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第24回参議員議員選挙(2016年)

2430チバQ:2016/07/19(火) 21:20:23
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160714ddlk29010523000c.html
<検証>’16参院選なら/上 自民完勝、徹底した組織戦 次期衆院選も見据え厳しい引き締め /奈良
07月14日 15:36毎日新聞

 10日に投開票された参院選は、自民新人の佐藤啓氏(37)が初当選した。2013年の前回選に続いて自民党は連勝し、野党共闘は実らなかった。選挙戦を検証する。

 「本当にありがたい体制で戦えた」。10日夜、当選確実が早々に伝えられた佐藤氏の奈良市内の事務所。自民党県連、推薦を受けた公明党県本部の幹部らと共に万歳した佐藤氏は顔をほころばせた。

 3選を目指す民進現職で「野党統一候補」の前川清成氏(53)に対し、知名度に劣る佐藤氏。しかし、蓋(ふた)を開ければ佐藤氏の得票は29万2440票で有効投票数の5割弱を占め、39市町村全てで得票数1位となる完勝だった。奈良と同様に自民党本部が重点区と位置づけ、民進現職と対決した三重や大分は敗れており、奈良の大勝は目立つ。

 その要因は徹底した組織戦だ。県連は次期衆院選も見据えて厳しい引き締めを図った。

 選挙戦の終盤、大票田・奈良市であった佐藤氏の演説会。「自分の選挙のように力が入っている」。衆院奈良1区で出馬予定の小林茂樹・元衆院議員(51)は声を張り上げた。

 小林氏は14年衆院選で民進党(当時は民主党)の馬淵澄夫元国交相(55)に1万票以上の差で敗北。自民党関係者は「奈良市で7万票以上取れなかったら1区支部長を辞めてもらう話も出ていた」と明かす。小林氏の支援者は「演説への動員など気合が入っていた」と語る。佐藤氏は奈良市で前川氏を約1万3000票上回る7万5082票を獲得した。

 佐藤氏の遊説には県選出の高市早苗総務相もたびたび同行。公明党と合同で演説会を開くなど確実に組織票を固めた。

 一方、佐藤氏が取り上げなかったテーマが憲法問題だ。

 今回の参院選は、改憲発議に必要な議席3分の2を自公、おおさか維新など改憲勢力で獲得できるかが焦点だった。結果は3分の2に達し、歴史的な転換点となった。

 しかし、改憲阻止を主張する前川氏に対し、佐藤氏は報道機関の取材などを除き、街頭ではほぼ憲法に触れなかった。佐藤陣営の関係者は「改憲は聞かれたら答えるくらいでいいというスタンスだった」と明かす。「有権者にも憲法論議より、経済や社会保障の方が分かりやすい。争点が結果的にない感じになった」

 安倍晋三首相が長期政権を築く中、自民党支持層は分厚くなった。共同通信による県内の出口調査では、自民支持と答えた人の8割が佐藤氏に投票。そもそも自民支持層は全体の4割を占め、支持政党がない無党派層を大きく上回る。

 今後注目されるのは、おおさか維新の会との関係だ。維新は新人の吉野忠男氏(57)が約12万票を獲得し、存在感を示した。自民党県連幹部は「政策が一緒のところは一緒にやればいいが、地方で手を組むのは実際には難しい」と慎重だが、改憲や地方自治制度を巡る国政の動向次第で連携の動きも考えられる。

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 ◆開票結果

当 292,440 佐藤啓 37 自新

  216,361 前川清成 53 民現

  119,994 吉野忠男 57 維新

   13,293 田中孝子 60 諸新


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