2435
:
チバQ
:2016/07/19(火) 21:26:06
5はみつからず
http://www.oita-press.co.jp/1010000000/2016/07/16/005124107
明暗 2016参院選おおいた夏の陣④
14日夕、大分市都町の社民党県連合事務所。参院選比例代表で落選した社民党の吉田忠智党首(60)が東京から戻り、幹部を前に報告した。「常任幹事会で『しかるべき時期に辞任表明する』と伝えました」
内田淳一県連合代表は「まだ60歳だ。再起を期す道を探さないといけないと思っている。期待する声も結構あるんだ」と励ました。
社民党は比例代表で改選2議席の確保を目指したが1議席に終わり、個人票首位の福島瑞穂副党首のみが当選した。2位の吉田氏は約15万3千票。初当選した2010年選挙より約2万票増えたが、全国的に伸びを欠いた。
比例2議席の目標には「半信半疑だった」(県連合幹部)との声も上がる。1議席にとどまった13年選挙から党勢は回復しないまま。吉田、福島両氏以外の候補擁立が進まず、模索した野党の比例統一名簿も実現しなかった。吉田陣営幹部は「党として2人を当選させるための戦略を打てなかった」と指摘する。
党幹部は全国の1人区で成立した野党共闘の調整役として実現に奔走。一方で「独自性が発揮できなかった。政策が国民に理解されなかった」(吉田氏)と野党間で埋没したとの見方もある。党本部の選対関係者は「社民支持の自治労がある東北は選挙区の野党統一候補が激戦で、比例の運動に手が回らなかったのではないか」と指摘した。
社民党は衆参4人に減って政党要件の一つ「国会議員5人以上」を欠いたが、比例の得票率が2%を超えて22年参院選まで要件を維持する。
だが、党勢衰退には拍車が掛かる。都道府県別の比例得票率は大分、沖縄が10%を超えたものの、その他は大半が1〜3%台。大分県連合幹部は「各県で地方議員を増やすなど、具体的な方策を考えるべきだ。大分頼みでは限界がある」。
吉田氏は現任期終了後、県内に戻る予定で「若い支持層を増やす対策など党勢回復へ課題は多い。今後も力になりたい」。国政復帰も視野に党再建の道を探っていく。
2436
:
名無しさん
:2016/07/23(土) 11:00:42
http://www.sankei.com/politics/news/160712/plt1607120021-n1.html
2016.7.12 10:10
【参院選】
幸福実現党が立候補見送りなら…自民1人区25勝だった
改選1人区では自民党、野党4党、幸福実現党の候補が立候補する構図となり、自民党が21勝、野党統一候補が11勝という結果に終わった。だが、安全保障政策などをめぐり自民党と共通点も少なくない幸福実現党が候補擁立を見送っていれば、自民党は接戦の末に敗れた4選挙区でも勝利し、参院単独過半数(非改選と合わせて122議席)を確保できていた計算になる。
幸福実現党は憲法改正や日米同盟強化、原発再稼働推進などを公約している。自民党は事前に接戦が予想された8選挙区のうち7選挙区で敗れたが、政策が近い幸福実現党と連携すれば違った結果が出た可能性がある。
民進党の岡田克也代表の地元で、自民党が重点選挙区と位置づけた三重選挙区。安倍晋三首相らが続々と応援入りしたが、自民新人の山本佐知子氏は民進現職の芝博一氏に1万9847票差で敗れた。だが、幸福新人の野原典子氏が獲得した2万4871票を山本氏に上積みすれば逆転する。また、自民党は青森で8052票、新潟で2279票、大分で1090票の僅差で敗北。いずれも幸福実現党が1万8071〜2万4639票を得ており、これを自民党が獲得していれば当選できていた。
2437
:
チバQ
:2016/07/23(土) 13:55:30
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1607200024.html
【参院選・秋田】「ベッチホン」に秋田県議奮起 選挙終盤、安倍首相が全員に電話
07月20日 19:29産経新聞
【参院選・秋田】「ベッチホン」に秋田県議奮起 選挙終盤、安倍首相が全員に電話
ベッチホンの効果はいかに…
(産経新聞)
先の参院選では安倍晋三首相(自民党総裁)自らが全国の党所属地方議員や業界団体幹部らに電話してはっぱをかけた。東北で唯一、自民党候補が当選した秋田選挙区では27人の自民党県議全員に電話があり、県議たちは「首相の電話に奮い立った」と振り返る。
今川雄策氏(秋田市、1期目)は選挙戦終盤の5日、携帯電話に見知らぬ携帯番号から着信履歴があるのに気付き、かけ直した。
「今川県議ですか?」の声に、知人だと思ってぶっきらぼうに「はい」と答えると、「内閣総理大臣の安倍晋三です」と名乗った。
「追い上げられています。さらなる後押しをお願いします」。間違いなく首相の声だった。「分かりました」と答えると、首相は「では」と電話を切ったという。
今川氏は「首相自ら電話をかけていただき感激した。頑張らなければと思った」と語る。
小渕恵三元首相が気軽にかける電話は「ブッチホン」と呼ばれ、平成11年の新語・流行語大賞に選ばれたが、安倍首相の電話は「安倍ッチ」から取って「ベッチホン」と呼ぶ人もいる。
小田美恵子氏(由利本荘市、5期目)は「いたずら電話かもしれないと思っていたが、後で党から本人と聞かされた。17年県議をしているが、現職首相から電話があったのは初めて。最終盤は力が入った」。
背景には、党の世論調査で秋田選挙区が接戦となっていたことがあった。憲法改正や拉致問題への取り組みで以前から首相と面識がある北林康司氏(秋田市、8期目)は「電話の声から、秋田は落とさないという安倍さんの決意を感じた」と話した。
2438
:
チバQ
:2016/07/23(土) 14:00:41
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160720ddlk41010301000c.html
<19年次期参院選>中村氏再度擁立 民進県連が方針 /佐賀
07月20日 15:07毎日新聞
民進党県連は18日、佐賀市の県連事務所で常任幹事会を開き、10日投開票の参院選佐賀選挙区(改選数1)で落選した中村哲治氏(44)を、2019年の次期参院選佐賀選挙区で再度擁立する方針を決めた。
常任幹事会後、取材に応じた県連の園田泰郎代表代行が「参議院の改革で合区の問題もあるが、3年後までは彼(中村氏)でいくという確認をした」と明らかにした。中村氏は県連副代表の役職に就いており、今後も県内で政治活動を続けていくという。【石井尚】
2439
:
名無しさん
:2016/07/23(土) 22:11:11
http://mainichi.jp/articles/20160621/ddl/k11/010/141000c
2016参院選
あす公示 7人立候補予定 「行田票」取り込み焦点に /埼玉
毎日新聞2016年6月21日 地方版
第24回参院選(7月10日投開票)は22日公示される。埼玉選挙区には現職3人と新人4人の計7人が立候補を予定しており、3議席を争う。3年前の前回選では、旧みんなの党の行田邦子氏が自公の候補者に次ぐ得票で3位当選し、旧民主は議席を失った。みんなの党は前回選後に解党しており、民進やおおさか維新が今回、「行田票」を取り込むことができるのかが焦点の一つとなっている。【奥山はるな、安藤いく子】
18日、JR大宮駅前で演説するおおさか維新の新人、沢田良氏(36)の隣に、同党の比例代表から立候補する渡辺喜美氏が並んだ。渡辺氏は旧みんなの象徴的存在で、前回選では行田氏と共に県内を駆け巡った。渡辺氏は18日の演説で「やっぱり第三極が必要。みんなの党と同じ路線を走るのがおおさか維新」と声を張り上げた。
今回選では当初、自民の関口昌一氏(63)、公明の西田実仁氏(53)、民進の大野元裕氏(52)の現職3人と、7回目の国政挑戦となる共産新人の伊藤岳氏(56)が軸になるとみられていた。ところが先月24日、おおさか維新が沢田氏を擁立したことで、行田氏の動静に注目が集まった。
しかし、現在は無所属の行田氏は今月12、16両日に県内で開いた国政報告会で特定の候補者に言及することはなく、取材にも「特にどの候補者を応援するということはしない」と静観の構えを示している。
これに対し、おおさか維新の県総支部に当たる埼玉維新の会の青柳仁士幹事長は「行田票は行き場がない。お願いしてみようかと思っている」と連携に意欲を見せる。
一方、複数の関係者によると大野氏側も今年に入り、行田氏との連携を模索したが、行田氏側は態度を明確にしなかったという。大野氏の陣営関係者は「おおさか維新が出て票を食われるのはうち。行田票も、ある程度は沢田氏に流れてしまうだろう」と危機感を募らせる。民進には県内でも旧維新の衆院議員が合流しているが、旧維新支持者をつなぎ留められるのかが注視される。
埼玉選挙区では他に、日本のこころを大切にする党新人の佐々木知子氏(47)と幸福実現新人の小島一郎氏(45)が立候補を予定している。
2440
:
名無しさん
:2016/07/23(土) 22:12:50
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/list/201607/CK2016071202000189.html
【埼玉】
参院選 波乱なしの裏側(上) 野党結集 遠い道のり
2016年7月12日
選挙戦中盤の四日夕、JR浦和駅前。街頭演説の喧噪(けんそう)の中、鮮やかなオレンジ色の上着をはおった女性が、所在なさげに立ち尽くしていた。手には小雨をしのぐビニール傘。
無所属の参院議員行田邦子(50)だ。行田から道路を挟んだ二十メートル先には、「改革を進めたい」と叫ぶおおさか維新の会の沢田良(36)と、同党の比例候補石井苗子(62)がいた。けれども、行田はマイクを握るでもなく、ときに行田と気づいた通行人と握手をするだけ。三十分後には、そのままその場を離れた。
行田は「石井さんとは知り合い。私の事務所と近かったので様子を見に来ただけ」という。だが、沢田側は「表だった応援は無理だったので、こういう形の『支援』に落ち着いた」と行田が仲間であることを強調した。
初当選は民主党、二選目はみんなの党、そして同党が崩壊してからは無所属という行田。いま、「傍観者」として立つその姿は、非自民非共産野党に託された民意が、漂流していることを如実に示していた。
◇
「野党第一党の候補である大野さんの当選がぜひ必要だ」
猛暑日となった七日の昼、JR川口駅前で生活の党共同代表の小沢一郎(74)が、民進党の大野元裕(52)を持ち上げた。隣に立つ大野とがっちり握手を交わす。六年前の二人なら何の違和感もない光景だが、今は異色の取り合わせだ。
実は小沢の応援演説はこの前にも行われるはずだったが、そちらはキャンセルされていた。民進県連に残る小沢への「アレルギー」のためだ。しかも生活の党は今回、大野のみならず共産党の伊藤岳(56)も推薦。五日には小沢は伊藤の応援に入り、共産の志位和夫委員長(61)とともに支持を訴えた。伊藤を議席を争う敵とみなす民進にとって、愉快なはずがない。
結果的に大野は六十七万票で二位当選し、野党第一党の面目を果たした。だが、その票は二〇一四年の衆院選で民主、維新両党が県内で獲得した比例票の合計約九十五万票を大きく下回る。
県内野党の大同団結、いまだならず。小沢と大野の「共演ドタキャン」も、そのひとコマだ。
◇
「市民と一緒に戦った実感が持てた。今後さらに発展させていきたい」。敗戦の弁を語る共産の伊藤に落胆の表情はなかった。支援者が手拍子で「伊藤岳」コールを送ると、両手を挙げて応える余裕も。共産党として十八年ぶりの議席獲得を逃したというのに、悲壮感はうかがえなかった。
得票結果は四十八万票余り。一三年参院選より約十三万票伸ばしたとはいえ、目標に掲げた七十万票には遠く及ばなかったのに、このムードはなぜか。県委員長の荻原初男(63)は「かつてないほど市民と共闘できたから」と言う。
だが、その共闘した市民の側からは「共産党の壁」を指摘する声もある。
昨年結成された勝手連「G9サポーターズ」。そろいのオレンジ色のTシャツを着て太鼓をたたき、歌に合わせて「伊藤岳」コールを繰り返してきた。安全保障法制反対でまとまる市民団体だ。
発起人の矢野敏夫(49)は「街頭演説でのビラ配りでも、明るい声で手渡していない人もいた」。共産側には安保法を「戦争法」と言わないよう求めた。「それだけで、引いてしまう人がいる。改善の余地がたくさんある」と指摘する。
荻原にも、そういった声が聞こえていないわけではない。「無党派層にどう接近するか。われわれも変わっていかなければ」。悩みは深い。 =文中敬称略(谷岡聖史)
◇ ◆
自民、民進、公明の現職三人が議席を守る波乱のない結果だった今回の参院選埼玉選挙区。しかし、その裏には過去の因縁や、微妙な力関係がうごめいていた。二回にわたって選挙戦を検証する。
2441
:
名無しさん
:2016/07/23(土) 22:15:00
http://osakaishin38.com/2016/07/04/549/
2016年7月4日 お知らせ
7/4(月) 埼玉街頭演説会!!のお知らせ
本日(7月4日の)いしいみつこの街頭演説スケジュールをお知らせ致します。
15:00〜 大宮駅東口 街頭演説【応援弁士:行田邦子参議院議員 沢田明参議院議員候補】
※埼玉県さいたま市大宮区錦町630
16:00〜 浦和駅西口 街頭演説【応援弁士:行田邦子参議院議員 沢田明参議院議員候補】
※埼玉県さいたま市浦和区高砂1丁目
18:00〜 川口駅前 街頭演説
※埼玉県川口市栄町3丁目1?24
ぜひいしいみつこを応援にきてください!
※スケジュールは交通渋滞、天候により変更になる場合があります。
2442
:
名無しさん
:2016/07/23(土) 22:16:34
http://mainichi.jp/articles/20160527/ddl/k11/010/216000c
連携の構図
2016参院選/下 民進と共産見えない「野党共闘」 複数区ではライバル /埼玉
毎日新聞2016年5月27日 地方版
衆院選視野、歩み寄り焦点に
“野党共闘”の実現を目指す市民団体「市民連合@埼玉」が13日夜、さいたま市浦和区で集会を開いた。共産、生活、社民の3党首のメッセージが披露され、出席した共産新人の伊藤岳氏(56)は「市民力が、野党が一緒になって頑張ろうという流れを作り出している」と集会の趣旨に賛同した。ところが、“もう一人の主役”として招かれていた民進現職の大野元裕氏(52)は「国会日程」を理由に姿を見せなかった。
一夜明けた14日、同市大宮区で開かれた大野氏の事務所開き。あいさつに立った大島敦・民進党県連代表は野党共闘どころか、「共産党はものすごく必死」と危機感をにじませた。大野氏も取材に対し「共産党(の候補)さんと2人では並ばない。別に連携しているわけではない」と突き放した。
大野氏が初当選した6年前は、民進の前身・旧民主が政権を握っていた。しかし2013年の前回選は既に政権を奪還された後。旧民主は候補を現職1人に絞ったが、議席を失った。そうした流れの中で臨む今回、民進は1人区で野党共闘を進めるが、埼玉などの複数区は対象外とする。大島代表も「(野党も)それぞれがライバル。大野さんが勝ち抜くのが第一」と話す。
一方で24日には、おおさか維新が埼玉選挙区での候補者擁立を発表した。大野陣営の関係者が「おおさか維新と票を食い合うことが予想され、いかに非自公層を取り込むかを考えることに集中しなければならない。野党共闘どころではない」と明かすように、連携の道は遠のく。
一方で、民進には衆院選を視野に入れると、共産との協力が欠かせない事情もある。旧民主が政権を取った2009年の衆院選では、共産が県内の半数以上の選挙区で候補者擁立を見送り、旧民主に対し「消極的な支援」をした。
今回も共産は26日、次期衆院選で県内全15選挙区で候補者を擁立すると発表しつつ、荻原初男・県委員長は記者会見で「統一候補を実現できれば、降ろすこともあり得る」と民進との選挙協力の可能性を示唆した。民進側にも「衆院選では、可能な選挙区だけでも協力できればいい」と考える関係者はいる。
しかし今回の参院選では、大野氏と伊藤氏が手を取り合う場面はみられない。21日夜、県内の母親で作る「ママの会@埼玉」などが、さいたま市内で開いた集会には大野、伊藤両氏が来場したものの時間差で訪れ、同席しなかった。
集会で伊藤氏は「私だけが勝っても喜べない。自民、公明の議席を減らさなければならない」と強調したが、大野氏は野党共闘に触れなかった。主催者は2人を同席させなかったことについて「それぞれに気をつかった部分がある」と明かし、「3人区なので、大野さんと伊藤さんの2人を当選させたい」と期待する。
民進と共産は、「野党共闘」を求める声に応えられるのか。今後、両党がどこまで歩み寄るのかが焦点となりそうだ。
2013年参院選
当 古川 俊治 1000725 自民
当 矢倉 克夫 599755 公明
当 行田 邦子 485559 みんな
山根 隆治 389625 民主
伊藤 岳 353594 共産
川上 康正 65749 社民
谷井 美穂 22345 諸派
宮永 照彦 21358 諸派
※前回2013年の参院選埼玉選挙区の結果は表の通り。今回は、民進現職の大野氏、共産新人の伊藤氏のほか、自民現職の関口昌一氏▽公明現職の西田実仁氏▽おおさか維新新人の沢田良氏▽幸福実現新人の小島一郎氏の計6人が立候補を予定している。
2443
:
名無しさん
:2016/07/23(土) 22:19:30
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk11010121000c
<2016参院選>自公、手堅く 民進、議席守る(その2止) /埼玉
07月11日 13:55毎日新聞
◇大野氏、地力の再選
再選を目指した大野氏は、現職の強みを発揮して議席を維持した。
大野氏は10日夜、さいたま市大宮区東町2の事務所で支援者らの拍手を浴び「参議院をもう一度、良識の府にするためにどうするか自分に問い掛けている。ご信頼に応えるため、6年間、改めて頑張らせていただく」と語った。
今回の選挙戦では、生活の党から推薦を受け、社民との協力関係を保つ一方で、共産候補と距離を置き「野党共闘」とは一線を画した。
また、連合埼玉の全面支援を受け、上田清司知事も3回来援。所属していた旧民主が政権与党だった2010年の前回選に比べて厳しい戦いを強いられたが、議席を死守した。【奥山はるな】
◇伊藤氏、終盤一歩及ばず
伊藤氏の落選が決まると、さいたま市浦和区岸町7の事務所では支援者らががっくりと肩を落とした。
10日夜、同事務所に現れた伊藤氏は支持者らを前に「皆さんの支援に感謝します。(落選は)候補者としての力不足で、おわびしたい」と悔しさをにじませつつ、「訴えた中身は間違いではなかった」と力を込めた。
今回が国政への7度目の挑戦となった伊藤氏は、選挙戦で「安倍政治は暴走政治。戦争法を廃止し、アベノミクスもチェンジする」と主張。「野党共闘で、市民とともに新しい政治を切り開く」と訴え、ツイッターとフェイスブックでの情報発信など、18、19歳の新有権者へのアピールにも注力してきたが、一歩及ばなかった。【鈴木拓也】
2444
:
名無しさん
:2016/07/23(土) 22:20:56
http://topics.smt.docomo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160713ddlk11010235000c
<連携の先に>2016参院選/下 野党共闘、埼玉3人区では実現せず かみ合わぬスタンス 民進・共産の今後に注目 /埼玉
毎日新聞 2016年07月13日 12時41分
参院選投開票日前日の9日、大宮駅前で行われた民進現職の大野元裕氏(52)の街頭演説会。上田清司知事がマイクを握り、「党派を超え、人物で決めてください。大野以外にいません」と訴えた。
上田知事が大野氏の支援に駆け付けたのは公示日を含め、この日が3回目。背景には上田氏が昨夏の知事選前に大野氏に後継を打診しながら、結局自ら4選出馬することになった“借り”もあった。
2010年の参院選で、政権与党の旧民主から出馬して初当選した大野氏にとって、野党となった今回は楽な戦いではないと予想された。このため大野氏が頼りにしたのは、上田知事と、10年の選挙で他の旧民主候補を支持した労組団体「連合」だった。
同じ野党で競合相手となったのが、おおさか維新新人の沢田良氏(36)。13年の参院選で別の旧民主候補を抑えて当選したみんなの党(当時)の行田邦子氏に近い渡辺喜美氏も、おおさか維新の比例候補として繰り返し来県。沢田氏とともに「おおさか維新は、みんなの党のDNAや政策を受け継いでいる」と訴え、「行田票」の取り込みを狙った。
開票結果は大野氏67万6828票に対し、沢田氏22万8472票。民進県連の大島敦代表は「総支部ごとに毎晩集会を開くなどの積み重ねの結果」と手応えを語り、沢田氏は「いろんな意味で活動の基盤が弱かった」と悔しさをにじませた。
一方、13年の参院選に続いて立候補した共産新人の伊藤岳氏(56)は落選ながらも、前回選の35万3594票を大きく上回る48万6778票をたたき出した。10日夜、伊藤氏は事務所で「候補者として力不足だった」と述べたが、支援者からは「岳コール」がわき上がり、事務所内に悲壮感はなかった。躍進の背景には、安保法反対などを掲げる市民グループの強力な下支えがあった。
今回の選挙では、民進や共産が全国の1人区で候補者を一本化する「野党共闘」を進めたが、3人区の埼玉選挙区では実現しなかった。伊藤氏が「野党で2議席」と訴える一方、大野氏側は「共産はライバル」というスタンスを堅持。結果的に、共闘に前向きな伊藤氏が落選し、後ろ向きな大野氏が当選する皮肉な結果となった。
選挙戦を終え、共産の荻原初男・県委員長は、次期衆院選を念頭に「15の小選挙区で統一候補を立てていく方向で力を尽くす」と語った。次の局面に向け、県内で野党共闘の“連携”は実るのか。今後の両党の動きが注目される。
………………………………………………………………………………………………………
この企画は、内田幸一、奥山はるな、鈴木梢、遠藤大志、鈴木拓也が担当しました。
2445
:
名無しさん
:2016/07/23(土) 22:25:56
https://twitter.com/MayamaMia/status/745996076138651650
真山勇一 参議院議員認証済みアカウント
?@MayamaMia
選挙初日。
川崎駅にアントニオ猪木参議院議員が私の応援に。
手抜きせず、本気?で気合を入れてくれました。
ギャラリーは楽しそう…
#参議院選挙 #神奈川選挙区 #公示 #アントニオ猪木 #真山勇一
0:04 - 2016年6月24日
2446
:
チバQ
:2016/07/24(日) 18:36:44
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160724_11030.html
<参院選宮城>落選の自民・熊谷氏 再挑戦に意欲
あいさつで出直しを誓った熊谷氏(右)
拡大写真
自民党県連は23日、仙台市青葉区のホテルで支部長・幹事長と地方議員の合同会議を開き、10日投開票の参院選宮城選挙区(改選数1)で党現職が敗れた戦いについて協議した。落選した熊谷大氏(41)は「反省点を改善して一から出直したい」と述べ、再挑戦に意欲を示した。
県選出国会議員、県議、仙台市議ら約150人が出席。伊藤信太郎会長が「結果を出せず残念。おわびしたい」と陳謝。熊谷氏は「私の力不足で目的が達成できなかった」と話し、深々と頭を下げた。
非公開の協議で、県連執行部は自民、公明票を固め切れず、無党派層にも浸透できなかったと敗因を説明。出席者からは「環太平洋連携協定(TPP)や憲法改正問題で踏み込んだ訴えができなかった」「支部と県連の連携強化が必要」などの意見が出た。
現職の落選を巡り、伊藤会長ら執行部の責任を問う声はなかったという。
終了後、取材に応じた熊谷氏は「『まだ若い、また頑張れ』との励ましを多く受けている。まずは時間をかけて支持者や被災地を回りたい」と話した。
関連ページ:宮城政治・行政参院選とうほく
2016年07月24日日曜日
2447
:
チバQ
:2016/07/24(日) 18:37:29
http://www.sankei.com/region/news/160724/rgn1607240018-n1.html
2016.7.24 07:09
会派間対立が敗因 自民山梨県連、参院選を総括
自民党県連は23日、昭和町で参院選山梨選挙区の敗因を総括する「地域・職域支部代表者会議」を開いた。
会議では、執行部が「敗因は県議会自民党議員団の一枚岩が築けなかったこと」などとする総括案を提示した。これに対し、出席者からは県議会の会派間対立に関して、「みっともない主導権争いだ」「県議団が一枚岩でなければ勝てるわけがない」など、厳しい批判が相次いだ。
このほか、参院選後の20〜23日、最大会派「自由民主党山親会」が民進党系会派「リベラルやまなし」と「まちづくり」などをテーマに岩手、秋田の両県で合同研修会を行ったことなども明らかにされた。関係者によると、山親会側が4月に呼びかけたという。
会議は非公開だったが、森屋宏県連会長は終了後、報道陣に「意見をもとに県連再生に取り組むことを了承いただいた」と説明。現執行部が早急に県連の立て直しを進める考えを明らかにした。
森屋会長は県議会の会派間対立の解消について「県連として踏み込める部分とそうでない部分をわきまえた議論が必要だ」との認識を示した。
2448
:
名無しさん
:2016/07/24(日) 21:13:15
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160722-00510741-shincho-pol
「支持政党なし」、間違って投票した有権者が減る 敗因は知名度?
