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第24回参議員議員選挙(2016年)

2431チバQ:2016/07/19(火) 21:21:33
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160715ddlk29010496000c.html
<検証>’16参院選なら/下 「野党共闘」組織連携欠く 若者、母親ら新たな芽も /奈良
07月15日 15:15毎日新聞

 「平穏で安心な暮らしを守りたい。皆さんの思いを込めた初めての試みだったが、力不足だった」。参院選の投開票があった10日夜、民進現職、前川清成氏(53)の奈良市内の事務所。選対本部長を務めた民進党の馬淵澄夫元国交相(55)は深々と頭を下げた。前川氏は「残された党所属議員に尽力をお願いしたい」と述べ、党県連代表を退く意向を示した。

 今回、共産党が選挙区候補を取り下げて社民党などと共に前川氏を推薦。前川氏は初の野党共闘による「統一候補」として3選を目指した。しかし、得票は21万6361票にとどまり、自民新人の佐藤啓氏(37)=公明推薦=に約7万6000票差を付けられて敗北。約12万票を獲得したおおさか維新新人の吉野忠男氏(57)にも票を食われる形となった。

 前川氏を「統一候補」とし、民進、共産、社民各党や市民団体などが正式合意したのは5月16日。民進党の支援母体で非共産を掲げてきた労組・連合との調整などに時間が掛かり、既に6月22日の公示まで1カ月余りに迫っていた。

 各党間の政策協定は安全保障関連法廃止など一致できる点に絞り、前川氏も街頭では改憲阻止などを中心に訴えた。ただ、運動は各党が独自に動き、支援した市民団体は「『ビラ配りでも何でもやる』と言っても要請が来ない」と嘆いた。

 奈良市内に強固な地盤を持つ馬淵氏が、党の選挙参謀として全国応援に駆り出されたことも痛かった。前川氏は「どこにも行かないでほしい」と懇願したが、地元に張り付けなかった。

 前川氏が再選した10年当時は、民進党衆院議員が奈良1〜4区(比例復活含む)にいたが、現在は1区の馬淵氏のみ。藤野良次党県連幹事長は「6年前は各区に党国会議員がおり、地方議員も多く支部が機能していた。今回は各地域での無党派層などへの浸透が弱かった」と話す。

 とはいえ、安倍政権に手放しの支持があったわけではない。

 共同通信による県内の出口調査によると、公明党支持層の3割弱が前川氏に投票した。同党県本部の幹部は「安保関連法や改憲に反対する意見がくすぶっているのかもしれない」と話す。選挙と軌を一にし、安保関連法に反対する若者団体「シールズ関西」のほか、子育てをする母親らが憲法勉強会を開くなど新たな芽となる動きもあった。

 民進党の県内の比例得票は11万8080票で自民党(21万4923票)に遠く及ばないが、約7万票に落ち込んだ前回13年からは回復した。藤野幹事長は「野党共闘への評価もあるのでは」と話す。共産党の細野歩県委員長は「共闘の足場は整った」と言う。ただ、地方議員や市民団体も含めた連携まで深化できるのかは不透明だ。

 与党など改憲勢力が衆参議席3分の2超を確保し、安倍晋三首相は改憲論議を進める方針を示している。巨大与党に対し、野党は存在感を示せるのか。その真価が問われている。(連載は芝村侑美、和田明美が担当しました)


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