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第24回参議員議員選挙(2016年)

1379チバQ:2016/05/25(水) 21:47:18
http://www.sankei.com/region/news/160525/rgn1605250037-n1.html
2016.5.25 07:07
【参院選】
九州・山口 野党共闘足並みに乱れ 民進に共産アレルギー根強く
 夏の参院選で、野党各党は勝敗のカギを握る「1人区」で統一候補の擁立を進めている。九州・山口は全国32ある1人区のうち7選挙区を抱えるが、野党共闘の実態はまだまだ手探りだ。民進、共産両党執行部が数合わせ優先で自民、公明との対決姿勢を強めているのに対し、現場で“地上戦”を繰り広げる民進党の地方組織や、その支持団体に共産党アレルギーが根強いためだ。 

 九州・山口は福岡選挙区(改選3)以外の7県が1人区となっている。24日までに、このうち佐賀を除く6選挙区で「野党統一」が実現した。

 ただ、候補者を一本化できても、具体的な共闘態勢となると政党間に温度差が見られる。

 熊本選挙区では昨年12月、全国に先駆けて市民派の弁護士、阿部広美氏(49)が野党5党の統一候補になった。

 擁立作業は社民党や連合熊本が主導し、安全保障関連法に反対する48の市民団体が阿部氏を支援する。

 だが、ここにきて民進党支持者から「(市民団体の)実態は共産党系の組織ばかりで、近寄りがたい」と敬遠ムードが広がりつつあるという。

 知名度不足の阿部陣営にとって、選挙戦では「電話作戦」が欠かせない。しかし、民進党系の県議や市議の後援会は、電話作戦に必要な会員名簿の阿部陣営への提出に、二の足を踏む。

 このあたりの事情について民進党県連幹部は「衆参ダブル選になれば、共産党との共闘どころではない。外交や安全保障政策といった国の根幹にかかわる問題で考え方がまったく違う。共産党系組織に早々と名簿を渡すことで、民進党を支持する保守票に逃げられたらかなわないからね」と解説した。

 阿部氏は無所属だが、それを意識するあまり、会合に野党各党議員らが顔を出しても、議員の紹介すらしないという。「各党で500万ずつ資金提供しているのに感謝の表明すらない」(民進党県連幹部)との不満もくすぶる。

 長崎選挙区では民進党が故・西岡武夫元参院議長の長女、秀子氏(52)を公認候補として擁立する。

 共産党は「自主的」に候補者を取り下げ、西岡氏に推薦を出した。

 西岡氏の選対幹部は「正式に政策協定を結んだ社民党とは違う。共産からは片思いのラブコールが来ているだけ。こちらの選対には入れない」と、けんもほろろだ。この幹部は「共産党と連携などしたら、共産嫌いだった西岡氏の父親も、草葉の陰で泣くことだろう」と語った。

 どこまでも冷たくあしらわれる共産党だが、同党長崎県委は「安保関連法廃止に向けた野党連立政権実現のためには構わない」と意気軒高だ。

 自民党の現職、金子原二郎氏の選対幹部は「西岡陣営は共産党と距離を置いているように装っているが、実際は、共産系の団体の会合に出て、票集めに余念がない」と語り、警戒心を強める。

 鹿児島でも、立候補予定の無所属新人に対し、共産党県委員会が「一方的」に推薦を出した。

 佐賀の民進党も、共産と一線を画す。「共産系の2万票以上に、保守票が離れては元も子もない」(民進党県連幹部)ためだ。

 とはいえ、これは表向きのポーズで、水面下で共産票集めに力を注ぐとみられる。

 民進党佐賀県連代表の大串博志衆院議員は、今月21日の常任幹事会の後、報道陣に「共産党と選挙事務所を同じにしたり、同じ集会を開くような共闘はしない」としつつ、「安倍政権の暴走を止めるためにも、幅広い支援を広げる必要はある」と述べた。

 党綱領に「21世紀の早い時期に民主連合政府の樹立」を掲げる共産党と、理念も政策もバラバラな「モザイク政党」(自民党関係者)と揶揄される民進党が、うまく足並みをそろえることができるのか。

 共産党と民進党が反安倍で結束できたとしても、旧民主党が小沢一郎代表率いる旧自由党に「庇を貸して母屋を取られた」ように、選挙後に小が大を飲み込まない保証はどこにもない。(村上智博、中村雅和)


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