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第24回参議員議員選挙(2016年)

1679チバQ:2016/06/19(日) 13:03:28
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/list/201606/CK2016061902000149.html
<参院選>激戦の構図(下) 共産、こころ、社民 「共闘ムード」に期待

2016年6月19日


 真夏のような太陽が照り付けた十一日午後、JR大宮駅西口が熱気に包まれた。
 「野党が競い合って与党を少数に追い込む。埼玉では伊藤さんを必ず国会に押し上げる。アベノミクスという欠陥車はスクラップ工場に送る」。共産党委員長の志位和夫(61)がこうほえると、大きな拍手が沸き起こった。志位の隣で、今回が参院選三度目の挑戦となる共産新人の伊藤岳(56)が手を振る。
 聴衆は推定九千人。県委員長の荻原初男(63)は「二〇〇〇年代に入ってから最多。大成功だ」と手応えを語る。
 共産が最後に埼玉選挙区で議席を獲得したのは一九九八年。以降、長い低迷期に入り、伊藤が候補者になってからも一〇年は約二十万票、一三年は約三十五万票に終わった。
 ところが今回、陣営が掲げる目標は倍増の七十万票。伊藤は街頭演説で「(事前調査で)私が三位に食い込んでいる」と公言し、十八年ぶりの議席奪回に並々ならぬ意欲をのぞかせる。
 その自信の根拠は、安全保障関連法反対を訴える市民運動の高まりだ。「全国の参院選一人区で、野党候補の一本化を主導したのは共産」と自負する荻原は「努力は有権者に伝わっている」と話す。伊藤もこうした市民の後押しを期待し、演説では必ず「野党共闘」を強調する。
 「これまでの選挙とは違う。どこに演説に行っても追っ掛けが必ずいる」と伊藤。実際、伊藤の活動には、安保法反対のさまざまな市民団体がビラ配りなどで力を貸す。大宮駅前の街頭演説でも、伊藤のイメージカラーのオレンジのTシャツを着た勝手連メンバーが「選挙に行こう」と太鼓を打ち鳴らしていた。
 三議席を争う埼玉では民進が野党共闘を否定し、むしろ伊藤を敵視する。にもかかわらず伊藤は、全国的な共闘ムードに乗り、それを総取りする構えだ。
      ◇
 「具体的に…。それは今後、一生懸命勉強して(党の)先生方からも教えをいただきたい」
 十三日、埼玉県庁で出馬会見に臨んだ日本のこころを大切にする党の新人佐々木知子(47)は選挙で訴える政策を問われ、言葉を詰まらせた。公認候補に決まったのは五日前。選挙の経験はなく、同日夜のテレビ討論への出演は辞退した。
 「こころ」は全国の比例代表で三百万票が目標。都市部の選挙区に候補者を擁立し、底上げを図る戦略だ。ただ、会見に同席した党関係者は「候補者擁立が遅れていて、選挙については全くイメージができていない」とこぼした。
 佐々木は十七日夜、さいたま市内で開かれた党員集会に出席したが、他に目立った活動はしていない。出遅れをどう挽回するか。青写真を描けないまま、公示を迎えようとしている。
      ◇
 四月末の社民党県連合定期大会。佐藤征治郎代表(76)は「かんかんがくがくの議論をした結果、候補者擁立を見送る決定をした」と淡々と報告した。旧社会党時代を含めて初の「不戦敗」宣言だった。
 社民は昨年末以来、野党乱立を懸念する市民団体から野党共闘への協力を求められた。民進、共産が活動を先行させる中、県連合幹部は「ウチに候補者を出すなってことでしょ」と漏らした。
 一〇年に旧民主党との連立政権を離脱してから党勢は衰退の一途。独自候補断念の見返りに、比例代表で市民団体から集票を期待するが、効果は未知数だ。県連合幹部は「比例だけの選挙はやったことがない。てんやわんやの状況だ」と天を仰ぐ。 =文中敬称略
 (谷岡聖史、冨江直樹)


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