デイリー新潮 7月22日(金)10時1分配信
「支持政党なし」は日本の有権者のメインストリームである。事実、NHKが先月行った世論調査でも「支持なし」は36・7%で、自民党支持者の38・1%に迫る勢いだった。「支持なし」とは、むろん「支持政党なし」の略だが、略称も含めてまったく同じ語が参院選を攪乱した結果は……。
***
なにしろ「生活の党と山本太郎となかまたち」なんて党名がまかり通るご時世である。今さらどんな党名も驚くに当たらないが、「支持政党なし」がそのまま党名になり、その略称に「支持なし」が認められるに至っては、驚く前に心配するムキが現れた。
「この“政党”は一昨年の総選挙で、比例代表北海道ブロックに候補者を2人立て、10万を超える票を獲得しました。得票率は4・19%で、仮に参院選の比例区でも同じ得票率だった場合、2議席ほど獲得してしまう計算になります」(全国紙の政治部記者)
言うまでもなく、それが政党名とは知らず、支持しているわけではないのに勘違いして投票してしまう有権者が現れることを、懸念しているのである。
だが、一昨年は無名だったこの“政党”も、今回は東京選挙区の候補者掲示板に〈支持政党なし〉と書かれたポスターが4枚並んで貼られるなどし、それなりの存在感を示した結果、
「政党としての認知度がずいぶん上がりました」(同)
であれば、得票率も上がるのが常識だが、やはり非常識な政党名には常識が通じないようで、
「間違って投票する有権者が減ったようです」(同)
結果、得票数は64万7071票で、得票率は1・16%。一概に比べられないが、一昨年はダブルスコアで上回った社民党の半分も、票を獲得できなかったのだ。
「うちは参院選には向いていないと思いました」
とは、佐野秀光代表(45)の敗戦の弁だが、はてさて、どういう意味か。
「衆院選の比例では投票ブースに政党名しか書いていませんでしたが、参院選の比例区では政党名の横に候補者名も書いてあるので」
候補者名が書かれていると、「支持なし」が政党名だと“バレて”しまう、とわかっていらっしゃる――。
「いや、まだ“支持政党なし”という政党名がしっかり理解されていなかったのが敗因だと思います」
おっしゃることが矛盾している。矛盾の極みは、
「自分も投票に行って、政党名の隣に候補者名が書かれているのを見て、間違えて投票した人は皆無だと思いました」
との見解。有権者の間違いを誘発できなかったのが敗因だと言わんばかりなのだ。次の国政選挙にも挑戦するそうだが、もはや“知名度”が邪魔になる?
「総力ワイド特集 景気悪化中なのに改憲勢力2/3! 国民が忘れられない『民主党政権』のトラウマ! 参院選 我ら凡俗の審判」より
「週刊新潮」2016年7月21日参院選増大号 掲載
新潮社
2449
:
チバQ
:2016/07/26(火) 20:44:52
http://www.asahi.com/articles/ASJ7V5RD6J7VUTIL047.html
テレンス・リー氏ら逮捕 参院選応援演説で買収容疑
2016年7月26日18時51分
10日投開票の参院選東京選挙区(改選数6)で、応援演説の報酬として現金の授受があったとして、警視庁は26日、幸福実現党の公認で立候補し、落選したトクマ(本名・椙杜〈すぎのもり〉徳馬)氏(49)陣営の関係者ら3人を公職選挙法違反(買収)容疑で逮捕し、発表した。
逮捕されたのは、タレントのテレンス・リーこと加藤善照容疑者(51)=相模原市中央区=と、いずれも会社役員の一木昭克(48)=東京都杉並区=、今井一郎(61)=同文京区=の両容疑者の計3人。加藤容疑者は「現金はもらったが選挙運動の報酬ではない」と容疑を否認し、ほかの2人は認めているという。
捜査2課などによると、6月下旬に豊島区内で加藤容疑者がトクマ氏の応援演説をした見返りとして、陣営関係者の一木容疑者から今井容疑者に10万円、そのうち5万円が加藤容疑者に支払われた疑いがある。一木容疑者は今井容疑者を通じ、加藤容疑者に応援を依頼したという。
投開票の結果、トクマ氏は2万412票を獲得したものの落選した。幸福実現党は「事実関係を確認中」とコメントしている。
2450
:
チバQ
:2016/07/27(水) 18:47:14
http://www.sankei.com/west/news/160727/wst1607270002-n1.html
2016.7.27 11:00更新
【関西の議論】
「たかりだ!」知事のひと言がきっかけ 市民派弁護士グループと繰り広げられた参院選場外バトル
分厚い保守の支持基盤に支えられた自民現職の鶴保庸介氏(49)=公明推薦=が無所属新人、由良登信氏(64)=共産、社民、生活推薦=らに完勝した参院選和歌山選挙区(改選数1)の裏側で、和歌山県の仁坂吉伸知事と由良氏を支えた弁護士グループの“場外バトル”が勃発していた。選挙戦で鶴保氏をバックアップした仁坂氏が数々の行政訴訟を手がけてきた由良氏を念頭に「たかり」などと批判したことがきっかけ。発言を撤回するつもりがない仁坂氏に対し、弁護士グループも「名誉毀損(きそん)だ」と法的手段に訴える可能性も示唆しており、両者の間には緊張感が漂った。
突然の「口撃」
物議を醸した発言は突然飛び出した。選挙戦の真っただ中だった6月23日。鶴保氏の応援演説に駆けつけた仁坂氏は、相手候補だった由良氏について触れ、「県から見たらたかりじゃないかなという案件(裁判)でいつも出てくる」と批判してみせた。
この日、仁坂氏の舌鋒(ぜっぽう)はとどまらなかった。県が裁判を起こされることで、訴訟費用として税金がかかると指摘し「民主主義だから(訴訟の)権利は尊重しなければいけないけど、割り切れなくもなる」などと訴えたほか、「(選挙結果で)そういう人に鶴保さんが追い上げられたら申し訳ない。皆さん熱心に応援してください」と陣営を鼓舞した。
鶴保氏の支持者らが集まる集会での発言だったが、会場を訪れていた一部の報道機関が報じたことで、由良氏側の知るところとなった。
訴訟費用は100万円
「明らかに刑法の名誉毀損罪にあたる」。翌24日、由良氏を支持する弁護士グループが県庁で開いた記者会見では、由良氏を参院選に擁立した市民団体「市民連合わかやま」の代表でもある豊田泰史弁護士が憤然とした表情で仁坂氏の発言を批判した。
さらに、「弁護士が県民の社会正義のために代理人として行政訴訟や国家賠償訴訟を提起するのは当然の職責。知事が『たかり』という言葉を使って誹謗中傷するのは言語道断」と述べた上で、刑事告発に踏み切る可能性も示唆し、対決ムードは一気に高まった。
仁坂氏は通産省(現・経済産業省)の官僚を経て平成18年に自民党などの支持を得て県知事に初当選し、現在は3期目を務める。
官僚出身らしい手堅い県政運営は国政の大物政治家たちからも評価を受けており、地元選出で、同党の二階俊博総務会長も7月上旬、県内で行われた集会で「立派にやっている。(県政に)地域の皆さんの声を反映させてくれ、高く評価している」と持ち上げた。
2451
:
チバQ
:2016/07/27(水) 18:48:08
一方の由良氏は、貧困や消費者問題などに取り組む市民派の弁護士だったが、今回の参院選では、安倍晋三政権や安全保障関連法に反対する立場から野党統一候補の擁立に奔走し、最終的には自らの立候補を決意。野党第一党の民進党は推薦を見送ったものの、共産党などの支援を受け、事実上の統一候補として選挙戦を戦ったが、鶴保氏に完敗した。
政治的なスタンスも異なり、ほとんど接点のない両者だが、ここ数年、行政訴訟の場で原告・被告側の立場に分かれ、たびたび法廷闘争を演じてきた。
県総務課によると、この10年間で、現在係争中の案件を含め、由良氏が弁護人を務める行政訴訟は10件ほどあったという。
窃盗をしたとして懲戒免職となった元教員の処分取り消しを求める訴訟や住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)はプライバシーを侵害しているとして、システム運営の差し止めを求めた訴訟などにかかわったが、大半は請求を棄却されている。1件の訴訟のたびに、結審までには約100万円の費用がかかるといい、県幹部の一人は「たまりかねた思いがあったのだろう」と仁坂氏の心情を慮(おもんぱか)る。
「ボキャ貧」と釈明
だが、発言の余波は大きく、6月28日に行われた仁坂氏の定例記者会見でも、記者団から「たかり」発言の真意を尋ねる質問が集中した。
仁坂氏は、「私にもボキャ(ボキャブラリー)貧なところがあった」と釈明。しかし、「訴訟を起こしたらいけないとは一言も言っていない」と前置きした上で、「(訴訟費用は)県民のお金でしょ?県民のお金がどんどんなくなるのはつらいと言っているんです」と強調し、弁護士グループが求める発言の撤回や謝罪にも応じなかった。
刑事告発に踏み切るかどうかの判断について、豊田弁護士は「対応は今のところ、検討中だ」としている。争いの舞台はマイクを手にした舌戦から泥沼の法廷闘争に移っていくのか。火だねは選挙戦後もくすぶり続けそうだ。
2452
:
チバQ
:2016/07/27(水) 22:01:04
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160727-00000004-pseven-soci
「幸福実現党出なければ参院選であと4つ勝てた」と自民秘書
NEWS ポストセブン 7月27日(水)7時0分配信
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「幸福実現党出なければ参院選であと4つ勝てた」と自民秘書
自民党の本当の実力は?
「驕る平家は久しからず」を、いま首相は実感しているに違いない。「圧勝」と報じられた参院選だったが、その結果分析から見えてくるのは「安倍首相の応援は勝率1割以下」「東北で1勝5敗」という次の総選挙で大敗する兆候がみえるデータだった。他の分析データも厳しい内容だ。自民党の選対も自信を喪失している。ベテラン秘書が語る。
.
「1人区では僅差で負けたケースが多い。党本部の選対幹部たちは『幸福実現党が候補を出さなければあと4つは勝てたのに』と悔しがっている。青森、新潟、三重、大分は幸福実現党の票が自民党に入っていれば、逆転できていた。幸福実現党の政策は自民党に近いから、独自候補がいなければ自民党に票がながれていたという読みだ。
.
だが、それは都合のいい話。もし、幸福の科学を支持母体とする幸福実現党とそんな話をつければ逆に公明・学会票が逃げていく。選挙担当者がそんな身勝手な恨み言を口にするほど、今回の選挙結果に自信をなくしている」
.
自民党が1人区で21勝できたのは、「公明党票」の上乗せがあったからだ。では、自民党単独での「本当の集票力」はどのくらいだったのか。公明党と共産党が独自候補を立てた大都市圏の7選挙区の得票率を分析すると、与野党の中核となる自民党と民進党の実力がわかる。
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■データ(1)首都決戦は自公敗北
.
予想外の結果だったのが「東京」(定数6)の首都決戦だ。前回参院選は自民党が得票率でダブルスコア以上の差をつけて民主党(議席ゼロ)を圧倒した。今回は情勢が一変した。
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自民も民進も2人ずつ当選させたが、候補者の合計得票率は自民約24%に対し、民進が約26%と上回ったのである。自公の得票を合わせても、民進+共産+社民の3党合計に及ばない。首都決戦は自民党単独でも、自公の与党合計でも負けていたのである。
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■データ(2)大都市圏で票が取れない自民
.
実は、他の大都市圏でも自民党の票は伸びていない。3人区の埼玉、兵庫では自民党がトップ当選だったが、得票率はいずれも28%前後で、大阪(4人区)はおおさか維新が2議席を占め、自民党の得票率は20%しかなかった。
さらに福岡(3人区)では自民党現職が民進党新人に得票数で負けた。自民党の大都市圏での基礎票は20%台にすぎず、選挙協力関係にある公明党に「生命線」を握られていることが浮かび上がる。
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参院選では公明党とおおさか維新が健闘し、日本のこころなど非改選議員を合わせた自民党との「改憲4党」で3分の2を超えた。
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しかし、憲法改正をめぐって早くも「野党第1党も加わらないと(改憲の)発議はできない」と慎重論を唱える公明党と、「無責任だ。何のために3分の2を取ったのか」とそれを批判するおおさか維新との対立が表面化し、安倍首相が数を頼りに改憲に突き進んだ場合、公明党との選挙協力態勢そのものが危うくなりかねない。
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※週刊ポスト2016年8月5日号
2453
:
チバQ
:2016/07/29(金) 12:30:16
http://www.sanspo.com/geino/news/20160728/pol16072819380003-n1.html
016.7.28 19:38
参院選、片山氏の得票「0票」に疑問の声 愛媛県西条市
参院選、片山氏の得票「0票」に疑問の声 愛媛県西条市
10日投開票の参院選比例代表で5選を果たした片山虎之助おおさか維新の会共同代表の得票が、愛媛県西条市で0票だったことに対し、市選管に疑問や抗議の電話が寄せられていることが28日、分かった。
市選管によると、市内の有権者という複数の人から「片山氏に投票した。0票とはどういうことなのか」などの電話があった。
片山氏は全国で19万4902票を獲得。愛媛県内の20市町のうち西条市以外の19市町では596〜2票を得た。有権者が西条市(約9万3000人)よりやや多く、隣接する新居浜市は139票。10年の参院選での片山氏(当時はたちあがれ日本)の西条市での票は32票だった。
投票用紙は市選管が封をして保管している。市選管は選挙訴訟以外などでは原則として開封しないとの1996年の自治省(現総務省)の方針に従い、票の再点検はしない方針。
市選管は「投票したという市民の声がある以上、ミスの可能性は否定できない。今後は一層の適正な開票事務の執行に努めたい」と話している。
2454
:
とはずがたり
:2016/08/02(火) 01:21:21
「幸福実現党出なければ参院選であと4つ勝てた」と自民秘書
http://www.news-postseven.com/archives/20160727_432606.html
2016.07.27 07:00
「驕る平家は久しからず」を、いま首相は実感しているに違いない。「圧勝」と報じられた参院選だったが、その結果分析から見えてくるのは「安倍首相の応援は勝率1割以下」「東北で1勝5敗」という次の総選挙で大敗する兆候がみえるデータだった。他の分析データも厳しい内容だ。自民党の選対も自信を喪失している。ベテラン秘書が語る。
「1人区では僅差で負けたケースが多い。党本部の選対幹部たちは『幸福実現党が候補を出さなければあと4つは勝てたのに』と悔しがっている。青森、新潟、三重、大分は幸福実現党の票が自民党に入っていれば、逆転できていた。幸福実現党の政策は自民党に近いから、独自候補がいなければ自民党に票がながれていたという読みだ。
だが、それは都合のいい話。もし、幸福の科学を支持母体とする幸福実現党とそんな話をつければ逆に公明・学会票が逃げていく。選挙担当者がそんな身勝手な恨み言を口にするほど、今回の選挙結果に自信をなくしている」
自民党が1人区で21勝できたのは、「公明党票」の上乗せがあったからだ。では、自民党単独での「本当の集票力」はどのくらいだったのか。公明党と共産党が独自候補を立てた大都市圏の7選挙区の得票率を分析すると、与野党の中核となる自民党と民進党の実力がわかる。
■データ(1)首都決戦は自公敗北
予想外の結果だったのが「東京」(定数6)の首都決戦だ。前回参院選は自民党が得票率でダブルスコア以上の差をつけて民主党(議席ゼロ)を圧倒した。今回は情勢が一変した。
自民も民進も2人ずつ当選させたが、候補者の合計得票率は自民約24%に対し、民進が約26%と上回ったのである。自公の得票を合わせても、民進+共産+社民の3党合計に及ばない。首都決戦は自民党単独でも、自公の与党合計でも負けていたのである。
■データ(2)大都市圏で票が取れない自民
実は、他の大都市圏でも自民党の票は伸びていない。3人区の埼玉、兵庫では自民党がトップ当選だったが、得票率はいずれも28%前後で、大阪(4人区)はおおさか維新が2議席を占め、自民党の得票率は20%しかなかった。
さらに福岡(3人区)では自民党現職が民進党新人に得票数で負けた。自民党の大都市圏での基礎票は20%台にすぎず、選挙協力関係にある公明党に「生命線」を握られていることが浮かび上がる。
参院選では公明党とおおさか維新が健闘し、日本のこころなど非改選議員を合わせた自民党との「改憲4党」で3分の2を超えた。
しかし、憲法改正をめぐって早くも「野党第1党も加わらないと(改憲の)発議はできない」と慎重論を唱える公明党と、「無責任だ。何のために3分の2を取ったのか」とそれを批判するおおさか維新との対立が表面化し、安倍首相が数を頼りに改憲に突き進んだ場合、公明党との選挙協力態勢そのものが危うくなりかねない。
※週刊ポスト2016年8月5日号
2455
:
チバQ
:2016/08/02(火) 20:49:00
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-afr1608020033.html
公選法違反容疑で幸福実現党本部を捜索、「強い政治的意図感じる」と同党 警視庁、テレンス・リー容疑者ら応援演説買収事件
19:54産経新聞
公選法違反容疑で幸福実現党本部を捜索、「強い政治的意図感じる」と同党 警視庁、テレンス・リー容疑者ら応援演説買収事件
捜索が行われている幸福実現党の事務所前。多くの報道陣が集まった=2日午後、東京都港区(荻窪佳撮影)
(産経新聞)
7月の参院選東京選挙区で候補者の応援演説をして報酬を得たとしてタレントのテレンス・リー=本名・加藤善照=容疑者(51)ら3人が公職選挙法違反(買収など)容疑で逮捕された事件で、警視庁捜査2課が2日、同法違反容疑で、幸福実現党本部(東京都港区)を家宅捜索したことが捜査関係者への取材で分かった。同法違反での政党本部の家宅捜索は異例。捜査2課は、党本部が主導して複数の選挙区で買収工作をしていた可能性もあるとみて全容解明を進める。
事件をめぐっては加藤容疑者のほか、会社役員、一木昭克(あきよし)容疑者(48)と同、今井一郎容疑者(61)を同法違反容疑で逮捕。一木容疑者から今井容疑者を通じて加藤容疑者に現金5万円が報酬として渡った疑いがある。捜査関係者によると、一木容疑者は幸福実現党本部と関係があったといい、捜査2課は党本部の関与を調べる。
幸福実現党は7月の参院選の全選挙区で候補者を擁立したほか、2人が比例代表で立候補。いずれも落選していた。
幸福実現党本部は産経新聞の取材に対し、「党本部にまで家宅捜索が及んだことに対して、強い政治的意図を感じる。捜査当局に対して強く抗議していく」とコメントした。
2456
:
チバQ
:2016/08/03(水) 23:27:22
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASJ833DW0J83TIPE004.html
労組の参院選運動拠点に隠しカメラ設置 大分県警が謝罪
11:53朝日新聞
労組の参院選運動拠点に隠しカメラ設置 大分県警が謝罪
カメラが見つかった労組などが入る建物。関係者によると、手前の木の幹に結束バンドでカメラが巻き付けられていたという。木は参院選公示前、雑草で覆われていた=大分県別府市、加藤勝利撮影
(朝日新聞)
参院選(6月22日公示、7月10日投開票)の前に、大分県別府市にある労働組合などが入る建物の敷地に、県警別府署の捜査員がビデオカメラ2台を隠して設置していたことがわかった。敷地に無断で入って置いたことから、県警は建造物侵入罪に当たる可能性があるとみて、設置した経緯などを調べている。署の幹部が建物の関係者に謝罪した。
県警によると、カメラが設置されたのは別府市にある労組「連合大分」東部地域協議会などが入る建物の敷地。6月18日夜、別府署の捜査員2人が敷地内の草むらに2台を設置した。
連合大分によると、この建物は参院選で選挙運動の拠点にしていた。同23日に草刈りをした後、建物の関係者がカメラを発見。労組側がカメラのSDカードの内容を確認したところ、建物に出入りする人たちが映っていた。署に相談したところ、署が設置したことを認めたという。
県警によると、敷地は労組側が管理していたが、捜査員が公有地と勘違いして無断で設置したという。設置の理由について県警は「個別の容疑事案で特定の対象者の動向を把握するため」と説明している。
無断でカメラを設置することについて県警は「証拠などから容疑性が高い場合、個別に必要性を判断し設置する」としている。小代義之・刑事部長は「他人が管理する敷地内に無断で入ったことは不適切な行為であり、関係者の皆様におわび申し上げます」との談話を出した。連合大分の関係者は「何が目的かはわからないが、人権侵害もいいところ。ふざけるなという話だ」と憤っている。
参院選大分選挙区(改選数1)は、連合大分が推薦する民進現職が自民新顔を1090票差で破った。
2457
:
名無しさん
:2016/08/06(土) 19:48:51
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080100437&g=pol
「きょうから一歩」=新人議員が初登院-国会
臨時国会が召集された1日、先の参院選で当選した新人議員らが初登院を果たし、自民党からは元ビーチバレー選手の朝日健太郎氏(東京選挙区)や女性ボーカルグループ「SPEED」の今井絵理子氏(比例代表)らが国会に足を踏み入れた。
朝日氏は取材に対し、「厳かで気品に満ちた空気感に身の引き締まる思い。きょうから第一歩だなと感じた。信頼される政治家になりたい」と抱負を語った。
元民放キャスターとして政治取材の経験がある民進党の杉尾秀哉氏(長野選挙区)は、「昔の参院は一家言ある議員が多かったが、最近は小粒になり存在感が薄れている。『参院に杉尾あり』と言われないといけない」と意気込んだ。 (2016/08/01-14:47)
2458
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名無しさん
:2016/08/07(日) 12:11:00
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160801/k10010616721000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_116
臨時国会 初当選の参議院議員が初めて登院
8月1日 12時35分
先月の参議院選挙後、初めての国会となる第191臨時国会が召集されました。国会には1日午前、先月の参議院選挙で初めて当選した議員らが次々と登院しました。
今井氏「夢や希望をきちんと描く」
