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第24回参議員議員選挙(2016年)

1814チバQ:2016/06/24(金) 22:17:44
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062300638&g=pol
原発政策、歯切れ悪く=中央との温度差に苦慮-注目区を行く・福島【16参院選】



脱原発の旗を掲げ、候補者の演説を聴く有権者=9日、福島県白河市のJR白河駅前
 東京電力福島第1原発事故から5年余り。今なお9万人の被災者が避難生活を強いられる福島で、最重要テーマの原発政策をめぐる論戦は低調だ。生き残りを懸けて争う自民、民進両党の2現職はともに「県内の原発全基廃炉」を訴えるが、党中央との温度差から歯切れの悪さは否めない。(敬称略)

 ◇「政権与党」前面
 参院選が公示された22日。自民党の岩城光英の応援で須賀川市に入った首相、安倍晋三は「私たちは当時野党だった。何でこんなに復旧復興が遅いんだと岩城さんは悔し涙を流していた」と旧民主党をこき下ろした。安倍の福島入りは地方遊説をスタートさせた今月3日以来、早くも2回目だ。
 現職の法相である岩城は過去2回の選挙で、旧民主党候補と2議席を分け合ったものの、得票数で上回ったことはない。今回は改選議席が1に減った上、野党陣営は民進党の現職、増子輝彦に一本化。安倍も岩城も口をそろえて「本当に厳しい戦い」と認めざるを得ない状況だ。
 「福島の復興には政権の安定が必要だ」。増子の地元、郡山市で10日に開いた支持団体向けの講演会で、岩城はこう支援を訴えたが、原発問題にはほとんど触れなかった。安倍政権が原発再稼働を推進している以上、踏み込んだ発言はできないためだ。陣営関係者は「岩城は政府とふるさととの板挟みだ」と苦しい胸の内を明かす。
 岩城としては「政権与党の強み」(自民党幹部)を前面に、実行力を売り込む戦略だ。16日には避難指示解除が予定される川俣町山木屋地区の住民が避難する町内の仮設住宅を訪れ、復興加速の要望書を直接受け取った。ただ、政府の解除計画に対しては、地元から「帰還できる状況ではない」などと不満の声も上がっており、現職閣僚の肩書はかえって重荷となりかねない。
 ◇「脱原発」に難色
 対する増子も、「相手は大臣で大変厳しい戦いだ」と楽観していない。増子自身はもともと自民党衆院議員。共産党との連携に「本来の支持層がどこまで付いてくるかつかめない」(民進党県連幹部)との不安が拭えないためだ。実際、共産、社民両党とは「安全保障関連法廃止」など4項目の合意確認書を交わしたものの、「支持者にはまだ共産アレルギーがある」(同)として政策協定までは結ばなかった。
 確認書には「県内原発全基廃炉」も盛り込んだ。公約で「安全確認を得ていないものは再稼働しない」と再稼働の余地を残す民進党と、「再稼働中止」を主張する共産党の間で折り合った結果だ。共産党県議によると、同党側は「脱原発」明記を求めたが、増子サイドが難色を示したという。
 3党が9日にJR白河駅前で開いた合同演説会。増子は「二度と原発事故のない日本をつくることが政治家の責任だ」と強調、原発輸出の根拠となる他国との原子力協定に賛成する党方針に「2度造反した」と胸を張った。応援に駆け付けた共産党書記局長の小池晃は「『原発をなくせ』がオール福島の声だ」と増子に代わって踏み込んだ。
 増子はかねて、汚染土を保管する中間貯蔵施設の建設に向けた政府と地権者の用地取得交渉の遅れをやり玉に挙げている。だが、演説会に居合わせた地権者の男性は、こうした増子の訴えに「早く片付けてほしい。自民でも民進でもどっちでもいい」と、選挙戦から距離を置いた。
 ◇福島選挙区(改選数1)
 岩城光英 66 自民・現
 矢内筆勝 54 諸派・新
 増子輝彦 68 民進・現
※敬称略。届け出順。年齢は投開票日現在(2016/06/23-16:59)


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