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第24回参議員議員選挙(2016年)

1601チバQ:2016/06/14(火) 17:40:07
http://www.sankei.com/region/news/160614/rgn1606140008-n1.html
2016.6.14 07:10

佐賀農政協、参院選は自主投票で政権に“お灸” さりとて「民進はない」

 参院選佐賀選挙区(改選1)で、JAグループの政治団体「佐賀県農政協議会」(中野吉実会長)は13日、「自主投票」とすることを決めた。農政協は長年、自民党の支持団体として影響力を発揮してきたが、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の大筋合意をはじめ、自民党に対する根強い反感から、自民現職の福岡資麿氏(43)を推薦しないと決断した。 (九州総局 奥原慎平)

                   ◇

 「推薦を『しない』、というより『できない』のが本音だ。福岡先生を支持したいという声もあるが、自民党の農政に対する農家の批判が根強い。この声を、参院選を通じて、衆院議員の先生方にも知ってもらいたい」

 佐賀県農政協副会長の金原壽秀氏は、佐賀市にある県JA会館で、記者団にこう語った。

 農政協は佐賀最大の政治団体だ。正会員は5万3千人、準会員も含めれば計12万4千人となる。今回、その集票力を見込んで、自民の福岡氏に加え、民進元職の中村哲治氏(44)の陣営も推薦願を出した。

 農政協は、9つの地域支部ごとに2カ月間、対応を協議した。2支部は福岡氏推薦を、6支部が自主投票、1支部は「農政協に判断を委ねる」という結論を出した。

 これを受けて農政協は13日、役員支部長合同会議で「自主投票」を決めた。国政選挙での自主投票は、自民党が野党だった平成22年の参院選以来となる。

 背景には安倍晋三政権が進める農政改革への反発がある。

 安倍首相は「攻めの農業への転換」を掲げ、米の生産調整(減反政策)の廃止や農協改革を打ち出した。昨年8月に全国農業協同組合中央会(JA全中)の権限縮小などを盛り込んだ改正農協法が成立し、同10月にTPP交渉が大筋合意した。

 こうした改革に農協の危機感は強い。その上、佐賀県ならではの事情もある。

 昨年1月の県知事選で、農政協は無名の総務官僚だった山口祥義氏を支援した。自民、公明両党が推薦する元武雄市長の樋渡啓祐氏を破る原動力となった。

 農家の高齢化や兼業農家の増加で、農協の集票力は低下したとも言われるが、知事選を通じ、佐賀県農政協は、存在感を高めた。知事選後、福岡氏が自民党県連会長を辞任したが、「しこりは完全に修復はされていない」(金原氏)という。

 自主投票に福岡氏の陣営担当者は「理解を得られるように、農業者に向き合っていく」と語った。民進党県連代表の大串博志衆院議員は「対立候補に推薦が出れば、農業組織にあいさつもできなくなる。(自主投票で)選挙活動はしやすくなった」と期待する。

 それでも農政協幹部は「そもそもTPPというパンドラの箱を開けたのは民主党政権だ。野党でしかも無名の候補(中村氏)に投票する農家はいないでしょう」と語った。

 自主投票は「自民党にお灸を据える」との意味合いが強い。民進党への積極的支持にはつながりそうもない。当然、自民党の危機意識も、そこまで強くない。

 吉野ヶ里町でイチゴ農家を営む男性(62)は「自民党に投票していたけれど、政治には裏切られっぱなし。だからといって、民進党に投票するつもりもない。今回は棄権します」と寂しそうに語った。

 参院選佐賀選挙区には、幸福実現党新人の中島徹氏(41)も出馬を表明している。


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