比例代表選出の自民党の今井絵理子参議院議員は、「1票1票の重みをひしひしと感じており、感謝でいっぱいだ。政治家としては、真っ白なキャンバスなので、1人1人の夢や希望をきちんと描いていきたい」と述べました。
また、今井議員は、出身地の沖縄が抱える基地問題への対応について、「沖縄の1人1人の声を真剣に聞いて、発信したい。どれだけできるか分からないが諦めずに頑張りたい」と述べました。
杉尾氏「言論と表現の自由を守る」
長野選挙区選出で、元ニュースキャスターの民進党の杉尾秀哉参議院議員は、「これまでは取材する側の立場だったので、不思議な感覚だが、頑張らなければならないという気持ちだ。平和や憲法、それに、格差と経済の問題に加え、言論と表現の自由をどうやって守っていくのかや、地方をどう再生していくかなどやらなければいけないことがたくさんある。『参議院に杉尾あり』と言われるようになりたいし、ならなければいけない」と述べました。
伊波氏「沖縄の実態を知らせる」
沖縄選挙区選出で、参議院の会派「沖縄の風」の伊波洋一参議院議員は、「沖縄の問題でいちばん大切な時期に参議院議員になり、重責を感じている。沖縄の基地問題が、沖縄県民の人権や財産権をいかに侵害しているかということすら、十分知られておらず、国会で政府をただすことを通じて、沖縄の実態をしっかり知ってもらうということから活動を始めていきたい」と述べました。
渡辺氏「憲法改正を議論する」
金融・行政改革担当大臣や旧みんなの党の代表などを務め、今回、比例代表で当選した、おおさか維新の会の渡辺喜美参議院議員は、「これまで、大石内蔵助の心境で、『必ずリベンジするぞ』という気持ちでやってきて、きょうは、新人の気持ちで初登院した。自民党や旧みんなの党にいたときから、憲法改正を求めてきたので、前向きな議論を行っていきたい」と述べました。
2459
:
名無しさん
:2016/08/07(日) 15:34:59
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080400630&g=pol
無断監視「許されぬ」=岡田民進代表
民進党の岡田克也代表は4日の記者会見で、先の参院選で同党候補の支援団体が使っていた建物の敷地内に、大分県警が無断で監視用のビデオカメラを設置していた問題について「断じて許されるものではない」と強く批判した。岡田氏は大分県警に対し、「どういう目的で、何を監視していたか、県警の速やかな事実調査、しっかりした説明を求めたい」と要求した。 (2016/08/04-16:05)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160805-00050142-yom-soci
捜査員、無断侵入を認識…大分県警隠しカメラ
読売新聞 8月6日(土)7時24分配信
大分県警が参院選の候補者を支援する団体の選対事務所敷地内に、無断でビデオカメラを設置していた問題で、県警は5日、捜査員が侵入防止用のチェーンを越えて複数回にわたり敷地内に入っていたことを明らかにした。
県警は、捜査員が管理地という認識を持っていたとしており、建造物侵入容疑でも事情を聞いている。
松坂規生本部長ら県警幹部が出席した5日の定例記者会見で、県警側が明らかにした。
県警によると、カメラは同県別府市にある別府地区労働福祉会館敷地内の草むらに計2台設置され、1台は木の幹にくくりつけられ、もう1台は敷地の斜面にあった。会館には野党の民進党や社民党の候補者を支援する団体の事務所が入居。草むらに隣接する駐車場の出入り口には夜間、チェーンが掛けられていた。
最終更新:8月6日(土)7時25分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160805-00000115-mai-soci
<別府署隠しカメラ>署員「他人の土地」認識
毎日新聞 8月5日(金)21時49分配信
◇大分県警、侵入経路を初めて明らかに
大分県警別府署が野党の支援団体が入る施設の敷地に隠しカメラ2台を無許可で設置していた問題で、県警は5日の定例記者会見で、署員の侵入経路を初めて明らかにした。6月18日の設置後、施設側に発見された同24日までの間に、録画データを保存するカメラのSDカードを交換するために敷地の入り口付近から無断で侵入。その際に署員は経路が「施設の管理地」であることを認識していた。
県警は当初、「署員が公用地と誤認した」と説明したが、実際は「他人の土地」と自認していたことになり、批判が高まりそうだ。
県警によると、6月18日、署員2人が近くの道から別府地区労働福祉会館(大分県別府市南荘園町)の敷地の斜面に入りカメラを設置。その後、SDカードを交換した際は、石垣やチェーンで囲われた会館の敷地の入り口付近である「表から入った」と認めた。ただ、カメラの設置場所の斜面については「施設の管理地とは認識していなかった」と説明しているという。
松坂規生(のりお)本部長は記者会見で「しっかり調査するよう指示した。調査結果を受け厳正に対処する。他人の管理する土地に無断で立ち入ったのは不適切だった」と述べた。問題発覚後、本部長が見解を示すのは初めて。【田畠広景】
2460
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名無しさん
:2016/08/07(日) 15:36:22
>>2459
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160805-00000166-jij-soci
署員、私有地と認識=隠しカメラ設置後―大分県警
時事通信 8月5日(金)19時22分配信
大分県別府市で参院選期間中の6月、野党候補の支援団体が使っていた建物の敷地内に県警が無断でビデオカメラを設置した問題で、県警は5日、署員2人がカメラの設置後、私有地と認識していたことを明らかにした。
県警はこれまで「夜間で草が生い茂り、公有地だと思った」と説明していた。
県警によると、署員2人は6月18日以降、連合大分東部地域協議会などがある別府地区労働福祉会館の敷地内に、無断で数回侵入した。カメラを設置した時は公有地と勘違いしていたが、数日後に記録媒体を交換するため別のルートで入った際は、駐車場に張られたチェーンを乗り越えており、私有地と認識していたという。
小代義之刑事部長は5日の記者会見で、「無断侵入は不適切な行為だった」と認めた。カメラの使用が適切だったか調査を進め、関係者の処分も検討すると述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20160805-00000525-fnn-soci
大分県警、隠しカメラ設置で会見 「管理地の認識あった」
フジテレビ系(FNN) 8月5日(金)16時35分配信
先の参議員選挙の期間中、大分県警が、野党候補を支援する団体の使っていた建物の敷地に、隠しカメラを設置していた問題で、大分県警は、「複数回チェーンを越えて入った。管理地という認識はあった」と明らかにした。
大分県警の小代義之刑事部長は「警察官が、他人の管理する土地に無断で立ち入り、ビデオカメラを設置したことは、誠に不適切な行為と考えている」と述べた。
大分県警は、2016年6月、民進党や社民党を支援する団体が入る、別府地区労働福祉会館の敷地に、県警が無断で立ち入り、隠しカメラを設置していた。
5日の会見で、小代刑事部長は「データチェックのため、複数回にわたり、チェーンを乗り越えて入った。その際には、管理地という認識はあった」などと明らかにした。
最終更新:8月5日(金)16時35分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160805-00000003-asahi-soci
隠しカメラ設置場所、署幹部が了承 大分県警
朝日新聞デジタル 8月5日(金)0時45分配信
大分県別府市で参院選の公示(6月22日)前、労組などが入る建物の敷地に県警別府署の捜査員がビデオカメラ2台を隠して設置した問題で、カメラの設置場所を署の幹部が了承していたことが、県警への取材で分かった。
カメラが置かれていたのは、連合大分東部地域協議会などが入る建物の敷地。県警によると、6月18日夜に捜査員2人が取り付けた。設置場所と台数は、署の刑事部門を統括する警視の刑事官も了承。録画そのものについては署長が許可したという。
捜査員は「公有地と勘違いした」と説明しており、署幹部も間違いに気づかないまま設置を認めていた可能性がある。敷地は労組側が管理しており、県警は建造物侵入罪に当たる可能性もあるとみて調べている。
朝日新聞社
2461
:
名無しさん
:2016/08/07(日) 15:38:09
>>2460
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20160804-00000411-fnn-soci
大分・別府署、参院選期間中に野党陣営の敷地に隠しカメラ設置
フジテレビ系(FNN) 8月4日(木)14時53分配信
大分県警の警察官が、参院選挙公示日前後に、野党候補を支援する団体が選挙活動に使っていた建物の敷地内に、隠しカメラを設置していたことがわかった。
隠しカメラが設置されていたのは、民進党や社民党の支援団体が入る、別府地区労働福祉会館の敷地。
関係者によると、参院選の選挙期間中の6月24日、前日に草刈りをした場所にカメラが2台設置されているのを、団体の職員が見つけた。
いずれも大分県警が無許可で設置していたのもので、県警は「個別の事件の対象者の行動を確認するためだった。捜査員が、管理されている土地だと思わずに無断で立ち入った」と説明している。
県警本部の小代義之刑事部長は「不適切な行為であり、関係者におわび申し上げます」とコメントしている。
最終更新:8月4日(木)14時53分Fuji News Network
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160804-00010006-nishinp-soci
大分・別府署が隠しカメラに批判や懸念の声 野党支持団体の敷地内に
西日本新聞 8月4日(木)12時14分配信
大分県警別府署員が6月の参院選公示直前から選挙期間中にかけ、社民党の支持組織が管理する別府市内の建物敷地内に無断でビデオカメラを設置し、人の出入りなどを録画していたことが3日、分かった。県警は、許可なく敷地内に入ったことに関しては建造物侵入罪に当たる可能性があるとして、党関係者に陳謝。ただ、不特定多数の出入りの無断撮影が必要だったかについては「今後調査する」というにとどまっている。
県警や社民党関係者によると、隠しカメラが設置されたのは別府地区平和運動センターや連合大分東部地域協議会が入居する別府地区労働福祉会館(同市南荘園町)の敷地内。参院選の選挙期間中、社民党の比例代表候補の支援拠点があり、大分選挙区に立候補していた民進党現職を推薦する連合大分の関係者らも出入りしていた。
連合大分の関係者「組合をつぶす圧力だ」と憤り
カメラは参院選公示(6月22日)前の同18日夜、同署刑事課員2人が設置。1台は木の幹に、もう1台は斜面にあったブロックの穴の中に設置されていた。同23日に業者が草刈りをした際に発見。録画映像には、電池を入れ替える署員の姿が写っていたという。
設置は署の判断だったといい、県警刑事企画課は「個別捜査の一環で、特定の対象者の動向を把握するため」と理由を説明。県警の小代義之刑事部長は3日、「他人の管理する敷地内に無断で立ち入ったことは、不適切な行為だった」とコメントした。
署幹部は6月26日に社民党関係者に「申し訳ない」と陳謝しているが、連合大分の関係者は「不特定多数を狙った行為で許されない。組合をつぶす圧力だ」と憤っている。
7月10日に投開票された参院選大分選挙区では、連合大分が推薦し、社民、共産両党の支援を受けた民進党現職がわずか1090票差で自民党新人を破り3選を果たした。社民の比例候補は落選した。
無断撮影に批判、懸念
大分県警の捜査員が参院選公示直前、社民党と民進党候補者の支援組織が入居する施設の敷地内に無断でビデオカメラを設置していた問題を巡り、識者や市民からは「言語道断だ」「見過ごせない」と批判や懸念の声が上がっている。
故意か、過失か-。県警側は「敷地外の草むらと勘違いした」と過失を主張している。だが、カメラの設置場所は石垣などで囲まれた敷地内の樹木。プライバシー問題に詳しい高山巌弁護士(大阪)は「敷地の境界が明確ならば建造物侵入罪が成立する可能性が高い」という。
無断撮影についても「捜査には一定の制限があり、許されるのは、具体的な犯罪が行われていて、証拠保全の必要性や緊急性がある場合など一部に限られる」と指摘。「公道でも『撮影されない自由』があり、敷地内はよりプライバシー度が高い。警察の正当化は難しい」とみる。
上智大の田島泰彦教授(メディア法)は設置時期に注目。「設置したのが公安ではなく刑事ということもあり、選挙違反の捜査と推測できる。野党の施設の出入りをビデオカメラで監視する行為の背景には、政権や与党への政治的配慮も見え隠れする」と述べた。
大分県内で長年、市民運動を続けている小坂正則さん(62)=大分市=は「警察による監視が当たり前という社会で本当にいいのか、ということを考えさせられる問題だ。労働組合の活動や市民運動の萎縮につながる。このまま放置すべきではない」と話している。
=2016/08/04付 西日本新聞朝刊=
西日本新聞社
2462
:
名無しさん
:2016/08/07(日) 15:38:59
>>2461
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160805-00004971-bengocom-soci
大分県警「野党候補」拠点に隠しカメラ、弁護士「民主主義を否定する行為」
弁護士ドットコム 8月5日(金)11時0分配信
大分県警の捜査員が、参議院選挙(6月22日公示、7月10日投開票)の公示前に、野党候補を支援する団体が選挙活動で使っていた建物の敷地に隠しカメラを設置し、人の出入りなどを録画していたことがわかり、強い反発を呼んでいる。
報道によると、カメラが設置されていたのは、社民党の支援団体が管理する別府地区労働福祉会館の敷地。参院選の比例代表に出馬した社民党の吉田忠智氏や、大分選挙区で立候補した民進党の足立信也氏の支援拠点になっていた。
大分県警別府署の捜査員が公示前の6月18日夜、無許可でカメラを設置した。公示翌日の6月23日、施設の職員が敷地内を草刈りしたあと、カメラをみつけて確認したところ、施設への人の出入りなどが録画されていたという。
大分県警は「不適切な行為だった」「捜査のためにカメラを設置した」「草が生い茂っていたため、警察官が公道に準ずる場所と思い込んだ」と説明している。だが、県内の野党関係者から「選挙への不当な介入だ」といった批判があがっているようだ。
今回のような捜査は法的に問題ないのだろうか。猪野亨弁護士に聞いた。
●「野党候補者の選挙活動を監視していたのではないか」
「今回、捜査員がおこなったことは、他人が管理する敷地に無断で入ったわけですから、『住居侵入罪』が成立する可能性があります。
大分県警は『草が覆い茂っていたため公道に準ずる場所』と釈明していますが、<準ずる場所>という概念は説明として苦しく、住居侵入罪の成立を否定する事情にはなりえません。
また、報道によると、県警は<特定の犯罪の捜査のため>と説明していますが、このように住居侵入罪を犯してまでおこなわなければならない捜査自体が、何だったのかが問われることになります。
実際には、野党候補者の選挙活動を監視していたのではないか、ということです。
投開票前から、参議院選挙の大分選挙区では、野党候補者が優勢といわれていました。結果は、接戦で野党が勝利していますが、警察が介入の機会を探索していた可能性がうかがわれます。
仮に、このような目的のために、監視カメラを設置したのであれば、違法であることは論を待ちません。
警察法は、警察の責務の遂行について、『不偏不党かつ公平中正を旨とし、いやしくも日本国憲法の保障する個人の権利および自由の干渉にわたる等その権限を濫用することがあってはならない』(同法2条2項)と規定しています。
犯罪の端緒が何もないのに、野党側の運動を監視していたとしたら、明らかに違法です」
●「警察はこれまでも『違法捜査』をおこなってきた」
「かつての京都府学連事件では、デモに参加した学生の写真を警察が撮影したことについて、適法性が争われました。
この事件で、最高裁は初めて肖像権を認めたうえで、警察の捜査にも一定の限界があることを前提に『現に犯罪が行われもしくは行われたのち間がないと認められる場合であって、しかも証拠保全の必要性および緊急性があり、かつその撮影が一般的に許容される限度を超えない相当な方法を持って行われるとき』としています。(昭和44年12月24日)
この基準については、さまざまな見解がありますが、犯罪がおこなわれていない野党の選挙陣営を撮影していたことは、この基準に照らしても、適法化する余地はありません。
現在のところ、大分県警は捜査目的を明らかにしていません。しかし、警察はこれまでも『不偏不党かつ公正中立』でなければならないにも関わらず、体制に反対する活動に対してはあからさまな違法捜査をおこなってきました。
一番大きなところでは、1986年に発覚した日本共産党幹部宅盗聴事件です。この事件の実行者は、神奈川県警の署員でしたが、起訴猶予処分に対する付審判請求において、最高裁も<組織的関与>であることを認定しています」
2463
:
名無しさん
:2016/08/07(日) 15:39:09
>>2462
●「政治活動の自由を侵害する違法なもの」
「警視庁は1998年、早稲田大学をおとずれた中国の江沢民国家主席(当時)の講演に参加した学生の名簿の提出を大学当局に提出させました。この名簿を提出した大学当局の行為は、最高裁も違法としています。一番の問題点は、警視庁が名簿提出を要求したことにありました。
警察ばかりでなく、自衛隊情報保全隊によるデモ参加者の撮影や、公安調査庁による日本共産党本部前の盗撮などがあります。
今回、大分県警別府署の捜査員がおこなった行為は、選挙の公正を害するものであり、政治活動の自由を侵害する違法なものです。『政治警察』による民主主義社会そのものを否定する行為といえます。
また報道によると、大分県警は、カメラ設置は別府署の判断だとしていますが、署の判断でそこまでやるのか、むしろ大分県警の判断だけでおこなえるのか・・・こうした真相こそ究明されなければなりません。
もし仮に、施設の管理者からの刑事告訴があったとしても、検察庁は起訴猶予処分にする可能性は高く、検察庁の対応にも注目しなければなりません」
【取材協力弁護士】
猪野 亨(いの・とおる)弁護士
今時の司法「改革」、弁護士人口激増、法科大学院制度、裁判員制度のすべてに反対する活動をしている。日々、ブログで政治的な意見を発信している。
事務所名:いの法律事務所
事務所URL:
http://inotoru.blog.fc2.com/
弁護士ドットコムニュース編集部
2464
:
名無しさん
:2016/08/07(日) 15:40:23
>>2463
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160804-00000004-mai-soci
<大分・隠しカメラ>署員、無断で3回侵入 「不当な監視」
毎日新聞 8月4日(木)7時0分配信
7月10日投開票の参院選大分選挙区で当選した民進党現職らの支援団体が入居している大分県別府市の施設の敷地内に、同県警別府署員が隠しカメラを無許可で設置し、人の出入りを録画していたことが、3日分かった。同署は施設側に対し、参院選公示前日の6月21日までにカメラ設置と内蔵されたSDカード交換のために計3回、署員が無断で敷地に入ったと認めており、参院選を巡る捜査をしていた可能性がある。野党関係者は「選挙活動への不当な監視だ」と反発している。
県警や関係者によると、隠しカメラが設置されたのは、別府市南荘園町の別府地区労働福祉会館。連合大分の東部地域協議会や別府地区平和運動センターなどが入居しており、参院選大分選挙区で接戦の末に3選を果たした民進党の足立信也氏(59)や、比例代表に出馬した社民党の吉田忠智党首(60)の支援拠点だった。
同会館の建物を管理する連合関係者によると、6月23日の草刈り中にカメラを発見。ともに結束バンドでくくりつけられ、1台は敷地の斜面に、もう1台は木の幹に設置されていた。会館の玄関と駐車場への出入りが録画され、別府署員が設置する様子も映っていたため、同署に連絡。カメラは同24日に署員が撤去した。
その後同署幹部が施設を訪れて謝罪。カメラを設置した同18日深夜以後、21日夜までに署員がSDカードを2回交換したとし、「正常に作動するかをテストしていた。個別の事件について、特定の人物の出入りを確認するためだった」と説明したという。
連合関係者は「録画は私の顔も鮮明に映っており、不気味だった。翌日公示の参院選で民進、社民両党の支持者を盗撮するためとしか考えられない。会館へ労働相談に来る一般の人のプライバシーも侵害している」と指摘。別の野党関係者も「選挙活動への不当な監視だ」と批判した。
県警によると、別府署の判断に基づき、カメラを仕掛けたのは同署刑事課の署員2人。捜査上のカメラの設置は警察署の判断でできるため、県警本部に報告は上がっておらず、過去に同様の問題が報告されたこともないとしている。設置した署員は「雑草地だったので公有地と思い込み、(同会館の)管理地だとは知らなかった」と話したという。
県警の小代義之刑事部長は3日、「他人の管理する敷地に無断で立ち入ったのは不適切で、おわびする」とコメント。県警は監視していた対象者や参院選に絡む捜査かどうかを明らかにしていない。一方で無許可のカメラ設置は建造物侵入罪などに当たる可能性があるとして、今後も調べる方針。【大島透、西嶋正法、田畠広景】
◇「政治活動の自由に影響」
捜査当局のカメラ設置が問題になったケースとしては、大阪市西成区の住民が大阪府警の設置した街頭監視カメラ15台の撤去を求めた訴訟がある。この時はプライバシー保護との関係が問題化した。
西成区のカメラは防犯目的で府警が設置したが、1994年の大阪地裁判決は、プライバシーとの関係を巡って、カメラを設置するには、目的の正当性や設置状況の妥当性などの要件を満たす必要があると指摘。15台のうち、住民が活動する施設に向けられた1台については、設置で得られる利益より、侵害されるプライバシー利益の方が大きいとして撤去を命じた。判決は98年に確定した。
今回の大分県警のカメラ設置に対しては、野党側から「選挙への不当介入」というのに加え、「プライバシー侵害」「人権侵害」といった批判が出ている。小林正啓弁護士(大阪弁護士会)は「私有地への設置は捜査令状を取って設置するのが原則だ。政党の活動拠点を撮影していたのならば、憲法21条が保障する政治活動の自由に重大な影響を与える可能性がある」との考えを示した。【尾垣和幸】
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20160803-00000035-ann-soci
私有地にカメラ 警察が無断設置 事件対象者監視か
テレビ朝日系(ANN) 8月3日(水)17時35分配信
警察が無断で私有地に入り、隠しカメラを設置していました。
関係者によりますと、カメラは大分県の別府地区労働福祉会館に設置されていて、6月に関係者が草刈りをしていて見つけました。建物を利用していた社民党県連合などが説明を求めたところ、大分県警は無断で敷地内に入ったことを謝罪したうえで、「ある事件の特定の対象者を調べていて、捜査内容は言えない」といった主旨の説明をしたということです。大分県警は今後、建造物侵入罪にあたるのかなどを調べるとしています。
最終更新:8月3日(水)17時35分テレ朝 news
2465
:
名無しさん
:2016/08/07(日) 15:41:15
>>2464
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160803-00000007-wordleaf-soci
隠しカメラは「明らかな人権侵害」 野党支援施設に大分県警が無断設置
THE PAGE 8月3日(水)19時30分配信
九州地方でまたも選挙捜査に絡む問題が発覚した。大分県警別府署の刑事が参院選公示前後の今年6月、民進党現職候補(当選)らの支援組織が入居する別府市内の建物敷地内に無断で監視カメラを設置していたのだ。大分県警は3日、一連の事実関係を認めたうえで、「公有地と勘違いして設置した。不適切な行為だった」とコメント。連合大分は「建物への人の出入りを撮影するなど明らかな人権侵害。刑事告訴(建造物侵入罪)、民事訴訟を含めた対応を検討中」としている。
参院選公示前後、敷地内草むらにカメラ2台
「これはおそらく公安の仕業でしょう」と話すのは、山梨や熊本県警で捜査二課長を歴任し、選挙捜査にも詳しい元道警最高幹部の原田宏二氏。原田氏によると、「選挙戦の際、刑事畑の捜査員は主に保守系候補の違反捜査を手掛ける一方、公安畑の捜査員は野党陣営をマークします」と言う。
報道などから今回の不祥事をおさらいすると、隠しカメラが設置されたのは参院選公示(6月22日)4日前の6月18日夜。別府地区平和運動センターや連合大分東部地域協議会が入る建物敷地内の石垣近くの草むらに、別府署の刑事2人が2台のビデオカメラを無断で設置した。カメラのレンズは1台は建物玄関に、もう一台は駐車場に向けられていたという。
公示後まもなくカメラは発見され、別府署に通報。大分県警は設置を認めて「不適切な行為であり、関係者の皆さまにおわび申し上げる」と謝罪したものの、「捜査員が公有地、公道と間違って置いた」などの弁明にとどまった。連合大分などに対して「設置目的や県警内の誰の指示だったのか、これまで明確な回答はない」という。
「仮に公有地でもプライバシー侵害」
隠しカメラの標的にされた別府地区平和運動センターなども、県警の釈明に強く異を唱える。「カメラが置かれた石垣近くの草むらは、誰が見ても明らかに私たちが管理する敷地内だと分かる場所。勘違いしたなどは詭弁に過ぎない」。
前出の原田宏二氏は「百歩譲って仮に公有地にカメラが置かれたとしても、1994年の釜ヶ崎監視カメラ訴訟の判決で明らかなように、特定の場所の人の出入りを撮影する行為はプライバシー侵害に当たる」と指摘。「極端すぎると思われるかもしれませんが、標的とされた建物に出入りした人物の中には、警察側が理由をでっちあげてその人物の車にGPS装置を付けていた可能性だってゼロとは言えません」と警鐘を鳴らす。
選挙の違法捜査をめぐっては、九州では2003年の鹿児島・志布志(しぶし)事件があまりに有名だ。違法な取り調べの結果、公選法違反で起訴された13人全員が無罪となった冤罪事件である。
「参院選の期間中は運動員たちが委縮するのを防ぐため、隠しカメラに関する事実関係の公表を見送り、タイミングを探っていた」。こう振り返る連合大分などは今後、「大分県警内の誰が何の目的で、不法侵入が明らかにもかかわらず、プライバシーや人権侵害を犯す行為に及んだかを徹底追及していきたい」としている。
(フリー記者・本間誠也)
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20160803-00000045-nnn-soci
大分県警、野党が使用の施設に隠しカメラ
日本テレビ系(NNN) 8月3日(水)14時35分配信
先月の参議院選挙の期間中、大分県警が、野党候補を支援する団体が選挙活動に使っていた建物の敷地内に、隠しカメラを設置していたことが分かった。
隠しカメラが設置されていたのは、民進党や社民党の支援団体が入る、別府市南荘園町の別府地区労働福祉会館の敷地。関係者によると、参院選の選挙期間中の6月24日、前日に草刈りをした木の幹の周辺などに、カメラが2台設置されているのを団体の職員が見つけた。
いずれも大分県警が無許可で設置していたもので、県警は、「個別の事件の対象者の行動を確認するためだった。担当者が管理されている土地だと思わなかったと話している」と説明している。
県警本部の小代義之刑事部長は、「不適切な行為であり、関係者におわび申し上げます」とコメントしている。
2466
:
名無しさん
:2016/08/07(日) 15:42:43
>>2465
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160803-00010006-nishinp-soci
別府署が隠しカメラ 参院選期間中 社民支援団体敷地内 建造物侵入罪の可能性も
西日本新聞 8月3日(水)14時31分配信
大分県警は3日、別府署員が6月の参院選公示直前に、社民党の支持組織の一つ「別府地区平和運動センター」が管理する、別府市内の建物の敷地内に無断でビデオカメラを設置していたと発表した。人の出入りなどが録画されていた。建造物侵入罪などに当たる可能性があり、同署は党関係者に謝罪したという。
県警や社民党関係者によると、隠しカメラが設置されたのは別府地区労働福祉会館(同市南荘園町)敷地内で、会館には同センターや連合大分東部地域協議会などが入居。カメラは参院選公示(6月22日)前の同18日夜、敷地内の草むらに2台設置された。会館側が同23日に草刈りし、見つけた。録画されていた映像に、電池を入れ替える同署員が写っていたため、社民党側が署に抗議した。
「敷地外の草むらと勘違いした」
会館には参院選の選挙期間中、社民党の比例代表候補の事務所があり、党や連合大分など支持組織の関係者らが出入りしていた。同署は、社民党関係者に「敷地外の草むらと勘違いした。申し訳ありませんでした」と謝罪したという。
県警の小代義之刑事部長は3日、「他人の管理する敷地内に無断で立ち入ったことは、不適切な行為だった」との談話を発表した。県警刑事企画課は、カメラ設置の理由について「個別捜査の一環で、特定の対象者の動向を把握するため」と説明。無断撮影の必要性があったかどうかは今後、署員から事情を聴き、調査するという。
大分県弁護士会の佐々木淳夫弁護士によると、犯罪捜査における本人の同意がない撮影が許されるケースとしては、最高裁判例で「現に犯罪が行われ、証拠保全の必要性および緊急性がある場合」と示されている。佐々木弁護士は、無断撮影の適否では「犯罪が行われているという確証がどの程度あったのかが問われる」と指摘している。
=2016/08/03付 西日本新聞夕刊=
西日本新聞社
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160803-00000051-asahi-soci
労組の参院選運動拠点に隠しカメラ設置 大分県警が謝罪
朝日新聞デジタル 8月3日(水)11時53分配信
参院選(6月22日公示、7月10日投開票)の前に、大分県別府市にある労働組合などが入る建物の敷地に、県警別府署の捜査員がビデオカメラ2台を隠して設置していたことがわかった。敷地に無断で入って置いたことから、県警は建造物侵入罪に当たる可能性があるとみて、設置した経緯などを調べている。署の幹部が建物の関係者に謝罪した。
県警によると、カメラが設置されたのは別府市にある労組「連合大分」東部地域協議会などが入る建物の敷地。6月18日夜、別府署の捜査員2人が敷地内の草むらに2台を設置した。
連合大分によると、この建物は参院選で選挙運動の拠点にしていた。同23日に草刈りをした後、建物の関係者がカメラを発見。労組側がカメラのSDカードの内容を確認したところ、建物に出入りする人たちが映っていた。署に相談したところ、署が設置したことを認めたという。
県警によると、敷地は労組側が管理していたが、捜査員が公有地と勘違いして無断で設置したという。設置の理由について県警は「個別の容疑事案で特定の対象者の動向を把握するため」と説明している。
無断でカメラを設置することについて県警は「証拠などから容疑性が高い場合、個別に必要性を判断し設置する」としている。小代義之・刑事部長は「他人が管理する敷地内に無断で入ったことは不適切な行為であり、関係者の皆様におわび申し上げます」との談話を出した。連合大分の関係者は「何が目的かはわからないが、人権侵害もいいところ。ふざけるなという話だ」と憤っている。
参院選大分選挙区(改選数1)は、連合大分が推薦する民進現職が自民新顔を1090票差で破った。
朝日新聞社
2467
:
名無しさん
:2016/08/07(日) 15:43:41
>>2466
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160803-00050094-yom-soci
野党選対敷地に県警がカメラ…「不適切」謝罪
読売新聞 8月3日(水)12時21分配信
大分県警が参院選の公示前から期間中にかけ、同県別府市の民進党や社民党の候補者を支援する団体の選対事務所が置かれた建物敷地内に、隠しカメラを設置し、人の出入りを録画していたことが分かった。
県警は3日、別府署員が許可なく敷地内に入ったことを認めて「不適切だった」とし、関係者に謝罪したことを明らかにした。
県警などによると、カメラが設置されていたのは、連合大分東部地域協議会や別府地区平和運動センターなどが入る別府地区労働福祉会館(別府市南荘園町)の敷地内。小型のビデオカメラで、草むらに2台置かれていた。両団体は選挙区に立候補していた民進党、比例選の社民党の各候補者をそれぞれ支援していた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160803-00000052-jij-soci
野党支援団体敷地に隠しカメラ=署員が参院選挙中設置―大分県警「不適切」と謝罪
時事通信 8月3日(水)11時8分配信
参院選挙期間中の6月、野党候補を支援する団体が使っていた大分県別府市内の建物敷地に県警別府署員が隠しカメラを無許可で設置していたことが3日、県警や関係者への取材で分かった。
人の出入りが録画されていた。プライバシー侵害とともに、建造物侵入罪などに当たる恐れもある。
県警の小代義之刑事部長は「捜査活動の一環としてビデオカメラを設置した。他人の管理する敷地に無断で立ち入ったことについては、不適切な行為であり、関係者の皆さまにおわび申し上げる」とコメントした。
関係者によると、参院選公示日翌日の6月23日、連合大分東部地域協議会や別府地区平和運動センターなどが入る別府地区労働福祉会館(別府市南荘園町)の敷地で、草刈りが行われた際、草むらだった場所から2台のカメラが見つかった。1台は玄関を、もう1台は駐車場の出入りが撮影できるように設置されていた。カメラの記録媒体には公示日の数日前からの映像が録画されていた可能性があるという。
施設関係者が同月24日に別府署に通報。県警と同署が「特定の捜査のために設置した」と説明し、カメラは撤去された。県警は関係者に謝罪した。
県警によると、捜査の中で、特定の対象者の行動確認のために6月18日に別府署刑事課の署員2人がカメラを設置した。2人は「夜間で草が生い茂り、他人が管理する土地だと思わなかった」と話しているという。県警は詳しい経緯を調べている。
2468
:
名無しさん
:2016/08/07(日) 15:44:34
>>2467
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160803-00000023-mai-soci
<大分県警別府署>隠しカメラ、「民進党」関連建物敷地内に
毎日新聞 8月3日(水)10時55分配信
◇参院選の選挙期間中に設置 人の出入りなど録画
7月10日に投開票された参院選大分選挙区で当選した民進党現職らの支援団体が入居する大分県別府市の建物の敷地内に、同県警別府署員が選挙期間中、隠しカメラを設置し、人の出入りなどを録画していたことが、3日分かった。カメラの設置は無許可で、建造物侵入罪などに該当する可能性があり、県警の捜査手法に批判の声が出るのは必至だ。
県警や関係者によると、隠しカメラが設置されていたのは、別府市南荘園町の別府地区労働福祉会館。連合大分の東部地域協議会や別府地区平和運動センターなどが入居しており、参院選の際には大分選挙区で立候補した民進党現職の足立信也氏(59)や、比例代表に出馬した社民党の吉田忠智党首(60)の支援拠点になっていた。
カメラは参院選公示前の6月18日深夜から敷地内に2台設置され、同会館の玄関と駐車場の出入りを録画していたとみられる。公示翌日の同23日、敷地内で草刈りをしていた別の施設の職員が発見した。1台は敷地内の斜面に、もう1台は木の幹にくくりつけられていたという。
内蔵のSDカードを確認したところ、別府署員がカメラを設置する様子も映っていたため、同会館の関係者が同署に連絡。署幹部が謝罪に訪れ、同24日にカメラを撤去したという。県警によると、カメラを仕掛けたのは別府署刑事課の署員2人。同署が設置を決め、場所も同署で判断したという。設置した署員は「雑草地だったので、(同会館の)管理地だとは思わなかった」と話したという。
県警は「個別の事案について、特定の人物の動向を把握するためにカメラを設置した。対象者が誰かは言えない。不特定多数を対象にしていたわけではない」と説明。「刑法上の処置が必要なら厳格に対応する。調査がいつまでかかるかは分からず、公表や処分の必要性はその後判断する」とした。捜査上のカメラの設置は警察署の判断でできるため、県警本部に設置の報告は上がっておらず、過去に同様の問題が報告されたこともないという。
大分県内の野党関係者は「無許可で監視カメラを設置するなど言語道断で、許されない。選挙活動への不当な介入だ」と話す。
大分県警の小代義之刑事部長は3日、「捜査活動の一環としてカメラを設置したが、他人の管理する敷地内に無断で立ち入ったのは不適切な行為であり、関係者におわび申し上げます。今後は適切な捜査について指導を徹底します」とのコメントを発表した。
参院選大分選挙区では、民進、共産、社民の野党3党が支援した足立氏が、1090票差という大接戦の末に自民党の新人候補を振り切って3選。吉田党首は比例で落選した。【西嶋正法、田畠広景、大島透】
2469
:
名無しさん
:2016/08/07(日) 20:55:20
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-08-07/2016080701_04_1.html
2016年8月7日(日)
大分・野党陣営盗撮
市民監視の疑い濃厚
県警 隠し撮りには謝罪なし
参院選公示前後の6月、大分県別府市内にある野党統一候補、足立信也氏の支援団体の敷地で大分県警別府署員がビデオカメラで隠し撮りをしていた事件。現場の状況や関係者の証言からは、“犯罪捜査”とは無関係な警察による市民監視の疑いが濃厚になってきました。(大分県警市民監視取材班)
労働相談来訪者も被害か
2台の隠しカメラが設置されていたのは、別府市にある「別府地区労働福祉会館」敷地内の西側斜面。斜面は、助走をつけないと登れない急こう配です。
会館には、連合大分と平和運動センターなどが事務所を置いています。
参院選では、民進党や社民党の支援拠点が置かれました。
2台の隠しカメラは、木の根元から1・5メートルの高さに固定されたものと斜面に置かれたブロックに固定したものがありました。
カメラは会館に出入りする人の顔と、駐車場に止める車が撮れる角度にセットされていました。
事件が明るみに出た今月3日、大分県警の小代義之刑事部長は「捜査活動の一環としてビデオカメラを設置した」と説明。敷地内に無断で侵入したことは“謝罪”したものの、数日間にわたる無断撮影に反省はありません。捜査といいながら、公選法違反なのか何の捜査なのかも明らかにしていません。
これに憤るのは会館を利用する団体の関係者です。
「会館には、労働相談や生活相談の人、選挙とは関係ない理由で出入りする組合員もいる。仮に公選法違反の捜査だったとしても、捜査対象者に張りついていればいい話だ。会館に来る人すべてを録画する意味がわからない」と指摘します。
隠しカメラのあった期間も、相談者が訪れていたといい、無関係の市民が盗撮の被害を受けています。
関係者によると発見当時、隠しカメラには6月21日午後9時以降の映像が入っていました。それ以前のデータに何が映り、別府署がどのように管理しているのか不明です。
会館側は、盗撮した映像の開示とデータ消去を求めたところ、別府署側は「捜査中だから」として応じなかったといいます。
関係者は「やり方が卑劣だ。労働組合をターゲットにしたとしか思えない」と憤ります。
大分県豊後高田市で起きた「公選法弾圧大分・大石事件」で弁護団長をつとめた河野善一郎弁護士は「実際の選挙運動ではなく、事務所の出入りを撮影しても、なんの捜査にも結びつかない。野党統一候補を支援する活動家や人脈をあらう監視と情報収集が目的だったとしか考えられない。県警の説明に、多くのごまかしがあるのは明らかで、追及が必要だ」と強調します。
2470
:
名無しさん
:2016/08/08(月) 23:37:14
得票分析【宮城選挙区】
平成26年:桜井 51.1%
平成22年:野党 48.4%(民主2+社民+共産)
平成26年:熊谷 47.0%
平成22年:自民 37.9%(熊谷+市川)
平成26年桜井得票と平成22年野党得票の乖離
仙台 +0.2% 仙台以外 +7.1%
得票減方向の乖離が大きい開票区
気仙沼▲16.3% 南三陸▲4.8%
・平成22年に社民党から立候補した菅野が気仙沼出身であり、
前回は三陸地域において「地域票」が「野党票」になっていたことによるものと考えられる。
得票増方向の乖離が大きい開票区
栗原∔7.7%
・平成22年に無所属(自民党)から立候補した市川が栗原出身であり、
前回は栗原市域で市川の得意票率31%と「地域票」が「与党票」になっていた。
熊谷(与党)の得票率は前回比▲5.0%であり、引退した市川の票の4分の1を取り込んだ計算になる。
加美∔10.3% 大衡∔7.1% 色麻∔6.1% 大崎∔4.5%
・伊藤宗一郎以来、自民党が優勢な旧宮城4区に属する4町村(伊藤の出身は加美)で、
前回から野党が得票を積み増した。
桜井の得票率が高かった開票区
美里57.6% 加美56.0% 大崎54.2% 涌谷54.2% 角田53.6% 太白53.3% 泉53.3%
・前回の野党4党の合計得票率上位は、気仙沼(65.5%)・美里(54.2%)・角田(53.1%)の菅野の地域票および旧革新基盤が残存する地域を除き、
仙台近郊が上位を占めていた。
・かつての農村部でのリードを仙台での大量得票で巻き返す形から全域から満遍なく得票する形に変化した。
2471
:
チバQ
:2016/08/09(火) 18:22:14
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2016080990073640.html
2016年8月9日 07時36分
比例得票0に疑義と提訴へ 参院選で本巣市民ら
7月の参院選比例代表で落選した民進党公認の藤川慎一氏の得票数が、岐阜県本巣市でゼロだったのは開票作業に疑義があるとして、住民らが9日にも票の再点検を求め、東京高裁に提訴する方針であることが分かった。
藤川氏を擁立した労働組合の地方組織JAM東海によると、本巣市内の複数の有権者から「藤川氏に投票したが、ゼロ票とはどうなっているのか」と疑問が寄せられ、同組織が市選管に質問状を送った。
市選管は「開票作業は適正だったが、投票したとの声を踏まえると誤りの可能性も否定できない」と回答。一方で、封印して保管する投票用紙は選挙訴訟以外などでは原則、開封しないとの総務省の方針があり、再点検は難しいとした。このため、組合員らが提訴に踏み切ることにした。
(中日新聞)
2472
:
名無しさん
:2016/08/13(土) 00:31:14
http://mainichi.jp/articles/20160811/k00/00m/040/157000c
隠しカメラ問題
連合大分など被害届へ
毎日新聞2016年8月11日 10時00分(最終更新 8月11日 11時35分)
大分県警別府署が野党支援団体の施設の敷地に隠しカメラ2台を無許可で設置していた問題で、施設に入居している団体の上部組織の連合大分と県平和運動センターは10日、県警に近く建造物侵入容疑で被害届を提出することを決めた。
県警などによると、参院選公示前の6月18日、署員2人が別府地区労働福祉会館(同県別府市南荘園町)の敷地に無断で入り、カメラを設置して人の出入りを録画していた。連合大分は「事件としてしっかり捜査してもらうために被害届は不可欠と判断した」としている。【西嶋正法】
2473
:
名無しさん
:2016/08/13(土) 20:44:48
http://www.asahi.com/area/kanagawa/articles/MTW20160331150150001.html
企画特集 1【2016参院選】
2人擁立 きしむ自民・民進
夏の参院選神奈川選挙区(改選数4)の戦いの構図が見え始めた。自民党は党本部と県連との間にすきま風が吹き、敵意が「身内」へと向かう。27日に発足した民進党は候補者擁立を巡り、さや当てが続く。主要政党が次々と候補者擁立を決めるなど、夏の決戦に向けた動きが熱を帯びている。
◇自民県連と党本部 亀裂深刻
横浜市で26日に開かれた自民県連の役員総会。同市連会長の松本純衆院議員は用意してきた紙に目をやりながら、こう訴えた。「我々が戦う相手は外、野党にいる」。自民内の「内なる戦い」を浮き彫りにするような発言に、会場内に緊張感が走った。
自民は比例区選出で、選挙区への「くら替え」を目指す三原じゅん子氏(51)を公認。一方、麻生太郎財務相の働きかけにより、党本部主導で無所属現職の中西健治氏(52)の推薦を決めた。中西氏は2009年の横浜市長選で、同市連などの支援を受けて立候補したが落選。10年参院選では一転して、みんなの党から立候補し、当選した。
こうした動きが遺恨となり、自民県連の中西氏への反発は強い。推薦候補として本来は「身内」のはずの中西氏の動きに神経をとがらせている。中西氏を後押しする麻生財務相の「影響」が及びやすいとして、県連はたばこや酒など、「税」と関わりが深い団体の動きを注視。三原氏の支持でまとまるよう求めている。「中西氏が当選しても県連には入れない」(幹部)との声すら上がる。
県内には為公会(麻生派)所属の国会議員が5人おり、中西氏の支援に動いている。松本氏も麻生派の1人だ。関係者によると、麻生氏自身も、日本青年会議所会頭として培った人脈を頼りに、県内の経営者などに電話で中西氏への支持を求めるなど、切り崩しを図っているという。分裂選挙さながらの様相に、県連幹部の一人は「自民が自ら亀裂を生んでおり、情けない」と嘆く。
一方、連立政権を組む公明との関係も、自民県連には頭の痛い問題だ。参院選1人区での支援を期待し、自民党本部は県連の反対を押し切って、神奈川など5選挙区で公明候補への推薦を決めた。改選数4に対し、自民の公認・推薦は計3人だ。県連幹部は「選挙戦術としてどうなのか」と怒りを見せる。
ただ、衆参同日選もささやかれる中、公明の集票力には配慮せざるを得ないのも現実だ。公明とのパイプを誇る菅義偉官房長官は、11日に横浜市のホテルで開いた自身の集会で、公明党県本部代表の上田勇衆院議員とともに、公明が立てる元防衛大准教授の三浦信祐氏(41)を壇上に招きあげた。数百人の参加者を前に、菅氏は「ご支援を私からもお願い申しあげます」と頭を下げた。
◇旧民主と旧維新 早くも「内紛」
自民の「一強」に対抗すべく、民主党と維新の党が合流し、27日に発足した民進党。党綱領で「共生社会」をうたうものの、参院選の擁立数を巡り、早くも意見が対立。「1人」を求める旧民主に対し、旧維新は「2人」を主張と、食い違いが表面化している。
維新の県総支部最高顧問を務めた、民進代表代行の江田憲司氏は「1人しか出せないなら、政権交代を狙えない」と、2人擁立をぶち上げる。旧民主は昨年、擁立を現職の金子洋一氏(53)のみとすることを機関決定しており、金子氏は28日の会見で、この点を強調。「1人以外の選択肢はない。決定をひっくり返したいならば、再度県連の議決を経ないといけない」と、江田氏の発言に不快感を示した。
民進の票が分散すると、結果的に自民や公明に追い風となる。民主県議は「共倒れになる」と危機感を強めるが、旧維新側は現職の参院議員を中心に候補者の人選作業を進めている。一方、金子氏の選対本部長には、元法相で政界を引退した田中慶秋氏が就いた。通常、本部長は現職の国会議員が務めることが多いだけに、旧民主の結束感をいぶかる声も出ている。
1人区を中心に、全国的な野党共闘を主導した共産党だが、神奈川では新顔の浅賀由香氏(36)を擁立。共産は13年参院選で、約1万6千票というわずかな差で議席を逃した。安倍政権への批判票の受け皿として、1998年以来の議席獲得を目指している。
このほか、関西を地盤とする「おおさか維新の会」が、俳優の城田優さんの兄で新顔の元広告会社社員、丹羽(に・わ)大(だい)氏(39)を擁立。社民党県連合は新顔の看護師、森英夫氏(44)を立てる。
2474
:
名無しさん
:2016/08/13(土) 20:44:58
>>2473
■参院選神奈川選挙区の主要政党の擁立状況
<自民>
比例区から「くら替え」を目指す現職の三原じゅん子氏を公認
無所属現職の中西健治氏を党本部主導で推薦
<民進>
民主出身の現職、金子洋一氏を擁立。旧維新は2人目の擁立を模索
<公明>
新顔の三浦信祐氏を擁立。自民が推薦
<共産>
新顔の浅賀由香氏を擁立
<おおさか維新>
新顔の丹羽大氏を擁立
<社民>
新顔の森英夫氏を擁立
(岩堀滋、永田大、岩尾真宏)
2475
:
名無しさん
:2016/08/13(土) 20:45:31
>>2473
2016年03月31日
企画特集 1【2016参院選】
2人擁立 きしむ自民・民進
2476
:
名無しさん
:2016/08/14(日) 09:51:28
http://seijipress.jp/tohoku/12768-41/
【参院選-青森-情勢速報】「自民王国」青森でも激戦 「八戸戦争」も絡み自民が危機感
2016/06/22 2016/07/07
目次 [非表示]
1 参院選-青森-情勢速報
2 4選をめざす山崎氏も、野党統一候補・田名部氏に強い危機感
3 「八戸戦争」の終焉は、野党統一候補の当落にかかる
3.1 関連記事
参院選-青森-情勢速報
改選1の青森選挙区。3人の候補者が立候補。
自民現職の山崎力(やまざき つとむ、69)氏と、衆院から鞍替えした民進新人・田名部匡代(たなぶ まさよ、46)氏による事実上の一騎打ちとなる。
幸福からは新人の三国佑貴(みくに ゆうき、31)氏が出馬する。
4選をめざす山崎氏も、野党統一候補・田名部氏に強い危機感
青森では衆参すべての選挙区で議席を独占する自民が、今までにない強い危機感を抱く。
田名部氏が、県内でも青森市に次ぐ大票田である地元・八戸市(衆院区割りで青森3区に該当)で高い知名度を誇ることなどが背景にある。
※ 県内市町村で有権者数第1位が青森市・約24万人、八戸市は2位の約19万人
【田名部氏のFacebookより 民進党・蓮舫代表代行も総決起集会に駆け付けた】
地元紙などでも、今回の選挙について「激戦」を予想している。
陣営幹部が重視するのは1、3区だ。6年前の参院選で返り咲いた山崎だが、当時は党幹事長で県連会長だった衆院議員・大島理森(3区)が陣営をけん引。しかし現在は衆院議長に就き、表立った活動はできない状況だ。3区は田名部の地元でもあり、厳しい戦いが予想される
神山幹事長は「八戸では『もう1人国会議員を出せて、政争もなくなるなら』というムードが盛り上がってきている」と指摘。「3区で減る分を2、4区でしっかりと補い、最後は(山崎氏の)地元1区で勝負」と情勢を分析する。
(6/22 陸奥新報「戦い前に-2016夏・参院選-」)
山崎氏は、青森市(衆院青森1区に該当)を地盤とする。
最も有権者数が多い青森市だが、都市部では浮動票が多く、その動きは読めない。
田名部陣営からすれば、八戸市で圧倒したうえで、青森市の無党派層に浸透、浮動票をものにできば勝機が見えてくる。
主戦場となる青森市では、両陣営の動きが活発となりそうだ。
「八戸戦争」の終焉は、野党統一候補の当落にかかる
青森が生んだ自民の大物・衆院議長の大島理森氏(青森3区)は、非自民の結集軸であった田名部氏の父・匡省氏、そして娘の匡代氏と、地元・八戸市を二分する通称「八戸戦争」で、長年にわたり激しい政争を繰り広げてきた。
今回は、「野党統一候補」という形で「非自民」の枠が固まり、大同団結して匡代氏を推す。
地元・八戸市民も、田名部氏の参院への鞍替えを好意的に受け止め、市全体が田名部氏に流れる可能性が高い。
田名部氏の当落によっては、八戸市の特殊な政治状況が大きく変わる展望もある。
公示前の15日には安倍首相が街頭演説に入るなど、自民党本部が危機感を燃やす一方、民進党本部も「重点区」と位置付け、大物弁士を続々投入する。
「自民王国」青森での選挙戦は、今後、さらに熱を帯びる。
2477
:
チバQ
:2016/08/23(火) 20:56:19
農協
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASJ8Q6FR3J8QTLVB00K.html
自民参院議員の後援会事務局長を逮捕 公選法違反容疑
08月22日 21:20朝日新聞
7月の参院選で運動員に報酬を支払ったとして、熊本県警は22日、比例区で当選した藤木真也・自民党参院議員(49)の地元後援会事務局長、木下龍一容疑者(62)=熊本市南区=を公選法違反(買収)の疑いで逮捕し、発表した。県警によると、容疑を認めているという。
発表によると、木下容疑者は7月1、8両日、同区の後援会事務所で、電話での投票依頼などをした40〜60代の女性4人に、選挙運動の報酬として計約30万円を配った疑いがある。捜査2課によると、木下容疑者は選挙運動期間中、運動員の担当などを決めていたといい、木下容疑者の選挙運動での役割の解明が今後の焦点の一つになる。
公選法では、選挙運動の総括主宰者や出納責任者のほか、候補者と意思を通じて運動の計画立案や調整などをする「組織的選挙運動管理者」も連座制の適用対象になる。禁錮以上の刑が確定し、連座制が適用されれば、当選が無効になる。
県警は、女性らについても、1人約5万〜10万円を受け取ったとして、同法違反容疑で書類送検する方針。
藤木氏の事務所は22日、「大変驚いている。事実を重く受け止め、熊本の後援会には捜査に真摯(しんし)に協力するよう指示した」などとするコメントを出した。
2478
:
名無しさん
:2016/08/24(水) 22:54:03
http://toyokeizai.net/articles/-/124025
安倍首相が熊本城を第一声の場に選んだ理由
「第一声」から読み解く主要政党の選挙戦略
安積 明子 :ジャーナリスト 2016年06月23日
午前は熊本、そして15時からは福島県郡山市のJR郡山駅前で街頭演説(写真:つのだよしお/アフロ)を行った。安倍首相はこれまでどおり、被災地での第一声にこだわった
6月22日、第24回参議院選挙が公示され、7月10日の投開票日へ向けて18日間の選挙戦が始まった。選挙では、政党の代表がどこで第一声を発するのかが重要であり、かつ興味深い。それぞれの第一声の場所から各党のスタンスを読み取ってみよう。
安倍晋三首相は9年前の惨劇を今でも忘れてはいないだろう。2007年7月29日に行われた参院選だ。この時に自民党は27議席も減らし、第1次安倍政権が内閣総辞職に追い込まれる一因ともなった。
なぜ熊本城内の加藤神社を選んだのか
引導を渡したのは民主党代表だった小沢一郎氏だ。その小沢氏が第一声の地として選んだのは鳥取県八頭町。かつてともに自民党を離れ、新進党を結成した石破茂氏の地元だ。そこに小沢氏が民主党公認候補として擁立したのは、かつて相沢英之元経企庁長官の秘書を務め、自身も自民党の衆院議員だった川上義博氏である。
まさに因縁に因縁を絡ませた参院選だったともいえるが、勝利を得たのは公示日の12日に八頭町役場前で約500人を集め、ビール箱の上に立って演説した小沢氏だ。これに対して自民党は麻生太郎氏や石破氏を鳥取に投入して対抗したが、小沢氏の勢いに及ばなかった。
今回、安倍首相は4月の震災で大きく破壊された熊本城内の加藤神社を第一声の場に選んだ。安倍首相が被災地を選んだのは今回が初めてではない。2013年の参院選と2014年の衆院選でも、第一声の場として被災地・福島を選んでいる。
訴えたのは専らアベノミクスで、弁舌はさわやか。被災地に寄り添う姿勢を強調すると同時に、スムーズな復興には安定的な政権が必要であることをアピールする意味もあっただろう。加藤神社が祀るのは豊臣秀吉に仕えた加藤清正だが、土木事業に勤しみ農地を整備し、“名君”として領民に慕われた。この清正公のイメージを自らに重ねたいという思惑もあったのではないか。
2479
:
名無しさん
:2016/08/24(水) 22:54:27
>>2478
「政策の一致もない、ただ選挙の時だけ野合する、そして選挙の後は責任ある政治を示さない、そんな民共には負けるわけにはいかないのであります!」
公明党の山口那津男代表は選挙初日から絶叫しながら西田実仁参院議員の腕を掴み、観衆に向けて大きく振っていた。埼玉選挙区から出馬している西田氏は、共産党候補の追い上げに大苦戦中。そしてその苦闘ぶりは、公示日の公明新聞の第1面から読みとることができる。
その上段には西田氏と兵庫選挙区から出馬予定の伊藤たかえ氏の写真が掲載され、下段の神奈川、愛知、福岡の各選挙区の候補よりも大きく扱われていた。トップの見出しも白抜きで「西田【埼玉】、伊藤【兵庫】情勢緊迫」と、厳しさがひしひしと伝わってくるものだった。
西田氏、伊藤氏は「当選圏外」
さらに西田氏については「総力挙げた支援で激しく追い上げるも、いまだ届かず当選圏外」、伊藤氏については「切り崩しに遭い、引き離されて圏外」とのコメントが付けられ非常に厳しい情勢であることを訴えている。
「当初は伊藤さんの方が厳しいと言われていましたが、この順番を見ると西田さんの方が苦しいですね。5万票足りないと聞いています」。公明党関係者はこう述べる。公明党にとって埼玉選挙区は、2007年の参院選で高野博師氏を落選させた苦い記憶がある。「あの悪夢は二度とごめんですね」。
23日には山口代表は兵庫入りし、埼玉選挙区には石井啓一国交相が応援に入る予定だ。
日本共産党の志位和夫委員長は、22日の午前に新宿西口で第一声をあげるはずだった。ところが別の街宣車が来て、開始予定の9時半を過ぎても動かない。雨にもかかわらず、動員をかけられた人たちが集まってきた。通りがかりの人たちも足を止めている。だが共産党の街宣車がやってこない。演説をしているのは共産党ではない男性だ。
「みなさん、すぐに東口に移動してください」。観衆を誘導していた選挙スタッフに、新宿駅東口に移動しなければならなくなった理由を聞いてみた。街宣するには事前に警察へ届け出を出す必要がある。ならば街宣場所が重なることはまずありえないのではないか。「かけあってみたんですが、相手が譲ってくれないんですよ」
スタッフがすまなさそうに話すが、詳しい事情はわからないらしい。仕方ないので東口に急いだ。肝心の志位氏の演説を聞きそびれては何もならない。
2480
:
名無しさん
:2016/08/24(水) 22:54:46
>>2479
東口に行くと、すでに観衆で一杯だった。共産党は3年前の参院選でブームを起こし、東京選挙区で吉良佳子氏、大阪選挙区で辰巳孝太郎氏を当選させている。この時、吉良氏の「最後のお願い」が行われたのが新宿東口だった。あの時の熱気は十分に翌日の当選を予想させた。
今回も、何人もの人たちが傘をさしながら白いプラカードとブルーグリーンのプラカードを掲げていた。プラカードには「学費高すぎ」、「最低賃金時給1500円へ」、「子育てしやすい社会に」、「9条を壊すな」、「選挙で変えよう」、「給付制の奨学金を」、「ブラック企業の規制強化を」、「増税は富裕層から」などが書かれている。
志位氏の姿はまだ見えなかった。比例区から出馬する党副委員長の田村智子参院議員と東京選挙区から出馬する山添拓氏が演説する。志位氏が街宣車の上に姿を現したのは、10時半ごろだった。
「日本の命運がかかった歴史的選挙です。政治を変える絶好のチャンスが到来しました。野党が本気で結束し、市民のみなさんと心をひとつにして、1たす1が2でなくて、3にも4にもなる戦いをやり抜いて、全国32の1人区の全てで自民党を倒し、勝利を勝ち取る決意を申し上げたいと思います」
白と紺のストライプのシャツというクールビズ姿の志位氏は、小雨が降る中で聴衆に一言一言、丁寧に訴えていた。警備には制服の警官に混じって、SPの姿も見えた。国会議員の場合、一定の役職に就けばSPが付くが、共産党はこれを断っている。これも共産党の変化だろうか。いずれにしろ、予定していた第一声の場を"妨害行為"によって使えなかったことの後遺症はなさそうだ。
岡田代表は「絶対に落とせない選挙区」へ
「安倍政治の暴走を止め、政治の流れを変える。この日本に新しい政治の風を吹かせる。その第1日が今日始まりました」。民進党の岡田克也代表は22日、山梨県・甲府駅北口で行われた宮沢ゆか氏の出陣式で「第一声」を発した。その後は長野県に移動し、上田駅と松本駅で杉尾秀哉氏の街宣に参加している。
宮沢氏は輿石東参院副議長、杉尾氏は北澤俊美元防衛相の後継で、山梨選挙区と長野選挙区はいずれも1人区。民進党としては絶対に落とせない選挙区だ。自民党もこの2つを最重点選挙区に挙げており、熾烈な戦いが最後まで続きそうだ。
その他、生活の党と山本太郎となかまたちの山本太郎共同代表は新橋で、社民党の吉田忠智党首は新宿で第一声を挙げている。各党それぞれの思いをもって始まった第24回参院議員通常選挙は、どのような結果となるのだろうか。
2481
:
名無しさん
:2016/09/11(日) 14:41:53
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016090900705&g=pol
18、19歳は46.78%=今夏の参院選投票率-総務省
総務省は9日、7月10日投開票の参院選での18、19歳の平均投票率(選挙区)が46.78%だったと発表した。選挙権を持つ全年齢の平均投票率(54.70%)を7.92ポイント下回った。都道府県別では東京が57.84%で最も高かった。
調査は各都道府県選管を通じて取りまとめたもので、18、19歳の全有権者数は239万5372人、投票者数は112万521人だった。年齢別では18歳(51.28%)が19歳(42.30%)を上回った。
都道府県別の投票率で高かったのは東京以下、神奈川(54.70%)、愛知(53.77%)の順。一方、最も低いのは高知の30.93%で、宮崎(33.61%)、愛媛(35.78%)と続いた。(2016/09/09-16:36)
2482
:
チバQ
:2016/09/14(水) 20:58:42
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASJ9G36FGJ9GUOHB003.html
田中直紀元防衛相らを書類送検 公選法違反の疑い
11:53朝日新聞
7月の参院選で有権者に投票を呼びかける無届けの文書を配布したとして、新潟県警が、比例区に民進党公認で立候補し、落選した田中直紀・元防衛相(76)と陣営関係者2人を公職選挙法違反(法定外文書の頒布)の疑いで書類送検したことが、捜査関係者への取材でわかった。書類送検は12日付。田中氏は容疑を認めているという。
捜査関係者によると、3人は、中央選挙管理会に届けていない文書を複数の有権者に郵送した疑いが持たれている。文書は複数回に分けて送られ、計約2万枚にのぼるとみられるという。公選法は、選管に届け出たビラやはがき以外を配布することを禁じている。
朝日新聞が入手したこの文書には「今回は、全国比例候補で出馬します」「『田中なおき』をフルネームで記入することになりますので周知徹底を重ねてお願い致します」などと記されていた。
田中氏は、田中角栄元首相の娘の真紀子・元外相の夫。今回の参院選では、改選数が2から1に減った新潟選挙区から比例区にくら替えして立候補したものの、民進党内で16位にとどまり、落選した。
2483
:
チバQ
:2016/09/14(水) 20:59:08
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160914ddlk03040022000c.html
<公選法違反>参院選で後援会勧誘メール 県・元技監を容疑で書類送検 /岩手
11:21毎日新聞
7月に投開票された参院選を巡り、県農林水産部の元農村整備担当技監が同僚に与党の立候補予定者の後援会加入などを働きかけるメールを送っていた問題で、県警は13日、元担当技監を公職選挙法違反(公務員の地位利用)容疑で盛岡地検に書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。【藤井朋子】
捜査関係者によると、元担当技監は3月23日、立候補予定者の後援会加入や集会の参加を働きかけ、県警の調べに容疑を認めているという。メールには関係する法律の資料が添付されていた。このため県警は、元担当技監が公選法に違反する恐れがあったと認識していたとみている。
この問題は4月27日、岩手日報が報じて発覚。その後、県が調査した結果、元担当技監は13人にメールを送信し、うち直属の部下1人に、後援会加入者などの報告を受けるよう指示していた。
県によると、13人のうち、2人はメールを無視。残り10人は、同僚ら計112人に後援会への加入状況などを聞いたりしていたという。メール後に後援会に加入したのは27人、集会に参加したのは26人で、「働きかけがあった」と受け止めたのは計3人だった。
県の調査に、13人は「(元担当技監は)部内では実質トップで、間違った行為でも言い出しづらかった」などと説明。元担当技監は「国の予算を獲得するため、自主的にやった。公職選挙法に公務員の政治活動を規制する項目があったことは知らなかった」と話していた。
一方、県は調査の結果、元担当技監が独断で送信しただけで、組織的な関与を否定していた。この問題を受け、元担当技監は既に別の部署に異動している。
2484
:
名無しさん
:2016/09/19(月) 13:39:02
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016091400423&g=soc
田中直紀氏を書類送検=無届け文書送付容疑-新潟県警
7月の参院選に民進党公認で立候補した田中直紀元防衛相(76)が、選挙管理委員会に届けていない文書を配布したとして、新潟県警が田中氏と陣営関係者2人を公選法違反の疑いで書類送検していたことが14日、分かった。
送検容疑では、田中氏ら3人は投票を呼び掛ける文書を選管に届け出ないまま、有権者に送付した疑い。送検は12日付。
田中氏は1983年に初当選。自民党から旧民主党に移り、野田内閣で防衛相を務めた。7月の参院選では新潟選挙区から比例代表にくら替えして立候補し、落選した。(2016/09/14-12:35)
2485
:
名無しさん
:2016/09/19(月) 18:46:41
http://www.asahi.com/articles/ASJ9G36FGJ9GUOHB003.html
田中直紀元防衛相らを書類送検 公選法違反の疑い
2016年9月14日11時53分
7月の参院選で有権者に投票を呼びかける無届けの文書を配布したとして、新潟県警が、比例区に民進党公認で立候補し、落選した田中直紀・元防衛相(76)と陣営関係者2人を公職選挙法違反(法定外文書の頒布)の疑いで書類送検したことが、捜査関係者への取材でわかった。書類送検は12日付。田中氏は容疑を認めているという。
捜査関係者によると、3人は、中央選挙管理会に届けていない文書を複数の有権者に郵送した疑いが持たれている。文書は複数回に分けて送られ、計約2万枚にのぼるとみられるという。公選法は、選管に届け出たビラやはがき以外を配布することを禁じている。
朝日新聞が入手したこの文書には「今回は、全国比例候補で出馬します」「『田中なおき』をフルネームで記入することになりますので周知徹底を重ねてお願い致します」などと記されていた。
田中氏は、田中角栄元首相の娘の真紀子・元外相の夫。今回の参院選では、改選数が2から1に減った新潟選挙区から比例区にくら替えして立候補したものの、民進党内で16位にとどまり、落選した。
2486
:
チバQ
:2016/09/22(木) 14:08:11
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20160922281038.html
長岡区検、田中直紀氏らを略式起訴
参院選で無届け文書
7月の参院選の比例代表に、民進党公認で立候補し落選した元防衛相の田中直紀氏(76)の陣営が、選挙管理委員会に届け出ていない文書を有権者に送ったとして、長岡区検は21日、公選法違反(法定外文書頒布)の罪で田中氏ら3人を略式起訴した。
関係者によると、略式起訴されたのは田中氏と陣営の男性2人。3人は田中氏への投票を呼び掛ける文書約2万枚を、選管に届け出ずに、関東地方を中心に全国の支持者や企業宛てに送った疑いが持たれている。田中氏が主導し、2人が文書の作成や郵送に当たったとみられる。
田中氏は旧福島3区で衆院議員を3期務め、1998年参院選で新潟選挙区に移って当選。その後、自民党から民主党(現民進党)に移り、2012年に防衛相に就任した。7月の参院選では4選を目指し、新潟選挙区から比例代表にくら替えして立候補したが、党内の得票順位が16番目にとどまり落選した。
田中氏ら3人は12日、公選法違反容疑で県警に書類送検されていた。
【社会】 2016/09/22 10:45
2487
:
チバQ
:2016/09/27(火) 21:10:15
http://www.dailyshincho.jp/article/2016/06130554/?all=1
二階俊博の威光に陰り…長男落選が致命的 党内から“いつまでいるのか”の声も
かのガリレオ・ガリレイ曰く、物体の落下速度は質量と関係なく、一定だという。翻って、永田町ではどうか。やはり体重とは関係なく、ただし、キャリアと役職を持つ者ほど加速度的に落下する。目下の二階俊博自民党総務会長(77)がその証明だ。
二階俊博自民党総務会長
「このほど、二階さんや伊吹文明さんが参院選に推していた落選中の議員が出馬できなくなったんです」
と、自民党関係者。
「2014年に落選した二階派の清水誠一前衆院議員について、二階さんと伊吹さんたちは度々、谷垣幹事長らを訪ねて、全国比例で出馬させてほしいとお願いしていた。彼はもともと帯広市議。北海道の二階派議員を増やしたいのと、同じ派閥で、十勝を地盤とする“路チュー”中川郁子衆院議員の次期選挙が厳しいので、清水氏を参院選にねじ込みたかったのです。しかし、公明党の反発や“当選見込みがない”と言われ、出馬にストップが……」
最近の二階氏はやることなすこと、うまくいかない。
「二階さん肝煎りで先の国会で成立を目指していた“部落差別解消推進法案”が共産党の反対に遭って、継続審議に。相当、イラついていましたね」
昨年、3000人もの訪中団を率いて習近平主席と会談。権力を見せつけたが。
「長男が落選した5月の和歌山・御坊市長選が致命的です。大量の国会議員を投入して、得票は現職市長の6割ほど。永田町で呆れられました」(政治部デスク)
それでも、当人は求心力低下を防ぐために必死だ。
「市長選翌日、安倍総理にさっそく増税延期の提案をしましたが、存在感を示すためのアピールと党内で揶揄されています」(同)
解散にも一家言。
「国会閉会前、急に“同日選慎重論”を唱え始めたのです。もし、今やって自分の得票が減ったら、政治生命が赤信号。選挙区を三男にすら禅譲できなくなるからです。今の力の源泉は総務会長であること。自民党の幹部には“いつまでいるのかな”とぼやく人も」(先の関係者)
待ち受けるのは、“二階”から地下二階への転落――。
2488
:
名無しさん
:2016/10/02(日) 11:25:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160928-00010005-nishinp-soci
隠しカメラ事件、「刑事官が個人的に賃借していた」 大分県警別府署
西日本新聞 9月28日(水)11時56分配信
大分県警別府署の隠しカメラ事件を巡り、使用されたビデオカメラについて同署の刑事官(当時)が県警の正式な手続きを踏まず、私的に借りていたことが27日、NPO法人「おおいた市民オンブズマン」の情報公開請求で分かった。県警は「不適正な捜査」と認めているが、会計手続き上も不適正な行為をしていた。
県警によると、刑事官は民間業者からカメラ3台を借り、部下に指示して参院選公示前の6月18日、別府地区労働福祉会館の敷地内に2台を設置した。
県警会計課によると、捜査のために物品を購入またはリースする場合、捜査内容に応じて県警本部に許可を得る必要があり、認められれば公費が支出される。今回はリースした3台とも申し出がなく「刑事官が個人的に賃借していた」(県警刑事企画課)という。
同法人の永井敬三理事長は「あってはならないことで、なぜそういうことになったのか追及を続けたい」としている。
=2016/09/28付 西日本新聞朝刊=
西日本新聞社
2489
:
名無しさん
:2016/10/08(土) 17:52:29
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161007/k10010721801000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_013
田中直紀前議員 公選法違反で罰金の略式命令
10月7日 17時46分
ことし7月の参議院選挙に比例代表で立候補して落選した元防衛大臣の田中直紀前参議院議員が、正規に届け出ていない投票を呼びかける文書を有権者に郵送していたとして、公職選挙法違反の罪で略式起訴され、裁判所から罰金30万円の略式命令を受けました。
略式命令を受けたのは、ことし7月の参議院選挙で民進党の比例代表で立候補し、落選した元防衛大臣の田中直紀前参議院議員(76)です。
田中前議員は、参議院選挙の公示後のことし6月下旬、運動員2人とともに、中央選挙管理会に届け出ていない投票を呼びかける文書を新潟県内などの有権者に郵送していたとして、公職選挙法違反の罪で略式起訴されました。そして、7日までに長岡簡易裁判所から罰金30万円を支払うよう命じる略式命令を受けました。
2490
:
チバQ
:2016/10/21(金) 07:40:32
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20161020-567-OYT1T50084.html
田中直紀氏、5年間公民権停止…法定外文書配る
10月20日 21:44読売新聞
7月の参院選で選挙管理委員会に届け出ていない文書を有権者に配ったとして、公職選挙法違反(法定外文書の頒布)で長岡簡裁から略式命令を受けた元防衛相の田中直紀氏(76)が、期限の19日までに不服申し立てをせず、20日から5年間の公民権停止が決まった。
田中氏は比例選に民進党公認で立候補して落選。新潟地裁によると、田中氏は6月下旬、運動員2人とともに、自身への投票を呼びかける文書を41人に郵送したとして、9月30日付で罰金30万円、公民権停止5年の略式命令を受けていた。
2491
:
チバQ
:2016/10/25(火) 20:24:50
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-afr1610250016.html
【高樹沙耶容疑者逮捕】近年は「ナチュラリスト」として活動 7月の参院選で「医療用大麻の解禁」訴える
13:24産経新聞
【高樹沙耶容疑者逮捕】近年は「ナチュラリスト」として活動 7月の参院選で「医療用大麻の解禁」訴える
高樹沙耶容疑者は参院選に出馬し演説で熱弁をふるっていた=今年6月22日、東京・新橋駅前(長尾みなみ撮影)
(産経新聞)
厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部に25日、沖縄県の石垣島で大麻を隠し持っていたとして大麻取締法違反の疑いで現行犯逮捕された元女優の高樹沙耶(本名・益戸育江)容疑者(53)は、近年は自然エネルギーを生かして生活する「ナチュラリスト」として活動していた。
高樹容疑者は浜松市出身で、1983年に映画「沙耶のいる透視図」に主演し、女優としてデビューした。数多くのテレビドラマなどで活躍したあと、98年にシンガー・ソングライターの中西圭三さんと結婚。しかし、2000年に離婚し、その後はハワイに移住した。再び日本に戻り、2011年からは石垣島に移り住んでいた。
芸能活動では、大ヒットドラマ「相棒」に出演し、「宮部たまき」役で人気に。しかし、近年は芸能事務所も辞めて、「ナチュラリスト」を名乗り、仲間とともに医療用大麻の解禁を訴える活動を行っていた。
今年7月の参院選では、東京選挙区で新党改革から新人として出馬し、医療用大麻の解禁などを訴えたが落選した。
2492
:
チバQ
:2016/10/26(水) 13:22:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161026-01729394-nksports-soci
平山氏は高樹容疑者逮捕に困惑 石垣島で共同生活も
日刊スポーツ 10月26日(水)9時50分配信
厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部などの合同捜査本部は25日、沖縄県・石垣島の自宅で同居人と大麻を隠し持っていたとして、大麻取締法違反の疑いで、元女優の自営業高樹沙耶(本名・益戸育江)容疑者(53)ら3人を現行犯逮捕した。麻薬取締部によると、高樹容疑者と同居人の男1人は容疑を否認。別の同居人の男1人は所持を認め、共謀を否認しているという。高樹容疑者は7月の参院選に新党改革から東京選挙区に出馬。医療用大麻解禁を訴え、落選した。
高樹容疑者が石垣島で経営するコテージ「虹の豆 浮世離れ」で共同生活していた、元参院議員の平山誠氏(64)が取材に応じ「そういう(逮捕されるような)ことはないと思っています」と困惑気味に話した。最後に会ったのは9月12日ごろ。その後も「いつごろ(石垣島に)来るの?」などと何回か電話で話したという。共同生活については「東京からダイビングに行く時、ホテル代を浮かすため宿泊させていただいた」と説明。高樹容疑者と、ともに逮捕された同居男性2人に大麻を使用した兆候があったか聞かれると「ありません」と答えた。
高樹容疑者を参院選で公認した新党改革元代表の荒井広幸氏(58)は「驚いております。状況が分からないので、今後の推移を見守っていきたい」とコメントした。
2493
:
チバQ
:2016/11/23(水) 01:36:10
5416 :チバQ :2016/11/23(水) 01:35:30
http://www.sankei.com/west/news/161121/wst1611210083-n1.html
2016.11.21 23:24
【奈良・社福法人疑惑】
父姉逮捕で奈良・田原本町長「申し訳ない」 関与は否定
奈良県田原本町の社会福祉法人「愛和会」による領収書偽造事件を受け、同町の森章浩町長(41)が21日、町役場で会見し、有印私文書偽造・同行使容疑で父親の同法人元理事長、森和俊と姉の保育園長、吉村久見子(43)の両容疑者が逮捕されたことについて「父と姉が不正を犯したことは慚愧(ざんき)に堪えない。申し訳ない」と陳謝した。
森町長も就任前の昨年12月まで愛和会の理事を務めていたが、不正には「関与していない」と否定。辞任しない考えを示したうえで「透明性を持って町政を進める」と話した。
http://www.sankei.com/west/news/161122/wst1611220008-n1.html
2016.11.22 07:37
【奈良・社福法人疑惑】
参院選前に出席者に現金 元社福理事長トップの奈良・自民系団体総会
自民党系の政治団体「奈良県保育推進連盟」が5月、参院選に立候補を表明していた佐藤啓参院議員(37)=奈良選挙区、7月に初当選=を招いて開催した総会で、連盟の会長側から複数の出席者に現金が支払われたことが21日、捜査関係者への取材で分かった。佐藤氏を当選させるための対価であれば公職選挙法に抵触する疑いもあるとして、関係者が同日、会長側を同罪で奈良地検に刑事告発。奈良県警も同様の疑惑を把握しており、捜査を進めているもようだ。
保育士らに参加手当3000円?
同連盟の会長は、同県田原本(たわらもと)町が実施した地域子育て支援拠点事業をめぐり、偽造した領収書を町に提出したとして20日に有印私文書偽造・同行使容疑で県警に逮捕された社会福祉法人「愛和会」元理事長、森和俊容疑者(69)。
捜査関係者などによると、同連盟は5月27日夜、同県天理市内のホテルで総会を開催。保育園関係者ら約70人に食事や酒を提供し、参加費は1人3千円だった。当選前の佐藤氏や現職国会議員が招かれてあいさつし、出席者と懇親を深めた。このうち愛和会傘下の保育園に勤務する保育士ら約40人は参加費を支払わずに出席。「手当」として法人側から3千円を受け取った疑いがあるという。
同連盟は奈良県内の私立保育園の経営者ら約60人で構成する政治団体。総会に出席した法人関係者は「実質的な投票の呼びかけで、半ば強制的に出席させられた保育士もいる。上層部が手当の支出を決め、6月下旬の給与支給日に1人あたり3千円が口座に振り込まれた」と明かした。
「支払ったのは研修費」
産経新聞の取材に対し、森容疑者は逮捕前、「(保育士らに支払った)3千円は『研修費』であり、選挙活動とは一切関係がない」と釈明。佐藤氏の事務所は「連盟から総会案内をいただいたので出席した。『手当』については知る立場にない」とコメントした。
森容疑者は平成26年10月の連盟設立と同時に会長に就任。ほぼ同時期に設立された関連団体の「自民党奈良県保育推進連盟支部」の代表も兼ねている。
政治とカネの問題に詳しい神戸学院大法学部の上脇博之教授(憲法学)は「酒食が提供された会合の参加費を徴収せず、投票呼びかけがあった後に参加者に現金が渡されたとすれば、公選法の買収や供応罪に抵触するのではないか。佐藤氏ら来賓で招かれた人物も事実関係を把握していれば共犯になる可能性があり、捜査機関による解明が必要だ」と話している。
2494
:
名無しさん
:2016/11/23(水) 09:57:04
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160706_11019.html
<参院選宮城>昨日の友は今日の敵
10日投開票の参院選宮城選挙区(改選数1)で、日本のこころを大切にする党の和田政宗参院議員(41)と、民進党の林宙紀元衆院議員(38)が、与野党の両現職陣営に分かれて支持拡大に奔走する。前回参院選(2013年)は旧みんなの党に所属し、二人三脚で選挙戦を戦った2人。政党の離合集散でたもとを分かち、「昨日の友は今日の敵」の戦いを繰り広げる。
今回の選挙戦で和田氏は党が推薦する自民現職の熊谷大候補(41)を応援。林氏は現在所属する民進の現職桜井充候補(60)を選対幹部として支える。
和田氏は6月末から仙台市中心部の街頭に立ち、熊谷氏支持を強調。青葉区のホテルで7月4日夜あったこころと自民の合同演説会では弁士を務め「宮城でぜひとも熊谷氏を勝たせなくてはならない」と叫んだ。
「安倍政権の経済政策アベノミクスの継続が必要」と強調した和田氏。自身がかつてフル活用したネット選挙のノウハウを自民県連に伝授するなど、全面的な支援に回る。
林氏は同日夕、民進の県議や仙台市議ら約10人と市中心部を練り歩いた。「政策立案能力や実績を見れば国会に送るのにふさわしいのは桜井さん」などと支持を呼び掛けた。
市中心部の無党派層を意識したアピール行動は林氏の提案で実現。「両陣営とも既に支持者は固め、あとは無党派をどれだけ取り込むかが勝負だ。大票田の仙台でPRを重ねたい」と意気込む。
ともにアナウンサー出身の2人。5人が立候補した3年前の参院選宮城選挙区(改選数2)で和田氏はみんなから初挑戦し、比例東北の衆院議員だった林氏が選対本部長を務めた。ネットを駆使した選挙戦を展開し、旧民主党現職を小差で破った。
14年11月のみんな解党前に林氏は維新の党(当時)、和田氏は次世代の党(現こころ)に合流した。直後の衆院選で林氏は宮城2区に立候補、和田氏は対立候補の次世代新人を推し、決別は決定的になった。
和田氏は3年後、今回と同様に改選数が1に減る厳しい参院選に直面する。民主、維新両党の合流で民進党籍となった林氏は、次期衆院選で2区から立候補を予定する。共に今後を見据え、応援は熱を帯びる。
ライバル陣営で戦うかつての仲間について、2人とも「それぞれの政治信条で行動しており、互いの立場で一生懸命やればいい」と語るにとどめている。
関連ページ:宮城政治・行政参院選とうほく
2016年07月06日水曜日
2495
:
名無しさん
:2016/11/23(水) 23:14:56
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016112100749&g=pol
参院選無効訴訟で上告せず=維新
日本維新の会は21日、7月の参院選で比例代表の開票作業に不正があったとして選挙無効を求めた訴訟で、維新側の訴えを棄却した東京高裁の判決を受け入れ、最高裁には上告しないと発表した。記者会見した東徹総務会長は「選挙無効の訴えには限界がある。今後は票の数え直しを求めていく」と述べた。
維新は、比例に出馬した片山虎之助共同代表の個人名票が愛媛県西条市で0票だったが、同市在住の有権者が片山氏に投票したことを明らかにしたとして、選挙無効を主張していた。 (2016/11/21-19:52)
2496
:
チバQ
:2016/11/24(木) 19:42:05
1230 :チバQ :2016/11/24(木) 19:41:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161124-00000034-san-l09
維新の渡辺喜美氏、次期衆院選に意欲 栃木
産経新聞 11/24(木) 7:55配信
日本維新の会副代表の渡辺喜美参院議員は23日、那須塩原市内で開かれた西那須野後援会の設立総会であいさつし、「解散・総選挙があるかもしれない感触をもった。チャンスを自らつかむ反射神経を磨き続けなければならない」などと述べ、次期衆院選に意欲をみせた。
総会では来賓として出席した後援会総連合会の臼井亮平会長が、「まだまだ若い。参院ではなく、もう一度衆院に出てほしい」と語ると、渡辺氏は「本当にありがたい言葉。決めたわけではないが心にとどめておく」とこたえた。
西那須野後援会は昨年12月の那須塩原市長選の対応をめぐり分裂。役員が相次いで辞任して事実上、消滅状態だったが再構築した。会長には同市の運送会社役員の宮本隆守氏、会長代行と幹事長には同市議の金子哲也氏がそれぞれ選出された。
2497
:
名無しさん
:2016/11/27(日) 22:54:48
http://this.kiji.is/174345838241547764
<自民岩手>参院選敗戦で責任論噴出
2016/11/24 11:2111/24 15:09updated
自民党岩手県連は23日、盛岡市で総務会を開いた。夏の参院選岩手選挙区(改選数1)で党公認の新人候補が落選したことについて、県連幹部の責任を問う意見が相次いだ。
会合は非公開で行われた。出席者によると、複数の市町村支部長から「各支部と地元選出国会議員、県連幹部との連携ができていない」「都市部での選挙戦略が足りない」などの批判が上がった。
これに対し、参院選の総括責任者を務めた鈴木俊一県連会長(衆院2区)や工藤勝子幹事長ら幹部が辞意を示したが、了承するかどうかは保留された。今後、県議らで協議する。
総務会終了後、鈴木氏は「敗因や責任論についてかなり厳しい意見が出た。十分に検証し、今後の対応を検討したい」と話した。
2498
:
名無しさん
:2016/12/07(水) 22:31:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161205-00000053-san-pol
比例代表得票数分析 民進…地域ばらつき/維新…進むローカル化
産経新聞 12/5(月) 7:55配信
国政選挙の比例代表での得票数は政党の盛衰を反映する。この4年間に実施された衆院選2回と参院選2回の得票数の推移からも、主要政党がそれぞれ抱える課題が透けて見える。(千葉倫之)
◇
自民党は衆院選、参院選ともに堅調に得票を伸ばした。
かつて自民党は、衆院選に比べて参院選の比例票が伸びないことが悩みの種だった。高支持率を誇った小泉純一郎政権下の平成16年でも参院選比例代表は1679万票。19年の第1次安倍晋三政権では1654万票しか獲得できず、衆参ねじれを招いた。野党時代の22年は1407万票しか得票できなかった。業界団体の集票力に頼っていたことが原因だとみられる。
7月の参院選では、業界団体の集票力が急に上がったわけでもないのに比例で2011万票を獲得した。自民党は本格的に復権したようにも見える。
その一方、11の1人区で民進、共産両党などの野党統一候補に敗れた。このうち9選挙区で比例得票は自公が野党4党を上回っている。衆院も同じ傾向があり、選挙区に野党が統一候補を擁立すれば、競り負ける自民党候補は少なくないとみられている。
一方、民進党は、下野直後に比べれば、党勢は回復基調にある。今年の参院選で得票率は20・98%と、底辺だった25年参院選と比べて7・58ポイント回復した。特に北海道(13・82ポイント増)、愛知(11・12ポイント増)、三重(11・02ポイント増)などでは持ち直している。
ただ、地域的なばらつきも大きい。7月の参院選は26年衆院選と比べて35都道府県で得票率はアップしたが、四国4県など12県では減少に転じた。
共産党は7月の参院選で候補を取り下げた33県のうち、27県で26年衆院選の得票率を下回った。ほぼ全選挙区で候補者を擁立し、比例票を掘り起こす戦略を見直したことが裏目に出たとみられる。
また、自前の公認候補を擁立した複数人区の13都道府県のうち8都道府県でも26年衆院選を下回った。24年衆院選以降の躍進はすでに頭打ちになったとみることもできる。
日本維新の会は24年衆院選で旋風を巻き起こし、20・38%の得票率を得たが、党の顔だった橋下徹前大阪市長の政界引退などで人気は下降気味。「おおさか維新の会」として臨んだ7月の参院選では得票率9・20%に甘んじた。民進党の得票増は、維新の凋落(ちょうらく)が原因だとも言えなくもない。
しかも獲得した515万票のうち42%の214万票は近畿2府4県で得票している。24年衆院選は24%、26年衆院選は26%だっただけにローカル政党に退行した感もある。参院選後、党名を「日本維新の会」にしたが、次期衆院選で全国政党に脱皮できるかが問われる。
表の見方※政党名は平成28年参院選時。「民進党」は民主党、「生活の党と山本太郎となかまたち」は生活の党と日本未来の党、「おおさか維新の会」は日本維新の会と維新の党、「日本のこころを大切にする党」は次世代の党の得票数・率をそれぞれ比較に用いた。「みんなの党」は解党前の24年衆院選と25年参院選、日本のこころは結党後の26年衆院選と28年参院選について記載した。得票数は小数点以下、得票率は小数点3位以下を四捨五入した。
2499
:
チバQ
:2016/12/12(月) 22:46:49
>>2477
http://news.goo.ne.jp/article/rkk/region/rkk-NS003201612121155320111.html
公選法違反の元後援会幹部に執行猶予付き判決
11:55RKKニュース
公選法違反の元後援会幹部に執行猶予付き判決
公選法違反の元後援会幹部に執行猶予付き判決
(RKKニュース)
今年7月の参議院議員選挙で当選した候補の運動員に報酬を渡したとして公職選挙法違反の罪に問われている男の裁判で熊本地方裁判所は執行猶予付きの判決を言い渡しました。この裁判は今年7月の参院選の比例区に自民党公認で出馬し当選した藤木眞也参議院議員の後援会幹部をつとめた木下龍一被告(62)が女性運動員4人に藤木議員への投票を依頼する電話をかけさせその報酬として合わせておよそ30万円を支払った罪に問われているものです。
今日の判決で熊本地裁の溝國禎久裁判長は「被告は選挙の公正を確保することの重要性を理解していたはずなのに本件を主導したことは相応の非難を免れない」として懲役1年、執行猶予5年の判決を言い渡しました。
2500
:
チバQ
:2017/01/06(金) 00:01:23
渡辺が衆院選出馬したら、儀武剛が繰上げ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1419422882/1344-1345
1344: チバQ :2017/01/05(木) 15:09:22
http://www.sankei.com/politics/news/170104/plt1701040027-n1.html
2017.1.4 17:34更新
「衆院に返り咲かせてほしい」維新・渡辺喜美氏くら替え出馬表明 栃木3区
日本維新の会副代表の渡辺喜美参院議員は4日、栃木県大田原市で開かれた後援会の会合で、「地元のために力を尽くそうと思えば参院ではなく衆院。衆院に返り咲かせてほしい」と述べ、次期衆院選で栃木3区からくら替え出馬する考えを表明した。渡辺氏は、代表を務めたみんなの党の解党後、平成26年12月の衆院選で落選するまで栃木3区で連続6期当選。昨年7月の参院選で当選し、国政に復帰していた。
支援者ら約250人を前に渡辺氏は「(党と)まだ調整すべき点は残っている」としながらも、「偽らざる思いだ」と強調。この後、記者団に対しては「百パーセントの宣言ではないが、思いは申しあげた通り。(衆院へのくら替えなら)小選挙区となる」と述べ、栃木3区での出馬の意向を示した。
また、「党とは具体的な話はしていないが、無所属で出馬する選択肢はない」とし、今後、衆院解散の時期をみながら調整を進める考えを示した。
「3月、4月選挙もあり得る」と、解散時期の見解を示しつつ、「だから(くら替えの)発言に至ったわけではなく、常在戦場。いつ選挙があっても覚悟はしているという意味だ」と強調した。
渡辺氏は昨年11月、地元・栃木県那須塩原市の西那須野後援会設立総会でも次期衆院選出馬に意欲を見せていた。
1345: チバQ :2017/01/05(木) 15:33:58
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170105-00000016-mai-pol
<渡辺喜美氏>衆院選に出馬意向 栃木3区から
毎日新聞 1/5(木) 9:19配信
<渡辺喜美氏>衆院選に出馬意向 栃木3区から
日本維新の会副代表の渡辺喜美参院議員(64)は4日、栃木県大田原市で開かれた後援会主催の新年会で、次期衆院選に栃木3区から出馬する意向を明らかにした。渡辺氏は「(衆院に戻り)第三極の風を吹かせたい」などと意欲を見せた。同選挙区には、自民現職の簗和生氏(37)、共産の槙昌三氏(73)と諸派の石渡剛氏(47)の両新人の立候補が予想されている。
この日の新年会で、渡辺氏の後援会総連合会の臼井亮平会長が「再び地元(栃木3区)から送り出したい」と支援を呼びかけ、約250人の後援会地区代表者らに了承を求めた。
これに対し、渡辺氏は「時局講演」の中で「地元のために働くにはやっぱり衆院。中央集権の中で影響力がある衆院で力を強めるのが地元のためにつながる。衆院にもう一度戻させていただきたい」などと述べ、衆院へくら替えする意向を伝えた。
講演後の取材に対し、渡辺氏は「(党との)調整があるので100%宣言ではないが、思いを伝えた」と説明。衆院の解散時期については「3月解散、4月選挙もありえる」との考えを示した。
渡辺氏は、父美智雄氏の地盤を引き継ぎ、衆院で6期連続で当選。しかし、2014年に多額の借入金を巡る問題により旧みんなの党代表を辞任。その後、みんなの党は解党し、同年末の選挙で落選した。昨夏の参院選では、おおさか維新の会(現日本維新の会)公認で出馬し、比例代表で当選した。【柴田光二】
2501
:
名無しさん
:2017/01/15(日) 08:55:22
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170105-00050614-gendaibiz-soci
乙武洋匡氏、ついに不倫の真相を告白 すべては僕が悪かった
現代ビジネス 1/5(木) 7:01配信
「どんなに言葉を重ねても、これは言い訳にしかなりません。今回、私がしてしまった愚行は、ひとえに私の『心の弱さ』が原因だったと反省しています」
昨年3月、5人の女性との不倫騒動を週刊誌で告発され、世間からの批判を浴びた乙武洋匡氏。
あれから9ヵ月、ほぼ家にこもりっきりだった乙武氏が、1月5日発売の「週刊現代」で真相を告白した――。
〈 端的に言うならば、家に帰ることがつらくなってきてしまった。家のなかで自分の居場所を見つけられなくなってしまったということです。
たしかに子供が生まれてから、私たちの夫婦関係は一変しました。妻は子育てと私の介助をともに負わなくてはならず、負担は非常に大きいものでした。
そんな生活が続いていくなかで、妻が体調を崩してしまうようなこともありました。私の存在が彼女の負担になっているのだと思うと、本当に苦しかった。不甲斐なかった。
でも、そうしたこともすべては言い訳です。今回の騒動は、ただただ私の弱さが引き起こしたことです。〉
「不倫の理由」や「いま、性欲処理はどうしているのか」などの突っ込んだ質問にも応じた乙武氏。もう一度ゼロからスタートするという決意を明かしたインタビューを、「週刊現代」でぜひご確認いただきたい。
週刊現代
2502
:
名無しさん
:2017/01/15(日) 09:58:19
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170110-01270346-sspa-soci
乙武洋匡氏、政治に“白旗宣言”
週刊SPA! 1/10(火) 9:10配信
「乙武洋匡、40歳、無職」。最近の乙武洋匡氏が使っている肩書である。もしも、あの騒動がなければ、その肩書は今頃「参議院議員」になっていたかもしれない。
’15年の末頃から、乙武氏が参院選に出馬するという報道が出始めた。当初、我々は参院選出馬はないと踏んでいた。というのも、’14年に新宿区長選に出馬するという噂が流れたときも「人生、何が起きるかわからないので将来的に政治家になるという選択肢を完全に否定はしませんが、現時点ではまったく考えていません」ときっぱりと否定していたからだ。さらに乙武氏は作家、スポーツライター、教師、東京都教育委員など数々の仕事を経験するなど、常に自分の興味のある仕事を多方面に複数抱えるタイプ。政治家のように縛り付けられる仕事は本人の志向するところではないだろう、とも考えていた。
だが、’15年末の取材で「参院選には出るんですか?」と聞いたとき、乙武氏はこれまでと同じように「将来、政治家になる可能性はゼロではありませんが、わかりません」と答えていたが、「あ、これは出馬を考えているな」という空気を感じた。明らかにこれまでとは違う、政治のほうを向いている顔をしていたのである。
乙武氏のマネジャー氏にも「出るかどうかは答えられないと思いますが、出馬表明があった瞬間から勝手に張り付きますんで」と勝手に番記者宣言し、これは’16年の夏は忙しくなるぞ、と我々も参院選に向けてテンションを上げていたのであった。
ところが、ご存じの通り、’16年の春に『週刊新潮』による不倫報道が出て、乙武氏は活動自粛生活に入ることになる。彼と我々が最後に会ったのは、出馬表明の場になるという憶測が立っていた乙武氏の40歳誕生パーティの場。いつも笑顔でほがらかな彼が、この日ばかりは憔悴しきった表情で、参加者たちに「ご迷惑をおかけしました」と頭を下げ続けていた。「やめてくださいよ、こっちは迷惑かけられてないから」と冗談を言ってみたものの、彼の神妙な顔は変わることがなかった。
それから8か月。紆余曲折はあったが乙武氏がメディアに復帰した。我々も雑誌としては一番最初に取材をすることに成功し、撮影場所で彼を待ち構えていた。
「お久しぶりです。お騒がせしました」
にこやかに、いつもの笑顔で乙武氏が入ってきた。ほとんど外出していなかったためか、以前より肌の色が白く、若干ふくよかになった以外、表面上はすっかり以前の乙武氏に戻っているようだ。そして、取材はスタートした。
なごやかに談笑しつつ、「活動自粛前、実際のところは参院選に対してどう動いていたのか?」と尋ねたところ、「ちょっと待ってください」と乙武氏は断って、マネジャー氏に声をかけた。
「これ、いずれどこかで話すならずっと応援してくださったSPA!さんで話すのがいいと思うんだけど、今後も言わないの? ここでは黙っていたのに、別のところで話しているなんてことはイヤだから」
するとマネジャー氏は熟慮の結果、「多少、オブラートにくるんでもらえれば」とOKを出した。それを受け、乙武氏は再び語りだす。
「誤解があるかもしれないですけど、そもそも政治家って、私にとってはやりたくない職業なんです。批判しかされない、カネはかかる、家族にも窮屈な思いをさせるということを考えれば、こんな割に合わない職業はないですよ。ただ私には、自分自身が少数の側に生まれたということもあって、どんな境遇の人でも平等に選択肢が与えられる社会を実現していきたいという思いがあります。そういう社会をできることなら政治という道を通らずに実現できたら、それが私にとってはベストでした」
そのためにさまざまな手段やメディアを通じ、硬軟織り交ぜたメッセージを発信してきた。だが、それでも社会を変えることが難しければ、政治の世界に行く腹をくくるべきときがいずれくるかもしれない、と20代前半から感じていたという。だが、具体的に政治の道を考え出したのは’14年頃。そこには年齢の問題もあった。
「結局、何ひとつ変えられないじゃん、としんどくなってきたんです。そして40の足音が近づいてきて、『締め切りがここなら、そろそろ原稿書き始めないと間に合わないな』みたいな、そういう思いが強くなっていたんですよね」
だが、実際には活動自粛に入り出馬することはなかった。もしも選挙運動中に不倫スキャンダルが暴露されていたらどうしていたかを尋ねると、意外な答えが返ってきた。
2503
:
名無しさん
:2017/01/15(日) 09:58:32
>>2502
「いや、本当に出馬するとなったら、自分から明らかにするつもりでした。絶対に暴露されると思っていたので。だから『週刊新潮』に直撃されたときも、驚いたというよりは、『ついに来たか』という感じで。もちろん、そんなことまで考えていたなら身奇麗にしておけという話なんですけどね。それについては認識が甘かったとしか言いようがない。ここはもう、素直に反省してます」
「まあ、もう二度と出馬依頼なんて来ないでしょうけどね」と笑う乙武氏。一連の騒動を振り返り「正直なことを言うと、トータルではよかったと思っています」と語る。
「もしも私が今日死んでここで終わるなら、この1年はマイナスでしかないですけど、長い人生、まだ残り半分ぐらいあるとするならば、そのど真ん中でこういう経験をさせていただいたのは、すごく今後に生きてくると思っています。もうひとつ、これは散々『SPA!』の連載でも語らせていただいたことですが、これでようやく“鉄仮面”を外せたかな、と。もう“いい子ちゃんの乙武洋匡”なんて誰も期待しないでしょうから(笑)」
あたかも障害者代表のように思われ、まるで聖人君子のような振る舞いを期待されてきた乙武氏。だが、もちろんバカ話もするし、(もうしないだろうが)悪い遊びだってしてきた。そんな素の部分の乙武氏を紹介すべく、本誌の連載では女装にチャレンジしたり、趣味のスポーツ観戦に行ってみたり、海外に行ったりと乙武氏のさまざまな部分を紹介してきたのだ。
今回、もう十分すぎるほど自らをさらけ出した乙武氏。だが、「どんな境遇の人でも平等に選択肢が与えられる社会」の実現に向ける思いは変わらない。今後、どのような形で乙武氏がそのテーマに向かい合っていくのか、注目し続けたい。
取材・文/織田曜一郎(週刊SPA!)・小山田裕哉 撮影/植松千波
※現在発売中の『週刊SPA!』1/10発売号の「エッジな人々」では、乙武洋匡氏が「40歳、無職の『新年の誓い』」を余すことなく語っている。この記事で語られたことはごくごく一部! ぜひ、ご確認を!!
日刊SPA!
2504
:
チバQ
:2017/07/03(月) 20:32:33
2545 :名無しさん :2017/07/03(月) 08:55:22
民進党の藤末健三政務調査会長代理は、憲法改正をめぐるみずからの考え方と、党の方針が異なるなどとして、2日夜、離党届を提出しました。
民進党は、平和主義を脅かす改憲は認められないとして、安倍政権の下での「憲法9条の改悪」に反対する方針を示しているのに対し、藤末健三政務調査会長代理は、「反対するだけではなく、速やかに党内論議を始めるべきだ」という考えを示しています。
こうした中で、藤末氏は「考え方の溝が埋まることは期待できない」などとして、2日夜、党本部を訪れ、離党届を提出し、今後、党執行部が藤末氏の離党届の取り扱いを協議する見通しです。
藤末氏は、53歳。平成16年の参議院選挙に、当時の民主党から比例代表で立候補して初当選し、現在3期目で、これまでに、総務副大臣などを務めています。
外部リンク[html]:www3.nhk.or.jp
2546 :名無しさん :2017/07/03(月) 15:21:45
民進党・藤末健三参院議員が離党会見 当面は無所属
7/3(月) 15:11配信
8
サンケイスポーツ
藤末健三参院議員(53)が民進党に離党届を提出したことを3日午後、記者会見を開いて明らかにした。離党理由について「民進党内では憲法改正の議論が深まらない」ことなどを挙げ、当面は無所属で活動するとしている。東京都の小池百合子知事(64)が率いる都民ファーストの会との連携は否定した。
藤末氏は離党届の提出について「都議選に影響を与えると考えて、昨日(2日)午後8時過ぎ」にしたと説明。党本部に提出した後、野田佳彦幹事長(60)ら電話で「考え方を改めてほしい」と撤回を求められ、さらに全国比例区
2547 :名無しさん :2017/07/03(月) 15:23:59
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サンケイスポーツ
藤末健三参院議員(53)が民進党に離党届を提出したことを3日午後、記者会見を開いて明らかにした。離党理由について「民進党内では憲法改正の議論が深まらない」ことなどを挙げ、当面は無所属で活動するとしている。東京都の小池百合子知事(64)が率いる都民ファーストの会との連携は否定した。
藤末氏は離党届の提出について「都議選に影響を与えると考えて、昨日(2日)午後8時過ぎ」にしたと説明。党本部に提出した後、野田佳彦幹事長(60)ら電話で「考え方を改めてほしい」と撤回を求められ、さらに全国比例区での当選であることから、議員辞職も求められたという。
これに対して、藤末氏は「藤末という名前を14万3188人の方から書いてもらっている」と議員辞職の考えがないことを伝えたという。当面は無所属での活動をするが、5人以上の国会議員を集めて新党設立も模索しているとしている。ただ都民ファーストの会について「国政政党になることを表明しているわけでもなく、政策も見えない」とした上で、「合流するために離党したわけではない」と連携を否定した。
藤末氏は旧通産省出身で、2004年参院選で初当選し、連続3回当選。民進党会派の参院政策審議会長。
最終更新: 7/3(月) 15:11
2548 :名無しさん :2017/07/03(月) 15:30:16
民進・藤末氏が離党届
2017年07月03日10時35分
民進党の藤末健三参院議員(比例代表)が離党届を提出していたことが3日、分かった。離党届は2日付。藤末氏は民進党会派の参院政策審議会長。藤末氏は3日午後に参院議員会館で記者会見する。
代表・幹事長の続投表明=民進・野田氏
藤末氏は旧通産省出身で、2004年参院選で初当選。連続3回当選で、野田政権で総務副大臣を務めた。宗教団体の立正佼成会の支援を受けている。
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2505
:
チバQ
:2017/08/31(木) 19:55:56
辞職したら竹内功 元鳥取市長(合区救済)が繰上げ
2516: チバQ :2017/08/31(木) 19:53:41
https://news.goo.ne.jp/article/tokyosports/entertainment/tokyosports-entame-entertainment-751659.html
今井絵理子議員に新たな疑惑「ビール券贈呈」公選法違反か
16:30東スポWeb
今井絵理子議員に新たな疑惑「ビール券贈呈」公選法違反か
新疑惑が浮上した今井氏
(東スポWeb)
略奪不倫疑惑に続いて公選法違反? 問題噴出の元SPEED・今井絵理子参院議員(33)に対し、自民党が除名処分も視野に入れ動きだしていることが30日、本紙の取材で分かった。今井氏は周囲の説得に耳も貸さず、神戸市議を辞職した橋本健氏(37)と交際続行。何もかも失いかねない橋本氏は今井氏の都内のマンションに転がり込んだとも。31日発売の「週刊新潮」では公選法に抵触の恐れもある今井氏の新スキャンダルも報じられた。自民党執行部は「除名」の2文字をチラつかせ、今井氏に進退の決断を迫っている。
「完全に四面楚歌だ。党としては一刻も早く切りたいだろう」。こう語るのは政界関係者だ。今井氏のミソの付き始めは7月に週刊新潮で橋本氏との“略奪不倫疑惑”が報じられたこと。2人は「一線は越えていないから不倫ではない」という理解不能な言い訳に終始し“関係”を清算することはなかった。
今井氏の議員年収約3000万円(文書通信交通滞在費含む)は、言うまでもなく、我々の税金から支払われている。しかも参院には解散がなく、本人が「辞める」と言わない限り、あと5年は議員として居座り続けることができる。
「問題議員に1億円以上払わなきゃいけないのかよ!」という世間の反発はすさまじく、不倫疑惑報道の時点で党は、今井氏を呼びつけこう宣告したという。
「橋本と別れなければ、除名処分も考える」
目を覚まさせるための脅しのつもりだったようだが、今井氏はショックを受けるどころか、納得のいかない表情でふてくされていたという。
そうこうしているうちに、橋本氏に約720万円にのぼる政策チラシの架空発注疑惑が浮上。結局、市議を辞職するハメになったが、それだけで終わる話ではない。
「市民団体が詐欺容疑などで立件の準備を進めている。おそらく在宅起訴となるだろうが、政治家として再起は不可能。経営する歯科医院も続けられなくなる可能性もある」(前出の政界関係者)
橋本氏は議員辞職を決めて以来、雲隠れを続けている。その行方について、驚くべき情報も飛び出した。
永田町の関係者は「奥さんとは離婚調停中。帰る場所のない橋本氏は、今井氏が別宅として利用している都内のマンションに逃げ込み、今井氏がそれを受け入れたという情報もある」と明かす。
事実ならば、もはや“駆け落ち”レベル。そんな今井氏自身にも新たな不祥事が発覚した。31日発売の週刊新潮最新号によれば、今井氏が8月の内閣改造人事の際、親しい議員十数人に、出世祝いとしてビール券を贈ったという。
地元の名産品を贈るケースは多々あるが、全国の18歳以上が有権者となる参院比例代表当選の今井氏の場合は、議員宛てであっても金券の類とみなされるビール券の贈呈は公選法で禁止される寄付行為に当たる。
本紙は30日、今井氏の事務所に電話したが、不在だった。
「今井氏にとってはダメ押しのスキャンダル。自民党にとって10月の衆院トリプル補選は正念場。その前に“不安要素”は排除したい。選挙協力する公明党の支持母体である創価学会の婦人部が不倫議員に『断固NO』という事情もある。今井氏は自ら離党するか、除名処分かの選択を迫られることになるだろう」と前出の永田町関係者は推測する。
今井氏も“恋人”と同じ道を歩き始めたようだ。
2506
:
チバQ
:2017/09/23(土) 08:34:15
渡辺義美が衆院に鞍替えした場合、儀武剛が繰り上げ
2507
:
チバQ
:2017/09/23(土) 23:11:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170923-00000017-ryu-oki
儀武剛氏繰り上げへ 参院比例 当選者、衆院くら替え
9/23(土) 11:50配信 琉球新報
儀武剛氏繰り上げへ 参院比例 当選者、衆院くら替え
儀武剛氏
2016年7月に行われた参院選で比例代表に出馬し、次点で落選したおおさか維新(当時)新人で前金武町長の儀武剛氏(56)が繰り上げ当選する公算が大きくなっている。同参院選比例代表でおおさか維新から当選した渡辺喜美氏が時期衆院選にくら替え出馬することが確実視されているためだ。
渡辺氏が衆院選に立候補すれば、参院議員職は自動失職となり、次点だった儀武氏が繰り上げ当選する。
儀武氏は現在、日本維新の会県総支部の代表代行を務めている。
2508
:
チバQ
:2017/09/26(火) 11:57:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170926-00000028-asahi-pol
公明・長沢参院議員が議員辞職へ 議員宿舎に女性泊める
9/26(火) 11:37配信 朝日新聞デジタル
公明党の長沢広明復興副大臣(参院比例)は26日、党に離党届を提出し、同日の役員会で了承された。長沢氏は秘書・家族以外は泊まれない議員宿舎に知人女性を泊めたことについて週刊誌の取材を受けたと説明。「ルール違反は明白。疑惑を招く行為だった」と事実関係を認め、参院議員と復興副大臣を辞める意向を示しているという。
山口那津男代表が同日の記者会見で明らかにした。山口氏は「ルールをおかしたことを看過できない。衆院選への影響は最小限にしたい」と語った。党本部に対し、議員宿舎に知人女性を宿泊させたことや女性にカードキーを貸与したことを認めたという。
長沢氏は衆院議員を経て、参院当選2回。東京都出身の59歳。
2509
:
チバQ
:2017/09/26(火) 11:59:37
竹内真二
年齢 52
新旧 新
公明新聞編集局次長、政治部長▽早大政経▽東京都
2510
:
チバQ
:2017/09/26(火) 12:30:32
>>2509
↑繰り上げの人です
2511
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 15:54:16
荒井広幸元参院議員が自民に復党願 国政復帰は「ない」
http://www.sankei.com/smp/politics/news/170926/plt1709260052-s1.html
荒井広幸元参院議員は26日、自民党本部に二階俊博幹事長を訪ね、復党願を提出した。
荒井氏は2005年の郵政民営化で造反して除名処分を受け、新党日本などを経て新党改革の代表に就任。昨年の参院選で落選して政界引退し、党も解散していた。
荒井氏によると、自民党側から25日に打診されたという。会談後、記者団に「不本意な形で除名された」として名誉回復を求めた。今後の国政選挙に立候補する可能性については「ない」と明言した。
2512
:
チバQ
:2017/09/26(火) 19:27:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170926-00000104-jij-pol
公明・竹内氏が繰り上げへ=長沢氏辞職で―参院
9/26(火) 18:54配信 時事通信
長沢広明参院議員(公明党を離党)が辞職したことに伴い、2016年参院選の同党比例代表名簿で次点だった公明新聞編集局次長の竹内真二氏(53)が繰り上げ当選する。
中央選挙管理会が近く決定する。
長沢氏辞職を受けた参院の勢力分野は次の通り。
自民・こころ126▽民進・新緑風会49▽公明24▽共産14▽維新11▽希望の会(自由・社民)6▽無所属クラブ4▽沖縄の風2▽無所属5▽欠員1。
2513
:
チバQ
:2017/09/28(木) 22:28:49
>竹内氏は7000票そこそこで参院議員ですからね。町議選や区議選じゃあるまいし。
町議選や区議選なら1ケタ・2ケタ少なくて当選出るガナ!
こんなんで政治評論家なのれるって羨ましいのおお
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/214380
長沢副大臣醜聞辞任でタナボタ当選 公明新聞局次長の素性
2017年9月27日
公明党は26日、衆院選の比例代表27人の擁立を決め、選挙対策本部の看板掛けを行った。そんな時に浮上したのが、昨年の参院選で同党の比例代表でトップ当選した長沢広明復興副大臣の女性スキャンダル。知人女性を議員宿舎に宿泊させ、カードキーを貸与していたという。
長沢副大臣は26日に会見し、議員辞職と副大臣の辞任を表明。「クリーン」を掲げる公明党が、選挙へのダメージを最小限に抑えるために即決で“トカゲの尻尾切り”をした格好だ。
これによって繰り上げ当選するのが、昨年の参院選で比例の得票が8番目だった竹内真二氏(53)。現在は公明新聞局次長として政治経済を取材する“ジャーナリスト”だが、驚くのは落選時の得票数だ。わずか7489票――。
「昨年の参院選で公明党が比例で当確を見込んでいたのは6位で当選した浜田昌良氏までと言われています。善戦により1万8571票だった宮崎勝氏が7位で滑り込みましたが、7位以下は頭数合わせだったのでしょう。竹内氏は7000票そこそこで参院議員ですからね。町議選や区議選じゃあるまいし。そんな人が国会議員になるわけです」(永田町関係者)
ちなみに昨年の参院選で、社民党の吉田忠智党首は比例で15万3197票を獲得しながら落選。新党改革の山田太郎氏も29万1188票で落選している。
「30倍以上の得票を得た候補者が落選し、比例名簿に載ったことでタナボタ同然で当選してしまう今の選挙制度は多くの国民にとって理解しにくいと思います」(政治評論家の伊藤達美氏)
今回の竹内氏の繰り上げ当選は公明党にとっても想定外だったようだ。日刊ゲンダイが竹内氏の経歴などについて党広報部に問い合わせると、「本日中の回答は難しい」と連絡があり、「52歳」としていた年齢についても少し時間を置いて「53歳でした」と訂正の申し入れがあった。
タナボタであれ、竹内氏にはせいぜい切磋琢磨してもらいたい。
2514
:
とはずがたり
:2017/09/29(金) 18:00:52
小池もあんま露骨なリベラル切りすると左派票載らなくなるぞ。新進党はそれもあって学会票あっても勝ち損ねた訳で。
政権交代出来たのは改革保守もリベラル票も総取り出来た民主党だったのを忘れたら痛い目見るだろう。
今回は自分は都知事で出れないからまあそれやって負けて反省して次ぎ自分が衆議院に立候補してる時は民主リベラル派と仲良くやって政権交代がベストなんかも知れない。
<衆院選>野党候補、誰と連携…地元調整、はしご外され
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20170929k0000e010235000c.html
12:46毎日新聞
◇解散から一夜明け
民進党が小池百合子・東京都知事率いる希望の党への合流方針を決めるなど、急転直下の展開が続く今回の衆院選。各選挙区で準備が進められてきた共産党を含む野党統一候補は白紙に戻るのか、野党勢力の構図が急変する中で与党・自民、公明両党はどんな戦術を描くのか。28日の解散で事実上の選挙戦に突入したが、各地では混乱や戸惑いが尾を引いたままだ。【加藤昌平、井上知大、藤井朋子】
◇民進
29日朝、千葉市花見川区のJR総武線幕張駅前。千葉2区から民進党の公認で立候補を予定していた50代新人がビラ配りを始めると、足を止めて民進党の動向を尋ねる人も。「民進党も大変ね」。年配女性にそう声を掛けられると笑顔で「民進党なくなっちゃってね」と返していた。街宣車に「民進党」と書かれているため、車から十数メートル離れた場所に移動してから拡声機を使って演説を始めた。「民主党、民進党と変わってきましたが、最大限のご支援、心から御礼申し上げます」
「残念」。希望の党への合流方針が決まった民進党の岡本護・静岡県連幹事長は県庁での28日の記者会見で心情を吐露した。「政権党以外の党が結束していくためには、こういうやり方もある」と理解を示すが、細野豪志元環境相に近い新人ら合流方針決定前に離党届を出し、希望への参加を明言した候補予定者もいる。県内で一枚岩になれるか不安を隠せない。
山形県連幹部も数日前に社民党県連、連合山形と連携協議を行ったばかりだった。「早い段階で再度話し合いの場を作りたい」と戸惑う。千葉県の田中信行県連幹事長は「合流でなく吸収」と嘆いた。
各地の民進党関係者に不安や戸惑いが広がった一方で、合流方針を「現実的な選択」と前向きにとらえる発言もあった。
群馬3区で民進党から出馬予定だった候補者は「希望を持って受け止めたい。『対自民』でしっかりモノが言える集団を打ち出せるなら前原(誠司代表)さんの方法も、ありだ」と強調。青森県の田名部定男県連代表は「合流という動きは想定外だったが、政権交代可能な政治勢力を結集するためだと考えている。野党が結集すれば自民党と対峙(たいじ)できるとの思いは変わらない」と受け止めた。
◇共産・連合
これに対し、野党統一候補で準備を進めてきた共産党は民進党の合流方針ではしごを外される形となり連携解消の動きも出ている。
岩手県は2、3区で野党候補の一本化を終えたばかり。共産党関係者は「積み重ねてきた野党4党の枠組みで進むのか、度外視するのかで対応は変わってくる」と独自候補の擁立も示唆。同党宮城県委員会の中島康博委員長は「(希望の党は)安保法制容認、憲法改正の立場で、野党共闘を投げ捨てる路線。一緒に戦えない」と県内各区に候補を立てる考えを明示した。
また、民進党の支持母体の一つ、連合千葉の林田博史事務局長は「希望の党の政策は『改憲』『原発ゼロ』で(方針が異なる)連合とやっていけるのか」と困惑気味だ。
◇自民
自民陣営は、野党勢力の合従連衡に警戒と打算が交錯する。長野県の自民党県連幹部は「長野は共産票が多い。(民進と共産が協力しないなら)我々にとって有利に働くかもしれない」と敵情をうかがう。鈴木聖二・埼玉県連幹事長も「(民進と希望の)両党はそれぞれの違いの溝を埋められないまま選挙戦になるのではないか。矛盾が出てくると思う」と警戒しつつ勝機を見いだす。
2515
:
とはずがたり
:2017/09/29(金) 18:01:18
間違えた
2516
:
名無しさん
:2017/10/05(木) 14:28:29
民進の福山氏、離党し立憲民主へ
京都、元官房副長官
http://s.kyoto-np.jp/top/article/20171005000080
民進の福山氏、離党し立憲民主へ
京都、元官房副長官
福山哲郎氏
民進党の福山哲郎元官房副長官は5日、同党を離党し、立憲民主党(代表・枝野幸男元官房長官)に参加する方針を固めた。福山氏は、京都新聞の取材に対し「希望の党には行かない。民進党にこれから離党届けを出す」と述べて、同日夕方に会見を開く意向を示した。
民進党関係者によると、希望の党への合流に伴い、立憲民主入りを目指す参院議員が明らかになるのは初めて。
福山氏は、前原誠司民進党代表の側近としても知られているが、先の代表選で枝野氏を支援していた。
1998年に京都選挙区で初当選。当選4回。外務副大臣を経て2010年6月、菅内閣の官房副長官に就任した。11年の東日本大震災時には、当時の枝野官房長官らと対応に当たった。
2517
:
とはずがたり
:2017/10/30(月) 16:59:40
2016年6月4日(土)
香川の自治労・平和労組会議と
たなべ統一予定候補が政策協定
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-06-04/2016060404_01_1.html
参院選
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日本共産党の、たなべ健一参院香川選挙区野党統一予定候補は3日、自治労県本部、県平和労組会議との間で「立憲主義に基づき、安保関連法廃止、護憲の立場をとる」ことなどを盛り込んだ政策協定を、それぞれ結びました。
自治労香川県本部との協定は、▽公務員の労働条件の維持・向上が図れるよう努める▽真の地方分権の推進、公共サービスの充実に向け、最大限の努力を行う▽社会保障制度・労働者福祉の向上を目指す―などです。
県平和労組会議とは、▽原子力エネルギーの廃止をめざし、再生可能なエネルギーを積極的に推進する▽労働者保護ルールの堅持と非正規雇用労働者、派遣労働者の正社員化への道筋を確立する▽新自由主義政策によって広がった格差の是正―で協定しました。
2518
:
チバQ
:2018/11/04(日) 10:09:30
>>1178
5148 チバQ sage 2018/11/04(日) 10:07:50
https://sp.kahoku.co.jp/tohokunews/201810/20181029_31033.html
<滝沢市長選>選挙戦なく市長交代か 来月4日告示
2018年10月29日 月曜日
任期満了に伴う滝沢市長選は11月4日の告示まで1週間を切った。現段階で立候補の意思を表明しているのは元参院議員の新人主浜了氏(68)しかいない。主浜氏の無投票当選の公算が大きく、論戦なき市長交代となりそうだ。
主浜氏が立候補すると明らかになったのは4月4日のことだった。翌5日、旧滝沢村長の2期目半ばで2014年の市制移行に伴い初代市長に就いた現職現職の柳村典秀氏(63)が引退を表明。ほかに動きがないまま7カ月が経過した。
一見すると、主浜、柳村両氏による連携プレーのようにも映る。だが、柳村氏に近い市議は禅譲説を一蹴し「(主浜氏の立候補とは関係なしに)市長は退任表明の1年以上前から、周囲に『今期が最後』と告げていた」と語る。
主浜氏は2004年参院岩手選挙区(改選数1)に民主党から立候補し、初当選。自由党代表の小沢一郎氏(衆院岩手3区)と行動を共にして、2期12年を務めた。選挙運動の中核は柳村氏の後援組織で、支持者はほぼ一致する。
16年参院選も3選を目指す意向を示していた主浜氏だが「家族の介護」を理由に突然引退を表明。今回の市長選立候補を受けて県政界には「まだ政治に未練があったのではないか」という見方が広がった。
主浜氏が身を引いた16年参院選で、柳村氏は自民党新人の応援に回った。市議の一人は「あの時、2人の関係は完全に切れた」と証言する。
本来であれば間隙(かんげき)を突いて候補を擁立したい自民党だが「元参院議員相手の選挙ではさすがに苦戦が必至だ。静観するしかないのだろう」と主浜氏を支援する市議の一人。無風で終わりそうな市長選の舞台裏を解説した。
2519
:
とはずがたり
:2019/01/26(土) 20:48:48
https://twitter.com/ajr4k6r03u/status/1089024659167731712
もりぞの
@ajr4k6r03u
7 時間7 時間前
その他
【茨城新聞】藤田氏離党意向 野党1議席「守るため」 立民県連「擁立は白紙」
https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15484148129403
もりぞの
@ajr4k6r03u
フォローする @ajr4k6r03uをフォローします
民民県連会長「聞いてない」
立憲県連副会長「聞いてない」
連合茨城会長「聞いてない」
21:01 - 2019年1月25日
もりぞの
?
@ajr4k6r03u
7 時間7 時間前
その他
これはひどい
2520
:
とはずがたり
:2019/01/27(日) 10:20:03
風間を公認しなかったし,ちゃんと公認権を利用して海野を公認して欲しいなあ。
連合は藤田の推薦剥奪を決めて茨城では国民系電機連合の力が強くて国民党基軸の様だ。。
海野公認の場合,藤田の処遇もまああるんだけど風間も含め比例送り込めばいいんでないかな。
【茨城】
「除名」含め厳しい処分 国民県連 藤田参院議員離党届で
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/201901/CK2019012702000156.html
2019年1月27日
夏の参院選茨城選挙区(改選数二)に立候補を表明している藤田幸久参院議員(68)の突然の離党問題に揺れる国民民主党県連は二十六日、常任幹事会を開き、「除名」を含め厳しい処分とすることなどを決めた。終了後、長谷川修平代表が明らかにした。
週明けに藤田議員の公認取り消しを党本部に上申する。支援組織の連合茨城と連携し藤田議員に代わる参院選の候補者擁立を進める。処分は倫理委員会に諮問、二月十六日の県連大会までに答申してもらうという。
同党に離党届を提出し、立憲民主党に入党届を出した藤田議員を、長谷川代表は「言語道断だ。信義にもとる」と強く批判。党員らからも「裏切られた」「行動が理解できない」との声が相次いでいるという。
「自民党に二議席独占を許さないために、労働界が割れるのを避けて、連合茨城が一つになって推せる候補者を考えなければならない。必ず擁立するという不退転の決意で臨む」と長谷川代表。藤田議員の推薦を決めていた連合茨城会長とも話したといい、「推薦した人が何の話もなく別の党にいくということで、今度は相当の覚悟でやると感じた」と明かした。(鈴木学)
2521
:
とはずがたり
:2019/09/06(金) 09:34:05
ネトウヨ議員の小野田だがこんなやつだったのか。
ハーフってのも知らんかった。色々ルサンチマン抱えてああなっちゃったのかね。。
美人ハーフ参院選候補に自民区議たちから猛抗議…〈著しい常識の欠落がある〉
https://www.dailyshincho.jp/article/2016/06230553/?all=1
政治週刊新潮 2016年6月23日号掲載
2522
:
とはずがたり
:2019/09/13(金) 20:24:10
上田前知事、参院埼玉補選出馬へ
2019年09月13日20時02分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019091301073&g=pol
埼玉県の上田清司前知事は13日、同県朝霞市で開かれた後援会の会合で、10月の参院埼玉選挙区補選に無所属で立候補する意向を伝えた。後援会幹部が明らかにした。
【点描・永田町】埼玉知事選 野党勝利の裏舞台
会合で上田氏は「(参院補選に)出ることを前提に関係各位と相談し、出馬の準備を進める」と話したという。
2523
:
チバQ
:2020/05/15(金) 17:54:59
このスレが良いかなあ?
そろそろ2022参院スレ必要ですかね?
6287 :チバQ :2020/05/15(金) 17:53:07
>>6055-6061
あたり
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200515-00000108-kyodonews-pol
桜井充氏、自民会派入りへ 野党統一会派に退会届
5/15(金) 13:23配信
共同通信
桜井充氏、自民会派入りへ 野党統一会派に退会届
桜井充参院議員
無所属の桜井充参院議員(宮城選挙区)は15日、近く自民党会派入りする方針を国会内で記者団に表明した。立憲民主、国民民主両党などでつくる野党統一会派に同日付で退会届を提出。新型コロナウイルス対策を挙げて「与党に行かないとなかなか仕事ができない」と記者団に述べた。
自民党の世耕弘成参院幹事長に対し、会派入りの希望を伝えた。桜井氏は昨年11月に国民を離党。統一会派にはとどまっていたが、今年1月の参院本会議では、会派の方針に反し2019年度補正予算案の採決で賛成に回った。
2524
:
チバQ
:2020/09/10(木) 12:27:47
>>805
これか!
2117 チバQ 2020/09/10(木) 11:27:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/4af821b87da34f86c75ada2a5261a778ae1521c0
大麻逮捕・伊勢谷友介は参院選目玉候補だった! 野党の著名人擁立論に影響も
9/8(火) 21:23配信
35
伊勢谷友介容疑者
伊勢谷友介容疑者が大麻取締法違反の疑いで逮捕された事件は、政界にも大きな衝撃を与えている。
【写真】短髪、ピアス時代の伊勢谷友介
野党議員によると、伊勢谷容疑者は、2016年に行われた参議院選挙で〝都市型新党〟の結党を目指した野党議員たちの目玉候補として浮上したという。本人も出馬には前向きだったというが…。
「本人が政界進出に強い関心があると知って、旧みんなの党メンバーだった議員が本人に打診したのをハッキリと覚えています。結局、都市型新党プランは、政党要件を満たすために必要な政治家が集まらず、実現しなかったわけですが…」(野党議員)
伊勢谷容疑者も当時、参院選の著名人候補として注目されたことに、自身のツイッターで「変えるなら政治家になる手立てがある」と前向きなコメントを残していた。
同年の参院選で野党は、安倍1強の状態に押されっぱなしで、なす術もなかった。加えて自民党公認の今井絵理子参院議員(36)が比例区で当選し、話題を奪われる始末。伊勢谷容疑者の政界進出は単なる客寄せパンダだったのか。
「芸能活動だけでなく、いくつか事業を立ち上げていた伊勢谷容疑者は起業家でもあった。ベンチャー企業の社長が集まる定期的な会合にも顔を出していた。『民間目線で今の政治を変えたい!』と政治改革に意欲があったし、悪い印象は残っていない。ただあの痩せ方にだけは、違和感を覚えました」(前出の野党議員)
この15日に合流新党の結成を目指す立憲民主党と国民民主党は、総選挙が早期に行われた場合、大苦戦が予想されている。だが、伊勢谷容疑者の逮捕を受けて、党内では衆院比例代表などで著名人候補の擁立に消極論が出るようになった。
「自民党のような大政党と違い、候補者の活動費が少ないし、どうなるかも分からない。新党執行部に意中の著名人候補がいれば打診に動くが、身体検査する時間も少ないと思う。合流新党が結成されても、スキャンダルのたびに支持率が下落したらアウトです」と立民議員は話している。
東京スポーツ
【関連記事】
2525
:
とはずがたり
:2020/11/06(金) 10:11:25
自民会派入りは「背信行為」 増子輝彦参院議員の支援団体が辞職要求 福島
毎日新聞2020年11月6日 09時19分(最終更新 11月6日 09時19分)
https://mainichi.jp/articles/20201106/k00/00m/010/029000c
増子輝彦参院議員を2016年参院選で支援した福島県の市民団体「ふくしま県市民連合」が5日、自民会派入りした増子氏に対して議員辞職を求める声明を発表した。
同連合は、安保法制の廃止などを求めて設立。参院選では、「安倍政権の打倒をめざす」など4項目の政策合意文書を交わした増子氏を支援した。
同連合は増子氏の自民会派入りを「県民からの支援に対する背信行為」と厳しく非難。選挙時の公約などに反しているとして、「直ちに参院議員を辞職することを求める」としている。
増子氏は、自身の行動について「今与えられている(残り)2年弱の任期を課題解決のため全身全霊を尽くす。4年前の参院選の政策協定は全く変わることなく、実現のため今まで以上に全力投球をしていきます」などと説明する文書を報道各社に発表した。【高橋隆輔】
2526
:
チバQ
:2022/06/24(金) 15:28:51
そうか・・・繰上になるのか・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/bbaae7209ced29a644fde274c85c329f70102753
旧民進・田城氏が繰り上げ当選【22参院選】
6/24(金) 12:23配信
時事通信
中央選挙管理会は24日の選挙会で、旧民進党の藤末健三氏(比例代表)が参院選に自民党から出馬するため辞職したことに伴い、2016年参院選の旧民進比例名簿に従い、田城郁元参院議員の繰り上げ当選を決めた。
任期は7月25日まで。
2527
:
チバQ
:2022/08/07(日) 22:21:07
1571: チバQ :2022/08/07(日) 22:20:17
https://www.asahi.com/articles/ASQ86728DQ85UTIL04X.html
「10万票を切ることはない」 旧統一教会が支えた安倍派候補
有料会員記事
2022年8月7日 5時00分
東日本に住む40代の女性は、「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)の2世信者。教団の合同結婚式で結婚した両親と、信者ばかりが暮らすアパートで育った。日曜は礼拝に行き、10代のころには韓国での修練会に参加したこともある。家には両親が教団から買った「壺(つぼ)」があった。
今年の参院選の投開票日を3日後に控えた7月7日。女性のスマートフォンにメッセージが届いた。
「祈・当選!井上よしゆき先生 政界に必要な人」
「井上候補はサタン側勢力と戦っています」
教団の熱心な信者から、比例区から立候補した自民党の井上義行氏への投票を呼びかける内容だった。女性は国政選挙のたび、親から指示された自民党候補に投票してきた。このときも疑問はなく、井上氏に投票したという。
井上氏は、旧国鉄職員から内閣府職員などを経て安倍晋三元首相の首相秘書官も務めた人物だ。2019年の参院選では約8万8千票の得票で落選したが、今回は2倍近い16万5千票で当選した。
「本部からは、20万票を目標に指示している。10万票を切ることはない」
参院選を前に、教団関係者は支援先である井上氏の当選に自信を見せていた。支持基盤が弱い候補者を当選させることが「うちの役割だ」という。
「前回と同じような票を」 安倍氏の答えは
16年の参院選では初当選した宮島喜文氏、19年参院選では再選した北村経夫氏が、教団の支援先だった。井上氏を含め、組織票の強みを生かせる比例区で出た安倍派の議員たちだ。
その安倍氏のもとを、今年に…
https://www.nikkansports.com/general/news/202208020000876.html
自民・宮島元参院議員、旧統一教会関連団体から支援外され出馬断念「前回並み支援きつい」安倍氏
[2022年8月2日20時15分]
自民党の宮島喜文元参院議員が7月の参院選比例代表で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体から支援を外され、再選に向けた立候補を断念したことが分かった。宮島氏の元秘書や複数の党関係者が2日までに明らかにした。
宮島氏は、自身が会長を務める日本臨床衛生検査技師会の政治団体の組織内候補。元秘書によると、2016年参院選比例代表で、教団の関連団体とされる世界平和連合から組織票の支援を受けて初当選し1期6年務めた。自民の清和政策研究会(現安倍派)の協力で支援が実現したという。
宮島氏は参院選で再選を目指し、安倍派会長だった故安倍晋三元首相に世界平和連合を含む団体の支援を要請したが「前回並みの支援はきついかもしれない」と説明を受けたという。再選可能な票の獲得が見込めないと判断し出馬を見送った。
党関係者は「今回は関連団体の組織票が第1次安倍内閣で安倍氏の政務秘書官だった井上義行氏に回り、宮島氏は支援対象から外れたと聞いている」と明かす。井上氏は、教団の「賛同会員」として比例代表の自民党内13位で当選を果たした。(共同)
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1d43bf004e7a97f0d375216befd060b763dcc70
旧統一教会系政治団体から「応援いただいた」自民・北村経夫議員
8/3(水) 11:39配信
毎日新聞
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)や関連団体との関係が指摘される自民党の北村経夫参院議員は3日午前、コメントを発表した。安全保障法制の推進や憲法改正に取り組むなかで、旧統一教会系の政治団体「国際勝共連合」から「応援をしていただいた」とした。一方、2013年参院選で旧統一教会の応援を受けたとの指摘については「私は、そうした方とお会いしていない」と強調した。
北村氏は「多くの方々のご支援を頂戴しておりましたので、事務所としてもどういう方が応援してくださっていたか全てを把握するのは現実的に不可能」だとも説明。「現在、事実関係や経緯が確認されている最中で、その結果を待って、適切な対応を取っていく」とした。
北村氏は自民党安倍派所属。産経新聞政治部長などを経て13年参院選の比例代表で初当選した。北村氏を巡っては、13年や19年の参院選で旧統一教会の支援対象になっていたとの指摘がある。【東久保逸夫】
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